【艦これ】鹿島「ひぃっ……! 」【安価・コンマ】

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110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/25(月) 23:30:06.09 ID:NMYsjHnQ0



白いシャツにブカブカの男物エプロン。
濃淡と白のコントラストから、ストライプのベルト、なんて。
くだらないと吐き捨ててもいい程に、女らしい。

性的な意味では無く、言うなれば女子力、といったところか。
生憎と意味も価値も分からない男で申し訳無いところではある。

目の端に捉えた、固く握りしめられた手のひらは努めて見ないように。
固く引き結ばれた唇は、指摘しないように。



提督「俺は少し仕事の続きがある、冷めない内に食べておくんだな」

鹿島「…………」

提督「はぁ。…………皿くらいは洗ってやる。テレビでも見ておけ」
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/25(月) 23:30:46.92 ID:NMYsjHnQ0





………

……………



「はっあぁぁっ……♥︎ ソ、コいいっ ……♥︎ 」



マグロとヤっても面白くないから、反応くらい我慢するな。
それだけでここまで変わるものだろうか。

食事を終え今日と明日の為の食材を買い出しして、
冷蔵庫や棚に収納した後は正直何もすることが無かった。

普段ならば一人で本なり映画なりを楽しむか、
時々は同期と飲みに出たりはするものではある。

だが、他人が部屋にいるのはどうも落ち着かなかったし、
無視して遊びに出掛けてしまうのも気が引けた。
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/25(月) 23:31:15.43 ID:NMYsjHnQ0



結局お互い仕事に関することを話すのもつまらない上に、
共通の話題なんてものはそれこそ仕事や政治の話しか無いのだ。

まだ日が高いにも拘わらず手持ち無沙汰な欲求もそのままに。
自分と同じ歯磨き粉の香りを舌で感じることになった。

ソファで隣合って座っていると彼女の小ささを強く感じる。
女としては大きめの身長とはいえあくまでそれはスタイルの良さに過ぎない。

プロのアスリートでもない彼女は大柄な自分からすると、
本当にただの見目麗しい女でしかなかった。
いや、女どころかまだ女の子、とさえ言える様な気もする。
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/25(月) 23:31:50.85 ID:NMYsjHnQ0



自然な流れで唇を奪いゆっくりと身体の感触を楽しむ様になったのはきっと自然な流れだ。
決して、それしか彼女に求めていないわけではない、筈。



「あっ ♥︎ ま、ったっ……あぁっ ! 」



優しさを意識していたとはいえさすがに激しく責め苛め過ぎたかと思った。
そのため今回はただ抱くのではなく前戯も楽しませてやることにした。

秘処には殆ど触れず頬を撫で形のいい鎖骨に唇を這わせた。
這わせた唇をスウィープさせて豊かな胸の先端も硬くなるまで楽しんだ。

強く揉み潰しながら腰を使うのも男の征服欲を満たしたが、
女が最も感じる触れ方を探してみるのも存外面白いもの。
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/25(月) 23:32:19.80 ID:NMYsjHnQ0



大した自信は未だに無いがそれでも、
ただただ男としての探究心の為では無かった筈だ。
二度三度軽く気をやった彼女を抱いて寝室へ。

昨晩使い物にならなくしたシーツは鹿島が食後に代えてくれていた。
あれはあれで彼女を詰る材料にもできたかもしれないけれど、それでいい。

下肢の下着のみになった鹿島をゆっくりと寝台へと横たえた。
すぐに剥ぎ取ってしまうのも面白くないかと思っていたが、
さすがに彼女の瞳を見て今回は従うことにした。

触れられることを期待した、酷く熱い蕩けた視線。
触れてほしい、挿れてほしい、激しく、物のように扱ってほしい。
そんな男としては都合のいい、けれど悲しい何かの成れの果て。
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/25(月) 23:33:06.69 ID:NMYsjHnQ0



