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意地悪なメイド2 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/13(木) 22:09:41.61 ID:jq8VJCw0
男「おーいメイドー、お茶入れてー」

メイド「今何て言ったかしら?」

男「ヤバッ・・・いててて!」

メイド「お茶を入れてください、でしょ?ご主人様」

男「ごめんなさーい」

メイド(うふふ、ご主人様ったら可愛い・・・)



・荒しはスルー
・荒らし禁止、来てもシカト
・またーり仲良く
・できるだけsage進行で
・次スレは>>950あたりが立てる感じで

前スレ
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1196005488

関連スレ
【勝手に】新ジャンル「ヤンメイド」【建てちゃった】
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1188397912/
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/13(木) 22:40:36.50 ID:zYciHIAO
>>1
前スレから(まだ落ちてないけど)ずっと定期的に見てる。
このスレでも頑張ってくれ>作者
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/13(木) 23:05:33.29 ID:BvpyuAAO
>>1
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/14(金) 00:08:14.69 ID:NU3pPDc0
>>1乙!そして職人がんばれwwwwww
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/14(金) 19:16:24.67 ID:suhm7fEo
久しぶりに来た
主様の周りは本当にヤンデレだらけなのねww
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/15(土) 23:44:23.95 ID:CxWtaBU0
人少ねーな

とりま>>1
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/16(日) 18:18:58.63 ID:64sSgTo0
人いねーwwwwww
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/16(日) 18:34:48.20 ID:GInU8UDO
>>7前スレが1000逝ったから
いつかは来ると思うぞ
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/16(日) 19:40:01.32 ID:5IaDenw0
どうも、お久しぶりです。
今しがた退院してきました。
びっくりだよ、いきなり倒れるとかww どうなってんだ、俺の体ww
そして追い討ちをかけるように00で一番好きなキャラが先週逝っちゃった……
でもそんな追い討ちに負けず前スレのお題の続きをもうちょいしたら書くお!


あー……流動食しか食べてないけどそれ以外食える気がしないww
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/16(日) 20:40:46.50 ID:2Uwh8/Q0
>>9
何はどうあれ、ともかく体を休めてくれ...。
続きはゆっくりで構わないから。
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/16(日) 20:41:37.32 ID:QAC1hcAO
無理しないでくれよ…
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/16(日) 21:35:50.90 ID:GInU8UDO
>>9わっふるしとくけど無理はするなよ、体の方が大事だからな
( ・∀・)つ#ホイ
つ#ホイ
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/17(月) 09:08:39.66 ID:J/2UG2AO
前スレから来ますた

まずは体を大事にね、作者
つθ
つ旦~
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/17(月) 10:01:39.56 ID:FcTpw6AO
前スレから
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/17(月) 11:40:09.48 ID:3/GfaCc0
>>9ロックオンの事かァーッ!
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/17(月) 16:07:20.17 ID:fq.hBkAO
作者乙っ旦

しかしギレンの野望難しすぐる
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/18(火) 00:11:20.48 ID:eSlBPUDO
人居ないな
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/18(火) 03:18:48.04 ID:a3QSrIAO
ギレンの野望は旧作になればなるほど素晴らしい。
地球が丸くなかった記憶すらある。MAP的な意味で。


どうも、帰宅後やっぱり調子戻んなかった俺です。
でも今日は久しぶりに大好きな先輩に連れられて飲みながらコードギアスR2情報仕入れてウハウハなんで今なら勝つる!
いやぁ、1話の試写会の話と考察聞いたら楽しみで仕方ないww
来期は本当豊作の予感!
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/18(火) 07:52:12.57 ID:a3QSrIAO
それで書き始める前にまず一つ。


……みんなありがと。
なんか嬉しいのと書けないので申し訳なくて泣きそう。
今日は大先輩が実家戻るまであんまなくてゆっくり話したいからつい飲んじゃったけどしばらく本当に安静にしてます。







ってのを書いたまま睡眠してたorz



>>15
録音大好きなので先週は悲しい
ただ俺的にヒロシ死んだのが……
何よりおまえもファングって叫んで棒立ちなのかよとwwww
20 :【おでん缶1年分】 [sage]:2008/03/18(火) 08:05:35.47 ID:a3QSrIAO
メ「おでん缶って既に過去のものだと思うんです」
男「……う、うん」
メ「常に人々の興味は移ろいやすく飽きられやすい」
男「そう、だな」
メ「つまぁり、飽きられたブーム商品は需要と共有の瞬間的な逆転により在庫が爆発的に出現するわけですよ」
男「……」
メ「その余った商品を安く仕入れ、利益を得ながら格安で捌くのがリサイクルショップなわけです」
メ「これがよく一から二世代前のブーム商品がリサイクルショップによくある理由ですね」
男「……なぁ、いつからうちはリサイクルショップになった?」
メ「ははは、うちはうち。よそはよそですよ」
男「ならば尚更問いたい。なんだこの缶詰めの山は」
メ「おでん缶ですが何か?」
男「……」
メ「賞味……あいや、いまや消費期限ですね。それは来年の6月くらいまで大丈夫です。缶詰めですし!」
男「いや、じゃなくて」
メ「なんです? 何か問題でも?!」
男「金はどうしたんだよ」
メ「勿論主様名義で分割払いを……」
男「すぐに返品してこい」
メ「輸送費だってバカにならないのに?!」
男「お前が充分バカだ」
21 :【ガチムチな友達】 [sage]:2008/03/18(火) 08:20:35.53 ID:a3QSrIAO
男「って何でだよ?!」
メ「それを私に問いますか?」

?『おい』

男「他に誰に聞けってんだよ! 答えやがれこのバカ!」
メ「フゥーハハー! 理由など後付けでいいのだ!」

?『……おい!』

男「うわ、ぶっちゃけやがった!? ええい、今日という今日は……」

?『おいッッ!! 無視してイチャイチャしてんじゃねぇよ!!』

男「はい?」
メ「私達のことですか?」
女弟「そうだ! 正確にはそっちの男だ! てめぇ……ねえちゃんと仲良くしながらほかの女と!」
メ「主様、このガチムチな方とお友達か何かですか?」
男「そんな友好的な感じじゃないのは察しろ」
女弟「ゴチャゴチャうるせぇ! それより何だてめぇ、ガチムチって! なんかの陰口か、あぁ?!」
男「いや、本人を前にしたら陰口っていうよりただ貶してる要素って意味合いのが正しいような……とりあえず人によっては誉め言葉か」
メ「しかし昨今の若者でガチムチをガチ無知の人がいたなんて」
男「やかましいわ。ちょっとうまいと思ったけど」
メ「ジュース一本で」
男「残念。120円の価値はなかっ……」
女弟「無視すんじゃねぇ!!?」
男「おお、失礼。こいつが悪いんだ」
メ「いやいや、そこは主様が」
男「いやぁ、俺はそんな……」
メ「じゃあはい!」
男「なら俺も!」
女弟「……な、何いって」
二人「「そこは上島ポイントだろ!?」」
女弟「なっ?! は? あ、と……すまん」
メ「全く。しっかりしてください」
男「じゃあ俺らいくから。バイバイ」
女弟「あ、ああ……」






女弟「って何普通に逃がしてんだよ!? 俺のバカ野郎!!」
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/18(火) 10:29:28.15 ID:dpvcrYSO
書き手さん復活したようで何より〜
では久し振りに…
つ【〇〇G】
 【スーパー〇〇】
 【〇〇改】
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/18(火) 16:45:01.07 ID:7LkMcvY0
お題確かにちょうだいしましたww
そしてR2を楽しみにしてる人が何人くらい居るか気になるところ。
既に2話の予想も大方ついたし、本当来期は期待でいっぱいww
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/18(火) 20:13:19.24 ID:yNvx.cAO
>>23

姉者が上映会行ってきたから今からwwktk

・お題
っ【カレーうどん缶『つめた〜い』】
スープが地雷でした。
25 :【アキバに行こう!】 [sage]:2008/03/19(水) 18:33:25.21 ID:rEm/KIk0
メ「ねぇ、いきましょうよ〜!」
男「ダメだって。今月ピンチなんだって」
メ「そう言わずに〜。ね、いいでしょ? 行くだけでいいんですって」
男「やだよ、お前どうせ何かねだるもん」
メ「そんなことないですよ〜!」
男「それにすぐお前俺に荷物持ちさせるだろ? あれ重たいからきついし」
メ「えー。男の子じゃないっすか、頑張ってくださいよ」
男「つまり持たせる前提の買わせる前提じゃねぇか!」
メ「……だってぇ」
男「はぁ。……本当にいくだけだな?」
メ「……! い、いいんですか?」
男「どうせ何言っても無駄なのはわかってるしな。その代わり、ある程度は自重しろよ」
メ「はい! 勿論です! う〜、やたー!」
男「ははは、ったく、現金な奴だぜ」
メ「えへへ〜。でも主様」
男「ん?」
メ「ここだけ聞くとぱんぴーなカップルの買い物デートな会話ですよね」
男「ああ。何が悲しくてこれから電気街へ向かわにゃならんのだろうな」
26 :【株が大暴落】 [sage]:2008/03/19(水) 18:47:21.27 ID:rEm/KIk0
前スレ>>406より

メ「主様って実はこんな趣味が……」
妹嬢「ふ、不潔です! でも、これは……」
委員長「……言葉が出ないわね」
男「うぅ」
姉「えへへ、おとちゃんの隠しフォルダの中身ってすごい容量だけあってジャンルもいっぱいだね〜」
男「い、言わないでよ姉さん」
姉「ねね、それでさ。結局どういうジャンルが好きなの?」
男「それをこのタイミングで言わせる!?」
姉「大丈夫だよー。どうせ今おとちゃんの株は大暴落中だもん。何言っても問題ないよー」
男「その状況自体が大問題だと思うんだ」
姉「いいから。ほら、お姉ちゃんにこっそり教えなさい。あ、もしかしてお姉ちゃんがいいのかな? なぁんて」

ふにゅん

男「あ、あた、あたってる! 姉さん、当たってるから!」
姉「え、当たってるの?」
三人「「「!!?」」」
姉「そっかぁ。えへへ、照れちゃうなぁ」
男「いやだからそういうこっちゃなくて……」
メ「主様! そうなんですか!」

がしっ

男「ひ!?」
委員長「はっきりしてもらいたいわね」
妹嬢「本当に姉さんがいいんですか!」

じりじり……

男「い、いや、だから……」
姉「えへへ〜。どうしよ〜」
三人「「「さぁ! さぁさぁさぁ!!!!」」」
男「誤解だってば! っていうか何なんだよこの状況! 誰かどうにかしてくれぇぇぇえええ!」
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/21(金) 20:07:47.82 ID:Qro4/sSO
投下されとる!
お題採用感謝の極みだぜ
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/22(土) 04:09:51.58 ID:L0Q2SQ6o
何という輪姦フラグ・・・
と言うわけでお題
【錬金術】
【零下300度】
【お先真っ暗】
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/22(土) 04:43:38.64 ID:5reIFQAO
男「皆様、本当に申し訳ございません」
メ「ここしばらくの筆取らずな期間もさることながら……」
男「今日に関しては書けたはずなんです!」
メ「そう……はずだったのに!!」







二人「「3月21日! アルカナハート2稼働開始!!!」」
男「いやぁ〜、来ちゃいましたねメイドさん」
メ「来ちゃいましたよ主様」
男「俺がこの日をどれだけ待っていたか!」
メ「昨年の闘劇で赤切符を逃して以来全く触ってませんでしたからね」
男「メルブラといくつかの格ゲー以外全く触ってなかったが……ついにきたな!」
メ「思わず一目を忍びたくなるオール女の子格闘ゲーム第二弾!」
男「正直前回のようなこけかただけはしてほしくない。もっと盛り上がるべき!」
メ「昨日まで1コイン2クレとか98で食いつないでた主様の財布がついにアーケードの殺伐仕様へ!」
男「今日だけで札が二枚飛びました。だがいい! ペトラを思う存分堪能できた!」
メ「ランフェチな主様が使わない手はないですものね。見た目の二丁拳銃に反して中距離の差し合い型でしたが」
男「決め手は欠けるが立ち回りで勝ちにいくキャラは好きだからな。頑張る」
メ「ちなみに私はメイファンです。れんかんたい! れんかんたい!」
男「糞技乙。相殺取れすぎ、勘弁してくれ。あとフィオナじゃないのな」
メ「立ち回りしんどいキャラ嫌いですもん」
男「こいつ……。まぁいいや、そんな訳で今までゲーセンでした」
メ「申し訳ございませんでした」
30 :【○○G】 [sage]:2008/03/22(土) 05:03:00.88 ID:5reIFQAO
男「うぅむ……」
メ「便秘ですか?」
男「いや、すこぶる快調だ」
メ「ならあの日ですか?」
男「女の子の口から出る台詞じゃないわな」
メ「つまり主様はそんな台詞を私に吐かせて羞恥に染まる私の顔を見てニヤニヤと!」
男「まぁ全くしてないわけだが」
メ「……不能?」
男「お前は常に取る選択が極端だな」
メ「んもぅ! だったら教えてくださいよ〜」
男「聞く気はあったんだ。いやな、重力の発生について考えててさ」
メ「ああ、修行するんですか」
男「なんでだよ?!」
メ「いや、ドラゴンボール的なね?」
男「お前みたいのがゲーム脳とか言われる原因なんだよ」
メ「残念でしたー! ドラゴンボールは漫画ですー! 百歩譲ってもアニメだし!」
男「子供か、お前」
メ「でも主様。そういう意味で気になるのが地球の重力なんですけど、一体何Gなんですか?」
男「ん、海抜0mの地点で1Gとされてる」
メ「じゃあ他は違うんですか?」
男「誤差が出るんだよ。標高やら地球の自転の影響でな。例えば赤道直下は遠心力を最大に受けるが極は最初だ」
メ「な、なんか漢字がいっぱい……」
男「更には厳密に言うと月の引力や他の星からの影響で微々たるもんだが差がでるんだ」
メ「……つまり?」
男「多少地点によって違いはでるが、基本は1Gだな」
メ「だったらそうだって最初からばしっといってくださいよ〜。んも〜!」
男「……なんでこいつは人の話に素直にうなずけないかね」
31 :【スーパー○○】 [sage]:2008/03/22(土) 05:10:27.55 ID:5reIFQAO
メ「スーパーマン」
男「世界を代表する正義の味方の代名詞。でもお前はウーマンだからな」
メ「スーパーファミコン」
男「お世話になりました。だが少なくとも版権的な意味でまずい」
メ「スーパー丸井」
男「なんか近くの店みたいな。つぅか本来スーパーマーケットの略なんだからマーケット残せって話。日本人おかしい」
メ「スーパーミラクルウルトラサンダーファイヤーボンバーブリザードハリケーン」
男「もはや出た瞬間手元で相殺しそうだな。つぅか子供か」
メ「エターナルフォンブリザード」
男「相手は死ぬ。じゃなくて多分出した瞬間恥ずかしさで自分が死ぬ」
メ「というわけでこの中から私の必殺技を……」
男「いいから掃除手伝えよ」
メ「えー」
男「ならせめて邪魔するなよ」
32 :【○○改】 [sage]:2008/03/22(土) 05:36:36.58 ID:5reIFQAO
メ「カスタムフラッグの事ですね」
男「ここでもまだ00の話をするか」
メ「だってフラッグにタケノコドライブまで積んじゃうし」
男「まぁ確かに……もはやあれは魔改造の域だからな」
メ「それこそ狂四郎みたいなもんですよ」
男「本当にな」






メ「主様、主様。もし私がメイド改として進化してきたらどうします?」
男「とりあえずつっ返す」
メ「まさかの選択肢?! 一応聞きます。Why?」
男「うわ、むかつく顔。いやもうお前が伸びるとしたら俺が望まぬ部分だけだろうと思って」
メ「失敬な。もしかしたらとんでもない改造されて超品行方正になってくるかもじゃないっすか」
男「とんでもない改造じゃなきゃそうなってくれないだろうという事実に泣きそう」
メ「どんと泣きなさい。改造された私ならそれくらいの心の広さはあります」
男「されてねぇだろ、涙の元凶め」
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/22(土) 06:52:58.60 ID:o0MsYcSO
毎度〜♪
お題消化ご苦労様です
ではでは
つ【嗜好品】
【路線変更】
【夜景】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/25(火) 18:18:42.35 ID:1ONT9gSO
ここ2日間全く書き込みがない…だと……?
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/25(火) 20:34:12.08 ID:Ug9MuADO
過疎だな
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/25(火) 23:28:22.09 ID:DSAhjoAO
あげー
37 :【カレーうどん缶『つめた〜い』】 [sage]:2008/03/26(水) 01:36:54.16 ID:musm60E0
男「……もはや地雷臭しかしないぞ」
メ「いやいやいや、これが案外いけるかもしれないじゃないですか」
男「じゃあお前がいくか?」
メ「有り得ん」
男「て、てめぇ、それを俺に飲ませようってんだぞ」
メ「あー……いや! ほら! 主様を差し置いてメイド風情が飲めるはずないっていうね!」
男「取ってつけたような後乗せさくさく感」
メ「ははは、何言ってんですか。私主様のこと大好きですぜ」
男「メイド……」
メ「主様……」
男「じゃあそのお前の大好きな主様の命令だ。お前が飲め」
メ「ふざけんなよ」
男「お前がな」
38 :【錬金術】 [sage]:2008/03/26(水) 01:58:12.05 ID:musm60E0
男「さて、どうする?」
メ「どうしましょうねぇ……実は魔術フリークな主様。本気で語ると気持ち悪いこと請け合いですね」
男「うん、本当に。なのでこう、あれだ。適当にお茶を濁そう」



メ「主様。お金ほしいです」
男「メイドさんや、昨日あげたばかりでしょ」
メ「そうだったかいのぅ、主様や。わしはまだもらった気がしないんじゃ」
男「ボケたところで残念ながら金は出ません」
メ「またまたぁ、ほいほい出してくださいよ」
男「無茶を言うなよ。俺に貧困で[ピーーー]ってのか」
メ「じゃあほら、そこで錬金術ですよ」
男「……は? 鉛を金に換えろってか? いまどき鉛ですら高いんだぞ」
メ「ふふふ、現代ではもっとわかりやすい錬金術がありますよ。例えばこれ」
男「俺の服がどうした」
メ「これを売ればお金になります」
男「うん……うん?」
メ「他にも主様の所持品を売ることによってですね……」
男「それ換金術です。しかもフリーマーケットくらいじゃないと無理じゃないかよ」
メ「じゃあそれで」
男「てめぇのこの積みに積んだゲームを売れよ!!」
メ「ははは、何をヨ迷いごとを」
男「てめぇの頭の中の方がよっぽど混迷の一途だよ!」
メ「という訳で今週末あたりにフリーマーケットをですね……」
男「やらないぞ!?」
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/26(水) 07:40:31.13 ID:fnk/xQDO
>>37>>38GJこの二人のやりとりは面白すぐるWWW
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 10:56:28.87 ID:m28vY5Ao
さてと、今回のお題
【人間爆弾】
【やったね、たえちゃん!】
【幼馴染カーチャン】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/27(木) 15:27:10.01 ID:.0KnhQSO
見てる人はもっとレスした方がスレ活性化には良いんじゃないかと

なんというお節介なんだが
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/27(木) 17:03:12.75 ID:I91gz2DO
>>40毎日見ているが…
なんか書き辛いんだよな
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/27(木) 17:15:27.70 ID:I91gz2DO
>>42安価ミス>>41に脳内変換よろ
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/27(木) 17:30:43.14 ID:m28vY5Ao
そもそも本来立場が下で主人に従順でなければなくてはならない「メイド」が
「主人に意地悪をする」という形で反抗しちゃっているから難しいんだろう

まぁメイド好き且つMな俺にはたまらないシチュではあるがww
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/28(金) 17:34:34.67 ID:H.lmUxs0
一人でも見てくれてるんだという事実が俺の筆を取るモチベの全て!
まぁつまりそういうことなんで、ダメだしでも何でも書かれることで頑張っちゃうんだぜ。
しかし……何かこう、お題がどんどんディープになってないかww
いや俺はいいけど分かる人と分からん人が出てくるんじゃないかとwwwwww
何どもいうけど俺はいいんだけどねwwwwww




そしてゼニアがメインになりました。
こいつ強ーわww はいはい。格ゲーオタ格ゲーオタ。
ではお題の消化にはいりまするー。
46 :【零下300度】 [sage]:2008/03/28(金) 17:45:09.13 ID:H.lmUxs0
メ「何かこの芸人、寒いっすね。冬場くらいあっためてほしいもんですが」
男「お前他人には笑いも含めて厳しいよな。自分にはすこぶる甘いのに」
メ「ははは。外弁慶ですね」
男「何だその単語。まぁでもあれだな、一度見せた手品があんまりにも受けなくて種明かしされるときの空気に似てる」
メ「ほほう。つまり今流行のスベらない話の逆バージョン的なことですかね」
男「俺が言ってるのはシチュの話だけどな。ちなみにお前ならどんな時に寒さを感じるよ」
メ「何かお気に入りの曲聞いてて思わず口ずさんだ瞬間自転車か何かに追い抜かされてそれを聞かれたと思わざるえを得ないとき」
男「寧ろそれ恥ずかしさであったまらねぇか。じゃあこういうのどうだよ、あるあるネタだと思ってカミングアウトしたら自分だけだったとか」
メ「これはこれであるあるネタですけどね。例えば主様で言えば、ガーターについて熱く語って気付いたらみんなの視線がマイナスだったとか」
男「君、見てきたように言うね。……まぁそうなんだけどさ」
メ「ああいう時、もうどうしようもなくていけるとこまでいっちゃえーとかなるけど余計墓穴掘るわけで」
男「本当お前は見てきたように話すな」
メ「聞いてましたから」
男「……は?」
メ「最近はそういった機器も案外安価で手に入るんですよ」
男「……聞かなかったことにする。それより他にないか、何かこう、さむ! みたいな瞬間」
メ「主様が空回りしてるのを見てるとき」
男「やめれ。いや確かにそうなんだろうが、言うな」
メ「ふふ、真っ赤ですよ主様。ほら、あったまりました?」
男「取ってつけたようにあったまらせてあげるためにこうしました、みたいな喋り方するんじゃねぇよ」
メ「じゃあ更に追い討ちをかけろと?」
男「……すんませんでした」
メ「分かればいいんですよ、分かれば」
男「時々お前が何故そこまで態度が大きくなれるのか不思議でならない」
メ「この装甲板の厚さが関係してるのかもしれませんね」

たゆん

男「……」
メ「見物料500円ですんで」
男「みてねーよ」
メ「ふふ」
47 :【お先真っ暗】 [sage]:2008/03/28(金) 18:09:31.39 ID:H.lmUxs0
男「なぁメイドよ。お前もし転職するとしたらどんなのがいい?」
メ「……あ、主様、私何かとんでもない粗相でもしましたか!?」
男「は?」
メ「何か気に障ったんなら謝ります! ていうかあれ!? どれがバレたんだ!?」
男「……よし、とりあえず落ち着こう。色々聞きたいことが増えた」
メ「あれ!? やぶへび?!」




男「つまりまぁ、何だ。お前が日々後ろめたいことを五万と隠してるのはわかった」
メ「……いやぁ、あはは」
男「で、まぁさっきの話だが、別にお前を解雇するとかそういうことじゃねぇよ。純粋な興味だ」
メ「全く。それならそうといってください。言わなくていいことまで白状させられましたよ、んもぅ!」
男「ははは。お前は人の怒りを増幅するツボを心得てるなぁ、本当。だんだん転職させたくなってきたわ」
メ「そんな殺生な! 私、ここ以外で何て働く気ないです! ていうか働けるはずないです!」
男(まぁここでも働いてるかといえばかなり微妙なラインなんだが……)
メ「それに、他の場所には主様がいないじゃないっすか!」
男「そりゃまぁ……そうだよな」
メ「だから嫌です。他なんて絶対いかないです!」
男「……ん、まぁ、そか。……そっか」
メ「?」
男「あー、そうだよな。他の職場なんかじゃお前が働けるはずないか。転職なんかさせたら世の迷惑だ」
メ「ひどいっ!?」
男「だからまぁ、ここでだけ働け。それと、あー……今日、晩飯何がいい?」
メ「え? あー、じゃあステーキとか!」
男「わかった。そうする」
メ(!? な、何ですとー!? 普段あれだけ守銭奴な主様があっさりステーキを公認?! な、何かの罠!?)
メ「あ、あの〜……やっぱり豚のしょうが焼きとかでいいです」
男「え? いいのか?」
メ「は、はい。お願いします」
男「……まぁ、お前が言うなら」
48 :【嗜好品】 [sage]:2008/03/28(金) 18:19:01.92 ID:H.lmUxs0
メ「そういえば主様って全然お酒とかタバコとかやらないですよねー」
男「昔から苦手なんだよ、どっちも」
メ「嗜好品っぽいのを楽しんでる姿みたことないです」
男「そういやそうだな。紅茶ぐらいかも……ってもリ○トンでも全然満足しちゃう安い舌だけどさ」
メ「それ嗜好品言わないです」
男「うっせ。馬鹿妹が時々付き合わせるから何となく飲みなれたんだよ」
メ「さいですか。じゃあたまには主! ってな感じを出すために呑みましょうよー」
男「やだ。俺は酔いやすいの! だからダメ!」
メ「ままま、そういわずに一杯だけ!」
男「いーやーだ!」
メ「あれれ〜? 主様ったらこんなお酒も呑めないんですか? ごくっ……ぷはぁ! 女の私ですら飲んでるのに〜?」
男「む。……別に飲める、けど」
メ「ならば! ささ、どうぞ一杯! ぐいっと!」
男「……んぐ。ぶふぅ! こ、これどんだけアルコール度数高いんだよ!?」
メ「さぁさ! 気にせずどんどんいきましょ! 今日は無礼講ですよ!」
男「な、ちょ、おま……!!」


前スレ>>642へ続く
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/28(金) 20:36:26.77 ID:nMjftMDO
>>45またアルカナかwww
だがあんたが書いたのは面白いから許す
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/28(金) 21:23:28.47 ID:KwT4q6SO
>>48
GJ!!
この主は確実にツンデレ
異論は許す

恐縮ながらお題なんだぜ【えーりんえーりん】
【OH!GREAT!】
【合宿】
【ミ○キーマウス】

いくら評判悪くとも奴の漫画は好きなんだ…
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/29(土) 03:08:48.71 ID:Qpo92.AO
>>48
過去ログ見てきて改めて主に萌えたじゃあないか…

そんなわけで俺もお題
つ【野球拳】
つ【ヒッフッハ】
つ【テン・ソウ・メツ】
52 :【路線変更】 [sage]:2008/03/29(土) 16:18:42.80 ID:Zd6B8aU0
メ「そろそろ飽きられてきたんじゃないかと思うんですよ」
男「……急に何?」
メ「だってね、何ていうかこうも毎日代わり映えしないと人間腐っちゃう! みたいな」
男「安心しろ、お前は充分腐ってる、人として」
メ「そんなの聞いてません」
男「だがまぁ、確かに代わり映えしないよな、本当」
メ「なのでここは一つ路線変更といきません?」
男「例えばお前が真面目な方向に転向とか」
メ「ありえないの分かってて言いますか」
男「……。じゃあ今日からドジメイドになるとか」
メ「きゃー、手が滑りましたーと言いながら命に関わるような攻撃をすればいいんですか」
男「お前はとんでもない勘違いをしてると思うんだ」
メ「ていうかですね、今気付いたんですよ」
男「何によ」
メ「何で私が路線変更させられるんだって話です」
男「は?」
メ「寧ろ主様が路線変更してくださいよ、一番地味かつ代わり映えしないんですから」
男「んなこと言われても……っつぅか、地味言うな」
メ「んでも主様の路線って何でしょうね」
男「知るかよ」
メ(正直、正統派とかそういう言葉がぴったりだから……外道路線? つまり主様は最低の男に?)
メ(たくさんの女の子をたぶらかして毒牙にかけ、ちぎっては捨てちぎっては捨ての最悪の奴に……?)
メ「……」
男「何だよ、急に黙り込んで」
メ「主様、やっぱり主様は主様が一番ですよ」
男「お、おう。何かしらんが自己完結したのな」
メ「はい。そんな主様みたくありませんから!」
男「俺はどんな奴にされてんだ、お前の頭の中で……」
53 :【夜景】 [sage]:2008/03/29(土) 16:23:04.26 ID:Zd6B8aU0
バラバラバラ……

男「すっげぇ。よく100万ドルの夜景とか言うけどさ、こういうのがそれなんだろうな」
メ「全くです。いや、もう私びっくりで……うぷ」
男「何で無理して乗り込んだんだよ、この乗り物耐性ゼロめ」
メ「そりゃ、その……おえ」
妹嬢「私と兄さんを二人きりにしたくなかったんでしょ」
男「は? 何でだよ」
妹嬢「さぁ? それは彼女に聞いてくださいな。それより、今はこの景色を楽しみましょう」
男「まぁそれもそうだな。いやでも本当綺麗だ」
妹嬢「……」
男「ん? 何をそわそわしてんだ?」
妹嬢「い、いえ。別に」
妹嬢(そこは『だけどお前の方が綺麗だよ』って言うところですよ、兄さん!)
男「あ、わかった」
妹嬢「!」
男「トイレだろ。そういやお前、乗る前から何かずっとそわそわして……」

ばきぃ!

男「へぶ!?」
妹嬢「……兄さんの馬鹿」
メ「ははは、ざまぁないですね。……うぇ」
男「お前もな。ったく、何だったんでよ」
54 :【人間爆弾】 [sage]:2008/03/29(土) 16:43:34.01 ID:Zd6B8aU0
男「さて、どっちの意味で取るか」
メ「富野節が好きな主様的にはザンボットですかね」
男「ま、あれはどう考えても子供が見るような内容じゃなかった」
メ「題名と、内容的に初めて全面に押し出された16話の悲惨っぷりはやばいですからね」
男「救いたい。でも救えない。理想と現実の乖離が非常に重々しい回だったな」
メ「……何か重たくなるしやめましょうか」
男「だな。じゃあそうなると」
メ「我らが長官、静かなる中条さんですね」
男「もうなんつーか、ね」
メ「かっこ渋い……んですが」
男「結局爆発しなかったしな」
メ「いいじゃないですか。生きてる幸せ」
男「いやまぁそんなんだけどさ。……何かダメだ。これ明るくなる要素ゼロじゃねぇか!?」
メ「時にはシリアスもいるってことですよ」
男「うぅ……でも何かやっぱ俺らって感じじゃねぇ」
メ「そうですね。では次のお題ではじけましょう!」
55 :【やったね、たえちゃん!】 [sage]:2008/03/29(土) 16:47:34.39 ID:Zd6B8aU0
男「……」
メ「……」
男「……」
メ「ほ、ほら。はじけましょうよ」
男「じゃあお前から頼む」
メ「え、いや……あの……」
男「これ、な。可哀想だよな」
メ「私もこれ初めて読んだとき、読むなと忠告されたことの意味を知りました」
男「禿げ上がるほど後悔したわ」
メ「ね……。知らない人は知らないままがお勧めですよ」
男「俺もそう思う」
56 :【幼馴染カーチャン】 [sage]:2008/03/29(土) 17:01:39.34 ID:Zd6B8aU0
男「……幼馴染かぁ」
メ「何急に気持ち悪い独り言呟いてるんですか」
男「や、何かね。最近よく漫画とか読んでると幼馴染との恋とか多いなぁって」
メ「ああ。作者的には恋愛感情を植えつける際に楽で使いやすいんで多用するんでしょ」
男「それはまぁそうなんだろうけどさ。やっぱあこがれるよ」
メ「そうなんすか?」
男「うん。俺って昔から馴染みの人間って言ったらほとんどが家族だったからさ」
メ「幼馴染なお母さん、もとい奥様とか」
男「……いや、何つーかあれと馴染んだことは一度もないと思う」
メ「とか何とかいって、案外好きなんじゃないっすか」
男「何故そうなる」
メ「いや、何ていうんですかね。確かに主様って幼馴染居ないけど、きっと一番それっぽい関係ってそこじゃなかって思うんですよ」
男「ありえてたまるか、そんなこと」
メ「そうですかねぇ。けど、主様が唯一他人のことをのっけからけなすのって奥様くらいのもんじゃないですか」
男「そりゃあ……」
メ「そのくせ、目は笑ってるっていうか、本気で嫌がってたりしないから、ああそういう関係なんだなぁって思えるわけで」
男「それが何の関係があるんだよ」
メ「それだけ信頼しあってるんだろうなって」
男「ぐ、だから……だぁぁああ、もう! とにかく! んなことない! この話はいじょ!」
メ「あ。主様」

バタン

メ「くす。照れてるの、バレバレですよー」
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/29(土) 17:13:56.26 ID:JAgOiF6o
一応貼っておく新ジャンル『幼馴染カーチャン』
ttp://www.23ch.info/test/read.cgi/news4vip/1191394888/

俺は数10レスでギブアップだぜフゥハハハーハァー












フゥーハハハー・・・ハァー・・・・・・
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/29(土) 17:24:50.83 ID:36637QDO
やったね、たえちゃん!
についてジャンルだけで良いから教えてくれないか
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/29(土) 17:27:14.73 ID:36637QDO
あ、連レスすまんが52-56GJと言い忘れた
次もwktkしとくぜ
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/29(土) 17:39:58.75 ID:Q6VC9oSO
休日に頑張ったな主の中の人wwww
惜しみないGJを送りたい

「やったね!たえちゃん」とは一体なんなんだ…
俺も詳細頼む
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/29(土) 17:43:42.40 ID:JAgOiF6o
遅ればせながら乙
男マザコン疑惑wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

>>58>>60
ぬいぐるみが首チョンパされる漫画
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/29(土) 17:49:26.09 ID:36637QDO
>>61グロ系か?
まあ、あまり良い漫画じゃなさそうだな
63 : [sage]:2008/03/29(土) 18:10:33.62 ID:Zd6B8aU0
メ「グロというよりは精神的にブラクラですね」
男「一応出典はエロ漫画。正直ハードSMが無理な奴は見ないほうがいいと思う」
メ「どれくらいのラインかというと、ペンチで女の子を虐めるの見てダメだと思う人は向いてないっす」
男「それでも一度見てみたいってんならカワディMAXって作者さんで検索してみるといいかも」
メ「もっかい言いますけど、知らないままの方が絶対いいですよ」
男「ちなみに作品名は『コロちゃん』だった気がする」
メ「とにかく忠告はしましたからね」



>>57
存在は知ってたけどこいつらなりに当てはめるとこんなんですたww




ていうかマザコンではないはず! ……はず!wwww
ちなみに母親のスペックはメイドの上位互換となっておりまする。
そして関係ないけど闇このはが強すぎるorz
何で4ゲージとホーミング2本あるだけで小足から7割確定なんだよ……
本当近作でのこのはは受身狩りの鬼なバター犬だよ。
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/29(土) 18:13:33.40 ID:36637QDO
>>63わかったそこまで酷いなら止めておくよ
もう少しでググりそうになって危なかったサンクス
65 : [sage]:2008/03/29(土) 18:16:46.37 ID:Zd6B8aU0
>>64
メ「そして今更ながらIDすごいっすね」



00の最終回ひどかったよwwww
もう何だあの……何だwwwwwwww
死んだと思ったのがほとんど生きてました。主に敵ばっかだけど。
とりあえず○○が生きてたのは若干萎えた。あっちは分かるけどさぁ……ギャグじゃんもうww
一応ルイスが何故○○の隣にいたのかとか、00ガンダムについてとか結構気になるけどね。
でもそれにしてもひどいだろうとww
以上今期のアニメの締めくくりに絶望するメイドさんの一言でした。
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/03/29(土) 18:27:56.22 ID:36637QDO
>>65ありがとうそして乙
今さっき友から怒りのメールが来たところです「生き過ぎだろ!!」ってwwwwwwww
67 :【えーりんえーりん】 [sage]:2008/03/29(土) 19:11:22.32 ID:Zd6B8aU0
男「えーりん?」
メ「はい。八意先生です。八意思兼神様です」
男「うん、いや、わかんないけど」
メ「んもぅ、せっかくコスプレしてるんですからもう少し盛り上がってくださいよ!」
男「盛り上がってるのは……いや、何でもない」

たゆん

メ「ほほう、主様ったらなかなかに直球な眼球運動ですね」
男「う、うっせ」
メ「じゃあ今から言うような動きをしてくれたらもっとサービスしちゃいますよ?」
男「はン。どうでもいいっての」
メ「まず、えーの時に右腕をあげてください。で、りんで下げる」
男「……」
メ「はい、じゃあいきますよー」
男「……」
メ「えーりん! えーりん!」
男「……」
メ「いいですよー、じゃあ音楽に合わせて〜。えーりんえーりん助けてえーりん!」
男「えーりん! えーりん!」

たゆんたゆん

男「って何であっさり一緒になってやってんだ俺はああああああああああ!!」
メ「ふふ、自分に素直な主様は嫌いじゃないですよ」
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [みんなコロちゃんはやめとけよ・・・]:2008/03/29(土) 20:05:09.15 ID:V9m2J6AO
何か二人のラジオ聞いてるみたいだwwww
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [解って居るさ雷電]:2008/03/29(土) 20:57:22.65 ID:36637QDO
この二人のやりとりは和むなwwwwwwww
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/03/30(日) 18:19:37.59 ID:b8jyq/6o
時にはこういうお題も
【モナー】
【モララー】
【ギコ猫】
【しぃ】
【オラエモン】
【大盛りネギだくギョク】
【ネオ麦茶】
【オンドゥルルラギッタンディスカー!!】
【夢見るアンディさん】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 00:36:54.32 ID:1t3oIMAO
遂に4月突入だっぜ!

という事でお題
つ【4月馬鹿】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/01(火) 13:40:33.11 ID:5I38wMSO
お〜続々とお題投下されてますな〜
自分のが消化されていたので…
つ【〇〇未遂】
【事故】
【うたた寝】
ではでは書き手さん頑張って〜♪
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/01(火) 18:13:38.00 ID:d5IVt220
メ「なるほど、その発想はなかった。ラジオっすか。ああなるほど」
男「何を納得する要素があったんだよ」
メ「という訳で今日から始めましょうよ、メイド@ステーションみたいな」
男「@を付ける意味が一切わからんけど」
メ「いやほら、いまどきはふぃぎゅあもステーションなわけですし」
男「あれはふぃぎゅ“あ”っとだから意味あるだろ。お前の場合一切意味ないじゃん。何か寧ろ町のほっとステーションっぽいし」
メ「だったらそれで!」
男「それだとラジオでも何でもないからな? つうかほっとさせる気がないもん、お前」
メ「だからあれですって、私をほっとさせればいいんですよ! 何という極楽空間」
男「一緒にいるやつにとって地獄以外何でもなさそうだ。それにお前がラジオのパーソナリティなんて無理だろ」
メ「台詞噛まないですじょ!」
男「もはやネタとしか思えないタイミングで噛むのな。っつぅか英語とかの発音できなさそうだし」
メ「わかんないっすよ〜? じすぷろぐらむい〜ずぶろぅとぅば〜い、めいど☆ みたいなんでしょ」
男「……はぁ。Maid @ Music station.This program is brought you by...maid」
メ「!? あぅ、あの、えと、いい声っすね」
男「これくらい言えないとリスナー納得しねぇだろ」
メ「は、はぁ」
メ(逆に言えばあんたのはプロ級だってことで……くそ、一々かっこいいな、この人!)
74 :【OH!GREAT!】 [sage]:2008/04/01(火) 18:52:20.64 ID:d5IVt220
男「画力とか仕事を仕上げる速さとか本当すごいよな」
メ「……何か裏を感じる褒め方ですよね」
男「いや、別に。賛否両論なのは世の常だろうよ」
メ「まぁそうですけど。私好きですよ。エロかっこいい」
男「それかっこいい抜いたらすごいことなるよな」
メ「成年誌的なのもあるわけですから仕方ないかと」
男「少年誌の方でもストーリー的にそういう部分あるけどな」
メ「……主様、嫌いなんですか?」
男「さっきも言ったが賛否両論が世の常だ」
メ「嫌いなんですね?」
男「……」
メ「何でっすか。って聞くと色々つっこまれそうだけど!」
男「いや、確かに誤字やら何やらあるけどさ……やっぱ漫画とはいえ、女の子が暴行されるのは見てて気分悪い」
メ「あー、うーん」
男「古い人間って言われるかもだけど、俺はそういう性格なんでな」
メ「……主様らしい理由なんで許します」
男「すまんな」



男「後関係ないけど炒飯思い出した」
メ「グゥレイト!」
75 :【合宿】 [sage]:2008/04/01(火) 19:02:14.05 ID:d5IVt220
メ「この空気合宿みたいですねー。きゃっほぅ!」
妹嬢「騒がないでください。いくらここが無人島だからとはいえ……」
メ「布団なんか……嫌いだー! 嫌いだー!」
妹嬢「ちょ、ちょっと! 急に何ですか、暴れないでください!」
メ「いや、初男を思い出しちゃって。てへ」
妹嬢「初男? とにかく誤魔化せてませんから。というかそういう誤魔化し方は異性に使うべきでしょ」
姉「そういうものなの?」
メ「ええ。そういうものですね」
姉「じゃあ今度おとちゃんに使ってみる〜」
妹嬢「だ、ダメです!」
姉「えー、何でー」
妹嬢「そ、それは……」
メ「ああ、似合いそうですもんね、お姉さんは」
姉「よくわかんないけどありがと!」
妹嬢「それより、さっさと眠りますよ。明日は明日で予定があるんですから」
メ「ところがどっこい! そうはいかないぜ!」
妹嬢「はい?」
メ「だって女三人姦しい、みたいな。つまりこれからが本番でしょ!」
妹嬢「何の本番ですか」
メ「これから三人で好きな人の話をしたり男子について語ったり……」
姉「おとちゃんの話だね!」
妹嬢「ちょ、ね、姉さん!?」
姉「え、だってそうでしょ?」
妹嬢「それは……その」
メ「や、やっぱ寝ましょうか」
妹嬢「でも、その……あうぅぅ」
姉「えへへ、おとちゃ〜ん♪」
メ「……何だこの空気」








男「へくし! ……うぅ、南の島なのに寒ぃ。主に心が。つぅか一人野宿って……くそぉ」
76 :【ミ○キーマウス】 [sage]:2008/04/01(火) 19:29:27.55 ID:d5IVt220
男「人間、喧嘩を売っちゃいけない相手ってのがある」
メ「893、国家権力、格闘技やってる人……そしてディズ○ーですね」
男「ここで話をするのも怖い」
メ「ヘタに歌の一節とか書こうものなら……」
男「このスレ消されるだろうな」
メ「消されるでしょうね」
男「恐ろしい組織だよ、本当」
メ「ですね」
男「……こ、これ以上はなすのも怖い」
メ「全くです」
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 21:06:32.31 ID:nOlFjsAO
一人野宿はキツいな・・・ww
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/01(火) 21:46:04.04 ID:VfndBMDO
>>74-76GJ
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/02(水) 10:03:37.27 ID:/42CKT.o
3人に揉みくちゃにされながら寝るのもキツイだろうがなwww
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/02(水) 10:52:45.78 ID:wUJ495Io
>>79
男の貞操が危ないwwwwwwwwwwwwwwww
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/02(水) 22:37:00.46 ID:qQxB8oAO
メ「貞操が危ないんですって主様」
男「……」
メ「主様〜? なんで目をそらしてるんですか〜?」
男「……」
メ「主様は女の子と付き合ったこととかないし、恋愛とかもしたことないんですよね〜?」
男「……それは、その」
メ「だったら主様は貞操をばっちり守ってるんですね?」
男「……」
メ「ほら、答えてくださいよ」
男「……俺は、その。そ、それよりお前はどうなんだよ!」
メ「バリバリの処女です」
男「ば、バリバリってお前……」
メ「さ、私は答えましたよ。……主様?」
男「俺は……まぁ、うん。……経験、ある」
メ「……」
男「な、なんだよ! 聞いたのお前だろ?! そんな顔される言われはないぞ!」
メ「相手、誰です?」
男「そんなの言うかよ!」
メ「……この前聞いたんですよ」
男「な、何を」
メ「処女かどうか」
男「ぶ?! だ、誰にそんなこと!?」
メ「……言っていいんですか?」
男「あ、いや」
メ「……」
男「ごめんなさい」
メ「……お姉さん、非処女なんですってね」
男「ぎゃぁぁああああああ!! なんで言うんだよぉぉおおおおおおおお!?」
メ「これで主様の株大暴落ですね」
男「もうそのお題終わったろうがぁぁあああああちくしょおおおおおおお!!」





メ「そんな訳で主様の貞操は危なくないですよ。既にないですから」
男「ぅ……なんか言い方に棘があるぞ」
メ「けっ」
男「……ぐ」
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/02(水) 23:44:50.86 ID:Eq4Jt6DO
>>81ちょwwwwwwwwwwwwww
姉とヤッたのかよwwwwwwwwwwwwwwwwww
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 00:36:15.08 ID:veKCuoAO
>>81
文字通り喰われたのかwwwwww
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/03(木) 05:11:28.30 ID:2ZE6XUYo
>>81
たった今最高値を記録しました!!
詳しく語ってもらおうじゃないの
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/03(木) 10:29:08.61 ID:W3e8dbko
重要なのは
・逆レイプ同然の交わりだったのか
・主様もノリノリの和姦だったのか
・むしろ主様が犯したのか
のどれなのかだ
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/03(木) 12:34:42.16 ID:drnln2AO
さてどれでしょうww
予想していってね!!!
皆様のwktkはさておきまずは帰ったらお題とロリんちょ仕上げますwwww
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 12:38:26.34 ID:.uIUIADO
逆レイプに決まってるだろ!!
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 12:44:41.59 ID:FBmRg.AO
姉さんだったら媚薬のませて誘って襲わせる(計画通り)ニヤリ
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/03(木) 14:59:58.82 ID:3Uxq/Gco
逆レイプしかあるまい
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 17:27:08.44 ID:bUZ9U6SO
いきまりのこの伸び…

こ の 変 態 ら め !
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/03(木) 18:01:05.94 ID:RdrUyTUo
>>90
こんなおいしい話、食いつかずにいられますかっての
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/03(木) 19:54:41.67 ID:.uIUIADO
そして>>91>>90を食うんですね分かります
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/04(金) 08:55:00.84 ID:pWPhZwAO
ポルナレフのAAが貼りたいような事態
さっきまでマクロスみてシェリルの奴隷になりてぇ! とか叫んでたはずなのに気付いたら朝になってやがった……
まぁ超スピードでもなんでもなく寝ちゃったみたいですね。
書くっていってたのにごめんなさい。
とりあえず出かけるまでにお題を一つくらいは!



あとみんながこんなに食いついてくれてるんだからそれに関しても一つ書いといてみるぜ。
94 :【野球拳】 [sage]:2008/04/04(金) 09:09:04.34 ID:pWPhZwAO
男「やぁきゅう〜ぅ」
メ「すぅ〜るならぁ〜」
男「こぉ〜いう具合にしやしゃんせぇ〜」
メ「アウト!」
男「セーフ!」
二人「「よよいのよい!」」





男「……ふっ。勝った」
メ「パンツ一丁で何を偉そうに」
男「ふふふ。だが既にショーツとガーターとエプロンしか残していない貴様が何を威張る」
メ「ぐ……」
男「更に互いに外してはいけない部位(下着以外)のルールによってガーターは外せんぞ!」
メ「うるさいですよ、このネクタイパンツマン!」
男「ははは。なんとでも言うがいい! さぁ! その邪魔なエプロンをどけてもらおうか」
メ「だが断る!」
男「何、ルール違反を犯す気か?! もしくは負けを認める気になったか?」
メ「ふっ、慌てなさんな……てぁ!」
男「なっ、ショーツを?!」
メ「ふ……正面から相対する以上、まだ戦える! いきます!」
男「ぐ、こい!」



「「よよいのよい!!」」






メ「負けました」
男「うん、どうせこうなるだろうとは思った」
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/04(金) 09:13:59.14 ID:Sn3gQego
なんという海パン刑事
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/04(金) 09:20:40.19 ID:pWPhZwAO
メ「ほら、どうなんすか」
男「どうって、何が」
メ「私は主様を信じてますよ? どんな時だって自分の欲望に理性が負けないって」
男「お、おう」
メ「だけどいくつか思うんですよ」
男「……何をだよ」
メ「主様、他の女性に対してはよっぽどなことがない限り割と反応が淡泊なんですよ」
男「そう、か?」
メ「はい。特に妹さんや委員長さんあたりには。なのにお姉さんには過敏に反応してす。異性として」
男「んな、こと」
メ「正直ここまで読んでくださってる皆さんなら心当たりありませんか?」
男「……そ、それがなんだってんだよ」
メ「はっきり言いますけど、お姉さんを意識してますよね、女性として」
男「……っ」
メ「でもって主様の性格上、襲ったなんてことが間違いでもあったとしたら引け目を感じ、その方に謝り続けるでしょう」
男「……」
メ「また、逆の場合でも主様は体の関係があっても心を許さない相手に惹かれたりしません」
男「……」
メ「以上から考えるに主様とお姉さんは……」
男「違う!! 違、うんだ……あれは、そんなんじゃ……」
メ「……。まぁ、過去は過去。今はどうなのかは知りませんがね」
男「今、は……今は……」
メ「……」
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/04(金) 10:10:51.98 ID:92WqqMDO
>>96
わっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふる
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/04(金) 13:24:48.64 ID:Sn3gQego
メイドはバリバリの処女と言っているけど初代スレ947で・・・
あれ誰か来たようだ
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/04(金) 13:51:09.43 ID:pWPhZwAO
>>98
そこらへんは前スレ>>43でばっちり解決!
つまりまぁ、ここでのメイドは少なくともバリバリですww
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/04(金) 14:11:48.03 ID:92WqqMDO
100越えたわけだが
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/04(金) 15:01:17.10 ID:6cQMucAO
めでたいのぅ
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/04(金) 15:07:49.26 ID:YJCy6TIo
>>98
たぶんおたがいにパラレルワールド
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/05(土) 01:06:04.09 ID:0ML0iwc0
前スレ706を考えれば姉ともう一人いるのか
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/05(土) 01:10:03.48 ID:54gYh8wo
妹しかおるまい
おおかた童貞でないついでに処女でもなかったってことだろww
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/05(土) 11:12:28.90 ID:aRY29YAO
親父に‥食われた…?
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/05(土) 15:35:02.65 ID:ehqohwDO
>>105それはない
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/05(土) 15:37:21.87 ID:zO6Catko
あ、いいんちょに連れてこられた兄貴だな
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/05(土) 15:41:08.04 ID:ehqohwDO
>>107それはもっとない
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/05(土) 15:50:28.48 ID:W7208HUo
じゃあもう妹の百合棒でいいや
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/05(土) 22:52:45.97 ID:zO6Catko
まぁたしかにあの無敵将軍なら竿の練成くらい朝飯前だろww
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/06(日) 23:14:03.71 ID:iFGum420
メ「まさに錬○ん術師!」
男「とんでもないとこを伏せたな、おい」


お久しぶりです。
最近ちょっとばかり別のもの書いてました。申し訳。
知ってる人は知ってるかもだけど、mugenの二次……寧ろ三次創作系?
まぁそんな感じです。
ここやらずに何やってんだって話ですね。すみません。
ちょと今日はこれからゲーセンなんでかけないけど、明日またかけるとこから書いていきます。いじょ
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2008/04/06(日) 23:34:10.29 ID:MIm0wEDO
>>111
俺はいつまでもまっているぞ
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/07(月) 09:33:31.82 ID:gKfp2Iko
メ「さてと、PCのチェックの時間でございますwwパスワードは「lovegata」と・・・
  ・・・ふっふっふ、あったあった・・・これで隠しているつもりなのかしら、わが雇用主ながら詰めが甘い・・・
  またみんなに言いふらしてからかいのネタにしてあげよう・・・ってこ、これは・・・」

【何という痴漢物のオンパレード・・・】
【何という触手物のオンパレード・・・】
【何というふたなり物のオンパレード・・・】
【何というNTR物のオンパレード・・・】
【何という獣姦物のオンパレード・・・】
【何という妹物のオンパレード・・・】
【ガチムチマッチョのお兄さんしかいねえ!!】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/07(月) 15:53:11.55 ID:FD83lA6o
姉物は?姉物は無いの?メイド物は?
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/07(月) 16:40:24.45 ID:.3VSlUSO
>>112はお題なのか?

しかし主の性癖は多岐に渡るなwwww
116 :ワタナベフラワー :2008/04/07(月) 16:49:41.29 ID:USyh5cAO
http://www.techno-japan.co.jp/watafura/
応援メールよろしく!!
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/07(月) 17:29:59.81 ID:gKfp2Iko
>>115
一応そのつもり
でも書き込んだ後に
【何というグロ画像のオンパレード・・・】とか
【何というスカトロ物のオンパレード・・・】とか思いついたけどアフターカーニバルなんだぜ
>>114
え?うん、まぁ自分でもよう分からん
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/07(月) 17:36:04.38 ID:h7kVbcAO
なんというお題wwwwww
んじゃ後々にあえてその動画の中身を書いてみるか



ちなみに俺のエロ描写はそんなにうまくないのは今までを考えれば周知の事実ですしね!
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/07(月) 18:53:29.81 ID:FD83lA6o
言葉攻めでもしようと、主人の前で動画を再生してみると
どの動画もメイドに似た女性が・・・
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/08(火) 15:07:17.39 ID:HTCw22SO
姉妹モノにはもちろん実姉妹に似た女優が…
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/08(火) 15:15:25.40 ID:WppFQhUo
いいんちょのこと、時々でいいから思い出してください
122 :【ヒッフッハ】 [sage]:2008/04/08(火) 16:28:54.07 ID:BDUSFYs0
メ「申し訳ない。私X4までしかやったことありません」
男「つまりヒッフッハよりフッハットゥの方が親近感沸くというか」
メ「ちなみに当時は相当やってましたけどね」
男「何気にX2においてはタイムアタック挑戦までしたことあるしな」
メ「さすがに世界記録よりは大幅に遅れましたが一時間前後くらいでクリアするようになってましたし」
男「当時はなんつーか専用ノートまで作ってたからな」
メ「攻略本買うお金ないからマッピング自分でやって最速攻略を考えてましたからねー」
男「そして自分が考えたボスとか書き込んでたもんなぁ」
メ「黒歴史以外の何者でもないですね」
男「……」
メ「……」
男「お、俺何か今思ってもないことやらしたことないこと喋ってたような」
メ「私も同じように電波受信してました……」
123 :【テン・ソウ・メツ】 [sage]:2008/04/08(火) 16:48:16.83 ID:BDUSFYs0
男「ああ、ヤマノケか」
メ「お、オカルト大好き主様の目が爛々と」
男「まずはこれについて説明するか」
メ「要りません」
男「ぶほ!? いきなり出鼻をくじくなよ!」
メ「だって長くなるでしょ?」
男「ぐ……ぬぅ」
メ「ちなみに詳しく知りたいかたは『ヤマノケ』でググればOKです」
男「……」
メ「ほらほら、拗ねないでください。ヤマノケごっこしてさしあげますから」
男「ぜんぜんうれしかねーよ」



男「……で、何だこれは」
メ「似合ってますよ」
男「とっても不幸せな気分だぞ、俺」
メ「呪いかもしれませんね」
男「こんな格好させられてるからだ! つぅかごっこなのに俺がやらされるのかよ!」
メ「だってヤマノケは女の子に憑くんでしょ? だったら私が憑かれる側じゃないっすか」
男「いや……ぜんぜん納得しきれん」
メ「まぁそれより何が素敵って主様、その格好するまでツッコミを控えてくれるとこが」
男「自分が最近ノリがいいって気づいたわ」
メ「とにかくはじめましょうよ」
男「お断りだ!!」
メ「まずテン・ソウ・メツとつぶやきながら体をめちゃめちゃに動かして私を捕まえてください。片足移動で」
男「聞けよ!」
メ「ではスタート!」
男「いや! おい、まて! 片足をしばられてるから移動ができ……おい! いくな! ちょっと!」
メ「キャー! たすけてー!」

がちゃ、バタン

男「ちょ……おい。マジで俺どうすんだよ、これ!!」
124 :【モナー】 [sage]:2008/04/08(火) 17:04:57.27 ID:BDUSFYs0
男「お前も暇なやつだよなぁ」
メ「お前もなー」
男「……お前の目は節穴か」
メ「お前もなー」
男「お前はどう見てもゴロゴロしてる。俺は一生懸命ご飯作ってる。OK?」
メ「了解!」
男「いい返事だ。だったら働こうぜ、何かしらさ」
メ「お前もなー」
男「……言いたいだけだろう! 貴様!」
メ「いや、そういう振りがきてるのかなーと」
男「働きたくないだけだろう」
メ「この際正直に言うとそうです」
男「どの際でも自分に正直だけどな、お前は」
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/09(水) 05:40:24.81 ID:rAZiulIo
モララーといえば制服スレがまだ続いていたのにはびっくりしたね

【ポケモンタワー】
【森の洋館】
【8月32日】
【あすを いきられない】

お題のためにグーグル先生フル稼働させてたら眠れなくなったwwwwwwwwwwwwwwwwww
誰wwかww責ww任ww取wwれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/09(水) 12:24:30.67 ID:kfDB3AAO
>>125
四つ目だけ分からなかった
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/09(水) 20:22:24.41 ID:BlsoPgSO
乙ー
しかしなんだか段々書き手=主になってきたなww

横浜の弱さに絶望しながら見てるぜ
【しゃくれ】
【●●●●○○○○○○○●●●●】
【エラー→捕球ミス→エラー】

…うん、なんだ、ほんとにすまない
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/09(水) 22:34:30.56 ID:/FYDFQAO
メ「一つヒントをさしあげましょう。お題に困ったらよくそうなります」
男「それシークレットだから!」




なんかすみませんorz
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/09(水) 23:47:53.69 ID:rAZiulIo
今見たらポケモンタワー既出だったwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
このお題は忘れてくれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>126
よwwりwwにwwよwwっwwてwwそwwれwwかwwwwwwwwwwwwwwww
DQ4のバグらしいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
うはwwwwwwwwwwwwてめえのせいでまた眠れんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/10(木) 00:30:10.57 ID:zo6pEQAO
お題
【しかし せいすいには とどかない!】

ドラゴンクエストモンスターズ2イルの冒険ルカの旅立ちでギガスラッシュの不発で出るメッセージ
バグかどうかは知らん
131 :【モララー】 :2008/04/10(木) 11:53:18.28 ID:ootLgok0
男「というか実際問題このあたりのお題が難しい」
メ「この新参が!」
男「いやそういうこっちゃなくてだな」
メ「じゃあ何だっていうんですか」
男「発祥とか成り立ちぐらいならある程度知ってる。が、実際使わないし難しい」
メ「そこを何とかするのが主様じゃないっすか」
男「じゃあおまえが何とかしろよ」
メ「いやいやいや、そこはモラルの塊である主様が」
男「お前モラルの意味わかって使ってるのか」
メ「や、やめてやれよ!」
男「こいつ自己弁護に使いやがった……」
132 :【ギコ猫】 :2008/04/10(木) 12:04:50.34 ID:ootLgok0
男「……で、これは何だ」
メ「着ぐるみですね」
男「それは見ればわかる、もとい着せられてるからわかってる」
メ「だったら何で聞くんですか」
男「問題はなぜ俺が着せられてるか、だ」
メ「いやだって主様、これ着てくださいって言ったら素直に着てくれたじゃないですか」
男「うん、そこは俺の不注意というかノリの良さというか、人の良さというか」
メ「結局自分できたことには変わりないわけで」
男「遺憾ながらな」
メ「じゃあいいじゃないですか」
男「それもそうか……ってなるか!! 何で俺が猫の着ぐるみ着なきゃいけねぇんだよ、ゴルァ!」
メ「ほう、早速効果が」
男「な、何だ、口から勝手に暴言が! どういうことだゴルァ!!」
メ「ふふ、たまには主様のストレスを発散させてあげようと私なりに考えた結果です」
男「どういうことだゴルァ!」
メ「つまりいいたいことをばっちり言えればストレスも発散できると考えこれを発注したのです!」
男「メ、メイド……」
メ「ふふ。感動して言葉が出ませんか」
男「てめぇが俺にいらぬストレスあたえなきゃいいだけなんだよ! 逝ってよし」
メ「ぬ……それもそうですがあまりの暴言っぷりに私、カチンときました。秘密兵器を使います」
男「何の話だゴルァ!」
メ「これで主様は私にメロメロ!」
男「そ、それは!」
133 :【しぃ】 :2008/04/10(木) 12:12:06.56 ID:ootLgok0
メ「さぁ! このしぃスーツを装着した私相手にどこまで暴言を吐けるかな!」
男「うっせぇぞゴルァ! てめぇなんて……」
メ「ん? 何ですか? 私がどうかしました?」
男「て、てめぇなんて」
メ「……」
男「……」

なでなで

男「……」
メ「ふ、作戦通り」
男「……」
メ「だ、だけどこう、なぜかなでなでされてると……あふ」



ガチャ

委員長「久しぶり。春休みだからって気を抜いてなか……何やってるの」
男・メ「「え?」」
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/10(木) 15:38:18.98 ID:dvy9pXIo
ダッコまで行っていたら間違いなくフルボッコwwwwwwwwww
>>131
モララーはキャラの汎用性が滅茶苦茶広いからな
優等生的な性格はもちろん、偽善者設定を生かした腹黒系やヘタレキャラまでこなせる
AA描きからしたらモナー以上に使い勝手がいいキャラなんだよね
そのせいで固定したイメージがないのが難点だが・・・
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/10(木) 15:51:08.13 ID:iOHIMSQo
>>134
おかしいな…俺の中ではモララーと言われると

    /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ

のイメージしかないぜ。病んでるな…
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/10(木) 22:45:56.57 ID:agMkZgSO
>>155
こ れ は 酷 い

でもそのAA好きなんだぜ
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/10(木) 23:01:50.53 ID:hOIrekAO
これは>>155に期待
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/11(金) 02:25:26.24 ID:cxzm6kUo
>>136
もとは絵なんだけどね。
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/11(金) 02:54:08.04 ID:6nPo.4Yo
生きている牛をバーニィにしている美少女に恐怖している顔だっけ?
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/12(土) 23:16:03.52 ID:o3FmdFE0
何かコンビーフの話だったのは記憶してるww
さて、今晩ちょっと時間あるのでお題の消化……といきたいけどあえて別のとこ買い手みます。
具体的には主様の過去でございます。
ちょっと艶かしいとこ出る可能性がございまして、その場合は読み飛ばしの推奨なんかもつけますので。……通報しちゃダメだぜ?
というわけでもうちょいしたら書き始めます。



あと遅れたけどおひさしこんばんわです。
今期のアニメで原作が(性的な意味で)好きな作品である『紅』の出来が何とももどかしくて悲しい俺でした。
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 00:07:33.51 ID:LLxRS1co
>艶かしいとこ
け、けしからん!
チェックするからすぐに見せなさい!
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 00:33:52.95 ID:4Y7XheM0
食いつくのはやいよww
あと今回は少し地の文が入ってます。
うっとうしいかもしれないけど勘弁してくれww
あんまり筆力のないとこ見せるかもだけど許してね〜

書きあがり次第ぺたぺたしてくぜ。
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 01:00:45.03 ID:LLxRS1co
せっかくAAの話題が出たので
【八頭身のメイドはキモい】
【意地悪メイドを飼いたいのですが】
【世界制服をたくらむ男】
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 01:32:25.74 ID:ECWiPcAO
しかしこのジャンルは他の人の作品はなかなか見ないな

やっぱ今書いてる人がうまいからかな
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 01:41:58.30 ID:4Y7XheM0
ぬぅ。AAネタは実はそんなに得意じゃないから難しいぜww
でもいただいたからには頑張っちゃう!
あと書いてくれる人が少ないのはやはり書き手さんは基本的にVIPで書いてるんだろうと思う。
俺は最近こっちばっかだから全然あれだけど、やっぱ現役で頑張ってる人のが面白いと思うんだぜ。
だから単純に人がいない、ってのが答えじゃないかなぁと。
悲しいけど、仕方ないよね。
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 02:37:55.86 ID:4Y7XheM0
はじめに抱いた印象は、きっと同属意識だったと思う。
いや、もしかすればそれ自体が上から見た物言いなのだから、俺はきっと……


男「姉、さん?」
姉「そうだよ。私が、君のお姉さん」
男「……」
姉「あ、ちょっと、無言で行かないでよ〜」
男「ついてくんな」
姉「そんなこと言わないで。ね? 一緒にあそぼ?」
男「何して遊ぶんだよ」
姉「えーっとね、うーん……本読んだり、絵描いたり?」
男「いやだ。どうせ、妹の馬鹿と比べられるだけだもん」
姉「そんなことしないよ。だからお姉ちゃんと……」
男「いいからほっとけよ!」
姉「あぅ……」
男「な、何だよ」
姉「ぐす……うぅ、ふぇぇぇ……」
男「!? な、ちょ、おい! 泣くことないだろ! 落ち着けよ!」
姉「だって、おとちゃんが私のこと嫌いみたいなんだもん」
男「う、いや、そういう訳じゃなくて……」
姉「ほんと? じゃあ遊んでくれる?」
男「う、わ、わかったよ。遊ぶよ、遊ぶから泣くなって」
姉「……うん!」
男「はぁ」


どう聞いても手のかかる妹みたいな最愛の姉との出会いはこんな感じだった。
今にして思えば、このころから俺は姉さんには絶対勝てなかったように思える。
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 02:38:22.14 ID:4Y7XheM0
結局は、出来の“良すぎた”妹を持った俺が背伸びしなくて済む相手。
それが姉さんだった。とはいえ、妹自体が何かをしてくる訳じゃない。
あれはあれなりに慕ってくれてるのは分かる。が、結局あいつの周りにいると俺はいつも比較の対象だった。
凡夫であることを恨むのが俺の幼少期のネガティブな癖だった。だがまぁ、そうもなろうってくらいうんざりする毎日。
その中で同じような平凡の象徴である姉さんと過ごす時間は、俺なりの心のよりどころだった。
勿論、そんなことは本人の前じゃ、おくびにも出さなかったけど。


男「今日はこれ見よっか、姉さん」
姉「これは何?」
男「うんとね、今回は仮面ライダーXって作品で……」
姉「あ、ライダーさんなんだね」
男「別にさん付けはしなくていいの! 姉さんはわかってないなぁ」
姉「あはは、ごめんね。お姉ちゃん馬鹿だから」
男「そ、そんなことないよ!」
姉「でも全然覚えられないし……」
男「ううん、俺がちょっと色々見せすぎなんだって。気にしないでよ」
姉「そうかな? ふふ、ありがと。おとちゃんは優しいね」
男「そんなこと、ないよ」
姉「えへへ。おとちゃん、大好き」

むぎゅ

男「……〜〜っ!! と、とにかく見よ!」
姉「うんっ」


姉さんは俺を始めて“俺”としてみてくれた人だった。
勿論、他の家族からもそれぞれ個人として扱われてなかったわけじゃない。
ただ、好意という感情を向けられていると子供ながらに理解できたのが、きっと全てなんだろうと思う。
俺にとって、この頃から……姉さんは特別だった。
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 02:39:16.73 ID:4Y7XheM0
好きな話は誰しもが持ってると思う。
それが私にとってはそれであって、目的も、手段も、素晴らしいと思えた。
ただ残念に思ったのが結果と、そうなるであろう仕向けられた全て。
だから自分がそれを担う日がくるなら、絶対にうまくやってみせる。
その自信がある。だって簡単なことだから。とても、とても。


姉「おとちゃん! 絵本読んであげるね!」
男「またヘンゼルとグレーテル?」
姉「わ、すごい! よくわかったね」
男「だって姉さん、そればっかり読むんだもん。もう覚えちゃったよ」
姉「そっか、おとちゃんは偉いね〜。すごいすごい」


姉さんの手が俺の髪を梳いてくれる。
この至福の時があるならば、読み飽きた本など些細なこと。


男「あ、あぅ。わかったから早く読んじゃってよ!」
姉「はいはい。それじゃ、いくよ〜。むかしむかし、あるところに……」

そして俺は今日もその話を聞くことになる。
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 02:39:37.08 ID:4Y7XheM0

妹嬢「兄さん!」
男「ん? ああ、お前か」
妹嬢「はい、私です。あの、兄さん。つかぬことを伺いますが、最近姉さんのところへよくいかれてますか?」
男「うん。で、それが何?」
妹嬢「あ、いえ、その……単刀直入に聞きます。兄さんは姉さんのこと、どう思われていますか?」
男「どう、って。そりゃ、いい人だと思う。変なとこもあるけど、面白いし、優しい」
妹嬢「それは、好き、ということ、ですか?」
男「ん……まぁ、そう、だな。好きだと思う」
妹嬢「……。でも兄さん、あの人は……」
メイド長「お嬢様。こちらにおられましたか。おや、そこにいるは坊ちゃんでしたか。ああ、なるほどまた……」
男「っ。……」
妹嬢「あ、兄さん!?」
男「お稽古、頑張れよ。俺みたいに金だけ取られて全く成長しない奴に言われたくないだろうけどな」
妹嬢「待ってください! 兄さん、お話を!」
メイド長「お嬢様、時間がありません。いきましょう」
妹嬢「離しなさい! 私は兄さんに言わねばならないことが……!」
メイド長「いいではありませんか。厄介な者同士、まとまっていてくれたほうが……」
妹嬢「な?! あ、あなた何てことを!」
メイド長「ご無礼かもしれません。が、しかし……継承権に本来一番縁遠いお嬢様が全てを継ぐためには」
妹嬢「私はそんなもの……!」
メイド長「それでも、です。あの二人を想うならば自身がなられなければいけないこと、お分かりでしょう?」
妹嬢「……く! わかって、います」
メイド長「結構です。それと、私をいくらでも恨んでいただいてかまいませんので。ではいきましょう」
妹嬢「……。ばかね、あなたを恨めるはずがないじゃないの。あなたは私のためを想ってるだけなのに」
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 02:40:02.88 ID:4Y7XheM0
金があるってのはどうにもいいことばかりじゃない。
勿論これは持てるものの悩みであって、持たざるものの悩みとは違ったものだ。
だから誰かに理解してもらおうとか、そういうつもりじゃない。
でも結局、世の中、全てがプラスのことばかりじゃないということ。
そう気付かされるのはもう少しあとの話。今はただ、自分にとっての温もりを確かめるだけの日々。
温く、甘く、まるで腐った果実が発する蜜の香り。やがて地面に堕ちるその日は、そう遠くなかった。


男「ねえさん、ねえさん」
姉「なぁに〜?」
男「あのさ、ねえさんって好きな人、いるの?」
姉「いるよー?」
男「え……」
姉「ん?」
男「あ、そ、そう……なんだ」
姉「うん!」
男「どんな、人なの?」
姉「えっとね、優しいけど全然優しくなくて、意地悪でいじっぱり。変な子!」
男「すごい言われようだね。でもなんでそんな人が好きなの?」
姉「だって私の大事な人だもん! ね、おとちゃん?」
男「え?」
姉「私の大好きなのはおとちゃんだよ! あ、勿論みんなのことも好きだけどぉ、一番はおとちゃん!」
男「……そう、なんだ」
姉「うん!」
男「そっかぁ。……」

ぎゅっ

姉「ふにゅ? どしたの、珍しいね、おとちゃんから甘えてくれるなんて」
男「……。いや、その。ね」
姉「でもいいや、嬉しいもんね」
男「うん」


時を止められるなら、俺はその瞬間を切り取っておきたい。
そのまま大切に大切にしまって、ただ美しく飾っておきたい。
そう思うだけならば、許されないだろうか?
そう思うことすらも、罪とされてしまうのか?
だというならば、俺は今でも咎人だ。
背負うのはその罪と、重たい十字架と、大きな傷。
その傷口を覗き込めば……思い出せる、あの日のこと。
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 02:40:26.90 ID:4Y7XheM0
姉「ね、おとちゃん」
男「ん? 何、姉さん?」
姉「おとちゃんは、私のこと、どう思ってるの?」
男「どうって、えと」
姉「前に私は好きって言ったよね」
男「うん」
姉「でも、それは私の答えだよ。おとちゃんの答えは聞いてないもん」
男「……」
姉「聞かせて、お願い」
男「俺、は」
姉「うん」
男「俺は……好きだ。姉さんのこと」
姉「それは、家族として? それとも……」
男「ううん。違う。俺は姉さんのこと、一人の女の子として、好きだ」
姉「私も。おとちゃんのこと、弟としてじゃなく、好きだよ」
男「……姉さん」


この時、俺は義務教育課程をあと二年程度で終えるような年。
よくもまぁ、こんな言葉が言えたと思う。それ以上に、実の姉弟で……
本当に、どうかしてる。何より、それを今でも間違っていなかったと思ってしまうことが。


後は自然なものだ。
男と女が、好きあって、近くにいて、それでも足りなくて。
相手をほしいと思った。ただそれだけ。そう、自然なことだった。
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 02:41:36.65 ID:4Y7XheM0
※ここから先、若干性的な描写なども入ります。
 苦手な人は少し先まで飛ばしてください。

男「ねえ、さん……俺!」
姉「おいで」
男「……っ! 姉さん!!」
姉「あっ……」

触れることは、初めてじゃない。けど、触れようと自ら思ってのことはそれが初めて。
薄い布着れ一枚ですら邪魔で、その一枚をどかす時間すらもどかしくて。
やっとの思いで剥いだ先にあったものに、しらず息を呑む。

姉「……変じゃない、かな?」
男「綺麗、だ」

ただ心からそう思った。豊満な双丘は、恥ずかしそうな吐息に合わせて揺れ、ほのかに桜色に色づく。
それが彼女の羞恥であり、しかし手で隠すことのない、その気持ちにすぐに思考が沸騰しそうになる。

姉「好きにして、いいんだよ?」

言われるまでもない。触れて、押して、形を変えるようにこね、口に含む。
味はなくても、蕩けるような、甘美な舌触り。むしゃぶりつく。
世のすべての美食を並べても尚、足りぬような目の前のご馳走に。

姉「ん……く、ふぅ……。おとちゃん、赤ちゃん、みたい」

残念だけど、赤ん坊のように無邪気じゃない。
俺の中を占めるのは、ひたすらに邪で、愛おしい、その気持ち。

姉「ふぁ……ぁぁ」

肉欲じゃない。愛欲なのだと。

姉「な、んだか……ぴりぴり、するよぉ」

身体が、心が理解する。
俺はこの人が、ほしい。
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 02:42:13.14 ID:4Y7XheM0

男「ねえ、さん」

俺の唾液に濡れ、妖しく光る胸を上下させる実姉。
その様子に、その状況に、その人に……

男「もう、俺……」
姉「ぜんぶ、あげる。おとちゃんに」
男「姉さん……好きだ、大好きだ!」

もう我慢なんて出来ないと、気付いていた。
偽りのない気持ち。ただひたすらに姉さんが欲しい。

男「い、くよ」
姉「ん……」

ぎちりと身体の中から音が聞こえるような感覚。
次いで、ぷつりと小さな音がして、姉さんの顔が苦痛に歪む。
だけど俺はそこで止まれない。止まっちゃ、いけない。

姉「っ……!」
男「もう少し、だから」

そして……
俺達は、一つになった。

姉「あ、は……おとちゃんだ。おとちゃんが、なかに、いるよ」
男「うん……俺、姉さんのなかに、いる」
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 02:42:38.61 ID:4Y7XheM0
しばらくの間、その幸せな事実に打ち震える。
だが身体はそれだけじゃ終わらない。確かな証を、残したい。

男「動くよ」
姉「うん。いい、よ」

ゆるゆると。じっとりと湿る肌をあわせながら、腰を動かす。
溢れる粘液と、純潔という名の血液を合わせ潤滑油に。

男「……っ」

限界の時はすぐそこにある。
あとはただ、機械的に動いていれば……

姉「……ね。おとちゃん」
男「な、に?」
姉「私ね……おとちゃんのだったら、こども、いいよ」
男「……!!」

撃ち抜かれた。心の中に、もう姉さんしか居ない。
生物として、本能が暴走する。もう戻れない。戻りたくない。
俺は、この人と……

男「ねえさん!!!」
姉「い、くぅぅ……っ……!! ……ぁ、ぁ」

そして……俺は、実の姉である人の、最奥で果てた。
だくだくと命の種を吐き散らかしながら、俺はその嬉しさで涙すら流そうとしていた。





だが、実際に俺が涙するのは少し後……

155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 02:43:00.34 ID:4Y7XheM0

血の繋がりがどうとか、年齢がどうであるとかはさておき、俺は間違いなくその日、彼女を抱いた。
それは決して消えない咎であり、俺が人を愛したという証拠であり……




“食べ頃”の、証。






姉「ねぇ……おとちゃん」

事が終わってすぐ。肩で息をする俺に、姉さんは声をかけた。

男「なに? ねえさん?」

この時、姉さんの瞳の奥にある狂気に気付いていれば。
いや、もし気付いたところで……結局は。

姉「おとちゃんに、私全部あげたから……今度は、おとちゃんの全部をちょうだい」
男「……うん、俺は、姉さんになら、全部あげるよ」
姉「本当?」
男「うん」
姉「ほんとのほんとに?」
男「ああ、本当の本当に」
姉「そっかぁ……えへへ」

その笑顔が見たくて、頷いた。
ただそれだけだったのに……

姉「じゃあ、いただきます」
男「……え?」




その宣言のあとに、姉さんは俺の全てを、壊した。
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 02:43:53.58 ID:4Y7XheM0
という訳で主様やっちゃったぜ編です。
次は姉視点で色々書いたあと、この後どうなったかとか書いてくぜ。
いつもの馬鹿みたいな会話はもう少し待ってくださいww
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 02:56:13.08 ID:LLxRS1co
つまり、いつぞやの3択の正解は2番だったとww
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 03:01:20.63 ID:LLxRS1co
>姉さんは俺の全てを、壊した。
>姉さんは俺の全てを、壊した。
>姉さんは俺の全てを、壊した。




    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 逆レイプ!逆レイプ!
  (  ⊂彡
   |   |
   し ⌒J
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 09:10:17.80 ID:zscshwDO
>>157
全てを壊したって…?
kwsk
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 12:16:00.23 ID:0Zvh36SO
>>156
乙ー
今後の展開に期待

しかし西尾維新スキーな俺にはなんだか初見ではないように思えるんだ…
姉と妹の違いはあれどな
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/13(日) 12:39:47.55 ID:dp604wco
おつ
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 14:07:30.58 ID:mfpt92AO
一応弁明というか断っておくと西尾は一昨日一巻ぽいのを初めて読んだww
ただ影響を受けたとかは多分ないはずww
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/13(日) 23:31:25.43 ID:4Y7XheM0
もうちょっとしたら、昨日予告してたやつ投下します。
相変わらずここのスレタイ読んで出直してこい! な内容で申し訳ないけどorz
これが終わったらしばらくはちゃんとお題の消化にいそしむのでご容赦くださいっ。

では仕上げてきまするー。
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 01:23:13.04 ID:0Mu7eQw0
音が重たい。きっと、相当な重量があるのだろう。
そう五感の全てで感じさせる扉が閉まった。
今中にいるのは、私と彼女と、その御付達。
たった一人苦しそうに顔を歪めるその子が、私に声をかける。

妹嬢「姉、さん。申し訳、ありませんが……今日、この日よりあなたを拘束させていただきます」
姉「なんでー?」
妹嬢「それは、その……父の、言いつけですから」
姉「ふぅん」
妹嬢「とは言いましても、その、大丈夫です。本当に手足を拘束してしまうということではありませんので」
姉「いいよ、しても。別に私は」
妹嬢「いえ、その……すみ、ません。では、これより、姉さんにはこの部屋で過ごしていただきます」
姉「了解だよ〜」
妹嬢「……っ。失礼、します」

七歳の誕生日。三つ年下の妹から与えられたのは檻。
なるほど、私のような獣にはぴったりの贈り物だろう。
笑いがこみ上げてくる。……こんなもの、意味ないのに。
ばかみたい。



はじめまして。これが、私。
ねぇ、あなたも見てるんでしょう?
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 01:23:48.30 ID:0Mu7eQw0
外から見られるのには慣れてる。
プライバシーというものが外にはあるらしいけれど、ここは例外。
それも当然かもしれない。人としての権利というのは、社会の中で保障されるもの。
ここはただの檻。閉じた世界。刳り貫かれた伽藍。
中に居る私は、世界の異物だから。それだけのこと。何ら不都合はない。
とはいえ、私だって生きているからには欲求というものがある。今も渇いてはいるけど、我慢できないほどじゃない。
それでもいずれ、耐えられないときが来るかもしれない。

嗚呼、いずれ……この器官を、それらで満たしたい。
そんな、生物として当然の本能。欲求に、正直に。

どろどろとした思考の沈殿物。それを上澄みで隠しながら、檻の中から外の“動物”たちを観察する。
怯えて、恐れて、慄いて。可愛い動物。

でも、だからといってこの鎖は切れそうにない。
後数年。きっと私の*し方が見つかるその日までは我慢できる。
そう、思っていたのに……。


男「……あんた、誰?」


はじめに抱いた印象は、何者にも変えがたい大切なものだというもの。
でも、それは私の欲求を満たしてくれるということで、結局は私は彼を……。
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 01:24:07.14 ID:0Mu7eQw0
臭いで分かった。彼が自分と同じモノであると。
ここへ――檻へ迷い込んだ彼を、私は、


姉「私は君のお姉さん。聞いてない? 君にはお姉さんがいるって」
男「え? あ、と……そういえば、聞いたこと、ある、かも」
姉「じゃあその聞いたことあるお話の人が、私だよ」
男「姉、さん?」
姉「そうだよ。私が、君のお姉さん」


捕まえた。
手のかかる妹のように。最愛の姉としてあれるように、私はこの関係をはじめた。
今にして思えば、このころから私の鎖は、少しずつ千切れ始めていたんだと思う。


彼はたびたびここを訪れた。誰からも止められないのだろうか。
知られていない可能性も考えたがすぐに打ち消す。ここは覗き小屋。
見られていない時間なんてないのだ。だとすれば、きっと彼も私と同じような環境にあるのだろう。
ああ可哀想な弟、無知であるが故に可愛い弟、哀れで無邪気な弟。私だけの……。

男「ねえさん!」
姉「なぁに? おとちゃん」
男「えっとね、今日はこれを一緒に見よう!」
姉「うん、いいよ」

私一人では最低限しか使わないこの部屋の機能を、二人でならフルに活用する。
人間らしい生活。人間のような娯楽。彼がここにいる間だけ、私は人になる。
勿論、そんなことは望んでいないけれど。
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 01:24:36.14 ID:0Mu7eQw0
ああ、ただ勘違いしてもらいたくないのは、私一人では何の娯楽も楽しまないわけじゃないということ。
私だって読書だってするし、好きなお話がある。
そして、私にとってそれは普遍的な一つの童話。
ヘンゼルとグレーテル。大好きなお話。
元々は、長く続いた飢饉での、口減らしの話。
いらなくなったと森に捨てられる子供達。彼らはそこでパンの家を見つける。ああ、今はお菓子の家が有名だっけ。
そんなのはどちらでもいい。とにかく、夢のような“餌”を与えられる。
そしてその餌を撒いた魔女は、彼らを太らせ、食べようと画策し……しかし敗れる。
可哀想な魔女。目がよく見えず、頭の回る妹に騙され、兄を食べられず、自分は業火に焼かれ死ぬ。
仕向けられたレールに従った彼女は、悪役として、淘汰されるべきものとして、忌み嫌われて死んだ。
こんなひどい話、こっけいな舞台劇、出るだけ損な戯曲。私なら演じてやらない。
そう、私なら何のヘマだってしない。
まるまる太らせて、したたるほどの肉汁を楽しんで、その血肉の一片すら残さず……
食べてあげる。





男「姉さん!」

ここ数日、彼がここを訪れない日の方が少ない。
慕われるようにしてきたし、そうなれるような立ち回った。
後は、鎖を付けてやるだけ……。
さりげなく、そういった話題を振ってあげれば、

姉「えへへ、面白かったね。特に最後の、恋人同士のキスシーンとか、憧れちゃうよね」
男「姉さんでもやっぱり、そういうの、気になるんだ」
姉「あ、ひどいよぉ。私を何だと思ってるの〜?」
男「あはは、姉さんは全然そういうの、興味ないと思ってたよ」
姉「むぅ、私だって好きな人くらい……」
男「え……?」
姉「ふ〜んだ」
男「ねえさん、ねえさん」
姉「なぁに〜?」
男「あのさ、ねえさんって好きな人、いるの?」

ほら、ね?
後は簡単。
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 01:24:59.87 ID:0Mu7eQw0
姉「私の大好きなのはおとちゃんだよ! あ、勿論みんなのことも好きだけどぉ、一番はおとちゃん!」
男「……そう、なんだ」
姉「うん!」
男「そっかぁ。……」

ぎゅっ

姉「ふにゅ? どしたの、珍しいね、おとちゃんから甘えてくれるなんて」
男「……。いや、その。ね」
姉「でもいいや、嬉しいもんね」
男「うん」

嬉しいよ。
もう君は、私のモノ。

男「俺は……好きだ。姉さんのこと」
姉「それは、家族として? それとも……」
男「ううん。違う。俺は姉さんのこと、一人の女の子として、好きだ」


あとは最後のご馳走をあげるだけ。

姉「私も。おとちゃんのこと、弟としてじゃなく、好きだよ」
男「……姉さん」

そう、弟なんて、そんな見方したこと、一度もないよ。
私にとってあなたは、大切な、大切な……。


男「姉さん!」
姉「おいで」


さぁ、召し上がれ。でも、大丈夫。
私は魔女とは違うから。あなたが今、一番食べ頃だって、わかってるよ。
大好き、おとちゃん。




少しの痛みをもらって、それが極上のスパイスだと言い聞かせた。
涎が止まらない。もう、隠せない。
満足そうな顔、信頼しきった顔、幸せの絶頂だと語るその顔を見て……。


私の胃が、はじめて、啼いた。
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 01:25:18.17 ID:0Mu7eQw0
姉「おとちゃんに、私全部あげたから……今度は、おとちゃんの全部をちょうだい」
男「……うん、俺は、姉さんになら、全部あげるよ」
姉「本当?」
男「うん」
姉「ほんとのほんとに?」
男「ああ、本当の本当に」
姉「そっかぁ……えへへ」

本人の承諾も得た。これで邪魔なものはない。
きっと今から起こることも、覗かれているのだろう。
けれど、それだけ……。黙認してくれるはず。
だってこんな禁忌すら見逃すんだもん。
もう一つぐらい、いいよね?

