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【らき☆すた】新ジャンル「ヤンデレこなた」Part7【(=ω=.*)】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 01:51:13.58 ID:oMIWUiQ0
新ジャンル「ヤンデレこなた」過去スレ
PART1 http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1196196082/
PART2 http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1196017805/
PART3 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1196402758/
PART4 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1196781557/
PART5 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1197378512/
PART6 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1198770288/

まとめWiki
http://www30.atwiki.jp/yankona/
携帯用
http://www30.atwiki.jp/yankona/pages/1.html?&flag_mobilex=1


・長編を再開するときは、最初に安価をツケルンダヨ byこなた
・こなた以外の作品の投下も待ってるわ byかがみ
・えっと…つ、次スレは流れを見てだいたい970くらいで立ててください byつかさ
・投下作品は1レスでおさまる短いものから長編まで幅広くお待ちしていますね byみWiki
・……・・・1レスには50行まで入ります byみなみ
・男性キャラが少ないので「男」っていうキャラを使うことが多いみたいです。 byゆたか
・男キャラの性格・容姿は書き手さんに任せるっす。勿論みのる先輩とかもおkですよ byひよりん
・とりあえず気楽に投下してみることデース!! byパティ
・呼び方に困ったときはここだってヴぁ http://www.syu-ta.com/luckystar/luckystar-namecalled.shtml byみさお
・投下はなるべく被らないようにお願いしますね byあやの
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VIPでTW ★5 @ 2024/03/29(金) 09:54:48.69 ID:aP+hFwQR0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711673687/

小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1711622906/

満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 01:53:26.96 ID:oMIWUiQ0
          _,-,ニ二ニ=、
        //
        /:/
          ヾ`、
        >+:‐: ´: ̄:  ̄: :`:' ̄:l.、___,/
      /: : : : /: : : : : : : : :/ : : l: : : :く‐´´
       /: : : /: : : : : : : :/: :/: : : : l: : : : 、:\
     l: : : /: : : : : : : : :/: /l: : : : ∧ l: : : :ヽ: :ヽ
     /: :/: :/: : : _,:_∠L、:::/: : : /::::l l: : : : :ヽ: : ヽ
      l: /://: : : : :/::/':::::/: : : /::::-H、: : : : : lト、: ヽ
    l://://: : : イミ土=、_/: : :/:::::::::l∧: : :l: : :l `ヾ、
    l/: :l l: : : イ:llo:::::::/:::/://:::テテヵl: : :ハ: : l        ……さぁ
     l: : :l: l: :/.:l.:l し: 」:::::l/:'::::::P::::/'/l: : :l:N: :l
.    l: : : W/: : N        、 `‐':::l::l: : lN V     始まるザマスよ……
.    l: : : : :ハ: : : ト、   ー=    ノlハ: :ハl
    l: : : : : :、: : : 「フ`‐- ,、-┬:T´: :l l/
.   l: : : : :,レ、: : :ヾ、  /、`Y/:l:l: : l
    /: : :rニミミヽ: : ヾ、-─┤ `┤: : l
   /: : / ̄\ヾヽ: : :ヾ、   l  ll: : l
  /: : /    ヽヾヽ: : lヽ  l  /l: : l
  /: : /      l \ヾ、: l ヽ  l //l: :/
 /: : :l       l ハ ヾ、l、、l  l////l
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/24(木) 02:04:47.95 ID:5XPxMHAo
いくでがんス
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 02:07:39.00 ID:vz6x1kM0
ふんがー
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/24(木) 02:08:03.85 ID:mLliTE.o
いちおつ
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 16:31:29.78 ID:XVeuBQAO
前スレ819です。
☆―――のヤロウです。
続き、こっちでいいのかな?
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/24(木) 16:49:53.72 ID:5XPxMHAo
>>6
おk
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 17:00:31.23 ID:XVeuBQAO
「……しかし、誰がこんなこと……」

 こなたを狙う奴なんか、いるのか?

「それなんだけど……」

「あはは……」

「? 何だ?」

「実はさ、よく覚えてないのだよ」

「は?」

「多分刺されたときのショックで忘れたんだと思う」

「……そんなゲームみたいなこと」

「いやーあるんだねえ、これが」

 私が実証だ。と言わんばかりに無い胸をはるこなた。

「…………」

 だから何でこなたはそんなに元気なんだよ……。

「あ、それとね。私、しばらくは入院だって」

「ああ……、どれくらいだ?」

「丸一週間だってさー。
 大げさだよまったく」

 目を細めてため息を吐くこなたは、いつものこなた……あれ?

 ……何だ、この違和感は。
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 17:08:24.90 ID:XVeuBQAO
―――

「あ、もうこんな時間。
 男、そろそろ帰らない?」

「ああ……かがみ、ちょっと先に行っててくれないか? こなたと二人で話したいことがあるんだ」

 そう俺が言うと、かがみは少し考える素振りを見せた。

「……別に、いいけど」

 しかしすぐにそう言って、かがみは病室から出ていった。
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 17:14:58.79 ID:Ed78L1oo
wwktk
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 17:15:51.04 ID:XVeuBQAO
「……で、男、私に話ってー?」

「……こなた」

「なになに?」

「……お前、嘘を吐いてるだろ」

「…………え?」

「何かがおかしいんだ。
 いつものお前じゃない気がする。……なんとなく、だけど」

 そう、なんとなくだ。
 ……きっと、つかさのあの姿を見たから、そういうのに敏感になっていたんだと思う。

「…………」

「…………」


「…………そう、だね。
 私、嘘を吐いたよ」
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 17:23:46.88 ID:XVeuBQAO
「…………」

「ホントは、全部覚えてる。
 やっぱり刺された程度じゃあなかなか記憶は飛んだりしないね」

「何で、嘘なんて吐いたんだ」

「言えないよ」

「……一体誰がお前を刺したんだ」

「……言えない」

「……どうしても、か」

「…………ごめんね、男。
 だけど言えないんだよ。
 ……これは、私が忘れたことにすれば、解決するはずのことだから……」

「……そう、か」

 目を見てはっきりと、言われた。
 その決意は堅いものだと、思い知った。


「でも、一つだけ忠告だよ。
 ……男も危ないかもしれない。
 だから、気をつけて」
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 18:01:02.46 ID:XVeuBQAO
―――

 病室から出た。
 玄関に行くと、かがみが待っていた。

「悪い、かがみ。待たせた」

「あ、男。
 いいわよ、別に。親には連絡してあるし、まだ時間に余裕もあるしね」

「そか」

 二人並んで病院を出る。

「……あ、そうだ、かがみ」

「ん? 何?」

「……つかさ、家でどんな調子だった?」
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 18:16:16.68 ID:XVeuBQAO
「……何で?」

「……いや、ちょっと」

「言ってみなさいよ。相談に乗るわよ?」

 ……話そうか。
 ……いや、この事は秘密にしておくべきだ。
 つかさを想うなら。

「……すまん。言えない」

「……あっそ。
 ……つかさは帰ってきてからは部屋に籠ってるわ。
 こなたのお見舞いにも電話してみたんだけど、繋がらなかったのよ。
 ……だから、何かあるんじゃないかと思ったんだけど……ま、言いたくないならしょうがないわね」

「そう拗ねるなよ」

「だ、だれが拗ねてるのよっ」

「かがみん」

「……何か、あんた図太くなったわよね……」
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 18:20:28.04 ID:v/chwmU0
保守

…ヤンデレゆたかでも書いてみるかなぁ
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 18:22:58.74 ID:XVeuBQAO
ここまで。
短くてすまん。
今日また来るかも。……来ないかも
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/24(木) 18:25:59.03 ID:mLliTE.o
>>15
激しくキボン
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 21:39:16.29 ID:gsbe4ggo
wwktk
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 23:37:26.97 ID:v/chwmU0
男キャラに適当な名前付けちゃダメかな。
もちろん元ネタがわかる程度に
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/24(木) 23:47:23.96 ID:7bx75b2o
>>19
作品内の設定については全て作者様に一任されている
つまり自由にしておk
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/24(木) 23:47:35.83 ID:aUU2wR2o
一応自由だけど不快感を覚えない程度にな
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/25(金) 03:12:04.43 ID:Ncs/rIAO
>>16 少し遅いが乙。
そう言えば16も大長編になったなぁ…。
ゆっくりでいいから最後まで頑張ってくれ!!

他の書き手さんもゆっくりでいいから書いて欲しいな…。
俺も頑張るよ。
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/25(金) 16:06:15.82 ID:EBYfFwQo
まだ書き途中だけど投下してみる。


+++++++++++++++++++++


私には大好きな人がいます。
叔父さんやこなたお姉ちゃんじゃなくて・・
あぁ!お世話になってるお二人が好きじゃないっていう意味じゃないんです!
そうじゃなくて・・・
もっと、違う「大好き」なんです。

お姉ちゃんも好きだし、あの人も好き。

「ゆたか!」
「ゆーちゃん・・っ」

どっちかなんて選べないけど・・選ばなきゃいけないみたい。
頑張らなきゃ。
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/25(金) 16:07:02.82 ID:EBYfFwQo
あの人と会ったのは、まだ学校に入りたてで、保健室を探してきょろきょろ迷っていたとき・・・
『・・どったの?』
『はぅっ、その・・・わ・私、入ったばっかりでほ、保健室の場所がわからなくてその・・・!』
いきなり声を掛けられた驚きと迷子の恥ずかしさにうまく口が回らなかったけど
声を掛けてくれた人は笑うことなく聞いてくれて。
『新入生かぁ。保健室は1階の・・あー、連れてってやんよ。』
『あっありがとうございます・・・っ』
上履きの色で、お姉ちゃんと同じ三年生ということはすぐわかりました。
保健室について、何度もお礼を言って、戻る姿をずっと見ていました。


それから何日かして、授業で使った教材を職員室にを返してクラスに戻るとき
『失礼しました。・・あれ?』
生徒手帳を拾ったんです。
困ってるだろうから届けてあげなきゃとおもって、中を開いたら・・
『あ・・あのときの人っ・・・』
学生証に、保健室まで連れて行ってくれた先輩の写真がありました。
『男、先輩・・・B組ってことはお姉ちゃんと同じクラス・・・。』
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/25(金) 16:07:29.69 ID:EBYfFwQo
生徒手帳を拾った日の昼休み。
一緒に行こうか?って言ってくれたみなみちゃんに大丈夫と断って、
一人で3年生のクラス棟に向かいました。
でも、いざB組の前に来ると心細くて、どうしようか迷っていたら
『ゆーちゃん?』
『あっお姉ちゃん・・・っ』
扉の近くでおろおろしていた私をこなたお姉ちゃんが見つけてくれました。
『あ、あのね、廊下で生徒手帳拾ったから、届けようと思って・・・お、男先輩って人なんだけど・・・』
『あぁ、そうなんだ。男ー!』
『あわわっお、お姉ちゃんが渡してくれれば・・・!!』
いきなりお姉ちゃんが男先輩の名前を呼ぶからびっくりして
手帳を預けて逃げようと思ったけど、お姉ちゃんは聞いてくれなくて・・・
『なんだよ・・あ。』
『あっあのっ先日はありがとうございましたっ!』
なんだか恥ずかしくてお辞儀をして顔を隠したけど、すぐお姉ちゃんに頭を掴まれて顔をあげさせられました・・・
『あれ?二人とも知り合いなの?』
『あぁ、この前保健室がわからないって迷ってたから連れてってやったんだ。』
『ほほー。男もたまにはいいことするねぇ!』
『たまにとは失礼だな。』
二人の仲がよさそうな会話を聞きながら困っていると、今度はお姉ちゃんが助けてくれました。
『あ、んでね、この子あたしの従妹なんだけど、男の生徒手帳拾ったんだって。』
『え?俺落としたっけ?』
『は、はいっ職員室の前に落ちてるのを見つけて・・えっと・・・』
『そっか、サンキューな。』
俯いたまま両手で、男先輩に生徒手帳を渡して・・なんだか寂しくなった・・・
『それじゃ・・っ』
『あっゆーちゃん?』


もう、男先輩とお話はできないだろうなぁ・・
そう思いながら教室に帰って、みなみちゃんに迎えてもらって・・・
ちょっとだけ、心が痛くなりました。

でも、それで終わりじゃなかったんです。
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/25(金) 16:08:40.01 ID:EBYfFwQo
『ただいまー』
『お姉ちゃん、お帰りなさ・・・・・』
『お邪魔しまーす』

ある日の夕方、
お姉ちゃんと一緒に、男先輩が帰ってきました。
私はびっくりししちゃって何もお話はできなかったけど、
その日を境に1週間に1回くらい、うちに来るようになりました。

セミの鳴き声も聞こえるようになった頃、お姉ちゃんたちに冷たい麦茶を持って行ったのがきっかけで、
いつも飲み物を持っていくようになりました。
(あ、お姉ちゃんに無理やり言われたんじゃなくて、私が申し出たら『じゃあ頼むよ』って言ってくれたんです。)

陽の落ちが早くなり始めた頃には、一緒にお話するようになりました。
初めはうまくしゃべれなかったけど、だんだん上手にお話できるようになって・・・
そうそう、このときから、先輩のことを「お兄ちゃん」って呼ぶようになったんだっけ。

『ゆーちゃん、やっと男と話すのに慣れてきた?』
『うん、なんだかお兄ちゃんがいたら、こんな感じなのかなって思ってたら・・・』
『そういやゆたかは姉ちゃんだけだっけ?』
『はい。』
『よし、いい事考えた。ゆーちゃん今から男の事お兄ちゃんって呼べ。』
『えぇっ!?』『はぁ!?』
『いいじゃん、お兄ちゃんがいないゆーちゃんと、一人っ子の男の擬似兄妹体験!』
『お前馬鹿か・・・』
『今更だネ☆あ、男もゆーちゃんのこと、小早川じゃなくてゆたかって呼ぶんだよー』
『・・・・・。』
『そんな瞳をしてないで、さぁさぁさぁ!』
『・・はぁ。こいつは昔から馬鹿なのか?ゆたか。』
『えっ?あ、いや、そんなこと、ないです・・・お兄ちゃん・・・。』
『うむ、満足!』
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/25(金) 16:08:49.21 ID:EBYfFwQo
『・・・ゆたか、最近楽しそうだね。』
そしてコートが手放せなくなった頃。
教室でお弁当を食べてたら、みなみちゃんにこんな事を言われました。
『えっ?そ、そうかな・・・っ』
『男先輩といいことあった?』
『みっみなみちゃん!?』
『・・ゆたかを見てればわかるよ。』
別に何かあったわけじゃないけど、
ただお兄ちゃんのことまでみなみちゃんに見透かされたのが恥ずかしくて・・
慌てたらみなみちゃんに笑われちゃいました。
『・・・うまくいくといいね。』
『なっ何が?』
『男さんと・・好きなんでしょう?』
『そそっそんなことないよ〜!』
思わず目の前で両手を振ってしまい、またみなみちゃんに笑われた・・・あぅ・・・。
恥ずかしくて俯いたら、みなみちゃんが優しく髪をなでてくれました。
『・・・えへへ。』
『・・・・。』
見上げて笑うと、みなみちゃんも微笑んでくれて、ちょっとだけ、勇気が出ました。

今日はお兄ちゃんが来る日・・ちょっとだけ、頑張ってみようかな。
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/25(金) 16:10:27.99 ID:EBYfFwQo


まだ病んでないけど、とりあえずここまで。
すすめるうちにちょこちょこ訂正したくなる故、
病み始めはちょっと保留。
申し訳ない。
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/25(金) 16:20:49.40 ID:FoTSGgSO
乙ー
いいね、ゆーちゃんGJ!
続き待ってるぜ
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/25(金) 18:09:36.76 ID:BEms9bwo
>>28
乙!病み始めを考えるのは難しいよね…
ゆーちゃんは自分も考えてたがここまで良い物は書けんわorz
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/25(金) 18:27:09.97 ID:r/qgo1.o
ゆーちゃんヤンデレ期待wwktk
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/25(金) 19:24:09.73 ID:xcVE6k.o

ゆたか期待
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/25(金) 19:44:37.44 ID:OohM/YAO
ワッワッワクテカ
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/25(金) 19:57:01.72 ID:a3.DBL20
呼称リストなんかあったんだな
>>14、27
乙ー
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/25(金) 22:22:26.67 ID:eS9iBmso
これはみなみが病むぞ……!
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/25(金) 23:06:37.19 ID:CGGvfKk0
みさお「お兄ちゃん、どいて!そいつ殺せない!」
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/25(金) 23:10:04.00 ID:BEms9bwo
>>35
その発想はなかったわ

>>36
おまwwwwwwww
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/26(土) 11:36:57.20 ID:sX/58IAO
誰も居ない
OP始めるなら今の内
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/26(土) 12:33:01.80 ID:6TPcnnwo
みっみっみらくる
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/26(土) 12:53:07.55 ID:OvcR8sAO
みーのるんるん
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/26(土) 13:16:29.86 ID:sX/58IAO
みっみっみらくる
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/26(土) 13:21:02.89 ID:30WzgMAO
にーとるんるん
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/26(土) 14:09:52.18 ID:lDy2LB60
ちゃちゃっちゃー
ちゃちゃすちゃー
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/26(土) 16:11:22.98 ID:SmoqXK60
じゃじゃっじゃじゃっ
じゃじゃじゃじゃーん
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/26(土) 16:26:42.10 ID:XNszf8.0
すーなーおーにーすきとー
いへなひきみもー
ゆうきをだしてー
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/26(土) 20:24:46.87 ID:9aYZD7go
みっみっみらくる
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/26(土) 20:39:05.44 ID:sX/58IAO
みっくるんるん
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/27(日) 05:56:06.06 ID:vl2UvPc0
故ー意ーのまーじなひー
みーくーるーびーいぃーむー
かーけーてーあーげーるーWAー

歌詞間違ってたらすまそ
勢いでやった 寝られん…
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/27(日) 09:52:21.39 ID:5RdC/i2o
WA WA WAWAWAWA みっのるんる!
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/27(日) 10:16:29.11 ID:XKbsifco
いい加減この流れやめようぜ、誰か投下してくれねーかな
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/27(日) 15:56:48.71 ID:MgxLoSo0
リスカとかどう?
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/27(日) 16:06:27.60 ID:iOVR/xI0
是非是非ッ
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/27(日) 17:04:24.51 ID:fBUCOe.0
>>51
大好物です…お願いします><
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/28(月) 08:55:41.54 ID:d9yDzYAO
過疎スwwwwww
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/28(月) 18:21:20.35 ID:/2ar1t20
確かにwwwwwwwwww
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/28(月) 18:37:12.84 ID:itlGscAO
ヌルポ
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/28(月) 18:39:45.68 ID:31HLI0Io
セルフサービス
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/29(火) 00:09:30.72 ID:ov7aY8A0
>>56ガッ
え?遅い?知らんがな(´・ω・`)
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 00:25:36.55 ID:VwOtgAAO
\(=ω=,)/毛が生えたー!
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 06:01:03.36 ID:pKbBn6DO
/(≒ω≒)\ニキビー!
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/29(火) 06:09:33.13 ID:PB1cCT6o
キモいwwwwww
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 07:44:23.36 ID:CBjZYIAO
雪よ降れ
電車のなかで
そう願う
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 12:34:37.31 ID:zoHlQeM0
受験期が
終われば過疎で
無いのかな
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/29(火) 15:02:07.81 ID:VwOtgAAO
(=ω=.)「しんじゃえ」

みwiki「ギャー、しんだ」


こなたは死んだみゆきの胸部を引き裂いた…

(=ω=.)「…やっぱり」

(=ω=.)「(おっぱいの)中はシリコンだけですよ」




保守
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 15:24:23.06 ID:pKbBn6DO
学校のパソコンで見てたら先生に
「ヤンデレはいけません」って言われた
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 16:11:07.36 ID:zoHlQeM0
どんな先生だよww
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 19:01:36.99 ID:ekoq7DA0
ちょっと書いてみたい
誰を病ますか安価で決めていい?
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 19:05:16.73 ID:XRRzKEAO
安価と(ry
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 19:15:01.80 ID:ekoq7DA0
>>68
なんか安価ダメな雰囲気?
だったらすまなかった
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 19:16:30.45 ID:XRRzKEAO
ては人がいないだけww
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 19:24:01.89 ID:ekoq7DA0
ひでぇ過疎wwww
じゃあオーソドックスにこなたで書いてみるお
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 20:01:11.77 ID:ekoq7DA0
人は休日をどう使うのだろうか。
家でごろごろしたり、趣味に没頭したり、一人もしくは誰かと出かけたり
人それぞれと言ってしまえばそれまでだが、まぁ大体はこのパターンだろう。
そして、俺も例外なくそのパターンの一つに沿っていて
今駅で出かけるための待ち合わせをしている最中だ。

「・・・・間違ってない、よなぁ?」

もう何度時計と携帯を見たかわからない。同じように待ち合わせていた人の合流を
何度見たのかも、だ。
メールも送ってみたが、一行に返事は来ない。夜中に向こうから誘っといてこの仕打ちとは。
ため息の回数をまた一つ重ね、もう一度時計を見ようと顔を上げた時、
流れる人ごみの中から一際目立つあほ毛を見つけた。

「ごめーん!遅れた!」


73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 20:16:12.91 ID:ekoq7DA0
俺を今日この場所で一時間立ちすくませた張本人、泉こなたが現れた。
微妙に息を切らしているところを見ると、一応は急いだらしい。

「・・・ビックリした。この遅刻時間にはビックリしたよ。」

最初から怒るつもりはなかった。
でも、遅刻に対するコメントする気にもなれなかったのは初めての経験だ。

「いやぁ、ちょっと早めに準備が済んだから、DVDでも見て時間潰そうとしたら
とまらなくてさぁ。」
「ある意味すげぇよその熱中度・・・。」

またもため息を増やす俺の背中を押しながら、こなたは自ら気を取り直すように言い放つ。

「さぁさぁ男、目的地が呼んでるよ!一刻も早く向かおうではないか!」

こうして、俺<DVDなのか少し心配になる遅刻理由を引っさげて、俺たちの初デートが始まった。



〜泉こなたがヤンデレるようです〜




74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 20:27:56.98 ID:ekoq7DA0
俺しか居ないの予感\(^o^)/
故にごはんタイム


目的地とは、"ゲーマーズ"という所だ。なんでも、こなたが好きなものはそこに大抵あるらしい。
俺はその話を聞いて、いわゆる"オタク"が集まる所なんだろうと認識した。
何故かというと、こなた、つまり俺の彼女はそのオタクなのだ。
会話の構成成分の7〜8割くらいは、俺には理解できない内容だが、
それを話す姿勢はいつもまぶしい。

「ところで、今日は何を買いに行くんだ?」
「甘いねぇ、真の目的はそこではないのだよ。」
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 20:33:27.43 ID:zoHlQeM0
俺がいるぜ
wwktk
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/29(火) 20:38:36.11 ID:kUHZs7.o
>>74
すまんな、反応が遅れたが俺も見てるぜ(゚д゚)
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/29(火) 20:57:10.14 ID:tAdJmCQo
ごめん今北
これは久しぶりにwwktk!
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 21:00:03.46 ID:ekoq7DA0
たくさんいたwwww感動した(´;ω;`)

おなかいっぱいになったしやるだけやるお
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 21:13:10.96 ID:GbHk1FMo
うん
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 21:14:25.74 ID:po2B3Xw0
きたあああああああああ
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 21:14:26.03 ID:ekoq7DA0
俺は自らの人生経験を漁る。
買い物って、物買うのが目的じゃなかったのか?
所詮17年の俺史程度では計り知れない世界があるということなのか?
本当に些細なことで歴史ビッグバンを起こしそうな俺に、こなたが答えを用意してくれた。

「ポイントが今日の買い物で溜まるんだよ。」
「ポイント?あぁそうか、ポイントカードなんだな。」

ふと、違和感を感じた。俺の経験上、ポイントカードとは基本的に現金還元だったはずだ。
それを目的とするなど、正直愚行としか思えない。
だが、一番の愚行はその違和感について真剣に考察すること、つまり今まさにこの瞬間だ。
少し、涙ぐみそうになった。





82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 21:16:32.75 ID:5OHXtCUo
期待の新星が現れたと聞いてすっとんできました
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 21:29:14.32 ID:ekoq7DA0
「ポイントカードを貯めるとね、いろんなグッズと換えてもらえるんだよ。以外に限定だったりするから
私にとっては結構貴重なんだ。」
「へぇ、そうだったのか。そりゃそっちが目的になってもおかしくないな。」

本当におかしいのは先ほどの自分だが、これ以上責めると凹みかねないので、ここらで終わる。
大切なのは今を生きることだもんな、うん。

ぼちぼち歩きながら、些細な話でにぎわっていた。

「あぁ、これ初デートになるんだね。」

と言うこなたの今気づいたよ的眼差しに串刺しにされながらも、目的地に着々と近づいて行く。
その間は、やっぱり俺の知らない、わからない話ばかりだった。
まぶしい顔で、熱心に語るその姿。俺の惚れた姿。
思えばあの時――

「ここだよ、男。・・・遠い目で何見てんの?」

さようなら、俺の思い出語り。

「ここ・・・なの?なんか見たことない雰囲気で溢れ返ってんな・・・。」

本当に見たことのない景色だった。ていうか、漫画もなんか見たことのないものがほとんどだった。
さっきもそうだが、俺の視野が爆発的に広がっていってる気がする。
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 21:30:26.58 ID:ekoq7DA0
文字間違い多いな/(^o^)\
>>81
溜まる→貯まる
>>83
以外→意外

ごめんなさいほんと
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 21:41:45.24 ID:ekoq7DA0
こなたは馴れた動きで目的地へ向かっている。その間、俺はキョロキョロしまくっている。
方程式とは過程と結果で、それが覆されることはほとんどない。うん、ないんだ。

「最強の矛と盾がほしい・・・。」

事実に気づいて、俺は嘆く。こなたとはぐれたのだ。
我ながら一々オーバーリアクションであるとは思うが、異国の地にしか見えないこの場所では
あながちオーバーではないかもしれない。そう思いたい。
うろうろしようにも、本棚の両サイドを威圧感ある殿方に塞がれている。
自慢じゃないが、俺は知らない人には声をかけることができないシャイボーイだ。
かぶっているニットキャップを限界まで浅くかぶって、簡易の救難信号を発信しつつ、
目の前にある見知らぬ小説?で時間を潰すことにした。


86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 21:54:42.75 ID:ekoq7DA0
「撲殺天使ドクロちゃん?どんな題名だよ・・・。」

インパクトがありすぎて、イマイチ手に取る気がない。あと、撲[ピーーー]る天使を想像したくない。
デスノートにすら衝撃を覚えた俺には刺激が強すぎるんだろうな、と勝手な想像しながら
挟まれている棚を右往左往していた。
3回目の左往にさしかかろうとした時、やわらかそうな題名を見つけたので、
ホッとしながら手を伸ばすと、逆サイドからも同時に手が伸びていることに気づいた。

「「あ、ごめんなしゃり」さい。」

しまった、どもった。赤面真っ盛りフォーウ!

「あれ、男?なんでこんなとこいるのよ。」


87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 22:08:46.15 ID:at5WVsY0
俺もいるぜ!
wktk
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 22:16:54.61 ID:ekoq7DA0
俺を知っている?ふと左側を見ると、さっきの威圧感のある殿方が居なくなっている。
いやそうじゃなくて、もう少し首を左に向けると、紫のツインテールが見えた。

「ひ・・・柊?」

隣のクラスで、多分こなたの親友の柊かがみが居る。意外そうな顔をしているが
俺のほうが意外だ

「ていうか、そのニットのかぶり方は何?」
「コレは救難信号で・・・こなたと一緒に来てて、はぐれてたんだよ。」

柊の顔はいかにもあっそうな感じだった。でも、俺の疑問はあっそうでは済まない。

「柊こそ何してんだ?もしかしてこなたと同類だったのか?」
「そんなわけないじゃない!何言ってんのよ!」

どうやら踏んではいけない疑問だったようだ。若干期待したんだがな。

「たまたま読みたいラノベが、近くになかっただけよ。いい?私はオタクじゃないんだからね!!」

念を押してくる。そんなに嫌な物なのだろうか・・・まぁ世間的評価はアレだが。
ていうかラノベってなんだろう、後でこなたに聞いてみるか。

「って、話かわるけど、そういえばあんたら付き合ったのよねぇ。
こなたに彼氏ができるなんて、未だに信じられないわ。」
「そんなにありえないことなのか?」
「だって、ギャルゲーやエロゲーばっかりやってんのよ?何かと言えば攻略だのフラグだの言うし・・・。」

なんの専門用語だろう。
その前に年頃の娘さんがエロゲーって平然と口走っていいんだろうか。



89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 22:31:43.38 ID:c1bATkAO
キテルー!
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 22:45:49.64 ID:ekoq7DA0
「どういう経緯で付き合うことになったのか気になるところねぇ。あ、もしかして趣味の一致?
あんたこそ同類なんじゃないの?」

それだけはない。そうであれば、わざわざ期待もしない。

「今しがた言ってた単語でわかったのはエロという単語だけだぞ?同類なわけないだろ。」
「どこに反応してんのよ!!」

さっきから微妙に声、でかいと思うんだ。
視線を集めてしまうと、俺のグラスハートが炎上してしまう。

「お楽しみのとこ悪いんだけどさぁ・・・」

突然の声に振り向く俺と、その俺に刺さるあほ毛。
髪の毛って凶器になり得るんだ・・・。

「買い物終わったよ、男。それとも一人で帰ったほうがいいかな?」

冗談じゃない、何のための救難信号だ。俺はおまえを待ってたんだぞ、切実に。
でも目線が冷たい。もしかしてマジで言ってるのか?

「何言ってんのよこなた、彼氏置いて帰っちゃだめじゃない。」
「いやぁあんまりにも熱々だったからさぁ、誰の彼氏かわかんなくなりそうなんだよねぇ。」
「わけわからんぞこなた。俺のこの魂の叫びである救難信号が見えんのか?」

随分機嫌悪いな。目当ての商品でも貰えなかったのだろうか。

91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 22:47:23.01 ID:zoHlQeM0
嫉妬が引き金となってここから徐々にやんでいくわけですな
wwktkwwktk
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 22:59:33.62 ID:ekoq7DA0
「とにかく、こいつはあんたの彼氏であんたはこいつの彼女。世間話でそれが崩れるわけないでしょ?」

全くその通りだな。しかし、世間話でエロって単語がでてきていいのか?
モラルハザードしてないかな?

「ふぅん・・・。ま、いいけどね。じゃ、いこ、男。」
「あ、ああ。じゃあな柊、今度オタクな話でも聞かせてくれ。ついでに用語解説も。」

こなたに引っ張られながら、俺は棚を後にした。
柊が見えなくなった辺りから

「だから私はオタクじゃない!!」

と怒号が聞こえてきたが、なんとなく納得できなかった。彼女はオタクだ、
そういうことにしておこう。
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 23:15:02.27 ID:ekoq7DA0
>>91
嫉妬って怖いよね(´・ω・`)
Wikiの人はえーww見てくれてる人もWikiさんも乙です。
続いちゃったからサブタイでもつけてみるよママン


■窓際の嫉妬ちゃん


スタスタと引っ張られながら俺は歩く。ちょっと足がもつれそうだ。
ていうかさっきからこなたが無言なんだが、怒ってるんだろうか。
さっきの発言もやや真剣味が感じられたし・・・
まぁ、交換した商品が気に食わない線を支持したいがな、俺は。

「ねぇ、男。」

あ、ようやく機嫌直ったのかな。

「どうしてかがみんに聞くの?」

唐突過ぎてさっぱりわからない。別にスリーサイズは聞いてないし・・・。

「へぁ?何をだよ。モラルハザードについてか?」
「違うよ。オタクな話と用語解説だよ。」

迫力がある物言いだな、若干怖いのは内緒だ。

「私、男の彼女でオタクだよね?だったら何で私に聞かないの?」

筋が通ってる・・・のか?でも言われてみればそんな気もするな。
でも、俺としては・・・まぁいいか、この際。

「特に意図したわけでもないが、ちょっと柊をからかっただけだ。
こなたが教えてくれるなら聞く理由もないさ。」
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 23:27:09.85 ID:ekoq7DA0
「そうなんだ。てっきりもう私は用済みかと思っちゃったよ。」

どんな発想だよ。そもそも用済みって、いつ俺が何に利用したんだ。
・・・てことは、さっきから機嫌悪いのは柊としゃべってたからで、ほんとに一人で帰ろうとしてたのか?

「安心しろ、用済みとかそーいう気持ちで付き合ってるわけじゃねーから。」

そう、心から好きだからな。
まぶしさに惚れて、こんな俺に惚れてくれるお前にまた惚れて。
背中痒いけどな。

「そか、それならいいんだ。じゃあ今からいろいろ教えてあげるね!」
「何を?」
「決まってるジャン。オタクな用語をだよ!」

うん、まぁこれでいいんだろう。
こなたを理解したい、そのためには趣味も理解してもっと近づきたいしな。

「よろしく頼むぜ、こなた。」
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/29(火) 23:36:20.87 ID:tAdJmCQo
wwktkwwktk
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 23:47:47.88 ID:U3/8etYo
やっと投下来てる!!
wwktkwwwwww
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 23:54:08.22 ID:ekoq7DA0
ちょっとPCが支配されてたぜHAHAHA



人と人が理解するのは、お互いのことを話せばいい。そうすれば簡単だ
そう思っていた時期が、俺にもありました。

「何度言ったらわかるかなぁ・・・男、やる気ある?」

あるさ、あるとも。全力だ。でもわからないんだ。
もう俺には何がフラグで何が萌えなのか・・・

「きいてんの?!」
「ひぎぃ!!」

今少し理解できた。俺はいける、むしろこれからだ!
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 00:01:20.41 ID:PncQCYM0
その、"これからだ"がまずかった。
カラオケでアニメソングの応酬を喰らい
ファミレスでは作品に対する愛を説かれたり
そして夜電話でコミケ?での武勇伝を聞かされたり

「あ・・・夜が明けた・・・。」

ゆとり世代の俺は、詰め込み教育に耐え得る脳みそを持っていなかった。
完全にオーバーヒートし、眠ることすら忘れていたのだ。
そして今日は、楽しい楽しい学校の日。

「おとん、おかん。ワイ、今日で死ぬかもしれんわ・・・。」

俺は歪む食パンとぼやけるかばんを持ち
身支度もろくに確認せず学校へと向かった。
世界がかすんで見える。なんだか新鮮だが、全然清々しくない。
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 00:12:41.94 ID:PncQCYM0
どうやって来たのか覚えてはいない。
だが、俺は無事に学校に着いていた。すばらしきかな、日々の習慣。
さすがに少し目が覚めてきた、といっても授業が始まるまでが限界だろうが。
安定してきた足取りで教室に入ると、いつも見る三人がお決まりの場所でしゃべってた。

「あ、おはよう男!昨日は楽しかったね!」

うん?うん、あぁアレ、楽しいことだったのか。今日に引き続き、俺史に新たなるページが刻まれたよ。
何枚目かはカウントしないほうが幸せだよな。

「おはよう、こなた。アハハ、ウンタノシカッタネ。」

どもるよりマシな返事ですよね?

「おはよう、男くん。」
「おはようございます、男さん。」
「おはよう、みWikiさんにひぎぃらさかつさん。」

あれ?俺何かとごっちゃになってないかな。
もういいやどうでも。


100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 00:24:04.50 ID:PncQCYM0
やっべ間違えた
今日に引き続き→昨日に引き続き

ごめんさい/(^o^)\
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 00:36:22.23 ID:PncQCYM0
「男くん、大丈夫?」

ひぎぃら・・・じゃなくて、柊つかさは心配そうな目で俺を見ている。
多分、頭のほうを心配してるんだろう。ひぎぃらってなんだよ冷静に考えて。
みWikiさんはしっくりくるから問題ない。

「つかさ、男はね、昨日新しい世界に踏み込んだのだよ。
それでちょーっとショック症状がでて、おかしなこと口走ってるだけだから。」

これ多分アナフィラキシーショックに通ずるものがあると思うんだが、いかがだろうかこなたさん。

「これもイベントの一つなんだよ。私と男の物語のね。」
「そーなんだ。なんだかすごいねー。」

理解、してないよな?その発言。いやある意味すごいけども。

「おねーちゃん、遅いなぁ。おトイレ混んでるのかなぁ。」



102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 00:53:44.93 ID:PncQCYM0
柊?そういえばいつも四人でしゃべってた気がするな。
こんなこと言うくらいだから、俺がくる前はしゃべってたのか。

「かがみんなら、多分この時間には帰ってこないんじゃない?」

少し声に迫力が篭ってるな。というか、目つきが昨日みたいになっているぞ。
柊のこととなると、妙に突っかかってるようだが、何かしたのか?
いわゆる、フラグを立ててしまったんだろうか、悪い方向への。

「こなた、柊からなんか聞いてるのか?」

怖い目つきが俺のほうに鋭く向いた。すごいぎょろっとした感じだな。
まさか、俺も立てちゃった?

「どうして男がそんなこと聞くの?」

なんとなく気になったから、じゃダメな気がする。

「そんなにかがみが気になるの?私は?」

にじりよって来てる。怖いのはやっぱり内緒だ。

「ねぇ男。男は私の彼氏だよね?昨日も言ったよね?」
「何を?」
「世間話じゃ崩れないって。」

えーっと・・・つまり、身を案じるほどでもないことと、世間話に及ぶかもわからないことで
俺たちの関係が危うくなってるのか?

「こなた・・・勘違いも大概に」


103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/30(水) 01:23:00.31 ID:mpAax6SO
まさかもうかが…いや、ここはおとなしくwwktk
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 01:31:35.18 ID:PncQCYM0
大概にして常識的に考えろって言おうとしたが、チャイムが鳴ると喉の奥に引っかかって出なくなった。
みWikiさんも、柊も、心配そうに俺とこなたを見つめている。
まもなく先生が来たので、すぐに席に着いてしまったが。こなたも、同様に。
ホームルームが始まるのと同時に、俺はさっきのことを考えた。
こなたのあの迫力はどっから出てくるのだろうか、柊かがみと喧嘩でもしたのか。
昨日からなんか変だ。でも、どう変なのかがわからない。
とりあえず、詳しく話を聞こう。うん、やっぱり事件解決は聞き込みからはじめないとな。
俺は携帯をこっそり取り出して、こなたに『お昼に屋上で』とメールを送った。

それからしばらく記憶はないが、時計はお昼休みを四限の終わりを指している。
どうやらお昼休みらしいので俺はダッシュで屋上に向かった。
時間が経つのははえーな。

「やぁ男。こんなとこに呼び出して、なんのイベント?」

ニコニコしている。今朝のアレが嘘みてぇだ。オラわくわくしてきたぞ!はこんな時に使うべきか。

「うん、そのイベントなんだが、ちょっと柊とお前の関係について聞きたい。」
「またかがみん?」

しまった、学習もせずまた何かを踏んだ。いや、落ち着くんだ。まだ慌てるような時間じゃない!

「ああ。でも、大事なのはお前のほうだから落ち着いて聞いてほしい。」
「大事なら、聞かなくてもいい事なんじゃない?」

押し負けそうだ。何この迫力。
いいやワシは男じゃ、こげんかとこでまけるわけにゃいかんですたい!

「そう言うなよ、何か問題があるなら解決に走るのは彼氏の勤めだ。
それをここで無碍にしちゃあ、彼女としていかがなものかと思いますよ。」
「むぅ・・・それを言われると弱いね。」
「・・・じゃあ語らせてもらうぜ。」

よし、乗り切った。俺やったよカーチャン。


105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 01:42:07.01 ID:PncQCYM0
「昨日、俺はかくかくしかじかでたまたま柊と遭遇しただけで、別に柊に惚れちまったぜべいべとか
そーいうことは一切ない。」
「言い回しが古いよ男。」
「うるせぇ、クラシックに生きてるんだよ。」

我ながらきめぇ言い回しだが、この緊張感を乗り切るには、多少の恥など捨てなければならん。
いざとなったら、ここは屋上だ。空も飛べるはず。

「なんだか昨日からやたら柊に突っかかるが、喧嘩でもしたのか?」
「してないよ、別に。彼女としての権利は主張させてもらったけどね。」
「ならなんでそんなに突っかかるんだ?」

ようやく本題に来た。ちょっとずつ落ち着いてはきてる。
でも心はへし折れかけている。貧弱な俺乙。

「うぅ・・・突っかかってるように見えるの?」

何を言い出したんだこのアホ毛は。

「ただ単に・・・彼女としての扱いを期待しちゃダメなの?」

おっと、何か言い出したのは俺のほうか?
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 01:51:42.41 ID:PncQCYM0
「いやぁ、私彼氏なんてはじめてできたしさ・・・。恋人って、なんていうか特別な会話で盛り上がれたり
するじゃん?」

うん、それは思うな。確かに、俺もこなたとそんな会話したい。
ある意味コレがそうなのかもしれんが。

「それなのに男はさ、かがみと僅かな時間であんな盛り上がってたしさ。」

それは違うぞ、勝手に向こうが叫んでいただけだ。

「おまけに、私の売りをかがみにまで聞こうとするしさ。男、かがみの方があってるんじゃないかって
・・・その、やきもち焼いちゃった。」
「それも違うぞ、こなた。」
「・・・もって何?」
「こっちの話だ。俺は、柊よりお前の方が好きだぞ?ただ、そうやって誤解を与えたのは悪かった、ごめんな。」

ほーら見ろ、やっぱり勘違いだったじゃないか。俺に非があるのは間違ってたみたいだがな。
ハハハ、ほんとうにごめんなさい。

107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 02:01:05.37 ID:PncQCYM0
「確かに、柊に聞いたのは謝る。昨日は適当にごまかしたが、ありゃー嘘だ。
本当は、こっそり話を聞いて、お前の話について行けるようになりたかった。こっそりしたかったのは
ドッキリが大好きだからだ。」
「やけにあっさりカミングアウトしたね。」

そりゃだって、勘違いはそのドッキリしたさが原因だし、白状せざるを得まい。

「・・・そっか。なおさら言ってくれれば、いくらでも教えてあげたのに。」

身をもって知ったよ。おかげで今日の授業分は確実に容量が埋まってる。

「でも、ありがとう。そんな風に思ってたんなら、それを信じていいんだよね?」
「もちろんだ。俺を信じろ、全力で。」
「・・・うん。じゃあ、かがみんに悪いことしちゃったなぁ・・・。」
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 02:17:01.69 ID:PncQCYM0
なんかテンションおかしくなってる自分が居る\(^o^)/




まさかとは思うが、昨日話の中に出てきた、なんちゃらDaysの中にだれもいませんよコンボを
もうかましてしまったとかないよな。
うん、ぜったいない。あってたまるか、神様お願い!

「・・・柊になんかしたのか?」
「・・・うん。」

イ゛ェアアアアアア!!

「実は・・・・・・今朝トイレに行かせたの、私なんだよね。」
「・・・それで、柊は無事・・・なのか?」
「それは当たり前だよ。・・・男、今何を想像したの?」

神様アリガトォォォォウ!!
よかった・・・!腹掻っ捌かれた少女は居なかったんだね!!

「そんな話は後でいいんだ、こなた。柊をどうやってトイレにいかせたんだ?」
「さっきも言ったけど、普通に権利主張して。男と喋るから邪魔しないでって凄みを利かせてね。
かがみん、割とあっさり行ってくれたよ。」

多分柊はこう言ったんじゃないか?

「別に良いわよ。それで私の身の潔白が証明されるならね。」

みたいな感じで。とにかく、収まってよかった。

「じゃあ謝りに行くか。柊んとこに。」
「そだね。ついでにラブラブさを見せ付けようじゃないか。」


109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 02:18:30.42 ID:2NtYmJg0
なんか俺も投下が嬉しくて感動で頭が\(^o^)/
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 02:23:17.87 ID:PncQCYM0
見てくれてる人ほんとにありがとう!
最初は>>103の言う通り、かがみんをポアしようと思ってたんだけど
昨日の今日で[ピーーー]のはアレかなっと思って引き伸ばしたらこんなことに/(^o^)\

ちょっとわけわかんなくなってきたからお風呂入ってきますね
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 02:28:55.50 ID:2NtYmJg0
じゃあ俺は全裸でwwktkしながら待ってますね
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 03:45:27.16 ID:PncQCYM0
全裸wwwwww
コレが今日の最後です・・・受け取ってください・・・

■紅のかがみ


さて、昨日から今日にかけての一連のこなたの勘違い?は無事、収束の方向に進んでいる。
柊に謝りに良く最中は、俺のカミングアウトを受け、こなた先生の御高説第二回目が開催されることとなり
非常にディープな会話に埋もれることとなった。
しかしどうにも、この方面には向いていないようだ、全く頭に入らん。
というか、俺は昨日の夜あたりにオーバーフローを起こしていたことをすっかり忘れていた。
朝の緊張感のせいもあってぶっ飛んでいたのが、今ごろ舞い降りてきているようだ。
・・・午後の授業も、きっと受けれないんだろうなぁ、とか考えているうちに、教室に着いていた。
同時に、柊姉妹とWikiさんと目が合った。三人ともどこかホッとしているように見える。

「ごめんねかがみん、変な疑いかけちゃって。」
「だから言ったでしょ?もぅ良いんだけどね。」

さすが柊。なんだかよくわからないけどさすがだ。

「でも、たったアレだけのことで嫉妬するなんて、男も愛されてんのねー。こなたを大事にしなさいよ?」

説教までたれてくれるとは、本当にさすがだ。
そしてアレが嫉妬だったと今理解した。やるなぁ柊。

「こなたも、同じくらい男を大切にしなきゃだめよ?露骨に態度に出しすぎても、今回みたいなことになるし。
男を大事に思うなら、騒ぎ立てずに信じてあげること。いい?」

まるで経験者のように語る、何の本の引用だろうと考えてしまうのは邪推だな。

「ありがと、かがみん。でも・・・なんかお母さんみたいだね。」
「つまり老けてるわけか、なるほど!」

ナイス回答、ありがとうこなた。そこにシビレルアコガレルゥ!

「おまえら、何なら殴ってやろうか?」
「「本当にごめんなさい」」

息がぴったり合っていることに、少し感動した。
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 08:29:50.72 ID:Q2CTj2Eo

続きwwktkで全裸待機してるぜ
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/30(水) 17:39:33.46 ID:/MCn2.co
1つネタを思いついたから書いてみたが
駄作を通り越してなんかひどいことにwwwwww

スク○ズを知らないと意味不だと思うが・・・過疎を利用して今のうちに投下だ!