性的接触を嫌悪していた数日前よりはマシだろうが、それはそれで面白くなかった。
豹変したのか、内に眠るものを呼び起こしただけなのか。

折角あまり得意ではないことをしているのだ。
もう少し、付き合ってくれてもいいだろう、
なんて自分が思っていることにやや衝撃を受けたのは秘密だ。

剥ぎ取ったショーツを投げ薄く生えた茂みに鼻先を突っ込んだ。
驚いたような声を黙殺して匂いを嗅いでみた。

汗と、それから圧倒的な蒸れた女の匂い。
けれど不思議と不快な匂いではなかった。

トロトロと溢れる滝も舌を突き込み下品な音を立て、
羞恥を煽ってやれば面白い程に量と粘度を増した。

116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/25(月) 23:33:35.56 ID:NMYsjHnQ0



それでも、結局そこまで。
まだまだ自分には体格と体力に任せて思う存分貫いてやるのが一番だった。

優しく抱き締め耳元で羞恥するような、辱めるような言葉を囁く。
まるで恋人の様に目を閉じて赤い頬はそのままに耐える姿を楽しむ。
秘処と陰核を弄って狂わせてしまうのは、今日もお預け。

いや、彼女だってそんな児戯よりももっと、激しいことを望んでいるんじゃないのか。
優しさに飢えていたとしたって彼女はそれよりも強い刺激を知っている。

無理矢理に抉じ開けられた牝穴を使う為だけの一方的な暴力。
そんなものが正しいことだなんて思っているわけではないけれど。

けれど、そこから少し優しくしただけのセックスであぁも乱れていたのだ。
一度経験しただけならば兎も角として何度も経験した屈辱の嵐。
軽い接触では今更高みにはいけないのかもしれないな、なんて思わないでもない。
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/25(月) 23:34:04.20 ID:NMYsjHnQ0



現に今、変なところで冷静に俯瞰しだした自分とは対照的に、
ベッドサイドに腰掛けた自分に跨った鹿島の顔は先程より何倍も快楽に満ちていた。

所謂、対面座位の最中。
首筋に巻かれた鹿島の腕はもう離さない、
とばかりに俺の身体に自分を押し付けてられている。

快感で力が入らなくなり垂れた目も、舌先が揺れる半開きの口も、
耳まで真っ赤な染まった銀糸の頭も。

全て先程より、愉しそうだった。
それが何か、面白くない。
自分の無能を突き付けられたような、
彼女の過去をただなぞっているだけなような。

兎に角、何かが引っ掛かってどうも楽しめない。
まぁ、それならばいっそ……

118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/25(月) 23:34:31.68 ID:NMYsjHnQ0



「……俺がっ、飽きるまでっ、休ませないからなっ! 」

「はいっ ♥︎ どうぞ鹿島をぉっ、楽しんでっ、くださいねっ…… ♥︎ 」

「…………ッ」



今夜の分の食材は明日に回そう、なんてことを最後に。
無駄な思考は投げ捨てて、結局は俺も彼女が望むような男へと成り下がる。

瑞々しい肉の愉しみ方は、まだまだ幾らでもあるのだからーーーー
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/25(月) 23:35:02.82 ID:NMYsjHnQ0





………

……………



鹿島「んふ……………………Zzz」

提督「…………」

鹿島「…………」

提督「…………いい加減体力がヤバいな」



時刻は、いやもうそんなことはどうでもいい時間か。
最初は優しくしようと意識していた気はするのだが。
最終的には肉欲に任せて楽しみ尽くしてしまった。

跨らせた鹿島に自分で動けと命じてみたり、
柔らかな腹が裂けるくらい肉槍を突き込んでみたり、
赤く勃起した乳首を歯形が残るくらいに噛んでみたり。

汗と粘液の出し過ぎで脱水症状になるのではないかと思うくらいだった。
蕩けた牝の顔に苛立ったことなんて忘れて自分も獣になった。

三日目だか四日目だかの交わりで、
既に彼女の身体で楽しんでいない部分は無い気さえする。
それが、彼女の“ 使い方 ”だと言われてしまえばその通りなのかも、しれなかったが。
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/06/25(月) 23:36:07.01 ID:NMYsjHnQ0