姉「じゃあ、いただきます」
男「……え?」


そして私は、初めて自分の中にある、“食欲”を満たすために動いた。









気付いた瞬間は、理解が追いついていなかった。
だが否応なしに現実という名の痛みが、俺を襲った。

男「ぁ……ああ、ああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

痛み? そんな生易しいものじゃない。
電気信号が、神経という回路をショートするくらいの負荷をかけて駆け抜けていく。
処理しきれない。だから結果として、痛みよりも恐怖が、俺を叫ばせる。
これはいけない。ここに居ちゃいけない。逃げろと。
目の前のソレを見て、無くなった肩の肉片を感じて、ただひたすらに危険という警報が俺の中で鳴り響く。

ぐちゃり、くちゃりと、咀嚼する音が耳を犯す。
その恍惚とする顔、口元から滴る緋色の体液。
どれもが美しく、非現実的で……

姉「おとちゃん……おいしい」

その言葉がこれが現実なのだと、俺を打ちのめす。
知らず、涙が出る。何故、と口は言葉を発し、しかし答えてくれる人はおらず、ただ愛おしい人の顔が近づく。
その目に映る俺は、どんな顔をしていたろうか。
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 01:25:37.21 ID:0Mu7eQw0
さっきの性行為には、これといった充足感はなかったけれど、恥ずかしながら、今絶頂に達したといっても過言じゃない。
これが欲望を満たすということ。我慢に我慢を重ねた結果。
私が魔女じゃなく、勝利者になった証。

口の中ではゴムのような弾力と、鉄臭さが入り混じり……至上の味となる。
美味しい。美味しい美味しい美味しい美味しい!!!!!
ああ、こんなにも私は飢えていた。渇いていた。
我慢できるなんて嘘! こんな甘美にして、魅惑的な、生物の根源を満たす行為を、我慢し続けるなんて!
ハレルヤ! 世界は素晴らしい。今私は、幸せだ。

男「な、ぜ……」

裏切られたという悲しみと、状況を理解しきれない困惑と、絶対的な生物としての恐怖に顔を歪ませて、彼は問う。
ならば答えてあげなくちゃいけない。だって、そうすればきっと……もっと美味しくなるから。

姉「だって最初から、ずっと我慢してたんだもん。それに、全部くれるって言ったでしょ?」
男「そん……な……」

じゃあ全ては嘘だったの? と瞳が問う。嘘? 何が嘘なのかがわからない。
ああ、そうか。彼は私に愛欲を満たしてほしかった。だから、今までの全てが嘘だと知れば……
知らず震える。そんな愛しい彼に顔を近づけ、

姉「……そうだよ? 何か勘違いしてた? ……あはは、ばかなおとちゃん」
男「――ぁ。あぁ、ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

壊れた。その一言で。
ああ、たまらない。こんなに美味しくなってくれるなんて。
大丈夫、愛してるよ、おとちゃん。だから……もっと、食べてあげる。
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 01:26:11.24 ID:0Mu7eQw0

そうして、俺の肉片は、次々と彼女の胃に納められていった……



だけど、結局私は全部を食べてあげられなかった。



バタン!!

メイド長「そこまでにしていただきましょうか」
姉「……何? 今更出てきて」
メイド長「もう一度だけいいます。そこまでにしていただけますね?」
姉「質問に答えてくれたら考えてあげる」
メイド長「……“バレました”。これでよろしいですか。では……」
姉「そっか。残念。でもごめん、やめないよー」
メイド長「では実力行使でいきますが、かまいませんね」
姉「やれるものなら」
メイド長「ここにある全戦力を投入します。さすがのあなたでも」
姉「あはははは! ……いきがらないでよ、みんな私の餌のくせに」
メイド長「知っていますか? 傲慢なライオンは、狡猾な狐に負けるんですよ?」
姉「ふぅん。じゃ、やってみなよ、狐さん」
メイド長「では、お望みどおりに」








結果として、俺が生きているんだから、この先は言うまでもない。
ただ一つ付け加えておくならば、姉さんを止めたのはメイド長じゃない。うちの親父だ。




その後、俺が目を覚ましたとき、最初に声をかけてくれたのは妹だった。
泣きながら、でも本当に安心したって感じで。ずっと傍にいてくれたそうだ。
馬鹿な奴だ。俺みたいなのにかまってないで、自分のことだけに専念すれば、もっと上を目指せてただろうに。
……だから、そんなこいつに、言ってやるとすれば、やはり「馬鹿」の一言に添える、礼の言葉。
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 01:26:56.59 ID:0Mu7eQw0
兄さんに傷一つ残させず、全て治療を終えた。その間、一年近く。
意識が戻ったのはそれから数日後のこと。このまま起きないのではないかと思うと、毎日怖くて仕方なかった。
私があの時、もっと早く気付いて止めてあげられていれば……悔やんでも悔やみきれない。
ただ一つ救いがあるとするならば、兄さんがあの時の記憶を少し誤って覚えていることだけ。
その淡い恋慕はそのままに、自分が襲って、結果として最後の時に反撃されたんだと認識してる。
だから何も怖いことを覚えていない。これが救いなのかはわからない。
けれど少なくとも兄さんの心まで、あの人に食べられていない。それだけが、私にとっての……







姉「あーあ」

また、檻の中。とはいえ、前のは籠。今は本当に檻だと思う。
ちょっと本気でも出るに出られなさそう。残念だ。

姉「またひとりぼっちかぁ」

別にそれはどうでもよかった。本当はそんなことじゃない。
私は過去に想いを馳せ、感覚を蘇らせる。そう、あの味を……あの至福の瞬間を。
恍惚に震える身体を押さえ、その時を待つ。あの子の話が本当なら、もうすぐ……
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 01:27:13.16 ID:0Mu7eQw0

コンコン

ほら。

男「ねえ、さん?」
姉「何? おとちゃん」
男「その……ごめん。俺、全然、姉さんの気持ち、理解しきれてなくて」
姉「理解って?」
男「……好きでも、きっとあれじゃ、気が早すぎたんだよ、な」
姉「……」
男「もっと時間をかけて、お互いを理解しなきゃ、いけなかったんだ。なのに、俺は……」
姉「でも、好きでいてくれてるんでしょ? まだ」
男「俺、は……」

あは、嬉しいな。
まだ……ううん、“また”美味しく食べられる。

姉「じゃあ、いいよ。でも私たち、会うの禁止されちゃったね」
男「うん。それで、話があって」
姉「何?」
男「俺、この家でていくことになった」
姉「そうなんだ」
男「……だから、一つだけ約束する」
姉「何かな?」
男「また、くるから」
姉「それは、信じてもいいのかな?」
男「……必ず、くるから」
姉「うん!」


こうして彼は行ってしまった。
だけど、いいの。きっと彼はここへ戻ってくるから。
私のために。私だけの……ために。
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 01:27:25.56 ID:0Mu7eQw0

母「……で、どうすんの?」
父「どうするって?」
母「馬鹿息子と馬鹿娘」
父「勝手に乳繰り合って死に掛けるような子供を持った覚えはない」
母「とかいって結局尻拭いしたくせにぃー」
父「うっせ。……まぁあいつもいい経験になったろ」
母「でもダーリンがニフラム的に関与したからか経験値はいってないよ、あの馬鹿息子」
父「何? あいつ、あれだけのこと都合よく忘れたのか」
母「みたい。だからまたさっきも会いにいってたみたいだし」
父「……真性のアホかつマゾだろ。まぁいい、今度付ける『アレ』に適当に仕込んどく」
母「仕込むんだ」
父「ああ、少しずつトラウマをほじくってやる。ったく、世話のやける」
母「じゃあ次帰ってきたときは、きっと面倒なことになるんだろうなぁ」
父「気にするなよ。いつも通り、お前はお前でいればいいさ」
母「言われなくてもそうするけどね。それよりダーリン! 今度の新作格ゲーなんだけど!」
父「はいはい」





これは俺が、一人暮らしを始める、少し前の話。
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 01:28:15.47 ID:0Mu7eQw0
んではそんなこんなでしばらくはお題消化に戻りますww
微妙に読みづらい文体でごめんよ!
ああ、やっぱり俺には馬鹿な会話のほうが似合ってるやwwww
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 01:38:33.68 ID:WyHCyAMo
逆レイプどころか・・・(((((゚Д゚;)))))
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 16:38:53.00 ID:aoQoxwDO
>>175
((((゜Д゜;))))こ、怖っ
でもってGJ
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 20:06:41.44 ID:TN/5UkAO
某魔女スレみたいに母=メイド、父=男で
ループしてるみたいに感じた
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 20:38:12.58 ID:u6HU1Dg0
メイドが……いやまさかな
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 21:06:56.25 ID:VhGuTISO
>>175
乙ー
面白かったんだぜ
>>178の言うこともなんとなく頷ける俺ガイル
元々普段のSSもヤンデレいいんちょがいない平行世界の1つみたいだし
関係無いかも分からんけどな

ちなみにこのSSは語り手が主なわけなんだがそこのところどうなんでしょう
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/14(月) 23:29:13.98 ID:AK1ZzcAO
>>180
俺は主に萌えるから全くもって問題ナシ


ところでこのスレってまだVIPでも立ってるのか?
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/14(月) 23:32:39.24 ID:WyHCyAMo
全スレの終盤で姉と妹もヤンデレの兆候を見せているんだよな
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/15(火) 01:33:20.78 ID:n/uxACw0
実は既にいろんなことバレてるんだよね、うんwwww
とりあえず今日はかけないんで申し訳ないけど。
>>180の質問に答えとくと、主様は主様ですが……
さて、いつの主様なのかはご想像にお任せしますww

>>181
さすがにこのスレは立ってないんですぜww

>>182
んで、前スレの終盤ってことはいつの時間軸かってぇと……
てな訳ですww
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/15(火) 01:50:51.40 ID:zgwecBco
メイドと女、ついでに母も覚醒して
ヤンデレハーレムを形成することを心待ちにしている次第でございます
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/15(火) 05:01:29.23 ID:mi7FB5.o
なんというFireHatchet。西尾と言うよりはむしろきのこ。
とまあ、冗談はさておき面白かったですぜ。
最近メイドがサブキャラに食われてきている気がするけど、まあそれも摂理かと。
そういえば女とかいうサブキャラがいたようなきがするが気のせいですよね?
委員長の見間違えですよね?
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/15(火) 17:44:32.34 ID:q5ThLUSO
いいんちょが元々女だったんじゃないかと思ったんだが
今思い出した
主に女装させるのが趣味なやついなかったか?
そいつが女だったような
現行スレの初期にも女弟ってのいるし

サブキャラ?ボッコボコにしてやんよ!・・・とメイドが申しております
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/15(火) 17:53:59.02 ID:/VsH7oAO
メ「サブキャラ? ボッコボコにしてやんよ!」
妹嬢「あら? 誰が誰に何をされるですって?」
姉「あはは、メイドさんも味見させてもらおうかな〜」
いいんちょ「詳しい話、聞かせてもらおうかしら」
女「男ちゃんと私のヴァージンロードは邪魔させないよ!」もうちょ「……え? 私もなんか関係あるの? まぁ喧嘩なら買うけど」


メ「……。と、主様が申しておりたした!」
男「俺?!」
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/15(火) 18:42:12.63 ID:/VsH7oAO
ああ、今ミスってることに気付いたww
みんな! 改行の上、いもうちょに脳内変換お願いします
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/15(火) 18:57:12.08 ID:/6NQSwAO
>>187

公園のウホッ「おいおい、俺を忘れてもらっちゃ困るぜ」
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/15(火) 20:37:23.61 ID:zgwecBco
>>189
さて、回されて来い主様
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/15(火) 23:33:45.42 ID:5goiZsDO
>>189-190
まあまあ




や ら な い か
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/17(木) 14:59:20.38 ID:pTce1.AO
男「スパロボZ、きたね」
メ「きました。参戦作品見て絶句しました」
男「オーガスかよ!」
メ「軌道エレベーターはじまた!」
男「00とか出せるよなぁ」
メ「出るのは劇場Zと種死だけですが」
男「ステラ仲間に出来るなら無問題」
メ「いやいやいや、ガンダム系が二作だけって」
男「今回は新作ラッシュだからな、仕方ない」
メ「まぁ、ゲイナーとエウレカ入って私歓喜ですが」
男「アクエリオンもきたしな」
メ「世界観どうすんでしょ」
男「安心しろ、バルディオスがいる」
メ「なんというイデオン枠?! まさかのトラウマ最終回!」
男「……まぁ真面目な話、オーガス主体だろ」
メ「ですかね。なんでもござれですし」
男「あと古参はダブルマジンガーだけか」
メ「っすね。んで後はおっぱい枠でグラヴィオンが!」
男「ツヴァイまでいくあたり精神タンクなのは間違いない」
メ「あとなんか新規参戦がひとつあるとか」
男「懐かしい作品だっけ……俺はボトムズかなぁと」
メ「あり得る!」
男「とにもかくにも楽しみ半分不安二倍だぜ」
メ「計算おかしいけど何故か納得!!」
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/17(木) 15:42:24.19 ID:P/V7cgQo
ディスティニーはディスティニーでも青い戦慄のほうを出して欲しいのは俺だけか?
バーチャロンよりはるかに楽だろうに
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/17(木) 19:19:44.48 ID:McwV.gAO
>>193
・EXAMシステムが被る(ゼロシステムとか。概念は全然違うけど)
・機体が微妙な強さ(陸戦型ガンダムの強化型)
・パイロットが地味(どうにでもなるか)
・マイナー(これは個人的体感)

俺の考えた理由はこんな所。

スパロボの参戦事情は知らないけど、ガンダム系の枠を増やしすぎたらGジェネになっちゃうしね。
どうしてもメジャーな方が出やすいんじゃないだろうか。

…べ、別にBDが嫌いなんじゃないんだからね!?

ちなみにガンクロのBDはSPアタックのお陰で輝いてるぜ…
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/17(木) 21:00:11.93 ID:n/JWckDO
>>194
ガンクロでのBDは以上に速いよな
みんなZ買うそうだがゲッターファンの俺は今回はスルーします
あとPSPでAが出るそうだけどいつだっけ?
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/17(木) 21:04:07.09 ID:P/V7cgQo
いくらメジャーでも大人の事情で出すに出せない作品もあるしね
トランスフォーマーとかボトムズとかゾイドとか・・・

でもガオガイガーだって出演を果たしたんだしこいつまもいつかは・・・

ガンダム枠は前から詰め込みすぎな気がしていたんだ
特に逆シャアとZは絶対に共演させないで欲しいね
さすがに2作はちょっと少ないがww

まぁ俺が言いたいのはもうちょっとバンダイとタカラは仲良くなってもいいんじゃないかってことだ
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/17(木) 21:08:03.53 ID:P/V7cgQo
>機体が微妙な強さ
>パイロットが地味
08小隊とポケ戦涙目wwwwwwwwwwwwwwww
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/17(木) 21:19:06.78 ID:WEXIhwAO
1stしか知らん俺涙目
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/17(木) 21:29:17.40 ID:P/V7cgQo
微妙じゃない強さの機体というと
ダイガードとかダイガードとかコクボウガーとかあたりか?
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/17(木) 23:00:25.46 ID:lcWHe9co
ボトムズ好きだけど、明らかに弱っちい汎用メカを
スーパーロボットの中に無理に入れないで欲しいな
でもボトムズ2の宣伝を兼ねて出しそうで嫌だなぁ
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/18(金) 00:40:20.16 ID:Ffiw0kQo
もう出ているがゼオライマーなんかも明らかにスパロボ向きじゃないからな
次元連結システム発動時の鬼畜ぶりを見ていると、あそこまでして再現するくらいならいっそ出すなって思う
強すぎるのも考え物なんだぜ

ATは修理費を極端に安くしたり
撃破されても戦艦がパイロットを拾って再出撃可能(撃破された分の修理費はかかる)とか
使い捨て設定を生かしたシステムにできたら面白そう

ATからそんなにホイホイ脱出できるかって?
電童にはバイク一丁、武器はメジャーで戦う人がいるんだぜ
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/18(金) 08:04:51.55 ID:iUQN/foo
ゼオライマーやイデオンが出せるならデモンベインとグレンラガンも…!
…無理か。(インフレ的な意味で)
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/18(金) 10:57:33.95 ID:w7A1C2AO
元々強さの基準が昔の怪獣図鑑並に把握しにくいスーパーロボット同士でシュミレーションゲーム作る事自体がかなり無理がある事なんだよな……

そろそろスレの趣向があやしくなってきたぜwwwwww
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/18(金) 13:21:09.86 ID:kEMbc6I0
メ「まるでシャア板のような空気ですね」
男「お前が仕向けたんだろうが」
メ「計画通り!!」
男「何の計画だよ……」
メ「それより主様、この事態を収拾する一言をお願いします」
男「俺に丸投げかよ!」
メ「主様のカリスマを見込んで!」
男「ぬ……ぅ。えっと……みんなの心の中にあるスパロボが一番だ!」
メ「……」
男「……」
メ「主様のカリスマがガリガリ削れていく」
男「う、うるせぇ!」
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/18(金) 15:52:47.55 ID:rg07jkSO
スパロボ全く分からない俺涙目wwwwwwww
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/18(金) 18:42:40.80 ID:w7A1C2AO
>>205
安心しろ
俺もGジェネしかやったことない
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/18(金) 20:28:19.65 ID:KyHd6TUo
>>205
俺もGBの初代と最初に魔装機神でてきたやつしかやったこと無い
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/18(金) 20:30:30.67 ID:KyHd6TUo
あれ?ID変わってる…
ID:iUQN/fooも俺な
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/20(日) 10:04:48.18 ID:NKXKLcAO
(・∀・)ニヤニヤ
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/21(月) 00:19:44.33 ID:H4yZqfY0
おはようございます。久々にお題消化いこうかと思って、遡ることしばらく。
……お題がすざましく蓄積されてる。それこそ北斗でいうと俺バウンド始まってるくらいww
すみませんでした、何とか消化していきます。
ただ最近思うんだ。


お 題 む ず か し く ね ?

というかマニアックだよ、みんな!
俺は一部には詳しいがそれ以外詳しくないぞ!wwww
出来る限りは頑張るけど期待しないでね!
ではさっそく。
211 :【オラエモン】 [sage]:2008/04/21(月) 00:47:55.85 ID:H4yZqfY0
メ「ふんふんふふ〜ん♪」
男「ん? 何かいてんだ?」
メ「ああ、誰かと思えば自宅でだらだら生きてることが恥ずかしいで有名な主様じゃあないですか」
男「お前のことだよな、それ。で、もっかい聞くけど何かいてんだよ」
メ「知りませんでした? 私のクリエイター能力。今度私が出版しようと目論む漫画のキャラクターなのですよ」
男「非生産的な眼でしかお前を見たことがないからな、そんな趣味があったなんざ知らなかったよ。どれどれ……ぶ!?」
メ「げ、汚いじゃないっすか、主様!」
男「いやいやいや、何がオリジナルだよ! 小学館から明らかに苦情がきそうなデザインじゃねぇか!」
メ「何を根拠に。ほら、何となくそれっぽいだけですよ」
男「それがアウトだっつってんだよ」
メ「オマージュって言えば何とか許してもらえないかなぁって」
男「そんなんで許可が下りれば世の中ほとんどオマージュだらけだからな?」
メ「所詮、人間の発想なんて今まで見聞きしたものから生まれるわけだからな。世の中の全てがパクりみたいなものだ」
男「何という杉並……って俺は何を言ってるんだ」
メ「さておき、大丈夫ですよ。ちゃんと保険はかけておきました」
男「何か聞いたら最後、絶対ろくなことにはならん気がするが一応問う。どういうことだ?」
メ「主様の名義で出しましたから」
男「ほらね!! っていうか事後承諾かよ!?」
212 :【大盛りネギだくギョク】 [sage]:2008/04/21(月) 01:09:00.17 ID:H4yZqfY0
男「いやぁ、こうやって外食するのも久々だな。っても○野家じゃ外食って感じじゃないけど」
メ「……」
男「でもラッキーだよな。ちょうど割引クーポン配ってて。そのせいでちょっと混みあってるけど」
メ「……っ」
男「お〜い、さっきから何拗ねてんだよ。仕方ないだろ、出費する訳にもいかないし、炊飯器はお前が壊したんだから」
店員「あの、ご注文はお決まりですか?」
男「ああ、はい。俺は大盛りつゆだくを……」
メ「……っ!!」

ガチャン!!

男「のぁ!? な、何だよ。すみませんね、店員さん」
メ「言いたいだけちゃうんかと……」
男「は?」
店員「あの、お連れ様のご注文は?」
男「あ、ああ。ほら、早く頼めよ」
メ「大盛りネギだくギョク」
店員「……は、はぁ」
メ「!!!」

ガシャン!!

店員「ひ!?」
メ「何を“へ? この人何注文してんの?”みたいな顔してんすか! ここは戦場なんでしょ! これが通ってもんでしょ!」
男「お、おい、落ち着け!」
パ「よーし、パパ今日は特盛り頼んじゃうぞ。すみません店員さーん」

ぶちっ

メ「ああああああ! こんなん認めねぇ! 私は認めませんよおおおお!」
パ「ひ!?」
男「おい! 何やってんだ、ちょ、マジで落ち着け!」
店員「あ、あのお客様……これ以上騒がれると他のお客様の迷惑に……」
男「す、すみません! すぐ出ていきますんで! ほら、いくぞ!!」
メ「離してください主様! こんなふぬけた店、私が叩きなおしてやります! だから離してください〜〜!!!」




男「……はぁ。もうあの店いけねぇぞ、どうしてくれんだよ」
メ「ふっ。今にしても思えば大盛りネギだくギョクを頼んだから店員に目を付けられた訳だといえる。なるほど、確かに諸刃の剣!」
男「どこからつっこんでいいのやら……」
213 :【ネオ麦茶】 [sage]:2008/04/21(月) 01:13:51.64 ID:H4yZqfY0
男「えーと、まぁ、何だ」
メ「少し不謹慎なのでネタとして扱うのに躊躇いを覚えますね」
男「こういう場合はネタを知らないのと同じ感じでいくか。茶を濁す、みたいな」
メ「誰がうまいこと言えと」
214 :【オンドゥルルラギッタンディスカー!!】 [sage]:2008/04/21(月) 01:23:15.36 ID:H4yZqfY0
メ「すごい滑舌ですよね、実際」
男「豆知識として言っとくと、滑舌は業界専門用語なので変換できないことが多い」
メ「……何です? ライダー話題なのに乗ってこないですね」
男「正直に言えば、平成ライダーはクウガまでしか詳しくない」
メ「あら、意外です」
男「それに後半は割と台詞いえてるのにネタとして扱ってるのが増えたからなぁ」
メ「何だ、知ってるんじゃないですか」
男「まぁ見ないわけにもいかんからな。何つーか悲しい性だよ」
メ「ふぅん……ところで主様」
男「何だ?」
メ「オンドゥル語っぽく主様読ぶとしたらアルディザヴァ!! とかでいいんでしょうか」
男「うん、絶対そう呼ばれても反応しない」
215 :【夢見るアンディさん】 [sage]:2008/04/21(月) 01:31:38.64 ID:H4yZqfY0
メ「もすかう! もすかう!」
男「へぇ、お前でも海外の曲とか聞くんだな」
メ「いや、ネットでたまたま聞いて耳に残ってるだけです」
男「……そ、そうか」
メ「ほら、空耳系って大好きなんで」
男「モスカウで空耳?」
メ「知りません? もすかう! もすかう! 夢見るアンディさん!」
男「……」
メ「おっさんですか? シャアですか? AHAHAHAHA!」
男「あ〜……」
メ「大事な一寸法師、無くした……」
男「Moskau, Moskau Wirf die Gläser an die Wand Russland ist ein schönes Land Ho ho ho ho ho, hey!」
メ「……」
男「だったと思うぜ。いや、空耳を否定するわけじゃねぇけど、いい曲だと思うし、たまにゃちゃんと歌ってやれよ」
メ「は、はぁ」
男「さってと。何かモスカウ歌ったらドイツ語とかの発音怪しく感じてきた。ちょっと勉強してくるか」

バタン

メ「……あ、あの完璧超人め……!」
216 :【4月馬鹿】 [sage]:2008/04/21(月) 01:40:52.10 ID:H4yZqfY0
メ「主様……」
男「ん? 何だよ、深刻そうな顔して。あ! はっは〜ん、どうせお前、金がないのになんか注文したんだろ。ったく、いくら前借するんだ?」
メ「……」
男「って、おいおいおい。いえないほど高額なのかよ。俺そんなに持ち合わせは……」
メ「でき、ちゃいました」
男「……へ?」
メ「私、出来ちゃいました」
男「何が?」
メ「あかちゃん」
男「へぇ、あかちゃんね。そらめでたいな、いつぐらいが出産予定……なぬうううううううう!?」
メ「ちゃんと排卵日とか、確かめてたのに……ごめんなさい、主様!」
男「ちょ、ちょちょ、ちょっとまて! 誰の子だよ! 少なくとも俺のはず……」
メ「そんな! 私を捨てるんですか!?」
男「だぁから! 何の話をして……あ、くそ!」
メ「ふふ、ひっかかりましたね? そうです! 今日はエイプリルフールなのでしたー!」
男「くっそ、ずるいぞ。わかってんのに焦っちまったじゃねぇかよ」
メ「ははは、主様と私に子供ができるなんて体外受精でもしなきゃありえませんからねぇ」
男「ったりめぇだ。こっちから願い下げだっての」

plll...

男「ん? はい……姉さん? 何? どうしたの?」
姉『あのねー、おとちゃん。どうしよー?』
メ(あ、そういえばこの人にも仕込んでおいたんだっけ。しまった、タイミング悪かったなぁ)
男「何がだよ、ちゃんと日本語で話しなさい」
姉『んっとねー。あかちゃん、できちゃったかも』
メ(ほらきた。あーあ、しらけちゃうなぁ、もお)
男「……マジ、かよ」
メ(へ?)
男「姉さん、すぐそっち行く。病院は俺から連絡しとくから……一緒に行こう、まだ自分で確認しただけだよね?」
姉『へ? あの……おとちゃん?』
男「くそ、マジかよ……姉さんは特殊な体質だから、そういう可能性だって充分あるってのに俺はそんなことも忘れて……!」
姉『おーい、おとちゃーん?』
男「待っててね、姉さん! すぐいくから!」

ガチャ!

メ「あ、主様?」
男「……あー、もう! 俺の馬鹿!」
メ「ほっ。気付きました? いやぁ、我ながらここまで引っかかってくれ……」
男「すまん! メイド、いってくる!」

バタン!!

メ「る……と、は。……って、何でこんなに信じてるの?」
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/21(月) 01:49:28.31 ID:2uHq/foo
そして姉さんに嫉妬の炎を燃やしてヤンデレ化するんですね、分かります
218 : [sage]:2008/04/21(月) 02:03:35.30 ID:H4yZqfY0
委員長「残念ね、ヤンデレは私の担当よ……って、何でよ」
メ「おお、委員長さんがノリツッコミ! あまりの出番のなさにキャラ崩壊ですね」
委員長「こうでもしなきゃ出番がないなんて、初期から考えるとありえないわね」
メ「全くです。ここは初心に戻って二人で頑張りましょう!」
委員長「と言いつつレギュラーとして毎度活躍してるわよね、あなたは」
メ「え……な、何ですか、急に委員長さんから黒いオーラが……ちょ、ちょっとまって! 話し合いましょう! ね? ね!?」
委員長「……」
メ「いやあああああ!! 笑顔が怖いいいいいいいいいいい!!!! たすけてえええええええええ!!!」







男「ん? 流れ星? ……また偉大な戦士が一人逝ったか。なんつって」
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/21(月) 02:08:36.10 ID:2uHq/foo
意味はないけれどむしゃくしゃしたから
【ヤンデレハーレム】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/21(月) 18:42:25.60 ID:bGomEgSO
なんというGJ

お題出しながら実に申し訳ないと思っておりまする
いいんちょは報われない子なふいんき(ryがするけど好きなんだぜ
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/22(火) 02:02:42.58 ID:jzJdGhMo
マニアックでないお題か・・・
【ばあさんはしつこい】
【ばあさんは用済み】
【実装石】
【ノットパニッシャー】
【ワタナベ軍団】
【ハイパー賢者タイム】

これだったら大丈夫ですね><
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/23(水) 06:11:51.97 ID:NmRDY5wo
【一本足打法】
【噛み付き】
【背ビレ】
【薬草】
【友達】
【迷彩】

主様なら今回のテーマ、分かりますよね
223 :【○○未遂】 [sage]:2008/04/24(木) 15:09:08.34 ID:g94y7QAO
メ(おはようございま〜す)
男「……」
メ(起きてませんよね〜?)
男「ん……」
メ(……!)
男「んん……すぅ」
メ(ふぅ。さすが主様。私の殺気に気付きかけるなんて……しかし全ては計画通り! 私の掌の上で踊るがいい!)
男「……」
メ(ふっ、小声とはいえここまで騒いで気付かないならガチ寝ですね。さて……)

ゴソゴソ

メ(じゃじゃーん! 油性マジック〜! これで明日登校した時に散々からかわれてしまいなさい!)
男「……ど」
メ(今更命乞いなんて聞かないぜ! さぁくらえぇぇえ!!)
男「めい、ど……」
メ(?!)
男「めいど、いくな」
メ(な、なななな……起きてるんすか?)
男「メイ、ド、いかないでくれ……俺を、一人に……」
メ(主、様? 何言って……え、えぇい! 騙されるな私! こんな事で落書き作戦を執行しないなんて……)
男「メイ、ド。メイド……」
メ(しない、なんて。……あーもう! そんな悲しそうな顔やめてください! ったく、未遂でもなんでもいいや!)
男「メイド……」
メ「はいはい、寂しがり屋の主様。私はここにいますよ」
男「ん」
メ「はぁ、安心しきった顔しちゃって。子供っすか、主様ってば」
224 :【事故】 [sage]:2008/04/24(木) 15:21:11.17 ID:g94y7QAO
男「すぅ、すぅ……」
メ「はぁ。普段からこんな可愛い顔してればもっとモテるだろうに」
男「ん」
メ「まぁでもそんなにモテられても困るんですけど。って別に主様がモテるのが不愉快であって誰かとくっつくのが嫌とかじゃ!」
男「……」
メ「嫌とかじゃ、ないけど……。主様も、私を一人にしないでくださいよ? 私、知っての通り生活力ないんですから」
メ「それに、やっぱり私は主様の隣以外の場所なんて考えられないんですからね?」
メ「離しちゃヤですよ」
男「メイ、ド」
メ「ふぇ?」

ガバッ!

メ「な?! ななななななな!」
男「ん……メイド……」
メ「ちょ、お、起きてますね?! 実はばっちりきっかり起きててセクハラな訳でしょ! う、訴えてや……」
男「メイド、俺、お前が……」
メ「えっ……」






『   』







メ「……」
男「んん……」
メ「……」
男「ん? あれ? 俺寝ちゃって……ぬぁ?! お前何やってんだ!!」
メ「……」
男「人の布団に勝手に入りやがって! 今度は一体何を……。……? メイド?」
メ「へ? あ……ぅ、あ」
男「おい、何赤くなって……」
メ「うきゃぁぁぁああああああ!!!」
男「?!」
メ「違うんですからね?! こんなの事故! なし! ノーカンです!!」
男「急に何だ!? ってか落ち着け!」
メ「こ、こんなの認めない……認めないんですからぁぁぁああああ!!」

バタン!

男「な、なんなんだ、あいつ……」
225 :【うたた寝】 [sage]:2008/04/24(木) 15:26:00.22 ID:g94y7QAO
メ「主様にプレゼントです」
男「お前から渡されて素直に喜べたプレゼントが今まであったろうか」
メ「今回は割と本気でプレゼントですよ」
男「つまり今までの非を認める訳か」
メ「じゃじゃーん!」
男「鋭いスルー!」
メ「私が選んだヒーリングプログラムこと睡眠導入CDです」
男「……何だって?」
メ「まぁ案ずるより産むがきよし!」
男「やすしな」
メ「ぽちっとな」

〜♪

男「あ……音楽か。しかも優しい感じだな」
メ「いぇ〜す。私の好きなアニメED系を集めました。今流してるのなんてズバリうたた寝という曲ですし」
男「ふぅん。悪くないな……あ〜、マジで寝ちゃうかも」
メ「ふふ、どうぞどうぞ」


メ(そして眠ったあかつきにはこの落ちにくさに定評のある油性マジックで!!)

>>223
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/24(木) 15:29:27.36 ID:g94y7QAO
>>220
いやいや、違うのですww
出してもらうのはありがたいけど知らないネタとかもあってちゃんとこたえられないのが申し訳なくて。
だからどうしたもんかなぁって……
今回みたいのはやりやすいんだけどww

そしていいんちょは報われる日は案外近い……といいな!

>>221
なんというドSww
本気でわからないのがデフォになりつつあるwwww

>>222
すまない、微妙にわかりきらねぇwwwwww
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/24(木) 15:35:41.08 ID:g94y7QAO
そして気づく……
こっからのお題はしばらくスーパーエロスタイム!
なので苦手な人には申し訳ないけどご容赦を
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/24(木) 18:06:04.99 ID:k3ts52so
>>226
テーマは仮面ライダーアマゾンね
やったこともないはずの野球で一本足打法でランニングホームランやってのけたのには笑った
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/24(木) 20:25:33.70 ID:SobyIRco
>>227
エロス!なんと聞こえのいい言葉かー!!
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/25(金) 19:04:21.93 ID:6jLo9.SO
>>226
毎度毎度乙でありんす

つ【〇〇王子】
【変換】
 【プレミア】



実は書きやすいようにお題考えていたりなんかしていないんだからね///
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/25(金) 20:12:08.08 ID:O9KFQcSO
エロスと聞いてやってきました
232 : [sage]:2008/04/27(日) 01:00:37.37 ID:RxsawUY0
>>228
なるほど!
っていうかこの一連の流れで俺が浅く広くな奴だとばれてしまったくさい!
ごめんなさい、そんなもんなんです、俺は。
あ! でも主様はやたら詳しいかもしれんwwww
お題ありがとうございます。

>>229,231
よーしお前らずぼん脱いで画面の前で待機だ!
空前絶後のがっかり感をお届け!

>>230
ありがとう〜ww
ていうか俺の実力不足のせいで気を遣わせて申し訳orz
ばっちり使わせてもらいます!



という訳でここからしばらくは前にも言ってたように動画の中身を書いてく感じです!
……頑張ってエロくするつもりだけど多分そうでもないのは間違いない。
実力が欲しいわorz
233 :【何という痴漢物のオンパレード……】 [sage]:2008/04/27(日) 01:59:01.92 ID:RxsawUY0
やめてください。たったそれだけの言葉がいえない。
周りにこれだけの人がいるのに誰も気付かない。気付いてくれない。
そんな中で大胆にも彼女の臀部はわしづかみにされていた。
耳元に荒い吐息がぶつけられる。湿った生温い空気。
同時にここまでして声をあげなかった彼女への痴漢行為はエスカレートしていく。

「……っ、んんっ」

強く、時に優しく。それ以上に貪欲に。
手は食らうように、彼女の肌触りを味わう。

「……!」

果たして息を呑んだをはどちらだったろうか。
触れられる手はスカートをまくり、その下へと伸びた。
そして本来そこにある僅かながらの抵抗とも言える下着の感触を楽しむはずの手は全く違うものを捕らえる。

「あんた……こっちも大概だけど、あんたも相当だね」

素肌がそこにあった。そう、彼女は下着などつけていない。
この登校時に、どんな理由があったかは分からない。しかし履いていないという事実は痴漢を働くものにとっては好都合。

「都合がいいのは嫌いじゃないよ」
「……たし、も」
「ん?」
「……わたし、も。……嫌いじゃ、ないですから」
「へっ。このド変態め」

そう呟いた“彼女”は更に手を潜らせる。
いまや人垣という檻の中、二人きりの蜜時が始まる……
234 :【何という触手物のオンパレード……】 [sage]:2008/04/27(日) 02:26:40.74 ID:RxsawUY0

「いやあああああああ!!!」

冒険者としての初歩中の初歩である火をたかずに就寝したこと。
これがいかに愚かなことだったかと今になって彼女は知った。

「離してよ! 気持ち悪い! いや、やめてよおおおお!」

悲痛なまでの声は、しかし所詮人の声。
故に届くはずもない。ただの化け物相手に言葉など。

「ひ!?」

じゅぷり、と。くぐもった水音を立て、剥ぎ取られた鎧の下の柔らかな肌に吸い付く太い触手。
触れられた瞬間に感じる生温さが生理的な嫌悪感をかきたてる。
熱く、冷たく。痒いようなくすぐったいような。そんな感触にどうやって好感を持てというのか。

「離せ! 離せってばぁ! やめて、やめてぇぇええ!」

それが一つや二つではない。無数の本数をもって彼女の柔らかな肌を嘗め回すように撫でまわす。
じっとりと、じっくりと。自身でもわかる。その行為が誘淫性のあるものだと。
でなければ……

「ち、ちがっ……そんな、私、何やって……」

自然と開く自らの股をどう説明すればいいのか。
そして今まで誰にも触れられたことのない秘部に触手が触れたとき、

――くちゅり。

そんな音が聞こえたことが彼女の耳を、精神(こころ)を犯す。
もはや声を出すのが怖い。言ってはいけないことを、口に出してしまいそうだから。
これは元より濡れた触手が触れた音。だからそれは同然なのだ。決して、自らが発した音では……

「ひゃん!」

だが口から漏れたのはそんな誰にするか分からない弁明ではない。
甘く切ない艶声。

「ぁ、ぁぁ……」

触手はそれがわかってか、わからずか。何度もその場所を軽く触れては引き、つついては張り付く。
そんなことの繰り返し。まるでこちらの言葉を待つように……いや、待っているのだろう。そして自分は……

「何よ! するならさっさとしてよ! お願いだから!! このままにしないで!! なか、挿れてよおおお!!」

堕ちた。
235 :【何というふたなり物のオンパレード……】 [sage]:2008/04/27(日) 02:43:18.20 ID:RxsawUY0
「そ〜れ♪」
「あ、ぐぁああああああああ!!」

軽い声と共に訪れたのは激しい痛み。
菊座が裏返るかと思うほどの、痛み。
人として大事なものをなくした痛み。
彼女という素晴らしき主よりの痛み。

「あはは、違うでしょ? この豚」

ずん、と。激しい動き。
直腸を進む異物は確実に尊厳をそぎ落とす。

「は、い……すみま……あぅ!!!」
「だから、豚は豚らしく鳴きなさいよ。この豚!」
「ぶ、ぶひぃ!!」
「あはは! そう、それでいいんだよ!」
「んー、きもちいい♪」

それは二重の意味で。肉体的な、精神的な征服欲を満たした感覚。
事実、彼女の肉棒は俺の直腸(なか)で熱く、硬く、太くなっていく。
そして彼女の声は更に大きく。

「ほらぁ〜、あんたもちゃんと腰ふりなよぉ。こんな風にされて嬉しいんでしょ? 気持ちいいんでしょ?」
「は、は……」

ぐじゅり。
俺の腸には潤滑油になるような分泌物はない。
だからこれはきっと、手加減のない挿入の結果。
彼女の怒りの結果。

「だから豚が喋んなっつってんでしょ! ぶっ*されたいの!? ええ!!?
「ぶ、ぶひい! ぶひいい!!」
「ったく。ほら、いいから腰振る!」
「づ……、ひ、ぶひぃ!」
「そうよ。それでいいの。あはは、可愛い」
「……っ」

ああ、情けない。
痛みが、じゃない。
屈辱でもない。
ただただ俺がそう思うのは。
これだけのことをされて……

「っ……ぁ!」

射精しちまうような、自分の変態さ加減に。
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/27(日) 02:45:58.63 ID:RxsawUY0
……これはひどい(^ω^;)
それでもまぁ明日には続き書いてみるぜ!

あともし良かったら配役は適当に想像してみてね!
まぁ実際にゃ配役も何もないんだけどww
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/27(日) 03:07:19.49 ID:P6Zx0Uko
最後のは妹×主だよなww
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/27(日) 07:42:39.43 ID:Iy8EM.SO
>>237
あれ・・・俺いつの間に書き込んでいたんだ・・・?

乙でした
一瞬何のスレか分からなかったぜ!
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/27(日) 12:14:36.67 ID:A8PZAcAO
・・・と言うゲームを女性陣に見つかった
てなわけですね
240 :【何というNTR物のオンパレード……】 [sage]:2008/04/28(月) 01:00:33.08 ID:negkzks0
「なぁ、いいのか?」
「ぁ、ん……! いまさら、そんな……っ」
「だってさぁ。彼氏の目の前でってのはさすがに」
「とか言いながら全然やめる気ないくせに……あんっ!」
「まぁそりゃ、俺も男の子なんで」
「そだね……んっ、がんばれ、男の子。私を満足させてよ?」
「あいよ」

淫らな水音を立て、白い素肌がわずかな光量のもと妖しく光る。
じっとりとかいた汗は、におい立つほどの色香を漂わせる。

「んっんっ……そ、こ。いい、よ!」
「このへん?」

浅い注挿を繰り返していた男の腰が小刻みに振られる。
つられ、女の動きも大きくなる。

「……〜〜っ!!!」

感度が一定の値を越え、絶頂に達する。
同時に噴出す淫水がそれを裏付ける。

「うへっ、べったべたっすね」
「だ、って……しかたないじゃん」
「いや、俺はいいんすけどね。明日どう言い訳するかは任せるんで」

男は眼下に居る、目の前の女の恋人を見る。
いまや淫水で顔面をべとべとにされながら、すやすやと眠っている。
平和なもんだ、と思う。世界って素晴らしい。

「あ、ひどい。共犯なのに」
「どっちかってぇと被害者っすよ」
「うわ、最悪だー」
「どうも」
「褒めてな……あん!」

実際誘われはしたが断らなかった時点で共犯だろう。
だが、いいか。ばれたところで自分は失うものなどない。
だったらとことん楽しませてもらおう。
そう決めた彼は自分の快楽のために彼女の最奥へと自らを打ちつけた。
241 :【何という獣姦物のオンパレード……】 [sage]:2008/04/28(月) 01:01:05.54 ID:negkzks0
「ベン! やめなさい! ベン!!」

言い聞かせたって無駄なのはわかってる。
だって私はただの雌。いまやこの子の中でのヒエラルキーにおいて私は最下層。
そして私にとっても……。ペットはどちらかと聞かれれば答えられないのだから。

「ああっ!」

言葉で拒んだところで、私の身体は正直に彼を誘う。
なし崩し的に四つんばいになり、下着は自らずらし彼を導く。

「……〜〜っ!」

声にならないほどの衝撃。
旦那のモノより太く、たくましい肉の感触が私の膣(なか)を犯す。
そこにいたわりもなければ優しさもない。ただ本能のままに生殖活動が行なわれる。

「ああ! ベン! ダメよ、ダメなの、そんなにされちゃったら、私!」

背中にたてられる爪が食い込み、痺れるような痛みがくる。
そしてそれ以上の甘美な響きが身体中を駆け巡り、私の意識を飛ばす。

「あ、あぁぁあ! イくの、イっちゃうのぉぉおぉぉおお!!!」

激しく痙攣する私など無視して、彼の動きは止まらない。
余韻すら与えられず、ただひたすらに快楽を与えてくれる、最高の私の飼い主……

「ただいまー! ……あれ? おかあさん、どこー?」

遠くに聞こえる誰かの声。
だけど、それが何なのかわからない。

「あれ? ここ? おかあ……え?」

……どうだっていい。こんなに気持ちいいんだから。
242 :【何という妹物のオンパレード……】 [sage]:2008/04/28(月) 01:01:42.85 ID:negkzks0
「おに〜ちゃん♪」
「あ?」
「ね、またヨーグルトのみたい!」
「あー……。好きにすれば?」
「やた♪」

カチャカチャ……ジー。

「あはっ、可愛い。……ちゅ。へへ、いただきま〜す。はむっ」
「……」
「ん、ふぐ……んん」
「……」
「……む〜」
「……」
「ひょっほ〜、ふぁんふぁはほいほいへほ〜」」
「くわえながら話すな」
「んっ」

ちゅぽん

「漫画なんて読んでないでちょっとは私も見てよ!」
「何で?」
「何でって……うぅ。いじわる」
「意地悪だな」
「ばか!」
「ああ、ばかだ」
「変態!」
「その変態のち○こ舐めたいとか言うやつも大概だけどな」
「うぅ〜……大好き」
「俺もだ」

ちゅ

「……えへ〜」
「ほら、満足か?」
「うん!」
「じゃあ続き、頼む」
「は〜い♪ あむっ」
243 :【何という妹物のオンパレード……】 [sage]:2008/04/28(月) 01:01:56.92 ID:negkzks0

くしゃくしゃ

「ふも?」
「撫でたいから撫でただけだ。いやか?」
「ん〜ん。じゅる……ちゅ」
「そか」

ちゅ……じゅ、じゅぶ。ちゅぷ。
じゅるる……くちゅ。

「ん……そろそろ」
「ん、ひ〜よ」
「……くっ!」

どく! どく、どく……

「……っ、〜〜……はぁ」
「ん」

こく、こく……ごく。

「ぷはぁ! おいし! ありがと、おにいちゃん」

ちゅ

「ああ。ってお前、その口でキスは……あー、ま、いいか」
「うん、いいの♪」
「うまかったか?」
「うん!」
「そか。……じゃあ次は兄ちゃんの番、だ!」
「きゃん♪」
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/28(月) 01:06:12.19 ID:tFquxPQo
まさしくなんというオンパレード。
わっふるわっふる
245 :【ガチムチマッチョのお兄さんしかいねえ!!】 [sage]:2008/04/28(月) 01:07:02.25 ID:negkzks0
男「友、見てくれ。俺、結構鍛えてるんだぜ」
友「本当だ……でもボクも最近、さ。ほら、見てよ」
男「お、すげぇな。ここのとことかこんなに硬くて……」
友「あ、ダメだよ!」
男「いいじゃん。俺とお前の仲だろ?」
友「ずるいよ……それ言われたら弱いの、知ってるくせに」
男「いいんだよ、ずるくて。お前とこんな風に筋肉同士語り合えるならさ」
友「ばか……」
男「本当、お前は可愛いな」
友「……ありがと。大好き」
男「俺もだ」




メ「みたいな?」
女「意義あり!」
委員長「確かに。どこから指摘したらいいのか……」
女「男ちゃんが受けだよ! あと筋肉とかほとんどついてないんだから! 線が細くて可憐なのが男ちゃんだよ!」
委員長「……そこなんだ」

男「あのー、もしもし。どちらにせよ、そういうのは本人がいないところでやってくれないかな?」
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/28(月) 01:08:15.73 ID:negkzks0
>>244
残念! エロスタイムはどうやらここまでのようだ!
そして俺は今日は寝るので続きは明日にでもww
というかやっぱエロってむずい!! どうやったらエロエロにできるんだろ……道は遠い。
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/28(月) 01:14:04.55 ID:tFquxPQo
>>264
いや、エロイから。十分エロイから。
今の今まで「そんなこと言って最後は男の持ってたAVってオチなんだろ?」
って疑ってましたから
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/28(月) 03:17:00.33 ID:KS8M/dso
妹嬢「兄さん、そういうのが好きなんですね」
男「ご、ごめんなさい!うちのメイドが勝手にやったことで・・・」
妹嬢「満たして差し上げます、兄さんの欲望」
男「へ?・・・ってな、なんだよこれ!!?」
妹嬢「兄さんのためだけに特別開発した人造触手『だあく・ぐんだむ君Jr.』(特許出願中)です」
男「ひ、やだ・・・来るな・・・ぁ・・・ひゃぁ・・・」
妹嬢「私、兄さんを悦ばせるためなら何だってして見せますから///」
アッー

つー訳で今日のテーマは風邪引きの友、3チャンネル・NHK教育テレビ(東京)だぁ!
【むしむしQ】
【アエイオウ】
【ジーンダイバー】
【がんこちゃん】
【このまちだいすき】
【ストレッチマン】
【ニャンちゅう】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/29(火) 01:00:50.42 ID:vYICQck0
ちょっと気になってお題をカウントしてみた。
未消化のがあと34個……い、一日5個くらい消化すればいずれ追いつけるよね!


ともかく書かないと始まらない!
ちょっとずつ頑張ろう、うん!
250 :【何というグロ画像のオンパレード……】 [sage]:2008/04/29(火) 02:07:03.14 ID:vYICQck0
花っていうのは、押し花なんかを考えれば綺麗なものだと思う。
けど実際握りつぶせば、そこにあるのは花粉やら花弁、そして混ざり合った汁気。
気持ち悪い。美しいものでも、こうなったらおしまい。
だから、そう。例えば血の花が咲く、なんていう比喩があったっけ。
つまりそれは、真っ赤で綺麗な花がそこにあるんじゃない。
つぶれて、臓器や骨を伴った、汚らしい汚物。
結局のところ、人間も花も、おんなじ。気持ち悪いくらいに……

「姉さん? 何やってるの?」
「あ、おとちゃん。えへへ、お花で首飾りを作ろうと思って」
「そうなんだ。って、ほとんど潰れてるじゃん。力加減しなよー」
「うぅ、そう言われても難しいんだもん……」
「仕方ないなぁ、姉さんは」

美味しそう。
251 :【何というスカトロ画像のオンパレード……】 [sage]:2008/04/29(火) 02:07:47.68 ID:vYICQck0
「っかし、お前もアホだよな。漫画みたいに何とかなると思ったわけ?」
「ぐ……」
「まぁいいけどな。おい、そろそろ引き上げるぞ」
「うぃー。けどもっぱつこましてからでもいいっしょ? 結構上物ですし」
「おい、変われよ!」
「あーすぐだから待てって」
「待てっかよ! 後ろでもいいからさっさとあけろよ!」
「ったく、盛りのついた猿じゃねぇんだから」
「ぐ、そ……そいつから、離れろよぉ!!」
「あ、まだそんな元気あったんだ? へー、すげーすげー。多分骨とか相当折れてんのに」
「あ、イぐ!!」
「って、無反応かよ。まぁこれだけやりゃ、ぶっこ壊れもすっか」
「ああああもう! 変われっつってんだろおが!!」

ガッ!!

「ぐぁ! て、てめ……」

カチャカチャ

「ひひ、うひょお、あったけぇ! やっぱこうじゃなきゃな!」
「や、やめろ。やめろおおおお!」
「おいおい、兄ちゃん、もう今更だろ? それよりさ、俺らがここ出てった後のこと、考えたら?」
「な、何のことだ」
「馬鹿だなぁ、兄ちゃん。あのさ、俺ら君をこのまま縛って出てくわけよ。君、縄抜けとかできる?」
「……! ま、まさか、お前ら!」
「まさかも何も、俺らがお前さんに優しくする義理も意味もないだろ? つー訳でさよならするつもりだ」
「ま、待て! 待ってくれ!」
「あ、でもちょっとだけいい事思いついた。ほら、これが手錠の鍵。さすがに手錠さえ外せば何とかなるだろ?」
「でもって、それをお前さんが取れるようにちょっとした仕掛けをしておく。ただそんだけだ」
「仕掛け、だと?」
「簡単なこったよ。えーと、確かこのへんに……あったあった」
「なっ、それ、は」
「うん、オマルだな。あの娘が使ってた。しかも取り替えてない。くせぇの何のってな」
「それが、何だって……」
「ああ。まぁ何だ。……投下〜」

ぽちゃん

「!!!? お、おい!」
「あはは、びっくりした? まぁほら、頑張って取ってくれや。その様子じゃ、口でしか取れないだろうけどさ」
「う、嘘だろ……」
「大丈夫、俺嘘つかない。つまりこの鍵は本物。良かったね? おら! お前ら、マジでいい加減にしねぇと怒るぞー」
「へーい。ほら、いくぞ」
「うぐ、ひぎ……い、グぅうううゥゥううう!!」
「っげ、こいつ図体に比例して出すからなぁ。ほれ、ちゃんと連れてこいよ」
「お、おう! うへ、げひ」
「ちゅー訳で。ばいばい、おにーさん?」
「ま、待……!」

ガチャン
252 :【何というスカトロ画像のオンパレード……】 [sage]:2008/04/29(火) 02:08:00.06 ID:vYICQck0
残されたのは俺一人。
勇んで駆けつけた廃墟は、勿論無人で、この季節。凍死だってマジでありえる。
俺はこのまま、こんな訳のわかんない死に方をするのか?
助かる唯一の道。文字通りの鍵は……

「……嘘、だろ? こ、こんなのに、顔、つっこんで……」

汚物が混ざり合い、異様な臭いを放っている。
多量の蟲が沸き、人の中にはこんなものが入っているのかと思うだけで吐き気がする。
だが……

「……ごく」

死にたく……ない。
俺は、意を決し、出来る限り呼吸をしないことを心に決めて……

「……〜〜〜〜!!!!!!!!!!!??」




結果的に言えば、俺は今も生きている。
あれから何をしたかなんて思い出したくもない。
それでも、いきたいがために尊厳をも捨てて山を降りた俺は、一命は取り留めた。
けど、それ以来、俺は香りの強い、ゼリー状のものしか、喉を通らなくなった。
そして今更恋人の仇を討とうとも思わない。
願うのは、ただあの時、彼女を助けようなどと、思わないでいられればということだけだった。
253 :【森の洋館】 [sage]:2008/04/29(火) 02:08:34.51 ID:vYICQck0
男「えー、怖い話シリーズ」
メ「第一回のテーマは森の洋館ですね。これはポケモンの話なんですが……」
男「ぶっちゃけ俺らがどうこう言うより、さくっとまとめサイトなんかを見てもらうといいかも」
メ「なかなか素晴らしい考察が並んでますしね」
男「なので今回俺たちは怖い洋館と言えばというテーマで話を進めてるわけだ」
メ「ですです。……ところで主様、この会話を録音してるわけですがどうするんです?」
男「せっかくなのでwebラジオにでもしようかと」
メ「無謀すぎるからやめときましょう。実際に録ろうとしてる天の声に対しての忠告です」
男「言ってやるなよ……。で、だ。どう思う? 怖い洋館については」
メ「やっぱあれでしょ、クロックタワーの」
男「あー、あれは怖いよな。マジ怖い。俺あんな状況に陥ったらまず間違いなくどっかに隠れてるわ」
メ「嘘つかないでください。大事な人がいなくなったら絶対探すくせに」
男「ぅ……」
メ「そういう意味ではなかなか死なないポジション、主様」
男「案外あっさりかもだぜ?」
メ「大丈夫です。それ私ですから」
男「その心は?」
メ「間違いなく犯人とかに媚売っちゃうんで」
男「お前最低だな!」
メ「もしくはあれです、『もうこんなところに居られるか! わしは部屋に戻る!』をします」
男「死亡フラグすぎだよな」
メ「てなわけで私は絶対生き残れない自信があります」
男「胸を張って言うことか」
メ「これが私の武器ですから」
男「……まぁ、やめろとは言わない」
メ「自分に正直な主様のことは嫌いではないですよ? という訳で見乳料1万円」
男「お前みたいなメイドがいる洋館が一番怖いわ。現実的に」
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/29(火) 07:41:09.07 ID:zOeriQSO
なんという乙・・・
しかしこのお題を着々とこなす主様の主様は確実にMだなwwww

ところで、これ全部主様が所持してたんだろ?
それについて、皆からコメントをお願いしたいのですが
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/29(火) 08:00:54.14 ID:hZScoJso
>>254
ヒント:オンパレード
256 :【8月32日】 [sage]:2008/04/29(火) 12:16:39.70 ID:yUaiDtw0
男「そう、それは単純な興味だったんだ」
メ「終わらない夏休み。それがとても甘美な響きで……」
男「でも、実際にあったのは腐りゆく世界の停滞、そして」
メ「どこまでも広がる狂気の波」
男「俺たちはきっと……超えてはいけない境界を侵した」
メ「だから、我々の世界も――犯された」




男「というわけで怖い話第二弾。中二病っぽくスタートしてみました」
メ「これは有名どころですね。ぼくのなつやすみというゲームにおいて存在するはずのない8月32日が存るっていう」
男「さらにそこから続いてくしな。しかもどんどんバグってって怖いことになる」
メ「詳しく知りたいかたは検索エンジンからどーぞ」
男「しっかしまぁ……俺たちって本当中二病な台詞が似合わないよな」
メ「ですね。言ってる途中恥ずかしくて死にそうでした」
男「こんなのを言わせようとするやつって頭の中が相当恥ずかしいんだろうな」
メ「ですねー」
男「何て言ってると俺たち、実際に8月32日につれてかれたりして」
メ「あはは、ありえないですって。確かに今日は8月31日ですけど。あと数秒で9月ですよ」
男「おう。ま、今日から学校か。頑張ってくかー」
メ「私は家で頑張らせてもらいますよ」
男「ネトゲだろ」
メ「当たり前です。それ以外に何をしろと!」
男「家事をしろよ……っと、カレンダーめくっとくか。今日の格言は〜、と」

ぺりっ

男「……え?」
メ「何固まってんすか、主さ……え?」
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/29(火) 13:34:42.53 ID:hZScoJso
あ、それぞれについての感想か
まぁ人にはいろいろな趣味がございますからな

とりあえず妹物についての反応が一番面白そうだww
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/29(火) 16:56:58.99 ID:hZScoJso
「あすをいきられない」って半ば都市伝説だからなぁ・・・
一応画像はぐぐれば出てきたが
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/29(火) 22:20:03.61 ID:QEj1z.AO
>>256
なぜか「永遠となった夏休み」を思い出した
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/29(火) 22:29:59.32 ID:J1GgBoAO
>>259
ググってみたがよくわからん

erg?
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/30(水) 02:34:03.87 ID:KK6H5UAO
紅の紫ちゃんとちゅっちゅしたい


今日はちょっと書けなさそうだし明日に!
ただお題でしゃくれは誰かわかるけどそれ以降がさすがにわかんないwwww
んーむ、野球は好きだけどたまに見る程度だしなぁ……



まぁとりあえず紫ちゃんとちゅっちゅしたい
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/30(水) 03:06:28.85 ID:XD0S8Wgo
しゃくれで真っ先に思いつくのは鶏、その次はチョコボなんだよな・・・
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/30(水) 20:57:00.98 ID:h1O9esSO
紅はJSQでしか見たことないんだが、面白いのか?
多分原作ラノベだよな

焼き豚でサーセンwwwwwwww
あいつ・・・FAした途端枯れたんだぜ・・・
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/04/30(水) 21:35:22.67 ID:YDgRiYAO
>>260
永遠となった留守番と間違えたとか
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/30(水) 21:37:54.46 ID:ftjHK1Qo
http://chubei.myminicity.com/
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/04/30(水) 21:50:23.89 ID:ZdBF192o
>>261
紅はぶっちゃけ電波的な彼女の方が好いなんだがアニメ化うまくいってんの?
しゃくれって猪木じゃないの?ww
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2008/05/02(金) 11:01:08.48 ID:cKxKq.AO
あげー
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/03(土) 14:16:10.57 ID:d58tvPwo
教育テレビ分追加
【勇気のパン】
【知恵の缶詰】
【ミス・ダイヤモンド】
【君も大人になる】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/03(土) 14:23:09.20 ID:d58tvPwo
もひとつおまけに
【男の余命が2ヶ月】
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/03(土) 22:00:14.39 ID:xmqcD.SO
お題は増えども書き手はおらず・・・
なんとも寂しいものだなぁ
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/03(土) 23:39:55.83 ID:QczlgF20
皆様おまたせしました。世の中は黄金週間だそうで。
俺も波に遅れることしばらく! とうとうお休みきましたよ!
そしてお題ありがと! さぼってた分、しっかり取り戻さないと。

ちなみに永遠となった夏休み? お留守番?
どっちも知らないけど興味沸いてる俺ガイル!

そして紅は原作は俺の大好きな厨二病!
といっても俺が好きなのは紫ちゃんと夕乃さんなんだけどね!
ちなみにアニメはキャラデザがあれで評価分かれるけど俺はいいと思う。
でも個人的には山本さんの絵が好きなんで……ってのもあるww
そういう意味では同系統の9Sも読んじゃうぜ!

……どうでもいいですね!ww
とりあえず書いてくぜ。と言いながら何故俺はヒーロー戦記を起動してるんだ……
272 :【あすを いきられない】 [sage]:2008/05/03(土) 23:49:50.30 ID:QczlgF20
男「怖い話シリーズ第三弾。というか前も言われてるけど都市伝説系ね」
メ「ドラクエネタですね。ま、これも詳しく知りたければ検索エンジンへどうぞ」
男「っかし、まぁ何だな。これお前みたいなもんだよな」
メ「ほう?」
男「お前、もし俺がいなくなったら生きてけねぇだろ」
メ「自惚れてんじゃねぇよ!」
男「……いやだってお前生活能力ゼロだし」
メ「ああ、そっちの意味っすか。なーんだ」
男「他に意味なんてあるかよ」
メ「ん、あー。まぁお気になさらず。っていうか! 私だって生活能力くらいありますよ!」
男「じゃあもし俺がいなくなったらどうするよ」
メ「まずは主様の預金通帳を探してそこから引き出せるだけ引き出す」
男「その時点で俺に頼ってるじゃねぇか」
メ「そしてその後は使用人を雇います。はい、これで全て解決」
男「もう何ていうか、間違いなくお前は一人にはできないことがよくわかったわ」
273 :【しゃくれ】 [sage]:2008/05/04(日) 00:02:44.28 ID:/Sh4prE0
メ「つまり漫画の世界ではほとんどが美形とかなわけですよ、最近のは」
男「何がつまりなのかはわからんがお前が言うからにゃそうなんだろな」
メ「ですが我々はそういう意志に逆らう存在! そして未だ容姿の詳しい描写はされていない……つまり!」
男「俺もお前も全くしゃくれてないからな?」
メ「あぁん!」
男「ちなみに俺の知り合いの中にはしゃくれてるやつはいないぞ」
メ「先手を打たれましたか……。ところでしゃくれの語源って何なんですか?」
男「ていうか語源ってあるのか?」
メ「知らないから聞いてるんじゃないっすか」
男「じゃあ俺もしらねぇよ」
メ「ちっ、使えないしゃくれっすね」
男「だからしゃくれてねーっつの!」
274 :【○○○○○○○○○○○○○○○】 [sage]:2008/05/04(日) 00:16:30.46 ID:/Sh4prE0
男「……なんだこの極端な戦績は」
メ「今日の私と主様の格ゲーを履歴にしてみました」
男「今日の? ……あー」
メ「あ、私の主観なので白星は私の勝ちです」
男「うん、思い出した。今日は途中一切勝てなかったもんな」
メ「ふふ。いくら主様とはいえ、私だってやるときはやるってもんですよ」
男「……トキ使ってたもんな」
メ「……キャラ選びで勝ちってことでしょ」
男「モノは言いようだな、おい。お前がトキ以外使ってるときがそれを悠然に物語ってるし」
メ「ふっ! ハンデをもらえねば勝てぬくせに!」
男「って言いながら他で普通にレイとか使ってた奴が言う台詞じゃないぞ」





メ「わからない人は北斗の格ゲーの動画とか見てね!」
男「お前は誰と喋ってるんだ」
メ「さぁ?」
275 :【エラー→捕球ミス→エラー】 [sage]:2008/05/04(日) 01:05:10.68 ID:/Sh4prE0
男「ふぁー……む」
委員長「何? 大きな欠伸ね」
男「あー、まぁな。あいつにいろいろ付き合わされて」
委員長「……不潔ね」
男「え? な、何が?」
委員長「ふん……。それより、あなた、ちゃんと提出した?」
男「……何を?」
委員長「はぁ。進路のプリントよ。さっさと提出しておきなさいよ」
男「あ、了解。教えてくれてありがとな、いいんちょ」
委員長「どういたしまして」
男「さってと、さくっとやっちま……げ」
委員長「?」
男「用紙忘れた」
委員長「……はぁ。はい、これ」
男「え?」
委員長「私の用紙よ。使いなさい」
男「いいの?」
委員長「ええ。新しい用紙、後で先生にもらうから」
男「そか、ありがとな。じゃあ早速……ん?」
委員長「?」
男「これ、第一志望のところに俺の名前……」
委員長「!!!!!!? か、貸しなさい!!!」

ぱしっ

男「あ、ちょ……!」
委員長「こ、これはやっぱりダメ! あ、後で自分でもらいにいきなさい!」
男「え、えぇぇ」
委員長「自分でもらいにいきなさい!」
男「お、おう?」
委員長「あと今みたことは忘れなさい! いいわね!」
男「忘れるも何もちゃんと見てな……」
委員長「い、い、わ、ね?」
男「は、はひ」
委員長「はぁ、全く今日は溜息ばかりね」
男(後半俺関係ないような……って、あれ。プリント普通に鞄の中にあるじゃん)
男(……)
委員長「ちゃんと提出しておきなさいよ」
男「りょ、了解」
男(……こりゃ黙ってたほうがよさそうだな。ったく、変なミスしたばっかりに変な気付かれしちまったぜ)
276 :【しかし せいすいには とどかない!】 [sage]:2008/05/04(日) 01:42:52.54 ID:/Sh4prE0
メ「つまり、ぎりぎりトイレ間に合わなかった的な?」
男「このド痴女が! っていうか隠語的な理解しやがったな!」
メ「それが分かる主様もさすがというか」
男「お、俺は男だからいいんだよ」
メ「ふぅ。情報社会になり性の低年齢化が嘆かれる昨今。なるほど、目の前に実例という訳ですか」
男「お前も同世代じゃねぇか」
メ「あはぁん、性教育ならお姉さんにお任せよん」
男「……」
メ「な、何で黙るんすか。寒くてもツッコミいれるのが主様ってものでしょう!」
男「い、いや。まぁ……ごほん」
男(マジでエロかったから見とれてた、なんて言えるわけねぇだろ!)
メ「まぁとりあえず、聖水って何でしょうね?」
男「そりゃお前、神様の祝福を受けた特別な水ってことだろ?」
メ「小便が?」
男「お前最低だな!?」
メ「ははは、私別にキリシタンじゃないんで」
男「人としてだよ!!」
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/04(日) 12:37:40.67 ID:5Kn87gUo
おおっ、乙
最近いいんちょがひss・・・元気だなwwwwwwwwwwwwwwwwww
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/04(日) 21:47:22.94 ID:.x8AMMSO
久しぶりの更新乙でした
いいんちょ可愛いよいいんちょwwww

・・・なんでこうも正統派なのに報われないんだ・・・
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/05(月) 06:04:12.48 ID:O/GEDpso
ヤンデレのインパクトが強すぎて
正統派ヒロインだと言うことをすっかり忘れていたんだぜ
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/06(火) 14:00:49.08 ID:AdgCccDO
>>279
消されるぞ
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/06(火) 15:37:18.33 ID:3qWNafUo
今度はメイドさん向けテーマ
【ナイトファイター】
【ラブコメ禁止ビーム】
【OSギア】
【あいとゆうきのおとぎばなし】
【メガロマックス】
【恐怖のトリプルアタック】
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/08(木) 01:16:46.21 ID:PKtyncAO
あげー
283 :【八頭身のメイドはキモい】 [sage]:2008/05/08(木) 02:23:06.26 ID:xEoWb.60
メ「ほう、私がキモいとな?」
男「見た目じゃなくて中身の話じゃね?」
メ「見た目、中身、萌え要素。三拍子揃った私に何て言い草!」
男「自分で言えるのってある意味すげーけどさ」
メ「そして何気にデフォで八頭身なわたくし」
男「まぁ一応小顔だしな」
メ「足も長いですよ」
男「……悔しいほどにモデル体型だわ」
メ「そんな私のどこがキモいと!」
男「ぬ、ぬぅ……」
メ「ふぉほほほ! わかればいいんですよ、わかれば。という訳で茶をいれてください」
男「うん、キモくはないが恐ろしいほどにウザいぞ、こんちくしょう」
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/08(木) 02:43:20.60 ID:jnm48NAo
>>283
「中身超キモい」ということだな
285 :【意地悪メイドを飼いたいのですが】 [sage]:2008/05/08(木) 02:52:58.39 ID:xEoWb.60
男「って話だそうだ」
メ「断己相殺拳!!」
男「この上なく断りたいのはよくわかった」
メ「当たり前じゃないっすか。私を飼うだなんてどこの馬鹿が言い出したんすか」
男「いや、何つーか……飼いたいってのは極論だがお前、この前うちの学校きたろ?」
メ「はい、まぁ」
男「で、俺と知り合いってことが広まってだな、その、毎日野郎どもが来て言うわけだ」
メ「何をっすか?」
男「お前の事を紹介しろ、紹介しろって。で、飼いたいとか言うやつは極論の奴な」
メ「……キモっ!」
男「俺もそれには激しく同意するが、けどびっくりだよ、お前の人気っぷり」
メ「ふふん。そんな私と一つ屋根の下で暮らせるんですから感謝しまくってください」
男「何故かありがたみゼロなんだよな、実際。もうこの際誰かに飼わせるか」
メ「な!? う、嘘ですよね!」
男「え、あ、うん。冗談だぞ? お前みたいな奴、面倒みれるの俺くらいだし」
メ「当然です! 主様以外は無理です、私!」
男「いばって言うことかよ……」
メ「……だって」
男「ま、そういう訳だからあんまりこれからは学校こないようにな?」
メ「……はい」
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/08(木) 02:54:19.84 ID:xEoWb.60
>>284
そうそう、本来の中身がね……って俺!?
お、俺かぁorz


ところでいいんちょがむくわれないとはまだ決まってないぜ!
逆も言えるわけだけどwwww
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/08(木) 03:03:13.38 ID:jnm48NAo
>>286
いや、メトロイドネタでそういうのがあってね…
288 :【世界制服をたくらむ男】 [sage]:2008/05/08(木) 03:03:17.75 ID:xEoWb.60
メ「あ、主様……」
男「なんだよ。もうその表情と仕草から次の瞬間には相当ロクでもないこと言うのは目に見えてるけどよ」
メ「現実に目を向けてください! 世界を制服で埋め尽くすとかそんなこと考えないで!」
男「お前が現実を見ろ。というか妄想を垂れ流すな」
メ「そうですもんね、主様、制服大好きですもんね……嗚呼、おいたわしや」
男「頼むから人の話をきけ」
メ「ちなみに一番好きなのなんでしたっけ?」
男「うちの学校のと、お前の着てる奴全般」
メ「……」
男「……。いや、違うんだ」
メ「いえ、別にいいじゃないですか。ええ、男の子なんですから」
男「うん、だけどな、違うんだ。えっとな……違うんだ」
メ「主様はメイド服や学生服だけじゃなくて巫女服やらナース服もいけるんですね、わかります」
男「いけるかいけないかで言えば間違いなくいけるがそういうこっちゃねぇ!」
メ「ははは。頑張りましょうね、世界制服」
男「頑張ってたまるか!?」
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/08(木) 03:05:32.89 ID:xEoWb.60
>>287
ふふ、フォローなんかなくて大丈夫!
実際いろいろとアウアウな奴だから!

さて、次はヤンデレか……
どんな状態なんだろ。少なくとも監禁はされてるな、うん。
自然とこんな発想が出るあたりやっぱりアウアウww
290 :【ヤンデレハーレム】 [sage]:2008/05/09(金) 03:37:29.32 ID:aOO2wgA0
キィ……バタン。

男「んんん!!」

ジャラジャラ!!

委員長「あら? もう起きてたの? さすが男ね、早起きさん」
男「ん、んんん!」
委員長「どうしたの?」

ジャラ……

委員長「手錠? ああ……」
男「ん!」
委員長「傷が出来てる。可哀想に。痛かったのね」

ペロ……ちろちろ。

男「んんっ」
委員長「ん、ふ……ちゅ、ちゅる」
男「……〜〜っ!」
委員長「……ぷは。……うん。大丈夫、すぐ治るわ。それより朝ごはんだけど……」

ガチャ、バタン!

メ「お待たせしました主様」
妹嬢「今日は私達二人の愛液をブレンドしたドッグフードです。おいしいですよ?」
男「んん、んんっ!!」
メ「ふふ、待ちきれないのですね。すぐ用意しますので。委員長さん?」
委員長「くす。わかってる」

ぱり、ぽり。

妹嬢「さ、兄さんも今のうちに口を開けられるようにしませんと」

しゅるしゅる。

男「ぶは! げほ! がはっ! ……っ、お、お前ら、いい加減に……」
メ「さ、主様、召し上がってください」
委員長「ん……」
男「!!!!?」
妹嬢「ふふ。兄さんに口移しなんて羨ましいです。早く私の当番の日にならないかしら」
メ「大丈夫ですよ。どうせ時間はたっぷりあるんですから。そう、たっぷりと……」

キィ……バタン。
291 :【ばあさんはしつこい】 [sage]:2008/05/09(金) 04:06:42.87 ID:aOO2wgA0
メ「何というエヴァ」
男「知らんがな」
メ「まぁさておきましょうか。それより主様。主様の大奥様はどちらに?」
男「えーとつまりばあちゃんか」
メ「ええ、ほとんど話でないから」
男「んー……ま、多分いない」
メ「多分いないって?」
男「少なくとも、俺が物心ついたころから、会ったことねぇな。だから、多分いない」
メ「あー、その。すんません」
男「いいよ、別に。会ったこともないんだ。どうも思いようがねぇしさ」
メ「……」
男「それよりあれだよな。ばあさんと言えば最近スーパーでよく見かけるばあさんがしつこいの何のって!」
メ(主様……)
292 :【ばあさんは用済み】 [sage]:2008/05/09(金) 04:13:39.35 ID:aOO2wgA0
メ「ふぅ。何だこのガードの固さというか何というか」
メ「情報社会になったんじゃないのかしら、全く。たった一人の個人情報さえ入手できないとは」
メ「これは本格的にスーパーハカーにでも頼むべきなのかしら」

キィ……

男「おいーす。ココアいれたけど飲むかー?」
メ「のぉあ!? あ、主様!?」
男「おう、俺だけど。あ、何だその慌てよう。さてはお前まーた余計なことを……」
メ「別にやましいことなんてありませんよ!? 本当本当!」
男「嘘つけ、ほら画面見せてみ」
メ「あ、あああ」
男「さてさて、今回はどんな悪だくみを……って、お前、これ」
メ「……えーと、あはは。さっすが主様のご家庭はすごいっすね、一切個人情報が覗けないというか、まぁ、はい」
男「お前、俺のばあちゃんについて調べててくれたのか」
メ「いやー、まぁほら、何となく気になっちゃって。で、せめて顔写真くらい入手したら主様に高額で売りつけてやろうかなぁ的な〜」
男「……」
メ「し、しかしこうやって計画が露見してしまっては意味がないというか何というかー。……あは、あはは!」
男「……メイド」
メ「ひゃい!?」
男「ありがとな。けど、いいんだ。ばあちゃんについては。俺は今が一番いいから。だから、な?」
メ「主、様」
男「ほら、それよりココアが冷めちまうぜ。いくぞ」
メ「は、はい!」

バタン


pi...


