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公開小説処刑場 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:11:09.75 ID:aTLXofAo
はにゃーん
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

2 :1 :2007/05/17(木) 04:12:32.12 ID:QITTi/w0
感謝。
そして>>1
3 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:14:21.78 ID:aTLXofAo
ID:9I9xWsGE0たんの小説処刑場れす。

http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1179334254/よりきますた。
ログは>>3以降
4 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:15:48.24 ID:aTLXofAo
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 01:59:43.90 ID:9I9xWsGE0
あ、後もう一つ。
一応これいまんとこする予定もない同人ゲームにする予定(意味が分からないのは仕様だ)だから、後々面倒だし設定も後悔する
5 :1 :2007/05/17(木) 04:16:04.22 ID:QITTi/w0
主人公設定だやっほーい!!


緋桜 順真
年齢17 血液型B型 身長174cm 体重61kg
緋桜家長男で、末っ子(一応)。
家族構成としては父、母、義姉 の4人家族(ここにルミアが加わる)
趣味 トランプタワーを作ること
特技 ドロップキック

いつも馬鹿馬鹿しい行動を取るが、これは他人を偽るためのものであり、自分を偽るためのものでもある。
元々孤児院出身だが本人は一切知らない。
孤児院から研究所に引き取られ、そこで銃弾を使った殺し合いなどをゲーム感覚で行えるように徹底した調整が行われている(これに関しては別枠にて説明)。なので、どれだけ危険な状況に陥っても緊張感の欠片も無いのはそのため。
また、脳内麻薬量が常人の数倍あるため(これに関しても調整の結果)、痛みそのものを余り感じない。
記憶操作も研究所にて受けている。そのため8歳以前の記憶の大半は作られたものである。
普段は司燈(しんとう)学園の二年として高校に通っている。
本人的には学校そのものはどうでもいいが、普段暇だから通っている。
重火器の扱いに慣れており、S&W M500ですら特に身体の不調が無く連射し続けることが出来る。
また、免許などはないが昔から訓練などにより船や車、飛行機、果てはロケットまで操縦できたりするほど。
父親に憧れを持っており、スパイを目指したのもこれが半分くらいは要因している。
学力に関してはそこまで悪くないが、やる気が見られないため基本的にランクがおとされている。
また、意外と顔自体は悪くないためそこまでではないもののモテている。
家族に関しては普段は憎まれ口を叩くものの本心では大事にしており、義姉に対しては何ともいえない感情を持っていたりもする(緋桜杏奈の項にて説明)。
意外と子供っぽいところがあり、たまに意地を張りすぎて失敗する(普段の生活で)。
料理はかろうじて卵焼きが作れる程度。
米派。
8歳(引き取られた後)に、学校に通い始めるが、父親のことを学校で話した時、周りから信じて貰えず『嘘つき野郎』などと言われ罵倒された経験がある。その時に何度も庇ってくれたのが嗣灯 俊耶である。
職業柄、身長がこれ以上伸びないことを祈っているが、まだまだ成長中である。
相手のテンションによって、自分のテンションを調整する癖がある。
6 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:16:34.13 ID:aTLXofAo
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:02:38.29 ID:9I9xWsGE0
「ちぃぃぃ!!!」
弾丸が飛び交う。
弾よけの壁も少しずつ破壊されていく。
反撃しようにも相手の攻撃に切れ目はない。
その時、こっちに何かが飛んできた。
もちろん石とかそんなちゃちな物じゃなく
「手榴弾!?」
本能的にその場から飛び退く。
が、もちろんんなことすると
「やべえ!!」
銃弾の雨霰。
急いで物陰に隠れる。
どうする・・・。
と、その時、
「しゃがんで!!」
女の声が聞こえる。
しゃがんだ瞬間にミサイルが何個も撃ち込まれ周囲の敵を吹き飛ばす。
この聞き覚えのある声・・・、ようやく来たか!!
「杏姉!!遅いって!!」
「ゴメンゴメン!!ちょっと手間取っちゃったよ!!」
・・・どうせ道に迷ってただけだろうけどそこに触れるとアルゼンチンバックブリーカーとか投げっぱなしジャーマン食らったりするのでそこは触れないでおこう。
7 :1 :2007/05/17(木) 04:16:47.26 ID:QITTi/w0
すまん、今おれ睡魔でおかしかった。
吊ってくる
8 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:17:43.80 ID:aTLXofAo
今からひたすら貼るけど、設定公開先がいいか?
9 :1 :2007/05/17(木) 04:18:33.67 ID:QITTi/w0
いや、先に貼ってくれ。そっちのほうが後々楽だ
10 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 [sage]:2007/05/17(木) 04:20:18.26 ID:aTLXofAo
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:07:48.55 ID:9I9xWsGE0
何とか家に帰ることが出来た。
「杏姉!!脱出経路見つける気なかっただろ!!」
あんまり説明するのも面倒だけどこの目の前にいる女は俺の姉の緋桜 杏奈。
俺の姉である。ちなみに年齢はまだ20前半だから明かしてもいいそうだが、
体重と3サイズをばらそうものならアルゼンチンバックブリーカー&投げっぱなしジャーマンじゃ済まないほどの
暴行に継ぐ暴行が待っているので黙っていることにする。
「順真〜、あんまり色んな事気にしすぎると将来、というか今からでも禿げちゃうよ〜?・・・あれ?10円禿が・・・」
「ねえよ!!!」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:08:54.76 ID:9I9xWsGE0
俺の自己紹介なんて必要か?その辺は疑問たっぷりだが、
謎の人物から何かと怒られそうなので一応しておこう。
俺は緋桜 順真。じゅんしんじゃないぞ?かずまだぞ?
歳は微妙に大人びて見えるらしいが、これでも高校生だぞ?バリバリの高1だぞ?嘘じゃないぞ。
まあ俺の自己紹介なんてこんなもんでいいだろ。
「なんでもいいが、俺そろそろ期末テストなんだが・・・。」
そう、ただの真っ当な高校生のはずなのに何でこんなことしてるかというと、父親が・・・と、今説明しようとしたら本人が来たから先に親父を見て頂こう。
11 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:20:46.41 ID:aTLXofAo
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:10:21.43 ID:9I9xWsGE0
「かず〜、お前詰め甘すぎ。危ないって分かってるんだから手榴弾使って相手倒すなり牽制するなりしろよ。
俺の若い頃はもっと安全に、かつ完璧に出来たんだぞ。」
知るか!!と言いたいところだが実際その通りだったりするので反論も出来ない。
というかどうせ丸め込まれるのがオチなので反論する気もない。
あ、親父の紹介か。そういえばすっかり記憶から抜け落ちてた。俺も痴呆の歳かな・・・。
なんてアホらしい事も考えつつ、親父を紹介しよう。
親父、緋桜 泰造(たいぞう)。まあ先に言ってる通り俺達の親父だ。
で、雇われスパイだったりする。感覚的には傭兵が近いだろう。が、あんまりそうは見えないから嘘だと信じたい。信じさせろ。いや、むしろ嘘だ。
「かず、お前は親父に対してそんなこと考えてたのか。」
心読まれてる!?こええ!!!
「まあまあそんなに怖がるな。俺もそこまで深く読むつもりないから。」
いやいやいやいや・・・そういう事じゃないだろ・・・。
後は・・・、
「はいはい、みんな言い合いはその辺りで止めて夕飯にしましょ。」
特に言い合いする気もないが、母さんにはそう見えたのだろう。
みんな一斉に移動し、飯を食い始める。


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:12:04.98 ID:9I9xWsGE0
・・・ああ、そうだ。何で俺がこんなことしてるかって話だよな。
まあ簡単に言うと親父の仕事の手伝いとでも言っておこう。
親父は傭兵のように依頼を請け、任務を遂行するスパイだ。
特に、何処所属というわけでもないから気ままに生活していたりする。
親父の仕事は昔から知っていたし、
俺もいつかはこの親父のように気ままに生活しながらスパイとして活動しようと思っていた。
だから親父から色々な技術を習ったりして実戦投入されてみたりもする。
で、同時に一応日本に住んでるから義務教育として学校に行かされていたりする。
正直めんどい。
だが、意外と学校は面白かったりするのであんまり気にしていなかったりもする。
「順真、来週の土日空けとけよ。依頼入ってるから。」
まじすか・・・テストが・・・。
まあ何とかなるんだけども・・・。
12 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:21:18.95 ID:aTLXofAo
21 名前:ageるな。頼むから[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:13:37.94 ID:9I9xWsGE0
さてさて、明日は学校だよ。
何か普通の日常にようやく戻る気がしないでもないが、どうせ来週はまた何かするんだ。
死んで後悔無いように楽しまなきゃな。

