アライさん虐待SS投稿スレ【けものフレンズ】

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12 :アライちゃんハンター [sage]:2018/06/20(水) 23:19:48.02 ID:OpYuz6mb0
人里から少し離れたささやかな山の中。

林のまばらな木々のうちの1本に、大きめの穴が空いていた。

アライちゃん1「のだぁ…のだぁ……」zzzzz
アライちゃん2「なのだー…」zzzzz

その穴からは、かすかにそんな寝息が漏れ聴こえてくる。おそらくはアライさん達の巣な
のだろう。

回りにはヨチったアライちゃん達の這いずり跡、アライさんの足跡があり、おまけに木の
根本には溜め糞が認められる。間違いない。

そう判断して、男は木の枝を1本ずつ観察していく。

アライさん「のだぁ……のだぁ………」ZZZZZ

いた。

親であろうアライさんが、枝の上に横たわり、間抜けな寝息を立てている。

男「………」

アライさんの姿勢を念入りに観察し、いける、と判断した男は、持っていたアライボウを
構えた。

スコープにアライさんの後頭部を捉えた。レーザーレンジが作動。値を読み取って弾道計
算。風は弱い。エレベーションだけを微妙に調整し…。

トリガーを引く。

びゅん!

アライさん「のばっ!!?」ドスッ

ヘッドショットだ。

後頭部に矢の突き刺さったアライさんは、枝から落下し、頭から地面に叩きつけられた。

アライさん「」ビグンビクンバタンッバタッドタッ

落下地点に血だまりを広げながらゴキガイジムーブするアライさん。

男「………」

男は死にかけのアライさんには目もくれず、じっと気配を潜めて様子を伺っている。

アライさん「」ビクン…バタッ…
アライちゃん3「のあー……」zzzzz
アライちゃん4「のだ……ふがぁ、のだぁ……」zzzzz

巣の中のアライちゃん達は、自分たちの母親が殺されたことなど気づいていないようだ。

男「よし…」

男は袋を取り出すと、アライさんの死骸を詰めた。それを持って少し離れて停めておいた
軽トラに戻り、アライボウをケースにしまって、死骸を荷台に積み、脚立とシャベル、大
きめの背負いカゴにトングと催涙スプレーを持ち出した。

まず適当な地面にシャベルを突き立て掘り返し、アライさんの残した血痕を隠す。

それからカゴのフタを開け、木にそっと脚立を立て掛ける。トングを構えながら男はそろ
りそろりと脚立を登っていった。

男「……」

慎重に穴を覗き込む。
13 :アライちゃんハンター [sage]:2018/06/20(水) 23:20:56.88 ID:OpYuz6mb0
アライちゃん1「のだぁ…のだぁ……」zzzzz
アライちゃん2「なのだー…」zzzzz
アライちゃん3「のあー……」zzzzz
アライちゃん4「のだ……ふが、ふがっ、のだぁ……」zzzzz
アライちゃん5「のだー、のだーー」zzzzz
アライちゃん6「ううん…のりゃ、のりゃあ……」zzzzz
アライちゃん7「…なの……だぁ……のだぁ」zzzzzz

巣穴には、計7匹ものアライちゃんたちが、呑気に寝息を立てていた。

有り体に言って非常におぞましい光景だが、男は眉一つひそめることなくトングを構えた。

なるべく孤立している個体から、手早く狙う。

アライちゃん4「のだぁ…?」ムンズ

ひょい。

アライちゃん4「の、のあぁ…!」

さすがに目を覚ますが、寝起きで事態についていけないようだ。

男は肩越しにトングでカゴにアライちゃん4を投げ入れる。

アライちゃん4「じび!」ビタン!

男の動きはあくまで静かで、かつ手早い。つぎの狙いを定めたようだ。

アライちゃん5「のだーー、のだ…?」ムンズ

ひょい。ぽい。

アライちゃん5「のだぁ?!」ドカッ
アライちゃん4「ぎゅべっ?!」ビシャァ

運悪く、アライちゃん5がアライちゃん4の上に落ちたようだ。むろん男はそんなことは
気にかけず、次を狙う。もうちょううどよく孤立している個体はいないようだ。

アライちゃん7「のあ?!」ムンズ

男は若干顔をしかめた。声のでかいやつを引いてしまったようだ。

すぐさまカゴに投げ入れたが、ほかのアライちゃんたちが起き出し始めた。

アライちゃん1「なんかおとしたのら…」
アライちゃん2「おかーしゃんなのら…?」
アライちゃん3「なのだー…」プルプルプル
アライちゃん6「のあーー」アクビ

目覚めきってないうちに一匹捕る、男はそう判断してアライちゃん1をトングで掴んだ。

アライちゃん1「のあっ?! な、なんなのりゃ?!」ジタバタ
アライちゃん2「おねーしゃん、にんげんのしわざなのら!」
アライちゃん3「のあー」ブリブリブリ
アライちゃん6「な、なのだ…」ビクビク

残りのアライちゃんは3匹。トングだけではもう難しいだろう、と判断した男は、ポケッ
トから催涙スプレーを取り出した。

アライちゃん2「や、やめるのりゃあぁ!!」ムンズ

掴まれたものの、アライちゃん2は激しく抵抗しなかなか持ち上げられない。
さらに、

アライちゃん2「いもーとたち、ぼーっとみてないであらいちゃんをつかむのらぁ!」
アライちゃん3「のあー」ガシッ
アライちゃん6「な、なのだー…」グイッ

周りの2匹も抵抗に参加してきた。

ぷしゅー。

なので男はその3匹の顔面めがけて催涙スプレーを吹きつけた。

アライちゃん2「めがいちゃいのりゃあああ……のあああ!!」グイー
アライちゃん3「のだああああああ!」ゴロゴロジタバタ
アライちゃん6「なのだあああー!!」ジタバタコスリコスリ

カプサイシンを顔面に吹きつけられたのだからたまらない。アライちゃん2はあっさりカ
ゴへ連れさられた。こうなると、残りの2匹もあっという間である。
14 :アライちゃんハンター [sage]:2018/06/20(水) 23:21:56.95 ID:OpYuz6mb0
ぽいー。

アライちゃん6「じび!」

ついに巣をからっぽにしてしまった男は、脚立をおりてカゴのなかの戦果を確認した。

アライちゃん1「せまいのだ、くるしいのだぁ」ゼエゼエ
アライちゃん2「めがぁー、めがいちゃいのらぁ」ジタバタ
アライちゃん3「のだああああ!」コスリコスリ
アライちゃん4「の、のだ…」ピクピク
アライちゃん5「なのだー!」フンス
アライちゃん6「なのだあああ!」コスリコスリ
アライちゃん7「のあーん!」ビエエエエエ

男「……」

見ていて気持ちのいいものではない。男はカゴのふたをそっ閉じして、車に戻った。

車の荷台には大きなコンテナと、密閉檻と、その横にガスボンベが鎮座している。

男は密閉檻の天蓋を開け、カゴから7匹のアライちゃんを振り落とした。

ばっさばっさ。

アライちゃん6「のあ!」ドカッ
アライちゃん3「じび!」ドサッ
アライちゃん2「いたいのだあ!」ビターン
アライちゃん1「さっきからなんなのだあ!!」ゴロゴロゴロ
アライちゃん7「のだー!」ビターン
アライちゃん5「なのだー!」ビエエエエン
アライちゃん4「のだ…」ピクピク

檻に設けられた吸排気口に、ガスボンベから伸びるホースを接続。具合を確認してから、
ボンベのバルブを回す。

ガスボンベの中身…サンドスター不活性剤が檻を満たし、アライちゃんたちは生きたまま
動かなくなった。

男「よっこいしょ…」

男は荷台に登って、コンテナの天蓋を開ける。

…そこには、大量のアライちゃんがびっしりと詰まっていた。これらはみな同様に、サン
ドスター不活性剤を吸い込んだ連中だ。男は檻の天蓋も開けると、トングで動かないアラ
イちゃんをコンテナに放り込んでいった。

男「こんなもんかな…」

腕時計に目をやり、ひとりごちる。そろそろ日も暮れ始めるだろう。人間の活動が難しく
なるばかりか、夜行性のアライさんが活性化してくる時間にたってきたということだ。潮
時である。

男はそのまま軽トラを近隣のアライちゃん工場へと走らせた。

入り口の詰め所に軽トラを横付けする。

職員「アライちゃんかい?」

男「ええ。アライちゃんが62に、アライさんの死骸が8です」

職員「大量だねえ…。コンテナごと降ろすから、あっちにつけてもらえる?」

男「はい」

男が軽トラを回すと、フォークリフトがやってきて、荷台の側面を開き、コンテナのフォー
クポケットにフォークを差し込んで、大量のアライちゃんを運んでいく。それから、作業
着の職員がふたり、台車とともにやってきて、アライさんの死骸を詰み降ろしていった。

職員「いい状態ですね。まぁアライさんは野生開放誘発剤プラントで、アライちゃんは…
いまならアラ縄かな。はい領収書」

男「はい、どーも」

職員「振込でいいんでしたよね? いつも通り」

男「ええ。お邪魔しました」キュルルブロオー

男は家路についた。いくらアライさんが腐るほど繁殖しているとはいえ、さすがにアライ
さんハンターだけでは食ってはいけない。本業に影響を残さないために早めに休む必要が
あるのであった。
15 :アライちゃんハンター [sage]:2018/06/20(水) 23:22:39.54 ID:OpYuz6mb0
ハンター編、完
16 :アラ縄工場 [sage]:2018/06/20(水) 23:24:03.94 ID:OpYuz6mb0
さて、みなさんごぞんじのあのアラ縄であるが、その製造工程をご存知だろうか?

