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新ジャンル「ジェントルマン」(規制避難) - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 02:18:11.96 ID:3xZsq0Q0
パー速が全鯖規制から逃れられるとは知りませんでした
よかったらここで続きを書いてもいいでしょうか?
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VIPでTW ★5 @ 2024/03/29(金) 09:54:48.69 ID:aP+hFwQR0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711673687/

小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1711622906/

満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

2 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/31(日) 02:35:21.39 ID:uZvK866o
君が死んでからもう6年。
君は今も僕を見守ってくれているのかな?
君は、僕の生まれて初めて出来た彼女だった。
すごく嬉しくて、幸せだったなあ。
突然、白血病だって医者に宣告されてから、君は病室で日に日に弱っていった。
「病院ってひまねえ」って笑う君を見て、僕はいつも泣いていたんだ。
君の為に、僕の小汚いノートパソコンをあげたら、君はすごく喜んでくれたよね。
ネットをするようになった君がいつも見ていたサイト、それが「2チャンネル」だった。
ある日君はいつものように、笑いながら言った。
「ほら、見て今日も2ゲット出来たよ。」
「あまりパソコンばっかいじってると身体に障るよ」
なんて僕が注意すると、
「ごめんねえ。 でもね、これ見てよ。
ほら、この3のひと、2げっとぉ!なんて言っちゃってさぁ、ふふ」
僕は黙っていた。君がすごく楽しそうで、僕は何も言えなかった。
「ほらみて、この3のひと、変な絵文字使ってくやしぃ〜!だって。
かわいいねえ。 ふふ。」
僕はまだ黙っていた。笑う君を見て、どうしようもなく悲しくなった。
「憶えててくれるかなあ」 君がふと言った。
「…この3のひと、私がいなくなっても、あの時変な奴に2をとられたんだよなー
なんて、憶えててくれないかなあ……無理かな……憶えてて、ほしいなぁ……」

それから数ヶ月後、君は家族と僕に見守られながら息を引き取った。

君はもうこの世に居ない、なのに僕は今F5を連続でクリックしている。
君の事を、3のひとが忘れないように、いつまでも、いつまでも忘れないように。

天国にいる君と一緒に、今ここに刻み込む

2 ゲ ッ ト
3 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/31(日) 02:45:15.56 ID:LU8uPQEo
立ってたー
4 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 02:48:37.78 ID:3xZsq0Q0
>>3ここに立てるの初めてでどれくらいしたら落ちるのかとか
全然わからないがよかったらここで書きます


あまり落ちにくいようなら明日野暮用があるのでちょっともう寝たいと思います
立てといてすいません。まさかホントに立てられるとは…
5 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/31(日) 02:51:08.58 ID:LU8uPQEo
パー速は実質落ちないと言って良いよ
その所為で書くのがダルくなる奴もいるけどね
6 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 02:54:07.92 ID:3xZsq0Q0
>>5じゃあ悪いけど今日はもう寝てきます おやすいみー
7 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/31(日) 06:47:25.99 ID:Lc.XTw6o
スペシャル支援
8 :固定ハンドルネーム ◆OAlbYGERv2 :2009/05/31(日) 07:26:03.92 ID:9Rn6JhE0
初日から見てるが規制のせいで支援も保守もできなかったわ
9 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 08:59:23.42 ID:VeH6BpM0
よし頑張れ>>1
10 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 09:04:34.95 ID:WCj7inY0
規制うぜぇな
>>1ファイト
11 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/31(日) 10:39:36.96 ID:Zuy7Ncko
前々スレ http://mimizun.com/log/2ch/news4vip/takeshima.2ch.net/news4vip/kako/1243/12432/1243236023.dat
前スレ http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1243489183/
12 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/31(日) 12:44:45.21 ID:YWO4O2Ao
やっと支援できるぜ!
がんばれ>>1
13 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 13:17:46.69 ID:3xZsq0Q0
ホント何度も手間かけてすいません
用事が今日けっこうあるのですが夕方くらいから書けると思います

何か思いついたらぜひ書いてください
14 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 15:31:43.12 ID:3xZsq0Q0

不1「んじゃあいくぜ…」ジリジリ


男(なんてこった…)

男(俺はこんな女を愛してこんな女に…愛されてたんだ)

男(俺はアイツの様な人間じゃない)

男(いつだって逃げてきた……間違いを感じるたびに…自分の力じゃどうしようもない…自分が何かしたところで……)

男(そうやって自分に言い訳して……無理矢理納得させてきた……)

男(だがアイツは…ハナッからそんな事少しも考えてないんだ……そこに間違いが存在して自分はそれを知っている……これ以上の何が必要だ…?)


女「ひぐっ…うぅ……」ポロポロ
15 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/31(日) 15:34:59.55 ID:LU8uPQEo
キターwwww
16 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 15:35:08.28 ID:6.Ml8zwo
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
17 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 16:02:13.70 ID:3xZsq0Q0
時間かかるけど勘弁ね。ホントつまづいてるんでwwwwww
18 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 16:09:19.18 ID:baoUMQDO
(。○∀・)支援
19 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 16:34:58.99 ID:3xZsq0Q0
男(フフ、当たり前だよな…そんな生き方してたら……)

男(転校生さんのいうとおり身体がいくつあっても足りない……でも)

男(でも…女はその生き方を捨てることは出来ないんだ…彼女にとってジェントルマンという名の生き方……)

男(それは恐らく彼女が彼女自身であり続けるために必要なモノ……)

男(………)

男(そうか…)

男(きっと女のそういう所に……俺は惹かれたてたんだ……)

男(泣き虫で強情で自分のことすらうまくできないのに人の世話を焼こうとする女……)

男(本当はとっても弱いのに決して人前で弱音を吐こうとしない女……)

男(俺なんかよりもビビリなくせに一度だってその小さな背中を見せて逃げたことのない女……)

男(そんな不器用な彼女の全てが…俺は愛おしかったんだ……)
20 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 18:17:50.34 ID:5uoktDU0

男(女が好きだ…女の傍にいたい……)

男(だが俺には…お前の様な生き方はできない……)

男(だって俺はッ…お前が思ってる様な人間なんかじゃ……ジェントルマンなんかじゃない!!)

男(どんなに善人ぶってても…それは人から誹りを受けないため……優しさなんかじゃない…人を傷つける勇気すらないだけだ……)

男(だからこそお前に惹かれた……俺には無い強さを持つお前に……)

男(でも…)


女「うおおっ!!」ブンブン

不1「おっと…へへ…たっぷり可愛がってやるぜ……」パシッ

女「ひっ!!…うえっ…うえぇぇ…」ガクブル


男(今からでも間に合うか…?)

男(今からでも…お前に追いつけるか?)
21 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 19:05:45.53 ID:3xZsq0Q0
遅くてホントすまん…
22 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/31(日) 19:11:29.13 ID:qGijiaYo
だいじょうぶい
23 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/31(日) 19:31:21.40 ID:MF9AaP6o
   ∧∧
  (* 。_。) 
/<▽>   
|::::::;;;;::/
|:と),__」 http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/gentleman.html
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|:::|::|
し'_つ
24 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 19:48:30.49 ID:3xZsq0Q0
不1「へへ…そそる表情だな……」グイッ

女「なっ、何をする!?これは決闘だろ……!?」


男(いや追いつけなくとも……)

男(例えお前を追い続けるだけでも……)


不1「もっとイイ事してやるよwwwwwwww」

女「やっ、やめろ!!よせっ!!さっ、触るな!!私に触るなあぁぁッ!!」ジタバタ


男(俺はいつか…)

『金があればジェントルマンか?土地があればジェントルマンか?名誉があれば?能力があれば?いや違うはずだ。一番大事なのは――』

男(いつかお前の様な……)ギリッ…


不1「ヘヘヘwwwwww」

女「…うぅ…やめっ…ひぐっ…やめろぉぉ…私と……闘えぇ……」ポロポロ


『――高貴な心だ』




>>23うはwwwwww終わってない内からまとめられてるwwwwwwwwww
25 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 20:16:56.90 ID:3xZsq0Q0
男「うおおおおおおおおッ!!!!」ダダダ

不1&2「なッ…!?」

女「おっ、男!?」

不2「てっ、てめぇ!!」バッ

男「りゃあああああああッッ!!!」

―――バンッ!!

不2「うおっ!?」ドサッ

カランカラン

男「ッ!!」バッ

不1「てっ、てめぇなんなんだ!!」

女「おっ…男…だめだ…逃げろ……」ガクブル
26 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 20:17:04.83 ID:V3O6J2AO
紫煙
27 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 20:34:24.42 ID:3xZsq0Q0
男「じっ、ジェントルマンが逃げられるわけねぇだろ!!」

女「ッ…!!」

不1「なに訳わかんねぇ事いってんだ!?てめぇこいつの……」

男「汚ねぇ手で女に触れるな!!」チャッ

不2「!?」

不1「ナイフ!?てっ…てめぇ…さっき不良2に体当たりした時に……」

男「今すぐ女を離してこっから立ち去れさもないとコイツを[ピーーー]ぞ…」ハァハァ

不2「ひいいぃぃぃ…」

不1「フ、フフ…強がんなよ……そんなことできるわけねぇ…手が震えてるぜ?お前こそこっから…」

男「もう一度だけ言う…女を離してこっから立ち去れ……」ブルブル

不1「糞野郎!!舐めんじゃ―――」グイッ

女「ひっ…!!」
28 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 20:35:25.74 ID:3xZsq0Q0
うはwwwwwwwwwwピーーーとかwwwwwwwwwwwwパー速おもしれwwwwwwww
29 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [!inaba_res sage]:2009/05/31(日) 20:38:21.80 ID:Zuy7Ncko
             r -、,, - 、 
         __    ヽ/    ヽ__   
        ,"- `ヽ, /      l ) 
      /   \__ (  i"  
     __/   )      ̄ )"__ "`;
   .(_i     ' __, '"  ̄`'(___/.i⌒i  
     丶_ ,i⌒i,,_(_/     i ̄ ̄ )_|__  
   __, '"   ̄ ヽ!  )  ミ~ ̄_ ヽ)
   (_/      i    ∪  / ⊂{  |   
    l ( _) (  ̄)-    /   -'  i 
  /ヽ、   |∪l   Tr -、,, - 、     '")
         __    ヽ/    ヽ__   
        ,"- `ヽ, /      l ) 
      /   \__ (  i"  
     __/   )      ̄ )"__ "`;
   .(_i     ' __, '"  ̄`'(___/.i⌒i  
     丶_ ,i⌒i,,_(_/     i ̄ ̄ )_|__  
   __, '"   ̄ ヽ!  )  ミ~ ̄_ ヽ)
   (_/      i    ∪  / ⊂{  |   
    l ( _) (  ̄)-    /   -'  i 
  /ヽ、   |∪l   T      i     '")
30 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 20:52:51.68 ID:WCj7inY0
ピーーーwwwwwwwwwwww
31 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 20:55:17.25 ID:3xZsq0Q0
ビタッ…!!

不2「痛っ…あぁ……」

ポタッ…

不1「てっ、てめぇ……」

女「おっ男…お前……」

不2「ちっ…血がぁ……」ボタボタ

男「俺は本気だ…今度は刃を当てるだけじゃなくてめりこませてやろうか…?」

不2「うぁ…ひっ……」ジョオォォォォ…

不1「ま、マジかよ…落ち着けって……」

男「なら離せ…とっとと女を離せ!!」

不1「わっ…わかった……」パッ…

男「次は俺から見えなくなるところまで去れ……その後この小便野郎を離してやる……」

不1「チッ…」
32 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 21:11:02.95 ID:3xZsq0Q0
男「電話はした…?」

女「あっ、あぁ…ローランドが車で迎えにきてくれるって……」

男「そうか…」

女「男…もう離してやれ……あいつも見えなくなったし…」

男「よし…いいか?もう2度とこんなマネすんなよ…」パッ

不2「ひいいいいっ!!」ダッ

男「っ…」ヘタッ…

女「男……」

男「ハハ…怖かったぁ〜……」

女「……」グスッ


一応新ジャンルなんだけど…誰かジェントルマンー!!
33 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/31(日) 21:17:47.39 ID:qGijiaYo
紳士は女性のためなら鬼にもなるのさ
34 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 21:51:03.39 ID:3xZsq0Q0
女「うぅっ…」グスッ

男「へ…?」

女「うえええぇぇぇぇ……」

男「おいおい…助かったのにまだ泣くかぁ?」

女「だっ、だって…男……あんなっ…危な……」ポロポロ

男(こいつ…あんな事があった後なのに……俺の事を……)

女「あっ…相手はナイフだって持ってたんだし……一歩間違ったら…うぅ…」ポロポロ

男「ソレお前が言うかよ…それにいったろ?俺はジェントルマンだって……」ナデナデ

女「でっ…でも……」ポロポロ

男「あれ?泣き止まないな……」ナデナデ

女「あっ…当たり前だ!!わっ…私をこんなに心配させて…ぐすっ…馬鹿もん……」ポロポロ
35 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 21:52:26.09 ID:3xZsq0Q0
なんかかなり重いんだが…パー速ってこんなもんなんか……
36 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/31(日) 21:55:53.08 ID:LU8uPQEo
こんなもんだよ
37 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 22:21:29.58 ID:3xZsq0Q0


女「だっ、大体お前……なんでいなかったんだよぅ……」ポロポロ

男「え?」ナデナデ

女「図書室の書庫にも……校舎にも…なんで……うぅ…」ポロポロ

男「……」ナデナデ

女「て、てっきり…ひっく……お前がが嘘をついてまで…私を…避けたのかと……ぐすっ…」ポロポロ

男「実はさ……前女が今みたいに教室で大泣きした日あったよな…?」ナデナデ

女「ぐっ…うっ…うるさい…ひっく……」ポロポロ

男「荷物取りに校舎に戻った時さ…見ちゃったんだ……あいつらがいじめてる現場…」ナデナデ

女「!!」

男「俺はお前と違って……その現場を見てもただ怯えるだけで何も…何もできなかった……」ナデナデ

女「そっ、それは…もしかして……私が途中できちゃったから…なのか?」グスッ

男「違う…言っただろ?『も』って…今回だって多分……お前じゃなけゃ俺は……」ナデナデ
38 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 22:38:50.48 ID:3xZsq0Q0
女「どっ…どういう意味だ?」グスッ

男「嬉しいと感じた…」ナデナデ

女「?」

男「嬉しいと感じだんだよ…お前が来た時……」ナデナデ

女「そっ、そんな……私だってお前が来たときは…うっ…うう嬉しいと///」カアァァ

男「だからそんなんじゃなくてさ、あの時お前が校舎に来て……俺はいじめを見過ごして逃げる大義名分ができた」ナデナデ

男「それで嬉しいと感じたんだ」ナデナデ

女「なっ…」

男「そんな自分に気付いた時にな…俺は……自分が……」ナデナデ

女「そっ、そんな事ないぞ!!今回だって私を!!」

男「見てたんだ…お前がいじめられてた生徒を逃すところから」ナデナデ

女「えっ…」
39 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 22:55:12.03 ID:3xZsq0Q0

男「決めてたのに…今度こそ俺は逃げないって決めてたのに……俺はお前がここまでされるまで…」ナデナデ

男「指をくわえて見てるだけだった……」ピタッ

女「……」

男「確かに俺は嘘をついてたよ……今度こそいじめを見過ごすまいと思ってたんだ……」グッ…

男「例え俺がでてったところで何の解決にならなくても……俺はそうでもしなきゃお前の傍にいられなかったんだ」

女「なっ…なんで……」

男「俺は女が思っているような立派な人間じゃないから……それでも…お前の事が…」

男「好きだから…」


ごめん…ホント思いつかねでグダグダに……
見てる人いたら…オラに力を……
40 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/31(日) 23:01:21.40 ID:4NeJWwDO
ガンガレ
41 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/31(日) 23:10:26.88 ID:LU8uPQEo
見てるぞー
がんがれー
42 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 23:20:56.08 ID:3xZsq0Q0
女「なっ―――///!?」

男「前もいっただろ『お前とつるむのにふさわしい人間になりたい』って。あんなこと好きじゃないヤツ以外に言うか?」

女「あっ…」

女「そっ…その好きっていうのは…や、やっぱり……///」ボソボソ

男「もっ、もちろん…女として……って事だよ…」

女「あ…あぅ…///」

男「さっきはああいったけど……ハハ…やっぱり俺はジェントルマンなんかじゃないよな」

男「お前が好きだから踏み出せたんだ…お前がいなかったらきっと俺はまた……」

女「男…///」

男「解っただろ?俺は女が思ってるような人間じゃない、ノブレス・オブリージュの精神なんて持ち合わせても無い」

男「一番大事な人ですらあんな追い詰められるまで震えてただけの臆病者なんだ…」

女(私が…おっ男の……一番大事な人///)

男「だから――」

女「……///」モジモジ

男(アレ?俺なんか勢いにまかせて夢中でとんでもない事口走ってた気が…)


ありがとう…ちょいちょい応援してくれると嬉しいです…
43 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/05/31(日) 23:44:58.80 ID:QQNEYhk0
頑張ってほしい
44 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/05/31(日) 23:49:01.50 ID:whgEJrQo
ちゃんと見てるから安心して最後まで突っ走ってくれー!!
45 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 00:53:11.85 ID:0nQpbe.0

女「……///」

男「えっ、えーとだから…なんつーか…その……」(ヤバイ…何が言いたいんだ俺……)

男「俺はお前が思ってる様な人間じゃあないわけで…ましてやジェントルマンなんてもっての他で……」

男「だけど女がすっ、すすす好きで…もしそれでも女がいいっていうなら出来たら俺は―――」(なっ、俺は何を……!?)

女「…いい」ボソッ

男「へ?」

女「どうだっていい……」

男「えっ…」

女「お前がジェントルマンじゃなかったら私がジェントルマンにしてみせるし、お前がジェントルマンだったとしてもお前は私より未熟者。だから――」

男「はあ…」

女「―――だからどちらにせよ…わっ、わわわ私は…ずっとお前の傍にいてやる……///」

男「ッ!!」

女「……///」

男「それって…」

女「……///」コク…

男「つまり…」

女「こっ、これ以上私の口から言わせるな!!この馬鹿者……!!///」



終わりが見えないぜ…なんとか終わりっぽくさっきからしようとしてるんだが…
46 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/06/01(月) 00:55:56.02 ID:4BOUBuso
終わったあとは後日談に小ネタ投下だな
楽しみにしてるよww
47 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 01:27:03.66 ID:0nQpbe.0
男「……マジで?」

女「こっ、これがふざけている様に見えるのか…?」

男「でも話…聞いただろ?俺にがっかりしなかったのか?」

女「フフ、元からお前が頼りないのは知っている…」

男「うっ…」

女「でもな……やはり私はお前は立派にジェントルマンだと思うぞ……」

女「お前は不義を前にあれだけ長い間葛藤した…そしてたとえ怯んだとしても……行動をおこした…見てみぬ振りを貫けなかった……」

男「……」

女「これだけで充分だ……そりゃまあ私みたいな完璧なジェントルマンになるにはまだまだ修行が足りんがな、フフ……」

男「ハハ、ありがと…」

女「フフフ…まぁ私を見習いこれからも充分に精進したまえということだ」

男「そいうえば完全に泣き止んでるね」

女「ん…そうだな…多分嬉しくて……」ゴシゴシ

男「…嬉しくて?」ニヤニヤ

女「うっ…うるさい……///」


>>46それはきついwwwwいや今もきついけどwwwww
48 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 01:50:36.10 ID:0nQpbe.0
女「も、もう真っ暗だな男…」

男「うん。怖くない…?」

女「おっ、お前が隣にいるから大丈夫だ……」

男「そう…」

女「……」キョロキョロ

――トン

男「?」

女「……///」ドキドキ

男(ん?目をつぶってる…?)

女「……///」ドキドキ

男(あれ?何、これってもしかして……そういう…事?)
男(え?ちょっとマジで…?もう10秒くらい目ぇつぶってるんだが……)

女「……///」ドキドキ

男(まっ、待て待て待て……できてない!!心の準備ぜんっぜんできてないよ……!?)

男(やばいやばいやばい…!!一体どうすれば……!?こういう時はまず……)

男(そっ、そうだ!!肩を…!!)ガシッ

女「っ…///」ビクッ!!

男(うわ、ビクッてなった!?)

女(何をやってる男……早く…してくれ…///)ドキドキ
49 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 02:07:11.47 ID:0nQpbe.0
女「……///」ドキドキ

男(どうしよう…このままいっちゃっていいのかな…?)

女(男の息遣いが聞こえてくる……)ドキドキ

男(だめだ…息が荒く……)

女(もうだいぶ…近いんだ……///)ドキドキ

男(やばい…女のヤツ顔真っ赤にしてて……)

女(うぅ…早くしてくれぇ……恥ずかしくて死にそうだ……///)ドキドキ

男(可愛いすぎ―――)

ロ「おお!!こんなところにいましたか!!」

男&女「ッ!?」バッ

ロ「いや〜電話をかけようかと思ったのですが電池が危なくてですねぇ。少し探してからと思ったらこんなにスグ……」

男「……」

女「ぅぅ…///」

ロ「あれ?もしかしてお邪魔でした?」
50 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 03:39:47.23 ID:0nQpbe.0
女「きっ、貴様あぁ!!」

ロ「すいません。少し野暮でしたかね」ニヤニヤ

女「だっ、黙れ!!せっかく男とキ、いっ、いや……」

ロ「ん?キ?なんですかな?」ニヤニヤ

女「ちっ、違!!わっ、私は…その…えと……////」

ロ「……」ニヤニヤ

男「ハハ…」

女「にっ、ニヤニヤするなあぁぁ///!!来るのが遅いから怒っているだけだ!!」ブンブン

ロ「おっと。ささ、お車はこちらですよ男様」

男「はあ…」(女の傘攻撃全部よけてる……)

女「このっ!!無視するなーーー!!」ブンブン

ロ「すいませんね…ホント気がつきませんで……」ボソボソ

男「いっ、いや別に…」(すげぇな、この人)

女「くうっ…!!ちょこまかと動きおって……!!」ゼェハァ
51 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 03:48:50.28 ID:0nQpbe.0
女「……」ムスッ

ロ「じゃあ先に男様をお家まで遅らせていただきます。道をお教えください」

男「あっ、大丈夫ですよ。途中まで一緒だからそこまでで…」

ロ「いえいえ。お嬢様から聞きましたよ?男様はお嬢様の命の恩人です」

男「そっ…そんな……」

女「……ふん」

ロ「いいんです。これくらいさせてください」

ロ「ああ、後問題の生徒の方はすぐにでも私の方から学校に伝えておきますので、どうかご安心ください」

男「あっ、ありがとうございます…」
52 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 03:54:58.50 ID:0nQpbe.0
ロ「ここですね?」

男「はい、ホントにわざわざ…ありがとうございます……」ペコッ

ロ「礼ならこちらがする方ですよ」ニコニコ

男「じゃあ明日駅前でね、女」

女「……ふん」

男「あれ…?なんか女さっきから機嫌悪い…?」

女「別に…」プイッ

男「そう、ならいいけど…」

女「この臆病物が…」ボソッ

男「へ?今なんて…」

女「……」ツーン

男「なっ…」

ロ「フフフ…」ニヤニヤ
53 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 04:09:03.37 ID:0nQpbe.0
男「おっ、女ちょっと…」クイクイ

女「何だ…」ムスッ

男「そっ、そのさ」

女「……」

男「さっきの続きなら…明日、な?」ボソボソ

女「ッ…!?///」カアァァァ

男「じゃあね」

女「おっ、お前…!!何をいきなり……!!」

―――バタンッ

ロ「さ、では帰りますか」ブロロ…

女「ああ…」

ロ「ん?お嬢様どうかなされたんですか?お顔を伏せられて……」

女「なっ、何でもない…気に…するな……///」ドキドキ



用事と並行したのもあり、だいぶ遅くなりましたが
無理矢理切りのいいとこまでいったので今日は寝てきま
てかみんなもう寝てるか…思いついたらよろしくです
54 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/06/01(月) 04:36:54.11 ID:y1EhoWA0
おつかれ、続き待ってる
55 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 09:36:24.87 ID:TgYnYADO
おぉ続き来てたのか!頑張ってくれよ!
56 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 09:37:41.27 ID:TgYnYADO
おぉ続き来てたのか!頑張ってくれ!
57 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 10:26:00.89 ID:HX7rSMAO
こっちか追いついた

全力支援
58 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 16:35:23.32 ID:JXtyFoDO
(。○∀・)
59 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 18:42:53.25 ID:Pz0JEmI0
支援
60 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 19:59:33.61 ID:icQnt6A0
ホント遅くて済まん…がんがる
61 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 21:09:07.84 ID:icQnt6A0
翌日

男(約束の時間の20分前にきたが……)

女「〜♪」カチャカチャ

男(なんであいつは駅前で携帯式テーブルまで持ち込んでお茶をセットしてるんだ……?)

モ「ちょっと何あの子?」「ママ〜あの人変なお帽子かぶってる〜」「一人で何やってるのかしら…」ザワザワ

男(うぅ…でてくのがすげー恥ずかしい…しかもシルクハットに真っ黒のタキシードって……)

女「……」

男(あ、セット終わったみたいだ…頼むから周囲の視線に気づいて……)

女「……」ガサゴソ

男(うっ…一人でトランプし始めたし……何やってるんだ?占いか?)

女「……!!」

女「……」ニヤニヤ

男(今度はニヤニヤしだした……)


女(フフ♪今日の運勢はばっちりだ!!……にしても)キョロキョロ

女(男のヤツ遅い!!もう約束の時間20分前だぞ!!)
62 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 21:31:47.90 ID:0nQpbe.0
ザワザワ…

男(なんだよあの空間……近寄りたくねええぇぇ!!)

女「……」キョロキョロ

男(しかもさっきからめっちゃキョロキョロしてるし…俺の事探してるのか?まだ20分前なのに……)

女「…むぅ」

男(ああもう!!仕方ないな……)ガサッ

男「よ、よお…」

女「ッ!!遅い!!遅いぞ男!!」

男「ちょ…声でかい…これ以上変な注目あつめないで……それにまだ20分前じゃんか…」

女「ジェントルマン足るもの慎重に慎重を期して約束の4時間前には現地についてるものだ!!」

男(こいつまさか4時間前からここにいたのか…?そういうばなんか目にちょっとくまできてるし……)

女「まったく…男は時間にルーズすぎるぞ……」ブツブツ

男「…学校には平気で遅刻するくせに」ボソッ

女「何か言ったか?」チャッ

男「さあ、まずはお茶でもしようか」
63 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 21:51:25.66 ID:JXtyFoDO
(。○∀・)シエントルマン
64 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 22:56:25.80 ID:0nQpbe.0
女「うむ、用意しておいたぞ。映画までまだ時間があるからな」

男「ハハ…どんな映画なの……?」

女「ん…よくわからんがコメディらしい」コポポ

男「へぇ…」

女「あー…」ガタッ

男「?」

女「んー…」クル

男「あ、服…おしゃれだね」

女「む…そうか…」

男(アレ?ああ…これは……)

男「似合っててすごい可愛いよ女」

女「ぅ…そっ…そそそそんなこといっても何もでんぞ///」

男(ビンゴ)
65 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 23:10:44.08 ID:0nQpbe.0
女「おっ…男もかっこいいぞ……///」

男「ハハ、ありがと」ズズ…

女「なぁ男…」

男「ん?」

女「きっ、昨日の事を踏まえるとだな…」

男「う、うん…」

女「これはやっぱりデッ、デデデデートってことに……///」

男「まぁ…そうだね。いや?」

女「いっ、いや!!全然嫌なんかじゃない…むしろ…その…嬉しい…ぞ///」ボソボソ

男(ああ…これが……)


モ「やだ何あのカップル…?」「なんて非常識な……」「おい、目ぇ合わせんなよ」ザワザワ


男(駅の改札の真ん前じゃなきゃ最高なのに……)



立てといてなんだがネタがつきてどんどんジェントルマン関係無くなってるけど許して
66 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/06/01(月) 23:17:25.82 ID:oBaYRlco
気にせず進め
67 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 23:24:38.87 ID:xN9t1yY0
かまわんよ
68 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 23:45:43.99 ID:0nQpbe.0
女「デートしてるってことは私達は俗にいう…アッ、アベックってわけだ……」

男「うん…」(古っ!?もう俗にいわねぇよ…)

女「なっ、ならここにサブレがあるよな……」

男「うんあるね」

女「わっ、私…その前から一回…あーんっていうのをやられてみたかったのだが……///」モジモジ

男「へ?あーん?」

女「だっ…だから!!口までスプーンとかで食べ物を…持ってくるヤツ……」

男「あぁ、アレか。アレやってほしいの?」

女「……///」コクッ

男「ホラ、じゃああーんして」ヒョイッ

女「あっ…あーん///」

男「と見せかけて俺が食うって言う」パクッ

女「うっ…このっ…意地悪するなああぁぁ///!!」ブンブン

男「ハハハ…って痛ッ!!ちょ!!食器割れちゃう!!」


モ(うぜぇ…)(なんだこいつら……)(死にたい…)
69 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 23:50:05.10 ID:0nQpbe.0
やばいwwwwwww自分で書いてて死にたくなってきたwwwwwwwwww
70 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/01(月) 23:57:58.70 ID:RdsRzywo
( ^ω^)・・・
71 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 00:19:16.51 ID:KRT2PG60
構わん続けろ
72 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/06/02(火) 00:49:37.83 ID:K1mfC.A0
アベックホー
73 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 01:25:21.61 ID:sll/9CE0
女「〜♪」ボリボリ

男「うぅ…まだ痛い……」

女「最初はら素直にそうふぃへばよはったのに自業自得だ」ボロボロ

男「しかし女ってジェントルマンだよな?あーんって何か違くない…?」(つか食いながらしゃべってるし…ああサブレの粉が……)

女「うっ…こっ、これはお前のレベルにまでさげてやってるだけだ……」

男「はあ…」

女「そっ…それに今日はデートなんだし…たまにはお前にエスコートさせてやろうという私のだな……///」

男(俺普段エスコートされてたんだ……)

女「だっ、だからほら…私はまだ腹が空いてるぞ……」

男「はいはい…あーん」

女「あーん♪」

男「ノリノリですな」(もう軽く10回目くらいだな…)

女「うっ…うふひゃい///」ボロボロ
74 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 02:05:25.90 ID:sll/9CE0
女「げふっ…」

男「おま…」(俺のレベルって人前で堂々とゲップするほどなのか……)

女「むむ…」(調子に乗って食いすぎたな……)

男「あ、そろそろ時間だね」

女「そうだな。片づけるとするか」ガチャガチャ

男(しかし毎度の事ながらお前の鞄はどういう構造になってんだ……)

女「よし、いこう」

男「うん」(やたら早いし…四次元ポケットかソレ)

女「ん…」サッ

男「アレ?何の罰かな?」ニヤニヤ

女「ちっ…違…今日はお前にエスコートさせてやるって言っただろ……///」

男「あーそっか」ニヤニヤ

―――ギュッ

女「ん…よろしい///」
75 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 02:17:35.83 ID:sll/9CE0
女「なっ、なぁ男?」

男「ん?」


カ男「でさ〜」イチャイチャ

カ女「えー♪」イチャイチャ


女「わっ、私達ももうアイツ等と同じ…アベックなんだよな……」

男「そうだね」

女「別にもっ…もっとこう…向こうの男みたくしてもいいんだぞ……?」

男「え…」

女「だっ、だから…もっと抱き寄せたり……甘い言葉を囁いたりとか…だな……」

男「他には?」ニヤニヤ

女「え、えと…同じコップで飲んだり……みっ…見つめあったり……とか」

男「他には他には?」ニヤニヤ

女「うっ…うるさい!!もういいだろ!!///」

―――ギュッ

男「…ほら、もっと寄り掛かって」

女「う、うむ…///」


終わるタイミングの逃したから変化のないイチャイチャしか書けないんだが……
76 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 02:20:39.07 ID:8MPPi.co
>>1 かまわん、続けろ 
わがままを言わせてもらえば「 転 」が欲しい、そして「 結 」 
デートの中でだぞ? 

スペシャル支援
77 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 02:30:19.69 ID:sll/9CE0
女「男…映画館って一体どんなとこなんだろな?」

男「えっ、いったことないの?」

女「うむ…聞いた話だとすごいでかいテレビを皆で見るそうだが……」

男「いや…ちょっと違う様な……」

女「男はいったことあるのか?」

男「うん」

女「すっ、すごいな!!さすが男だ!!」

男(そんなとこで感心されても…)


>>76もう転がしちゃったんだがwwwwああ…デート伏線なんか張るから……orz
78 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 02:40:06.55 ID:8MPPi.co

男「ジェントルマン・・・・」

女「呼んだか?」

男「カッコイイよな、おれもそうなれるように努力しよう」

女「フフフ、まだまだ遠い日のことだがな」

男「・・・・・・」ジー

女「な、なんだ?最高のジェントルマンになるには私でも難しいのだぞ!」

男「暗闇で誰かをエスコートできるからおれはもうジェントルマンだとおm」

女「それはない」

スペシャル支援

>>77 超期待wwwwwwww 
79 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 02:47:01.02 ID:sll/9CE0
女「おおーーー!!これが映画館か!!」

男(はしゃいでんなぁ…)

女「ええと…私達が見る映画はだな……」キョロキョロ

男「ふむふむ」

女「あった!!アレが―――」

―――パサッ

女「ぇ……」

男「どうした?券落ちたぞ?」

女「おっ、おとこ…あれ……」ブルブル

男「あのホラー映画の広告がどうかしたのか?」

女「私達が見る映画とおっ…同じ名前……」ブルブル

男「え?コメディのハズじゃ……」



>>78やめてwwwwwwwwこのスレ初めての支援SSサンクスwwwwwwww
80 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 03:12:17.97 ID:sll/9CE0
女「うぅ…騙された……」グスッ

男「誰にだよ」

女「こっ…こっちの話だ……」

男「んじゃ受付いこ」

女「待て」グイッ

男「何だよ?」

女「なっ、なぁ…あっちの映画の方が面白そうじゃないか?」

男「そうか?」(ベイブ2…)

女「だ、だって可愛い動物がいっぱい出て来るみたいだしコメディだし…」

男「でもチケットは…」

女「なっ、なんとかならんのか!?お金払ったら他の見れるとか……」

男「いや映画館っていうのはね。予約が必要でチケットもってないとお金払ったからって急に他の映画を見たりはできないんだ」

女「歌劇場みたいだな…で、でもあんまり人いないぞ……これなら別に予約してなくたっていけるんじゃ……」

男「これはもう人がすでに中で満員になってるからだよ。だからあの映画で我慢するしかないね」

女「うぅ…そんなぁ……」

男(お馬鹿でよかった…金が惜しいというより……)

女「怖くない、怖くない…」ブルブル

男(女がホラー映画観るのを見てる方が楽しそうだしな)
81 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 03:32:29.89 ID:sll/9CE0
男「元気だしてよ。広告見ただけなんだからホラーとも限らないんだし……」ナデナデ

女「でっ…でもあんなに血が…どばーって……」グスッ

男「ホラ、もう次俺達の番だよ」

女「うぅ…」ゴシゴシ

受「○△のチケット2枚ですね。」

男「はい」

女「う、うむ…」

受「お二人は恋人同士ですか?」

女「――――ッ!?///」カアアアァァ

男「…はっ、はい///」

受「では本日はカップルディなのでどれでもSサイズのドリンクかポップコーンをこちらのメニューからお選び頂けます」

男「じゃあ俺はコーラで。女はどうする?」

女「う…うぁ……///」

男「ポップコーンでお願いします」


今日はもう寝てきま だれか思(以下略
ホントネタ無ぇ…
82 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 03:53:52.56 ID:8MPPi.co
>>81 おやすみ支援 
83 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 08:59:09.10 ID:R/IUjIDO
転「うぅ・・・うぇ」グス

転「(私はなんのために転校してきたのかしら・・・最近じゃ男君と女は仲がよさそうだし・・・)」トボトボ

転「(フフみんな私の事なんて覚えてないでしょうね・・・!)あれは男君と女?」

転「どこに行くのかしら?」コソコソ

転「なっ映画館ですって!?(聞いた事があるわ・・・暗闇で男女並んでテレビを観たり手が触れ合ったりするって)」

転「(そして仲が深まった男女は2人の愛を確認するようにその後・・・私と男君が・・・)アヘヘ」ニヤニヤ

モ「ママー変な人いるよー」

モ「しっ!あっちむいちゃダメよ!」


支援
84 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 17:33:13.03 ID:sll/9CE0
すまん用事があって…夜にまた書けそう 
なんも思いつかんががんがる
85 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 18:27:08.52 ID:lyzX3p.0
いつまでも待ってる
86 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 19:42:32.83 ID:R/IUjIDO
うむ
87 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 23:08:35.02 ID:R/IUjIDO
>>1は忙しいのか?まぁ待ってるからな
88 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/02(火) 23:56:20.60 ID:sll/9CE0
転「はぁ…」(もうテニスの時間だけど…)

転(なんか行きたくないわ…)

転(……)

転(さぼっちゃおうかな…一回くらいいいわよね…)

――トボトボ

転(…とはいったものの)

転(なんかドコいってもつまんない…)ガタッ


カ男「ここなんてどう?」イチャイチャ

カ女「え〜♪」イチャイチャ


転「……」イライラ

転「チッ…」ムクッ

転(なんか今日ああいうの見てるとやたらムカムカするわね…)

転(やっぱり私…まだ昨日の事……)

転(いいえ…違うわ…もう割り切ったハズじゃない……)

転(別にあんなヤツどうだっていい…大体もっと他にいい男なんていくらでも…ん?)


>>87ごめんwwwwいただいたwwwwwwww他に転がし方思いつかんかったwwwwwwwwww
用事がちょいちょいあるんです…まあねネタがないのが一番なんだがwwwwww
だからこういう支援してくれるとありがたいです。転校生も元は誰かが提案してくれたモンだし
89 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 00:41:03.14 ID:4WAmzcDO
どんどん使ってくれWWWWW
90 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 00:40:59.86 ID:m/rWIhc0
転(あそこにいるのは男…?隣の妙な格好した女は…)


男「女しっかり!!ホラいくよ!!」

女「こ…こい…びと…///」


転(やっぱり女ね…映画館か……)

転(デート…なんだろうなぁ……)

転(でも昨日の様子じゃ告白はまだよね……)

転(……)

転「すいません、この帽子とサングラス下さい」


男「ったく、しっかりろよな」グイグイ

女「……うぅ///」ズルズル


転(私ったら後なんかつけて何考えて……)

転(いっ、いえ!!これは暇つぶしよ!!ただの暇つぶし…ちょうど映画見たい気分だったし……)

転(それに…あの2人がどこまで…いってるのかとか……興味あるし…)

転(おっ、男に未練があるとこそういうわけじゃ…!!)ブツブツ


モ「ママ、あのお姉さん誰とお話してるの?」「シッ!!見ちゃいけません!!ホント今日は変な人多いわね…」
91 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 01:23:03.13 ID:QOP2c2DO
999
92 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 01:48:08.30 ID:m/rWIhc0
男「でもさ…エスコートされるにしてもレディーじゃなきゃまずいんじゃかったっけ」グイグイ

女「……ぅ」ズルズル

男「それがこの体たらく…」グイグイ

女「もっ、もう一人でも…歩ける……」パッ

男「そっか」ニコッ

女「……ぁ///」カアアァァ

男「ん?ど、どうした?」

女「いっ、いや!!その…えと……///」

男「?」

女「なっ、なんでもない!!」

男「そ、そう」

女(うぅ…あんな事言われたから…男の顔がマトモに見れんではないか……///)ドキドキ


転「チッ…」イライラ
93 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 01:50:07.08 ID:4WAmzcDO
ゴールはさせろよ!支援なんだぜ
94 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 02:11:31.89 ID:m/rWIhc0
男「〜」

女「……」チラッ

男「ん?」

女「…っ///」サッ

女(恋人同士、か……//)

女(てことはやっぱり…私は男と…あっ、あんな事や…そんな事を……?///)ドキドキ

男「ホラ」ピトッ

女「ひっ!?」

男「なんか汗かいてるし冷たいモン飲んだほうがいいぞ」

女「あ、あぁ…」


転(くッ…)ギリギリ

転(たっ、たかが退屈しのぎで何で私がこんなにイライラしなきゃいけないのよ……)イライラ


ゴールだいぶ前に逃しちゃったwwwwwwww時間かけても一応なんとか終わらせます
ネタ思いついたらよろしゅう…新ジャンルなのにほぼ一人っていうwwwwwwww
95 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 02:14:24.18 ID:RIGzS0Uo
>>94 だが応援する人はたくさんいる、
つまりそういうことだ

スペシャル
96 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 02:38:36.83 ID:m/rWIhc0
女「う…」(腐敗したアメリカ文化の象徴的飲料が……)

男「あ、もしかしてコーラ嫌い?」

女「というより炭酸が…って、ていうかそれ男のじゃないのかっ!?」

男「ん?そうだけど別にいいよ」(何でそんな驚くんだよ)

女「え、でっ…でも……///」

男「嫌いなら他の買おっか?」

女「いっ、いや!!買わなくていい!!私はコーラ大好きだぞ!!」

男「そ、そうか。あ、ストロー持ってきた方がい」

女「だっ、大丈夫だっ!!だって…私達は……こっ、こここここ///」

男「え?こ…?」

女「恋人同士…だろ?///」ウルウル


転(ッ…!?)グッ

――――ブッシュウウウウゥゥ!!

転(なんだろう…遠くて何話してるかわかないけど今一瞬すごい殺意が押し寄せたわ……)ポタポタ

モ「いっ、今の見たか…?」「缶ジュースを片手で……」「たぶんあれスチール缶だぞ…」ザワザワ


マジか…ありがたい……グダグダだけど勘弁ねwwww今まで書いた中で一番展開に困ってるwwwwwwあぁ…ろくにジェントルマンについて知らないのに立てちゃったからか……
97 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 02:57:28.95 ID:m/rWIhc0
男(なんかさっきから後ろの方ざわざわしてる気が……)

女「……///」チューチュー

男(にしても…可愛いなぁ女……)

女「ッ!!けほっ…こほっ…」

男「だっ、大丈夫?」

女「むっ…むせただけだ……」ハァハァ

男「そ、そう…」

女「うぅ…」チューチュー

男(やっぱり苦手なんじゃ…)


転(しかし…あわててチケット買ったけど……)

転(よりによってこんな映画を女を見るなんて…男も意外とやるというかなんというか………)


店「先輩?あの人大丈夫でしょうか?隠し撮りとか…」「いやある意味あんなだけ分かり易いナリのは逆に…」ヒソヒソ
98 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 03:21:17.94 ID:m/rWIhc0
―――ギィッ

女「おぉ…」

男「ん?」

女「ふむふむ…」シゲシゲ

男「ああ、そっか。映画館初めてだもんね」

女「うむ…にしても作りまで歌劇場に似てるな。2階席や3階席は無い様だが…」

男「俺は歌劇場のがあんまいったことないからなぁ…」

女「あっ…!!男ッ…!!あれが巨大テレビってやつか!?」

男「スクリーンって言おうか…あ、席はここだね」

女「ッ!?男見てくれ!!席がばったんばったんするぞ!!」ボンボン

男「ハハ…」(テンション高いなぁ)


転(席はがら空きだから…暗くなったら少し後ろあたりに座ろうかしら……)

転(うっ…こんな所に鏡が……今更だけど私こんな格好で…アイツらの後を付けてるのよね……)

転(いっ、いやいやいや暇つぶし!!テニスさぼってやる事無いしただの暇潰しよ……!!)ブンブン

転(見せてもらおうじゃない…!!私より女を選ぶ理由…この誇り高きシュヴァリェである私より女が勝る点を…)ゴオォォ


店「念のため劇場内に入るまでは目を離さないように…」「はい…一応他の人にも言っておきます」ヒソヒソ
99 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 03:23:27.96 ID:m/rWIhc0
全然進まんでスマン…そろそろ寝てきま…
思いついたら支援SSとか書いてくれい…おやすいみー

100 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 03:43:29.61 ID:yNDE02Io
おやすみー応援してるぜ
101 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 04:19:29.68 ID:4WAmzcDO
ジェントルマンをいまいち把握していないから支援投下難しいな
とりあえず乙
102 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 15:40:06.70 ID:4WAmzcDO
期待あげ
103 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 17:36:55.96 ID:m/rWIhc0
すまん、例によって夜になりそうです…今単純作業しかできなさそうなんで
104 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/06/03(水) 17:43:14.72 ID:RIGzS0Uo
構わんよ
105 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 17:57:35.19 ID:y9NeXYU0
モウマンタイ
106 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 20:20:09.67 ID:23Dhtrw0
それまで待ちか…
107 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 22:58:27.62 ID:m/rWIhc0
毎回夜とかいってホントに深夜でスマン
人いなそうだが今からがんがる
108 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 23:12:48.94 ID:cqrDLIAO
頑張れーおもしろいよー
109 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 23:20:18.74 ID:m/rWIhc0
男「上映開始までまだあるね」

女「うむ!!」バタンバタン

男「いい加減席でばったんばったんするのやめなよ…」

女「む…楽しくてついな……」

男「トイレとかいくなら今だよ?」

女「大丈夫だ!!それよりそろそろイレブンジスティーの時間だな」カチャカチャ

男「えと…持ち込みで飲食はマズイかと………」

女「上映時刻までしばしティータイムといこう」コポポ

男「俺のコーラは…?」(スルーですか、そうですか)

女「あんなモノジェントルマン足る者が飲む飲み物じゃ…いやなんでもない」

男(やっぱ嫌いだったんだ…)

女「ほっ、ホラ!!取りあえず男も飲め!!紅茶はポリフェノールがたくさんはいってて身体にいいんだぞ!!」

男「わかったから静かにね…」ズズ

女「いや〜歌劇場じゃこんなこと出来ないからな!!中々新鮮な気分だ!!」

男(なんの根拠があって映画館はOKだと思ったんだろう……)

女「〜♪」ズズ

男「そういえば女これからホラー映画見るって事忘れてない?」

―――ガシャン!!

女「そ…そうだった……」ブルブル

男(ホント空いててよかった…)ズズ
110 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 23:41:59.97 ID:m/rWIhc0
女「てっ、ていうかホラーって!!さっきまだ分からないとかいってたくせに……!!」

男「あー…パンフレットみたらやっぱりホラーだったわ。ごめん」

女「うぅ…だったから…ベイブ2にしようとあれほど……」

男「けどもう他のは見れないし、じゃあ映画見るのやめる?」

女「うっ…そっ、それは……」

女「でっ、でも…たたたた多分大丈夫だッ!!」

男「どうして?」

女「だってこんなに明るい―――」

ビイイィィィ―――パッ

女「ひいいいいいいぃぃぃぃ!?」

男「ちょ!!叫んじゃまずいって!!」

女「あっ…ひぃ…きゅ、急に暗くうぅぅぅ……」ブルブル


転(暗くなったみたいだしそろそろ行こうかしら…それにしても……)

転(ここまで声が聞こえてきたわ…なんてはた迷惑な……)


店「はいっていきますよ…」「あっ…あれがその人ですか…」「ああ、お客様からの通報にそなえろよ」ヒソヒソ
111 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 23:47:04.03 ID:zrFVG2DO
(。○∀・)応援シエン
112 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/03(水) 23:58:40.42 ID:4WAmzcDO
いいぞ頑張れ
113 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 00:23:02.09 ID:c.zCx9M0
女「うぅ…いきなり暗くなるなんてひっ、卑怯だぞ…!!」ブルブル

―――ジャジャーン

女「ひっ…!!あっ…あれ……?」

男(予告編か…)

女「おぉ…」パアアァァ

男(動物モンの映画か…ホント動物好きなんだなぁ……)

女「ふふふ…これなら全然怖くないぞ!!」

男(まさかコイツ…)

女「うぁ…可愛いなぁ……ふふ♪」

男(本編と間違えてるのか…)

女「むっ…!!これは……」

男「どうかしたの…?」(次は戦争モノ…)

女「祖父が負傷したというカーンの戦い……これが…戦争なのか…クラウツ共め……」ブルブル

男(一々面白いなコイツ)

女「にしてもストーリーに脈絡がないぞ…脚本として失格だな、まったく…」ズズ

男「馬鹿だけど」

女「ん?何か言ったか?」

男「いやなにも」(やべぇ…声にでちまった……)


転(うるさいわねぇ…私だってホラー苦手で今からドキドキしてるのに……)ブルブル
114 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 00:50:47.85 ID:c.zCx9M0
女「フフ、ホラー映画というがちっとも怖くないではないか」ズズ

男「ホラー映画見たことないの?」

女「いや、ハマー・フィルム・プロダクションのドラキュラシリーズなら小さい頃無理矢理クリスティーナに見せられた……」グスッ

男「はあ…」

女「まっ…またあんな恐怖を…味わうのかと思っていたが……」

女「これなら全然たいしたことないな!!」パアアァァ

男「ぷっ…」

女「どうした?」

男「いっ、いや…」(やばい、おもしろすぎる…)

――――ババーン

男(おっ…館内の注意か…となるといよいよだな)

『館内ではマナーを守って静かに〜』『持ち込みでの飲食は〜』

男(うぅ…耳が痛い内容ばかりだ……)

女「ふむふむ…」コクコク

男(おっ、反省してるのか…?)

女「ジェントルマンなら当然の事ばかりだな、もっともだ」ズズス

男「……」

女「にしても野暮な注意の促し方だな、せっかく映画を楽しんでたというのに…」


転(うぅ…もう始まるわ……男の馬鹿ぁ……いくら女相手だからって何も…この映画じゃなくったって……)ブルブル
115 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 01:00:59.00 ID:fDSNVqY0
支援
116 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 01:10:57.73 ID:TPBL0gDO
いいね 転も再登場してよかった
117 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 01:30:35.89 ID:c.zCx9M0
―――バババーン

男(フフ、来た来た…パンフ見たらけっこうエグそうな内容だったからな……)

女「む!?見ろ男!!画面がさらに大きくなったぞ!!」ワクワク

男(おぉ…いきなりコレか……期待できるな)

女「え…」サーッ

男「……」

女「うぁ…」ブルブル

男「……」

女「―――ッ!!!」ガタッ

男「!!」

女「ひっ――――んんんんんッ!?むがっ!!」ジタバタ
118 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 01:34:24.28 ID:c.zCx9M0
男「叫んじゃダメだって」ヒソヒソ

女「んー!!んーーー!!!」ジタバタ

男「とりあえず落ちつこ?な?俺の目見て…」ヒソヒソ

女「んっ…!!むが……」グスッ

男「落ち着いたね?もう叫んじゃだめだよ」パッ

女「でっ…出よう!!なっ!!腹へっただろ…!?」

男「館内は一度入ったら終わるまで扉を開いちゃいけないんだ。だからトイレいっとくか聞いたんだぞ」

女「そっ…そんなぁ…うぅ……」


転「きゃあああああああああ!!!!」


女「ひッ!?」

男「なっ、一体何が…!?」サッ

女「あ…あわ……」ヘタ

男(そんな怖いかコレ…?)

女「ぁ…ぅ…」

男(絶句して腰ぬかしてるし…にしても今の声は……)


転(なっ…何よコレ…こんなのをあと2時間も……こっ、これじゃあアイツらの観察どころじゃ……)ブルブル
119 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 02:31:35.85 ID:c.zCx9M0
女「うぇ…ひっく……」ポロポロ

男「何も泣くこと…」

女「だっ…だって……さっきまで可愛い動物とかっ…ひぐっ…出てたのに……うぅ…」ポロポロ

男(まだアレ本編だと思ってるのかコイツ……)

女「きゅっ…急に怖く……ひっ!?」

男(コレのどこがそんなに怖いんだ……)

女「うぅ…」ブルブル

男「目つぶってちゃ意味ないだろ」

女「うっ、うるひゃい!!つぶって等いない!!」

男「あっ、またさっきのワンちゃんでてきた」

女「えっ!?」パアアァァ

――ババン

女「うぁ…ひっ……」

男「……」ニヤニヤ

女「うええぇぇぇぇ………」ポロポロ

女「わっ…わんちゃんなんて…ひくっ…どこにもいないではないか……」ポロポロ

男「おかしいな?目を瞑ってなかったらわかったと思うんだけど」ニヤニヤ

女「うっ…ひぐっ…るさ…うぅ……」ポロポロ

男(なんかここまで泣かれると悪いことしてるみたいな気分になるな……)


転「ッ!?」パッ

転(また絶叫しそうに……そっ、そうよ!!考えたら何も映画が終わるまで外に出てればいいんじゃ……)
120 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 02:35:00.62 ID:c.zCx9M0
すまん…遅くから来た上にほとんど進行してないが寝てくる……
明日はネタ考えてもう少し早くかけるようにする

あと毎度だが思いついたらなんか書いてちょ
121 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 03:13:25.45 ID:T4v4jJoo
乙! 
俺、>>1の作品見るのが最近日課で毎日が楽しみなんだ・・・・! 
だからおれはどこまでもいつまでも付いて行く

スペシャル支援
122 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 08:07:40.86 ID:TPBL0gDO
乙そしておはよう
俺もだいぶ日課になってるな。何か思いついたら支援投下するぜ
123 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 10:07:13.41 ID:QuQdZ6DO
(。○∀・)毎日楽しみにしてますよ
124 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 16:36:17.11 ID:BphaAgAO
>>1のおかげで最近毎日が楽しみです
たまにはゴールのない物語もいいよね…?
125 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 18:56:12.76 ID:c.zCx9M0

転(いっ、いや…しかし臆病なジェリーですらまだ見てるというのに……わっ、私が先に退く訳にはッ!!)


女「あぁ…ぅ…」カタカタ

男「大丈夫?」(ココは普通のシーンだろ…)

女「ぁ…ぃじょぶ…」ズズ

―――パリンッ

女「っ……!!」

男「2個目だな…」

女「びっ、ビクトリア朝時代からのティーカップなのに…うぅ……」ブルブル

男「震えすごいね」(よくまぁ、百年以上前のアンティークモノをぽんぽんと……)

女「あっ、当たり前だろ…こんなモノみせおって……」ブルブル

男「女がチケット持ってきたんだろが……」ギュ

女「ぁ…///」

男「こうしたらちょっとは怖くないだろ?」

女「るさい…まっ、まだ怖いから…もっと…強く握ぎれ……」ブルブル

男「はいはい」(ホントにすごい震えだな…しかしコレ怖いどころかむしろ退屈―――)


転「きゃああああああああああ!!!!!」


女「うえっ…!!ひっ……」ビクビクッ

男(また後ろから…やっぱりこの声って……)

女「うえええぇぇぇぇぇ!!!!」ポロポロ

男(うるせぇ…)
126 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 18:58:03.80 ID:c.zCx9M0
おぉ、ありがとう…紳士諸君
一応まだまだかかりそうだがゴールはなんとかさせるお!
127 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 20:06:29.52 ID:TPBL0gDO
うい頑張ってくれサー
128 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 20:44:13.09 ID:c.zCx9M0
転(つ、つい声が…まずいわ……ばれてなきゃいいけど……)ブルブル


女「……」ブルブル

男「手握ってるんだから目瞑るのやめなって」

女「だっ、だから!!瞑って等いないと――」

―――ギシギシアンアン

女「!?」

男「なっ…」(いきなりエロシーンが…なんだこの映画……)

女「……///」カアァァ

男(しかもやたら長いし…うぅ、気まずい……)

女「……///」ドキドキ

男(なんか手が…汗ばんできてる様な……)

女(こ…これって……いわゆるエッチってヤツ…か?///)ドキドキ

男「……」チラッ

女(わ、私もいつか…男と…こっ、こんな……///)ドキドキ

男(顔真っ赤にしながら、薄目空けてるし……)

女「……///」チラッ

男「あ…」


転(何よコレ…もう5分以上続いてるんだけど……)
129 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 21:14:45.69 ID:c.zCx9M0
男「運転手さんは犯人じゃなかったみたいだね!!」

女「うっ、うむ!!私は最初から解っていたがな!!」

男「……」

女「……///」ドキドキ

男「いっ、いやぁ!!もうすぐ終わりそうだしよかったな!!」

女「そっ、そうだな!!思ったより怖くなかったしな!!」

―――シーン

男(なっ、なんだよ…この空気……)

女「……///」ドキドキ

男(な、何か他に続きそうな話題は…えーと……)

女(うぅ…だめだ……ドキドキして……///)

男「あっ、あのさ――」

女「ッ!?うぁ…ぁっ……」ヘタッ

男(ん?あぁ、最後の山場か……)

女「ひいいいいいいぃぃぃッ!!」ガクブル

男(助かった…)


転「ひッ……!?」ブルッ

転「ぁ…」ジワ…
130 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 22:44:01.02 ID:uqkCDnoo
おいwwwwwwwwwwww
転校生貴様まさかwwwwwwwwwwww
131 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 22:58:17.83 ID:c.zCx9M0
――――パチッ

男「ふぅ…」(やっと終わった……)

女「……」グスッ

男「じゃあでよっか」(なんかスゲー疲れたな……)

女「……」コク…

男(コップの残骸にこぼれた紅茶…散乱した茶菓子…早く出てかないと何いわれるか……)

女「っ…」グスッ

男「コレそんな怖かった?」ナデナデ

女「おっ…お化けが出るんだぞ…ひぐっ……怖くない訳ないだろ……」
132 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 22:58:30.01 ID:TPBL0gDO
フヒヒ
133 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 23:12:59.95 ID:uqkCDnoo
転校生といえど泣かれたら萌えてしまう
134 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 23:28:10.37 ID:c.zCx9M0
転(そ…そんな……)ヘタッ

転(う、嘘でしょ…?パンツが…濡れて……わっ、私まさか……)ブルブル


男「次はさ〜」ナデナデ

女「……」グスッ


転(ッ!?いっ、いつのまにこんな近くに!!)