〜次の日〜
いつも通り俺は登校する。
そして目の前の学級委員長・・・もとい説教王に投降する。
「10分も遅刻してる!!」
何が面白くて俺に説教してるんだかわからんが学校行くと毎回こんな感じだったりする。
「まったくあんたは、学校の規則を守ろうと思ってないから毎回遅刻するのよ。髪染めて!!その上麻雀配とか持ってきたら駄目じゃない!!それでお金かけてるじゃない!!まったく・・・何しに学校来てるのよあんたは。」
細かいなぁ・・・。今更こんな事気にしてるやつもこいつくらいなもんである。というか他の連中は黙認である。先生ですら黙認である。まあ、それは実際どうかと思うが。


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:14:27.51 ID:9I9xWsGE0
こいつは何か言われて反応しないと五月蠅くなることが分かっているため、とりあえず出された質問には答えておこう。・・・まあどう答えても結局反論されるけど。
「え、学校に来てる理由なんて勉強するためじゃん。」
「勉強する気がなさそうだから怒ってるんじゃない!!」
いや、まあ反論のしようがないが、俺は元々口先だけで生きてきたような男だ。負けるわけにはいかない。まあこうやって考えてる時点で運命には負けてるわけだが。
「はっはっはっ、お嬢さん馬鹿言っちゃなりません。誰が教わりに来たと言いました。わたしゃ人間関係を築く際の色々な物を教わりに来たんです。」
「何で敬語。そして屁理屈言うわね。でもね、将来のために正確な日本語を覚えたり、ある程度科学的な知識を覚えたりするのは重要だと思うけど?」
「ああ、大丈夫大丈夫。俺、将来、遊牧民、なる。」
「何でちょっとカタコトなのよ!!」
こんなことも毎度毎度あるせいでこのクラスの風物詩としてみんな止める気すらなかったりする。先生すらも止める気がなかったりする。というか放っておくと俺等を生温い目で見てたりするから困る。
もう・・・どうにかしてくれ。
とか思いつつも少し面白いと思える俺がいたりする。
13 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:22:18.50 ID:aTLXofAo
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:15:38.94 ID:9I9xWsGE0
〜昼休み〜
「飯じゃああああ!!!」
腹が減って密かに早弁しようとしたら見事に横の席の説教王もとい・・・ああ、さっき名前出し忘れてたな。
宮間 幟乃(みやま しの)に止められ思いっきり喉に手刀を食らっている。
だからものすごい腹が減っていたりする。
みんなが食べ始める頃
「ご馳走さまでしたぁぁぁ!!!」
まあ毎度毎度こんな感じなのでみんな別に気にする様子は無いが、
「また随分わんぱくに食べたわね・・・。何でおでこにご飯粒ついてるのよ・・・。」
宮間だけは呆れ顔で冷静に突っ込む。
「あああ!!腹減ったぁぁぁ!!」
とりあえず叫ぶ。
「早い!!消化早すぎるわよ!!」
「何信じてるんだよバーカ!!」
と、言って走り去ろうとするが毎度の事ながら見事にハイキックを食らう。
吹っ飛ばされつつ俺は見る
「ふっ・・・今日は縞パンか・・・。」
その直後地面にたたきつける様な蹴りを食らう。
見た感じはかかと落としに近い感じだ。
まあ、毎度のことなのでこのダメージにも慣れたよ。
でも、いてえ。パトラッシュ・・・もう俺だめかもしんねえ。
と、訳のわからん馬鹿なことを考えたりもする。
14 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:23:53.98 ID:aTLXofAo
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:17:16.27 ID:9I9xWsGE0
〜放課後〜
どうせやることもないし帰るか。
そう思い、俺は鞄を手にとって歩き始める。
すると何かが目の前から重そうな荷物を持ってよたよたと歩いてくる。
いや、まあ何となく誰か分かるけど。
「宮間、大変そうだな。」
宮間は多分今日一日で何度もこの何か重そうな物体の持ち運びの往復をしてるのだろう。
やたら汗だくである。
まあ何かあれば俺とこいつは言い合いになるのだが、特に何もないときはごく普通だったりもする。
というか、こんなヘトヘトな状況でこいつも何か言う気が起きないのであろう。
「大変も大変よ。だってこれ一つ4kg位あって、
残り15コ近くあるのに誰も手伝ってくれないから一人でやるしかないんだもん。」
そりゃ大変だ。多分今運んでるものは理科の教材だろう。
で、理科準備室に運んでるのか。
まあこいつのことだから理科の教師に頼まれて、
しょうがなく他の人にも手伝ってくれないか聞いてみたけど結局みんな面倒くさいから断られたのだろう。
悲惨だなぁ。しょうがない。どうせ暇だ。手伝うか。


29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:18:17.21 ID:9I9xWsGE0
「ほれ、ちょいよこせそれ。運んでやっから。」
こいつはあれこれ五月蠅く言った相手に頼るのも悪いと感じたのだろう。
「いいよ、これくらい何とかなるって。」
ちょっと膝にきてる奴が言う台詞じゃないと思う。
「・・・じゃああれだ。いっつもいちいち説教させるという迷惑をかけてるだろ。だからその詫びだ。まあそれでも駄目だって言うなら明日の賭けポー・・・。」
「ふう・・・ま、まあそういうことなら・・・。じゃあ悪いけどお願いね。・・・正直言うとちょっと腕に力入らなくなっちゃって流石に危なくなってた。」
ちっ・・・賭けポーカー見逃せって言おうとしたら遮られたか。
まあそれはいいとして、うなじに玉のような汗かいちゃってるよ。
それほど大変だったんだろうな。
・・・ちょっとエロイって思ったことは俺との秘密だぞ。
俺は誰に言ってるんだか・・・。
まあそれはいいとして、宮間は少し休憩してから作業を再開した。
俺だけにやらせてるのが悪いとでも思ったのだろう。
が、流石に無駄に重量のあるものを持って何往復もしたんだろう。
階段登ってるとき宮間が階段を踏み外し俺の方向に落ちてしまった。
俺はそれを急いで支える。
「無理するな。」
宮間はふぇ?と疑問声を出す。まあふぇという響き自体こっちにとってもふぇ?なのだが。
俺はこいつをとりあえず休憩させるためにとりあえず説得する。
「朝の日課の口論の相手がこんなところで死なれると朝暇だ。」
あ、ちょっとムッとした。
15 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:24:35.30 ID:aTLXofAo
30 名前:死ぬほど恥ずかしい[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:19:17.66 ID:9I9xWsGE0
「それに疲れたままやっても作業能率上がらん。まあお前一人で休むのが嫌だっていうなら俺も休む。というか休ませろ。いや、休む。」
「結局休むんじゃないの!!まったく・・・自由すぎるわよ。」
俺もそう思う。
まあそんなこんなで休憩する俺等二人。
「ちょいそこで待ってろ。」
俺はそう言い残し自販機へ向かう。
ついでに、何故か常に持っているタオルを持っていくことにする。
「ほらよ。」
そう言いタオルと飲み物を渡す。
「別に気にするな。俺がやりたくてやったことだ。荷物運びにしても今渡したものにしても。だからいちいち『何か悪いなぁ・・・』的オーラは発さなくていい。後、さっさと汗拭け。首筋とか変にエロくなってる。またはそのタオルじゃなくて俺が舐めとゴファッ!!」
幾ら何でも膝蹴りをJUSTに鳩尾に入れるのは勘弁して・・・。
まあ、そんなこんなで作業を終わらせる俺等二人。
まあ変える方向は逆なのでさっさと帰ろうと思ったが、最近この平穏と呼ばれたこの街も何か不審者がたまに出てくるらしく、こんなに暗くなったら流石に宮間でも狙われる可能性があるため送っていくことにする。