これがまた、なかなか機械化が進んでおらず、なかなかに大変な工程なのである。

まず原材料であるアライちゃんは、工場にはサンドスター不活性剤を投与され動かない状
態で搬入される。

それらをいちいち手に取り、手足を拘束し、下剤と不活性中和剤を投与していくのは、熟
練のパートさんたちだ。

仕上げに拘束した手足と胴体の間に、フィギュアスタンドのような、底面と垂直の棒から
なる用具の棒を通し、コンベアに乗せて流す。

以上の措置を施されたアライちゃんは、まず「排泄物処理エリア」に一定期間、集積され
る。アライちゃんが通された用具は底面を強力にエリアの床…荒目の金網に固定され、さ
れにその下の床には水がとめどなく流されている。なにかを洗浄して網の下に流す構造の
ようだ。

アライちゃん1「……はっ」ピクン

サンドスター不活性剤の中和反応が終わった個体が、徐々に覚醒しだしてきたらしい。

アライちゃん2「のあ?! ここなんなのりゃ?! どうなってるのりゃ?」キョロキョロ
アライちゃん3「てがうごかせないのらー!」
アライちゃん4「あんよもなのらぁ!」

比較的成長している個体は口々に不安の声を漏らすが、それもじきに止む。

なぜなら成長度合など一顧だにせず、先程投与された下剤の作用が襲うからだ。

アライちゃん1「おなか…いちゃいのら」ブルブルブル

投与された下剤は強力なものだ。エリアのアライちゃんたちはめいめいに下痢便を垂れ流
し始めた。

アライちゃん2「のああああああいたいのだぁ」ブリブリブリブリ
アライちゃん3「がまんできないのらぁ」ブリブリブリブリ
アライちゃん1「なによりもまず、うんちするのだぁ!」ブリブリブリブリ
アライちゃん4「きもちいいのらぁ!」ブリブリブリブリ
アライちゃん5「のああー!」ブリブリブリブリ
アライちゃん6「なのだー!」ブリブリブリブリ
…………
アライちゃん 48「のあー」ブリブリブリブリ
…………
アライちゃん 95「うんちするのだー」ブリブリブリブリ
…………

エリアは一気にアライちゃんの糞で溢れかえった。

すると、アライちゃんたちの頭上でスプリンクラーが作動し、ものすごい勢いのシャワー
がアライちゃんたちに降り注いだ。

アライちゃん1「つめたいのりゃ!?」ブリブリブリブリ
アライちゃん3「あめふってきたのりゃ?!」ブリブリブリブリ

スプリンクラーがアライちゃんたちの糞を洗い流して、網の下の流水に流していくが、ア
ライちゃんたちの糞も止む気配を見せない。スプリンクラーを浴びることによってなおさ
ら下痢はひどくなっていく。

アライちゃん1「あらいしゃんのおなか、こわれちゃったのだ……」ビチビチビチビチ
アライちゃん2「もううんちしたくないのら……」ビチビチビシャビシャ
アライちゃん 43「なの…だ……」ビシャッ、プシャッ、ビチャビチャ

糞とともに体力も流出し、どの個体もぐったりしている。それどころか、小さめの個体の
中には脱水症状で死にかけているものもいた。

そこで、規定の時間作動したスクリンプラーが停止し、コンベアが濡れ鼠のアライちゃん
たちを次の場所に運び始めた。

ここからはまた手作業が介在する工程になる。

今度のパートさんたちは、なにかしらの「銃」のような器具を持っている。その器具には
どこからか伸びてきているホースが繋がっており、コンプレッサーに繋いだエアスプレー
ガンかと思う方もいるだろう。実際に放たれるのは空気ではなく高圧の水である。
17 :アラ縄工場 [sage]:2018/06/20(水) 23:24:56.07 ID:OpYuz6mb0
かたん。

アライちゃん1「ひ、ひとしゃん…なにするのd」

スタンドごと一匹のアライちゃんを作業台に乗せたパートさんは、なにか喋っているアラ
イちゃんの口にガンを突っこみトリガーを引いた。

ぶしゃああああー!!

アライちゃん1「うごおおおおおごおおごおおおおおおおお」ビクビク

最後の仕上げの洗浄である。パートさんは慣れた様子で、窒息させる前にトリガーを緩め、
アライちゃんの胴体をわし掴みにして水を吐き出させる。

アライちゃん1「げええぇ! えげっ、うげへえええっ!!」ブシュッ、ブシュウウゥ

すかさず今度はスタンドごとアライちゃんをひっくり返し、肛門にガンを突き入れてトリ
ガーを引く。

アライちゃん1「うぅ…?! うぎゅうううぅぅ!! いたいのだああああおなかくるし
いのだあああああ!! きゅるるるるっ!!」ビクビク

アライちゃんの胴体が風船のように膨れ上がる。と思ったら、また胴体をわし掴みされ、
今度は肛門から水を吐き出させられる。

アライちゃん1「うぎゅう! う! うぎぃ?! ぎぃああああ!!」ブチャッ、ブヒュッ

こうして最後の洗浄を終えると、パートさんはいったんそのアライちゃんを脇に置き、別
のアライちゃんに同じ手順を施していく。

アライちゃん8「のだ? なのd…うごおおおおおおおおぉ」ブシャアア
アライちゃん1「ぜーっ、ぜーっ……し、しぬかとおもったのだぁ」プルプルプル
アライちゃん8「ぐげぇぇ! げへぇ!! げえええええ!!」ブシュッ、ブシュウウゥ
アライちゃん1「うごけないのもうやなのだ、ひとしゃんたすけるのだぁ」ジタバタ
アライちゃん8「のだああああ!! あああああああ!!」ジュゴオオオオオオ
アライちゃん1「あちこちいたいのだ…なでなでしたいのだぁ」ジタバタ
アライちゃん8「ぎゅ!? うぎゅうぅ! ぎゅべああぁ!!」ブチャッ、ビプッ、ブヒュッ

熟練の手付きで、あっという間に2匹目のアライちゃんを洗浄したパートさんは、パッと
見ノギスの挟む部分のような箇所が目立つ器具を取り出した。

片方にその器具を持ち、もう片方の手でスタンドからアライちゃんを抜き取り、持ち上げ
る。

アライちゃん1「ひとしゃん、たすかったのだぁ。あとはおててとあんよ、はなしてほし
いのr」

パートさんはアライちゃん1の言葉をまったく気にせず、その肛門にその器具を突き入れ
た。

アライちゃん1「のあぁ…/// …あああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛――――!!!」ズブスゥ

挟み部分を殆ど突っ込まれたアライちゃん1は、激痛に泣き叫んだ。肛門廻りには裂傷が
走り、血が滴っている。

アライちゃん1「いちゃいのらあああぁ! そこはうんちするところなのだぁ、へんなも
のいれないでほしいのだぁ」シクシク

続いてパートさんは、器具の手元に設けられた取っ手をキュルキュルと回し始める。取っ
手と言っても小さな部品で、印象としては、「万力の調整ネジなんかに近い」。

アライちゃん1「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! あ゛ぎい゛い゛い゛い゛!!」ミリミリミリ

要は取っ手を回すと挟み部分が開いていくしくみなわけである。さて、その挟み部分はア
ライちゃん1の肛門に突き入れられているわけで、広がっていく器具は当然アライちゃん
1の肛門も一緒に広げていった。

アライちゃん1「い゛だい゛の゛だあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」シッポブンブン

ついにアライちゃん1の肛門は、己の拳ふたつぶんほどまでに広げられた。苛む激痛に、
唯一自由になるシッポをただひたすら振っている。

パートさんは肛門を広げに広げたアライちゃん1を一旦置くと、先程洗浄したアライちゃ
ん8を手にとった。

アライちゃん8「のりゃ…?」ゼエゼエ
18 :アラ縄工場 [sage]:2018/06/20(水) 23:25:32.53 ID:OpYuz6mb0
そして、拘束されたままのアライちゃん8の両手を――拡張されたアライちゃん1の肛門に
ためらいなく突き入れた。

アライちゃん1「い゛ぎい゛い゛い゛い゛い゛!!!」
アライちゃん8「のりゃ?!」ビクッ

アライちゃん8の両手は、拳どころか前腕の中ほどまでアライちゃん1の肛門に飲み込ま
れてしまった。当たり前だがアライちゃん1は苦しそうだ。

パートさんはこの接合が簡単には抜けないことを確認すると、今度は器具の取っ手をさっ
きとは反対に回し始めた。

当然、無理やり広げられていたアライちゃん1の肛門は閉じていく…アライちゃん8の両
手を飲み込んだままにである。

アライちゃん1「い゛ぎい……ああ、あぁ…」プルプル
アライちゃん8「のあ?! のああ…!」ワナワナ

ある程度緩めたところで、パートさんは器具を勢いよく引き抜いた。アライちゃん1に連
ケツ(激うまギャグ)されたアライちゃん8の出来上がりである。

アライちゃん1「ぴいぃぃ――――っ! なんてことするのだあ!?」ジタバタ

あとは同じ要領だ。パートさんはまた新しいアライちゃんと取り、洗浄し、前のアライちゃ
んの肛門を拡張して連結する。その様はまるで「ムカデ人間」のようである――あれは口
と肛門であるが。

複数のパートさんが並行して作業しているので、工場のその場所…アライ連結エリアから
は、多数のアライちゃんの悲鳴が響いていた。

アライちゃん1「おてて…いちゃい……おしり…いぢゃいぃ……」グズグズ

ある程度長くなった連結アライちゃんたちは、それ同士をさらに同じ方法で連結させ、つ
いに一本に纏め上げられるのだ。

べきべきぃっ!