提督「…………取り敢えず、寝るか」



どうせ明日もオフなのだ。
駄目で元々の欠陥品なのだ。
随分投げ遣りになった自覚も放り投げよう。

部下に作戦の修正を指示しなければ、とか。
明石に頼まれていた土産を忘れている、とか。
そういえば大淀には今夜経過報告の電話をする約束だったな、とか。
そんなことは、どうでもいいことだ。

今夜も、温かい抱き枕で眠れることなのだし。
それだけで、いいじゃないかーーーー



下2



疲労度の蓄積する休日
よくある話
刹那で切り替わる意志と目的
よくある話

明日は如何致しましょう?
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 23:39:46.89 ID:bGHyEfftO
たまには大淀を抱いてあげよう
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 23:40:01.77 ID:bc799NiUO
媚薬を前回の10倍まで投与した状態で自慰出来ないように縛って放置しよう
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/25(月) 23:40:25.99 ID:xJF4QPdh0
とりあえず体力が回復するまでゆっくりしてから鹿島とデート
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga sage]:2018/06/25(月) 23:43:44.04 ID:NMYsjHnQ0

媚薬、把握

ちょっと短いですけど今日はこの辺で失礼します……
ありがとうございました
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/26(火) 00:10:25.58 ID:QfiTf9NSO
>>106
お前雅也に恨みあるのか
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/06/26(火) 00:43:40.56 ID:Yaa86J7+0
>>125
まさやじゃなくてみやびなりだとおもうぞ
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:15:45.98 ID:j/L45lhu0




鹿島「…………ふふ ♪ 」



提督「はぁ……」



朝食というよりはブランチと言った方が正しい時間帯である。
連日盛って寝坊を決め込んだのは如何なものかと今更になって思う。

ましてや今までの人生で、起き出してきたら女が料理をしていた、
なんてことは数える程しかなかった。
学生時代の恋なんてものは、
所詮舞い上がって周りの見えなくなったガキのお遊びだ。
かと言って、あれを馬鹿にできる程自分が経験豊富だなんて思わないが。
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:16:42.36 ID:j/L45lhu0



しかも今となっては過去の女なんて本気で愛していたのか、分からない。
いや、きっと本当に愛していたわけではないのだろう。
周りがそうだから、俺も人並なんだから、幸せにならないといけないから。

そんなどこからかの圧力に押し付けられた、幸福。
だからほら、今だってそうだ。
鹿島に情が湧いた様な、独占欲に焦がされた様な、そんなことがあったって、同じ。
どうも彼女との今後は、見通せない。

このままいけば、何も分からないまま、終わる。
思い付くのはどんな方法で彼女を更生しようか、という思考だけ。
何から更生するのかも分からないまま形だけの修復を望んでいる。

そうすれば、俺の地位は安泰だから。

甘い青春の香りなんてものは要らない。
雄臭い薄汚れた何かでも、俺は何となく生きていかなければならないから。
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:17:18.93 ID:j/L45lhu0





………

……………




「まぁ、だからといってこれは……言い訳できねぇよな」

「んー! むぅー! んぅぅぅぅっ……♥︎ 」



食後、ぼんやりとコーヒーを飲んでいたときのこと。
食器くらいは俺が洗う、と伝えたにも拘らず鹿島は自分で全て終わらせようとした。

何もそんなことで怒るつもりも無かったから、任せていた。正直面倒臭い。
仮にも傲慢驕慢尊大が罷り通る海の益荒男に皿洗いなどやっていられない。
妻であるならばいざ知らず鹿島は、ただの部下でしかないのだ。
だがその結果、ふとした拍子に手元が狂った彼女は皿を取り落として、割った。
それはもう盛大に、パリーンと。

目に見えて怯えた彼女に少々うんざりしつつ、
気にするなと声をかけようとしたときのこと。
その際彼女の取った行動にこそ、腸に直接火を点けるような憤りを感じたのだ。
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:17:51.36 ID:j/L45lhu0