31 名前:死ぬほど恥ずかしい[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:20:41.38 ID:9I9xWsGE0
それにしても説教とかさえなければ思えるのはこいつは美人だったりする。
身長は161cm位、顔立ち整っていてモデルといわれても実際違和感が涌かないほど。
身体はバスト81、ウエスト50、ヒップ83位だろう。
いや・・・調べた訳じゃないからわからんが。言っておくが見た感じだぞ?見た感じ。
脚はスラッと長く、余分な肉は殆ど付いてない。
これ言っちゃなんだが、むだ毛処理を怠ってなかったりするから本当に綺麗な脚をしていたりする。ちなみに俺の視力は2.5だ!!
まあそれは置いておいて、横に此奴がいると意外と誇らしかったりする。まあ彼女云々じゃなく、こいつと仲がいいことがだ。
こいつは普段仕事の時の人付き合いと普段の人付き合いを割り切っているため、普段仲がいいという人は珍しかったりするからだ。
だから、俺みたいに普段話す人も珍しかったりするので意外と物静かに本を読んでいることが多かったりする。まあそれはそれで画になってるからみんな気にしていないが。それどころか、相当な美人だったりするので親衛隊があったりするほどだったりする。
まあ、そんな相手が横にいるのだ。誇らしくないはずがない。
・・・この説教好きみたいな性格がなけりゃなぁ・・・。
俺が此奴の事を考えてるとき遠い目でじっと此奴を見てたのだろう。宮間は疑問たっぷりで、
「穴が空きそうなほど見てるけど何・・・?しかも眺める感じで見られてるけど。」
「いや、何か普通に見ると美人だよなぁ。って思っちゃって。」
これ言った瞬間にパーンと俺の頬が鳴る。

16 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:25:13.18 ID:aTLXofAo
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:22:03.57 ID:9I9xWsGE0
「何で!?」
「あ、ゴメン!!何かつい。」
「ついじゃねえだろ!!ついじゃ!!いったぁ・・・。いったぁぁぁ・・・・。」
俺が顔を腫らしながら宮間の方を見ると何でかしらんが顔を真っ赤にしてる様子が分かる。
「どうした?やられてないはずのお前の方が顔赤いけど。
いや紅いって言った方がしっくりくるな。で、どうしましたよ?」
俺がそう聞くとまたもや鳩尾に、今度はエルボーが入る。
こいつは・・・[ピーーー]気だ。逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ!!
と俺の中の危機感が全力で逃げろと訴える。
しかし、此処で逃げてみろ。チキンの称号どころか、
明日顔合わせるとやたら気まずくなっちゃうではないか!!!
その様子は周囲からの冷たい目&親衛隊からの撲殺を意味している。
流石にそれは避けたい。学校では平穏な毎日を望んでる俺にとっては苦痛だ!!
とりあえず呼吸を整え、落ち着くことにする。
こういう事は流石に潜入してるとき以外は避けたい位だ。
頼むから。マジで。
その後、特に話すことがあるわけでもないので、
適当にだべりながら此奴を送り、家路に着いた。


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:23:18.84 ID:9I9xWsGE0
「ただいま。」
俺は適当に靴を脱ぎ玄関に上がる。
パーン!!という音とともに顔に何かがぶつかる。
・・・ええ〜っと・・・パイ?
「なんでパイが?」
別にこの家はパイ投げなどという行事はない。おかしい。誰だ。まあ犯人は一人しかいない訳だが。
それにしても丁度靴脱ぐ瞬間の前傾姿勢の時にぶつけてくれたから制服には被害がないみたいだ。だが流石にこれは切れよう。うん。あかん。家族じゃなかったらまず即死コンボ食らわす。
「杏姉!!!!!なにしてくれちゃってるの!?」
けらけらと笑い声だけが聞こえる。俺の顔にはまだまだ生クリームが付いたまま。
一切甘くないから余計腹立つ。あ、此処腹立てるところじゃねえな。まあそれはあれとして、
「制服被害無いからまだいいようなものの、これはすまん、一瞬殺そうと思ったほど腹立った。」
「ごめんごめん」
謝りつつも顔多分だけど超笑顔だな。必死で堪えてるけど笑い声がモロ聞こえてる。
はぁ・・・ガキか・・・。とりあえず見えてないから手探りで壁とかを探す。
ふにっ
17 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:25:55.88 ID:aTLXofAo
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:24:18.80 ID:9I9xWsGE0
うん、明らかに壁の効果音じゃないなこれ。
そうなると二つくらい可能性がある。
一つ目はなんか柔らかい壁が俺が学校へ行ってる間にうちに導入された。
まあこれに関しては100%有り得ないので除外。というか柔らかい壁ってなんだよ。
もう一つの方、これが厄介だったりする。
何でか?この状況をおさらいしてみよう。
まずパイをぶつけられて何も見えてない。
で、さっき杏姉が玄関まで歩いてきた。
何処にいるかは分からない。
で、何かにタッチした。
高さは俺の腹くらいか。
で、此処が一番の問題だ。
何が問題って
「あっ・・・」
って声が聞こえたのである。
その何か柔らかいものを掴んだ後ちょっと揉んだのだがいけないんだが。
まあ此処まで来ると分かるよな?
「こんのバカああああ!!!」
俺もそう思う。


37 名前:ちなみにこれ普通のラブコメの話ともう一つある[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:25:54.18 ID:9I9xWsGE0
次の日、いつも通りの朝なのだが、変に目が早く覚めてしまった。
なので久しぶりにゆっくりと準備することにする。
自分の部屋から一階に下りると母さんが朝飯を作っていたので朝飯を食う。
そして着替え、学校へ。

俺がクラス一番乗りだ。他に誰もいない。
しかし・・・暇だ・・・。
と、何をしようか迷っているとき、戸が開く。
宮間である。
俺が一番最初にいるのが意外なのだろう。目を見開いて俺を見る。
いや、俺も自分のことながらびっくりしてるのだが。
「何であんたがいるのよ。」
「遅刻してないからいいじゃん。」
「極端すぎるのよあんた!」
俺もそう思う。
まあいい。とりあえず話し相手が見つかった。
18 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:26:30.75 ID:aTLXofAo
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:26:50.30 ID:9I9xWsGE0
「一番俺、川柳行きます。」
「は?」
「ゴリラ対 俺の戦い ヘイウォンチュー」
「意味が分からないんだけど・・・。」
「大丈夫、俺もわからん。」
「駄目じゃん」
「桜散る ああ桜散る ヘイヘイヘーイ!!」
「何にヘイヘイ言ってるのよ・・・。」
「花見行こ そう友達に 小一時間」
「長い」
「ヨーロッパ ああヨーロッパ ヘイヘイヘーイ!!」
「また!?」
呆れながらも相手をしてくれるこいつは本気でいい奴だと思う。
と、俺が此奴を笑わそうとしてるとあいつが教室に入ってきた。
「トシ!よう来た!!早速だがショートコント昼ドラ。」
トシは本名『嗣灯 俊耶(しとう としや)』俺の幼なじみである。女の幼なじみなんて幻想ですよ幻想。
まあこいつのことは本当に気に入ってる為、別に気にしてる訳でもない。


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:27:49.28 ID:9I9xWsGE0
が、たまにちょっと切なくなったりするのは気のせいだと信じたい。
後、ちなみに昨日は休んでたりする。いや、昨日まで入院してたからなんだが・・・。
まあそれはおいといて、一瞬で状況把握できるトシは凄いと思う。俺がこのフレーズを口にした瞬間鞄を一瞬で自分の机に放り投げ、ネタに入ってくれる。
「利雄さん!?これは一体どういう事なの!!?」
「違うんだ喜美江さん!誤解なんだ!!」
「じゃああの女は何なのよ!最近こそこそしていると思ったら浮気してたのね!!」
「だから誤解だ!!信じてくれ!!」
「嘘仰有い!信じられません!!」
俺は一度教室から出る。
で、もう一度入る
「ちょっと貴女?」
「はい?なんでしょうか?」
相手を苛立たせるような声で言ってくれる。
「貴女、最近利雄さんに近づいてますけど、貴女じゃ幸せになれないわ。」
少し眉毛を吊り上げてくる。
「・・・何故ですの?」
「だって、あなた達実の兄妹なんですもの!!!」
「な、なんですって!?」
「続く」
お辞儀して終わる俺等二人
「どうだった?」
とりあえずどう反応しようか考えてるな。
そしてようやく反応してくれた言葉が
「ありがちね・・・。」
・・・いや、まあな。
トシは反論する。
「当たり前だろ!そんな奇抜な展開で出来るか!!王道を通らせろ!!!」
19 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:28:05.66 ID:aTLXofAo
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:30:31.19 ID:9I9xWsGE0
まあな。そりゃ、突然言われたトシがむしろ反応できたことが一番すげえよ。
「後・・・」
ん?
「続きは?」
・・・
「「知るか!!!」」
今日も平和だ・・・。


