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意地悪なメイド ver2.5 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/28(月) 22:41:35.15 ID:k0rhWQAO
男「おーいメイドー、お茶入れてー」
メイド「今何て言ったかしら?」
男「ヤバッ…いててて!」
メイド「お茶を入れてください、でしょ?ご主人様」
男「ごめんなさーい」
メイド(うふふふ、ご主人様ったら可愛い…)

・荒らし禁止、来てもスルー
・またーり仲良く
・できるだけsage進行で
・次スレは>>950から考慮。
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/28(月) 22:49:38.76 ID:k0rhWQAO
経緯

ニュー速にて「意地悪なメイド」立つ。

三日目にして最終話終了間際に落ちる。

パー速に立つ。支援の多さと作者の意向でメインが続行決定。

ほぼ満場一致で2スレに突入。主様(メイン作者)が住人に人気を博す。

950あたりに来ていた今日(昨日?)スレが突如繋げなくなる

別に確認を取った所、スレ一覧からの消滅を確認。

慌てた>>1が立て直す←いまここ

3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/28(月) 22:51:31.32 ID:k0rhWQAO
以上の理由から、1000前に立てました。
以前いた住民達が帰ってくる事を願い、この3レスのみはsageずに書き込んでおります。
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 00:44:10.17 ID:bomhJlUo



・・・なんだけど、前スレ自体は生きているんだよな
IEでなら開けるし
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/07/29(火) 00:57:07.44 ID:bomhJlUo
おっとageるんだったな
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 02:50:34.53 ID:bomhJlUo
前スレURL
ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1205413781/

IEのアドレス欄にコピペすれば書き込めるぞ
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 16:42:53.33 ID:5AagJIAO
みんな来れるかなぁ
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/07/29(火) 20:47:21.45 ID:07WZ1wAO
意地悪なメイド2が復活した模様。

このスレは2スレ目の1000を待って3スレ目として利用する方向で。
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/01(金) 00:13:45.20 ID:pD1W3IAO
あうあう。間に合わなかったか……
【次スレ誘導】のお題だけは消化したかったんだけど……
まぁ仕方ないっ。こっちで何か書いてく方向でっ。
あと悩んだ結果、一応俺のとこのテンプレは書きまする。
注釈とか付けての形で。でもまだしばらく投下できないし、反対意見が多そうなら撤回します
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/01(金) 00:13:56.56 ID:.TDqX6DO
空気を読めずに>>1000間で埋めた馬鹿な俺が来ましたよっと…



前スレ>>999ごめん皆ごめん
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/01(金) 00:18:47.32 ID:pD1W3IAO
あいや、ギリギリで言った俺が悪いんだから気にしないでww
むしろごめんなさい。
好意でやってくれたんだからありがたいよっ。
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/01(金) 00:27:21.03 ID:.TDqX6DO
>>11
滅相もない、あと【次スレ誘導】のお題出した人もごめん






これからROM専になる
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/01(金) 02:01:11.27 ID:uYFNAMAO
>>12
よくあることさ、気にするなよ

>>9
今後続く場合、>1のテンプレは変えずに>2以降に主様のテンプレを追加する形はどうだろう。
一応新ジャンルスレだから誰でも書けるけど、今は殆ど主様中心だし。

あと皆の執筆を後押し出来るもんがあればいいんだが……

とりあえず、主様のテンプレ案には賛成。
14 : 【末吉】 [sage]:2008/08/01(金) 23:16:54.19 ID:MPMGPNIo
テンプレてやっぱり主様の主様が作るのか?
それとも俺たちのうち誰かが作る?
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/02(土) 00:12:17.74 ID:ZgCEycAO
>>14
主様の主様にキャラ設定とサンプルを「参考として」書いて頂くのはどうだろうか。

書く上の基礎アイデア(「意地悪」の表現の参考)として、

>1 基礎テンプレ(最初期からの引用)
>2 主様版キャラ設定(by主様)
>3 サンプル的な会話(by主様)

こんな構成がいいかも。
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/02(土) 18:38:42.37 ID:6Vee8cAO
>>12
そんなこと言わないで……
俺の悲しみが有頂天になってしまう。
全然大丈夫なんでこれからもコメントよろしくです。



皆様お久しぶりです。
色々ありまして仕事やめましたwwww
そのゴタゴタのせいでまだのんびり出来ない日々。
いい加減呪われてるんじゃないかと。
具体的にはこんな状態なのに飲み会に参加することになってる自分とかね!
お財布の中身がガリガリ削られ……
あれ、俺のプライベート(言い訳)はどうでもいい?
これは失礼しましたwwwwww



とりあえず店につくまでお題だけでも消化します。
あとテンプレってのはあくまで>>2以降に貼るつもりのうちの設定みたいなのです。
なんで今の流れで書いてもらってるようなのをやる予定でした。
というわけで時間取れ次第書いてきますね!
17 :【ぷよぷよ地獄の行方】 [sage]:2008/08/02(土) 18:50:18.55 ID:6Vee8cAO
男「ぐぬぬ……」
メ「うふふふ。なかなか歯ごたえのある対戦でしたよ。うふふふふふふ」
男「くそ、嬉しそうな顔しやがって……」
メ「そんなことありませんよ? ほら、普段ボコボコにされてる分、仕返ししてやろうとか考えてないですから」
男「全身からにじみ出る勝者のオーラを撤回してから言え」
メ「いやー、本当ごめんなさいねー? うふふふふふふ!」
男「……でもなんとなく分かってきた」
メ「はいはい、負け惜しみならいくらでも聞きますよ?」
男「もっかいだ」
メ「んもぅ、仕方ないですね〜主様ったら。遊んであげましょう。ヲホホホホ!」
男「……」





・・・いちじかんご


男「うら!」
メ「ひぃ?! あ、ちょ、ま!?」
男「っしゃあ!」
メ「ひ、卑怯な! ヘルファイアを併用しつつ連鎖完成させるとか完全上級者じゃないっすか!」
男「いや、ぷよぷよってパターンだろ? ならある程度パーツ覚えて組み合わせたらいけるかなぁと」
メ「思っただけで出来るなら誰でも上級者です! あーもう、このまま敗北の海に沈めてやるつもりが……」
男「なぁメイド、もっかい……」
メ「お断りします!!」
男「ちぇ。お前とやるの楽しいのに」
メ「私は弱いものいじめ出来ないと楽しくないです!」
男「……こいつは」
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/02(土) 18:52:24.65 ID:irNKiq.o
何このアヌビス神
19 :【へそくり】 [sage]:2008/08/02(土) 19:02:46.79 ID:6Vee8cAO
男「じゃ、学校いってくるぞー」
メ「女学院ですか?」
男「いつものほうだよ!」
メ「小さい女の子を騙して連れてきちゃダメですよー」
男「んな事するか! 昼飯はそーめんでも食べとけよ。んじゃ」

バタン

メ「……ふむ。またそーめんすか……さずにちょっと飽きてきましたね」
メ「しかし店屋物を取ろうにもお金がもったいないし……」
メ「へそくり使いますか」







ごそごそ

メ「ふふふ。まさか主様も自分のへそくりの在処が私に筒抜けとは思うまい」
メ「お、溜め込んでんなぁ。しかしこんなに溜めてどうするつもりなんだか……ん?」
メ「これ、旅行プラン……ロマンティック街道? ぷ、似合わないってのに」
メ「おおかたお姉さんにせがまれて溜め込んでんでしょうね。腹立つから全部使……ロマンティック街道?」



メ『ロマンティック街道ですって。ネーミングセンスヤバすぎですよねー』
男『そういう場所なんだから仕方ないだろ。つぅか仮にも乙女がそれはどうよ』
メ『ハハハ、ロマンティックよりマロンスティックとかのがいいっす』
男『はぁ……』
メ『けど』
男『ん?』
メ『ちょっと、いってみたいです』
男『……そか』
メ『はい。…
20 :【早口言葉】 [sage]:2008/08/02(土) 19:10:40.06 ID:6Vee8cAO
メ「バスが横転とは……怖いっすねぇ」
男「だなぁ。けどガソリンに引火して爆発とかじゃなくて良かった」
メ「バスガス爆発!」
男「不謹慎だろうが」
メ「生麦生米生卵!」
男「いやだから……」
メ「東京特許庁!」
男「シンプルだが正解だ」
メ「かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこあわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ」
男「……おい、何気にすごいな」
メ「かつぜつの鬼ですから。次主様」
男「や、やだよ」
メ「どうせ完璧超人なんだから気にせずに! ほら、さんはい! 赤パジャマ青パジャマ黄パジャマ!」
男「あ、赤パジャマ青ぱまじゃきまぱじゃ!」
メ「……」
男「……」
メ「手術室」
男「しゅ、しゅじゅちゅしつ」
メ「……」
男「……」
メ「東京特許許可局」
男「東京とっきょきょきゃきょきゅ」
メ「……ぶ、ぶははははは!! あははははははは!?」
男「だから嫌だったんだよ!」
メ「主様にこんな弱点が! あははははははは!!」
男「うぅ……笑うな?!」
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/02(土) 20:21:00.16 ID:ZgCEycAO
>>20
かわいいのうwwwwwwかわいいのうwwwwwwww
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/02(土) 23:58:25.69 ID:NKYgS2SO
>>19の後に1人喜び悶えるメイドを想像したら幸せになりました
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/03(日) 07:46:54.98 ID:0b2h6oAO
おはようございます。飲み会終了からまさかの出動中。
体が本当に玄界灘に沈められてるんですが……
あと今確認したら>>19が切れてたんで続きをば。




メ『はい……。ちょっと行ってみたいです』
男『ふぅん。なら行ってみるか?』
メ『無理無理。そんなお金ないでしょ。見栄張る必要ないっすから』
男『むぅ』
メ『ていうか冗談なんすから気にしないでくださいよ。それよりこの芸人が……』
男『……』







メ「主様……。全く……」
メ「なんだかそーめんが食べたくなっちゃったじゃないですか」
24 :【みんなふたなり】 [sage]:2008/08/03(日) 08:39:44.24 ID:0b2h6oAO
メ「なるほど、自分だけが特異でないように蔓延させてしまうわけですね!」
妹嬢「何故私を見ながら納得顔なんです」
メ「さすがだなぁと思って」
妹嬢「何やら非常に心外です」
メ「でも実際そんな世界なら主様の後ろの耐久性がドンガバチョですよ」
妹嬢「な、何の話ですかっ」
メ「いや主様って総受けですから」
妹嬢「まぁ……それは、その」






男「ぶぇっきし! ずず……なんか今無性に否定したくなったんだけど」
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/03(日) 19:02:43.32 ID:yuukioAO
ドンガバチョwwww
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/03(日) 20:39:47.32 ID:2JzSEkSO
主様の主様、実はこやつも完璧超人なのでは・・・


体を大切にねー
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/03(日) 20:47:22.03 ID:8QoRTG6o
何たって非童貞で非処女だからな
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/04(月) 21:12:03.28 ID:CNk9gsAO
かゆ
うま
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 02:13:51.03 ID:ULUObxc0
こんな遅筆なやつは完璧からはほど遠いですww
うーむ、もっと気張らないと……。
あと非処女だと非童貞って誰の話だwwww
俺じゃないよね? ね? おもに前者よwwwwww
もし俺のことだったら……かゆ、うほっ


では久々にいじメイ。
30 :【意地悪なメイド オルタネイティヴ】 [sage]:2008/08/05(火) 02:14:47.19 ID:ULUObxc0
第十四話 「出逢い/サイカイ」

部屋の近く、というよりほぼ隣接した場所にそれはあった。
何故俺はここを訪れなかったのだろう。訪れたくなかったのだろう。
答えるように、そこにはイた。

「……」

ぺこり、と頭をさげるイド。
その後ろに。

「何、だ。これ」

淡い光。薄暗い室内を青白く照らす。
それは一つの柱。その中央から発光する。
いや、柱そのものの中心。
“人間の脳”らしきそれが部屋の中に光を湛えていた。
くい、と袖をひかれ俺の意識が戻ってくる。

「イ、ド」
「……」

ぺこり、と改めて頭を下げられる。

「……そうだな。よう、元気にしてたか?」

こくりと頷く小さな頭。
彼女のそんないつもどおりの様子に俺は、落ち着きを取り戻す。
しかし、

「何なんだよ、これ」

改めて眺めたそれは、ひどく生々しい。
不安をかきたてられるその情景に自然と表情はこわばる。

「怖い、ですか?」
「え? あ、いや……」
「怖いですか?」
「……」

怖い、か。そう聞かれるとなぜかそうは思わない。
怖いとか、そういうんじゃないんだ。これは、きっと。

「怖くは、ない。けど、何だか……な」
「……」
「すまん、自分でもよくわかんねぇや。それより、警報鳴ったけど大丈夫だったろ?」
「はい」
「俺の言ったとおりだったよな。もしかして俺、予知能力があるかもしれないわ」

俺の中に生まれた不安を否定するように、そんな話を切り出す。
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 02:15:37.11 ID:ULUObxc0
「でも予知できるってんならこのよくわかんない世界とおさらばできるような、そんな未来でも見えないかねぇ」
「……」
「っと、すまん。訳わかんないこと言ったな」
「いえ。知っていますから」
「そうだな」
「……」

そういやそうだ。
俺の素性を知ってるのは、こいつと馬鹿妹だけ。
でも、それでもそうやって、俺が俺なのだと知ってくれる人がいるのは素直に嬉しい。

「はぁ、しっかしどうにもな。自分が自分じゃないような感じがして気持ち悪いな」

そのせいか、イドの前ではすらすらと本音が出てしまう。

「それに、何だか焦ってるんだ、俺。何をどうしたらいいのかわかんないのにさ」
「ただひたすらに足りてないんじゃないか、とか。これでいいのか、って」
「まるでテスト当日になって、今さらやばいんじゃないか、でももう手遅れだし、みたいな」

と、そこまで言って気づく。

「っと、ごめんな。一人でペラペラと。しかも最後のは訳わかんない例えだよな。ごめんごめん」

それでも無言な彼女の髪の毛に、くしゃりと手櫛を入れる。
柔らかいその感触を楽しみ、ふと、気付く。

「ん? イド、その腕章……」

デザインそのものは通常の軍服と何ら変わりない。
だがそこに記された単語が違う。

「オルタネイティブ、W?」

呟いた瞬間、

「がっ!? っづ……!!!!」

再び頭を襲う痛みの奔流。
ぎりぎりと締め付けられ、意識が俺の手を離れそうになる。
またか、と思う。いつもこうやって、大事なところだけがわからないまま。
悔しいし、歯がゆい。もどかしく、辛い。
それでも流されてゆく俺を、そっと引き止めてくれる手があった。

「イ、ド……!」
「……思い出してください。あなたは、そのためにここにいます」

カチリ、と何かが填まったような感覚。
いつものような曖昧な感覚ではない、曖昧模糊で、それでも意識できる空間。
そこに、また俺がいた。
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 02:16:01.01 ID:ULUObxc0
「よお」
「……俺、か」
「そうだな。で、その様子から見るに……思い出せたか?」
「思い出す? いったい何のはな……」

戦場が見えた。
いくつもの屍を越えた。
とめどなく血が流れた。
硝煙が渦巻き、声が涸れても吠えた。
敵がいた。倒して、倒して、倒して。
そして残ったのは敗北だった。

「!?」

走馬灯のように、俺の中に流れ込む情報。
委員長の願。女さんの幸せ。
妹ちゃんの意地。友の未来。
たくさんの想いがあった。
でも、それを助けられなくて、救えなくて。

「……俺、は」
「ようやく俺のお役目も終わりだな。イドに感謝しろよ? 寝ぼけてるお前を無理矢理起こしてくれたんだからな」
「イドが?」
「たぶんな。少なくとも、“今までの俺”はあいつと深くかかわれなかったからな。それはお前の役目だ」
「……」
「頼むぞ、俺。今度こそ、この星を……頼む」



そして、小さな温もりが手の中にあった。

「……大丈夫ですか?」
「あ、ああ」

握ってくれるその掌を感じながら、俺は胸に手をやる。
そこに感じる鼓動が、二重にも三重にも感じた。

「そう、か。……俺は」

俺は、この世界を救いにきたんだ。
何度も味わった絶望の先から。
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 02:16:39.03 ID:ULUObxc0
世界は、人類は負けた。
俺の知っている世界は三つある。
元々俺がいた世界。
温かで、馬鹿みたいに、幸せな世界。
『俺』が見てきた世界。
滅びゆく、終焉の場所。終わった世界。
そして、今ここだ。
緩やかに滅びようとする、しかしまだ希望があるはずの世界。

俺は確かにここにいた。
その滅びこそ思い出せないが、世界は壊れたのを見届けたはずだ。

人類はBETAに敗北する。
そのシナリオが鮮明に思い出される。
それもすべて『オルタネイティブW』が失敗に終わったからだ。
俺はその詳細こそ知らないが、馬鹿妹が今この瞬間も研究を続けているはずのそれ。
しかしそれは完成せず、人類はたった数十万の人間だけを逃し最後の抵抗を行った。
G弾による徹底的な破壊工作を持って、しかし相手を滅ぼすことはできなかったんだ。

「イド、ごめん。ちょっと馬鹿妹のとこ、いってくる」
「……」

俺の焦りと、この知らない間に身につけた技術と体力の正体。
それが何かわかった。だから次にすることは……あいつの狙いだ。




カシュ。

「あら? もう今日は下がってとお願いしたはずですが……」
「オルタネイティブWは完成できるのか? そのために俺が必要なのか!?」
「……!? ……すぐに扉を閉めてこちらへ」
「おい! 俺の話を……」
「話題が穏やかではありません。知っておられるならこれがいかに重要な機密かおわかりになりでしょう?」
「う……そりゃ、そうだ」

言われたとおり、さっさと奥のソファへと腰掛ける。
その正面に彼女は座ると、今までにないほどの冷たい視線で俺を見る。
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 02:16:56.62 ID:ULUObxc0
「それで? オルタネイティブWについてどこまでご存じなのですか?」
「12月の末までに完成させなきゃ、人類が滅ぶ。わずか数十万人を逃がす船を今宇宙(そら)で造ってるってのも知ってる」
「……続けて」
「その為に、この前見せられた公式みたいなのも完成させなきゃいけない……んだと思う」
「ええ。それから?」
「そして俺がそのために必要だから、いろいろと面倒見てる。んだと、思う」
「……」

そこからはしばらくの沈黙が場を包む。
やがてひとつ溜息を吐くと、彼女は話始める。

「まず、最後の質問まではほぼ正解です」
「……最後は、違うのか?」
「それについても、半分は正解です。もう半分は違いますがね」
「半分?」
「あなたの戸籍データですよ。興味を持ったのは。あなた、本来ならば死んでるんですから」
「そう……だったな」

確か聞かされた記憶がある。
無論、“今”の俺は初耳だけど。

「もちろん最初に仰った、平和な世界というものに興味がなかったわけではありませんが、そちらの方が確実な動機でした」
「だって死人が現れたんですから。調べていこうとしたんですよ。敵のスパイだとしても泳がせないことにはしっぽがつかめませんし」
「なる、ほど」
「そして調べていく内に、あなたの肉体は十分に訓練を積んだそれだというのにあなたの知識が浅すぎる。そこが引っ掛かりました」
「それであの情報を?」
「ええ。何かのヒントになればと。無論、未来人というのは言葉の綾……いえ、私の願いから出た言葉でしたが」
「実際はあなたがどこかからの間諜ならばこれで何らかの動きがあってもおかしくないと思いましたし」
「む、ぅ」
「そしてある意味予想通り、あなたはアクションを起こしましたが……意外なものでしたしね」
「警報の件、か」
「ええ。ここを狙うにしては関係のない場所を指定してきましたから。正直かなり迷いました」

ですが、と一息つき席を立つ。
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 02:17:13.03 ID:ULUObxc0
その背中から表情はうかがえない。

「目的が分からない以上、こちらからアクションを起こすこともできません。そこでいぶり出してみようと思い実行に踏み切りました」
「そして、結果としてBETAの襲撃が起こった」
「ええ。驚きました。本当に未来からあなたが来たのではないかと思いました」
「……実際そうなんだ」
「はい。今回の件で確証を得ました。無論、まだ疑いは晴れているわけではありませんが」
「……」
「こちらも立場が立場ですので。ご理解ください」
「ああ」

正直、こっちだってまだ自分のことなのにわかってるといえない。
だから彼女にすべてを信じてもらわなくてもかまわない。
今すべきことは、別にある。

「俺はこれから先、歴史を変える。そのために動く」
「……」
「その為に協力できることは何でもする。だからそっちも気が向いたら助けてくれ」
「……。利害が一致すれば、ですが」
「頼んだ。じゃあ、まず俺が知ってるこれから起こるだろうこと、思いだせる範囲で話す。まずは……」

こうして俺は過去と出会った。
そして再開する。本当の意味での戦いが。
それは遠い道のりなのかもしれない。でも、一つの大きな出来事は動かすことができた。
だから次だ。そう、次は……。

『総合戦闘技術試験』
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 04:45:30.46 ID:ULUObxc0
さて、何だか眠れないなーと思って適当に筆を走らせていたところ、恐ろしく厨二病のにおいがするものがかけてきました。
基本的にいじメイに続く外伝モノなので興味ない人はスルーしておいてくださいませませ。
37 :【読切短編:落花狼藉(前)】 [sage]:2008/08/05(火) 04:46:25.54 ID:ULUObxc0
その日は雨だった。普段なら遠くまで見通せる交差点はひどく視界が悪い。
一寸先は闇、とまでいかないものの、一寸先は灰色だ。
アスファルトのそれと相まって景色は灰色一色。笑えるほどに単色。
唯一視界の端を埋める黒色は傘の色。だから、寸前まで気づかなかった。

――綺麗な、キレイな。気持ち悪いくらい、鮮やかに咲いた赤。

交差点の真ん中にあったそれは四方八方に花弁を伸ばしたバラの花。
白い骨(トゲ)が舞い散るそれは灰色の中でわがままに咲いた命の色だった。


『意地悪なメイド外伝』
  短編読切「落花狼藉(前)」



朝。仕事終わりから直接学院へと向かわくちゃいけない。
休養を欲する身体に鞭打って制服の袖に手を通す。
髪を梳いてメガネをかければいつもどおりの私が完成。
鏡に映る自分をチェック。うん、今日も百点満点。惚れぼれしちゃう。
ちょうどトースターが音を鳴らして朝食の焼き上がりを告げてくれる。
レトロな一品で私のひそやかな自慢だったりするこのトースター。
いまどきでは見かけない古臭いこれは、毎日焼き上がりが変わるのだ。
ちょっとした運勢占いのような気持ちで楽しめる、最高の一品だ。
今日の出来は……体のご機嫌具合を表すような真っ黒な焼き上がり。
ガッデム。前言撤回、今すぐ廃品回収に出してやりたくなった。
とはいえそんなことをしていれば大事な大事な出席数が足りなくなりそうなので出発。
覚えてなさい、このポンコツさんめ。
……あれ? 私、昨日もこれを言ってた気がするんだけど。
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 04:47:38.17 ID:ULUObxc0
遅刻ギリギリに教室に滑り込む。
たぶんこの学院で唯一私だけがこんなはしたない真似をしてるんじゃないだろうか。
まぁそれはそれで希少価値なのでオッケー。魅力的なので。
残念なのはそれを見せる異性がいないことなのでした。まる。

「おはよー!」
「おはようございます、今日もお元気ですね」

席に着けば、後ろから向かえてくれる陽だまりオーラ。

「うん、元気が取り柄っていうしね、今どき希少だよ? ステータスになるね!」
「そうなのでしょうか?」
「そうなの! 宮はむしろ私を見習ってよね。ほら、ぽけぽけしないの!」
「ぽけぽけですか?」
「あーもう!」

元気印が爆発満開な私からするとこのクラスメイトの宮乃ののんびりした空気はまどろっこしい。
とはいえ、癒し効果は抜群なので赦しちゃいます。マイナスイオンがたっぷり。
ちなみにマイナスイオンってのは本当はないんだけどね?
プラシーボ効果万歳。って、宮の笑顔は偽薬ではないのであしからず。

「席についてください。HRを始めますよ」

一瞬にして静まり返る教室。さすがです、宇都木先生。
この学院の中にいる数少ない男性、かつイケメン。ファンの数は両手両足使っても数えられないほどいるとか何とか。
だが残念ながら私のストライクゾーンからは大暴投して頭打って血迷ってなおかつクスリでもキめてないと入らないのでした。

「では出席をとります」

歯をきらきらと輝かせながらアルカイク・スマイル。
理科担当だからアルケミック・スマイルか。

「理科ではなく、物理の担当教師にあたりますのでphysics・smileというほうが自然かと」
「何気に読心術!? 宮、あんた何者!!」
「ええと……あや様ファンクラブ会長です」
「何その肩書き! 知らぬ間に私に下僕たちが!?」
「ちなみに私が名誉会員ですので、良ければ入りませんか? 今なら会員番号が二番が渡せますが」
「やん! あんた一人じゃん!?」
「それよりあや様」
「あっさりスルー!?」
「私がなぜ小声でかつ唇を動かさず喋っておりますかおわかりいただけることになりそうです」
「へ?」
「……あやくん? 現在出席をとっていますので、これ以上騒がれるようなら」
「はうあ、宇都木センセ!?」
「はい、宇都木です」
「ご、ごめんなさい。静かにしますのでどうか出席だけは……」
「はい。そこまではしていません。遅刻扱いなだけですので」
「鬼! 悪魔ぁ!!?」
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 04:48:08.40 ID:ULUObxc0
冗談です、とお茶目に笑ってみせる宇都木先生。
回りのおにゃのこたちったら目がハートになってるのではないでしょうか。
ちらほらとワタクシへの悪口が聞こえておりまするのですがー。陰口にとどめておこうよー。
あと見えてるから言うけど、出席簿についてる私への欠席マークがやつが鬼だと言う理由なのだとなぜ君たちってばわからないかなぁ。

「と、そういえば」

っと、まずい! この人も読心術!
このタイミングで振り返るとか卑怯なり、宇都木。
思いっきりあかんべーをしていた人差し指を高速で机の下へ。危ない危ない。

「今日から新入生が来ますので、皆さん仲良くしてあげてくださいね」
「この時期に新入生ですか。珍しいですね」
「だあねぇ」
「それと、淑女のたしなみとして注意しておきますがそういうのはどうかと思いますよ?」
「バレてたー!?」

そして私は見逃さない。奴の右腕が高速で私の出席のところに欠席マークを付けるのを。
くそ、ただでさえやばいというのにこの仕打ち……間違いなく宇都木はドSだ。

「失礼します」

そんな私のぶつくさ言う声をよそに凛とした声が教室に響く。
ほぅ、というため息が教室中にあふれる。当然だ、入ってきたのは女の子じゃない。
本物の美少女だったんだから。
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 04:48:25.52 ID:ULUObxc0
「へぇ、何か変わった名前だね」
「そうでしょうか? あやさんも変わった名字だと思いますよ」
「へへ、苗字は継いだもん。名前はつけられたもん。どっちが変わってようが変わってまいが、私にゃ決定権はないんですにゃー」
「でしたら、私の名前も変わっていても何らおかしなことはないですね」
「ふふ、お二人に比べてしまうと私など本当に平平凡凡ですね」
「宮はいいの。かわいいから。かわいいは正義」
「ありがとうございます。ですが比べる対象が大きすぎると逆に嫌味に聞こえかねませんよ?」
「そだねー、まぁなんつーかあんたみたいなモノホンの美少女が存在するなんてさー」
「……」
「ん? 何なに?」
「あ、いえ。知り合いにあなたのような方がいましたので、つい重ねて見てしまいました」
「え? マジ、同類っているんだ! ちょっとうれしいかも!」
「私にとってはあまり好ましい類の……いえ、瑣末なことです。それよりも、お二人も十分に魅力的ですよ」
「ありがとうございます」
「へっへー、あんがとね。いやぁ、自分で言うのもなんだけど結構私ってば魅力の塊というか何というか……」
「校舎の方は慣れられました? よろしければ案内しますよ」
「それには及びません。見学会なるものに参加させていただきましたので」
「あら、それは残念です」
「ですがお気持ちはありがたく思います、宮さん」
「いえいえ」
「……か、華麗にスルーっすか!」

どうやらこの新入生、思った以上にやり手かもしれない。
イジりモードの宮と同等の危機感を覚える私なのでした。



帰り道。
私と宮と新入生は街へ繰り出す。いわゆる歓迎会というやつである。
あのあと、何だかんだで新入生には気に入ってもらえたらしい私たち。
せっかくなので親睦を深めようとして現在にいたってるわけです。
ちなみに宮に関しては本来お迎えがくるようなセレブリティ溢れるお嬢様なのですがお迎えを蹴っていただきました。
これぞ、ラブパワー。私への想いが可能にする最終兵器彼女なのです。

「おじい様も新しくできたお友達は大切にしなさいと仰ってくださいましたので」

言わなくていいのにそういうこと言う宮ちゃん。
うふふ、あんた私に喧嘩うってんですかー!
古きは淘汰される運命にあるのですね、よよよ……。

「大丈夫です。宮はあや様一筋ですよ?」
「ごめん、それはそれで困るので。ふふ、私ってばマジ外道」
「お二人は仲がいいのですね」
「ええ。タチとネコの間柄です」
「ぶふぅ!? 宮ちゃんボンバー発言炸裂させすぎ! 時々出てくるその語彙が本当怖い!!」
「えぇと……仲がよろしいということで?」
「はい」
「ワーオ、ここに公認コプールなわけですよ私たち。ご勘弁願いたい!」

わいわいがやがや。女三人よれば姦しいとはよく言ったものです。
そうこうしてる内に街中をめぐる乙女ツアーは進行していくのでした。まる。
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 04:48:50.09 ID:ULUObxc0

ひとつがふたつになる。
昔からそんな当たり前のことが好きだった。
それだけ。本当にそれだけ。


だから、私のせいじゃ……ない。




お別れの時間がやってきた。
どうやらこのお嬢様×2は相当なブルジョワジーなご様子。
迎えのお車がさっそうと到着したかと思えば両方とも一介のリーマン風情が垂涎モノの逸品ども。
これだからお嬢様という生き物は怖い。マジ怖い。

「それではあや様、願わくば夢の中でも」
「身の危険を感じるのでお断りします」
「私もこれにて」
「あいさ。またね」
「……あや様が私に冷たいです」
「数秒前の発言を思い出してください」
「……?」
「キョトンとしないの!」

と、これ以上話してると運転手さんに悪いのでそこで無理矢理にでも会話を終わらせ身を引く。
手を小さく、女の子らしく振ってお二人とはお別れだ。

「……さて」

実は今日ここへお出かけしたのはただ歓迎会をやりたかっただけではない。
正直を言えば重要度でいえばこっちの方が上だったりするくらいなので。
でも、やっぱり楽しかった。証拠に本当ならあと一時間以上は早く行動に入るつもりだったんだけど……。
ま、いいか。それではレッツビギンでございます。


「確かこのあたりだと思うんだけど」

目の前にあるのは何の変哲もない交差点。
人通りも交通量もパラパラとあるくらい。深夜になればほとんど人通りなんてないだろう。

「だからまぁ、処理しやすかったんだけど」

思い出すあの景色。真赤な景色は本当に気分だけがひたすら悪くなるほどに美しかった。
メガネ越しの景色だったからよかったものの、あんなものを直で見た日には……。いやいや、さておこう。
考えごとばかりするとしわが多くなるというし、それはご勘弁願いたいので。

「……で、気になるピックアップ物件は、と」
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 04:49:21.88 ID:ULUObxc0
ちらりと視線を走らせれば、交差点を囲む建物はどれもテナント募集の文字。
そりゃそうだ。このあたりは都心からは微妙な位置だし、買い物は駅前のアーケードで済ませてしまえる。
駅からも離れていてオフィスを構えるには微妙。地元の人間らしい人間もいないし、マンションなんかもほとんどない。
つまり、いわゆる流行らない通りなのだ。……厄介である。

「しらみつぶし、というのはあんまりスマートじゃないんだけどな」

こういうときはあのスポーツ馬鹿にでも話を聞けば一発なんだろうけど……。
知らぬ間にとはいえ借りを作るのは癪なので結局自分の力で頑張ってくしかない。
いやもう本当、難儀しちゃう。

「寝不足ですか?」
「うん、ちょっとねぇ」
「きっと私の想いが届いていたのですね」
「……何を想ってたのでしょうか宮さん」
「あや様の名前をノートが真っ黒になるまで綴ってみました」
「いい病院紹介しようか」
「もちろん冗談ですよ」

ころころと笑うぽやぽやっ娘。中身真っ黒ですが。

「で、新入生は?」
「何やらおうちの家業をお手伝いされているとかで、出席は時々なのだそうです」
「へー」
「あや様は自分で話題をふっておきながら興味のない返事をなされるのですね」
「あ、ごめんごめん」

いかん。完全に寝不足のせいだ。
色々と頑張りすぎなので許していただきたいんですが、説明できない以上謝っておくしかない。

「これも一種の放置プレイなのでしょうか?」
「ごめん、違う意味で」



「出席、とりますよ」
「っと、宇都木先生現る。最近相性悪いので黙っておこ」

というか返事だけしたら寝よう、そうしよう。

「……さん、……さん?」

う、しまった。言ってるうちにうとうとしてた。
聞き逃してました、なんていったら間違いなく遅刻! そうはさせるかー!
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 04:49:54.18 ID:ULUObxc0
「はいはいはい! はい!!!」
「……あや様はいつから裕子様になられたのですか?」
「へ?」
「あー。あやくん。代理で返事してくれたのかな? 友情だね」
「あ、いやその……あははは!」
「でも代理は違反だからね。二人とも欠席扱いにしておこう」
「嘘ん!?」

何てこったい。いらんことで私の出席がー!
ええい、裕子とやらには一度ヤキを入れてやらねば……。


「それとあやくん。代理をするほどの友達の君にお願いしたいんだが、彼女、しばらく休みだったからね、いろいろと連絡を頼まれてほしい」
「ええー、このデジタルの時代にですか?」
「うぅん、それが僕もメールや電話を送っているんだけれど一向に返事がもらえなくてね。頼んだよ」
「お断り……」
「頼まれてくれたら、いろいろと欠席が急に出席になったりするかもしれないなぁ」
「いかせていただきます!! 宇都木センセ!!」
「ありがとう」
「……あや様は私だけのモノですのに」

後ろから聞こえる不穏なセリフはさておく。
今は目の前にさげられた人参に向かって走る馬になろうかと思うわけで。
うふふ、冷静に現状を省みられるくせに抵抗しない自分が悲しい!



地図によれば古城裕子はそれなりのアパートに暮らしている様子。
親御さんのもとから離れて一人暮らしなんだそうな。私と一緒なのでさりげなく親近感。
だが朝の恨み! 晴らさずおくべきか!
などと言いながら律儀に出前はやっちゃうワタクシ。本当、人参効果偉大なり。

ぴんぽーん。

電子音が軽く響いて来客を告げてくれる。
さっさとこれを渡してお仕事の続きを終わらせてしまいたいのだけれど。

「……あれ?」

留守なのか全く反応がない。

ぴんぽーん。

もう一度試しに押してみるが、やはり結果は同じ。
うぅむ、おかしい。電気代の料金メーターは回りっぱなしだし、速度も人がいるそれだ。
無論、地球いじめのためにPCやらクーラーをつけっぱなしにしているという選択肢もありえるけれど。
だけどそれならそれでメールや電話が届かない理由は何なのだろう。
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 04:50:12.67 ID:ULUObxc0
首をかしげながら、今度はドアを叩いてみる。

「すみませーん、光碧学院の高等部、同じクラスのあやですー。開けてくださいなー」

いなきゃいないでいいんだけど。一応、最後の抵抗ってやつです。
うーん、やっぱり無反応なので本当に留守なんだろう。

「……何かいやなことあったなら相談のりますよ? 助けになれるかもしれませんし」

ぐ、私ってば最後の最後でいらないことを言ってしまう。
こういうセリフを言っていいことがあった試しがない。
何となく、こうなることはわかってたのに……。

がちゃり。

「……本当、ですか?」
「あ、ええと、はい」

幽鬼のように戸口から顔をのぞかせたのは、青白い肌の少女だった。





「珈琲でいいですか?」
「おかまいなく」
「砂糖は……」
「いや、マジでおかまいなくっす!」

なぜか敬語。同じ学年なのに!

「……」
「……ど、どうも」

結局運ばれてくる珈琲。うぅん、マイルドな香り。ざっつインスタント。

「え、えっと、まずこれ」

ガサガサとカバンをひっくり返してプリントの束を押しつける。
ほとんど毎日カバンの中身が空なのが初めて役に立った訳なのですが受取ってもらえない様子。
というよりもそんなものには目もくれない。
視線の先には挙動不審な人物が映っている。……もちろん私のことですけど何か?

「相談に、のってください」
「えーと、はい。私が力になれることがあるなら!」

わーん! やっぱり聞かれてましたあのセリフ。
人間追いつめられると案外ホイホイ甘い言葉にのっちゃうんでしょうか。
これが宗教団体誕生の秘密なのであった。
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 04:50:45.73 ID:ULUObxc0
「……私、その」
「えぇと、何でしょう?」
「悪く、ないんです」
「……はぁ」
「……」
「……」

沈! 黙!
何なのですか! 懺悔なら教会なり何なりに行ってください!
表向きいくらでも聞いてくれますから。私みたいにげんなりした顔しませんよ!

「……あやさんは」
「はひ!?」

名前を覚えられてるー!?

「好きなもの、ありますか?」
「え。あ、うーん……」
「癖、とか。何でも、いいです」
「そうっすねぇ、割と無趣味なんで何とも……強いて言うならお料理くらいですかね」

乙女ちっくな回答をしておいてみる。
というか本当に無趣味なので仕方ない。
生活に迫られてやってることはいくつかあるけれども。

「では、たとえばそれが、自分の生きるために必要でないものでも」
「まぁ、料理ですし」
「人から忌み嫌われることだったとしても」
「……」
「やっていけますか?」
「あー、えーと?」
「……」
「よく、わからないですが。忌み嫌われるだけならいいかと」
「そう、ですかね?」
「はい」

わずかに安堵の表情が見える。
だから釘をさしておく。
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 04:51:04.09 ID:ULUObxc0

「でも、禁忌を犯すのはダメですね」
「え……」
「嫌われるだけと規約(ルール)を破るのとでは意味合いが違いますので」
「で、でも」
「ええ、ルールを破れば必然的に嫌われますのでごっちゃにされやすいですね。この二つは別物ですがひっつきやすくもあります」
「……」
「ですからあくまで、やりたいことがどのようなことかもう一度よく考えて……」
「たとえば、それが」
「……はい?
「それが、自分の命がかかっていたとしても、ですか?」
「……」
「……」
「ええ。いけません。社会的には」
「っ」
「ですが、生物的には致し方ないかと」
「……ぁ」
「私は許しますよ。それが、正当な防衛手段であるならば」
「……」
「……」

再び沈黙。
きっと彼女は誰でもよかったからこういわれたかったのではないだろうか。
こんなにも単純で簡単な言葉。だけど何より欲しかったそれ。
赤の他人に言われてすら満足するのだから、彼女がいかに張りつめていたのかは私は想像にたやすい。

「ま、よくわかりませんが、相談が曖昧模糊なので力になれるかどうか微妙でしたね。申し訳ありません」
「もう、帰られるのですか?」
「はい。これからまだ用事もありますので。では失礼します」

出る前に一応珈琲をいただいておく。すっかり冷めてしまったが手をつけないというのも失礼な話なわけですし。
……って、苦!?

「こ、こんなのを毎回飲んでるんですか!」
「……え、あ、その。失敗していましたか?」
「……いえ、ごちそうさまでした」

何だか踏みたくない地雷を踏みそうだったのでさっさと回避。
こういうのは撤退するに限る。

「また、きてください」
「……約束はできませんが」

何か気に入られてるー!
背中に哀愁を漂わせつつ、私は街へと繰り出した。
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 04:51:34.15 ID:ULUObxc0
その日の夜。
時間は短い方の針が右へと傾いてしばらく。
今日だけで二回ほど浮浪者やら危ないお兄ちゃんたちのたまり場にニアミスするも逃走成功。
本当にこういった場所は不法侵入しやすいしたまりやすいので危ないったりゃない。
管理しっかりしてくださいよ、不動屋さん。とはいえ、向こうもローテを知ってるに違いない。
全く、世の中うまくできてるもんで。

今いるそこもご多分にもれず、煙草の吸殻や発泡酒の空き缶、違法のドラッグを使ったような痕跡、えとせとら。
そして饐えた匂い。人が“居た”痕だ。

「それも、相当ゲスな部類かな、こりゃ」

散乱したゴミの間に見える避妊具は相当古くなっている。
おそらく本当に最初だけ使ったんじゃないかと思う。それだけならホテル代わりだと笑ってあげられるけど……。

「……全く、よくやるよ」

うんざりとその変色したクロイロを眺めて辟易する。
あの日見たアカイロに比べて何と見劣りすることか。
苛立ちが募る。握った手は白く変色し、力の入りすぎた手のひらが悲鳴をあげる。

「っっ、ってぇ……何やってんだろ。はい、深呼吸」

胸の中いっぱいの腐った匂いに目が覚める。
よし、もう少し頑張れそうだ。
散乱したゴミの中で比較的新しいものを漁る。
なるほど、ご丁寧に残っていてくれたレシートにはあの日の日付。
他にも探したけれど見つかったのはこれ以前の日付のみ。つまり、ここはあの日まで使われていた。

「つまり、そういうことね」

電話を入れる。相手は無自覚ながらその道の専門家。
ちょっと進展しそうなのでここはポリシーだのなんだの言ってられない。
電話越しに不機嫌な声が聞こえてくる。謝り倒しながら質問してみる。
なるほど、それなら難しくなさそうだ。

「ありがと、愛してるよん」
『だったら頼むから地獄へ落ちろ』

うぅん、最近のツンデレってばツンの割合が強すぎじゃないでしょうか。
傷ついちゃうよ? 心は乙女なので。ぐすん。


我が愛しの女神様によればお隣にいけば話が聞けるそうだった。
実際そこにいたグループに“お願い”して聞いた話では、安達という男が関係していたそうだ。
もちろん私の探していた名前はそれなのです、大ビンゴ。これだから彼女は女神様なのだ。ううん、大好き。

「で、その安達くんのグループだった子に連絡ってつくかな?」

“お願い”は効果覿面。すぐに連絡を取ってもらえたのです。
私ってば相当フレンドリーではないでしょうか? うふふ。
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 04:51:50.33 ID:ULUObxc0
翌日、華麗に学院をサボタージュ。
ふふふ、昨日の活躍で揉み消されている私の出席たちが一部復活するので一日や二日、どうってことないのだ。
……たぶん。

待ち合わせの喫茶店には、時間通りに一人の少年がやってくる。
正直、この店には合わないタイプの人間だというのが容姿からしてわかる。

「……呼び出したのはてめぇか」
「ども、はじめまして」

簡単に自己紹介をしておく。
何となく女として値踏みするような視線がうっとうしい。
こら、胸のあたりを見て明らかな落胆を浮かべるな。しゃーないでしょーが。

「率直に聞く」

世間話でもして切り出そうかと思っていたところ、向こうのほうに余裕がなかったようで。

「あだっちゃんの件で俺を呼び出したんだよな」
「ええ、そうですね」
「……俺は何もしてねぇぞ」

うへ、明らかに目をそらしながら言われても、何かしましたー、っていってるようなもんなのに。

「まぁ彼の変死については私からどうこう言うつもりはありません」

嘘ぴょん。

「ですが、もしかすればあなたにも危害が及ぶのではないかと危惧して……」

ガタン!

「んなわけあるか! あってたまるか!! あんなゴミに俺が……!!」
「あー、すみません。落ち着いてください。注目されちゃってますので」
「ぐ、ぬ……」
「……。良ければお話、聞かせてもらえません? ほら、友達の話とかでいいんで」
「友達の?」
「はい。あなたは関係ないでしょうから。また聞きした情報とかでいいので」
「……」
「……」
「友達が、な。……女を一人、手ごめにしてたんだよ」
「ほう」

さて、と。
少々うまくいきすぎで怖くなってまいりました。
でも、動けるうちに動いておこう。それが私のやり方なので
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 04:52:03.31 ID:ULUObxc0


カランカラン。

伝票をかっさらって支払を済ます。
割り勘にしたいところだけど、これ以上あの男と一緒にいるのは精神衛生上よくないのでおいとまさせてもらう。
マスターにまたお前か、という顔をされながら私は繁華街の方へと戻る。
ここからいくつか路地を経由していけば現場へつく。
その前に少し気分を入れ替えておきた。そうじゃないと……いろいろ、困る。

ざわざわ。

「ん? 何だろ」

ザ・ヤジウマーな私としましては人の集まる場所というのはこの上ない人参牧場なわけでして。
とてとてとやってくると、そこに……


――真赤なバラがサいていた。
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 07:02:34.28 ID:J6LJAWMo
wwktk
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/05(火) 22:22:21.87 ID:Do0cpZ.o
そろそろ尽きかけて来たであろうお題を

【突っ走れ】
【時を越えろ】
【大空に聞け】
52 :【ポケモン金銀】 [sage]:2008/08/06(水) 03:34:56.49 ID:hvq3LEAO
男「なんで今更金銀なんだよ」
メ「だって私ルギア大好きなんですもん」
男「確かにホウオウと比べるとデザインがなぁ」
メ「ルギアになら抱かれてもいいです」
男「なんちゅう異種族間交配だよ」
メ「今年の夏コミネタは決まりですね」
男「ストーリー性なさげだなぁ」
メ「偶然傷ついたルギアを助ける私。しかしルギアには生命力が必要だった!」
男「それだと子種を要求する側がルギアじゃん」
メ「……ま、まさか主様?!」
男「なんの勘違いをしてやがる貴様」
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/06(水) 03:44:38.86 ID:TqEbchso
こんなときのためのいm








アッー
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/06(水) 05:52:05.40 ID:25jTJgAO
また一人散って行ったか・・・

ムチャシヤガッテ
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/06(水) 10:50:42.46 ID:AdH7/lA0
本当に一部の人はふたなりorガチムチネタへの食いつきっぷりはすざましいね!ww
何かそういう方向にいかなきゃいけないのかと迷ってきたwwww


さてさて、今日から前より言ってました合宿いってきます。
旅先からの更新もあるかもですが基本的にお題消化が中心かと思われまする。
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/06(水) 21:37:00.52 ID:8a0cOcSO
♀×♀のふたなりは大好物です

合宿だと
置土産に処女を下さい







もちろん後ろの
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/06(水) 23:07:26.30 ID:TqEbchso
俺にも処女をください







もちろん鼻の穴の
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/07(木) 00:12:50.32 ID:qori9kAO
僕にも処女をください



耳の穴な
膝枕してぐりぐりほじってやんよ
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/07(木) 01:39:46.70 ID:dQL6eIAO
なんなんだこの流れはwwww確かに誰にもあげてないのばっ……
耳の穴は耳掻きになら、うんww
それよりでかいのはないけどwwwwww



お酒入っても酔えない中の人でした。
60 :【砂糖】 [sage]:2008/08/07(木) 03:10:32.22 ID:dQL6eIAO
男「……あのぉ」
?「はい」
男「お砂糖、何杯入れるんですか?」
?「ぁ……少なかったですか?」
男「いや、その」
?「男子さん、もっと甘いほうがいいですよね。すぐ足します」
男「あ、あぁ……」

ザラザラ

男「……裕子さん、私を[ピーーー]気ですか?」
裕「はい?」
男(なんというナチュラル殺法……うちのメイドより殺意がない分怖い!!)
裕「甘すぎ……ですか?」
男「かなり」
裕「そう、ですか。……昔友人に、私の淹れるコーヒーは苦いと怒られましたので」
男(いやだからってね……?)
61 :【ブラクラ】 [sage]:2008/08/07(木) 03:15:38.66 ID:dQL6eIAO
メ「祝! アニメ第三期!!」
男「めでたいが一旦落ち着こうな」





メ「主様って案外グロ耐性ありそうすね」
男「無論、試さなくていいからな?」
メ「ちっ……精神的ブラクラを踏ませるつもりが」
男「お前のその嫌がらせのレパートリーが既にブラクラだわ」
メ「主様という名のブラウザを私の愛の力で玉砕ですね」
男「なんで嬉しそうなんだよ」
メ「ところで主様」
男「ん?」
メ「エロ同人スレに張り付いてたら……」
男「経費では修理費は出ないぞ」
メ「いや、この際新品でも」
男「自腹でな」
メ「そういうケチなところが私の嗜虐心を揺さぶるんですよ」
男「何度でも言うが悪いのはお前だからな?」
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/07(木) 22:45:59.66 ID:AI1eO2SO
まだネットやりたての頃なりふりかまわずリンク踏みまくって画面いっぱいに
「You′re idiot」って広がったのは良い思い出
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/08(金) 17:57:44.74 ID:f8f3VgAO
台湾はポニテ、ショートカットの似合う娘が多くてずっと勃起してました(^p^)
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/09(土) 07:00:41.75 ID:ugnRMDwo
貧乳好きとロリコンを一緒にする奴は死ぬべきだと思う今日この頃・・・

【お前の血は何色だ】
【「だからみんな死んでしまえばいいのに」「生きろ」】
【メイドだって苦労している】
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/09(土) 19:58:18.89 ID:RSbAPEAO
主様主様主様あああああああ!!!!!



って風に例のコピペが脳内再生されたんだが、末期かな?
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/10(日) 01:34:56.90 ID:jmhCIHc0
ブラクラふんだことはないけど踏ませたことのある俺はここのメイド属性!
ちなみに中の人はポニテとかSCも好きだけどやっぱり長黒髪に惹かれてしまう運命なのでした。
どうも、合宿半ばの中の人です。もはや酒→風呂→酒→風呂→思い出したかのように何か→酒の半永久ループ。
終わったころにはしんでるんじゃないでしょうかww わりかし本当に心配にwwww

今日はPC触れる時間がたっぷりですので書いてこうかと。
とりあえずは読切と書きながらかききれてないあれとかですね……
あんまり反応もないのでどうしようか迷うとこですがさておき、書いたからには書き切る根性。がんばってこうかと。


あと富めるものも貧しきものも等しく愛せるわたくし。大事なのは愛ですよ、愛。
愛と書いてエロと読むとなお良し!

そしてコピペのソースがわからない俺は間違いなくリア充!
ごめんなさい、ただ単に現状ネットから切り離されてるだけですorz
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/10(日) 02:13:39.35 ID:OjE35sSO
おぉ、久しぶりー
みんな明言しないだけで毎回楽しみにしてんだぜ

リア充羨ましいです(^q^)
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/10(日) 02:20:49.60 ID:yTNdk..o
この手のコピペはルイズクンカクンカかクレイジーフォーC.C.くらいしか知らないな
特に後者は流行っているかどうかすら分からんし
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/10(日) 04:09:07.39 ID:jmhCIHc0
とりあえず途中までかけたからあとは起きてから書くぜ!
相変わらず無駄に冗長的なだけだけど、がんばります。
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/10(日) 22:49:04.79 ID:S4f98sAO
安易にエロスに走らない所がいい
71 :【読切短編:落花狼藉(中)】 [sage]:2008/08/11(月) 03:53:33.56 ID:7Fmn6Aw0
昔から自分がおかしいと思うことは多々あった。
例えば置かれた環境であったり、抱く好奇心であったり、すべてを覆す悪運であったり。
とにもかくにも自覚はあったがどうしようもなかった。
寧ろどうにかできるものじゃなかったので、仕方ないと言えば仕方ないのだろう。
郷に入らばだの、住めば都だのという言葉があるように、人間慣れというものは恐ろしい。
結局のところ、私にとって日常というものは壊れたものであり、心地の良いものだった。
だからもし神様が目の前に現れて、私の『病気』を治してくれるというのなら……

私は神を[ピーーー]ことさえ厭わないだろう。


『意地悪なメイド外伝』
  短編読切「落花狼藉(中)」


「あー、だぁから、未然に防げなかったのは申し訳ないっすけどこれでも精一杯……ちょ、ちょちょ、足元みすぎですって!」

電話越しに面白がる声が聞こえてくる。

「あら、私があや様の脚フェチだといつお気づきに?」

電話する隣で面白がる声も聞こえてくる。

「足フェチ!? い、いつの間にそんな語彙まで! って、違います違います! そりゃ主任は人形しか愛せない変態とは思ってますが……」
「まぁ、私があや様の等身大愛玩人形を作っていることをなぜご存じなのですか?」
「愛玩人形!? って違います主任! すみません、口が滑ったんです! 決して主任のことをかるんじているわけでは」

ブツッ。
電波と同時に私の大事なライフラインの何かが断ち切られるような音がする。
うふふ……どうやらワタクシ、今月は赤貧生活を強いられそうです。

「あや様、お顔がすぐれませんが?」
「その言い方だと私の顔がダメみたいじゃん……電話くらいゆっくりさせてよ、宮ぁ」
「大丈夫です、あや様の魅力は私だけが知っていればよいのですから」
「ダメなのは否定なし!?」
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 03:54:00.74 ID:7Fmn6Aw0
ぽやぽやな何かを振りまきつつ、私の大事な何かを刈り取るこいつは友人の宮。
もはや友人と書いて天敵と読むレベルなのだけれどこのかわいい娘子さんには色々とお世話になってる部分もあるので縁は切れず、と。

「ですが元々学園内で携帯を使うことは良しとされていませんよ?」
「そりゃそうだけどさ、他の奴だって使ってるのいっぱい居るじゃん」
「他はどうでもいいんです。あや様だから注意するんです」
「宮……」
「だってあや様の声を独占するなんて許せませんから」
「何だか最近どんどんストレートになってない?」

若干身震い。この身の危険を感じるわけなのですよ。
貞操観念が意味を失いつつある昨今、大事にしなさいという友人の遠まわしな忠告なのだと思っておこうと思います。

「それよりあや様」
「あ、そんなあっさり話題変えられる程度のお誘いでしたか」
「残念ですか?」
「まさか」
「でしたら取り急ぎお伝えすることが。手遅れですが」
「え?」
「宇都木先生がこちらをご覧になってますよ。そのお手に持たれている携帯もろともですが」
「……宮、誰か来ないか見ててって言ったじゃん?」
「はい、ですから見ていましたよ?」
「……」

前門の笑顔、後門の笑顔。
前者が悪意のないような悪意の塊の笑顔で、後者が怒りをうちに納める笑顔なのでした。
私に合掌。たぶん没収なんだろうなぁ……ただでさえ極貧なのに。うぅ。
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 03:54:21.13 ID:7Fmn6Aw0

事件は昼間に起こったのだという。
いわく、突然人が“割れた”のだそうな。
実際現場に居合わせなかったけれど、その様はおぞましくも非現実的なほど美しい様相だったらしい。
きっと口に出さないだけで何人かの人間は思ったろう。まるでバラの華のようだと。


「で、お釈迦様は国家権力が回収、現在この一帯は厳重なまでの警備網が敷かれてる、と」

学院の帰りに一般市民を装い界隈をうろうろ。
制服のままだとただでさえ宇都木先生を筆頭に先生方が私に対して警戒中なので問題を起こすと即退学につながる。
そんな理由もあってちゃんと私服装備なのだけど、さすがにこの季節に長そでのジャージというのは結構つらい。暑いっす。

「……っかし、本当に一日にして話題の現場って感じだねぇ」

夕方を過ぎてもまだこのあたりには人があふれていた。
昨日までの閑散とした雰囲気が嘘のように人々が賑わっている。
いわく、現代人は刺激が足りてないのだそうな。これはうちの上司が言ってた。
だから猟奇的な物事、非現実への憧れは恐怖心と同じだけ生まれるのだとか。実際、これらは表裏の関係にあるのだとも。
つまり、今このあたりを歩く人間のほとんどがそういった野次馬根性で歩いてる。
私はどうなのかと聞かれると返事に困るけど、純粋な野次馬根性じゃないだけで似たようなものだったり。
では、他にどんなのがいるかと言えば……。

「あ」
「……ぁ」

数時間前に顔を合わせたばかりなので人違いなんてことはないはず。
気まずそうに踵を返すのは、安達くんのグループの一人。
この情報社会、こんな大きな事件が誰かの耳にはいらないはずがない。それも同じ街に住む間柄。
だから気になったのだろう。次は自分なんじゃないかって。
背中が語る、そんな気持ちを読み取りながらそちらに足を向ける。
おそらくではあるけれど、今危ないのは彼だろうから。
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 03:54:36.38 ID:7Fmn6Aw0
数分の追走劇。
終わりはあっさり訪れる。

何本目かの角を曲がったところで、いきなり目の前が真っ暗になる。
気づいた瞬間、目の前に火花が散っていた。
次に感じるのは鼻の奥に感じる熱い感じと鉄くささ。

「……はぁ、はぁ。何のつもりだ!」
「っ、たいなぁ……こっちのセリフだよ」
「てめぇが追い回すからだろ! 犯すぞ、ごるぁ!!」

あー、それは困ります、いろいろと。
私の血で汚れた角材を片手に凄まれる。さすがにこのあたりをよくご存じで。
気がつけば表通りからずいぶん離れた場所に連れてこられてる。

「お前も、あいつの仲間なんだな?」
「違います、っていって信じてもらえますか?」
「……もちろん、答えはノーだ。調べはついてんだよ」
「調べったって……あー、そうなんだ。やっぱり」
「ごちゃごちゃうるっせぇんだよ!!」

再び振りかぶられる角材。
残念ながら私はさっきの一撃ですっかり尻もちをついてるので動けません。アーメン。
敬虔な使徒でもない私は、このままどこへ行くのだろうか。案外危ないと思っていてもどうでもいいことを考えてしまうようで。
そんな中、やけに世界が遅く展開していき、次の瞬間目の前が真っ赤に染まる。


パン。


そんな軽い音がする。
そして裂いた。咲いた。
真赤な花が。
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 03:54:52.94 ID:7Fmn6Aw0
びちゃり、と何かが私の頬をはじめ、体中にかかる。
ぼとぼとと崩れ落ちながら、モノになり下がったそれはやがて自らの作った血溜まりの中へ沈む。

「……いや、何ていうか……衝撃的だね。前衛的?」

そんなことをつぶやきつつ、辺りに視線を飛ばすが何も代わった様子はない。

「逃げられた? 助けておいてそれはないよね。これじゃお礼も文句も言えやしないじゃない」

溜息をひとつ。
予備の方の携帯から上司に電話を入れる。
どうやらどこかでスイッチを入れちゃったようで、今事件は加速してる。
一言で表すなら、そう。……厄介だ。






「お疲れのご様子ですね」
「まーね」

あの後、処理を済ませて一目を忍び、家へ帰り着いたのが朝がた。
どうせ起きられないのがわかってるからそのまま貫徹したはいいけど、こういう日に限って抜き打ちテストの応酬。
その提案が宇都木先生ってんだから、いよいよをもってあいつは私の命(タマ)を取りに来てるんじゃなかろうかと思ってしまう。
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 03:55:05.06 ID:7Fmn6Aw0
「このままではファンクラブの方々に申し訳ありません」
「会員って確かあんただけじゃないの?」
「いえ、私のファンクラブです」
「あんたのかい! って、何で私が疲れてるのと宮のファンが関係してくるわけ?」
「あや様が元気がないと私の元気が出ません。なので笑顔もついつい曇りがちになり、あや様が恨まれてしまう結果に……」
「なるほどね。無駄な恨みは買わないに越したことぁない。ここは一つ元気になってもらえるようにもうひとがんばるかな」
「ですがあや様が元気だと私が嬉しくて、ファンの子達に一切構わなくなりますので恨みがあや様に向かいますね」
「どっちにせよ、私恨まれる運命!?」
「障害が多いほど恋路は燃え上がると聞きましたので」
「それは相思相愛の場合ね。ところでさ……裕子さんはまだお休みだっけ?」
「いえ、古城様はあや様がお休みの日に来られてますよ? 新入生さんも同じ日に一度授業を受けにいらっしゃっただけですし」
「え、来てたの、あの子?」
「はい。残念ながらあや様は学校をお休みされていましたのですれ違いになってしまいましたが」
「そかぁ、残念だな。あの子は私の数少ない友達の一人だから仲良くしときたかったんだけど」
「安心してください。私がいますので」
「うん、宮は一生の友達だかんね。そこは心配してない」
「いいえ、違います」
「違うの!?」
「友達以上の存在ですので」
「……あー、うん。とりあえず親友としておこうか」
「もう、あや様ったら、つれないです」

そんなかわいい顔ですねられても困るんですよ。一応道徳的にどうなの、ってな話になってくるので。
さて、それよりあっちは来てたということは……。なるほど。
確証はないけど、一応聞いておかないといけないことは増えたかな。

「あやくん、ちょっと頼みたいことがあるんだけど」
「はい、何でしょう。宇都木先生」

ちょうどいい具合に要件もできたみたいだし。
……藪はあんまりつつきたくない主義なんだけどなぁ。
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 03:55:22.21 ID:7Fmn6Aw0

ぴんぽーん。

無機質な電子音の後、やはり沈黙がある。

ぴんぽーん。

けど、居るのはわかってるので出てきていただかないと困る。
手元の資料をもう一度見返して空白の時間を有意義に。
一度きりの人生。ご利用は計画的に。

「古城さん。私、安達さんから伝言を預かっております」

だっていうのに何で自分から虎穴に入るかな、私ってば。

「……本当?」
「ええ」

とびきりの作り笑顔でこんにちわ。
そこには初めてあった時より、幾分顔色のよくなった彼女がいた。




「珈琲でいい?」
「いえ、本当おかまいなく」

部屋にあがらせてもらうのは二回目だけど、もう一度あの苦い液体をいただく気にはなれない。
コーヒー豆をこさえた職人様に申し訳ない気分になるのでお断りしたいんだけど……。

コトリ、と可愛らしい音と食器で劇薬登場。
手、つけなきゃダメだよね?

「……同じインスタント?」
「?」
「あ、いえ。こちらの事情ですのでお気になさらず。とりあえず話は変わるんですが、昨日は何をなされてました?」
「……。学校、行っていましたが。ご存じないですか?」
「それこそご存じないですか? 私、休んでいたんですよ?」
「……失礼。昨日は体調が思わしくありませんでしたので、少々記憶があいまいでして」
「はい、あなたのご友人からお話を伺いましたら執拗に接触を避けるような節が見受けられたほどだそうですので」
「それは、ただ……風邪のように他人に移すとまずいかと思いまして」
「感染型なんですか? それは怖い。なのにあげてお部屋にあげていただいたということは移されてしまうので……」
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 03:55:34.92 ID:7Fmn6Aw0
ガタン!!

「安達と、どういう関係なの!?」

短気はよくないと思いますよー?

「落ち着いてください。お体に触りますし。風邪なんでしょう?」
「うるさいわね! さっさと答えなさいよ!!」

どうやら、使っちゃいけない手を使ってしまった様子で。
確認も取れたし、目的も果たせた。
ここで撤退して応援を呼んでからというのも手だけれど……。
このままだとまた犠牲者を増やしてしまいそうなのでさっさと実行するしかなさそうなわけで。

「では、まずこちらの質問に答えていただけます?」

ポケットの中の感触を確かめる。

「質問?」
「まず、髪質が前よりも少々変わられたような気がするのですが、気のせいですか?」
「そ、それは、シャンプーとか、変えたから」
「次に少々服のサイズも変わったような」
「勘違いでしょ! 全く変わってないわ!」
「そうですか、では……」
「いい加減になさいよ! じゃないとあんたも!!」
「裕子さんはどこですか?」
「!?」

咄嗟にテーブルを蹴りあげる。
次の瞬間、テーブルが二つに割れ、四つにちぎれ、八つに砕け……。

「っち、やっぱ視界が射程っすか! 厄介な!!」

携帯とは別のポケットから小麦粉の詰まった袋を一気に引き裂いてぶちまける。
とたんに広がる白い粉塵。

「げほ! がはっ! あ、あんたやっぱりあいつの……!」
「これで確定ですね。ですがまだ取引といきましょう。彼女さえ無事に帰していただけるならば……あなたのこれからの安全を保障します」
「っく」
「場所はあの廃ビルで。彼女を無事なまま連れてきていただければそれでかまいません」
「こんなことをしたあんたを信用しろと……!?」
「するかしないかは自由ですが、彼らから預かったビデオがあります。これ、適当にダビングしてばらまいてもいいですか?」
「あ、あんた……!!」
「では午前0時に」

ガシャン。
窓を割って、ドアを思いきり開け放つ。
確率は二分の一。さぁどっちに反応してくれるかな?
もしこのまま見つかれば私はおだぶつなわけだけど……たぶん、大丈夫だ。
だって誰も助けにきてくれないし。
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 03:55:48.91 ID:7Fmn6Aw0

結果として安全は確保できた。

「……っく、逃げ脚の早い。もう表の通りにも裏通りにもいないなんて」

でも、それはチキンな戦法なので実際危機は去ってない。

「……。はぁ」

ガタガタと奥のタンスをあける彼女。そこには瓜二つの顔の少女。
少し顔色の悪いその子は、おそらく数日前に出会った裕子さん。

「ほら、いくわよ」
「んぐ、ふむぅぅ!!」
「うるさいわね、ころしたりしないわよ。おとなしくして。今から猿轡はずすけど……騒いだら、わかってるよね」
「!? ……」

こくこくとうなずく裕子さん。怖いだろうなぁ。

「ぷはっ。……なぜ? 何故なの、姉さん」
「知らないわよ。ったく、昨日のうちに関係者は全部消したと思ったのに」
「……そうじゃ、なくて……そ、それより安達さんたちは」
「ええ、みんなバラバラにしてあげたわ。後はあんたをそうするだけだったのに……全く、本当に厄介ね」

そりゃこっちのセリフです。

「いい。今夜で一応の決着はつくわ。それまであんたは生かしてあげる」
「……」
「それまでの間に、ぬくぬくと生きてきた自分を恥じるといいわ」
「そ、そんなこと言われたって」
「あんたはいいわよ。ただ蝶よ花よと育てられて。同じ父親、同じ母親から生まれたのに、何で私だけ……!」
「それはあの家のしきたりで……」
「うるさい!」

パンッ!

「きゃう!?」
「……あんな家。……そうだ、これが終わったらあの場所を消してやろう」
「そんな!?」
「ふふふ、いいわ。すごく楽しみ……あは、あはははは!」
「……姉さん」
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 03:56:01.29 ID:7Fmn6Aw0
どうやら資料は正しかった様子で。
古城家、か。ずいぶん古めかしいお名前だと思って調べれば見事ビンゴ。
まだ都が京におかれていた頃から続く陰陽師を始めとする家系の一部。
有名どころから様々な分家まであるけど、その中でもそれなりの有力な一族。
その中に古城の名前があった。
現代では大した能力もなく、むしろ何の特異性もないままに一生を終える人が多い。
今では血縁者間での魂の共有、交換という対内的な呪法や一部の魔術用の道具がある程度のはずだった。
しかし古城家は例外の一つだったそうで、時折強い力を有する人間が生まれたそうだ。
それは現代の世界では危険すぎるため、本来の家柄とは離れた場所で暮らすそうだけど……。

なんてことをベッドの下で思い返す私。
数センチメートル先にいる人間凶器はそれほどまでに厄介なのです。
本当怖い。見つかったらしんじゃうかくれんぼ。
神様、おられるのならどうか私の気配が某国エリート潜入班員なみになりますように。

「……。ここはもう使えないわね。あなた、お金は?」
「そちらにお財布と、通帳が……」
「そ、じゃあさっさと下ろしにいくわよ。どうせ足はつくけど、表向きには大丈夫だろうしね」
「……」

あけっぱなしの玄関から瓜二つの顔をした姉妹は出ていく。
どうやら通じたか通じてないかはわからないけれど、ひとまず安心できそう。
さて、時間はまだたっぷりあるからいまから応援をお願いできそうなツテをあたりますか。
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 03:56:13.81 ID:7Fmn6Aw0

妹と私。生まれた時間も、環境も、親も、変わらないはずなのに。

『この子は……ダメだ。うちには置けない』

たったそれだけの言葉で私はずっと本来の生活から遠ざけられていた。
俗に言うような裕福な子じゃなかった。『裕子』になれなかった。
どこにでもあるような、だけどどこまでも余所余所しい家族と共に十数年間を過ごした。
ゴワゴワとしたセーターを直接着るような気持ち悪さを常にまとって生きていた。
それだけでも零れ落ちた側として悔しいのに……。

『ひゅう。いい女じゃん、どしたの?』
『攫った。で、適当に脅してあるから何してもいいぜ?』
『ってことは随分調教済んでんの? やった、俺一回使ってみたい玩具あったんだよねぇ』
『お、やらけぇ。本当に使い込んでんの? すげぇ上物じゃん、どうやったらこんなの手にはいんのさ』
『さぁ? 何か家に帰りたくないとか言うから一晩遊んであげたんだけど』
『かーっ、本物のジゴロがここにいますよー、と。おら! 休んでんじゃねぇよ!』

女としての純潔も、幸せも、尊厳も何もかもを失った。
ただ飼われて、それを告白する家族すらいなくて。
すべてがどうでもよくなって。でも……。

『なぁ、もう飽きたし……俺、こういうの使ってみたかったんだよね』
『げ、マジで? お前それは』
『いいよ、やれば』
『けどさ!』
『何。死んだら埋めりゃいいよ。どうもこいつ、探してくれる人間もいなさそうだしね』

閃く銀。ぎらぎらと光ったそれが、きっと私をバラバラにするんだとわかった。
怖かった。悲しかった。悔しかった。

こんな醜い一生のまま終わってしまうのが。
こんな醜い一生を過ごしてきたと思うのが。
こんな醜い一生ですら惜しんでしまうのが。

だから、ただお前がそうなればいいと思った。
ひとつがふたつに。ふたつがよっつに。
それは幼いころから、変わらないものが好きだった私の単純な好物。
こうやって別れるという事象がただ好きだったから。

『……望むか? それを』

だから、私は……欲しいと思っただけ。
私は何も、悪くない。
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 03:56:26.67 ID:7Fmn6Aw0
午前零時十五分前。
つまり二十三時四十五分。
約束の時間までほとんどないわけで。

Q.何故私はそんな時間だというのにここに一人なのでしょうか?
A.あてにしてたツテが誰ひとり来てくれなかったから。

わぁ、何て簡単な答えなんでしょうか。ガッデム、マジやべぇって。
上司は上司で「がんばって。壊れない程度に」ときたもんだ。
はてさて本当にどうしたものか。

見上げるビルは初めて見たころよりも重苦しい空気がつつんでいる。
でもまぁ、これも運命なのだとあきらめなきゃいけない。
というより、こうなってもたぶんしなないと思うし。というか思いたいし。
そんなわけでいざいってみよう。虎穴にはいらずんば虎児を得ず。
本当、何だか今の状況を的確に表してる気がして仕方ないよ。うう……。
嘆いてても仕方ないのでいざ突撃。
……誰か骨くらい拾ってくれないかなぁ。




「あら? あれは……止めてください」
「どうされました? お嬢様」
「いえ、その……。少し気になることがありますので、付き合ってくださいますか?」
「お嬢様がお望みなら」
「では、おねがいします」
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 03:57:19.02 ID:7Fmn6Aw0
というわけで結局三つに分けてしまいました。すみませぬ。
最初からいってますが厨二病系が苦手な人は読み飛ばしてくださいね、いやマジでww


さておき安易なエロスなわけではないと信じたい今回の流れ。
……違うよね? よね?wwww
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/11(月) 10:59:03.12 ID:q/HvAADO
>>83
ROMからのこのこ戻ってきたけど構いませんね!!
中二病?もっとやれ、いややって下さい。
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 18:45:29.90 ID:hMpht6SO
なんという高レベルな厨2病・・・
これはwwktkせざるをえない


ところで全体的になすきのこテイストが漂ってる気がするのは俺だけなのかしら
いや、なすきのこ好きなんだけどね
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/11(月) 19:35:07.89 ID:.3B1P2AO
きーっえるひっこーきーぐもぉー♪
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 21:18:43.34 ID:G5t4YkAO
てす
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/11(月) 21:20:42.12 ID:G5t4YkAO
しばしば404で書き込めない俺の携帯は終わってるに違いない

>>85
なんか能力者?みたいな人が空境のマッガーレに似てるな。境遇とかが。

そんなもん関係なくwwktkしてるけどな!
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/12(火) 23:17:14.98 ID:0GOHLoAO
あげ
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/13(水) 03:39:21.24 ID:HdS1pAAO
おこんばんちわです。
現在合宿最終日。
明日の飲み会を持って終了なので明後日くらいからまた書いてきます!



前スレでも奈須言われた気がするww
他は西尾とか。いやぁ……俺ってwwww

ふじのんタイプなのは自分でもわかってます。
基本的にいわれなき暴力は苦手なくせに、そういう境遇はよく書くという……
エロが好きなわけでは決してないはず!
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/13(水) 04:11:04.57 ID:bY6zYWYo
そろそろRXてつをに違和感を覚えなくなってしまった自分に怯えつつお疲れ様のお題を

【たまにはわがまま言わせてくれ】
【明日がある】
【人類皆変態】
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/13(水) 09:31:34.10 ID:e17ZQUSO
>>90
エロいのが好きじゃない?
下の口はそうは言ってないみたいだぜ?
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/14(木) 05:55:33.44 ID:yJfsKfIo
おっとこのお題も置いておくべきだったかな
【お盆】
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/14(木) 09:06:20.54 ID:.cOA1UAO
ならこれも要るな
【黄泉がえり】
95 :【次スレ誘導】 [sage]:2008/08/15(金) 04:15:16.55 ID:AkCJvtM0
メ「というわけで次スレいきましょうか」
男「まだ900近く残してかよ」
メ「ほら、新しいものを蹂躙していく感覚って素晴らしいじゃないっすか」
男「まっさらな雪の上を歩く感じか」
メ「そうそう、処女相手とか」
男「お前は何という生々しい表現を……」
メ「主様に合わせただけですよ」
男「俺ってそういうキャラなのか」
メ「最近のエロブームにのっかってですね」
男「そんなブームきてねぇよ!」
メ「エロzipのURLだと思ってブラクラひっかかったのはどこのどいつだ!」
男「お前だよ」
メ「はぅあ!?」
96 :【オールスター】 [sage]:2008/08/15(金) 04:21:34.23 ID:AkCJvtM0
男「というわけで最近俺達の出番がなかったのでオールスターです」
メ「いやもう本当、馬鹿にしてんのかこいつ、みたいな感じでしたもんね」
委員長「もうお払い箱なのかと思ったわ」
あ「いやいや、そんなことないっすよ。皆さんの活躍があってこそですって」
宮「ですが現状はあや様のお話がメインっぽく見えますね」
あ「あおらないでお願いだから!?」
メ「……なんかポジションがとられそうな。私先発だけど」
男「つまりこいつは中継ぎみたいな」
女「それって全然脇役さんだと思うけど……」
妹嬢「あなたがそれをいいますか」
女「はぅぅ……!」
女弟「おいこら、姉ちゃんをいじめんじゃねぇよ!」
姉「あはは、お姉さんおもいだね。おとちゃんみたい」
男「……ノーコメントで」
妹「どうでもいいからかえっていいっすか?」
姉「あ、こっちもお姉さんおもいさんだ」
妹「べ、別にあたしは!」
委員長「いい妹よ」
妹「あぅ……」
メ「それに比べて」
妹嬢「な、何ですかその視線は! 何かいってあげてください!」
メイド長「お嬢様はご立派な方です」
友「そりゃメイド長さんはそういうしかないよねぇ」
メイド長「心からの言葉です」
男「ま、おれみたいなのにはできすぎた妹だよ」
妹「……兄さん」
姉「ねぇねぇ私はー?」
男「姉さんは姉さんだよ」
姉「わーい!」
女「ほ、ほめてるのかなぁ?」
メ「気にしたら負けです。と、そういえば何で集まったんでしたっけ?」
男「……いや、とりあえず最近しゃべってないやつらのうっぷんを晴らそう、みたいな感じだろ」
メ「晴れました?」
全員「「「「…………」」」」
男「まぁつまり、一言でいうなら」
全員「「「「早くかけ」」」」



すみません、本当すみません
97 :【40越えても今だに現役】 [sage]:2008/08/15(金) 04:28:55.03 ID:AkCJvtM0
男「……げっ」
メ「どうかしました? 主様」
男「あ、いや……うぅん」
メ「携帯がどうかしました? ん? 奥様からメールじゃないっすか」
男「ああ、間違いメールだ」

『ダーリンへ。はやくかえってきてよー。ちゃんとお気に入りの下着きてるよー』

男「……」
メ「あつあつっすねぇ」
男「まったくだ。実の子供に間違えて送るメールじゃないだろ」
メ「いいことじゃないですか。夫婦円満で」
男「あれでもう40近いんだから、ちょっとは自重しろってのに」
メ「奥様も旦那さまも全然年齢よりお若いからありでしょ」
男「想像したらやばいっての」
メ「……。た、確かに」
男「なぜほほを赤らめるよ、お前は」
98 :【3倍速】 [sage]:2008/08/15(金) 04:33:45.81 ID:AkCJvtM0
メ「主様! 私いいこと思いつきました!」
男「もはや何の期待もしてないがどうぞ」
メ「三倍速で動けばいいんですよ、私!」
男「ふむ?」
メ「つまり、通常の三倍で動けば効率も三倍! これによって私は驚異の性能を発揮します!」
男「たとえばどういうことで?」
メ「文章を読むのが三倍ですし書くのも三倍、そして思考能力も三倍で働きますので自演とかしまくりです!」
男「……ネットね」
メ「無論です」
男「家事とかは?」
メ「知ってますか? ゼロを何倍してもゼロのままですよ」
男「……もはやですよねー、としか言えない」
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/15(金) 04:50:48.34 ID:AkCJvtM0
適当にキャラ設定とセリフサンプル。
これはまぁひな形(もとい書きなぐり)なんで次があるとしたら改訂予定です。
皆様の意見も取り入れつつww


男:主様。メイドの飼い主。何事もわりかし完璧にこなす。ランジェリーフェチで特撮オタ。実家はお屋敷。
メイド:飼われる側。そのくせ家事を始め一切仕事はしない。基本的にNEETそのものだが顔、スタイルは抜群。
委員長:男のクラスメート。妹とボディチェンジ可能。クールビューティー。若干ヤンデレの素質あり。
妹:委員長の妹。やさぐれ属性。お姉ちゃんっ子。姉と中身の入れ替えが可能らしい。
妹嬢:男の実妹。ブラコン。男以上の完璧超人。設定的にはないはずだがふたなり属性らしい。謎である。
メイド長:お屋敷に使えるメイドのトップ。クールビューティーだが愛想はほとんどふりまかない。実はスタイルはトップクラス。
姉:男の実姉。同じくブラコン。男にべったり。ただ愛し方が人と少し違う様子。スタイルが現状トップクラス。
女:男のクラスメート。普通の女の子だったがひょんなことから女装(させる)癖に覚醒。現在では変人の仲間入りである。
女弟:女の実弟。シスコン。ガチムチ。男をライバル視するもまず出番がないかわいそうな子。
友:男のクラスメート。サッカーに青春をかけており、女性関係もないもののモテるタイプ。……のはずが何故かホモ説が浮上。謎である。
父:無敵超人。ただし男との仲は最悪。
母:放任主義。ダメ人間。だが夫との仲はらぶらぶなようで。

男「おーい、メイド。お茶いれてくれ」
メ「何を言ってんですか、この人は」
男「お前が何を言ってんだと。給料分くらいは働けよ」
メ「主様、私思うんです……お金で動く人間って駄目だな、と」
男「だが働かずにお金をもらう人間ってどうよ」
メ「最低ですね」
男「お前のことだ」
メ「またまた御冗談を」
男「……こいつだけは」
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/15(金) 05:36:06.20 ID:KZvO2UAO
男「とりあえず、その、なんだ」
メ「100っすね」
男「3スレ目の100なんだよな」
メ「ええ、まぁ」
男「その割にはなんていうか……」
メ「相変わらずな感が漂いますね」
男「ここらでひとつ開拓だな」
メ「ほう、例えば?」
男「お前を解雇」
メ「……」
男「……」
メ「主様、お茶いります?」
男「わずかながら進歩だな。だがとりあえず飲みさしのペットボトルを渡すのはダメだろ」
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/15(金) 06:48:43.13 ID:45MFlYAO
>>98
つまりメイドは真っ赤になって主様の専用機になりたい……と
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/15(金) 08:07:05.66 ID:ktbrtQAO
>>100
そのまま主様が飲んで慌てるわけですね、わかります
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/15(金) 09:50:40.22 ID:21bFBXoo
親父さんは広い宇宙へ羽ばたいてゆく正義の姿の我らの仲間なんですね、分かります
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 01:58:02.23 ID:eGUB/EAO
すっかり忘れてたぜ

お題
【大規模即売会】
【コスプレ】
【カメ子】
【開幕ダッシュ】
【徹夜はダメ】
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 03:23:36.54 ID:w8WIvEw0
じゃあ俺もお題だすよ!

【猿も木から落ちる】
【河童の川流れ】
【弘法も筆の誤り】
【漢字検定】
【ブレインロード】

最後のは超マイナーなゲームだからわからなかったら別にいいんだぜ!
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 04:34:17.36 ID:OXJiVU.0
>>101
メ「百年たってもあり得ませんから安心してください」
男「こんなじゃじゃ馬のりたくねぇよ」
メ「寧ろ私が乗ります」
男「絶対乗せるか!」

……変な想像しちゃダメですよ?

>>102
最近の子はあんまり間接キスとか気にしないんだよね、全くけしからん。

中「え、お前、たばこ吸ってたんだ」
後輩「うす。……すぱー、やっぱ食後はうまいなぁ」
中「そら人の金ですもんね、余計うまいわ」
後輩「先輩吸わないんですたっけ?」
中「無理だな。そんなののどこがいいんだか」
後輩「えー、食わず嫌いでしょー。一回吸ってみましょうよ。ほら」
中「え、いや、でも……」
後輩「いいからいいから」
中「すぅ……げほっ。う、まぁまぁかな」
後輩「あはは、むせてるむせてる。っていうか何遠慮してんすか、しっかりくわえないと」
中「や、でも」
後輩「あ、間接キスとか気にしてます? ぶはは、だから彼女とかできないんすよ」
中「……るせぇよ。あー、もう返す」
後輩「えー、ま、いいっすけど。……すぱー、うめぇ」
中「はいはい、よかったね。……何でこいつ彼氏いんだよ」
後輩「そりゃ可愛いからっす。残念っしたね」
中「……イヤ割とまじにな」


こういう会話がデフォであるから困る。
俺のイメージする女性像が理想高杉なのかなぁorz
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 04:37:06.34 ID:OXJiVU.0
>>103
何というたとえwwww
実際のところ、うちのおやじもプレイボーイなので本当困る。
うちのタオルだと思って持ってったら全然知らん人の苗字書いてて吹いたことが最近あったww

>>104
今年は参戦しないんだよねぇ。
もうなんつーか、熱意や意欲がなくなったのだよ……。
これが……老化!?