転(だっ、だめ…!!近すぎる…!!とっ、とにかく顔を伏せなきゃ…!!)バッ

転「……」


男(ん?この子体調悪いのかな…?)

男(ていうかこの姿何か見覚えがある気が……)

―――グイッ

女「なっ、何をとろとろしている…こんな所はやくでるぞ…うぅ……」グスッ

男「はいはい…」ナデナデ


転(あ、危なかったわ…うっ…)

転(パンツがひんやりする……うぅ…)グスッ
135 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/04(木) 23:44:35.77 ID:TPBL0gDO
ふぅ・・・さて俺は全面的に転校生を応援することにしたわけだが
136 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/05(金) 01:57:57.91 ID:wka8E6E0
男(あれ?さっきあの子がいたとこって悲鳴が聞こえた方向と同じだったな)

女「……」ヨタヨタ

男(待てよ…だとしたら声といい髪形といいあの子まるで……)

―――ガチャッ

女「……」ピタッ

男(まるで転――)ドンッ

女「……」

男「ど、どうしたの?こんなとこで立ち止まって…」

女「外の世界って…こんなに平和だったのだな……」

男「え…」

女「もっと日頃から…私はこの平和を噛み締めておくべきだったんだ……」

男(映画館行っただけだろお前…)


転(くっ…早く入り口から離れなさいよ!!映画館の前に下着店があるのに……)

転(っ…スースーして気持ち悪い…なっ、なんで私がこんなっ……)グスッ

転「うっ…ひぐっ……」プルプル


店「結局通報はありませんでしたね」「あんな所で何を?」「泣くのを必死に堪えてるように見えるな…何も起こさなきゃいいが……」ヒソヒソ
137 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/05(金) 02:03:01.46 ID:6q6OJgDO
寝る前支援
138 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/05(金) 02:32:58.50 ID:wka8E6E0
転(やっと動いたと思ったら…今度は前のベンチに……)

転「うぅ…」(こうなったらアイツらが会話を始めたスキに死角まで走るしか……)


女「男…」

男「は、はい…」(何だこの健やかな表情…)


転(……きたッ!!)ダッ


女「私は今…一つの死線を越えたのですね」

男「はあ…」(死線?ていうか何故敬語?)
139 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/05(金) 02:46:06.71 ID:wka8E6E0
女「きっと、きっとまた一回り大きくなったと思うのだ。ジェントルマンとしても、一人の人間としても…」

男(何言ってるんだコイツ…)

女「だから…君と一緒にこの映画を見れてよかった。そう考えることにする」

男「じゃあまたホラー映画見に行きま」

女「いやそれには及ばんよ。私はもう乗り越えたのだからな」

男(ん?)

女「今後もう二度と、二度とホラー映画を見る必要はない。今度来るときは是非ベイブ2を――」

男(今視界の端に全力疾走する例の子が見えた気が……)チラッ


転「はぁ…はぁ……」ゼェゼェ


女「誤解しないで欲しいのは私は決してもうホラーに臆していないということだ」

男「うんうん」(下着店の前へ走ってたのか…しかし……)

女「そのような事実はもはや遠い昔の事なのであって、ただ単純にベイブ2の方が――」

男「へぇー」(後ろ姿の上にキャップを被ってるとはいえあの特徴的な金髪ロールはやっぱりどう考えても…)

女「って真面目に人の話を聞けーーーー!!」ブンブン


店「急に血相変えて走っていきましたね…」「心配事も消えたし入り口に誰も近づけないって事態は解決したが…」「なんだったんでしょうね、あの人…」ヒソヒソ
140 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/05(金) 02:47:24.05 ID:wka8E6E0
今日はとりあえず寝ます
あいかわらず進展少なくてすいません…なんとかデート中にいろんな意味でケリつけたいです。ジェントルマン絶賛募集中
141 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/05(金) 03:10:00.19 ID:wka8E6E0
転(よ、よかった…多分気づかれて無いわ……見られてたとしてもこの完璧な変装じゃね……)ゼェゼェ

転(と…とにかく早く新しいパンツを買って…アイツらがベンチを離れないうちにトイレで代えなきゃ…)

転「こっ、コレ下さい…」グスッ

店「は、はい」

転(にしても……)

転「っ……」プルプル

店「お、お客様…?」

転(まっ、まさかホントに…うぅっ……)プルプル

店「あの…」

転(お漏らし…しちゃうなんて……)ポロポロ

店「お釣りを…」

転「っ…は、はい!!」ゴシゴシ


寝る直前に最後の投下
142 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/05(金) 09:27:08.87 ID:Hyzy0U6o
スペシャル支援
143 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv :2009/06/05(金) 13:23:24.03 ID:6q6OJgDO
転「ねぇ女。ちょっといいかしら?」

女「む、転。一体なんのようだ?」サッ

転「まぁそんな構えないでよ。男もいないんだし休戦よ。 ねぇ貴女は・・・その・・・キスとかしたことあるの?」

女「ふぇ!?キ、キ、キス?!あっあるわけないだろ! その、手を繋いだことなら・・・てっ転はどうなんだ!?」

転「なっ・・・(私、手を繋いだことすらないのに)あっあるに決まってるでしょ!この年なら当然よ!」

女「なっ(当・・・然・・・?)えぇいうるさい!そのようなことに年は関係ない!誰としたかじゃないのか!?」

転「むっ(確かに・・・)ふっふん!貴女にはちょっと早い話しだったようね! じゃあね」クル

女「ふん・・・(あぁ言ったが転には負けん!)」クル

転「(女は男とまだキスしてない!してない!)」

女・転「「負けないから!」」クル!

男「(なにやってんだこいつら・・・)」


支援
144 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/06/05(金) 14:33:18.29 ID:idNOfoDO
転校生が金髪縦ロールだと?
なぜ今まで隠していた
145 :旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv [sage]:2009/06/05(金) 17:01:41.73 ID:WYw77DIo
>>144参考画像

http://momizi.xrea.jp/src/vip11657.jpg
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/05(金) 20:40:01.29 ID:WYw77DIo
wwktk
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/05(金) 20:49:08.15 ID:idNOfoDO
>>145
その絵の存在をすっかり忘れてた
吊ってくるよDio様
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/05(金) 20:52:21.67 ID:wka8E6E0
すまん もうちとしたら書ける 支援SSありがとう…うぅ…
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/05(金) 23:30:28.05 ID:wka8E6E0
転(つっ、次はトイレね……)

――ただいま故障中

転「うぇ…」ヘタッ

転「うっ…ふぇっ…」(だ、だめ!!こんなトコで泣いちゃ…!!)

転「…ぅ」ゴシゴシ

転(な、なんとか他にトイレは…うぅっ……)キョロキョロ


男「痛ー…」

女「ったく、人の話は真剣に耳を傾けたまえ!!礼儀だぞ!!」

男「ごめん、ごめん…」

女「で…」

男「ん?」

女「つ、次はどこにいくのだ…デッ、デート…なんだろ?///」

男「そうだなぁ…って元はといえば女が誘ったんじゃ……」

女「そっ、そうだが…今日の私はレディーだ……男がリードしてくれ……」


転(あっ…ベンチの真後ろに公衆トイレが……)


ごめん、千と千尋がおもしろい…
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/05(金) 23:59:21.38 ID:wka8E6E0
転(ちょっと近いけど…後ろなら気づかれないわよね……)


男「う〜ん…そうはいってもなぁ」キョロキョロ

女「わっ、私は別に…男と行けるなら…どこでも……」

男「あ…」(まだいる…)


転「……」コソコソ


女「どうかしたのか?」

男「あっ、いや…」(やっぱどうみても転校生さんだ…なんであんな格好でコソコソ…)

女「……」ムスッ

男「ん?なに頬ふくらませて……」(もしかして俺達のことつけて…)

女「そんなに私とのデートが退屈か…?」

男「そっ、そんなことないよ。ただほら、え〜と…」(あ〜!!だめだ…!!)

女「ふん…」

男「そう!!実はさっきからトイレいきたくってさ!!」

女「なっ…!?なら無理しないで早くいってこい……!!」

男「ごっ、ごめん!!すぐ戻るよ」ガタッ

女「…すぐだからな、余りレディーを待たせるなよ」

男(こっちから近づいて確かめよう、このままじゃ頭がモヤモヤしてなんも集中できねぇ…)
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 00:01:22.45 ID:5.Ds2dQ0
支援
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 00:19:38.90 ID:YC/EhBo0
転(木が邪魔でよく見えないけど…ジェリーのシルクハットが見えるし…まだ話してるわよね……?)

転(早いとこすませないと…)


男(あ、公衆トイレに入ってった……ちょうどいいな)


転(うっ…やっぱりシミに……)グスッ

転(わっ、私は……誇り高き……シュヴリェの末裔…なのに…)

―――パサッ

転「なのに…何で…こんなっ…うぅ……」プルプル

転「ふぇっ…えぐっ……」

転「ふええええぇぇぇぇぇん……」ポロポロ


男(遅いなぁ…早くしないと女が……)

男(あぁ…帽子の先しか見えんがめっちゃキョロキョロしてるし……)
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 00:30:37.80 ID:YC/EhBo0
転「……」グスッ

転(なんか…スッキリしたわ……)

転「フフ…」(もう変な感じしないし…って)

転「ッ!!」ガタッ

転(い、いけない!!ゆっくりしてたらアイツら…!!)ダッ

――バッ

転「え…?」

男「やっぱり…」

転「ぇ…あ…いや……」オロオロ

男「転校生さん…だよね?」

転「ちっ、違!!私は…!!えーと……」

男「……」

転「えと…」

男「……」

転「うぅ…」


女「遅い、遅いぞ、男ぉ…」キョロキョロ
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 00:36:43.69 ID:Qh/jCUDO
シエンヌ
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 00:46:27.72 ID:YC/EhBo0
転「……」

男「もしかして…つけてた?」

転「ちっ、違う…!!これは偶然でっ……!!」

男「ほら…だってホントに偶然ならそんな反応しないよ」

転「あ…」(しまった…)

男「映画館にもいたよね?一体いつから…」

転「じっ、自意識過剰な事いわないで…!!一人で映画見てちゃ悪いの!?」

男「ならなんでそんな格好してコソコソ…あきらかにこっち気づいてたし……」

転「そ、それは…」

男「学校では見かけたらよく話かけてくれるじゃん…なのに知らんぷりして……」

転(まっ、まずいわ…!!何か…!!何かうまい言い訳を……!!)

男「大体なんでそんなこと――」

――バンッ

男友「よぉ男!!偶然だなぁ!!こんな所で会うなんて!!」

転「!!」
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 00:51:00.02 ID:YC/EhBo0
男「おっ、おま…いきなり……」ゲホッ

男友「あっ、転校生さ――」

転「会いたかったわぁ♪」ガバッ

男友「なっ…!?」

男「え……」
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 01:12:17.34 ID:YC/EhBo0
転「もぅ!!遅れすぎよぅ!!おかげで映画館で時間潰してたんだからね!!」

男友「えっ?なっ、何?何こ――」

―――ギュウウゥ

男友「うがぁっ…!?」

転「いい?アンタと私はデートしてるの。アンタは急用ができてメールでそれを私に伝えた……」ヒソヒソ

男友「なっ…何をいって…」

―――メキメキッ

男友「ぐおぉ…!!」

転「黙って聞いて。それで私はその間映画館で時間を潰していた、で今メールの通りアンタが来た。コンプレアスィオン?」ヒソヒソ

男友「ぜっ、全然意味が…!!」

―――バキバキッ

男友「ぎゃあああっ!!」

転「もう一度だけ聞くわ。コンプレアスィオン?」ヒソヒソ

男友「ウィ!!ウィ…!!」


男「えーと…」
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 01:17:32.50 ID:Vbv8woDO
(。○∀・)シエントルマン
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 01:31:34.61 ID:YC/EhBo0
男「これは一体…」

転「あら?見ての通りデートよ」

男「え…お前等付き合ってたの?」

転「……」ギロリ

男友「う、うん…!!」

転「もうホント遅れすぎよぅ!!」

男友「ハハ…メ、メールで伝えたじゃん」

転「だからって長すぎるわよ!!おかげで映・画・館で待ってたんだからね!!」(ビアン、男友!!)

男「なっ…おま…じゃ昨日のは……」

男友(ん?昨日の…?)

転「だ、だからいったでしょ!!ただの暇つぶしって!!アンタの事なんてどうでもいいの!!」

男友(あー…)

転「私ほどの女になると放っておいても男が来るのよ。ね、男友♪」ギュッ

男友「ハハ…そうね…」(なるほどな…)

男「……」
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 01:49:19.51 ID:YC/EhBo0
男「ちょっと男友こっち来てくれ」

転「あら?デートの邪魔しないでくれる?」ギュウゥゥ

男友「ぐあぁ…!!そ、そうだぞ!!男ぉ…」

―――バッ

女「男!!すぐ後ろにいるなら何でいわ――ッ!?」

男友「なっ…」

女「な、ななな何で…フロッガーに転校生君まで……」

転(来たわね…)

男友「もしかして男とデートしてたの?」

女「う、うぁ…///」カアァァ

男「ああ…」

男友「そっか…」(やっぱり…あの時けっこう露骨に邪魔者扱いされた感じだったもんなぁ……)

男「じっ、じゃあ俺達は……」

男友「う、うん…」(んでひさしぶりに女の子と絡んだと思ったらコレか……)

転「ダブルデートしようって言いなさい」ヒソヒソ

男友「え?」

転「ダブルデートしようって言うのよ」ヒソヒソ

男友「でっ、でも…」

―――ギュウッ…
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 02:02:47.18 ID:ldxXufQo
なんとすごい転校生だwwwwww 
し支援
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 02:06:05.98 ID:YC/EhBo0
男友「ダブルデートしませんか?」

男&女「!?」

転「あら?何を言い出すかと思ったら空気読みなさいよね、まったく…」

男友「ハハ……」(うぅ…)

女(ダブルデート…って事フロッガーは男友君と?)

男「……」

転「でもまぁ…流石の私でもダブルデートは始めてかも、ちょっと楽しそうね」

男(おかしい…男友の性格上絶対転校生さんなんかと付き合ってたらメールででも自慢しまくるハズだ)

女(じゃあフロッガーは男に興味がない?フフ…)

男(それに何か男友の様子も変だし…ここはダブルデートの案に乗ってホントに付き合ってるかどうか探るか…?)

転「私は賛成してもいいわ、なんせ始めてだし」ギュウゥゥ…

男友「あー!!ダブルデートしたいなー!!」
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 02:10:40.77 ID:yw/8ka.o
ほうほう
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 02:19:49.21 ID:YC/EhBo0
男「…わかった」

転「ッ!!」グッ!!

男友「……」

女「……」ニヤニヤ

転「じゃあそうと決まったらどこに行くか皆で決めましょ!!」

男「ああ…」

転「私から無断で離れたら…解るわよね?」ギュッ…

男友「はっ、はい!!」ゾクッ

男「そっちは…どこに行きたいんだ?」

転「んー、何でもいいわよ。そっちに合わせるわ」

男「じゃ女、お前は…」

女「へっ…!?あ、ああ!!」

男「…皆でどこいきたい?」

女「え…?皆…?」

転「聞いてなかったの?ダブルデートする事になったのよ」
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 02:27:10.09 ID:YC/EhBo0
女「うぅ…なんでホントにダブルデートなんか……」(せっかく二人っきりだったのに…)

男「ごめん…」

女「……」グスッ

男「向こうに無理矢理頼まれちゃってさ…」

転「男も乗り気でよかったわねぇ!!男友!!」

男友「う、うん…」

女「うぅ……」ギロッ

男「ごめんってば…今度は俺からまたデートに誘うからさ…もちろん二人っきりで…」ヒソヒソ

女「ぜ…絶対だからな…」グスッ

転「……」イラッ

―――ギュウッ

男友「うぐぁ!?」
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 02:40:46.03 ID:Qh/jCUDO
寝る前シエンヌ

>>1も無理するなよおやすみ
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 02:42:22.84 ID:ldxXufQo
男友カワイソスwwwwww スペシャル支援
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 02:58:36.99 ID:YC/EhBo0
女(くぅ…あいつ等がいたら恥ずかしくて腕も組めないではないか……)

男「……」ジイィィ

転(やっぱり疑ってるわね……なっ、なら…!!)コテッ

男友「っ…///」

女(フッ、フロッガーのヤツ…私達の前なのに恥ずかしげもなく…腕を組むのみならず肩に頭を……)

男友(さっきまで力まかせに締め上げられてただけだったから全然わからなかったけど……)

転「あ、あがりすぎよ…カップルって設定なんだからもっと堂々としてなさい」ヒソヒソ

男友(やさしくぎゅってされると…肘に胸が当たって…肩にもたれかかってる髪から…いい匂いが……)

男(うーん…なんか……嘘っぽいというか白々しいんだよなぁ……)

女「……」チラッ

男「……」

女(私も…ああいう風にしたいのに…なんでリードしてくれんのだ…うぅ……)グスッ
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 03:01:44.91 ID:YC/EhBo0
そろそろ寝てきま 思いつきでとんでもない事しちゃったと今後悔してますwwwwwwww
あぁ…むやみデートフラグ立てて後悔したばっかなのにorz
おやすいみー    思いついたら(以下略  
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 03:05:22.17 ID:ldxXufQo
>>169 構わんよ  乙
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 15:16:33.27 ID:Qh/jCUDO
シエンヌ
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 23:25:18.09 ID:YC/EhBo0
遅くなってすいません 今からちとがんばります
誰かいるかな
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 23:33:43.36 ID:Vbv8woDO
(。○∀・)イマスヨ
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/06(土) 23:43:35.64 ID:xHu873wo
誰もいませんよ
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 00:07:06.57 ID:PRkSVd60
男「……」グイッ

女「あっ…」

男「もっともたれ掛かってもいいんだぞ」チラッ

女「……///」コクッ

転(こっちの様子伺ってるわね…だめ、顔にだしちゃだめよ……)イライラ

男友(あ、上がるなって言われても…このシュチュは……)

女(フフ、男がやっとリードしてくれた……///)

男「可愛いなぁ、女は」ナデナデ

女「なっ…///」

転「くっ…!!」ギュッ

男友「あ…がぁ……」(2重の意味でキツイぜ……!!)


いつもだけど遅いが勘弁ね、昨日の思いつき展開のツケ今払ってるんでwwwwww
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 00:16:20.45 ID:PRkSVd60
女「お、おとこ…」ヒソヒソ

男「ん…?」ナデナデ

女「な、なでなではちょっと恥ずかしい…アイツ等がいるのに……」ヒソヒソ

男「だってエスコートしろって言ったじゃん、それに向こうだって腕くんだりしてるよ」ナデナデ

女「でっ、でも一応私は…その…普段はジェントルマンなんだし……」

男「今日はレディーだろ?」ナデナデ

女「そ、それはそうだが…レディーにしてもなでなでっていうのは……」

男「ならもう普段からしないね」ピタッ

女「あぅ…」

男「……」チラッ


転「ッ……」ゴゴゴゴ

男友「ぐ…けぇ…」(やばい…なんか目覚めそう……)


女「そ、それは…イヤだ……」

男「なら我慢、我慢」ナデナデ

女「うぅ…///」カアァァ

男(明らかに変なオーラが……)
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 00:45:20.41 ID:PRkSVd60
男友(それにしても薄々気づいてはいたが…)チラッ


男「でさ〜」

女「フフ…///」


男友(まさかここまでラブラブだったとは…ていうかマスター何かちょっとキャラ違うな……)

転「ボッーとしてないでアンタもなんかカップルっぽい事しなさいよ」ヒソヒソ

男友「え…でも他に何が?」(あぁ、この人もか…いやコッチはちょっと所じゃないけど……)

転「つ、使えないわね…もっと色々あるでしょ……」ヒソヒソ

男友「色々…」(乱暴だし…)

転「その…ホラ……頭を撫でたり…とか」ヒソヒソ

男友「それって二番煎じゃ…」(我侭だし…)

転「う、うるさいわね…いいからさっさとやんなさいよ」ヒソヒソ

男友「はいはい…」(馬鹿だし…)

―――ナデナデ

転「痛っ…も、もうちょっと優しく撫でなさいよ…馬鹿……」

男友「わ、悪い…」

転「ったく…ホント使えないわね……」

男友(なんか…普段の完璧な転校生さんより……)ナデナデ

転「……///」

男友(可愛いし…)ナデナデ
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/07(日) 00:52:20.90 ID:dE5.uCIo
支援!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 01:17:29.97 ID:PRkSVd60

男友(ホント美人だよなぁ…)ナデナデ

男友(俺、こんな美人と腕を組んで休日の街を歩いてるんだよな……)ナデナデ

転「……」

男友「はぁ…」ナデナデ

転「な、何よ…溜息なんてついてたら向こうに怪しまれるじゃない……」ヒソヒソ

男友「ごめん…」(でもこの人も…)

転「いい?結局次は私が提案したレストランに行くことになったんだからしっかり頼むわよ…」ヒソヒソ

男友「うん…」(男が好きなんだよなぁ…畜生…今こうして歩いてるのだって……)

転「どうしたの?さっきから元気ないじゃない」ヒソヒソ

男友「いや…」(そりゃまあねぇ…)

転「アンタみたいな男が私と設定とはいえデートできるんだから感謝なさい」ヒソヒソ

男友「はい…」(こんな事言われても…そうだと頭で解ってはいても……)ナデナデ

転「だから元気だしなさいってば」ヒソヒソ

男友(嬉しいって感じちまう…ハハ……我ながら情けなくなってくるな……)ナデナデ
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 01:30:47.09 ID:PRkSVd60
男(やっぱり怪しい…さっきから何かやたらヒソヒソしてるし……)
男(大体デートの邪魔するなって言ったくせにダブルデートを提案してきて……)
男(まぁいい、次のレストランで必ずボロを――)

女「……」グイッ
男「ん?」

女「なでなで…止まってる…」ボソッ
男「あ、ごめん」ナデナデ
女「……///」
男(くっ…しかし可愛いなぁ…女は…)ナデナデ
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 02:10:10.13 ID:PRkSVd60
すまん、難産だ…
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 02:21:33.56 ID:1/6jKYDO
難産か・・・無理すんなよ
支援!
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 02:29:03.65 ID:PRkSVd60
転「どう?いい感じのレストランでしょ?手頃な値段で本場のフレンチが食べられるのよ」

男&男友「うっ…」(手頃な値段…?)

女「…ふん」ムスッ

転「あら、女さんったら御機嫌ナナメね?繊細で美味なフレンチは粗野で単純なジェリーのお口には合わないかしら?」

男(俺が女の悪口言わて怒ったの解ってるハズなのに…随分また喧嘩腰だな……)

男友(うわ…前から仲悪いだろうとは思ってたが…ここまで露骨に……)

女「い、いや私は別に上機嫌だぞ…」ピクピク

転「なっ…」(言い返してこない…?)

男(そうか…男友がいるから……)

男友(あれ?マスター、意外と大人というか…普段通りだな……)

転「なによ…猫被っちゃって……」
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 02:49:34.27 ID:PRkSVd60
女「……」カチャカチャ

男友「おお、マスターフレンチが初めてって言ってたのになんかすごいちゃんとしてるね」

女「フフ、マナーの基本はどこも同じだよ男友君。ジェントルマン足る者これくらいできて当然――」

男「ほら、女。あーんして」

女「っ!!やっ、やめ……」

男「ん?何で?」

女「だ、だって隣に……」ヒソヒソ

男「でも朝は自分からあーんしてって言ってたじゃん」ニヤニヤ

男友「え?マスターが?」

女「うっ…いっ、いやそれは…その……///」カアァァ

男「ほら、あーん」


転(あっ、朝から二人であーんですって……?)イラッ
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 02:55:56.44 ID:PRkSVd60
転「……」イライラ

男友(あ…なんかコレ俺に嫌なフラグ立ってる気が……)


女「うぅ……」

男「ほら口空けて」

女「……」

男「空けるだけじゃなくてあーんって言ってよ」

女「あ、あーん///」


―――グリッ


男友「ぐおぅっ…!!」ガタッ


男「ん?」

女「ほぇ…?」モグモグ


転「もう、変な声だして…マナー悪いわよ♪」

男友(あっ…足がぁ……)
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 03:21:40.23 ID:PRkSVd60
女「……///」モグモグ

転「っ…」グリリィッ…

男友(何回あーんしてんだこの2人…おかげ様で俺の足はもう痺れて感覚が麻痺してるんだが……)

男「ほら、あーん」チラッ


転(クウッ…あーんの度にこっちをチラチラと……)


女「っ♪あー」

男友「マスターちょっとそこのお水とってくれない?」

女「ぁ…」

男友「ん?」

女「ぁぅ…///」カアァァ

男友(あぁ、急に引き戻しちゃったからか…)

女「ほ、ほら水だ!!う、うう受け取りたまえっ……///!!」

男友「あっ、ありがとう…」

女「……ぅぅ」
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 03:34:18.70 ID:PRkSVd60
転「あーん」

男友「え?」

転「何やってるのよ、あーんしなさい」

男友「な、な…」

転「何いまさら照れてるのよ、いつもやってるでしょ。ほら、あーん」

男(いつも…?)

男友「う…えと…」

―――ガスッ

男友「ッ…!!」

転「あーん♪」

男友「あーん!!」

転「フフ、おいしい?」チラッ

男「……」

男友「ふぁ、ふぁい…」グスッ

転(あの目じゃ…まだ信じてないわね……)

男友(太ももの内側に……うぅ…痛ぇ…)
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 03:53:44.58 ID:PRkSVd60
転「じゃあ今度はこっちにあーんってして、ね?」

男友「うっ…///」

転「…?」

男友(や、やばい…なんか……)ドキドキ

転「……」

男友(自分が転校生さんに…あーんってすると思うと……)ドキドキ

転「……」スッ

男友「!!」

―――サッ

男友「ほっ、ほらあーん」

転「あーん♪」

男友「ハハ…」(畜生…)

転「んぐ…はむ……」モグモグ

男友(可愛いなぁ畜生……)

転「……」
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 03:56:27.77 ID:PRkSVd60
今日はもう寝ます
しかしホント遅くてすいません、さっき見てみたらもうパー速きてから一週間も……
自分でもSS書いててこんな難産初めてです… 

この先まだかなりかかりそうですが許してください…
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 04:01:12.81 ID:dE5.uCIo
乙! それでも支援するのをやめない
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 08:12:59.93 ID:SOKBg3ko
応援してるぜ
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 08:51:27.17 ID:D6ITiuo0
ラブラブすぎワロタ
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 09:35:05.63 ID:RuTEYO6o
転校生と男友がひっつくのは安易だな
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 15:10:21.71 ID:1/6jKYDO
おっと転のフラグをへし折るのはそこまでだ
転を応援してるんだぜ
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 15:22:54.80 ID:dE5.uCIo
だがおんなは男の嫁ッ・・・・・!
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 20:57:18.69 ID:D6ITiuo0
男友可愛いなぁ畜生・・・
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 23:29:06.10 ID:5tKSjkAO
男友…。胸がキュンキュンすると同時に泣いた
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 23:40:25.17 ID:PRkSVd60
男「ふぅ、ごちそうさま」

女「うむ。中々おいしかったな」

転「あら?あなたに味がわかるなんて意外ね。ジェリーはマックが一番好きなものかと思ってたわ」

男(コイツ、女が素直においしいって褒めたのに……)

女「フフ…そ、そうか?私はマック等一度も行った事ないが……」ピクピク

転「じゃあモスバーガーかしら?それともサジョナサンとか?ベタベタ油っこくてあなた好みじゃなくて?」

女「ぐ…だっ、だから私はそういう所はあまり……」ピクピク

男「……」イラッ

男友(あー完全に喧嘩売ってるな、こりゃ……)

転「えー?じゃあ…」

――カチャンッ!!

転&男友「ッ…」ビクッ

男「転校生さんって――」

転「な、何よ…」

男友(男のヤツ、今絶対わざと皿にフォークを……)

女「よっ、よせ…私は別に……」ヒソヒソ
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/07(日) 23:42:41.34 ID:TIdNjeQ0
支援
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 00:16:36.61 ID:9YOxkOQ0
男「いつから男友と付き合ってるの?」

転「え…?」

男「いやさっき『いつもやってるでしょ』って言ってたからさ」

女「……」ホッ

転「あ、えと…それは……」(しまった…つい対抗して…)

女「わ、私も気になるぞ!!いつからなのだ!?」

男友「ハハ…」

転「た、たしか…はっきり覚えてないけど…その……」オロオロ

男「……」ジィィ

転「その…」

女「?」

転(どうしよう…うかつな事いったら益々怪しま――)

男友「…2週間前だよ」ボソッ

転(なっ…!?何で2週間前……)

男「へぇ、2人とも特にそんな親しい様には見えなかったけど……」(なんというか…)

男友「ちょうどそんくらい前に転校生さん図書委員会にはいったろ?」

男「あー、そうだったかも」(初めて男友から能動的に話に入ってきたな…)

転(そういえば立候補して入ったわね…サボれる割に人ウケはいいし……)
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/08(月) 00:54:04.97 ID:RTGQJdoo
続きマダー?
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 01:17:57.94 ID:9YOxkOQ0
男(俺はこいつと一緒に入ったけど、俺だけ辞めてたんだっけな……)

男友「人少なくて担当する曜日がかぶってたから、転校生さんに仕事教えることになったんだ」

男「お前図書委員なんて殆ど全部さぼってたじゃん…」

男友「い、いやその日は偶然先生に捕まっちまってな」

転「あ…」(初めて委員の仕事をしたとき…コイツに教わったような……)

男友「初めて2人っきりで話して…」

転(たしか…話たってカバーの付け方とか、本の貸し出し記録の見方とかだけだったけど……)

男友「意外と気が会ってね」

転(嘘…仕事の話以外した覚えないわ……)

男友「次の担当日にはもっと仲良く話して…」

転(それも嘘…初日以外全部適当な理由つけてサボってる…大体週三なんて多すぎるのよ…五分の三じゃない……)

女「ふむふむ…」

転(それにコイツだって殆ど全部サボってるみたいだし…よくまぁこんな簡単にボロのでそうな嘘を抜けぬけと……)

男友「気がついたらまだ最初に話した日からほんの少ししかたってないのに好きになっちゃってさ…ハハ……」

転(どうせでしゃばるならもうちょっとマシな嘘を……)

男友「そんで思い切ってダメモトで告白してみたらら、OK貰えたんだ」

男「なるほどね…」

女「おお、やるなぁ男友君」

転(あれ…?意外と信じてる?)

男「だから最近放課後お前見かけなかったのか、前は何曜日だろうが教室か校庭で遊んでもんな」

男友「あ、ああ…」

転(なっ…)
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 01:18:37.31 ID:3q2cnUDO
あれ?今日って月曜じゃね?
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/08(月) 01:21:21.01 ID:rxoxFrEo
返してよぅ    \仕事行きたくねえええええええええ/| ∧         ∧
 ̄∨ ̄ ̄ ̄   \ええええええええええええええ /|      ̄ ̄ ̄    ヽ
  ∧_∧      \ええええええええええええ/| ̄ ̄月曜日 ̄ ̄ ̄ ̄)
 ( ´Д⊂ヽ       \ええええええええ/ / | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.\
⊂    ノ         \  ∧∧∧∧∧/   |ヽ-=・=-′ ヽ-=・=-  /
  人  Y           <     げつ .>   |::    \___/    /
 し (_)           < 予   よ  >   |:::::::    \/     /
―――――――――――‐< 感  う  >―――――――――――――――――――‐
                 < !!!!!  び  >ピーコとパー子組ませたら
                 <     の  >ペーが無職でプーになる        ぽ
|:;:;  ∧_∧         ∨∨∨∨∨
|:;:  <=( ´∀`)         /  ≡  || \                    ハ_ハ
|:;./              /   ≡  ||  \            ハ_ハ    (^( 'A`)^)
|/  日曜          /  ≡  ∧||∧  \         ('('A`∩    )  /
やさしいかおで      /   ゴー ( / ⌒ヽ  \        ヽ  〈   (_ノ_ノ
どんぞこへおとす    /     ≡  | |   |    \        ヽヽ_)
さざえさんがおわれば /     ≡  ∪ 亅|     \
もうげつよう      /      ≡   | | |        \
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 01:22:19.05 ID:9YOxkOQ0
すまん…難産なので……
後今日かなり色々あったから途中で寝落ちしちゃうかも……
重ねてすまん…
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 01:35:59.77 ID:3q2cnUDO
無理すんなよ、色々あったんならまた明日書けばいいさ。ゆっくり休め
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 01:58:48.79 ID:9YOxkOQ0
転「……」


店「食後のお飲み物になります」カチャカチャ


転「メルシー…」

女「うむ」(む、頼んでおいた紅茶が来たな……)

男「そっか」(意外と…)

女(コーヒーと選べたが…フフ、ここは敢えて紅茶にしたのだ……)ドキドキ

男友「ハハ、驚かないのか?」

男「付き合ってる時点で充分驚いてるよ」(ホントなのかな…自慢してこなかったのも初めてできた彼女だろうし……照れくさかったとか…)

女(さあ、見せてもらおうか…フロッガー共にマトモな紅茶が煎れられるか否か!!)ドキドキ

男友「だろうな…」

男「自分で言うか」(でも…だとしたら昨日の転校生さんのアレは?)

女「……」ズズ

男友「で、そっちはいつから付き合ってんだ?」

転「!!」

男「うっ…」

女「ブフッ!!?」

男友「うおッ…!?」

転「な、何よ…汚いわねぇ…」(この反応…やっぱりまだ付き合ってはいないのね、フフ)

男「……すいません、布巾もってきてください」
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 02:03:10.94 ID:9YOxkOQ0
また大してすすまんかったが…すまん、お言葉に甘えて寝てきま
シメまであと何日かかるのか自分でも……
思いついたら(以下略  自分が思いつかんもんで
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 02:37:12.86 ID:kvLogWco
乙応援してるぜ
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 02:57:22.31 ID:9YOxkOQ0
>>202 の次 後付じゃないよ!!本当だよ!! 今度こそ寝てきま…疲れた……


男「でも放課後転校生さん結構立食会とか教室でしてた気が……」

女「む、そういえばそうだな」

男友「ッ…!!」(うっ、しまった…!!)

転(ホラ、見なさい…!!この馬鹿!!)

男友「いっ、いや、仕事は俺のが早いからさ…俺がパパッとやってたんだよ」(ここんとこ真面目に仕事してたからな…まさか担当の曜日でもそんなコトしてるとは…)

男「パパッたって結構あるぞアレ、そんな仕事を一人で?カップルなのに…」

男友「あれ意外と汚れる仕事だろ?し書庫とか埃かぶってるし掃除も大変だし…か、彼女にそんなことさせたくないじゃん」(転校生さんも相当太いな…理由つけて休んどいて……)

転「……」

男「まあわからんでもないけど…じゃあ2人共サボればいい話じゃ……」

男友「わっ、わかるだろ…?俺はいいが転校生さんまで怒られるんだぞ?」(教室で立食会…俺でも教室は先生来る可能性高いからならべく目立たないように遊んでるのに……)

転(なんでよ…)

男「……」

男友「大抵は真面目なヤツが必ずどっちか一方にはいるし、だっ、だから転校生さんが俺と同じ曜日になった訳で…2人共いないってのは…」

転(なんでココまで必死になって嘘を…?)

男「でもなるべく一緒にいたくないのか?」

男友「た、たまに仕事中きてくれる…よ」(さすがに普段の放課後でもマスターと違って立食会しててもずっと教室にいるわけじゃないからな…)

転(無理矢理巻き込まれただけなのに…)

男「……」

男友「別に休日とか会えるしな…」(それに立食会してない日も割りとある…結構よく校舎動くらしいし……)

男「お前…」

男友「彼女思いってか?ハハ…」(なんとか乗り切った…か?我ながらとっさによくここまで……)

転(なんで…)
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 07:19:34.10 ID:pg6j13co
おもしろい
新キャラ出すとしたらロシア人にしておくれ
まぁ、出さんと思うけど・・・
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 12:26:44.07 ID:3q2cnUDO
うい
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 20:27:14.50 ID:9YOxkOQ0
女「けほっ…ごほっ……」

転「ったくこれだからジェリーは…」

男「俺達が…付き合い始めたのは……」

男友「あぁ…」

転「えっ…」ビクッ

女「ぁぅ…ぅ……///」カアァァ

男友「?」

転「いっ、いえ何でも…」(付き合い…始めた…?)

男「始めたのは…」(昨日のあの言葉…)


『―――だからどちらにせよ…わっ、わわわ私は…ずっとお前の傍にいてやる……///』


男(……あれで俺達は付き合う事になった…んだよな?)チラッ

女「……///」モジモジ

男(でも…同じ日の屋上で俺は……)

転「……」ギリッ…

男友「何だよ、今さら恥ずかしがってんのか?」

男「いや…」(いいのか…言っても……昨日という日は色んな事がありすぎた……)

男友「じゃあ早く言っちゃえよ」

男(昨日の転校生さんの件…今までの話が本当ならアレは……)


頑張る、人いるかな
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/08(月) 20:28:38.49 ID:rxoxFrEo
|ω・)チラリ
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/08(月) 20:28:45.67 ID:3tcXzJAo
いねーよがんばれ
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/08(月) 20:47:40.66 ID:kvLogWco
ほう
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 20:53:58.51 ID:9YOxkOQ0
転(何で…もしかして……私が知らなかっただけで二人はもうとっくに…?)

男友(なんだこの沈黙…聞いちゃマズい事だったのか……?)

男(話の流れによってはコイツを傷つける事になる…だが俺はコイツの友達だ……)

男友「……」

男(完全に信じた訳じゃないが…本当だとしたらいずれは言わなきゃいけない……それに)

転(だとしたら…私は今まで一体……)

男(それに俺は彼女の前で――)

女「……///」モジモジ

転(一体…何を……)

男「…昨日だ」(嘘をつきたくない……!!)


遅いのは勘弁
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/08(月) 21:30:34.21 ID:GKTGK5Ao
落ちないからきにすんなww
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 22:17:51.89 ID:9YOxkOQ0
女「ぅぅ…///」

転「!!」

男友「ハハ、昨日かよ。随分とまた最近の話だな」(ん?昨日…?)

男「ああ。放課後に俺から女に告白した」

男友「意外だなぁ、お前等仲良さそうだからてっきりもっと前からかと…」(あの時トイレの前で……)

転(放課後ってことは…あ、あの後に……)

男「ずっと好きだったんだが中々言えなくてな」

女「……///」

転「……」ギリッ

男「昨日機会が会って告白した」

転(その機会っていうのは……)

男友「そうか…」(昨日…転校生さんと…男にの間で…何が……)

男(転校生さん…表情が強張ってるな……やっぱり…)チラッ

転(私が男に…屋上で……)ブルブル

男友「な、なぁ」

男「ん?」

男友「機会って一体――」

転「っ……!!」ビクッ

男友「いっ、いや…何でも…ない」(転校生さん…)
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 22:59:53.94 ID:9YOxkOQ0
転「……」

男友(多分…知らなかったんだろうな…俺と同じで2人が付き合ってた事を…昨日の話だし……)

女「……///」ズズ…

男「ん?聞かないのか?」

男友「いやー他人ののろけなんて聞いたってなぁ」

男「何だよ、ソレ」(何で…聞かないんだ?お前こういう話大好きなタチだろ…それとも……)

男友「ハハ…」(だけどそもそもデートしてるのを見た時点で…なのにこの反応は……もしかして)

転「……」

男友(もしかして昨日…転校生さんは……男に…)

男(何か…あるのか……?)

男友「じゃ、じゃあさ。そろそろ次何処に行くか決めない?」

男「そうだな…」(話の筋も通ってはいた、が…さっきから感じるこの違和感は………)

女「こっ、これは…!!」パアァァ
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 23:24:30.73 ID:9YOxkOQ0
舵とりむづ杉wwwwww むぅ…
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/08(月) 23:50:52.01 ID:3q2cnUDO
これからこの4人はどこに向かうのでしょうか船長
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 00:01:43.70 ID:ngiwScDO
(。○∀・)乗組員は全員、船長を支援だ
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 00:10:33.31 ID:bUDNa.g0
転「……」

男友「てっ、転校生さんはどこ行きたい…?」

転「…そっ、そうね!!私は服を見に行きたいわ!!」

男友「おお、いいね」(声がちょっと…震えてる気が……)

男「女はどっかいきた」

女「うまい!!うまいぞこの紅茶!!」ワクワク

男「へ?」

転「……」

女「私が煎れたのと同じくらい美味だ!!フロッ、いやフランスの紅茶も中々なめたものでは…」

転「だから何よ?」(ダメ…)

男「……」イラッ

女「え、いや…だから美味だなと……」

転「当たり前の事じゃない。こと料理でジェリーが出来る事が我々に出来ないとでも?」(ダメよ…こんな事したら益々……)

女「なっ…別に……」

男「……」イライラ

転「言うにこと欠いて私が煎れたのと同じくらい?そんな下らない事で話の腰折らないでくださる?」(なのに…ヤダ…止まらない…なんで……)

女「そ、そんな…私はただ……うぅ…」グスッ

転「それでよくジェントルマンなんて――!!」ガタッ

男「!!」プツッ

男友「ゲプウウウゥッ!!」


ジャハンナムです
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 00:18:54.32 ID:JPSX/AA0
地獄かよwwwwwwwwww
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 00:26:52.26 ID:bUDNa.g0
男&転&女「!?」

男友「あー!!ゲップでちったWWWWWW」

男「お、おま…」(これって前男友がマスターしたって自慢してた……)

転「……」

男友「いやすまんすまんWWWWWW食いすぎたWWWWWWWW」

転「やっ…」

男「ハハ…」(止めて…くれたのか…?)

男友「あ、またでそうWWWWWW」

転「やーねー!!もう男友ったら♪」

男「ったく、お前ってヤツは…」

女「フ…フフ……」グスッ

男友「で、何だっけ?WWWWWWあっそうそうWWWW次行くとこ!!次いくとこ決めよ!!」

男「そ、そうだな。女どこに――」

転「……」
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 00:50:10.10 ID:bUDNa.g0
店「お会計はそちらのBランチとCランチの方合計○△円になります」

男「はい」(手頃ねぇ……)

女「うむ」(くぅ…明日からさらに節約しないと……)

男「あ。俺払うよ」

女「そっ、そんな…私はジェント」

男「今日の女はレディー、でこれはデート。だろ?」(館での事思い出したら…)

女「で、でも…こんなに……」

男「いいからいいから、可愛いレディーをエスコートしたいんだよ。払わせてくれ」(コイツにこんな払わせらんないからな…)

女「うぅ…す…すまない…///」


転「……」ギュウ…

男友「ぐ…」(なんとか機嫌直した様には見えるが…)

転「……」ギュウゥ

男友「ぁ…が…」(やっぱ痛ぇ…この分だと俺も転校生さんの分と2人分払わなきゃなんだろうなぁ…)
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/09(火) 00:53:41.62 ID:xLeHEMAO
しかし男友には転校生はやらん
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 01:12:14.35 ID:bUDNa.g0
転(あいつら…入り口狭いから外で待ってるわね……)

店「お会計はそちらのBランチとAランチの方合計○△円になります」

男友「はい…」(仕方ねぇ…身体だけじゃなく財布も痛いが……)

転「……」ゴソゴソ

男友「これで――」

転「はい」サッ

男友「えっ…」

転「何よ?」

男友「いや…てっきり俺が転校生さんの分も払うのかなって…」

転「思い上がらないで。アンタは私の恋人でも何でもないでしょう」

男友「そうだけど…こういうのは男が払うものよとか言いそうだったから……」

転「あら当然じゃない?」

男友「じゃあ何で…」

転「ッ!!そっ、それはアンタの事なんて一人前の男として少っしも認めてないからよ!!」

男友「そっか…」

転「そ、そうよ…馬鹿な事言わないで」

男友「……」

転「……」
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 01:45:11.62 ID:bUDNa.g0
転「さっ、行くわよ」ギュッ

男友「はぁ…」

転「何よ、その気の抜けた返事。元気だしなさいよね」

男友「怪しまれるから…?」

転「そ、そうよ。さっきも言ったでしょ。分かってるなら元気出してシャンとなさい」

男友「…転校生さんこそね」ボソッ

転「なっ…わ、私は充分元気だわ!!」

男友「ホントに…?」

転「ほ、ホントよ…」

男友「……」

転「……」

男友「転校生さん…」

転「もっ、モタモタしてないでとっとと出るわよ!!」

男友「う、うん…」

転「……」グスッ
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 01:46:39.06 ID:U9Gzm.DO
あれ?男友も中々のイケメンではないか
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 02:15:59.95 ID:bUDNa.g0
男友「待たせたな」

転「……」

男「ん、来たか。じゃあいこ」ギュッ

女「うむ…///」

転「……」

男友「ホラ、元気ださないと怪しまれんだろ?」ヒソヒソ

転「ッ…うっ、うっさいわね。分かってるわよ」(なんなのよコイツ…)

男「しかしホント髪サラサラだな、女は」ナデナデ

女「フフ///わ、私の自慢だからな…とうぜ」

男「へぇ〜」ワシャワシャ

女「こっ、こらぁ!!ワシャワシャするなー!!///」

男友(ハハ、相変わらずこっちが恥ずかしくなる様ないちゃつきっぷ……ん?)

転(なんでこんなに協力してくれるのよ…最初こそ引っ張ってこられただけって感じだったくせに……)

男友(腕が痛くないと思ったら……)

転(こっちは無理矢理アンタを巻き込んで…利用してるのよ…?)

男友(やっぱり…まださっきの事を……?)

転(そりゃまぁ私なんかとデートごっこが出来るだけでもアンタには贅沢すぎるくらいだけど…これじゃあ…)

男友「ハァ…」(ホントに男が…好きなんだな……)

転(これじゃあ私……)

―――ギュウゥッ

男友「バレんぞ、元気だせ。元気」ヒソヒソ

転「…えぇ」
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 02:38:41.97 ID:n4VZ7LUo
(。○∀・) 紅茶支援
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 02:43:01.49 ID:U9Gzm.DO
寝る前支援
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 03:07:45.03 ID:bUDNa.g0
女「あっ…」ピタッ

男「ん?どした?」

女「い、いやなんでもない…」

男「じゃあいくよ」

女「……」ジイィィ

男「もしかしてコレが欲しいの…?」(ワンちゃんTシャツ…)

女「ちっ、違ぅ……」

男「ならい」

――――グイッ

女「そ、そうだ!!確かクリスティーナがこういうモノを欲しがっていたのだ!!」

男「……」ニヤニヤ

女「なっ、なんだその目は…本当だぞ……」

男友「どうした?こんな所で立ち止まって?」

転「変な店…」

男「あぁ、女がこのシャツを――」

女「だっ、だからクリスティーナがと…!!」

転「へー…」

女「ぅ…///」

男友「この店こういうシリーズいっぱいあるみたいだな、入ってくか?」

男「そうだな。女入りたそうだし」ニヤニヤ

女「クゥッ…!!も、もういい!!わっ、私は別にこんな幼稚なモノ等欲しくは……!!」

男「ハイハイ、クリスティーナさんが欲しいんだよね」グイグイ

女「むうぅぅ…///」ズルズル
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 03:10:16.60 ID:bUDNa.g0
そろそろ寝て木間…今日も時間の割りに殆ど進みませんでしたが支援ホントサンクス…  申し訳ないでふ…明日もがんばるお できたら書いてお
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/09(火) 05:11:51.32 ID:N114qXQo
スペシャル支援だぞッっと
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 11:13:09.58 ID:U9Gzm.DO
ヽ(・`ω´・)ゝアゲッ
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 20:02:14.38 ID:U9Gzm.DO
更に期待あげ
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 21:23:01.87 ID:QMlgi460
パッと出の新キャラが転校生の夫か…
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 21:56:59.12 ID:bUDNa.g0
遅くなってすいません そろそろかけるとおもいます
>>240前前スレの最初の方に一応でてますおwwwwwwww女が男をお茶に誘うも空気読まずに
   入って可哀相な扱いをうけました
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 23:11:37.64 ID:bUDNa.g0
女「おぉ…」パアァァ

男「他にも欲しいものあった?」

女「こっ、これ…とかクリスティーナが喜ぶと思う……」ドキドキ

男「あれ?でもサイズ違くない?」(ネコちゃんTシャツか…ホント動物モンいっぱいあるな…)

女「そ、そんな事ないぞ!!私と調度同じくらいだ…だっ、だから……」

男(全然体系違うだろ…太ってるだろクリスティーナさん……)

女「しっ、しし試着してきてみる…」

男「へいへい」ニヤニヤ


転「…酷いセンスね」

男友「シーッ」
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 23:32:46.55 ID:O6RH1cI0
太ってるのか・・・クリスティーナさん
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 23:34:41.05 ID:4L8NLVco
乳が太ってるんだよな?な?
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 23:42:46.08 ID:bUDNa.g0
男「……」


男友「転校生さんは何か見ないの?」

転「こんなの私よりあなたのがお似合いよ」

男友「そ、そうかな…///」

転「な、なんでちょっと照れてるのよ…皮肉よ、皮肉」

男友「あ、そっか…」

転「ホント馬鹿ね…まあいいわ、私があなたの服見てあげる」

男友「これも…怪しまれないため?」ヒソヒソ

転「あっ、当たり前じゃない!!他に何があるのよ、何度も言わせないで…」ヒソヒソ



男(男友の様子が始めの頃より大分普段通りになってる感じはするけど……)

男(たまに全然男友らしくないんだよなぁ…恋愛話なんて一番くいつきそうなヤツなのに……)

男(カップルって割りには…仲いい様にも悪い様にも見えるし……うーん…)

男(だが確証がもてなきゃ…ならべく男友にあの話はしたくない……)
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/09(火) 23:45:43.57 ID:bUDNa.g0
>>243もう相当歳ですから 向こうの人は若い時綺麗でも劣化が……
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 00:07:26.13 ID:iAXIWvw0

転「……」

男友(アレ?もしかして結構真剣に選んでくれてたりするのかコレ)

転「……」

男友「……」

――ズイッ

転「ん」

男友「ちょ…これ…転校生さん……」

転「当ててみてよ」

男友「いいけど…」ピタッ

転「ぷっ…」

男友(ですよねー)

転「ぷっ…くっ…」プルプル

男友「ハハ…」

転「あはははははは!!バッカみたい〜!!」
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 00:18:57.42 ID:j3RzN2DO
転の何でもできるけど不器用な感じ好きだー
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 00:32:12.95 ID:iAXIWvw0
男(でも結構…楽しそうにしてるな2人共……)


転「あはは…はは……」プルプル

男友「あの、いくらなんでも笑いすぎじゃ…」

転「あは…は……」ポロポロ

男友「なっ…」

転「あっ、あれ…なんで……おかしいわね…」ポロポロ

男友「転校生さん…」

転「なっ…ひぐっ…涙が…勝手に……」ポロポロ


男「……?」チラッ


男友「ッ!!あ、あっちの方にもっと良さそうのがあるな!!行こうぜ!!」グイッ

転「ひっ…えぐっ……」ズルズル


女「お、男…着替え終わったぞ……来て見てくれ///」

男「おぅ」
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 00:46:01.46 ID:iAXIWvw0
男友「ど、どうしたんだよ」ヒソヒソ

転「べっ…別に何でもないわよ……」グスッ

男友「何でもなくないだろ…ホラ」サッ

転「あ、アンタの小汚いハンカチなんて誰が…!!」パシッ

男友「……」

転「……」グスッ

男友「じゃ、じゃあほら、テッシュあるからさ。涙拭かないと怪しまれ」ヒソヒソ

転「うっ…」

男友「ん?」

転「うぇっ…ひくっ……」ポロポロ

男友「な、なんでまた……」

転「うっ、うるさい……話し…ひっく…かけないで…よ……」ポロポロ

男友「……」


女「ど、どうだ…?」ドキドキ

男「おぉー可愛いじゃないか。似合ってるぞ」(ちょっとバカっぽいところがまたなんとも…)

女「そっ、そうか!!」パアァァ

男「シャツの猫もいいね」

女「フフ、そうだろう。目がくりっとしてて実に愛らしいではないか……」
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 01:11:55.45 ID:xZQFyYDO
(。○∀・)シエントルマン
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 01:56:46.93 ID:iAXIWvw0
男友「……」

転(何やってんのよ私…解らない……)

転(どうしたいの?男を振り向かせたいの…?)

転(後を付けて…好きでもないヤツと付き合ってる振りして…ダブルデートして……)

転(こんなことしても……本当は…何にもならない事くらい…それどころか余計男が遠くなる事くらい…)

転(わかってるハズじゃない……)

転(なのに…)

男友「……」

転(なのにこの馬鹿のせいで…益々……)

男友「……」

転(自分が…解らなく……)グスッ



男「コレどこで着るの?」

女「ふむ、そうだな。コイツが付いているから寝巻きとか部屋着に調度良さそうだな。フフフ…」

男「へー、寝巻きかぁ」(コイツって…ただのプリントされた猫だろが……)

女「うむ!!これでもうちょっとくらい暗くなっても怖くないぞ!!」

男「アレ?ところでそれクリスティーナさんが着るんじゃなかったっけ?」

女「あっ…」

男「……」ニヤニヤ
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 02:00:08.27 ID:iAXIWvw0
カーチャンマッサージに召集されたからそのまま寝落ちしちゃうかも…
殆ど進まんかったのに…すまん…
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 02:35:19.90 ID:3qNO5yYo
(。○∀・)マッサージ頑張りたまえシエン
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 07:50:12.51 ID:j3RzN2DO
もはよう支援
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/10(水) 18:35:09.38 ID:EpA817Uo
スペシャル支援
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 18:50:59.35 ID:iAXIWvw0
男「ジェントルマンがネコちゃんTシャツねぇ…」ニヤニヤ

女「うぅぅぅ…///」カアァァ

男「そっかぁ、普段あんないかめしい格好してるのにね〜」ニヤニヤ

女「きっ、貴様ァ…」


男友「ねぇ…」

転「……」グスッ

男友「あの2人なら向こうにいるし…よかったら」

転「……」

男友「何で泣いたりなんて…や、やっぱり男が…」

転「楽しかったのよ…」

男友「へ?何が?」

転「アンタと服を見てる時ね…一瞬だけどすごく……」

男友「え…」ドキッ


男「痛ぅ…肩が……」

女「おっ、お前が意地悪するからだぞ///!!人をからかう等ジェントルマンとして言語道断!!」

男「うぅ…寝る時に部屋の灯り殆どつけっぱなしなのは――」

女「……」チャッ

男「他にもあるみたいだしもっと色々見てみよっか」
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 18:55:46.00 ID:iAXIWvw0
書き溜めようと思ったが先が思いつかない…刹那的に思いついた文章を落としてかないと
先に進めそうにないんで……色々見落としてそうだけど勘弁だお
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 19:51:14.85 ID:iAXIWvw0
転「すごく…」

男友「……」


女「あっ!!あっちのも中々可愛いぞ、男!!」グイイィィ

男「ちょ…痛いって…ったく開き直りすぎだろ……」ズルズル


転「ッ!!男友ぉ〜♪」ギュッ

男友「えッ、ええッ…!?///」


男「っと…なんかお邪魔したみたいだな」(俺達が来た瞬間に…)

女「ぁ…///」


男友「い、いや…これは…ハハ…」

転「〜♪」スリスリ

男友「な…なな…」

転「……」グスッ

男友「あ…」(そっか、泣き顔を見られちゃうもんな……)
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 20:02:28.41 ID:iAXIWvw0
―――ギュッ

転「っ…」

男友「……」

転「ふっ…ぐっ……」プルプル

男友「大丈夫か?バレるこたぁない…」ヒソヒソ

転「くっ…うぅっ……」ギュウゥ

男友「無理…すんなよ……」ヒソヒソ

転「うえっ…ひぐっ……」ポロポロ

男友「いやー!!見せ付けるつもりはなかったんだけどなぁ!!ハハ」


男「ハハ…」(でも…こんなに強く抱き合って…嘘でこんな事………)

女「む、向こうの方まだ見ててなかったよな!!」

男「お、おぅ、そうだな。見てみるか…」(ホントに…気ぃ使っちまうじゃんか……)

女「……///」


男友「もう行ったぞ…」

転「うっ…うっさい…えぐっ…わね……」ポロポロ

男友「……」

転「も…もう少し…こうしてなさい…よ…」ポロポロ

男友「……」
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 21:12:03.42 ID:ov2lJ..0
支援じゃこらあああ
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 23:05:00.55 ID:iAXIWvw0
転(なんで…こんなヤツなんかに……)

男友「……」

転(私はコイツを利用してるだけ…だってアンタと私が釣り合うはずないじゃない……)

転(私は誇り高きシュヴァリェの末裔…言い寄って来る好い男なんていくらでもいるわ…アンタは何…?)