43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:32:10.04 ID:9I9xWsGE0
ようやく午前の授業が終わり、昼飯の頃、まあ別に毎日マッハで食う訳じゃないから暇をもてあましたりする。
今日なんてのは意外と朝早く起きたから朝飯鱈腹食って腹自体はそこまで減ってはいないが此処で一切何も食べないと周りから明らかに不審な目で見られる。という哀しきかな、俺はただの大食らいな奴としか見られてないと言うことを実感できるのだ。
まあそれでもいいんだけどさ。明かすつもりもないし。
で、とりあえず購買関係は流石に凄いことになってる。行きたい訳がない。
俺はとりあえず、まあ弁当持ってるんだけどさ。
屋上に行くことにする。
屋上には別に友達ではないが顔見知りがいたりする。
それはまあ別にいいとして騒がしい奴もいたりする。
「お〜い!!!か〜ずま〜!!!」
瑞樹 楓(みずき かえで)だ。
風貌からは想像できないがお嬢様だ。
どっちが名前でどっちが名字か分からなくなることも多々あったりする奴だ。
で、大抵騒がしい。
まあでも金持ちって事を自分で忘れるバカだったりするからみんなから親しまれたりする



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:33:50.47 ID:9I9xWsGE0
「なんだ?」
こいつは友達だらけだ。知り合いが常に多く周りにいる。
で、気さくだから敵も作らない。
大抵お嬢様といえば取り入ろうとする輩もいるが、此奴の場合そんな風に見られてない。
そして見境なく人に話しかける。
それがいいとこだったりする。基本的に人見知りだから此奴が話しかけてくれると楽なのだ。
「いやぁ〜、だって今から昼なんでしょ?でも一人じゃ面白くないじゃん!!それに女の子ばっかりってつまんないからね。」
その理屈はサッパリだが同意しておこう。
いかんせん周りから『とっつきにくい』という印象しか与えてない俺にこいつは色んな意味で転機を与えてくれてる。
此奴が他人に話しかけた後、話しかけた奴の印象などを他人に言うらしい。
そこから周りは話しかけて大丈夫そうかなどを確かめているようである。
俺もその一人で、色々あり一年の頃に突然タックルを食らったほどだ。
・・・まあ此奴を無視したからなんだろうが。
まあこいつとの初遭遇時の会話内容的にはこんな感じだ。

20 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:28:42.13 ID:aTLXofAo
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:34:31.14 ID:9I9xWsGE0
「こんにちは〜!!!」
なんか五月蠅いのがいるよ。
基本的に人と関わりを持つのが面倒な俺(とはいっても最低限は関わる。)
「ねえ。」
面倒だから無視し続ける俺。
「ねえってば!!」
無視無視
「むかっ」
いらついてわざわざ口に出す奴がこの世界にいるんだなとか思ってると
突然タックルを食らう俺。
「痛い・・・。」
「ゴメンゴメン!!まあでも無視されてたもんだからイラッとしてつい。」
それだけの理由でタックルされた俺の身にもなれ。
しかし、一応無視したのは俺。タックルされようが何されようが短気な奴には仕方ないのだろう。
「ああ、そうか。すまん。」
まあ流石にタックルした訳だから怒られると思っていたのだろう。
だが、俺の回答は俺が謝る(実は形だけだが)のは想定の範囲外だったのだろう。
「別にこっちも悪いんだし気にしないで。」
「まあでもそこで怒らないのは紳士っぽいね。」
紳士??
「んなわけあるか。」
しかしまあ
「まあそれでも怒らないのは立派立派。でも無視するのは良くないよ〜?私みたいなのは流石にいないけどあんまりいい印象与えないし。まあでも顔はいいかもね。」
舐めてるのか褒められてるのかよく分からない言動が続く。
が、まあこんな世界に住んできた俺なのだ。相手が悪意全開なのか単純に純粋なバカなのか位すぐ雰囲気で分かる。
此奴の場合は間違いなく後者なのだ。


48 名前:なんで俺VIPで晒し者になってるんだろう[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:36:02.00 ID:9I9xWsGE0
純粋なバカに怒るほど俺は心が狭い訳でもない。
「ふぅ・・・、あのな?無視されたからってタックルするのは俺くらいにしておけ。凶暴な奴なんざ山ほどいる。そんな奴にむやみやたらとタックルなんてしてみろ?何されるか分かったもんじゃねえぞ。」
当たり前だ。俺は基本的に任務とかそういう滅多なことがない限り暴力振るうのすら面倒なのだ。だから何もしない。
そしてこれは心配などではなく忠告。
変なことで・・・というかタックルされただけとはいえ一応これで顔見知りにはなってしまった訳だ。俺の記憶力じゃ忘れようがない。だから面倒な事に巻き込まれた奴を見るのが嫌いだからという理由だけでの忠告。
だから何でもない。
そのはずなのにこの心配もとい忠告が他人に対する気遣いと見られたのか次の日から妙に好印象を持たれたらしく、話しかけてくる奴急増。何か変に人気も出てしまっておかしな事態が起きてしまった。
21 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:29:10.91 ID:aTLXofAo
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:36:48.38 ID:9I9xWsGE0
まあこんな感じなのだ。こいつはいい意味でも悪い意味でも転機を与える。人を心配してるだけなのかもしれないがね。
とりあえず、こいつの言動は意味がわからんことが多々あるからそのままの意味で捉えると失敗することが多い。
人懐っこい此奴はその反面仲間はずれにする人などを極端に嫌う。
というか、悪と見てる節があると言ってもいいだろう。
まあだから信用出来るんだけどな。
それはいいとして、
「飯食うならさっさと食うぞ。腹減った。」
場所確保の必要が無くなったのでこれはこれで好都合。
「こっちこっち!!」
どうでもいい。実際飯なんざ何処でも食えるが人が多いことに越したとはない。
しかしそれにしても・・・類は友を呼ぶというかおしゃべりな連中が集まったな。
それはいいとしてメンツの顔を見る。全体的に可愛かったりする。
瑞樹もおしゃべりとか何か変なところさえ抜けば恐らく学年TOP5に入るほど可愛いのだが
「・・・お嬢様って感じしねえな・・・。」


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:37:37.41 ID:9I9xWsGE0
率直な感想である。
「ひどっ!ひどいよ!!まあ確かにお嬢様感は一切無いかもしれないけど、それを余り補って可愛いという重大なことがあるでしょうが!!!それも見えんのかこの節穴ぁぁぁ!!!!」
「別に可愛いのは認めてやろう。否定する気もない。」
「やた!そうでしょそうでしょ!!私のこの気品は」
俺は即遮るように
「だが、気品はない。可愛いだけ。お嬢様ではない。かけ離れてる。でもこれじゃ何かおかしいから、たった一言でお前を表すのならば『違う』。というよりもお前さっき自分で気品無いの認めてるんだから今更気品がどうのこうのって言うな。」
心にクリティカルヒットしたらしい。
「そんなに否定しなくても・・・。」
素で凹んでるなぁ。まあこれはこれであれな話ちょっと落ち着いてるからちょっと暗めな感じのするお嬢様度が5%くらい増す。
でも凹んだ時じゃないとお嬢様って感じが0なのはいかがなものか。
しかし、此奴は立ち直りも早い。5分凹んだ後、ちょっといじけたように
22 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:30:13.68 ID:aTLXofAo
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:38:20.47 ID:9I9xWsGE0
「ふ〜ん、いいも〜ん。どうせお嬢様っぽくないですよ〜だ。でも、私だから何も言わないけど他の子は駄目だよ?私は順真のこと何となく分かるからいいけど他の娘だったらそのまま受け取りかねないから。」
「それは愛故ですかにゃ〜?」
隣にいた瑞樹の友達Aが聞く
「愛故に人は悲しむこともあるのですよ。だから愛などと軽々しく言わない。」
うん、どっかの漫画で見たことあるな。その台詞
というか話が微妙に繋がってない気がする。
「ところでさ、」
瑞樹が俺に話しかけてくる。
「どうした?」
「順真の浮いた話って聞いたこと無いけどなんで?」
なんでって・・・・。
「なんでといわれてもなぁ・・・。」


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:39:07.87 ID:9I9xWsGE0
スパイやってていつ死ぬか分からないから恋人なんてつくれません。なんて言える訳がないので
「単純にもてないだけだ。後、浮いた話なんて別にそこまで求めてもないからな。」
こんな風に言っても真っ向から否定されたりする。
「そんな訳無いじゃん。結構人気あるんだよ順真って。バカも見せるけどKOOLなとこもあるから。」
COOLな。
「それに性格も悪くないから女の子から意外ともててるよ。」
『意外と』って付けてる時点でお前もそんなにモテるとか思ってないんだろ。とか言いたくなったがあえて黙っておくことにする。
というより性格いいって・・・。ありえねえな。
こんな打算的で大体計算して喋る俺が性格いいはずがねえ。
まあそれでも個人が感じた感想なのだ。だから関係ない。何も言えない。
思想の自由だからな。この辺は。
断じて信用してくれて嬉しい訳じゃないと付け加えておこう。