>>105
何か昔友達ん家でやったかもww
謎解きみたいなのだよね?
いや、すげーおぼろげだけどwwww
108 :【突っ走れ】 [sage]:2008/08/16(土) 04:39:55.39 ID:OXJiVU.0
男「……萌えランキング?」
メ「ええ。現状、誰が一番人気なのかを調べようかと思いまして」
男「何でまた」
メ「いやほら、最近私、自分の方向性に迷ってまして」
男「うん」
メ「ここらで視聴者の意見を取り入れて人気を稼ごうかと」
男「大丈夫、安心しろ」
メ「へ?」
男「お前はこのまま突っ走ればいいよ。おれが保証する」
メ「でも……」
男「大丈夫さ」
メ「……主様がそういうなら、そうしてみます!」
男「おう」
メ「よーし、やるぞー!!」
男(……どうせ今更何をしたとこでお前の人気なんてあってないようなもんだからな)
男「というか、まじめに仕事しろって意見きてもしないだろうし……はぁ」
109 :【時を超えろ】 [sage]:2008/08/16(土) 04:50:00.34 ID:OXJiVU.0
男「空をかけろ……いや、さておきだな」
メ「タイムカプセル、ですか」
男「うん。何か今年の思い出を10年後に、だとか」
メ「へぇ、そんな面倒なことよくやりますね」
男「お前にゃロマンだの夢だのないのか」
メ「マロンならいくらでもいけます」
男「……この栗野郎!」
メ「このエロスが!!」
男「え、えぇぇ……予想だにしない角度からの返しだぞ」
メ「で、主様は何を埋めるんですか」
男「何事もなかったかのようにさらっと……。んと、未来の自分への手紙だな」
メ「……ぷ」
男「ああ、笑え笑え。いいんだよ、どうせこういうべたなのしか思いつかないんだから」
メ「ま、いいでしょう。何書いたんですか?」
男「ん? 何つーか、まじめにやってるかー、とか結婚とかしてるのかーって」
メ「あはは、どうせ野たれじんでますよ」
男「さらっと本人を前にしていうこっちゃねぇだろ。時を越えてまで馬鹿にされるとは……」
メ「それに主様、結婚なんかしなくてもいいじゃないっすか」
男「ん?」
メ「ほら、えっと……独身でも、案外誰かしら一緒にいたりするかもですし」
男「あはは、絶対ねーよ」
メ「ガッ!! 孤独死してしまえ!!」
男「なにゆえ罵倒!?」
110 :【大空に聞け】 [sage]:2008/08/16(土) 04:53:59.09 ID:OXJiVU.0
メ「さて、困りました……」
妹「何? どうしたの?」
メ「いえ、実は私駅ってどっちか知らなくて」
妹「あァ!?」
メ「ひぃ!?」
妹「あ、いやその……。じゃあどうやってお兄さんを迎えにいくの?」
メ「えーと、そですね。……空に聞いてみるとか」
妹「あァん?!」
メ「ひぃぃ!?」
妹「え、あ、その……まじめに答えてくださいね」
メ「いや、でも本当に勘でいこうかと」
妹「……こいつ、つかえねぇ」
メ「へ?」
妹「何でもないよ。ちょっとそこの交番で聞いてくるね」

タタタ……

メ「うぅむ。でもここは自然の力を使って……まぁ私の脳内設定なんですが」
妹「聞いてきたよ。すぐそこだって」
メ「さすが自然力!」
妹「……はァ?」
メ「厨二病ですみません、本当すみません」
111 :【お前の血は何色だ】 [sage]:2008/08/16(土) 05:05:44.05 ID:OXJiVU.0
男「てめぇらの血は何色だぁぁああ!」
メ「塩沢さん……ご冥福をお祈りします」
男「本当に。良い人をなくしたもんだ……」



姉「にへへ〜、おとちゃ〜ん」
男「あー、もう! 料理中は危ないってば!」
姉「大丈夫だってばー。何なら手伝うよー……ほら、野菜とかばんばん切っちゃうー」
男「あ、ちょ!」
姉「ん? 何……? あ、いたっ」
男「ほら言わんこっちゃない……じっとして」
姉「あ……」
男「ん……ちゅ」
姉「……」
男「……っと。これでいいかな。って、何か全然血とまってないな」
姉「えへへ。ちょと、興奮しちゃってる、かも」
男「何で? ……って、あ、そ、それは、その」
姉「えへへぇ」
男「……」

ガシャン!

メ「おっと手が滑りました」
男「あーもう、何やってんだよ」
メ「あいたー」
男「……棒読みだな、おい」
メ「指きりました」
男「つばでもつけとけば治る。それより危ないから皿は俺が片付け……」
メ「何なんすか! 私の血は汚いってんすか! 見てくださいよ! まっかっかでおいしそすでしょ!」
男「何怒ってんだよ!? つか、おいしそうってどういうことだよ!」
メ「寧ろここで気づかないお前の血が何色だぁぁあああ!」
姉「……おいしそうだね」
メ「ひ!?」
男「ね、姉さんは救急箱とってきて! ちゃんと止血するから! 早く!」
姉「あうう……」
男「ったく。……お前も、ちゃんと止血するから、じっとしとけよ」
メ「……ふん」
男「何なんだよ、全く」
112 :【「だからみんな死んでしまえばいいのに」「生きろ」】 [sage]:2008/08/16(土) 05:09:14.46 ID:OXJiVU.0
男「なんつーか……見事なまでの対比だな」
メ「ここにさらにブレンのポスターを加えると」
男「マジカオス……頼まれなくたって生きてやるって、お前……」
メ「ちょっとした会話ですね」
男「でも最近、こうやって生死を扱う作品って増えてるよな」
メ「……マジエロス」
男「そっちじゃねぇよ!?」
メ「まぁさておき。それだけ共感やら感動を呼びやすいんでしょうね」
男「根源にあるもんだしなぁ、人間の」
メ「でも結局、人間いつか死ぬんですから、あんまりこだわっても仕方ないですよね」
男「逆にいや、逃れられないからこそ関心がいくんだけどな」
メ「まぁそっすね。……でも一回こっきりの人生、悔いなく生きたいですね!」
男「……そうなんだけど、ねっ転がりながらおかしボリボリされると俺もさすがに頷けない」
メ「ましてや勉強中の主様の隣でやってますもんねー」
男「自覚のあるお前が憎い」
113 :【メイドだって苦労している】 [sage]:2008/08/16(土) 05:15:39.28 ID:OXJiVU.0
男「お前は本当楽でいいよなぁ」
メ「な!? 失敬な! 私だって大変なんですよ!」
男「たとえば?」
メ「それは……」



姉『えへへ〜、おとちゃ〜ん』
男『ね、姉さん……』
メ『ほら、離れてください!!』


女『男子ちゃん! 男子ちゃん! はうぅぅ!!』
男『ちょ、ちょっと! 女さん、脱がさないで!!』
メ『はいはい、男子ちゃん〜。こっちでお着換えしてくださいね〜』

委員長『男、その、今日……』
メ『ぎゃー! 主様ー! 助けてー!! いつかいたずらに使う予定のゴキブリたちがー!』
男『何やってんだばかやろー!! くそ、って、いいんちょ、ごめん。また今度!』
委員長『……はぁ』


妹嬢『兄さん! 今日これからお時間があれば……』
メ『あれ? 妹嬢さん、何やら股間がもっこりしてますね』
妹嬢『し、してません!? 何を言い出すんですか!!!』



メ「……ね、ネトゲ、とか」
男「はぁ。やっぱ気楽でいいよなぁ」
メ「……ぐ、ぬぬ。どっちがお気楽ですか」
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 10:53:31.42 ID:dcwb1lMo
久しぶりに主様たちを見た気がするよ
相変わらずでいいな

>>106
それは無理な相談だぜブラザー
某7巻の上巻のラスト近くの龍の台詞で卑猥な想像をしちまった俺にはなぁ!






7年間のうちに俺も汚れたなぁ・・・
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/16(土) 12:17:47.73 ID:w8WIvEw0
>>107
イエースイエース!
謎解きアドベンチャーみたいな感じ!
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 12:19:43.80 ID:w8WIvEw0
さげわすれたorzスマソ
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 21:20:17.57 ID:4OrT3rQo
メイドの嫉妬頻度が増えてきた希ガス
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/16(土) 22:56:56.89 ID:w8WIvEw0
>>117
いい傾向じゃないかwwww
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/17(日) 00:16:02.69 ID:wPt5CEMo
うん、とっても素敵wwwwwwww
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/17(日) 04:41:55.49 ID:3U3r68c0
さすがに3スレ目にもなっていつまでも同じ状態とはいけないってことですね!
というより、ライバル(?)が増えてるのが主な原因かも。
良くも悪くも影響は出てるってことですね!
でも俺の中でメイドのデレはない。……っていったら怒られそうなんだぜ。
121 :【たまにはわがまま言わせてくれ】 [sage]:2008/08/17(日) 04:46:28.14 ID:3U3r68c0
男「働きたくない」
メ「!?」
男「勉強とかしたくない」
メ「あ、主様?」
男「面倒くさい。もういやだ、寝る」
メ「主様ってば!」
男「……」
メ「こ、これはいったい……というよりこのままでは晩御飯が抜きに!?」
男「自分で作れよ。ああ、面倒だから宅配ピザでいいか」
メ「え、ええええ!? 倹約家の主様が何てことを!」
男「いいじゃねぇかもう、別にさー。ほら、ぱーっといこうぜ、ぱーっと」
メ「……主様!」
男「んあ?」
メ「私、何ていったらいいか、わかんないですけど、こんな主様は……」
男「んだよ、説教か?」
メ「こんな主様は最高です!!!!」
男「……」
メ「さぁぱーっといきましょう! ええ、そうですよ、一度きりの人生、ぱーっとね!!」
男(……あ、あれぇ。反面教師作戦がいとも簡単に受け入れられたんですけどぉ)
122 :【明日がある】 [sage]:2008/08/17(日) 04:55:26.07 ID:3U3r68c0
友「はぁ……」
男「何落ち込んでんだよ」
友「ん。ちょっと試合でミスしちゃってさ」
男「それくらいでブルーになるなよ、誰だってあるさ、失敗くらい」
友「でも、やっちゃいけないタイミングでさ……実質ボクのせいで負けたみたいなもんだし」
男「ふぅん。お前のチームってヘボいのな」
友「なっ!? 何だよ、その言い草!」
男「だってお前ひとりがミスしただけで負けちまうようなチームなんだろ?」
友「そ、そういうことじゃ……」
男「自惚れんなよ。お前は確かにエースだけど、サッカーって一人でどうにかなるもんじゃないんだろ?」
友「……」
男「だったら今日の失敗を生かして、次はしない。そのためにみんなで練習。違うか?」
友「……はぁ、もう。サッカーを何も知らないくせに」
男「ああ、知らないぞ」
友「くす。偉そうにー。……よし、ちょっと練習いってくるよ」
男「おう。がんばれよ」
友「言われなくたって!」

ガラガラ

男「ったく。メンタル面はまだまだだなぁ」
委員長「何さまのつもりよ」
男「げ、いいんちょ。……聞いてた?」
委員長「まぁ、ね。全く、お節介ね」
男「しゃあねぇだろ。あいつのこと、ほうっておけねぇんだからよ」
委員長「そうね。あなたはそういう人だもの」
男「なんだよ、ダメなのか?」
委員長「いいえ。……素晴らしいことだと思う」
男「そか。ありがとな」
委員長「そうね。じゃあついでに私も励ましてもらおうかしら」
男「ははは、いいんちょみたいな完璧委員長に励ましなんて恐れ多くてできねぇよ」
委員長「……そう」
男「ま。でもさ。人間今はつらいかもだけど、明日があるんだ。そこに希望持たなきゃやってけねぇ」
委員長「……」
男「だからくじけそうになったり、辛かったりしても、先の幸せを信じて頑張るのが一番。ってな」
委員長「そうね。……まだまだ、私も頑張るわ」
男「そうそう、その意気。ってまぁ、委員長には大きなお世話だろうけどさ」
委員長「……そういうことにしておくわ」
男「さて、んじゃあ俺は帰るわ。またな」
委員長「ええ」

ガラガラ

委員長「……いつか、きっと」
123 :【人類皆変態】 [sage]:2008/08/17(日) 05:00:12.04 ID:3U3r68c0
男「ランジェリーは素晴らしいモノだと思う。ガーターベルトとかもう、ヤバいね」
委員長「愛すことは一種の病のようなものだと思うの」
妹嬢「兄妹だからって、遠慮をすることはないと思うんです。たとえば神話では……」
女「可愛い子は人類の宝だと思うの! 可愛い衣装を着せて、可愛いお化粧をして……はぅぅ!!」
女弟「べ、別に姉貴とかどうでもいいっての! 別に、どうでも……」
姉「えへへ……おなかすいたなぁ」
母「ダーリン、マジラブ」
宮「例え性別の壁を越えてでも、愛を貫かねばならない時ってあると思いませんか?」



メ「……よくよく考えると、頭のおかしい人しか居ないのではないでしょうか……」
124 :【お盆】 [sage]:2008/08/17(日) 05:49:06.58 ID:3U3r68c0
男「って言っても帰るつもりないしな、実家は」
メ「基本的に敷居をまたぐなと言われてますもんね」
男「とはいえ……」

『着信アリ:24件』

男「催促の電話がなぁ」
メ「もはやホラーかサスペンスの域ですよね、妹嬢さん」
男「まったくだ。と言いたいとこだが……さすがに挨拶くらいはいくか」
メ「マジっすか」
男「お前は家にいていいから。どうせ乗り物酔いするだろ」
メ「百発百中で」
男「その単位はどうなんだろう……。さておき、いってくるからおとなしくしてろよ」
メ「私にもお盆休み到来ですね」
男「そういうこった。とりあえず今晩あたりから鈍行で帰るから、おとなしくしとけよ」
メ「好きにやらせてもらいます」
男「はいはい、と」





『黄色い線の内側までお下がりください……』

男「……で。何でいるんだよ」
メ「いやー、好きにさせてもらって言いましたんで」
男「……。まぁお前は百歩譲っていいとしよう」
委員長「何?」
女「あは、あはは……」
男「何故君たちまで」
委員長「将来のためにごあいさつを、と」
女「右に同じく」
男「……。はぁ。どうなってもしんないからな」
メ「いざ、鎌倉!!」
男(その気合いの入れ方が間違ってる気がしない実家ってどうなんだろう、本当)
125 :【黄泉がえり】 [sage]:2008/08/17(日) 05:53:46.72 ID:3U3r68c0
メ「新キャラの予感!」
男「結局消化しきれない悪寒」
メ「……というわけで頭の中にあった何やら怪しげな案は没になったとか」
男「おれたちは何をしゃべってるんだろうな」
メ「まったくです」




男「しんだ人間が生き返るとかホラーだよなぁ」
メ「でも、どうしても会いたい人がいて、その人がしんでたら、どんな手段も講じるんじゃないでしょうか」
男「人間の想いって怖いよな。猿の手とかを代表に、そういう話はあるからなぁ」
メ「わからない人はググってみましょう」
男「なぁ、もし俺がしんだら黄泉がえらそうと思うか?」
メ「もちろん」
男「ほほう」
メ「しんでも養っていただかないと」
男「……もはや何も言うまい」
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/17(日) 13:08:36.20 ID:wPt5CEMo
素直になれない男女が泥酔して
起きたら裸で抱き合ってるなんてシュチュ大好きです
それが酔ったふりの策略とかも大好きです
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/18(月) 05:18:15.76 ID:rSe7Wfw0
>>126
前スレにそんな感じの流れがあったりしたかもww
だが残念ながら素なんだけどね!!

今日もこんな時間にお題消化させていただきます。
128 :【大規模即売会】 [sage]:2008/08/18(月) 05:21:56.92 ID:rSe7Wfw0
メ「私の御用達ですね!」
男「こんなとこに顔ききする知り合いがいるのがやだ」
メ「何を言うんです。これからの社会に貢献していく一大ムーヴメントですよ!」
男「もうやだこの国」



男「そういやこの前うちのメイドに変なこと言われたんだよな」
女「何言われたの?」

メ『主様は元がいいので一度連れて行きたい場所があるんですよ』

女「元がいい?」
男「よくわかんないよな。即売会って言われたんだけど」
女「何の元なのかなぁ」
男「さぁ? ただそのあとに……」

メ『売り子をさせれば間違いなく勘違いした野郎どもが……うふふふ』

男「とか何とか。わけわかんないよな」
女「……」
男「あれ? 女さん?」
女「なる、ほど……」
男「おーい」
女「男くん! 男ならやってやれ、だよ!!」
男「は、はひ!? ……っていや何が!?」
129 :【コスプレ】 [sage]:2008/08/18(月) 05:28:42.80 ID:rSe7Wfw0
男「……こういうことね」
メ「いやー、まさか主様が本当に協力してくれるなんて。ありがたい」
男「ちゃんと断ったよ? 断ったんだけど」
女「えへへぇ、似合ってるよぉ、男子ちゃ〜ん。えへ、えへへぇ……あう、鼻血がぁ」
男「逃げられなかったんだよ……」
メ「お、おいたわしや。でもほら! これだけメイクもしてるんだからバレませんって!」
男「それ以前にこんなとこに知り合いがいたら泣けてく……げっ!?」

男子A「お、あの売り子さんかわいくね!?」
男子B「おう、MOTOKOちゃんか! すげぇ、さすがにエロいな!」
男子C「ぼ、ぼぼぼ、ぼく見に行ってくる!」
男子A「あ、ずるいぞ! 拙者も!」

メ「主様?」
男「……クラスメートだ」
女「え!? わ、私ひっこんでるね!」
男「お、おれも……ぐぉ!?」
メ「主様が引っ込んでどうすんですか。ほら、ちゃんと売り子する」
男「う、嘘だろぉぉ!?」




ちなみに主様の格好は『マジカル☆武装 MOTOKOちゃん!』という架空のゲーム(18禁)のキャラクター。
メインヒロインであるMOTOKOちゃんは毎回戦闘のたびに服が破けるので有名だ!
もちろんそれを想定して衣装の面積を小さくし、経費を安くするという設定上。
そのおかげでやたら微妙な部分(脇腹、二の腕等)を露出するのがマニアの間で人気だったりする作品なのだ。
130 :【カメ子】 [sage]:2008/08/18(月) 05:34:57.30 ID:rSe7Wfw0
男子C「しゃ、写真撮らせてください!!」
男(おろおろ)
男子A「あの、よかったら握手とか!」
男(わたわた)
男子B「でも近くで見ると結構がたいイイっすねぇ。もしかして何かスポーツしてるとか?」
男(びくぅ!)
メ「あー、げふん」
三人「「「!?」」」
メ「うちの大事な売り子さんにあんまりちょっかいださないでくださいますか?」
男子C「べ、別にちょっかいをだしてるわけじゃ……」
メ「あくまでこの子はうちに善意で協力してくれてるだけなので、そういうことはお断りしてます」
男子A「そうなのか!?」
男(……こくり)
男子B「そんなぁ……」
メ「それよりほら! うちの新作見ていってくださいよ!」
男子A「う……や、やおいはなぁ」
メ「っけ! MOTOKOばっか見てないで、アルカイザー様とシュタイナー侯爵の絡みに想いを馳せろ、この三下!!」
男子C「そんなの見てないんだよ! くそ、いこうぜ!」
男子B「お、おう」



男「……はぁ」
メ「うーむ。主様を立たせておけば確かに男性客は来てくれるようになるんですが……手伝いとはいえ、ちゃんと売上を出せないのは申し訳がない」
男「もしかして俺のせいなのか?」
メ「主様はよくやってくれてますよ。……ふぅ、うまくいかないもんです」
男「そういうものなのか」

カシャ!

男「わぷ!?」
メ「ちょ、誰ですか! 許可もなく写真は……」
女「ね、次はちょっと憂いを帯びた感じで! そう! はい、いくよ!」

カシャ!!

二人「「……女さん」」
131 :【開幕ダッシュ】 [sage]:2008/08/18(月) 05:39:45.83 ID:rSe7Wfw0
男「で、結局また手伝わされてるし……せっかくの夏休みなのに」
メ「いいじゃないですか。お盆の帰省でお疲れでしょ。こういうイベントで楽しまないと」
男「楽しめるのお前だけじゃん」
メ「ははは、コスプレに目覚めた主様なら楽しめるかと思いまして」
男「何度も言うが楽しんでるのは約一名だけだからな」
女「はうあう……いいよぉ、いいよぉ」
委員長「あら? 私は別にあなたがどういう趣味でも気にしないわよ」
男「気にしてよ!? むしろ止めてくれよ!!」
メ「ほら、主様。そんなこと言ってると舌噛みますよ」
男「は? 何で舌を……」


┣¨┣¨┣¨┣¨


男「わぷ!? な、ななな!?」
メ「さぁ、ここからが本番です。……しっかり色気を振りまいてくださいよ。今回は男性向けを売るんですから」
男「よくわからんが今非常に自分の身の危険を感じるぞ、おい!!」
委員長「何、この垂れ幕」
メ「あ、はがしてください」

ぺりぺり

『お買い上げの商品の中に「あたり」が書いてある方にはもれなくうちのMOTOKOちゃんがキスしてくれるかも!?』

男「……」
メ「……てへ☆」

ビリィ!!!

メ「あぁ!?」
男「ふざけんなよ!!!!?」
132 :【徹夜はダメ】 [sage]:2008/08/18(月) 05:46:01.35 ID:rSe7Wfw0
メ「さっきのお題と合わせてですが、違反行為はダメ絶対」
男「運営に迷惑をかけず、快適なお買いものライフを。……って、何だこのセリフは」
メ「ちょっとしたお約束です」



男「ふぁ、ぁぁ……」
メ「お疲れ様でした」
男「ああ。本当にな。誰かさんのおかげで」
委員長「感謝してるわ。私たちの代わりに起きててくれたんでしょ?」
女「ごめんね? ごめんね?」
男「いいよ。すべての原因はこいつなんだから」
メ「ははは」
男「何がおかしい、何が。突然こんなとこまで連れてきやがって。何が目的だよ」
メ「目的も何も、今日が何の日だかおわかりじゃないんですか?」
男「……? 帰省からの帰宅ラッシュ、か?」
メ「甘い! そんなわけないでしょうが! 今日は大事な大事な夏の陣ですよ!」
女「わ。あの建物、こんな時間なのにいっぱい人が並んでるよ」
委員長「これが噂の……」
メ「ふふふ。そうです。これがわざわざご実家から乗継に乗り継いできた場所なのです!」
男「……お、おれはこんなことのために徹夜させられたのか」
メ「大丈夫です、主様。むしろ今回は主様がメインですよ!」
男「は?」
メ「女さん、例のものを!」
女「あ、うん。男くん、これ……」
委員長「あら、かわいらしい服ね」
男「……ま、待て。まさか」
メ「さぁ、張り切っていきましょう! 目指せ完売!!」
男「い、いやだああああああああああああああ!!」
メ「あらあら、主様ったら徹夜したせいかテンションが高いようで」
男「そんな理由じゃねぇよ!?」
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/18(月) 13:13:18.63 ID:re1StYSO
コミケはおそらく一生行かない場所の1つなのだと思う
興味はあるけどNE!

最近中の人がGJ過ぎるのでお題を・・・
【D・V・D!】
【メイドの性癖】
【どうしようか、いやどうしようもない】
【男体化】
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/19(火) 14:22:16.78 ID:HzBR3kAO
コミケや秋葉原なんかに行ったら
もとの普通の自分に戻れそうになくて怖いんだ
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/19(火) 22:27:23.51 ID:lL6C7kSO
>>134
以前用事のついでに秋葉原行ったんだが
1人ならなんてことないかも分からんな
適当に店回ったけど、特に目的もないからか時間潰しただけだったわ・・・
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/20(水) 08:34:00.19 ID:ZaQb0Yoo
いつから秋葉原ってこんな扱いの町になっちゃったんだろう・・・

ラジオセンター・・・
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/21(木) 00:16:33.86 ID:9ZI8IkAO
|冥・)……

|=3 サッ
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/21(木) 05:31:15.77 ID:ppCC21A0
おはよーございます!
みっなさーん! あっさでーすよー!
えへへ、中の人はですね、現在酔ってますが酔ってません。
実はですね、今週ほぼ一日も家に帰ってなくて現在帰宅したばっかだったりします。
で、明日から日曜まではいきたくもな……げふん、TRPG合宿です。
いやぁ、本当間隔あいて申し訳ない。忙しいっていうのとはまた違うだけに本当に……。
それとアキバは中の人はほとんどいったことないです。
電気街、というか家電製品自体は眺めてるだけでごはん三杯はいけるのでいきたいんですけどね。
まぁどっちにせよ、滅多に訪れないのは確かです。
なぜなら中の人の居住地は……おっと、これ以上はやめとこうか。


さて! こうやって時間とれましたのでばっちりかきますよ!
でわでわお題消化!






……あと本当はこれからおやすみなさいだったりします。うぅ……。
139 :【猿も木から落ちる】 [sage]:2008/08/21(木) 05:37:38.92 ID:ppCC21A0
男「おいこの野郎。さっさと降りて来い」
メ「絶対いやです! ちゃんと約束してくれるまではおりません!」
男「危ないし、ご近所さんに迷惑だから、早く降りろ」
メ「だったらそっちが頷けばいいんすよ! さぁ!」
男「……それにほら、危ないぞ」
メ「むきー! 心配なんていいんです! あと野郎じゃないっす!!」
男「何つぅ時間差での文句だよ。……わかった、わかったよ。行く、つれてってやるから」
メ「……マジっすか?」
男「マジもマジ。大マジだよ。金はすぐ用意できないけど、必ず」
メ「む……。へそくりあるんでしょ! それ使ってくださいよ!」
男「だからそれが無理なんだっての!」
メ「お姉さんの頼みは私との約束より大事なんですか!」
男「だからどっちが大事とかそういうんじゃなくてさ、これはすぐ必要だからって……」
メ「絶対ンなことないっすって! だからそのへそくりは使わないでくださいよ!」
男「……。はぁ。もういい。好きなだけ屋根の上にいろ」
メ「なっ……はいはい! そうしますよー!!」
男「……わからず屋」
メ「どっちが! さて、このままアパートの屋根中を走り回って主様の恥をさらしてや……あ、ふぁ!?」
男「ばか! 靴下なんかで走り回るから!!!」
メ「あわわわ。きゃああああああ!」
男「……ッッ!!!」


ズサァ!!
ドスッッッ!!!
140 :【河童の川流れ】 [sage]:2008/08/21(木) 05:47:50.22 ID:ppCC21A0
妹嬢「ふぅ。海もよいですが、この川も気持ちいいですね」
姉「そうだね。海よりも冷たくって気持ちいいや!」
男「まぁ泳げないぶん、こうやって足だけつけてのんびりするのも悪くないな」
妹嬢「何より、姉兄妹水入らずですもの。こんな時間、久しぶりではありませんか?」
姉「そだねー。いもちゃん、全然私と会ってくれないし」
妹嬢「それは……その」
男「忙しいとかまた嘘みたいなこと言ってんだろ、お前は」
妹嬢「……そういうことにしておいてください」
男「……? それより、うちの馬鹿はどうした?」
姉「メイドさんなら、この島のお宝を探すんだーってどこかいったよ?」
男「宝? そんなのあるのか?」
妹嬢「さぁ? レアメタルや固形燃料の類があるとは思えませんが……」
男「何つーかそういう意味じゃないとも思うが。埋蔵金みたいのは?」
妹嬢「埋蔵も何も、ここは人工島ですし」
男「そうなのか? また嘘ばっかついてんじゃないのか?」
妹嬢「いえ、嘘では……」
姉「む。おとちゃん、そんなことよりー」

むぎゅ

男「のわ!?」
姉「こーやって、家族の時間を大事にしないとー」
男「あ、いや、うん」
妹嬢「……! で、でわ、私……ひきゃあ!?」
男「!?」

ぷかぁ

男「ど、ドザエもん!?」
メ「……」
男「ってお前かよ!!」

ざばぁ!

男「何やってんだ、おい!!」
メ「う。うぅ……」
男「しっかりしろって!」
メ「……かゆ、うま」

がく

男「何かよくわからんがこういうときまでボケるなよ!!?」
141 :【弘法も筆の誤り】 [sage]:2008/08/21(木) 05:51:49.00 ID:ppCC21A0
男「んー」
女「どうしたのー?」
男「いや、この前の模試でさ」
女「B判定? って、この大学でこの判定なの? すごいよ!」
男「そうかな。何ていうか、もったいないミスしてさ。……あー、くそ」
女「でもちゃんと自分のミスがわかってるなら十分だと思うよー?」
委員長「そうよ。私も今回はミスが多かったしね」
男「お。いいんちょはCか。本当、今回はみんなミス多いなぁ」
委員長「自分でも気が抜けていたと思って、この結果を訓戒にするわ」
男「だな」
女「……」
男「ん? どうかした、女さん?」
女「あ、あははは〜」
女(私だけ明らかにレベルが違いすぎるんだけどぉ……うぅー)
142 :【漢字検定】 [sage]:2008/08/21(木) 05:56:47.68 ID:ppCC21A0
メ「主様ー」
男「何だ?」
メ「バラって漢字で書けますか?」
男「……こうか?」
メ「……」
男「あれ? 間違ってる?」
メ「しね!」
男「えぇぇ!?」




男「なるほど、漢字検定ね」
メ「はい。これが書ければ二級くらいらしいですよ」
男「そういうもんなのか」
メ「で、実は私も書けます。あとこんなのも」
男「へぇ、髑髏ね。やるじゃんか」
メ「ふっふっふ。実はこれには秘密があるのです! その名も、丸つけ暗記法!」
男「どんなんだ?」
メ「漢字とはパーツごとに分けられるもの多いですよね。特に難しいのは」
男「えーっと?」
メ「薔薇を例にしましょう。薔薇の薔の字はくさかんむりと回って字があって間が難しくないですか?」
男「あー、まぁ確かに上下は簡単だよな」
メ「そこで覚えにくい真中に丸をつけます」
男「それで?」
メ「これだけです。これで丸つけして何度か書き取り練習してみてください」
男「それだけなのか?」
メ「はい。それだけで一気に記憶力があがるはずです。ぜひお試しあれ」
男「なるほどなぁ」
メ「ふふん」
男「まぁ、おれそれ使わなくても覚えてたわけだけどさ」
メ「……」
男「……」
メ「しね!!!」
男「何もなく事ないだろうが……」
143 :【ブレインロード】 [sage]:2008/08/21(木) 06:01:08.83 ID:ppCC21A0
男「最近って脳トレみたいな頭脳の活性化を促すゲーム多いよなぁ」
メ「何だかゲームというくくりにしにくいですよね」
男「そうだな。何かゲームじゃないもんな」
メ「それを思うと昔のスーファミとかの謎解きゲーや、当時のFPSの理不尽なこと理不尽なこと」
男「前者はそれなりだろうけど、後者はまぁ……確かになぁ」
メ「懐古厨と言われるかもですが、私はあのころのほうが好きでしたね、ゲーム的には」
男「ふむ。なぁ、ところでさ」
メ「はい?」
男「お前。そのころが懐かしいとか、今いくつなんだよ」
メ「……」
男「少なくとも俺より年上だよな」
メ「永遠の16歳ですよ」
男「それだと色々と問題だよな」
メ「これから先のエロ展開でですか? 大丈夫です、そんなの私がとち狂わない限りないですから」
男「そういう問題じゃなくてだな……」
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/22(金) 19:20:28.08 ID:OVYmJEAO
合宿中からこんばんは。
久しぶりに新ジャンルスレ立てたわ……
やっぱりこっちと違う空気にうれしはずかしですぜっ
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/22(金) 20:58:52.89 ID:6haNU6DO
>>137

|..⊂(・冥・⊂)⊂( ROM)ズルズル
主様GJー、メイドのデレは至高ですなww
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/22(金) 21:28:28.29 ID:PJLK0ISO
>>144
タイトルを聞きたいのだが構いませんねっ?

今から探してくるぜ
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/22(金) 23:56:13.99 ID:csfm3QAO
>>145
|男・) ..ズルズル

|∀・) ..アッー
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/23(土) 02:48:04.15 ID:r676c6AO
自分が立てたけどぜんぜん書き込めず涙目なスレ
それをほかの職人さんが頑張ってくれてるありがたさ
いやぁ……俺本当に控えおろうだわ
149 :【D・V・D!】 [sage]:2008/08/23(土) 05:10:10.35 ID:r676c6AO
女「あなたのメイドが大事なDVDを割ったんだぞ! 弁償できるの!?」
男「それは……」
女「出来ないんでしょ! だったらあなたが体で払ってよ!」
男「そんな?!」
メ「あわわわ……」
女「ほら! D・V・D! D・V・D!」
男「う、ぅぅ……」
メ「主様……」
女「D・V・D! D・V・D!」

ぷちぷち

男「ううぅ!」
女「D・V・D! D・V・D!」
メ「D・V・D! D・V・D!」
男「ってお前?!」
150 :【メイドの性癖】 [sage]:2008/08/23(土) 05:15:57.65 ID:r676c6AO
メ「至ってノーマルですよ?」
メ「……」
メ「なんですか! 待ったって出ませんよ!」
メ「……」
メ「別に主様にもらったメイド服とか保管してませんよ!」
メ「……」
メ「全然お土産とか写真なんて捨ててますし!」
メ「……」
メ「ぬいぐるみとかじつは持ってて名前とかつけたりしてませんからね!」
メ「……」



ぎゅむ


メ「ひゃわ?! な、なななな、なんなんですか!」
男「いや、その……ありがとう」
メ「ば、バカじゃないっすか!? バーカ! バーカ!」

ぎゅっ

男「……バカだよ」
メ「バカ……バカ」

ぎゅっ……









ガバッ!

男「ふぉあ!? ……ゆ、夢か。くっ、俺は朝からなんて悪夢をッッ……!!」

ゴロゴロ……
151 :【どうしようか、いやどうしようもない】 [sage]:2008/08/24(日) 21:29:46.08 ID:dwsGcAAO
男「お前の為にあるような言葉だな」
メ「主様は私をどうにかしようとしてるんですか!」
男「確実にどうにもしない」
メ「十代のリビドーが溢れんばかりの若気の至り!」
男「お前は何を言っとるんだ」
メ「エロ主様」
男「オーケー、ほんとお前はどうしようもないな」
メ「いやぁ」
男「誉めてねぇっつの」
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/25(月) 19:17:36.31 ID:B331C2AO
夏休み終わっちゃう(´・ω・`)
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/26(火) 03:30:48.85 ID:V43NAcSO
堂々と夜更かしが出来なくなるのか・・・

ところで中の人はもう合宿終わってるんだっけか?
ふと思い出したもんで
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/08/29(金) 12:26:22.04 ID:mQAjxkAO
あげー
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/30(土) 00:57:59.81 ID:0OVrEsAO
男「おーいメイドー、お茶淹れてー」
め「いまなんていったかしら?」
ぺしっ
男「あいてっ!」
め「おちゃをいれてください、でちょ?」
男(……噛んだ)
め「………////」
べしべしべしべし!!
男「いたたたたたた!!」

ょぅι゛ょも悪くない気がする
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/30(土) 02:27:53.89 ID:9he.vYQ0
お久しぶりです。
もはや数日ぶりってレベルじゃねーぞ、な気分の中の人です。
合宿終わってからそのまま旅に出てました……本当すみません。
連絡くらいできたろうに本当いろいろと申し訳ばっかです。

夏休みなぁ……俺にもくださいww
どっちにせよそんな贅沢なモノがいただけない中の人はこまごまと日々の糧で口に糊をあてるのでした。
堂々と夜更かしとか……注意してくれる人をくださいww 主様みたいな人をwwww

そして幼女もありだな、と思う反面、幼稚園とかで幼児の世話をしてるとビキビキしかできない自分ガイル。
どう考えても俺はロリとかペドとは相性悪いみたいです!
……何の話だろ。


とりあえず、残ったお題のラスト(見逃しとか取りこぼしなければ)を消化しちゃいます!
そして寝るまでの間に書けるだけ書きかけのやつを……。
ふんばりまする。
157 :【男体化】 [sage]:2008/08/30(土) 02:51:30.85 ID:9he.vYQ0
メ「つまり男子ちゃんが主様になっちゃうみたいな話ですよね」
男「知ってるか、それ両方男なんだぜ?」
メ「な、何だってー!? あんな可愛い子が男の子のはずがない!!」
男「……よーく近くでみると実はそんなに可愛くないだろ」
メ「……ポッ」
男「きめぇ」
メ「あんですと!?」
女「……ポッ」
二人「「……う、うん」」
男(なぜだろう)
メ(この人が言うと意味合いがガチっぽくて怖い)




友「え!? ボクは何も言ってないけど!?」
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/08/31(日) 04:49:51.34 ID:223Atno0
乙なんですー
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 00:56:19.50 ID:gJ792AAO
冥「あら、出番ですか?」
男「いや、無いだろ。永久に」
冥「もう発言出てますけど」
男「なんという恥の垂れ流し……」
冥「ならまぁ、恥の一つ二つ変わらないという事で…」
すぅー……
男「?おい、何d」
冥「掘られるぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
男「またそれか畜生ーーーー!!!」

ただいまー(主様じゃないけど)
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 02:20:44.64 ID:r/faccgo
夏の終わりに一夏の過ちは〜?
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:47:30.43 ID:ZR05bN.0
おかえりなさいませご主人さま☆
この前リアルでやったらしぬほど微妙な顔された。
ちゃんとメイド服まで来てやったのに……。まぁ足太いのにニーソは無茶だったと自覚してる。
そういう問題じゃない気がするけどー!


ひと夏の過ち、か……。
きっと主様とメイドの間にあったのはコーラと間違えてメッコール飲まされたとかそういう過ちしか起こらないですね!
でも最近はやたらと嫉妬ネタが増えてきたと自分でも思うのでもしかすると……。





ないなwwwwww

最近本当に更新ペースがあれで過疎っちゃってるので今日から本気出す(←間違いなく停滞フラグ)!
というわけで推敲がほとんど出来てない外伝の後編スタートぅ。
162 :【読切短編:落花狼藉(後)】 [sage]:2008/09/01(月) 08:48:29.75 ID:ZR05bN.0
ただ一度だけ、本当に一度だけ触れたことがある。
それがどんな思い出(カタチ)だったかなんて覚えていない。
それでも在るのだから、嘘じゃない。
だけどそのせいで私は、嘘をついた。

ひとつがふたつになる。
昔からそんな当たり前のことが好きだった。
それだけ。本当にそれだけ。


そんなわけないのに。


笑ってしまうほどの大嘘。
赤く染まる私の言葉。
だけど本当にしなくちゃいけなかった。

もう忘れてしまった誰かのために。

それは幼いころから、変わらないものが好きだった私の単純な嫌悪。
こうやって別れるという事象がただ辛かったから。
嫌いだから、偽って、騙って、隠して……。


『おねえちゃん!!』


それが私の根源だというならば、きっと受け入れることはないだろう。
恨みを取り払って残ったソレが、たった一つの真実だと認めたくはないから。


だから今日も私は分つ。
真っ赤な華を裂かせるんだ。
まずは邪魔なあいつから。すべての過去を断ち切って、新たに始めるんだ。
もう何にも縛られないために、私は。



……私はどこへ行こうというのだろう。
163 :【読切短編:落花狼藉(後)】 [sage]:2008/09/01(月) 08:48:46.46 ID:ZR05bN.0
『意地悪なメイド外伝』
  短編読切「落花狼藉(後)」






「姉さん、大丈夫?」
「うる、さいわね……。頭が痛いの、話しかけないで」
「ごめん、なさい」

窓から差し込むネオンのわずかな光源が照らす少女の顔はどこか青い。
二人がそれぞれそう形容すべきだろうが、意味合いが違っていた。
片や不安から、そして片や内なる苦痛に蝕まれる。

(何よ、これ。こんな頭痛、初めて……)

ぎり、と歯を食いしばる。
もうすぐ約束の時刻。さっさと回収すべきものを回収し、消すべき人間を消す。
その為に隙など見せてはいられない。
大きく息をつき、ポケットに手をしのばせる。
それをぎゅっと握ると、いくぶんか心が安らぐ。

(……さぁ、すべてを終わりにするんだ)

決意を固める少女を見上げるもう一人の少女。
その表情に浮かぶ不安が保身でなく、目の前の存在の安否を気遣うものだと、今は誰も気づけない。








じゃり。

「ひぅ!?」

セルフで警戒網を作って引っかかってるワタクシ。というよりびびりすぎ。
いやだって、一歩先は地獄みたいなもんなので恐ろしいのです。
しらみつぶしに空きテナントを確認しつつ、一階ずつゆっくり進んでいく。
ぶちゃけしらみは私側なんだけど。
とはいえ、実は遅刻ギリギリに来ちゃったのでそうのんびりもしてられないという。
こういうとき、自分の計画性のなさが恨めしいわけで。本当に。
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:49:18.47 ID:ZR05bN.0
「でも誰も駆けつけてくれないあたり仁徳って大事だと思う。次から大切にしとこう」

ひそやかな決意をささやかな……それはもうささやかな胸の前でこぶしを握ることで決意。
で、気付けば次が屋上を除いて最上階。
いわゆる現場であったりしたところ……なんだろう。
ごくり、とひとつ生唾を飲む。
ポケットの中身はひとしきり確認。大丈夫、どうせこんなもの一時しのぎにしかならない。
本当に大切なのは根気とやる気と勇気と、それらをひっくるめて数十倍した運。
そしてそららが一割になるほどに残り九割が口八丁だったりする。
つまりまぁ、口先だけで生きてきた奴なんてこんなものだということだ。


慎重にドアノブを回す。
まさか問答無用の先制攻撃なんてはずはない。
……と思いたい。いや本当。

ガチャリ。

思った以上の大きな音に自分でびびりながら中を確認。
……居た。

「時間、ぎりぎりだったわね」
「あー、はい。いろいろと準備してましたんで。ダビングとか」
「なるほどね。……まぁいいわ、とりあえず入りなさいよ」
「了解です」

ふぅ。ビデオなんて存在しないものをダシにしといてよかった。
これで先制攻撃をしのげたわけで。もしあそこで問答無用で来られたらなすすべなく木端微塵だったろうし。


少し埃っぽい部屋。
何度か足下く通ったけれど結局その印象だけは変わらなかったその部屋。
だからきっとここにあるのは人が獣になった結果と傷痕だけなんだろう。
その中央に君臨する百獣の王は、しかしどこか覇気がない。

「ありゃ、顔色悪いですけど大丈夫ですか?」
「ええ、夜更かしなんて慣れてませんから」
「またまたぁ、夜の方がお盛んな年ご……」

言いかけてやめる。
さすがにこれは彼女の境遇を考えれば不謹慎すぎる。

「でも本当に大丈夫で?」
「あら、余裕なのね。自分が今どれほど危ないかわかってるのかしら」
「ええ、正直今すぐトンズラこきたいっす」
「ではそうさせてあげる、ビデオテープとやらを置いていきなさい」
「ダビングしちゃってますよ?」
「そうね。ではそれを渡した相手を言いなさい。嘘はつかないほうがいいわよ? あなたの人間関係は調べてあるから」
「……そ、っすか」
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:49:47.12 ID:ZR05bN.0
多分これはハッタリ……なんだろうけど。
明らかに私の知人で知られる要素がない人間が多い反面、知られてもおかしくない人間もいる。
世の中お金さえ払えば時間の無駄を喜んで引き受けてくれるお仕事がやまほどあるし。
そんなわけでハッタリにしろ、そうじゃないにしろ、ここは強気にいく場面じゃない。
そこに無駄に被害が及ぶことを考えれば十分な脅しになるんで。

「いや、正直言えばダビングはしました。けど誰にも渡してません」
「……!」
「ですが!」

ゾワリ、と総毛立つ感覚に襲われ、思わず付け加える。

「それは数日後、人目につく可能性があります。場所はまだ言いませんよ?」
「……っち」

舌打ちしないでもらいたい。
今一瞬でも言うのが遅れたら消されてたろうし。本当、こっちが舌打ちしたいっての。

「この子を渡せばいいのよね」
「姉さん……」

物陰から出てくるのは同じような顔立ちの少女。
裕子と呼ばれた少女が控え目に姉の横に立つ。

「裕子さん、こっちへ」
「ほら、いきなさい」
「……」

彼女は一歩一歩、不安げな表情でこちらへ進んでくる。
姉に引け目があるのは資料通りか。
申し訳なさそうに近づいてくる。

「ごめん、なさい」

そう呟いた彼女に手を伸ばし、こちらへ引き寄せる。
だけど、その言葉は……。

トスッ。

「……え?」
「ごめんなさい……っ」

私に向けられたモノで。
冷たい刃物の感触を腹部に刺し入れられるの感じながら、目の前で哄笑する姉と呼ばれた少女を見やるのだった。
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:50:24.64 ID:ZR05bN.0
じりじりと頭の中が焼ける感覚。
気がつけば体中から悲鳴があがっていた。

「げほ! がはっ!!」
「姉さん!?」
「……うるさいわね。黙ってなさい」
「で、でも」

その憐れんだような眼が、苛立ちの原因。
そう決めつける。決めつけた。

「大丈夫よ、何ともないわ。何ともなってなるもんですか。……それより。ねぇ」
「……は、はい」
「あなた、この先、私と一緒に来るか、今ここで死ぬか。どちらがいい?」

下から人の気配を感じ取り、彼女は妹に問いかける。

「そ、そんなの姉さんと一緒がいいです!」
「そうよね、しにたくないものね」
「違います! そうじゃなくて!」
「違う? 何が違うのよ」
「私は……私は自分の意思で姉さんと一緒に居たいんです!」
「……は?」
「姉さんと別れてからずっと、気にかけていました」
「何を今さら。命ごいならもう少しマシな……」
「姉さんが私を気に入らないというなら、いつでもこの命、差し上げます!」
「でもあの女はあなたを助けようとしているわよ。呼んだんでしょう? あなたが、自分の命惜しさに」
「違います! 確かに彼女には助けを求めました!」
「ほら見なさい!」
「ですが、私が助けてほしかったのは姉さんなんです!!」
「……!?」

二人の間に流れる空気が変わる。
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:51:11.97 ID:ZR05bN.0
「私はあの時から、姉さんがどこかへ連れていかれたあの日から、ずっとあなたを想っていました!」
「嘘よ、何を今さら! 冗談じゃないわ、じゃあ何故今まで放っておかれたのよ!」
「それは、私が力足らずだったから……何もできない、無力な存在だったから」
「そうよ! あなたは無力なの、力が無かったの! だからあの家に残れたの!」
「……」
「それがどれだけ妬ましいことか……」
「姉さん、だから、私……姉さんの力になる」
「……あなた」
「ねぇ、何をすればいい? 姉さん、私何をしたらいいの?」
「……。だったら」

手数(カード)は一枚でも多いほうがいい。
足元からかたり、と音がなる。
拾い上げられる錆びたナイフは誰のものだったか。

「これで。あの子を、刺しなさい」
「え……」
「やってくれるわよね。私がお願いするんだもの」
「……」
「これからは一緒にいきましょう、裕子。そのために、あなたが私の味方だって、証明してよ」
「わか、った」

そうして、扉は開かれる。





「何……で?」
「これでいいんだよね、姉さん。これで、私……」
「ふふ、いいのよ。私の力だと生かさず殺さず、というのが難しいもの」

崩れ落ちる少女の体を裕子は支える。
それを満足げにみやり、ほくそ笑む姉と呼ばれる少女。

「彼女が体のどこかにビデオを隠していないか探しなさい」
「う、うん」
「あ……ぐ!?」
「ごめんね。ごめんなさい」
「どう? 見つかった?」
「う、ううん。ないみたい」
「そう。……じゃあ改めて聞くわよ、あなた、予備はどこに隠しているのかしら?」
「……」
「裕子、指を落としなさい。一本ずつ」
「姉さん!?」
「ねぇ、お願いよ。裕子。私、あなたと一緒に行きたいから。ね?」
「裕子さ……ダメ、っすよ。悪の道に染まっちゃ、みたいな」
「お姉ちゃんは、悪くない、です」
「さい、ですか……はぁ、ぐっ!!」
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:51:34.01 ID:ZR05bN.0
無遠慮に引き抜かれる刃物。
錆びたソレは再び与えられた赤に妖しく染まる。

「ごめんなさい」

そっと、しかし躊躇いなく添えられる刃。
それは後少し力を入れるだけで皮を破り肉を食む。
異常なはずのその行為に対してもはや裕子は戸惑わない。

「姉さんの為、なの」

免罪符にして。
自らの願望を。
ただ果たす為。

「いいっすよ、許します。だって」

それに応える少女の口元には。



バタン!!

「待ちなさい」
「「!!?」」
「どうせ、死なないだろうから」

さも可笑しそうな笑みが張り付いていた。





「その方は私の友人です。これ以上の狼藉は見過ごすことはできません」
「何なの? あなた」
「名乗りをあげる必要はありません。どうせすぐ終わらせます」

凛とした声でこの場に現れた少女は、とにかくこの場にそぐわない。
ただ在るだけで絢爛豪華。そう言うに相応しい存在だった。

「終わらせる、ね。……あなた、一人で来いっていったのに応援なんか呼んだの?」
「いやぁ、私はいろいろ声かけたけど来てもらえなかったんで、実はイレギュラーだったりします」
「それを信じろと?」
「お好きにどうぞ」
「じゃあ、答えはノーよ」

次の瞬間、陽炎が揺らめく感覚。
にたりと笑う姉から放たれるのは殺気だけではなく……。
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:51:51.28 ID:ZR05bN.0
「ッ!!」
「きゃっ!?」

ドサッ


傷ついたカラダに鞭打って裕子を抱えて飛ぶ。
次の瞬間、抉れるように裂け目を作るコンクリートの床。

「だいじょぶ、ですか?」
「あ、え……何で? 姉さん! 私……!」
「信じないっていったっでしょ。そいつが頼んだんじゃなければあなたしかいないじゃない」
「ち、違います! 私は!」
「もうたくさん。少しでも信じた私が馬鹿だった。さよなら。私は私だけを信じるの!!」

もはや彼女にとってすべては敵でしかなくなった。
だが彼女はすぐに自分のミスに気付く。
敵しかいないこの場で、絶対に目を離してはいけない存在から気をそらしていたことに。
まず最初の時点で仕留めねばならない相手にしかけられなかったということに。

「変わった特性をお持ちですね。鉱物にまで干渉できるのですか」
「っ?!」

耳元で聞こえた声に反射的に振り返り、華がサくイメージ。
だがそこでサいたのはコンクリートの壁一枚。
途端に走る嘔吐感。必死に飲み下して視線を走らせる。

「姉さん! 上!」

危ない、ではなく来るべき場所がわかった掛声。
彼女の妹はよくわかっている。これならば話は簡単。
“上に、サかせる”!

「これで、終わり!!」

視線を上へ。
警告通りそこに居たのは絢爛豪華な少女。
その手に似合わぬ無骨な銃を振り下ろす姿に、一瞬見とれ……。
サかせる。どんな人間でも空中で軌道を変えることは不可能。
これで、終わり。のはずだった。
確かに彼女一人ならば不可能だった事実。
しかしそこに見えたのは一人ではなかった。


少女を一瞬にして抱きかかえ、柱の裏へと回りこんだ存在。
それが誰かはわからない。
裂けて崩れる天井からのコンクリートの破片を避け、歪む視界と頭蓋に鞭打ち、視線は二人の少女へ。
今の動きを行ったのは取引を持ちかけた少女でもなければ忌まわしき妹でもない。
二人はただ呆然とこちらを眺めるばかり。では今のは……。
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:52:03.83 ID:ZR05bN.0
「なるほど、視界が射程という訳ですね。一見、恐ろしい射程のように思えますが」
「!?」

瞬間的に身構える。
が、遅い。既にそれは到達した後。


「捉えられなければ問題がない。面白可笑しく言うならば」

ゴリ、と額にめり込む銃口。
重たく冷たい感覚。想像するのは次の瞬間の高熱と感じる間もない痛み。

「私たちの相性は絶望的にぴったりだったということでしょう」
「お似合いだった。それだけです」

見えるのは絢爛豪華、そして凍えるような美貌。
翻るのは給仕服。笑えてくるほどに場違い。だが、事実。
冷たい華は主を抱きかかえ、その中で咲く太陽は黒い銃の引き金を遠慮することなく引く。

「では、さようなら」

それが別れの言葉だと理解した瞬間、彼女はポケットから無意識にガラクタを取り出す。
祈るように、胸の前で強く握る。最後の時は、これと共に。そう決めていたから。
そうして覚悟を決めた彼女の視界が、暗転した。
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:52:24.19 ID:ZR05bN.0
「信じらんない……まさかこんなすごい人だったとは」

いや、正確には人たち、と言えばいいのだろうか。
とはいえ片方には面識はない。
だがあれだけの事を顔色変えずにやってる“二人”なのだからきっと深い縁があるに違いない。

「宮に並んであっさり私と関わるんだから、それなりだとは思ってたけど、ちょっとこれは、何ていうか……」

予想GUY。いや本当に。
そうこうしている間に決着もつきそうだった。
私も確認できた訳じゃないけれど、その瞬間は存在したし、認識できた。
二人の美女が、裕子さんのお姉さんに銃を向けている瞬間。

しかし、残念なことに、それで決着じゃなかった。
私が気付いたとき、彼女のものよりもっと深く、真っ直ぐな、歪みが隣から見えた。






「っ、引きなさい!」
「!? ……っ!!」


閉じていた瞼を開いたのは、そんな言葉が聞こえたから。
気付けばそこにはコンクリートや鉄骨、果てはそこらに転がっていたゴミまでもが集まって出来た壁。
いや、壁と表現するにはあまりに無骨なそれは、まるで彼女を守るように展開していた。

「……え、あ」

咄嗟に言葉がでない。
“まるで彼女を守った”ようなこの存在に。
だって、ここは敵しかいないはずなのに。
誰ひとり信用してはいけなはずなのに。


否。


手の中に握っていたそれは、いつかの別れの時に送られたモノ。
ガラクタでしかなく、いつ捨てようか考えているうちに捨てられずにいたモノ。
おぼろげに浮かぶ送り主の泣いた顔。
笑っていられたころの記憶。
浮かんでは消えて、やがてタールのように黒く重たい感情が支配していた。
けれど結局、どんなに自分がそうだと自身に言い聞かせても、こうして底を覗けばあっさり見える。

「……ゆう、こ」

ああ、結局。あの子は本当に私を……。
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:52:38.42 ID:ZR05bN.0
「姉さんから離れて!!」
「裕子さん!?」

再び凝縮する力場。
それはどこまでも収縮していき、辺りのモノを手当たり次第に飲み込み、凝固する。

「こちらが疎ならばあちらは密……ですか」

物陰に隠れた二人の声が小さく聞こえる。
おそらく大きく距離をとっているのだろう。

「姉さん! 早く逃げて!!」

実際それは正解に思える。姉が視界の範囲だったのに対し、裕子のソレは自らを起点にあちこちで起こされている。
彼女の周りが、手当たり次第に歪んでいき、固まっていく。この中に踏み込むのは勇気ではなく蛮勇である。
もはや建物の重要なパーツまでもが飲み込まれていき、この階層自体の維持が難しいことは想像に難くない。

「裕子さん、落ち着いてください! このままじゃここが崩れます! そうなったら、あなたもお姉さんも無事にここを出られませんよ!!」

実は無事に出られないのは彼女ら姉妹だけでなく私もだったりするので説得には必死になろうというもの。
だけれど彼女に何があったのか、私の声は聞こえない。

「あああああ! 姉さん!!! ねえさああああああん!!!」

次々と飲み込んでは崩れ、また凝固する石片達。
この階層が倒壊するのは時間の問題に見えるのは明らか。

「あやさん! 大丈夫ですか!」
「えっと! 全然!!」

先ほどよりは近い位置で聞こえる彼女の声。
よかった、見捨てられてなかった。

「正直、一歩でもここから先にすすむと巻き込まれそうっす! 何とかならないっすか!」
「……なるかもしれません。そのまま声だけ出していてください!」
「うぃっす! にゃあああああああああああ!!」

……とりあえず思いついた声ってのがこれってのはどうなんだ、私。
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:53:01.34 ID:ZR05bN.0
意識は遠い。しかしあたりから絶え間なく続く音が、振動が、私をつなぎ止める。
胸元に強く握ったそれは誰かが過去にくれた小さなお守り。こんなガラクタを私はずっと……。
ふらつく足を運び、先を目指す。あの子に、いわなくちゃいけないから。
辺りの音が不意に止んだ気がする。見上げれば、目の前には驚いた顔の妹。
そして彼女に突きつけられる銃口。危ない。そう思った。
瞬間、体が飛び出していた。





「にゃあああああああああ!!」

そろそろ声が枯れそう。そう思った矢先、それは飛び込んできた。

「お待たせしました。なるほど、自衛を行う本能は残っているのですね」
「いや、助かりました。じゃあさっさと逃げ……」
「ここまで踏み込めば逆に安全ですね。では終わらせましょう」
「え……?」

チャキリ、と音がしたと思えば構えられる銃器。
ちょっと待って! その娘は一応そういう対象にしちゃ……いやダメじゃないけどタイム!
だけどそんなことを言う前に容赦なく引き金は引かれ、銃声が響く。



「……がふ!」

崩れ落ちる華奢な体。

「ね……さ、ん?」
「げふっ! ごほっ!!」
「ねえさ……いやあああああああああああ!! なぜ!? ねえさん、なぜなの! ねぇ、姉さん、いや、いやああああああああ!!」

倒れたのは姉の方。
飛び込んできた彼女の体が盾となり、妹を守った。
たったそれだけ。それがあり得ないことだと裕子は叫ぶ。

「何故逃げないんですか!? 私なんかを庇って、姉さんは私なんて嫌いだったのでしょう! ねぇ何故なんですか!!?」
「ゆ……こ……」
「は、はい」
「……ありが、と。助けて、くれて。あと、私のこと……覚え、て」
「でも私は姉さんを助けられなかった! 今だって迷惑をかけて! 姉さんを犠牲にして!!」
「……あんたなんて、大嫌……」
「……姉さん?」
「……」
「姉さん!? 姉さん!!」
「……」
「いや! いやぁぁぁあ!! 姉さん!! 姉さん!!!!」
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:54:57.62 ID:ZR05bN.0
泣きじゃくる妹。
生涯最後の言葉が嫌いと言った姉。
二人の間にどんな感情が渦巻くのか、もう確かめる術はない。

「また暴走を……」
「いえ、大丈夫かと」
「何故?」

再び動き出そうとする二人を止める。

「だって、裕子さんの力の根源はたぶん」

互いの力は相反にして全。
故に片方が欠ければ存在を許されないはずだから。
それに、彼女がそれを欲したのは、姉の境遇を知って力を欲したから。
だから力になっていたい、依存する存在がいなければ、きっと。


「姉さん……うう、姉さん!!」
「なるほど。確かに。……さて。どうしましょうか」
「後始末は大丈夫です、あてがあるんで。ただ申し訳ないっすけど、このことは今後内密に」
「……そうですね。いいでしょう。私も追及されると色々と面倒ですので」
「だったらおあいこですね。いや、良かった良かった」


何もよくはないのだけれど、とりあえずこれにて彼女らを発端にした一連の事柄は収束したのだろう。

「ですが、私達、恨まれるでしょうね」
「まぁ、姉の仇ですしね」
「……転校、考えておきます」
「そですね、それがいいかと。残念ながら」

二人して苦笑する。
異常な現場でこうして笑いあえるあたり、本当にどうかしてしまってるんだろう。私たちは。
こうして、夜は更けていく。
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:56:19.83 ID:ZR05bN.0

「後遺症で記憶障害?」
「ああ、そうらしいよ。無理しすぎたんだね」
「へぇ、じゃあ学園には?」
「少なくとも君が在学中に復帰してくることはないと思うよ」
「そっすか。一応、友人に近い方なんで残念といえば残念」
「そうかい? その割にはサッパリした反応だけど」
「もっと深刻になったほうがいい?」
「ううん。無理なことはしなくていいよ」
「ですよねー」

出された紅茶に手をつける。
相変わらず安っぽい味。
回りを大量の人形に囲まれ、照明もほとんどないそんな部屋。
それが私の雇い主の事務所だったりする。

「それで、今回の事件は全部かい?」
「だね。私が見た部分は全部」
「そうか。……しかし、また新しい特異点とつながったね、君も」
「そういうやつなんで。それよりもうちょっと情報の補完をば」
「そうだね。どこから話そうか……。まず、彼女の姉の死因だけど、脳出血だったよ」
「え? いやまぁ確かに撃ちどころはそれほど悪くなかったと思ってましたけど」
「それ日本語としておかしいからね? いいけど。彼女の死の原因は恐らく脳の回線が焼き切れただけだよ」
「ああ、そういえば言ってましたっけ、あの人も。鉱物に干渉なんてどうのこうの」
「そういうことだよ。自分の力を万能と思っていたみたいだけれど、彼女はもともとスペックが高くないから」
「嫌な言い方だ」
「オブラートにつつんでも味は変わらないだろう?」
「でも少しはマシだよ」
「……覚えておくよ。で、彼女はオーバーロードの末にあの傷が響いて、という形だね」
「なるほど。でもそうなると、後遺症で記憶障害が残っただけという裕子さんはどうなるんで?」
「彼女の方が本来スペックが高かったんだよ。発現しなかっただけで」
「……って、じゃあまさか彼女のお家、そういう特殊な環境のくせにそれを見抜けなかったんですか?」
「みたいだね。本当、古城の家はいつからここまで失墜したんだか」
「何だかその言い方だと相当知ってるみたいですね」
「数代前の当主には色々と世話になったからね」
「……。本当、報われないですね、お姉さん」
「本当にね。でもそれが彼女の運命だったんだ。仕方ないさ」
「仕方ない、っすか。じゃあ私も仕方なく……か」
「後味の悪い仕事だったね」
「ですよ。でも、まぁやんなきゃいけなかったんだからいいっすけど」
「じゃあそんな君には言わないほうがいいかな」
「気になる言い方しといて卑怯な」
「じゃあヒント。ひとつめ。古城家、実は最近本家が潰れた」
「え?」
「これはかなり極秘の情報だから、君だけじゃ調べられなかったと思うね」
「ぐっ。そうっすけど」
「そしてこれは数年前だったりする。そして、裕子さんは一人暮らしだったそうだね」
「……」
「もう一つ。実は安達という男、囲っていた女は一人じゃない、とさ」
「ぁ……」
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:56:50.23 ID:ZR05bN.0
『……そうじゃ、なくて……そ、それより安達さんたちは』

「じゃあ、まさか」
「最後に。君が見た最初の華(したい)。あれを思い返してごらん」
「……割じゃ、なかった。まるで、中から骨が突き破って棘みたいに……」
「さて。そろそろ開店時間だ。助手の君はちゃんとお仕事をこなしてきてね」
「……。いってきます」

事実なんて保管するものじゃない。
全部を知って、いいことなんて……。
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/01(月) 08:57:09.96 ID:ZR05bN.0
「おはようございます、あや様」
「あ、はよーっす」
「今日は遅刻ギリギリですが間に合われてしまいましたね」
「何その間に合ったらだめみたいな言い方」
「いえ、これで遅刻されていたら前期の内申点がギリギリでアウトになるはずでしたので」
「なぬ?!」
「それをオーバーしてからお教えしようと思っていたので……一生の不覚です」
「寧ろ最高にありがとう、事前に教えてくれて。そっか、計算してたはずだけど最近いろいろと立て込んでて忘れてたわ」
「一緒に卒業しましょうね、あや様」
「今さら感!」

がらっ

「あら? あれは……」
「あ……ども」
「おはようございます。お二人とも、お久しぶりで」
「ええ、お久しぶりです」
「……おひさっす」
「あら? あや様、何ですかその奥歯にモノの詰まった言い方は」
「あんたは時々本当に怖いな、宮」
「ふふ、もう忘れられてしまいましたか? あまり出席ができませんから」
「そそ。えっと名前は確か……」

ガラッ!

ざわっ……

「……!!」
「男子ちゃんは何で先にいくんだこんちくしょー、みたいな感じで怒ってらっしゃいます」
「知りませんよ。私たち、ただの同時期に入学しただけの人なんですから。ねぇ?」
「ねー?」
「……っっ!!」


突然乱入してきた女生徒二人に教室が鎮まる。
何というか、また波乱の予感。

「……?」
「あ、ども」

こうして、私は彼(女?)と出会ったのでした。
そしてまた騒動に巻き込まれていくのだけれど、それはまた別の話で……。
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/02(火) 00:18:23.20 ID:Z.3fMUSO
中の人が更新するまで本気を出すまいとしてたが…
とうとう俺の真の力を(ry

久しぶりの大量更新に喜んでいる俺ガイル
予備校から帰ってきてスレを見るのが毎日の楽しみなんだぜ
乙ですた
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/02(火) 11:02:20.07 ID:y6IK76AO
良かったww
一人でも見てくれてるなら! が俺の合い言葉。
お題取りこぼしとかあったら教えてください。
とりあえず新しいお題が来るまではいじメイと適当なのと撒いた設定の回収やらでお茶を濁す感じで。


では早速適当にっ。
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/02(火) 11:09:23.11 ID:y6IK76AO
メ「主様、出かけましょう!」
男「?! って、そうか……昨日からエクシア解禁だもんな」
メ「さぁ、なんの話でしょうか」
男「面白いくらい目が泳いでるぞ」
メ「これは眼球の運動です! ドライアイ対策!」
男「余計乾きそうじゃねぇか」
メ「ええい屁理屈ばかり……行くんですか! 行かないんですか!」
男「屁理屈はどっちだよ。あと俺の格好を見てわからないか?」
メ「……?」
男「何故そこで首を傾げられるよ! 制服! 学校!」
メ「いや、私は休みですし」
男「俺は休みじゃねぇよ?!」
メ「学生には休んでもいい有給が結構な日数が……」
男「放課後なら行くって」
メ「やだやだぁ! 昼くらいに行くと人がいっぱいでゆっくり機体調べられない〜!」
男「やっぱりガンダムじゃねぇかよ!」
メ「行ってくれないなら主様が首輪つけた写真をホモサイトに貼り付けて御主人様募集chu-☆って書き込みます」
男「……」
メ「コラじゃないですよ?」
男「うぅ……」
メ「さ! レッツゴー!」
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/02(火) 11:15:31.99 ID:y6IK76AO
メ「つまんない!」
男「なんだ、どうした」
メ「どのチャンネルも辞任辞任と……」
男「そりゃこの国の行方が変わる大事な発表だから仕方ないだろ」
メ「主様とは違うんです……!」
男「……すごい台詞吐いたよなぁ、最後だからって」
メ「はぁ、辞めるなら辞めるでいいっすけどなんでこうグダグダと」
男「政治屋は面倒なのが仕事なんだよ。それより」
メ「うに?」
男「……」
メ「ちょっと不思議系のが人気でるかなって」
男「俺相手に好感度を稼いでどうする」
メ「それもそっすね」
男「この後はやっぱり麻生さんかなぁ」
メ「これが後の薔薇乙女歴元年である」
男「……そうなったら本当この国に未来はないな」
メ「未来を作るのは私たち若人ですよ」
男「その若人の一人がNEET代表ってどうよ」
メ「んもぅ主様、働いてくださいよ」
男「お前のことだよ」
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/03(水) 23:34:30.33 ID:xqw1toSO
メイド可愛いよメイド

最近メイドが心なしかデレ分多めなんで酷いツンを下さい…


あと見てる人はもっと書きこもうぜー
僕だけだと寂しいんです><
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/03(水) 23:46:21.65 ID:3h/JOoDO
>>182
確かにデレ多い希ガス
ま、俺は好きだがのwwwwwwww



べ、べつにあんたのために書き込んでるわけじゃないんだからねっ///
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/04(木) 00:02:06.45 ID:Zn1GSYAO
冥「ほほう、私の出番ですか」
男「勘違いすんな、てめえはツンはともかくデレてない。むしろ好意が感じられない」
冥「な、私の行動に愛が無いと!?」
男「……ピッキングで不法侵入かましたり人の1ヶ月分の食料を食い尽くす事がお前の愛情表現か?」
冥「ええもちろん」
男「ダメだコイツ…早くなんとかしないと」
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/04(木) 07:01:27.06 ID:DaHOUEDO
>>184いいぞもっとやれいや、やってください
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/04(木) 09:09:30.12 ID:Zn1GSYAO
冥「愛の無いツンが欲しいんですね、この豚め!」パシーン
男「その鞭とボンテージはどこから来た」
冥「え?貰い物ですけど」
男「…?」青年回想中……
(友「よう男」
男「おう。…どうした?なんか上機嫌だが」
友「いやいや、君も隅に置けないねぇ」
男「?はぁ?」
友「とぼけやがって☆まぁいいや、約束のもんはきちんと渡しといたからな」
男「……?」)
男「てめぇぇぇ!勝手に人の評判を落とすな!なんか最近俺を見る目が若干冷たくなったのはてめえのせいか!」
冥「え?似合って無いですか?」
男「すげぇ似合ってる(そういう話じゃねぇ!)」
冥「逆になってますよー」
男「(゚д゚)」
男「うがぁぁぁぁぁ!!」
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/06(土) 11:22:01.01 ID:oiVZiwAO
お久しぶりでございます!
理不尽さんとこも来てくれてて嬉しい限り。
前ほど過疎じゃなくなってホクホクな中の人ですっ。




なんて書こうとしたのが二日前。
相変わらず更新頻度のひどさたるや富樫のごとく。
むしろ富樫ですら働くと言ってるこの御時世に俺は……ッッ






決してゲーセン通ってたとかそういうんじゃないです。
全く行かなかったかと問われれば勿論ノーですが! すみません。
でも最近20時寝の5時起きがデフォで……おじいちゃんかっ!
みたいな状態で。いやもう本当すみません。
昨日も朝に時間あったのに溜まりに溜まったギアス見て潰しちゃうしorz
なんか超展開続きで俺の知ってたギアスはどっか行ったみたいです。




今日も今から出かけますが時事ネタも特にないので適当にネタ書いていきます。
お題とかも募集してますのでよろしくです。でわスタート



あ、ツン増やしますね!
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/06(土) 11:32:07.91 ID:oiVZiwAO
男「そういやお前、いつの間にか敬語も使うようなったな」
メ「むむ。急になんすか」
男「いやほら、ちょっとアルバム整理しててお前が来てすぐの写真とか見てたらなんとなくな」
メ「私は最初から歩く礼儀作法でしたよ?」
男「寝転んで煎餅バリバリ食いながらいうセリフじゃねーぞ」
メ「ギリギリ許容範囲内じゃ?」
男「場外ホームランだよ、この歩く無作法」
メ「寝てますが?」
男「そういうこっちゃねーよ」






メ「よくこんな写真取ってましたね」
男「ちょうどデジカメもらった後だったからな。テスト兼ねてやってたろ」
メ「ああ、あの。という事は二年前のですね」
男「だな。あ、ほら、今もはどいけどこの頃は輪にかけて態度悪かったよな」
メ「素敵な女の子が愛らしいポーズを取ってますね」
男「どう見てもカメラに向かってメンチ切ってフ○ック言ってるけどな」
メ「なんてはしたない! 私なら即刻クビを切りますね!」
男「俺が寛大で良かったな」
メ「全くです」
男「正直姉さんや家族以外の女の知り合いがほぼ居ないからこれがデフォだと思ってたしな」
メ「なるほど」
男「母さんに比べりゃまだ許せる範囲だったのもデカい。……まぁでも1ヶ月もしない内に明らかにおかしいと気付いたけど」
メ「女の子に幻想抱き過ぎじゃ?」
男「お前はぶち壊しすぎなんだよ」
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/06(土) 11:45:23.89 ID:oiVZiwAO
メ「けど昔は昔でちゃんと敬語使ったよーな」
男「半分くらいが小馬鹿にしたニュアンスのだったけどな」
メ「いやいや!」
男「よく否定出来るな」
メ「今もですって!」
男「わざわざ言い直すことか」
メ「むしろ委員長さんのが口調がごにょごにょ」
男「……パラレルワールドなんだよ」
メ「黒歴史ですね」
男「結末も黒かっただけにな」
メ「誰がうまいこといえと」
男「謝るべきなのか俺は?」
メ「慰謝料百億万円」
男「小学生単位だな」
メ「躯は大人!」
男「その言い方は何故か卑猥だ」
メ「魅力がだぷだぷ溢れ出ちゃってますね!」
男「蓋しとけな。けど思い出すなぁ」
メ「なんすか?」
男「お前、昔は本当毎日イタズラしまくってたよな」
メ「今もですよ」
男「慣れ過ぎてある程度はイタズラじゃなく感じるようになった俺は……」
メ「おめでとうございます」
男「なんだかなぁ」
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/06(土) 20:28:55.30 ID:YVnT06SO
ではでは
久し振りにお題目をば…
つ【○○ティー】
【商店街】
【最新機種】
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/06(土) 20:42:53.09 ID:oiVZiwAO
ヒャッハー、お題だー!
久々にテンションあがってきた。
やぁるぞー!



結局増えてないツン度をもっと上げるんだ! 俺よ!!
192 :【○○ティー】 [sage]:2008/09/06(土) 20:52:18.43 ID:oiVZiwAO
メ「お茶が入りました」
男「……」

バサッ

男「な、何をやらかした?!」
メ「いやだからお茶を……」
男「正直に言えば許す! 今なら許すから言え! 何をやらかしたんだ!」
メ「たまに真面目に仕事したらこれっすか」





男「いや、すまん。気が動転してた。悪気はない」
メ「悪気ないだけに余計たちが悪い」
男「本当ごめん。ありがとう、いただくよ」
メ「さぁさ、たんと飲みやがりください」
男「色々と無理してるのが見え隠れだな。ん、この香りは……」
メ「アッザムティーです」
男「……何だって?」
メ「アッザムティーです」
男「なんだその浮翌遊MAな電気ネット的名称」
メ「紅茶と言えばこの銘柄かなぁと」
男「そりゃまぁ……うぅん。で、それよりこれはなんだ?」
メ「お茶ですが」
男「底に沈んでるこれだよ」
メ「カップの模様です」
男「動くんだけど」
メ「見える角度によって変わるんです」
男「……ボタン電池に見えるんだけど」
メ「……アッザムティーですから」
男「電気ビリビリと?」
メ「アッザムティーですから」
男「……かなり頭の悪い上に実害の規模が笑えないレベルなので断る」
メ「なっ、せっかくのアッザムティーを?!」
男「あとこれダージリンだ」
193 :【商店街】 [sage]:2008/09/06(土) 21:03:45.72 ID:oiVZiwAO
男「うぅむ」
メ「便秘ですか」
男「違わい」
メ「ですよね。主様に悩みなんてあるはずないし」
男「そっくりそのまま言葉を返すぞ」
メ「便秘じゃないです」
男「そこじゃなくてだな。……と、おお?」
メ「実でも出ました?」
男「下のネタから離れろ」
メ「胸の話題っすか。では最近私のブラがキツくなってる件について……」
男「そういう意味でも……いやまぁ話を続けろ」
メ「お断りだね!」
男「こいつ!! って、そうじゃない。見ろ、肉が安い」
メ「えー、百貨店で買うのがいいっす」
男「お前はすぐ本屋に駆け込んでいらない買い物させるからなぁ」
メ「じゃなきゃ主様の隣を我慢してこのクソ暑い中歩いたりしませんて」
男「自分の金で買えばいいだろ」
メ「自分の金は自分のモノ。主様のも私のモノ」
男「炸裂するジャイアニズム。俺の怒りのボルテージは最高潮。つぅ訳でそこの店で買う」
メ「えー!?」
男「いいだろ。あのスーパーより安いんだし。多めに買うから」
メ「この守銭奴め……」
男「誰のせいだ、誰の。っかし、品揃えとか悪くない店が多いのに寂れてんなぁ」
メ「活気はないっすね」
男「けどクラスの奴から聞いたけど、店主がやる気ないとこが多いみたいだ」
メ「……よく保ってますね」
男「何故か固定客は多いらしい。さて。すいませーん」
194 :【最新機種】 [sage]:2008/09/06(土) 21:31:55.18 ID:oiVZiwAO
メ「でも主様」
男「なんだよ」
メ「仮にもお茶を淹れた御褒美があっても良いのではないかと」
男「アッザムにか」
メ「あれは良いものです」
男「俺が勧めたら断固拒否したのにな」
メ「メッサーラない」
俺「そらないわな。……まぁ聞くだけ聞いてやる」
メ「携帯の新機種が……」
男「却下」
メ「ひどい!? 聞くって言ったのに!」
男「前変えたばっかだろ」
メ「こういうのは気分で変えるもんかなぁって」
男「自分で変えればいいだろ」
メ「お金かかるじゃないっすか」
男「……俺がやってもかかるんだが」
メ「でも私が払うわけじゃないし」
男「……」
メ「なんです?」
男「そこが理由だと分からないか」
メ「よく分からないですけど主様がケチなのは分かります」
男「俺のせいなのか?!」
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/06(土) 22:43:21.18 ID:5/4cYvMo
デレどころかラブでもおk
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/06(土) 23:08:57.25 ID:l74RYASO
乗り遅れた…
>>191
乙ー
よく考えたらメイドは昔意地悪をやり過ぎて主様にプッツンされたような…
え?パラレル?そんなのあるわけないじゃあないですか
ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから

ところでお題を
【主様の元で働く前の頃のメイド】
【幼少時代】
【…出来ちゃったみたい】
【全国高校クイズ選手権大会】
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/07(日) 00:59:26.50 ID:e0bo7IAO
>>193
三代近く続く寂れた古本屋があるんですね、わかります


大変恐縮なのですが、いわゆる理不尽なあいつらにもお題を恵んで頂けないものか……

…うまく書けるかはわからないけど。
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/07(日) 02:34:55.07 ID:gPHJgMSO
もうお題目消化してくれてる〜♪
じゃあ
つ【〇〇メン】
【濃すぎ】
【スタッふぅ〜】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/07(日) 06:45:23.87 ID:gmgVzoSO
>>197

こんなお題で良ければいつでも!!
【丸々1ヶ月外出せず】
【釣ったメイド、釣られた男】
【エロゲ】

…なんじゃこりゃ
200 :「丸々1ヶ月外出せず」 [sage]:2008/09/07(日) 21:18:29.82 ID:e0bo7IAO
男「…これで1ヶ月か」
カチャカチャ
冥「夏休み中でよかったですね。学期内だったら確実に留年ですよ」
カチャカチャ
男「まぁ確かにそうだな。そこで聞きたいんだが」
カチャカチャ
冥「はぁ、なんでしょうか」


男「まだ鍵直んねーのか!!」


冥「そうすぐには直りませんよ。せっかちですねぇ」
男「それは二週間前のセリフだ」
冥「まぁまだ時間はあるんですし」
男「もうあと三日で新学期だからな」

男「大体なんでオートロック突破できて内側から解除出来ないんだよ……」
冥「勢いでやっちゃったからだぜ☆」
男「てめえ……」
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/08(月) 17:21:18.36 ID:wlRhTDs0
どもども、中の人です。
じわじわ盛り上がってきてていい感じ!
あと関係ないけどコードギアスは本当俺の手の届かないどこかへいってしまった様子……。
残念でならないぜ。


さて、今回はデレよりラヴ、とありましたので少し実践。
主様たちではないけれどそれに近い人たちのお話。
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/08(月) 17:27:52.26 ID:wlRhTDs0
「ねぇ、ダーリーン。せっかく帰ってきたのに仕事なのー?」
「そうだ」
「えー。こんな可愛い奥さんがいるのにー?」
「そうだ」
「可愛いのは否定しないんだ」
「しないぞ」
「……えへー。でもそう言ってくれるならかまってほしいよぅ」
「もうすぐ終わる」
「むー」
「それにデスクワークで済ませられるから、ここでしてるんだ」
「んに?」
「……」
「つまりお仕事は済まさなきゃいけないけど、私に会いたいからここで頑張ってる?」
「……」
「んふふ、照れ屋さんだねー、ダーリンってば」
「いいからしばらく静かにしてろ」
「やだぷー。ねね、少しくらいさぼってもいいじゃん。最近ダーリン好みの下着とか買ったよ!」
「そうか」
「あ、今反応した。体は正直よのぅ」
「……」
「ちらっ」
「……」
「あー! 今横目で確認した! やーいやーい!」
「黒か」
「うん、黒」
「悪くないな」
「でしょー」
「……あとしばらくで終わる」
「えー」
「我慢してくれ」
「やだ。やだやだー! 若奥様はその熟し始めた肢体を持て余してるのー!」
「……そういうこと、女がいうか?」
「言うよー? ねぇー、そんな訳わかんない数字とか記号より見るべきところがあるんじゃないー?」

むぎゅ

「動かしにくい」
「喜んでるくせにぃ」
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/08(月) 17:32:43.21 ID:wlRhTDs0
「……。本当にもうすぐだから」
「もうすぐならいいじゃん! ねね、もっと愛してぷりぃず!」
「……はぁ」

がばっ

「にゃっ! ……えへへ、お姫様だっこだねー」
「そうだな」

ボスン

「わぷっ。ソファーふかふかだからいいけど、もう少し丁重に……んっ……」
「……っは。……30分だ」
「1時間」
「35分」
「55分」
「40分」
「50分」
「「45分」」
「……決まりだな」
「んー、それくらいだと3回はできそう」
「本気か?」
「マヂっす」
「……」

シュル……

「んー、何ていうかあれだね」
「なんだ?」
「ネクタイを片手ではずすダーリンがちょっとかっこいい。あと押し倒されてるのも興奮しちゃう」
「興奮なのか」
「びしょびしょです」
「……。言うなよ」
「だってうれしいんだもんっ」
「……可愛いやつだ」
「えへへー」





「そのあときっかり1時間は楽しんじゃったのよねー」
「そんな話をなぜ息子にするよ、あんた」
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/08(月) 17:34:29.18 ID:wlRhTDs0
誰とは書いてません。誰とは。
正直書いててこっ恥ずかしくなった。

うーむ、今後しばらくこういうのはなしだな。うんww
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/08(月) 17:40:19.60 ID:8V595aM0
俺も読んでてこっ恥ずかしかった
もっとやれ
206 :【主様の元で働く前の頃のメイド】 [sage]:2008/09/08(月) 17:41:33.27 ID:wlRhTDs0
男「ところでお前、ここで働く前はどこにいたんだ?」
メ「……急に何ですか」
男「なぜ体をかき抱く。そして後ずさる」
メ「いや、まさか私のプライベートに足を踏み入れてくるってのは狙われてるのではないかと」
男「大丈夫だ、お前に向ける照準は持ち合わせてない」
メ「こんな可愛いのに?」
男「ああ」
メ「可愛いのは否定しないんすね」
男「嘘はつかない主義だ」
メ「なるほどー……やっぱり狙ってるんだ!!」
男「延々とループしかねないな。……何で話題をそらそうとするんだ」
メ「別にそらそうとなんて……」
男「じゃあ教えてくれてもいいだろ」
メ「いや、でもほら、えーっと」
男「お前の履歴書、実は穴だらけというか履歴書でも何でもないという」
メ「いやー、あはは」
男「今思うと俺もよく雇ったよなぁ。……で、だ。本当の経歴みたいなの教えてくれよ」
メ「だが断る!」
男「何でだよ。誕生日すらわからないじゃねぇか」
メ「何かくれるんですか?」
男「いやまぁ、そりゃ……」
メ「じゃあ明日で」
男「そんな適当なバースデイがあってたまるか」
メ「ちっ」
男「だから昔のお前のこと……」
メ「あ! アニメはじまる! ほら主様どいたどいた!」
男「あ、おい!」

バタン

男「……はぁ。本当、バースデイくらい教えろよ。……いろいろ渡したいもんもあるのに」







メ「昔のこと、か」
メ「……」
メ「昔って、何だろ……」
207 :【幼少時代】 [sage]:2008/09/08(月) 17:50:56.86 ID:wlRhTDs0
男「は? 今、なんて?」
女「お、おおおおお、男くんのショタ時代の写真が見たいの!」
男「……誰に言わされてるの?」
女「ふぇっ!? べ、別に誰にも命令とか罰ゲームとかそういうんじゃないよ!! 本当だよ!?」
男「本当だとしたら女さん、だいぶん、その……人としてまずいことになるよ」
女「えええ!? じゃ、じゃあ私の本意じゃな……あぶぶ、でも命令とかじゃなくて、あの、あの!!」
男「とりあえず写真見せればいいの?」
女「うん! うんうん!!」
男「いいけど。……あとうちのメイドに何か聞くのはよくないと思う」
女「ふぇ!? な、なななななな何の話かなぁ!」
男「……女さんって本当素直だよね」





ガチャ

男「ただいま、と」
メ「おかーりなさーせー」
男「日々俺への敬いとかそういうもんが薄れてるよな、お前ってば」
メ「大丈夫っすよー、最初からないっすからー」
男「はいはい、と」
女「お邪魔、します」
男「汚いとこだけど、どうぞ」
メ「ゆっくりしていってね!」
女「あ、ありがとうございます……メイドさん、その」
メ「みなまで言わなくてもオッケーすよ。ふふふ」
女「はいっ」
男「……やっぱりこいつか」




女「ふぁぁ……可愛いねぇ!」
男「そう? 生意気なガキンチョだったけどね」
女「そこも含めてだよー。うわ、うわうわー!」
男「む、ぅ。何か恥ずかしいなぁ」
女「何だかちっさいころの男君って女の子みたいなのかと思ってたけど、男の子! って感じだね」
男「そりゃ男だし」
女「うーん、残念だよぅ」
男「何でだ」
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/08(月) 23:14:27.65 ID:urUzIkSO
>>200お題採用ありがd!!

