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【ヤンデレ】ミュウツー物語【避難所2】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/05(土) 18:36:03.62 ID:3cmZv4oo
ミュウツー物語は
ヤンデレ気味なミュウツーと愉快な仲魔達との危険な日常を楽しむスレです

雑談OK!
SS投下大歓迎!
イラスト投下大歓迎!

初めての人はとりあえずまとめ参照

まとめ
ttp://www34.atwiki.jp/yanderemewtwo/

前スレ
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1184253427/
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/

ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/05(土) 22:25:01.10 ID:IKxy8JU0
2ゲト

1乙!
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/05(土) 22:38:08.06 ID:lfegiTUo
いちょつ
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/07(月) 22:18:41.83 ID:qKrelx60
スレ立て乙です。
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/10(木) 23:44:33.78 ID:zE.1Yk2o
乙です
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/12(土) 13:58:34.20 ID:gcoupUso
前スレがおわらないので一応保守?
7 :ヤンデレミュウツー 〜もうひとつのM〜 :2008/01/15(火) 21:07:19.15 ID:Ld/ujMQ0
 逮捕。もう完全に訳が分からなくなってしまった。確かにミュウツーは危なっかしい行動を取ることはあ
る。けど、なぜ逮捕される? そこまでのことをしたのか?
 呆然と、完全に停止している僕。それは彼女を止める術がないことを意味している。
「ほう……で、貴様のくだらない話は終りか」
「そうだねえ。少なくとも用件は伝えたよ。けど、まだ話は」
「なら私は、主と私の邪魔をする貴様を消して良いのだな? 主を苦しめ、悩ませる全てを消し去るのが私
 のすべきことだ。主の邪魔をするものを殺して、消すのが私だ。私の全ては主だ。だから貴様を消す。相
 違ないな?」
「……困ったねえ。そりゃどうも」
 月明かりに照らされたその顔は、言葉とは裏腹に軽やかだ。ミュウツーの射殺さんばかりの視線をノラリ
クラリとかわす。散々、リーダー戦で苦しめられた時と変わらない様子に頭が上手く追いついてくれない。
 「さて、話はここまでにして」と、シゲルさんはポンポンとカイリューの首筋を叩いた。途端に耳を劈く
ような咆哮が辺りの木々を揺らす。竜が戦闘態勢に入った報せとでも言うべきか。そんなことも悠長に考え
させてくれないほど、事態はどんどんと転がっていく。
「抵抗するようなら無理矢理にでも連れて行くよっ」
「主の邪魔をするなと言っているはず、だ!!」
 両手にそれぞれ虹色の光を蓄え、片手ずつに色鮮やかな光線を放つ。サイケ光線。本来なら一発撃つだけ
でも相当なのに、ミュウツーは交互に連発。カイリューも負けじと、嵐のような猛攻を優雅に空を舞って回
避していく。本来なら全国放送で中継されるぐらいのバトルが夜の公園で繰り広げられる。それをただ見つ
める自分。思うのは、トレーナーとしての不甲斐なさ。相変わらず、見ることしか出来ないのだろうか。
「やはりミュウツーは一筋縄じゃいかないかぁっ。なら、トレーナーはどうかな!?」
「黙れ! さっさと落ちろぉ!」
8 :ヤンデレミュウツー 〜もうひとつのM〜 :2008/01/15(火) 21:08:04.55 ID:Ld/ujMQ0
 カイリューの影から放たれたボールからエレキブルがこちらに襲い掛かる。僕もまた手に持ったボールを
放り、ピカチュウを出す。両者は空中で衝突。まるでそこだけ昼間のように明るくなり、お互いに距離をと
って着地。初手は引き分けといったところか。
「ピカチュウか。どうも僕はピカチュウと縁が多いみたいだね」
 いつのまにかシゲルさんだけ地面に降りていた。背後では未だ、ミュウツーとカイリューが戦っていた。
一瞬の静けさに息を呑んだが、口の中はカラカラだ。念の為に腰のボールに手をかけ、身構える僕にシゲル
さんは相変わらず飄々とした顔で僕に話しかける。
「やっぱり不思議なコンビだね、君とミュウツーは。僕は変な奴とも縁があるらしい」
「どういう意味ですか?」
 彼の一挙一動も見逃すまいと集中する。しかし、それをシゲルさんは「だから君はまだ未熟なんだよ」と、
口角を吊り上げた。その時、彼の腰にあるボールが少ないことに気づいた。
 周囲の森がざわつき、そこからブラッキーとカメックスが飛び出してきた! 奇襲に反応が遅れ、その遅れ
は致命的なミスへと繋がる。リザードンは必死に僕を庇おうと相性の悪いカメックスの目の前へ飛び出し、
ピカチュウもブラッキーに対応しようとするが、本来の相手であるエレキブルが許してくれるはずもない。
「ピカチュウ! リザードン!」
 二つの悲痛な鳴き声が響き、愚鈍な主を勇敢にも助けようとした二匹が倒れる。今すぐにも傍に駆けつけ
たいが、囲まれたこの状況で何が出来るというのか。
「リザードンの火炎放射で視界が遮られたときに仕掛けさせてもらったよ。僕から見えないということは、
 君にも見えないはずだからね」
 完全にやられた。いや、僕がトレーナーとしての行動をしていたならどうとでも出来たはずだ。僕のミス。
明らかな力不足が招いた結果だ。残りのポケモンで応戦しようとも考えたが、倒れた二匹を早く治療させて
あげたいという気持ちが、いつのまにか心を萎縮させていた。
「理解が早くて助かるよ。悪いようにはしない。ちゃんと調べて、それから君らの処遇を考えるつもりだ」
 こちらが戦意を喪失していたことを察したのか、シゲルさんがゆっくりと歩を進める。そうだ、いくら捕
まるといっても、こちらにとって何も落ち度はないんだ。むしろ、このまま無理に戦って公園を壊してしま
う方がマズイ。
 そんな、言い訳にもならないことを並べていた時、シゲルさんの背後で突然の轟音が場を占めた。
 慌ててシゲルさんが振り向く。僕も同様に視線を向けると、倒れた竜を背にミュウツーがいた。
9 :ヤンデレミュウツー 〜もうひとつのM〜 :2008/01/15(火) 21:08:18.49 ID:Ld/ujMQ0
「カイリュー……まさか、そんな」
「主をっ……私の主を……主は私のものだぁ!!」
 強烈な念動力が場を歪めんほどに展開され、爆発的な加速でこちらに飛んできたミュウツーが僕をまた抱
きとめる。また感じる急な加速に少しだけ吐き気もした。いや、そんなことはどうでもいい。
「ミュウツー! 助けてくれたのはありがとうっ。でも、まだリザとピカが」
 その時、こちらを見下ろす瞳に僕は凍りついた。いつか見た、どこまでも暗いまなこ。
「主には私だけいればいい。主の邪魔をする輩が現れたら私が全部、[ピーーー]。主と私以外、何もいらない。主
 と私で世界全てになる。主もそう思うだろう? 主、私だけの主」
 泥。その瞳を表現するとしたらそうとしか言えない。ドロドロと、僕なんかにはとても想像がつかない裏
切りと、迫害を受けて閉ざされた光の先はどこまでも暗くて、おっかなくて、だけど僕はその中にも、まだ
彼女の中に残っている綺麗なもの、汚泥に咲く蓮のように美しくて脆い心に惹かれたから僕はここにいる。
そう思ったはずじゃないか。誓ったはずじゃないか!
「ミュウツー、僕は」
 色々な言葉を飲み込んで、たった一つだけを伝えようとした思いは体ごと空に放り出された。都会の光に
飲み込まれた夜の空がグルグルと視界を回り、背中に衝撃が走ったところで本当に地面に投げ飛ばされたこ
とが分かった。分かったけれど、あんまり綺麗に背中を打ったためか、声どころか呼吸もままならない。
 痛む背中を庇いながら顔を上げると、更に僕は混乱する。ミュウツー、と叫びたいのにそれも出来ない。
ミュウツーは池から飛び出した巨大な泥の手に引きずり込まれようとしている。ミュウツーも必死に抵抗し
ているが、僕だけでもと投げ飛ばした時に攻撃されたのか、抵抗とは別に歪ませる顔は苦しそうだ。
「ミュ、ツー……」
「僕のカイリューがああもやられるなんて、あの時よりも更に強くなったようだね」
 走ってきたのか、少し息をあげるシゲルさんが言う。ミュウツーも気づいたのか、更に抵抗の力を強めて
いるが、蟻地獄のように抜け出せない。
「無駄だよ。ベドベトン二匹の連携捕縛はちょっとやそっとじゃ破れない」
 シゲルさんが一つのボールを取り出す。警察が使う、トレーナーのポケモンでも拘束できる特殊ボールだ。
「や……め」
「悪いようにはしないよ。それに、今回のことは僕もあまり納得がいかないしね」
 ボールと一緒に出されたスプレーで何かを吹きかけられた僕は、泥の中でもがくミュウツーを、まるで彼
女自身のようだと暢気にもそう思いながら、意識を閉じた。
10 :ヤンデレミュウツー 〜もうひとつのM〜 :2008/01/15(火) 21:08:39.32 ID:Ld/ujMQ0

 主。主。主。
 いつだって私はその言葉を呟く。まるでそれが免罪符のように、私の心を軽くさせてくれる。同時に、強
烈なまでの独占欲が私を駆り立てる。あの人は私のものだ。私のもので無くなったらイヤだ。私は主のもの
であり、主は私のものだ。二つが一つになるなんて幻想はとうに捨てたはずなのに、それでも尚、私は主を
求め続ける。
 連れて行かれた場所は暗闇。そう、私のいられる世界はいつだって暗闇だ。みんな、私からとりあげる。
光なんて私には贅沢すぎる。
 時間の感覚は意識的に忘れた。主のいない世界には何も必要ない。時間も、私自身も。

 ほんとうに、あなたにはひつようないの?

 いつからだっただろう。私に話しかける声が聞こえる。それは暗闇の中でほのかに光る蛍火のような。

 ひつようないなら、どうしてあなたはそこにいるの?

 無視でもしていればいいのに、何故か、その時の私は気まぐれにもその声と話してみようと思った。

 ひつようないなら、そのせかいはいらないわね。

 だからどうしたというのだ。この世界がいらないなら、私もいらないだけだというのに。

 いいえ、ちがうわ。あなたにとってそのせかいがいらないの。もっと、あなたにはあなたのひつようとし
てるせかいがあるの。

 暗闇から一筋の光が漏れる。いつだってそうだ。闇の中で蹲る私を引っ張り出す無遠慮な光。
 じゃあ主もその光?
 いつの間にか辺りを照らすほどになった光の先には一人の男が立っていた。
 おいで、ミュウツー。
 どこか、主に似ていた。
11 :ヤンデレミュウツー 〜もうひとつのM〜 :2008/01/15(火) 21:08:53.90 ID:Ld/ujMQ0
 カントーのヤマブキ警察に運ばれた僕に飛び込んできた言葉は、あまりに衝撃的なものだった。
「ポケモンを襲ってる!? ミュウツーが!? ありえない!!」
 取調室一杯の怒鳴り声にも、目の前のジュンサーさんは眉一つ動かさない。勢いで叩いた机はヒンヤリと
しており、自分と周囲の温度差にどこか拍子抜けすら憶える。
「怒る気持ちは分かるけど、とりあえず冷静になりなさい」
「冷静ってっ、そんなバカなことっ」
「バカなことでもなんでも、貴方はミュウツーのマスターでしょ? ミュウツーを守りたいんでしょ?」
 ジュンサーさんの言葉に黙るしかない。「賢明で助かるわ」と、続ける彼女に普段のおおらかな雰囲気は
どこにもない。それだけ、事態は緊迫していた。
 その事件は今からおよそ一ヶ月前に起こったのだという。ポケモンとそのトレーナーを襲う通り魔。事件
自体は特に珍しいというわけでもない。人間に忠実で、人間以上の力を持った存在がいれば、悲しいことだ
がどのようなことが起こりうるかは想像に難くない。しかし、今回の特徴というか、警察が一様に首を捻る
点が一つだけある。
「被害者は気絶しているだけで、特に目だった外傷がないの。病院で担ぎ込まれるんだけど、しばらくした
 ら目を覚ます。意識も問題ないし、後遺症云々も無し。最初はこちらも問題にはしてなかったんだけど、
 最初の事件以来、カントー各地で似たような事件がもう百件近く。皆、頭を抱えてるわ」
「それとミュウツーと、何が関係があるんですか?」
 僕の反論に、「そこよ」と何処から出したのか、ジュンサーさんは一冊の分厚いファイルを机の上にドス
ンと置いた。面食らっている僕をよそに彼女は手早くページを捲り、目的の紙を取り出す。そこに描かれて
いる絵に僕は言葉を失った。
「これは被害者の人たちに、意識を失う直前に見たものを記憶を頼りに描いてもらったものよ。あと、その
 幾つもある目撃情報を統合してうちの捜査官が描いたものが、コレ」
 そう言って差し出された、ミュウツーの姿が描いてある紙。果たして意図して描かれているのか、光のな
い目はまるであの時の、別れる間際の彼女のようだった。
 何も言えないままでいる僕にジュンサーさんは「これで分かったでしょ」と、ファイルを閉まった。
「今は抑えてるけど、いずれマスコミも世間に公表するわ。貴方達は私達、警察にも協力してくれて、こん
 なことするなんて信じられないっていうのが本音だけど、それでも、否定したい気持ちは私も一緒だけど、
 このままじゃどうにもならないの」
 最後に彼女は、まるで自分の過ちのように「ごめんなさい」と、呟いた。
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/15(火) 21:14:28.35 ID:Ld/ujMQ0
とりあえずここまで。反応があればまた続きをば。

M2とトカゲ姐さん

主「ドードリオを捕まえたぞ」

リ「ドードリオっていやあ、三つの頭それぞれ性格が違うんだっけか」
M2「主以外のことなどどうでもよい」
リ「ま、とりあえず挨拶にでも行くか」
フ「(お互い話聞いてないわね)」

ド1「べ、別にアンタの為に捕まってやったわけじゃないんだからね! フン!」
ド2「うぉぉぉぉ! ご主人さまラァァァァァァァブ!」
ド3「フフ、私だけのご主人様……フフ」

リ「なんだこれ?」
フ「それぞれツンデレ・素直ヒート・ヤンデレみたいね。時代に乗ってるってことかしら」
M2「キャラが被る」
リ「(自覚あったんだ)」
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/16(水) 17:12:17.45 ID:ppdgbE.o
ド3が残りの二つの頭をを殺してドードーに退化まで読んだ
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/16(水) 19:36:55.46 ID:SqISQ0Io
むしろ頭一つってドードーより下じゃね?
あえていうなら、ドー?
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/18(金) 01:02:56.17 ID:b0eIsAko
ヤンデレ・ツンデレ・素直クールorヒート

なんか他によさげなジャンルある?
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/21(月) 22:53:11.27 ID:bSkZkUI0
レアコイルどダグトリオもか
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/21(月) 23:06:26.85 ID:u3qrMR6o
とりあえず避難所1000突破おめでとう
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/23(水) 11:29:24.99 ID:sP.o9.SO
かまいたちの妄想篇みたいなミュウツー……怖いな
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/23(水) 16:49:08.23 ID:PezxDAso
いまさらなのかもしれないけど
スマブラXでM2出るらしいね

もちろん主の為に戦うんですよね?

え?なぜって?
優勝(?)商品が主ですから
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/23(水) 22:23:09.59 ID:gKKLmCko
大虐殺になってしまうじゃないか
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/24(木) 00:06:32.45 ID:mb6PnHUo
え?そういうゲームじゃないの?
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/24(木) 00:14:05.65 ID:lX/iYz2o
一応スポーツ、みたいなもののはず
でもそういう風に言うとマジで殺しちゃうから危ない
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 00:24:24.90 ID:GSu9gvo0
フィギュアNO.68 主
M2「/////」
リザ「なにあれ?」
バナ「戦って勝ち取ったって言ってたわ」
リザ「あたし等も戦えば取れんの?」
バナ「残念だけど、私たちはキャラとして選択できないのよ」
リザ「そうか・・・」ガックリ
M2(あのドブネズミもエントリーされていたな。だが私の方が優れていたからこれは私のものだ。まあ当然だが)

一方

主「ピカチュウ〜一緒に風呂はいろう〜」
ピカ「は〜い、すぐいくさ〜」
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/24(木) 02:19:16.29 ID:XxbaMrko
いつも擬人化ばかりだが、ちょっと冷静になって身長とか考えてみた。
主を平均身長の175として考えたらこうなった。
http://www6.uploader.jp/dl/yanderemewtwo/yanderemewtwo_uljp00079.jpg.html
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 03:22:51.90 ID:GSu9gvo0
イイヨーイイヨー
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/24(木) 05:17:16.29 ID:XxbaMrko
今更過ぎるが正月ネタ。羽子板空中戦。
※擬人化注意
http://www6.uploader.jp/dl/yanderemewtwo/yanderemewtwo_uljp00080.jpg.html
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/24(木) 08:10:17.08 ID:DLTiOx.o
>>24
擬人化も好きだがやっぱり原型の方が何か好きだなぁ
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/24(木) 09:25:51.88 ID:lX/iYz2o
やっぱミュウツー大きいなあ
こんなのがしがみついて来るんだぜハァハァ
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 10:38:54.81 ID:IDJHt.AO
スマブラXじゃリザバナが使えるからミューツー(出るんなら)とのガチンコバトルがついに…
リザ姐は意外とちっちゃいんだな。2〜3mあるだろって思ってたww

>>26 いつも乙です!
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/24(木) 11:30:27.88 ID:mb6PnHUo
>>26
キター
羽子板イイヨイイヨー
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/25(金) 01:01:23.07 ID:SGvLb2Ao
神絵師きてたー!!!!!!
GJであります!!!!
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/26(土) 00:39:50.73 ID:Ow0vmnAo
ダークライを・・・ダークライをお願いします・・・

でもGJ
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/26(土) 23:13:17.17 ID:jBRcFHYo
>>26
超GJ!!!
いつも楽しみにしてます!
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/27(日) 01:25:16.93 ID:xZ1jZwIo
M2って2mもあるの?
あれ?

M2・・・2M・・・
気のせいだよな・・・ハハ
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/28(月) 20:42:46.85 ID:aG/raAko
久しぶりに主の絵みたけどかっこいいな普通にいい男だ
次の人気投票では主にいれたい
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/30(水) 00:45:24.71 ID:0PoYVjMo
>>23
実は隠しで全裸の主フィギュアが・・・
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 18:02:30.36 ID:OoXjzeg0
その設定面白いがM2がフィギュア作った奴んとこに突撃しそうだな
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 19:40:01.18 ID:OoXjzeg0
主「ミュウツーはやけに気合入ってるな。なんかあったの?」
バナ「さあ?」
M2(主のフィギュア・・・・主のフィギュア・・・・主の裸の・・・)ブボッ!
主「うわあ!ミュウツーが吐血した!大丈夫かミュウツー!」フキフキ
M2(吐血じゃなくて鼻血なんだけど・・・)「主、ありがとうございます」
リザ「何考えてたんだよあいつ」
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/31(木) 00:14:10.32 ID:WRryHLco
隠しの条件はあれだな
全キャラに勝つ
勘違いしたM2の皆殺し大会

なんかスマブラXスレ葬式らしい
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/31(木) 08:56:28.29 ID:dXVmRGwo
葬式っていうかミュウツーでないらしい
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/31(木) 21:11:20.33 ID:dXVmRGwo
代わりにルカリオがでます
んでもってウルフもでます
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/31(木) 22:44:22.64 ID:fQJg0Jwo
俺もでます
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 22:47:30.15 ID:BHCH6Bo0
いやいや俺がでます
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/31(木) 23:02:08.06 ID:fQJg0Jwo
じゃあ俺もでます
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/31(木) 23:04:35.71 ID:fQJg0Jwo
うお、普通に時計見間違えた・・・orz
まだ23時じゃないか・・・吊ってくる
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 23:13:59.23 ID:BHCH6Bo0
そーいやスレ的には18禁はどーなん?
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/31(木) 23:38:19.98 ID:fyvBLygo
>45
よく分からんがドンマイ

>>46
スレ的にOKだったとしてもまとめに乗せたらWikiが凍結される可能性がある
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 23:40:29.36 ID:BHCH6Bo0
そうか。いや深い意味はないよ?うん。
頭の中だけに留めておくさハハ・・・
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/01(金) 00:02:13.93 ID:SpX42x2o
俺にテレパシーで送るように
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/01(金) 00:06:42.16 ID:IJftZwM0
なんだろうまとめにのってるR−15程度のやつでもwwktkしたもんだ
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/01(金) 00:09:55.54 ID:/4LrqRMo
よし、今度こそ0時まわったからID代わっただろ

>>48
そのSSだけtxtでうpろだに上げればおk
というわけで早く書く作業にもどるんだ
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/04(月) 17:53:10.25 ID:jSn4lk2o
マダー?
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/09(土) 18:01:37.70 ID:DsAqP7Y0
スマブラで勝負に勝ったゼニガメがトレーナーになでられてた……
逃げてぇーー!
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 15:17:50.92 ID:xNjM5/w0
あまりにも過疎なんで
mixiでヤンデレミュウツーコミュでも作ろうかと思うんだけどどうだろう?
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 20:05:36.58 ID:Vt/y7.c0
そんなんいかねーだろ
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/02/11(月) 03:14:55.66 ID:vjJClAE0
というか>>11さんの続きマダー?ずっと待っています
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 18:16:20.19 ID:.2WON2M0
たしかに。待ってるよー
58 :ヤンデレミュウツー 〜もうひとつのM〜 :2008/02/11(月) 19:23:51.87 ID:g8.QhM.0
べ、別に構って欲しいんじゃないんだからねっ!

 聞けば、ミュウツーの拘束は警察の設備では難しい為、ヤマブキのジムリーダーであるナツメさんの研究室がしていると言う。わざわざここに運ばれたのもそれが理由なのだろう。彼女ならエスパータイプの扱いに慣れているだろうし、これといった不安はないのだが、研究室に繋がれているミュウツーを想像するとやはり気持ち良いものではない。早くミュウツーに会いたい。その一心で僕は警察を出る。
「やあ。随分、時間がかかったね」
「シゲルさん」
 玄関口近くの柱に背を預けながら、シゲルさんがこちらに話しかける。僕が目を覚まして取調べが終わるまで待っていたのだろうか、もう随分と日が高くなっていた。
 柱から背を離し、こちらに近づいて早々、彼は「すまない」と、深々と頭を下げた。突然のことで僕はわたわたと慌てることしか出来ない。
「いやその、確かに襲われたときは驚きましたけど、その、シゲルさんも仕方なくやったっ て」
 喋りながら、昨夜、意識を失う直前のシゲルさんの言葉を思い出す。そう、確かにこの事件はミュウツーが関わっているとはいえ、不可解な点が多すぎる。
 そろそろ周囲の目が気になりだした頃にシゲルさんは頭を上げた。
「ミュウツーのところだろ? 僕も行くよ」
 そう言ってシゲルさんと一緒に研究室に向かうことになった。途中、彼は「もっとも、会った途端に殺されるかもしれないけどね」と笑いながら言っていたが、僕には残念ながらあんまり冗談には聞こえない。
 話を戻そう。研究室へ向かう為、バス停でバスを待つ間、今回の事件のことについて話す。
「まず、アリバイだね。君とミュウツーは片時も離れない。特に彼、いや、彼女か。彼女は ボールに入りたがらないし……」
「どうしました?」
 突然、何かを考え込むように黙り込んだシゲルさんを不思議に思う。しかし、彼は「まあ、ちょっとね」と、歯切れの悪い返事しか返ってこなかった。シゲルさんはとにかく、と話を戻す。
「世界に一体しかいないミュウツーに今回の事件のような芸当は不可能だ。まさか分裂出来 るなんてことはないよね?」
「まさか。まあ、ミュウツーが僕にそんな技を隠してるなら話は別ですが」
「それは更に考えられないなぁ」
「そうですか?」
「ああ。ポケモントレーナーとして言わせて貰うよ。君とミュウツーの絆は本物さ。それだ けは言える」
「そうですか」
「……いや、ポケモンもまだ謎が多いからね。考えたらキリの無い話だ。すまない、くだら ないことを話して」
「いえ」
 ここでバスが来た為、話が止まる。話の内容が内容なだけに話しにくいこともあるが、なんとなく一旦、ここで話を切っておきたかった。
59 :ヤンデレミュウツー 〜もうひとつのM〜 :2008/02/11(月) 19:27:06.43 ID:g8.QhM.0

 研究所近くで降りると、話を再開した。今回の事件で最も、問題となる点だ。
「意識だけを人間、ポケモン関係なく効率よく失わせる、そんな技は現在の研究で発見され ていない。ポケモン相手ならいくらミュウツーでもバトルの痕跡が残る。いや、実際にバ トルした痕跡はあるんだけど、エスパー系の技だけで、肝心の意識を失う技の痕跡だけが 無い状態なんだ」
 広々とした芝生が広がる中、コンクリートで舗装された遊歩道を進む。既に研究所の敷地内に入っていた。
 途中、研究所の職員らしき人とすれ違う。
「似たような症状にゆめくいがあるんだけど、人間相手だと、どんな低レベルのモンスター が行なってもそれなりの意識障害が起こる技でね。それをミュウツーレベルのポケモンが するとなると、下手すると命にも関わる危険な代物だよ」
 ポケモンの研究は日進月歩で進んでいる為、新しい技である可能性も捨てきれない、とはオーキド博士の言らしい。実際、今回の騒動は良識あるポケモン研究者の間には広まっており、今から入る研究所にも各地から著名な研究者達が集まっていると、シゲルさんは説明してくれた。
「そりゃもう凄い顔ぶれだよ。じーさんは勿論だけど、その弟子筋のウツギさん、グレンタ ウンのカツラ博 士にホウエン地区のオダマキ博士、進化論の権威であるナナカマド博  士、あとオレンジ諸島からも誰か来てるって話だよ」
 研究者を目指しているシゲルさんにとって、ある意味でオールスターともいうべき人々が集まり、それなりに興奮しているのかもしれない。けれど、やはり僕にとってはミュウツーが同時に研究対象であることに言いようの無い、微妙な感情が湧き出す。多分、顔にも出てしまっているだろう。見せないように足早に入口である自動ドアへと向かった。
「いっ」
 なぜかドアは開かなかった。ろくに前も見ずに歩いていたのが災いし、頭から激突してしまう。ゴン、とやけにハッキリとした音が妙に恥ずかしい。後ろから追いかけるシゲルさんも驚いていることだろう。僕は頭をおさえながら振り返り、苦笑いを浮かべるが、シゲルさんの顔は今まで見てきた顔のどれよりも張り詰めており、視線は中空を捉えていた。
60 :ヤンデレミュウツー 〜もうひとつのM〜 :2008/02/11(月) 19:28:32.60 ID:g8.QhM.0

「……し……!!」
「え?」
 勢いに飲まれる形で空を見上げる。そこでやっと、ここで何かが起こっている異常に気づく。
「煙っ?」
 ここには不似合いな、一筋の黒煙が空に立ち上っている。先ほどまで何も無かったはずなのに。
「どけ!」
 わけも分からずに突っ立っているだけの僕に、シゲルさんはカメックスを出すと、「カメックス! ハイドロポンプ!」と、僕がいるというのに命令を下す。慌ててその場から逃げる僕の背後で凄まじい轟音が水滴と共に飛んできた。あまりの衝撃に、芝生の上を転がる。立ち上がった頃には、馬鹿でかい穴が開いた研究所にシゲルさんが入っていく。冷静なバトルで人々を魅了する彼にしては随分と荒っぽい。しかし、いつまでも面食らっているばかりではいけない。僕もまたシゲルさんの後を追おうと研究所へと入ると、勇んで入っていったシゲルさんが、彼の祖父であるオーキド博士に止められていた。シゲルさんはまだ興奮収まらずと言った具合で、他の研究員も一緒になって彼を必死に引き止めていた。
 シゲルさんの怒号だけが飛び交う屋内で、僕は見知った人物を見つけた。
「カツラ博士!」
 僕の声に気づいた博士は、僕を見てどこか気まずそうに、その禿げ上がった頭を一回だけ軽く叩いた。
 未だシゲルさんとオーキド博士の口論は止みそうに無く、僕とカツラ博士は別室へと移動した。おそらく喫煙所なのだろう。室内に入った途端に鼻につくヤニくささに顔をしかめる。
「すまんな。他の部屋の方が良いんだが、今は研究所の殆どのシステムが落ちていてな。わ し等もどうしようか途方に暮れていたところだったんじゃ」
「はあ……それであの、一体何が?」
 今度はカツラ博士の方が眉を顰める。ここまでの様子からして、明らかに何か良くない事態になっていることは分かる。何よりもミュウツーがどうなったのか、それが知りたかった。
 しばらくの逡巡の後、カツラ博士は「すまない」と、頭を下げる。今日は何かと頭を下げられる日だ。僕はまたあたふたと、頭を上げるようにお願いする。今まで何度もお世話になった申し訳ない思いと、正直言えば、そんなことよりミュウツーのことを早く聞きたかった。
 頭を上げた博士は、「驚かないでくれ」と、前置きをして、話してくれた。