23 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:31:07.97 ID:aTLXofAo
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:40:18.17 ID:9I9xWsGE0
さてさて、残念な週末がやってきた。
テストがあったりするのにも拘わらず仕事優先でやってたりする。
何でかだと!?こっちの方が面白いからにきまっとろうが!!!
まあそれはいいとして、今回の任務はスフィア社が極秘裏に開発した兵器の情報を探すことだ。
スフィア社とは正式名称スフィア・エロクトリカル・ファイナンスだったかなんだったかまあそんな名前だ。違ってたらすまない。通称スフィア社で通ってるから普通の人はあんまり気にしちゃいないが。
で、まあそのスフィア社が兵器らしきもの作ってるらしいからそれの情報を掴んでこいって言う任務なわけだ。
此処、セキュリュティすげえけど警備が殆どいないのな。
で、まあ簡単に入ることが出来たわけだが。
俺は見つからないように内部の様子などを確かめていく。
13階建てのこの建物の11階に難なく来ることが出来た。
だが・・・すげえ人数だなこの階。警備の人数もこの階の科学者の人数も半端無い。
俺は見つからないように探っていく。
だが、
「おい!!何をしている!!」
っ!!見つかった!!
俺は閃光手榴弾を投げ周りを気絶させる。
しかし数秒間しかない。
やり過ごさないと!!!
どうする!?どうする!!
何とか隠れる場所を・・・!!
俺は走る。奔る。疾る。
偶然にも空いてる部屋を発見し、隠れることに成功する。
そしてその部屋のドアをロックする。

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:41:03.23 ID:9I9xWsGE0
元々セキュリティロックの硬いところが多いこの会社は、何処が閉まっていても不自然ではない。
俺は呼吸を整える。
この後見つかった場合、大規模戦闘になることが無くはないだろう。
または捕まって尋問は避けられないだろう。
・・・あんまり考えたくないな・・・。
まあいい。とりあえずこの危機をどう脱するかだ。
が、運命というのは残酷らしい。
「何をしているのかな?」
背後から聞こえる男の声。
俺は振り向く。振り向くと同時に回避行動を取る。突然攻撃されても大丈夫なようにだ。
目の前には白衣の男。ここの研究者の一人なのだろうか?
だが、俺の予想に反し男は特に何をするわけでもなく俺にただ疑問を問いただしていく。
「驚かせてしまったかな?でも安心して。危害を加えるつもりはないから。」
まだ少し荒い息で、俺は
「どこから入った?」
入り口は今入ってきた一つしかない。だからまだドア付近にいる俺に入るとき気付かれないというのはおかしいのだ。
だが男は当たり前のように、
「やだな、ドアはそこしかない。君の後に入った形跡がない。じゃあ一つしかないだろ?」
ということは当然最初から此処にいたことになる。だが気配どころか息遣いさえ聞こえなかった。此処は何もない部屋だ。時計も机も椅子も何も。


24 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:31:30.04 ID:aTLXofAo
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:42:22.24 ID:9I9xWsGE0
・・・いや、一つだけあるか。
この何か分からないカプセル状の物体以外。
だが、それは今はいい。
そんな事今は考えるべき事じゃない。
男は俺の焦ってる様子を見て
「君で40人目だよ。侵入者なんて。まあでもこの階まで来れたのは君くらいだけどね。で、君は何で来たんだい?」
殺気がない。闘気があるわけでもない。だが不気味すぎる。気配すらない。目の前にいてもいるかどうかすら分からないほどだ。
人なのかどうかすら怪しくなってくるほどだ。
だが、本人は飄々としている。
俺はほんの少し気をそちらに向けすぎていたのだろう。目前の男の存在を気にしすぎてドアの方をおそろかにしすぎた。後ろから手刀が来る。
俺が首に衝撃を感じた瞬間、俺は意識を失った。


57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:43:01.97 ID:9I9xWsGE0
一体何時間経ったのだろう?
3時間?4時間?いや、実際はもっと短いのかもしれない。
俺は目が覚める。
目の前にはさっきの男と別の男。
・・・誰だ?・・・いや・・・見覚えがある・・・。
ああ、スフィア社の社長か。ということは・・・
俺は周りを見渡す。豪華な椅子。机。ソファー。
そして俺の状況を確認する。
意外にも手錠をされてる以外何もされていない。
俺はこの普通であればラッキーな状況に不信感が涌いている。
というか、普通か。
潜入していた男に対する扱いが甘すぎる。
何故だ?何故こんなに甘い?
普通であればもう少し独房のような所に閉じこめられてもおかしくはないはずだ。
俺が色々考え事をしているとさっきの男とスフィア社社長が俺が起きてることに気付いたようだ。
「や。目覚めはどうだい?」
俺に問いかけてくる男。
ただ俺を観察するように見てくる男。
「最悪だな。」
俺はありのままの感想を言う。
「そうか〜、残念だ。」
なにがどう残念なのか100文字で語って頂きたいところだ。
25 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:31:54.15 ID:aTLXofAo
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:43:49.79 ID:9I9xWsGE0
それにしても・・・
「ひとついいか?」
俺は目の前の男に聞く。
「何だい?」
・・・何となく上から目線なのが気に入らないが気にしないでおこう。
・・・まあ捕まってる立場の人間がいうことじゃねえけどな。
それはいいとして、
「一応聞こう。俺の今の立場は?」
う〜ん・・・と悩むようなそぶりを見せる目の前の男。
悩むなよ・・・。
「多分捕虜とかそんなん。」
適当だなぁ・・・。
まあいい。これで色々聞け・・・。
「おい」
と、俺が色々聞きたいことを聞こうと思ったとき、目の前のスフィア社の社長が割って入ってくる。
「何でウチに入ってきたんだ?何が目的だ?依頼はどこから受けた?答えろ。」
と、手に拳銃を持って俺に言う。
目が据わってる。多分何人も殺してるのだろう。そうでもないと流石にこの目の据わり方はおかしい。


60 名前:途中から感想系のものが途絶えたのは気のせいか?[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:45:37.66 ID:9I9xWsGE0
まだまだ死ぬつもりはないが、依頼主の情報や依頼内容を教えるわけにはいかない。
なので俺は少し考えてから、
「ある人物に、此処の不穏な話を聞いたからそれを確認してこいという依頼を請けた。それだけ。」
流石に『不穏な話』と言われれば心当たり・・・というか兵器の話がすぐ浮かんだのだろう。
「なるほど。で、依頼主は?」
「すまないが俺は末端のものだ。だから依頼主に関する情報は貰っていない。だからすまないがこの手の情報は教えることすら出来ない。」
役に立たないことさえアピールすれば最低でも生き残ることは出来る。と思う。
まあ生きても結局洗脳されるか、発信器埋め込まれて返されてその後体内に仕込んだ爆弾を爆破させられたりするかなんかそんなんだろう。
それで同業者もちょくちょく死んでるらしいし。
だが、俺の予想はまたも外れることになる。
「そうか。じゃあ仕方ない。自白剤打とうが恐らくそれに対する抗剤は打たれてるだろ。だから意味がないからな。で、逃げてもいいぞ。ま、脱走扱いだから次、警備兵に見つかったら射殺されるだろうがね。」
俺の手錠が外される。
「どういうことだ?」
「別に。特に意味はないさ。ただの暇つぶしとでも思って貰えば結構だ。で、逃げないのか?」
クックックッと笑いながら俺に問いかけてくる。
俺は装備も何も持たず脱出する。
それにしてもどうするか。

26 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:32:23.98 ID:aTLXofAo
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:46:35.68 ID:9I9xWsGE0
俺は一体何階なのか分からないこの空間からどう脱出するかを考える。。
・・・俺は・・・
どうしても11階のあの物体・・・カプセル状のものが気になってしまった。
どうする・・・。
俺は生きたいという本能よりもあれが一体何なのかという興味が勝ってしまったらしい。
俺はあれを探すことにした。
しかし、さっきは偶然入る事が出来ただけだ。また探すとなると死ぬ危険性が高くなる。
だが偶然拾ったような命なのだ。
だったら、今更危険に身を晒すくらいあまり変わらないだろ。
俺はこの階のさっきのカプセルを探す。
だが、見つかる気配がない。
というかさっきは偶然空いてたから見つけただけ。今度は簡単に見つかるわけがない。
しかし運命というのは残酷な面を容赦無い程出してくるときもあれば、無駄にありがたいときもあるもんで、今は後者が訪れた。
・・・さっきの部屋・・・なのかどうなのかは100%定かではないが、恐らく同じ空間だろう。
俺は中央におかれているカプセルを見る。
「・・・これは・・・どこをどうしろと・・・」
俺は素人だ。流石にこんなもん分かるわけがない。
俺は此奴をぺたぺたと触る。
そして一体何処をどう触ったのか。
カプセルから白い煙なのやらなんなのやら・・・よくSFで出るあれが噴出する。
これじいさんに変化する副作用はないよな?
有り得ないと思いつつもつい顔を触る自分が馬鹿らしいと思える。
というか、こんな時くらいボケるという行為を忘れようぜ、俺。