以下本編

―その子と同じクラスになったのは、2年の始めだった
 知っていることは……頭がいい人だと言うこと
 本が好きらしくよく行き帰りのバスや電車で読んでいる
 まじめで礼儀正しい性格をしていて、相手が誰であっても敬語を忘れない
 たまにドジなところも見せるけど、彼女の場合それは欠点にならないみたいだ

 どうせ声なんてかけられない、ただ、毎日同じクラスで授業を受けるだけ
 横目でちらりと眺めてささやかな幸せを感じるような……単なる淡いあこがれ、だったはずなのだけど……

 カシャ


 白石(しろいし)「なあ、聞いたか。おこと」
 おこと「何だよ」
 白石「席替えだってよ」
 おこと「そりゃ、新学期だからな」



かがみ「何やってんのよこなた」
こなた「おおう!びっくりした。なんだねかがみん」
かがみ「かがみんやめい。何してるのかって聞いたのよ。なにそれ?ノート?」
こなた「いやぁテスト勉強が行き詰まっちゃってさー、創作活動でもして気分転換を図ろうかと」
かがみ「そういうことはまずちゃんと勉強してからにしろよ・・・ちょっと見てもいい?」
こなた「どうぞどうぞ」
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/30(水) 17:41:43.94 ID:/MCn2.co



―ナタコ「おことってみwikiさんのこと好きでしょ」
 おこと「なっ!?」

 ナタコ「手伝ってあげよっか?」


 みwiki「実は私も…おことさんのことが気になってたんです…」
 ナタコ「なんだ、じゃあ両思いじゃん、よかったねみwikiさん」
 みwiki「でもおことさんはナタコさんとおつき合いされていたんじゃ…」
 ナタコ「ま、まさか!そんなことあるわけないじゃん…」

 おこと「それにしてもナタコには世話になりっぱなしだな」
 ナタコ「…そう?」
 おこと「ああ、今こうしてみwikiとつきあえてるのもお前のおかげだよ」
 ナタコ「そ、そだね…、感謝したまへ〜」
 おこと「してるしてる」



こなた「なかなかだと思わない?」
かがみ「いや・・・これはまずいだろ・・・どう考えても」
こなた「なにー!具体的にはどの辺が・・・?」
かがみ「なんていうか・・・名前を変えただけじゃないのかこれ」
こなた「失礼な!ところどころ変えてるよ!」
かがみ「ところどころってあんた・・・」
こなた「ま、それはおいといて・・・。ほら、つづきつづき!」
かがみ「・・・」
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/30(水) 17:44:18.60 ID:/MCn2.co



―おこと「変だよな…みwikiといるよりも、こうやってナタコとふざけてるほうが楽しいなんてさ…」
 ナタコ「そんなこと言ったらみwikiさんに失礼だよ」
 おこと「わかってるって…、でも、なんて言うか…みwikiって…、疲れる」

 みwiki「すみません…今日も委員会がありまして…、ご一緒できそうにないんです…」
 おこと「あ、そうなのか…いや、いいよ。急な話だったし…」
 みwiki「本当にすみません…」
 おこと「…」


 ナタコ「練習…しよっか」



かがみ「・・・・・・○こと死
こなた「ストーップ!それ以上は言わせないよー!」
かがみ「言わせたいのかと思ったらそうでもないのか・・・何が目的なんだ」
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/30(水) 17:48:13.17 ID:/MCn2.co



―みwiki「返して…?なにを言ってるんですか?おことさんは最初から私の彼ですよ?」
 ナタコ「そんな…でも…」
 みwiki「そもそも私におことさんを紹介してくれたのはナタコさんです」
 ナタコ「それは…」
 みwiki「それなのにいまさらなんのつもりですか?」
 ナタコ「…」

 みwiki「もうおことさんに近づかないでくださいね」
 ナタコ「…」



男「お、なんだ、まだ残ってたのか」
こなた「おー男、今帰り?」
男「おう、委員会があってな」
かがみ「何、あんたが実行委員なの?・・・このクラスやる気ないわねー」
男「うるせー、相方が優秀なんだよ。っと、時間無いんだった。じゃな」
こなた「またねー」
男「急げみゆき」
みゆき「あ、はい。それでは、お先に失礼します」
かがみ「うん。気をつけてね」
みゆき「はい。お二人もお気をつけて」

みゆき「あ、男さん待ってくださ、ああ!」
男「おわ!なにやってんだー」
かがみ「あらら、言ったそばから。ホント、普段は優秀なのに」
こなた「・・・」
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/30(水) 17:54:42.89 ID:/MCn2.co



―ナタコ「あ、おこ
 みwiki「おはようございますおことさん」
 おこと「あ、ああ…おはよう」
 ナタコ「…」

 今日ちゃん「あらナタコ今日は一人なんだ」
 ひーちゃん「おことくんは?」
 ナタコ「あ、うん、まあいろいろとね…」
 今日ちゃん「何、ケンカ?」
 ひーちゃん「そういえばおことくん最近wikiちゃんと一緒にいること多いね」
 今日ちゃん「みwikiと…まさか浮気!?」
 ひーちゃん「まさかー、おことくんはそんなことしないよ」
 今日ちゃん「そう?…まあ確かに悪いヤツじゃないとは思うけど」
 ひーちゃん「そうだよー、ね?ナタちゃん」
 ナタコ「え…うん。そう・・・、おことは悪くないよ…おことは悪くない」


 ナタコ「だって…悪いのは



かがみ「あれ、終わり?」
こなた「まだ未完成だからねー」
かがみ「結局ここまではほとんどコピペレベルなんだが・・・?」
こなた「私の物語はまだ始まったばかりだよ」
かがみ「それ終わりだろ・・・」
こなた「次回、衝撃の新展開が!来週もまた見てくださいね〜じゃん、けん」
かがみ・こなた「ぽん」
こなた「おうふ・・・負けた」
かがみ「ふふん。どうせ鬱展開でしょ?・・・しかしこの名前だと縁起でもないな」
こなた「そう?」
かがみ「当たり前でしょ。というかこんなことしてないでちゃんと勉強しなさいよ」
こなた「おお、忘れていた」
かがみ「・・・つきあい切れん。ほら、そろそろ私たちも帰るわよ」
こなた「おー」


こなた「んじゃらばわたしはこの辺で〜」
かがみ「あんたの家はそっちじゃないわよ?」
こなた「ちょいと用事がありまして」
かがみ「そう、じゃ、また明日ね」
こなた「・・・むー、それはどうかな」
かがみ「は?」
こなた「いやいやこっちの話、ではさらばだー」
かがみ「あ、ちょっと、こなた!?」
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/30(水) 18:12:17.49 ID:/MCn2.co



―みwiki「ナタコさん、どうしたんですかこんなところで」
 ナタコ「…」
 みwiki「何かご用でしょうか」
 ナタコ「…」
 みwiki「…なんとか言ったらどうですか?用がないのなら邪魔なのでそこをどいていただきたいのですが」
 おこと「おい、みwiki、なにもそんな」
 みwiki「おことさんは静かにしていてください」
 ナタコ「…」
 おこと「ナタコ…」
 みwiki「はぁ、お話にもなりませんね…行きましょうおことさん」
 おこと「いや、でも…」
 みwiki「いいから行きましょう」



こなた「うるさいなぁ・・・」



―みwiki「なんですか?言いたいことがあるならお聞きしますよ」
 ナタコ「…」
 みwiki「ナタコさん?」
 ナタコ「…―え」
 みwiki「え?」
 ナタコ「…―じゃえ」
 おこと「ナタコ…?お前何



こなた「死んじゃえぇぇーー!!」



―ナタコが鞄の影に隠し持っていた刃物を振りおろす。それはみwikiの肩口から肉を裂き、骨を砕く
 舞う血飛沫が黄昏時の街並みをより鮮明な赤に塗り替える

 二撃目が側頭部を捉え…悲鳴はそこで途切れた

 俺は、しばらく声も出せずに立ちつくした
 頭は見事に真っ白で、何かを考えられる状態じゃなかった



男「あ・・・、みゆ、き?・・・うそ、だろ?」



―ようやくしぼりだした言葉も、朱く染まった世界にとけて、すぐに消えた
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/30(水) 18:13:16.79 ID:/MCn2.co
以上。駄文乙でした
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 18:36:43.94 ID:30YqYcAO
オチが多少違うのか…

乙!
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 18:38:04.93 ID:6gwwjjEo
知らぬ間にkskしすぎww
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/30(水) 23:03:52.29 ID:W7DiOkco
ちょっとのぞいたら投下されてたしwwwwww
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 00:00:38.30 ID:O74t1tY0
質問なんだけど病んでれでも投下OKなの?
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 00:13:12.47 ID:9lQOuUAO
>>124
らき☆すたに出てくるキャラが黒くなるならいいみたい
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 00:14:42.59 ID:R9jcEuQo
>>124
   _,,....,,_  
.-"::::::::::::`::..、     投下してww
ヽ:::::::::::::::::::::::::::`'::.、               _______ 
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ      ,. -''"´     `' 、
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__   ,'´  ,. -‐ァ'" ̄`ヽー 、`ヽ
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   //         `ヽ`フ
.:::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 / .,'  /! /!   ! ハ  ! ',
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ    ! ノ-!‐ノ ! ノ|/ー!、!ノ  ,.ゝ
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ  ,ノレ' rr=-,   r=;ァir /! ノ
`!  !/レi' rr=-,   r=;ァ レ'i ノ   ノ ! 〃  ̄      ̄"! ヘ(
,'  ノ   !'〃 ̄     ̄"i .レ'      ,.ハ ''"         "'! ',ヽ.   してww
 (  ,ハ    'ー=-'  人!      '! ト.、   'ー=-' ,.イ  i .ノ
,.ヘ,)、  )>,、_____, .イ  ハ    ノヽ,! i`>r--‐ i´レヘ ノ
 (  )',.イ ヽ、__ノ 「ヽ.レ'ヽノ   ヽ(へ レィr'7ア´ ̄`ヽ. )'
 ノヽ/  ';::ヽ、/iヽノ::i Y        ノ /イ       Y
  ri   !:::::::`ー┘:::! i       rくヽ/!ノ     __  ,ゝ
  ./ヽー-,イ:::::::::::::::::::::!ンi      /`/::メ:::`ヽ、_二、___イ
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 00:15:15.78 ID:8tJwn7s0
>>124
とりあえず病的になればいいんじゃね?
自傷、殺人、偏愛、こだわらずに
まぁ、ここの人は何でも受け入れてくれると思うよ
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 00:17:13.14 ID:O74t1tY0
>>125
dクス。
じゃあ話を大幅に変更だwwww
今考えてるのはただ病気なだけなんだよね。
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 00:23:32.65 ID:O74t1tY0
>>127
>>128
そっかなかなか難しいな・・・
あんまり黒くない話なんだけどよかたら読んでくれ
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/31(木) 14:12:19.25 ID:He/H9VMo
>>129
と、いったものの早14時間
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 15:03:49.84 ID:yjA2O6Q0
>>129が投下してくれるのをwktkしながら
>>112の続き=駄文でも投下

何はともあれ、無事解決を見た今回の事件。
あの後こなたのさらなる余計な一言により、何故か負傷した俺がいたが、それも今は昔。
そこからは、平均とはやや離れがちな恋人ライフを送っていた。
こなたの話に合わせるために、いろいろ高説を受けたり、ゲームを借りたりしたのだが
今ひとつ身に付かない。本当に向いてないんだろうなぁ。

「・・・男、どこまで行くの?ゲマズに着いてるよ?」

俺はゲーマーズにくる時はいつも遠い目をしている気がする。
今回は合わせ業で意識も飛んでいたみたいだ。

「何回来てもなれない空間だ・・・漫画は見慣れてきたけど。」
「偏見を捨てたまへ。男は今、好奇心という宝をどぶに捨ててるようなもんだよ。」

好奇心か・・・、なんだか懐かしい響きだ。
ではそそ懐かしい響きを意識しながら、店内をうろうろしてみますかね。
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 15:04:44.35 ID:yjA2O6Q0
そそ→その
早すぎる間違い/(^o^)\
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 15:12:13.61 ID:yjA2O6Q0

「あぁ・・・また・・・やっちまった・・・。」

俺は何をやっているんだろう。初めて来たときと同じ過ちを犯してしまった。
今日は頼みの綱のニット帽がない。そして罠のように居る両サイド。
ていうか結構来ているはずなのに、これほど清々しく迷子になる俺って一体。
仕方ない、かばんを頭に乗せて自分をアピるしか・・・。

「・・・何やってんのよ、こんなとこで。」

しまった、見られた!いや見られてしかるべきことではあるが

「それ、もしかしていつぞやの救難信号ってやつ?」

あの時のことを知っている。ということはつまり

「・・・紫のツンデレか?」
「何を言い出すんだお前は!」

しまった、心の声が表に。でもちょっとこなたの影響受けてる気分だ。
御高説、無駄にはなってないみたいだぜこなた。
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 15:22:44.57 ID:yjA2O6Q0
「はぁ、あんたもその内イベントがどうのこうのとか言い出すわけ?」
「目指してはいるが、なかなか順応しないのが現実ってもんだぜ柊。」
「わけがわからん、後私をツンデレ言うなよ。」

違うのか。こなたからツンデレと聞いていたんだが。
そもそもツンデレって何だっけ・・・。

「それはそうと、ここで会ったのは久しぶりだな。」
「2週間ぶりね。」

よく覚えてんな。まぁいろいろあったから、印象深かったのかもしれん。
俺はあっさりと忘れてたわけだが。

「今日も地元の本屋にない本を探しにきたのか?」
「・・・まぁそんなところね。」

地元の本屋にない本で、ここにある本ってことは

「柊、やっぱりこなたと」
「ちがう!私はオタクじゃない!」

相変わらず声でかい。俺はずい。
ていうかこの流れ、前と同じ感じがするなぁ。
・・・ということは振り向けばアホ毛があるのか。

「またまたお楽しみのとこ悪いねぇ。」


135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/31(木) 15:22:55.28 ID:He/H9VMo
wktk
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 15:38:41.13 ID:yjA2O6Q0
今回は振り向かずとも刺さってる。

「おっすこなた。って、また勘違いしてるんじゃないでしょうね。」

ドスがきき気味の声的にはそんな感じがする。

「・・・大丈夫だよ、ちょっとからかっただけだよ。」

よかった、俺の勘違いだったようだ。そこらへんはさすがこなた。
ただ、振り向いたとき一瞬目つきが月面並に冷たかったような気がしたけど
気のせいで流したほうが平和だろう。

137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 15:53:00.01 ID:yjA2O6Q0
「じゃぁねかがみん。男、いこ。」
「ん、おう。じゃあな柊。また学校で。」

また引っ張りながらスタスタ歩くこなた。本当に前回の再現なくらい同じ事してるような・・・。
でも、さっきはからかっただけって言ってたし、行きたいところでもあるんだろ。
そうにちがいない。

「これからどこに行くんだ?」
「そだね、どっか二人っきりなれる場所が良いなぁ。」

なんだ特に決まってなかったのか。じゃあなぜ足早なのか、ここは突っ込んどこう。
足がもつれてこけてしまう前に。

「特に場所決まってないなら、そんなに急ぐこともないだろう。」
「・・・そだね、ごめん。」

声のトーンが下がった。もしやしてはいけない選択だったのか。
慌てるそぶりを見せず、元気付ける一言でも考えようかと思った時
数分前に遭遇した他称ツンデレが

「おーい、男ぉ!」

と現れた。
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 16:06:47.80 ID:yjA2O6Q0
手違いでプロット消しちゃったwwww
考え直してくる\(^o^)/
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 19:28:33.44 ID:JXMDAbUo
続きまだー?
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 20:13:41.17 ID:yjA2O6Q0
お風呂たまるまでちょこっと投下
消えたプロットは戻ってこなかった



こなたは今目の前で暗い日曜日オーラを放っている
これを放置しておくと後々アレっぽいから、声かけとくか。気づいてない見たいだし。

「こなた、ツンデレの柊さんがいらっしゃいましたよ。」
「だ・か・ら・!ツンデレ言うな!」

真横から何かがハイスピードでぶつかった。コレは世界が狙えるいい右ストレート・・・

「ハイ、コレ。」

じゃなかった、俺の財布だ。この小銭だらけの重量感、間違いない。
でも何で柊が持ってるんだろ?

「さっき落としてたから、持ってきてあげたの。感謝しないさいよね。」
「ありがとう、柊。渡し方も独特で、いい味持ってるじゃねーか。」

まだ頬がじんじんするけど、ありがたいことに変わりはない。
てか、こなたがさっきから反応ないんだが、まだ暗い日曜日なのか?

「・・・あれ?」
「あんた、こなたと一緒じゃなかったの?」

そのつもりだったんだが
辺りを見回しても、青い髪の毛ややたら長い髪の毛や、目立つアホ毛がない。
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 20:34:27.19 ID:yjA2O6Q0

「なんかはぐれたっぽいな。」
「何やってんのよ。」

しかし、心配は無用だ。現代では科学の発達が進み、携帯電話という技術を手に入れた。
コレさえあれば、合流などたやすい。

「・・・でない。」
「携帯なら、アイツはよく家に置いてるぞ。」

なんということだ、文明の敗北を目の当たりにした瞬間じゃないか。
いや問題はそこでじゃなくて

「捜索願が必要だな。」

最近、しかもこなたとしか来たことがない俺にこの辺りは異界過ぎる。

「一緒に探せばいいじゃないの。私、ちょくちょくこの辺には来るし。」

さすが柊。相変わらずのさすがっぷり。

「頼むぜ、柊。犬並みの嗅覚を期待している。」
「お前の言うことは引っかかるな。」

気にしちゃいけないぜ柊。
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/31(木) 20:51:00.52 ID:Qz.IzlYo
wwktkwwktk
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 20:59:28.84 ID:yjA2O6Q0
とりあえず柊の導きの下、こなた探しは始まった。
が、人通りが地味に多い中、いくら特徴的とは言え
ちっちゃいこなたを見つけるのは少し困難だ。

「この辺りも居ない・・・次はあっち、行ってみましょ。」
「ふむ、こんなところにこんな店が。要チェックだな。」
「まじめに探せ!」

十分まじめだ。ただ、おふざけ要素がないとちょっと不安なんだ。
ほら、どの方向見ても同じ店の並びに見えるしさ。

「ここにもいないわねー。」

徐々に息切れしてきて、頬が紅潮してきている。
夕日をバックにすると、なんだか運動部の練習中みたいだな、柊。
その前にもうそんな時間なのか、ざっと2時間以上探しているんだな。
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 21:10:42.84 ID:bQtcPEM0
わくわくそわそわ
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 21:24:13.03 ID:yjA2O6Q0
「いっそ二手に分かれるか、大体の場所は今のでわかった?」
「その案に賛成する場合、尋ね人が二人になるけど、いいのか?」
「・・・わかった、引き続き一緒に探しましょう。」

来た道を引き返して、再び人ごみへと突入する。
だんだん人が増えてきているのは、錯覚ではないだろう。
仕事帰りっぽい人たちと、遊びに来た人たちで・・・ん?
もしかしてこなた

「柊、もしかしたっらぁぁぁ!」

人ごみに巻き込まれてバランスが取れん。
ここでこけたら踏まれる。ていうか何かに引き寄せられる――

「む゛!」

あれ、痛くない。それどころかやわらかいぞ。

「何やってんのあんたは!どんくさいわねぇ。」

声が上から聞こえる。ま、まさか・・・

「おぅあ!す、すまん柊!」
「き、気にしないでいいわよ。たまたま、手の届く範囲にいただけだからね。」

いやそうじゃなくて、確実に胸部にお邪魔したと思うんだけど
そこに話を触れると今度こそ世界のパンチが飛んできそうだな。黙っておいて損はあるめぇ!
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 21:55:45.99 ID:yjA2O6Q0
「んで、何?」
「へ?何が?胸にお邪魔してごめんなさい世界の右だけは勘弁してください?」
「ほ〜う?じゃあ左にしてやろうか?で、もしかしたらなんなの?」

なんだその話か。てっきりぶん殴られる系かと思ったけど
口走ったせいでそれも確定なんですねアハハ。

「いや、こんだけ探しても居ないって事は、もしかしてこなた、帰っちまったんじゃないのか?」
「・・・そんなことするかしら?」

確かに疑わしいが、コレだけ探したのにかすりもしないなら
そーいうことも考えたくもなる。
まぁ何度もすれ違ってるって場合も否めんがな。

「だったら自宅に電話してみようか?」
「ああ、そうしてく」

携帯がなってるようだ。相手は・・・こなた?
取ろうとしたら切れてしまった。せっかちな奴だな。

「どしたの?」
「こなたの携帯からだ、切れたけど。」
「なら帰ったんじゃない?あ〜あ、探し損じゃない!」

忘れてた左ィ!クリーンヒット過ぎて人ごみのはるか向こうに居る
こなたの顔が目にうか・・・ぶ?

「こなた?!」
「な、なによ突然!」

今確かに現物が居た気がしたが、その方角には見当たらない。
誤差範囲も確かめたが、やはり居ない。



147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 22:04:24.96 ID:yjA2O6Q0
お風呂入ってくるノシ
他にも誰か投下しようぜ!
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/31(木) 23:58:07.35 ID:v4LcH4Io
わくてか
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/01(金) 23:11:34.08 ID:44iMBwQo
なんという過疎・・・
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/01(金) 23:19:19.52 ID:DGJDxBso
八月蝉っていつもどってくるんだっけ
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/01(金) 23:40:10.90 ID:0HzWyY2o
受験終わるまで来るのは難しいだろう
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 00:04:42.84 ID:B/n.4vE0
撲殺天使みなみちゃん
なんてのが思い浮かんだ俺はもうL5末期
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 00:32:53.82 ID:J5N5dpw0
>>152
よし、それを文章にしてしまおうぜww
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 00:34:05.78 ID:YCT0jvYo
ああ受験か

>>152
やっちゃおうぜ、面白そうだww
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 00:36:07.39 ID:t2oq3Wko
>>152
期待wwktk
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 00:44:05.42 ID:uTDfULgo
>>152
よし来い
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 01:05:28.73 ID:B/n.4vE0
撲殺天使みなみちゃん
なんてのが思い浮かんだ俺はもうL5末期
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 01:07:22.83 ID:B/n.4vE0
ブラウザで戻ったを押していたから時間差投稿…ミスったorz
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 01:07:24.74 ID:1ai.9IDO
いじめSSだったら経験豊富なんだけどなぁ・・・。
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 01:13:54.38 ID:B/n.4vE0
撲殺天使みなみちゃんは、ゆたかに近づく誠を一人一人撲殺 していく百合百合な堕天使。

だよな?
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 01:46:37.94 ID:dfk6/cAO
(=ω=.)……





(<●>ω<●>.)くわっ!
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 01:55:54.83 ID:YCT0jvYo
>>161
ワロタ
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 02:04:12.36 ID:J5N5dpw0
>>159
いじめ→病みっていうパターンか
なるほど、いいセンスDA!
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 02:43:23.70 ID:1ai.9IDO
>>163
なんでだよwwwwwwwwwwwwww
俺はなぁ、虐められた体験を活かしてそれを書いてストレスを発散するという、最高に画期的な方法を編み出したんだ!

パワプロ風にすると
虐め系:A
エロ系:C
恋愛系:E
ギャグ系:D
ヤンデレ:G

特殊能力
ヤンデレ2
短気
闘志
テンポ×
男視点○
筆速3
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 10:24:01.10 ID:jVTxWYAO
なんだよ、実は人いっぱい居るじゃん
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/02(土) 16:07:59.89 ID:lrsgbpAo
>>164
現在進行形じゃないのか
よかった
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 18:04:15.35 ID:SeX0U.AO
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 18:15:05.73 ID:SeX0U.AO
あれ、切れてる……

>>14です。
続きをまったりと
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 18:31:00.74 ID:SeX0U.AO
「そうか?」

 ま、ちょっとは変わったかもしれないけど。

「ま、いいわ。
 ……それより、さ。こなたを刺した、犯人のことなんだけど、さ……」

 ……さっきのこなたの話は、話さない方がいいんだろうな、やっぱ。

「そうだな……身近な奴のような気がするんだよ、俺は」

 さっきのこなたの忠告からすると、その可能性が高い。
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 18:35:02.62 ID:SeX0U.AO
「身近な……例えば、みゆき」

「いや、それはないだろ」

「黒川先生」

「教師だし。あの日は平日だから無理じゃないか?」

「みさお」

「あいつはそんな奴じゃねえよ」

「あやね」

「同文」

「白石」

「誰だよ」




「……つかさ」
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 18:35:23.93 ID:t2oq3Wko
>>169
いいIDだ

期待wwktk
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 18:36:19.99 ID:SeX0U.AO
>>171
IDはほっといてくれwwwwww
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 18:40:43.22 ID:SeX0U.AO
 ……つかさ?


「いや、それは無いよ」

「……何で?」

「ん、だって昨日つかさは帰ってきたんだろ?」

「そうよ。遅かったけど」

「その後一回でも出掛けたか?」

「ううん、それはないわ。けど、その前に……」

「だから、それは無いって」


「……どうしてよ?」


 何をそんなに突っかかるのか。
 つかさが犯人? 有り得ない。何故なら……、



「だって、今日は俺と一緒に帰ったからな。不可能だろ、普通に」
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 18:48:59.92 ID:uTDfULgo
wakuteka
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 18:49:39.18 ID:SeX0U.AO
「え……?」

「あれ? つかさから聞いてないか?
 今日は一緒に帰ったんだよ。
 家の前まで送ったから間違いない。家に入るとこもしっかり見届けたから、その後外出してないならつかさは犯人じゃないよ」

 まあ、一緒に帰ったと言えるほどフレンドリーな雰囲気でもなかったけどな。

「そう……なんだ」
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 18:50:40.49 ID:kl58j/c0
wwwwktk
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 18:55:21.46 ID:SeX0U.AO
「しかし……参ったな。他にこなたと親しい奴……」

「…………」

「かがみ、誰か他に当てはないか?」

「…………」

「……かがみ―――?」

「あ、はは」

「……?」

 何、笑ってんだ?

「……男。
 私、もう帰るわ」

「え? 犯人は?」


「明日にしましょ。
 ―――男はまだ、何にも解ってないんだから」
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 19:06:51.67 ID:SeX0U.AO
「……? え、あ、そうか」

「……ん、じゃあまた、明日ね」

 そう言ってベンチから立ち上がるかがみ。……その顔は見えない。

「あ、ああ……あ! そうだ、かがみ」

 声をかける。立ち止まるかがみ。
 それでも彼女の表情は伺えない。

「……何?」

 返事が返ってくる。
 だけど彼女は振り返らない。

「え、と……今から、かがみん家に行ってもいいか? 送るついでにさ」

 ピクリ、と肩を揺らす。
 だけど彼女の頭は回らない。

「……何で?」

「いやさ、つかさの様子見にさ。
 それと、明日もお見舞いに行こうと思うんだけど、それをつかさに言おうと―――」



「駄目」



 そして振り返らないまま、強い否定の言葉が世界を遮断した。
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 19:14:24.32 ID:SeX0U.AO
「……え、あ」

 声が詰まる。
 うまく喋れない。
 ……そうしていると、かがみはようやくこちらを向いた。
 ……何の変鉄もない、いつものかがみの顔だった。
 ……変だな。何であんなに意識してたんだ……?

「今日はもう遅いし、つかさには私から言っておくわよ」

「……そうか」

「送るのもいいわ。ここから近いしね」

「解った。それじゃ、かがみ」

「ん、また明日」
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 20:07:47.43 ID:SeX0U.AO
☆―――

「……や、来たんだ」

「…………」

「大丈夫、私は何にも言ってないよ」

「……傷が浅いなんて嘘でしょ。
 私、あんたを[ピーーー]気で刺したんだから」

「……そうだね。
 でも、刺さり所は良かったみたいだよ?
 全治一週間で『済んだ』からね」

「…………」

「私を刺したのは、やっぱ男の事?」

「…………」

「多分……つかさに罪を着せようとしたのかな? でもね、あの二人はそう簡単には切れないと思うよ?」

「……っ!」

「……ね、私を[ピーーー]の?」

「……余計な事を話さなければ、別に殺さないわよ」

「……あはは、見え見えだよ。
 ……実際に刺してみて、怖くなったんでしょ? 人殺しが」

「…………」



「あ、帰っちゃった……。
 ……ねえかがみん。
 かがみんは何でそんなに、苦しそうなのかな……?」


☆―――
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 20:08:57.87 ID:SeX0U.AO
[ピーーー]は殺 すで、

今日はここまでです。
ではまた
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 20:10:13.79 ID:J5N5dpw0
>>181
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 20:16:50.88 ID:t2oq3Wko
おつー
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 20:43:43.20 ID:uTDfULgo
おつかれ
続き待ち遠しい
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/02(土) 20:58:07.98 ID:WPOC5yIo
やっぱり犯人はかがみんだったのか……
続きが気になるな
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/02(土) 21:46:34.53 ID:kl58j/c0
乙っす
かがみん…wwwwktk
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 00:05:23.53 ID:010CHTA0
ウィキ飛んだの?
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/03(日) 00:09:39.91 ID:vF0Ygfoo
>>187
消えちゃったのか?って意味なら残ってるよ
今見たら見れた
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 00:19:16.73 ID:uynzZAAO
中国語みたいな訳分かんないことになってる
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 01:36:55.97 ID:VnNdj6AO
wiki見れない…どうすればいいんだ… 教えて!エロい人
191 :赤い空間(グロ?) :2008/02/03(日) 03:15:29.67 ID:b9T4BYAO
 ギチリギチリと音がする。

 一面は真っ赤な地面と壁。
 ペンキ塗り立て。なーんて。
 ……あ、裾に付いちゃった。制服なのに。
 あ、カケラ踏んじゃった。……気持ち悪い感触。嫌だなあ。

 ビタ、ビタ、と前に進む。
 その先はこの赤い空間の中心地。
 そこにはヒトの脳がしまわれる部位がある。
 ちなみに右には胃の部位。左は肺の部位だ。
 ……バラバラで、パズルみたい。
 組み合わせたら、また動くかなあ……?
 あ、でもさっき一個踏んじゃったんだったよ、えへへ。

 頭の前に立つ。
 その貌は苦痛と恐怖に彩られてる。

 ……もう、お姉ちゃんってば、死ぬときまで醜いんだから。
 お姉ちゃんがいけないんだよ?
 男君を取るから。
 私の、なのに。

 ……あ、お姉ちゃんのツインテールがほどけてる。
 ……あーあ、地面に付いて赤くなっちゃってるよ。

 ギチリギチリ。

 いっそ、全部赤にしてあげようかな。
 そう考えてソレを持ち上げ床に広がる液体に浸し、擦り、押し付け、ならす。


「あは、ほら、お姉ちゃんの髪、綺麗な赤色になったね」




 ギチリギチリと音がした。
 それはきっと、私のノウミソが上げる、狂笑。
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 03:21:09.81 ID:b9T4BYAO
ごめんなさい。
寝れなかったので変なの書きました。
次はちゃんと続き書きます。


……まあ、今は誰もいないよね?
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 13:38:36.24 ID:0mubB9go
ima喜多
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 15:49:03.22 ID:Rg7R8R6o
しかしここはまったりしてていいな〜
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 18:19:44.69 ID:fUZruIM0
>>194
SSの内容は殺伐としてるけどねw
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 21:38:19.24 ID:VnNdj6AO
あの…初投下してもいいかな?
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/03(日) 21:39:10.07 ID:nRiw822o
構わん、やれ
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 21:40:53.99 ID:VnNdj6AO
文才ないけどやってみる
――――ねぇ?男?
いつも私を見ている男。私の愛しい男。今日も一緒に帰ろうね?いつもみたいに…――――
こなた「ねぇ!男〜」
男「どうした?こなた」こなた「今日もアニメイト行こうよ〜?」
男「あぁ。じゃあ放課後下駄箱でな。」
――私達は幼馴染み。私は男のことを愛してた。誰よりも。誰よりも。男はそういう恋愛事に疎いらしかった。だから私が好意をもってるなんて知らないだろう。…どんなにフラグが立っていても気付く事はない。でもそれでいい。今のままで…――――
―放課後―
こなた「いや〜遅れちゃったねぇ…」
こなた「ん…あれは男じゃないかw おーい…」
つかさ「男くん、今日は帰れないの?」
男「んー…今日はこなたとアニメイトいくから無理だなぁ…すまん!明日帰ろう?」
つかさ「うん。それよりこなちゃんは私達の事知ってるのかな?」
男「いや…向こうは何にも知らないと思う。こなたの場合、からかわれたりしそうだから…まぁもうすこし落ち着いてからにしような?」
つかさ「うん!じゃあまた明日」
――――まさか、ね…
つかさと付き合ってるなんて…嘘だよね?
本当は私を騙そうとしてるんだ〜!?
きっとそうだ!
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 21:41:55.66 ID:VnNdj6AO
まったくつかさも人が悪いなぁ〜………――――
こなた「やぁ!男!」
男「!!…あぁなんだ?どうかしたか?」
こなた「また私をからかってぇ〜wwwwいやぁ〜つかさもつかさだよぉ〜男の冗談にのったりしてさぁ〜www」
男「あ、あぁ…」
こなた「もう私びっくりしちゃったよ〜wwwまさかねぇ〜私の好きな人につかさが手を出すはずないもんねぇ〜wwww」
男「あ…ごめん…」
こなた「ん〜?なにが?」
男「いや…あの…さ
好きな人って…」
こなた「いいんだよ、いいんだよ〜
まだ答えは出さなくてね〜。考えといておくれよ」
男「いや…だから…俺、つかさと…」
こなた「そーと決まったら、早速メイトいこーっ!」
男「おい!聞けよ!」
――――――――――――――ところかわって駅
こなた「今日は楽しかったねぇ〜www」
男「あの…さっきの話さ…」
こなた「あ…いいよ?すぐ答えださなくても。私ずっと待ってるから」
男「待ってもらっちゃ困るんだよ…
俺、つかさと付き合ってるんだよ」
こなた「も、もう冗談はいいよ〜wwww」
男「ごめん…お前にも話せばよかったんだけどさ…
ごめん…いろんな意味で今は謝ることしかできないわ…」
こなた「…じゃあ最後に私の願い事聞いて?」
男「なに?」
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 21:42:23.16 ID:VnNdj6AO
こなた「こんなエロゲみたいなこと言いたくないけど、それでも私、男の心の中にいたい。」
男「…………うん」
こなた「だからさ…さよなら」
男「え…」
―――――私の思いは通じなかったけど、これで男は私だけのもの。つかさなんかにはわたせない。私だけの。私だけの。男は私だけを見てる。男の心には私がいる。うれしい…。本当にうれしい。愛してるよ?男――――――

…………………こなたは死んでしまった。俺の目の前で線路に身を乗り出して。顔は見るも無惨なことになっていた。それからというもの、俺は人と喋ることさえ出来なくなっていた。そんな俺をいつも励ましてくれていた親の目が俺には同情に見えた。だから親を殺し…俺も自殺をした。俺が死ぬ時に思い浮かんだ顔はこなただった
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 21:43:12.51 ID:VnNdj6AO
正直、初めてだから酷い出来かもしれんが。読んでもらえると嬉しい
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/03(日) 22:16:23.36 ID:0ePguKco
短かったけど楽しかった…俺のこの表現は違うな…
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 22:26:34.87 ID:uynzZAAO
切なかったでも、楽しかった
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 23:10:14.58 ID:VnNdj6AO
もしかして誰もいないのか? つかパー速って保守いらないんだっけ
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 23:16:23.45 ID:Rg7R8R6o
短いけどいいww
けども少し改行とかスペースを使った方がいいと思う
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 23:19:34.48 ID:VnNdj6AO
>>205
ありがとう。次書くとき頑張ってみる。
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 23:40:23.69 ID:LC8dvOE0
こなたは夕方、台所で夕食を作っていた。
今日はオムライスだ。たっぷりとケチャップを使うため、新しいケチャップも買ってきた。

背後でかがみの声がした。
「ねぇ、こなた……わたし、男にレイプされて…殺されちゃった」

いつの間に来たんだろう?とこなたは思った。

ああ見えてかがみは礼儀正しい、人の家にずかずか入り込むなんて事はめったに無い。
でもたまに、こなたを驚かすためにそういうことをするときがある。
今日はそんなところだろう。
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 23:49:48.13 ID:LC8dvOE0
「へぇ〜、かがみん。男って3組の?あの人素行悪いらしいジャン。襲われちゃうかもよ〜」
「襲われたのよ」

と、かがみの声が響いた。

「私、男に乱暴されて、殺されたの」


こなたは驚いて後ろを振り向いた。
かがみが食卓のゆたかの席に静かに座っていた。

怪我もしていないし、制服に汚れも無い。


「またまた〜、別に普通ジャン」
そういうと、こなたはまた夕食の支度を始めた。

しかし、今日のかがみは何処かおかしい。
いつものかがみはこんなこと絶対言わないし、何よりバレバレの嘘は照れ隠し以外では使わないはずだ。
最近のラノベでかがみの影響されそうなものは無かったはずだ。
と、こなたは思いをめぐらせる。
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/03(日) 23:56:28.75 ID:LC8dvOE0
スープに使うにんじんを適当なサイズに切りながら、こなたは言った。
「嘘はよくないよ〜、かがみん。」

「私、今日の下校中、いつもと違う道で帰ったのよ。そっちのほうが早いと思って
でもその道で呼び止められて、立ち止まったときに口を押さえられて
そのまま、公衆トイレに連れて行かれたの。そこで乱暴されそうになって
必死に抵抗したの、そして男を怪我させたの。そしたらその男がキレて
仲間を呼んだのよ。すごい沢山。私、その人達にも殴られ蹴られながら犯されて
最後には2つの穴に釘バット入れられてかき回されたり、身体に火をつけられたり
それでも必死に助かろうとしたわ。でもダメだった、私の身体が耐えられなかったみたい。」

彼女に似合わぬ暗く重たいトーンでかがみが言った
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:03:09.77 ID:dzVyPyQ0
「ちょっと、いい加減にしないと私でもおこるよ〜」
そう言ってこなたが振り向こうとした瞬間、電話がなった。


慌てて、こなたが電話に出る。

「もしもし〜泉ですけど〜」
「あ、こなたさんですか、みゆきです。」

みゆきにしては珍しく焦っているようだった。
その雰囲気に反応してか、こなたの鼓動が若干早くなった。

「みゆきさん、どうしたの?」
「あの、落ち着いて聞いてくださいね。実はかがみさんが、男に乱暴され、病院に運ばれたそうです。」



「え?かがみが?」
「はい、それで、今ICUで治療中で、でも助かる見込みは少ないとか……」

こなたは直ぐに振り返った。
しかし、そこにかがみの姿は無かった。


こなたは気を失った。
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:08:54.39 ID:dzVyPyQ0
こなたは目を覚ますと、いつもの自分の部屋にいた。
いつもの布団の感触がこなたを包んでいた。
周りを見渡せばテレビの上にはミクルのフィギュア。

間違いなくこなたの部屋にこなたがいた。

「なんだ……夢だったのか………びっくりしたなぁ」
夢であることに安堵したのか、こなたの口から溜息と欠伸が漏れた。

朝食の支度をするため、下に降りて行くとそうじろうが起きていた。
こなたが食事当番に日はたいてい遅くに起きてくるのにどうしたのだろうかと、こなたは思った。
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/04(月) 00:09:00.75 ID:BzN7JoSO
wwktkwwktk
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:15:45.01 ID:dzVyPyQ0
「おはよう、こなた。今日のお通夜、お父さんも一緒に行く事にしたからな」
「お父さんおはよう、って誰の?誰か親戚が不幸になったっけ?」

あっけらかんとしたこなたの言葉にそうじろうは疑問を抱いた。

「お前何を言ってるんだ?かがみちゃんに決まってるだろ」
「え?」

こなたの膝がガクガク震え始める。

「昨日、ICUで治療したけど、ダメだったんだよ。本当に残念だったが…」
「嘘だ!嘘だよ!!そんなの嘘だよ!!!かがみは…かがみは…!!」
「こなた、そう言いたい、そう信じたい気持ちは分かる。俺だって信じられないよ。でもな…」
「かがみが、死んだなんて………絶対嘘だ!!!」
「でも、本当なんだ、こなたは昨日電話を受けてから気絶しちゃったから」
「かがみ……かがみ…」
「……」

こなたはそうじろうに抱きつき哭き始めた。
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:22:09.84 ID:dzVyPyQ0
通夜は鷲宮神社の拝殿で行われた。

かがみを除く柊一家、泉親子、高翌良親子、日下部親子、峰岸親子
陵桜学園からは校長、担任の桜庭先生、慕われていた黒井先生、
そして近所の人が来ていた。

そこに、図太そうな神経を持っていそうな大柄の男女がのこのこやってきた。
かがみを死に至らしめた男の両親だ
厚かましい人間でも、このときばかりは顔は引き攣り、目からは涙を浮かべていた。


「この度の息子の非礼、深くお詫び申し上げるとともに、お悔やみ申し上げます」
「息子の罪は一生を掛けても償いきれぬ物で…」

(なんだよ!そのテンプレ!!)
その瞬間、こなたの何かが変わった
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:26:26.27 ID:dzVyPyQ0
そういえば、書き溜めてから投下するのと、書きながらとどっちがいいんですかね?
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:28:58.31 ID:ie70hwAO
やりやすい方でいいけど書き溜めた方が校正とかできるんじゃない?
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:29:38.37 ID:cFZ35n6o
>>215
どちらでも楽な方でいいよ〜
wwktk
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:29:58.39 ID:dzVyPyQ0
>>216、早いレスさんくす
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:33:35.73 ID:ie70hwAO
>>218
どういたしましてさ

早く続きを読みたいからね
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:36:39.55 ID:dzVyPyQ0
ヤンデレってのを途中で思い出して展開が強引なのはご愛嬌って事で
以下続き↓


(かがみを!私のかがみをあんな残虐なやり方で殺しておいて!!この二人は何だよ!!
こんなテンプレみたいな挨拶してさ!!ふざけんなよ!!あの男は留置所でのうのうとして
あの男の両親だって心の中ではちっともそんなこと思ってなくせに!!
だいたい、あの二人がいなければ、私のかがみが奪われることなんか無かった!!
あの男を生み出したあの二人は悪だ!!この世に悪が存在するならソレはあいつらだ!!
殺してやる!!私のかがみを奪った元凶を!!私の命に掛けて殺してやる!!!!!!)

こなたの心はもはや壊れていた。
しかし、そのことに気づく人はいなかった。
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:45:04.47 ID:dzVyPyQ0
男の父親は5階建てマンションの最上階の自室ベランダで紫煙を燻らせていた。
「ふぅ…ったく、あの馬鹿息子が、俺の顔に泥を塗りやがって」
軽く溜息を着いた父親は近くに人の気配を感じた。
「おお、お前か?ちょっとこっちに来なさい」



「おじさん?こんばんわ、通夜ぶりだね。」
その声に驚き、振り向くと、蒼髪で小柄な少女が立っていた。

「え?お嬢さん誰だ?」
こなたは、状況がつかめない表情をする男に近づき、そっと耳元でこう言った。

『かがみんの使いだよ』

「へ?何をいっt」
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:49:35.04 ID:dzVyPyQ0
少しグロいかもしれないです
ほんの少しですけど


全てを言い終わらないうちに男の身体は大都会の暗闇に放りだされた。
こなたによって宙を舞う男はそのまま下の地面に叩きつけられた。

ばしゃっと言う破裂音とともに男の肉体が崩壊した。
四肢を大きく広げ、平面状にぺしゃんこになった身体は放射状に広がり
その先端と飛沫はかなり遠くまで及んでいた。
片方の眼球が肉塊から12メートルほど遠くにまで飛び
内臓が破裂した腹部から飛びでて、顔がつぶれたトマトのように原型を留めていない。
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:50:09.84 ID:dzVyPyQ0
訂正

ドンッ

全てを言い終わらないうちに男の身体は大都会の暗闇に放りだされた。
こなたによって宙を舞う男はそのまま下の地面に叩きつけられた。

ばしゃっと言う破裂音とともに男の肉体が崩壊した。
四肢を大きく広げ、平面状にぺしゃんこになった身体は放射状に広がり
その先端と飛沫はかなり遠くまで及んでいた。
片方の眼球が肉塊から12メートルほど遠くにまで飛び
内臓が破裂した腹部から飛びでて、顔がつぶれたトマトのように原型を留めていない。
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:53:46.23 ID:ie70hwAO
描写はいらんだろ…

エグい…
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:55:42.78 ID:dzVyPyQ0
>>224、すいません。


「っ!!!!!!!!!!!」
声にならない悲鳴を上げ、なおもその惨状を見せられている女が一人。
さきほど殺された男の妻である。

彼女は、男の帰宅の前にこなたによって拘束されいたのだった。

「ねぇ、世界で一番愛してる人を失った気持ちはどう?」
少女の口から発せられたとは思えない重低音が響く。
「私はね、すごく悲しくて、すごく辛かった。でもきっとかがみはもっと辛かったよ。」
「ぅ……っ……」

「大事な初めてを無理やりやられてあげく殺されちゃうんだよ、あんたも同じ目にあって欲しいよ」
「ひっ…!」
女の目が大きく開かれ、こなたを凝視した。

「でもね、あんたはどうせ初めてじゃないし、だからゆっくり苦しませてコロシテアゲルヨ」


次のレスは描写嫌いな人はスルーしてください
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 00:59:20.96 ID:PwHLHBw0
全裸でwwwwktk
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:00:44.81 ID:kqN2QEAO
五階立てって人間がギリギリ死ぬか死なないかの高さじゃないか……破裂はしないと思うよ。
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:02:40.38 ID:dzVyPyQ0
>>227、まじで?じゃあ8階くらいにしといてくらさい><


「っ!!!!!!!!!!!」
声にならない悲鳴を上げ、なおもその惨状を見せられている女が一人。
さきほど殺された男の妻である。

彼女は、男の帰宅の前にこなたによって拘束されいたのだった。

「ねぇ、世界で一番愛してる人を失った気持ちはどう?」
少女の口から発せられたとは思えない重低音が響く。
「私はね、すごく悲しくて、すごく辛かった。でもきっとかがみはもっと辛かったよ。」
「ぅ……っ……」

「大事な初めてを無理やりやられてあげく殺されちゃうんだよ、あんたも同じ目にあって欲しいよ」
「ひっ…!」
女の目が大きく開かれ、こなたを凝視した。

「でもね、あんたはどうせ初めてじゃないし、だからゆっくり苦しませてコロシテアゲルヨ」

そういうとこなたが包丁を腹に突き刺した。
左胸のしたに突き刺した包丁はまっすぐ彼女を横に切り裂いていく。
黄色がかった白の粒上の脂肪が血液とともに切り口からあふれ出た。

「あはははは、太ってるからなかなか[ピーーー]ないかもね。でも死ぬ前にダイエットできて良かったねぇ」
そういうと彼女の右手を捻じ曲げ切り口に入れていく。

「いひゃ、あひゃはひゃははははは」
高らかに笑いながら、こなたはなおも進軍を続ける。

さらにもう一本の包丁で彼女の下腹部を突き刺した。
そして力の限り回し、彼女をミンチにしていった。
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:03:45.36 ID:dzVyPyQ0
やがて、彼女は出血多量で死んでしまった


「かがみ、私やったよ。かがみに酷い事した本人には報復できなかった」
「でも、元凶はやっつけたから。これで、わたしもかがみのところにいけるよね」

そういってこなたは自らを空へ投げた。

飛んでいる最中のこなたの顔は人生で一番輝いていた。
しかしそのことを知るものはいない。


「かがみん、私はかがみを愛してる。ずっと、一緒だよ」

Fin



お目汚し失礼しました!!!
そして、強引過ぎる展開すいません><
何しろ投下は初めてなんで。。。
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:04:22.49 ID:dzVyPyQ0
あ、[ピーーー]はコ ロ スです、
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:07:54.07 ID:cFZ35n6o
とことん救われないな・・・
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:09:17.51 ID:dzVyPyQ0
本人的には救われたってことでwwwwwwww
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:12:29.73 ID:xXkMkwAO
あの、さっきのこなたが自[ピーーー]るやつを書いた者です
投下します

男「ゆたか?大丈夫か?
ボーッとして」
「…あ、うん。大丈夫だよ?」
私は少し考え事をしていた。

男「そういえば、俺達付き合ってもう一ヵ月か…」


―――そう、付き合って一ヵ月になるこの男先輩のことだ。

初めて会ったのは、おねぇちゃんが連れてきたとき。私はあまり男の人と喋るのは得意じゃないけど、その男先輩とは気軽に話せた。
それからというものおねぇちゃんが連れてくる度に私はどんどん好きになっていった。
そして――――あの日。
あの日から私達の距離はうんと縮まったんだっけ。
「そうだね…もう一ヵ月だね!」
男「思えば早かったよ。
半年前こなたが死んでからさ…………」

いやな名前が出た。
こなた。こなた。
私の世話を見てくれたこなたおねぇちゃん。
そして私から男先輩を奪って行きそうになった女。
今はそんな話したくない。
「もう、いいじゃない。」
「もうこなたおねぇちゃんは死んじゃったんだよ?」
「今は今を見て生きていこうよ!」
男「……………あぁ」

煮え切らない返事。苦しそうな顔。私は先輩のそんな顔見たくない。
私は先輩の笑顔が好き。やさしい笑顔が…
でもなぜ? なぜあの女の事で悲しむの?
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:15:24.36 ID:kqN2QEAO
if?
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:15:44.22 ID:xXkMkwAO
私は少し嫌な気分で家に帰った。
―次の日。
私は友達のみなみちゃんに昨日の事を話すことにした
ところがみなみちゃんはいなかった
―――みなみちゃんは最近よく先輩のところに行く。
みなみちゃんは「みゆきさんのところ」なんて言ってるけど、嘘なのは解ってる。

昼休み
みなみ「…ゆたか、お昼食べよう?」
「休み時間に何処に行っているの?」
私は聞いてみた
みなみ「え…………みゆきさんの…」
「行っていないのは知ってるの」
「先輩のところにいってるんでしょ?」
「なんで?」
「嘘をつくのはやましい事があるからだよね?」
「どうして?」
みなみ「……………
ゆたかが心配で…」
みなみ「泉先輩を殺したのはゆたかで…
それで、もうこんなことをして欲しくないし、それに………」

「それに………?」

みなみ「前みたいなゆたかに戻って欲しかったから…」
「嘘だよね?」
そうだ…嘘に決まってる。だっておかしいじゃない。おかしい。
私にはわかる。みなみちゃん、みなみちゃんも女の子だもんね。

「先輩の事好きなんでしょ…?」

みなみ「!…………………………ごめんなさい」
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:16:33.47 ID:dzVyPyQ0
創作テンポ速いなwwwwwwwwすげぇwwwwwwww
wwktkwwktk
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:17:07.33 ID:xXkMkwAO
>>234
えと、完全別物です。これで最後

みなみ「でも……ゆたかだって…」
「? なぁに?みなみちゃん?」
みなみ「ゆたかだって…男先輩と付き合ってた泉先輩を殺して先輩を奪ったじゃない…………」
私は………そんな事はしていない。
私は………ただ救ってあげただけ
私は………やさしい笑顔が見たかっただけ

みなみ「……………ごめんなさい
でも、絶対に先輩とゆたかの邪魔はしないから………」
みなみ「だから…好きで…いさせて………」
みなみちゃんは泣いていた。だけど…
みなみ「ゆ、ゆたか?
や、やめてっ、おねが、っい!、ぐっぅ」
ズシャッ…
まただ… でもこれでやっとやさしい笑顔を見せてくれるはず。

生徒1「おい!救急車呼べ!」
生徒2「ナイフで思いっ切り切られてる………」
うるさいなぁ…
教室だったために、人が集まっていた。
その中に…
男「ゆたかっ……………!」
来てくれた…私の愛しい人
でもなんで?
なんで、そんなに悲しそうな顔をするの?
なんで、笑ってくれないの?
なんで、だきしめてくれないの?
なんで……………
なんで…………………
あの優しい笑顔を見せてくれないの?