「ミュウツーが、さらわれたんじゃ」
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 19:28:59.85 ID:g8.QhM.0
とりあえず今回はここまで
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/11(月) 19:49:49.92 ID:WhYsEtAo
     ____
   /__.))ノヽ
   .|ミ.l _  ._ i.)  
  (^'ミ/.´・ .〈・ リ   わしがさらった
  .しi   r、_) |  
    |  `ニニ' /   
   ノ `ー―i


GJ
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/11(月) 20:16:43.99 ID:t3q8di2o
謎が謎呼ぶなあ
wktk
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/11(月) 21:14:11.71 ID:PtlaiUDO
いや、わしがさらった。GJ
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 22:34:58.63 ID:.2WON2M0
待ってたよ。GJ
これからも頑張ってくれ
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 23:20:43.64 ID:.2WON2M0
そーいやダークライ少ないな
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/12(火) 18:36:23.47 ID:kdygrPs0
九割地の文になっても構わないなら
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/12(火) 20:17:57.97 ID:u1Po2pA0
よし。それでいこう
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/12(火) 21:41:07.39 ID:WphOQEDO
良いよ、良いよ
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/12(火) 23:37:12.49 ID:gvpgX46o
ダークライかわいいよダークライ
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:05:05.52 ID:VsuSNgg0
>>48だけど需要はあるでしょうか?あるなら駄文だけどうpしとく
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/13(水) 11:35:34.86 ID:rns146SO
どちらにうpですか
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 20:03:01.75 ID:vfxC5AQ0
まとめかな?
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/14(木) 16:30:14.03 ID:URGXWHQo
バレンタインデーということでそのネタを要求するッ
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 13:55:20.25 ID:g2KQg9M0
M2とトカゲ姐さんとバレンタインと

ブイ「皆はどんなチョコ送りますー?」
フ「マスターはあまり甘いものは得意じゃないからね。ビターあたりが妥当かしら」
リ「アタシはチョコレートボンボンだな。焼酎とか入ってて、こってるよなー」
ピカ「わーはライとめんせーり作ったチョコー」
ライ「コクコクッ……」

M2「主……主と一緒に……フフ、フフ……」


フ「見なかったことに」
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/15(金) 21:31:36.76 ID:KdJfu0Uo
               _,. ┐
    ,.. - - 、  〈`ヾ~   `ヾ
  ,r''´,. '"´`ヾ:.、 ',   _   !i
  ,' ,'´      い  !_ `t.、!  .`|
  し'     ,○ノ ,(ゝ二ニ! ,=‐'
        ○_ ○べ、  、~ ̄}
         |  「   ヾー'`ー{
         ',  ヽ、_  ノ、 ,.´ヽヾヽ、
       ヽ    ,'´  Y   ! ド='
        ヽ、_'、  ノ  //
             / ト, ̄ノ ヽ、_
            どィ_ノ ‘ー-、_r’

保守
77 :48 :2008/02/16(土) 04:49:17.11 ID:wGxTKA60
今PCの調子が悪いのでうpはもうちょっと待ってください。
そして次書くようにだれかネタがある方お聞かせください。
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 00:40:54.37 ID:CuOpufo0
ようやくうp
http://www6.uploader.jp/dl/yanderemewtwo/yanderemewtwo_uljp00081.txt.html
なんかあったらいってくれ
まずかったら消す
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 23:14:30.04 ID:z0gTzJA0
ごめんなさい
間違えてパスかけてました
パスなしをうpしました
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 23:16:41.61 ID:z0gTzJA0
http://www6.uploader.jp/dl/yanderemewtwo/yanderemewtwo_uljp00082.txt.html
です
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/17(日) 23:54:59.41 ID:OGyLC9Ao
  ( ;´Д`)GJ!もう我慢できん!
 Σ⊂彡_,,..i'"':
     |\`、: i'、
     \\`_',..-i
       \|_,..-┘

  ( *´ω`)ムシャムシャ 
  つi'"':
   `、:_i'
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/18(月) 05:10:45.49 ID:wfXDWcI0
リクがあったらなんか書いてくれ。
ミュウツー以外でもいいから
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/18(月) 14:13:49.52 ID:KZ9A4sIo
大将!吐き気を催す邪悪一丁!
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/18(月) 20:48:12.30 ID:CPXAG3Yo
じゃあ久しぶりに病みモード全開のぶっ壊れたミュウツー
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 21:27:16.19 ID:jjusdjg0
了解。
遅筆なので酒でも飲みながら待っててくれ
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/19(火) 22:22:35.66 ID:wKQiDaoo
           _,、,、,、,、__
    *.   ,Oニ二_.、っ___)
 +     、i!|i,,   / ./     ┼
   +   ∧!|i∧ ./ ./   +
.      (u´∀`/ ./  +
|~~⊆二二    ~ ./    *
. ̄  *  .|    |  *    +
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/20(水) 03:25:19.48 ID:iZdk78U0
ハナダシティについてからの主は私を連れずに出かけることが多くなった。私は主のポケモンなのだから
主の行動を知る権利が当然ある。私は何度目かの主の外出を空から見張ることにした。
公園のベンチに座っていた主に近づく人間がいた。確かカスミとかいう女だ。
私の耳が主達の会話を性格に拾う。
「ごめ〜ん。待った?」
「いや、俺も今来たところだから。それじゃ行こうか」
どうやらこれから二人で行動するらしい。今までの外出もこの女との待ち合わせだったのだろうか。
私は宿に戻り本当の事を聞くため主を待つことにした。
午後9時ほどに主は帰ってきた。私は主に今日の事を聞こうとした。
「主、今日の外出だが・・・」「ミュウツー、俺さ・・・」
「なにかあったのか?ミュウツー」
「いや、主のほうから言ってくれ」
「そうか。俺、カスミと付き合うことにしたよ」
何・・・・・・?
「大分前からの付き合いだったんだけどさ――――」
主があの女と・・・・・?
「今日告白されて――――」
付き合う・・・・・?
じゃあこれからは主はあの女の物?・・・・違う私の物だ。あの女の物じゃない。
私は主の頬に触れる。
「ミュウツー?」
主の首に手がかかる。
私をいつも呼んでくれた声は誰の物?・・・・私の物だ。あの女には聞かせない。
手に力が入る。
「!?・・・ッ・・・ミ・・・」
私を優いつも撫でてくれたこの手は誰の物?・・・・私の物だ。あの女には触れさせない。
念力で主の両腕をもぎ取る。
「!!!!」
私をいつも見守ってくれていたこの瞳は誰の物?・・・・私の物だ。あの女には渡さない。
腕と同じように両目をくりぬく。
「!!・・・・・・・・」
足も―――胸も―――主は全て私の物だ!絶対にあの女には渡さない!
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/20(水) 03:26:05.30 ID:iZdk78U0
正気に戻ったときには主は原型を留めていなかった。
「主?」
もう問いかけてくれない。
「あるじ?」
もう触れてくれない。
「アルジ?」
もう目を合わせてくれない。

主ハ死ンダ?違ウ私ガ殺シタ。
主ハ誰ノ物?私ノ物ダ。
ワタシはアルジのポケモン。アルジノモノダ。
ナラバアルジガシンダイマ―――――――ワタシハダレノモノ?
イキテイルイミハ?ソンザイスルカチハ?キエテシマオウカ?アルジトトモニ――――



某日、10時前後にハナダシティが文字通り消滅していることが発見された。
爆発の後がみられるが詳しいことは調査中である。なお、爆発痕がポケモンのだいばくはつ
に似ていることが判明しているが、規模が桁違いなのでこの説は廃棄された。


こんなんだ。微妙でごめん。
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/20(水) 16:38:17.54 ID:dD46NYSO
流石ミュウツー、病んでも強い
むしろ病んだほうがリミッター外れるのか
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/20(水) 18:36:20.78 ID:lvWltmQ0
そんな感じで書いた
しかしミュウツーはだいばくはつも自爆も使えないことに気づいた
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/20(水) 20:29:04.66 ID:dD46NYSO
逆襲のアレみたいにやったんだよ、自分巻き込んで
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/20(水) 20:31:23.71 ID:lvWltmQ0
しかし二次創作とはいえ、姉と同じ名前の女を[ピーーー]のはいい気持ちではないな
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 17:54:47.70 ID:9wmMx760
駄文でよければリク聞きます
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/26(火) 17:21:57.66 ID:ha3P1c6o
ミュウツー自爆使えるぜほす
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/26(火) 22:36:00.36 ID:TJPZNu20
そうなの?
しかし人増えない
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/27(水) 19:35:11.78 ID:d9BHtRo0
そういえばシンオウ地方の図書館で
「昔人間と結婚したポケモンが居た
ポケモンと結婚した人間が居た」
とか書いてある本があったな
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/05(水) 15:45:55.66 ID:/8zkQnc0
同じ人間が書き続けるって、どうなんだろうか
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/05(水) 19:10:51.50 ID:YAjbWTwo
GO
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/11(火) 19:59:48.71 ID:ihmK9j60
>>60氏の続きを期待しながらポケモンレベル上げ中
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 20:07:03.84 ID:fGd.qfI0
過疎ってるな
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/18(火) 16:54:42.53 ID:Eo8.xz20
人いるのか・・?
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/18(火) 18:46:48.21 ID:yriEKlko
いません
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/18(火) 20:17:29.11 ID:NEs22ac0
いません
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/18(火) 21:58:47.37 ID:7Ud4oVYo
そうかそうか
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/22(土) 03:19:37.07 ID:smcjbBA0
過疎なら過疎なりに何かネタを出すべきだな。
とりあえず4月ネタなんかどうだろう。
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/22(土) 11:04:19.34 ID:yj9O5Qko
エイプリルフールということで各ポケモンに「捨てる」と言ってみる。

主人公が死ぬビジョンしか思い浮かばないNE!
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/22(土) 15:24:02.29 ID:7elFQ7M0
人類みな兄弟
ポケモンみなヤンデレ
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/23(日) 20:13:14.73 ID:DxE5mbA0
ポケモン達の集う学校に通うことになったマスターは
生徒会長であるミュウツーに一目惚れされ、
病的な愛情を受けることになる……。

という学園モノはダメかな。ダメだな。
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/23(日) 22:05:56.97 ID:oh9BOf.0
>>108
よし書くんだ
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/24(月) 07:34:35.16 ID:1kYKgoM0
>>108普通にアリ
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/24(月) 16:58:01.67 ID:R3zTVfs0
私のマスターをやらないか?
ってことですね わかります
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/24(月) 17:06:51.76 ID:Q.vWyHko
「うー学校学校」

今、遅刻を避けるよう全力疾走している僕は高等学校に通うごく一般的な男の子。
強いて他の人と違うところをあげるとすれば、ポケモンマスターに興味があるってことかな。
名前は主人公。そんな訳で、学校へと急いでいたのだ。
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/25(火) 02:44:11.61 ID:sBwyNu60
>>112
続けたまえ
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/27(木) 11:30:03.34 ID:7fFTsqo0
リハビリですがな、書きますがな
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:30:55.81 ID:7fFTsqo0
―鳴かないカナリア―



華やかな飾り。
煌びやかな証明。
行き交う人々。

刺すかのような冷え込みが今日という日を如実に表現している。
今日は誰もが待ち焦がれた年に一つの行事が行われる日。
子供は枕元に靴下を並べ、恋人達は豪華な食事を前に甘い一時を過ごす。

“クリスマス”とは、そういう日なのだ。

日頃の鬱憤を忘れ、祭日を見事に謳歌しようと躍起になる。
それは人間誰しも思うことであり、一概に否定できる問題ではなかった。
だから――雪を踏みしだく彼らにとって、路地裏に蹲る人影など気にも留めない。
それが小柄な『少女』と知っても、幸福を得ようとする人の目に触れることは無いのだ。

黒ずくめのボロを着た小さな女の子。
雪のような純白の髪の上に、更に白い本物の雪が降り積もっていく。
しかし少女は動かない……動けなかった。
幼い身体に刻まれた暴力の痕が、このいたいけな子供の活力を奪ってしまったのだ。

一体だれに、そしてどうしてこのような目に遭うことになったのか。
事情を知らぬ人間なら、この惨状を目の当たりにすれば必ず抱く疑問だ。
だが、行き交う人々の中でその疑問を抱く人間は一人としてない。

116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:31:44.54 ID:7fFTsqo0

何故なら――彼らこそが『当事者』なのだから。

挙って体力に劣る少女を襲い、慈悲の心無く暴力の限りを尽くし路地に捨てたのだ。
当然、彼らに罪悪感はない。むしろ、傍を歩く人間の表情はどれも晴れやかだった。
困難を成し遂げたとき思わず零れるあの“笑み”に似ているかも知れない。

石畳の上をブーツが通り、年頃のカップルが身を寄せ合って内輪話に花を咲かせる。
真赤なルージュが笑みに歪み、男の頬に薄紅が浮き上がる。

「今日は、ぐっすり寝られるね」
「ええ、もう“悪夢”を見ずに済むんですもの。心が洗われるようだわ」
「子供達も今日は最良の夜になりそうだ。それもこれも――」

二人は申し合わせたように顔を近づけた。

「忌まわしい“ダークライ”を退治したから!」
「クリスマス、バンザイ!」

丁度好く、満天の夜空に花火が轟き、カップルはそのまま抱き合って唇を重ねた。
そして、何事も無かったように路地を行き、ボロ雑巾となった少女の傍を後にする。
退治された忌まわしき存在は、その最期のときを緩やかに待ち続けた。

誰からも愛されず、一方的に拒絶され続けた一匹の『夢魔』。
硬く閉ざされた瞼の奥で、静かに過去の映像が再生されていた。
僅かでも、他人の温もりに触れていられた最良の日々に、還ろうとしていた。
哀しき闇は……深い、深い……夢の中へ。




117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:32:44.28 ID:7fFTsqo0

老婆が一人、揺り椅子に腰掛けて、こちらに向かって手招きしている。
あの人は“おばあちゃん”。ワタシのとても大切な人。この世に一人のぬくもり。
ワタシは辛抱できずに、一目散におばあちゃんの膝の上に飛び乗った。

勢いよく飛び乗ったものだから、揺り椅子はしばらく激しく動いていた。
でも、おばあちゃんはそんな慌てん坊のワタシを見て、いつも微笑んでくれた。
「かわいい」って、おばあちゃんとお揃いの色の髪を撫でてくれた。

皺くちゃの手だったけど、とても綺麗で大きくて安心できた。
おばあちゃんが撫でてくれるから、ワタシは街の人に殴られても平気だった。
大きなたんこぶを見つけると、念入りに撫でてくれるから痛みなんてすぐに治まる。
痛いのは平気――でも……どうしても我慢できない事があった。

“空腹”だけは……どうしようなくて、ワタシはそれを満たすために人の夢を食べる。
食べなくては、ワタシも他の人と同じで死んでしまうから。とにかく食べた。
でも、私に夢を食べられた人は、決まって“悪夢”に苛まれることになる。
中には『ハッキョウ』してしまう人もいて、取り返しの付かない状態になる事もあった。
可哀相だけど……それでも、お腹が空くのだけは我慢できない。

食べた。サイテイゲンドの量だけど、飢え死にしない程度に食べ続けた。
そして、ワタシを取り巻く環境も日に日に悪化の一途を辿っていった。
ワタシは昼どころか夜中に外出する事も出来なくなり、ところ構わず石が飛んできた。
その内、おばあちゃんも体調を崩し、揺り椅子に腰掛ける姿は見られなくなった。

118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:33:53.01 ID:7fFTsqo0

痩せ細り、枯れ木同然の両手を握り締めて、ワタシはおばあちゃんに付き添い続けた。
いつか快方に進み、もう一度、あの揺り椅子に座って頭を撫でてくれることを信じて。
もう二度と夢を食べないから、おばあちゃんの代わりにワタシが死ぬから、と。
たった一瞬でもいい、『ぬくもり』を感じたかった。

握った手の中から次第に体温が下がり始め、いよいよワタシの心に絶望が沸き起こる。
また……独りになるの? おばあちゃん……いなくなったら、誰が撫でてくれるの?

コドクとキョウフが脳裏を掠めたとき、けたたましくドアが破られて人が雪崩込んできた。
みんな長い棒を持って、血走った目で私を見詰めている。
一人がおばあちゃんを見て、なにが面白いのか笑窪を浮べて笑っていた。

「ようやく“市長さん”も亡くなって下すったようで?」
「まったくさ。孫が死んだからって可笑しな化け物を飼いやがって、ヒデェ迷惑だ」
「今まで街のために尽くしてくれた功績と哀れみがなけりゃ、とっくにこんなヤツ……」
「うちの子供がアンタにやられて廃人になったのよ? どうしてくれんの!」
「構わねェ、袋叩きにしちまえ!」

119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:34:20.02 ID:7fFTsqo0

誰かの号令に乗って、一斉に大小の人々がワタシ目掛けて棒を振り上げた。
ワタシは怖くて、それでも誰も助けてくれないから、弾かれるように家を飛び出した。
雪の積もった石畳は凄く滑るけど、追いかけてくる誰の手にも掴まりたくない。
掴まったら……殴られるだけじゃ済まされない。きっと……“死ぬ”。

けど、大人と子供のワタシとじゃ、足の速さが全然ちがった。
呆気なく掴まって、それから息つく暇も無く殴られ続けた。
凄く痛い、いままで大きな石をぶつけられたけど、今回はそんなものと比べられない。
全身の皮が剥がされたようで、棒の触れていないところも痛くてたまらなかった。

気を失いそうな痛みを堪えて、ワタシは急に辺りが静かになるのを感じた。
もう、殴られないで済むのかと思い、ワタシは咄嗟に痛みを押して身体を起こした。

その直後――ワタシの“喉”を狙って、棒が横殴りに振り払われた。
避ける方法なんて無い。棒は完全に喉を捉え、そのまま肉を押し潰してしまった。
あまりの痛さに今度こそ堪え切れず、ワタシは口から血を吐き出しながら気を失った
遠退いていく意識の最中、耳の中でずっと周りの人の声が木霊した。

「さっさと死んじまえ、化け物」





120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:34:47.10 ID:7fFTsqo0

……子供? 雪の中に埋もれているんだ。
お前さんも、ホトホト厄介なものに目敏いね。ほっとけよ。

バカな事を言ってないで、手を貸してくれ。酷い怪我だ……一体だれがこんな事を?
……厄介すぎるぜ。こればっかりは。
? 酷い怪我なのは分かるだろう? 早く病院に!

そいつを助けたけりゃ、大きな声を出さない事だ。無論、公的機関もご法度だぜ。
な――!?
言ってる傍から……いいから俺の言うとおりにしてくれよ。説明はしてやるから。

……分かった。言われたとおりにするよ。
穏便にな? 誰にも気取られないように……。
やけに慎重だな。
ワケは話してやるよ。後でな。




121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:35:29.56 ID:7fFTsqo0

「さあ、御説明願おうか?」

手すり付きの椅子を反対に座り、精悍な顔つきの青年は開口一番唱えた。
正面に座し、こちらは正しく椅子に腰掛けるもう一人の青年は面倒くさそうに欠伸を吐く。
しかし一度口約してしまったため、どうにも喋らない事には後味が悪い。

「はいはい、極々単純に教えてやんよ」

だらしの無い髪を引っ掻きつつ、青年は備え付けのベッドに横たわる少女を一瞥した。
一応、応急処置は万全にしておいた。可能なら、すぐにでも病院に移すべきなのだが。
青年は何度も頭を傾けて、実に詰まらなそうな口ぶりで短く呟いた。

「“ナイトメアポケモン”」
「ナイトメア? ポケモンなのか……この子も?」
「ああ、だが……ポケセンには間違っても運べねえぜ」

咄嗟に口を突いて出かけた言葉を、応答する青年は直前に握りつぶした。
対処する間も与えられず、中腰で立ってしまった青年は所在なさげに腰を落とした。

「そう言えば『公的機関がご法度』とか言ってたな。何故だ?」
「そりゃ“悪夢”を見せるからさ。稀に死に至るケースもあるらしい」
「大げさだな……」
「そう思うか? でなけりゃ、あそこまで袋叩きに遭うこともあるめぇよ」

吐き捨てると青年はベッドへ振り返り、少女の腕に貼ったシップに指を当てた。
大分熱は引いたが、風船のように膨らむ内出血の痕は当分消えないだろう。

「さすがレア中のレア、あれだけやられて骨折も無いとは恐れ入るね」
「助かりそうか?」
「“助ける”んだろ? 死にそうな怪我は自力で治癒しちまうんだろうなぁ〜」

122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:35:56.69 ID:7fFTsqo0

呑気に間延びした返答の後、彼は再び振り返り、青年と向き合った。
その表情は心なしか真剣みを帯びて、迂闊な答えを許さない雰囲気を纏っている。
気持ちを切り替え、互いに包み隠さず本心で語り合う意志を相手に見せ合う。
青年が鼻を鳴らした。

「で、このガキんちょ……どうすんのさ?」
「見るからに行き場を失ってる。君たちが許してくれるなら、連れていきたい」
「おうおう、俺達の意志を尊重してくれるとは、そいつは重畳であるな」

口元を釣り、青年は膝を平手で叩いた。そして、素面に戻って返答を口にする。

「だったら――ごめんだね? こいつはここに捨てて行ってもらう」

冷たく言い放つ言葉に迷いは見受けられない。無論、冗談で言っているわけでもない。
彼が、この「ダークライ」という少女を快く思っていないのは明白だ。
彼に限らず、誰だって悪夢を嫌う。それが生態だったすれば尚のこと扱いに困窮する。
更には『死』という言葉まで並べられている。非常に難しい問題だ。

「残念ながら、私もカメックスと同意見です。御主人様」
「フシギバナ……駄目か?」

ドアが開かれ、そこから着物に身を包んだ妙齢の女性が部屋に入ってくる。
その表情は思い悩んでおり、しかし確かな意志を持っているように感じられた。
どうやらドアの後ろで会議を開き、彼女達なりに決められた団体意見のようだ。
フシギバナはそれを代弁すべく、青年の前にやってきた。それを否定する事はできない。

「彼女の同行は危険が伴います。是非を問うまでもありません」
「リザードン達もそう言ったのかい?」
「そうです」

123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:36:27.01 ID:7fFTsqo0

鰾膠も無い。それが代表者たる彼女の務めとは言え、非情すぎる。
青年はカメックスの脇を縫い、ベッドに横たわる包帯巻きの少女に目を窶す。
一体どれだけ嫌われれば、ここまでの虐げを受けなくてはいけなかったか。
見た目は只の少女、それを寄って集って袋叩きの目に遭わせるとは正気の沙汰ではない。
そんな子を街にこのまま残して行く事は人としての情緒が許されない。

ふと、椅子から立ち上がり、青年はベッドの端へ静かに腰を下ろした。
今でこそ膨れ上がり、青年と同じくらいの太さの腕だが実際は枯れ木のようなものだろう。
儚いものに触れるような手つきで頬を擦り、それから純白の髪を指に絡める。
無意識のうちに目頭が火照り、雫が頬を伝い落ちた。

「こんな小さい子が……今までどんな毎日を送っていたのか、惨すぎる」

絡めた指から白髪を梳き、重みを感じさせない手つきで額を撫で上げる。
何度も、少しでも痛みを和らげてあげたくて、そのもどかしさが滲み出してくる。
つられてフシギバナも泣き出し、しかし声を上げては迷惑と嗚咽を押し殺していた。
その中、カメックスだけは無表情のまま、ただひたすらにドアを見詰めていた。

「無粋だな……」
「――え……なんだって?」

突然、椅子から腰を上げ、カメックスがドアの前に立ち塞がった。
大柄の彼がドアの前に立つと、完全に隠れてしまって様子が把握できない。
一体、何が始まるのか、それを聞き出す前に不思議と地響きのような感覚が部屋を襲う。
続けてドアの奥から聞き慣れた女性の声が響き、制止する声を押し退けてドアが開かれる。
当然、目の前には待機していたカメックスが出迎える形となった。

「大勢雁首揃えて何事かね? おまけに……随分と物騒じゃねえか」

出入口を塞ぐカメックスは突然の訪問者を一瞥した後、挑発的に鼻を鳴らした。
「大勢」と括っているのだから、彼の正面には相応の人数がひしめいている筈。
それが一体、何の必要があってこの部屋に雪崩込んで来たのだろう。「物騒」とは?
目の前で通せんぼする男に痺れを切らしたか、居並ぶ人達の声が大きく反響を始める。

124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:36:53.99 ID:7fFTsqo0

「……を匿っても無駄だ! 知ってるんだ、ここに連れ込んだ事は!」
「他人を人攫いみたいな言い方するんじゃないよ?」

からかうかのような応酬が繰り返されても、中々に煙に巻く事は出来そうに無い。
声からして相手は相当興奮している。下手に刺激すると何をしだすか分からない。

「カメックス、その人達は何をしに来たんだ?」
「あ〜……眠り姫を引き取りに来たらしい」
「……なんだって?」
「仕損じたから――“トドメ”指しに来たんだとよ!」

その直後、入り口を塞ぐカメックスの脇から包丁を握った人間の腕が目に映った。
口々に喚き散らし、人々は介入を阻止する男の身体を問答無用で押し始めた。
急激に怖気が全身に走り、集団的悪意に晒される恐怖を目の当たりにする。
ダークライは、ずっとこの恐怖の中を生き抜いてきたのか。

壁となったカメックスだが、いくら人だかりが力を込めても微動だしない。
何人寄り集まろうと所詮は人間の力だから、余程の事が無い限り彼が押し負ける事は無い。
果たして人々は騒ぐのを止め、先程よりは理性的な声が入り口より漂ってくる。
「話し合いがしたい」などと、明らかに腰を落としての発言だ。

狙いが判明している以上、こちらに累が及ぶ危険性は無いと断言できる。
それはあれだけの狂気を引っ提げて、カメックスに害を及ぼしていない事から分かる。
だが、今彼らの侵入を許せば、恐らくダークライの命はない。
話し合いと言ったが、彼らが妥協案を提示してくれるのかも怪しいものだ。

視線を逸らし、傍らに立つフシギバナに目配せする。
彼女は視線に気付くと、一転して余裕の佇まいから緊張感が垣間見え出す。
もしもの保険を打ち、それから意を決してカメックスに指示を送った。
一瞬、耳を疑うかのような表情を見せるが束の間、振り返り一瞥で事態を把握する。
後は野となれ山となれ、ドアの端に避けると途端に大勢の人間が部屋に雪崩込んでくる。
一斉にベッドを取り囲むようにして立つと、代表者の男が青年の前に歩み出した。

125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:37:24.58 ID:7fFTsqo0

「この度は騒がしくしてしまって申し訳ありません、トレーナーさん」
「いいえ、構いませんよ。ただ、少しばかり大仰ではありませんか?」
「貴方はそれの脅威を何もご存知ではない様子。この用意はけして大げさでは無いのです」
「旅の者には判りかねますが、この子はまだ少女に見えます」
「立派な害悪ですよ。それのために、一体どれだけの人間が悲しんだことか……」

急に嗚咽が響き、それに呼応して男達の手にした角材が小刻みに打ち震える。
輪から外れて、フシギバナだけは不自然に鼻を覆い隠し、注意深く動向を探っていた。
不穏な動きがあれば、いつでも彼女の蔓が人々の武器を絡め取ってくれる。
リザードン達も合流し、戦力も互角以上に揃って対話を進めることができる。

「それでも暴力で解決しようだなんて解せません。もっと他に良い方法がある筈です」
「理想を語られるのは結構ですが、失った人間はやはり恨まずにはおれんのです」

有無を言わせぬ迫力で物申し、市民は次第にベッドとの距離を縮めていた。

「どうしてもこの子に暴力を振るうのですか?」
「所詮は余所者の論理、貴方も一度肉親を廃人にされてみれば分かるでしょうな!」

一際大きな声を合図に、人々は手に持った凶器を掲げて一斉に飛び掛った。
大体予想できていた動きである。後は手筈どおり、フシギバナが働いてくれればいい。
だが、思いもかけない事態が青年の身に降り掛かろうとしていた。

あろう事か、市民の攻撃対象はダークライではなく、傍の“青年”を狙っていたのだ。
これにはフシギバナも動揺し、蔓の鞭で青年を絡め取って緊急避難させてしまった。
本来の手筈を忘れ、彼女の犯した過ちはそのまま少女の身を危険に晒す結果となった。
狡猾な、彼らはこうする事でフシギバナの注意を逸らす事に成功したのだ。
あくまで狙いはダークライだが、邪魔をするなら誰であろうと関係がない。

にじり寄り、誰からの介入も受けない絶好機会を手に入れて彼らは狂喜している。
得物を構え、更なる暴力に思いを馳せているようだ。
このままではダークライが殺されてしまう。青年は蔓の中でもがいた。

「早くあの子を助けるんだ!」
「……それをあのガキが望むんならな」

126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:38:01.39 ID:7fFTsqo0

タバコに火を点しながら、リザードンは冷静に言い放つ。
彼女の望む先で、黒いシルエットがシーツを掴んだまま壁際に逃げ込んだ。

ダークライだ。周囲の異変を感じ取り、意識を失っていた少女が覚醒したのだ。
少女は恐怖におびえ、迫り来る悪意から必死になって身を縮こまらせている。
目からは涙が溢れ、恐怖から来る全身の震えは儚さに余計の拍車を掛ける。
不意に、少女の視線が青年たちに降りかかった。

「助けて欲しけりゃ、自分で言いな……叫んだら助けてやる」

リザードンは現実的な提案をダークライに投げかけていた。
無理強いはしない、あくまで個人の判断に任せるという彼女なりの妥協であった。
本心は、ダークライの同行に反対はしていない。だが、決めかねていたのは確かだ。
それをこの場で確かめる。極限状態であれば、包み隠さず本音が言えるはず。
助けて欲しいのか、否か、それを少女の言葉に託したのだ。

果たして、脅威に晒される少女の選択する答えは――無言。

いくら怯えていても、彼女に助かる意思がないのなら手を貸すべきではない。
残念そうに眉を顰め、リザードンは深くタバコを吸引した。
ところが、どうした事かヤニの苦味以外に違和感が口いっぱいに拡がってくる。
何か重要な盲点を突かれているのではなかろうか、それを見逃しているのは、と。

焦燥に焼かれ、堪らず見返してみるが、相変わらず少女は怯えたまま喋る気配を見せない。
喉を押さえたきり、何かを訴えるかのような目でこちらを見つめ返してくるだけ。
――喉を押さえている?