62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:48:05.83 ID:9I9xWsGE0
俺がこんな下らないことをしているとカプセルの中から何かが出てきた。
・・・いや・・・これを何かと表現するのは間違っているだろう。
人だ。人が出てきた。女の子だ。
身長は152cm程度、肌は透き通るように白い。
そして何よりも可愛らしい。表現法が見つからない。
この目の前の女の子を表現する言葉が一切出てこない。いや、無粋なことは言えないだけなのかもしれない。
ただ一言の言葉も出ない。奪われたと言ってもいいだろう。
それ程までに可愛らしく、それ程までに可憐なのだ。
俺は言葉を振り絞る。何も出てこない脳をフルに使う。
「君は誰・・・?」
間抜けに見えるか?
俺もそう思う。
しかし、あまり時間がないようだ。此処の横を走り去っていく複数の足音。
今の状況を忘れていた。
俺は今脱走途中。つまり命を狙われてる途中なのだ。
今この出会いが運命的だのどうの何て考えてはないが、どちらにせよ暇はない。まずは逃げて生き延びなきゃならん。
生きてとりあえず明日のテストに間に合わなければならん。
・・・いやいやいやいや・・・意外と余裕あんのな、俺。

27 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:32:48.41 ID:aTLXofAo
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:48:57.34 ID:9I9xWsGE0
まあそれはいいとして、この目の前の娘はどうする。
何の感情もなさそうな目で俺をじっと見てる。
もしかしたら実験に使われてるのかもな。
だとしたら見捨てておくのは人としてどうよ?なぁ?
俺は誰もいないのに語りかけてる。多分脳内の友達に。・・・妖精って事にしておいてくれてもいい。
まあどちらにせよ痛い人なのは変わりないか。
・・・俺余裕あるはずないのになぁ。
まあいい。とりあえず俺の勝手な判断ではあるが、連れて行こう。連れて行ってから考えよう。
「君、歩ける?」
意図を察してくれたのだろう。少女は無言で頷き、俺に着いてくる。
さて・・・とりあえずは逃げなきゃ行けないが、その前に簡単な情報だけは掴まないとな。
何も情報無しで帰るとなるとうちの裏社会での信用はがた落ちだ。
電算室とか端末のあるところに行かないとな。
「電算室は何処だよ・・・。」


65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:49:53.32 ID:9I9xWsGE0
まあ根本的な問題だったりする。
というか、この階には無いことはない。いや、どちらにせよ有っても行ける気がしない。だって、さっき偶然端末ある部屋見つけたけど研究員15人、警備6人、後何であるか知らないけど迎撃システム多数。
どう考えても無理。
武器関係は一切無い。
何とかしようと思ったら己の拳以外無い。
うん、無理だ。
流石に攻撃してる間に殺される。
だから安全な場所を見つけなければならない。
安全かつ端末があるところ。
「4階に・・・」
さて・・・一体何処に有るやら・・・。
「4階に電算室があります」
ふぉあ!
ビックリした!!
あまりにも考え事が白熱してたから(俺の脳内で)話しかけられてマジでビックリだ。
また見つかったかと・・・。
「4階に電算室があります。そこに行きましょうマスター。」
4階に電算室ね。なるほど。
ん?今聞き慣れない言葉言われたぞ。

28 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:33:10.74 ID:aTLXofAo
66 名前:書いてる途中の感想は入れてってくれ、反応ないと切ない[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:51:15.60 ID:9I9xWsGE0
・・・
「すまん、もう一回さっきと同じ事を言ってくれ。」
「4階に電算室があります。そこに行きましょうマスター。」
ああ、なるほど。違和感の原因はこれか〜あはは〜。
じゃなくて!
「マスター?」
と、聞く。
目の前の彼女はコクンと頷く。
「誰が?」
まあ答えが決まってるのは分かっているさ!!
しかし一応お決まりとして聞いておく
「貴方です。」
やっぱり。何か今日はおかしいぜ。
いつもの事をこなしてるだけなのにいつもじゃないことが起きる。
しかも今日だけ。
ありえねえ。
「あ〜・・・えっと・・・聞きたいことが多いけどすまんが今は非常事態だから後で聞く。OK?」
目の前の娘は何も答えず頷くだけ。でも頷くだけでも返事はしてくれるから楽だ。
さて、まあいい。電算室に行こう。
さてさて、リスク有るけどエレベーターでさっさと行くか、敵と遭遇しても対処できる階段で行こうか。
いや、こう言った時点で階段って決定してるようなもんなんだけどな?武器無いし。
さて、階段で降りちゃおう。


67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:52:21.53 ID:9I9xWsGE0
音は立てない。だが全力疾走で降りていく。
矛盾はしてないぞ?
人間気合いが有ればこれくらい出来るのさ。
すまん、嘘だ。一切音立てずにダッシュする練習とかしてる。
だから出来る。よい子は真似するなよ?
・・・俺本当に余裕無いのかな・・・。
おかしな事心配になってきた。
まあ、んな暇ねえがな!!!

敵と合わずに4階まで来ちゃってたりする。
てか、いなさすぎだろ。警備。
違和感がある。というか、違和感だらけだ。
まず、俺の扱いが適当すぎる点。あの時何とか抜け出すことも出来ないことはなかった。まあ一応何もしてないが。
第二に一応俺が潜入しているはずなのに、一切警察などが来ない。
まあ一応兵器の問題があるから内々で事を運びたいだけなのかもしれないが、それにしてもおかしい。
一切探しに来てない警備の連中は異様以外の何ものでもない。
それに、警戒レベルが上がったようにも思えない。
一体何を考えてる?
・・・まあいい。作為であろうが偶然であろうが今このときが脱出のチャンスなのだ。
一階に行ったときに大量の警備が取り囲むって事もあり得るがね。
それはいい。今考えても仕方ない。そん時はそん時だ。
さて、電算室に行きますか。
周りの警備兵は一人・・・。一人!?
唖然とする俺。
少なすぎる。というか、有り得ない。3人以上はいると覚悟していたのが馬鹿らしくなるほどだ。
29 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:34:18.88 ID:aTLXofAo
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:53:06.05 ID:9I9xWsGE0
いや、もしかしたらあの警備一人で10人分くらいの働きをするのかもしれない。
武器は・・・警棒しか持っていないな。
まあ警棒は警棒で結構強いからな。殴られると痛いし。
何とか警棒奪うか。これからのために。
まず一瞬でも気を逸らしたいところだ。
曲がり角の所に行き死角に入る。で、偶然落ちていたマガジンをぶん投げる。
物音に気付いたようだ。
俺らの方向にやってくる警備員。
真横に来た!!幸い気付いてないようだ。鈍くて助かる!!
俺は脇腹に一撃、腹に一撃、そして頭に全力の一撃をたたき込む!!
相手は脳震盪を起こし気絶する。
ちょっとやりすぎたか?
まあこれくらい何とかなるか。
それにしても警備が手薄だな。
中にいる可能性は否定できないがそれでも手薄だ。
行ける!!いや、今しかない!!躊躇なんていらない。したら他の警備が来る。
俺は今倒した警備の服を脱がし俺が着る。
麻酔銃も持ってるようだ。
俺は目の前の気絶してる奴に麻酔銃を撃ち込む。
しばらくは起きないな
で、警備服着てるから少しでもごまかせるだろ。

30 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:34:40.45 ID:aTLXofAo
69 名前:今見てるやついるのか?[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:54:20.20 ID:9I9xWsGE0
定時連絡は10分毎に行われてる。密かに観察した結果だ。
定時連絡は入れないとな。怪しまれる。
俺は電算室に入る。
今は・・・誰もいないようだ。
本当にチャンスは今しかないようだ。
俺はパソコンを立ち上げてる途中にやることがある。
それは、定時連絡を入れることだ。
これを忘れると痛い目に遭う。
「4階、電算室前異常なし。」
これで後10分は時間を稼げる。
それにしても困る事が起きた。
立ち上げ自体は簡単であり、もちろん迷うことなど一つもないが、情報を引き出そうとするとやっぱりというべきか、パスワード式のロックがかかってる。
めんどいな。
そんな時間ねえってのに。
しかも間違うと多分この情報自体引き出せないどころか多分データが消えるのだろう。
どうする・・・。一回勝負でやるのか?流石に無謀だぞ。
「マスター」
しかも何桁有るかも分からないんだ。無謀とか、んな次元じゃないな。
「マスター」
・・・考え事してるのに呼ばれることほどイラッとすることはないが、流石に此処で切れるのは大人げないどころか人としてどうよ?なので
「どうした?」
「私がやりましょうか?」
・・・は?
何を言ってるんだ?
「私に任せてください。」
何ふざけたこと言ってるんだとかとも思ったが俺よりかは内部事情に詳しいはずだ。
任せてみるか。
いや・・・もし敵だったらどうする?確かに今は理由はしらんが俺をマスターとか呼んでいるが、敵じゃないとは限らないのだ。どうする・・・?