>>202>>206で血の繋がりを感じたのは俺だけじゃないはず
しかしこの夫婦…一体いくつなんだ…お盛ん過ぎんだろ…常孝…
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/08(月) 23:32:45.21 ID:J7d48cAO
男「畜生、あっちはなんだかんだでいい感じにキャッキャウフフしてるってのに……」チラ
冥「んあ?なんですか?」
男「……いや、なんでもねぇ、なんでもねぇよ…」
冥「?」


お題はちょっと掛かりますが書き上げます。必ず!
wwktkしてて貰えると嬉しいな。
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/09(火) 09:14:33.55 ID:wE.PE0Qo
さてと、理不尽メイドはどう出るか・・・


べ、別にあなたのために仕方なくwwktkしてあげてるだけなんだからねっ
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/09/09(火) 12:09:56.80 ID:BUr5NoAO
鬱なんて現実でお腹いっぱいです(^q^)
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/09(火) 23:47:49.00 ID:VWeRNkSO
>>211
きぐうですね
ぼくもおなじです(^q^)
213 :【……出来ちゃったみたい】 [sage]:2008/09/10(水) 21:43:06.91 ID:mfu7YcAO
メ「……出来ちゃったみたいです」
男「何が?」
メ「赤ちゃん」
男「ふぅん」
メ「うぉぉおおい! 何普通に読書に戻ってんですかッ! キャラじゃないでしょ!」
男「漫画だからいいだろ」
メ「漫画と私達の子供、どっちが大事なんすか!」
男「つくった覚えのない子よりはこっちだな」
メ「ひどいっ!?」
男「じゃあ既成事実ってことで子づくりでもするか?」
メ「……」
男「……。っておい、なんかツッコミ入れてくれよ」
メ「しちゃいます? 既成事実に」
男「……はぁ?! バカじゃねぇのか!? な、なななな、何言って……」
メ「ぷすー。何慌ててんすか。あ、ちなみに子供ってのはネトゲのキャラ達の話ですけどね」
男「なっ……」
メ「さてさて、ではまたレベル上げに戻りますか」

バタン

男「……んだよ、ったく」
男「……。ていうか俺もなんであんなこと」







メ「……ぶはぁ!」
メ「ば、バカはどっちっすか、本当」
メ「あんな……あんな、冗談……冗、談……」
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/10(水) 21:54:44.08 ID:58C.ifI0
うむうむ、よ〜し、うむうむ

もっとやれwwww
215 :【全国高校クイズ選手権大会】 [sage]:2008/09/10(水) 21:56:26.12 ID:mfu7YcAO
男「あのクイズ大会の?」
委員長「そ、あの大会」
男「あれって普通クイズ研とかが出るんじゃないの?」
委員長「そのクイズ研が人手不足らしいの」
男「で、なんで俺なんだ?」
委員長「それが……」





クイ研1「ありがとうございます!」
クイ研2「皆さんは人気もあるし賢い方が揃っておられるので助かります!」
委員長「後者は分かるにしても前者は何故? ……と彼女が」
男(こくこく!)
クイ研1「そりゃ……」
クイ研2「テレビ映えしますから」
女「あはは……」
メ「だそうですよ? 男子ちゃん。……ぷーくす」
男(……がくり)
委員長「まぁどこまで力になれるか分からないけれど、よろしくね」







そして気付けば地方決勝までは進んだりしたそうな
216 :【○○メン】 [sage]:2008/09/10(水) 22:08:52.28 ID:mfu7YcAO
メ「ラーメン、つけめん」
男「……」
メ「……」
男「いや、何を期待してるか知らんが言わないぞ」
メ「主様ってあれですよねー、イケてるあれですよねー」
男「そうなのか」
メ「主様、マンの複数形は?」
男「……」
メ「今日の晩御飯は?」
男「そうめん」
メ「イケてるそうめん。略して?」
男「……イケメン」
メ「つまり、ラーメン、つけめん」
男「……」
メ「空気嫁!」
男「勘弁してください」
217 :【濃すぎ】 [sage]:2008/09/11(木) 03:52:28.75 ID:Qr//gYAO
メ「ケインすぎますね」
男「……何が」
メ「主様のしもの毛が」
男「勝手なことをぬかすな」
メ「じゃあパイ○ン?!」
男「その表現はどうなんだ」
メ「ちなみに私は割と薄めです」
男「……」
メ「想像したんすか。エロ罪で訴えますよ」
男「お前が言い出したんだろ?!」
メ「目がやらしかったんで。つまりメガやらしい!」
男「うまいこと言ったつもりか」
メ「まぁつまり主様はケインすぎってことで?」
男「……いやまぁ薄くないけど」
メ「剃ります?」
男「なんでだよ!?」
218 :【スタッふぅ〜】 [sage]:2008/09/11(木) 04:06:37.23 ID:Qr//gYAO
男「む……」
メ「何かありましたか?」
男「いや、なんかツナ缶の中に骨が……」
メ「なんと! 呼ぶしかないですね!」
男「誰を」
メ「もちろん、はごろ○フーズのスタッふぅ〜! をです」
男「呼んでどうする」
メ「……謝罪会見?」
男「されても迷惑だ。それ以前に呼べないだろ」
メ「いやいや、そこはチートを使いますから」
男「チート? 何言ってんだお前」
メ「まぁ見ててください。……あ〜、もしもし、妹嬢さ……」
男「やめろ! 向こうの会社に迷惑だからその手は使うな!!」
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/11(木) 16:10:26.33 ID:Qr//gYAO
「いくつ? だって」
「ん?」
「女性に年齢きくなんて、なってないね。きっとチェリーボーイだ」
「どういう理屈だ」
「私理論な私ルール」
「変な説得力があるな」
「でしょー? でもま、私みたいなぷりちーな人妻相手にプロフ確認したくなる気持ちは分からないでもない」
「……」
「妬かない妬かない。どちらにせよ私はダーリン一筋だって」
「当たり前だ」
「んふー。そういう独占欲って嬉しいなぁ。でもかわいそうなチェリーくんの為に年くらいは教えてあげよぅ!」
「決めつけてやるな」
「私は30代前半、ダーリンは後半なのだ!」
「聞いてないしアバウトだな」
「ちなみに性感帯は耳と胸とお臍。ダーリンは甘えさせてくれる時はここを重点的に……にゃう?!」
「ちょっと黙ってろ」
「あはは。ついでにお盛んなのは間違いないよ! 一緒に居れる時はだいたい毎回……ふにゃ?!」
「頼むから黙っててください」
「むふふ。無表情ながら照れるダーリンに萌へ〜」
「……はぁ」
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/11(木) 23:05:34.97 ID:vw5ZCkSO
>>219
どどど童貞ちゃうわ!!

30代前半…だと……?
スレを見返すとメイドが来てから2年程たってるらしい
主様はスレ当初から高校生、今も高校生だからつまり18歳
よって、母上様が主様を産んだのは多く見積もっても15歳のころ……
父上様はどう見てもロリコンです。本当にありがとうございました


と、ここまで考えて主様には姉がいるの思い出して絶句した
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/12(金) 01:51:58.62 ID:g95IcUAO
>>220
「永遠の」30前半なんだよ

地味にありえそうなあたりが実に謙虚だな
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/12(金) 22:07:17.44 ID:XT1/uvE0
ちゃんと年数とか把握してくれてる人がいるとはww
あと、自称ではないのがミソだったりしまする。
とりあえず道徳的にはあれだったりしそうな状況だけど気にしたら負けです。
無論、その辺も秘密があったりするんだけど……まぁいずれww

あ、そうそう。
今更だけど母君は普段着は結構ラフな格好です。
意外ですね。


……父上の前ではメイド服なんだけど。
でわでわ今日は何となく思いついたネタをちらほら気の向くままに。
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/09/12(金) 22:27:41.25 ID:Ds2FrQSO
つ【もしも妹嬢がふたなりじゃなかったら】
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/12(金) 22:39:13.74 ID:4MkXGgDO
これあったっけか?

【全員性転換】
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/12(金) 22:43:03.75 ID:XT1/uvE0
男「たまの日曜日。はりきって外でたはいいが……」
メ「ギブっす。もう歩けない」
男「こうもあっさり運動拒否とは。また無駄な出費をさせやがって」
メ「ちょっとデパート屋上のカフェに入ったくらいで大袈裟な」
男「ジャンボパフェほうばりながら言うこっちゃねぇけどな。……ん? これは」
メ「安っぽいつくりっすねー。なつかしの占い機。しかも一回100円」
男「俺は初めてだけどな、見るの」
メ「マジっすか」
男「一応昔はこういう場所きたことないから」
メ「ブルジョワジーめ」
男「何とでもいえ。で、この矢印みたいのを自分の星座に合わせてお金入れればいいのか」
メ「やるんすか」
男「記念だ、記念。お……なになに?」
男『中吉。仕事運。思い通りに運ぶでしょう。油断大敵。金運。うまくいかず。やりくりに苦心する。恋愛運。案外近くに想い人あり。自分に素直に』
メ「……」
男「何だか金運が恐ろしくうなずけるのがなぁ」
メ「そこかよ!」
男「何がだよ」
メ「いやまぁ、その……ええい、私も! っと。大吉!」
男「おお」
メ『大吉。仕事運。何もせずとも滞りなくいくでしょう。金運。臨時収入あり。困ることなし。恋愛運。うまく運ばないでしょう』
男「ったく、本当に運がいいな」
メ「……やり直し」
男「は?」
メ「小吉。仕事運。金運は略。恋愛運……横から盗られる、や……も……やり直し!」
男「おいおい!?」
メ「恋愛う……進展はありえな……ぐ、うぅ……やり直し!!!!」
男「何かよくわからんが落ち着け! 何をむきになってやがる!?」
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/12(金) 22:43:42.36 ID:4hmGyYSO
>>222
つまり期待しろと
無い頭絞って考えたかいかあったぜい


リアルタイムかも分からんのでお題を…
【やっつけ】
【残高翌零】
【1ヶ月鰹節生活】

理不尽の人も待ってるよー!!
227 :【もしも妹嬢がふたなりじゃなかったら】 [sage]:2008/09/12(金) 22:58:35.66 ID:XT1/uvE0
妹嬢「もしも……でも何でもなく私には生えてません!!!」
メ「驚きの発言。まぁここはほら、生えてないという前提でお話を、ね?」
妹嬢「だぁかぁらぁ!」



妹嬢「ごきげんよう、兄さん」
男「ああ。ごきげんよう。で何だ?」
妹嬢「その……実は見ていただきたいものが」
男「何だ?」
妹嬢「これです」

ガバッ

男「ぶふぅ!?」
妹嬢「ど、どうですか? ちゃんと生えてませんよね?」
男「な、ななななな……いいから隠せ馬鹿!」
妹嬢「でも兄さんに見てもらいたくて!」
男「だからって、おま、その……」
妹嬢「ちゃんと剃毛もしてきました!」
男「そういう問題じゃなくて!?」








メ「って感じですよね」
妹嬢「私、どこの痴女ですか?!」
228 :【全員性転換】 [sage]:2008/09/12(金) 23:04:16.83 ID:XT1/uvE0
メ「お、おおお。イケメンすぎる自分が怖い」
委員長「悔しいけど肯定だ」
女「そういう委員長さんだってかっこいいよぉ」
妹嬢「あなたもやさしそうな顔立ちで」
姉「いもちゃんもすっごいすっごいかっこいい!」
妹嬢「姉さんも……人柄が出てますね」
姉「あはー」
メ「まぁでも、何より」

男「……な、何よ」
メ「う、うぅむ」
委員長「納得いかない」
女「かわいいなぁ」
妹嬢「スレンダーでいて、無駄な肉付きもないのに、痩せすぎでもなく……」
姉「ずるいよぅ」
男「な、何よみんなして! 馬鹿じゃないの! っていうか、ちょ、ちょっとみんな目が怖い! い、いやー!!!!」







男「は!? ……ゆ、夢か。夢だよなぁ。あーびっくりし……」
男「……」
男「ふぉぉぉぉあああああ!!!!!?」
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/13(土) 00:26:37.11 ID:vBLHB2DO
>>225
このメイド可愛すぎww
230 :【やっつけ】 [sage]:2008/09/13(土) 02:13:15.19 ID:9Bg3Bm20
男「ほら、これでいいだろ?」
メ「……何という」
男「何か文句あるのかよ、ちゃんとなおしただろ?」
メ「ええ、確かにほつれはなおってますが……こんなの主様じゃない!」
男「な、何がだよ」
メ「ええい、以前は私の衣装には並々ならぬこだわりを見せていたのに! 何ですかこのやっつけ仕事っぷり!」
男「ただほつれてたからなおしただけだろ!?」
メ「昔ならきっと、もっとゴージャスデリシャスデカルチャーに仕上げてくださいました!」
男「デリシャスはまずいだろ」
メ「食べたくなるくらい可愛いってことです! ……エロ!?」
男「自分でいってて引くなよ。あー、もう。わかったから。もっといろいろ装飾してみるよ」
メ「やたー! ……」
男「……」
メ「何すか?」
男「いや、そうなるとお前が脱がなきゃ始まらないから」
メ「なっ、この……エロエロ大臣めが!!!」
男「目の前でじゃねぇよ! さっさと脱衣所いってこい!」
メ「どうせ隠しカメラが!?」
男「あってたまるか! いいからいけよ馬鹿!!」





ガチャ

メ「はい。よろしくです」
男「おう。……ん? 何だ?」
メ「いやぁ。よく考えたら一番のやっつけといえば最近のお題の消化の仕方のような……」
男「決してそんなことはありません」
メ「私の目を見ながら言ってください」
男「……だそうだが」


……ノーコメントで。
っていうか別にやっつけなわけじゃ!?
231 :【残高翌零】 [sage]:2008/09/13(土) 03:32:16.92 ID:9Bg3Bm20
男「……まぢで?」
妹嬢『はい、申し訳ありませんが、何分お父様からの言いつけですので』
男「冗談だよな?」
妹嬢『そうでしたら良かったのですが』
男「でも! いくらなんでもそんなのできるわけが……!」
妹嬢『この報告がそちらに伝わっている頃にはすでに手続きは終了していると思います』
男「じゃ、じゃあ俺にどうやって生活してけっていうんだよ!」
妹嬢『寧ろ、今までこちらとの縁を切ろうとしていた兄さんが悪いんです。その結果、こうなるのは当然でしょう』
男「そりゃ、そうだけど……」
妹嬢『一応、私からの最低限の譲歩としてそちらの住まいや家具、その他私物になっているものは差し押さえてはいません』
男「……」
妹嬢『ですが光熱費や電気代、水道代もそちらで負担していただきますので。……兄さん、意地を張らずに帰ってきませんか? 今ならまだ……』
男「断る。そっちの言い分はわかった。恵んでもらえるんならありがたくいただく。それだけだ」
妹嬢『あ、兄さ……』

ブツン!

男「くそ。そりゃそうだよな。今まで虫がよすぎたんだよな」
男「来月から、か。そうなると、バイトとかしなきゃな。あいつへの給料も……」
男「はぁ……」
232 :【1ヶ月鰹節生活】 [sage]:2008/09/13(土) 03:37:20.38 ID:9Bg3Bm20
男「醤油とってくれ」
メ「ほい」
男「ん」
メ「……」
男「……」


もしゃもしゃ


男「……ごめんな」
メ「何をいまさら。それに慣れればそれなりに美味しいです」
男「そか」
メ「でも最近お風呂にはいるたび、自分からだしが出てるんじゃないかと感じます」
男「う……」
メ「あんまりお風呂の水も入れ替えないから余計でしょうか。いや、別に主様を責めてるわけじゃないですよ?」
男「そういう意図だと余計申し訳ないっつーか何つーか」
メ「ハハハ、本当いまさらですって。……あ、醤油とってください」
男「ん」
メ「毎日三食、お米を与えていただけるだけありがたいってもんです。おかずもあるし」
男「オンリー鰹節だけどな」
メ「でもほら、わかめ生活を思い出して面白いじゃないっすか。あっはっはっは……はぁ」
男「ごめんな」
メ「もう、謝らないでくださいよ。給料でなくても置いてほしいって無理いってるの、こっちなんすから」
男「けど……」
メ「ほらほら、これからまたバイトっすよ。しゃきっといきましょう! ね?」
男「……ん、そうだな。ありがと」
メ「そうときまれば食うぞー! ねこまんま!!」
男「おう!」
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/13(土) 08:46:51.71 ID:vBLHB2DO
>>231>>232
悲しい……どうにかして救いの手を……
234 :「釣ったメイド、釣られた男」 [sage]:2008/09/13(土) 23:07:31.49 ID:gOOFCkAO
−−−
男「……罠だな」
男「……罠に違いない」
男「……普通に食事の準備がしてあるなんて」
男「………」
男「…………くっ」


…ぱくっ


男「んがぁぁぁぁぁ!!辛ぇぇぇぇぇ!!」
ばたばた
冥「なんだかんだ言って食べるんですね、かわいいじゃあないですか」ニヨニヨ
−−−


どうも。理不尽担当です。
はじめてお題というものをやってみて、「キャラ」を立てて書くって難しいんだなぁと思いました。主様すげぇ。
とりあえず貰ったお題三つをこの投下で消化。
三つ目はなんとなく長くなった上にメイドが出てませんが、そこは生暖かい目で見ていただければ。
へっぽこ物書きでよければ主様の合間にお題も受け付けてますので、書いてくれれば嬉しいなぁ、なんて。
んでは。
235 :「エロゲ」 [sage]:2008/09/13(土) 23:17:23.90 ID:gOOFCkAO
友「やあ」
男「ん?おぅ」
友「最近どうだい?きっちり抜くもの抜いてるかい?」
男「朝からひでぇ挨拶だな、おい」
友「いやいや君、私は君がきちんとした大学生生活を送れているのか心配で仕方ないんだよ?」
男「……気にする内容が下ばっかなのはなんなんだ。あれか、仕様か」
友「君の気のせいだろう。全く、朝から下品だね」
男「……どこからそういう発想が飛び出すのか俺には全くわからんがな」
友「ハハハありがとう、最高の褒め言葉だ」
男「(俺の周囲は変人しか居ねぇのか……)で?今日は何の用だ?」
友「ん?あぁ、君がきちんと暮らせているか心配になってね」
男「なんだそりゃ。俺はガキじゃねえぞ?」
友「まぁそう言うなよ。夏休みの間に連絡も無かったし、気にもなるってものだろう?」
男「(ちょうどあのバカが転がり込んで来たからな……)……まぁ、元気だ。それなりに」
友「そうか、ならいい。…どうやら、私のコレクションも報われているようだな」

男「やっぱりあのエロゲの山はてめぇのか」
友「当然だろう?あんな素晴らしいもの、他の誰が用意するというんだい?」
男「素晴らしいかどうかはともかく、お前以外居ないだろうな」
友「いやはや、喜ん
236 :切れてたよ…… [sage]:2008/09/13(土) 23:22:13.12 ID:gOOFCkAO
友「いやはや、喜んでいただけてなによりだ」
男「お前の目は節穴通り越してドリーム空間の様だな、畜生」
男「大体なんであんなに持ってたんだよ……お前、女だろが」
友「かわいいは正義!!」ハァハァ
男「うん、元からそのケだったな、お前」


友「……で?ちゃんと使ってるのかい?」
男「………いや、全然」

友「『メイドさんのドキドキご奉仕!!』」ぼそっ

男「(ぎくっ)」
友「(ニヨニヨ)」
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/14(日) 20:34:04.75 ID:dEy1oUSO
>>232
おお、乙です
メイドや主様がちょっと不幸な目にあうのが好きな俺は酷い駄人間だと思う

>>236
お題採用ありがd!!
友は女だったのか
SM道具を持った女…ゴクリ……

懲りずにお題を…
【事後】
【至福の一時】
【老化知らず】
【ころしてでも うばう】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/14(日) 21:04:01.88 ID:eCXy3IAO
ではどんどんいたぶりましょう、はいww
ちなみに時間軸的には相当後半なんですけど……まぁ気にしたら俺が死ぬので負けです!


さてさて、今回のお題はせっかくなので理不尽さんにバトンパス。
盛り上がってきてることですしww


でもって俺はちょっとした会談でも書かせてもらいます。
本編にゃ直接関係ない厨二な会話ですが。
ダメな人は適当に読み飛ばしてください。
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/14(日) 21:16:39.56 ID:eCXy3IAO
メ「ん……あれ? ここ……」
あ「ども」
メ「む、あなたは確か……」
あ「まぁ誰でもいいから気にせずに」
メ「え、でも、あれ……?」
あ「ちなみに初対面みたいなもんですよ」
メ「です、よね? なのに……あれ」
あ「“はじめまして”じゃない、ですか」
メ「え、ええ……でも、何故……」
あ「まぁまぁ、お互い名前の表記がかなとカナとはいえ一文字表記。仲良くしましょう」
メ「は、はい?」
あ「むむ。ここに至ってるのに案外理解が追いついてないようですね」
メ「理解って……とにかく、ちょっと待ってください。落ち着くんで」
あ「ご自由に。時間は有限ながらたっぷりと用意されてますし」






メ「つまり、『  』さんは何者なんです?」
あ「第一声からいきなり核心を突きますね。本名を呼ばれるとは」
メ「さぁ、ここがいつもの場所でないのは確かだし、私は私だし、わからないのはあなたくらいですから」
あ「おまけに訳知り顔だもんね、こっちは」
メ「はい。ならばあなたが何者か聞けば自ずと答えは絞られるかと思いまして」
あ「神」
メ「は?」
あ「全知全能、森羅万象を司る絶対にして唯一の存在」
メ「……」
あ「とでも言えば信じてくれる?」
メ「いえ」
あ「だよね」
メ「あなたもまた何かに縛られているようですから」
あ「正解。なんだ、物わかりはいいんだね」
メ「柔軟な思考と豊満なボディが売りですので」
あ「うぅむ、羨ましい」
メ「スレンダーなのも一種の武器ですよ」
あ「嫌味はいただけないなぁ」
メ「そちらに揺るがぬアドバンテージがある以上、多少は強がりたくなるってもんすよ」
あ「ふぅん。案外知的なんだね」
メ「惚れます?」
あ「ちょっと」
メ「正直な方は嫌いではありませんよ。……ですから誤魔化す事なく質問にお答えください」
あ「……本当に、思った以上に頭は回るみたいで」
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/14(日) 21:24:21.16 ID:eCXy3IAO
あ「何者か、ですか……それを知るにはまず己を知るべきですね」
メ「……」
あ「私の名はあなたが仰ったそれで間違いありません。その位も。ではあなたは?」
メ「私……」
あ「あなたの名は? メイド? まさか……記号ですよ、そんなもの。あなたの位でしかない」
メ「そんな、事」
あ「自身を問うのに位階など所詮は無意味。人はそこに意味を求めますがね。間違いでもないことですし」
メ「ですが、私の名前は……」
あ「あなたが何者なのか。位階を位階たらしめる言霊。本当の名とはそういうものです」
メ「……」
あ「あなたをあなたたらしめる位階ではない。あなたが何を望まれ、何を為すのか」
メ「……」
あ「聞きましょう。あなたの名を偽りも誤魔化しもない、真実を。ご安心を。ここでは過去も未来もありません」
メ「……っ」
あ「つまり“思い出せる”んですよ。ではもう一度だけ問います。あなたは、誰ですか?」
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/14(日) 21:41:50.25 ID:4brDOms0
メ「ずるい、ですね」
あ「ええ。ずるいですよ」
メ「むかつく」
あ「どうぞ、この身を恨みで滅ぼせるならばお願いします」
メ「……。知ってるくせに」
あ「はい。あなたが私のすべてを理解(わか)ったように、私もあなたがわかります」
メ「……」
あ「あなたの名前。それが本来あの世界における、あの人の名前と同じ時点である程度予測はつきます」
メ「ええ、私は」
あ「おっと、言葉に出す必要はありません。私はまだ知らないはずですしね。理解るだけで」
メ「ややこしい……」
あ「ま。あなたは私の名前を口に出してしまったので、いずれ知ることになるんでしょうが」
メ「そーなんすか」
あ「そーなんす。とはいえ、私たちが“ここ”で出会えたことを考えると、実際に会合することは万に一つ、なさそうですが」
メ「“ここ”ってそんなに特別な場所なんだ」
あ「ええ。本来私たちが出会うはずがない。だからこそ出会えたんでしょう。それ以上に位階の奇妙な符合も相まって」
メ「……符合、ね」
あ「私たちはともに『 』でしかなく、不純物です。ですが意志もあり、あなたは願いが、私は目的がある」
メ「はい」
あ「故に私たちは近しくも遠い存在として出会えたのでしょう。驚きですね」
メ「まだ実感はわきませんがそういうものなので?」
あ「ここに至れたこと。これ自体はある程度、位階に還る時が近づいてくれば見えてきます」
メ「……」
あ「ああ、それ以外でもひょんなことから、ってこともあるのでご安心を。それより大事なのは、ここであなたと出会えたという事実」
メ「?」
あ「本来ここは一人一人がもつ領域。それがここまで薄まって、ひとつになるなんて……ちょっと怖いくらいです」
メ「何か、自分一人で納得されるとむかむかしますね」
あ「いいじゃないっすか。そういう視点で長いこと生きてきた私の特権ですよ」
メ「なんすかそれ」
あ「ふふ。まぁそうですね……ここに至れるのは、私とあなた。そしてここをのぞいている“あなた”」
メ「え、誰かにのぞかれてる!?」
あ「ええ。私たちは誰かに常にのぞかれていますよ。ふふ、プライバシーって何でしょうね」
メ「何落ち着いてんすか!」
あ「あはは、私たちも今は覗く側にたっているからこそ、実感できることですから」
メ「……え?」
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/14(日) 21:50:59.62 ID:4brDOms0
あ「ほら、覗いてみてください」
メ「こ、れは?」
あ「……あなたの位を為す、あなたでない誰か。それだけのことです」
メ「り、理不尽ですね、この人」
あ「くすっ。あなたが言いますか」
メ「私のはもっと愛がありま……げふん!」
あ「くすくす。ここでは真実しかありませんから。ここに彼を連れてきたらとても面白そうですね」
メ「ぎゃー! わー!」
あ「あはは。……つまり、私たちがいたった場所。それは何かに影響を与えられる、そんな場所です」
メ「……」
あ「私達は今、望めばどこかの世界を壊すことも、作ることもできます」
メ「そんな」
あ「神様みたいでしょ? ふふ、ここをのぞいている誰かだって同じことが可能なんですがね」
メ「……」
あ「なぜそうならないか? しないからですよ。しようとすればできる。そういう位置なんです、ここは」
メ「で、でもそれなら、あなたの目的だって簡単に……」
あ「残念ですがね。変なルールがあるようで、自分が属する世界に影響を与えることはできないようなんです」
メ「そんな」
あ「だからしない。そして他の世界に対してどうこうしようという気も起らない。とりあえずはそういう場所なのです、ここは」
メ「でも、誰かが気まぐれで」
あ「いくらでも世界は生まれ、壊れていくんです」
メ「……」
あ「そんな場所、本来は誰かと出会えたりできない。何となく、わかります?」
メ「……はい。ここは私の頭の中。想像の世界。だから、創造の世界でもある」
あ「お見事。遠まわしに言いましたが、あなたは今、自分の頭の中にいるわけですよ」
メ「なる、ほど。だからこその違和感なんですね。あなたが。そしてわたしが」
あ「そういうわけです」
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/14(日) 21:56:18.52 ID:4brDOms0
あ「この邂逅、きっと意味はあるんでしょう、今はわからずとも」
メ「……」
あ「ですから、あえて言っておきましょう。また、と」
メ「もう、終わりなんですか」
あ「はい、そろそろです」
メ「何でそんなことがわか……きゃっ、な、何ですかこの黒い液体!?」
あ「何も考えずに身を任せてください」
メ「そんなこと言ったって?!」
あ「いいから。さぁ、何も考えずに」
メ「にゃ、にゃああああああああああああああ?!」









メ「……ん、うぅん」
男「おはよ。どうした、うなされてたみたいだけど」
メ「……。主様が寝込みを襲うんじゃないかと思っていやな夢でも見たんじゃないかと」
男「こいつは……。ところで」
メ「?」
男「『  』って誰だ? 何か名前を呼んでたけど」
メ「……」
男「?」
メ「……さぁ? 誰でしょ?」
男「ま、どうせ何かのゲームのキャラだろ」
メ「そんなキャラいたっけなぁ」
男「さて、仕事仕事っと」
メ「……うぅん?」
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/09/15(月) 21:09:11.12 ID:UXxIBAAO
wwktk
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/09/18(木) 09:04:56.06 ID:EhfW8EAO
あげー
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/19(金) 20:09:44.35 ID:3Wczu6SO
なんという過疎…
この一週間は正に空白だな

>>243
本意がさっぱり掴めない俺は確実にゆとり
文系なのに…文系なのにぃぃぃ!!
とりあえず書き手をひたすら待つんだぜ
楽しみにしてまつ
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/20(土) 01:10:40.97 ID:VaBOfADO
主さん、早く俺とこのスレのヌル(空白)を満たしてくれ…!
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/20(土) 03:42:14.50 ID:7x8x/e20
呼ばれると応えたくなるんがボクという人間だったりします。

>>246
あんまり深くとらえないでもらえればww
どうせ厨二の書いた文章です!


そして今日からMBAA稼働だし、もうすぐスパロボZもあるわで楽しみな僕がいます。
そろそろ卒業汁、って感じだけどね!


さて、前のお題は理不尽さんに任せつつ俺も何か書いてみよう!
いじメイをかけと言われそうだけど!!
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/20(土) 03:53:05.77 ID:7x8x/e20
メ「主様と私、どっちが可愛いんでしょうね」
男「……は?」
メ「いや、何となく主様ってば可愛いってよく言われるから私は嫉妬!」
男「そんなことで嫉妬されてもだな」
メ「ていうかこんな可愛い私を傍らに侍らせておいて自分のが可愛いなんて! shit!!」
男「急に韻を踏みはじめたな。ていうか侍ってないだろ」
メ「YO、YO! 侍ってないけどダベってるっと!」
男「誰を相手に喋ってるッと」
メ「それは自分で考えなット!」
男「ぶっちゃけそれって独りうわゴトッ」
メ「ころんでぶつけて頭ゴトゴトッ」
男「救急車に揺られてガタゴトッ」
メ「乗り物酔いでフラフラット」
男「それもお前にゃいい薬だけド」
メ「馬鹿につける薬はないんだけドー!」
男「year!」
メ「wow!」
男「YO! YO!」
メ「……やっぱ主様って可愛いですね」
男「急に素に戻るなよ!?」
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/20(土) 03:59:24.64 ID:7x8x/e20
妹嬢「……出番がありません。ここしばらく」
姉「だよねぇ」
妹嬢「もしかして忘れられてるんじゃないでしょうか。2スレ目ではあんなに活躍してましたのに」
姉「しすぎたのかなぁ」
妹嬢「いいえ。しすぎて悪いことなんてありません。ええ、これっぽっちも」
姉「あはは、でもこれって出番だよねー」
妹嬢「そうです! ここで私たちの魅力を存分に発揮して、再び皆さんから票を集めるんです!」
姉「でもぉ、いもちゃんは結構いろいろとお題とか出てるじゃん」
妹嬢「だいたい“ふたなり”絡みばかりなんです! そうじゃなくて、こう、私のチャームポイントを前面に押し出せるような……」
姉「いもちゃんは何しても可愛いもんね。チャームポイントの塊さんだ」
妹嬢「ありがとうございます。自分を磨くことに余念などありませんから」
姉「すごいねぇ」
妹嬢「……」
妹嬢(まぁ、何の努力もせずにこのプロポーション、かつポジションに居座り続ける姉さんの方がすごいような)
姉「でもね、いもちゃん」
妹嬢「はい、何でしょう?」
姉「いくらいもちゃんでも……おとちゃんはダメだよ?」
妹嬢「!?」
妹嬢(っ……なんという、プレッシャー……)
姉「それだけ。あーあ、私もチャームポイントとか作らないとなぁ」
妹嬢(この空恐ろしい部分が相まって普段がより魅力的に見えているわけ……はっ!?)
姉「ん? どしたの?」
妹嬢「なるほど! こ、これが“萌え”なのですね!?」
姉「えーっと……よくわかんないけどたぶん違うよーな」
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/20(土) 04:05:42.84 ID:7x8x/e20
あ「どもどもー。お久しプリンセス! みんなのアイドルあやちゃんどぇーす!」
宮「お久プリンですか? おいしそうですね。いただいてもよろしいでしょうか」
あ「ふふ、ナチュラルにお尻触ってくるそのセクハラっぷりも魅力なんだろうね、宮の」
宮「あら、嬉しいです」
あ「ごめん、嘘だから揉まないで。……ええと、いきなり冒頭からピン黒い(ピンク+黒)シーンで申し訳ありません」
宮「いいえ、どういたしまして」
あ「これはご丁寧に……って、ちゃう! 思わず関西弁に!?」
宮「浪花節ですね」
あ「多分違う。えっと、よくよく考えたら久しぶりでも何でもなく最新ので出てますね。……でもお久しぶり!」
宮「鰤は好きですよ、煮てもよし、焼いてもよし」
あ「何でも食べ物に結びつけるのはやめようよ」
宮「あら、私ったらはしたない」
あ「うん、すごくね。食いしん坊キャラの意味じゃなくてセクハラの材料にするためだけだもん、毎回」
宮「これも愛のなせる業ですね」
あ「嬉しそうにいわれてもすごい困るわけで。ってもう残り時間少ない!?」
宮「私たち、何のために呼ばれたのでしょうね」
あ「それはせっかく興味を持ってくれた人が出てきたから前回の解説を……ってええ!? 本当にもう終わり?! ちょ、ま……」
宮「ではまた次回にお会いしましょう。あでぃお〜す」
あ「にゃああああああああああ!?」

252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/20(土) 04:11:43.02 ID:7x8x/e20
男「コーヒー派だっけ、お前」
メ「おいしいものは何でもいけるんだぜ派です」
男「流派としては恐ろしくとってつけた感の出る名前だよな」
メ「由緒正しい流派なのに」
男「まぁたいがいの人間が精通してるからな」
メ「ですです。まぁコーヒーも好きですがやっぱ紅茶党ですかね」
男「んじゃあ紅茶にしとくか」
メ「……コーヒーでいいですよ?」
男「や、でも」
メ「試したいんでしょ? 新しいコーヒーメーカー」
男「……あー、いや」
メ「この前の福引であてていらい、開封すらしてませんでしたもんね」
男「ああ。タイミング悪くコーヒーパックが大量に余ってたからな」
メ「何が笑えてくるってその大量に買ったコーヒーパックについてきた福引の賞品がそれですもんね」
男「笑えないっつーの」
メ「でもほら、私はオッケーしてるんですからちゃっちゃと淹れましょ」
男「おう。……って淹れるのは俺なんだよな」
メ「何を当たり前のことを」
男「くっ。……そういえばもう一つ」
メ「何でしょう」
男「紅茶党のお前が何故大量にコーヒーパックを頼んだんだ」
メ「……言わなくてもわかってるくせに」
男「あーあー、お前はそういうやつだったよな。本当人の財布への圧迫感だけはすごいやつだ」
メ「ここの圧迫感もなかなか」

ふにゅん

男「……た、体感はしていいのか」
メ「一回一億万円で」
男「頭悪い額だな、おい」
メ「二つ前の主様の発言ほどでは」
男「っぐ……それもそうだ」
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/20(土) 04:12:32.56 ID:fT8.fiYo
いじメイマダー?
元ネタ知らんから純粋に新作wwktkで待ってるんだが
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/20(土) 04:22:09.14 ID:m13PrQAO
ならば明日ゲーセン行くまでに絶対書きます!
書いてみせます!
調子良かったら二話まとめてくらい!
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/20(土) 15:55:20.62 ID:6lnaz5Qo
もはや妹にはふたなりしか残されていないのか・・・
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/20(土) 20:22:56.61 ID:7x8x/e20
ふふふ、約束を違えないためにまだゲーセンいってないぜ。
……ごめんなさい、早くかきあげます。
257 :【意地悪なメイド オルタネイティヴ】 [sage]:2008/09/20(土) 23:38:51.45 ID:7x8x/e20
第十五話 「総合戦闘技術試験」

俺達が訓練を行っているのは一つの目標があるからだ。
敵を倒すためなのは軍人である以上当然。だけど、俺たちはただ生身で戦えればいいってもんじゃない。
そう、敵は自分たちよりも文字通りの意味で強大な存在だからだ。
BETA。そう呼ばれる存在のほとんどが10m以上、大きいものならば60mを越えるものも存在する。
そんな存在に対抗すべく人類が作り上げた兵器。それが“戦術機”と呼ばれる人型駆動兵器だ。

この戦術機、正式名称「戦術歩行戦闘機」の開発までの経緯は大まかにはこうだ。
BRTAとの戦争がはじまってすぐに、人類側は今までの戦術を根本から覆されることになった。
それまで航空機による制空権争いが主体だったことに対し、“光線属腫”と呼ばれるBETAが出現。
奴らが放つレーザーは大気や気象条件で威力の減衰が期待できない程の高出力を持ち、捕捉されると逃げられず、戦術機の装甲でも数秒しかもたない。
また、味方への誤射は絶対にしないという恐ろしいまでの対空能力によって一切の航空戦力を封じられる事態となった。
そこで開発が行われたのがこの戦術機である。
今では機体の世代も更新され、様々なバリエーションが存在する人類の主力兵器となったわけだ。

そしてこの人型兵器を操る人間を、“衛士”と呼ぶ。
そう、この訓練校は衛士を育てる場所。そして総合戦闘技術試験とはその衛士になるための最終試験なのだ。

この試験は年に二回行われる。
その規模は六日近くにわたるもので大がかりだ。
何より重要視されるのがチームワークと応用力。
個人の能力の高さを生かせる状況を作り出し、困難を乗り越えていく。
これから俺たちが挑む試験はそういった厳しいもの。

……のはず、なんだが。
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/20(土) 23:39:17.72 ID:7x8x/e20
ざざぁん。

南の島。といえば聞こえがいいが、ここが俺たちの運命を決める場所だ。
無人島をまるまる使用した大がかりな試験が始まろうとしていた。

「というわけで、皆さんにはこの命令書通りの任務を遂行していただきます」
「はっ、命令書、受領いたしました」
「では適当に頑張ってください」

……そう言ってくるのは馬鹿妹なんだが。
なんだが……なぜ水着なんだろう。
そういえば俺の記憶が告げる。確か前の世界でもこんな様子だったような気がする、と。
ものすごいリラックスした様子でビーチチェアーに座る馬鹿妹に脱力しそうになる。
というか気のせいじゃなきゃ、何となく顔が赤いような。
照れてるのか? じゃあやらなきゃいいのに。

「何か?」
「はっ! 何もありません!」
「……私だって、こんな」

ぼそっとつぶやく声が聞こえてくる。
ああ、そっか。こうやって部隊の油断なり怒りを誘うのが役目なんだろう。
……じゃあ別に他の人間に任せりゃいいのに。
変にまじめなところがこういうときに裏目にでる。そういうやつだった。
何となく俺だけ納得してしまう。
だけどこんなことならイドの奴もつれてきてやればいいのに。とひそかに思う俺であった。


「男、準備だ」
「了解、いいんちょ。さて、やりますか」

俺は前の世界でこの試験をクリアしてる。
それこそ多数の難関に引っかかりつつ、だ。
だからこそ俺はクリア自体はできる自信はある。
そして今必要なのは最速クリアという称号。
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/20(土) 23:39:34.72 ID:7x8x/e20
『最速、ですか?』
『ああ、これをダメ押しにする。俺は絶対にこの試験を最速で突破できる自信がある』
『経験をしてきた、から?』
『そうだ。だから、今の試験内容を変えずにいてくれればそれができる。絶対だ』
『……わかりました。プログラム自体は変えません。ただし漏えいの可能性を考えると……いえ。そうですね』

ひとつ頷いて。

『プログラムだけで最速を叩き出すことは容易ではないでしょう。残りの期間も考慮すれば。わかりました、それが可能になれば私はあなたを全力で支援します』
『うし! 約束だからな!』
『はい、やくそ……ひゃう!?』
『ゆ〜びきりげーんまん、嘘ついたらハリセンボンのーます! 指切った! っしゃ! やるぞぉ!! って、どうした?』
『な、何でもありません! 今日はさっさと下がりなさい!』
『何で急に怒ってんだよ? ちょ、おい!?』


今思い出しても不思議だけど、まぁいい。
とにかくここでひとつ、流れを変える。
歴史を俺が動かすんだ!



今回の指令は任務中、戦術機を破棄せざるを得ない状況になり、無事に戦闘区域から脱出するのが目標だ。
それに付随して受領した島の地図に記された目標の破壊による後方撹乱が第二優先項目とされている。
これが厄介なことに三か所に分かれており、チームを分けて行動せざるをえない。
なぜならばこの試験には時間制限が設けられており、それをクリアしなければ合格とはなされないからだ。
とはいえ……そんなことは当然のこと。必要なのは最速の二文字。
だから俺は行動を開始する。
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/20(土) 23:39:50.28 ID:7x8x/e20
編成は友、いいんちょ組。女さん、妹ちゃん組。……そして俺だ。
前の世界では俺、妹ちゃん、いいんちょ組。そして友、女さん組だったが今回は三つに分けた。
記憶通りにいけば確実性が出るだろうが、そうはいかない。
なぜなら三つのポイントを攻略することになるのだが、ツーマン・セル以上で行動するのが当たり前だ。
こうなると前回のような分担では時間が大いに食われる。
これではだめだ。だから俺は無理に自分の能力の高さを盾に一人での行動を認めさせた。
無論、本来は認められていない。確実にクリアを目指す俺以外の人間からすれば論外の方法だからだ。
けど、ダメなんだ。本当に無理矢理といっていいほどの言動で俺は今回の編成に持ち込んだ。
やり方としては、前の世界で俺たちのチームで解除した場所で、なおかつ残りの二人がほとんど問題なくクリアできた場所以外を選ぶことだった。
つまり、二人でいかせて問題なくクリアできるポイントを任せ、一度経験のある俺が問題の出そうなポイントをつぶす。
そういうやり方だ。だが、

「わかった、だったら俺がせめて一番楽なポイント。手前の場所を俺があたる」

こうしなければこいつらも納得しなかった。
故に俺はメンバーをクリアしたことがある人間を片方ずつに分けることでどちらにあたってもクリアが可能な確率を上げた。
これが俺にできる最速への切符だ。

「じゃあ、いこう。70時間後に、予定のポイントで」
「「「「了解」」」」

こうして試験は始まった。




道中はほぼ問題なく進めた。
トラップや道のりは記憶を頼りに進む。
この記憶自体がいつのものかはっきりしないので、そこまで頼りになるわけではないが、そこは鍛えた身体能力がカバーしてくれる。
積んだ経験は決して無駄ではない。そう思える道中だった。



「これ、か」

二日目の昼に到達した目標ポイント。
そこでは最低限の行動で済ます。
色々と持って行きたくなるような物も多く置かれているが、必要はない。
確か、これらはなくても俺たちは苦難を乗り越えていったんだ。
だから大丈夫。
活かせる場面を思い描きつつも、今はそれによる不安要素が増えることのほうが怖かった俺は爆破作業を終え、再び歩き出す。
目指すは集合ポイントだ。
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/20(土) 23:40:07.73 ID:7x8x/e20
「っと。……さすがに一番は俺か」

前回の記憶と同じ場所にたどり着く。
前は俺がみんなに迷惑をかけてかなりギリギリの時間配分になってしまった。
その代わり、俺は妹ちゃんとたくさんの話をして、わかりあえたし、いいんちょの決意も確かめられた。
だから悪いことばっかりじゃなかった。そう思う。けれど、今は違う。
今必要なのは彼女たちとの心の交流じゃない。未来を救うための可能性だ。

そう自分の中で結論づける。
でも、なぜかそこに寂しさも感じてしまう。
俺は彼女たちのことを、前の世界で……。


ガサッ


「早いのね」
「ああ、とはいってもついたのはほんの少し前さ。それに一番楽なポイントをもらったからには、一番乗りは当然だと思うしな」
「そんなことないよぉ、一人で大変じゃなかった? だいじょうぶ?」
「もちろん。そっちは?」
「首尾よく進んだおかげで順調だったわ」
「えへへ、がんばりました!」
「そっか。さすがだな。あとは妹ちゃんと友か。……がんばれ」

あの二人はどちらもそつなくこなすタイプだから大丈夫だと信じられる。
られるんだけど……。俺の中に不安が渦巻く。
大丈夫、だよな?



だが、不安は的中する。
集合時間を6時間過ぎても彼女たちはあらわれなかった。
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/21(日) 21:11:51.96 ID:xmxOHpgo
伏線らしきものにwwktk
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/23(火) 04:18:56.06 ID:n6N.v420
秋葉TUEEEEEEEEEEEEEE!!
ということで一昨日から先行稼働のMBAAやり続けてお財布の中身がやばい中の人です。
いやぁ、秋葉強いわww めくりJCでおいしくいただける。
もうしばらくはこのキャラ使えばいい思いできそうだ! それでも負けるけど。
やっぱり持ちキャラのワラキアに戻すか。今回は強いっぽいし!


というわけで中の人が全然仕事しないけど、許してください。
許さないよね! 申し訳orz
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/23(火) 04:23:34.04 ID:n6N.v420
メ「うぅ、私主様の妹さん苦手です……」
男「うーん、ちょっと我が強いけど悪いやつじゃないんだ、うまく付き合ってやってくれ」
メ「だって品行方正がどーだとか、躾が何だとか。わたしゃ犬じゃないっつーの!」
男「そうだな。犬よりたちがわるいもんな」
メ「わぁい。ナチュラルにけなされてるー。しね!」
男「そんな態度だからだよ。いろいろ言われても仕方ないだろ」
メ「じゃあどんな態度ならいいんですか」
男「たとえば……そうだな、こうやってちゃんとごみくずとかはごみ箱にいれて」
メ「ふむふむ」
男「ご飯の用意とかして」
メ「はいはい」
男「洗濯とかも進んで作業して」
メ「おー」
男「何か不備があれば……申し訳ありませんでした! と、このように土下座してでもだな……」
メ「ほほう」
男「……なぁ、何でふんぞりかえってるんだ?」
メ「いや、何か土下座されるとついつい」
男「というか、何でお前が偉そうなんだよ! 仕事も全部おれがやってるし!」
メ「それは勝手に主様が……。というか主様、私いなくてもオッケーなんじゃ」
男「確かに」
メ「出ていきませんけどね」
男「こいつ……!」
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/23(火) 04:27:30.39 ID:n6N.v420
女(……男くん、かっこいいなぁ)


委員長「というわけよ。わかった?」
男「わかったけど何で俺が掃除当番でもないのに……」
委員長「いいでしょ。どうせ暇だろうし」
男「勝手に決め付けるなよ」
委員長「あら? じゃあ何か用事が?」
男「いや、ねぇけど」
委員長「じゃあよろしく」
男「はいはい、っと。はぁぁ……」

女(あ、何だか困ってそう。よし、思い切ってお近づきになるために、ここは私が……)


委員長「……」

ギィン!!!

ゾクッ!!

女(ひゃう!? な、何、この寒気……い、一歩も踏み出せない!?)



委員長「ああ、それとこの話は私が言いだしたから、手伝うわ」
男「お。そりゃありがたい。さすがに一人じゃ辛いからな。頼むわ」
委員長「ええ。任せて」


がらがら


女(ああああ、い、いっちゃったよぉ……うぅ)






男「ところでさっき教室の気温が一気に下がったような気がしたんだけど」
委員長「気のせいでしょ?」
男「だよなぁ」
委員長「……」
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/23(火) 04:34:08.19 ID:n6N.v420
委員長「そういえば」
男「ん? なんだ、いいんちょ」
委員長「この前町で奇麗な女性と歩いていたけれど……あれは誰かしら?」
男「あれ? メイドのことか?」
委員長「いいえ、彼女じゃなくて、もう少し背は低いけれど、すごく存在感のある……」
男「ああ、あれは妹だ、おれの」
委員長「妹さんがいたの」
男「ああ。しばらく会ってなかったけどな。で、それが?」
委員長「いいえ。あなたがあんな綺麗な子、つれてるから」
男「なんかそれが気になることに?」
委員長「……犯罪かと思って」
男「ぶほっ!? ま、待て待て! 俺そんなに信用ないか?!」
委員長「冗談よ。そんなにあわてなくていいじゃない」
男「いや、冗談にしてはキツすぎるような……。っと、こんなもんでいいか。よし、捨ててくるわ」
委員長「……」
男「ん? どうした?」
委員長「貸して。私がいくわ」
男「いや、軽くないから男の俺が……」
委員長「いいから。ここで待ってなさい」
男「あ、おい! ……いっちまった」





女(はうううう!? 何で私が先回りしてゴミ捨て場で待機してるのがバレてるの?!)
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/23(火) 05:21:04.96 ID:n6N.v420
とまぁ昔の時間軸も掘り起こしてみたり。
どうでもいいとこばっかだけどww

夏も終わりに近づいてるのでぎりぎり暑いいまだからやれそうなネタを最後にひとつ。
時間軸的に昔と言える位置のだけどね!
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/23(火) 05:32:10.60 ID:n6N.v420
男「あー、やっとおさまった……」
姉「何がぁ?」
男「何でもないよ、何でも」
メ「熱い男のリビドーがですよね」
男「うるせぇ」
メ「しかしここは本当にプライベートビーチなんすね。もったいない」
妹嬢「別にもったいなくなんてありませんよ、私たちが使うのですから」
メ「いやぁ、こんなにでっかくてきれいなんだからたくさん人を呼んでもいいのになぁと」
男「へぇ、お前が他人のことを気遣うなんて珍しいな
メ「違いますよ、お金とれるのになぁと思ったんです」
男「……さいですか」
姉「それよりおとちゃん! 今度は一緒にはいろうね!」
男「ん、ああ。そだね」
姉「あれー、何で目そらすのー?」
男「深い意味はないよ! うん! ほら、それより入るんでしょ、いこ!」
姉「はぁい!」
妹嬢「……」
男「ん? お前はいかないのか? あ、さては泳げないとか……」
妹嬢「小さいころ、溺れかけた兄さんを助けたのは誰でしたっけ」
男「……すまんかった。いや、でもあれはたまたま足をつっただけで!」
妹嬢「準備運動をしてください、と私は申し上げたのに兄さんったらただ私と張り合いたいからって無視をなさって」
男「わー! わー! そういう話は禁止! ほら、あそぶぞ!」
姉「そうだよ! ほら、いもちゃんも一緒!」
妹嬢「あ、ちょ、引っ張らないでください!」
男「ははは。……って、お前もくるだろ? 何だよ、どした?」
メ「いやぁ。中睦まじい兄妹愛を見せつけられて私ってば胸いっぱいのおっぱいなわけで、あはははは」
男「……」
メ「はは、は……」
男「泳げない、のか?」
メ「ま、まっさかぁ! 四年後のオリンピック目指して調整中なくらいですよ! 私!」
男「初耳だぞ」
メ「極秘ですから!」
男「……。いいからこい。ちょうどコーチできそうな人間がそろってる」
メ「い、いやぁ! 海水はいやぁぁああああ!!」
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/23(火) 05:37:23.21 ID:n6N.v420
男「と言ってたのが数十分前」
メ「にょほほほほ! ほうらマーメイドですよー!」
姉「あははは!」
男「一瞬にして上達したな」
妹嬢「ええ。ただの食わず嫌いのようでしたね」
男「だな。まぁお前のコーチングもよかったんだろ」
妹嬢「いいえ、私はそんな……」
男「本当、どんどん成長していくな、お前は」

ぽむぽむ

妹嬢「……あ、あぅ。兄さんっ!」
男「何だよ、何照れてんだ」
妹嬢「照れてなんて……」
男「お前もいい年なんだからこれくらいで動揺するなっての。せっかくの水着が子供っぽくなるぞ」
妹所「なっ……」
男「ははは。嘘だって。でも本当、可愛いもんだよなぁ」
妹嬢「なななっ!?」
男(こういう“可愛い水着”ってのも悪くないもんだなぁ、うん)
妹嬢(兄さんがこんなにアプローチを!? ひと夏のアバンチュールが男を大胆にする、という情報は本当だったのですね!!)
男「さて、と」
妹嬢「に、兄さん!!! このあと、よろしければ……!!!」
男「じゃ、あの馬鹿と姉さんつれて飯でも……ん? 何だ?」
妹嬢「え……あ、その。……わかりました。いきましょう」
男「よし。って何だよ、何でしょんぼりしてんだよ、おなかへってなかったのか?」
妹嬢「……いえ」
妹嬢(はぁ。……兄さんの馬鹿)
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/23(火) 05:47:00.17 ID:n6N.v420
男「ん、うまい」
メ「さすが私が捕らえた獲物ですね」
姉「違うよぉ」
妹嬢「そうです、これは……」
姉「私が獲ったほうだよ!」
妹嬢「いえだからそうではなくて……」
男「どっちにせよ、二人が泳いでた場所にこんなの居なかったろ」
メ「いいえ、いましたよ。私の脳内ですが」
男「知るか、そんな生物分布図!」
姉「まぁ誰が獲ったのでもいっかぁ。むきゅむきゅ……おいひい〜!」
妹嬢「ですからこれは誰がというか、私が本土から取り寄せた……」
姉「はい、おとちゃんもあ〜ん!」
男「ちょ、姉さん!?」
メ「いいじゃないですか、あ〜んくらい。さっきの口移しに比べれば」
男「うぐっ……思い出させるなよ」
姉「あはは、あれもおいしかったねー」
男「一生のトラウマになってもおかしくなかったよ!」
妹嬢「いったい何の話を……いえ、それよりこの料理ですが、まず……」
姉「ほら、メイドさんもああいってるんだから。いうことききなさい!」
男「う……わ、わかったよ。……あ、あ〜ん」
姉「あ〜……はむ!」
男「あ! 姉さんずるい! 自分が食べ……」
姉「んぐ、おとひゃ〜ん!」
男「!?」

ちゅ……


ガタン!!

メ「ちょ!?」
妹嬢「なっ!?」
姉「ん……ちゅる。……ぷはっ。えへへー、くちうつしー!」
男「……ね、さ……あ、あうあ」
姉「さっきの続きだよー」
妹嬢「さっきの続き!? 兄さん、これはどういうことですか!」
メ「ちゅーか主様も何普通に喜んでんですか! いいからそんなもん吐き出して冷静に今の自分を省みてください!! このド変態、うじむし、たむし!!」
男「待て! 何か最後ついでとばかりに罵声を浴びせただろ!?」
妹嬢「ごまかさないでください! さぁ、納得のいく説明を!」
メ「そうだそうだ!」
男「いやお前は知ってるだろ!」
妹嬢「兄さん!」
メ「主様!」
男「あーもう! 何だよこの状況はぁぁぁあああ!!」




姉「んぐんぐ、こっちの料理もおいひい〜!」
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/23(火) 07:49:32.36 ID:J9rwZYSO
>>270
乙でした
メイド可愛いよメイド
口移しとか普通に出来る辺り主様は実は一番変態なのだと思うwwww


しかしこんな風に昔ばらまいた断片的な話を拾っていくなんて、中の人も律儀だな
もしくはマz……
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/23(火) 09:38:00.76 ID:gEesaIDO
>>270から察するに主さんは





ウジ虫とかたむしって罵られるのが好きなんですね、分かりました。
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/09/25(木) 22:38:47.14 ID:kLcBx.AO
俺が時を止めたッ!
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/25(木) 22:39:51.25 ID:Oq5.dkMo
そして時は動き出す
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/25(木) 22:44:46.37 ID:9Ve8T5Eo
このまま時間が止まったままならいいのに
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/26(金) 02:22:28.29 ID:KvUO0cSO
そんな…>>275さんったらもう……////
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/26(金) 10:47:52.21 ID:ObUkIQAO
なんだこの流れwwwwww
誰か説明を!ww



今日からMBAA本稼働。
でも昨日まで先行稼働店にてアドバンテージを手に入れた俺は地元で……ふふふ


とりあえずスパロボも手に入ったりであれだけど今晩はいじメイ更新予定ですっ
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/26(金) 20:41:29.28 ID:7nuPHMAO
>>277
試しに1プレイしてみたら開始早々乱入してきた秋葉にボコられた…
フルムーンスタイルな琥珀じゃ相手にならんよorz

一応理不尽の作者なのですが、当方冬の大イベント(楽しくない方)に備えるために 執筆が出来ません。
せっかくお題もらったのですが、書き上げるのは当分先になりそうです。本当に申し訳ない…or2
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/27(土) 16:50:53.15 ID:tZBGKqM0
すみません、昨日の晩帰ってから寝始めたら起きてこんな時間orz
更新時間がずいぶんずれこんじゃいましたが早速はっていきます。
280 :【意地悪なメイド オルタネイティヴ】 [sage]:2008/09/27(土) 16:51:41.29 ID:tZBGKqM0
第十六話 「試」


「行こう。これ以上は待てない」
「で、でもまだ全然時間は残ってるし……」
「女の言う通りね。確実性を期すために、ここは待つべきよ」
「だけど、それじゃあ!」

六時間。一日の内の四分の一に相当する時間がもうすぐ過ぎようとしている。
ここまでの経過時間自体は歴代を振り返ってみても最速のものだった。
このロスタイムを加えてもだ。
だがこれ以上は待てない。待てば、きっと遅れを取り返せなくなる。

「大丈夫、あいつらはきっと先行してるだって!」
「……それ、本気で言ってるの?」
「ぐっ」

そんなわけがないことはわかっている。
先行する理由があるはずがない。何かしらのトラブルがあったに決まっている。

「だけど、それだから待機したところで事態は好転しないだろ!」
「ええ。少なくともこれ以上最悪の事態に陥りはしないでしょうね」

淡々と切り返す口調は明らかな失望の色。
俺がこの訓練で最速に対する尋常ならざる執着については前から口にしていたことだ。
だがそれは俺があくまで高い実力を持つから目指す、ただの目標にしか周りには捉えられていない。
俺がそこにこの世界の未来の変革を望んでいるだなんて誰が分かろうか。
つまり、俺はこの場で、記録のためなら……ひいては自身のプライドのためなら仲間すら切り捨てる人間だと思われているのだ。

「っく……。くそ!」
「ひゃうっ」

手近な木を殴りつける。
手の甲に鈍い痛みが広がり、熱を感じる。
痛みはやがて俺がいかに馬鹿をやってるかを教えてくれる。

「……。だったら、こうしよう。あいつらをこっちから迎えにいくんだ」
「迎えに? でも入れ違いになる可能性だって否めないわよ」
「それでも、だ。俺だって気は焦ってるけど、あいつらを信頼してるのは本当だ」

少しほっとした雰囲気。
俺だってこのチームでいられることは今では誇り以外の何者でもない。
だから、そこだけははっきりさせておきたかった。
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/27(土) 16:52:01.53 ID:tZBGKqM0
「だからあいつらがここにもし入れ違いで到着したとしても、きっと待っててくれる。そうだろ?」
「そうね」
「私もそう思う」
「だったらもしもの可能性をつぶすために向かおう。何事もなければどちらにせよ俺たちは時間が余ってる以上、問題ないはずだ」
「ええ、じゃあ私たちはそちらに向かいましょうか」
「うん!」

こうして俺たちはあいつらが向かった破壊対象のポイントを目指すことになった。
本来なら数刻とはいえここにいた痕跡を残さずにいるべきなのだが、あえて俺たちはそれを消さなかった。
これが俺たちなりのメッセージになるはずだからだ。







しばらく道なり、といっても道らしい道もない場所を進み、ポイントを目指す。
刻一刻と失われていく時間に焦りを募らせつつも俺たちは歩を進める。
前回の記憶ではこちらから向かった記憶はないが、確かこっちには……。

「ずいぶん深い渓谷ね。この下なのね?」
「みたいだな。だがこれを直接登ってくるはずないし……」
「そうだよね、こんなのさすがに」


そこはかなりの傾斜と高さを備える渓谷。
人間が登れないわけではないが、何かトラブルが起これば確実にここだろう。
とはいえ、冷静に行動していればそんなルートを使う必要もなく、安全に引き返して改めて道なりにいくべきだ。
そのはずだけど……。いや、待てよ。
俺の中に眠る記憶が何かを告げる。それはいつか見たことがある風景。
いつか彼女たち三人でここを目指したときに、妹ちゃんは何と言っていたか。
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/27(土) 16:53:17.44 ID:tZBGKqM0
『登った方が早いじゃん』
『冗談だろ、安全な道をいくべきだろ』
『冗談はそっちでしょ!? あんたのせいでどれだけ遅れをとってると思ってんのよ!』
『妹、やめなさい』
『やめないよ! 時間を少しでも稼ぐならここを登っていけば完全に遅れを取り戻せるし!』
『だけど……』
『そうよ、遅れを取り戻したいなら尚更やめておきなさい。彼がここを登攀しきれると思う?』
『それ、は』
『俺もそんな自信はない』
『くっ、何を偉そうに……わかったわよ。その代り急ぐわよ!』
『ええ、それは賛成ね』
『了解』



そんな会話をいつかの記憶が伝えてくれる。
あの時は、冷静に判断できるいいんちょがいてくれた。
けど、今は押されると弱い友と一緒にいるだけ。それはつまり……。


「あいつら!」
「ちょっと、何をする気。あなたが焦るのはわかるけれど……」
「こいつらはここを登ろうとしたにきまってる。だから何かトラブルがあるとすればこの中腹だ!」
「そうなの?」
「ああ、いくぞ!」
「待ちなさい、勝手な行動は……はぁ。もう!」
「ま、まってよぉ!」


焦りは確かにあった。けれど今回は時間がとかそういうことじゃない。
友はああ見えてサバイバル能力をはじめとして何でもそつなくこなせる人物だ。
それがついていてこの遅れ、そしてこの環境。何かあったとすればそれはただごとじゃない。
だから俺は焦る。きっとかなりの事態になってる。
俺たちは一応、無線を持たされ何か有事の際はギブアップをすることが許されている。
だけど彼女はどんな状況でもそれを使うことをよしとしないだろう。
そういう娘だから、焦る。我慢して、耐えて何とかしようとするだろうから。

(妹ちゃん……!)
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/27(土) 16:53:30.79 ID:tZBGKqM0
強い傾斜をザイルとハーケンを使い、慎重に下りていく。
何だかんだでいいんちょのフォローと女さんの支援で何事もなくあたりを捜索できる。
三分の一を降りたあたりまできたあたりで、さすがにこんな無茶はしていなかったのかと思い始める。
また空回りだ。こうして時間を無駄に食いつぶしていくのか、俺は。余裕を出していたツケがここで回ってきたのではないか。
色々な不安が胸中を渦巻き、全員が無言になっていく。そんなとき、

「あ、男くん! あれ!」
「!?」

比較的足場たりえる場所が確保できる場所に人影を見つける。

「友! 妹ちゃん!」
「あ、男……! よかった!」

そこではずいぶんと焦燥している友の姿。

「何があったんだ!?」
「彼女が、ここを登っている最中に足を滑らせて……」
「何ですって」

追いついたいいんちょが声を荒げる。
それはそうだろう。大事な妹なのだから。
しかしそれにしても、いつもなら俺の顔みるなり嫌みの一つも言う彼女がおとなしい。
その頭には応急手当の後として、包帯が巻かれ一部がじわりと赤く染みている。

「おい、まさか」
「うん。ボクもすぐに無線を使おうとしたんだけど」


『もし、無線を使ったら、一生許さないから……少し休憩するだけなんだから。いいわね』


そんな風に手当中に言い残して意識が混濁した状態になってしまったらしい。
こいつはその言葉を律儀に守り、しかしどうしていいか分からずにただ彼女の看病を続けていたらしい。

「でもよかった、みんなが来てくれて。ねぇ、やっぱりこれは無線を使うしかないよね」
「いや、でもそれは……」

無線を使う。それは即リタイアを意味する。
つまり、おれたちはまた半年の間を訓練に戻らなければならない。
衛士にすらなれず、ただのんびりとした日々に戻らなければならないのだ。
それだけは……。だけど目の前の妹ちゃんの衰弱した表情を見ていると、それすらも仕方ないのかと思える。

「使いましょう」

決断するのはいいんちょだ。
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/27(土) 16:53:49.07 ID:tZBGKqM0
「やはり全員がまとまって一つ一つクリアしていくべきだった。今回は作戦のミスよ」

それは暗に俺のやり方がまずかったという言葉。
だが責任は自分が負うというのだろう。
彼女だってリタイアなんて望む結末じゃない。
辛いはずだ。だけど自分の肉親を引き換えにできるものじゃない。
だったら、俺もうなずくしかない。

「わか……った」

頷くのを見て、彼女は自らの無線機を取り出し、手にかけ……。

パシッ!

「え?」

しばしの静寂、そしてガシャリという音が聞こえる。
谷底に落ちた無線機が壊れた音だろう。

「だ……め……」

それは虚ろな瞳で、しかし強い意志を感じさせる妹ちゃんの声。

「妹ちゃん! 何を!」
「だ、め。絶対、合格……」
「それは次の機会でもいいでしょう。それよりも今はあなたの容態が心配なのよ」
「それ、でも……ダメ。……男」
「な、何だ」
「あんた、は。人一倍すごいん、だから……私みたいなハンデ、あっても大丈夫、でしょ」
「それは……」
「い、い? あんたは、合格したいん、でしょ。だったら、おねがい……私を、つれてって」
「……」

友や女さんは成り行きを見守り、ただ無言だ。
いいんちょも俺の答えを待ってくれている。
それは、きっと。
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/27(土) 16:54:08.01 ID:tZBGKqM0
「わかった」

このまま諦められないのはみんな同じ。
だから、行くんだと。彼女をつれて。
それができるのかと問われているのだと思ったから、おれは答えた。
できる、と。やってみせると。

「そう……じゃあ、頼んだ、わよ」

再びぐったりと体から力が抜ける妹ちゃん。

「今の言葉、本気なのね」
「……ああ。絶対、やるぞ。最速タイムはもうダメかもしれない。けど、それでもだ」

俺は決めた。
最速でなくてもいい。
必ずこのチームで、今回の試験を乗り切ろうと。



再び渓谷を引き返し、今度はこのまま脱出ポイントを目指す。
妹ちゃんは俺がおぶっていくことになった。正直、この状態で目指すというのは無茶だともいえた。
だが負傷した味方を連れていくことだってあるのだ。これくらいどうということはないし、採点を甘くしてもらえる要素にはつながらない。
俺たちはこの島の北側にある岬を目指して行動していくことになる。

途中のトラップや、問題もハンデを負ったところで俺というカンニングペーパー代わりがいる以上、それほどの脅威にはなりえない。
前回の試験では悩んでとられた時間も、おれの強引な説得と結果によって時間をみるみる取り戻せていく。

後残る試練は、いくつかあるが、既に種の割れた手品のようなもの。
不安は少なかった。
ただ一つ、妹ちゃんの容態を除いては。
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/27(土) 18:35:33.93 ID:3NKxtMDO
>>285乙ー
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/27(土) 23:04:17.23 ID:54t0BcSO
昨日の今頃、久しぶりに書き手が2人共来てて俺歓喜

朝起きて更新が無く絶望しつつ予備校へ

帰宅

俺超絶歓喜


要するに乙でした
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/27(土) 23:26:57.77 ID:sxdkLx2o
VIPが週刊誌ならこっちは月刊誌か
あーもー続きが気になるよー
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/28(日) 17:52:39.58 ID:dGTYpAAO
月刊にならないようにしたいところ……
二次創作系なんだからもう少し更新頻度高くていいはずなんだけどなぁorz



とりあえず昔みたいに毎日とまではいかなくても頻度あげたいなぁ
今回くらいの長さで少し短くても、ってスタンスで!
それとも時間かけて長めに書いてくべきか……うぅむ
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/28(日) 17:58:16.84 ID:dGTYpAAO
あ、それと理不尽さんとこも忙しいようで。ふんばです。
しかし今回は琥珀は微妙にかわいそうな匂いしかしないww
ハーフを選ぶあたり今回のシステムの強さでは間違いないんだけども……

とりあえずハーフ秋葉や青子の強さに心折れそうな中の人でした。



……相変わらず格ゲーやらない人に優しくない内容ですみませんww
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/28(日) 20:09:26.85 ID:yVEw0kDO
>>290
七夜使いの俺には青子はまだしも秋葉が無理ですwwww




でも今はFateしかやってません
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/28(日) 20:38:18.82 ID:LR9ZYYSO
理不尽の人はまさかコミk……だったり!?
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/29(月) 02:32:33.65 ID:QeMW5sAO
>>292
男「なんでも『楽しくない』イベントらしいが……」
冥「大抵の人が人生で二回は経験するらしいですよ?」

まぁ、そういう事っす。
合間合間に思いついたらちまちま書いたりはしてるので、突如書き込みしたりするかもしれませんが、どうか生暖かい目で見てやって下さい。
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/29(月) 04:58:15.95 ID:efYsu.AO
ちなみに中の人は受験したことがないですww
正確にはテストを受けたことがないって感じですかね。
学業を疎かにしてた訳ではないけど頑張った記憶もないというww




さて今晩は飲み会だったので長編の更新はごめんなさいです。
短いのを書いてお茶を濁す感じにさせていただきます。
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/29(月) 05:07:44.14 ID:efYsu.AO
メ「主様ー、ボニーするから結わえて〜」
男「……すごい今更だけど使用人の口の効き方じゃないよな」
メ「サービス料でうなじ見ても文句は言いませんよ」
男「別に、んなもん見れなくてもいいっつの。いいからじっとしてろ」
メ「んふー。なんだかんだでやってくれるんすから」
男「そこまで苦になる訳でもないからな」
メ「んふ〜」
男「なんだよ、ため息ついて」
メ「いやー、なんと言いますか。髪の毛を梳いてもらうと気持ちいいなぁと」
男「ああ、犬もこういうのやると気持ちよさそうだもんな」
メ「畜生扱いっすか」
男「愛犬ってのでどうだ?」
メ「私主様だけには噛みつき続けます」
男「歪んだ忠誠心だな、っと」
メ「ふゆ〜」
男「っかし、お前ってば髪質がやらかいなぁ。本当にわんこみたいだ」
メ「好きなだけ言うがいい。後で交代してボロカスにこきおろしちゃる!」
男「……お前がやるとファイヤーカットとか称してライターで髪の毛燃やし切ろうとするから嫌だ」
メ「ちぃ」
男「そんなこんなで終わり、と。さて後はバンドを……」
メ「ところで主様、随分慣れてきましたね」
男「まぁな」
メ「これも度重なる女装のおかげ!」
男「ものすごい遺憾だけどな」
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/29(月) 10:14:46.00 ID:C3KsnGso
こういう場面を見られたら下手なイチャイチャより嫉妬されそうだ
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/09/29(月) 11:41:50.85 ID:wqCS/AAO
もう新婚じゃなくて長年連れ添った夫婦みたいな
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/30(火) 00:18:26.54 ID:Thf82ESO
7×で初代いじメイスレ見てきた
あれ、雑談より投下の方が多いスレだったんだぜ…



で、
いいんちょはやっぱり報われない子なんだと改めて理解しますた
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/30(火) 01:11:59.40 ID:IAm0K.AO
>>298
始まって結構経つしね

作者も減ってるし、作品数が少なくなるのは仕方ないとは思うよ……
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/30(火) 02:00:01.53 ID:tm0gNtco
最近こっち系のお題を見ないので

つ【ヤムチャ】
つ【ゾフィー】
つ【ビッグボンバース】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/09/30(火) 09:58:24.34 ID:tm0gNtco
訂正
【ビッグボンバーズ】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/01(水) 03:31:33.16 ID:DJD0XcM0
メ「新婚ですって」
男「ありえないな」
メ「どっちかって言うと神魂って感じですもんね!」
男「ゴーダンナーだな」
メ「でも新婚さんが合体っていうと卑猥ですよね」
男「狙ってるのが憎いよな」
メ「そして誤字のせいで私ボニーになるそうなんですが。ポニーだってのにね」
男「つついてやるなよ」
メ「ハロー! ボニー!」
男「文字だと伝わりにくいペットフードのCM空耳はやめろ」
メ「ペットフードはボニーマン!」
男「やりきった顔をするな」
メ「主様の主食じゃないっすか」
男「誰がくうか。むしろお前の飯を全部ジャーキーにしてもいいんだぞ」
メ「天狗印なら歓迎です」
男「輸入できなくなったからとんと見ないよな」
メ「あれをつまみに一杯やるのが人生の楽しみになのに……」
男「お前いくつだよ」
メ「あらあら、主様ってば女性に年齢を尋ねるなど無粋ですよ。ブスい」
男「二回目のニュアンスにひっかかりを感じるが、それ以前にお前を異性と認識してないしな」
メ「ほほぉ」

たゆん

男「……っく、正直な体が憎い!」
メ「ホホホ」
303 :【ヤムチャ】 [sage]:2008/10/01(水) 03:38:11.94 ID:DJD0XcM0
メ「思えば委員長さんもヤムチャになったもんですね」
委員長「……飲茶?」
メ「そこはかとなく高級感漂うアジアンテイスト。さすがです」
委員長「全然誉められてる気がしないわ」
メ「ほめてませんから」
委員長「そう」
メ「ビーソウクール! ってもまぁ、簡単に言うと委員長も弱くなったなぁと」
委員長「弱く?」
メ「最初こそ、私の最大のライバルにして物語の主軸を担う存在だったのが今や影の薄さが半端ない」
委員長「続けて」
メ「ロリと体質入れ替わり技能を持っていながら妹嬢様の無敵将軍、ふたなりネタの前には霞み、さらにお姉さんのべったりな上に反則的な運動能力が立ちふさがる」
委員長「ええ」
メ「ヤンデレ属性も前の世界……げふん、どこかでやりとおしちゃってるから今更発展もしない」
委員長「そうね」
メ「最近では女さんのほうがコンスタンスに出てるわ、友さんもホモネタでいじってもらえるのに委員長さんだけは……」
委員長「確かにね」
メ「さらにさらに、中編でのオカルトシリーズにいたっては番外編と趣向がかぶってる上に向こうのほうが中の人的に力入れてるという事実!」
委員長「そういえばそうね」
メ「ここから導き出される結論として……委員長さんはヤムチャでした、ということです」
委員長「なるほど。つまり私は没個性を指摘されたのね」
メ「そんなとこです」
委員長「……。わかったわ。じゃあ、いってくる」
メ「ひっ!? な、なぜ包丁片手にうっすらと笑みを!!!? 主様逃げてええええええええ!!」
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/01(水) 03:41:32.51 ID:DJD0XcM0
というわけで初代を思い返すと本当に委員長が不憫でならないww
今や全くを持って脇中の脇、恐ろしいほどのエアーっぷり……本当ごめんね、もう一人のヒロインのはずなのにorz
そしてあと一か月ちょっとで初代が生まれて一年になります。
正直、こんな拙いのを少しでも読み続けてくれてる人たちがいて俺はうれしいです。
だからこそ、もっと更新頻度あげろよカスが! という意見もごもっともで激しく申し訳ない気持ちでいっぱいです。

もっと賑わってほしい反面、それが夢であるとわかってしまう自分もいたり。
VIPの頃は俺以外の人が頑張ってくれてたからなぁとしみじみ思っちゃったりします。
けど、何度も言ってますが、一人でも見てくれてるなら俺はやり続ける!
本編は一度決着、というか結末まで書いていいかなぁと思いながらだったら複線やら全部回収せねばなぁと思う昨今でありました。


では残りのお題、いってみよう。
305 :【ゾフィー】 [sage]:2008/10/01(水) 03:57:56.40 ID:DJD0XcM0
男「さて、久々に特撮講座といこうか」
メ「反対」
男「早いな!?」
メ「どうせ無駄な上に長いだけの話でしょ」
男「ウルトラ兄弟の長男にして、影の実力者の話だぞ!」
メ「敵の罠にはまったり単独で敗北を多く経験してるような実力者なんていいです」
男「貴様、言うてはならぬことを!?」
メ「ちゅーかですね。同じ長男、主様もしっかりしないといかないんじゃないかと」
男「な、なんという的確かつ現実的な意見。よもやお前の口からそんな言葉が出るとは」
メ「主様を苦しめるためならば私は自分のキャラくらい、いくらでも捨てますよ」
男「薄い自我だなぁ」
メ「主様への忠誠心のなせるわざです」
男「お手」
メ「ほれ」
男「足を乗せるな、足を」
メ「お手を要求されて、後ろ脚を乗せる犬がいてもいい。自由とはそういうものだ」
男「そんな主張があるとは。……で、そろそろゾフィーについてだな」
メ「ではまた来週ー」
男「てめぇぇえぇええ!?」
306 :【ビッグボンバーズ】 [sage]:2008/10/01(水) 04:20:58.05 ID:DJD0XcM0
メ「意外と大好きなカナディアンマンさん。勘違いと空気の読め無さは大好きです」
男「超人タッグだっけ」
メ「ええ、ぶっちゃけポジションオブヤムチャです」
男「……悲しいよな」
メ「まぁ読んだことないけどU世ではまた出るらしいっすよ」
男「もともとそれほど興味ないのにどうしろと」
メ「ほら、主様が買ってくれるなら私が買わなくて済むし!」
男「一見お得そうな情報。その実、損するのは俺っていうね」
メ「あっさり見破られるとは。ちなみに私たちでいうところの、委員長さん姉妹コンビですね」
男「そうなのか?」
メ「ええ。理由は実はさっき本人に語……はぁぁ!?」
男「な、何だよ」
メ「主様逃げてええええええええ!!!!」
男「ちょ、おま、急に何……」



ガラッ
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/01(水) 07:35:20.25 ID:QJ4cVPE0
     |┃三        / ̄\
     |┃         |     |
     |┃          \_/
 ガラッ. |┃            |
     |┃  ノ//   ./ ̄ ̄ ̄ \
     |┃三    /  ::\:::/:::: \
     |┃     /  <●>::::::<●>  \   
     |┃     |    (__人__)     |   
     |┃三   \    ` ⌒´    /
     |┃三   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/01(水) 11:45:01.54 ID:GoCD56AO
>>307
お帰りください
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/01(水) 17:35:50.15 ID:YkpFZRMo
>>307
┃|  三
┃|     三
┃|  三
┃|    三
┃|  三
┃|
┃| ピシャッ!
┃|  ∧∧
┃|  (;  ) 三
┃|⊂    \
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/01(水) 19:09:37.01 ID:eR4T6oDO
>>304つまり7xですね、わかります。絵師まで居たんだなー昔は…







しかし居ないものはもう居ない、でもあんたが頑張ってるうちはROMは絶えぬよ
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/01(水) 23:29:26.18 ID:Fcb092SO
なんだか余計な事を口走ってしまった…すまぬ

1年経っても継続中な新ジャンルなんて数える程しか無いんだぜ?
これもネタの尽きぬ書き手達や愉快な住民達のおかげなのかと



べ、別になんだかしんみりしちゃったからこんな事言ったんじゃないんだからね!
これは…その……独り言よ!そう!ただの独り言!
書き手や住民が好きだからじゃないの!勘違いしないでよね!?