男友「……」

転(見てくれの悪い…どこの馬の骨とも解らない…知性も教養も無いただの下衆……身の程を知りなさいよ……)

転(アンタは私の言う事に嫌々従ってればいいの…渋々付いてきたらいいの……デートごっこに浮かれる事くらいは許してあげる…)

男友「……」

転「鹿…」(だからやめて……やめてよ…これ以上優しくしないで…揺れさせないで……)

男友「ん?」

転「馬鹿…」(私が応えてくれるとでも期待してるの…?)

男友「ハハ…確かによく言われるけども……」

転「アンタは大馬鹿……」(私の気持ちなんてとっくのとうに……知ってるくせに…こんな……)

男友「大はないんじゃないか…大は…」

転「そして…」(こんな事するなんて…)

男友「……」

転「卑怯者よ…」グスッ
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 23:05:14.65 ID:yZFUdqI0
支援
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 23:07:42.61 ID:iAXIWvw0

加速度的にジェントルマン関係なくなってる1が言うのもなんだけど
これ…一応新ジャンルなんだお…たまには思いだしてくれお……
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/10(水) 23:55:12.86 ID:iAXIWvw0
女「……///」グイグイ

男「お、おい。何処いくんだよ…」ズルズル

女「なぁ…」

男「なんでまたこんな隅に……」

女「アイツ等…仲良さそうだったな……」

男「ん?あぁ…そうだな……」(確かに…)

女「……」キョロキョロ

男(急に…距離が近くなってる様な感じだけど……)

女「私達も…だな……も、もっと仲良さそうにしても…良いんじゃないか?」

男「へ…?」


転「もう…大丈夫……」グスッ

男友「ホントに…?」

転「えぇ…」

男友「ねぇ…さっきの話なんだけどさ……」

転「……」

男友「すごいって言った後…一体なんて……」

転「忘れなさい」

男友「え?」

転「さっきの事も全部、私は泣いてなんかいない……」


ジェントルマンネタ…書いてくれお……
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/11(木) 00:19:38.63 ID:09aY5ASO
書きたいけど文才がないんだお!
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/11(木) 00:32:34.63 ID:C0jkoAY0
女「だっ、だから抱きしめてくれたりしてもいいんだ…ぞ」

男「え…?今ここで?」

女「それにお前が言ってた…きっ、ききき昨日の続きだって…まだ…なんだし……///」ブツブツ

男「っ!!」(きっ、昨日の続きって…やべぇすっかり忘れてた…つかこのタイミングで……)

女「それにココなら…誰も…居ないじゃないか……」

男「いっ、いやでもホラ!!ここ一応店内というかさ…!!レディーもジェントルマンも場所をわきまえるもんじゃ…」

女「うっ…///で、でもアイツ等だって!!」

男「シュヴァリェなんて血統だけの有名無実の称号…だろ?」

女「くうぅぅ…///」


男友「でも…」

転「ここまで付き合わせて悪かったわ……もう無理にカップルを演じろなんて言わない…」

男友「……」

転「口止めだってしないわよ……」

男友「…あきらめたの?」

転「いいえ…納得できるまでは…諦めないわ……」

男友「そっか…やっぱり転校生さんは……」

転「えぇ、好きよ。男の事が……」

男友「っ…」


おいらも無いお!!台詞系なら無くてもなんとかいけるお!!
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/11(木) 01:18:47.89 ID:My7ehDE0
男(それでも、俺は自分の気づいてしまっただんよ。転の事好きになったんだ)

男(男が憎いぜ、女と出来てる癖に転の気持ちを振り消せないままにしてるなんて)

転「男が好きだけど…男友もさっき格好よく見えたわよ」

男「…ありがとう」

転「でも思い上がらないことね。私は男にしか興味ないから」



こんな感じになるのですか?わかりません(><)
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/11(木) 01:51:54.07 ID:C0jkoAY0
男友「男はその事…」

転「知ってるわ…昨日屋上で言ったもの……」

男友「そう…」(やっぱり…)

転「さっき…聞かないでくれたわよね……」

男友「……」

転「フフ、振られたのよ…見事に…この私が……」プルプル

男友「……」

転「そしてっ…そしてその日の放課後に……」グスッ

男友「……」ソッ

転「やめて…アンタの彼氏役はもう終わったの……」ゴシゴシ

男友「……」

転「ねぇ…」

男友「ん…」

転「…もう無理かな?」

男友「えっ…」


男「後で…な?」

女「そ、そんな事いったって…あの二人とまた一緒になるのではないか……」

男「恥ずかしいの?」

女「……」コクッ

男「でもあの二人は俺達の前でもやってたよ?」

女「む…」

男「恥ずかしさなんて忘れるくらい…そんだけ仲良いんだよなー」

女「う、うぅ……///」モジモジ


>>268あなたはわかっています 
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/11(木) 02:29:43.45 ID:C0jkoAY0
転「男は私に…振り向いてくれないかな……」

男友「諦めないんじゃ…ないの…?」

転「そっ、そうだけど…全然解らないのよ……」

転「何もかも…どうしたらいいか…大体…私は知らなさ過ぎる……」

男友「……」

転「男の事も…女の事も…そして…あっ、アン」

男友「っ……」ドキッ

転「…何でもない…わ」

男友「そ、そう…」

転「……」

男友「……」


男友「無理じゃ…無いと思うよ…」


女「わ、わかった…がんばる///」

男「あぁ」ナデナデ

女「フフ…///」

男「じゃ服みよっか」

女「うっ、うむ!!おおッ、あの豚さんTシャツも中々…!!」ダッ

男「痛ててッ…!!走んなってば…!!人少ないけどさぁ……」(ホント、テンション高けぇな…)

女「お前が遅いからだぞ!!もっと早く歩け!!」

男「ったく…しかしお前、そんなにTシャツだけ何枚も買ったって……」

女「い、いいのだ!!毎晩違う動物たちと一緒に寝れるんだぞ……!!」

男「だからソレただのプリ」

女「……」チャッ

男「あのビーバーのTシャツもいいな」
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/11(木) 02:30:51.84 ID:C0jkoAY0
今日はもう寝ます 無理矢理ゴールしようとしてる感は見逃してください…
おやすいみー
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/11(木) 02:41:36.19 ID:HLXRJCYo
>>271 乙
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/11(木) 10:26:01.49 ID:tiCgWwDO
やべ昨日スレ見れなかったぜ・・・乙!ゴールまで支援し続けるぜ!
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/11(木) 23:01:42.98 ID:C0jkoAY0
転「え…?」

男友「だって転校生さんは…男のタイプど真ん中だ…」

転「タイ…プ…?」

男友「いや背がすらっと高くてスタイル抜群でさ…顔立ちも綺麗で……頭もよくて運動だって出来る…それに」

転「そ、そう…」(改めて人から言われると照れくさいわね…否定はしないけど……)

男友「なんていうか…すごく…可愛いし……」

転「っ…///」カアァァ

男友「まぁ正直…男じゃなくてもタイプの人はそこらじゅうにいるとは思うけど……」(俺とかな…)

転「と、当然じゃない…大体私だって男のタイプくらいは殆ど知ってたわ……でもそれなら…なんで…」

男友「そっ、それは…」

転「それは…?」ゴクッ

男友「…ホントになんでだろう」

転「ぐ…何よ…やっぱり使えないわね……」

男友「ごめん…本来なら転校生さんがその気なら一瞬で成熟する恋だと思うんだけど……」

転「うぅ…そんな事とっくにわかってるわよ……」

男友「サー…かな」


女「フフフ♪どうだ男似合うか!?」

男「似合うよー」(何着目なんだコレ一体……)

女「今日から毎日寝るのが楽しみだぞ!!なっ、男!!」

男「『なっ』て言われましても…」

女「あ、すまん…そうだな…私とした事が気付かなかったな」

男「え…?」

女「お前のも見てやろう!!」グイィィ

男「いやいやいやいやいや」


サンクス…支援もらえるとやっぱ嬉しいだす
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/11(木) 23:12:02.65 ID:IfVLigDO
(。○∀・)どこまでもシエン
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/11(木) 23:47:08.29 ID:b/nI1D60
支援
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 00:11:17.93 ID:qSuZztw0
転「そうよね…はぁ…」

男友「ん…?」

転「アンタもそう思うんでしょ…?やっぱりアイツよ…あの糞生意気なジェリーの何処がいいのかしら……」

男友「可愛いとは思うけどなぁ…」ボソッ

転「あら何?もしかして好きだったりするのアイツの事?」

男友「そうじゃないけど…転校してきた頃は狙ってたなぁ…」

転「なっ…!!読めた…!!読めたわよ…アンタの魂胆……アタシと男を引っ付けて――」

男友「違うって…転校してきた頃はって言ったろ…もうとっくに諦めてるよ」

転「え…そうなの…?」

男友「サーは」

転「ハルト…不愉快よ。敬称を外しなさい、私にも付けてないんだから」

男友「女さんはね…転校してきた時から男にやたらくっついてて一緒に登校したり…」

転「ジィィェリイィィ……」ゴゴゴ

男友「ま、まず落ち着こっか…」

転「そっ、そうね…ワインでも飲もうかしら…」ガサゴソ

―――パサッ

転「あら?」

男友「ん…これって……」

転「―――ッ!!///」カアァァァァ


こんなペースなのにありがとう紳士諸君
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 00:12:23.91 ID:X25SU.DO
支援だぜサー
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 00:37:18.84 ID:qSuZztw0
女「お〜」コクコク

男「何だよその反応…」

女「いや格好いいぞ男、うむ」

男「イグアナTシャツがねぇ…」

女「あっ!!」

男「?」

女「こ、これ私も買ったら…お揃い…だな///」モジモジ

男「このシャツ着てペアで街歩くのはちょっと………」



転「あぅ…ぁ……///」カアァァ

男友「なんか湿って……ってえええええぇ!!?」

転「かっ、返してーーッ!!今すぐ返しなさい!!早く早く早く!!」バッ

男友「ご、ごめん!!何で下着が…ビニールに…」

転「うっ、うううるさいわね!!なっ、ななななな何だっていいでしょ!!」

男友「えっ…なんか手がちょっと濡れてるし…ま、まさか……」

―――パリィィィン

転「あらぁ?私ったらビンを落としてそこら中にワインが零れちゃったわ…」ニコニコ

男友「ひっ…」

転「貴方の手も『ワイン』でびしょびしょに濡れちゃったわねぇ……コンプレアスィオン?」ニコニコ

男友「でっ、でもさっきのは…」

転「…コンプレアスィオン?」ガシッ

男友「ウィ、ウィ!!」コクコク

転「さっきのアレはただの…その……かっ、買った下着で…たまたま濡れちゃったけで…///」ブツブツ

男友「わ、わかったからその割れたビン置いて……」(どんな『たまたま』がおきたら股の部分だけ綺麗に濡れるんだよ…)
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 01:13:23.91 ID:qSuZztw0
「今なんか転校生さんの悲鳴聞こえなかったか…?」

女「そうか?気のせいだろ?それよりホラ!!こっちのも――」

男「ま、まだあるのかよ…」

女「フフ、だって男とお揃いに出来るんだぞ♪」

男「まだいってるし…そういえばお金は?ココそんなに安くもないんだぞ」

女「あ…」パサッ

男「お馬鹿…」


男友「外に出ちゃったけど…店の前で待ってたらいいよね……中にいたらマズそうだし」

転「えっ、ええ…それより解ってるわよね……」

男友「ん?」

転「だっ、だから!!さっきの…下着の…事……よ///」ボソボソ

男友「ああ、アレは買ってきた下着だからビニールに入ってて――」

転「そう…」コクッ

男友「たっ…たまたま何故か…ぷぷ…股の部分だけ……」プルプル

転「くッ…///」

男友「き、綺麗に濡れちゃった…と…」プルプル

転「そっ、そそそこまで説明してないでしょうが!!この馬鹿!!変態ッ!!」

男友「でも大丈夫、信じてるよ。ウン」

転「ほ、ホントに?」ウルウル

男友「さぁ…?」ニヤニヤ

転「うぅ…///」
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 01:27:38.36 ID:fsn.8.AO
ダメだ…。俺こういう話だと男友の方に感情移入してしまう。


男友にも…幸あれ…。
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 02:17:43.15 ID:qSuZztw0
男「どうすんだよ…このシリーズ一着○△円もするぞ…」

女「そんな…」ドッサリ

男「Tシャツだけにそんな使うのも…勿体無いからどれか選ばんとな」

女「わっ、私にはそんな残酷な事は出来ない!!」

男「は?」

女「ワンちゃんも、豚さんも、猫ちゃんも、イグアナも、ビーバーも、お馬さんもその他諸々全部ッ…!!」

男「……」

女「ちょっと待った…」クルッ

男「……」

女「もう…私の…大切な…ファミリーなんだから……」ポロポロ

男「いやまだお店のだから。目薬をさすな、目薬を」

女「チッ…」

男「しかもコレウィスキーだし…」

女「あっ…ぅぁ……目がぁ…目がしみるぅ…うえぇぇ…」ポロポロ



男友「しっかし何で濡れたんだろうなぁ…ビンは固くコルクでしまってたし…」ニヤニヤ

転「ぅ…く…///」

男友「なんでだと思う転校生さん?」ニヤニヤ

転「しっ、知らない……わよ」

男友「でも他に濡れる原因なんて…」ニヤニヤ

転「だっ…だから多分鞄あけっぱなしとかにしてて…そこに何かの拍子で水が……」

男友「部分的に?」ニヤニヤ

転「うっ、うるさいわね!!この話はもう終わり!!」
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 02:56:52.95 ID:qSuZztw0
―――バサッ

女「諸君、今や私が残された君達に掛けられる言葉は一つだけだ」

男「……」

女「…すまない」ペコッ

男(Tシャツに…頭さげてる……)

女「本当は私だって…君達を連れて行きたかった……」

女「だが解ってくれ…時代がそれを許さんのだ……今の我が家には君達を置いておくだけの余裕は無い…」チラッ

男(無視、無視……)

女「不甲斐無い私を…許してくれ……」ジャリッ

男「…今度こそ選び終わった?」(なんで十字架を置いてってるんだよ……)

女「うむ…」

男「やっと4着に絞れたか……」(未練がましかった…30分もたってるし……)

女「そっ、その代わり!!」

男「な、なんだよ…」

女「男も私とお揃いのヤツ買ってくれぇ〜頼む〜」グイイイィィ

男「いや…だから俺の好みじゃないんだって……」ズルズル

女「だ、だって…男との初デートなんだぞ……!!」

男「そうだけど…」

女「記念に一着くらい…いいではないか……」ウルウル

男「ぐぅ…」
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/12(金) 03:12:36.99 ID:JaQEZ6AO
面白支援期待
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/12(金) 03:24:36.48 ID:kIpIyEQo
スペシャル支援
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 03:48:32.36 ID:qSuZztw0
転「さっきの話に戻すわよ…」

男友「さっきていうと…ワインが…」ニヤニヤ

転「なっ、なんでまたそっちの方に戻そうと!!いい加減に…!!」

男友「うっ…」ブルッ

転「な、何よ…急に震えて……」

男友「ちょっと寒い…冷えたかも……」

転「わ、悪かったわね…ワインかけちゃって……ティッシュ貸しなさい…拭いてあげるわよ」

男友「……///」

転「ふん…」フキフキ

男友「しかし何だったんだろうなぁ…」

転「え…?」フキフキ

男友「あのシミのしょうた――」

―――ポトッ

男友「?」

転「ふっ…くぅっ…」プルプル

男友「な?え…ちょ転校生さ…」

転「謝ったじゃない…!!えぐっ…悪かったって……もういいでしょ…」グスッ

男友「な、何も別に……」

転「なんで…ひっく…そんな……意地悪するのよぅ…うぅ……」ポロポロ
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 04:03:49.83 ID:qSuZztw0
男友「ご、ごめん…悪気は無かったんだ…」

転「……」グスッ

男友「その…転校生さんが…あんまり可愛いからつい……」

転「ッ…」

男友「ん…?」

転「ぅ…///」プイッ

男友「転校生さん…?」

転「もっ、もういいわ…!!いいから顔を覗き込んでこないでっ……!!」(まただ…)

男友「あっ、ごめん…」パッ

転(まただわ…さっきも…可愛いなんて言われ慣れてるの筈なのに…)ドキドキ

男友「俺が悪かったよ……だからそんな…」

転「ちっ、違!!もういいっていってるでしょ…!!」(何でこんなにも…)

男友「なら何で…顔を……」

転「うっ、ううううるさい!!///」ドキドキ

男友「……」

転(こんなにも私の鼓動は―――)ドキドキ
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 04:41:05.52 ID:qSuZztw0
男友「ほんと…ごめんな…」(顔伏せて…本気で嫌がってたんだな…なのに俺はあんなにしつこく……)

転「いいってば…」

男友「うん…」(きっと…嫌われたよなぁ…まぁそうじゃなくてもどうせ……)

転「別にもう気にしてないわ。悪気無かったんでしょ…」

男友「うん…」(どうせ……)

転「な、何よ…ならさっさとさっきの話の続きしなさいよ……」

男友「え?ごめん…えと…」

転「だっ、だからジェリーが転校してきてアンタが狙ってたって……」

男友「あー…」

転「その後一体どうなったの?」

男友「別にたいした話じゃないから聞いてもあんまり…」

転「いっ、いいから話しなさいよ」

男友「そんな気にな…」

転「なっ…!!べっ、別にアンタの事が気になってるわけじゃないわよ!!ジェリーが私の来る前から男に――」

男友「ごめん…」

転「……」
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 04:43:04.90 ID:qSuZztw0
転「ねっ、ねぇ…元気出しなさいよ」

男友「元気だよ…」

転「嘘言いなさい…アンタ普通の時もっと馬鹿みたいに明るい顔してるじゃない、すぐわかるわ」

男友「別に怪しまれないよ…アイツ等いないし……」

転「なっ、何卑屈になってんのよ…!!大体アイツ等いたらこんな話だってしないわよ!!」

男友「え…じゃあ…」

転「ったく、卑屈なのは顔つきだけにしなさいよね…アンタの心配をしてやってるの!!」

男友「へ…?」

転「だーかーらー!!そんな顔されたらコッチが心配になるでしょ!!いい加減あのアホ面に戻りなさいっていってるのよ!!」

男友「転校生さんが…俺の心配を…?」

転「そっ、そうよ!!私だって鬼じゃないわ…人の心配くらいするわよ……」

男友「ッ…!!」パアァァァ

転「わ、わかりやすいヤツね…アンタって……」
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 04:43:47.33 ID:qSuZztw0
もう限界…寝てくるお もうみんな寝てるか…一応おやすいみー 
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 09:41:20.91 ID:0U/vlP60
おは支援
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 11:26:54.91 ID:X25SU.DO
おはよう支援
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 23:57:33.59 ID:qSuZztw0
遅くなってすまんこ…がんばるお
誰かいるかな
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/12(金) 23:58:20.38 ID:xlbAxWYo
だからいないって
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/12(金) 23:59:25.03 ID:8vpaTMs0
支援すっぞ
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 00:30:38.63 ID:XoeYKUDO
支援するぜー!
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 00:37:20.14 ID:OFkV3o.0
男友「じゃあ俺の事…嫌ってない…?」

転「べっ、別に嫌いじゃないわ…よ」

男友「…!!」

転「あ…だ、だからって好きって訳じゃないわよ!!その…何…」

男友「……」

転「そっ、そう!!どうでもいいの!!好きでも嫌いでも無くって…」

男友「……」ニヤニヤ

転「なんでニヤニヤしてんのよ…気持ち悪い…」

男友「いえいえ」ニヤニヤ

転「くっ…!!」

男友「えー、じゃあ話の続きをば…」ニヤニヤ

転「何か腹立つわね…」

男友「気にしない、気にしない。転校してきて…」

―――バッ

女「おぉ、何だ。こんな所におったのか」

男「うぅ……」


男友「なっ…」

転「あっ、アンタ達……」

男「頼む…何もいわないで……」

女「ん?どうしたのだ?」
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 00:59:54.91 ID:OFkV3o.0
転「ぷっ…くっ……」プルプル

男友「うっ……」プルプル

男「はぁ…」

女「?」キョトン

転「あははははははは!!何そのマヌケな格好!!」

男友「ぶっ!!ぶははははははは!!」

女「なッ…!!///」カアァァ

男「だからアレ程嫌だって…」

転「はぁっ…はぁ…!!ひぃっ…!!」

男友「てっ、転校生さ…笑いすぎ…!!こ、こっちまで……!!」

転「あはっ…はぁ…!!あっ…アンタこそ……笑いすぎよ…!!」

女「なっ、何がおかしいのだ!!」

男友「いや…でもっ……流石にコレは…ぷっ…!!」

女「ひっ、人の格好を笑うとは何事…!!」

転「あははははははははは!!だって…!!イグアナがっ…!!!」

男友「ぶはははははは!!ちょっ…!!もう…腹が苦し!!」

女「くうぅぅぅ…///」

男「死にたい…」
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 01:09:21.12 ID:OFkV3o.0

5分後

転「もっ…もダメ…死にそう……」ゼェハァ

男友「て、転校生さんって……いっ…意外と笑いのハードル低いよね…」ゼェハァ

転「あっ…アンタに言われたくないわ…つられたのよ……」ゼェハァ

男友「ハハ…ハ…」ゼェハァ

転「フフ……」ゼェハァ


女「うぅ…せっかくお揃いで…買ったのに……」

男「多分今までの人生で一番激しく笑われたな……」

女「なっ、何で…そんなっ……」グスッ

男「このシャツだけでもアレなのに…タキシードの上から着たりするから……」

女「だって…ジェントルマンが外を……Tシャツ一枚で歩ける訳」

男「そもそもこんなモン着ないしな」

女「あぅ…」
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 01:35:55.00 ID:OFkV3o.0
男「…んで次は何処にいく?」

転「!!」

女「そ、そうだな…」ゴシゴシ

男友「ゲーセンなんてどうかな?」

転「えっ…」

男「ん、俺はいいけど女はどう?」

女「げーせん?」

男「あぁ、ゲームセンターの事だよ」

女「げーむ…せんたー?」

男「えっとですね…」

転「……」
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 01:40:43.10 ID:8dGHmHI0
支援
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 01:50:09.91 ID:OFkV3o.0
転「ちょっ、ちょっと何のつもりよアンタ…」グイグイ

男友「へ…?」

転「さっき言ったでしょ…デートごっこはもう終わりって…」ヒソヒソ

男友「ん、ああ…」

転「ああってアンタね…もう帰ってもいいの……迷惑かけたわね…」ヒソヒソ

男友「『無理に』」

転「へ?」

男友「『無理に』カップルを演じろとはいわない、転校生さんはさっきそう言ったんだよ」

転「だから何よ…」

男友「俺は無理なんかしてない、だからやめる必要もない」

転「あっ、アンタねぇ…いくら私と設定とはいえイチャイチャ出来るからって……」ヒソヒソ


男「転校生さんもゲーセンでいいねー?」


転「えっ、ええ!!全然いいわよ!!」

男友「……」

転「うっ…なっ、何よその目……」

男友「いえ…」
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 02:55:54.71 ID:OFkV3o.0
女「げーせんかぁ…フフ♪」

男「そんな楽しみ?」

女「だってゲームがし放題なんだろ!!」

男「お金があればね」

女「え…」

男「いや待て。タダの訳無いだろが…」

女「そんな…どこぞのジェントルマンが寄贈して作った総合娯楽施設的なヤツじゃ……」

男「…俺の話聞いてた?」

女「くぅッ!!ノブレスオブリージュの精神は一体どこに…!!」

男「人の話をちゃんと聞けるようになってから嘆け」


男友「結構ノリノリな気が…」

転「るっさいわね…反射的に返事しちゃったのよ……」ヒソヒソ

男友「へぇ…なら仕方ないね」ニヤニヤ

転「アンタ…なんかさっきから随分調子乗ってない?」ヒソヒソ

男友「そんなぁ…」ニヤニヤ

転「こんな事ならヘコませたままにしときゃよかったわ…だっ、大体何よ……」ヒソヒソ

転「プライドとか無い訳…?そんなにしてまで私とデートしたいの?」ヒソヒソ

男友「いやまぁしたいけど」

転「ッ…///」

男友「ん?」

転「ほっ、ホント情けないヤツね…アンタって……」

男友「それにさ、解るかもしれないし…」

転「え…?」
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 03:13:25.73 ID:4lLnXNMo
支援にきたでゅ
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 03:39:16.66 ID:OFkV3o.0
女「なるほど…硬貨をいれるとゲームが出来るのか…」

男「さっき説明した事と丸々一緒なんだけど……」

女「しかし…けしからんな、オセロやチェスをやるのに金を取ろうとするとは……」

男「何?わざと?わざとなの?」



男友「男が女を選んだ理由…だって二人のデートを真近で観察できるんだよ?」ヒソヒソ

転「……」

男友「きっと女さんが男にしか見せない面とか何か――」ヒソヒソ

転「何…かっこつけてんのよ……」

男友「え?」

転「正直に私と…嘘でもいいからもっとカップルしたいんですっていいなさいよ……」ヒソヒソ

男友「いやだからソレもあるよ、だけど…」

転「……」

男友「その理由さえ解ったら……」

転「……」

男友「転校生さんならきっと…男を……」

転「アンタ…本気で……」

男友「そうだけど…」

転「アンタ…ジェリーの事好きだったんじゃないの?例え理由が解ったからって私がジェリーに」ヒソヒソ

男友「勝てるよ。転校生さんなら…」

転「何よソレ…」

男友「……」

転「私を…応援してるつもり…?」
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 03:50:33.23 ID:OFkV3o.0
ごめん…殆どかけなかったけど寝ます……
うぅ…もう何日たったやら…ゴールがみえねぇ……
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 04:26:12.82 ID:OFkV3o.0
転「馬鹿みたい…私とちゃんと話したのだって今日が始めてのくせに……」

男友「でも…本当にそう思ってる」

転「ふん、どうだか…大体なんで私にそこまで肩入れするのよ…やっぱりアンタまだ……」

男友「違う」

転「嘘よ…そうじゃなきゃ意味わかんない……」

男友「可愛いから狙ってた、それだけだよ……お茶会に参加して分かった…」

男友「女さんの目には最初から男しか写ってない……」

転「……」

男友「何故か…美人にモテるんだよなぁアイツ……女さんしかり転校生さん然り…ハハ……」

男友「何なんだろうな…俺と何が…違うんだろうな……」

転「……」

男友「あれ…?転校生さんならズバッと言ってくれるかと思ったんだけど……」

転「う、うるさいわね…全部よ、全部……」

男友「ハハハ…そっか…」


寝る直前に最後の投下…しかしこんなグダグダなのに…
見てくれてる人ありがとうございます……
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 04:52:36.42 ID:4lLnXNMo
(。○∀・) vipの最初のスレからストーカーしてるから頑張りたまえ支援
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 05:26:11.29 ID:XR0FSkSO
gdgdだぁ?
続きが気になって毎日みてんだぜ?
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 10:24:51.01 ID:e8cfyQDO
(。○∀・)オハヨウゴザイマス
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 14:06:51.14 ID:XoeYKUDO
おっと私もいますよ。最後まで頑張ってくれたまへ!
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 17:30:41.97 ID:uHZMPKYo
応援する物はたくさんいる
おれも最初から読んでるぜ 
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 21:59:48.95 ID:02/1bYAO
支援だじぇ☆
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/13(土) 23:58:42.88 ID:OFkV3o.0
おお!!ありがとう 帰ったら嬉しいレスが一杯…
遅くなったががんがるお
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 00:20:18.72 ID:OVX2n.k0
男友「まぁ別にいいんだけどね…好きだった訳じゃないし……」

転「……」

男友「……」

転「ねぇ…」

男友「ん」

転「男とジェリー…幸せにやってけると思う?」

男友「転校生さんには悪いけど…まぁ、うん……」

転「そう…」

男友「でっ、でも俺は転校生さんも幸せにやってけると思う…付き合えさえ出来たら…だって……」

男友「こんなに…男の事が…好きなんだし……」

転「……」

男友「……」

転「アンタは…男の事どう思ってるのよ…」

男友「照れ臭いけど…親友だな。友達としては一番好きだよ」

転「……」

男友「なっ、何だよ…さっきから…」
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 00:36:19.54 ID:tJ6pe6DO
支援!支援!!
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 01:01:26.29 ID:OVX2n.k0

転「……」ピタッ

男友「?」

転「やっぱり…解らない……」

男友「え、何が…」

転「だってアンタは…今……」

男友「……」

転「その親友に…嘘をついてまで……」

男友「ッ…」

転「教えてよ…」

男友「……」

転「ねぇ…教えて……」

男友「……」

転「なんで…」

男友「なんとなく…」ボソッ

転「……」

男友「なんとなく…だよ…」
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 01:14:46.53 ID:OVX2n.k0
転「なんとなくじゃ…解らないわよ……」

男友「…そんな気になるの?」

転「べっ、別に…そういう訳じゃ…無いわ……」

男友「ハハ…そうだろうね」

男友「まぁ女の子にモテないのは慣れっこだしな…」

転「……」

男友「俺なんて『どうでもいい』だろ?」

転「っ…」ズキッ

転「えぇ…そうよ…聞いたのは……」

男友「……」

転「ただの…気まぐれ……」

男友「俺もソレって事、偶然だね。ハハ…」


転(そうよ…ここの気持ちも…ただの……)
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 01:42:40.21 ID:OVX2n.k0
女「うむ♪楽しみだな」ギュッ

男「疲れた…三周したぞ…」

女「三週?」キョトン

男「お願いします。もう勘弁して下さい」


男友「ん、話が一段落したみたいだね」ヒソヒソ

転「……」

男友「あ、こっちも腕組まないと―――」スカッ

転「……」ツカツカ

男友「なっ…ちょっと待ってよ」

転「何よ」

男友「何よって…これじゃああの二人に…」ヒソヒソ

転「コレくらいで怪しまれる訳ないでしょ、腕組んでやるのも疲れたの」ヒソヒソ

男友「やるって…元はといえば自分から…」ヒソヒソ

転「だから何?」

男友「いえ…」

転「ふん…」ツカツカ

男友「なっ…なんか怒ってない?」

転「何でアンタなんかに一々私が怒るのよ。思い上がらないで」

男友「……」
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 02:04:34.41 ID:NdrSF7Q0
支援
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 03:05:28.17 ID:OVX2n.k0
男(ん、あの二人なんかあったのか…?やっぱりアイツ等……)

女「〜♪」ギュッ


男友「なぁ…」

転「何?」ツカツカ

男友「ちょっと歩くの早く…」

転「アンタがトロいのよ、チンタラ歩かないで!!」

男友「はい…」(絶対ぇ怒ってるよな…)

転「ふん…」ツカツカ

男友「……」

転(何よ…何でこんなに…イライラしてるのよ……こんなヤツ…)ツカツカ

男友(相変わらず男とサーがイチャついてるから…って訳でも無さそうだし……)

転(どう…だっ…て……)


「俺なんて『どうでもいい』だろ?」


転「クッ…!!」バキィ!!

男友「ヒッ!?」(かっ、壁に穴が…)

転(もう…訳わかんない……アイツも…私も……)


男(いや…でもこの感じは……)

女「む…なんだ男……何処を見てるのだ…」ムスッ

男「ん、いや何でも」(どっちかっていうと痴話喧嘩みたいだな……)

女「ならもっと…私の方を見てくれても……いいではないか」

男「うっ…可愛い事言うなぁ女は…」ナデナデ

女「……///」
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 03:09:14.65 ID:OVX2n.k0
すまんが、今日も来たの遅いけど寝てきます…明日早いんで…
最近やたら忙しいんで明日も遅くなりそうですがご勘弁を……
支援ホントさんくす おかげでなんとくじけずやれそうですお
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 04:09:00.13 ID:NxZqAIAo
(。○∀・) vipみたいに落ちるの早くないから楽なペースで良いのではないか
      おつかれおやすみ
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 09:32:48.68 ID:Jqwvb/.0
Bon courage!
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 15:53:46.22 ID:yjjELmE0
人減った?
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 17:33:36.70 ID:tJ6pe6DO
夜以外はこんなもんでね?>>1が来る時間は大体決まってるしな
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 20:37:55.24 ID:iSwEi.Ao
猫「うなんな」

女「おぉ、いつぞやの猫ではないか!フフフ・・・こいつめ、大きくなったな」

猫「ねーんなー♪」

女「さぁ、再会を祝ってまたミルクを分けてやろうではないか♪」

猫「うなんなー♪」

雄猫「ぶにゃー」

女「お、おうッ・・・!、この子はお前さんの恋人か?」

猫「うなーねー」

女「そうかそうか、おまえさんも年頃か///」

女「せっかくだから雄猫、おまえさんも一緒に飲もうではないか!」

雄猫「にゃんごろ」

女「ズズズ(せっかくだから男も呼んでこようかな・・・・)」

猫&雄猫「ニャンニャン///」

女 「・・・・・・///」カァァ

女「猫達よ、そこでしばし待たれい、すぐもどる」ダッ




スペシャル支援
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 21:47:40.95 ID:Jqwvb/.0
くそ・・・俺にも文才があれば・・・
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 21:53:17.23 ID:iSwEi.Ao
>>328 まさか俺に文才があると思ってないよな?
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/14(日) 23:46:35.64 ID:OVX2n.k0
毎度遅くなってすまんお…殆ど進まんかもだがよろしゅう
>>323サー毎度ありがとうございます!!

>>327おお!!再び支援SSを……感激です…
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/15(月) 00:39:27.23 ID:qXvm0CQ0
女「男!!げーせんまで後どれくらいだ?」ワクワク

男「あそこ曲がったらすぐだな」(変な感じだ…アイツ等…どんどんソレっぽくなってるというか……)

女「そうか…あの先に……」ゴクッ

男(最初の不自然さは…向こうも初めてのダブルデートだったみたいだし……)

女「既知の世界を離れ……太陽の光を追って未知なる世界へ……」ドキドキ

男(確証が持てたってワケじゃないが……)

女「私にとっての新大陸…新世界…一瞬だって目を瞑るものか……」ギュッ

男(俺が…疑いすぎてただけなのかもな…男友の事まで…やっぱ……)

女「男よ、私は見逃さないつもりだ…例えそこに…野蛮や蒙昧が待ち受けていようとも……」

男(話す…べきなんだろうか……)

女「全てを…この聖なる瞬間に―――」

男「そうね」


男友「……」

転(そうよ…コイツの言う通り……)ツカツカ

転(私が気にする理由なんて…ましてやイライラする理由なんて何も無いじゃない……)

転(男が女を選んだ訳さえ解ったら…後は……)

転(後はアンタなんて……)ピタッ

男友「ど、どしたの…?」

転「……」ソッ
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/15(月) 01:50:45.04 ID:1SynYKE0
支援
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/15(月) 02:04:46.60 ID:qXvm0CQ0
転「腕…組んでやってもいいわよ……」ボソッ

男友「あ、うん」(機嫌…直った?)

―――ギュッ

転「ち、ちょっと…くっ付き過ぎよ…///」

男友「え…別に今まで通りじゃ……」

転「うっ、うるさいわね…!!暑っ苦しいのよ!!馬鹿!!」

男友「やっぱ怒って…」

転「怒ってない!!」


女「これが…げーせん……」ペタッ

男「頼むから街中でへたりこまないでね…」

女「ユートピアの…パロディ……」

男「いや意味わかんないし、入るよ」グイッ

女「ちょっ…待て…今心を落ち――」


男友「……」

転「と、とにかく私達も入るわよ!!」


男「……」グイグイ

女「まっ、待て男!!まだ心の準備があぁーーーーーー!!」ズルズル


男友「ちょっと間置いて入りません…?」

転「ええ…」
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/15(月) 02:06:32.38 ID:qXvm0CQ0
なんか女のキャラ崩れてきたかもだが気にしないで
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/15(月) 03:24:31.67 ID:qXvm0CQ0
―――ガチャッ

女「ッ!?うおおおおお!!!何だこれはあああぁぁぁ!!!!」


転「ひッ…!?」ギュウッ

男友「いッ!?」ビクッ


男「何…」

女「うるさい!!!うるさいぞおおおおぉぉ!!!」

男「……」

女「うおおおお!!!!電子音がピコピコピコピコと――!!!」

男「お前のがうるさい」ポコッ

女「あぅ…」


男友(男のヤツ女さんの扱いに慣れてるなぁ…)

転「ぁ…///」

男友「ん?」

転「っ…」パッ

男友「な、なんだよ…」

転「ちっ…近いっていったでしょ…暑苦しいのよ……馬鹿」

男友「馬鹿って今自分から……」

転「男としてサイっテーね…自分の馬鹿を他人のせいにするなんて……」

男友「へいへい、どうせ馬鹿ですよ…」(ン?)

転「ふん…」ツカツカ

男友(男と…して…?
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/15(月) 03:49:19.34 ID:qXvm0CQ0
お言葉に甘えて今日はもう寝ますお
明日はもうちょっと早く書けそうなんで
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/15(月) 07:47:26.14 ID:QmdlREDO
おはよう乙!
頑張れ支援!
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/15(月) 20:46:00.29 ID:qXvm0CQ0
転「大体ゲーセンなんて下らない…」ブツブツ

男友「まあまあ」

転「うるさいしタバコくさいし下衆共が集まる場所よ、何でアタシみたいな高貴な」

男友「ノリノリで付いて来たくせに…」ボソッ

転「何かいった?」

男友「何でも」


女「……」ビクビク

男「なんでそんな緊張してんだよ」

女「きっ、緊張等していない!!これは武者震いだ!!」

男「はあ…」
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/15(月) 23:17:36.52 ID:QmdlREDO
北!シエンヌ
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/15(月) 23:21:57.17 ID:qXvm0CQ0

女「!!」パアァ

男「さて…どれからやるかな」

―――グイッ

女「おっ、男!!見ろ!!車があるぞ!!車!!」

男「あーレースゲームか。やる?」(車好きだったんだ…)

女「うむ!!」

男「さてと…」ギシッ

女「ふむ…」

男「説明は…」

女「……」ジイィィ

男「読んでるからわか――」

女「ッ!!おぉッ!!うおぉッ…!!」

男「…何やってんの?」

女「何ってレースゲーああっ!!男が話し掛けるから追い越されてしまったではないか!!」

男(小学生かお前は…)
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/15(月) 23:24:49.84 ID:1SynYKE0
支援
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/15(月) 23:56:55.43 ID:DF5O6EDO
(。○∀・)シエントルマン
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/16(火) 00:11:56.87 ID:6kHvqsg0
男「お金まだいれてないだろ。これはただゲーム映像をひたすら流してるだけ」

女「そんな…だ、だって私の車が……」

男「よく見てみ、ずっと同じ映像だろ」

女「あ…」

男「ったく…大体来る前に何度も何度も……」

女「ずっ、ずるいぞ!!何故説明に…!!」

男「あーーー!!だーかーらー!!」ガタッ

女「ひッ…!?」ビクッ

女「ど、どうかしたのか男?まさか…怒ってるのか…?」ウルウル

男「いや何かもう…いいや……それより二人で勝負しよっか、コレで…」

女「何ッ!!勝負ッ!!?そ、そんなことが……!?」

男「ん…お金払ったら二人で対戦できるよ」

女「おおぉぉぉ〜!!」パアァ

男「…女ってホント勝負事好きだな」

女「フフ、当然だ。ジェントルマン足るもの常に一般大衆をリードするエリートでなくてはならん」

男「へー」(エリート…よくまぁ、自分で言って哀しくならないよなコイツ……)

女「気品、礼節、教養において他人より優れているは勿論の事…いくら遊びとはいえ……」

男「うんうん」(その中でどれか一つでもあるのかお前……)

女「ソレは優劣が端的に表れるこういったゲームにおいても例外ではない!!」バーン!!

男「おぉー」パチパチ

―――ポツーン

転「おかしいわね…たしかこれアタシの記憶だとダブルデートだったハズなんだけど……」

男友「うん、機種も4台あるのにね……何だろうね、見えてないのかね」
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/16(火) 01:03:57.69 ID:M8JRvIwo
|ω・`)つヌルポ
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/16(火) 01:14:15.39 ID:6kHvqsg0
――チャリーン

女「……」

男「しっかしゲーセンなんて久しぶりだな…」(レースゲームは苦手だが…)

女(2百円、か…今日の服や映画代も合わせると…くぅ……)

男「ん、ちょっと待ってくれ…えーと」(相手は女だし…ゲーセンだって始めて……)

女(いや今日は男とのデート!!そんな野暮な事は後回しだ!!)

男「ああ、財布あった」(こりゃきっと楽勝だな…)


男友(おっ、新しい機種が入ってる)

転「何よ…こんなん見てたってちっとも面白くないわ……」

男友「…俺達も何かする?向こうにあるアレとか楽しそうだよ」

転「フン、一人でやってきたら?こんな事に時間使うなんて馬っ鹿みた」

男友「じ、じゃあちょっとやってくるよ」ダッ

転「なっ…ちょっと…!!」


女「ぅ…」

男「どうした?」

女「いっ、今…気付いたのだが足が……」

男「?」

女「アクセルに…届かん…」グスッ

男「おせーよ…」
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/16(火) 01:25:43.72 ID:rcOz52oo
>>344
|ω・`(⊂(・ω・`)ガッ
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/16(火) 01:40:57.98 ID:BPSLUoDO
女の身長何センチなんだ・・・?
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/16(火) 02:10:20.90 ID:6kIUZI.o
参考画像
http://up2.viploader.net/pic2/src/viploaderf161269.jpg

男が170と考えて・・・・・あとはまかせた
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/16(火) 02:13:12.35 ID:BPSLUoDO
GJすぎるだろ
女は150ちょいかな
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/16(火) 02:17:43.60 ID:6kIUZI.o
この絵師さんまた書いてくれないかな・・・・
超スキなんだが
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/16(火) 02:31:18.78 ID:6kHvqsg0
女「これでは…勝負出来んではないか……」

男「うーん」

女「お金も入れてしまったし…うぅ…」

男「多分今なら返ってくるけど…あ、そうだ。ちょっとソコどいて」

女「……」グスッ

男「俺がアクセル踏んでやるから上に乗っかったら?」

女「?」キョトン

男「だからさ」グイッ

女「あっ…」

男「ホラ、こうしたら遊べるよ」

女「でっ、でも……///」カアァァ

男「まぁ確かにこれじゃあ勝負は出来ないな。やめ――」

女「い、いや!!こっ、こここコレでやってもいいぞ!!もうお金入れちゃったんだしな!!」

男「だからまだゲーム始まってないから返せると思…」

―――ピッ

女「おお!!何時の間に!!しっ、仕方ないなッ!!これでいくしかあるまい…!!」

男「さっきまで確認画面だったのに…」

女「そ、そうか…?気のせいだろ…///」


転(クッ…どいつもコイツも……)ギリッ…
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/16(火) 02:33:49.44 ID:6kHvqsg0
>>347自分もこの絵のイメージの身長だから多分150代です
   
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/16(火) 03:44:06.01 ID:6kHvqsg0
5、4、3、2、1

女「……」ドキドキ

男「よしっ!!今だっ!!」

女「おおおおおぉぉぉ!!!!」ク

男「ッ!!あんま身体動かさな」

女「すごい、すごい!!すんごいぞぉ!!ハンドルがブルンブルンいってる!!」

男「そ、そうね…」(やばい…)

女「男ぉ!!なにやってる!!もっとアクセルを踏め込めぇぇ!!」

男「おっ…おぅ…」(息子が…急に元気に……)

女「ぬぅっ!!ちょこざいな!!」グリッ

男「うっ…」(だから腰をぐりぐりさすなっつの…!!)

女「フハハハ!!見ろ男!!追い抜いてやったぞ!!」

男「ほ、ほんとだ…」(アレ…意外と…うまいな……)


転(いつまでやってんのよ……)イライラ


女「うおおおお!!!やったぞ3連勝だ!!」

男「す、すごいな…」(何でこんな妙に上手いんだよ……)

女「にしても百円でコレがずっと出来るのならげーせんとは思ったよりも過酷なモノでは無いな!!」

男「いや…」(お陰で全然終わんねぇし……)

女「おお!!次は海岸沿いだ!!見ろ男、景色が綺麗だぞ!!」グリイッ

男「だ、だからあんま動くなっ…ぁ…」ピクピク


転(だめ…コイツら見てたってムカつくだけだわ……少し回ってみようかしら…)
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/16(火) 03:46:23.48 ID:6kHvqsg0
今日はもう寝てきまふ ゆっくりでも支援してくれる人がいてホント嬉しいです…
なんとか完結はさせるんで…おやすいみー
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/16(火) 03:50:57.43 ID:KJe/Psoo

                  /^ヾo
             ○= ノ:;☆_;;.ヽ===○
             ‖(⌒(´・ω・`n ‖  .‖ おやすみー
            /(_,,..てっ..,,__ ノ  ̄./i
           _,.(~ ̄        ̄ ̄~ヘ, | !
         (~ ,::::::☆:::::::::☆:::::::::::::::.''  }i |
        ノ ..:☆::::::::::☆:::::::::::☆::::."  丿
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/16(火) 09:59:53.96 ID:BPSLUoDO
もはよう乙!
頑張れ支援!
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/16(火) 20:04:56.21 ID:6kIUZI.o
スペシャル支援
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/16(火) 23:56:36.90 ID:6kHvqsg0
転(とはいったものの…何処いっても……)

転(下衆共の下品な叫び声…ヤニと埃の匂い……耳につく電子音……)

転(まるでベルヴィルね…何が悲しくてわざわざこんな所に……)


カ女「ねぇ、コレ一緒にやろうよ」

カ男「えー♪やだぁ、コレ怖〜い」


転(それともブランシュかしら?豚共が…暑苦しいのはアイツ等だけで充分だっての……)イライラ

転(なんか益々ムカついてきたわね…たしか……)

転(アイツはこっちの方に……)


男(だめだ…)

女「男!!見てくれ!!断トツで一位だぞ!!」グリッ

男「ぐっ…」(どうやっても…腰の位置がずらせん……)

女「どうした男?さっきから何か様子が変だぞ、体調でも悪いのか?」

男「いや、そういう訳じゃなくて…何というか……」

女「?」

男「…気にしないで下さい」(重いって言うのも悪いしな…)

女「変なヤツだな…む、コレ都市も選べたのか。気付かなんだ」

男(かといってこのままじゃ…一体なんて言えば……)

女「ッ!!ロンドン塔!!ロンドン塔だッ!!見ろ男!!どうやら我が帝都ロンド――」グリィィ

男「!!」ピーンッ
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 00:16:05.47 ID:5e0ggcA0
支援
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 00:51:34.03 ID:OC6qKMDO
(。○∀・)シエントルマン
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 01:11:07.39 ID:m.ifIlE0
転(あっ、いた…!!)

転「ちょっとアンタ!!いつまでこんな――」グイッ

モ「へ?」

転「ッ…!!」

モ「な、何か?」

転「いっ…いえ…ちょっと他人違いを……」

モ「はぁ」


男(俺の…ロンドンタワーが……)

女「あれ?何か硬いものが当たって…」

男「きっ、気のせいだろ…!!いいから――」モゾモゾ

女「……」ムギュ

男「っておおおおおおぉぉぉ!!!?」

女「えっ…」

男「ば、馬鹿ッ!!触んな!!」パシッ

女「い、今のって……」

男「るさい!!向こうむいてゲームしてろ!!」グイッ

女「でも…」

男「ほっ、ほらさっさと次のステージに……」

女「……」チラッ

ピーン…

女「ぁ…///」

男「ぐ…だ、だからあんま身体動かすなって……」
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 01:37:36.18 ID:QhhUmFoo
この方向は正直予想外だったwwwwwwww

かまわん、続けr てください
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 01:41:34.34 ID:m.ifIlE0
転(くっ、ココにもいない……)

転(何でどこにも…いないのよアイツ……)

転「……」トボトボ

転(別に落ち込む事なんて無いわ…退屈しのぎに探してるだけなんだから…だけど……)

転(女の子をこんな所に置いてけぼりにするなんて……だから…)

転(だからアンタはモテないのよ…馬鹿……)グスッ


男友「なぁ、転校生さん見なかった?」

男「……」

女「……」

男友「あれ、なにこの空気…何かあったの?」

男「別に…」

女「……エッチ」ボソッ

男「だ、だからアレは…!!」

男友「…アレ?」

男「おっ、お前は向こういってろ!!大体なんで彼女置いてけぼりにしてんだよ!!」


転「あ…」(何よコレ…)

転(中々…可愛いじゃない……)

転「……」キョロキョロ
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 02:30:50.19 ID:m.ifIlE0
男友(いないなぁ…入れ違えたのか?)

男友(転校生さん…こういう場所もゲームも嫌いって言ってたし……)

男友(もしかして外にでて…って)


転「クッ!!」

転(何でとれないのよ…!?そもそも入り口が小さぎるんじゃないの……!?)ジャラジャラ

―――チャリーン

転「よしっ…!!いいわよ…今度こそ…その調子で……」ブツブツ

転「あぁ!!もうッ…!!」

転「あ、あと一回…一回だけ……」ジャラジャラ


男友(いた…しかも機械に大量に小銭を並べてる……)


女「見損なったぞ…」

男「……」

女「男がこんなエッチなヤツだったなんて…」

男「だって…」

女「だってじゃない!!」

男「うぅ…」ピーン

女「な、なんでその…それが…そっ、そそそそんな事に……///」ボソボソ

男「仕方ないだろ…お前があんな事するから……」

女「なッ…!!わっ、私は何もしていないぞ!!失敬な事を言うな!!」
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 02:38:21.03 ID:AN7uM6DO
ワッフルワッフル!
ゴール前に濡れ場があるの・・・・か・・・!?
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 02:39:29.58 ID:dhXvrmoo
わっふるわっふる
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 03:15:55.57 ID:m.ifIlE0
男「お前がじたばた身体動かすから…尻が当たって……」

女「うっ…///」

男「その…何ていうか刺激するように……」

女「わっ、私は何もそんなつもりじゃ…!!」

男「わかってるけど…何回も言ったじゃん、あんま動くなって……」

女「だけど…そ、そんな事くらいで…一々……」ブツブツ

男「そんな事くらいってお前…」

女「おっ、男がエッチだからだろ!!このスケベ!!」

男「違…」

女「ドン・ファン!!」

男「……」プツッ


男友(あの人形が欲しいのか…にしても下っ手糞だなぁ…)

転「ッ!!」バキィィ

転「メルド!!何で落ち――」

ピピピピピピ

転「えっ!?」

転「な、何よコレ…どうなってんの…」

転「なんで止まないのよ…みっ、店の人が来ちゃうじゃない……」オロオロ

転「とっ…止まってよぉ……」グスッ


店「向こうからだ」「ったくまた悪ガキかよ」「揺らしたってとれる訳ねぇだろうに…」


転「ひっ…ぅぇ…」
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 04:11:57.86 ID:m.ifIlE0
転「いい加減止んでよぅ……」グスッ

転「何でこんな…なんにもしてないのに……」

転「どっ、どうすれば…このままじゃ店の人に…怒られ……」

―――ポンッ

転「ひぅっ…!?」ビクゥ


店「やっぱいないか」「しかしよくこの機種で落としてとろうなんて…」「ビビらせるのは解るがこの警報ちょっとデカすぎんぞ…」


男友「だめだよ、ああいう時はすぐ逃げなきゃ…」

転「な…なんで……」ガクブル

男友「殴ったから盗難防止用の警報が作動したんだろ…」

転「うぅ……」

男友「大丈夫、もう行ったし顔も見られてないから怒られないよ」
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 04:19:02.39 ID:m.ifIlE0
男「じゃあアレだな…」ズイッ

女「う…な、何だ」

男「女の子に故意では無いといえ息子に刺激をうけて隆起してしまった俺はそれだけで…」

女「え?何…むすこ?りゅうき…?」

男「17世紀スペインのあの伝説上の色魔ドン・ファン・テリオーノと同じくらい変態だって言いたいんだな、え?」

女「そっ…そうだ…だから何だというのだ……」

男「へぇ〜…そぅ…」

女「なっ、何が言いたい…!!」

男「じゃあさぞ清純な女さんは、俺に同じ様な事されても絶対反応しないんだろうな?」

女「は、はんのう?」

男「……」ピーン

女「ッ…///!!」

男「どうなんだ?」

女「あっ、あああ当たり前だッ!!大体女性が反応なんてする訳無いだろ///!!」

男「……」

女「お前と一緒にするな!!この…」

女「ドン・ファンッ!!」

男「言ったな…」ゴゴゴ

女「ッ…」ビクッ

男「一度ならず二度までも…」ゴゴゴゴ
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 04:20:39.07 ID:m.ifIlE0
思いつきで始めてそういう展開にしちゃったから今まで以上に
どうなるかわからんけど今日はもう寝るお 支援毎度ありがとう…

371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 04:52:44.35 ID:dhXvrmoo
わっふるわっふ……わっふるわっふる!
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 08:10:55.27 ID:AN7uM6DO
頑張れ>>1期待しております( ´ω`)
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 11:04:23.40 ID:QhhUmFoo
あれこいつら高校生だよな・・・・?
支援
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/17(水) 11:16:48.26 ID:bUBRxLc0
早まった方向に行かないよう支援
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 00:11:39.22 ID:.d4FRg60
転「くっ、来るのが遅いのよ…馬鹿ぁ…」グスッ

男友「あの後結構すぐ戻ったんだけど…」

転「うるさい…!!アタシが遅いと思ったら遅いのよ…」

男友「一人でやってこいって言うからつい…」

転「ほっ…ホントに行く事ないでしょ…こんな…スラムみたいな所に置き去りにして……」

男友「スラムって…男と女さんだっていたじゃん…」

転「なによ…アイツ等がいちゃいちゃしてる所見てろっていうの…?」

男友「え…」(そのために来たんじゃ…)

転「怖かった…ん…だから…」

男友「ごめんって…」

転「うっ…ひぐっ……」

男友「あ!!じゃあお詫びにアレとってあげよっか?」
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 00:23:29.88 ID:.d4FRg60
男「女性が反応する訳無い?」

女「とっ、当然だ!!」

男「んで俺はドン・ファンテリオーノ…」

女「も、文句があるのなら…まずそのっ…!!そっ、そそそそソレを小さくしてから――」

――モギュッ

女「ひゃ!?」

男「どうだ!?コレでも反応しないってか…!?」

女「……///」カアァァ

男「え…」

女「…さ…まぁ///」プルプル

男「お、おい…」

女「きっ、貴様あああぁぁぁぁ!!」ビュッ

男「危なっ…!!」パシッ

女「離せッ!!離せえぇぇぇッ///!!」ジタバタ

男「し、静かにしろって…お前が…」

女「いっ、いいいいくら男とはいえこんな狼藉は――!!」

男「お前がッ!!」ギュッ

女「んぁっ!!」ビクッ

男「反応しないっていったんだぞ…」
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 00:40:01.94 ID:CgU1kEDO
今夜も(。○∀・)シエントルマン
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 01:08:47.43 ID:.d4FRg60
男友「アレ欲しそうだったしさ、取ってあげるよ」

転「なっ…何言ってんのよ…別にあんなの欲しくなんて……」

男友「何回も挑戦してたじゃん」

転「ぅ…///」

転「やっぱり…見てたのね……」

男友「まぁね」

転「まっ、まぁねじゃないわよ!!じゃあ何で…!!」

男友「いや…あんなにゲームはくだらないって言ってた転校生さんが奮闘するの見るのが楽しくてつい……」

転「ぐ…悪趣味なヤツね…アンタ……」

男友「だってあんだけ言ってたのにねぇ…」

転「べっ、別にそれはゲーセンのゲームが全部下らないって意味じゃないわよ……」

男友「え?」

転「あっ、ああゆう景品が付いてくる様なモノはいいの!!競馬と同じよ!!」

男友「そうなの?」

転「下らないっていうのはアイツ等がやってるような何の景品も賞金もないゲームの事!!不毛だわ!!」

男友「でもコレだってその辺で買ったら500円くらいで済みそうなモノをわざわざ小銭並べて――」

転「うっ、うううううるさい///!!可愛いからいいのよ!!」
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 01:32:35.50 ID:.d4FRg60

男「いいか、認めるかドン・ファンって言葉を撤回するなら手をどかしてやる」

女「みっ…認めるも何もこんなとこ触れられて…反応する訳ないだろうがっ…変態!!」

男「まだ言うか…じゃあせめて撤……」

女「コッチはお前と違ってつ、ついてないだぞッ///!!」

男「は?」

女「そ、そんな事もわからんのか!?やっぱりお前は――!!」

――モミモミ

男「言わせねぇぞ…」(うぉ…やわらけぇ…)

女「やっ、やめ…!!あっ…」(!?)