70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:55:31.96 ID:9I9xWsGE0
「よし、やってみてくれ。」
・・・賭けに近いが任せてみるか・・・。
敵だったときはしょうがない。潔く死のう。
・・・ええええ!!!?
ええっと、状況説明しなきゃな。
目の前の娘の指から多分端末に接続するためのものが出てきてパソコンに直接接続して色々やってる。
俺の今の混乱した脳じゃこれが限界。
見て貰った方が早い。
それではどうぞ。
うん、まあ此処まで来ると目の前の女の子・・・女の子って呼んでいいものか一瞬悩んだが形状は女の子なのだ。こっちで呼んだ方がしっくり来ることは確かだ。
それにしてもまさか俺の人生でアンドロイド系の娘と出会うとは俺の人生も特殊になったもんだ。
はっはっはっ、助けてくれ。

31 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:35:00.90 ID:aTLXofAo
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:56:24.65 ID:9I9xWsGE0
それはそれとして、
「マスター、情報の入手完了しました。」
早い!!早いな!!30秒足らずでやりよった!!!
冷静になる間すらくれないのか此奴は!!!
てか冷静にならせてくれ!!マジで!!数分でいいから間をくれ!!!
ふぅ・・・まあいい。とりあえず正確なことは分からないが何となくは正体が分かった。
それだけでもいいや。
俺もこの状況には何となく慣れたよ。
慣れたくなかったがな!!
とりあえず、情報は手に入れたんだ。さっさと出て行こう。
俺は、
この目の前の端末を使い連絡することにする。
というか、今の状況これ以外方法無いだろ。んな徒歩で帰れる距離じゃないし。
足のつかない方法で連絡を入れる。
数分後、何かの音がする。いや、予想はつくけどね。あの豪快さは間違いない。
「来たか。」
うん、ヘリで来てる。目立ちすぎだ馬鹿!!
もうちょい、いい方法探せ!!


72 名前:人いたら反応よこせ。切ないから。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:57:30.73 ID:9I9xWsGE0
とか思いつつもどうせこの方法以外やろうともしないのも分かってる訳で・・・。
う〜ん・・・。まあなんでもいいや。
とりあえず今は横の此奴をどう説明するかだよなぁ・・・。

「可愛い〜!」
まあそんなこと考える必要など無かったりするのだが。
うちの家族自体よくよく考えてみれば、職業柄イレギュラーな事態には慣れてたりする。
だから心配何てする必要はなかったし、そんなこと考えるだけ無駄だったりする。
で、まあ何かヘリの中でやたら名前すら聞いてない、この女の子をひたすら愛でてる姉がいる。うん、異様すぎるな、この光景。

「いいんですか?連れて行かれたみたいですけど。」
男は外のヘリを見る。
「いいさ、これで世界の運命が変わる可能性があるなら。そっちの方が今作っているものの意味はなくなる。確かに損害はあるがあんなもん使わないに越したことはない。まだ可能性の段階だから何とも言えないのは事実だがな。」
男は世界の平和以外を望んでいない。これから来たるべき厄災があるかもしれない以上気は抜けない。それが彼の使命だから。
32 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:35:26.41 ID:aTLXofAo
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:58:34.26 ID:9I9xWsGE0
まあそんなこんなで家に到着。
家に着いたら着いたで母からも手厚く歓迎を受けてる。
心配が必要ってのも嫌だが、心配が一切必要ないってのは何かそれはそれで嫌なものである。
まあそれはどうでもいいとして、
「母さん、杏姉、それくらいにしてくれ。色々聞きたいことあるから。」
そう、とりあえず何となくは悟っているが正確なところを聞かないと、こっちとしては何をどうしていいのかすらよく分からないのだ。
そこに関しては父さんも同意してくれてるみたいで、
「色々今は聞かなきゃならないからやるなら後にしろ。」
まあ、一応普段はノリが軽いとはいえ一応此処の長である父さんはここぞとばかりに迫力を出す。こっちの方が本来なのだろう。で、普段はそれを押さえておいて迫力を出さなきゃいけないと
「ただし、」
ん?
「後で俺も愛でるのに参加する。だから今は待機!!」
すまん、俺の考え違いだったみたいだ。こいつは馬鹿だ。


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 02:59:13.27 ID:9I9xWsGE0
まあいい。とりあえず今だけでも馬鹿はSTOPしてくれるみたいだし。
さっさと此奴のことを聞いてしまおう。
「で、お前は何者だ?何となく分からないこともないが正確なところを聞いておきたい。」
もちろん回りくどいことはしない。直球勝負だ。
俺の読みが正しければ素直に答えるだろう。何故ならば
「私は有機生命体型超AI搭載式コンピューターX3−167。研究所の人は私のことをルミアと呼んでいました。」
やっぱり。俺に見せた芸当も言ってしまえばただ自分というPCと普通のPCを繋げて接続しただけに過ぎない。後は自分のPCでPASSを探せばいいだけ。何てことはない話なのである。
が、間違って貰っては困る。この世界にそんな技術はまだ存在していないのだ。
まだ研究中。というか、まだ実現できる段階にきていないのだ。
この時点で矛盾が起きている。技術が進歩していないのにその技術の集大成がある。
馬鹿にでも分かる話だ。ありえないのだ。此奴(ルミア)という存在が。
そうなると二択だ。技術が進歩している平行世界からきたかもしくは・・・。
「私はおよそ150年後から送られてきました。」
こうなる訳だ。
が、疑問はつきない。何故150年後の世界からわざわざ送ってくるか。
150年後から来たということに関して驚こうと思ったが、タイミングを逃したというのもあるが、いい加減イレギュラーなことにも慣れたということもあるのだろう。
こういう時すぐ納得できるようになってしまった自分が怖いよ。


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 03:00:50.05 ID:9I9xWsGE0
まあそれはどうでもいい話として、俺は何故150年後から来たかと言うことを聞いてみる。
「・・・技術の発展を促進させるために私は未来から情報を持ってきました。それを活用させるために俗に言うスフィア社に未来から送り込まれてきました。」
まあそうなると未来から送ってきたのは同じスフィア社関係なのだろう。
「で、超AIっていうのは何?」
これも疑問であったりする。AI・・・まあ人工知能な訳だが、超ってなんだよ。
「AIというのはその時の状況により一番より良い判断を下せるものですが、超AIは各個人に疑似性格をつけることにより、各AIの感情などで判断を下せるAIのことです。」
・・・ということは
「人間により近づけた人工知能って考えればいいんだな?」
まあ人間は特殊だ。どれだけ分が悪くてもどんな状況に追い込まれても効率のいい方に進まないことがあったり命賭け(何か違うのは仕様だ)という言葉があるように自分の命よりも大切な物が生まれたときにそれに全てを投げ打つことが出来る生き物だ。
色んな意味で良くできてて、色んな意味で駄目な生き物である人間に近づけたAIは凄いようで駄目な気がする。
33 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:35:55.63 ID:aTLXofAo
86 名前:再開[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 03:08:45.79 ID:9I9xWsGE0
「なるほどね。で、俺をマスターって呼んだのはなんでだ?」
まあ上の質問よりかは俺にとってはこっちの方が色んな意味で問題だ。
とりあえずマスターと呼ばれる筋合いがない。
しかし、まあ簡潔に話してくれやがりましたよ。
「貴方は私がこの世界で一番最初に見た人間のため、私の視覚情報から貴方をマスターと判断したまでです。」
うん、何かこれ聞いたことあるよ。なんだっけか。
「インプリンティングだね。なるほど、それなら仕方ないか。」
杏姉、頼むから分かりやすくしてくれ。突然そんな単語出されてもサッパリだ。
「だから、言っちゃえばヒヨコと一緒。ひよこが一番最初に見た物を親と思いこむ行為だって。あれを刷り込み。英語でインプリンティングっていうの。」
最初にそうやって言え。と言ってやりたいが言った瞬間『生意気』とか言われ折檻コースな気がするので何も言わない。俺賢い。
まあ、思いっきり口に出してたみたいですけどね!!
「生意気」
俺もそう思う。
・・・今回は何とかアイアンクローで済んだか・・・。
で、まあ俺から変えられないものか?と聞いてみるが、それをしようと思ったらAIを0に戻さなければならないらしい。
融通が利かないというか何というか・・・。