―――――終
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:18:49.51 ID:xXkMkwAO
さっきの>>207さんの作品は、長編に入るの?
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:19:47.29 ID:dzVyPyQ0
>>238
どうだろうな?Wiki次第じゃね?
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:24:18.51 ID:xXkMkwAO
>>239
ありがとう
みなみの名字ってなんだっけ?
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:25:23.53 ID:dzVyPyQ0
>>240
岩崎だよ、
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:31:38.71 ID:xXkMkwAO
>>241
ありがとう
ところで俺のIDを見てくれ。こいつをどう思う?
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:34:09.35 ID:dzVyPyQ0
>>242
すごく……すごいです…
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 01:49:30.82 ID:Qnr/mYAO
久しぶりににぎわってるなぁ
みんなおつかれー
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 03:10:08.77 ID:AKXIQ6Q0
私には何にもありません。
笑ったり、泣いたり、とぼけてみせても、
心の中にはいつも何も生まれないんです。
毎日の変化についていけずに、
でも・・・そんな毎日に流される事を拒んでるうちに、
いつの間にか私の「言葉」には
心は写らなくなってしまいました


私は皆さんの思っているほど優秀ではないんですよ?
私の出す明確な「答え」なんて
所詮辞書やネットなどですぐに手に入る程度のものしかありません。

私は「学ぶ」事だけをこなしてきました。
「伝える」事に不慣れなまま・・・。

もう一度私に生まれることができたなら、
次は「ボケ」や「突っ込み」もこなしてみたいです。
それではみなさんごきげんよう・・・。

高翌良みゆき
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 08:11:03.16 ID:cFZ35n6o
雪で始業時間遅れで来てみたら
投下多いなwwww
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 12:02:09.94 ID:xXkMkwAO
またまた投下します
好きなのに――― 素直になれない
好きだから――― 素直になれない

こなた「やぁ!かがみん!」
かがみ「あんた、朝から元気ねぇ…」
つかさ「どんだけー」
こなた「ん〜昨日いい事あってねぇ…?」
かがみ「なによ?またゲームの話でしょ?」
こなた「いやいや…
実はさ、私、男と付き合うことになったんだ!」
つかさ「こなちゃんおめでとー!」
かがみ「…………おめでとう」
つかさ「? おねぇちゃん?」
かがみ「…あっ、いや、なんでもないのよっ?、本当にっ。」
―――許さないんだから。 私の男を奪って… こなたの事だからまた強引な事をしたんでしょうに………

つかさ「今日はこなちゃん、一緒に帰れないんだって」
かがみ「…そう」
つかさ「……………」
――――また強引に誘われたの?男。仕方ないわね。
でもあまりホイホイついてっちゃ駄目よ?
こなたは付き合ってるなんて思い込んでるんだから。―――

――――夜
プルルルルプルルルルプルルルル
男「ん、電話だ。こなたか?」
ポチッ
かがみ「もしもし?勝手にこなたにほいほい付いていっちゃだめじゃない。こなたは男と付き合ってるって勘違いしてるんだからね?今日、こなたとなにしてたの?変な事してないよね?まぁ男が浮気まがいのことするはずないもんね?心配した私がへんかな?ねぇ男?なんでなにも言ってくれないの?私男の声ききたいなぁ?ねぇ?喋ってよ男?ねぇ?しゃべ―――」
ブチッ ツーツー
男「な、なんだよ。あいつ…
言ってる事の意味が全くわかんねぇぞ…
………いきなり切って、大丈夫かな…」

248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 12:04:53.02 ID:xXkMkwAO
――――翌日
かがみ「早くいくわよー?つかさー?」
つかさ「お、おねぇちゃん待ってー!」
かがみ「あんた、今日も眠そうね…
いったい夜中までなにしてたの?」
つかさ「……………………
―――今日おねぇちゃん機嫌いいね?どうしたの?」
――――話を変えられた。どうしたんだろう。
つかさの言うとうりに私は機嫌がいい。
何故なら、昨日、男とあれだけ電話で話したからだ。
そして素直な気持ちを言えた気がする。
男は喋ってくれなかったが、恥ずかしかったのだろう。まぁそんなところも好きなのだが。
電話を切ったのも恥ずかしかったからだろう。
全く、男も、本当に素直じゃないんだから――――

―――学校
かがみ「どうしたの?みゆき。
なんか皆が騒がしいけど…」
みゆき「あの………………………泉さんが…………」
かがみ「? こなたが?」
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 12:12:23.75 ID:xXkMkwAO
みゆき「……………殺されました。」
かがみ「……………え?」
―――――みゆきは泣いていたけど、私には嬉しかった。
あんな勘違い女は死んでしまえばいい。
だけど、私も悪いところがあったかな…
素直になってれば、あの女は勘違いなんてしなかっただろうし。
…昨日の電話のようにちょっと素直になってみようかな?


――――放課後
―――男は泣いていた。
あんな女のために男は泣いてあげるなんて本当に優しいんだなぁと思った。
だけど、ほら私がいるじゃない?男も早く素直になって? 私も頑張ってみるから…
私は男を抱き寄せた…かがみ「男……………」
男は私の胸の中で泣いていた。なんであの女のためにそこまで涙を流すの?もういいじゃない? ねぇ?だから―――――
男「!? かがみっ?」 ―――私はいきなり誰かに刺されてしまった…
男「つ…………かさ?」
つかさ「おねぇちゃんまで私達の邪魔をするなんてなぁ?
ひどいよぉ?」
男「何言ってんだよ!?つかさ?
早く…早くっ…救急車」
――――――おねぇちゃん"まで"?
……………こなたを殺したのは、つかさだったんだ…
だけど、私嬉しい………
私は男のちかくで、[ピーーー]るならそれだけで…………
私はずっと男の心に…………

―――――おねぇちゃんは死んだ。
邪魔者はいないはずなのに男くんは私だけのものには出来なかった。男くんの心の中には私が殺したこなちゃんというより、目の前で殺されたおねぇちゃんでいっぱいだった。私はそんな男くんを見ているのは辛くなって、男くんを殺した。
でも私は死なない。男くんの心に居場所がないから―――――
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 14:48:59.22 ID:b7Y7Rxs0
乙っす!
つかさこええ…
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 16:51:25.49 ID:Noc5E5g0
創作ラッシュ乙ー
人気のないこの瞬間に投下していきますね

>>146のつづき


「いや、今あの辺に居たこなたと目があった気がしたんだが・・・」

と、先ほどの視線の先を指差した。でも、人がごみのような景色しか見えないな。

「気のせいじゃないの?どこにも居ないし、第一目があったならもう一回電話かけてくるんじゃないの?」

そーいうものなのだろうか。

「なんならかけなおしてみればいいじゃないの。」

おぉ、その手があったか。さすが、高学歴目指してるだけあって頭の回転がよろしおますなぁ。

「・・・出ないんだが。」
「知らないわよ。でも、携帯持ってるなら大丈夫でしょ。私は帰るわよ。」

柊は駅の方向に歩み始めてる。しかし、彼氏というのはこういう時妙に胸騒ぎがするものだ。

「俺はもう少し探してみる。ありがとな、柊。」

252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 16:59:36.05 ID:Noc5E5g0
さて、電話はなんか出てくれないから定期的にかけるとして、
とりあえずゲーマーズの方に向かってみるか。
そこから順に教えてもらった場所を巡って見つからなかったら、明日学校で謝ろう。
それしかない気がする。

再び探し出して1時間くらいだろうか、いよいよ空が暗くなろうという時
まぁお決まりといわざるを得ないアクシデントが発生した。

「・・・やべー、もう道に迷ったぜ・・・」

教えてもらったとは言え、俺の記憶力では限界があったようだ。
もうここがどこかわからない。
だめだ、これ以上ここにいると捜索願が出されるのは俺のほうだ。
人通りも少なくなってきたし、駅へ向かってそうな流れが消えてしまう前に
帰宅するしかないようだな。

「すまねぇこなた・・・。無事帰宅しててくれよ・・・。」

253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 17:09:18.26 ID:b7Y7Rxs0
俺がいますぜ!
wwktk
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 17:14:30.13 ID:Noc5E5g0
もう俺に残された手段は電話しかない。こなたん家知らないし。
自宅の番号を聞いとくべきだったな・・・

「でねぇなぁ・・・」

帰宅して、風呂上りにかけてみたがでない。
飯食った後にかけてみるか。

「やっぱりでねぇな、相当切れてるのか?」

次で二ケタ台突入だ。悪質なストーカーチックで複雑な心境だな。
そんな思いでケータイを軽く投げると、今度は逆に鳴り出した。
しかも着信はこなたから、これはチャンスか。何のかはわからないが。

「もしもし、こなたか?!」
「・・・男?どしたの?」
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 17:27:05.80 ID:Noc5E5g0
>>253
ありがとう、うんこ文だけど見てくれてありがとう。

どしたのじゃねぇよ、と喉ぼとけ突き破って出てきそうになったが
俺は紳士見習だ。そんなことは言いはしないさ。

「お前今どこに居るんだ?」

所詮見習にはこの程度が限界の反応だった。

「どこって、家に決まってんじゃん。」
「家・・・結局あの後帰っちまったのか?」

せめて連絡がほしかった所だな。

「そだよ。凹んでる上にあんなシチュ見せられちゃ、一人になりたくもなるよ。」
「それは・・・すまん。」

また嫉妬してたのか、そしてまた気づくことが出来なかったオレ。
いい加減学習しないと、頭悪いじゃ済まされん失態だ。

「ん、もういいよ。ちゃんと解決したからね。かがみんの、あの時「大事にしろ」って助言のおかげで。」

256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 17:42:44.44 ID:cFZ35n6o
wwktk
このスレも賑わってきたな
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 17:44:13.10 ID:Noc5E5g0
しのびねぇな柊。今度何かおごらせてくれほんとに。

「そう・・・か。」
「障害を乗り越えて、恋はより強くなってくもんだからね。」

なんの受け売りかは知らんが、だんだんいつも通りになってきたな。

「だから男、ちゃんと私を大切にしてくんなきゃ嫌だよ?」
「そこは任せろ。反省の意もかねてな。」

うん、今度こそミスはぜんぞ。こなたの反応をもっと大事にしよう。

「あは・・・なんだかホッとしたら眠くなっちゃった。」
「珍しいな、こんな早い時間に就寝か?まぁいいことなんだが。」
「じゃあ男。私もう今日は寝るよ。おやすみ。」

何か言おうとしたが、電話はあっさり切れてしまった。相当眠いのか、気が張り詰めてたのか。
・・・もう少し、しっかりしないとな、ほんとに。
明日柊にお礼言うとき、それを踏まえてチャレンジしてみよう。
そのために、オレも寝るか。
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 17:50:56.50 ID:b7Y7Rxs0
>>255
うんこなんてとんでもない
支援wwktk
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 17:52:26.19 ID:Noc5E5g0
休み明けの学校は、うっとおしいものである。
雨なぞ降ればなおさらだ。行く気をなくす。
まぁなんだかんだ言って登校しなければならないのが生徒の勤め、
気に食わないのも予定調和だ。

「おはよう、男。」

聞きなれた声が背後からした。振り向くと、青色の毛が見える。

「おはようこなた。珍しいな、登校時に会うなんて。」

いつもは柊と登校しているハズだが。

「今日から一緒に学校行きたくなったんだよ、朝のお迎えイベントは必須じゃん?」

聞かれても知らん。ていうか、迎えでもないような。
昨日のことには触れることなく、世間話で登校時間を潤わせていく。
なんだろう、このささやかな幸せ感、コレが恋愛という奴なのかなぁ・・・

「男、あさっての方向好きだね。」

動きに出やすいタイプなんだな、オレは。

260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 18:01:35.69 ID:Noc5E5g0
「ちーっす、三河屋でーす。」

突然だが、オレはサザエさん大好きッ子だ。故に教室に入るときは、この挨拶を欠かさない。

「・・・男、大丈夫?」

すまない、初めてやった。どうやら見事にドンびかれてしまったようだ。
サブちゃん、オレには日本を変えることが出来なかったよ・・・。

「あら、男さん。おはようございます。」

オレのメガンテを物ともせず、冷静に挨拶してくれるみWIKIさんは素敵だ。
でも、どこか元気ないな。

「あ・・・男くん・・・・ひっく。」

柊は泣いている。あれ、何が起きてるんだ?

「どうした柊、また携帯がお釈迦様に召されたのか?」
「ちがうの・・・おねぇちゃんが・・・・おねぇちゃんが・・・」

261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 18:09:40.58 ID:Noc5E5g0
柊がどうかしたのだろうか、昨日は元気だったが。

「おねぇちゃんが・・・刺されたの・・・」
「・・・え?」

まさか、いつ?誰に?
混乱してきた・・・

聞くところによると、まだ生きてはいるらしい。
帰りが遅いと心配していた頃、警察から電話があったそうだ。

「おねぇちゃん・・・真っ赤だったって・・・警察の人が・・・・」

生きてはいるが、出血多量で意識は戻っていないらしい。
つまり、オレと別れた後、刺されてしまったということか・・・。

「・・・」

やり場のない気持ちが、オレの頭を揺さぶる。
あの時、一緒に帰っていれば・・・と思うのは、きっと思い上がりじゃないだろう。

「こなた・・・大丈夫か?」

泣いている柊も、刺された柊も心配だが、こなたとて親友、辛いはずだろう。
うつむいて、元気なさげだ。

「うん・・・かがみん、生きてるんだよね?」

柊は泣きながら頷いた。こなたは、無表情のままだ。

262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 18:12:18.14 ID:Noc5E5g0
以上、 ■紅のかがみ でした
読んでくれてる人ほんとうにありがとう
投下してる人はみんながんばれー

263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 18:31:41.87 ID:b7Y7Rxs0
GJ!
ああ…こなたやっちまいましたか…
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 19:34:54.68 ID:DqsuCgDO
こなた「つい殺っちゃうんだ☆」
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 19:49:36.62 ID:b.rsZ.w0
携帯から書き手さん待ち
wktk
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 19:51:53.17 ID:vL5trpEo
投下ラッシュイイヨー
みなさんGJ!
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 20:04:31.01 ID:xXkMkwAO
さて…次の投下を待ちますかね
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 21:26:01.56 ID:kqN2QEAO
>>180です
もうすぐ続き行きます。

最近☆―――が流れ星に見えてきた……
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 21:28:04.23 ID:dzVyPyQ0
>>268
☆の人ktkr
wwktkwwktk
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 21:33:08.29 ID:kqN2QEAO
 家に帰ってきた。
 ……今日は、もう寝よう。
 時刻はもうすっかり遅いし、眠いし、何か食べる気もしないし、寝よう。
 念のために目覚ましをいつもより一時間早くして、今日は寝た。
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 21:35:50.66 ID:b7Y7Rxs0
☆の人!支援wwktk
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 21:39:10.34 ID:kqN2QEAO
―――

 ……。

―――

「―――っぁ」

 声にならない妙な悲鳴が口から漏れた。
 時刻は五時。
 早すぎて暇すぎて朝からハンバーグとか大量に作っちまった。
 アバウトに表現するとそう、それは山のよう……!
 寝ぼけながらもよく作ったよ俺も。
 バーカ! 俺のバーカ!

 ……疲れてるなあ、俺。
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 21:41:54.19 ID:xXkMkwAO
w k ☆ t k
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 21:43:12.76 ID:kqN2QEAO
「どーするかなあ……あ、こなたの見舞品にすっか」

 味には多少の自負がある。
 一学期からずっと自炊していたのだ。
 よっしゃ、半分は見舞品として、四分の一は今食べて、残りは昼飯にしよう。
 いえーい、俺天才。

「あっはっはっー!」


 ……駄目だ、俺疲れすぎて精神病んでるかもしれん。
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 21:52:01.89 ID:kqN2QEAO
「……ま、いいや。
 そうと決まったら特製ソース作るか!」

 こなたのには薄味のを作ろう。怪我人だしな。


 そうして、気付けば普段の登校時間になっていた。
 ……どうしようか。
 今日も、つかさは家に来るのだろうか。
 待ってるべき、なのかな。
 ……つかさを、信じよう。
 そう決めて、俺は食べ過ぎの胃袋を休めるように腰を落ち着けた。
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 22:00:56.57 ID:kqN2QEAO



 ピンポーン。

 腰を落ち着けてから数分後、チャイムが鳴った。
 ……腰を上げて、玄関へと向かう。
 ガチャリ、とドアを開けるとそこには、

「あ、おはよ、男」

 何故か、柊かがみがいた。
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 22:08:13.38 ID:kqN2QEAO
「え? かがみ?」

「そうよ? 見て解るでしょ?」

「な、何故に?」

「つかさが全然あんたん家に行かないから、それを言いに来たのよ。
 どうせあんたの事だから、じっと待ってるんじゃないかと思ってね」

「う」

 図星だ。

「あはは、ま、それがあんたらしいんだけどね」

「それは馬鹿にしてんのか?」

「ばか、褒めてるのよ」

 普通の会話だった。
 違和感なんか存在しない。
 まるでこなたの事がなかったかのような―――
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 22:16:15.98 ID:kqN2QEAO
「でさ、どうする? このまま学校行く?」

 うーん。
 どうするか……。
 いや、もいちょっと待とう。

「もう少しだけ待つよ。
 念のため、な」

「…………そ、なら私、上がっていい?」

「ああ、ついでにハンバーグを食べてくれると助かる」

「は? ハンバーグ? 朝からそんな重たいもの作ったのあんた!?」

「それはもう……山のよう……!」

「…………」

 冷めた目で見るな。痛いから。視線が痛いからっ。
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 22:30:20.98 ID:kqN2QEAO
上のもいちょっとはもうちょっとで。


―――

 そして、ハンバーグとの戦いは始まった。
 ひき肉の嵐。
 ご飯を食べる余分もないような、ギリギリの戦い。
 食う。食う。食う……!
 ひたすら口に含み、咀嚼する。
 それは肉の園。
 人はそれを天国と呼ぶのか、地獄と呼ぶのか。
 さあ、戦いを始めよう。
 食事と言う名の戦いを―――

「ってこんなに食べれるか―――!」

「あんたが作ったんでしょうが!」

 以上、俺の病んだ脳内。

「ってか、かがみはもっと食べれるだろ? 全然少食じゃないか」

「何よそのイメージは!?」

「え? だってかがみんはもの凄い食べるんだよーってこなたが前」

「こなたぁー!」

 ……騒がしい食卓でした。
 そしてもうしょうがないや、と諦めて雑談していた時、俺の部屋に無機質なチャイムが鳴り響いた。
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 22:43:07.31 ID:kqN2QEAO
「…………」

「…………」

 無言の確認。
 かがみが頷くと同時に、俺は玄関へと向かう。
 ガチャリ、とドアを開けた。
 軽くデジャブ。
 状況的にも、さっきとそっくりだ。
 俺の立ち位置。
 ドアの角度。
 そして、ドアの向こうに居る、その姿さえも、さっきとそっくりだ。
 ……髪の長さが、髪型が違うだけ―――

「……おはよう、つかさ」

 そこにいたのは、柊つかさだった。
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 22:56:01.40 ID:kqN2QEAO
今日はここまでで。
短いなあ……
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 23:11:19.59 ID:dzVyPyQ0
>>281、乙可憐
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 23:34:18.44 ID:cFZ35n6o
乙カリー
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 23:35:23.02 ID:Noc5E5g0
>>281
もつかれー
超wwktkwwktk
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/04(月) 23:36:12.00 ID:xXkMkwAO
おつ☆かれ
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 00:22:44.95 ID:6xYMeEAO
投下していいかな?
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 00:23:42.93 ID:EWH1Fxo0
>>286
Go!
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 00:24:52.40 ID:6xYMeEAO
あなたが好きです。だけどそんな事は伝えられない。
だから、いつものように。
いつものように

こなた「いやぁ〜それが臭くってさぁwww」
泉こなた。根っからオタクで、見た目が高校生には見えない小さな子。
男子からの人気はあまりないようだが、俺は好きだ。最近はこなたの事以外は考えられない。こなたも俺に好意があるようだ。
つかさ「こなちゃん、どんだけー」
かがみ「でもさ、たしかに臭いわよね〜」
柊姉妹。双子らしい。この二人はこなたの親友。特に、こなたの恋の相談に妹のつかさがのっているようだ。
姉はキツい。それだけ。 ―――と言いたいところだが、こいつはこなたを狙っているらしい。レズってやつだ。
だけど俺達のあいだに邪魔者はいらない。どうにかしなければ…

――――数日後
最近かがみの様子がおかしかった。こなたと二人だけで話すのが多くなった。しかもその二人だけの会話の時に妙に顔を赤らめるのだ。確実に俺達の邪魔になる。そう思っていた、放課後、俺はかがみに屋上に呼ばれた
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 00:28:53.87 ID:6xYMeEAO
放課後…
俺にはかがみが何を言うのか分かっていた。
「こなたとの邪魔をしないで!」
とかぬかすんだろう。だがこちらにも考えがある。邪魔者は消すのみ。そのために、このナイ――――
かがみ「ご、ごめん!ま、またせちゃった…かな?」
やっときた。邪魔者を消す時が。
これで俺達に邪魔者はいない。
少し緊張するが一瞬だ。
よし……………
かがみ「あの、私、あなたの事が…………」
ドスッ
かがみ「え……………」
かがみは倒れた。
血がドクドクと流れている。ほんの一瞬で人が死んでしまう。こんなにも、もろく―――――
俺は屋上を出た。
人を殺した罪悪感、そしてさっきのかがみの顔が忘れられなかった。
あいつはさっき確かに泣いていた。だが当然の報いだ。それでも気分が良くなかった。
俺はなんとなくこなたのクラスに行くことにした。こなたが居るような気がして。
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 00:32:25.32 ID:6xYMeEAO
やっと着いた…………
ここまでの道がやけに長く感じられた。
今は… 今はこなたにあいたい。
そんな思いで扉を開けた。
つかさ「あ…男くん!」
俺は信じられないものを見た。
それは…さっき俺が見たようなモノ
そして最愛の人の死体だった。
俺はその場で嘔吐した。
つかさ「こなちゃんに男くんは騙されてるんだよ?」
な…………に…言ってるんだ?
つかさ「ひどいよねぇ?私はずっと男くんの事が好きだって言ってたのにさ…?
勝手に人の好きな人誘惑して最低だよね?」
最低なのは…………
最低なのは……………
俺と……………お前だ……………

―――――――――――――――――――――――――――つかさは死んだ。俺が殺した。つかさを殺したことに罪悪感はなかった。当然かもしれないが、それは当然じゃないかもしれない。その後、俺はかがみが死んだ時の涙、こなたの死体が忘れられなくなって首吊り自殺をした
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 00:35:28.40 ID:6xYMeEAO
一応、男が言っている、こなたがつかさに恋の相談をしてるというのは、実際につかさがこなたに男の事を相談してると言う事です。かがみが赤くなっているのは、こなたに男の相談をしていたからです。こなたに男への愛情はありません。
わかりにくい文すまんこ。
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 00:51:30.07 ID:6Gjwubk0
初投下してみる
今から書くんだぜ
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 00:52:16.39 ID:wJ6WVgDO
wwktk
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 00:53:38.73 ID:EWH1Fxo0
>>291
おっつん
男が危うくストーカーになるところでしたなww
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 01:02:21.84 ID:6Gjwubk0
超gdgdになった


私は男が好きなのに。
どうして貴方は振り返ってくれないの?

みんな…居なくなったよ?
つかさも。かがみも。みゆきさんも。
私たちの邪魔をする奴はもう居ないんだよ?
なのに何で振り返ってくれないの?
こんなに好きなのに好きなのに好きなのに好きなのに好きなのに好きなのに好きなのに好きなのに!

どうして泣くの?どうして逃げるの?どうしてそんなにおびえるの?
大丈夫だよ?私たちを邪魔する奴なんか居ないンだカラ。
おびえなくてもいいんだよ?私が傍に居てあげるよ?だから、…ね?

一緒に…逝こうよ?二人だけの世界に。
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 01:03:31.02 ID:6xYMeEAO
さて投下をwktkしますか。 つか俺の書いたやつほとんどつかさ黒幕だよ…文才欲しい
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 01:04:44.46 ID:6xYMeEAO
乙! こなた人殺しすぎwww
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 01:06:12.80 ID:6Gjwubk0
俺の文才の無さ痛感したww
もう恥ずかしすぎるな

ちなみに補足するとこれはこなたの話で
こなたが三人を殺した後に四人と関わりがあった「男」と一緒に死ぬって話。

正直反省した…
もうちょっとまとめるべきだな
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 01:11:50.74 ID:6xYMeEAO
頑張れ、俺も文才なんてないさ。
このスレ今誰もいないのかな
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 01:14:22.30 ID:6Gjwubk0
>>299
俺は一応見てるよ。
今から明日の準備する
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 01:19:30.55 ID:6xYMeEAO
パー速ってやっぱ人少ないな…
明日の準備?
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 01:27:02.91 ID:6Gjwubk0
>>301
時間が時間だから?
いや、学校の準備
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 01:29:07.12 ID:6xYMeEAO
時間かぁ… ちょっと寂しいな…
次の投下はいつだろ
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 01:37:11.78 ID:6Gjwubk0
投下したいがまとめる時間が無い…
投下したいが恥ずい…

学校でまとめてみるか ダメだったら終わりだがww
とりあえずリアルツンデレの俺はヤンデレかがみでも書いてみるかな…
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 01:49:45.63 ID:6Gjwubk0
…片翼のイカロスは名曲だな…
もはや俺の独り言しかないなら寝るか
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 01:53:16.67 ID:6xYMeEAO
寝ないでよっ。べ、別に寂しいとかそんなんじゃないんだからねっ!
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 01:57:12.85 ID:eqxY.vk0
DMCやりながら起きてる
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 01:59:19.95 ID:6xYMeEAO
あやのとみなみがまだでてないよね? でもこの二人じゃ難しすぎるな
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 02:01:34.10 ID:6Gjwubk0
>>306
ね、寝てないわよ!勘違いしないでよね!き、筋トレしてただけなんだから!

……ありがとう

すまん半分妄想で書いた
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 02:06:30.41 ID:6xYMeEAO
>>307が「許せない…」って言ってるのを妄想した。 すまん、>>307
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 16:19:33.90 ID:6Gjwubk0
色々設定を考えただけで帰ってきちまった
午後の授業で遊びすぎたな…

相変わらず過疎ってるな…
見てる人居る?
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 16:21:44.24 ID:wJ6WVgDO
いるよ
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 16:23:56.98 ID:6Gjwubk0
>>312
おぉ

投下はまとめてからにするか…
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 18:22:06.41 ID:/0//.eso
帰ってきたら投下大杉ワロタwwwwww
一時期は1日誰も書き込まないとかあったのに
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 18:29:25.10 ID:8vZbv6AO
いつも急に過疎って一気に投下が増える印象がある
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 18:45:03.97 ID:/0//.eso
今気づいたけど俺のID何かすげえ
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 19:35:28.48 ID:eqxY.vk0
関係ないけど、らき☆すたに少しくらい恋愛要素があってもいいんじゃないかなと思う
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 19:40:06.02 ID:z1MAEnA0
マジレスするとPSPのらき☆すたのゲームはギャルゲー要素がある
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 19:41:35.74 ID:/0//.eso
>>318
マジレスするとPS2な
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/05(火) 19:59:02.97 ID:Veq2bYSO
ほーんの少しだが、あやのとみさお兄がいるじゃないか
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 20:55:00.05 ID:6xYMeEAO
投下していいかな?
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 20:56:31.99 ID:28MhxAAO
おけ
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 20:57:54.66 ID:6xYMeEAO
駄文ですまん

私にはあの人のように知識がない
私にはあの人のような魅力もない
私にはあの人のような胸もない
私にはあの人に勝てるものはない。
だけど………私だって取られたくないものもある。



私には幼馴染みがいる。みゆきさんと男さん。
私は男さんに恋心を抱いていた。だけど男さんに思いを告げるまでもなく私の恋は終わった。
男さんはみゆきさんに告白されて、付き合うことになったそうだ。

日に日に私の想いは強くなっていった。
―――私はずっとあの人の事を好きだったのに。
そう考えてばかりいると私の中で、何かが弾けた気がした
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 21:00:52.40 ID:6xYMeEAO
私は休み時間になるたびに、男さんのところにいった。
男さんは人気者であった。
みゆきさんだけでなく、泉先輩や柊つかさ先輩などとも談笑していた。
私はただずっと見ていた。ただ、ただずっと見ていた
気がつけば私に友達と言える存在が居なくなっていた。だけど私には友達はいらなかった。
ただ男さんさえいれば。

私はとうとう男さんの家まで足を運ぶようになった。男さんの部屋は一階なので、覗くのは容易な事であった。
私は何日も何日もそこへ足を運ぶうちに、溜まっていた欲求が我慢出来なくなり、男さんを見ながら自慰をした。 その後それは日課となり、気付けば私は毎日男さんを見て自慰をしていた。
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 21:01:53.27 ID:6xYMeEAO
私がいつものように、男さんの家に行くと、見慣れた顔がそこにはいた。
――みゆきさんと男さんは交わっていた。何度も何度も。吐き気さえしながらも、私は自慰をした。その手はもう止まらなかった。


私は男さんが可哀相になった。あんなに可哀相な男さんを救ってあげたくなった。
その日私は帰り道に男さんを刺した。
男さんは私の名前を呼んでくれた。
私はそれだけで嬉しかった。
私は男さんを私の家に連れていった。
もう私には家族なんていらなかった。男さんがいるから…
私は男さんと何度も、何度も交わった。
男さんは嬉しそうな顔をしていた。私はやっと男さんを救ってあげられたんだと思った。
―――男さん? 私は貴方をずうっと、愛しています……………
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 21:09:30.59 ID:6xYMeEAO
これでお終いです。
妙にでしゃばってすまん
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/05(火) 21:09:47.05 ID:Vdlv3Dko
これはいいヤンデレ
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 21:23:14.31 ID:DFHRecAO
>>326
GJ
眼中になくなったゆーちゃんカワイソスww
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 21:27:34.37 ID:6xYMeEAO
>>327
>>328
ありがとう。 まだあまり、みなみネタが出てないからやってみたが…
難しすぎて死にそうだなwwwww
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 21:42:03.12 ID:6Gjwubk0
文の構成を考えてるが…
これは下手すると長編か間の長い短編になりそうだ…

こういう時にあまり働いてくれない俺の脳は死んでくれ…orz
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 22:43:48.99 ID:dOcjwMAO
>>326
いい闇をみた
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 23:04:33.23 ID:/0//.eso
確かにみなみは少なかったな
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 23:05:14.90 ID:eqxY.vk0
もっとやれー!
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 23:10:37.78 ID:EFzE.9wo
最近活発だなww
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 23:12:16.63 ID:6xYMeEAO
誰か書かないのかー?
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 23:29:11.55 ID:od3onUM0
あきr・・・
なんでもない
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/05(火) 23:34:25.50 ID:6xYMeEAO
>>336
あきらめてくれ。 あきらだけにな
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 00:07:23.79 ID:EKk7r/Y0
いきなり投下。
続きは期待しないでくれ。ってか期待する人は居ないか…
あと色々変な部分があるだろうけど気にしないでほしい。

この春、私たちは三年生になった。
私とつかさとみゆきさんは同じクラスだった。
でもやっぱりかがみんは違うクラスだった。

つかさ「やっと三年生だねー」
こなた「そうだねぇ… 早いような短いような…」
みゆき「ところで気になっていたのですが…… あの方は誰でしょうか…?」

そこには、去年は見なかった顔。とても整った顔。
誰だろう?
みんなも気になっているらしく、その男子の周りには誰も居ない。

つかさ「初めて見る人だねー。誰なのかな?」
みゆき「さぁ… 転校生ではないでしょうか?」
こなた「そうなのかなぁ?私ちょっと話かけてくる!正体を見破ってやるー!」

そう言って私は、その男子に近寄っていく。


続く。次は思いついたら書く
んじゃ寝ますノシ
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 00:08:46.11 ID:yRq1HIAO
ここまで書いて続きが無いかもだと…?
おやすみノシ
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 00:16:57.64 ID:EKk7r/Y0
>>339
続きは一応あるんだが展開をどうしようか悩んでるww
やっぱ寝ないでネタ考える…
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 00:19:27.40 ID:yRq1HIAO
>>340
寝た方が頭は回るぜ?
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 00:22:01.69 ID:EKk7r/Y0
>>341
実はまだ眠くはないんだww
だから寝るまでにネタ考えて暇があれば投下するんだぜ
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 00:33:10.81 ID:EKk7r/Y0
>>338
とりあえず修正

>早いような短いような
    ↓
>長いような短いような

脳内補完頼みます
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 00:46:23.75 ID:ye3I3IAO
書いてほしいな… 続き気になる………
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 00:59:11.43 ID:EKk7r/Y0
>>338続き
こっからは男視点が中心になります。


僕の名前は男。
ワケあって一年、…留年してしまった。
僕は昔から体が弱く、昨年も学校に半年も通えなかった。
そのおかげで友達も出来ず、ずっと一人だった。
成績は悪くなかった。むしろ学年で20番には入れるレベルだった。

…正直、今年は静かに暮らせれば良かった。ただ学校に通って、ただ授業を受けて。そんな生活で良かった。
孤独には慣れていた。いつも一人だったから。
だから今年も… 静かに暮らして… 卒業したかった。

でも、僕の微かな望みは、彼女によって砕かれた。

どんどん近寄ってくる、小さい娘。僕の周りに居る人に話しかけに行くのだろうと思ったが、僕の周りには誰も居なかった。
(な、何だ…?)
近寄ってくる。そして、僕の席の前に止まる。
男「………………あ
こなた「あんた、ちょっと来なさい!」
男「え!? っちょ

そうして彼女は僕を引っ張っていく。僕はこれから何処に行くのかな…?

そして着いたのは屋上だった。
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 01:02:00.35 ID:XVhFggo0
>>345さんの投下待ちの時間潰しのための小ネタいいかな?
まぁ1レスで終わるんだけど…
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 01:02:57.18 ID:EKk7r/Y0
>>345
ちなみにこなたの台詞はハルヒ風にしました。わかりづらいか…
ネタ考えるノシ
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 01:05:59.33 ID:ye3I3IAO
>>346
どうぞ
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 01:06:27.92 ID:EKk7r/Y0
>>346
是非お願いしますww
気分転換に筋トレするか…
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 01:13:31.02 ID:XVhFggo0
2月8日は黒井先生の誕生日ということで、先生ネタです。いろいろ変ですが、そこはご愛嬌ということでww
________________
最初は見てるだけで満足だったんや
いつからやろうか?あいつに惹かれてったんわ
アイツのいろんな顔が見たくて
ついつい、ちょっかい出してまう

生徒と教師

決して許されへん
分かっとる
でも、人の気持ちっちゅーんはどうしようもないんや

――――――――
「先生、どうしたんですか?今日ちょっと暗いですよ」
「いつもの元気な先生の方が、俺は好きですね」
「そりゃ先生の教科ですもん、勉強は怠りませんよ」
――――――――

ヤメテ、勘違イシテシマウ
ウチラハ教師ト生徒ナノニ
コノ気持チハ何?コノ胸ノ高鳴リハ何?


一度意識したこの気持ちもう誤魔化しきれへん

そんな時、泉とアイツが付き合っていると聞いた

愛してます…アイツに言わせてみたかった
ただ好きってだけで、どうしてこんなに泣けるんやろか

ほしいものは全部あげる
だけどアイツだけは譲れない
世界一ほしいものだけ手に入らん

そうや、泉がいなくなればええ
こんな簡単な事に気づかんとは

泉がいなくなれば、アイツはウチに振り向くはずや

泉を殺シテシマオウ!!!

―――――――――
『番組の途中ですが、緊急ニュースが入りました。』
『先ほど、埼玉県の高校で殺人事件がありました。被害者は高校に通う泉こなたさん。』
『犯人とみられる、こなたさんの担任が現在逃亡中との事です。』
『犯人は長い金髪、身長170cmほどで、異常な興奮状態にあり、刃渡り30cmほどの凶器を所持している、とのことです。』
『事件を起こした動機はまだ分かっていません。情報が入り次第お伝えします。』
―――――――――
お目汚し失礼!
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 01:17:26.11 ID:ye3I3IAO
>>350乙!

俺も小ネタ投下していいかな?
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 01:18:27.86 ID:XVhFggo0
>>351
投下するんだwwktk
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 01:18:48.21 ID:ZOisSkQ0
なんだこのラッシュはwwwwwwすげぇwwwwww
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 01:19:44.48 ID:ye3I3IAO
正直酷い出来。すまん

私はあの女が憎い。
私は素直じゃないから、あの女のようになれなれしくはなれない。
いつも私はあの人を見てたのに。
ずっと。ずっとずっと。
あの女は私達の間に入ってきた。そしてあの人を奪い取った。

私はあの女を殺した。
ナイフで刺した。
何度も。何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。
「ど…うして?…かがみ…?」
そう言われたとき、私は涙を流した。
この女は憎かった。
殺したいほどに。
けれども愛しい友でもあった。
止めどなく涙を流した後、私も友の後を追う事にした。
「ごめんね…?こなた?でも私は…こなたが……憎い…………」


355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 01:23:23.72 ID:XVhFggo0
>>354、乙!
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 01:29:59.50 ID:ye3I3IAO
ここもらきすたSSスレのようにお題を決めたりとかするといいんじゃないかな?
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/06(水) 01:32:31.03 ID:6zttAQAO
お題「ヤンデレ」なスレなんじゃないの?
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 01:33:16.11 ID:ye3I3IAO
>>357
そうか… そうだよな… スマン
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 01:36:46.80 ID:EKk7r/Y0
>>345続き
曲を聴きながら書くと結構アイディアとか浮かぶね


彼女は屋上への扉を開ける。それと同時に涼しい風が当たる。
そして彼女は僕を繋いでいた手を離す。
僕が今初めて女子と手を繋いだ感触を思い出していると、彼女は話し始めた。
こなた「あんたは誰?宇宙人?未来人?超能力者?それとも謎の転校生!?」
…何処かで聞いたことのある言葉だ… でも意味が…
男「へ? いや、僕は… 転校生、と言うよりは留年生…だね。 …あはは…」
こなた「ふーん…留年かぁ…」
彼女が僕をジロジロ見る。
男「あの…? 僕に何か?」
こなた「! …あ、いや、な、何でもないよ。ただ初めて見た人だったから誰なのか知りたくてさぁ…」
確かに今時留年は珍しいよなぁ…
男「はは… そうだね。」
こなた「急にごめんね。連れ出したりして…」
これが普段の声色なのだろうか。最初の迫力ある声とはかなり違う。
男「いや、いいよ。…とりあえず教室戻ろうよ。…ずっと屋上に居るのも何だしさ、まだHRも終わってないよ?」
そして僕が室内に戻ろうとした、その時。
こなた「待って!」
彼女が叫ぶ。

ごめん なんかgdgd
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 01:40:10.06 ID:EKk7r/Y0
>>350>>354
乙です

どうやってヤンデレ展開にするか考えなきゃな…
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 02:04:11.68 ID:EKk7r/Y0
>>359続き
過疎ってる時に書く方が好きです


それと同時に彼女が走りよってくる。そして

こなた「私は泉こなた。君は?」
…あぁ、そういえば自己紹介がまだだったっけ…
男「僕は男。よろしくね、…こ、なた…」
初めて呼ぶ同級生の名前。この上なく恥ずかしい。
こなた「あぃ、よろしく男!んじゃ行こっか、そろそろチャイム鳴っちゃうよ〜?」
時計を見る。…もうこんな時間だったのか…。
僕らは急いで教室へ戻った。教室へ着くと同時にチャイムが鳴った。
こなたは友達の所で少し話をして席に着いた。

先生が来た。
話している内容はよく聞き取れなかった。今日のことで頭がいっぱいだった。

…ふと気づくと
先生「…こ! お…こ! 聞こえとるか男!」
いつの間にか呼ばれていたらしい。
男「っは、はぁい!」
…声が裏返った。
先生「何や、寝ぼけとるんか男。泉やないんやし、もっとしっかりせな!」
泉…? あれ、まさか
こなた「せっ、先生!酷いです!」
こなたって…普段寝ぼけてるのか?
先生「まぁえぇ、男!みんなに自己紹介しや」

自己紹介はこなたに話した時と同じ風に話した。

続きは明日 ノシ
gdgdすまそ
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/06(水) 02:28:30.04 ID:YWZR5cAO
乙〜
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 00:53:08.89 ID:mzapwMY0
そして誰もいなくなった
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 00:57:29.80 ID:y4j78EAO
いるぜ!
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 01:07:38.51 ID:Lc7KnUAO
相変わらず急に過疎るな…
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 01:19:26.80 ID:y4j78EAO
投下していいかな?
超駄文だけど
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 01:20:50.46 ID:Lc7KnUAO
わくてか
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 01:23:18.60 ID:CC2VdQSO
よしこい
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 01:24:36.76 ID:y4j78EAO
あきら様は書きにくすぎるんだぜ?

そこそこ人気のアイドルとは大変なものだ。
へこへことファンに媚びたりするのは、大変なのである。
あきら「はぁー………
今日も疲れたわ…」
みのる「あきら様?今日も大変でしたね?」
…こいつは白石みのる。私の奴隷のようなやつ。
だけど、こいつだけが私の事を… 私の事をちゃんとわかってくれる。 結局のところ、好きなのだ。
みのる「それじゃ僕、学校があるんで帰りますね。」
あきら「早く帰んな!」こんな事いいながらも、私はもっと白石といたかった。もっとずぅっと喋っていたかった。


今日はらっきー☆ちゃんねるの収録日だった。
今日もみのると楽しく仕事出来ると思うと、嬉しかった。
嬉しいのは私だけはなく、みのるもテンションがいつも以上に上がっていた。
みのる「いやぁ〜今日はいつも以上に楽しかったですね!」
あきら「まぁねー。今日は私もちょっと嬉しかったしねー。」
みのる「え?何がですか?」
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 01:25:48.90 ID:y4j78EAO
あきら「あんたにゃ関係ないでしょ!」
…嘘 好きなの、みのる。愛してるの。
本当に。ずっとずっと私を見てて欲しいの。

――――――今日は収録日。私は学校まで、みのるを迎えに行く事にした。
あ、あれはみのる………………と―――――誰?


二人は顔を赤らめながら喋っていた。
みのる「俺たち付き合って一週間たったね…」
つかさ「うん…。なんだか恥ずかしいなぁ?」
その後二人は唇を重ねあっていた。
私の目の前が真っ暗になった気がした。

みのるはそのままスタジオへ向かった。
そして女は一人、嬉しそうに、歩いていた。

ドンッ!
つかさ「あ、すいません…」
あきら「…とらないで。」
つかさ「へ…?何が…?」
あきら「私はずっとずっと。ずっとずっとずっとずっとみのるを見てきた。あんたが入り込む余地なんてないのに…………。」
つかさ「あの………何を言って」
あきら「黙れ!黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!私はあんただけは許せない…
みのるは…あんたなんかに」
―ズシャッ
―ズシャッズシャズシャズシャズシャズシャ
「渡さない………!」


371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 01:27:41.71 ID:y4j78EAO
>>336があきらはまだ誰もやってないとのことなので、やってみたが………………ひどいな…
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/07(木) 01:33:18.94 ID:3AQ61dEo
いやいや、十分悪くないだろwwGJ!
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 01:36:19.73 ID:Lc7KnUAO
gj!!
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 08:11:47.27 ID:BHF.IMAO
乙!
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 17:27:30.92 ID:5H1YETg0
でももっと空気なのは安楽死・・・じゃなくて宮川姉妹だと
とりあえず乙
376 :361 :2008/02/07(木) 19:10:47.20 ID:J333Kd.0
まとめwikiに載った俺のやつを友達に見せた。
おかげで様々な改良すべき点が見つかりました。
アドバイスありがとう友達!愛してry
あんまりおもしろくないかも知れないが最後まで見てくれるとありがたいです。
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 19:12:27.71 ID:I2nOTUAO
>>371
評価は書きあがってから
さぁ!続きを!
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/07(木) 19:12:59.96 ID:I2nOTUAO
>>371>>376
なんともお恥ずかしいww
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 19:13:21.65 ID:3AQ61dEo
続きktkr?wwktkwwktk

>>375
こうちゃん先輩とかな・・・
まあ情報が足りないししょうがないとは思うが
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 19:26:27.87 ID:J333Kd.0
>>361続き
ちなみに昨日は執筆しようとしたら寝てました。


そうしてHRが終わり、こなたがこっちに手招きしてくる。
こなた「男ー!話そうよ〜!」
男「あー… えっと?」
そこにはまだ知らない人が二人。
つかさ「私は柊つかさだよ。よろしくね、男くん」
みゆき「私は高翌良みゆきと言います。よろしくお願いします、男くん」
なんだ、僕のことは聞いてるみたいだ。
男「…よろしくお願いします。えーと、柊さんに高翌良さん、だね」
つかさ「私の事はつかさでいいよー。」
こなた「そうだよ。つかさには双子の姉が居てさ、
?「おーっす、こなた!」
噂をすればなんとやら?


とりあえず今はこの辺で
後でまた来ます
381 :380 :2008/02/07(木) 20:54:59.78 ID:3ic4U7A0
PSPで執筆してたんだがネット繋がらない現象起きた…
今日は無理かも知れないです。
繋がったら継続します。

ちなみに今PS3からやってますがPS3は一階にあるので執筆出来ません。
382 :381 :2008/02/07(木) 23:08:51.26 ID:J333Kd.0
復活
見てる人居るのかな?
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/07(木) 23:15:30.28 ID:3AQ61dEo
待ってた
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 23:21:58.55 ID:y4j78EAO
俺も待ってた
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 23:29:18.33 ID:J333Kd.0
>>380続き
IDすげぇww


かがみ「おーっす…ん?」
こなた「やぁやぁかがみん」
かがみ「よぉ…?あんた…誰?」
男「あぁ、僕、男って言います。よろしく。」
かがみ「あ、あぁ… 私は柊かがみ。よろしく、男」
へぇ… じゃあやっぱりこの人がつかさの姉か…

かがみ「それにしても珍しいわね?あんた達が男子と一緒に話すなんて」
…まぁ確かにそうだ。何故?
こなた「いやぁ、男は友達だからねぇ〜 ね?男」
男「え?あ、
こなた『ね?友達だもんねぇ…!?』 …言い方が怖い…ッ!
男「あ、あぁそうそうそうなんです」
かがみ「何故今二度も確認したんだ!?」
こなた「……重要な事だからです。」

そんなこんなで話している内にチャイムが鳴る。
こんなに話したのは久しぶりだった。


>>383-384
愛してる
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 23:51:31.93 ID:mzapwMY0
今日は静かな一日でしたとさ
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/07(木) 23:53:03.40 ID:J333Kd.0
今日は始業式のため、授業は無く、午前中に学校は終わった。
こなた「おーい男〜」
男「…ん?どうしたの?」
こなた「今財布持ってる?」
…何する気だコイツは!まさか…カツアゲ!?…とりあえず正直に答えよう…
男「あ、あぁ…持ってるよ」
こなた「よしゃ!今からアニメイトに行くんだよ!ちょうど良いから行こうか!」
拉致された。

呆然としていたが気づけば見知らぬ店の前。
男「…ん?」
こなた「さぁ行こっか〜」
男「ちょ!待って!置いてかないで!一人にしないでぇ!」
こなた「ちゃんと着いて来なよ… 周りの人見てるよ?」

へぇ… ここがアニメイトか… 知らない本ばっかりだな…
とりあえず俺が買いたい物は特に無いのでこなたの買い物に着いていく。
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 00:35:42.64 ID:cUctuSo0
こなたのキャラを把握しきれていません…
>>387続き


男「いつまで買うんだ……」
こなた「もう少しだよ。もしかして疲れた?」
男「はぁ… こなたは… 平気なの?」
こなた「慣れてるからねぇ!」
…………
男「うぅ… とりあえず外で待ってるから…」
こなた「ん。わかった〜」

とりあえず出た。近くに自販機があったのでそこらへんで休もうか…

しかしわりと早く出て来た。
こなた「お待たせ。さぁ、行こっか」
男「あ、早かったね… もう買い物は済んだの?」
こなた「済んだよ。はい、男。これ」
…ゲームだ。…絵が綺麗だなぁ…
男「あ、僕に?ありがとう。 …でも、このゲームはいったい
こなた「エロゲだよ。」
…はぁ!?
こなた「買い物に付き合ってくれたお礼だと思って受け取ってよ〜」
男「うん… でもこれまだ封も こなた「い い か ら !」
男「…わ、わかった…」
家に帰ったらやってみようかな。
…こう一緒に女子と買い物に行くのも悪くないなぁ…

こなた「じゃ、私はバスに乗るからここでお別れだね。」
男「うん、またねこなた。」
こなた「今日はありがと。それじゃ!」

バスが出発した。
…僕は携帯電話を出した。
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 01:46:41.60 ID:cUctuSo0
男「もしもし?爺、僕だ。迎えに来てくれないか?」
爺『はい、はい。今何処に居られますか?』
男「今は街の中、アニメイトという店の前だ」
爺『かしこまりました。少々お待ちを…』
僕は行きも帰りも車。 最低限の親の配慮だった。
実際にはボディーガードも居るが、僕の体は僕自身で守りたい。だから来させなかった。

爺「お待たせしました、坊ちゃん」
男「あ…。」

爺「随分とお疲れのようですな…」
男「あぁ… ちょっと色々あって」
爺「何か…ございましたか?」
男「……うるさいな。爺には関係ない…」
こなた、か… 可愛かったな…
彼氏とか… いるんだろうな…

僕の親は、富豪だった。出来れば、普通の家に生まれたかった。
しかし、その両親はもう居ない。だって
爺「…着きましたよ!坊ちゃん!」
男「あ、うん…ごめん」

俺は家に入ると同時に自分の部屋へ駆け出す。
もう、こんな生活は嫌だ…
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 01:49:03.21 ID:cUctuSo0
gdgd…は少し治ってきた。と思う。
金持ちな設定は他の物語には無かったので使わせてもらいました。ところどころ変な点があるかも。
それじゃ今日はこの辺で ノシ
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 02:30:44.90 ID:wJU7.fQ0
遅れたが乙!