男「どうした?反応しないんじゃないのか?」(脅かすつもりってだけだったが…)

女「ん…してっ…る訳無いだろ!!ぁ…」(何だこれ…)

男「そうか?気持ち良さそうだけどな」(勝手に言葉が…この魔翌力は……)

女「きっ、気持ち良く…など……はぁ…ん」(胸が…おかしい…痒い様な…くすぐったいような……)

男「声でてるぞ?優しく撫でられるのがいいのか?」(やべぇ…指が止まらん……)

女「だ、だだだだだ黙れ///!!これはただ―ー」

――モギュウゥ

女「あんっ…」

男「素直に認めろよ…」

女「…まれ…これは勝手に…声が…やっ…ん」(熱い…)

男「気持ちいいからだろ…?」

女「ちっ…違…もぅ…揉むなぁ……」(身体が熱い…奥の方からジンジンして……)

男「なら認めるか?」

女「だっ…だから反応などっ…!!」ハァハァ
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 01:42:17.47 ID:usyZG6DO
※ゲーセンの中です
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 01:46:00.29 ID:6KHhcswo
>>1がコレを書きたくて書いているなら支援する
誰かを喜ばそうと書いてるなら俺は寝る

スペシャル支援
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 01:50:11.71 ID:.d4FRg60
―――コリッ

女「ひうっ!?」ビクゥ!!

男「してるじゃんか…」コリコリ

女「ひゃ…やめっ…!!そこは…だめぇ…」

男「可愛いな…女…」

女「んっ…はぁ…お、おかしい何で…!!何でこんなっ…あっ…!!」

男「この感触わかるか?反応してんだよ、乳首が立ってる」

女「そっ…そんな…馬鹿な……」

男「じゃあなぞってやるよ」

女「よっ、よせ…ん…!!ふぅ…んっ…!!」

男「な?解っただろ、固くなってるんだ…」

女「ぁ…///」カアァ

男「もしかして…乳首がこうなる事知らなかったのか……?」

女「ぅ…ぐ…///」

男「いいか?女の人はな、性的に興奮したりすると乳首がたったりするんだ。男の…ソレと同じようにな……」

女「せっ…性的に……興奮…///」

男「だからお前も今こうやって興奮して反応してる、つまりは俺と同じで――」

―――ポロポロ

男「…あれ?」


>>381思いつきです、すまんエロ書いたことないもんで挑戦してみただけです
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 01:53:02.97 ID:CgU1kEDO
(。○A・)…
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 02:04:43.91 ID:6KHhcswo
>>382 ならばよろしい、支援だ(・∀・)
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 02:08:34.80 ID:OImNxoEo
新しいジャンルの扉を開いたのかパカリ
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 02:37:50.73 ID:.d4FRg60
―――ゴソゴソ

男友「…っていうか転校生さん競馬とかするの?」

転「当たり前じゃない」

男友「当たり前って…俺達一応高校生だし…そういう賭け事とかはまずいんじゃ……」

転「高校生?それがどうかしたの?」キュッキュッ

男友「いや…」(あ…)

転「…大体解るわ…どうせアンタもパチンコとかと一緒にしてるんでしょ」

男友「え?パチンコはダメなの?」(そっか…学校でワイン飲んでる人だもんな…)

転「あんなのは下賤のやる事よ…競馬は上流階級の伝統ある文化。一緒にしないでよね」

男友「はぁ…」

転「競馬はタダのギャンブルじゃないのよ。もっともこの国じゃあそうは思われてないみたいだけどね…」グビッ

男友「……」

転「ったくこれだから黄猿は…」

男友「…でもコレ多分伝統も権威もないっすよ」

転「だっ、だからコレは可愛いからいいの!!しつこいわね!!」


すまんね…やっぱ俺には無理くさい
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/18(木) 02:47:05.23 ID:6KHhcswo
がんばれがんばれ!出来る出来る!


誰でも最初から出来るヤツはいないんだぜ・・・・?
まずは始めの一歩だ
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 03:23:00.11 ID:.d4FRg60
男「ご、ごめん…やりすぎた…よな」

女「うっ…ふぇっ…」ポロポロ

男「怖かった…?」

女「うぇ…」コクッ

男「そっか…」ソッ

女「っ…!!」サッ

男「もうしないからそんな…」

女「うぅ…」ビクビク

男「無理もないか…ホント…ごめんな……」

男「俺…あの男の名前を呼ばれるとつい頭が…カッとなるというか……」

女「あの…男…?」グスッ

男「ドンファンテリオーノ…好色がたたって地獄に堕ちたスペインの生んだ最大の屑野郎……」
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 03:41:24.32 ID:.d4FRg60
男友「えと…何色がいい?」

転「こっ、このピンクのリボンついた…ヤツ」

男友「意外とファンシーな趣味してるよね…転校生さん……」

転「い、意外って何よ…悪い?」

男友「いや可愛いなぁって…」

転「っ…///」プイッ

男友「ん?」

転「でも考えたら…」

転「……大見得切って取ってやるとか言ったけどホントにとれんの?」

男友「多分ね」

転「多分ってアンタ…私でも取れなかったのよ?それをアンタなんかが……」

男友「かなり使ってたもんねぇ…」

転「あっ、アレは並べてただけよ…実際に使ったのは…せ…いや五百円くらいなんだから…」

男友「じゃあ俺は一回でとって見せるよ」(こんなモンのために10回も…)

転「!?」
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 04:09:13.79 ID:.d4FRg60
ごめん今日はもう寝ます…

いくらエロにチャレンジしたいからってきっかけのネタを自分の黒歴史をしたのは
やっぱキツすぎたお… ホント行き当たりばったりですまん…
ならべく思いつきはやめるようにするよ…
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 09:02:24.84 ID:usyZG6DO
おはよう乙
いや書きたいように書けばいいんだぜ。俺的にエロは一向に構わんッッ!
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 09:05:55.89 ID:qXFhuWk0
いきなりエロに入って一瞬ビックリしたわ
まぁチャレンジする事は悪い事じゃない
気にするな支援

正直エロは好きじゃないけど・・・
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 09:55:32.45 ID:OImNxoEo
新ジャンルだしなんでもチャレンジして気楽にいくといーんじゃないの
自分は正直エロはわっふるしたい派wwwwww
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/18(木) 13:40:19.47 ID:O2wrQyko
エロ書きたいなら書けばいいと思う
ちなみにフルゴッサした
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/18(木) 13:42:48.98 ID:6KHhcswo
>>394フルゴッサなんぞwwwwwwww
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/18(木) 17:59:27.49 ID:rICOUGYo
なんだヨヨモンがフルゴッサしたのは俺だけじゃなかったのか
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/18(木) 20:34:28.10 ID:R4mlJWso
>>395
新ジャンル「新淫語」
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 20:57:21.56 ID:.d4FRg60
女「何で…そんな…」グスッ

男「…罰ゲーム告白ってしってるか?」

女「……」フルフル

男「モテるヤツがモテないヤツに嘘で告白して皆でそのリアクションを笑うという小中学生を
  中心に大人気の遊び…」

女「酷い…」

男「ああ、酷い。おそらくこの世のありとあらゆる遊びの中でトップ10に入る酷さだ……」

女「でもそれが…どうドン・ファンと……」

男「俺は女が来るまでまったく女の子との縁がなかった…後は…解るだろ……?」

女「え…いや全然わか」

男「言いたくも…!!思い出したくもないんだっ!!ごめん…さっきはホントに悪かった…だから…」バッ

女「男…」

男「頼む…察してくっ…れぇ……」ブルブル

女「……」

男「ぐふっ…くうぅ……」ポロポロ


転「アンタねぇ…幾ら私より経験あるからってこんなの一回で無理に決まってるじゃない!!」

男友「そうかな」

転「そうよ!!アンタが一回でとれるものが私がじゅっ…いや…さっ、3回くらいやっても取れないハズないでしょ!!」

男友「じゃあ賭けようか?ギャンブル嫌いじゃないみたいだし」(回数少なくなってるし…)
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 22:44:13.11 ID:.d4FRg60
転「何でそんな自信マンマンなのよ……」

男友「ん?普通だよ。転校生さんこそ自信ないなら賭けなくてもいいけど」

転「無くは…ないわ…」

男友「無さそうだけど…」

転「無くない!!」

男友「じゃあ何賭ける?」

転「じゃあ…にっ…」

転「…二百え…ん…くらい……」ボソボソ

男友「え?まさか今二百円って言った…?」

転「さ、さあね…もっ…もしそうだとしたらどうだっていうの…?」

男友「いや『私が3回やってもとれなかったモンがアンタが一回でとれるハズ無い』とか言ってたのに…」

転「ぐッ…」

男友「別に自信無いなら無理に賭けなくても――」

―――バンッ

男友「なっ…!?」

転「2万ッ!!2万の聞き間違えよ!!2万賭けるわ!!」

男友「ちょ、ちょっと待って!!そこまでしなくても…!!」

転「なめないで!!私は誇り高きシュヴァリェの末裔!!こんなのはした金よ…!!」

男友「いや…でもこれは……」(はした金って…最初絶対二百円って言ってたよな……)
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 23:18:25.03 ID:.d4FRg60
女「……」

男「ご…めん…うぅっ…」ブルブル

女「…私も」ボソッ

男「ふっ…ひぐっ……」

女「私も…わ、悪かった」

男「え…」グスッ

女「誰にでも触れてはいけない傷というモノがある…勿論私にだって……」

女「ソレに気付けなかったのは…何度も触れてしまったのは……私の落ち度だ…」

男「……」

女「だから…頭を上げてくれ……」

男「じゃあ…」

女「ああ…」

男「許してくれ――」

―――バシィィ

女「甘い!!こんな事をして置いてそう簡単に許すわけ無いだろ馬鹿者ッ!!」
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/18(木) 23:21:54.15 ID:j9XzpYMo
    ヽ(・ω・)/   ズコー
   \(.\ ノ
 、ハ,,、  ̄
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/18(木) 23:36:13.54 ID:.d4FRg60
転「あ〜ら、やっぱり自信無いのはアンタの方だったみたいよ?」

男友(やばい…2万だぞ……確実にもらえる大金が今…俺の目の前に…でも)

転「なんなら賭け止めにしてあげましょうか?私だってさすがにアンタみたいな庶民から2万とはいえお金を取るのはねぇ…」

男友「……」

転「黙ってちゃわかんないわよ?やめる?やめるのね!?」

男友「……」

転「よしっ!!じゃあやめにしま……!!」(助かったわ…)

男友「いや〜俺も2万なんて貰っても全然嬉しくないんだよねぇ」

転「は?」

男友「俺ん家結構金あるからな〜」(2万円なんて…財布入った事すら一度も無いけどな…)

転「うっ…嘘付きなさいよ…!!何、2万じゃ不満なの!?」

男友「うん」

転「じ、じゃあ幾らなら……」(ヤバイ…財布確認しないと…流石にここまで来るとハッタリとも……)

男友「お金は要らないよ」

転「へ…」キョトン

男友「使い切れないからね」
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/19(金) 00:18:27.94 ID:J/Vl2EAO
ヨヨモンフルゴッサ久々に聞いたwwwwwwwwwwwwww
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/19(金) 00:21:58.38 ID:iTbUHwDO
支援!
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/19(金) 01:21:29.55 ID:5PAOXG60

転「なっ、なによ!!成金野郎!!アンタみたいのがいるからこんな拝金主義の世の中になったのよ!!」

男友「な…成金て…」

転「どうせ汚い仕事をして稼いだ汚い金でしょ!?儲けられればなんでもいいの!?騎士道精神の欠片も無いのね!!」

男友「…す、すいません」(なんで怒られてんだ俺…)



男「痛ぅ…何を…」

女「何をじゃない!!本来なら九尾の猫鞭で鞭打ち刑ものだ!!傘ですんだだけありがたいと思え!!」

男「ご、ごめん…」(猫…鞭…?)

女「かっ…仮にも未熟者とはいえ…貴様はジェントルマンとして世に身をおく者…なのに…なのにっ……!!」

男(おいてたのか…)

女「お前は未婚の女性の…そのっ…ちっ、ちちちち乳房を無断で触ったのだぞっ…///!?」

男「無断…」

女「だ、黙れ!!口答えは許さん!!恥を知れ!!」

男「ごめんってば…」

女「ふん…!!」プイッ

男「なぁ、どうすれば」

女「っ!?」ビクッ

男「って…まだ…そんなに…怖かったのか……」(少し動いただけなのに…)

女「ぅぇ…」ビクビク

男「そりゃ…そうだよな…」

男「…だって俺はお前が泣き出すまで……」

女「……」グスッ
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/19(金) 01:37:32.91 ID:5PAOXG60
転「…ったくどいつもこいつもシュヴァリェがっ」

転「時代遅れ、中世の遺物ですって……?冗談じゃないわ…敬意を…敬意を払いなさいよ……」

男友「はぁ…」(最初何の話してたんだっけ…)

転「私達は…守り抜いてきたのよ……革命の時代を乗り越え…資本主義社会の中でもがき…それでも必死で……」ゼェハァ

男友「なんというか…」

転「もはや何の実利的な特権もない…この称号を…あらゆる代償と引き換えに…必死で守り抜いてきたのよ……」ゼェハァ

男友「すいませんでした」

転「わっ、分かればいいのよ…分かれば……」ゼェハァ


男「あんな事して嫌がる事くらい…わかってた筈なのに……気付かなかったんじゃない……」

女「……」グスッ

男「怒ってるからって…開き直って……気付こうともしなかったんだ……」

男「やっぱり…嫌いになったよな…俺の事…」

女「嫌…」

男「だよ…な……」

女「……」

男「ごめん…嫌な思いさせちゃったし…今日は俺…帰るよ……」

女「ちっ、違…!!嫌っ…だけど……」

男「……」

女「私が…嫌なのは……」
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/19(金) 02:47:03.06 ID:iTbUHwDO
寝る前シエンタ
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/19(金) 03:09:32.61 ID:5PAOXG60
女「嫌…なのは……」チラッ

男「……」

女「っ…///」プイッ

女「こっ、怖かったんだ…!!私は男が…私の事なんて…お構いなしみたいで……」

男「……」

女「あんな事したのも…それは私だからとかじゃなくて…そのっ…な、何ていうか……」

男「女…」

女「分かってる…お前はそんなヤツじゃない……」グスッ

女「……怒ってたんだろ?さっきお前が言ってたように…私が無神経に…お前を…傷つけたから…」

男「うん…」

女「だけど…分かってるけど……」

男「……」

女「嫌…なんだ……」


転「で…どうするのよ?」

男友「ええと…」

転「コレとってくれるんでしょ?一回で」

男友「そうね…んじゃ……」

転「ま、待ちなさいよ…お金がいらいないなら…何賭けるのよ……」

男友「あ…」(忘れてた…まだ賭けるつもりのなのか…つかそもそもコレ俺から言い出したんだっけ……)

転「今さら自信無くなったからとぼけようたってそうはいかないわよ」

男友「ち、違うよ…」(だけど…金以外なんて全然思いつかん…いっそ千円くらいなら罪悪感無く取れたのに……)

転「じゃあ何?」

男友「そうだなぁ…んー…あ!!」

転「言っとくけど下品なのは無しよ」

男友「何想像してんだよ…オーソドックスに勝った方が負けた方に一回だけ命令できるってのはどう?」
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/19(金) 04:00:09.91 ID:5PAOXG60
男「ごめんな…でも…無理に言ってくれないでもいいよ……」

男「嫌われても…当然なんだし……だって他人に…胸を」

女「まっ、まだ分からないのか!?この鈍感野郎っ…!!」

男「ッ…!?」

女「なんでっ…なんで分からないんだ……」グスッ

男「え、えと……」

女「私が…嫌なのは……」

男「嫌…なのは……」

女「まだ…してない…だろ……」

男「へ…何を?」

女「ほっ…本気で言ってるのか男…?」

男「すまん…」

女「また私を…か、からかおうとか……」

男「ホントにわからん…」

女「スだ…」ボソッ

男「?」

女「きっ、きききキスをまだしてないだろといってるんだ///!!」カアァァァ
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/19(金) 04:14:45.11 ID:0XOsi1Mo
なんだこの流れ!!!!? 

超支援
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/19(金) 04:37:29.28 ID:5PAOXG60
男「…っ」ドキッ

女「うぅ〜///」

男「……///」

女「こっ、こんなことくらい言われる前に気付け!!この馬鹿者ッ!!」

男「ごめ…」

女「コックニー!!ジャガイモ野郎!!ヤンキー!!鳥の糞!!お前の一家ネイボップ!!」

男(罵声…なのかコレ…?)


転「どの辺がオーソドックスなのよ…」

男友「え、よくやらない?」

転「…やらないわよ」

男友「俺はよくやってたんだけど…結構皆やってると思うよ?」

転「ふーん…つまり一回限りの命令権がこの国ではお金に代わる伝統的な賭けの対象なのね……」

男友「命令権って…よくわからんけど…まぁコレでいいよね……」

転「この一回だけって…」

男友「ん?」

転「一回の命令で命令を百個聞けるようにするとかは…無しよね……?」

男友「小学生みたいな事言うね…」

転「うっ、うるさいわね!!どうなの!?」

男友「基本…あんまそういうのとか無茶なのは無しかと……」

転「ならいいけど…」
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/19(金) 04:46:23.62 ID:5PAOXG60
今日はもう寝ます 今日も支援してくれてホントサンクス!!
相変わらず行き当たりばったりな感じだけどなんとかがんばるお

でもゴールがみえないお……
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/19(金) 11:11:59.58 ID:53BpRIDO
たしかに終わりそうにないなwwww
がんばれ支援
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/19(金) 12:24:09.50 ID:iTbUHwDO
期待支援
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/20(土) 01:42:20.04 ID:74vEfOU0
女「はぁ…はぁ……」

男「ごめん……」

女「……」グスッ

男「気付けなかった…な…」

女「わ、私だって…!!」

男「……」

女「私だってああはいったがな……」

男「……」

女「別に…えっ、ええエッチな事に興味が無いわけじゃ……ない///」

男「え…」

女「でっ、でも少し!!」

男「……」

女「ほんの…少し…だぞ///」


転「じゃあアンタの望みは?」

男友「それは勝ち負けが決まってから決めない?」

転「なるほど…不安感を煽ろうって寸法ね……」

男友「いやそういうわけじゃ…」

転「まぁいいわ。グダグダ言ってないでさっさと始めなさいよ」

男友「へいへい…」(誰のせいで…)

―――チャリーン
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/20(土) 01:43:50.21 ID:74vEfOU0
人いなそうだけど一応…遅くきたのに悪いですが今日はちょっといきなり寝落ちしちゃうかもです…明日はなるべくがんばりたいお
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/20(土) 01:45:43.78 ID:f/OX3Sgo
無理しない程度にがんばれよー
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/20(土) 01:51:13.93 ID:DaSc0qIo
ちゃんと見てますがなwwww
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/20(土) 01:51:16.67 ID:SPCwyb.o
人は毎日いるんだなこれが

スペシャル支援
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/20(土) 02:04:16.10 ID:PlNY/NM0
丁度よさそうなので支援
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/20(土) 02:14:48.91 ID:74vEfOU0
男友「ほら、お望みどおり」

転「……」

男友「何も…そんな絶句しなくても……」

転「アンタ…何者よ……」

男友「何者って…ゲーセンにはよくいくけど…」

転「にしたってアタシですら出来ない事をあんな易々と……」

男友「……」

転「あんだけどんくさいアンタが…サルより少しマシな知能程度のアンタが…こんな一回で……」

男友「おい…」

転「レジオンドヌール…これはレジオンドヌールものよ…」

男友「なんだよソレ…」

転「人間…何が出来るか……どう化けるかわからないものね…」

男友「クレーンで人形一個とっただけなんだけど……」

転「ヒトラーだってそうだったわ…あんなヤツ下手したら一生をただの乞食で――」

男友「俺普段どんだけ酷いんだよ……」


うはwwwwwwいるwwwwwwありがとう…明日頑張るけん……
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/20(土) 03:01:29.10 ID:74vEfOU0
女「お前に触られたのだって…私は…えと……」

女「それ自体は…決して…嫌では…なかった……///」

男「……」

女「ドキドキして…でもくすぐったいような…切ないような感じ……」

男「……」

女「だっ、だけど…そういうのって……順序がある…だろ……」

女「私達はまだア、アベックになって一日目だ……」

男「……」

女「なにを…堅苦しいとか思うかもしれんが……」

女「嫌…なんだ……私は実感したい……」

女「男に…ちゃんと私を見てもらってるって……」

男「……」ゴクッ

女「その上で…あっ、愛されてるって…」

女「実感したいんだっ…///!!」

男「ッ…!!」
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/20(土) 03:07:07.81 ID:74vEfOU0
男友「でも確かに…可愛いね」

転「フフ、そうでしょう!!私のセンスに間違いはないのよ♪」

男友「ハハ…」(可愛いなぁ……)

転「〜♪」ギュッ

男友(そんな人形なんかよりずっと……)

転「ねぇ…名前は何がいいかしら?」

男友「え゙名前付けるの?」

転「何よ?当然でしょ。一応アンタが取ってくれたんだからアンタに命名権を与えてあげる」

男友「そ、そう…」

転「もっともアンタにそんないい名前つけれるなんて期待してないけど……」

男友「じゃあ…」

転「でも私に及ばないのは仕方無いとしてセンス無いのはダメよ。この子が可哀相だわ」

男友「参考までに…他のぬいぐるみの名前とか…」

転「そうね。ジョセフィーヌにクロエ、ジュネ……」

男友「へぇ…」(うわぁ…いかにもだ…)

転「あと…バルバギリガウスとか」

男友「ごつッ…」

転「あぁ…ちなみにこの子男の子だからそこんとこもヨロシクね」

男友(どこで判断したんだろう……)
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/20(土) 03:40:55.69 ID:74vEfOU0
限界です…おやすいみー
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/20(土) 08:28:10.18 ID:5irhaUDO
乙!頑張れよ!
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/20(土) 16:06:47.23 ID:4yLyCVY0
ぬるぽ〜!
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/20(土) 16:34:26.34 ID:TJQIJcw0
すいません。今は書けないんですが読み返してどうも読みにくいなって
とこがある気がして…
よかったら見てくれてる人で自分もそう感じるって人がいたらどこが気
になるか言ってみてくれませんか 直せたら直したいので
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/20(土) 19:09:20.49 ID:sSAHrKUo
>>427 
ない 
少なくともシロウトのおれは
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/21(日) 16:56:20.17 ID:/7SdR0go
今日も支援、
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/21(日) 23:46:49.08 ID:l4V2QZY0
すまん、昨日はちと忙しくてかけませんでした
人いたら書き溜めもできてないし相変わらず遅くて申し訳ないががんばるお 
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 00:04:30.27 ID:G2Pn/Ng0
物語には必ず終わりがある
がんばって
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 00:39:22.97 ID:EuBl1uI0
転「まだ〜?」

男友(多分フランスで……)

転(フフ、おもしろい♪真剣に悩んでるわね)

男友「ま、待った…」(外人っぽい名前…外人っぽい名前……)

転「やっぱりアンタには荷が重すぎたかしらねぇ」

男友「ぼ」ボソッ

転「はい?」

男友「ぼびー…?」

転「えっ」

男友「え…」

転「ボ、ボビー?」

男友「うん…」コクッ

転「……」
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 00:58:53.68 ID:x/LbIsDO
なんというナイジェリア連邦共和国
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 01:04:52.21 ID:EuBl1uI0
女「だっ…だから私は……」ドキドキ

男「……」

女「お前がいいのなら……」ドキドキ

男「……」

女「いつかは…だな……」ドキドキ

女「その…きょ、今日映画で見たような……」ドキドキ

女「こと…だって……///」カアァァ

男「女…」

女「うあああ!!!うっ、ううううるさい!!かっ、顔をのぞき込むなっ///!!」

男「俺…」

女「だっ、だだだだ黙っててくれ!!今は何も喋るんじゃない///!!」

男「……」
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 01:31:03.80 ID:EuBl1uI0
転「アンタ…ボビーって……」

男友「変…かな…?」

転「なんかそんな言葉で表現したくないような感情だわ…なにかしらこの感じ……」

男友「すんません…」

転「安直というか…大体アングル共の名前じゃない…コレ……」

男友「だよね…フランスじゃないよね……」

転「ホント…学ないわよね…分かってたつもりだけど…」

男友「正直俺にはソレが限界でした……」

転「もう…この子だけ浮いちゃうじゃない…」

男友「変えてもいいけど…」

転「いっ、いや…いいわよ…ボビーで…仕方ないわ……」

男友「…いいの?」

転「命名権を与えたのは私よ、それにまぁ…アンタのお陰で取れたんだし……」

男友「ハハ…」

転「いいですか、本日より私の責任をもって私はあなたをボビーと名づけます」

ボ「……」

転「恨むなら名付け親を恨んで頂戴」
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/22(月) 02:01:34.96 ID:z7wBxgco
不憫な人形さん・・・・
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 02:16:34.31 ID:EuBl1uI0
女「こっ…こんな事レディーに言わせおって……」

男「……」

女「やっぱり貴様は…未熟者…だ///」

男「……」

女「そ、そもそも…あんな狼藉を働いた時点で本来なら……」

ポンッ――

男「女」

女「あ…」
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 02:17:17.06 ID:EuBl1uI0
男友「俺が名付け親…じゃあ転校生さんは…?」

転「私?私は母親、そしてもちろんこの子の主君よ」

男友「主君…」(もちろん?)

転「そうよ、この子は男の子だから。帰ったら叙任式をするの」

男友「騎士様…ですか」

転「ねー、ボビー♪」

男友「う…」(可愛いなぁ…ちょっと幼い気もするけど……)

男友(こんな姿…普段じゃ絶対みれないよな……)

男友(でも俺はみてる…少しは気を…許してくれてるのかな…?)

転「フフ、例えジェリー共と同じ名前でも…」

男友(そっか…)

転「私はあなたを立派なシュヴァリェにしてあげる!!」ギュッ

男友(今更…だよな…色々な事があって…幸か不幸か……偶然がもたらした結果……)

男友(俺だからって訳じゃない…ハハ…当たり前だ…でも)

転「…どうしたの?」

男友「んー、いや」(でもそれで充分…)

転「?」

男友「なんかすげー楽しいなって」(俺にとっては…それで充分……)


男友(畜生…)
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 03:14:53.97 ID:EuBl1uI0
チュッ…

女「っ…」ヘタッ

男「キス…どうだった?」

女「あ…ぅぁ…///」パクパク

男「……」

女「…///」

男「あの…」

女「おっ、男ぉ…」グスッ

男「え…」

女「うぅ…」ジワッ

男「ご、ごめん!!もしかして俺また狼藉しちゃっ…」オロオロ

女「いい…加減にしろ…鈍感…野郎ぉ……」ポロポロ

男「……」

女「わっ…分らんのか…?」ポロポロ

女「嬉しい…んだ…嬉しくて涙が……」ポロポロ

女「止まらないんだぁ…」ポロポロ
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 03:27:48.08 ID:EuBl1uI0
転「……」プイッ

男友「だってさぁ」

転「いっ、いきなり変な事言わないで…」(また…コイツは……)

男友「んなこといったって女の子とゲーセン行くなんて初めてだし…」

転「でしょうね……し、しかもアタシみたいなかわ」

男友「可愛い女の子とね」

転「っ…///」カアァァ

男友「?」

転「な、何よ…置いてったくせに…調子いいのよ……」

男友「今自分でも言おうと」

転「うっ、うっさいわね…///」(そうよ…当たり前の事じゃない……)

男友「ハハ…他に欲しいぬいぐるみとかある?取って来てあげるよ」

転「え…いいの?」

男友「いいよ」

転「でも…」

男友「クレーンゲーム好きだけど今日は特に取りたい景品ないからね」

転「じゃ、じゃあ!!」パアァァ


男友「また随分とコレも少女趣味というか…」

転「いっ…いいじゃない…実際…少女なんだから……」

男友「そういえばそうか」

転「そういえばってアンタね…」ムスッ
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 03:30:44.85 ID:EuBl1uI0
今なら乃木大将の気持ちが分る気がする 死すべき時に[ピーーー]ぬはって気分ですwwwwwwww
終わり所がなぁ…
とりあえず今日は寝ます 支援してくれた人サンクス おやすいみー
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 04:56:26.32 ID:82VaDQQo
おやすいみー
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 20:15:04.33 ID:EuBl1uI0
転「あっ!!あれも可愛い…かも…」

男友「ほいほい」


転「っ!!これも…その……」

男友「はいはい」


転「出来たら…この子も…」

男友「へいへい…」


転「ちょっと…」ギュッ

男友「はい…」


男友「こんなに沢山…」ドッサリ

転「だ、だって…みんな可愛いんだもん…仕方ないじゃない」

男友「帰りどうすんの…」

転「うっ…」

男友「考えてないんだ…」(意外と抜けてんだよな…頭いいハズなのに…)

転「どっ、どうにかするわよ…あっ…」

男友「どうにかって今だけでもいっぱいいっぱい……」

転「……」ジイィィ

男友「はぁ…」
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 20:17:51.05 ID:EuBl1uI0
過疎ったなぁ…もう大分たってるもんな…誰かいるかお?
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/22(月) 20:18:55.99 ID:5pTsalMo
いないな
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/22(月) 20:19:31.20 ID:/6Ydtyco
       ,、          _
      / l          ヽヽ
      ,′|          ヘ ヽ
      l  l           l ヘ
      |  l           l. l
      | ヘ              l  |
      ヘ  ヽ         /  j
      ヽ  \ , -┬┬、/.  /
       \   7   ヽ ヽ_∨ 
         ヽ  l   .  二 --`ゝ
          /ゝ' _.. '-'´ ・   ・ ヽヽ
         j−'´ |  =   _人   ̄ l〉
        / ̄ ̄l         ノ´
         / ̄ ̄ ̄|      _.. ィ‐┐
        ゝ──'>ー<二○'´i ̄
           `ー┐      l
            _」      つ
           ゝ───…  ̄
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 20:56:16.34 ID:G2Pn/Ng0
残念だが誰もいない
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 21:42:59.91 ID:EuBl1uI0
転「取ってくれたのはありがたいけど…」

男友「……」

転「なんで皆アングル共の名前なのよ…ボビーにトミーにケニーって…嫌がらせ、嫌がらせなの?」

男友「全部伸びてるしね…なんでだろ……」(なんで全部俺が名付る仕組みなんだよ…)

転「大体この子女の子なんだけど…ケニー…」

男友「だから俺じゃなくていいって…変えれば」(マジで判断基準がわからん…)

転「もっ、もういいわよ…付けちゃったんだし…」

男友(そのセリフ4回目くらいだな…)

転「ごめんねケニー…この子学が無い可哀想な子なの…許してあげて」

男友「く…」

転「ふふ♪」

男友「…ていうかさ」

転「あげないわよ」ギュッ

男友「いらねぇよ」

転「なっ、何よ…失礼なヤツね……」

男友「失礼って…いやこんな事してて…目的は……」

転「い、いいの!!どうせあいつら馬鹿みたいにゲームやってんだから!!」


いいもの、ひこにゃんがいてくれたからそれでいいもの
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 21:44:19.05 ID:EuBl1uI0
男「ハハ…そっか…」

女「おとこぉ…」グスッ

男「…怖くない?」ナデナデ

女「もう…怖くない…から……」

男「…よかった」ナデナデ

女「だから…」

男「?」

女「も、もう一回…///」カアァァ

男「え」

女「さっきは…いきなりだったから……今度は…その…///」モジモジ

チュッ…

女「ふぁ…」
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 22:31:53.55 ID:EuBl1uI0
男友「俺達も馬鹿みたいにゲームしまくってる訳なんですが…」

転「ん!!」グイッ

男友「そうでした…景品つくもんね…」

転「その通り、こっちは有益な行為。あっちは無益、非生産的な行為よ」

男友「でもこれじゃあせっかく来たのに…」

転「……」

男友「全然観察できないよ?」

転「……」

男友「さっきいったらレースゲームは終わってたしさ…今なら…」

転「そんなに嫌?」

男友「へ…?」

転「形だけとはいえ…アイツ等抜きでアタシと二人っきりでデート出来るのが……」

転「そんなに…嫌?」

男友「っ…」ドキッ

転「……」

男友「嫌…じゃないけど……」ゴクッ

転「じゃあいいじゃない、もうアイツ等の事つべこべ言わないで。耳障りよ」

男友「それって…」

転「今観察したって無駄だから…無駄な事はしたくないでしょ?」

男友「俺とのデートは無駄じゃないって…事?」
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 23:15:23.53 ID:EuBl1uI0
だめだ…ネタ以前に…おいらも飽きてきた……さらに遅くなるかもだがすまん…
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/22(月) 23:19:23.60 ID:pNlX1fgo
ガンガレ、応援してるぜ
ROMってるだけの人も多いだろうしな
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/22(月) 23:21:56.88 ID:/6Ydtyco
                     r-、
          r-,          l l
          | .|          l l
            l l          l .l
            l l         / ./
          l ヽ  _ィ―‐t-v_' /
           ' ,  Y´ \_ヽ_く
            ソー'  /´ __二ニ>
            l_ィ┴' ̄・ .・ ヾヽ
           /___l ニ    人 ニ i _l
           /ー―l        _ノ´
          `ー--ト―ャー―''フl´
             /   、`,'a''´ ノ
            (    ヾミ   )
             `ーャ二ノー''´
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 23:25:22.82 ID:G2Pn/Ng0
たしかにgdgd・・・だがちゃんと終わらせてほしい

支援
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/22(月) 23:37:08.53 ID:EuBl1uI0
転「むっ、むむむむ無駄よ!!無駄に決まってるじゃない!!無駄、無駄、無駄!!」

男友「ひでっ…」

転「無駄…だけど…」

男友「……」

転「そ、そう…ぬいぐるみも取ってくれたし……あと…」

男友「……」

転「えと…」

男友「……」

転「ほ、ほら!!アレ!!」ビシッ

男友「ん…?」

転「あの子も可愛いわ!!」グイグイ

男友「ちょっ…また…何個取れば……」ズルズル

転「小さいからいいのっ!!」

男友「仕方無いなぁ…」

転「アンタが…悪いのよ…」ボソッ

男友「今なんて…?」

転「別に…」プイッ


もうね 何回文末に終わりっていれたかった事か… 転校生シカトすりゃよかったのに…あの絵が可愛すぎるんだ……畜生
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/23(火) 00:27:53.79 ID:Iv1bMPU0
女「まっ、またいきなり…!!」

男「ごめん、ごめん」

女「なんで事前に…その…雰囲気を作るとか……」ボソボソ

男「だって…恥ずかしいじゃん…」

女「う…わ、分らんでもないが……///」

男「やっとできたね、昨日の続き」

女「ずるいぞ…昨日はちゃんと…私が合図みたいな事したのに……」

男「やっぱりキスして欲しかったんだ?」

女「…るさい///」

男「ハハ…」

女「もっかい…」

男「え、また…?」

女「こっ…今度こそ昨日みたく……ちゃんと肩を持って…してくれぇ……///」

男「随分…積極的になりましたな…」ニヤニヤ

女「おっ、お前があんな事するから…!!」

男「すまんかった…」

女「お前のエッチが…うつってしまったんだ…ぞ…この…」

女「馬鹿者…///」

男「ッ!!」ビシッ

女「待て。何だ、そのガッツポーズは」
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/23(火) 00:53:57.62 ID:Iv1bMPU0
男友「んじゃ…」

転「待って。色が綺麗だしあの手前の子がいいわ」

男友「ん、あの位置なら簡単だな…自分でとってみたら?」

転「えー…」

男友「教えてあげるからさ、コツがあるんだ」


男友「ほら、ここはこうやって…」

転「こうやってじゃわかんないわよ…」

男友「だからこうクレーンを…」ソッ

転「っ…///」カアァァ

男友「ホラ、ちゃんと奥行き見て」

転「ちっ、近いわよ…顔…」ドキドキ

男友「んな事いったって…お、そのままそのまま…先端にひっかけて…」
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/23(火) 01:05:59.57 ID:Iv1bMPU0
転「む…難しいわね…」ハラハラ

男友「掴めた!!」

転「やっ、やったッ!!」(やっぱり…)

男友「油断するなよ…こっからだからね…」

転「え、ええ…」(楽しい…)

男友「もうちょっとゆっくりのがいいな…」

転「ゆっくり…ね…」(服屋でも…今でもコイツといると……)

男友「いいぞいいぞ…」

転(すごく…楽しい…)

男友「あと一歩…」

転(なんで…)

男友「落ち着いて…」

転(なんで…よ…)ポトッ

男友「ん?」

転「ッ!!いっ、いくわよっ…」ゴシッ

男友「お、おお…!!もう後は…」ゴクッ

―――ガチャンッ

男友&転「うおおおおおお!!とれた!!!とれた(わ)あああぁぁぁぁ!!!」
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/23(火) 01:07:21.06 ID:sg6Q65Yo
 *     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
      +    。  |  |
   *     +   / /   イヤッッホォォォオオォオウ!
       ∧_∧ / /
      (´∀` / / +    。     +    。   *     。
      ,-     f
      / ュヘ    | *     +    。     +   。 +
     〈_} )   |
        /    ! +    。     +    +     *
       ./  ,ヘ  |
 ガタン ||| j  / |  | |||
――――――――――――
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/23(火) 01:09:33.07 ID:Iv1bMPU0
転「む…難しいわね…」ハラハラ

男友「掴めた!!」

転「やっ、やったッ!!」(やっぱり…)

男友「油断するなよ…こっからだからね…」

転「え、ええ…」(楽しい…)

男友「もうちょっとゆっくりのがいいな…」

転「ゆっくり…ね…」(服屋でも…今でもコイツといると……)

男友「いいぞいいぞ…」

転(すごく…楽しい…)

男友「あと一歩…」

転(なんで…)

男友「落ち着いて…」

転(なんで…よ…)ポトッ

男友「ん?」

転「ッ!!いっ、いくわよっ…」ゴシッ

男友「お、おお…!!もう後は…」ゴクッ

―――ガチャンッ

男友&転「うおおおおおお!!とれた!!!とれた(わ)あああぁぁぁぁ!!!」
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/23(火) 01:09:52.81 ID:Iv1bMPU0
ごめんwwwwwwwwww疲れてるwwwwwwwwww
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/23(火) 02:05:39.21 ID:Ealx8v60
わろた
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/23(火) 02:27:25.94 ID:Iv1bMPU0
男「満足した…?」

女「う、うむ…」ドキドキ

男「俺まだ心臓バクバクいってるよ…」

女「私も…だ…///」ドキドキ

男「そういえば…生まれた初めてキスしたなぁ俺…」

女「それも同じ…だな///」ニコッ

男「えっ、ホントに?モテそうなのに…」

女「あ、当たり前だろっ!!こんな事嘘でいうか…!!」

男「まぁ確かに…」(恐ろしくそういう知識もんな…いや他の知識も無いんだが…)

女「そっ…それにだな…私は初めてが男で…ホントに…よかったって……」

男「……」

女「思ってるんだ…ぞ///」ボソッ

男「ッ…」

女「どうした?急に前かがみになって…」

男「いや…」(やばい…またロンドンタワーが…)

女「あっ…でも…」

男「ん?」

女「やっぱり初めては父上だったかも…」

男「ごめん…多分俺もそうだ…」
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/23(火) 02:41:34.55 ID:Iv1bMPU0
転「フフ、とれたぁ♪」ギュウゥ

男友「いやぁ、転校生さん結構筋いいね」

転「当然でしょ。私は高貴な人間、凡人とは違うの♪」ニコニコ

男友「ハハ」

転「でも…」

男友「ん」

転「ありがと…ね///」

男友「っ…///」ドキッ

転「なんでそこで赤くなるのよ…」

男友「転校生さんこそ…」

転「わっ、私は別に別に赤くなってなんか…///」プイッ

男友「じゃあなんでうつむいてるの?」ニヤニヤ

転「うっ…うるさい…///」


転「そっ、それよりこの子の名前何が良いと思う?」

男友「へ…今度は転校生さんがとったんだから転校生さんが決めたらいいんじゃ…」

転「そうだけど…せっかく二人でとったんだし……」

男友「でもまた…」

転「いいの!!私も考えるからアンタも考えて!!ちなみに男の子よ」

男友「……」

転「……」

男友「ジョニー…」

転「フランソワ」

男友「…負けました」

転「ジョランソワね」

男友「いやいやいやいや」
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/23(火) 02:51:00.45 ID:m6QsKgEo
http://momizi.xrea.jp/src/vip13171.jpg

しつこいようだが俺は何度でも貼る 
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/23(火) 03:37:21.99 ID:Iv1bMPU0
男友「じゃあそろそろ二人と合流…」

転「……」ムスッ

男友「…やっぱもうちょっと遊んでからにしよっか」

転「そっ、そうよね!!飽きたら向こうから来るだろうし…」

男友「うん…」(これだよ…)

転「次は何がいいかしら…」キョロキョロ

男友(生殺しってヤツか…?)

転「アレも可愛いわねぇ…でもちょっと色が…」ブツブツ

男友「またクレーンゲーム?」(いっそバッサリ切られた方が楽というか…何だろう…)

転「他に可愛い景品がとれるモノないでしょ」

男友「そうだけど…」(言動だってサーの時なんかよりずっとキツイくて……)

男友「他のゲームもやってみたら?」(利用されてることも分ってて……)

転「嫌よ、あんな下品なモン…確かにアンタにはお似合い――」

男友「じゃあ」(彼女も男しか見てないことだって…知ってるハズ…なのに……)

転「ま、待って!!」ガシッ

男友「ハハ、冗談だって」(俺が入り込む余地なんて寸分もない…理解してる…ハズなのに…)

転「まっ…紛らわしい事しないでよ…馬鹿っ!!」

男友「もうあんな事しないよ」(届きそうで…)

転「うるさい…アンタは前科持ちなのよ……信用できないわ…」ギュッ

男友「前科って…」(届かない様な……)

転「そ、それにアイツ等だって…見てるかもしれないんだし……///」ピトッ

男友(この感じは…)
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/23(火) 03:39:37.00 ID:Iv1bMPU0
>>465その絵師のせいで…転校生なんて最初なんの思いいれもなかったのに……
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/23(火) 03:57:25.28 ID:Iv1bMPU0
飽き+疲れが…ホント長くてすまん、今日はもう寝てきま 
おやすいみー
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/23(火) 16:39:21.70 ID:Iv1bMPU0
確かに過疎ってんな…
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/23(火) 16:43:12.40 ID:Iv1bMPU0
でもがんばるお…今日これから色々あるから書けるか微妙だけど
深夜頃また書けたら書くので見てくれてたら応援してくだせい…
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/23(火) 19:03:37.13 ID:I1yRm3E0
頑張れ
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/24(水) 00:24:04.80 ID:OKg5C3M0
女「フフ…///」ピトッ

男(ダブルデートの事なんて…すっかり忘れてるな…)

女「男!!次はコレに乗ろう!!」

男「またレースゲームか…」

女「うむ!!今度はレースカーじゃなくて乗用車で市街を走るみたいだぞ!!」ワクワク

男「身長…足りるんだろうな…」

女「うぐ…」

男「あんまりもう俺下には……」

女「ならべく動かないようにする…から…」

男「でもまた嫌な思いさせたくないし……」

女「別にいい…」ボソッ

男「……」

女「私の事好き…だろ?」

男「ん…」

女「好きだから…その……ああなっちゃったんだよな?///」カアァァ

男 「あ、あぁ…」

女「なっ、なら男がちょっとくらいエッチでも…もう別にいい…///」

男「っ…」

女「私は『ちょっとくらい』といったんだ…」チャッ

男「ごめんなさい…」ピーン
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/24(水) 00:26:56.00 ID:UjE7ZJ2o
    ______,.___, |;:;:.... |
 ゚     。  :     ..:| |l ̄|
:         。    ..:| |l彦|  このスレはひこにゃんに
      ゜  :  ..:| |l根|        監視されています
    ゜     : ..:| |l_|
  :       ゚   ..:|;:;:.... |
    ゚   :     ..:|;:;:.... |.    iヽ
      ゜  :  ..:|;:;:.... |/| ̄|\))
  。           ゚ ..:|;:;:.... |ニ二二ス
   :     :   ..:|;:;:.... |,,=・ェ・=)ゝ
 ゚  。  :   :  ..:|;:;:.... | ⊂ノ
  :      :   ..:|;:;:.... |-u'
      ,,.,、-‐''"´~ `ー-‐'
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/24(水) 00:41:06.22 ID:xPquezA0
なんか・・・段々・・・男女のキャラが・・・
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/24(水) 01:21:42.78 ID:qjMjK7Eo
(。○∀・) うむ 女が普通の女に目覚めてきているようだ
飽きてきたならそろそろ場所移動してみてはどうか
夕食とか…
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/24(水) 01:22:18.83 ID:OKg5C3M0
女「楽しかったな!!特にハンドルがブルンブルンいうのが堪らん!!」

男「にしても女初めてなのにホント強いな…完敗だよ…」(背がとどいてよかった…)

女「フフ♪ジェントルマン足るものこれくらい当然!!男ももっと励みたまえ!!」

男「女ももっと勉強励んでな…」(でもよかった…)

女「うっ…つ、次はアレやるぞ!!アレ!!」ダダダッ

男「聞いちゃいねぇ…」(一時はどうなるかと思ったけど…ゲーセンも慣れたみたいだし……)

女「男ぉー!!はやくしろーー!!」ブンブン

男「分ったから傘しまって…」(きっ、キスも…出来たし……)

女「な…に…?」

男「どうかした?」

女「いや…ワニが可愛いからやろうと思ったのだが…まさかこれって……」

男「……」

女「コレでワニ…叩くのか?」ウルウル

男「うん」

女「なんて…残酷な……」ガクッ

男「……」

女「そうだよな男…地上に楽園なんて存在しない……ココはあくまでユートピアのパロディ……」

女「犠牲の上に成り立たないものなんてない…そんな事分ってる…分ってるんだが――」

―――チャリーン

男「でりゃあああああ!!!」バシバシバシバシ

女「よせえぇぇぇ!!」
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/24(水) 01:25:21.68 ID:OKg5C3M0
きっとネタが尽きたとかそんなんじゃなくて関係が進展
してジェントルマン成分が薄れてるんです

ひこにゃんにシエントルマンさん…まだいてくれたのかありがとう…
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/24(水) 01:36:34.71 ID:oSak3LUo
おっとスペシャル支援マンも忘れないでくれ
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/24(水) 01:52:45.57 ID:OKg5C3M0
転「……」ムスッ

男友「いいじゃん、どうせもう取っても持ちきれないんだし…」

転「メルド…見なさいコレ…ガムの跡よ……こっちには吸い殻…コレで遊ぶ人間の種類が見て取れるわ……」

男友「確かにちょっと汚れてるけど…」

転「ポン引きに売春婦…詐欺師に…夜盗…どうせろくな類の人間じゃないわよ……」

男友「じゃあ俺こっちに座るからそっちなら綺麗……」(いつまでハレム扱いなんだ…つかなんだよ夜盗って…)

転「大体なんでそんなやらせたがんのよ…」

男友「食わず嫌いはよくないってば」

転「答えになってないじゃない…」

男友「だってクレーンゲームも初めてなのにあんなはまってたし」

転「だからアレは…!!」

男友「景品ね…いや分ってるけど転校生さんと一緒にやりたいんだよ」

転「ぐ…」(私と一緒に…///)

男友「お願いだからさ、一回だけ…」

転「あ…」(そういえば…)

男友「ん?」

転「い、いえ…もう仕方ないわねぇ…一回だけよ…一回」(私賭けに負けてたんだった…)

男友「おお!!ありがとう!!」

転「ふん…」(礼なんて言っちゃって…でも忘れてるみたいだし…いいわよね……)
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/24(水) 01:54:26.59 ID:OKg5C3M0
>>478すまん…マジでサンクス……おかげで何とか挫けずにやってけてますお
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/24(水) 03:53:58.43 ID:OKg5C3M0
ビバババババ

転「ああっ…!!もう何よコイツ!!」

男友「転校生さん…こまめにペダル踏まないと……」(すごい興奮してんな…)

転「わ、わかってるわよ馬鹿ッ!!全然当たんないのよ!!」

男友「とりあえず落ち着いてみた方が……」

転「ペイザンッ!!どこ!?どっから撃ってきてんのよ卑怯者!!」

男友「上!!上だよ!!はやく隠れないと死―――!!」

転「メルドッ!!」バキィィ

男友「だからあんまり機械を乱暴に……」

転「るっさいわね!!何よ、このカウントダウン…こんてにゅー?」

男友「ああ、カウントダウンが終わる前にお金をいれたら続きから…」

転「ッ!?早くお金!!お金だしてっ!!」

男友「えぇ…」(嫌々やってたんじゃ…)

転「後でちゃんと払うわよ!!ぬいぐるみが邪魔で取れないの!!早く!!」

男友「い、今プレイ中だからバックから勝手に…」

――チャリーン

転「うおぉぉ!!正々堂々かかってきなさいこのキャベツ野郎共がああぁぁぁぁ!!」

男友「お、落ち着いてって…」(うぅ…怖くて集中できん……)


ママンが足ひねってマッサージしてた…ごめん…毎度の事で殆ど進んでないけど…
疲れた…おやすいみー……
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/24(水) 10:13:37.13 ID:l6RQBao0
お疲れ
いつもはほとんど書き込まないけど毎日確認してる
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/24(水) 13:43:36.15 ID:CTe2xAso
( ФωФ) 乙である 
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/25(木) 01:14:35.05 ID:lyAH1M20
転「ッ!?何よコイツ…なんてデカさ……」

男友「よし…コレが最後の敵だから…このムービーが終わったら……」(俺よく転校生さんとでココまでこれたな…)

転「ここが…ベルリンって事ね……」ゴクッ

男友「あの…ならべく慎重にというか…出来たらずっとペダルを……」(ていうかこの人コレで幾ら使ったんだろ……)

転「っ…」ブルッ

男友「てっ、転校生さん…?」

転「この感覚…久しく忘れてたわ……」ブルブル

男友「へ…」(震えてる…)

転「全身にカミソリを当てられた様な……まるで切り裂かれそうなくらい澄んだ圧倒的緊迫感……」ブルブル

転「立っているのもやっと……そう怖いのよ…怖い…怖くて……」ブルブル

男友「そ、そう…」(いや君のが…)

転「でもそれだけじゃないの…私の中で…何かが熱くなって…どうしようもなく……滾るのよ…そして誰かの声が聞こえる…」

男友「転校生さん…これ一応ゲーム……」

転「ソレは私のもっとも深くから…こう叫ぶの……」

男友「おーい…」

転「血を!!血を!!もっと多くの血を!!あのナチ公共をぶっ殺せッ!!ハラワタを引き摺り出して地獄に送ってやれ!!」

男友「ひっ!!」

転「ってね…フフ…」

男友(怖えぇぇぇ!!大体こいつ等ナチでもなんでもねぇし……)

転「コレよ…コレこそが闘争の醍醐味…恐怖も激情も全部引っさげて…そこには余分なモンなんて何も無い……」

転「ただひたすら心の命ずるままぶつかるのみッ!!」

男友(やばい俺まで震えてきた……)
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/25(木) 01:15:54.12 ID:lyAH1M20
あれ…?ピーってだしたかったのに出ない…
[ピーーー] でるかな?
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/25(木) 01:34:52.56 ID:7Nx.c8k0
とりあえず支援
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/25(木) 01:51:10.57 ID:lyAH1M20
男「女もやろ、おもしろいよ?」

女「ワニが…可哀相だ……」

男「でもコレは人に危害を加える悪いワニなんだぞ。説明にも書いてる」

女「だからって…痛いって言ってるじゃないか…」グスッ

男「なら優しく叩いてみたら?これくらいでさ」ピコッ

女「それなら…まぁ…」

男「んじゃ」チャリーン

ワ「ワニー!!ワニワニー!!」

女「くっ…だ、だめだ…ここは心を鬼にして……」

ワ「ワーニー!!」

女「えぃ!」ピコッ

ワ「痛いっ!!」

女「っ…」ポトッ

男「……」

女「やはり…私には…こんなっ……」グスッ

男「でりゃあああああああ!!!!」バシバシバシ

女「やめろおぉぉぉぉぉ!!」


ぶっ[ピーーー]はピーにならないのに……
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/25(木) 02:12:51.33 ID:s.8DpPEo
( ФωФ) 頃すだとピーして 頃せだとピーしないのであるか?
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/25(木) 02:22:34.69 ID:lyAH1M20
女「お前…何かワニに恨みでもあるのか……?」グスッ

男「いやあんまり(女が)おもしろいから…」

女「悪趣味なヤツだ…」

男「まぁまぁ…ゲームなんだし…」

女「……」シュン…

男「むっ、向こうにもレースゲームがあるみたいだよ」

女「なに…?」

男「ホラあれ、アレなら小さいしまた対戦できそうだな」

女「おぉっ!!」パアァァ

男「やってみるか」

女「当然だ!!よし、行く――」ビクッ

男「?」

女「や、やはり向こうの方に行こう…」クルッ

男「何で?」

女「いや…その…さ、さすがにレースゲームは飽きたというか……」

男「そうは見えなかったけど…」(あぁ…さっきからどうも不自然に動いてると思ったら……)

女「あっ、飽きたモンは飽きたんだっ!!つべこべ言うな!!」

男「はいはい」(必死にバイオ3の周りを避けてるのか…フフ)

女「何を見てる…早く行くぞ……」

男(一回…出るまでにやらせてみたいな…)ニヤァ

女(うぅ…嫌な予感が……)
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/25(木) 02:23:07.70 ID:lyAH1M20
[ピーーー] 殺せ どうだろう…パー速なんか色々あるみたいだからおもしれwwwwwwww
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/25(木) 03:19:21.79 ID:lyAH1M20
男「しかし…」

女「ん?」

男「女ってホント動物好きだよなぁって…だってあんなゲームでまで……」

女「……」

男「やっぱりペットとか飼ってるから?」

女「ソレもある…が…」

男「他にも何か…?」

女「昔…ブルテリアを飼おうとした事がある…その時に聞いた話があってな………」

男「ああ、可愛いよねブルテリア」

女「知ってるか、熊いじめって…」

男「え、いや…」

女「鎖につないだ熊に犬をけしかけて…熊が牙を向き必死で暴れるのを見学する遊びだ……」

男「なっ…」

女「ブルテリアはそのために品種改良された種らしい…」

女「余りにショックで…ローランドにその事を話したら……うっ、うちで飼ってるブルドックのブルドーも……」

男(ブルドー…)

女「もっ、元はといえば……犬達と牛を戦わせる…牛いじめのために品種改良された犬種だって……」グスッ

女「それ以来…怖かったが…気になって色々調べたんだ……それで…知ってしまった……」

男「……」

女「ありとあらゆる動物いじめの存在…ネズミいじめにアナグマいじめ…羊いじめだってあったとか……」
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/25(木) 04:00:06.40 ID:lyAH1M20
女「狩りならっ…!!狩りならまだ分る…!!人間だって生き物なんだから…!!でもコレは違う…!!」

女「動物達をいじめて…いたぶって…苦しませて……血を流すのを見て楽しむんだ……」

男「……」

女「しかもな…さらに私を悲しませたのは……」

女「我がグレートブリテンがっ!!偉大なるグレートブリテンがビクトリア朝時代までそうした動物いじめの本場だったって事だ!!」

男「えっ…イギリスが?」(動物を大事にするイメージがあっのに…)

女「ジッ、ジェントルマンを含む上中流階級から…下層階級にいたるまで……全ての階層がこの醜悪な娯楽に…熱中していたんだ……」

男「そんな…」

女「おかげで…国技が……動物いじめだったとか…うぅ……」

女「しっ、信じられるか…?」グスッ

女「動物愛護の先進国と言われてる我が国が…つい百五十年くらい前まで……こんな残酷な…事を……!!」ポロポロ

男「でも…む、昔の話だろ?」

女「だったら…いいんだがな……」ゴシゴシ

男「え…」

女「今でも形を変えて…アナグマいじめ等は残ってる…犬を使って巣穴に追い詰めたアナグマを掘り出したり……」

女「強力な光と犬を使って夜間にアナグマを狩ったり……いずれも違法になったのは1973年に2004年……」

男「何で…そんな最近まで……」

女「で、伝統ある娯楽だからって…今でも違法だというのに水面下で多くのアナグマ達がこれらの犠牲になってるんだ……」

男「……」
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/25(木) 04:01:58.93 ID:lyAH1M20
自分でも何が書きたいのかよくわかんねwwwwww
また進んでないけど…すまん…寝てきまふ……明日はもそっと早く来たいです…
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/25(木) 05:28:37.60 ID:RUQxsNgo
( ФωФ) おやすいみーである
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/25(木) 21:32:50.72 ID:lyAH1M20
男友「や、やっと終わった…」

転「倒した…のね?」

男友「うん…」(この最終面だけで千円も…あんだけフォローしたのに……)

転「……」

男友「どうしたの…?」

転「いや…なんていうか……」

男友「……」

転「分った気がするの…」

転「きっとコレが…64年前にグランペール達が味わったのと…同じ気持ち……」

男友「はあ…」(もう転校生さんとシューティング系のゲームやるのはやめよう…)

転「そう思うとね…そっ、その…コレも案外……」

男友「…楽しかった?」

転「ま、まぁちょっとは…///」

男友「あんなに下らんとか言ってたのにねぇ…えーと…」ゴソゴソ

転「だっ、だからちょっとって言ってるでしょ…うるさいわね……///」

男友「ちょっと…の割りには全部で二千六百円も使ってるんだけど……」

転「それは…ち、中途半端でやめたらアンタに悪いかなと思っただけで……」

男友「へー、俺の事心配してくれてたんだぁ。優しーなー(棒)」

転「だっ、大体アンタこそ幾ら使ったのよ…!!」

男友「三百円」

転「くっ…///」

男友(君がいなかったら0円だったかもね…)
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/25(木) 22:56:48.82 ID:lyAH1M20
0円の訳ないね 100円だね ゲーセン行かんから相場(?)がわからん…
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/26(金) 00:14:07.14 ID:x194PVI0
転「はい…」

男友「ん」(ホントは3千円以上使ってたんだが…まぁ可哀相だしな…)

転「にしても下賎の溜まり場の癖にゲーセンって意外とお金掛かるモノのね…」

男友「いや…」(転校生さんだけじゃ…)

転「つっ、次は何をするの…?」ワクワク

男友「え…」(まだ合流する気ないのか…)

転「……」キョロキョロ

男友「そうだな…」(でも…ゲームありきとはいえ…俺といて…楽しいんだよな?)