毎日見てるんだから……みんな書き込みしなさいよね…
たまに寂しくなるんだから…ボソッ
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/02(木) 00:47:17.32 ID:UQhXvsAO
>>311
|冥・)ノ
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/02(木) 08:14:08.94 ID:Exs4oUDO
>>312
|冥・;>⊂(∵ )<さあ、続きを書いてもらおうか
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/02(木) 20:41:42.17 ID:.vgWXrMo
人を呼ぶため前スレをまとめようと思ったんだけど
パー速だとID拾って色分けするのが至難の業で…
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/03(金) 22:42:16.13 ID:GlWrQR6o
懐かしい、まだ続いていたとは
俺は本スレとパー速最初のちょっと書いただけで
ネタ切れだってのに、凄いな
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/04(土) 00:22:22.21 ID:UPIv.ESO
>>314
応援しか出来んが頑張ってくれ!!
wwktkしながら待ってるぜ

>>315
さぁ、SSを書こうか
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/05(日) 03:50:52.61 ID:EwspvZEo
ほぼ全員がヤンデレ傾向を持っている点もいいんちょの空気ぶりに拍車をかけているのかな
ふたなりや人喰いとかの反則設定もさることながら

つー訳でお題
【無法地帯】
【ショータイム】
【合体】
【津波】
【スパナ】
【シャイニングフィンガー】
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/05(日) 10:37:48.57 ID:EeZB4MDO
>>317
全員ヤンデレ化したときは歓喜した俺ガイル



つー訳でお題
【サマーソルト】
【BLACKRX】
【世紀王】
【V-MAX】
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/05(日) 12:36:25.72 ID:F6b/rWso
>>316
前回書いて見事にスルーされたからROMってるわ
続き物の合間に違うの挟まっても見にくいだろうし
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/05(日) 17:13:13.11 ID:AWPGkw2o
読みたいのにな〜
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/05(日) 18:28:23.95 ID:EeZB4MDO
>>319
愛○たっぷりのDOGフードの話かな?
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/05(日) 18:35:17.09 ID:EwspvZEo
>>321
よく考えれば半分は精○になるんだな
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/05(日) 19:01:05.28 ID:F6b/rWso
>>321
違うよ
委員長でもショタでもないやつ
昔の話さ……
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/05(日) 23:22:47.38 ID:EeZB4MDO
>>323
まあ、書き手はスルーされてなんぼだ。
その気があったらまた気軽に書いてくれ
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/06(月) 01:18:37.04 ID:0pr616AO
男「作者もこのスレで初めて感想貰ったってよ」
冥「お陰で何故か理不尽なんて名前が付けられてますけどね、私。冒涜ですよ、冒涜。失礼ですねまったく」
男「……自業自得って言葉知ってるか?」

ちまちま書いてるけど全然溜まらない
本当に難しいな、このジャンルorz
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/06(月) 13:13:18.64 ID:9OSyEQAO
お久しぶりでございますどうも。
生きてることが不思議なほどのスケジュールでした……でした!
やっと一段落くさいので今後の予定をば。


【週刊ペース】
・いじメイ
・中編シリーズ
・伏線回収

【日刊ペース】
・お題
・気ままに
・主様によるメルブラ攻略
・短編伏線回収

【スペシャル企画(予定)】
・リクエスト系
・父母による18禁コース





などなどを考えてたりします。
一部おかしいのが混じってますが気にしたら負けで。
では早速お題をば!
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/06(月) 14:40:08.88 ID:9OSyEQAO
と思って書き終わって投下したら本文に使えない文字があるとか言われて書き込めないorz
おかしいなぁ……禁止ワードやらに引っかかるような単語使った覚えがないのに。
お題の消化も出来ないんで悲しいけど家帰って調べついでに書き込むことにします。
いきなり出鼻を挫かれて泣きそうorz
328 :【無法地帯】 [sage]:2008/10/06(月) 15:51:17.64 ID:9OSyEQAO
男「……今時あるんだな、こういうの」
メ「びっくりですね」
不良A「あぁ?! んだコラ!」
不良B「やんのか!?」
メ「主様が迷子になるから……」
男「どこのどいつだ、いきなり裏路地に飛び込んでったのは」
メ「いやぁ、掘り出し物とかあるかなぁって」
男「何のだよ」
メ「怪しげな店でマジックアイテムとか!」
男「これが邪気眼か」
不良A「てめぇら……無視してんな!!」

ぶぉん!

男「はぁ……」

ぱしっ

不良A「?!」
男「あー、その、なんだ。悪いがこいつのお守りで手がいっぱいなんだ。お前らまで相手にしてらんないんでな」
不良B「ち、ちきしょう!」
男「ったく。おい、メイド。救急車でも呼んでおけ」
メ「あい!」
男「さぁ……この種もみは貴様らには渡さんぞ」
不良A「ひゃっはー! 野郎ども、やっちまえ!」
男「手加減はせんぞ……ほぁた!!」









メ「みたいな事になるかな、と」
男「途中から世紀末になってるぞ」
メ「世紀末シアターですね! ではいきまし……ぐえっ」
男「いいからそっちに行くな。本当に不良どもがいたらどうする」
メ「主様を囮に逃げます」
「はぁ……ったく。どちらにせよ危ない目にあわせたくないから行くなって」
メ「えー……って、あれ?」
男「ん? なんだよ」
メ「あー、いや」
メ(あわせたくない、か。……にゅふふ)
男「なんだよ、急にニヤニヤしやがって」
メ「なんでもないっすよ〜」
329 :【ショータイム】 [sage]:2008/10/06(月) 16:51:57.35 ID:9OSyEQAO
男「……何これ」
メ「黒服ですよ。そんなのもわからないんすか」
男「いや、えぇとそうじゃなくて」
委員長「……」
男「なんでいいんちょまでそんな服を……」
メ「ドロシー役にぴったんこかんかんなんで」
男「はぁ」
委員長「……服の趣味も最低ね」
男「着せられたんですよ?!」
メ「ぱんぴーたちの中で一人だけコスプレしている人間がいてもいい。それが自由というものです」
男「何を遠い目をしてらっしゃるので?!」
メ「ほら、主様。叫んで」
男「何をだよ!」
委員長「運んでおいたわ」
男「だから何が?!」
メ「ビッグ・オー……トコ」
男「ショータイム?!」
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/06(月) 17:00:33.75 ID:/NUbH6DO
>>327
負けずに頑張ってくり
父母の18禁って歳的に考えると…





考えたら負けだな
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/06(月) 21:35:06.26 ID:0pr616AO
>>330
大丈夫さ、絵面には何の問題もない

むしろ主様とメイドの未来のすg(ry
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/06(月) 23:00:57.63 ID:/NUbH6DO
>>331
成る程、とりあえずwktkしとこう
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/06(月) 23:01:33.15 ID:/NUbH6DO
>>333はもらう!
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/06(月) 23:56:09.79 ID:q/nxnASO
>>325
>>326
最近2人続けてのレスが結構あるような…?


更新楽しみにしてますあ
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/07(火) 07:37:52.28 ID:Y4bg6.AO
特に意識してやってるわけではない……こともないかww
やはり理不尽さんにしても、他のみんなのレスにしても何かしらあるだけで反応しなきゃ! 書かなくちゃ!
みたいな気分にはなるんでww

という訳でみなさんからモチベもいただきつつ今日の日刊意地悪なメイドさんはじまります!
336 :【合体】 [sage]:2008/10/07(火) 07:49:36.46 ID:Y4bg6.AO
メ「朝からなんて18禁……」
男「そっちに想像を持ってくお前が悪い」
メ「盛りのついた主様の親御さんじゃあるまいし」
男「雇い主の肉親相手にその口のききようはどうなんだ」
メ「だってエロエロだったじゃないっすか」
男「……いやまぁ正直否定する要素も少ないが。って違う。普通に合体モノの話をだな」
メ「最初から合体して出撃すればいいのに」
男「うぉい!」
メ「だってそうじゃないっすか」
男「ぶ、分離状態ではそれなりの利点があってだな」
メ「なら利点が生かせる際のみ分離状態で出撃でしょ。どうして毎度毎度合体プロセスを見せるのか……」
男「いやそこはほら、ね?」
メ「敵も何回見せられても攻撃しないし。というか悪の軍団はだいたい手ぬるい!」
男「ぐ……」
メ「最初から全員でかかりゃいいものをわざわざ一体一体別々になんてバカじゃないんすか」
男「違うって! そういうのは全部……」
メ「ま、そこがロマンなんすけど」
男「……そ、そうだ。って分かってるなら言うなよ」
メ「狼狽する主様が見たかったわけです」
男「分かってはいたがお前の性格の悪さはどうしようもないな……」
メ「ところで主様と私が合体したらちょうどいい感じになりそうすね」
男「は?」
メ「私の凡人要素が主様の完璧要素に加わって完璧な中にドジっ娘属性のある親しみやすいヒロインが誕生なわけですよ」
男「きっとロクな人間にはならんだろうな。しかし俺とお前が合体ねぇ」
メ「……」
男「……」
メ「えっち」
男「ぶ?! ばっ、ち、違ぇよ!?」
337 :【津波】 [sage]:2008/10/07(火) 08:03:47.26 ID:Y4bg6.AO
メ「むぅいつむぇあぁ〜うとぉ〜すぬぁ〜おぬぃ〜ほしゃ〜ぶぇるぃ〜どぅえきぃ〜ぬぁ〜い〜!」
男「サザンね」
メ「しかしゲームとかに出てくる津波ってだいたい弱いイメージありますよね」
男「何がしかしなのかはよくわからんが確かにすごいイメージは少ないな」
メ「やっぱ陸で津波とか土石流な訳なんですかね」
男「真面目に考察するなよ。あと土石流とか普通にヤバいから」
メ「隕石降らせたり爆発させたりの方が怖いですよ」
男「そりゃそうだが……」
メ「つまり津波なんて大したことない、と」
男「……行かないぞ?」
メ「でも案外本当に大したことないかもですし!」
男「台風で海行きが中止になったのがそこまで嫌か」
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/07(火) 09:39:42.47 ID:xZhSr6Yo
海行きが中止なら室内で水着を披露すればいい
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/07(火) 22:41:31.27 ID:xt41MYSO
>>338
やるじゃん
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/08(水) 15:05:38.19 ID:i04a/2AO
メ「いきたいいきたいいきたいー!」
男「そうだな。でも外みりゃわかるだろ? ここですらこれだけ降ってんだから……」
メ「やだやだやだー!」
男「んな駄々をこねても無理なもんは無理」
メ「えー、せっかく水着とか買ったんすよ、しかも自腹で!」
男「自腹っていうか俺が給料出してるわけだから結局何か納得いかない」
メ「仕送りから出てるわけですから実質主様のお金でもないわけで」
男「ぐ……まさしくその通りだが」
メ「それより主様は知ってます?」
男「何がだよ」
メ「女性の水着は面積が小さければ小さいほど高いんです」
男「だからどうし……」
メ「かなり高いの買いました。ええ、そりゃもうとびきりのを」
男「……」
メ「みたい?」
男「だ、だからって行かないぞ。ダメったらダメだ!」
メ「むー……てりゃ!」

ばばっ

男「な?! 何いきなり脱いでんだ! って……」
メ「見てくださいよ! 下に着込むくらいやる気勢なのです! だからいきましょ、ね?」
男「い、いいいいから隠せ! 何普通に水着になってんだよっ!」
メ「大丈夫大丈夫。同程度の露出でも下着と違って何故か水着はセーフですから」
男「アウトだよ! そんな……そんな紐、みたいなの!」
メ「どうしても隠してほしくば連れてってくださいよ」
男「だから向こうは大荒れだろうし第一こんな雨の中をだな……」
メ「別に雨くらい気にしません! てりゃ!」

ガラッ

男「あ、おい?! 何やってんだ、風邪ひくぞ! 戻ってこい!」
メ「きゃほーぃ!」
男「ああもう……」
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/08(水) 15:11:01.94 ID:jjxQElQo
なんという痴女・・・
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/08(水) 15:23:10.02 ID:i04a/2AO
ぱしゃぱしゃ

男「……ったく」
メ「庭を荒らしまくってやるー!」
男「やめろって、芝生とかはまだいいけど裸足なんだからいずれ怪我するぞ」
メ「いいも〜ん。んふー、雨きもちいいー! でも台風のばかやろー!」
男「はぁ」
メ「にゃー!」
男「……。ごめんな」
メ「ん? 何すか。?」
男「何でもねぇよ。ほら、早く上がってこい」
メ「ぶーぶー。雨の中、水着ではしゃぎまわる人間がいたっていい、それが自由じゃないすか!」
男「風邪ひいたら来週、海いけないだろ」
メ「え? だって今日以外は無理って」
男「何とかする。絶対だ。だからほら、な?」
メ「うぃっす!」
男「ってちょっと待て! そのままあがるな! 今タオルを……」
メ「だ〜いぶ!」
男「ら、らめぇ?!」

はしっ

メ「くくく、さすが主様。受け止めやがりましたね」
男「部屋の中をびしゃびしゃかつドロドロにされてまたるか」
メ「だが主様が水浸し! これで主様は風邪っぴきに!」
男「なったらどうすんだよ、全く。しかもこんなに冷えるまで……」
メ「……主様あたかい」
男「あたかいんじゃなくてお前がつめたいの」
メ「私ほど人情に暑い人間はいないっすよ」
男「はいはい。風呂場までいくからな」
メ「はぁ……っくしゅん!」
男「急ぐか」
メ「お願いしまふ」
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/08(水) 15:35:35.23 ID:i04a/2AO
男「ほら、ついたぞ」
メ「くちゅん!」
男「あ〜あ〜、もー早くシャワー浴びてこい。風呂も沸かしていいから」
メ「……」
男「なんだ?」
メ「主様も入ります?」
男「はぁ?!」
メ「実は主様も下に水着を着てるのを私は知っている!」
男「ぬ……ぐ」
メ「だから裸同士って訳でもないから問題なしでしょ。主様だって私を抱っこして寒いはずだし」
男「べ、別に俺はそんなに……」
メ「私は主様が実は紳士なのだと信じてますから」
男「……」
メ「ほらほら、さくさく脱いで〜」
男「あ、ちょ、こら?!」







メ「ふんふふ〜ん♪」
男「ブクブク」
メ「何ジャグジーしてんすか。変な主様」
男(ににんがし! にさんがろく! 煩悩よ消え去れぇ!!)
メ「主様ってば〜」
男「ぬがぁ! やっぱり無理! あがる!」
メ「えー、まだ100数えてすらないじゃないすかー」
男「うるへー! このままだとのぼせるっての!」
メ「私に?」
男「ぶっ!? ん、んな訳……あーもう! お前はちゃんとあったまれよ!」

バタン!

メ「……」
メ「はぁ。こんなに押してもダメかぁ。……魅力ないのかな」







男「っぶねぇ。あと数秒でもあの状態なら間違いなく襲ってたっての……」
男「は?! わざとそう仕向けてまた何かの罠にはめるつもりだったのか!」
男「二重の意味で危なかったぜ……」
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/08(水) 15:37:23.01 ID:i04a/2AO
書いてみて思った。
こいつらのこういう雰囲気は書いてて俺がこっ恥ずかしいからダメだ。
多分しばらく書けない。間違いなくww
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/08(水) 15:39:25.07 ID:jjxQElQo
主様が押し倒されたと聞いて戻ってまいりました
346 :【スパナ】 [sage]:2008/10/08(水) 15:44:34.97 ID:i04a/2AO
メ「ガンガンレオン! ガンレオン!」
男「最近のロボットはスパナすら武器にするのな」
メ「今回の男主人公の暑苦しさはガチ! 実はああいう泥臭いの主様大好きでしょ」
男「正直系統としては好みだ」
メ「主様はガチムチ好き、と」
男「意味合いが違う!?」
メ「ところでガチムチ好きの主様は修理とかはするんすか?」
男「さりげなく定着させようとすんな。あとお前が壊したもろもろの電化製品を直したのは誰だ?」
メ「頑張りました」
男「俺がな!」
メ「なるほど。主様は自慢のスパナでグリグリ差し込んだり引き抜いたりしたわけですか」
男「スパナの使い方知らないだろお前」
メ「主様のスパナがでかいのは知ってます」
男「勝手にスパナに例えるな」
347 :【シャイニングフィンガー】 [sage]:2008/10/08(水) 15:58:44.51 ID:i04a/2AO
男「俺のこの手が光って唸るぅ!」
メ「お前を倒せと輝き叫ぶぅ!」
男「ひぃぃぃっさつ!」
メ「シャイニングフィンガー!」
男「ゴッドフィンガーのが有名でこっち覚えてる人が実は少ないよな」
メ「真っ赤に燃えるぅ! はゴッドフィンガーですしね」
男「で、なんで叫んだんだ俺達」
メ「こんど始まる起動武道伝Gメイドに備えてですね」
男「聞かなきゃ進まないから聞いておくと何だそれ」
メ「各国を代表するメイド達が世界一を巡って争うメイドファイトなるものがありまして」
男「世界一か」
メ「いえす。でもって私はネオジャパン代表のメイドなわけです」
男「思うに参加してるメイドさんは大概日本人じゃないかと思うんだ」
メ「いえいえ、素晴らしくグローバルですよ、メイドさん」
男「マジかよ」
メ「私の脳内ですからね」
男「ですよねー」
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/08(水) 17:28:22.42 ID:tptVRsAO
>>347
アルティメット主様を奪っていった姉を探して旅する訳ですね、わかります

かつてGジェネアドバンスのシャイニングは輝いてたよ……文字通りに。
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/08(水) 17:45:48.11 ID:jjxQElQo
ターンX!デスティニーガンダム!
なぜ元祖のドモンが出ないんだぁ!
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/08(水) 18:36:54.89 ID:tptVRsAO
今しがたNEXTのロケテ見てきたけど

ダッシュシステムがヤバいww
ターンX以外ロクに格闘してなかったよ…
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/08(水) 23:36:17.27 ID:C1F9WgDO
>>348
アドバンスの最強チームの一人だな、あの頃のカミーユは最強だったな…




DSで弱体化したのが腹立たしい
352 :【サマーソルト】 [sage]:2008/10/09(木) 14:56:08.87 ID:yjKOekAO
男「何やってんだ」
メ「溜めてます」
男「……何を?」
メ「サマーorソニック」
男「待ちガイル?」
メ「待ちメイド」
男「ずっとしゃがみはつらくないか」
メ「そうやって私を動かそうとしても無駄です」
男「そんなつもりはないけども」
メ「ほらほらかかってきなさい。でないとソニックの餌食ですよ」
男「……」
メ「ははは! 飛んだ時点で貴様の負けよ! サマソっ!!」

どさっ

メ「ふぎゃ?!」
男「おい、パンツ丸見えだぞ」
メ「い、今のはコマンド間違えただけです! ちょっとしたミスです!」
男「だからパンツ見えてるって」
メ「見せてんのよ!」
男「泣きそうになりながら言うセリフか」
353 :【BLACKRX】 [sage]:2008/10/09(木) 15:02:30.72 ID:yjKOekAO
男「俺のバイブルだ」
メ「大人の玩具?」
男「ルを抜くな!」
メ「ブラックロー……」
男「お前はここを規制させるつもりか」
メ「主様が言い出したくせに」
男「俺のせいかよ」
メ「で、バイブがなんですって?」
男「てめぇ!?」
メ「主様はバイオ派でしょ」
男「何故分かる」
メ「人気具合としてはバイオ>ブラック>ロボなんで」
男「だよな」
メ「でも私はシャドームーン様派!」
男「間違いなくダークヒーローの最高峰だからな」
メ「さすが主様のバイブですね!」
男「一気に俺の思い出が汚された気分だ!」
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/09(木) 15:04:24.60 ID:i9WXqrUo
俺の中ではBLACKとRXは同姓同名の別人

RXも好きなんだけど光太郎変わりすぎだろ・・・
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/09(木) 23:12:57.54 ID:sVuFOQSO
>>353
仮面ライダーだっけ?
アマゾンしか知らない俺は異端な気が

最近メイドのデレ具合に見てるだけで恥ずかしくなってくるぜ!
お題をば…
【主様はバイトを始めるようです】
【メイドもバイトを始めるようです】
【ついでにいいんちょ……は世界同時株安が直撃したようです】
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/09(木) 23:29:46.14 ID:i9WXqrUo
アマゾン(ここでは変身後をさす)が回し蹴りや流暢な日本語を使い出したときは寂しかったな

やっぱり奇声を上げながら取っ組み合いをするヒーローは子供受けが悪かったのかな
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/09(木) 23:34:35.52 ID:7VytPsoo
>>356
のっぽさんが最終回に喋ったときの衝撃もなかなかだったぜ
できるかな最終回のショック+喋ったショックでもう……
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/10(金) 07:32:21.84 ID:1X6HSwDO
>>356
確かに、子供はあれを仮面ライダーと認めづらいと思うな…
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/11(土) 21:38:07.46 ID:39FOEZYo
さて、スパロボZのあのシーンで度肝を抜かれた俺が・・・

【告白(シロー)】
【告白(ドモン)】
【告白(ゲイナー)】



ゲイナーはドモン超えたわ、マジで
360 : [sage]:2008/10/12(日) 02:40:15.23 ID:XFkhYhE0
二日ぶりでございます。
ちょっとこさ遠出しておりました。
最近、制服の女の子とご一緒する機会が増えてるんですが、ずるいですよね、あのスカート。
わざと短くしてるくせに見えそうになると怒られるんですから。
全く理不尽ったらありゃしない! ……とここまで書いて自分がひどく汚れた存在に思えた。


GvGNEXTのロケテいいなぁ。
でもキャンセルシステムが糞っぽいのは映像の段階でわかってたけどやっぱりかww
三月ぐらい稼働らしいが……うぅむ。

平成ライダーが一切ついていけなくなっちゃった俺としては昔のライダーがいいんだよね。
というと懐古厨と言われそうで怖い。でも実際最近の露骨な玩具商法路線は何とも……。
ただいくつかトラウマを作ったのも特撮だったりするという。


あと最近、スパロボZ二週目おわりますた。
いやー、今回はおおこけかと思ってたらびっくりするほどまともな方です。
……最後以外はww
あとセツコは本当報われないですが最後までエースなので使ってあげてください。
そしてゲーマーなメイドさんからいくつかアドバイスがあるそうです。

メ「バランスブレイカーはニルヴァーシュ。MAP兵器がエグすぎる上にエウレカが覚醒覚えるのでやばいっす」
男「そんなMAP兵器やばいか?」
メ「やばいっす。こいつ居るかいないかで攻略難易度が半端なく変わります。小隊には激励要因と覚醒要因入れると本当手がつけられなくなります」
男「へぇ。あとは?」
メ「とりあえずオリジナルはさすがに強いっす。んでスーパー系はちょっと攻撃翌力いじるだけでオッケー。リアル系が今回は本当に避けにくいんでメインにするならしっかりいじってやること」
男「ほうほう」
メ「あとは適当に手塩にかけてあげましょう、自分の愛機を」
男「意外と参考になるな」
メ「えへー」



そんな感じです。
さて、では週刊いじメイのコーナーいってみようかな!


あ、ゲイナーは良作ですよ、原作もww
361 :なすーん [なすーん]:なすーん
                     __        、]l./⌒ヽ、 `ヽ、     ,r'7'"´Z__
                      `ヽ `ヽ、-v‐'`ヾミ| |/三ミヽ   `iーr=<    ─フ
                     <   /´  r'´   `   ` \  `| ノ     ∠_
                     `ヽ、__//  /   |/| ヽ __\ \ヽ  |く   ___彡'′
                      ``ー//   |_i,|-‐| l ゙、ヽ `ヽ-、|!  | `ヽ=='´
                        l/| | '| |!|,==| ヽヽr'⌒ヽ|ヽ|   |   |
  ┏┓  ┏━━━┓              | || `Y ,r‐、  ヽl,_)ヽ ゙、_ |   |   |.         ┏━┓
┏┛┗┓┗━━┓┃              ...ヽリ゙! | l::ー':|   |:::::::} |. | / l|`! |i |.        ┃  ┃
┗┓┏┛     ┃┃┏━━━━━━━.j | l|.! l::::::ノ ,  ヽ-' '´ i/|  !|/ | |リ ━━━━┓┃  ┃
  ┃┃    ┏━┛┃┃       ┌┐   | l| { //` iー‐‐ 'i    〃/ j|| ||. |ノ        ┃┃  ┃
  ┃┃   ┃┏┓┃┗━━━.んvヘvヘゝ | l| ヽ  ヽ   /   _,.ィ ノ/川l/.━━━━━┛┗━┛
  ┃┃  ┏┛┃┃┗┓     i     .i  ゙i\ゝ`` ‐゙='=''"´|二レ'l/″           ┏━┓
  ┗┛  ┗━┛┗━┛    ノ      ! --─‐''''"メ」_,、-‐''´ ̄ヽ、              ┗━┛
                   r|__     ト、,-<"´´          /ト、
                  |  {    r'´  `l l         /|| ヽ
                  ゙、   }   }    | _|___,,、-─‐'´ |   ゙、
                    `‐r'.,_,.ノヽ、__ノ/  |  |      |、__r'`゙′
                            |   |/     i |
                             |          | |
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2008/10/12(日) 02:48:35.37 ID:hPg7Jvwo
なすは駄目だったのか・・・

目欄に「saga」入れると変換が無効になるらしいから覚えておくといい

死ね
殺す
亀田
みさくら
363 : [sage]:2008/10/12(日) 02:55:08.53 ID:XFkhYhE0
これはいい勉強になった!
パー速きてしばらくになるのにいまだにコマンド理解してない自分が悲しい。
364 :【意地悪なメイド オルタネイティヴ】 [sage]:2008/10/12(日) 04:28:23.58 ID:XFkhYhE0
第十七話 「仲間」

走る。駆る。奔る。
もはやゴールは目の前。恐れるものはない。
後は一直線。ゴールはこの先にある岬。そこまで出れば俺たちの勝ち。
だが……。

「おい、しっかりしろ!」
「……はぁ、はぁ」
「くそ!」

背負った妹ちゃんの息が荒い。
先まではまだ何かしら憎まれ口を叩く余裕すらあったっていうのに、今はずっとこうだ。
正直言えば、恐れるものがないなんて嘘だ。
怖い。正直言って、怖い。
だんだんと荒くなる呼吸が耳朶を震わせる度。
痙攣に近いような跳ね方をする体を感じる度。
だんだん温もりが失われていくのがわかる度。
俺はいいようのない恐怖に襲われる。
こんなはずじゃなかった。
こんなふうじゃなかった。
こんな結末じゃなかった。
俺の選択がもしかしたら彼女を殺してしまうかもしれない。
そんなことが俺の頭によぎるから。
何が間違っていたんだろう。
やはり俺ごときが世界に挑むなんておこがましかったのだろうか。
世界を変えることなんてできやしない。抗わず、流されていけばよかったのか。
もしかすれば俺の記憶なんてあてにならないもので、無意味なのかもしれない。
それを意地になってしまったせいで大事な人を亡くしてしまうかもしれない。
何よりもそれが怖い。
自分のしていることの否定よりも。
自分のしたきたことが誰かを傷つけることが。

「何を不安になってるの」
「……え」

隣から声が聞こえる。

「あなたが決めたのでしょう。突っ切ると」
「あ、ああ」

俺は最後の直線となる場所で、みんなに提案をした。
罠があっても突っ切るしかないと。
敵がいて、もしも俺たちを狙うなら絶好のポイントかもしれない。
だが、それでも俺たちは追われる身という設定。
だからこそ急ぎ進むことを。
何より彼女の容態を鑑みればこれしかない。おれはそう主張した。
本来ならば、最初の分担が結果的にこういう事態を引き起こしている。
だっていうのに……。
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/12(日) 04:29:23.28 ID:XFkhYhE0
本当にすぐ決まった。
俺が信頼されてるわけじゃないとしても。ただ彼女の為だけだとしても。
それでも、おれはやっぱりこいつらじゃないとだめだと思えた。

「そうだった」
「だったら迷わないで。走るわよ」
「……おう!」

走る。駆る。奔る。
怖い。けど怖くない。
こいつらと決めたことだから。怖くなんて、ない。




「っは! ついた!」

駆けこんだ先。そこは開けた場所。
ヘリポートにあたる場所。そこで俺たちは発煙筒をたく。
後は……。


バラバラバラ

轟音を立て、ヘリが近づく。

『よく頑張った、今そちらへ向かう』

そうスピーカー越しに声を上げるのはメイド長……いや、教官だ。

「やったんだね、私たち!」
「何とかなったのね」
「でもこれって最速じゃないのかな!」

口ぐちに歓喜の声をあげる仲間たち。
だが、ヘリは一向に近づいてくる様子はない。

「あ、あれ……何で?」
「トラブルかしら」
「でも試験でトラブルなんて、まるでまだ終わってないみたいじゃ……」

その一言が全員に不安を与える。
誰もが思っていた。ここまでは確かに罠もなかった。
途中、無茶はしたが全体的にはうまくいっていたのだから。
だからこの程度では終わらないのではないか。そう危惧していた。
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/12(日) 04:29:50.24 ID:XFkhYhE0
『……。なぜだ』

スピーカー越しにそんな声が聞こえる。

「……?」

こちらとしてもほとんどが疑問にしか思えないそのセリフ。
トラブルといった様相でもなければ、追加で試験があるようには思えない。
何か想定外の事態に戸惑っているというのが妥当だが、試験監督側がそのような事があったとは思いにくい。

『まさか』

そう、俺と彼女以外の人間ならば。

「教官。降りてきてくださいよ。……“狙撃なんてありませんから”」
『……っ!』

息をのむ音が聞こえる。
そしておそらく馬鹿妹に連絡をとっているんだろう。そんな事態があり得るのか、と。

「あ、あの……男くん。何かあったのかな?」
「いや、何でもないさ。ただおそらくこれで俺たちの最速攻略記録が樹立されるだけだ」
「え……? そ、それっていった……」

そんな彼女の疑問の声をかき消すように轟音が舞い降りてくる。
おそらく、あいつから切り上げるよう指令が出たのだろう。

「……。男、以下4名」
「「「はっ!」」」
「いくつか確認事項がある。まずは……戦力分担についてだ」
「っ」
「何故、単独行動をとった。これはあくまでも逃走戦だ。なのになぜリスクを冒した」
「我々の中でそれが可能だと信じるに値したからです」
「そんな答えがまかり通ると? これは大きすぎる減点だぞ」
「……」

教官の視線は特に妹ちゃんに注がれる。
そこを突かれてしまえば俺から反論はできるはずもない。

「で、ですが、彼の提案自体は本作戦においては失敗ではなく……」

友がフォローに入ってくれるが、この事実は消えるわけではない。

「更に重ねて問うが、なぜここまでの道のりにおいて慎重に行動をしなかった」
「負傷者の容態と、われわれの立場を鑑みて時間をかけて行動する余裕がないと判断したためです」
「それはお前の判断ミスから始まった事実だとしてもか」
「はい」
「……。では最後に」
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/12(日) 04:30:06.40 ID:XFkhYhE0
少し溜めたあと、教官は俺に尋ねる。

「何故だ?」
「「「?」」」

この質問に他の三人は首をひねる。
何に対して、なのかが分からないからである。
だが俺は違う。

「知っていたからです」
「……」
「あらかじめ、合流前に細工はしておきました。ただそれだけのことです」
「お前……」
「これに関しては非合法な手段ではなく、あくまで“俺の力”を行使したのみです。確認は副司令へお願いします」
「……。確認済みだ」

その後、おれたち二人の間でしばらくにらみ合いが続く。
が、先に折れたのは向こうだった。

「正直にいえば、釈然としない点、また貴様らがいかに実力が不足しているかがわかった内容だった」
「!?」

彼女の顔は厳しい。そしてその口から出る言葉も。
ここまでしたのに。妹ちゃんと約束したのに。……ダメ、なのか。

「今日までの教えがまだまだ生かし切れていない事実は、これからもカリキュラム内でさらに徹底化していく必要があると感じた」
「……」
「だが、まぁそれも衛士になる傍らで再び叩き込んでやる」
「え?」
「……さて、めでたい日にこれ以上小言を言うのはやめだ」
「そ、それじゃあ」
「おめでとう。タイムを見ればわかるが文句なしの合格だ」
「や、やったぁ!!!」


飛び跳ねて喜ぶ女さん。
歓喜にうち震える友。
静かにやり遂げたことを誇る委員長。
そして……。

「やったよ、妹ちゃん」

ほんの少し、容態がましになったような。
そんな気がする妹ちゃんを見て、おれは今、一つの節目に勝ったのだと思えた。
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/12(日) 04:30:49.92 ID:XFkhYhE0
翌日。ほぼ丸一日以上の余裕を持って合格したのは言うまでもなく俺たちが初めてだった。
そこで副司令から粋な計らいとして、おれたちに一日の休暇を与えてくれた。
妹ちゃんだけは容態が容態なだけに、先に本土へと戻り養生するとのことだったのが残念だった。
けれど張りつめていた俺たちにとっては、この休日は何よりも貴重なものに思えた。

「きゃ、もぅ! 友くんってば!」
「それそれ! ほら、委員長さんも!」
「私は遠慮……っ」
「はっはぁ! 油断大敵だぜ、いいんち……ぶほ!?」
「あっはっは! それは君もだよ、男!」

「平和なモノね」
「そうですね」
「でも珍しいじゃない。あなたもこういうのに参加するなんて」
「丸一日、暇にされてしまいましたから」
「ふふ。ごめんなさいってば」
「……。なぜ、認められたのですか」
「合格にしたこと?」
「はい。正直にいえば、何らかの不正行為を働きこちらの試験情報が漏えいしていたとしか思えません」
「そうよね。本来はあの岬では自動機銃が働いて、迎えのヘリは退却予定だったものね」
「ええ。その上で新たな脱出ポイントを指示し、更にあれを無効化させることが前提のはず」
「それを最初から機銃に工作を仕掛けておいた、なんて聞いたらおかしいと思うものね」
「はい。ですから私は……」
「でもそれでいいんです」
「は?」
「彼は私に最初から宣言していましたから。ええ、ですから問題はありません」
「しかし……」
「ねぇ、メイド長」

二人の間柄はただの上司と一訓練官とは違う空気が流れる。
本来、本名で彼女が呼ぶことはないその名前を使っている。
それはとても大事な話だということ。

「私は信じているんですよ。彼が何かを変えてくれるのではないかと」
「……」
「彼は世界を変えてくれる……ううん、救ってくれるかもしれないんです」
「……。わかりました、お嬢様。でしたら私ができることは彼らに少しでも強くなってもらうことです」
「ええ。その点は任せるわよ」
「御心のままに」

顔にかかる水から逃れようとそらしたさき。
ビーチサイドに待機してる二人を見つけて声をかける。

「おおい! 二人とも、何話し込んでるんだよ、こっちこいよ!」
「……全く。我ながら、あんな風にはしゃぐ人を信じるなんて。……ええ、そのうちに!」
「早くこいよー! 絶対だかんなぁ!」

こうして、おれたちの短い休暇も終わり、再び訓練の日々に戻ることになる。
だがそれは今まで通りじゃない。一歩進んだ、訓練。
そう、おれたちは着実に本来の記憶……いや、記録よりもいい方向に向かっている。
それがいずれ世界を変えるんだと、おれは信じてる。
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/12(日) 04:31:03.01 ID:XFkhYhE0
「……おはようございます」
「ん、ぐ。おはよ……だが朝からくさやとは中々どうして分かってるじゃないか」
「ダメージ、あるかと思って」
「ああ、ばっちりくらってるよ。ちくしょう。ってこのやりとりも何か久々だな」
「はい」

基地に戻って最初の朝。
イドとの会話が俺にあの試験の日々が過去であることを教え、先に進んだのだと実感させる。
夢であるんだと、そう思わせないように、自分への確認として、イドとの約束を果たす。

「あー、ほら。これ」
「……?」

ぴょこん、と耳(らしきもの)をたててこちらに近づくイド。
俺が見せたのは綺麗な貝殻だった。

「約束通り、土産だ」
「……覚えていたんですね」
「当たり前だろ」
「鳥頭かと、思っていました」
「何気に失礼だな」
「……すみません。……お土産をもらう前くらいは礼儀よくしておくべきでした」
「思っても口に出さない。これ大事。ほら、その口のとこを耳に当てると波の音が聞こえるぜ」

早速その言葉通り、耳元に貝殻をよせるイド。
う、うぅむ。兎耳っぽいほうに持っていかないか、さすがに。
しばらく聞こえてるか聞こえてないかはさておき、貝殻を耳に当てる。
そして一通り満足したのか、ぺこり、とおじぎをくれる。

「満足してくれた、かな?」
「……はい」
「ならよかった。じゃあ、またな。起こしてくれてありがと」
「いえ。では……」

そのまま扉の方へ消えていくイド。
何だかんだで無表情のままっぽいから喜んでくれてるのかどうかわからんけど、まぁいい。
これから俺たちにとって本当の意味での力をつける時期がきていた。
気合を入れ直していこう。この世界のために。
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/12(日) 11:06:25.94 ID:X.CD9ADO
乙ー
俺は真ゲッターのでないスパロボなんて買わないというゲッター房です。
と言うか俺の好きな作品は最早出番無しみたいですねwwww






(´;ω;`)ブワッ
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/13(月) 04:21:30.11 ID:wLi9kkko
ゲッターのでないの!?
そんなのスパロボじゃないやい
リアロボ大戦に改名汁
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/13(月) 04:32:33.98 ID:1v.eGTQo
ゲッターはシリーズ単位なら今のところ皆勤賞のはず(神谷版がいなくてもチェンゲやネオゲは出ている)
Zにもちゃんと出てるよ

ただ、「真ゲッター」は皆勤賞じゃない、つまりそういうこと
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/13(月) 04:53:45.44 ID:ipAFY1I0
今回のゲッターはGオンリーだけど出てるねー。
ただ俺の知るゲッター厨は真だけだと逆にわかってないと力説するタイプww
なのでGオンリーでも全然大丈夫だとか何とか。いろんなタイプがいるもんだ。
あとそいつはガンレオン気に入ってるあたりそういう属性なんだろうとは思う。

個人的には出てほしい作品とかはあってもこれがなきゃダメ! みたいのはない。
よくも悪くもオールマイティなのでした。

ああ、インターミッションがずっとレントンの顔だぜよ……
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/13(月) 07:07:03.40 ID:9TJzpkSO
>>369
乙でした
次も楽しみにしてるんだぜ

スパロボの話題についてけない自分が恨めしい…
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/13(月) 09:12:59.72 ID:duzb0IDO
>>373
Dに出てくるようなやさぐれた竜馬が良いんです…
サッカー部のキャプテンな竜馬なんていりません。
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/13(月) 16:37:50.95 ID:tum0PkAO
今日は本当に久々にvipで新ジャンルスレに投稿中なんで日刊お題消化はお休みです。ごめんなさい
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/14(火) 02:31:50.59 ID:iEbiNHQo
とくていしにいくぞー
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/14(火) 09:32:53.15 ID:zDfHhoAO
もしかしたらドSな守護霊かな?
もう落ちたけど
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/15(水) 04:41:59.81 ID:ATjDjQSO
多分腐女……いやなんでもない
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/15(水) 14:54:40.18 ID:LXnBZsAO
ドSで正解ですww
昔みたいに一日中張り付いてられたらいいけど今はそんな時間がなくて……
面白い素材だけに落ちてしまったのは残念でした。


さて、お休みさせてもらったぶん、今日はしっかりお題やりますよ!
381 :【世紀王】 [sage]:2008/10/15(水) 15:03:26.16 ID:LXnBZsAO
男「捨ててきなさい」
メ「ちゃんと面倒みるから!」
男「ダメだ」
メ「嘘じゃないって! 本当に自分で責任もつよ! だから!」
男「そんな捨て犬を拾った少年ぽく言ってもダメだ。第一お前それ……」
メ「石ですね」
男「どう世話するんだよ」
メ「実はこれキングストーンなんです!」
男「なんだってー」
メ「……」
男「……。ほら、続きあるんだろ」
メ「釈然としませんが。これを大神官たる私が主様に埋め込み、次期創世王となる仮面主様Blackが誕生する訳です!」
男「へー」
メ「……」
男「……」
メ「世紀王になれますよ!」
男「ふぅん」
メ「……」
男「……」
メ「という訳で埋め込みますからじっとしててくださいね」
男「いいから捨ててきなさい」
メ「ノリ悪いっすよ!!」
男「だからって尖った石を振り回して近づいてくるな!」
382 :【V-MAX】 [sage]:2008/10/15(水) 15:25:23.91 ID:LXnBZsAO
男「こう、時々後少し速く動けたらなって思わないか?」
メ『レディ』
男「電子音!?」
メ「気分出るかなぁって」
男「だからってよく出るな、そんな声」
メ「人間、やってやれないことはないっす」
男「時々お前のそういう無駄な努力と才能がすごいと思う」
メ「という訳で主様。準備はいいですか?」
男「よくわからんが了解」
メ「では……トランザム!」
男「違う?!」
メ「え? じゃあ……MEPE?」
男「寧ろ離れた! というか俺は金属製じゃないし塗装もされてないから剥離しない!」
メ「つまり界王拳」
男「確かに俺の言う条件的には近づいたけど作品のノリが違う!」
メ「V-MAX」
男「いや! あ、その……うん。そうなんだけど」
メ「ほら早く」
男「速くなれません!」
メ「つまり主様ってばパンピーSPTですね」
男「悔しいが言い返せない……! お前はどうなんだよ」
メ「私ってばフォロンだからサポート側なんで」
男「あれ? レイじゃないっけ?」
メ「……ハッ」
男「な、なんだよそのスパロボばっかやってるにわかはこれだからみたいな顔!」
383 :【主様はバイトを始めるようです】 [sage]:2008/10/15(水) 15:32:27.79 ID:LXnBZsAO
男「さて、飯も食ったし行ってくるわ」
メ「今日は朝までに終わる日でしたっけ?」
男「おう。けど今日はコンビニのシフト入れてるからやっぱり朝がたになるわ」
メ「……大丈夫なんですか?」
男「ああ、今日は宿題も出てないし、内職の納品まではまだしばらく期限があるから……」
メ「そうじゃなくて!」
男「……?」
メ「……。なんでも、ないです」
男「変なメイドだな」
メ「変ですみませんでした」
男「お前が変なのはいつものことだから気にしないっての。じゃ、いってくる」
メ「お気をつけて。行ってらっしゃいませ、主様」

ぺこり

男「ぬぉ、な、なんだよ見送りなんて。また何かイタズラか?」
メ「そんなとこです」
男「うぅ……このままバイトいくのが怖いが仕方ない。んじゃな」

バタン

メ「……」
メ「お気をつけて。……御自愛下さい」
384 :【メイドもバイトを始めるようです】 [sage]:2008/10/15(水) 15:40:41.96 ID:LXnBZsAO
委員長「で、あなたも働きたいと?」
メ「基本的には働きたくないです」
委員長「あのね……」
メ「けど! その、何ていうか……そう! 主様にいらぬ心配をかけて心労をかけまくる作戦なんです!」
委員長「ふぅん」
メ「なのでここは一つ、ご協力願いたいなぁ……なん、て」
委員長「……」
メ「ダメ、すか?」
委員長「まぁ、紹介くらいなら」
メ「あ、ありがとうございます!」








メ「うぅ」
委員長「見事に全部クビになったわね」
メ「すみません」
委員長「いいわよ。私は紹介しただけですもの」
メ「それでもやっぱり申し訳ない」
委員長「……。あなた……」
メ「ふゆ?」
委員長「いえ、何でもないわ。また話があったら紹介するわ」
メ「すみませんがよろしくです。でわ」

たったった……

委員長「あの人……変わったわね」
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/15(水) 15:42:07.89 ID:LXnBZsAO
メ「んーせめて何かしら役に立たないと。とりあえず内職くらいなら」

べちゃ

メ「ふぉ?!」

ぐちゃ

メ「はにゃ!?」

しお〜ん

メ「な、何故こうもうまくいかない!? むきぃー!」







ちゅんちゅん


ガチャ

男「ただいま〜、と。うわ、なんだこの惨状は! あいつまたいらん意地悪を……」
メ「すぅ……すぅ……」
男「……。ったく、寝顔だけは天使なんだがなぁ。ほら、風邪ひくぞ」

ふぁさ

男「……おやすみ」
386 :【ついでにいいんちょも……世界同時株安が直撃したようです】 [sage]:2008/10/15(水) 15:48:06.48 ID:LXnBZsAO
委員長「待ちなさい」
妹「ひぅ?! お姉ちゃんから殺気に近いプレッシャーが!?」
委員長「ここは流れとして私も男の為にバイトを始めるところよね。そうよね」
妹「自己完結してる!」
委員長「何より何で株安の話なのよ。中の人(笑)の頭じゃどう頑張ってもいい話にならないじゃない」
妹「ごもっともだけどさらりと毒舌!」
委員長「つまり私はギャグ要員なのね? こんなキャラなのにギャグなのね?」
妹「お姉ちゃんがいつものお姉ちゃんじゃない!!」
委員長「いいわ。ええ、よく理解したわ。今から直談判に行けばいいのね」
妹「何故か刃物を持ってるよ?!」
委員長「そこで待ってなさい。必ずいくわ」
妹「ひぃぃ、中の人とお題出した人、逃げてぇぇぇええ!」








メ「という夢をですね」
委員長「今から仕事先に連れて行ってもらう人が話す内容ではないわね」
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/15(水) 17:32:15.94 ID:nPkPNADO
GJー
いやはや、待った甲斐があった…




お題
【凄いよこのターンX!流石∀の(ry】
【凄いよこの主様!流石妹嬢の(ry】
【○○い棒】
【ホーミングメイド】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/15(水) 23:58:04.06 ID:ATjDjQSO
更新乙です
いいんちょは正統派からヤンデレまでこなせるマルチなキャラなはず!
でも最終的には報われない子な……ん?なんだかベランダから物音がするから見てくるぜ







アッー
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/16(木) 05:09:42.04 ID:kWooNvAo
いいんちょは器用貧乏なキャラなんですね、分かりまs








なんだよー、こんな遅くn
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/16(木) 18:26:07.56 ID:1LWeTUAO
みんなにアホ毛もしくは犬しっぽつけてやりたい

もちろんメイドは主様といるときは振り回してんだろうな
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/17(金) 23:50:24.13 ID:M1K3AkSO
主様…犬、基本しっかりしてていい子
メイド…猫、やんちゃで気まぐれ、たまにデレる
いいんちょ…狐、よく懐いてるが可愛がってあげないと※※れちゃうかも
姉…熊、気まぐれで穏やか、やたら触ってくる、だがその心中は…
妹嬢…虎、活発で、ある人を除いて人には懐かない、両性具有
友…ゴリラ、ひたすらガチムチ


>>390から何か変な電波を受け取った
異論は認めまくる
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/18(土) 04:10:15.16 ID:/.qnX820
委員長が各所に出張ってるため更新できません。
……嘘です、ごめんなさいorz 明日のTRPGのテストプレイさえ終わればがっつり更新しますので!
本当遅筆でごめんなさい。

あほ毛かぁ……。
実はイメージ的にメイドは犬先生のストレンジカインドオブウーマンのふじのんこと藤乃紫音をイメージしてたりします。
のでついてないけどしっぽとかは付けると似合いそう。
あと実はメイドは気まぐれな猫より気難しい犬っぽい属性だったりします。
雑種だけど妙に賢いタイプですね。
いやでも猫っぽくもあるし……それ以前にそういうこと言うと獣○趣味ですね、主様と返してくれるでしょう。
んで、拾ってきた犬には間違いなく「男」と名前をつけて可愛がるでしょう、ええ。


メ「男ー。ちんちん」
男「変な命令すんな!?」
メ「別に主様にいってるわけじゃないからいいじゃないすか」
男「ぐ」
メ「はいよくできましたー。お前は人前でもちんちん丸出しにできるいい子ですね〜」
男「ぐあああああ! ちくしょおおおおおお!!」


ね? かわいがってるでしょ?
ちなみにお姉さんは熊というかパンダというか……
ライオンっぽい気もしてみたり。おはようからおやすみまで、くらしに夢をひろげる、みたいな。
夢は広がるけどそのあとが怖いのはご愛敬。

んで何度も言うけど友は線が細いイメージっすよw
ガチムチじゃないんだってばww
ガチムチは女さんの弟です。
とか言ってみたり。


とりあえず明日には必ず大量(?)更新しますのでこれにて。
さぁシナリオの最終仕上げじゃー!
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/18(土) 04:51:58.31 ID:OTwbI.AO
そして布団に入ってから思った……
キャライメージなんてそれぞれですよね!

何を押し付けがましいこと言い方してんだ俺。
本当すみません。




んでそれとは関係なくパー速だとジャンル系はどれくらいあるんでしょうかね?
ここ以外知らない自分は結構興味津々だったりします。
いつか行ったやる気のない〜、さんとこも全然チェック出来ないしorz


活性化の為に他のとこもいってみないとかなぁ……
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/20(月) 00:35:30.41 ID:xCIND/20
すみませんorz
昨日帰ってから寝て起きたら夕方というドブっぷり……
さらに外食にいくことになって帰ったらこんな時間でした。申し訳orz


今からさくさく更新!
395 :【意地悪なメイド オルタネイティヴ】 [sage;saga]:2008/10/20(月) 01:46:46.51 ID:xCIND/20
第十八話 「備えと予知と」


「――以上が戦術機の特製であり、性能だ」

教室に響く教官の声は今まで以上に緊張感のあるものに感じる。
今日から始まる戦術機、つまりは人型汎用兵器の操者が俺たちの本来の役割。
それを意識してしまうためか、やはり気持ちも引き締まるものがある。

「これより毎日、操縦マニュアルには一日一度は目を通すように」
「「「「「はい!」」」」」
「では午後より戦術機適性を調べる。昼食は1時間前までに済ますように。以上だ。解散」

その一言で俺たちの午前の訓練は終わりを告げた。
相変わらず分厚い操縦マニュアルを手持無沙汰に扱いながら、これからどうするか考える。
と、そこへ……。

「よ、飯いこうぜ〜?」
「妹ちゃん? 珍しいね、そっちから誘ってくれるなんて」
「んや、まぁな。……っかし、本当分厚いよな、それ」

うんざり、といった表情で俺の手にある操縦マニュアルに視線を向ける。
確かにこれを毎日読めといわれて喜々としている奇特な人物は俺もいまだに知らない。
だからといってそれほど大変というわけでもない。要は慣れだ。

「そのうち何とでもなるんじゃない?」
「へぇ、さっすがエリートさんはいってくれんじゃない」
「んー、そういうんじゃないんだけどなぁ」

実際、前の世界という記憶の貯蓄がある俺からしても完全に暗記してるわけじゃない。
最低限の知識はここから学ぶけれど、残りは実践や実習の中で覚えていける。
そういった経験上の発言なわけだけど……それを説明するわけにもいかないので曖昧に笑っておく。
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/20(月) 01:47:06.32 ID:xCIND/20
「じゃあま、ここは一つエリートな男さんに話でも伺いながらご飯でもいこうかね」
「……あー」

自分で話題を変えておいて、結局ここへ戻ってくる、か。
なるほど、どうしても俺に腹いっぱいになってほしいらしい。ふむふむ。

「それもそうだね。じゃ、いこうか」
「よし! そうこなくっちゃな!」

嬉しそうな妹ちゃんを見る限り間違いない、そういうことだ。

「じゃ、せっかく話を聞いてもらうんだからお礼にたっぷりご飯をおごらせてもらおう。特盛りでね」
「おうお……う!? な、何で?!」
「ははは、いいからいいから。遠慮しない。嫌なんて言わせないからね?」

がっちりと彼女の肩をホールド。向かうは食堂だ。

「ま、待て! 待って! 私は別にそんなのいいから! ちょ、お姉ちゃん!」
「……あなたがいい出したんだもの。付き合ってきなさい」
「えええ!? 友! 女さん! 助けてよ!」
「えーと……ふぁいと〜!」
「がんばってね」
「は、薄情者おおおおおおお!!」

暴れる彼女を抑えて俺達は腹を満たしに出発する。
この後待ち構える適性検査は、初めて体験する人間は間違いなくリバースを起こすという代物。
それを楽しませてあげようとする仲間想いな彼女には同じ気持ちを分かち合おうと思う。
何て素晴らしい友情精神なんだろう。うん。

「はああああなあああああせええええええええ!! 病み上がりなんだぞおおおおおお!!」
「はっはっは! それだけ叫べれば十分! 山盛りにしてもらうから安心してくれ!」
「いやあああああああああ!!」

少女の絶叫は廊下に吸い込まれていくのだった。
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/20(月) 01:47:22.28 ID:xCIND/20
「うーむ」
「あう……」
「友、何恥ずかしがってんだよ」
「だって」
「別にみんなが訓練用の衛士のスーツを着ただけだろ?」
「だけどさ」
「確かに素材の都合上、胸の部分がやけにはっきり強調されるし、色合いも肌色っぽいけど、決してそういう目で見ちゃいけない」
「う、うん」
「そしてみんなが恥ずかしがってる姿がやけに初々しいのがそそるが、そういう目で見ちゃけいない」
「そうだね」
「そしてなぜか俺がすごい睨まれてるが、決してそういう目で見てるわけじゃないんだ」
「だけど、そうも堂々としてられると逆に恥ずかしいっていうか……」
「安心しろ。……そのうち慣れる」
「そうなんだろうけどぉ」
「おい! そこの二人、私語は慎め!」
「は、申し訳ありません!」
「すみませんでした!」


午後は予定通り適正調査が行われる。
巨大なシミュレーター内は忠実にコックピットが再現されており、リアルに戦術機の動きを体感できる。
これに乗って俺たちは侵略者たちであるBETAと戦うための訓練を積むんだ。
だから真剣にならなければならないのは確かなんだが……。


「……」
「あう」
「……っち」

こうして女性陣の艶姿を前にするとどうしても意識してしまう。
昔なら直視すらできないでいたのが、今は最低限訓練なのだと考えられるほどにはなった。
何だかドキドキできないのがもったいなくもあるけれど。


「では一番機に委員長、二番機に女。次いで友、妹の両名は待機しておくように。男は最後だ」
「「「「「はい!」」」」」


そして検査は始まる。
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/20(月) 01:47:35.49 ID:xCIND/20
夕方。食堂。

「ねぇ、男くんは本当に何ともなかったの?」

不思議そうに女さんが尋ねてくる。

「あー、まぁね」
「嘘だ! 絶対嘘だね!!」

思いっきり猜疑の声を上げるのは妹ちゃん。

「何だよ、センサーでも一切興奮状態が感知できない、冷静な態度って!」
「何って……そのまんまの意味じゃ?」
「うぅん。でもあの委員長さんでさえ、冷静な顔のままかなりの興奮状態だったって話なのに」
「まぁ、それなりにはね」
「あはは、ほら、でももしかしたら機器の故障かもしれないし」
「絶対そうだ! 故障してたにきまってる! じゃないと納得できないっての!!」
「うん、妹ちゃんなんて中でているずおぶりばー……」
「言うなあああああああああああああ!!」

今日も今日とて騒がしい日常に笑う俺たち。
だけど、おれからすればあれはあくまでシミュレーターでしかない。
現在は戦術機に蓄積されたデータがフィードバックされ、制御システムのおかげで揺れはほぼ感じない。
けれど実機では高度な3D機動を行うため、シミュレーターでは再現できないGがかかる。
何のごまかしもきかないそれに比べれば、シミュレーター内の揺れなんて揺れに入らないのだ。
無論、それ以外にも俺はこの世界で過ごす前の、チャロンや人型兵器の操縦ゲームで慣れているのもある。
これらがこの世界における実機として扱われていることも幸いして、俺は衛士としては間違いなくトップクラスの腕前だと言える。
だけど……それだけの経験を積んでも負けたんだ。今はいい。
けれどこの先につながる力にしなけりゃならない。

「……もっと、違うところで、動かさなきゃ」

笑い声の響く食堂で、一人拳を固く握りしめた。
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/20(月) 01:47:48.77 ID:xCIND/20
夢。そう、これは夢だ。
夢の中で彼女は笑っていた。

『あっはっは! もーらいっ!』
『がっ! てんめ、それは俺のだぞ!』
『主様のモノは私のモノ、私のモノは私のモノ!』
『ジャイアニズム!? つーか、お前にそれは必要ないだろ!』
『ええ、特撮とか興味ありませんしね! あって食玩くらい?』
『だったらそのDVDを返せ! 俺の楽しみをおおおお!』
『やなこってす。さぁ、ご開帳〜』
『ぎゃあああああ! 最初に開ける役目をおおおおおおおお!!』

何気ない日常。何気ない日々。

『ふーははー! 本当にここは地獄だぜー!』
『本当だよ……ったく。せっかくの俺のクリスマスプレゼントなのに』
『自分で自分に!? きもちわる!』
『う、うっせぇな! そんなこと言うとお前のぶん、やらないぞ!』
『……え? 私のも、あるんすか?』
『……。さぁな』
『あああ、ごめんなさいごめんなさい! これは返しますからぁ!』
『ったく。お前は本当に現金なやつだぜ……ほら、これ』
『おぉ……』
『メリークリスマス、な』


それはいつか見た夢。いつか見た日々。
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/20(月) 01:48:03.41 ID:xCIND/20
【接敵! ……撃破】

「……次!」

【撃破。以上をもって動作応用課程Dを終了】

「……ふぃー」

一息ついて、シミュレーターから顔を出す。
今まで≪激震≫と呼ばれる戦術機をおもに乗っていたものだから、久々の≪吹雪≫の挙動には面喰った。
シミュレーターだからこそ、性能の高い期待を再現しているんだろう。
けれど前線で扱われる機体としては≪激震≫の方が多かった俺からすれば、違和感があった。
そのせいで挙動にいくつかぎこちない点が出ていたが……。

「男。お前は確かに既に訓練経験があるとは聞いていたが、衛士の過程も習得しているのか?」

教官が俺の方を不可思議なモノを見る目で見つめる。

「いえ、衛士についてはさほど……。マニュアルなどには目を通していただけです」
「しかし、それにしても……」

この挙動はおかしい、という言葉をのむ。

「あの、教官。それほどまでに男はすごいのですか?」

冷静にいいんちょが尋ねる。

「ああ。本来これは従来の訓練を受ける人間が5日以上かけて到達するものだ。それをこいつはほぼ5分の1で、しかも完璧にこなした」
「5分の1……」
「驚異的な数値だよ、これは。今朝、副司令から適性値を見て、すぐにこのメニューをさせるように、とは言われていてな」

そして実際にやってみた結果がこれ、というわけだ。
なるほど、馬鹿妹にしてはやってくれる。

「しかし、これだけのことができると適性を見ただけでわかるのでしょうか?」
「いや、私にも何とも言えない。だがそれだけのことを見通す力は副司令にはあるのだろう」

教官がそこまで言い切れば他のみんながいうべきことはなくなる。
だけどここまで短縮できたことは自分でもよくできたほうだと思うものの、思い返せばみんなもすごい。
前の世界での記憶を手繰りよせればだいたいここにいるメンバーも2、3日でモノにしていたはずだ。
そう考えればそこまですごいことでは……待て。
確か前回の世界でも俺はある程度、才能ということで本来の世界のゲームの能力を生かしていた部分があった。
それをみんなが見て、訓練データを見ることで能力を伸ばしていたはずだ。
つまりうぬぼれるわけじゃないけど、俺がいたおかげで、みんなの力は飛躍的に伸びたはずだ。
だったら……。
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/20(月) 01:48:21.04 ID:xCIND/20
「教官!」
「ん? どうした、男」
「自分の訓練データをみんなに開示していただけませんか?」
「ほう」
「自分がそれほどまでにすごいと仰っていただけるなら、そのデータは隊の共有財産にすべきだと思うんです!」
「……だそうだが?」
「……。お願いします」

委員長をはじめ、全員がうなずく。
妹ちゃんあたりは納得しないかと思っていたが、自分の力になるならば受け入れる。
そう瞳が物語っている。やはりここにいるみんなは、強い人たちだ。

「なるほどな。実はその提案をしている人物がもう一人いてな」
「え?」
「副司令だよ。お前のデータが満足のいくものならば、皆に公開しろと言われている」

驚きで開いた口がふさがらない。

「正直、カリキュラムの質の向上やシミュレーターの機能改善などタイムが短縮される要素は多い」
「だがそれでも説明できないほどの記録を叩き出せば、お前は本物だと副司令は仰られていた」
「こういう結果が出た以上、お前たちに対する訓練のカリキュラムは大幅に変更される」

それは……つまり。

「卒業までの期間を短縮できるよう、これからも大幅なカリキュラムの改訂が行われる」
「「「「「!!!」」」」」」
「更に貴様らにはこのシミュレーションルームの使用権限が最優先で与えられる。そして明日」

一息いれて、俺たちを見まわす教官。

「お前たちのための演習機が搬入されることになった」
「そんな……! そこまで!?」
「こんなものは異例の采配だ。しかし、副司令にも何か思うところがあるのだろう」
「だからこそ、お前たちはその期待にこたえなければならない。いいな?」
「「「「「はい!!」」」」」

一瞬、驚きから返事が遅れそうになる。
それはそうだ。おれ一人がすごくても何も変えられないのではないかと思っていたところだ。
それが今は、俺の力によってもっと世界を動かせるかもしれない。
その事実が胸のうちに熱く広がっていく。

「では午後よりも演習を続ける。各自、強化スーツのまま待機しておくよう。解散」
「敬礼!」

ザッ。と音をたてて教官を見送る。
いつもよりも気合を入れた敬礼で。
402 :【告白(シロー)】 [sage;saga]:2008/10/20(月) 01:51:30.65 ID:xCIND/20
男「俺は、メイドと、そいとげる!!」
男「メイド、好きだあああああああああああああ!」
メ「倍返しで」
男「どういう意味だよ!?」



メ「熱いですけど何か必殺技みたいなノリですよね」
男「精一杯の告白に何て返しだよ」
メ「やっぱ私への告白ってんだから、もっとすごいの見せてくださいよ」
男「ぬ、ぐ……じゃあ」
403 :【告白(ドモン)】 [sage;saga]:2008/10/20(月) 01:52:46.76 ID:xCIND/20
男「メイドおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
男「お前が、ほしいいいいいいいいいいいい!!!」



メ「でも残念ながら私の乗機はマスターガンダムなのでした」
男「石破究極のほう!?」
メ「ほら、手抜きせずに、もっとすごいの見せてくださいよ」
男「ぬ、ぐ……じゃあ」
404 :【告白(ゲイナー)】 [sage;saga]:2008/10/20(月) 01:59:06.76 ID:xCIND/20
男「そうだ!  どうせ聞こえるなら、聞かせてやるさ!」
男「メイド!  好きだァー! メイド! 愛しているんだ! メイドォー!」
男「雇う前から好きだったんだ! 好きなんてもんじゃない! メイドの事はもっと知りたいんだ!」
男「メイドの事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!」
男「メイドを抱き締めたいんだァ! 潰しちゃうくらい抱き締めたーい!」
男「心の声は心の叫びでかき消してやる! メイドッ! 好きだ!」
男「メイドーーーっ! 愛しているんだよ!」
男「おれのこの心のうちの叫びをきいてくれー! メイドさーん!」
男「うちにきてから、メイドを知ってから、俺は君の虜になってしまったんだ!」
男「愛してるってこと! 好きだってこと! 俺に振り向いて!」
男「メイドが僕に振り向いてくれれば、ぼくはこんなに苦しまなくってすむんです」
男「優しい君なら、おれの心のうちを知ってくれて、おれに応えてくれるでしょう」
男「おれは君をおれのものにしたいんだ! その美しい心と美しいすべてを!」
男「誰が邪魔をしようとも奪ってみせる!」
男「恋敵がいるなら、今すぐ出てこい! 相手になってやる!」
男「でもサラさんがおれの愛に応えてくれれば戦いません」
男「俺はメイドを抱きしめるだけです! 君の心の奥底にまでキスをします!」
男「力一杯のキスをどこにもここにもしてみせます!」
男「キスだけじゃない! 心から君に尽くします! それが俺の喜びなんだから」
男「喜びを分かち合えるのなら、もっとふかいキスを、どこまでも、どこまでも、させてもらいます!」
男「メイド! 君がツンドラの中に素っ裸で出ろというのなら、やってもみせる!」






メ「きしょい」
男「二人王様ゲームで負けたからってここまでさせるかよ! ちきしょう!! そしてその評価かよ!!!」
メ「……きっしょい」
男「ぬがああああああああああああああああ!!!」
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/20(月) 07:56:42.17 ID:uq3KPgAO
いやあ、朝っぱらからアツアツですな(色んな意味で)

メイドのほうは物凄く嬉しいんじゃないかと
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/20(月) 07:57:42.12 ID:T50svwSO
土日と時が止まっていたような気がしたが気のせいだったぜ

>>404の最後でメイドが自分で言わせておいて恥ずかしがるという
王道を期待してたんだがそう簡単にはいかんのね…
乙でした
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/20(月) 09:08:20.19 ID:fTSXaQAO
>>406
きしょいきしょい言いながら顔は赤いんだよ、きっと
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/20(月) 16:14:56.53 ID:/GyTC.AO
今見るとテンプレ改変の名残でサラの名前が残ってる件について。
……そりゃ告白途中で違う女の名前が出たら白い目で見られても仕方ないよね!






メイドさんごめんなさいorz
それでもメイドさんはいじり用と称して録音してたとか何とか……
用途が何かはご想像にお任せ!







ちなみに全く関係ないけど中の人の48の特技のひとつに檜山の声真似があったりします。
時々ゲセーンでシローの声出してGCOだと思わせる作戦を使ってみたり。
未だに引っかかった相手を見たことないけど!
409 :【凄いよこのターンX! さすが∀のお兄さん!】 [sage]:2008/10/20(月) 16:22:04.26 ID:/GyTC.AO
メ「子安さんってば本当に御大将ですね」
男「久々に熱い子安さんだもんな」
メ「ただ御大将はちょっと日本を勘違いしてる外国の人みたいなところがありますよね」
男「そこがいいんじゃねぇか」
メ「乗機も超兵器ですし」
男「ターンXだけはリアルの皮を被ったスーパーロボットだからな」
メ「絶好調であぁぁぁああある!」
男「月光蝶であぁぁぁああある!」
メ「これ含め、ターン∀は歴代の中でもかなり上位な面白さですよね」
男「全くだ」
メ「でもお兄さんの方がすごいはずなのに主様は妹さんよりダメですよね」
男「……言うなよ」
410 :【凄いよこの主様! さすが妹嬢のお兄さん!】 [sage]:2008/10/20(月) 16:32:07.33 ID:/GyTC.AO
男「よーし、今日はジャガイモの冷製スープとタンドリーチキン、赤身魚のマリネだ」
メ「……。なんか主様ってばどんどん腕を上げていきますね」
男「毎日やってりゃ勝手に覚えるって。お、こっちのやっぱ株価が下がってるか」
メ「主様、食事中にはしたないですよ」
男「おお、すまん。けど最近頭ん中で株をやっててさ。……ふむ」
メ「どうせ主様のおつむでは想像の世界に留めないと大損害ですしね」
男「いや? まぁ実際に手は出してないから言い切れないけど現状大幅にプラスだぞ?」
メ「マジすか」
男「おう。っと、明日は数学の小テストだったなぁ」
メ「学生の本分は勉学ですから頑張っていただかないと。ちゅー訳でごちそうさましたらゲームしましょ」
男「どういう訳だよ。いいけどさ」
メ「ありゃ。嫌がらせのつもりで誘ったのに」
男「毎日真面目に授業を受けてたら改めて勉強する必要はないだろ?」
メ「も、もっともだ!」
男「それに働かないとはいえ、使用人のお誘いに応えられない主人なんてダメだからな」
メ「くっ……なんという主パワー!」
男「なんだよそれ」
メ「どうせゲームも少しやれば私が勝てなくなる仕様……完璧超人め! このビッグ・ザ・ブドー!
411 :【○○い棒】 [sage]:2008/10/20(月) 16:36:56.66 ID:/GyTC.AO
男「すんごいとこ伏せてあるな」
メ「この時点で卑猥です」
男「そういう想像なのか!」
メ「主様も似たような考えのくせに」
男「ぐ……」
メ「まるい棒!」
男「生地を伸ばすあれか」
メ「かるい棒!」
男「細そうだ」
メ「ながい棒!」
男「物干し竿?」
メ「カネボウ」
男「いはどこ行ったよ」
メ「エロい棒」
男「……」
メ「男根的な?」
男「言うなよ?!」
メ「まロい棒!」
男「アヘッドシリーズ的なノリな」
メ「つまり何で納豆味が製造停止になったんだって話ですね」
男「やっとうまい棒にいきついた!!」
412 :【ホーミングメイド】 [sage]:2008/10/20(月) 16:43:16.55 ID:/GyTC.AO
男「……」
メ「……」
男「……はぁ。何でついてくんだよ」
メ「自惚れないでください。たまたま行き先が同じなだけです」
男「……」
メ「……」
男「っ!」

ダッ!

メ「む!」

ダッ!

男「おい! なんでお前も走るんだよ!」
メ「何となくです!」
男「ついてくるなよ!」
メ「だが断る!」
男「やっぱついてきてるんじゃねぇか!」
メ「主様が最近コソコソしてるからっすよ!」
男「別にコソコソなんて……」
メ「じゃあついていってもいいっすよね」
男「……」
メ「……」

ダッ!

メ「あ、ちょ?! 待てぇ!!」





男(くそ、ここでバレたらサプライズイベントにならないだろ!! せっかくのクリスマスプレゼントなのに!!)
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/20(月) 21:11:58.81 ID:O9uvZ2wo
ニヤニヤしたいがシリアスも見たい
どっちを応援したらいいんだぁぁぁぁ!!!!!!!!!
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/21(火) 04:28:59.62 ID:SVqmoQAO
男「そういや、いいんちょってスカートの丈、長いよな」
委員長「セクハラ?」
男「いやいやいや、そういう意味じゃなくてだな」
委員長「他に深い意味があると怖いのだけれど」
男「一理ある。けどそういうんじゃなくて、単純に他の子と比べるときっちりしてんなぁって」
委員長「私はクラスの代表みたいなものだから」
男「優等生としてはやっぱり風紀の乱れに荷担できない、ってわけか」
委員長「そういうこと。謎はとけたかしら?」
男「おうよ」
委員長「だったら、今後は女の子にそんな質問しないようにね」
男「う、うぃす」







女「……」
女(い、言えない!)





委員長『……何?』
女『え、いやあの……すごい下着だね、って』
委員長『そうかしら?』
女『うん、学校にガーターベルトを履いて来てる人なんてなかなか居ないよ』
委員長『そうかしら』
女『うん。普段はてっきりパンストだと思ってたよ』
委員長『……でも、あいつの趣味だから』
女『へ?』
委員長『何でもないわ。それより早く着替えないと体育に遅れるわよ』
女『はわわ?!』








女(あの長い丈はそれを隠すためだなんて言えないよぅ!)
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/21(火) 04:37:04.99 ID:SVqmoQAO
女「あの、男くん……つかぬことを伺いたいんだけど」
男「何?」
女「……男くんはガーターベルトがいいのかな?」
男「ぶふぅ! ちょ、え、あの……急に何?」
女「ううん! 深い意味はないんだよ?! ただ聞いてみておきたいかなぁ、みたいな」
男「あー……まぁ、うん」
女「じゃあ、私が普段はいてるようなハイソはダメ、かな?」
男「ダメとかでは全然ないし、むしろ学生としては正しいよ、うん」
女「でもやっぱりせめてニーハイじゃなきゃダメだよね」
男「だからダメって訳じゃ……」
女「だったらニーハイ禁止でオールハイソだけに校則で決まったら?」
男「すぐに抗議しに行……はっ! いや、これはだから……」
女「うぅ。でも私、ハイソくらいしか持ってないし」
男「本当に何か勘違いしてるだろうから訂正するけど別に気にしないからね!? ていうか嘘だ!」
女「ふぇ?」
男「俺が着せ替えさせられるときの衣装にいろいろ問題のある下着を用意してたじゃん!」
女「あ、あれは……うぅ、うわぁぁぁああああん!」

ダッ!

男「え?! ちょ、女さぁぁあん!?」






女(い、言えないよぅ! 男子ちゃんがはいた下着、毎回オカズにしてダメにしてるなんてぇぇ!!)
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/21(火) 08:34:56.08 ID:UnGw7EAO
いいよ。こんなの大好きだよ
もっとやりなさい
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/21(火) 18:51:19.83 ID:9cU06IDO
中の人乙ー
あれだよ、姉がターンXで妹嬢が∀なんだよ。
主様はZでいいや




ではお題を>>355さんゴメンね、少しパクるよ
【メイドラッシュ】
【メイドが主様に○○○するようです】
【女さんも男に○○○するようです】
【ついでにいいんちょも……ヨルムンガンドのようです】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/22(水) 07:24:55.19 ID:uSIWroSO
>>415
ごめん、
女「毎回オカズにしてダメにしてる」
↑ここもうちょっと詳しく描写してもらえるかな?
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/22(水) 13:46:40.02 ID:.m8KOQAO
男「姉さんがターンX……」
姉「げっこーちょー!」
男「恐ろしく気軽に黒歴史が再来しそうだ」
妹嬢「だから私が毎回止める役目ですね。兄さんでは少々役不足ですから」
男「実の妹にこうも言い切られるとは。もう少し尊敬の念をだな」
姉「げっこーちょー!」
妹嬢「では止めてもらえます?」
男「……遠慮する」
妹嬢「わかっていただければ結構です」
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/22(水) 13:58:06.10 ID:.m8KOQAO
女「ふぇ?! び、びびび描写!?」
メ「ここにきて女さんの艶姿が初公開ですね」
女「ダメダメ! そんなの、恥ずかしいよ!」
メ「そんな恥ずかしいことを毎回してるんですね」
女「はぅ!」
メ「でも下着をダメにするって一体何をしたらそうなるんですか」
女「え、えと……口に含んだり、ずっと舐めたり、その……」
メ「自慰に使ったりですね」
女「わー! わー! わー!!」
メ「でもそれなら洗濯すればいいだけでは?」
女「……お母さんがしてくれるからダメだよぅ」
メ「ふむ」
女「それにベタベタにしちゃうから繊維とかがダメになるし……」
メ「濡れやすいんすね」
女「わー! わー! わー!!」
メ「しかし毎回よく飽きませんね」
女「それは……その、想像しちゃうと、うん」
メ「例えば?」
女「ストッキングを口にしてる時は、まるで男子ちゃんの足を可愛がってあげてる気分になるの」
メ「へぇ」
女「でね、男子ちゃんはすごく恥ずかしそうにぷるぷる震えるの」
メ「ほうほう」
女「そして口では嫌がりながら女モノの下着からはちきれそうになった男子ちゃんのを優しくいじめてあげるの!」
メ「それでそれで?」
女「そしたらまだ暖かいショーツをペロペロしてあげて、男子ちゃんのモノを慰めてあげ……」
メ「あれ? どうしました?」
女「……にゃぁぁぁああ!! わた、わたた」
メ「腸?」
女「私ってば何を勢いで言ってるのぉ!? ち、違うんだよ? 私そんなことしてないよ!?」
メ「いやぁ、たくましい妄想力をお持ちで」
女「うわぁぁぁぁああああん!!」
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/22(水) 23:02:22.65 ID:uSIWroSO
>>420
…ふぅ

女装男子なんて有り得ないだろ…
男根的に考えて…
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/22(水) 23:09:48.53 ID:wJ1C7/oo
>>421
妹はどうなる
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/23(木) 00:02:20.27 ID:PWb6MYAO
>>422
テメーは俺を






ときめかせた

妹が男の娘・・・最高じゃあないか
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/23(木) 05:41:29.23 ID:RQ25CsAO
男「良かった……まともな感性の人がいる」
メ「つまり主様はど変態、と」
男「好き好んでやってんじゃないっつぅの!!」





妹嬢「……ふぅ」
メ「どうしました?」
妹嬢「どこからつっこめばいいのやら、と思いまして」
メ「突っ込む!? ……その立派なモノで?」
妹嬢「立派なモノってなんですか!? ついてません生えてませんあり得ません!!」
メ「でも男の子ならついてますよね」
妹嬢「私はれっきとした女性です!!」
メ「胸は慎ましやかなのにね」
妹嬢「胸部装甲がなんです! 私の自慢はスレンダーな体系です!」
メ「なら見せてくださいよ」
妹嬢「ええ、結構ですよ? ほらご覧なさい!」

ばさっ

メ「おお……純白レースなショーツがエロいエロい」
妹嬢「ぐ。わ、わかっていただけましたか?」
メ「ええまぁ。……ガーターもストも純白に可愛らしいピンクのリボンがアクセント、と」
妹嬢「口に出さないでください?! もういいですね? 着替えま……」

ガチャ

男「お〜い、二人と、も……」
妹嬢「……」
メ「さて、私はネトゲやってこよっと」

バタン

妹嬢「……き」
男「ち、違う、これは不可抗りょ……」
妹嬢「きゃぁぁああああああ!!!」










ずどん!! ……パラパラ

メ「おお。建物が揺れた。すげぇ」
425 :【メイドラッシュ】 [sage]:2008/10/23(木) 12:17:22.82 ID:RQ25CsAO
男「……何これ」
委員長「お帰りなさいませ、ご主人様」
女「お、お帰りなさい! ごしゅぢんさま……はぅ」
妹嬢「お帰りなさい、兄さ……こほん。ご主人様」
姉「おっかえりぃ〜!」
男「……みんな何やってんの?」
メ「いやはや、壮観ですね。古式なモノから最近のミニスカメイドまで揃い踏みですし」
男「確かにみんな可愛いな……って、お前がまた何か吹き込んだのか!」
メ「吹き込んだなんて人聞きの悪い。私はただメイドってのは主様と四六時中一緒で疲れるなぁとかみんなに言っただけです」
男「疲れるのは俺だけどな」
委員長「ほら、ご主人様。お上着をお預かりします」
男「あ、おも」
女「じゃあ私はかばん!」
男「ありがと……」
妹嬢「替えの服は部屋に用意しておきました」
男「お、おう」
姉「う? 私だけ何もしてないよぅ」
男「いや、別にそんな気にしな……」
姉「あ、じゃあ一緒にお着替えだね!」
男「ぶふぅ?! 一緒に!?」
メイド隊「!!?」
委員長「ご主人様、私もご一緒します」
妹嬢「当然のことですからお気になさらず」
女「だよ!」
男「ちょ、みんな何言って……のわぁぁあ?!」

バタン

メ「ふ。これで私が仕事をしなくてすみますね。我ながら頭いい」
メ「……」
メ「けどなんかつまんない。う〜……私も混ざります! 主様〜!」

タタタ……
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/23(木) 22:49:03.52 ID:PWb6MYAO
くんかくんか
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/24(金) 00:35:26.22 ID:spIRSoSO
>>426
なるほど
メイドが主様の居ぬ間にまだ洗ってないシャツを嗅いでいるのか



……本格的に俺は駄目かもわからんね…
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/24(金) 02:28:17.22 ID:nf.IGgAO
>>427
それはもう毎日のようにやってるだろう
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/24(金) 07:26:39.20 ID:01bUn2DO
>>427
ベッドに潜り込んで匂いを嗅ぎながら抱き枕を抱き締めるってのもやっているに違いない




お前なら分かるはず、寧ろ分かってください。
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/25(土) 10:19:45.71 ID:q6r19sAO
女さんにああ言ったものの
メイドも負けず劣らず想像力豊かなんですねわかります
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/25(土) 22:37:48.67 ID:JCqGB6SO
>>429
やるじゃん

>>430
そして自分で想像してまともに主様の顔を見れなくなると
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/26(日) 08:01:32.09 ID:eXp2OaM0
みんなの妄想力に脱帽です!
ども、中の人です。今晩あたり休んでたぶんを、いじメイと外伝にあてたいと思います。
あと予告だけどなぜか知り合いが外伝キャラのほうは気に入ってくれたらしく絵を描いてくれました。
今晩あたりにうpする予定ですー。



さて、まずは寝ようw
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/26(日) 21:38:14.68 ID:eXp2OaM0
どもです。早速今から書いていきますのでー。



そんでもって言ってた絵になります。

あや
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/11129780.png.shtml

宮・ラフ
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/11129777.bmp.shtml


なぜ外伝キャラなのかは俺も知りませんw
とりあえず絵師さんには感謝してもしつくせない……
ただ俺への誹謗とか批判、指摘なんかはいくらでもしてもらって構わないんですが、絵師さんはあくまで中の人とは別です。
なのであんまり辛辣な意見などは避けてくれると嬉しかったりします。


そんな感じ!
では作業〜
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/26(日) 21:39:27.03 ID:eXp2OaM0
ああ、大事なことを忘れてた!
パスはmeidoです。
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/26(日) 22:30:34.45 ID:oh509kDO
携帯房の俺の怒りが有頂天
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/27(月) 01:37:09.13 ID:0KBU/x.0
第十九話 「イド」


「ありがとうなっ!!」
「開口一言目から何ですか。えらく殊勝な態度ですが」
「いや、だって色々手回ししてくれたろ?」
「ええ。必要と判断しましたから」
「だからってずいぶんと気前がいいっていうか……」
「あなたのことを信じると言った以上当然です」

現役で乗っていた人間に訓練を行ったところで無意味ですから、と馬鹿妹は言う。
その表情はいつもより少し明るいように思う。

「でも前の記憶でも俺は習うより慣れろ、の精神で色々してもらってたくらいだし、本当ありがたい」
「でしたら前よりも良い状況の今は、まさに一石二鳥じゃないですか」
「ああ。助かる」
「ですが、改めて見直すと戦術機というものはずいぶんと面倒な機構で動かすのですね」
「ん? ああ、まぁな」
「よろしければ思考の伝達がダイレクトに伝わるようなモノを作ってみましょうか?」
「何!?」

もしそんなことができるなら、それは画期的な発明になるだろう。
実際現場の衛士たちもどれだけ熟練したところで思考から動作までのラグだけはどうしようもないと思っている。
それが解決するばらば飛躍的に動きが跳ね上がるのは目に見えている。

「できるなら、やってくれ!」
「でしたら申し訳ないですが、あなたの頭を開いて直接中身に電極を刺させていただくことになります」
「……は?」
「ふふ。いいではないですか。あなたのおかげで全人類が一歩前進できるかもしれません。必要な犠牲でしょう」
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/27(月) 01:38:15.02 ID:0KBU/x.0
あくまで冗談だ、と目もとが伝える。
その表情も、わずかに笑みが浮かび、明るいままだと見える。
だが、それはまるで……。

「うまく、いってないのか?」
「……」

途端に険しくなる表情。
そう、こいつはこいつで大きなものを抱えている。
オルタネイティヴW。全人類の命運を握る計画。
その中枢を担う部分のプログラムを作成しなければならない。
それもそう時間のない中で。
だがそれは一言で言うならば成功するはずのない計画。
それほどまでの難易度。ひたすらに挑戦して、あがいて、あらがって。
しかし結果として何度も世界の終末に、人類の敗北に俺は立ち会った。
だからわかる。今、目の前にいる馬鹿妹の目。
そこにあるのは現実からの逃避の色合いだ。

「半導体150億個がどうとかっていう計画だよな?」
「……はぁ。ええ、そうです。少し行き詰っているかもしれませんね」
「なぁ、もし本当に必要なんだったら、おれの脳みそくらい……」
「ぷっ、あはは。本気になされていたんですか?」

急に噴き出した馬鹿妹にキョトンとしてしまう。

「確かに行き詰まりはしていますが、少し煮詰まっているだけですからそんな心配なさらずに」
「お、おう」
「それに……そうですね。本当に戦術機のシミュレーターの改造くらいならしてみましょうかね」
「え?」
「なかなか面白い題材ですし。そうなると、まずはデータの処理速度を……転送量の関係で……ですが」
「あのー。もしもーし?」

そのあとは終始専門用語らしきものを呟く馬鹿妹。
こうなるとたぶん、周りが見えなくなる。

「はぁ、仕方ない。……本当、あんまり無理すんなよ?」

その言葉も聞こえているかどうか怪しいけど、部屋を後にする。
このまま帰るのももったいない。隣の部屋にいるであろうイドのところへいくことにした。
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/27(月) 01:40:01.67 ID:0KBU/x.0
カシュ。

開いたドアの先は、相変わらず神秘的ともいえる青い光に満ちている。
その中央、わずかに光るガラスの管の前に、彼女はいた。

「おう。イド、元気か?」

ぼーっと脳みそを見つめるイドに声をかける。
こんなものばっかり見ていてよく気持ち悪くならないものだと思う。

「……」
「お、ちゃんとお土産持っててくれてるか」

こっちを振り返る彼女の手には貝殻。
耳元にずっと当てているあたり、波の音の話を信じてくれてるらしい。
なかなか人を喜ばせる方法をわかっているようだ。天然かもしれんが。

「どうだ? 海、いってみたくなったか?」
「……ごわごわします」
「ごわごわ? ああ、そっか」

波の音なんて聞こえるはずはない、か。
ふむ、持ち上げておいて落とす。何となく意地悪な展開だ。
いや、勝手に舞い上がったおれが悪いといえば悪いんだろうか。

「ごわごわ〜」
「……」
「ごわごわ〜」

っく、なぜか悪意を感じる!