ただ一人称が僕な奴は・・・女々しいイメージが・・・
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 08:06:06.93 ID:cUctuSo0
>>391
ごめん 狙ってた

学校行って案を考えてきますノシ
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/08(金) 09:35:53.17 ID:iqf0we2o
>>391
俺が唯一知っている一人称僕はなんかメチャメチャ爽やかなイケメンなんだが
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 17:43:03.61 ID:LdzpFMAO
>>391
おれの知ってる唯一の一人称僕は、スポーツ推薦で高校入ってサッカー部の先輩と揉めてサッカー部辞めたやつなんだが
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 18:45:36.73 ID:BsHa9W.0
>>394
おいこらさりげなくネタを仕込むなww
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 18:47:19.25 ID:w01G4wAO
>>394
辞書投げつけられてろwwwwwwww
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 18:50:37.37 ID:wJU7.fQ0
>>394
で、お前はバスケをやってた訳だな?
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 19:05:44.80 ID:1w4TqKMo
一方俺は帰宅部に入部した
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 19:15:57.67 ID:dc1ZsBQ0
>>391
俺が知ってる一人称僕はいつも隣に釘宮声のこなたがいるやつなんだが
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 20:08:07.93 ID:LdzpFMAO
ネタのお詫びに投下していいかな?
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 20:16:31.37 ID:1w4TqKMo
カマ〜ン!
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 20:19:52.99 ID:LdzpFMAO
駄文ですまん


暖かい…
すごく…暖かい…
私は授業中に寝てたみたいだ。夢から覚めても夢のよう…
まさか…
まさか……
私が男と付き合えるなんて…

つかさ「こなちゃん…?大丈夫?ずっと寝てたけど…」
みゆき「もしかして気分でも優れないのですか?」
こなた「ありがとね、みゆきさんにつかさ。
でもね…」


こなた「気分が優れないっていうか、優れすぎてどうかしちゃいそうだよ〜wwwwwwww」

そんなこんな談笑していると、男が目に入った。
今日もかっこいい… 早く一緒に帰りたいな…


―――放課後
つかさ「こなちゃん、帰ろー?」
こなた「あー…今日は駄目なのだよ、つかさ」
つかさ「あ、そうなんだ… 何処かにいくの?」
こなた「それは言えないなぁーwwwwwじゃあまたね!」
つかさ「…………………」
みゆき「今日も泉さんは一人で帰ったんですか?」
つかさ「うん…」
かがみ「なぁに?また今日もこなた一人で帰っちゃったの?
本当に最近どうしたのかしらね〜?」
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 20:20:01.47 ID:vJynKtM0
じゃあその投下が終わったら俺がんばる
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 20:20:18.82 ID:LdzpFMAO
私はまだつかさたちに男との関係を伝えていなかった。だってそういうのって恥ずかしいじゃん?www
だけどいつかは言うつもりだよ? まぁでも今はこのままでいいかなぁ…


私は今、男と一緒に帰ってる。なんだか恥ずかしいなぁ… 嬉しいんだけどねwww
愛してるよ?男


数日後…
私は今日も男と学校に登校した。
でも最近何か変だ。男がよくキョロキョロしてる。なんなんだろ?
気になるな…



昼休み
かがみ「…こなた?ちょっといいかな?」
こなた「どしたの?かがみんや」
かがみ「あー…ここじゃ話づらいから、場所かえましょ?」
そう言うとかがみは私を屋上まで連れて来た。
かがみ「…あのさ、男が迷惑してるんだって?」
は?なにを言ってるの?かがみんや。今日はいつもより冗談きついなぁ?ww
かがみ「帰り道ずっと着いてきたり、朝、学校行く時とか家の前にいたりしたりしてるでしょ?」
かがみん、私たちは付き合ってるんだよ?何を言ってるの?
こなた「かがみん、私達―――――」
かがみ「私達付き合ってるの。」
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 20:22:23.01 ID:LdzpFMAO
私は家庭科室から包丁を拝借した。そして、また屋上に向かった。
最近、男が変だったのはかがみが洗脳してたんだね… だけど、もう大丈夫だからね?





私は男と今日も一緒に帰って来ていた。
すると急に男が止まった。
男「……いい加減にしろよ。」
こなた「え?」
男「授業中もずっと見てきたり、登下校ずっとついてきたり、ストーカーかよ!お前は!
何なんだよ!お前!」
なんだぁ、まだかがみに洗脳されてたんだ?
でも大丈夫…………
男「…………!!
おい…!なんだよ…それ…!
かがみの…
かがみの…………
生首じゃねぇか…!」
私がかがみを殺しておいたからね?


だからもうこんな事ないように…………
男「うわぁぁぁぁぁぁああああァァァ!!
オエェ…ゲホッゲホッ」
殺してあげるね?



―――――私は包丁で男を殺そうとしたが、包丁を奪われてわたしが殺されてしまった。
でも嬉しいなぁ…
私、男に殺されるなら本望だよ?
私、今すっごい幸せだよ?
私、ずっと男のこと愛してるよ?
もう私死ぬみたい。
だけど、暖かい…
本当に―――――
暖かい…………

406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 20:25:47.59 ID:LdzpFMAO
すまん
>>405の洗脳していたんだねってところを洗脳していたからなんだねにしてくれ…
すまん
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 20:34:18.49 ID:wJU7.fQ0
いいセンスだ!乙
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/08(金) 20:49:18.63 ID:BsHa9W.0
GJ!
突っ込んどいて良かったwwww
409 :389 :2008/02/09(土) 09:35:04.99 ID:TAie.3w0
またやった…
ネタ考えてたら寝てたorz
続きは思いついたら

ちなみに俺の現実での一人称は僕だったりする
癖が直らないからもういいか、とか思ってずっと僕
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/09(土) 10:57:00.99 ID:dJChMt.0
この遊戯王め!!!!
411 :もう一人の僕 :2008/02/09(土) 12:52:48.28 ID:TAie.3w0
>>410
多分今から俺が一人称直したら周りの人が吃驚するよ
クララが立ったみたいな感動は無いけどそれぐらいの驚き
412 :もう一人の僕 :2008/02/09(土) 13:02:59.20 ID:TAie.3w0
んじゃ友達の家にスマブラやりに行ってきますノシ

過疎ってるのに話す俺…寂しい奴だな…
413 :Wikiですが :2008/02/09(土) 13:31:30.88 ID:ncjwgNw0
PCが壊れたのでWikiの更新滞ります。
その間、誰か代わりにまとめて頂けると幸いです。
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/09(土) 14:05:52.79 ID:phk.HgAO
>>413 いつもお疲れ様です。
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/09(土) 22:03:52.97 ID:TAie.3w0
>>389
よく見直すと…最後の方で「俺」って書いてあった…

ごめん 脳内補完してください
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/09(土) 22:41:57.42 ID:TAie.3w0
>>389続き
よく見たら所々俺に…


気が付くと、僕はベッドに横になっていた。
寝てたのか…
…それにしても、女の子と話したのは何カ月ぶりかな…

そういえばこなたにゲーム渡されてたっけ…
………やってみたいけど…やる気が起きない。

携帯を見る。
……ない。
誰からもメール一つ無い。
別にいい、いつもの事だから。
これが当たり前の事なのだから。これが当たり前の日常なんだから。
…今日の事だってすべて夢さ。そうだ。きっとそうだ。
眠れば醒める夢のはずだ。

眠れば、きっと…
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/09(土) 23:08:23.04 ID:dJChMt.0
wktk
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 01:24:33.06 ID:J1gsQqg0
久々に来た
wwktk
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 05:42:43.04 ID:ZxZq5l.0
>>417-418
いつの間にか寝てた…ごめん
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 18:29:33.56 ID:YBrMYEAO
駄文投下しまふ
ヤンデレ?そんなの関係ねえ!的な展開があっても大目に見ていただければ
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 18:29:59.60 ID:YBrMYEAO
王様「ということで勇者男よ。捕われた姫の救出とりゅうおうの討伐を命じる」
男「ちょ……。いきなりなんですか。ここどこですか。なんで俺が勇者なんですか」
王様「黙るのじゃ。いいから魔王を退治してくるのじゃ」
男「嫌です。そもそも俺はただの高校生ですし。元の世界に帰りま」
王様「なら仕方ないのう。死刑じゃのう」
男「ま、待てこのヒゲ!」
王様「いきなり城に現われた貴様に人権があると思うのか! そんな貴様を勇者にしてやったんじゃ。有り難く思え」
男(グゥ)
王様「首尾よく姫を救出出来たら、婚姻も認めようぞ」
男「喜んでその任を受けましょう」
王様「期待はしてないがの。まぁ死んだら死んだでいいから」
男「……」

そんなこんなで俺の冒険が始まった。
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 18:32:04.94 ID:YBrMYEAO
男「とは言ってもなぁ。今の俺に魔王なんて倒せるのか?」
カガミ「ねぇアンタ」
男「とりあえず道具屋へ行って装備でも整えるか。冒険の基本だし」
カガミ「ねぇってば!」
男「王様の野郎、120Gしか渡さないとかふざけてるとしか思えない。仮にも俺、勇者な設定なのに……」
カガミ「人の話を聞けーっ!」
男「お?」
カガミ「やっと気付いたわね」
男「ラッキー。1G落ちてた!」
カガミ「オルァ!」

ドカッ!

男「げふっ!」
カガミ「初めまして、私はカガミ」
男「……」
カガミ「……あれ? 失神してる……」
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 18:37:06.26 ID:YBrMYEAO
男「ハッ」
カガミ「起きたわね」
男「……かがみ? 良かった。変な夢から覚めたんだな。次は何の授業だっけ?」
カガミ「は?」
男「あー。そうだった。お前、別のクラスだったなー。失敬失敬」
カガミ「……アンタ何言ってんの? 頭大丈夫? そんなに強く殴ったつもりはなかったんだけど」
男「……ちょっと待て。お前、その格好は?」
カガミ「格好って……別に普通よ」
男「普通じゃないだろ! 武道家チックな服着やがって! 学校でコスプレか!」
カガミ「ここは学校じゃなくて宿屋だってば」
男「ハハァン。そういう設定のつもりか。さては、これはこなたの悪ふざけだな?」
カガミ「こなた?」
男「しらばっくれやがって。それはいやーんであっはんな尋問をして欲しい、と受け取ることにする」
カガミ「すんなっ! つーかこなたって誰だ!」
男「え゙」
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 18:43:02.07 ID:YBrMYEAO
男「待て待て。話を整理しろ」
カガミ「なんで私に任せるんだ……。アンタが整理しろよ」
男「つまりお前はかがみそっくりだが、俺の知ってるかがみじゃないわけだな?」
カガミ「そうみたいね」
男「それにここは学校じゃなくて、まだドラクエ世界なわけだな?」
カガミ「銅鑼食えっていうのはわからないけど、確かにここは学校じゃないわ」
男「ナンテコナタイ」
カガミ「……まぁそっちの事情はさておき」
男「おかれた!? 俺のほぼ全ての過去がおかれた!?」
カガミ「五月蠅い。とにかくアンタは勇者なんでしょ?」
男「そうだよ」
カガミ「……私も連れていってくれない?」
男「お前を?」
カガミ「そう。理由は聞かないで」
男「じゃあ俺にキスしたら連れてってやる」
カガミ「な!?」
男「んー……」
カガミ「くっ! この――ッエロ勇者!」

グシャア!

男「ぶっ!」
カガミ「……で、アンタの名前は?」
男「男でず……」

カガミが仲間になった!
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 18:49:05.41 ID:YBrMYEAO
男「うぅ。街から出るのかよー。嫌だよー。なんか陰気な城が見えてるよー」
カガミ「あれがりゅうおうの城よ」
男「りゅうぐう城? 心ときめく城だな。ちょっと寄ってみよう」
カガミ「竜王の城よ!」
男「さぁぐずぐずしてないでさっさと帰ろう!」
カガミ「アンタ勇者のくせに……。まぁ大丈夫よ。今から行くのはガライの村だから」
男「ガライ?」
カガミ「そうよ。いきなり魔王と戦うのは無謀だしね」
男「何をぼーっとしてるんだノロマ! 付いてこい! ガライはすぐそこだぞ!」
カガミ「……」

スライムが現われた!

男「なんだこいつ」
カガミ「あぁ。弱小モンスターのスライムよ。滅多なことじゃやられはしないわね」

ベキッ! ドゴッ! バシッ!

男はしんでしまった!

カガミ「……こいつ、本当に勇者なのか?」
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 18:57:27.57 ID:YBrMYEAO
男「色々(死亡回数25回)あったが、ガライに着いたな」
カガミ「……ねぇ男」
男「ん?」
カガミ「途中に洞窟があったけど、行かなくてよかったの?」
男「ふっ。愚問だな。あんなとこにはどうせ石盤とかしかない。無意味なことしてないで早く姫を助けるぞ」
カガミ「……りゅうおうは?」

男はくちぶえをふいた。

カガミ「こいつ……」ミユキ「あのー」
男「わっ! みゆきさん!?」
ミユキ「あれ? 確かに私はミユキですが、どうして私の名を?」
男(あー。カガミと同じで、みゆきさんだけどみゆきさんじゃないのか)
カガミ「気にしないで。こいつときどき変なこと言うのよ。変態とでも思ってくれていいわ」
男「えっ」
ミユキ「わかりました」
男「えっ」
カガミ「で、何の用?」
ミユキ「盗み聞きをしたようで心苦しいのですが、貴方達は勇者なのですか?」
男「俺が、勇者男だ」
ミユキ「お願いします! 私をメルキドの街に連れていって下さい!」
男「メルキドに行きたいかー!」
ミユキ「お、おー?」
男「わかりました。貴方の熱意がばしばしきました。報酬は貴方のから……」

ボコッ!

カガミ「もちろんよ」
男「……」

ミユキが仲間になった!
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 18:59:39.80 ID:YBrMYEAO
ドラクエ知識ない人ごめんねごめんね><
そんな方は流し読みもしくはスルーでお願いします
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 19:00:37.44 ID:ZxZq5l.0
リアルタイム投下ktkr
俺も続き投下したいけどまとめてからにしないと…
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 19:02:27.21 ID:YBrMYEAO
カガミ「さて。これからマイラの村に向かおうと思うんだけど……ミユキって、レベルいくつ?」
ミユキ「5ですよ」
カガミ「私と同じか。男は?」
男「2」
カガミ「戦力外か。このままマイラに行くのはキツいな。どこかでレベルをあげなきゃ……」
ミユキ「そういうことでしたら、この街の南に洞窟があるらしいですよ。レベル的にも丁度いいかと思います」
カガミ「さすがミユキ! 決まり! 男もそれでいいわね?」
男「嫌」
カガミ「じゃあ洞窟に……ってちょっと待て勇者お前コラ。今なんつった?」
男「嫌」
カガミ「……(目の前の男が理解出来ず自分を静めるために今日の夕食のことを考えている)」
ミユキ「ど、どうしてですか?」
男「レベルあげなんか嫌だ! 長いし読んでる方も飽きる!」
カガミ「よ、読んでって何を――」
男「さっさとマイラに行くぞ!」
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 19:04:56.66 ID:YBrMYEAO
>>428
まとめてあると楽ですよねー
でもどのくらいのペースで落とせばいいか悩む
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 19:12:46.25 ID:YBrMYEAO
男「着いたな。ここがマイラの村だ」
カガミ「……」
ミユキ「……」
男「どうしたんだい二人とも。なんかお疲れの様子だね。チッチ。いけないなぁ仮にも勇者の一行なのに」
カガミ「そりゃあアンタは元気よね……。ガライから出るなり死んで、棺桶の中で寝てたんだから……」
ミユキ「あぁ……。少し……疲れました。私、もう休みますね……」
カガミ「私も……」

そして男はひとりになった!

男「……」
男「……」
男「ふ……」
男「ふふ……ははは……!」
男「ハーハッハッハ! 上手くあいつらを出し抜いたぞ!」
男「そう。俺はマイラに来たかったんだ。……あのときから……」

〜ここから回想〜

男「だからして、壺の中身は勇者様のものなのだ。わかったかガライの村人」
村人「……」
男「RPGの掟なのだ。文句があるなら、ラダトームの王様に言うのだ」
村人「へえ……」
男「それはそうと、何か情報をくれ。村人の務めだろう?」
村人「……じゃあ、マイラの村の話ですが」
男「ふむ」
村人「マイラの村には、温泉があるらしいですよ。あと……」
男「あと?」
村人「ぱふぱふの店も……」

ぱふぱふの店も……ぱふぱふの店も……ぱふぱふの店も……(エコー)

〜回想終了〜

男「マイラ……マイラ……マィラァ! よーし、待ってろよ! ぱふぱふっ!」
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 19:14:54.77 ID:ZxZq5l.0
>>430
いや、俺は実際まとめようとするけどまとめられなくてさww
だから書きながらネタ作ってるよ
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 19:18:03.70 ID:YBrMYEAO
次の日。

カガミ「あら? 男、今来たの? もう宿屋チェックアウトしちゃったわよ」
男「……」
ミユキ「な、なんかげっそりしてませんか?」
男「……」
カガミ「どうしたっていうのよ?」
男「たくましい……」
カガミ「ん?」
男「ガチムチの……胸板が……」
カガミ「……何言ってんの?」
男「ぱふ……ぱふ……」
カガミ「まぁいいわ。いつものことだし」
男「……」
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 19:50:28.80 ID:KrYmYIo0
ドラクエwwktk
>>428にも期待wwktk
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 20:01:51.90 ID:YBrMYEAO
カガミ「じゃあこれから、沼地の洞窟に向かいます」
ミユキ「……本当に行くんですか?」
カガミ「どうして?」ミユキ「沼地の洞窟には、ドラゴンが住み着いているという噂です。私達の力じゃ……」
カガミ「……やられる、かな?」
ミユキ「恐らく」
カガミ「……」

男「……行こう」

ミユキ「えっ」
カガミ「男!?」
男「俺達の使命はりゅうおうを倒すことなんだ。ドラゴンなんかに怯えてられない!」
カガミ「男……アンタ……」
ミユキ「カッコいいです……」
カガミ「……まさか、こんなヘタレ勇者に喝を入れられるなんてね!」
ミユキ「確かに、この村で止まっているわけにはいきません。私は、どうしてもメルキドへ行かなくてはならないんですから!」
男「よーし! そうと決まったら早くこんな村から脱出――」

バニー「あ。昨日のカレじゃない」

男「ひぃ! き、きた!」
バニー「私のパパがねぇ。アンタのこと気に入っちゃってさぁ」
男「やめろおおおおおおおお服を引っ張るなあああああああああああああああああ!」
バニー「あんっ。どこ行くのよぉ」
男「洞窟だ! 早くこの村から逃げるんだァーッ!」
カガミ「……あぁ。やっぱり」
ミユキ「そういうことですか……」
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 20:16:03.14 ID:YBrMYEAO
おおさそりが現われた!

おおさそりの攻撃!

男は素早く身を躱した!

カガミ「……」
男「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

男の攻撃!

おおさそりに1ポイントのダメージ!

ミユキ「……」

おおさそりの攻撃!

男は素早く身を躱した!

カガミ「……てやっ」

カガミの攻撃!

おおさそりに58ポイントのダメージ!

おおさそりを倒した!

男「ふぅ。よくやったカガミ」
カガミ「というかアンタ、いつの間にレベルあがったの?」
男「は? レベルなんぞあがっとらんぞ」
カガミ「え……。でも、モンスターの攻撃をひらひら躱してたじゃない」
男「うむ。よくわからんが、気付いたら躱せるようになってた」
カガミ「……」
男「でもレベル自体は低いから、ダメージは与えられん」
カガミ「で、デタラメだ。こいつ……」
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 20:34:34.55 ID:YBrMYEAO
男「そういや、洞窟に入って結構経つのに、ドラゴン出てこないな」
カガミ「そういえばそうね。ミユキ、ドラゴンがいるって本当にこの洞窟なの?」
ミユキ「そのように聞き及んでいたのですが。……やはり噂は噂だったのでしょうか?」
カガミ「噂ってどんな?」
ミユキ「沼地の洞窟にはドラゴンが潜む。そのドラゴンは、かれの主の命により、扉の奥であるものを守っている……」
カガミ「……」
ミユキ「そんな、噂です」

男「あれ? なんだ、この扉?」

カガミ「なぁっ!?」
男「宝の匂ひがするぜ。開けてみるか」
ミユキ「ま、待って下さい!」
カガミ「それはー!」
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 20:40:19.82 ID:YBrMYEAO
しかし扉には鍵が掛かっていた。

男「……」
カガミ「は、はは、は……助かった……」
ミユキ「どうやら鍵が無いと開かないみたいですね」
男「鍵を捻り込むようにインサート☆」
カガミ「えっ……」

男は魔法の鍵を使った!

カガミ「ななななななななななななななななななななな」
ミユキ「お、男さん! それをどこで!」
男「ガライの村人の家からパクった」
ミユキ「……あー。だから男さんは、おおさそりの攻撃を躱せたんですね」
男「どういうことだ?」
ミユキ「つまり、いつの間にか勇者から盗賊に転職してたってことですよ」
男「なるほどーなるほどー!」
カガミ「納得してる場合かぁぁぁぁぁーっ!」

扉が開いた!
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 20:55:55.29 ID:YBrMYEAO
ドラゴンが現われた!

ドラゴン「グォォォォー!」
男「なんじゃコイツァー!」
カガミ「アンタが呼び出したんだろがい!」
男「し、知らんかったんじゃ! わしは知らんかったんじゃ!」
カガミ「知らんかった♪……で済むかこのアホー!」
ミユキ「言い争ってる場合ではありません!――来ます!」

ドラゴンの攻撃!

ドラゴンは尻尾を振り回した!

カガミ「あうっ!」

カガミに68ポイントのダメージ!

ミユキ「あぁっ!」

ミユキに76ポイントのダメージ!

男「アッー!」

男は素早く身をかわした!

男「アッー……アー……ー……ハッ! とりあえずやられるつもりだったのに、身体が勝手にかわしてしまった!」
カガミ「……」
ミユキ「……」
ドラゴン「グルルル!」
男「マジで? 超やべぇじゃん」
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 21:03:54.13 ID:YBrMYEAO
男「待て待て落ち着け俺。そうだこういうときは素数を数えるんだ13579……」
カガミ「そ、それは……奇数よ……」
男「カガミ! 嗚呼カガミ! 俺のカガミ! 生きていてくれたんだね!」
カガミ「誰が……アンタのよ……つーか……舐めんなっての……。この程度で私が……」
ドラゴン「グルォー!」

ドラゴンの攻撃!

カガミ「……ぐうっ!」

カガミに71ポイントのダメージ!

カガミ「うぁ……」
男「ば、馬鹿野郎! 無理すんな!」
カガミ「い、今わかった……」
男「は!?」
カガミ「あの娘はこの部屋の奥にいる……ふ、双子だからかな?……私にはわかるんだ」
男「双子……まさか……」
カガミ「私の妹……返して貰うわよ……」
ドラゴン「グォォォォ!」
男「カガミ! 危険があぶない!」
カガミ「どけぇぇぇぇぇぇっ!」

ピカッ!

男「こ、この光はっ!」
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 21:13:43.69 ID:UoG4UCQo
追いついたwwktk
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 21:28:32.55 ID:YBrMYEAO
〜CM〜

――ヤンデレをお求めですか?――

――らき☆すたの二次創作が読みたいですか?――


「ヤンデレこなたスレ」


多種多様な物語がここにはある……。
たまにヤンデレ関係なかったりもするけれど……。
余りある感動はまるでスターダスト。
ヤンデレこなたスレ、絶賛現行中!

(=ω=.)「……死んじゃえ」

〜CM終わり〜
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 21:31:18.47 ID:YBrMYEAO
男「こ、この光はっ!」

カガミの攻撃!

カガミ「うわあああああああああああああああああああ!」

 か い し ん の い ち げ き ! 

ドラゴンに1021ポイントのダメージ!

ドラゴン「グギャアアアアアアアッ!」

ドラゴンを倒した!

カガミ「……はぁ……はぁ……」
男「えっ。何すか今の力」
カガミ「……」
男「あっ。カガミ!」
カガミ「……」
男「気を失ってる……」
カガミ「……」
男「……」
カガミ「……」
男「ま、いいや。姫! 勇者男が今行きますぞ!」
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 21:38:06.59 ID:ZxZq5l.0
>>442
CMGJ!
wwktk
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 21:41:06.71 ID:YBrMYEAO
ツカサ「だ、誰っ?」
男「……やっぱりつかさか。薄々そうじゃないかと思ってたが、お前がさらわれたお姫様だったんだな」
ツカサ「私のことを知ってる……貴方は一体?」
男「超絶無敵盗賊鬼畜戦士王兼魔人強靱無敵勇者男様だ」
ツカサ「長いよぅ……無敵って二回言ったよぅ……」
男「勇者男様だ」
ツカサ「勇者男様……貴方がドラゴンを倒してくれたの?」
男「……」
ツカサ「……」

男「もちろん、俺が倒した」

ツカサ「男様……」
男「しかも一人で」
ツカサ「素敵……」
男「向こうには俺のおっぱいと、ツンデレいる。役には立たなかったが」
ツカサ「……おっぱ……ツンデレ?」
男「ミユキとカガミがいる」
ツカサ「お姉ちゃんが!?」
男「うむ。付いてきたまえ」
ツカサ「はーい」
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 21:48:11.67 ID:YBrMYEAO
ツカサ「お姉ちゃん!」
カガミ「ツカサ……よかった……」
男「よう、カガミ。大丈夫か?」
カガミ「身体中が痛い。……ねえ男、ドラゴンは?」
男「覚えてないのか?」
カガミ「何を?」
男(ヒャアッホウこれは好都合)
ツカサ「ドラゴンなら、男様が倒してくれたんだって!」
カガミ「……さすが勇者ってわけね。悔しいけど、見直した」
男(で、出来る! 新世界!)

ミユキ「え? 違いますよ?」

男「……み、ミユキ!?」
カガミ「どういうこと?」
ミユキ「私、動けなかったけど、見てたんです。ドラゴンは、カガミさんが倒したんですよ。ね、男さん?」
男「あわわ」
ツカサ「え? でも、私には『俺が倒した』って……」
男「あわわ」
カガミ「……」
ツカサ「しかも一人で」
男「あわわ」
カガミ「……男、ちょっとお話ししよっか?」
男「笑顔が怖イィーッ!」
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 21:52:28.03 ID:YBrMYEAO
こうして、俺達はラダトーム(最初の街)に戻ってきた。
その移動中、俺はずっと棺桶の中だった……。

王様「よくやった、勇者……勇者……勇者はどこじゃ?」
ミユキ「棺桶の中です」
王様「ほう。似合いの場じゃな。それで、そなたは誰じゃ」
ミユキ「旅の賢者、ミユキです」
王様「勇者の仲間か。そちも褒めてつかわす。そしてその隣りにおる……」
棺桶「……」
王様「いや、棺桶の方ではなく、そちらの……」
カガミ「……」
王様「む! よく見ればそなたは……カガミか!? 心配していたのじゃぞ! どこへ行っておったのじゃ!」
棺桶「そうか。ツカサが姫ってことは、カガミも姫なのか」
カガミ「ごめんなさい、父上……」
ツカサ「お姉ちゃんが、私を助けてくれたのー!」
王様「なんと! カガミが!……なら勇者は何をしていたのじゃ?」
ミユキ「特に何も……」
王様「我が娘ツカサを戻せなかった挙げ句、カガミまで危険な目に合わせ何もしていなかったじゃと!?」
棺桶「ちょっ、まっ」
王様「ゆ、ゆるさん! 衛兵! この棺桶を牢屋に打ち込め!」
棺桶「やめろおおおおおおおおおおおおおおおここから出せええええええええええええ」
ミユキ「……哀れです」
ツカサ「……哀れだね」
カガミ「ふ、ふん。ツカサに良い格好しようとしたんだから、自業自得よ」
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 22:01:12.14 ID:YBrMYEAO
女兵士「ほい、今日の昼飯だよ」
男「……なあ」
女兵士「んー?」
男「あれから二か月経ちましたよ。俺、いつまでここにいればいいんでしょう? みんなはなんで助けに来ないですか?」
女兵士「双子の柊姫は、魔法使いのミユキと一緒にメルキドに向かったみたいだぜー。ずっと前に」
男「あいつら俺を見捨てやがったー!」
女兵士「いや、見捨てたんじゃなくて忘れたんじゃないか? もしくは足手まといとか」
男「いずれにしても同じことだー!」
女兵士「五月蠅いなぁ。黙ってご飯食べろよー」
男「そうだ。脱獄しよう」
女兵士「あはは! そんなの無理に決まってるってヴぁ!」
男「何故に」
女兵士「まず第一に、鍵掛かってるし」
男「……」
女兵士「第二に、私というユウシューなソルジャーがいるからだ――」
男「隙ありっ」

男は牢屋の鍵を奪い取った!

女兵士「あーっ!」

男は扉の鍵を開けた!
扉が開いた!

女兵士「あーあー! だ、だっそうぷっ――」
男「第二の難関破れたり。ドラゴンを倒した(現場にいた)男の経験値を舐めるなよ」
女兵士「むー……」
男「出口はどっちだ」
女兵士「む(あっち)」
男「よし。一緒に行くぞ。お前は人質だ」
女兵士「みゅー!(やーめーろーよー!)」
男「黙って従わねえと痛ぇ目にあうぜ!」
女兵士「むー!(助けてアヤノー!)」

女兵士を仲間にした!
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 22:07:28.45 ID:YBrMYEAO
男「上手く街の外に出られたな」
女兵士「この鬼畜っ」
男「はーはっは」
女兵士「もういいだろ? 私は帰るからな!」
男「つーか……参ったな。順番が相当狂っちまった……これじゃあ間に合わないかも……いや……いくらなんでもそれは……」
女兵士「は? 何をブツブツ言ってんの?」
男「システム的な話だよ!」
女兵士「し、しす?」
男「よし、決めた!」
女兵士「なんだよ? わ、私の身体はだめだぞ! あげないからな!」
男「お望みなら貰ってやるが、俺は急いでいる!」
女兵士「何をだよ?」


男「今からりゅうおうを倒す!」


女兵士「ふぁ!?」
男「そして真の勇者となり、力でこの世を支配する……」
女兵士「そ、それは勇者という名の魔王だ!」
男「はーはっはっは! 俺はもう誰にも止められん!」
女兵士「ぽかーん」
男「たとえばこの、りゅうおうの城とラダトーム城を分かつ海でさえ!」
女兵士「あっ……」
男「俺は止められない!」

ザンッザンッ!

女兵士「ば、バタフライで泳いで行っちまった……」

それは歴史に残るほどの勇者バタフライだったといいます。
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 22:14:35.33 ID:mPmdKBs0
やるじゃぁないかwwwwww

wwktk
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 22:18:49.91 ID:YBrMYEAO
男「色々(逃げる106回)あったが、りゅうおうの玉座まで辿り着いたぞ」
男「わーわー(セルフ歓声)」
男「……」
男「なのに……」
男「何故りゅうおうがいないんだ!」
男「むきぃー! ここまで来て手詰まりかよ! つーかモンスターいすぎで帰れねーよ!」
男「……」
男「……」
男「……」
男「どっこいしょ」

男はとりあえず玉座に座った!

男「ふぅ……」

カガミ「りゅうおう、覚悟!」

男「え」

カガミ「うりゃー!」

カガミの攻撃!

男「ぐふっ」

男に205ポイントのダメージ!

男はしんでしまった!

カガミ「……ってアレ? りゅうおうよわっ」
ミユキ「あ、あのー、カガミさん。それ、もしかして……男さんじゃないですか?」
ツカサ「あ! 本当だ! ラダトームに幽閉されていたはずの偽勇者様だ!」
ミユキ「完ぺきに忘れてましたね」
カガミ「ちょっとアンタ、なんでこんなところにいんのよ?」

返事はない。
ただの屍のようだ……。
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 22:30:28.03 ID:YBrMYEAO
カガミ「……空気が重いな」
ミユキ「なんて邪気……。りゅうおうはすぐ近くです」
ツカサ「うぅ。確かになんか息苦しい。私はどうしてここにいるのかなぁ」
男「そうかぁ? 大したことないじゃないか。むしろかがみんの方が邪悪」
カガミ「誰が邪悪かがみんだ!」
男「なんと!」
カガミ「何を驚いてるんだこのヘタレ勇者!」
男「そろそろ泣くぞ……」
カガミ「勝手に泣いてろ」
男「わーん! ツカサぁ! お前の姉がいじめるー!」
ツカサ「わあ困る……」
男「……」

男はひっそりと泣いた!

カガミ「あっ!」
ミユキ「これは……!」
男「で、でかい!」
ミユキ「ど、どこ見てるんですか! そうじゃなくて!」
男「ち、小さい!」
カガミ「し、失礼な! 私は標準よ!」
男「じゃあなんだよ?」
ツカサ「……息苦しさが、消えちゃった」
男「……へ?」
ミユキ「それに、向こうの部屋から強い力の波動を感じました!」
カガミ「いってみるわよ!」
ツカサ「うん!」
男「……」
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/10(日) 22:33:40.64 ID:oKUss3.o
ID:YBrMYEAO氏、乙です!

>>451
ちょwwwwwおまえらwwwwwwwww
紅茶飲んでたのに吹いて口から垂れたじゃねえかwwwww
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 22:35:13.23 ID:YBrMYEAO
(=ω=.*)「やー! 遅かったねー!」

男「こなた!?」
カガミ「……りゅうおうが……しんでる……」
(=ω=.*)「うん。残念ながら、ラスボスはとっくに私が倒しちゃったよ。さすが私!」
ミユキ「そんな……一人きりでりゅうおうを……?」
(=ω=.)「私はロトの血を引く勇者……って設定だったからねー」
ツカサ「……設定?」
(=ω=.)「……こいつを倒したら全部思い出したよ。私は勇者じゃなかったんだ」
カガミ「何言ってんのよ? りゅうおうを倒したなら、勇者に決まってるじゃない」
(=ω=.)「じゃあかがみんは誰?」
カガミ「私? 私はラダトームの姫で、剣士……ってなんで私の名前を知ってるんだ」
(=ω=.)「ふむ。まだ思い出せないのかな?」
カガミ「え……何を……」

(=ω=.)「私達がただの学生だってことを、だよ」

……。

カガミ「な、何を……」
(=ω=.)「やっぱり思い出してないんだね」
ミユキ「私達が……」
ツカサ「学生……?」
(=ω=.)「そ。ただの学生! ここは現実じゃアーリマセン!」
カガミ「あ、アンタばかぁ!? 男じゃないんだから、そんなわけのわからない話――」(=ω=.)「男?」
カガミ「そうだ! ねえ、男! アンタも確かそんな話してたわね?」
男「……」
カガミ「私達が学生で同級生がどうのって! あれってまさか……本当のこと……?」
男「……」
カガミ「男? なんで黙ってるのよ? アンタらしくもない」
男「……」
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 22:39:07.20 ID:YBrMYEAO
男「……」


(=ω=.)「男……」


男「……」


(=ω=.)「……」


男「……」


(=ω=.)「……誰?」
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 22:40:33.45 ID:YBrMYEAO
ここから超展開
風呂入りたいんで軽く休憩しま
23:30再開予定
457 :もう一人の僕 :2008/02/10(日) 22:59:43.39 ID:ZxZq5l.0
この名前の方が何故かしっくり来るな…
今日は起きて必ず続きを書く
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 23:13:08.14 ID:FfnsmgAO
八月蝉かな?
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 23:15:23.70 ID:UoG4UCQo
そうだね、八月蝉だね
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 23:20:38.41 ID:FfnsmgAO
プロテイン?
461 :もう一人の僕 :2008/02/10(日) 23:23:18.86 ID:ZxZq5l.0
>>456は八月蝉だったんすか…?
なるほど…
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/10(日) 23:28:06.13 ID:oKUss3.o
>>458-459
顔文字で「ん?もしや」とは思ったが…
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 23:28:31.36 ID:mPmdKBs0
これは・・・投稿ラッシュの気配がプンプンするぜ
464 :八月蝉 :2008/02/10(日) 23:34:32.22 ID:YBrMYEAO
ただいまーってバレテルー!
そうだ……僕がキラだ……って(=ω=.)←これのせいっすね。反省@

バレたからには現状報告すると「こなたと男とクリスマス」は滞り中
気まぐれにドラクエで書いてみた
大して深いストーリーもないので、暇潰しになったら幸い
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 23:36:34.03 ID:UoG4UCQo
超展開っていうからここからクリスマスにつながるのかと思ったww

続きwwktk
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/10(日) 23:36:42.93 ID:8hf2fqco
そういえばもうそろそろヴァレンタイン…考えて見るかな…駄文だけど

467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 23:38:14.52 ID:YBrMYEAO
男「な……」
(=ω=.)「……」
男「何を言ってるんだ? 俺だよ! 男だよ! 性別も名前も男!」
(=ω=.)「かがみん、つかさ、みゆきさん……そいつから離れて」
カガミ「え……」
ミユキ「あ……」
ツカサ「どうなってるの?」

男「おいおい、何を言ってるんだよ! こなた、お前思い出したんだろ? だったら俺のことも……」

(=ω=.)「確かに思い出したよ。学校のこと、友達のこと、コミケのこと」

男「……」

(=ω=.)「だけど、そこには『男』なんて人はいない」

男「……」

(=ω=.)「……」

男「……」

(=ω=.)「……どうして、私の名前を知っているの?」


男「は……」


カガミ「……っ!」





男「あはははははははははははははははははははははははは!」





468 :八月蝉 :2008/02/10(日) 23:42:24.07 ID:YBrMYEAO
>>465
いや全く全然関係ないww
ただの超厨二病展開だぜ
クリスマスを早く書け!って人もいるでしょうが、そこはほら……冨樫を見るような目で、さ……
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/10(日) 23:45:03.34 ID:oKUss3.o
>>468
年単位で停滞は泣くぞwwwwww
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 23:46:33.94 ID:YBrMYEAO
男「――はぁ。なんだよ。完璧に思い出してるのか」

(=ω=.)「……」

男「そうだ。お前の言う通り、俺は学生なんかじゃない。お前らの知り合いでもない」

(=ω=.)「……」

男「残念だ。全部上手くいってたのに」

(=ω=.)「どういうこと?」

男「簡単に言うと、お前が欲しかったんだ」


カガミ&(=ω=.;)「にゃ、にゃにぃっ!?」


男「それだけで理由は十分。ドラクエ世界を利用して、まずは俺がりゅうおうになるつもりだった」

カガミ「利用っ!?」

男「りゅうおうになった後は、こなたが勇者としてここに来るのを待てばいい」

ミユキ「で、でもそれじゃあ敵同士に……」

男「おいおい。ドラクエやったことないのか? 戦いの前にりゅうおうは、勇者にこう尋ねるんだ」

ツカサ「なんて……」

男「俺の部下になれ。そうすれば世界の半分をやろう」
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 23:48:23.85 ID:UoG4UCQo
>>468
冨樫把握wwwwww
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 23:54:22.61 ID:YBrMYEAO
男「『はい』か『いいえ』を選べるんだが、ゲームだとどちらにしても戦いになる」

(=ω=.)「……」

男「だがそこでこなたが『はい』を選んだら、俺は本当に世界をはんぶんこにするつもりだった」

(=ω=.)「……確かに、私なら『はい』を選ぶかもね」

男「だろ? そしたらお前もヤンデレの仲間入り」

カガミ「……」

男「つまりこれは、完璧な『こなたヤンデレ化計画』だったんだぜ?」

ミユキ「そんなこと……!」

男「なのに、お前がここに来るのが早すぎてさあ」

(=ω=.)「……あなたは誰なの? どうして私達を知ってるの?」

男「誰と言われてもな。ヤンデレなお前を望む人間の思念、としか言えん」

(=ω=.;)「は?」

男「そう。『お前』のことだ」

(=ω=.;)「わ、私!? わけが……」

男「いや、こなたじゃなくて、『お前』だ」

(=ω=.;)「……誰と話してるの?」

男「わはは。まあ気にするな。……どうせ忘れることだ」

(=ω=.)「っ!?」
ミユキ「ものすごい邪気です! さっきのものとは比べ物にならないくらい……!」
ツカサ「こ、怖いよお」

男「勇者が死んだらゲームオーバー。お前らはまた最初からだ。セーブなんてないからな」

カガミ「やめて……」

男「悪いがリセットさせてもらう。なぁに、何度でもチャンスはある」

カガミ「嘘だぁーっ!」
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/10(日) 23:57:29.31 ID:YBrMYEAO
男が現れた!

男「先に言っとくが俺を倒しても無駄だぞ? いくらでも、世界は創られるんだ」
(=ω=.#)「わけのわからないことを!」

こなたの攻撃!

男にダメージを与えられない!

(=ω=.;)「うわっ。なんだこれ! 負けバトル!?」
男「そうだよー。俺がルールだよー」

男の攻撃!

男「特技にはイオナズンとありますが」

男はイオナズンを放った!

男「はい。イオナズンです」

こなたに126ポイントのダメージ!

(=ω=.;)「ぐっ!」

カガミに123ポイントのダメージ!

カガミ「うっ!」

ミユキに111ポイントのダメージ!

ミユキ「きゃあっ!」

ツカサに106ポイントのダメージ!

ツカサ「いたたあっ!」
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:02:21.13 ID:x6yJA2AO
イオナズンwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:02:42.18 ID:qImUo2AO
男「俺だってこんなのは不本意なんだ。我慢してくれ」
カガミ「……アンタは……アンタは……ぁ!」
ツカサ「お姉ちゃん!」
ミユキ「カガミさんっ!」
カガミ「この……!」

カガミの攻撃!

男「だから負けバトルなんだから、攻撃は……」
カガミ「バカ野郎ーっ!」


ズガァン!


男に256ポイントのダメージ!

男「ヘブッ!」
(=ω=.*)「おおっ! ダメージが……通った!?」
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/11(月) 00:03:33.00 ID:ONGgK/2o
イwwオwwナwwズwwンwwwwww
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:05:08.93 ID:qImUo2AO
カガミ「……アンタの動きなんてね、お見通しなんだから」
男「な、何故に……!」
カガミ「それはね!」

カガミの攻撃!

男「がふっ!」

男に361ポイントのダメージ!

カガミ「私がっ!」

カガミの攻撃!

男「ひぎぃっ!」

男に449ポイントのダメージ!

カガミ「一番っ!」

カガミの攻撃!

男「アッー!」

男に601ポイントのダメージ!


カガミ「アンタとっ!」

カガミの攻撃!

男「らっきー☆せぶん!」

男に777ポイントのダメージ!

カガミ「一緒に……一緒に……いたからだーっ!」


カガミの攻撃!

男「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO……ォゥッ!」

 か い し ん の い ち げ き !

男に2098ポイントのダメージ!
男を倒した!
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:14:39.12 ID:qImUo2AO
(=ω=.;)「……」
ミユキ「た……」
ツカサ「倒しちゃった……」

男「……」
カガミ「……本当に……バカ……」
男「……」
カガミ「現実っていうのがあるなら、わざわざこんなことしなくても良かったじゃない……!」
男「……」
カガミ「普通に私達と友達になって、こ、こなたと付き合えば良かったのよ!」
男「……」
カガミ「それなら……私だって……」
男「……あいにく、それは叶わない夢なんだ」
カガミ「え……」
男「お前にもわかるだろ。ラノベの登場人物は近いようで遠い……」
カガミ「……」
男「遥か頂きから見下ろし続ける……神様みたいなのもキツい仕事だよな」
カガミ「まさか……アンタ……」
男「ま、いいや。とにかくお前らはゲームクリア。戻してやるよ、現実に」

(=ω=.*)「やった! さすがに同人誌のない世界はちとキツい!」
ミユキ「えーと……現実世界での私はどんな私なんでしょう?」
ツカサ「ゆきちゃんは、案外不良じゃないかな?」
ミユキ「え……」

カガミ「……」
男「じゃあな」
カガミ「……ま、待って!」
男「……なんだ?」
カガミ「世界は……創られるって言ったわよね?」
男「あぁ」
カガミ「また……会えるの?」
男「……それは……『お前』次第だよ」
カガミ「……今の、私に言ったの?」
男「さぁな。とにかく……なんつーか……俺個人的には、その……お前のことは……」
カガミ「……」
男「……あー! もういい! どうせ覚えてねーんだ! かーえーれ! かーえーれ!」
カガミ「ま、待ってってば! 男! 男ーっ!」
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:17:52.09 ID:qImUo2AO
(=ω=.)「ん……?」
みゆき「ふわ……」
つかさ「あふぅ……私達、何してたんだっけ?」
(=ω=.;)「なんだっけ? 変な夢を見てた気がするよ」
みゆき「あら? かがみさんは?」

かがみ「……」

(=ω=.;)「ベランダなんかで何してるんだろう? ま、まさか飛ぶ気!?」
みゆき「なっ!」

つかさ「だめー!」

かがみ「わっ。何よ、つかさ!」
つかさ「飛んじゃだめーっ!」
かがみ「……何を勘違いしてるんだ。飛ばないわよ」
つかさ「ほっ……」
かがみ「……ねえつかさ」
つかさ「ん?」
かがみ「空を、さ……」
つかさ「空?」
かがみ「見上げるのも、案外疲れるわよね?」
つかさ「首とかー?」
かがみ「……そうね」

(=ω=.)「おーい。二人ともー。何してんのさー?」

かがみ「なんでもないわよ!」

みゆき「泉さんと話してたんですが、どこかに遊びにいきませんかー?」

つかさ「だって。どうする? もうちょっとたそがれるー?」
かがみ「ううん。もう、大丈夫……。行こっか」



fin.
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:19:19.68 ID:f/pEUMAO
えらい爽やかに終わったな

乙!
481 :もう一人の僕 :2008/02/11(月) 00:20:55.72 ID:v9mzWWg0
八月蝉乙!
面白かった… 尊敬するorz
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:23:12.41 ID:B5cmyC60
乙!←ポニーテールだからなっ!
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/11(月) 00:23:43.10 ID:ONGgK/2o
乙!
これはまた爽やかな終わり方。だがそれもいい
あ、俺個人は超展開大好きですwwww
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:23:52.40 ID:ruXhPhY0
乙っす!面白かったぜ!
485 :八月蝉 :2008/02/11(月) 00:24:57.14 ID:qImUo2AO
>>480
書き始めの段階では、こなたがりゅうおうになって
(=ω=.)「わはは。勇者男よ、世界を半分やろう」
男『はい』
って展開を考えてたこともあったんだけど、アリガチで誰もが予測するかなーってことで今回の形になりました
どっちがよかったのかはよくわからないままww
意表はつけたかなあ?
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:27:00.13 ID:qImUo2AO
>>481
さあ君の番だよ、もう一人の僕!
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:27:07.10 ID:VA4P7O.o

らきキャラでパロディ面白いな

>>481
続き期待してるんだぜ

>>485
まさにその予想だったけどいい意味で裏切られたww
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:28:32.72 ID:f/pEUMAO
>>485
相変わらず予想の上を行ってくれるぜww
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:29:22.99 ID:B5cmyC60
皆がとっても元気wwwwwwww
これが・・・クヲリチィーか・・・
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:29:34.27 ID:v9mzWWg0
>>486
わかったぜ相棒!(黙れ
続き行きます!
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:29:58.57 ID:T2o4NMAO
この流れで久しぶりに投下していいかな?
八月蝉にはまったく叶わないが
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:31:45.95 ID:B5cmyC60
>>491
やっちまえー!
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/11(月) 00:32:27.36 ID:ONGgK/2o
>>485
いい意味で予想斜め上だったww


創作作品に人それぞれの好みはあっても決定的な
優劣はない…と俺は思っている。
引くことなく書いていいと思うぜ
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:32:35.06 ID:GF1MYis0
ここ一週間の投下Rushはすげぇなwwwwww
私大の受験がそろそろ終わるからか?
センター後とか1日誰も書き込まない日とかあったのにwwww

とりあえずwwktkがとまらんwwwwww
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:33:34.76 ID:T2o4NMAO
駄文でもうしわけない
雨―――――
私は涙を流しているのかもしれない。
涙を。
あの人の心は私のもののはずと信じているのに。………気付いているのだろう。事実に。
迷いはもうない。



つかさと私は双子。
性格は正反対でなにもかもが違う私達。
そんな二人が唯一重なったもの。それが好きな人だった。
私は男が好き。
つかさも男が好き。
男はつかさの恋人。
私は気付く時が遅すぎたのだ。


私はずっと見ていた。
あの二人を。
二人が喋っている姿を。
二人がはにかむ姿を。
二人が―――重なる姿を。
見ている内に、だんだんと男の気持ちが分かってきた。

「男は苦しんでいる」こなた「………え?」
「男、つかさに苦しめられてる。」
こなた「か、かがみ…?きょ、今日ちょっとおかしいよ〜?www」
「私は救いたい。男を。」
「話聞いてくれて、ありがと。こなた。」
こなた「かがみ……」
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:34:11.63 ID:T2o4NMAO
2
私はつかさが男を家に連れてきて、部屋で何をしているかを全て見ていた。
つかさと男の交わる姿を見る度に私は男を救いたくなった。
―――――そして今日。
今日私はつかさを[ピーーー]つもりだ。そして今、ナイフを買って家の前にいる。
天気は雨。雨が追憶の中で真実を突き付けてるような気がした。
全ては自分の勝手な妄想。あの二人は愛し合っている。
それでもこの思いを信じていたかった。
―――私は玄関のドアを開けた。


つかさの部屋から話声が聞こえる。
私の鼓動は高鳴るばかり。
つかさの部屋のドアノブを握る。
そしてドアをゆっくり過ぎず、早過ぎずのスピードで開く
開く 開く 開く………
開いた。
二人はキョトンとした顔をしている
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:34:40.91 ID:T2o4NMAO
3
つかさ「おねぇちゃん?どうしたの?」
男「かがみ?つかお前何持ってんだ?」
「あんたはなんで男を苦しめるの?」
つかさ「へ?おねぇ―」「男はずっと苦しんでいるの。私はだから男を救うの。救うの。絶対に救うの!」
男「おいかがみ!?
何言ってんだよ!」
「つかさぁ……」
私は涙をまた流しているようだ。
つかさ「お…ねぇちゃ…ん?」
「お願い…」


「死んで、」


私は倒れている。何がなんだかわからない。
意識がもう、あるかないかわからない。
なにがあったんだろう? こなた?何でいる………の……?