『……該当データ1件。
  ……検閲中。 ……エラー。
   ……消去。 ……完了。
    ……該当データなし。
     ……該当データなし。 』
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/09(金) 19:04:36.27 ID:yKvSg0Mo
新作乙
また新キャラかwwwwwwwwwwwwww
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/09(金) 21:00:03.07 ID:Nq98kMSO
帰宅してみたら・・・更新されてるじゃねぇか!

ヤンデレハーレムについてもっと詳しく聞きたいのですが構いませんね!?
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/09(金) 21:09:34.04 ID:.UpUK.DO
>>294
私も便乗しよう
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/10(土) 01:01:40.52 ID:KTCrFeM0
新しいキャラってのではないのでご安心を! ……ご安心?ww
でもちょっとした設定に触れる部分なのでいらん演出してみました!


そしてお前らヤンデレ好きすぎだろうwwwwww
おk! 何か書いてみるわww
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/10(土) 08:53:45.55 ID:bG9FVEgo
俺的にはメイドさんの意地悪を上手く流して、甘い展開に持ってくのが至高
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/10(土) 19:54:35.81 ID:w3p0A.SO
しかしエロスまではいかない←これ重要
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/10(土) 23:10:26.52 ID:ahz02QAO
メ「ハッピーバースデー!」
男「ぬぉ、もうそんな時期か?」
メ「え?」
男「いや、え? ってお前……誕生日なんだろ? お前の」
メ「まだ当分先ですが?」
男「は? じゃあなんで言ったんだよ」
メ「いや、なんか言わなくちゃと思って……」
男「んじゃあ、いいんちょか?」
委員長「違うわね」
メ「シスターズ?」
姉「ちがうよぉ?」
妹嬢「右に同じく。メイド長?」
メイド長「いえ……」
男「なら女さんとか?」
女「あぅ、違うの。ごめんね」
男「いや、謝らないでいいよ。それじゃあ後はいくつか候補はあるけど……」
メ「どれも外れくさいですね……ぁ」
男「ん?」
メ「……中の人」
男「……ぁ」








今日もまた死への階段を一歩登りました!
これからもふつつかものですがよろしくお願いします!!
……よ、酔ってなんかないぞぅ!!
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 00:00:21.53 ID:J4CQA9go
>>299
おめ。シャンパンなから安物白ワインで乾杯するぜ。
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 01:24:07.64 ID:2mweQoAO
>>299
気付くの遅れちまったい…
どうやら1日遅れのようだがハッピーバースデー!!
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 02:21:27.89 ID:1KOOXrko
Happy birthday to you
Happy birthday to you
Happy birthday dear Aruji-sama no hito

HAPPY BIRTHDAY TO YOU!!

人違いだったらごめん、もしかして今年で19歳?
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 08:08:01.72 ID:asrk/ASO
1日遅れですまんがおめでとー
ささやかながらお祝いするんだぜ
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 17:51:42.69 ID:yWUT8qE0
みんなありがとうなんだぜ。
あ、あれ、目から白濁液が……
嬉しさで画面が歪んで見えるよ!
ちなみに俺はおっさんでもないけどそこまで若くもないですww
ていうか飲んでるって書いてるしな! 未成年の飲酒ダメ多分!
とか言いつつそういえば主様が酔っ払ってたことがあるようなないような……
気にしたら負けですね! では書いてこうかしら!


ナナリー可愛いよナナリー
305 :【ヤンデレ日記】 [sage]:2008/05/11(日) 19:16:34.12 ID:yWUT8qE0
○月×日

とうとう念願の日が来た。私のほしかったものが手に入った。
懸念していた色々なことは案外あっさり片付いた。
こんなことならさっさとしておけばよかった。
今は全てが輝いて見える。ああ、何て素晴らしい日々の始まり。
よろしくね、男。私の大事な大事な旦那様。


○月△日

少し彼女を舐めていたかもしれない。こんなに早く見つかるなんて。
さすが同じ屋根の下で暮らしていたというだけのことはある。
何より驚きなのは男の姉妹たちより先に見つけられたという点かもしれない。
けれど、大丈夫。彼女も話せばわかってくれた。
これからは一緒に彼と暮らしてくれると言ってくれた。
さぁ、明日からまた素晴らしい日々が始まる。

○月□日

若干ずれたけれど、予想していた人物が到着した。
けれど彼女はもとよりこちら側。そしてもう一人は基本的に不干渉。
何も気にすることはない。誠心誠意、話をすれば、わかってくれた。
男のほうは、最初ほど暴れてばかりじゃなくなった。
ちゃんとご飯も食べるようになったし、話もしてくれる。
どんなカップルだって最初はうまくいかないもの。
これくらいでちょうどいい。きっと。
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 19:16:56.63 ID:yWUT8qE0
○月○△日

男が熱を出した。衛生面ではしっかり気を遣っていたはずなのに……。
ごめんね、私がちゃんと見ていなかったから。きっと賢いあなたのこと。
こうすれば病院へいけると思ったのよね。でも残念。
外へなんか行かなくてもいいの。そのための彼女なの。
明日には熱が下がるはず。その代わり、あれは控えておかなくちゃ。
それより、メイドさんが少し様子がおかしい。
ちゃんと目を光らせておかないと……。


○月△×日
嬉しい。彼が始めて私を抱いてくれた。
今、私は幸せでいっぱいです。
幸せ。幸せすぎて怖い。ああ、どうしよう。
夢じゃないよね。本当幸せ。まだちょっと痛い。
けどそれが幸せ。どうしよう、それ以外思い浮かばないよ。
幸せだ。幸せ。もう、壊れてもいい。壊してもいい。幸せ。
大好き。大好きよ、男。


○月△☆日
……ひどいよ。昨日の言葉は全部嘘だったの?
何でいなくなっちゃうの?
何で? 何で? 何で? 何で? 何で? 何で? 何で? 何で?
何で? 何で? 何で? 何で? 何で? 何で? 何で? 何で? 
何で? 何で? 何で? 何で? 何で? 何で? 何で? 何で? 
……私、こんなに好きなんだよ? 好きで好きで、死にそうなのに。
あなたは……あんな女がいいの? ねぇ、答えてよ。答えてよ。
許さない。絶対。許すもんか。
あの女、絶対……許さない。大丈夫。こっちには心強い味方もいるから。
そうよね、よく考えたら分かるじゃない。
男は騙されてるの。騙されてる。あんな女に騙されちゃうなんて……。
悪い男。可哀想な男。大丈夫、きっと私があなたを取り戻すから。
待っててね? 愛してる。
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 19:17:46.63 ID:yWUT8qE0
○月□○日

思ったよりも時間がかかってる。
正直いって、少しだけ焦ってる。
でも、彼女が追い詰めているって言ってくれるから、大丈夫。
信用しよう。非力な私は、彼の無事を祈るくらいしか出来ないから。


△月□日

薬が切れた。
気持ち悪い。


△月☆日

おかえり。大好きな男。
あの雌豚の臭いが染み付いてる身体が少し悲しいけれど。
大丈夫、毎日少しずつ、綺麗にしていこうね?
彼女達の話を聞けば、あの雌豚だけは逃げおおせたらしい。
まぁ、どうでもいいか。

△日○□日

悔しい。あの女が生きてることより、彼が彼女を身を挺して逃したなんて報告が。
悔しい。何でまだあの女の話をするの?
悔しい。臭いがとれないよ。
悔しい。何で私を見てくれないの?
悔しい。愛してるって言ってよ。嘘でもいいの。嘘でもいいから。


愛を、ください……
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 19:18:17.13 ID:yWUT8qE0
△月□○日

……薬が、きかない。
彼女がそう教えてくれた。
耐性が出来てるって。ありえないって。
だからなの? だからもう、私を見てくれないの?
何よ、「昔の君が好きだった」って。
私は私じゃない。ずっと私なのに。……何がいけないの?
何がいいのよ。……もう、わかんないよ。


□月△日

……とられちゃった。
全部、全部。あの魔女が、全部。
私の彼も、味方も、未来も……。
私にはもう何も残ってない。残らない。
だったら、いいや。こんな世界。いらない。
全部全部。壊してやる。コロシテヤル。
まずはあの魔女を。次にあの裏切り者を。
最後は愛し君を。一緒に堕ちよう。
大好き。愛してる。






男「……これが、あいつの?」
メ「日記です。彼女があのナイフ以外に持っていた、唯一のものです」
男「そっか。……くそ、全部全部、あの薬のせいじゃねぇかよ……くそ!」
メ「……きっと、それだけじゃないですよ。それだけじゃ」
男「そう、なのか?」
メ「ええ、分かる気がしますから。私も、一時期……堕ちちゃってましたし」
男「……そか」
メ「……でも、悲しいですね」
男「ああ。何で、こんな風になっちまったんだろうな」



男「――いいんちょ……」
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/11(日) 19:27:23.05 ID:jgH0hcDO
>>308GJ!
最後で泣いた(´;ω;`)
次も期待してROMります
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 19:29:59.16 ID:Kh618Jwo
>>308
委員長…
後日談ってなんかいいよNE
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 20:59:14.93 ID:1KOOXrko
よし、行くかお題
【男友がガチホモの上にヤンデレになったようです】
【ショタ君がヤンデレになって帰ってきたようです】
【むしろ主様がヤンデレナルシストになったようです】
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 21:09:58.64 ID:1KOOXrko
何という悲劇・・・
メイドがどうやって正気に戻ったのかが気になるwwwwww


・・・ところで主様はしっかりマワされたんですよね
313 :【実装石】 [sage]:2008/05/11(日) 21:14:15.17 ID:yWUT8qE0
男「で、何だこの不気味な人形は」
メ「主様の為に準備したんじゃないっすか。好きでしょ? こういうの」
男「どういうのだっつの」
メ「ちなみにモデルは私です」
男「余計厳しいわ」
メ「またまたぁ。今夜のオカズは決まりですね!」
男「あえてデフォルメかつグロくしておいての台詞じゃないよな」
メ「それでも私がモデルですもん。主様ならいけますよね!」
男「……」
メ「な、何ですかその間は」
男「いやまぁ……ぶっちゃけると、無理じゃない」
メ「……え、いや」
男「……な、何でもねぇよ!」
メ「あぅ……」
男「ええい! 俺は部屋もどるからな! あと、これはその……もらっとく」
メ「は、はい」
男「じゃあな!」

バタン!

メ「……あううう、ま、マジでオカズになんて……し、しないよね?」
メ「べ、別にしても……いいけど」
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 21:17:24.69 ID:yWUT8qE0
何といういいんちょの人気っぷり。
ちょっと俺も驚きだぜ。


>>312
まわされたときの様子は【ヤンデレハーレム】みたいな様子になっておりまする。
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 21:22:39.82 ID:asrk/ASO
リアルタイムで中の人に遭遇して歓喜してる俺ガイル

正統派なのにヤンデレというギャップがいい・・・のかも
俺だけかも分からんが

GJでしたぜ
最後まで報われない子だったんだなぁ
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 21:31:43.07 ID:yWUT8qE0
ちょwwwwww
まだ死んでないよww
あくまで平行世界とかそういう感じの捉え方でいいからね!

そしてこんな出会いやすいはぐれメタルなんかでよければどんどんあいに来ますよ!
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/11(日) 22:44:28.13 ID:1KOOXrko
実装石ってぱっと見は不気味だけど
じっと眺めていると可愛く見えてくるんだぜ








さすがにおかずは無理だと思うがwwwwww
318 :【ノットパニッシャー】 [sage]:2008/05/11(日) 23:51:55.58 ID:DYnF2MM0
男「男の浪漫パイルバンカー」
メ「企業戦士は大変ってことですよね」
男「お前には縁遠い話だよな」
メ「何を仰るやら。サラリーのために戦う私を褒め称えてくださいよ」
男「叩きのめせばいいんだな?」
メ「耳鼻科いきます?」
男「お前の性格を矯正してくれる病院があるならそっちのがいいと思うんだ」
メ「ははは、冗談がお好きなようだ」
男「よし、お前の減らず口に杭でも打ちつけてやる」
メ「……卑猥っすよ」
男「すまん、俺も言ってから思った」
319 :【ワタナベ軍団】 [sage]:2008/05/11(日) 23:59:32.77 ID:DYnF2MM0
メ「時代は数! 数の暴力なんです!」
男「……」
メ「しかし人員を集め、兵士としての装備を与え、練度を高めるというのは一筋縄ではいきません」
メ「ましてや時間や資金がかかり過ぎる! だからこそ、ある程度の調教で使役可能な動物なんです!」
メ「その成果を見てもらうため、第一号としてのサンプルが必要だと思いませんか!? だからこそ……」
男「返してこい」

『くぅん』

メ「し、しかしですね!」
男「ここはマンションだ」
メ「で、でも!」
男「でももへちまもない。返して来い」
メ「う、うぅ……主様のあほおおおおおおおお!」

バタン!

男「……はぁ。ったく」

plll...





メ「すみません、力になれず。あなたは我が軍団の大事な構成員になるはずだったのに」

『くぅん』

メ「ええ、わかります。あの冷血漢のせいであなたは野良へと戻らねばならないなんて……可哀想すぎる」
男「誰が冷血漢だって?」
メ「ひゃう!? い、いつの間に!」
男「今さっき来たとこだっつの。それより、そいつの飼い主、見つけたぞ」
メ「へ?」
男「だから、うちでは飼えないんだから、代わりに飼い主見つけたんだよ」
メ「あ……」
男「俺に出来るのはこれくらいだからな。……いつでも会いにいける人に預けるから。いいか?」
メ「は、はい! ありがとうございます! 主様!」
男「俺は何もしてねーよ。ほら、いくぞ」
メ「えへへ……よかったね〜、男〜」
男「な!? お、お前、よりによって犬の名前が俺かよ!」
メ「いいじゃないですかー。ねー、男ちゃ〜ん?」

『きゃうん!』

メ「ほら、喜んでますよー」
男「ぐ、うぅ、納得いかねー!」
320 :【ハイパー賢者タイム】 [sage]:2008/05/12(月) 00:05:17.02 ID:WJaCC0k0
男「……ふぅ」

コンコン

ビクゥ!

男「!? は、はい!」
メ「主様ー、はいりますよー?」
男「あ、ちょ、ちょっと待て! 1分! いや30秒!!」
メ「はっはーん、さてはお楽しみタイムだったわけですね。ならば尚更止まれるかー!」

ガチャ!

メ「はっはっは、決定的しゅんか……ん……」
男「……〜〜っ!!!!」
メ「し、失礼しました!」

バタン!!

メ「ま、マジで……その、だったわけ、なのですね」
メ「……あ、あああああ、み、見ちゃった、どうしよう……」
メ「で、でも、その」
メ「結構大きかったなぁ、なんて……」
メ「……」
メ「あ、あう、何か夢に見そう」






男「……死にたい」
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/12(月) 08:33:15.76 ID:/ENXVsko
主様の実名を呼ぶメイドを想像したらすごく萌えた
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/12(月) 15:35:21.07 ID:YoJUOmUo
>>321
うわ!本当だ…めっちゃ萌える。
なんかすげえ恥じらいつつ初々しく実名呼んでるのが再生される
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/12(月) 19:11:26.67 ID:CjLZ8gAO
メイド「よう男。コーヒーでも飲む?」
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/12(月) 20:40:32.74 ID:s85/T.SO
>>323
これは酷いwwww

こう、もっと、伝えるのが難しいんだが・・・
恥じらいとかあれば、喜びます、俺が。
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/12(月) 22:10:24.59 ID:cL1QJkAO
メ「……お、男……さん」
男「なんでさん付けなんだよ。ほれ、もっかい」
メ「な、なんでっすか! 充分でしょう!」
男「だーめ。ほれほれ」
メ「…………」
男「メイド」
メ「……っ! ぅぅ……。お、おと……男……」
男「おぅ」
メ「ああああああ! やっぱダメ! 主様は主様っすよどちくしょー!」
男「うははは」
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/12(月) 22:12:32.80 ID:YoJUOmUo
メ「主様コーヒーっす」
男「お、気が効くな。珍しく」
メ「珍しくは余計ですってば」
男「じゃ珍しいついでにたまには『主様』じゃなくて名前で呼んでくれ」
メ「ヤです。録音しといて後でオナネタに使うんでしょ」
男「しねーよ」
メ「はいはいワロスワロス」
ガチャ バタン

メ「全く。んなことこっ恥ずかしくて言えますかっての」
メ「……○○さん、ってな何言ってんだか…」
男「あ、そうそう言い忘れたんだが」
メ「キャ、あ主様いいい今の聞いちゃったりしま、しました?」
男「聞いたって何を?」
メ「いやあの聞いてなければいいんですっ、それでは!」

男「…かわいい顔もできるじゃないか」

>>324 こうですか><
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/12(月) 22:14:22.57 ID:uO.0JQAo
「大作戦姉」書いてた?
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/12(月) 22:23:44.99 ID:YoJUOmUo
>>327
それは誰に言ってるんだ?
ちなみに俺は>>1じゃないし、「大作戦姉」も書いてないよ
329 :【一本足打法】 [sage]:2008/05/13(火) 02:59:07.45 ID:1FyBwxY0
男「実際にやってみると意外とむずいよな」
メ「まぁやりませんけどね」
男「……全否定かよ」
メ「私野球しませんし」
男「そういやお前がスポーツらしいスポーツしてるとこ見たことないな」
メ「頭脳プレーが私の本領ですからね!」
男「ヘディングとか?」
メ「なるほど、喧嘩を売られてるわけですね」
男「買うなら……そうだな、室内で出来る簡単な勝負でもするか」
メ「ふふ、フラッシュ安産とかですね!」
男「今のニュアンスだと高速で産気づいて無事に出産みたいな感じだぞ。って違ぇよ」
メ「ふむ。では何で勝負しますか?」
男「んー……一本足でどっちが長く立ってられるか」
メ「ず、頭脳関係ねぇ!」
男「そうでもないぞ? いかに効率よくたってられるかを考えるのも重要だろ」
メ「む……そう言われると。ではやりましょう」
男(こいつ本当に簡単だな、これでよく頭脳を売りにできるな、おい)



メ「ぐぬぬ……」
男「おい、大丈夫かー。まだ始まって一分だぞ」
メ「ま、まだまだぁぁ!」
男「と言いつつものすごいぐらついてるじゃねーか」
メ「ふ、ふん! これくらいよゆ……の、わ、っと」
男「よし、俺の勝ちだな」
メ「ぐ……だりゃあああああああああ!!」
男「って、ちょ、突っ込んでくるな!? うわあああああ!?」

どさぁ

メ「ふ、ふふ……秘技、一本足アタックです。これで引き分けですね」
男「もうそれでいいよ……ったく、この負けず嫌いめ」
330 :【噛み付き】 [sage]:2008/05/13(火) 03:03:54.12 ID:1FyBwxY0
姉「かぷかぷ♪」
男「……」
姉「はむはむ♪」
男「……」
姉「ん〜♪」
男「……」
メ「……けっ」
男「なんだよ」
メ「べっつにー」
男「……」
姉「うまうま♪」
メ「……やらし」
男「んだよ。言いたいことあるなら言えよ」
メ「さぁて何のことやら。まぁ委員長さんぽく言うなら不潔、って感じですけど」
男「うっせ。しゃーねぇだろうが」
メ「仕方ないですかねぇ? 実の姉弟とは言え、いい年した男女が……」
男「……」
姉「ちゅるちゅる♪」
メ「……ま、いいですけどー。言い訳は散々聞きましたしー」
男「だったらほっとけよ」
メ「はいはい、姉弟水入らずのところをお邪魔してすみませんでした〜」

バタン!!

男「……何だよ。説明は何度もしただろ」
姉「ぷはっ。おとちゃん? 喧嘩したの?」
男「あー、違うよ、姉さん。気にしないで」
姉「んー……うん! じゃ、もちょっと我慢しててね!」
男「りょーかい」

かぷっ






メ(変態主様! 主様の馬鹿! シスコン! とうへんぼく! う〜……何でこんなに私イライラしてるんだろ)
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/13(火) 03:08:24.99 ID:96j7XOEo
>>330
メイドがかわいい!ふしぎ!
ってか主様へたれすぎ!姉に喰われそう!
332 :【背ビレ】 [sage]:2008/05/13(火) 03:09:31.19 ID:1FyBwxY0
男「……あの、さ」
女「な、何かな!?」
男「いや、えっと、お弁当作ってくれたのはありがたいし、嬉しい」
女「そ、そうかな……えへへ、自信ないんだけど」
男「えっと、それってやっぱり初めて、ってこと?」
女「う、うん。実はお裁縫はすっごい練習したんだけど、お料理は全然したことなくて……」
男「なるほど、ね」
女「あ、おいしくなかった!?」
男「え!? あ、いや、その……」
女「ごめんね!? わ、私ってば勝手に舞い上がっちゃって……こんなの食べたくないよね! すぐ捨てるから!」
男「い、いやまった! 違うよ! 驚きはしたけど、それはその……お、美味しそうだから!」
女「え?」
男「初めてなのにこんなにすごいんだーって、その……えっと……だから、いただくよ」
女「そ、そうなんだ……良かったぁ〜。私てっきりとんでもないモノでも作ってきちゃったのかと」
男「あ、あはは〜」
男(……いや、実際とんでもないんだけど。何この……何?)
女「これ、自信作なんだよ! 食べてみて!」
男「う、うん」
男(何このおむすび……何で中から背ビレみたいなのが出てるの!?)
男「い、いっただきま〜す……はむ。……っ!!!!!?」
女「ど、どうかな?」
男「……とても、個性的な、味だ、ね」
女「そう、かな? えへへ〜♪ まだまだあるからじゃんじゃん食べてね!」
男「ありが、と……」








委員長「で、胃薬はいる?」
男「すまん、頼む……」
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/13(火) 03:10:49.00 ID:1FyBwxY0
そして遅くなったけど俺以外の人が書いてくれて俺歓喜!
どんどん書いてくださいね!
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/13(火) 03:15:23.85 ID:96j7XOEo
>>332
超日陰キャラの女じゃないか!
まさかもう一回見ることができるとは思わなかった

>>333
正直台詞回しとキャラ違ってないかdkdkなんだぜ
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/13(火) 03:18:47.36 ID:1FyBwxY0
>>331
主様的には本能の奥底に絶対かなわない相手として刷り込まれてますからね!
恐らくこれから先も大部分においておねえちゃんのいいようにされちゃうこと請け合いなわけです。

それを唯一懸念してるのが妹嬢であり、本能的にまずいと思ってるのがメイドだったりします。
まぁそんなのどうでもいいっすよね! メイド可愛いよメイド。
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/13(火) 03:20:37.25 ID:1FyBwxY0
>>334
あくまで俺のは俺の! と言い切っちゃうといいですよ。
別に俺は俺で世界観ありますけど、あくまでここは意地悪なメイドさんがいるスレ!
んだから、自分のキャラは自分のキャラってことで書いちゃうのがベストなのです。

という訳でガンガン書いてほしいな! な!
337 :【薬草】 [sage]:2008/05/13(火) 03:24:04.97 ID:1FyBwxY0
メ「主様、時に思うんです」
男「まぁ聞かないと拗ねるだろうから聞いてやるよ。何だ?」
メ「薬草って飲むとHP回復するじゃないですか、大抵のゲームって」
男「そうだな」
メ「でも草ですよ?」
男「草、だなぁ」
メ「よしんば薬だとしますよ? 漢字としてはついてますし」
男「うん」
メ「飲んでそんなすぐ傷が癒えるもんなんですかね!?」
男「その世界ではすごく即効性のある薬品効果のある草が生えてるってことだろ」
メ「じゃあ百歩譲ってそうだとしますよ!? ……草、飲むんですか!?」
男「不思議のダンジョン系では飲んでるじゃん」
メ「草なのに! 草のくせに!」
男「お前はそこまで草を目の敵にしなければならない何かがあったってのか」
メ「いや、さっき通信対戦で草ポケモン使いの人にフルボッコにされて」
男「……逆恨みもいいとこじゃねぇか」
338 :【友達】 [sage]:2008/05/13(火) 03:32:43.12 ID:1FyBwxY0
メ「そういえば気になったんですけど、主様の交友関係ってどうなってるんですか?」
男「珍しいな、お前が俺の学校生活に興味を示すなんて」
メ「いやだって、主様って滅多にお友達と遊んでくるとかしないじゃないですか」
男「まぁな」
メ「寂しい奴だなぁって思って」
男「うるせぇよ。寧ろお前こそ交友関係が閉鎖的すぎるくせに」
メ「ネット勇者たる私に対して何て口の利き方!」
男「それが閉鎖的だというておろうに……」
メ「ええい! 私はいいんですよ! で、主様のお友達ってのはどれくらいいるんです?」
男「えーと、いいんちょだろ? 女さんだろ? 友だろ? 後、えっと……」
メ「後は?」
男「……く、クラスメート」
メ「少な!?」
男「う、うるせぇよ!」
メ「しかしいくらなんでも少なすぎるでしょ! 高校生活何やってたんですか!」
男「世話のかかる馬鹿の面倒みてたんだよ!」
メ「何という疫病神……友達を作る機会を犠牲にしてまで主様は一体どんな苦労をされていたのか」
男「……てめぇがそれを言いやがるのか」
339 :【迷彩】 [sage]:2008/05/13(火) 03:39:41.27 ID:1FyBwxY0
妹嬢「ねぇ兄さん?」
男「ん? どうし……ぶふぅ!? な、何だその格好は!」
妹嬢「あ、すみません。こんな格好で。訓練の帰りに直接寄らせていただいたので」
男「く、訓練? 一体何の……いや、言わなくていい! 何か聞いちゃまずい気がする!」
妹嬢「そんなことないですよ? ただの野戦の模擬戦闘訓練を……」
男「シャラーップ! お前の妄想話もここまで来ると現実味すら帯びる! という訳で禁止!」
妹嬢「はぁ。まぁ兄さんがそこまで言うならばやめておきますが」
男「そうするといい。それよりほら、顔とかこんな汚して……」

ふきふき

妹嬢「これはフェイスペインティングで……あ、あう」
男「せっかく綺麗な肌してるんだから、大事にしろよ」
妹嬢「そ、そんな、綺麗だなんて……そりゃ毎日兄さんに見られていいように努力は怠らないようにしていますが」
男「はいはい。そうだな。俺のためだもんなー、っと。ほれ、これでよし」
妹嬢「何ですかそのなげやりな! 私は本気なんですよっ」
男「うんうん、わかったから。ほら、さっさとその物騒な格好から着替えてこい」
妹嬢「……もう、兄さんったら」

バタン

男「ったく。サバゲーとかにでもはまってんのかねぇ。やたら煙くさかったし」
メ「硝煙だったりして」
男「ばーか、んなわけあるかっつーの」
メ(……いや、あの妹さんだからこそありえると思うんですが)
340 :【○○王子】 [sage]:2008/05/13(火) 09:34:18.41 ID:l43km6AO
メ「最近流行ってますね、なんちゃら王子みたいなのが」
男「確かにな」
メ「マスコミは流行れば何でもいいと思ってるから困る」
男「事実流行ったけどな」
メ「そう考えてくと主様は変態王子ですね。寧ろ王子ですらないのでただの変態とか」
男「……それが言いたいだけじゃねーか」
メ「ちなみに私は金持ちの王子様がいいです。成金王子」
男「それを自称すんのか。どう考えても不名誉だろ」
メ「赤貧王子よりいいでしょ」
男「せめて清貧とかにしようぜ? まぁどっちにせよお前は生物学的に王子はないけどな」
メ「全く、話するくらいならいいじゃないですか。夢なし王子ですね」
男「お前が普段バッシングしてるマスコミのような流されやすさだな、おい」
341 :【変換】 [sage]:2008/05/13(火) 09:42:14.89 ID:l43km6AO
メ「最近の携帯ってすごいですよね。予測変換だけで文章作れますもん」
男「出来た文章が大概アニメかゲーム関連なお前の携帯に魅力は感じないけどな」
メ「失敬な。だったら主様がやってみてくださいよ。最初の文字は……ね、で」
男「ん。えーと……げ」
メ「何ですか? さてはど変態王子復活な内容ですか!」
男「いや、その……」
メ「ええい、まどろっこしい! 見せなさい!」

バッ

男「あ?!」
メ「ふふ〜ん、なになに?」



『姉さん今日も綺麗だったよ』

メ「……」
男「い、いや、その……な? た、たまたまだって、たまたま!」
メ「ふぬぅ!」

バキィ!

男「な?! お、お前!」
メ「すみません。最新機種は反対側に折れると思ったんで」
男「んな訳あるか?! 思いっきりふぬぅとか言ってただろ!」
メ「そうでしたか?」
男「あーもう、どうすんだよこれ! あ〜あ〜……」
メ「……ふんっ」
342 :【プレミア】 [sage]:2008/05/13(火) 12:42:22.75 ID:l43km6AO
メ「プレミアってつまり権利を有するためのお金とかですか?」
男「プレミアムの略ってんならな。その場合でもまた違う意味もあったりするが」
メ「ふむ。ともかくまぁ、主様はラッキーですね」
男「……何となく分かるけど聞くぞ。何がだ」
メ「そりゃもちろん、こんなプレミアメイドを雇えてる事ですよ〜」
男「おかしいよな。プレミアって最近の社会的に見るとつくと嬉しいもののはずなのにな」
メ「泣いて喜んでください」
男「泣く事についてはすぐにでも出来る自信があるわ」
メ「やっと主様も私の価値がわかってきたようですね」
男「お前のポジティブさはもはや病気の域だな」
メ「わかっててやってますけどね」
男「こっちもわかってて言ってんだよ!」
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/13(火) 20:05:39.56 ID:wuFvN6DO
>>325>>326>>333GJ
てか女久しぶりに見たな
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/13(火) 20:15:55.81 ID:5O209bgo
やっぱりやきもちを妬くメイドは可愛いなあ
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/13(火) 20:16:37.76 ID:3DKdxUSO
>>326
凄く・・・イイです・・・

GJでしたわー
ところで最近スレが活気付いてきたじゃないかと思うのだが
住人としては嬉しい限りです
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/13(火) 22:17:01.91 ID:PFgiu.AO
>>345
俺もそう思う

実質主様の主様で成り立ってるスレだから助太刀したいんだけど、やっぱりキャラの把握が難しいな……
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/13(火) 22:19:46.32 ID:96j7XOEo
>>346
同感。メイドの台詞回しには特に気を使うよな。
あの飄々としてて嫌味な口調出すのは苦労する
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/13(火) 23:16:30.68 ID:l43km6AO
メ「私ってば知らぬ間にヴェンタースオリジナル」
男「爺って事だな」
メ「もしかするとクリーミーという意味かと!」
男「だとしたらどんな意味合いなんだと小一時間問い詰めたい」
メ「お肌がスベスベ?」
男「それは前からだ」
メ「……えっち」
男「そこは流すかツッコめよ! 触った事ねぇだろ!」
メ「と言いつつ夜な夜な私を自らの欲望のはけ口にしてるのは誰ですか!」
男「少なくとも俺じゃねぇよ」
メ「確かに」
男「つまりまぁ、何が言いたいかっつぅと」
メ「別に私は何ら特別な事はないという事ですね」
男「ああ。大事なのは>>336で言ってるように好きにするのが一番って事だ」
メ「まさにあなたもヴェンタースオリジナル」
男「あなたのメイドもまた特別なメイドなのです」
メ「つまり私特別!」
男「思いっきり下方修正な感じだけどな」
349 :【むしむしQ】 [sage]:2008/05/14(水) 14:55:05.10 ID:cbBi/AAO
メ「メイメイD!」
男「もはや原型ない上にクイズとすらわかんなかったぞ」
メ「わかってるじゃないっすか」
男「帰ってきたら居間がクイズ番組よろしく改装されてりゃ嫌でも察するわ」
メ「三桁万ほどかかりました」
男「この大バカ野郎!」
メ「残念、女郎です」
男「そういうこっちゃなくて……」
メ「ほらほら! それよりクイズです!」
男「まぁいいけど」
メ「では失礼」
男「おお? なんでアイマスクなんだ?」
メ「いや、触って何の毒虫か当ててもらおうと思って」
男「セット関係ねぇ?! つぅか毒虫限定なのかよ!」
メ「当たったら解毒剤です」
男「回答を全力で断る!!」
メ「あら、いいんですか?」
男「何がだよ!」
メ「もう刺されますよ?」
男「へ?」

チクッ

男「……」
メ「……がんば!」
男「ぎゃぁぁああああああああああ!!!!」
350 :アエイオウ [sage]:2008/05/14(水) 15:19:02.99 ID:cbBi/AAO
メ「タイトルが疑問です。おしえてせんせいさん!」
男「誰が先生だ、誰が」
メ「よ! 歩くwiki!」
男「誉めてんのかそれ?」
メ「当たり前田のクラッカー」
男「てめぇのが長生きしてそうだな、おい」
メ「わかるあたり主様も充分あれですね」
男「……。とりあえず簡単だ。英語での母音の並びだよ」
メ「……ボイン?」
男「……」
メ「今どこ見てました〜?」
男「ええい! ニヤニヤしながら近づくな! 暑苦しい!」
メ「んふふ、ウブですなー」
351 :【ジーンダイバー】 [sage]:2008/05/14(水) 15:24:46.78 ID:cbBi/AAO
男「バーチャルアニメ三部作の中では一番好きだ」
メ「DVD発売した時は思わず手が出ましたしね」
男「未だに小学生向けとは思えない良さだからな」
メ「私も時間を遅くするやつ欲しいです!」
男「お前は酸素ボンベなしでやれ」
メ「何というドS……」
男「つぅかあれは周りのあらゆるものの速度を1/1000だからな。予測だが光すら遅くなる」
メ「つまりビームも回避!」
男「それより俺は状況によっては光量足りなくて暗かったんじゃないかと思うわ」
メ「空想科学乙」
男「じゃあ言い出すなよ」
メ「私は主様と違って夢がありますから」
男「夢ばっかで中身ない奴が何言ってんだ」
メ「胸はあります」
男「それは知ってる」
メ「……えっち」
男「じゃあ言うなっての」
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/14(水) 15:28:25.15 ID:UTVyaN6o
>アエイオウ
プチプチアニメにそういう名前のがあってだな

確かバイオリン魔法を使っていろいろ解決する奴だったはずだ
俺も数回しか見ていないが
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/14(水) 17:10:24.53 ID:cbBi/AAO
外国ので全13話くらいのだってのは知ってる。
ただ胸ネタに逃げたけど!
でも名前の由来は確か母音の並びだったはず。……ボイン……


何故かユニコーンの大迷惑が浮かぶ
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/14(水) 18:40:58.95 ID:Cz3P8gSO
>>340-342
毎度毎度乙で〜す

ではでは
つ【〇〇事件】
【ノンシュガー】
【スケート】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/14(水) 21:37:21.26 ID:CsPm8cSO
毎日乙ですぜ

メイドの攻めている時と主様に反撃された時のギャップがたまらんww
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/14(水) 23:20:55.15 ID:XHsmwP20
みんなのレスが俺の動力源!
一言一言が嬉しいぜ。ありがとう!


ちなみに普段はこんな明るいのじゃなくて真っ黒ドロドロなのばっか書いてる。
だからここで書いてると何というか少し心が軽くなるというか何というか。
……め、メンヘラじゃないよ!ww
だが内容が大体において不道徳的な件について。……俺破滅願望でもあるんだろうかww
さておきさくさくやってこう!
357 :【がんこちゃん】 [sage]:2008/05/14(水) 23:35:10.87 ID:XHsmwP20
メ「どんどんずずん!」
男「メイドさん!」
メ「って誰が太ってんだと!!」
男「別に誰もそうは言ってねぇだろう!」
メ「ならいいんですが」
男「では改めて……」
メ「どんどんずずん!」
男「メイドさん!」
メ「だぁーかぁーらぁ!」
男「大丈夫、太ってない太ってない」
メ「……うぅ」
男「どんどんずずん!」
メ「いいんちょう!」



ガラッ




男「いや、本当すみませんでした……」
メ「出来心だったんです、もう絶対言いませんから、はい、はい」
358 :【このまちだいすき】 [sage]:2008/05/14(水) 23:46:28.74 ID:XHsmwP20
男「なぁ、メイド」
メ「はい?」
男「たまにゃ、外ってのも……いいな」
メ「はい」
男「……」
メ「……」
男「なぁ」
メ「はい」
男「この景色も悪くないな」
メ「はい」
男「……」
メ「……」
男「なぁ」
メ「はい」
男「膝枕、疲れないか?」
メ「はい」
男「なら良かった。もうちょっとお願いしたかったからさ」
メ「はい」
男「……」
メ「……」
男「な、メイド。この町、好きになれたか?」
メ「はい」
男「じゃあ、ずっとここに居てくれるか?」
メ「はい」
男「……」
メ「……」
男「ありがとう。嬉しいよ」
メ「はい」
男「それが嘘でも、な」
メ「……はい」
男「……。メイド」
メ「はい」
男「俺、お前のこと……」



ドサッ



男「……。夢、か。……くぁ!!! お、俺は何て恥ずかしい夢を!!!!」
359 :【ストレッチマン】 [sage]:2008/05/15(木) 00:05:04.41 ID:cLSVSNI0
男「ストレッチマンにならってストレッチしようか」
メ「……」
男「さぁ遠慮するな」
メ「では何故手をわきわきさせてるんでしょうか」
男「そりゃ勿論ほら、何だ。揉むから?」
メ「警察呼びますよ」
男「ははは、大丈夫だ。痛いのは最初だけだから」
メ「今すごい痛いですよ、主様」
男「気にするな。自分でも何故こうなってるのかわかんないから」
メ「今ならまだ引き返せますよ」
男「だが男に二言はない!」
メ「この人最低だ!」
男「何とでも言うがいい! という訳で早速ストレッチを!!」



ガラッ


男「何を人の声真似して遊んでるんだコラ」
メ「っち、バレたか。これを妹嬢さんとか委員長さんに送りつける予定だったのに」
男「頼むからやめてください」
360 :【ニャンちゅう】 [sage]:2008/05/15(木) 00:12:11.41 ID:cLSVSNI0
男「おい、マジで大丈夫なんだろうな」
メ「大丈夫ですって! 心配しすぎっすよ、私だって料理の一つくらい出来ますから」
男「……いや、もう何つーかタマゴの片手割りとか……」

クシャ!

メ「……ほ、ほら! 大丈夫だったでしょ!」
男「ギリギリっぽかったように見えたぞ、おい」
メ「いやいや、大丈夫ですって本当!」

カチャカチャ

メ「さて、混ぜ混ぜ〜」
男「……」
メ「そして投下ー」
男「って、あ、おい……!」

デローン……べちゃぁ

メ「あ」
男「ちょ、ば! 半分以上こぼれ……これはひどい」
メ「え、っと、ほら! 完璧すぎると愛嬌がないじゃないですか!」
男「……もういいから」
メ「いやでも、こうやってランチマットで……」
男「拭くなよ!? あーもう!!!?」
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/15(木) 00:12:39.60 ID:cLSVSNI0
ニャンちゅうと聞いてこれが浮かぶあたり俺はちょっと危ないww
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/15(木) 00:20:45.87 ID:nZJsUsAO
>>352
言語がほぼ全部おっおーのやつかwwww
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/15(木) 00:33:51.44 ID:XXff8UDO
なんという活気の良さ
書き手GJといわざるを得ない
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/15(木) 10:05:57.55 ID:zcbVqgAO
>>361
みんなそれを期待してた筈だから安心してくれwwwwww
365 :【勇気のパン】 [sage]:2008/05/16(金) 03:40:50.16 ID:qZV82j.0
メ「何という伝説」
男「何がだよ」
メ「じゃパンに並ぶまさかの逸品を見つけてしまったわけですよ」
男「よし、少しずつ修飾語が増えてるがそういうこっちゃねぇ、守護を話せ」
メ「いやね、コンビニいったらまさかの勇気のパンが売ってたわけですよ」
男「そんなにすごいのか?」
メ「ええ、そりゃもう伝説ですから!」
男「よく買えたな」
メ「そこは庶民派なんですよ、きっと」
男「庶民派の伝説って……」
メ「ちなみに主様の分はないのであしからず」
男「いや、俺は最初からそんなの頼んでないし」
メ「ふふん、悔しがっちゃって。でもあげませんよー!」
男「はいはい。それより頼んでおいた調味料は買ってきたのか?」
メ「え?」
男「……。え、じゃねぇよ!? 何の為にコンビニまで行ったんだよお前は!!」
メ「えっと……お手伝い?」
男「寧ろ出費を増やしてる時点で阻害してるじゃねぇか! あーもう!」
メ「こ、今度こそちゃんとやりますって!」
男「……いまいち信用ならん」
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/16(金) 03:45:48.03 ID:hopJnb6o
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
367 :【知恵の缶詰】 [sage]:2008/05/16(金) 03:53:05.37 ID:qZV82j.0
メ「ただいまもどりもうした」
男「おかえりもうした」
メ「じゃじゃん!」
男「おー! ……って、何だこれ」
メ「知恵の缶詰です。いやぁ、まさかこれまで置いてるとは。あそこは本当に伝説ですね」
男「何の説が伝わってたかは知らんが少なくとも美味さにおいての説ではなさそうだな」
メ「まぁパッケージについては仕方ないでしょう。ですが! それすらもこうしてみると神々しい!」
男「禍々しく、かつ毒々しい気がしてきた」
メ「失敬な」
男「とりあえずすごいのはよくわかったよ、うん。……で」
メ「でっていぅ」
男「じゃなくて」
メ「……何でしょう?」
男「あからさまに目が泳いでるぞ」
メ「い、いやぁーそのー」
男「調 味 料 は ?」
メ「……か、買ってきます! 今度こそ買ってきますって!」
男「ありがとう。心意気で充分だから貴様は今日そのパンと缶詰だけ食ってやがれ」
メ「ノゥ?!」
368 :【ミス・ダイヤモンド】 [sage]:2008/05/16(金) 03:59:10.92 ID:qZV82j.0
男「んー、この娘、可愛いな」
メ「な!? あ、主様!?」
男「何だよ、大声出して」
メ「そりゃ驚きもしますよ! だって主様がこんな芋臭いアイドルごときに好評価だなんて!」
男「いや、芋臭いかどうかはさておき俺は普段どんな評価を世のアイドルの方々にしてるんだっての」
メ「気に入らないアイドルが出るたびにブラウン管を犠牲にしてきたじゃないですか」
男「そんな出費のかさむ真似をしてたまるか」
メ「でも本当に珍しくないですか? 主様がアイドルに興味持つなんて」
男「まぁな。そんなテレビとか見ないし、俺」
メ「ですよねー。で、どの娘です?」
男「この娘。真ん中後ろの」
メ「髪の長い娘でおだんご作ってるツインテの?」
男「そうそう、それそれ。いいなぁって」
メ「んー、特別可愛いって感じしないですけど」
男「でも何つーかさ、知り合いに似てるような気がして……」
メ「まさかそんな〜」
男「だよな。っと、もう出番終わりか。残念」





?「へっきし! っ〜、誰か私の噂か? ま、せっかくテレビデビューしたんだ。誰かしらファンはつくってことだな、うん」
369 :【君も大人になる】 [sage]:2008/05/16(金) 04:11:05.29 ID:qZV82j.0
妹「っていきなり言われても……」
委員長「ライバルは早めに摘み取ったほうがいいでしょう?」
妹「ライバルって何よ、ライバルって」
委員長「最近気付いたけれど男は幼児体型には興味がないようなの」
妹「はじめからあいつ、おっきい方が好きっぽかったじゃん」
委員長「……。だから、逆に今はあなたの成長が怖いのよ」
妹「成長って……ああ、胸とか? そだねぇ、DNA的にはいつ変異してもおかしくないし」
委員長「そうなの。お母さんがああでしょう? だから……お姉ちゃんがいい人を紹介するからその人になさい」
妹「なさい、って言われても困るってば! 別にお兄ちゃんに手を出すつもりもないし!」
委員長「……っ! それ、なのよ」
妹「?」
委員長「年下で、しかし豊満な体つき、極めつけはお兄ちゃんという呼び方……あなたの未来が怖い」
妹「私は今のいつもと違いすぎるお姉ちゃんが怖いってば」
370 :【男の余命が2ヶ月】 [sage]:2008/05/16(金) 04:19:49.04 ID:qZV82j.0
メ「嘘、ですよね?」
男「……かも、しんないぞ」
メ「じゃ、じゃあ……私も、嘘つきます」
男「……」
メ「私、じ、実は主様のこと大大大好きなんです。大好き……なんです」
メ「こんな奴だけど、でも、主様のこと、一番好きで……だから、そんなの困ります」
メ「一人で暮らしていくのも無理だし、一人で稼いだりとかもできないし、何より……主様がいない世界なんて、私生きていけないです!」
男「……嘘、だよな?」
メ「かも、です。……でも、主様の言ってることが本当なら、私の言ってることだって本当です」
男「だったら、本当って言いたいなぁ。そうすりゃ、相思相愛になれると思うし」
メ「……っ! でも、ダメです」
男「……? 何でだ?」
メ「だって、その話が本当なら、私の話も本当で……だから、私も、死にます」
男「なっ」
メ「言ったじゃ、ないですか。私、主様が居なきゃ、生きてけないんです。だから、死んじゃいます」
男「……。はは、あー……困ったな」
メ「はい、困っちゃいました」
男「……」
メ「……」
男「なら、もうちょい、頑張ってみるか」
メ「はい。どこまでもお供します」
男「ああ。お前を絶対に死なせない。そのためにも、俺は……死なない。[ピーーー]ない」
メ「主様……」
男「これからも、ずっと一緒だ」










男「とかそういう展開ないかな?」
メ「さっさと死んで私に遺産みたいなの残しててくださいね? 一生遊んで暮らせるだけの」
男「……。くっ! 分かってたはずなのに! こいつがこういう奴だと!!」
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/16(金) 04:21:52.38 ID:qZV82j.0
>>366
きてみたww


一応質問というか聞きたいことが一つ。
現状たまってるお題、今後出るやつも含めて、もし消化しきれたらまた中篇くらいの書いてみるつもりだったりします。
が、そうなると相変わらずスレタイからズレータになりそうな悪寒!
なので、もし中篇よりいつも通りのスタンスで!
だったのならお題出しといてください。で、もし読みたいならどのあたりか一言ください。
そんな感じww ではおやすみなさいませ、ご主人様。
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/16(金) 06:56:35.41 ID:LVr3MEDO
>>371
よし、なら書けないようにお題出しまくってやる





嘘だけど
つーことで以後お題自重
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/16(金) 10:30:49.59 ID:MZEXjESO
>>371
お題追加したばっかり…orz
以後自重しま〜す

中編読みたいからじゃないんだからねっ///
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/16(金) 19:41:28.49 ID:qZV82j.0
あうあ、自重って言われると申し訳ない><
何か寝る前だったから文章がおかしいよね……orz
あくまでもお題があると嬉しくて仕方なくなって優先って事なのです。
でもやっぱ自重とか言われちゃうと……ぬぅ。
やっぱ出してください! ていうか自分からお願いしたことだしね!
どんどんくださいww
そして中篇も書こうと思うぜ!
……いやもう、今後そういうこと絶対言わないようにしよう、うん(´・ω・`)
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/16(金) 20:18:04.96 ID:LVr3MEDO
>>374
>>374
ごちゃごちゃになるんじゃね?
まあ、あなたがそれで良いのならそれで良いけどね
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/17(土) 09:29:12.39 ID:WFFxLEAO
>>375
お題→まとめて中編→お題

って流れなら特にごちゃつかないと思うんだぜ
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/17(土) 11:17:42.94 ID:hgsIMqM0
つまりこういうことか

【中篇】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/17(土) 11:41:27.13 ID:tpQ4DNQo
>>377
その手があったか…
多分それがスレの総意だ
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/17(土) 19:26:10.06 ID:vvopbISO
一つ一つお題を律義に拾ってる中の人が凄いんだぜ?
中編は気が向いたらいつでも頼んますわ
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/18(日) 09:49:08.63 ID:kuYSNTgo
ではお言葉に甘えて
【あの頃に戻りたい】
【あなたを超えたくて】
【輝ける日のために】
【さよならは突然に】
【君がいてくれたから】

誰かピンと来る人はいるはずだ
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/18(日) 11:04:16.41 ID:pph0kzQo
>>380
なつかしいなww
あの頃に戻りたいは愛用してたわwwww
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/19(月) 02:51:33.20 ID:89ALABk0
お久しブリタニア!
ナナリーかわいいよナナリー。
とか言いつつ実は今日ちょっと凹むことがあって少し落ち込み気味ですこんばんわ。
メイドさんに癒してもらおう、うん。
後みんなのお題も、スレタイから程遠くなりそうな中篇も、しっかりやらせてもらうでガンス。

という訳で早速お題いってみよう!
383 :【ナイトファイター】 [sage]:2008/05/19(月) 02:57:40.95 ID:89ALABk0
メ「ぎゅいーん!」

ガスッ

男「へぶっ!?」
メ「ああもう、私のフライトの邪魔しないでくださいよ」
男「き、貴様、ぶつけておいて何様のつもりだこの野郎!」
メ「野郎じゃないです」
男「あ、ああそうか……って違う! つうか何だそれは!」
メ「へへ、マクロス見てたらつい」
男「全く近未来感ゼロの模型をどうもありがとう」
メ「だが性能で見てもらいたいわけっすよ」
男「出来れば手短に語ってくれ。三文字くらいで」
メ「すごい」
男「よく出来ました」
メ「納得いかねぇ!」
男「お前長いんだよ」
メ「特撮モノのDVD片手に言われたくないっす」
384 :【ラブコメ禁止ビーム】 [sage]:2008/05/19(月) 03:01:31.00 ID:89ALABk0
男「ね、ねえさん!」
姉「何ー? おとちゃん?」
男「ちょっと離れて! 熱いよ!」
姉「いいじゃん、まだ少し肌寒いくらいなんだから〜」

もふもふ

男「うう」
姉「えへへ。おとちゃんあったかいね〜。ずっとこうしてたいよー」
男「だ、だからぁ」
姉「……おとちゃんはいや?」
男「……い、いやじゃない、けど」





メ「ラブコメ禁止! ラブコメ禁止!」
妹嬢「今回は許します。どんどん撃ちなさい、たとえ効果がなかろうと」
委員長「寧ろそういうのを具現化する装置でも開発してよ」
メ「ラブコメ禁止! ラブコメ禁止!!」
妹嬢「……兵器開発部にでも掛け合ってみます」
委員長「早急にお願いするわ」
メ「ラブコメ禁止! ラブコメ禁止ー!!!! っていうかせめてこっち向けやああああ!!!!!」
385 :【OSギア】 [sage]:2008/05/19(月) 03:08:02.15 ID:89ALABk0
男「……玩具を人に向けてはいけないと説明書になかったか?」
メ「ほら、説明書読まないでプレイするタイプってあるでしょ? あれです」
男「うん、そういうスタイルもあるな。……俺が聞きたいのはお前の人としての説明書の話だ」
メ「何言ってんですか。いいからせっかく買ったレーザーサイトの餌食になってください。目が」
男「最っ低だな!? ビー玉程度なら我慢できるが完全に器官を潰しにきてやがる?!」
メ「ははは、私が本気を出せばこれくらいいけるという話ですよ!」
男「そしてどうでもいいがお前の背負ってる……いや、つけてるそれはまさか」
メ「ふふ、気付きましたか? しめうち強制ギブス方の私専用OSギア!」
男「……」
メ「従来のモノよりも更に進化し最も適したうちかたできるのですよ!」
男「じゃあ撃ってみろよ」
メ「言われずとも! ……ふぬ! ぬぐぐぐぐ!」
男「どう考えても動けないだろ、その状態」
メ「ば、馬鹿な!? 一体いくらしたと思ってんですか!」
男「聞かせないでくれ、そんなモノの為に給料やってるかと思うと泣きそうになるから」
386 :【あいとゆうきのおとぎばなし】 [sage]:2008/05/19(月) 03:36:11.07 ID:89ALABk0
男「あれ? ……メイド?」

それは、終わりの始まり。

男「はは、ったく、こんな大掛かりな用意までして」
兵「?」
男「大方うちの馬鹿妹がやらかしてんだろ? いいからさっさと中に入れてくれよ」
兵「……怪しいやつめ!」
男「ぬぉあ!? な、何でだよ! お、い、いたたた!?」

変革。突きつけられる事実。

妹嬢「平行世界、ですか」
男「ああ、そうとしか思えねぇ。というか、そうじゃなきゃ俺はお前のこと知らないはずだろ?」
妹嬢「……まぁ、あのことまで知っておられるのですから、疑えません」
男「だったら」
妹嬢「ええ。あなたのこと、利用させていただきます」
男「……相変わらずそういう言い方しか出来ないのな、お前は」

異質な日常。それでも、日常。

男「おいおいおい、何だよ、これ……」
委員長「私からすればあなたこそ何なのといいたいわよ」
男「夢、じゃないよな」
委員長「夢なら……どれだけの人が救われるんでしょうね」

異物。戸惑いは苛立ちへと変わる。

男「っつ! く、そ!」
いもうちょ「これくらいもどうにか出来ないわけ? ……だったらさっさとおうちへ帰んな。死ぬよ、あんた」
男「るっせぇ!」
女「あ、あわわわ、落ち着いてー!」
友「そうだよ! 喧嘩なんてしないでよ!」
いもうちょ「弱いこいつが悪いんだよ! ……こういう馬鹿は死ななきゃ治らない」
男「上等だ! やってみろよ!」

それでも懐かしき、友情。手に入れる……新しき、友情。

男「きっつい、な」
友「でも、一緒に合格しようって、決めたでしょ?」
男「だったな。……っしゃ! いいんちょ!」
委員長「ええ。そっちは?」
いもうちょ「問題なし。いつでも」
女「うん、いけるよ!」
男「……んじゃまぁ、いっちょやったりますか!」
全員「「「「おう!!!」」」」
387 :【あいとゆうきのおとぎばなし】 [sage]:2008/05/19(月) 03:36:26.93 ID:89ALABk0
目覚める力。それは運命か、天命か。

妹嬢「う、嘘」
男「あ? これすごいのか? 別にチャロンやVSシリーズやってりゃこれくらい余裕だろ」
妹嬢「ちゃ、ちゃろ……ばーさすしりーず???」
男「ああ。知らないわな、そら。まぁ何だ、簡単に言や、俺はこの手のことは慣れてるってことだ」

空虚。それは必然の伽藍。

男「なぁ、まだ見つからないのか?」
妹嬢「ええ。あなたが言う、メイドなる人物は見つからないわ」
男「お前も知らないのか?」
?「……」
男「はぁ。頷いてはくれるけど、本当無口だなぁ。うんとかすんとか言わないのか」
?「……すん」
男「こ、こいつ……」

圧倒的な現実。訪れる、終わりの刻。

男「ほ、ほら! いくぞ! って、この部屋……」
?「男には……わからない!」
男「ああ、わかんなくたっていいよ! それよりいいからこい、これが最終便なんだよ!」
?「いや! ここは、ここは!」
男「なぁ頼む! お前には、生きててほしいんだよ!」
?「わからない……主様にはわからない!!」
男「!?」

見つける。彼にとっての最愛の人。

男「君には、生きててほしいから。あの遠い星から、見ていてくれ。いつか、迎えにいくから」
男「……愛してる」
男「     」


あいとゆうきのおとぎばなし。
『意地悪なメイド オルタネイティブ』
近日公開! ……すればいいね!
388 :【メガロマックス】 [sage]:2008/05/19(月) 03:40:52.54 ID:89ALABk0
男「とうとう来たな」
メ「ええ。主様公認のホビー関連シリーズですもんね」
男「これに関してはうずうずしてた。組み立てたらいの一番に叫ぶつもりだ」
メ「今でいうハイマットフルバーストのような感じで」
男「ロックして多数の敵を撃つって意味ではな。だがいかんせん、かっこよさが違う!」
メ「主様結構自由好きなくせして!」
男「トリコロールカラーには弱い! だがこの重厚感のある塗装はまた一味違ったよさが……」
メ「涎! 涎!!」
男「おっと。ついつい」
メ「あ、じゃあ主様もつけましょうよ」
男「は?」
メ「こうやってサランラップの芯を17本くらい背負って……」
男「……」
メ「お似合いですよ!」
男「何だろう、この哀愁漂うメガロマックスは」
389 :【恐怖のトリプルアタック】 [sage]:2008/05/19(月) 03:46:39.79 ID:89ALABk0
メ「では、あの手でいきますよ!」
妹嬢「了解です、任せなさい」
委員長「わかりました」
男「ん? 何だ?」
メ「よーし、恐怖の……」
妹嬢「トリプル!」
委員長「ヤンデレアターック!!!」
男「ぐほぁ!!?」
メ「トドメの、一撃ー!!!」
男「ぎゃあああああぁぁぁ……Nice Formetion.」





メ「というのを考えたのですが」
妹嬢「あの、それがわざわざ私達を呼び出した理由ですか?」
メ「ええ、他に何があるっていうんですか」
委員長「……あなた。なかなかいい度胸ね」
メ「?! あ、あの、ちょっとしたジョークじゃないですか! こんな めいどに まじになって どーすんの」
妹嬢「ふふ、獅子は兎を追うのも全力ですから」
委員長「大丈夫……痛いのは最初だけですから」
メ「何かやっぱり出来そうな気がするんですけど! しかもお二人でー!!!」
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/19(月) 03:49:30.74 ID:89ALABk0
というわけで今日はこんなところで。
うーむ、何故かマブラヴに脳内変換してもあんまり違和感なかったのは気のせいかしら。
何か本格的に書いてみても面白うな気がしてしまった俺は寝たほうがよさそうですね!


あと今日久々にVIPで新ジャンルスレ覗いたけど……
何か氷河期ってのが分かる気がする。
一応雑談スレみたいなのにちょびっと投稿してみたけど、何ともはやww
とりあえず向こうも活性化させてみたいなぁ。
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/19(月) 11:12:32.34 ID:ydLUYsAO
>>390
乙でございました。



俺は新ジャンルというよりVIPそのものが氷河期に突入してる気がするんだぜ?
原因は恐らくかつてないほどのゆとりの流入だと思うんだよね

当分は様子見しなきゃならないかも知れんね
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/19(月) 12:30:48.81 ID:or6XBADO
>>391多分ゆとりだらけになったらVIPも終わりだな
なんかそこんじょそこらのクソ掲示板みたいにならないか不安だ。
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/19(月) 17:30:39.65 ID:9B7v5wSO
言えない・・・ここにゆとりがいるなんて・・・!!

いちおつです
SSスレに限って言えば新ジャンル系はあらかた掘り起こされちゃった感が
それでも既存キャラのや姉妹ものとかもあるし、SS自体は安定期なのかな
前々から昔は良かったってのはどこにでもあるし
今も昔も変わらないのかもね
2年前ぐらいからしか知らんけどさー
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/19(月) 23:18:57.67 ID:ydLUYsAO
>>393

既に世代的な概念じゃないんだぜ!!と言ってみる俺もゆとり

そもそも数年に渡って「新」ジャンルが出続けた事自体が奇跡だと思うな
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/20(火) 01:45:41.95 ID:jMZ8.820
お、おおう。皆様の反応がいろいろとww
世代的には円周率を3.14で習ってるけど、そういうことじゃないってのは確かに思う。
まぁどうでもいいっすよねーww

とりあえず様子見はするけど、やっぱり同じ畑の人間としては盛り上げたくある。
でもまぁ、俺はまずここをしっかりやらないと!
他にかまけてられるほど、余裕も才能もないと思うからwwww


さてさて、お題をこなす前に皆様に選んでもらいたく。
【中篇:妖魔退陣・いいんちょ姉妹ルート】
【中篇:日常という非日常・妹嬢ルート】
【中篇:おとこのこ。おんなのこ・女ルート】

興味あるのどれでしょうww
ちなみに裏選択肢に、
【長編:いじメイ オルタネイティブ1】
というのもあったりなかったりww


皆さんの他の意見も募集しておりまするー。
ではお題いってみよう。
396 :【男友がガチホモの上にヤンデレになったようです】 [sage]:2008/05/20(火) 02:01:12.99 ID:jMZ8.820
友「男〜」
男「ん? 何だよ」
友「えへへー」
男「のわっ、急にくっつくなよ」
友「いいじゃん。ボクと男の仲なんだから」
男「何だよ、それ」
友「ふふ、幸せだなぁ……幸せだ」



委員長「ちょっと、気持ち悪いわよ、男同士」
男「な、俺のせいみたいに言うなよ!? 勝手にこいつが……」
友「そうだよ。何も気持ち悪くないだろ? それより君こそ何なのさ、いちいち」
委員長「私は至極まっとうなことを言ってるつもり」
友「まっとう? 何がまっとうなのさ。ことあるごとに男に口うるさく干渉して」
男「あ、お、おい」
委員長「私は役割を果たしているだけでしょう?」
友「役割? 女房気取りで突っかかるのが?」
委員長「変なこと言わないで。あなたこそ何? それこそ突っかかってきて」
男「お、お前ら〜?」
友「ボクは男の代弁をしてるだけだよ。いい加減、鬱陶しいって」
委員長「勝手に言ってるだけでしょう。あなたこそ、見てて気持ち悪いのよ、最近」
友「……気持ち悪いのはお前のほうだろ」
委員長「どう考えたって同性でくっついてばかりいれば気持ち悪いに決まってる」
友「うるさい……うるさいうるさいうるさい!」
委員長「ふふ、どこかそう自覚してるから感情的になる。馬鹿な子」
友「お前!!」
委員長「……っ!」

男「ストーーーーップ!!!!!」

二人「「!?」」

男「何を喧嘩してるかしらねぇけど、仲良くしろよ。俺、お前らが喧嘩してるの見たくねぇよ」
友「……男が、そういうなら」
委員長「右に同じく」
男「……ほっ」
友「覚えておきなよ」
委員長「あなたこそ、夜道には気をつけなさい」
男「だから何で二人ともけんか腰なんだよ!?」
397 :【ショタ君がヤンデレになって帰ってきたようです】 [sage]:2008/05/20(火) 02:05:14.34 ID:jMZ8.820
男「あれ? おーい」
ショタ「あ、お兄ちゃん。お久しぶりです」
男「久しぶりだな。今日は一人で買い物か?」
ショタ「うん!」
男「へぇ、偉いな」
ショタ「えへへ〜」
男「何買ったんだ?」
ショタ「首輪とリードだよ!」
男「珍しいもの買ったんだな。ペットでも飼うのか?」
ショタ「うん、そうだよ」
男「そかそか。大事にしてやれよ。それにしても大きい首輪だな。大型犬か?」
ショタ「ううん、違う違う」
男「んじゃあ、何か他の大きい奴か」
ショタ「それなりにね。あ、そろそろいかないと餌の時間だ」
男「ああ、そりゃ引きとめて悪かったな」
ショタ「ううん、全然いいよ。久しぶりにお話できて嬉しかった! それじゃ!」
男「おう、ばいば〜い」
ショタ「ばいばーい!」
男「……。しっかしかわいいしいい子だよなぁ、相変わらず。どこぞの馬鹿に見習わせたいぜ」







ショタ「ふふ。待っててね、僕のメイドさん♪」
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/20(火) 02:06:04.99 ID:/6XI7fso
身体の99パーセントを改造されたパーフェクトサイボーグ主様が
殺された姉の仇をとるために秘密組織MAIDに戦いを挑む話を希望




問題なのはあの姉貴が死にそうにないと言うことだ
399 :【むしろ主様がヤンデレナルシストになったようです】 [sage]:2008/05/20(火) 02:10:43.34 ID:jMZ8.820
男「……君は、どう思う?」
メ「しゅ、主語をお願いします」
男「ボクを、だよ」
メ「え、えぇと……」
男「美しいかい?」
メ「は、はぁ」
男「そうだろう? ボク以上に美しいモノなんて、この世にはないんだ……」
メ「新手のジョークか何かですか?」
男「ジョーク? 違うよ……これは、罪」
メ「罪、ですか?」
男「そう……美しすぎるが故の、罪。ああ、ごめんよ。全ての美はボクの前にはかすんでしまう」
メ「……」
男「鏡よ。ああ鏡。君は罪を分かち合う共犯者! ボクの全てを映す悪い子だ……愛してるよ」

ゾワワワ!

メ「あ、主様! 目を覚まして!」
男「ふふ、ごめんよ。ボクという夢のような存在に、君も酔ってしまいそうなんだね?」

ゾワワワ!

メ「あーもう何か気持ち悪すぎて耐えられない!!!」
男「……何、だって?」
メ「だから気持ち悪いって言ってんですよ! 主様らしくもない! しっかりしてください!」
男「……そうか。気持ち、悪いか」
メ「ええ。まったく、分かってくれたならいいです。ほら、さっさと食事の用意とかしましょう」
男「……」
メ「たまには食器だしたりくらい、手伝いますから。って聞いてます? 主さ……」

フォン! ……グシャ。
……ドサリ。

男「美が理解できないメイドは雇った覚えはないよ。ゆっくりお眠り。そうすればボクに会える」
男「ふふ……ふふふ、あはははは!」
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/20(火) 02:11:28.43 ID:efgM/oSO
こんな時間まで起きてて良かった!

>>395
真っ先にいじメイに目がいく俺はもう駄目かも分からんね
でも中の人は女の子に暴力振るうの好きじゃないんだよなぁ・・・確か
つか他のだとメイドが喰われそうでww(キャラ的な意味で)
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/20(火) 02:11:55.99 ID:jMZ8.820
やっぱ基本的にこういう狂気なのに微妙に狂気足りえないあたり俺は男の狂気が苦手のようだww

>>398
面白そうなのでプロットとか書いてみますww
とはいえ、毎回プロットといっても頭の中で書いてるだけなんだけど!
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/20(火) 02:12:14.06 ID:/6XI7fso
今回の投下を読んで思ったこと

野郎のヤンデレはないわ
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/20(火) 02:13:32.44 ID:jMZ8.820
>>400
勿論いわれなき暴力とかは好きではないです。
でもそれが存在するという事実もしっかり受け止められるくらいの度量はあるつもり。
なのでそこは私情はさまず書いてくぜ。

そして何度も言うけど中篇や長編やる場合、スレタイが霞んでしまう危険性が高い!
と言い訳しておきます、すみませんorz
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/20(火) 02:15:29.13 ID:jMZ8.820
>>402
俺の中では次点というか、及第点としてショタはありだと思ってしまう。
だが野郎のヤンデレはやっぱり美しくないと思ってしまう偏見が俺にはあった様子。
修行不足です。もうちょっと腕磨かないとなぁ……

って全レスっぽくなるからこれくらにしとこう。
鬱陶しいぞ、俺ww
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/20(火) 02:19:44.63 ID:/6XI7fso
一応元ネタは仮面ライダーZXね
分からない人は「仮面ライダーSPIRITS」を読めば幸せになれるんだぜ
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/20(火) 07:59:24.72 ID:bzSVmsAO
ZXと言われるとライブメタルしか出てこねぇよ…
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/20(火) 11:15:13.32 ID:/6XI7fso
とりあえず贅沢を言えば

全 部 読 み て え よ
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/20(火) 12:22:21.25 ID:5l0LNsAO
いじメイ 一票
仮面ライダー主(仮) 一票
全部 一票



さて、悩むww
ちなみに長さとしてはヤンデレ日記+αくらいになる予定です。
今晩あたり書くぜ!






……しかしガンダムvsガンダムが面白いように勝てない。
ZZ使いだして間もないとはいえ悔しい!
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/21(水) 00:08:04.36 ID:wEpSycUo
vsガンダムか
悲しきかな、うちの近くには置いていないのですよ
ま、グフもハンブラビも出ないvsシリーズなどに興味などありませんがね
ゴッドやマスターなんか使いたくありませんよ
誰が好き好んでMFなんか使いたがるんですか
本当にゴッドやマスターなんか出すなんて何考えているのかと
誰もゴッドやマスターなんか使いたくないですよ

ゴッドフィンガーなんか明らかに使い勝手の悪さが見え見えじゃないですか








ちくしょう・・・
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/21(水) 00:41:28.18 ID:XeaYr2AO
>>409
マスタークロスおもすれー^ ^

まぁ、かなりお祭タイトルな感じは否めない気がしますけどね
俺はコンシューマ移植を待つよ

ちなみに08枠でグフカスは出てるようですぜ?
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/21(水) 00:57:48.95 ID:wEpSycUo
もう怯えろ!すくめぇ!!
MFだけでも限界なのによりによってグフカスかよ
田舎者はつらいぜorz

てな訳でお題
【滝和也】
【猫に小判】
【バーニングガンダム】
【骨太のおなご】
【愚の骨頂】
【シャッフル】
【曼陀羅】
【セーラームーン】
【風車】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/21(水) 01:36:17.80 ID:rUk5X9s0
アレ、意外とプレイヤー人口なくもない?ww
基本的に第二の住まいがゲーセンな俺としては何でも触ってしまうという。
そしてMF使いでサーセンwwww 神とか使ってると他の触れなくなっちゃう!
でもそれじゃいけねぇと最近ZZも練習してるんだぜ!
ちなみにリアルプレイヤーコストは、

3000:主様
2000:メイド
1000:ぱんぴー
500:俺

……お、俺雑魚すぎ!
まぁさておき、中篇の前にまだお題あったんでそっちを消化っ。
さくっといきまっしょい!



あ、でも真面目にやると俺のリアルプレイヤーコストは……あ、どうでもいいっすよね><
413 :【〇〇事件】 [sage]:2008/05/21(水) 01:52:18.02 ID:rUk5X9s0
メ「いやな……事件だったね」
男「もはやお前が唐突に何か言い出さない方が珍しくなってきたな」
メ「そうですね」
男「で、何だよ。急に事件だなんて」
メ「いやぁ、主様ほどの人なら一つや二つくらい犯罪に手を染めてるかなぁと」
男「お前さらりと失礼だよな」
メ「ねっとり失礼したほうが良かったっすか?」
男「どっちにせよ無礼なのは確定なのか」
メ「ですね。ていうか事件っぽいことあったんですよね、昔に」
男「何でそうなるんだよ」
メ「実を言うと最近クラッキングにはまってまして」
男「もうちょっとこう、まともな趣味を持とうな」
メ「でもって主様の家に忍び込んでるといくつか不可解な単語なんかを見つけまして」
男「スルースキルだけは華麗だよな」
メ「何です? 5.10事件とか、碧靂事件、それに……」
男「……なぁ、メイド?」
メ「はい」
男「人間、知らぬが仏ってことがあってだな」
メ「大半にお姉さんの名前と主様の名前が連なってるわけで」
男「……お願いします、調べないでください」
メ「本当最近キャラ変わってきてないですか? いや、私も人のこと言えないっすけど」
414 :【ノンシュガー】 [sage]:2008/05/21(水) 02:01:01.01 ID:rUk5X9s0
男「ん? 俺としては甘いのが好きだけどなぁ」
委員長「!!!」





委員長「という訳だったの」
妹「ごめん、どこから突っ込んでいいかわかんないよ、お姉ちゃん」
委員長「ツッコミはいいの。それより、どうしたらいいか教えて」
妹「いや、何ていうかさ、実の妹に媚び方を教えてってどうよ」
委員長「だって、あなたうまそうだもの」
妹「より悪いって言ってるのに何故気付かないのよ!?」
委員長「とにかく、私みたいな甘さのない女はダメってことなの」
妹「そりゃ、おねえちゃんはどう考えてもブラックみたいな人だけど」
委員長「だから誰にでも甘ったるい味を出せる苺ミルクのようなあなたのその立ち振る舞いを教わりたいの」
妹「……おねえちゃんじゃなきゃぶっとばしてるわよ?」
委員長「お願い。教えて」
妹「はぁ。ったく……別にいいけどね。でも何でそんな話になったの?」
委員長「?」
妹「だから、甘いだか何だかが好きって話。おねえちゃんが自分からそんな話のると思えないけど」
委員長「珈琲の話」
妹「は?」
委員長「だから、珈琲よ。ブラック派なのか、砂糖を入れるのか、って」
妹「それが何でこういう話になってるのよ!」
委員長「だって男が甘いほうが好きって……」
妹「だ、だからぁ!! ……あ、何か血圧あがりすぎて倒れるかも」
委員長「大丈夫?」
妹「その言葉、そっくりそのまま最近のおねえちゃんに対して言いたいわ」
415 :【スケート】 [sage]:2008/05/21(水) 02:08:59.35 ID:rUk5X9s0
男「はい、ゆっくりゆっくり〜」
女「あ、あうぁ! 手、絶対離さないでね!?」
男「大丈夫だってば。しっかり掴んでるから」
女「う、うん。……えへへ」
男「でも気を抜くなよ。いつ事故るかわかんねぇし。スケートに事故は付き物なんだからよ」
女「わかってるよ!」
男「ならいいさ。よーし、いい感じだぞー」
女「いい感じ、だね。えへへ〜」
男「?」




シャー、シャー……

委員長「面白くないわね」
メ「同感です」
委員長「……居たの?」
メ「たまたまですよ、たまたま。じゃなきゃ学生さんスケートになんて参加しませんよ。ヲホホホ」
委員長「……。そういう事にしておきましょうか」
メ「そういうことにしておいてください。しかし……」
委員長「べたべたしすぎね」
メ「全くです。……思わず私、思い切りこけて主様の背中にドロップキックしそうです」
委員長「あら、奇遇ね。私もよ」
メ「この際、挟み撃ちでもいいですね」
委員長「そうね。スケートに事故は付き物だもの」
メ「……」
委員長「……」
二人「「ふふふふふ」」





ゾクゾク!

男「ぬおお!?」
女「?」
男「あ、いや……急に寒気が。冷えてきたのかな」
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/21(水) 15:57:12.19 ID:hwKl9gSO
中の人の寝落ちに1000いいんちょ(時価)
しかし乙でした

MFとみるとメダロットしか思い付かない俺は異端・・・?
ペッパーキャット可愛いよペッパーキャット
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/21(水) 18:46:23.29 ID:w4SNmcSO
>>413-415
乙で〜す
お題自重しなくていいようなので…
つ【〇〇VS〇〇】
【ビックリ】
【外人】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/22(木) 03:40:17.36 ID:12XSaFYo
さぁーて、今日のお題行ってみようやってみよう
【ゲテモノガンダム】
【父よ母よ妹よ】
【メイドがデレデレモードになったようです】
419 :【主様とメイドがゲーセンへ行ったようです1】 [sage]:2008/05/22(木) 11:39:31.03 ID:szZ6MQAO
男「おい、画面みろよ!」
メ「勝てばいいんすよ。はい、しょーりゅーけん」
男「てめぇガードしろよ!」
メ「ふははは。起き攻めなんて拒否拒否〜!」
男「にゃろ……」
メ「のわ?! カウンターからの拾いから三割!? どれだけヒット確認完璧なんすか!」
男「るせぇ、事故狙いで手出しすぎなんだよ!」
メ「ちょ、の、ひぃぃ! 昇りJA強すぎ!」
男「迂闊に飛びすぎなんだよ。しゃ、これで……」
メ「うがぁ! しょーりゅーけん!」
男「がっ! だから画面を見ろと……体力差考えろ!」
メ「当たればぶっぱじゃない! ほれほれ!」
男「ぬ、固めとコンボだけはいっぱしにやりやがって……」
メ「さぁて、後は見えない二択で……はぅあ?! 単発に割り込み!?」
男「うら! もらったぁ!」


ギャラリー(((どっちもうめぇ……)))


メ「ひぃぃ! また負けた! 主様のくせに強いんすよ!」
男「ははは、悔しかったらまた挑戦してこい」
メ「ぅ〜……そろそろ別のがやりたいっすよ、主様」
男「ん〜、まぁいいか。そろそろ飽きたし」
メ「そりゃ40連勝したら充分でしょ。あ、また記録更新」
男「村勇者すんのも大概にしねぇとな。っと、すみません、そろそろ行きますんで。捨てゲーになっちゃうけど適当に殺しててください」
相手「あ、はい」
男「本当すみません。……んじゃ、次何する?」
メ「んー……主様と組めばお金の節約になるガンダムで」
男「……ここ確かシャッフル台だぞ」
メ「ノゥ?!」
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/22(木) 18:58:47.79 ID:Ad3ErISO
ゲーセン全く行かない俺に誰か解説頼んます

つかメイドは外出時もメイド服なのか?
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/22(木) 21:08:11.61 ID:szZ6MQAO
メ「中の人の趣味全開すぎですね」
男「久々に一日中ゲーセンいけて嬉しかったんだろうよ」
メ「迷惑この上ないですね」
男「とりあえず後々俺達で尻拭いの解説だな」
メ「全く世話の焼ける人ですね」
男「とんでもないアホだな」
メ「まぁアレの罵倒はこれくらいにして」
男「実は次あたりでやる予定だった外出用の衣装説明だな」
メ「その為に私の衣装タイプの説明ですね。まずは普段家の中ではオーソドックスなエプロンドレスとヘッドドレス」
男「そしてガーターは必需品」
メ「ものすごく偏った需要ですけどね。で、夏場はミニが多くなります。ちょっとえっちぃです」
男「いい事だ」
メ「……。で、後は若干ゴスロリ要素が入ってるのがありますね。気合いを入れてる時はこれです」
男「本来の用途からは離れてるが俺は好きだ」
メ「特注ですしね。で、外出時はオーソドックスな奴を着ます」
男「ってもさすがにそのままはまずいからエプロンとヘッドドレスは外していい事にしてる」
メ「なので案外地味な服装ですね。だがこの野暮ったさが私のスタイルが強調されます」
男「……正直露骨なのよりエロい時があるな」
メ「ふふふ。後で請求書をまわしますね」
男「見られるのも賃金だ」
メ「労働組合に訴えますよ?」
男「……すまんかった」
メ「分かればいいんですよ、分かれば。とりあえず衣装説明はそんな感じです」
男「中の人が絵を描けりゃなぁ……」
メ「ヘタだし」
男「ヘタだからな」
二人「「……はぁ」」
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/22(木) 21:13:57.16 ID:szZ6MQAO
×野暮ったさが私がスタイルが強調されます
○野暮ったさが私のスタイルを強調します


携帯からだと読み返して直さない癖が出るから困る……
とりあえず趣味全開のばっかですみませんww
今夜あたりこそ中編をば!
何故か最初に比べて姉に対して猫をかぶらなくなった妹とか、優雅すぎる妹嬢の一日とか、まぁどれかは書いてきますww
では再び戦場へ!