冷や汗が額を伝い、何かが脳裏を掠めた瞬間、リザードンはタバコを床に落とした。

「あの子……ひょっとして、喋れないのでは?」
「まさか、そんなこと――!?」

自分の考えと同じ事を言われ、咄嗟に否定するリザードンの声。
だが、それを皮切りに、ダークライが激しく咳き込み始めた。
そして、盛大な空気の破裂が耳を打つと同時に、小さな口から血飛沫が飛んだ。
誰の目にも明らかな重症、取るべき行動は本能が教えてくれる。
弾かれるようにして動き、居合わせる男女は襲い掛かる市民を一気に壁際に押しのけた。

127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:38:42.79 ID:7fFTsqo0

「そういう事なら、もっと早く言って貰いたいね」
「バカ! 喋れないんだぞ!」

少女に累が及ばぬよう安全が確保されると、青年は蔓から脱して傍に駆け寄った。
怯える体を抱かかえて、力任せに縛される人間を一瞥する。その目は決意に溢れていた。

「宜しい、この子は私が預かりましょう。そして暴力以外の解決策を模索します!」
「いつか後悔する事になるぞ……」

押さえつけられてなお、憎まれ口を叩く男に視線を向け、青年は静かに目を閉じた。

「……今を後悔したくないんだ」

少女を抱かかえたまま歩き出し、青年はそのまま開けっ放しのドアの前に立った。
傍らにフシギバナが寄り添い、部屋から出て行くのを確認すると市民を解放する。
未だに目が血走っていたが、体力的に勝ち目が無いと踏むと大分大人しい。
それに黙って見過ごせば、結局は厄介払いも出来て願ったり叶ったりである。

荷物をまとめると青年達はすぐさま宿を後にし、一路、街の外を目指した。
言ってみればただの通過点である観光街、なにも感慨に耽ることはないのだ。

「さあ、ツーさん? 何も気に留めないで歩こう、歩こう!」
「あのガキ……今度は主に抱っこされてる……抱っこされてる……抱っこ……」

妄想に耽るミュウツーの背をリザードンが押して、一行は町の正門を潜り抜けた。
目指すところはポケモンセンターである。
誰も何も聞いてこなかったが、青年はそんな暗黙の了解が何より嬉しかった。

128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:39:12.72 ID:7fFTsqo0

程なくして目的地に到着。
当初係員は戸惑ったが、それでも傷ついたダークライを見ると目の色が変わった。
当直の医師を起こし、彼らは懸命な青年の姿勢を評価して治療を開始してくれた。
緊急手術が始まり、いつ終わるとも思えない長い時間が経過していく。
待合室をうろついていると、ふとある疑問に思い当たる。

「ミュウツーはどこに行ったんだい?」
「外で頭冷やしてくるって、さ」

灰皿を吸殻で満杯にして、リザードンは眠たげに答えた。
その内、帰って来るだろうと返答に一応納得し、青年は元居た場所に腰を落ち着けた。

「外へ、ね――?」





129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:39:38.19 ID:7fFTsqo0

未だに活性化している火山の頂上、ミュウツーは沸き起こる煙の中心を睨んでいた。
右手を突き出し、その先から青色の輝く球体を発生させては、無心で撃ち込み続ける。

「……これでいいだろう」

波導弾を撃ち終えると、ミュウツーは振り返り様、麓の町の全貌を流し見た。
青い花が実る幻想的な美しさのある夜景。そしてそれに包まれて栄える町並み。
不意に、彼女は口の端を吊って嘲笑的に笑い始めた。

「栄えて当然……町ぐるみの“麻薬売買”で肥えた美しき町、か?」

彼女の笑いに呼応するように、ケシの花弁が次々に空に舞って消えていく。
おぞましき社会構造だ。気に入らなければ強攻策に転じるとは畜生道にも劣る。
そして、恐らくダークライの行為によって廃人化した人間などいない。

フシギバナの動作で判明したもの、あれはケシの臭いを人間から強く感じ取ったのだ。
つまり、先程の市民の中に麻薬常用者がいたことを如実に物語っている。
廃人になって当たり前というものだ。

「こんな街……存在していては主の経歴に傷がつくじゃないか」

だから間接的に消滅させる。自然の力を借りて、正に天誅を下すのだ。

「汚れ物の処理はすべて……主のため」

狂気に歪んだ笑みを残し、ミュウツーは強力なサイコキネシスで宙に浮き上がった。
後には、不自然に煙の途絶えた山の全景と、ケシの鮮やかな青だけが残った。





130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:40:17.73 ID:7fFTsqo0

日付が変わり、夜も明け方という頃合に緊急手術は終了を迎えた。
しばらく安静にする必要があるが、これ以上症状が悪化することだけは避けられたようだ。
ただし……喉だけは、どうしようもなかったらしい。声帯が潰されていたのだ。

点滴を打たれ、綺麗に包帯を巻かれたダークライの傍に立ち、青年は静かに見守っていた。
暫くして、薄らと少女が瞼を開き、その視線が青年の覗き込む瞳と衝突する。
一瞬、目を見開くが、その表情に安堵を覚えたのか次第に落ち着きを取り戻す。
見詰め返してくる大きな瞳を見返し、青年はパイプ椅子を広げて座った。

一体どれだけの時間、見詰め合っていたのか分からない。
ふと自然に青年の手が動き、ダークライの純白の髪を指に絡め、静かに梳いた。
非常に滑らかで心地良く、いつまでもそうしていられるような手触りだ。
何度も繰り返すたび、少女の瞼が次第に閉じられ、完全に身を任せるようになった。

そして梳いた指を離し、その手は今度、少女の額に被さって、優しく撫で始める。
丹念に漏らさず、ぬくもりを注入するよう、手の平全体で撫で続ける。
いつしか涙が浮かび、閉じられた瞼の溝を沿って枕の上に零れ落ちた。
涙を指でなぞると、ダークライは瞼を開いて青年を見詰め返す。
青年の心に、もはや一抹の揺らぎも存在しなかった。

「ダークライ……俺達と一緒に行こう。俺達が君の“家族”だ」
「…………」

言葉は話せない。しかし、その目から感じられる思いは何より確かなものだ。
青年はダークライを腕に抱き、これ以上無いくらい優しい抱擁をした。

「お帰り……ダークライ」

その日、一行に新たな家族が加わり――、一つの街が火砕流に飲み込まれた。
一つの幸せの裏に、一つの不幸が付き纏っている。
恐らく、ダークライは幸せを手に入れたのだ。
新たなぬくもりを享受するために、何より温かい輪を求めて。


<了>

131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 11:41:16.44 ID:7fFTsqo0

一方、海んチュウとイーブイ。

「あの街って放送局変だから京アニ映んないんだよね」
「ホント、ホント。嫌になるさぁ〜」

アニメの為に、先に別の街に移っていましたとさ。

<兄>
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 23:39:47.43 ID:L7291z.0
こんな良作がうpされるてるなんて毎日来てる甲斐があるZE
神作品乙です。
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/27(木) 23:47:12.22 ID:6bgZeGY0

最初のほうヴェルタースオリジナルかと思ったわ
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/29(土) 00:40:22.91 ID:miP/3JA0
やっぱこのスレはいいなぁ。量は多くないが質の良い作品の投下率が高い。
作者さん投下乙であります。
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/29(土) 04:26:16.13 ID:96vAKKE0

今更だけど、「照明」と書くべきところを「証明」にしていたことに我ながら愕然とした・・・
温かいレスに応えれるよう、精進するぜ
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/29(土) 12:03:49.37 ID:KT.XvbU0
さあ作品が一つ終了したところで>>108の企画に
意見を出そうじゃないか。
ミュウツーが生徒会長ということはポケモンは
人間とほぼ同じような生活をしてるってこと?
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/29(土) 12:44:56.63 ID:WVfqfT20
>>136
ポケモンのままなのか、擬人化された姿なのかで変わってくるんじゃね?
俺の中では擬人化がジャスティスだから人間とほぼ同じ生活リズムってなってるんだがどうよ。
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/29(土) 19:43:20.19 ID:KT.XvbU0
>>137
結婚しよう
でもこういうのも下に直撃なんだ
http://www.vipper.org/vip780504.jpg
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/29(土) 23:08:47.75 ID:WVfqfT20
>>138
この発想は無かった。
これはこれで俺も好きかもしれん
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 01:00:28.25 ID:5kWfD3w0
まあ画像はおいといてミュウツーと主の通う学校には
他の人間はいる?いない?
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/30(日) 21:12:54.12 ID:yA.T89c0
ミュウツーが全員ブチ殺している
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 06:38:09.32 ID:chSdzE60
それだと主がこれないだろ
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 18:40:23.27 ID:kMVlS160
まあ学校には主しか人間がいないと仮定しよう。
その他の細かい設定は?
みんなで考えるんだ。
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/03(木) 22:22:31.94 ID:fow032s0
フシギバナは絶対お金持ちで由緒ある御家の令嬢。
これは譲れない
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 23:12:04.60 ID:kMVlS160
>>144
お前の妄想設定をとりあえずさらすんだ
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/04(金) 13:09:19.82 ID:QxK0org0

県立ヤンデレ学園☆〜ゼッタイ、“好き”って言わなきゃダメ・・・だよ?〜


――とある○×の世界、×○でも特に変わらない適当なこの場所で今まさに恋は始まる!?
主人公である青年はごく普通な男の子。しいて上げるなら秘めた熱い情熱、そしてイケメン。
彼は憧れる世界最高のポケモンマスターを目指し、他県にも有名なヤンデレ学園に入学した。

そこから始まる様々な出来事、貸しアパートに連日届けられる可愛げな封筒。
物陰から感じる凄まじい視線と話しかけた女子が神隠しに遭ってしまう不思議な現象。
ナゾが謎を呼ぶこの学園で、これからどんな出会いと恋が待っているのか?
期待に胸躍らせ、青年は個性豊な面々とドタバタの学園生活を送る事となる!

恋せよ若者たち!

By.理事長サカキ〜最近、息子がゴローニャの育成を始めました〜

147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/04(金) 13:10:00.20 ID:QxK0org0

登場人物

主人公:至極まっとうな理由で学園に入学してきた、とてもプラトニックな男の子。
裏表の無い性格で誰隔てなく接する事ができる。それ故にトラブルを招いてしまうのが玉に瑕。
超ウルトラスーパーギガンティック鈍感なため、周囲の心労も生半のものではなかったりする。
果たして、恋する乙女達は生まれながらのフラグブレイカーをモノに出来るのであろうか?
ガンバレ、みんな! 野郎エンドだけは死に物狂いで避けるんだ!!

ミュウツー:最強絶対君主。生徒会長だが学園の全てを取り仕切っているパワーメーカー。
非常に冷めており、超然とした佇まいから男女ともに不動の人気を誇るアイドルでもある。
本来は何事にも割り切り、固執しない性格だが、ある一人の生徒に尋常で無い恋の炎を燃やす。
それこそストーカー紛いの真似までするが、やはりフラグブレイカーは動じない。
無尽蔵にある学園の権力を振るい、見事恋を実らす事が出来るか。ガンバレ、ツー様!

リザードン:気付いたら屋上でヤニを吹かしている不良女生徒。スケバンではない。
血の気が荒く、目が合うとすぐさまガンを飛ばしてしまうが根は善人である。(主人公談)
オマケに結構、常識人で個性豊な面子に振り回されていたりする。すげーする。
一人で族を壊滅させてしまう、そんな彼女が青年に恋をしてしまったから、さあ大変。
愛は力でもぎ取るもの! と、滅茶苦茶な論理を振りかざし、恋路にブラストバーン炸☆裂☆!
とにもかくにも姐さん事件です!

148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/04(金) 13:10:51.05 ID:QxK0org0

フシギバナ:不思議製薬会社社長令嬢の見るからに深窓のお嬢様……なのに世間ズレなし。
学校へは指定制服で来るものの、普段着は着物姿である“和”の心を重視するお姉ちゃん。
常にSPが控えていたり、お昼時間にはシェフが直接料理を運んだりとやはり金持ちは違う。
基本、笑みを絶やさず、礼節に富んだ淑女なため他生徒の人気は高い。しかし、たまに黒い。
新入生に気になる殿方を見初めた時から彼女の戦いは静かに始まった。
某国の国家予算に匹敵する資金を糧に、しゃにむにアプローチを通し続ける。
ほら、やっぱり黒い。

ダークライ:不思議ちゃん。と言ってもフシギバナとは関係ない。でも不思議ちゃん。
付属校らしく主人公より年下。そして不思議ちゃん。全身からイジメてオーラを出している。
授業中は居眠り常習犯であり、よく先生から出席表などで頭を叩かれている。不思議ちゃん。
小さいので食堂のパンが中々買えず、見かねた主人公が一肌脱いで知り合いになる。
不思議ちゃんのため友人は少ないが、リザードンの数少ない理解者であったりと結構すごい。
端的に主人公が好き。結構好き。かなり好き。お兄ちゃん大好き!
因みに、映画館で貰ったダークライは照れ屋で怒りっぽい性格でした。なんというツンデレ。

海んチュウ:水泳部。それ以外に選択肢があろうか?
明らかに南方の県から来ており、方言がきつい。肌も焼けててどう見てもスイマー。
根っからのサーファーで、部室を占領してまでサーフボードを保管している最強のKY。
しかし、かなり濃いキャラクターなのに、意外と影が薄かったりと謎の多い人物である。
親戚に風船おじさんが居る。

Qあなたは主人公が好きですか?
A「シュジンコウってなんさ?」

ビキビキ・・・

149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/04(金) 13:11:55.00 ID:QxK0org0

イーブイ:小動物の皮を被った地上最強生物。おもに男子生徒にとって。
見目愛らしく、あれは女子が男装をしているんだと勝手な妄想の対象を受けている。
声変わりしていないのも拍車を掛け、一部の生徒からは狂信的人気を誇っている。
いつかメイド服を着せてやるんだと、かなり危ういことを言っている生徒もいるらしい。
主人公に懐いており、BL展開を暗に予想させている。トイレ同伴はマジ勘弁。

カメックス:何故生きている? ギャルゲに於いて必要不可欠な友人ポジションの男。
ツー様の忠実な下僕であり、あらゆる便宜を彼女に図ることを約束されている。弱み的意味で。
リザードンにヤキを入れられ、SPに撃たれ、夢喰い、十万ボルトとかなり死に掛ける。
タフな身体を持ち、死んでもコマの入れ替わりですぐに復活できたりする。
何でもそつがなくこなせる便利人。しかし、日本じゃあ二番目だ。

カメール:カメックスの妹。遺伝子に神秘が起こり、兄貴からかけ離れた美少女である。
家事、炊事とバランスよくこなし、おまけに奥ゆかしい性格で相手を立てることが出来る。
残念な事は、そんな子は存在しない事である。

ドサイドン先生:つのドリルは三割命中!
オニゴーリ先生:絶対零度は三割(ry!
カバルドン先生:地割れは(ry!
ハガネール先生:オールハイルブリターニア!

こうですか!? わかりません<>
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/04(金) 17:18:09.22 ID:NLsyt0c0
>>146>>149
おまいは隠された逸材だったわけだな
シリアスはダークライとか書いてた人にまかせて
我々はこれかこうか
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/04(金) 17:21:55.41 ID:NLsyt0c0
ダークライは年下だけどミュウツーとかはどうなん?
生徒会長ってことは3年?
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/05(土) 07:15:07.06 ID:w4q1uRE0
何がカオスかって?
県立なのに理事長がいるところさ!
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/05(土) 08:28:47.80 ID:KpD9P2.0
>>152
みんなの学年を決めてくれ
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/05(土) 16:47:28.47 ID:w4q1uRE0
しょうがないなぁ><

ミュウツー:生徒会長、高等二年。生徒会に専念ofアプローチに忙しいので部活は入ってない
リザードン:高等二年生。バレー部幽霊部員、ブラストバーンなる必殺アタックを所持する
フシギバナ:高等三年生であり巨乳。茶道部に籍を置き、部長も兼任する。しかし紅茶が好み
ダークライ:中等二年の不思議ちゃん。仮眠部を開きたいが顧問が見つからない。美術部
海んチュウ:中等三年。水泳部、たまに風船を身体に巻きつけて空を飛んでいる
イーブイ:中等三年。料理研究部所属、激辛メニューの開発に余念が無い
カメックス:高等一年。ツー様の策略により、ダブらされている。本来三年生

てきとーである
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/07(月) 00:42:09.74 ID:uj98ISs0
主「なんとか・・・・入れたな」
子供の頃に一度だけつれてきてもらった父の母校。
以来ずっと憧れを抱き入学を目指して勉学にいそしんだ。
その努力が実を結び、こうして入学式に出席することができた。

この少年の入学によって学園の平穏は地の果てに追いやられることになる―
156 :クマガイ :2008/04/07(月) 18:01:46.83 ID:USyh5cAO
http://www.techno-japan.co.jp/watafura/
ラジオ出演決定!
応援メールよろしく!
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 12:03:55.75 ID:GALKHUU0
とりあえずミュウツーの学園物はどうなるんだろうか?
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 16:42:33.72 ID:/kqfbKo0
んー
続けたいんだけどもさ
擬人化した場合の能力はどうする?
とっちゃったらそれはもうポケモンじゃあないし
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 20:57:41.99 ID:1ylkimc0
>>158
人間は知恵を擬人化ポケモンは力をで協力して
一緒に生活してるのがごく普通な世界とか?
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 23:52:17.99 ID:lB9NWM60
>>159
よしそれでいこう
じゃあ>>155の続きからかくね
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/15(火) 19:21:33.94 ID:AQBXn9.0
>>159そうなるとポケモンと人間とで結婚も普通という世界観ってことになるのか。
でも何となく人間とポケモンとで対立するとか、そういう要素があってもいい気がしないでもない。
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/15(火) 19:56:04.22 ID:8StTm1w0
>>161
じゃあ世界的には協力が普通になってるけど
ポケモンが一番偉いと思ってる派閥や人間が一番だと思ってる派閥
があってそれを直そう・・・・みたいな?目的の学校ってことに・・・・え〜と
・・・・・もうどうでもイイ!誰か早く書いてくれ
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/15(火) 21:42:29.87 ID:WNV0kc20
体育館

ざわ・・・・ざわ・・・・・
入学式も特に問題無く進んでいく中、主はあくびを噛み殺しながらぼ〜っとしていた。
船を漕ぎ出したところで肩をつつかれる感覚に覚醒する。
主「んあ?」
?「おいあんた。そろそろ生徒会長の祝辞だから起きといたほうがいいぞ」
主「ん〜生徒会長の挨拶なんて聞かなきゃならないの?」
?「ああ。独裁者ってわけじゃないがかなりの権力はあるからな。寝てたりなんか
したら、なにされっかわからねーぞ。かくいう俺も被害者だ」
主「そうなの?」
?「ほんとなら、今年で三年なのよね(泣)」
主「そ、そうだったんですか・・・」
?「あ〜敬語なんていらねえよ。同じ学年なんだし」
カメ「あ、俺の名前はカメックスね。お前は?」
主「主って言うんだ。よろしく」
カメ「よろしくな。じゃあそろそろ黙ろう。生徒会長のお出ましだ」

キャー!! うおー!!

主「生徒会長って悪い感じの人じゃないの?」
カメ「あ〜よくも悪くも人気者なんだよ」

164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/15(火) 22:25:04.65 ID:WNV0kc20
ミュウツー「みなさんお静かに。生徒会長のミュウツーです。新入生
の入学を心から歓迎します。この学校は人間とポケモンの溝を埋めるために
建てられました。今ではその溝も大分埋まってきたといえるでしょう。完全に
溝を埋めることは難しいでしょうが、この学園にいる間に上下関係などないと
いうことを学びましょう」

パチパチパチパチパチ

主「へー、綺麗な人だなあ。短い挨拶も好感が持てるな」
カメ「でも忘れるなよ〜。俺を留年させたのはあいつだぞ〜
下僕とか言われてこき使われるんだぞ〜」
主「あ、そ、そうだったの・・・。まあでもほら、美人の
手伝いができたと思って、ね?」
カメ「(なんかかわいいなこいつ・・・)留年してもいいから下僕に
なりたいってやつは結構いるらしいぞ」
主「うん。ちょっとわかるかも」
カメ「悪いことは言わん。やめとけ」

生徒達は教室に戻ってください

カメ「この話はまた今度な。教室行こうぜ」

教室

資料等を受け取ってみんなが帰り始めた。
カメ「今日はもう終わりだから。お前どこに住んでんの?」
主「(略)だよ」
カメ「ふむ、俺ん家より近いな。お邪魔してもいいか?飯かなんか
食いながらこの学校のこといろいろ話してやるよ」
主「おお、それはありがたい。じゃあ行こうか」

ピンポンパンポーン

一年B組の主さん。至急生徒会室に来てください。繰り返します―

カメ「・・・お前なんかしたの?」
主「特になにも・・・。今のってさあ」
カメ「会長だな」



お目汚しを。シャワー風呂はいってくる
なんかあったらいってくれ
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/15(火) 22:44:08.30 ID:8StTm1w0
>>163>>164
いいぞいいぞ!めっさ楽しみだ
もっともっt
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/15(火) 22:59:22.84 ID:WNV0kc20
シャワー風呂ってなんだよ俺・・・・
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/15(火) 23:01:54.93 ID:8StTm1w0
>>163>>164
いいぞいいぞ!めっさ楽しみだ
もっともっt
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/15(火) 23:03:15.33 ID:8StTm1w0
>>167
なにやってんだ俺・・・・・
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/15(火) 23:22:35.97 ID:8StTm1w0
>>167
ともかく期待してるからなwwww
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/16(水) 01:16:22.86 ID:2CncNqg0
呼び出されたからには行かねばなるまい。
カメックスに案内してもらい生徒会室には着いた。
カメックスは「厄介ごとはごめんだ」と先に帰ってしまった。
主 コンコン
ツー「どうぞ」
主「失礼します」ガチャッ
ツー「・・・・・」ジー
主「・・・・・」
ツー「・・・・・」ジー
主「・・・あの・・」
ツー「はっ!すいません。その・・・お久しぶりですね」
主「え?」
ツー「十年ぶりくらいでしょうか。私たちが初めて出会ってから・・・」
主「はあ・・・」
ツー「懐かしいですね。今でも覚えてますよ。あのときの約束。
あなたも覚えていてくれたんですね」
主「あー・・・すいません。真に失礼なんですが約束って・・・?」
ツー「あれ?覚えてないんですか?」
主「すいません・・・・」
ツー「湖のほとりで語り合ったのも?森の中で泥だらけになって
駆け回ったのも?近くの川で一緒に釣りしたり泳いだのも?」
主「はい・・・・」
ツー「くぁwwせdrftgyふじこ」
主「あの・・・大丈夫ですか?」
ツー「え、ええ。大丈夫です。でもそれならなんでこの学園に?」
主「親父に連れられて子供の頃に一回来たことがあるんです。
そのときからこの学園に憧れて、今回なんとか入学できたんです」
ツー「お父上に?」
主「親父の母校らしいんです。でも連れてけって言ったのは俺
らしいんですよね。名前出してここに行きたいって駄々こねたそうです」
ツー「そう・・・ですか・・・・(一応覚えてたにはいる・・のか?」

10年前

幼主「お姉ちゃんの学校はどこにあるのー?」
幼ツー「(略)っていうところだよ」
幼主「そっかー。遠いねー」
幼ツー「ねー。でも高校生くらいになったら会えるかもね」
幼主「こーこーせー?なにそれー」
幼ツー「んーとね。今から十歳くらい大人になったらなるんだよ。
高校っていう学校に通うんだよ?」
幼主「へーお姉ちゃん物知りだねー。お姉ちゃんはどこのこうこうにいくのー?」
幼ツー「んーっとヤンデレ学園っていうとこに行きたい」
幼主「じゃあ僕もそこに行くー!」
幼ツー「じゃあ一緒に行こうねー」
幼主「ねー」


次から書き方変わるかも。下手だったり読みづらかったりしたら言ってくだせえ
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/16(水) 14:03:46.94 ID:zTNn/BM0
とりあえず学園物の方乙であります!
てか学校の名前がヤンデレ学園吹いた。
個人的にはセリフ頭に名前は入れないほうがいいかなと思ってます。
そうすると描写が細かくなったりするので、自分はそちらの方が好みかと。
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/16(水) 14:41:21.60 ID:FMU04Lo0
>>170
幼ツーの頃から幼主の事が好きだったのか?
流石に小さい頃はヤンデレじゃないなwwww
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/16(水) 18:14:54.18 ID:TreHhro0
>>171
これからは名前抜くんだ。でもちゃんと書く自信が・・・
>>172
母ちゃんゴメンね病んでないね。下手すりゃデレデレミュウツーになるかもね。
ゴメンね母ちゃん
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/16(水) 18:53:14.21 ID:FMU04Lo0
>>173
俺はそっちも好きだがな
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/17(木) 07:55:54.35 ID:kXsX4Zk0
「あの・・・」
ミュウツーがおずおずと口を開く。
「なんですか?」
なかなか用件に入れず、もじもじしているうちにどんどん顔が赤くなる。
「わ、私のマスターになってくだしゃい!」
(噛んでしまったーーー!!)
穴があったら入りたい。ミュウツーは初めてそんな気持ちを経験した。
「マスター・・・ってポケモンマスターですか!?」
「はい・・・・・お願いできませんか?」

ポケモンマスター。昔はトレーナーの頂点という意味だったが、今では
別の意味を持つ。人間とポケモンとの結婚は禁止されていないし、何組も結婚する
カップルもいる。子供も普通に生まれる。しかしポケモンマスターというのはポケモンに
とって結婚よりももっと重い意味を持つことになる。ポケモンマスターとしての契約は
専門店に売っているモンスターボールを使う。まあ、ゲットするだけなのだがこの契約は
人間側からしか破棄できないし、ポケモンは二重契約はできない。人間は何人でもマスターになることが出来る。深い友情・愛情の証に契約を結ぶことが多いのだが年に一回あるかないか位だ。(同意していないポケモンにモンスターボールを投げた場合、傷害罪に問われることになる。すでに契約しているポケモンに投げた場合、強盗傷害などの重い罪に問われる)

「で、でも会っていきなりっていうのは・・・・」
言葉を濁す主。
「あなたが五歳の時に私たちは出会っているのです」
「そうなんですか?」
覚えていない様子に落胆しながらもミュウツーは続ける。
「十年前、避暑地に遊びに行った私は、そこであなたと出会いました。
そこで一緒にヤンデレ学園へ行こうという約束を交わしたんです」
ここまで聞いて主はあることに気づく。
「じゃあ俺が親父にここに連れてけって言ったのは」
「私の・・・影響かと・・・////」
照れるミュウツー。そうだったのかと心の中でつぶやく主。
しかしまだ自分は学生だ。もう少し自立してからでも遅くないだろう、うん。と
考えそれを伝える。
「ポケモンマスターの話なんですが・・・」
「はっはい!」
照れるのをやめ、真面目な表情になる。
「正直まだ学生なんで、今すぐって訳にはいかないです」
そう・・ですか・・・と意気消沈する姿に主は少し心が痛んだ。
「でも学園を卒業したら・・・その時気が変わってなかったら
契約しよう。ツー姉」
ミュウツーの顔がパッと明るくなり、目に涙がたまってくるのがわかる。
「今思い出したよ。こういうときはなんて言えばいいのかな・・
ただいま?」
ミュウツーが主に抱きつく。その時に目から大粒の涙がこぼれる。
「おかえり・・・・なさ・・い」