つかさ「おねぇちゃん?おねぇちゃん?」
男「こなた…か?」
俺は混乱していた。
かがみがつかさを殺そうとしたら、後ろからこなたがかがみを刺していた。
何のために?
そう考えているとこなたが口を開いた
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:35:44.97 ID:T2o4NMAO
4
こなた「私ねぇ?かがみの事大好きなんだよ?知ってる?だから私かがみが狂っていく姿を見るのが辛かった。かがみは私の方を見てはくれなかったけど、もうずっといっしょだよ?かがみ?」


こなた「それに…かがみの願い事は叶ったよ?もうこの二人は二度とお互い喋り合う事はないよ?良かったね?かがみ。
私も幸せだよ?かがみを私の手で殺せるなんて。私、かがみの心も身体も手に入れられなかった…でも、もうすぐに私のものに…私だけのものになるんだよ?」
つかさ「…………」
男「…………………」
つかさも俺も無言だった。
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:36:04.84 ID:T2o4NMAO
5
こなた「もう疲れたよね?かがみ?私とゆっくり休もう?ずっとゆっくり。」
そう言ってかがみの死体を引きずってこなたは何処かへ行ってしまった。
その後、幾つもの取り調べがすぎたあと、俺とつかさは喋る事も、顔を合わせることさえもしなかった。

数日後、こなたは公園のベンチで死体として、見つかったらしい。自分にナイフを刺して嬉しそうに笑っていたそうだ。その胸にはかがみの生首がしっかりと抱えられていたそうだ。


――――盲目なその想いは崩れて、空しく運命に刻みつける―――――
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:36:58.29 ID:T2o4NMAO
わかりにくいとこもあるが本当にすまん。長編かける人はすごいな… SSが限界だwwww
501 :もう一人の僕 :2008/02/11(月) 00:43:23.65 ID:v9mzWWg0
>>500
乙です。
只今執筆中…
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:47:21.85 ID:5DIM5bw0
>>499
ラストの文、ラルクの「Flood of tears」だよね?
使い方がうますぐるwwwwwwwwww
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:49:22.08 ID:T2o4NMAO
>>502
まさかわかってくれる人がいるとはwwww その通りです。
504 :もう一人の僕 :2008/02/11(月) 00:49:41.43 ID:v9mzWWg0
>>416続き
たまに寝てしまうのはすまなかったっす


………目覚ましが鳴る。
さすがにこれまでは家の手伝いに任せるわけにはいかない。
男「…今日も普通の一日が始まるのか…」
憂鬱。毎日同じ事の繰り返し、そんな事には飽きていた。

いや、普通ではなくなるのだろうか。
昨日のことが夢でないならば、今日からは楽しくなるのだろうか?

爺「坊ちゃん、入りますよ」
男「あぁ、朝食か… 今行くよ…。」
爺「かしこまりました…」

朝食は、いつもと同じ。
でも学校は違うんだ。
そんな事を思いながら早めに朝食を済ませ、学校へ行く準備をする。

僕は登下校両方に車を使う。
人目につかない路地裏に車を駐車させ、登校する。

もし人目についたら、学校のみんなの見る目が変わりそうで怖かった。
だからこう登校する必要があった。


説明が大半でごめんなさい
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 00:51:27.76 ID:qImUo2AO
>>503
乙!惨劇いいよ惨劇
歌詞挿入のその手法、いつかいただき!
あれ?なんかJASRA……
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 01:01:08.34 ID:5DIM5bw0
>>505
Dirの「惨劇の夜」?
あれは変態男を出さないと話にするのは難しい。
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 01:11:19.86 ID:5DIM5bw0
あれ?間違ったっぽい。スマソ・・・orz
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 01:12:39.18 ID:qImUo2AO
>>507
ふはww
どうレスするか考えてたぜww
とりあえずアテムの投下にwwktk
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 01:19:45.16 ID:5DIM5bw0
「Floods of tears」ダッタ・・・orz
>>508
使われてた曲がマイナーだったから、賛同者と勘違いした。
510 :もう一人の僕 :2008/02/11(月) 01:23:03.75 ID:v9mzWWg0
>>504続き


学校へ向かう道へ着く。
学校はもうすぐだ
?「おーっす、男」
男「ひっ!?」
かがみ「…相変わらず変わった奴だな… お前は」
つかさ「おはよう、男くん」
男「あぁ… おはよう、つかさに… えーと…」
かがみ「かがみよ!柊かがみ! 私はあんたの名前覚えてやったってのに…」
男「ぁ、…あー、思い出した!」
かがみ「…ったく…」

男「そういえばこなたは?」
かがみ「あー、あいつは寝坊よ寝坊!また遅くまでゲームしてたみたいでさ…」
つかさ「どんだけー」
男(なんかみんな酷い言いようだな… 気のせいか?)
男「へ、へぇ… そうなんだ…」
かがみ「あぁ、そうそう!昨日こなたが『今日は男と一緒に帰る〜』とか言ってたんだけど…」
男「いや、あれは一緒に帰る、というよりほぼ強制的な連行でした…」
かがみ「へ、へぇ…」

いつの間にか玄関に着いていた。こんなに話したのは…昨日ぶりか…。


つかさ空気スマソ
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 01:23:05.43 ID:T2o4NMAO
どうでもいい事だが、本当はジャンヌの「sister」とこれでどっちをテーマにするか迷ったんだが、こっちにした。追憶とか、結構ラルクに出てきそうな言葉もいれてみたりで楽しかった。読んでくれた皆さん、本当にありがとう
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 01:25:59.70 ID:5DIM5bw0
>>511
「sister」はエグいだろwwwwwwwwwwww
513 :もう一人の僕 :2008/02/11(月) 01:30:18.64 ID:v9mzWWg0
き…曲の勉強になります
普段アニソンとかゲーソンしか聞いてない俺にとって普通の曲の話はとても学べる
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 01:31:28.86 ID:T2o4NMAO
>>512
いや本当はかがみがつかさを殺して、男は監禁されてって内容にしようと思ってた
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 01:37:46.67 ID:B5cmyC60
二人とも乙!

関係ないけど歌っていいよね、ストーリーっぽいのがあるし
ほぼ実体験のjanneが好きです
516 :もう一人の僕 :2008/02/11(月) 01:49:55.11 ID:v9mzWWg0
>>510続き

かがみ「じゃ、私はクラス行くから!」
男「じゃ、また」
つかさ「またね、お姉ちゃん」

男「おはよう、みゆきさん」
つかさ「おはよう、ゆきちゃん」
みゆき「あ、おはようございます、男さんにつかささん。」

ふぅ… 席につくと安らぐなぁ…
…とりあえず前の席の人に声をかけてみよう…

男「やぁ、おはよう」
?「うおっ!? …な、何すか?」
…困ったな… 今の大声でみんな注目してる…
男「い、いや、大した事じゃないんだ。 ただ自己紹介しておこうかなってさ…」
?「あ、あぁ、すまん。俺は白石。白石みのるだ。よろしくな!」
男「あ、 僕は男。よろしく、白石」
何だ、最初からこう話しておけばよかった…
517 :もう一人の僕 :2008/02/11(月) 02:04:51.42 ID:v9mzWWg0
>>516続き
少し眠たくなってきた… あとお腹減った… それと便座カry


その後は何事も無く進んだ。
こなたは当然の如く遅れて来て、黒井先生にからかわれていた。

そして、あっという間に放課後。
…今日はこなたの誘いは無いみたいだ。よかっ
こなた「あ、男〜」
男「…ひゃい?」
こなた「昨日渡したエロゲやった?」
…あぁ、よかった…違った
男「いや、まだなんだ。昨日は帰ってすぐ寝ちゃってさ…」
こなた「そっか。早めにやってね〜 今度エロゲいっぱい持ってくるからさ〜」
こ、ここからが…本当の地獄だ…!

今日は歩いて帰ってきた。
もちろん一人で。


gdgdスマソ
518 :もう一人の僕 :2008/02/11(月) 02:30:23.43 ID:v9mzWWg0
新キャラ厨と言われそうだが…
一人らきすたとは関係ない人物をいつか出すがそれはどうか許してください


今日は…去年に比べれば大分充実した日になったな…
初めて携帯に友達のアドレスを登録出来たし…
アドレス帳には… えーと、白石に、こなたにかがみ、みゆきさんにつかさが増えたんだな。
もっと増やしたいな…
よし、いっそ友達100人を目指そうかな! なんちゃって、な…

アドレス帳には爺に、……………
懐かしいな… 今頃何してるんだろうか…あいつは…

懐かしい気分に浸ってる場合じゃなかった!こなたに貸してもらったゲームやらないと…


……
………

…ふぅ、人はどうして争うんだろうな…
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 02:40:46.67 ID:B5cmyC60
無理せず、頑張れ
520 :もう一人の僕 :2008/02/11(月) 02:45:51.85 ID:v9mzWWg0
>>519
ありがとう
見直し中… 何故か今日は眠くない…
521 :もう一人の僕 :2008/02/11(月) 02:56:39.19 ID:v9mzWWg0
とりあえず今日はこの辺で
おやすみ
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/11(月) 03:02:12.11 ID:qSbuFI.o
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 03:38:26.80 ID:ruXhPhY0
GJ
投下ラッシュすごいな…
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 21:57:47.49 ID:D775FNA0
で、急に過疎ると
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/11(月) 22:02:15.10 ID:x6yJA2AO
うん
526 :もう一人の僕 :2008/02/12(火) 00:36:12.67 ID:4DKK/Xc0
>>518続き


懐かしい夢を見た。

男の子と、女の子の夢。
昔から仲良かった二人の夢。
女の子は男の子の手を引っ張って遊びに駆け出す。
そんな光景が毎日続く夢。
とても楽しそうな夢。
僕もその場に行って遊びたくなるような夢。
527 :もう一人の僕 :2008/02/12(火) 01:38:06.27 ID:4DKK/Xc0
>>526続き

男「…はぁ… 昨日あいつの事を思い出したからかな… 懐かしかったな…」
こなた「やぁ、男!」
かがみ「おっす!」
つかさ「おはよー」
男「……あ、あぁ… おはよう、三人とも」
かがみ「…何か考えごと?」
男「…いや、何でもないんだ。ありがとう」
かがみ「……ど、どういたしまして」
かがみ(男、いつもと様子が違う…?)
こなた「ま、何かあれば私たちに相談しなよ?」
つかさ「そうだよ、一人で悩まないで相談してよ?」
男(女子に相談するより男子に相談した方が気楽だと思えるのだが…?)
男「あぁ、わかったよ。ありがとう」

まぁ、半年以上前に日本を出ているんだ…
あいつも帰ってくる事は無いだろうしな…
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/12(火) 01:55:17.35 ID:bcsu1CQ0
おお、起きてて良かった
wwktk
529 :もう一人の僕 :2008/02/12(火) 02:06:12.22 ID:4DKK/Xc0
>>527続き
今日友達に女装の話されて少し興味持ってしまった俺が居ますww


先生「突然やけど、席替えするでー!」
…本当に唐突だな。

結果、俺は窓側の一番後ろの席に。
前には白石、隣にはこなた、という位置になった。
…白石、仲良くなれそうだな…
隣がこなたなのは… まぁ、話したこともない人と隣になるよりは拉致する人と隣の方が… 良くはないか…

こなた「男、隣同士よろしく〜」
男「うん、よろしく」
こなた「んでさ、また今日もアニメイト行くんだけどついてきてくれないかな?ちなみにかがみんも来るよ〜」
男「あ、…え?かがみ?」
意外だな… あんな子でもああいう店は行くのか…
こなた「ん?かがみんがどうしたの?」
男「いや、何でもない。」
こなた「そっか。そういえばエロゲはやったのかな?」
男「あ、あぁ… やった
こなた「そっか!男はこういう話に興味を持つって思ってたんだよー!今日私の家寄りなよ!」
……エロゲ的な展開だとこなたの家でry とかry とか?…考え過ぎか…
とりあえず僕は放課後になるのを待つ。
530 :もう一人の僕 :2008/02/12(火) 02:08:52.63 ID:4DKK/Xc0
明後日休みなので明日の夜はいっぱい書こうと思います
では 寝ますノシ
531 :もう一人の僕 :2008/02/12(火) 02:13:08.60 ID:4DKK/Xc0
>>529
ミス発覚
また一人称が俺に…orz
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/12(火) 02:16:53.28 ID:bcsu1CQ0
乙 ノシ
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/12(火) 16:38:26.94 ID:kqGLfws0
そして、また過疎るのか。。。
534 :もう一人の僕 :2008/02/12(火) 19:12:34.67 ID:4DKK/Xc0
>>533
時間が時間だからねぇ

こなたのキャラを把握しきれていない…orz
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:03:08.33 ID:tfEHHFso
暇ができたから来た
なんか八月蝉も来たし投下が多すぎて読むのが大変だwwww
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:04:29.41 ID:SlQProAO
>>514です。
前に書いた、かがみのFlood of tearsのやつの別ルートを調子乗って作っちゃったんだが投下いいかな?超駄文だが
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:08:45.18 ID:tfEHHFso
>>536
go!
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:09:15.06 ID:gvnLmZw0
おkおk
支援wwktk
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:10:57.64 ID:SlQProAO
ちなみに、かがみがナイフ買って家に入るとこから。


私はあなたの笑顔を見て思った。
私の愛してた男はいない。
なら創り直せばいい。
男はつかさと喋って帰っていった。
私は憎かった。男を壊した、つかさが。男を奪ったつかさが。
気がつけば、つかさの部屋の前。私の手にはナイフがあった。
―――部屋を開けた。
もう戻れない。
もう還れない。

ほんの数秒。つかさは終わった。もっと苦しんでもらえば良かったかもしれない。私はそのまま皆の居る、居間へ向かった。



――――学校
こなた「おー!かがみん、おはよー!」
かがみ「オッス、こなた。いつものように眠そうね?」
こなた「まぁ…ね。かがみんが元気そうで何よりだよ。」
かがみ「ありがと。でも、もう大丈夫。」
こなた「それにしても、雨止まないね………」
雨は昨日からずっと降っていた。
雨は昨日から私に過去を見せつける。でも大丈夫、もう大丈夫。
こなた「あれ?つかさは?」
かがみ「今日は休みよ。」
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:11:57.22 ID:SlQProAO
こなた「風邪?」
「ま、そんなとこ。」
こなた「そうなんだ………」


放課後、私は男の元へ向かった。
男「ん?どうした?かがみ?」
「私の家に来てくれない?」
男「なんで?」
「つかさの事で用事があるの。」
そうして私と男は家に向かった。
男「つかさどうしたんだ?」
「………つかさの事好き?」
男「は…………?」
「つかさの事好き?」
男「なんでそんなことを聞くんだよ?」
「好きなの?愛してるの?」
男「…好きだよ」
「それはね、男がつかさに騙されてるんだよ?」
男「は?お前何言って……」
「着いたわ。」
男「…………おぅ。」
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:12:27.45 ID:SlQProAO
―――――――――――――
真っ暗。人一人居なさそうな雰囲気だ。なんだか鉄くさい。
かがみ「ねぇ?もう邪魔者はいないよ?」
何言ってるんだ?
今日のかがみは少しおかしい。
「お前いったいどうしたんだ?
おかしいぞ?」
かがみ「私じゃないわよ!おかしいのは男!」
何言ってんだよ?
かがみ「つかさにおかしくされて…」
は?つかさに?おかしくされる訳ないじゃん?
かがみ「でも大丈夫。」
かがみ「つかさは殺して置いたから」
俺は、かがみから恐怖を感じた。
「つ、つかさぁぁああァァァあ……ッ!」


――――――――雨が五月蠅い。
男「つ、つかさぁぁああァァァあ……ッ!」
どうして?
どうしてあの名前を呼ぶの?
苛立ちが消えない
だから私は男に麻酔をかけた
男はパタンと倒れた。
私は男を自分の部屋へ運んだ。
私の部屋には光などいらない。麻酔と男があればいい。
男を私は監禁した。
私達はずっと交わっていた。ずっと。ずっと。
あの頃の男に戻すために。
男は戻らなかった。
男はつかさを忘れられなかった。
死んで、尚、私達を苦しめる、つかさ酷く憎らしかった。
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:13:17.27 ID:SlQProAO
私はあの人の心が欲しかった。
あの人の心からつかさを消し去り、私の色に染め上げたかった。
ただ、それだけ。

その日私は男の前で自殺した。

―――――――――――――――――
貴方だけをずっとこの―地下室―に閉じ込めて。
繋いだ鎖、だけど手錠だけは外してあげる。
朝が来ても愛してると繰り返して。
飢えたベッドで夜ごと貴方に似た子、宿すまで。
抱き締めて強くキスをして感じたい。真赤な雫を絞るまで肥やして。
今から舌を噛むから優しくして。
貴方の背中を見たくないから。それだけ――――――――

543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:14:44.32 ID:SlQProAO
ごめんなさい。一発目のレスの
かがみ「」→「」
にしてください…
こうじゃなきゃおかしくなりますから…
すいません
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:16:55.62 ID:tfEHHFso

しかし後味が悪い・・・
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:17:39.78 ID:gvnLmZw0
GJ!
かがみんこわいよかがみん
最後の数行は何かからの引用?俺にはネタが分からん…
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:18:28.88 ID:SlQProAO
正直今回はFlood of tearsの時以上に出来が悪いです。お目汚しスマン。テーマにした曲はもう皆さんお分かりのはず
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:19:13.84 ID:M0xj2UAO
きれいに終わったな…
乙!

最後の詩はなんかの歌詞か?
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:21:08.08 ID:SlQProAO
>>545
>>547
スマン。最後の詩はジャンヌダルクの「sister」から引用させてもらった。
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 00:23:47.40 ID:M0xj2UAO
>>548
把握

引用のタイミングもうまいなww
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 01:21:09.34 ID:r4QMVxI0
GJ
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 04:22:46.38 ID:aDdt9m20
保管庫の「ヤンデレこなた単発短編集」の一番上の作品を見て気づいたことがある
荒らしと思われてもいいから、一回読んでほしい
ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫の「帰り道」って作品と酷似しているんだが、どうなの?
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/13(水) 05:43:09.64 ID:doeOYR20
中の人が同じ・・・だと思いたいな
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 07:37:50.52 ID:OQFLQzQ0
>>551
たしかに、地の文抜いて名前変えた感じに見えるかも

とりあえず作者が同じか、関係無い事を祈るよ
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 07:53:22.19 ID:BVH5UDUo
L5こなたっていうやつと帰り道ってやつ?読んで見るわ
555 :もう一人の僕 :2008/02/13(水) 09:44:08.13 ID:FfPnnpg0
今日は学校休みです。
また寝てしまったorz

みてる人居るのかな?
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 09:53:23.35 ID:hvrOT2AO
>>554
ちょwwL5こなたは違うww
「ヤンデレこなた単発短編集」だぜ

>>555
ィョゥ
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 10:04:05.44 ID:M0xj2UAO
>>555
(・ω・)
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 10:05:40.08 ID:FfPnnpg0
>>556-557
おぉ、居たww
只今執筆中… あと10分はかかります
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 10:10:44.94 ID:m7pkef20
>>558
携帯からwktk

560 :もう一人の僕 :2008/02/13(水) 10:16:46.44 ID:FfPnnpg0
>>529続き


…時が過ぎるのは早いものだなぁ…
こなた「かがみん迎えに行こうよ、男!」
男「ちょ、待って!」

男「…相変わらずここの雰囲気には慣れない…」
こなた「まぁまぁ、色々回ってみなよ。あ、かがみんと一緒に回ってみたら?」
かがみ「な、何であんたじゃなくて私なのよ!」
こなた「いやぁ、私はまだ男には危ない所回ったりするしねぇ…」
男「危ない所ねぇ… …かがみは僕と回るのは嫌なのか?」
かがみ「べ、別に嫌ってわけじゃないけど…」
こなた「んじゃ、決まりだね。」
こなたは万が一の為に集合場所を決めて、さっさと奥へ行ってしまった。
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 10:27:19.61 ID:BVH5UDUo
>>556
勘違いしてたサーセンww
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 10:28:03.95 ID:BVH5UDUo
ああほんとに中身同じだなwwwwwwwwww
563 :もう一人の僕 :2008/02/13(水) 10:38:05.84 ID:FfPnnpg0
>>560続き
エロゲやったことない自分でも分かる… 俺は無理矢理エロゲ的な展開に持っていこうとしている…ッ!


かがみ「…あはは……ど、どうしよっか?」
男「かがみは今日買いたい物があるから来たと思う。なら僕はそれについてくよ」
かがみ「ま、まぁ… じゃあ行きましょ…」

かがみ「…」
男「…」
沈黙は辛いな…
まさか気を使ってるのか…?
男「か、かがみはいつもどんな本を買うんだ?」
かがみ「え、あ、そうね…ラ、ラノベとか!」
男「…ラノベって?」
かがみ「ラ、ラノベっていうのは… こ、こなたに聞いて!」
…心なしか慌ててないか?
男「…そ、そっか…」

かがみは買い物を終え、僕たちは集合場所に向かう。
564 :もう一人の僕 :2008/02/13(水) 11:06:08.82 ID:FfPnnpg0
とりあえず中断します。
続きは夜に
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 11:08:11.64 ID:7c5ENgDO
把握
wwktkしながら待ってる
566 :もう一人の僕 :2008/02/13(水) 11:32:04.79 ID:FfPnnpg0
執筆にちょっと時間かかりすぎでしょうか?
かなり心配になってきた…
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 11:44:15.70 ID:hvrOT2AO
>>566
むしろ他の投下がないので恒常的な投下があるのは嬉しい
568 :もう一人の僕 :2008/02/13(水) 11:51:58.01 ID:FfPnnpg0
>>567
ありがとう

友達とスマブラやってきます ノシ
てか進路どうしようかな… 高校生活あと一年なのに…
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 11:54:13.28 ID:r4QMVxI0
友達がいるのか・・・

とりあえず今回も乙っす!
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 12:19:27.11 ID:IDabZws0
>>568
乙、つーか、友達とスマブラとか羨ましすぎww
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 16:43:36.31 ID:htatSqU0
やっぱりこの時間帯は誰もいないなぁww
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 16:55:03.05 ID:tkKYPwAO
>>568
俺の高校でもスマブラ流行り始めたな 何故だろ?
573 :もう一人の僕 :2008/02/13(水) 18:41:40.78 ID:FfPnnpg0
只今戻りました
執筆はあとで…
>>569
いや、来てるわけじゃなくて友達の家に今から行くってこと

>>570
まぁ今日は二人きりだったからすぐやめたよ…

>>572
スマブラXは色々と凄いからねぇ
音楽とか
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 18:56:14.56 ID:tfEHHFso
俺wii持ってねえや
575 :Wikiですが :2008/02/13(水) 20:44:39.44 ID:2OCyGCg0
ご迷惑をおかけしました。超特急でまとめましたので、不良がありましたらご指摘お願いします
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 20:59:32.30 ID:tfEHHFso
>>575
お疲れ様です
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 21:06:06.30 ID:3QoDtoM0
>>575
いつも乙っす
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 21:07:37.17 ID:2OCyGCg0
>>576->>577
ありがとうございます。
お気づきの点がありましたら遠慮せずにご指摘ください
579 :もう一人の僕 :2008/02/13(水) 21:29:24.49 ID:FfPnnpg0
>>575>>578
お疲れ様です。

題名思いつかないししばらくは「もう一人の僕」でいいか…
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/13(水) 21:40:13.84 ID:doeOYR20
>>575
乙!
仕事の速さに脱帽
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 21:50:01.77 ID:r4QMVxI0
お疲れ様です
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 22:27:01.17 ID:SlQProAO
お疲れ様です。
少し早い、バレンタインネタ投下してよろしいでしょうか?
また曲の引用がありますが
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 22:34:36.10 ID:IDabZws0
>>582
まだ早いだって!?とんでもない!!
今年は一つも貰えなかったから、バレンタインネタ投下してくれぃwwwwwwww
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 22:36:38.01 ID:SlQProAO
ではでは駄文だが

明日はバレンタイン。
バレンタインと言えば、告白!
私はずっと、ずっとずっと好きだった幼馴染みの男に告白するつもりだ。
毎年あげてても「義理チョコ」としか思ってないみたいだし…
本当に鈍感ってやつは…
でもこんなにフラグ立ってるのに、男も何故気付かないかねぇ…
こんなエロゲみたいな展開、そうそうないよ……………?

さてチョコも作り終わったし… 明日のために寝ようかなぁ〜

翌日
男「ふぁぁ……」
かがみ「あんた、今日も眠そうねぇ…」
つかさ「私も眠いよぉ…。
昨日、おねぇちゃんの―――」
かがみ「ちょ、ちょっとつかさ!」
つかさ「わ、わわ!ごめんね!おねぇちゃん!」
男「なに話してんだ?」
かがみ「な、何でもないわよ!」
私は駅で喋っている男とかがみ達を見つけた。何を話しているのかは聞こえなかったが。
こなた「おーい、男ぉ〜。つかさぁ〜、かがみぃ〜。」
かがみ「オッス、こなた」
つかさ「こなちゃんおはよー。」
男「よぉ、こなた」
そして私達は学校に向かった。
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 22:37:11.37 ID:SlQProAO
―――――学校。
みゆき「おはようございます、こなたさんにつかささんに男さん。」
こなた「おはよー、みゆきさん。」
つかさ「あはは、おはよー、ゆきちゃん。」
男「おはよ!みゆき。」
みゆき「そういえば今日はバレンタインデーですね」
男「俺にはとてつもなく悲しい日だな…
どうせチョコもらえないしな………」
こなた「……………」
毎年あげてるのに…………どうして?
私の気持ち気付いてくれないの?
ってまぁそれが男だからなぁ…
でも今日でそんな関係も終わり。頑張れ、私!

586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 22:37:46.11 ID:SlQProAO
――――そして放課後。
男は居なかった。
こなた「あれ?男は?」
つかさ「さ、さぁ?どこだろねぇ?」
みゆき「屋上へ行くのを見かけましたが…」
こなた「ありがと〜!
みゆきさん!」
私は屋上へ走って行った。


屋上のドアの前。
ドクン、ドクン、と胸の鼓動が聞こえる。
私がドアノブに手を掛けた時、声がした。
――――――――――――――
男「んで、用事ってなに?」
かがみ「あの、さ………これあげる。」
男「え…、これって………?」
かがみ「私……あんたの事好きなの!
あんたの気持ちが良かったら、私と付き合って!」
男「…………………………」
やめて、かがみ…
お願い! お願いだから………!
男「俺は―――――――」

男をとらないで………!

男「お前の事が好きだ」
私はその場から走りさった。
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 22:38:35.02 ID:SlQProAO
家―――今、私は自分の部屋に居る。
かがみが憎い。だけど、どうしようもできない。かがみは私の親友。
でも……………
でも…………………
男は… 男だけは…
……私 の モ ノ


プルルルルプルルルル
男「なんだ、こなた?」こなた『ごめんね、こんな時間に。』
男「どうした?」
こなた『私ね、男の事大好き。ずっと。ずっとずっとずっとずっとずっと大好き。』
男「…………悪い。俺その気持ちには――――」
こなた『いいの。思いだけ伝えられたら。』男「……………ごめん。」
こなた『でもこれで…………』


こなた「これで男は私のモノ。」
男『え?何だって?』こなた「さよなら、男。」
こなた「これ以上は私辛いし……それに…こうしないと…………」
男『え?聞こえないぞ?』
こなた「私、男の笑った顔が大好き。その笑顔は私だけが見ていたい。」
男『……………』
こなた「さよなら、愛してるよ?男。」
男『おい、こなた?こなた?』
ブツッ…………ツーツー


こなたは、自室で首を吊って死んでいたそうだ。………なんとも優しい笑顔で。


―――幾つもの種をあの丘へ浮かべて、綺麗な花を敷き詰めてあげる。
はやく、見つけて、見つけて、ここにいるから……
起こされるのを待ってるのに――――
いつでも、君の笑顔に揺れて、太陽のように強く咲いていたい。
胸が痛くて、痛くて、壊れそうだから。
叶わぬ思いなら、せめて――――――――――――――――――――"枯れたい"――――

588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 22:40:08.63 ID:SlQProAO
酷い駄文でスマン。
バレンタインにチョコもらえないのに、こんなんかいてたら、空しくなった。
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 22:43:31.83 ID:M0xj2UAO
>>588
乙!

あぁ…切なくなる…
590 :もう一人の僕 :2008/02/13(水) 22:49:04.00 ID:FfPnnpg0
>>588
乙!
只今執筆中

どうでもいい事かも知れないが…
八月蝉を読み返しても泣けてくるのは俺だけかな…?
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 22:50:18.93 ID:Bgr8VwAO
>>588
おっつ
オレもチョコもらってねぇ…
手作りマフラーとキャップしか貰えなかったんだぜ…
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 22:52:24.97 ID:SlQProAO
>>590
wktk 泣くな
>>591
てめぇ…
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 22:53:52.76 ID:M0xj2UAO
>>590
彼の才能は本物だと思う
八月蝉の最初のを今度読むかな…

>>591
貴様…
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 22:59:07.23 ID:r4QMVxI0
リア充のほうがネタは浮かぶ罠

乙!
595 :もう一人の僕 :2008/02/13(水) 22:59:51.97 ID:FfPnnpg0
>>563続き

かがみ「…まだかしら?こなたは」
男「まだ…みたいだ。とりあえずあのベンチに座って待ってようか」

男「…」
かがみ「…」
…何だろうこの沈黙…気まずい…
僕から話をしてみるべきか… どうしようか…
かがみ「ご、ごめんね… 私さ、男子と一緒に買い物行くとか初めてで…」
男「あ、いや、別にそんなに気を使わなくてもいいよ… 俺もそんな感じだしさ」
かがみ「そ、そっか…」
…何か初デートみたいなふいんきなんだけど…
男「つかさは… こういう店はあまり来ないのか?」
かがみ「つ、つかさはあまり来ないわね…」
男「…」
かがみ「…」

こなた「お待たせ!行こっか!」
男・かがみ「「遅いッ!!」」

>>591
貰えていいなぁ
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 23:01:33.77 ID:r4QMVxI0
大佐また一人称が!!!
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 23:03:26.18 ID:tkKYPwAO
スネーク、それは無視するんだ
598 :もう一人の僕 :2008/02/13(水) 23:03:38.26 ID:FfPnnpg0
>>592
八月蝉は越えられないけど読んでくれたら嬉しいよ
>>593
ついさっきまでネタ考えながら最初の読んでた…

>>594
ごめん…今更かとは思うだろうけど…


リア充についてkwwsk
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 23:05:03.56 ID:FfPnnpg0
>>596
うひゃぁぁ
またやった/(^o^)\
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 23:06:15.77 ID:M0xj2UAO
>>598
香水かけて「巫女酢ー巫女酢ー」は反則だと思うww
601 :もう一人の僕 :2008/02/13(水) 23:21:57.95 ID:FfPnnpg0
>>595続き
見直し重要 これ人類の知恵


かがみ「んじゃ、私はこの辺で」
こなた「バイバイ、かがみん」
男「じゃあね、かがみ」

こなた「はい、私の家だよ」
男「うん、ちゃんと『泉』って書いてあるから間違いない」

こなた「ただいまー」
男「…お、お邪魔します」
ゆたか「あ、お帰りお姉ちゃん! …その人は?」
男「初めまして、男と申します。宜しくお願い致します」
ゆたか「あ、は、はい!よろしくお願いします、男さん!」
こなた「…」

こなた「…男、あの挨拶の仕方は…」
男「いや、昔お父…じゃなかった… お、親父に厳しく言われててさ」
こなた「ふーん… 別にいつも通りでいいのに…」

>>600
あの香水欲しいww
あ、でも感染してなきゃ効かないんだった…orz
602 :もう一人の僕 :2008/02/13(水) 23:47:57.01 ID:FfPnnpg0
>>601続き

男「で、あの人は一体誰だったんだ?まさか、母親…」
こなた「そんなわけないでしょ!あれはゆーちゃんだよ!わかった?」
男「は、はい、わかりましたこなた様」
…ゆーちゃんはあだ名だろ?まぁいいけど…

こなた「さて、これぐらいかな?持ってっていいよ、男!」
男「いや、こんなに鞄に入りきらない!せめて段ボールか袋を貸してくれ!」
こなた「…しょうがないなぁ… ちょっと待っててよ」

男「…女の子の部屋、かぁ… あいつは入らせてくれなかったからな… 初めて入る事になるな…」
男「…………」

こなた「お待たせ!段ボール持ってきたよ!」
男「って、段ボールかよ!」
こなた「いやぁ、どっちかって言うから、つい」
男「ま、いいか… 入れるの手伝ってくれよ?」
こなた「もちろんさー」

男「積め終わった…」
こなた「我ながらおびただしい数のエロゲ+αだった…」
男「ありがとう、こなた。こんなに貸してくれて」
こなた「まぁ、貸すならまだあるけど〜?」
男「遠慮します」

こなた「そうだ、一緒に晩ご飯とかどう?」
男「…い、いや、さすがに悪いし…もう帰るよ」
こなた「そっか…」
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 23:52:21.66 ID:pW9nxds0
そろそろ新ジャンルじゃなくなってる気がする
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/13(水) 23:54:25.98 ID:SlQProAO
>>603
それを言っちゃおしまいだな。 気にするな
605 :もう一人の僕 :2008/02/14(木) 00:03:49.35 ID:Ctqwk6.0
新キャラ警報


段ボールを抱えて部屋を出る。
こなた「…それじゃ、また明日。男」
男「…あぁ、また明日、こなた」

男「…ここらへんなら誰も見てないだろ…」
段ボールを置き、携帯電話を出す。
男「爺、僕だ。迎えに来てくれ。○○○の路地裏に居る」

爺「お待たせしました、坊ちゃん。 …何です?その段ボールは…」
男「う、うるさい… 爺には関係ない」
ば、バレてたまるか!バレたら僕の見方が変わる!絶対!
爺「…そういえばご存知でしょうか?」
男「ん?な、何が!?」

爺「…お嬢様が帰って来るそうです」
男「…………は?」
あいつが?何で?
男「…いつ?」
爺「明日の夜…と仰ってましたが…」
…明日の…夜?唐突過ぎるだろ…
男「…とりあえず、分かったよ…」
606 :もう一人の僕 :2008/02/14(木) 00:05:25.54 ID:Ctqwk6.0
>>603
ちゃんとヤンデレ計画は立ててるよ

今日はこの辺で ノシ
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 00:10:22.75 ID:gZBHqIwo
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 00:13:51.79 ID:iNT4OwAO
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 00:19:30.91 ID:Jh.gcf20
お疲れ!
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 00:33:28.36 ID:Tz8wocAO
乙! 長編書くってやっぱり大変なのか?
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 02:07:47.83 ID:soYCHoAO
時計の針がもうすぐ八時三十分を指す。
毎朝家の前を慌ただしく過ぎて行く通勤通学の歩行者や自転車のラッシュが落ち着きを見せ始めた頃、自転車を漕ぎながら一人の男の方が家の前を通り過ぎて行く。
制服を来た彼は毎朝この時間になると急ぐ訳でもなくただ気怠そうに学校に向かっていく。

そんな彼を二階の窓から見送ると私の一日が始まる。
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 02:16:54.16 ID:soYCHoAO
「…遅刻しませんように」

私はそうお願いすると下に降りた。

「みゆき体調はどう?」

「はい、今日はどちらかと言うと快調です。」

みゆきは私の名前、そして心配そうに私に質問を投げ掛けてくれたのが私のお母さん。

「そう…よかった、でも今日は定期検診の日だから学校には行っちゃダメよ」

「…はい」

考えを見抜かれて私は少しはにかみながら朝ご飯を食べる。
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 02:21:44.20 ID:Jh.gcf20
この時間に何かくると思っていたよ・・・wktk
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 02:25:31.31 ID:soYCHoAO
何度も通っているうちにいつの間にかこの病院にも少しづつ詳しくなってしまいました。

どこに何があるのか
受付の方のお名前
長く入院していらっしゃる方の顔

一年程前には病院なんて歯医者さんにしか縁なんてなかったのに…。
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 02:34:38.48 ID:soYCHoAO
「みゆきさん今日は顔色いいわね?何かいい事会った?」

優しく問掛けて下さる彼女は私の主治医さんで短めの髪が良く似合うとてもお綺麗な方です。

…怒らせると怖いですが

「いえ…特に、でも今日はお天気もいいですし、気分が晴れているんだと思います」

正直に今日も彼に会えましたなんて恥ずかしくて言えません。

「そう?」

先生は少しいたずらっぽい笑みを浮かべながら私をじっと見つめた。

…心の中見透かされてませんよね?
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 02:43:44.52 ID:soYCHoAO
簡単な問診と検診を受け今日の定期検診は終わりました。

「学校に行きたい」という私の申し出は「ダメ」という実も蓋もない断られ方になんなく却下されました。

せっかく診察も早く終わったのに…。
お母さんも先生も心配し過ぎです!!と心の中で叫び家路につきました。

といっても本当は入院しないといけない所を自宅療養にしていただいている時点で感謝すべきなんですけど…。
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 02:55:05.55 ID:soYCHoAO
家に帰ると他にやる事もないので勉強をします。

一年程前私は体育の時間に激しい動悸に襲われ学校で倒れました。
そして病院に運ばれ…その日以来心臓に病気を抱えています。

初めは入院退院を繰り返しながら合間を見つけては何とか学校に通っていましたが…発作が頻繁に起きるようになってからはずっと学校には行けずじまいです。

みなさん元気でしょうか?
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/14(木) 02:57:49.17 ID:MlYQjaco
こんな時間に起きててよかった
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 03:02:45.08 ID:soYCHoAO
習慣は不思議なもので私はついつい早めに目を覚ましてしまいます。
といっても何をする訳でもないので毎朝ポケーッと外を眺めていました。

そんな折彼を見掛けました。
いつも気怠そうな彼を。
毎日みかけているうちに私は小さな遊びを思い付きました。

「彼が遅刻しなければ今日一日はとてもいい日になる」というおまじないのような遊びです。

後で気付いたのですが確認…する事が出来ないんですよね…このおまじない。

いつからか彼が遅刻しないように祈るというものに変わってしまいました。
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 03:09:27.08 ID:soYCHoAO
いつか聞けたらいいんですけど…。

あっでも…毎日遅刻してらしたらどうしましょう?

でも…今日は私は体調がいいですから私にとっては「いい日」なのできっと間に合ってますよね?

私の疑問…彼にとんでけー。

…なんてね。
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 03:14:12.08 ID:soYCHoAO
もうすぐ冬です。
少しづつ紅葉は落ち葉に変わっていき、冬の足音が日に日に近付いて来るのがわかります。

冬は好きです。
とてもロマンチックで…感慨深いです。
早くきてくれるといいんですけど。

あ、でも雪が降ったら彼に会えなくなりますね。
…やっぱり春が好きです。
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 03:30:34.49 ID:soYCHoAO
「みゆき、あなた今日は元気みたいだし、一緒に買い物行こっか?」

突撃の母からの申し出、けど最近は家にこもりきりで定期検診ぐらいにしか外に出なかった私にはとても嬉しい申し出です。

私はすぐに「はい」と返事をするとすぐに着替えをし下におりました。

…ほんの少しだけオシャレをして。
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 03:41:13.43 ID:soYCHoAO
買い物の帰り車から外を眺めていると学校帰りの生徒の方々が目に入りました。

…私もあぁやって泉さんや、つかささんかがみさん達と帰っていたんだなと思うと、ほんの少しだけ生徒の方々が羨ましいく思います。

そんなことを思いながら外を見ていると。

「…あっ」

「どうしたのみゆき?」

「あっ…いえ何でもありません」

…彼だ。
私は見つからないよう窓から目を逸らし下を向きました。

…帰りも気怠そうなんですね。

クスクスと小さく笑う私をみると。

「変なの」

といっても母も笑顔を浮かべました。

今日は本当にいい日です。
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 03:51:56.95 ID:soYCHoAO
昨日とはうって変わり今日は少しだけ体調が優れません。

…それでも今日も彼は気怠そうに学校に向かいます。

病気の変化が激しい私には毎日変わらない彼が唯一の救いです。

「…お薬飲まないと」
今日は私も気怠いです。

薬をとりに下に降りようとすると

ドクン…


心臓が…


ドクン…ドクン…



弱り…ました…ね



…バタン



ーーーーーーーーー
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 04:08:42.01 ID:soYCHoAO
予定にない事書きたくなっちゃった。
テヘ☆
長くなったらゴメンよ。
一応今日で終わらすつもりだから投下したい人くるまで書き続けます。
だから書きたい人いたら教えてちょんまげ。
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 04:21:24.53 ID:soYCHoAO
ここは…?

キョロキョロと周りを見渡す。

学校?

「あっみゆきさん起きた?みゆきさんが授業中に寝るなんて珍しいね〜。先生も驚いてたよ」

泉…さん?

「でもさでもさ「高翌良は普段勉強で忙しいさかい今回だけは大目に見たる」だって、ひっっっどいよね〜私には容赦なく叩き起こすくせにさ〜。
私だって人間だよ?朝は眠いよ」

「こなちゃんはいつも寝てるからだよ」

「なっ!!つかさ、「いつも」は余計」

つかさ…さん?
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 04:28:16.54 ID:soYCHoAO
「でも本当にどうしたのゆきちゃん?今日は元気ないね?」


「そ…そうですか?」
「うんうん本当にいつもより3倍ポケーッとしてるよ」

「さ…3倍も…ですか?」


これは…夢なんでしょうか。
それとも…。


「あっわかった!ゆきちゃん彼氏さんとケンカしたんでしょ?」

か…彼氏さん?


「な〜る程ね、それで授業中にふてねを決め込むとはみゆきさんも中々やるねぇ…」

目をキラキラと輝かすつかささんと手を組みうんうんとうなづく泉さん。

「まっ待って下さい!その…私にか…彼氏なんて…」
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 04:35:15.45 ID:soYCHoAO
「まったまたぁ!そうやってごまかすんだから」

パンパンと肩を叩く泉さん。
少しだけ痛いです。
…痛い?

これ…夢じゃないんですか?


「まさか…別れちゃったの?」

さっきとはうって変わり心配そうに見つめるつかささん。

「え…ですから別れるも何も私には…」

「も〜みゆきさんそのボケはいいから…何かあったなら言ってよ?協力するからさ」

キーンコンカーンコーン

「あぁもうチャイムなっちゃった!じゃあ昼休みにみんなで作戦会議だ〜」

そういって皆さんは自分達の席に戻って行きました。
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 04:42:42.94 ID:soYCHoAO
「…と言う訳だよかがみん、みゆきさんたらずっとわかりませんしか言わないんだよ」

「そりゃみゆきにだって言いたくない事くらいあるわよ。あんたは人にばっかりチョッカイだしてないで自分の心配をしなさい!」


「ブーブー!!かがみんだって人の事言えないじゃんか」

「わっ私はいいの!」

「まぁまぁ二人とも…」

「そういうつかさはどうなの?何か出会いとかあった?」

「え?私は…その」

「つかさまさかあんたまで…」

「違うのおねぇちゃん彼氏とかじゃなくて…その…」

照れくさそうに伏せるつかささんに興味シンシンの二人…変わってない…このユルイ感じ…戻れたんだ…あの頃に。
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 04:47:38.95 ID:soYCHoAO
でも彼氏って…?

「みーゆき!」

急に呼び掛けられ一斉に振り向く四人。

あっ…

思わず頭が真っ白になる。

彼だ…。


「あ〜男じゃん、な〜んだケンカしてたんじゃないんだ」

「オッス泉!と柊姉妹!誰が誰とケンカしたって?」

「姉妹でまとめるなって何回言えばわかんのよ…あんたとみゆきよ、何か今日一日みゆき変なんだってさ」
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 04:52:58.71 ID:soYCHoAO
「そうなの?みゆき大丈夫か?」

私のすぐ隣りに腰掛ける…。
いつも二階から見つめてた彼が…。

「えっと…その…」

何を話せばいいのでしょうか?
いつもの私は何を彼とどんなお話ししていたのでしょう…。

「おいみゆき、マジで大丈夫か?熱でもあんじゃ…」

すっと彼の手が私のおでこを触る。

「きゃっ…」

…思わず顔を伏せてしまった。

632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 05:03:11.65 ID:soYCHoAO
「あんたら本当に大丈夫なわけ?」

「…のはずだけど」

「まっゆっくり話し合えば?私達席外すから」


「あっいいよいいよ…みゆきちょっと屋上行こうぜ?」

私の手を引き彼はは歩き出す。
私は訳も分からずただ手を引かれ屋上に向かいました。


「みゆき初級問題です。俺の名前は?」

「え…」

確か先ほど泉さんが

「男…さん?」


「疑問形な上にさん付かよ…」

「あ…すみません」

「あやまんなっつうの、いつもみたいに男でいいよ」

「は…はい」

「ほれ」

「はい?」

「よんでみ?」

「え…?」

「名前」

「え…と」

「3…2…」

「お…男?」

「…だから何で疑問形。やり直し」
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 05:07:32.54 ID:soYCHoAO
「…男」ボソ


「声ちっちゃいけど一応合格ね」


「…はい、ありがとうございます」


「んで?」


「はい?」


「あんたはどちら様?」


「えっ?私は…」


「みゆき…だよな?」

「はい…自分ではそう認識してますけど」


「…だよな」


「変…ですか?」


「少し…いやかなり…ね」
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 05:16:12.43 ID:soYCHoAO
ふぅっと溜め息をつくと彼は空を眺めました。

私は心臓がドキドキがとまらず。
どうしたらいいのか全くわからずに彼につられて空を眺めました。
「みゆき…」


「はい?」


「幸せか?」


「え?」

「幸せ?」

「はい…とても」

「そか…ならいいか」
「あの男さん」

「さんいらね」

「あ…男は?」

「ん?」

「幸せ…ですか?」

「……帰りラーメン食いに行こうぜ」

「え…あの…」

「ラーメン嫌か?」

「いえ…そんなこと…」

「なら決定な、あいつらには内緒だぞ?」

「あいつら?」

「特に泉!おごれおごれ五月蠅いしな」
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 05:23:57.28 ID:soYCHoAO
ハハっと笑いながら彼はそっと私の肩に手を回しました。

初め少し恥かしかったのですが…
いつの間にか私は彼…いえ男に体をあづけていました。

幸せです…とても
幸せです。
もう何にもいりません…。
このまま時間が止まってくれたらどんなに素晴らしいでしょうか…。






幸せ…です




し…あ…わせ…









「…ゆき?……き!!」




変で…すね。男…の声が…少しづつ小さく…なって…

男は…しあ…わ…せ…?