「……ぽ」
「何故照れる!?」

こんな小さい子に思わず素で突っ込んじまうあたりどうかしてる。
でも。この空気が少し、懐かしくて……。

「そういや、ちゃんと報告してなかったな」
「?」
「合格、したぜ。これでようやく戦術機の訓練だ」
「ぱちぱちぱち」
「ありがとよ」

口だけで拍手か。
だけどそれも何となく嬉しい。
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/27(月) 01:40:29.12 ID:0KBU/x.0
「で、いつまで耳に当ててくれてるんだ? もう十分俺は嬉しいからおろしていいぞ」
「波の音、聞こえるかもしれません」
「あー、確かに心の中の海から音が聞こえるって感じなのかもな」
「心の中に海なんてありません」

むぐ。こ、こいつ俺の恥ずかしいセリフの上げ足とりを!?

「人間は海で生まれて進化してきた。だから細胞レベルで記憶が刻み込まれていてだな」

ここまで来たら皿まで食らおう、とばかりに暴走する俺。
何故かこの子が相手だと少し張り合ってしまう。

「海の中にいたら波の音は聞こえないと思いますが」

ぬぐ!?

「いや、だけどほら……イドが昔いった海岸の記憶だとかが蘇ってだな」
「……いったことないです」

え?
海、いったとこ、ないって……?

「失礼します」
「うぉあ!!?」

突然耳元で聞こえる声に驚いて振り向く。
そこには馬鹿妹の姿。

「あなたに戦術機の挙動でいくつか伺いたいことがありますのでこちらへ」
「あ、おう。けどいいのか? 研究のほうは……」
「息抜きくらいさせていただいてもよろしいとは思いませんか?」
「そら、そうだけど。……えっと、じゃあまたな、イド」

ペコリ、と頭を下げて俺たちを見送ってくれるイドを背に、再び馬鹿妹の部屋へ。
その後しばらく、彼女から詰問をくらうことになるのだった。
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/27(月) 01:42:24.70 ID:0KBU/x.0
夢を、見ていた気がする。
それはあたたかで、騒がしくて、大切な日々。
遠い記憶。

「……夢、なのか」

ぼんやりと目が覚める。
覚醒状態と、睡眠状態の合間でたゆたう感覚。

コンコン。

それを覚醒側へと傾けるノックの音。

「……」
「イドか?」

近くにある電灯のスイッチを入れながら入口を見る。
そこにはおずおずと部屋に入ってくるイドの姿。

ドサッ。

「お? 何か落ちたぞ?」

スケッチブックか?

「どうした? そんなに驚かせたか?」
「……」
「おいこら、いきなり帰ろうとすんな」
「……」
「黙ってちゃわかんないぞー」
「……」
「んお?」

出ていく素振りを見せたと思ったら、次は俺のベッドまでくる。
そしてゆさゆさと俺の体を揺さぶってくる。

「おいおい、起きてるってば」
「……!」
「動揺してる、とか?」
「……」
「あー、とにかくはい。スケッチブック。今度からはちゃんと寝たままで待ってるよ」

苦笑しながら、スケッチブックを手渡す。

「ん?」

するとイドは、スケッチブックのページをめくっていく。
そしてあるページを開け、それを俺に手渡す。

「はい。プレゼント」
「え? ああ、そっか今日は俺、誕生日だっけ」
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/27(月) 01:43:02.57 ID:0KBU/x.0
そんなことに気を回す余裕がなかったから忘れていたっけ。
事実、今日は俺の誕生日だったりするのだ。

「さてさて何かの絵かな? 何だなんだろ……っっ!!?」


――ドクン!


「ばいばい」
「あ、おい! 待て、待ってくれ!」

制止の声を聞かず、イドはいってしまう。
だが、なぜ……これが。
俺は呆然と、まるで魂が抜けたかのようにそこに立ち尽くす。


そこに描かれているのは、どう見たって俺が本来居るべき世界にあるもの。
特撮ヒーロー。それも俺がこよなく愛してる作品の絵だったから。


思い返せば前の記憶でもこんなことがあった。
その時は、おれもその作品の登場するゲームを持ってきていた。
ゲームという娯楽が発展してこなかったこの世界でそれは俺の元いた世界を証明するモノの一つだった。
だからこのヒーローをしっている、ということは俺の世界の文化すら知っているということだ。
あの時は、それを持っていたのだからこのヒーローを知られてもおかしくない。
だけど、今はそれが手元にない。だからこれを知っているのはおかしいことになる。
“何故イドは俺の世界の文化”を知っている?
なんだ? なんなんだ? 何がどうなってる?!
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/10/27(月) 01:43:34.12 ID:0KBU/x.0
『ま、脳内中学生な主様にはお似合いですよ。存分に気にってください』

フラッシュバックする記憶。
確か、元の世界で俺はあいつに、誕生日に何をもらった?

『お? これはまさか!?』
『家事セットは無理でしたが、これも欲しがってましたよね』


『せっかくなので対戦でもしてみましょうか』
『おう、いいぜ。でもこれってお互いにソフトがなきゃダメなんじゃ?』
『ふふ、問題なしです。私も入手しましたから。全く、手間と金銭をかけさせる』
『何故そこまで偉そうなんだっつーの』
『まぁ実は主様のご友人のかたがたのカンパもあったおかげですがね』


どこか。似てる。雰囲気や、何気ないしぐさ。
外見や年齢も違うし、あいつはあんなにおとなしいキャラじゃない。
だって、いうのに……。

『主様にはわからない!』

最後の記憶。
蘇るそれは、確かに俺の名前を……いや、俺のことをそう呼んだ。
あの瞬間、俺はイドのことをメイドだと思った。

「そんな、ばかなこと……」

あるはずがない。
イドはイド。メイドはメイドだ。

だが何故イドがこのヒーローを知ってる?
どうして誕生日のプレゼントをこれにした?
なぜイドは時々起こしにきてはいたずらをする?

『主様にはわからない!』

胸に突き刺さる言葉。
何なんだ?
あいつは……イドは、誰なんだ?

俺に答えをくれる人は、どこにもいない。
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/27(月) 23:23:38.58 ID:0XSbHMSO
>>433
携帯(笑)により一枚目しか見れんが上手いのぉww上手いのぉwwww
是非他のも…特に報われない子などを……ゲフンゲフン

乙でしたんだぜー
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/27(月) 23:25:09.16 ID:0XSbHMSO
>>433
当方携帯(笑)により一枚目しか見れんが上手いのぉww上手いのぉwwww
是非他のも…特に報われない子などを……ゲフンゲフン

乙でしたんだぜー
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/27(月) 23:30:45.55 ID:0XSbHMSO
なんという二重投稿…

すまぬ…
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/28(火) 01:24:38.15 ID:jaGBzQAO
>>445
どんまい
どっちも携帯から見れるぞ?ファイルシーク通せば
447 :【メイドが主様に○○○するようです】 [sage]:2008/10/28(火) 09:56:11.09 ID:47d1xsAO
メ「三文字です」
男「だな」
メ「最初はえで始まります」
男「何?」
メ「え○○です」
男「……ごくり」
メ「では、早速」
男「マジか」
メ「マジです」
男「待て待て、心の準備がだな」
メ「いえ待ちません! さあ覚悟してください!」









男「むぐむぐ……んぐ」
メ「どです?」
男「うまい。うまいけど」
メ「まだまだたくさんありますよ」
男「……ちがくないか」
メ「えづけの何が違うんです?」
男「いや、違うくないけど」
メ「何か期待してました?」
男「男子ですから」
メ「おバカさん☆」
男「くっ……わかってた。わかってたけど!」
448 :【女さんも男に○○○するようです】 [sage]:2008/10/28(火) 10:09:25.56 ID:47d1xsAO
女「三文字だね」
男「う、うん」
女「えっとね。……三文字です」
男「だね」
女「……」
男「……」
女「最初はえで始まるかもしれないです」
男「……」
女「は、はじめてなのでよろし……」
男「お願いだから正気に戻ってください」
女「あぅ」
男「全く。誰に吹き込まれたんだか」
女(本気だったのにぃ)
449 :【ついでにいいんちょも……ヨルムンガンドのようです】 [sage]:2008/10/28(火) 10:20:38.61 ID:47d1xsAO
委員長「……」
妹「はぅあ?! お姉ちゃん、無言で刃物を持ち出さないで!?」
委員長「いい、妹。神話においてヨルムンガンドの目覚めはラグナロクの始まりを告げるの」
妹「う、うん」
委員長「つまり彼らは私の中に眠る何かを目覚めさせたわ」
妹「それ間違いなく殺意か何かだよ?!」
委員長「ふふ……なんだか逆に清々しいわ」
妹「顔は清々しいけど持ってるものが物々しいってば!」
委員長「大丈夫。痛くしないわ」
妹「えぇ?!」
委員長「じゃあ行ってくるわ」
妹「あわ、あわわ……お題出した人逃げてぇぇえ?!」
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/28(火) 20:46:33.59 ID:Oq8.Z6DO
>>449ついに俺も死ぬのか…その前に
【ねこ(メイド)】
【犬(女)】
【蛇(姉)】
【狼(妹嬢)】
【八股の大蛇(いいんちょ)】



限界まで逃げ切るっ!
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/28(火) 23:56:33.53 ID:5iZ9N.AO
では私からもお題を・・・

【ハマーン様 vs ミネバ様】
【主様は呑むお酒の種類によって性格が変わるようです】
【小悪魔的委員長】
【メイド狂】
452 :【ねこ(メイド)】 [sage]:2008/10/29(水) 15:59:03.12 ID:NoEu5QAO
メ「にゃー」
男「よしよし、餌だぞー」
メ「にゃっ」
男「ほら、そっぽ向かないでこっちこいって」
メ「にゃにゃっ」
男「ったく……置いとくから食べろよ?」
メ「つーん」
男「ぐ、かわいくねぇ」
メ「……はぐはぐ」
男「くそ、かわいくないけどやっぱり可愛い……ちょっと撫でるくらいなら」
メ「ふかー!」
男「のわっ。そんな警戒すんなよ」
メ「ふーっ!」
男「わかったわかった、ちゃんと向こうの部屋にいってるよ。はぁ……」

バタン

メ「……」








男「はぁ。仲良くしたいんだけどなぁ。……ふぁ」
男「……zzz」







男「ふぁ、あ……寝てたか。ん?」
メ「すー。すー」
男「……いつの間に。……おはよ」


撫で撫で
453 :【犬(女)】 [sage]:2008/10/29(水) 16:03:17.05 ID:NoEu5QAO
女「わんっ」
男「よしよし。おてっ」
女「わん!」
男「おかわり」
女「わうん!」
男「よしよし、偉いぞ〜」
女「くぅん」
男「あはは、甘えん坊だな、お前は」
女「わんわんっ!」
男「え? もっと撫でるの?」
女「わん♪」
男「よし、じゃあおすわり!」
女「わん!」
男「ちんち……」

がぶっ

男「お、俺が悪かった。だから許して」
女「うぅ〜」
454 :【蛇(姉)】 [sage]:2008/10/29(水) 16:15:14.06 ID:NoEu5QAO
男「……あの」
姉「♪」
男「姉さん?」
姉「〜♪」
男「その、嬉しいのはわかるし、こういうのが嫌ってわけじゃないんだよ?」
姉「♪」
男「けどさすがにこれ以じょ……ぐっ」
姉「〜♪」
男「くる、し! くび、がしま……」
姉「……」
男(意識が薄れて……あれ? なんで、いきなり口をそんなにあけ……)
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/29(水) 22:46:53.85 ID:1gTlooSO
>>452
>>453
重要なのは
・メイド、女という名の猫と犬なのか
・それとも2人がコスプレして戯れ合ってたか
のどっちなのかだ!!

456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/29(水) 22:57:23.31 ID:Q2dEMcDO
>>455
これはきっと前者だから後者も書いて欲しいね






にしても八股の大蛇は鬼畜だったな…
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/10/29(水) 23:13:30.71 ID:4yZFMsAO
私は(どっちでも)一向にかまわんッッ!!!
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/29(水) 23:18:16.62 ID:USgokkAO
・催眠術で動物に思い込まされてコスプレ状態

を忘れてるよ、君
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/30(木) 03:49:48.77 ID:NvpgYAAO
接し方は前者。しかしフィルターがかかって見え方は後者……

とかまぁ見る人次第でいかようにもww
そして何気に一番人気ないお姉ちゃんですが俺は大好き中の人です。
しかしどうあがいてもみんなの目はメイドの方に……

く、悔しいからお姉ちゃんとラブラブな話でも書いてやる!
と思ったけど倫理的にも道徳的にも何より話的に書くことないじゃんと気付いた。
さようならお姉ちゃん……とか言ってると至近距離からお腹がなる音が!?







先週末に書くと言ってた外伝ですが現在珍しくネタが出てこず停滞気味です。
申し訳ない……。


そんなこんなでお題スタート!
460 :【狼(妹嬢)】 [sage]:2008/10/30(木) 03:56:39.94 ID:NvpgYAAO
妹嬢「……」
男「うぅむ。なんか見た目が怖いというか威圧感があるというか」
妹嬢「……ぐるる」
男「ぬぉ?! なんかうなってる!? なんでそんな目で見るのさ!」
妹嬢「おんっ!」
男「わわ、もしかしてお腹すいてるとかか? ジャーキーでいいなら手元に……」
妹嬢「うぉん!!」
男「わひゃ!? す、すぐ高級缶詰め取ってくるから〜!!」
妹嬢「わっ……くぅん」






友「一緒に遊んでほしいって言ってるのにね。可哀想」
妹嬢「くぅん」
友「あはは、そうだね。鈍感だもんね。けど君も変にプライドを持たずに接してみたら?」
妹嬢「……おんっ!」
友「そっか。頑張ってね。ほら、帰ってきたよ」






男「お待たせ! はい、缶詰め!」
妹嬢「……」

ごろん

男「ぬぉ?! な、何だ、どうしたんだいきなり……はっ! 眠いんだな?」
妹嬢「わぅ!?」
男「わかった、うるさくないように向こうの部屋にいってるから」
妹嬢「……」
男「それじゃ。邪魔して悪かっ……」
妹嬢「ぐるる」
男「え?」




がぶっ
461 :【八股の大蛇(委員長)】 [sage]:2008/10/30(木) 04:04:00.74 ID:NvpgYAAO
妹「落ち着いて! お姉ちゃん、お願いだから落ち着いてっ!」
委員長「私は至って冷静よ。何を慌ててるの?」
妹「だったらその何を使ったら分かるか知らないけど相手の住所を探そうとしないで!」
委員長「これはその人の家にお礼にいくだけよ」
妹「お礼に普通は刃物は持ってかないよ!」
委員長「妹。時にはそういうお礼の仕方もあるの」
妹「どんなときに?!」
委員長「……散々苦渋を舐めさせられた先生方に社会的な関係として上下ではなくなった際とか」
妹「それは物騒なほうのお礼参り!」
委員長「ふふ……私は大蛇だそうから、きっとお酒でもてなしてくれるのね。楽しみだわ」
妹「呑んだら負けフラグだよ?!」
委員長「大丈夫。八回顎で喰いちぎった後に口直しにいただくだけよ」
妹「完全にど直球にヤバいこと言い始めてる!?」
委員長「じゃ留守番お願いね」
妹「あ、お姉ちゃ……」

バタン

妹「……お、お題の人逃げてー!」
462 :【ハマーン様 vs ミネバ様】 [sage]:2008/10/30(木) 12:11:52.64 ID:NvpgYAAO
男「ミネバ様可愛い」
メ「可愛いだけでしょ。やっぱ男ならハマーン様で」
男「俺は痴情のもつれで戦争起こすくらいなら政治の駒がいい!」
メ「主様はそれでもスペースノイドの一員か!」
男「どう考えてもアースノイドだろ」
メ「否! 断じて否! この家から出たことのない私からすれば実はコロニー内かと思えますし」
男「家から出ろよ。むしろハマーン様派なのに生活がミネバ様ぽいし、お前」
メ「つまり主様がハマーン様とな?」
男「一応養ってる側だし」
メ「……否! 断じて否!」
男「お前それ言いたいだけだろ」
メ「じゃあ私がミネバ様っぽく、アイス買ってきて、主様。とか言ったら買ってきてくれます?」
男「お前は摂政の何たるかを大いに勘違いしてないか」
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/10/30(木) 18:37:23.13 ID:pzyyjYDO
>>461
これ大好きだwwまあ殺されはしないとは思う…多分



そろそろ自重してふつうのお題を

【┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙】
【主様は静かに暮らしたい】
【女さんが主様を…】
【姉、強襲】
464 :【主様は呑むお酒の種類によって性格が変わるようです】 [sage]:2008/10/31(金) 18:49:57.97 ID:8l2N9QAO
【日本酒】


男「なんら〜、おれのしゃけがのめらいってろか〜」
メ「鮭は飲み物ではないです」
男「うるへ〜ろ、いいからのめぇ!」
メ「確かに晩酌したいとか言い出したのは私ですけどいい加減飲みすぎですって」
男「こんらろは〜、よいのくちぃ」
メ「意味違いますって。というか私がツッコミ役?!」
男「あははは! ツッコミ! なんれやねーん! あはははは!」
メ「何が面白いんですか。……く、痴態を撮影して明日見せつける作戦が私まで巻き込まれて」
男「おい! めいろ、きぶいがさいこーにはいってやつだ! のめ! ぐいって!」
メ「なんちゅー絡み酒。前回よりひどくないっすか。まさかアルコール度数があがると酔い方も変わるとか?」
男「おいきいてんろか? いうこときかないやつは〜だりゃあ!」

がしっ

メ「ひゃう?! ホールド!?」
男「んっふっふ〜、つかまえたろ〜。ん、くぴ」
メ「な、何自分で飲んで……まさか!?」
男「ん〜」
メ「く、口移し!? ま、待って下さい主様! 心の準備というか何というかとにかくストップー!」
男「……」
メ「あ、あわ……」
メ(なんでいきなりそんな真剣な顔……でもこんなファーストキスは……でも)
メ「……」









メ「……? 主、様?」
男「ごきゅ」
メ「あれ? 自分で飲ん……」
男「ているずおぶ……」
メ「二番煎じはダメぇぇぇええ?!」
465 :【小悪魔的委員長】 [sage]:2008/10/31(金) 19:02:54.89 ID:8l2N9QAO
男「んー?」
委員長「珍しいわね。あなたが問題に詰まるなんて」
男「うっせ。こういう空間図形はあんまり好きくないんだっての」
委員長「どれ?」

ふわっ

男(……あれ? 委員長、いい匂い……)
委員長「どうかした?」
男「あ、いや」
委員長「そう。それよりここだけど……」
男「おう」
男(ってなんか今日はやたら近いような……)
委員長「聞いてる?」
男「あ、当たり前だろ」
委員長「ならいいけれど。……あら?」
男「ん?」
委員長「じっとしてて。糸くずが……」

そっ……

男「?!」
男(わ、わわわわわ! 近い近い! 息が……!)
委員長「はい。取れたわ。ふふ、これでいつもの男前よ」
男「男前とか、か、からかってんのか!」
委員長「さ? どうかしらね」
男「うぅ……」
男(なんか今日のいいんちょ、大人っぽいっていうか魅惑的っていうか)
委員長「さ、これで出来るはずよ」
男「あり、がと」
委員長「どういたしまして。それじゃあ」



男「……ドキドキし過ぎて全然頭入らないっての」








委員長(あまり反応がなかったわね。こういうのは好きじゃないのかしら)
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/01(土) 00:38:39.71 ID:te2oa.AO
11月ザマス
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/03(月) 04:33:20.74 ID:aksrjMI0
11月になっちゃいましたねぇ……。
世の中は三連休だそうですが俺は昨日までは鹿と大仏が有名なあそこいってましたが今日から平日です。
帰りの駅で「明日楽しみだねー」とか言ってるお嬢さん方を横目に最近のニーソの流行っぷりは本当に素晴らしいとか思ってました。
あ、違う。休みっていいなぁとか思ってました。ええ、決してやましいことはありません。


帰宅して今しがたいろいろ終わったので今日はお題の更新のみでおゆるしくだしあ。
明日に週刊のほうをと思いまする。
相変わらずの遅筆で本当ごめんなさい。
468 :【メイド狂】 [sage;saga]:2008/11/03(月) 04:56:18.48 ID:aksrjMI0
主将「おう、男よ!」
男「んお」
主将「実はお主に話があってだな……」
男「……何そのキャラ?」
主将「う、うっせぇ! 主将っぽく振舞わないといけないと思ってこうしてるんだ、文句あるか!」
男「いや、文句はねぇよ。というより改めておめでと。とうとう主将だもんな」
主将「お、おう。ありがと」
男「ははは、照れてる照れてる。腕っ節だけでここまできたんだ、全国も期待してるぜ?」
主将「任せてく……任せておけ!」
男「似合わないっつーの。どうせそんなキャラ続かないだろうな。持って一週間だ」
主将「ぬ。そんなことはないぞ! 今後は主将っぽく振舞うと決めたからな」
男「じゃあ賭けようぜ。お前が勝ったら好きなモノをやるよ」
主将「何!? 本当か! 男に二言はないな!!?」
男「ぬぉ?! 何だよ急に。……別にないけど」
主将「では約束だ。おれが賭けに勝ったらお前のとこのメイドさんとデートをさせてくれ!」
男「はぁ!?」
主将「いいか、約束だからな! もし俺が負けたらお前の前ではメイドさんの話はしない。以上だ」
男「や、けどそれは……」
主将「男に二言はないんだろ?」
男「そうだけど」
主将「では今この時よりスタートだ。ふふ、一週間後が楽しみだ。ふははは!」

ドカドカ

男「な、何だったんだ?」
友「男〜、何話してたの〜?」
男「いや、実はな?」





友「あー、それはまずいよ」
男「何? そうなのか?」
友「うん。あの人、剣道もすごいし、まじめないい人なんだけど……メイド狂って噂だよ」
男「め、メイド狂?」
友「そう。メイドのためなら命だって投げ捨てる、なんて公言するとか何とか。だからあの人本気だと思うよ」
男「……ま、まぁけど負けたところで俺に被害はないからな。大丈夫だろ。……うん、大丈夫だ」
友「そうかなぁ?」




メ「……ぶぇっきし!! じゅるる……。何やら嫌な予感が。って、ぎゃああああああああ、よそ見してたらモブが急に沸いてるー!?」
469 :【┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙】 [sage;saga]:2008/11/03(月) 05:00:38.21 ID:aksrjMI0
男「……」

┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙

男「……」

┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙

男「いや、その、だな」


┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙


男「違うんだ。あれはその、勢いというか何というかだな」

┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙

男「俺だってとめたんだぜ? 本人の許可もなくそういうのってダメじゃないかな? ってさ」

┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙

男「……。いやまぁ正確には言う前に止められたっつーか相手が聞かなかったっつーか俺は別に悪くないと思うっつーか」

┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙

男「……あー」

┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙

男「……


┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙


男「ごめん。おれが悪かった。悪かったからその無言の威圧感をやめてくれ」
メ「……ふん。人を勝手に賭けの賞品にするからです。思わず貧乏ゆすりだけで超振動でした」
男「いや、本っ当ごめん。でも大丈夫だと思うから」
メ「何が大丈夫なんですか。もしデートしなきゃいけなくなったらどうしてくれるんです?!」
男「それは……その」
メ「とにかく! 今すぐ断ってきてください!」
男「や、でも断れない雰囲気があってだね?」

┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙

男「ぜ、善処はします、はい」
470 :【主様は静かに暮らしたい】 [sage;saga]:2008/11/03(月) 05:10:04.36 ID:aksrjMI0
カチャ……

男「んー、はぁ。たまには一人ってのもいいもんだ」
男「こうやってお気に入りのお茶を飲んで、読みたい本を読んで、のんびり過ごす。最高だな」
男「あいつらは今頃どっかの温泉ではしゃいでるんだろうな」

コポポ

男「のんびり疲れでも癒してくれればいいけど」
男「っての、これはある意味俺が一番慰安って感じだよなぁ」
男「何たってこの静けさ。悪くない」
男「……こくっ。……ああ、美味しい」
男「不便かと思ってメイドなんか雇ってみたり」
男「人づきあいが必要かと思って級友を作ってみたり」
男「家族の絆を大切にしたいと思ってみたり」
男「そういう煩わしいすべてから解放されれるってのも、いいもんだなぁ」


男「……。いや、そんなことないよな」
男「煩わしいなんて失礼にもほどがある」

カチャ

男「せっかくこうやって美味しく淹れられたお茶を、評価してくれる相手もいない」
男「お気に入りの本の内容を語り合える友達もいない」
男「ましてや騒がしくても暇だとか、さみしいとか思わせないでくれたんだよな」
男「……」
男「思い上がりも甚だしい。おれは、みんなが居なきゃ生きていけないよな」
男「……。おはようも、おやすみも」
男「ばか! とか、何でだよ! とか」
男「笑ったり怒ったり呆れたりとかドキドキしたり」
男「全部があいつらが居ないと、できないんだよな」
男「……」
男「静かに暮したいってのもある」
男「けど俺はその静けさの数百倍……」
男「あの騒がしい日々が好きなんだよな」



?『るじ……ま……』
男「ん?」
?『あるじ……ま……』
男「メイ……」
メ「あるまじろ」
男「って俺のことか、それ!? さっきまでちゃんと呼んでなかったか!?」
メ「……寝起き一発目からテンション高いっすね」
男「え? あー、まぁ。……何でだろ?」
メ「主様ってば本当騒がしいんですから」
男「お前が言うかそれ!?」

ギャーギャー
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/03(月) 11:09:34.44 ID:HKV/wgAO
お題
【フェチズムの宴】
【女さんとラブラブな一夜を過ごすようです】
【委員長とラブラブな一夜を過ごすようです】
【その頃、メイド】
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/04(火) 03:52:00.22 ID:G2bkUYSO
>>470
主様とあるまじろ…違うようでどこか近い不思議
ツボですわww

>>467
せ、せんとくんには会えたのか!?
しかし羨ましい…そういや、鹿の糞っていうお菓子があるはず

更新乙でしたー
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/06(木) 17:55:45.60 ID:HX3hYQAO
中の人です。
現在PCが壊れた影響で私生活に影響が出ていきなり修羅場モードに突入してるんで少しだけお休みします。ごめんなさいorz

携帯での更新は出来そうなんでそこだけは何とかしたいところ……
ついでに携帯だとvip見に行く関係もあるからあっちの新ジャンルスレも見に行こかな……
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/06(木) 20:36:45.45 ID:812tygDO
>>473
な、なんだっ(ry
更新期待age
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/06(木) 21:00:09.62 ID:CvEK8Too
>>474
ageられてねーぞwwwwwwww
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/06(木) 23:01:14.11 ID:HX3hYQAO
俺がvip見に行く

結構新ジャンルスレがある

よーし、どっか参加するぞー

の、前に更新、と

……?! 表示されない……だと……

確認してみる

鯖落ちとるやないかーい\(^O^)/

クソッ! クソッ! メルブラして帰る!

うひょひょーい! フル秋葉強いぜー! ふははー!

あれ? そろそろ出ないと終電ギリギリだな。早く帰らないと

外豪雨

傘\(^O^)/なーい!

財布の中身\(^O^)/なーい←今ここ

仕方ないから友人宅に泊めてもらうしか!

多分断られる

豪雨の中野宿

野垂れ死ぬ

ご愛読、ありがとうございました!



……(´;ω;`)ブワッ
なけなしの金でメルブラやったら全然勝てたからって調子乗ったらこれだよorz
厄日が続くよぅ……
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/06(木) 23:12:23.92 ID:qYRPjcSO
>>476
ゆっくりした結果がこれだよ!!


金も無い…泊まるところも無い…
どうあがいても自宅に帰れないので
そのうち中の人は考えるのをやめた…
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/07(金) 08:34:14.23 ID:oA7HCIAO
そして中の人が誘拐しようとしたとあるお嬢様の
執事になる流れですねわかります
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/07(金) 21:39:50.17 ID:IeDRmLgo
(´-`).。oO(中の人は元気だろうか…死んでなきゃ良いけどww
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/07(金) 22:42:38.33 ID:xynWGISO
>>479

最後草生やすなww
中の人は生きてるさ…俺達の心の中にな!!
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/07(金) 22:44:27.22 ID:IeDRmLgo
>>480
既に死んだような言い方だなそれww
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/07(金) 23:36:34.03 ID:E2RKG9.o
生きているよ、いいんちょの血肉となって・・・




ん?何だよこんな時間に、非常識な奴だなぁ
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/08(土) 13:49:11.12 ID:oPbWgYAO
中の人なら今俺の隣で寝てるよ
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/08(土) 15:00:44.23 ID:pmAXpHUo
ついに掘られたか・・・
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/08(土) 21:17:40.61 ID:UfP/wkAO
案の定、風邪ひいた中の人です。
ていうかなんで俺なんかと一緒に寝ようとか思えるのww
掘らない、掘らせない、掘られない。
非アーッ三(次元)原則!



交番に泣きついたら始発まで雨宿りさせてくれて助かったww
あっさり断りやがった友人と書いて他人と読む奴に比べたらなんて素敵!
ちょっとだけ税金が還元された気分でしたww




ていうかいいんちょの血肉ってなんだww
もはや人喰い属性までついたのかwwwwww



さてさて、お題の消化にまいります。
休みすぎでごめんなさいです
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/08(土) 22:03:41.59 ID:USRwiEAO
風邪には栄養と水分と睡眠!
お大事に
487 :【女さんが主様を……】 [sage]:2008/11/08(土) 22:11:05.43 ID:UfP/wkAO
女「てごめにっ!」
委員長「自身の度量と能力を鑑みてから発言することね」
女「は、はい……」
メ(委員長は普通に拉致監禁くらいやってのけそうですよね。とは言えない私でした)






女「おうちに招待してみましたっ!」
男「誰に話しかけてるの?」
女「あう。えっと、自分に言い聞かせて状況確認をね?」
男「はぁ……とりあえずお邪魔しま……」
女弟「邪魔するなら帰れ。しなくても帰れ。何も言わずに帰れ」
男「え、あ……」
女「ちょ、ばか! 何てこと言うのよ! え、えっと気にしないでね? 少し照れてるだけで……」
女弟「帰れ」
女「わー! わー!」
男「あの、帰った方がいいのかな?」
女「そんなこと!」
女弟「あるぞ。迷惑この上ない。さっさと帰らないと通報するぞ」
女「通報?!」
男「あは、あはは。……とりあえず今日は出直すよ」
女「ふぇぇ?!」
男「じゃあまた、今度」
女弟「今度なんてねぇよ。ほら、帰れ帰れ」
男「……じゃあ」
女「あ、あぁ……」

バタン

女「……」
女弟「さ、姉ちゃん。今日は晩飯うまいもんでも食べに行こうぜ。実は臨時収入が……」
女「……」
女弟「姉ちゃん?」
女「ぐす……うわぁぁぁあああん!」
女弟「な?! ちょっ……!」
女「ふぇぇぇえん!」
女弟「あ、あぁと……あんなのが居なくたって俺がいるから!」
女「……」
女弟(通じた……?)
女「うぁぁぁああああああいん!!」
女弟「あわわわわ」
女母「あんた! 何姉ちゃん泣かしてんのよ!」
女弟「いや、これは……のわぁぁ?!」

ばこん!
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/08(土) 22:11:56.01 ID:UfP/wkAO
鼻がぐしゅぐしゅ……
心配かけてすみません。
お気遣い嬉しいです〜
489 :【姉、強襲】 [sage]:2008/11/08(土) 22:40:07.58 ID:UfP/wkAO
姉「おっとちゃぁぁぁん!」

ガバッ

男「のわっ?! な、何姉さん?」
姉「うーん、えへー。おとちゃん大好きー」
男「……〜〜っ!」
姉「おとちゃんはー、私のこと……すき?」
男「……。そ、それより毎回来るのが唐突すぎ! 前持って連絡とか……」
姉「だめだめ〜。抜け出してこないと会えないから、毎回ひみつできてるんだもん」
男「え?」
姉「それよりおとちゃんの答えが聞きたいなぁ」
男「いや、それはその……」
姉「おとちゃんわぁ、わたしのことぉ、きらいなのかな?」
男「そんな訳、ない」
姉「……じゃあ好き?」
男「……」
姉「好きなら行動で示してほしいな」
男「姉、さん」
姉「ん……」
男「……」








じ〜……


男「?!」

バッ!

メ「あらあら、私のことは空気だと思って気にせずぶちゅーといっちゃってください」
男「な、なななな」
メ「ほれ、きーす! きーす!」
男「するか! 実の姉だぞ! ばかっ!」
メ「えー」
男「というかその手のカメラは何だよ!」
メ「はははただの記録みたいなもんですって」
男「貴様、主相手に強請る気かぁぁぁあああ!」
メ「あはははは!」




姉「……」
姉(いつもいつも邪魔ばっかり。むかつくなぁ。……そろそろ小腹もすいてきちゃったし……)
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/08(土) 23:23:42.47 ID:AlFIq5ko
>>489
メイド逃げてwwwwwwwwwwwwww
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/09(日) 00:04:27.28 ID:Z3PztkDO
>>489
遂にメイドにフラグが





負ラグだけど
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/09(日) 04:54:59.43 ID:xHtd8wSO
雨に打たれて風邪をひくとは…なんという王道
これは間違いなく主人公属性
お大事にね〜


最近理不尽の人がいなくて寂しいでごわす
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/09(日) 18:22:17.22 ID:Y6odx/co
主様がメイドの雑用で買い物に出て雨に打たれて風邪をひく
と言う事ですね
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/09(日) 20:13:11.59 ID:Z3PztkDO
>>493
それで寝ている間にメイドが看病したり接吻したりするんですね、wktkです。
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/10(月) 03:26:28.54 ID:KPY7mZA0
ども、中の人です。
やらなきゃいけないこと! って本当進まないよね!
現実逃避です、ええそうですともorz


何か昔書いた新ジャンルのスレが漫画化してくれる人がいてめっちゃ吹いたw
思わず宣伝していいですかとか聞いてしまったわ。
今思えばどう見ても自演していいですか? って聞いてるようなもんだしw
かっこ悪いことしたかなぁ……でも思わずそう聞きたくなるほど普通にクオリティー高須クリニックでした。
何かテンションあがってきたなぁ。

よし、やらなきゃいけないこと後回しにして何か一つかこうかな!
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/10(月) 03:36:10.14 ID:KPY7mZA0
男「……くしっ!」
メ「馬鹿じゃなかったんですね」
男「いや、大バカだと思う」
メ「ふふ。私がこんな大雨の中家出するはずないじゃないですか」
男「そらお前があんな置手紙するからだろ」
メ「だって探さないでくださいであってますもん、でかけてないんだから」
男「……昨日喧嘩したからそれでかと思ったんだよ」
メ「あんなもの喧嘩でもなんでもないですよ。音楽性の違いってやつです」
男「俺らはバンドだっ……へくし!」
メ「あーほら、おとなしくひそやかに息を引き取ってください」
男「殺されてたまるか」
メ「おや失礼。でも主様、風邪をひくとかどれだけひ弱なんですか。ぷげら」
男「……昨日の今日だから、早退して謝ろうと思ったから昼からずっと探してたんだよ」
メ「え?」
男「……悪いか」
メ「……。ばーかばーか」
男「ぐっ」
メ「全く。家の中を探せばこんな目にあわずにすんだろうに。本当に馬鹿ですね」
男「ああそうだよ! ……けほっ」
メ「さ、珍しく布団しいてあげたんですから私はもういきますよ」
男「ああ、さっさといけ。あとベッドあるのに布団しくな」
メ「私なりのバファリンですよ」
男「はいはい。……げほっ、げほっ」
メ「きゃー、うつされるー!」

ばたん

男「ったく。でもま、怒ってないならよかった」






メ「……隠れてたなんて言えない、ですね。でもあんなに探してくれたんだ」
メ「ちょっとくらい……なら」
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/10(月) 03:41:21.07 ID:KPY7mZA0
ちゃぷ。……ぺた。

男「すぅ、すぅ」
メ「あー冷た。氷嚢とかどこにあるかわかんないから濡れタオルしかできないって話ですよ。全く」
男「ん、んん……」
メ「はいはい、色っぽい声なんて出しちゃって。仕方ないのでキスで風邪の菌を吸い出しちゃいますよー」
男「……」
メ「とか言ったら無言になる主様。こいつ起きてやがる。馬鹿め、期待したところで嬉し恥ずかしイベントはないわ!」
男「……」
メ「って、主様? マジで何を無言になってんですか?」
男「……」
メ「おーい」
男「……」
メ「……」

すっ……

メ「い、息は……してますよね。あー、びっくした」
メ「けど、何か本当に苦しそうな」
メ「んー、かと言って看病なんてしたことないし」


メ『仕方ないのでキスで風邪の菌を吸い出しちゃいますよー』


メ「……ま、まさかね。そんな方法とかね。ありえないっすから、うんうん」
メ「ありえ、ないすよね」
メ「……」
男「すぅ……すぅ……」
メ「ごきゅ」
男「ん……」
メ「まぁ、その。治療行為の、一環、みたいな……」





スッ……
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/10(月) 03:45:19.66 ID:KPY7mZA0
男「で。だ?」
メ「う、うぐぅ」
男「なーんで立場逆転してるかなぁ」
メ「それは私が主様のげほがはごほ!!」
男「落ち着けって、ほら見てわかるくらい熱っぽいじゃねぇか」
メ「うるひゃいっすよ!」
男「うるさいのはお前だ、安静にしとけよ」
メ「にゃっとくいかにゃああい!」
男「何にだよ。ほら、氷嚢がずれるから暴れるなっての」
メ「あるんじゃんかー! にゃー!」
男「だから何の話だよ。昼はお粥でいいな?」
メ「やだやだ! タン塩!」
男「何でだよ。とにかく黙って寝てろ」
メ「びゃああああああ! 風邪で記憶とか消えてしまええええええええええ!」
男「いったいどうしたってんだ。ま、お前がおかしいのはいつものことだけどさ」
メ「るしゃああああい! ぶぇっきしぃ!」
男「はぁ。じゃ、作ってくっから」

バタン

メ「う……うう。うわああああああああああああ!」





『うわああああああああ!』

男「あ、あいつ何を叫んでやがんだ」
男「しかし……」

そっ

男「何だろうな、夢であいつに……」

ぶるぶる!

男「気のせいだ気のせい。ったく、何か頭が熱いな。本当にうつし返されたか?」
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/10(月) 10:25:39.72 ID:F2dzo2AO
そしてメイドは主様を犯していた菌に
自分が犯されている事実に興奮するんですね。かわいいです。
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/10(月) 14:57:28.56 ID:Z.Bz1MAO
ttp://ameblo.jp/230055918/

紹介の許可が出たんでリンク貼ってみますー
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage 新ジャンルのタイトルをば教えとくれ!]:2008/11/11(火) 00:04:31.37 ID:ms4rvASO
…メイド可愛いよメイド


………メイド可愛いよメイド!!
502 :【フェチズムの宴】 [sage]:2008/11/11(火) 04:56:58.54 ID:5hC9R.AO
男「ウィー、ムッシュ。ようこそ、紳士淑女の社交場へ」
女「あら、ガーター伯爵。お久しぶりですわ」
男「これはこれは。男子女装婦人ではないか。お久しぶりですな」
女「ええ。今日は久しぶりの宴だと聞いて飛んでまいりました」
男「いやはや、ありがたいことですな」
妹嬢「これはお二人とも、随分と仲の良いことで」
男「おや、ブラコン婦人。相変わらず手厳しい」
妹嬢「ここは趣向を語らう場所ですから。それ以外の不作法は御法度でしてよ。ご覧なさい」



主将『ははは、悪くないがしかし中世スタイルの方が……』


男「さすがメイドスキー伯爵。相変わらずの熱弁ぶり」
女「見習わなければいけませんわ」
妹嬢「そういうことです。では参りましょうか」
男「うむ」
女「ええ」









メ「ってのが毎月あるんですよね」
男「あってたまるか」
503 :【女さんとラブラブな一夜を過ごすようです】 [sage]:2008/11/11(火) 05:03:58.76 ID:5hC9R.AO
女「……綺麗」
男「そう、かな。ちょっと恥ずかしいよ」
女「くす。そういう反応が可愛いからついからかいたくなるんだよ」
男「だからって慣れられないし……ぁ」

ぎゅ

女「いいの。男子ちゃんはそのままで」
男「じゃあ……そうする。だって大好きな女さんがそう言ってくれるもん」
女「……あは。どうしよ。嬉しすぎて泣いちゃいそう」
男「おおげさだよ」
女「そんなことないよ。だってずっとこうなりたいって思ってたんだから……」
男「そっか」

ぎゅ

男「でもそれはお……ううん、私もだよ」
女「本当、夢みたい」

ちゅ

男「夢じゃないよ」
女「本当だ。……じゃあそっちも確かめさせてあげるね」
男「ん……んんっ?!」

さわさわ

女「ぷはっ。ふふ、いっぱいたしかめちゃうんだから……」
男「あ、そんな、ダメっ」
女「ダメじゃない。今日たっぷり味わってあげるんだから」
男「あ、ダメ……ぁ、くぅん!」
女「くす……大好きよ、男子ちゃん」
504 :【委員長とラブラブな一夜を過ごすようです】 [sage]:2008/11/11(火) 05:09:08.69 ID:5hC9R.AO
男「うまかった。料理、できたんだ」
委員長「一応は」
男「最高だった」
委員長「誉めても何も出ないわよ」
男「それは困った」

ぎゅ

委員長「……ぁ」
男「一番大好きなデザートがもらえないのは困る」
委員長「ばかね」
男「自分に正直なだけだよ」
委員長「違うわ」
男「ん?」

しゅる……

委員長「そんな風にしなくても、ちゃんと出すわ。私がそうしたいもの」
男「そっか。……ん」
委員長「んんっ」
男「っは。これ履いてくれてるんだ」
委員長「好きなんでしょ」
男「ああ。好きな娘が着てくれるのは尚更」
委員長「ふふ……じゃあこれはすごくそそる?」
男「我慢できない」
委員長「しなくていいわ」
男「だったら遠慮なく」

がばっ

男「……好きだよ」
委員長「私も」
505 :【その頃、メイド】 [sage]:2008/11/11(火) 05:14:16.56 ID:5hC9R.AO
メ「なーんてことになってんじゃないすかね」
メ「ったく、人に行き先も告げずに外泊なんて」
メ「どうせ外で囲った女のとこなんでしょ。全く」
メ「……」
メ「って、これじゃまるで私が内縁の妻みたいな?! 意味あってるか知らないけど!」
メ「誰があんなの! どうでもいいっつー話ですよ!」
メ「女さんとにゃんにゃんしようが委員長さんとニャンニャンしようが」
メ「ええ、知ったこっちゃないです」
メ「……」
メ「はぁ、いいや。さっさとネトゲでもやろ」
メ「あーあ……」

ちらっ

『初勤務記念日!』

メ「……別に忘れてて当然っすよね。はぁ」
メ「主様のばーか」
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/11(火) 18:21:05.98 ID:5D0kT6DO
主様思い出してー!


お題っす。スパデラおもすれー
【メイドと共に】
【白きストーカー、女】
【姉姉大作戦】
【妹嬢の逆襲】
【皆に願いを】
【女装王への道(女と主様)】
【ギャラクティックいいんちょソウル】
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/11(火) 22:27:38.83 ID:o8aUW6AO
というか中の人風邪大丈夫?
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/12(水) 02:24:40.83 ID:jlMC7TI0
心配させちゃってすみません。
一応ひきはじめると長い代わりに症状が落ち着くのも早い中の人です。
なんで鼻水をぐしゅぐしゅ言わせてますが生活に大きな影響が出るほどではなくなりました。
なんで週刊のほうとかもう少し頻度あげてきたいと思います。
正直、微前の漫画の人とか毎日更新してくれてるの見てると自分が情けなくてorz

でもあれですね。
大丈夫 声をもらえる あたたかさ
みたいな?
正直、リアルではpgrされて糸冬なのでその一言でマジでバファリン感じました。
ありがとうございます><


そしてDS持ってない僕にはSFCで時代は止まってるんだぜ……
でもメタ様のかっこよさだけは異常。宇宙一かっこいい二等身だよね。
ではでは、早速作業開始ー。
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/12(水) 03:56:19.86 ID:jlMC7TI0
と思って外伝の中編書き始めて数時間……
本当に珍しく筆が乗らないorz
そして気づけば本当にどうでもいい文章が出来上がってるという。
何だろう、自分の無意識が恐ろしい。

とりあえずお題を消化することでお茶を濁しつつ、サンプルを置いておこう。
いわゆる予告みたいなもんだと思っていただければっ
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/12(水) 03:56:32.46 ID:jlMC7TI0
「は!? もう帰ってきた!!?」

見渡してみても隠れる場所なんてありはしない。
もともとモノの少ない部屋だ。どうしようもない。

「だ、だけど見つかるわけには……」

焦りは禁物だ。焦ったところで結果はでない。
機転をきかせろ。頭を働かせろ。何の為に考える頭がある。

「……っ! これだ!」

そして彼は一つの答えに達した。



「ただいまかえりました」

誰に言うわけでもない言葉。
だが、習慣づいてしまえば結局それは当たり前のこと。
必要最低限で揃えた食材を冷蔵庫に放り込めば作業は終わり。
あとはさっさと着替えて明日に備えて休むのみ。
そう、休むのみなのだが……。

「……」

視線の先。異様に膨らんだ抱き枕の姿がある。
否、抱き枕のカバーが歪に膨らみ何かを内包している。
全体的に凹凸の多いフォルムではあるが有機的なそれは……。

「(……人間?)」

確認するまでもなくわかる。
しかもアニメのプリントが内側から歪に圧迫されたそれは気味が悪い。

「(そして呼吸器の周りが湿っていると断定します)」

本人は隠密のそれを旨としているのだろう。
動きをうまず、ただ在るだけに徹しようとしている。
だが、そこには少なからず音が生まれ、

「はぁ、はぁ……シャノンたん……」

プリントされた魔法少女の名前が聞こえる。

「(いわゆる一つのトリップ状態でしょうか)」

なるほど、とひとつ頷き納得の心。
で、あればやるべきことは一つだった。
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/12(水) 03:56:47.71 ID:jlMC7TI0
「やばい。マジやばい」

自身の才能と状態を評した言葉がそれだ。
二度つぶやいたのは、二通りの意味であるからだ。
一つが完璧な隠密性。なるほど、木を隠すならという。
つまり人を模した抱き枕の中ならばそう簡単にバレるはずがない。
完璧だ。完璧すぎる。さらに証拠隠滅のために枕の中身はベッドの下へと滑り込ませた。
ベッドの下とは禁断の領域。そう簡単には除くまい。
何故ならそこは自身の羞恥を隠す絶好のポジションであるからだ。
そしてもう一つ。
今、自分はこの絵柄の少女の中にいるのだ。

「シャノンたん……あひゅん!」

もはや言語にならない。
好きだから抱きしめる。ではその好きさえ超越するほどの行為ならば?
抱きしめるだけでは物足りない。だから今自分は一つとなっている。
彼女にも好きになってもらいたくて送ったこの抱き枕カバー。
使ってくれているのだろうと思えば、つまり彼女の残り香もここに。
夢瑠と呼ばれたヒロインの中、彼女の匂いをまとわせつつ。
想像するだけでもはや絶頂に達しようかと思えてしまう。
だがさすがに現状、この隠密状態でそんなことはできるはずもなく、

「絶頂ッッ!!」

どこかへと達してしまった。



だが訂正しておくならば、ベッドの持ち主がその下に羞恥的な品を置くような女性ではないこと。
また抱き枕を一切使った形跡がないほど、ベッドの隅に追いやられていたこと。
ここから鑑みるに、どう考えてもそういった思考にいたれる要素はないはず。

その証拠に、とうとう薄らと赤い何かがシャノンと呼ばれたヒロインの顔に滲みはじめる中、

「制裁」

文字通りの鉄拳が、奇声を発する血ぬられたヒロインの顔面、もとい彼の顔面に突き刺さるのだった。
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/12(水) 03:57:59.51 ID:jlMC7TI0
実は一つ画策してることがありまして……
一周年記念の際に、新しいメイド&ご主人さまをやろうかと考えてます。
それの一応のプロット段階での様子がこんな感じのやり取りを想定してたり!

さてさて、とりあえずお題をばー!
513 :【メイドと共に】 [sage;saga]:2008/11/12(水) 04:02:32.17 ID:jlMC7TI0
男「春風とともに、ならさわやかなのにな」
メ「私の前では春風すら裸足で逃げ出しますよ」
男「きっとかかわりたくなくてだろうな」
メ「ええ。春風よりも美しく愛らしい私ですからね!」
男「OK、話の齟齬を埋めよう。どう考えてもそれは違うだろう」
メ「HAHAHA、主様ってば冗談ばっかり」
男「お前のそれが冗談でないことが恐ろしいわ」





男「よくよく考えたらお前とはずーっと苦楽を共にしてるよな」
メ「主様の辛かったこと、苦しかったこと。それらをすべて私が救ってきましたもんね」
男「……あっるぇ」
メ「どうかしましたか?」
男「自分の胸に手をあててみて考えてくれ、すぐわかるだろ?」

たゆん

メ「これがどうかしました?」
男「いや、持ち上げるんじゃなくて。……やめなくていいぞ」
メ「ふふふ」
男「よく思い返してみればだな。俺の苦の部分って大半お前が絡んでるんだよ」
メ「ええ、私が主様の苦労をねぎらったり肩代わりしてますから」
男「脳内でどういう物質が分泌されればそうなる。お前が諸悪の根源だっつってんだよ!」
メ「またまたぁ〜」
男「……こいつだけは」
514 :【白きストーカー、女】 [sage;saga]:2008/11/12(水) 04:06:18.65 ID:jlMC7TI0
女「ストーカーじゃないよ!?」
委員長「そうね。専門分野としては私の範疇かしら」
女「い、嫌な専門分野だね」
委員長「冗談よ」
女「冗談に聞こえないのがすごいよ……」





男「んー」
委員長「どうかしたの?」
男「いや、最近視線を感じるなぁって」
委員長「自意識過剰じゃないかしら」
男「ぐっ、そう言われると恥ずかしいな」
委員長「そういうものよ」
男「だな。あー、とりあえずトイレいってくるか」
委員長「いってらっしゃい」


女(あ、お手洗いかな……それなら委員長さんもいないし、ここで声をかけてみようかな)


委員長「……!」

ギン!

女「ひゃう!?」

どさっ

女「あい、たた……」
男「大丈夫? いきなり倒れたみたいだけど」
女「……!! だ、だいじょ……れす……あぅぅ!!」

ダーッ!

男「いっちゃった。何だったんだろ」
男「……」
男(白、だったな。……って俺は何を言ってるんだ!?)
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/12(水) 07:57:01.09 ID:xv2xB.DO
>>512
一周年記念期待





主様、メタナイトは一頭sン゙ン゙ッゲフンゲフン俺も風邪かな
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/12(水) 11:45:43.07 ID:AbY2lcAO
主 様…鈍感
メイド…ツンデレ
女さん…女装デレ
委員長…ヤンデレ
 姉 …素直デレ
妹 嬢…ふたデレ
 友 …ガチウホ
 父 …最恐魔神
 母 …デレデレ


こんな感じだっけ?
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/12(水) 12:33:04.27 ID:v8cK1kAO
>>516
姉 …喰うデレ
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/12(水) 15:08:35.24 ID:AhwH.6AO
誰がうまいことwwwwww
そして一等身ですよね!
何をボケてたのか……


そしてなぜ一度たりともお題以外でやったことないのにガチホモ、ふたなり設定がデフォになってんだww報われねぇ二人だwwwwww
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/12(水) 19:02:11.22 ID:xv2xB.DO
http://o.upup.be/?M9l5evNxqL



絵心なんてありませんよええ
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/12(水) 19:49:52.17 ID:NPDE7lUo
以前はメイド属性無かったのに、一番楽しみなスレになってる不思議
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/12(水) 22:45:51.73 ID:WdyMlwSO
>>520
お前は俺か
このスレを見てるうちにいつの間にかPCに
メイドフォルダが出来てしまったんだぜ
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/12(水) 23:55:29.12 ID:AbY2lcAO
変態という名の紳士ですねわかります
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/13(木) 03:57:01.06 ID:vDiOvVU0
>>519
何という二等身……
かっこいい!

>>520-522
よし、お前たちはふぇちずむの宴に参加するんだ!
俺もガーター侯爵として出席するからな!


でも俺の書いてるやつのなかでメイド属性っぽいのある?w
むしろメイドっぽさは全然ない気がするんだけどww
自分でもいうのもなんだけどorz

そういう意味では23日の一周年記念での新メイドさんはテンプレのメイドっぽいメイドさんの予定!
クール&シュールな感じで。

さてさて、お題ー!
524 :【姉姉大作戦】 [sage;saga]:2008/11/13(木) 04:13:07.65 ID:vDiOvVU0
姉「作戦を開始します!」
男「は、はぁ」
姉「手順としては、まずおとちゃんがぴんちになります!」
男「なるんだ」
姉「そしてそこにわたしが颯爽と登場します!」
男「それで?」
姉「ぱぱっと、おとちゃんを助け出します。そしておとちゃんは私が大好きに!」
男「へ、へぇ」
姉「ね? すごいでしょ!」
男「すごいよ。驚くほどに情報がだだ洩れだもん」
姉「えへへ。じゃ、今からスタートね!」

たたた……

男「あ、ちょ。本当にやるの? って言ってもあらかじめ言われてピンチになて草々……」

ぐるる……

男「……ぐるる?」
獅子「ううう」
男「!!!!!!?」
獅子「がおおおおおおおおん!」
男「ぎゃあああああああああああ!?」







『ぎゃあああああああああああ!?』

姉「あ、はじまったね!」
メ「そのようですね」
姉「でもすぐいっちゃだめなんだよね」
メ「ええ。ぎりぎりまで待ちましょう」
姉「早くいきたいなぁ。うずうず」
メ(ふふ。主様ってば、あんな作りものに悲鳴をあげて。うぷぷ)
姉「でも大変だったよ? つれてくるの」
メ「はい?」
姉「いもちゃんにお願いして用意してもらって、さっき引っ張ってきたんだから」
メ「……え?」
姉「でもライオンさんも可愛いね。最初は唸ってたけどすぐにおなか見せてごろんしちゃった」
メ「あの、まさか……本物つれてきました?」
姉「そだけど?」
メ「……い、今すぐGOしてください!!!」
姉「え? いいの?」
メ「はやああああああああああく!」
姉「わ、わかった。いってくるー」
メ「いそいでえええええええええええ!!」
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/13(木) 04:20:28.46 ID:vDiOvVU0
今からメタナイト……もとい妹嬢の逆襲なわけですが。
俺のメタナイト様スキーっぷりがどれほどのものか見せてやる!!!

というわけで少し長いけど飽きずに付き合ってもらえると嬉しいなぁw
526 :【妹嬢の逆襲】 [sage;saga]:2008/11/13(木) 04:23:49.31 ID:vDiOvVU0
かめんのきし『ふたナイト』が、
あるじさませいふくに のりだした!
おとせ! きょだいせんかん『ふたバード』!!

いつになく マジなふんいき。
かつてないピンチを のりこえろ!!





「リアクター1出力良好。」
「バランサー調整0003でス! いかりをあげるでス。」
「反重力プラントチェック。 1、2、3番OK!!」
「セイル解放、ソーラレベル288!」

「機は熟した。いまこそ、我らが力を見せる時!」
「だらくに満ちた兄さんを、この手で変えてくれる!」
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/13(木) 04:28:02.00 ID:vDiOvVU0
ダメイド「メ、メイドがやってきました! まっすぐこちらに飛んできます!」
ロリメイド「たいへん!たいへん! どうしよぉ!」
メガネイド「こんなところでジャマされたくないでスよ!」
メイド長「ふたナイトさま、いかがいたしましょう?」
妹嬢「甲板付近のものは戦闘準備! 他のものは離陸にそなえよ!」

(ロケットバルブに入る)

ダメイド「メイドが、ロケットバルブに進入!」
メイド長「ヘビーロブスターを投入しろぉ! 急げっ!」

(ボスと戦闘)

メガネイド「ノズルのうしろで、カービィが戦っているでス!」
妹嬢「離陸を強行するぞ! メイドをふきとばせ!」
ダメイド「OK! メインエンジン点火!」
メイド長「いまだ!テイクオフ!」
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/13(木) 04:30:06.66 ID:vDiOvVU0
ダメイド「カービィは海まで飛ばされたようです。」
メガネイド「ぷぅ。ヤバかったでス。」
メイド長「この空中戦艦『ふたバード』で、坊ちゃんは制圧されるのだ!」
妹嬢「まずはこてしらべだ。目標、学校!」

(ボスを倒してワープスターに乗る)

ダメイド「カービィが飛んできます!」
メガネイド「主砲準備、オッケーでス。 1発いってみるでスか??」
メイド長「よし、ドカーンといけ! ドッカーンと!!」
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/13(木) 04:30:53.55 ID:vDiOvVU0
あ、カービィにしてるww
脳内変換でカービィ=メイドでよろしくですw
くそ、耐えてくれ、おれの実機www
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/13(木) 04:36:38.14 ID:vDiOvVU0
ダメイド「メイド撃退! 森におちたようです。」
メイド長「よしっ。今度こそ追いつけまいっ。」
ロリメイド「そーかなー?」


(ダイナブレドと共に突撃)


ダメイド「ダイナブレイドを撃墜しました!」
メガネイド「でも! でも! メイドが甲板にいるだスぅ!」
妹嬢「おちつけ。冷静に対処すればいいのだ。」
メイド長「ものどもであえぃ! メイドをけちらせっ!」

(ふた・ナイツ出現)

妹嬢「そこまでだ! メイド!」
メイド長「ふた・ナイツの力を思い知るがいいっ!」
ロリメイド「ファイトっ!」

(その後の扉に入る)

メガネイド「メイドが甲板に出ようとしてるでスね。」
メイド長「では、そばにある主砲の前にごあんないしろ。」

(隠し部屋に入ったら)

メイド長「見つけられたか……」
メガネイド「なんでスか? ここは。」

(ボス手前で)

ダメイド「メイドは現在、2連主砲に近づきつつあります。」
メイド長「これでまっくろこげだな。ふふふふふふふっ!」
ロリメイド「あははははははっ!」
メイド長「うふふふふふふっ! ふふふ、ふふふっ! ふぅ。」
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/13(木) 04:41:05.09 ID:vDiOvVU0
メガネイド「主砲がばらばらでス! つかいもんにならないでス!」
メイド長「なんと!? そ、そんなバカなっ!!」
ダメイド「メイドは現在、左ウィングにむかっています。」

(その後進んでワープスターに乗る)

ダメイド「左ウィング大破! 被害面積、約74%!」
メイド長「げげっ!!」
メガネイド「左右のバランスをくずしまくってるでス!」
妹嬢「セイル収縮! 右ウィングの浮力を下げろ!!」

(ダクトに入る)

ダメイド「メイドがダクトを進んでいます。」
メイド長「何をする気だ?」
ロリメイド「みちにまよったの?」
メイド長「まてよ……いいことを思いついた。ふふ。」

(またまた隠し部屋に入ったら)

メイド長「武器貯蔵庫にはいられたか。」
メガネイド「よりどりみどりでスな。」

(ボス戦)

メイド長「準備はいいな?」
ダメイド「本当にやるんですか?」
メガネイド「ぷん。きっとこうかいするだス。」
メイド長「やかましい! やつを倒すのは、いましかあるまいっ!」
メイド長「2どめのしょうじき! ヘビーロブスター発進っ!」

(進みながら)

メイド長「ふふふふふっ! つぶせつぶせぇ!」
ダメイド「あぁ、われらの戦艦がこわれていく……」
メイド長「こまかいことは気にするな! ガンガンいけ!」

(ペイントで攻撃する)

ダメイド「あぁ! ヘビーロブスターのメダマがつぶされました!」
メイド長「なにぃっ! 落書きのうりょくだと!?」
メガネイド「だめでス! 右も左もわかんないみたいでス!!」
メイド長「おのれおのれおのれおのれ、おのれぃ! くちおしい!」
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/13(木) 04:46:23.06 ID:vDiOvVU0
メガネイド「ヘビーロブスターの爆発で、右ウィングがこわれたでス!」
メイド長「ふ、ふん。左右がこわれて、ちょうどいいわっ」
妹嬢「………」
ダメイド「メイドは、外壁をつたって戦艦底部に向かうようです。」

(隠し扉のある雲)

メガネイド「ややっ!? メイドがレーダーから消えたでス!」
メイド長「見失ったのか!? さがせさがせ!」
妹嬢「雲の中にまぎれたようだな……。そのうち出てくるだろう。」

(戦艦底部にはいる)

ダメイド「メイドは戦艦底部を進行中。」
メイド長「手薄なところだな……しかし風が強い。」
ロリメイド「さむい」
ダメイド「たかい」
メガネイド「こわいでス。」
メイド長「………おまえ達。」

(そのあと隠し部屋)

ダメイド「あああぁぁ! わたしのへそくりのトマトと1upがあぁぁぁ!」
メイド長「おまえそんなものをためこんでいたのか! バカもの!」
ロリメイド「(……おいしそう)」

(ボス手前で)

ダメイド「カービィがリアクターに向かっています!」
メガネイド「動力がなくなったら、こんどこそアウトでスよ!!」
メイド長「案ずるな。リアクターはメイドのどんな攻撃も受け付けまい!」
ロリメイド「反射レーザーがリアクターに当たらなければムテキだね。」
メイド長「しぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!」 よけいなこと言うなっ!」

(リアクターを破壊する)

ダメイド「リアクターを破壊されました!」
メガネイド「動力であるウィリー達が逃げていくでスぅ!」
メイド長「ええぃ、なにをやっているのだぁぁ!」
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/13(木) 04:50:33.20 ID:vDiOvVU0
ダメイド「各部の機能が低下しています! 第3、第5エンジン停止!」
メガネイド「もうぼろぼろでス! すぐにおちるでスよ!」
妹嬢「(不覚……だがやむをえまい)」
妹嬢「クルー全員に告ぐ! 至急本艦より脱出せよ!!」
メイド長「あうぅぅぅ! この艦はもうだめだぁ!! わたしは逃げます!」

(進みながら)

メイド長「じゃ、わたしは逃げます! 悪く思わないで下さい!」
妹嬢「さあ、つぎはおまえたちが逃げる番だ。」
ダメイド「いえ、最後までおつき合いさせていただきます!」
メガネイド「カービィをぎゃふんといわせて、それからみんなで逃げるでス!」
妹嬢「……………………。」
妹嬢「……しにぞこないどもめ。かってにしなさい。」
妹嬢「(……すまない)」

(そのあとふた・ナイツが出てくる)

ダメイド「まて、メイド!」
メガネイド「こっからさきには、通さないでスよ!」

(ふた・ナイツを倒す)

ダメイド「ふたナイトさま、あとはおねがいしますぅ!」
メガネイド「ダメなわたしたちはおさきにしつれいでスぅ!」

(そのあとふたナイトと決戦)

妹嬢「これが最後だ! メイド!! いざ勝負!!」
ロリメイド「(どきどきどきどき)」

(ふたナイトを倒し脱出開始時)

妹嬢「のがさんぞ!」
534 :【妹嬢の逆襲・反省会】 [sage;saga]:2008/11/13(木) 04:55:56.15 ID:vDiOvVU0
一同「「「お疲れ様でしたー」」」
男「まず実機って嘘つきすぎだろ」
メ「正確には脳内実機だったそうです。というか私たちセリフなくて暇でしたね」
男「お前はまだいいよ、活躍してたじゃん」
メ「いや、実質何もしてないっすってば」
男「頑張って立って。カービィ」
メ「ギャース! 誤字ネタをつつくとか最低っすね! ある意味自虐っすよ!」
男「俺は痛くもかゆくもないぜ」
メ「あんまりそういう中の人いじめしてると後々ひどいめにあいますよ」
男「ないない」
妹嬢「……」
男「お、そんなこんなで主役の登場だな。おつかれ」
妹嬢「納得いきません!!」
メ「お? どしました?」
妹嬢「ふたナイトってなんですか!? またそのネタですか?!」
男「どーどー。落ち着けよ。ふたナイト」
妹嬢「うううう!」
メ「さっきまでのクールなかっこよさはどこへいってしまったんですかふたナイト様」
妹嬢「いくら兄さんとメイドさんとはいえ、これ以上の侮辱は……!」
メイド長「……」
男「あ」
メ「ど、どうも」
妹嬢「あ、あら。きてたのね」
メイド長「……。しばらくお暇をいただけますか」
男「お、落ち着いて!」
メ「確かにキャラじゃないことさせられてましたけど!」
妹嬢「そうです! 迫真の演技でしたわ!」
メイド長「……一生の不覚、人生の汚点です」
男「そこまで言い切った!?」
メ「ほら! パロですしね! 私なんてカービィ言われてましたし!」
メイド長「……はぁ」
三人(((が、がち凹みだ……)))





結論:慣れないことはするもんじゃない
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 08:32:06.19 ID:.40nvADO
>>534大作乙ww
主様とは旨いマキシマムトマトが食えそうです





さて、いいんちょが来る前に逃げねば
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/13(木) 11:25:23.41 ID:b8jKtoAO
以下>>535を偲ぶスレ
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/13(木) 23:06:19.38 ID:urAPikSO
>>536
だが待って欲しい
ヤンデレの女の子に追い掛けられるということは
愛されてるからこその結果なのではないだろうか

>>534
面白かったわww
しかしふたナイトって酷いなwwww
538 :【皆に願いを】 [sage]:2008/11/14(金) 17:11:07.42 ID:RvS9moAO
メ「ナショ○ルより大切なお知らせとお願いみたいな?」
男「ちょっと時事ネタではないが季節的にはそろそろだよな」
メ「主様、なんかお願いごとってないんすか」
男「願いごとねぇ……とりあえず日々を平穏無事に過ごせりゃいうことはないな」
メ「などと無欲なふりですね。この偽善者!」
男「割と本気だぞ。日々の平穏をぶち壊す存在がいるせいでな」
メ「全く、委員長さんってば」
男「いやいや」
メ「え? 女さん?」
男「……」
メ「ああ、ご家族系でしたか! なるほどなるほど」
男「悪いが八割方お前だぞ」
メ「えぇ?! 私みたいな日常の象徴が!?」
男「怠惰の象徴だけどな」
メ「だからこその平和の象徴」
男「ちっとは生産的な時間の使い方をしやがれ」
メ「んもぅ! 私ばっかりにお願いしてないで皆さんにしてくださいよ!」
男「俺はお前だけで充分だよ」
メ「……。なんだかキュンとくる言い方」
男「そんな気がないの、わかってて言ってるだろ」
539 :【女装王への道(女と主様)】 [sage]:2008/11/14(金) 17:18:48.01 ID:RvS9moAO
女「さぁ! あと五回クリアすれば女装王だよ!」
男「……今更だけどこれ何の大会なの?」
女「女装王を決定する戦いだよ!」
男「正直なんで残り五回になるまで自分が盲目的に従ってたのかわからないから今から棄権しない?」
女「……ばかぁ!」

ぽすん

男(い、痛くない……)
女「ここまで倒してきた、たくさんの可愛い好敵手たちを忘れたの!」
男「忘れた以前に何だか唐突すぎて」
女「それに、私の為に勝ってくれるって言ったじゃない!」
男「状況次第で言いそうだけど」
女「お願い! 棄権なんて言わないで最後まで戦って! 男らしいところを見せて!」
男「内容から察するに男らしくしたらダメじゃ……」
女「男子ちゃん!」
男「よ、よくわからないけど、了解。そこまで言われたら協力するよ」
女「良かった……じゃあ次はこのパラソルでいくよ」
男「うんっ」
女「目指せ! 女装王!」
男「お、おー」






メ『こうして僕らはこの女装坂を登りはじめたのだった!』
男「何だこの打ち切り台詞?! は! 夢だ! これは夢なんだぁぁあ!!」
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/14(金) 17:22:11.17 ID:lj19pAAO
kwwsk聞こうじゃないか“男子ちゃん”
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/15(土) 04:11:42.40 ID:i.jNxYAO
ふふ……
今日とか五時半起きなのにまだ寝てない俺って……
全部∀がわるい! こんな名作途中で見るのやめられるか!
全部=∀なあたり少し理知的なボケでしたね。ちょっと自分の才能が怖い。



いい空気吸ってる言動で本当すみません。
今日はコンベンション当日なんでこんな感じでいかなきゃ保たないんでww





>>535-537
委員長「どうやら不純物が混ざった情報になってるわね」
妹「不純物?」
委員長「私の属性について、のくだりね」
妹「えっと……つまり?」
委員長「私という個人の属性を排他すれば後は何が残るかしら」
妹「……純粋な殺意?」
委員長「ふふ、賢い子は嫌いじゃないわ」
妹「ひぃぃ!?」




>>540
男「詳しくも何も夢だったんだ! 忘れろって!」
女「男くーん、この前の写真できたよ〜」
男「ギャース!!」
542 :【ギャラクティックいいんちょソウル】 [sage]:2008/11/15(土) 04:18:09.75 ID:i.jNxYAO
委員長「つまり何?」
メ「委員長さんすげー、みたいな?」
委員長「何に対してなのよ」
メ「私に聞かれましても」
委員長「第一ギャラクティックって何」
メ「銀河委員長さん?」
委員長「その魂?」
メ「つまり銀河委員長魂。……なんか一気にスケールがでかく」
委員長「嘘くささもね」
メ「とりあえずこれからも委員長さんは委員長属性を振りまいてくださればよいって話では?」
委員長「……私って委員長らしいことしてる?」
メ「名前を全否定しかねない価値の見直しですね。って私もか!」
委員長「属性に素直な人間が少なすぎるだけじゃないの?」
メ「それジャンルモノとして破綻してますよね」
委員長「腕のなさね」
メ「筆者の」
二人「「……」」
委員長「あまりいじめると報復が怖いからこれくらいにしてあげましょうか」
メ「ま、自業自得ですが」
委員長「今泣き声が聞こえたわよ」
メ「大丈夫です。嘘泣きですから」
委員長「本当ね。言った途端泣き声が大きくなったわ」
メ「ね? 嘘くさいでしょ?」
委員長「本当ね……ところでお題は何だったかしら」
メ「嘘くさい、だったような」
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/15(土) 19:49:43.40 ID:u7Bg6gDO
主様がSFCのしか知らなくて助かった
主に俺の命が
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/15(土) 23:49:18.24 ID:sp7MaEAO
男子ちゃんを俺のアナル妻にしたい
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/15(土) 23:55:23.02 ID:MUWpYUko
開発済みだけど良いのか?
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/16(日) 00:19:35.37 ID:lyIP8IAO
当たり前だろ
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/16(日) 01:59:18.64 ID:HLYY4QAO
男「……っ、……!?」
メ「人間、絶句って本当にするんですね」
男「っ」
メ「真っ赤になるか真っ青になるか決めてください」
男「ふ……」
メ「ふ?」
男「ふざけんな! 俺は至ってノーマルだ! そういう趣味はないっ!!」
メ「最近写真の可愛い写り方を覚えた主様が何かおっしゃってるわけですが」
男「うがぁぁぁああああ!!」
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/17(月) 11:54:12.60 ID:9od3A2AO
ところで男子ちゃんは
・綺麗系
・かわいい系
・セクシー系
どれなんだぜ?
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/17(月) 13:02:12.72 ID:09saSUAO
女「えろかっこいいだよね!」
男「かわいいわけがない」
女「綺麗って感じもあるけど凛として素敵だよ!」
男「あとエロいって何。露出は極力してないぞ」
女「う〜ん、雰囲気がおとなっぽい!」
男「背が高いだけだって」
女「とにかく総合すると男っぽい綺麗系かな!」
男「男だもん」
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/17(月) 13:03:15.88 ID:09saSUAO
そして現在まじかるアンカーに力を注いでますのでこちらは休憩で!
詳しくはwebで!
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/17(月) 13:29:31.05 ID:9od3A2AO
マジカルアンカーは主様だったのかwwww
期待してます
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/17(月) 16:03:30.86 ID:rhN7HkAO
>>550
>>551
kkkkwsk
先生に聞いても出てこない……
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/17(月) 16:07:46.00 ID:09saSUAO
そりゃ即席魔法少女だものww
vipの新ジャンルスレ見てくとわかるよ!
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/17(月) 23:46:38.68 ID:rhN7HkAO
冥「主様が留守……これは乗っ取りフラグですねわかります!!」

ぺしん

男「こっちも暇じゃねぇだろアホウ。というか俺差し置いてあっちを主様たぁどういう了見だ」

冥「いや、あっちの方が主様らしいですし。こっちは甲斐性なしですし」

男「住所不明本名不明金無し能なし役立たずを居候させてやってる時点で相当なもんだと思うんだがどうよ」
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/17(月) 23:47:36.30 ID:rhN7HkAO
冥「能なし役立たずは撤回です。家事はぼちぼち出来ますから」
男「他は否定しないのな」
冥「一応記憶喪失ですから」
男「保険証もねぇから病院無理だしな…めんどくせぇ」
冥「あら、一応気遣ってはくれるんですね」
男「甲斐性って奴だよ…ほれ、もうメシだ」
冥「あら、今日もうどんですか」
男「てめぇが一定周期で食糧食い尽くすからだろ、揚げやるから我慢しろ」
冥「仕方ないですねー…」
男「今のはお前のセリフじゃないだろ」
ずるずる
ずるずる

ただいむぁ(・冥・)ノシ
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/17(月) 23:58:14.43 ID:N12hOR2o
おかえり
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 00:00:00.15 ID:LfJl6Mko
理不尽の人か
寂しかったぜ
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 00:06:24.53 ID:lSlgz2AO
ついでに宣伝になるかはわからないけども

ずるずる
ずるずる
冥「ん、そろそろですか」パチン
男「あ?テレビでなんかあんのか」
『どんな相手も即牽引!亀甲縛りでデリートよ!!』
『牽引☆魔法少女 まじかるアンカー!』
冥「実在する方がモデル、というかそのまんまらしいですよ」
男「はー……」
男(これは………いいかもしれない)
冥(………む)


『「牽引☆魔法少女まじかるアンカー」は、ニュー速VIPの提供でお送りします』


559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/18(火) 12:56:37.13 ID:IdwLzIAO
主様が魔法少女コスとな
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 22:45:30.93 ID:FZ6zVMAO
男「してたまるか!」
女「でも衣装ならもうあるよ?」
男「……ぱーどぅん?」
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/18(火) 23:03:21.89 ID:rc8FfISO
語感に新本格魔法少女りすかに近いものをみた
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/22(土) 03:21:14.32 ID:RClneAAO
向こうであらかた書きたいのは終わったんで後はパンチラの人に任せよう。
というわけで今後ともいじメイたちをよろしくお願いします。
ここでまじかるアンカー書いちゃうかもだけどね!
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/22(土) 05:31:07.06 ID:RClneAAO
メ「シィット!!」
男「おーい、ゲームに熱くなるなよー」
メ「だって主様、この外人ってば協調性のカケラもないんすよ!」
男「お前の口から協調性なんて言葉が出たことに俺は驚いてる」
メ「普通ネトゲは協力するもんですよ」
男「現実社会に持ち込むべき数少ない利点だな。で、外国の人とゲームやってんだ。珍しい」
メ「一昨日からPC版が出たLeft4が熱いんすよ」
男「……なんか実際に存在するゲームを挙げたな」
メ「ジャンルとしてはFPSのゾンビ狩りっす。完全に協力プレイ推進な珍しいタイプのFPSですね」
男「それはある意味FPSに偏見を持った意見にきこえるぞ」
メ「あー、単に“ワンマン”すると絶対負けるゲームって言えば分かりやすいっすかね」
男「なるほど。一人の英雄より絆のある四人プレイのが強いわけか」
メ「ですです。んだから外人さんの“やりたいことしかやらない”スタンスに合わせんのがしんどくて」
男「基本お前は上から目線だな」
メ「ゲームに関しては主様以外にゃ早々負けてらんないんで」
男「そういうもんかね」
メ「っすね。で、まぁこれもあったから更新出来なかったわけですよ、こっち」
男「ん?」
メ「え?」
男「何言い出してるんだ、お前」
メ「いや、何言ってました? 変な電波を受信した気がしましたが」
男「……気にしたら負けだな」
メ「っすね。って、ちょ、ま……タァァァァアアアンク!!!」
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/22(土) 09:33:47.50 ID:igQTnsE0
(#^ω^)ピキピキ
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/22(土) 14:44:54.12 ID:7hbPxHso
さて、そんないけない中の人にはお仕置きが必要だな

ケツ出せや
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/22(土) 17:34:28.08 ID:PAgfn2AO
あげ
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/23(日) 20:59:16.17 ID:5Vdv8wAO
想像以上にお冠な皆様に申し訳なさと恐怖を覚えてる中の人です。
おしりなんて恥ずかしくて出せません!
そんな百叩きだなんていやっ


さてそんなこんなでしばらくぶりの更新となりそうですが……何書こう。
週刊分は帰ってからとしてちまちま書いてく方は何にすべきか。
とりとめもなくいくか、主様とメイドのブレイブルー攻略か、まじかるアンカーを知らない人の為のダイジェストか……
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/23(日) 21:13:59.21 ID:5Vdv8wAO
あ、ちなみに今日書く中編のが前からいってた一周年記念のやつなんで!


つまり……
ハッピーバースデーとぅーメイド&主様なわけだったりします。
おめでとさん!
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/23(日) 21:39:56.66 ID:5Vdv8wAO
男「ほれ」
メ「なんすか? このいかにもビックリ箱」
男「穿った見方すんなよ」
メ「普段の生活を省みてから発言してください」
男「まさかお前にそんな台詞を言われるとはな」
メ「ははは、私は主様を任されてる、いわば保護者ですから」
男「じゃあ自立するからお前でてけな」
メ「ひどい! こんな寒空の下、生活能力のない子羊を放り出すなんて!」
男「そこは自覚してるんだな」
メ「は! なんという心理戦……貴様! 主様に成り代わった某国のスパイか何かか!」
男「飛躍したなぁ」
メ「七色の舌を持つ私を舌戦で負かすとはただ者ではないという名推理です」
男「七色の舌っていうか調子のよさなら確かにあるよな」
メ「えへへ」
男「勿論誉めてない。……で、それだけどさ」
メ「爆発でもするんすか?」
男「しねぇよ」
メ「ウィルスが蔓延?」
男「オフラインだよこの電脳世代」
メ「ふふ、私がいくつか知らないくせに」
男「知らないなぁ。……っていうかそろそろ言わせろよ」
メ「あー! あー!」
男「耳を塞いで騒ぐな。誕生日もわからないからな。せめて一周年は記念にと思ってな」
メ「……」
男「気に入らないなら捨ててくれりゃいいからな。あー……その、な。……おい、なんかいえよ」
メ(……主様のバカ。こっちだって用意してたのに切り出せないじゃないっすか)
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/23(日) 22:14:39.65 ID:9qjtCIAO
二人ともかわいいなああああああああ
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/23(日) 22:25:43.44 ID:/keM/MDO
百叩き?いやいや主様のケツに俺のマグナムを突っ込むんです



んじゃお題を多いけど許して、あとガンvsガン面白いです
【通常の三倍なメイド】
【男 「なんとぉーっ!」】
【ジェットストリーム姉】
【体を通して出る力(妹嬢)】
【女 (それでも…着させたい衣装が有るんだぁーっ!)】
【主様の財布に核の冬が来た】
【メ 「嘘だと言ってよ主様!」】
【姉 「私は帰ってきたー!」】
【男 「○○は出ているか?」】
【妹嬢 「私だけをターゲットにして下さい!」】【主様を駆ける〜メイドの鼓動】
【デビルいいんちょ】
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/23(日) 22:30:35.41 ID:pTeSw5ko
何でPS2で出ないんだよドチクショォァァァァァァァッ!!


そして二人とも誕生日おめでとう
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 00:01:04.30 ID:9M8omwAO
ハッピーバースデー主様&メイドー

>>571に無かったお題をば…
【お前を○す】
【流石、○○は○○のお家芸だな!!】
【見えた!!】
【男のヒステリーはみっともなくてよ】
【このバカ主がぁ!!】
【隣のお姉さん】
【その○○を破壊する】
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 00:22:44.94 ID:9M8omwAO
ハッピーバースデー主様&メイドー

ここは>>571に無かったお題をば…
【お前を○す】
【流石、○○は○○のお家芸だな!!】
【見えた!そこぉ!!】
【ふたなりのヒステリーはみっともなくてよ】
【このバカ主がぁ!!】
【隣のお姉さん】
【その○○を破壊する】

PSPでやるとザク改がやりやすくて楽しいですな
そして誤射と手柄の横取りでCPUにビキビキしてるのも私だけではあるまい
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 00:38:18.80 ID:9M8omwAO
修正途中に二回もレスとは…
>>573は脳内デリートしてくだしあorz
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 02:24:26.08 ID:nT/arASO
一周年とは
ここまで長く見てきた新ジャンルは素直ヒートや
冥土、某戦隊ヒーローぐらいしかないもんだが

とにもかくにもおめでとう&乙!!
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/24(月) 03:33:22.67 ID:A6XM.CA0
彼にとってそれは架空の存在だった。
言うなれば都市伝説の類だと。

「あー、お嬢さん?」
「……はい?」

これはチャンスだと彼の脳内における諸々が告げる。

「捨てメイドですか?」
「日本語の意味がよくわかりませんが」
「ノゥ! まさかのぱつキン美女キャラかよ!!」
「……ぱつきんの意味がわかりませんが雰囲気から察するに違うかと」
「本当だ!! 嘘だ! なぜ銀髪っぽい! やばい、うん。……ヤバい!!」
「何故言い直したのかよくわかりませんが。評価されてると判断できます」
「あー。話を戻そう。……君、これからいくあてとかあるの? ないよね? ないよね!」
「後半に断定されたのが非常に不愉快ですが、おおむね同意せざるを得ません」
「じゃ、うちこない?」

数瞬の間。
しかし、これが運命だとするのならばそれは必然で。

「はい。ではついていきます」
「え!? マジで?!」
「驚かれている意味が理解できかねますが」
「ははは、落ち着いて考えてみたんだ。……これは夢?」
「察するに良い空気をお吸いのようで。端的に言うと、頭おかしいですね」
「ひぃ!? 毒舌系だっ!! 早まったか、おれ」

推敲すること二秒。

「うん、かわいい子だから間違ってないな」
「建前すら用意されないあたり、断りの言葉を述べるべきかと思考します」
「おおっと、当方クーリングオフは受け付けてないんでね。じゃ、いこうか」

無理矢理その手を取る。
こうして始まった二人きりの生活。
もう一つの主従物語。
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/24(月) 03:33:43.83 ID:A6XM.CA0
主「と、いうわけでだな。おれのことは主様、とかご主人、とか若大将、とか呼んでくれ」
め「……え?」
主「嘘ん!? スルーはひどいぜ! キャッチボールしようぜ、ちゃんと。さぁ、もっかい行くぞ!?」
め「はぁ」
主「おれのことは好きです、愛してます、あいらびゅー。これらで呼んでくれ!」
め「……」

ぶぉん! ぐしゃ!