アライちゃん3「いぎぃぃいぃ――――っ!! あ、あらいしゃんのおててがあ!!」ワナワナ

ずっと直線に繋いで行くとむろん長くなってしまうので、パートさんの手によって、適当
な長さで文字通り折り返されている。

この大変な手作業で一本に連結されたアライちゃん群は、台車で次の工程のエリアへと運
ばれていくのだ。

さて、この次に行き着く場所だが、実はこの工場で最長のエリアになる。なんと、連結ア
ライちゃん群を一直線にしてもまだ余るという、ものすごく細長いエリアである。

連結アライちゃん群はここで一直線に伸ばされ、両端をウィンチに繋がれる。その過程で
アライちゃんたちに作業員が野生解放誘発材を投与していく。濃縮サンドスターも混ぜら
れた効き目長持ちタイプである。

アライちゃん1「な、なんだかちからがみなぎってきたのりゃ!」
アライちゃん3「これでひどいことしたひとしゃんたちこらしめてやるのりゃ!」ブンブン

作業員A「両端接続確認!」
作業員B「プール作動、確認!」
作業員C「準備よし!」

ウィンチに繋がれた連結アライちゃん群の下には細長いプールが設けられていたが、そこ
の水が流れ始めたのを確認して、作業員たちは距離を取る。

オペレーター「絞り開始します!」

そして、ウィンチのオペレーターが、ウィンチを作動させた。

うぃぃぃぃぃん…めき…めき…

両端のウィンチはそれぞれ反対方向に回転し、連結アライちゃん群を荒縄のようにねじり
上げていく。

アライちゃん1「い゛だい゛の゛だ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」ブチブチミチミチ
アライちゃん4「の゛だあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」ブチブチミチミチ

野生開放の効果によってアライちゃんたちは死んでこそいないが、地獄すら生ぬるい苦痛
に襲われている。割れんばかりの悲鳴をあげているのはまだ生命力があったほうで、

アライちゃん 45「の゛っ! ……の…だ…… っあ゛あ゛! 、あ」ブチブチギリギリ

激痛に苛まれ気絶し、また激痛に覚醒しを繰り返しながら痙攣している個体もいる。
19 :アラ縄工場 [sage]:2018/06/20(水) 23:26:22.66 ID:OpYuz6mb0
だが、ウィンチがそんなことを斟酌するはずもなく。

うぃぃぃぃぃぃぃぃ…

アライちゃん67「の゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」ブチッブチャッビチャビチャ
アライちゃん33「」ギリギリビチッミチッ

一切の例外なく絞り上げられていく。そうしてアライちゃんから絞りだされたいろんな液
体は、下のプールに落ちて流されていった。

こうして、素材となるアライちゃんたちを、野生開放の力で強引に生きながらえさせたま
ま捻り上げて作られるロープが、皆さんに「アラ縄」として認知されている商品なのであ
る。

野生開放で生かすのが最大のポイントで、単なるアライちゃんの死骸をねじり上げても、
千切れてボロボロになるだけである。対してアラ縄は強靭で伸びにも強い、優秀なロープ
として世に広まっている。それには、こうした手の込んだ工程が不可欠なわけである。

アライちゃん1「」ミチ…ミチミチ…
アライちゃん13「」ギリギリ…
アライちゃん87「」ギシ…ギシッ…

さて工程は順調に進み、もはやアライちゃんの特徴の紫色の毛皮の色もほとんどわからな
いほどねじり上げられ、りっぱに縄と呼んでいい外観になっている。

このあとはもう少しゆっくりと絞り上げ、サンドスターから生成した液に浸してコーティ
ングしたり…残念ながらそこは企業秘密…して、念入りに乾燥されれば完成。パッケージ
ングされて全国の問屋さんに発送されることになるだろう。

皆さんも何かの機会でアラ縄を使用することになったときは、時たまこの工程を経て完成
されたものなのだと思いを馳せてみるのも面白いかもしれない。
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 23:27:29.25 ID:OpYuz6mb0
アラ縄工場おわり。
連投失礼しました アラ虐もっと流行れ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/20(水) 23:34:16.37 ID:J+2vStmMo
おつー!
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/21(木) 00:39:06.66 ID:lPNF9hMh0
GJ!
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/21(木) 00:58:25.98 ID:WAMDBrCk0
乙!工場系は駆除系とはまた違う工夫やアイデアが見れるから読んでてすごく楽しくなる
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/21(木) 19:37:10.11 ID:IbU7Iz6+0


アラ縄、アライさんの新しい可能性が見れたね。
この才能は素晴らしい!!
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/22(金) 10:36:17.26 ID:glGXdsrjO
アライさんも人の役に立てて幸せ
人も害獣を利益にできて幸せ
みんなが幸せになれる優しい世界だな
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/23(土) 15:11:50.11 ID:mxtGUJ670
スレ上げ

まとめwikiの管理人さん、気づいていないかも...
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/23(土) 22:34:18.40 ID:zS2ylBZ9o
アラ縄…こいつはすごいぜ
しかし、肛門から手がすっぽ抜けないのか?
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/24(日) 00:00:42.02 ID:Uk+jdMTA0
投稿あったの気づかんかった。age感謝
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/24(日) 22:40:11.47 ID:2FwZN6Fs0
面白い!!ありがとナス!
30 :wiki管理人 [sage]:2018/06/27(水) 16:41:30.19 ID:YAN1o3Od0
ssおつです
すいません、今気づきました
まとめwikiの方にまとめさせて頂きました
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/27(水) 20:55:35.87 ID:GKMMsqMq0
>>30
お疲れ様です。

一つよろしいですか?
「アライちゃんハンター」と「アラ縄工場」は作者が同じですし、関連性があると思います。
なので、「アライちゃんハンター」の下に「アラ縄工場」のリンクを付けてはいかがでしょうか?
32 :wiki管理人 [sage]:2018/06/27(水) 21:48:22.37 ID:YAN1o3Od0
>>31
了解です
33 :アライちゃんの肉質変化 [sage]:2018/07/01(日) 22:51:54.97 ID:fQg4hPNl0
undefined
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/01(日) 22:58:12.67 ID:lRfIhsNM0
>>33
What?
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/01(日) 23:46:20.86 ID:fQg4hPNl0
なんでか知らんけど書き込みしたらこうなってしまいました。
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/02(月) 12:00:27.20 ID:FzjkCy/zO
もしかしてスマホだと長いのは書き込めない?
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/02(月) 16:34:39.06 ID:cRO9VgDz0
おそらくその可能性がありますね。(スマホで投稿しようとしてました)
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/04(水) 12:45:12.31 ID:TAwD3PjgO
もしや続きがある?
39 :プールのアライちゃん [sage]:2018/07/07(土) 22:16:00.96 ID:Mdgkeez40
※アラ虐要素少な目です

アライちゃん「きょうはかいぬししゃんのおうちのお庭のプールであそぶのりゃ≧ω≦」キャッキャ

アライちゃん「かいぬししゃん!あらいしゃんのかれーな泳ぎをみるのりゃ!たぁ〜!」サブーン

アライちゃんはプールに勢いよく飛び込むと想像していたよりも遥かに早いスピードで泳ぎ始めた

アライちゃん「ふはははははは!あらいしゃんはか可愛いだけじゃなくにくたいはでもあるのだぁ!」バッシャバッシャ

元の動物がアライグマだけあり泳ぎは上手な様で前足で水を掻いて尻尾でバランスを取りながら泳いでゆく
40 :プールのアライちゃん [sage]:2018/07/07(土) 22:17:27.61 ID:Mdgkeez40
暫く泳いで満足したのかプールサイドに上がってきた

アライちゃん「うゆゆゆゆゆ!」ブルブルブルブル

体全体をブルブルと動かし水を弾き飛ばすとヨチヨチとこちらに近づいて来る

アライちゃん「ふふーん、どうだかいぬししゃん!あらいしゃんの泳ぎすごかったろー?」ドヤァ…

どうやら褒めて欲しかった様だ

上手だったよと褒めてやると、得意げな様子で尻尾をふりふりを揺らしながら手をこすこすと擦り合わせ始めた

アライちゃん「ふはははは!あらいしゃんはやっぱり泳ぎのてんさいなのりゃー!」シッポフリフリオテテコスコス

自己顕示欲が高いのはアライさんに達によく見られる習性で
世界で一番強く、賢く、可愛いのだと思っている個体が多数を占めている(アライちゃんの内は将来そうなると確信しているらしい)

ウチのアライちゃんはペットショップで購入した個体だからまだそれほどでもないらしいが
割と甘やかして育ててしまったため悪い面が少し多く出てしまってるのかもしれない

アライちゃん「かいぬししゃん!かいぬししゃん!あらいしゃんごほーびが欲しいのりゃ!」シッポフリフリ

そんな事を考えているとアライちゃんがご褒美を催促してきた
いつもはここでおやつを上げてしまうが今回は躾も兼ねてちょっと意地悪してしまおう
41 :プールのアライちゃん [sage]:2018/07/07(土) 22:18:32.51 ID:Mdgkeez40
ちょっとおやつを取ってくるから待っててねと言ってプールサイドでアライちゃんを待たせ
アライちゃんの見えないところでどんな行動をするのかまずは観察してみる事にする

アライちゃん「早くごほーび欲しいのりゃ!」

アライちゃん「あまあまでもまんまるでもいいから早く食べたいのりゃ〜!≧ω≦」ゴロゴロシッポフリフリ

泳ぎ疲れたのか尻尾を振りながらだらしなく寝そべっている
実際に見たことは無いが野生のアライちゃんならこんな見通しがよく開けた場所であんな無防備な姿何て晒さないだろう
(後から聞いた話だが野生のアライちゃんはもっと色んな意味でもっと酷いらしい…)

そんな無防備さをアライちゃんでも悔いるぐらいに今日は驚かせてあげたい
42 :プールのアライちゃん [sage]:2018/07/07(土) 22:20:03.03 ID:Mdgkeez40
アライちゃん「かいぬししゃんはまだまだこないのりゃ?」