ーーーーーーーーー
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 05:34:31.47 ID:soYCHoAO
ゴメン変な質問なんだけどみゆきって漢字は美雪なのかな?深雪かな?ってか人いるのかな?
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 05:43:40.96 ID:soYCHoAO
「…ゆき!みゆき!!」

「男…?」


「何言ってんのよ…よかった…目を覚ましてくれて…」

「お母…さん?」


「そうよ…本当に心配したんだから…」

「ここは?」

「病院よ」

「先生…?」

泣き崩れてしまった母に変わり先生が答えてくれました。

「私…学校に…」

「…あなたはずっとここにいたわ。覚えてないの?家で発作を起こしたのよ?もう少し遅かったらあぶなかったんだからね」


「すみません…ご迷惑おかけしました…。」
「迷惑なんかじゃないわ…調子は?」


「少し…頭がぼーっとします」
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 05:48:42.95 ID:soYCHoAO
「そう…少し熱があるみたいね、他には?」
「他は特に…」

「…今日はここに泊まりなさい」

「…いえ、そんな悪くは…」

「ダメよ」

「………」

「すみませんお母さんみゆきさんの着替えの用意だけお願いしてもよろしいですか?」


「あっはい…みゆき、ちゃんと先生の言う事聞くのよ?」

涙を拭うとお母さんは病室からでていきました。
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 05:56:37.23 ID:soYCHoAO
「さて…と」

先生は睨むような目で私を見ると

「みゆきさん?今回ばっかりはもう見逃せないわ。このまま入院してもらうから」

頭がまだハッキリしない私は何も考えられずにただ先生を見ていました。

「元々一か月の約束だったはずでしょ?」


「あの…」


「何?」


「今はうまく判断できません…少し時間を下さい」


「…そ、とにかく今日は入院よ、また明日ゆっくり話ししましょう」

「…はい」

返事を聞くと先生は大きく深呼吸をすると

「…目覚ましたばっかりなのにゴメンなさいね。ちょっと感情的にはなっちゃったわ」

そうおっしゃり部屋を後にしました。
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 06:05:33.99 ID:soYCHoAO
さっきのは全部夢…だったのでしょうか…。
もしそうだとしたら…私は何で目を覚してしまったのでしょう。

あのまま…ずっと一緒にいたかったのに…。
頭がぼーっとする…体の節々が痛い…。

何で…

何で…

何でですか…

どうしようもない自分への問掛け…答えが見つかるはずもなく私の目には涙が溢れました。

会いたいよ…。
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 06:12:03.79 ID:soYCHoAO
自分でも情けなく思える程…病気とは関係なしに張り裂けそうな自分の胸。

初めはただの気紛れに始めたおまじない。
そんな私の勝手に付き合わせていた彼が…

いつの間にかこんなにも大きく自分を支えてくれていたなんて。

私が病気になんてならなければ…。
私に彼を引き止めるほんの少しの勇気があれば…。
私に…
私に……
私は…
生まれてなんて…こなければよかった…。
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 06:46:42.86 ID:soYCHoAO
今「幸せか?」っと問掛けられたら…私は何て答えるでしょうか…。

ずっと気付かない振りしてたんですけどね…。

答えは決まってたんです。

この病気になってから今までずっと。


私は幸せなんかじゃない事…。


そして…知ってたんです。


自分がそんなにも長く生きられない事も。


…それを先生やお母さんが必死に隠してる事も。
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/14(木) 06:56:06.90 ID:S1Z9Np6o
おはよござい
完徹してんのかwwwwwwがんばれwwktk

>>636
どうだろ?公式で「みゆき」だから漢字は不明・・・無いんじゃね?
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 06:58:35.71 ID:soYCHoAO
「みゆき?」

お母さんだ…。

「着替え…置いてくね」

「…ありがとうございます」

「みゆき…」

「…はい?」

「…家に帰りたい?学校…行きたい?」

「………」

「…ゴメンね」

「…何でお母さんが謝るんですか?」

「…ゴメンね…ゴメンね…」

「…お母さん?」

「ゴメンね…何にもできなくて…私…ダメな母親だね」

「………」

私にはかける言葉が見つかりませんでした…。
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 07:01:29.54 ID:soYCHoAO
>>643 おはよ。そしてありがと。やっぱり平がなか…。
単行本持ってないからもしかしたらって思ったんだけどね。
マジありがとう参考になりました。
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 07:10:56.30 ID:soYCHoAO
次の日は朝から検査で昨日の夜うまく寝付けなかった私は眠たい頭と気怠い体を引きずって検査を受けていました。

午前と午後に渡る検査も後は先生とのお話しだけとなり、私は先生の元に向かいました。
今回は先生の意向により私と先生の二人だけの形で行う事になり、お母さんは少し心配そうに私をまるで戦地にでも見送るかのように心配そうにしていました。
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/14(木) 07:12:21.12 ID:NGdGtogo
全員名前ひらがなだな
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 07:12:45.37 ID:soYCHoAO
何かミス目立ってきた…。
少し休みます
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 07:14:46.30 ID:soYCHoAO
>>647
小学生にも安心設定か…。
ちょっと困ったwwww
仕方ないから朝ご飯買ってくる。
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/14(木) 07:17:46.70 ID:S1Z9Np6o
乙!いてら
無理はよくない適度に休め
wwktkしながら待ってるぜ
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 07:42:00.09 ID:soYCHoAO
投下ラッシュタイムだからきっともうすぐ交代のお知らせが入るはずだ。

それとわくてかありがと。毎回投下してると思うけど何かそう言われると元気でる不思議、仙豆みたい。
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 07:49:42.36 ID:soYCHoAO
「…失礼します」

「座って」

「はい…」

「検査…大変だったでしょ?」

「はい…少し」

「顔色悪いわよ」

「すみません…」

「何で謝るかな?」

「すみません…」

「もお…いいわ。所でどう?入院する気になった?」

「………」

「まだ悩んでるの?」
「…いえ」

「じゃあ答えは?」

「………」

「全く…今日は二人だからハッキリ言うけど正直な話しあなたがどう答えようと私はあなたを入院させる気だから」
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 07:59:27.71 ID:soYCHoAO
「………」

「…私ね初めから自宅療養には反対だったの」

「いつ発作が起こるかわかんない人を野放しにするほど私は腐ってはいないの」

「…親身な話し経済的な不安があるとは思えないしね」

「でもね…貴方が自宅療養してから正直驚いたの、顔色…どんどんよくなるし、発作の数も減ったでしょ?」

「このまま行けるかなって正直思ったんだけどね…今までの分一気にちゃらにされるくらい今回はやばかったわ…」

「ねぇ…教えて、貴方家で何をしてたの?何でそこまでして家にいたいの?」

「私は…何も」

「…だったら尚更入院しなさい。秘密にしたいならそれでもいいけど…命削ってまでやる事ないでしょ?」
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 08:04:15.65 ID:soYCHoAO
「………」

「………」

「あの…」

「何?」

「一つだけ…聞いてもいいですか?」

「?…どーぞ」

「私はあとどれくらい生きられるのでしょうか…?」


「…それはどういう意味かしら?」

先生の目付きに鋭さが増す、そしてしばらくの沈黙。


「…聞いたんです。前に先生が母とお話をなさっている所を」
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 08:09:51.06 ID:soYCHoAO
「…いつ?」

「私が家に帰る事を望んだ前の日です」

「そう…聞いたの」

先生は寂しそうに私から目を逸らすとそのまま何かを考え込んでしまいました。

「だから教えて下さい…私は」

「私があなたは死ぬ何て一言でも言ったのを聞いたの?」

「でも…あの時このまま発作が続けば危ないっておっしゃってたじゃないですか!」

少しだけ語尾が強くなる。

「このままだと危ないとは言ったわ、でも死ぬ何て一言だって言ってない」
656 :もう一人の僕 :2008/02/14(木) 08:15:05.69 ID:Ctqwk6.0
頑張れ!
俺もこれくらい頑張りたいなぁ…

今日はスキー授業です …だるい
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 08:18:17.00 ID:d14v/620
朝起きたら投下きてる!
出勤の電車の中で読んじゃうぜwwwwww
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 08:24:13.18 ID:soYCHoAO
「…っ!それは貴方はお医者様だから!!」
「そうじゃない、だから「このまま」だとだって言ってるでしょ!」

「一緒です!現に私はずっと「このまま」じゃないですか!!」

「それは…」

先生は頭を少しかくと大きく深呼吸をした。先生は頭に血がのぼり安いらしくよくこの光景を目にする。

「…手術さえ出来れば」
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 08:32:58.45 ID:soYCHoAO
「手術…?」

思わず聞き返してしまう。

「…やっぱり…最後まで聞いてなかったのね」

「…はい」

「早とちりもいいけどあんまり困らせないでね?」

「…すみません」

「いいの…こっちだって黙ってたのも悪かったしね」

「…あの…じゃあなぜ手術は行われないんですか?」

「…その前に私の質問に答えて、死ぬかもしれないなんて思ってたなら何で余計に帰ろう何て思ったの?」
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 08:39:15.60 ID:soYCHoAO
「それは…」

「わざわざ二人にしたのはこれを聞くためよ。両親の前じゃ言い辛い事もあるでしょ?」
「………」

「少しは信頼したら?」

「………」

「…初めはこのまま狭い病室で死ぬのが嫌でそれにどうせなら家で」

「死にたかった?」

「…はい」

「病室…狭いかな?」
「あの…そこはそんなに大切ではくて…」
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 08:44:52.40 ID:soYCHoAO
「ゴメンなさい。続けて」

「はい…それで帰ろうって…でも結果は同じで…家にいても初めは退屈で母達にも気を使っていただいてしまって、何もする事がありませんでした。」

「ならすぐ戻って来ればよかったのに」

「…はい…迷ってはいたんです。でもせっかく一か月も頂いたので出来るだけ…楽しもうと思いまして…」

「それで?」

「それで…その…偶然やり始めたおまじないが…ですね…あの」

「おまじない?」
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 08:52:10.33 ID:soYCHoAO
私は彼について先生に話をした。
…そう私のおまじないについて。

「呆れた…たったそれだけ?」

全てを聞き終えると先生は気が抜けたらしく明らかに先ほどよりだらけた姿勢になる。


「あの…お言葉ですが…私あの時毎日とても不安だったんです。夜もうまく眠れませんし」

「でも…彼に会うと少しだけ元気がでるといいますか…なぜか頑張ろうって気になるんです」


「そっか…みゆきさんは恋してたのね…」

「あ…えっと」

「私はそっちは専門外だけどとにかくその彼には感謝しないとね」
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 08:59:03.01 ID:soYCHoAO
フフフと嬉しそうに笑う先生はいつもより少し子供っぽい笑顔でした。

「彼とは話ししたの?」

「いえ…一度も」

「片思いかぁ…懐かしい響きだわ」

「あの…えっと」

ごにょごにょと呟く私を尻目に先生はニコニコしながら話を続け。
「だったら尚の事さっさと元気になんなきゃね」

「退院してから声かけてみればいいじゃない?生きてこそよ?」

「………」

「まぁ今の貴方には心臓何かよりもっと重い病気かもね、年頃…だからね」

何かを思いだすかのように先生はつぶやきました。
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 09:05:08.44 ID:soYCHoAO
「あの…それで手術の方はいつ?」

さっきまでとは打って変わり先生は真面目な顔になり話し始めました。

「…正直ね。いつになるかわかないの」

「…え?」

「変に期待持たせたくなかったから貴方には伏せておいたんだけど…」

「どういう…事ですか?」

「今の貴方の心臓じゃ…耐えきれないの」

「そんな…」

「言ったでしょ?それだけ今回はまずかったの、あそこまで回復した事自体奇跡みたいなものだっただけにね…」
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 09:10:37.02 ID:soYCHoAO
「それじゃあ…」

「あぁゴメン、早とちりしないでね?貴方は昨日倒れたばかりなの、これからゆっくり直して行けばいいわ。」
「そう…ですよね」

「明らかに落ちてるじゃない…少しは信じなさい」

「…はい」

「もう…わかったじゃあ明日一日だけあげるとにかく元気になってきなさい」

「えっ?」

「彼の事が気なるんでしょ?」

「話し…してみたら?どんな人か知らないけど今よりはマシでしょ?」


「…はい」
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 09:19:03.42 ID:soYCHoAO
その日の夜家に帰った私はうまく眠れずにいました。

今回は彼に「会う」のではなく「話しかける」事が目標です。

頑張れみゆき!!と何度自分を励ましてみても期待と不安が入り交じり中々眠れません。
「早く…明日にならないかな…」

わくわくした気持ちを必死に押さえて、私はその日何とか眠りにつきました。
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 09:22:27.90 ID:soYCHoAO
なんか重複表現が増えてるな…気をつけます。
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 09:36:06.96 ID:soYCHoAO
ザー

「…そんな」

私が目を覚ますと外は…大雨に変わっていました。

「………」

時計の針は八時少し前を指しそのまま時を刻み続けていました。

それでも…もしかしたら…

心の中で私は必死につそうぷやき…
彼を待ち続ける。

いつも沢山の人が行き来するこの道も今日は雨音だけが響いています。

669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 09:42:08.67 ID:soYCHoAO
雨の日は決して今日だけじゃなく、今までだってありました。
そんな日はいつも憂鬱です。
だって…雨の日彼は…
時は刻み続け…針は九時少し前に変わっていました。

私は我慢出来ずに外に飛びだしました。

会いたい…一言でもいい話しをしたい…。

神様…もしいらっしゃるなら…彼に…彼に会わせて…。
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 09:45:35.61 ID:soYCHoAO
その時

ドクン…

「あっ…」

ドクン…ドクン…

「くっ…あ…」

薬を…飲まなきゃ…

ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン…
「あ…助け…おと…」








こ…

ーーーーーーーーー
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 10:01:51.16 ID:soYCHoAO
前にも感じた不思議な感覚…。
目を開けて周りを見渡す。
今回は公園にいる…みたいですね。

「ほい、お待たせ〜」
この声は…

「…男」

缶コーヒーを飲みながらもう一つの手で私に缶コーヒーを差し出している。

私は思わず…
男に飛び付いてしまいました。

「バカ!急に何済んだよ!!」

「夢でも幻でもいいです。…会いかった」

「えっ??」
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 10:09:03.94 ID:soYCHoAO
「お前…「あの時の」みゆきか?」

「…恐らくお考えの通りだと思います」

「まさかまた会うとはね…元気してた?」

「…一応は生きてました」

「何だそれ」

男は笑いながらそっと頭に手を置いた。

「ったく…お前は一体何もんだ?前といい今日といい急に現れて…」

「…私にもわかりません」

「ふぅん…まっ何にせよ一旦座ろうぜ?」

「あっ…はい」
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 10:20:30.56 ID:soYCHoAO
「へーじゃああっちの俺はみゆきとは出会ってないんだ」

「はい…」

「変な感じ」

「私もです」

「だろうね」

「あの…貴方は私の夢なんですか?」


「へ?んーどーだろ、みゆきがそう思うならそうなんじゃない?」

「そんな無責任な…」

「俺は俺の事しかわかんね、みゆきの事はみゆきが決めればいい。俺は理解して支えてはやれるけど、決めてやる事は出来ねぇよ」

「………」


「あ、それって要するに無責任か」

ハッハッハと男は大きく笑った
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 10:27:01.58 ID:soYCHoAO
「ま、何にせよ。みゆきが夢だってんなら俺は今日から夢の精だな」

「…遅刻ギリギリの夢の精さん何てちょっと不安です」

「…言うねぇ」

私はペロっと舌をだしおどけてみせる。

「…こっちの俺はせーせきゆうしゅう、ずのうめいせき、うんどうしんけいばつぐんのナイスガイなんだよ」

「…全部平がなですよ?」

「?何が?」

「何でもありません」
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 10:32:19.02 ID:soYCHoAO
休憩

ゴメン長いwwww

神様、文をまとめる力を下さい。
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/14(木) 10:42:59.08 ID:iNT4OwAO
お疲れさん
これでも飲んでくれ

つ ■p[Cocoa]
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 10:52:18.39 ID:g46m6l20
乙、

ゆっくり休むんだww

wwkkttkk
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 11:00:56.49 ID:soYCHoAO
ココアと仙豆だwwww

休憩したら寝そうだしゆっくり書いてくよ。ってかこんなスレジャックに優しくしてくれてありがとう。

679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 11:08:11.54 ID:soYCHoAO
何となく二人の会話が止まる。
それも決して息苦しいものではなくて…
心から落ち着く事が出来る沈黙…

「なぁみゆき?」


「はい?」


「幸せか?」


「…前と同じ質問ですよ?」


「幸せ?」


「…幸せです」


「今じゃないぞ?みゆきの世界での話し」


「私の…」


「幸せか?」


「…わかりません」


「自分の事だろ」


「…何でそんな事聞くんですか?」
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 11:13:55.85 ID:soYCHoAO
「不安そうな顔だから」


「えっ?」


「何か、不幸背負ってますみたいな顔でもある」


「………」


「構って下さいってーーー」

「もう…いいです。わかりましたから」


「…そか、じゃあ聞くよ。幸せか?」


「…………」


「…いいえ」



「何かあったか?」


「………」


「どうせ次いつ会えるかも判んないんだ、遠慮はいらねぇよ」
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 11:24:43.45 ID:soYCHoAO
「私…ここの場所にくる時は決まって大きな発作の後何です」


「発作?」


「こっちの私がどうなのか判りませんが、あっちの私…つまり今の私は心臓に障害を抱えてるんです。」

「いつ激しい発作が起きて死ぬかも判りません…普段は意識してませんが、大小関わらず発作が起きると私…怖くて怖くて仕方がないんです」


「こんなに…こんなにも辛い思いするなら生まれてなんてこなければよかった…」


「手術だっていつ受けられるか…それに受けたとしても失敗するかもーーー」


「もう…いい。大体わかったら」
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 11:33:36.29 ID:soYCHoAO
「情けねぇ…」


「えっ…?」


「お前もう帰れよ」


「そんな急に…何で」

「前から思ってたけど…やっぱお前みゆきなんかじゃねぇよ」


「少なくともこっちのみゆき…だからつまり…その…あーーー!!ややっこしい!!」


「俺の知ってるみゆきはな!お前みたいに弱虫で何でも人のせいにばっかりしてるような奴じゃねぇ!」


「皆いつ死ぬか何てわかるかよ!!それでも生きてんだろ!?あっちのみゆきもこっちのみゆきも」


「それでいいだろ…死ぬかもしんねぇーなら尚更大事にしろよ…他にやる事もっとあんだろ…文句言う他にさ」
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 11:42:28.24 ID:soYCHoAO
「…違うんです!!私はただあなたに…」

「それはこっちの俺じゃねぇだろ」


「それは…」


「それともずっとこっちにいる気か?少なくとも俺は今のみゆきとは一緒にいる気なねぇーぞ」


「私は…どうしたら」

「自分で考えて自分で決めろ」


「………」


「言ったろ?俺はお前じゃねぇんだ全部決めてやる事は出来ねぇよ」


「…一つだけ聞かせて下さい…男…あなたは幸せ?」


「………今のお前には教えねぇよ」


「そうですよね…」


「も…少し…わがま…れよ」











ーーーーーーーーー
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 11:57:47.68 ID:soYCHoAO
目を覚ますと私は病院のベッドで眠っていました。

そんな私の隣りでお母さんが先生怒鳴っているのが横目にうつる。

あぁ…退院許可だしたからか…

違うのお母さん先生は私のために

…あれ?
…変です、声がでません。

体も…動きません…

私死ぬのでしょうか…
あぁ…もう少し男と話ししたかった…

あ…それじゃあダメです。
こっちの彼に会わなきゃ…。

…生きたい。
心からそう思う。

私はまだ何にもしていません…


生きたい…


目がかすむ瞼が重い…
こんな事なら…も…少し…頑張れ…ば…よか…



685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 12:01:21.72 ID:soYCHoAO
本来ここで終りにするつもりでした。

変な思い付き途中から入れたのでうまく落ちませんでした、のでもう少し続きます。

テヘ☆がなければ寝れたwwww

皆本当ゴメンちゃい
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/14(木) 12:13:23.17 ID:iNT4OwAO
超ガンバレ
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 12:20:51.74 ID:soYCHoAO
生きたい、まだ死にたくありません…。

生きたい、まだ私は何もしてない…。

生きたい…ここで…目を閉じたら…全部…終わってしまいます。





『自分を信じろ』





…男


私は……



生きるんだ!!!
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 12:31:46.50 ID:soYCHoAO
「ごほっ…ごほ…」


「みゆき!!」


「みゆきさん!!」


全身が痛い…
さっきまで何も感じなかったのに…
そっか…私まだ生きてるんですね。
よかった…。


それから数日の間私はまともに動く事も出来ずにただベッドの上で横になっていました。
それでも何とか話は出来るくらいには回復し動けない今は母や先生との会話が私の楽しみになりました。
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 12:41:31.32 ID:Jh.gcf20
優柔不断な男も好きだけどこういうタイプの主人公はかっこいいな
wktkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 12:44:24.48 ID:soYCHoAO
私は一度心臓が止まってしまっていたと言う話しもそんな毎日の会話の中で先生から教えていただきました。

先生は「今じゃ笑い話しだね」と明るくおっしゃいましたが…
正直笑えません。


手術についてはまだ未定で二度の大きな発作により、今まで以上に注意が必要…との事です。

話を出来るようになってからは「大変だったね」と色んな看護士の方々などに言われましたが、なんだか先生方のほうが大変そうです。


それと…あの時みていた夢?の内容がうまく思い出せません。
けどなんだか彼に必死に励ましてもらっていた…気がします。

691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 12:55:43.10 ID:soYCHoAO
「みゆき〜?入るわよ」

「あ、はい。どうぞ」

「はいお見舞いこなたちゃん達から」


「まぁ…皆さんお元気でした?」


「うん、元気元気!!皆受験生だからね〜頑張ってるみたいよ?ゴメンね…本当は会わせてあげたかったんだけどね」

「クスクス…いいんですよ、面会謝絶の身ですし、それに今会っても心配をおかけするだけですから…」
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 13:02:55.23 ID:soYCHoAO
「みゆき…変わったわね」


「変…ですか?」


「全然、今の方がずっと素敵よ。片思い中の彼もこっちのみゆきがいいって言ってくれるはずよ」


「お母さん、だ…誰からその話し…ゴニョ」

「え?先生に決まってるでしょ?」

「ここまでの回復は愛の力だ!!って病院の人ほとんど知ってるんじゃない?」


「そんなぁ…」

「ねぇねぇ所でどんな人なの?写真とかないの?ねぇねぇ〜」

「お…お母さん!!」
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 13:09:09.33 ID:soYCHoAO
その後はひたすらに母の質問責めにあい「お母さんが今度連れて来てあげる」と言い出すしまつで…お母さんなら…やりかねません。
うぅ…お願いですからどうかご迷惑をおかけしませんように…。

早く退院して何とか母を見張らなくてはいけません。

と言いながらも中々思うように動かない私の体。

けどそんな簡単には諦めません
…みゆき頑張ります!!
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 13:16:59.87 ID:soYCHoAO
ゴメン一気に行くつもりだったんだけど一つだけ。
もしかしたら最後分岐というか2種類くるかも、ここに来て頭が冴えすぎて俺の文字化能力が付いて行けない。
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/14(木) 13:29:23.34 ID:iNT4OwAO
一回ノートかなんかに書き出せば?
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 13:32:50.33 ID:soYCHoAO
それからしばらくして、やっと私の体も動くまでに回復しました。
…といっても退院と自宅療養の件は却下されてしまいましたが。

変わりに少しだけ病院のお手伝いをさせていただく事になりました。

「あなたは病人なのよ?そこだけはしっかりわきまえて置きなさい」

それが先生からの条件でした。

その条件の元私は今小さな入院患者さんと一緒に遊んでいます。
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 13:45:18.26 ID:soYCHoAO
といっても運動は出来ませんので絵本を読んだり一緒に折り紙をしてみたりと少しだけ保育士の方になった気分です。

「みゆきのおねぇちゃん」

初めて会った時には泣いてばかりいた男の子がそう呼んでくれた時は嬉しくて泣きそうになりました。

今ではその子は私の将来の「旦那様」らしいです。

頻繁に通っていた病院のはずなのに…
私は知らない事ばかりでした。
知ったつもりでただ毎日を過ごしていました。
今は…毎日がとても充実しています。
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 14:16:26.04 ID:BDDdXMAO
ココアハウス…落ちてた
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 14:43:34.64 ID:soYCHoAO
それから二か月半程を経過し…紅葉や落ち葉に溢れていた町並みは真っ白に染まっていました。

そういえばクリスマスもお正月も病院で過ごす事になってしまいました。

この間の事をお話しすると…そうですね。
一番の変化は私がまた寝たきりに戻ってしまった事でしょうか。

発作などではなく、私の心臓はどうやらそろそろ限界のようです。
面会謝絶の門を易々と開ける入ってくる子供達に何もしてあげられない事がとても心苦しいです。

あっ…どうやら私の日記のページも…そろそろお終いのようです。
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 14:48:24.61 ID:soYCHoAO
「みゆきちゃん?大事な話しがあるの」

「はい…」

「大丈夫無理に起き上がらないでそのまま聞いて」

「………」

「あなたも気付いているんでしょ?自分の体の事」

「…はい」

「…このまま待ってもこれ以上の回復は望めないわ」

「手術…受けてみない?」


「…私の体は耐えきれるのでしょうか」


「正直…きついわねよくて2割って所かな」

「そうですか…」
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 14:55:42.38 ID:soYCHoAO
「…ゴメンなさいこうなったのは全部主治医である私の責任よ」

「………」

「ここまで放っておいた私が言うのもなんだけど…」


「…時間がないの、お願いみゆきさん、今すぐにでも手術を受けて」


「あの…大変申上げにくいのですが」


「何?」


「手術は…結構です」
「あなた…自分が何を言ってるか判ってるの?次の発作がきたらあなたは…」


「わかってます」
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 15:02:52.46 ID:soYCHoAO
「だったら何で!?」

「多分…いえきっと私は助かりません」

「そんな事わかんないでしょ!!」

「わかるんです…自分でも不思議なくらい」
「わからないわよ!手術がうまく行けば…あるいは…」


「…あるいは、うまくいっても治る保障はないんですよね」


「あっそれは…」


「怨んでる訳でも、責めてる訳でもないんです。先生がそんな危ない手術を無理に進めるはずありませんから、だから余計に感じるんです、自分の体の限界を」

703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 15:07:57.46 ID:soYCHoAO
「……信頼関係が裏目にでるか…皮肉なものね」

「私この二か月半精一杯生きてきました、お陰で色んなお友達も増えましたし」


「…じゃあ彼はどうするの?」


「え?」


「元気になって彼に会いに行くんでしょ!!あなたは言ってたじゃない生きたいって!!もっと生きたいって!!あなたが…あなたが…」

「先生…」

先生は深く息を吸い込み深呼吸をした。
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 15:15:45.95 ID:soYCHoAO
「…ごめんなさい」

「いえ…そんな…」

「………」

「………」

「あの先生…私は確かに2回目の大きな発作の後強く生きたいと望みました」

「………」

「自分がこの病気になってから何もしていない事に気付いたんです」

「だからこの二か月半の間は自分で考えて行動しました。実は何度か病院も抜け出してます」


「私は生きる事を望みます。その気持ちに変わりはありません」
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 15:24:28.41 ID:soYCHoAO
「だったらなぜ…」

「この体と生きたいんです、沢山いじめましたから最後くらい辛くても平気です」

「それに私先生が思っているよりずっと頑丈なんですよ?ほら」

私は先生にガッツポーズをしてみせた。

「…この体のどこがよ」
先生はそう言うと涙を浮かべながら私を強く抱き締めた。

「…いつも不思議だったのですが…先生はとても私によくして下さいますね?」

「………」
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 15:32:21.69 ID:soYCHoAO
「私ね…妹がいたの昔。高校生になってすぐの頃かな心臓の病気で…その子頑固でさ私の言うこと何にも聞かないの」


「妹もね手術がやだってゴネて聞かないのんだ、先生は難しい手術じゃないって言ってるのに」

「早くした方が安心何て言われたからさ…無理やり言いくるめたのそして家族で見送ったわ…」

私を抱き締める手に力がこもる

「かぶっちゃったのよみゆきさんと…似てるから…医者失格よね。可能性を高めようとし過ぎて完全に時期を逃してしまったわ」
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 15:38:25.71 ID:soYCHoAO
「みゆきさん…私の事怨んでいいの憎んでいいの…当然の事を私はしてしまったわ」


「あんなに必死に勉強して…努力して…やっと治せる立場になったのに…結局私は無力なまま…」

ギュッと私も先生を力一杯抱き締めた。

「先生がいなければ私は彼に会えなかった…」

「…でも病気は治ってたかもしれないわ」

「かもしれないです。でも私は彼に会えてよかったって心から思っています」

「だから大丈夫です」
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 15:44:22.36 ID:soYCHoAO
「…患者が医者励ましてどうすんのよ」

先生は照れくさそうに私から離れると、

「全力は尽くすは手術以外の可能性も全部ひっくるめて…だからみゆきさん…生きるわよ」


「はい」


返事を聞くと先生はニッコリと笑って病室を後にしました。


「ふぅ…」
私は溜め息を一つつくと
「…頑張れみゆき」
そう言って自分に気合いをいれました。
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 15:54:42.21 ID:soYCHoAO
「みゆき〜?」

「お母さん?どうなさったんですか?今日はやけに嬉しそうですね」


「明日ね、みゆきにとっておきのプレゼントがあるの」

「はぁ」

「もう少し嬉しそうにしてくれてもいいんじゃない?」

「そうは言われましても…誕生日でもありませんから…申し訳ないです」


「ダメ!だってキャンセルは利かないもの」
「はぁ…」


「大丈夫よ、みゆきは余計な心配をしない!ほら明日に備えてもう寝なさい。明日が楽しみね」

隣りお母さんの監視のもと、私は今日は早めにねることとなりました
710 :もう一人の僕 :2008/02/14(木) 16:00:06.56 ID:Ctqwk6.0
帰還
wwktk
あれ?今日って特別な日じゃなかったよね?レバンインデターだかっていう日じゃなかったよね?
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 16:03:27.33 ID:soYCHoAO
次の日の朝

体調は…絶不調です。
朝は何とか乗り切ったものの…

ドクン…

お薬はきちんと飲んだはず…なんですが…。

ドクン…

「…ナース…コール」

ドクン…ドクン…

「間に…合っ…て」










ーーーーーーーーー
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 16:20:56.75 ID:soYCHoAO
おかしいですね…まだ体中が痛い…男の所ではないみたいです。

声もうまく出ない…この感じ…あの時と…参り…ましたね…。

声が聞こえる…お母さん先生…あと一人…。誰…?

最後の力で目を開くとそこには…
見間違えるはずもない彼がいた。

何…で…?
あっ…お母さん…本当に連れてきてくれたんだ…。
…聞きたい事が…あるの…









「あ…たはしあわせで…か?」
きちんと聞こえているかも怪しい声に彼は私の手を強く握りそして
「みゆきさん俺はーーーーーーーーーーーー」








だ…めだ…結局…返事きけなかったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/14(木) 16:26:38.36 ID:oRSTcASO
wwktkwwktk

>>710
落ち着け今日は煮干しの日だ
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/14(木) 16:29:34.91 ID:iNT4OwAO
>>710
バンアレン帯が一番活発になる日だ
勘違いするな
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 16:34:34.36 ID:soYCHoAO
「よ?」
「こんにちは」
「…意外と冷静だな」「何となくそんな気はしてましたから…あなた男さんじゃありませんね?」
「…まぁね」
「誰ですか?」
「お前が決めな」
「意地悪…じゃあ男」「何でだよ!俺は男じゃーー」
「私が決めたの!」
「わがままになりやがって…」
「貴方のお陰です。
…本当の男さん会えたのもこの二か月半全部」
「何もしてねぇよ」
「わがままになれ、自分を信じろ」
「…覚えてんのかよ」「…思い出しただけですここに来る途中に」「で…男はどうだった?」
「…話をする暇もありませんでした」
「なんだそれしゃあ一体俺は何のために…」「…すみません」
「未練とかねぇのか?」
「はい、そこは大丈夫です」
「そか…なら行くか?」
「はい!!」

716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 16:35:52.22 ID:iNT4OwAO


だが病みはどこに…?
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/14(木) 16:37:29.74 ID:JiGOMkAO
病気
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 16:39:10.39 ID:soYCHoAO
俺による俺のための俺祭りお終い。
読んでくれた人ありがとう。
読んでない人はひたすら次にボタンクリックをありがとう。


俺は正直読み返したくないwwwwww
一応サイドストーリあんだけど自分の文才に絶望したのでこれで終わります。
ではでは…またいつか〜
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 16:41:12.06 ID:soYCHoAO
ゴメンいい忘れてた結構前に病んでれでも大丈夫か聞いた人です。あの時答えてくれた人もありがとう。
遅くなりましたが駄文お届にあがりました。
720 :もう一人の僕 :2008/02/14(木) 16:54:18.49 ID:Ctqwk6.0
>>719
乙!
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 17:47:25.28 ID:Jh.gcf20
切ないな
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 20:46:57.47 ID:gZBHqIwo
正直救われない話が多いからこういうのは大歓迎
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/14(木) 21:56:12.55 ID:NGdGtogo
ん?結局死んだんか
724 :もう一人の僕 :2008/02/14(木) 22:06:27.13 ID:Ctqwk6.0
>>605続き

…彼女は昨年に海外へ発った
なのに… 一年も経たずに帰ってくるなんて、何を考えているのだろうか?
まさか… 僕が学校に復帰したのを知って? いや、まさか…
昨年に、病気がちだった僕を一番励ましてくれたのは彼女だった。
何故そこまで面倒を見てくれたのか。
僕にはそれがわからなかった。むしろ幼なじみのお節介って感じに思えていた。

…彼女が帰って来るのは、正直複雑な気持ちだった。
…また世話をかけるわけにはいかなかった。
いつまでも彼女に頼ってはいけない。

とにかく、みんなと居る時にはなるべく会わないようにしよう…。
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/14(木) 22:08:38.61 ID:Ctqwk6.0
>>723
らしい… 切ない…
726 :もう一人の僕 :2008/02/14(木) 23:33:08.24 ID:Ctqwk6.0
>>724続き
やば…何も考えられなくなってきてる…


男「…この山積みになったエロゲはどうしようかな…」
男「あいつが見たら… ってそんなに気にする事は無いか… ここは僕の部屋なんだから…」

男「…ネトゲとかも教えてもらったけど… どうしようかな…」

男「寝るか…」
あいつの事ばかり考えてちゃダメだ。もっと頭を働かせよう…。
そう、こういう時は素数を数えればいいんだ。何か違…う…けど…そう…す……れ…ぱ?
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 00:35:58.53 ID:JtM3h6E0
>>726
やば…何も考えられなくなってきてる…

の部分は自分のコメント?作品の一部?
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 00:54:50.46 ID:Z4vtqcAO
長編みたいなやつ投下してもいいかな?
まだ全然出来てないが。
729 :もう一人の僕 :2008/02/15(金) 00:56:51.90 ID:i2B0teA0
>>727
コメントです… サーセン

何だろ…今日は案がいっぱい思いついてたのに… 全部頭の中から消えた
情けなくて泣きたくなってきた… 寝ますノシ
730 :もう一人の僕 :2008/02/15(金) 00:58:06.48 ID:i2B0teA0
>>728
wwktk
寝ないで見てます
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 00:58:40.03 ID:JtM3h6E0
>>728
ばっちこーいww

>>729
そうか、まぁまたスマブラで復活すんじゃね?
とりあえず乙、続きwwktk
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 01:00:28.10 ID:Z4vtqcAO
取りあえず今書けてる分だけ投下

春。
出会いを感じさせる季節。
突き抜けるほどに青い空
そんな季節に別れがあった。


春、かがみが死んだ。
小春日和とも言えるこの季節に。
事故死。それがかがみの死因。駅のホームで足を滑らせ、列車と衝突。
葬式も終わった。
つかさはもちろん、かがみの親友のこなた、みゆきも来ていた。
そして俺も行ったわけだ。
俺はずっと泣いていた。
そして家に戻り、泣きながら今の状態にある。


かがみ……―――――
かがみはとてもキツい女だった。だけど本当はツンデレさんで、すんごく優しかったんだ。
俺はかがみにどんどん惹かれていった。
自分で言うのも何だが、かがみも俺の事は嫌いじゃなかった。
俺は幸せの絶頂…まさにこの青空をも飛べそう――――な気分だったのに。
かがみは…もういない。
そう考えると、また涙があふれた。
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 01:01:03.43 ID:Z4vtqcAO
ただ、単に過ごしていた日々がとても美しいものに思えた。
もう二度とない美しい日々。
プルルルルプルルルルプルルルルプルルルル
まただ…
さすがに、学校を一週間も休んだら、心配にもなるか…………

でも今はそっとして欲しかった。
甘えているのだろう。
でも…………
でも……………………
そして俺はまた青空に思いを馳せた



こなた「やっぱ電話でないな…」
みゆき「お体でも優れないのでしょうか…?」
つかさ「家に行ってみようよ?」
こなた「ん。そだね。みゆきさんも行く?」
みゆき「……………また私だけ」
つかさ「ぅん?どうしたの?ゆきちゃん?」
みゆき「ハッ!いや、私時々ボーッとしてしまいまして…
私も、ご一緒させてください。」
こなた「じゃあ行こっか。」



ピンポーン
俺はまだ泣いていた。
泣きたくないのに、涙が出る。
俺の…………
俺の…本当に愛しかった人が…
ピンポーン
……どうせ宅配便か何かだろう。
放っておけばいい…
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 01:01:32.11 ID:Z4vtqcAO
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
なんてしつこい宅配便だ………
イライラする。
何だってこいつはこんなにムキになって荷物を届けようとするんだ?
今は… そんな気分じゃないってのに…………
ガチャ
男「宅配便ならいらない――――」
こなた「おはよ、男。いや、こんにちは、かな?」
そこにはかがみの親友であり、俺の友でもあった、こなたとみゆき、そしてかがみの妹のつかさがいた。
男「―――で、なんか用か?」
みゆき「男さん、大丈夫ですか?最近、学校に来てないですけど…」
男「あぁ…俺は大丈夫だよ。悪いな。」
つかさ「大丈夫じゃないよ?そんな顔してたら余計に心配になっちゃうよ?」
男「悪い、もう―――」つかさ「おねぇちゃんが死んだのは皆悲しいんだよ!?一人だけじゃないんだから………!そんなに悲しいのは…………ッ!」
こなた「つ、つかさ…………」
俺の中で何かが切れた。
男「お前達、おかしいよ。」
つかさ「……?」
こなた「な、なんで?」
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 01:01:58.17 ID:Z4vtqcAO
男「なんで、そんな程度で終わるんだよ!
お前達のかがみへの思いはそんなもんかよ!
かがみは死んじゃったんだぞ!戻ってこないんだぞ!」
つかさ「ッ………………」
みゆき「……………………」

言い過ぎた…………
最悪だ…………こいつ達にまったく悪いところなんてないのに…
男「ごめん…言い過ぎた…
とにかく上がってくれ…」




俺はこなたとつかさとみゆきに説得され、学校へ行く事になった。
学校が嫌なわけじゃないのに、避けている。
かがみとの思い出があるから………?
でも忘れなきゃ、駄目なんだ… かがみを忘れなきゃ…………
俺は昨日あいつらの言った言葉を思い出した………
――――――――――――
みゆき「男さん…どうしても苦しいのなら……
かがみさんを忘れるべきです。」
こなた「…………!」
つかさ「………!?」
男「は…?なんだって?
そんな…こと…………」
こなた「…………そうだよ。かがみを忘れるべきだよ。」
つかさ「過去は乗り越えなきゃ…!」

男「そんな……………」
男「…………………」

男「………頑張ってみるよ…」
みゆき「困った時はいつでも頼ってくださいね?」
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 01:02:25.63 ID:Z4vtqcAO
つかさ「私が支えてあげるから」
男「………………ありがとう」
――――――――

俺はかがみを忘れる事なんて出来るのかな……?
でもいつかは乗り越えなきゃならない壁なんだよな…………

こなた「おッはよー!男!」
男「うわッ!」
こなた「ムフフ、びっくりしたみたいだねぇ〜?」
つかさ「おはよー、男くん。」
男「ったく… おはよっつかさ。」
こなた「私には挨拶はないのかね〜?」
男「びっくりさせるような悪い子には、挨拶はいりませんよ。」
こなた「酷いなぁ………ww 私は挨拶したのに………」
男「……………………」いつもなら、かがみのツッコミがあったのかな…………
つかさ「どうしたの?」
こなた「…………」
男「ど、どうしたんだよ?こなた?」
こなた「なんでもないよ………ww」

今のこなたの目には光が差し込んでいなかった。暗くて重く鋭い目。いったいなんなんだ…?



授業が始まった。
今日も吸い込まれそうなほど碧い青空だった。かがみが居なくなってしまったのに。
空はこんなにも碧かった。
…まだかがみの事を考えている。
忘れられるのだろうか。 かがみを。
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 01:03:51.22 ID:Z4vtqcAO
ここまで、です。
また書け次第投下したいんだが、タイトルとかいるかな? もしいるなら決めてくれ
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/15(金) 01:50:03.62 ID:s.2JyhUo
展開次第でタイトルは変わるからどうにも
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/15(金) 01:55:34.86 ID:.JpYtkSO
乙ー
続きwwktk


本人の申告が無ければWikiの人が頃合いをみてつけてくれるはず
…任せきりになっちゃってるのはちょっと気掛かりなんだがな
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 02:38:06.08 ID:Z4vtqcAO
>>738
>>739
そうか… ありがとう。 wikiの人の仕事増やすのも何だしなぁ… とりあえずまた明日投下します ノシ
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 14:50:05.60 ID:JZSMmHQ0
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 16:21:35.27 ID:cJ6/fkE0
大量の投下おつかれー

>>261の続きです
てかもういつ書く暇があるのかもはや予想つかないので
今日中に打ち切りっぽくおわらせるんだぜ

■笑う角にはサツきたる

結局その日、柊は授業を受けることなく帰宅してしまった。
無理もない、姉が重体で平常心を保てるのはデスノート所持者とかその辺だろうからな。
みWikiさんもこなたもさすがに元気ない。昼飯はまずいし、まさに連鎖反応。
こなたに至ってはずーっと無表情だ。全くといっていいほど、何にも反応していない。

「こなた・・・。」

と声をかけても、目は死んでいるに等しい雰囲気だ。コレやばくね?

「あのさ、今日見舞いに行かないか?柊の・・・。」

死にかけている、という現実であって非現実のような感覚。
決して慣れたくはないが、確認しないと気味悪くてしょうがない。

「病院わかんないじゃん。それに、昨日刺されてるんだから家族もいるだろうし・・・。」

変な言い方だが、家族水入らずだな。それはさすがに割って入り辛い。

743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 16:27:15.35 ID:cJ6/fkE0
「そうだな・・・。どうしようもない、か。」
「そうだよ。つかさが・・・きっと、何かあったら話してくれるだろうしさ。」

そもそも何ができるかも検討もつかないしな。せいぜい無事を祈るという
ありふれた行為しかできん。

「ね、男。このあと暇なんでしょ?だったら少し話でもしない?」

あんまり浮かれた話をする気にはなれんし、深刻な話なら余裕で聞きたいところだ。
だが、コレで断れば刺された柊を言い訳にしてしまう気がする。

「別に良いけど、どこで話すんだ?」
「ゲマズの近くの喫茶店。」
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/15(金) 16:28:23.05 ID:.JpYtkSO
wwktk
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 16:33:38.36 ID:cJ6/fkE0

特に反論する余地もなく、俺たちはゲマズ辺りに向かうことにした。
ゲマズに近づくにつれ、ポリスメンの数が増えている気がする。

「なんか紺色がざわめいてる雰囲気だな・・・。」

現地に着くと、それはもう一目瞭然なほどだった。
ポリスだらけ、しかもなんか職質かけてるっぽい。

「警察だらけだね。」
「世の中事件は尽きることないのか・・・。」

つぶやいてみると、なんだか悲しい気持ちになった。
だが、その気持ちは数秒で焦りへと進化を遂げることとなった。

「すみません、ちょっとお時間よろしいでしょうか。」

まさかの職質タイムかッ?!

「この辺りに、なにやら不審な人物を見かけませんでしたでしょうか?」

746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 16:43:25.74 ID:cJ6/fkE0
なんだ・・・聞き込みか・・・・。
いや、その前に俺は学生なんだから何一つ焦る必要なんかないじゃないか・・・。
ていうかなにやら不審人物って文脈的におかしいだろ・・・。

「あの・・・大丈夫ですか?」
「え?あぁすいません、ちょっとボーっとしちゃって・・・。不審人物ですか?」
「はい。昨日の夕方から本日にかけてなんですけども。」

夕方といえば、柊と二人でこなたを探していたときだよな。
結局こなたは帰宅していたというあの無意味な時間帯か。
・・・せめて送って行くくらいはしてやるべきだったな。

「・・・昨日はこの辺りをうろうろしていましたが、特に見かけませんでしたね。」
「そうですか・・・。」

しかし、こうも犯罪が多いとそれこそ死神にノートの一冊でも落としてほしい気分になるな。
柊以外にも、こうして事件が身近で発生するのは気にくわん。

「何か事件でもあったんですか?」
「実は、昨日の夕方から夜中にかけて、この辺りで傷害事件が発生しまして・・・。」

・・・あれ?
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 16:53:34.25 ID:cJ6/fkE0
「そ、そうなんですか・・・。怖いですね・・・。」
「全くです。ですので、不審な人物や有力な情報があれば、ぜひ御協力お願いします。」

まさか、柊が被害にあったのはこの近くなのか・・・?
だったらな尚更悔やみきれん。なんという失態だ

「そちらのお嬢さんは、何か知りませんか?」
「・・・私はその時間帯は自宅にいましたので。」
「・・・そうですか。ありがとうございました。では」

だんだんテンションが下がってきた。あのまま送っていれば・・・。
でもこなたを探さずにはいられなかったし・・・畜生ラリってきたぞ。

「男、大丈夫?」
「・・・あぁ、悪い。」
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 17:07:42.10 ID:cJ6/fkE0
その後二度の聞き込みに遭遇しながらも、無事喫茶店についた。
だが、今俺の脳みそを支配しているのは後悔の念オンリー。
こなたの話が右から左もいいところだった。今なら勝山に勝てる。

「男、聞いてる?」
「ああ、大丈夫だ。」

せいぜいこの程度の返事が限界だった。
何だか走馬灯のように柊との生活?が蘇っている・・・

『大事にしなさいよ?』

「!!」
「な、何男、どしたの?」
「いや・・・何でもない。話を続けてくれ。」

危なかった、また同じ過ちを犯すところだった。
今目の前を大事にしないとどの道顔向けできないもんな。
すまねぇ柊。こんどおごるわマジで。だから・・・

「・・・かがみん、無事だと良いね。」
「・・・ああ、そうだな。」
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 17:10:24.37 ID:NKzqrEE0
wktk
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 17:19:54.42 ID:cJ6/fkE0

話のキリのいいところで、ふと時計を見たときは既に5時を過ぎていた。
特に用事もなく、時間としてはまだ早いが、俺は帰ろうと思った。
いくら大事にしろといっても、さすがに遊ぶ気にはなれない。

「え〜、まだ早いよ男。」
「お前・・・この状況下でよく楽しく遊ぶ気になれるな・・。」
「だって・・・何かしてないと考えちゃうんだもん。」

一理ある。ボーっとして無駄に考えて凹むよりも、という気持ちもわかる。
だが

「それでもそんな気になれん。でも、遊ぶんじゃなく一緒に居るならかまわない。」

751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 17:25:34.27 ID:cJ6/fkE0
「ほんと?じゃあ一緒にいようよ!」

それくらいはいいよな?切り替え早いとか言うなよ?柊。

「あんま遅くならんうちには帰るぞ?まだ犯人がうろついてるかもしれんし。
「・・・大丈夫だよ、それなら。」

背筋に冷たいものを感じた。

「私、これでも結構強いんだよ?」

そーいう問題か?でも今の気配なら犯人は萎縮しそうだ。

「とにかく、早めに帰るんだよ。俺はお前にまで血まみれになってほしくねーんだ。」
「・・・わかったよ。」

俺たちは店を出て、うろうろすることにした。

752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 17:52:46.52 ID:cJ6/fkE0
だが、特に話すこともない。本当にあてもなくさまよった。
1時間くらいして

「・・・かえろっか。」

と、こなたが提案してこなければ、時間の果てもなくうろうろしてたぐらいに。

「送ってくよ。さっきも言ったが昨日の今日だしな。」
「うん、ありがとう。」

電車の中でも、やっぱり会話がない。
急に会話がなくなってしまったことに、俺は少しだけ不安だ。
柊を気にしてることを怒ってるのか、それとも今まさにこなた自身が柊のことを考えてるのか
それは定かではない。

「私んちここだから。じゃね。」
「ああ・・・。」

なんだかこのまま帰っちゃいけない気がする。

「こなた!」
「何?」
「また、明日学校でな?」
「・・・うん!」

思えば今日はじめて見た笑顔だった。
少しあった不安も飛ぶほどの、すてきやん系の笑顔。
よし、コレ見れたなら帰れるな。

753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 17:55:21.91 ID:e25KnpEo
wktk
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 18:05:07.24 ID:cJ6/fkE0
「おはよ、男!」
「おう、おはようこなた。」

普通の朝だ。いつもの朝。事件がおきても朝は変わらない。
そうだ、昨日の不安は杞憂にすぎん。なんかそんな気がしてきた。

「おはようございます、泉さん、男さん。」
「おはよう、みWikiさん。」
「おはよーみゆきさん。・・・つかさはまだ来てないの?」

不安は気のせいでも、現実はそうはいかないもんですよね。

「はい・・・。今日はもうお休みになられるのではないでしょうか・・・。」

だよなぁ・・・。そう簡単に立ち直れるわけないよな。
ただでさえ柊なのに。

「泉ー、来てるかー?」

先生?HRにはまだはやくね?

