提督「漂流するラブレター」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2018/11/27(火) 16:19:28.87 ID:/otW+y6F0
早朝。提督は鎮守府の見回りを行っていた。

管理者として自分の目で鎮守府の状況を確認する必要があるのだ。けれど、それはほとんど気楽な散歩のようなものであった。

港の方に出ると冬の潮風が提督を凍えさせる。提督は制服の襟を首に巻き付けるようにして散策を始めた。

特に代わり映えもしない景色を眺めながら歩いていると、鎮守府の港を囲うように切り立った岩の崖壁と海の合間に人ひとり通れそうな横道があることに気付いた。

港の主な設備から離れ、鎮守府の端も端、人工的な領域と自然的な領域が混じった曖昧な場所であった。恐らく艦娘も知らない道であろう。

「これはもしかしたら敵の侵入経路に使われるかもしれん。安全を確認せねば」とは言ったものの、内心は少年的な冒険心が主であった。
861 B Speed:0   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)