転「!!」

男友「またクレーンゲームじゃなくてもいい?」(俺達きっと…いい友達くらいには……)

転「どっ、どうしてもっていうなら…別にいいわ…それより……」

男友(あんま興奮しないようなゲームがいいよな…俺の衛生的にも……)

転「その…アレとか…アンタ好きそうじゃない?」

男友「いや別に…」(太鼓の達人…)

転「で、でも…何というか…アンタにやって欲しそうというか……」

男友「何だよそれ…」

転「それに…空いてるし…形も…可愛いし……」ボソボソ

男友「…やりたいの?」

転「……///」コクッ
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/26(金) 00:59:57.19 ID:EwLydmco
今日はもう終わりかな?
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/26(金) 03:33:26.24 ID:x194PVI0
すまん ネットが切れてた…殆ど書いてないのに…もうちとだけがんばってみるかも
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/26(金) 04:55:15.70 ID:x194PVI0
女「今ではむしろ下層階級じゃない…ジェントルマン…中上流階級が率先して…うぅ……」

男「……」

女「昔の人間には…昔の人間の善悪の価値判断がある…だから私がここで涙を流しても仕方のない事なのかもしれない……」

女「だが今は違う!!違法行為をして…!!ましてや動物をいじめるなんてっ…!!」

女「誰が考えたって…わっ、笑わせるな…何が高貴な人間だ…やってる事は悪魔と同じ……」プルプル

男「女は女…だろ?」

女「……」

男「ソイツ等が例えジェントルマンだったからって何も女が恥じることは……」

女「だが私は…私は女であると同時に…ジェントルマンだ……」

男「そうだ…な」(そう…女にとってジェントルマンはただの体面でも地位でも無い…彼女そのもの……)

女「アイツ等と同じ…ジェントルマンなんだ……」グスッ

男「……」

女「不労所得で暮らし…土地に立脚した生活を営み…社会に奉仕する……」

女「現代では夢物語だ…それは分ってる…土地だけで食ってくなど…だから教養を身につけ…オックス、ケンブリッジを出て……」

女「金銭的利益のための肉体的労働を良しとしない…社会を先導するエリート…知識人に……」

男(やっぱ女には…相当厳しいな……っていうかまず学歴がマズイだろ…日本の公立高校って……)

女「分ってる…分ってるんだが……それだけで……本当にジェントルマンなのか?」

男「……」

女「徳性はどうした…?魂はどうした…?目に見えないモノはどうだっていいのか…?」

女「物質主義はジェントルマンという存在の根幹まで…変えようとしてる…皆忘れているんだ…もっとも大事な事を……」

男「……」

女「これが時代の流れなら…だとしたら…私は……この時代に生きるべき人間では―――」

男「やめろっ…!!」

女「ッ…」ビクッ

男「そんな悲しい事言うな…」
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/26(金) 05:37:56.81 ID:x194PVI0
女「……」グスッ

男「ごめん、嫌な事話させちゃったな…」

女「い、いい…大丈夫だ…こっちこそとっくの昔に飲み込んだつもりなのに……つい取り乱してしまった…」ゴシゴシ

男「……」

女「それに…すまん…毎回似たような愚痴を…私はやはり古い人間のようだな……」

男「幾ら愚痴ったっていい…似たような事だろうが何だろうが…だから…頼むから……」

男「頼むから…もう二度と生きるべき人間では〜なんて事言わないでくれよ……」

女「フフ、心配するな…あんな事言ったが…私はとても幸せなんだぞ……?」

女「確かにこの時代はあまり好きじゃない…速くて冷たくて…歪な時代だ……でも」

男「……」

女「お前がいる…///」

男「女…」

女「お前がいて…父上がいて…クリスティーナがいて…ローランドがいて……」

女「それに…フフ…このげーせんだって楽しいしな……」

男「……」

女「中々捨てたモノではない…だからさっきのは多分…」

女「ただ単お前に同情して欲しかっただけだ…ホラ、だから……」

男「……」

女「ぎゅってしてくれ…///」
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/26(金) 06:01:15.62 ID:x194PVI0
―――ギュッ

女「ん…」

男「……」

女「やっぱり男の胸の中は落ち着く…フフ……///」スリスリ

男「……」

女「……///」スリスリ

男「……」

女「そういえば…」

男「ん?」

女「男はこういう時は…その…おっ、おお大っきくなったりしないんだな…///」

男「さすがに空気読むよ…」

女「おぉ〜…」

男「今までだってそうだったろ……」

女「えらい、えらいぞ!!男!!」

男「どこ見て言ってんだよ」

女「フフ♪」
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/26(金) 06:01:38.12 ID:x194PVI0
無茶したかもwwwwwwww寝てくるお…おやすいみー
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/26(金) 06:46:09.14 ID:abZVzTso
やすー
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/26(金) 07:18:14.29 ID:YgkoOjYo
( *ФωФ) 転校生が可愛くなって来たな…おやすいみーである
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/27(土) 02:35:24.41 ID:iBnIrSgo
きょおーはまっだかなぁー♪
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/06/27(土) 16:34:47.76 ID:o/ScNzMo
ぬるぽw
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/27(土) 16:48:05.18 ID:iBnIrSgo
ガッ
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 00:29:16.25 ID:TE8oML60
男「レディーが下ネタかよ」

女「たっ、たまにはいいのだ…たまには///」

男「こういう時に言うなっつの…」

女「フフ…どうした?身体が離れてるぞ?」

男「へいへい…」ギュッ

女「……///」

男「ったく、お前が変な事言うから意識しちゃ――」

女「……」グスッ

男「……」

女「ありがとな…男…」ボソッ

男「……」

女「よ、よし…」バッ

男「っと…」

女「湿っぽいのは終わりだ!!せっかくのデートなんだからな!!」ゴシゴシ

男「あぁ…」
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 00:32:41.03 ID:TE8oML60
すまねぇ…昨日は色々あって書けなんだ…
今日も今日とてノープラン…あんまり書けそうに無いけどがんばるお
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 00:49:39.67 ID:4J8UK9wo
頑張れ!
毎日見てるぜ!
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 01:14:40.61 ID:TE8oML60
男友「えっ」

転「な、何よ…」

男友「いや何でも…」(なんかちょっと素直になってる…?)

転「にしても…変わった形のドラムね…」

男友「和太鼓だね」

転「わだいこ?」

男友「日本に昔からある太鼓だよ、太鼓好き?」

転「えぇ…まぁ…鼓笛隊に入ってたから……」

男友「へぇー」

転「フルートだけどね…」ボソッ

男友「ん?太鼓やらなかったの?」

転「うっ…」ギクッ

男友「?」

転「い、いいいや私ホラ…ドラムも勿論上手かったんだけど…フルートの方がもっと得意だったとうか…!!」アセアセ

男友「おお、じゃあ楽しみだなぁ。俺コレ苦手なんだよ」

転「ッ!!」(しまったあぁぁ!!私ったら自分でハードルを……!!)

男友「しかしすごいなぁ、転校生さん絵も歌も上手いのに楽器まで出来なんて…あ、ルールはココに書いてあるからね」

転「え、ええ…でっ…でも考えたら鼓笛隊やめてから大分たってるわね…ちょっと腕落ちてるかも……」

男友「またまたぁ」

転「それにわだいこなんて叩いた事ないし…げっ、ゲームと実物は違うかも知れないというか……」

男友「はい。これがバチ、スティックね」

転「あっ…あ、あとやっぱり棒の感覚もドラムのヤツとは違う…気が…」

男友(棒…?)ゴソゴソ

転「ルールも初めてやる人には難しそうな感じだし…だから…あんまり……」ゴニョゴニョ

―――チャリーン
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 01:16:19.60 ID:TE8oML60
>>511サンクス!!グダグダでも見てくれてる人がいると思うと
モチベーション上がって助かります!!
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 02:06:51.01 ID:TE8oML60
転「ちょ、ちちちょっと!!ま、まだ心の準備が…!!」

男友「ああ、大丈夫だよ。曲の選択画面とかあるから」(何をそんな焦ってんだ…)

転「ならいいけど…って何よコレ……」

男友「ん?」

転「知ってる曲が全然ないじゃない……」

男友「一曲も?」

転「ええ…」

男友「ま、まぁルールさえ分ったら知らなくてもなんとかいけるよ」(マジか…)

転「あっ!!この曲は知ってるわ!!」

男友「何でこれだけ…?」(キラキラ星…)

転「何でって…元はといえばこの歌は我が国の民謡よ」

男友「え?イギリスかと思ってた…」

転「ジェリーの馬鹿が勝手に星がどうとかいう歌詞をつけてそれが広まったのよ…元はといえば母の歌なのに……」

男友「そうなんだ、コレにするの?」

転「えぇ…」ドキドキ

男友「じゃあ…」

転「久しぶりだから…少し緊張するわね…」ドキドキ

男友「始めないの…?」

転「そっ、その前に一杯だけ…」キュッ

男友「……」

転「んぐっ…んぐっ…」

男友「えい」ドンッ

転「ぶふッ!!だっ、だだから勝手に…!!」

男友「ごめん、ごめん…つい…」(あんまりじれったいから…)
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 02:37:01.31 ID:TE8oML60
男友「このイントロが終わったら始まるからね」

転(落ち着け…落ち着くのよ私……)スッ…サッ…

男友(十字切ってるし……)

きーらきーらーひーかるー♪

転「…っ」スウッ…

男友「あれ?」

転「……」ギュッ…

男友「転校生さん…もう始まって…」

転「うおおおおおおおおおぉぉぉぉッ!!!」

男友「!!?」


男「フフ、また俺の勝ちだな」

女「ぬうぅ…」

男「3回目だぞ、3回目」ニヤニヤ

女「いっ、今のはマグレだ!!もう一回勝負するぞ!!」

男「いい加減他ので…ん?」

女「今度こそ私が勝つからなっ!!いい気になってるのも今の内――」

男「なんか…転校生さんの声聞こえない…?」

女「あ…」(そういえば…ダブルデートだったんだ…)
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 02:37:55.07 ID:TE8oML60
男友「てっ、転校生さん!!叩きすぎ!!強く叩きすぎだって!!」

転「おおおおおおぉぉ!!!」ドドドドドド!!!

男友「それにずっと叩いてる必要無いんだって!!コイツが来たときだけ!!」

転「おおおおおおおぉおぉ!!!」ドドドドドド!!!

―――メシッ…

男友「ッ!!?壊れちゃううぅぅ!!壊れちゃうからあああ!!」ガシッ

転「おぉぉおおおぉおぉ!!!」ドドドドドド!!!

男友「ひっ…!?」(危なくて近寄れねぇ…大体声のが音楽よりデカイし…)
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 03:58:13.57 ID:TE8oML60
転「はぁ…はぁ…」ゼェゼェ

男友(ようやく終わった…)

転「これで…終わりなの…?」ゼェゼェ

男友「うん…」(バチ欠けてるし…)

転「あっけないのね…」

男友「ゲージ少しも溜まってなかったからね…」(鼓笛隊でフルートを担当してた理由が分った気がする…)

転「げーじ?フフ…だけど、久しぶりにしては中々いい線いけた気がするわ……」

男友「そ、そう…」(自信あるんだ…コレで…)

転「あっ…総合評価?こんなのもでるんだ…おもしろいわね…何々…点数……」

男友「……」

転「え…?」


男「すごかったな…」

女「まるでハスカール……」ブルブル

男「どうする?合流する?」

女「も、もうちょっと後に…」ブルブル

男「そうだな…もう暫く他で遊んでるか…」
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 04:49:33.45 ID:TE8oML60
転「こっ、これはつまり…」

男友「うん、最低の評価ですね。これ以上下は無いっていう…」

転「ふ、ふぅん…何でこうなるのかしらぁ……?」プルプル

男友「何でって…リズムに合ってないとか…強く叩きすぎとか色々…」

転「はああぁッ!?ノン!!分ってない!!ぜんっぜん分ってないわ!!」

男友「ええぇ…分ってないって……」

転「いい!?ドラムは魂の楽器なのよ!!己の全身全霊を棒を通じてぶつけるの!!それを分ってないっていってるの!!」

男友「だから棒じゃなくてスティ…」

転「何でこんな簡単な事が皆分らないのよ!?ジャン先生にしろバンナ先生にしろ…ソフトタッチ!?ドラムは壊れるくらい叩いてこその存在じゃない!!」

男友「そ、そうなの…?」(誰だよ…)

転「アンタはパンが減るからといって口にしない!?剣が欠けるからといって敵に優しく切りつける!?そんな事無いでしょ!?それと同じ!!」

男友「いや違うだろ…」


男「なぁ女」

女「ん、何だ?男」

男「夕食も食べたいし…もうすぐゲーセン出ようと思うんだけど最後にどうしてもやりたいゲームがあるんだ」

女「ふむ…男がどうしてもやりたいとは中々興味深いな」

男「ゲーセン来たら毎回やる事にしてるからな。一緒にやってくれる?」

女「フフ、聞くまでもなかろう…何て名前のゲームなのだ?」

男「バイオ3」

女「ばいおすりー?フフ、何だかよくわからんが可愛いらしい名前のげーむだな♪」
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 04:50:24.41 ID:kNbRebk0
支援
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 05:25:16.64 ID:TE8oML60
転「まぁ、仕方ないわ…」

男友「うん…」

転「所詮ゲームって事ね…あ〜あ…期待して損した……」

男友「あ、そっちね…」

転「さ…次いくわよ、次」ムスッ

男友(まだ遊ぶつもりなのか…)

転「……」キョロキョロ

男友「あの…今度こそなるべく興奮しないようなゲームに……」

転「アンタ、何かまだやりたい様なゲームとかないの?」

男友「あるけど…」(聞けよ…)

転「べ、別にそこまでやりたいっていうなら…なんなら付き合ってやってもいいわよ…?」ワクワク

男友「だけど…多分興奮すると思うからもっと穏やかな…そうアレとかに……」(そこまでって何だ…)

転「はぁ?何よアレ…子供がやってるじゃない…っていうか何、興奮?私が?」

男友「え、うん」

転「失礼ね。私がそう簡単に気を乱すわけないじゃない」

男友「……」ジトー…

転「なっ、何よ…その訝しげな眼差しは……さっきのはドラムだからよ。いいからそのやりたいゲームってヤツみせてみなさい」

男友「…興奮しない?」

転「しないっていってるでしょ!!」

男友「なら向こうにあるけど…」

転「なんて名前のゲームなの?」

男友「バイオ3」

転「ばいおすりー?フフ、何だかアンニュイな響きのゲームね♪」ワクワク

男友「ごめん、全然わからない」
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 05:27:58.23 ID:TE8oML60
ちかれた…おやすいみー
もうこれ完全に新ジャンルじゃないなwwwwwwwwww
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 05:40:41.44 ID:S/yGVxQo
>>521

いいよいいよ〜
どんどん続けてね
あ、寝るんだったなwwww
まってるよー
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 08:47:26.01 ID:zny6/8go
( ФωФ) おやすみいみーである
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/06/28(日) 10:01:38.73 ID:Ms8xxvoo
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 02:25:21.50 ID:WSCMbAo0
女「ん?ここを通るのか?」

男「うん」(フフ…女の事だから名前いっても分からないのは予想してたが……)

女「そ、そうか」

男(ブツまで一直線で近づいてってるからさすがに警戒してるな)

女「……」

男「…って何処行くんだよ」ギュッ

女「いっ、いやきっと向こうの方にある感じなんだろうなと…」

男「何も言って無いじゃんか。そのまま真っ直ぐ」

女「…も、もしかしてもうすぐ近いのか?」

男「そうねぇ」ニヤニヤ

女「な、なぁ男…その…まさか…ばいおすりーって……」

男「ん〜?」ニヤニヤ

女「あの…恐そうなヤツじゃいないだろうな…?」ウルウル


転「何よ、アンタには詩的な感性ってモノが…あるわけないか……」

男友「いやバイオ3だよ?」

転「もういいわ。それで…どんなゲームなのよソレ?」ワクワク

男友「ゾンビを射[ピーーー]るゲーム」

転「へ…?」
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 02:26:36.69 ID:WSCMbAo0
今日も〜遅くなったけど〜寝ちゃいそうだけど〜
がんばるお
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 02:27:36.41 ID:oqTHsqMo
がんばれー
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 02:54:32.73 ID:WSCMbAo0
男友「最初のシューティングゲームみたいに興奮しないでね…」

転「し、しないわよ…」

男友「もう違うスリル味わうのはゴメンだからね…ゲームのスリル味わいに来てんだからね……」

転「なんかアンタ…随分言うようになったわね…そっ、それより何よ…ゾンビって……」

男友「ゾンビはゾンビだけど…あ、もしかしてそういうのダメ?」

転「だっ、だだだダメじゃないけど!!その…ホラー系…なのかしら?やっぱり…」

男友「ホラー系だねぇ」

転「へ、へぇ〜そう、ふ〜ん…」

男友「それがどうかしたの?」

転「いっ…いや…どうもしないんだけど……」

男友「?」

転「な、なにかしら…ちょっとシューティングゲームは飽きてきたかな〜っていうか……」

男友「まだ一回しかしてないじゃん」


男「そうだよ」

女「!!」

男「……」ニヤニヤ

女「おっ、男ぉ…」グスッ

男「どうした?」ニヤニヤ

女「どうしたってお前…私がこういうの苦手なのは知ってるはずではないかぁ……」ウルウル

男「え?ホラーは克服したって今朝いってたから大丈夫かなと思ったんだけど?」ニヤニヤ

女「うっ…そ、それは…その……」

男「……」ニヤニヤ
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 03:11:56.71 ID:WSCMbAo0
女「うぅ…男の…ばかぁ……」

男「一緒にやってくれるんだろ?」ニヤニヤ

女「で、でも…こっ…こんなゲームだなんて…聞いてないぞ……」グスッ

男「だって名前しか聞いてないし」


男友「クレーンゲーム何回やったっけ?」

転「そ、それはそうだけど…」

男友「やっぱ恐」

転「恐くないッ!!!」

男友「ひッ!!」ビクッ

転「へ、変な事言わないでよ!!私がゾンビくらいで恐がるわけないでしょ…!!」

男友「…転校生さんのが恐いよ」ボソッ


男「おっ、やっと会ったな」

女&転「!?」

男友「おお、あれ、そっちもバイオするの?」

男「そっちもか。ハハ、偶然だな」

女「っく…」ゴシゴシ
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 04:24:30.88 ID:WSCMbAo0
男「ダブルデートなのに殆ど別々だったな」

男友「ハハ、向こうでクレーンゲームばっかりやってたからね」

男「だからお前等全身ぬいぐるみだらけなのな…」

転「ね、ねぇ…これって一度に二人までしか出来ないみたいじゃない?」ギュッ

男友「ん、そうだね」

転「じゃあ先に来てたみたいだし…コレはあの二人に譲って私達は仕方無いから他ので遊ぶという方向で……」

女「いっ、いや!!それは悪い!!私達の方こそ譲ろう!!コレは諦める!!」

男「え、譲るって…俺は後でも先でもやれれば……」

転「何いってのよ!!こういうのは先に来たほうがやるものでしょ!!私達の事なんて構わないで!!」

男友「別に俺は後で全然いいんだけど…」

女「そういう訳にいくか!!ジェントルマン足るもの譲り合いの精神は譲れん!!」

転「何いってんのよ!!そこを譲ってこその譲り合いでしょ!!」

男「なに、何コレ?一回切りみたくなってんの?」

女「きっ、貴様こそシュヴァリェの末裔なら――!!」

転「いいから素直に…」スゥッ

男友「お、おい…」

転「譲られなさいよおおおおぉぉ!!!ゾンビ共が待ってんでしょうがああああぁぁッ!!!

女「そっちこそ早く銃をとれえええぇぇぇぇ!!!権力は銃口からによってのみ生まれるんだぞおおおぉぉぉ!!」

男「ふ、二人共も落ち着けって!!お金入れたら何回でも出来るんだから!!!」(何だ、権力って…)

男友「そうだよ!!何もそんな大声で…!!」

女&転「男(男友)!!」

男「なっ、何だよ…」ビクッ

男友「は、はい…」(初めて名前で…)

女&転「空気!!!!」

男&男友「ええぇぇぇぇ…」
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 04:26:30.90 ID:WSCMbAo0
遅くきといて悪い上に〜やっぱり全然進んでないけどぉ〜
すまん…もう眠くて…おやすいみー……明日はもっと早くこれるようがんがるお
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 12:11:59.44 ID:1QIDtWM0
支援
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 16:33:59.69 ID:M7DYnDso
( ФωФ)おやすいみーである
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 19:55:24.07 ID:WSCMbAo0
10分後

男友「相変わらず盛り上がってるな…」

男「いつ終わるんだか…こんだけ離れてても声が聞こえてくるし……」

男友「大体どうして一回限り設定なんだろ…」

男「女も転校生さんも怖がりだから…どっちも相手に押し付けようとしてるじゃないか…?」

男友「え、そうなの?」

男「知らなかったのかよ。女相当怖がりだぞ…」

男友「そっちは知ってたけど…」

男「へ?そっち?」

男友「あ、いや…」

男「何、もしかして転校生さんが怖がりなの知らなかった?」

男友「あぁ…」


転「はは〜ん、わかった。わかったわよ…」ニヤニヤ

女「な、何がだ!!」

転「アンタ譲るとかいってるけど…ホントはただコレをやるのが怖いだけでしょ…?」

女「っ!!そっ、そそそんな訳…!!」

転「じゃあ何故声が震えてるのかしら?」ニヤニヤ

女「だっ、だだだ黙れっ!!震えて等いない!!そ、それに…そう言う事を言い出す貴様こそ…ホントは怖いんじゃないのか!?」
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 20:01:50.73 ID:WSCMbAo0
早めにきたからといってネタが出来てる訳でも無いが…
ハイパーローペースだけどがんばるお
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 20:37:36.50 ID:WSCMbAo0
転「あ、アンタと一緒にしないでよ!!私は別にそんな怖がりじゃ…ない…もん」プイッ

女「何だと!?わっ、私だって怖がりなんかじゃないぞ…!!そもそもジェントルマンに怖がりなんて……!!」

転「一人で暗がりにも居れないのに…?」

女「っ…!!」

転「あれぇ〜その反応は…もしかして気付いてないとでも思ってたの…?」ニヤニヤ

女「な、何故…それを……」プルプル

転「ちょっとでも暗いとすぐ顔がこわばるんだもん、バレバレよ♪」

女「くうぅ…ぅ…」ウルウル

転「しかも泣き虫よね?今だって涙ぐんでるし…前なんで教室で泣いてたらしいじゃない?」

女「うぅ…黙れ…だまれぇ…」グスッ


男友「それなのにあんな責め方してんのか…」

男「それだけ必死なんだろ…っていうか彼女なのに知らなかったのかよ…」

男友「そ、それはホラ…転校生さん意地っ張りだし…サーよりも素を隠すの上手いし……」

男「まぁ確かに…いや女が下手すぎるだけな気もするが……」

男友「ハハ…し、しかしお前こそよく知ってたな…一体いつから……」

男「ああ今日だよ、ホラー映画見てる時後ろにいたから…たいした内容じゃないのにすごい怖がってたしな」

男友「そ、そうか…」ホッ

男「……」

男友「…ん?」
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 20:57:42.64 ID:6JgT2doo
頑張れー!
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 21:30:31.72 ID:WSCMbAo0
女「ふえっ…ひぐっ……」

転「ここまで泣き虫だなんて…フフ、ジェントルマン以前にこの歳でそれはどうなのかしら…?」

女「そ、そんな事…今は関係無い…だろ……」グスッ

転「泣きながらいわれてもねぇ」ニヤニヤ

女「だ、黙れ…泣いて…ない…」ゴシゴシ


男「あの二人って…こうやって学校以外で見ると…結構似てるよな……」

男友「ん…そういえば……」

男「両方とも他人前だと猫かぶってるけど……」

男友「っ…」

男「なんつうかさ…」

男友「あぁ」(俺も…本来なら……)

男「意地っぱりで…」

男友「わがままで……」

男「結構抜けてて…」(まぁこっちは学校でも抜けてるが…)

男友「加えて非常識で……」

男「でも…」

男&男友「可愛いんだよな…」

男「うわwwww結局のろけかよwwwwww」

男友「お前がいうかwwwwwwww」

男「……」

男友「ハハ…」

男「なぁ男友…」
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 21:57:34.00 ID:WSCMbAo0
転「どうする?」

女「ふぇ…?」

転「私は怖がりで泣き虫のジェリーです」

女「うぅぅ…」

転「…って言って認めたら譲られてあげてもいいわよ?」(どうせ無理だしね)

女「……」グスッ

転「フフ…」ニヤニヤ

女「どうして…」ボソッ

転「ん?」

女「どうしてそんなに…私を…いじめるのだ……」ポロポロ

転「ちょ…」

女「うえっ…うええぇぇぇぇ…ん……」ポロポロ


男「言っとかなきゃならない事があってな…」(やっぱりコイツも…)

男友「……」

男「それがあったから…今まで俺は…お前らが付き合ってるって事を信じきれなかった……」(俺が女を好きなのと同じで…)

男友「……」

男「でもやっぱり…こうやって話しても…お前が俺に嘘を付いてるとは思えない……」(本当に…転校生さんを……)

男友「ッ…」ズキッ

男「だから今言う…」

男友(転校生さん…俺は……)
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 22:16:41.40 ID:WSCMbAo0
転(何よコレ…)

女「うええええぇぇぇん…」ポロポロ

転「何もそこまで…泣かなくても……」(まるで私が悪いみたいな気分になるじゃない…)

女「うっ…えぐっ…るさい……お前がいじめるから…」ポロポロ

転「わ、悪かったわよ…謝るから泣き止んでよ…」

女「ふっ…ふろっがぁの…バカぁ…ひぐっ……」ポロポロ

転「……まるで赤ん坊ね」ゴソゴソ

女「うえええぇぇぇ…」ポロポロ

転「えい」カポッ

女「ッ!?」

転「ごっ、ごめっ…!!喉つまった…!!?」

女「ん…ふが……」コロコロ

転「何よ…びっくりさせないでよ……」ホッ

女「…?」コロコロ

転「安心して…別に毒じゃないわ。ボンボンよ」

女「ふぉん…ふぉん?」コロコロ

転「あぁ…サクソン共の言葉だとキャンディーね…」

女「おいひぃ…///」コロコロ

転「そ、そう…良かったわね。コレ上げるからもう泣かないでよ…」
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 22:27:34.76 ID:WSCMbAo0
ドイツ語でもボンボンらしいお 誰かいるかな…?
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 22:29:46.82 ID:oqTHsqMo
いるよーん
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 22:51:13.83 ID:WSCMbAo0
女「……///」コロコロ

転「はぁ…」(こんなヤツに私は男を…)

女「あ…」

転(なんかもう…バカバカしくなってきたわ…)

――トントン

転「ん…?」

女「んぁ」

転「なんで…痴呆みたいに口開けてるんのよ…」

女「もっと…///」

転「アンタねぇ…」

女「……」ウルウル

転「はいはい…」カポッ

女「ん…はむ…///」コロコロ

転「まったく…」

女「…♪」コロコロ

転「フフ…」
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 22:56:22.81 ID:WSCMbAo0
男友(やっぱり…昨日の話か…)

男友(男は俺を信じて…言ってくれだんだよな…?)

男「……」

『その親友に…嘘をついてまで……』

男友「…ッ」グッ

男「男友…」

男友(でも…)

男「ごめんな…」

男友(でも仕方無いだろ…)

男「もっと早く言うべきだったとは…思ってる……」

男友「いや…」(『そう』なっちまったんだから…)


女「ふ…ふろっがー…」トントン

転「何よ…もうないわよ、偶然少しあっただけなんだから…」

女「ひ、ひがう…ふぉの……」コロコロ

転「っていうかアンタもっと器用に舐めれ……」

女「あふぃがと…///」コロコロ

転「!!」

女「……///」コロコロ

転「なっ、何言ってるか全然わからないわよ…馬鹿…」ドキドキ

女「フフ…///」コロコロ
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 23:36:18.46 ID:WSCMbAo0
女「……///」コロコロ

転(な、何よコイツ…急に可愛くなっちゃって……)ドキドキ

女「む…」

転「飴…無くなったのね?」

女「う、うむ…」

転「そう…」

女「……」ジイイ

転「何よ…もう無いんだってば……」(そんな目で見ないでよ…何か買ってあげたくなるじゃない…)

女「意外と…優しいんだな…フロッガーって……///」

転「はああぁぁッ!?」

女「っ!!」ビクッ

転「あ、ごめ…じ、じゃなくて…泣かれたって鬱陶しいからよ!!」

女「フフ…」ニコニコ

転「な、何笑ってんのよ…」

女「今あやまりかけてた…やっぱり優し」

転「ッ!!うっ、うるさい!!この泣き虫!!臆病物っ!!」

女「ひぅ…」

転「ああもう…」

女「うぅぅ……」グスッ

転「こっちが泣きたいわよ…」
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/29(月) 23:58:39.58 ID:1QIDtWM0
支援
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/30(火) 02:15:36.13 ID:S4DjAT.o
いい流れで嬉しい、S支援
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/30(火) 03:23:32.53 ID:c80u8Gw0
男友「知ってたよ…だから謝らなくても……」

男「は?」

男友「え、えと…その……」(やべ…!!驚いた演技すりゃいいだけなのに…なんでわざわざ知ってたなんて……)

男「待て待て待て…全然わからん…何で知ってるんだ?」

男友「きっ、きき昨日転校生さんに聞かされて…」

男「えっ…聞かされたって…何て?」

男友「そ、それは…」(やばい、やばい、やばい!!)

男「……」

男友「い、今聞いた様な…事?」(これじゃあ答え様によっては男の転校生さん株が大変な事に……)

男「何で疑問系なんだよ…」

男友「いやいや…そんな事無いよ…!!」

男「…っていうかどういう意図なのかが知りたい…なぁ…その辺の事聞かされてないのか?」

男友(こ、こうなったら…!!)

男「一体どうして―――」
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/30(火) 03:29:21.54 ID:c80u8Gw0
女「うええぇぇん…」ポロポロ

転「あー!!はいはい!!私が悪うございました!!ごめんなさいね!!」(コイツって……)

―――フキフキ

女「うぇ…」

転「ったく…こんな顔ぐちゃぐちゃにして…恥ずかしい……」(私が一番大っ嫌いなヤツ…の筈よね?)

女「……///」

転「ホントすぐ泣く癖どうにかしなさいよ…見っとも無いったらないわ……」(なのに…何でこんな……)

女「だ、だって…」グスッ

転「アンタには似合ってるけど…これじゃこっちが悪者みたいでしょうが……」(こんな…暖っかい気持ちに……やっぱり今日の私は……)

女「私だって泣きたくて泣いてる訳じゃ…ない…」

転「フフ、どうかしてるわね…」ボソッ

女「?」キョトン

転「な、何でもないわよ…ホラ、後は自分でふいて…」パサッ

女「え…」

転「甘えないの…!」

女「……」ウルウル

転「そんな目で見たってダメ!!」

女「むぅ…」フキフキ

転「フフフ…」
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/30(火) 03:30:12.17 ID:c80u8Gw0
ごめん 今日はもう寝るお
ジェントルマンっぽいの思いついたら頼むお…一応コレ新ジャンルのつもりだから…

おやすいみー
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/30(火) 06:35:26.38 ID:Gg7RmRgo
( ФωФ)おやすいみーである
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 01:52:09.46 ID:sjws4B.o
きょーおーもまーだッかーなー♪
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/01(水) 20:44:47.75 ID:nStR5n20
すまん やっぱパー速だと気ぃ抜けるって意味がわかってきたwwwwww
昨日は寝てしまった……今日もあんま進めそうになくて申し訳ないが…
見てたら応援してくだせい
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/01(水) 21:08:47.26 ID:nStR5n20
転「落ち着いた?」

女「ん…」コクッ

転「もう、ティッシュ使いすぎよ…」

女「ケチだ…」ボソッ

転「るさい…高級ティッシュなの…」

女「ぁ…」キョロキョロ

転「今度は何…?」

女「男達がいない…」

転「ん、そういえば…」(まさか…)


男友「さぁ?どうしてだろな?」(丸投げみたいなモンだが…)

男「さぁって…お前に聞いてるんだけど……」

男友「だって聞かされてないし」(これは本来転校生さんの問題…判断をすべきは…彼女で……)

男「ええぇ…何だよソレ…じゃあ何か?ホントに俺がさっきいったような事しか……」

男友「うん」(下手な嘘付いたらツケが回るのも彼女だ……)

男「マジかよ…っていうかお前は気にならないのか…?」

男友「気になるけど…聞いても『さぁ?』とかしか…」

男「ホント…なんだろうな…?」

男友「……」

男「……」

男友「あぁ…」
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/01(水) 21:10:24.25 ID:yxw5zkUo
よし、応援しようじゃないか
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/01(水) 21:50:32.88 ID:nStR5n20
転「ち、ちょっと探してくるわ」

―――ギュッ

転「…ってどこ掴んでんのよ」

女「私もいく…」

転「は?どうせその辺にいるんだから別に…」(コイツがいたら見つけた時聞き耳立てれないじゃない…)

女「フロッガーは方向音痴だ…私もいく」

転「何いってんだか…あ、ホントはここに残るのが怖いとか?」

女「ち、違う…」ギュッ

転「仕方ないわね…」


男「なら…わかった…」

男友「ん?」

男「俺はお前を信じるし…転校生さんが俺の事をどう思ってても…俺は女が好きだ……」

男友「……」

男「だから…この事はもう気にしない」

男友「そう…か」(信じる…)

男「ぷっ…」

男友「何だよ」

男「いや女っ気0だった俺達も…ついにこんな会話するようになったんだなって……ハハ」

男友「確かにな…」(俺は今でも0なんだが…)

男「ハハハ…」

男友「なぁ…」

男「ん?」
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/02(木) 01:17:16.01 ID:rfp3kF.0
転(あぁ…あそこにいるのね……こっちから微妙に見えないように…)

女「どこにいるんだろうな?」キョロキョロ

転「さあ?」(やっぱりなんか…私達の前じゃ話せないことを…話してる感じね……)

女「むぅ、フロッガーももっと真面目に探したまえ…」

転「探してるわよ」(しかしまだ気付かないなんてほんとトロいわねコイツ…何とかしてまけないかしら…?)

女「……」キョロキョロ

転「っていうかアンタ…痛っ」

女「?」ピトッ

転「近いのよ…さっきから傘が足にガンガン当たってるんだけど…」

女「当ててるんだ」

転「やめて」
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/02(木) 01:21:01.92 ID:rfp3kF.0
相変わらず遅いけどPC共有なんで…
いねぇなぁ…
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 01:25:38.30 ID:3f6HyE6o
                 |    |
                 |    ヽ                        .l´`l
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          ///        `ヽ、   `ヽ-、         |
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         ヽ      \         /
         `l       ヽ      /
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          !,,,       _,-´!
            `ヽ/ ̄ ̄ /
             l______,,,,/
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/02(木) 01:33:26.24 ID:rfp3kF.0
女「〜♪」ピトッ

転「歩きにくいったらないわ…」(これじゃまこうにもまけないし…)

―――ガンッ

転「痛っ!!あーもう!!鬱陶しい!!少し離れてよ!!」バッ

女「でっ、でも!!はぐれたら困る…」

転「こんな引っ付いてなくてもはぐれる訳ないでしょ!?」

女「だ、だって…男も男友もいないんだし…この上私達までバラバラになったら……」

転「ジャングルじゃないんだから…大体携帯があるでしょ、携帯が」

女&転「あ…」


男友「そういえばさ、転校生さんが転校して来た時…男で食いつかなかったのお前くらいだったな…」

男「ん、そうか?」

男友「そうだよ、やっぱりその頃からサー一筋だったのか?」

男「いやそういう訳じゃないけど…つか何でんな事聞くんだよ…」

男友「ち、ちょっと不思議に思ってな…だって転校生さんモロお前のタイプじゃん」

男「うんまぁ…」

男友「なのにちっとも興味示さないし…何かダメなとこでもあるのか?それともやっぱりサーが…」

男「うーん…なんつうか…」

男友「……」ゴクッ

――プルルル
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/02(木) 01:55:33.09 ID:rfp3kF.0
男「おっ、女からだ…」チャッ

男友(間の悪い…)

女『男おおぉ!!現在位置を報告しろ!!今どこにいるんだ!?無事か!?無事なのか!!?』

男「そんな叫ばなくても聞こえてるって…ああ、こっちから見えてるよ…」

女『何ッ!?ピンチではないか!!』

男「いや意味わからんし…おーい、こっちだ。こっち」ブンブン


女「ッ!!いたぞおおぉ!!」ブンブン

転「もう…」

女「見ろフロッガー!!あそこだ、あそこ!!ホラ貴様も手を振れ!!」ブンブン

転「見えてるから…向こうも見えてるからから、人の身体そんな揺すらないで……」

男「悪い、悪い…」

女「まったく!!何をやってるのだ!!心配したんだぞ!!」

男「久しぶりにゲーセンに来たから…男友とちょっと対戦をな…」

男友「あ、あぁ…それよりそっちの譲り合い云々の話は決まったの?」

女「ッ!!」

転「う…」(このバカのせいで…すっかり忘れてたわ…)

男「まさか…もう三十分以上たってるんだけど……」


ひこにゃんさんwwwwwwwwまだいてくれたんすかwwwwwwwwww
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 02:02:06.60 ID:3f6HyE6o
    /i     iヽ
   ((/l ̄l\)) 
    ソ_∠ニ二ス     
   ∠シ ,, ・ェ・ )ゝ   
   //\ ̄ ̄旦~  
  // ※.\___\      
 \\※ ※ ※ ※ ※ヽ
   \`ー──────ヽ
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/02(木) 02:57:09.34 ID:rfp3kF.0
女「だっ、大体はッ!!」

転「ひゃっ!?」ビクッ

女「大体は…決まってるぞ…多分……」ボソボソ

転「うぅ…」キンキン

男(あれ…?)

男友「多分って…結局どっちがやるの?」

女「そっ、それは…」

男友「?」

転「……」

男(なんか二人とも…距離が……)

女「その…」

転「…私達がやるわ」

女「なっ!?」


ひこにゃん…ありがとう……
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/02(木) 03:01:21.60 ID:rfp3kF.0
男「転校生さん達が…?」

転「ええ…」

女「……」

男友「そ、そう決まったの…?」(よく転校生さんが折れたな…)

転「先に来たのは私達だしね」ギュッ

女「……」

男友「じゃあ…」

転「これは…150円ね…」ゴソゴソ

女「ま、待て…!!」ギュッ

転「だからそこ掴む所じゃ……」

女「やっ、やっぱり私も…やりたい……ぞ」

転「はぁ?アンタあんだけ譲るっていってたでしょ?大人しくここで見てなさいよ」

男友「へ…?」(ま、まさかコレ…)

女「うっ、うるさい!!フロッガーだってそういってたではないか!!いいから私と代わるのだ!!」

転「もう私達がやるって決まったのよ!!怖がりのくせに無理してんじゃないわよ馬鹿!!」

男友「あ、あのぉ…」(逆パターンのループに……)

女「むっ、むむむ無理等していない!!貴様こそ本当は――!!」

男友「ああああああああああ!!!!」
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/02(木) 03:25:44.46 ID:rfp3kF.0
男友「……」ハァハァ

女「ひぃ…」ビクビク

男(分る、分るぞ男友…ループの恐怖感……)

転「な、何よ…急に大声だして……」

男友「いや…また時間かかるのもアレだからさ…俺に一つ提案があるんだけど……」

転「しょうもない提案だったら承知しないわよ…?」

男友「転校生さんもサーも2人共ゲーセンには慣れてないだろ?」

転「まぁ…ええ…」

女「う、うむ…」

男友「ならさ。銃は二人が担当して俺達はペダル踏んだりするから、二人一組で戦うのはどうかな?これなら4人で出来るよ」

……

男「最初からそう提案しろよ…」

男友「いやお前もちゃんとプレイしたいのかなと思って…これ正直ただ後ろに張り付いてるだけだし……」

男「さすがにいつでも寄れるゲーセンでデートの時間無為に潰したいと思うほどゲーム脳じゃねぇよ…」

男友「ですよねー…」

転「あっ、あああ足がするんでるわよ?見栄張ってココまで来て後悔してんじゃない…?」ブルブル

女「きっ、きき貴様こそ、腰が引けてるぞ…フロッガー?」ブルブル
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/02(木) 03:26:37.00 ID:rfp3kF.0
ちかれた…おやすいみー…
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 04:07:09.76 ID:xhBphKco
スペシャル支援
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/02(木) 12:16:41.53 ID:ny2fqowo
( ФωФ)おやすいみーである
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/03(金) 02:45:06.35 ID:nGbaCH.0
転「……」ブルブル

女「…は、はは始まった途端無口にったな…?え?」ブルブル

転「せ、せせ戦場でよく喋るヤツは自分の恐怖心を誤魔化そうとする臆病物よ……」ブルブル

女「なっ、何を言うか…ジェントルマンは何時だって心に余裕を……」ブルブル

ババーン

転「ッ!!」

女「ひぁッ!!うあぁぁ―――もがっ…!!」

男「お、おい!!落ち着けって…!!これくらいで一々叫ぶな!!」

女「んー!!んぐーーー!!んんっーーー!!!」カチカチカチ

男「それにこれはただの導入部だから、引き金なんてひいても意味ないぞ」

女「っ…うぅ…何で…こんなっ……」グスッ

男「そっちはいいな、静かで……」

女「コイツ等だって…なりたくてこうなったんじゃないのに……」ポロポロ

男友「ああ…震えも収まってるし…大丈夫、転校生さん?」

転「天にまします我等の父よ、願わくばブゥードゥーの異教徒共に神罰を…」ブツブツ

男友「……」
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/03(金) 02:46:29.31 ID:nGbaCH.0
見てる人いたらすまん…この時間にきといてなんだが殆ど書けそうに無い…
共有+予定が…明日はなるべく夕方頃にはきますんで…寝落ちしちゃっても勘弁
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/03(金) 17:22:15.01 ID:9FV03Fko
( ФωФ)おやすいみーである
572 :「生と死は当価値なんだよ」 :2009/07/03(金) 21:47:34.64 ID:nGbaCH.0
転「神は自らを助くものを助く…神頼みはここまでよ……」ジャラッ

男友(十字架を手のひらに巻いて……)

女「そっ、そうだ…私も……!!」

転「私は祈るだけの坊主共とは違うの…運命は人の手で切り開かれるモノ…どんなに神にすがったところでソレは変わらない……」

男友「転校生…さん?」

転「だ、だから私は…誉れある騎士の末裔としてではなく…私という人の子として……」ドキドキ

男友男友「はあ…」

転「神よりも…今隣にいるア、アンタを……」ドキドキ

女「あ、あれ…?そんな…今朝出る時はここに……」ゴソゴソ

転「…心強く思うわ///」

男友「はぁ」(何いってんだこの人……)

男「さっきの服屋で置いてきたろ…」

女「あっ…そうだった…」
573 :「別れ際にさよならなんて悲しいこと云うなよ」 :2009/07/03(金) 21:48:19.64 ID:nGbaCH.0
夕方頃に来るといってこの体たらく…勘弁してくだせい
574 :「葛城、オレだ。多分この話を聞いてる時は君に多大な迷惑をかけたあとだと思う。………済まない。 リっちゃんにもすまないと謝っといてくれ。 あと、迷惑ついでに、オレの育てていた花がある<Iレの代わりに水をやってくれると嬉しい。 場所はシンジ君が知ってる。 葛城、真実は君と共にある。迷わず進んでくれ。 もし…もう一度会えることがあったら 8年前に云えなかった言葉を云うよ…… じゃあ……」 」 :2009/07/03(金) 22:17:07.29 ID:nGbaCH.0
女「……」グスッ

男「お、おいもう始まるぞ」

転「……」

女「だって…十字架が…うぅ……」

男「自分で置いてきたんだろ…いいから画面見ときなよ…」

女「うっ…うぇっ……」

転「コレ…」ボソッ

女「ぇ…?」

転「コレ使わせてあげるわよ…もっときなさい」ジャラッ

女「でっ…でも…それじゃあフロッガーの分は……」

転「いらないわよ、横でそんなメソメソされてたらこっちまで気が滅入るわ…」

男(あれ…?)

女「し、しかし…だな…」ゴシゴシ

転「それとも何?ジェリーにはケルト十字の方がいいのかしら?カトリック共の十字架は受け取りたくないって…?」

女「そっ、そんな事は無い…どちらの十字架も違いなんて……」

転「じゃあつべこべ言わずに受け取りなさい」

女「す、すまない…」ジャラッ

転「ふん…さっ…最初から素直にそういえばいいのよ……」プイッ

男(なんか仲良くなって…る?)
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/03(金) 23:20:48.60 ID:nGbaCH.0
謝ってばかりだがすまん…グダグダ通りこして思いつかねぇ…もう最初の方忘れてきたし……
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 23:26:03.79 ID:vfE/xoUo
        (( _))
       //ニ二ス  シュッ   シュッ
      ノ__/= ・ェ・)ゝシュッ  シュッ
       (つ`O と彡 シュッ
         /// /
        /旦 /
      /旦  /
     /    ./
   /旦    /
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/03(金) 23:26:23.87 ID:85HP/pwo
書きにくいならぱぱっとゲーセン編終わらせちゃったらどうだい?
そんで>>1が書きたいようにやると

とりま、応援してるから頑張ってくれい
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/03(金) 23:33:56.47 ID:nGbaCH.0
転「……」ブルブル

男友「ね、ねぇ。もう始ま…」

転「へっ、平気よ!!」

男友「えっ…」

転「私は平気…こ、こんなのただのゲームでしょ?何で怖がる必要があるの…?」ブルブル

男友「い、いやそうじゃくて画面を…」

転「一緒に…戦ってくれるんでしょ…?」

男友「うん、だから早く…」

転「ならさっきもいったハズよ…」

男友「さっきって…」

転「私は一人じゃない…アンタがいる……」

男友「!」


男「来たぞ!!敵―――!!」

女「っ…」フラッ


男友(そうか…俺は今…)

転「それで…」

男友(転校生さんに…頼られ……)ジーン

転「充分…ん?」

男友「ん…?」


女「……」ブクブク

男「お、おい!!何やってんだ!!!早く撃たないとせっかく転校生さんから…!!」


転「…こんてぃにゅー?」

男友「は?」
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/03(金) 23:36:15.43 ID:nGbaCH.0
>>577 もっというとコレを終わらせ(ry
    一応キリのいいとこまでいきたいんですが展望がないもんで……

>>53で終わらせた方がよかった気がしてきたwwwwwwwwww
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/03(金) 23:46:22.66 ID:85HP/pwo
そうか
この作品結構好きなんだがなぁ……

ま、とりあえず頑張れ!ww
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 00:21:52.64 ID:.G80sog0
576>>すまん、ひこにゃん…おいら…彦根城行った事も…どこにあるのかも知らないんだ…

580>>マジか…こんなに遅くても見てくれてるだけでありがたいです
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 00:22:29.03 ID:.G80sog0
男「ねぇ…」

男友「……」

転「……」

女「……」ブクブク

男「何これ…?」

男友「開始40秒くらいだったね…」

男「あんだけ時間かけて…百五十円払って…これ……」

転「わ、悪かったわ…ね」(でもおかげで…)

男「はぁ…」

転(助かった…フフ…だめ…笑っちゃダメよ……流石に今は…)ヒクヒク

男「何か転校生さん…嬉しそうだね…?」ジロッ

転「いっ、いえ…そんな事……」ヒクヒク

男「……」

男友「もっかいやるか…?」

転「なっ!?」ビクッ

男「む、そうだな…」

転「……」ビクビク

男「いや…」

転「……」ウルウル

男「やっぱもういいや…出よっか、ゲーセン…」

男友「そうね…」

転「…っ!!」ビシッ

男「そこ、小振りでガッツポーズすんな」
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 01:12:54.84 ID:.G80sog0
女「……」ブクブク

男「もう蹴り飛ばしちゃっていいよね、これ?」

男友「まあまあ…」

転「…誰か飴もってない?」

男「いや…」

男友「ん、あるよ」

転「頂戴」

男友「ほい…って舐めないの?」

転「私はね…フフ…」ガサッ

男友「な、何を…」

転「まぁ見てなさいって」グイィ
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 01:22:20.21 ID:.G80sog0
女「…ん」

男「な…」

転「ほれほれ」グイィィ

女「ちゅぱ…」

転「うりうり」グイィィ

女「んむ…れろ…」

転「ジェリー、聞こえる?」

―――パチッ

女「ふぁ…ふっ、ふろっがー…?」

転「フフ、そうよ。飴欲しい?」

女「ほふぃ…」

転「ならさっさと起きなさい、世話かけさせないで」

女「……」ムクッ

男友「まるで赤ん坊だな…」

男「……」
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 01:33:14.78 ID:XhUXN/so
( *ФωФ) もしかして我輩 リアルタイムに来れたのであるか?
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 01:58:54.85 ID:yaaNglko
>>585 ようこそ 
そしてスペシャル支援
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 02:22:13.09 ID:XhUXN/so
>>586
( ФωФ) 一瞬 IDやああんギコ と読んでしまったのは内緒である
        おやすいみーである
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 02:23:38.10 ID:.G80sog0
すまねwwwwwwwwまだおきとるけど使えんかったお 
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 02:44:26.05 ID:.G80sog0

女「あー」

転「はいはい」カポッ

男友(ペットみたいに口に放り投げてる…)

女「ん…」コロコロ

転「フフ…」


男友「男…」

男「ん?」

男友「なんか二人共…仲良くなってないか…?」

男「遅せぇよ…」

男友「だって…ついさっきまでお互いめっちゃ罵りあってのに……」

男「なんなんだろな…」
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 03:05:00.81 ID:.G80sog0
転「ねぇ、もっと飴ない?」ズイッ

男友「え?ああ、もうこれ全部上げるよ。大して好きじゃないし…」


男「いや仲良くなって欲しいとは思ってたけどさぁ…」

男友「きっかけが全然わからんもんね…」

男「あぁ…」

男友「でもまぁ…お前が言うように結構似たもの同士だと思うし…この分だと良い友達になれるんじゃないか?」


転「フフ、もっと貰ってきたわよ。欲しい?」

女「あー♪」

転「ホラ」カポッ

女「……///」コロコロ


男「友…達…?」(餌付けだ)

男友「うん…やっぱ俺も自信ないや……」(餌付けだな)
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 03:46:27.58 ID:.G80sog0
すまね、寝てきます おやすいみー
明日こそ早めに(ry
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/05(日) 22:22:51.92 ID:PMGjXJA0
男「ところで、俺達はこの後夕飯食べるつもりなんだが…」

男友(ぐ…)

男「そっちはどうする?」

男友「そ、そうだな…」(今更だが…コイツとこうやって二人で話すと…明らかに提案した時嫌な顔してたし……)

男「まだ夕方だけど…」

男友「転校生さんが大丈夫なら一緒に…」(当然の様にダブルデート続けようとするの…すげぇ気後れするな……)

男「そうか」

男友「あぁ…」(いや…ホントに今更だ…何考えてんだよ…ここまでしといて……)

男「大丈夫だといいな」ニコッ
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/05(日) 22:23:52.90 ID:PMGjXJA0
転「ねぇ…アンタ段々噛む様になってない?」

女「ふ、ふぉうか…?」ボリボリ

転「音で分かるわよ、大体まだ口に入れたばっかりじゃない…」

女「……」ボリボリ

転「舐めるのはいいけど噛み砕くのは歯に悪いわよ。ましてやそんなサイズの内に…」

女「んっ…」ゴクッ

転「もっと悪いっつの…せめてもっと舐めてから最後に……」

女「あー」

転「聞きなさいよ…っていうか何?まだ欲しいの?」

女「うむ」

転「『うむ』じゃないわよ…飴ねだってる分際で偉そうに……それで夕食とか大丈夫なんでしょうね?」

女「ゔ…」

転「間食は程々になさい、いくらなんでも舐めすぎよ」

女「むぅ…クリスティーナみたいな事を……」

転「誰よソレ。とにかく食前にこれ以上は…」

女「あ、あと一粒くらい…」

転「だーめ」
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/05(日) 22:27:25.95 ID:PMGjXJA0
すまん、2日近く空けてしまいました…これでも一応早く来たいとは思ってるんです、えぇ

595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/05(日) 23:36:38.72 ID:PMGjXJA0
男「ん?何だよ」

男友「あ、…」(社交辞令…には聞こえなかった…)

男「何か変な事いったか?」

男友「そ、そうじゃなくてホラ、こっちから提案したじゃんか……」

男「は?」

男友「だからダブルデートを…結構強引に……」

男「あー…」

男友「自分からいっといてアレだが…考えたら嫌じゃないのかなって……」

男(今更かよ…嫌に決まってんだろ、こちとらお前等と違って初デートだぞ)

男友「面白そうだから提案しちゃったけど…あの時サー嫌そうだったし、お前も……」

男「そりゃまぁ…」(あの時はどうしても転校生さんの意図が気になったから受けただけで……)

男友「だよな…」

男「……」

男友「でも今は全然そんな感じしなかったからさ」

男「っ…」(そうだ)

男友「…嫌じゃないのか?」

男「それは…」(もう一応転校生さんの件は区切りをつけたつもりだ…)

男(余計嫌になってもおかしくない…嫌なハズ…なんだが……)

男友「遠慮しないでいいぞ、どのみち転校生さんがOKなら付き纏ってやるだけだからなwwwwww」

男「いや…」(さっきの言葉は自然に……)

男友「……」

男「そうだな…今は嫌じゃない」
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/06(月) 00:54:22.34 ID:x5mO8Sk0
支援
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/06(月) 02:02:20.52 ID:IBqf0o2o
(*ФωФ) 増えているのである
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/06(月) 02:33:02.82 ID:3EpHbTA0
女「いいではないか、後一粒なら…お腹も…」

転「だめ」

女「今度は噛み砕かないぞ」

転「だめ」

女「じゃあ飲み込まない…」

転「それは当たり前」

女「ならどうしろというのだっ!?」バンッ

転「何変なキレ方してんのよ!!コレもう15粒めよ!!?」

女「ドケチ…」ボソッ

転「ア、アンタねぇ…人に物貰っといて…しかもドってさっきよりワンランクアップしてるし……」ヒクヒク

女「ティッシュといい飴といい…まだまだ一杯あるではないか、お前はクリスティーナ二号か」

転「勝手にぃッ…!!」ドンッ

女「ひぅっ!?」ビクッ

転「知らない人の二号目にしないでくれるぅ〜?いい加減に聞き分けなさいよぉ…」ゴゴゴゴ

女「だっ、大体…!!それならそうと…最後の一粒の時にもっと味合わせてくれても……」ブツブツ

転「幾らでも貰えると思ってボリボリ食べたからよ!!分かってる!?アレ砂糖の塊なのよ!!?」

女「くぅ…何故外でまでこんな説教されなければならんのだ……」

転「アンタの家族は大変ね…」ハァ
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/06(月) 02:34:33.90 ID:3EpHbTA0
申し訳ない、例によって進んでないのにチェ28歳の革命見たうえカーチャンマッサージという 
おやすいみー 
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/06(月) 04:59:27.65 ID:IBqf0o2o
( ФωФ)おやすいみーである
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/06(月) 21:38:45.58 ID:3EpHbTA0
女「……」

転「いつまで口あけてんの…顎外れるわよ?」

女「……」ジトー

転「ホント未練がましいわね…」

女「フン…別に未練などない、もういい…」ムスッ

転「はぁ…ったく、アンタ達これからどうすんの?」

女「男と夕飯食べる…」

転「なら食べ終わったら袋ごとあげるわ」

女「何っ!?」

転「やめて…何かこっちまで恥ずかしくなってくるから…」

女「い、いいのか…?」

転「せっかくのデートでしょ?」

女「ふ、ふろっがぁ…」ジワッ

転「どんだけ涙腺脆いのよアンタ…」

女「日本の言葉で…」グスッ

転「大体貰いモノだし…たかが飴で…そんな……」ブツブツ

女「ジャイアン映画版現象といえば…わかってもらえるかと……」

転「どういう意味よそれ!?」
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/06(月) 22:03:49.03 ID:3EpHbTA0
男友「なんでだよ」

男「だってお前等殆ど二人でいるしwwww」

男友「んな事」(あるか…)

男「なあの二人もんだかよく分からんがちょっとは仲良くなったみたいだし…」

男友「仲良くねぇ…」チラッ

男「つーかさ」

男友(サー飢え過ぎだろ…何で待ての姿勢で口あけて待機してんだ……)

男「お前等最初の方はなんか不自然な感じだったけど…もしかしていいだしっぺのくせに照れてた?」

男友「ん、そうかも…な」(そりゃマトモに話すのも初めての美少女と偽デートしてたらな…)

男「なら最初からダブルデートなんて言うなよwwwwwおかげで変に疑っちまったろうがwwww」

男友「ハハハ…あんな彼女がいるなんて自分でもたまに信じらんないからな……」(もう少しも…疑ってないのか?)