あと俺もメダロット大好きです
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/22(木) 21:19:30.26 ID:12XSaFYo
タラバクラバは俺の嫁
ブラックメイルも俺の嫁
424 : [sage]:2008/05/23(金) 03:53:49.59 ID:aTl/s9I0
男「格ゲー簡単解説コーナー。趣味と偏見たっぷりでお届けします」
メ「どんどんパフパフー。……本当にやるんですね」
男「まぁな。多分今後も懲りずに時々やろうと画策してんだろうよ」
メ「最悪ですね」
男「本当にな。じゃあまず、さっきの奴の中から適当に単語をチョイスして解説だ」
メ「じゃあ主様、画面見ろってどういうことですか! 画面見なきゃプレイできないですよ!」
男「簡単に言うならその後に続く昇竜拳がポイント。昇竜拳ってのは有名だな」
メ「あのアッパーで飛ぶやつっすね」
男「あの系統の共通点として、対空として強く、無敵が付与されてる場合が多い。更に空中ガードできない場合がほとんどだ」
メ「ほうほう、それは強い」
男「これを起き上がりに出してれば、相手がどういう攻め方してても大抵勝っちゃうって寸法」
メ「なのでこればっかやってるってことは、相手が何してるか考えずぶっぱなしてるってことで、画面見なくても同じとみなされてるわけです」
男「決していい意味ではないけど、相手の攻めばっかに付き合ってばかりではダメなので、時には割り切る必要もある。まぁ読んだら大抵フルコンだし」
メ「昇竜拳した後は硬直が長いので一番痛いコンボをフルで食らっちゃうってことですね」
男「なので健全なプレイヤーを目指す皆さんは状況とか考えてふるようにしましょう。では次」
メ「カウンターからの拾い、というと?」
男「カウンターってのは意味としてはまんま。相手の攻撃に合わせて攻撃して当たった状態。この場合大抵相手は通常よりも長い時間のけぞったり受身がとれない」
メ「つまりカウンター状態で落ちてくる相手を拾った、と?」
男「そゆこと。で、ヒット確認っていうのは、キャンセルが効く技をふったときに当たったのを確認してから、それをやるってこと」
メ「じゃあその技ふったら常にキャンセル狙ってる感じで入力ですか?」
男「それは入れ込み。確認だから、あくまで当たった場合のみ。無論、そうなれば反応速度がいるから難易度はあがるな」
メ「つまり主様は自分の能力の高さを自慢してるわけですね」
男「ここぞとばかりに噛み付いたな。あ、ちなみに三割ってのは体力ゲージの、って感じね」
メ「では主様、事故狙いとは?」
男「ま、お互い予想してなかった当たり方とかして、そこからダメージとってくのを事故って呼ぶんだ。つまり、それを狙ってとりあえず技ふってる状態だな」
メ「ぶんぶん丸とよんでください」
男「繰り返し言うが、かっこいい戦法でも、褒められたもんでもない」
メ「いちいち噛み付きますね。で、昇りJAっていうのは?」
男「ジャンプの軌道で言うところの上昇部分を昇り、頂点から落ちてくる軌道を下りという」
メ「ほうほう」
男「で、JAってのはJ(ジャンプ)A(Aボタン)って意味だ。ま、ゲームによってAボタンが何に対応してるか違うんだけどな」
メ「大体の場合が弱攻撃という意味ですよね。で、Bが中、Cが強みたいな」
男「最近のはそうだな。ただこれは本当にゲームによって様々だ」
メ「で、今回主様が使った昇りJAってのは強いってことですね」
男「まぁ方向とか判定とか、振り方考えてればおのずと強い技ってのは決まってくるんでな」
メ「へぇ、ない頭つかってんですね」
男「……。で、体力差がついてる場合、自分が有利なら多少無理してもいいけど、差がない場合に博打要素が高い昇竜拳うつなとそのあと言ってる」
メ「えへへ」
男「ほめてねぇぞ。ぶっぱってのはぶっぱなし。とりあえず確定じゃなくても出すことだ」
メ「その後の固めというのは相手にガードを強要させる連携ですね」
男「そしてコンボってのは言うまでもなく連続技のこと」
メ「最後の見えない二択っていうのは、例えば上下段による択とかですね」
男「立ちガードが、しゃがみガード。どちらかの択を見えないほどの連携でやられればおのずと崩れてダメージが取れるってわけだ」
メ「あ、補足をしておくと最後の単発への割り込みってのは、要はキャンセル系の行動を表してます」
男「これもゲームによってシステムが違うけど、ガードキャンセル、通称ガーキャンなんかで切り替えしたり、ってことだ」
メ「ただ単発を返そうとすると連続技の途中でやるよりは難易度があがるってことで私が驚いてるということです」
男「さて、まぁ今回はこんなとこか。あ、後最後のランダム台ってのは、今回のガンダムvsガンダムにあるチームシャッフルってシステムのことだ」
メ「これは2on2のゲームなので、単純に常に固定の相方とならないようなシステムをとってるというわけです」
男「わかってもらえたかな?」
メ「このほか、まだまだ質問受け付けますねー」
男「……って、本当にまた書く気だよ、あいつ」
425 :【中篇:妖魔退陣・いいんちょ姉妹ルート】 [sage]:2008/05/23(金) 04:39:06.80 ID:aTl/s9I0
委員長「ふぅ、お疲れ様」
妹「えへへ、そっちこそお疲れ様。でも、今回は楽でよかった〜」
委員長「そうね。聞いていたよりは、だけど」
妹「これで心置きなく午後は彼氏さんと遊べるね、お姉ちゃん」
委員長「……彼氏?」
妹「あれ? 違うの? 何だか最近ずっと電話で話してるみたいだけど」
委員長「私は電話なんてしてないわ」
妹「え、でもだって隣の部屋からずっと話し声が……」
委員長「……かえるわよ。もう仕事は終わったんですから」
妹「え、ちょ、お姉ちゃん?! もしかしてずっと一人で喋ってたの!? お、おねえちゃんてばぁ!」


私達姉妹はどこにでもいるような、それなりの仲の二人。
波乱万丈な人生を送っているとは思わないし、これから先もそうだろう。
普通に勉強して、普通に就職して、普通の恋して……
恋。何故か浮かんでは消える彼の顔。何やってるんだろう。


妹「あ、おねえちゃん、今彼氏さんのこと考えてた?」
委員長「……」
妹「いいなぁ、いいなぁ〜」


そんなのじゃない。別に、そういうわけじゃ……。
ただ何となくほうっておけないというか、目が離せないだけ。
そう、それだけ。それ以上の意味なんてきっと……。


委員長「っ!」
妹「……? おねえちゃん?」


まだ終わってなかったみたい。振り向きざまに袖に忍ばせた札をばら撒く。
それに呼応して、妹が祝詞をあげる。ここまでは私達がずっとやってきたこと。
多少反応が遅れても、どちらかがあわせられる。そうなるようにしてきた。
だから、今回も……。


委員長「……全く。変な悪知恵だけは働くのね」
妹「ほんとほんと。終わらせたと思って後ろから、なんて常套手段すぎるよね」
委員長「とにかく、これで今度こそ終わりね」
妹「うんっ。あー、早く帰ってヤ……こほん。おやつ食べたいなぁ」
委員長「……今日はフルーチェよ」
妹「わぁい!」


問題なんてない。そう、これが私達の普通。
少しだけ人とは違う。そんな、普通。
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/23(金) 04:39:52.23 ID:aTl/s9I0
という訳で明日からこれの続きを書いてきます。
まぁそんなに長くならないはずなんで!
ではではまたのちほど。






……言えない! いましがたまでゲーセンにいたなんて!
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/23(金) 11:42:07.91 ID:PqfyVDUo
乙!
そして謝れ!さっきまでGvsZでひたすらビグザム4機(ジャブロー2)でプレイしていた俺に!




水面にぷかぷか浮かぶビグザムにバックに流れる哀戦士がシュールなふいんき(ryをかもし出していい感じなんだぜ
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/23(金) 14:48:25.41 ID:PqfyVDUo
それにしても最近の格ゲーって複雑なのな
プレイヤーの人口が減っているってのも納得できるわ
初心者が入り込む余地がほとんどないし・・・

スマブラこそが究極の格ゲーなんじゃないかと思う
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/23(金) 21:40:59.32 ID:v6.vpISO
おお、わざわざどもです
しかし格ゲーっちゃこんな複雑なのか・・・
>>428の言う事も納得できるなー
でもスマブラも極めると尋常でない動きだよなぁ
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/23(金) 22:28:18.72 ID:PqfyVDUo
そこなんだよポイントは
食いつきやすく、かと言って底が浅くなく、練習すればちゃんと強くなる
アーケード向きだと思うよ



まぁ操作性以上に初心者を遠ざけているのは乱入とか言うシステムだと思う今日この頃

ところでメイドさんは初心者狩りとか言う情けない真似はいたしませんよね?
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/23(金) 22:59:07.45 ID:PqfyVDUo
いや乱入自体がいけないわけではないさ
ある程度慣れてきたプレイヤーにはかなり刺激的なシステムだろうし

1台ぐらい乱入不可の初心者用台があってもいいんじゃないかと
初心者同士や教えながらのプレイもできるように対戦自体は同時に開始したときのみ可能とか
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/23(金) 23:54:37.70 ID:8Ywu8oAO
メ「初心者狩りはしませんが厨房狩りはよくします」
男「お前俺以外とやる時普通なんだよな」
メ「当たり前じゃないっすか」
男「俺とやるときだけド厨房なのは当たり前なのか……」
メ「特別扱いですよ!」
男「この上なく迷惑な特別だわ」
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/24(土) 00:10:16.52 ID:lUnNUF6o
どうせ俺の格ゲーの歴史は超武闘伝3でストップしていますよ・・・

【何でこんなことに・・・】
【大事なことなので2回言いました】
【3D酔い】
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/24(土) 00:11:09.04 ID:D3FvkoAO
今日はやっと練習できる!!と思って入ったvsガンダムでさっきまでやってたオッサンが急に入ってきてボコボコにされたんだよね

2ラインなんだから空気くらい読んでくれと……

前は乱入の末にCPUだけぼっこにして来た人も居たし、vsガンダムの対戦にはいい印象がないんだよなぁ

でもマスター楽しいよV楽しいよ陸ガン楽しいよ
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/24(土) 00:23:21.07 ID:aD15ltgo
格ゲーちょりもシューティングの方が…
グラディウスとかツインビーで育った身としては、
今の画面埋め尽くす弾幕とかフォースとかわけわかめ。
そりゃ新規に入る人は少ないだろ…
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/24(土) 00:44:34.57 ID:lUnNUF6o
vsガンダムは移植待ち
やっぱり実力の近い親しい友人とやるのが一番いいや

さすがにPS3ってことはないだろうし
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/25(日) 16:29:57.53 ID:9EDM9pko
お題追加
【何を賭けるのか】
【何を残すのか】
【人間が変身するほうのライディーン】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/26(月) 10:53:40.90 ID:1YWFGMAO
皆様お久しぶりでございます。
主様の中の人こと公衆便所です。肉便器とでも!



……実はちょっとリアルな話、先週末くらいに大ポカをやらかしまして。
現在それの対応やらで全く動き取れない状態に……
ここをないがしろにしてる訳じゃないんですがどしても手付かずでせ。すみません
多分こんな状態がしばらく続いたりしますが見捨てないでくださいませ
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/26(月) 12:42:40.75 ID:zWmTdsEo
これだけは言っておく、絶対に死ぬな!
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/26(月) 20:30:31.64 ID:zWmTdsEo
文才のない俺にはこの程度しかできないけど

【ポニーテールスピン】
【きのこの山派とたけのこの里派の泥沼の争い】
【主様がとうとう愛想を尽かしてしまったようです】
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/26(月) 20:53:12.94 ID:Hz/HMkAO
格ゲーって言えば
そろそろハリウッド俳優をメインに出した方がいいと思うんだ
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/26(月) 21:25:10.32 ID:AR9jy2SO
ドジっ子な中の人を待つ間雑談でもしてようぜ

>>441
ハリウッドスターって、格ゲーの映画化のことなのか?
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/26(月) 21:31:06.78 ID:zWmTdsEo
そんなもんこけるに決まってるだろwwwwwwwwww
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/27(火) 19:58:35.97 ID:EjkNqkSO
その昔ストリートファイターの映画があってだな・・・

そして実写版のストリートファイターのゲームがあってだな・・・
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/27(火) 20:06:14.99 ID:NA46dMAO
>>444

ハドゥーケンですね、わかります
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/05/27(火) 20:31:04.97 ID:lXRGFEAO
違う逆だッ!
セガール使ってみたいNE
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/27(火) 21:11:13.75 ID:Wgq2VNQo
マイケル・ジャクソンが子供たちを助け出すゲームですね、分かります
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/29(木) 21:58:57.50 ID:K7JBSoSO
まる2日間書き込みがない・・・だと・・・?

透明人間聞きながら帰りを待つんだぜ
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/30(金) 23:29:41.50 ID:qvLwKw6o
透明人間が歌を歌ったんだけど
透明人間の歌は透明だったから
何を歌ったのかだぁーれにーも分からなーいんーだっ

寂しいのでお題追加
【居合い斬り】
【空を飛ぶ】
【波乗り】
【怪力】
【フラッシュ】
【渦潮】
【滝登り】
450 :主様の主様がいらっしゃらないので [sage]:2008/05/31(土) 02:18:32.24 ID:BvPPiEAO
ちょっと書いたの載せるんだぜ
スレ汚しになるかも知れないから気に入らなければスルーお願いします


男「最近スレが停滞気味だなぁ」
冥「あなたが新しくお書きになればよろしいかと」
男「そんな文才あるか!!」

男「……というか」
男「お前、誰?」
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/31(土) 02:18:52.39 ID:BvPPiEAO
冥「メイドで御座いますが」
男「服で分かるよそんなもん。どっから入ってきた!?」
冥「玄関から」
男「あれ?鍵は閉めt」
冥「こじ開けました」
男「ピッキング!?」
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/31(土) 03:05:07.19 ID:4310of.o
新しい作者ktkr
なんというむちゃくちゃなメイドだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/31(土) 10:43:36.88 ID:BvPPiEAO
男「とりあえず出て行きなさい」
冥「お腹が減りました」
男「人の話を聞け」
冥「何かありそうですね」ごそごそ
男「…人の話を……」
冥「戴きます」ずずー
男「勝手に喰い漁るなぁぁぁぁ!!」
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/05/31(土) 10:43:59.70 ID:BvPPiEAO
男「さっさと出ていけ」
冥「何故でしょう」
男「理由もわからんのか」
冥「眠いです」
男「話を聞けと…」
冥(zzz)
男「………俺の布団……」
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/01(日) 03:50:06.22 ID:i.7p5kAO
おお! 書き手さんが来てる!
なんとありがたいことか……


今日さえ!
今日さえ乗り切れば一応一段落です。
なんで今夜こそ書けたら主様……ではなくいいんちょシスターズ書きますんで!
でも新しい書き手さんにも期待age! sageてるけど!
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/01(日) 13:20:40.68 ID:e814k5Eo
うちにもメイド押しかけてこねぇかな
457 :【中篇・委員長姉妹の日常】 [sage]:2008/06/02(月) 01:41:34.32 ID:F7v0WL.0
私達の朝は早い。同世代の人間と比べるとそう思う。
勿論、だから何という訳ではない。ただそう思った。それだけ。

妹「おはよー」
委員長「うん、おはよう。はい、お弁当」
妹「いつもありがとうね。お姉ちゃんのお弁当美味しいから大好きっ」
委員長「たいした物じゃないっていつも言ってるでしょ?」
妹「それでも美味しいからいいの! えへへ。いいお嫁さんになれるね」
委員長「……そうかしら」
妹「そうだよ」
ママんちょ「ふぁ、おはよぉ」
委員長「うん、おはよ、母さん」
妹「……おはよ」
ママんちょ「わ、今日も朝ごはん作ってくれたの? ありがとぉ〜」
委員長「いいよ、別に。じゃあ私は委員会の仕事あるから」
ママんちょ「え〜、もういっちゃうの?」
委員長「うん、ごめんね。洗物、帰ったらやるから食器はそのままでいいよ」
ママんちょ「本当? やったぁ、ありがと〜」
妹「……ふん」
委員長「妹は遅刻しないように」
妹「うん。……気をつけてね」
委員長「わかってる。じゃあ、いってきます」
ママんちょ「いってらっしゃ〜い」
妹「いってらっしゃい」

バタン……

ママんちょ「はふ、よかった。おねえちゃんがいないから洗物は私がやらなきゃいけないかと思ったよぉ」
妹「……それぐらいやりなよ」
ママんちょ「ん?」
妹「何でもない。……いってくる」
ママんちょ「え? でもご飯……」
妹「いってきます」
ママんちょ「あ」

バタン!

ママんちょ「いっちゃった。……ま、いっか。いただきます」





三人だけの生活。それが私達の現状のライフスタイル。
お姉ちゃんがいて、私がいて、あいつがいる。
正直、私たち姉妹、二人だけでいいけど……。お姉ちゃんはそうは言わない。
だから、仕方ない。そして、私達が稼がなきゃいけないのも、仕方ない。
お姉ちゃんがそう言うから、仕方ない。……全部、仕方ない。

そんな訳ないのに。
458 :【中篇・委員長姉妹の日常】 [sage]:2008/06/02(月) 01:42:13.82 ID:F7v0WL.0
お姉ちゃんは高校生。私は一応来年から中学生。
こんな年齢の二人が働くというのだから、普通の仕事じゃない。
労働基準法とか、そういう小難しいことの埒外にあるモノ。
それが私達にとって最も効率よく稼げる仕事。
紹介してくれる筋があいつの家元っていうのが気に食わないけど仕方ない。
そう、仕方ないんだ。生きていくってそういうことだから。

……そんな訳、ないけど。



夜。月が翳りあたりに塗りつぶしたような闇が広がる。
それでも薄く漏れる月明かりに照らされるのは崩れた洋館。
都心部より少し離れた位置にある、行楽地ともいえなくはない場所。
恐らく別荘としてでも作られたんだろう。その地の主に断りもなく。
だから、こうなった。

一言で言えば、ここは『出る』。紛れもない本物。
笑えない。笑うつもりもないけど。
で、こんな時間にここにいるってことはつまり……それを確認しにきてるわけだ。

妹「不気味、だね」
委員長「ええ。……帰りたくなった?」
妹「まさか。といいたいところだけど、本当はちょっと。とか言ってみたり」
委員長「無理しないでいいわよ。私一人でいってくるから」
妹「ちょ、ま、待って。冗談だよ! 全然大丈夫だから!」
委員長「……そう。本当に無理しなくていいわよ。あなたは大事な私の妹なんだから」
妹「お姉ちゃん……」

そっくりそのまま言葉を返したい。けど、お姉ちゃんはそういっても喜んでくれないだろう。
いつもそう。お姉ちゃんは私のことは大事にするくせに、自分のことはないがしろ。
……それがありがたくて、申し訳なくて。ったく、こっちはお姉ちゃんより数倍は世間を知ってるんだぞ。
だから気を遣うなっての! ……なんて、言えないわけで。お姉ちゃんがそれで悲しむ気がするから。
全く。難儀なお姉ちゃんなんだから。……大好き。

委員長「今回もいつも通りだから」
妹「うん」

私達のお仕事はいわば下見。本家のくそ怪しい連中のために地ならしと本物かどうか確かめてくるってもの。
せめて前者だけなら昼間のうちに終わらせられるんだけど、後者の仕事があるから割と危ない仕事だったりする。
正直、命はってる割にはたいした内容じゃない、地味なものだ。けど大事な作業なんだって。
これでおまんま食べてるんだから、あんまり文句も言えないし。本当、仕方ないよね。

……そう、仕方ない。
459 :【中篇・委員長姉妹の日常】 [sage]:2008/06/02(月) 01:42:53.38 ID:F7v0WL.0
ぎしり、ぎしりと音を立てつつ私達は洋館にあがりこむ。
人気がなくなってしばらく立てば、こうして建物は“しぬ”。
建物というのは、人がいて、暮らしがあって、営みが行なわれるから、生きていける。
だからそれが一切行なわれず、ただただ時間だけが立てばしんでしまう。
まるで濁った水槽。中身と外身が裏返った形。濁ればしぬ。機能としてしぬ。生きてないから、しぬ。
でも、それが気持ちいい生き物だっている。……ああ、ここの場合は生き物じゃないけどね。
濁った緑色の水槽にはプランクトンとか、微生物とかが溢れかえる。そこがすみやすいから。
ソレと一緒。ここは終わった建物。だから心地よいと思う奴らがいるんだ。
それを“払う”のが本家の人達のお役目。私達はその露払いをするだけ。
何故私達がしないのかといえば、単純に出来ないからだ。
もっと厳密に言えば、あいつが……母親が私達をそう、産めなかったから。
一族からも期待されて、里でも一、二を争う術者の子種をもらって、出来損ないしか産めなかった。
だから彼女は放り出された。花よ蝶よと育てられた彼女が、だ。
苦しかった。でも生きるためにはがむしゃらに、動くしかなかった。
私達姉妹二人。子供だからと甘えは許されなかった。
姉はただ真っ直ぐに、ひたむきに。私はどこまでも暗く、ひねくれて。
無垢な母親という残酷な生き物のの元、私達は生きた。
いや、生きている。生きていく。これからも。その為にも、こうしてこんな薄気味悪い場所を徘徊してるんだ。
しんだ場所で。生きたものが。しんだものを探して。

委員長「……妹。そっちは?」
妹「ん、問題なしだよっ。そっちは?」
委員長「特に問題はないわ」
妹「っかしぃなぁ……。ま、居ないなら居ないで助かるんだけど。報酬は減っても貰えないわけじゃないし」
委員長「そうね。けれどまだ楽観するのは早いわ」
妹「あはは、大丈夫だよ。ちゃんと気は引き締めてるからっ」
委員長「……なら、いいけれど」

大丈夫。どんなに仕方なくったって。かまわない。
お姉ちゃんがいるんだもん。この人が居れば、私は頑張れる。頑張るよ。




二階。あがった瞬間に分かる。
鼻をつく、燻製のような臭い。淀んだ空気。
たった数mの距離を上へと移動しただけで、これだ。
まさに異界。境界を越えたのだと、実感する。肌を刺す冷気が痛い。
視線を感じる。息遣いを感じる。気配を感じる。
だけど何もない。それが兆候。気持ち悪いくらいの、確信。

妹「おねえ、ちゃん」
委員長「……早く終わらせましょう」
460 :【中篇・委員長姉妹の日常】 [sage]:2008/06/02(月) 01:43:26.31 ID:F7v0WL.0
お姉ちゃんは鞄から数枚の御札を出す。私達自身は何も特別なことなんてできない。
けれど道具を使うくらいは出来る。漫画みたいに、何かを出したり、飛ばしたりなんて無理。
でも、それでも何をどう使えば、どういう事が起こるか。それは知ってる。
里にいて、覚えたのは、使えたのはそれだけ。関係者でなくてもできるようなそれが、私達の唯一の役立てること。
ぺたぺたと所定の位置に御札を貼り付けていく。それに合わせ私は祝詞をあげる。
効果が現れたかどうかの実感なんてないけれど、それでもこれをしなきゃいけない。仕事だから。

妹「……と。こんなところかな」
委員長「上出来ね。さぁ、引き上げましょ……」

ばきっ! と。柱に亀裂が入る。一瞬で硬直する私達の身体。

ああ、やっぱり。

身体こそ驚きがあったものの、精神はどこまでも落ち着き、そう感じていた。
この仕事に携わってから何もなかったことなんて一度たりともない。


ぞわりぞわりと、はいでるように。
コールタールのような粘度をもって、影が形になっていく。
腐臭は一気に広がり、もはや空気は吸うことも触れることも毒としか思えないほどに禍々しく。
そいつは現れた。

委員長「……妹!」
妹「うん!!」

そこには“い”るんだから、そいつらに対して不利なことをしてる私達を妨害しないはずがない。
これまでも、何度も、何度も。それでも生きてきた。これからも生きていく。


委員長「寄身代行術放・急急如律令!」


そのための、技術……。陰陽道の端くれ。かじった程度の知識。
それを総動員して、私達は“逃げる”。
低級の、と言えばいいのだろうか? とりあえず脅威に値したいならさくっと払ってしまえばいい。
けれど本格的に払うのは本家の仕事。だから私達はかなわないと思えば逃げていい。
そう決められているから。ここは逃げる。どう考えたって相手をしていいのじゃないから。


お姉ちゃんの放った御札が人の形を模して、気配を爆増させる。
目を瞑れば部屋の中には人がすし詰めになったかのような状態だろう。
だから、あれはきっと混乱するはず。その間に一気に外へ出てしまえば……。
それが私達の常套手段。……だからこれで終わりだと油断してた。
461 :【中篇・委員長姉妹の日常】 [sage]:2008/06/02(月) 01:43:50.79 ID:F7v0WL.0
妹「きゃっ!?」

ずぼ、と。間抜けな擬音が似合いそうな状態で、私は落ちた。
それはもう見事なまでに。床が腐ってるところで全力で踏み出したのがまずかった。
落下しながら、お姉ちゃんの顔を見る。驚きと同時に決意した顔。
ああ、わかってるけど。嬉しいな……絶対見捨てないって、顔に書いてあった。
逃げたほうがいいのに。危ないのに。……仕方ないか。お姉ちゃんだもん。

……仕方ないね。




振り返った瞬間、妹が落ちていく姿が見える。
そこへ手を伸ばしても間に合わないのが分かる。
すぐに思考を切り替え、洋館の間取りを頭に思い描く。
確かすぐ下は寝室になっていたはず。私は階段を落ちるように降りる。
勿論、妹の身を案じてということもあるが、それ以上に後ろに迫った気配は濃密だ。
のんびり迎えにいっていれば、二度と目覚められないかもしれない。
そんなことはごめんだ。
振り向きもせず、ただひたすらに御札をばらまく。

委員長「寄身代行術放・急急如律令!」

急ぎて律令の如く成せ。全くを持ってその通りだ。
のんびりしている暇なんて、これっぽっちもない。
派手に埃を撒き散らす部屋に飛び込み、すぐに扉を閉める。
幸い、寝室だ。鍵がかけられた。
錠前をひねった瞬間にドンッ! と打ち据えられる扉。
まさか質量まで持ってるなんて。
本当に余裕がない。急がないと……。

委員長「大丈夫?」
妹「う、ん……何とか」

嘘だろう。強がってる。足をかばってるのがよくわかる。
恐らく落下の衝撃でひねったのだろう。ならばここから走って突破というわけにはいかない。
どこか他に出口は……。

妹「あいつ、もう外にいるんだ」
委員長「ええ。早く出ないと……窓から出るわよ」
妹「うん、了解」

ガチャガチャと音を立てて私達は窓を開けようとする。
だけど、何かの……いや、何かははっきりしてる。
あれの意志が邪魔をするかのように開けられない。
462 :【中篇・委員長姉妹の日常】 [sage]:2008/06/02(月) 01:44:14.92 ID:F7v0WL.0
妹「お姉ちゃん、どいてて!」

ガン! と妹が備え付けてあった椅子で窓を打ち据える。
が、本来ならば簡単に砕けてしまうはずのガラスは鉄のように硬く、依然として形を保つ。

妹「そ、そんな……」

絶望に打ちひしがれる妹。
今までもこういう事態がなかったわけではないが、だからといって助かれる保障は一切ない。
それでも……諦めたりはしない。諦められない。

委員長「どいて」
妹「あ……」

ガン! と窓を叩く。なるほど、ここまで硬いなんて。
だけど……

ガン! ガン!

妹「や、やめてお姉ちゃん! 手がおかしくなっちゃうよ!」
委員長「……」


ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン!
ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン!

妹「お姉ちゃん!!!!」





何だかんだで私達姉妹もいくつかおかしなところがある。
例えば私とおねえちゃんは互いの合意さえあれば身体と意思の交換ができる。
これは私達姉妹の間でのみ行なえるものだ。一つの神秘だけれど、用途は限られる。
だけど、お姉ちゃんは私よりもずっと恐ろしい力があった。
それは、何かを成せるとかそういったものじゃないけれど、とても用途は広く、強い。


ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン!
ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン!


ただひたすらに拳を打ち付けるお姉ちゃん。
その手は既に変色し、傷が出来、抉れ、大量の血が出ている。
それでもやめない。やめようとしない。
463 :【中篇・委員長姉妹の日常】 [sage]:2008/06/02(月) 01:44:36.11 ID:F7v0WL.0
人間は必ず自分にブレーキをかけて生きている。
それをお姉ちゃんは時々どこかに忘れてきてしまう。
だからお姉ちゃんは自分の力が及ぶ範囲ならば必ず物事を達成できる。
こうして聞くと、プラスの要素に感じるが、実際はそうじゃない。
ブレーキは身体を守る防衛機能だ。これがなければ人は簡単に死ぬだろう。
熱いと思うから、熱湯から手を引ける。冷たいと思うから、氷を握り続けない。
痛いと思うから、傷を広げない。
これは生きていくうえで、命を脅かさない、大事な大事な機能。
だけどお姉ちゃんはそれを……なくしてしまっている。
だから、

ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン!
ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン!

窓ガラスを真っ赤にそめながらも、それでもお姉ちゃんは手をとめない。
お姉ちゃんはああして、何かに集中してしまうと、誰の声も届かないし、止まらない。
怖いほどに、痛いほどに。私は何の傷もない自分の手をぎゅっと握り、それでも目をそらせずにいる。
そらしてしまえば、まるでお姉ちゃんの傷から逃げるようだから。




ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガン! ガ……!

どれほどの時が、血が流れたころか……。
あれほどに砕ける気配のないガラスが、音を立て、

カシャン。

あっけなく、割れた。

委員長「さぁ、出るわよ」
妹「う、うん」

きっと、これは単純に、お姉ちゃんの意志が“あいつ”に勝ったんだろう。
出すまいとするあいつに、お姉ちゃんはただ出せと訴え続けた。それだけ。
それだけで、お姉ちゃんはあいつの心を折ったんだ。
464 :【中篇・委員長姉妹の日常】 [sage]:2008/06/02(月) 01:45:03.85 ID:F7v0WL.0
妹「お姉ちゃん、傷……」
委員長「大丈夫よ。それより、気配は?」
妹「ん。私は感じない」
委員長「私もよ。……もう、大丈夫みたいね」

あれからしばらく走って、人里近いところまでたどり着く。
やっと一息つけた。知らずかいていた汗を拭う。気持ち悪い、早く帰ってシャワーにしたい。

委員長「私は今から連絡をつけて足を回してもらうわ。仕事の報告もしたいし」
妹「うん、了解だよ。私はちょっとジュースとか売ってないか見てくるね」

それから数分もしない内に、黒塗りの高級車が来る。
待遇だけは立派なんだけど、これで天引きされてたりしないか毎回ヒヤヒヤする。

妹「お疲れ様、お姉ちゃん」
委員長「家に帰るまでが仕事よ」
妹「あはは、もう、お姉ちゃんったら。遠足じゃないんだから」

私は笑いながら何気なく洋館の方を見る。
あいつはまだあそこに……。

妹「…・・・?!」

血管の中に冷水をぶち込まれたような感覚。
体温が急激に下がる。
窓の外、ガラス一枚向こうに張り付いた血塗れの顔。
恨めしそうな視線が私達に向けられている。

妹「……、ぁ……」
委員長「気を抜いちゃ、ダメよ」
妹「……う、ん」

本当、遠足じゃないんだから。
帰るまで、気を全く抜けない。
こくこくと頷き、私はお姉ちゃんの手を握るのだった。
465 :【中篇・委員長姉妹の日常】 [sage]:2008/06/02(月) 01:45:21.16 ID:F7v0WL.0
本家に寄り、一度しっかりと落としてもらい、私達は帰宅する。
家に帰るころには朝に近い時間になっていた。

妹「今から寝てもほとんど寝れないね」
委員長「でも、寝ないで登校するわけにもいかないわ」
妹「ん、そだよね」

お姉ちゃんの手に巻かれた包帯が痛々しい。
そして、自分の娘がこんなになっているのに起きてさえこない、“あいつ”が恨めしい。
やっぱり、私達は二人だけの姉妹なんだと思う。
あれはおまけ。少し速い親孝行の、介護。そう思うしかない。仕方ない。仕方ないんだ。

妹「……ねぇ、お姉ちゃん」
委員長「?」

だから、助け合っていかなくちゃいけない。
お姉ちゃんが私を守るように、私がお姉ちゃんを守る。

妹「今晩はさ、身体変えて寝てくれない?」
委員長「かまわないけれど……」








ベッドにもぐりこめばすぐに眠気はやってくる。
それだけこの身体は疲れているんだ。でも、そう簡単には寝付けない。
ずきずきと痛む手。こんな状態で人間は眠れないと思う。
だからお姉ちゃんにはせめて、まだマシな私の身体で寝てもらいたかった。
拳をなで、痛みすら心地よく感じながら、私は次の日の朝日を待つのだった。
たった二人しかいない姉妹。大切にしたい、お姉ちゃん。大好き……。





こうして生きてきた。
これが私達の普通。
少しだけ人とは違う。そんな、普通。
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/02(月) 01:48:18.58 ID:F7v0WL.0
メ「……え、っと」
委員長「何?」
メ「いや、質問を質問で返すようで申し訳ないんですが……何これ」
委員長「私達の日常」
メ「や、えっと……にち、じょう?」
委員長「恒常的な生活の様子」
メ「こんなこと普段からしてるんですか?」
委員長「ええ」
メ「……」
委員長「……話はおしまい?」
メ「は、はい」
委員長「そ。じゃあ……」

スタスタ

メ「……。も、もはや委員長という記号である必要性が!?」
男「どうした」
メ「主様。すごいですね」
男「あ?」
メ「やっぱり主様の周りには普通の人間っていないみたいです」
男「……あー」
メ「ちょ、何故私を見ながら納得したみたいな声だしてるんですか!?」
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/02(月) 06:12:03.89 ID:o5pKPWAo
いきなり別方向にブッ飛んでて間違えて別のスレ開いたかと思ったww
乙です
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/02(月) 07:00:53.13 ID:.tp4yASO
中の人久しぶりー
乙でした

なんだかメイドが唯一の良心というか一般人というか
引き籠もりで異常なはずのメイドさんが実は最も普通の人という
なんという不思議
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/02(月) 08:55:03.26 ID:Lr6Vr46o
主様→隠れハイスペック
女→女装フェチ
妹嬢→ふたなり
姉→人として規格外
男友→ガチホモ

確かにww
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/06/02(月) 10:31:57.29 ID:pEyAxSco
>>469
主様→西尾
妹嬢→みさくら
姉→きのこ
男友→ヤマジュン

なぜかこう変換された
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/02(月) 10:38:41.51 ID:Lr6Vr46o
新しい人のメイドの破天荒ぶりに吹いた
下手したら主さん家のメイドよりひどいwwwwwwwwwwww
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/02(月) 12:06:59.13 ID:.HFv4IAO
妹嬢「意義があります!」
友「同じく!」
メ「なんですか? ふたなりの人とガチホモの人」
妹嬢「違います! 私その……は、は、生えてませんっ」
メ「おお、真っ赤。で何が生えてないんですか?」
妹嬢「っ! そ、それは……その」
メ「さぁさぁ何が生えてないんですか〜?」
妹嬢「……だ」
メ「だ?」
妹嬢「男性の、その、せ……せい、き……」
メ「知ってますよ、女性なんですから。何を当たり前のことを」
妹嬢「あ、ああああああなたって人は?!」
友「じゃあボクが男の人には興味ないってのもわかってるよね」
メ「性別と愛情には関連性など問いませんよ」
友「そんな菩薩みたいな笑顔浮かべてもダメだよ! ボクは男の人なんて好きにならないってば!」
メ「じゃあなんでいろんな女の子から言い寄られても断るんですか?」
友「それは……今はボクにとってはサッカーが全部だから、他の事は後回しなの!」
メ「ふぅむ。……わかりました」
友「やっとわかってくれた……」
メ「これからもふつつかな主様ですが末永くお付き合いしてあげてください」
友「な、なんだかわかってるのかわかってないのか微妙な感じだよ?!」
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/02(月) 12:30:40.08 ID:.HFv4IAO
メ「主様はいーちゃんな訳ですか」
男「急になんだ。相変わらずの唐突さだな」
メ「いや、西尾とか言われてるから」
男「そうなのか? よしんばそうだとして俺なんか既存の作品のキャラに並ぶ要素はゼロだぞ」
メ「謙虚ですねぇ。……ふむ、しかしそうなると私は蒼色のサヴァンか人類最強の請負人ですね!」
男「いいとこ賢さのない春日井さんだろ」
メ「なぬ?!」
男「紅で言うなら格闘能力のない環さん」
メ「もはやストレートに痴女宣言されてるとしか」
男「美人ではあるぞ」
メ「取ってつけたようなフォロー! ……そうなるとお姉さんはDDDの妹さんぽいですよね」
男「姉さんはあそこまで破天荒じゃねぇよ」
メ「……本気で言ってるなら何重にもフィルターが掛かってるのだと判断します」
男「掛かってねぇって」
メ「知らぬは本人ばかり……。そうなると妹嬢さんは……」
妹嬢「生えてません!!」
男「のゎ、ど、どっから出てきたんだよ……」
妹嬢「ふん!」
男「ああ、それと友はヤマジュン絵みたいながっちりタイプじゃないな」
メ「どっちかというと線の細いタイプですね」
女「だから受けもいけるし逆に攻めに転じてもギャップ萌え!」
男「……もう驚かないぞ」
メ「天丼は大事ですよ?」
男「わからんでもないが勘弁してくれ。後な」
メ「なんです?」
男「俺は多分いーちゃんより狐さんタイプだわ」
メ「……なるほど」
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/02(月) 22:07:14.13 ID:.tp4yASO
西尾維新と聞いてやってきました

化物語の委員長なんかいいんちょに結構あってると思う
同じ立ち位置だしなww
メイドは少しでもあの3姉妹を見習ってだな・・・
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/02(月) 22:57:47.06 ID:b.V.bwDO
ここで空気を読まない発言







>>1のメイドがひさびさに見たいです
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/02(月) 23:41:46.87 ID:.HFv4IAO
西尾作品は実はまだそんな色々読んだことないんだぜ!
だから例えが適当だったり……


あと>>1さんはここ見てるか分からないから……
俺の主様達ではあの雰囲気でないけど出来る限り頑張ってみます!
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/06/03(火) 00:26:44.62 ID:hK2H2M6o
>>475
ショタとメイドか。
パー速きてから一度くらいは見た気がする。
…気のせい?
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/03(火) 00:34:05.98 ID:iaV5WPso
>>477
クリスマスに一度だけ書いた
未完のままほったらかしだけど
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/04(水) 02:12:14.71 ID:c2cBeAAO
良かったらどんどん書いていってね!
さて今夜は久しぶりにお題を消化しようとPC立ち上げたら何故かネット不通で俺涙目。
携帯からのおこんばんわです。
しかしあれですね、近親○ってロマンですよね!
そこらへんの趣味が全開になっていく中、とうとう自分でガーター作れないかと思い始めてる次第。
いつか自分の顔か名前が紙面に乗るんじゃないか心配です。
……ん? それのどこが犯罪かって?
いやぁ、サイズが問題でして。
きっとメイドさんなら冷静にこう言ってくれるでしょう。

メ「主様の中の人の守備範囲たるやイチローも驚きの広さですね」

最近は子供服売り場とかに寄ってる自分がいて怖い!!





……ネット不通で日和ってるだけです!
普段はいたって真面目なんです!
だから通報しないでください!!





とりあえず書きためといて明日あたりネットが治ったらあげます。
それか明日は朝から携帯ででも書きますね! そんな感じ!
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/04(水) 07:43:46.17 ID:zCrzWUDO
>>479
通報しますた
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/07(土) 19:46:02.93 ID:IIzemESO
な、中の人がいないからって寂しいなんて言わないんだからね!

近親は妹物ならいけるんたが・・・やっぱリアル姉がいると駄目なんだなぁ
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/07(土) 20:28:53.47 ID:59P6IlMo
俺は逆だな
妹に希望なんか持っちゃいけない
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/07(土) 21:57:36.00 ID:mBw/CMAO
リアルと二次元は別腹です
姉がいたって関係ないよ

タマ姉かわいいよタマ姉
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/08(日) 18:59:50.63 ID:NjFjrESO
そこのところ割り切れない俺はまだまだなのだと思う

何かお勧めの姉妹モノないか?
漫画でもエロゲでもなんでもいいんで
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/08(日) 19:04:11.96 ID:iOJWArQo
がんばれ!ジャイアン
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/09(月) 15:47:42.12 ID:03TVUIAO
この流れにちょっと吹いたww

どうも中の人です。
最初回線が死んでるかと思ってたらブラウザがあぼんしてた模様。
で仕方なしに新しいのを導入したのが昨日。
わかったことはやっぱり回線が炒ってたという事実。


ガッデム!!!


仕方ないので今日からしばらくは携帯から更新予定!
あと近親モノは大概成人誌がいいの多いねっ
先輩の就職先がみんな大好きコアマガジンなあたり僕は地味に勝ち組です
487 :【滝和也】 [sage]:2008/06/09(月) 16:02:02.82 ID:03TVUIAO
男「憧れるよな」
メ「何です急に。っていつもと逆パターン!」
男「たまにはいいじゃん」
メ「こういう時は大体特撮とかゲーム絡み!」
男「間違いではないんだよな」
メ「じゃあこの話はスルーで」
男「待て待て待て待て! 滝さん超かっこいいだろ!」
メ「そうなんですか?」
男「イケメンだし、格闘技強くて、行動力があって……」
メ「でも怪人には勝てないし空回りもするしよくよく見るとそこまでイケメンでもないという」
男「貴様?!」
メ「主様的なポテンシャルですよね」
男「俺は別にイケメンでもないし格闘技なんて全然だろうし大体家にいるし……」
メ「少なくとも私にとっては彼より上です!」
男「いや、んなこと……」
メ「ありますって!」
男「お、おう」
メ「……」
男「……」
メ「や、やっぱ嘘です! 何本気にしてんすか!」
男「し、してねぇよ!」
メ「ならいいです」
男「おう」
二人「「……」」












二人(……き、気まずい)
488 :【猫に小判】 [sage]:2008/06/09(月) 16:13:06.88 ID:03TVUIAO
男「お前に給料、と同じ意味合いだな」
メ「鬼に金棒って感じですよ」
男「どう好意的に解釈した結果だよ」
メ「出費の多さを基準に見れば!」
男「確かに加速するよな、出費量。でも大体が無駄遣いじゃん。だから猫に小判みたいな意味合いになる」
メ「何言ってんですか。全部必要っすよ!」
男「じゃあなんで同じ漫画やプラモを2つ3つ買うんだよ」
メ「勿論保存用です」
男「何が勿論なんだよ。もったいないだろ」
メ「わかってないっすねぇ、主様は。主様だって同じようにガーター買い込むじゃないですか。あれと一緒です」
男「ああ、なるほど」
メ「納得できるあたり何か問題を感じてしまいそうです」
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/09(月) 19:17:21.22 ID:Q5E1qxEo
もういっその事ご主人様がガーターとメイド服で(ry
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/09(月) 19:37:14.40 ID:ncrSL6AO
女装ですね
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/09(月) 19:38:39.18 ID:03TVUIAO
女「女装?!」
男「く、食いつくな」
女「……準備はできてるよ?」
男「丁重にお断りだ」
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/09(月) 19:45:16.04 ID:ncrSL6AO
速い!速いよ!
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/09(月) 20:04:35.36 ID:8jNs7sSO
久しぶりの更新だぁぁぁぁぁ

成人誌なぁ・・・やっぱりあれか、挟んでレジに出すのか
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/09(月) 20:43:27.94 ID:JIgswj.o
改造人間でもないのに戦闘員に対して引けをとらない最強の花婿はライダーより好きだったな
ゲルショッカー戦闘員には苦戦していたけど終盤ではちゃんと戦えるようになっていたのも印象深い



肝心なときに役に立たなかったりいなかったりするけど
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/06/09(月) 21:17:57.65 ID:IcY9VZoo
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
女装はいいなあ。夢が広がりんぐ
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/10(火) 02:00:46.59 ID:oiwXEMAO
カタカタ……

メ「……こ、ここ……これだぁぁぁあああああ!!」








男「バンド? なんだよ、いきなり」
メ「ロックやりましょう、ロック!」
男「なんでいきなり……」
メ「キラ☆キラってエロゲやっててとある事がやりたいと思いまして!」
男「まぁたそんな理由で」
メ「いいじゃないですか! ギターできるでしょ、主様!」
男「まぁ、うん」
メ「じゃあギター担当で。後は……ふむ」
男「おいおい、だから勝手に話を……」

plll...

メ「私です。……実はバンドやろうと思いまして。……ええ、勿論ただとは言いません」
男「おい、誰に電話してんだよ」
メ「実は……ごにょごにょ。で、メンバーは今は私と主様です。ふふ、さすが良い返事をされますね。楽器は何が出来ますか」
男「こいつ……」
メ「ではベースをお願いします。まぁ大丈夫でしょう、多分。お遊びみたいなものですから。……はい、ではまた」
男「誰もまだやるなんて言ってないぞ!」
メ「後は……委員長さんでも誘いますか。餌は……あのポエムを引き合いに出せば何とかなるでしょう」
男「だから話を……!」
メ「主様! 頑張りましょうね!」
男「話を聞けぇぇぇえええ!!!」
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/10(火) 02:18:01.43 ID:oiwXEMAO
ガヤガヤ……

委員長「聞いたわよ。バンド、やるんですってね」
男「やらねぇって」
委員長「あら。メイドさんからはあなたが発案って聞いたわよ」
男「んな訳あるか!」
委員長「でももう申請したわよ、学園祭のオーディションに」
男「なっ?! ……って、学園祭か。なら無駄だぜ?」
委員長「無駄?」
男「知ってるだろ? 俺は友と二人で出るんだ。あれは確か同じ人間が2つ以上の出し物を掛け持ち出来ないはずだ」
委員長「……」
男「だから組んだところで無駄……」
委員長「……なるほど。それであなたの名前だけあんな風に。それなら確かに……」
男「お、おい。何をぶつぶつ独り言……」
委員長「最初の合同練習、楽しみにしてるわよ? 男子(オトコ)ちゃん」
男「……は? お、お前何言って……」








メ「という訳で第1回、合同練習です!」
女「わ〜♪」
委員長「ふぅ」
男「なんで結局俺は来てしまうんだ……」
メ「さて、皆様も知っての通り今回集まったのは他でもありません! バンドのためです!」
女「えへへ」
男「楽しそうだね。こんな訳わかんない奴の発案なのに」
女「うん! すごく楽しみ!」
男「へぇ……女さんって音楽好きなんだ」
女「ん〜、音楽が好きっていうよりは私は……」
メ「そこ! 喋らない! とにかく、あと決まってないドラムとボーカルを決めましょう。最悪主様か女さんのコンバートも考えます」
女「確か私はベース? だっけ」
委員長「私はカスタネットかタンバリンぐらいしか無理よ?」
メ「だったら委員長さんはドラムですね。……は?! じゃあ私ボーカル!?」
男「みたいだな。……やめるなら今だぞ?」
メ「いや! あえて行くは茨の道! 楽器やらなくていい分楽そうだし私ボーカルやります!」
男「よしゃいいのに」
メ「それもこれも、このガールズバンドの為!! 楽器も決まったことですし、皆さん頑張りましょう!」
女「お〜!」
委員長「仕方ないわね」
男「おい、だから勝手に俺を巻き込……ガールズバンド?」
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/10(火) 02:21:22.12 ID:8f5nPkUo
男子wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/10(火) 02:31:09.97 ID:oiwXEMAO
女「あれ? 知らないの? ガールズバンドっていうのは……」
男「女の子だけのバンドだろ? だったら俺がいる意味ないだろ」
メ「意味はありますよ。うちの主力ギタリストにして花形です!」
男「だからガールズバンドじゃないだろ、それじゃ」
メ「……まだ気付きませんか?」
男「は? 何の話……」


カチャリ


男「お、おい。なんでドアの鍵を閉めて……」
女「お〜と〜こ〜くん♪」

びくっ

男「?! な、何かな?」
女「確かに厳密にはガールズバンドじゃないかもだけど、もし男くんが男の子だってバレなきゃ……」
男「!! ちょ、ちょっと待て! ていうかなんだその本格的なメイク道具!」メ「大丈夫です。主様の肌って女性から嫉妬されるくらい化粧のノリがいいですから」
委員長「……男として微妙な長所ね」
男「長所じゃねぇ! って本当に待って! た、タイム、タイム!!」
女「優しくするから安心して任せて。ちゃんと服も用意してあるから……さ、レッツメイクアップ♪」
男「いやぁぁぁああああああああ!!!」









女「完成♪」
男「ぅぅ……」
メ「こ、これは」
委員長「……コメントしづらいわね」
男「わかってるよ! どうせ気持ち悪いんだろ! さっさと笑えよ!」
メ「とんでもないです。……可愛いですよ、男子ちゃん」
女「だよね♪ 下手したらこのウィッグもいらないかも」
委員長「ここまでくると羨ましくすらあるわね」
男「ち、ちくしょぉぉぉおおお!!!」
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/10(火) 02:43:11.05 ID:.SYLS.AO
投下はじまってるwwwwww

わっふるわっふる
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/10(火) 02:49:52.52 ID:oiwXEMAO
ガラガラ……ピシャ!

男「……屈辱だ」
委員長「時々勘がするどい子は訝しんでたけれど概ね気付かれなかったわね」
女「寧ろ時々くる視線が明らかに異性を対象にしたのだったもんね!」
メ「ふふ。校内一周して誰にもバレなければ参加してもらうという賭けはどうやら我々の勝ちだったようですね」
男「お前は直接見にきてなかったからわからなかったろうけど結構ギリギリだったぞ! だからやっぱり……」
メ「言い訳ですか? 見苦しい。今この段階で断るならば主様の下着姿の隠し撮り写真、ばらまきますよ?」
男「なっ?!」
メ「また、バンドに参加したはいいけどやる気出さないままでは困りますから学園祭ステージアンケートで三位以内に入れなくても同様です」
男「ステージへの本戦出場は前提なのかよ?!」
メ「志はあくまで高く!」
男「俺の場合リスクだけだろ!」
メ「まぁまぁ……リターンは平穏な学園生活ですから」
男「今まさにそれを奪おうとする貴様が言う台詞かぁぁー!!」
女「ねぇ、一緒に頑張ろうよ……衣装も一生懸命つくるから」
委員長「私もドラムとかは全くわからないけれど……委員会と平行してやれるだけやるわ」
男「ぅ……」
メ「お二人にここまで言わせて逃げますか? さぁ。さぁさぁさぁ!」
男「……」
三人「「「……」」」
男「……。わかったよ。やるよ」
女「やった〜♪」
委員長「ふぅ」
メ「ふふん! 決まりですね。では改めてよろしくお願いしますね、男子ちゃん?」
男「うぅ……うがぁぁぁあああああ!!!」
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/10(火) 07:19:03.93 ID:nkLneQAO
ヤバい興奮してきた
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/10(火) 09:15:50.43 ID:oiwXEMAO
男「ふぅ……」
女「なんで着替えちゃうの〜? もったいないよぉ」
男「勘弁してくれ。ああ言ったからには協力はするけど、練習中くらいは普通でいたい」
女「ぶぅ」
男「はぁ……それより、みんな楽器はどれくらい出来るの?」
メ「世界レベルの歌唱力にご期待ください」
男「お前には何ら期待してないから安心しろ」
メ「なんと」
男「それより女さんといいんちょはどうなんだ?」
委員長「カスタネットかタンバリンしか無理ね」
女「私はピアノやってるけど……弦楽器は初めて」
男「なるほど。かなり厳しいな」
委員長「そういうあなたはどうなの?」
男「んあ、まぁ……それなりには練習してるから大丈夫だと思う」
メ「主様は完璧超人だから大丈夫ですよ。ネプチューンマンです」
男「一人クロスボンバーでも決めてやろうか。ってもなぁ……オーディションまで後1ヶ月半だぞ」
女「ん〜。ちょっと短いよね」
男「形にはなるかもだけどバンドとして演奏しきるのは……」
メ「やらずに及び腰でどうするんですか! 死ぬ気でやれば人間やってやれないことはないです!」
男「……確かに俺は社会的に[ピーーー]る可能性大だが」
メ「ですから主様の……いえ、男子ちゃんを晴れ舞台に上げるため、皆さん頑張りましょう!!!」
女「うん!!」
委員長「……悪くないわね」
男「なんでお前らそんな動機で頑張れるんだよ?!」
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/10(火) 09:40:50.74 ID:oiwXEMAO
男「あれから一週間な訳だが……」
女「ご、ごめん」
委員長「だって家にドラムなんてないんだから仕方ないでしょ」
男「もはや形になることすら怪しくなってきたな」
メ「だからって諦めないでください」
男「別に諦めちゃいないが……何かしら手を考えないとまずいぞ」
委員長「何かしらって?」
男「それが思い付かないから悩んでるんだよ」
女「ごめんね」
男「いや、二人とも努力はしてると思うから謝る必要はないさ。どう考えても時間が無さ過ぎるだけ」
メ「何故こんなことになってしまったんだ……」
男「どう考えてもお前の発案が突発的すぎるのが原因だ」
メ「まぁた私のせいっすか」
男「お前のせいだよ! はぁ、せめて一日練習できる環境とそれなりの講師が付いてくれりゃ……」
女「音楽室の楽器は長く借りられないもんね」
委員長「私達は独学だし」
男「ん〜……」
メ「あ、そだ」
男「ん?」
メ「何とかなりますよ、練習場所と楽器、更に講師も」
男「何かあてでもあるのか?」
メ「はい。というか今まで何で忘れてたんだろ。とりあえず明日の放課後から早速いけるよう調整します」
男「……なんだろう。ものすごく嫌な予感がする」








メ「主様〜、都合つきましたよ。お、今日はチャーハンですね」
男「おう。って、マジかよ。都合ついたのか」
メ「はい。ただそれには条件がありまして」
男「条件?」
メ「練習中はずっと女装しててください」
男「はぁ? なんでそんな……」
メ「よろしくお願いしますね。では私は歌の練習がありますので」
男「ちょ、ま……」

バタン

男「……嘘だろ?」
男「そんな条件だすようなバカ、この世のどこに……」
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/10(火) 09:51:04.23 ID:8f5nPkUo
ふたなり仲間が増えて嬉しいんですね、分かります
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/10(火) 12:50:06.93 ID:oiwXEMAO
妹嬢「みなさん、ようこそ」
男「……そういやとんでもないバカがいたな」
メ「今日はよろしくお願いします」
女「お願いします!」
委員長「よろしく」
男「……よろしく」
妹嬢「ふふ、皆さんの頑張りに期待しています。特に……」
男「ぅ」
妹嬢「“初めてまして”、男子さん。あなたとは仲良くさせていただきたいですね」
男「……おことわりだ」
妹嬢「くすくす。……今日の下着は黒だそうで」
男「な?! め、メイドてめぇ!」
メ「〜♪」
妹嬢「仲良くしましょう? 同じ女同士ですから」
男「……くそぉ」








女「ふぁ〜、すごいね」
男「どうやってこんなすごいスタジオ用意したんだか。楽器もかなり上等なのばっかだし」
メ「これ、本番にお借りしても?」
妹嬢「勿論、結構ですよ」
委員長「私は楽器の購入が出来るほど金銭的に潤沢さはないから助かるわ」
男「……なぁ、見返りはなんだ?」
妹嬢「ふふ、あなたにはそんなもの求めませんから」
男「ならいいけど」
妹嬢「では、講師も数人用意していますので心ゆくまで研磨なさってください」

バタン

男「……ふぅ。ま、考えても仕方ない。やるか」
メ「はいっ」
男「やるからにゃ、一番目指すぞ!」
女「おー!」
委員長「ええ」
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/10(火) 13:02:33.39 ID:oiwXEMAO
1ヶ月後……



男「うし!」
女「やったね、初めて全曲やり通せたね!」
委員長「ええ。なかなか様になってきたわね」
メ「さすが私。リーダー的歌唱力で牽引しまくりでした」
男「どこからそんな自信が出てくるんだよ。まぁいいや……友、どうだった?」
友「うん、ちょっとびっくりしたかな。まだ組んで1ヶ月ちょっとなんだよね?」
委員長「そうね」
友「それにしちゃ充分だよ」
男「いいんちょも女さんも頑張り屋だからな。ぐんぐん伸びてる」
友「男は相変わらず安定してるしね」
男「やれるだけやってるからな」
友「それに何よりメイドさんの歌唱力が本当にすごいよ」
男「ぅ……」
メ「ふふん」
男「そ、そうかなぁ」
友「気付いてるんでしょ? 彼女今までどこかで歌ったりしてたんじゃない?」
メ「いえ全く」
友「だったらもう天性のモノだろうね。すごいや」
男「うがぁ! なんか納得いかねぇ!」
友「とりあえずオーディションは何とかなるんじゃないかな?」
女「本当!?」
友「このままちゃんと練習を積み重ねて、コツコツ頑張ればね」
委員長「まぁ、これから私は忙しいけれど……自主練習はするわ」
女「わ、私も!」
男「なんでみんなそんなにやる気なんだよ……」
友「多分、やってるうちに愛着や連帯感が生まれたんだよ。目的は何であれ今は楽しいって感じてるんだよ。……違う?」
男「……知らん」
友「全く、素直じゃないんだから。ほら、それより約束通りボクとも練習だよ」
男「おう」

ゴソゴソ

友「何やってるの?」
男「何って着替えを……」
友「そのままでいいじゃん」
男「……お前も面白がってやがるのか、どちくしょう」
友「目の保養だよ」
男「なってたまるか?!」
女「なってるよぉ。ねぇ?」
委員長「そうね」
男「……くぅ」
メ「ドンマイ!」
男「てめぇにだきゃ言われたくねぇ!!」
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/10(火) 19:20:52.80 ID:nkLneQAO
どうしてもメイド服着てるイメージしかできない・・・
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/10(火) 22:23:22.37 ID:oiwXEMAO
メ「私ずっとメイド服ですが」
男「だからって練習の時まで……」
メ「女装してる人に言われたくないです」
男「ぬがっ!」
女「でも徹底してるよね。学校の中までメイド服なんて」
委員長「そのおかげであなたを隠すのに大変なのよ」
メ「いやぁ、それほどでも」
男「誉めてねぇよ」
女「ちなみに本番の衣装はメイド服のアレンジを予定してるからね♪」
男「……俺も着るの?」
女「勿論っ」
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/11(水) 07:35:37.46 ID:D12KfcAO
男「珍しいな。女さんから招集かけるなんて」
女「うん、まぁね」
メ「私のネトゲタイムを邪魔したからにはそれなりの理由だと勝手に判断させていただきますよ」
委員長「なんで偉そうなのよ。……で、要件は何かしら?」
女「う、うん。来週のオーディション用に完成したの、衣装が」
メ「おお。やりましたか」
女「うんっ。えっと、全体としてはメイド服のアレンジなんだけど……はい、メイドさん」
メ「ありがとうございます。ふむ、なんかやたら露出度が高いような」
女「メイドさん、スタイルいいから。ミニとノースリーブでカットも大胆にしてみたよ」
男「腋とか横乳、下着もギリギリ見えるか見えないか」
メ「言い方がおっさんくさいですよ。まぁそれくらいサービスします」
女「でもエプロンだけは長めだよ。ホワイトブリムはみんな共通のね。次は委員長さん」
委員長「……ヴィクトリアンタイプね」
女「少し野暮ったいくらいにしてみたよ。でもスカートに大きなスリットと袖の安全ピンがいい感じかなって」
委員長「悪くないわね。そういうあなたのは?」
女「迷ったけど、普通のフレンチタイプにフリルエプロンっていうスタイルかな。スカートはミニで、長手袋だよ」
メ「なるほど、エロ可愛さで勝負ですね」
女「えへへ……でね? って、男子ちゃんどこいくの!」

びくっ

男「あ、いや……と、トイレに」
メ「さっきから数回いってますでしょ。頻尿ですか」
男「違うわっ!」
委員長「じゃあ逃げるの? まさかそんなことないわよね。男子ちゃん?」
男「ぬぐぐ……」
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/11(水) 07:53:56.99 ID:D12KfcAO
女「じゃじゃ〜ん♪」
メ「なんと」
委員長「へぇ……」
男「な、なんだこのふりふりは!」
女「えへへ〜。いくら男子ちゃんが可愛くても体のライン出すのはよくないからね!」
メ「露出が少なくなるなら逆に増やしちゃえばいいじゃない! な訳ですね」
委員長「ゴシックアンドロリータ……悪くないわ」
男「悪いだろ?! 着てるやつ、こんなだぞ!?」
メ「……似合ってますよね?」
委員長「似合ってるわよ?」
女「だって♪」
男「ぬがぁ!」
女「この色でドレスに仕上げるの苦労したんだよ?」
男「いらん苦労を……でもま、お疲れ様」
女「あ、ありがとっ。……ふにゃ〜、最近は毎晩夜なべでふらふらだよぉ」
メ「ところで制作費はどうなってますか? 良ければ私が負担しますので」
男「そうだな。これだけのもの、安くなかったろ」
女「う、うぅん! 全然気にしないで! 私、前にバイトで貯めたお金あるし!」
メ「ですがせめて制作費がいくらだったかくらいは教えてください」
女「ぅ……○万円」
男「ぶっ!? そ、そんなにしたのか!!」
女「で、でもこれくらい大したこと……」
委員長「五倍ね」
男「へ?」
委員長「材質や小物類の質で分かるわ。さっき言った値段の五倍近くかかってるわよ」
男「……本当?」
女「あぅ。……五倍は言い過ぎだけど……四倍は超えてたり超えてなかったり」
メ「後々、全てうまくいきましたら払わせていただきます。それくらいの余裕は出来ますので」
女「でも……」
メ「いいから。仲間じゃないですか」
女「……!」
委員長「そうね。遠慮されると困るわ」
男「どうやって余裕が出来るかは甚だ疑問だが……女さんに負担を全部かけたくない。みんなのことだからな」
女「みんな……」
男「だから、受け取ると言ってくれ」
女「……うん!」
メ「では話もまとまったところで実際に着たまま練習してみましょう」
女「おー!」
委員長「ええ」
男「うっしゃ!」








男(しかし本当にどうやって余裕なんか出来るんだろ。……ま、最悪俺が負担するか)
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/11(水) 12:21:55.47 ID:D12KfcAO
男「……さて、本番だな」
メ「私武者震いしてきました」
委員長「緊張してるだけでしょ?」
メ「ふっ、私が緊張なんてありえませんじょ?」
男「噛んでる噛んでる」
女「はぅぅ……」
男「大丈夫?」
女「う、うん。ちょっと緊張してるだけ……」
男「大丈夫。今日までの練習を信じよう。それに」
女「?」
男「女さんの衣装着てる自分、鏡で見てきたけど……まぁ、可愛いかな、って」
女「……ぁ、うん! 当然だよ!」
男「うし、その意気だ」
メ「自分で自分が可愛いとか……」
男「う、うるせぇ! 俺じゃなくて衣装がだよ!」
委員長「向こうはそう思ってないみたいだけどね。ほら、そろそろ出番よ」
メ「では、一つ派手にいきますか!」
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/11(水) 13:13:54.15 ID:D12KfcAO
審査員「ええと、女さんと委員長さんは我が校の生徒だとされていますが……」
メ「友人です。あと彼女も」
男(こくこく)
審査員「はぁ。まぁ部外者の参加は特別禁止されてはいませんが」
委員長「何か問題でも?」
審査員「やはり我が校の学園祭ですので優先させたいのは生徒だけのグループになります。つまり……」
女「審査は厳しくなるんですか?」
審査員「はい。ですがあの委員長さんが参加されているバンドですからね。期待しています」
委員長「裏切らないようにさせてもらうわ」
メ「では、聴いてください。曲は……」











五人「「「「「お疲れ様ー!」」」」」

チンッ

メ「いやぁ、やるだけやりました!」
男「後は天命を待つのみだ」
女「うぅ、不安だよぉ」
委員長「今から色々考えたところで後の祭よ。それより目の前の食事を楽しみましょう」
男「正論だな。ま、どんどん食べ……」
メ「はぐ、ふぐ! あむ!」
男「……まぁ今日はいいか」
友「でも本当にお疲れ様」
男「おう」
友「あの後の僕達の審査の時の雰囲気を見てると大丈夫そうたね」
男「まぁ確かに場をあっためた感はあったよな」
女「ほ、本当?!」
男「嘘ついてどうするよ」
女「そうだけど……」

男「ま、気楽に待とうや」
メ「ですね〜」

バタン

男「お、戻ったか。何の連絡だったんだ?」
委員長「……なかったそうよ」
メ「へ?」
委員長「私達の名前。合格者の一覧に」
四人「「「「?!」」」」
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/11(水) 20:43:54.45 ID:QetuV.SO
なんというクライマックス・・・続き楽しみにしてるぜ!
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/12(木) 00:55:47.19 ID:ojCohbso
芸能界デビューマダー?
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/13(金) 18:10:47.43 ID:eRN8UMAO
急展開ッ・・・!
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/14(土) 23:59:10.91 ID:fFsQtgAO
男「ないって……どういうこどだよ!」
委員長「さぁ? そのままの意味じゃない?」
女「そんな……」
メ「所詮外部バンドへの対応などこんなところなんでしょう」
女「で、でもちゃんと演奏したのに!」
男「くそ……納得いかねぇ!」

ガタン!

友「どこ行くの!?」
男「自分の目で見なきゃ納得いかねぇってことだよ!」
メ「確かに。委員長さん、あなたが見てきた訳ではないんですよね?」
委員長「ええ。友人からそう連絡あっただけよ」
メ「……ならば私も行きましょう。私、諦め悪いので有名ですから」
委員長「仕方ないわね」
女「わ、私も!」
男「よっしゃ! いくぞ!」







男「いざ見るとなると緊張するな」
女「あぅぅ」
メ「ほら、怖じ気づいてる場合じゃないですよ」
委員長「行くわよ」
男「……た、頼もしいな」
女「うん」



男「……くそ」
女「そん、な」
メ「ない、ですね」
男「あれだけやったってのに! ……外部じゃなきゃいいなら、今すぐ俺が女装だったって言いにいってくる!」
女「だ、だめだよぉ!」
メ「そうです。私がいる限り外部ですし、それに二重登録で結局アウトです」
男「ぅ……くそ! だからって諦められるかよ! みんなあれだけ頑張ったのに!」
女「男くん……」
メ「主様……そんなに女装が」
男「違うからな?!」
委員長「……ねぇ、男」
男「だから女装は好きでやってるんじゃ……!」
委員長「この表、おかしいわよ」
男「へ?」
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/15(日) 00:16:33.89 ID:FKV8h2AO
男「おかしいって……」
委員長「確か参加できるグループは18組。でも何故かここには17組しか書かれていないわ」
女「あ、本当だ……」
メ「というか隅になんか書いてますよ?」
男「何だと? ……なっ!?」
女「こ、これって!」





三人「「「すみませんでした!」」」
男(ぺこり)
審査員「気をつけてくださいね? 本来なら、ほかのグループに譲るところです」
メ「いやぁ、この娘がおっちょこちょいで」
男「?!」
メ「まさか申請用紙にバンド名を書き忘れるなんて。いやぁ申し訳ない」
男(あれを自信満々に書いて俺に出させたのはてめぇだろうがぁぁぁあああ!?)
審査員「まぁ、その点を差し引いても素晴らしい演奏でしたからね。当日は頑張っていただきますよ」
女「は、はい!」
審査員「では」
三人「「「ありがとうございました!」」」
男(ぺこり)





男「いやぁ……何とかなったな!」
メ「本当一時はどうなることかと」
男「て、てめぇが言うか!?」
女「まぁまぁ。これからも協力しあってくんだから、仲良くしよ?」
メ「その通り!」
男「ぐ、ぬぬ……」
委員長「とにかく明日からもちゃんと練習ね」
女「えへへ、頑張ろうね!」
メ「目指せ田舎勇者!」
男「うし! こうなったらいけるとこまでいくぜ!」
委員長「まぁ、あなたはこれからも練習の度に女装だけど」
男「ぐほ?! 出鼻をくじくなよ!?」
女「あはははは!」
委員長「ふふ」
メ「ぷーくすくす」
男「お、お前らぁ!?」





そんなこんなで本番も大変なんだけど……
それはまた別の話♪
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/15(日) 00:24:23.55 ID:/pvxQEgo
お疲れ様でございました
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/06/15(日) 00:39:22.61 ID:HtOcFEYo
ぐっじょー
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/15(日) 01:43:14.85 ID:FKV8h2AO
明日のコンベンションとか火曜日のプレゼンさえ終わればまたちょっと前くらいの更新ペースになる予定!


ちなみに本番では……

野次馬『L.O.V.E! OTOKOちゃぁぁぁあああん!!』
男(あ、あいつらぁぁ〜〜!! ……ええい自棄だ!!)
野次馬『うぉぉおお!! 投げキッスきたぁぁぁあああ!!』



と主様……もとい男子ちゃん大活躍の予定です!
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/15(日) 10:09:43.01 ID:K5l402AO
俺はッ!性的興奮を覚えたッ!
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/15(日) 11:01:29.92 ID:xJa4Se6o
もちろん録画されてるんだすよね
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/15(日) 20:32:00.94 ID:/pvxQEgo
ちょっと主様掘ってくる







あれ?アナルってこんなにゆるいもんなのか?
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 01:04:34.24 ID:116wlEAO
男「いや、あの。……ゆるいとか言われても」
妹嬢「だからついてませんってば!」
メ「誰がって話は出てないのに名乗りをあげるあたりさすがです」
妹嬢「だぁかぁらぁ!」
男「つうかそもそも俺はそんなキャラじゃ……」
メ「ふたなり妹と女装兄とか素晴らしいですね」
妹嬢「生えてません!」
男「ゆるゆるじゃ……」



姉「混沌だねぇ」
委員長「なんで楽しそうに言ってるのよ」





さておきまして、お題を一部飛ばしていた事実!
出してくれてた方、申し訳です。
早速使わさせていただきまする!
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 01:10:29.04 ID:qeir3TUo
妹によって開発済みなんですね、分かります

そしてwwktk
527 :【あの頃にもどりたい】 [sage]:2008/06/16(月) 01:19:19.55 ID:116wlEAO
姉「ふんふふ〜ん♪」
男「……」
姉「あれ? どしたの? 元気ないよ」
男「そうかな」
姉「そうだよ! せっかくお姉ちゃんとのデートなんだから笑顔じゃなきゃやだよ!」
男「そう、だね」
姉「む〜! そんな顔しちゃやだ!」
男「……。姉さん」
姉「ん、何?」
男「ちょっと、付き合って」
姉「うん、いいけど」






姉「ふわぁ。いい眺めだね!」
男「とっておきの場所だよ」
姉「さぷらいずを狙ってたんだね! だからあんな風に……」
男「だからそう簡単には誰も来ない」
姉「え?」
男「姉さん。……俺のこと、どう思ってる?」
姉「ぁ……え、その……おとちゃん、まさかこれって告白?」
男「……」
姉「はうぅ! だ、だったら困っちゃうよ! そんな、私はだって……」
男「まだ、俺のこと“喰いたい”の?」
姉「……!」
男「好意を抱く人間の血を、慕う人間の無防備な肉を、恐怖に歪む心を……喰いたいの?」
姉「お、おとちゃん、何言って……」
男「……。あの頃に戻れたなら、きっと普通の人間は逃げろって言うんだろうね。けど俺は」
男「俺はあの事をやり直さない。だって俺はあの頃、本当に姉さんが好きだったから」
姉「思い出したんだ。ふぅん……その言い方だと今は違うみたいだけど?」
男「ああ。多分違う。少なくとも俺は姉さんよりも好きな奴がいる」
姉「それはあのメイドさんかな? それとも委員長さん?」
男「わからない。けど、少なくとも姉さんじゃ……ない」
姉「そっかぁ。……ちぇ、つまんないの」
男「姉さん……」
姉「だってそれじゃ“美味しくない”じゃん。あ〜あ……あの頃にもどれたらなぁ」
男「姉さん、俺は!」
姉「これからはずっとまずくなるだけなら……もういいや」
男「待って! 姉さん、今の姉さんはそうでも、俺はきっと……!」
姉「いただきます」
男「姉さん!!!」
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/06/16(月) 01:29:18.20 ID:Ygzhqqwo
>>527
姉さんつくづく人の話聞かないな
529 :【あなたを超えたくて】 [sage]:2008/06/16(月) 01:33:35.51 ID:116wlEAO
メ「今日も対戦に付き合っていただきます」
男「ええ……宿題させろよ」
メ「宿題とか家事とか家計簿つけたりするのとこの超絶ぷりちーなメイドさんとのウキウキゲームタイム、どっちが大事なんですか!」
男「前者」
メ「ガッデム!! 主様は人でなしすぎます!」
男「お前が自堕落人間すぎるだけだっつの」
メ「嘆かわしい! 私が毎日主様に勝つためにコツコツ練習してるのを全否定なんですね!?」
男「頑張るとこが間違ってると何故気づかない」
メ「気づいた上でそんな常識をもねじ伏せる私の思考!」
男「なお悪いわ。……一時間だけだぞ?」
メ「きゃっほぃ! これだから主様はちょろ……いい人だぜぇ!」
男「時折お前から出る本音は俺の中にある怒りのスイッチを的確に刺激するな」
メ「まぁまぁまぁ。それよりほら、やりましょ!」
男「ったく……」








男「はい、勝ちっと」
メ「あんぎゃぁぁああああ!? あんなに練習したのにぃ!!」
男(確かにコンボ精度はあがってるけど、対戦ゲームで必要なのはそれだけじゃないと何度言えば……)
メ「主様! もっかい!」
男「え、いやでもそろそろ一時間……」
メ「む〜!!」
男「はいはい、付き合うよ」
メ「きゃっほぃ!!」
男(ったく……現金なやつ。でもま、なんでか悪い気はしないんだよな)
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/06/16(月) 01:35:52.07 ID:Ygzhqqwo
あれ?>>527のその後は?
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 01:38:30.93 ID:116wlEAO
またいずれ拾いますww
基本的に時間軸無視して書くから、お題によって先すぎるのがポロッと出たり今更なことが出たりするわけでございますです
532 :【輝ける日のために】 [sage]:2008/06/16(月) 01:44:35.54 ID:116wlEAO
委員長「やっぱり国内での挙式がいいと思うの」
妹「気が早すぎない?!」
委員長「そうかしら」
妹「そうだよ! っていうか晩御飯の話からなんで急にこんな話なの?!」
委員長「晩御飯の献立を考えて、一週間の分を考えてるうちに……」
妹「主婦になった自分を想像して更に相手について考えてやがて妄想は挙式へ?」
委員長「……よく分かったわね」
妹「驚いた顔されても寧ろ毎日そんなパターンの妄想を聞いてる私からすれば困るよ!」
委員長「困るの? だったらごめんなさい……」
妹「あ、いや……そんなことないよ! お姉ちゃんの輝ける日が来たらって思うと私も嬉しくなるし!」
委員長「そう……ありがとう」
妹「えへへ」
委員長「……それでね、最近は海外のも悪くないと思うんだけどやっぱり国内で落ち着いて」
妹「ごめん、やっぱり別の話にしよ」
533 :【さよならは突然に】 [sage]:2008/06/16(月) 01:52:39.90 ID:116wlEAO
男「タイトル的にシリアル方面だと間違いなく誰かしらとの別れだよな」
メ「……」
男「……」
メ「ギャグに走りましょうか」
男「お、おう!」
男(なんだろ、今メイドのやつ、すごい儚い顔を……)







メ「あんぎゃぁぁああああ!?」

バタン!

男「なんだ、どうした!」
メ「レアモンスターを逃しました……」
男「……そんなどうでもいいことでこの世の終わりみたいな叫びをあげるな」
メ「ひどい言い種ですね!」
男「たかだかゲームだろ」
メ「ではそんなあなたに捧げる一言」
男「ん?」
メ「ざんねんですが ぼうけんのしょは……」
男「ぐほぁ?!」
メ「ふ……さよならは突然やってくるんです。悔いのないようにセーブせず一気にプレイしてしまいましょう!」
男「それはそれで何かしらのアクシデント次第で地獄みそうだが」
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 01:56:14.03 ID:qeir3TUo
>>533
よし、お題
【シスコーン】
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/16(月) 14:56:16.43 ID:vcwi3AAO
バンドの件で脳内主様がこんな感じに
http://s.pic.to/reaa8
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 15:27:04.55 ID:116wlEAO
男「こ、こんな可愛いはずないだろう!」
メ「でも前日にはしっかりムダ毛処理してたじゃないっすか」
男「それはいいんちょがやるなら完璧にって無理矢理……」
メ「私は見てましたよ。わざわざ鏡の前でくるっと回ってみたり裾をひらひらさせてたのを」
男「ぎゃぉぉおおお?!」
メ「ただまぁ主様は練習中はウィグ使ってロングに変わってますが。ね?」
男「お、おう」
メ「更に可愛い帽子も完備。分かる人には分かる小悪魔帽子!」
男「わかんねぇよ」
メ「ははは、もういっそお嬢様とでも呼びますか」
男「頼むから止めてください」
537 :【君がいてくれたから】 [sage]:2008/06/16(月) 15:39:19.57 ID:116wlEAO
男「迷惑こそかけれど感謝されることはないよな」
メ「全くです」
男「俺がいつお前に迷惑かけまくったよ」
メ「毎日私の精神的な安寧を脅かしてるじゃないっすか」
男「何がだよ」
メ「働けだの遊ぶなだの、挙げ句意地悪だの悪口ですよ」
男「恐ろしいほどに俺の精神の安寧を奪っていることに気づいてるか?」
メ「なんという言い種! それが従者に対する態度ですか!」
男「そうだろうが」
メ「あっさり言い切った!」
男「何を驚く要素があったんだこいつは……」
メ「くっ、かくなるうえは!」
男「はぁ……」



男(ま、退屈だけはしない、か)
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 17:36:48.69 ID:cvEkddoo
どこかに出かけて恋人と勘違いされるイベントあったっけ?
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 18:45:02.58 ID:116wlEAO
微妙に近いシチュならあったかも?
自分なりに撒いたのは把握してるつもりが時々記憶が消えてたり!
540 :【バーニングガンダム】 [sage]:2008/06/16(月) 18:53:09.40 ID:116wlEAO
男「うへ、またゴッドかよ……」
メ「まぁまぁ主様、処理もひとつのプレイですから」
男「とか言いながらマスター使うお前はなんなの」
メ「ヘビーアームズで0落ち狙いが基本な主様に言われたくありません」
男「……お前先落ちして突っ込むくせに」
メ「ほら! 始まりますよ!」
男「はいはい」







男「ふぅ……なんで俺が不利機体のゴッドと疑似タイマンさせられてんだよ」
メ「信じてました!」
男「ったく……」
メ「ところで主様」
男「ん?」
メ「やっぱり海外ではバーニングって表記されてるんですかね?」
男「基盤が日本制なんだから普通だろ」
メ「なんかつまんないですね。プチトリビアっぽいのに」
男「まさか名前でつまるつまらんで文句言われるとは開発者側も夢にも思うまいて」
メ「あ、また乱入」
男「……切り替えの早さだけは素晴らしいな、お前は」
541 :【骨太のおなご】 [sage]:2008/06/16(月) 18:57:23.14 ID:116wlEAO
男「って言っても、俺の周りはだいたい華奢な子ばっかだよな」
メ「確かに主様も骨太って感じじゃないですもんね」
男「なんで俺がはいる」
メ「あ、男子ちゃんでした」
男「このやろ……」
メ「残念! 私は野郎ではございません! やーいやーい!」
男「……神経が図太いよな、多分骨より」
メ「えへへ」
男「褒めてねぇし可愛くないぞ?」
メ「マジで?」
男「……」
メ「……」
男「み、見つめるな! ……ま、まぁ顔とかなら、多少は……可愛い」
メ「うっしゃぁ!」
男「そういうとこがなきゃ……」
542 :【愚の骨頂】 [sage]:2008/06/16(月) 19:07:48.29 ID:116wlEAO
男「メイドに社会的常識をわきまえろと言うこと」


メ「主様への給金の値上げ交渉と特撮話題をふること」


委員長「男の鈍化さを指摘すること」


妹「お姉ちゃんに目を覚ましてもらおうと説得すること」


姉「おとちゃんが私を嫌いになること!」


妹嬢「兄さんに私の立場を説くこ……本当は兄さんに、その……ちょ、ちょっと! まだ言い終わって……!!」


女「男くんに女装をさせないこと!」


女弟「姉ちゃんにあの男の話題をふること」


友「僕がサッカー以外で夢中になること」










中の人「ここをちゃんと更新できないこと。……この場を借りてすみません」
543 :【シャッフル】 [sage]:2008/06/16(月) 19:16:40.23 ID:116wlEAO
委員長「なんで空の鍋をおたまでかき混ぜなきゃならないのよ」
メ「いや、タイトルが……」
男「何かは知らんがきっと間違ってるぞ」








男「変える?」
妹嬢「ええ、この間は私がメイドさんの代わりをさせていただいたでしょ?」
メ「その節はいろいろお世話しました」
妹嬢「……色々言いたいことはありますがさておきます。それで思ったのですが、兄さんは本当の従者というものをご存知ないのでは、と」
男「本当の?」
メ「失敬な、私のどこが偽物なのかと」
妹嬢「あなたを敬う理由も無ければ本物だと言い張れる精神を疑いたいですね」
男「全くだな」
メ「四面楚歌?!」
妹嬢「そこで、一度兄さんにはうちのメイド長についてもらおうかと思います」
男「や、でもそうなるとお前の方に不都合が……」
メ「そ、そうですよ! 大変ですよ!」
妹嬢「大丈夫です。代わりに彼女を借りますから」
男「む、シャッフルか」
メ「反対! 反対!」
妹嬢「お試しだと思って……」
男「よし、やってみるか」
メ「主様?!」
男「いやまぁ、本物偽物はさておき、久々にメイド長さんには挨拶したいしな」
妹嬢「では早速手配しますので」
男「おう」
メ「う、うぅ……」
男「ま、頑張ってこい」
メ「主様のばかぁー!」
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/16(月) 19:23:35.68 ID:vcwi3AAO
スワッピング・・・
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/06/16(月) 19:37:40.44 ID:Ygzhqqwo
>>544
何と!?妹嬢とメイド長が百合百合な関係だと!?
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 19:54:26.12 ID:qeir3TUo
妹さんのコルトパイソンが火を噴くわけですね、分かります
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/16(月) 20:23:30.01 ID:vcwi3AAO
>>545
YesYesYes

メイド長さんは20代前半な感じなんだ
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 20:31:42.66 ID:116wlEAO
妹嬢「だからあなた達は私をなんだと思ってるのですか!?」
メイド長(……私がお嬢様と……)
妹嬢「第一何度生えてないと言えばわかるんです!」
メイド長(毎晩私はお嬢様を想って……)
妹嬢「とにかく! あなた達が思うようなことは一切ありません! そうですよね?!」
メイド「……。はい」
妹嬢「な、なんですか、今の間は……」
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 20:46:00.68 ID:qeir3TUo
すまなかった!デザートイーグルに訂正する!