「なんですか?先生。」
「ちょっと来てくれんか?」

なんか顔険しいな、黒井先生。寝起きか?
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 18:20:33.60 ID:cJ6/fkE0
その後、チャイムがなってもこなたは帰ってこなかった。
先生はすぐ戻ってきたが、こなたのことを聞いても

「大事な用事や。」

としか教えてくれない。不安になるじゃねーか。
そのまま時間は過ぎて行き、昼休みとなった。
柊も来ないので、みWikiさんと二人で昼食という実に珍しいイベント・・・
いや、出来事が起きた。

「かがみさんもつかささんも、大丈夫でしょうか・・・。」

確かに心配だ。そして

「こなたもな。どこいっちまったんだあいつは。」

ふと、みWikiさんに顔をやると、すごく曇っている。
今のどこに地雷発言があったんだ。

「あの・・・こんなこと言っていいのかはわかりませんが・・・。」
「どしたの?」

不安が最高潮近いぜ

「先ほど、先生方のお話を偶然聞いてしまったのですが、泉さんは・・・その・・・警察の方に
連れて行かれたらしいんです・・・。」

よし、職員室に特攻だ。もうわけがわからん。

756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 18:42:26.35 ID:cJ6/fkE0
■ソードマスターこな・・た・・・?

「失礼しまーす。男でーす。黒井先生はいらっしゃいますかー?」
「おぉ、なんや男。テスト問題の横流しの懇願かぁ?」

なんということをおっしゃるんだこの先生は。それはまた後日だ。

「ちょっと来てもらえます?」

とりあえず人気のないところがベストだな。

「なんやこんなとこにつれてきて・・・あ!あかんで、生徒と先生の恋愛なんか・・・!」

はやくなんとかしないとだめな大人なのか?

「先生・・・こなたが何かしたんですか?」
「!・・・誰に聞いたんや?」
「質問に答えてください。」

757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 18:49:30.65 ID:cJ6/fkE0
ごはん食べてくる
gdgdでごめんね
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/15(金) 18:59:33.43 ID:l2A4WTYo
いいよーいいよー
759 :もう一人の僕 :2008/02/15(金) 19:11:37.81 ID:i2B0teA0
…昨日はすいませんでしたorz
多分今日なら大丈夫かと
深夜に書きます

どうでもいいことだが学校終わった後二時間カラオケ行ってきた。
それでとてもいい気分で帰ってきてパー速のあるスレを見てとてつもなく鬱になった…
応援してたのに、悔しいような悲しいような。 とても言葉には表せないよ

長文・愚痴ごめん
760 :もう一人の僕 :2008/02/15(金) 19:12:38.41 ID:i2B0teA0
>>757
wwktk
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 19:17:56.52 ID:NKzqrEE0
>>757
wwktk支援
>>759
今日は楽しみに待ってます
だけど間の三行はここで書くことじゃないことぐらい分かりますよね
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 20:06:24.42 ID:cJ6/fkE0
はらいっぱいだ見てくれてありがとう
他の投下のためにも音速で終わらすぜ
>>759
なんかドンマイ
悔しさと悲しさ両方を噛締めてがんばるんだ


本当は聞きたくない。できれば事実からシカトor曲解したいところだ。
でもそれじゃあダメだってばっちゃが言ってた。いやじっちゃだったか?

「はぁー・・・できれば黙っときたかったんやけどなぁ。泉は、
警察に重要参考人として連れて行かれたんや。」
「重要参考人・・・?なんのです?」
「・・・柊かがみの事件や。事件自体は知ってるんやろ?」

おっと?何だか俺の脳みそがバーニングですよ?
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 20:15:27.69 ID:cJ6/fkE0
「え・・・なんでこなたが?!親友だからですか?!」
「あー・・・ええか?誰にも言うたらあかんで?」

なんだ、何がどうなっているんだ?
このめまぐるしさはあれか?実は一回刺されただけで死ぬのか?

「なんか、柊かがみが事件にあった時間帯に、事件現場の近辺で泉を見たって言う情報があった
らしいんや。ほんで、泉自身の証言と食い違いがあったから事情聴取にって・・・。」

あの時こなたは自宅にいたんじゃなかったのか?実際ケータイなってたし、あの日も持ってなかった・・・のか?
いや、この目で確かめたわけじゃないからそうとも言い切れない・・・でも・・・あれ?

「・・・男?大丈夫か?顔色悪いぞ?」
「だ、大丈夫ですよ。大丈夫・・・です。」
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 20:39:26.62 ID:cJ6/fkE0
何が何だかわからない。こなたが重要参考人だと?

「まぁ無理もないな・・・。早退するか?今日ばっかりはかまへんで?」

整理もできんのにそんなことすれば手当たり次第に放火しかねん。

「いえ・・・ほんとに大丈夫ですから。授業はちゃんとでます。」
「そうか?・・・男。泉が何もしてないんやったら、そないに心配することはない。
だから、泉を信じて待っとったり。」

信じる・・・そうだ、俺はこなたの彼氏だ。簡単じゃないか、信じれば解決だ!

「・・・わかりました。ありがとうございます。」

・・・ほんとにコレでいいのか?


765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 20:57:33.99 ID:cJ6/fkE0
確かに信じることはいいことかもしれん。だが、それで盲目的に信じてどうなる?
いや、考察自体が無意味とか言うなよ?
あの時、電話を置いているといったのも、こなたから電話がかかってきた時に
帰宅済みといったのも柊だ。確かに日頃はそうなのかも知れないけど
たまには例外くらいあってもおかしくない。
殴られたときに目撃したのは幻覚じゃなくて本物だったのかもしれんし。
まぁあの場にいたからと言って、それが犯行に繋がるわけじゃないが・・・
俺が柊と何かしているときに感じる寒気、アレはもしや殺気だったりしたら?
事全てがありえないわけじゃないんだな・・・。

「みWikiさん・・・重要参考人に面会ってできるの?」
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 21:17:51.65 ID:cJ6/fkE0
「すみません、わかりかねます・・・。どうしたんですか?突然。」
「いや、急にミステリーに興味がわいてな。突発的過ぎてごめん。」

弱ったな、これじゃますますどうにもならないじゃないか。
もはやただ時が過ぎるしかないのか・・・
こういう時って大概時間過ぎるのが遅くて困るんだよな。楽しいときを過ごしてる時の
脳の麻薬とか解析して売ればもうかるって思ってる奴、いいから早く解析してくれよみたいな。

「じゃ、明日から連休やさかいたっぷりあそびーや。もちろん宿題も忘れんように。」

今の俺なら解析できるかもしれないな。

いつもならこなたと帰るのが今日はロンリーデイズ、いざ居なくなると空しさがすごいくるな。

「あ、男!よかった〜まだ帰ってなくて。」
「・・・こ、こなた?!」
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 21:34:37.56 ID:cJ6/fkE0
まさかの脱獄っすか?いくら格闘技ができるからって無理あるだろ
もうなんか法を筆頭にいろいろと・・・

「なんでお前はここにいるんだよ?ポリスに連れてかれたって聞いたぞ?」
「ありゃ、ばれてたの?そだよ。警察で事情聴取されてたんだ。」

えらくあっさり且つあっけらかんとしているな。

「重要参考人とも聞いたけど?」
「・・・そんなことまでバレてたんだ。」

一瞬で空気が冷ややかになった。でも、今回は地雷でも何でもない。
俺の意思だ、間違いなく。

「ここじゃなんだし、歩きながら話そ。」

768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 21:36:14.42 ID:cJ6/fkE0
申し訳ない、一旦離脱する・・・
また投下がない時間を狙うぜ
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 22:26:44.21 ID:JZSMmHQ0
おっつかれ様です
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/15(金) 23:42:11.44 ID:e25KnpEo
乙wwktk
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 00:10:03.49 ID:abZ/cjY0
ありがとぅー
つづき↓


とぼとぼ岐路についた。帰るまでに話のカタはつくんだろうか。

「で、順をおって聞きたいんだが、何でお前はここにいるんだ?連行されたんだろ?」
「解放されたからに決まってんジャン。じゃなきゃ今ごろ留置場でしょ。」

つまりそこまで重要じゃなかったのか?わからん。

「なんか目撃証言があったらしいけど?」
「・・・そうらしいね。」
「あの時帰らずに居たんだな?」
「・・・そういうことになるね。」

俺はこなたの目を見つづけた。向こうはそらしてくるけど、お構いなしだ。
KY?しらねーよそんなの。

「何で嘘ついたんだ?」
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 00:53:21.00 ID:abZ/cjY0
ぎゃあIDが
>>767の続きDEATH
あと岐路は帰路ですごめんねごめんね


「・・・気分。」
「気分?」
「そう、気分。なんとなく、だよ。」

どんな理由だよ。気分でポリスメンにまで偽証すんのかよ。

「それ本気で言ってんのか?」
「もちろん本気だよ。この目を見て!」

いたってフツーの目だ。フツー過ぎて逆にマジっぽい。

「・・・まぁそういうことにしておいてやろう。」
「話が早くて助かるよ。」

怪しさは残る。でも、単純に嘘ついてたから、事件現場の近くにいたからと言って
決め付けるのは紳士のするところじゃないしな。
本気で気まぐれなら、それを尊重するのも勤め・・・ですよね?

「警察にはその理由で通ったのか?」
「・・・それに近い話はしたよ。」





773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 01:11:43.66 ID:abZ/cjY0
「そんなんでよく通ったな・・・。」
「近々また事情聴取あるかもしんないけどね。」

そうだろうな。せっかくの参考人をあっさり手放すはずないよな。

「ね、男。」
「あん?」
「男は、私を信じてくれるよね?」

なんか、今まさに彼氏としての何らかを試されてる瞬間だな。
信じることは、案外簡単なものだ。盲目的になれば、それはそれでいいことだ。
ある意味幸せになれる、不都合な事実には目をそむければ良いんだからな。
でも

「そうだな、状況にもよる。」
「・・・やっぱり、疑ってるんだね。」
「それはちょっと違うな。」

盲目的でも、不都合な事実をシカトするんじゃない。
例えこなたがブラフマスターで、それを信じた結果裁かれるようなことがあっても
俺はその全てを受け入れる・・・様になりたい。
多分それが本当に信じることなんじゃないか?矛盾してるけど。

「お前が嘘ついてたり、なんかしら悪さして隠してんなら俺は怒る。でも、
そうするのは事実だと認められてからだ。不確かなことなら、俺はお前を信じるってことだ。」
「・・・そっか。」

なんていうか、これ以上うまくは言えん。
そのまま沈黙しつづけ、気が付けばこなたとの分かれ道に来ていた。

「ありがとね、男。信じてくれて。」

こなたは自宅のほうへ走り出した。

「また明日、会おうね。」

明確な約束を取り付ける前に、こなたは走り去った。
去り際の満面の笑みを、オレは心底信頼することにした。
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 01:34:22.14 ID:abZ/cjY0
「はぁー、さっぱりした。」

今日は一日めまぐるしくて大変だったが、お風呂入ったら半分吹っ飛んだ。
単純だなぁ俺って・・・まぁいいんだけど。

「ん?ケータイてかってる・・・こなたか。」

着信が7件ほどあったので、電話をかけてみることにした。
しかし7件って地味にすさまじいものを感じるな。

「もしもし?こなたか?すまん風呂入ってた。」
「あ、そうなの?なんだ心配しちゃったよ。」

なんのだよ。

「明日の待ち合わせか?」
「うん、かがみのお見舞いに行こうと思ってね。さっき、つかさから連絡あったんだ。」
「柊、意識を取り戻したのか!」

よかった、無事命を繋いだみたいで本当に良かった・・・。

「そだよ、だから行くんじゃん。」
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 02:01:56.36 ID:abZ/cjY0

お見舞いに行くという電話のやり取りから十数時間後
俺は駅前で通り過ぎる人々を眺め、呼び出した張本人を待ちつづけている。
なんか懐かしいなこのシチュエーション。

「間違ってないよな。時間確認はしっかりしたもんな。」

以前とは思惑、目的は違えどしっかり遅刻するこなたにある種の感動を覚えた。
とはいってもまだ一ヶ月も経ってないんだよな。なのに既に数年前の出来事のよう

「ごめーん!遅れた!」

さようなら俺の語り。

「さすがにおせーよ。またアニメか?」
「ん?違うよ!今回は純粋に準備に遅れたんだよ!」
「何で威張ってんだよ。」



776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 02:08:08.56 ID:CJVEDXI0
wktk!
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 02:09:25.82 ID:abZ/cjY0
病院はそこまで遠くなく、入り口には怪我してないほうの柊が待っていてくれた。

「よぅ柊。よかったな、柊の意識が回復して。
「わ、私は最初から意識があるよ!」

なんかいつも通りのノリって平和だなぁ。

「そうじゃなくてひい・・・ややこしいな。つかさじゃない方だ。かがみの方。」
「あ、そか。うん、おねぇちゃん・・・ほんとに良かった・・・。」

涙ぐむつかさ。他意なく頭をなでてやりたいが、許可なくしたらセクハラだよな。

「つかさ、かがみんとこ行こうよ。林檎とか持ってきてるんだよ?」
「ありがとうこなちゃん!おねぇちゃん、きっとよろこぶよ〜。」

俺たちはかがみが待つ病室に向かった。なぜか、こなたが手を強く握ってくる。
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 02:18:02.03 ID:abZ/cjY0
>>776
人www居たwwwwwのかwwwwwwwありがとう



ついにかがみの下に辿り着いた。なんとなく表現がおかしいが、とにかく病室の前に着いた。
ノックすら運命の瞬間に感じる。

「三河屋ですが。」
「どうぞバカ男!」

即バレかよ。かがみは聞いた事ないのになぜ。

「お見舞いに来たぜかがみ。具合はどうだ?」
「ん、そこそこ元気よ、全身痛いけど。・・・ていうかなんで名前で呼んでいる!」

若干反応が鈍い。まぁ本調子だったらばけもんだからしょーがねぇな。

「柊が二人いてややこしいからなんだが、不快ならもどすぞ?」
「べ、別に不快じゃないけど・・・って、これじゃ私があんたを意識してるみたいじゃないの!」

そんなに声を荒げて、傷とか大丈夫なのか。

「ッつ・・・。」

やっぱダメなのかよ。

「無茶すんなよ。病み上がり?なんだから。」
「・・・あんたがさせたんでしょ・・・。」


779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/16(土) 02:20:28.36 ID:MGZEAJYo
wwkwwktktk
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 02:27:26.35 ID:abZ/cjY0
そういえばこなた、さっきから静かだな。
林檎もってきてるんじゃなかったか?

「こなた。・・・?やけにテンション低いな。」
「そう?そんなことないよ。」

何気にまだ入室してないあたりにびっくりだ。いの一番に駆け込んでもおかしくない仲だろうに。
まさか、まだあの時のやり取りinゲマズを気にしてるのか?

「かがみん。・・・元気そうで良かった。」
「・・・ありがと。」

なんだこの異様な雰囲気は。解決したんじゃなかったのか。

「林檎、持ってきたんだ。剥いてあげるよ。」
「・・・そう。」

すっげぇ気まずそう。いつも強気なかがみですら、何だか萎縮してる気配。

「あ、あたし何か飲み物買ってくるね!」

つかさも感じ取るほどの空気の悪さか、相当だな。

「俺も行くよ。二人とも、何がいい?こなたは牛乳か?」
「男・・・。」
「すまなかった、ほんとすいません。」

目がこえぇ。でも、なんかいつものこなたっぽい。

「でも、私なんでも良いや。」
「・・・私も。」

えらく控えめだな。何でも良いならドクターペッパーとか責めたいが、刃物があるしな・・・。

「わかった、適当にチョイスしてくるわ。」
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 02:42:36.42 ID:abZ/cjY0
つかさと病室を出て、とりあえず妙な空気からは解放された。
売店まではちょっとが距離あるらしい。

「なんかおねーちゃんたち、怖かったね。」
「そうだな、ぴりぴりとはまた違った感じだな。」

脱出したいのもあったが、ここは一つ、二人きりにして仲直りもいいだろう。
ほら、ベタなドラマとかでよくある展開的なノリで。

「あ!お財布忘れた・・・。」

つかさらしい会心の平和だな。いや、このボケっぷりほんといいわ。

「任せろ、俺の小銭だらけの財布でジュースくらい・・・・。」

俺も忘れた。ていうかコレ落としたっぽい。

「・・・ちょっとかがみのとこ見てくる。」
「あ、あたしも。」

平和の余韻を纏いながら扉の前に来た時だった

「何で警察に言わなかったの?」

と、あの雰囲気が外まで伝わってきたのは。

782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 02:51:12.28 ID:abZ/cjY0
■誰かさんのナイフ

なんだ、なんかとんでもない会話してないか?

「どしたの男くん。」
「シィー・・・。」

ひたすら耳を澄ました。ほんの少しの好奇心というか、その辺の余計な感情が
俺を動かしてしまった。

「・・・・。」
「ま、言えないよね。全部言っちゃったら、かがみんも只じゃすまないし。」

おいおい、穏やかじゃないな。なんの会話かはあんまし考えたくないんだぜ。

「ね、かがみん。私は感謝してるんだよ?かがみの助言のおかげで、男は私のこと信じてくれる。」
「私の?」
「露骨に態度に出してないから、男は私が何をしたか知らない。騒ぎ立ててないから、男は
私のしたことに気づいてない。」
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 02:58:14.14 ID:abZ/cjY0

ここで割って入るべきか、それとも事の全てを知るべきか。
どうしよう、わからない。というか入る勇気が湧かない・・・!
どうなるか、どうすればいいかわからない。

「男くん、何かあったの?おねーちゃんたちに。」
「・・・つかさ、先に売店行っててくれないか?財布もってくから。」
「うぅ?わかった。」

なんとなく、俺は聞き届けなきゃいけない気がするんだ。
もう嫌な予感ほとばしりまくり。

「かがみん、だから私、かがみんを許そうと思ったんだ。これ以上男と関わらないならね。」
「・・・!それは・・・・。でも、こなただって私をこんな目に合わせたじゃない!」

あれ?何だ今の。俺、すっげー聞いちゃいけないこと聞いちまったんじゃね?

「・・・どういうことだ?こなた。」
「男・・・!」

やべぇあけちまった。でも、もっとやべぇのは俺の頭ん中かもしんない。
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 03:02:42.91 ID:abZ/cjY0
「なぁ、どういうことだ?かがみを・・・お前が・・・?」

なんか視界がにじむ。どうなっているんだ世の中。
サブプライムのせいで俺の耳に影響が及んでるのか?

「・・・その前に、かがみん。このナイフ覚えてる?」

質問に答えてくれよ。なぁ、こなた。

「そう、これはかがみんをそんな風にしたナイフ。」

・・・・

「そして、一度私に向けられたナイフ、かがみのナイフ。」

・・・・?は?一度・・・向けられた?

「こなた・・・何を言ってるんだ?お前の言ってることがわからない。」
「そのまんまの話だよ。これは、かがみが私に向けて振りかざしたナイフ。」


785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 03:11:40.03 ID:abZ/cjY0
かがみが、こなたに振りかざした?なぜ?

「こなたが・・・こなたがかがみを刺したんじゃないのか?」
「結果的には、ね。でも、先手を打ってきたのはかがみなんだよ?」

本当にどうなってんだよ。俺は頭イカレテ白昼夢でも見てるのか?
実は俺が植物人間でしたーとかって落ちないのか?

「そうだよねかがみん。男、私のなのにとろうとしたんだよね?」

かがみ、どうしたんだよ。否定しないのか、かがみ。

「それで、私が忠告だけしとこうと呼び出したら、その機会に私を殺 そ う としたんだよね。」

なぁ、コレ嘘じゃないのか?俺は今語られてること、全部信じなきゃならないのか?

「私が邪魔だったんだよね?かがみ。」

なぁかがみ。

「何とか言いなよ。」

何とか言ってくれよ。
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 03:23:22.73 ID:abZ/cjY0
すげーgdgdしてきた・・・




「・・・知らない。私、何も知らない!」
「嘘?あの時も言ってたじゃん。『逆にあんたが男から離れて』って。いやぁ、あの発言には
びっくりしたなぁ。」

なんの冗談だよコレは。なんで誰もドッキリとか言ってくれないんだ?
なぁこなた。それ、そのナイフは本物なのか。
なぁかがみ。ほんとに何も知らないのか。

「わざわざ男の財布まで盗って、追いかける口実まで作ったのに、それも否定するの?」
「言わないで!私何も知らないわ!」
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 03:33:50.13 ID:abZ/cjY0
「・・・もう、いい。」

俺の気持ちは僅かにもれた。だけど、二人は気づかない。

「大事にしろって言っといて、離れてはないでしょかがみん。」
「だって、私だって!男の隣に居たかった!でも男は・・・こなたを・・・。」
「もういい!!」

渾身の力をこめたはずの声だった。でも、大きな声はでなかった。
なんともやるせねぇよ。まるで力が入らない。

「よくないよ男。私を信じてくれるんじゃなかったの?」

こなたの目が怖い。今まで映画とかで見たどんな目よりも。

「かがみは私達を引き裂こうとしたんだよ?」

でもお前、仮にも親友を・・・

「男。私、悪いことしてるの?私は男とずっと一緒に居るためにやったんだよ?」


788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 03:43:26.83 ID:abZ/cjY0
俺には・・・わからない。

「あのまま私が何もしなければ、私が殺 されてたのかもしれない。」
「それはいやだ!・・・しかし・・・。」

わからない。

「・・・かがみ、さっきの感謝、なくなっちゃった。だって男にばれちゃったもん。」
「・・・え?」
「助言のおかげで、男は何も知ることなく、私を信じてくれた。なのに今はこうだもん。」

こなたがかがみに近づいてる。
止めなきゃダメだ・・・近づけちゃ・・・
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 03:45:40.21 ID:abZ/cjY0
ダメだ眠たい
明日投下なくて時間があればマジで終わらす
ごめんちほんと
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 03:53:45.88 ID:abZ/cjY0
「かがみ。もう一切関わらないってこの場で誓ってよ。」
「・・・だって、私も・・・男が・・・!」
「何言ってるの?かがみん。わけわかんないよ。男は私の彼氏なの。」
「でも・・・でも・・・!」
「早く誓ってよ。でないと私、もう我慢できそうもない。」

何をだよこなた。頼むからもうやめてくれ。

「・・・・」
「かがみん、早く。」





「死んじゃうよ?」
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 04:06:57.59 ID:abZ/cjY0
――――――――

床が赤く染まっている。ベッドから滴る血液で。

「か、かがみ・・・。なんで・・・・。」

俺は目撃した事実を、たった今認識した。
こなたを腕を喉にめがけてひっぱった、柊かがみ。その目に、もはや光はない。

「・・・さすがかがみん。それでこそ私の親友だよ。」

何を言ってるんだこなた。

「誓ってくれたんだね。ありがとうかがみ。」

死んだかもしれないんだぞ?

「男、私、男を大事にしたよ?ちゃんと泥棒から守ったよ?見てよ男。」

かがみが、お前の友達が。

「ねぇ男。次は男の番だよ。私を大事にしてよ。男。」

かがみ・・・本当に死んでしまったのか。
こなたに
こなたに、殺 された・・・のか?

「男。私を見てよ。いつまでかがみに見とれてるの?」

「私、男の彼女なんだよ。」


792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/16(土) 10:24:55.94 ID:lgbO7KAo
いーやー
793 :もう一人の僕 :2008/02/16(土) 10:29:50.42 ID:gpJnKF20
>>726続き
空気読めない投下だろうか…


またあの夢…
二人で遊び歩く夢…。
たまには他の夢も見たいのにな…

今日は学校… 無いんだっけ…
だからといってあいつを待つわけにはいかない…

『こなた、今日どこかに遊びに行かないか?』
メール送信っと…
そういえばみんな全然メールくれないな…
あ、返信… 早いな
『ごめんねぇ〜 今日ネトゲでイベントあるからさぁ… つかさ達なら大丈夫だと思うから!』
大丈夫って… 予定のことだよな?…誘ってみるか…
『つかさ、今日どこかに遊びに行かないか? かがみにも伝えておいて。』
…みゆきさんにはつかさから連絡してくれるかな?

『うん、いいよ〜 お姉ちゃんも大丈夫だって。』
……男一人に女二人は… 白石も連れていこうか…
『つかさ、白石も連れてっていいか?かがみにも聞いてくれ』
…白石っていつも暇そうだしなぁ… らっきーちゃんねるだかって番組やってるらしいが…

『白石ってセバスチャンのこと? お姉ちゃんはいやだって…』
イヤなのか… てかかがみもたまにはメールくれよ…
『そっか。 とりあえず動物園にでも行こうか 一時に○○集合で』
『わかった〜』
794 :もう一人の僕 :2008/02/16(土) 10:37:43.03 ID:gpJnKF20
とりあえず一つ投下
続きは出来たら夜に…
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 11:39:26.00 ID:CJVEDXI0
wktk
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 16:45:59.88 ID:4BtUKMAO
ども、お久しぶりでぃす。
☆―――の人です。
短いですが、続きを投下してよろしいでしょうか?
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 16:46:21.99 ID:6cQTsQAO
ばっちこーい
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 16:48:39.54 ID:4BtUKMAO
>>280 の続き



「お、おはよ……男くん」

 そう言って、彼女ははにかむ。
 ……少し、前の状態に戻ったみたいだ。

「あ、あのね、昨日のことなんだけ―――あれ? お姉ちゃん?」

「おはよ、つかさ」

 驚いた貌を作るつかさの顔。

「……何だ、かがみはここに来ることをつかさに伝えてなかったのか?」

「う、うん。まあね。今日は学校休むのかと思ってたから……」

「え、えと」

「かがみは今日はお前が来られないことを伝えに来てくれたんだ。
 まあでもつかさは無事来た、と」

 未だに戸惑ってるつかさに、俺は説明しる。

「あ、そうなんだ……。
 ありがとう、お姉ちゃん」

「ううん、いいわよ。
 それよりも男に感謝しなさい。こいつがつかさを待たせてくれって頼んでたんだから」

「う、うん。男くんも、ありがとう」

「はは、どういたしまして」
799 :☆―――の人 :2008/02/16(土) 16:51:20.88 ID:4BtUKMAO
―――

 家を出る。

「はあーあ、俺、こんな時間に学校に行くの久しぶりだ」

 一年位ぶりじゃなかろーか。

「え、あんた昔からあんなに早いの?」

 驚いた風のかがみ。……別に、そんなに驚くことでもないだろうに。

「昔からっつーか。ここに来るちょっと前からだな」

「へえー、そうなんだあ。
 ……あ、そういえば男くんって何で早起きするの?」

 …………。
 それは。


『キモチワルイ』


「……っ!!」

 ―――く、そ。
 嫌な、思い出だ。

「ん? どうかしたの、男」

「い、いや、何でも……」

「ふーん……。で? なんでなの?」

「それは……」

「「それは……?」」



「…………ひ・み・つ♪」



「…………」

「…………」

 ああ、ドン引きですか。そうですか。
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 16:52:47.04 ID:4BtUKMAO
―――

 場面変わって学校。
 の、昼休み。

「でさ、今日こなたのお見舞いに皆で行く話だけどさ」

 四人でそれぞれの弁当をつつく中(話があると言ってつかさを含めた四人)、俺は話を切り出した。

「ああ、私は大丈夫よ。つかさとみゆきは?」

「えと、わたしも大丈夫かな」

「私もです。今日のいつ頃ですか?」

「そうだな……今日は短縮授業で、俺も取りに行きたいものとかあるからな……一時頃で、どうだろう?」

 全員、首肯で返してきた。
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 16:54:04.55 ID:4BtUKMAO
―――
 で、またまた場面変わって病院前。

「…………早く、来すぎたか」

 まだ誰もいない。
 病院前は土曜日ということもあって人で賑わっていた。
 病院とは本来負の気持ちで溢れているものだ。
 それに、こういう明るい気持ちが入ってくるのは、いいことだと思う。
 ……そう、暗い気持ちを、少しでも弱めてくれるなら……。

「あら、男くん?」

「……あ」



 ここまで書き溜め分。以下ゆっくり
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 17:00:20.41 ID:4BtUKMAO
「……どうも、先生」

 彼女は、俺の現在の主治医だ。ここしばらく、診察には来ていなかったから、数ヶ月ぶりの再開というところか。

「ああ、久しぶりだね、男くん。
 その後はどうだい?」

「……ええ、比較的良好、といったところです」

「そう……でも、気を付けてね。自覚症状なしで突然……なんてこともあるから」

「……はい」

「あら、でも何も異常がないならなんで病院に?」

「あ、それはちょっと友人が入院してまして」

「へえ。……友達、できたのね。良かったじゃない」

「……ありがとう、ございます」

 この人は、俺の過去を、よくしってる。
 俺の事情も、だ。
 だから、その言葉はただ純粋に、嬉しかった。
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 17:06:47.34 ID:4BtUKMAO
 先生と別れて、病院前をうろついていると、つかさ達が三人まとめていらっしゃった。

「あ、早いねー男くん」

「ああ、なんか早くに行動するのが癖になってるみたいだ」

「あはは」

 笑い会う俺とつかさ。
 そして、

「…………」

 かがみは不自然に、無言だった。

「じゃあ、行きましょうか」

 みゆきの呼び声で四人揃って病院に入る。
 そして受付で、泉こなたの病室はどこですか? と聞いた。
 すると、



「泉こなたさんは、面会謝絶です」



 そんな答えが、返ってきた。
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 17:17:10.50 ID:4BtUKMAO
 信じられないほど冷静なナースさんの声で、一瞬何を言われたのか解らなかった。

「…………はい?」

「ですから、泉さんは面会謝絶です」

「な、何故」

「警察の方と、泉さんの同意の上で」

「……いやでも」

「面会謝絶です」

「…………ちょっとくらい」

「無理です」

「…………」

 ちくしょう、ちょっと美人だからって調子に乗りやがって。
 やっちゃってください! 柊姉さんっ。
 とばかりにかがみを見る……が。

「……しょうがない。帰るわよ、皆」

 ……え?

「そ、そんなあっさりでいいのお姉ちゃん!?」

 そうだ、言ってやれつかさ!

「しょうがないじゃない。警察のってことは、まだこなたに危険があるってことなのよ。無闇に会わない方がいいわ」

「う……そう、だね」

 駄目だ。つかさじゃ歯がたたない。

 結局、誰も言い返せず、病院前で俺達は解散した。

 帰路につくなか、俺はかがみの発言を考えていた。
 ……いかにもかがみの言いそうな意見。
 なのに、何かがおかしかった。

 ……かがみって、あんなに冷たい奴だっけ……?
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 17:22:43.20 ID:4BtUKMAO
☆―――

 解散した後、私はこっそりと一人でもう一度病院に来ていた。
 そしてナースさんに文句を言われる前に、自分の名前を提示する。
 ……思った通り。
 病室に案内された。
 ……病室のドアを開けると、まるで私が来るのを分かっていたかのように、あいつは上半身を起き上がらせていた。


「……や、かがみん」
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 17:32:47.28 ID:4BtUKMAO
「……あんた、これ」

「そ、私が誰にもかがみんのことを喋らないよっていう証明」

「……なんで、わざわざこんなことをするのよ」

 無意味だ。
 こんなこと。

「一つは、やっぱりもう刺されたくないから、かな」

 嘘だ。
 どうせ病院なんかじゃそんなことは出来ない。

「それともう一つは、やっぱりかがみんは友達だから、かな」

 ……嘘。

「嘘よ。
 あんたがまだ、私のことを友達と思ってるはず……ない」

「そこは『嘘だっっっ!!』って言わないとだめだよかがみん」

「……あんたね」


「―――嘘じゃないよ」


「……っ」

「嘘なんかじゃない」

「…………」

 嘘だ。
 嘘だ嘘だ嘘だ。
 だって、だって私は……っ。

「ね、かがみん。
 苦しいなら、もうやめなよ。
 私はかがみんを許すよ? それで、もう誰も、悪くなんかない。
 みんなでまた、元通りに、なろうよ」
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 17:34:24.22 ID:4BtUKMAO
ここまでで。
今度はなるたけ早くに再開します。
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 18:33:52.99 ID:6AhZ8ogo
乙!!
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 21:45:21.44 ID:0P30cCEo
最近知ってwiki全部見てきたけどなんでヤンデレそうじろうがないの?
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/16(土) 21:53:52.61 ID:4BtUKMAO
おっさんがヤンデレても嬉しくないから
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/16(土) 23:42:16.64 ID:eK4XrEc0
ヤンデレならかなたの方を(ry
すんません自重します
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 01:18:46.84 ID:frjTnDs0
たしかにヤンデレかなたも見てみたいかもww
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 03:04:57.30 ID:xdMB.UAO
宇宙歴0037
人類は宇宙という新たな生息地域を見つけた。
目まぐるしい技術発展により宇宙旅行も決して一部上流階級にのみ許されるものではなくなり、今では誰もが楽しめる世の中へと変わっていった。

そんな中人類は一つの問題を抱えていた。

それは宇宙人口の増加による犯罪の拡大である。

今では宇宙海賊となのる者達まで現れ正に余は大海賊時代となった…。

これはそんな時代のちょっと変わったお話し…。
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 03:16:23.15 ID:xdMB.UAO
ショート髪の女の子「ねぇこなちゃん?何かレーダーに反応が出てるよ」

こなちゃんと呼ばれた女の子「つかさ…ここでは一応「リーダー」って呼んでよ、ほら雰囲気とかあるじゃん一応」

つかさ「あっゴメンこなちゃ…じゃなかったリーダー」

こな「相変わらず何だから…で?パターンは?」

つかさ「パターン?」
こな「ほら青とか使途とかさ、まぁいいやとりあえず敵?味方?」

つかさ「う〜んどちらかと言うと敵かな?」
こな「えぇっ!!こんな辺鄙な場所に!?…もしかして宇宙海賊!?」

ピンクの髪の女の子「…こなたさん一応私達も宇宙海賊な訳ですから、いわゆる同業者ですね」
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 03:24:01.40 ID:xdMB.UAO
正確にはこなただった女の子「…あ、それもそうだったね、じゃあゆきちゃん悪いんだけどパパっとどこの誰か調べちゃってよ」

ゆき「えぇもうやってます。あっこれは…」

小さい女の子「おねぇちゃ〜ん、相手の艦から通信が送られてるよ」

こなた「OK〜ゆうちゃんモニターに回して!後皆お願いだからリーダーって呼んでよ」
ゆう「モニターに回すね〜」

ゆき「はい、お願いします」

こなた「シカトっ!?」
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 03:30:08.11 ID:xdMB.UAO
こなた「そう言えばみゆきさんさっき何か驚いてたけど何で?」

実はみゆき「えぇっと、それは恐らくモニターを確認するとご納得いただけると思います」

こなた「ふぅん…気になるなぁ」

ヴゥン…

ツイテンイールの女の子「こ・な・た〜〜〜〜〜〜〜〜〜☆」

こなた「…みゆきさんまさか…」

みゆき「ハイ…かがみさんです」

817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 03:38:32.17 ID:xdMB.UAO
こなた「あわわ…ゆうちゃん通信切っちゃえ!!」

かがみ「ちょっとちょっと!!こなたそれはないでしょ!?あんた探してどんだけ宇宙彷徨ったと思ってんの?その間に駐禁切られるわ…無灯火注意されるわで大変だったんだから!!でも会いたかったよ〜こなた〜〜」

こなた「つかさ!!何でもっと早く気付かなかったの!?」

つかさ「ゴメン!!リーダー実はね、さっき宇宙バルサミコスが私宛に来てたから手続きでちょっとだけモニター見てなかったの…」
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 03:45:57.05 ID:xdMB.UAO
こなた「つ〜か〜さ〜!!!!」

つかさ「ヒィッ、ゴメンなさい!!でもでもここら辺てバルサミコス直営店ないからつい嬉しくて…」

こなた「仕事中は私用で通信しないって約束でしょ!!」

つかさ(こなちゃんだっていつもコッソリゲームしてるくせに…)
みゆき「まぁまぁお二人とも落ち着いて下さい、リーダー何か変ですよ?ここら辺にはつかささんのおっしゃってた通り直営店がありませんから取り寄せる事は難しいと思います」

こなた「ほぇ?」
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 03:52:14.47 ID:xdMB.UAO
みゆき「恐らくかがみさんの船から直接物質移動させたと考えるのが一番かと…」

こなた「ほぇ?ってことは…」

かがみ「ホーッホッホッ!!その通りよ、さっすがみゆき。まぁつかさのヘッポコ探索に引っ掛かる私ではないけど、念には念をーーー」

こなた「ゆうちゃん本当に切っちゃていいから」

ゆう「あ、うんわかった」

かがみ「ーーーつまり私とこなたはーーー」
プッン

こなた「…何か恐ろしい事聞きかけた気がする」
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 04:01:59.09 ID:xdMB.UAO
ゆう「おねぇち…じゃなかった。リーダーとんでもない数の通信要請が来てるんだけど…」

こなた「無視あるのみだよ。みゆきさんこっからかがみ船振り切れないかな?」

みゆき「難しいですね…まだエンジンも本調子ではありませんから」

こなた「そっかうーん…困ったなぁ…。あっそうだ!!みなみちゃん弾薬ってまだ残ってる?」

みなみ「…誘導ミサイル及び主砲には多少の余裕はあります」

こなた「OK〜じゃあ打ち込めるだけ打ち込んじゃえ」
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 04:10:07.95 ID:xdMB.UAO
みなみ「了解…目標かがみ船…発射します」

ドーン

ピュー ドーン

こなた「やった!?」
つかさ「リーダーまだ反応は消えてないよ!?」

こなた「えぇい!!みなみちゃん弾薬全部差し上げちゃて」

みなみ「…了解」

みゆき「リーダー待って下さい!!何か変ですよ?」

こなた「変なのはかがみんだよ、みなみちゃん構わずどんどん行っちゃえ!!」

みなみ「…ゆたかしっかり体ベルトで固定して…反動…あるから」
ゆたかだった「うん…ありがとうみなみちゃん」

こなた「打てー打倒せー!!」
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 04:18:48.45 ID:xdMB.UAO
カシャカシャ…

みなみ「弾薬…ゼロ」
こなた「はぁ…はぁ…こんだけ撃てば流石のかがみんも…」

つかさ「あの〜リーダー?」

こなた「どうしたのつかさ?あぁさっきの事はもう気にしてないから」

つかさ「そうじゃなくて…えっとね…反応まだあるよ?」

こなた「えぇ!?何で?」

みゆき「…どうやらかがみさんにしてやられましたね」

こなた「どゆこと?」
みゆき「レーダー反応の位置からかがみさんの船は一歩も動いていません、というよりその場所からレーダー反応以外確認出来ません」

こなた「つまり?」

みゆき「誰もいない所に全弾発射…と言うことです」
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 04:22:38.60 ID:xdMB.UAO
こなた「みなみちゃん気付いてた?」

みなみ「…レーダー反応を元に位置を割り出していました」

こなた「モニター確認は?」

みなみ「…行いましたが不可能と判断」

こなた「何で言わないの?」

みなみ「…命令通りです」

こなた「弾残ってないよね?」

みなみ「残弾薬ゼロ」
こなた「………やばくない?」
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 04:30:40.66 ID:xdMB.UAO
ヴゥン

かがみ「やっほー!!もう…こなたったらいくらなんでもあれは撃ちすぎよ☆ダミー信号じゃなかったら私死んじゃったかもしんないでしょ?もう意地悪なんだから…」

こなた「ゆうちゃん!?」

かがみ「あっ無駄よ通信システムちょいちょいといじらして貰ったから」

ゆたか「本当だ…リーダーこっちから遮断出来なくなってる」

かがみ「そゆこと☆これで心おきなくこなたと愛が語り合えるのね…あぁ…夢みたい」

こなた「本当…悪夢みたい…」

かがみ「もう…照れ屋さんなんだから、せっかくだしLoveLoveLoveでも歌おっか?」

こなた「遠慮しとく…」
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 04:36:22.85 ID:xdMB.UAO
こなた「つかさかがみ船の本当の場所はわかる?」

つかさ「うん今やってる…えっとね…あっ」
こなた「わかった?」
つかさ「うん…真後ろ」

こなた「えぇ!?」

かがみ「だ・か・ら。つかさのヘッポコ探索に捕まる訳ないって言ったでしょ?」

こなた「ぜっ全速前進!!逃げろ〜〜」

一同「ラジャー!!」
かがみ「あぁん逃がさないわよ。ちょっと痺れて貰うね☆電磁ネット発射!!」

826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 04:42:43.59 ID:xdMB.UAO
こなた「はわわ…みゆきさん退路を!!」

みゆき「無理です近過ぎます!」

こなた「み…みなみちゃん!!」

みなみ「弾薬…ゼロ」
こなた「つかさ〜!!」

つかさ「うん!無理!!」

こなた「ゆうちゃ…」
ゆたか「怖いよ〜おねぇちゃ〜ん!」

みなみ「大丈夫…ゆたかは私が守る…」

ゆたか「みなみちゃん…」

こなた「………」

みゆき「リーダーこのままじゃ直撃です!とにかく何か指示を!!」

こなた「………」

一同「「リーダー!?」」
こなた「ZZzz。。..」
一同「「リーダー!!!!」」
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 04:44:40.27 ID:xdMB.UAO
果たしてこなた達はこの後一体どうなってしまうのか…

続く!!
のか??これ…
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 11:27:08.87 ID:u6J/1UAO
続きマダー?
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 12:44:18.25 ID:nyvXKQSO
今ログ読んできた。
ヤンデレ絡みならグロいのかと思ってたが全然なんだな。
らきすた知らんけどすごく和むよこのスレ(´д`*)
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 18:43:25.12 ID:XK3Pgzs0
ヤンデレ=グロいではないんじゃねwwwwww

まぁグロにせよ何にせよwktkしてます
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 22:34:14.05 ID:Fg/T0wAO
スマン、>>732です。
続きを投下してよろしいでしょうか?
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 22:38:15.53 ID:TSRGfA2o
どうぞどうぞ!!
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 22:40:32.51 ID:Fg/T0wAO
ではでは

男「やっと昼だな…」

久しぶりの学校で俺は疲れてしまった
こなた「いやぁ〜疲れたねぇ〜?」
つかさ「私も疲れたよ…
ねぇ、今日はお昼、屋上で食べようよ?」
みゆき「そうですね…
天気もいいですし。」
男「なら、そうするか。」


屋上――――
屋上には誰も居なかった。
こなた「本当にいい天気だ!」
つかさ「うん。だからこれからは屋上で食べようよ!」
男「…………そうだな」
俺は少しボーッとしながら、つかさの発言に答えた。
こなた「……………また、かがみ?」
!?………まただ!
こなたのあの目。
冷たく鋭い瞳。
おかしい。いったいどうしたんだ、こなた!
男「な…なに言ってんだ?こなた。
お前なんか変だぞ……?」
こなた「…ん?別に普通だよ?」
そう言うとこなたの目は戻っていった。
いったいどうしたんだろう
つかさ「……こなちゃん……………」
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 22:40:52.40 ID:Fg/T0wAO
放課後。
俺はただ学校に居ても、することもないので帰ろうとしていた。
みゆき「…男さん、今からお帰りですか?」
男「ん、そうだよ。」
みゆき「なら私もご一緒してよろしいでしょうか?」
男「うん。別に構わないよ。」
―――――――
男「…………………」
みゆき「………あの、」
男「なに?」
みゆき「まだ…………かがみさんは忘れられませんか?」
男「うん…。頑張ってはいるんだけどね。
…そんな簡単忘れる事は出来ないよ。」
みゆき「そうですか…。
ですが、前を向いていてくださいね?
今は今を楽しんでください。」
男「…うん。そうだな。」
みゆき「私はいつでも貴方を支えますから。
では、私はこっちなので。
さよなら、男さん。」
男「さよなら、みゆきさん。」
みゆき「………あと、私はみゆきでいいですよ?」
男「…………さよなら、みゆき。」

みゆきは笑顔で手を降って帰っていった。
なんだか、かがみに悪い気がした。
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 22:41:29.99 ID:Fg/T0wAO
なんでなんだろう。
何故かがみに悪いのか?
俺はみゆきの事が好きなのか?
そんなわけはない。
ただ、少し気になる…だけだ。
そんな風に考えながら、俺はベットに寝転がった。
――――――――――――――ピリリリピリリ

ん…………
俺は寝ていたみたいだ。
そして携帯のメールの着信音で起きた…
メールを見ると…6件入っていた。
なんだか多いな。

新着メール
001 5/17 19:15
こなた
返信かえしてよww
002 5/17 19:08
こなた
はやく返信して〜
003 5/17 18:59
みゆき
今日は一緒に帰れて楽しかったです
004 5/17 18:52
こなた
何してるの〜?
005 5/17 18:48
こなた
今日学校どうだった?006 5/17 18:39
こなた
メールしよ!