その頃のカメックス
「主も留年させられるのかなー。まあそれも面白そうだしいいな。
うぉあ!一撃かよ!Gクロスオーバーやべえwwwwww」
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/17(木) 07:57:38.87 ID:kXsX4Zk0
うん。俺書くのへたくそwwwwwwww
でもやめねえwwwwww
やめろっていわれてもやめねえwwwwwwww
キャラ出すまでやめねえwwwwwwww




学校逝ってこよ・・・・
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/17(木) 22:13:09.11 ID:xewmlww0
>>176
おぅ!やめんなよwwww
できればキャラだしてもやめるなwwww楽しみにしてんだからよぅ
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/18(金) 00:39:41.91 ID:vrg/tas0
そしてここからツー様のヤンデレが発覚していくと言う訳か
しかも主は全く気づかないという展開で
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/18(金) 07:57:00.63 ID:Ksxnv3Y0
それからミュウツーに「マスターになるのだから」という理由で
敬語禁止、呼び捨てなどの約束をさせられ、家に来ないかと誘われたが明日は
学校だということで断った。そして学園から徒歩十分という位置にある
アパートに帰った。
「あ〜いい湯だったな〜」
風呂後は基本的に上裸の主。その格好のままでジュースを飲みながら
テレビを見始める。

「ああ・・・主。無駄な脂肪が一切付いてない見事な体です・・・。
ジュルリ・・・あ、涎が・・。」
主を誘い断られたミュウツーだが、主と別れた後すぐに方向転換、空を飛んで
主を追跡していた。そのかいあって主が学園からそう遠くなく、一人暮らし
である事がわかった。窓の外で中の主の様子を伺っている。
(通い妻には最適だな・・・ふふ)

そうこうしているうちに主はテレビを見るのを止め、ゲームに夢中になっていた。
主は変わったもの好きで、今やっているゲームも最新の物でなく、レトロな物であった。
「くそ〜、身長より低いのになんで死ぬんだよ〜最弱め〜」

「拗ねてる表情も可愛らしい。よし、高速で帰ってビデオカメラを持ってこよう」
そう言うやいなや、家があると思われる方向へ飛んでいく。
そして十分程度で帰ってくると主はゲームをやめ、水着の女性たちが多数出演
している番組を見ていた。
「私がいるのに・・・他の女の体など・・・。でもやはり胸は重要なのだろうか。
主はどちらが好きなのだろう。テレビは・・・みんな巨乳だ!」バキッ
念力の暴走によってせっかくとってきたビデオカメラがぶち壊れる。
「!!」

「なんの音だ?」
聞きなれない音に視線を窓に向ける主。あわてて息を潜めるミュウツー。

(またとってこよう・・・・)

再び戻ってきたミュウツーが見たのは、テレビをつけたまま寝てしまっている主だった。
上半身裸なのでこのままでは風邪を引いてしまうかもしれない。
「まったく主は・・・まだ子供ですね」ガチャッ
念力で窓の鍵を開け、音もたてずに室内に入ってくる。
テレビを消してゲームを片付け、主に布団をかけてやる。
「風邪はど引いてはいけませんよ。明日会えなくなってしまいます」
寝ている主の頬に唇を落とし、窓から出て丁寧に鍵をかけて家に帰る。

明日からの学園性活にはたくさんの出会いが待っている。


180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/18(金) 17:59:08.18 ID:LAZwxsA0
良いものが見れた
最後の学園性活って字でこれからの展開が更にwwktk
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/18(金) 23:36:44.61 ID:W7a19.A0
ぶるあああ!やっちまった!
せいかつ→性活 やめろ→病めろ
になってきてる俺のPC
続きはもう少しまってね
しかし今何人がこのスレみてるんだろうね
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/19(土) 00:38:51.79 ID:Q6nslqA0
乙なのさ。自分も性活で吹いたよ。
とりあえず>>181の為に挙手してみるノ
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 09:20:17.54 ID:aApk7wg0
自分も乙 みてるよノ
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 10:44:53.41 ID:kZSu5T20
スペランカーかwwノ
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/19(土) 13:26:19.48 ID:0w6Ywggo
中に誰もいませんよ
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 19:12:52.17 ID:2.9HsDU0
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/19(土) 20:59:46.32 ID:50hy.e20
ノシ
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/20(日) 12:12:00.64 ID:Tw1V2920
まだまだ人がいるからこのスレは大丈夫だな

「やってまいりました・・・・・屋上!」
本来授業中であるため、屋上には人影はない。
現在午前九時。学園の門をくぐる時、ミュウツーに挨拶され
(滅多に無いことなので周りは騒いでいた。主に対する口調、態度などもそのとき
ばっちりと聞かれてしまったのでこれから転校生並みの質問タイム
になってしまうだろう)
そのまま鞄を持ったまま屋上に向かった。
「質問タイムは勘弁だからね〜」
問題の先送りとも言うかな、と呟いて屋上を見渡す。
「複数個のベンチと・・・・貯水タンクかな?どれも昼寝にはもってこいだ」
屋上の入り口から一番離れたベンチに寝転がるとそのまま睡眠の体制に入る。
(昨日は少し夜更かししたからな。でも布団がかかってたのはなんでだろう?
肌寒く感じて引っ張ったのかな?)

♪ああ〜憧れの〜ポケモンマスターに〜

ポケットの携帯が鳴り響く。ディスプレイには昨日アドレス交換した
カメックスの文字。(もちろんミュウツーともしている)

おい、授業始まるぞ。最初からサボりか?

寝ます。ノシ

「返信完了。電源切った。おやすみー」

(あ〜あ。教室どころか学校中あいつと会長の噂で持ちきり。
寝るってんなら図書館か屋上だろうな。屋上にはあいつがいるってのに)
悶々と授業を受けるカメックス。

「ふい〜、さーてと一服するかね・・・・ん?」
自分の指定席に誰かいる。ご丁寧に爆睡しているようだ。この時間に自分の
テリトリーである屋上に人がいることなどほとんど無い。みたところ男のようで
そうなるとますますここにいることが不思議だ。
(さっさと追い出すとするか)
そう考えゆっくりと近づいていく。三メートルほど手前で気配に気づいたのか
主が起きて大きな伸びをする。
「おい、誰か知らないけどここはあたしの場所だ。とっとと出ていきな。
昼休みと放課後以外は近づくな」
まだ少し寝ぼけているであろう相手にとりあえず凄む。
「あ・・・おはようございます」
「はやくねえから。とはやく出てけ」
起きたら目の前に人がいて出てけ出てけと脅される。そんなシチュエーション
にも主は動じないで自分の言いたいことをいう。将来が楽しみだ。
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/20(日) 12:13:06.55 ID:Tw1V2920
「すいません・・・ここ気に入っちゃったんですけど・・使っちゃ駄目ですか?」
自分にこんな口をきく奴があの二人以外にいようとは。だがせっかくの一人だけの
くつろぎスポットを失うわけにはいかない。
「お前あたしが誰だかわかってんの?」
と言われてもまだ入学二日目であって先輩はおろかクラスメイトの顔もうろ覚えだ。
目の前の女生徒が何年生かわからない。くちぶりから先輩だろうとは推測できる。
「新入生なもので・・・」
「なんだ・・新入りかよ。じゃあ覚えときな。ここは昼休みと放課後以外あたしの
貸切だ。そんであたしは二年のリザードン。大体の奴はビビって近づかない。
わかったらさようならだ」
やはり先輩だった。しかし主はリザードンの言葉が気になったので
そのことを迷わず口にした。
「なんで皆さん近づかないんです?先輩みたいな美人さんにお近づきになりたいって
男はいっぱいいるんじゃないですか?」
今までそんなこと言ってくる男はいなかった。にらめば男なんてすぐどこかへいったし
しつこい奴には実力行使もした。故に面と向かって褒められるなんてのは経験した
ことがなかった。顔が熱い。赤くなっているんだろう。
「ばっ馬鹿野郎!だだ誰がそんなこといえっつった!」
(なんなんだこいつは〜。調子くるうじゃないか。こんなこと言われたの初めてだし。
結構かっこいいし)
主の方をちらちら見ながら考えるリザードン。主はずっとニコニコと笑っている。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」ニコニコ
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」ニコニコ
「・・・・・・・///」
授業終了の鐘が鳴った。もうすぐ昼食をとりにくる生徒でここもいっぱいになるだろう。
リザードンはまだ少し赤い顔を隠しながら、踵をかえし屋上の出口に向かった。
「あ、待ってください。ここは・・」
「勝手にしろ!!」
そう言い捨てリザードンは行ってしまった。屋上の使用許可を得た主は嬉しそうに屋上
を後にした。しかしこれから教室に帰って質問攻めにされるかも、ということを思い出し
若干鬱な気分になった。

遅くなってごめんちゃい
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/20(日) 16:14:38.92 ID:COiMYzY0
別にこのペースなら遅くも無いぜ乙
そしてツンデレ!ツンデレ!リザはやっぱこうでなきゃあ
そのうちツー様と会って血を見ることになりそうだけど
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/21(月) 20:39:28.10 ID:2dDeL.Q0
「主!昼食を一緒に食べましょう!」
ミュウツーが主の教室に来て開口一番そういうが、教室を見渡しても主がいない。
「おいカメックス、主はどこへいった」
入り口すぐ近くにいたカメックスに問い掛ける。教室中がミュウツーに注目
していてもお構いなしだ。
「いやしらねーしらねー。あいつ今日朝からサボりなんだよ」
「この時間なら食堂か購買か?邪魔したな」
ミュウツーが去った後教室で「綺麗ー」とか「かっこいい」とかの声が
上がるが主にしか興味ないミュウツーには関係なかった。

一方少し迷いながらもなんとか食堂にたどり着いた主はその大きさに驚いていた。
「へー大きいなあ。設備も綺麗だし。食堂入り口のすぐそばにあるのが購買か。
つーか人多いな。まるで戦場じゃないか」
一通り見渡した主の目に購買の人の波から少し離れたところでオロオロしてる
少女が映る。なんとなく気になった主(ロリコンではない)は思い切って
話しかけてみることにした。
「どうかしたの?」
話しかけた瞬間、少女の肩がビクッとなり視線が主に向けられる。
「ごめん、驚かせちゃったかな?君がなんか困ってるように見えたから
話しかけたんだけど」
「・・・・・」チラチラ
少女は購買と主を交互に見る。
「ん、そうか購買で昼飯を買いたいんだが人が多くて困ってるんだな。よし、
ちょっと待っててね」
そういうと主は購買に向かって走り出す。華麗なステップで人を避け、一気に
最前列までこぎつける。買い物を済ませ、少女のいる場所に戻る。この間数分。
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/21(月) 20:40:32.27 ID:2dDeL.Q0
「何が欲しいかわからなかったから適当に買ってきた。どれでも好きなのを
選んでくれたまえ」
そう言った主の手には結構な量の食べ物と飲み物が。名前も知らない男に
いきなり昼食を買われるという状況に救いの手が差し伸べられる。
「おいお前!そいつに近づくんじゃねえ」
後ろからかけられた声に聞き覚えがあったのですぐに振り向く主。
「ッ!!!なんでお前が!!」
「おお、やっぱりリザードンさん」

購買から場所を移すため学内を移動する一行。 
「で、どーしてお前がこいつといたんだよ。つーかあたしは名前言ったけど
お前の名前聞いてないぞ」
それもそーだ、と名前と一緒に居た理由を話す。
「ふん。このロリコンめ」
「いえロリコンじゃないですから。この子紹介してくださいよ」
主が他の生徒に興味を持つのが少し気に入らないリザードン。
「・・こいつはダークライ。中等部の二年で美術部だよ」
「へー。よろしくなダークライ」
そういいながら笑いかけた主にダークライは照れながら頷く。
「・・・・・///」コクリ
(ロリコンもいいかもしれないな・・・)
人知れずそう思う主であった。



次は誰にしようか。>>194にきめてもらお
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/21(月) 21:28:09.60 ID:m1/OMo60
ダークライカワエェwwwwww
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/21(月) 21:29:05.72 ID:m1/OMo60
じゃあフシギバナ様で
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/22(火) 11:43:46.52 ID:Qf.EiADO
みんなこれからヤンデレ学園どうなってほしい?
俺はBADENDはやめてほしいんだが
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/22(火) 16:06:27.78 ID:7BzFX2o0
>>195
う〜ん・・・・・やっぱM様END?
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/22(火) 17:14:47.42 ID:X/ddF6Q0
>>195
このスレ的にはM様ENDだよな。
個人的には大団円でも・・。
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/22(火) 17:39:14.67 ID:ySQ5My.0
BAD ガチホモ 女
の三つ以外にある?
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/23(水) 03:58:25.19 ID:v8n35iw0
基本的にヤンデレってバッドエンドありきなんじゃないの?
その上でバッドになるかハッピーエンドになるかをハラハラしながら楽しむものだと自分では思っていたんだが
でもこのスレはとことんダークな展開になる事は少ないし、普通にハッピーエンドでもいいのか…
もちろんヤンデレは譲れないけど
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/23(水) 08:35:41.06 ID:.TzDKns0
>>199
おぃおぃヤンデレでハッピーENDになっから
いいんだよぅそうだよきっとそうだそうに違いない
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/23(水) 08:59:29.85 ID:EPL54UDO
その辺は書き手のさじ加減だよな
エロゲ的にBADENDいったら行く前に戻ってとかでもいいんじゃないかと

ゲームは製作はもうとまってるよな・・・
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/23(水) 21:19:12.85 ID:uydm2OY0
その後三人で昼食を食べ終えた主は教室に向かう途中で携帯の電源を入れた。
新着メール 28件

主今どこですか

昼食を一緒にとりましょう

食堂ですか?

屋上ですか?

同じような内容のメールが山のように送られてきていた。

(とりあえず返信っと)
ごめん。明日は一緒に食べよう。

絶対ですよ?

「わるいことしちゃったなあ」
そう呟きながら教室に入った主だが何者かの手によって教室の外に連れ出される

「お嬢様がお会いしたがっています。ご同行をお願いします」
サングラスに黒服の男にいきなり人と会えと言われ動揺する主。しかし黒服は一
人じゃないようで、とてもじゃないが逃げられそうもなかった。
連れて来られたのはこれまた屋上。
「お嬢様。連れてまいりました」
屋上入り口近くのベンチに腰掛けていた生徒にそう報告する黒服。黒服の存在
もそうだし、お嬢様と呼ばれていることから相当な権力を持っていそうだ。
「ご苦労様でした。下がっていていいですよ」
は、と黒服は屋上から立ち去る。そしては主はそのお嬢様と二人きりになる。
「はじめまして、ですよね。手荒なことをして申し訳ありません。
三年のフシギバナです」



とりあえずここまでで
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/26(土) 01:53:29.65 ID:7iA9FfY0
さすがツー様、最初はソフトなヤンデレなんですね
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/01(木) 03:27:16.82 ID:FK.3dWw0
長い空白があっても待ち続ける。それが重要なんだ。
今日から5月だから5月ネタか何かで話を作れないだろうか?
という訳で何かネタ出ししてバナの続きを待つ。
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/01(木) 08:08:36.10 ID:rCH4aYDO
ごめんよー
ネットの調子が悪いんだ
だから携帯から覗いて書くのでネタ出ししていただけるとありがたいです
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/01(木) 08:14:44.67 ID:sQGQ05oo
http://chubei.myminicity.com/sec
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/03(土) 14:51:32.51 ID:Nh/KHyQ0
バナ様の続きはまだかー!
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/04(日) 22:49:05.57 ID:paCZDSA0
GWなので学園ものをちょいと

M2とトカゲ姐さん 特別編

リザ「ふぃー、屋上で吸うタバコはやっぱ格別だなー」
M2「相変わらず非生産的な行為をしているようだな」
リザ「あ? 天下の生徒会長様が屋上へ何の御用だよ?」
M2「別に。私もサボりたくなっただけだ」
リザ「ふぅん」
M2「……良い、天気だな」
リザ「そだなー」


まだ主が来る前とか
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/04(日) 22:54:00.84 ID:paCZDSA0
M2とトカゲ姐さん 特別編

リザ「フー……」
M2「……昔」
リザ「ん?」
M2「昔、一度だけ、マスターになって欲しい方がいた」
リザ「へえ、人間になんてぜってぇ尻尾を振らないアンタが?」
M2「そうじゃない。心の底から、この方に、この方なら私の一生を費やしても良い。そう思ったんだ」
リザ「ふーん、アタシにゃあ分かんねーなー。誰かに飼われるなんて死んでもイヤだね」
M2「ふっ、これだから野蛮な蜥蜴は」
リザ「あ? ……いや、そうかもな」
M2「おとなしいのだな」
リザ「んー? まあそのよぉ、なんていうか、そういうの羨ましい時もあるんだよ」
M2「そうか」
リザ「ん」


210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/04(日) 22:56:38.83 ID:paCZDSA0
M2とトカゲ姐さん

M2「それではそろそろ戻るとしよう。そちらもいい加減、教室に戻れ」
リザ「おーう、考えとくわ」
M2「ふっ……」


リザ「マスターねえ……ま、アタシにゃあ関係ねーかっ」

211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/07(水) 00:19:28.17 ID:/YTn1lg0
やっとこさネットつながった
ということで駄文再開




「いえお気になさらず。なんで俺は呼ばれたんでしょう?」
とりあえず疑問をぶつける主。
「あなたのクラスに会長と仲の良い方がいらっしゃるでしょう?その人
がどのような人か興味があったので適当に同じクラスの人を連れてきて
もらったんです」
はあ、と相槌をうつ主。それが自分のことだと思わない主はカメックスについて
はなした。フシギバナはカメックスのことだと知るとすぐに興味を失った。
「カメックスのことでしたか。つまらないですわね。あの生徒会長の弱みでも
握れるかと思いましたのに」
どうやらフシギバナはミュウツーとあまり仲がよくないようだ。なんにせよ
もう自分の役目は終わりだろうと主は帰ろうとした。
「あの〜俺帰ってもいいですか?」
おずおずとそう言った主にフシギバナは首を横に振る。
「私あなたに興味を持ちました。興味というか好意ですね。いきなり
黒服に呼ばれても嫌な顔一つせずきてくださる性格とか」
笑顔で近づいてくるフシギバナに恐怖を覚え少し後ずさりしたところで
屋上の入り口を開ける音がした。
「あ?また来てたの・・・なんでお前が主といるんだよ!」
屋上に来たのはリザードンだった。リザードンはフシギバナを見るとタバコ
を取り出す手をとめて怒鳴る。
「あら、私が誰といようが関係ないでしょう?主様、仲良くしてくださいね?」
「駄目だぞ主!そいつは腹黒で有名な奴だ。とっととこっちきな」
二人に挟まれて苦笑いする主。痺れを切らしたリザードンが主の右手をつかむと
負けじとフシギバナが左手をつかむ。
「そこまでだ」
地を這うような声が聞こえた。その方向を向くと般若のような形相のミュウツーが
立っていた。
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/07(水) 00:23:47.64 ID:/YTn1lg0
>>208〜210
GJ
そしてsorry  無断で使用させてもろうた
設定を考えてくれた>>144感謝  利用させてもらってる


「さあ主、そいつらはほっといて授業に戻りましょう。むしろ一緒に帰りましょう
あと貴様らはさっさと手を離せ」
前半は笑いながら、後半は睨みつけながら言う。しかしそこはこの二人。
この学園の中でミュウツーに怯まないのは教員を除けばリザードンとフシギバナだけ
といってもいいくらいだ。
「「いやだね(ですわ)」」
「HA☆NA☆SE!!」
二人を射殺さんばかりの視線を送ってくるミュウツー。慌てた主は波動弾を撃とう
としているミュウツーに止めるよう声をかける。近くによって止めたいが隣が離して
くれない。
「あ、あの!離してください二人とも!」
笑顔で拒否するフシギバナと不満顔で断るリザードン。二人ともそれなりにやる気らしい。
(だめだ・・・はやくなんとかしないと)
「あー君たち、喧嘩は止めないけど場所は考えてくれんか?」
またも現れた来訪者。主以外は知っている顔なのかすぐに戦闘態勢をやめる。
「新手のスタンド使いか?」
ボケた主をリザードンがやめとけと小突く。
「すいませんオニゴーリ先生」
ミュウツーが謝ると同時に二人も頭を下げる。主もよくわからなかったが
とりあえず下げる。この小柄な老人にこの三人を静かにさせるほどのなにか
があるのだろうか。
「若いうちにバトルをするのはいいことじゃ。でも人に迷惑をかけないところで
するんじゃぞ?さあ授業に戻った戻った」
急かされるまま屋上から出て行こうとする四人。
「初日からわしの授業をサボるとはいい度胸じゃ。しかし次はないぞ?」
すれ違う際にそう言われ、三人ともこの先生が怖いのか、と結論付けた主は
オニゴーリに引きずられて教室に戻っていった。
また今度決着をつける、とミュウツーが階段を下りる。
「会長と親しい人とは主様のことでしたか。親しいというか溺愛されているようですね。
私も主様には魅力を感じましたからこれからはそれなりの姿勢でいきますね」
そういうと教室に戻るために廊下を歩いていく。その背中を見送っていた
リザードンは以前のミュウツーとの会話を思い出していた。

昔、一度だけ、マスターになって欲しい方がいた
へえ、人間になんてぜってぇ尻尾を振らないアンタが?
そうじゃない。心の底から、この方に、この方なら私の一生を費やしても良い。そう思ったんだ

「マスター・・・・か」
案外と悪いもんじゃないかもな。そう呟いて彼女も教室に向かった。
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/08(木) 08:31:10.08 ID:rmtT5x20
待っていたぞっ!と言わせて頂いて構いませんね。
個人的にヤンデレ分が不足気味なので続きが待ち遠しかったです。
ちなみに自分は金銀までしか分からないので、オニゴーリなるポケモンが全く分からない。
脳内でオコリザルっぽく変換してるけどどんなヤツなんでしょ?
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/08(木) 11:42:14.39 ID:RjejGtY0
ttp://yakkun.com/dp/zukan/n362.htm

勝手に張るけどこんな感じ
俺も金銀でとまってんのよねえ

ヤンデレ分は学園物ということで
ヘビーなのはいまのところ予定していません
sorry
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/13(火) 01:39:04.52 ID:ccX8oDA0
http://www6.uploader.jp/user/yanderemewtwo/images/yanderemewtwo_uljp00083.png
擬人化注意です。リザ姐。
学園もので盛り上がってますね。流れ豚切りごめん。
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/13(火) 19:33:38.49 ID:YV3OYSc0
>>215
久しぶりそしてGJ!
やっと戻ってきてくれたか

学園のネタが尽きかけていてこまってるんだが誰かいい案
をお願い
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/14(水) 20:06:05.95 ID:Z8xu.HU0
とりあえず主は新入生って扱いだからそのへんのネタでいくのがいいんじゃない?
ベタだけど例えば初日でサボったので委員会かってに決められて生徒会行きとか
あとは良くある新入生の歓迎会とかっぽいので
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/19(月) 01:05:05.23 ID:R4yoB5ko
過疎
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/22(木) 18:06:02.98 ID:oEk/MpI0
つ・・・・続きはまだかぁ・・・
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/24(土) 21:27:59.43 ID:MCza4qs0
テストがあるからもう少しかかるんだ
それまでなんかしててくれー
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/03(火) 21:55:50.66 ID:Vll0.SUo

ミュウツーは、主を抱きかかえて、いや、主の亡骸を抱きかかえながら
そっと洞窟の中へと入っていった。
外の雨音が反響していて、決して静かでは無い洞窟の中。

ミュウツーは何も音を発せず、ただひたすらに奥へと入っていった。
そして…最初に主と出合った場所へと、そっと主を寝かせた。
「さぁ…私と一緒に、ここでアタラシイ生活を…」


雨は止まない――――


数時間前。そう、ほんの数時間前まで、男は生きていた。
それが何のきっかけか…誰もわからないままに
ミュウツーの有り余る力によって、その場の全員が殺された。

サイコキネシスで直接頭を砕かれた者…
しなやかな体から突き出される鋭い拳に耐えられなかった者…
そして、自らの手持ちポケモンを守ろうとして、致命的な一撃を受けた男も…

誰も、助からなかった。
それが何故かは解らない。だが、ミュウツーは全員を殺し
男の亡骸を、持ち帰った。
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/03(火) 21:56:05.44 ID:Vll0.SUo
ミュウツーは男の亡骸の服をそっと脱がせて、
そっと抱擁した。その顔を真っ赤にしながら
「あぁ…主さまぁ…ワタシだけの主サマァ…」
しかし、その主は既に死んでいる。その事にミュウツーは全く気が付いていなかった。

主は、腹に大きな裂傷を受けて死んでいた。

ミュウツーは勢いのままに、主の死体と交わろうとしていた。
だが、既に死に絶えた男の物は、何をしても変化する事は無い。
「何故ダ!!!…ワタシデハ駄目なのか!私がポケモ…ンだか…ら…う…あ…あああああ!」
ミュウツーは大声で泣きながら周りの岩やポケモンを砕いていく
岩も、壁も、ポケモンですら、ミュウツーの念力によって
まるで風船のようにはじけ飛んで砂や血を撒き散らしていった。

「アアアアああああぁぁぁぁ………どぅして…何故…」

散々泣き散らし、泣きつかれてふと主を見たミュウツーは驚き慄いた。
「あ、主!怪我をしている…!」
大慌てで主の腹をさすった。その手が血で真っ赤に染まっていく
「あ。あ。あぁ…血が…主が血を…!」
そして、ようやく、気が付いた。主が死んでいるという事実に

その後、ミュウツーは最初に会ったあの場所に、主の墓を立て
墓を守るかのように、ずっとその場所から、離れなかった。

そう、今の主に出会うまでは…
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/03(火) 21:56:25.31 ID:Vll0.SUo
リザードンの煙草が相変らず煙たい
「…いい加減、やめたらどうだ。その無意味な行為を」
「何いってるんだ、全然無意味じゃないぞ。俺はニコチンがないと死んでしまうんだよ」
「なら[ピーーー]ばいいのに」
「あ?なんか言ったか?」
「…いや、何も」

あれから何年が経ったのだろう。
今でもたまに思い出す。あの、自分でもよく解らない感情の暴走を…
「わーい。主から飴貰ったのですよー!」
「な、なんだと!」
くだらないやり取りの中、ミュウツーの中で何かが蘇る。
「そう…あれは…」

主の婚約者―― 
 主のポケモンとの決別――
  そして最後の瞬間…主が叫んだ言葉…
「もう止めろ!バケモノ!!」

…ワタしはアノ一言で…いや…アア…オモイダシタ……

「ミュウツー!何してるんだ!」
「……ッハ!あ、失礼しました」
「どうした?ミュウツー?顔色が青いぞ」
「いえ…何でもありません」
「そうか、あんまり無理すんなよ。」
「主のおっしゃる通りに…」

昔の主の事はもう忘れよう。
あの人は…もう…居ないのだ
それに、今の主と、比べる事もしないだろう。
あの人の用に、バケモノと呼ぶ事も無いだろう…
もう私は…もう私は…同じ過ちを繰り返しはしない。たぶん。

空は青く澄んでいた――――
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/03(火) 21:57:54.73 ID:Vll0.SUo
まだこのスレが残ってたんだ!
と興奮して勢いで短い話を書いてみました。
正直gdgdだが反省はしていない。
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/03(火) 22:15:23.32 ID:q9Jqtzko
反省する必要なし
ドンドンやってくれwwwwwwww
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/04(水) 00:57:29.11 ID:j5QDPAk0
乙!よくやってくれた!
やっぱりヤンデレツー様は心が軋むよ。だがそれがいい。
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/04(水) 08:25:24.58 ID:p4nb0cU0
乙! 自分もなんか書きたいけど纏まらねえ
ヤンデレに飢えてたのでよかった
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/04(水) 08:28:48.18 ID:z8Lm0Hgo
前科ものだったのか
これはGJだけど怖え
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/04(水) 22:03:45.83 ID:3ovSVo6o
M2「主、何をしているのだ?」
主「ん、スマブラXだよ。これ俺が出演してるんだぜ?」
リ「俺も主と一緒に出てるんだぜ。ゲームの中でもラブラブだよな俺たち」
主「ハハハ、そうだな」
M2(っくそ。主は私だけのアルジ…ゲームの中とはいえ…よくも)
M2「ところで主よ…私の出番は」
主「…残念ながら時代はルカリオみたいだぜ」
M2「……………そう、ですか」