転「こんなもんくらいケチる訳ないでしょ…?」

女「ホントに…?」

転「ムカつく確認とらないで」

転「この後何処も行かないなら男にでも渡すし、健康に悪いから止めただけよ」

女「私の健康を…心配してくれたのか…?」

転「最初からいってるじゃない…歯には悪いしご飯も入らなくなるし……」

女「……」

転「あっ、後貰ったからって夜中に舐めちゃダメよ?絶対虫歯に――」

女「フフ…」

転「何よ…」

女「ホントにクリスティーナみたいだ…」
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/06(月) 22:58:34.23 ID:x5mO8Sk0
支援
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/06(月) 23:51:01.66 ID:3EpHbTA0
男「そりゃこっちも同じだ。だけどまぁ、お前らのいちゃっつきっぷりみてたらなぁ…」

男友「え…そんないちゃついてる様に見えたか…?」

男「いや、誰がどうみてもwwww2人して大量の人形抱え込んで何をwwwwwwwwww」

男友「動物Tシャツ着てたお前に言われるとは…」(別に最初の頃程わざとらしく、くっついしたりはしてないんだけど…)

男「まぁまぁwwwwww照れんなってwwwwwwwwww」

男友「……」

男「でもアレだな、初めはびっくりしたけどお前等って意外とお似合いだよな」

男友「っ!?ど、どこがだよ…」

男「そこは素直に喜んどけよwwwwwwww」

男友「喜んでるよ…」(マジで…いってんのか?)

男「なんつーか相性が良いというか…お互いに無理の無い感じというか……」

男友(俺と…転校生さんが…)

男「世の中見た目だけじゃねぇなwwwwww」
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/07(火) 00:27:26.71 ID:FBKBP6A0
転「何、アンタんとこの使用人がアタシに似てるって……?」

女「うむ、お婆ちゃんのな」コクコク

転「それって…」

転「つまりアタシがババくさいっていいたいのかしらぁ…?」ビキビキ

女「ちっ、違う…」フルフル

転「じゃあ何が似てるってのよ…」

女「え、えと…意地悪で口うるさいとこ…とか…」

転「……」

女「大体自分だって人の事いえないくせに私にはあれこれ注意するし……」ブツブツ

転「あれこれってアンタねぇ…私は飴の事しか……」

女「おまけに人が話してるのに二言目には勉強しろとかいうんだぞ?」

転「『ぞ?』じゃないわよ、アンタこそ人の話を…」

女「夜更かしするな、テレビは明るくして見ろ、帰ったら手を洗えとか…どうでもいい小言を一々一々…」ブツブツ

転「…アンタ本当に高校生?」

女「他にも無理に野菜を食べさせようとしたり…好き嫌いなんて誰だってあるではないか…この前なんて私の苦手なぴー」ブツブツ

転「はぁ〜ぁ〜ジェリーちゃんは一体何の話してたんだっけ?」

女「あ…ぅ…そ、その要はだな…そんな鬱陶しいヤツなんだけど……」

転「……」

女「ホントはすごく…優しくていいヤツなんだ…///」
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/07/07(火) 00:29:32.44 ID:26RbDaQo
つヌルポ
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/07(火) 01:20:46.00 ID:PxdVL8ko
  ∧_∧(⌒) ―― ★ ――― ←>>606
  (    ) /|l  // | ヽ
 (/     ノl|ll / / |  ヽ
  (O  ノ 彡''   /  .|
  /  ./ 〉   ガッ!
  \__)_)
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/07(火) 01:33:26.42 ID:FBKBP6A0
明日こそ!!明日こそはやく来る!!から…おやすいみー…
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/07(火) 02:44:47.37 ID:etoHGiIo
( ФωФ)おやすいみーである
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/07(火) 19:25:51.34 ID:FBKBP6A0
転「なっ…」

女「……///」モジモジ

転「なっ、なななな何小っ恥ずかしい事言ってんのよ!!ふざけてるのは料理だけにしなさいよね!!」

女「でも…ホントにそう思ってるんだぞ?」

転「だ、だからさっきも言ったでしょうが!!私は別にアンタに優しくなんて…!!」

女「フフ、わかった。わかったぞ…」ニヤニヤ

転「なっ、何がわかったのよ…」

女「さてはフロッガー、照れてるんだな?」

転「っ!!」


男友「そうだ、今の内話しときたいんだが…転校生さんがOKだとしてまた昼間みたいなお値段の店だと……」

男「……」

男友「…って聞いてんのかよ」

男「ん、いや餌の時間が終わったみたいだからさ」

男友「おま…もうちょっと表現を…」


転「ちっ…違!!照れて…なんか…///」カアァァ

女「フフ、では何故顔を伏せてるのだ?」

転「くっ…るさい…自意識過剰なのよ…馬鹿///」

女「さっきの十字架…」ジャラッ

転「……///」パシッ

女「貸してくれて本当に嬉しかった…」

転「そ、そう…良かったわね」プイッ

女「私が気絶してしまったお陰で…結局使わなかったが……」シュン
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/07(火) 19:34:17.70 ID:IjlPKM20
支援
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/07(火) 20:32:49.88 ID:FBKBP6A0
転「ま、まったくだわ…気絶なんてしちゃって…これだからジェリーは……」

女「うぅ…すまん…その通りだ…私が不甲斐ないばっかりに……」

転「な、なんか反抗しなさいよ…素直すぎて気持ち悪いじゃない…」

女「だって…せっかくフロッガーが貸してくれたのに…私は……」ジワッ

転「確かにアレは…アンタには刺激が強すぎたかもね」

女「うむ…怖かった…本当に…ひっく…怖くて……」

転「まぁでもお陰で…何ていうか…その…私もやらずにすんだというか……」ブツブツ

女「ふぇ?やらずに…」

転「なっ、何でもないわよ!!とにかく気にしないでいいって事…」

女「…やっぱりフロッガーも…怖かったのか?」グスッ

転「ぅ…」

女「……」ウルウル

転「…そうかも…ね」

女「!!」パアァァ


男「確かに俺もちょっと財布がキツい…」

男友「いくとしたら安めの方向で…でもサーも結構お金持ちだろ…?」

男「ん…いや…」(金持ち…では無いよな?まぁアンティーク一杯持ってるけど…)

男友「悪いが金銭感覚ズレてそうな感じが…」

男「大丈夫、そこだけはズレてない…と思う」(家に殆どそれ以外何も無かったもんな…普段はかなり粗食みたいだし…)

男友「シャツ…」

男「うん、やっぱ自信ないや」
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/07(火) 23:22:53.61 ID:FBKBP6A0
女「そうかぁ、フフフ♪」

転「いつまでニヤニヤしてんのよ……」

女「フロッガーも私と同じ怖がりだったのか」ニヤニヤ

転「アンタ程じゃないわよ…」

女「今まで隠してたつもりだろうが…フフ、甘いな。私は薄々感づいていたぞ」

転「るさいわね…だからちょっと苦手なだけなんだってば……」

女「なのに『私達ががやるわ』なんて格好つけて……」ニヤニヤ

転「くっ…///」

女「フフ、あんな事言って…名探偵女の目を誤魔化せるとでも思ってたのか?」

転「……」イラッ

女「その前はさらに何と言ってたっけなぁ…?」ニヤニヤ

転「知らないわよ…」プイッ

女「そうだ『ホントはただコレやるのがの怖いだけでしょ…?』なんて…ぷっ…!!」

転「アンタ…意外と根に持つタイプなのね……」

女「通りであんなに必死に…くっ…ぷぷ…」

転「アンタねぇ…」ゴゴゴゴ

女「よくもまぁ、自分の事を棚に上げて私をあんだけいじめてくれたモンだと――」ニヤニヤ

転「人が下手に出たからって調子に乗るもんじゃないわよ…」ゴゴゴゴ
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 00:27:50.92 ID:vX8rQADO
女がうざくなってきた件

転かわいいおww


なにがいいたいかと言うと
早く書け。
待ち長いじゃないか
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 01:17:01.86 ID:YdpmwMQo
支援いたす
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 02:22:26.74 ID:TWto.gM0
男友「向こうはご飯食べに行くみたいだけど俺達は…」

女「えぐっ…」

転「……」プイッ

男友「…何かあったの?」

女「うぇ…うっ…ヒリヒリするぅ…」

男「喧嘩?」

転「別にぃ…」

女「酷いぞふろっがぁ…なっ…何もこんな……」グスッ

転「ふん…調子乗るからよ」

男「よしよし、とりあえず鼻拭こうな?」ナデナデ

女「おとこぉ…」
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 02:33:47.41 ID:TWto.gM0
転「んで何?ご飯?」

男友「う、うん…時間大丈夫?」

転「あ…」(もうこんな時間…)

男友「どうする?キツイならもう無理には…」

転(どうしよう、テニスサボってるのバレちゃうかも……)

女「ひぐっ…」

男「よしよし…ん?」ナデナデ

女「痛ぅ…」

男「お、たんこぶ。殴られたの?」

女「ぐすっ…よ、よくぞ聞いてくれた…ふろっがぁの奴…私の大事な頭を…グーで……」

男「傘よりで叩いてるヤツよりはマシかと…」

転「うんうん」コクコク

女「でっ…でも頭なんて…お馬鹿になったらどう責任を……」

男友&転(いやもう…)

男「もうお馬鹿だろ」

転「ぷっ…!」

男友(容赦ねぇなぁ…)
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 02:37:22.65 ID:TWto.gM0
すまん 共有+ネタが無いもんで……
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 02:55:22.81 ID:TWto.gM0
転「い、今の聞いたぁ?」

男友「ま、まあ…」

女「うえぇ…酷い…酷いぞ男ぉ……」

転「もっ『もうお馬鹿だろ』ですって…ぷっ…くく…」

男友「ちょ…やめ…こっちまで……くっ…」

女「おっ、男まで私をいじめるなんてぇ……」

男「冗談だよ、冗談」ナデナデ

女「つまらん冗談は嫌いだ…」グスッ

男「いじめって…何で殴られたんだ?」

女「わ、私がな…アイツが本当は怖が――」

転「もう一発いっとく?」

女「男、お腹空いてきたぞ」ギュッ

男「…じゃあ食いにくか」(また今更な事で…)

男友(なんだ…そんな事か…)

転「さっ、私達もいくわよ…」ギュッ

男友「ん」(あ、結局いくんだ)
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 02:57:09.47 ID:TWto.gM0
明日こそ(ry   どうにか終わらせたい…キリが無い…

おやすいみー
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 03:09:26.11 ID:YdpmwMQo
おやすみ〜
頑張ってなww
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 20:39:30.21 ID:TWto.gM0
男友「時間大丈夫だったの?」

転「まあね…」(帰ったらなんて言い訳しようかしら…)

男友「時間キツくなったら無理しないで言ってよ?」(明らかに無理そうな感じが…)

転「余計なお世話よ…子供じゃないんだから…」

男友「でも一応女の子だし…」

転「一応?」

男友「あ、いや…」

転「フフ、それにアンタが言ってたのよ?ゲーセン行く前に…」

転「私と…まだデートしたいって…今は違うの?」

男友「今もそうだけど…」

転「なら良いじゃない♪」ギュッ

男友「……」

転「……///」

男友「あとコレもさっき言ったけど…」

転「ハルト!!」

男友「っ…」ビクッ

転「私達の利害は一致してるの…下衆の癖に格好つけないで…」

男友「……」

転「これ以上の理由なんていらない…そうでしょ?」

女「おーい!!二人共遅いぞお!!」
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 21:00:57.92 ID:TWto.gM0
転「うっさいわね!!また殴られたいの!!?」

女「ひッ!!」ササッ

男「野暮な事してやんなよ」

女「ぼっ、暴力には屈しないぞぉ…!!」

男「そういう台詞は背中に隠れながら言うもんじゃないぞ」

女「あうぅ…」ガクブル

男「フフ…」(でも女も男友の前なのに…すっかり素になれたな…よかった…)
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 21:03:37.44 ID:jvqDH6c0
vipのときから見てるよー
支援なりー。
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 21:24:56.36 ID:TWto.gM0
>>624 こんなんなっても見てくれてるとは…うぅ…ありがとう…
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 21:30:40.46 ID:TWto.gM0
転「ったく…この近くならそうねぇ。もう少し行けば美味しいフレンチが…」

男「ソレなんだけど金がもうあんま…出来たら安い所が……」

女「……」コクコク

転「安いわよ?夜なら大体○△円もあればちゃんと食べれるわ」

女「ッ!?」

転「それにお金なら…私も今はそんな持ってないけどカードだって使えるし」

男「ごめん、俺にはやっぱ…」(どこが安いんだよ…)

女「そうだ、高いぞ!!考えろお馬鹿!!」

転「あ゙?」

女「ひぁっ…」ササッ

男友「俺もちょっとそんなには…」

転「な、何よ。アンタまで…成金の癖」(あ…)

男友「いや今日はその…持ち合わせが少なくて……」

転「なら…しょうがないわね…」(そういえばあの時…コイツの財布見たけどお金はおろか…カードすら一枚も…)

女「そうだ、しょうがないぞ!!他の所にしろ!!このお馬鹿!!」

転「ちょっとアンタこっち来なさい」(なのにつまらない嘘を…私の…ために?)

女「っ…」ササッ

男「だけど…流石に安いとは言えファーストフードとかはアレだよなぁ…」

男友「う〜ん」

女「べー」

転「くっ…このっ…!!」
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 21:56:37.51 ID:.N6.y.Yo
( ФωФ) 初代スレから見続けてる我輩もいてるのである
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 21:57:43.02 ID:TWto.gM0
男「どっかないかな〜」

女「フフフ…」ウズウズ

男「なぁ?」

女「!!」

男「お前デート初めてじゃないだろ?いい所知らないのかよ?」

男友「うっ…その…夕食は初めてというか……」

女「……」

男友「安くておいしい店…そうだな…」チラッ

女「!!」

男友「他にどっか知らない?」

女「そっ、それな!!」バッ

男友「転校生さん?」

女「……」

転「ん〜さっきより安くてでしょ?ちょっと思いつかないわね…」

男友「そっか…」

男「どうしたもんかなぁ…」

女「……」
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 21:59:03.92 ID:TWto.gM0
>>627もう一ヶ月以上前なのに…マジでありがたいお…
これ程励みになる事もないです
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 23:53:19.19 ID:OYQDY6.0
初代スレから見てるけど終わるまではチェックする予定だから頑張って!!
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/09(木) 00:09:43.62 ID:QjekQe60
女「ふあ〜ぁ」

男友「困ったね…」(さっきからずっとだ…)

女「うあー」

転「どっかないかしら…」

女「んぁ〜」

男友(多分コレは…聞いて欲しいってサインなんだろうな……)

男「むむむ…」

女「おぉぅ」

男友(でも何だろうこの感じ…聞いちゃいけない気がする…空気的にというか……)
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/09(木) 00:13:59.78 ID:QjekQe60
>>630 サンクスもうすぐ終わらせます…きっと…
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/09(木) 00:18:19.92 ID:QjekQe60
男「みんな思い付かないみたいだし、いっそサイゼに――」

女「うおぉぉー!!」バシッ

男「痛ッ!?何だよ!!?」

女「何だとは何だっ!!」

男「えぇっ…?」

女「私に何か…聞く事があるんじゃないか?」ムスッ

男「爪伸びた?」

女「違ああぁう!!」

転「あっ、シャンプー変えたとか?」

女「わざとか!!?なぁ、わざとだよな!!?」

男友(あぁ…どんどんいじられキャラに……)

転「他に聞く事って言われても…ねぇ?」

男友「え?う、うん…」

女「みーんーなァァー!!」バンバンッ

男「みんな…がどうかしたのか?」

女「…が入ってない」ボソッ

男「へ?何が?」

女「みんなの中に私が入ってないと言ってるんだああああぁぁぁぁぁ!!!」
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/09(木) 00:36:49.05 ID:QjekQe60
男&転「?」

男友「……」

女「キョトンとするなああぁぁぁ!!」

転「うるさいわねぇ…さっきから何なのよ?」

女「だっ…だから……」ゼェゼェ

女「私に…まだいい店があるか…聞いてないだろうが……」ゼェハァ

男「あれ?聞かなかったっけ?」

女「なっ!?き、聞いてないぞ…!!」

転「そう?たしか吉野家とか言ってなかった?」

男「いや、すき屋じゃ――」

バシシイイィィィィ
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/09(木) 01:10:33.78 ID:0G0msN60
支援
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/09(木) 01:34:30.81 ID:QjekQe60

男「頭はお馬鹿になるっていってたよね…」

女「ふん、どうせ元々お馬鹿だろ!!」

転「にしてもアイツが薦める所なんて大丈夫なんでしょうねぇ……」

男友「でもあんだけ言いたがってたんだし…」(転校生さんが言える事じゃない思うが…)

転「だから余計不安なのよ」

男友「確かに…」(値段以外は…どうなるかわからんな……)
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/09(木) 03:27:40.64 ID:QjekQe60
男「まだ痛ぇ…」

女「じ、自業自得だ!!意地悪するのは男の悪い癖だぞ!!」

男「あっ…コブになってる…」

女「何っ!?」

男「まぁたいした大きさじゃないけど…」

女「私と…お揃いだな……///」

男「いや嬉しくねぇよ…」

女「フフ…♪」サッ

男「ん?」

女「っ…くっ…」プルプル

男「ホラよ…」

女「おぉ…」パアアァァ

男(そっか…この身長だもんな…)

女「これが男の頭…フフ、コブの位置まで近いではないか…」ナデナデ

男「つつ…あんまその辺撫でないで……」

女「男の髪もサラサラだな…女の子みたいだぞ…」ナデナデ

男「も、もういいだろ…屈みながら歩くのしんどいんだよ…///」

女「ジェントルマンならこれくらい耐えたまえ、フフ」ナデナデ


男友(あれ?そういえば…)

転「ねぇジェリー、まだぁ〜?」ギュッ

男友(腕が痛くない……)

転「ったく…どこまで歩かせんのよ…」

男友(他の考え事してる風でもないのに……)
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/09(木) 03:30:09.50 ID:QjekQe60
結局終わらないという おやすいみー…
ネタねぇ〜…
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/09(木) 20:07:37.95 ID:SdN7Z520
支援支援
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/09(木) 21:02:02.85 ID:a6mX8VAo
一度読み直して
再び追い付いた

よかよか
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/10(金) 04:43:43.74 ID:VHiTdsMo
( ФωФ)来ておるよ
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/10(金) 15:11:23.78 ID:32bwbS.0
昨日は暇な時間を他の新ジャンルに浮気してたという…最近新ジャンルスレが活発な気
がして嬉しい
すまんがんがる
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/10(金) 15:13:46.65 ID:32bwbS.0
女「フフフ」ナデナデ

男「…///」


転「大体マーマイトといい奴等の味覚ったら無いわ」

男友「それは否定できないけど…」

転「とても島国とはいえ隣国に住んでる人間とは―――」

男友「…女さんの前でいっちゃだめだよ?」

転「む…何よ…さっきのはただ」

男友「いや、ああいうのはいいんだけど…昼間のレストランみたいのはさ……」

転「……」

男友「ま、まぁでも…ちょっと仲良くなったみたいだし大丈夫…だよね?」

転「わかってるわよ…もうしない…」シュン

男友「え…」

転「アンタが…止めてくれたんだもんね……」

男友「止めたって別に…」

転「ありがと」ボソッ

男友「アレはたまたまゲップが出ただけで……」

転「また格好つける…」

男友「……」
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/10(金) 18:56:07.60 ID:32bwbS.0
転「全部そう…アンタがそんな事したって全然カッコよくない…柄ってもんがあるでしょ?」

転「少しは自分のキャラってもん考えなさいよ…」

男友「ハハ…」

転「お陰で…私にはよく分らない…」

男友「……」

転「アンタが何を思って…こんなにしてくれるのか……」

男友「でも…」

転「えぇ、そうよ…そんな事どうでもいい…フフ…自分で言ったのにね……だけど」

男友「……」

転「だけど私はアンタに…何にも返せないのよ…?」

男友「……」

転「だからせめて…お礼くらいは…ちゃんと言わせてよ……」


女「ついたぞおおぉーー!!早く来おおぉーーーい!!」


転「うっさいわね!!どんだけ歩かせたと思ってんのよジェリー!!」

男友「……」

転「さ、行きましょ」ギュッ

男友「うん…」
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/10(金) 18:58:20.26 ID:32bwbS.0
>>644転「少しは自分のキャラ考えなさいよ」です
ホントに細かいけどこういうのって自分で気付くとすんごいモヤモヤするwwwwwwww
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 19:09:25.05 ID:Cz6UXUAO
>>645
言い回しって、大事よね
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/10(金) 19:11:07.24 ID:32bwbS.0
>>646油断するとすぐ見落とすんだよなぁ…
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/10(金) 19:11:29.12 ID:2ien8H.0
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649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/10(金) 20:10:21.65 ID:32bwbS.0
女「フッフッフッ…どうだ、私のお勧めの店は……」

男友「インドレストラン…」

男「しかも汚い…メニューも何か薄汚れてるし……」パラパラ

女「い、いいのだ!!こういう類の店はちょっと汚いくらいが穴場でおいしいんだぞ!!」

転「なるほどねぇ…」パラパラ

女「なっ?おいしそうだろう?」

転「サクソン共の料理じゃ自信もって人に勧められないって……?」ニヤニヤ

女「っ…!!」

男友(あぁ…また…)

女「ちっ、違うぞ!!この近くにイギリス料理店が無いから……!!」

転「そりゃそうよ…あんなのジェリー共以外誰も食べやしないじゃない」ニヤニヤ

女「そ、そんな事…」

転「ブリテンで一番受けがいいのは中華とインド料理…」ニヤニヤ

女「うぅ…」

転「だってそれくらいしかマトモに食べられるモノが―――」ニヤニヤ

男友「……」

転「っ…ま、まぁでもちょっとはおいしいモノもあるわよね!!」

女「ぇ…?」グスッ

男「んー…」パラパラ
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/10(金) 20:54:54.91 ID:32bwbS.0
転「ほらフィッシュ&チップスとか!!」

女「……」ジトー

転「ホ、ホントよ?ビネガーたっぷりかけたりして…」

女「他には…?」ムスッ

転「えっ…」

女「一つしか無いのか…?」

転「そ、そんな訳無いじゃない…あと…えと…」

男友「……」サッ

転「ね、ねぇ…」グイッ

男友「しっ、知らないよ…イギリス料理なんて…」ヒソヒソ

転「私なんて知りたくも無いわよ…フィッシュ&チップスだってホントは脂っこくて食えたもんじゃないわ……」ヒソヒソ

女「……」

男友「俺だってそれくらいしか…っていうか本人の目の前なんだけど…」ヒソヒソ

転「ど、どうせお馬鹿だから分らないわよ。なんかあるでしょ?一つくらいマシなヤツ――」ヒソヒソ

男「このサンドイッチみたいのおいしそうだな…」ボソッ

転&男友「!!」

男「あぁ、でもこっちのケバブってヤツも…」パラパラ

転「サンドイッチ…とか?」

女「隠す気あったか?」
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 21:51:41.75 ID:/SbMoXoo
ケバブってトルコ発祥だっけ?
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/10(金) 22:45:06.60 ID:32bwbS.0
>>651 トルコ、中東から各地に広まった感じみたいです
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 23:29:53.55 ID:/SbMoXoo
>>652
そーなのかー
…つまり英国料理じゃない?wwww
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/11(土) 00:26:02.44 ID:PUUHY0A0
>>653英国料理じゃないですwwwwwwww
ケバブといったらトルコ以外はバルカン半島とかインドとかが有名ぽい
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/11(土) 02:26:14.97 ID:JNCMGooo
(;ФωФ)ケバブなんて食ったこと無いから画像見てもいまいちわからんのであるww
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/11(土) 11:26:30.42 ID:ILb2sgAO
ケバブって言うとジョジョしか思い浮かばん
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 11:44:46.52 ID:u.R2jAwo
バルトフェルドさんがヨーグルトソースを勧めてたのは覚えてる
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/12(日) 01:41:21.45 ID:0.QyOm.0

転「えっ?な、何のことかしらぁ?」

女「トボけたって無駄だ…生憎私はお馬鹿じゃないからな…」ムスッ

転「あちゃ…聞こえちゃってたのね……」

男友「もうちゃんと謝りなよ…」

転「で、でも私は別に…」

男友「俺だってさっきいったじゃんか…」ヒソッ

転「ぅ…」

男友「ほら…」

女「……」ムスッ

転「めん…」ボソッ

女「ふん、声が小さいぞ…」

男友「ま、まぁまぁ…一応転校生さんも謝ってる事だしさ……」

女「コッチは…」

男「マトンって…確か羊だよな…」パラパラ

女「せっかく…とっておきの穴場を…教えてあげたんだぞ?」

男「…サグ…マトン?」

女「なのに…あんなっ…うぅ……」グス

転「な、何よ…ちょっとからかったくらいで――」

男友「転校生さん!!」
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/12(日) 01:43:51.52 ID:0.QyOm.0
>>655 インド料理でしか食べた事ないけど、自分が食べたのは辛くて皮の無いパサパサめの
    ソーセージって感じでした。結構おいしかったお
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/12(日) 01:47:24.73 ID:dP3ar2w0
しえしえん。
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/12(日) 02:07:30.59 ID:jYL6NIEo
>>659
(*ФωФ)おお…!うまそうである!辛いのは好きなのである 覚えておかねばなるまい
       


転校生がかわいくなってきたぞwwktk
      
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/12(日) 02:35:30.58 ID:0.QyOm.0
転(いっ…今…私コイツに……)

男「何で…緑色なんだ…?」ブツブツ

転(…怒られた?)

男友「ごめん」

女「なっ…私は別に男友君には!!」

男友「いや俺も失礼な事言っちゃったしさ、謝るよ」

女「そんな…」

男友「だからってのもおかしいけど…転校生さん…許してくれないかな?」

転「……」

女「わ、分かった…許すから早く頭を上げ――」

転「…ごめんなさい」

女「っ…」

男友「転校生さん…」

転「私が悪かったわ…だから…何もアンタがカラッポの頭下げる必要なんて無いのよ……」
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/12(日) 03:54:11.64 ID:0.QyOm.0
女「うむ、その通りだ…男友君は悪くない……」

転「えぇ…」

男友「……」

女「ふ、ふろっがーも…」

転「……」

女「ちゃんと謝ってくれたから…もう…悪くないぞ…」

転「ジェリー…」

男友「よかったね、転校生さん」ニコッ

転「ッ…」サッ

男友「ん?」

転「こっ…こっち見ないで…///」ドキドキ

男友「え、なんで…?」

転「なっ、何でもいいでしょ!?馬鹿面近づけないでっていってんのよ!!」

男友「何だよ…もう…」

女「フフ…」

男「いい加減注文したいんだけど…」
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/12(日) 09:01:39.03 ID:0.QyOm.0
転「……///」ドキドキ

男友「ひでぇなぁ…」

女「君もどっかの誰かさんに負けず鈍感なヤツだな」ニヤニヤ

男友「へ…鈍感…?」

転「ッ!!」ギクッ

男「悪かったな」

女「フフ、まだ分からんのか男友君?」

男友「はぁ…」

女「ふろっがーの耳を見たまえ、真っ赤じゃないか?」

転「うっ…///」バッ

男友「いや、手が邪魔で…」

女「あれぇ?何故隠すのだ、ふろっがー?さっきまでそんな所に手を置いて無かったと思うが…」ニヤニヤ

転「ジ、ジェリーちゃんはまたげんこつ喰らいたいのかしらぁ…?」

女「っ……なっ、殴れるものなら殴ってみたまえ…脅かしたって無駄だぞ…」

転「…警告したわよ」

女「顔も上げられない癖によく言う…フフフ…」

転「……」

女「いいかい男友君?今ふろっがーはな、照れて――」

―――ガンッ

女「あぁ…ぅ…」
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/12(日) 13:02:04.35 ID:8oRCKJw0
支援
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/12(日) 13:19:02.10 ID:CL4HF5go
つヌルポ
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/12(日) 13:25:38.16 ID:pQMFDPko
ガッ⊂
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/13(月) 01:53:40.30 ID:vLAjLqko
スペシャル支援
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/13(月) 19:13:59.65 ID:Gh/zY/g0
男友(照れて…?俺は別に何も……)

女「あっ…足なんてずるいぞぉ…げんこつと言ったくせに……」

転「警告に従わないからよ、お馬鹿」

女「うぅ…またお馬鹿って……」

転「だってホントの事でしょうが」

女「私はお馬鹿じゃないっ!!」

転「あっそぉ…そうなんだぁ…?」

女「当然だ!!私はジェントルマンだぞ…!?シュヴァリェの誉れが武芸なら…」

転「……」

女「我々の誉れは洗練された教養だ!!」

転「へぇ〜」
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/13(月) 20:01:58.75 ID:Gh/zY/g0
女「フフ、ジェントルマンとは貴様等の様にただ地位に胡坐をかいてるだけではなれんからな…」

男「おーい…もう勝手に注文しちゃうぞ…」

転「なるほど…」

女「うむ、幅広い知識と教養が無ければ……」

転「成り上がり共の受け皿にとっては…その方が都合いいって訳ね…」

女「っ…!?」

転「フフフ、所詮アンタ達は土地を持っただけのちょっと毛並みの良い小金持ち…」

女「ち、違うぞ!!我々はそんなんじゃ…!!」

転「そうよ、だから教養なんでしょ?武芸は伝統的権威を持ち由緒正しい血統を継ぐ貴族様や我々の役割……」

男「男友…二人をなんとか…メニューすら見てないし……」

男友(でもそういえばあの時も……)

男「お前もか…」

転「かといって土地と金だけじゃソイツ等に対抗出来るだけの権威は生まれない…だから…」

女「ぐっ…ぬ…」

転「確かに権威付けにはぴったりね…何より差別化が出来るわ…我々は書物より剣…騎士道を守り…戦士である事が第一…算盤勘定なんてフフ……」

女「貴様ぁ…」

転「まぁでも…ソレさえあれば成り上がりでも上流社会の仲間入り…流石はブリテンの開かれた貴族制って所かしら、ジェリー?」

男「さっき一段落したっぽいのに…」

女「だっ、黙れ!!貴様こそ貴族でも何でもないだろが…!!」

転「そうねぇ…厳密には違うかしら…?もっともコッチは…アンタ達と違ってそう簡単に成れるモノじゃないけど…フフ……」

女「だから時代に忘れられたのだ貴様等は!!」

転「っ…い、言うじゃないのぉ…時代に忘れられたぁ?それはアンタ達だって似たような――」

女「我々は違う!!」

男(喧嘩の内容がコアすぎて止めれねぇよ……)
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/13(月) 20:06:51.77 ID:Gh/zY/g0
昨日はかけんかったが今日も共有なんでいきなり落ちるかも…
毎度だけんどがんばるお
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 20:24:05.82 ID:QIi9Kkoo
がんがれー
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/13(月) 20:39:41.82 ID:Gh/zY/g0
転「……」

女「……」

転「ん、何で黙ってるのよ?分ってるんじゃないの?」

女「わっ…分ってるが…ちょっと確認してるだけだ…」

転「何よ、確認って…」

女「……」

転「……」

女「…ぜろ?」

転「はぁ…」

女「な、なんだ…そのため息は…」

転「アンタって…」

男「何ボーッとしてんだよ、何注文するか決まったのか?」

男友「え…じゃあこのダールカレーに…」(そういえば男のヤツ…昼間の時と違って…)

男「早っ!?」

男友「お前が悩みすぎなんだよ」(全然転校生さんが女の悪口いっても怒ってる様子なかったな…いくらメニュー見てたとはいえこんな近いのに…)

女「そうか…フフ…さては貴様…正解を当てられて……」ニヤニヤ

転「答えは1」

女「ぇ…」

転「去年の範囲よ、お馬鹿…」
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/13(月) 21:07:49.20 ID:Gh/zY/g0
>>673の前抜かしてたwwwwwwwwごめん今から書くwwwwwwww
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 21:20:08.15 ID:9e/FGcco
なんかおかしいと思ったらそういうことかww
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/13(月) 22:10:13.13 ID:Gh/zY/g0
すまね、使うらしいから夜中には戻りたい
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/14(火) 02:57:36.52 ID:5gLca7U0
女「由緒ある血統…伝統的権威…現代においてソレがどれほどの意味を持つ?」

転「う……」

女「前時代の遺物…過去の栄光だ…そんなモンに縋り続ける貴様等は生きた死人…」

転「ア、アンタ達は…それすら持ってないじゃない…」

女「その通り、だからこそ…だからこそ我々は時代の波に目を曇らす事なく…大切なモノだけを遺す事が出来た……」

転「大切なモノ…?」

女「魂だ」

転「フッ…笑わせないでよ……まるでアンタ達の特権みたいな言い草ね…?」

女「これしかないから…」

転「っ……」

女「貴様の言う通り、我々にはとどのつまり……これしかないから……」

転「……」

女「所詮教養も礼節も…貴様等の武芸と同じ…後から幾らでも身に付ける事の出来るもの……」

転「えぇ…」

女「ならば…何が最終的に同じ時代を起源に持つ、我々を我々たらしめていると思う…?」

転「……」

女「貴様等には血が…歴史に培われてきた権威がある…いくら有名無実になろうとも…それだけで貴様等は貴様等でいられる……」
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/14(火) 03:31:34.62 ID:5gLca7U0
女「分っただろ…コレは貴様等の血と権威…我々にとっての最後の拠り所…そして我々が生きている証……」

転「……」

女「教養も礼節もその他諸々全部が…この肉付けにしかすぎないんだ…魂が腐ってたら意味等……」

転「……」

女「ましてやソレを売るという事は自分を売るという事…貴様等のノブレスオブリージュ等と一緒にするな…」

転「売名行為って…言いたいのかしら…?」

女「そうだ、だから貴様等は生きながらに死んだ…民を導かず、国を守らず、神に尽くさずして何が高貴なる者か……」

転「……」

女「時代の波に飲み込まれたんだよ…貴様等のソレは…余りにも血と権威に塗られすぎていたから……」
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/14(火) 04:04:32.92 ID:fOvk/l6o
なんかシリアスww
支援支援
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/14(火) 15:50:09.12 ID:5gLca7U0
女「だが勘違いするな…これは厳然たる必然…皮肉でもなんでもない……」

転「……」

女「生まれに拠って立つ貴様等と…己を鍛え律し得てこそ成る我々……」

転「……」ギリッ

女「その違いが生んだ当然の結果だ。分ったか、亡者共――」

転「0の2乗は?」

女「…ぇ?」

転「教養あるんでしょ?0の2乗は?」

女「な、何の話だ!?今はそんな事を話してるんじゃ……!!」

転「降参よ、降参。ジェントルマンの偉大さはじゅーぶん分りました、で0の2乗は?」

女「なっ…何故その質問に答える必要がある…?」

転「何故って別に…あっー!!?もしかして分らないのぉ!!ジェントルマンなのにぃ!!?」

女「そっ、そそそそそんな訳無いだろっ!!ただ今は関係ないと…!!」

転「だから降参って言ってるじゃない、これは新しい話題よ」ニヤニヤ

女「で、でも…」

転「分ってるなら問題無いでしょ?勿体ぶらないでさっさと答えればいいじゃない」

女「あっ…そ、そろそろお腹が空いて……」

男「おぉ、ならメニ」サッ

――パッ

転「だーめ、答えてから♪」
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/14(火) 15:53:15.97 ID:5gLca7U0
女「どうしたというのだフロッガー…」

転「早く答えてよ、分るんでしょ?」

女「も…勿論だが…」

転「だよねぇ、私でも分るんだもん。幅広い知識と教養を持つジェントルマンが分らない筈ないわよねぇ♪」

女「うぅぅ……」

転「さぁ答えて」

女「うっ…く…」

転「さぁ!!」ズイッ
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/14(火) 16:08:44.55 ID:5gLca7U0
男「何ボーッとしてんだよ、何注文するか決まったのか?」

男友「え…じゃあこのチキンカレーに…」(にしても男のヤツ、昼間と違って転校生さんがサーの悪口いっても…)

男「早っ!?」

男友「お前が悩みすぎなんだよ」(全然怒ってる様子なかったな…幾らメニュー見てたとはいえこんな近いのに…)

転「……」

女「……」

転「ん、何で黙ってるのよ?分ってるんじゃないの?」

女「わっ…分ってるが…ちょっと確認してるだけだ…」

転「何よ、確認って…」

――5分経過

男友「じゃあ転校生さんはこのカリフラワーのカレー?」

転「えぇ、アンタが肉系だからね」

男「じゃあ俺は思い切ってこの緑のにしてみるか…これで後は……」

男友「サーだけ…」

女「……」

転「ねぇ」

女「……」

転「ねぇってば!!」
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/14(火) 16:21:07.62 ID:5gLca7U0
>>673は無かったという事でひとつwwwwwwww
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/14(火) 16:28:14.64 ID:5gLca7U0
転「いい加減答えなさいよ、何分たったと思ってるの?」

女「ほ、他の考え事をしてたんだ…そっちが聞かないから…」

転「あら、悪かったわ…なら答えの確認とやらはもうとっくに済んでるんでるって事ね?」

女「ぅ…」

転「ね?」ズイッ

女「た、多分…」

転「じゃあ何?」

女「……」

転「……」

女「…ぜろ?」

転「……」

女「……」ドキドキ
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/14(火) 16:44:25.15 ID:5gLca7U0
転「……」

女「なっ、なんだ…その人を憐れむ様な目は……」

転「はぁ…」

女「うぅ…今度は呆れ果てた様なため息を……」

転「なんか…自分から言い出しといてなんだけど……」

女「……」

転「ここまでアレだと逆に笑えないものね…」

女「はっ…!!そういう事か…!!」

転「どういう事よ…」

女「分った…分ったぞフロッガー…」ニヤニヤ

転「自分のお馬鹿さ加減が…?」

女「さては貴様…正解を当てられて――」

転「答えは1」

女「ぇ…」

転「去年の範囲よ、お馬鹿…」
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/14(火) 18:00:59.32 ID:Wzjh2uMo
やっとfでてきたwwとばしすぎだろwwww
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/14(火) 18:30:00.64 ID:Z1ZmlZ.o
0の2乗が1になる理由をだれか教えてくれ
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/14(火) 19:02:44.78 ID:DPFWaEU0
0の2乗は0だろwwwwwwww
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/14(火) 19:14:23.71 ID:X42xh8E0
もしかして2の0乗って言いたかったのか?
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/14(火) 19:21:45.74 ID:5gLca7U0
>>689 ごめんwwwwwwwwwwそれwwwwwwwwバカですまんwwwwwwww
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/14(火) 20:43:17.55 ID:5gLca7U0
女「そっ…そういえば私も薄々そうではないかと……」

転「薄々って何よ、往生際悪いわね…」

男(やべぇ…俺も分らなかった……)

転「大体普段からちゃんと勉強してないからこんな事も分らないんでしょ…?」

女「くぅ…」

転「授業中はバカみたいに遊んで先生の話ちーっとも聞いてないし…」

女「遊びながら…聞いてるぞ…」ボソボソ

転「じゃあなんであんな成績悪いのよ?」

女「……」シュン…

男(母ちゃん…)

転「宿題も全くやってこないし…どうせ家で教科書開くなんて事ないんだから、出されたモノくらいはキチンと―――」

女「うっ、うるさい!!ちょっとはやってるぞ!!知らない癖にさっきから愚痴愚痴とエラそうな事を…!!」

転「毎回廊下に張られてりゃ嫌でも分るわよ…男、アンタは女が転校してから一回でも宿題持ってきたの見た事ある?」

男「無いです…」

女「な、何を言う!!そんな事…ちょっとくらいは…あっても……」

転「……」

女「…あれ?」
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/14(火) 20:56:15.76 ID:5gLca7U0
転「……」

女「あ!!いっ、一回!!一回あるぞ!!ホラ、確かフロッガーが来る前に初めて学校でスヌーカーをやった日だ…!!」

男「あー…懐かしいなぁ……」

転「何よ、スヌーカーって…」

男「イギリス版ビリヤードらしいです…そういや宿題も一緒に持って来てた様な……」

女「あの時はテーブルを学校まで担いでくるのが大変だったな、フフ」

男「よく持ってこれたよな…びっくりしたよ…」

女「うむ、途中で警官に止められるは、坂からは転げ落ちるはで大変だったんだぞ」

転「アンタ…ほんと学校に何しにきてんのよ……」

男「そうだ、そんで怒られた時の言い訳のために宿題持って来てたんだっけか…」

男友(何の言い訳になるんだろう…)

女「まぁもっとも怒られなかったから必要なかったがな」

男「怖いくらいシカトされたけどね…」

女「結局手間が掛かりすぎるからスヌーカーはアレが最初で最後だったな…」

男「宿題の提出もアレが最初で最後だったね…」

転「一回…」

女「そうだな…フフフ…いい思い出だ……」

転「あんだけ毎日でてる宿題を提出したのが…本当に…たったの一回……」

女「私は『ちょっと』と言ったはずだぞ!!」バーン

転「ちょっとすぎるわよ…っていうか何でしたり顔なのよ…ムカつくわね……」
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 00:39:29.67 ID:WxNIZ0Uo
                       ━━━
       /;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ ━━━━
       ゙{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._  .、)  、}  ━━━━━
       ".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ━━━━
                       ━━━━
          何このなまこ、速い。
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 18:40:44.74 ID:U8AzFrk0
女「で、皆はもう何を頼むか決めたのか?」

男「とっくに決めてんだけど…」

女「ん?なら何故頼まんのだ?」

転「アンタがまだ決めてないからでしょ…」

女「まさか私を待っててくれたのか?それならそうと早く言ってくれれば良いのに」チンッ

男友「……」

イ「オーウ、ようやく呼ばれしました。お久しぶりねー」コトッ

女「うむ、最後に来たのは一ヶ月前くらいになるな」

男「これって…まだ頼んで…」

イ「サービスよ、サービス」

男友「すげ…」

女「ところでワトソン君…」

イ「!!」

女「犯人は当たったかね?」

イ「当たったよ!!今回は先生の力を借りないで半分もいかない内に当ててみせたね!!」
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 18:59:28.93 ID:U8AzFrk0
転「え、ワトソン君…犯人…先生…?」

女「おぉ、君も大分腕が上がってきたな。よし、次の課題本をやろう」ガサゴソ

男「仲間って事か…」

転「もしかして…ジェリーって推理小説好き?」

男「うん。ってか本は多分それくらいしか読んでないと思う…」

転「アイツが推理って…」

男「いや分るけど…常に携行してるし犯人当てるの結構上手いよ」

転「授業中に読んでたのは…絵本じゃなかったって事…?」

男「ソレは舐めすぎだろ…」

転「通りで犯人がどうとか言ってたんだ…」

イ「マスターがくれる本は何時もトリックに無理がない上納得できていいね!!」

女「フフフ、当然だ。それなりのルールにのっとって選抜してるからな」

男友「あの…注文を…」
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 19:13:23.13 ID:U8AzFrk0
今日も今日とて進まなそうだが、がんばるお
ヨーデルがきついお
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 19:21:14.91 ID:U8AzFrk0
男「俺はこのサグマトンカレーってヤツを」

転「私はカリフラワーのカレー」

男友「俺はチキンカレーで」

女「私は何時ものだ」

イ「分ったね」

男「何時ものって事は最初から…」

女「勿論決まってたぞ?フフ、男は随分時間をかけて悩んでたな」

男「……」

女「時にワトソン君…今回の課題本だが……」

イ「……」ゴクッ

女「求められる知的水準が今までのモノよりいささか高い…」

イ「先生…」

女「この私ですら最後の最後になるまで当てられなかった、目星は付いてたんだがな」

転「……」

女「その理由は幾つか上げられるが第一には――」

転「ねぇ…」

女「ん?何かね、今話し中なんだが…」

転「厨房の方全然音がしないんだけど…まさかこの人がシェフじゃないわよね?」

女「何を言ってる?フロッガーには彼のコック帽が見えないのか?」

―――ガンッ

女「あぁぅ…」

イ「せっ、先生!!?大丈夫か!!?何か今すごい音したよ!!」

女「な、何でもない…ワトソン君…この話はまた後で……」
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 19:58:31.86 ID:U8AzFrk0
転「まさかとは思ったけど、注文とっても全然厨房に呼びかけないし…向こうの店員さんはボーッとしてるだけだし…」

女「きっ…貴様はさっきから…人の足を何だと……」グスッ

転「アンタが何時までもバカ話してるからでしょうが…私達はディナーを食べに来てるのよ」

女「夜道には気をつけろよ…フロッガー…」

転「ぷっ…怖くて歩けもしないくせに…」

女「うぅ…」

男「おぉ、コレ上手いな!!」

男友「あぁ…しかもタダだよな?信じられん…」

転「あ、ホントだ…美味しい…」

女「ふん…バカ話のお陰で食べれるんだぞ、フロッガー」

転「るふぁいわね…」モグモグ

男「というかコレだけでもうお腹一杯になりそうな位あるな……」

イ「ラッシーも持ってきたよー」

女「おぉ、いつも悪いな。ワトソン君」

イ「先生にはお世話になってるね、当然の事よ」

女「フフフ、良い弟子を持てて私は幸せ者だな」

男友「飲み物まで…これ頼んだら全部で千5百円以上するぞ…」ヒソヒソ

男「もう何かサービスというより普通に食事になってるな…」ヒソヒソ

転「人間何か一つ取り柄があるものね…」ヒソヒソ
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 20:36:40.95 ID:U8AzFrk0

転「何でそんなにミステリーが好きなの?」

女「何でって…理由を挙げればキリが無いが…一つには我が国の自由と伝統の産物だからだ」

転「よく分からないわね…」

女「かつて中国やソ連で推理小説の類が発展した試しがあったか?」

転「多分…無いかしら…」

女「うむ、本格推理小説が栄えるには幾つかの条件があると私は思うのだ」

転「……」

女「例えば民主主義社会の成立、宗教的慣用さ、中産階級の発展等等…」

転「……」

女「民主主義についてはヘイクラフトの言葉でいいモノがある」

『政府が我等の政府であれば、我等の共感は我等の作った法に集まる。
 政府が奴等の政府であれば、我等の共感は本能的に、奴等の狩り立てている一匹狼に集まる』

女「つまりだ、本格推理小説には警察組織や体制側への信頼が必要不可欠という事だ」

転「コレほんとにジェリー…?」

男「俺に聞かないで…」

女「フフ、我が国の警官は他の国のソレと違って昔からボビーという愛称で親しまれているからな…」
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 21:12:52.19 ID:U8AzFrk0
転「宗教は関係あるの…?」

女「推理小説というのは基本的に犯罪、人の死や窃盗などを扱う謎解きゲームだ。違うか?」

転「成る程…あんまり道徳的な代物ではないわね…」

女「あぁ、神の死んだ時代に相応しいジャンルの文学って訳だ…フフ」

転「……」

女「もっとも…だからその歴史、特に勃興期の近代においてスコットランドは同じブリテンなのにも拘らず推理小説は根付かなかった…」

男「俺達…他の事話してていいのかな…」

男友「さぁ…」

女「他のプロテスタント系諸国でもそうだ」

転「そういえば…ドイツとかもあんまり推理小説が流行ったりっていうのは聞かないわね…」

女「彼等はいわゆる聖書や実用書等の良書しか読まないからな…娯楽…ましてや犯罪をテーマにするような推理小説は悪書以外の何物でもないってことだ」

転「……」

女「その点我が国教会は起源が非常に政治的なのもあってか、その辺は昔から相当寛容な組織だった」

転「離婚が原因だもんね…」

女「うるさい…それにその構成員もエリートや体制側…莫大な資産を持ってるし…ジェントリの次男三男の有力な就職先でもあった」

転「俗っぽい訳だ…」

女「フランスでもミステリーは流行ってるだろ…?」

転「うっ…」

女「つまりそういうことだ、カトリックの糞坊主共」

転「うぅ…全然寛容じゃない…」
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 22:08:06.83 ID:U8AzFrk0
女「最後に中産階級の発展だが…」

転「もう読めたわ…どうせお馬鹿じゃ読めないとでもいいたいんでしょ?」

女「その通りだ、ミステリーがジェントルマンに愛され教授の文学と呼ばれる所以、それはな…」

転「楽しむためには一定の知能レベル、伏線等を見逃さないためのテキストの精読…したがって余暇を持て余す時間も無いといけない…ってとこかしら?」

女「おぉ、フロッガーの癖に生意気な…」

転「[たぬき]好きなの…?」

女「まぁそういうことだ。本来、本格推理小説の読者層は決して広くない…経済的、時間的、精神的余裕が必要になるからな…」

転「……」

女「結果、ミステリーのみを本業とする作家もそうじゃない者よりに比べ圧倒的に少ない…毎回違うトリック考えるのも結構疲れるんだぞ?」

男「っていうか書いてたんだ…」

女「あぁ、出来たら見せてやる。フフ♪」

転「ホント勉強しなさいよ…」

女「十九世紀後半、我がイングランドはそういった先に述べた条件に該当する様な人々が世界に先駆けて大量に出現したんだ」

転「植民地に寄生していい気なもんね…レーニンが金利生活者の国って呼んだ訳だわ………」

女「ヤツは同時にフロッガー共の事を高翌利貸帝国主義と呼んでるがな」

転「アイツ革命時にマジで借金踏み倒したやがったわよね…」

女「私もアカは嫌いだ…奴等がもたらすのは怠惰と圧制だけだ…」

男「ねぇ、何で世界史赤点とったの?何で?」

男友「……」モグモグ
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 22:09:34.77 ID:U8AzFrk0
たぬきって何ぞwwwwwwwwwwwwww
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 22:20:08.02 ID:U8AzFrk0
誰かいないのかお…
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 22:27:23.34 ID:f4MA7AQo
いるから書こうか
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 22:36:07.41 ID:gN37C.so
yonderu
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 22:38:51.14 ID:U8AzFrk0
女「これで分かっただろ?私が最初にいった意味が」

転「要は…近代イギリスならではの産物だって言いたいのね……」

女「うむ。これらの要素があったからこそミステリーは我が国で最初に生まれ、今なお我が国が世界をリードしてるんだ」

転「他は坂道を転げ落ちてるけどね…」ボソッ

女「ん、何か言ったか?」

男友「何でもないです」

女「フフ、ミステリー界は狭いが奥の深い世界なんだ。読者の社会階層が限定的で、そこには独特の強烈な美学と世界観がある」

転「……」

女「先に述べた理由で作者も読者もジェントルマンが多いし…作者が同時に熱烈な読者なんて事はざらだ……」

転「ねぇ、以前書いたヤツ見せてよ」

女「つっ…つまりだな…推理小説はさっきも言ったように謎解きゲームで……」

転「ねぇってば」

女「しっ、しし従って競争性の塊でもあるわけだ……」

転「ちょっと、何でシカトすんの――」

男友「察してあげなよ…」

転「何をよ」

男「分かるだろ…中学校の頃に思わず作っちゃった詩とか…転校生さんはそういうの見られても平気なの?」

転「ごめんなさい…///」

女「うぅ…///」
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 22:40:10.90 ID:U8AzFrk0
>>704 書いてくれぃ…ジェントルマンっぽいヤツもう思いつかねwwww
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/16(木) 03:21:59.33 ID:OqmCCD60
書いてよぅ…
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/16(木) 04:20:35.72 ID:BtHTjpQo
( ФωФ) ♪
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/16(木) 04:41:28.42 ID:OqmCCD60
女「ミステリーはまたクラブやサロンの文学と言われる」

転「所謂探偵クラブってヤツね…」

女「うむ、競争性と我等ジェントルマンの属する上流社会の社交性が合わさった結果だ」

転「結構そういうのって入るの厳しいんでしょ…?」

女「当然。ゲームである以上競争者であるクラブのメンバーには、一定の知識水準は満たしていてくれないとつまらんからな」

転「何か…アンタが知的水準とかいうとすごい違和感が……」

男友「シーッ」

女「また例え知識はあっても本格推理小説の世界観を理解し、それを変えようとしない者でないといけない」

転「えー…変えようとしちゃダメなの…?」

女「我々は変化や斬新さ等求めていないからな、代わり映えしないと言われようがそのままがいいんだ」

転「うーん…本格推理小説の世界観って……」

女「主要人物は基本的にジェントルマン、勧善懲悪、ワトソン君的な人が出てくる、舞台は邸町や郊外の屋敷、計画的犯罪等など…」

転「勧善懲悪に郊外の屋敷って…全然リアリティ無いわね…」

女「リアリティはドキュメンタリーで充分だ、イーストエンドで犯罪がおきて楽しいか?」

転「確かに…」

女「これが本格推理小説なんだ。派生していったモノの中にはSFチックになったり、リアリティ重視等のモノもあるが基本的にクラブでは認めない」

男友「おいふぃいね…」モグモグ

男「ほうね…」モグモグ
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/16(木) 04:42:32.84 ID:OqmCCD60
すまね、物語的な進展0だが…おやすいみー…
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/16(木) 23:04:35.38 ID:XjUobGco
うす、おつかれ
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/17(金) 02:38:21.38 ID:ykd6/S.o
( ФωФ)カレーが食いたくなったなぁ…おやすいみーである
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/17(金) 16:33:11.62 ID:.i95LQAO
今日の晩飯は野菜カレー
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/17(金) 21:20:11.89 ID:.EzcSuso
俺は豚カツ
ヒレ肉が半額だったのさ
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/17(金) 23:04:35.13 ID:uYJrrek0
イ「できたよー」コトッ

女「!!」

男友「おいしそう…」

男「だけど腹が…」

転「あら、アンタ達二人で随分食べたのね…」

男友「話に入れなかったもんで…」

女「……」ニヤニヤ

男「ていうか女のカレーだけ、具というか肉の量が半端ないな……」

男友「サラダついてないしね…」

女「フフ、私だけのオリジナルメニューだぞ♪」

転「いやちゃんとお野菜食べなさいよ…バランスってもんがあるでしょ…」

女「べ、別にカレーに入ってるからいいんだ。そんな事より――」

転「そうは見えないけど…」

女「良い事を思い付いた、フフフ…」

男友「良い事…」

転「まったく期待できないわね…」

女「我々の手で探偵クラブを作るのだ!!」
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/17(金) 23:07:20.96 ID:uYJrrek0
昨日ごちゃごちゃしてこれんかったけど今日はがんばるお
共有だから急に落ちるかもだが、見てる人いたら出来たら応援してくだはい
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 00:06:03.95 ID:fZUniHM0
女「……」

男「いやぁ、もう入らんかと思ったけど結構入るもんだな」

男友「インディカ米だしね、ご飯が」

転「どおりでルーが汁状でも全然違和感無い訳ね、辛さも調度良いわ」

女「……」

転「ん、アンタ食べないの?冷めるわよ?」

女「探偵クラブ…」ムスッ

転「まだいってる…」

女「貴様等が無視するからだろうが!!」

転「だって…ねぇ…?」

男友「あんまり興味無いし…」

女「なっ…人があれだけミステリーの魅力を熱心に……」

転「そっちも中々おいしそうね」

男友「うん、だけど多分転校生さんのより辛いと思うよ」

女「くっ…おっ、男は!?男はあるだろ!!私の案に賛成してくれるよな!!?」

男「う、うん…」サッ

女「返事は相手の目を見てしようか…」
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/18(土) 00:17:58.15 ID:YeD6WyMo
   /i     iヽ
  ((/l ̄l\))
   ソ_∠ニ二ス
  ∠シ ,, ・ェ・ )ゝ
    i つ旦とノ
    と__)_)
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 00:51:52.36 ID:fZUniHM0
女「と、とにかくこれで2対2だぞ!!」

転「民主主義的に決めるなら過半数越えなきゃね」

男友「うんうん…」

女「男友君、君が今飲んでるラッシー…ソレは一体誰のお陰で無料なんだろうか?」

男友「う…」

女「そこにあるケバブも、サモサも…本来の価格なら――」

転「ちょっと汚いわよ!!」

女「私は事実を言ったまでだ」

転「大体男がいるでしょ…二人で作ればいいじゃない……」

女「こういうのは多い方が楽しい、それに3人じゃ盛り上がりに欠ける」

転「三人って…あぁ…あの人も入れてんのね…」

女「あ、そうか…ワトソン君!!ちょっと来たまえ!!」

イ「なんですかー?」

女「ここにいるメンバー5人で探偵クラブを作ろうと思うんだが…」

イ「ッ!!や、やっと作れるですか!!?」

女「それがそうはいかんらしいのだ、ワトソン君…このフロッガーのエセ民主主義者が反対しおってな…」

イ「オウ…」

転「なんで私だけなのよ…」
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 01:30:39.61 ID:fZUniHM0
>>719ひこにゃんさん お久しぶりっす
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 01:31:49.78 ID:fZUniHM0

女「ヤツは卑怯にも民主主義を謳いつつ、善良な男友君を脅迫して自らの傀儡にしてるのだ…」

イ「流石フロッガー、やる事が汚いね」

転「アンタ…こっち初対面で尚且つお客なんだけど……」

女「だがこの愚か者はそれで過半数に達してない等と…フフ、どうやら君の存在を忘れていたらしいぞ…」

イ「愚かねー」

転「忘れてたのはアンタでしょうが…何よ『あ、そうだ』って……」

イ「…え?」

女「まっ、惑わされるな!!フロッガーお得意の離反工作だぞ!!」

イ「き、汚いっ!!汚すぎるねフロッガー!!」

転「…もう絶対入んないから」

女「それは通らんぞ!!これは民主主義的に――」

転「入んないッつったら入んない!!」バンッ

女&イ「ひっ…!?」

女「ずっ、ずずずるいぞふろっがぁ!!我々は過半数を取ったではないか…!!」

転「だから何?私は興味無いから入んない、それだけよ」

女「べっ…別にお金を取るわけじゃないんだぞ…入るくらい……」

イ「そ、そう!!きっと楽しいね!!」

転「興味無いから」ツーン

女「うぅ…」
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/18(土) 01:32:51.36 ID:YeD6WyMo
      /)   (ヽ、
    / /     ヽ ヽ
    { {      } }
    l l, -‐┬┬<,ノ
     >'__,r'ニニ>、
    /-,/  ・ .・ l l  基本ROMってるけど毎日見てますよ
    〈ニ/、_= 人=ノ┘
     ⊂  ヽ(i)ノ ⊃
       ソ    /
    / (二 __ つ
 ⌒´ 
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 02:07:50.54 ID:/yvWDwA0
支援
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 13:04:12.95 ID:fZUniHM0
>>723ひこにゃんに見守られてるとは…ありがたき幸せ…
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 13:07:44.59 ID:fZUniHM0
転「……」ムシャムシャ

女「ワトソン君…見たまえ…あれが高貴なる者の末裔……もはや感謝の心すら持ち合わせてはいないのだ……」

イ「こんなに…奮発するんじゃなかったね……」

転「……」ムシャムシャ

女「ふん…他人の好意を踏みにじって食う飯はさぞうま――」

転「ふまいわよ」ムシャムシャ

女「うぅ…なんたる暴虐…騎士道は地に堕ちたり、か……」

イ「堕ちるも堕ちたね…きっと地獄は口を開けてアンタ待ってるよ…」

転「何ほれもいいなふぁい」ムシャムシャ

女「お馬鹿…薄情者…腐敗階級…」

転「フフ、はゆいわね……」ムシャムシャ

イ「ギロチンの藻屑となれ、この淫売化石野郎」

転「アンタは後でちょっと顔貸しなさい」
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 14:00:17.85 ID:fZUniHM0
女「ようやく…ようやく念願の探偵クラブが作れると思った…それなのに……」グスッ

イ「我々2千年来の悲願ね…」

転「……」ムシャムシャ

女「せ、せっかく沢山…」

イ「先生今日は飲むね…飲まなきゃやってられないね……」

女「友達が…えぐっ…出来たのにぃ……」

転「……」ピタッ

女「うぇっ…ひぐっ…」

イ「せ、先生?あ…」

転(友達?私が…?)