主「ふごおおおお!? 目が、目があああああ!!!」
め「大丈夫ですか。あいらびゅー」
主「こんな告白方法があったなんて! 何て刺激的!?」
め「顔面にボールがめり込んでいますね」
主「うん。自分でも驚くくらい綺麗に入ってる気がする。というか、何故投げたよ」
め「キャッチボールと仰られたので」
主「なるほど、世間知らずのお嬢様属性なメイドかっ! いやっほぅ!!」
め「悪意を九割ほど混ぜて実行に移してみました」
主「ふふ、それってどう考えても悪意だけですよね」
め「擬似的に天然も加えてみました。10%なので果汁よりも多いですね」
主「昨今のジュースは果汁少ないもんなー! わーい、そう考えるとお得だよね!」
め「理解が早くて助かります。あと、あほですね、あいらびゅー」
主「うん、すごく虚しいって気づいた。普通にご主人さまって呼んで」
め「……ハッ」
主「今君鼻で笑ったよね!? ね!!」
め「限りなくイエスに近い何かだと返答します」
主「……じゃあ笑ってないってことで!」
め「ハッ」
主「うひょおい! 俺絶対馬鹿にされてるう!」
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/24(月) 03:43:12.72 ID:A6XM.CA0
主「ところで何であそこに捨てられてたの?」
め「さぁ? というよりも捨てられていたのですか、私」
主「んー。段ボール箱に入ってじーっとしてたからつい声かけちゃったんだよね」
め「なるほど。しかし早計ですね、この物騒な時勢に」
主「ああ、その点は大丈夫。十五分以上遠くから眺めた上で判断したから」
め「……」
主「ん?」
め「視○?」
主「うほおお!? か、可愛い女の子の口からそんなセリフが!! 情操教育の乱れじゃー!」
め「と言いなが何故テープレコーダーの用意を?」
主「うむ。君みたいな外人さんっぽいキャラのためにいうなら……ワンモワセッ!」
め「この国の言語教育についていくつか疑問点を持ちました。それと回答ですが、ノーで」
主「嘘ん!? この捨てメイドさんってば意地悪!!」
め「……そもそも疑問なのですが、その“メイドさん”なるものは私を指した単語なのでしょうか」
主「え? 違うの?」
め「すみません。そのあたりの知識を持ち合わせていなくて」
主「んー、君の着てるそれ。世間一般ではメイド服って部類でさ。それを普段着っぽく使ってる人はメイドさんなのかな、と」
め「なるほど。恐らく想像ですが偏った知識なのだと想像します」
主「俺も言ってて途中からそんな気がしてた。つまりコスプレなんだ! やばい……うん、ヤバい」
め「よほどイイ空気を吸っておられるようで。いずれ私も同じところへ堕ちてしまうのでしょうか」
主「できればエロ方向で」
め「健全な生活を送りたいとお願いしてみます」
主「承りました。……ってあっれ、俺が下僕側っぽいよ!?」
め「理解しました。典型的な三下なのですね、あいらびゅー」
主「う、うむ、おれもそんな気がしてる。現在進行形で」
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/24(月) 03:50:32.12 ID:A6XM.CA0
主「じゃあ、とりあえず今日からここの部屋使って。あとベッドも好きにしていいから」
め「……。お一人暮らしなのですよね?」
主「おう」
め「夜中は気をつけてください。月の出ていない夜は特に」
主「おあつらえむきに今日は新月なんだよな。うはぁい、俺知らない内に死亡フラグ拾ってたっぽい!」
め「おめでとうございます。ところで明日のご予定は?」
主「今晩を無事に乗り切ったら、学校いくんだ!」
め「フラグ回収も無事に済んだことですので、私は台所をお借りします」
主「待て! はやまった! 主に俺!!」
め「……。冷蔵庫の中身、勝手に借りますので」
主「ははは、借りれるものならどうぞ」
め「?」

がちゃ

め「……見事にカラですね。頭の中と同じです、あいらびゅーの」
主「家主に対するセリフじゃないよね。いやいいけど」
め「口が悪いのも昨今ではチャームポイントになるらしいですね。素晴らしい世の中だと感嘆します」
主「それ、デレがあってのことだからね?」
め「粘液系ですか」
主「たぶん擬音的にそれはデロっとのほうだと思うわ。あ、でも粘液は嫌いじゃないぜ!?」
め「了解。オクラでもかじっててください」
主「ないけどな!」
め「どうぞ」
主「あったぁぁぁああ!? しかも生だあああああ!!」
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/24(月) 03:56:26.85 ID:A6XM.CA0
主「美味しくない」
め「生のオクラをただかじっておいしければ世の中の大半の健康に気を遣う方々が食されているかと」
主「健康オタクがこういうの好きそうだもんな」
め「なぜか持っていた私も健康オタクなのでしょうか」
主「俺、大丈夫だぜ? オタクとかに偏見もったりしない人種だから。な?」
め「何故でしょう。とても言われると腹が立ちますね、あいらびゅー」
主「それって俺が上から目線だと思ったからだよね? ね? ……俺一応家主なんだけどね?」
め「家主がそんなに偉いのですか」
主「ぐはっ?! よくわからんけど威圧されてしまう!! が、ここで負けるわけには。……えらいんです!」
め「どういう風に?」
主「え? あー。その、な。……えらいんだよ!」
め「なるほど。馬鹿ですね、あいらびゅー」
主「ははは! 馬鹿偉い! 新ジャンルだな!」
め「既出です」
主「がい……しゅつ?」
め「音に出して読んだ単語に対して読めないフリとはいかがかと判断しますが」
主「ほら、お約束だよ。お約束! こういうのは毎回やるからこそ意味が出てくるんだぜ?」
め「承知しました。これからも馬鹿のふるまいをお続けください。あいらびゅー」
主「何だか釈然としないけどわかったぜ!」
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/24(月) 04:02:19.28 ID:A6XM.CA0
主「じゃ、おやすみなー」

ばたん

め「……。いってしまわれた」
め(しかし、この部屋をのぞいて他に個室はなかったように記憶しますが)
め(……まさか)


主「んごー、すぴー」
め「やはりソファーで。……自ら主従の上に立つと仰っていたのに」
主「……んぐ」
め「本当に馬鹿ですね。大バカです。得体のしれない人物を家にあげて」
め「下心を見せるふりをして一切その気もなく、ただの親切心」
め「お人よしにもほどがあると思考します。故に裏切られても仕方のないことです」
め「……」
め「では、あいらびゅー」

がちゃ。……ばたん。




ちちち……

主「ん、ふぁ。……あれ? 俺何でソファーで」
主「あー、そういやそっか。……。えーと、寝顔が見たいとかじゃないからな?」
主「と俺の良心にわびを入れつつ、そーっと」

かちゃ

主「……ありゃ。逃げられたか」
主「そらそうだよなぁ。若い身空で男と屋根の下、ひとつで生活なんて」
主「けど、本当にどこにもいけなさそうな感じだったんだけどなぁ。……ま、見込み違いか」
主「さて、今日もバイトバイトっと」

がちゃ

主「?」
め「ただいま戻りました」
主「え?」
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/24(月) 04:06:51.69 ID:A6XM.CA0
め「ですから、戻りました、と」
主「何で?」
め「ここにおいていただけると言われたので」
主「あ、いやそうだけど……」
め「ですから戻ってきたいのですが」
主「出てったんじゃないのか?」
め「ええ、出ていましたよ。買い物をしに」

がさっ

め「冷蔵庫の中身がなかったので買い足しに、と」
主「……お前」
め「ちなみに財布はお借りしました」
主「え? あああああああああ!?」
め「他人を泊めるのは良いと思いますが、そこまで無防備なのはどうかと」
主「う、むぅ」
め「ただ今回はそこまで私を信頼してもらえた、ともとれますので。……ありがとうございます」
主「どういたまして」
め「では早速朝ごはんといきます。リクエストはありますか? ご主人」
主「あ、じゃあ目玉焼きで」
め「了解。しばしお待ちを」

すたすた

主「……。まだ夢でも見てんのかな、おれ」
主(って、そういや、あいつさっき俺のこと……)
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/11/24(月) 04:11:11.69 ID:A6XM.CA0
こうして始まったもう一つの生活。
これがどんな未来を描くのかは、まだ先の話。





主「ってな訳で、いきなり所帯持ちになった気分なわけよ」
?「それを何でこのタイミングで俺に聞かせますか」
主「いやー、何つーの? いわゆるあれだよ。……自慢!?」
?「はぁ」
主「あっれ、君ぐらいの年頃だと羨ましいもんだと思うんだけど、このシチュ! あ、嘘じゃないんだぞ、本当だぞ!!」
?「いや嘘だって言ってませんから」
主「いいや疑ってるね! その目は疑ってる! 疑心暗鬼の目だ!!」
?「寧ろ主さんが疑心暗鬼じゃ……」

『おーい、どっちか。在庫の整理するから手伝ってー』

?「あ、俺いってきます」
主「お。了解。いってらっしゃい」
?「うす」

たったった……

主「ふ。全く、うらやましいならそう言えばいいのに。……『男』め」


それは遠くない未来。
交わりえる道のひとつ。
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 19:49:50.64 ID:kuq3xIAO
そんなマグナムだなんて……
単語自体ミニ四駆いらいに聞いたんだぜ!
いや、さすがに言い過ぎた。なんかで聞いてる、絶対。
どちらにせよ後ろからするのはいいけどされるのはノーさんきゅう。
特に最近ぢだからね! とまさかのマジレス。
ネタをネタと(ry


ガンガンはNEXTでるまでお休みなわたくし。
PSP自体、一年前に知り合いに売っちゃったからww
早くアガーイたんでハァハァしたいぜ……



そして多数の誕生日祝いの御言葉ありがとうございます。
相変わらずのペースですが気長に付き合ってやってくださいます。

ではお題!
586 :【通常の三倍のメイド】 [sage]:2008/11/24(月) 19:56:16.12 ID:kuq3xIAO
メ「くくく。まさかこれを使う日が来ようとは」
男「赤っ?! ……赤っ!!」
メ「二度言ったあたりインパクトあったみたいですね」
男「お前、その服……」
メ「衝動買いです。たまにはお金使わないと!」
男「この前ゲーム買ってただろ」
メ「洋服にお金使わないと!」
男「……なんか違うよなぁ」
メ「しかし主様、このカラーは赤い彗星カラー!」
男「つまり三倍か」
メ「さすがの私もついに労働に対しての意欲が三倍になることもやぶさかではありません」
男「……なぁ、メイド」
メ「何すか。もっと喜べばいいじゃないすか!」
男「三倍ってことはつまり掛け算だ。……そしてゼロに何を掛けてもゼロなんだよ」
メ「ははは、主様。私だって労働意欲のカケラくらいありますよ。マイナス方面へ」
男「結局結果は同じじゃねぇか!」
587 :【男「なんとぉー!」】 [sage]:2008/11/24(月) 20:02:59.75 ID:kuq3xIAO
男「って言いながらドリブルしてたのか、俺」
友「ビックリしたよ。ただのクラス対抗試合なのに」
男「いや、つい熱くなってな。やっぱりうまい奴がいるとつい張り切っちまう」
友「あはは、ありがとう。一応数少ない特技だからね」
男「というかよくその体でごつい奴らのマークを外せるな」
友「小さいから、だよ。……最近思ったより小さいねとか、がっちりしてないねとか言われるけど」
男「おかしいよな。お前の属性はそうじゃないのに」
友「風評って怖いね。……あ、後半戦が始まるみたい」
男「っしゃ! いくかぁ!」





女「……はぅ」
委員長「ほら、応援」
女「あっ。えと、ふれー! ふれー!」
委員長(……見惚れる気持ちも分からなくはないけれど)


男「いくぞ、友! 頼む!」
友「了解! いっけぇー!」

ぴぴー!



委員長(いいところを譲ってばかりだけど、あなたらしいわ)
女(なんだか汗が剥離してキラキラ輝いてて……はぅ)
委員長「応援」
女「はっ?! ふれー! ふれー!」
588 :【ジェットストリーム姉】 [sage]:2008/11/24(月) 20:17:14.02 ID:kuq3xIAO
姉「おーとーちゃーん!」
男「ぬぉ、姉さん?!」
メ「初めて人間が土煙をあげて走ってくるのを見ました」
姉「だーいぶっ!」
男「うおう?!」

ひょい。……どがしゃーん!

姉「ひ、ひどいよ! なんで避けるの!」
男「いや、あの勢いで飛び込まれてたら確実に俺は四散してたよ」
姉「むー、ならこうだぁ!」

しゅばばば!

メ「初めて人間が三人に分身してるとこを見ました」
男「ってどうなってんだ?!」
姉「「「頑張っていっぱい動いてるのー!」」」
男「前々から思ってたけど、姉さんは天井知らずだよね」
姉「「「えへへー」」」
メ「初めて人間が褒められてないのに……」
男「それは嘘だ」
メ「む」
姉「「「おーとーちゃーん!」」」
男「って、ツッコミ入れてる間に突っ込んできた?!」
メ「座布団一枚持っていきなさい」
男「誰がだよ!!」
姉「「「たぁー!」」」
男「って、うわぁぁ!? こうなったら……」

とんっ

姉「はう、ふみだいにしようとしてる〜」
男「これで飛び越えて二人目をさばいて……」

すかっ……ぎゅむ

男「ふご?!」
姉「つっかまえたー。にゅふふ」
男「むごー! むごー!」
メ「本体以外残像でしたね。南無」
男「むごごー!」
メ「はいはいお幸せに。全く」
姉「あれあれ? メイドさんはご機嫌斜めかな?」
メ「……別に」
姉「なら良かった〜。えへへ〜」
メ「……」
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/24(月) 21:16:35.14 ID:DTcqCcAO
やっぱりみんなかわいいww
姉さんは最早人間じゃないなwwww



そして姉さんの最初のセリフが「お父ちゃん」に見えたのは内緒
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/24(月) 21:41:29.01 ID:x0L9AgDO
素晴らしい…もっとやれいや、やってください




でも「なんとぉーっ!」とか言いながらドリブルすんなよ主様ww
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/25(火) 23:31:24.71 ID:hbafrcSO
>>584

スペックは明らかに新型の方が上か…
どこの世界も初代が劣るのは同じなのかー

両方共続編期待してるんだぜ
592 :【体を通して出る力(妹嬢)】 [sage]:2008/11/25(火) 23:42:50.44 ID:q0uLcUAO
メ「つまり妹嬢さんの体の一部から力の奔流がスパーキングな訳ですね」
妹嬢「あなたは何を仰っているのですか?」
メ「いやほら、すごいパワーで巨大スイカバーよろしく立派なモノを振り回す訳ですよ」
妹嬢「もう一度だけ問います。あなたは何を仰っているのですか?」
メ「だからですね、全国数万人のふたなり愛好家の皆さんの願いが集まっ……」

ばきぃ!

妹嬢「……何ですって?」
メ「……。妹嬢さんの体を通して怒りのエネルギーが! ダメ! ダークサイドに堕ちちゃ!」
妹嬢「先に送ってさしあげましょうか?」
メ「ひぃ?! 笑顔が怖い! どうしましょう、主様!」
男「とりあえず一発やられてくれば?」
メ「ひどい! こちとら遊びでやってんじゃないんだよぉ!」
男「よりたちが悪いわ」
593 :【女(それでも……着させたい衣装が有るんだぁーっ!)】 [sage]:2008/11/25(火) 23:54:49.14 ID:q0uLcUAO
委員長「分からないの? 彼は迷惑してるの」
女「で、でも委員長さんだって時々協力してくれるし……」
委員長「ええ。彼が空気を悪くしないようにと体をはるんですもの。汲み取らない訳にはいかないでしょう?」
女「そ、んな」
委員長「彼、優しいからあなたを悲しませないようにあんな風に抵抗しないだけ。分かる?」
女「……」
委員長「分かってないわよね。理解しているなら自分がいかに図々しいか分かるもの」
女「……も」
委員長「いい加減、気づかないから私から言わせてもらったわ。いい? ここまで言ったんだから次からは彼に纏わりつかない事」
女「……、でも」
委員長「それとも何? あなたのエゴでまだ彼を困らせるの?」
女「それ……でも!!」
委員長「……っ」
女「それでも! 私は彼に着てもらうもん! 偶然だったかもしれないけど、私にとって本当に好きになった瞬間はそうだもん!」
委員長「だからって」
女「エゴで何が悪いのよ! 好きなんだから仕方ないじゃない! そうしてる彼が……」

ガラッ

男「おーい、委員長。話ってなん……」
女「男くんが好きなのッッ!」
男「……え?」
女「ぁ……」
委員長「……」
594 :【主様の財布に核の冬がきた】 [sage]:2008/11/26(水) 00:06:11.98 ID:IBQFicAO
男「……」
メ「……」
男「何ら誇張も嘘もない」
メ「マジすか?」
男「マジだ。……仕送りを始め、あらゆる援助がほぼ打ち切られた」
メ「じゃ、じゃあ……?」
男「お前への給金は今後出せない」
メ「……」
男「それどころか、自分の食い扶持と学費、その他諸々の費用で手一杯になる。お前を養ってやれない」
メ「……」
男「だからやめるなら今だ。今日まで何だかんだで楽しかった。ありが……」
メ「待ってください! 何終わりみたいなこと言い出してんすか!」
男「いや、だからみたいじゃなくて……」
メ「またまたぁ! そんな手には引っかからないんですからね!」
男「……」
メ「ほら早くドッキリだって言ってくださいよ! 残念でしたね、こんな早期にバレちゃって!」
男「メイド……」
メ「でも仕方ないっすよ、こんなバレバレの嘘、分からないわけないっすからね!」
男「メイド……!」
メイド「だからほら、今すぐ嘘だって言……」
男「メイドっっ!」

がたっ……ぎゅっ

メ「ぁ……」
男「本当なんだ。……ごめん。俺がワガママだから」
メ「やだ」
男「もう終わりなんだ!」
メ「やだ……やだ。やだやだ……やだやだやだやだやだぁ!」
男「ごめん。……ごめん」
メ「やだやだやだやだぁぁ! そんなのいやです! 要らないから、ちゃんとお手伝いとかしますからぁ!」
男「お前、泣いて……」
メ「ひぐ、だから置いてくださいよ……ぐす。私、他に行くところなんて思い付かないです……」
男「大変、だぞ」
メ「がんばり、……ひくっ、ます」
男「つらいぞ」
メ「ここに居られないほうが、つらいです」
男「……ここでいいのか?」
メ「……ここがいいです」
男「わかった。じゃあ……居てくれ。一緒に」
メ「……はい」
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 00:07:43.96 ID:IBQFicAO
はてさて。スペック云々はいずれ書いてくとして……
新規が出てきたことなんで従来のやつらには大詰め系の話もちらちらあかしていきます。
主様が誰を選ぶのか。年内には答えが出るかと思われます
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 00:49:29.72 ID:1FKm7UAO
男「主様が……決める!?何!?」
冥「どうかしましたか?脱出ポッドが誤作動したような顔で」
男「どんな表情だよそれ。……ほれ」
冥「?……あぁ、私が来た時に見ていた掲示板ですね」
男「…そうだ(あれは『来た』というより『不法侵入』だろうが……)。そろそろ完結らしい」
冥「結構長く続いてるみたいですね。2.5ってありますし」
男「2を読んでた頃に来たからお前も随分長く居(勝手に居候して)るな」
冥「いや、他に行く場所ないですし。仕方ないじゃないですか」
男「大体記憶無い癖にやたら図々しいのはどういう事だ。前の記憶が知れるな」
冥「作者はもっと儚げとか無愛想クールな感じのキャラを目指してたらしいですが」
男「練り込みも充分でないうちに行き当たりばったりで投下するからだ」


…あんまり内容無くて本当に申し訳ない。

VIPの時から見てきたから、一回完結する(?)のかと思うと寂しいような超期待というか。
まだ全部終わる訳では無いのだろうけど、中の人頑張ってくれ!!
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/26(水) 01:03:37.63 ID:nTRkkQAO
主様は伊達じゃない!

でもメイドエンド以外にあるのかww?
598 :【メ「嘘だと言ってよ主様!」】 [sage]:2008/11/26(水) 17:34:15.05 ID:IBQFicAO
男「いや、だから嘘じゃないって」
メ「嘘です! ありえません!」
男「ありえないって言われてもだな」
メ「わー! わー! 知らない知らない知らい!」
男「一緒にいるって言ったじゃん」
メ「ないないないない! 絶対ないです! あったとしても気の迷いです!」
男「……じゃあ、出てくか?」
メ「ぅ」
男「別に引き留めないぞ。本来より一日長くなっただけだからな」
メ「それは、その」
男「本当に今日の飯から早速質素になる。でもちゃんと用意する」
メ「……」
男「今までみたいにずっとふざけあってたりは無理だけど、ちゃんと時間も作るから」
メ「な、何言ってんすか! 別に私は雨風しのげてお腹さえ膨れればなんだっていいんです。時間がどうとか……」
男「なら、居てくれるよな」
メ「……。ま、まぁ」
男「そっか。良かった、なら俺、頑張れそうだ」
メ「……〜〜っ!」
メ(そ、そんな顔で笑うなんて卑怯ですっ! もう!)
599 :【姉「私はかえってきたー!」】 [sage]:2008/11/26(水) 17:38:54.88 ID:IBQFicAO
男「姉、さん」
姉「んふふ。おとちゃんは私を忘れられない。私もおとちゃんを忘れない」
男「なんで生きて……それに、俺はもう姉さんを……」
姉「おとちゃんがいるから私がいる意味が出来るの。私の傍から居なくなんてさせない」
男「っ」
姉「何度だってかえってくる。何時だっていてあげる。だから……」
男「俺は、もう!」
姉「おとちゃんをちょうだい!」
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 17:39:46.72 ID:IBQFicAO
そろそろタイムラインをまとめた表でも作ろうかしら……
細かい日常部分はさておくとしてww
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 19:06:25.63 ID:dcWMd.DO
>>600
ほのぼのを予想してた俺は( ゚д゚ )ってなってたwwww
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 19:38:23.89 ID:IBQFicAO
皆さん予想ついてるとは思いますが姉さんだけは大詰めが凄惨たるものになる予定です。
この人が一番好き勝手してきたんで一番辛い状態になる予定なので
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 20:05:32.01 ID:dcWMd.DO
>>602
姉が悲惨な結果に…?






宜しい、続けたまえ。
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/26(水) 23:43:38.54 ID:VYDItASO
色んな話の断片があり過ぎて読んでも思いだせんかもww

エロゲ的に考えると
メイド→トゥルーエンド
いいんちょ→ヤンデレエンド
女→女装エンド
妹嬢→近親エンド
姉→バッドエンド
男友→ガチムチエンド

隠しで
イド→異世界エンド
とか考えてしまった
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/11/27(木) 01:23:29.49 ID:8OSCAkAO
ハーレムエンドは無しですか
606 :【男「○○は出ているか?」】 [sage]:2008/11/27(木) 03:38:19.70 ID:NOkZoIAO
メ「漫画かくのって難しいですね」
男「お前にそんな技術があったとはな」
メ「模写してもうまくいかないなんて」
男「それさ、許可は出ているか?」
メ「許可も何も勝手にやってるだけですし」
男「まぁ、趣味の範囲なら……」
メ「どっかの会社に投稿しますよ?」
男「すんなよ?! っつーか完全にアウトだから!」
メ「ほら、微妙に髪型とか変えて……」
男「もはやどこからつっこめばいいのか」
メ「ちなみにストーリーくらいは別にします」
男「オリジナルか?」
メ「パクりです」
男「もはや何故やろうと思ったかが分からんレベル!」
607 :【妹嬢「私だけをターゲットにしてください!」】 [sage]:2008/11/27(木) 03:50:33.19 ID:NOkZoIAO
妹嬢「私だけを見てください!」
男「何言い出すんだよ、急に」
妹嬢「絶対に幸せにします! 何一つ不自由はさせません! 一生を捧げます!」
男「お、おい」
妹嬢「だからっ! ……だから、私だけを……」
男「……。そうだな」
妹嬢「っ! じゃあ兄さんは私と一緒に……!」
男「そういう台詞、言わなきゃな」
妹嬢「ぇ……」
男「ありがとう。それとごめんな。妹、俺、お前を好きだ」
妹嬢「……」
男「けど、それは」
妹嬢「兄妹として、ですよね」
男「うん。こんなダメな兄貴だったけどさ……決めるとこくらいは決めたいから」
妹嬢「あの“運命(さだめ)”を聞いた後でさえ、選ぶというのですか?」
男「“運命”なんてねぇよ。あってもぶち壊してやる」
妹嬢「そこには不幸しかなくともですか?」
男「俺が幸せだと感じられればそれが全てだ」
妹嬢「……」
男「だから、ごめんな」
妹嬢「はぁ……分かっていましたよ。こんな結末くらい」
男「……」
妹嬢「ならばせめて、“妹”して嫌われないようにします」
男「ああ」
妹嬢「だから最後に……」

チュッ

男「?!」
妹嬢「“女”として嫌われてでも想いは果たしました。……さ、今から全力でバックアップします。いってください」
男「……。おう!」

ダッ!

妹嬢「……」
妹嬢「一度も振り向かず、か」
メイド長「お疲れ様でした」
妹嬢「ありがとう」
メイド長「素敵でした」
妹嬢「一番理解してほしい相手には伝わりませんでしたが」
メイド長「見る目がなかったのですよ」
妹嬢「あら? 普段は散々私との仲を割こうとしていたあなたがそれを言うかしら」
メイド長「……お嬢様は素敵ですから惹かれない人間は許せません」
妹嬢「愛されてますね、私。なんなら娶ってもらえます?」
メイド長「喜んで」
妹嬢「くす。……では参りましょう。兄さんに自分が振った女の魅力を見せつけに」
メイド長「どこまでもお傍に」
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/11/28(金) 22:38:26.38 ID:Sjbq0ESO
『お題をこなす』『話を進める』
両方やらなくちゃあいけないのが中の人のつらいところだな…


楽しみにしてるんだぜ
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/01(月) 14:17:13.65 ID:LA2sW2AO
どうもお久しぶりでございます。
生きてました。中の人です。
いやー、あのシーズンですね。
そろそろ本格始動しないとまずいのにさせてくれない環境に俺は……
ちなみにあのシーズンのヒントは俺はそのために昨日何年ぶりかにはるやまいきましたww
これからしばらくはガチンコシーズンなんで今みたいな状況になりやすいですがどうかご容赦をば……
610 :【主様を駆ける〜メイドの鼓動〜】 [sage]:2008/12/01(月) 14:26:13.42 ID:LA2sW2AO
男「……俺を駆けるのか?」
メ「はい。駆けます」
男「どういう状況だよ」
メ「マジレスかこわるい。でも強いて言うなら……踏み台?」
男「お前は主を踏むのか」
メ「や、そこはほら。踏み絵という儀式がありましてね?」
男「つまり俺への忠誠心から踏むのを躊躇、そしてやめ……」
メ「やめると思います?」
男「思わない」
メ「さすが主様。私への理解が良くて助かります」
男「いやな理解だよ。で、鼓動ってのは?」
メ「踏んでるうちにドキドキしちゃうみたいな? あらやだ私ってばドS!」
男「……」
メ「そして主様はドMなので電流が体を駆け抜ける! あ、つまりそういうことですよ」
男「どういうことだよ」




メ「なんか久々にこういう雰囲気ですね」
男「最近マジな雰囲気ばっかだったしな」
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/01(月) 14:30:29.60 ID:Vrt9SCUo
うほっ、中の人

まあこの時期忙しいのはしょうがないだろ常識的に考えて
612 :【デビルいいんちょ】 [sage]:2008/12/01(月) 14:33:29.06 ID:LA2sW2AO
委員長「ええもうそんな気がしてたわ」
妹「いきなりやさぐれてる!?」
委員長「ヨルムンガンド、八股の大蛇ときたものね。ええ、色物だもの」
妹「そんなことないって! きっとほら、小悪魔的な意味で!」
委員長「どこにもミニだの小だのついてないけれどね」
妹「きっと付け忘れたんだって!」
委員長「そうね。でもみんなは私のDI細胞で暴走する様を期待してるわ」
妹「ないない! 絶対大丈夫! やればできる! 気持ちの問題!」
委員長「妹……」
妹「お姉ちゃんはヒロインなんだから、もっと胸をはって! こんなお題に負けないで!」
委員長「ありがとう、妹。でも……」

にゅる

委員長「こんなコスチュームを用意してくれた人達にお礼をしてくるわ」
妹「ひぃぃー! やっぱりこの展開ー! みんな逃げてぇー!」
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/01(月) 17:50:57.04 ID:siHESEDO
>>609
うほっ良いケt…ゲフンゲフン、焦らずマッタリと書いて下しあ
お題はまだ出さなくても良いよね?よね?
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/01(月) 22:55:18.06 ID:OpythMSO
更新きた!これで3日間は乗り切れる!

また楽しみにしてますよっと
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/02(火) 00:33:23.77 ID:dMF4JAAO
何の事やらよく掴めない俺涙目

さっきVIPでやってた新ジャンルメイドがここにコンセプトが近いぜー
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/02(火) 04:28:13.36 ID:zas0hMAO
お題はもらえるものは怨恨でももらうのが我が家系の主義なんでどぞです。
但し自分が関わりそうなガチムチネタには全く反応しないからね!
俺はあくまでもノーマルなんだからっ。


本当にこの時期忙しい……
けどみんな同じだから泣き言いってらんないや!
ただ3日は乗り切ってもらえるってことは更新は3日後でも……

いやはい、頑張りますww
中編はちょっとお休みにはなりますが。

ちなみに今vipでやってるのに参加はしたくあるけど……
俺はこっちが大事なんで今回あれには参加しない予定で!
ではお休み前の更新でふ
617 :【お前を○す】 [sage]:2008/12/02(火) 04:33:15.22 ID:zas0hMAO
メ「キレる十代! 飛び交う危険な言葉の嵐! みたいな」
男「アニメキャラ以外が言うとアウトだからなぁ」
メ「でもよく言うじゃないっすか、殺し文句って。ああいうのはありですよね」
男「いくら殺しとついても意味合いが違うからな」
メ「大旦那様が得意そですね」
男「親父なぁ……」



父『お前を○す』
母『ふみゅ。今のだけでちょっとイっちゃった』





男「……思い出したら頭痛が」
メ「○の中に何が入ってもアウトですもんね」
618 :【流石、○○は○○のお家芸だな!!】 [sage]:2008/12/02(火) 04:38:33.00 ID:zas0hMAO
メ「……」

ワイワイガヤガヤ

メ「幸せそっすね、主様」
男「どこかだよ! いいから助け……姉さんっ!」
姉「あはは、つーかまーえたー!」
妹嬢「待ってください姉さん! そういうことは……!」
姉「あはは、いもちゃんも一緒に〜!」
妹嬢「わ、私は別に!」
男「いいから二人とも離してくれ! それどころじゃないだろ、今!」
姉「なら、帰ったらしていい?」
男「どうやって帰るのさ! こんな洞窟閉じ込められたってのに……」
妹嬢「それならば」
姉「うん。すぐなんとかするよ」



妹嬢「はっ!」
姉「たぁー!」



ばごぉん!

男「……あ、厚さ何ミリの……いや何センチの岩盤砕いたんだよ、この二人」
メ「流石、人外っぷりは主様家のお家芸ですね」
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/03(水) 03:35:08.09 ID:XuzT/QAo
勢いか何かでHしちゃった後の普通に接しようと努力するメイドさんが見てみたいなー
いつかは見れるかな
620 :【見えた! そこぉ!!】 [sage]:2008/12/03(水) 14:37:51.90 ID:/m9Vo2AO
主「なんかこう……エロくね?」
め「それで?」
主「なんかこう……エロいね?」
め「それで?」
主「会話しようぜ!」
め「私も相手を選ぶ権利があると主張します」
主「会話すら選別の時代。女ってずるい!」
め「女性かどうかはわかりませんよ?」
主「ははは、こんなエロい人が…………え、マジで?」
め「男性器はついていませんね」
主「せふせふ!」
め「女性器もないかもしれません」
主「あうあ……せふせふ!!」
め「セーフなのですか」
主「ほら、可愛いはジャスティス。俺、いい感じにゲージ溜まってきた」
め「放出は一人でどうぞ」
主「セルフサービス! そこはほら、従者っぽい人がね?」
め「つまりセルフですね」
主「俺従者っぽい! くそ、ちくしょー!」

ばたっ

め「……その角度では見えないと忠告します」
主「見えた! 心の目で! そこぉ!」
め「確かにここですが」
主「うひょう! 桃源郷じゃーい!」
め「ご主人レベルになると何事にも幸せな脳みそなのだと判断します」
主「素晴らしいよね!」
め「はい、素晴らしいクソ野郎です」
621 :【ふたなりのヒステリーはみっともなくてよ】 [sage]:2008/12/03(水) 14:45:29.35 ID:/m9Vo2AO
メ「エマさんはある意味男らしいですよね」
男「そうなのか」
メ「きとーさんですから」
男「全国のエマさんファンに謝れ」





メ「冬の連休とかけまして」
妹嬢「なんです、急に」
メ「妹さんのモノとときます」
妹嬢「……その心は?」
メ「どちらも大型でしょう」
妹嬢「だからついてませんし大型でもありません!」
メ「ヒステリーかこわるい」
妹嬢「誰のせいですか!」
メ「だいたい毎回ヒステリーになりますよね。……かわいそうな妹さん」
妹嬢「誰のせいですか!?」
メ「私より住人の方々のおかげかと」
妹嬢「……住人?」
メ「え? 私なんか言いました?」
妹嬢「あなた時々何かおかしなことを仰るのですね」
メ「ヒステリー持ちに比べたら大したことないですよ」
妹嬢「……ふ、ふふふ。安心なさい。そろそろヒステリーでは済ませられないレベルになりそうですから」
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/03(水) 15:46:13.72 ID:/m9Vo2AO
メ「ん……ふぁ。……」
メ「……」
メ(……むにゅ……あるじさまのにおい……)
メ「……」
メ「……」
メ「!!?!?」

ガバッ

メ「ふぇ?! あ、あれ? なんで私主様のベッドで……」
メ「!?」
メ「私、なんではだ……ぁ」



男『ずっと、一緒だから』
メ『はい、主様。……あの、  です』
男『ああ、俺もだ』


メ(ぎゃぁぁああああ! 嘘うそ! 言ってない言ってないヤってな……!)
メ「ぅ……」
メ(な、なんかすごいまだ挟まってる感じが……)

ガチャ

男「おはよ」
メ「わひゃあ?!」
男「えらい寝起きから飛ばすな」
メ「な、なんでもないんですからね! ですからね!」
男「そうなのか? あ、一応飯作っといたから」
メ「は、はい」
男「んじゃ、いってくる。……あ〜、その、それと。……昨日、可愛かったぞ」

バタン

メ「……、〜〜っ!!?」
メ「にゃぁぁああああああ!!」
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/03(水) 15:50:48.93 ID:/m9Vo2AO
男「ただ〜ま、と」
メ「お、おかえりなさいますか?」
男「何聞いてんだよ。あと出迎えってのは珍しいな」
メ「ハハハ! 実は罠なのでした!」
男「そうなのか?」
メ「そうです! え〜と、あの、その……」
男「ま、罠でもなんでもいいよ。出迎えてくれてありがとう。嬉しいよ」
メ「っ?! ば、バーカバーカ!」

どたたたた

男「なんだあいつ?」






男「飯、うまいか?」
メ「……何でそんなん聞くんすか」
男「あんまり箸が進んでないみたいからさ」
メ「別に、美味しいです。けどなんで赤飯なんすか」
男「あー、まぁ、な。嬉しいからだよ」
メ「っ! バーカバーカ! バーカ!!」
男「何叫びながら飯かきこんでんだよ」
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/03(水) 15:56:37.20 ID:/m9Vo2AO
男「ふぃ。さっぱり。ほら、次入ってこいよ」

びくっ

メ「……」
男「ん? どした?」
メ「ぜ、絶対綺麗になんてしてこないっすからね! 準備したって無駄っすからね!」

バタン!

男「……?」





男「ふぁ……さて、寝るか」

ガチャ

男「ん? なんかあったか?」
メ「……」
男「夜食か? それともゲームか? ゲームなら今日はちょっと……」
メ「……んすか」
男「え?」
メ「だ、抱かないんすか」
男「……」
メ「じ、実は部屋でドキドキして待ってたりとかいつまでもたってもこないなぁとか」
男「……」
メ「実は夢だったとか魅力ないのかなぁとか全然ちっともこれっぽっちも……!」

ぎゅっ

メ「ふゅ!?」
男「……抱きたい。なんか、嫌そうだったからダメかなって」
メ「……」
男「体目当てとか思われたくなかったから。だからその……すまん」
メ「そう思うんなら、態度で示してください」
男「了解」

ぎしっ
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/03(水) 15:59:36.00 ID:/m9Vo2AO
というifのお話。



メ「ない」
男「ないな」
メ「絶っっっっ対、ないっす。こんなのに抱かれるとか有り得ないっす」
男「こんなの扱いかよ」
メ「ていうか誰っすかあれ、私あんなのじゃないっす」
男「確かにしおらしすぎるよな」
メ「だからこれ見てる人は勘違いしないでいただきたい!」
男「だな」
メ「全く、私が主様となんて……ぅぅ」
男「俺がお前となんて……むぅ」




やっぱりあまあまなのは難しいww
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/03(水) 19:50:27.91 ID:5SDBksDO
>>625
今日一番萌えたwwメイド可愛いよメイド





お題といきますか、相変わらず多くてすまん。
あといいんちょがやさぐれるのが面白すぐるww
【酔っ払いメイド】
【酔っ払い女】
【酔っ払い妹嬢】
【酔っ払い姉】
【DETH13委員長】
【YF-19(メイド)】
【YF-21(主)】
【ゴースト(委員長)】
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/03(水) 23:27:14.16 ID:2ql7mQAO
これはやべぇww萌えるwwwwww
今世紀で一番ゾクゾクしたおwwwwwwww
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/04(木) 22:58:42.25 ID:q.18RQSO
ギャップ萌えってやつの真髄を垣間見たぜ…

メイド可愛いよメイド
629 :【このバカ主がぁ!!】 [sage;saga]:2008/12/06(土) 04:24:59.14 ID:she2QOM0
主「でっへへ。ご馳走様でした」
め「いえいえ。お粗末さまでした」
主「いいねぇ、こういうの。あったかいご飯が出てくるって素敵!」
め「残念ながらさ○うのご飯ですが」
主「セルフじゃないのが味噌だってこと」
め「味噌は使っていませんが。……しまった、使えば良かったと後悔します」
主「その心は?」
め「塩分の過剰摂取は体に毒だと忠告します」
主「忠告しながら盛るんだ。親切に殺しにきてるよね。まさにド親切。略してドS!」
め「そういった方向性がお望みでしたらご期待に沿えるよう努力は惜しみません」
主「わーお、俺の馬鹿。馬鹿な俺! でも馬鹿って言ったやつが馬鹿だよね! ばーか!」
め「この馬鹿ご主人めがー」
主「うほぉぉん、っっ!! 棒読みなのにゾクゾクきた気がする!!」
め「自らそちらの方向に全力疾走ですね。これも一つのプレイなのでしょう。また一つ賢くなりました」
主「反面、俺がどんどん賢さという単語から縁遠くなるぜ」
630 :【隣のお姉さん】 [sage;saga]:2008/12/06(土) 04:45:55.09 ID:she2QOM0
主「ゴミだしかったりぃ。で、一緒に来てくれるのに本当に見てるだけで手伝ってくれないのね」
め「箸より重たいものは持てない気がしますので」
主「絶対気のせいだと思うよ」

?「あ、おはよう」

主「あ、ざいまーっす!」
め「おはようございます」
?「……、っ」
め「……? 何か?」
?「……。何でもないわよ。それより、この人は?」
主「ああ。拾いました」
?「そ。まぁ余計なトラブルだけは持ち込まないようにね」
主「うす。姐さんは今日はがっこっすか?」
?「うん。レポートだけ出しにね。そっちは学校でなくていいの?」
主「うーん、出られたら出たい、みたいな。仕事、立て込んでて」
?「どちらが本業か忘れないようにしなよ。じゃあね」




主「うーむ、可憐だな」
め「あちらの方は?」
主「お隣の部屋に住んでる人。で、大学が同じ」
め「年上の方ですか?」
主「んや、実は年下。けどその凛とした佇まいに思わず姐さんと呼んでしまう俺は何という三下属性」
め「自覚があるだけましかと評します」
主「でへへ」
め「無論、今の言葉には一切の慰めは込められておりませんので照れる必要はないと念を押します」
主「あるぇ。……っかし、俺もがんばらないとな。“委員長”さんに追いつけなくなるし」
め「よくわかりませんが、ご主人が社会に不適格なのは何となしに察しました。おいたわしや」
主「うはぁい、全体的にひどい言われようだぜ」
631 :【その○○を破壊する】 [sage;saga]:2008/12/06(土) 04:57:18.40 ID:she2QOM0
男「……なんか最近じわじわ出番を侵食されてるな」
メ「まさに我々の立場を破壊せんとしようとするニュージェネレーションの刺客ってやつですね」
め「その世界を破壊する」
メ「何か抑揚なく言われるとそれっぽい! っく、ずるい! 何かいろいろと!」
男「見た感じ、お前の方が色っぽいと思うけどな」
メ「私にはなかった可憐さがそこにはある! 恐ろしい……なんかこう、私では表現できぬ可愛さがあるのが悔しい!!」
男「安心しろ、お前に可愛さとか無いから」
メ「いやいやいやいや、視聴者の声に耳を傾けてくださいよ! 私とかいってマジモテモテじゃないっすか、数レス前とか見てくださいよ! マジヤバっすよ!」
男「可愛いとかとは正反対の位置づけにある台詞だよな、必死すぎて」
め「必死乙」
メ「ぎゃああああああああああ! 何かこいつに言われたら腹立つわあああああああああああああ!」
男「思いっきり新入りに自分のペース破壊されてるな」
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/07(日) 02:20:54.82 ID:jThtMcAO
VIP携帯規制ハジマタ
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/07(日) 05:29:55.38 ID:/gL4ocAO
ΩΩΩ<な、なんだtt



せっかくさっきたまたま見てたジャンルの全身性感帯クールとかちょっと参加したかったのにww


男「よ、おはよ!」
ぽんっ

ク「気安く触らないでくれるか?」
男「え……」
ク「こんな世の中だ。痴漢と間違えられて訴えられかねないぞ」
男「ご、ごめ」
ク「何よりイってしまうからな」
男「あ、それもそう……え?」




みたいなんを書いてみたかったww
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/07(日) 05:37:46.83 ID:if8AXpco
もう解けてるよ
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/07(日) 06:38:14.52 ID:/gL4ocAO
だが書かない!
俺にはここがあるからなっっ!








嘘です。
今家ついたとこで精魂尽きただけですorz
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/07(日) 10:08:02.95 ID:SJtR1MAO
意地悪的要素を加えて連載すればいいじゃない

さあ!さあ!!
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/08(月) 07:51:18.22 ID:SpWZ9cDO
>>636
これ以上キャラ増やす(ほかの作品入れる)のもどうかと
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/08(月) 12:26:06.78 ID:RlGXesAO
>>637
このスレでやる分には構わないと思うんだ
実質主様以外書いてない状況下だし

ついでに「意地悪」ってジャンルは他のジャンルも練り込める余地があると思うんだぜ
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/08(月) 14:30:26.75 ID:UKEUFwAO
おはこんばんちわ、中の人です。
最近生活のリズムが狂いまくってこの挨拶が一番しっくりきたり。
うーむ、このダメ人間め。


基本的に俺もあまり色々増やすと今でさえ均等でないキャラの出番が余計偏る気がするのでやらないつもりですww
代わりにいずれ中編で出せそうなら何かしらで出てもらうかも? みたいな。


さて酔っ払いシリーズ突入なわけですが締めはあの人のを追加しときます。
この人を酔わさずして何が酒じゃー!


……しかしこいつらの周りには酒の似合うキャラが少ないなぁww
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/08(月) 14:43:07.96 ID:SpWZ9cDO
>>639
主様ですねわかります
641 :【酔っ払いメイド】 [sage]:2008/12/08(月) 14:44:32.23 ID:UKEUFwAO
メ「基本的に酔わないんですが、私」
男「既に相当飲んでるのにか」
メ「だから無礼講な席でも全然はめが外せなくて……」
男「安心しろ。そのあたりはほぼデフォで無礼講だから、お前」
メ「礼儀の塊たる私になんて言いぐさっ」
男「失礼の塊だろ」
メ「失礼剣! というか本当に酒に酔わないのってのはつまんないです」
男「肝臓が強いとか?」
メ「っすかねぇ。いや、一切酔わない訳じゃないんすけど、気分がどうこうなる前に倒れちゃうんで」
男「なるほど。気分より先に体が限界なわけか」
メ「そんな訳で。中の人もそのタイプだそうです」
男「……中の人?」
メ「え? 私何か言いました?」
男「い、いや。酔ってたんだろ」
メ「な、なるほど」
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/08(月) 14:44:35.74 ID:mN0KEOMo
いもうちょしか思いつかない
643 :【酔っ払い委員長】 [sage]:2008/12/08(月) 14:55:59.33 ID:UKEUFwAO
委員長「……ふぅ」
男「……」
メ「……」

カラン

委員長「……」
男(な、なんだ。もの凄いその……なんだ)
メ(エロ……げふん。艶っぽいすね)
委員長「ねぇ」
男「は、はい」
委員長「一杯お願いできるかしら」
男「了解」

とくとく……

委員長「はぁ」

ガシャン!

男「?!」
メ(な、投げたぁ!?)
男「ごめ、なにかやらかした、俺?!」
委員長「違うでしょう?」
男「何が、ですか?」
委員長「あなたに指名したんだから、口移しでしょう?」
男「そうなの!?」
委員長「当たり前でしょう? それとも私がしてあげるべきかしら」
男「え、あ、ちょ」
委員長「……嘘よ。何を期待してるの。ほら、早く新しいのを用意して」
男「は、はひ!」
メ(なんか恐ろしいくらいドSに!!)
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/08(月) 14:59:10.06 ID:UKEUFwAO
ないのに委員長も思わず書いてみるww
いや決して脅されたわけでは……



そしてラストは主様ですww
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/08(月) 15:16:33.47 ID:SpWZ9cDO
>>644
ラス…ト…?






気にせずwktk
646 :【酔っ払い女】 [sage]:2008/12/08(月) 15:17:07.56 ID:UKEUFwAO
女「きゃははは!」
男「まさか俺より弱いとは……」
女「にゃははは!」
男「ウイスキーボンボン一個でこれだもんな」
女「ねぇねぇ男くん」
男「な、何?」
女「わかめざけってなぁに?」
男「ぶふぅ!?」
女「ふきだしてるー! にゃははは!」
男「こ、この子は……」
女「男くんはー、なんでそんなに可愛いのー?」
男「いや、別に可愛くは……」
女「可愛いの!」
男「そ、そうなんですか」
女「そうなんです! ……ぷ、きゃははは!」
男「ああもうどうしたら」
女「きゃははは! にゃは……すぅ」
男「寝た?! なんかどっと疲れた……」
女「むにゅ……男……」
男「ん?」
女「ちゃん……」
男「夢の中ではちゃん付けなのか」
647 :【酔っ払い妹嬢】 [sage]:2008/12/08(月) 15:50:50.85 ID:UKEUFwAO
妹嬢「たまにはいいですね。兄さんと二人で月見酒というのも」
男「お互い未成年なんだがなぁ。何よりお前が酔うのが意外だわ」
妹嬢「そうですね。本来は酔いませんし」
男「だよな。けどなんかほんのり赤いぞ」
妹嬢「アルコール分解速度をあえて落としていますから。兄さんと二人の席ですし、無粋な事は望みません」
男「相変わらずサラッとすごいな。なんだかんだで兄らしいとこがないんだよな」
妹嬢「今もお酒は舐める程度ですものね」
男「うるせ。ほら、俺が無理なぶん、飲め飲め」

とくとく……

妹嬢「兄さんにお酌されては飲まないわけにはいきませんね」
男「ほぅ、いい飲みっぷりだ」
妹嬢「ええ。こんな幸せな時間、はしゃがずにはいられませんから。ねぇ、兄さん?」
男「んー?」
妹嬢「少し酔いましたので、肩をお借りしますね」
男「頼りない兄貴の肩で良けりゃな」
妹嬢「クスクス。……では遠慮なく」
男「軽いしちっこいなぁ」
妹嬢「ふふ」
男「よしよし。お、髪がサラサラだなぁ」
妹嬢「ん、気持ちいいです。もっとお願いします」
男「あいあい」
648 :【酔っ払い姉】 [sage]:2008/12/08(月) 16:05:12.23 ID:UKEUFwAO
姉「ねーねー、おとちゃーん」
男「何姉さん」
姉「酔っ払いってなぁに?」
男「姉さんみたいなテンションになっちゃう人のことだよ」
姉「えー! じゃあ酔っ払いってみんなおとちゃんのことが好きになっちゃうの?」
男「違う違う」
姉「ぅ〜? よくわかんないよぉ」
男「わかんないだろうなぁ。水とお酒の間に全く差がない姉さんには」
姉「そんなことないよ! 水の方がのどかわかないよ! お酒はのみにくい!」
男「世の中の酒造店が泣きそうな発言だよね」
649 :【キング オブ 酔っ払い】 [sage]:2008/12/08(月) 16:18:38.72 ID:UKEUFwAO
男「ふぬー」
メ「飲ませすぎた……」
男「めいろ! ひざまくら!」
メ「迷路な膝枕っすか、斬新な」
男「いいからするの!」
メ「しませんて」
男「すーるーのー!」
メ「ああもう、暴れないでください。ったく」
男「でりゃ!」

ガバッ

メ「ひゃう?!」
男「ふっふっふー。つかまえたぁ」
メ「な、ななななな」
男「はい、すわる!」
メ「じゃあどいてください!」
男「やらぁ。うごけないー。でも膝枕ー」
メ「無茶な?!」
男「……お」
メ「ひぅ?!」

ふにゅん

男「まくら〜」
メ「にゃぁぁあああああ! そ、そこはおっぱ……にゃぁぁあああああ?!」
男「ふかふかー」
メ「わー!? わぁぁー?!」
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/08(月) 16:41:08.24 ID:SpWZ9cDO
>>649
キングwwオブwwww
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/08(月) 16:44:02.94 ID:SpWZ9cDO
>>650
途中で送っちゃった…後日談と言うかその後が見たいと言いたかった…
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/08(月) 18:17:22.86 ID:RlGXesAO
>>649

毎度の如くGJww
やっぱり主様ってヒロイン兼用してるよなぁ……
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/08(月) 23:35:07.43 ID:Z5En7YSO
ヒロインは男子ちゃん一本だろ…
メイドはサブ、いいんちょはモブキャr…ん?なんだが外が静かだな
ちょっと見てk
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/09(火) 06:13:54.27 ID:NZG1cMAO
メ「ヒロインですって。良かったっすね、主様」
男「良かねぇよ。何が嬉しくてこんな扱い……くそ、笑いたきゃ笑え」
メ「ははは。あははは」
男「くっ、自分で言っといてなんだけどむかつくな」
メ「しかし主様ってば女さんのメイクとコーディネートで本当化けますよね。声さえ女の子なら完璧なのに」
男「いやそん……」
女「違うよ!!!」
男「のわっ?!」
メ「はわっ!」
女「男子ちゃんは完璧に女の子しきれないスリルの中でこそ可愛いの! 声も見た目も完璧はダメなの!」
メ「は、はぁ」
女「ビクビクしながら、けどバレなくてホッとして、でもそんな自分に自己嫌悪しちゃうの! そこがいいの!」
男「いいんだ……」
女「そんな訳だから男子ちゃんはこれからも今みたいな可愛さでいてね」
男「いや、いてねと言われても男なんで困るんですが」
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/09(火) 06:20:57.56 ID:NZG1cMAO
主様が酔いつぶれた次の日の風景




男「ふぁ……おはよ」
メ「っ!」

ばばっ!

メ「ふしゃー!」
男「何猫みたいな警戒っぷりを発揮してんだよ」
メ「昨日あれだけやりたい放題やっといて……忘れたとは言わせないぞぅ!」
男「……。すまん、俺何したんだ?」
メ「きしゃぁぁぁあああ! あ、あ、あああああんなことやこんなことをしといて!」
男「だから何をやったんだってば。謝るから」
メ「あんな、あ、あん……」

ぼんっ!

メ「と、とにかく! 覚えてろぉぉおおお!」

だだだ……

男「……だから覚えてないんだって」
656 :【あなたと男子ちゃんが雪山で遭難して山小屋で一夜明かすようです】 [sage]:2008/12/09(火) 06:28:40.34 ID:NZG1cMAO
男子「……困ったな。こんなに吹雪くなんて」

男子「ごめんな。俺が無理に誘ったから……」

男子「……。ありがとう。そうだよな、気にしてる暇があったら何とかしないと」

男子「……? 寒いのか?」

ぎゅっ

男子「ほら、防寒器具もないんだ。これで我慢してくれ……って、おい。照れてる場合か」

男子「なっ……?! た、確かにこんな格好してるけど俺は男だって知ってるだろ!」

男子「ば、ばかか! ……あー、くそ。お前が変なこと言うから意識しちまうだろうが」

男子「……」

男子「なぁ。あ、いや、お前から先に言えよ。……わかった、俺から言う」

男子「必ず一緒に帰るぞ。何、人間死ぬ気になればなんだって出来るさ」

男子「はは、そりゃそうだ。死ぬ気にはなっちゃいけないよな」

男子「よし、やる気出てきた」

男子「で、お前の話は? ……? 何だよ、言おうぜ。何恥ずかしがってんだよ」

男子「……ったく、変なとこで頑固だな。まぁいいや」

男子「……頑張ろうな」
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/09(火) 09:24:26.13 ID:gmo/JVso
ふぅ・・・






何この濃厚なホモスレ
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/09(火) 09:51:09.24 ID:qGi1LsAO
ふぅ・・・
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/09(火) 17:33:39.51 ID:NZG1cMAO
呆れのため息なのか賢者タイムかによって今後の男子ちゃんの行く末は決まるッッ
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/09(火) 19:35:45.77 ID:zYedcsDO
>>659
いくら男子が可愛くても所詮は男なので俺は受け付けない







おや、背後に気配が…どうせ弟だrうわなにをするやめ
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/09(火) 20:10:24.23 ID:qGi1LsAO
愛の前には性別云々なんて関係ないぜ!
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/09(火) 23:03:33.04 ID:/c05UcSO
>>656
このエロゲはどこで売ってるんだ!?
段ボールで予約するから誰か詳細を!!!
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/13(土) 22:25:00.73 ID:AcVda.AO
時が・・止まった・・・?
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/14(日) 13:24:21.70 ID:dKlBpMDO
ホモネタなんかするから…
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/15(月) 13:24:58.10 ID:IBQzsYAO
ほぼ一週間ぶりですね、こんにちは!
ちょっとお泊まり旅行いってた中の人です。
どうやら景観を大事にしてるのか、山奥過ぎるのか携帯もPCも通じませんでしたっ。
どちらにせよ寝てばかりで更新できなかったんですがww
いやでも、料理はすごいヘルシーで、窓から見える景色は冬の訪れを教えてくれ、部屋は清潔感のある白を基調としたところでした。
また行きたいなぁ……











なんて思えない。
ええ、病院でしたorz
くそ、この忙しい時期に拘束しやがって!
とか言いながらも養生できたのは素直に助かった気がする中の人でした。


やっぱ男子ちゃんネタは前に出しちゃダメだなww
こう、さり気なくくらいにしないと拒否反応出ちゃう人もいるだろし……
今後は出番を考えますww


さて、まずは一週間ほったらかしだった部屋の掃除やら買い物やらしてきますww
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/15(月) 17:13:13.60 ID:KSAKyEDO
>>665いってら





(お前ら!今のうちに中の人の家に忍び込むぞ!)
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/15(月) 23:51:51.09 ID:m7hX8YSO
中の人来た!
これで勝つる!

>>666
部屋にはきっと意地悪で働かないメイドがいるはず
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/17(水) 05:41:31.58 ID:Ny1IiAAO
委員長「さて。サボリにサボった分のツケを払う時がきたようね」
妹「全く。本当ズボラでだらしなくてダメ人間だよね、中の奴」
委員長「普段は病気にならないくせに半年に一度、一気に患うから質が悪いわね」
妹「なんかもう[ピーーー]ばいいのに」
委員長「それはいいすぎよ」
妹「あう。そうかな?」
委員長「ええ。彼には今から私の話を書いてもらわないといけないから」
妹「そっか」
委員長「前回、メイドとのロマンスがあった以上、次は私のはず。……楽屋ネタみたいであまり好きではない考えだけど」
妹「まぁまぁ。お姉ちゃんが活躍するなら私は嬉しいよっ」
委員長「ありがとう。じゃ、いってくるわ」
妹「いってらっしゃ〜い」

つかつか……

妹「お姉ちゃん、幸せになってほしいなぁ。……ん?」

ガサガサ

妹「お姉ちゃん、次のお題見ないまま行っちゃった。え〜となになに……」
妹「……」
妹(つ、強く生きて! お姉ちゃん!!)
669 :【DETH13委員長】 [sage]:2008/12/17(水) 05:50:41.19 ID:Ny1IiAAO
委員長「……」
妹「お、おかえり、お姉ちゃん」
委員長「……」
妹「え〜と、その。……似合うね!」
委員長「こんな死神姿が?」
妹「ほら! 最近は死神っ娘もジャンルとして大手だし、人気もガンガン出ちゃうって!」
委員長「……でもね、妹」
妹「う、うん」
委員長「残念ながら私は“DETH”13らしいの」
妹「うん?」
委員長「“DEATH”ではなく“DETH”。つまり死神でもなんでもない。分かる?」
妹「あー……」
委員長「つまり私はただ鎌を携える危険人物なの。それが似合う。そうなのね?」
妹「ち、ちちち違うよ! そんな事言ってない! 私お姉ちゃん大好き! だから全然本当有り得ない!」
委員長「……」
妹「……ご、ごくり」
委員長「まぁ、いいわ。それじゃ、行ってくるわ」
妹「どこに、ですか」
委員長「決まっているじゃない。それじゃあね」

バタン

妹(……今度こそマズいかなぁ、みんな逃げられるかなぁ)
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/17(水) 23:05:14.46 ID:k7ZsSkSO
>>669

みんな…ヤられてしまったのだろうか…

誰か報われない子に救いの道を…
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/17(水) 23:10:20.51 ID:shqV3QYo
    メ几  
    木又  
__________
   Σ<○√
     ‖ 
     くく
しまった!いいんちょの殺気だ!
オレが止めているうちに早く皆逃げろ!
早く!早く!オレに構わず逃げろ!
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/17(水) 23:40:11.19 ID:Ny1IiAAO
早くみんな逃げてぇー!



さて、うちにメイドがいないんですが誰かくださいませんか?
頑張って養いますからww


ピンポーン


ん? 誰かきたのかな?
とりあえず出てきます。
あ、お題のやつ置いときますねっ!
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/17(水) 23:42:59.35 ID:uKUl2AAO
ろ、>>671……>>671ーーーーッ!!

この野郎…無茶しやがって……
674 :【YF-19(メイド)】 [sage]:2008/12/17(水) 23:45:06.34 ID:Ny1IiAAO
メ「私のピンポイントバリアが火を噴きます」
男「どういう日本語だよ」
メ「つまり従来のようにドッグファイトでの柔らかさを克服するわけです」
男「お前、誰とドッグファイトしてんだよ」
メ「この柔らかい胸部装甲を覆うピンポイントなバリアをはるわけです」
男「……え?」
メ「今一瞬ノーブラだと思ったでしょ」
男「ははは、んなバカな……」
メ「現在ピンポイントバリアは展開してませんよ」
男「!!?」
メ「すごい視姦されてる気分ですが残念ながら勿論ブラはしてます」
男「……み、見てない見てない」
メ「ニップレスですが」
男「!!!」
メ「主様の正直モノめ」
675 :【YF-21(主)】 [sage]:2008/12/17(水) 23:50:38.52 ID:Ny1IiAAO
主「くくく。書き方に隙あらばいつでも俺のターンな訳だ!」
め「壁と会話なさって楽しいですか? とてもおめでたいと感心します」
主「やった! 誉められた!」
め「あまりに可哀想なので視線をあわせづらく感じます」
主「俺のオーラがなせるわざか……天然の結界だぜ」
め「いえ、そういう訳でもないですが」
主「つまりピンポイントに目にバリアなわけだな! うひょう、なんかカッコいいぞ、俺!」
め「かこいいです、ご主人」
主「惚れんなよ?」
め「承りました」
主「承るなよ!」
め「面倒くさい人ですね」
主「てへへ」
め「勿論誉めてません」
676 :【ゴースト(委員長)】 [sage]:2008/12/18(木) 00:02:13.45 ID:GXBjPkAO
委員長「そう……」
妹「あの、お姉ちゃん? その右手の袋は何かな? 赤いのが垂れてるんだけど」
委員長「次はそんなのがお好みなのね」
妹「あ、あの〜」
委員長「いいわ。無人機の統制でもなんでもしてあげる」
妹「……」
委員長「自分から逃げ道を断つなんてよっぽど虐めてほしいのね」
妹「……」
委員長「ええ、たっぷり“遊んで”あげる」

つかつか……

妹(ど、どこに向かってるの、お姉ちゃん。いろんな意味で)
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/18(木) 00:19:01.23 ID:N1kXZQQo
    メ,几
    木又
__________
   Σ ○√
     ‖ 
     くく
畜生!まただ!
右手がなくなっちまったがここは俺が食い止める!
早く!早く!オレに構わず逃げろ!


  i    
  |  i!     |    l| 
_l|i|_li|___l!__liil__
   ::: ○√::  オオオオオオオオオオ
     :::::>:
     ::<<::
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/18(木) 00:24:31.75 ID:G0qh9gDO
>>677
お前さっき死んだんじゃねーのかよww
犠牲右手だけかいww
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/18(木) 09:43:09.62 ID:PUd33AAO
ろ、>>677……>>677ーーーーッ!!

この野郎…無茶しやがって……
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/22(月) 06:39:09.15 ID:wRqRuAAO
メ「今年も残すところ後わずかっすね」
男「早いもんだ」
メ「つまり主様にはクリスマスプレゼントやらお年玉を用意する義務がある訳ですよ」
男「ずいぶんいやなもん押し付けるな、おい」
メ「いやいや、こんな可愛くてプリティーで優しくてチャーミングで可愛くてキュートな女の子に貢ぐのは当然でしょう」
男「可愛くてを二回言ってるからな? あと意味合い的には全部同じだからな?」
メ「え……?」
男「何を驚く要素があったんだよ」
メ「つまり……えぇと。……主様は私にプレゼントな年末でファイナルアンサー?」
男「相変わらず都合がいいな、お前の聴覚と解釈」
メ「はっはっは」
男「勿論誉めてないからな」
メ「何ー!? 謀ったんですか!」
男「何をだよ」
メ「プレゼントを送りつけて私をメロメロにしようって魂胆なんですね!」
男「あくまでもそこは譲らないのな。言質を取りたいんだろうがそうはいかん」
メ「じゃあ人質取りますよ」
男「そこまでか!」
メ「きゃー! 助けて主様! このままでは私が18禁な世界にー!」
男「自作自演?! なんだ、お前を動かすその原動力はなんなんだ」
メ「主にお金ですね」
男「……身もふたもないな」





メ「……で、プレゼントはマジでないんすか?」
男「考えとくよ」
メ「きゃほーい! ワクワクしてきた!」
男「いやだから考えるだけで……はぁ」
男(んな嬉しそうにされたら用意するしかないじゃんかよ)
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/22(月) 06:53:40.80 ID:wRqRuAAO
母「ねー、クリスマスはー?」
父「仕事だ」
母「じゃ、一緒じゃないの?」
父「悪い」
母「ぶーぶー。そんなんやだー」

ほゆん

父「……重い」
母「え、嘘? 太った?」
父「いや、後ろから抱き付かれているだけだ。体重がどうということではなくてな」
母「……。胸おっきい女は嫌い?」
父「……」
母「仕方ないじゃん。おっきいんだから。乗っちゃうんだから、頭に」
父「乗せてるんだろう」
母「喜ぶかなって」
父「俺の趣味趣向を勘違いしていないか」
母「そかなー? てい! じゃあ正面からだ」
父「こら。人の上に跨るな」
母「だってこうしたらダーリンの顔も見れるし、おっぱい触り放題だし一石二鳥だよん」
父「……。まず一つ。胸の大きさはある程度魅力に差を付けるかもしれんが、特にこだわりはない」
母「ほよ?」
父「二つ。お前の胸で俺が隠れる。顔が見れない」
母「あー、確かに」
父「三つ。……つまりまぁ、お前の胸がいいんじゃない。お前だから、好きなんだ」
母「……」
父「……。だからそういうことだ。……最初から、嬉しい。後ろからでも、今のも」
母「えへー。ダーリン、今照れたっしょ?」
父「知らん」
母「やっぱり可愛いなぁ、もう。大好き」
父「知らん」
母「ちなみに私もだよ」
父「?」
母「後ろからも、前からも大好き。……抱き付くのも、抱かれるのも」
父「そうか。……そうだな。今決めた」
母「ん?」
父「お前にそんな顔されては最初からかなわないのだったな、俺は。……クリスマスは一緒だ」
母「ほんと!」
父「ああ。年末も、年始もな」
母「でも大丈夫なの?」
父「知ったことか。……それより自分の心配でもしてくれ。今からずっと寝かさん」
母「えへへ。ワイルドなダーリンも大好き。いいよ、めちゃくちゃにしてね」




母『みたいな感じで過ごしててー』
妹嬢「おめでとうございます。こちらの仕事の締めの時期にわざわざ秘匿回線でご馳走様です。……はぁ」
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/22(月) 10:20:04.38 ID:Kk6cCYAO
父のイメージがwwwwww
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/22(月) 13:36:37.33 ID:wRqRuAAO
メ「コスプレ大好き主様」
男「それだと俺がコスプレするのが大好きみたいだぞ」
メ「そうじゃないんすか?」
男「少なくとも女装の事を指してるならば声を大にして違うと言わせてもらう」
メ「そうだったんすか、コスプレ大好き主様」
男「だから違うと言うに」
メ「ほら! 自分を偽らないで!」
男「そらまぁ、するのはやだけどしてもらう分にはな」
メ「……うわぁ」
男「言わせておいて引くなよ! だいたいの男は何かしらそういうのあるんだよ!」
メ「だからといって主様が気持ち悪い発言をした事実は揺るぎない訳ですよ」
男「ぐ……」
メ「けど、自分に正直な主様にご褒美を差し上げることもやぶさかではないです」
男「何?」
メ「ふふふ……かつもくせよ!」

ばばっ

男「こ、これは!」
メ「はい。スーパーカッターシャツタイムです」
男「一見地味というかただのシャツ姿……しかし!」

ほゆん

男「なんというボリューム……く、恐るべき破壊力」
メ「むふふ」
男「くそ、地味エロい!」
メ「ははは」
男「……で、目的は」
メ「今年のおせちに伊勢エビを」
男「なんのグルメ番組を見た」
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/22(月) 21:38:15.88 ID:V9UXb1wo
カッターシャツ・・・だと・・・
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/22(月) 23:35:35.19 ID:8OY9v6SO
絵師がいないのが悔やまれる…ッッ
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/22(月) 23:45:57.13 ID:wRqRuAAO
男「最近サービスショット多くないか」
メ「人にこんな格好させといてよく言いますね」
男「ぐぬ……確かにそれはそうなんだが」
メ「大丈夫ですよ。自分の躰です。安売りはしませんから」
男「あー、いやその」
メ「主様以外には見せてませんよ」
男「……、っ!」
メ「お金くれないですもん、きっと」
男「あーあー! お前はそういうやつでしたよ! ったく」
男(何を一瞬どぎまぎしてんだよ、俺は)
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/22(月) 23:58:53.88 ID:wRqRuAAO
メ「さて、新人さん。あなたには確認しなければならない大事なことがあります」
め「お答えできる範囲であるなら」
メ「……ぶっちゃけ胸部装甲のランクは何ランク!」
め「Cだと報告します」
メ「勝った!」
女「同じだね」
委員長「……」
妹「けっ」
妹嬢「……ふん」
姉「はや? みんな喜んだり怒ったり大変だねぇ」
メ「くくく、後継機故、スペック差を提示されるかと思いきや……やはり量産型よりワンオフでしたね!」
女「でもなんだか、めいどさんって魅力的だよね」
委員長「……そうね。女性本来の丸みと柔らかさがあるわ」
メ「な、なんですか! 私だってこう、スタイルには自信が……」
妹「つまりあんたは洋モノっぽいんだよ。で、こいつは国内産」
メ「なんというかものすごい屈辱感!」
め「こういう場合は励ましの言葉を贈れと教わりました。では早速。……ドドンマイ」
メ「バカにしてんすか! ええ、喧嘩なら買いますよ!!」
男「何騒いでんだ。落ち着けって」
メ「主様はこれと私、どっちがいいってんですか」
め「本人を前にこれ呼ばわりとはなかなかに心外ですね」
男「いきなりなんだよ。お前だよ、お前。これでいいか?」
メ「ほらみろー! やーいやーい!」
主「安心しろ。お前の魅力は俺がよーっくわかってるからな」
め「自分への慰めの言葉は何が適しているか分かりませんのでとりあえず……ドドンマイ」
主「明らかに俺の台詞に対して落ち込んでないか?! フォローなんですけど!?」
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/23(火) 14:01:12.68 ID:Bvi5SgDO
みんなそろそろいいんちょ虐めるのも秋田だろうし
お題
【メイドが寝込む】
【女、侵入】
【妹嬢が男を監禁】
【姉の日常】
【久々のいもうちょ】
【女弟VS青いツナギの良い男】
【いいんちょと( ∵)】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/23(火) 17:38:28.23 ID:701Yi2AO
ここで俺は先手を打つっ!

【男と主の日常】
【メリークリスマスin男家】
【メリークリスマスin主家】
【メリークリスマスin父家】
【歳末大行事特別準備期間in女】
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/12/24(水) 00:13:17.77 ID:4WxT5kAO
性なる白濁(ホワイト)・クリスマスですね主様
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/24(水) 15:23:03.28 ID:Wb/PGwAO
メリークリスマス!
うぅむ。夕方まで暇だ……
という訳でかくよ!

しかし(∵)ってのがお題とは。
最近久々にPCゲーやってそれがリトバスだというのを知ってのことか!
もしくは暇つぶしにやり始めたBBが思いのほか楽しくてやりこんでるのを知ってのアラクネか!

どっちも違う場合俺はとんだ恥を晒した結果にww



とにもかくにもお題消化だぃ!
692 :【メイドが寝込む】 [sage]:2008/12/24(水) 15:34:09.66 ID:Wb/PGwAO
メ「ふがいない」
男「起き抜け一言目に言うことか」
メ「まさか主様に看取られるなんて」
男「不穏な言い方はやめい。体、痛むか?」
メ「割と。でも触られてはたまらんので痛くないとか言ってみます」
男「もう見てるっつの」
メ「な?! 寝込みにつけこんで不埒な!」
男「しゃーねぇだろ。お前があんな表情で医者はダメだっつうから」
メ「む……」
男「それにやましい気持ちで見てねぇよ。それどころの状態じゃなかったし」
メ「そですか。真っ赤っかになってました?」
男「まぁな。よくもまぁあの傷が治ったもんだよ」
メ「気合いっすよ」
男「……。そういう事にしとく」
メ「……聞かないんすね」
男「何をだ?」
メ「色々と」
男「聞いたら答えるか?」
メ「……」
男「いいよ。大事なのはお前が無事だったってことだ。……よし」
メ「あ、あの。どこ行くんですか」
男「しばらくは大丈夫そうだからな。買い出しだよ」
メ「でも……」
男「安心しろ。いいんちょと女さんが居てくれる」
メ「そうじゃなくて!」
男「じゃ、またな」

ぱたん

メ「ぁ……」
メ(主様、……まさか)



男「ちょっと出てくる」
委員長「いいの?」
男「大丈夫だ。ただし誰かが来ても絶対にあげないでくれ」
女「う、うん」
男「じゃ、いってくる」

バタン

女「でもどこ行くんだろ。さっき買い出し行ったばっかりなのに」
委員長「……」



男(姉さん……なんでこんな……!)
693 :【女、侵入】 [sage]:2008/12/24(水) 15:40:40.20 ID:Wb/PGwAO
コチ……コチ……

女「……」
委員長「……」
女「あのぉ」
委員長「何?」
女「……なんでもありません」
委員長「そう」

コチ……コチ……

女(き、きまずいよぅ!)
女「わ、私ちょっと掃除とかしてくるね!」
委員長「そう」

ぱたん

女「はふぅ……息が詰まるかと思ったよぅ。あ、ここ」

シーン……

女「男くんの部屋だ。……わ、わわ!」
女「ベッドとか着替えとか机とか……はぅ!」
女「じ、実は引き出しに私の写真とか……」

がらっ

女「うぅ。普通だ。あ! あれ、アルバムかな」
女「前に見せてもらったやつ以外もたくさんあるんだ」
女「ちっちゃい頃の男くん……はぅぅ!」
女「無断だけど、ちょっとくらいなら」

ぺらっ……

女「わ、可愛い。これも、これも」

ぺらっ、ぺらっ

女「はぅぅ。いいなぁ、可愛いなぁ。……あれ?」

ぺらっ

女「これ……え?」

ぺらっ! ぺらっ!

女「嘘、これ、まさか……」
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/24(水) 19:33:35.74 ID:7.PsjYDO
>>691
メリークリスマス、中の人!
今年のクルスマスは嫁と過ごします




只今テレビでチェーン投げてますけどNE!
はいFateです、ライダーです。
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/24(水) 22:35:17.33 ID:l2J8wASO
今年も家族と過ごしたお…
べ、別になんとなく残念な気持ちなんかじゃないんだからね!
アメリカでは普通の事なんだから!

…来年こそは……!!
更新乙だじぇ
核心に近付いて来たな
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/27(土) 21:14:48.99 ID:Kq8muwAO
時が…止まった…だと……?

性夜を生き残れなかったのか…戦友(とも)たちよ……
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/12/29(月) 03:48:53.19 ID:T48h4xc0
うほーい。年末年始に引越して……な中の人です。
お久しぶりでございます。いやぁ、箸より重たいものは女の子以外もてない僕に力作業させるなんて俺はなんておにちくなんでしょうね。
……持ったことないけど、女の子とか。


家庭用fateいいよね! オルタつかっててこれだけ火力高いのはすばらしいと思うわけで。
今までアサシンで必死に長いコンボやってきた俺涙目でございますww

そして聖夜はみんな楽しく過ごせたようで何よりです。
俺も夕方からそりゃもう色々キャッキャウフフだったわけで……ウッ(´;ω;`)


んで、MBAAもver.Aになって安心と信頼のAAAなわけですよ。
正直自分の使ってるキャラは相対強化なんで良かった良かった。
誰か対戦しませんかー? などといってみるが俺みたいな田舎民とどこで会えるのでしょうか。
ある意味メタルスライムのような存在感です。


さて、ぶっちゃけチラ裏に書いとけな内容ですみません。
なんか久々なせいもあって色々話したいことが増えてたってことでご容赦をば。


ではでは早速お題消化いってみましょうー。
そろそろ大詰め!
698 :【妹嬢が男を監禁】 [sage;saga]:2008/12/29(月) 04:07:12.23 ID:T48h4xc0
男「頼む! 出してくれよ! もう時間が!!」
妹嬢「ええ、わかっています。わかっているから、こうしているんです」
男「なんでだよ。なんで!」
妹嬢「これでも彼の娘、という立場は都合のいいものなんです。逆らう理由がありませんから」
男「でも! それでもあいつはお前の友達だろ!」
妹嬢「ただの使用人。それも直接の、ではありません。それに比べれば肉親が優先されるのは当然のことだと思いますが」
男「……っ、でも、あいつは母さんを!」
妹嬢「それについても聞き及んでいます。その上で私はこうしているんです」
男「なっ!? うそ、だろ」
妹嬢「嘘ならば、このような状況になっているはずはないと思いませんか?」
男「……そんな」
妹嬢「理解していただけましたか。すみません、兄さん。あなたには個人的に力添えしたいとは思いますが。……それとはまた別ですので」
男「……」
妹嬢「……。無駄な抵抗はしないでくださいね」
男「さぁ、どうするかは俺の勝手だろ」
妹嬢「ええ。ですが無駄に足掻いて身内の心象を悪くするのもどうかと思いますので」
男「何が身内だ。俺が今動けないことで得をするような身内なんてくそくらえだ」
妹嬢「……くすっ」
男「なんだよ」
妹嬢「いえ。……さて、では忠告はしましたので。ああ、それと」
男「?」
妹嬢「私は今からこの家をしばらく離れます。そしてこの場所を見張っている人間は基本的にいません」
男「え?」
妹嬢「ですが鍵はそれなりのものをかけていますので、無茶をしなければ壊れないようにできています。しないでくださいね?」
男「……」
妹嬢「それと、彼女はおそらく地下ですがそちらは私の管轄外ですので何が起こっても知りません」
男「……それは」
妹嬢「ああ、それから兄さんの味方は誰一人この屋敷にはいません。かろうじてメイド長が残っていますので彼女から話くらいは聞けるかと」
男「妹、お前」
妹嬢「では確かにいかに兄さんが暴れられないかを説明しましたので。大人しくしてくださいね?」
男「……悪いが、約束できねぇな」
妹嬢「全く。兄さんは。……では、また」
男「ああ。……ありがとな」
妹嬢「お礼ですか? おかしな人ですね、閉じ込めた張本人に向かって」
男「……」
妹嬢「ですがありがたく受け取っておきます」
男「ああ」
妹嬢「どうか、ご無事で」

ぱたん

男「……よし、やるか」
699 :【姉の日常】 [sage;saga]:2008/12/29(月) 04:21:11.63 ID:T48h4xc0
毎日、毎日同じ景色。
飽きなかった。いずれ手に入るソレが楽しみだった。
けれど今は、ソレが少しずつ離れていく。
寂しい。悔しい。つらい。
お腹がきゅるきゅるとなる。
ひもじい。悲しい。痛い。
近頃は幾度となく会えるようになった。そうなるようにした。
閉じ込められたら壊した。
取引を持ちかけられたらうなずいた。
試されれば素直に受けた。
だから今は何度も何度も会える。
なのにそれは、味見の期間じゃなくて、心が離れていくのを確認するだけの日々。
妬ましい。嫉ましい。ああ、彼女がいなければ。
お腹はどんどん減っていく。我慢はその先にご褒美があるからできた。
なのに、それがないとわかってしまえば……。
できないんじゃない。したくない。する必要がない。
きっともう、彼はおいしくなってくれないから。

でも、ひとつだけ方法がまだ残ってるかもしれない。
彼女がいなくなればいい。そうすればまた彼は私を見てくれる。
私のお腹も少し満たされる。
何て素敵。
ああ、もういいよね。我慢なんてしなくて。
こんな繰り返しの日々は終わりにして。
ただ夢を見続けるだけの日々は終わりにして。
お腹を鳴らすだけの日々は終わりにして。
さぁはじめよう。新しい日々を。
そして……。そして?
はじめて、どうなるんだろう。
彼女を*して。その後、彼も*して。
それから?
それから……。



後は何を繰り返せばいいのだろう?