アライちゃん「うゆぅ…早くきてほしいのりゃ」クルクルヨチヨチ

中々戻ってこない飼い主に不安を覚えたのか落ち着かない様子で周りをくるくると回っていた

喜んでいる姿もいいが不安そうにしてる姿もいいものだ

だが今回は驚く姿も見せてもらうとしよう

よし行ってきな、心の中で呟きある動物のリードを離す

〜〜〜

…タッタッタッタッ

アライちゃん「あ、かいぬししゃん帰ってきたの…りゃあああああああああ!?!」

足音に気づき飼い主だと思って振り向くと

犬「わんわん!」シッポパタパタ

そこにはアライちゃんの何倍もの大きさの犬が嬉しそうにアライちゃんに
向かって一直線に走ってくるではないか

アライちゃん「げぇ!ば、ばかいにゅう゛う゛ぅ、こっちにくるなぁぁぁぁぁ!!!!!」ヨチヨチヨチ

実はこの犬、アライちゃんが今より小さい頃からずっと一緒に飼っているのだが
アライちゃんと遊ぶのが好きらしく、見つけるといつも直ぐに駆け寄っていく

もっともアライちゃんにとっては遊んでいるというより
遊ばれているとしか感じられてない気もしないが、見てる分には微笑ましいので良しとする
43 :プールのアライちゃん [sage]:2018/07/07(土) 22:21:26.47 ID:Mdgkeez40
アライちゃん「ぴぃぃぃぃぃぃ!ぴぃぃぃぃぃ!」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ

必死で走っているつもりではあるのだろうが如何せん体格まるで違う

簡単に後ろにつかれると一緒に走って遊んでいる様に一定の距離を保ちながら追いかけられる

アライちゃん「追いつかれりゅのやだぁぁぁぁ!助けてぇかいぬししゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!。゚(゚´Д`゚)゚」ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ

うむ、泣きながら助けを呼ぶ様もやっぱりいいものだ



アライちゃん「ぴぃ…ぴぃ…もう走れないのりゃぁ!」ヨチ…ヨチ…

さっき泳いだ時の疲れがまだ残っていたのか数分も歩くと(本人は走ってるつもりだろうが)

アライちゃん「こうなったらこっちににげりゅのだぁ!とぉう!」


アライちゃんは「勢いよくプールの方に飛び込んだ

歩くよりはずっと疲れるし遅くなるのになぜ飛び込んだのだろうか?

アライちゃん「ふはははは!こっちにまではこれないだろー?」バッシャバッシャ

どうやらプールまでは追ってこれないと考えたようだ

アライちゃん「くやちかったらこっちに来てみろー!≧∀≦」シッポフリリフリバッシャバッシャ

疲れているのも忘れて尻尾を振って挑発するアライちゃん

このまま目論見道理に逃げ切れるだろうか
44 :プールのアライちゃん [sage]:2018/07/07(土) 22:22:37.73 ID:Mdgkeez40
犬「わおーん!」

バッシャーン!

アライちゃん「ぴぃ!?なんでこれりゅのだぁぁぁぁぁぁ?」バッシャバッシャ

犬掻きなんて言葉があるくらいだし泳げるんだよね
(犬種によっては苦手な犬もいる様です)

アライちゃんの泳ぎ方も正に犬掻きそのものだったしお揃いで可愛いな
そんなことを考えているとアライちゃんに異変が起きていた

アライちゃん「うっぷぅ!?ばかいぬぅぅぅ、くりゅなぁあああ!?わっぷ!?」バチャバチャバチャバチャ!

驚いたことによりパニックを起こしたのか溺れかけている様だ

流石にそろそろ助けなければ危険と考えていた時

わんこがアライちゃんに近づくとその体をアライちゃんに傾けた
どうやら掴まってと言っているらしい

アライちゃん「うぷゅ!?あらいしゃんにぃ!?ぷひゅう、情けを、かけてるつもりかぁぁ!?ごぼぼぼ!」バチャバチャバチャバチャ!

流石アライちゃん、変な所でプライド高っかい

アライちゃん「あぶぶぶぶ、あ、ありらいしゃんの下僕になるならぁ掴まってやるぅぅぅぅぅぅ!?」ガブッチョ

あ、口に咥えられた
きっと面倒くさくなったなこりゃ
45 :プールのアライちゃん [sage]:2018/07/07(土) 22:23:56.61 ID:Mdgkeez40
犬「わん!」

ぼてっ

アライちゃん「ぶべぇ!?」ビッタン

よしよし、わんこはいい子で賢いな
後で一緒に乾かしてあげるからおやつ食べて待っててね

アライちゃん「か、かいぬししゃん…たしゅけに来るのがおそいのりゃ…」ピクピク

ごめんごめん、でも二人が仲良さそうで良かったよ

アライちゃん「あいつは、あらいしゃんの、下僕なのりゃ!」

うんうん全然懲りてないねー

アライさんの尻尾をつかんで宙ぶらりんの状態にする

アライちゃん「ぴぃ!?なにしゅるのだぁ!?」ジタバタ

アライちゃん?助けてもらったときは何だっけ?

アライちゃん「げ、下僕があらいしゃんを助けるのはとうぜ「わんちゃんちょっと来「ごめんなさいなのだぁぁぁぁぁー!?」

ごめんなさいじゃないでしょ

アライちゃん「う、うゅう、ありがとうございますなのだぁ」プラーン
46 :プールのアライちゃん [sage]:2018/07/07(土) 22:26:27.84 ID:Mdgkeez40
宜しい、あとでわんこにも言ってね
それはそれとして今日は頑張ったら一杯ご褒美あげるね

アライちゃん「のりゃ!?本当なのりゃ!?うれちーのりゃあ!≧ω≦」ブンブンブン

あ、そんなに体を動かすと
ズルッ
あっ

アライちゃん「の、のりゃぁぁぁぁぁぁ!ぴぎゅい!?」グギィ!

固そうな床に頭から落ちちゃった
(アライちゃんだから大丈夫だろけど)大丈夫かい?

アライちゃん「いじゃいのりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!。゚(゚´Д`゚)゚」ビエエエエエエン

うん全然平気だね、よかったよかった

アライちゃん「ありゃいしゃんもっと大きくなりたいのりゃぁぁぁあ!」

(アライちゃんはミニアライさんだからこれ以上大きくなれないんだけどね)
そうだね大きくなれるように頑張ろうね!

そんなこんなでウチのアライちゃんは今日もしぶとく元気に過ごすのでした

終わり
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 22:32:21.42 ID:ZZSHh3AV0
乙。

ま、精神的に追い詰めるのもアラ虐としてはアリかと。
殺処分すること=アラ虐、ではないと私は思っています。
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 22:33:47.45 ID:ZZSHh3AV0
あと、ここに投稿する方は[sage]じゃなくて、[saga]にしてあげるようにしてはいかがでしょうか?

書く人も、感想を書く人も[sage]にしてしまうと、埋もれてく一方なので。
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/07(土) 22:49:38.42 ID:tjns6SC+o
>>46
乙、可愛かったです
ミニアライさんって一生よちよちフレンズのままってことでしょうかね?
サンドスター技術で作ったんだろうか
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/07(土) 22:57:14.24 ID:Mdgkeez40
乙どうもです

>>48
saga了解です

>>49
そうですね一生よちよちフレンズです
そんなに深く設定考えたわけじゃないですけど
アライさんを色々改造して一生アライちゃんのままで成長できなくするのも
ある意味アラ虐かなと思って設定しました
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 00:18:38.29 ID:IwcaugtS0
乙です
いや、日常感あって楽しく読めました
これからのお話も楽しみにしています
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/08(日) 00:56:05.89 ID:hv3k1ed70
乙です
最近はちょこちょこ投稿が見られて嬉しいね
53 :アライさん研究所に務める俺 [sage saga]:2018/07/10(火) 23:14:38.95 ID:8/F/Srm10
初投稿&アラ虐要素少なめです
2035年 5月27日
ピピピピッ!ピピピピッ!ピピピッ・・・カチャッ
朝6時 俺は目覚まし時計の音で目が覚める。起き上がり朝食の支度をする。その間に制服に着替えたりの身支度を済ませる。朝食はトースト1枚とヨーグルトとコーヒー一杯。それらを食べ終わり食器を片付け、駐車場に止まっている車に乗り職場へ向かう。職場はかなり山奥、1時間ほどかけて通勤する。職場にはすでに先輩が来ていた。
先輩「おはよう。」俺「あっ、おはようございます。」先輩「今日の業務内容はいつも通りだ。でも、念のため確認はしておけよ。」俺「はい、わかりました。」 俺は、壁に掛けられている紙に目を通す。
5月27日の業務内容:変更なし アライさん・しゃん・ちゃんの引取り制限なし 狩猟許可証の期限切れに注意せよ。 アライさん研究に進歩あれ!
俺はアライさん研究所の職員。しかし、研究所勤めと言うが薬剤などの実験は行わない。俺が行うのは、この研究所で使用する個体をハンターが持ってくるのでそいつらを検査する仕事をしている。検査内容は簡単で怪我がないかを検査するが。アライしゃんとアライちゃんは身長を測り、どちらにつくかを調べている。因みに勤務時間は8時30分〜17時まで、昼食時間はシフトによって変わるが今日は11時30分〜12時のようだ。
8時20分 俺は指定されたカウンターに就く。カウンターは入国審査のカウンターをイメージして欲しい。カウンターに就いてから勤務開始時間までは自分の身の回りの書類に目を通した。
8時30分 勤務開始。シャッターを上げ、俺「お待ちの方こちらへどうぞ。」入ってきたのは髭を生やした中年男性。俺「身分証明書と狩猟許可証と捕獲方法を記した紙を出してください。」男「はいよ。」渡された身分証明書と狩猟許可証と捕獲方法の紙を見る。身分証明書はそんなに苦労しないが狩猟許可証は期限が切れていないかや身分証明書の名前と一致しているかを確認する。今回は大丈夫だった。捕獲方法には「かご罠」と記されている。俺「アライさんを出してください。」男「ほい。」ガシャンガシャン
2つの檻に入っていたのは、成体のアライさんと子供のアライさん。子供の方はおそらくアライちゃんの方だろう。しかし、検査はしっかりしなくてはならない。俺「しばらくお待ちください。」俺は、早速アライさんの方から検査を始めることにした。
俺「アライさん、俺の質問に答えてね。」アライさん「うるさいのだ!お前ら人間の話なんて聞かないのだ!話は終わりなのだ、早くチビとアライさんを森に返すのだ!」俺「今正直に質問に答えてくれたらチビときっと会わせてあげるよ。」アライさん「ぐぬぬぅぅぅぅ・・・。わかったのだ答えてやるのだ。」
俺「じゃあ、質問するね。アライさんはどうして捕まったの?」アライさん「チビと畑へ美味しいお野菜を取りに来たのだ。そうしたらいい匂いがする箱に入ったのだ。そうしたらアライさんは出られなくなってしまったのだ。チビはアライさんを心配して助けようとしているところに人間がやってきてチビもアライさんも捕まってしまったのだ・・・。」捕獲方法の紙に偽りなしと・・・。次は怪我の有無だ。俺「次の質問だよ。アライさん、今怪我してない?」アライさん「ケガはしていないのだ。」成体のアライさんは合格だな。俺「質問は終わりだよ。」アライさん「終わったのか!?じゃあ約束通りチビとアライさんを森に返すのだ!」俺は合格個体を運ぶベルトコンベアにアライさんを籠ごと乗せた。アライさん「何やってるのだ!嘘をついたのか!?」俺「違うよ、アライさんを先に送ろうと思ったんだ。安心して、きっとすぐにチビに会えるから(あの世で)。」アライさん「そうなのか、なら早くするのだ。」俺「じゃあね。アライさん。」ポチッ ガシャン! グオングオングオン・・・。俺はベルトコンベアのスイッチを押し、アライさんはチビ達より先に籠ごとベルトコンベヤで運ばれていった。運ばれた先は研究所内、きっとアライさんは解剖もしくは放射線実験などに使われるのかもしれないが知ったこっちゃない。さて、残りのアライちゃんも検査してしまおう。  to be continued・・・ アライさん研究に進歩あれ!