イ「うえぇぇ…」

転(それに沢山って…別に……)

イ「うえええぇぇ…」チラッ

転「……」

イ「うええええぇぇぇぇぇん!!!」

転「…いやアンタは嘘泣きよね?」

イ「そっ、そんな事ないねぇ…うえぇぇん……」チラッ

転「なら指の間からチラチラ様子伺うのやめてもらえないかしら…」
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 18:44:49.38 ID:fZUniHM0
転「……」ムシャムシャ

女「あれ?お、おかしいな…カレーがしょっぱいぞ……」グスッ

イ「うええぇぇぇん…」チラッ

転「っていうかアンタいつまでココにいんのよ…あと私チラチラ見んなっつったわよね……?」

イ「フロッガーの蒙昧の頭を…うぇぇ…民主主義の光が照らすまでね……」

転「はぁ…よっぽど痛い目に会いたいのね…」

女「うぅぅ…塩のあひがするぅ……」モグモグ

転「わかったわよ…」ボソッ

女「…はぇ?」モグモグ

転「入ってあげるわ、探偵クラブに…」

女&イ「おっ、おおおおぉッ!!!」

転「―――ただし、宿題を完璧にやって来る事」

男「おぉ」

女「ッ!?も、勿論だ!!明日の宿題くらい造作もなく…!!」

転「明日ぁ?毎日に決まってるでしょ」

女「へ…毎日?」

転「えぇ、やって来なかったら即クラブ抜けるから」

男「うん、俺が言うのもアレだけど女はちゃんと勉強した方がいいと思うぞ」

転「これで決まりね、因みに私は入るだけだから。面倒臭い事とかは無しよ」

女「でっ、でも…流石に毎日やる必要は……わ、私だって…ホラ忙しいしというか…せめて週一に……」ボソボソ

転「そんな忙しいならクラブもやってる暇ないわね」

女「あぅぅ…」
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 18:58:23.03 ID:fZUniHM0
イ「大丈夫よ先生!!それくらい出来るね!!」

女「くぅ…人事だと思ってぇ…アレがどんなに大変かお前に……」

転「どうする?やるの、やんないの?」

女「ほ、他の条件は…」

転「んー…私をサーと呼ぶならいいわよ」

女「……」

転「さぁ、どっちがいい?」

イ「早く決めるね!!」

女「…宿題で」

転「フフ、分かったわ。プライドだけは一流ね」

イ「ちゃんとやるよ!!先生!!」

女「うぅ…」

転「あぁ、後もう一つ…アンタにも条件があったわ」

イ「ワタシ…?」
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 20:17:24.78 ID:fZUniHM0
イ「せっ、先生ぇ…」

女「大丈夫だ、ワトソン君。君ならそれくらい出来るハズだ」ニヤニヤ

イ「ワタシのだけ…厳しすぎないかぁ…」

転「そう?気のせいじゃなくて?」

女「フフ、ちゃんとやるんだぞ」

男「何ていったんだろな…?」

男友「さぁ…」

イ「……」

転「ホラ。向こう行った、行った」シッシッ

イ「分かったね…」

転「『分かりました』でしょ、あとなんか忘れてない?」

イ「わ、分かりました…パシャ…」トボトボ

男&男友(パシャ?)

女「にしてもパシャとは…フフ…彼はインド人だぞ?トルコ人じゃあるまいし…」

転「いいのよ、似たようなモンでしょ?」

女「オリエンタリズムってヤツだな…」

転「…じゃあトルコといえば?」

女「ハーレム」

転「……」
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 00:36:01.60 ID:XLabNAA0
女「ついに…ついに私も自分の探偵クラブを…うぅ……」ジーン

転「ちゃんと宿題するのよ?」

女「わ、わかってる…ちゃんとやらないと…フロッガーが……」

転「えぇ、辞める事になるわね」

女「なら頑張る…」

転「フフ、分かんない所があったら別に聞いてやってもいいわよ?」

女「なっ、舐めるな…それくらい一人で出来るぞ……」

転「男もしっかりジェリーに教えてやってね」

男友(変わった…)

男「あぁ」

男友(本当に…変わったな…転校生さん……)

女「だ、だから一人で出来ると…!!」

男友(最初の方…あんだけ感じた女に対する強烈な嫉妬心……)

転「はいはい」ニヤニヤ

女「しっ、信じてないだろ…貴様ぁ…///」

男友(だけど今の彼女の笑顔には…そんなもの微塵も……)
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 00:53:28.34 ID:XLabNAA0
女「やはり部長は…うむ、当然私だな…男には特別に副部長のポストを……」ブツブツ

転「フフ…」

女「いやでもそれだと年齢的にワトソン君の立場が…むむむ……」ブブツ

男友「ところでさ…」

転「ん、なに?」

男友「俺ってやっぱ…入ってたりするのかな…?」

転「は?」

男友「いや、俺は別に…条件とかじゃなくてさ…特に興味が……」

転「は?」

男友「…なんでもないです」

女「よし決めたぞ!!部長は私!!それ以外は全員助手!!男は特別助手だっ!!」

男「特別助手って何だよ…」

女「フフフ…よくぞ聞いてくれた…なんと……」

男「……」

女「特別助手には特別にワトソン君の称号が与えられるのだ!!」バーン

転「何、その無駄な差別化…」

男「っていうかそれじゃあのインドの人と被るんじゃ…」

女「彼は降格!!」

男「ひでぇ…」

女「以後私の事をクラブ内では敬意を持って部長か先生と呼ぶように!!」
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 01:31:08.14 ID:XLabNAA0
女「それぞれのポストは決まったし…あとはそう…ルールを決めなきゃだな」

男「ルール?校則みたいの作るのか?」

女「そんな堅苦しいモノは作らん。だが推理小説というのは言うなればスポーツだ」

転「スポーツって…何か対極の位置にある感じがするんだけど……」

女「そんな事は無いぞ、さっきもいったろう。ミステリーとは社交性と競争性が合わさった文学ジャンルだ、と」

転「……」

女「スポーツもその点では同じ…どちらも近代の産物で、共に我々ジェントルマンが引っ張ってきたモノだからだ……」

女「そしてもう一つ同じ点がある……そこには一貫して同じ精神が流れている…我々の精神といってもよい…それは……」

男「……」

女「『秩序ある競争』――フェアプレイだ」

男「フェアったって…」

転「何も読むだけじゃ……」

女「うむ、これは基本的に書く側の問題だ。書き手の相手は読者、その相手に不正な手段を使って勝とうとしては成らないということだ」

男「不正な手段…」

転「……」

女「フフフ…」

転「…分かりにくい書き方するとか?」

女「もっと頑張りたまえ、ワトソン君!!」

男「えぇっ…」
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 01:55:38.96 ID:XLabNAA0
誰もいないのかYO
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/19(日) 01:56:43.21 ID:dbtXq36o
                 |    |
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       `、     \            | `‐''´
        `、      ヽ           /────---,,,,,,___
         ヽ      \         /
         `l       ヽ      /
           |        >-、_,- '´
          !,,,       _,-´!
            `ヽ/ ̄ ̄ /
             l______,,,,/
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 02:04:24.63 ID:XLabNAA0
女「クラブは共に読むだけじゃなく、自らも書いて出し合うのも一つの楽しみだからな」

転「何か…やっぱり面倒くさそうねぇ……」

女「……」ギロッ

転「そ、そんな涙目で睨み付けないでよ…冗談だってば……」

女「…という訳で、フェアプレイのためにミステリー愛好家は昔から様々なルールを考えてきた」

男友「……」モグモグ

女「ハルの『探偵小説とその十戒』チャンドラーの『九つの命題』ヴァンダインの『探偵小説作法二十則』等など…」

男「うへぇ…」

女「心配するな。これは倫理的なモノというより、あくまで一定の面白さの保障の為だからな。厳密に守る必要は無い」

転「ふーん…」

女「本人達も意外と平気で破ったりしてるからな」

転「適当なモンね……」

女「ただそれで…より面白く出来る自信があるなら、だが」ニヤァ

転「……」

女「もっとも所詮は同じミステリー、大体どのルールブックも基本的には同じだ。我々はそれらの中から、我々の意見と合致する項目を組み合わせていけば良い」

男「例えばどんなのがあるんだ…?」
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 02:05:48.19 ID:XLabNAA0
>>735いたwwwwwwww
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 02:21:50.25 ID:XLabNAA0
女「殆どのルールブックで共通するものなら…そうだな…」

『犯人は天啓や女性の直感、偶然等に頼ってはいけない』

男「なるほど…確かに偶然は無いな……」

男友「推理が醍醐味だもんね」

転「でも天啓って…」

女「ミステリー小説全盛期はオカルトブームの時代でもあったからな、他にも」

『手がかりは全て明確に提示せよ』

『探偵が犯人であってはならぬ』

『キングスイングリッシュに敬意を』

『殺人方法と推理方法は合理的、科学的たるべし』

男「どれももっともだな…」

転「いや…なんか途中だけ納得できない気が…キングスイングリッシュ…?」

女「ほっ、本当にあるんだぞ!!『宣誓』には!!」

転「にはって事は別に共通してないんじゃ・・・」
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 02:37:13.58 ID:XLabNAA0
女「他には同じ『宣誓』から抜粋するがこんな項目もあるぞ、長いが言いたい事をまとめていってくれている」

『ギャングや陰謀、殺人光線、幽霊、引き窓、中国人、催眠術、超能力等の利用には節度を。未知の毒物の使用は不可』

転「何コレ…今までのと違って殆ど納得できないんだけど…」

男友「中国人…」

女「中国人は東洋の秘術が使えるからな、そんな超自然的なヤツ等は存在自体が反則だ」

転「どんだけオカルトブームだったのよ…」

男「っていうかギャングは別に良いんじゃ…」

女「犯罪を生業にする組織が犯罪を犯したって詰まらんだろ。それに探偵との勝負がメインなんだから、なるべく個人の方がいいんだ」

転「未知の毒物も何となくわかる気はするわね…」

女「うむ、これが特に重要だ。要は未知のモノや実用化されて無い技術、まだ世の中に殆ど知られてないモノを出してはいけないということだな」

転「実用化されて無い技術…昔ならコンピューターとかかしら?」

女「そうだ、コレを守らないとSF小説みたいになってしまうからな。フェアじゃない」

転「こう見えて意外と考えてあるのね、コレ…」

女「フフフ、時代との表面的なギャップが諸君を驚かせただけだ」
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 03:10:05.04 ID:XLabNAA0
女「今まで挙げてきたのは共通的なモノばかりだが、個別的なモノとしては…」

『殺人が必要。他の犯罪では長編は持たぬ』

転「これってルールというより…」

女「だから厳密なモンじゃないと言ったろう」

『恋愛を持ち込むなかれ』

男「別によくね?」

女「あってもいいという項目があるルールブックもあるぞ、だがあくまで推理がメインだからな」

『双生児や犯人のそっくりさんは不可』

転「うん、これはウザイわね」

女「金大○少年の事件簿とか論外だな」

『召使いが犯人ではいけない』

男友「なんで…」

女「何か不安になるだろうが…」

『作品の構造は単純に、最後の説明が誰にもわかるように』

転「随分直球なルールね…」

女「うむ…」
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 03:12:07.38 ID:XLabNAA0
今日はもう寝るお…おやすいみぃー
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/19(日) 09:57:41.40 ID:g2N7Booo
やす
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 11:26:18.73 ID:8Q.wFpUo
この新ジャンル
エンドレスでもいい気がしてきた

週刊誌とかの4コマ的なノリで
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 19:55:02.83 ID:XLabNAA0
>>743勘弁してくれwwwwww一応キリのいいとこで終わらせるつもりで書いてるんだがwwwwww
いつの間にか700って…俺どうしたんだ…かつてない長さで混乱してる
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 20:49:11.85 ID:XLabNAA0
『人物描写は的確に。できれば犯人は同情されるべし』

転「賛成ね、でもコレって個別なの?結構共通してそうだけど……」

女「逆のもあるからな、犯人は共感できぬ人物たるべし『探偵小説十戒』にはそう書いてある」

『犯人は罰を受けねば成らない』

男友「厳しいね…」

女「罰による倫理的カタルシスと推理による知的カタルシスの両方を味わえるからな」

『ワトソン役は思った事は隠しては成らぬ。かつ読者の知能よりわずかに低かるべし』

男「読者の知能って…随分露骨な言い方するな、おい……」

女「まぁこの場合ワトソン君役よりお馬鹿な人間は、読むなという事だな」

男「何か…ワトソン君って呼ばれるの嫌になってきた……」

女「ざっとこんなもんか…あぁ、後は…」

『中国人を登場させるな』

転「…どんだけ中国人嫌いなのよ」

………

男「……」モグモグ

男友「……」モグモグ

女「よし、これで我がクラブのルールは決まりだな♪」

転「やっぱり召使いとキングスイングリッシュの項目はいらない気が……」

女「だめだ、これだけは譲れん」

転「他のがマトモな分すごい浮いてんのよ…せめてこっちの――」

男「何らはんら言っふぇ転校生ふぁんノリノリでやっふぇるね…」モグモグ

男友「俺入っへう意味あふのはな…」モグモグ
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 22:16:18.00 ID:rP.DZ2DO
パー速は孤独との戦いだね…
終わったらまたVIPで書いてよ支援
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/20(月) 00:04:32.79 ID:xPHN70A0
どーせまたgdgdになる
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 08:48:36.74 ID:ccQ4NCYo
というかvip規制されてるからパー速なんだろ?
まぁ、俺も規制組だから嬉しいけどww
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/21(火) 15:28:50.56 ID:4CokIe.0
今のVIPは止めといた方がいい
香ばしいのがいっぱい沸いてるからな
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/22(水) 20:33:18.18 ID:A6sQys20
遅くなってホントすまん…必ず終わらせるつもりだけど今日も時間が…
ようやくbbtecが規制解除されたのでVIPにはいけます 3ヶ月…長かった…
ただまずこれをすっきりさせたいです 
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/22(水) 22:10:51.68 ID:cQE1ZnQo
続けてもらえるなら遅れようがマイペースだろうがおk
支援支援
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/23(木) 09:42:19.78 ID:Kb03mZE0
身内に不幸があったのでさらに3日ぐらい空くかもです…すまん
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/25(土) 17:54:33.30 ID:Xj/VwLw0
女「では大よそクラブの設定が決まったところで―――」ゴソゴソ

転「……」

女「諸君にも課題本だ!!」バーン

転「やっぱそうなんのね…」

男友「だから俺、興味な…」

男「おっ、男友のは俺が前読んだヤツだな」

女「こらっ!!ヒントでも教えちゃダメだぞ!!」

男友「……」

転「これ読まなきゃだめ…?」

女「…宿題だ、私も学校の宿題をやるんだから当然だろう?」

転「絶対やってきなさいよ…」

女「それはこっちの台詞だ。明日また集まった時にどこまで読んだか確認するからな」
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/25(土) 17:55:35.84 ID:Xj/VwLw0
誰かおるかな…?しばらく書いてないんで内容飛んじゃいそうだが勘弁
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/25(土) 17:57:32.91 ID:LSjiD42o
がんがれー
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/25(土) 20:06:29.05 ID:Xj/VwLw0
転「明日って…まさか毎日この面子で顔会わせる気?」

女「うむ、皆でお茶を飲みながらミステリーについて存分に語り合うんだ♪」

転「わー楽しそー(棒)」

男友「……」

女「ふふっ、フロッガーの友達にも素質がありそうな者がいたらドンドン誘ってくれ」

転「そんな物好きいないわよ」

女「一人ぐらいいないのか?」

転「私が知ってる限りではね」

女「むぅ、友達一杯いそうなのに…」

転「っ…」グサッ

女「じゃあ男友君は――」

転「…どうせ上っ面だけの交友関係よ…携帯だって殆ど親戚のアドレスしか入ってないし、今日だって皆他の子と遊んでるっていうし」ブツブツ

女「ん…?」

転「そもそも私が来たらマズいって事?普段あんだけご馳走して、その時は私の事これ見よがしに褒め立てる癖に…一回も遊びに誘ってくれないってd」ブツブツ

女「ふ、ふろっがー…?」

転「ハッ…」
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/25(土) 22:28:22.15 ID:wfDvxUko
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/26(日) 08:28:19.06 ID:cGTyDhoo
( ФωФ) 我輩もおるよリアルタイムにかみ合わないのであるが
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/27(月) 13:57:58.55 ID:m9aq75w0
女「悩みがあるなら私に…」

転「何でもないわよ…」

男友「……」

転「まっ、毎日なんてちょっとなぁ…って思っただけ」

女「あぁ、なんだ…」ホッ

転「当たり前でしょ、あたしだって暇人じゃ…」

女「フフ、別にそういう心配ならしなくてもいいんだぞ?」

転「どういう意味よ…」

女「相互不可侵…野暮は無しってことだ……」

転「野暮…?」

女「どんな時も2人の時間というのはやっぱり…大事にしたいと思うし……」

転「は?」

女「それは私も一緒だから…な?///」モジモジ

男「女…」

転「アッ、アンタねぇ…あたしが言ってるのはそういう意味じゃ――!!」

女「男…///」

転「アホらし…」

760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/27(月) 18:09:28.16 ID:m9aq75w0
男「じゃあ先生、今日はデートなんだしそろそろクラブの話は…」

女「う、うむ…そうだな///」

女「では諸君、今日の部活動はここま――」

男「あーん」

女「あー♪」

転「……」

男友(一応…衝撃に備えておくか……)

女「……///」モグモグ

男「見られてるけど…もう恥ずかしくないのか?」ニヤニヤ

女「うっ…うるはい…ほれにあいふらだって同じはろ///」モグモグ

男「普通に食べてるけど…」チラッ

転「……」ムシャムシャ

男友「……」ビクビク

女「ホ、ホラ…男もあーん」

男「おぉ、やられんのは初めてだな。あー」

女「…と見せかけて私が食べるという」パクッ

男「おまwwww昼間の仕返しかよwwwwww」

女「フフッ…///」

転「……」コトッ

男友「ッ!!」ビクッ
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/27(月) 23:13:47.01 ID:m9aq75w0
転「何ビクついてんのよ…?」

男友「いっ、いや何でも…」

転「変なの…」

男友「ハハ…」

転「……」

男友「……」モグモグ

転「ね、ねぇ…」

男友「…ん?」モグモグ

転「アンタのカレーもおいしそうね、少し…味見していい…?」

男友「いいよ、好きなだけよそって」サッ
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/27(月) 23:15:58.30 ID:m9aq75w0
転「……」

男友「…?」

転「……」

男友「食べないの…?」

転「……」チラッ

男「あーん」

女「んあー♪」

転「……」ムスッ

男「あ…あぁ…ぇ?」

転「ハァ…」

男友「…あ、あーん?」

転「!」
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 23:44:09.77 ID:8miXLk.o
ついに「あーん」までいったwwww
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 18:21:18.02 ID:8x/MfcE0
転「な、なによ…その手ぇ…」

男友「え?ご、ごめん…」サッ

転「そっ、そうじゃなくて!!もっと…前に出してくれないと食べれないでしょうが……」

男友「あぁ、そっか…」

転「ったく…気がきかないわねぇ…」

男友「あーん」

転「あー…」

男友「あの…もうちょっと正面向いてくれないと…」

転「む、向いてるわよ…」

男友「えぇっ…」

転「早く…しなさいよ…」

男友「あーん…」

転「ぁー…」

――ピトッ

転「熱っ!!」

男(なんで昼間より憂初々しいんだろ…)
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 18:22:45.82 ID:wiNkb5Uo
きたきた
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 19:55:56.02 ID:8x/MfcE0
転「ばっ、馬鹿ッ!!ちゃんと口の中に入れなさいよ!!」

男友「だって…」(殆ど空けてなかったし…)

転「あぁもう…頬に付いちゃったじゃない…」ゴソゴソ

男友「は、はいコレ…」サッ

転「…ん」ズイッ

男友「え?」

転「…ん!!」ズイッ

男友(あ…俺が拭くのか?)

―――フキフキ

転「……」

男友「あ…こっちにも…」フキフキ

転「っ…///」

男友「だからさ…正面向いてくれないと…俯いてたら拭きにく……」フキフキ

転「う、うっさいわね…向いてるってば…///」

男友「さいですか…」フキフキ


男「なんかさぁ…」サッ

女「あーっ♪」パクッ

男「アイツ等見てるといつかの俺達みたいだな…?」

女「うっ…」

男「特に転校生さんの素直じゃない感じとかさ…誰かさんとそっくり…」ニヤニヤ

女「あぅ…///」カアァァ

男「つってもいつかって程じゃ無いけどな…ついちょっとま――」ニヤニヤ

女「も、もうやめへくりぇ…///」モグモグ
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 04:46:09.02 ID:CyUn5A60
男友「…おいしい?」(顔よく見えなかったな…せっかくあーんしたのに……)

転「……///」コクッ

男友「姿勢悪いよ、転校生さん…」(まだ俯いてるし…調子でも悪い…様には見えないけど……)

転「かほ悪いよ、男友ふぁん…」モグモグ

男友「今何か酷い事言いませんでした…?」

転「ふぇつにぃ…///」モグモグ

男友(あ…)

転「ふぅ…」カチャ

男友(耳が真っ赤だ…)

転「こっちは結構…辛いわね…」ゴソゴソ

男友(影でよく見えないけど…心無しか顔もうっすらと赤い気が……)

転「んぐっ…ん…」
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 05:07:14.69 ID:CyUn5A60
転「ぷはぁ…」

男友(そういや…サーが言ってたよな…)

転「やっぱ肉料理には赤ワインが一番よね…」

男友(まさか…本当に照れてたり……)ジィィ

転「…?」コポポ

男友「ハハッ…」

転「え…」

男友(いやいや無いな…無い…何考えてんだ俺……)フルフル

転「ちょ、ちょっと…何よ…」

男友(大体転校生さんは…男が好きなんだぞ…?)

転「あっ…あたしの顔に何か付いてるの…?」

男友(幾ら…最初に比べて様子が変わったからって…そんな事ある筈無いじゃんか……)

転「ね、ねぇってば…」

男友(でも考えたら…確かあの時も…俺が顔を近づけたら……)

転「おーい…」

男友(急にこんな風に――)ニヤニヤ


転「気持ち悪っ…」ボソッ

男友「ボソッと言わないで下さい…」
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 05:08:14.22 ID:CyUn5A60
中々かける時間がなくてすまね…いつまでかかるやらwwwwww
ひさしぶりのおやすいみー…
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 06:21:55.10 ID:bYFYIVUo
( ФωФ)おやすいみーである
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 21:28:30.15 ID:CyUn5A60
転「何なのよ…私何か変だった…?」

男友「変じゃないけど…」

転「じゃあなんで急に、私の顔見て笑うのよ…無礼なヤツ…」

男友「いや耳がホントに赤いからさ…」

転「っ!?」サッ

男友「ハハ、何も隠さなくたって」

転「なっ…違…別に隠してなんか……///」

男友「もしやサーの言った通り…照れてたりとか…」

女「うむ、照れてるな。間違いない」ニヤニヤ

転「ばっ、ばば馬鹿ッ!!んな訳ないでしょ…!?だ、大体なんで私がアンタみたいな下郎を――!!」

女「そりゃまぁアベックだからな」ニヤニヤ

転「うぐっ…///」

男「……」

男友「じゃあなんで…?」

転「こ、これは…その…ワインに酔ったからというか……」ボソボソ

女「一日中飲んでるのにか…?」ニヤニヤ

男「お、おい…」
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 23:02:47.92 ID:CyUn5A60
男友「飲む前から赤かったけど…」

転「じっ、じゃあ…そう…カレーが辛い…から……」ボソボソ

男友「じゃあって…」(なんか転校生さん…)

女「苦しいな…」ニヤニヤ

転「ぅ…///」

男友(随分弱腰な感じだな…)

男「女…それくらいにしといた方が…」

女「いや〜レディーが恥らう姿は何時見ても微笑ましいですなぁ」ニヤニヤ

男「お前…」

転「……///」カアアァァ

男友(あれ…?)
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 23:04:38.43 ID:CyUn5A60
女「ぷぷっ…大体まだ耳なんて隠して……」ニヤニヤ

男「……」

女「俯いたって顔が赤いのなんて丸分かりなんだぞ…?」ニヤニヤ

転「くっ…うぅ〜…///」プルプル

女「フフ、湯気が出そうな勢いだな♪」

男「知らねぇぞ…」

男友(コレもしかして…マジで…)

転「も、もう良いじゃない…変な事蒸し返さないでよぉ……」

女「変な事ぉ…?」ニヤニヤ

男「……」モグモグ

転「そ、それより!!あたしのカレーも中々おいし…」

女「むむ!!話を変えようったってそうは――!!」

―――ガンッ

女「な、何でぇ…」グスッ

男「いあ学習しほよ…」モグモグ
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 00:41:05.10 ID:gysaNoo0
支援
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 03:01:12.28 ID:NW05crco
( ФωФ)ジェントルたるものレディに恥をかかせてはいかん

でもデートモードだからいいのか

転校生が可愛くなってきた可愛くなってきた…のである
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/01(土) 03:37:55.59 ID:dO/7jvc0
男友「てっ、転校生さんのはカリフラワーのカレーかぁ…」

転「え、えぇ!!美味しいわよ…!!」

男友「……」

転「……」

男友「た、食べてもいい…かな…?」

転「もっ、勿論!!遠慮しないで!!」サッ

男友「……」

転「……」

男友「ん?」

転「…え?」

男友「えと…」

転「な、何?」

男友「あーんは…」

転「…ぅ」
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/01(土) 20:48:39.83 ID:kyPb6owo
 「 ヒ_i〉                            ゝ 〈
 ト ノ                           iニ(()
 i  {              ____           |  ヽ
 i  i           /__,  , ‐-\           i   }
 |   i         /(●)   ( ● )\       {、  λ
 ト−┤.      /    (__人__)    \    ,ノ  ̄ ,!
 i   ゝ、_     |     ´ ̄`       | ,. '´ハ   ,!
. ヽ、    `` 、,__\              /" \  ヽ/
   \ノ ノ   ハ ̄r/:::r―--―/::7   ノ    /
       ヽ.      ヽ::〈; . '::. :' |::/   /   ,. "
        `ー 、    \ヽ::. ;:::|/     r'"
     / ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
     | 答 |  今日もひたすらまってます     │|
     \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/01(土) 21:31:18.34 ID:dO/7jvc0
男友「あ、いや…」

転「……」

男友「嫌ならお皿をこっちにくれれば、よそうから…」

転「べっ、別に…」

女「……」

転「嫌とは誰も…言ってないわよ…」

女「……」プルプル

男(自分で口押さえてる…)

男友「そ、そう」

女「っ…ぅ…」プルプル

男「おい、カップもうちょっとテーブルの内側に置いといた方がいいんじゃ…」
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/01(土) 21:32:18.57 ID:dO/7jvc0
>>777ぞろ目wwwwすまねぇ…殆ど書けんで…
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/02(日) 01:00:49.55 ID:VXZAfZE0
女「……」プルプル

男(あぁ、しかもまた例によって自前のアンティーク物っぽいし…)

男友「嫌…ではない?」

転「……」コクッ

男(何でわざわざ…飲み物入れ替えるんなら最初から店の使えばいいのに…)

男友「……」

転「……」

男友「じゃ…じゃあ――」ズイッ

転「け、けど!!」
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/02(日) 01:04:19.36 ID:VXZAfZE0
男友「…けど?」

転「その…」モジモジ

男(いや、ステータスシンボルなんだろうが…)

転「こっち…見ないで…///」カアァァ

――ガチャン!!

女「〜〜〜〜っ!!」ジタバタ

男「もうお前紙コップ使えよ…」

転「…っく///!!」ガタッ

男友「え…ど、何処に…」

転「トイレッ!!」


イ「オーウ、トイレか?トイレならこっちに〜」

転「メルド!!邪魔よ、牛糞野郎ッ!!」

イ「牛…糞…」ガクッ
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/02(日) 23:55:09.00 ID:4Ad8XcAO
俺…これを読むと学生時代俺になかった何かを与えてくれる気がするんだ…


>>1頑張れ、あんまり支援出来なくてごめんよー
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/05(水) 11:16:04.81 ID:mw5cQYU0
age
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/06(木) 16:46:07.90 ID:XQz4EjY0
>>782こっちこそ中々書けんですまん、時間とネタが…
終わらせはするんで平にご容赦を…
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/06(木) 21:54:42.96 ID:XQz4EjY0
―――バシャバシャ

転(なっ、何よ!!何よ!!何よッ!!)

転(ジェリーのヤツ、ちょっと甘くしてやったら調子くれちゃって……!!)

転(辛いモン食べてんだからそりゃ顔くらい赤くなるっつの!!当然でしょ!!)

転(なのにあんな、下衆な勘繰りをっ!!あのボンクラが誤解したらどうしてくれんのよ…!!?)

転(大体、アイツだって他人の事言えないじゃない!!特に昼間なんて見てられなかったわ…!!)フキフキ

転(よくも自分の事棚に上げて好き放題言え――)パッ

『こっち…見ないで…』

転「……っ///」カアアァァ
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/06(木) 21:56:44.46 ID:XQz4EjY0
転(あああああああぁぁぁ!!!!もうっ!!馬鹿、馬鹿、馬鹿ッ!!!!)

転(何であんな!!あんなっ!!私ったらどうかしてるわ!!)

転(こっ、これじゃあ…まるで…)

転(ホントに…アイツの事……)

転(……好…)
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/06(木) 22:07:14.42 ID:XQz4EjY0
転『あああああああぁぁぁ!!!!』

イ「ひいいぃぃ…」ビクビク


女「フフフ…」(この分だとフロッガーのヤツ…)

男友(転校生さん…)

男「壁薄いなぁ…」

女(実の所私と大して変わらんと見たッ!!)

女(普段あれだけ自分の交際経験を自慢してる癖に…フフ…昼間のもきっと強がりだったに違いないな…)ニヤニヤ

女(だがまぁ一応…)

女「いやぁ、生娘というのは初々しくていいな。なぁ男友君?」ニヤニヤ

男友「はぁ…」(生娘?)

男「…ソレ意味分かってて言ってる?」
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/07(金) 01:18:07.83 ID:CwI4ywDO
支援なりー。ふひひ。
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/07(金) 01:44:32.78 ID:oKT0CsI0
女「で、だ。男友君」

男友「はぁ」

女「その…君達はどこまでいったのかね?」

男友「え、どこまでって…」

男「なっ…」

女「ハハハ…とぼけるな…どこまでといったら…決まってるだろう?」

男(女が自分からそういう話題を…?)

男友「どこまで……?」

女「だっ、だから…ホラ…!!」

男友「……」

女「巷でよく言うではないか…AとかBとかいう…あの…」

男友(懐かしいな、おい…)

女「エ、エッチっぽいヤツ…///」ボソボソ

男友「……」

女「……///」

男友「っていうか、エッチぽかったら生娘じゃ無いんじゃ……」

女「うっ、ううるさいっ!!いいから早く言いたまえ!!」

男(それもかなり積極的に…こんなキャラだっけか…)
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/07(金) 02:16:45.93 ID:oKT0CsI0
女「……」ドキドキ

男友「……」

女「なっ、何!!別に恥ずかしがる事は…無いんだぞ…?」

男友「いや恥ずかしいというか…」(何も無いというか…)

女「あ、あぁ…なるほど…」

男友(どうしよう…やっぱりキスもしてないってのは……)

女「フフ、心配ご無用…」

男友(転校生さんのキャラ的に…おかしいか…?)

女「全ての真のジェントルマンがそうであるように…私は口の固い人間だ、安心したまえ……」

男友(でもまだ俺達付き合って2週間って設定だし…っていうか普通はどうなんだろ…むしろ…)

男友(やっちゃってたり、とか…)

女「……」
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/07(金) 13:32:48.09 ID:Rwobnewo
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/07(金) 15:40:53.99 ID:YKYiNlgo
ここで止めるとは>>1もSだな
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/07(金) 19:38:38.88 ID:oKT0CsI0
女「ホントだぞ…?」

男友(あぁぁ…だめだ…全っ然わからん…何だってまともな恋愛経験0の俺が……)

女「……」

男友(こんな憂鬱な事考えさせ…うぅ…畜生、実技の知識なら沢山あるのに……)

女「な、なんなら女王陛下に誓っても――!!」

男友「えっと…」

女「!」

男友「…そっちはどこまd」

女「ついに言う気になったのか!?」

男友「違…そうじゃなくて…だから……」

女「だから…?」

男友「そっちはAとかBとかさ…エッチっぽい事したの?と……」

女「―――――ッ!?はっ、破廉恥な事を聞くな!!不埒者ッ///!!」

男友「えぇー…」

男(あぁ、こんなキャラだったな…)

女「そ、そもそもだなッ!!みっ、みみみみ未婚の男女がそんな事するハズないだろッ///!!」

男「ぅッ…」グサッ

男友「いや別に俺達も結婚してないんだけど…」
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/10(月) 04:42:09.17 ID:U22niE.o
(・ω・`。)
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/10(月) 17:00:39.67 ID:8ckSUMQ0
女「まったく何を言い出すかと思えば…下品にも程があるぞ…君はもっと礼節というモノをだな……」ブツブツ

男友「すいません…」(普通自分が聞かれて、そこまで焦る様な事を質問するかね……)

女「ふん…まぁ分かればいいんだ…が……」(むぅ…)

男友(…というか待てよ…コイツ等って…確か昨日付き合い始めたばっかだよな?)

女(困った…これじゃあ…突っ込んで聞き出せんでは無いか……)

男友(なのに…こんな狼狽するって……)

男「……」

女(うぅ…だっ、大体!!)ギロッ

男「っ…」ビクッ

女(全部…男のせいなんだぞ?分かってるのか貴様…のほほんとしおって……)

男「そ、そういえばさぁ…」(やべぇ…)

男友「……」

>>792 すまんwwwwwwマジで思いつかんだけwwwwwwww
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/10(月) 19:08:38.50 ID:8ckSUMQ0
男「今日って確か4chでアレ…何だっけかなぁ…アレの再放送が……」(言いたい事が…)

女(きっ…キスだけならまだしも…)

男「ほら…あのアレだ…ジブリの……」(手に取るように分かる…)

女(お前があんな事…した…から……///)

男「ヤツ…」

女「……///」

男「すまん…」ズーン…

女「……///」カチャカチャ…

男「……」ズーン…

男友「男、お前…」

男「…何だよ?」

男友「遂に男に…なったんだな…」

男「なッ…」

女「おほこ?」キョトン

男友「はぁ…ちゃんと、万全は期したんだろうな?」

男「お、おまっ!!馬鹿野郎!!何考えてんだよッ!?独りで勝手な妄想してんじゃねぇ!!」

男友「嘘付けよ…もういいよ、その優しさ…逆に辛いよ……」

女「??」モグモグ

男「あーもう!!だから誤解だっつの!!」

男友「じゃあ何だよ…さっきのしっぽりとした雰囲気…つーかアイコンタクトしてただろが……」

男「アレは…別に…とっ、とにかくだな!!別に俺はまだ男に――!!」

女「さっきから何を言ってるんだ…?男はおとこだろ…?」

男「ごめん、黙ってご飯食べててくれる…?」
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/10(月) 21:58:48.68 ID:8ckSUMQ0
女「……」モグモグ

男「やってないってば…」

男友「まったく?」

女「…やっふぇ?」モグモグ

男「う、うん…」

男友「ホントに何にもやってないのか?」

女(やってない…)モグモグ

男「何も…」

女(…やって……)モグモグ

男友「気持ちは分かる…なんせ初めての彼女…順序…すっとばしちゃったんだよな?」

男「ぅぐ…お、お前なァ…だからやってないと何度言えば……」ズキッ

女(…やる…順序……)モグモグ

女「……」ピタッ

女「……」

女「〜〜〜〜〜〜〜ッ///!!」カアァァ
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/11(火) 00:20:32.76 ID:8x9SVAU0
しえんしえん!あんまり来れなくてごめんナリ!
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/11(火) 21:48:37.82 ID:cRAVRGY0
女(コイツうぅぅ…さっきあれ程言ったのに…こ、こうなったら…)プルプル

女(いや待てよ…あまり私ばかりがうるさく言うのは返って……)

男友「ほんっとに何もしてないのか?」

男「何もしてないって…しつこいな……」

女(そ、そうだ男!!きっぱり否定してやれ!!)ウンウン

男「多分…」ボソッ

男友「多分?」

男「…絶対です」

女(ばッ、馬鹿者おぉぉッ!!余計な事言うなアアァ!!)

男友「やっぱ怪しいよなぁ…」

男「も、もういいじゃんか…何て思おうが確かめる手段なんて無いんだし…それにそっちだって言ってないだろ?」

男友「ん、まぁ…それもそうだな」カチャカチャ

男「あぁ…」(やっと諦めたか…)

女(ほっ…)

男友「んん?いまふぇんな種みたいのはんだぞ…」モグモグ

男「ハハ、何かの香辛料だろ…?」カチャカチャ

男「……」モグモグ

男友「んー…」モグモグ

女(まったく…冷や冷やさせおって…男ももっと強気にだな……)


>>789こちらこそwwww
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/12(水) 19:48:40.97 ID:jYMKa2k0
男友「…キスとかもしてないのか?」

男「ぶっ…」

男友「おっ、もしかして当たっt」

女「うおああああああありぃぃぃーーーーーー!!!!」ガターッ!!

男友「えぇっ!?」

女「きッ、貴様ああぁぁッ!!良い加減にしろおおおおぉ!!さっき言った事忘れたとは言わさんぞッ…///!!?」

男友「…んで、キスしたの?」

男「……」

女「こっち向けえええええぇ!!!」

男「……」

女「そうだ男!!答えるな!!何も答えなくていいぞ!!黙秘権だ!!」

男友「何とか言えよ」

男「……」
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/12(水) 20:23:26.78 ID:jYMKa2k0
女「きっ、貴様こそ何とか言え!!実際ふろっがーと何処までいったんだッ!!?」

男友「ん…最後まで…かな?」

男「!?」

女「えっ」

男「おっ…おま…他人に男になったのか、とか言ってた癖に…最後までって……」

女「え?最後までって…え?」

男友「ふふん」ニヤニヤ

男「…っていうか本当かよ、どうせ嘘だろ?」

女「さっ、最後…最後って事は…ABCにしたら……」

男友「そう思いたいならそうなんじゃないすか〜?」ニヤニヤ

男「うっわ、うざ…」

女「…Z?Cは確かアレ…だから…Zともなると……」ブツブツ

男友「じゃあ、お2人の方も…」

女「えっ?えええええぇぇーーーーーーッ!!?」

男友「……なんか…ワンテンポ遅いよね」

男「慣れてあげて」

女「しっ、ししし式は何時何処で!!?あっ!!そ、そそそそれより安産祈願に珊瑚をッ…!!?」

男友「…思考は先走ってるのにね」

男「慣れてあげて…」
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/16(日) 00:04:32.87 ID:gBErgIAO
こねーなぁー
803 :なすーん [なすーん]:なすーん
                     __        、]l./⌒ヽ、 `ヽ、     ,r'7'"´Z__
                      `ヽ `ヽ、-v‐'`ヾミ| |/三ミヽ   `iーr=<    ─フ
                     <   /´  r'´   `   ` \  `| ノ     ∠_
                     `ヽ、__//  /   |/| ヽ __\ \ヽ  |く   ___彡'′
                      ``ー//   |_i,|-‐| l ゙、ヽ `ヽ-、|!  | `ヽ=='´
                        l/| | '| |!|,==| ヽヽr'⌒ヽ|ヽ|   |   |
  ┏┓  ┏━━━┓              | || `Y ,r‐、  ヽl,_)ヽ ゙、_ |   |   |.         ┏━┓
┏┛┗┓┗━━┓┃              ...ヽリ゙! | l::ー':|   |:::::::} |. | / l|`! |i |.        ┃  ┃
┗┓┏┛     ┃┃┏━━━━━━━.j | l|.! l::::::ノ ,  ヽ-' '´ i/|  !|/ | |リ ━━━━┓┃  ┃
  ┃┃    ┏━┛┃┃       ┌┐   | l| { //` iー‐‐ 'i    〃/ j|| ||. |ノ        ┃┃  ┃
  ┃┃   ┃┏┓┃┗━━━.んvヘvヘゝ | l| ヽ  ヽ   /   _,.ィ ノ/川l/.━━━━━┛┗━┛
  ┃┃  ┏┛┃┃┗┓     i     .i  ゙i\ゝ`` ‐゙='=''"´|二レ'l/″           ┏━┓
  ┗┛  ┗━┛┗━┛    ノ      ! --─‐''''"メ」_,、-‐''´ ̄ヽ、              ┗━┛
                   r|__     ト、,-<"´´          /ト、
                  |  {    r'´  `l l         /|| ヽ
                  ゙、   }   }    | _|___,,、-─‐'´ |   ゙、
                    `‐r'.,_,.ノヽ、__ノ/  |  |      |、__r'`゙′
                            |   |/     i |
                             |          | |
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/16(日) 00:49:16.41 ID:.I30h7so
       ,、          _
      / l          ヽヽ
      ,′|          ヘ ヽ
      l  l           l ヘ
      |  l           l. l
      | ヘ              l  |
      ヘ  ヽ         /  j
      ヽ  \ , -┬┬、/.  /
       \   7   ヽ ヽ_∨ 
         ヽ  l   .  二 --`ゝ
          /ゝ' _.. '-'´ ・   ・ ヽヽ
         j−'´ |  =   _人  ~ l 〉
        / ̄ ̄l         ノ´
         / ̄ ̄~|      _.. ィ‐┐
        ゝ──'>ー<二○'´i ̄
           `ー┐      l
            _」      つ
           ゝ───…  ̄
           ヽ(´・ω・)ノ うるせぇ、ひこにゃんぶつけんぞ
             |  /
             UU 
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/16(日) 02:33:43.01 ID:ABq/slE0
全然書けなくてすまねぇ…明日には多分書けると思う…
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/16(日) 17:34:02.04 ID:ABq/slE0
男「ですよねー…やっぱなぁ…」

男友「一度言ってみたかった…」

女「な、なぁ…男友君…」

男友「ん?」

女「丸っきり嘘って事は…その…キッ、キスとかも…まだ…してない?」

男友「してないです」

女「ッ…そうか」グッ

男「え、してないのか…」

男友「……」

女「そうかぁ…♪」ニコッ

男友(うわ、めっちゃ嬉しそう…)

男「なんか意外だな…最後までってのはともかく、キスもしてないってのは普段の転校生さんの言動的に……」

男友「…まぁ、まだ付き合ってからそんなたって無いしな」

女「〜〜〜♪」(ふふっ、勝った、勝った!!ふろっがーに勝ったッ!!)

男「いやそうけど、お前もお前でがっつくイメージだったし…」(俺なんてまだ……)

男友「さっきの転校生さん見たろ…お互いまだそんなでもないんだって……」

女「なっ!?やっぱりふろっがーの話はただの見栄っ張りだったんだ!!」

男「なって何だよ」
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/16(日) 19:23:06.69 ID:ABq/slE0
男友「そっかー…見抜いてたかー…」

女「当然だ!」

男友「サーはやっぱり色んな経験ありそうだもんなぁ…転校生さんより…」

女「ジェントルマンだからな!!」

男友「そっかー…ジェントルマンだからかー…」

男「毎度だけど、ソレ説明になってなくね…?」

女「ふふ…男友君も早くジェントルマンになってちゃんとフロッガーをリードしてあげなきゃダメだぞ?」

男友「やっぱりそいういのって男の役目かなぁ…」

女「相手がレディーならな!!アイツはまぁ…色々とダメだが……」

男友「意外とねwwwwww」

女「黙ってれば可愛いし…優しい所もあるから…ぎちぎちレディーだな!!」

男友「じゃあリードしなきゃなー…サーは男をリードしたりするの?wwwwww」

女「い、いや男もジェントルマンだし…ハハ…デ、デートの時は…一応…私がレディーというか……///」

男(誘導尋問…?)
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/17(月) 00:11:08.71 ID:W5ie16AO
奈々鯖が
安定しなくて
やんなっちゃう
季語なし

支援
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/18(火) 02:15:16.16 ID:NeXERbA0
支援
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/19(水) 19:27:34.10 ID:/ogMKJw0
男友「あーんとかも男からしてるしね」

女「ま、まぁな…」

男友「腕を組んだりするのも大体男からだよね?」

女「うむ…」

男友「いいよなー、男は格好いいし…いかにもジェントルマンって感じで…」

男「え゙?」

女「君もそれなりに格好いいぞ?もっとも…男には負けるが…フフ……」

男友「やっぱ男にはかなわないかねー(棒)」

女「そ、そりゃ…私のステディだからな///」

男「やめろ」

男友「サーも綺麗だしさー」

女「フフフ、ふろっがーとアベックの君が何を…下手な世辞はよせ」

男友「世辞じゃないよ、それにホラ…えと…上品だ」

女「まっ、まァ確かに…綺麗はともかく…彼女はまだ少し若輩に過ぎる気もするな…私ほどの品を出すには……」

男(えぇー…)

男友「すごいなー、サーは…」

女「ふふん…♪」

男友「転校生さんもちっとは見習ってくれたらなぁ…とても同い年とは思えないや…」ヒクヒク

女「アレだ!!経験の違いってヤツだ、気にするなっ!!」

男「顔引きつってんぞお前」
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/19(水) 20:26:24.50 ID:/ogMKJw0
男友「ホント、羨ましいなぁ。2人共理想的な紳士淑女って感じで…」

女「フフッ、煽てたってって何も出んぞ?」ニコニコ

男(財布でも出しかねんな…)

男友「いやいや、ただちゃんとしたレディーファストなんて初めて見たからさ。つい…」

女「日本にはレディーが少ないからな…それに…未熟とはいえ男みたいなジェントルマンも…」

男友「難しそうだしね…憧れるけど…」

女「確かに簡単では無いが…君も中々いいものを持ってる…なんなら私が指南してやってもいいが…」

男友「えっ、ホントに?」

女「うむ!!どの道探偵クラブのメンバー足るもの、レディファーストくらいマスターしてなければいけないからな」

男友「あ、ありがとう!!じゃあさっそく一つ質問していいかな…?」

女「知識欲旺盛なのは良い事だ…何かね?」

男友「キスの時もリードは?」

女「あぁ、勿論男がしてくれ―――」
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/19(水) 22:50:08.58 ID:sLSySJ2o
男友………GJッ!
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/20(木) 09:06:14.43 ID:lNsXBHko
男友策士wwwwwwwwwwwwwwwwww
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/20(木) 20:00:35.81 ID:9u5AGPw0
男「おい…」

女「て…ぇ?」

男友「やっぱしなぁ…」ニヤニヤ

女「やっぱし…?」

男友「……」ニヤニヤ

女「…?」キョトン

男「だから…キスだよ…」ハァ…

女「キ……あぁッ!!?」

男「お馬鹿…」

女「…うぁっ…ぁ///」カアァァ

男「あんな誘導尋問に引っかかんなよな…」

女「きっ…ききき、きさ…!!よくも…は、謀っ…ッ!!」プルプル
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/20(木) 20:30:41.18 ID:9u5AGPw0
男友「してくれて…?」ニヤニヤ

女「――――る訳ないだろおおおおぉぉッ///!!!!?」ガタッ

男友「いや、知らないけど…じゃあサーの方から?」

女「うむ、最初は…」

男友「おっ!?」

女「……ってち、ちち違ッ!!違うッ!!そ、そうゆう事じゃなくて!!わっ…私が言いたいのは…そのっ!!」

男友「キスもちゃんとリードしてくれ、と」

女「そ、そうだッ!!変なところで大胆なくs」

男友「大胆!?」

女「ッ!!?うああああああああぁぁッ///!!!」

男「何、墓穴広げんの趣味なの?」

男友「大胆っていうのは…」

女「やっ、やめろおおおぉぉ!!な、何なんだお前はさっきからああああぁぁぁッ!!?」

男友「男友です☆」キリッ

男「……」イラッ

女「そっ、そんな事はわかってるんだよぉおおおおぉ!!そのズルい感じの事を言ってんだあああぁ!!!」

男友「でもサーってほんと大人だよなぁ…経験豊富っt」

女「ソレッ!!ソレええぇぇ!!なんかズルいだろうがあぁぁぁ!!!」

男友「いやでも本心ですよ?」

女「うがあああああぁぁぁ!!!!」

男「普通騙されねぇんだよ…」
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/20(木) 20:36:36.32 ID:9u5AGPw0
女「はぁ…はぁ…と、とにかくだ!!」

男友「はい」

イ(お客さんいなくてよかったって初めて思えたね…)

女「私はキスなんてしてない!!」

男友「あぁ、そうだ。してないんだったっけか」

女「そ、そうだ!!してないっ!!」

男友「うんうん」ニヤニヤ

女「全然して…」ゼェハァ

男「ハァ…」

女「…な…ぃ…」ゼェハァ

男友「全然かー、そうかー」ニヤニヤ

女「す、座って…いいか…?」ゼェハァ

男友「どうぞ」ニヤニヤ

女「……///」ストン

男「ねぇ、今何で聞いたの?」
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/21(金) 13:30:56.73 ID:DHmrZj2o
やべえwwwwwwwwww男友wwwwwwwwwwwwww

ところで一向に終わりが見えないんだが、大体どれくらいで終わる気なのか
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/22(土) 16:59:01.74 ID:NiIO5Too
おれはもう、エンドレス4コマ的なノリで見てるからむしろ終わると毎日の楽しみが無くなる
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/26(水) 21:46:42.95 ID:JPo8w5w0
男友「お二人は…未婚の男女ですよね?」

女「……///」コク

男友「『そんな事』にキスは含まれない?」

女「きっ、キスくらいなら…いいんだ…」

男友「ほお」

女「キスくらい…ならな…」ボソッ

男「…ぅぐ」グサッ

男友「……」ニヤニヤ

女「ま、まぁ…もっとも…私はしてないんだが……」

男友「あら強情」ニヤニヤ

男(もう勘弁してくれ…)

女「うるさい、事実を言ったまでだ…」

男友「事実ねぇ…」ニヤニヤ

女「くっ!!まだ言うか!!この…!!」

男「落ち着け、相手しても無駄だって…コイツもお馬鹿なんだから…」

女「そ、そうか…!!そうだな!!お馬鹿だもんなっ!!」
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/26(水) 22:40:04.80 ID:JPo8w5w0
女「やーい、バーカ!!バーカ!!」

男友「ハハ…」

女「バーカ!!バー…」――ハッ

男友(彼女とキス、か…)

女「…も?」

男「あーん!!」

女「あー♪」

男「おいしい?」

女「はむ…あむ…おいひぃ…」モグモグ

男友「ハァ…」(男の野郎…ついこの前まで…『こっち側』の人間だった癖に……)

女「けどなんは…言いはけてたような……あふっ!?」

男「あ、すまん…フッーってするの忘れてた…」

男友「いいなぁ、畜生…」ボソッ

女「―――ッ!!うああああああぁ!!」

男「ど、どうした!?そんな熱かったか!?」

女「やめろおおおおぉぉ!!ズルいのはやめろおおおおぉおぉ!!!!」

男「え?ズルって…」

男友「い、いや、別に今のはずるくなk」

女「やめろおおおぉぉぉ!!やめてくれえええええぇぇぇッ!!!」

男「落ち着けっつの」ポコッ

女「ぐぇ」
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/27(木) 14:13:00.21 ID:aoWhSjc0
>>8171000までには…終わりたいです
というかもう終わらせたいくらいだけど、時間かけすぎて色々忘れてきちゃってるwwww
あぁ…なんでこんな事に…
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/27(木) 14:20:12.23 ID:QIDWhTUo
>>8171000だと……
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/27(木) 16:36:39.81 ID:LELw/6go
>>8171000……

限界突破か!!
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/27(木) 16:41:49.98 ID:IgDQalco
まだまだかかりそうだなww
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/27(木) 17:27:52.03 ID:aoWhSjc0
男「何だよ、お前等だって充分仲良いだろが」

女「まったくだ、もう騙されんからな…」

男友「そ、そうだけどさぁ…」

男「なんか不満でもあんのか…?」

女「気をつけろ男、油断するんじゃないぞ…ガブッといかれるぞ…」

男友「いや…不満っていうか…」(ガブッと…?)