煮え繰り返る、という様なものではない。
瞬間的に腹の中を探られて自信満々に馬鹿げた治療を施された気分。
俺としては、ただ素直に詫びてくれればそれでよかった。
傲慢が許される男は、同時に寛大であり泰然としていなければならない。

震えながら土下座でもするのかと眺めていた鹿島は、
いや、馬鹿島は事もあろうに膝立ちのまま俺ににじり寄り、股間に手を伸ばしたのだ。

唖然とする俺を置き去りにジーンズのジッパーを下げ、
下着ごと引き下ろそうとするその姿に、何故だか刹那に怒りが湧いた。

反射的に彼女を突き飛ばし見下ろしたときも、自分はまだ冷静であったと思い出せる。
瞬間的に沸騰した怒りは、瞬間的にどこかへ去っていた。
その時頭にあったのは、ただこの行方さえ見失った怒気をどのように収めてやるのかだけ。
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:18:31.30 ID:j/L45lhu0



「ぁうぅぅぅぅ……♥︎ うぅいぇうあぁいぃ…… ♥︎ 」

「…………はぁ」



その流れから何故こうなったのか。それは誰も知らない。俺でさえ分からない。
気付けば何故かあった縄で手足を縛られ猿轡まで噛まされた鹿島。
言葉にならない呻き声、というよりは喘ぎ声を漏らしながら悶える鹿島。
ついでに十分に稀釈して使うんですよ、と念を押された明石謹製の媚薬を投与された鹿島。
前回が適正値だったらしいが大凡で十倍の量である。

量の多寡で効果が決まるのならば単純に十倍は性的興奮を覚えている筈だ。
人間であれば強心剤を過剰投与された様な状況だろうが、多分問題は無い。
自分がそんな生殺し状態に置かれた場合を想像してみたが、きっと問題は無い。
要は煩悩を抑え付けてしまえばいいのである。



「頑張れ鹿島」

「むぅ? んっ ♥︎ あぁぁぁぁっ……♥︎ 」

「…………」
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:19:24.37 ID:j/L45lhu0



「あっ ♥︎ イっ、うぅぅっ…… ♥︎ 」

「…………」



考えてみれば元々人理的にも倫理的にもアウトなことしかしていないのだ。
今更人間として正しい心なんてものを斟酌する必要は、皆無。あぁ、絶無だろう。
ずっとこんな淫猥な置物を見ていては自分にも影響する、なんてことは絶対に、無いが。

それから、さすがに前回のことはまだ伝えていない。
鹿島は今回初めて媚薬を投与されたと思い込んでいる筈だ。
そのうち暴露る可能性があるとしても、それまでは精神的葛藤の材料にしてやる。
自らの淫性を事実虚実に拘らず認識させてやるのも一つの恐怖と言えよう。
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:19:53.30 ID:j/L45lhu0



「……暫く留守にする。友人と飯を食ってくるから今夜は要らん」

「むぅっ?! んっ ♥︎ うむぅぅぅぅ……?! 」

「お前の力であればその縄なんぞ引き千切ることもできるだろうが……命令だ」

「んーっ? っんっ ♥︎ 」

「縄を引き千切って自分を慰める様な無様な真似をしていた場合、
お前を前の基地配属にするよう上申する。嫌なら耐えてみせるんだな」

「!!!!?!??!!?!!!? 」

「楽しく遊べる女は得難いものだが、
はしたなくも奉仕でミスを帳消しにしようとする阿婆擦れなんぞ部下に要らんのでな」

「ッ……………………♥︎ 」

「何、今夜中には帰る予定だ、安心しろ。
お前がそのまま耐え続けていれば多少は認めてやる」

「……………………っ」

「返事は? 」

「ふぁっ、ふぁいっ! ……………………ぁっ♥︎ 」

「……………………」
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:20:21.22 ID:j/L45lhu0