本当にごめん!
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/16(月) 22:08:55.71 ID:c75JEVoo
そろそろ>>368の新キャラの詳細を
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/16(月) 22:59:41.76 ID:116wlEAO
可能性という名のヒントもどき。

別スレで生まれたキャラで前スレでちょっとだけ出た彼女orあの人の妹が交換中に勝手に動きまわった結果


……だったりするかもね!
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/17(火) 01:59:26.19 ID:Mm1oA9Eo
メ「ところで妹さんは「コルトパイソン」という単語で何をイメージしたのかな?かな?
  私にはリボルバー式拳銃のメジャーどころというイメージしかないのですが」
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/17(火) 23:30:16.23 ID:19EbBkAO
妹嬢「私これでも重火器から兵器類の知識は多少明るいと自負しておりますが」
委員長「物騒極まりないわね」
妹嬢「その上で言いますが、私は断じて生えてません!」
委員長「もう泥沼だと思うけど」
妹嬢「生えてないんですっ!!」
メイド長「……お嬢様、あまりそういった事を口にされるのは」
妹嬢「わかってますっ!!」
委員長「半泣きにならなくても」
妹嬢「泣いてません! 私が泣くわけないです!」
二人「「……」」
妹嬢「言いたいことがあるなら仰いなさいな!! うぅ……」







あれ、なんか妹嬢が可愛いぞ。
さておき、みんな! 俺やったよ!
とりあえずまだまだ地味にやることはたくさんだけどとりあえず一段落!
更新ペース戻せるように頑張るぜ
554 :【曼陀羅】 [sage]:2008/06/17(火) 23:50:40.45 ID:19EbBkAO
男「ここまでくると悪戯っつぅより罠だな」
メ「ホームアローンですね」
男「全くだ。相違点があるとすりゃ仕掛けた奴が自爆したことか」
メ「お恥ずかしい限りです」
男「……」
メ「……」
男「じゃあゆっくり下半身ゴミ箱生活を堪能してくれ」
メ「優しく寛大な心で乙女の出来心をそっとフローラルに許してくれません?」
男「うん、許す。許すからしばらくそのまま反省しとけ」
メ「ガッデム! このビチグソ主様! 早く助けやがりくださいませ! はい、これでいいでしょ!」
男「何がいいか分からんが反省を一切してないのは伝わった」
メ「助けてくれたら反省しますよ」
男「お前のその図太さはどこからくるんだ」
メ「ほの暗い水の底から」
男「怖いわ! ……ったく、ほらよ」

ごそっ

メ「わーい! 脱出完了!」
男「これに懲りたら……」
メ「ていっ」

どんっ

男「な?!」

どんがらがっしゃーん!

男「ぐ、ぬぬ」
メ「ふふふ、これに懲りたら私をすぐに助けることですね!」
男「……なんだこの理不尽感」
メ「正義は勝つ!」
男「いやな正義だ」
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/17(火) 23:56:23.14 ID:Mm1oA9Eo
つ・ま・り、もっと妹ちゃんをいじめれば可愛い妹ちゃんが見れるというわけですね、分かります

男「どこのどいつだ人様の妹をいじめやがった奴は!>>552か?
  いいか?人には触れて欲しくないことと言うものがあるんだよ!それを面白がって突きまわす奴は最低だ」
妹嬢「に、兄さん・・・」
男「ふぅ・・・ま、こんなでもたった一人の大切な妹だしな」
妹嬢「ありがとうございます・・・」
男「・・・ところでデザートイーグルってマジ?だとしたら兄さん軽く劣等感なんだが」
妹嬢「一緒に死にましょう、兄さん」

つー訳でお祝い代わりのお題です
【バオー来訪者】
【ジューンブライド〜お婿にいけない〜】
【絶望】
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/18(水) 00:36:38.24 ID:tm0gqMAO
どんどん妹嬢が可愛くなっていきますね!
さすがドM女王様。
「この汚らわしい豚め! 足を舐めさせなさい!」なタイプです
557 :【セーラームーン】 [sage]:2008/06/18(水) 00:44:23.61 ID:tm0gqMAO
メ「今更ながら自称で美少女戦士ってすごいですよね」
男「お前が読む漫画とかアニメって大抵そういうのじゃないのか」
メ「失敬な。たまには渋いおっさんの漫画とか見ますよ」
男「つまり肯定してるじゃねぇか」
メ「おっと、トラップですか」
男「安いトラップだな」
メ「……で、話を戻しますが主様はどの娘が好みでした?」
男「見てなかったっつの」
メ「またまたぁ」
男「お前は俺に何を見いだしてるんだ。あーでもあんまり髪の毛の色が派手なのは無理」
メ「昨今のアニメへの挑戦的発言ですね」
男「そうなのかよ」
メ「でもそうなると……わかりました。用意しておきます」
男「ああ、うん。……用意?!」
メ「女さんに連絡しておきますね」
男「頼むから勘弁してくれ!?」
558 :【風車】 [sage]:2008/06/18(水) 01:08:14.50 ID:tm0gqMAO
女「弟く〜ん!」
女弟「んだよ、姉ちゃん」
女「見て見て!」
女弟「どうせまたあの野郎の写真か何かだろう?」
女「あはは、それでも良かったんだけどね」
女弟「……よくねーよ」
女「ん? 何か言った?」
女弟「別に。……で、なんだよ」
女「あ、うん。ほら、さっき机を掃除してたら出てきたの!」
女弟「ぁ……」





女『まわらないよぉ』
女弟『ねーちゃんはへただな!』
女『あぅ』
女弟『ったく、しゃあねぇな! かしてみろよ!』
女『ぁ……』
女弟『ここをこうして……できた! ほらよ!』
女『すごい! まわった! まわったよ!』
女弟『ったりめぇだろ! なんたって俺が……』
女『ありがとう弟くん! 大好き!』
女弟『?! ぁ、その……ば、ばかやろう! 好きとか言うな!』
女『あ、あぅ。ごめん』
女弟『あ、いや……ごめん』





女「いつだっけ、あんまり覚えてないけど、作ってくれたよね。嬉しかったなぁ」
女弟「……。なぁ、姉ちゃん」
女「ん?」
女弟「ごめんな」
女「ふぇ?! な、何よ急に」
女弟「……なんでもねぇよ!」
女「ならいいんだけど」
女弟「おぅ」






女弟(あ〜、くそ。またやっちまった……俺のバカやろう)
559 :【○○vs○○】 [sage]:2008/06/18(水) 12:28:05.23 ID:tm0gqMAO
メ「メイドvsメイド」
男「……何それ」
メ「歴代ジャンルメイド達が夢の競演! あのメイドさんや新作メイドさんも参戦!」
男「話が見えん」
メ「ジャンルは大戦アクション。相手の御奉仕ゲージをゼロにすれば勝利なゲームです」
男「……バトルゲーム?」
メ「はい。そして切り札は圧巻のMCO!」
男「MCO?」
メ「メイドクロスオーバー。画面をところ狭しと飛び交う大型の攻撃! 作品ごとに攻撃方法が違いますよ!」
男「……。ほぼガンダムvsガンダムのノリだな」
メ「ですね」
男「ゲーセンいきたいんだな」
メ「話が早くて助かります」
560 :【ビックリ】 [sage]:2008/06/18(水) 12:39:50.95 ID:tm0gqMAO
男(くっ……罰ゲームとはいえ、なんでこんな目に……!)



メ『今回の旅でお互いの結束を深めるためにUNOやりましょうよ、UNO』
男『いやそれ自体は構わんけど、出発は明日なのに今からゲームとはこれいかに』
女『まぁまぁ、いいじゃん。ね?』
男『むぅ』
委員長『じゃ、配るわよ』
メ『あ、せっかくですから罰ゲームもやりましょう。負けたらみんなが注文したものを買ってくるとか』
男『結束深まらねぇよ』
メ『ちなみに主様は女装で』
男『ガッデム!』
女『……!』
委員長『いいわね』
男『しかも何か俺に対する包囲網が出来てないか?!』







男(で、案の定三人でハメにきやがって……うぅ、股下がすーすーする)
男(さっさと買うもん買って帰……)

どんっ!

??「うぉ」
男「あ、すみま……」
男(は! し、しまった、声はさすがにバレる! ただでさえ女装なんてすぐわかんのに!)
??「え……あれ、その、失礼ですが女性の方、なのかな?」
男「あ〜、いや……男です。罰ゲームでちょっと」
??「ふむ。ふむふむ」
男「な、なんですか? とりあえずお怪我もないみたいなら先を急ぎますの……」

ぐいっ

男「でぇ?!」
??「いいよ君! 芸能界とかに興味はないかい!?」
男「はぁ?! いや、ありませんから! 離してください!」
??「いやいやいや! 話だけでも聞いてよ! 可愛い君にビックリしちゃってさ、いやぁ本当いいよ君!」
男「俺はよくありません! とにかく離してください!」
??「恥ずかしがらずに! さぁ! さぁ!!」
男「ひぃぃぃいいい!!」
561 :【外人】 [sage]:2008/06/18(水) 12:50:36.28 ID:tm0gqMAO
メ「いやぁ、今日も快勝でしたね」
男「ほぼバーサーカーでぶんぶん丸してただけのくせに」
メ「強いからいいんです。投げと打撃の二択!」
男「単純だけど強いからな」
メ「かく言う主様はよく士郎なんかで勝てますね」
男「リンクシュートばらまいて択を取りに行ってただけだよ」
メ「それでよくロケテ組相手に張り合ってましたね。さすがのプレイヤー性能」
男「んな事ねぇよ。ま、フェイト自体はお前から原作教えてもらうまで知らなかった訳だが」
メ「ふふ、原作で桜たんハァハァしてた主様は使えずガッカリですね」
男「してねーよ」
メ「またまたぁ、そんな……」

外人「ヘイ!」

メ「?!」

バッ

男「お、おい。人を盾にするな」
メ「外人は苦手です」
外人「〜〜?」
メ「日本語でおk」
男「お前は黙ってろ。あ〜……〜〜?」
外人「〜〜!」
メ(な、なんでこの人普通に会話してんの?!)
男「なぁメイド」
メ「は、はひ?!」
男「なんつー返事だよ。いやな……この辺りにアニメ専門店ってどこかにあるっけ」
メ「はぁ。メイトならそこの通りの裏にありますが」
男「あいよ。〜〜〜」
外人「〜〜! 〜〜!」

たったった……

メ「おお、退けましたね」
男「やな言い方だな」
メ「ところで何だったんですか?」
男「道を聞かれたんだよ」
メ「……メイトへの?」
男「……。まぁな」
メ「日本って、すごいですね」
男「全くだ」
562 :【ゲテモノガンダム】 [sage]:2008/06/18(水) 14:11:29.79 ID:tm0gqMAO
男「俺大好きだけどな、カテゴリーFどもの機体」
メ「ダルシムとかがいい訳ですね」
男「ヴァサーゴがダルシムのように強いなら良かったのに」
メ「ゲームだと中堅ですし」
男「でもやっぱカッコいいって」
メ「私はXのが好きですけどね〜。サテライトが展開して背部スラスターになるとことかカッコいい」
男「ティファ可愛いしな」
メ「全くです」
男「でも兄弟も可愛いぞ」
メ「マジっすか」
男「悪いこと……するんだね?」
メ「そうだ。悪いことだ……」
男「こんなやり取りが似合うのはこいつらくらいだろ」
メ「それが可愛いってどうなんすか」
男「いいものはいい」
メ「とりあえず主様が若干のゲイの気があるってのはよくわかりました」
男「そういう目で見るな!」
563 :【父よ母よ妹よ】 [sage]:2008/06/18(水) 14:19:28.45 ID:tm0gqMAO
男「俺の場合言いたいことが多すぎる」
メ「でも旦那様はカッコいいじゃないっすか」
男「親としての責任感のなさとか息子に対する態度がおかしいんだよ」
メ「息子には素直になれないとか」
男「素直になったらころされる気がする」
メ「んなバカな。じゃあ奥様は?」
男「あれは違う意味で責任感なさすぎ。子供かっての」
メ「ん〜、私は憧れますが」
男「多分ニートが行き着く最高のランクだろうからな。見習うなよ?」
メ「や、そう意味じゃなくて」
男「そうなのか? じゃああれのどこに憧れる要素があるよ」
メ「ん〜、ほら。なんか一途に旦那様ラブなとことか」
男「そりゃまぁ……」
メ「ああいう人になりたいです」
男「子供を放っておいてでもか?」
メ「んや、でも子供も好きだけどやっぱり一番はある……げふん、自分の旦那様になる方でいたいです」
男「む、ぅ」
メ「……ま、さておきまして妹嬢さんのとこ行きましょう」
男「だな。……あ〜あ、誕生日でもなきゃあんな家戻らないんだけどなぁ」
メ「その誕生日なんですから仕方ないですよ。さ、準備準備〜」
男「はぁ……」
564 :【メイドがデレデレモードになったようです】 [sage]:2008/06/18(水) 14:26:00.08 ID:tm0gqMAO
メ「ゴロゴロにゃ〜」
男「……」

すりすり

メ「あるじさまぁ〜。すきぃ〜」
男「……」
メ「にゅふ〜。あるじさまあったか〜い」
男「……」
メ「ふに。しあわせだよ〜」

ぶちっ

男「だぁぁああああああああ!!」
メ「きゃうっ」
男「鬱陶しい! 気持ち悪い! 分かった俺の負け!」
メ「ふっ。私の魅力たるや主様の鉄壁の精神を崩すほど。……って待ってください、なんか聞き捨てならない言葉が」
男「うるせぇ! とにかく分かった、今晩は約束通り外食だ! 用意してくる!」
メ「ぁ……」

バタン!

メ「……。気持ち悪いんだ……はぁ」












男「〜〜〜っ!!」

ゴロゴロゴロゴロ

男(か、可愛すぎるだろあいつ!? あんなの後一分一秒続けられたら絶対ヤバいっての!!)
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/18(水) 17:04:51.28 ID:O/de3HUo
ショックを受けるメイドが可愛いなぁ、もう
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/18(水) 23:27:17.52 ID:/cb.2cAO
そして転がる主様もいいのぅ
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/06/19(木) 00:05:38.57 ID:pNVyt8Io
メイドを素直に可愛がれない主様は可愛すぎるだろ…
568 :【何でこんなことに……】 [sage]:2008/06/19(木) 00:57:30.16 ID:A4oqUwAO
男「……」
メ「……」
男「服、着ろよ」
メ「……」
男「風邪ひくぞ」
メ「……カチューシャとショーツ」
男「ん?」
メ「とってください。多分、ベッドの下なんで」
男「あ、おう」
メ「……」
男「ほら」
メ「……ありがとうございます」
男「……」
メ「……」
男「あ〜……その、な」
メ「……」
男「別に、何にも想ってない相手にこんなことしないからな」
メ「……」
男「だからまぁ、つまり……俺は」

くるっ

姉「おとちゃんは私が好きなんだよね?」
男「なっ?! 姉さん!?」
姉「だから私を抱いたんだよね?」
男「っ……それは」
姉「おとちゃん、大好き」
男「ぅ……うぁぁぁあああああ!!」









どさっ



男「……痛っ。……夢、か?」
男「だとしたらなんつー夢だよ」
男「……」
男「何で、こんなことになったんだろ」
男「……メイド、姉さん……俺は……」
569 :【大事なことなので2回言いました】 [sage]:2008/06/19(木) 01:09:35.34 ID:A4oqUwAO
男「妹ちゃんは甘いものとかあんまり食べないんだね」
妹「うん」
妹(どっちかっつうとヤニが……)
男「でもせっかくこうして遊びにきたんだしね。何かしたい事があったら遠慮なく言ってね?」
妹「ありがとう、お兄ちゃん!」
男「はぁ……いいなぁ。俺の妹も君みたいに素直ならなぁ」
妹「私はあんたみたいのはおことわりだけどね」
男「え?」
妹「私もお兄ちゃんみたいな兄弟も欲しかったな」
男「そうかな? あはは」
妹「お姉ちゃん以外いらないっつの……あ、お兄ちゃん!」
男「ん? 何かな?」
妹「お姉ちゃんが最近、この服欲しいって言ってたよ?」
男「そうなの? ……って高っ!?」
妹「お兄ちゃん、私これをお姉ちゃんの為にプレゼントしたいな」
男「いや、でも……」
妹「お姉ちゃんの為に……プレゼントしたいな」
男「ぐ……ぅ。ちょっと待っててね」
妹「……ふっ。この調子で」






妹『お姉ちゃんの為に……』
妹『お姉ちゃんが欲しがってたから……』
妹『お姉ちゃんが……』






男「……」
妹「ありがとう、お兄ちゃん! 大好きだよ!」
男「そ、そう。それは良かったよ……はぁ」
妹「本当に大好き! じゃあね、お財布さん!」
男「え……」
妹「バイバーイ!」
男「……聞き違いだよな。は、はは……ははは。……はぁ」
570 :【3D酔い】 [sage]:2008/06/19(木) 01:21:20.66 ID:A4oqUwAO
男「なぁ、お前のとこで完璧な3D映像とか作れないの?」
妹嬢「なんです、藪から棒に?」
男「いやさ、もし可能なら何かいろいろ面白いかなぁって。さっきテレビ見てて思った」
妹嬢「まぁ……専門の機関に掛け合えば手に入るかもしれませんが」
男「おお、言ってみるもんだな」
妹嬢「ですが目的もなく借りる訳には……」
メ「つまり前についた立派なモノを3D技術を駆使して隠す訳ですね」
男「のわっ?! いつの間に……」
メ「ですが残念、いざ目の前になって3D酔いなんてなったら殿方もガッカリ! 自然体でいきましょう」
妹嬢「……言いたいことはそれだけですか?」
男(げ……こいつのこの笑顔は……)
メ「しかし相手を酔わせてでもしなければならない! なんて不憫な……!」
妹嬢「よくわかりました。ええ、それはもう。さ、行きましょうか」
メ「へ……?」
妹嬢「ええ、心ゆくまで……いえ、心が壊れるまで3D酔いさせてさしあげます」
メ「な、いや、ちょっ……」
妹嬢「ふふ、兄さん。彼女をしばらく借りますが構いませんね?」
男「……好きにしてくれ」
妹嬢「ありがとうございます。では」

ずるずる

メ「あ、主様の裏切りものぉぉぉおお!!」
男「裏切る以前に組んでねぇだろ。……合掌、と」
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/19(木) 01:46:24.88 ID:A4oqUwAO
ファンA「あ、あの! 一目みたときから好きでした! 付き合ってください!」
男「……」
ファンB「あ、あの!」
ファンC「俺たちも!!」
男「……はぁ」
男(なんでこう、野郎にばかり……着替えようかなぁ)






頑張れ男子ちゃん!
負けるな男子ちゃん!
中の人的には君がヒロインだ!!
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/19(木) 09:26:04.25 ID:d3MruUAO
由真
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/19(木) 15:15:54.00 ID:1nHAQO2o
大人気じゃないか妹さんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
これもふたなりネタの賜物ですなwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
574 :【何を賭けるのか】 [sage]:2008/06/19(木) 23:01:32.62 ID:A4oqUwAO
メ「美味しそうですね、この焼き肉」
男「そうだな」
メ「……ねぇ主さ」
男「行かないぞ」
メ「くっ、早すぎる回答ありがとうございます。しね!」
男「最後にポロッと本音が出てるぞ」
メ「だってぇ、たまにゃ外食くらい行きましょうよ〜」
男「余裕がないんだよ。妹ちゃんに色々買わされて」
メ「そんなの知ったこっちゃないっす!」
男「だったらお前が奢ってくれるか?」
メ「何を訳のわからないことを……」
男「いやまぁ期待はしてなかったけど。とにかく金がないから無理だ」
メ「ひねり出せばあるでしょ?」
男「無理だって。またもやし生活だぞ」
メ「私はカップラーメン買い込みます」
男「て、てめぇ……」
メ「ね〜、行きましょうよ〜」
男「ダメだ」
メ「むぅ。なら色仕掛けで勝負! 私が勝ったら外食ですよ!」
男「お前が負けたら?」
メ「素直に出前で我慢します」
男「俺はその勝負を受けた時点で敗北じゃねぇか」
メ「んもぅ、わがままですね。わかりました、私が負けたら我慢します」
男「言ったな? じゃあいつでもかかってこい」
メ「では……」

ふわっ

男「?!」
メ「あるじさまぁ〜」
男「……!!?」
575 :【何を残すのか】 [sage]:2008/06/19(木) 23:06:27.59 ID:A4oqUwAO
男「……はぁ」
メ「ほらほら、もう入っちゃったんですから諦めてください」
男「そう言ってもだな」
メ「んもぅ! せっかく安い食べ放題の店にしてあげたんですから楽しみましょうよ!」
男「……。だな。よし、じゃあ早速取りに行くか」
メ「いえ〜す」






男「ま、最初はこれだけで充分だろ。……メイドはまだか」
メ「ただいま戻りました」
男「おう……っておい! なんだその量は?!」
メ「トレーからまるまるとってきました」
男「どう考えても二人じゃ食べきれんだろ!」
メ「残せばいいじゃないっすか」
男「残した量に比例して追加料金なんだよ!!」
メ「払うの私じゃないんで」
男「うがぁぁぁああああ!!!」
576 :【人間が変身するほうのライディーン】 [sage]:2008/06/19(木) 23:17:31.41 ID:A4oqUwAO
男「俺超人のほう見たいんだけど」
メ「裸を?」
男「違う! でもあれは視聴困難だから是非一度は見たいんだ」
メ「裸を?」
男「だから違う! つかWOWOWのほうもちゃんとみたことないし……」
メ「裸を?」
男「裸から離れろ! つぅか誰が好き好んで野郎の裸を見たがるんだ! 見たいはずないだろ!」
メ「裸を?」
男「ああ裸をだよ!」
メ「……主様が遠いところへ行ってしまった」
男「自分で仕向けときながら遠い目をするのはやめてくれ」
577 :【ポニーテールスピン】 [sage]:2008/06/19(木) 23:24:55.17 ID:A4oqUwAO
メ「主様、主様〜」
男「ん?」
メ「見てください! ポニテですよ〜」

くるん

男「……」
メ「見とれてました?」
男「ば、ばか言え! セミロングのポニテなんて……」
メ「なんて?」
男「……う、うるせぇ! それよりなんで急にポニテなんだよ?」
メ「いや、飛行機乗るんなら、もし墜落した時くるくる回れば落下速度おちるかなぁって」
男「あのスーパーがつく猿やゴリラどもの真似は無理だろ」
メ「やってみなきゃわかんないっすよ! ほい!」

くるくる

男「……」
メ「は、はぅあ! 目が回る!」
男「ばーか」
メ「くっ、ニヤニヤ笑わないでください!」
男「笑ってねぇよ」
メ「笑ってました!」
男「あ〜、はいはい。悪かった悪かった。もう笑わないからもっと回って見せてくれ」
メ「いーだ! もう絶対やんないですよーだ!」
男「そっか。もったいないな……」
メ「へ?」
男「いや、なんでもない」
メ「……変な主様」
男「そうだな。変だな」
メ「むむ。何やら敗北感が……」
男「はいはい」



男(……なんつーかこう……これはこれで可愛い、な)
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/20(金) 00:00:22.33 ID:bd6Dh9wo
GJ
メイドかわえ〜
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/06/20(金) 00:14:54.74 ID:oMp3Q.go
最近はメイドといい主様といい妙に可愛いくなってやしやいかね?
つまり中の人は日々進歩してるということか
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/20(金) 01:43:28.73 ID:cCH/NmIo
男は皆ツンデレなんだぜ
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/20(金) 01:46:52.45 ID:cCH/NmIo
一応揚げ足とっておくと「超人」じゃなくて「超者」ね

ゆとり世代の俺はライディーンと聞くとどうしても裸イディーンのほうを思い浮かべてしまうから困る
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/20(金) 19:45:49.55 ID:Me9IJsAO
なんという凡ミス……
携帯の予測変換は俺のことが嫌いとみた!
……いやまぁすみませんでした。

最近の主様たちの変化はお互いを意識しまくってる証拠。
見てるほうは歯がゆいかもだけど本人たちは微妙な日々の変化に戸惑ってたり!
んまぁそれを面白くないと一際感じてる人が一人いたり……
今晩あたりまたかくよ!
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/20(金) 19:58:31.86 ID:cCH/NmIo
歯がゆ過ぎてにやけてくる
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/20(金) 21:08:13.67 ID:t3kKV.AO
ポニテの話で脳内のメイドがキョン子になってしまった
585 :【きのこの山派とたけのこの里派の泥沼の争い】 [sage]:2008/06/21(土) 00:50:28.79 ID:fZUyHMAO
男「いいやたけのこの里だね」
メ「あり得ません。きのこの山です」
男「どう考えたってチョコの量とか損した気分なるだろ!」
メ「相対的に見て変わりません〜。寧ろチョコとスナックが二度楽しめるんでお得です〜」
男「一緒に味わうお菓子だろ」
メ「残念でした〜、一気に食べれば一緒に味わえます〜」
男「フィット感が違うんだよ! 舌触りとか!」
メ「そっちの土台部分ザラザラなんですよ!」
男「そっちはツルツルすぎんだよ!」
メ「ツルツルで大いに結構、ていうかそっちはみっちりしすぎなんですよ」
男「詰まってた方がお得だろうが」
メ「あり得ませんね。もう例えるならパンストですよ、たけのこの里とか」
男「はぁ?! よりによってパンストだと!?」
メ「そういう意味では機能美よりも官能的な美を追求したきのこの山こそガーターベルトだと言えます」
男「きさまぁ! たけのこの里をパンストに例えるだけでは飽きたらずガーターをきのこの山に当てはめるだと!?」
メ「当然の帰結です」
男「ええい! 表に出ろ!」
メ「受けて立ちましょう!」
姉「どっちも美味しいのに〜」

ぽりぽり

二人「「あ……」」
586 :【主様がとうとう愛想を尽かしてしまったようです】 [sage]:2008/06/21(土) 01:12:56.47 ID:fZUyHMAO
メ「……」
男「どうしても理由は言わないんだな?」
メ「……」
男「はぁ……分かった。いいよ……もういい、出てけ。解雇だ。今日限りでな」
メ「え……」
男「荷物は全部まとめて送ってやる」
メ「で、でも私、帰るところなんて……」
男「知らねぇよ。あー、じゃあいいや。俺が出てく」
メ「そんな?!」
男「ここにあるものは全部やる。今月分までの給料とかしばらくの生活費も明日には届くようにする」
メ「ま、待って! 待ってください!」
男「じゃあな」

バタン!

メ「嘘……嘘! 主様! 主様ぁ!! 行かないで!!」
メ「行かないでください……一人に、しないで……」
メ「……だって、ああしなきゃ、主様はきっと……ぅぅ」









男「……」
姉「おとちゃん、お見舞いきてくれたんだ」
男「姉さん」
姉「ふふ、嬉しいな。来てくれないかと思ってたよ」
男「来ないはずないだろ」
姉「なんで?」
男「それ、は……」
姉「聞きたいな。昨日の続きを」
男「それは、俺は姉さんのこと……」









メ「ああしなきゃ! 主様が死んじゃうんだもん!!」
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/21(土) 01:35:11.99 ID:/ED0XOoo
俺が出したお題とはいえ辛い・・・
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2008/06/21(土) 02:38:48.35 ID:cgpY4.oo
絶対ギャグで落としてくると思ったのに何故にこんなシリアス展開?
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/21(土) 10:26:55.04 ID:fZUyHMAO
基本的にダークネス!
中の人は若干中二病とか精神的な病の気配があるようなタイプです。
んだからまぁ、シリアスな方が実は本筋だったりなかったり!
さておきこれの続きは果てしなく先になりそうなんで忘れた頃に思い出す感じになるかと。
あと中の人はたけのこ党です。

ではお題消化いってみよー






ちなみに本当は昔のとか言うと自己主張強い奴みたいであれだけど、新ジャンル「レイプ後」とか見てもらえれば最初に言ってた意味が分かってもらえるかと
590 :【居合い斬り】 [sage]:2008/06/21(土) 11:01:57.58 ID:fZUyHMAO
メ「ちょいなぁー!」
男「……」
メ「きえー!」
男「……なぁ、あえて聞くけど何やってんの?」
メ「む、抜刀前の気合いを削ぐとは……主様はそれでも大和男子ですか」
男「ああ、良かった。変な体勢で奇声あげてるからとうとう壊れたかと思った」
メ「失礼な」
男「だってお前無手じゃん」
メ「ふっ……私ほどの達人になれば無手で、しかも空間を越えて斬ることが可能です」
男「今度は何の漫画だ?」
メ「不信感の塊みたいなですね。んもぅ……黙って見ててください」
男「はいはい」
メ「ぅ〜……だぁー!」
男「掛け声がいちいちカッコ悪いな」
メ「……」
男「で、何も斬れてないけど」
メ「今地球上のどこかで誰かの衣服がビリビリになりました」
男「嘘でもカッコ悪いけど本当だったら恐ろしく迷惑だな?!」
591 :【空を飛ぶ】 [sage]:2008/06/21(土) 11:09:37.38 ID:fZUyHMAO
メ「I can fly!」
男「止めないぞ?」
メ「目指せ第二の窪○!」
男「それはいろいろまずいだろ」
メ「いざ新世界へ!」
男「とりあえず落ち着け」
メ「これが落ち着いていられますか! 地雷踏まされて私の大事なHDがご逝去されたんですよ?!」
男「知らんがな」
メ「うぉぉぉおお!! 私のウィザーズクライマー三桁周回のやりこみを返せぇぇぇええ!!」
男「なんて同情出来ない理由なんだ……」
592 :【波乗り】 [sage]:2008/06/21(土) 11:55:11.27 ID:fZUyHMAO
メ「ふと思ったんですよ」
男「ん?」
メ「ラプラスの波乗りでフィールド移動ってまぁ分かるんですよ」
男「まぁな」
メ「メノクラゲとかの波乗りで移動ってヤバくないすか」
男「……」
メ「……今触手モノのエロいの考えたでしょ」
男「いや、違うぞ。メノクラゲじゃないぞ」
メ「ドククラゲっすか」
男「……不可抗力だ」
メ「自分に正直な主様は嫌いではないです。軽蔑しますが」
男「話題ふっといて!」
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/21(土) 20:21:55.68 ID:ZKo2gwSO
>>586
この先が書かれる時がこのスレの終わりなのかも分からんね
しかしそれまでは存分にメイドを愛でるぜ!脳内で!

ところでパー速の新ジャンル「やる気の無い女店主」でこのスレが話題になってたぞ
結構前の話だけどなー

いちおつです
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/21(土) 21:00:56.47 ID:/ED0XOoo
>>597
できれば最後ぐらい笑って終わりたいものだけどな
ベタだけど、主様とメイドの間に子供が二人三人できて・・・って終わり方がいいな

うはwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww俺キメェwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/21(土) 21:19:57.61 ID:d66OTOAo
>>575の最初の2行でイケない想像をしたボクは間違ってますか?
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/21(土) 21:53:45.03 ID:m40ybwAO
>>593

主様の主様で成り立ってるからな、このスレ
随分前にちょろっと書いてみたがあんまりしっくりこなかったし、かなり難しいジャンルだよな

そして女店主は常連です
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/22(日) 13:04:52.90 ID:ccZlIAAO
やる気のない女店主さんとこに話題がいくなんて……
ありがたいやら恐れ多いやらっ
でもせっかくだから今度向こうでもちょっと書かせてもらおうかな……
ちなみに他の人がここに書いてくれたときの俺の歓喜っぷりは異常
なんで一行でも書いてもらえたら嬉しいです〜


あと結末やら設定は全部出来てるんで、今やってるのは冗長的な部分です。
個人的にまだまだ終わらせたくないのです……
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/22(日) 18:02:02.37 ID:ckHAM6DO
>>450はもう戻ってこないの?
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/22(日) 18:09:52.22 ID:oXQuOrYo
ショタ&メイドの人や四畳半メイドの人も書いてくれないかな
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/22(日) 18:19:06.19 ID:TOo3iUQo
若様の人もこの頃見ないな
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/22(日) 19:00:40.49 ID:TOo3iUQo
>>594
メ「うぅっ・・・主様のせいで人生設計めちゃくちゃです・・・責任を取ってくださいよ」
男「俺を押し倒して無理矢理ひん剥いたくせに何が責任だ、ったく・・・」
メ「主様こそ後半はヘブン状態だったくせして何を言うんですか、あ、お茶取ってください」
男「あのなぁお前もうすぐ母親になるんだろうが、その怠惰振りをいい加減に直したらどうだ」
メ「失礼な!妊婦に負担をかけさせようだなんてなんと言う最低な旦那!」
男「いつもと全く変わらんような気がするのは俺だけか?
  ・・・俺も親父として子供にみっともないとこを見せないようにがんばるからさ(ボソッ
メ「ん、最後のほう良く聞こえませんでした、もう一回言ってください」
男「に、二度も同じことを言わせるな!一度でいい事を二度言わなけりゃあいけないいけないってのはそいつが頭悪いってことだからだ!
  『何度も言わせるって事は無駄なんだ!無駄だから嫌いなんだ!無駄無駄無駄無駄・・・」
メ「なぁーにファビョってんですか?そんなに恥ずかしいことだったんですかぁ?」
男「うるせぇ!俺は買い物行ってくるからな!」
メ「立派な親父になれるようにがんばれー」
男「だ、黙れ!しっかり聞こえていたんじゃないか!」

こうですか?分かりません
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/22(日) 19:18:16.71 ID:ccZlIAAO
メ「アレがきません」
男「……マジかよ」
メ「マジです」
男「……」
メ「……」
男「俺達シたっけ?」
メ「シてないですね」
男「だよな」
メ「はい」
男「……」
メ「……性病?」
男「マジかよ」




何故俺が書いたらこうなんだ!
書き手のみなさぁぁぁあん!!
どんどん書いてくださぁぁぁぁあい!
603 :【怪力】 [sage]:2008/06/22(日) 22:09:32.50 ID:ccZlIAAO
メ「主様って結構がっちりしてますよね」
男「まぁ、多少はな」
メ「でもって以外と力ありますよね」
男「誰かさんのおかげで毎日家事やら何やらさせられてるからな」
メ「いやぁ」
男「誉めてねぇよ。それに実際家族ん中じゃ下から数えた方が早いしな、腕相撲とかしたら」
メ「マジっすか」
男「うん。最下位はぶっちぎりで母さん。次がメイドさん達だな」
メ「ここまでは予想通り」
男「んで次に俺とバカ妹。多分あいつのがギリで強いだろうけど」
メ「マジっすか。つぅか妹さんヤバいっすね」
男「本当にな。で親父がいて姉さんかな。単純な力比べだった姉さんがぶっちぎり」
メ「なんか測定できる様子が想像出来ないんですが」
男「機械を使ってな。親父が計測不能出した」
メ「じゃあ既に比べようがないじゃないっすか」
男「簡単な理屈だよ。姉さんはその計器自体をぶっ壊したんだよ」
メ「……怪力ってレベルじゃねーぞ」
男「本当にな」
604 :【フラッシュ】 [sage]:2008/06/22(日) 22:13:46.92 ID:ccZlIAAO
メ「主様〜写真撮りますよ〜。はい、チーズ」

バシャ!!

男「ぎゃあ?! な、なんつー光量だよ!?」
メ「先立たれた鈴木先生に倣いまして」
男「別に俺は美白意識してねぇよ!」
メ「せっかくの記念にしようと思ったのに」
男「何の記念だ」
メ「フラッシュの光量をいじって主様に悪戯することを思い付いた記念日です」
男「語呂が悪いわ、もはやただの悪意の塊でしかないわでサラダ記念日もびっくりだよ」
メ「与謝野晶子でしたっけ?」
男「たわらまちさんだ!!」
605 :【渦潮】 [sage]:2008/06/22(日) 22:18:30.84 ID:ccZlIAAO
メ「本物の渦潮が見たいです」
男「……行ってこいよ」
メ「一人はヤです!」
男「俺は行きたくないし」
メ「この冷血漢!」
男「まさかの罵倒だよ。そんな沸点の低い怒り方ってどうなんだ」
メ「だって主様がいなきゃ自腹じゃないっすか!」
男「お前が私事で行くんだから実費なのは当たり前だろ」
メ「経費で落ちないっすかね?」
男「なんの仕事だよ。いいからビデオでも見て我慢しとけ」
メ「くっ……主様の分からず屋!」
男「だから何故罵倒されにゃならんのだ……って行ったか。ったく、あいつは……」

ジャー!!

男「ちょ、トイレ流して無駄に渦潮ごっこするな! 水道代の無駄だ!!」
606 :【滝登り】 [sage]:2008/06/22(日) 22:26:20.84 ID:ccZlIAAO
メ「その昔、鯉は滝を登り竜になると信じられていました」
男「……」
メ「それはつまり苦難を乗り越えた先に栄光があるということなのでしょう」
男「だからって」


ドドド……

男「……登れと?」
メ「遠慮なく」
男「いや、遠慮するだろ」
メ「主様も竜になるチャンス!」
男「俺は将来平凡な生活を送れりゃそれで充分だ」
メ「そう言わずに!」
男「だが断る。第一人間が泳いで登れるかよ!」
メ「主様のご姉妹は出来るって言ってましたよ?」
男「あれは人間じゃないからな」
姉「へ〜」
妹嬢「私達は人間ではない、と」
男「ひっ?!」
姉「ひどいよ、おとちゃん!」
妹嬢「兄さんには兄としての威厳を示してもらう為に頑張っていただきましょう」
男「ちょ、ちょっと待て! 誤解だ! 話せば分か……のわぁぁああ!」


ドボン!


メ「ふぁいと〜」
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/22(日) 22:31:49.99 ID:TOo3iUQo
まぁ確かに人食いとふたn
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/22(日) 22:57:21.15 ID:aadyzEAO
>>607
つy=-
妹嬢「…何か仰いましたか?」
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/22(日) 23:25:08.22 ID:TOo3iUQo
め、冥土の土産にひとつだけ教えてください(別にメイドと冥土をかけているわけではないです)
男さんが非処女だというのは本t
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/22(日) 23:31:01.87 ID:aadyzEAO
>>609
姉「おとちゃんはねー、わたしが食べt」ターン
611 :【シスコーン】 [sage]:2008/06/23(月) 00:54:11.88 ID:38KRIUAO
メ「私は主様と違ってシスコーンではあまりせん」
男「なんか日本語おかしいだろ。じゃあお前は朝飯抜きでいいんだな?」
メ「シスコーン以外でお願いします。私シスコーンではないので」
男「……。言いたいことはなんとなく分かるからいうが俺も違うぞ?」
メ「まぁなんて美味しそうなシスコーン! 食べちゃダメ? 知るかぁ!」
男「なんだその目は」
メ「シスコーンな主様の図」
男「言いたいことがあるならはっきり言えよ」
メ「ははは。べっつに〜」
男「……なら黙って喰え」
メ「はいはい。たかが使用人はありがたくご飯をいただきますね〜」
男「……」
メ「あー美味しいー」

ダンッ!

メ「……?!」
男「学校いってくる」
メ「あ、いや、その……」

バタン!!!

メ「やり……すぎましたかね。いや、これくらいしなきゃ……うん」
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/23(月) 01:07:09.59 ID:38KRIUAO
メ「メイドinミュージックアワーの時間がやってまいりました」
メ「今週もご機嫌な曲と素敵なゲストと共に素晴らしい時間をお届けしたいと思います」
メ「さぁ、早速質問が来てますね。男子ちゃんは非処女なんですか? 深夜とはいえいきなりですね」
メ「ですが突撃っぷりでは定評のある私です。なんと今回はゲストに男子ちゃんをあえて呼びました! どうぞ〜!」
男(ぺこり)
メ「早速引きつった笑顔がキュートですね。イライラはお肌によくないですよ」
メ「あぁん、何故か私への視線が熱い! まさか私は禁断の世界に誘われているのでしょうか!」

スパーン!

メ「はい、ヒートアップしすぎた私を男子ちゃんが諫めてくださいました。出来れば手が出ないと最高なんですが」
メ「さておき、質問のお答えをお願いします。処女or非処女!」
男(ぷるぷる)
メ「処女ではない! なんと男子ちゃんたらドがつく淫乱さんでした!」
男(ぷるぷるぷるぷる!)
メ「え、違う? 質問が非処女なんですか? って質問だったから首を振った? うそぉ〜」
メ「嘘じゃない? 事務所に止められてるだけで本当はもうガバガバなんでしょ? 違うの?」
メ「あ、なんか怒ってます? 笑顔で怒ってます?」
メ「あははは……ご、ごめんなさいって! 喋れないからって調子乗ってすみませんでした! あ、あぁぁぁ……!」











結論:主様の後ろの純潔だけはしっかり守られてました
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/23(月) 01:54:17.57 ID:HNzhpJUo
暇なので妹嬢さんが如何にしてふたなり化したか、友くんが如何にしてガチホモ化したか調べてみた

妹嬢さんの場合
>>104にふたなりを間接的に示唆する発言が見て取れる
また、>>109-111でも妹を二なりとすることを肯定するかのような発言が見られる(ふたなりというよりは竿を自分で作れると言う設定らしいが)
さらに作中のふたなりネタ(>>235)に対して>>237が妹嬢×主様ではないかと推測し、その直後>>238がそれに賛同している
直接的な指名がないせいもあってか主様の中の人(以下、中の人と呼称)はふたなりネタに対するリアクションはしばらく起こさなかった
>>469で初めて直接「妹嬢=ふたなり」の図式を突きつけられると中の人は>>472-473で初めてリアクションを見せる
そして妹嬢=ふたなりの図式は急速に定着し、>>570ではついに中の人が初めて能動的なふたなりネタを執筆する
ここまで読んでいただければ分かるとおり、ふたなりイメージの生成に中の人は一切かかわっていない
すなわち、妹嬢=ふたなりの図式はギャラリーによって勝手に作り上げられたイメージなのである

余談だが、ふたなりは古来より「完全」の象徴とされ、ふたなりの神様や天使も多いらしい
その辺も妹嬢がふたなりの設定を持つのに一役買ったのかもしれない

友くんの場合
・元々他のキャラが濃すぎるせいか、必然的に影が薄くなり、出番が減る
・しかし、彼は貴重な男性キャラであり、
・だが、大抵は主様一人で事足りる
・で、男が複数必要になるネタは大抵ホモネタ
・必然的に出演作はホモネタばかりに
・しかも本人はあまり恋愛に対して興味が無いと言う設定
→ガチホモ翌友の出来上がり

ちなみに初のホモネタは2スレ目799である
なお、初めて明確に友=ホモのイメージが指摘されたのは>>470である

だが悲しいかな、妹嬢とは違って友はあまりホモネタでギャラリーにいじられることが無いのであった
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/23(月) 02:13:29.30 ID:HNzhpJUo
なんとびっくり!主様の後ろ半分は綺麗なままだった!
でもね、後ろの穴って濡れないからローションを塗ってよーくほぐしておかないととっても痛いんだって
気をつけてね♪

と言うわけでお題だよっ!
【カエル積み】
【バーチャルボーイ】
【三時のおやつ】
【寝顔は天使】
【天誅】
【マウントポジション】
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/23(月) 03:58:00.44 ID:khE0e5Eo
>>605ばかもーん
旅行に行けばお泊りして布団が一つ、家族風呂で混浴、
普段と違う状況にお互い意識しまくり
という美味しい展開が作れるでないか

やっちゃって意識しつつも、今までの関係を変えられずにヤキモキするのも大好きだ
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/23(月) 07:11:26.21 ID:38KRIUAO
妹嬢「ふふ、見事な証明、ありがとうございます。これで私が普通の女の子だとわかっていただけますね」
メ「でもそうなると途端にアイデンティティがなくなりますね」
妹嬢「私のアイデンティティはそんなところにはありません!!」





友「……影が薄いなんて……うぅ」





調査ご苦労様ですww
でも完璧という意味でなら確かに彼女はふたな……
ん? 誰かきたみたいだ。
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/23(月) 07:15:17.38 ID:38KRIUAO
男「大丈夫だ。一生そんなものにそんな用途でお世話になるつもりはない」
姉「私にするときはちゃんと使ってね?」
男「ぶふぅ!? な、何を言い出すのさ?!」
姉「メイドさんがそういえって……」
男「あんのやろ!!」
姉「どうどう。ちなみに伝言もあって、」

メ『主様がご入り用ならペニパンを買うこともやぶさかではないです』

姉「だって」
男「全力で断る!!」
姉「ふぅん。ねね、ペニパンってどんなパンなの?」
男「姉さんは知らないままでいてください」
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/23(月) 07:19:49.11 ID:38KRIUAO
メ「ははは、私が主様と? 有り得ないっすよ」
男「珍しく意見があったな」
メ「旅行いったところで何か変化するはずないですよ」
男「当然だ」
メ「二人きりになる事で意識することなんてないですからね」
男「言うなりゃほぼ毎日一緒なわけだしな」
メ「それこそ同棲してるようなもんですし」
男「お前が仕事しないだけである意味、夫婦みたいなもんだろ」
メ「ねー」
男「……」
メ「……」




二人((あ、あれ……何言ってんだろ俺/私……))
619 :【カエル積み】 [sage]:2008/06/23(月) 08:35:35.56 ID:38KRIUAO
男「ぷよはなぁ……」
メ「何か嫌な思い出が?」
男「後輩にぷよ検定五段か六段の奴がいたから」
メ「スコスコにされた記憶しかない、と」
男「まぁな。カエル積み出来て喜んでる隣で折り返しが完成してるこの切なさ……」
メ「でも意外っすね。主様、パズル系好きだと思ってましたが」
男「好きなのは好きだ。けどじっくりやりたい」
メ「雑誌のクロスワールド的な?」
男「ああいうのは大好きだな」
メ「なるほど。では私とぷよぷよやりましょう」
男「てめぇ、俺が苦手だとわかった途端にそれか!」
メ「ふふふ……勝負は時に非情なのです」
男「お前はだいたい非情ってか卑怯なんだよ?!」
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/23(月) 22:33:13.06 ID:QVEapoAO
>>598

一応毎日張り付いてるんだぜ
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/23(月) 23:15:06.86 ID:HNzhpJUo
やっぱりいいよな、この二人の関係
互いに威勢だと認識し始めた幼馴染同士に通じる甘酸っぱい初々しさがあるわ

>>620
あのハチャメチャメイドも好きだぜ
622 :本日、六月二十四日は全世界的に、UFOの日です [sage]:2008/06/24(火) 01:33:39.03 ID:1EoiQkYo
ふたなりでも両性具有でも半陰陽でも俺は妹嬢が好きだ
623 :本日、六月二十四日は全世界的に、UFOの日です [sage]:2008/06/24(火) 09:31:04.20 ID:maDNAQAO
妹嬢「ふふ、好意をいただくことは素直に嬉し……ちょっと待ってください、どれもついてる人の話じゃないですか!」





あんまりからかうと従者様に狙われますよ!
さておき。彼女も素直じゃないけど喜んでおります。
ではお題のほういってみよう!
624 :【バーチャルボーイ】 [sage]:2008/06/24(火) 09:37:51.66 ID:maDNAQAO
メ「不遇なハードですよね」
男「プレステとサターンがなけりゃ埋もれることはなかったろうに……」
メ「まさに谷間の世代!」

むにゅ

男「……」
メ「ふ、谷間に視線を感じますね」
男「……うるせ」
メ「つまり主様はバーチャルボーイ世代!」
男「勿論買ってないけどな」
メ「ちなみに私もやったことなかったりします」
男「形状見てると近未来的なデザインだよな」
メ「首疲れそうですけど」
男「あー、まぁ確かに」
メ「でも私の谷間は見てても疲れませんよ?」
男「何故張り合う」
メ「実はバーチャル!」
男「質量のある胸部バーチャルだと!?」
メ「M.E.P.EならぬO.P.P.A.Iですね」
男「じゃあ触って確かめさせてもら……う、嘘だから。そんな目で見るな!」
625 :【三時のおやつ】 [sage]:2008/06/24(火) 09:43:26.14 ID:maDNAQAO
男「文明堂のカステラ買ってきたぞ」
メ「おお?! あの幻の!」
男「いや、普通に買えるから」
メ「ですが残念……」
男「ん? お前カステラはダメだっけ?」
メ「いえ、大好きです」
男「じゃあなんで遠慮してんだよ」
メ「もう四時ですもの……」
男「んな律儀に守らいでも」
メ「ダメです! 三時にしか食べません!」
男「けど明日まで置いといて味が落ちても知らないぞ?」
メ「ああ、大丈夫です。朝の三時に食べますから」
男「……太るぞ?」
メ「栄養はだいた胸にいきますから」
男「世の中の大半の女性を敵に回す発言だな、おい」
626 :【寝顔は天使】 [sage]:2008/06/24(火) 14:26:23.10 ID:maDNAQAO
男「ったく……どいつもこいつも人の気も知らないでぐーすかと」
メ「……むにゃ」
男「こいつも悪態つかずに静かにしてりゃ、すごく可愛いし」
委員長「……」
男「いいんちょも小言とか言ってこなきゃ美人さんだし」
女「く〜……く〜……」
男「女さんもおどおどしたり急に変なこと言わなきゃ可愛いし」
妹嬢「……すぅすぅ」
男「こいつに至っては有り得ないくらい美人だしなぁ」
妹「か〜、く〜」
男「妹ちゃんもわがままさんじゃなきゃ無邪気なもんだし」
姉「おとちゃん……えへへぇ」
男「姉さんは……まぁ姉さんだけど」


男「みんなこうしてる分には天使みたいなもんだよなぁ……」









メ「どんな夢見てるんでしょうか」
委員長「すごく満足してる顔だけど」
妹「やらしいことだったりして!」
妹嬢「兄さんはそんな夢をみたりしません!!」
女「でも本当に幸せそうだね〜」
姉「んふふ、かぁいいよね〜」

つんつん

男「むにゃ……。……」

メ「今は私の名前を言いましたね」
委員長「私ね」
女「わ、私だったような……」
妹嬢「皆さん聴覚は正常ですか? 私でしたよ」
妹「私じゃなかったね。間違いないもん!」
姉「私だったと思うけど……」

全員「…………」


ゾクッ!

姉「あ、なんかおとちゃんが震えてる」
メ「きっと怖い夢を見てるんですね」
妹(こいつら……)
627 :【天誅】 [sage]:2008/06/24(火) 15:33:59.91 ID:maDNAQAO
男「忍アクションゲームを思い浮かべた」
メ「天誅をやり始めたころはだいたい屋根登って遊んで満足だった記憶しか!」
男「かなり自由度高かったよなぁ」
メ「1以降やってないですが。ところで主様の実家って忍者とか飼ってるんですか」
男「お前は俺ん家をなんだと思ってるんだ」
メ「お金持ち」
男「お前の中でお金持ちはみんな忍者を飼うのかよ」
メ「外国だとヒットマン?」
男「絶対何かの漫画とかアニメの見過ぎだ」
メ「ゲーム脳ですから」
男「なんつー便利な言葉だ。とりあえず分かってると思うが忍者なんていないぞ」
メ「ああ、メイド長さんがその代わりなんですね」
男「……なんだろ。否定出来ない」
628 :【マウントポジション】 [sage]:2008/06/24(火) 16:53:27.10 ID:maDNAQAO
男「……」
メ「……」
男(な、なんだこの状況)
メ「……」
男(確かきっかけはいつも通り些細なことで始まった言い合いが取っ組み合いになって)
男(なんかこう、気付いたら俺が上で……)
メ「……」
男(なんつぅかその時点で急にこいつが黙るから)
男「……」
メ「……」
男(なんだってんだ! つか、なんか……可愛い)
男(って違う! 何変な気分になってんだよ、俺!)
メ「……ん」
男「……?!」
男(何顔赤らめて目なんか閉じてんだよ! 早くいつもみたいに何か言えよ!)
男(じゃないと……じゃない、と)
男(あ、あれ。なんか体が勝手に……顔、ちかづいて……)






ガチャ。

妹嬢「兄さん、お久し……」
男「んのやろ!」
メ「こなくそ!」
妹嬢「何を二人で取っ組み合ってるんですか」
男「知るか! 危うく気の迷いで大変なことになってただけだ!」
メ「ええ、同意見ですね!」
妹嬢「はぁ。……いいから離れてください。二人ともいい歳なんですから」
男「当たり前だ! こんな奴とくっついてられるか!」
メ「当然ですね! ほら、早く離れてください!」
妹嬢「何があったか知りませんが……二人とも仲良しなのはよくわかりました」
二人「「どこが!」」
妹嬢「はいはい」
629 :本日、六月二十四日は全世界的に、UFOの日です :2008/06/24(火) 18:43:35.76 ID:MlNHvQAO
俺のゴリアテをどうしてくれる
630 :本日、六月二十四日は全世界的に、UFOの日です [sage]:2008/06/24(火) 19:23:33.45 ID:1EoiQkYo
好きな女の子にマウントをとられるのは永遠の男のロマンだよね

じゃ、お題行ってみよっか
【それは しょうゆ です】
【食べ物で遊ぶな】
【それが俺のジャスティス】
【メトロノーム】
【サドンデス】
【兄さん、壁に手をついてください】
631 :本日、六月二十四日は全世界的に、UFOの日です [sage]:2008/06/24(火) 19:36:44.31 ID:1EoiQkYo
悔いは無い!妹殿に掘られて死ぬのなら本望だ!
「ん」と「う」を取ったら友だ!
632 :本日、六月二十四日は全世界的に、UFOの日です [sage]:2008/06/24(火) 23:13:51.92 ID:maDNAQAO
掘られて死ぬってどれだけハードなプレイなんだww
もしくはそんな凶器持ちなのか……ゴクリ


友「あとボクはホモじゃないよ!!」



そして中の人は土曜日にオカマバーいきます。
店のお姉さん達といくから大丈夫と思うけど……
新世界を見ないで済むよう頑張ります
633 :【それは しょうゆ です】 [sage]:2008/06/24(火) 23:53:41.09 ID:maDNAQAO
メ「あるじさま」
男「な、なんだよ……ニコニコして」
メ「じゅーす かってきます」
男「そ、そうか」
メ「コーラ のみたいです」
男「……金、か?」
メ「ほしいです」
男「まぁ出不精なお前が行くってんだからたまにはいいか……ほい、千円な」
メ「ありがとうございます いってきます」
男「気をつけてな〜」








メ「ただいまかえりました」
男「おう、おか……」
メ「コーラ おいしいです」
男「どう見ても醤油だよ!」
メ「おいしいです」
男「だから飲むなって!?」
メ「げほっ?!」
男「ほら見ろ! 言わんこっちゃない!」
メ「ぐ……ここまでやったんだからAAの一つくらいにはなれるはず……!」
男「なんかよくわからんが無駄な努力な気がしてならないぞ」
634 :本日、六月二十四日は全世界的に、UFOの日です [sage]:2008/06/25(水) 00:01:09.15 ID:o1Fyv.SO
>>632
数日後、そこには後ろの口が開きっ放しになった中の人の姿が!

久しぶりにお題でも
【ラガーマン】
【プロテイン】
【加圧トレーニング】

結構前に話になったいじメイを楽しみにしてるんだが
中の人気が向いたら頼んます
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 00:09:19.28 ID:cZirNHco
>>634
おお 神の刃は 人の愛
祈りを込めて 貫け!

男「アッー!」
※どっちが貫いたのかは想像にお任せします



こうですか?分かりません
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 00:15:57.69 ID:6TrtG.AO
ははは、そんなバカなアッー!


いじメイはPCが復活しないと難しいかも……
携帯でも書けるけど、1ヶ月以上かかるだろうしその間お題の消化速度が落ちそう。
んでもまぁ……こんなの言い訳ですね。
よし! 待ってくれる人がいるなら俺は書く!
という訳でマヴラブオルタのオマージュ作品、いじメイオルタ、今日から早速書いてこうかと。
無論、大筋はあれに沿っていくけどうろ覚えなんでところどころは俺のオリジナル入ると思います。
知ってる人はニヤニヤと、知らない人は新鮮な気持ちで読んでもらえれば幸いです。
んではいってみましょう!

それは、あいとゆうきのおとぎばなし。
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 00:29:08.91 ID:cZirNHco
オリジナルか・・・
脳と脊髄が[ピーーー]だけは正直再現して欲しくない俺ガイルww
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 00:41:51.52 ID:L53Kz2AO
また書いてみたよ

−朝−
冥「あれから約1ヶ月経ちますが」
zzz……
冥「何故か雇われる羽目になってしまいました」
zzzz……
冥「……」
zzzzz……

がすっ

男「いてぇ!!」
冥「人が苦悩してる時にのうのうと爆睡してるからです」
男「…明らかに不条理な事でだよな?」
冥「滅相もない」
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 00:45:14.11 ID:cZirNHco
不条理メイドktkr
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 00:53:09.36 ID:L53Kz2AO
もしゃもしゃ
もしゃもしゃ
男「……」
冥「……」
もしゃもしゃ
もしゃもしゃ
男「……」
冥「……」
もしゃもしゃ
冥「…一つ聞いてもいいでしょうか」
男「…なんだ」

冥「メニューがもやし尽くしなのはn」
男「仕様だ」
冥「……」
男「……」
もしゃもしゃ
もしゃもしゃ
冥「せめて他にh」
男「先日てめえが食い荒らしたラーメンが最後だ」
冥「……」
男「……」
もしゃもしゃもしゃ
もしゃもしゃもしゃ
641 :【意地悪なメイド オルタネイティブ】 [sage]:2008/06/25(水) 01:02:05.11 ID:6TrtG.AO
第一話 「世壊」


目が覚める。部屋に満ちる静寂。
よし、今日は目覚ましに勝ったみたいだ。
手探りでスイッチを切って口うるさい姑ようなこいつを黙らせる。
個人的には寝覚めは悪くないが、問題はそこじゃない。
それ以上にこれから寝だすという常識を遙か彼方に置き去った同居人が口うるさくなるのでそれの対策だったりする。

「ふぁぁ……飯、飯っと」

確かまだ買い置きしてある食パンがあったことを思い出しながらキッチンへ。
途中、あいつの部屋の前を通るけど無音なあたりもう寝たんだろう。
本当にいい身分だ。昼飯をあえて作り忘れてやろうか。
そんな風に思いながら二人分の昼食を用意してしまう。……きっと習慣だ。
何故か自分に言い訳してしまいながら、さっさと支度を済ませる。
時間はまだたっぷりある。とはいえ、あいつの睡眠の邪魔してうるさくされるのも癪だ。
自分の分の弁当を引っ付かんで家を出た。今から行けばいいんちょあたりに会えるかもしれないし。
そんなことを考えながらドアを開け、朝日に目を細めつつ……

男「なっ……?!」

俺は絶句した。
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 01:11:31.33 ID:o1Fyv.SO
な、なんだか大変なことを言ってしまったのでは…
元ネタ知らんので、新鮮な気持ちで見るんだぜ

ほんと、感謝、感謝です
応援しか出来んが、頑張ってくれ!
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 01:13:05.09 ID:cZirNHco
さてと、俺はどっちにwwktkすればいいんだ?
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 01:13:43.19 ID:6TrtG.AO
荒廃。そんな単語が脳裏をよぎる。
この日本で、そんな事を思う日がくると思ってなかった。
いや、今でもこれが夢なんじゃないかとしか思えない。
瓦礫や砂塵、それらがひたすらに広がり見慣れた街並みは一切存在しない。

「おいおい……なんだってんだよ」

呆然とそんな事を呟きながらも、すぐに大切な事を思い出す。

「メイドっ!」

その名前を呼びながら振り返る。しかし……

「……嘘だろ」

そこにあるのは見慣れたアパートではなく、武骨な鋼鉄の骸。それがただ鎮座しているだけ。

「なんの冗談だよ……ドッキリだよな?」

今にもこの大掛かりな残骸の中から、見知った意地悪な笑顔がすっかり混乱するを迎えてくれるんじゃないかと思う。
だが、実際にはいくら待てども事態は変わらない。

「……くそ、冗談にしちゃやりすぎだろ」

それでも俺は何かを認めたくないのか、足が自然と動きだす。
向かう先なんか特に決めてない。
だが、少なくとも信じちゃいなかった。
こんな壊れた世界が実在することなんて。



思えば、これが俺の最初の逃げだった。
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 01:14:56.72 ID:6TrtG.AO
ちなみに俺は書きながらも不条理メイドさんにwktkしてる!
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 02:10:35.89 ID:6TrtG.AO
あいつが居ない。
壊れた世界。
そんな事態に俺は無意識に別の知り合いを探していた。
結果として彼女に出会えはしなかったが……

「ここはちゃんとあったか」

なんだか気が弛みそうになる。
彼女の影を追って進んだ先。
学園がそこにあった。
それだけで胸に安堵が広がる。

「そうだよな。ドッキリの幕引きはこのあたりでするべきだ」

言い聞かせるようにつぶやく。
そこが多少、俺の見知った施設よりも物々しく見えても、意識から追いやる。
認めたくない。俺はまだここへ来て……

「おい! そこのお前!」
「は、はひ?! って、俺っすか?」
「お前以外、誰がいるというんだ」
「あ〜……いや、なるほど。今回はそういうシチュなのか」
「……?」
「わかってんだよ。大方、妹のバカがやらかしてんだろ? こんな大掛かりなことまでして。いいから入れてくれよ」

そう、きっとこれは夢や冗談で済ませられると思ってたんだ。

「……怪しい奴め!」
「え、な、ちょ、ちょっとまって! あいた、いたたた!」
「うちの訓練士の服のようだが少し違うな」
「どこからかの間諜かもしれん。上に指示を仰ごう」
「ぐ、ぎぎ……」

すごい力で抑えつけられる。
いや、力そのものより技術が本物なんだろう。
身動き一つ取れなかった。
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 02:15:02.43 ID:6TrtG.AO
悔しくて涙が出そうになる。
何の抵抗も出来ないことがじゃない。
ただひたすらに、目を背けていた事実を痛みが直視させたことがだ。

「とりあえず尋問を行うそうだ」
「ならばB棟だな。ほら、行くぞ!」
「……」

ずるずると引きずらるようにして移動させられる。
そんな様子を向こうは好都合と思ったか、ひたすらに引っ張られる。
きっと諦めて抵抗をやめたと思われているのだろう。
……大正解だよ。
乾いた笑いがこみ上げてくる。




これは現実だ。
どうしょうないくらいに。
泣いてみても、
怒ってみても、
笑ってみても、
変わらない現実。




そう、この日を境に俺の世界は壊れたんだ。
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 02:16:16.37 ID:6TrtG.AO
という訳で一日一話くらいのペースでのんびりいきます。
いつになれば終わるか見当もつかないけど……
気長にお付き合いください。
無論、お題の消化もやってきますので
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 02:44:28.11 ID:cZirNHco
>>冥土の人
相変わらずの理不尽ぶりに全俺が吹いたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ラーメン食い尽くすとかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

>>主様の人
長編ktkr
続きが楽しみだ



オルタは面白いんだけど全年齢版が全年齢版じゃない・・・
普通に中高生には刺激が強すぎる
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/25(水) 08:07:55.11 ID:eZcYK.AO
邪神なの?冥土なの?
651 :【意地悪なメイド オルタネイティブ】 [sage]:2008/06/25(水) 12:31:49.88 ID:6TrtG.AO
第二話 「歪んだ鏡」


ダンッ!

「だからさっさと本当の事を話せ!」

何度目になるかわからない質問。
俺はちゃんと答えてるつもりだし、わからないところは素直にそう言ってる。
それだけでこんな風に怒鳴られてしまうと困ってしまう。
途中までは真剣に問答してたけど、だんだん答え方もおざなりになってしまう。
今俺が考えるのは何度も叩かれる机が可哀想ってことだ。

「だから名前は男。出身は日本の○○。高校生で……」
「そんな人物は存在しない! いい加減にせんと……」

いい加減にしてほしいのはこっちだ。俺が存在しない?
だったらここにいる俺はなんだよ。
俺の日常を話したときなんて、そんなものがあり得るかとすら言われたもんだ。
もういい、後は野となれ山となれ。
もはや暴力的な匂いを隠すことなくこちらを見据える相手に覚悟を決めた……その時だった。

「おい」

もう一人。確か校門のところにいた奴が入ってくる。

「どうした?」
「長官がお呼びだ。直接話がしたいと」
「なっ?!」

よくわからないがさっきまでの雰囲気を一瞬にして霧散させる目の前のおっさん。
どうやら予想外の事態らしい。

「……ちっ」
「ほら、行くぞ」

もう一人の方に立たされ、俺は部屋を出ることになった。
流されるまま、逆らうことなく。
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 12:39:41.50 ID:6TrtG.AO
「……本当にお前は何者なんだ」
「知らないっすよ」

二人で廊下……にしてはやたら作りが頑丈そうな場所を歩いてる最中、おっさんがもらす。
答えが欲しいのは俺の方だってのに。

「本来お前のような不審な相手を長官が呼ぶなどあり得んのだが」
「その長官ってどんな人なんすか?」
「ん……まぁ、会えば分かる。非常に若いが優秀な方だ」
「ふぅん」

まぁこんな屈強なおっさんがあっさり従うんだ。
きっと切れ者って感じの若い司令官のお兄さんが……

「……?!」

一瞬見えた窓の外。そこに見知った姿を見た気がした。
思わず窓に張り付き、グランドにその影を探す。

「おい! 何やってる!」
「待ってくれ! 違うんだ、見知った人間がいた気がして……」
「いいから来い! 自分の立場をわきまえろ!」

ぐい、と肩を掴まれ引き離される。
どんどん離れていく視界の先に、さっきの影はもう見えなかった。








「はっ、はっ……」
「うぅ、また抜かされちゃうよぉ」
「はっ、はっ……無駄な会話はペースを乱すわよ」
「だってぇ、って、ああ! あっさり抜かして置いてかないでぇ〜!」
「はっ、はっ……」
「……さっきの視線。一体……」
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 12:49:35.36 ID:6TrtG.AO
結局その後、窓の近くを通る度にグランドに視線を走らせるが見つけられない。
やはり見間違いだったのか。
暗澹たる気持ちを飲み下し、今は前を見据える。
豪奢とは言わないがほかとは一線を画する作りの扉。恐らくここに俺の命運を左右する人物がいる。
先の人影が見間違いなら、ここは俺の知る世界じゃない。
誰一人知り合いの居ない世界、自分だけを信じて進むしかない。
どんな相手だろうと、一歩も引くものか。

「長官、件の人物を連れて参りました」
「ご苦労様。あなたは下がっていいですよ」

(……え?)

鼓膜を震わす声。
そんなバカなと叫びたくなる。

「は、しかし僭越ながら……」
「私の言うこと、聞いてもらえないのかしら」
「……イエス・マム。ほら、入れ」
「あ、ああ……」

何重もの施錠が解かれているのだろう。
鍵の開く男のカルテットかクインテットなりを聞きながら、俺は呆然と歩を進める。
今さっき決意したばかりなのに。一人でも頑張ろうって。
なんだよ、やっぱりお前が全部裏でドッキリを指揮してたんだよな。
自然、頬が緩む。そして……

「ようこそ、というべきかしら」

予想通り、彼女が……俺の妹がそこにいた。
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 12:59:55.29 ID:6TrtG.AO
「やっぱりお前か」
「……やっぱり?」
「白をきるなよ、全部ドッキリなんだろ? ったく、大掛かりなことしすぎなんだよ」
「あの、何を仰っているのか分からないのですが」
「分からないって……バカ妹のくせにまだバレてないと思って……」
「……へぇ」

カチャリ、と。軽い音。
俺はそこで言葉を切ることを強制させられる。
軽そうな。本当に軽そうな凶器がそこにある。
きっと俺の命もあの音のように軽く奪えるだろう。

「まだ名乗っていないはずなんですがね。それに私をそう呼ぶ人物は限られます」
「余程優秀な諜報機関が後ろについておられるのかしら? どうしましょうか。これ一丁では少し不安ですね」
「お、おい。何の冗談……」

パンッ!

「……ぁ」

頬が熱い。触れて分かる。滲む血がそこにある。

「なるほど……今の動きを見る限り、これ一つで問題ありませんね」
「では今からあなたが発言を許されるのは質問に答える時のみ。それ以外の言葉は一切禁じます」

もし喋れば……。そんな事を確認するまでもない事が分かる。

「物分かりはよろしいようで結構。では質問を始めます」

にこり、と。
俺のよく知る笑顔が胸に刺さる。
ああ……やっぱりここは壊れてるんだ。
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 13:20:27.07 ID:6TrtG.AO
質問は当たり障りのないものから、俺の個人情報へ。
やがて俺の日常にまで及びだす。

「って、感じでさ。おかしな話だろ? そのメイドの理不尽さと言ったら……」
「ええ、分かりました。それでは最後に質問にお答えください」
「ん」
「あなたは今の状況、どう思いますか?」
「……俺は異世界に飛ばされた。いや、平行世界にきたんだと思う」
「平行世界、ですか」
「ああ、向こうの世界の妹のお前の事ならなんでも知り合ってるような仲だ。うなじにあるほくろを気にしてる事だって知ってる」
「……そんなことまで」
「だからこそ、俺は平行世界にいると思うんだ。じゃなきゃお前が俺を知らないはずないからな」
「確かに。先の呼び方に加え、そんな些細な情報まであるんです。疑いようがありませんね」
男「そっか」

これで何とか立場自体は悪くならないはずだ。
なんたってこいつがいかに俺に懐いてたかも話したんだ。
悪いようには……

「では選択権を差し上げます」
「選択?」
「ここで虚偽の情報を流し続けた間諜として殺されるか」
「なっ?!」

銃口は未だにこちらに向いている。
いつでも言葉通りに俺なんて殺せるだろう。

「私の実験の協力者として生き長らえるか。さぁ、どうします?」

何が選択だ。俺が選べるのは一つしかないだろ。

「……後者だ」
「ふふ、ではこれからも利用させていただきますね」
「はぁ……お前は本当、そういう言い方しか出来ないのかよ」


歪んだ鏡のような、この世界を俺は歩き始めた。
656 :【食べ物で遊ぶな】 [sage]:2008/06/25(水) 13:30:59.33 ID:6TrtG.AO
メ「ねるねるねるねに対しての宣戦布告ですよね」
男「いやまぁ、あれはまだ遊びってよりは作り方だと言えないか?」
メ「あのシリーズは大抵遊び要素で成り立ってますよ」
男「確かにそうだけどさ」
メ「というかもはや理科の実験みたいなもんですし」
男「実験だと言い張れば遊ぶなとか言われないかもな」
メ「個人的にはまだまだ遊びだと思いますが」
男「じゃあどうすりゃ納得するんだよ」
メ「食べ物じゃないと言い張れば!」
男「もはや商品価値がないだろ」
657 :NGシーン [sage]:2008/06/25(水) 17:20:25.53 ID:cZirNHco
男「……俺は異世界に飛ばされた。いや、平行世界にきたんだと思う」
妹嬢「平行世界、ですか」
男「ああ、向こうの世界の妹のお前の事ならなんでも知り合ってるような仲だ。小さい頃からアレの大きさを比べあって一度も勝てたことがないことだって覚えてる」
妹嬢「……そんなことまで」
男「だからこそ、俺は平行世界にいると思うんだ。じゃなきゃお前が俺を知らないはずないからな」
妹嬢「確かに。先の呼び方に加え、そんな些細な情報まであるんです。疑いようがありませんね」
男「そっか」

妹嬢「では選択権を差し上げます」
男「選択?」
妹嬢「ここで虚偽の情報を流し続けた間諜として殺されるか」
男「なっ?!」

妹嬢「私に個人的な恨みによって今ここで殺されるか」
男「ちょっ!どっちにしても死ぬの!?」

妹嬢「・・・まぁ兄さんだから今回だけは許してあげます。でも今度言ったら・・・分かっていますよね?」
男「あ・・・ああ、二度とやらない」

Take2
男「……俺は異世界に飛ばされた。いや、平行世界にきたんだと思う」
妹嬢「平行世界、ですか」
男「ああ、向こうの世界の妹のお前の事ならなんでも知り合ってるような仲だ。コルトパイソンじゃ不満でデザーt

ガァン!

妹嬢「ふ、ふふふ・・・私にも我慢の限界と言うのはありましてよ」
男「へ、いやちょっ・・・本物のデザートイーグルはシャレにならんて・・・実の兄を[ピーーー]気か?」
妹嬢「確かに「実の兄」を[ピーーー]気はありませんよ、兄さん、いやメイドさん・・・」
男「え?ばれちゃっていました?」
妹嬢「先ほど兄さんから「朝起きたら縛られて身動きが取れなかった」と連絡があってですね、幸い委員長さんがたまたま発見してくれたようですがね」
メ「いや、これはほんの出来心で・・・ははは」
妹嬢「言い訳は後でじっくりと聞きましょう、あなたの処女と引き換えに、ね・・・」
メ「ちょ、それ冗談に聞こえないから!誰か助けて――
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 17:37:18.19 ID:6TrtG.AO
違う意味で18禁ゲーっぽくなっとるwwwwww
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 23:13:43.24 ID:cZirNHco
おもちゃにしたお菓子といえばスーパーロングひもQはガチだよな
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/25(水) 23:25:54.56 ID:o1Fyv.SO
>>657
take2のその後についてkwsk!
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 05:53:25.98 ID:01GXe2DO
>>657
………あれ?処女と引き替えってことは







自ら「生えてます」って言った様なもんだよな
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 09:43:29.61 ID:3wUndsAO
妹嬢「み、皆さん? 落ち着いてくださいね? 私は違いますからね?」
メ「ひどい! 私を傷物にしておいて!」
妹嬢「してません! というよりNGシーン自体、私の知らぬ領分です!」
メ「あんなに激しかったのに……」
妹嬢「何がですか! というよりIDを見れば中の人違いなのが一目瞭然でしょう!」
メ「知ってて言ってるんですよ。はぁ、ネタをネタとわからないマジレスとか」
妹嬢「何故私が悪いような言い方なんですか!」
メ「まぁたマジレスっすか。勘弁してくださいよぉ」
妹嬢「ぐ……ぅ〜!」
メ(あ、あれ。なんか涙目な妹さんて実は可愛い……?)
妹嬢「だって私は違うって言ってるのにみんなして! 私はただそれ指摘するだけで悪いなんてひど……きゃぅ!」

むぎゅ

妹嬢「な、なに……ふもっ」
メ「いやぁもう……可愛いなぁ」
妹嬢「もがもが!」




一人目陥落!
妹嬢は涙目状態では比類なき可愛さを発揮してる気がするわけですよ。
あとNGシーンとか面白いのでガンガンやってくださいww
楽しみにしてまする!