54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 00:10:00.07 ID:OmY2JrCl0
乙です
新しいアラ虐投稿きた!
多分ミスだろうけど改行すれば読みやすいしありがとう!
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 00:19:48.20 ID:I+jIU44go
乙ー
アライさん関係の仕事の話いいですね
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 01:58:19.65 ID:dCdyMSDI0
乙乙
次回も期待しちゃいます
57 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/07/11(水) 19:35:23.42 ID:S2Qq3wp4O
駆除 〜その血の運命〜

のりゃっ! うまれおちた ふわふわよちらー
かーいいかーいいちっぽ ふり よちってゆく
おうちでねむり かさなる しまい

ほこり(埃)のみちを ゆくものに まんまゆの くだものを
やぼうのはてを めざすものは いだいだぞぉ!

ふるえるほど こあいぃぃっ!
もえちゅきゆほど あぢゅぅうぃいいいいいい!!!

その手から放てヨチラー 油煮え立つ 鍋の中へ
命乞う アライに 断罪を

その血の運命 駆除


(原曲:ジョジョ 〜その血の運命〜)
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 20:05:39.70 ID:UpibHBXOO
乙です。
59 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/07/11(水) 20:09:46.19 ID:S2Qq3wp4O
TRASH PANDA

そして集いしヨチラー
寒さ凌ぐ 屋根裏 求めて

アライ達は籠る
厳しい冬を越えるTerritory

糞のニオイ漂う 絡み合う 幼獣
天井腐る 前に

Capture them! Capture them! Capture them!
放り込むのは

Keep it close! Keep it close! Keep it close!
鋼のCage

Kill them all! Kill them all! Kill them all!
CO2放つ

残らず駆除 TRASH PANDA

(原曲:STAND PROUD)
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 21:10:18.45 ID:1hxUJlrv0
乙!
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/11(水) 21:16:50.13 ID:HH7gHh630
乙乙
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/14(土) 14:15:58.25 ID:cJhx/9u1O
63 :アライさんが庭に出没した [saga ]:2018/07/15(日) 13:38:53.96 ID:rPYwPsx7o
アライさん。
それは近年になって急速に増え始めた生物でいわゆる一種の害獣である。

俺が仕事から帰ってきて家に入ろうとすると庭の方からがさごそと音が聞こえてきた。

最初は泥棒かとも思い身構えたが聞こえてくる声で何が起こったのか察した。

アライさん「う〜ん、おトイレ気持ちいいのだ〜」ブチュブリュブリュ

家の庭で糞してマーキングしていやがった。

幸いこちらには気が付いていないようなので音を立てないように近づいていく。

アライさん「この家の中からいい臭いがするのに何処にも入れる場所がないのだ、しょうがないからマーキングして誰かに入られないようにしてくおくのだぁ」ブチュブリュブリュ

声に出して怒りたい気持ちを抑え確実に仕留められる位置に着く…それにしたって便所なげぇなこいつ。

アライさん「ふぃー、暫くしてなかったから気持ちよかったのだ」ピカピカガイジガオ

そうかい、それは良かったな。

アライさん「うん?誰かいるのだ?」

呑気にしてるアライさん目掛けて持っていた傘を振り下ろす。
64 :アライさんが庭に出没した [saga ]:2018/07/15(日) 13:40:23.00 ID:rPYwPsx7o
アライさん「ピギュ!?な、何をするの、グベッ!?」

アライさんの脳天に傘をぶちまかすもまだ全然元気だった。

一撃では仕留められないのは想定していたので何度も傘を叩き続ける。

アライさん「いじゃ!アライさんをピギュ!、叩くのを止めるのだ!」フーッ!

俺はアライさんの威嚇無視して殴り続ける。

アライさん「ピギィ!が、ガイジなのだ!逃げるのだ!」ダッ

逃がしてたまるものか。
逃げようとするアライさんの足に全力スイングの傘を当てて転ばす。

アライさん「ぎびぃ!?痛い痛い痛いのだ!」ゴロゴロシッポバタバタ

これには効果があったのか今まで以上に痛がっている様子だ。

アライさん「アライさんのきれいな足が折れたのだ!責任とるのだー!」ジタバタフゥーフゥー!

本当に折れたかは分からないが動きが鈍くなったのはラッキーだな。
65 :アライさんが庭に出没した [saga ]:2018/07/15(日) 13:41:55.19 ID:rPYwPsx7o
念のためしっかり潰しておこう。
噛まれたり引っ掛かれないように気を付けながら転んでいるアライさんの足を何度も思いっきり踏みつける。

アライさん「ギビィィィィィィ!?アライさんの足が、足がー!?」バキッボキッ

アライさんの両足はあらぬ方向へ曲がってしまっていた。
これならば暫くはそんなに動けないだろう。

アライさん「アライさんが何をしたっていうのだぁ、こんなの酷いのだぁ」ズリズリ

文句を言いながらもしっかり逃げようとするする辺り生存本能高いなと思いながら
庭の物置小屋からアライさんを確実に仕留められる道具がないかを探してみる。
66 :アライさんが庭に出没した [saga ]:2018/07/15(日) 13:43:45.00 ID:rPYwPsx7o
アライさん「か、壁が上れないのだぁ、他の所から逃げるのだぁ」ズリズリ
普段ならばすいすいと登って逃げれたのであろうが、足がぐちゃぐちゃになった今、腕の力だけでは登れなかったようだ。

俺は小屋から昔使っていた金属バットを取り出すと虫のように這いずっているアライさんの頭に向けて振り下ろした。

アライさん「や、止めるの、だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁン!?」グジャ!ジタバタシッポグルグル

余りの痛みにアライさんは頭を両手で庇ったままの状態で叫びながらゴロゴロとのたうち回っている。

チィ!まだ息があるか、ならば何度でも叩くだけだ!
止めを差そうとバットを振りかぶる。

アライさん「止めるのだぁ!アライさんが悪かったのだぁ!謝るのだぁ!降参なのだぁ!」

ここに来てようやく命の危険を悟ったのか侘びを入れ始めた。

アライさん「ここをお前の縄張りにしていいのだ、何ならアライさんが交尾してやってもいいのだ、そしたらアライさんもチビが増えてお得なのだ!」ピカピカガイジガオ

うるせえ黙れ

これでどうだと言わんばかりのどや顔に怒りに震えた体が無意識的にアライさんの顔面に蹴りを放つ。

アライさん「ぐぇびぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーー!!」ドグシャァ

噛まれたら不味いと思い道具を使っていたが怒りを抑えきれなかった。
今回は噛まれなかったが今度が有れば気を付けなければ。
67 :アライさんが庭に出没した [saga ]:2018/07/15(日) 13:45:07.36 ID:rPYwPsx7o
アライさん「」ビクビク

打ち所が悪かったのかアライさんは小刻みにしか動かなくなったが油断は出来ない。

致命傷でなければ地上の生物とは思えぬ異常な回復力その内息を吹き返すだろう。

厚手の手袋を装着して動くなっているアライさんを掴み、冬に焚き火用に使っているドラム缶の中に放り投げる。

アライさん「ノダァ…」ピクピク

ドラム缶に入れたときの衝撃の影響の為か意識を取り戻しかけている様だ。
意識が完全に戻る前に手早くアライさんの体に灯油を振り掛けて着火する。

アライさん「クチャイノダァ……のだあああああああああああああああ!?」ガンゴンガンゴン

アライさんに点火した途端ドラム缶の中で今までの状態が嘘であったかの様に勢いよく叫び声を上げ跳ね回り始めた。

アライさん「あづいぃぃぃぃ!出せぇぇぇぇ!ここから出せぇぇぇ!」ガリガリガンガン

一瞬よじ登って出てきてしまうのでは無いかと心配したがただの悪あがきだったらしく、暫くするとどんどん音は小さくなりやがて聞こえくなった。

アライさん「あ………じゅ……ノ……」メラメラ

やがて火も収まりドラム缶の中を覗くと黒焦げになっているアライさんが見えた。
68 :アライさんが庭に出没した [saga ]:2018/07/15(日) 13:46:09.83 ID:rPYwPsx7o
アライさんの絶命を確認しこれで一安心と思い片付けをしようとした時またあの忌々しい声が聞こえてきた。

アライちゃん1「まま、ありゃいしゃん達置いて何処にいっちゃったのりゃ?」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん2「あんながいじ放っておくのだ、それよりこっちからいー臭いがしゅるのだ!」クンクンヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん3「本当なのりゃ、ありゃいさんが食べゆのだぁ!」クンクンヨチヨチヨチヨチ

アライちゃん4「ぴぃぃぃぃぃ!おねえしゃん達まっちぇー!?ありゃいしゃんも食べたいのりゃー!」ビェーンヨチヨチヨチヨチ

どうやらアイツには子どもが居たらしく、母親の焼けた肉の匂いに釣られてノコノコと小さな害獣がやって来やがった。

俺は疲労を感じながらも今度こそ終わりにする為にバットをもう一度握る。

ア ラ イ さ ん は 全 滅 だ !