男「……こなたばっかだ。いたずらか?」
俺はこなたのメールの多さからいたずらだと思い、みゆきにだけメールを返した。
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 22:41:47.12 ID:Fg/T0wAO
10分後…
プルルルルプルルルルプルルルル
男「もしもし」
こなた「あ、男〜?」
男「お前さ、イタズラメールはやめろよ。」
こなた「ん?何言ってんのwwww
心配だったから何通もメールしたんじゃんwwww」
男「いやいや何通も送らなくても――――」
こなた「今日さ、誰と帰ったの?」

こなたの声のトーンが急に変わった。
男「お、おい、どうしたこなた?」
こなた「答えてよ。」
男「み、みゆきとだけど…」
こなた「そうなんだ…
なんでみゆきって呼ぶの?」
男「別に…ただ、みゆきって呼んでって言われたからだけど…」
こなた「……………まぁいいや。明日私と帰ろうね。」
男「うん。っておい、ちょっと待てよ!
……………切られた。」

いったいどうしたんだろう。こなたがおかしい。 なにが原因なんだろう…

当たり前か… 親友のかがみが死んだんだ… おかしくなるのも当然か…
だけど、みゆきが言ったように前を向いて生きていかなきゃ駄目なんだよな…

眠い………………
俺はそのまま眠りに入った
837 :732 :2008/02/17(日) 22:46:14.23 ID:Fg/T0wAO
まぁ文才ないんでこんなもんです。
また明日には投下出来るかと。
結局タイトルつけずにいたためにwikiの人につけてもらう事に… すいませんwikiの人
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 22:55:54.92 ID:xdMB.UAO
乙!!待ってる
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 23:04:27.81 ID:hD0ebFA0
乙!投下ペース速いなww
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/17(日) 23:11:17.67 ID:jIwXNaoo
おつ
841 :もう一人の僕 :2008/02/18(月) 00:24:12.12 ID:bJaI5IA0
ローペースな投下でごめん
あとで投下予定です
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/18(月) 00:26:15.05 ID:7Py2J0Q0
wwktk
843 :もう一人の僕 :2008/02/18(月) 00:48:00.02 ID:bJaI5IA0
>>793続き…PSPだと打ちづらい…


今は…十二時、か
そろそろだな…
男「爺、動物園まで運転してくれないか?」
爺「は、はい… 珍しいですね…坊ちゃんが動物園とは…」
男「いや、友達と遊びに行くんだ。遅れるわけにはいかないからな」
爺「…なんと… …承知致しました」

今日は…夜まで… あいつが帰ってくるまで… 暇潰ししよう…
844 :もう一人の僕 :2008/02/18(月) 01:16:51.40 ID:bJaI5IA0
男「ここで降ろしてくれ」
爺「はい」

とりあえず入り口の近くで待つ。
動物園なんて、何年ぶりかな。
昔は臭いとか言って… 嫌だったんだっけ…
かがみ「おーい、男!」
男「お、来た」
つかさ「男くん、こんにちは! 待った?」
男「いや、僕もついさっき来たばっかだから」
つかさ「…そっかぁ」
かがみ「じゃ、行きましょ」

つかさ「ライオンだー」
男「うわっでけぇ」
かがみ「…微妙なリアクションだな…」
845 :もう一人の僕 :2008/02/18(月) 01:37:27.87 ID:bJaI5IA0
つかさ「クジャクだー」
男「うわっすげぇ」
つかさ「パンダだー」
男「うわっかわえぇ」
つかさ「キリンだー」
男「うわっなげぇ」

   (中略)

つかさ「楽しいねー」
男「久しぶりに来たからか…かなり面白いな」
かがみ「あんたら… もっと静かに見なさいよ…」
男「こんなに楽しいのは久しぶりでさ! ついはしゃいじゃうんだよ…。…かがみは楽しいか?」
かがみ「た、楽しいわよ?どうしたの?」
男「いや、かがみは楽しくないのかな…ってさ… 楽しいなら…」
かがみ「なら?」
男「もっとテンション上げてこうぜ!」
かがみ「いや!お前らは騒がしすぎる!」
846 :もう一人の僕 :2008/02/18(月) 01:51:56.72 ID:bJaI5IA0
男「…もうこんな時間か…」
つかさ「楽しかったねー」
かがみ「意外と短く感じるわね…」
男「じゃ、解散するか!」
つかさ「うん、ありがとう男くん!楽しかったよー!」
かがみ「それじゃ、…楽しかったわ。また学校でね」
男「また学校でー」

男「さて、どうするか…」
847 :もう一人の僕 :2008/02/18(月) 02:01:13.14 ID:bJaI5IA0
そういえば今日はこなた家に居るんだよな?
…でもそんなに頻度多く出入りしても失礼だろう…
どうしようか…

…仕方ない、家に帰るか…
徒歩で時間稼ぎだ…

家に着いた… 今の時刻は19:30…
まだ帰ってきてない事を願う…
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/18(月) 02:07:24.99 ID:lB7.rREo
wwktkだがそろそろ寝ないと
849 :もう一人の僕 :2008/02/18(月) 02:17:40.72 ID:bJaI5IA0
まるで…隠密行動だな…
こんな事もあろうかと、僕の部屋の窓を開けておいたのさ!
これでバレずに入れ
?「な、誰です!?」
男「うわっ!?」

男「…嬢… 帰ってきてたのか… んで僕の部屋で何をしてたんだ?」
嬢「ぇ、この汚い部屋を掃除をしてさしあげようかと」
男「だーかーら!そんなに世話かけなくていいって!」
嬢「そ、そうですの。 なら良いですわ…」
男「とりあえず、部屋から出てくれ…」
嬢「ええ、わかりましたわ。 それと」
男「ん?」
嬢「…ただいま。」
男「…あぁ、おかえり。」
850 :もう一人の僕 :2008/02/18(月) 02:20:15.99 ID:bJaI5IA0
>>848
俺も寝ないと
明日学校なんだww

というわけでおやすみ。
嬢に関する説明は明日に
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/18(月) 02:29:23.45 ID:R29svQU0
オリキャラか・・・若いな



852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/18(月) 02:30:32.82 ID:7Py2J0Q0
乙!
俺も明日学校なんでそろそろ寝るわ ノシ
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/18(月) 02:57:31.65 ID:QwipgkAO
学校か…若いな 乙
ってかみんな学生なのかよwwww
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/18(月) 19:34:37.64 ID:zdVvBywo
このスレは[ピーーー]殺される系が多いな
個人的には監禁されたりするのが好き
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/18(月) 19:47:52.97 ID:xuEmotI0
>>854
そういや監禁モノはまだないなwwwwww
856 :もう一人の僕 :2008/02/18(月) 22:52:13.00 ID:bJaI5IA0
>>849続き

彼女は、僕と同じように数年前に両親を亡くした。
彼女は両親が僕の両親と親友だったために、僕の家でお世話になっているそうだ。
昔、友達が居なかった僕と遊んでくれた。


ちょっと今日はこれで勘弁…
おやすみなさい
857 :732 :2008/02/19(火) 00:04:23.34 ID:4rd.q.AO
続き投下していいかな?
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 00:14:15.08 ID:arAilzw0
早くしろーっ!どうなってもしらんぞーっ!!AA略
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 00:22:50.83 ID:rvAZq6AO
作家さんの割に見てる人が少ない気がする・・・みんなROMってんのかね。もう一人のぼくお疲れ〜無理せず投下してくれ。732頑張れ〜
860 :732 :2008/02/19(火) 00:30:04.23 ID:4rd.q.AO
ではでは遅くなりましたが

朝―――――
俺は時計を見た。
………………
なんともヤバい時間帯だ………

俺は急いで駅へ向かった。
こなた「おはよっ男っ!」
男「な!なんで居るんだよ、お前!
ハハーン、お前も遅刻か?」
こなた「違うよ。男を待ってたんだよ?」
俺はなぜだか、寒気がした。
こなた「朝、一緒に登校するのは、よくあるシチュだしね。」
男「あ、ああ…」
こなた「どしたの?具合悪いの?」
男「いや…何でもないんだ。」
こなた「…………ふーん。」

俺達は無事、遅刻することなく学校へついた
861 :732 :2008/02/19(火) 00:30:23.81 ID:4rd.q.AO
授業中………
俺は朝の事を考えていた。
なんだろう…
最近、こなたとは居づらい。二人きりだとより、辛いものがある。
仲が悪いわけではない。実際に俺達はよく話していたし、仲も良かった。
今のこなたはなんだか怖い。

………なんだか最近悩んでばっかりだ。
そんなことばっかり考えてどうするんだろ…
前を向いて生きていくんだもんな…
あぁ…空は本当に青い………
俺は青空を見るのが、好きだ。なんだか希望をくれる気がするし、悩みとかもスカッと晴れる気がするから。


つかさ「…………とこくん?ねぇ、男くん?」
ビクッ!
男「な、何だ?」
つかさ「もうお昼だよ?屋上行こ?」
男「……………」
俺は迷った。
最近、こなたがおかしい事につかさは気付いているのだろうか。
知らなかったとして、つかさに言うべきなんだろうか?
つかさ「どうしたの?」
俺は決めた。
862 :732 :2008/02/19(火) 00:30:41.00 ID:4rd.q.AO
男「なぁ…最近さ…こなた、ちょっとおかしくないか?」
つかさ「…………………」
男「なんて言ったらいいかわかんないんだけどさ…………
怖いっていうか…」
つかさ「うん…。確かにちょっとおかしいかな…」
つかさ「こなちゃんの事、好きなの?」
男「え!?まったく関係なくないか?」
つかさ「すごく関係あると思うよ?」
男「いや…俺はあいつに友達以上の感情はないよ…」
つかさ「じゃあ私は?」男「…………え?」
なんだかおかしいぞ?
男「つかさ、何言ってんだ?」
つかさ「私の事好き?」
男「いやいや…つかさ、どうしたんだ?」
つかさ「?どうもしてないよ?
まぁ屋上へ行こっか。」

……………つかさにはこなたと違う怖さがあった。

863 :732 :2008/02/19(火) 00:30:52.78 ID:4rd.q.AO
放課後…
こなた「帰ろっ!男!」
男「あぁ。」
こなた「ちょっといろいろついて来て欲しいんだけどさ、いいかな?」
男「うん。」
……………………
俺はその後こなたの買い物に付き合わされて、今、駅にいる
こなた「ルルーシュの新刊はまだ今日じゃなかったねぇ〜…」
男「…………こなた。」
こなた「ん?どしたの?」
男「なんだか、最近お前おかしいよ。
どうしたんだ?かがみが死んでおかしくなったのもわかる。
俺だって学校に行かなかったんだからさ。
ただ、悩みがあるなら友達に相談した方がいいぞ?」
こなた「違うよ……………
私は……………
私は…………………
ずっとずっとずっとずっとただ…………」
男「おい、こなた!?
ごめん…
変な事言って………」
こなた「男はさ……………私の気持ち分かってる?」
男「は…………?」
こなた「私は…………………男の事好きだよ?」


864 :732 :2008/02/19(火) 00:33:46.80 ID:4rd.q.AO
今日はここまでです
こなた、もう告白しちゃいました。

>>858
ありがと
>>859
ROMってる人もいないよな気がするな…
ありがとう
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 00:36:22.52 ID:EvBzWT.o
乙!!見てるぜ
866 :732 :2008/02/19(火) 00:48:37.26 ID:4rd.q.AO
どうでもいい話だが
ネタとして未だにでてないのは、
ひより
あやの
パトリシア
黒井先生以外の先生二人
ひよりの先輩
ひなた、ひかげ
くらいか?
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 00:53:16.02 ID:rvAZq6AO
>>866原作もアニメも見てない人結構いるみたいだしね。キャラ掴み辛いのかもね
868 :732 :2008/02/19(火) 00:59:27.70 ID:4rd.q.AO
>>867
両方見てない人もいるんだ………びっくり。確かに、パトリシアとかは書きにくそうだ。
ただ、ひよりファンとしては、誰かにかいてほしいな…





ゆい姉さんを忘れてた
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 01:08:27.80 ID:rvAZq6AO
>>868ってか俺もあんま知らないで投下してるしwwひよりはよく知らんが今度見て見よう
870 :732 :2008/02/19(火) 01:14:24.04 ID:4rd.q.AO
>>869
ひよりファンだけどそんなに可愛いキャラじゃないよ、ひよりは。
というかここは新ジャンルとはもうかけ離れてるよな
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 01:18:42.82 ID:rvAZq6AO
>>870どっちww好きなキャラなら俺はみゆきだな。
確かに離れてるかもwwwwいやいやそんな事ないはずだww

872 :732 :2008/02/19(火) 01:23:18.71 ID:4rd.q.AO
>>871
ひより好きだけど……………微妙だよな
つか俺タイトルちょっと考えてみる。誰かアイデアをくだしあ
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 01:38:38.04 ID:rvAZq6AO
狂気と純愛 みたいな?まぁ何にしても自分で決めるのが一番かと
874 :732 :2008/02/19(火) 01:46:16.35 ID:4rd.q.AO
>>873
じゃあ狂気と純愛と青空と で。宜しくお願いします ありがとう
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 08:35:36.91 ID:d67ZZsAO
wwktk
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 17:44:53.16 ID:SkrGCRE0
かなた涙目
いのりとまつりも涙目
男キャラ? 白石と立木以外にいたかな・・・?
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 18:03:55.78 ID:SyQ6wgAO
>>876
そうじろうときよたかさんがいるじゃないか
どーでもいいけどきよたかってスパイラルだよな
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 18:24:32.48 ID:Ch1N3yM0
>>876
立木はキャラじゃないだろww
あとはアニメ店長ぐらいか…
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/19(火) 18:47:07.82 ID:IE2DGAAO
話豚切るけど、八月蝉は辞めちゃったのか?
久しぶりにwiki行ったが全然更新されてないし
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 18:49:33.39 ID:Ch1N3yM0
さあ?辞めてないと信じたいが。
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 18:59:07.36 ID:SkrGCRE0
ただおも涙目か…
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 19:06:49.61 ID:urnHWPco
たまには小野だいすけのことも思い出してあげてください
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 19:08:27.69 ID:rvAZq6AO
全然わかんねぇwwww
884 :もう一人の僕 :2008/02/19(火) 19:11:49.58 ID:dagkrTQ0
>>876
杉田店員とか?

とアニメしか見ていない俺がry
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 20:03:41.56 ID:rvAZq6AO
男キャラクター意外に多いんだなww
886 :狂気と純愛と青空と :2008/02/19(火) 21:09:06.19 ID:4rd.q.AO
さて投下していいかな?
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 21:21:44.58 ID:rvAZq6AO
やっちまいな!!
888 :狂気と純愛と青空と :2008/02/19(火) 21:23:00.44 ID:4rd.q.AO
それでは

太陽が傾いて空はオレンジに染まっていた。俺の頭は真っ白。
いったいどうすればいいんだろう?
こなた「………いきなりじゃ困るよね?
返事はいつでもいいから…」


家に帰ってすぐ俺はベッドにダイブした。
…………どうしたらいいのだろう。
俺にこなたへの好意はない。
だが面と向かって「好きじゃない」なんて言うと、傷ついてしまいそうだ。
でもそうするしかないのだろうか。

――――――――――――――
告白しちゃった……………
でも男はきっとOKしてくれるよね!
かがみも居なくなったわけだし。
やっと私達は結ばれるのかぁ…………
嬉しいなぁwwwww
ただ…………最近、私の事をよくおかしいって言うのは、何でだろ?
私の好意に気付いてたのかな?
それとも……………………誰かが男に何か吹き込んでるのかな?
まぁそんな訳ないよね〜www
今日は早く寝よっと………………
889 :狂気と純愛と青空と :2008/02/19(火) 21:23:17.85 ID:4rd.q.AO
―――――――――――――
なんとも悪い目覚め。
結局昨日は寝られなかった。ずっとこなたの事を考えていたから。
だけど、答えは出た。
傷つくかもしれないがこうするしかないんだ。
俺は眠い目をこすり学校へ向かった




―――――――――――――
ふぅ〜。やっとお昼休みだ。
結局、男はまだ何も言ってこない。
そう思っていると、
男「こなた、話がある。」
キタキタキタキターーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!
こ、これは完全に成立フラグだよ!
で、でも焦らず、冷静に…………
こなた「うん…」


私達は無言で中庭の端の方まで来た。すると
男「あのさ…昨日考えたんだけどさ、」
いやぁ、なんだかこういうのって緊張するねぇwwwwwwwww
男「俺はお前に友達以上の感情を持つ事は出来ないよ。それにこんな中途半端な気持ちで付き合ってもお前に悪いだけだし……………」
え? 何言ってるの?? 冗談はいいんだよ? この冗談はさすがにひどいよぉ?男?
男「だから……………すまん!」
890 :狂気と純愛と青空と :2008/02/19(火) 21:23:39.42 ID:4rd.q.AO
男は私の目の前から居なくなった。
男はそんな事いわない。
なんで? なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
いったいどうして?
私…何が駄目なのかな?
―――――――――――――
今日、俺は授業がまったく身に入らなかった。
なぜだかこなたの顔が忘れられなかったから。
あんなに、つらそうな顔されると俺が悪いような気がした。
いや、悪いのか…
なんだか嫌な気分だ…………
みゆき「なんだか浮かない顔してますね?」
男「え?………うん、まぁ…ね。」
みゆき「そうですか…そろそろ帰りましょう?
つかささんもこなたさんも待ってますよ?」
こなたが…か
男「悪い…俺一人で帰るわ…………」
俺は最悪だ…………
これだと、こなたを避けてるみたいじゃないか!
余計にこなたが傷つくっていうのに…………
みゆき「そうですか…
なら私も、ご一緒します。」
男「え?いや、一人で帰るよ………」
みゆき「ご一緒します!」
―――――――――――――
私…男にフられちゃった…………
でも、でも私は……………まだ男が好き
891 :狂気と純愛と青空と :2008/02/19(火) 21:23:53.68 ID:4rd.q.AO
好き…男がずっと好き…………
男もそうだよね?
あんなの嘘だよね?
つかさ「こなちゃん?
ゆきちゃんが用事が出来たから一人で帰るって。」
こなた「あ、あぁそうなんだ…」
今はそんなのどうでもいい…
ただ今は男の事しか頭になかった。
つかさ「あ、あと男くんも一人で帰るって。」
こなた「え…………………?」
いったいどうして?
私が今こんなに会いたいのに。
そう思うと私は教室に向かって走りだしていた。


ガラッ
こなた「ハァハァ……………」
男は居なかった。
私はこんなに会いたいのに。
でも、男は恥ずかしがっているのかもしれない。
そうだ!きっとそうだ!
私をフったのも恥ずかしいからなんだ!
そう思うと私はすごく安心した。

こなた「早く帰ろっと。つかさ待ってるし。」

ふと窓に目を向けると、みゆきさんと男が歩いているのが見えた。
892 :狂気と純愛と青空と :2008/02/19(火) 21:26:07.93 ID:4rd.q.AO
さて、今日はここまでです。 あれ、いつにも増して、短いかな?
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/19(火) 21:37:14.36 ID:rvAZq6AO
自分のペースでいいよ〜。とにかく乙!!
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 01:39:42.02 ID:0pUHuAs0
そして急に過疎か、、、

水曜日の書き込み無しとか。。。
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 07:36:19.86 ID:wI5xs6AO
op歌うと皆、湧くはず

896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 10:24:19.73 ID:BsGfRo60
曖昧3センチ〜
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 10:43:07.46 ID:Ia4j3gko
そりゃプニってことかい
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/21(木) 12:36:47.26 ID:RCjG.UAO
ちょっ
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 14:03:14.14 ID:JbsmkTY0
がんばって はりきって My Darlin' darlin P L E A S E!!
900 :狂気と純愛と青空と :2008/02/21(木) 14:22:35.14 ID:lP3yTAAO
もっていけ!最後に笑っちゃうのは私のはず〜 投下していいですか?結論!
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 15:01:05.85 ID:/vL1eIE0
接近3ピクト!どうぞ!
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 15:05:33.41 ID:lP3yTAAO
ではでは 駄文ですが

俺は今みゆきと帰って来ている。いや、みゆきが無理矢理ついてきてる。でも嫌な気はしない。
いやいやみゆきが好きなわけでは…………
みゆき「どうしたんですか?」
男「は?なにが?」
みゆき「こなたさん達と帰りたくないって………」
男「あぁ……別に…」
みゆき「理由を教えて貰えませんか?」
言えるわけがない。
こなたに告白されて気まずいから一緒に居たくないなんて………
みゆき「話したくないですか?
………すいません。
変な事言っちゃって。でも、今の男さんとてもつらそうな顔してますから…」
男「ありがと………」
みゆき「いいんですよ?
私をいつでも頼ってくださいね?」
男「あぁ…」


それから俺達はたわいもない話をして帰った。みゆきと居ると落ち着く。
みゆきの雰囲気は優しい感じがする。すごく癒される……
ピリリリピリリリピリリリ
メールか…
いったいだれだ?
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 15:05:51.08 ID:lP3yTAAO
001 5/19 18:42
こなた
やっとわかった

またこなたか。
もうメールの内容は見る事はなかった。
逃げてるとはわかっている。でも嫌だ!
ピリリリピリリリピリリ
誰だ?
001 5/19 18:49
つかさ
どうして?


なんで一緒に帰ってくれないの?私の事嫌い?私のなにがいけないの?なんで?なんで?
…………なんだこれ。つかさもか。
やっぱりかがみだよな。こなたの異常な行動もつかさの変なメールとかの理由は。
だけどさ…皆乗り越えてくれよ。
俺だってつらいんだからさ………!
ピリリリピリリリピリリリ
今日はメールが多いな001 5/19 18:56
みゆき
大丈夫ですか?

今日はつらそうでしたが、大丈夫ですか?
学校は…来てくれますか?
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 15:06:06.00 ID:lP3yTAAO
俺はすぐさま返事を返した。
皆おかしくなってる中で、みゆきだけ。
みゆきだけが優しくしてくれる。
俺はみゆきにどんどん惹かれていった。



…………朝。
空はなんとも青い。
さて今日も学校へ行くか!
時間も余っているので、ゆっくりと歩いて駅へ向かった。

―――駅についた。
そこには、こなたが一人、待っていた。
………空は曇りはじめた。
こなた「おはよー?男。」
かける言葉が見つからない。
こなた「あれ?どしたの?男?」
俺はなんだか、こなたに煩わしさを感じた。
男「………うる……さい」
こなた「え……………」これで何も言ってはこない。
こなた「まさか…まだ恥ずかしがってるの?かわいいのうwwwwかわいいのうwwwwwww」
こなたが怖い。なんなんだろう… こなたが狂っている感じだ………
俺はそのままこなたから逃げるように学校へ向かった。
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 15:06:24.28 ID:lP3yTAAO
学校…………
つかさ「あ、男くんおはよー。」
男「ハァハァ…
つかさ、今日は早いな?
…って……」
つかさの頭は短いながらもツインテールであった。
つかさ「あ…似合ってないかな?」
男「いや…似合ってる。」
つかさ「そうだよね!
男くんおねぇちゃんのツインテール好きだったもんね!
嫌いなはずがないよね!」
男「あ、あぁ…」
つかさ「そういえば、男くん、こなちゃんと一緒じゃないんだ?」
男「別にいつも一緒なわけじゃないだろ」
つかさ「…………いや、こなちゃんの事だから男くんを待ってたんじゃないかなってさ。」
男「…………」
つかさ「もしかして待ってたの?」
男「…あぁ。」
906 :狂気と純愛と青空と :2008/02/21(木) 15:07:06.86 ID:lP3yTAAO
つかさ「そうなんだ…………
じゃあこなちゃんは?」
男「俺は走って学校来たから…あいつはまだ歩いてんじゃないかな。」
つかさ「そうなんだ…」
―――――放課後。
俺はこなたと喋る事はなかった。
そして……………
みゆき「どうしたんですか、男さん?」
男「い、一緒に帰らないか?」
俺はみゆきと一緒に帰ることにした。




………一週間後。
俺はずっとこなたを避け続けていた。
メールも無視、電話も無視。
みゆき「ねぇ、男さん?」
男「どうした?つかさ、みゆき?」
つかさもみゆきも避けているのには気付いていた。
みゆき「日曜日空いてますか?」
男「あぁ…」
つかさ「じゃあさ、私とゆきちゃんとこなちゃんと一緒に遊園地いこ?」
俺は迷った。こなたも行くのか………
みゆき「こなたさんと仲直りして欲しいんです。男さんも今のままじゃつらいですよね?」
男「………………」


男「行くよ。仲直り…しなきゃな!」
907 :狂気と純愛と青空と :2008/02/21(木) 15:08:41.43 ID:lP3yTAAO
名前つけるの忘れてた… 駄文ですまん
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 15:39:33.20 ID:TZlD.MAO
乙!!そんなことないよー
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 17:38:41.64 ID:3ZRF/6AO
かなたが読みたいなぁなんて…思ったりして
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 17:42:34.19 ID:CebS9hMo
過疎と投下のタイミングがwwwwww
911 :op男(前科全部−1回) :2008/02/21(木) 21:38:42.00 ID:wI5xs6AO
書き手(とか)召喚成功!
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/21(木) 21:41:41.19 ID:TZlD.MAO
過疎の時に投下が多いのか投下の時に過疎るのか…。
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/22(金) 00:43:56.49 ID:q0aRb6AO
酷く厨二な文章と展開だが投下していいかな? 短編なんだが
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/22(金) 00:53:41.60 ID:jdHJ2iI0
おk
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/22(金) 00:55:14.40 ID:q0aRb6AO
かなたネタです。酷い出来です


私は体が弱い。
でもそんな私と結婚してくれたそう君。
私は嬉しい。
大好きなそう君が手に入って。
私は悲しい。
そう君を置いて逝ってしまうから。
そう君は、私が死んでから再婚をするのかな? そんな事はないよね?
ずっと私だけを見てて欲しい。………でも私は死んでしまう。
だから私はコノ子に。
コノ子が私となる。
ずっとずっと私はそう君を見ていたい。
そのために二人の愛の証を失うのも構わない。だから私はコノ子となる。

――――――――――――
そうじろう「見ろ!かなた!可愛い女の子だ!」
そうじろう「凄いなぁ、かなたにそっくりだ!」
私は終わる。だけどまた始まる。私はコノ子となり、まだあなたを愛し続ける。
そう君、愛してる――――

1年後…
そうじろう「かなた…見てるか?
こなたはすごく元気だよ。まだ喋れないけど………」
こなた「……ぅ………ぁ…」
そうじろう「え!?こなた、今喋ったか!?」
こなた「―――そう君、愛してる…………」
泉かなたはそこに確かに生きていた。


…………これは私が体験した話。
「此所にある彼方」
著者 泉そうじろう

916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/22(金) 00:55:23.51 ID:kltgwYEo
go!
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/22(金) 00:59:01.20 ID:q0aRb6AO
かなたがこなたに乗り移るって感じのネタです。すいません。
ちなみに、ここにある彼方はらきすたの22話のサブタイトルです
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/22(金) 03:12:08.31 ID:DXgOQEAO
乙!!
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/23(土) 15:09:33.53 ID:0nPpfjQo
また過疎化・・・
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/23(土) 15:34:05.50 ID:Goj0IUAO
人が単純に減ったのかもね、それのせいか最近は作品投下→スルーされる→モチベ下がる→投下少ないって感じに見える。
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/23(土) 15:42:40.22 ID:DDQ58E6o
国立の試験目前だからなぁ・・・
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/23(土) 16:20:01.38 ID:DPvt2Owo
VIPで宣伝したらいいじゃない
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/23(土) 16:33:29.55 ID:Goj0IUAO
それか別のらき☆すたスレと交流はかってみるのも面白いかもね。SS対決してみたり
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/23(土) 16:39:49.03 ID:tuZ/VoDO
http://same.u.la/test/r.so/yomi.bbspink.com/neet4pink/1203573201/
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/23(土) 21:32:01.01 ID:LAKGEBs0
パー速は比較的閉鎖的な場所だから新規読者とか来ないのが原因かも
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/23(土) 21:57:16.67 ID:tA5o8qY0
閉鎖的か・・・まさにヤンデレ向きだな
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 12:37:53.39 ID:bj8ulcDO
過疎区
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 14:11:17.55 ID:GTT79/c0
冬が過ぎれば人が来るって信じてる
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 15:19:52.17 ID:W5UC6QAO
冬が過ぎようが
俺の心はずっと冬だ
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 16:38:39.58 ID:bj8ulcDO
>>929
でも、優しい心になれば春がきっとやってくるよね。
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 16:42:46.64 ID:kHmNYG60
俺の財布の中は常に冬だけどな
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/24(日) 17:29:17.35 ID:dCej/vko
>>930
よう、俺
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/24(日) 17:32:14.49 ID:dCej/vko
>>930>>931だった

いつだったか書いてみようと思ったのだが、キャラをヤンデレに
しきれない俺はここに向いてないのだろうな…
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/24(日) 17:39:43.76 ID:iGPhPUAO
>>933たまにヤンデレじゃないのもあるよ。ユー頑張っちゃいなよ
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 18:04:18.78 ID:.IJifsko
>>933
とりあえず書いてみなよ
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/24(日) 18:22:03.18 ID:dCej/vko
>>934-935
ありがと。ちょっと書いてみる
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/24(日) 19:24:34.51 ID:dCej/vko
 ――それは始まりの日。
今ではもう思い出になってしまった、始まりの日。





 さっきから視界がゆらゆらする。
あと一時間で授業も終わりなのに、教室に戻れそうもない。

「う…」

 無意識に壁に寄りかかる。もう立っているのも辛くて目を閉じた。
最近は身体の調子がいいと思っていたけど、悪くなる時って急にこうなるんだなあ…と
壁の冷たい感触を感じながら考えていた。

「お、おい。大丈夫か?」
 
 男の人に声をかけられる。
誰かな…クラスメイトじゃなさそう。知らない人だと思う。
うっすらと目を開けてその人の顔を見てみる――やっぱり知らない人だった。
たぶん上級生かも知れない。

「熱があるじゃないか…ちょっと待ってな」
「…はい」

 ひょい、と身体を抱え上げられる。
力持ちだなあ…というわけじゃなくて私が軽いだけかも。

「先生、急患!…っておい」

 ドアを勢いよく開ける。
でも、保健室に先生はいないみたいだった。渋い顔をしながら彼は私を
ベッドに寝かせる。
938 :ゆたかSS(2/3) [sage]:2008/02/24(日) 19:25:37.73 ID:dCej/vko
「まだ苦しい?」
「少し…」
「熱があるからなあ。こんな時に先生がいないなんて」

 そう言いながら私の額に手を当てる。
その手が、少しひんやりして気持ちよかった。

「家に電話しようか。この分だと6時間目は無理だろ?」
「あ…そう、ですね」
「番号は?」

 電話番号…なんだったっけ。
ええと…これは自分の家の番号でお姉ちゃんの家の番号じゃないし。
困った。頭がぼーっとしててよく思い出せない。

「う〜…」
「…熱出てるから頭が回らないか。名前とクラスだけでも教えてくれたら
担任の先生に言って電話してもらうけど」
「すみません…」
「いいって」
「1年D組の…小早川ゆたか…です」
「小早川ゆたかちゃんか。わかった。少し待っててくれな」
「はい…」

 布団を肩までかけてくれてから、彼は保健室を大急ぎで出て行った。
――優しい人だなあ。

「……」

 しばらく目を閉じて横になっていると、廊下からばたばたと何人分かの
足音が聞こえてきた。

「ゆーちゃんっ!生きてる!?」
「こらっ、病人がいるんだから大声出すな!」

 こなたお姉ちゃんの声に続いて、さっきの先輩?の声が聞こえてきた。
ゆっくり目を開けると二人の姿が目に飛び込んでくる。
939 :ゆたかSS(3/3) [sage]:2008/02/24(日) 19:26:17.79 ID:dCej/vko
「あ…お姉ちゃん…」
「ゆーちゃん、だいじょうぶ?」
「たぶん…」
「熱出してるから大丈夫とは言えないだろ。迎えはどうする?」
「お父さんに頼んだから心配ないよ。男も心配性だなあ」
「うっさい」

 男さん…っていうんだ。

「もうしばらくしたら来ると思うから、それまで寝ててくれよ」
「はい」
「こなた、ゆたかちゃんを頼む。ちょいと外見てくるわ」
「はいはーい。男も年下の子には弱いね」
「…そういうわけじゃない。具合悪そうにしてる人を置いておけなかったんだ」
「そういうことにしといてあげるよ」

 このままいるとお姉ちゃんにからかわれ続けそうなので、男さんは
保健室を逃げるように出て行く。

「あの…」
「ん?」

 自分でもわかるくらい小さい声だったけど、その呼びかけは彼に届いてくれた。

「ごめんなさい。迷惑かけちゃって」
「気にするなって」
「じゃ…その、ありがとうございました」

 きっと『ごめんなさい』よりはそっちの言葉を望んでいたのか。
男さんは少し微笑みながら、

「…どういたしまして」

 そう返してくれたのだった。






 それは始まりの日。
私とその人が出会った、始まりの日。
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/24(日) 19:28:18.84 ID:dCej/vko
タイトルは仮です。
思いつきで書くのが俺のジャスティス。プロット?おいしいの?

前にゆーちゃんSSを投下してくれた人に続きを期待しつつ
今回はここまで。
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 19:41:27.12 ID:bj8ulcDO


こ、これは髪形なんだからね!//
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 19:48:16.70 ID:iGPhPUAO
乙///
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 20:15:40.65 ID:GFUqGBM0
乙ー!
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 20:49:16.75 ID:.IJifsko
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/24(日) 20:57:03.86 ID:egkyHUAO
これは続くのか?

とりあえず乙
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/24(日) 21:03:19.68 ID:dCej/vko
>>945
先の話がうまくまとまれば続く
947 :狂気と純愛と青空と :2008/02/24(日) 21:34:19.98 ID:5C9dmsAO
遅れてスマンが投下していいかな?
948 :もう一人の僕 :2008/02/24(日) 21:40:20.40 ID:96Ci44A0
>>947
どうぞ
…続きあるけど何故か投下しづらい…
949 :狂気と純愛と青空と :2008/02/24(日) 21:41:29.98 ID:5C9dmsAO
投下してくださいよ

日曜日…………
俺は珍しく早くに目覚めた。
空は青く、雲も少ない。
みゆきと出かけることなんてなかったからなんか緊張するな……………………俺、仲直りなんて出来るのかな?なんてこなたに声を掛ければいいんだろ…
俺は青い空を見上げて、溜め息をついた。
――――――――――――
男「悪ぃ、遅れたかな?」
みゆき「いいえ?私達も今来たばかりですよ?」
つかさ「おはよ、男君」
こなた「おはよー、男」
男「…あぁ」

こなたも気付いていたはずだ。俺が避けてたいた事は。
けど思っていた以上に元気だな。なんだか大丈夫そうだ。
男「じゃ、行きますか!」
俺達は電車に乗って遊園地に向かった。
950 :狂気と純愛と青空と :2008/02/24(日) 21:41:57.93 ID:5C9dmsAO
男「さて…まず何処へ行くか………」
つかさ「コーヒーカップとかは?」
男「そうだな、って最近ずっとツインテールだな。」
つかさ「変かな?
私が男くんにとってのおねぇちゃんになって、男くんを愛してあげ―――」
男「つ、つかさ!?」
つかさ「わ、ごめん…………」
男「まぁコーヒーカップ行こうぜ…」
なんだか疲れる遊園地になりそうだ。
――――――
男「さて、コーヒーカップに誰と誰が一緒にのる?」
こなた「なら男、私と一緒に―――」
みゆき「乗りましょう?男さん」
そう言うと、俺の手を引いてすぐさまカップへ乗った。
つかさ「ゆきちゃん…………」
こなた「…………………」
――――――――――――
その後もいろいろなアトラクションにみゆきと乗った。ジェットコースターにお化け屋敷などなど……
俺はすごく嬉しく楽しかった。
それは……………みゆきと一緒に居られたから
951 :狂気と純愛と青空と :2008/02/24(日) 21:42:20.00 ID:5C9dmsAO
男「次で最後だな…」
もう空に日は傾いている。楽しい時間とはあっという間だ。
みゆき「なら、観覧車なんてどうですか?」
男「それでいいか?」
つかさ「………うん」
こなた「…いいよ」
男「ならそうしようか」
―――――――――――――
男「で、でかいな」
つかさ「そうだね。これはここの遊園地の売りでもあるらしいし」
みゆき「では男さん、行きま――――」
グイ………



俺はつかさに引っ張られて二人で乗る事になった

随分と時間がたった。
なんだか沈黙が重い
男「…………どうしたんだ?」
つかさ「私の何が足りないかな?」
男「………」
つかさ「私とおねぇちゃんの何が違う?
私、髪型もツインテールにしたよ?いったい何が駄目なの?どうすれば、おねぇちゃんの時みたいに愛してくれるの?ねぇ?どうして?なんで?」
男「つかさ、落ち着けよ。」
つかさ「どうして?なんで?なんでなの?おねぇちゃんの何がよかったの?私の何がいけないの?ねぇ―――」
男「つかさ!
…落ち着けよ。ゆっくりと深呼吸をしろ。」
952 :狂気と純愛と青空と :2008/02/24(日) 21:42:41.27 ID:5C9dmsAO
スゥーハァー
つかさは深呼吸をした。
男「…落ち着いたか?」
つかさ「…………」
つかさは小さく、首を縦に振った。
男「…そろそろつくぞ。」
つかさ「…ごめんね、男くん。」
男「まぁ…かがみが死んで、お前もちょっとおかしくなってるんだよ。ゆっくりと体を休めろよ」
つかさ「…うん、ありがとう。」

――――――――――――
さて、そろそろ帰らなきゃいけない。
今日は嬉しい事もあったし、本当に良かった。…つかさがちょっと心配だが。こなたは至って普通。久しぶりにメールでもしてやるか。 そんな事を考えていると…
みゆき「少しお話したい事があります。観覧車の前の広場で待ってますので。」
いったい、なんだろ?
953 :狂気と純愛と青空と :2008/02/24(日) 21:44:07.78 ID:5C9dmsAO
今日はここまでです。今って過疎ってるんだよね?
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 21:45:50.15 ID:iGPhPUAO
>>953比較的多い気がする どちらにしても私は乙と言うだけだ!!
955 :もう一人の僕 :2008/02/24(日) 21:52:40.57 ID:96Ci44A0
>>953
ごめん
何か路線ずれた気がして
とりあえずテスト勉強して暇あれば投下します
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 21:53:08.96 ID:5C9dmsAO
>>954
そうなのか…ありがとう
今このスレに居る人挙手〜 ノシ
957 :狂気と純愛と青空と :2008/02/24(日) 21:53:30.69 ID:5C9dmsAO
>>954
そうなのか…ありがとう
今このスレに居る人挙手〜 ノシ
あとミスった
958 :☆―――の人 :2008/02/24(日) 21:55:13.83 ID:d2COm.AO
ノういうい
でもテスト前なんで投下不可。
959 :狂気と純愛と青空と :2008/02/24(日) 21:58:16.84 ID:5C9dmsAO
>>958
期待してるぜ

次スレはVIPに建てるとかは無理なのかな?
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 22:04:05.03 ID:.IJifsko
やっといつもの感じになってきたな
961 :☆―――の人 :2008/02/24(日) 22:04:11.71 ID:d2COm.AO
>>959
サンクス

不可能じゃないだろうが、うまいこと書き手が集まるだろうか?
パートスレは嫌われてるらしいし
962 :狂気と純愛と青空と :2008/02/24(日) 22:06:42.44 ID:5C9dmsAO
>>961
そうなのか…
盛り上がりそうだと思ったんだがな…
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 22:07:20.24 ID:.IJifsko
VIPでは今のままの流れだとすぐ落ちる気が・・・
人は来るかもしれんけど
964 :狂気と純愛と青空と :2008/02/24(日) 22:12:31.89 ID:5C9dmsAO
考えてみればそうだよな… 過疎であることにかわりはないんだし。 だけど、頭の隅の方に置いておいてくれ。 もうすぐ、このスレも終わるんだし
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 23:18:24.19 ID:U4l7pc60
今日は人いるなーwwwwwwww
3日ぶりくらいかな?
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/24(日) 23:24:56.82 ID:SyjkX920
そろそろ新しいの建てないとね
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/25(月) 00:51:47.84 ID:JRepq.Y0
このスレやべぇwwwwwwww
らき☆すたでヤンデレやってるんだが、ここの住人の誰か?
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1203841948/
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/25(月) 01:04:55.55 ID:HCgkqR6o
>>967
そこまで分からんよwwww
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/25(月) 02:26:28.92 ID:0fl0zDc0
>>967
いやあ、ヤンデレとはちょっと違う気もww

>>964
俺はVIPに立ててみてもいいと思うよ
あっちでもパートスレは普通にあるし
VIPで落ちたらまたパー速に戻ってくればいいんじゃない?
新しい書き手や読者も来ると思うし
970 :ゆたかSS(第2話)(1/3) [sage]:2008/02/25(月) 22:23:22.29 ID:reEsrn.o
ダレモイナイ…トウカスルナラ イマノウチ
昨日のID:dCej/vkoです


 翌朝になると、熱はすっかり下がっていた。
身体のけだるさもなくなっている。これなら今日は大丈夫だろう…とか、そうやって
油断しているとまた昨日みたいに急に具合が悪くなったりするかも知れない。

「おはようございます」

 こなたお姉ちゃんと叔父さんはもう起きていた。
台所でお姉ちゃんが朝食の支度をしている。

「おはよう、ゆーちゃん」
「具合はどう?」
「もう大丈夫…だと思う」

 あんなに急に悪くなることなんて最近はなかったから私も驚いていた。
ちょっとだるいかなっていうくらいのことはたまにあったけれど。

「無理はしちゃいかんぞ。何をするにも健康第一だからな」

 叔父さんのその一言でなぜかお姉ちゃんの動きが止まった。
…ええっと、なんでそんな真剣な顔をしてるんだろう。

「ゆーちゃん、今日は傘持ってった方がいいよ」
「え?いい天気だけど…」
「お父さんがまともなこと言ってる。これは荒れる予感がするね」
「…いつもはまともじゃないみたいだなー」
971 :ゆたかSS(第2話)(2/3-1) [sage]:2008/02/25(月) 22:24:56.13 ID:reEsrn.o
 学校に着いてから、そのままこなたお姉ちゃんについていく。
男さんに昨日のお礼を言いたかったからだ。あ、先輩って呼んだ方がいいのかな。

「ゆーちゃん、ちょっと待っててね」
「うん」

 教室前の廊下で登校する人達を窓から眺めながら二人を待つことにする。
少し経ってこなたお姉ちゃんだけが教室から出てきた。

「ごめんゆーちゃん、まだ男は来てないね。そろそろ来ると思うけど」
「あ、そうなんだ…」
「そんなにがっかりしないの。休みってわけじゃないんだし」
「が…がっかりはしてないけど」

 予鈴まであと二〜三分になったところで、ひとり歩いてくる姿が目に入った。
間違いない、男さんだ。ああでも…先輩って呼ぶべきかな、やっぱり。

「おと…先輩!」
「おはよ〜、男」
「おはよう。君は…ゆたかちゃんか。おはよう」 
「お、おはようございます」

 いざ本人を目の前にすると頭が真っ白になる。
ありがとうって言うだけなのに、たった一言が出せなくなってしまっている。

「ゆーちゃん?」
「えっと、何か用事があったのか?」
「…は、はいっ」

 男さんにとってはきっと別にいいよなんて思われてるし、言われるだろうけど。
私はやっぱり、改めてお礼を言っておきたいから。
972 :ゆたかSS(第2話)(2/3-2) [sage]:2008/02/25(月) 22:25:27.37 ID:reEsrn.o
「き、昨日はありがとうございました」

 言いながら思い切り頭を下げる。
感謝の気持ちはもちろんあるけど、それ以上に何故かこの人に面と向かうのが
恥ずかしかったから。

「あ…ああ。いや、昨日もうお礼は言ってもらったから」
「そ、そうですよね」
「でも、うん…それでもありがとう」

 もしかして迷惑だったかな…とも思ったけど、男さんは笑顔でそう返してくれた。

「いやー、男は優しいなー。私にもその優しさをちょっと分けてほしいよ」
「それじゃまるで俺がいつもは優しくないみたいだな」
「いやいや、別に男が冷たいっていうんじゃなくて、ゆーちゃんに対しては普段以上に
優しいという意味だよ」
「そ…そうか?」
「自覚がないだけだよ。ね、ゆーちゃん」
「わ、私にはちょっとわからないなー」

 こなたお姉ちゃんの言葉に二人して戸惑っていると、予鈴が鳴り始めた。
い、いけない。まだ教室に行ってなかったんだ。

「ご、ごめんなさい。行きますね」
「お…おう。気をつけてな」
「無理しちゃダメだよ〜」
「うん」

 上級生の行き交う流れに逆らって自分の教室に急ぐ。
――焦る気持ちの中に、さっきの彼の笑顔がふわりと浮かんで消えた。
973 :ゆたかSS(第2話)(3/3) [sage]:2008/02/25(月) 22:25:56.08 ID:reEsrn.o
 始業二分前に教室の自分の席に到着。
彼に会えたのとお礼を言えた嬉しさで時間のことをすっかり忘れていた。

「珍しいね、ゆたか。時間ぎりぎりなんて」

 みなみちゃんがやってくる。
確かに珍しい…のかな。いつもお姉ちゃん達と一緒の時間に登校してるし。

「まだ具合悪い?」
「ううん、そうじゃないの。ちょっと三年生のクラスに行ってたから」
「三年生?」
「昨日、具合が悪くなった時に保健室に運んでくれた先輩がいてね」
「ああ…そのお礼を言いに行ったんだね」
「うん」

 なんでだろう。
お礼を言いに行った。たったそれだけのことなのに、こんなにも暖かい気持ちなのか。 

「なるほど」
「?」
「ゆたかが教室に入って来た時から機嫌がよさそうだと思ったけど」
「そ、そう?」
「…男の先輩?」
「う…うん」
「なるほどね」

 …何がなるほどなの?

「気になるんだけど…」
「いや、独り言だから気にしないで」


 結局、みなみちゃんは何も教えてくれなかった。
気になって後からまた聞いてみたけど、微笑むだけでやっぱり何も教えてはくれなかった。
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/25(月) 22:29:07.57 ID:reEsrn.o
以上です。
このままありがちな展開で終わらせられそうでもあり、
ヤンデレにできそうでもあり。

自分が書くとあっさりしすぎるな…
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/25(月) 22:34:12.83 ID:28063ggo
乙ーGJです!続きwwktk
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/25(月) 23:05:57.97 ID:HCgkqR6o
乙!
そろそろ次スレか?
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/25(月) 23:06:33.80 ID:JRepq.Y0
もっつ、gj
そろそろ次すれだねぇ
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/25(月) 23:13:26.24 ID:LZeV3gAO
次スレは、ここ?vip?両方?
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/25(月) 23:19:18.95 ID:/LdSMkI0
お、お、乙です!
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/25(月) 23:29:07.53 ID:ahKgnv.o
次スレかー
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/26(火) 00:00:25.89 ID:aONzC.AO
久しぶりに投下しようと思ったらもう終わりか
982 :狂気と純愛と青空と :2008/02/26(火) 00:36:45.74 ID:FDGIvYAO
楽しみにしてる人なんていないけど、今日は投下できない… すいません。
>>978
俺はVIPだな。
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/26(火) 13:22:28.48 ID:aA4K6vk0
新スレはVIP派が多いな
これはVIPに立てる方向ってこと?
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/26(火) 16:20:16.47 ID:XNEuQYAO
じゃあ、誰か立てて
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/26(火) 19:30:25.23 ID:8kNBVmQo
立ててみてもいいがスレタイとかテンプレは
どうするのか頼む
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/26(火) 20:08:40.66 ID:SBkKE3Qo
スレタイはこのままでもいいと思うが
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/26(火) 20:11:15.47 ID:aONzC.AO
【狂おしい程】ヤンデレこなた(=ω=.*)【美しい】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/26(火) 20:16:22.21 ID:aONzC.AO
考えた俺涙目ww俺もそのままでいいとおもふ
989 :テンプレ餡 :2008/02/26(火) 20:33:20.53 ID:aA4K6vk0
          _,-,ニ二ニ=、
        //
        /:/
          ヾ`、
        >+:‐: ´: ̄:  ̄: :`:' ̄:l.、___,/
      /: : : : /: : : : : : : : :/ : : l: : : :く‐´´
       /: : : /: : : : : : : :/: :/: : : : l: : : : 、:\
     l: : : /: : : : : : : : :/: /l: : : : ∧ l: : : :ヽ: :ヽ
     /: :/: :/: : : _,:_∠L、:::/: : : /::::l l: : : : :ヽ: : ヽ
      l: /://: : : : :/::/':::::/: : : /::::-H、: : : : : lト、: ヽ
    l://://: : : イミ土=、_/: : :/:::::::::l∧: : :l: : :l `ヾ、
    l/: :l l: : : イ:llo:::::::/:::/://:::テテヵl: : :ハ: : l        ……さぁ
     l: : :l: l: :/.:l.:l し: 」:::::l/:'::::::P::::/'/l: : :l:N: :l
.    l: : : W/: : N        、 `‐':::l::l: : lN V     始まるザマスよ……
.    l: : : : :ハ: : : ト、   ー=    ノlハ: :ハl
    l: : : : : :、: : : 「フ`‐- ,、-┬:T´: :l l/
.   l: : : : :,レ、: : :ヾ、  /、`Y/:l:l: : l
    /: : :rニミミヽ: : ヾ、-─┤ `┤: : l
   /: : / ̄\ヾヽ: : :ヾ、   l  ll: : l
  /: : /    ヽヾヽ: : lヽ  l  /l: : l
  /: : /      l \ヾ、: l ヽ  l //l: :/
 /: : :l       l ハ ヾ、l、、l  l////l


新ジャンル「ヤンデレこなた」過去スレ
PART1 http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1196196082/
PART2 http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1196017805/
PART3 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1196402758/
PART4 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1196781557/
PART5 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1197378512/
PART6 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1198770288/
PART7 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1201107073/

まとめWiki
http://www30.atwiki.jp/yankona/
携帯用
http://www30.atwiki.jp/yankona/pages/1.html?&flag_mobilex=1
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/26(火) 20:40:01.39 ID:mn2HlVso
このテンプレよく見るとPART1と2逆じゃね?
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/26(火) 20:44:20.13 ID:8kNBVmQo
>>990
今見たらPART1と2逆だなww
立てる時入れ替えるわ。
あとひとつ。スレタイはPart8にする?それともパートはつけない?
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/26(火) 20:45:21.59 ID:aA4K6vk0
>>990スマン
間違えた

新ジャンル「ヤンデレこなた」過去スレ
PART1 http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1196017805/
PART2 http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1196196082/
PART3 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1196402758/
PART4 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1196781557/
PART5 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1197378512/
PART6 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1198770288/
PART7 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1201107073/


こうか
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/26(火) 20:47:29.23 ID:aA4K6vk0
>>991
VIPならPART付けないほうが人くる気がする

不安ならパー速に避難所としてもう一つ立てればいいだけの話だろ?
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/26(火) 20:49:50.44 ID:8/6uJ0Io
まとめあるからパートはいらんだろ
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/26(火) 20:54:10.54 ID:8kNBVmQo
了解した。Partはつけないで立てる。
が、AAのおかげで改行が多いぜ…とりあえずAAだけ削って立ててくる
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/26(火) 20:55:40.00 ID:8kNBVmQo
…長く立ててないのにスレ立て規制かかってるとかやめてorz
申し訳ない。他の方お願いします
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/26(火) 20:58:33.19 ID:aA4K6vk0
たてた
ttp://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1204027082/l50
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/02/26(火) 21:03:37.72 ID:8kNBVmQo
>>998
乙&ありがとう
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/26(火) 21:06:13.33 ID:aA4K6vk0
念のため避難所たてた
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1204027544/
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/02/26(火) 21:06:50.96 ID:kEB2cPco
10000
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

1000超えたのでHTML化の依頼をするでござるの巻
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1195554932/

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
§お笑いAA§ムーミン谷公国 滅亡82年§お笑いAA§ムーミン谷公国 シモネタ州 @ 2008/02/26(火) 22:47:36.54 ID:wcHLRsEP
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1204033656/

蒼いの(アンリベルオ)は男の子です ふたなりではありません @ 2008/02/26(火) 22:25:52.37 ID:4.MGatwo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1204032352/

宣伝してんじゃねーよ!! @ 2008/02/26(火) 22:07:51.27
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/vip4classic/1204031271/

【1日】おい!そこのメンズちょっと来い!いや来てください。part4【5食】 @ 2008/02/26(火) 21:49:05.99 ID:3l6tpkAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1204030145/

暇アド @ 2008/02/26(火) 21:46:02.69 ID:q28NVwAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1204029962/


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