急いで応えを返した拍子に股が擦れたのか、大きく身体が跳ねたのは見なかったことにしたい。
さすがにこの絵面は酷い。ある意味女への幻想を破壊する凶器である。

淫猥な顔も行き過ぎるか片方が冷静過ぎた場合
は、
かなり間抜けな状態になるということを初めて知った。
できれば知りたくなかったものである。

しかし、何だか本気のプレイの様になってしまった気がしないでも無い。
鹿島の絶望と煩悶と希望が入れ替わる顔を見ているとこちらまでおかしくなりそうだった。

二度とあの様な獣の魔窟には戻りたくない、絶望。
この状況を数時間も耐えなければならない、煩悶。
暗に褒美を与えると言われた認められたい、希望。
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:20:47.58 ID:j/L45lhu0



淫気に当てられたのか視覚的倒錯にヤられたのか自分の考えもまとまらない。
けれど、多分きっと恐らくこれも任務の為だ。

あぁ、そうだ、任務だ。
この鹿島という女を更生させてまともに戦えるようにするのが、使命。

忘れたわけではなかったが、少しだけ、ほんの少しだけウェイトが下がっていたことは認めよう。
そもそも未だにどのような問題を抱えているのかさえ聞き出せていないのは忘れよう。

今夜この部屋に帰ってきたとき、きっと訊く。
いや、状況によっては明日になってしまうかもしれないが、うん。

兎も角、明日の昼までが短いオフのリミットだ。
取り敢えずは、久々に海兵時代の友人と昔話に花でも咲かせに行こうではないかーーーー
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:21:14.51 ID:j/L45lhu0





………

……………




鹿島「まっ、だぁぁ……♥︎ 一っ一じがぁんっ……?! ……あっ ♥︎ 」

せめて、帰宅の予定時間くらい、言ってくれればよかったのに…………!!!!
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:21:47.76 ID:j/L45lhu0





………

……………




提督「…………どうなってるのか確認するのが怖くなってきた」

真逆、自室の玄関前で立ち止まってしまうとは今まで考えたこともなかった。

ゴロゴロと転がってテーブルやソファにぶつかっているくらいなら十分許容範囲。
真下や隣に住む住人から苦情が入るのもまだまだ許すことができる。

しかし、もし仮に、鹿島が欲求に耐えられず暴走していたとしたら?
こちらとて彼女をそのまま前の配属先に突っ返すことなどできない。
そんなことをすれば俺の立場まで危うくなる。
少なくともここまで積み上げた実績や信頼は多少なりとも崩れるだろう。

謂わば凄まじく下らない理由のチキンレースであったわけだが、果たして。

彼女の状態が、何かこの先の運命を暗示する分岐点となる気がして、ならなかった。
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:22:41.11 ID:j/L45lhu0



提督「……………………待てよ? 考えてみれば破れかぶれで殺される危険もあるわけか」



そんなことをしてもどうにもならないのは彼女も理解しているだろうが、信用はできない。

淫らな思考で頭を犯され沸々と湧き上がる性的欲求に心を掻き乱されていたのだ、鹿島は。
そんな女がまともに論理的な行動を取るとは到底思えない。



提督「…………………墓穴じゃなかったことを、祈るしかねぇかな」



手を掛けたドアノブの冷たさが少しだけ冷静さを齎してくれる。
いや、そんなものに沈着さを与えられるなど間抜けにも程があるのだが。

兎にも角にも、この扉を開けねば、どんな先も得ることは、できないーーーー



下2



目先のことが面倒になる
何か別のことをしてみる
ツケを払いに戻ってくる
さて、この恐ろしさはどんな方向へ行くのか

彼女はどんな状況? 状態?
彼女は、果たして命令を遵守できたのでしょうか?
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/02(月) 22:31:46.90 ID:bX35Gnseo
かそくした
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/02(月) 22:32:00.60 ID:VQlG2g9yO
下半身周りを水溜りにしながらも命令を守りきってる
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2018/07/02(月) 22:32:08.88 ID:lpRH1SVJo
耐えきれずにオナニーしてる
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:50:34.52 ID:rQsYbW5U0