くぅ

お腹が鳴く。
だから考えるのをやめる。
いいや、そのときまた考えよう。
私の日常を。
700 :【久々のいもうちょ】 [sage;saga]:2008/12/29(月) 04:25:35.75 ID:T48h4xc0
いもうちょ「で。これだけの数なのね」
兵「何だこの子は……」
いもうちょ「全く。本当、損な役回り。こんなことをしたって彼が振り向いてくれないのはわかっているのに」
兵「おい、君。ここは私有地だ。送っていくからこっちにきなさい」
いもうちょ「それでも何かしたいだなんて、本当私ってばどうかしてる。……どうかしてるけれど」
兵「おい!」
いもうちょ「けれど。いいわ。それが私だもの。……ああ、そこのあなた」
兵「え」
いもうちょ「少し黙っていてくれるかしら」


どさっ


いもうちょ「ふぅ。やはりコレに限って言えばこの子の方が相性がいいのは否めないわね」

ザザッ

兵「何があった!?」
兵「なっ、子供? ……だが、こいつがやったに違いないな」
兵「取り押さえろ」
いもうちょ「なるほど。子供相手にも容赦はしないのね。さすがに属す世界が世界なだけはあるわ。けれど」

ざわり……

いもうちょ「あなたたちの“世界”と私たちの“世界”。おかしくなるほど相性がいいのよね。じゃあ、もう少し暴れさせてもらおうかしら」
いもうちょ「彼があの子のところへたどり着くまでの間の時間稼ぎのためにね」
701 :【女弟VS青いツナギの良い男】 [sage;saga]:2008/12/29(月) 04:40:55.02 ID:T48h4xc0
女弟「待て。おい。待ってくれ」
阿部「ん? どうした?」
女弟「何でなんかすごいことになってるのに俺だけお前とツーショットなんだよ」
阿部「はっはっは。何、気にするな。男は度胸、何でもやってみるもんさ」
女男「何もしねぇよ! っていうかお前誰だよ!」
阿部「俺か? 俺は阿部高和。それより君、いい体じゃないか。スポーツは何を?」
女男「え? ああ、ラグビー……って触るなよ!」
阿部「大丈夫。俺はノンケだってかまわず食っちまうからな」
女男「のん……? 何だって?」
阿部「ほら、つべこべ言わずヤってみる。どうだ?」

ジジー

女男「ぎゃあああああああ!? おま、お、おま……!!」
阿部「なかなかのサイズだろ? そんな驚くことはない」
女男「しまえ! しまえよ!!」
阿部「何、次は君の番だ。ほら」
女男「何がほらだよ! いや! やめろ! 近づくな!! う、うわあああああああああああ!!!」
702 :【いいんちょと( ∵)】 [sage;saga]:2008/12/29(月) 04:44:54.63 ID:T48h4xc0
(∵)「……」
委員長「……」
(∵)「……」
委員長「……。何?」
(∵)「……」
委員長「何か言ったらどうなの」
(∵)「……」
委員長「少しずつ近づいてこないで」
(∵)「……」
委員長「そんな困った顔してもだめ」
(∵)「……」
委員長「悲しそうな顔も。それよりあなたは何なの?」
(∵)「……」
委員長「そう。……でも私も大事な目的があるの」
(∵)「……」
委員長「別に諦めろとは言わないわ。ただとても難しいわよ」
(∵)「……」
委員長「ええ。あなたが勝手にするぶんには止めはしないわ。好きにしなさい」
(∵)「……」
委員長「お礼を言われる筋合いでもないと思うけれど。……そうね、好きにしていいといったものね」
(∵)「……」
委員長「はいはい。……ああもう、近づかないの」





メ「わ、わかります?」
男「わからん。一切あれ→(∵)の表情やら言いたいことが」
メ「委員長さん。最近人外と戯れすぎて何かよくわからないとこに突入してますね」
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/29(月) 10:02:10.43 ID:EM5ExgAO
乙!
佳境に入ってきたのになにやってるんだ弟ww

(∵)見てたらもののけ姫のアレが思い浮かんだ
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/29(月) 12:32:43.59 ID:1VgEVoDO
中の人乙ー
今掃除してたら蛾の死骸が2匹、Gの死骸が1匹とかなり鬱な気分になった…




みんな!掃除はこまめにNE!
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/12/29(月) 21:50:36.65 ID:9sm9K.SO
乙でしたー

(∵)
ビコーズだっけ?
またマイナーなAAをww
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2008/12/30(火) 08:10:01.48 ID:BSeiB6g0
最近はBBの影響か、これ(∵)を見るとアラクネに見えちゃうっていうねw
しかしアラクネとは対戦してて何ら面白くないという……
何なんだほんと、あのキャラはw
あと関係ないけどニトロワがアーケード化するとか何とか。
俺、あれのこと対戦ツールとしては面白くないと昔言い切ってたりしたんだけど……今度練習しなおしてみるか。
いや、まずトレモすらついてないんだけどねww


ではちょっとずれたけどXmasお題とかもやってこう。
707 :【男と主の日常】 [sage;saga]:2008/12/30(火) 08:17:55.51 ID:BSeiB6g0
主「うぃっす。今日は早いね。学校は?」
男「もう学生身分じゃないですよ、俺」
主「む? じゃあ何でバイトしてるんだっけ」
男「毎回それ聞いてくれますけどいい加減覚えてくれませんか?」
主「いやー、だってねぇ?」
男「何がだってだか知らないっすけど。……ま、本当はこなくていいんですけど、つい手伝いをお願いされるんで」
主「あー、マスターはいい人だからねぇ。わかるよ」
男「主さんみたいな人間を抱えられるあたり、すごい度量だと思います」
主「君、割と毒づくね。一応先輩なんだけど、俺」
男「ここ数年で尊敬に値するのか、ほどほどでいいか判断できるようにはなりましたよ」
主「なるほどねぇ。……うはーい、全然ほめられてねぇや!」
男「自覚があるならまだ救えますよ」
主「きゃん ゆー へるぷ みー?」
男「何となく言いたいことはわかりますがお断りします」
主「マジかよ! 肩透かしだよ! どちくしょう!!」
男「何年下相手にマジになってんすか。それより仕込み終わったんですか」
主「んむ。実はとっくの昔に」
男「じゃあ俺のほうも手伝ってくださいよ」
主「それはそれ。これはこれ」
男「いや、話切れてませんから。ったく、本当……主さんの相手してるのと家にいるのが変わらないっすよ」
主「俺みたいなすばらしい人材と会える時間が家でも味わえるなんて最高じゃないか」
男「割とそう思える瞬間があるから困るっつーか」
主「お、俺……野郎はノーセンキューなんだけど」
男「そういう意味じゃないっすよ。さて、おしまい」
主「早いね。さすがだ」
男「褒めてくれるくらいなら手伝ってほしかったっすけどね。んじゃ、俺これ終わったらあがっていいことなってるんで」
主「うぃ。おっつかれー」
男「お疲れ様です」

カランカラン

主(ふむ。何だかんだで数年前なのか。彼と出会ったのも。……がんばるねぇ)
708 :【メリークリスマスin男家】 [sage;saga]:2008/12/30(火) 08:25:21.47 ID:BSeiB6g0
男「じゃん」
メ「おおおおおお! 生クリーム!」
男「そこなのか」
メ「女体盛を期待してなかったといえば嘘になりますが、これはこれでなかなか」
男「器役は誰がやるんだよ」
メ「女さんかお姉さんにお願いしてみたらよかったとか」
男「……。ありえるから絶対だめだな」
メ「ほら、そんなことより食べましょうよ!」
男「おま、自分からふっといて……ま、いいや。いただきます」
メ「いっただっきまーす!」


もしゃもしゃ


男「しかしあれだよなぁ」
メ「う?」
男「日本人ってのはつくづくイベントの過ごし方が適当っていうか」
メ「何なら正式なクリスマスでもやってみます?」
男「お前が何分保つか見ものだな」
メ「や、私はやらないんで主様一人でどうぞ」
男「……言いだしっぺの法則ってのがあってだな」
メ「ローカルルールの押し付けっすか。そういうの勘弁してくださいよ。うちのシマじゃそういうのはやんないっすよ」
男「おーい、最後にローカルな文章が見えた気がするんだが」
メ「ちゅーかですよ? おいしいもん食べるきっかけって必要だと思うんすよ」
男「ふむ?」
メ「人間我慢しちゃう生き物ですから、何かしら理由をつけてハッサンさせてやらないといけないと思うんすよ」
男「まぁな。ただ発散の発音がおかしかった気がするわ」
メ「とにかく、です。我慢は体に毒です」
男「珍しくまともな意見だな」
メ「ですから明日から毎日ごちそうにしましょう。せれぶりてぃに」
男「それが言いたかっただけかよ」
メ「それよりプレゼントは?」
男「強引なシフトだな。……あるよ。あとで部屋かえっ」

ばたん!

男「早すぎだろ、おい」





メ「何かな何かな〜」
メ(……ってマジで用意してたなんて。あーう、どうしよ、お返し。『わたしがプレゼントでーす!』みたいな?)
メ「……」
メ「だ、だめだめだめ!! 何はやまってんだあああああああ!!!」



男「おーい、何かしらんがうるさいぞー」
709 :【メリークリスマスin主家】 [sage;saga]:2008/12/30(火) 08:30:03.91 ID:BSeiB6g0
め「はっぴーめりーくりすまーす」
め「……何というお通夜ムード」
め「まさかこうもあっさり一人にされるとは思いがけなかったと驚きをあらわにしてみます」
め「……。まぁこうして食物の用意や、装飾品のプレゼントが置いてあるあたり、邪険にされているわけではないのでしょうが」
め「仕事、ですか。全くどうしようもない」
め「とごくつぶしの身でのたまわってみます。ふふ、もちろん寂しくなんてありません」
め「はぁ。つまらないのでさっさと食べて寝ますか」

もきゅもきゅ

め「……。寂しくなんてないです」







がちゃ

主(……ただいまー)
め「すぅ、すぅ」
主(あー、待ってたか。ごめんな。あ、けど全部食べててくれたか、良かった良かった)
め「……ん、ぅ」
主(さて、さっさと風呂に入って寝ますかね。着替えないといけないし)

ぱたん

め「……」
め「……ん、何です? このにおい」
め「これは……」
710 :【メリークリスマスin父家】 [sage;saga]:2008/12/30(火) 08:33:31.25 ID:BSeiB6g0
母「本当に一緒にいてくれるんだね」
父「まぁな」
母「そっかー。うれしいなぁ、えへへ」
父「それよりその格好は何だ?」
母「ミニスカサンタ。どう? そそるっしょ」
父「基本的にお前が相手ならそそるな」
母「うはっ、ぞっこんだね」
父「まぁな。それよりせっかくの機会だ。出かけなくてよかったのか?」
母「うん、いい。どうせ行ける場所なんて……」
父「すまない」
母「あ、ううん! そんなんじゃないよ! ほら、それより〜」

ぎゅむ

母「サンタさんからの贈り物を存分に堪能していいんだよぅ?」
父「さっきまで堪能してたと思うんだが」
母「えー? もう種切れ?」
父「そういうのはオブラートに包んでくれ」
母「もうおしまい?」
父「……いや」
母「えへへ。じゃ、今夜もいっぱい愛してね?」
父「ああ。メリークリスマス」
母「メリークリスマス、ダーリン」
711 :【歳末大行事特別準備期間in女】 [sage;saga]:2008/12/30(火) 08:36:08.19 ID:BSeiB6g0
女「今年は色々用意することになりました」
メ「よろしくお願いします」
女「しょ、正直どこまでできるかわかんないですよ」
メ「ですが女さんならいけます」
女「そ、そうかな」
メ「ええ。これらの作品は実は……」
女「!! わ、私がんばるよ!」
メ「ふふ、期待しています」




男「何吹き込んだんだよ」
メ「いや、今回作ってもらう衣装の出所とかをね?」
男「どういうこったよ」
メ「おとぼく、こいたて、るい智、などなどじょそ……」
男「言うな、言わんでいい」
メ「聞いといてー」
712 :以下、2009年まであと10117秒。。。 [sage]:2008/12/31(水) 21:11:24.08 ID:uO1vTwAO
来年まであと三時間五十分……

今年もありがとう、メイド's

来年もよろしく。
713 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/01(木) 00:07:39.20 ID:pzwzh2AO
あけましておめでとうございます
714 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! :2009/01/01(木) 00:08:01.66 ID:9Yfi.wAO
あけましておめでとうございます!
715 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/01(木) 01:22:00.38 ID:Ec2SusDO
…あっ…!けましておめでとうございます
716 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/01(木) 02:26:17.75 ID:A/W3uVo0
あけおめですー
717 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage;saga]:2009/01/01(木) 08:09:00.84 ID:.u7XRac0
メ「せーのっ」
全員「「「「「あけまして、おめでとうございまーす」」」」」
メ「いやー、あけちゃいましたね」
男「あけちまったなぁ」
メ「誰でしたっけ? 年内に答えだすとか言ってたの」
男「ぐ……」
メ「ほら、今だしちゃったらどうです? ほら」
男「そんなぽんと出るか!」
メ「あきらめんなよ! ひりだして!」
男「なんか急に汚くなったな!」
メ「全く主様ってばだめなんですから」
男「俺か!? 俺が悪いのか!」





俺が悪いんですorz
皆さん。あけましておめでとうございます。
今年もどうかこんなやつらですがよろしくしてやってくださいませ。
この年が皆さんにとって良い一年になりますように。
718 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage;saga]:2009/01/01(木) 08:15:21.70 ID:.u7XRac0
男「あれ? 晴れ着なのな。似合うぞ」
メ「どもっす。女さんのコーディネートですから」
女「えへへ」
男「さすがだね。女さんも可愛いよ」
女「はう!? あ、ありが……うぅ」
男「委員長も綺麗だし」
委員長「そう」
男「そ、そうって」
委員長「私、負け戦をいつまでも続けられるほど強くないの。いくわよ、妹」
妹「はーい。……ぶぁーか!!」
男「な、何なんだ?」
メ「……」
妹嬢「兄さん」
男「ああ、いも……」
男(こいつ、年々綺麗になってくな。なんつーか、格が違うっていうか……いやこの言い方だと他のみんなに失礼なんだけど」
メ「む〜」
妹嬢「あけましておめでとうございます。これから私達、メイド長と一緒に初詣にいってきますので」
男「ああ、うん」
女「いってくるね」
男「女さんもなんだ」
女「うん。冬休みあけたら、また学校でね」
男「おう。じゃ、また」



メ「さて、二人きりっすね」
男「だなぁ」
メ「ふみゅ!? ……あ、はい。三人でしたね」
男「あ、そっか。そうなんだよな」
メ「で、会議の結果いろいろ一致しまして。……お年玉もらえません?」
男「お年玉ってお前、子供じゃないんだから」
メ「じゃ、大人のお年玉。くださいな」
男「……、ば、ばーか!」
メ「くださいな」
男「〜〜……っ」





メ「ごちそうさまでした」
男「う、うがー!!」
719 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/01(木) 09:43:36.02 ID:kt6obADO
大人のお年玉って何ですか?わかりません><wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
720 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/01(木) 13:36:50.68 ID:pzwzh2AO
>>718
三人目…大人のお年玉……?

ご ち そ う さ ま で し た
721 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage;saga]:2009/01/02(金) 06:07:12.73 ID:G8CBQ/w0
妊娠を期待されてる方がおられますが……
残念ながらそういう三人目ではなかったりしますw
大人のお年玉って言ってるだけで中身はAなだけだったりしまする。



さて、年内にまとめられなかったのでここでまとめでも作ってみようかと。
簡単に言うと年表的なものですね!
そしてその上で、最後のほうを少しずつ。
ではいってみましょう。
722 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage;saga]:2009/01/02(金) 06:14:05.83 ID:G8CBQ/w0
男視点 年表

少年期。姉、妹嬢との出会いと生活。
妹嬢にはコンプレックスを感じつつも勝負を挑んだり。
その中で妹嬢との絆(互いに想いは違うものの)が生まれる。
やがて姉に惹かれはじめるが、結果として消えない痕を負う。
また、この事件以降の記憶が曖昧に。
そして高校からは一人の生活に。その時、メイドを雇う。


高校一年
入学から委員長と出会い、貧血のところを助けることで興味を持たれそれ以降腐れ縁。ずっと同じクラス。
友とも知り合う。サッカーで勝負し、負けるものの友曰く、「負けられた」とのこと。
実は女さんともずっと同じクラスなのだがこのころはお互い言葉を交わすことがほとんどない。

高校二年
春休みの間に一度帰省させられる。その時、姉、妹嬢と再会。
これ以降、なんども訪ねてこられるように。
また、一学期早々女さんに女装姿を見られる。
これによってさらに交友関係がおかしくなる。
夏休みでは家族旅行と称し、メイドたちと南の島へ。
ここで彼女らがいかに特殊か再び思い知る。また自分の境遇についても再認識。
ちなみにこの年の学園祭では色々と伝説を残すバンドをやることになる。

高校三年
メイドのことを意識し始める。
メイドが主様を意識し始める。
しかし年明け近くに実家から勘当される。
理由としては一方的なもので敷いたレールにのらないのなら、とのこと。
それでも大学へ進学し、自分なりのやりたいことを見つけるためにわがままを通すことを決意。
このときにメイドへの想いも固める。
同時に姉が自分から心が離れる弟のことに気づき、メイドを疎ましく思う。
また女、委員長がそれぞれ告白するも玉砕。
姉、メイドを襲う。メイド負傷、自宅療養。男、姉と決着をつけに。結果としては喧嘩別れ状態に。
戻るとメイド攫われる。委員長、女の報告で首謀者が自分の身内であると知る。
結果、実家に戻ることに。
実家にて妹嬢と決別。しかし、その実協力を得て、父の元にたどり着く。そこで……
723 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage;saga]:2009/01/02(金) 06:17:02.50 ID:G8CBQ/w0
バタン!

「親父!!」

確かにここだと伝えられてはいない。
だがまずは顔だけは確認し、“挨拶”を済ます。そう決めていた。
しかし、そこに彼はいない。
やはりもう地下に向かったのだろうか。
それならば一度引き返し、メイド長を見つけ出し情報を得て、

「……?」

そこまで考えて、思考が止まる。

「な!?」

目の端に止まったそれ。
赤く紅く朱く咲いた華。

「かあ……さん?」

母親だったモノがそこにアった。
724 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage;saga]:2009/01/02(金) 06:19:11.27 ID:G8CBQ/w0
父親が母親と別れた、という話は聞いていた。
それも一方的に。それ故に理解できず、しかし現実だけがそこに残る。


やりきれない怒りを持って移動。
道中、父の手ごまが多数。それを全て請け負う仲間。
その中、妹嬢の姿もあり、想いをぶつけられうも断る。


そして父と対峙し……。
725 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage;saga]:2009/01/02(金) 06:21:03.23 ID:G8CBQ/w0
みたいな超展開を年末書く予定ですた。
ええ、かけませんでしたがw
本当すみませんorz

いやけど撒いた種は全部回収しときたかったんで、本当こんな展開で申し訳。
とりあえず自分なりに最後のとことか、父との決着とかはちゃんと書きます予定。
いつもみたいな馬鹿な会話がしばらくないですが、そこはもう少しだけ待っていただけると……
ちびちびやってこうと思います。
あとそろそろいじメイも再開しないとだ!
726 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/02(金) 08:59:44.94 ID:Hq3lxjAo
     i〜〜〜〜i
   /レ´⌒⌒`ヽi
   i'|{_ノl|_|i_トil_|i .o (うぃ〜・・・)
   |, リ -‐  ‐-{.i|。
  》|il(_, '' ¬ ''丿|
   ノ//\ ̄ ̄旦\
  // ※..\___\
 \\※ ※ ※ ※ ※ヽ
   \`ー──────ヽ
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
727 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/02(金) 17:01:09.23 ID:1XRT3UAO
>>725
う゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!?!?
これはまさに超展開……

期待してるぜ!頑張ってくれ!!
728 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/06(火) 22:16:35.10 ID:RfPeyEAO
んちゃです。
年あけてから暇な時間ない中の人です。
年末年始ってもっとぐーたらしてられる期間なんじゃ……



とりあえず今から前スレの520前後にあった姉さんとの修羅場のあたり書いてみまする。
でもって最近書き込めてないせいで活気がなくなってきてるよね……
本当にすみません。
ああもう……1日36時間になーれorz
729 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/06(火) 22:25:15.61 ID:RfPeyEAO
男(くそ……! 相変わらず反則すぎる!)
姉「あははは! 待ってよ、おとちゃん!」
男(けど姉さんは自分を過信し過ぎてる。だから……)

がさっ

姉「何? かくれんぼ? いいよ! 絶対捕まえてあげる!」
男(どんなに何か仕掛けられているとしても正面から突破しにかかる)

べちゃ

姉「ん? 何これ」

ひゅん! ジャラ……

姉「ベタベタするし何この鎖」
男「悪いね。粘着液だよ、特注の。あと鎖はあたりの木々に巻き付けてある」
姉「……」
男「そう簡単には動けないはずだからね。さ、今度こそ話を……」

ぶちっ

男「え……」
姉「ん、んっ!」

ぶちっ、メキメキ……

男「なっ?!」
姉「えい!」

ばきぃ!!!

男「……嘘」
姉「えへへ。おとちゃんみーっけ!」
男「っ!」
姉「あ、待ってよ! かくれんぼなら今ので終わりでしょ! 早くこっちきてよ!」
男(冗談……! ったく、反則にもほどがあるだろ!!)

ダダッ

姉「あーあ。行っちゃった。でも今のびっくりした顔、おいしそうだったなぁ」
姉「……。今いくからね」
730 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/06(火) 22:34:43.01 ID:RfPeyEAO
男(くそ……適当に仕掛けてるけど)
姉「おとちゃーん! どこー!」
男(なんだよ。あれだけ食らってピンピンしてるなんて……)
姉「もうっ。早く出てこないと怒るよ!」
男(怒られるだけで済むならいいけどね)

ぐー……

男(さっきからどんどん大きくなるあんな音を聞かされたんじゃ是が非でも捕まるわけにはいかな……)
男(あれ? 今耳元で聞こえ……)

「おとちゃんみーっけ」

男「?!」

ブォン! ガッ!!

男「ぐ……ぁ!!」

どしゃ

姉「ああ、大丈夫? 変に動くから吹き飛ばしちゃった」
男(……嘘、だろ。なんつー力だよ。今飛んだよな、俺)
姉「もう。おとちゃんはあいつと違って大切にたべるんだからあんまりひどいことさせないで」
男「……っ!」


メ『なんでも、ない……ですから。ちょっとドジっただけで』


男「っ、……」

ゆら……

姉「あ、良かった。元気そうだね。じゃあ」
男「なんで」
姉「ん?」
男「なんで、そんな風に……っく、姉さぁぁぁぁあああん!!」
姉「あは! おいで! いっぱいいっぱいあいしてあげる!」
731 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/06(火) 22:42:58.04 ID:OvbOPyso
>>726
亀だけど、これ好きだww
732 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/06(火) 22:46:24.53 ID:RfPeyEAO
妹嬢『使い方は直接打ち込むだけです』
男『そんな単純なのか』
妹嬢『単純だから効果があるんですよ。ちなみに間違っても自分には打たないでくださいね?』
男『ははは、んな訳……』
妹嬢『鯨でも数秒で永遠に覚めない眠りにつくレベルですので』
男『……肝に命じとく』



男「あぁぁあああああ!!」
姉「あははははははは!!」


男『でもなんで直接なんだ?』
妹嬢『あの人が本気になれば銃弾すら皮膚の一枚下あたりで止めますから。無論、まず当たらないという前提がありますし』



男(姉さん……!!)
姉「つっかまーえた!」

がしっ

男「っ!」
姉「いただきまーす」

ガブリ……ぶちぶち!

男「っづ、ぁぁぁあぁぁあああぁ!!?!?!」
姉「ごく……うふ、あはは、あはははは!」
男「っ!」

どんっ! ゴロゴロ……

男「はぁ、はぁ……い痛っ」
姉「ん、おいしい。おいしいよ、おとちゃん」
男「そりゃ、良かったね……」
姉「うふふ。どうしよう、体中が熱いよ。止まらないよ」
男「……」
姉「もっと……もっと食べてあげるか、っ……?」

ぷらん

姉「あれ? あれれ?」

とさっ

姉「なんで? 体、動かないよ?」
男「だろうね」
姉「……??」
男「はぁ、っ……。はぁ。……姉さん。話をしよう」
733 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/06(火) 22:51:41.91 ID:RfPeyEAO
今圧倒的に足りないほのぼの分を補ってくれるAAですね!
734 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/06(火) 23:02:27.73 ID:RfPeyEAO
男「先に言いたいこと、全部言わせてもらうから」
姉「あ……ぅ」
男「俺、姉さんに何されたか、忘れてた。どんな人かを忘れてた」
男「けど、やっぱり初めて出会ったあの日から、俺はずっと姉さんが好きだった」
男「あんなことされても、今こんな風にされても」
男「けど……。今一番大切なのは姉さんじゃない。そして姉さんは俺の一番大切な人を傷つけた」
姉「ぁ、うあ、……うあ」
男「姉さんが俺をどんな風に思ってるかはわかったし、それを責める気はない」
男「ただ。今はもう俺は姉さんのこと、家族として以上には好きになれない」
姉「お……あん」
男「だから姉さん。俺は姉さんと決着をつけなきゃいけない」
姉「……」
男「曖昧にしない。俺の今の正直な気持ちを渡すよ」
男「姉さん」



「俺は、姉さんが、嫌いだ」



姉「……!!」
男「だから、さよなら。俺はあなたを助けない」
姉「おお、ぁん……おおあん!」
俺「ばいばい」





「ああああああああぁぁぁああ!!」






男「ごめん」
735 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/06(火) 23:48:56.81 ID:/a1HgEDO
なんてことだ…




続きが気になって仕方がなくて寝れねえ
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/07(水) 21:50:16.71 ID:PU2ybKIo

     i〜〜〜〜i
   〆レ´⌒⌒`ヽi  o(ばかごしゅじ・・・・・・zZZ)
   /' /{_ノl|_|i_トil_|i .o
  ノ, リ -‐  ‐-{.i| ゜
 ノノ//\ ̄~~旦\
( // ※..\___\
 \\※ ※ ※ ※ ※ヽ
   \`ー──────ヽ
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/07(水) 22:08:44.54 ID:Peh6xASO
>>734
更新乙!!
さて、次の更新までログを漁る作業に戻るか…

ちなみにご主人様の最後の台詞が「俺」になってるのは仕様ですかい?
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/08(木) 03:06:02.88 ID:0jHZIIAO
あばばばば



携帯の予測変換使ってたから「お」のとこで無意識にやらかしたっぽいでふ
いや、お恥ずかしい……
やはり携帯からの更新は危ないww


そしてAAに和んじゃう
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/08(木) 07:22:30.32 ID:/LuRHRs0
男「親父!!!」

バタン!!

父「よう。思ったよりも遅かったな。どこで油うってたよ」
男「てめぇ……なんで母さんを!」
父「おいおい。勘違いすんなよ。別に殺した訳じゃない」
男「な!? あ、あんな状態で生きてるわけないだろうが!」
父「生きてるよ。少なくともあいつの記憶(メモリ)はここにある」

コンコン

男「……メモリ?」
父「何。簡単なこった。容器(ハード)を入れ替える。ただそれだけの事を今からするだけだ」
男「! ま、まさか」
父「ご名答。お前の女はもとよりその為だけの存在だ」
男「メイド!!」
父「心配すんなよ。大事な体だ。無事に決まってる。それより黙ってそこで指くわえて見ててくれよ」
男「断る」
父「だよなぁ。うーん、どうすっか」
男「力づくで奪い取るまでだ」
父「いや、お前がどんな気になろうとどうせ何もできないからいいんだよ」
男「くそ、なめやがって!!!」

ぶん!

父「遅いって。とりあえず……これでどうだ?」

ガッ

男「っっ!!」
父「お、脳震盪だけは回避したか。腐っても俺の息子だ」
男「て、め……」
父「ったく、一筋縄でいかせろよ。お前のことだって大事なんだからよ」
男「くそ、どの口がそんなこと……!」
父「だってお前も容器(ハード)なんだぜ?」
男「え?」
父「新しい俺の、よ」
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/08(木) 07:30:17.19 ID:/LuRHRs0
男「な? ……は?」
父「わかんねぇかな。お前は、俺の、容器。それ以上でもそれ以下でもないの」
男「……ふ、ふざけ!!」
父「ふざけてなんかねーよ」

ドゴッ

男「!!?」
父「お前は元から俺の代替品でしかねーの。まぁ、その過程で色々作った結果がお前ら姉弟な訳だ」
男「つく……?」
父「ばっか、そうに決まってんだろ。あんな人外なスペック、普通の人間に備わるかよ」
父「あいつも、あの賢しいガキも、どっちも失敗作だ」
父「身体能力を高めすぎて馬鹿みたいにカロリーを食う体、人体の限界までコントロールできる代わりにテロメアが馬鹿みてぇに短い体。どっちも俺が設定した」
男「おま、え……!」
父「命を何だと思ってる、か? 大事なもんだよ。俺と、あいつのはな」

ゴリ……

男「痛ぅ!!」
父「ああ、ちなみに俺も3代目だ。設定が妹のほうよりだから、どうにも寿命が早くきそうだけどな」
男「……じゃ、あ、母さんも」
父「あれは生まれつきだ。いや、魂の形ってやつか? あー、こういう専門分野じゃないことはしらねぇ。ただいえるのは、あいつはどんなにあがいても健康体にゃなれないんだよ」
男「だか、らって!」
父「俺はあいつを愛してる。だから永遠を誓った。そしてそれを手に入れるだけの財という力も手にした。だから実行してるだけだよ」
男「く……」
父「お前ら姉弟は俺の失敗を生かしてそれぞれの必要部分を分けてみた。身体能力、成長能力、操作能力。それぞれ見てみたが、一番はやっぱお前だ」
父「お前のその人間くさいままが一番社会に溶け込める。スペックだって十分だしな」
父「ああ、でも俺ほど極端でもないから後々少し面倒か。……ま、えり好みはしてられねぇか」
男「そんな、かってが……」
父「まかり通るんだよ。俺はそうしてきた。お前も、あいつも結局代替品でしかいられねぇんだ。残念だったな」
男「く、そ……おおおお」
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/08(木) 07:37:57.83 ID:/LuRHRs0
父「何。すぐ済む。昔の俺の中身も同じように足掻いて、でも結局今の俺がいる。わかるな?」
男「わか、るかよ! じゃあ、あいつとの出会いも」
父「あんな訳わからん雇用方法がまかり通るわけねぇだろ。俺が仕向けた」
男「でも、きっかけは姉さんで……」
父「そう俺が調整した。無論、ここいらはある程度苦労したけどな。そんで、抑止力に妹もつけてやったろ?」
男「お、まえ……!!!!」
父「そう怒るな。俺の所有物をどうしようが俺の勝手だろうが。それより見ろ」

ウィィ……

男「あれ、は?」
父「あの中に俺の女が入ってる」
男「く、訂正しろ。俺の、だ!」
父「かか。言うね。いいだろう、今はお前のだ。けどものの数分で俺のになる」
男「んな、こと」
父「あそこにあんのは前のあいつの脳髄と、特殊な電気信号を発する装置だ」
男「!?」
父「あとはわかるだろ? 今の不要な部分を取り除いて、あいつのを入れて、あとは書き換える。そんだけだ。簡単だろ?」
男「ばか、な! そんな方法で……!」
父「そうだ。医学的にはありえない。だから借りたくもないところから手を借りてる。俺の信用しないオカルトなやつらだ」
男「オカルト、だと」
父「そうだ。お前の母親も、お前も、姉妹も、俺も。ある人形師の手製だ。何かよくは知らんがハードとして新しいメモリを受け入れやすいように製作されてるそうだ」
男「ふざ、け」
父「ふざけてなんかない。俺がそうだろ? とにかく、だ」

ヴゥゥ……!!

父「後数分、おとなしくしててくれや。そうすりゃ、後はお前もすぐに逝かせてやるからよ」
男「くそ、やめろ! やめてくれ!!」
父「かか。嘆くのは自由だ。存分に吼えろ」
男「くそ、くそぉ!! 頼む、誰でもいい! 助けてくれよ、頼む。誰か!!!」
父「絶望しな。ここに妹はこれない。そう調整してある。お前くらいなんだよ、ここにこれ……」

ズン!!!!!!!

父「!?」
男「!?」
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/08(木) 07:39:59.87 ID:/LuRHRs0
「嫌いだ」

誰が? 誰を?

「俺は、姉さんが」

すきだよね? あいしてるよね?

「嫌いだ」

うそだ。うそだよ。

「姉さんが嫌いだ」

何でそんなこと言うかな? うそでもかなしいよ。

「俺は」

ねぇ、冗談はやめてよ

「姉さんが」

あは、あはは。面白い、面白いね。けど

「嫌いだ」

そんな悪い冗談を言う子には……




「おしおきなんだから」
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/08(木) 07:46:14.29 ID:/LuRHRs0
「あははははあはははははあああはははははははは!!!」

父「お前……」
男「ねえ、さん?」
姉「おとちゃん、みーっけ!」
父「馬鹿な。ちゃんと始末を担当する人間が向かったはず……」
姉「あんなのじゃおなか、全然いっぱいにならないよ! ねぇ、おとちゃん!」
男「……最悪のタイミングで」
父「ま、何にせよ、良かったな。お前はしばらく暇をしなくてすみそ……」

ドゴッ

父「!?」

ドシャ!!

父「が、は!?」
姉「うるさい。お前は邪魔」
父「て、め。お前の相手はそいつだろうがよ……」
姉「うるさい。おとちゃんをいじめてたでしょ。ゆるさないんだから」
父「何が許さないだ。てめぇみたいな化け物の相手なんざしてられ……がっ!?」
姉「いっつもいっつも私を閉じ込めて。お前が全部そうしてたんだな」
父「当然だろ、猛獣を飼うのに檻は必須……ぐ!」
姉「勝手に創っておいて。ずいぶんな言い様!」
父「所有物が所有者に逆らってんじゃ、っ、な!?」
姉「あはは、いつもならここで終わりなのにね。いじめられておしまいなのにね。でもおかしいや。今日はお前も食べれそう!」
父「しまった、こいつ、肉を大量に……」
姉「あはははははあははは! おとちゃん、まっててね! こいつを食べたら次はメインディッシュだからね!! あははあはははははは!!」


男「……親子水入らず、勝手にやっててくれ。今いく、メイド!」


父「あいつ、やめろ! それにさわ……くそ、離れろやああああああああ!!」
姉「あはははははあはあああははあああははははあははあああははは!!」
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/08(木) 08:09:07.10 ID:LN6.jaE0
くっ...出社前になんという寸止め...orz
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/08(木) 18:03:48.61 ID:2KVUPQDO
wktkwktkwktk
つーか姉強すぎるww
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/08(木) 18:46:10.98 ID:0jHZIIAO
姉「りろんじょーは摂取したカロリーによって身体のーりょくは際限なくあがるんだって!」
男「食事ってすごいな」
姉「えへへー」
男「いや、あんまり誉めてないからね?」




帰宅時間を利用して久々にほんわか日常でも!
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/08(木) 18:49:22.15 ID:0jHZIIAO
メ「呪! メルブラ闘劇種目漏れ!」
男「祝、みたいに呪を使うな」
メ「だってこれじゃ今年一年何に情熱を注げば……」
男「まず第一にやることがあるだろ」
メ「そですね」
男「わかったなら実行だ」
メ「はい! 家庭用が出た闘劇種目のFateをやりこみますね!」
男「勿論違うからな」
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/08(木) 18:55:32.84 ID:2KVUPQDO
>>747我がバーサーカーの斧剣の錆にしてくれる!
ちょ、嘘ですランサーとギルははんそk



そんな俺も今ディシディアやってるんだけどね
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/08(木) 18:56:28.22 ID:0jHZIIAO
じょー……

男「お前相変わらずデカいな」
友「ちょ、何見てんのさ!」
男「見えるし」
友「だってあんまり寄ると便器に当たるし……」
男「デカいのも不便だな。そう思わないか?」
女弟「なんで俺にふるんだよ!」
男「いや、小さいとデカいのに憧れるのかなぁと」
女弟「ふ、ふふふふふざけんな! 誰が短小だ! 誰が剥けてないだ!」
男「そこまで言ってねぇよ。で、どうなんだ」
女弟「……羨ましい」
男「だよなぁ。この巨大キノコお化けめ」
友「ちょ、出してるときに小突かないでよ」
男「はぁ、全く。顔に似合わないやつだぜ」
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/08(木) 18:59:01.14 ID:0jHZIIAO
場坂はまだおいコンあるからワンチャンあるよ!
ちなみに中の人は凛と我様使いです。
いつでも相手になりますよ^^
ちなみに家庭用ではオルタとゼロランも使います。
どっちも強くて楽しいww


そしてPSPは遥か昔に売っちゃったんだぜ……
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/08(木) 19:21:31.13 ID:0jHZIIAO
男「はー、すっきりすっきり」
女弟「な、なぁ」
男「ん?」
女弟「その、姉さんとは何もないんだよな、今後」
男「ああ。友達ではあるけど、それ以上はないな」
女弟「ならさ! その、俺と姉さんが仲良くなれるように取り計らってくれないか!」
男「は? もう充分仲いいじゃんか」
女弟「いや、そんなことなくて実は困ってて……」
男「そうなのか」
女弟「なんか姉さんの写真とかを飾ってるのがバレてさ。最近なかなか話が出来ないんだ」
男「写真くらい姉弟なんだし飾ってても変じゃないだろ」
女弟「あ、いや。……結構飾ってて」
男「どれくらい」
女弟「……壁いっぱい?」
男「きもっ?! いや、こわっ!?」
女弟「う、うっせぇ! そのせいで何故か俺が飯を食いにいくタイミングで姉ちゃんは食べ終わるし」
男「……」
女弟「学校いくときも俺が一緒に行こうって誘う前に出てるし」
男「……」
女弟「廊下ですれ違いそうになったら引き返すし。なんかすごい間が悪いんだ」
男「それ避けられてるからな」
女弟「んな訳ねぇだろ!」
男「それしかねぇだろ! ……ったく。激しく気乗りはしないけど、一応借りはあるからな」
女弟「協力してくれるか!?」
男「お前が嘘つかないならな」
女弟「つかないつかない! 任せとけよ!」
男「でも短小だしなぁ」
女弟「短小じゃねぇ!」
男「ものの数秒で綺麗に嘘ついたな、お前」
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/08(木) 19:36:38.80 ID:2KVUPQDO
>>750
因みにバーサーカーとリズと槍とオルタつかいでふ






そして女弟には阿部さんがいるじゃないか!短小でも良いじゃないか!
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/09(金) 18:42:16.48 ID:y666ahMo
     ____
   /\   旦\
  / ※..\_..i〜〜〜〜i
 \\※  /レ´⌒⌒`ヽi
   \`ー/' /{_ノl|_|i_トil_|i
     ̄ノノハ_リ -- ¬{i(
        ヽ_) ̄ ̄ヽ_)
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/09(金) 22:23:25.87 ID:2sGlGASO
なんという超展開
しかし人形師だとか代替物だとか見ると戯言を思い出さずにはいられん

>>753
いつまで正月気分なんだよww
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/10(土) 00:13:11.11 ID:9UG4UYgo
なるほど、人体の限界までコントロールできる操作能力があるなら
股間に生やす事ぐらい簡単だな
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/10(土) 08:33:06.92 ID:bVIFxIU0
>>753

メ「……うゆ」
男「いいから出て来い、こたつむり」
メ「ここから出たら死にます」
男「弱い生き物だな」
メ「ま、これに入ってる間は無敵なんで」
男「飯、どうすんだよ」
メ「もってきてください」
男「絶対やだっつーの」



>>754
自分でも恥ずかしい単語だけど使いたくなっちゃうんです!
超展開でごめんね……

>>755
妹嬢「無理です! できたとしてもしません!」
メ「できるんだ」
妹嬢「できませんってば!?」
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/11(日) 01:02:08.12 ID:AUPKhEco
こういう展開大好物だぜ
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/12(月) 09:00:17.66 ID:pJLwzLs0
どもども、中の人です。
いやー……誰か俺を雇用してくれません?w
がんばって働きますので、ええ。
と思わず言いたくなる現状。さておき今日も元気に現実逃避といきましょうか!


いじめいを描いてもらえました。
ttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/181516

……。うん、俺のとこじゃない組み合わせだけどかわいいは正義!
今度は俺んとこでと頼んでみようw


というわけで今日も書いてきまするー
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/12(月) 09:11:07.18 ID:pJLwzLs0
男「メイド! おい!」
メ「……」
男「くそ、何だよこの機械! んぐぐ!!! かってぇな、ちくしょう!」



父「それから離れ……ああもう!」

ぶん

姉「あははあはははははは!」
父「それなりに使えたから生かしてやったってのに、飼い犬に手をかまれるってのはこれだな、全く」
姉「噛むだけじゃなくて食べてあげるよ!」
父「ったく、てめぇみたいなジョーカーには……同じくジョーカーで対抗するだけだ」

チャキ……

姉「何? 自分の娘に銃なんか向けて」
父「安心しやがれ。てめぇを娘だなんて一度たりとも思っちゃいねぇよ。化物」
姉「……」
父「はは、いっちょ前に怒ったか? 何、すぐ何も感じなくしてやるよ」
姉「そんなの怖くないも……」

ゴッ……!





男「開けよ、この、こ……」

「あああああああぁぁぁぁああぁぁぁあああああ!?」

男「!? ……な、姉さん!!?」
姉「あ、ぐあ、うう……」
父「はは、すげぇな。避けられる速度じゃなかろうに。しかも半身吹き飛んで息があるとはな」
姉「い、たいよ……おとちゃん……」
男「姉さん!!」
父「安心しろって。てめぇの体は守ってやっから。俺が困るからな。さて、死ねよ、化物」
男「待て! 待てって!! くそ、おい! バカメイド、さっさと起きろよ、頼む!!」
父「起きたところでどうにかなるわけでもあるまいに。ほら、さっさとどけ」

つかつか……

男「っく!」
父「おっと。動くなって。お前を撃つわけにゃいかねぇんだ、こいつみたいに」
男「……」
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/12(月) 09:26:35.63 ID:pJLwzLs0
『おきろー』

やです。眠いし。

『おいバカ、いつまで寝てんだよ』

いくらだって。いやぁ、昨日ってか今朝がたまでネトゲが熱くて。ていうかバカてあんた。

≪それで? あなたはこんな口の悪いやつのどこがいいの?≫

んー。口は悪いですが、いい人です。何ていうか……うん、とっても素敵な人。

≪そっか。でもあなた、言うこと聞かないじゃない≫

そこはほら。個性といいますか。素直にきいたら負けかなぁと。

≪じゃあずっと素直にならないの?≫

……。

『メイド。俺さ、女さんや委員長にちゃんと断ったから。あとはお前に伝えるだけなんだ。姉さんと決着つけて、かえってきたら聞いてほしいことがある』

≪ね? どうするの?≫

どうするも何も、言われましたしね。私、代替品だそうですし。

≪代替品? 何の?≫

大好きな人がいて、その人がもう死んじゃうから、それの代わりにするんだそうです。

≪それでいいの?≫

いいも何も、そういう風に生まれたらしいんで。しゃーなしっす。

≪……それでいいの?≫

だって大好きな人を、何て言われたら、

≪あなたにもいるでしょ?≫

……っ。けど、だって。

≪その人はあなたのこと、嫌いって?≫

『メイド、俺はたぶん。お前のこと……』

け、けど。もう私、助からないでしょうし。

≪……。ね。助けてあげよっか?≫

え?
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/12(月) 09:51:43.80 ID:pJLwzLs0
男「……っく」
父「何となく予想はついてるみたいだな、これが何か」
男「……反陽子銃、か」
父「ご名答。SFモノみたいだろ? 対人兵器としちゃ、破格の威力だ」
姉「う。うぅ……」
父「ま、さすがに本当に作ろうと思えば相当な額はかかったがな。結果はご覧のとおりだ」

つかつか

父「ま、これでも娘らしいんでな。殺さないでいてやるよ。お前も少し使い方を変えれば使えそうだからな」
姉「あ……う」
男「てめぇ」
父「そう怒るなよ。どうせお前の声はそいつには届かない。後数分ですべて事はうまくいき、万事収まる。ハッピーエンドだ、バカ息子」
男(くそ、メイドが起きなきゃここから離れられない……姉さんが危ないのに。けど、俺の声はこいつには届かないのかよ……くそ、くそ!!)



ビー! ビー!


父「……何? おい。これは……」

プシュー……

父「な!? くそ!」

ダッ!

男「え? この装置、何か異常が?」

カタカタカタ……

父「ばかな。意識が表層まで浮上して……くそ、なぜだ!!」
男「意識? 目覚めるのか!」
父「うるせぇ! んな訳ねぇだろ! だって、今お前の女が目覚めるってことぁ……」

ビー! ビー!

男「メイド! 俺だ! 聞こえるだろ!!」
父「やめろ! やめやがれ!!」
男「好きだ! 大好きだ!! お前じゃなきゃだめなんだ! 隣にいてほしいんだ!!」
父「やめろおおおおおおお!!」
男「愛してる! だから、一緒に……一緒に生きよう!! メイドおおおおおおお!!!!」
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/12(月) 09:57:50.25 ID:pJLwzLs0
け、けど。そんなの……

≪助かりたくないの?≫

でも、だって。

≪じゃあもっと単純に考えなよ。好きなの? その人のこと≫

えっ。あの……その。

≪素直になってみなよ。ね?≫

……私は。




『好きだ! 大好きだ!! お前じゃなきゃだめなんだ! 隣にいてほしいんだ!!』

私は……!

『愛してる! だから、一緒に……一緒に生きよう!! メイドおおおおおおお!!!!』

私も、好きです! 主様!!!




メ「主様ぁぁぁああ!」
男「メイド!!!」

がばっ

メ「主様、主様、主様!!」
男「ああ、俺だ、メイド。良かった……本当に良かった」
父「バカな。なぜ……もう、あいつの意識がほとんどだったはずなのに」
メ「……。あなたに伝言があります」

≪あ、それとね。あの人に伝えておいて≫

メ「好きになってくれてありがとう。でも、それはこの子達も同じだから。だからもう幸せをいっぱいもらった私は十分だよ。だから、ごめんね」
父「うそだ……うそだ!!」

チャキ!

父「しね! しねよ!! お前らみんな、しんじまえあああああ!!」
男「!! 危ない!!」

がばっ

ゴッ……!!!
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/12(月) 10:07:18.73 ID:pJLwzLs0
男「……。……なっ」
メ「え?」

父「……がっ、ぐ」
姉「あはは。ごふっ……おいしくない」
父「て、め」
姉「おとちゃん、をいじめちゃ、だめなんだから」
父「く、そ。何だよ……俺は、ただ、あいつとずっと……いっ、しょ、に」

どさっ

姉「……えへへ。おとちゃん」
男「姉さん」
姉「ねぇ、おとちゃん、なんだかね。さむいの」
男「……」
姉「でも。何だか、ほっとしてるんだ」
メ「主様」
男「いいんだ。俺は、この人とは……」
姉「おとちゃんをもうね、好きなだけでいいんだって、そう思ったら」
男「っ」
姉「おなかね、すかないの。もう、ないもんね、おなか。えへへ……こふっ」
メ「あ、主様! 何とか、何とかしてあげられないんですか?!」
男「わかってるだろ、こんな風になって、いきてられるはずないんだよ」
姉「ねぇ、おとちゃん、そこにいる? いるよね?」
男「だから、もう放っておこう。じゃないと、俺は」
メ「好き、なんですよね」
男「……っ」
メ「いいんです。素直になってあげてください」
男「けど!」
メ「……」
男「くっ」

ぎゅ

男「姉さん」
姉「あ、おとちゃんの手だ。あはは、あったかいな」
男「ありがとう。それと、ごめん」
姉「何だか、ねむたいや」
男「俺は、ずっと姉さんのこと……ずっとずっと」
姉「おやすみ、おとちゃん」

『大好き』

男「……だったんだ」
姉「……」
男「何で。何でこんな風になっちまったんだろうな。くそ……ちくしょう……!」
メ「主様……」
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/12(月) 10:26:11.96 ID:pJLwzLs0
メ「ねぇ、主様」
男「……」
メ「私、さっき、何ていうか、自分の体の使い方、わかりまして」
男「え?」
メ「……。うん、この人ならいいです」
男「お、おい。何を」
メ「お姉さん。きっとお姉さんの好きの気持ちは他の人と違う、もっと純粋なモノだったと思います。だから……」

ぎゅっ

メ「一緒に、好きでいてあげましょう」
男「おい、メイド!」
メ「……んっ。……ふぅ」
男「お前いったい何を」
メ「……おとちゃん?」
男「え?」
メ「おとちゃん。おとちゃんだ!」

がばっ

男「は!? え、おま」
メ「えへへ」
男「いったい何の真似……」

メキメキ

男「ぬごぁぉおおああ!? い、痛い痛い!」
メ「あ、ごめん。え? 何? ……うん、うん。わかった」
男「いや、だからお前何を」
メ「……ん。どもです」
男「いや、どもです、じゃなくて、いったい何の真似だよ、これ!」
メ「簡単なことですよ。私の体をお姉さんに貸してあげてるんです」
男「はぁ!?」
メ「何やら私ってばもともと他人の心を入れやすく出来てたらしいので。だから、お姉さんを拾いました」
メ「あ、信じてないって顔してますね。別にいいですけど」
男「……。何でそんなことしたんだ?」
メ「ん。この人は、何ていうか……もっとちゃんと、人として生きてみてほしかったから。じゃだめですか?」
男「けど」
メ「いいんです。私は本来誰かの代わりだった。だから主様に選ばれただけでも幸せです」
男「お、おい、そんな言い方」
メ「けれど、私の好きな主様を、小さいころの主様を壊したのも、けれど守っていたのも彼女ですから。だからそのお礼です」
男「……」
メ「それに彼女がいなければ私たちはしんでました」
男「……はぁ。わかったよ。じゃあお前の中には姉さんもいるんだな」
メ「はい。けれどもう、前のように食欲が他の欲望に直結したりしてませんから。ね?」
男「ああ。ありがとう。メイド」
メ「いいえ。主様が喜んでくだされば、私もうれしいですから」
男「……メイド」
メ「主様」

……ぎゅ。
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/12(月) 10:30:16.32 ID:pJLwzLs0
男「とか甘い雰囲気があったのがしばらく前のはずなんだが」
メ「なんすか?」
男「おい、何だよ。この散らかしっぷり」
メ「ああ。私じゃないっす、お姉さんが……え、ああ。うそうそ、冗談ですって」
男「どっちでも一緒だ! 何で数時間でここまで汚くできんだよ!」
メ「いやほら、主様がいっぱい掃除できるように」
男「いらん気遣いだろ!」
メ「ほら! 汚い部屋をきれいにしたらスキっとしますよ」
男「じゃあ自分でやれよ」
メ「やなこった」
男「こ、こいつ……」
メ「けど」
男「ん?」
メ「きれいにしてくれたら、お礼にえっちぃことをしてあげないこともないですよ」
男「……」
メ「……じょ、冗談ですって。何マジになってんすか」
男「一時間で片付ける」
メ「わー! うそうそ! うそだってばああああ!!!」
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/12(月) 10:32:08.79 ID:pJLwzLs0
と、一応想定してた範囲は簡易ながら書いてみますた。
本当はもっとちゃんと細部とか書いていきたかったけど、もうさくっと締めたほうがよかろうと思いましてw
とにもかくにもそういうことでして、主様の選んだ人はこの人(達?)でした。


以後はこの二人もだけどあっちを中心に書いてこうと思いますので。
まぁよろしければまたお付き合いくださいw


一年としばらく、とりあえず第一幕は終了、ということで。
ありがとうございました。
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/12(月) 10:33:53.15 ID:LxIyHUDO
>>766激しく乙!
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/12(月) 10:38:29.21 ID:EBJf2QAO
激しく乙
最後まで展開が読めなかったぜww
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/12(月) 13:06:31.93 ID:W4.f/Fso
おつかれー
Hシーンでは二人の意識が別々に感じてシンクロしてフヒヒヒヒ

PASSわかんねーーーーーー!!
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/12(月) 13:36:59.71 ID:6yntbcAO
PASS前と同じにしてますww
意地悪な○○○。の○に入るのをローマ字で! 半角五文字だよ!



そんなエロい妄想してなかった……うむ、使おう
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/13(火) 06:21:47.94 ID:z7IZz1M0
メ「あの。マジっすか?」
男「マジじゃなきゃ、本当に1時間で片付けねぇよ」
メ「いやいや、けど実はネタだったとか」
男「本気だよ」
メ「そ、そこまでしてシたいのか! このエロ魔人!」
男「お前だからだ」
メ「う、ぐ……」
男「どうしても嫌だってんならしねぇよ」
メ「……。あ、あう」
男「ん?」
メ「その、もうお一方にはうそがつけないなぁ、と」
男「姉さん、何だって?」
メ「したいならすればいいのに、だそうです」
男「じゃ、いいのか?」
メ「……」

こくん

男「よかった。無理矢理なんてのは嫌だからな」
メ「わ、私だって主様の勉強とかの邪魔にならないように我慢してるんすから」
男「じゃあ邪魔じゃねぇよ。寧ろ励みになる」
メ「うそ! だって朝方まで、その、あの……」
男「寝不足は気合と幸せでカバーだ」
メ「……ばか」
男「お前に真顔でバカなんていわれる日がくるとはなぁ。よっと」
メ「ひゃう!」
男「ベッドまで連行だ」
メ「あ、あう。……どうしよ」
男「ん?」
メ「あれなんですよ。お姉さんもしたがってるから、その。でも私もだって、だし」
男「そういうのって共通じゃないんだな」
メ「あ、いえ。気持ちいいのは一緒なんですけど、やっぱり直接腕に抱かれたいっていうか……ってぎゃあああ! 何いろいろ恥ずかしいこと言わせるんすか!!」
男「お前だろ、きっかけ。ったく……安心しろよ。今夜もねかさねぇよ」
メ「……〜っっ!!」
男「じゃ、今夜もよろしくな」
メ「は、は、
(省略されました続きを読むにはここをクリックしてください)
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/13(火) 06:24:45.88 ID:z7IZz1M0
男「いつの間にか可愛くなったもんだ」
メ「っけ! 調子にのってんじゃないっすよ!」
男「なんだよ」
メ「あれは台本にそう書いてあったってだけです。本来はいやいやなんですからね」
男「そうだったのか」
メ「当たり前っすよ。何調子のってんすか。盛りのついた猿みたいに」
男「じゃあ遠慮したほうがいいよな」
メ「ふ、わかればいいんすよ、わかれば」
男「これからはずっとイチャイチャはなしだ。あとそういうこともなし」
メ「う……」
男「俺は帰ってきたらすぐ寝るか、やらなきゃいけないことを片付ける。お前の相手もなしだ」
メ「そ、それは」
男「だってそうじゃなきゃ我慢できないからな。いいよな?」
メ「……です」
男「ん?」
メ「べ、別に。少しくらいなら……いいです」
男「だって駄目なんだろ? いやいやなんだろ?」
メ「あーもう! わかりました! 私が悪かったです! 何とでも言ってくださいよ、もぅ」
男「ははは。本当可愛くなったな」
メ「にゃあああああああああ!!」
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/13(火) 06:25:45.30 ID:z7IZz1M0
……あれ? 誰こいつら。
お、俺の知ってる二人が書けなくなってる!?
バカな……これではバカな話が……

あ。もう片方書けばいいや。うん。
しかしこういう桃色空気は書いてて恥ずかしいです!
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/13(火) 13:18:04.50 ID:ckY2ZUAO
糖尿の俺には辛いスレだな




わっふるわっふる
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/14(水) 00:41:32.08 ID:43CxGwSO
なんと
完結していたのか…ひとまず乙でしたー
オルタや次世代型メイドも楽しみにしてますよう

ところで最後まで報われなかった子の見せ場と言いますか、
告白シーンもとい玉砕シーンをばお願い出来ませぬか
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/14(水) 14:44:41.54 ID:Vp8KL2Uo
 クリッククリック  クリッククリック
    ∧_∧
.∧_∧( ・ω・)∧_∧
( ・ω・)U)) .(・ω・ )
 ⊃)))ここ(((⊂   クリック
.∧_∧∩))((∩∧_∧
(   )    .(   )
クリッククリックミミッククリッククリック
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/14(水) 15:03:28.13 ID:fvhCzgAO
そんなクリックされたら書かなきゃいけない気になるじゃない!
で、でもエロはむずいからなぁ……
前回やって自分の力量不足を思い知らされたし。あ、それ以外のとこでもか。

さておき久しぶりにリクエストって感じのリクエストもらえたんで書かせてもらいます。
お題とかも久しくもらってないので頑張りまする!



あとミミックおるwwww
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/14(水) 15:21:08.89 ID:fvhCzgAO
男「……」
女「……」
委員長「ごめんなさいね。呼び出して。……それどころじゃないようだけど」
男「その、俺が、好きって」
女「あ、あの、それは……」
委員長(悪いわね。けれどあなたのことだから直接言えない。だから自分の言葉を否定するしかない)
女「さっきのは」
委員長(さよなら。もうこれ以上ライバルは増やせないもの)
女「さっきのは、本当」
委員長「?!」
男「そう、なんだ」
女「うん。私は男くんのこと、ずっと見てた」
委員長(そ、それは私だって……)
女「ずっとずっと好きだったから。だから、ちょっと変な告白になっちゃうけど、……好きです」
男「……」
女「だから答えを聞きたい。聞かせて。それと委員長さんは席を外して」
委員長「!?」
女「用があるなら後からにしてください。委員長さんにとって男くんが特別じゃないなら、ここにいてほしくない」
委員長「なっ……」
男「?」
委員長(嘘。何故私が追い詰められているの? そんな……私は)
男「よく分からないけど、そうだな。こういうのは関係ない人には聞いてもらいたく……」
委員長「っ! 関係ならあるわ!」
男「え?」
委員長「わ、私だって……うぅん、私のほうがずっとあなたのこと……! あなたの、こと」
女「……」
委員長「……、っ。わかったわ。出て行く」
男「いいんちょ、あの」
委員長「いいから! ……いいから、ちゃんと返事、あげなさい」
男「……わかった」
委員長「じゃあね。……さよなら」



ガラッ



委員長「……バカ。私の、バカ……」
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/14(水) 15:24:58.37 ID:fvhCzgAO
女「……じゃあ、聞かせて」
男「うん。俺は女さんと仲良くなれて良かったと思う」
女「えへへ。良かった」
男「でも、それは友達としてだ」
女「うん」
男「だから、ごめん。俺にとって特別な人は他にいるから」
女「そっか」
男「うん。気持ちは嬉しかった。ありがとう」
女「えへへ……これからも友達として仲良くしてね」
男「了解。じゃあ、また」
女「うん、ばいばい」


ガラッ


女「……ふぅ」
女「泣かなかった。泣かなかったよ、私」
女「ちゃんと泣かなかった、のに……あれ、おかしいな……」
女「う、ぅぅ……ふぇぇ……」
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/14(水) 15:29:12.42 ID:fvhCzgAO
委員長「……」
妹「良かったの?」
委員長「……ええ。勝ち目がないのはわかってたもの」
妹「本当に?」
委員長「本当よ。彼にとって特別は私じゃないの、わかるわ」
妹「けど、気持ち伝えられないままなんて」
委員長「いいの! いいのよ……逃げたのはわかってる」
妹「……」
委員長「私はあの子みたいに強くなかった。あいつみたいに特別じゃなかった」
妹「お姉ちゃん……」
委員長「バカよね、私。……バカよ」

ぎゅっ

妹「いいんだよ。仕方ないよ。だから自分を責めないで」
委員長「……、っく……ぅぅ……」
妹「少しずつ強くなればいいから。今は弱くても……」
委員長「……」
妹「よしよし」
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/16(金) 00:35:32.51 ID:vMBuY6SO
おぉぉ、どもです
良い意味で予想を裏切られたんだぜ
しかし妹がいい漢すぎんだろ…どこかのふたなりに見習って欲しいもんだ
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/17(土) 17:53:59.53 ID:VBlbUMAO
ひさです。
いつかぶりくらいに飲み会に参加できることになってウハウハな中の人です。
今宵はオールじゃあい!



なんてもう若くないから言えないんだろうなぁ。
スレ見てくれてる大部分の人が多分自分より年下だろうなぁと思うとなんだか寂しい気分に……
いいんです、いいんです。おっさんなりの生き方もあるはず!




妹のが精神的にお姉ちゃんだったわけでした。
まぁ色恋沙汰に弱い委員長は土壇場ではこんな感じなのです。
ただふたなr……妹嬢もそれなりにきっぱりとした決着つけたかなぁ、とは思う訳で。
うぅむ、なかなか厳しい評価だ。




さてさて、少し時間あるので何か書いてみようかな。
あとお題とか随時募集してまするですよー。
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/17(土) 18:02:13.17 ID:VBlbUMAO
男「卒業以来か」
メ「ですねー。ってもまだ二年しか経ってないわけで」
男「まぁな。けど直接会うのは本当久しぶりだからな。楽しみだ」
メ「っとと、主様。煮えてますよ」
男「お。ありがとうな」
メ「えへへ、おとちゃんの役に立てて嬉しいな」
男「珍しく普通に手伝いすると思ったら姉さんが出てたのか」
メ「正確には今はどっちも出てます。ちっ、せっかく黙ってたのに」
男「残念だったな」
メ「全くです」

ピンポーン

男「お? 来たな。はーい、入ってくれー」

ガチャ

女「お邪魔するね」
男「いらっしゃい」
メ「ようこそ愛の巣へ、って何言わせんすか!」
男「自爆して俺に切れるな」
女「相変わらずだねぇ」
男「まぁな。ほら、あがってあがって」
女「うん。あ、いい匂い〜」
男「特製鍋だ」
メ「上着はこっちにどうぞ。……しかしえらいお洒落さんで」
男「さすが装飾とかの有名デザイナーの弟子やってるだけあるよな」
女「そ、そんな。私なんてまだまだで……」

ガチャ

妹嬢「ご謙遜を。今年から外で学んでこられるのでしょう?」
男「お。お前もきたか」
妹嬢「はい、お邪魔しますね」
メイド長「失礼します」
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/17(土) 18:08:19.34 ID:VBlbUMAO
メ「ほほぅ、海外っすか。危険な香りがぷんぷんっすね」
女「あ、あぅ。秘密なのにぃ」
妹嬢「くすくす。私の家の専属デザイナーですよ? 筒抜けです」
メイド長「誇らしいことかと。お嬢様に重用される方など世界に数えるほどです。その方の……」
妹嬢「私は関係ないですよ。それより兄さんは学業の方はいかがです?」
男「ぼちぼちかな。やりたいことはやってるけど」
メ「そのくせバイトもかなり入れて自分の体調は省みない。バカですね、バカ」
男「誰のせいだよ。ったく」
妹嬢「くすくす」
女「あはは」
二人「「?」」
妹嬢「いえ。この分なら心配はいらないな、と」
女「うんうん。男くんはお任せするね」
メ「えー、いやっすよ」
男「寧ろお守りをしてんのは俺だっつうに」
メ「またまたぁ」
男「んだと、こんにゃろ」
妹嬢「くすくす」
女「あはは」
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/17(土) 18:13:29.43 ID:VBlbUMAO
メ「なんか釈然としませんが……妹嬢さんはどうなんです? って聞くまでもないか」
女「天下に轟く大企業、大財閥の女王様だもんね」
妹嬢「そんな大したものじゃありませんよ。それに女王だなんて、柄ではないです」
男「じゃあお姫様……は余計に柄じゃ、って痛い痛い?!」
メイド長「いくら縁者とはいえ、お嬢様を貶すような発言は許しません」
妹嬢「もう、本当にそうなんだから気にしないの。もう少し力を緩めてあげなさい」
男「やめてはくれないのね!?」
メ「あはは、いもちゃんらしいね」
妹「あら、姉さんもお久しぶりです」
メ「うんうん。元気そうで良かった」
男「さて、後は……」

ピンポーン

男「噂をすれば」
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/17(土) 18:24:44.67 ID:VBlbUMAO
友「久しぶり」
男「おう。元気してたか、企業戦士」
友「ぼちぼち、ね。うー、寒かったぁ」
男「まぁ入れ入れ。で、うまくいってるか?」
友「うん、何とか。週末あたりに試合があるんだ。またみにきてよ」
男「了解。しかし入ってすぐレギュラーでずっとか。すごいもんだ」
友「レベルも高いチームだし、すごい毎日が充実してるよ」
メ「リア充っすね」
男「いいこった。みんな夢に向かって邁進中ってことだな」
女「うん。……でも」
メ「主様。委員長さんはやっぱり?」
男「……。どうしても外せない用事だとさ」
妹嬢「残念ですね」
男「ま、会社が忙しいってんなら仕方ないさ。バリバリのキャリアウーマンだからな」
女「そだね〜。この中だと妹嬢さんの次くらいに社会に貢献してるよね」
メ「その次くらいに私ですね」
男「黙ってなさい穀潰し」
メ「あにお〜?」
友「はいはい、二人で仲良くするのは後にしてね。今日はみんなで楽しむんだから」
二人「「仲良くない!」」
女「あはは」
妹嬢「さ、兄さん。そろそろおなかもすきましたので、このいい匂いのするお鍋、振る舞ってくださいな」
男「む……。おう、任せとけ」
メ「やったー! おなかペコペコだったんだよ〜!」
男「姉さんは食べるペース考えてね? んじゃまぁ……」



「「「「「「いただきます」」」」」」
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/17(土) 18:28:26.72 ID:VBlbUMAO
委員長「ただいま」
妹「おかえり。……仕事早く終わったんだ」
委員長「ええ。今日はあなたとご飯を食べるつもりだったから」
妹「……。あっち、行かないの?」
委員長「……。何の話? ほら、それより手伝って。今日はパエリアだから魚介類の下拵え、お願いね」
妹「お姉ちゃん……。ん、全く。お姉ちゃんは私がいないとダメなんだから」









?「ぶぇっきし!」

ずるずる

女弟「……なんで俺だけ」
コーチ「おら! サボるなぁ!」
女弟「ちきしょう……」
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/17(土) 19:58:20.77 ID:PyvoE6DO
中の人乙!
そういや妹嬢は寿命短いんだっけ?



クローンがありそうだけど
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/18(日) 12:16:06.20 ID:hk6A8AMo
老化が早くなるんだっけ?
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/18(日) 12:26:24.14 ID:0IhQzQAO
>>789
仮面被って暗躍しそうだな
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/19(月) 03:31:20.23 ID:I2SAavw0
妹嬢「人よりも老いが早く来る。ただそれだけです。誰しもがいずれ朽ちる身。特別なことではありませんよ」

と一笑に付した彼女だったりします。
そしてクローンか……
何かできそうなとこが自分でも怖いww
世界ふたなり団計画か何かでしょうか。
いやまぁふたなりじゃない……はずなんだけどw
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/20(火) 18:28:22.38 ID:ogsVctwo
待てよ、母の設定が妹寄りってことは・・・

親父さんも非処j
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/22(木) 19:46:21.58 ID:5sVR9Gw0
お久しぶりです。
うわぁぁぁぁ……という現状。実は人生のかかった今、さぼりすぎてとんでもないことになっております。
うぅん、どうしたもんか。……もうどうにでもなーれorz

以上、私生活の愚痴で申し訳。


最近、かきたいけど何かこう、みたいな状態だったりします。
なので久しぶりにお題の募集させてもらいます。
よかったら何かお願いしますー。
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/22(木) 20:32:08.69 ID:zKYXxFE0
久しぶりにお題出すかー
【夢精】
【ゾイド】
【ミルキーはママの味】
【○ンコ】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/22(木) 21:15:10.63 ID:skBn9kDO
スパロボにゾイドがでたのでスパロボ見限った。
別にゾイドが嫌いなんじゃなくてスパロボにでるのが嫌なんだ…

お題、変なのばっかりなのはすまん
【メイドが男を襲うようです】
【女も男を襲いたいようです】
【そして姉も男を襲うようです】
【しかし妹嬢はメイド長に止められるようです】
【結果、女弟は阿部さんに掘られたそうです】
【ブラスターいいんちょエビル】
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/22(木) 23:43:34.12 ID:3dPaXrMo
【男が寝ぼけて妹嬢を押し倒して】

妹嬢派ではなかったんだけどね
寿命が短いと聞いたら幸せになって欲しいなと
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/23(金) 02:19:16.50 ID:PGjV7EAO
お題募集と聞いて
【メイドはベッドの上では素直なようです】
【男と委員長が再び出逢うそうです】
【私はメイドと共にある】
【いいじゃないか ただ だし】
【たまねぎ】
【いまじゃ!パワーをいいんちょに!】
【おれはしょうきにもどった!】
【エッチなほん】
【拝み屋じゃない!ゴーストバスターだ!】
【興味ないわ】
【壁とでも話すんだな】
【きわどい衣装】
【泣くぞすぐ泣くぞ絶対泣くぞほーら泣くぞ】
…ディ○ディア乙
多いから無理っぽいのはじゃんじゃん切っちゃって下さいな。
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/23(金) 12:47:15.48 ID:GY/z3IDO
【妹嬢の化学力は世界一イイイイイ】
【意地悪なメイドの憂鬱】
【主様の…すっごい濃いよぉ///】
【とある委員長の学級日誌(男観察日記)】
【男装メイド×男子ちゃん】
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/24(土) 21:46:31.24 ID:YBjxWzc0
わーい、いっぱいお題もらたー!
そしてディシディアやってない僕涙目です。
さらにDSも持ってないから新作スパロボもできない!
いやっほう! それ以前に人生の分岐が危ういんだぜー!


……誰か娶ってくれません?ww
専業主婦なりたいですww
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/24(土) 23:24:30.72 ID:fHNs9QDO
>>799
専業主婦…だと…
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/24(土) 23:25:57.26 ID:jc/5B2DO
>>799
メイドらは着いてきますか?
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/25(日) 00:15:04.28 ID:yd1N0kAO
>>799
主様の主様=女疑惑…だとッ!?

ヨロシイ、ツヅケタマエ!!
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/25(日) 01:18:29.74 ID:2BNgCII0
いやいや、あの、皆様?ww
主婦は主婦でも主夫って書いたほうが良かったかなw
なんか夢を壊してすみませんwww
でも家事はそこらの女の子よりできるよ!

あとメイドがついてくるなら俺がほしいですw
じゃ、お題いっきまーす
804 :【夢精】 [sage;saga]:2009/01/25(日) 01:30:29.15 ID:2BNgCII0
主「とんでもなくエロい夢を見たんだ」
め「はぁ」
主「だから男ってのは仕方ないもんなんだ」
め「そうなのですか」
主「うむ。そういうわけでそっとしておいてくれないかい」
め「はい。すぐに布団から出てください、とお願いします」
主「うはぁい! 返事とそのあとに続く言葉が違うんですけどぉ!?」
め「朝からナチュラルハイな。さては徹夜ですね」
主「ぐっす眠だもんで! そのせいで淫夢が俺を襲って現実まで俺を攻撃してる現状なわけで!!」
め「そうですか。ではどいていただけますか」
主「君ってば絶対譲らないね!?」
め「頑固さもチャームポイントに変わるときがあると雑誌にて掲載されているんじゃないかと思います」
主「驚きの想像による決断だな、おい!」
め「ではどいていただけますね」
主「いやー! めくらんといてー!」
め「よいではないかよいではないか」
主「マジでよくねぇんだって! やめれぇぇええええ!!?」
め「……全く。わがままですね。ご主人」
主「ぜぇ、ぜぇ。わかってくれてなによりだ」
め「では見てますので早く出てきてください」
主「それが嫌だってんだよ、こんちきしょう!?」
805 :【ゾイド】 [sage;saga]:2009/01/25(日) 08:55:30.46 ID:2BNgCII0
男「個人的にはもっとメジャーになってもよかったと思う」
メ「しかし、マイナーだからこその味も……」
男「まぁな。俺みたいに無印しか見てない人間もいるわけだし」
メ「ありゃあやばいくらい見てましたもんね」
男「フィーネは永遠のアイドルだと思うわ」
メ「それで抜いたんすか」
男「お前はそういう発想にしかならんのか」
メ「はい。ほら、私の場合レイヴンたんハァハァなわけで」
男「うわ、マジかよ」
メ「無論うそですが」
男「微妙にわかりづらいうそをつきやがって……」
メ「大丈夫っすよ、そんなアニメキャラに妬かなくたって」
男「……妬いてねぇよ」
メ「え。マジで妬いてたんすか」
男「妬いてねぇ!!」
メ「……むふー」
男「何だその笑い方は! 言いたいことがあるなら言えよ!」
メ「つまり私は主様のオーガノイドってことで」
男「う、ぐ……。うがぁ!」
806 :【ミルキーはママの味】 [sage;saga]:2009/01/25(日) 08:57:55.84 ID:2BNgCII0
主「というわけで晩御飯がこれです」
め「どういうわけなのかはさておき、ひもじいと感じます」
主「ばっかおめぇ、みるきーはママの味なんだぞ! お母さんといっしょだ!」
め「了解しました。ご主人はマザコン、と」
主「何をメモしてくれてるのかな!? っていうかマザコン違う!」
め「では何コンでしょうか」
主「ああそれは……って言わないからな! あぶねぇあぶねぇ、もう少しでロリだのペドだのノリで言うところだった」
め「……うわぁ」
主「心からのうわぁだね、君!?」
807 :【○ンコ】 [sage;saga]:2009/01/25(日) 09:00:33.31 ID:2BNgCII0
メ「真っ先に思いついたのが“てんこ”なあたり相当東方厨ですね」
男「うるせぇ、今身内でひっそてんが流行ってんだよ!」
メ「まさか自分でもそれが第一位にくるとは思ってなかった、と」
男「正直な。う、やら、ちあたりが来てもおかしくないからな」
メ「まさかの……」
男「い う な よ」
メ「いえあ。あれは言っちゃだめな気がしますんでやめときます」
男「よしよし。何ていうか超えちゃいけない一線を危うく跳躍しかけたぜ」
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/26(月) 07:58:26.67 ID:udtJNwSO
>>807
なんというドM…

ゾイドはアニメやってた頃にやたら集めてた思い出が
コマンドウルフかっこいいよコマンドウルフ
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 01:47:14.79 ID:IxWtnTYo
ボンボンのゾイドとデビチルのクオリティーは異常
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/27(火) 04:20:03.71 ID:1I82udk0
なんだか久々にマジカル☆シンナー……じゃなかった。
マジカル☆アンカーネタとかもやりたくなってくる今日この頃。
どうもお久しぶりです。
出展は『新ジャンル「本当は魔法少女」』よりどうぞ。


あと小学生時代はコロコロもボンボンも買ってた少数派ですw
王ドロボウ世代だったり好きだったのがNOAだったりします。
Xの耽美な絵柄も俺にとっては当たり前だったなぁ……って話題がほとんどボンボンww
漫画としては面白さはボンボンに俺の中では軍配があがってたなぁと思うわけだったり。
うわ、最初の宣伝といいどうでもいいなww

とりあえず早速書いていきますわお題でっす!
811 :【メイドが男を襲うようです】 [sage;saga]:2009/01/27(火) 04:26:45.00 ID:1I82udk0
メ「主様覚悟ー!」
男「ん? 何だ急……どわぁ!?」

どぐしゃ

メ「逃げちゃダメじゃないっすか」
男「な、な、なな……何だその鉈は!?」
メ「え? いや、襲撃用の武器っすけど」
男「何で襲撃されにゃならんのだ!」
メ「今の流行にのっかろうかと」
男「そんな流行あってたまるか!」
メ「ほら、ヤンデレですよ、ヤンデレ」
男「デレが一切見られないぞ、現状!」
メ「そこはほら、○してから見せるみたいな」
男「リアルにありそうで嫌だわ! つーか普通にデレだけ出しててくれればいいから!」
メ「そんなのすぐ飽きちゃいますって。愛の営みにもスパイスを、みたいな」
男「激烈すぎるわ! そのスパイスは!! っつぅかそんな刺激のためにころされてたまるか!!」
メ「あれですよ、あれ。ころしたいほど愛してる。みたいな?」
男「言いながら構えるな! って、おい! やめろ、やめ……ぎゃあああああああ!?」
812 :【女も男を襲いたいようです】 [sage;saga]:2009/01/27(火) 04:31:08.58 ID:1I82udk0
女(……いいなぁ、楽しそうで)
女(でも私なんかじゃ……うう)
女(あ、でもでも。こういうのってきせいじじつさえつくっちゃえば)



女『おはよ、男くん』
男『ん、ん……? え!? な、何で俺裸なの!?』
女『そんな、覚えてないの? 昨日はあんなに激しく……』
男『な!? う、うそ!』
女『わたしのなかにこーんなに。男ちゃんってば大胆だったよ』
男『……そ。そうなのか。じゃあ責任を取るよ』
女『本当?』
男『ああ、ハネムーンはどこがいいかな。式は海外にしよう』
女『やったぁ! じゃあ二人で一緒にウェディングドレスきようね!』
男『もちろんだよ』




女(なんて……きゃあ! 夢みたい〜!)

くねくね




男「……あれ、何?」
メ「さ、さぁ。突然もだえ始めましたが」
813 :【そして姉も男を襲うようです】 [sage;saga]:2009/01/27(火) 04:40:02.15 ID:1I82udk0
メ「おーとちゃん」
男「む? 今は姉さんか」
メ「そだよー」
男「そっか。じゃあこれ作り終わったら盛りつけ手伝ってくれる?」
メ「やだ」
男「ええ?! 予想外のNGだよ!?」
メ「だってぇ。エプロン姿のおとちゃんみてたらぁ」

ぎゅむ

男「わ、わ! ちょっと姉さん!」
メ「ムラムラきちゃった」
男「そういうのって普通逆だから、逆」
メ「逆っていうと……こっち?」
男「わー! わー! ちょ、ダメ、そこは、あう!?」
メ「むふふ。後ろがダメなら前はどうかなぁ。あは、みーっけ」
男「ちょ、だから! タイムタイム! 火を扱ってるときはダメだってば!!」
メ「えへへぇ。からだは正直よのぅ」
男「どこで覚えたんだよ、そんな台詞! あーもう、怒るよ!」
メ「怒った顔もかわいいよ?」
男「……〜〜っ! ああもう! ご飯できたら好きなだけするから!」
メ「約束だからねっ」

たたたっ

男「あー、もう。……くそ、俺も我慢できなくなるっての」






男「さて、できた、と。……よし。姉さん、その……」
メ「主様。えっちなのはいけないと思います」
男「お前になってんのかよ!! 生殺しかよ!! ちきしょう!!!!」
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/27(火) 06:36:38.47 ID:1I82udk0
メ「しゅるるん、しゅるるん、まじかるるん☆ あなたのハートを牽引よー♪」
魔男「げふっ」
男「……気でもふれたか?」
メ「失敬な。かの有名なマイナー作品、魔法牽引マジカル☆アンカーのOPですよ」
男「有名なのにマイナーって時点で微妙だと思うけどな」
魔男「……うぅ」
メ「いやー、でも俺っ娘で照れ屋さんなあたり私はポイント高いですよ」
男「ま、いまどき魔法少女もないと思うけどな」
メ「いいじゃないですか、主様だって嫌いじゃないでしょ」
男「んまぁ、別に嫌いってほど嫌……」
メ「魔法少女のコスプレするの」
男「いやだよ!? ありえねぇよ! 男が魔法少女なんかなってたまるか!!」
魔男「げふん!?」
男「おっと? 大丈夫ですか、すごい咳がでてますけど」
魔男「す、すみません。ちょっと精神的にきてて……いやたいしたことないです、はい」
男「はぁ」
メ「ま、大丈夫ですって本物のアンカーはきっとすごい美少女に決まってますから」
男「だよなー」
魔男「……ぐ、うう」
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 07:37:09.04 ID:fboJx6DO
>>810
相変わらず早起きですな主様



アンカー…見たこと無いな
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/27(火) 15:18:10.97 ID:1I82udk0
すみません、基本あの時間に就寝なんですw
早起きなんてとんでもないorz

一応まとめおいておきますね!
ttp://www18.atwiki.jp/takaharu/pages/6627.html
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 18:29:45.41 ID:fboJx6DO
>>816黄泉\(^o^)/オワタ女が良いキャラしてるww



危うくM属性が目覚めるところだったぜ
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/27(火) 23:25:53.90 ID:Uig81QSO
懐かしいなマジカルアンカー
スレ見る前は安価で魔法を決めるスレかと思ったらそんなことは無かったぜ

ちなみにメイドと姉ってチェンジした時は
口調と性格以外はなんも変わらんの?
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/28(水) 01:54:53.84 ID:UJHMWDk0
メ「一応外見やら身体的特徴は変わりません」
メ「おっぱいちっちゃいままだよ!」
メ「ちっさくないです。十分平均値を超えてます」
メ「そうかなぁ」
メ「……ば、化け物か! あ、でも一応私よりも身体能力はあがるらしいです」
メ「からだのつかいかたしだいだよ!」
メ「ていうかこれものすごいややこしくありません?」




個人的にアンカーのとこは厨二病全開でした。
大好きです! こういうの!
あと女さんみたいな慇懃なドも大好きです。
さらに言うなら個人的には勝手に妄想してたけどアメリカ系チャイニーズさんだったりして余計に俺が大好きなタイプだったりします。
自分の趣向が人とどんどん離れていくことに最近怖くなってきた。
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/28(水) 04:23:58.75 ID:zq2uSQAO
今気づいたww
慇懃なドSねww
そこで終わってたら本当に新しいジャンルだったかもしんないwwww
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/28(水) 12:55:35.27 ID:RNwCPYAO
アメリカ系チャイニーズって某商会のレベッカ姉さんじゃないか
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/29(木) 00:25:59.11 ID:Koq2oIAO
【生まれてよかった】
【あなたがいてよかった】
【メイドが激しくデレるようです】
【弟が女と仲直りしようとするようです】
【主様の主様が意地メイ世界に迷い込んだようです】


ああ、今日は誕生日だ…
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/01/29(木) 01:33:40.02 ID:ODE/MAAO
おめでとう

ちなみに俺は26日だった
マッカーサーと同じだ
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/29(木) 04:08:19.45 ID:TGilqwk0
お二人ともおめでとう!
あなたたちが生まれてくれたことに感謝です。

>>821
レヴィ姉さんのことかー!