次の日

イ「今日は!今日は!シレンの発売日なのですよ!解ってるのですか!」
バ「はいはい、解ってるわよー。ちゃんと買ってきてあげるから」
イ「絶対ですよ!間違えないでほしいのですよ!間違ってチョコボの不思議なダンジョンとかはダメですよ!!!」
バ「ハハハ…解ってるわよ」

リ「あれ?おい。ここに置いてあったWii何処行った」
主「おかしいな…昨日まではちゃんと」
M2「私がきちんと捨てておきました。」
リ「な、なんだと!テメェ!何しやがるんだ!」
M2「うるさい!私が、私が出ているDXの方が面白いのだ!」
リ「なんだとてめぇ!畜生!ナンだよこの箱は!」
M2「もちろんGCに決まっている!」

イ「うぉーボクのシレンがあああああ!始まる前から死んでるですぅぅぅぅ!!!」
バ(ゴミ箱に捨ててあったWii、一応回収しといたけど隠してた方が楽しそうね…)
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/05(木) 15:43:30.94 ID:6BPF9QAO
地味に職人戻ってきてるな。
学園物の続きも気になるが濃いヤンデレも読みたいぜ
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/05(木) 20:18:05.42 ID:.5.vaRk0
ここのおかげでヤンデレに今目覚めた。
ありがとう
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/10(火) 19:42:20.99 ID:hXLx8So0
過疎ったな
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/11(水) 00:16:38.46 ID:hRyFji2o
6月だし誰か結婚ネタを…
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/11(水) 22:51:06.69 ID:ChSSF5g0
あえて言わせてもらおう、WiiでもGCソフトできるよ
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/12(木) 00:14:17.15 ID:LS36TMM0
学園物まだかなぁ・・・・
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/12(木) 09:10:14.20 ID:/8MEhUAO
>>234
ちょwそれは知らなかったわorz
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/14(土) 10:21:26.22 ID:2z0/FeQ0
・・・・・・・・
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 02:34:27.82 ID:6bS9sTs0
屋上での一件が終わった後教室に戻った主だが、すでにHRも終わっていて生徒も
ほぼ帰ってしまっていた。「いきなし全休とはやるじゃない」
いつのまにか背後に立っていたカメックスにそう言われ、不可抗力だと弁解する

「ま、とにかくがんばんな。図書委員さん」
HRをサボった者の宿命か。根が真面目な主は翌日の昼休みにある図書委員の集ま
りに出席した。図書館も食堂と同じで中等部高等部共同で、当然集まりには中等
部の生徒も参加する。見慣れない生徒が並ぶ中、ダークライの姿を見つけその隣
に座る。
「やあ、君も図書委員なの?」
「・・・・」コクン
余り納得してない様子で頷く。
「・・・・・眠ってたら・・決められた・・・」
似たようなもんだと笑う。図書委員の仕事は新しい本が入ったら教室に掲示する
等の多少めんどくさい程度の物だった。
「そんなに時間取られなかったな。お昼食べに行かない?」
「・・・・」コクン
昨日と同じように売店で昼食を買う主。ダークライは昨日よりも多めに買ったよ
うだ。
「どこで食べようか?」
ダークライは部室棟の方を指差した。ダークライについていくと水泳部と書かれた
部室に着いた。
「今日はここ・・・・」
そういうと彼女はドアを開けてさっさと入ってしまう。それに続いて主も部室に入る。
中に入ると一目見ただけで金がかかっているとわかるくらい豪華な部室だった。
なんだかとても豪華で豪華としか言えないほど豪華だった。
ダークライが奥の方に進みサーフボードを磨いていた生徒に話しかける。
「お昼・・・・買って来た」
話しかけられてやっと気が付いたのか、生徒はこちらを向く。
「おーいつも悪いねー。でそちらさんは誰なんさー?」
主に気づいた生徒はダークライに問う。
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 02:35:36.46 ID:6bS9sTs0

「この人は・・主・・・先輩・・高校一年」
「ふ〜ん。わんはピカチュウ。中三。よろしくにぃにぃ」
そう紹介され、挨拶した主はダークライにコーヒーを入れてもらい昼食を食べる。
ピカチュウが昼食を食べている主のことを見てくる。
「俺の顔に何かついてるかな?」
「ん?あーいやいや珍しいなと思ってさー」
ピカチュウは手を振りながら答える。
「ダークライがそんなに懐くなんてさー。人見知りなんよ、あいつ」
ダークライは照れたように俯いてパンをかじっている。
いい人なんねー、とパンを口に運ぶ。
「ダークライが懐くのは根がいい人って決まってるさー。だからわんも付き合う。
ここ適当に使っていいよにぃにぃ」
部室には冷蔵庫やガスコンロ、奥を除くとテレビやベッドまであり、楽に人が暮らせる設備
が整っている。
「それはありがたいけど、他の部員さんに迷惑でしょ」
主の言葉にピカチュウは首を振る。
「部員はわん一人なんさー。わんがいなかったら部員0で廃部さー」
部室内にはピカチュウの荷物以外見当たらない。十分多いのだが。
(廃部寸前の部になぜこんな設備が?)
「わんがそれなりにいい成績残してるから廃部にならんし、冷蔵庫とかがあるんさー」
言われてみると、確かにトロフィー等が飾られている。空調もしっかりしていて過ごしやすそうだ。
「んーじゃあお言葉に甘えて使わせてもらおうかな。サボる時とか、ゲームしたいときとか」
「ゲームならわんが持ってきたのがあるよ」
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 02:42:00.30 ID:6bS9sTs0
言われて見に来たゲーム好きの主。暗くてよく見えないがかなりの量がありそうだ。
電気をつけて改めて物色する。
「これは・・・・ツインファミコン!?」
任天堂が発売した名機を発見した主は声を上げる。
「にぃにぃわかるー?」
問われた主は熱く語る。
「当然。俺ゲーム好きだもん。前期型か。やっぱり前期だよな」
ツインファミコンだけではなく、周りにはスーファミやメガドラなどのレトロゲームが
並んでいる。
しかし全て見終える前に予鈴が鳴ってしまった。
「くそっ。こんないい時に・・・。またくるよピカチュウ。今度はもっと語ろうな!」
周りに理解者がいなかったのか、ピカチュウもまた嬉しそうに答える。
「うん!またきてなー」
別れの挨拶をして二人が教室に向かう。会話についていけなかったダークライは
頭に?を浮かべながら教室に向かう。
教室に戻る主。
(にぃにぃ。悪くない)
むっつりさんめ。


―30分ほど前の教室―
「主!今日こそ一緒に昼食を!」
再び教室に訪れたミュウツー。しかし主は水泳部室。
「おいカメ。主はどこだ?」
またまた近くにいたカメックスに話しかける。
「カメッテ・・・。あいつなら図書委員会だよ。どこにいるかはわからん」
「なん・・・だと・・?」
昨日一緒に食べようとメールしたのに、と愕然とするミュウツー。
「ミュウツーは驚いた。ブリーチ(笑)」
メキャッ!
「邪魔したな」
また主にメールしながら教室を出て行くミュウツー。
ミュウツーのメガトンパンチで顔面陥没のカメックス。
こうかはばつぐんだ!!



放置しててごめんなさい。
ピカチュウが沖縄じゃないのは勘弁。
誤字脱字もすいません。
221
229
GJ
交わる。イイ響きだ〜。
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 19:08:08.04 ID:bHqeZvso
>>240
学園物キタ━(゚∀゚)━!
主はゲーム大好きなんだな。GJ!
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/17(火) 23:40:18.46 ID:DvTiEiE0
あなたの投下を待っていたよ乙!
しかしピカチュウはやっぱ海人なのか。なぜこれほど海ピカは合うのだろう。
地味にむっつりさんめで吹いたぜwwww
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/22(日) 03:20:40.53 ID:p5NTSwc0
教室に戻り残りの授業を受ける主。カメックスが倒れていたが無視することにし
た。
携帯していなかった携帯を見るとすさまじい量のメールと着信があった。当然ミュ
ウツーからで、


どちらですか?

昼食をご一緒しましょう

主?

どうかなされたのですか?
主?

昨日約束したのに・・・


などなど。一分間に受信したメールが16通。
「高橋名人?」
思わず声に出てしまった主。とりあえずまた謝罪と明日こそ一緒に食べようとい
うメールを送る。


そうですね。明日こそは一緒に食べましょう。教室に居て下さいね?迎えに行き
ますから。もし居なかったら校内放送で全生徒に捜させます。明日楽しみにして
ますね。


「ぬう・・・随分と怒ってらっしゃる」
こりゃあ明日忘れられないなと思いながら夢の世界に旅立つ。放課後は水泳部室
に行きピカチュウと熱血格闘伝説を協力プレイ。
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/22(日) 03:21:14.46 ID:p5NTSwc0
翌日最初の授業はオニゴーリの古典授業で眠るわけにはいかない。何とか古典の
授業を終えた主だが、次のルージュラの化学で集中力が切れる。ルージュラは可
愛い(カッコイイ)男子が寝てるとあくまのキッス、それ以外はめざましビンタ
で起こすので二年三年はまず眠らない。しかし主を含め一年には知らない者が多
い。
授業終了10分前、主がウトウトモードから熟睡モードに切り替わりそうになっ
た時だった。
音も無くすりよる気配。周囲すべてを凍らせるような雰囲気。そうこれは―――
「殺気!」ガバッ
慌てて身を起こす主。目の前には唇を尖らせたルージュラの顔が。
「あん、なんで起きちゃうのよ〜」
残念そうにそう言って教卓に戻っていくルージュラ。(危なかった。今日ほど神
に感謝したことはない)

ミシッ

何かが軋むような音がした。廊下側から聞こえたのでそちらに目をやるとブリザ
ードのような眼でルージュラを見るミュウツーがいた。
(怖っ!指が柱にめりこんどる!つーか迎えやなくて待機しとるやないかーい!)
そんなことを考えている内に授業が終わる。終了と同時にミュウツーが入ってき
て食堂に連行される。生徒も慣れてきたようで特に騒ぎ立てもしない。

食堂でミュウツーオススメのハンバーグを食べる。
「へ〜確かにこれは美味しい」
舌鼓を打つ主に、お口に合ってよかったと笑うミュウツー。
その裏表のない笑顔に食堂にいた生徒は驚愕した。

(((会長が笑った)))

しかしその笑顔はすぐに消える。
「ルージュラは排除しますのでご安心を」
ハンバーグを食べ終わり、食休みしていた主はビクッと震える。
「み、見てた?」
一部始終見てました、と答えるミュウツー。その顔には引き攣るような笑みが浮か
んでいた。
「よりによって主に、あああくまのキキキキッスなどという暴虐をするなど」
カレーを食べていたスプーンが曲がっておられる。よほどルージュラにお怒りらしい。
「主も主です。もう少し危機感を持ってください。危うく純潔が散るところでした」
クドクドクドクド
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/22(日) 03:23:46.39 ID:p5NTSwc0
結局昼休み中ずっと説教されてしまった主は午後の授業を終えた後、放課後の学校を
うろついていた。
水泳部以外の部活を確認していなかったので見て回る主。グラウンドでは野球部や
サッカー部が活動していて、体育館ではバレー部が練習していた。その全てに魅力
を感じたがとりあえず入部はしないでおく。
「お腹も空いてきたし今日は帰るか」
帰ろうとする主の鼻を刺激する臭いが漂ってきた。どうやらこの先の部屋からするらしい。
「おいしそうなカレーの臭いがするなあ」
カレーの臭いを追ってきたら着いたのは料理研究部の部室だった。入ったら味見させて
もらえるだろうか。
「とにかくはいってみようぜえ。こんにちはー」
中に入ると一人の男子生徒が鍋をかき混ぜていた。制服から中等部の生徒だとわかる。
その生徒は主に気づくと手を止めて近づいてきた。
「こんにちは。入部希望の人ですか?」
つぶらな瞳で見つめられて少し罪悪感が生じる主。
「あー入部って訳じゃないんだけど、おいしそうなカレーの臭いがしたから・・・」
主がそういうと生徒は食べていってくださいとカレーを進めてくれた。
カレーの準備をしている間に生徒は自己紹介をした。イーブイという名前で中等部三年
だということがわかった。そしてカレーをご馳走になる。
「少し辛いけどおいしいねこのカレー。流石料理研究部」
イーブイはありがとうございます、と笑う。そして自分の食べていたカレーをスプーンに
のせてこちらに差し出してきた。
「こっちも食べてみてください」
イーブイからのあーんにうろたえる主。しかも間接キスときている。
(ショタっ子か。あるある・・・・ありか?)
「うん、こっちもおいしいゴフッ!!」
(辛っ!つーかもう痛!)
激しく咳き込みながら水を飲む。しかしそれでも収まらない。
水を全て飲んでも口内の痛みはまったく取れない。
「大丈夫ですか!?そんなに不味かったですか!?」
イーブイが的外れな事を言うが反論しようにも声が出ない。
「ヒューッ、ヒューッ!(不味いとかじゃないって!辛すぎるって!)」
涙目でイーブイの方を見たときイーブイが飲んでいたドリンクの容器が目に入る。
よく考えずに手を伸ばし流し込む。
「あっ、それは」

主のみずでっぽう!

「僕専用の飲み物って言ってもいいくらいの物で・・」
すでにイーブイの言っていることは主には聞こえていない。痙攣が始まっている。

主はめのまえがまっしろになった。




設定が決まってるキャラは全部だしたかな。ナレーション?と主の心の声がごっちゃに
なったりしてて読みにくい文章でしたすいません。
これから日常でなんかやっちゃっていい?
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/22(日) 07:53:01.55 ID:HjtVzugo
ぜひぜひ!

やっと一学期始まる
もうすぐ7月だけどwwwwww
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/22(日) 12:51:45.97 ID:0F/XCog0
イーブイ様きたぁ!!!
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/22(日) 20:53:52.93 ID:0ljpRKs0
どんどん書いちゃってくださいっ!
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/23(月) 00:02:17.27 ID:esFEYm.o
イーブイやっぱり辛い物好きなんだなww
GJ!続きも期待してます!
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/23(月) 01:04:09.46 ID:fk3Gi.A0
これはヤバイな。ワクテカが止まらないぜ。
作者さんは自分のペースで書いてくださいな。
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 15:07:28.15 ID:TqogRkDO
ポケモンの家族ってどーなってるんだ?
カメックスの両親はカメックスなのか?
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 00:56:33.10 ID:7Eu5hno0
保健室で目が覚めた主は保険医に事情を聞く。
どうやらイーブイが保険医を呼びに来て二人でここまで運んだらしい。
イーブイは用事があってもう帰ってしまったらしいのど主も礼を言って帰ること
にした。

学校を出た主は同じく帰ろうとしているリザードンを見つけ、一緒に帰ろうと声
をかける。そして出会ってから今まで起こったことを話す。
「あーそりゃ災難だったな。料理研究部は実質あいつの激辛料理研究のためにあ
るようなもんだからな」
顔をしかめながらそう告げるリザードン。
「先輩はイーブイを知ってるんですか?」実際面倒見のいい彼女のことだからダ
ークライと同じように世話を焼いたのかもしれない。
「ダークライにピカチュウを紹介されたんだ。変わり者同士気があったのかもな
。んでピカチュウがイーブイと友達で、水泳部室に料理持ってきたりそこで作っ
たりしてんだよ。まあそんな感じだ」
先輩も激辛を食べたのかと聞くがリザードンは答えない。
「先輩?」
返事がないのでもう一度問い掛ける主にリザードンは先輩は止めろ、と言う。
「いや呼び捨てはちょっと・・」
主が難色を示してもリザードンは頑としてゆずらなかった。
「ダークライ達だって呼び捨てなんだよ。敬語も使わないしな。
それにミュウツーのことは呼び捨てだろ?」
痛い所をつかれる主。しかしミュウツーとは契約はまだでもマスターになる約束
をしている。だから呼び捨てでもいいかなと思ったのだが。
「じゃあリザ姐さんで」
思いもよらなかった答えに戸惑い顔が赤くなるリザードン。
「な、なんだそりゃ!いいよじゃあ先輩で」
しかし今度はその呼び名を気に入った主がゆずらなかった。
いずれリザードンと呼ぶから、となんとかOKをもらう。

「とりあえずあたしの家ここだから」
リザードンが足を止めたのは学校から徒歩で10分ほどのアパートだった。
「リザ姐さんここに住んでるの?」
慣れない呼ばれかたにやはり照れながらぶっきらぼうに答える。
「ここの三階」
それを聞いて主は嬉しそうに笑う。
「俺ここの一階です」


今回は短め
>>251
深く考えない方向で
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/27(金) 02:08:55.72 ID:yy3P7rEo
>>251
今までのSSで家族に関する表現は無かったし
自由に捕らえていいんじゃね?

>>252
一気にリザ姉さんのフラグktkr
照れてる姉さんにマジ萌えた。
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/02(水) 15:23:52.66 ID:c7GIs8s0
M様!M様!M様!
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 17:23:38.14 ID:mHpqGVIo
皆さん、GJ!続き期待してます。
保険医を保健所と呼んでしまった。

擬人化注意で。
セーラー服リザとバナ。描いた後で思ったけど、リザのは無いなーww
http://www6.uploader.jp/user/yanderemewtwo/images/yanderemewtwo_uljp00085.png
アパート描写があったので、妄想がふくらんでリザ姐の部屋。
http://www6.uploader.jp/user/yanderemewtwo/images/yanderemewtwo_uljp00084.png
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 18:46:50.12 ID:TNI5mEc0
>>255
GJ!!
最近車学に入校して忙しくなってきたんだよ。
ほんで今週からバイトなんだよ。
さらに今月はテストなんだよ。
255には感謝する。なんか前向きになれたぞ。
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 19:57:57.19 ID:cfZOKKko
>>255
GJGJGJ
セーラー服リザさんはこれなんてスケバンうわなにするやめ

あとお部屋絵にとてもときめきました
メンバー全員のお部屋が見たいぜ
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/02(水) 21:25:04.46 ID:6T1PlG.0
>>255
GJ!!!!!!
素晴らしい職人さんが潜んでやがったぜ・・・。
259 :225 [sage]:2008/07/02(水) 22:19:28.39 ID:ikovBkM0
そのうち他のお部屋も描くつもりです。>227
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 23:46:22.24 ID:YaKyr/Uo
>>255
GJ!!!
1枚目のリザ姉さんがやはりスケバンにしか見えないけどGJ!

ところで今は普通のヤンデレM様のSSも書いてもよいものだろうか
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 23:53:13.36 ID:cfZOKKko
>>260
さあ早く投下するんだ
はりーはりーはりー
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/03(木) 00:43:59.77 ID:NZMcrlwo
「こんにちは、博士」
「おぉ!よく来たのぅ。ミュウツーくんもよく来てくれたわい」
オーキドが薄ら笑いを浮かべながら歓迎する。
あぁ、嫌だ。私はこの男が嫌いだ。
しかし、主がオーキドの研究所に遊びに行くというのだ。
こんな危険な場所に主を一人で向かわせる訳には行かない。絶対に

事の発端は、私と主が二人でデートしていた最中。
オーキド博士から見せたいものがあると電話がかかってきたのだ
私が反対しても主は見に行きたいと目を輝かせていた。
主を守るのが私の役目、ならばどんな場所にでもお供しよう。
それにしてもオーキドも空気の読めない奴だ
私と主の大事な時間の邪魔をするとは…

「博士、見せたい物があるって、なんですか?」
「んむ!良くぞ聞いてくれた!ささ、早速研究所の方に行くぞぃ」
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/03(木) 00:44:46.47 ID:NZMcrlwo
博士に連れられて木造の研究所に入っていく
さらに地下へと案内され、入った部屋は、研究室というよりは
まるで実験室だった。
大きな部屋に隣接するように小部屋が用意されていて
小部屋から良く見えるように、分厚いガラスで出来た窓が用意されている。
小部屋の方には何やら研究資材やそれらしい機械が所狭しと敷き詰められているが
大部屋のほうには、台座のような機械が二つ。他には何も無い。

「さ、ミュウツーくんはそっちの台座に乗ってくれるかのぅ」
「…」
私はオーキドの指示に従う事を、少しためらった。
何か…嫌な予感。
「ミュウツー、博士の言うとおりにやってみようぜ」
「…主の命令…なら仕方ありません。」
私は右の台座に乗った。

「ふむ…では始めようかの。ククク…」
まず主が小部屋の方に入るのが見える。
その後ろからオーキドが小部屋に入り、何かボタンを押したように見えた。
その直後…オーキドはすっと主に忍び寄り、布で口を塞いだ。
「ッ!主!」
主が気を失うのと同時に私は飛び掛ろうとしたが
一瞬目の前がフラッシュして怯んでしまった。
「ぐ…私とした事がこんな…」

「やった!計画通りじゃ!」
「何が計画通りだ…主に何をしたぁ!」
私は言葉を発しながらも前へと一歩でた。
また一歩、すばやく距離を詰めていく。そのとき
直後に背後から殺気。

とっさには避けきれずに後ろからの衝撃に吹っ飛ばされた。
「…げほっ!な、なんだと」
後ろを見た。私が居た。
「これぞマサキと共同開発の末に完成したポケモンコピーマシンじゃ!
実験は大成功じゃ!やったわい!」
オーキドは子供のように喜んでいる。確かに、私に瓜二つ。
力も同等と言ったところか…厄介だ
「貴様…なんというものを」
「ふん!お前さんがいつまでもこんな奴にベタベタしておるからのぅ。
手っ取り早くワシに従うミュウツーを作ってやったという訳じゃ!」
「そういう事だよ、オリジナルさん」
もう一人のミュウツー。コピーによって生み出されたポケモンは不敵に笑う
「黙れ、偽者。」
「ワシのミュウツーよ!その病んだオリジナルを排除するのじゃ!」
「イエス、マイマスター」
主を助けるには、こいつらを排除するしか無いようだ。
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/03(木) 00:47:09.89 ID:NZMcrlwo

コピーは一気にミュウツーに距離を詰めると、手のひらをミュウツーの胸元に突き出す。
が、ミュウツーはその腕を掴むとひらりとかわしてさらに懐まで一気に詰め寄る。
相手が同じ私だと言うなら、打つ手は全く一緒と言う事。
私も敵も完全にお互いの技を理解している。

だがそれは相手にも同じ事が言える。
コピーは完全に密着したまま抱きしめるような形で
力を解き放つ。

「ガァァァァ!ゴホッゲホ!」
逃げ場が全く無い状態で、まともに攻撃を食らってしまい
ミュウツーは激しくもがいた。
コピーも離せば反撃を受ける事を理解している。
そのまま力を込め続ける。

だが、しっかり抱きしめたはコピーの腕ごと吹き飛ばされ、血飛沫があたりを赤く染めて行く。
返り血がミュウツーに降り注いだ。
「ああ…あああ…」
「…所詮コピーと言う事だ…私は私…一人で十分だ」
「ガアアアア…ああ…あ…」
コピーはその場に崩れ落ちると、涙を流しながらもがき苦しむ。
ミュウツーもダメージを受けたが、致命傷には至って居ない。
自己再生による治癒を行いながらゆっくりと立ち上がると
血まみれになった顔を拭こうともせずに小部屋の前まで歩き
強化ガラスに手を突き出し破壊する。
砕き散るガラスの向こう。
そこには、腰を抜かして震えるオーキドと、倒れた主の姿があった。

「主、大丈夫ですか。」
「そんな…ワシのミュウツーが」
「お前はちょっと黙っていろ」
ミュウツーはそういいながらオーキドの頭をガシっと掴み
そのまま力を込めていく。
まるでスイカが砕けるような音を立てて、オーキドの顔は砕け散った。
また血飛沫が飛び、ミュウツーの体を、服を真っ赤に染めた。


続きはまた後日書きます。
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 22:04:30.67 ID:8aXaYa2o
「主…主…」
「ン…んん…」
「よかった、目が覚めたのですね」
「あぁ、一体何が…これ…は…?」
「オーキドが罠を、大丈夫、もう全て終わりました」
「なんなんだこれは…!ミュウツー!お前!なんて事を」
「…え…」
「は、博士…死んでるじゃないか!何故!どうしてこんな」
「落ち着いてください主。これには訳が」
「うるさい!離せ!離せぇぇぇ!」

行ってしまった。主は私を残して
一人で出て行ってしまった。独り、一人で。
ナゼ。ワカラナイ マモッタノニ
私 貴方を マモッタのに…
アナタのタメに…タタカッタノニ…


ミュウツーは暫くその場に座り込んでいた。
主に嫌われた…嘘…だって…なんで…
理不尽だ。最初に沸いてきたのは理不尽な悲しみ。
ナゼ主があんな顔を私に向ける?私は…なんで…

次に沸いてきたのは、怒りだった。
そう、この男さえ居なければ、そもそも、計算どおりという事は
私が来る事も知ってて…許せない。

首から上を完全に失って倒れているその男の右腕をまず砕いた。
胴体に風穴を開けた。四肢を全てを壊しても、いくら血で染めても
怒りは収まらない。

だから次に研究所を全てなぎ倒した。
色々な悲鳴や怒声が響いたが、ワタシノ心は満たされない。

瓦礫に変化した研究所の前に、主が居た。
木造の研究所は爆発の衝撃で燃え出し、近くの屋敷にも引火している。
だが、ソンナコトドウデモイイ
入り口から出た所だったのだろう。主は後ろを振り返るような姿勢でこちらを見つめている。
その顔は、酷く青く、また恐怖に引きつっているように見えた。
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 22:04:59.22 ID:8aXaYa2o
「…主」
私は静かに主に向かって歩んだ。
主は完全に硬直している。ナゼなのか解らないが
口をパクパクさせて、言葉を捜しているのか…
ドウデモイイ。今はただ、主の下へ

主の目から涙がこぼれだす。
「く…くるなぁ…」
情けない主の声、拒絶の言葉…
「いけません、我が主がそんな顔をしては」
「でも…なんでこんな…」

その時だった。
瓦礫の一部が崩壊し、その中から、私が出てくる。
さっき私が倒したはずのコピー。
腕は自己再生により完全に修復され、すっかり元の姿に戻っている。
「よくもマスターを!私を作ってくださったマスターを!」
私はその時、主に意識を向けていた。完全に油断していた。完全に無防備だった。

とっさに主をかばおうと抱きしめ、そのままコピーの放つサイコキネシスをまともに食らってしまった。
間違いなく致命傷を食らった感覚。
そして、その力は、主すらも貫いていた。

「ッゴホ…あ…え?…何でミュウツーが2人…」
「ッグ…ゲホ」
言葉が出ない。どうすれば…
「あ…ぅ…」
力なく呻いた主の鼓動が無くなる。
主の口から、呼吸が消えた。
もう…駄目…なのか…そんな…そんな…

「だ…ゴホ…!だめ…!あ…るじ…」
私は主の最後のぬくもりをかみ締めながら、暗闇に落ちていった。

爆発音がグレン島を揺らし、屋敷が燃えている。
そこに黒服の男が数人現れた。
偶然とおりかかったという雰囲気では無い動きで
瓦礫の前に倒れた二人の周りを囲んだ。

「おい…こいつがサカキ様の行っていたポケモンじゃ…」
「あぁ、気絶してやがる。こいつぁチャンスだぜ」
「こっちは…もう駄目そうだな」「そいつはほっとけ」
「早速運ぶぞ」「ああ」

… … …
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 22:12:29.40 ID:8aXaYa2o
オリジナルは倒した。その後の黒服どもも蹴散らそうかと考えたが
私の目的はオリジナルを倒し博士を守る事。
その目的はすでに達成された。ただ…

「マスター…私はあなたを守れませんでした。」
「クク…そんな事は無いぞ。お主のマスターはここじゃ」
後ろを振り返ると、そこには私のマスターが居た。
「…!マスター、無事だったのですね!」
「まぁのぅ…ワシは死なんよ…そう簡単には」
「でも…!あの瓦礫からどうして!」
「ククク…そんな事はどうでもいいじゃろ…とはいえ…この研究所はもう駄目じゃの」
「…私が力不足なばかりに…申し訳ありません」
「まぁええんじゃよ。それにもう新しい研究所は建設してある。こっから北の方に
マサラタウンという小さな町があっての…」

もう少し続きますがまた後日。
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/08(火) 15:14:58.76 ID:lyTNMUAO
age
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 17:21:34.72 ID:siF5FXA0
続きを期待してるのは俺だけなのか?
ゆっくりとワクワクしてきたんだが
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 23:37:31.38 ID:8tlWzdUo
SS来てるけど過疎るのは初めてだな…
学園物マダー?
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 03:12:22.61 ID:mWaKlR6o
ワシとミュウツーは、こうしてマサラタウンへと移った
ワシはその時が一番嬉しかったよ。
ワシの作ったポケモンが、やっとワシの手元にやってきたんじゃ…
今まで、あんな小僧に懐いてくれたおかげで
ワシはお前を試すことが出来なかった。
人間によって作られた、ポケモンの限界を超えた。ワシのポケモン…
ワシの最高傑作…ミュウツー。

…なのに何故ワシの部下にすがりつく!お前はもっと強い存在なのじゃ!
…奴を解雇しても…無駄じゃったわい。
奴は怒るかと思えば素直に従い、ミュウツーを手放すとワシに言ったのにじゃ!
結局ミュウツーは奴の背中を追いかけていきおった。
ワシはそれがゆるせん。ワシが作ったというのに!ワシの全てを注いで作ったというのに!