………

……………




上官の命令、そんなものはどうでもいいことだろう。
仮令この場に留まったとしても、それが明るい未来に繋がるとは限らない。

寧ろ、瞬時に過去を察しながらそれでも陵辱に及んだ悪鬼のいる場所である。
集団の悪意に圧殺されるのか、個の真綿に首を絞め続けられるのか。
俺ならば、早々に退場してしまう方を選ぶだろう。







だが、彼女にそれは選べない。


143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:51:15.24 ID:rQsYbW5U0



考えてみれば分かることだと思う。
仮に、不愉快な面相の多種多様な女に辱められたとしたら、と。

勃たないことを詰られ、勃てばそれすら嘲りの的になる。
ただただ苦痛でしかない抽送に身体だけが防衛本能と肉のサガに堕ちる。

そんなのは、ただ、苦痛でしか、ないだろう。
男と女の違いなど、知らない。知らないけれど、そうだと思いたい。



「…………」



正直、期待していた自分がいる。
真逆、そんな苦痛と自分を天秤に掛けて、自分が選ばれないことなど無いだろう、と。

ましてや、数夜とはいえ、心を交わしあったと無意識にでも感じていたのだ。
嗚呼、認めよう、いや、認めねばなるまい。

愛などと戯言は宣わない。それでも、“ 俺は彼女に拒絶されることに我慢がならない ” 、と。
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 22:51:49.48 ID:rQsYbW5U0



「…………」



果たして、鹿島は……



「ぁ……うふっ…………あぁ……てぇとくさぁん…………♥︎ 」



ーー鹿島は、あなたこ言いつけを、守りました。

ーーあなたは、どう、応えてくれるんですか……?



真っ暗なリビングの冷たいフローリングの上で、
無様にも淫らな水溜りに沈んだ鹿島が俺を貫く。

ジーンズと水溜りの境目さえ今や分からない。
部屋中が淫気に満ち満ち、彼女の呻き声すら淫魔の囁きの様。

程よく酔った頭に、それは途轍も無い重さで、響き渡ったーーーー



下2



貰ったもの、或いは捧げられたもの
素直に返すのも一興
すげなく投げ捨てるのも一興
あなたなら、どうしますか?
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/02(月) 22:56:52.59 ID:TVz6ioW5o
鹿島の希望する犯し方で鹿島が満足するまで只管犯す
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/02(月) 22:56:56.93 ID:pu4ktXnMo
徹底的に愛してやる
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/02(月) 22:57:40.17 ID:UZYkEIeEo
抱き上げてベッドへ
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/07/02(月) 23:02:59.08 ID:rQsYbW5U0

把握致しました
しかしちょっと時間が足りない
03:00に起きなければならないのです申し訳ありません

また良ければ見にきてください
ありがとうございました
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/02(月) 23:04:29.44 ID:bX35Gnseo
おう代わりに観戦してやるぞ

おつ
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/03(火) 01:05:31.95 ID:bhb0owmAo
観戦の興奮のまま筆を走らせよう乙
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/03(火) 12:24:14.31 ID:cJxt3r5Ko
残念だったがこれで心置きなく執筆出来るぞ
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/07/12(木) 13:38:50.80 ID:595UGCb/0
試合長すぎだろあくするんだよ
決勝終わるまでは待とう
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/18(土) 23:52:21.76 ID:dowGmJrU0
ほっしゅ
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/19(日) 00:01:48.91 ID:mUxDQPoko
試合が長すぎるのかな?
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/08/31(金) 19:07:02.27 ID:mX+tCBV2o
まだか?                                                                                                                                 
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2018/11/22(木) 13:12:41.24 ID:6hd9GckIo
ほしゅ
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/01/06(日) 04:04:39.06 ID:+gwuuDPgo
あけおめ保守
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/02/05(火) 10:49:27.35 ID:h66cUfU8o
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/04/04(木) 04:10:44.28 ID:TWJ1w06Bo
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