では三話をのんびり書いてきますね
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 11:14:04.88 ID:IumjdpMo
>妹嬢は涙目状態では比類なき可愛さを
ブチ切れて半泣き状態の妹嬢が主様をチンぐり返しで掘っているところを想像した


このスレのおかげでふたなりのすばらしさに目覚めたのは俺だけではないはず
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/26(木) 13:51:14.63 ID:sL/hFXQ0
何でそっちの方向なんだwwwwww
と言いつつ、久々にPCから更新!
こんなに推敲ってしやすいものだったんだ……
ナメック星から地球へ来たような環境の変化に感動しつつ、三話書いていきますね!
ここから少し説明多くなるけどオルタ知らない人対策なので許してね。
665 :【意地悪なメイド オルタネイティブ】 [sage]:2008/06/26(木) 15:04:44.60 ID:sL/hFXQ0
第三話 「日常の残滓」

結局、俺の表向きの立場としてはバカ妹のお墨付きの訓練生だそうだ。
何の訓練生なのかと問えば、

「ここは極東における拠点であり、明日を担う兵達の養成所でもあります」
「つまり、俺にドンパチやれと?」
「ええ。ですが期待していませんから、安心してください。あなたの役目は……」

実験体。つまりモルモットであることが、俺がここで生きる条件らしい。
これが裏の、言うなれば本来の立場なのだ。



さて、さらっと流したがいまさらになって気づく。
あいつが言うにはこの平和な日本において兵役が存在するらしい。となればどこの国を相手取っているのか。
瓦礫と砂塵に埋もれた町並みを思う。あんなことをやってのけた国……
自然と頭には第三次世界大戦という単語が思い浮かぶ。戦争をしているのか、この世界の、俺の国は。
悩んでいても仕方ない。割り当てられた部屋に向かい、迷いながらもなんとか進んでいく。
俺の首にぶらさがったIDカードがなきゃ、きっと出られやしない迷路のようなその場所。
ため息が出る。RPGのダンジョンを思い浮かべるが、なるほど、用途としてはそうなんだろう。
簡単に進入させられないからこそのつくり。なんとも厳重なことだ。

「ここか」

先ほど実の妹から告げられた番号を思い出し、扉の隣にあるリーダーにカードをかませる。
ピ、という小気味のいい電子音が鳴り、扉がスライドし、部屋の調度品に目が行く前に……
そこにいる女の子に気がついた。

「……」
「なっ!?」

そして何よりまずいのは、その子はどう見ても半裸状態というやつで、服を脱ぎかけている。
いや、もしかすると着替えはじめなのか? どちらにせよ、かなり、まずい。

「……」
「あ、いや、その……」

しどろもどろになりつつも、ここは俺の部屋なんじゃ? とか、君は誰? という言葉より先に、

「……えっち」
「失礼しました!!!!!!!」

相手の身もふたもないお叱りに反応し、俺は頭を下げてすぐに扉を閉めた。
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 15:06:52.01 ID:sL/hFXQ0
「えっと、まず確認するよ」

こくり、と頷く女の子。

「ここは俺の部屋で間違いないよね?」

これまたこくりと返事が返ってくる。

「よし。じゃあ次だ。なぜ君はその……人の部屋で着替えをしてたのかな?」
「ん」
「ん? ……って、ああ」

彼女が指差す先にあったのは花瓶。そして濡れた彼女の服。
一応先に弁明しておくが、彼女は俺の制服を羽織っているのでギリギリセーフなばずだ。多分。

「あれの中身を零したから着替えようとした、と」

こくりと頷かれる。どうやらこの子はクール属性なのだろうと判断する。
菫色の長い髪の毛を、ツーサイドアップで結わえた髪型が女の子らしくてかわいらしい。
……って俺は何を考えてるんだ。状況確認が先だ。

「でも、着替えを持ってないことに気づいて再び着ようとしてたところに俺がきた、でいいんだね?」
「はい」

透き通った声が小さくも、俺の反応を返してくれる。
良かった、さすがにファーストインプレッションが最悪すぎて嫌われて口も聞きたくない状態なのかと思ってた。
ただのクール系なのか、もしくは大人しい無口系なんだろう。何たって事故だ。
事故なら仕方ない。それにしても色素の薄い肌だったなぁ、滑らかそうですべすべで、でも女の子らしい丸みが……

「あの」
「ひゃい!?」

まさか俺の思考回路がまずい方向へ行き始めたのを察して釘を刺してきたのだろうか。
だったとしたら色々とまずい! まずすぎるぞ、俺! 決して俺はロリコンな訳ではなく……
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 15:07:13.07 ID:sL/hFXQ0
「これ、どうぞ」
「ん?」

見ればそこにあるのは歴史の本。所謂教科書だ。

「長官が、あなたには必要だろう、と」
「……ああ、そうだな」

そうだった。俺はこの世界では異邦人。郷に入らば、とまではいかないが常識程度は身につけなければまずい。
一応、あいつとの約束に俺が異邦人であることはシークレットにしとおけと言いつけられている。
わざわざ破る意味もないし、バレたらバレたで面倒なことは目に見えている。
ここは素直に従おう。……って、ちょっと待て。

「あ、あのさ。俺がこれを必要なのは、ちょっとお勉強ができない子で……」
「大丈夫です。私は長官の計画の関係者です」
「ああ、なるほど」

それでこの子が俺の部屋の整えてくれたんだろう。
それにしてはその……片付いてないというか、むしろ荒れてるというか。

「伝言も言付かってます」
「何て?」
「その内容、明日の朝までに叩き込んでおかないと、生活は保障しない。だそうです」
「……くそ、あいつ絶対それいうときニヤニヤしてたに違いない」
「では」

すくっと立ち上がって、さっさと出て行こうとする女の子。
さすがに俺の一張羅を持っていかれると困るのでそれをとめる。
それに……

「あのさ!」

きょとん、とした顔でこちらを見る彼女。

「名前、聞いてないよな。俺、男。聞いてるだろうけど……君のも、良かったら教えてほしいんだ」
「……私ですか」

少し彼女は思案した後、

「イドです。では」

そう名乗ってぺこりと頭を下げた。

「了解。イド、今度服届けにいくから、そのときは上着返してくれよ」

それに対して一度浅く頷き、今度こそ彼女は部屋を出て行った。
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 15:07:30.09 ID:sL/hFXQ0
歴史。積み重ねられた現在の堆積物。過去という姿。

「……冗談、だろ」

ページをめくるたびに、驚きと絶望が俺を飲み込む。
『並列世界』の史実は、そのほとんどが俺の居た世界と変わらないが、1944年以降で異変が起きる。
まずは東亜戦争の結末が、日本の敗戦なのはわかる。だが、それでおしまいだ。
原爆も落とされず、日本は無条件降伏をしていない。何より、日本は日本国ではなく、日本帝国のままなのだ。
その名でわかるように、この国の政治体制は国家元首として「皇帝」と呼ばれる存在を置いている。
そして皇帝より任命された「政威大将軍」が政務と軍の指揮権を委譲されるという形で統治している。
その下に、内閣総理大臣が位置しており、政策を補佐しているという形態だ。

「何だよ、これ」

日本の首都は京都のままで、ここ数年で経済的に発展してきた東京に遷都したと書かれている。
そしてアメリカ軍の駐留もとある時点まで行われていたそうだ。
それらの直接的な原因となっているのが、

「BETA」

そう呼ばれる存在だった。地球外生命体、そうだという以外が一切不明だという。
どこから現れたのか、何が目的なのか一切が判明しないままに人類は攻撃を受けた。
その圧倒的物量と高度な科学技術、生物が生きる上で過酷な環境にも適応する能力を備えており、人類は苦戦を強いられている。
ハイヴと呼ばれる彼らの巣のようなものが、地球各地に打ち込まれ、そこを拠点に奴等の侵攻は始まった。
数年前に日本にも侵攻を開始。九州・四国・中国・近畿がわずか一週間で壊滅。犠牲者は3600万人(日本人口の30%)にも上った。
地球上の総人口が10億まで減っていることをかんがみれば、いかに恐ろしい敵なのかわかる。


脳裏に思い描かれる廃墟と化した街並み。
あれを行ったのは同じ人類ではない。理解すら及ばぬ地球外生命体。
怖気が走ると同時に身を焦がすほどの怒りがこみ上げる。
教科書を一読しただけでだいたいの歴史は頭に入った。
自分でも驚くほどスラスラと。きっとこの怒りが原動力なんだろう。
俺は明日からのスケジュールを思い出し、備え付けられたベッドに横になる。
目を閉じ、明日からに備えて気持ちを落ち着けさせる……。
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 15:07:45.56 ID:sL/hFXQ0
眠れない。
精神が高ぶっているんだろう。
俺は軽く反動を付けて、ベッドから跳ね起きる。
少し散歩でもすれば気持ちも軽くなるだろう。
そんな軽い気持ちで扉を開けた瞬間、横合いから出てきた人影とぶつかる。

「うわっ!?」
「きゃっ……」

どうやら向こうは、この部屋から人が出てくるとは思ってなかったんだろう。
思い切りしりもちをつかせてしまう。

「ご、ごめん。大丈……」

手を差し伸べ、固まる。

「……おかしいわね。ここに誰かがいるなんて聞いていないけれど」

そこに、見知った彼女(ひと)がいた。
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 15:10:02.70 ID:sL/hFXQ0
という感じで原作の流れと設定を少しずつ踏襲しつつ、
オリジナル部分がちらほら見えてきます。
まぁ知らない人にはどっちにせよ関係ないかもだけどww

ではまぁ、ここから先もお楽しみいただけるよう、一日一話を心がけてガンバって行きます。
ちなみに一つ画策してる企画として今度やる気のない女店主さんのとこに顔出ししてみようかと思ってたり!
さすがに向こうの流れを悪くするのもあれだから様子見してるけど、何つーかこう……俺のとこにはない甘さや華やかさで溢れてるんですがwwww
ま、これも企画の一部ってことでいずれ!
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 15:12:35.03 ID:IumjdpMo
オルタはよくエグイエグイ言われるから怖くてプレイできないヘタレが通りますよ、と
672 :NGシーン「見ない方がいい」 :2008/06/26(木) 21:29:49.78 ID:01GXe2DO
眠れない。
精神が高ぶっているんだろう。
俺は軽く反動を付けて、ベッドから跳ね起きる。
少し散歩でもすれば気持ちも軽くなるだろう。
そんな軽い気持ちで扉を開けた瞬間、横合いから出てきた人影とぶつかる。

「うわっ!?」
「うほっ……?」

どうやら向こうは、この部屋から人が出てくるとは思ってなかったんだろう。
思い切りしりもちをついてしまう。

「ご、ごめんなさい。大丈……」

手を差し伸べられ、固まる。

「ん?……おかしいな、ここに誰かがいるとは聞いていなかったが、まあいいそんな事より。」

「や ら な い か」

「アッーーーー!」

そこには見覚えのある良い男がいた。






正直すまんかった
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 21:32:58.05 ID:IumjdpMo
友ォォォーッ!!
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 21:37:09.96 ID:01GXe2DO
>>673
阿部さんのつもりだったんだがまあいいや
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 23:26:43.40 ID:TzgqGYSO
乙でした!
これって元ネタはエロゲなの?
本編とはまた違うっぽいけど
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 23:43:00.64 ID:caCDVoAO
>>675
原作エロゲ

でもグロで18禁なんじゃねえの?って程グロい所もある
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/26(木) 23:58:36.63 ID:3wUndsAO
勿論原作というかオマージュです。大部分の設定は勝手に借りてる感じ。
なのでageとかに告げ口は御法度です。……本当ダメですよ?ww


原作(PC版)はグロだグロだと言われるけど、耐性がないと確かにつらいかも。
けどつらいからこそ乗り越えた先にある熱さがヤバい!
と思うのですよ。


まぁこれはあの作品世界に、もしこいつらがいたとしたらこんな感じかなって話なんで原作とは違うかもです。
もし本当に心からのマヴラブファンの人がいたら、見るに耐えないかもだけど……
俺なりにやってくつもりなのでスルーとかでお願いしますっ




んでNGシーンは面白いからどんどんよろしくww
さて、もう数話進んだらプロローグだぜ!
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/27(金) 11:10:46.28 ID:Q2HzL4Yo
ふと過去作読み返したら・・・

主様ー!ファイズ!ファイズのお題忘れているよー!
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/27(金) 19:47:36.36 ID:8AI4MsAO
最近は携帯からが主な更新になるから見逃しも多くて申し訳ない
安価とかでこれ忘れてるよ! って教えていただけるとむせび泣いて喜びます


今日は深夜あたり更新予定!
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/27(金) 21:22:51.56 ID:Q2HzL4Yo
一応安価>>555

wwktkして待つ
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/28(土) 01:17:55.48 ID:iJWhtwDO
>>672
これはないわ
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/28(土) 02:08:45.81 ID:34xYVKwo
ふと思ったんだが、この二人の子供ってかなり広く深いオタになるんだろうな
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/28(土) 04:06:10.11 ID:Jd8gfwY0
メ「ご安心を。私はみなさまの嫁ですから、主様みたいな馬の骨の子供なんて残しませんので」
男「人類の恥になりかねんからな」
メ「下から数えて一番の人材ですね」
男「まったくだ」
メ「それよりランカたんがかわいいですってば!」
男「俺はシェリル派だからな」
メ「ははは、これから落ちるだけのヒロインなんて!」
男「素直になれない女王様はいいと思うんだ」
メ「キラッ☆」
男「くわっ! だがさすがの俺も12話のそれにはやられた!!」
メ「鼻血モノですよねー」
男「まったくだ」


委員長(十分仲がよろしいと思うんだけど……言ったら不利になるわね)


やっと帰ってきたよ!
これから更新!
684 :【意地悪なメイド オルタネイティブ】 [sage]:2008/06/28(土) 04:24:10.37 ID:Jd8gfwY0
第四話 「非/日常」


「いいん、ちょ?」
「……何者なの、あなた?」
「あ、いや……」
「私の名前、それもその呼び方をするのは特に親しい間柄の人間だけのはずなのだけれど」
「……」

咄嗟に出た言葉が裏目に出た。
向こうでの当たり前は、こちらではそうじゃないんだ。
幸い眠気のこなかった頭はまだ回転してくれる。

「その、だな。俺は明日から君たちと同じ班に配属されることになった、“男”って言うんだ」
「この時期に配属?」
「ああ、俺は少し前まで他の場所で訓練を受けてたんだが……」
「冗談。今やこの国で訓練生を育てる機関はここだけよ」

しくじった。まだこの世界に慣れきっていない人間が言い訳なんかできるはず……

「それはお前の考え方が狭いだけだろ? 俺は特殊な訓練を行ってきたんだ」
「……」
「信じる、信じないはそっちの自由だけどな」
「……で、その新人さんがここに今日から入っている、と」
「そういうことだ」
「それで、今日からここに入る新人さんはこんな時間に何をしてるのかしら」
「いや、な。眠れなくて散歩でもしようかと……」
「一応この施設内ではこの時間は出歩けないことになってるの。おとなしくしていてくれる?」
「あ、ああ」

とりあえず当面の危機は乗り越えられたらしい。
胸をなでおろしつう、ではなぜいいんちょが出歩いてるのか、と質問しかけるがすんでで止める。
やぶへびになってこれ以上事態をややこしくしても仕方ない。

「それじゃ、寝させてもらうよ。おやすみ」
「ええ、おやすみなさい」

スライドしていくドアの向こうに彼女を見送って大きくため息。
しかし、自分はそんなに口がうまい方だとは思えないので、先ほどのやり取りが信じられない。
あのいいんちょを誤魔化せるなんて、俺もなかなか口先がうまくなったものだと思う。

「って、それどころじゃないな」

俺は急いでバカ妹に内線で連絡を入れる。
ああやってついた嘘を真実にしておかなければ色々とまずい。



こうして俺は、彼女のいる班へと入ることが決まった。
まるで、決められた運命のように。
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/28(土) 04:31:04.42 ID:Jd8gfwY0
翌日。恐ろしく早い起床時間にもめげず、俺は朝の支度を始める。
昨晩、あのまま散歩なんかして睡眠時間を削っていたら色々まずかっただろう。
偶然とはいえいいんちょには感謝しておこうと思う。

朝市で支給された訓練服に袖を通しつつ、気を入れなおす。
今日から俺は訓練生なんだ。特にいいんちょには啖呵を切ったんだ。
多少は無茶をしてでもいいところを見せようと思う。

「っしゃ、いってくるぞ、メ……」

振り返り、誰もいない空間が俺の目に入る。

「……大丈夫。いいんちょがいたんだ、お前だってそのうちひょっこり出てくるよな」

言い聞かせるように、俺はつぶやく。
それに答えてくれる人間はもちろん、どこにもいなかったけれど。
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/28(土) 04:41:08.54 ID:Jd8gfwY0
バカ妹やいいんちょに出会えた手前、他の人物がきてくれればうれしいと思っていた。
それが俺の心を落ち着けてくれるのは間違いがないからだ。
とはいえ、これはひどいんじゃないだろうか。
神様というのがいるならば、俺はそいつの顔面に一発はかまさないと気がすまない。

「君が新人か」
「はい」
「……。まぁ、長官の推薦なのだ。活躍に期待する」
「よろしくお願いします!」

俺の目の前にいるのは野戦服に身を包んだメイド長さんだった。
確かに幼少期はこの人に色々と教わったので、彼女とのこういう関係は違和感がない。
だがその分、俺は知っている。彼女がモノを教える場合、非常にスパルタであるということを。
少しでも手を抜くことも、気を抜くことも許さなかった彼女である。
俺は彼女に見えないように心の中で泣いた。

「男。今日からお前が学ぶ教室はここになる」
「ここ、ですか」
「ああ。早速、班員達に紹介する。入れ」
「はい!」

ガラリ、と扉を開けた先、まず目に入るのはいいんちょの顔。
俺の来訪を知っていたであろう彼女の顔に変化はない。
その隣、見覚えのある顔はいいんちょの妹さんだったはずだ。
だが俺の知ってるような天真爛漫な笑顔はそこにはなく、何といえばいいのか……
そう、まるでやさぐれという言葉がそのまま服を着たような表情になっている。
その後ろにいるのは見覚えのある顔。友がいた。
ニコニコとした表情は俺の見慣れたそれと同じで、少し安心する。
最後にわざわざ端のほうで小さくなっているのは……女さんか。
俺を見る表情はおそるおそるといった様子で、警戒心が見える。
普段の彼女を知る俺としてはそれが人見知りからくるんだろうと思える。
少し悲しいが、これから仲良くしていきたい。

「新人、名前を」
「はい! “男”といいます。今日より皆さんの班の一員となります、よろし……」
「っけ、使えんのかよ、こんなとっぽい兄ちゃんが」
「なっ!?」

驚きとともに視線を送る先は、そんな発言をした人物。
妹ちゃんだ。
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/28(土) 04:48:52.04 ID:Jd8gfwY0
「お姉ちゃんが言ってたとおり、本当に見所ない感じだね」
「……妹、黙りなさい」
「何よー、班長であるお姉ちゃんが苦労する前に、あいつをさっさと別んとこ移してもらうだけじゃん」
「あ、あわわ」
「妹ちゃん、そんな言い方は……」
「っさいわね、外野は黙ってなさいよ!」
「あぅ」
「ご、ごめん」

何だか話はおかしな方向へ転がり始めた。
どうやら妹ちゃんは俺が気に食わないらしい。
まぁ確かに自分でもそんなに頼りがいがあるようには見えないとは思う。
でも頭ごなしにこれはひどいんじゃないだろうか。
一言ぐらい文句を言ってやろうと、口を開きかけたところで、

「黙りなさい」
「……っ」

背筋が凍るような冷たい声で、メイド長さんが命令する。
それは教室にいた全員が沈黙に逃げるのに十分な迫力だった。

「彼は長官の推薦であり、あの方の指名でこの班への配属が決まったのだ。文句は言わせない」
「……」
「では、男は一番前の席へ。軽いミーティング後、早速カリキュラムに移る。以上だ」

文句はあるのはわかっている。
その上で言わせない。そんな事を言葉だけで強要させられるあたり、さすがだと思う。
だが、こんなギスギスした状態で放り込まれても……。
と言えないのもまた悲しいことだったりする。

俺はそれぞれの班員から向けられる、様々な視線に晒されつつ、日常をはじめることになるのだった。
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/28(土) 13:55:57.25 ID:34xYVKwo
へぇ、二人の子供っつったらまず主様とメイドって認識なんだ、ふぅん

二人とも結構もてると言うのに
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/28(土) 14:18:45.36 ID:N2y9qUAO
>>688
主様と友ですね
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/28(土) 14:25:09.50 ID:34xYVKwo
男同士でも子供は出来る!
ソースはパッパラ隊
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/28(土) 15:10:56.87 ID:UNtKi.AO
その辺りを指摘しちゃうと急に二人して言い訳し始めるだろうなぁww


さて、今夜は公言通りオカマバー!
間違いなく更新出来ないから今のうちにww
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/28(土) 18:04:02.42 ID:2blPWjko
避妊はしてるんだね
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/28(土) 20:26:36.73 ID:N2y9qUAO
半ズボンの女の子(?)には注意しろよ
694 :【意地悪なメイド オルタネイティブ】 [sage]:2008/06/28(土) 21:09:00.13 ID:UNtKi.AO
第五話 「非/日常U」


メイド長……いや、教官は言葉通りに予定を進めていく。
まずこの学び舎では午前を教室での軍事関連の基礎的な学習に、午後はグラウンドでの実習となっている。
但し早朝、夕刻に一度ずつ体力作りを兼ねたトレーニングを行う必要がある。
また夜には夜で戦術シミュレーションなどの特集カリキュラムが入っている場合などもあり、実質的に一日を無駄にすることはないらしい。
勿論それは昨日渡されたデータを見て覚えただけなので、実際どれくらいキツいのかはこれから体験していくのだろう。

さて、話を戻すが今は午前。机にかじりついての授業時間だ。
この部屋自体が自分の通っていた校舎そのものであるが、俺が居た場所の空気とは180°違う。
居眠りに励むものや早弁を勤しむ奴なんかもってのほか。
教官の一言一句逃さぬようなピリピリとした雰囲気が充満している。
静謐な空気の中、ただ教官の声だけが響いていく。
今の時間は銃器についての説明がされている。
俺という途中参加者への配慮のない説明だがそれ自体はわかりやすい。
性質や基本的な事項に始まり有効な状況、整備の方法などを徹底的に叩き込まれる。
元より学ぶのは嫌いじゃない。ただ教科が命のやり取りに関わるとなると真剣にならざるを得ない。
昼食時に食堂に案内されて開口一言溜め息が出る。
食らいつくだけで精一杯だったのがよく分かった。

「大丈夫?」
「ああ、うん……」

声をかけてくれるのはいいんちょだ。
教官から言いつけられたことと、彼女の生来の気質から面倒を見てもらってる。
いつもなら多少鬱陶しいそれも、今にしてみればこんなにもありがたいと感じていた。
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/28(土) 21:21:02.48 ID:UNtKi.AO
「お姉ちゃん、早くしないと時間なくなるよ!」

催促の声をあげる妹ちゃんには悪いが、今置いていかれると困る。
精神的にはきついとはいえ、何か腹に入れておきたい。
昼からがより肉体面でハードな事は想像がつくだけに。
その為にもいいんちょには最低限、ここの利用方法くらいは聞いておきたい。
それを彼女も承知しているのだろう。

「先にみんなと食べ始めなさい。私は男に説明だけしておかないと」
「助かる」
「いいわ。そういう役目だもの」

口数こそ少なく返す返すが俺の感謝の気持ちは絶大だ。
きっとその何分の一も伝わっていないのが歯がゆい。

「い、一緒にいこ? 妹ちゃん?」
「そうだよ。急がないと定食が売り切れちゃうし」
「う〜……」

渋々といった感じで友達に連れられ妹ちゃんは手慣れた様子で中に入り……

「べー!」

すぐに振り返って俺に舌を出してきたのだった。







「気を悪くしないでね。少し甘えが抜けないのよ」
「いや、俺が迷惑かけてるのも事実だし……」
「別に迷惑でもないわ」
「そっか。……サンキュ」
「別にお礼をされるほどの事でも」


そんなやり取りをしながら、俺はこの食堂の使い方を教わる。
そのせいか、二人が口に出来たのはあまり美味しくない掛け蕎麦だった。
だけど……

「ずずず……。ん……うまい」
「そうかしら?」
「うん。なんとなくだけど」
「……そう」


俺にとってのお気に入りのメニューになりそうだった。
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/28(土) 22:18:31.17 ID:UNtKi.AO
午後に異変は起こった。



グラウンドと言っても、俺が知っているような場所とは大分違う。
勿論第一グラウンドと呼ばれる場所はよく知るあの運動場みたいなものだ。
けれど、それに付随……いや増殖するように沢山の小運動場がそこにある。
用途ごとに使う場所が違うのだろう。俺達はその中の第四演出場と呼ばれる場所にいた。
これだけ聞いてもピンと来ないが、実際に目にしてやることがはっきり分かる。
ここは射撃の練習場だ。

「ではこれよりお前達は銃器の整備から組み立て、そして担いだ上で第一グラウンドを10週し、あの的への狙撃をしてもらう」
「……」

一同が固唾を飲むなか、教官は凛とした声で説明をしていく。

「そこまでの結果を順位で評価する。その順位に応じて有効のトレーニング内容が個人単位で変化するので心するように」
「……」
「質問は?」
「……」
「では始め!」




その一言を受け、班員達はそれぞれ動きだす。
俺はと言えば、本当なら質問に質問を繰り返すべきだったのに、雰囲気に呑まれ流されてしまった。
右も左もわからないままで、俺は彼女達と走り出す。
ここまでならただの足手まといという部分がバレるだけ。
仕方なく特殊な訓練とやらの言い訳を考えていた俺は、しかしそうもいかなくなった。
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/28(土) 23:46:47.18 ID:7hLFbTUo
ヘタレのようで実は、語られてない実家での訓練が身に染み付いてたりしない?
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/28(土) 23:57:32.68 ID:UNtKi.AO

――ズキン

頭蓋に痛みが走る。
次いで皮膚の裏側を静電気が駆けるようなむずがゆさが全身を覆う。
視界は明瞭に、しかし意識に被膜があるような薄ぼんやりとした感覚。
端的に言えば気分が悪く、しかし五感だけは鋭敏に。

それは使っていない部分。
それは使ってはいけない部分。

爛れた引き出しに手を掛け、一気に引き抜かれる。
中身は俺の知らないはずの経験。
だから、頭で理解するまでもなく……

「……っ、ぁぁあ?!」

俺はグラウンドに備えられた簡易弾薬庫に足を向ける。
誰より早く中へ入り迷うことなく一つの銃を手に取る。
ここにある銃器は訓練の為にどれも必ずどこかに欠陥を入れられてある。
それを素早く解体(バラ)し、総点検。
違和感を覚える部分を徹底的に排除。終わればすぐに組み上げに入る。
周りの驚きの視線すら感じられるほどに思考はクリアに。
白く、白く、白く。
強烈な光を瞼の裏に感じながら、その先を見ようと必死に足掻く。
足掻けば足掻くほどに俺の手先は狂いなく動き、やがて……


「おい、男!!」



完全な整備を終えた瞬間に、俺の意識は途絶えた。
699 :NGシーン? [sage]:2008/06/29(日) 17:49:51.57 ID:Ac0QVXQo
――ズキン

頭蓋に痛みが走る。
次いで皮膚の裏側を静電気が駆けるようなむずがゆさが全身を覆う。
視界は明瞭に、しかし意識に被膜があるような薄ぼんやりとした感覚。
端的に言えば気分が悪く、しかし五感だけは鋭敏に。

それは使っていない部分。
それは使ってはいけない部分。

爛れた引き出しに手を掛け、一気に引き抜かれる。
中身は俺の知らないはずの経験。
だから、頭で理解するまでもなく……

「……っ、ぁぁあ?!」

俺はグラウンドに備えられた簡易弾薬庫に足を向ける。
誰より早く中へ入り迷うことなく一つの銃を手に取る。
ここにある銃器は訓練の為にどれも必ずどこかに欠陥を入れられてある。
それを素早く解体(バラ)し、総点検。
違和感を覚える部分を徹底的に排除。終わればすぐに組み上げに入る。
周りの驚きの視線すら感じられるほどに思考はクリアに。
白く、白く、白く。
強烈な光を瞼の裏に感じながら、その先を見ようと必死に足掻く。
足掻けば足掻くほどに俺の手先は狂いなく動き、やがて……


「ギガフォーミュラー!!」



俺はたったいま完成させた自動車型のマシンの上に乗っかるとグラウンドを疾走し始めた。
700 :NGシーン? [sage]:2008/06/29(日) 17:51:58.31 ID:Ac0QVXQo
うん、作中ではギガフォーミュラーはこんな使い方されていないはずなんだけどね・・・
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/29(日) 20:15:31.45 ID:BpnzBWc0
おはようございます……ていうか今まで寝てたww
こんな自堕落な生活したの久しぶりかも。

一応昨日の感想を一言であらわすと……
給料入ったらまたいってくるww それくらい面白かったwwww
途中一回トイレで書いてたので最後のやつがやたら中途半端な感じ!
でもまぁ、俺の脳内プロットではやっとOPシーンが見えてきた感じなのです。
長いなぁ……自分で言うのもなんだけどww

さて、今夜は寝起きで変な頭に遠藤のカバー聞いて色々と脳内アドレナリンが面白いことになりつつお題の消化です!
そろそろスレタイを無視し続けるのがまずいと思ってるのでww
ではさっそくー。
702 :【バオー来訪者】 [sage]:2008/06/29(日) 20:24:38.37 ID:BpnzBWc0
男「何という荒木先生」
メ「これを知らずしてジョジョは語れず」
男「知らない人はぜひ。2巻という少なさもあってお買い求めやすいはず」
メ「OVAもよろしくね!」
男「……俺らは業者の回し者か何かか」
メ「さぁ?」





メ「主様ー」
男「ん?」
メ「何か新聞によるとですね、この中国産の缶詰に虫が入ってたみたいなんですよ」
男「……なぜそれを入手してるのかは聞かない」
メ「それでですね〜……私、実はこれが中国が生産した生物兵器か何かじゃないかと思うんです」
男「……聞くだけ聞こう。続けて」
メ「で、これに寄生されると武装現象とか起こるって寸法なんですよ。ワーオ、一躍超人ですね!」
男「へぇ。それで?」
メ「主様には是非とも常人ではありえない力を手に入れていただこうかと!」
男「つまり虫入りのを食え、と」
メ「はい!」
男「……」
メ「……」
男「うなずくと思ったか?」
メ「いいえ。なので昨日のうちに勝手に肉じゃがに入れておきました」
男「そうかそうか……って今食ってるこれじゃねーか!!!」
メ「私が一度も箸をつけないのに気づかなかったようですね」
男「てめええええええ!?」
703 :【ジューンブライド〜お婿にいけない〜】 [sage]:2008/06/29(日) 20:28:19.78 ID:BpnzBWc0
妹「ジメジメしてていやな季節だよね〜」
委員長「本当……」
妹(お姉ちゃんったら、窓際で雨を眺める姿が似合うなぁ)
妹「はふぅ」
委員長「どうしたの? ため息なんてついて」
妹「あ、ううん! 何でもないよ!」
委員長「……そう」
妹(はぁ……おねえちゃんってば、どんな知的な事を考えてるんだろ)



委員長(……世の中はジューンブライド。なのに私は何の進展も……)
委員長「……はぁ」
妹(ああ! お姉ちゃんの物憂げなため息もいいよぉ!)
704 :【絶望】 [sage]:2008/06/29(日) 20:40:45.03 ID:BpnzBWc0
姉「ふんふふ〜ん♪」
男「えらく上機嫌だね」
姉「あ、わかる?」
男「いや、何だかうれしそうだし」
メ「パッパラパーな感じはいつもどおりですがそれ以上に何かある感じですね」
男「お前人の血縁者に何つー言い草だおい」
メ「パラッパラッパーみたいでいいじゃないですか」
男「じゃあお前をそう呼んでやろうか」
メ「勘弁してください」
男「てんめ……」
姉「あはは、喧嘩しないの〜」
男「……はぁ、姉さんのことなのに。で、何があったの?」
姉「えへへ〜、実はね、お父さんからプレゼントをもらったの」
男「へぇ、あのくそ親父がねぇ」
姉「うん、でもおとちゃんの前ではあけないようにって言われてるんだよ」
男「じゃあ駄目じゃん」
姉「いいのいいの〜」
メ「この袋ですか」
姉「うん! 早速ごかいちょう〜!」

ぺりぺり

姉「……にゃ?」
男「な……」
メ「これ、どう見てもお見合い写真ですよね」
男「しかも何だよ、もう日取りまで決まってるとか……ふざけやがって!」
姉「あ、あう。どうしよ」
男「どうするも何も……」
姉「でも、お父さん、いやだって言ったら許してくれるかな?」
男「それは……」
メ「あの人なら、何を言おうが無駄な気がします」
男「くそ……マジかよ」
姉「ごめんね、おとちゃん……」
メ「別に謝る必要はないかと。ほら、相手のかたはずいぶんご立派な方のようですし」
男「何を薦めてんだよ! ばか!」
メ「だって、そうするしかないんでしょ? ならこの際前向きに……」
男「前向きとかそういう問題じゃなくて!」
姉「あう、喧嘩はだめだってばー。……仕方ないよ、おとちゃん」
男「……くそ、本当にどうしようもないのかよ」
姉「……」
男「……」
メ(何かこう、絶望って感じですね。けど、何で主様ってばそんなに必死になるかなぁ)
男「何だよ」
メ「いえ、別に」
メ(……主様、そろそろ目を覚ましてください)
705 :【それが俺のジャスティス】 [sage]:2008/06/29(日) 20:49:01.42 ID:BpnzBWc0
メ「これさえ言えば何でも許される気がしますよね!」
男「だからって早速何かをしでかしたくてわくわくした目をするのはやめろ」
メ「大丈夫です! ジャスティスです!」
男「お前に正義はねぇよ」
メ「私が正義です」
男「俺がガンダムだみたいに言っても駄目」
メ「つまり私はジャスティスガンダム!」
男「ファトゥムねーじゃん」
メ「じゃあそれが主様で」
男「てめぇは自分の主に乗るというのか」
メ「それが私のジャスティス!」
男「許されんっての」
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/29(日) 21:54:40.58 ID:NcjaFEDO
>>700
携帯が麦茶で濡れたんだけどどうしてくれる
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/29(日) 22:43:10.12 ID:Ac0QVXQo
あ、ジョジョは大丈夫なんだww
ジャンプ系苦手と言っていたから避けていたわ

【クサレ脳ミソ】
【未来予知】
【圧迫祭り】

バオーは仮面ライダーが好きな人ならきっと気に入っていただけると思うんだ



ところで
>男「てめぇは自分の主に乗るというのか」
で変な妄想をしてしまった俺は死んだほうがいいよね
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/30(月) 12:49:38.44 ID:NJwb4EAO
>>705
通常形態はメイドが主様をおんぶするわけですね、わかります
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/06/30(月) 14:52:03.79 ID:LCTPgoAO
メイドにゃんが桜たんコスしたら主様どう思うんだろ
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/06/30(月) 14:58:34.51 ID:cGaYY6AO
どの桜かによって反応は大きく変わります
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/01(火) 01:33:06.41 ID:Joj0zcAO
やる気のない〜さんとこは活気が良くて羨ましい反面、あそこくらいびちっと更新できない自分が恥ずかしい……
支援してる場合ではないかもしれないけど書いちゃったからには時々遊びにいかせてもらおっとww

さて、一日一話ですが今日もお題消化で!
後主様と遊ぼう! てな企画を考えてたり。
まぁ簡単に言うと何か一緒にネット対戦出来るなんかで遊びませんか? ってな企画でしたり。
まぁさておきまして早速!
712 :【メトロノーム】 [sage]:2008/07/01(火) 02:05:06.41 ID:Joj0zcAO
男「お前よりメトロノームのがえらいよな」
メ「えらい唐突なランク付けですね」
男「いや、朝一から寝ますと宣言されたら嫌みの一つも言いたくなるわ」
メ「でも私はめげませんよ」
男「そこはめげてくれ」
メ「逆にこう考えましょうよ、私は常に私のペースを刻んでいると」
男「やなメトロノームだな」
メ「メイドノームと呼ばれることもやぶさかではありません」
男「なんか安っぽいモブみたいだぞ」
メ「経験値の為に蹂躙されるなんてまっぴらです」
男「経験値も低そうだしメトロノームの方がまだ役立ちそうだ」
メ「何故私はこんなにもメトロノームと比べられねばならんのでしょうか」
男「俺が言外に規則正しく生きろと言ってるのに気付いてくれ」
メ「わかっててやってんですがね」
男「なお悪いわ」
713 :【サドンデス】 [sage]:2008/07/01(火) 02:51:21.99 ID:Joj0zcAO
メ「何故こんな事になってるんでしょうか」
委員長「さぁ」
妹嬢「とりあえず嫌ならさっさとリタイアされればよろしいかと」
姉「ぅ〜……あついよぉ」
メ「ふふ……主様がおいたをしないように見張るのも従者の役目」
委員長「ならその役目は私が負うわ。先に出ていいわよ」
妹嬢「あら、それはあなたも同じでなくて?」
姉「あづい〜」
メ「別にこの後誰が主様の背中を流すかなんて興味はありませんがね。獣の主様相手に皆様では危険ですし」
委員長「私は大丈夫よ?」
妹嬢「同じく」
姉「はぅぅ……」
メ「……ですがこれ以上サウナに入り続けるのは体に毒ですから、さぁ上がってください」
委員長「みんなが上がればね」
妹嬢「私は大丈夫ですから」
姉「……」
メ(ええい、こいつら……!)
委員長(譲らないわよ)
妹嬢(いざとなれば本気でつぶしにかかってでも!)
姉(……きゅう)





ザバァ!


男「すまんな」
友「気にしないでよ。たまには男同士、気兼ねなくね」
男「だなぁ。よし、次は俺が流してやろう」
友「うん、よろしく〜」
714 :【兄さん、壁に手をついてください】 [sage]:2008/07/01(火) 03:15:09.22 ID:Joj0zcAO
男「……」
妹嬢「さ、早く♪」
男「なんでそんな楽しそうなんだよ」
妹嬢「いえ、ちっともそんなことは、はい♪」
男「言葉尻に♪がついてて平常な妹って俺は嫌だぞ」
妹嬢「もう、兄さんってばまたそんな意地悪を言うんですから♪」
男「……。とりあえず身の危険を感じるんで拒否していいか?」
妹嬢「ダメです♪」
男「いや、でもな」
妹嬢「ダメです♪」
男「とはい……」
妹嬢「ダメです♪」
男「し……」
妹嬢「ダメです♪」
男「……」
妹嬢「さぁ、どうぞ♪」
男「こ、こうか?」
妹嬢「はい、とっても魅力的です♪」
男「は? 魅力て……って、ちょ、ちょっと! 何やって……う、うぁぁぁああああ?!!」








ガタン!

男「はっ?! ……夢か」
妹嬢「あら、居眠りですか? ちゃんとお部屋で寝ないと風邪をひきますよ?」
男「あ、ああ……しかしなんだろう、とてつもなく恐ろしい夢を見たような」
妹嬢「確かに寝汗がすごいことになってますね。……ところで兄さん」
男「ん?」
妹嬢「一つお願いがあるんです♪」
男「……え?」
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/01(火) 04:05:38.47 ID:o1mCBaAo
終わりのないのが「終わり」
それが「フタナリ・イモートジョー・レクイエム」

嗚呼、無限逆(?)レイプループとはかく恐ろしきなり

よっしゃ、お題
【早く大人になりたい】
【もいちど子供に戻ってみたい】
【ファンタジー】

なお、このEDが初めて流れたのは悪名高い「でんのうせんしポリゴン」の回で
しかも放送日がマブラヴの武と冥夜の誕生日だとか



トリビア自慢したかっただけです、サーセンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/01(火) 16:50:30.85 ID:fiiqx.AO
>>711
(ゲーム的に)テクニシャンぽくてフルボッコにされそ
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 12:23:30.56 ID:TrSk7sAO
お久しプリンセスっ。
一日一話のつもりが昨日はずっとゲーセンでした。
fateがね、やっとマーボー解禁されたのよ……
やりたい放題やってきた。正直ライダーのが勝てるけどww


とにもかくにも今日はお詫びの意味もこめて一挙二話更新予定!
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 12:27:16.20 ID:TrSk7sAO
>>715
地味に知らない知識ばかりで確かにトリビアな感じがある。
誕生日といえば主様達のも近いしそれらしい何かも考えてみようかなぁ……


>>716
大丈夫、主様級の腕とメイド級の腕で中の人級の腕の三種類のランクから選んでもらうんで!
無論言うまでもなく中の人のレベルが最下層だったりww
基本的に格ゲーでもアクションでもなんでもこいだぜ!
まぁ準備自体はこっちがやる予定だけど、そちらから何かあるなら乗っかりますww
719 :【意地悪なメイド オルタネイティブ】 [sage]:2008/07/02(水) 12:37:19.22 ID:TrSk7sAO
第六話 「幻影(おもかげ)」


ゆらゆらとたゆたう。羊水の中にいるような暖かさ。意識だけが遠い海で泳いでいる。
目は開いているのに何も見えない。匂いもなければ聞こえもしない。だからわかる。

――ああ、夢か。

だったらもう少し楽しいものがいい。あんなひどい冗談はこりごりだ。
そろそろ目を覚まそう。そこはいつものベッドの上で、あいつが悪戯しようとそこにいる。そんな元の世界に……

――主様。

そこで誰かの声を聞いた気がした。








「ん、んん……」

目を開ければ、ふと視界に捉える後ろ姿。

「メ、イド……?」

呼ばれて振り返った顔は、あのふてぶてしくも可愛いと思える……

「……目が、覚めましたか?」

あいつではなく、イドがそこにいた。
重ねたイメージは霧散していく。元より体格が違いすぎる。
だというのに、俺は何故……
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 12:55:20.59 ID:TrSk7sAO
「今、何時だ?」
「一六時半を過ぎたあたりです」

胸にさげた懐中時計に目をやり応えるイド。
なんとなく、髪留めのイメージと相まって不思議の国のアリスに出てくる兎を連想する。

「……何か?」
「いや。……あれから三時間以上か」

自分の体に何があったかは分からない。
だがその過程において何をしたかははっきりと覚えている。

「俺、銃なんて解体も組み立ても出来ないのに……」

だが、事実俺はやってのけた。しかも恐らくあの中では最速で。
だがそれ自体は些末……でもないが、何かしらの理由は付けられる気がする。だが。

「俺は何故、あれがあそこにあったなんて分かった」

そう、少なくとも設置された場所は初参加の俺が分かるはずがない。
だというのに俺は“一番にたどり着いた”。こればかりはおかしい。
あの時はまるで、知らないはずのことを知っているように動いていた。
一体何故……

不可解な自分の行動に首をひねっているとひんやりとした感触が額に。
驚きと共に確認すれば、イドの小さな手が俺の具合を測るように添えられている。

「熱、もう下がりましたね」
「熱まであったのか」
「微熱でしたが。とりあえずは大丈夫ですね」
「そっか、看病してくれたんだ。ありがとう」
「いえ。では……」

スッと身をひき、出口へ向かう。その途中、一度こちらへ振り返り、

「それ、洗濯しておきました」
「それ? ……ああ」

ベッドの脇にはきちんと畳まれた制服があった。あの日貸したものだ。

「一張羅なんだ。助かるよ」
「いえ。では……」
「改めてありがとうな」

その言葉に一礼し、出ていくイド。扉が閉まるのに合わせるように何かを呟いた。
……気がする。だってそれはあいつ以外有り得ないはずの呼び方……

――お大事に、主様。
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2008/07/02(水) 13:05:50.16 ID:XN3ZAgDO
>>718乙ー
そうですかまたゲーセンっすか、では待たせた罰として







ケツ出せよ
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 13:21:14.62 ID:TrSk7sAO
「簡潔に聞きます。……あなた、本当に何者ですか?」
「俺が聞きたいくらいだっての」

その後、もうしばらく静養させてもらい、いざみんなと合流しようかと思った矢先、バカ妹に呼び出された。
内容はさっきからこれの繰り返し。
さすがに訓練で初っぱなからやらかしたのがまずかったらしい。
自分の意志でやった訳ではないのにひたすら弁明を求められるのはひどい話だ。

「もう一度聞きます。あなたの仰る前の世界の学生は必須科目に銃器の取り扱いがあったのですか?」
「んな訳あるか」
「ならあなたが個人的に徴兵されていたか、銃器に興味があったと?」
「趣味に走ったり愛国心見せる暇は同居人のせいでなかったよ」
「では百歩譲ってあなたに天武の才があったとします。……何故弾薬庫の位置を把握していたので?」
「……」
「確かにうちは規模が大きく、また確認もされやすいでしょうが……それでもセキュリティには絶対の自信があります」

トントンと指で苛立たし気に机を叩く。

「特にああいった兵器に類するものは毎度場所の変更を行って、特定させないようにしているはずです」
「そうなのか」
「ええ。無論、訓練生は事前に聞かされますが……あなたは今日が初めてですよね?」

当然そこに帰結する訳だ。俺だってこいつの立場ならこう考える。
どこぞの組織の間諜ではないのかと。

「私は危惧しているんです。あなたがどこかの組織の間諜ではないかと」
「だろうな。……まぁ好きにしてくれ」

俺は拷問なり何なりを覚悟する。
ここで終わりならそれでいい。どうせこんな世界、未練は……
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 13:22:24.00 ID:CjswHGko

そして俺からも「ケツ出せ」と言わせてもらう


俺のグロックは妹さんのようにバカでかくはないが、速射性なら負けないんだぜ
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 13:22:56.83 ID:TrSk7sAO
何故ケツをwwww
俺の純ケツは死ぬまで守り抜く所存です!
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 13:41:00.55 ID:TrSk7sAO

――ズキン

また、痛みが襲う。
瞬間的に見たことのないはずの光景が次々と浮かび、消えていく。
それが何かは分からないし、記憶に残らなかった。
だけど……
俺の手は固く、固く握りしめられ、内に沸く感情は怒りだった。
……俺はまだ、[ピーーー]ない。

「好きにしろ、と言われた割には随分な目をなされますね」
「……死にたくはないからな」
「結構。人間である限り、当然です。……私が聞きたいのはただ一つ」

ふぅ、と溜め息をつきながら、

「あなたが賊“程度”ではない事を信じてよろしいですか、という話です」
「……?」
「ですから、私があなたに興味があるのはこの世界の人間ではないというその一点のみです」
「ああ」

それに関しては間違いないと声を大にして言える。

「……その言葉に嘘偽りはありませんね?」
「誓って」
「……」
「……」

無言の時間が数秒続き、

「分かりました、では戻っていただいて結構」
「……いいのか?」
「ええ。但し言い訳は自分で考えてくださいね?」
「了解」

覚えたての敬礼を返し、俺は部屋を後にする。
どういう心境かは分からないが、死ななくて済み、尚且つ取り立てて制限がつく訳ではないならいい。
とりあえずは目先の問題として言い訳を考える。……知らず、頭痛は引いていた。



「間違いないですか?」
「はい」

隣の部屋から出てくるイド。彼女が言うならば間違いない。

「ではフェイズを移行します。協力してください」

こくんと頷く彼女。
早く、何とかしなければ……
残された時間は決して多くない。
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 13:42:24.51 ID:XN3ZAgDO
>>724
純ケツ

誰が上手いこと言えと
よし>>723と一緒にレッツくそみそ!
727 :【意地悪なメイド オルタネイティブ】 [sage]:2008/07/02(水) 15:32:20.15 ID:TrSk7sAO
第七話 「チーム」


夕闇がグラウンドを覆っていた。
戻ってみると、みんなは基礎体力を鍛える為の走り込みの最中だった。
最後尾は妹ちゃん。必死の様子で姉である委員長に食らいついてく。
一方委員長はマイペースなのだろう、苦しそうな様子はない。
さらに前には友が余裕の表情で走り続け、前を走る女さんに追いつき追い越していく。
……なるほど、ペース的に考えて女さんは周回遅れなのだろう。
限界なのかふらふらと歩いているのか走っているのか分からない状態だ。
と、俺を見つけたのか教官が歩いてくる。

「もういいのか?」
「はい」
「ならばお前もすぐに参加しろ。順位では最下位だからな。30周だ。終わるまであがるな」
「はい!」

俺もすぐにみんなに加わり走り始める。
ここでもまた頭痛が始まるが、耐えられないほどじゃなかった。
慢性的に襲う痛みに意識を取られないようにしながら、走り込む。
まだ元気の余っている俺は次々にみんなを追い抜かしていく。
横を抜けるたびに怪訝な視線を受けるが、気にならない。
というより気にしていられない。
頭痛に負けないようにひたすら、足を動かし続け……

「おい! 男!」
「え、あ、はい」
「……。何周走るつもりだ、もう上がれ」

急に呼び止められたから何かと思えばどうやらノルマは終えていたらしい。
それにしては……

「でもまだ、終わってない人も……」

女さんは言わずもがな、委員長達もまだ走っていた。

「簡単な理屈だ。今回上位だった人間ほど周回を重ねさせている」
「なるほど」

だから俺は結構早く終わったのかと納得する。

「じゃあ俺、みんなに飲み物でも用意してきます」
「……。いいだろう」

そして俺は迷いなく走り出した。
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 15:43:02.68 ID:TrSk7sAO
「……」

メイド長……教官は彼に疑惑を抱かずにはいられなかった。
あの銃器の扱いに始まり、今のランニングもそうだ。彼のペースは尋常なものでなかった。
確かに周回のノルマに関して言えば本当だが、差は二周ずつしか変わらない。
つまり最大で四十でしかないのだ。
それを途中参加で最初に終えている。
それも納得できるほどに走り方を心得ているそれだったのだ。
そして何より、彼は迷いなく最短の道のりで食堂で向かっていった。
一位の人間が飲み物を取りに行くという習慣を知っていた。
ここに慣れた人間しか知らないルートとルール。それを今日から参加したはずの人間が……。

「友、あがりました!」

男に刺激されたのだろう。途中よりペースを崩していた友があがってくる。
息を今でこそ整えているが本人は非常に不本意だろう。
今まで基礎トレーニングではこいつが一位であり続けただけに。

「……教官?」
「何でもない。しっかりとクールダウンしておけ」
「はい!」

次々にあがってくる教え子に目をやりながら、教官は胸に立ち込める暗雲に眉をひそめる。
しかし、彼女が……長官が自分に託したのだ。
疑問など挟まずにいなければならない。
遠くから早くも帰ってくる男を見つめる目には、既に迷いはなかった。
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 15:56:11.85 ID:TrSk7sAO
今日は夜間に教習はないらしい。
つまり一日のトレーニングが全て終わったことになる。
せっかくなので早く自由な時間を取る為に、トレーニング後に全員で食堂へ向かう。

……形の上では。

正直、俺はみんなから離れた位置にしかいられなかった。
話しかけづらい空気が確かにそこにあった。
友や女さんは一言二言、会話を交わしたけれどそれだけ。みんなが警戒心をもたれているのがわかる。
妹ちゃんに至っては露骨に嫌悪感を向けられている。
そんな状況で話しかけていけるほど、真剣が図太い人間じゃなかった。
そんな中、ずっと妹ちゃんに捕まっていた委員長がこちらに歩調を合わせてくれる。

「あなたの話、本当だったのね」
「俺の……?」

何か話したかと記憶を探り初める前に、彼女は答えを示す。

「本当に特殊な訓練を受けていたのね」
「あ、ああ」

夜の空気を思い出す。初めて出会ったあの日、確かそんな話をしていたはずだ。

「でも何故、あなたほどの人間がわざわざこんなところに?」

どこか皮肉を含んだ言い方になる。
理由が分からないので単純に聞き返してしまう。

「いやだって、俺みたいな素人はちゃんと学ばないと……」
「はァ?!」
「っ?!」

突然前方からとんでもない声があがる。
妹ちゃんだ。

「素人?! あれが!?」
「い、妹ちゃん、おおお落ち着いてっ!」

何故か妹ちゃん以上に慌てる女さんの宥める声も虚しく、彼女はますますヒートアップする。

「完全に現場でやってるような手際と体力を見せつけて素人だァ?! 喧嘩売ってんのか!?」
「べ、別にそんなつもりじゃ……」
「でも確かに普通じゃないよ。どう見たって熟練した動きだったよ」

みんな聞いていたのか、友も会話に加わる。
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 16:51:55.06 ID:TrSk7sAO
「そうね、何を謙遜してるのか知らないけれど、あなたはこの中でトップの実力があるわ」
「そんな事……」

ない、とは言えない雰囲気だった。
思い出す。バカ妹は言っていた。
言い訳は自分で考えろ、と。
……自分でもかなり大きな違和感があるのだ。周りがおかしいと思わないはずがない。
ならば、と俺は前もって考えていた言い訳を始める。

「いや、やっぱ初日から張り切り過ぎたかな」

おどけた風を装い、周りを見回す。

「実は俺、こう見えてみんなより年上でさ。五年前から訓練やってたのさ」

頭の中に描いたシナリオを思い出しながら、話を続ける。

「ただここじゃなくて海外でやっててね」

確かに外交の関係で色々複雑な面はあるが突っ込まれない限り大丈夫だ。
最悪バカ妹に話をつければいい。

「で、いざ実戦の段階で昼のあれさ」

胸の辺りに手を置いて、ギュッと拳を握る。

「俺も知らない間に患ってたんだよ。これは緊張状態になると勝手になってさ」

ここまできたら後は言い切るだけ。

「だからずっと養生させてもらってたんだけどね……そうは言ってられないらしくて、お呼びがかかったのさ」

……ここまでの反応を伺うが、みんな一様に怪訝な顔だ。
当然だろう、俺が数分で考えた説明なんだから。

「あなたの立場は分かったわ。でも何故今更訓練校に?」
「俺もブランクが長いからね。ちょっと弛んだ気を引き締める為に初心に戻るつもりでさ」
「ふぅん……」

さすがに苦しいか。
だがどんなに問い詰めようにも海外が絡むと彼女らはあまり追求出来ない。
この日本ではあまり海外の情報が入らないのは、昨日にリサーチしてある。
細かいところは後々すりあわせていけばいい。
みんなの渋々納得した顔に俺は一息ついた。
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 17:18:57.82 ID:TrSk7sAO
「まぁ、そういう訳で変なとこで足引っ張ったりするかもだけど、よろしく」

……。これだけ警戒されていてさすがによろしくもないか。
さりげなく握手を求めようかと思って出した手を引っ込めようとして……

「それなら私からもよろしくしてもらうわ」

その手を委員長が取る。

「ちょ、ちょっとお姉ちゃん! こんな怪しい奴っ……!」
「でも実力は確かよ。ならばそれを教えてもらうのは大事」
「それは、そうだけど……」
「私達の目的は何? お互いの腹をさぐり合うこと? 違うでしょ」
「ん……」
「私達は勝たなければいけないの。人類の為に。だから……」

改めて握られた手に力が入る。

「だから、私はあなたを受け入れる」

その手にある力が、暖かさが俺を包む。
知らず俺も力が入り、気持ちも高まる。

「ああ、俺が出来ることなら」

それに続くように手を重ねる友。

「うーん、走り込みで負けたのは初めてだからね。次は負けないよ?」
「望むところだ」
「じゃ、じゃあ私も……」
「うん、よろしく」
「〜〜……っ! よ、よろし……あぅ」

こういうのが照れくさいのか、女さんは真っ赤になりながらも手を重ねてくれる。

「……妹?」
「はぁ……私は納得した訳じゃないし、よろしくもしないから」
「うん。怪しいと思ったら遠慮なく俺を撃ってくれ」
「……その言葉、忘れんじゃないわよ?」

こうして全員の手が重なる。
ギクシャクした感じは拭い去れてないけれど、俺達はこうして一つのチームになった。
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 21:51:18.59 ID:AVaN.oSO
中の人乙です
段々盛り上がってきてwwktkせざるを得ないんだぜ

ところで先日初めてメルブラをやったんだが
格ゲーをやったことすらない俺にはダッシュさえ出来なかったわ・・・
はまると怖そうだな、メルブラ
背景が全く掴めないんだけどな
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 22:01:53.42 ID:XN3ZAgDO
主様乙ー、思いついたらまたNGやってみようと思います。
昼間っからアッー!な事ばっか言ってサーセンww

>>793格ゲーは慣れだよ慣れ。
ちなみに俺的にはシロウとランサーが強いよー
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 22:03:59.33 ID:XN3ZAgDO
ごめん
>>793>>732に脳内変換してくだし
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 22:13:20.46 ID:CjswHGko
昇龍拳すら満足に出せない奴もいるんだぜ・・・
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 22:18:37.34 ID:MSsify2o
マルラブだっけ? 元ネタは知らないけどwwktkしてきたぞ
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 23:05:59.42 ID:TrSk7sAO
メ「格ゲーならある程度教えられますよ! ボタンのこすり方とか!」
男「お前に教わるとド厨房になるのが確定だからダメだろ」
メ「勝てばいいんすよ、勝てば」
男「そのスタンスが既にアウトなんだっての」



真面目な話、メルブラなら教えられるよ!
キャラはある程度触ってるからだいたいカバーできるはず!
ちなみにフェイトはランサーが身内に昇竜ループ安定させて4000近く確実にとってくるのがいるから確かに強いのが分かるww
が、士郎は正直頑張って頑張って頑張って俺が一時間練習しただけのライダーと変わらない可哀想なスペックww
やりこみが報われるにはまだ研究が足りない気がプンプン!


さておきまして、いじメイもだんだん本編知る人も分からない展開になってきたはず。
今後に微妙に期待とかしてみてくだしあ!
738 :【ラガーマン】 [sage]:2008/07/02(水) 23:33:33.68 ID:TrSk7sAO
メ「ロックマンに出てくるボスか何かですか?」
男「んな訳あるか」
メ「ラガーマッ!」
男「東映も関係ない」
メ「アイスラッガーマン!」
男「大分苦しいぞ」
メ「じゃあ何なんすか」
男「案外早く底をついたな」
メ「これでもひねり出したほうです」
男「自慢気に言うことか。ラガーはラグビーのこと。つまりラグビー選手だ」
メ「……何かいまいち面白くないです」
男「面白いとかじゃないから、これ」






女弟「ちなみに俺はラグビーやってるぞ!」
二人「「……誰?」」
女弟「てめぇらなぁ?!」
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 23:40:24.88 ID:CjswHGko
ああ、女装フェチの人か
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 23:49:54.59 ID:Y1VmWkAO
>>738
「フットマン」ってのは居るんだけどね

ソースはEXE
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/02(水) 23:56:17.86 ID:TrSk7sAO
女弟「違うわ?! 誰が女装なんて気持ち悪い……」
女「気持ち悪いんだ……ごめんね、こんなお姉ちゃんでごめんねぇー!!」
女弟「ち、違うんだ! 姉さんは悪くない、悪くないんだぁぁあああ!!」






男(でもやっぱり気持ちいいものじゃないよな)
メ「と思いつつも女装をしてる主様」
男「こ、これはだな?!」
メ「ふふ、聞きませんよ」
男「変な気を遣うな!?」


女弟「はぁ、はぁ……すみません!! そこのお嬢さん!」
男(びくっ?!)
女弟「こっちに女の人は来ませんでしたか!?」
男(ふるふる)
女弟「そうですか……く、姉さぁぁぁあああん!!」
男「……」
メ「おじょ〜さん☆」
男「う、うるせぇよ?!」
742 :【プロテイン】 [sage]:2008/07/03(木) 00:06:08.06 ID:8CneroAO
男「……ごくり」
メ「主様っ! だめー!!」

ぱしっ!

男「ああ?! な、何しやがる!」
メ「主様が破滅する様は面白いですがやっぱりダメです!」
男「だからなんだよ! つか面白がるな、そんなこと!」
メ「主様が白い粉を飲もうとするからです! そんなに現状に行き詰まってるなんて……」
男「何か多大な勘違いをしてないか?」
メ「へ?」
男「それは、その……いわゆるプロテインってやつだ」
メ「……なんでまた」
男「な、なんだっていいだろ!」


男(お前がこの前がっちりしてるのがいいとか言うから……)
メ「ああ、飲んでガチムチな兄貴と……」
男「そんな主に仕えたいのか」
メ「ご勘弁願いたい」
男「俺もだっつうの」
743 :【加圧トレーニング】 [sage]:2008/07/03(木) 00:11:27.08 ID:8CneroAO
男「加圧って言ってもそんな効果なさそうだよなぁ」
メ「そうでもないですよ?」
男「トレーニングと対局に位置するような生活のお前が何言うんだ」
メ「失敬な。私だって努力してます。それが実を結んでる訳ですし」
男「どこがだよ」
メ「ここです」

たゆん

男「……」
メ「少しキツめのブラをしてるおかげで締め付けられてます」

たゆんたゆん

メ「それがこうしてたわわな実をつけた訳です」
男「……ごくり」
メ「セクハラですよ」
男「誘うようなこと言っといて?!」
メ「別に誘ってないです。残念でした」
男「ぐ……なんだこのとてつもない敗北感は」
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/03(木) 01:25:19.72 ID:xwsFUv2o
メンバーに次々と余計なオプションが追加されていくwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/03(木) 01:44:51.41 ID:8CneroAO
中の人です。
いやね、中の人も男の子なんでたまにはえっちぃ事考えたりするんですよ、ええ。
でも普段はここは関係なくなんですよ? いや本当に。
ただ今何故かここのでちょっとだけえっちぃ事考えたんですよ、お恥ずかしながら。
そしたらすごい事というか、変な事に気付いて……








主様って、メイド以外が相手だと全部受けな気がするんですよ。
……何か頭おかしい発言するのも深夜だから!
気にしないで!
あと一時期オンパレードシリーズでバレてるように中の人の性癖は特殊です。
シチュ的な意味で。
……本当に何言ってんだ俺……








という訳でいじメイ八話、はじまるよ!!
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/03(木) 01:49:30.12 ID:xwsFUv2o
むしろ総受けだろ主様は
747 :【意地悪なメイド オルタネイティブ】 [sage]:2008/07/03(木) 01:59:01.61 ID:8CneroAO
第八話 「チームU」


翌日からも、俺達の訓練は続いた。
午前中は単純に兵器などの知識だけかと思っていたがそうではなかった。
歴史や経済学など、関係が浅からず遠くない知識もしっかり叩き込まれる。
実際の動きなどは、ほとんどが午後から実践を交えて行われる。
皆がそれを一つ一つ覚えていく中、俺は知識こそ新しく吸収するものの、いざ実践に入れば……

「よ、っと」

体が勝手に動き、ほぼ完璧にこなしてくれた。
やはり頭痛はつきまとうが、倒れるほどの事はなくなっていた。
皆も最初こそ、俺に対する遠慮はあったが、最近では動きについて教えを乞われるまでに親しくなった。
俺も自分なりの解釈を交えてながらアドバイスをしていく。
なんとなくではあるが、距離が少しずつ埋まっているように思い始めていた。
心地よさすら感じる程に。





……たった一人を除いて。
その日も、きっかけは彼女だった。
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/03(木) 02:18:20.70 ID:8CneroAO
「……っ!」
「シィ……!」

前髪の数本を巻き込んで銀光が眼前を掠める。
模造品の刃のはずが、凶器にしか思えぬ鈍い光を放つ。




この学び校には体育館もある。と言っても体を育むというよりは戦いを学ぶ場所だ。
今日は夜間のカリキュラムにナイフを使った近接戦を想定した模擬戦をさせられていた。
二人一組で組み手を行ってゆき、優秀な成績を修めた者同士が再び組を作る。その繰り返しで出来上がったのは俺と妹ちゃんの組だ。
体を動かすという点では友や委員長が優れた成績を残しやすいが、こういった小手先の応酬では妹ちゃんが頭一つ抜きん出ている。
だが、俺もそれに食らいつく事が出来ていた。
それが今の俺達という組み合わせを作る要因になっていたのだから。

「せぁ!!」
「くっ……」

とはいえ体格差があっても、これは殴り合いではない。
重量にモノを言わせたところで懐に潜られ一突きされれば終わりだ。
つまり現状、俺の方が潜るべき懐の深さやリーチの長さが災いし、不利な状況にあった。

必死に銀色の軌跡に食らいつき、弾き、捌く。
加速する応酬は際限なく、俺の頭痛のひどさも比例していく。

「ぐ……ぉぉ!!」

それでも昔のように簡単に意識を手放したりしない。
あるいはそうする事で、目先の勝利は得られるかもしれない。
しかし、それは何かが違うように感じる。そして目の前の彼女を傷つけてしまうような錯覚。
だから自分なりの、自分の戦い方を意識して……
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/03(木) 02:36:25.88 ID:8CneroAO
カラン……

体育館の板張りの床に、やけに軽い音が響き、俺の模造刃が転がる。

「そこまで!」

凛とした声がこだまし、張り詰めていた何かがほどけていく。
勝負はついた。悔しいが俺の……

「……ッッざけんなぁ!?」

途端、空間を震わす大音声。
それは心よりの怒りを含んだ声。
出どころは勿論、

「妹、ちゃん?」

怒りに肩を震わせる彼女だった。



「何で……何でだよ!」
「何のことさ!」

詰め寄られ、拳を打ちつけられる。

「はァ?! ざけんな! なんで手ェ抜きやがったんだよ!」
「手なんか抜いてない!」

実際、そのつもりだ。
確かに、少しは……

「何で途中でこっちに気ぃ遣ってんだよ!」
「別にそんな……」
「お前、強いからって俺を見下して……何様なんだよ!」

さすがにここまで言われれば、腹が立つ。
何で訳も分からずここまで言われなければならないのか。

「何をムキになってんだよ、たかが模擬戦だろ!」
「……っ! てめぇ!?」

今度こそ、全力で殴られた。加減なしに。
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/03(木) 02:50:13.17 ID:8CneroAO
「っ……てぇな!」
「あんた、わかってないの? 今のが実戦なら、死んでるんだよ」
「……っ、そりゃ、そうだけど」
「模擬戦だから? 私が女だから気を遣った? 舐めるのも大概にして」

今までのように感情的な言い方ではない。
体の芯から出すようなしっかりとした声。

「何でも出来るあんたにとっちゃ、こんなのお遊びの延長かもしれない」

けどね、と彼女は俺をねめつける。

「私達は本気なんだ。あんたがどこの国にいたかは知らない。けど温床育ちなのはわかるんだ」
「温、床……」
「私があんたを気に入らなかったのはその危機感のなさだよ。あんたはBETAをわかってない」
「……」
「実際に私達はあれの脅威にさらされてここにきてる。だから覚悟が違う」

だから、と彼女はきびすを返す。

「あんたみたいな何でも出来る“だけ”の奴は……心底気に入らないんだ」
「ま、待っ……」
「教官、気分が悪いんで先にあがりますよ」
「……ああ」

普段なら絶対許さないような身勝手。しかしここまで成り行きを見守っていた彼女はそれを認めた。
何も言えず、ただ自分の落としたナイフを見つめる俺に目もくれず教官は解散を告げる。
誰もが俺を見て、しかし声をかけずに去っていく。
ただ一人残った俺は、先の事を思い出す。
そう、確かに勝ちを確信しながら意識を手放さなかったこと。そして何より彼女を気遣っていたこと。

「……くそ!」

確かに俺は、相手の本気を正面から受け止めていなかったんだ。
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/03(木) 18:55:25.18 ID:pRvZcsSO
乙ですー

受験が終わったら格ゲー、本格参戦しようかなとか思ったり思わなかったり
正直何やるにしても敷居の高さを感じざるを得ないんだぜ

折角?だから住人の性癖の暴露でもしないか
ちなみに俺は素足フェチ
多少肉付きの良いのがベストなんだぜ
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 00:13:55.85 ID:.AADfkAO
最近浴衣のゆるさとか隙間から見えるうなじだとかにムフムフしてるな

あと、メイド最高、ふたなり極上
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/04(金) 00:26:00.66 ID:afame.AO
しかしこのメイドは解雇されたり
主様が死んじゃったらどうなるんだろうか
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 00:43:53.40 ID:Vzu9pwDO
>>753
鬱はいけないとおもいます!





性癖?きょぬー、姉、ニーソ、むっちりした太もも、
つまりタマ姉が俺の性癖の塊です。
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 13:14:03.36 ID:S5DmZfko
性癖ねぇ・・・
色黒(褐色)、低身長、活発で

シチュ的なものでは乳首を吸「われる」、緊縛「される」といったところ
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 14:06:21.69 ID:qUg7dgAO
格ゲーならいくらでも教えるよ!
まぁ闘劇予選がほとんど三回戦くらいで敗退するような奴で良ければですがっ


んでもってうちのメイドならその質問に、

メ「だったら私も死ぬだけっすよ」

と冗談とも本気ともつかない表情で返事するでしょね〜。




ちなみに中の人の性癖はいろいろとアウアウなのでひみちゅ☆ です!
ガーターベルトは大好きだけどねっ

ちなみにどれくらいアウアウかっちゅうと昨日はゴリラの獣姦モノで、一昨日は妊婦に獣姦みたいなのがおかずですた。
ネジが一本弛んでるのかこれがまだギリギリソフトな部類ってんだからアウアウっぷりは察していただけるかと。



そこ! [ピーーー]ばいいのにとか言わない!
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 15:12:41.43 ID:qUg7dgAO
姉「んー、なんかゴワゴワするからやだなー」
メ「我慢してください。需要があるんですから」
姉「う〜……」
男「珍しいね。姉さんがニーソックスって」
メ「仕方ないでしょう、お客様は神様ですから!」
男「そういうお前は浴衣だし」
姉「ちょっとサイズあってないよ〜?」
メ「需要なんで。後は妹嬢さんが肌を焼いてマニアックなプレイをするだけですね」
妹嬢「おことわりします」
男「つぅかなんなんだ、さっきからその需要やらお客様ってのは……」
メ「天の声です」
男「もはや病気だろ」
メ「失敬な」
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 18:17:02.08 ID:Vzu9pwDO
>>757
おお…姉さんがニーソを履くとは、ありがたやありがたや
そういや主様の姉もスタイル良かったんだったな
あと主よ、私も獣姦は好きだからキニスンナ。







妊婦なのはどうかと思ったが。
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 18:53:01.85 ID:qUg7dgAO
メ「お姉さんったら私も一歩譲るほどのボンキュッボンですよ?」
男「言い方が古いっての」
メ「ちなみに主様はそのすごさをよくご存知ですよね」
男「べ、別に知らねぇよ!」
メ「おんやぁ〜、毎度あんなに肌を合わせてらっしゃるのにおかしいですねぇ」
男「毎度とかそんなことしてねぇ!」
メ「あらあら真っ赤になって。私はただ過剰なスキンシップの話をしてただけですよ〜? そんなことってなんでしょうね〜」
男「なっ……」
メ「しかも否定の仕方が毎度ではってだけという。不潔!」
男「だ、だから違うって!」
メ「まぁそうしておきましょう。ちなみにお姉さんは着痩せするタイプで?」
男「……まぁな」
メ「さすが肌を生で見ている方が言うと説得力が違いますねぇ」
男「別に見てねぇよ!」
メ「ふふ、またむきになって。水着の話ですよ?」
男「ぐっ……」
メ「本当、お姉さんの話題になると判断力が鈍りますね」
男「……ふん!」
メ「全く。……私だってスタイルなら負けてないのに」
男「ん? なんだって?」
メ「主様は重度のシスコンだって言っただけです」
男「だから違う!!」
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 19:06:53.18 ID:Vzu9pwDO
>>759
……ふぅ

シスコンとかマジ引くわ
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 20:30:52.20 ID:S5DmZfko
そうだよね、変態だものね、俺は・・・


俺のことはいいから>>752の需要を満たしてあげに行ってよ・・・
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 21:50:07.39 ID:fIIyFsSO
ニーソ!?最高じゃぁないか!!
ただ・・・残念ながら姉属性が無いんだ・・・
妹属性ならあるけどね!
特にちょっとロリ入ってると申し分無いです







・・・でも妊婦は駄目だわ・・・
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 22:59:41.71 ID:m/9rdrgo
ちょっと未来の妊婦になったメイド
最高じゃないか
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/04(金) 23:46:33.96 ID:Vzu9pwDO
>>762
ロリは黒ニーソですね




姉はもちろん白ニーソだ、異論は認める。
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/05(土) 00:00:50.20 ID:bKw.lEAO
ストライクゾーン広いですよ。俺は
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 00:16:55.78 ID:U777JADO
寝るから最後に言っておきたいんだ






IDがこんなだから>>777が取りたいです。
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 02:16:30.43 ID:vfN156AO
メ「ふふふ。主様を貶める作戦はうまくいってますね」
男「ぐ……」
妹嬢「ですがシスターコンプレックスというのは詰まるところ私達姉妹を大切に想ってくださっている証拠です!」
メ「さり気なく自分も入れてきましたね」
妹嬢「とにかく! 兄さんは悪くありません」
メ「でも主様の場合、意味合いが邪といいますか」
妹嬢「そんな事ありません! 兄さんは昔とは違います! 純粋な意味です!」
メ「……そうなんですか?」
男「お、おう。当然だろ」
妹嬢「ほら見なさい!」
メ「……。主様の株が大暴落ですね」
男「うぅ……」
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 02:34:39.13 ID:vfN156AO
メ「さて、需要を満たせと言われましても……ちゃんと浴衣着ましたし」
男「んー、やはりそうなると……」
妹嬢「な、何故私を見るんですか!?」
メ「いやほら、錬○ん術で私に武器を」
男「相変わらず伏せ字が逆にアウトだな」
妹嬢「だから私は生えてないし生やせません?!」
メ「じゃあせめてニーソを履いてください」
妹嬢「なぜです?」
男「……発育的に、ほら」
妹嬢「そんな理由ならお断りします! 委員長さんの妹さんにお願いしたらいいじゃないですか!」
メ「ん〜、あんまり妹属性じゃないんで」
妹嬢「ばっちり表記が妹なのに!」
メ「ふぅ……分かりました、分かりました」
妹嬢「分かればいいです」
メ「主様」
男「ん、あー……おい、バカ妹」
妹嬢「なんです?」
男「俺、お前のニーソックス姿、見たいな」
妹嬢「しばしお待ちください」
男「出来れば黒な」
妹嬢「分かりました! すぐに!!」
男「……」
メ「……順調に主様がダメな方向に堕ちてますね」
男「違うんだ……本当、みんな、信じて……」
メ「もはやさめざめと泣くしかない主様。どどんまい!」
男「ええい黙れ全ての元凶! くそ、何が悲しくてここまで貶められねばならんのだ!?」
メ「主様の身悶える姿が我が至上の喜びなのです!」
男「最悪じゃねぇか!」
メ(ふふ……こうしていけば悪い虫がつきませんし。我慢ですよ、主様)
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 02:52:24.55 ID:vfN156AO
メ「ちなみに私は妊娠なんてしませんから安心をば」
男「何を根拠に」
メ「だって私ってば生涯バージンですし」
男「そうなの?」
メ「少なくとも主様みたいな獣にゃ指一本触れさせませんよ、このボディ」
男「すまん、すでに何度か指一本くらいは接触してるよな」
メ「な、なんだってー?!」
男「そんな大げさに驚くことなのか?」
メ「主様みたいな獣に触れられたら妊娠しちゃいます!」
男「俺の生殖能力は果てしないな」
メ「恐るべし!」
男「もはや俺、妖怪だな」
メ「生殖妖怪とかどこの陵辱エロゲーですか」
男「全くだ」

コンコン

男「ん?」

バタン!

妹嬢「お待たせしました! 兄さん!」
姉「やほー。じゃん、白だよ!」
いもうちょ「聞いたわよ。ちゃんと黒にしたわよ」
男「あー、そういやそんな需要なんだっけ」
メ「……淡泊な反応ですね」
男「いやほら、俺はガーター派だし」
三人「!!?」









メ「一連の流れはフィクションです。本筋の流れやキャラにはだいたい関係ありません……だそうですよ?」
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 02:59:05.71 ID:yj0MZqso
主様のほうからは指一本触れないけど
メイドさんは主様をめちゃくちゃに汚すんですね、分かります
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 08:12:16.23 ID:MnpA8YAO
>>768

あぁ…主……nice boat.が見える………
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 08:27:14.64 ID:U777JADO
中の人乙ー
勿論メイドはガーターですよね、分かります。
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2008/07/05(土) 22:48:23.08 ID:U777JADO
age
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 23:49:05.06 ID:vfN156AO
ラッキーセブン記念!
何かご要望のシーンがあらば書きますぜ!