おしまい
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 16:59:54.82 ID:95mwsVb50
乙です。アライさんメインのアラ虐もとてもよい
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/07/15(日) 19:57:59.32 ID:fqcG92jL0
乙。
精神的に攻撃するマイルドなアラ虐もいいけど、殺傷するワイルドなアラ虐もいいよね。
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/15(日) 21:27:27.06 ID:RktbScqJ0
乙です
害獣が焼かれるのいいゾ〜これ
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 02:45:10.09 ID:bL45QXKp0
1つ、灯油って液体だと火を近づけても燃えません、ついでに軽油も同様です。
ガソリンならともかく、軽油や灯油は液温を上げるか霧状に噴霧しないと引火しないよ。
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 12:16:54.54 ID:GJS8nz9so
創作物における灯油は炎魔術の触媒みたいなものだということでいいだろ
74 : ◆/87jeglEwfUL [sage]:2018/07/16(月) 12:44:24.23 ID:0H0dEYo+o
>>72
リアルめくら罪および、作者侮辱罪で、死刑だな。
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 14:46:07.20 ID:u4LUWTwH0
>>72
そうなのか・・・
逆にそれを利用したアラ虐を考えてみようかな 時限式で燃えるとか?
76 : ◆/87jeglEwfUL [sage]:2018/07/16(月) 18:45:24.00 ID:p+zG5vXz0
>>74
勝手に偽るの止めてもらえませんか?
77 :アライちゃんで実験してみた [saga]:2018/07/16(月) 19:49:24.99 ID:DK9Xjczs0
>再生 カチッ


はいどーもこんにちはー。

えー僕ですねぇ、ちょっと前に他の動画を見てきたときにあったコメントを見て気になったことがあったんですよ。


『灯油って液体だと火を近付けても燃えません』


これ見たときにね正直「えーっ!」って思ったんですよ。

だって灯油ってストーブの燃料とか焚き火に使うって言うじゃないですか!?まぁ僕んちはエアコンなんでよく知りませんけど。

でも実際に灯油で火が付いているわけですし、燃えないってちょっと思わなくてぇ。

文字でみてもちょっと納得できなかったんですよね。

だから実験する事にしてみました。


『アライちゃんで実験してみた〜灯油って本当に燃えないの!?〜』 テテーン
78 :アライちゃんで実験してみた [saga]:2018/07/16(月) 19:58:43.02 ID:DK9Xjczs0
アライちゃん1「きゅるるるるるるうー」コスリコスリ

アライちゃん2「のりゃっのりゃっ」コスリコスリ

アライちゃん3「なのだのだのだありゃいのだー」シッポフリフリ


…はいという事ですね!用意しました!実験台と鉄製の大きな容器!何で3つあるかは後で言います。

この容器は底が深いからアライちゃんがここに入ったら脱出はできませんね!

この中に!


アライちゃん1「なのだ?」ガシッ

はい!

アライちゃん1「ぴぎ!?」ゴンッ!


アライちゃん2「のあ?」ガシッ

はい!

アライちゃん2「ぴいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」ガンッ!


アライちゃん3「ふぉ?」ガシッ

はい!

アライちゃん3「じびぃ!!」ゴシャッ!


アライちゃんを1匹ずつ入れます!


アライちゃん1「びぎゅるるるるるううううう!!!ぎゅぶるうううううううう!!!!!!」ビエエエエエエエン

アライちゃん2「いじゃいいいいいいいいい!!!!!!!」ビエエエエエエエン

アライちゃん3「なのだあああああ!!!なのだあああああああああ!!!!!!」ビエエエエエエエン
79 :アライちゃんで実験してみた [saga]:2018/07/16(月) 20:07:37.49 ID:DK9Xjczs0
そして、ここからが重要です!

この3つの容器!ここに入れるのは勿論灯油なのですが…!今回用意したのはこれ!


普通の灯油! デン!

ちょっと暖めた灯油! デン!

ガソリン!! デン!!


これをそれぞれの容器に入れていきまーす!!ドボドボドボドボ


アライちゃん1「のぁあああ!?ありゃいしゃんのききなのりゃああ!!」

アライちゃん2「おみじゅくちゃいのりゃあ!!!!」

アライちゃん3「ぼごごぼごぼごぼぉぉぉぉぉ」ゴクゴク

アライちゃん3「ごぼぉお!ごぇえ!!ごぼぼおおお!!!」ゲボォ


はい入れ終わりました。


アライちゃん1「ぶへぁ!ごぼぼ!おがーーーじゃーーーーん!!!」バチャバチャ

アライちゃん2「ごぼぼ!げぼぉ!だれが!だぢゅげでぇ!」バチャバチャ

アライちゃん3「の゛ぉ゛ぁ゛あ゛あ゛ーーーーん゛っ!!の゛ぁ゛あ゛ーぁ゛あ゛ん゛っ!!」バチャバチャバチャバチャ


アライちゃんが溺れてますね。まぁ足が付かないくらいの水位まで入れましたからねぇ。
80 :アライちゃんで実験してみた [saga]:2018/07/16(月) 20:10:05.87 ID:DK9Xjczs0
このまま眺めてたらどうなるかは他の人の動画を見てもらうとして、今回は!

実際にここに火を入れます。

じゃあまずはガソリンから!マッチ投入!! ポイッ


アライちゃん1「あじゅいいいいいいいいぃいいいい!!!!!!!!」ゴォゥ!


…燃えましたねぇー。いや見事に燃えてますねぇー。

やっぱりガソリンは燃えやすい、と。

では次に普通の灯油のアライちゃんにマッチ投入!! ポイッ


アライちゃん2「げっほ!ごっぼ!!ぐじゃいいいい!!!おもいいいいい!!!!」バチャバチャ


………

燃えません。

中を見てみましょうか。

あらら、マッチの火が消えてますね。やっぱり灯油だと火は付かないんでしょうか。

じゃあ最後!ちょっと暖めた灯油!!

さぁマッチ投入!! ポイッ


アライちゃん3「ふぉおぉおおおおおあぁぁああああああああ!?!?!?!?!?!?!?!?」ゴォオオオゥ!!


っうぉお…燃えましたねぇー。
81 :アライちゃんで実験してみた [saga]:2018/07/16(月) 20:17:17.22 ID:DK9Xjczs0
最初の灯油は燃えなかったのにどうして次の灯油は燃えなかったんでしょうかね?

実はこれには理由があるんです。


灯油の引火点! ドン!


アライちゃん1「だず!げ!だずえろおおぉおお!!!」ボオオオオオオ

アライちゃん2「ぐぶぶ…ぶぐごぼぼ…」ブクブク

アライちゃん3「ごひゅー!!ごひゅー!!ごひゅううううう!!!!」ボオオオオオオオ


えー、ものには引火点というものがあります。火種を入れて火を付けるのに必要な温度ですね。

灯油の引火点は37℃から65℃…お風呂のお湯くらいの温かさが無いと火が付かないんですね。

だから最初の灯油には火が付かずに、暖めた灯油には火が付いたんですね。

焚き火で利用する際には水位以上の大きさがある、他に火が付くもの…

例えば木とか、もしくは何かに灯油を染みこませたものがあるといいと思います。固形物だと燃えるらしいですからね。


…まぁアライさんを燃やす時は案外そのままでもいけるかもしれませんけどねー。

あいつら成獣でも子供の体温だし、やたら暴れまわるからすぐ熱くなるだろうし、灯油が毛皮に染み込んだらいけるかも。

アライさんに限らずフレンズの毛皮ってそれ自体が一個のエネルギー体らしいですしね。

まぁその辺の詳しい事は、ググってください!

あとアライさん以外のフレンズを燃やすのは殺人ですし、

アライさんでもむやみやたらに燃やすと暴れ回って周りに迷惑がかかるので必ず安全な所で行ってください!!


アライちゃん1「」プーーーン

アライちゃん3「」プーーーン
82 :アライちゃんで実験してみた [saga]:2018/07/16(月) 20:20:29.35 ID:DK9Xjczs0
というか臭い!w凄い臭い!www

そりゃ焼けてるから臭いはするんだけど焼肉とは全然違う!ww

くっさwwwwおっえwwww吐きそうwwww

こんなんでアライちゃんはいい匂いだとか言うの!?

ほんとよくわからない生き物ですよねぇ!アライちゃんって!

…あ、そういえば引火しなかったアライちゃんは?


アライちゃん2「」プカー


………焼け死にはしなかったけど、溺れ死んでますねぇ。焼死と溺死どっちがマシなんでしょうか。

…はい!というわけで、次の動画でお会いしましょう!