ワシはなんとかしてミュウツーを取り戻そうと必死じゃった。
…そんな折にマサキくんに持ちかけられた話…
これしかないと思ったわい…

マサキくんが持ちかけてきたのはポケモンの移動を行う装置の試作。
今のポケモン電子管理システムの礎と言っていいシステムじゃ。
しかしじゃ、当時の彼の発想と言えば
別の場所に居るメタモンに生命情報を送り
そしてオリジナルを消去するというあまりにも幼稚なもんじゃった。

ワシはそれにほんの少し手を加えるだけで、
手元にポケモンを用意するだけで
実に簡単にワシによくなつく忠実なポケモンをコピーできるようなったわけじゃよ。

ついでで、ワシは自分自身もコピーできるのか試してみたわい。
面白い事にそれは可能じゃった。
あの研究所で確かにワシは殺されたが、
それはコピーじゃったわけじゃよ…クク…

彼の技術力はなかなか高くて確かな物じゃ
マシンのシステムに関しては完璧じゃったわい。
じゃが、やはりメタモンを使うという発想は失敗じゃったの。

メタモンが変身していられる時間を知っておるかな。
通常の変身ならせいぜい一日じゃ…
遺伝子を焼きつかせて半永久的に変身状態にしておく…という発想は良かったのじゃがの。
その元とメタモンが持たんのじゃよ。一ヶ月もすれば細胞が崩壊しだして…ドロドロに解けてしまう。
…せっかくワシの元に返ってきたミュウツーの命は1ヶ月しかもたんかった。
ワシは悲しかったわい。とてもな…

せめてこのミュウツーの生きた証をと思って、あやつの生命データを開発中だったポケモン図鑑に登録した。
当時はまだミュウが発見されておらんかったからのぅ。
…今見れば少しちぐはぐな順番かも知れんが、これがあやつの生きた証となるのじゃ

ワシに忠実じゃったミュウツーは失ったが…まだミュウツーがこの世から死に絶えたわけじゃあない。
R団に回収されたミュウツーの行方をワシは追おうとしたがの…
もう既に奴は自力で脱走して行方をくらましとった。
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 03:16:01.73 ID:mWaKlR6o
ワシは唖然としたよ…ワシの物となったミュウツーはこの世を去り
保険に残しておいたオリジナルも居ない。
ワシが生み出した最強のポケモンを、ワシが手に入れる事が出来ないこの悔しさ。
お主にはわかるまい…ミュウツーに好かれてのこのここの町に帰って来たおぬしなんぞには!

… … …

怒りに任せて博士は机を叩いた。
ドンという音が部屋に響く。
がそれも一瞬のことで、また部屋は博士の声で満たされていく。

長く事、博士はずっとしゃべり続けていた。
俺は木の椅子に縛り付けられ、身動きが取れない。
手足にも縄が巻きついている。
もがいては見たが無駄なあがきだと理解してからは
ずっと博士の話に耳を傾けていた。

ミュウツーの生誕から、R団にさらわれるまで
ずっとこの博士はミュウツーの事を見ていたのだろうか…
そして最初の主である元博士の助手の話…
それを引き裂こうとした博士の計画…
自分自身を複製してまで、ミュウツーを手に入れようとしたその執念。
そして今のこの状況…まさかまた何かたくらんでいるのか…?

そもそも、久々に帰って来たマサラタウンで、博士に挨拶しに研究所に行ったのは覚えている
そのまま研究所で捕まった…?いや違う。
俺は帰って、皆を休ませて…その後…夜風に当たろうと外に出てから…
駄目だ、記憶がそこで途切れている。
ということは俺の相棒たちは…

「お…俺の仲間は…ケホ」
喉がカラカラに渇いて声が少しうまく出せない…
思わず自分の唾を飲み込む音がやたらと大きく聞こえる。

「安心せい…取って食っちゃあおらん…というかおぬしの心配もしておらんはずじゃ…」
「どういうことだ?」
「おぬしの家の周りにたっぷりと催眠ガスをばら撒いてやったからの。今頃ぐっすりじゃのぅ」
俺もそのガスにやられたというわけか…
しかし、この後に及んで、そこまでする目的が気になる。
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 03:17:17.97 ID:mWaKlR6o
「結局、博士、あんたは何が目的なんだ」
「決まっておる。ミュウツーを取り戻す」
「それで俺を…?そんな事でミュウツーがあんたに懐くとでも?」
「誰もそこまで言っておらん。ただ、今はおぬしがとても憎い」
「俺がミュウツーを連れてきたからとでも言うのか」
この狂人め。心の中で一言付け足す。
「そう、お主がミュウツーのトレーナーになったからじゃ。」
そういうと博士は両手を広げ、ゆっくりと天井を見ながらそうつぶやいた。
「ロケット団に回収された。ワシがサカキくんに情報をリークしていたからの
じゃが、その後の行方はワシには解らんかった。ロケット団がその頃から活発になりよったから、
まぁ活躍しとるんじゃろとは考えておったがの」
「そのミュウツーを、俺がつれて帰った」
「そうじゃの。まさかお主のような男がミュウツーを連れてくるとは思わんかったわい」
「…」

「ワシはおぬしがミュウツーを連れて来たとき、正直怖かった。
あのような仕打ちをしたんじゃ。殺されてもおかしくないと思っとったわ」
そうだ…あのとき、ミュウツーの様子に格段おかしいところは無かった。
「どうやら記憶すらももてあそばれたようじゃな…可愛そうに…」

と、そのとき突如ドアが粉砕され、ドアの破片が部屋に押しかけてきた。
「やっと見つけた…主」
扉のあった方を見るとミュウツーがゆっくりと部屋に入ってきていた。
それをみた博士の顔がパァーっと明るくなる
が、その笑顔は突然炸裂し、真っ白なタイルの上一面を真っ赤にした。
ミュウツーは右手を突き出している。
その右手は、ぐっしょりと濡れ、赤く染まっている。
いや、腕だけではない。長く銀髪の髪も、服も、尻尾も
全てがぐっしょりとぬれている。全身が、赤い。

「何処に行ったのか心配シマシタよ…さぁ…イキマショう…」

あまりに突然すぎて理解できていない俺に優しくミュウツーが語り掛ける。
と同時に状況を理解し、俺は自分の顔から血の気が引いていくのを感じた。
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 03:17:53.43 ID:mWaKlR6o
「ぁ…ぁう…」
まるで幼い子供のような声を上げている自分が情けない。
ミュウツーは何のためらいも無くオーキド博士を殺した。
思わず吐き気がするのをぐっとこらえた。

「と、とりあえず、この縄を」
「解っていますとも…主…」
そういうとミュウツーはいつものように
優しく微笑み、だが、その瞳は光が灯っていない。
まるで、命が入っていないような、冷たい微笑み。
「ほどけましたよ…?主」
俺は手足の自由を確認すると、すっと立ち上がった。
それにならってミュウツーも立ち上がる。
濃厚な血の香りがした。

壊れた扉を乗り越えてみると
部屋の外はもっと悲惨で、あちこちに死体がごろごろと転がっている。
頭が無い物が多く目に付く、腕や体の一部が欠けた物も多い。
胴体から真っ二つにされて転がっている女性研究員も目についてしまった。
その周りにはドス黒く変色した赤い水溜りが出来
どうがんばっても水溜りを踏まずに先に進むことが出来そうになかった。
まさに、血の海と言う感じか…濃厚な血の臭いがさらにキツい吐き気を呼んだ

今度はもうこらえる事も諦めて、俺は嘔吐していた。
「!!!ダイジョウブですか!!主!!!!」
「あ…あぁ…とにかく外へ」

そう、外に出ればいつもの俺の故郷が待っていてくれる。
そう思って血の海を踏みしめて外に出た。

俺の考えは甘かったようだ…どこまでも

既に惨劇が過ぎ去った後だった。
まるで嵐で町が崩壊したような地獄絵図。

ここも研究所の中とさほど変わらず
血の臭いが充満している。
我が家は完全に全壊していて、もう見る影も無い。
周りの家も巻き込むよな形で、中央から周りに向けてドミノを倒した後のようだ
瓦礫が綺麗な円状を描いていた。
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 03:18:10.03 ID:mWaKlR6o
「…これは」
「これは私がやりました」
嫌にきっぱりと隣でミュウツーが呟く。
思わず顔を見るとにっこり笑っている。が、目だけはしっかり見開かれ
相変わらず光を感じさせない。

「どうして…?」
「私がおきたら主が居なかった。だから私はまず他の仲間達を起こしたのですが
起きただけで、探そうとしませんでしたから…」
「それだけの理由で…ここまでやるか…」
もはや飽きれてしまった。だがその表情がさらにミュウツーを傷つけたのは明らかだった。
「!、ご、ごめんなさい…でも…心配で…シンパイデ」
でも今回ばかりは酷くやりすぎている…これを許すほど俺の心は広くはなかった。
だから、怒ろうとした、当然のリアクション

でも…言葉を出そうとしたときには既に遅かった。
腹にずっぽりとミュウツーの腕が入っている。
抜こうとしても、力が入らない。血がただ流れ続けている。
「私はシンパイしていたのに!どうしてあんな男の元に居たのです!ワタシハワタシハ…」
痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、寒い……
「私はキヲクを忘れたわけではナイ…だから私は辛かった。でも気づいてはくれなかった!」
痛い、そうか・・・それでまた怒りをぶちまけて…寒い
「あぁ、でも、主の中、凄くあったかい…」
さらに新たな返り血を浴びて、ミュウツーの顔は、服は
…あぁ、この服は俺がプレゼントした、この白いワンピースは
赤く…紅く…

あぁ…ミュウツーの手のぬくもりが伝わってくる…
手が…俺の中で震えてるや…はは…ははは…

意識が…遠………みゅう…つ……………あ……



主の命を奪ったミュウツーが、怒りを納めるのに
そう時間はかからなかった。
そして、自分が何をしたのを、理解出来ない。というか理解しようとはしなかった。
そして…

マサラタウンに隣接している森の中へと、主をかかえて、そっと歩いていった。
とにかく、主と二人きりになりたかったのかもしれない。
自分のした事から、逃げようとしたのかもしれない。
ただ、どれが正解なのかは、今は誰にも解らなかった。
マサラタウンの住民は、一人残らず、死んでいたのだから

オーキドの死体だけが、紫色に変色し始め、ドロリと解けていった。
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 03:19:49.49 ID:mWaKlR6o
以上で終わりです。
駄文を長々と書いてしまい、どうもすみません。
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 00:56:45.53 ID:2As0mQc0
果てしなく鬱エンド乙!
ちょっと読んでて背中がぞくりとしました
しかしこのスレのオーキド博士はいつも悪人だよなぁ
だがそれがいい
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 01:07:52.85 ID:6LNjMDA0
おっと久々に来たら欝が投稿されてるじゃあないか乙

悪いオーキドは味があるのう
しかし亀仙人的なオーキドとか見たみたい
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/13(日) 22:01:17.77 ID:3UavAZw0
乙っ!!
これは良い欝end
甘々もいいけどこういうのもなくっちゃね
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 23:55:05.02 ID:0w8ADWEo
今読み返してみたら日本語おかしいところが沢山…
読み直しは大事ですね。

最初はヤンデレオーキド書こうとしたけど
あんまりヤンデレじゃなかったですね。
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/17(木) 09:18:34.33 ID:Va.6tC.o
ヤンデレオーキドww
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/20(日) 05:48:57.65 ID:KXw7rmY0
てかさそれこそ新ジャンルじゃね?
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/20(日) 10:50:13.91 ID:WLhSmGE0
オーキドにデレられえても困るだけだろwwww
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/20(日) 14:04:39.64 ID:aOeM7yMo
オーキド「そこに3つのモンスターボールがあるじゃろう。ぜんぶもっていけ!」
シゲル「ちょっおまっ」
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 19:06:06.22 ID:WHCtBqM0
もう忘れられてるかもね




「そ、そうなのか!?」
誰かが入居したのは知っていたがそれが主だったとは知らなかったらしい。
「やーびっくりですね。よろしくお願いします。ところで駐車場に停めてあるCB400
(SUPERFOUR)はリザ姐さんの?」
主が駐車場の端に置いてある赤いバイクを指差す。
「そうだけど・・・。じゃあ最近置かれたNinja250Rは主のか?」
リザードンが指差すのは最近人気の緑のバイク。
「はい。じゃあ今度どっか行きません?」
いいねえ、と返事をする前に後ろになにかの気配を感じ振り返る。
「なにをしている・・・」そこには頭に青筋を浮かべたミュウツーが静かに立っ
ていた。

ここから当分台詞のみです

「この前警告したばかりなのにまた主に近づいたな」
「別にわかりましたなんて言ってねーだろ」

「人の主に手を出しておいてその態度か」

「人聞きわりーな。一緒に帰ってただけだろーが」

「ならば主は家に着いた。お前はとっとと帰れ」

「悪いがあたしもここに住んでるんでね。これからも一緒に帰るかもな」

「なっ・・・・出ていけ!!」

「なんでだよ!大家かお前は」

「ストップストップ!」

「ミュウツー落ち着いて、リザ姐さんも止めましょうよ」

「主!何故その呼び方でその蜥蜴を呼ぶのですか!」
「なんでっていっても・・・何となく?」

「その呼び方をされていいのは私だけです!蜥蜴なんですから蜥蜴と呼べばいい
んです!」
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 19:06:45.23 ID:WHCtBqM0
「なんか知らんがミュウツーがイライラすんだったらどんどんリザ姐さんって呼
べ。提案したのは主だしな」

「貴様・・・・・[ピーーー]」

「上等じゃねーか」


「ちょ、こんなとこで戦ったらここ追い出されるからやめてえええええ!」


主の魂の叫びにより戦闘にはならなかった。とりあえず三人は何時までも外で口
論している訳にいかないので主の部屋に入った。
部屋に入った後すぐにミュウツーが二人分のコーヒーを入れて持ってくる。
「どうぞ」
主はコーヒーを受け取り一口飲む。
「おいしい。けど俺コーヒーメーカーとかの場所言ったっけ?」
コーヒーを飲もうとしていたミュウツーの動きが止まる。
「あ・・・えーと・・勘です!」
無理があるミュウツーの答えに納得する主。
「あれ?リザ姐さんの分は?」
主にそう言われたミュウツーは窓を指差す。
「ほら蜥蜴。あそこの公園にいって水でも飲んでこい」
意地悪はいけないと言いながら主がコーヒーを入れにいく。主がコーヒーを入れ
ている時にミュウツーがリザードンに話しかける。
「おい蜥蜴。私のコーヒーをやるから主が入れたコーヒーをよこせ」
それを聞いたリザードンはミュウツーに向かって舌を出す。交渉決裂となったミ
ュウツーは自分のコーヒーを一気に飲んでしまう。
「主、申し訳ないのですが私の分コーヒーを入れていただけますか?意地汚い蜥
蜴が私のコーヒーを飲んでしまったんですが」
ふざけんなとばかりに睨んでくるリザードンに主は苦笑しながら二人分のコーヒ
ーを入れる。


遅筆だな俺ってほんと
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/23(水) 00:26:03.83 ID:/M2Zqu60
一番槍GJ
待ってましたよ
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 03:45:09.98 ID:SvgX3NE0
このギクシャク感こそがヤンデレの醍醐味よ…!
投下乙!
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/31(木) 17:23:39.96 ID:Nvz6aME0
保守
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/07(木) 17:37:26.77 ID:Zq2liYAO
ミュウツーのおなかプニプニ
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/14(木) 00:56:41.40 ID:ySalCdA0
プニっとなー
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/17(日) 22:25:14.10 ID:QkeMdU6o
やあ
またなんか書こうと思うんだが
どんなものがいいだろう
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/18(月) 00:06:50.46 ID:Az1PycY0
流れ的におなかプニっとするのかいいじゃあないかな?
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/20(水) 01:55:47.59 ID:0BFJRgAO
軽いイチャイチャヤンデレが良いなぁ
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/03(水) 19:48:02.20 ID:DBKZ.5ko
プロットは思いついたけど全然書けない
あまりの文才のなさに俺の寿命がストレスでマッハ
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/03(水) 23:26:24.23 ID:5DTu/.AO
プロットだけでも載せてみるんだ
誰かが書いてくれるやもしれんぞ
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/04(木) 02:13:11.59 ID:f0.ZBrUo
俺なんてプロットもなしに一気に書いてた…
みんなちゃんと書いてるもんなんだな
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/06(土) 02:14:34.68 ID:frWlrPg0
自分の場合はちゃんとというか思いついた事を適当に箇条書きにして
それを更に発展・整理してから書いたりしてるけどな
商業と言う訳でもないし大体でも充分書いたりできる
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/19(金) 10:48:48.35 ID:5uyyCgSO
むっちゃいまさらなんだが、原型でヤンデレのほうが萌えるんだが
心は病んでるとはいえ恋する乙女なのに、相手からは一切そんな目で見られないジレンマとか
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/19(金) 11:18:32.33 ID:90X4Y7ko
>>299
いいですよねー
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/19(金) 17:14:16.23 ID:5uyyCgSO
更に言うと、ヤンデレにエロスはいいアクセントだと思うのだが
例えどんなにミュウツーが性愛を求めても、原型だとどうやって致すんだ、とかな
一つになりたい(性的な意味で)のに、なれない
しかも生まれつきのせいで
自分は最強だからこそ主の一番になれると思っても、その最強の身体だからこそ一番になれないというジレンマ
うーん、外道
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/19(金) 19:10:20.65 ID:90X4Y7ko
ミュウツーにも穴はあるんだよな…
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/09/20(土) 20:48:37.84 ID:2rqLQJQ0
原型か人型かなんて分けるより
個人の想像に任せたほうがいんじゃね?
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/22(月) 10:31:51.01 ID:HGU6V5o0
自分は原型がデフォルトなんだけどなあ
原型で病んでるからこそミュウツーって思ってる
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/09/22(月) 17:02:18.97 ID:GApLZD.0
>>304
納得はできるけど
俺は無理だな・・・・原型がイチャイチャ
してんのは想像できん
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2008/11/04(火) 22:32:18.18 ID:UlfiZPs0
上げる
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/05(水) 16:46:35.10 ID:toO2bMMo
まだ見てる奴がいたのか
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/05(水) 18:53:31.81 ID:TAL6jJco
来世になったら本気出す
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/05(水) 19:23:38.82 ID:toO2bMMo
書き手はもう来ないかな
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/12(水) 20:18:07.77 ID:ehaal8Eo
書き手だけど何かリクエストある?
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 00:43:25.49 ID:Qvp1co60
貴方が書きたい物を書きたい様に
全裸でwktkして待ってます
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 12:32:01.03 ID:ZInNkTwo
せめて靴下とネクタイだけは身につけておこうぜ
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/25(火) 12:17:24.50 ID:FocwKVo0
保守
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/07(日) 05:33:43.24 ID:w1hH4rw0
上げる
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/28(日) 16:44:34.67 ID:XH0s/Ec0
保守
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/28(日) 22:30:06.53 ID:AcABVTgo
一回vipにスレ立てようかな……
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/18(日) 22:26:45.68 ID:4aFV7p6o
あげ
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/19(月) 06:43:04.77 ID:ZyA7.iEo
カメ「おっぱい占いの歌って覚えてるか?AカップBカップCカップってやつ」
主「覚えてるよ」
カメ「で、お前はどれがいいんだよ?ちなみに俺はDカップな」
主「全部」
カメ「へ?」
主「全部!そもそもおっぱいに優劣なんかないんだよ!全てが至高!全てが芸術!」
カメ「お・・・・おう・・」

ツー(ぬ・・C・・)
リザ(Eだな)
バナ(Fですわ)
ブイ(B・・かな)
ピカ(A・・・・)
ライ(AA・・・涙)
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/20(火) 18:52:31.67 ID:/sl5doU0
>>318
GJ!
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/21(水) 04:35:43.81 ID:XdoolTc0
>>318
もしCとか特定してたらどうなったんだろう?
GJ!

321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/24(土) 19:43:21.43 ID:FBHZwUAO
自分がC→満足
C以上→ダイエットもしくは削ぎ落としてしまう
C以下→周りの奴らのを自分以下に削いでしまう

このくらいしそうだ
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/26(月) 18:59:37.59 ID:v9kYgk6o
みんなでカラオケ

ピカ・ブイ「生きのーこりたいー生きのーこりたいー」
リザ(ピカチュウとイーブイはアニソン、カメと主はJ-POP、フシギバナが洋楽で
ダークライがアニソンとJ-POP半々ってとこか)
バナ「会長は何を歌ってくださるのかしら?」
M2「貴様達に聞かせるのはあれだがまあいいだろう。主、聞いてください」
主「はーいしっかり聞くよー」
M2「子作り、しましょ♪」
リザ(すげー見つめながら言ったよ!てか普通にうめー!)
主「あーすももだねー」
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 00:21:38.88 ID:NZZFtdg0
>>322
ミュウツー剛速球だなwwww
GJ!
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 20:28:42.94 ID:md8yQ3ko
何人いるかわからんがお題なんか
出せば書きやすいと思うぞ
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/27(火) 20:51:33.07 ID:lfYPWuo0
主が一日だけ子供になるとか?
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/28(水) 22:53:28.72 ID:W5DR/Uoo
戦場

敵と味方の情報が視界の端に映る。戦況はほぼ五分。いや若干こちらが押され気
味か。少し離れたところで主が戦っている。一度合流したほうがいいのかもしれ
ない。
「あら、よそ見なんてしていて大丈夫ですか?」
厄介な鞭だ。なんとかして引き離し、二対一の形にして各個撃破したいところだ
。それに主の相手のピカチュウの機体は近距離戦用特機。対して主は極普通の機
体の中距離戦用装備だ。私に機体を譲ったからなのだが。それでもピカチュウと
渡り合えているのはさすがエースというべきか。しかしそう長くは持たないだろ
うから一刻も早く合流しなければ。
「くっ、ウロチョロと…」
ピカチュウも主も、私とその相手のフシギバナも満身創痍で高威力の攻撃が当た
ればそれで終わりだろう。
(とりあえずは主を助ける!)
フシギバナと自分の中間地点の地面に向けてバズーカを乱射する。そして少し後
ろに下がる。
「煙幕のつもりですか?逃がしませんわよ!」
爆煙と砂埃の中からフシギバナの機体が飛び出してくる。ほんの少ししか下がっ
てないのでその距離は随分縮んでいる。
「なっ…それなら!」
自分に向かって飛んで来ている私を確認して銃撃から鞭に切り替えたのだろう。
「だが遅い!」
何も考えず機体で体当たりを決行し、フシギバナを吹き飛ばす。これだけで倒す
事は出来ないが主の元に行くくらいなら十分過ぎる隙だ。
フルバーニアで主の元へ向かう。数秒後に主達の戦闘が視認出来るほどの位置に
きた。ハイレベルな戦いを繰り広げていた主だが機体性能の差が出始めたのか
ついに盾を弾き飛ばされた。
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/28(水) 22:53:52.49 ID:W5DR/Uoo
「これでしまいさ!」
剣を振りかぶるピカチュウ。何とか体勢を立て直そうとする主。剣が触れる寸前に
ピカチュウが飛び退る。牽制に撃ったバズーカを警戒してくれたようだ、がすぐに
切り替えてミサイルで主を狙う。バズーカは弾切れ、バーニア全開で来たため推進
剤も碌に残っていない。
(ミュウツーはもう邪魔できない。このまま主を墜として―――――!?)
私の牽制でピカチュウが離れた、その一瞬のうちに主は剣を振りかぶり投げた。
予測していなかった攻撃に反応できなかったピカチュウはコクピットを貫かれ
爆発する。
「ミュウツー、ありがとう。助かったよ」
主の声が聞こえたのでほっと胸を撫で下ろす。と同時にけたたましいアラート音と
赤い警告が表示される。後方からのロックオン警報に振り向けばフシギバナが鞭
を伸ばしていた。ギリギリで盾を構えることが出来た。一撃は耐えたが盾をやられた。
「せめて一人でも!」
機体に衝撃が走る。     主が目の前で鞭に絡めとられていた。
寸前で私をかばった。   守ったはずが……守られた。
「ミュウツーが無事なら…俺の勝ちだよ」
目の前が爆発で真っ赤に染まる。
「主―――!!」


作戦終了


ピカ「くっそー。あと少しでうちらの勝ちだったのにー」
バナ「最後に主ではなくミュウツーのガンダムを落とせていたら私達の勝ちだったん
ではなくて?」
主「ジムだったら落ちてもピカチュウのギャンの分があるから勝てると思ってね」
M2「貴様ら勘違いするなよ。味方が私だったから主はかばってくれたんであって
貴様らだったら見捨てられていたんだぞ。いわば主の私への愛が招いた勝利であって
やはり主には私が一番」
バナ「そんなわけないでしょう?主様もさっきコストの話をしてたでしょう。あなた
なんて所詮コストで語られるんです」
M2「frfgybsfかせrがえtぶhごぃf!!!!」
バナ「いsぐhfbvxjfbんxkgぶlすtgb。!!!!」
主「ピカチュウガンガンやろうぜー」
ピカ「はいさー」
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/29(木) 20:47:12.79 ID:FKmuSmE0
>>327
GJ!