と日付変更ギリギリで言ってみる。
今夜は帰宅後二話一挙更新予定!
期待せず待っててくださいww
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 23:54:20.20 ID:yj0MZqso
とりあえずかわいそうだから>>766のためにkskしてあげよう
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 23:54:45.80 ID:yj0MZqso
お題は待ってて

さぁ取るがよい↓
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2008/07/05(土) 23:57:29.92 ID:U777JADO
みんな…有り難う!!
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/05(土) 23:59:30.36 ID:yj0MZqso
うむ、間に合ってよかった




ああっ!ふたなりネタしか思いつかないッ!!
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2008/07/06(日) 00:02:31.00 ID:gQTgwEDO
幸運IDともお別れかー、でも皆のおかげで>>777とれて良かった。








しかし、阿部さんネタしか思いつかんとはな……。
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 00:05:59.55 ID:lKX.RMIo
とりあえず一つ
【妹嬢は実は本当にふたなりなのだが隠している】
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 00:35:16.85 ID:lKX.RMIo
とりあえず前スレ421お願いしてもいいですか?
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 00:47:36.59 ID:WmP5hbwo
【メイドと本番寸前まで】はまだ早い?
【メイドに花束】
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 00:55:19.63 ID:lKX.RMIo
【いじメイオルタ製作終了記念祝賀会】
【主様に彼女が出来たようです】
【しかも婚約まで至ったそうです】
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 01:44:36.57 ID:zdtV7kAO
ただいまです。
なんだかお題がアダルトだったり急展開だったりとなんだか空気を入れ換える時期なのでしょうか。
そろそろ動かす時期なのでしょうか……



などなど言いつつまずはいじメイ!
今日で恐らくOPが流れるとこまでいけるはず。
残念でならないのが絵を描いてと頼んだ絵師が、

「ああ、メインは巨乳なの。じゃ、無理。でかいの描けないし」

という理由でOP作成を断念!
悲しいけどこれが現実なのでした。
まぁさておき、早速九話いってみよう。





あと前スレ421ってことは夜の営みのあたりでいいのかな?
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 01:48:32.49 ID:lKX.RMIo
YESYESYES
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 01:49:19.83 ID:lKX.RMIo
それと明日のためのお題
【一年に一度しか会えない】
787 :【意地悪なメイド オルタネイティブ】 [sage]:2008/07/06(日) 02:02:47.79 ID:zdtV7kAO
第九話 「チームV」


自身の愚かさを嘆く間もなく翌日になればまたひたすら身体をいじめぬく日々が始まる。
ただ、起こったことがなくなる訳じゃない。
早朝のトレーニング。少しずつ増えていた挨拶や会話がぷつりと途切れる。
イジメだとか、そういうことじゃない。
異質なのだと事実を突きつけられているだけだ。

『覚悟が違う』

たった一言に集約する俺達の間に在る溝。
深く食い込んだそれは、昨日から少しずつ広がることは間違いなかった。
チームと言ってもやはり仮初めだったのだろう。
もとより異質であるのは事実なのだ。気負う必要なんてどこにある。
最低限、相互扶助を忘れず行えばいい。
そう、きっとそれだけの関係……



――ズキン



走り込みを続けているくらいなら気にならないはずの頭痛が、ひどく重たい。
そして何故か頬が殴られたように熱い。
目の前を走る小さな背中が、遠く感じる。それがもどかしい。
何故か彼女とこんな風にあってしまう事実が、俺を苛む。


――イタイ


瞼を落とす。しかしそれを貫き光が俺を満たす。
真っ白に染まる景色。
一秒前にあった土色と青空は消えて……


「その、だな。……悪かった」


ふてくされて、しかし謝罪の言葉をくれた妹ちゃんが見えた。
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 02:15:54.45 ID:zdtV7kAO
「いいさ、別に」

俺の口が勝手に動く。

「んだこら。素直に謝ってやってんのになんで偉そうなんだよ」
「そんなつもりはねぇけど……素直ねぇ」

誰か知らない俺が笑う。

「あァ?! 何笑ってやがんだ!」
「だって、妹ちゃん真っ赤だし。今日はいくら怒られても怖くないな」
「だ、誰が真っ赤だ! 嘘つくんじゃねぇよ!?」
「だったら鏡でも見るか?」
「見るか!!」

そんな、言葉の上では喧嘩をする二人が羨ましく感じる。
きっと彼女とうまく付き合っていけばこうなるんだろうと思える姿。

「……とにかくだ。さすがに殴るのはやりすぎた」
「正直かんなりいたかったぞ」
「しゃあねぇだろ! お前があんまりにも平和ボケしてっからイライラすんだよ!」
「ぬ……」
「だいたいだな、俺らが戦うのは地球に巣くう害虫だ。逆にいや、奴らからしたら私らはただの餌みてぇなもんだ」

スッと切り替わる彼女の表情。

「私は力がないから、姉さんを守ってやるにはこんな道しかなかった。けど……」

何かを堪えるような雰囲気がある。

「けど、あの時の私にもっと力があったら、お姉ちゃん達を二人とも助けられたんだ!」
「……」
「だから私はあんたみたいな奴は許せない! 非力なのは仕方ない! けど、だからってへらへらするな!」

何故かはわからないがズキンと胸が痛む。

「私達はチームなんだ。だから力を出し合わなきゃいけない! 出し惜しみするな! やれることをしろ!」
「……そう、だな」

相変わらず身体や口は勝手に動くが、今の言葉は俺の言葉でもあった。
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 02:26:55.38 ID:zdtV7kAO
彼女達をまだどこか遠い世界の住人に見ていた。
自分に何ができるか朧気に理解しながら放棄していた。
俺はどちらの彼女に怒られて当然だ。

“力があるのに、覚悟がない”

それは彼女にとっては何より許せなかったんだろう。
非力でも、覚悟だけは決めていた彼女からすれば妬ましく感じるしかない。
彼女が何より欲しいものを見せつけながら、俺はそれを溝に捨てるようなことをしたんだ。
悔しかったろう、憎かったろう。
今だから理解できる。謝れる。



それを自覚した瞬間、急激に消えていく景色と頭痛。
そして彼女の姿。
最後に見た幻は、言い過ぎたと謝ってくれ、俺はそれに……






ザッザッザッ……

土を足の裏で噛む感触にびくりとする。
浮翌遊していた意識が身体と地面に胴体着陸した気分だ。

「……今のは?」

もはや断片すらも拾えなくなった映像や記録達。
それらを振り払い、目線を先に戻せばそこにある小さな背中。
跳ぶ前に見た景色が、戻った先にあったのだ。
少しペースをあげ、彼女に並ぶ。
当然のように嫌な顔をされたが俺は負けじと声をかける。

「朝が終わったら、自販機前で待ってる。逃げるなよ」
「なっ……?! 誰が逃げ……!!」

そしてそのまま追い越す。
今日は強引な待ち合わせ時間までは追いつかれないでいてやろうとペースを早めた。
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/06(日) 02:52:55.77 ID:zdtV7kAO
トレーニングを早々に切り上げ、背を壁に預けながら彼女を待った。
正直なところ、昨日の今日だ。来てもらえないと思っていた。けど……

「おい。呼び出しに応じたんだ。何か奢れよ」
「……安いのなら」
「みんな対した額じゃねーだろ」

妹ちゃんは来てくれた。
適当なジュースを買い渡し、二人して静かに火照った身体を冷ます。
そんな状況に先に痺れを切らしたのは彼女だった。

「で、何だよ。私はさっさと飯食いにいきたいんだ、用がないなら……」
「ごめん」
「……何がだよ」

彼女から発せられる空気が剣呑なものになる。
もし、あの光景がただ俺が見た都合がいい景色であったり解釈が独りよがりだったなら彼女の怒りを買うだろう。
そうなれば本当に修復不可能な関係になるかもしれない。
そんな微かな恐怖を後目に、しかし俺は自分の思ったままを謝る。
立場こそ言えないが、自分が現実を認識出来ていないこと。
女性が相手だからだと気遣いなどをしたこと。
ひいては力の出し惜しみをしたこと。
それらを自分なりに考えた言葉で彼女に聞いてもらう。
そういった謝罪の意味の説明。そして最後に……

「だから、俺と勝負してくれ。頼む」

もう一度、やり直したい。そう願った。
時は巻き戻らないかもしれない。わかっている。だけど、今なら彼女に応えられる。自信がある。



そして、その言葉に彼女は……
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 00:30:39.52 ID:YZkTk6Yo
今日限定のお題を・・・

【みんなの願い事】
【お星様きらきら】
【年に一度の・・・】
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 03:47:41.19 ID:8X9dwMo0
や、やっと繋がった……
何だこの重たさ。さっきからぜんぜん繋げなかったんすけどww

とりあえず書き終えてるんで今からはっつけ作業です。
毎回脊髄反射で書いてる携帯厨の俺には珍しくPCからでございます!
言ってる間にさくっと作業開始なのですよー。
793 :【意地悪なメイド オルタネイティブ】 [sage]:2008/07/07(月) 03:48:14.36 ID:8X9dwMo0
第十話 「チームW」


ガラリ。教室のドアを開けた瞬間、全員がギョッとする。
数分ではあったが遅刻をした人間への叱責を行おうとした教官ですら、だ。
しかしそこはさすが鉄面皮なクールビューティー。

「貴様ら、何故遅れた」

すぐに気を取り直して失態の理由を問う。
もちろん俺たちの答えは最初から決まってる。

「「すみませんでした!!」」
「……。理由を問われたくないようなことだったのか?」
「「すみませんでした!!」」
「……はぁ。もういい、遅れてきた貴様らが聞く講義などない」

びしり、と外を指す。

「午後の実習が始まるまで、走り込みだ。いけ!」
「「はい!!」」

俺はすぐにきびすを返す。続く妹ちゃんも同様に。
返事こそはっきりさせていたものの、お互いに疲労困憊だったが。
でも互いの表情に気まずさや、険悪さはない。
これから始まる罰に対して非常に明るい表情を伴っていた。




「何があったのかな……?」
「さぁ?」

不思議そうな顔の友と女。彼らにしてみれば当然の疑問だった。
朝のトレーニング時にはまだまだ余力を残していた二人が満身創痍で出てきたのだ。
それも男のほうは兎も角、妹のほうが明からにぼろぼろだった。
そのくせ二人して晴れやか、とまではいかないもののさっきまでの雰囲気は軟化している。
いったい昨日の今日で何があったというのだろう。
どこか納得のいかない二人とは対照的に、委員長だけがくすりと笑みを漏らす。
窓の外、張り合って走りこむ二人を視界に収めつつ。

「……まるで少年漫画ね。まったく」

悪態のようなその言葉に若干のやわらかさを込めながら。
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 03:48:38.18 ID:8X9dwMo0
昼前になって委員長が俺たちに合流していた。
飯も取らずにご苦労なことだ。そう悪態のひとつでもつこうとしたが、結局出てこない。
彼女たちも必死なのだと、そう思えるようになったから。
そして、俺たちが目指すものを改めて確認したとき、今俺たちがやっていることがとても大切だと思えた。
だから茶化さない。手を抜かない。俺はいつか誰かを守らなきゃいけないから。

「はぁ、はぁ……おね、ぇちゃ……ぜぇ、ぜぇ」
「追いついたか、どうした。もうちょっとがんばれば周回遅れを取り戻せるぞ」
「い、いわれ、なくても……」
「あなたも随分とがんばるのね」
「べつに、よゆ……げほ!!」
「根性だけなら本当すげーよな。ま、その調子でがんばってくれ」
「ええ、遠慮せずに走って」
「そうさせてもらうわ」
「ま、待……」

その声を背に受けながら俺はペースをあげていく。
昼からの実習まであと少し、ラストスパートだった。


「何、なのよ、あいつ……」
「さぁ、特殊訓練生なんでしょ?」
「……に、したって……」
「それより、案外あっさり許したのね」
「……」
「彼、昨日の一件で真剣になってくれたみたいね。あなたの力よ」
「んな、こと」
「あるわ。ありがとう」
「……」

ぷい、とそっぽを向く妹を可愛く思う。
この子は不器用だが何に対しても真剣だ。それが彼にも通じたのだろう。
これから自分達はいいチームになれる。
普段から確証のない委員長であったが、このときばかりはその予感を素直に受け入れていた。
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 03:48:56.20 ID:8X9dwMo0
一日が終わり、食堂へ向かう。
昨日の今日だけにぎくしゃくするかと思っていたが、自然とみんなで食事を取れた。
それもきっと、妹ちゃんが今までよりも少し俺に対する態度を変えてくれたからだろう。
一方的な拒絶ではない、そんな話し方が友や女さんの警戒心を解いてくれる。
食事は俺がここへ来て、一番の盛り上がりになった。


「へぇ、女さんは狙撃が得意なんだ」
「う、うん。って言っても、あがり症だから、その……」
「スナイパーとしちゃ、いちいち頼りないんだよなぁ」
「うぅ、そういう妹ちゃんだって接近戦以外はそんなにすごくないじゃん」
「あァ?!」
「ひぃ!」
「まぁま、喧嘩はダメだよー?」
「そういや、友は何が得意なんだ?」
「ん? 僕は基本的に身体を使ったこと全般かなぁ、得意っていうより好きなだけだけど」
「そかそか。で、委員長はオールラウンダーなわけか」
「あら? 自分を棚に上げてそんなこと言うのね。いやみかしら」
「んなつもりはねーよ……でも指揮とかはばっちり取るよな」
「まぁ、そうね。それよりあなたはどうなの?」
「あー、俺はまぁ、何が得意ってわけじゃないけどさ」
「ないというより、全部得意なんだろ。あーさすがっすねー、特殊訓練生さまはー」
「んだよ、その言い方。ひがむなって」
「ひがねねーよ、ばか!!」
「ふふ、妹ちゃんってば」
「うがー! おめぇらも笑うんじゃねぇー!」

本当に楽しい食事になった。
まだまだみんなのことを知らない。けど知りたい。
今までとは違う。俺から彼女たちへ歩み寄りたい。
そういった態度はきっと人間、自然に感じ取るものなのだろう。
彼女たちも俺への態度のぎこちなさが消えていく。
もう一度、今度こそ本当に……俺たちはチームになれたんだ。
この食堂での風景を見て、俺はそう考えられるようになった。
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 03:49:12.76 ID:8X9dwMo0
闇が支配するその部屋で、少女は見上げる。
地下深く。その部屋は誰しもが入れる訳ではない。
この基地内でもほんの一握りの人間しか与えられていない権限。
それを行使しなければこの部屋にはたどり着けないのだ。
そんな重要な区画の中にあったのは……

――ゴポリ

「……」

プシュ……

ドアのスライドする音と共にこちらに来るのはおそらく彼女だろう。
この基地内の全てを動かす権限を持ち、今や極東の地を任されるだけの地位にあるその人。

「ここにいらしたのですか」
「……はい」

振り返れば軍服の上に白衣を羽織るという格好の妹嬢。
伊達や酔狂でそんな格好をしているわけではないのは自分がよくわかっている。
この人は軍人であり、そしてこれを羽織るべき役職にある人なのだ。
コツコツとヒールを鳴らしながら彼女が隣に並ぶ。
共にソレを見上げ、沈黙が訪れる。
横顔をのぞけば、淡く発光をするソレの青白い光を受ける彼女。
整った顔立ちからは何を考えているのか分からない。
分からないから、イドは目を瞑り――

「大丈夫です」

彼女の手を握る。

「……そう、ありがとう」

そうつぶやいて、妹嬢は微笑む。
そして改めてソレを見上げ、口の端を強く結ぶ。

「そうね、大丈夫。私たち人類は負けない。……負けないの」

言い聞かせるような言葉は、小さな光のように闇の中に溶けていった。


――ゴポリ
797 :【意地悪なメイド オルタネイティブ】 [sage]:2008/07/07(月) 03:49:56.22 ID:8X9dwMo0
第零話 「始動/死胴」


重厚な金属音が響く。それは力強いはずの駆動音。
しかし、それもここではあまりに貧弱に思える。
ここにはもうやつらがいないとわかっていても、次の瞬間に出てこないとは限らない。
それほどまでにここにいる兵士たちの間に残る奴らへの恐怖感はひどいものだった。

「こちらα4、目標地点まで後400mだ」
「了解、αチーム、そのまま潜行してください」
「了解」

できることなら今すぐにでも引き返したい。
そんな弱音を吐くわけにはいかず、ひたすら歩を進めていく。
こんな役目、自分達で終わりにしなければならないのだ。

暗く、しかし視界を確保できないほどではない、ありえない構造物。
ハイヴと呼ばれるそれの中を進む小隊はじわりじわりと、しかし確実にそこへ迫っていた。
やがて、開けた場所にたどり着き、隊員達は凍りつく。

「なんだよ……これ……」
「α1、応答せよ。何があった。α1!」

眼前に広がる光景。それはあまりに非現実的すぎて……

「ひでぇ……何だよ、何だよこりゃあよおおおお!!!」

その日、世界各地で存在するハイヴと呼ばれるBETA達の巣で、歴史的な発見がなされる。
それはいつの日か世界を救う鍵となる。そして時は流れ、その地に建てられる基地。
これがやがて極東の地における、最後の前線基地になることも。

このときはまだ、誰も知らなかった。
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 03:51:59.26 ID:8X9dwMo0
とこんな感じです!
んでもって、まずは七夕ネタから処理ってきます!
決してほかのお題をないがしろにしてるわけではないので安心してね!
799 :【一年に一度しか会えない】 [sage]:2008/07/07(月) 03:57:36.38 ID:8X9dwMo0
男「はぁ」
メ「どうしたんですか? ため息なんかついて。私思わずにやけてしまいますよ?」
男「何故ニヤつかられねばならんのさ」
メ「そりゃもちろん、主様の不幸は蜜の味なんで」
男「それを本人の前で置く目もなく言い切るのな」
メ「ははは、何をいまさら。で、何があったんです? ぢですか?」
男「何故そこにいくんだ、話題が」
メ「いや、何か新しい自慰でもしてたらそうなったのかと」
男「やたらハードだな、おい。って違うわ……親父に会わなきゃいけねーんだよ」
メ「それが何か? 結構会ってるじゃないですか」
男「いや、そういう突発的なのと違って今日のは、まぁ一年に一回の報告の日なんだよ」
メ「報告? 何のです」
男「まぁ、近況とか、そのまぁ、いろいろ」
メ「それが何か嫌なんですか?」
男「んー……言葉の上だけならそんなたいしたことなさそうだけど、俺、親父が苦手で」
メ「何を思春期の学生みたいなことを」
男「まさしくそれだっての。でもなぁ、何かそういう次元の問題じゃなくてさー」
メ「ほら、そんなぶつくさ言ってないでさっさと済ませちゃってください」
男「むぅ」
メ「嫌なことはさっさと済ます。それから後は楽しいことしましょ、ね?」
男「そうだな」
メ「分かればいいんです、分かれば」
男「じゃあまずお前はたまりにたまった自分の部屋のごみ掃除とかからしような」
メ「それとこれとはまた話が別だと思うんです」
男「お前ほど前言をあっさり裏切るやつもそうそういないぞ」
800 :【みんなの願い事】 [sage]:2008/07/07(月) 04:02:24.48 ID:8X9dwMo0
男「お、短冊かー。俺も願いごとを、と……」
男「……」
男「みんなは何書いてるんだろ。ま、ちょっとくらいならいいよな?」

『世界制服』

男「……絶対あいつだな。誤字っぷりからしてあいつだ、間違いない」

『安産祈願』

男「俺の周りってそういう話があった人がいなかったような……」

『おなかいっぱいになる!』

男「あー、姉さんだな、きっと」

『兄さんに幸せがありますように』

男「……バカ妹が。自分のことかけっつーの」

『お姉ちゃんが幸せになりますように』

男「ふぅ、妹ってのはもっと自己中心的でいいと思うんだけどなぁ」

『男しね!』

男「えっと。とりあえず破っておくか」

『好きな人がもっと可愛くなりますように』

男「……何故だろう、どこか素直にこの文面を読めないのは」


男「さて、と。俺はどーっすかなぁ……」
男「……」
男「ま、適当でいいか」









『今の幸せが続きますように』
801 :【お星様きらきら】 [sage]:2008/07/07(月) 04:07:14.43 ID:8X9dwMo0
男「満天の星空だな」
メ「ええ」
男「何つーか数え切れないよなぁ」
メ「はい。この全部がお金ならいいのに」
男「お前の夢のなさに絶望だよ」
メ「ロマンだけじゃ生きていけないんですよ?」
男「お前を見てると本当そうだと思えるわ」
メ「つまり私ってばロマンスの神様!?」
男「少なくとも俺はお前が司るロマンスを享受したくわねーな」
メ「じゃ、主様には一生ロマンスなんてありませんね」
男「平々凡々な将来を望む俺としては劇的なロマンスより心温まるハートフルな出会いがいいわ」
メ「ではハートフルボッコで」
男「勘弁してくれ」
メ「……ま、今晩はこのくらいにしておいてあげましょう」
男「お、珍しいな」
メ「なんていいますか、この星空の下、バカ言ってるよりはただ眺めてたいなーって」
男「ふぅん」
メ「……」
男(何だ、可愛いとこあるじゃ……)
メ「流れ星がきたら絶対お金のことをお願いしようと思いますので見逃せないのです」
男「ああ、お前はそういうやつだったよ!」
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 04:10:04.73 ID:V6QpE6SO
調子に乗ってこんな時間まで起きてたが・・・
なんだろう、何かに勝った気分です!
中の人乙ー
友が肉体派と知って直ぐにアレな方向を考えた俺はもう駄目かも分からんね


ところでお題をば
【メイドがキレた】
【いいんちょがキレた】
【女に着せられた】
803 :【年に一度の……】 [sage]:2008/07/07(月) 04:13:31.07 ID:8X9dwMo0
男「何だよ、急にこんなもん着せて」
メ「じゃーじゃん!」
男「……?」
メ「……ほら、何か言ってくださいよ!」
男「え? あー……何のコスプレ?」
メ「っけ! そっくりそのまま言葉を返してやりますよ!」
男「わーったよ、冗談だよ、冗談。似合ってる」
メ「何という社交辞令」
男「うっせ。それより何でいきなりこんなもん着せるんだよ」
メ「それはもちろん天の川ごっこをするためですよ」
男「早速不穏当なにおいがするごっこ遊びを提示してきたな」
メ「ルールは簡単、今から放水しますのでそれを川に見立ててがんばって渡ってください」
男「どこからどう渡れと」
メ「具体的には今から主様は庭にでて、放水を突っ切って家の中の私の元へどうぞ」
男「断る!」
メ「おい彦星! やる気だしてくださいよ!」
男「織姫側からの明らかな拒否活動をされてまでいきたいとは思わないっつの、彦星も」
メ「これは愛の試練なんです! 乗り越えた先にはつり橋効果です!」
男「思いっきり錯覚じゃねーか! いいから普通に七夕を楽しもうや」
メ「むー、つまんないです。何かしらけたのでネトゲの七夕キャンペーンでも参加してきます」
男「そういうなよ、一年に一度のイベントはこっちも同じなんだ、付き合ってくれ」
メ「だってぇ」
男「まぁ天の川ごっこは無理だけどよ、彦星的には織姫と一緒にいたいんだ」
メ「……バカじゃないっすか? 赤面必至の台詞を何マジになって言ってんだか」
男「自分でもそう思う。バカじゃねーかと」
メ「本当ですよ。まったく……そんなバカはほっとくと何するかわかんないんで監視しておきます」
男「ああ、頼むわ」
メ「監視なんですからね!」
男「おう」
メ「……な、何か釈然としません」
男「そうだな」
メ「う、うがぁ!」
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/07(月) 16:37:56.47 ID:YZkTk6Yo
んっとにこいつらはとっとと結婚してしまえ!
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/07(月) 22:25:44.96 ID:6PCW8.AO
夫婦以上一体未満なんだよ
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 00:10:46.49 ID:nszl/XQ0
メ「だからそういうんじゃないです! 皆さんはあれですか! すぐそうやってこいばなにしたがる厨房ですか!」
男「そうやって感情的になるのが駄目なんだろ」
メ「ふん、まぁどちらにせよ私が主様とどうこうはないですのでご安心を。私は皆さんの嫁ですよ!」
男「……」
メ「何不満そうにしてんですか」
男「別に。お前みたいなのを誰がほしがるんだって話だと思っただけだ」
メ「ふん、そういう主様だってどうせ一生独身で、最後は孤独死ですね」
男「んな訳あってたまるか」
メ「決定した事実ですから。いやー残念」
男「お前だってどうせそうだろ」
メ「私はほら、きっといずれ白馬に乗った王子様が大金もってきてくれますので」
男「後半が乙女らしさ零だな」
メ「何をおっしゃいますやら、こんな乙女をつかまえて」
男「はいはい、と」




今日もこいつらは仲良しですww
さて、話は変わって何となく今日マブラヴオルタをインスコしました。
何か早速零話書き直したくなってきたので早速ww
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 00:14:18.90 ID:TomNYf2o
そろそろメイドが某ふたなりとかぶるようになってきたぞ
主にその必死ぶりが
808 :【意地悪なメイド オルタネイティブ】 [sage]:2008/07/08(火) 00:22:10.73 ID:nszl/XQ0
第零話 「始動/死胴」

重厚な金属音が響く。それは力強いはずの駆動音。
しかし、それもここではあまりに貧弱に思える。
ここにはもうやつらがほぼ居ないとわかっていても、次の瞬間には柱の影から、穴の中から出てくるのではないか。
そんな潜在的な恐怖が、心を蝕む。
実際、先ほどCPから入った連絡に、他のチームが戦闘に入ったというものもあった。
このα隊を任されるリーダーは毒づく。

(G弾を投入しても、破壊しきれず、全滅すらさせられねぇなんて……)

「……ダー、αリーダー」
「あ、ああ。すまん。こちらαリーダー。異常はない」
「集中力を欠かないでください。この地に与えたG弾の影響も記録していただかなければなりません」
「そういわれても、投入される前なんてこっちはしらねぇよ」
「こちらα4、前方に空洞が見えます、リーダー」
「CPよりαチームへ、そのまま潜行してください」
「了解」

できることなら今すぐにでも引き返したい。
そんな弱音を吐くわけにはいかず、ひたすら歩を進めていく。
きっと引き返したところで、第二の自分や、第三の自分になるやつが送られるだけ。
だったらこんな役目、ここで終わりにしてやらなければならない。

暗く、しかし視界を確保できないほどではない。
床から光を放つような、ありえない構造物。
ハイヴと呼ばれるそれの中を進む中隊はじわりじわりと、しかし確実に進む。
そして、ソレを見つける。見つけてしまう。

「なんだ、あれ……柱……?」
「こちらαリーダー。何か柱状のモノが天井に向かって伸びたものが無数に存在している」
「中尉、見てください! 最大望遠で! こ、これ!!」
「あわてるな、αリーダー、最大望遠で確認……な、んだ、これは」
「こちらCP。αリーダー、メンタリティが極度の緊張状態に達しています。報告を」
「あ、ああ……」
「CPよりαチームへ! 現状の報告を! 繰り返す、報告を!」
「何てこった……くそったれ!!」
「人間だ……」
「何!? 生存者がいたのか! 報告を!」

――人間の、脳だ!!
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 00:24:03.19 ID:nszl/XQ0
何だかメイドのほうが意識してるみたいですね! 俺の中で、っすけどww
でも何だかんだで普段は相変わらず何で安心してね!

……いや、安心なのかどうかはさておきですがww
今日は十一話の更新予定!
あとお題も一緒に〜。
810 :【意地悪なメイド オルタネイティヴ】 [sage]:2008/07/08(火) 03:32:56.53 ID:nszl/XQ0
第十一話 「過去からの警鐘」

あれから一週間近い時間が流れた。訓練そのものは順調だ。
そして最初はどうしても空きかけていた溝が埋まり始まている。
そう、まったくをもって順調そのもののはずだ。
なのに……俺の中には焦りが生まれ始めていた。

理由は分からない。分かるはずがない。
何故なら俺は今の状況がいいと感じているはずなのに。
頭痛も今までのような鋭い痛みじゃない。鈍痛が続いていた。
それはまるでじわりじわりと心を冒す病にも似て……


「大丈夫? 男くん」
「あ、ああ。ありがと、女さん。別にどうってこと……」
「その割には最近食欲がないみたいだけどな。何だ? 体調管理もできねぇのかよ」
「あら、よく見てるのね、妹は」
「な!? ち、ちげぇよ!!」
「でもその意見は同感ね。何かあったら言いなさい。チームとして、黙られてもプラスにはならないわ」
「ああ。それもそうだな。あー、まぁ何つーか、とりあえず大丈夫だ」

理由が原因不明の頭痛だなんて言えるはずもないし、言うつもりもない。
どうせほうっておけばなんとでもなる。俺はそう思っていた。


訓練は順調と言っていたが、実際俺へのわだかまりが解けたおかげでみんな積極的に質問をくれるようになった。
また、俺の教えもすんなり受け入れてもらえる。
正直、このことでみんなの技術の底上げになっていたのは確かだ。
だが燻る焦燥の火は消えない。
何故なら、最近は夢を見るようになった。悪夢といっても差し支えのないもの。
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 03:33:42.54 ID:nszl/XQ0
悲痛な面持ちのバカ妹。あいつは笑いながら泣いて、俺に縋る。
理由は簡単。俺たち人類が負けたのだと彼女は言う。救えなかったのだと叫ぶ。
俺はただそれを受け入れるしかなかった。たった10万の人間を逃して、10億の人間による負け戦に挑んだ。
そして、俺は……いや、俺たちは、結局……。


夢は続く。誰か大切な人を見送ることを決めた。
だが生き延びなきゃいけないやつが、もう一人いて……。
暗い部屋、青白い光、小さな身体、揺れる瞳。
俺はイドを連れ出そうとして、

――ここから離れたら、私がいなくなります

瞬間フラッシュバックする光景。彼女の言葉。

――わからなくなるのが怖い
――守らないと、なくしてしまう

イドは、何かに怯えていた。
言葉の意味も分からず、しかし流れ込んでくる言葉たち。

――主様にはわからない!





「……!?」

飛び起きる。汗でぬれたシャツが気持ち悪い。
誰かの名前を叫んだような、そんな気になる。
でも、実際にはただ張り裂けんばかりに鼓動を繰り返す心臓を押さえるだけ。

「くそ、何なんだよ!」

ガン! と壁を殴りつける。
痛みとやるせなさでため息が出た。と、そこで初めてベッドのすぐ脇に気配を感じる。
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 03:34:16.76 ID:nszl/XQ0

「……?」

見れば驚いた顔で硬直しているイドの姿がある。
手にはマジックを持っている。……まさかとは思うが。

「お前、俺の寝顔に何か書いたか?」

ぷるぷる。

「じゃあ書こうとしてたとか?」

……ぷるぷる。

「こんにゃろ、人様の寝込みを襲うとはいい度胸だ!」

逃げようとするイドを捕まえて抱き寄せる。
相変わらず腕の中にすっぽり納まるサイズだ。

「さて、毎度ながらおしおきだ。覚悟しろよ」

ぷるぷるぷるぷる!

「……反省してるか?」

こくこく!

「本当か?」

こくこくこく!

「だったら何でまたやろうとしたんだよ」

そう、彼女はここ数日、何故か俺の寝起きを狙っていたずらを仕掛けてくる。
笑って済ませられるものが大半だが、熱湯をかけられたときだけは本当に死ぬかと思った。
沈黙を返す彼女の頭をぽかり、と優しくたたく。

「まぁいいや、おかげで緊張感のある朝を迎えられる。さて、イド。おはよ」
「……おはようございます。……痛いです」
「おしおきだからな。痛くなかったら意味がない」
「……」
「とりあえず俺は早朝トレーニングに出るから。またな」
「はい」

腕の中から開放してやると、ぺこりと一礼し部屋を去っていく。
何だかんだで日課になっているこれに、どこかデジャヴを感じる。
最近はとにかく既視感が強くなっている。これも頭痛の増進に拍車をかけている。
自分の身体に起こっている異変。それが何であるか分からないまま、俺は早朝のグラウンドへ向かった。
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 03:35:00.52 ID:nszl/XQ0

「さて、今日あなたを呼んだのは他でもありません」

夕刻が過ぎた頃、俺は副司令室へ呼び出されていた。
ただし肩書きは長官。基地の最高指令ではないのに長官。
今更になってその違和感を感じられるほど余裕が出てきたわけだが突っ込むと薮蛇な気がするおでやめておく。
そして毎度なら簡潔に訓練の報告などをするだけだったが、今日は昼から呼び出されあらゆる検査がなされていた。

「あなたの身体データを前々から取らせていただいていました」
「そうだったのか」
「はい。前より少しずつでしたが、今回はある程度データがそろいましたのでその確認作業を行っていました」
「確認、っつーとあれか、前相談してた頭痛の悩みを解決できそうなのか?」
「ええ。それも今回のお話に関係してきます。そして……あなたという人物が本当にこの世界の住人ではないこと」
「……信じてなかったのかよ」
「そして、私たちの未来を切り拓く、人類を救う鍵のひとつになりえると、確信しました」
「え……」

ドクン、と心臓が強く震える。
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/08(火) 03:35:59.21 ID:nszl/XQ0
「あなたの脳を中心に身体のデータを取った結果、面白いことがわかりました」

ぺらり、と専門的な文字が並ぶ書類を渡される。
自分の名前がかろうじてわかる以外はドイツ語で書かれている。
おそらくカルテのようなものなのだろう。それにしちゃやたらと専門的な内容だが。

「そこに書いてあるとおり、あなたの申告した年齢と実際の肉体、脳の年齢が違います」
「そう、なのか?」

正直、データとやらを見せられても何もわからない。

「そうです。あなたは自分が思っているより三年は年齢を重ねている状態です」
「三年……?」

ザザ、とノイズが走る。何かが俺の奥底に触れる。

「そしてあなたは平行世界の住人だと言った。ですが私はそれ以上の存在だと思えます」
「どういう、ことだよ」
「……これは仮説ですが、あなたはもしかすると、時間移動すらも行っているかもしれません」

時間移動、それはすなわち、

「我々にとっての未来から、あなたは来た事になる。そう考えられるのです」
「は、はは……冗談だろ? おい、何言って……」
「言ったはずです、あくまで仮説だと」

ですが、と彼女は続ける。

「その可能性にいたれるほどのデータはあるという事実、それは認めてください」
「……仮にそうだとして、それが人類を救う鍵になるのか?」
「はい。何故ならば、未来における技術が我々の……いえ、私の現状の問題を解決できるかもしれないからです」
「現状の問題?」
「それについては今は詳しく話すことは出来ませんが、これをご覧ください」

大型ディスプレイに表示される何やら難解な公式。
いや、公式と呼ぶことすらおこがましいほどに羅列された単語や式。
それを見つめている内に、再びノイズが走る。

「……っ!」
「反応あり。いいですよ、がんばってください。そして我々にヒントを」
「確か、それは……」

めまぐるしく変わる場面たち。その中でそれに見合うものがあったかもしれない。
そんな感覚が俺の中に確かに芽生えている。
あれでもない、これでもない。アルバムをめくるように場面が切り替わっていく。

「さぁ、思い出してください!」
「ぐ、ぁぁ……!!」

あと少しで手が届く。
そんな感覚がした次の瞬間、俺の意識のブレーカーが落ちた。
815 :【クサレ脳みそ】 [sage]:2008/07/08(火) 03:40:41.71 ID:nszl/XQ0
男「……だから何度言わせるつもりだ」
メ「だって納得いかないんですもん」
男「もう一度言うぞ、時給がこれだけ、それで実働時間がこれだけ、それにかけることの日数だ」
メ「ええ、そうですね」
男「だから結果として、給料はこれだけだ」
メ「はい、200万ですね」
男「だからどこをどう計算したらそうなるんだよ! いい加減にしやがれこの……」
メ「……」
男「何を期待した目で見てんだよ」
メ「い、いいですからほら! さっさと続きを!」
男「え、あー……とにかくちゃんと計算は合って……」
メ「ちがあああああああう!」

びくぅ

男「な、何が?!」
メ「そうじゃなくて、いい加減にしろこの、の後ですよ」
男「それがなんなんだよ」
メ「これによって主様が文庫版派か原作派か別れる重要なファクターなんです!」
男「何を力説してんだお前は……」
メ「いいから! さぁ!」
男「じゃあ、えっと……この、豚野郎」
メ「違うだろうがこのド低脳がああああああああああああああ!!」
男「何故こんなにきれられてるんだ、俺は」
816 :【未来予知】 [sage]:2008/07/08(火) 03:43:28.07 ID:nszl/XQ0
委員長「最近思うの。未来が見える気がするって
妹「さ、最近お姉ちゃんがどんどんおかしな方向に!?」
委員長「たとえば見て、ここに私は男と挨拶をするって書いたの」
妹「日記だよね、いわゆる」
委員長「そうしたら本当に挨拶ができたわ。すばらしい未来予知よね」
妹「どうがんばってもおねえちゃんの行動力の勝利だと思うけど」
委員長「そしてこの調子で順調に予知し続ければ、来月には私、お母さんになれるの」
妹「恐ろしいほど飛躍してるよ!?」
委員長「でも、怖いわ。未来が決まってるなんて……何だか、味気ない気もするし」
妹「私はお姉ちゃんが怖いよ」
817 :【圧迫祭り】 [sage]:2008/07/08(火) 03:48:18.31 ID:nszl/XQ0
男「圧迫祭りか」
メ「ええ、祭りですね。ちなみに私はできます」
姉「わたしも〜!」
母「一応ね」
女「ぎ、ぎりぎりがんばれば……!」
男「なるほど、さすがの面子だな。そして……」
妹嬢「何か?」
委員長「いいたいことがあるならはっきりいうべきよ?」
妹「もちろん、口に出した瞬間生きてることを後悔させるけどね」
男「……。何でこうも武闘派手段に限ってないんだろう」
妹嬢「ないんじゃないです! 慎ましやかなだけです!」
委員長「あればいいってものじゃないの」
妹「ま、私は成長期だし望みはあるけど」
メ「大丈夫ですよ、みなさん」
男「菩薩のような笑みを浮かべながらお前がとんでもない爆弾を投下するのを俺は知ってる」
メ「胸がだめなら尻でいきましょう、原作みたいに」
男「それはいわゆるけつがでかいと宣告してるようなも……お、おい、なぜ俺を睨むんだ! 俺は何も悪くな……う、うわぁぁぁああ!」
姉「おとちゃんてばデリカシーが足りないなぁ」
女「あは、あはは……」
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 06:38:45.06 ID:.hUySHgo
クサレ脳ミソは作者なりの反抗だよな

さて今日のお題お題っと♪
【寂しがり屋】
【幼稚園バスジャック】
【バカップルぶりにみんな我慢の限界】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 12:25:59.43 ID:LhPfkMAO
なんか最近夜中の鯖落ちが多くて泣きそうな中の人です。
生活サイクル的に一番モチベと書き込める時間帯に落ちてることが多くて……
これも一種のメイドからの意地悪なんだと思うことで乗り切ってます。
ん? 一日一話の公約?
乗り切れてないですね! すみません……



とりあえずお題を消化!
でもって一つだけ聞きたいので質問。
いじメイ続けて大丈夫すかね? なんか自分の文章力ではみんな飽きてきてないかなぁ、と。
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 12:31:59.43 ID:.hUySHgo
妹嬢と友に陵辱されて委員長に首チョンパされた挙句姉さんの食料になりたいのなら辞めればいいと思うよ



続けてください、ぜひお願いします
NGはネタ切れっぽいです
821 :【早く大人になりたい】 [sage]:2008/07/09(水) 12:34:52.97 ID:LhPfkMAO
妹「はぁ……私もお姉ちゃんみたいに綺麗になりたいな」
委員長「何か欲しいものでもあるの?」
妹「お世辞じゃないってばぁ」
委員長「だったらやめた方がいいわ。こんな無愛想な女になろうなんて」
妹「クールでかっこいいよ!」
委員長「スタイルだってあまり良くもない」
妹「グラマーじゃないかもだけどスレンダーで綺麗じゃん!」
委員長「趣味のひとつもないのよ」
妹「でも家事はしっかり出来るしいいお嫁さんになれるよ!」
委員長「……」
妹「私はお姉ちゃんみたいな大人になりたいの」
委員長「妹……」
妹「お姉ちゃん……」
委員長「身体、貸せばいいのかしら?」
妹「そうじゃなくて?!」
822 :【もいちど子供に戻ってみたい】 [sage]:2008/07/09(水) 12:42:46.13 ID:LhPfkMAO
メ「しかしアルバムの中の主様ってば無邪気の塊ですね」
男「そうかぁ?」
メ「はい。今が邪気の塊なんでよくわからます」
男「お前にだけは言われたくないぞ……」
メ「でもこのくらいの子供はいいですよね〜。学校も行かなくていいし働かないでいいし遊んでばかりで」
男「……」
メ「なんですか?」
男「いや、自分で言ってて気付かないかなぁと」
メ「変な主様ですね」
男「俺か!? 俺が変なのか?! つっこんだら負けな気がするぞ!!」
823 :【ファンタジー】 [sage]:2008/07/09(水) 12:50:43.41 ID:LhPfkMAO
メ「メルヒェェェエエエン!!」
男「うぉあ?! なんだ、いきなり!」
メ「ちょっと若本のモノマネです」
男「……またわかりにくそうな素材を起用したな」
メ「あれも立派なファンタジー大作です。nitro+万歳!」
男「ファンタジーねぇ……主に俺の周りにはそういうの多いよな」
メ「主様が女装大好きとか?」
男「ファンタジーでも無けりゃ好きでもねぇよ!? 捏造すんな!」
メ「え〜」
男「え〜、じゃねぇよ! いいんちょ姉妹とか、一応うちの姉妹とか……」
メ「そして実は魔法使いな私とかですね!」
男「お前のはただの邪気眼だ」
メ「く、み、右腕がぁぁ……!!」
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 12:55:30.06 ID:gHRPUAAO
>>819
あんたの文章力で飽きるだと?
バカ言っちゃいかん、もっとやってくれ
825 :【妹嬢は本当はふたなりなのだが隠してる】 [sage]:2008/07/09(水) 13:04:13.83 ID:LhPfkMAO
妹嬢「……もはやどう弁明しても信じてもらえぬならいっそ開き直ります」
男「つまり認めるのか」
妹嬢「認めなくても言い続けるじゃないですか!」
メ「何もそんな涙目にならなくても……」
妹嬢「泣いてません!?」
メ「あ、じゃあこうしましょう」
男「ろくな提案じゃないだろうな」
メ「失敬な」
妹嬢「聞かせてください」
メ「はい、今この場で脱いで見せてください、あるかないか」
二人「「……」」
メ「ね、簡単でしょ?」
男「な? ろくなことじゃなかったろ? ……って、おい、どした?」
妹嬢「兄さんになら……兄さんになら……兄さんになら……」
男「お、おい! 何を脱ぎはじめてんだ! メイドも止めろ!」
メ「いやでも生えてるか生えてないか気になりますし」
男「それとこれとは別問題だ?! いいからお前も服を……っ、なんつぅ力だ?!」
メ「ふぅむ。見た目陵辱ゲーで兄が妹を襲ってるみたいですが実際逆に服を着せようとするとは。面白い」
男「何を冷静に考えてんだ?!」
妹嬢「兄さんに証明するんだ……兄さんに証明するんだ……兄さんに証明……」
男「お前も目を覚ませ!?」
メ「あと一枚! あと一枚!」
男「煽るな!? っていうか誰かなんとかしてくれぇぇぇえ!!!」
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 13:06:00.60 ID:LhPfkMAO
うぅ……良かった。
いずれ書き直すつもりとはいえ、かなり雑だから……
とりあえず二人でも見ててくれるようなので続けさせていただきます。
827 :【男「夜の営みを頼む」の最中はどうなっていたのか】 [sage]:2008/07/09(水) 13:28:01.16 ID:LhPfkMAO
メ「主様。肩の力抜けよ、初めてなんだろ?」
男「なんか後ろのほうがむずがゆくなるからその言い方はやめろ」
メ「やめろ?」

グイッ

男「あ、ぐ……」
メ「今がどういう状況かおわかりですか?」
男「……っ、悪かった、すまない」
メ「はい。分かればいいです。従順にしてる間は可愛がってさしあげますよ」

さわさわ……

男「あ、ぅ……」
メ「ほら、我慢せずに。声、出してください」
男「っあ、はぁ……メ、イド!」
メ「ふふ。そんな切ない目で見ないでください。もっといじめたくなります」
男「……っ」
メ「あら? 何を期待しているんですか? もっといじめてほしいんですね」
男「ち、違……」
メ「安心してください。ここからが本番ですから」
男「……ごく」
メ「さぁ、私に身を委ねてください」
男「……」
メ「では」

こしょこしょ

男「?!」
メ「そ〜れ」
男「なっ、ちょ、あは、あははは?! や、やめ……ぎゃはははは!?」
メ「続いて足の裏」
男「は、ひ! あひゃひゃ!? な、なんでこうなんだよ!」
メ「残念、エロスなんてありえませんから」
男「ち、ちくしょおおお! あはははははは?!」
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2008/07/09(水) 16:48:50.96 ID:Zy76v.DO
>>826
ほう、昼間は忙しい俺に対する侮辱だな





ケツ出せよ、掘り尽くしてやるから
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 18:50:57.11 ID:.hUySHgo
中の人は妹さんたちからは逃げられたのに>>828に陵辱されるのか・・・
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 20:10:21.56 ID:W6XhrISO
しかしこのスレ、とことんガチムチだな
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/09(水) 21:55:05.31 ID:.hUySHgo
ただでさえ薄い友の影がますます薄く・・・
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/10(木) 11:14:34.55 ID:OthCiEAO
おはようございますごめんなさい。
ていうか本当にこのスレはガチムチっていうかケツ気盛んというかww
俺のローアイアスにゲイ掘る具は堪忍してください!

友「あとボクはそういう趣味はないってば!」



いじメイは帰宅後、深夜あたり更新で。
お題を先にいってみよう!
833 :【メイドと本番寸前まで】 [sage]:2008/07/10(木) 11:22:48.45 ID:OthCiEAO
男「緊張するな」
メ「はい。私も珍しく手に汗握ってます」
男「でも俺達なら大丈夫だ」
メ「ですね」
男「……」
メ「とはいえ何かしら緊張をほぐしておかないと」
男「出来れば苦労しないって」
メ「全く。地方のローカル番組なんだから気楽にいかないと」
男「そうは言っても本番前だし……」
メ「別に本番ってもエロいことの本番に比べりゃマシでしょ」
男「ベクトルが違うわ?!」
メ「それともここでシます?」
男「……」
メ「何一瞬マジで考えてんすか、この変態」
男「う、うるせぇ?!」
メ「ともかくその調子でお願いしますよ」
男「ぁ……お、おう!」

AD「本番入りまーす」

メ「はぁい! んじゃいきますか」
男「うし!」
メ「……ところで主様」
男「ん?」
メ「なんだか私、謝らないといけない気がします」
男「珍しく同感だ……なんか期待をばっちり裏切った感じがする」
メ「……」
男「……」
メ「ま、怒られるのは私じゃないですし」
男「多分誰かが純ケツを散らすぐらいだろ」
二人「「あはははは」」
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/10(木) 13:47:55.35 ID:OHluQH.o
友「さすが男、勘の良さには定評があるね」
妹嬢「それでこそ私たちの愛した兄さんです」
男「え?何言っているの」
妹嬢「あらあら、まだ覚悟が出来ていないと見えます」
友「怖がらなくてもいいよ、確かに最初は痛いけど、目覚めれば」
妹嬢「ショッキングピンク、桃色の明日が待っています」
男「い、嫌ぁぁ!ショッキングな明日なんか見たくないぃぃ!!メイドも何とか言えぇ!!」
メ「大丈夫です、主様が思っているほど恐ろしい世界ではありませんよ」
男「そうでした、こいつが俺の味方をするはずがありませんでした・・・」

ずるずるずるずる


ほらほら主様の主様、主様が掘られちゃいますよ
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/10(木) 14:46:58.64 ID:S/nvuMAO
主の主「」
ぽむ
主の主「ん?」
阿「おいおい、最近出番が無くて寂しかったんだぜ?」
主の主「!」
阿「こないだいいトイレを見つけたんだ。さ、行こうか」
主の主「いやあ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ」

主様の主様はそれどころではないようです
836 :【メイドに花束】 [sage]:2008/07/10(木) 16:07:13.83 ID:OthCiEAO
男「豚に真珠、だな」
メ「何です? いきなり」
男「あーいや、なんでも」
メ「ふむ。とりあえず私に言ってるならその喧嘩、買いますよ?」
男「毎度あり」
メ「む……全く、それを言うなら主様に私、ってなもんですよ、もったいない」
男「いや、それはぴったりだろ」
メ「え……?」
男「あ、いや。……ま、まぁいらんだろうが、ほら」
メ「花、ですか?」
男「ん、その、なんだ。綺麗だったから」
メ「……」
男「や、やっぱいらないよな! 花なんて金にもならんしつまらんし!」
メ「ありがとうございます、主様……」
男「……っ?!」
男(なんでそんな顔すんだよ! もっとこう、いつもみたいに……)
メ「〜♪ ……って何ほっぺつねってんです。ドMっすか」
男「……何でもない」
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/10(木) 16:08:34.27 ID:OthCiEAO
とりあえず主様の無事と俺の貞操は大丈夫だと信じたい!ww
ていうかなんでこんなにガチムチ系ばっかなんだよwwww
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2008/07/10(木) 17:26:55.85 ID:duAOPgDO
>>837
ケツ出せケツ出せばっかり言った俺のせいですね、ごめんなさい。
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/11(金) 06:32:07.03 ID:GKrQscMo
>>838
よし、それじゃあ




ケツ出せよ
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/11(金) 07:53:31.72 ID:11wnA6DO
>>839
おっとまずは俺からやらせてもらう
841 :キチガイフォーエバー :2008/07/11(金) 08:41:58.46 ID:ja9VxfU0
2ちゃんねる各地の山崎渉はここに集結せよ(^^)
        山崎渉ワッショイ!!
     \\   山崎渉ワッショイ!! //
 +   + \\  山崎渉ワッショイ!!/+
                            +
.    +   ∧_∧  ∧_∧  ∧_∧  +
      (  ^^ ∩ ( ^^ ∩) (  ^^ )
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_)

     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/11(金) 09:00:14.93 ID:GKrQscMo
友はガチホモという強力な武器を引っさげて北はいいけど
それすらかすんでしまうような設定を持っていっるやつが準レギュラーやっているんだもんな

かわいそうな友・・・



ところで友をボクっ娘に脳内変換するとすごく萌えるということに気づいた(>>396とか特に)

ボクっ娘で肉体派でヤンデレというのが某黄とかぶるのが難点だが・・・
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/11(金) 11:02:45.96 ID:VRlulUAO
>>842
家政夫の汗と涙の物語なスレですね、わかります
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2008/07/11(金) 12:00:30.41 ID:11wnA6DO
>>842よ、俺と会った事がよくあるはずだな。





俺は知ってたけど
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/11(金) 12:18:02.89 ID:rQmHQo.o
http://chubei.myminicity.com/ind
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/11(金) 20:31:45.74 ID:jFT66IAO
赤だけ男の戦隊ヒーローですか
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 03:07:02.10 ID:7rioWUSO
偶然なのかどうか知らんが俺もよくあのスレにいるんだぜ

青は俺の嫁
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 03:43:01.86 ID:ByROVrwo
そして学校のアイドルにして学校一の特オタである男子ちゃんの出番なんですね、分かります
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 19:27:15.31 ID:GffUgYAO
これまでのレス見て思ったんだが

女店主と戦隊のスレとこのスレ
全部見てる奴、意外と多いんじゃないか?
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/12(土) 21:56:36.43 ID:7rioWUSO
みんな新ジャンルスレが大盛況してた時にいたやつらばかりなんだな
新ジャンル「冥土」はかなり秀逸だったような
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/13(日) 00:00:10.21 ID:3BBxMQDO
オルタの画像調べたんだけどさ。







……ゲロ吐いて良い?
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/13(日) 03:29:17.73 ID:NSOvIgMo
>>851
メ「吐いてもいいですけどちゃんと残さず食べてくださいね」
男「なんでだよ!」
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 00:19:35.48 ID:4XARg86o
こないなぁ、主様の主様・・・




まさか本当に掘られているんじゃ・・・!
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 02:36:07.57 ID:OAIaDEAO
冥「は!?もしや私のでb」
男「それはない」
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 02:50:10.57 ID:4XARg86o
どう見ても不条理先生の出番です

どうぞお願いします
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 04:06:18.05 ID:2vBWCpI0
だが断る!!!!

もといお待たせしました。というかただいまww
ここからスーパー言い訳タイム!
いやぁ、木曜の夜は夜通しぶっぱで県外お泊り!
そして金曜にぶっぱでPC買いました!
諭吉さんが20人くらいヤマダ電機へ出頭しますた。
で、その出費をまかなうために金曜の夜から土曜まる一日働いて少しでも懐を温めてました。
そして今日。まる一日休みとれた俺。
メルブラのでっかい大会があるんでそれいってきました本当にごめんなさいorz
んで今の今まで残ってた仕事やらレポやら処理って寝る前のメイドさんタイム!

いや、本当さぼりまくりで申し訳ありませんでした。
以下スーパーレスポンスタイム!
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 04:13:55.44 ID:4XARg86o
帰ってきてくれたのは嬉しいけど



断っちゃらめぇぇぇぇぇぇぇ!!!
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 04:15:47.02 ID:2vBWCpI0
>>838-840
仲いいのねwwww
俺は特に止めないので存分にヤってください。

>>842-844
だから本当仲いいなww
とりあえず友は影が薄いつもりじゃないけど、確かに周りはアクが強すぎるよねー……
ってだからガチムチでもホモじゃないってばさww
だんだん俺が間違ってるんじゃないかとさえ思ってきたけどもwwww

>>846
いじメイのことっすかね?

友「あの……ボク、男なんですけど」

だそうですが、もはやそういうカテゴリでもないのかと思えてきたwwww

>>847,849-850
実は古参ではない俺はそこまで詳しくないけど、面白そうだなぁと思ってたりします。
無論、新参です>< みたいなことを言えるほど初々しくないのは重々承知してますがww
こんな更新頻度のやつですけど良ければ今後ともよろしくお願いします。

>>848
男「お、俺はそんなこと……」
メ「主様、主様。あそこに戦隊ヒーローが」
男「何?! 俺の知らない戦隊モノだと!!?」
メ(そして興奮のあまり自分の格好を忘れて解説を始める主様。うむ、何ら違和感がない!)

>>851-852
メ「いやほら、今はやりのエコですよ、エコ。自給自足みたいな」
男「嫌な永久機関だな、おい」

おっと、おれの大好きなまりもちゃんの画像に対する批判はそこまでだ。
ここで重要なのはまりもちゃんが大好きなのかあの画像が大好きなのかだけどもちろん前者ですww

>>853-854
ノープロブレム、俺はいまだに純ケツです。
んでもって冥土さんはどんどん出てください、俺が喜ぶからww
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 04:19:00.05 ID:2vBWCpI0
>>857
つい脊椎反射でだが断るしちゃった!!
っていっても先にいってるみたいに本当はどんどんやってもらいたいww


そして普段は全レスとかうざいとか思っちゃう俺がそれをやってる不思議。
次回からはこんなにため込まずにいきたいものです……
とりあえず不条理冥土さんのご降臨にwktkしつつ、俺は寝るまでの間にいじメイ更新がんばります。
明日英語のスピーチあるらしいけどそんなの知ったこっちゃねぇぜ!
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 04:29:16.66 ID:4XARg86o
まぁ戦闘は女性陣に任せて赤がタオル振り回して応援しているような戦隊なんだけどね
861 :【意地悪なメイド オルタネイティヴ】 [sage]:2008/07/14(月) 05:06:53.09 ID:2vBWCpI0
第十二話 「鏡越/救い」

初めて倒れた時のように、俺の意識はどこかわからない場所をたゆたう。
ゆらゆらと、ぐらぐらと。床のない場所を歩き、どこまでも息苦しい空間を泳ぐ。
そんな体を意識しない場所で、俺は知覚だけを四方八方に伸ばしていく。
だがそれはどこまでも広がり、調べていくつもりが実際は周りと同化していくだけのような気持ち悪さ。
どこまでも無限を意識しながら俺は俺が希薄になっていくのを感じる。
やがて全てと溶け合い、ぐちゃぐちゃになった俺が最初に見たものは……


「よう」
「……よう」

十数年以上付き合ってきた、俺という人物だった。


「気分はどうだ?」
「どうだも何も……わかんねぇよ」
「だよな。ちなみに俺は最悪だ」
「聞いてないっつの」
「そう言うなよ。……なぁ、何なんだ、この世界は」

思ったままを口にしてみる。
こいつなら答えてくれる気がして。

「さぁ、知らん」

だが返ってきたのはそんなそっけない返事。
そしてそれが意地悪で俺に教えないだけではないという確信。
自分だからわかってしまう。こいつは本当に知らない。

「だが、一つはっきりしてるのは、俺はこの世界を救いたい」
「……」
「だから、お前はやるべきことをやれ」

それがわかれば苦労はしない。
今はただ流されるままになっている俺からすればそうとしか言えない。


「じゃあさしあたっては次に控える総合戦闘技術試験の最短クリア記録の樹立を目指せ」

表情に出ていたのか、目的を簡潔に述べる。

「総合……何だって?」
「総合戦闘技術試験だ」
「それは、何だ?」
「あー、まぁ簡単にいえば俺らの班でサバイバルをがんばろー、みたいな感じだ」
「なるほど」

よくはわからないが重要なことはわかった。
自分が説明下手なことを反省しつつ、納得したつもりになっておく。
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 05:07:39.55 ID:2vBWCpI0

「んで、後何か大事なことがあるはずなんだが……」
「おいおい、しっかりしろよ」
「うるせぇ、お前だって物覚えがいいほうじゃないだろ」
「いや、いいはずだ」
「それもそうか。……思い出した。いいか、今からいう地名に国連軍の防衛線を伸ばすように打診してもらえ」
「えっ、と?」
「あー、わかんねぇか」
「おう」
「はっきり言うなよ。えっとだな、とにかくバカ妹に言って○○へ防衛線の伸ばせって言え」
「それだけでいいのか?」
「とりあえずはな。それと、理由を問われるだろうがそこは粘れ。未来の知識があるとかでな」
「……それ自体は構わないが何があるんだ?」
「BETAが来る」
「!!」
「対応が遅れた国連軍は防衛線の突破を許す。そして進軍する奴らの目的はこの基地だ」
「そ、そんな!? じゃあ、急いで防衛線を張りなおさせて……!」
「待て待て、あわてるな。……実はそれ自体は問題ないんだよ。なぜならその後の軍の展開で奴らの進軍は止まるからな」
「ふぅ、何だよ、じゃあ別にわざわざ無理しなくても……」
「だがバカ妹に今後発言していくにあたって、お前が未来の知識を有していると思わせるのは大事なファクターだ」
「なるほど」
「更にいえば、そうすることで犠牲者はきっと減る。だから頼む、何とかしてくれ」

建前も本音も本物。
だったら、答えは一つだ。

「任せとけ、俺」
「任せたぞ、俺」

そしてゆっくりと意識は浮上していく。
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 05:08:07.89 ID:2vBWCpI0

「……おはようございます」
「おはよう。で、一応聞くけど、何も書いてないか?」
「……。はい」
「よし、こっちこい」

ぷるぷるぷる。

「いや、安心しろ。たたかないから」
「……」

とことこ。

「絶対書いてるだろ!!」

ぴしっ!

「あぅ……うそつきです」
「嘘じゃねぇだろ。たたいてない。でこぴんはノーカンだ」
「……ひどいです」
「自業自得だ。これに懲りたら悪戯は一切……」


ザザ――

「……まぁ、ほどほどにな」
「……はい」
「では、お楽しみ中申し訳ないのですけれど、お話、よろしいですか?」
「のわ!?」
「何を驚いているんですか、医務室に移したわけでもないんですから、ここが私の部屋だと予想はついていたでしょうに」

いや、ごめん。そんなの考える前にイドと戯れてた。
などと声に出せるはずもなく、こんな子供みたいなやりとりを見られた恥ずかしさを隠すために沈黙の抵抗を行う。

「それで、この資料に見覚え、ありますよね?」

そして再び画面に映される資料。
だが、二度目のそれは何ら興味のわかない代物だった。

「悪いが、わからない」
「そう、ですか」

少々、とはいえバカ妹には珍しく表情に出るほどに落胆した様子だった。
こいつにしてみれば最上級のがっかりだったに違いない。

「すまん、力になれなくて」
「いえ、元々そんな都合のよい展開など期待してはいけないということです。勉強になりました」
「……すまん」

どこから来るのかわからない罪悪感に苛まれながら、ふと何か大事なことがあったことを思い出す。
それがポロリと口からもれ、しっかりと妹が拾う。
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 05:08:46.22 ID:2vBWCpI0

「○○がどうかしましたか?」
「え? あ、いや……」

そうだ。確かどこかの誰かに頼まれたんだ。
そこに何か重要なことが……そうだ、確か、

「……えっと、そこって防衛線は干渉してるのか? 国連は」
「いえ、特にそういった情報はありませんが」
「じゃあ、向こうさんに打診してくれ。そこまで防衛線を伸ばすように」
「何故?」
「それは、その……」

夢で誰かにお告げをもらったんです。
概ね正解だが人としては不正解だろう。
どう答えればいいのか。こいつの性格を考慮に入れて……よし。

「そこに、BETAがくるんだ」
「……根拠は?」
「俺が未来人だからだ」


……。一瞬場が凍った。
だがここで引いていては話が進まない。

「まず先に言うが俺に未来がどうとかいったのはまずお前だからな?」
「ええ。そうですね。そしてあなたはそれを認める、と」
「……部分的には」

何となく政治家たちの質疑応答のような感じだな、と思う。
こいつとは家族という関係上、割と腹を割った話し合いをしてたせいで、こういった雰囲気は正直苦手だ。

「それで重要なことは思い出せず、そんな与太話だけを思い出した、と」
「そうだよ。何か文句あるのかよ」
「ええ、ありすぎて溜息しか出ません」
「ぐ……」

こいつの厭味はいちいち相手の神経を逆なでするな。
とはいえ、ここで引くわけにはいかない。
少しずつ記憶がとり戻ってきているかもしれないと告げ、まずは足がかりをつくる。
そこから休日に事件が起こるということからおぼろげながら襲撃日を割り出す。
そして、犠牲者を減らすために何としても動かしてもらえるよう頼み込む。だが勿論……
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 05:09:10.43 ID:2vBWCpI0

「お断りします」
「何でだよ!」
「話を聞けば、別にこの基地には被害が届かないのでしょう?」
「そうですけど!」
「だったらいいじゃないですか。国連の方々が少々痛手を被るだけで済むんです」
「けど、未来がわかってるんだ! 救える命があるなら救ったほうがいいだろ!」
「いえ。それは困ります。あなたのいた未来ではそうすることで、この基地が救われたのかもしれません」
「そうかも、しんないけどよ……」
「寧ろここであなたの言うことをきいて、もし未来が変わってしまい、ここまで被害が及ばないとは限らないじゃないですか」
「……」
「ですから今回は見逃しましょう。ですがそれが起こればあなたがこの時間軸にいなかったこと自体は証明されます」
「一石二鳥というやつです。もう一度言いますよ? ここに被害を出すわけにはいきません。あきらめましょう」


ぴしゃり、と言い放つ。
正しいことをいってるのはわかる。わかるけど……!

「だが、それでも俺は助けられるやつがいるなら助けたい!」
「無理ですね。では逆に私からお願いしますが今すぐ世界の各地で戦っている同胞達を救ってくださいな」
「そんなの……」
「だから無理でしょう? あなたが守りたい世界というものはその程度なのですか?」
「それとこれとは!」
「変わりませんよ。今日勝てなくても明日勝つためにここは在るのです」
「その“明日”の為に今はあきらめてくださいといっているのです。それともあなたは結局……

――見える範囲でしか救わないつもりですか?
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 05:09:22.40 ID:2vBWCpI0

「ち、がう」
「違いません。ですから、それでも私に対して動けというならば、理由をおっしゃってください」
「そんなの……そんなの、気分が悪いからにきまってんだろ! 胸糞わりぃんだよ!」
「気分、ですか」
「そうだよ! 幼稚だと笑えばいいだろ! でも嫌なもんは嫌なんだよ! 救えたかもしれないって思って、諦めるとか!」

それは俺が見たことないはずの風景。
どこかへと旅立っていく船団を見送る俺達。
からっぽの基地。とりこ残されたのは絶望だけ。
だからってなにもせずしにたくなかった。だから鍛えた。戦った。
それでも敗れたから。負けたくなかったから。救いたかったから。
みんなが笑える世界が欲しかったから。

だから認めない。誰かの犠牲とか、重要じゃないからしんでいいとか。
絶対、認めない。

「だから頼む! 動かしてくれ、軍を! そして名前も顔もしらないそいつらを助けてやってくれよ!」

頭を床にこすりつけるように頭をさげる。
妹相手だからだとか、恥ずかしいとか、そんなものは一切ない。
ただただ純粋な願い。それに馬鹿妹は……
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 05:11:37.08 ID:2vBWCpI0
>>860
メ「何というニート」
男「向こうさんもまさかモノホンのニーとからそんな評価もらうとは思ってないだろうな」
メ「んもぅ、男子ちゃんってば意地悪ですね〜」
男「だからその名前で呼ぶなよ?!」
メ「とか言いつつ後で絶対チェックしようと思う主様なのでした」
男「好きなんだからしょうがない!」
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 07:20:27.85 ID:rC2kTUDO
>>866から>>867を見たら、嬢妹がメイドにニートって言われてるように見えた。
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 07:57:41.78 ID:dDB1HESO
>>868
なんという俺

中の人乙ですー
870 :NG?いいえ、俺の妄想です [age]:2008/07/14(月) 08:22:44.26 ID:rC2kTUDO
>>869が仲間だったので
それに馬鹿妹は…
メ 「何というニート」
そう、ニートなんdって
男 「おい!紛らわしいなチクショウ!」
メ 「何一転ですか、もう話変わってますよ男子ちゃん。」
男 「いや俺回転してねーし、大体その名前で呼ぶなよ!」
メ 「あーはいはい、すいませんねーお嬢様。」
男 「ぬがあぁぁ!」
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 09:47:40.72 ID:4XARg86o
つながりが妙に鮮やかで吹いたwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 09:55:27.07 ID:OAIaDEAO
男「学校行くけど、頼むから部屋は弄るなよ」
冥「まあ おそうじが できませんわ」
男「なんで片言なんだよ…する気なんざ元々無いだろうに」
冥「いえ なんとなく」
男「………」
男「……時間ねぇから行くわ、昼過ぎには戻ると思う」
冥「はいはい、いってらっしゃいませー」
ガチャ…バタン!
冥「………さて」
冥「れっつ さーちたいむ!」
冥「発掘品で弱味を握ってやりますぜ!」
ごそごそ
ごそごそ
冥「うわっ……大漁ですねー」
冥「中身は、と…」
つ『ドキッ!12人のメイドが淫らなご奉仕!』
「……」
つ『ご主人様の為なら、私…』
「………」
つ『真夜中の淫乱召使』
「…………」
ぞくっ
冥「……メイド物、だけ?」
冥「ア、アハハ、えらい地雷を踏んだような気が…」

男「へーちょっ!!」
盟友「どうした、風邪か?」
男「くしゃみ一つで大げさだな、どうせ誰かが噂でもしたんだろうよ」
盟友「いやまぁこの際そんな事はどうでもいいが」
盟友「あの『宝の山』、やったか?」
男「段ボール一箱分のメイドもんのエロゲなんぞ誰がやるか」
盟友「しかしな、俺は大学生にもなってエロゲの一つもやってないなんて不幸で不健康で不謹慎なお前の為にだな…」
男「後ろ二つは明らかにお前だろうが」
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 14:57:50.10 ID:OAIaDEAO
ガチャ
男「ただいまー」
冥「お、おかえりなさいますです」
男「………?」
冥「あ、あぁそういえば買い物がまだだったので行ってきます」だっ
男「まてぃ」ぐいっ
冥「いやぁぁぁぁぁ!掘られるぅぅぅぅぅ!!」
男「誰がするか!!っていうか掘られるってなんだ!!」

ぎゃーぎゃー
わーわー

874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 16:32:31.05 ID:rC2kTUDO
>>873
待っていたぞ、そしてGJ
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 19:46:29.87 ID:olh11gAO
おお、冥土さんとこきてくれてるww
よし、帰ったらばっちり更新するぜ!←前フリ



あと最近みんなもちょくちょく書いてくれてて嬉しいww
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/14(月) 20:29:22.07 ID:4XARg86o
冥土の人の投下を見て思いついたお題を・・・

【主様の秘密フォルダは妹物のエロゲ(エロ漫画)ばかりでした】
【主様の秘密フォルダはふたなり物のエロゲ(エロ漫画)ばかりでした】
【主様の秘密フォルダは獣姦動画(画像)ばかりでした】
【主様の秘密フォルダはホモ動画(画像)ばかりでした】

あれ、なんかデジャブ・・・
877 :【いじメイオルタチャプター01製作終了記念祝賀会】 [sage]:2008/07/15(火) 04:36:10.13 ID:Isp8Dh20
メ「というわけでお疲れ様でしたー!」
一同「お疲れ様でしたー!」
男「って、ちょっと待て。何だ、チャプター1ってのは」
メ「中の人いわく、1話からプロローグまでのところでチャプター1らしいです」
男「ふぅん……ってそうじゃなくて! 全部終わってからってお題じゃないのか?」
妹嬢「それについては私から説明させていただきます」
メ「出た、ニートふたなりお嬢様プラス妹属性!」
妹嬢「もういちいちつっこむ気にすらなりません……」
メ「ふたなりだけに?」
妹嬢「……。こほん。これ以降、中の人的に区切りの段階に入るたびにこのお題を使わせていただこうと思っているそうです」
メ「いわゆるひぐらしのお疲れ様会みたいな!」
男「ひぐらし自体は知らんが、まぁいってる意味は何となくわかる」
メ「というわけで本編というか外伝なのに本編とはこれいかに、と思いつつあっちで出てない私が司会進行したいと思います」
男「よろしく」
メ「では第一回のゲストは新キャラのイドちゃんです!」
イ「……」
男「よ。撮影中は演技とはいえたたいたりしてごめんな?」
イ「……いえ」
メ「それに主様に抱かれまくりですもんね。不満爆発でしょうに」
男「その言い方だと非常に危ないからやめてくれ」
メ「大丈夫ですよ、イドちゃんは設定的にちゃんと成人誌に掲載できる年齢ですから」
男「余計ダメな感じだっつぅの。って、イドが全然しゃべれてねぇだろ! お前はもうちょい自重しろ!」
メ「だが断る!」
男「がっ! ……お前というやつは……」
メ「それにイドちゃんは主様が苦手だから無口なのかもしれないじゃないっすか」
男「む。……そうなのか?」

ぷるぷるぷる。

男「ほら見ろ、そんなことないってさ」
メ「ふん! 裏でお金でも握らせてるんでしょ。全く、こんな純粋な子に大人の暗い部分を見せるなん……」

ぴと

メ「……」
男「ん? どした、イド。急に抱きついてきて」
イ「……」
メ「ふ、ふふふ。小さいからとあなどっていましたがさすがは成人誌OKレベル。やってくれるじゃないですか」
男「お、おい。どうしたよ、急に。っていいんちょ達まで何か殺気立ってる!? 落ち着けみんな! ちょ、お、うわああああああああああ!?」


友「祝賀会なのに、変なの」
?「だなぁ。全く、何やってんだか」
友「モテる男はつらいってことじゃないのかな」
?「んだな。さって、俺は次々回くらいのチャプターで登場すっかもだから、そん時はよろしくな」
友「うん。じゃ、またね」
?「おうよ」



男「た、助けてくれえええええええええええええええ!!」
878 :【主様に彼女が出来たようです】 [sage]:2008/07/15(火) 04:43:57.04 ID:Isp8Dh20
男「……またか」

ぱたん。

メ「はれ? はるひひゃま、はにほんへんへふは?」
男「歯磨き上手に出来るのは偉いと思うがその間はしゃべらないようにしような」
メ「……んく。では改めて」
男「飲んだの!?」
メ「大丈夫ですって、口にいれていいものなんだから」
男「そういうものなのか……」
メ「そういうものなのです。で、主様は何を読んでたんですか?」
男「ああ、っとまぁ何でもねぇよ」
メ「ふむふむ、ラブレターですね」
男「ってお前いつの間に!?」
メ「通信講座、世界のスリ達を読んでて身につけました。○アゴスティーニさまさまですね」
男「ぜってぇそんなの出さねぇっつの! それより勝手に読むな!」
メ「ふふ。恥ずかしがらずともちゃんと私が読んだあとに破って捨てておきますから」
男「勝手なこと! ……あー、まぁ、いいか」
メ「あれ? 珍しいっすね、いつもは結構怒るのに」
男「そいつに関してはいいんだよ。……そいつはな」
メ「ふぅん。って、何です、これ? これラブレターっていうより単身赴任のだんな様を心配する妻みたいな内容」 
男「……前いってたろ。彼女、二分の一人にあたるやつだよ」
メ「つ、つまり主様の?」
男「彼女らしい。向こういわくな」
879 :【しかも婚約まで至ったそうです】 [sage]:2008/07/15(火) 04:53:00.76 ID:Isp8Dh20
メ「で、でも主様はそのつもりは……」
男「ない。過去に一度まかり間違って気を許したことはあったが、すぐに気づいて破談にしたよ」
メ「そうなんですか。いやでも、何でまた」
男「……許嫁なんだと」
メ「誰が?」
男「そいつが」
メ「誰の?」
男「俺の」
メ「……ぱーどぅん?」
男「何で英語なんだよ、しかもめちゃくちゃ発音悪いな、おい」
メ「いやいやいやいや。いまどき許嫁って!?」
男「俺だって信じてねぇよ。親父に聞いたらしたかもしれんが知らん、好きにしろっていうし」
メ「は、はぁ。でもまた何で断ったんです? もしかして特撮を馬鹿にされました?」
男「その瞬間、俺の怒りが有頂天になるのは間違いない」
メ「じゃあそうだったんですか?」
男「いや、違う。何ていうんだろうな……うちの妹いるだろ?」
メ「はい、最近いろいろ不遇なあの方ですね?」
男「……? いやまぁ不遇かは知らんが、そいつだ。あれがもし傲慢だったとしたらどうだ?」
メ「最悪でしょう」
男「だろ? で、さらに面倒なのがあいつよりもより高いレベルでパーフェクトだとしたら?」
メ「何つぅか、チートってレベルじゃねぇぞ、みたいな」
男「……まぁそういうこった」
メ「なるほど。でも文面からはそんな感じが全然しないですけど」
男「多分、それ使用人に書かせてるからな」
メ「は?」
男「最後のほう、一文だけ明らかに浮いてる文章があるだろ」
メ「えっと、何々? ……『というわけだから、さっさと我の元へ跪け』?」
男「だそうだ」
メ「……主様の女難のレベルは相変わらずすぎてもはや笑えてきますね」
男「俺は全く笑えないけどな。常々言ってるだろ? 俺は平平凡凡な生活がいいんだって」
メ「明らかにここからは非日常臭がぷんぷんですもんね」
男「そういうこった。とにかく、そういうわけだからその手紙に関しては好きにしていいぞ」
メ「了解です、宣戦布告しておきます。主様名義で」
男「いらんことをするな!!?」
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/16(水) 00:15:14.26 ID:HvRbAUAO
はっしっれー♪ こーそくのー♪
メイドーとあるじさまー♪







ごめん
881 :【メイドがキレた】 [sage]:2008/07/16(水) 12:39:21.52 ID:MRI.TUAO
メ「クリリンのことかぁぁぁああああ!!!」
男「な、なんだよいきなり」
メ「主様、正直に仰ってくださいね」
男「何をだよ」
メ「主様は掃除の為とうら若き乙女の部屋に侵入しましたね?」
男「ああ、汚れ放題だったし」
メ「そこまではまだよしとしましょう。むしろありがたい」
男「うむ、感謝してくれ。重労働だったぞ」
メ「で す が ! ……勝手にパッケージとか雑誌、捨てましたね?」
男「おう。空の箱とか溜まってた読まなさそうなのから適当に……」
メ「しゃらーっぷ! 何故捨てた!」
男「だってゴミかと……」
メ「ゴミはてめぇだバカやろおぉぉぉおお!!」
男「まさかのゴミ扱いかよ。でもどうせ読まないし仕舞わないだろ、お前」
メ「あれはあれで一種の整頓だったんです! どこに何があるかわかりやすいんです!」
男「片付けられない奴ってたいがいそう言うよな」
メ「あーとにかく! 今後勝手に掃除とかしないでくださいね?! まだ押し入れの中とかは無事だと思い……主様?」
男「……いやまぁ、物はついでとばかりに押し入れも整理したんだ」
メ「歯を食いしばれぇぇぇええ!?」
男「だ、だってあのままじゃお前の健康に悪いかなって!」
メ「フィジカルな心配より私の傷ついたメンタルを思い知らせてくれるわぁぁあああ!!」
男「分かった分かった、悪かったって!」
メ「待ちなさい! そして逃げないでください! 殴れません!」
男「殴られると分かってて止まるバカがいるか!」
メ「私の為ならバカになれるって信じてますよ!」
男「だが断る!」
メ「く、待てぇぇぇえ!!」
882 :【いいんちょがキレた】 [sage]:2008/07/16(水) 13:35:10.83 ID:MRI.TUAO
委員長「……ふぅ」

パタン

委員長「ふふ……」
メ「おお、日記ですか」
委員長「?!」
メ「どれどれ」
委員長「な、ちょっと!」
メ「これはひどい……なんか想像力がすごいというか妄想力が溢れ出てますね」
委員長「……っ!」
メ「あははは! 主様はこんなこと言いませんって! いやぁ、これは傑作ですね」
委員長「……」
メ「委員長さん、小説を書いてみませんか? 勿論ギャグで」

ゆらり……

メ「しかしどこをどう解釈したら主様がこんな美化され……あれ、委員長さん、どうし……」

ガシッ!

メ「っ……!?」
委員長「……」
メ(く、くび! しまってる!)
委員長「忘れてとは言わないわ」
メ(息が! 息、が……!)
委員長「だから記憶をここに置いて……逝きなさい」
メ(あ……本当に……やば、い……)
委員長「苦しいわよね。すぐ楽にしてあげる。……さよなら」


グキッ!








メ「という夢を見ました」
男「これからみんなでいいんちょの家に泊まりにいくのに怖いこというなよ?!」
883 :【女に着せられた】 [sage]:2008/07/16(水) 14:47:22.17 ID:MRI.TUAO
ガタンゴトン

男「はぁ……」
女「似合ってるよ〜」
男「ありがたくないけどありがとう。最近女物の下着をすんなり着けられる自分が嫌だ」
女「いいことだよ〜?」
男「役立つ場面が思い浮かばない。しかも今日は遠出だし……」
女「女二人旅だね〜」
男「……いやもうそれでいいけど」
女「えへへぇ、可愛いな、可愛いなぁ」
男「ちょ、ちょっと女さん! 人前なんだからあんまり触らないで!」
女「人前じゃなかったらいいの?」
男「いやダメだけど!」
女「んもぅ、わがままさんだなぁ」
男「わがままって……」
女「あ、でも」
男「ん?」
女「私触ってないよ」
男「え? じゃあ……」

さわさわ

二人「「痴漢ー?!」」
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 14:51:56.09 ID:MRI.TUAO
男「ちなみに光速で走ったら空気摩擦でヤバい気がする」
メ「主様ってば夢がない!」
男「いや、夢っつぅか……」
メ「私のラノベ脳を見習ってください」
男「ここまで堂々と言い切るのもどうなんだ」
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 15:55:30.24 ID:bCfnfoAo
ちなみに物体の質量はスピードに比例してどんどん上がっていき
それに応じて加速するために必要なエネルギーも増大していくため、光速に達することは事実上不可能

うん、空気読めなかったね、僕・・・
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 19:10:21.68 ID:MhaIYkDO
>>885分かっててやったのかよ







ケツ出せ、今すぐ痔にしてやる。
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 19:16:28.26 ID:bCfnfoAo
ごめんね、もう既に痔なんだ
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 19:23:16.64 ID:MhaIYkDO
>>887ごめんなさい
889 :【寂しがり屋】 [sage]:2008/07/16(水) 22:13:39.74 ID:MRI.TUAO
メ「知ってますか主様。ウサギって別に寂しくてもしなないんですよ」
男「へぇ」
メ「よくウサギは寂しいとしんじゃうとか言いますが真っ赤な嘘です。赤いのは狸とウサギの瞳です」
男「珍しくお前が蘊蓄語ったな」
メ「私ってば博識過ぎて博識子と呼ばれてますから」
男「若干不名誉な気がするあだ名だな」
メ「まぁとにかくそういう訳なんですよ」
男「うん……で、なんだ?」
メ「いや、なんだも何も……」

びしぃ!

メ「さっきから主様に引っ付いてるそのウサギ娘をなんとかしてくださいってことですよ!」
イ「……」
男「いや、なんとかって言われても……イド、離れてくれるか?」

ぷるぷるぷる

男「とまぁこんな感じなんだよ」
メ「けっ! なぁにを鼻の下伸ばしながらいけしゃあしゃあと!」
男「そうは言ってもこんな小さい子、一人で海外に来てるんだから不安にもなるって」
メ「同い年じゃないっすか!」
男「ん〜、なんかイド相手だとそんな気がしないんだよなぁ」
メ「むきぃぃー!」
イ「怒ってますか?」
メ「いや、怒ってるというか主様がモテるのがなんか腹立つというか幸せをぶち壊したいというか」
男「こいつ……でも別にモテるとかじゃねぇよ。イドが寂しくないようにしてやってるだけだよ。な?」

こくこく

メ「だからそのやり取りがなんか腹立つんですってば!」
890 :【幼稚園バスジャック】 [sage]:2008/07/16(水) 22:24:08.70 ID:MRI.TUAO
カニ男「ふははは! このバスは俺様がジャックしたぁ!」
子供「「わー! きゃー!」」
カニ男「おとなしく言うとおりにしろぉ!」

「待ちなさい!」

カニ男「む、何奴?!」
ラ「正義の味方です! さぁ子供たちや保母さんを解放しなさい!」
カニ男「だぁれがするか! バカめがぁ!」
ラ「言うことをきくなら今の内ですよ。出ないと痛い目を見てもらいます!」
カニ男「ふははは! この状況で何を言い出す! 貴様のような一般人に何が……」
ラ「……変、身ッ!」
カニ男「なにっ?!」
2号「……ふっ!」
カニ男「?! い、いつの間に! く、離せ!」
2号「あ、こら暴れるな! っ、さぁ! 今のうちです、保母さん。みんなを連れて逃げてください」
男「……あのさ」
2号「何をしてるんですか! 早く!」
男「訓練とはいえ大掛かりなのは目をつむるとしてさ……なんで俺が保母さん役なんだよ?!」
2号「あ〜あ、緊張感がなくなっちゃったじゃないですかぁ。何が不満なんです? 似合ってますよねぇ?」
カニ男「全くだ」
男「嬉しくねえよ?!」
子供「お姉ちゃん、真面目にやらなくちゃダメだよぉ」
男「お姉ちゃんじゃねぇ!?」
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 22:28:47.10 ID:svDVIESO
>>886-888
ワロタwwww

・・・ごめんなさい

>>889
乙です!
しかしイドは本編出て大丈夫なの!?
こいつって実はメイdうわなにをするやめ(ry
892 :【バカップルぶりにみんなの我慢が限界】 [sage]:2008/07/16(水) 22:36:02.83 ID:MRI.TUAO
メ「主さ……」
男「ほら、イド。ここはこうやるんだ」

こくこく

男「そうそう。よくできたな」

なでなで

イ「……♪」
メ「……」




委員長「ねぇ男、これなんだけど……」
男「あ〜ほら、イドはおっちょこちょいだなぁ」
イ「……すみません」
男「いいよいいよ、俺がやっとくからさ」
イ「ありがとうございます……」
委員長「……」




女「あ、あの! 男くん! 今から時間あったら……」
男「ごめん、これからイドの奴と買い物があるんだ」
女「だったら私も!」
男「いいよいいよ、女さんに悪いから。じゃあ! いくぞ、イド」

こくこく

女「……」






メ「最近、あれですね」
女「男くん、イドちゃんにべったり……」
委員長「やはり妹に体を借りるべきかしら」
メ「なんか不穏な言葉が聞こえた気がしますがスルーで」
姉「でも本当に最近はおとちゃんが全然相手をしてくれないよぉ」
妹嬢「私という本来の妹を差し置いてあのポジション……うらやま、いえ、憎たらしいです」
メ「ここは一度共同戦線を張りましょう」
委員長「仕方ないわね」
姉「おとちゃんが私と遊んでくれるならなんでもいいよ!」
メ「では決まりですね」
妹嬢「ふふ……見ていなさい、あのウサギ娘。今にぎゃふんと言わせてやります」
女(な、なんだか悪者みたいな言い方だなぁ。……って言っちゃダメなんだろうなぁ)
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 22:37:25.78 ID:MRI.TUAO
相変わらずこのスレの住人は仲良すぎだろww

イドが何者かについてはまぁおいおい明らかにww
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/16(水) 22:47:36.74 ID:T6CW4oAO
>>890
「あばれかにおとこ」を思い出したのは俺だけですか?
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/17(木) 03:44:55.10 ID:5Uqo8UQo
さて、今日も元気にお題お題っと

【バトルロイヤル】
【翼】
【バイオリン】
【じょうろ】
【ハサミ】
【杖】
【ぬいぐるみ】
【幽霊】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 21:17:39.94 ID:cG5eNESO
>>895
一度も見た事無いが、ローゼンとみた

しかし中の人はまたゲイバーにでも行ってるのだろうか
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 22:15:07.77 ID:CcUqsf.o
原作しか知らん

蒼い子あんなに怖かったのか
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/18(金) 23:17:56.18 ID:kxOMD6AO
>>873
男「………」
冥「………」
男「……で?」
男「申し開きする事は?」
冥「いえ、特に」
男「オーケィ、どうやら貴様はフルコンタクトがお好きなようだな」ぐっ
冥「ひゃぁぁぁぁぁ!!掘られるぅぅぅぅぅ!!」
男「黙れぇぇぇぇぇ!!」

┣¨┣¨┣¨┣¨ド……

一階住人A「賑やかですねぇ」
一階住人B「そうですねぇ」
ずずー
ずずー

A・B「ふぅ」
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/19(土) 01:36:03.06 ID:KE0u1t6o
冥土哀れというべきか自業自得といふべきか・・・
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/19(土) 07:46:54.63 ID:oGWw9sDO
中の人はきっと今公園でイイ男にアッーされてんだろうな
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/19(土) 09:37:26.32 ID:tNufa.AO
夏厨が湧かない事を祈ってお題

【もっと、もっとだ!もっと俺に痛みをくれ!】
【性欲をもて余す】
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/20(日) 00:57:45.75 ID:RZiCnbw0
お久しぶりでごんす。公園にもいってないし、いい男にも会ってない中の人です。
最近はちびっとばかし忙し週間なので申し訳ない。
あと正確にはゲイバーじゃなくてオカマバーなんだけどねww
どうでもいいすか、サーセンwwww

さて、長らくお待たせしていたいじメイの更新であります。
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/20(日) 00:58:06.87 ID:RZiCnbw0
第十三話 「成果」

「わかりました。言うとおりにしましょう」
「……へ?」
「へ? じゃ、ありません。言うとおりにする、と言っているんです」
「え、いや、あの」
「合理性のかけらもない論理でしたが、確かな信念は感じました」

足を組み直し、さきよりも幾分柔らかい表情を見せる。

「だから、あなたの言うことを信じるといっているんです。何を呆けた顔をされてるんですか」
「だってさっきは全然ダメみたいなこと……」
「本来なら確固たる理論もないあなたの意見など聞くに値しませんが今回はどうにもならない要素がありますから」
「どうにもならない要素?」
「BETAですよ。あれは人間の都合で動いているわけではないですからね」
「人間の都合……あ」
「ええ。こちらからああは言いましたが、もしあなたの言動でどこかの国が得をする可能性もあります。事は慎重にならざるを得ない」
「けど、BETAはどこの益になることも考えてないから」
「はい。ですから本土への上陸を目指し移動を開始したことが観測されたならば、それは確定した要素です」
「つまり……」
「国連には無理がありますが、帝国軍の駐屯部隊を防衛基準を引き上げた状態で配置しましょうか」
「あ、ありがとう! ありがとな!!」

がば、と思わず手を握る。

「っ!! は、離しなさい!」
「うれしいんだよ! お前が動いてくれれば助かる人間がたくさんいるんだ! 本当に、本当にありがとう!」
「勘違いしないでください! そうしてもいいと考えたからのことです。それに考えてもみてください」

頬を染めたのも束の間、真剣な目で見返す馬鹿妹。

「あなたの話を信じるとして、私は何をしていいものか。何をしてもいいのか。もし何かのきっかけで時期や場所がズレたら?」
「……下手な動きを見せれば国家間のトラブルに発展する可能性があるのか」
「そうです。そのせいで私の計画……ひいては人類の勝利が遠のいたとしたら。そう考えれば簡単に首を縦に振れません」
「……すまん。な、なぁ、じゃあせめてこの基地からも援護を……」
「ここは国連の管轄です。先ほども言いましたが国連を動かすのは無理があります、あそこを動かすには政府からの要請が必要なんです」
「そんな……」
「こちらができる最大限の譲歩です。さすがに折れてください」
「わかった」

そうだ。何を勘違いしてるんだ。こいつはこいつなりに俺の意思を尊重してくれた。信じてくれた。
だったらそれでも十分すぎる。立場を鑑みればどれだけ無茶をしてくれてるかわかるってのに。

「すまん! でも本当にありがとな!」
「だ、だから!」

ぶんぶんと握った手をふって、感謝を示す。
とにかく、その日に何か起これば……どうやら俺は、本当に未来の知識を有していることになる。
まだ起こっていない事件が俺のこれからを左右する。何とも歯がゆく、しかし打てるべき手をうった灌漑(かんがい)のある状態だった。
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/20(日) 00:58:54.57 ID:RZiCnbw0
Xデー。そう呼べばいいだろうか。
その日はここにきてしばらく、心身ともにこの地に馴染んだころの休日。
そして俺が預言日だった。

「……」

きゅぽん。

間の抜けた音がした。
と、思った次の瞬間、

ブシュウウウウウウウウウ!!!!!!!