さよならー!!
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 20:21:23.01 ID:p+zG5vXz0
乙。

テンポが軽快で、良かったです。
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 20:24:14.76 ID:QegsudqJo

>>72のツッコミを受けて顔真っ赤にしながら書かれたものだと考えるとチョー面白いな
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 20:40:00.11 ID:AttDMc6i0
乙でしたー
灯油が火につかないって知らなかったから
こうやってアライちゃんで実験してもらえると実際役に立ちますね
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2018/07/16(月) 21:19:36.11 ID:Q3VrgxJHo
乙ー
アライちゃんを使っての実験最高
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/16(月) 23:35:57.81 ID:WUp3DUcW0
アフターフォローにもアライちゃんを使うアラ虐する者の鑑のような人だな
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 00:01:11.36 ID:547Maxak0
>>84
なんだこいつ
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 01:17:40.26 ID:X6Ts4aoi0
乙乙やでー
突っ込まれてもネタにしちゃう鬼才っぷりよ。大物ってこういう人の事をいうのかね
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 01:20:05.66 ID:rOtc1eUHo
流石に自演みたいな褒め方はやめてやれ
誰も得しないぞ
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 01:21:41.32 ID:tBBVPuGf0
やはりアラ虐はいいものですね…
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 03:06:28.69 ID:wKMb1YTp0
読んでいて違和感があると思ったら、アライちゃん1にガソリン、
アライちゃん2に常温の灯油、アライちゃん3に熱した灯油を注いだのね。

ちゃんと作中に注いだ順は書かれてたのに、
てっきり油種を説明した順にアライちゃんに注いだものと思い込んでいたので、
思い込みってやーねw、って言う私のドジ話なんってどうでもいいよねw。

それはともかく、コバエさん達が焼死する惨たらしい無様な最後いいですね。
燃えなかったコバエさんも溺死じゃなくっても、そのうち中毒で死にそうw。
93 :アライさん研究所で働く俺 [sage saga]:2018/07/17(火) 22:12:24.99 ID:h6z9y32/0
続きです 読みにくいというコメントがあったので読みやすいように努力しました。

アライさんを検査し終わった俺は次にアライちゃんの検査に移る。 

アライちゃんの場合はケガの有無だけでなく身長を検査しアライちゃんかアライしゃんなのかを検査する。当然二足歩行をするのかも聞く。

俺「ねえねえアライちゃん、ケガはない?」

アライちゃん1「うゆ?あらいしゃんはどこもけがなんてしてないのりゃ。」

アライちゃん3「ひとしゃん!おかーしゃんはどこいったのら?」

アライちゃん2「あらいしゃんはけがなんてしてないのら。それよりもおなかしゅいたのりゃ。」

俺(ケガはなしっと・・・。次は身長の検査だな。ついでに二足歩行もするのか聞いておこう。)

俺「アライちゃん、お兄さんに協力してくれたらこれをあげるよ。」スッ

俺はポケットから飴玉を取り出す。この飴玉は職員に支給されているものでアライさんが審査に非協力的またはアライちゃんの検査を容易にするためのものである。

アライちゃん’s「「ほしいのりゃーーーー!!!」」ヨチヨチヨチヨチ

アライちゃんたちが俺の方に寄って来る。

俺「じゃあ質問するね。アライちゃんの中に二本足で立つことのできる子はいる?」

アライちゃん’s「「いないのりゃー!」」

俺(アライしゃんは、今回はなしっと・・・。次は身長検査だな。)

俺「次はカゴから出てお兄さんに協力してもらうよー。これが終わったらこれ(飴玉)をあげるよ。」

俺「んー。じゃあ、一番早かったそこの小さいアライちゃんが先ね。」

アライちゃん1「ずるいのりゃ!いもーとはおねーしゃんにゆずるのがとーぜんなのりゃ!」

アライちゃん2「そーなのりゃ!いもーとがあのまんまるをひとりじめするつもりなのりゃ!」

俺(オイオイ、俺は協力したらあげるといって一人だけにあげるとは言ってないんだよなぁ・・・)

俺「心配しないでもいいよ。ちゃんと協力したらこれをあげるからね。じゃあ、アライちゃんこっちにおいで。」カチャン

アライちゃん3「あらいしゃんにまかせるのりゃー!!≧∀≦」ヨチヨチヨチ

俺はアライちゃんをカゴから出す。

俺「じゃあ、寝っ転がってね。」

アライちゃん3「わかったのりゃ〜!か〜んた〜んな〜のりゃ〜≧∀≦」ゴロ〜ン

アライちゃん3を寝っ転がせてアライちゃんの横にメジャーをあてる。

アライちゃん3「うゆ?ひとしゃん。なにするのりゃ?」スック!

俺「こら、起き上がっちゃだめだよ。お兄さんがいいよと言うまで横になってじっとしててね。」

アライちゃん3「わかったのりゃ〜」ゴロ〜ン

再びアライちゃんを寝っ転がせて再び頭を0cmのメモリに合わせて身長を測る。

俺(ん〜どれどれ〜・・・42cmか。アライちゃんとアライしゃんの境目ってところだな。)

俺「おわったよー。アライちゃん、起きていいよ〜。あとこれで終わりだよ。」

アライちゃん3「終わったのりゃ!」スック!「ひとしゃん!やくしょくのそのまんまるをよこしゅのりゃ!」

俺「はいはい、あげるよ。その代わりあっちにあるカゴの中に入ってからあげるよ」

アライちゃん3「はやく入ってたべうのりゃー!ヨチヨチヨチ ・・・入ったのりゃ!」

俺「はい、じゃああげるね。」ポイッ

アライちゃん3「たべうのりゃー!・・・レロレロ・・・あまあまでおいひいのりゃー!」コロコロシッポブンブン

アライちゃん3は飴玉を一生懸命頬張っている。







94 :アライさん研究所で働く俺 [sage saga]:2018/07/17(火) 23:02:28.73 ID:h6z9y32/0
アライちゃん3を検査し終わった後、次は残りの2匹を検査する。二匹ともアライちゃん3がおいしそうに食べているのを見てよだれをたらしまくっている。

アライちゃん1「はやくあのまんまるがほしいのりゃ!」

アライちゃん2「もうまてないのりゃ!ひとしゃん!ひとしゃんはやくしてほしいのりゃ!」

俺「しょうがねーな。じゃあ、二人ともカゴから出たら寝っ転がって俺が起きていいよと言うまでおとなしく寝ててね。」

アライちゃん1&2「「あらいしゃんにおまかせなのりゃー!」」ゴロンゴロン

俺(んーどれどれ・・・。1は47cm、2は44cmか。二匹ともアライしゃん寸前ってとこだな。書類にはアライちゃんと書くが追記でアライしゃん前と書いておくか。)

俺「はーい、終わったよー。じゃあ、あっちのカゴに入ったらあげるね。」

アライちゃん1「はやくいくのらー!」ヨチヨチ

アライちゃん2「もうがまんできないのりゃぁー!」ヨチヨチ

俺「よーし、はいったなー。じゃあ閉めるぞー。・・・おっと、約束の物を忘れてたな。」ガチャン ポイッポイッ

アライちゃん1「まってたのりゃ!んーあまあまでほっぺがあちそうなのりゃぁ!」シッポブンブン

アライちゃん2「ほんとーなのりゃ!はたけのあまあまよりおいちいのりゃ!」シッポブンブン

こいつらの検査は終わった。最後はアライちゃん用のベルトコンベアで研究所内に送ろう。

俺「じゃあな、俺とはここでお別れだが元気に暮らせよ。」ガシャン!グオオオオオオン・・・

アライちゃん1「のあ!?じめんがうごいてるのら!」

アライちゃん3「ひとしゃんたしゅけてほしいのら!」

アライちゃん2「はやくだしてほしいのら!でないとあらいしゃんがかわいそうなのらぁぁぁぁぁぁぁ〜・・・」

アライちゃんの運搬が終わったら次はハンターへの報酬の計算だ。

ガラララララララ・・・

俺はシャッターを開けてハンターに言う。

俺「アライさんとアライちゃん3匹全員引き取らせていただきます、ですので合計5,250円になります。」

金額の書かれた紙をハンターに渡す。この紙をこの先ゲートの先の窓口で渡すとその分の報酬がもらえる。

俺「金額はこの先のゲートで・・・」

ハンター「ああ、知ってるさ。あんたもお疲れさん。じゃあな。」スタスタ

俺「あっ、ハイ・・・どうも・・・。」

・・・

この後23人ものハンターが来た。

研究所が引き取ったアライさん・しゃん・ちゃんは合計で75匹。不合格はいなかった。

〜就業終了後〜

俺「あ〜ったく毎日疲れるなぁ〜。特にアライさんが一番大変だよ。これで日給平均3,650円だぜ。どんだけストレスかかると思ってんだよ。」

同僚「まーそんな固いこと言うなって、ほかの会社とかと比べりゃぁ楽な方なんだからさ。それより今日はいっしょに飲みにいかないか?俺が奢るからよ!」

俺「そうだな!こんな時は酒飲んで忘れんのが一番!さ、善は急げ行くぞー!あ、そういえばお前も東戸塚出身なんだな!」

同僚「お前もだったのか!じゃあ今日は故郷の話で盛り上がろうぜ!」

俺「そうだな!」

アライさん研究の進歩に栄光あれ

95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:10:26.31 ID:h6z9y32/0
主です。もうちょっと続けさせてください。
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:11:31.58 ID:udNmdsJPo
どうぞー
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:24:09.96 ID:RaDE4SKW0
乙〜
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2018/07/17(火) 23:40:36.41 ID:2mouhKZSo
乙ー
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 01:40:47.30 ID:fW/IhZ5q0
乙乙ー。続き楽しみです
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 06:44:40.75 ID:S4s1zYi7o
この日給でもマシな社会とかツラすぎるわ
101 :アライさん研究所に勤める俺 [sage saga]:2018/07/23(月) 10:08:15.26 ID:9rdBA1Ui0
ピピピピッ!ピピピピッ!ピピピピッ!

6月16日 AM6:00 いつものように目覚まし時計のアラームが鳴る。

俺は瞼を閉じたまま手探りで目覚まし時計を探す。

ピピピピピピピピピピピピピピ!・・・ ドスン!ドスン!ドスン!・・・モフッ!