最近投下増えてきたな。やっと活気が戻るか?
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/30(金) 22:11:22.66 ID:tQ5CwiY0
>>327
おお、ピカチュウが活躍してるww

330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/01(日) 22:47:32.22 ID:eArZ8bg0
http://www6.uploader.jp/user/yanderemewtwo/images/yanderemewtwo_uljp00086.jpg_zmjjC7QCs.aB./yanderemewtwo_uljp00086.jpg
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/01(日) 23:05:31.00 ID:eArZ8bg0
ダークライ描いてみた
http://www6.uploader.jp/user/yanderemewtwo/images/yanderemewtwo_uljp00086.jpg
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/01(日) 23:22:10.04 ID:.SB7Yzc0
>>331
ダークライってこんなにかわいかったのか。
GJ!!
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/01(日) 23:40:44.93 ID:SfNu40Mo
ひさびさの絵師さんGJ!!
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/04(水) 01:09:22.61 ID:RjCLzt60
書き手がくるまで暇だしなんか描くか
なに描こう
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/04(水) 14:38:32.03 ID:4ZbLV0.o
当然ミュウツー
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/06(金) 21:06:09.95 ID:OGeG6KE0
寂しくなったな
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/06(金) 21:14:38.72 ID:djKMmwg0
>>336
いつもの事だ
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/06(金) 21:32:02.12 ID:nxqWzWEo
しかしこうして三人はいる
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/10(金) 00:51:22.02 ID:zVNbH3Q0
「M2とトカゲ姐さん」


リ「すっかりここも寂れたなー」
M2「問題ない。むしろ主に構う邪魔者がいない分、好都合だ」
リ「確かにそうかもしんねえけどよー」

イ「ご主人ー」
主「ははっ、くすぐったいってイーブイ」

M2「……」
リ「まあ分からなくもねーよ、うん」
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/10(金) 01:13:04.00 ID:zVNbH3Q0
「M2とトカゲ姐さん」


リ「夏か……はぁ」

イ「どうしたんですか?」
バ「夏はどうしても暑いからね。マスターが迷惑するから近づけなくて悩んでるのよ」
M2「ふっ、良い気味だ」

主「リザードン! お前の背中に乗っけてくれないか!」
リ「しょ、しょうがねえなあご主人は」


バ「まあ、だからこそマスターなのだけれどね」
イ「M2さん、良いんですか?」
M2「私も野暮という言葉くらい分かる」
イ「M2さん……(ツマンネ)」
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/10(金) 10:04:04.41 ID:P/ex5dYo
久々GJ
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/11(土) 18:51:57.06 ID:TEcF/Sk0
>>339
GJ
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/11(土) 23:02:51.68 ID:1RbRRe60
「M2とトカゲ姐さん」

フーディン「ふっふっふ。人も少なくなって今度こそ私の天下ね!」
M2「……」
リ「……」
バ「……」

フ「……その、私のこと覚えてる?」
M2・リ・バ「……」
フ「うわーん!」
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/11(土) 23:10:02.33 ID:1RbRRe60
「M2とトカゲ姐さん」

ピ「やっとあったかくなってきたさー」
バ「そうねえ」

リ「もう我慢ならねー! ブラストバァァァン!」
M2「はっ! 蜥蜴風情が! はかいこうせんでチリと消えろ!!」
フ「巻き添えはいやー!」

ピ「早く夏が来てほしいさー」
バ「……(この子もけっこうな大物よね)」
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/12(日) 20:53:27.81 ID:m/HzDyQo
活気が欲しいもんだ
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/13(月) 11:36:55.57 ID:AbE7NnI0
「M2とトカゲ姐さん」

M2「むぅ……」

主「嫌いなものなら無理して食べなくても良いぞ?」

M2「(主がさっき味見したもの主がさっき味見したもの……!)」

バ「複雑よねえ」
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/13(月) 11:41:22.82 ID:AbE7NnI0
「M2とトカゲ姐さん」

主「うーん、M2かリザードンかフシギバナか……」
M2,リ,バ「……」
M2「……ふっ、当然だ」
リ,バ「(ものごっつ嬉しそうな顔したくせに)」
主「よし! M2いくぞ!」
M2「ああ、主に勝利を」

メタモン「……なんか展開だけ見るとご主人って結構下種な」
ガーディ「それは言わないお約束」
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/23(木) 21:51:10.04 ID:HB5//tM0
「主…ちょっとよろしいですか…」
「ん?なんだミュウツー、改まって」

「いえ…その…申し訳ありませんが単刀直入に聞きます。この本は何ですか。」
「な!?ミュ、ミュウツー…何だよそれは!?」
「そんなの私が聞きたいです。よりにもよってベッドの下に…ちょっとはみ出して!!
ていうか何ですかこの見出しの裸エプロン女子高生特集だとか!恥ずかしく無いんですか!」

「い、いや誤解だミュウツー!俺はそんな本は知らないよ!」
「そんな言い訳!主はこういうのが好きだったんですね!こんな破廉恥な!」
「な、いや!待て!落ち着け何故服を脱ぐ!」
「私というものが居るじゃないですかああああああ!」
「うわああああああ!落ち着けミュウツウウウウ!!」

ブイ「あわわわ…あのイタズラ、ちょっと過激すぎたかも知れないですぅ…みなかった事にするですぅ…」
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/23(木) 22:19:42.74 ID:fEnro4Q0
GJ!!
イーブイめwwwwいいぞもっとやれ!
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/26(日) 01:25:33.99 ID:keqcCIAO
俺の知らない内にこんなに新作が…
ホント乙です!
ありがとうツー様まじ可愛いな
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/26(日) 06:55:57.13 ID:.DLDafM0
「M2とトカゲ姐さん」

主「やった! ポッチャマを捕まえたぞ! ははっ、こらくすぐったいってば」

メタモン「……あのご主人ってロリ(ry
ガーディ「んー」
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/26(日) 07:02:33.71 ID:.DLDafM0
「M2とトカゲ姐さん」

主「やった! ロコンをゲットしたぞ!」

リ「ま、ここは先輩として最初に挨拶しとかねえと」
バ「(やっぱり基本チンピラよね)」

ロコン「ふん! あたしをてなづけようったってそうはいかないわよ」
バ「くぎゅ声ね。萌えだわ」
リ「もうちょっと言い方があるだろうけどまあ」
ロ「なによ! じろじろ見ないでくれる!?」
リ・バ「おー」
ロ「ってなにいきなり人の頭なでてんのよっ! ああもうだからからむなー!」
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/19(火) 22:30:48.54 ID:7rNWvYs0
・・・・・・・・
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/19(火) 22:30:54.96 ID:7rNWvYs0
・・・・・・・・
355 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 19:56:59.61 ID:wHA6iGw0
崖のすぐ隣の草むら。ここは俺たちのホームグラウンドだ。
だから負けるはずが無い。奥の手だってある。
そう思って、油断していた。それは認める。
しかしこのチャンスを諦められるわけが無い。
奥の手を使うしかない。

男は一人のトレーナーと対峙していた。
そのトレーナーは見たところ普通の青年だったが
連れているポケモンは、普通ではなかった。
紫色の瞳に怒りを宿らせて、俺のポケモンと戦っている。
―そのポケモンの名は…確かミュウツー。
サカキ様に差し出せば出世間違いなしの伝説級ポケモンだ

国道からやや外れたこの人気の無い草むらは、
ロケット団の仕事をするには絶好の場所だった。
俺と相棒のスリーパーはこれまでここで多くのトレーナーを狩ってきた。

いつもどおりの手はずで、トレーナーに勝負を挑み
ポケモンを出すその瞬間にトレーナーを崖に突き落としてポケモンを戴く。
それが今回に限って失敗したうえに、出てきたポケモンは伝説級だった。

しかし俺たちには実績がある。負けるはずが無い。
そう思い攻撃の指示を繰り出したものの
相手のミュウツーはそれを軽くあしらうと軽々とスリーパーを吹き飛ばす。
俺はそのまま次の指示を出そうとして、目を疑った。
スリーパーの右腕が無くなっている。
右腕だけではない、頭も、足も一瞬のうちに消え去っていた。

五体を持っていかれたスリーパーの体が勢いよくこちらに飛んでくる
避けられない!頭が働かない、何が起こったんだ!なんなんだ…どうして…!

血だらけになったスリーパーだったものを受け止めると
耳元で囁かれた。
「キエロ」と
その声は男が最後に聞いた音になった。

ミュウツーは男とその相方だったものを
勢い良く崖に投げ捨て、主の下へと素早く駆け寄ると、
すっと腕を絡ませ、去っていった。
356 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/06/03(水) 18:17:45.83 ID:MPrXtaM0
>>355
久しぶりの投下GJ!
たまには全くの他人からの視点もいいものですなww
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/23(火) 18:32:16.31 ID:38KRIUAO
そして誰も居なくなった…

358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/24(水) 00:16:53.46 ID:lLh09Pc0
勝手に完結させんなw
とはいえ、悲しい事ながら過疎っていることは事実なんだよな
359 :名無し [@docomo.ne.jp]:2009/06/30(火) 14:04:38.49 ID:xS/vlgDO
それでも俺はこのスレ好きだぜ
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 17:51:39.29 ID:lyTNMUAO
まだ書き手はいるんだろうか…
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 18:30:22.61 ID:9u8Y4sc0
>>360
YOU書いちまいなYO
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 21:15:12.53 ID:lyTNMUAO
俺にそんな才能は無い!
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 19:26:44.72 ID:XGojJBAo
俺には才能はない。でもな、スレをROMることはできる。
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/11(土) 22:53:55.19 ID:SPjsUEs0
今更ながらに昨日、まとめサイト見つけて徹夜で読んじまった…
久々に良い萌えだったよ。

書き手が現れることを願うぜ。
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/16(木) 02:19:28.72 ID:jyahzjgo
そのビルの一室はかなり荒れていた。

私は目の前のポケモン。カポエラーと言ったか…に
馬乗りになり、そのまま顔を押し潰した。
「ガ…アァァァ…」
悲鳴とも取れるうなり声を上げ、まだ生きている。
「なら…これでどう?」
手の平から私は力を放出した、
濃い紫色の光に包まれ、どんどん顔が文字通り、陥没していく。
赤い液体があふれ出し、カポエラーの体から力が抜けた。

「嘘だろ…嘘だろ…!おい!うわあああああ…ぎゃあ!」
相手のトレーナーから悲鳴が聞こえる。
見上げると、主が銃を取り出していた。その先からは煙があがっている
相手のトレーナーの眉間に丸い穴。これで今日の仕事は終わりだ

「…ふぅ、あっさり終わったな、さ、帰るぞミュウツー」
「解りました、主」
「ちょっと騒ぎすぎたか、気づかれたみたいだ」
「申し訳ありません。残りも排除しますか?」
「いや、さっさと帰ればバレないさ、それにどうせ見つかったんだ、派手に帰るぞ」
「了解です。」

ミュウツーが手のひらを壁に突き出すと
まるで積み木を崩すように壁が崩壊していく。
物凄い轟音と砂煙があたりを覆った。

「んむ、ナイスだミュウツー!」
主が親指をつきたてている、私はこのしぐさが好きでたまらない
「ふふ…さぁ、行きましょう」

頬が赤くなるのを隠したくて、頬をかくフリをしてしまう。
ともかくこうして、私たちの仕事は終わり、隠れ家へと向かった。
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/16(木) 02:20:26.88 ID:jyahzjgo
私の主との付き合いは
ロケット団から私を救ってくれて以来、ずっと一緒に居る。私の最初の主。
そして…私だけの主。

もうかれこれ…どれだけ同じ時間を過ごしただろう。
今、主は私の隣ですやすやと寝息を立てている。
この時だけはこの狭い隠れ家に感謝してきた。

主も貧しい生活をしているわけではないが
複数の隠れ家を持つというポリシーのおかげで
一軒に掛けられる予算は少ない。
結果、主と私はいつも同じベットで寝る事になっていた。

そして主だけが大体先に寝ているのだが
…寝付けない。今夜も私はなかなか眠る事が出来ずにいた。
当たり前である。目の前には私の大好きな主の寝顔があるのだから…
頬がかなり熱くなっているのを自覚する。胸の鼓動も自分の物ではないようだった。
だが、これもいつもの事。
私は寝ている主の唇にそっと唇を重ねる。
「…ん」
主の声!思わず顔を離して目を見開いた。
全身に緊張が走った。冷や汗が一斉に背中に溢れる。
寝言だった。

胸の鼓動はさらに激しさを増している…今夜はなかなか寝れそうにない。
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/16(木) 02:22:12.68 ID:jyahzjgo
たぶん続く
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/16(木) 19:27:33.53 ID:bNxkomo0
>>367
GJ!
是非続けてくれ
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/19(日) 04:03:10.26 ID:Bhdri7w0
今月に入ってからは7件の仕事をこなした。
それもロケット団に関する仕事ばかりだった。
そして今日のターゲットも、ロケット団だった。

「お疲れ様。ミュウツー」
「ありがとうございます。」
私は主からサイコソーダとペットボトルに入った水を受け取り
まず手にこびりついた血を流した。
「あの…主」
「どうしたミュウツー?」
「ここのところ、ずっとロケット団を相手にしてますね」
「あぁ、さいきんやたら景気の良い依頼主が居てな。
そいつの依頼がほとんどロケット団に関係するものなんだ。
おまけにどれも今回みたいに末端の人間を一人消すだけ、楽で報酬がいい」

なんだ…そんな理由か、私はてっきり私を道具のように扱ったあいつらに対する
復讐だと思っていた。自分の良いように考えすぎていたようだ…
「それがどうしたんだ?ミュウツー」
「…いえ…なんでもありません。」
「なんだ?言いたい事があるならいえばいい」
「いえ、なんでもないんです…ところでそろそろ時間では?」
「そうだな…もうそろそろ見張りが来る頃合だ、帰るぞ」
「はい」
私は貰ったサイコソーダをぎゅっと握り締めながら主についていく
ひんやりと冷えたペットボトルをぎゅっと胸に押し付けた。
ペットボトルからしたたる水で服が濡れて、冷たい。
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/20(月) 00:34:51.21 ID:cqrx9Gg0
おお、最早投稿してくれたのか
GJ!
あんまり焦らんでいいからこの調子で続けてくれ
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/22(水) 01:52:08.54 ID:EEzemJgo
隠れ家に帰ってくると、あたりを警戒しながら戸締りをして
着替える。私の目の前でも平気で脱ぎだすので
私は慌てて洗面所へと駆け込んだ、髪にこびりついた血の臭いが鼻に付いた。
「さ、先にお風呂貰いますよ!主」
「あ、あぁ…」
私は血を洗い流し、体を清めたあと、バスタオルを巻いて洗面所から出る。
入れ替わりで主がお風呂に入っていった。
私の入った後のお湯に入って主は何も感じないのだろうか…
そもそも裸で平気で私の前を通って…私を女として見てないというのか…主…
いや、何を考えているんだ、私は。
鏡を見ると、顔が真っ赤になっている。主が上がるまでに元に戻るのだろうか…

「そろそろ食事にしよう。今日は何を作ってくれるんだ?」
「そうですね…今夜はさっぱりとつけめんなどいかがでしょう」
「お!いいね!頼むよ、ミュウツー」
「かしこまりました」

主が浴室から出てきたら、食事を用意する、これも私の役目だ
なんとか冷静さを取り戻し太後、私は着替えてキッチンで調理を始める。
麺をゆでてスープを用意する…レトルトなので味なんて誰が作っても一緒なのだが…
それでも主は美味しいといってくれる。私の作ったモノを

私がつけめんを作っている間、主は誰かと電話をしていた。
どうやら雇い主のようで、口調がいつもと違う。

「誰だったんですか?」
料理を出すついでに、一応聞いてみる。
「…クライアントだよ。明後日にまた1つ仕事が入った、明日の休みは守り通したがな」
「休み…ですか。なんだか久しぶりに感じますね」
「最近立て続けだったからな…そうだ、明日はミュウツーが行きたいって言ってた店に行くか?」
「街角のあのお店ですか?」
「あぁ、そこだ」
「あ…ありがとうございます。」
「なあに、お安いもんさ、んむ!今日も美味いぞミュウツー!」
親指を突き立てた、満面の笑顔。
私は返事する事も忘れて、主の笑顔を脳裏に焼き付ける事に夢中になってしまった。
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/22(水) 01:55:15.67 ID:EEzemJgo
その夜、やはり私は眠る事が出来なかった。
主はいつもと同じ体制で寝息を立てている。
今日も、私はその唇から目が離せない。
そっと唇を重ねようとした時
主の目が開いた。
「…!っひ!…あ…え…?え?」
驚きの余り理解出来なかった、心臓の音がやたらと大きく、大きく聞こえる。
主の腕が私の体を包み込んでいる。目を開いて、だ
どうしてなんだろう?まさかキスの事がばれていたの?
けどどうして?あ…

また思考が途切れる。主の唇の感触。
そしてその腕の中の暖かさをしっかりと感じる。
だが、この状況を理解出来ない。
凄く嬉しい。嬉しすぎて怖い。目が開けられない。
怖い、怖い、嬉しい…

「こういう事は始めてか?……そうだな…そりゃそうか…」
「あ、あの、いえ、その…あ、主?」
上手く言葉に出来ない。顔が熱い、熱い。
胸が壊れそうなぐらいに鼓動が早くなっていく
「大丈夫だ、俺が色々教えてやるよ」
「え!いえ…そんな!ちょ…むぐ」
唇をふさがれ、何も言えない、苦しい。怖い…けど…


「力を抜くんだ、ミュウツー」
「わ、解りました…んっ」

「意外と…大きいんですね」
「そうか、見るのも初めてか……初めてが俺でいいのか」
「もちろんです。あるじ」

以下略
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/22(水) 01:56:39.88 ID:EEzemJgo
「ほら、カキ氷持ってきたぞ」
「…///」
「やれやれ、今日も熱いわねぇ。あの二人」
「ふぅー…そうだな、ったく、主にべったりくっつきやがって
誰だ?
「ふふ、そんなに焼かないの。新入りには優しくしないと」
誰なんだ?
「あ、あんなに主とベッタリ…く、くそおおおお!」
これは私?なのだろうか
「貴様らは何故平気なのだ!」

「何故って…」
「言われたってねぇ…」
「あの子、まだ子供じゃないの」
「だよなぁ…色恋沙汰には関係ねぇよ」
「そんなはずは無い!みろ!あの表情!」
なんなんだ、この光景は
私が指差した先には、見知らぬ男と見知らぬ少女。
誰なんだ…主…?私の?
「まぁそう熱くなりなさんな」
「貴様の尻尾が一番熱っくるしいわ!」
「なんだと!やんのか!?」
「まぁまぁ二人とも」
私と誰かのいつものやりとり、
こんな光景を、私は知っている?
よくわからない。よく、わからない。

「…ミィツケタ」

え?誰?

見慣れた天井。ここは隠れ家の1つ。
主と私が体を重ねた記念すべき場所…
隣には主が寝ている。私を愛してくれる主が…
しかし、さっきの光景は…
「…夢?」
だとしたら、彼らはなんなんだ…
私は、彼らを知っている気がする。
しかし…思い出せない。というより、あやふやな気持ちだけが湧き上がるだけで
記憶には残っていない。
だが…とても懐かしい気持ちになった…

一体なんだと言うのだ…
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/22(水) 01:57:44.16 ID:EEzemJgo
続くといいな
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/22(水) 19:52:23.63 ID:Q2lRSEE0
久しぶりの神だ・・・
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/27(月) 17:36:31.24 ID:bCtb46AO
久々の新作だというのにこの過疎っぷり

続きマダー?
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 15:33:12.83 ID:mvlu9sAO
久しぶりに来たらたくさん更新されてて俺歓喜

続きwktk
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 23:34:36.33 ID:CLA.RvI0
次の日、私と主は約束通り街角の洋服店に向かった。
ずっと気になっていた、この店のショーウィンドに飾ってある
白いワンピースがお目当てだ

私は店内に入ると物色もそこそこに
白いワンピースを主にねだった。
ずっと暇そうに後をついてきていた主だが
流石にこれには驚いたようだ
「え?これ?…値段は…うーむ」
「アナタを…見つけたの。やっと見つけたの」
ん…誰の声…?
「ユルサナイ」
目の前に立っていたのは幼い子供
真っ黒でボロボロの布を纏い、白髪の下の瞳がこちらを睨んでいる。
その目は青色に鋭く光り、顔は怒りに満ち溢れていた。

その目、私は知っている。
―なぜ?

「どうした?ミュウツー」
「え?いや、今あそこの子供に…」
「子供?何処に?」
「…え?」
さっきまでにらまれていたはずなのに、子供の姿が消えている。

「どうしたんだ?らしくない。初めての体験で寝ぼけたか?」
「そ、そんなんじゃありませんよ!もう、主ってば」
「ふふ…毎晩キスされてりゃこっちだってその気になる」
「っ!な…なに言い出すんです!お店の中ですよ!」
「悪い悪い、ところでどうするんだ、このワンピース。買うのか?」
「そりゃ…欲しいです!、あ、でも主の家計は…」
はっきり言ってあまりよろしくないのを私は知っている
「んむ…いや、せっかくの記念日だ。買ってやるよ!」
「えぇ!?あ、あの、ありがとうございます!」
…記念日?まさか
「あの、主?記念日って」
「もちろん決まっているだろう!お前と俺がふが!」
急に恥ずかしくなり、思わず手が出てしまった。
しかし、買ってもらえるというなら、素直にこの行為に甘えるべきだろう…

こうして私たちは上機嫌でお店を後にした
主の腕にそっと体を絡めてあるく。
もう、おびえながらキスをする事もないのだろう。
嬉しくて、嬉しくて、たまらない。
嬉しさにかき消されて、あの子供の事も、あの夢の事も、気にならなかった。
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 23:36:19.53 ID:CLA.RvI0
書くのゆっくりでサーセン
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/01(土) 22:59:19.04 ID:3Q3OFY60
ゆっくり書いていってね!
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 00:30:08.84 ID:vShM8LY0
数ヶ月ぶりに来たら新作がきてるではないか
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/07(金) 23:53:43.06 ID:H.kXvwDO
新作がきてるのはうれしいのだが…
ヤンデレ学園は……
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/09(日) 22:42:49.11 ID:KdmI3pAo
ミュウツーとリザードンの二人は口喧嘩だけでなんとか家は壊さずに帰った。
シャワーを浴びた主は結局自分が部活を決めていないことに気付いた。
「んーどうしようかな。いっそピカチュウ辺りとゲーム部的な何かを作ろうか」
うんそうだ、そうしようと心に決めた主はゲームセンターCXを見てから眠ることにした。
「一度でいいから有野さんと握手してみたい」

―――放課後―――
授業が終わってすぐに水泳部の部室に駆け込んだ主は開口一番
「部活作ろうぜ!」
ゲームをしていたピカチュウはいきなり来て部活を作るなどと言っている主に驚き動きが止まる。
その間にマリオがやられる。
「にぃにぃ何言ってるんさ。それにわんはもう水泳部に入ってるし」
「何とか参加してくれ。ゲーム部の部室としてこの水泳部の部室を
貸してもらいたいからお前の参加は必要なんだ!」
ゲーム部という甘美な響きに二つ返事でOKしたピカチュウは部活を作るには
いくつかの規定が設けられていることを思い出す。

一つ   部として認めるためには八人以上の部員がいなければならない
二つ   部として活動するためには生徒会に申請して許可をもらわねばならない
三つ   顧問として一人の教師がいること
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/09(日) 22:44:51.23 ID:KdmI3pAo
「うーんそんなにあったのか。とりあえず人数集めからはじめようか」
携帯で部に入ってくれそうな人物にメールをしてみる。
「とりあえずカメックスとリザ姐さんが入ってくれるって」
「こっちもダークライとイーブイが入ってもいいって言ってくれてるさ」
これで六人。だがあと二人足りないため二人は頭を抱える。
「そういえば人数が集まったとしても生徒会がゲーム部なんてものを認めてくれるんだろうか」
本来学校とは勉学に励む場所。そんな所にゲーム部を作ることを認める生徒会が――
「私が認めますよ、主」
後ろからかけられた声に振り返るとそこには我等が生徒会長ミュウツーが壁に寄りかかり立っていた。
「生徒会長!?なんでここにいるんさ!」
「まあまあそれはおいといて、本当に認めてくれるの!?」
テンションがあがる主にミュウツーは笑いながら
「もちろん認めますよ。他ならぬ主の望みですから。それに部員の件も私が入ればあと一人です。
部の名前はボードゲーム部ということにしておきましょう。そのかわりどこでどうやって
イーブイ、ピカチュウ、ダークライの三人と出会ったかしっかりと聞かせてもらいますがいいですね?」

三十分かけた説明で理解はしたが納得はしていないミュウツーのおかげで二つ目の関門も突破した主。
残るは部員一人と顧問の教師一人。
どうしたものかと悩む主はフシギバナさんがいたなと呟く。
「だ「いいですよ」」
「外を通ったら面白そうな話が聞こえたものですから勝手ながら入らせていただきました。
聞けば人数が足りないとか。私でよろしければ参加させてくださいな」
反対しようとしたミュウツーの声を遮りフシギバナが参加表明をした。
怒るミュウツーを宥めながら主は礼を言う。
「ありがとうございます。これで部員は揃ったんで後は顧問だけです」
それを聞いたフシギバナは任せてくださいと言って部室を出て行った。

五分後

「ニャース先生が顧問になってくださいました。部室には顔を出さないので好きに
やってくれ、とのことです」
帰ってきたフシギバナの言葉に主は飛び上がって喜んだ。
「何から何まで本当にありがとうございます!でもどうやって?」
部活の顧問なんて面倒くさいことを好んでやる教師はいない。ましてやそれが
大会成績などを残さないような部活ならなおさらである。
「いえ、簡単でしたよ。ちょっと札束で顔を引っ叩いたら快く引き受けてくれました」
(((さすが金持ち)))

とにかく、これでゲーム部は全ての条件を満たしたため正式な部活として認められた。



一年ぶりの学園の続きです
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/09(日) 22:55:45.56 ID:X8yZvoso
なんとなつかしい
是非続けて
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/10(月) 02:44:23.20 ID:CmlgesAO
うおおーGJ!
学園編は部活に突入していくのかー
wktkが止まらんぜ
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/10(月) 16:41:39.92 ID:NMS9TJ.o
部として活動しはじめたゲーム部は早速おりた部費(その辺の部活より多い)で
ゲームを購入した。テレビゲームの類はすでにあるのでボードゲームを中心に揃えた。

「棒銀ですか。将棋は性格が出ますからね。愚直なあなたにはぴったりですわ」
「はっ、そういうてめえも角をチョロチョロ動かして目障りなんだよ」

「あ、角四つ全部取ったさー」
「……(泣)」

「はい四三です」
「またやられた。いい加減囲碁やろうぜ」
「僕囲碁のルールわかんないです」

「主、王様ゲームをしましょう。引きますよ。はい私が王様ですね。それじゃあ
一番が王様に一生添い遂げるで。いえ、やっぱり私が主に添い遂げますね」
「王様ゲームは二人じゃ成立しないよ…」


ゲーム部が設立されてから一週間。部員全員でUNOをやっている最中にノックの音
が飛び込んだ。
「誰にも合えない顔なのにーと…どちら様ですかー?」
主がドアを開けてみると、締まった身体をした学生が立っていた。
その学生は主を見ると唐突に頭を下げる。
その行動に戸惑っている主に学生は静かにこう言った。
「お前の力を貸してくれ――」

388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/11(火) 22:23:19.06 ID:iXGDknI0
おぉ!!
ついに学校性活が再開したか!・・・・
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/13(木) 22:46:57.08 ID:fyKv9tE0
待ってましたぁぁぁぁぁぁ!!
楽しみにしてますっ!!
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/13(木) 23:11:52.56 ID:F/PSMcQo
部室を訪ねてきた男をとりあえず部屋の中に案内して話を聞いてみると、
その男は二年のバシャーモで、野球部のキャプテンをしているらしい。
バシャーモが言うにはボードゲーム部が出来る際、部費の面で相当無理
をしたらしく、そのしわ寄せが実績のない部活に来たそうで、ちょうど
三年がいなくなり部員が7人になってしまった野球部に白羽の矢が
立ってしまったらしい。
「だからなんだ?ボードゲーム部を廃部にしろとでも言うのか?
だいたい自分たちがろくに練習もせずに大会で勝てなかったことが
悪いのだろう。それを他人に罪を擦り付けて
「俺たちは何をすればいいんでしょうか?」
早く用件を言え、主の優しさに感謝するのだな」
主の発言により発言を180度変えたミュウツーに驚きつつ、バシャーモ
は主の方に向き直り頭を下げる。
「どっかで会ったことありましたっけ?」
「お前は気付かなかっただろうが俺は全国大会でお前を見たことがある。
あのとき少ししか試合にでなかったがキャッチング、配球、肩のどれも
素晴らしかった。しかもまだ発展途上であのプレー。頼む。今度の試合
に出てくれないか」
聞くところによると、何もせずに廃部にするのはあまりにも可愛そうだ
ということで学校がセッティングした練習試合で勝ったらこのまま
続けてもいいということになったらしい。
「でも俺が入っても八人ですよね?あと一人、投手や怪我を考えるとやっぱり
十人は欲しいところですけど…」
主が部室内を見回したとき、二本の手が挙げられた。
「俺小中と野球やってたから参加するぜ」
「あたしもシニアでやってたからある程度出来るぜ。まあ、女が参加していいならな」
練習試合だからおそらく大丈夫だろう。協力に感謝する。とバシャーモが再び頭を下げる。
「で、学校側の用意した対戦相手ってどこなんですか?」
主が尋ねるとバシャーモは言い辛そうに口を開く。
「………ツンデレ学園だ」


いや、甲子園見てたらね、やりたくなったのよ
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/14(金) 16:02:25.50 ID:ZCmGl520
ツンデレ学園だと・・・・?
これはまさか他校に主のハーレム要員増加の流れか!?
だとしたら期待するしかない
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/17(月) 00:37:22.72 ID:PM6O9os0
wiki発見して嵌まってしまいました
スレの流れを読まず短編を投下してみます
ネタかぶってるかもしれませんが新入りですので・・笑って許して

ある朝の出来事

今日も朝早く起きて主のために朝食を作ろうとしたミュウツー。
しかし今日はなぜか起き上がる事ができなかった。
M「私が体調不良だと?しかし私が体調不良になれば主に看病をして貰えr・・
いや、私が主に助けてもらってどうするのだ?私は主を一生守ると決めたのだ」
そこまで考えたところで主が覆いかぶさっていることにミュウツーは気がついた。
M「!? ついに主も覚醒したのか?」
主はミュウツーの胸に指を這わせ始めた。
主「ぬっふぅん。ミュウツーの肌はスベスベできもちいいなぁー」
M「ぬぉぉぉ・・この寝顔は破壊力抜群だな・・・」
ミュウツーはテレポートでカメラを持ってきて主の顔を激写した。
ついでにツーショットもちゃっかり撮った。
M「これで私と主は二人っきり・・・ふふふふふh」
ところがミュウツーが隣にいないことに気づいた主がうなされ始めた。
主「ミュウツー?どこにいるの?戻ってきてよ。どこにもいかないでぇぇぇぇぇ」
主の半ば病んでいる寝顔をみたミュウツーはあわてて主の隣に行き、主の顔が満足そうになったのを見て朝食を作り始めた。