「!!!!?」

すごい勢いの水音が耳元でする。
跳ね起きて隣を見れば水浸しのイド。

「……おはようございます」
「お、おはよう」

手に持ってるのはシャンパンのボトルか。
なるほど、本来これによってびしょびしょになるのは俺だったようだ。
実際は天井にある弾痕のようなものがコルクが垂直発射され、噴水よろしく自爆したことをうかがわせる。
おしおきをセルフで完了するとは、なかなか腕をあげたな。……って、そうじゃなくて。

「ほら、使っとけ」

こくこく。

俺からハンドタオルを受取り髪を拭う。
服はどうしようもないので、ちゃんと自分の部屋で着替えるように指示。
朝から本当に飽きさせないやつである。

「……失礼しました」
「本当にな。風邪ひくなよ」

こくこく。

と、その後ろ姿にもう一言付け加える。

「なぁ、今日さ、もしかしたら警報がなるかもしれないけど……絶対大丈夫だからな」

それを聞いて無言のイド。
だけど、それも数瞬。小さく頷き、

「……わかりました」

そう呟いて出ていく。
そうだ。今日は、その日なんだ。
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/20(日) 00:59:31.42 ID:RZiCnbw0
「……」
「何をソワソワしてるのよ」
「い、いや。してないぞ、ソワソワなんて」
「それを素で言ってるなら、鏡でも貸すけど?」
「男のくせに鏡なんか持ち歩いてるのかよ」
「あ、それ偏見だよ。ボクは男でも自分の身だしなみとか考えるのは大事だと思うよ」
「あー、はいはい、わかったわかった。……うぅ」
「何だよー、せっかく心配してるのにー。ねぇ、委員長さん?」
「ええ。まぁ本人がそういうんだからほうっておきましょう」

ええい、何とでもいえ。
俺としてはこれから先、いつ警報が鳴るかわかんなくてイライラしてるんだ。
もちろん鳴らないほうが、誰の身にも危険がないんだからいいとして、それでもどこか鳴ってほしいとも思ってしまう。
自分がうそつきになりたくない、という訳じゃないが、夢の中で会った誰かが居なかったと思いたくないから。
いや、もっと根本的に、俺は何かを求めているような……。

「ほら、早く食べないとさめちゃうよー」
「俺は猫舌なんだ、冷たいくらいがちょうどいい」
「何を屁理屈を言ってるんだか。……じゃあ、私はそろそろいくわね」
「おう。どこいくんだ?」
「訓練。そろそろあなたに一太刀くらいは浴びてもらいたいから」

そういえば、この前の近接戦闘訓練では圧倒したんだっけか。
なんだかんだで負けず嫌いなところは向こうでもこっちでも一緒か。

「んー、じゃあボクもサッカーでもやってこようかな」
「おうおう、がんばってこいよ、エース」
「えへへ、任せておいてよ」

こいつも相変わらずなところがあって安心だ。
どいつもこいつも、俺の知ってるまんまなところがあるのが嬉しい。
こういう何気ないところでそれを確認して、あっちとの繋がりを大事にしたい。
その為にも、俺が今後この世界の為になれるかもしれない、未来の情報。
それを確実に持っているとわかるように……鳴ってくれ!
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/20(日) 01:00:13.06 ID:RZiCnbw0
ヴィー! ヴィー!

「……!!」
「な、何!?」
「警報ね。それも第二種防衛基準態勢のもの。……いくわよ」
「うん!」
「おう!」

きた。その時が。
俺は思わず叫びたくなるのを抑え、二人のあとに続く。




いつもの教室に全員が集まると、メイド長は説明を始めてくれる。

「現在、○○地方へのBETAの侵攻が確認された。××島より出現したものだ」
「これが海岸沿いに展開していた帝国軍と戦闘を開始、一次防衛ラインが突破されるも付近に展開していた第12師団が合流」
「現在優勢に戦況を展開している。だが、BETAの侵攻のルートを割り出したところ、当基地へのモノだという判断が統計上下された」

一瞬、俺を除くみんなの間に緊張が走る。

「よって現在、当基地では第二種防衛基準体制に移行した。BETAの全滅が確認されるまでな」
「訓練生である貴様らはこれより自室にて待機、状況に対応できるようにせよ。以上」

「「「「「了解!」」」」」
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/20(日) 01:00:29.40 ID:RZiCnbw0
そして戻ってきた自室で、俺は声をあげかける。
こうして、起こることが起こった。
何がいいとか悪いとか、そういうのはまだ言えないが、それでもきっと死なないですんだ人間が増えたと思える。思いたい。
未来を変えたとか、そういうことじゃないけど、胸に湧く実感だけは本物だろう。
どこかまだ夢心地の達成感を胸に秘めて、妹の部屋に向かった。


「馬鹿妹!」
「そんな大きな声を出さなくても聞こえてますよ」
「なぁ、ありがとう! ありがとな!」
「別にお礼を言われることじゃありません。……それに」
「ん?」
「いえ、何でもありません。それより、これ、本当に見覚えはありませんか?」
「えっと、うぅん」

やはりあのときの方程式らしきもの。
どこかに引っかかるが、やはり思い出せない。

「すまん、役立たずで……」
「いえ、いいんです。……すみませんが出ていってもらえますか?」
「え? あ、おう」

溜息が出てきそうな、そんな表情の馬鹿妹を背に俺は部屋を出る。
何かうまくいってないのだろうか。
先ほどの熱のあがっていた胸の内に冷や水をあびせかけられた気分だった。
少し冷静になりながらも、俺は廊下をわたる。しかたない、さっさと地上に戻って……とそういえば。
この地下にある妹の部屋の近くに、確かイドの部屋があったんだっけ。
俺は頭の中に描いた地図を思い浮かべながらその場所へと移動した。

そして、そこで俺は出会うことになる。
イドと、過去と、そして……。
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 09:12:56.53 ID:0CRQW6Uo
ふと思ったんだが、これってメイドが[らめぇぇっ!]で[禁則事項です]な目にあったってうわなにをするやめr
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 09:55:44.31 ID:QkAsbkDO
>>908
四肢切断とか頭食われたりとか脳みそだけになったりを思い出すからやめて
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 13:24:59.09 ID:1/bIvYAO
メ「はっはっは。そんなキツい仕打ち、このヒロイン街道爆進中な私にあり得るはずないですよ!」

……。


メ「な、なんですかこの空気?!」





さておきまして、夏休みに入る学生を羨ましげに眺めつつ今日もひーひー言ってます。
変な意味じゃないよ!


あと今夜あたりちょっと時間とれたらいじメイの代わりに短編が出るかも!
題して「主様、妹嬢の学園に転入するの巻」

最近恋盾始めたボクです! もはや属性がとめどなくまずい……
今年の夏はレイヤーデビューの悪寒!
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 14:28:49.35 ID:QkAsbkDO
>>910待ってましたぞー
取りあえず短編に期待するぜ
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 19:09:27.70 ID:Jg16cQSO
>>910
なんだろう、中の人のプライベートを知れば知るほど
謎に包まれて行くような感じが・・・

とりあえず短編楽しみにしてるんだぜ
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/21(月) 20:34:48.27 ID:hJjI5MAO
>>910
おぉ、復活か!
レイヤーになったらもちろん写真うpだな!
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 01:31:46.12 ID:u8fxgPs0
>>911
お待たせしてごめんね。
んでもって短編投下するから。でも前後篇になってしもうたワシを許しておくれ……
ってことで重ね重ねごめんなさい。

>>912
基本的に自分のこととかどうでもいいと思いつつ愚痴感覚で自分の話してるよね。
何か読んでる側からしたらどうでもいいことばっかりで申し訳ない。
とりあえずプライベートは全面的にさらしてないものの少し明るみに出してたりする自分がまた卑しいわけでww
あまり気にせずに〜wwww

>>913
たぶん、うpしたの見たらおなか壊すだろうからダメww
一応昔着たメイド服はたんすにしまってあるけどね〜。
足太いから似合わなくてそれ以来、って感じww


ではたんぺーんです!
915 :【主様たちの学園一日体験・前編】 [sage]:2008/07/22(火) 01:32:51.31 ID:u8fxgPs0
男「お前ってさ、学校いってんのか?」
妹嬢「いえ、一度も」
男「ダメだろ、それ。姉さんも俺もほとんど義務教育受けられなかったんだぞ」
妹嬢「それに値するだけの教育は受けてこられたでしょう?」
男「そらそうだけどさぁ。俺は今こうして高校生活送ってることがすげえ大事だと思うぞ」
妹嬢「そう言われましても……」
メ「ふぁっふぁふぁ〜」
男「口にくわえてるせんべいをまずは飲み下してから発言するがいい」
メ「ごきゅ。ふぃー、だったらぁ、主様が一緒にいってあげたらいいじゃないですか」
男「いくってどこへ」
メ「学校ですよ」
男「っつっても、こいつの見た目じゃうちの学校は無理だろ」
妹嬢「でしたら、メイド長に勧められていた学校を見てみたいです。ちょうど見学会があるらしくて……」
メ「おお、ご都合主義万歳。という訳で主様、がんばってください」
男「ん、いや、でも学年が違うから無理だろ」
妹嬢「いえ、学年自体は見学会だけですからいいとして、問題は……」
メ「む。何やら私の第六感が告げる! 妹嬢さん、問題ないですから!」
妹嬢「え? いえ、でも」
メ「でももヘチマもありゃしない! 大丈夫ったら大丈夫です!」
男「おい、何かいやな予感がするからちゃんと話を……」
メ「そんなのどうでもいいんです! それとも主様の妹さんが学校へいってほしいという気持ちはその程度ですか!」
男「そりゃ、まぁいってほしいけど」
メ「ではつべこべ言わずにOKで」
男「お、おう」
メ「では妹嬢さんは今すぐ必要なものをそろえてください。さぁさぁ!」
妹嬢「は、はい。ではまた後日……」

バタン

男「……なんか言いようのない悪寒が。ってお前、何してんだ」
メ「カメラを磨いてるんです。デジカメですが」
男「そんなことは見ればわかる。なぜだと言いたい」
メ「そりゃあ……ねぇ?」
男「く、なんだこの後戻りできない感は!?」
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 01:33:17.37 ID:u8fxgPs0
当日

メ「いやー、すみませんね、私の分まで用意してもらっちゃって」
妹嬢「かまいませんよ、これくらい」
男「……おい」
メ「しかしさすが名門学園。すでに門構えからして立派ですね」
妹嬢「歴史と伝統を重んじた場所だそうで」
男「……おい!」
メ「ここの卒業生ならばどこに出しても恥ずかしくないって感じですね」
妹嬢「実際、ここのOBの方は社交界などではよく顔を見かける方ばかりですね」
男「おい!!!!」
メ「もう、どうしたんですか? “男子ちゃん”」
男「どうもこうもあるか! どう見てもここは女子高だろうが!!」
妹嬢「はい。ここは立派な淑女を育てるための学園ですから」
男「だったら俺がいるのはおかしいだろ!」
メ「何を仰ってるんです。妹嬢さんに学校の良さを伝えると息巻いてたじゃないですか」
男「息巻いてたかはともかくとして、俺ができるのは共学の施設案内くらいだ!」
メ「大丈夫ですって、人間その気になれば何とかなります」
男「性別の壁はどうにもならんだろうが!!」
メ「おんやぁ? ではここで引き返しますか?」
男「当たり前だ!」
メ「だそうですよ? どうします?」
妹嬢「……兄さんがいないのなら、私がここを訪れる意味もありませんね」
男「なっ!? 馬鹿、せっかくここまできたんだからお前は見ていけよ!」
妹嬢「ですが一人では何もわかりませんし、興味もないですから」
男「その為にうちのメイドがいるだろ!」
メ「この制服姿でメイドと呼ばれるとそこはかとなく違和感」
男「こ、ここで名前ネタを持ってくるな!」
妹嬢「とにかく! 私は兄さんが一緒に来てくれないなら、帰りますよ」
メ「ほら、どうするんです?」
男「ぐ、ううう……どうせすぐバレてつまみだされるぞ」
妹嬢「そうなった場合はおとなしく諦めます」
メ「不可抗力でそうなった場合のみ、ちゃんと最後まで妹嬢さんは残るそうですよ」
男「つまりワザとばらすのはなしか」
妹嬢「ええ。ですから、すぐバレるとおっしゃるならば、かまいませんよね?」
男「……いいぞ。俺も男だ、二言はない」
メ「さすがです。スカートをひらひらさせながらいうセリフじゃないですが」
男「うるせーよ!?」
妹嬢「では参りましょうか、男子さん」
男「ぐは!? ……実の妹にすらそう呼ばれる日がくるなんて……ええい、どうせ門番でひっかかってアウトだし」
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 01:33:32.61 ID:u8fxgPs0
男「……」
メ「すんなりいけましたね」
男「……話しかけるな。俺は今、自分の男としての尊厳が猛烈に低下してるようで悲しいんだ」
妹嬢「やはり声さえ聞かれなければ問題ないですね。あとマジマジ見られなければ問題はないでしょう」
メ「さすがメイド長さんのメイクは本場ハリウッドも驚きの特殊効果やでぇ」
男「何で急に関西弁なんだよ」
メ「細かいことは気にせず。ですが喋れないというのは不便ですよね」
妹嬢「確かに。一応ここにヴォイスチェンジャーを用意してはいますが……」
男「断る。自然にバレるに越したことはないんだからな、これくらいはさせてもらうぞ」
メ「ちぇー」
男「ちぇー、じゃね……!」

『ごきげんよう』

男「!?」
嬢「ふふ、可愛らしい生徒さんが三人も。はじめまして。今日あなたたちの案内をすることになった者です」
妹嬢「ごきげんよう。今日は一日、よろしくお願いします」
メ「不束者ですが」
男「……ぺこり」
嬢「ふふ、そちらのお嬢さんは恥ずかしがり屋さんなのかしら」
メ「ええ、人見知りが激しくて。ですがベッドの中では……ほぐぁ!?」
嬢「あら? どうかされましたか?」
メ「い、いえ。持病の脇腹通が……ええ、まるで肘で鋭角についたような痛みでして」
男「ふん」
嬢「まぁ、それはいけませんわ! すぐに保健室へ!」
メ「ああいえ、大丈夫です。これ突然来るかわりに一瞬で痛みが引きますから。それよりも案内を」
嬢「は、はぁ……」
妹嬢「よろしくお願いしますね」
嬢「わかりました。ですが無理はなさらないように」
メ「心得ましてでございますですわ。ヲホホホ」
男(二人のは地で優雅だけどこいつのだけはどうしてこう、付け焼刃臭がぷんぷんするんだろう)
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 01:34:06.73 ID:u8fxgPs0
男「へえ……」
嬢「ここが礼拝堂となっています。必ず朝はここで牧師様のありがたいお話を聞かせていただきます」
メ「朝礼みたいなもんですよね。いやー勘弁願いたいイベントで……ほぐぁ!?」
妹嬢「とっても素敵な造りですね。光も十分取り入れて、それでいて質素で無駄がありません」
嬢「ありがとうございます。冬の朝などは空気が澄んでいますから、とても気持ちいいんですよ」
メ「ベッドの中のほうが気持ち……へぶ!? ち、違いますって! 温かいって意味ですよ!」
男(どっちにせよだ馬鹿野郎)
妹嬢「気に入りました。次も楽しみになってきました」
嬢「ふふ、ありがとうございます。では次は……」

メ「す、すごいっすね。温室じゃないっすか」
嬢「あの、お言葉遣いが……」
メ「ああ、えっと……御温室じゃーあーりませんか」
妹嬢「彼女、田舎の出ですのであまり気にしないでください」
嬢「はぁ……」
妹嬢「ですが素敵な庭園ですね」
嬢「あ、はい。ここは一年中バラが見られるので、皆さんよく来られるんですよ」
妹嬢「お昼など、ここで出来れば素敵でしょうね」
嬢「残念ながらここでの飲食は禁止されていますので……ですが私もそう思います」
妹嬢「気が合いますね」
嬢「ええ」
男(へぇ……いい感じじゃないか)
メ「……こういうのって造花にしたら売れないのかなぁ」
男(こいつは見事に場違いだけどな。……って俺もか!?)

嬢「ここがグラウンドですね」
メ「思ったより小さいんすね」
嬢「そうですね。あまりうちの学園ではスポーツ行事が盛んではありませんから」
妹嬢「それに、親御さんにしてみれば箱入り娘が外部から見える位置で、というのは好まれませんでしょう」
嬢「はい……」
メ「?」
男(つまり、変なストーカーとかが侵入してきた場合、外にいたら真っ先に狙われるだろ、ってことだ)
メ「ああ、なるへそ」
嬢「おへそがどうかされましたか?」
メ「いやぁ、男子ちゃんはおへそフェチだそう……でふらぐ!?」
男「ぺこぺこ!」
嬢「……? あの、よくわかりませんが、おへそで何か?」
男「……何でもありません」
嬢「え? あの、すみません、もう少しお声を大きくしていただけると」
妹嬢「何でもないそうですよ。それより私、あちらの建物が気になります」
嬢「ああ、あちらは体育館ですね。外での運動が抑えられる分、あそこでは盛んに皆さん、体を動かされていますね」
メ「じゃあ、生徒さんもいっぱいなわけですね!」
嬢「ええ。休日ですから特に多いと思われます」
メ「じゃあそちらは後回しにして、先に人が少ないところをお願いします!」
男(ん? そうなのか?)
メ(メインディッシュはあとですよ。ほら、スポーツ少女達の汗をくんかくんかしたいんでしょ?)
男(するか!?)
嬢「ではそのように。こちらですわ」
妹嬢「ほら、お二人とも行きますよ」
メ「あ、はーい」
男「こくこく」
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 01:35:21.44 ID:u8fxgPs0
妹嬢「すごく複雑な様式の建物なのですね」
嬢「はい。改築や増築を繰り返してきたそうなので今のような形になったそうです」
妹嬢「それだけ出資者を毎年集めておられるのですね。皆さん、さぞかし優秀な方ばかりなのですね」
嬢「ありがとうございます。きっと、あなたがたもその一員にふさわしい方だと思いますわ」
二人((いや、絶対ないと断言できる/ます))
メ「しかしこれだけ複雑だとあっさり迷いそうですね」
男(だなぁ……うっ)
嬢「あら? そちらの方、どうかなされました?」
男(いや、その……)
メ「たぶんこのモジモジっぷりから考えるにしょうべ……げふん、お手洗いでしょうね」
嬢「あら大変。ええと、お手洗いはそちらの角を曲がったところですので」
男(すまん。すぐ帰るから先いっててくれ)
メ「すぐに済ませるから先にいっててほしいとのことです」
嬢「いいんですか?」
男(せっかく馬鹿妹が乗り気なんだ。もっと興味を持たせてやってくれ)
妹嬢「……お心遣い、感謝します。では続きをお願いしますね」
嬢「わかりました。では参りましょう。あ、もし困ったことがあれば私の名前を出していただければいいので」
男「こくこく」
嬢「ではまた後ほど」



男「ふぃー、さっさと済ますか。……って」

『トイレ』×1

男「あれ? えっと……男子トイレは?」
男「……」
男「はうあ!? そ、そうか、ここは女子しかいないから!!」
男「仕方ない、ここはいろいろと尊厳がすり減ってるが背に腹は代えられん。いくしか……」

『きゃっきゃ』

男「!? な、中に誰かいる!!」
男「……だ、大丈夫、きっと。たぶん」
男「でも、もしバレたら……それにいくらバレなかったとしても、女子のいるトイレにはいるなんて……」

『きゃいきゃい』

男「ええい! 教員室あたりなら、男子トイレがあるだろ! 先生もみんな女じゃないだろうしな」
男「そうときまればダッシュだ!!」



妹嬢「へぇ、この調理室は設備が素晴らしいですね」
嬢「ええ、最近改装したばかりで……」
メ(主様おっそいなぁ。お手洗いで時間くうとこまで再現してんのかなぁ)


男「ど、どこだここ……」
男「ていうか、トイレどこだよおおおおおおおお!!」
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/22(火) 07:35:56.27 ID:IMC1mYAO
男子ちゃんはここでもモテモテなんですねわかります
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 19:36:06.42 ID:ou3yW.SO
中の人はメイドのコスプレをする
結果、女装をする
そして主様も女装をする

つまり、中の人と主様は同一人物であり、
この物語は全部現実だったんだよー!!
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 19:50:40.69 ID:FZtZiMAO
>>921
な、なんだってー!?


あ、じゃあイドは俺が貰っていきますね
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 19:59:44.39 ID:vm4tNc.o
ふと思ったんだが>>908もまた四肢切断されて脳みそだけうわなにをするやめr
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/22(火) 23:56:25.64 ID:llrOc9Q0
終わりのないのが「終わり」
それが「いじメイ・オルタネイティブ・レクイエム」

つーわけでお題です
【ブラック○○】
【死ならばもろとも】
【ぷよぷよ地獄の行方】
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/23(水) 01:33:34.63 ID:W//Nmpk0
こんばんわ中の人です。明日が天王山! ってぐらい一番やばい時なので今晩は続きが書けないので申し訳。
なのでここはイドのかわいさでお茶を濁すということで……
あと俺のコスは人に見せられるレベルじゃないってばww



イ「……」
男「何みてんだ?」
イ「くもです」
男「ほう」
イ「……」
男(何つーか、こいつといると癒されるなぁ」
イ「……蝶」
男「ん? そんな形の雲あるか?」

ふるふる。

イ「……食べられてます」
男「そっちの蜘蛛か!!」
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/23(水) 01:37:16.22 ID:W//Nmpk0
イ「……」

ガチャ

メ「はいはーい。失礼しますねー。いやぁすみません、物置みたいにさせてもらって」

ふるふる。

メ「まぁもとはと言えばここが物置だったんだから無問題ってやつですね。ぐへへ」

こくん。

メ「……」
イ「……?」
メ「あー、いや。何というか……ここで反発されないと居た堪れないというか何というか……」
イ「すみません」
メ「寧ろ謝らないで! っく、主様め……何という恐ろしい刺客を!」
イ「……?」
メ「ふ、ふふふ。これ以上絡むと間違いなく私の隠された良心がコンニチワしちゃうのでこれにてさらば!」

バタン!

イ「……?」
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/23(水) 01:45:00.77 ID:W//Nmpk0
ガチャ

男「おーい、イド、飯だぞー」
イ「……!」

ささっ

男「ん? 今何見てたんだ?」

ふるふる。

男「おいおい、隠さなくていいだろー。俺にも見せてくれよ」

ぷるぷるぷるぷる!

男「そんなに恥ずかしいものなのか……それじゃあ仕方ない」
イ「……ほっ」
男「と見せかけて!」

バッ!

イ「……!」
男「へっへー。まだまだ甘いな、イドも。こんなんじゃあ、この家の中で生きていけないぜ。さてさて何かなー」

ぴょんぴょん

男「ふふ、悔しかったら取ってみなー。お、ロケットか。中身は〜……」

かぱっ

男「……え? あ、え?」
イ「……」
男「あー、その。えっと」

か〜っ!

男「あ、ありがと」

ボンッ!

男「って、イド! お、おい! しっかりしろ! イド!!」
イ「……きゅう」



男「とにかく誤解だ、信じてくれ! 神に誓って何もしてない! いや、その、たぶん!」
メ「と言われても。主様、いったい何したんですか、弁明を聞いたあと警察に突き出しますから」
男「だからやましいことじゃないっての! って、電話を取るなぁぁあああ!!」
イ「すぅ、すぅ……男、さん……zzz」

きゅっ。
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/23(水) 22:05:56.51 ID:dQIA4L.0
和みますなぁ
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 03:56:28.49 ID:OSB6wC20
あらすじ

妹嬢さんに学校の良さをわからせようとした主様。
しかし実際に乗り込んだ学園は女学院! 右を見ても左を見ても女の子。
なのでもちろん私の計画によって男子ちゃんへと大変身を遂げた主様。
渋々ながらも学園に興味を持った妹嬢さんの学園見学を見守っていました。
しかし突然の尿意に襲われ女学院の中で男子トイレを探すという苦行を強いられる主様でしたが。
さてさて……?



男「くそ、マジで迷った。何なんだよこの学校、広すぎな上に複雑なんだよ……」
男「って、やべ! ここの生徒か!」
嬢A「ふふ、そんなことありませんわ」
嬢B「いえいえ、きっとそうに違いありません。……って、あら?」
男(く、こっちに興味もつなよー、普通にすれ違ってくれよー、頼むー!)
嬢A「あら?」
男「……!?」
嬢B「どうかされまして?」
嬢A[いえ、そちらの方、お見かけしない方ですので……」
嬢B「あら、本当ですわ。ですがほら、あのタイの色からして、きっと見学生ではありませんか?」
嬢A「まぁ、きっとそうですわ!」
男(ぐわああああああああ、完全にピンチじゃねぇかあああああああ!!)
嬢A「ごきげんよう。見学の方ですわよね?」
男「こくこく」
嬢B「ふふ、そんな緊張なさらないで。私たちは高等部の二年生です。あなたは今年の新入生の方にあたるのかしら?」
男「……こくこく」
嬢A「まぁ、でしたら私たちの妹になりますのね。うれしいですわ、こんな可愛らしい妹ができるなんて」
嬢B「あら、可愛らしいというよりも凛々しいという雰囲気ですわ。ほら、背だって高いですし……」
男(あ、当たり前だ! 俺は男だぞ! っつか、あんまり顔をよせないで! 化粧してるとはいえ、下手したらバレるー!)
嬢A「ところであなたはおひとりですか? 案内の人間がついていないようですが……」
男(っく、こういうときに声が出せないのが恨めしい! いっそ裏声で……いや、絶対バレる。筆談でごまかすしかないか)

さらさら……
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 03:57:21.91 ID:OSB6wC20
嬢A「あら? これは何ですか?」
嬢B「綺麗な字ですね。ええと、教員室の場所、ですか? そこで待ち合わせか何かを?」
男「こくこく!」
嬢A「でしたら私たちが案内して差し上げますわ」
男「!? ふるふるふる!!」
嬢B「そんな、遠慮なさらず」
男(いや、遠慮じゃなくてあんたらまで来たらトイレいけねぇんだって! 気持ちはありがたいけど!)
嬢B「さ、こちらへ……」
男「おろおろ」

『待ちなさい!』

嬢A「きゃっ……だ、誰です? いきなり大声……ぁ」
清嬢「あなたたち、もう部活動はとっくに始まってるのよ!」
男(誰だこの人? とりあえずジャージ着てるあたり何かのスポーツの人か)
嬢B「す、すみません、清嬢様! 私たち、お掃除の当番で……」
清嬢「私の目がおかしくないなら、あなたたちは掃除当番という感じじゃないけど?」
嬢A「今から向かおうとしてたんです。そうしましたら、たまたま見学生の子が困っていたようで……」
清嬢「見学生?」

じろり

男(うっ! なまじ整った顔してる人ににらまれると怖いなぁ……)
清嬢「それが部活と何の関係があるの?」
嬢B「関係、というほどのものはありませんが……」
清嬢「だったら来なさい。そこのあなたもここに来るのなら上回生の手を煩わせることのないように」
男「……こ、こくこく」
清嬢「じゃ、いくわよ!」
二人「「は、はい」」


スタスタ……

男「ふぃー……ま、結果的には助けられたわけだが、あまりいい気分でもないな」
男「って、しまった!? 結局教員室の場所きいてねぇぞ!!」!!」
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 03:57:44.45 ID:OSB6wC20
嬢「遅い、ですね」
妹嬢「確かに。少々はしゃぎすぎて、にいさ……こほん。彼女のことを失念していました」
メ「でもま、大丈夫でしょう。主さ……げふん。男子ちゃんなら何事もなかったように出てきますよ」
嬢「そうでしょうか」
メ「だーいじょうぶですって」
メ(どうせ女の子に囲まれるのが嫌で隠れてるんですよ」
妹嬢(ありえますね。……まぁいいでしょう。本当に興味が湧いてますので、もう少し見回ってから探します)
メ「じゃ、次の場所お願いします」
嬢「わかりました。……そうですね。だいたいの教室は見回りましたので体育館を見学しましょう」
メ「おお! 青春のすくつですね!」
嬢「す、くつ?」
妹嬢「巣窟かしら。まぁあまり良い言い方ではありませんね」
嬢「ふふ、もう、メイドさんったら……そんな間違い中等部の子だってしませんよ?」
メ「な、何というマジレス空間、助けて主様!?」




男「助けてー! 誰かー! って大声で叫べないこの屈辱……男子トイレはどこだああああああああああ!!」





ギィィ……
ワイワイ、ガヤガヤ!

妹嬢「すごい活気ですね」
嬢「はい。今は確かバスケットボール部の方々が練習されているはずですよ」
メ「へぇ、何かお嬢様学校にしてはずいぶんと激しいスポーツをやってますね」
嬢「そうですね。でも、うちの学校のバスケットボール部は強いんですよ?」
妹嬢「そうね、とても練度の高い練習に選手たちの素養も素晴らしいです」
嬢「あら? お分かりになるのですか?」
妹嬢「そう、ですね。人体の構造やこのスポーツの形式から考えられる最適な運動を自分なりに考えただけですが」
嬢「は、はぁ」
メ「素人がいきなりそんなこと言ったら向こうからすれば何だお前らって感じでしょうけど」
妹嬢「そういうものなのですか?」
メ「みたいですよ。ほら」
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 03:58:25.84 ID:OSB6wC20
清嬢「……」

メ「めっちゃガンとばされてますよ」
妹嬢「がん?」
メ「あー、まぁ敵意のある視線ってことで」
妹嬢「そうなんですか。ですが私の勝手な考えなので気にしないでもらえれば良いかと」
メ「あくまで冷静な態度。それが逆に相手がヒートアップする原因になったりとか」
清嬢「おい! 嬢、何だそいつら!」
嬢「あ、ええと、この子たちは見学生さんたちで……」
清嬢「んなもんは見ればわかる! なぜ練習中にここに連れてきたんだっていってんだよ!」
嬢「それは、実際に活動している様子を見てもらわないと見学にならないですし……」
清嬢「そんなの知ったことか! こっちはいい迷惑だっての! 練習の邪魔だよ!」
嬢「ご、ごめんなさい」
メ「む……。お言葉っすけど、別に今部員さんたちは普通に練習されてるじゃないっすか」
清嬢「こんなのは本来の練習から比べれば程遠い! お前たちが邪魔で集中できないんだよ!」
妹嬢「そうですか、われわれ程度の部外者がいるだけで精神を乱されてしまうとおっしゃるんですね?」
清嬢「なっ……! お、お前らぁ!」
メ「ヒュー、いうじゃないっすか」
妹嬢「ここまで親身になってくださった嬢さんに対する態度が、私にとって気に食わないので」
嬢「そんな、私は全然気にしないですから、お二人とも、抑えてください」
妹嬢「ええ、私は構いません。どうやら強いと思ったのは気のせいでしたのでこれ以上見る価値はありませんし」
清嬢「んだと! てめぇ、素人だろ!」
妹嬢「ええ」
清嬢「それがさっきから言いたい放題……てめぇにバスケの何がわかるんだ!」
メ「全然わかんないっすけど、そうですね。今の私たちでも簡単に勝てるんじゃないかと思えてきました」
妹嬢「でしょう?」
清嬢「て、てめぇら! 勝負だ! 勝負しろ!!」
嬢「だ、ダメですよ! そんな争いごとのようなことは……」
妹嬢「いいじゃないですか。ちょっとしたレクリエーションだと思えば」
メ「面白そうなんで便乗しますね」
清嬢「ふん。2人がやるってんならフリースローってわけにもいかねぇな。よし、嬢」
嬢「は、はい」
清嬢「お前そっちのチームに入れ。私らも三人組を作って、3on3だ」
嬢「ふぇぇ!? わ、私ボールを触ったことすらないんですよ!」
清嬢「知るか。もとはと言えばお前がここにこいつらを連れてきたのが原因だろ、責任をとれ!」
嬢「そんなことを言われても……」
妹嬢「大丈夫です。勝てますよ」
メ「そそ、私ら無敵ングですから」
嬢「ですが……」
清嬢「んじゃ、ルールを説明する。まずは……」
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 03:58:45.95 ID:OSB6wC20
男「はぁ、はぁ……げ、玄界灘に沈められそう、もとい限界だな」
男「というかよくここまで保ったと思う。うん、だからもうゴールしてもいいよな」

ドーン! 『女子トイレ』

男「……ごくり。姉さん、ごめんなさい、俺はどうやらもう戻れない道を行こうとしているようです」

ワー! ワー!

男「って、何だ? 体育館のほうが騒がし……そ、そうだ!!!」
男「体育館ってでかい設備なら男子トイレもあるはず!!」
男「よし! まだいける、俺はまだ男を捨てないでいられるぞおおおおおおおおおお!!」










清嬢「っは! いっちょまえに吠えた割にはふがいないねぇ」
嬢A&B「……」
妹嬢「……っく」
嬢「す、すみません」
メ「いやー、見事にバレてますね、私たちが戦力外なの」
妹嬢「最初に私が動きすぎたのがまずかったですね、徹底マークされています」
メ「さすがの妹様でもほぼ三人に張り付かれたままじゃ身動きできないっすもんね」
嬢「私が下手なばっかりに……」
メ「だいじょぶです、私も戦力外なんで。というか私らにボールきた瞬間奪われてるような」
妹嬢「あなたはそれ以前にルールを守らなさすぎます!」
メ「えー、だって歩数とか制限されるとか無茶っすよ」
妹嬢「それでも何とかするのがスポーツです!」
清嬢「ほらほら、言い合ってる場合か? 点差はかなりまずいんじゃないのか? 時間だってもうそんなにないぜ?」
妹嬢「く……」

ピッ! キュ、キュキュ!
バッ! ダッダッダ。キュ、シュ!

ズパーン!

「「きゃー! 清嬢様ー!!」」

メ「その上、容姿淡麗でスポーツ万能なあちらさんには固定ファンが大量、と。アウェイ感MAXでやる気ゼロなんですが」
妹嬢「それでも、何とかしましょう。このまま負けるなんて、私のプライドが許しません」
嬢「ど、どうしてそこまで……」
妹嬢「あなたのような心やさしい先輩にあんな言葉を吐くなんて、私、許せませんから」
嬢「あ……い、今先輩って……」
清嬢「ほら、次のゲームいくよ!」
メ「お二人とも、マジでやばいっすよ! これ以上点差が開くと……」
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 03:59:05.67 ID:OSB6wC20

バタァァン!!


「「!!?」」

男「はぁ、はぁ……間に合ったな」
清嬢「お前はさっきの!?」
メ「あ、主様! そうだった! この人がいたんだった!!」
妹嬢「なるほど、おいしいところを持っていくんですね。さすが兄さ……」
男「あ、あった!! うおおおおおお!!」

ダダダダ……! バタン!

「「「!!??」」」

嬢「え?! あ、あの、今彼女、男子トイレのほうに……」
妹嬢「え、あ、ええと……とりあえずゲームを続けてください!! 早く!!」
清嬢「お、おう? じゃあいくぜ?」

ピッ!!




バタン

男「ふー、危なかったぁ。ん? あれ、何であいつらバスケなんてやってんだ?」






メ「という訳なんです」
男「なんつぅややこしい事態に……」
妹嬢「とりあえず嬢さんには休んでいてもらうよう言っておきました。しばらくあちらで休むそうです」
メ「しかし主様のトイレットタイムを誤魔化すために強引にゲームを進めたせいで点差がさらに開いたじゃないっすか」
男「俺のせいか!?」
妹嬢「過ぎたことは仕方ありません。それより兄さん、バスケットボールのご経験は?」
男「あー、まぁ何度かは」
妹嬢「十分です。……ここから巻き返しますよ。いいですか?」
男「よくわからんが、やるからには勝つぞ」
メ「いよっし、主様の邪魔するぞおおお!」
男「おー! って何でだよ!?」
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 04:00:13.70 ID:OSB6wC20
清嬢「ふん、強力な助っ人なんつーからどんなのかと思えば、こんなのかよ」
男(悪かったな、こんなので)
嬢A「あ、あのこ……」
嬢B「そっか。そうだよね。同じ見学生さんなんだよね。……何だかより申し訳ないよ」
清嬢「まぁいい。このままもっといたぶってやるよ」
男(いいから始めやがれっての)
審判「では……」

ピッ!

清嬢(ふん、早速ボールはいただ……)

キュ! ダムダムダム!
キュキュ!!

嬢A「え?」
嬢B「あ……」

タタッ!!
ガコンッッ!!!!


男「……っと」


すたっ。


シィィ………ン。

男「……あれ? おれ何か反則した?」

「「「きゃああああああああああああああ!!」」」

野次馬A「み、見ました? 今の動き!」
野次馬B「すごいですわ! 清嬢様だってあんなことされていませんでしたわ!」
野次馬C「まるで草原を駆ける一陣の雷のようでした! 素敵ですわ!」

「「きゃー! きゃー!」」


男「な、なぁ。よくわからんが得点なんだよな?」
メ「ええ。女の子のハートをがっちりでしたよ、“男子ちゃん”?」
男「何故そこを強調する!?」
妹嬢「これで“男子ちゃん”が敵にとってマークすべき対象となったはずです。存分に暴れてください」
男「だから何でそれで呼ぶよ!? つか二人とも何を怒って……」
二人「「静かにしてください。はじまります」」
男「は、はい」

バス! ガコンッ!
キュキュ……! スパァン!
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 04:00:32.68 ID:OSB6wC20
清嬢「はぁ、はぁ……何なんだ、こいつら」
嬢A「清嬢さん、どちらも抑えるなんて無理です!」
嬢B「どちらか片方を三人がかりでやっとなんですよ!? それを二人もなんて……」
清嬢「いいから動け! 少しでも動きを止めればいいんだ! 点差はある、埋められなきゃ……!」

ガコンッッ!!

清嬢「……く」



嬢「すごい、です。あの人たちは一体……」
?「知らなかったのか?」
嬢「え、あ、あなたは……!」



ピピー!!

男「うし!」
妹嬢「当然ですね」
メ「いやー、居ただけでした」
清嬢「ば、馬鹿な、そんな……」
妹嬢「さて。これで私たちがここを見学しても文句は言わせませんからね?」
清嬢「……く」

男「何だあいつら? 何か約束でもしてたの……」
嬢A「ねぇあなた!」

びくぅ!

嬢A「バスケットを長い間なされていたんですか?」
男「ふるふるふる」
嬢B「では何か別でスポーツを?」
男「ふるふるふる」
嬢A「そんな! うちのゴールは男性でないと届かないとされているのに、あっさりダンクシュートを決めたじゃありませんか!」
嬢B「それがバスケット未経験で、さらに他のスポーツの経験がないなんて嘘です!」
男(あー、しまった。はしゃぎすぎたか?)
嬢A「……。まぁいいです、それは瑣末なこと。もっと大事なことは、あなたがこれからこの部に入るべきだということです!」
男(げ!?)
嬢B「そうです! あなたはここで鍛えていけばきっと将来の女子バスケット界を支える重要な人材になるはずです!」
男「ふるふるふる」
嬢A&B「「さぁ! 恥ずかしがらずに!!」」
男(ひいいいい!?)
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 04:00:49.37 ID:OSB6wC20
嬢「あの、おめでとうございますっ」
妹嬢「あ、どうも……。ごめんなさい、私が感情的になったばかりに迷惑をおかけして」
嬢「いえ、楽しかったので。それより、その……」
妹嬢「何か?」
父「何か? じゃねぇよ」

ぽかっ

妹嬢「あぅ!?」
父「たまたま視察にきた学園でやけに威勢のいい見学生がいるって聞いてきてみりゃ……何だこの騒ぎは」
妹嬢「お、お父様!?」
男(何!? だ、ダメだ! やつにだけはこの姿は……!)
父「おーい、どこいくんだ? “男子ちゃん”? くくく」
男(ぎゃああああああああああああああああああ!!)
妹嬢「その、これは、実は……」
父「俺ぁ言ったよな? お前は学校なんていうくだらねぇもんに行く必要はない、と」
妹嬢「……っ」
嬢「そ、そんな!?」
父「で、おれの言いつけは守らずにこの馬鹿に付きまとって、更には学園に勝手に入ろうってか」
メ「な、何だか雲行きが怪しく」
父「大人なめてんじゃねーぞ」
妹嬢「しかし! 私はここに通いたいです!」
父「通ってどうする。自分の力を他人にアピールでもするか? 圧倒的なスペックをよ」
妹嬢「別にそんなものは必要ありません! ただ学生生活というものを送ってみたいと……」
父「はぁ。またあの馬鹿がいらねぇことを吹き込みやがったなぁ」
妹嬢「な!? 兄さんは馬鹿ではありません!」
父「はいはい、っと。……まぁいいや。条件次第では入園を許可してやるよ、出資者な俺の権限でな」
妹嬢「条件、とは?」
父「あと三年以内に三大財閥のうち二つは操作できるようにしておけ」
妹嬢「そ、そんな」
父「まぁちょうどいいじゃねぇか。お前がここを卒業するまでにやってくれりゃいいんだ。できるよな?」
メ「何言ってらっしゃるかよくわかんないんですが、そんなやばいことなんですか?」
男(あいつは三年いないに日本経済の4割近くを掌握しておけ、っていってんだよ)
メ「んなむちゃくちゃな」
男(そう、無茶苦茶だ。できっこない。……あいつ以外なら)
妹嬢「やります。やらせてください」
父「いいんだな?」
妹嬢「はい」
父「……いいだろう。好きにしろ」

ぎぃぃ……

理事長「ああ!? こんなところにおられたのですかな? さぁさ、こちらへ!」
父「おう。……ま、せいぜいがんばれよ」
妹嬢「……」
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 04:01:07.73 ID:OSB6wC20
嬢「な、何だか大変なことになってしまいましたね」
妹嬢「ええ」
嬢「正直、私には何がなんだか……」
妹嬢「くす。ひとつだけはっきりしていることがありますよ」
嬢「え?」
妹嬢「これから時々しか出られないでしょうが……よろしくお願いしますね、先輩」
嬢「あ……はいっ」







嬢A「あの子、どこかしら。正式に入学されたら絶対に引き入れないと!」
嬢B「ええ、間違いなく即戦力。毎年国体を逃している我々の強い味方に……」
清嬢「おい」
二人「「!?」」
清嬢「私は今、いろいろ考えなきゃいけないこととか、ある」
嬢A「は、はい」
清嬢「だがそれ以上に決めたことがある」
嬢B「何ですか?」
清嬢「強くなるぞ。あんなど素人どもに好き勝手させないぐらいにはな。じゃなきゃ、大会なんてかてねぇ」
二人「「……」」
清嬢「今まで以上に厳しくする。それでもいいか?」
嬢A「いいも何も……」
嬢B「当然です。私たちだって悔しいですから」
清嬢「そっか。……なぁ、お前ら」
嬢A&B「……?」
清嬢「これが学園の中では最初で最後だから、よく聞いておけ」



「ごめんな。でも、私にはこれしかないから」
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 04:01:22.00 ID:OSB6wC20
男「ひぃ、ひぃ。何なんだよあの女の子集団は」
メ「男子ちゃん親衛隊とかだったりして」
男「んな怖いもん作られてたまるか! それに俺には俺の学園生活があるんだよ!」
メ「都会の喧噪に疲れたときはここに来ましょう」
男「癒しスポットになりえないっての、俺は!」
メ「知ったこっちゃないです」
男「んが! そんなに来たきゃ自分一人で来ればいいだろ!」
メ「それじゃつまんないっすよ。いじる男子ちゃんがいてこその私の生活なんですから」
男「何てお前の生活ローテーションに俺が組み込まれ……」

「いましたわ!」
「あそこよ!」

男「くそ、逃げるぞ!」
メ「あいあい。ふふふ」
男「何がおかしいんだよ!」
メ「いやほら、何かこういうのも悪くないな、と」
男「……だろ?」
メ「はい。何か私も時々なら学校きたくなりそうです」
男「そういうとこなんだよ。っと、ほら! 飛ぶぞ、つかまれ!」
メ「はいっ!」













数日後

男「はは、ははは」
メ「おー、ついに私も学生NEETデビューですね!」
妹嬢「出席は気にしないでかまわないそうなので、時々顔は見せてあげてくださいね」
男「冗談だよな?」
妹嬢「何が冗談の要素があるかわかりません。では『生徒証と制服』などは置いていきますので」
男「う、うわあああああああああああああああああ!!」


メイド、妹嬢、男子ちゃん。
無事、女学院に登録、

完 了 !!
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 04:08:46.53 ID:JCmMxp6o
乙!

ふたなりネタを返す余裕もなかったぜ
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/24(木) 08:18:05.03 ID:IU5YFcAO
親父めちゃくちゃだろwwwwww
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/24(木) 16:40:54.95 ID:IS.P8gAO
あれ……投稿したっけww
中の人的には書き始めた記憶はあるのに気付いたら今さっきまで寝てたんで書き込んだ記憶がないwwww
途中以降は書いた記憶すらないあたり怖い!

まさかYo! Say!(妖精)さんが……もしくはいつも床を同じにしてるエアー嫁ことアロエ(マジアカ)が?!


とりあえず投下できたこと自体は良かったけど自分もあんまり把握出来てない内容に驚いてたりしますww
さておき今からゲーセンいってきますwwww
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/25(金) 03:28:31.80 ID:V9NucIQo
ゲーセンでもどこでも行っていいけど
肛門はきれいにしとけよ
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/26(土) 04:50:31.07 ID:8Grn36go
そういや主様は妹嬢ふたなり疑惑についてどう思っているんだろうか
しばしば肯定しているような言動が見られるが
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/26(土) 08:53:42.21 ID:kAZGtYAO
おはようございます。
前にいる女子高生の制服のはだけ具合にときめいてる中の人です。
下手したら訴えられそうな気がしてならないあたり罠か何かではと戦々恐々です。

最近の更新頻度たるや牛歩のごとき遅さで本当に申し訳ない。
とにかく来週の火曜日には一段落するんだけど八月の頭に合宿なんかがありまして……
それに向けての調整とかも迫られてて相変わらずな感じです。
申し訳ないって言っててこの言い訳っぷりが情けないですが本当にすみません。


とりあえず今夜は時間取れましたらたまってる諸々の消化にいそしみます。
それともし良かったら中の人のオススメに新ジャンル教室の精ってのがあるんで読んでみてもらうといいかも。
昔参加した中でもお気に入りのひとつだったりするので。





ちなみに主様的には妹はあくまで妹でそれ以上でもそれ以下でもないそうです。
つまり生えてようが生えてまいが自分の妹には違いないとか。
認めてもないけど否定もしない感じですねww
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/26(土) 10:10:31.91 ID:478MbUAO
教室の精はリアルタイムで居たなぁ……

階と精霊の居場所表を作って見事にスルーされたのもいい思い出だww
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/26(土) 20:45:31.03 ID:ZEwjbYSO
>>945
迷わず通報しました

教室の精のまとめあったら誰か載せてくれると嬉しいんだぜ
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/27(日) 04:34:10.92 ID:h2BojZso
>>945
しまぶー乙

そしてお題
【へそくり】
【早口言葉】
【みんなふたなり】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 00:47:12.03 ID:k27zWGs0
どもです。やっぱし昨晩は無理だったという俺の馬鹿野郎……

>>946
あ、おれはすごいありがたかったんだけどww
自分の書いてるとこ以外って把握しづらかったし。

>>947
通報しちゃらめぇ!
一応7xに収録されてるんだぜ。
まぁわかんないってことはないだろうけど一応。
ttp://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/classroom_spirit.html

>>948
俺が人にはいえない痴情で連載中止ですね!
……3スレ目を前に、く、はかない書き手人生だったぜ……



さておきまして開き直ってエロエロ祭りです。
これから先のお題消化に出てくるのはあくまでイメージです。
フィクションです。本編とは何ら関係ないはずです。
それではさくさくスタート。
950 :【主様の秘密フォルダは妹物のエロゲ(エロ漫画)ばかりでした】 [sage]:2008/07/28(月) 00:55:45.45 ID:k27zWGs0

「兄さん……私を見て! 私は兄さんがいいんです!」
「お、おい! 服を着ろ! 冗談はよせ!」
「冗、談? 私、こんなに真剣なんですよ? 本気なんですよ?!」
「なおのことたちが悪いだろ! 俺たち、兄妹なんだぞ!」
「姉さんはよくて、私はダメなんですか?」
「……っ!」
「私が何も知ってないとでも思っていましたか?」
「それは」
「もともと私があれを邪魔したんですよ? わかってます? 兄さん……」
「そう、なのか」
「はい。でも、悔しかった。辛かった。……私だって抱いてほしかったのに!!」

がばっ

「ば、こ、こら!」
「ぎゅって。してください……一瞬で、ほんの少しでいいんです。誰より兄さんを感じさせてください」
「……馬鹿妹が」
「馬鹿です。馬鹿でも、いいです」
「もう、止められないからな」
「はい……」
「……。俺も、バカだな」
「ふ、ぁぁ……」
「胸、ちっこいな」
「ダメ、でしょうか」
「揉んででかくしてやる」
「はい、お願いします。兄さんの手で……」
「ああ」
「っ……ぅぅん」
「けど、しっかり女の子してるな。柔らかくて気持ちいいよ」
「ありがとう、ございま……ひぁん! そ、そんな、口でぇ……!」
「これからもっとすごい事するんだ。これくらいで根を上げてちゃダメだぞ」
「す、すごいこと……ですか?」
「ああ、すごいことだ」
「え、あ、そこは……ふぁぁぁあん!?」


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951 :【主様の秘密フォルダはふたなり物のエロゲ(エロ漫画)ばかりでした】 [sage]:2008/07/28(月) 01:05:00.46 ID:k27zWGs0

「あんっ、もう!」
「ぎゅって、してくれ……ずっと我慢してたんだ。お前で俺をいっぱいにしてくれ」
「……兄さんったら」
「ダメなんだよ。おれはお前なしじゃ、もう」
「もう、止められませんからね」
「ああ……」
「ふふ……。どうしようもなく興奮してきました」
「あ、ぐぅ……」
「胸、弱いですね」
「男なのに、変かな」
「ええ、変態ですね」
「は、ぐあ!? だって、お前の手、がっ!」
「そうですね」
「っ……ぅぅん」
「ふふ、けれどしっかり男の子ですね、こちらは。硬くなってますよ」
「お前ほどじゃ……ん! ぐぶ! げほ、い、いきなり口に入れ……ごふ!」
「あら? これくらいやってくださいな。私だっておさまりがつかないんですから」
「ほ、ほんはほほ……ん、ぶ!」
「あぁん、兄さんのお口、やわらかい」
「ふぐぅ! んぐ、ふうぅぅ!?」
「ほら、もっとなめて? くわえて? そうすればもっともっといじめてさしあげますよ?」
「……っ」
「あはは、こんなに興奮してる。かわいい。……女の格好して、実の妹にいじめられて」
「……んんん!!」
「気持ち悪い」

どぷ!!

「あはは! こんな風に罵られて出すなんて本当変態さんですね! ……大好き」
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 01:06:30.71 ID:k27zWGs0
あ、クリックボタン忘れた……。
まぁいっか。どうせこっちは需要ないもんね!

さておき950超えたので一応次スレも考えたいけど……
立てて大丈夫? 需要的に。
まだ書けるネタ自体はストックしてあるけど、こんな更新ペースなので……
953 :【主様の秘密フォルダは獣姦動画(画像)ばかりでした】 [sage]:2008/07/28(月) 01:16:00.55 ID:k27zWGs0
「あらあら、本当に変態さんになっちゃってますね」
「くす……相手に合わせて腰をふるなんて、ちゃんと教育が生きてますね」
「ん? どうかしました?」
「私のモノが欲しい? 馬鹿言わないでください、その子で十分満足されてるじゃないですか」
「そうやって、汚らしく獣と交わっている姿がお似合いですよ」
「……私というものがありながら、あんな売女に手を出すからいけないんです」
「たかが付き人風情に何を絆されたのかしら。全く、この駄犬は」
「あら? 急に動きが悪くなりましたね。あの売女が気になりますか?」
「安心してください、ちゃんと丁寧に扱ってますよ」
「……信じられないという表情ですね」
「あなた以上に素晴らしい相手をご用意してますよ。……ええ、国産の豚です」

『―――――!!!!!!』

「あははは! 何だ、まだちゃんと啼けるじゃないですか!」
「いい声ですね。ふふ、久し振りにぞくぞくしてしまいました」
「でも大丈夫、今頃喜んで自分から腰を振っていますよ」
「ああ、かわいそうに。涙なんか流して……どこか痛みますか?」
「大丈夫、あなたは家畜じゃありません。ただのペットですから、最後まで愛してさしあげますよ」
「これが終わったら体を綺麗にしてさしあげます」
「でも、それにはこの子が満足するまでお相手してあげなければいけません」
「どうかその時までしっかりを気を持っていてくださいましね。では」

ギィィ……バタン


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954 :【主様の秘密フォルダはホモ動画(画像)ばかりでした】 [sage]:2008/07/28(月) 01:25:05.60 ID:k27zWGs0
「俺、もうダメかもしれない」
「何を弱気になってるんだ! 君らしくない!」
「……」
「いつもの君はそんな風に簡単に諦めたりしなかった!」
「……」
「もっとしっかりと、強くいてよ!」
「お前に何がわかるっていうんだよ!」
「うっ……」
「俺が、俺がどんな気持ちで……嫌われたくない、でも抑えられない。こんなに悩んでるのは……くそ!」
「ま、待って!」
「止めるな!」
「好きだ!!」
「!?」
「……ごめん。本当は薄々わかってたんだ。君が、ボクを想ってくれてるんじゃないか、って」
「そ、うなのか」
「うん。でも、もし違ったら、勘違いだったら……この関係が終わっちゃうような気がして、言えなかった」
「それは! それは、おれもだ」
「え……」
「俺も好きなんだよ! お前が! 優しくて、気がついて、頭よくって、それでいて俺のこと、何でもわかってくれる。そんなお前が……」
「当然だよ。だって、ボクは君のことばかり見てたんだもの」
「……は、はは。俺、馬鹿みたいだよな。こんなに両想いだったのに、一人で怖がって」
「ううん。ボクもだよ。ごめん、もっと早くにこうすればよかった」
「……友」
「……男。いいよ、ボクの全部、あげる」
「友!!」


この項目は今後一切続かないのであしからず。



メ「はい、カットー」
男「ぎゃああああああああ離れろ! 今すぐ離れろ!!」
友「それはこっちのセリフだよ! うう、まだ寒気がするよ!」
男「俺もだっつぅの! ああああああ、鳥肌がやべぇぇ!」
メ「二人ともお似合いでしたよ? どんどんシリーズ化する方向で……」
二人「「お断りだ/だよ!」」
メ「だそうです。残念でしたね」
女「は、はぅ!? 私はそういうストレートなのは苦手だから別に残念じゃないってば!」
男(ストレートじゃなきゃいいんだ……)
955 :【バトルロワイアル】 [sage]:2008/07/28(月) 01:38:10.01 ID:k27zWGs0
メ「つまり最後まで生き残った者が勝者です」
妹嬢「わかりやすくていいですね」
姉「よーっし、やっるぞー!」
女「あうう、が、がんばります」
委員長「やれるだけやらないとね」
男「まぁ、よくわからんがガンバってくれ」
メ「何を言ってるんですか! 少しでも勝率をあげなきゃいけないんです!」
男「いやまぁ、確かにそうだけどこのメンツなら大丈夫だって」
メ「ダメです! 万全の態勢を期していかなければならないのです!」
男「だからってこの女子の部で俺が協力できることはな……お、おい、ちょっとまて、何だその衣装は」
女「ちゃんと今日のために作っておいたよ♪」
男「作っておいたよ♪ じゃなくて!」
姉「あはは、似てないー」
男「姉さんシャラップ! 今はそこはどうでもいい!」
メ「つまりこの大会に参加して生き残るために少しでも我々の派閥を潜り込ませるのは当然でしょう」
男「理屈はいいがバレたらまずいだろ。おれが、社会的に!」
委員長「バレなきゃ罪じゃないわ」
男「それでいいのかいいんちょ! 一応社会の規範の体現者だろ!」
委員長「ええ、学校ではね。ここは学外だもの」
男「ノゥ!? さ、最後の頼みの綱の馬鹿妹よ! お前からも何か……」
妹嬢「ああ、この衣装、私がデザインしましたので」
男「お前もかブルータスうううううううううう?!」
メ「では生き残りをかけて、がんばりましょう!」
全員「「「おー!」」」
男「って、だから俺は参加しないっつーの!!!!!」
956 :【翼】 [sage]:2008/07/28(月) 01:43:11.97 ID:k27zWGs0
メ「羽があったら飛んでいきたいですね」
男「急に何だ、レッドブルでも飲んだか」
メ「翼を授ける。って別に私はエナジードリンク飲まなきゃいけないような疲れた体はしてません」
男「いや、俺もあれがどういうもんか知らないから適当にいっただけなんだけど」
メ「注意一秒怪我一生。言葉でも同じっすよ」
男「そ、そうなのか。レッドブルって安易に使っちゃいけないんだな」
メ「ええ。まぁ私も飲んだことないですが」
男「てめ、こんちくしょう」
メ「でも実際、羽があったら飛んでいきたいですねー」
男「出不精のくせに」
メ「羽があったらちゃんと外に出たりしますよ」
男「そのまま帰ってくんな」
メ「あらやだ、反抗期か何かですか」
男「お前のような常時反抗期の人間にいわれたくないな」
メ「けど翼のある女の子って何か萌えません?」
男「そんな属性はない」
メ「ほらほら、想像してみてくださいよ。私の背中に純白の翼が!」
男「……真っ黒いのしか浮かばない」
メ「ひどい!?」
957 :【バイオリン】 [sage]:2008/07/28(月) 01:48:40.47 ID:k27zWGs0
男「ただいもうした」
メ「おかえりもうした。って、何ですか? そのケース。あ、銃器でも入れてるんですね」
男「マンガの読みすぎだ馬鹿野郎」
メ「ちっちっち。OVAっすよ、ガンスリの」
男「はいはい、どっちでもいいっつーの。中身はモノホンだよ」
メ「銃刀法違反!?」
男「銃器から離れろ! って、ケースから離れるな! 中身は普通のヴァイオリンだっつの!」
メ「えー、だって主様ってそういうイメージじゃないし」
男「俺だってそうだよ。けど、預かったんだから仕方ないだろ?」
メ「む? 誰にっすか? 妹さんとか?」
男「あいつはもっといいの使うよ。ストラディ……何だっけか」
メ「ゼントラーディとかメルトランディなら知ってるんすが」
男「何ディでもいいよ。とにかく、これは練習用の安いやつだ」
メ「で、誰に借りたんすか」
男「……女さんの弟さんから」
メ「何故!? 何か一番ガチムチイメージな彼からは遠く及ばない!」
男「いや、女さんのらしい」
メ「へ?」
男「でも、俺にあずかってほしいんだと」
メ「なんでまた」
男「……しずかちゃん属性らしい」
メ「な、何という破壊音波」
958 :【じょうろ】 [sage]:2008/07/28(月) 02:02:59.43 ID:k27zWGs0
男「おい、メイド」
メ「何でしょ? 今いいとこなんすけど」
男「……まぁ、確かにまさに今濡れ場だもんな」
メ「ええ。CG回収のためにわざわざ選んだ鬼畜ルートですよ、ぐへへ」
男「最後の一言が明らかに望んで歩いた道のような気がするんだが。っと、実は困ったことになった」
メ「主様が困る分には私は何ら困らないです」
男「さりげなく忠誠心の無さを見せつけるな。何かシャワーが壊れたっぽいんだよ」
メ「何ですと!?」
男「風呂も使えないし、困ったことになってさ」
メ「やだやだ! 私お風呂はいりたいです!」
男「クーラーガンガンにきいた部屋で汗もかいてないんだから一日我慢してくれよ」
メ「信じられません! うら若き乙女に一日もお風呂を我慢しろだなんて!!」
男「む、ぅぅ。……わーったよ、できるだけ用意はしてみる」
メ「しっかりな!」
男「うむ。……って何で偉そうなんだよ!?」



メ「さてさて、準備できたっていってましたけど……む? 何ですか、この囲い」
男『準備できたかー?』
メ「わひゃあ!? な、ななな、何お風呂場にはいってきてんすか!」
男『だからわざわざ囲い作ったんだろ。上みてみ』
メ「何ですか? いや、じょうろなのはわかりますが」
男『急造だけどシャワー代わりだ。適当に止めたくなったらストップっていえよ。とりゃ』
メ「みぎゃあ!? あ、あつ! ……くはないですね」
男『当然だ。ちゃんと手で温度はかってたりするっつぅの』
メ「そですか……。ん、気持ちイイです」
男『そかそか。まぁ一回こっきりのイベントだから文句があっても我慢な』
メ「主様は?」
男『俺はいいよ。男だし。それよりお湯の総量はそんなに多くないから手みじかにな』
メ「……はい。……ありがとうございます」
男『ん? 何だってー?』
メ「何でもないでーす。……ふふ」
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 02:09:13.13 ID:k27zWGs0
今日はここまで!
さて、次スレにはいるなら……
ちょっとテンプレみたいなのも考えたほうがいいのかなぁ。
でも新らしく書きづらくなったりするからやめたほうがいいのかしら。
んーむ、悩む。
とか言いつつ本当に悩まなきゃいけないことから逃避だぜ。
ではおやすみなさいませ。
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/28(月) 04:21:30.33 ID:2QajZ4.0

janeからログが消えててあせった・・・



ところで撮影と言うことは>>951は・・・ゴクリ
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/28(月) 04:26:36.05 ID:2QajZ4.0
>テンプレ
登場人物も増えてきたし、確かに欲しいとは思うけど
逆に設定が固定しちゃうのもアレだしなぁ・・・

前向きに考えれば固定された設定があるならかなり書きやすくなるともいえるけど
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/28(月) 04:31:12.98 ID:2QajZ4.0
ageてもスレ一覧には反映されずか・・・
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/28(月) 04:44:01.65 ID:2QajZ4.0
>どうせこっちは需要ないもんね!

よし、ケツを貸せ
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 08:10:36.10 ID:jmF6RMQ0
昨日朝起きてここ来たら消えてた(ように見えた)っていうこのドッキリ・・・
思いっきり早とちりしたからver2.5のネーミングで立っております。
良ければ使ってやってくださいな。
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 14:39:41.91 ID:fzs7VEAO
お、こっち復活かぁ。良かった良かった。
体の半分が優しさでもう半分が携帯厨で出来てる中の人です。
基本的にここを覗いたり軽く書き込む場合は携帯が多いからやっぱりこっちは助かるなぁ。

>>テンプレ
自分でも色々整理したいのもあるんで書きたくはあるんだけど……
あくまで俺のとこでの、と前置きしたとしてもやっぱりどこかしら他の人にも意識させちゃうかなと危惧が。
うぅん、別のとこに編集してリンクはっつけ……ても根本的には変わらないしなぁ。

>>2.5
おお、じゃあせっかくなので使わせてもらいまする。
その為にもしっかり書くこと書いて埋めないとww





しかしそう言いながら何故かバットとグローブを手にユニフォームに着替えてるワタクシ。
打つ以外したくないけどまぁ行ってきますww
とりあえず歩きながらお題消化〜


あとケツは絶対貸さないぜ!
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [強制猥褻罪にはなるけどね]:2008/07/29(火) 14:43:12.43 ID:bomhJlUo
じゃあ力ずくでも!



知ってたかい、被害者が男だったら強姦罪にはならないんだぜ
967 :【ハサミ】 [sage]:2008/07/29(火) 14:51:47.85 ID:fzs7VEAO
メ「主様、ハサミ〜」
男「述語をつけろ」
メ「貸しやがれ」
男「それが人に物を頼む態度か。ったく、ほれ」
メ「わぁい」

じょきじょき

男「バカと何とかは使いよう、か」
メ「なんか言いました?」
男「バカって言ったな」
メ「ああなるほど〜、しね!」
男「しんでたまるか。っかし、あぢぃ」
メ「なんで主様はクーラーも扇風機も使わないんですか?」
男「誰かさんが一日中つけてっから俺は節約してんの」
メ「無駄なことを」
男「黙れ元凶」
メ「ふぅ、仕方ないのでそんな主様の為に……じゃん!」
男「ん?」
メ「夏服を用意しました!」
男「いや、すでに半袖だし、俺」
メ「ちっちっち、見てください。スーパー裁断タイムという感じで仕上げました」
男「ぎゃぁぁああ?! 俺の服がズタズタにぃぃいい!?」
メ「続いてズボンを……」
男「やめろ!」
メ「穴だらけにしたものがこちらに」
男「時既に遅し?! 三分クッキングなみに手回し!」
メ「ぐへへ、てめぇ(の衣類)をズタズタに引き裂いてやるぜぇ」
男「なんという鬼畜キャラ……って刃先を舐めるな! 危ないだろ!」
メ「大丈夫大丈……みぎゃあ?!」
男「喋るからだこのバカ!! あー、もう! バカとハサミは使いようを間違えたか!?」
メ「誰がうまいこと……」
男「だくだく血を流しながら喋るな!?」
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 14:55:04.78 ID:fzs7VEAO
だが俺のケツいは変わらない!
どんな手を使ってでも俺の純ケツは守る!
そして必ずこのガチホモスパイラルな空気を解ケツしてみせる!!



あとそれ以外の罪で訴えるぞこのやろうwwww
969 :【杖】 [sage]:2008/07/29(火) 14:59:46.09 ID:fzs7VEAO
メ「これ何の杖ですかね?」
男「一見すると松の杖だが……」
メ「ここは漢識別! 振ってみましょう!」
男「う、うん。で、なんで俺を見ながら言うかな?」
メ「そりゃ対象がどう変化するか見ないとですから」
男「理屈は分かるがやめてくれ」
メ「大丈夫ですって、どうせ吹き飛ばしか場所変えあたりですから。それっ」

もわっ

メ「……」
メ「主様がマンガ肉に?! ブフーの杖だったぁぁ!?」







メ「という杖じゃないかと思って」
男「いいからその木の枝を捨ててきなさい」
970 :【ぬいぐるみ】 [sage]:2008/07/29(火) 15:07:30.40 ID:fzs7VEAO
男「お前の部屋は本当に女っ気がないな」
メ「文句があるならあの暑いリビングに行けばいいじゃないっすか」
男「庭掃除したあとで体が火照ってんだ、少し休ませてくれよ」
メ「女日照りですか」
男「……まぁ潤ってはないな」
メ「うそつき」
男「なんか言ったか?」
メ「いーえー」
男「んん? ……ところでお前はぬいぐるみの一つも持ってないのか」
メ「フィグマとかガレキならそこらにありますが」
男「可愛さがないだろ」
メ「バカな?! こんなに萌えっ娘たちなのに!」
男「訂正する。可愛さのベクトルが違いすぎる。主に性的な方向の可愛いだ」
メ「素直にエロいと言ってくだされば」
男「言ったとこで余計虚しいわ。女さんの部屋なんかすごいぬいぐるみの山だぞ」
メ「そうなんすか」
男「まさに女の子って感じだったな」
メ「そんなもんすかねぇ?」






女「へくちっ! ……ぅぅ」
女「さっさと全部片付けなきゃ。ぬいぐるみで壁の男ちゃんコレクションが見えないよぅ」
女「とりあえず本人に見られなくて良かったぁ……はぅ! やっぱりかわいいよぉ」





男「ぅぅ?! クーラー浴びすぎたか? 急に寒気が……」
971 :【幽霊】 [sage]:2008/07/29(火) 15:18:39.47 ID:fzs7VEAO
男「うへぇ、凝ってたなぁ。いくらくらいかけてんだろ」
メ「夏の定番。同じようなのでもやっぱりみちゃいますね」
男「だなぁ。怪奇特集ってのはこのいかにも偽物っぽい中の本物を見つけるかが面白いな」
メ「そんな見方する人は稀かと」
男「でも実際そうじゃん」
メ「エンターテイメントである以上、フィクションなのは致し方ないかと」
男「んー」
メ「本物嗜好の主様には物足りないでしょうが」
男「ちょっとな」
メ「でも主様、幽霊とかに強そうですね」
男「霊感とかはないと思うんだけどな」
メ「いや、霊感とかじゃなくて相手によっては無敵かなと」
男「その心は?」
メ「相手が女なら手込めにしそう」
男「お前は俺をなんだと思ってるんだ」
メ「既に人外を侍らせてるくせに」
男「んな訳あるか?!」
メ「……知らぬは本人ばかり、か。はぁ」
男「なんのため息だよ!」
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/29(火) 20:30:24.77 ID:ow5vzQAO
このスレ落ちてた?
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/30(水) 07:56:23.26 ID:s5zxOwSO
おぉ、復活しとる

久しぶりにメイドが主体の話を見たような・・・
ともあれ乙ですー

野球やりてぇなぁ
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/30(水) 08:44:58.14 ID:Ph9HqkDO
>>973
じゃあお前の木製バットを主様のキャッチャーミットにぶち込んでやれ
俺審判するから
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/30(水) 09:13:47.46 ID:wczbQIAO
アウアウ!
976 :【もっと、もっとだ! もっと痛みをくれ!】 [sage]:2008/07/30(水) 12:56:35.23 ID:m1/oOUAO
男「だぁぁ! だから一落ちしてから何も言わずに突っ込むなぁ!!」
メ「ふははは! マスターガンダム使ってんだから当然の選択!」
男「だからって相方に相談もなしに……ってもう半分!?」
メ「もっと痛みを! そして明鏡止水に!!」
男「やりたいのはわかるけど俺も2000で残り体力が……!」
メ「逃げててくださいね? 落ちたら怒りますよ」
男「てんめぇぇええ!?」





割とよく見る中の人の行き着けのゲーセン模様。
これで勝てるゲームなんです、GvG。
977 :【性欲をもて余す】 [sage]:2008/07/30(水) 13:08:02.15 ID:m1/oOUAO
メ「主様の性欲がマッハでヤバいんだが」
男「何故ブロントさん……ていうか人の性欲を捏造すんな」
メ「とか言いつつ既に禁欲生活が1ヶ月じゃないっすか」
男「な、何を根拠に……」
メ「ゴミ箱の中にティッシュとかないし風呂場もトイレも怪しい行動なかったですから」
男「なんでそんな監視まがいのことを」
メ「いじる素材にしようと思って」
男「頼むからもう少し慎ましやかな作法をだな」
メ「そう言いつつここ数日は朝昇竜な息子さんが夢の中で真昇竜ぶっぱな予感でドキドキ生活なんでしょ?」
男「そこまで監視してんのか!?」
メ「いえ、かまをかけただけです」
男「なっ……?! ぐ、ぅ」
メ「いやぁでも本当に持て余してますね」
男「……」
メ「真っ赤になっちゃって〜。ぷぷぷ」
男「だったら……だったらお前に解消してもらおうか」
メ「へ?」
男「ふ、ふふふ」
メ「あの、主様? 目が怖いですよ〜?」
男「誰が悲しくてこんなに我慢してると……」
メ「ちょ、ちょちょ、タンマ! 主様タンマっす!」
男「だが断る!!」
メ「にゃぁぁあああああ?! ……って、あれ?」
男「ばぁか。冗談だよ。そりゃ、生理現象はあるけど我慢出来ないような俺じゃない」
メ「……」
男「なんだぁ? 人をさんざんからかっといて、いざ自分になると真っ赤じゃねぇか」
メ「……」
男「とにかくこれに懲りたら今後はこういう……」
メ「主様、生理という現象がきたんですか」
男「生理現象だ!? 変なとこで区切るな!」
メ「とうとう体までおにゃのこに……」
男「だぁかぁらぁ?!」



メ(……や、ヤバいくらいドキドキしてしまいました。……何より抵抗する気が……あ、あったはず! うん!)
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/30(水) 21:58:01.64 ID:yvNIR2AO
てす
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/30(水) 21:59:10.13 ID:yvNIR2AO
ようやく書き込めるぜ…
>>976
陸ガンでチクチクやるのが俺のジャスティス

>>977
かわいいのうwwwwwwかわいいのうwwwwwwww
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 03:52:24.36 ID:E1QU3KM0
グフカスで飛び回る快感を覚えたらもうほかの機体は使えないぜ
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 07:27:57.78 ID:cGgQ1ogo
某所で「バトルホッパーは俺の嫁」と書き込んだらギリギリで阻止された腹いせにお題投下

【ポケモン金銀】
【砂糖】
【ブラクラ】
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 14:00:24.53 ID:goUPXAAO
メ「主様が阻止したんでしょ」
男「少なくとも人間の嫁が欲しいっつの。まぁでもあんな主想いなんだ。気持ちは分かる」
メ「いやぁ……」
男「何故貴様が照れる」





男「ちなみに俺のメインはF91。サブで重腕とザク改だな」
メ「私は神、升、自由、乙、グフカス、キュベ使います」
男「……」
メ「何か?」
男「い、いや……」





ちなみに中の人はZZとインパ使います!
983 :【ブラック○○】 [sage]:2008/07/31(木) 14:07:11.40 ID:goUPXAAO
メ「味方が洗脳されたりして敵対すると黒くなっちゃうじゃないですか」
男「まぁ、たいがいはな」
メ「つまり私が主様の敵に捕まってしまってブラックメイドとなって帰ってきてしまうとかあり得る訳ですよ」
男「ないない」
メ「む、また漫画脳だとかゲーム脳だとか言う訳ですか」
男「いや、そうじゃない」
メ「だったらラノベ脳!」
男「脳シリーズから離れろ」
メ「空想脳トレシリーズなのに」
男「中学生が得意そうな……じゃなくて」
メ「はい」
男「お前、もともと黒いから」
メ「バカな! 陶磁器のよいなつやつや卵肌の私をつかまて真っ黒なんて!」
男「真っ黒までは言ってない」
メ「つまり主様は褐色の肌がお好みな訳ですね?」
男「いやいやいや。まず自分がいかに俺に対して敵対行為を働いてるか思い出せと」
メ「ハハハ、私は主様の忠実な従者じゃないですか」
男「じゃあ茶汲んできてよ」
メ「甘えんな! 誰がそんな面倒いことするか!」
男「……こいつ」
984 :【死なばもろとも】 [sage]:2008/07/31(木) 14:30:54.16 ID:goUPXAAO
メ「自爆はやっぱり男のロマンですよね」
男「確かに女性のお前がうっとりしながら呟く単語ではないな」
メ「男女平等まんまる社会!」
男「参画な」
メ「細かいのは気にしたら負けですよ」
男「細かくないから。で、なんだ急に」

むぎゅ

メ「ほら、こう、自爆と言えば組み付きでしょう」
男「……」
メ「呟きながら逝くわけですよ。主様、ありがとう……みたいな」
男「現状のように俺に組み付きながら自爆されるとすりゃありがたみがゼロなんだが」
メ「そこはほら、メイドさんボディと密着することでありがたみが出てきますって」
男「まぁ、うん。いや、けど爆発しないだろ、お前」
メ「しませんがこんなところを他人にみられたら大自爆じゃないですか?」
男「確かに。よし、お互いの尊厳の為に離れてくれ」
メ「ふぅ、しゃーなしっすよ?」
男「なんで偉そうなん……」

ガチャ

二人「「……あ」」
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 14:33:19.46 ID:cGgQ1ogo
メインは神
使ってて楽しいのは師匠とグフカス
使ってて気持ちいいのは売られそうになった奴だ
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 16:01:37.55 ID:i1Dwj2DO
サザビーをメインにしているのは俺だけでいい
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 18:05:54.79 ID:AAT4BEAO
また板の方向が不穏にwwwwww


宇宙世紀好きならガンユニはきっと最高に楽しめる筈

ホビーハイザックとキャトルがステキ
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 19:27:29.28 ID:i1Dwj2DO
>>987
Hi−ν弱すぎで泣いた
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 19:47:43.90 ID:cGgQ1ogo
ごめん、メイドのかにばさみで賢者になってた
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 22:06:55.38 ID:AAT4BEAO
残り10なので

意地悪なメイドver2.5
http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/part4vip/1217252495/l10


で、主様にお題
つ【次スレ誘導】
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 22:23:06.93 ID:ltTXhsSO
ガンダム分からん俺には全くのアウェーだぜ!

お題をば
【オールスター】
【40越えても今だに現役】
【3倍速】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/31(木) 22:52:37.60 ID:IXxya5U0
梅ついでにPC向けを貼っておいてみる

意地悪なメイド ver2.5
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1217252495/
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/01(金) 00:08:14.31 ID:.TDqX6DO
埋めは俺に任せて貰おうか
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/01(金) 00:08:24.10 ID:.TDqX6DO
埋め
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/01(金) 00:08:36.97 ID:.TDqX6DO
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/01(金) 00:08:58.65 ID:.TDqX6DO
うめ
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/01(金) 00:09:09.09 ID:.TDqX6DO
埋め
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/01(金) 00:09:28.82 ID:.TDqX6DO
うめ
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/01(金) 00:09:46.89 ID:pD1W3IAO
た、たんま!
次スレ誘導のお題を消化したい!
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/01(金) 00:09:59.19 ID:.TDqX6DO
ラストか
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
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1000超えたのでHTML化の依頼をするでござるの巻
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1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
八月一日君尋くんはロリコンなの? 〜夏休み編〜 @ 2008/08/01(金) 00:08:05.92 ID:03iOoB20
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1217516885/

徳川『やる夫』家康 ネタばれ避難所 スレ @ 2008/08/01(金) 00:03:13.10 ID:RSqZzTw0
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ここだけ魔法世界 323人目の新人 @ 2008/07/31(木) 23:59:16.75 ID:jqgvx6AO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1217516356/

やる夫が遺跡に潜るようです 避難 @ 2008/07/31(木) 23:42:18.71 ID:P8OjWFQ0
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にゃふんウィザード episode.26 -月は無慈悲な夜のぷにぷに- @ 2008/07/31(木) 22:59:24.02 ID:RWXAYaEo
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