87 名前:再開[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 03:09:54.79 ID:9I9xWsGE0
これは運命だと思って諦める方向なんだな?これは。
よし、それならば仕方ない!!腹括ろう。
・・・
何て思うかバカヤロオオオオオオ!!!!
最悪だあああああああ!!!!!
面倒事に巻き込まないでくれええええええ!!!!
まあそんな叫びも無駄な訳で。
「寝る」
最後の抵抗である。
俺は自分の部屋に行く。飯とかは別にいいや。疲れたし。
疲れはピークに達していた。久々にこんなに疲れた。
どう表現したらいいだろう。
ガゼルがライオンに追われる感じだな。しかもリレーのように。無論ライオンだけ。
複数のライオンに代わる代わる追われるという色んな意味での悪夢に近い。だが、俺に必要なことでもある。
俺は普段の生活には生を感じないのだ。
ただこの一瞬、銃で撃たれ警報が鳴り、世界が危険になるこの一瞬。
俺の生への実感はこの時にしかない。
何故かは知らない。
理由があるとも思えない。
単純に俺は空虚なのだろう。
学校も面白いが生きてる実感だけは一つも感じることが出来ない。
だから俺は無理をするのだろう。
34 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:37:55.51 ID:aTLXofAo
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 03:10:53.47 ID:9I9xWsGE0
それにしても、俺は今日の疑問処を色々考えてみた。
まず第一にルミアの存在。そしてそれに付属するように第二の問題の兵器。
ルミアは150年後の未来から来たといっていた。だが、何故?
技術躍進のためとは言っていたが、それを言う前に一瞬の躊躇があった。何故?
そして兵器の件。あれは恐らくルミア(型番があるから他にもいるかもしれないが)のデータの中にあるものなのだろう。だが、技術躍進のためというならばそんなデータなんて殆ど必要はない。
だが兵器のデータは確かに入ってるのだろう。
そう考えると技術躍進は合っているが理由が分からない。
企業を成長させるためなら兵器などという不穏なデータは要らないだろう。
ということは兵器のデータが必要だということだ。何故?
ルミアの躊躇した様子から見ると恐らく話せないことなのだろう。
だから仕方ない。
俺は気にせず寝ることにした。


89 名前:()←は、まあ・・・気にするな[sage] 投稿日:2007/05/17(木) 03:12:16.52 ID:9I9xWsGE0
(俺はまだ知らなかった。この時から運命が動き出したことが。)

・・・朝か・・・。
怠い。
俺は目を開ける。
「おはよう御座います、マスター。」
横にはルミア。
・・・ルミア?
「何してるんだお前は」
寝起きのため驚こうにも驚けない俺。
というか、今表面上はこんなんだけど内心
『なんでいるの!!!?』
だぜ?
まあそんなこととは露知らず、まあ此奴は平然と言いましたよ。
「寝ていました」
・・・ということは
「俺が寝た後お前はここに来て寝てたってことか」
頷くルミア。
まあいい。とりあえず起きよう。
どうせ母さんとかに聞きたいこともあるし。
ああ、そうだ。忘れてた。
「ルミア、面倒だから俺のことは順真って呼べ。以上」
それだけ言い残し一階に下りる。
35 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:38:21.14 ID:aTLXofAo
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/05/17(木) 04:00:28.07 ID:9I9xWsGE0
「おはよう」
母さんは驚くほど穏やかな顔で俺に言う。
まあ昨日あれだけ(とは言っても見てはいないが)やってれば興奮も収まるか。
俺が居間に着く頃には全員集合していた。
「順真」
父さんは俺に
「ルミアを家族の一員に入れようと思うけどどうよ?」
と、言ってくる。
いや、まあこの言葉も想定の範囲内だ。どうせこの家族なら言い出すと思ってたし。
「いいんじゃねえの?」
偽らざる本心である。というか、こういう事態はある方が意外と人生面白くなるってもんだ。
ということで俺の家はルミア含め5人になった。
さてさて・・・どうなることやら・・・。



36 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:40:05.71 ID:aTLXofAo
前スレ補完完了すますた。続きはここから
37 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:44:58.18 ID:QITTi/w0
とりあえず主人公の設定は>>5を見てくれ。
この小説に一番欠けてる緊張感の無さの説明は此奴で出来る。
38 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:50:01.52 ID:aTLXofAo
>>37 俺もう寝るけど、後で宣伝しとくわ おやすみ
39 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 04:50:45.21 ID:QITTi/w0
OK,お休み。

俺もすぐ寝る・・・。
40 :1:これ以上は無理。寝る。 :2007/05/17(木) 04:52:37.46 ID:QITTi/w0
ルミア
年齢(製造されてから)6 身長152cm 体重43kg
B77 W49 H81
趣味 長風呂
特技 ハッキング

本作のメインヒロイン。
元々は150年後から『PPL』(別項にて説明)が出てきた際の対抗手段を有機生命体型超AI搭載式コンピューターX3−167としてスフィア社(正式名称決める気無し)に兵器のデータを持って来る為に作られた存在。
容姿に関してはこれを作った奴の完全なる趣味である。
また、型番においてはX3−166、通称ヴェリル(男)がいる(別項にて説明)。
普段は落ち着いており、動じた様子を人に見せることがない。が、超AIにより感情があるため『人』である順真よりも感情的になることがある。
スフィア社から盗まれた後、緋桜家の一員として加わる。
ルートによっては料理に興味を持つことがある。
貧乳に悩むこともある。
食事に関してはエネルギー変換が出来るため食べてる様子が見られる。
パン派。


上の設定で何か他に加えたらいいんじゃねえか?的な案あったら書いて。
41 :1:これ以上は無理。寝る。 :2007/05/17(木) 04:54:39.74 ID:QITTi/w0
>>40
書き忘れ。

また人格のモデルはルミア作成者自身の亡き娘である。
42 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/17(木) 23:00:42.55 ID:aTLXofAo
おら、どんどん書いてけよ
43 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/18(金) 01:24:58.02 ID:UjJiBEEo
書けってばよ
44 :1:これ以上は無理。寝る。 :2007/05/18(金) 03:41:48.51 ID:mbB8BOQ0
緋桜 杏奈
年齢22 身長166cm 体重50kg 血液型O型
B87 W57 H85
趣味 人(特に順真)いぢり
特技 博打

緋桜家長女。
が、実際親、順真との血の繋がりは無い。
理由としては杏奈も順真同様研究所にて調整されている一人だったから。
順真が来た頃にはもう3年近く調整を受けていた。が、もともと状況把握に長けていたためかその時の状況に絶望していたため、従順だった。その為、無理遣り調整されていた。ということはなく、順真より状況は酷くない。
また、順真が入ってきた頃からずっと姉役を買って出ていた。
その理由としては姉である責務と守りたいという気持ちで何とかそこの絶望から逃れようとした本能が働いた為である。
順真同様重火器の扱いに慣れており、順真程じゃないにしろ様々な武器を扱える。
一応順真との関係は義姉であるが、本人も忘れていたりする。
また、18禁ではないので設定自体無駄だが処女だったりする。
頭がよく、スポーツ万能で美人なので一見すると異性から人気のように思えるが、完璧な小悪魔体質の体質の為『友達としては人気』
が、こんな性格だが、母性本能は一番強い。
博打がやたら強い(チンチロリンではピンゾロまたは456の倍付けしか出ないほど)為勝てる人間がいない。
45 :VIPにかわりましてパー速からお送りしますPart774 :2007/05/22(火) 00:04:26.24 ID:t8YJmjIo
とりあえず、キャラの名前が厨っぽい
46 : ◆FA1m1czwfE :2007/07/30(月) 18:54:49.09 ID:JARPp82o
47 : ◆GHEWhPmIUE :2007/07/30(月) 18:55:02.09 ID:JARPp82o
 
48 :  [ ]:2007/07/31(火) 04:28:17.98 ID:sFKrbO.0
らき☆すたとハルヒ、でバトルです。 再生数+コメント数の合計で多い方ををZIPで配布します。 
コメントは3倍でカウントします。 期間は火曜の23:59までとします。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm728187

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