ああいうのも素敵だけどやっぱりカジュアルなチャイナ服とか着こなしてほしい僕だったりします。
我ながら何だそれwww
うん、個人的には越佐大橋シリーズのあのお方とかが……



さてさて!
お誕生日の方のためにもさくさくお題を消化なのですよ!
825 :【しかし妹嬢はメイド長に止められるようです】 [sage;saga]:2009/01/29(木) 04:13:23.20 ID:TGilqwk0
メイド長「だめですよ」
妹嬢「まだ何も言ってませんが」
メイド長「だめですからね」
妹嬢「何を指して言われているのかわかりませんが」
メイド長「ぜったいですよ」
妹嬢「ですから、私はあなたが何をおっしゃりたいのかよくわかりません」
メイド長「そうですか……はっきり言ってよろしいんですね」
妹嬢「ええ、そうすれば考えなくもありません」
メイド長「……そんな可愛らしいパジャマ姿で誰の部屋の前に立たれているのですか」
妹嬢「……。これは、その。違います」
メイド長「何が違うのでしょうか」
妹嬢「たまたま私の趣味がこの服装であっただけであり、たまたま兄さんの部屋の前に気になる汚れを見つけただけです」
メイド長「こんな時間にですか」
妹嬢「私だってトイレにいきたくなることはありますもの」
メイド長「なるほど。いえ、よくわかりました」
妹嬢「ええ、わかっていただけたなら重畳です」
メイド長「ではお嬢様のお部屋に戻りましょうか」
妹嬢「……」
メイド長「……」
妹嬢「少しく」
メイド「だめです」
826 :【結果、女弟は阿部さんに掘られたそうです】 [sage;saga]:2009/01/29(木) 04:16:28.30 ID:TGilqwk0
女弟「んなわけあるかよ!?」
阿部「なかなか良かったぜ、お前のはよ」
女弟「お前もあたかもあったかのように話すなよ!」
阿部「けどお前もお前であんなに必死に俺の中に……」
女弟「だからないことをあるように言うなっつーの!?」
阿部「ははは。お前は本当にかわいいやつだな」
女弟「あああああもう!? こいつ誰か何とかしろ!!」
阿部「ああ、そういえば」
女弟「んだよ」
阿部「お姉さんに挨拶は済ませておいたぜ。弟をよろしく。だとさ」
女弟「……な、なあああああああああ!?」
阿部「これで公認だな」
女弟「何勝手なことしてんだよ!? 姉ちゃんに誤解されちまうだろ! うあああああああああああ!?」
827 :【ブラスターいいんちょエビル】 [sage;saga]:2009/01/29(木) 04:20:17.68 ID:TGilqwk0
妹「……」
委員長「……」
妹(声かけたくねぇぇ……)
委員長「……」
妹「お、お姉ちゃん?」
委員長「……」
妹「あのー」
委員長「超……」
妹「ひっ?!」
委員長「ボルテッカーーーー!!!!!」
妹「お姉ちゃんーー!? な、何これ、何を撃って……ひゃああああ!?」
828 :【男が寝ぼけて妹嬢を押し倒して】 [sage;saga]:2009/01/29(木) 04:24:57.85 ID:TGilqwk0
妹嬢「兄さん。おきてください」
男「ん、む……」
妹嬢「今日は定期健診でメイドさんはお出かけなんですから。ちゃんとおきてくれないと私が叱られます」
男「あと、ごふん」
妹嬢「全く、だらしがないですよ。昔の兄さんは……変わってませんね」
男「ん」

ぎゅ

妹嬢「え?」

ぐいっ

妹嬢「あ、ああああの!? ちょっと! 兄さん?!」
男「んー。あったかい」
妹嬢「ああ、そんな、だめです。私、ちゃんと兄さんのこと、諦めて……だから、その」
男「……メイド」
妹嬢「……!」
妹嬢(私、なのに。今抱かれてるのは、あの人じゃなくて、私なのに)
男「ん、やらかい」
妹嬢「……。私、は」


1.このまま流される
2.強い自分でいたい
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/29(木) 06:54:00.92 ID:WyTmVUSO
1
たまには良い目(?)に…
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/29(木) 08:14:15.66 ID:yA44nYSO
俺はクソ野郎なので1をば
オチ付きで!
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/29(木) 08:25:37.28 ID:aRBTtADO
あえて1そしてその後2
俺って天才じゃn




うわなんだこの赤い光消えr(PSYボルテッカ)
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/29(木) 09:13:30.00 ID:Koq2oIAO
1

たまには流されてもいいじゃないか
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/31(土) 05:05:13.94 ID:JdFOnKE0
妹嬢(……いいじゃない。私だって流されて生きてみたい。ずっと強くなんていられない。だから)
妹嬢「ん……」

ちゅ

男「ん? む……」
妹嬢「……は、っ。兄さんの、唇」

ちゅる。ちゅ……

男「ん、んん!?」
妹嬢「にいはん、おはひょうほはいはふ」
男「っ!」

どんっ

男「お、おま……何やってんだ!」
妹嬢「何って。布団の中に抱き寄せたのは兄さんですよ。いったい普段はどんな朝を迎えているのやら」
男「え、な。うそだろ!」
妹嬢「本当です。私、我慢したのに」
男「だったらそのままがま……んむ!?」
妹嬢「……はっ。いやです。しません、私だって自分のしたいこと、します」
男「駄目だ! 俺にはメイドが……」
妹嬢「今はいません」
男「けど!」
妹嬢「……私には人より時間が少ないんです」
男「っ」
妹嬢「ええ。こんな弱み、見せたくありませんでした。けれど、どうしても兄さんがほしいから」
男「……」
妹嬢「だからいくらでも卑怯になります。ねぇ、兄さん。一度だけでいいです。私に想い出をください」
男「けど、俺は……」
妹嬢「気持ちがなくてもかまいません。これっきりでいいんです」
男「……」
妹嬢「兄さんは何も言わなくて結構です。私が一方的に襲っているだけです。だからこの一時だけ、許してください」
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/31(土) 05:12:23.79 ID:JdFOnKE0
初めての経験。何をすればいいかわからない。
けれど気持ちだけはどこまでも大きくなってやがて体が勝手に動き始める。
まずはその体。適度に引き締まったその男性としての体に触れていく。
その間、唇は彼の顔に口付けの雨を降らせる。
愛おしい。その気持ちが返ってこなくても、ただ伝えるように。

「兄さん……兄さん」

名前は呼ばない。自分にとっては彼は男としても重要である以上に、兄として必要なのだ。





滑らかな感触が体中を這い回る。
彼女とは違う、もっと決め細やかな感触。
触れられるだけで自身の中に欲望が芽生えてくるのがわかる。
おそらく、誰しもが望むような、女性なのだと理解できる。
そんな彼女が、妹が、自分の体を求めてくる。
その異常な状況に、しかし体は素直に反応してしまう。
けれど、自分から求めてはいけない。
せめて体は許しても、心だけは許してはいけないのだと、言い聞かせて。




やがて彼を這う手は下腹部へと伸びる。
ゆっくりと、恐々と。しかしそれ以上の愛しさが彼女の手をとめることなく進ませる。

「……っ」
「これが、兄さんの」

既にそそり立つソレは起床時の生理現象なのか、それとも……。

「兄さん。触れますね」

許可を求める言葉はしかし、相手の言葉を待つまでもない。
握り、摩り、確かめる。その感触を、肌触りを。
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/31(土) 05:18:38.73 ID:JdFOnKE0
痛いほどに膨張した自身のソレがあるのがわかる。
シルクのような手のひらが自身を包む感覚。
やわやわと確認しながら、少しずつ快楽を植えつけるための動きをはじめる。
たったそれだけのことなのに、初めて彼女としたときよりも興奮しているのではないかと思える。
それほどまでに、病的なまでに甘美な感覚。
だから必死で抗う。受け入れてはいけないと思えるから。受け入れたら溺れてしまうから。



「兄さん。何だか、すごく大きくなってきました」

こすこすと、上下に動かしているだけでどんどん膨張を続ける兄のモノ。
知識によればそれは快楽を得ているということ。
そう思えば自然と頬も綻び、うれしさがこみ上げる。

「んっ……」

同時に気づく。彼の体にわずかに触れる自身の胸がぴりぴりとした刺激を送ることに。
今までに感じたことのないそれは、麻薬のように彼女の中にしみこんでいく。

「あ、は。にい、さん」

体をすりつけ、手は動かし続ける。
これだけのことで幸せと気持ちよさが破裂してしまいそうだ。
けれど、これだけじゃ駄目なのだと、自身の下腹部が疼く。

「兄さん。私、知識らしい知識もなく、無作法かもしれませんが」

下着を横にずらし、ひんやりとした外気に自身のそれを晒す。

「初めてですので、どうか許してくださいな」

そして兄の、愛しい人のそそり立つ剛直にあてがい、

「……っっ!!!」

腰を落とした。
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/31(土) 05:24:47.85 ID:JdFOnKE0
「待て! ばか!」

止める間もなかった。
こんな短い愛撫、それも受けるだけだった。
少なくとも彼にとってそれは十分準備になったが、彼女は違うだろう。
あてがった瞬間にも湿り気こそ感じたものの、潤いではなかった。
故に、音に近い感触でそれはわかる。

メリッ

何かが破れるような、そんな感覚。
おそらく破瓜の瞬間を迎えたのだろう。
初めて自身の女を抱いたときにも味わったその感覚。
痛いだろうとは思っていた。
しかし、今はそれどころではない。
自分ですらあまりの濡れていないその場所は、痛みを感じている。
であれば彼女にとってどれほどのものが襲い掛かっているであろうか。

「……、っ……!!」

必死に瞼を下ろし、シーツを掴む手は元々の白さ以上に染まり力の入り具合を鮮明に表している。

「おい! ばか、何て無茶を……!」
「いい、ん、です。これで」
「何がいいんだよ! みろ、こんなに涙なんか流して! 痛いにきまってんだろ、いきなりこんな……」
「違い、ます」
「え」
「違います。痛みは、いいんです。この涙は、そんなことじゃなくて」

今まで見られなかった彼女の顔。
それを正面から見てしまう。

「兄さんに、私をもらっていただいたことが、何よりも嬉しくて。かなわないと思っていたのに。……私、今、幸せすぎて、涙が止まらないんです」
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/31(土) 05:33:54.15 ID:JdFOnKE0
理性というものが吹き飛ぶのがわかる。
どれほど言い訳しても繕えない。今、間違いなく目の前のこの女が愛おしい。
無理をして、自分の勝手を通して、尚且つ不義理を働かせているこの妹が。
今は愛おしく感じてしまう。

その満ち足りた笑顔が。
一遍の嘘のない言葉が。
純粋できれいな涙が。

その全てが今は愛おしい。


思わず抱き寄せ、胸の中に埋める。
胸に当たる雫を感じながら、背中を摩ってやる。
気持ちはどうあれ、体が痛みを感じているのは間違いない。
ならせめて、それを少しでもやわらげてやりたい。
今はそう思えてしまう。


「くそ……俺は何をやって」
「兄さん。私は、謝りませんよ」
「……」
「望みをかなえていただいて、お礼を言わせていただくことはあっても」
「……」
「ありがとうございます。兄さん」


どこまでも、自分勝手に。
ただ一方的に押し付けられる気持ちなのに。
心のどこがに、しまっておいた未練が。


『私は兄さんが好きなんです』


鎌首をもたげてくる。


「俺は……お前を一番に愛してやれない」
「はい」
「お前だけを見てやれない」
「はい」
「それに、他にけじめをつけた子たちに示しがつかない」
「はい」
「なのに……。俺は今、お前を、抱きたい」
「……はい!」

こうしてゆっくりを会話を交わしていく間に、破瓜の血液と、生理現象としての愛液が潤滑剤の役割を果たそうとしているのがわかる。
同時に自分の中で、彼女に自分の子種を吐き出したい。そんな欲望も出てくる。
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/31(土) 05:39:58.64 ID:JdFOnKE0
「動くぞ」
「どうぞ。私を使ってください」

ゆっくりと。潤いがあることを確かめながら腰を動かす。

「んっ……」

そのたびに反応する彼女を気遣いながら、蠢く膣内の感触を楽しむ。
あいつとは違う感覚。そんな当然のことが心にしこりを生むが、しかし……。

「あ、兄さんの、なかで……あつい、よぉ」

止まらない涙が、嬉しいという気持ちがあふれ出る彼女の顔が。

「っく!」

自分の欲望に火をつける。
男として、ここまで想ってもらうことが何よりも嬉しい。
たまらず、動きを早めてしまう。
けれど彼女は痛みを訴えることはない。
ひたすらに行為そのものによる快楽を。
肉体的ではない、精神的な意味でのそれを貪っている。
ならば、遠慮はいらない。


パン! パン!


打ち付ける速度が徐々に早まり、肌と肌がぶつかり合う音が響く。

ぐちゅり。

そんな音さえ聞こえてくる今、もはや大事な彼女の顔は浮かばない。
ただひたすらに目の前の妹への愛が、芽生えてしまった感情が、ひたすらに彼を動かす。

「兄さん! 兄さん!!」

狂ったように自分を呼ぶ彼女の唇を、

「んむぅ!!」

自らのそれで塞ぎながら、湧き上がってくる衝動に身を任せる。
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/31(土) 05:43:39.12 ID:JdFOnKE0
「出す、ぞ」
「……はい!」

そして訪れた限界は、あっさりと彼女の最奥にまで到達する勢いで欲望を吐き出す。

「〜〜、ぁぁぁ!!」

子宮口をたたくように届く白濁液に、今までに感じたことのない熱さを感じる。

「はぁ、はぁ」

瞬間的にしがみついた彼の体。
そこに自分の跡を残さんと、甘がみを繰り返す。

「にいさん……にいさん……」

きっとこれ以降はない。そうわかる、たった一度きりの幸せな時間。
それを惜しむように、彼女は彼のぬくもりを感じるまま、眠りに落ちていった。
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/31(土) 05:49:57.51 ID:JdFOnKE0
ばさっ!

妹嬢「……ゆ、め?」
妹嬢「え、あの……え? 夢オチまさかの?」
妹嬢「そんな、私の幸せが嘘? え、こんなオチなの?」
妹嬢「……」
妹嬢「そうよね。ええ、そう。こんなことありえるはずないもの。……はぁ」
妹嬢「兄さん……」





しばらくして。


妹嬢「……?」
妹嬢「おかしいですね。私、そろそろくるはずなんですけれど」
メイド長「どうかされました?」
妹嬢「あ、いえ、その」
妹嬢(……おりものが、こない? え、でもあれは夢じゃ……)


『あー、俺のばかばか! 何本当にしちゃってんだよ!』
『くそ、幸せそうな顔で寝やがって……仕方ない。メイド長さんに説明してつれてかえってもらうか』
『一緒にいたら、間違いなく変な気分になるからな。……ごめんな、妹。俺、やっぱりお前を選べないから』


妹嬢(……そういえば、そんな会話があったような)
メイド長「お嬢様。大丈夫ですか?」
妹嬢「え、ええ」
妹嬢(まさか、ね。確かにあの日は危険日でしたし、でも自分のベッドで目を覚ましましたし)
メイド長「……」
妹嬢「何か?」
メイド長「いいえ」
妹嬢「……ま、いいでしょう。早速今日もスケジュールを……あら? ずいぶんと余裕のある組み方ですね」
メイド長「はい。無理をしていただくわけにはいかないお体ですから」
妹嬢「……はい?」
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/01/31(土) 05:51:11.50 ID:JdFOnKE0
というわけでオチてないオチもつけてこんな感じで。
いや、これが本編の一部とするかあくまで外伝とするかは人それぞれってことでw

ちゅーかやっぱり下手だな、俺orz
もっとうまくなりたいですw


さてさて、今日はとりあえずこの辺で。
というかみんながそんなにそっち選んでくるとは思ってなかったっすwww
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/31(土) 07:14:32.55 ID:jPJEr2SO
まさかの濃厚描写wwwwww
〇オチ(?)でも何でも、少しでも報われたのなら満足であります
乙で〜す
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/01/31(土) 09:32:28.74 ID:a/ry.QAO
>>841

844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/03(火) 08:59:18.90 ID:k7ZEvwSO
挿そうとしたら実は挿されてたとかのヌケサクなオチを期待してたら…!!

今後の主様との姉妹丼に要注目ですね
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/03(火) 14:38:04.99 ID:gbTaKogo
抵抗する主様を無理矢理四つんばいにさせるんですね、分かります
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/02/04(水) 02:47:21.80 ID:yglwo7Q0
ぷりずむを〜とおした〜
はい、お久しぶりでございます。
何かこの曲きくたびにもっかいプレイしよかなぁと思える智代アフターw
ま、やる時間ないんすけどねww
Liaさんの曲は心にしみちゃいます。

そしてエロ展開はしばらく自重しちゃうんで、皆さんの期待にはこたえられるかw
ていうのも、やっぱ読み直すたびに赤面モノのレベルだからどうしてもorz
こういうのってなかなか勉強する機会がないので難しいっす。
今度官能小説とか買い込んでみよかなぁ……。

さておき、お題消化っす!
847 :【メイドはベッドの上では素直なようです】 [sage;saga]:2009/02/04(水) 02:56:09.89 ID:yglwo7Q0
メ「エロ展開はないって数分前に聞いたような」
男「だってお題が……」
メ「ちゅーかですね。最近ほんのちょっとデレを見せただけでえらい調子のってません?」
男「調子のってるとかの問題なのかよ」
メ「問題も問題。大問題でしょ。私はそんな軽い女じゃないんすよ」
男「そっかー」
メ「そうっす」
男「じゃあ何でお前、ずーっと俺に膝枕させてるわけ?」
メ「これは動けなくしてるんすよ、主様を」
男「なるほどな。動けないわ」
メ「完璧な策略です」
男「そのくせ頭なでるのやめるとむっとするよな」
メ「疲れさせてるんです」
男「そっかー」
メ「そうっす」
男「……じゃ、やめていい?」
メ「絶対ダメっす」
男「……。かわいいなぁ、ちくしょう」
848 :【男と委員長が再び出逢うそうです】 [sage;saga]:2009/02/04(水) 03:00:37.96 ID:yglwo7Q0
ビュオー……

ガチャ

男「うう、寒っ。……何年ぶりかね、学校なんて。しかも屋上とはこの季節にはつらいもんだ」
男「っかし、本当にくるのかね、あいつ。場所も場所だし、案外だまされて……」

ぎゅっ

男「おっ!?」
委員長「……」
男「何すんだよ、いい……」
委員長「振り返らないで」
男「何で」
委員長「いいから。お願い」
男「……おう」
委員長「……」
男「……」
委員長「聞かないのね」
男「何を?」
委員長「……色々」
男「聞いてほしいのか?」
委員長「いいえ」
男「なら。いいじゃん」
委員長「ええ」




男「なぁ」
委員長「何?」
男「元気、してたか?」
委員長「聞かないんじゃなかったの?」
男「これくらい、いいだろ?」
委員長「……そうね。それなりに」
男「そっか。それなら、いい」
委員長「……」
男「……」
委員長「男」
男「ん?」
委員長「ありがと」
男「おう」
委員長「……。ばいばい」
男「おう」


キィ……バタン



男「ばいばい、か。たぶん、もう逢えない、かな」
849 :【私はメイドと共にある】 [sage;saga]:2009/02/04(水) 03:02:38.90 ID:yglwo7Q0
男「何かカッコいい台詞っぽいけど」
メ「よくよく考えて額面どおりにとるとただのメイドフェチですよね」
男「だなぁ」
メ「主様のことっすね」
男「違うだろ」
メ「いやいや、どう見てもこんなメイド娘はべらせてんだから」
男「いや、メイドだからじゃなくて、お前だからはべらせてんだ」
メ「……。恥ずかしくないっすか?」
男「かんなり」
メ「っすね」
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/04(水) 23:28:28.85 ID:hX/EywDO
取り敢えずディケイドがクウガのアルテメットフォームと互角かそれ以上てのが気に喰わぬ




あれ?目って黒かったっけ
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/08(日) 00:20:29.78 ID:kwZ5MgAO
私立オワタ……

今年はあと公立だけだぁ……
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/08(日) 11:48:30.32 ID:QGd5HQDO
クウガの扱いの酷さに泣いた
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/10(火) 01:01:37.30 ID:/J/SQUAO
あげ
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/11(水) 11:23:38.79 ID:OHpzBIDO
人も居ないし





ぬるぽ
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/11(水) 12:06:35.38 ID:jN.q7wAO
>>854
ガッ

主様も忙しいんだろうな……
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/02/12(木) 07:43:52.18 ID:7tpthVA0
ごめんね、ごめんね。本当にごめんね……
もう企業説明会はいやでござる。働きたくないよぉぉ……orz

俺の中でRXとクウガは別格で好きな作品なので本当に泣きそうな今日この頃。
それでもきるにきれない俺特撮フリークなのでした。
明日いって週末は久々のプライベート時間を取れるっぽいのでそこでお題の大型消化といたしまする。
ではおやすみなさいね!
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/12(木) 07:52:57.66 ID:RbpFcEDO
>>856
この時間におやすみなのか主さま…
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/13(金) 08:36:06.85 ID:j6Sk7QSO
>>856
体に気を付けるのだぞ
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/14(土) 23:46:23.55 ID:vtstucAO
最近寝る時間が本当にまちまちです……

さて! 日付が変わっちゃう前に!
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/14(土) 23:50:16.33 ID:twY9oIDO
リアルタイムで会えるとは…


期待
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/14(土) 23:54:14.88 ID:vtstucAO
メ「主様。ください」
男「何をだよ」
メ「今日はなんの日ですか?」
男「バレンタイン……だよな」
メ「はい!」
男「チョコを?」
メ「ひゃい!」
男「俺が? お前に?」
メ「びゃあい!」
男「……なんでだよ。あと返事がおかしいだろ」
メ「逆チョコくださいよ、逆チョコ」
男「いやまずお前がくれよ!」
メ「もったいない」
男「なんでだよ?!」
メ「ほら、くれるんですか? 渡すんですか!?」
男「どっちも請求されてるっつの。……ったく」
メ「さすが主様! ばっちり用意されてる! わはー、生チョコ!」
男「味は保証しないからな」
メ「んめぇ! ほら、主様も。あーん」
男「む……。あー、ん」
メ「うぷぷ。マジで口あけてやんの」
男「てめぇ!」
メ「なぁんて。ひゃい、はふひひゃま」
男「なっ……まさかくわえてるのを食えと?」
メ「ふぁれんふぁいんれふ」
男「……」
メ「ん」
男「最高のバレンタインチョコだよ、ったく」





男「……」
メ「甘かったっすね、ビターなのに」
男「っせぇ」
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/14(土) 23:57:38.94 ID:twY9oIDO
>>861
何という……何という激甘空間…



虫歯になれ!
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/15(日) 00:08:36.61 ID:oYFSzEDO
後8時間後には仮面ライダー原作レイプが始まる…
864 :【いいじゃないか ただ だし】 [sage;saga]:2009/02/17(火) 00:46:32.11 ID:TfKafpw0
男「ただなら何でもいいって事じゃないぞ」
メ「遠慮も覚えろと仰るわけですね。わかります。が、それと食欲は別です」
男「帰ったらちゃんと作ってやるから」
メ「でもそれとこれはまた違うわけですよ」
男「そうだな。確かに今夜のおかずはそれじゃないからな」
メ「でしょう? だったらいいじゃないですか」
男「さすがに遠慮してくれ」
メ「いいじゃないっすか。ただですし」
男「そうだな。そうなんだよ……けどな」
メ「はい?」
男「試食品コーナーのものを次々完食していくのはやめてくれ。恥ずかしすぎる」
メ「たまの買い物に付き合ったのにこれくらい好きにさせてもらえないなんて」
男「頼む。次回から普通の買い物にはついてこないでくれ」
865 :【たまねぎ】 [sage;saga]:2009/02/17(火) 00:48:43.01 ID:TfKafpw0
男「お前は子供か」
メ「心は永遠の子供ですよ」
男「そうだな。頭の中は子供レベルだよな」
メ「純粋なので」
男「そうだな……でもたまねぎだけ残すのはやめろ」
メ「そうですね。こんな食材でも強いですもんね」
男「何で強さの話になるんだよ。ていうかそう思うなら残すな」
メ「いや、私主様の飼い犬みたいなもんですからたまねぎ食べると毒なんで」
男「お前は立派な人間だから毒じゃないぞ」
866 :【いまじゃ!パワーをいいんちょに!】 [sage;saga]:2009/02/17(火) 00:51:53.02 ID:TfKafpw0
メ「いまじゃ! パワーを委員長さんに!」
妹「いいですとも!」
委員長「……」
妹「あ、いや。違うよ? お姉ちゃん。違うんだよ?」
メ「共犯ですね」
妹「それにきっと画面の前の人もいいですとも! って言ってるって!」
委員長「そう。わかったわ……。全員そこに正座しなさい。今ならメテオが撃てる気がするわ」
妹「ひぃぃ!?」
867 :【おれはしょうきにもどった!】 [sage;saga]:2009/02/17(火) 00:56:01.43 ID:TfKafpw0
男「正直に言えば許してやる。何で裏切った」
メ「魔がさしたとしか……」
男「後ろでに隠してるそれは何だ?」
メ「決して報酬とかそういうのではないです」
男「俺のとこから持ってったもので受け取ったんだな」
メ「いいえ、決して違います。信じてください」
男「じゃあ信じるぞ」
メ「はい!」
委員長「メイドさん。男のあれをこっちに」
メ「え? あ、はい」
男「お前、数秒前に信じたのにこれかよ!」
メ「だいじょうぶです! わたしはしょうきにもどった!」
男「普通にそっち行ってるじゃねぇか!!!」
868 :【エッチな本】 [sage;saga]:2009/02/17(火) 01:00:52.37 ID:TfKafpw0
メ「主様も人の子ですからこういうのも意外と持ってたんすよ」
女「ふぅん。でも色々あるね」
メ「男性との交友関係が少ないくせにそれなりに持ってるあたり、主様ってばむっつりです」
委員長「ジャンルも様々ね……『放課後委員長』。……ふぅん」
女「『女装少年』……はぅ」
メ「『特選! メイドさんの特別奉仕!』……うへ」
妹嬢「こちらは『妹万歳!』ですか」
姉「『大好き! おねーちゃん☆』だって」
全員「……」
メ「いや、メイドモノのほうが」
委員長「委員長モノも」
女「女装モノだって!」
妹嬢「いえ。近親モノです!!」
姉「みんな自分で持ち寄ったやつじゃないかなぁ?」
四人「「「「違います!!!」」」」




男「ぶえっきし! ……ずず。何だ、今家に帰ったらすごいまずい気がするんだが」
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/02/17(火) 01:02:38.59 ID:TfKafpw0
時間とれそうでとれない日々。
明日が早いんで今日はこれにておやすみさせてもらいます。
うぅ……もう長い時間、電車とか乗りたくないよぉorz


こんな僕を癒してくれるアイテムが鳥肌実の演説シリーズだったりします。
人を選ぶあれだけどww


ではおやすみなさいー。
今度時間あったらまじかるアンカーネタも混ぜてみまする。では。
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/18(水) 09:15:49.37 ID:gkr0aUDO
>>869
中の人乙ー


電車に長い間乗りたくない…




痴漢ですね分かります
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/19(木) 00:28:04.05 ID:rXlHW.SO
>>867
なるほど、主様の下着をか…

>>870
女装少年が痴漢されるのを想像した俺は土に還ればいいと思う
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/19(木) 21:06:23.84 ID:whNULIDO
>>871
共に還ろう…
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/20(金) 16:46:40.13 ID:hvRUr6AO
なんでこういう流れなんだよww
痴漢はダメ絶対!
しないし、されたりもしませんっww
ちゅーか女装して就活しねぇよ!wwww

でもせっかくなんでそれにちなんで何か一本。
ちなみにこれから書いてく魔がつく人達は前貼った新ジャンル「本当は魔法少女」のキャラでふ。
では今月唯一の癒やしの場、飲み会いくまで書いてみるかな!
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/20(金) 16:57:36.36 ID:hvRUr6AO
魔男「うー、朝のラッシュ時って本当嫌だなぁ」
魔女「あら、暴漢に襲われるからですか?」
魔男「襲われません。でも窮屈なのが……」
魔女「私は密着出来るので都合がよろしいですが」
魔男「……他の人にも密着されるでしょ」
魔女「くすくす。それは致し方ないです、魔男さんは可愛らしいですか……」
魔男「や、俺じゃなくて魔女さんがさ。他のやつに引っ付かれたら嫌だから」
魔女「……。くす、少しときめいてしまいました」
魔男「お、俺は真面目に!」
魔女「ええ。ですから少しご協力くださいな」
魔男「へ?」






ガタンガタン



魔「な、なんでこんな事に」
魔女「ふふ、女性専用車両ですから密着されても問題ありませんね」
魔「うぅ……こんな私欲で動く魔法少女でいいのかなぁ」
魔女「くすくす」
魔「ばれたらどうするのさ」
?「男だってことがばれたらヤバいだろ」

ひそひそ

魔「?!」
?「……?」
魔「あ、いえ、なんでもないです」
?「……(こくん)」
魔(はぁ、ばれたかと思ったよ)

ひそひそ

??「大丈夫ですって、主様は可愛いですよ」
?「だからってなんつーか色々まずいだろうがっ!」
??「まぁまぁ、乗っちゃったもんは致し方なし。あんまり騒ぐと余計まずいっすよ」
?「……ぐ」




魔女「くすくす。あちらも面白そうですね」
魔「ん? 何?」
魔女「いえ、おきになさらず」
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/20(金) 18:32:18.93 ID:0A8KqQDO
>>873
就職先はオカマバーですねわかります




今の内に中の人の後ろの処女を電車内で貰おうか
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/25(水) 08:03:55.40 ID:Vq1hqMAO
あげ
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/02/25(水) 12:58:48.38 ID:z6tpi1Qo
久しぶりにお題を・・・

【花粉症】
【ひな人形に肉を】
【妹嬢以外全員ふたなり】
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/27(金) 10:14:44.29 ID:e1zZV6AO
主様大丈夫かね・・・

【主様総受け】
【雪だるま】
【女のロマン】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/02/27(金) 12:23:56.15 ID:u.J1k72o
あげ
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/01(日) 22:25:09.29 ID:R1vnOkSO
主様が心配な今日このごろ

元気だったらレス頂戴ねい
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/03/03(火) 17:20:51.35 ID:QT4YWRQ0
おひさしですー。とりあえず生存報告をば。
ごめんね、お題の消化もできない屑野郎でごめんね……
最近は暇があったらエントリーシート書いてるか履歴書作ってたり企業を探したり。
もうこんな生活いやだよぅorz
本当、誰か雇ってくれません?
もしくは娶ってください。家事とかお世話は何でもしますよぅ。

とリアルに弱音はいてごめんなさい。
ああ、これが春先まで続くなんて地獄なりorz
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/03(火) 20:56:28.70 ID:MwlHEVAo
>>881
就活か〜ガンガレ
とりあえず、業種だけ絞って、ジャンジャン受けちゃえよ〜

ってか、学生なのか?
そうなら、うらやましすぎる…(年齢的に)
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/03(火) 21:51:01.65 ID:d0knjwAO
働きたくないお(´;ω;`)大学行きたくないお(´;ω;`)
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/04(水) 08:30:33.89 ID:UbGyE.oo
社会人はいつでも出来るが、学生やって遊べるのは今だけなんだぜ?

885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/03/04(水) 21:09:21.23 ID:c9BqqKg0
>>882
応援ありがと! 俺やるよ! やる夫!
受けまくってる! 俺今総受けってやつですね!
でも年齢的にうらやましいっていくつなんだwww

>>883
いいか、大事なことだが一回しか言わないぜ。
大学はいっとけ。絶対そこが人生におけるユートピアだから、マジで。
俺続けられるなら一生大学生やってたいわw
だから、ふんばるんだぜ?

>>884
いいこと言った!
だからお願いします、神様俺にもう少し学生やらせてくださいwww
本当何を学んでるんかわからんけどw



時間でけたからお題消化がんばるよ!
でも相変わらずFFわかんない俺は必死です!ww
886 :【拝み屋じゃない!ゴーストバスターだ!】 [sage;saga]:2009/03/04(水) 21:11:47.23 ID:c9BqqKg0
メ「ああ、委員長さんのとこですね」
男「そうなのか」
メ「少なくとも拝み屋さんではないでしょ」
男「……いやしらんけど」
メ「というかゴースト側が恐れる存在なのは間違いないっす」
男「どういうこったよ」
メ「ほら、包丁が似合うキャラですし、委員長さん」
男「家庭的ってことか?」
メ「斬新な解釈!!」
委員長「メイドさん。ちょっとこっちでお話いいかしら」
メ「ひぃ!?」
887 :【興味ないわ】 [sage;saga]:2009/03/04(水) 21:15:08.24 ID:c9BqqKg0
女「ほ、本当に?」
委員長「ええ」
女「これっぽっちも?」
委員長「全くないわ」
女「本当の本当だよね?」
委員長「だからそう言ってるでしょう」
女「……じゃあ、いいんだね」
委員長「ええ」
女「じゃあ、この手、離してもらっていいかな」
委員長「何のことかしら」
女「だ、だからこの男君の寝顔写真は私がもらってもいいんだよね!」
委員長「ええ」
女「だったらこの手を離してくれないともらえないよぉ!」
委員長「そうね」
女「そうね、じゃなくてぇ! このままじゃ私帰れないよぉ!」
委員長「それならあなたが手を離すというのはどうかしら」
女「そうだね……って、やっぱりほしいんじゃない!」
委員長「何のことかしら」
女「うそつきぃ! 委員長さんのうそつきぃ〜!!」
888 :【壁とでも話すんだな】 [sage;saga]:2009/03/04(水) 21:21:57.16 ID:c9BqqKg0
男「……」

ざわざわ

友「やほ」
男「ん? おう」
友「何だか男ってさ。あれだよね、あんまりみんなとは話さないよね」
男「そうか?」
友「うん、必要なことだけ話す感じでさ。でもあんまり嫌なやつに見えないから不思議だけど」
男「んー……あんまりいまどきの話題がわからないからな」
友「そうなのかもしれないけど、結局男は無駄な話をしないのかもね」
男「無駄なことなんてないと思うけどな」
友「言い方が悪かったかな。けど、何ていうか聞いてほしいだけの自分の話とかそういうのにはかかわらないっていうか」
男「あー、確かにそういうのはどうでもいいな。壁とでも話していればいいと思うぞ」
友「うわ、結構きついね」
男「うなずいてほしいだけなら、そういう機能のある壁があれば十分だろ。そう思っちまえるからな」
友「そりゃそっか。……つまり、男が自分から話する人って、面白いやつが多いね」
男「お前も含めてるぞ、それ」
友「あはは、自画自賛かな」
男「そうとも取れるな……けどま、俺はお前と話してるの、面白いけどな」
友「ん、ありがとね」
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/03/04(水) 21:24:14.89 ID:c9BqqKg0
888じゃないけど、中の人は話をする人としない人が結構くっきりしてます。
自分のことっていうか、自分の不幸自慢とか他人を貶める話題とかばっかりの人は俺は好きになれなかったり。
だからまぁよく、相槌うつ壁があればそいつらとしゃべってればいいのに、とか思ったりします。



……つまり最近の自分はすっごい好きになれないっすw
こう、あれっすね。この負のパワーをプラスに変えるためにがんばってみるぜ!
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/04(水) 22:15:09.83 ID:hYGC7LAo
>>889
プラスになれば、反動でマイナスが来るから気をつけるんだぜ?

謝怪人になって、プラスマイナスの波をいかに少なくするかってのを考えるよーになったんだぜ?



891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/05(木) 21:31:39.26 ID:yvlUQ0Eo
あげげげ
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/09(月) 02:19:27.46 ID:QqqhvcAO
不定期あげ
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/12(木) 12:49:17.48 ID:XllL3EAO
あげやう
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/15(日) 01:06:22.69 ID:3DRMYgSO
中の人がそろそろ心配になってきた…

ちゃんと飯食べろよ!
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/17(火) 16:33:18.28 ID:iIieW2AO
中の人です、ども。
最近外飯ばっかだww
仕方ないね……
でももう少し頑張れば来年からJR系列の社員かも!
なんでもうひとふんばりだわ!
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/17(火) 23:36:19.01 ID:fq.hBkAO
俺、大きくなったらガンダム作るんだ!
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/18(水) 22:20:32.94 ID:eSlBPUDO
>>896
ならば俺はアーマードコアを作る
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/18(水) 23:05:28.17 ID:yNvx.cAO
>>897
じゃあ俺はメイドロボ
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/19(木) 09:26:21.24 ID:UKAoIUko
>>898
ならば俺は間を取ってヴァルシオーネ作る
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/03/20(金) 04:05:49.53 ID:ZbUwQO60
メ「では私は不朽の名器、セガサターンを作りますね」
男「既に製作されてるからな」
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/23(月) 16:52:26.87 ID:yDj4wgAO
俺?中の人の隣で寝てるよ
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/25(水) 10:37:49.99 ID:Ug9MuADO
中の人就職
  ↓
このスレ停滞
  ↓
段々人が居なくなる
  ↓
中の人も居なくなる
  ↓
終   了





うわあぁぁぁぁぁ
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/25(水) 10:48:26.00 ID:LvMQY.AO
そ、そうならないように頑張ります!
でも最近の停滞っぷりが半端ないレベルだから……
うわぁぁぁぁ!!



今日大事な面接が一個あってそれが終わったら一区切りなんで!
それさえ終われば……!!



とりあえず添い寝してくれる優しい>>901に感謝しつつ何とか今日を乗り切る!
904 :【きわどい衣装】 [sage]:2009/03/25(水) 12:10:19.70 ID:LvMQY.AO
メ「主様〜」
男「ん? どうし……ぶ?!」
メ「ふふ、どうっすか。おニューのメイド服」
男「待て。待て待て待て待て。どこの痴女だ!」
メ「失敬な」
男「ほぼ下着だろ!」
メ「わかってないっすねぇ、主様は。これはバカには見えない衣装です」
男「……マジか」
メ「ちなみにバカじゃない相手にはきわどい衣装に見えます」
男「なるほど、俺がバカなだけ……じゃねぇよ! どっちにせよ痴女だろ!」
メ「なんてひどい発言。そんな主様は悶々とやり場のない性欲に悩まされればいいさ!」
男「てめぇ、はじめからそれが目的か!?」
メ「ほれ、明日のテストに向けてふぁいと〜」
男「うがぁ!」
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/25(水) 15:54:40.10 ID:DSAhjoAO
おかえり主様
そろそろ次スレを考えなきゃね……
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/25(水) 17:54:56.09 ID:tZk0H7go
逆に考えるんだ
中の人が就活に失敗すればいいと考えるんだ












ちょ・・・冗談だから女弟けしかけるのはやめt
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/28(土) 08:51:58.42 ID:KwT4q6SO
中の人きた!!!
いい報告を待ってるんだぜ
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/29(日) 18:10:29.00 ID:36637QDO
過疎ぎみぬるぽ
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/29(日) 18:57:58.93 ID:VrG7zBko
とりあえずガッ
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/29(日) 23:40:46.26 ID:V9m2J6AO
男だけどポニーテールにしたいから髪伸ばしてるんだが、男のポニーってやっぱり変?
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/03/30(月) 00:29:04.89 ID:eHy3ooAO
>>910
顔と髪質による
脂っぽいなら汚く見えるだけだからやめといたほうがいい
サラサラもそれはそれでアレだが

冥「過疎…ということは私のでb」
男「それはない」
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/03/30(月) 05:56:42.48 ID:5dlkJvw0
似合えば何だっていいのさ!
ちなみに中の人は黒染めしないと若干茶色いし、かつ猫っ毛という厄介な体質……
ある意味天パ並に面倒なんだぜ! 特に就活中は。

そしてもし就職できなかったら余計ここにはこれなくなるような気がするw
さすがに無職で好きなことやっていけるほど世の中甘くないと思うしねw

次スレも考えたいかなぁ。
でも見ててくれる人がいれば、だけどねw
ほいじゃあ、今日はお題をがしがし攻略だ!
出してもらってからすごいたってて本当申し訳ないです。
あと冥土の人もどんどんよろしこでっせ!
913 :【泣くぞすぐ泣くぞ絶対泣くぞほーら泣くぞ】 [sage;saga]:2009/03/30(月) 06:13:44.36 ID:5dlkJvw0
男「……げ」
メ「何を苦虫みたいな顔してるんですか」
男「俺が苦虫なのかよ」
メ「自覚ないのはまずいっすよー」
男「言ってくれるな、ちくしょう」
メ「で、写真がどうかしました?」
男「いや、そのな」
メ「ほほう、泣いてますね。写真の中の主様」
男「……うっせ」
メ「ぐふふ、かわいいじゃないっすか」
男「親父からの虐待の日々だったからな。この頃は」
メ「そうなんすか?」
男「ああ、毎日泣かされてたな。しかも肉体的な意味じゃなくて、精神的なほうでいじめられてたからな」
メ「ふむ……」
男「だからこうもひねくれ……」

むぎゅ

メ「それでもまっすぐ育ってくれて。良かったです」
男「な、何だよ急に」
メ「うへへ、照れてやんの」
男「っせぇな」
メ「いいじゃないっすか。誰か一人くらいほめてくれる人がいたって」
男「……」
メ「そういうこと、話してくれるようになって嬉しいんすよ」
男「……はいはい」
メ「やっぱ照れてる」
男「う、うっせぇ!」
914 :【妹嬢の化学力は世界一イイイイイ】 [sage;saga]:2009/03/30(月) 09:09:01.38 ID:5dlkJvw0
妹嬢「科学ではなく?」
男「化け学なんだそうな」
妹嬢「……原子レベルのお話をしろと?」
男「……さぁ?」
メ「つまり化けろということでは!」
男「何にだよ」
メ「ふたなりに?」
妹嬢「いい加減にそこから離れてください」
メ「つまり妹嬢さんから離れればよいんですね。ではいきましょうか主様」
妹嬢「何でそうなるの!?」
男「まぁまぁ。それに化学遺伝子とかの話もあるぞ」
妹嬢「どうあってもそっちへ話を持っていく気ですか!」
メ「もはや存在意義のレベルでそうじゃないっすか」
妹嬢「そんなキャラ立ちはいやです……」
メ「半勃ちはいや、と」
妹嬢「ああああもう!?」
915 :【意地悪なメイドの憂鬱】 [sage;saga]:2009/03/30(月) 09:16:34.21 ID:5dlkJvw0
メ「ぶはぁ……」
男「なんだなんだ、ため息なんてついて」
メ「ため息のひとつだってつきたくなりますよ。こんな退屈じゃ」
男「あのな。喧嘩売ってんのか。俺が目の前でこうも忙しそうにしてるってのに」
メ「それはそれ、これはこれです。もう嫌んなっちゃいそうですよ」
男「……なら買い物のひとつでもいってくれるか?」
メ「断固として断ります。なぜ労働なんてせにゃならんのです」
男「気晴らしにはなるぞ」
メ「主様の思い通りになるのが腹立たしいから嫌です」
男「てんめ……」
メ「あー、どこかに超能力者とか宇宙人とか未来人とかいないもんすかねぇ」
男「いてたまるかよ、ったく」





委員長「くしゅん!」
妹「お姉ちゃん、風邪? それとも誰かに噂されてたりしてね」
委員長「……。いいから行くわよ、今日は本格的な除霊なんだから」
妹「へいへーい」






メ「それがダメなら霊能力者とかね!」
男「居てたまるか、そんなん」





委員長「くしゅん!」
916 :【主様の…すっごい濃いよぉ///】 [sage;saga]:2009/03/30(月) 09:19:12.03 ID:5dlkJvw0
男「なんつぅ言い方だよ」
メ「だ、だってぇ、こんなにドロドロなんだよぉ?」
男「口調も変わっとるがな」
メ「ん、ちゅる……こんなに真っ白で、んく」
男「……」
メ「は、んン……のど、ひっかかる」
男「……ごくり」
メ「けふっ、ん……おいし」
男「だああああああああああああ!!」

ガタン!

男「シチューひとつで何エロいこと言ってんだあああああああああ!!」
メ「嬉しいくせに。前かがみなくせに」
男「うっせえええええええええええ!!」
917 :【とある委員長の学級日誌(男観察日記)】 [sage;saga]:2009/03/30(月) 09:26:21.46 ID:5dlkJvw0
●月×日

☆仕草で気になったこと☆
男の私を見た回数 11回(内3回話しかけられる)
男がせきをした回数 6回(※風邪の兆候? のど飴を与えるべきか)
男が居眠りをした時間 23分11秒(寝不足気味の様子。ノートも一部とれていない様子)
                             ↑
                          貸してあげるチャンス

男が他の子とおしゃべりした回数 4回(内3回は女さん。要注意)



☆今日の昼食の献立☆
のり弁当(おそらくお手製。食べてみたい)
おかずはから揚げとほうれん草のおひたし。サトイモの煮っ転がし。
ヘルシーだけどがっつり系。


☆明日の予定☆
お弁当の交換の約束を取り付ける。
進路相談の紙を提出ギリギリまで出させず放課後二人で書き上げさせる。







委員長「それから後は……」
妹「お姉ちゃん、お風呂わいたよ〜?」
委員長「ありがとう。後ではいるわ」
妹「はーい」




妹(いっつもすごい勉強頑張ってるなぁ、お姉ちゃん。あのノートを毎日1時間以上も使ってるもんなぁ)
918 :【男装メイド×男子ちゃん】 [sage;saga]:2009/03/30(月) 09:33:07.25 ID:5dlkJvw0
キャーキャー!

男子(まずいな……どうやってこの騒ぎから逃げようか)
女「はわわ、みんな男子ちゃんファンだって言って、これから学園祭一緒に回りたいって……」
委員長「隠し通せるわけないわよね。半日以上も誰かに付きまとわれると」
男子「うぅ」
女「どうしよぉ……」
委員長「いっそ正直に告白する?」
男子「そ、そんな!?」
女「そうだよ、今後の学生生活にどんな影響が出ちゃうか!」
委員長「じゃあどうするのよ」
女「それは……」

バタン!

女「きゃ!?」

どだだだだ!

野郎A「お、男子ちゃん! 俺と是非!」
野郎B「いや! 僕とこそ!」
野郎C[ふざけんな! 俺とだ!!」
委員長「ちょっと、ここは関係者以外……」

ワイワイガヤガヤ

男子(ああああ、どうしたら……)

『ちょっと待った!!』

「「「「!?」」」」

?「悪いけど、彼女には先約が入ってるんだ。僕と回ってもらう。そうだよね?」
男子(は? え? ……いや、でもまさかそんな)
?「いいですね? “主様”?」
男子(……ったく、味なまねしやがって)

こくん

野郎共「「「な、なんだってーーー!?」」」

メ「さ、いきましょうか」
男子(はいはい、と)




女「あう、いつの間にあんなの……」
委員長「やられたわね。……全く」
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/03/30(月) 17:24:27.94 ID:PQ.cNsAO
美男子と美少女が腕を組んで歩いて行く姿を想像するの楽勝でした

この後男装メイドも大人気になっちゃうんですねわかります
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/02(木) 09:51:23.98 ID:qQxB8oAO
……中の人です。
人生オワタ。オタワはカナダ。……はぁorz


次々舞い込む不採用の通知に折れそう。
あー……もう……しにたいorz
921 :906 [sage]:2009/04/02(木) 09:55:12.21 ID:t5R4/YQo
俺のせいか

ごめんなさい
922 :【生まれてよかった】 [sage]:2009/04/02(木) 09:58:06.34 ID:qQxB8oAO
メ「何故でしょう。お題と現状のテンションにとんでもない矛盾を感じるのですが」
男「奇遇だな。俺もだ」






メ「はふぁー……極楽極楽」
男「まさに生まれてきてよかったってやつだな」
メ「全く、安い人生ですね」
男「うっせぇなぁ」
メ「しかしこんな美人と混浴できるんですから確かに気持ちは分かります」
男「……自分で言うか?」
メ「まんざらでもないくせに」
男「うっせ」
メ「でも本当、最高ですなぁ」
男「全くだ!」

バタン!

妹嬢「ふ、不潔です! そんな混浴だな……ん、て?」
メ「お風呂なのに不潔とはこれいかに」
男「あー、何を勘違いしてるか知らんが足湯だぞ、足湯」
妹嬢「……し、失礼しました」
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/02(木) 09:59:46.24 ID:qQxB8oAO
謝らないでww
全部自分の力不足が招いてる事態だからww
924 :【あなたがいてよかった】 [sage]:2009/04/02(木) 10:09:17.73 ID:qQxB8oAO
め「何をなさっているのですか、と問いかけてみます」
主「見てわかんない?」
め「わかれば質問しないかと」
主「そらそうだ。お絵かきだな、お絵かき」
め「はぁ……嫌なことでも現実からは逃げられないと忠告します」
主「別に現実逃避とか幼児退行してる訳じゃないからな?!」
め「……!」
主「あからさまに驚いた顔はやめれ!」
め「では冷静に蔑みます」
主「君、本当に敬う気ゼロだね?!」
め「甘えはいけませんよ」
男「手厳しすぎるのもどうよ?! ていうかお絵かきはお絵かきでも仕事みたいなもんだ。金になんだよ」
め「ほう」
主「それにこれはお前の為でもあるし」
め「ふむ……つまりご主人がいてよかった、と言えるわけですね」
主「へへ、まぁそうなんのかな」
め「……食いっぱぐれませんから」
主「結局現金だね、君!」
925 :【メイドが激しくデレるようです】 [sage]:2009/04/02(木) 10:19:50.43 ID:qQxB8oAO
メ「だが断る!!」
男「待て待て、全力でお題に逆らうなよ」
メ「そんな甘えは通さん!」
男「……最近隙あらばデレるくせに」
メ「あァん?!」
男「はいはい。なんでもないですよ」





メ「主さまぁぁぁあああ! 好きだぁぁぁあああ!」
男「何故急にヒートなんだよ」
メ「激しくって言われたんで」
男「もっと言葉通りに」
メ「丸坊主になれと」
男「ハゲしいな」
メ「だってデレとか無理っすよ」
男「俺もお前がいきなりそんな態度をとったら間違いなく疑いにかかるな」
メ「あぁん、ひどぅい」
男「そうならざるをえなかった俺の気持ちと境遇を考えろ」
メ「く、私がついていながら主様がそんな苦労を……!」
男「胸に手をあてた結果、導き出した答えがそれならお前は若年性痴呆症か記憶の欠落があるな」
メ「あるわけないだろバーカ!」
男「……落ち着け。落ち着け、俺。これはデレへの布石だ」
メ「という訳でこのお題は終わり、と」
男「何ー?! ふざけんなこらぁぁぁああ!!」







女「ある意味、あれが一番見せつけてるよね」
委員長「……全くよ。あんなに男がいろんな意味で気を許すの、あの人だけだもの」
妹嬢「はぁ。私ならもっと兄さんと熱く愛し合いますのに……」
三人「「「……はぁ」」」
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2009/04/05(日) 01:34:44.25 ID:f7iztkSO
>>925
3人の救済話も待ってるんだぜ

中の人は凄い頑張っているはず!!
きっと努力は実るんだぜ

ついでにage
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/11(土) 09:45:01.34 ID:nVRaSgAO
不定期あげ

皆忙しいんだろうなぁ
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/14(火) 01:53:23.14 ID:VhGuTISO
中の人を待ちながら


age
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/14(火) 20:30:43.82 ID:TN/5UkAO
中の人なら僕の前でお尻振って悦んでますよ
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/04/15(水) 01:07:41.77 ID:T4c9AbE0
悦んでねぇよ!ww
久しぶりに覗いた瞬間紅茶吹きかけたわ!w

みなさん本当にごめんなさいばっかりの中の人ですいません。
まだ内定でないままとうとう春を迎えてしまいました……
俺、本当にやばいんじゃないかなぁ。
でも何もかも投げ出したくなる瞬間、ここきて頑張ろうって思ってます。
まだ俺には心の安息所があるんだって!


というわけで皆さんに分けていただいた元気をお題消化と短い何かでお返ししますね!
931 :【弟が女と仲直りしようとするようです】 [sage;saga]:2009/04/15(水) 01:18:27.27 ID:T4c9AbE0
女弟「このまま、なんてのは嫌だな。やっぱ、ちゃんとしなきゃだ」


女「……たった一人の弟なのに、こんなのダメだよね。ちゃんと話、しなきゃ」




ガラッ

女「あの、今いいかな」
女弟「姉ちゃん? あ、おう。いいけど」
女「失礼します」
女弟「……」
女「……」
二人「「あの!」」
女「あ、弟から先に」
女弟「お、う。……姉ちゃん、その、ごめん!」
女「え?」
女弟「正直、俺、あいつのこと好きじゃない。でも、姉ちゃんは真剣だったんだよな」
女「……うん」
女弟「俺にとって姉ちゃんはすげぇ大事で、だからあいつが認められないから、意地悪ばっかして……ごめん」
女「そっか、そういう理由だったんだね」
女弟「ああ。今だって認めた訳じゃねぇ。けど、姉ちゃんの気持ちを無視しちゃダメだって思ったんだ。だから、ごめん」
女「うん、いいよ。そんな風に思ってくれてるなら。でもおねえちゃんからもごめん」
女弟「え?」
女「この間は、感情的になりすぎちゃったね。あんなことして、ごめん」
女弟「いや、でもあれは俺が悪くて……」
女「ううん。それにね。私、やっぱり彼が好きだから。だから、これからも意地悪したら同じことしちゃうと思う」
女弟「……」
女「だから、ごめんね」
女弟「はぁ……。わかってんよ。姉ちゃん、頑固だからな。いいよ、頑張ってみろ。で、フられたらまぁ……慰めてやっから」
女「うん、ありがと。弟、大好きだよ」
女弟「……〜〜っ!! な、何いってんだよ、バカ姉貴! ほら、話は終わりだろ、でてけでてけ!」
女「あ、ちょっと……きゃっ」

バタン!

女弟「……はぁ、はぁ。ったく。……あーもう、なんで俺らは姉弟なんだよぉ」
932 :【主様の主様が意地メイ世界に迷い込んだようです】 [sage;saga]:2009/04/15(水) 01:31:03.67 ID:T4c9AbE0
中「……え? あれ? どこ、ここ?」
メ「あ、起きた起きた。大丈夫っすか」
中「ああ、夢か。夢なんだな」
メ「何すか、人の顔みて突然」
中「いやだってほら、メイドさんなんて。ねぇ? 家政婦さんぽいならまだしも……ねぇ?」
メ「いや、聞かれても」
中「きっとこれは夢なんだ。じゃなきゃあれだ。今までの負のエネルギーが振り切れて性の方向へ転換されたとしか思えん」
メ「漢字違うくないすか? はぁ……主様ー、この人やばいみたいです」
男「みたいだな」
中「“主様”!?」
男「おおう!? な、なんだよ」
中「君、名前は  だったりしない!?」
男「そう、だけど?」
中「おほおおおおう!! マジかよ! きたこれ! 俺もきましたビバ二次元!! やった、やっと夢がかなったんだあああああああああ!!」
メ「あの、主様。やっぱ道端に捨て置くべきでしたって」
男「そうは言われても堂々と家の前に転がしておくわけにも……バカ妹の関係者かもしれんし」
中「は! 結婚してくれ! 俺の理想の嫁!!」
メ「は?」
中「愛 らぶ YOU!」
メ「えーと……」
中「ええい、恥ずかしがることはない、君の性癖からスリーサイズまで俺は知り尽くし……」

ゴッ!!!

メ「あ、主様?」
男「……。なんかお前に手を出そうとしてるのがむかついたから、つい」
メ「……えへへ」







中「は!?」
中「あれ、ここは家? あれ……さっきまで俺は確かに」
中「……うそだああああああああ!! 誰だ俺をひとつ上の次元に押し上げたやつはあああああああああああ!!」
933 :【花粉症】 [sage;saga]:2009/04/15(水) 01:37:11.31 ID:T4c9AbE0
男「ぶぇっきし!!」
メ「風邪すか?」
男「いや、寒気はしない」
メ「ですよね。バカは風邪ひかないらしいですし」
男「おーけー、喧嘩は買うぞ」
メ「喧嘩より先にマスク買ったらどうです?」
男「く、わかってんじゃねぇか」
メ「まぁそういうシーズンですし」
男「ったく、花粉も困るよなぁ。百害あって一利なしだ」
メ「いやいや、いいおかずになります」
男「は?」
メ「花粉少女注意報という成人誌がありまして……」
男「や め い。お前はここを閉鎖させたいのか」
メ「ある意味最上級のいたずらじゃないっすか」
男「お前のほうが花粉より害があるぞ」
メ「その分、利が多いっすよ」
男「たとえば?」
メ「目の保養」
男「働くとかじゃなくて?」
メ「それは下々の仕事です」
男「下の中の下が何を言ってやがる」
934 :【ひな人形に肉を】 [sage;saga]:2009/04/15(水) 01:42:41.47 ID:T4c9AbE0
メ「ひな人形に肉を〜♪ ひなあられに肉を〜♪」
男「何、その唄」
メ「○ャスラック対策です」
男「あ、そう」
メ「……」
男「……」
メ「さぁ、何か言うことはありませんか?」
男「ひなまつりに関するイベント、できなくてごめんなさい」
935 :【妹嬢以外全員ふたなり】 [sage;saga]:2009/04/15(水) 01:48:26.91 ID:T4c9AbE0
メ「今まですみませんでした」
女「ふたなりさん、ふたなりさん、ばっかり言ってごめんね」
委員長「本当、ごめんなさい」
妹嬢「何です? 急に改まって。何だか気味が悪いですね」
メ「いや、その……」
女「実は。ね」
委員長「私たち全員」

ガバッ

妹嬢「@*!☆%$#?」
メ「ついてるんです」
女「なのに、一人だけ変みたいに言ってごめんなさい」
委員長「だからあなたも安心して出していいのよ」
妹嬢「あ、ああ、あああああああなた達!? 何ですかその……何です! 私は何度も言いますがついていません!」
メ「え? じゃあ本物の女の子……?」
女「……ごくり」
委員長「しかも、初物、よね」
妹嬢「あの? 皆さん? 何ですか、その肉食獣のような目は……あ、ちょ、やめなさい! 離して! いやあああああああああ!」





ガバッ

妹嬢「はぁ、はぁ。……とんでもない夢でした」
メイド長「どうされました? お嬢様」
妹嬢「いえ。何でもないわ。それよりメイド長、冷たい水を」
メイド長「はい……。ああ。お嬢様」
妹嬢「何?」
メイド長「実は大事なお話が……今まで黙っていたのですが」
妹嬢「え? な……いやああああああああああああ!?」
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/04/15(水) 02:29:31.42 ID:T4c9AbE0
その日はとても青く空が澄んでいた。
抜けるような、なんて言葉が相応しい。
見渡せば綺麗な蒼。
実際、眩むような光源の下で栄えて見える。
下界のことが瑣末な事情に思えてくる。
騒がしく、愚かしく、忌々しい全てが今は小さく見える。
ほら、あんなにたくさん。ばかみたいに集まって。
笑えてくる。お前たちは、救いようのないバカだと。
それだけの人間がいて、たった一人を救えなかった愚者だと。
笑ってやる。笑ってやるさ。お前たちを。


そして僕は学校の屋上から一歩を踏み出した。

最後に見た風景は、とても綺麗な碧。
海のような空に、意識は吸い込まれた。


  閑話「蒼天碧海」

937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/04/15(水) 02:29:49.70 ID:T4c9AbE0
気づけばベッドの上だった。
真っ白な部屋。僕は生きていた。
あれだけの生き恥をさらして。
絶望が自分を覆いこむ。
笑える。滑稽だ。道化でしかない。
あれだけのことをやって、おめおめと生きていたなんで。

ベッドから抜け出す。
点滴を無理やり引き抜いたら血が出た。
真っ白いベッドに広がる赤い染みが、僕の生きている証。
それが無性に苛立ってゴミ箱へねじ込み、僕は外へ出た。

幸い人に会うことなく、僕がついたのは屋上だ。
洗濯物だろうか。シーツの波がゆれる。
そして天蓋には海のような碧。
綺麗だった。

どうしてあの場所に堕ちられなかったのだろう。

『白鳥は 悲しからずや 空の青 海の青にも 染まずただよう』

僕は白鳥なんかじゃないけれど。
きっと鳥の気持ちがわかる。
誰にもなじめずに。誰にも救われずに。
ただひたすらに存在を無視されて。居ても居なくても同じで。
せめて攻撃の対象になったならいい。そうですらなかった。
僕に居場所はなかった。最初からどこにも。
だからあの海の蒼にも受け入れられなかった。
僕は白ですらない。きっと僕をあらわすなら透明なんだ。
だから染めてほしかった。

海も、空も。
僕には果てしなく遠いものにしか思えなかった。
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/04/15(水) 02:30:04.56 ID:T4c9AbE0
高いフェンスのひとつに手をかける。
意外としっかりとしたつくりは、僕の体重には耐えられそうだ。
上を見上げればねずみ返しのような構造。
なるほど、うまくできてる。
がっかりはしなかった。


だって僕は何にも染めてもらえないのだから。




「あ、おいこら。探したぞ」

声に振り返れば、誰だったか。
同じ学校の中で、とても有名だった人がいた。
名前は知らない。けれどたくさんの人から注目されていた人だ。
曰く、家に同年代の家政婦さんがいて、しかもかわいいとか。
お祭りでは女装なんかもやってみんなから持て囃されたとか。
たくさんの女性とさんから一斉に告白されたとか。

なんだか別世界の人みたいだな。そう思えた。
だから彼が僕に声をかけているんじゃないと、思った。


「こら、無視すんな」

そう言って彼の手が僕の肩に触れる。

「せっかく助けた命なんだ。変なこと考えてたら承知しねぇぞ、おい」

助、けた?

「あ、お前あのとき助からないと思っただろ。俺も思った。だから許せなかった」

許せない? 僕を?

「粗末にしていい命なんてない。少なくとも、お前みたいに逃げるやつは大っ嫌いだ。だから思い通りにしてやらん」

そうして彼は言葉とは裏腹に、

「死んだほうが良かったと後悔するくらい、楽しいこととか、面白いことをいっぱい見つけて、体がいくつあっても足りないって思わせてやるからな」

あの蒼い空よりも、碧い海よりも。
綺麗に笑った。
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage;saga]:2009/04/15(水) 02:30:20.46 ID:T4c9AbE0
「それがあなたと彼の出会いだったのですか?」
「ええ。そうですね」
「はぁ……そんな人生のどん底、あ、失礼」
「いえ、結構ですよ。実際そうだったんですから」
「ではそのどん底からここまで、つまり会社を立ち上げ有名企業までのし上がったのは彼のおかげだと?」
「ええ。全部は彼のせいですね」
「せい、ですか」
「はい。本当に体、いくつあっても足りませんから」


ねえ。僕は笑えてますか?
あなたのように。


空は今日も、青い。
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/17(金) 23:38:56.18 ID:QaHA/p2o
おおっ、新作来てる
主様の主様がただの変質者wwwwwwwwwwwwwwww

あと妹嬢になら掘られてもいい
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/19(日) 19:53:37.70 ID:9I3o/UAO
主様……
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/20(月) 12:57:00.17 ID:1jl.dTco
するのがその者だ。それを捕まえて,しっかりと引いて行けと言って,彼らに合図

立っていた者の一人が剣を抜いて,大祭司の召使いに撃ちかかり,その片耳を切り落

ず,ただ少数の病気の人たちの上に手を置いていやしただけであった。 66 彼は彼ら

だ。



1432 彼らはゲツセマネという名の場所にやって来た。彼は弟子たちに言った,わ

られて、それも舌と唇にしゃぶられる。嬲られる。責めは、肉も魂も、両方だ。

731 再び,彼はテュロスとシドンの地方から出発し,デカポリス地域の真ん中を通っ

それくらいならお安い御用だ。

ちがしているお前に不利な証言は何なのだ。 1461 しかし彼は黙ったままで,何も
               
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/20(月) 16:49:36.95 ID:bu10fRAo
それに興奮しつつ、グイと押し込んでいく。

。星レベルの振幅はより巨大に、より超高速度の領域

お兄ちゃんいいよぉっ私、わたしぃ、ああっお

だがそれでいい。

真奈美が悪いんだよ



気持ちいいんだな

この民は唇でわたしを敬うが,

こんな気持ちのいいこと止められるもんか

何やら快感が湧き起こってくる。
           
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/20(月) 20:04:46.07 ID:tsYmUfAo
て行った。

妹のつつましい膨らみを好きなように弄び、スベスベとした肌の感触に酔う。


痛っ、痛いっ、痛いよぉっ
いいや、終わりだ
              
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/20(月) 22:55:08.40 ID:4vhMbXco


兄妹の絶叫が重なる。

ているのを見つけた。彼らの目は非常に重くなっていたのである。そして彼らは,彼
               
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/21(火) 01:23:02.60 ID:XMSAPUso
>>859
神の陵辱からは、逃げられなかった。
一旦射精し冷静になると、実の妹をおかずにしている事が悲しくてたまらない。
した。 633 人々は彼らが去って行くのを目にし,大勢の人がそれと分かったので,
はわたしであり犯される者もわたしであった。わたし
わたしに還ってくる。
そう言いながら、妹の腕が背中に回されてくる。
肉に魂に、悦楽・法悦の巨大ミキサーだ。快楽の超巨大なジューサーだ。気持ち

そう思うと立ち上がり、妹の部屋へ向かう。
狂乱射精!大量射乳!!!死ぬううううう!!!!!
俺だって悪いと思ってたのにあんな風にするから
           
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/21(火) 01:56:41.79 ID:bGomEgSO
久しぶりに来たら新作が来てるとは
世間の荒波に疲れたらまたSS書いてくれい!

>>932
てか中の人はしゃぎすぎだろwwwwwwww
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/21(火) 02:55:11.15 ID:vDhyo02o
>>897
大亀頭が擦る。隆々と勃起した陰核を何度も嬲り、死

ああっ、あんっ、いやぁっ
るのに,だれが触ったかと言われるのですか。
掃除機のスイッチを切ると、ゆっくりと妹の方に体を向ける。

とどまりなさい。 611 だれかがあなた方を受け入れず,あなた方の言うことに耳を
によってみ言葉を強固にした。アーメン。
               
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/21(火) 04:24:31.26 ID:X9bHHX.o

分かった
こんな脚絡めてっ気持ちいいんだろっ?どうなんだっ?

た。 525 十二年間も血の流出をわずらっている女がいた。 526 多くの医者にさん
お、終わり?
従って仕えて者たちであった。そして,彼と共にエルサレムに上って来たほかの大勢


1614 その後,彼は食卓に着いていた十一人に現わされて,彼らの不信仰と心のかた

              
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/21(火) 05:49:29.71 ID:7zXnbTQo
>>885
ねたヨハネだ。彼は死んだ者たちの中から生き返ったのだ。 617 というのは,ヘ
彼らは確かめて来て,言った,五つです。それに魚が二匹。
快感に力が抜けたのか、妹は抵抗を止めている。
肉に魂に、悦楽・法悦の巨大ミキサーだ。快楽の超巨大なジューサーだ。気持ち
スラエルの王よ,さあ,十字架から降りて来るがよい。そうしたらそれを見て信じよ
呑み込まれ、神そのものになり神は娘となった。宇宙
を持って来るのを忘れたので,一つのパンのほかには,何も舟の中に持っていなかっ
今日もいつもの様に、妹に睨まれながら部屋の掃除をさせられている。
まあ、いいさ嫌がる真奈美は可愛いからな
じゃ、じゃあ、どうしたらいい?何でもする言ってくれ
524 イエスは彼と共に行った。すると大群衆も彼に従い,四方八方から彼に押し迫っ
              
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/21(火) 07:16:58.92 ID:R.z3lwEo
告げる,起きなさいという意味である。 542 すると少女は立ち上がり,歩き出し
神と娘は両者不可分の状態へと入った。超々トランス状態。神が踊っている。神
ラトは再び彼らに答えた,それでは,お前たちがユダヤ人の王と呼ぶ者はどうした
司郎はため息を一つ付くと、ゆっくりと話し出した。
司郎は本当に何でもするつもりだった。
テラテラと光を放っているのに気づいた瞬間、そん
大亀頭が擦る。隆々と勃起した陰核を何度も嬲り、死
張る!張るわ!膨れあがる!人には――きつい。きつすぎる!
りつかれていた人,レギオンを宿していた人が服を着て,正気で座っているのを見た
ふふんっ私の処女を奪ったんだからそれくらい当然でしょ。
                
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/21(火) 08:19:39.77 ID:lK.IMoAO
そろそろ新スレ考えとかなきゃだなぁ

少し早いがお題
つ【次スレ誘導】

もし次スレ立ったら俺も書くよ!書くよ!!
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/04/24(金) 09:23:17.21 ID:uckzjcAO
不定期あげ
954 :【主様総受け】 [sage]:2009/04/28(火) 13:39:27.69 ID:h8DVmsAO
メ「野球やりましょう!」
男「……何でだよ。WBCも終わった今」
メ「リトバスやったんで」
男「リトバスが何かわからんがゲーム脳なのはわかった」
メ「いやいや、ゲーム脳ですけどそんな単純なもんじゃないです」
男「そうなのか?」
メ「ゲームで野球やってたらつい、こう内側から沸々と湧き出る衝動が!」
男「思いっきり単純じゃねぇか!」
メ「てな訳で主様はキャッチャーで」
男「お前がピッチャーか?」
メ「はい」
男「あとのメンツは?」
メ「スペシャリストを招集します」
男「どうせいつものメンツだろ」
メ「っすね。全員ピッチャーです」
男「全員かよ!」
メ「ほら、主様って総受けなんで」
男「意味が違くないか?」
メ「ベストなバッテリーは友×主様で」
男「なんか言い方に悪意を感じるぞ」
955 :【雪だるま】 [sage]:2009/04/28(火) 13:43:14.89 ID:h8DVmsAO
メ「借金が?」
男「嫌な例えだな!」
メ「もしくは賃金滞納で……」
男「お前には毎月出してるだろ」
メ「はい。どぱどぱ出ます」
男「……」
メ「何がか聞かないんですか」
男「何て答えても墓穴を掘る気がするからスルーだ」
メ「ちっ」
男「けど雪だるまなんてしばらく作ってないな」
メ「主様を中に入れて作りますか」
男「理由がわからんのだが」
メ「雪だるまの気持ちを理解できますよ」
男「しなくていいだろ」
メ「いやいや。溜まりに溜まった賃金未払いの気持ちを……」
男「だから出してるだろ!」
メ「はい。毎月どぱどぱと」
男「……」
956 :【女のロマン】 [sage]:2009/04/28(火) 13:46:31.86 ID:h8DVmsAO
メ「愛人はラ・マン」
女「愛人かぁ」
メ「なる気ですか」
女「ぅ……」
メ「さすがの女さんもそれはなかったですか」
女「うぅん。……私二番目でもいいかなぁって」
メ「愛人気質?! そんな夢見の悪い考え方はやめた方がよろしいかと」
女「で、でも憧れない? ほら、その……背徳的な感じが」
メ「そんなロマンの抱き方はどうなんですか」
女「1ヶ月に1日だけとか……」
メ「ダメです」
女「うぅ、いけず」
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/04/30(木) 00:16:02.40 ID:m.tsSMDO
>>956
じゃあ女さんは俺が貰う




でも俺女装出来るほど細くないからやっぱり中の人貰う
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 11:52:36.90 ID:RTUeP2AO
きっと女さんなら、

女「あぅ。可愛い子はすごく好きだけど……」
女「本当に好き、っていうのと、好みみたいなのは違うと思うよ」
女「勿論男くんはどっちの意味でも好きだったけど……」
女「あ、違うからね? そういう意味じゃないよ」
女「……。今は私みたいなのでももらってくれる○○くんの方が……」
女「それに○○くんの子ならきっとすごく可愛いし」
女「って、はわ! ち、違うからね? いきなり何言ってるんだろうね、あは、あはは……あぅ」



なんて感じですよきっと。
あ、○○には好きな名前をどうぞ。





だから俺についてはそっとしててください。
あと久しぶりに今日からのんびり出来そうなんでいじメイとかを差し置いて不連続シリーズいくかもっす。
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 12:57:26.68 ID:b8XlNcDO
>>958
いいや、限界だ!





掘るね!!
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 12:58:45.18 ID:RTUeP2AO
「はじめまして、兄さん……とでも呼べばいいのかな?」

画面の中の麗人はそう言って華のように笑う。
真白いベッドに負けぬほどの肌。朱く濡れる唇。流れる髪は金色の輝き。
それらの全てが栄えるような黒のゴシックドレスは今、淫猥に乱れていた。

「……主、さま」

傍らの彼女が怯えるのが分かる。
画面越しに伝わる狂気は異常なそれ。
あてられながらもまだ見れるだけ芯がしっかりしている証拠だ。

「迎えにきてくださいね。待ってますから」

そう言葉で締めくくられたメッセージビデオは、後はただキッズポルノと変わらぬ狂演を映していた。







事の始まりは久方ぶりの妹の訪問からだった。
と、言っても世界を跨ぐ財界の派閥を牛耳る一角。その代表。
今の彼女は世界を担う一人として気軽に会いにこれる間柄じゃない。
勿論、それ以外に一児の母としても充実しており、その関係で俺が色々と会いづらいことも含めるが。
……話が横路にそれた。
とにかく、そんな訳で使者やメッセージでなく、彼女が直接俺を訪ねてくれるのは実に二年近くという時間ぶりだった。

「久しぶりだな、バカ妹」
「ええ、お久しぶりです。もっとも、そんな呼び方をいただけるのは兄さんくらいなものですが」
「いつまでも経ってもお前は俺にとっては妹だってことだ」
「あら? それだけではないと思いますが?」

そう言って意味深な視線を俺の隣へ送る。

「なんスか。まだ父親が必要だとか言い出すんすか?」

そこに居るのは……まぁ、なんだ。
人生のパートナーというか、それにしてはとてつもなくたちの悪い、俺だけの使用人だ。

「いえ。それについては決着はつけましたよね。ですから違います」
「なら……いいっすけど。じゃあ何で来たんすか?」

どうやら間接的な俺への攻撃は止んで、当然の疑問が浮かんだようだ。
勿論、裏では直接的な攻撃として尻を思い切り抓られているが、必要経費だ。
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 13:22:38.51 ID:RTUeP2AO
「そうだな。お前が俺に直接会いに来るなんて、何かあったとしか思えないぞ」
「それについては、まずこちらをご覧下さい」

そう言って差し出される一枚のディスク。
そこに映る悪夢を、この時の俺はまだ知る由もなかった。





『ザザ……』

元の撮影環境の悪さか、荒い画質が画面に映し出される。
殺風景な部屋だった。黴やひび割れに犯された壁、低く湿った天井。
見えていない床も恐らく不衛生なのだろう。
息をすることさえ躊躇うそんな空気が澱んだ空間に、場違いなソレはアった。

「人形?」

最初、隣の彼女がそう勘違いするのも頷けるような華美な存在。
金髪、そしてカラーコンタクトか緋色の瞳。そして人に思えぬ美しい容姿。
そんなモノが画面中央で鎮座していた。
それは数分、いや数秒の空白を置いて動きが生まれる。
画面に紛れ込むよく肥えた中年男性の体。
顔だけは時代錯誤な仮面を付けた彼がおもむろに彼女に覆い被さる。
卑猥な映像がしばらく映し出され、部屋には嫌な空気が流れる。

「……なんで、こんなものを」

画面に新たに筋肉質の男が現れ、肥えた男の尻穴に自分のモノを突き立てる。
そんな彼は人形のように無表情な彼女に後ろから貫き、腰を振る。
醜悪な映像に耐えきれなくなる。
思わず声をあげかけたとき、豚の鳴き声のような声と、

『下がりなさい』

同じ人間という器から出てくるとは思えないような鈴の音のような鈴が画面から聞こえる。

『はじめまして、兄さん……とでも呼べばいいのかな?』

そう、そこに居るのが人形などではなく、そして肉親であると告げられた。
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 13:36:20.05 ID:RTUeP2AO
「どういう、ことだよ」
「……。兄さんは父のことをどれくらいお知りですか」
「そりゃあ……」


俺の親父。それは誰よりも完璧で、誰よりも愛を貫き、誰よりも狂っていた。
あいつは永遠の愛を求めた。それは精神的なモノじゃない。
実際に“永遠”を求めたんだ。


人はいずれ朽ちる。
それを恐れたあいつは、器(いれもの)を作り続け、魂だけを入れ替えてきた。
そんな非現実的なことを、実際に繰り返してこれたのはひとえに執念によって生み出された力からだった。
それは特別なことではなく、初代から築き上げた財力とコネクション。
ただそれだけを駆使し、今に至るまでそんな禁忌を犯し続けた。
ただ愛した女と永遠に生きるために。
そんな業は俺の代で途絶えさせた訳だが、その中で生まれたのが俺であり、妹であり、彼女だった。

つまり俺の親父は、俺達を自分の都合だけで創った。
そんな立場にあった、偉人であり、狂人だ。



「けど、俺の姉妹って……」
「はい。父が創ったものは姉さんと私と、兄さんのみです」
「……っ」

隣の彼女が胸を押さえる。
きっとそこに居る姉さんが起きたんだろう。

「じゃあ、こいつは偽物なのか?」

なるべくその話題から離れるために先を促す。

「いえ。正真正銘、彼は我々と同じ生き物です」
「そう、なのか。……? 彼?」
「はい。今映っていた麗人。彼は我々の弟にあたる人物です」
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 13:44:44.94 ID:RTUeP2AO
「「は?」」

綺麗に俺と彼女の声がハモる。

「ですから、彼は……」
「いやいやいや、ふたなりっ子は妹嬢さんの特権では」
「ち、違います! それに彼は正真正銘男です!」
「じゃあさっきのおっさんらは……」
「ガチホモ集団!! ひぃ、やっぱり主様も!」
「違うに決まってんだろ?!」
「それ以前に私はふたなりでは!」


「話が進みませんが」

ピシャリと冷や水をかけられたように全員が黙る。
最初から存在感を出さずただひたすら妹の後ろに控えていたメイド長によって空気が再び緊張感をはらむ。

「とにかく、だ。その情報は確かなのか?」
「はい。同梱されていた身体の一部から科学的検証を……」
「体の一部?!」
「騒ぐな騒ぐな。爪とか髪だろ?」
「はい」
「な、なるほど」
「それらの結果から97.2%の確率で我々と同系列の存在だと判断できました」
「残りの2.8%は?」
「……更に同梱されていたとある資料から考えて間違いはないかと」
「資料?」

妹が目配せを送ると、メイド長が説明を引き継ぐ。

「先代が進めていたものの、その延長にある計画の資料です」
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 14:00:03.73 ID:RTUeP2AO
「『新人類創世』を謳う機関。それが先代が関係を持った場所でした」
「新人類?」
「生まれもって人として最大限の、いえ、人を超越した力を付与することを目的てした計画だそうです」
「そんな夢物語……」
「先代は自分にとって都合がいい、望む存在を創るという点でのみ協力をなされたようですが」
「まぁ、その結果がこうして目の前にいる訳だしなぁ」
「兄さんも、メイドさんもですよ」
「それもそうか」
(と言っても兄さんは何ら遺伝子操作を受けずして生まれた、ある意味特異な存在ですが)


「つまりこいつは俺達と同じ要領で生まれた、言わば兄弟ってわけか」
「はい。その計画の一部資料が同梱されていました」
「そりゃ確かに疑いようがないよなぁ」

とそこまで話をしてある疑問にぶち当たる。

「で、そいつは何が目的で声をかけてきたわけ?」
「それは……」

妹が何かを思い出したのか唇を噛む。

「それは兄さんと、私、また私達の子を渡せと……」
「なんだって?」

いきなり話がきな臭くなる。
ちなみに私達の、のあたりで思い切り隣から肘打ちが来たが我慢は何とか出来た。
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 14:15:04.88 ID:RTUeP2AO
「彼らは資料こそ所持していますが、先代のような優秀な人材を抱えておりません」
「なるほど、つまりお前みたいな優秀な頭脳が欲しい、と」
「半分はそうかもしれません」
「半分は?」
「ええ。これは私の推測ですが……彼らは実物が欲しいのではないかと思います」
「実物?」
「成果ですよ。我々という。それを解剖なり実験をすることでより確実に計画の骨子を作るつもりではないかと」
「……んだよ、それ」
「彼らがまだ量産体制をしかないのは、今ある彼以外にほとんど成果が出ていないからでしょう。しかも推測が正しければ彼は父の手が加わっているはずです」
「つまり、奴らだけでは創れないから……俺達を?」
「はい」
「ふざけやがって」

怒りが自然と沸いてくる。
確かに俺やこいつらは生まれは普通じゃない。
けど、だからってそんなこと許されるわけがない。
そう思ったから、俺は親父と決着をつけたんだ。

「そんな条件、飲めるわけない。ほっときゃいいさ」
「我々としてもそう思い、先日諜報員を放ち情報を集め、潰しにかかっています」
「うげ……」

こいつらの規模だとどんな組織だろうとひとたまりもないだろう。
何せ、世界のほとんどを相手にする
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 14:25:09.94 ID:RTUeP2AO
「嘘だろ……」
「事実です。そして今日まで、奴らは尻尾を掴ませていません」
「……」
「そして彼らがこの国にも潜入したと報告がありました」
「!」

そんな危険な存在がこの国に……

「ですから、お二人を我々の監視下に来ていただ……」
「嫌っすね」


「は?」

まず反応したのが俺だった。

「な、何でだよ。危ないって言われてんだから……」
「嫌ったら嫌っす。妹嬢さんの話が嘘じゃないって証拠もないし」
「じ、事実です! そんなことをしても私に何ら得は……」
「どうせまた大好きなお兄さんと可愛いお子さんに囲まれてキャッキャウフフな日々を送りたいだけっす」
「ち、違……」
「前科者は信用なりません」

びしり、と言い切る。
実際彼女の言い分も分かる。
ただでさえ面白くない話、それに加えてまたうちの家柄に関わって生きるというのは彼女にとってこの上ない苦痛だろう。
俺も大して収入はないが今はこいつを養っていく金はあるし、今まで送られた金はいずれ還す予定だ。
そうやって一人の人間として普通に生きる。それが俺達の選んだ道だった。
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 14:33:13.15 ID:RTUeP2AO
それに妹は以前、子供のことでちょっとした無茶をやらかしてる。
原因の一端である俺からすればあまり強く言うつもりがないし、言えない立場であるからいい。
だが彼女にとっては……
体質からか未だに子供が授からぬというのに、横合いからかすめ取った女。
そんな風に思い続けているだろう。
だからこそ、それ以来、妹のやる事には常に反対し続けている。
だからこそ、今回の反発も致し方ないことだった。


俺も、妹も言葉はない。

「話がそれだけってんなら帰ってください。それともただの訪問だと。肉親を訪ねたんだってんなら歓迎します」

何かを言いかけ迷った妹だったが……

「……すみません。全ては戯れ言だと。聞き流してください」





「そい言わざるを得なかった」
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 14:33:24.20 ID:b8XlNcDO
>>965ってもしかしてとぎれました?
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 14:41:41.18 ID:RTUeP2AO
その後はただ久しぶりの邂逅に互いに現状を報告することで楽しい時間を共有できた。
あくまで表面上だけでも、それは確かに幸せな時間だった。

帰り際、妹は俺だけに聞こえる声で出来る限り護ることを約束してくれた。
同時に、我が子については謝ることだけはしたくないと。
俺はそれに頷き、彼女を見送った。






久しぶりの来客も帰り、二人きりのリビング。

「……主様。私、嫌な奴ですかね」
「嫌な奴だな」
「です、よね。最悪でしたよね」
「最悪だったな」
「あの話、本当でしたよね」
「本当だったろうな」
「……」

しばらくの沈黙。

「私のこと、嫌いになりましたか?」
「大好きだよ」
「っ……」


声を出さず泣き出す彼女を、ただ俺は抱きしめた。
愛しい彼女との大切な時間。
しかしそれすらも、共有できないものになろうとしていた。
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 14:42:38.52 ID:RTUeP2AO
途切れとるー!

ちょっと書き足して修正しとこうそうしますごめんなさいorz
971 :付け足し部分 [sage]:2009/05/01(金) 14:45:09.21 ID:RTUeP2AO
世界のほとんどを相手にすることになるからだ。

「じゃあ、今回は事後報告って訳か?」
「いえ」
「ん? じゃあ……」
「諜報員のほとんどが帰っていません。かろうじて掴んだ情報もほとんどがダミーでした」
「なっ?!」
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 14:48:53.56 ID:RTUeP2AO
という訳で不手際申し訳ありません。
久しぶりに書いてってみますが……
いやぁ、ヒロイン(笑)が空気ww
おかしいなぁ、あれぇ……一番書きやすいキャラのはずなんだけどなぁorz

とにもかくにもそんな訳で新章スタート。GW中には終わる予定ですがww


あとこのスレは掘るだとかアーッ! だとかホモネタばっかりだな!
全く、なんてことだ。
……え? 今回ホモネタが出てたって?








美少年は男じゃない!!

うん、生きててごめんなさい
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 15:13:20.59 ID:b8XlNcDO
>>972





じゃあ中の人は俺が貰うってことで
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 15:13:38.48 ID:61Q7hIAO
>>972
乙、マジで乙
新編楽しみにしてるんだぜ!

次スレを立てようと思ってるんだが、>>99辺りで書いてたテンプレは最初に載せていいのかな?
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 16:58:42.74 ID:RTUeP2AO
俺を養ってくれるならもらわれてやろう!ww


テンプレはあんな感じで大丈夫です。
でも書き足したほうがいいかなぁ……どうだろ?
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 17:41:26.94 ID:b8XlNcDO
>>975
中の人が作り直してみれば良いかと




掘りあきたらゲイバーに売り飛ばsゲフンゲフン
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/01(金) 18:24:16.68 ID:RTUeP2AO
ういうい。
改訂が前提だったしちょっといじってみます。
多分今夜は久々に人ん家に泊まりにいくんで更新出来るかは微妙なライン。
ただ出来たら新章の続き書きたいなぁと思ってます。

あと飽きたら捨てられるのはいやです!
尽くすタイプなんでちゃんと飼ってくだしあ! みたいなね?
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/02(土) 20:42:24.88 ID:9yH/S2co
過去ログを参照しやすい様にまとめたいんだが
前スレの書き手が多い頃の日常編が書き手別に分類出来ないんだよな〜
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/03(日) 10:54:07.32 ID:ggFKk6AO
どんな風にまとめてます?
協力できそうならするけど。
……家帰ってからorz
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/05/07(木) 00:06:08.90 ID:PCgLQAAO
不定期あげ
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:55:09.69 ID:Y8fBXUw0
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:55:16.90 ID:Y8fBXUw0
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:55:21.25 ID:Y8fBXUw0
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:55:25.36 ID:Y8fBXUw0
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:01.19 ID:Y8fBXUw0
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:03.79 ID:Y8fBXUw0
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:05.87 ID:Y8fBXUw0
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:07.90 ID:Y8fBXUw0
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:10.64 ID:Y8fBXUw0
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:13.13 ID:Y8fBXUw0
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:15.55 ID:Y8fBXUw0
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:17.69 ID:Y8fBXUw0
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:19.93 ID:Y8fBXUw0
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:22.57 ID:Y8fBXUw0
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:25.13 ID:Y8fBXUw0
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:27.44 ID:Y8fBXUw0
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:35.90 ID:Y8fBXUw0
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:41.34 ID:Y8fBXUw0
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:47.06 ID:Y8fBXUw0
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/05/07(木) 05:56:50.20 ID:Y8fBXUw0
1001 :1001 :Over 1000 Thread

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 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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キョン「よう」こなた「やほー、キョン」澪「あ、おはようキョン」 @ 2009/05/07(木) 01:17:24.17 ID:5tRGdUA0
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