主もヤンデレにしてしまいました。要望があればまた書くかも。要望がなくても書くかも。
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/17(月) 01:24:51.77 ID:dUUxDz2o
GJ!!
新入りだなんて
むしろ大歓迎だぜ。どんどん書いていってね!
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/18(火) 00:12:08.96 ID:vSkt8jso
ツンデレ学園。
ヤンデレ学園と同じ地区で去年甲子園に出場した学校で、このあたりでは野球と
いえばツンデレ、といっても過言ではないほどの学校である。
「でもそのツンデレ学園がよく練習試合受けてくれましたね」
「無理矢理に頼み込んだんだろう。教頭はよっぽど俺達を潰したいらしい」
とにかくそんな強豪校と試合するためにはこちらの戦力をしっかりと把握してお
かなければならない。一行は野球部のいるグラウンドへ向かった。
(ミュウツーはあんなこと言ってたけど、俺がゲーム部作ったから野球部がこん
なことになってるんだよな。この試合、なんとかして勝たないと)
グラウンドに到着すると何人かがノックを受けていた。バシャーモが集合をかけ
て整列させる。
投手エビワラー、一塁手カビゴン、二塁手田中、遊撃手鈴木、外野手佐藤。そし
て三塁手バシャーモ。
「投手のエビワラーは球速はないが変化球をいくつも持っている。ファーストの
カビゴンは身体がでかいからしっかりとボールを止める。バッティングはパワー
はあるが少々扇風機でな。田中と鈴木の二遊間は鉄壁、とまではいかないがなか
なかのものだ。佐藤は足が売りだ。補球も上手いが肩が少し弱いのが残念だ」
とりあえず全員の紹介が終わり、お互いの自己紹介も済んだ。
「あれ?たしか部員は七人じゃなかったか?」
カメックスの言葉に[スペランカー]という部員がいたが怪我をしてしまったと答える。少々
長引くようで試合は九人でやらねばならなくなってしまった。
「でもよお、説明聞いた限りじゃ実績がないのはおかしくねえか?」
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/18(火) 00:13:28.79 ID:eQQwk4o0
>>392の続きというか番外編?です。ストーリーの半分はパクリでできていますorz

一同「やっと着いたー」
主たちはマサラタウンに到着していた。
母「いらっしゃい」
主は母と会話をした後、ミュウツーを呼び出した。
主「おいで。一緒に行きたい所があるんだ」
M(主と二人っきりで歩くのひさしぶりだな・・・)
主の横顔をチラチラ見ながらミュウツーは歩いていた。
主「さ、着いたよ」
M「主の隣の家ですか?」
ミュウツーは二人っきりの時間が一瞬で終わってしまったことにがっかりしていた。
ピンポーン
シゲル「何だお前か。俺に何の用だ?」
主「いや、お前じゃなくて」
シ「あぁ、姉貴の毛づくろいね」
主「ミュウツーをお願いするわ。で、毛づくろい終わるまで話してようぜ」
シ「おk。鼻血が出るようなビデオもあるぜ」
主「お前は・・・」

ミュウツーはシゲルの姉がいるリビングに連れて行かれた。
主「じゃ、お願いします」
姉「任せといて」

・・・・・・・・・

主「ありがとうございました」
姉「こんなんでよかったらまたいつでもどうぞ」
主「じゃあなシゲル」
シ「おう」
主は家に帰った。
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/18(火) 00:50:34.87 ID:eQQwk4o0
その晩のこと。
ミュウツーはある計画を企てていた。
以前ミュウツーが撮った主の寝顔をプリントアウトするというものである。
主が寝たのを確認するとミュウツーはそっと家を抜け出した。
向かう先はもう決めていた。シゲルの家である。
外に出てみるとリザードンが一人酒を飲みタバコをふかしていた。
リ「お、どこに行くんだ?」
M「ちょっとシゲルの家に」
リ(いつシゲルと仲良くなったんだ?)
ミュウツーはシゲルの部屋の窓が開いていることを確認するとサイコキネシスで自分の体を浮かせて物音を立てずに進入した。

部屋に入るとシゲルはアレなビデオを見ていた。
ミュウツーはビデオのケースを持ち上げていた。
M「なになに・・・ 美肌美女をハメ撮り?」
シ「うわ!いつの間に?何しに来たんだ?」
M「プリンター貸して」
シ「別にいいけど」
ミュウツーは早速主の写真をプリントし始めた。
M「お次はツーショット♪」
ミュウツーはツーショット写真を何枚もプリントした。
M「これでいつまでも主と二人っきり・・・ うふふふふふふふふふ」
シ「・・・・・」
M「どうした?主の寝顔がほしけりゃやるぞ。ツーショットのは駄目だがな」
シ「いらないよ・・・」
M「あ、もしかして主のハメ撮りより美肌美女な私のハメ撮りのほうがいいですか?」
ミュウツーはニヤッと笑うと姿を消した。
次の瞬間、シゲルの手にはビデオカメラが握られ、セクシーポーズを取るミュウツーが現れていた。
M「ほらほら。撮らなきゃ損ですよぉ〜」

と、そのとき!
主「ミュウツー!どこにいるんだい?」
主がシゲルの部屋に入ってきた。
そこにはセクシーポーズを取るミュウツーとそれを撮ろうとしているシゲル。
主「どういうこと?」
M「いやこれはシゲルが・・・」
主「シゲルシゲルって・・・お前実はシゲルのことが!
許せない許せないユルセナイユルセナイユルセナイ
ユルセナイユルセナイユルセナイユルセナイ・・・」
M「わぁぁごめんなさい!捨てないで!お願い
許して許してユルシテユルシテユルシテユルシテ
ユルシテユルシテユルシテユルシテユルシテ・・・」
シ「・・・・・」
シゲルは にげだした!

リ「ったく、主もあんなやつほっといて飲めばいいのに・・・ お?」
リザードンの所にふらふらとシゲルが近づいてきた。
リ「何があったかは知らんが・・・ まぁ飲め」

おしまい

長文になってしまいgdgdになりましたww ていうか毛づくろいするのシゲルの姉でしたっけ?
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/25(火) 00:45:40.22 ID:krzEs260
>>378の続きです

その日の夜も、私と主は口付けを交わして
ベットに入る。
一度事を起こしてしまうと、今度は一緒のベッドに居るだけで
変な緊張を感じてしまう…
だが、そんな私をよそに主はさっさと寝てしまった。
ベッドの隣に置いてあるソファーの上には
今日買ってもらった真っ白なワンピースが畳んでおいてある。

主に言った始めてのわがまま…それを承諾してくれたという事は
…これはお付き合いとかカップルとか…そういう次元で考えていいのだろうか
顔が厚くなり、私は思わずシーツを顔に押し付けた

嬉しい…嬉しすぎる…だが…なんだろうこの胸騒ぎ
以前もあった気がする…だが、いつなのか解らない。
頭の中にある、私のワンピースが真っ赤に染まっていた記憶。
今日買って貰ったばかりのワンピースと同じ物を私は着ていた?
そんなわけは無い。だって私は、誕生してから
女性らしい服装など持っていた事が無いのだから…

なら…この記憶は何?
いくら考えても答えが出ない…
「オシエテアゲル…」
誰かの声が聞こえる。
主では無い声…警戒しなければ…
「グ…う…」
だが、体に力が入らない。危機感すら抱けないままに
私は深い眠気に身を任せた。
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/25(火) 00:48:09.22 ID:krzEs260
目の前に主が立っている。
生気は無く、目が死んでいる。
というか…死んでいる。だが、表情はおだやかなものだった。

周りを見てみると、人や物、それにポケモンがごちゃまぜになって
その辺に転がっている。
人やポケモンから溢れた血で赤く染まっている。
その中には夢の中で見た気がするポケモンたちも混ざっていた。

改めて主の方を見てみる。
この主は今仕えている主では無い。夢の中の主…
だが、私が着ているこの白いワンピースは、今日買ってもらった物だった。
早くも真っ赤な血に染まって、白ではなく、赤いワンピースになっている…

そして、私の真っ赤な腕が、主のみぞおちと繋がっている。
手に暖かい感覚を思い出す。
これは…この場所は…

何かが頭の中ではじけた。これは思い出してはいけない記憶。
これは彼らと過ごした最後の記憶。
「ソウ、これが、アナタと私が過ごした、最後の時間ヨ」
っはと後ろに振り返るとあの少女が立っている。
最初に見たときよりも成長している気がする。
いや、あいまい過ぎてはっきりとは判断できない
確かな事はその存在感、輪郭がはっきりとしたものになっていた。

「どう?思い出しタ?」

思わずベットから飛び起きた。
まだ日は上がっていなかったようだが
構わずにベッドから降りる。
裸の主が私に気づく事も無く、すやすやと寝息を立てているだけ。
他に誰も居ない事を念入りに確認すると
とりあえず水を一杯飲んで気持ちを落ち着かせた。

「なんなんだ…昨日といい今日といい…」
夢から冷めてしまえば、記憶はあいまいな物になり
すぐに忘れてしまった。
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/25(火) 00:51:19.57 ID:krzEs260
>>396
GJ!!シゲルがただのエロオヤジ過ぎるwwwwww
どんどん新機軸のお話が読めて
なんか活気付いて来てウレシス

学園の人のSSも続きを楽しみに待ってますよ!
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/26(水) 12:18:26.29 ID:kCK6LUAO
誰も居ない…

401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/26(水) 18:43:49.49 ID:eYcCFoQ0
>>400
まぁ待ちなせえ
ROMって居たやつならここに一人居るさ
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/27(木) 02:59:13.11 ID:9rIja5Uo
この質問に部員達が口々に去年の三年を罵り始めた。どうやら去年は年功序列だ
ったらしく、たいした実力もない三年の横暴がまかり通っていたらしい。そのた
め部員も減ってしまい今のような状態になったという。
「まあ事情はわかったんで、とりあえず練習見てみたいです」
バシャーモ以外が守備位置に付き(カメックスとリザードンは外野)ノックを始
める。一通りノックを終わらせて守備面は聞いた通り問題がないことを確かめる。
次に投手を見るために他のメンバーに自主練させて主とバシャーモ、投手である
エビワラーと投手経験のあるリザードンで投球練習をする。
エビワラーの変化球はカーブ、スライダー、シュートの三つ。どれも変化は小さ
めで、三振を取れる球ではないが相手を内野ゴロで仕留める事が出来るだろう。
「球速は120kmくらいですね。エビワラーさんは三振取るためにシンカーを覚えま
しょう。」
変化球でカウントを整えてシンカーで決める。単純な作戦だが効果は高いだろう
。リザードンの番になり、キャッチボールをした後主が座る。
(コントロールは良いみたいだ。球速はエビワラー先輩より少し上って所かな。
球速をもっと上げて変化球の一つでも教えて…)
「よーし。そろそろ行くぞー」
「「「えっ?」」」
シュッ
バシィ!!
主に急かされてスピードガンを取りに行くバシャーモ。計って見た球速なんと149km。
さらにスライダーとチェンジアップも投げられるようで特にスライダーは
高速スライダーでよく曲がる。
「バシャーモさん。これならいけますよ。タイプの違う投手二人。みんなの頑張
り次第で勝てますよ」

その頃の部室

「暇だ。何故私は子供の頃から野球をやってなかったんだ…」
「そんなこと言ったってしかたないさー」
「マネージャー」
「何?」
「野球部のマネージャーになる」
「その手があったか!よくやったダークライ。後でカメックスをファックしていいぞ!」
「いらない」
「そうか。なら仕方ないな」
すぐにグラウンドに向かうミュウツー。
そして後を追うゲーム部員達。


もたもたしてるうちに甲子園終わった
文理ナイスファイト
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/28(金) 02:40:59.96 ID:xDakR.E0
乙ですぜ!ありがてぇ!
眼福だぁ!!!!!!!
久しぶりに来たらこんなにスレがよみがえっていたなんて・・・
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/11(金) 01:11:58.08 ID:ea680sE0
保守がてら投稿

九月に入り、日が落ちるのがどんどん早くなってきていた。秋の到来である。
とはいえ暑い日も多く、この日の晩ミュウツーは寝付けずに一人外で物思いにふけっていた。
「あれ、ミュウツーも寝れないのか?」後ろから主の声。
「だったらさぁー、二人でコンビニ行こーよ」
(主と二人でコンビニ… フラグが立った…///)
「喜んでお供します」

真夜中ということもあり人はほとんどいなかったがその代わり暴走族が派手に暴れまわっていた。
(せっかくの主との良いムードをぶち壊しにするとは… 吹き飛ばしてやろう)ミュウツーがそう思った瞬間、
「そっちにいると危ないよ」主はミュウツーをかばうように車道を歩いていたミュウツーを歩道に引き寄せた。
(主が私のことを心配してくれている… なんという幸せ)

コンビニに着いたミュウツーは高いところにあるサイコソーダを取ろうとしていた。手を伸ばしても届かなかったので
ミュウツーは念力でサイコソーダをたぐりよせようとした。その時、
「サイコソーダが欲しいんだね」念力を使える事を知っているはずなのに主が手を伸ばしてサイコソーダを取ってくれた。
(ああ、主は思いやりのあるすばらしいお方だ)

最後に二人でソフトクリームを買って店内にある椅子に座って食べた。
「おいしいね、ミュウツー」主がミュウツーのほうを見るとミュウツーは居眠りしていた。口にクリームが付いている。
ここ数日はバトル続きだったから疲れてるんだな、と思いつつ主はミュウツーの口元のクリームを取った。
その時ミュウツーが目を覚ました。なにやら動揺している。
「あっ、主、いっ、今私の唇に…」
「そろそろ帰ろうか」主は微笑むと席を立った。

ミュウツー。強靭な体と超能力を持っている最強のポケモン。そんな彼女に足りないもの。
主はミュウツーを捕まえたとき彼女にそれを与えようと思った。そんな思いが彼をコンビニへと向かわせた。
「バンギラスか… 交代だ、ミュウツー」
「嫌です主私を捨てないでください!嫌だいやだイヤダ」
主は多少歪ではあったがそれを与えることができたと感じた。主の愛を。

〜完〜

ミュウツーが病んでいないのは仕様ですorz
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/21(土) 00:11:35.41 ID:hKwUP9s0
取り敢えず保守
過疎化ってレベルじゃないぞオイ
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/26(木) 01:14:51.12 ID:1B.EpyA0
過疎と聞いて飛んできますた
とりあえずSS投下

「いらっしゃいませ〜」
クリスマスが近づいている電気屋はサンタさんとなって子供にゲームをプレゼントするサラリーマンや恋人にクリスマスプレゼントを渡すのであろう若者で一杯になっていた。
「お客様、何をお探しですか?」
感じの良い店員がミュウツーに話しかけた。
「いつも私のことを大事にしてくれる主に感謝の気持ちを贈ろうと思ってな…」
「では、こちらのiP○d nanoはいかがでしょう。高画質ビデオカメラ搭載で盗撮もバッチリですよ」
爽やかな笑みを浮かべながら店員はとんでもないことを言っていた。
(主が盗撮をするわけが… ん?主?盗撮? …なるほど)
「これをいただこうか」
「お買い上げありがとうございます」
「ふふふふふ…」

数日後。
「ったく、タバコ代は馬鹿にならんな…」
午前2時。リザードンがタバコを買いにいって帰ってくるとそこにはiP○dを持ってニヤニヤしているミュウツーがいた。
(あいつ、何してんだ?)
リザードンはミュウツーに近づいたが、ミュウツーは気付いていないようであった。
「あぁ、主。私だけの主。ふふふふふ…」
「なにやってんだ?」
「はっ、蜥蜴か。貴様、私が主を盗撮した動画を見てニヤニヤしているのを見たな。記憶を消させてもらうぞ」
「…いや、待て」

さらに数日後。
「あれ、ミュウツーもリザードンもiP○d買ったのか?クリスマスプレゼントで買ってやっても良かったのに」
M&リ「いやいやそんな、…ねぇ〜うふふ」
イ「二人の様子がヘンですぅ〜」
フ「あたしも買おうかしら…」

アア、主ノソノ笑顔ガ愛シイ…ナント美シイノデショウ…

店員「思い出の曲と一緒に思い出の動画も持ち歩ける。iP〇d nano好評発売中です」

〜完〜

iP〇d nanoで盗撮事件があったというニュースを見て作ってみた。即席だから出来は最悪。iP〇dが全く伏せ字になっていないのは内緒なんだぜ…
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/29(日) 20:08:11.20 ID:JQCdWwo0
どうもwikiから来ました。
新参者ですが、保守ついでにSS投下します。
全体的にイロイロ酷いのは仕様です。



「今日こそは……」

月明かりに照らされたポケモンセンターの廊下を、ミュウツーは歩いていた。
常に表情を殆ど変えることの無い彼女の目元が苛立ちに歪んでいることさえ周囲を驚かせるには十分だが、この場合注目すべきは硬く握り締められ、怒りによって震えている彼女の拳だろう。
最強のポケモンの名を欲しいままにしている彼女のことである、
彼女に此処までの苛立ちと怒りを与えるもの―それは。

ギィ――……

彼女の指先から発せられた念力によって、一室のドアがすべるように開いた。
旅するポケモントレーナーのために用意されたシンプルな部屋には、机と簡素なベッドがひとつずつ置かれている。
そして、そのベッドに彼女の主である青年が横たわっていた。
うなされているのか、時折苦しげな声を漏らし、びくりと肩を震わせては寝返りを打つ。
そして、その全ての元凶でありミュウツーが今最も嫌悪している生き物……
対照的に穏やかな寝顔のダークライが、青年の隣で眠っていた。

私を、この私を差し置いて主と……
その上、主の安眠を奪い……
主も主だ。
何故自分を苦しめる存在を側に置くのか。

今しか、無い。

指先に念を集中させる。
いくら最強といえども、相手に気づかれずにその存在を抹消するのは難儀だ。
とりわけ、今回のようにターゲットの側に、傷つけたくない、否、傷つけられない存在がいる時は。

408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/29(日) 20:09:02.38 ID:JQCdWwo0
しかし、今回は違う。
「ダークライ、今日は疲れただろ?
エスパー相手だったからって無理させすぎちまったかもな。
流石に連戦はキツかったか。
明日、朝一番に治療してもらおうな」

主の、いたわるような声がミュウツーの耳に残っていた。
いたわるような、優しい声が……。

すべるように移動し、眠るダークライの喉元に手をかけた。
圧力を感じたのか、それとも殺気を感じたのか、ダークライが薄目を開く。
しかしその前に。

「消えろ、消え失せろ。
主は、主は私のものだ」


次の朝。



「んん……。おはよう、ミュウツー。あれ? ダークライは?」

目をこすりながら起き上がった青年の目に映ったのは、晴れ晴れとした表情のミュウツー。
覚醒しない頭を無理に稼動させてあたりを見回すが、ダークライの姿は見当たらない。
「ダークライ…? それは一体、何ですか? …主、お疲れなのでは」
「えっ、でも、昨日……」
まだ何か言おうと、起き上がりかけた青年の上半身を、ミュウツーがそっとベッドに押し戻した。
「まだ出発までに時間があります。主はお休みになっていてください」
「あ、ああ……」
腑に落ちないまま、それにしても有無を言わさぬ何かを感じて、青年は再び横になる。
夢を見た後のようにぼんやりとした何か。
うっかりと気を抜けば忘れてしまいそうになるが、確かに昨日まで……。
名前は、なんだ…?
ええと、ダーク……ダーク、なんとか……

記憶が完全に抹消できていなかったか…。
まあいい、何度も繰り返せばいずれは忘れるだろう。
そのうち、主は私だけを見てくれる…。
そう、私だけを……。





ネタかぶってたら申し訳ない。



409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/30(月) 21:28:27.53 ID:.ceiwoYo
このスレを見ると癒される
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/12/11(金) 20:52:00.96 ID:j/jKUU60
誰もいない
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/12(土) 00:11:31.71 ID:bbphpBc0
hahaha
此処に一人居るさ。居るだけで何も出来ないが
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/12/18(金) 23:53:50.97 ID:R09m/1Eo
テリーマン「俺もいるぜ」
413 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! [sage]:2010/01/11(月) 18:17:31.60 ID:qWDhQ5g0
保守
414 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 1 0 ! :2010/01/11(月) 19:37:50.06 ID:iwmV6UAO
定期あげ
415 :パー速のローカルルールが変わりました [sage]:2010/02/11(木) 06:34:28.99 ID:Q3FWnwg0
保守
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/02/28(日) 22:08:16.55 ID:gCn26MDO
なんでこんなに人がいないんだ
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/03/01(月) 00:18:51.77 ID:0TSGaQU0
>>416
君が居るじゃないか
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/04/01(木) 00:08:49.62 ID:Cl2cF1I0
保守
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/03(土) 00:21:44.42 ID:Ftaefa.0
ほす
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/12(月) 11:00:32.14 ID:tBOI4PA0
【MMD】邪神様もモリヤでヤゴコロなアレ【誰得】

http://app.xrea.jp/nicoview/?id=sm9646341
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/19(月) 00:17:48.32 ID:UqXaysAO
ポケ板に出張したいのだがどいだろう?
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/04/20(火) 15:06:10.91 ID:SZxBcMg0
まだこのスレ生きてたんだな。
何もできないけど、とりあえず保守。
423 :ぁー :2010/04/30(金) 21:52:40.90 ID:zbAmPwSO
M「主よ、人がいない今がチャンスです、さあ!!」
主「……何の?」
M「人前でいちゃいちゃするチャン(ry」
主「お前今日晩御飯抜きな」
M「主ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/01(土) 21:15:48.91 ID:nfgr6UA0
>>423
GJ!
数ヶ月ぶりか……
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/05(水) 16:00:17.57 ID:zPR4nfo0
新ジャンル考えてみた

・幼女ミュウツー
・最弱ミュウツー
・ツンデレミュウツー
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/13(木) 23:01:51.71 ID:Z2gLXZ.0
ツンデレに一票。
いやもちろんヤンデレも好きなんだが。
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/15(土) 00:47:21.41 ID:k50blVIo
・幼女ミュウツー
・最弱ミュウツー
・ツンデレミュウツー

大いに結構
ただし全てに+ヤンデレな
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/24(月) 16:10:08.36 ID:vQbzd2SO
幼M2「ありゅじぃ、おかえりなさぁぁぁぁい!!」
主「ああ、ただいまミュウツー、ちゃんと留守番はできた?」
幼M2「うんっ、あのね、わたしね、おそぉじも、ちゃんとしたんだよ!!」
主「ミュウツーはえらいなー」(頭なでなで)
幼M2「ありゅじぃー///」

ヤンデレどこだしorz
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/05/24(月) 20:14:05.61 ID:hKfkYZM0
>>428
GJ!
それと>ヤンデレどこだしorz
掃除のうちに入っているんだろう?厄介物処分的な意味で
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/06/08(火) 17:06:00.41 ID:8QxDIrQ0
>>429
さらに主のベットの下もか…
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/07/08(木) 00:28:57.87 ID:hHlL5d.0
保守
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/02(月) 18:17:00.85 ID:WJWuyGI0
主「久しぶりに一緒に寝るね」
M「ハッ、ハイ27日1時間45分07秒ぶりですね」
主「よく覚えてるな〜」
M「主のことならなんでも覚えている自信があります!」
主「嘘つけ〜〜」
M「嘘じゃないですよ、なら主のあんなことやこーんなことを
  詳しく話しましょうか?」
主「わ、分ったから言わないでくれ!」
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/04(水) 20:44:39.56 ID:GVbSGqI0
久々の投下gj!
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/07(土) 16:30:00.53 ID:BYN12x.o
もうこのスレいらないだろ・・・
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 19:50:20.72 ID:Poq7gm.o
ミュウツー「今更疑うものか!私はマスターを信じる!」
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 19:15:29.78 ID:1R2MRmE0
保守
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/19(日) 14:18:35.77 ID:yIlcCWso
ほしゅ
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/27(月) 17:08:36.20 ID:tA9IdhIo
新作も出たというのにこの静かさ
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/27(月) 19:44:55.18 ID:F/GxsRY0
>>438
何時もの事だ
それに新作でてもミュウツー出演しない限り此処とは大して関係ないだろう?
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/29(水) 21:56:06.38 ID:7Ft0/qAo
>>439
主人公「かぞく(ヒロイン)がふえるよ!」
ミュウツー「や(殺)ったねマスター!」
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/29(金) 19:27:44.50 ID:EfwfeyM0
保守
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/29(金) 19:28:08.68 ID:EfwfeyM0
ヤベ、下げ忘れたorz
443 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/30(火) 21:07:08.15 ID:qV6uwBQ0
とりあえず保守
444 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 19:44:15.24 ID:4BqYNOU0
保守
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/19(水) 00:32:58.60 ID:y/XHn7RJ0
保守
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/02/22(火) 19:03:48.37 ID:PkGk6KTk0
保守
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(北海道) [sage]:2011/03/22(火) 18:28:32.14 ID:rvOApLah0
保守
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(北海道) [sage]:2011/04/23(土) 18:50:45.05 ID:EU4kl1460
保守
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/05/07(土) 22:58:42.22 ID:QEr8ACBj0
へたくそだけど自己満足の為に投下します!

「マスター何やっているんですか?」
「なにって料理だよ」
ミュウツーがきょとんとした顔で聞いてきた。
俺は包丁を片手に魚をおろすのに苦戦していた。
「料理ならわたしが作りますのに」
朝食などの料理を作るのはミュウツーの役割に本当はなっているのだけど、最近は料理を全然していないなと思ったので、久しぶりに料理をした。
思った通り、料理の腕は落ちていた。
昔は簡単にそしてすばやく料理を作れていたのに、今では一品を作るのにも結構な時間を費やすようになってしまった。
「マスターは案外料理が出来るのですね」
なんだか意外そうな声で言った。
そういえばミュウツーの前で料理をするのは今思ってみれば今回が初めてだった。
「なんだかミュウツー不思議そうに見てるけど、俺、前は結構料理がうまかったんだよ」
と言っているが、何度も言うようで悪いけどそれは昔の話だ。
今になっては断然ミュウツーの方が料理が上手だ、もしかしたら昔の俺よりもうまいかもしれない。
「わたしに変わってください!手つきを見てるとこっちの方がはらはらします!」
「大丈夫だって」
サクッ
手を切った。
「言った傍から切っちゃうなんて……」
手が痛い、何この痛み。
「これからわたしが料理しますからね!いいですか!?」
「よろしくお願いします」
もう反省しました。もうしません。
心の中でそう誓っていたらなんか変な言葉が聞こえた。
「もし、マスターが料理作ったら、わたしがマスターの料理に睡眠薬やら媚薬やら入れられないくなるじゃないか……」
……えっ!今のってミュウツーの言葉なのか!?
それからミュウツーの料理を食うのが少し怖くなった。

ヤンデレてねぇ……
まぁいいや。
みんな安心して後悔はちゃんとしてるから!
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(北海道) [sage]:2011/05/09(月) 18:07:17.75 ID:J0IszCeQ0
GJ
ンな過疎スレに投下とは……
ありがたやありがたや
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(北海道) [sage]:2011/06/10(金) 18:26:27.50 ID:VwggoL7e0
保守
いつになったら都道府県表示とれんのかね
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) [sage]:2011/07/06(水) 21:14:51.01 ID:pGPLBj9z0
保守ついでに

バナ「ウフフ、お久しぶりね貴方達」
 (ボフン) シャランラー

リザ「ん?花びらの舞いなんかしてどうしたのさ」

バナ「読者アピールよう。   
   久しぶりの登場だから、私達の事忘れてる方もいるかもしれないでしょう?
   貴女もなんかしていきなさいな」

リザ「アタシは別にいーっての。
   そういうのはあのコ達に任せるよ。
   …あと、谷間作っても向こうにゃ見えねーぞ」

バナ「連れないわね…」

ブイ 「で☆すぅーーーッ!!」
波ピカ「わんも居るさぁーーーっ!!」
ライ 「………っ」 オドオド   

    \ キャイキャイ /

バナ「元気ねぇあの子達は……あら?」
リザ「どした」
バナ「まだ、誰かがこのパーティに居た…ような…。…亀みたいな男が…」
リザ「…? いたっけそんなヤツ」  
   ・  
   ・
   ・
M2「ム、何をしているのだキサマら」  
バナ「あぁーら、貴女はお呼びでなくってよ?」
M2「なんだとキサm
リザ「こらこら止めろって。    
   それが…もう一人パーティに居なかったかって話しなんだけどさ」

M2「フン…。心当たりは、無いな。」(ニャマリ

リザ「?…ならいいんだけど」
M2「そんなことよりキサm… < ピキーン > …ム!?」
  (この気配は…主!)  

  「主 が 買 い 物 か ら 帰 っ て く る ! !」  

バナ 「
リザ
ブイ    !!
波ピカ
ライ        」  

M2「……あ。」

バナ「今日こそ眠り粉で……ウフ、ウフフフ」 そそくさ

リザ「よっし、じゃ酒の用意だー」 すたこら

ブイ「ご主人!?」    ドタバタ  
波ピカ「帰ってくるん!?」  ドタバタ

ライ「………っ♪」 すいーーむ

M2「ぐぐ…キサマら…覚えておけ…いつかかならず……ッ!!」
   ・
   ・
   ・
カメックス「デスヨネー」
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(北海道) [sage]:2011/07/08(金) 18:18:56.16 ID:V2R7E3ib0
投下乙
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(北海道) [sage]:2011/08/09(火) 19:39:29.70 ID:8EcLhg7r0
保守
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/09/11(日) 19:01:33.79 ID:QnqvLUnL0
保守
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/10/14(金) 18:33:37.59 ID:fa6vpxif0
保守
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/11/15(火) 18:12:27.60 ID:v7NUCRpE0
保守
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