モノクマ「深夜枠に移動になっちゃった」白銀「えっ?」【安価コンマスレ】

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115 : ◆l29qlKqfi. [saga]:2018/02/08(木) 00:36:23.54 ID:EKT2WtPQ0

……勢いだけで書いてたら、想定してたのと全く違う感じになってますね。昼ドラっぽい修羅場を想定していたのに。

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※諸事情により、時間が戻ってます。 

6日目(昼) 星の部屋

不愉快なメールしか送ってこないからといって、生徒手帳を最原に渡したのが不味かった。誰の居場所も判らず、適当に散策しても誰ともすれ違わない。心配になって最原の部屋を叩いても追い返される。赤松と茶柱達を慰めたいから協力してくれと百田の部屋に行っても誰も出ない。春川も同じ。もしかしたら彼等もメールの悪意によって引きこもってしまったのかもしれない。白銀はやることが出来たらしく研究室に閉じこもった。真宮寺と夢野と王馬も見当たらない。まともなのは東条と天海とゴン太位だ。
なにか異常な事が起きている。だが、どうしたら良いか判らない。

部屋の扉を出鱈目にノックされた時、不覚にもそのもどかしさから解放されそうだと思ってしまった。
王馬と茶柱を助けてくれと怒鳴る彼女を部屋に招き入れ、大人しくさせた。それから五分。そろそろ良いだろう。落ち着いたのを見計らい、訪問者に声をかける。

星「ゆっくりでいい。助けるのは約束するから事のあらましを話してくれ、夢野」

夢野「……すまん」

訪問者は夢野だった。まだ目元は赤いが、落ち着きは取り戻したのだろう。数回深呼吸をした後、ゆっくりと語り出す。

夢野「まずはそうじゃな。5日ぐらい前じゃったか。茶柱が王馬に例のメールを見せつけられたと聞いた後、ウチは王馬に本当なのか問いただしに行ったんじゃ。それで、何時も通りに捻くれた事を言うもんじゃから喧嘩になって、その……それから色々あった後に和解して、その翌日に引きこもってしまった茶柱を二人で励ましに行くという事になったんじゃ」

星「……話の腰を折って悪いが、お前は王馬を許せたのか?アイツが中傷メールを見せたのは事実なんだろ?」


夢野「茶柱がメールを見たのは事故らしい。赤松にメールを見せたことに怒った茶柱が王馬から手帳を取り上げ、その時に見られてしまったとの事じゃ。赤松にメールを見せたのも理由がある。……その理由までは言えんと言われたがの」


星「………そうか」

俺が最原から引き離した際にはそんな事は全く言わなかった。あの王馬がそんな弁明をした事を驚くべきか、それとも言わせた夢野を称賛するべきか。どちらにせよ、恐らくは事実だろう。冗談で済まない事をやるのかやらないのかも分からない奴だが、少なくとも言い訳はしないだろう。

夢野「それで茶柱の部屋に行ってピッキングで開けて入ったんじゃが、中にはモノパッドが置いてあっただけで部屋が散々に荒らされておった。ベッドやら何やらがナイフで切り刻まれておってな。ただごとではないと思って辺りを探したんじゃが、結局誰も居らんかった。百田だけが部屋の中に入れたのは知っておったし、もしかしたら春川と何かあったんじゃないかと疑って奴の部屋に行ったが、こっちも誰も居らんかった」

星「……あ?」

想像していた以上に物騒だった。二人も行方不明者が出て三日以上も気付かなかったことになる。

夢野「百田も同じじゃ。百田の部屋だけは鍵が掛かってなかったが、三人ともモノパッドだけを部屋に残して何処かに消えておる」

星「………手帳を置いて何処かに出かけていたとかじゃないのか。あんな不愉快なもん、持っていたって仕方ないだろう」

夢野「無い。カジノからゲームルームまで隈なく探したが、何処にも居らんかったし、ゴン太や東条も知らんと言っておった」

確かに俺もここ数日は見ていない。しかし、傷心で引きこもってる訳ではないとなると一気に話が変わってくる。

星「緊急事態だ。東条達にも事情を話して全員で探そう」

夢野「ウチらもそう思った。だが、百田の机の裏にはこんなメモが貼られておった」

“誘拐犯が俺達の中に居ることを確信した。今日乗り込んで確かめてやる”

見せつけられたメモは確かに奴の筆跡をしていた。わざとくさいメモではある。だが、最初に誰もが思い当たった可能性をわざわざ残すというのはそれなりに根拠が揃ったという事か。捏造の可能性も勿論有るが、超高校級の探偵や東条を攫ってきた連中がそんな迂闊な真似はしないだろう。

星「…………俺達全員の拉致の事を指しているのか茶柱と春川の事だけを指しているのか微妙だが、どちらにせよ俺達の内の誰かが裏切り者かもしれないから迂闊に声を掛けられなかったという訳か。当然、部外犯による工作の可能性も有るが……。まあ、一度思いついてしまえば完全には疑惑を晴らせねえな」

夢野「そうじゃ。信用の置けて且つ強い茶柱と春川にだけ声を掛けた百田がその怪しい奴の所に乗り込んだ結果負けたのじゃないかと思い、ウチと王馬は鍵のかかった個人部屋を含めて全て調べ直すことにした。……すまんが、お主の部屋や研究室も調べさせてもらった」

星「気にするな。事情が事情だ。それより続きを言ってくれ」

夢野「そう言ってくれると助かるわい。そうじゃの。色々有ったが、結論から言って何処にも居らんかった。じゃから、王馬でも入れんかったラブアパートに三人は居るだろうということになったんじゃ。だが、最後に東条の部屋を調べているときに王馬が誰かに捕まった。バスルームを調べておったウチは難を逃れたという訳じゃ」

星「顔は判らなかったのか?」

夢野「判らんかった。というより判っても意味がなかったかもしれん」

どういう意味だ?怪訝な顔をした俺に夢野はこう言葉を続けた。

基本的に次の日(※8日目)の朝か夜に移行。 続きを見たいとか何処を見たいとか誰と誰の絡みが見たいとかエロだろうが何だろうが自由にどうぞ。
↓1〜3で一番コンマの大きい奴を基本的に採用。その安価が無理な場合は違うのにします。(連取りでなければ同じ内容も有り)
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