俺(ん?なんかモフっとした感触がしたな・・・。)

もう一度同じところを手探りで探しモフッとした感触を探す。

ピピピピピピピピピピ!・・・ドスン!ドスン!モフッ!モフッ!ピィッ!

俺はすぐさま瞼を開け布団から飛び起きその感触のした方向を見ると・・・。

目覚まし時計のアラームの音にもかかわらず一匹のアライちゃんが我が物顔で寝ている。しばらくアライちゃんを見ているとアライちゃんは起きた。

アライちゃん「・・・うゆ?ひとしゃんおはよーなのりゃ。」マブタコスリコスリ

俺「お前、どっから入った。」

アライちゃん「ひとしゃん、なにいってるのら?きのうひとしゃんがあらいしゃんをひろったのわすれたのりゃ?」ヒダリチラチラ

アライちゃん「あと・・・///ものしゅごいよりゅをしゅごしたのわしゅれたのりゃ?」デレデレヒダリチラチラ

身が震える。こんなヨチラー害獣と激しい一晩を過ごすくらいなら俺は自殺する。しかしこいつは嘘をついている。理由は左をチラチラ見ている、人は嘘をつくと左をチラッと見るというがこいつはわかりやすすぎるほど左をチラッと見た。(嘘をつくと左を見るという迷信がありますが物語を面白くするため書いてます)さて、アライちゃんが家に出たからにはどうにかしてしなくてはならない。すると頭にあるアイデアが浮かび俺はこいつの手首と足を縛る。

アライちゃん「ひとしゃん、なにしゅりゅのりゃ?こーゆーぷれいがしたくなったのりゃ?///」

アライちゃんを縛った後、俺はヘッドホン(Blue Tooth機能有)を取り出しアライちゃんの耳に装着した。手足を縛ったのはヘッドホンが外れないようにするためである。そしてスマホでニコニコ動画を検索し、今話題の「音割れポッター」を音量MAXで流す。


ピーガーピガガーガーピーガーガー!!!

アライちゃん「ぴぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!いちゃいぃぃぃぃぃぃ!おみみいじゃぃぃぃぃぃぃぃ!」バタバタゴロゴロゴロ

アライちゃんはあまりの大音量に耳が痛くて床をのたうち回っている。

俺「やっぱ音割れピーターやべぇなwヘッドホン付けてても音漏れしてここまで響いてくるわw」

しばらくのたうち回るアライちゃんを見てふと時計を見るともう7:15ついうっかり遊びすぎてしまった。朝食は抜いて大急ぎで出勤の準備を整える。

アライちゃん「きゅるるるるぅぅぅぅぅぅっ!いちゃい!いちゃい!ひとしゃんやめてほしいのりゃぁぁぁ!」バタバタゴロゴロ ピーガーピガガーピーガーガ!!

俺(さてとこいつは外の柱に縛り付けて一日ポッター地獄を味わってもらおう。しかし猫とかに食われたくないから猫除けとカラス除けはしておくか。)

俺は柱にアライちゃんを縛りつける。その間も大音量で流しっぱなしである、それに伴いアライちゃんも大きな声で叫ぶ。

アライちゃん「のぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!も”お”お”お”や”な”ぁぁぁぁぁっ!」ジタバタ ピーガーピガガーピーガーガ!!

アライちゃんを縛り付けたあと、俺は新聞紙を片手に車に乗り込み職場に向かう。しかしいつもの朝と違い爽快感があふれていた。

・・・・・・

職場に到着すると8:15遅刻ギリギリであった。やっぱり遊びすぎてしまったようだ。

職場に到着し大急ぎで本日の業務内容を確認する

〜本日の業務内容〜

アライさんは普段通り アライしゃん・ちゃんは頭数制限をかけ一人に付き二匹のみとする。

なお二匹以上の場合、不合格のアライしゃん・ちゃんを選ぶのは検査官の好きに選んでよい。   以上

アライさん研究に栄光あれ

普段ならメモをせずにさっさとカウンターに向かうが今日は制限がかかっているので手帳に素早くメモする。

8:20 なんとかカウンターに就くことができた。30分までは少し時間があるので持ってきた新聞紙を読む。





102 :アライさん研究所に勤める俺 :2018/07/23(月) 11:04:30.86 ID:9rdBA1Ui0
〜新聞紙 2035年 6月16日〜

闇取引が横行!!アライさん狩猟許可証の偽造が多く出回っている模様!!

俺(ったく・・・面倒な連中だな。俺の仕事が余計に増えて給料が同じとか頭おかしなるで・・・おっと時間だ。)

8:30 就業開始

俺はカウンターにあるシャッターを上げて外で待っている人を呼ぶ

俺「最初の方、どうぞー」

入ってきたのはちょっと若い男

俺「身分証明書と狩猟許可証と捕獲方法を書いた書類を提出してください。」

男「ん、ほいよ。」パサッ

俺は渡された。書類に目を通す。身分証明書は本人の物か。狩猟許可証の名前は本人の物か、有効期限は切れて・・・るね。

俺「あのー。狩猟許可証の有効期間が切れてますよ。」

男「今日まで来れなかった。頼む引き取ってくれ。今日中に金が必要なんだ。」

俺「だめです。不許可です。お持ち頂いたアライさんはこちらで処分します、アライさんをこちらに渡してください。」

男「そんなこと言って本当は実験に使っているんだろ・・・。」ブツブツ

俺「疑うようでしたら今すぐ処分しますよ。ですのでカゴを渡してください。」

男「ほい」ガシャンガシャン!

二つのカゴに入っていたのはアライさん一匹とアライしゃん4匹おそらく親子だろう。

アライさん「おい!はやくアライさんをここから出すのだ!!」ガシャン!

アライしゃん1「おかーさんのゆーとーりなのら!」ガシャン!

アライしゃん3「おい!まぬけなにんげん!ここから出してくれないとアライしゃんが許さないのら!」

俺は出せ出せという声を無視しながら床にあるチューブの接続された箱に親子をカゴごと中に入れる。

俺「じゃあ処分しますね。」キュィッキュィッ

俺はボンベの栓を開ける。このボンベには二酸化炭素ガスが入っている。ガスを注入していくと親子がなんだかのたうち回りながら何かを訴えているがチューブの接続されている箱は防音性があるので一切聞こえない。どうせ中でアライさんを助けるのだー!なんて言ってるんだろな。

アライさん親子「」グデェ

俺は死んだアライさん親子を死体用のベルトコンベアに乗せて運んだ。

俺「・・・これで疑いは晴れましたか?」

男「あぁ・・・。すまないなあんたにはちょっと当たっちまって。」

俺「次はきちんと有効期間などを確認してくださいね。」

男「当然だ。次はしっかりとした書類を揃えてくる。」スタスタスタ

このように納得してくれればいいのだが中には処分してもなおさら死んだふりだどーのこーの言う連中もいる。そうなったら警備員を呼ぶ。ほんと疲れるよなこの仕事・・・。しかしこの仕事を辞めたらほかに職はない。だからここでアライさんの罵声や死ぬときの断末魔の顔、そしてアライちゃんの気持ち悪い人懐っこさ見なくてはならない。

今日は頭数制限がかかっているので多くのアライちゃんを殺処分した。一時はひとまとめにしてガスを使おうと考えたがアライちゃんがほかの人の審査の時にピーピーうるさかった。飴玉をやって黙らせたがなくなるとすぐにピーピー言うのでやはり不合格はすぐに殺処分することにした。

〜業務後〜

俺「今日は、普段に比べて疲れた気がするなぁ〜。」

東戸塚の同僚「アライちゃんの制限があったからなぁ〜。あっそうだ。今日妙なやつが来たんだよ。なんか変な紙を渡して「読め読んだら返せ」と言ってくるやつがいたんだよ。」

俺「で、紙にはなんてかいてあったんだ?」

同僚「{我々の計画を手伝ってほしい。協力してくれれば高給を出そう。}ってあったんだ。で、そいつは返事はまた今度で。と言って帰って行ったんだ。絶対やべえよな、これ。」

俺「ああ、ヤバい。アラ信がついに来たか。今度先輩に報告だな」

もう少し続きます



103 :アライさん研究所に勤める俺 追記 [sage saga]:2018/07/23(月) 11:10:28.65 ID:9rdBA1Ui0
あ、sage saga忘れてた・・・。

〜本日の業務報告書〜

来たハンター46人 内1人不許可

引き取ったアライさん 49匹

アライしゃん・ちゃん 98匹

殺処分 49匹

アライさん研究に栄光あれ
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 12:20:48.03 ID:RKB/tq570
乙です。
栄光あれって最初は文字通りにしか受け取ってなかったけど、そういう意図があったんだ
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 12:30:28.21 ID:eBJOcjKg0
乙ー
紙渡してきたとこでようやく栄光あれの意味が分かった
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 19:23:25.99 ID:r1ABvyK70
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 19:58:07.86 ID:VIASSuYy0
問題なければ、栄光あれの意味をバカな俺に教えてほしい
どゆこと?
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 20:08:49.59 ID:M6ai4Nt90
>>107
???「ひとしゃんばかなのりゃああ!!」キャッキャッ
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 23:30:28.22 ID:Nr6IUJXJ0
栄光あれでなんとなく思い出してはいたけど、今回の話で確信が持てました、
この話の元ネタは、あぁ、言わないほうがいいのかな?

○ル○ト○カに栄光あれっ!!

ここまで伏せておけば大丈夫かな?w。
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 23:36:43.34 ID:VIASSuYy0
>>109
さんくす
知らんネタだったからしゃーなしだわ
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/25(水) 12:32:56.84 ID:faWCcxonO
アライちゃんと車でお出かけ
私は猛烈な腹痛に見舞われこの時期の車内の危険さを完全に失念して車を飛び出しトイレに向かって早30分
アライちゃん「あちゅいのりゃあ…かいぬししゃんはやくもどってくるのりゃぁ…」
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