女「……」ビクビク

男友「警戒しすぎだって…反省してますよ?」

女「…ホントか?」

男友「ホントだって…この目を見て下さい」

女「……」

男友「……」

女「……ハッ!!そ、その手は喰わんぞ!?」

男友「何も言って無いんだけど…」

女「じゃ、じ邪視を使おうったってそうはいかんからな!!こ、こっちを見るな、この異教徒めッ!!」プイッ

男友「邪鬼眼…?」

女「フフフ、どーだぁ?目を瞑ってやったぞ?これなら手も足もでまい…」

男「…んで何かあんのか?」

男友「何かって訳じゃないんだけど…」

女「……」
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/27(木) 18:59:46.60 ID:aoWhSjc0
女「……」モゴモゴ

男友「なんとなくいいなぁってね」

男「んだそれ、昼間っから見てんだろがwww」

女「……」プルプル

男友「あー…なんかさっきから、めっちゃ」(話に入りたそう…)

男「いいよ、いいよ。にしても転校生さん遅いなぁ…」

女「そ、そうだな…遅いなっ!!」パッ

男「おかえりなさい」

女「うむ」

男友「……」

女「フフフ…それより聞いてくれ…分かったぞ…男友君の発言の真意が……」プカー

男「おぉ、探偵モードだ!!」

男友「楽しそうね…」
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/27(木) 19:14:04.80 ID:aoWhSjc0
女「さては…私達より長く付き合ってるのに…距離が縮まらんでやきもきしてるんだろう?」

男友「え…」

女「確認するが…二人共まだキス…してないんだよな?」

男友「まぁ…うん」

女「つまりはそういう事だッ!!」ドーン

男友「……」

男「……」

女「フフ、羨ましがるの分かるが…それだけじゃ何も始まらんぞ…?」

男友「……自爆?」

男「…だな…もういいや……」ハァ…

女「勇気を出して踏…あ、いや…私はしてないんだけどな///」

男「俺はしたんだけどな」

男友「どうゆう事だよ」
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/28(金) 13:41:03.23 ID:y77fNu2o
女はなぜこの期に及んで隠しているのだろう

それが分かったとき、俺には彼女が出来るのかもしれない
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/28(金) 20:25:31.26 ID:GAWhMjc0
女「わっ、私達の事はどうでもいいんだ!!大体な、昼間から君達と一緒に居て思ったんだが…」

男友「はぁ」

女「君は何だ、殆どフロッガーにリードされっぱなしじゃないか。情け無い…」

男友「すんません…」

女「さっきも言ったがな、確かに君はジェントルマンじゃない…にしても限度がある。君は向こうに頼りすぎだ」

男友「だ、だって向こうのが慣れてるみたいだし…」

女「アレは見栄をはってるだけだっていっただろう!!それくらい己で察したまえ!!」

男友「でも、俺だってそんな経験無…」

女「いいか、男友君。この中で一番経験豊富且つジェントルマンの私が、今日は男にリードしてもらってる」

男(経験豊富…?)

女「分からないのか、デートだぞ?確かにヤツの態度は高飛車で、傲慢で、見栄っ張りで、その上ちっとも素直じゃないが……」

男友(自虐…?)
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/29(土) 02:22:58.18 ID:YR9euNY0
女「ホントは…君がリードしてくれるのをずっと待ってるんだ…」

男友(さっきの転校生さんも……)

女「君自身が言ったじゃないか、リードしなきゃなって…やきもきしてるのは向こうだって同じ…」

男友(俺からそうする事を…望んで…?)

女「キ、キスだってな…きっと…して欲しいんだ。私にはヤツの気持ちが居痛い程分かる――――気がする…」

男「ハハ…」

女「ま、まァ…私はその点…もう…満足…しているんだが///」ボソボソ

男「……///」

男友「そう…かな…」

女「当たり前だ!!君のステディだろッ!!?」

男友「…ッ」

女「自分を!!いや、君を信じる彼女を信じたまえ!!自信を持つんだッ!!!」バーン!!

男友「…サー……」(何か…どっかで聞いた様な気が…)

女「……」ジーン…

男友(自信、か…)

女「……い、今の私ちょっと格好良くなかったか?」ヒソヒソ

男「そう言わなきゃな…」
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/29(土) 12:30:20.10 ID:679GBbUo
支援
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/01(火) 01:51:45.54 ID:CgZijcM0
支援
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/03(木) 23:50:43.52 ID:wvbSJgDO
しえん!
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/04(金) 18:34:54.06 ID:0Q9sPW60
男「だって自分で言っちゃねぇ…」

女「お、男が気を利かせて言ってくれないからだろ…」

男「だからってなぁ…せっかく格好良かったのになぁ…」

女「……」

男「あーぁ、もったい無ぇなぁ〜」ニヤニヤ

男友(何になる…?)

女「……」ムスッ

男「そ、そんな怒んなよ」

女「…意地悪なヤツだ…貴様アレだろ…絶対昔いじめっ子とかだったろ」

男「女はアレだな、絶対いじめられっ子の方だったよな」

男友(そんなモン持った所で…転校生さんが…彼女が本当に好きなのは……)チラッ

女「……」グスッ

男「ゴ、ゴメンってば…でもホラ、小学生の頃の話だろ?好意の裏返しというかさ…」

女「好意…?」

男「そうそう、なんか…好きな子に無駄にキツく当たったりする歳頃じゃんか……だからそんな気にする事n」

女「じゃあ、いじめっ子だったお前には分かるのか…?午前中はひたすら鼻に煉りワサビを入れられ――」

男「別にいじめっこだった訳じゃ…午前中?何、断続的なの?」

女「――午後は皆の前でブリティッシュジョーク百連発を強要させられる者の気持ちが、え…?」

男「…ごめんなさい、想像も付きません」(すごい日課だな…)

女「だろうな、おかげで学校外の時間は殆どネタ作りで潰れるんだぞ…?あまつさえ…徹夜で作った自信作がすべった日にゃ…もう……」グスッ

男(結構張り切ってんじゃねぇか…)

女「あの頃は…こんな国、植民地にして…一生搾取してやると誓ったものだ…うぅ……」
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/05(土) 16:08:46.18 ID:IAnhFhYo
しえ
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/06(日) 17:55:17.55 ID:0ir3FSA0
女「うあぁぁ…やめろおぉぉ……」

男「…おい」

女「せめて…せめて粉にしてくれえええぇ…練りだけはああぁぁ……」

男「おいって」ポコッ

女「ぐぁ」

男「しっかりしろよ、男友と話してたんだろ…」

女「あ、ぅ…そ…そうでした」

男「…でした?」

女「い、いや…とにかくだな…」

男「……」

女「男友君!!自信を持つんだぞッ!!」バーン

男友「はぁ…」ズーン

女「…あり?」

男「まぁ…鼻たらしながら言われてもな」

女「…なっ…ぁ!?そ、それを早く言え馬鹿者ッ!!」ゴシゴシ

男「何でホントにサビ入れられたみたくなってんだよ…」
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/06(日) 22:21:13.35 ID:XLtw7zco
女の過去がまた新たな展開への伏線になるのかww
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/07(月) 03:08:41.31 ID:g5/qFq.0
女「な、何でって…お前が勝手に私のトラウマボタンを押すからだろうが…!!」

男「最初にいじめ云々言ってきたのは女じゃ――」(トラウマボタン…?)

女「うっ、ううるさい!!そっちが意地悪しなきゃいい話だ…!!」

男「ごめんごめん」

女「うぅ…コッチは…何とか忘れようとしてるのにぃ……」

男「ご、ごめんって…」

女「……」グスッ

男「…ごめん」シュン…

女「…まぁいい…これで…お互い様だ」ゴシゴシ

男「あっ…うん、そうだな」

女「もっとも…私の時はかなりのプラスアルファがあった様な……」

男「そっちもごめんってば…」

女「フフ…冗談だ、そう何度も謝るな。それより――」

男友「……」

女「――紳士の時間だ」キリッ

男「エロいな」

女「う…む?えっ?」

男「何でもないです」(反省しろよ、俺…)
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/07(月) 03:10:16.91 ID:J57Su76o
           ∧         ∧
.         l l          l l
.         l l          l l
.         l l          l l        /〉
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.         ! ',        ,′       //
.           ', ヽ、,. ―― 、/  ′    //
           ヽ、/ / l ヽ ヽ/     //
           ,∠二二二二二ゝ、    //
          / / ニ ゚、_j_, ゚ ニ ヽ\、//
         く___〈          厶ィ7/ヽ
          > ______,  '´ /〈/
            く <l `‐(i)-´  /
.           `゙l        /_
              l  __  /
.            〈/    〈/
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/07(月) 03:30:16.65 ID:g5/qFq.0
>>839うはwwwwwwwwまだいてくれたのかwwwwwwww
>>837ならないよう頑張るwwwwでなきゃ1000が…
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/07(月) 16:28:02.34 ID:K45qN8co
よし支援だ

>>1000までに終わる気配がないけど、それもまたよし
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/07(月) 20:08:41.84 ID:g5/qFq.0
女「な、なぁ男友君…失礼かもしれんが、私から見た君は……」

男友「うん…」

女「何故だか知らんが…たまに…ふろっがーに負い目を感じてるような印象を受ける……」

男友「っ…」(負い目…) 

男「おぉ、女にしては鋭いな」

女「もし私の受けた印象が正しいのなら、その、よければ私に―――しては?」

男「鋭いです」

女「うむ…っていうかそんな言い方するって事は…ワトソン君はもう分かってるのか?」

男「大体予想付くよ」(探偵モード入ってる…)

女「ほほう、自信があるようだ…助手に先を越されるとは…」プカー

男「いや…何たって相手がすごい美少女じゃん…だから俺にも痛い程分かるんだけど……」

女「?」

男友「あぁ…」(そっちか…そりゃそうだな…)
 
男「でも言ったろ?お前等ホントにお似合いだよ、外から見ても別に違和感無いし気にする事無いってwwww」

男友「…あんがとな」(……ソレは…お前よりも…か?お前より俺は…あの人の傍に…)

女「へ?何…もしかしてコレ、見た目が…釣り合ってないから…とかゆう話なのか?」

男「露骨な言い方だな…いや、そうなんだが…俺は大丈夫だと思うよ?でも本人はそう思ってるんじゃないかって…」

女「ほ、ホントにそうゆう負い目なのか…男友君?」

男友「まぁ…」(本当に…本当にそれだけだったら…どんなに楽、か……)
   
女「……」プルプル

男友「サー…?」

女「…っ…らん」プルプル

男「…食器押さえとけ」ヒソヒソ

男友「お、おぅ」
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/07(月) 21:31:25.24 ID:WpD4esDO
すぺぺっ
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/08(火) 16:15:04.89 ID:UtPeVZM0
支援
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/08(火) 20:37:27.37 ID:nR8/CB.0
女「ああああぁッ!!くっっだらああああああんッ!!ほんっとくだらあああああぁんんん!!」ドン

男「この店も大変だな」

男友「…店長も店長だけどな」

女「じ、じじじじゃあ貴様は何か!?アレか!!アレなのか…!!?」

男「おっ、落ち着けって…アレって何だよ?」

女「ア、アレだ!!自分の顔がちょっとストーンヘンジみたいってだけで、ふろっがぁに気後れしてるってのかッ!?」

男友「」

男「どんな顔だよ、ソレ…」

女「キスはおろか!!リードもしてやれないってのかッ…!?」

男「いやストーンヘンジじゃキツいだろ…」

男友「……」ズズーン…

女「きッ、貴様に言ってるんだぞ!?何とか言いったらどうだ!!このヒトラーのキンタマ野郎…ッ!!!」

男「お、おい…大声でそうゆう事を…」

男友「…殺して下さい」

男「…それにそんな怒んなくたって…俺だってこいつの気持ち分かるよ?」

女「そっ、そんな事は分かってる!!分かってるから怒ってるんだッ!!わ、私だって!!私だってなァ…!!」

男(コレ向こうに丸聞こえなんじゃ…)

女「この!!その…む、胸とかがなんか…心無しか…少し…控えめな感じ…とか……」ボソボソ

男(やたら同性の胸チラチラ見てるもんな……)

女「背が…ほんのちょっと…小さ目な感じ、とか…」ボソボソ

男(やっぱり気にしてたんだ……)

女「二の腕がぷにぷn……とっ、とととにかく!!言い出したらキリ無いくらい色々あるんだぞッ///!?」

男(二の腕…)
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/08(火) 22:02:09.68 ID:nR8/CB.0
女「……///」

男友「……」

女「…なっ…」

男(今度触ってみよう…)

女「何とか言ええええぇぇぇぇッ///!!」

男「あ…そ、そう?そんな気にならないけど?」

女「遅いわッ!!うぅ…そんなってお前……」

男「ま、間違えた!!そんなじゃない!!全然気になんないよ!?」

女「…分かってるんだ…私だって…」

女「好きな人に自分が釣り合うか…こんな私に…好きな人は振り向いてくれてるか…」

男「女、俺は…」

女「あぁ、大丈夫だ…ただ…そんな不安な気持ちだって…分かってるんだ……でも」

男友「……」

女「でも貴様等はッ!!私達と同じに互いの気持ちを確認しあったんだろッ…!?」

男友「ッ…」ズキッ

女「それなのに貴様は、自分で勝手に壁を作ったんだ…!!」

男友(俺はこの上…)

女「そんな下らん…取るに足らない…劣等感のせいでアイツは……」グスッ

男友(こんなに純粋に…親しくなったばかりの俺の事……)

女「好きな人に…!!自分の最も信じて欲しい人に、信じてもらえないんだぞッ!?」

男友(それどころか…少し前まで嫌ってた様な…彼女の事をも思ってくれる人を…)

女「これじゃあ……ふろっがぁ…が……」ポロ

男友(騙さなきゃ…いけないのか…?そうまでして俺は……)

女「…可哀相だ……」ポロポロ

男友(俺は――)
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/08(火) 22:29:30.17 ID:qnxn/ADO
パオッ
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/08(火) 23:53:25.24 ID:nR8/CB.0
転「ふぅ…顔はもう…大丈夫ね…洗いすぎて冷たい位だわ…」ジィィ…

転「よし…」(アレはただ…ジェリーが勝手に勘違いして冷やしたから…ちょっと照れちゃっただけ……)フキフキ

転(だから別に…そ、そうゆう意味とかで…赤くなった訳じゃ――)フキフキ

転「……」

転「こっ、今度バカな事言ったらその場で、はっ倒してやるんだから…!!」ガチャッ


転「…ん?」

イ「……」ニヤニヤ

転「何、自分の店でコソコソ聞き耳立ててんのよ…気持ち悪いわね…」

イ「皆若いネー、青春ネー」ニヤニヤ

転「はあ?なんか面白い事でも言ってんの…?」

イ「聞いてみるネー」ニヤニヤ

女『いいか、男友君。この中で一番経験豊富且つジェントルマンの私が、今日は男にリードしてもらってる』

転「何だ、おバカがまた調子乗ってるだけじゃない…っていうかアイツちっこい癖に声でかいわね…」

女『分からないのか、デートだぞ?確かにヤツの態度は高飛車で、傲慢で、見栄っ張りで、その上ちっとも素直じゃないが……』

転「あ゙?」

女『ホントは…君がリードしてくれるのをずっと待ってるんだ…』

転「な、何言ってくれちゃってんのよ…あのおバカ…」

イ「ユーはアレねー、ツンデレってy」ニヤニヤ

パキュッ

転「色々忘れてるんじゃなくて?貴方は私の何でしたっけ…?」

イ「マッ、マルムーク…です…パシャ…ごふっ……」
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/09(水) 21:22:02.58 ID:qOVO7.DO
支援
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/11(金) 19:26:06.82 ID:/F6xYYs0
転「くうぅ…ジェリーのヤツ…よくも勝手な事をべらべらとぉ……戻ったら」

女『キ、キスだってな…きっと…して欲しいんだ』

転「覚ぇ……な、なななななななああぁっ///!!?」

イ「おおぅ」

女『私にはヤツの気持ちが居痛い程分かる――――気がする』

イ「分かるよ、乙女心ねー」ニヤニヤ

転「ち、ちちちょっと!!ぜ、ぜぜ全ッ然わかってないわよっ!!何ほざいてんのアイツ!?馬鹿じゃないのアイツ!?いや馬鹿だけど!!」

イ「先生も女になったってコトよ、成長ね。パシャも頑張るですよ?」ニヤニヤ

転「お、女って……だっ…大体、頑張るも何もアイツより私のが断然モテるわよ!!失礼な事言わないで!!」

イ「そうなのか?」

転「当然でしょ!!彼氏が出来たからって偉そうなのよ!!どうせ大した経験も無い癖に…っ!!」

イ「…パシャも無さそうだけどね」ボソッ

転「あっ、アンタねぇ!!私は彼氏くらい今まで何人も――!!」

イ「はいはい、分かったから静かにするね。見つかるよ?」

転「ぐ…し、信じて無いでしょ…」

イ「信じてるねー(棒)」ニヤニヤ

転「な、何よ…キス(頬だけど)だって…一杯した事あるのよ……?」

イ「その先は…?」

転「…ぅ…///」

イ「小娘ねー」
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/11(金) 21:12:47.42 ID:/F6xYYs0
イ「どうせ付き合ったっいうのも、お手手繋ぐ位しか出来なかった…違うか?」ニヤニヤ

転「…う…うっさいわね…もっと色々したわよ……」

イ「腕組んだとかは無しよ?」ニヤニヤ

転「ッ…あ、当たり前じゃない……」ドキッ

イ「じゃ他に何したか?」ニヤニヤ

転「……」

イ「あれれ、どうしたかー?答えられないかー?」(やっぱり先生の言った通りねー)

転「……なっ、何だっていいでしょ!!って、ていうかアンタ、盗み聞き何かしてんじゃないわよ!!」

イ「へ?自分に言ってるか…?」

転「わ、私は関係あるからいいの!!アンタはホラ、仕事して来なさい、しっしっ!!」

イ「お客様の観察が仕事よー」ニヤニヤ

転「へえぇ、随分反抗的な態度ね…マルムークの癖に……無理矢理どかされたいのかしらぁ…?」ジリジリ

イ「や、やれるもんならやってみるね…もうさっきみたいな不意打ちは喰らわないよ…見つかってもいいか?」

転「腰ひけてるわよ…」

イ「仲良く聞くね、争う理由なんて何も無いね!!」

転「別に聞きたくて聞いてる訳じゃ無いわよ…」

イ「じゃあ戻るか、今?」

女『自分を!!いや、君を信じる彼女を信じたまえ!!自信を持つんだッ!!!』バーン!!

転「う、絶対無理…」

イ「なら仲良く、ね。これでパシャの彼氏もきっともっと積極的になるですよ」

転「…ぜ、全然嬉しくない……」

イ「はいはい、ツンデレツンデレ」

転「……」ポキポキ

イ「仲良くねー」
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/12(土) 19:48:54.71 ID:gVsAKIDO
すぺぺっ
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/18(金) 01:12:46.48 ID:XZtPsm20
期待age
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/19(土) 19:21:30.32 ID:CXGcZJM0
転「うぅ…一体何時になったら終わるのよ、このバカ話はァ……」

イ「にしても先生に恋人が出来るとはねー」ニヤニヤ

転「……」

イ「パシャは何時先生に、彼氏出来たか知ってるか?」

転「…昨日、だって」イラッ

イ「昨日!向こうからか?」

転「…向こうからよ」イライラ

イ「何故怒ってるか?」

転「怒って無いわよ!!」

イ「き、聞こえるね…静かに…」

転「ふん…」

イ「けどホントびっくりよ?今までお友達すら連れてきた事無い先生が、行き成り彼氏まで連れて来るね。きっと出会いはいつも突然って事ねー」

転「……」

イ「あ、そういえば私とワイフが結婚したのも〜」

転「興味無い」(突然、か…)

イ「でも…先生やっぱりもったいないねー…」

転「…何、彼氏の存在が?」

イ「逆よ、逆。先生くらいの女の子なら、もっとイケメン引っ掛けられるのにって事ね」

転「あ゙?」

イ「だっ…だから何故そこでパシャが怒るね……」

転「お、怒ってないって言ってるでしょ…アンタが買い被りすぎなのよ…あんなヤツ彼氏が出来ただけでも、ジャンヌダルクばりの奇跡じゃない……」

イ「ならパシャのは、キリスト様復活並みの奇跡ね…」ボソッ

転「ねぇ…命は大切にしなきゃダメよ?私達は最期の審判の日まで、復活出来ないんだから……」パキポキ


一週間もあけてすまん…ベトナムしめてました
宣伝乙ですが、よかったらソッチも見てやって下さい。VIPの時より大分書き足したんで、
前みた人も面白いかどうかは別として新しいと思います
何分こっちはまだ大分かかりそうなもんで…というか誰か…いる、よね?
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/19(土) 19:24:56.97 ID:Rggtw6wo
                ヽ  \ , -┬┬、/.  /
                 \   7   ヽ ヽ_∨ 
                ヽ  l   .  二 --`ゝ
  ┏┓   ┏━━┓    /ゝ' _.. '-'´ ・   ・ ヽヽ        ┏━┓
┏┛┗┓ ┃┏┓┃    j−'´ |  =   _人  ~ l 〉           ┃  ┃
┗┓┏┛ ┃┗┛┃┏━ / ̄ ̄l         ノ ´ ━━━━┓┃  ┃
┏┛┗┓ ┃┏┓┃┃  / ̄ ̄~|      _.. ィ‐┐        ┃┃  ┃
┗┓┏┛ ┗┛┃┃┗━ゝ──'>ー<二○'´i ̄ ━━━━┛┗━┛
  ┃┃       ┃┃        `ー┐      l         ┏━┓
  ┗┛       ┗┛           」        つ        ┗━┛
                    ゝ──…
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/19(土) 19:26:28.52 ID:2TVN7Doo
がんがれー
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/19(土) 19:35:42.71 ID:XWYaaHAo
毎日来てますよ?
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/19(土) 21:27:53.39 ID:CXGcZJM0
イ「パシャの彼氏のが全然格好いいねー」

転「アンタ露骨な媚の売り方するわね…」

イ「だ、だけど…パシャの彼氏の方が、良いと思うのは本当よ…?」

転「は?」

イ「えっ…な、何か…私マズい事言ったか?」

転「当たり前でしょ!!アンタ、一体どういうセンスしてるの!?」

イ「え…え…えぇぇ…!?」

転「インド!?インドだからなの!?それとも、その無駄にでかい目ン玉は飾り!!?」

イ「ち、ちょっと…落ち着くね!!じっ、自分の彼氏よ…!?」

転「うっ…そ…そうだけど…」

イ「そうよ?自分の大切な人よ?忘れちゃダメよ…?」

転「ム、ムカツクのよ!!見え見えのお世辞言われたって!!」

イ「…そ、そんな外見の評価低いのか?」

転「Eランク、下賤の顔だわ」キッパリ

イ「なんで…付き合ってるね…?」

転「何でってホラ…性格…とか?」

イ「聞かれても困るよ…」

転「そっ、そう…何ていうか…気が置けない感じなのよ…優しいし……」

イ「彼女なんだから当たり前ね」

転「で、でも…ホントに優しいのよ?」

転「見えない所で…私の事庇ったり…我侭にも付き合ってくれるし……」

イ「……」

転「迷惑だって一杯掛けてるのに…私の為に色々してくれて……」

イ「…嵌められたね」


おぉ、まだ…まだ人が…頑張る!!頑張りますので!!
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/19(土) 21:52:18.96 ID:zcZrmtQo
俺もいるよー!
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/19(土) 22:18:26.36 ID:38rtfIDO
俺も
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/20(日) 09:33:34.55 ID:ogHAlEg0
俺も・・・今度ベトナム行ってきますし見てますよ
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/21(月) 02:18:27.02 ID:w5mp59s0
イ「巧妙な惚気テクニックね…小娘の癖にそこだけはいっちょ前ね……」

転「のっ、惚気じゃないわよ!!」

イ「…自覚無いなら、余計重症よ?」

転「……」

イ(…あれ?ホントに無かったか?)

イ「と、とにかく…彼女にそんな事思われてたら可哀相よ?割りと格好良いんだから、何もそこまで言う事無いね」

転「…もういいわよ、インド人のセンスなんてハナから信用してないから」

イ「背高いよ?」

転「どこが?男は185以上ないと高いとは言えないわ」

イ「先生の彼氏なんてもっと全然低いよ、っていうかそんな身長の日本人滅多にいないね」

転「…い、いいでしょ…顔が底辺なんだから、背丈くらいあったって…」

イ「顔だって意外とイケてるよ、鼻筋通ってるね」

転「ぅ…ぅうるさいっ!!何なのよ、さっきから!!あんな奴誰がどう見たってブサじゃない!!アンクルサムみたいな顔して鼻筋も何も無いわ!!」

イ「足も長…」

転「長くない!!いっ、言っとくけどアンタ今、絞首台への階段フルスロットルで爆走してるわよ!?」

イ「そ、そんなにか…?」

転「そんなによ!!売るなら、売るでもっとマシな媚売りなさい!!ギロチンくらいにはしてあげても良いから!!」

イ「はあー…パシャは…おかしいねー……」(処刑は変わらないのね…)

転「三食カレー食べて生きてるなんてねー…」

イ「カ、カレーはインドでは惣菜全般を指すよ!!そっちのカレーと一緒にしないで欲しいね!!」
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/21(月) 03:10:14.37 ID:ejaX.LQo
( ФωФ) 来てる ベトナム乙
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/21(月) 19:03:18.28 ID:w5mp59s0
転「……」ツーン

イ「何か…無理に嫌がろうとしてないか、パシャ?」

転「ッ…む、無理って何が?全然、意味分かんない…」

イ「さっきから、目が全然怒って無いよ?頬もゆるんでるし…むしろ嬉しそうよ…?」

転「う、嬉しい訳っ――!!ぁ…」

男友『〜〜〜〜』

イ「なら、こっち向くね?」

転「……うぅ///」カアァ

イ「はぁー…パシャねぇ…」

転(なっ、何で…こんな…離れてるのに……///)ドキドキ

イ「小娘は面倒くさいねー…何でそこまで……」

転(も、もしかして私…この糞インド人に乗せられてる…?)

転(そうよ…絶対そう…大体アイツは…たっ、確かに…スタイルはちょっと良いけど…そんな……)

転「……」チラッ

男友『〜〜〜〜』

転「…っ///」プイッ

イ「素直になった方が絶対お互いの良いよー?」

転「…う…充分よ…」ボソッ

イ「へ?」

転「もう充分って言ってんのっ!!ホントにアイツの事、好きになっちゃったらどうしてくれんの!?」

イ「ん?…んん?好きに…?」

転「あぁぁーもぉぉーー!!何だっていいでしょ!?ほっといてよ!!」

イ「…ごめん、無理ね…インド人には難しすぎるね…コレ何てジャンルか?」

転「はいはい!!ツンデレ!!ツンデレ!!萌えーーーー!!」

イ「もえー」
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/21(月) 19:18:43.64 ID:eGH7H0so
ツンデレもえ〜
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/22(火) 02:05:25.94 ID:2.wpsS60
転(私は…)

イ「ツンデレさん、ツンデレさん」ツンツン

転「吊るすわよ?」

イ「じ、冗談ね…それより騒いでた間に面白い流れになってるよ?」

転「何よ…もう…」(なるべく…アイツの顔見たく無いのに……)

『何故だか知らんが…たまに…ふろっがーに負い目を感じてるような印象を受ける……』

転「!!」

イ「ツン…パシャがそんな事思ってるからよ、当然向こうもそうなるねー」

転「そ、そんな…」(何が…)

『でも言ったろ?お前等ホントにお似合いだよ、外から見ても別に違和感無いし気にする事無いってwwwwwwww』

イ「うんうん、ブサにしては賢いね」コクコク

転「…ブサじゃないっつの……」(何が…負い目よ…)

イ「ならパシャの彼氏だってブサじゃ無いよ?」

転(そ、そりゃ…アンタと私は…美貌において、天と地の差があるわよ?でも…)

イ「…パシャ?」チラッ

転(違うでしょ…それはアンタが感じるべきものじゃない…私は…私はどうなるのよ…?)

イ(オゥ…反応が無いと思ったら…なんか反省してるっぽいねー…)

転(ホントに…感じなきゃいけないのは…こんな我侭にアンタを付き合わせた上……)

イ「ぅ…ん?や、やな予感がするよ…なんで食器先生の周りから遠ざけてるか…?」

転(その目的すら…もう……)

『「ああああぁッ!!くっっだらああああああんッ!!ほんっとくだらあああああぁんんん!!』

イ「あぁッ!?今、絶対机にひび入ったよ!?」


>>861うらやま…ベトナム行ったことないや
もえー  ネタねぇww
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/22(火) 10:18:31.23 ID:LG2WyjY0
>>861
特定ゆゆうでした

しえん
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/26(土) 22:08:32.11 ID:KwqSX4s0
転(じぇりー…アンタまで…)

転(どこだけお人良しなのよ…あんなにいがみ合ってたのに……)

イ「先生…友達思いねー…」ホロリ

転(男をとられないで済んだ…筈なのに…)

転(何で…何でアンタが泣いてるの……よ…)プルプル

イ「パシャ…」


女「こっ…うぇ…」グスッ

男友「……」

女「こ、こう…なったらアレだ……」ゴシゴシ

男友「…え?」

女「……」

男友(何か…嫌な予感が…)

女「ス…したまえ…」

男友「な、何?」

女「から…キス、だ…」

男友「す?」

女「…聞こえんのか?」

男友「ご、ごめん…」

女「私は…フロッガーにキスしてやれと言ってるんだ…」

転&男友『「ッ!?」』

イ『先生GJッ!!』ビシッ

女「貴様からッ…!!ふろっがーをリードしてキスしてやれっていってんだあああぁぁ!!」

転『…っ…ぁ…』パクパク

イ『閉店の看板出してくるねー』
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/26(土) 22:36:34.07 ID:KwqSX4s0
男友「ち、ちょっとサー頼むから…」

女「もう無駄だからな!!ズルい事したって誤魔化されないからな!?」

男友「そうじゃなくて頼むから静かに…向こうに聞かれたら……」

女「何を言う?君達はお互いを好きあってるんだ…例え聞かれても大した問題は無い」

男友「に、にしたって俺達…まだそんな…」

女「あんだけ最初の方、目の前でイチャイチャしてただろうがあぁッ!!フロッガーにあそこまで、嬉しそうな顔させといて何なんだ貴様はああぁ!!?」

男友「ひぃぃぃぃッ!?」

女「壁を壊せ!!打ち砕いて、踏みしだけッ!!ベルリンの壁だって崩壊への最初の一撃はただのハンマーだったんだぞおぉぉ!!?」

男友「い、いやッ!!コレ、ハンマーどころじゃないって!!聞取り合えず落ち着」

男(ホントに…)

女「貴様に勇気を!!何時アカ共の弾丸が飛んでくるかも知れん中、ハンマーを振るったあの日のベルリン市民の勇気を――!!」

男友「むりむりむりむり!!弾丸怖い!!死んじゃう!!絶対死んじゃうから!!」

男(清清しいくらい、自分の発言省りみないなコイツ…)

女「無理じゃない!!好・き・な人が相手なんだぞ!?絶対キスして欲しいに決まってる!!絶対統一ドイツを望んでるっ!!」

男(ていうか、そんなに…キスして欲しかったんだな…改めて……)

男友「男助け…!!」

男「良いんじゃ…ないか?」(まぁ…)

男友「お、お前まで…」

男「だって確かに、女の言うのも分かるし…向こうも待ってるんだとは思う…ウン」(転校生さんも女と似たもの同士だし…)

女「うむうむ!!そうだ!!そうに決まってるッ!!」コクコク!!

男友「んな…」(このヤリチン野朗があああぁ!!)

男「ここんとこお前、妙に消極的だからな…いい機会だと思うぞ…?」(コレでいいよな)

女「頑張れ男友!!じぇんとるぅぅめぇぇんになれえぇッ!!」

男(巻き舌…)

転『ぁーー』

イ『パシャ!!しっかりするね!?大人の階段ね!!』ペシペシ
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/26(土) 23:56:01.47 ID:Biv605Ao
エリミネーター400SE乗ってると必ず見られる
バイク屋に行けば客のおっちゃんは必ず話しかけてくる
停めておいてちょっと離れると意外とみんな見てる
時に「 気持ち悪いバイクね 」といわれる だがそれがいい
自分のSEはSTEEDの背もたれを着けてるんだが、パっと見アメリカン、だが4気筒
フルフェイスに忍ばせた長い髪をながした時が一番視線が集まる、
しかしみんな自分の方ではなくエリミネーターを見てる、ちょっとくやしい

だからエリミネーター好き、89年式で自分と同い年、一目惚れして高1の頃から一番愛してるバイク
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/27(日) 02:03:59.81 ID:HNiP5Yso
おひさー!
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/27(日) 02:09:35.47 ID:bEuyi4Io
http://michikofan.up.seesaa.net/image/michiko9.jpg
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http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/83/0000677183/59/img3dcd7e54zikbzj.jpeg
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/27(日) 02:10:46.77 ID:bEuyi4Io
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874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/27(日) 02:12:48.87 ID:bEuyi4Io
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875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/27(日) 04:23:34.38 ID:eyh6DTM0
転「あー…このキスって、アレよね?ほっぺたにチュッてするアレよね…?」

イ「答えた方がいいか?」ニヤニヤ

転「…やっぱいい」プイッ

イ「フフ、パシャったらトイレ行った時より赤くなってるよ?まるで唐辛子ねー」ニヤニヤ

転「うぅ、放っといてよ…」

イ「お?斬新な反応ね?」

転「だ、だって…キ、キスってぇ…」

イ「覚悟決めるねー」ニヤニヤ

転「自殺の覚悟ね…」

男友『マジですか…』

女『マジだ、大英帝国の名に賭けて全力でサポートしてやる』

男友『じ、じゃあ』

女『因みに言っておくが、私と男がどうとかいうのは無しだぞ?』

男友『くっ…』(手強くなってるし…)

男『まぁ、ホラ…その瞬間は見ない様にするからさ、頑張れ』

女『うむ、ぷらいばしーってヤツだな』

男友『帰ったら、ちゃんと辞書でソコ傍線引いといてね…』

イ「話が落ち着いてきたね、帰るなら今よ?」

転「分かってる…けど…」

イ「顔はもう仕方無いね、これ以上いたら怪しまれるよ?」

転「すでに充分怪しまれてるわよ…こんな事なら普通に行った方がマシだったわ…」

イ「でも普段聞けない事、聞けて良かった違うか?」

転「…聞かない方が…楽だったわよ…」ボソッ

イ「へ?何て言ったね?」

転「別に…」スクッ

おひさぁ!!何回目かすまんが放(ryペース上げたいっす
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/27(日) 20:49:17.99 ID:WlYlTIDO
女「すぅ…すぅ…」zzz
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/28(月) 01:45:54.60 ID:rddVmZUo
( ФωФ) ひさー  である
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/28(月) 03:51:20.76 ID:vqiYkBoo
あの画像集はなんだったんだ
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/28(月) 17:48:13.64 ID:3OmKd6c0
女「いいか。そろそろ帰って来る頃だろうから、しっかりやるんだぞ?」

男友「努力します…」

男「おい、志村後ろ」

女「努力じゃない、やるんだ。後リードもだ、これはもうキス以前の問……しむら?」

転「……」ヒクヒク

女「ぁ…」

男友(うわぁ、コレ…)

男(うん、間違いなく聞かれてたな…)

転「わっ、悪かったわねぇ…化粧とか直してたら意外と時間かかっちゃったぁ…」ガタッ

女「そ、そうか…うむ、身嗜みは大事だからな」

転「……」

女「……」

転「に…にしてもまだ舌がピリピリするわ…インド料理は美味しいけど、慣れが必要ね…んぐっ…ん」ゴクゴク

女「あ、あぁ。中でも此処のは現地並みの辛さだからな、私も最初の頃はs」

転「ぷは…こんだけ辛いとどうしても、今みたいにワインがぶがぶ飲んじゃうけど、それは只でさえ比較的色白のアルプス人種。しかも髪の色からも分かるように、私の様な特に色素の〜」ペラペラ

女「ふ、ふろっがー…?」

転「大量のアルコール摂取はさr…コホン、モンゴロイドとかに比べて、酔い等の症状が簡単に顔に現れるのよ。ジンジャーと呼ばれる所謂、そばかすが白人に多いのもこのためで〜」ベラベラ

男(なんという説明…)

転「プラス辛さによる体温の上昇、発汗等の相乗効果により今の私は、何時もの数倍酔いが顔に表れ易いと思うの。だからその…コレは…」

男友「はぁ」(っていうかさっきから、一回もこっちに向いてくれないんですけど…チラリすら無いんですけど…)

転「そ…そういう事、なの///」

女「?」ポカン

男「うん…」

男友「そっか…」
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/28(月) 19:59:16.13 ID:3OmKd6c0
転(な、何よ…この空気…折角考えて来たのにぃぃ……///)プルプル

男「あー…まァそんな…」

男友「気になんないけど…うん…」

女「…なぁ、ふろっがーの奴何言ってんだ?」ヒソヒソ

男友「……」

女「なぁってばァ…」グイグイ

男「シッ、黙ってなさい!!」

女「むぅ…」

転「///」

男友「大丈夫…?」ソッ

転「だっ、だだ大丈夫!!大丈夫だから…ッ!!」プイッ!!

男友「転校生さん…」

転「きっ…気にしないで…大丈夫だから……」

男友「うん…」

女(こ、こら男友君!!ちゃんとリードしたまえ!!そこは優しく肩に手を掛けるとこだろ!!)クイックイッ

転(うああぁぁぁ…やっぱ無理ぃ…ち、近…///)ドキドキ

男友(わ、分かった…それくらいなら…)グイッ

転「ひゃッ…!?」

男友「ちょ、ちょっとそんn」

転「…いっ…いいい行き成り何すんのよ!!変態ッ///!!」バキィ!!

女「うーむ。どうすればいいんだろうな、コレ」

男「誰の所為なんだろな、コレ」(綺麗に入ったな)

男友「ぐああぁ…!!」ゴロゴロ

転「ごっ、ごめんなさい!!だ、だってアンタが変な事するから…つい!!」

男(肩組んで変な事って…)
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/28(月) 21:46:58.15 ID:3OmKd6c0
女「ここから目的を遂げるのは、差し詰めガリポリ要塞並みの難易度と言った所かな。将軍」

男「ハッ、しかし小官の目標も当初はそれくらいの難易度かと思いましたが、意外な事に今日あっさり攻略出来ました」

女「よ、余計な事は言わんでよろしい…///」

男「というより寧ろ攻略された様な――」ニヤニヤ

女「猫鞭刑を喰らいたいのか、将軍?」

男「ハッ…すいません」

女「くだらん事言ってる暇があったら、少しは建設的な作戦を考えたまえ」ヒソヒソ

男「元帥殿、ここは一つ誘導作戦というのは如何でしょう?」

女「む…何やらよさげではないか…具体的にはどうするのだ?」ヒソヒソ

男「元帥殿が小官に接吻をして、敵さんの対抗心を煽るのです」

女「ふむ、それは中々…ってば、ばば馬鹿者ッ!!そんなコト人前で出来るか!!」ヒソヒソ

男友「ぐぅ…」

転「ご、ごめんね…ホントに入っちゃった…」シュン…

男友「いっ、いいよ…勝手に触ったんだし…その、違うのにさ…」

転「そりゃ違う…違うけど…アンタは……」

男友「……」

転「…私の……」

女「ったく…真面目に考えたまえ…き、聞こえたらどうするんだ……///」ヒソヒソ

男「吹っ飛んでるから大丈夫ですよ。それより元帥殿、何やら向こうが良い感じです」

女「な、何…おぉ…本当だ…空気がピンク色だぞ」

男「ココは一先ず静観が、上策かと…」

女「うむ、確かに…む、そうえいば飯はコレで全部済んだのか?」

男「恐らく注文した分は全部」

女「ふろっがぁー、飴くれぇ〜♪」
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/28(月) 22:37:54.54 ID:3OmKd6c0
女「飴くr」

転「…は?」

女「え、いや飴…」

転「は?」

女「ほっ、ほら…だから…ご飯終わったら、飴くれるって……」

転「……」

女「…も、もう噛んで食べないぞ?ちゃんと味わって…寝る前は…」

転「アンタねぇ…」

男友「何がしたいの…」


女「……」ギシッ

男「おかえり、どうだった?」

女「うむ…ピンク色が…一転して群青色になった…」


男友「本当に飴好きなんだね…サー…」(しかし、相変わらず俯き加減というか…全然目ぇ合わせてくれないな…)

転「にしたって…少しは、空気読みなさいよ…あのお馬鹿……」

男友「あ…」

転「何よ…」

男友「い、いや空気って…やっぱ…そうゆう……あれ?転校生さん?」


転「///」

男「っていうかもう転校生さんだけ、戻って来ちゃってるしね」

女「あー!!もう私が悪いのかな、コレは!!」

男「そうだね」
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/09/29(火) 21:26:02.69 ID:RKHtP1Ao
大量更新キテターーーーーーー!
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/30(水) 02:50:50.90 ID:keOEbh60
女(時に強引なのも、またじぇんとるまん!!ガバッといけえええぇぇぇッ!!)クワッ

転(さっきから目の前で、ごちゃごちゃと…男友に催促してるのかしら……)

女(もっときばれよおぉぉッ!!この様子じゃキスなんて貴様からしなきゃ一生無理だぞおぉぉ!!)クイックイッ

転(コイツに限って…無茶はしないと思うけど……)チラッ

男友(無理、痛いの怖い)ブンブン

女「むー、じれったいぃ…幾ら何でも初心すぎるぞ、ふろっがぁ……」イライラ

男「まぁまぁ」(確かにコレが女の発言じゃなかったら、前面的に賛同出来るな…)

転(うぅ〜…///)

女「だって見てみろ…フロッガーの奴、ストローのアレをクシャクシャしてるんだぞ?あんなのドラマでしか見た事ないぞ?」ヒソヒソ

男「ホントだ…」

転(ああぁぁぁ!!聞えない、何も聞えないっ!!)パッ

女「そもそも…最初からこんなしおらしかったら、どれだけ私の精神衛生上良かったか……」ブツブツ

転「……////」プルプル

男友(ヤバイ…なんか…)

男「色々、大変だったもんな」ニヤニヤ

男友(さっきから俺の一挙一動に…反応して…顔赤くして……)

女「そ、そりゃ…私の気持ちになってみろ…ライバル登場どころじゃなかったんだからな…」ヒソヒソ

男友(もし本当に…キス、したら……)
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/30(水) 19:07:38.79 ID:keOEbh60
転(ライバル、か…)

男「色々大変だっもんな、泣いたりしてwwww」

女「る、るさい…ちょっとだけだ…///」

転(私…ライバルになれてたのかな……)

女「まぁ結果的に違ったというか…こんなむづ痒くなる様な気分を味わされてる訳だが……」

男「あー…俺達も、もっと周囲の目考えた方がいいのかね…確かにこれは…こそばゆい…」

転「ぅ…」(と、特に何にもしてないのに…っていうかもはや普通に話してるし…)

男友「座ってるだけなんだけどwwww」

女「うむ。ただ座ってるだけで、こうも甘ったるい雰囲気を醸し出すとは…恐るべしラブパワー…」

転(た、ただ座ってるだけなのはアンタ等のせいでしょうが…ッ!!何よ、ラブパワーって!!?)ギリッ

男「昨日までの俺だったら、こんなん目の前でやられたらきっと殺意沸いてたな」

転「///」

男友「ハハ…」(やっと俺の気持ちが分かったか)

女「まったくだ、このバカアベックめ。ちょっとは自重しろ、あるいはキスしろ」

転「な、何よ…アンタなんてバカアベックどころか、ただのバカじゃない……」ボソボソ

女「ぬあぁにいいいいいいぃぃぃぃ!!今のは聞き捨て――!!」

転「…探偵クラブ」ボソッ

女「ッ…で、でもあれは…もう約束…」ビクッ

転「飴」

女「あ…ぅ…」

転「黙る?」

女「……」コクッ

男「躾出来てますねー…」

男友「ねー…」
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/30(水) 20:18:34.00 ID:keOEbh60
男「じゃあさ、食べ終わったみたいだしそろそろ出ない?」

女「おぉ、次はどこで遊ぶ!?音に聞く模倣しか能の無いジャップ共初の、偉大なる発明品、からおけなんて…!!」

男「いやもう良い時間だしなぁ…ってさらっとそういう事言うのやめなさい」

転(げっ…ホ、ホントだ)

男友「暗くなってきちゃったからな」

女「むぅ、もっと皆と遊びたいぞ…それに作戦だってまだ…」

転(絶対サボった事…ママに…バレちゃ……)ズーン…

男「そんな焦る事無いだろ?あんまり遅くなると、女の家の人に悪いし…」

女「クリスティーナは、むしろ朝方位に帰ってきなさいって言ってた!!」パアアァァ

男(何考えてんだあの人…)

女「だけど朝方まで遊ぶには…トランプも飽きるし…だから行った事無いからおけ、何てどうかと思ったんだが……」

男(コイツもコイツで…)

男友「転校生さんはどうする?」

転「お、怒られひゃうぅ…」ブルブル

男友「あの…」

転「は、え…!?あ、いや…流石にもう遅いし…皆帰った方が良いんじゃないかしら……」

女「ふろっがぁまで…ノリが悪いぞ…もう少し位…」ムスッ

転「レディーは節度をもって行動するものなの…夜の街でフラフラ遊ぶなんて、下賤のする事よ?高貴な心とやらはどうしたの?」

女「今日だけ…」

転「ダーメ、アンタも一応女の子なんだし…それなりに可愛いんだから…気を付け…」

女「顔赤くして俯いてる癖に、偉そうに説教するフロッガーのが可愛いぞ…」ボソッ

――ガンッ

女「ぅぇ…き、貴様ムエタイか何かかァ…ハイヒールで蹴るなぁぁ……」グスッ

転「黙ってたら可愛いの、アンタは!!」
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/30(水) 21:06:32.56 ID:keOEbh60
イ「え、もう出るのか?」

女「あぁ、カレー相変わらず美味しかったぞ」

イ「せっかく閉店したのにね、キスはまだかー?」

女「フロッガーの奴チキンなんだ、蛙の癖に…」ガサゴソ

イ「ダメダメねー」

女「うむ、ダメダメアベックだな…」サッ

転「……」ピキピキ

イ「あっ、今日は半分で良いね」

女「む…何故だ?ただでさえ負けてもらってるのに……」

男(これで半分って…)

イ「クラブ作れたし、何より先生が友達と恋人連れてきてくれて嬉しかったねー」

女「こ、恋人って…うぅ…そりゃまぁ…そうなんだが///」

イ「今度ゆっくり馴れ初め聞かせてねー?」ニヤニヤ

女「きっ、気が向いたらな…それより仕事の合間で良いからクラブ来たまえよ?」

イ「絶対行くね!!むしろクラブの合間に仕事行くね!!」

女「それでこそジェントルマンだ!!趣味の合間に優雅に仕事!!汗水足らして働くなッ!!」

イ「おぉー!!出来るだけ手を抜いて楽するよ!!」

男(そっか、ボランティアは仕事じゃないから全力なんだ…)

転「自分も似たような事言ってたからアレだけど…」

女「そうだ!!真剣に働いたら負けだぞ!!そもそもジャップは働き過ぎなんだ!!労働の奴隷だ!!」

イ「絶対、真面目働かないねーーーー!!!賞味期限の限界にチャレンジねーーーー!!!」

転「傍から見るとダメ人間ね、コイツ等…」

男友「シーッ」
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/05(月) 18:38:28.73 ID:bqUY9RI0
男「んじゃ狭いから外で待ってるぞー」カランカラン…

男友「あいよ。じゃあ…」サッ

転「はい」サッ

イ「毎度ねー…ん?パシャの分だけで全額よ?コレで良いか?」

男友「え…な、何で俺の分まで…」

転「いいから、さっさと会計しちゃって」

イ「あいさー」ガチャ

男友「ま、待って。幾ら何でもそれは…男として認めて無いのは分かるけど……」

転「そんなお金無いんでしょ?アンタ」

男友「い、いやでも一応成金だし…持ち合わせ少ないたってコレくらいは……」

転「カッコつけ」

男友「ぅ…」

転「全部分かってんのよ、スカスカのお財布して……少ないどころかほぼ全滅の癖に…いいから貧民は黙って奢られなさい」

男友「すんません…」

転「ったく…カッコつけは私達の特権なのに…ホントどうしようも無い馬鹿ね…背伸びしちゃって…」

男友「……」

転「…だけど…だから男としてどうのとか…そういう意味じゃ無いのよ?誤解しないで…」

男友「転校生さん…」

イ「はい、レシー…キスか!?キスくるか!!?」

転「来ないわよッ!![ピーーー]っ!!」ガスッ

イ「ぐえっ!!」

転「っていうか覚悟しとけって言ったわよね…?何ノホホンとしてんのよ…」

イ「ひ…え…」

転「跪けッ!!命乞いしなさい!!」

イ「た、助けてええぇぇえぇぇぇぇぇ!!」

男友「ハハ…俺も先でてるよ」(頭、冷やさなきゃな…)
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/05(月) 20:26:02.80 ID:bqUY9RI0
イ「うげええぇ…かっ、体が独立直後のアルジェリアみたいにぃ……」ピクピク

転「ふん、ソマリアに成らなかっただけありがたく思いなさい…じゃあね」

イ「ま、待つねパシャ…一つだけ言いたいね…」

転「何よ、お金なら払ったわよ」

イ「何時だって…好きに理屈なんていらないね」

転「…は?」

イ「無理しないで自分の感じた通りに動けば…それでいいと思うね。仕方無いよ…仕方無いから好きなんだよ?」

転「ア、アンタ何を知って……」

イ「何も知らないよ…だけど自分で自分を縛る事無いね。パシャを見てそう思ったね」

転「……どっ…奴隷の言葉とは思えないわね…主人を評するなんて…まだ懲罰が足りないのかしらぁ?」プルプル

イ「なら…自由人らしく恋愛するべきね!!」

 男友(はぁー…何だろな……男として認めてないって…)ボリボリ

 女「男よ、今思い出したんだが…その…こ、恋人繋ぎって知ってるか?」

 男「知らないけど、そんなのあんの?」

 女「うむ、あるのだ…」

 男「そっか」

 男友(言ってたじゃんか…決めたのに……)

 女「…やっ、やろうとか言いたまえよぉ」

 男「やって欲しいの?」ニヤニヤ

 女「もういい、意地悪な男は嫌いだ…」プイッ

 男「とか言いつつ手が、こっちに出てるんですけどwwww」

 女「だ、黙れ…コレは…///」
 
 男友「あ゙あぁぁーーー!!もうそういうの良いから、さっさと繋げよバカップル共!!」

 女「男っ」ヒシッ

 男「女」ギュッ

ベルリンが…見えてきた…誰かまだいるかな?いたら、無理に終わらそうとしてる感はすまんwwww
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/05(月) 20:32:33.78 ID:byTojT.o
がんばー
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/05(月) 20:46:02.92 ID:VD2/DDMo
無理に終わらそうだと?
ならん!それだけはならんぞぉっ!
こういうときだけ書き込むがずっとみてるんだからなっ!
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/05(月) 23:38:29.07 ID:bqUY9RI0
女「ゆっ…指をこうやってな…絡めるんだ……」

男「うわ、何かコレ…」

女「う、うむ…何か…ドキドキす///」

男友「チッ…」

女「ちょっと手が汗ばんで来たから、今はやめとこう」

男「そうだな、今はやめとこう」

 転「…カレー、美味しかったわよ」カランカラン…

女「ッ!!遅かったぞふろっ…ど、どうした?」

転「ん…別に何でも…っていうか二分位しか居なかったわよ。どうかしたの?」

女「だ、だって…」チラッ

男友「じゃあ俺達はもう帰るけど」

男「そっ、そうだな。俺達も…」

女「戻ってる…」ホッ

転「?とにかく…もうアンタも帰るわよ。途中まで多分一緒だし、危ないから」

女「む、女だからか?それなら男だって付いてるし別に…」

転「だから危ないのよ」

女「へ?」キョトン

男「ホラ俺も帰らなきゃマズイしさ…悪いけど女……」(あんな事されたのに、何でこう警戒心が無いんだコイツは…)

女「も、もう少しだけ…一緒に……」ギュッ

男「家の前まで送ってってあげるからさ、ゆっくり帰ろ?な?」

女「むぅ…仕方無いな…すごく、ゆっくりだぞ?」

男「あぁ」

女「…マークIくらいゆっくりだからな?」

男「う、うん…」(マークT?)

女「初期型だからな?UとかVじゃないからな?」

良かった、まだ人がwwww頑張る、頑張るけど残りが…
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/05(月) 23:50:00.05 ID:/fQNEgQo
頑張れww
毎日見てるぜww
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/06(火) 02:04:00.82 ID:KlCKugE0
転「綺麗な夜ね、空気もひんやりしてて…」

男友「うん…あれ?腕組まないの?」(相変わらず、ちゃんとコッチ向いてくれないな…)

転「今は良いわ…その、変な意味とかは無いんだけど…なんとなく……」

男友「そっか」(やっぱり…さっきの話意識してるのかな……)

転「向こうはこっち気にしてる余裕なんて無いみたいだしね、フフ…」

 女「///」ギュウゥゥ…

 男「そ、そんなにきつく締めなくても…ゆっくり帰るから…」グイグイ

 女「ダメだぁぁ〜今の速度でもマークW位だぞおぉ〜〜…」ズルズル

 男「だからマークって何だよ…」グイグイ

男友「時間、大丈夫なの?すんごいゆっくり歩いてるけど」

転「も、もう良いわよ…どうせ怒られるんだし…一緒よ、一緒」

男友「あー、やっぱり何かあったんだ」

転「ぅ…ホントはね…テニスがあったの…」

男友「サボリっすかwwww」

転「な、何よソレ…アンタだって良く授業とか、サボってるらしいじゃない」

男友「転校生さん程じゃないけどねwwww」

転「うるさ…あ…その、委員会は……ゴメンなさい」ペコッ

男友「ん?」

転「だ、だから図書委員よ…どうせアンタも、サボってるかなって思ってて…今度からなるべく出るから……」ボソボソ

男友「…ハハ…何か…ホントにしおらしくなったね、転校生さん」

転「っ…す、素直に感謝しなさいよ…青い血の人間が、民草に義理の為働いてやるって言ってんだから……」

男友「うんうん、そうこなくっちゃwwwwww素直にねwwwwwwwwww」

転「っく…も、もういいわよ!!ばかッ///!!」スタスタ
  
 女「こ、こら貴様等!!マークTと言ったろ!!それじゃバレンタ…い、いやコレはむしろ意表を突いてマルチダT…ッ!?」

 男「知らないけどね」

お陰さまでなんとか此処までこれました…
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/07(水) 16:55:19.08 ID:pfg3lwU0
転「ふん、アンタはどんどん付け上ってくわね…」

男友「むしろこれが本来の調子なんでwwwwwwところで青い血ってどういう意味?」

転「青い血ってのは…貴族や王族、要は高貴な生まれを指す時に、欧州でよく使われる言い回しよ」

男友「何で青い血?wwwwエイリアン?wwwwww」

転「高貴な人間は日に焼けるまで外で労働したりしないでしょ?それで肌が白くて、静脈がよく見える事から…らしいわね。後そのノリやめなさい」

男友「でも青い血って…欧州の人、そんなん本気で信じてたの?」

転「下衆な民衆はね。革命の時、貴族の処刑を見て連中は、貴族からも赤い血が流れた事に勇気付けられ、狂喜したらしいわよ。コイツ等も同じ人間だ、って」

男友「はぁ〜貴族の人が皆転校生さんみたいだったら、そんな迷信生まれなかったろうにねwwww」

転「…いい加減にしないと蹴るわよ」
 
 女「ふふん」

 男「お?何やら誇らしげですな」

 女「フフ、我々は市民革命を経ずに近代を迎えたからな。フランス革命に妙な幻想を抱く馬鹿共が勝手に市民革命だとかほざいてるが、実際の革命の推進力は地主層、要はジェントリ等だ。コレはいわば勝利者の余裕と言うもんだよ、男君」

 男「勝利者、か。そうだよなぁ…イギリスって何か独特だよね。他の国じゃ貴族性なんて、とっくのに廃れて、権威すら無いのに…」

 女「うむ。ヨーロッパにあって、ヨーロッパで無い等と言われてる所以だ。コレは自由の観念についても言える。我々は自由を他の欧州諸国に比べ、早くから得ていた。そこから児童労働や、食品、薬品偽造が公然と罷り通った」

 男「産業革命の時は、ホントに酷かったみたいだもんね」

 女「だから我々は寧ろ自由を制限していく過程で、自由を意識してきた。フランスみたいに、『自由か死か!!』みたいな気張った雰囲気とは無縁なのだ」

 男「必死にならないのはジェントルマンの美徳、だっけか」

 女「必要な事には、ってのがポイントだがな。飄々と、そつなくこなすべし。ホームズだって探偵が本業じゃない、飽くまで趣味と社会奉仕を兼ねてやってる」

 男「あの人趣味でやってたんだ…」

 女「スパイだってそうだぞ。出自は今でも圧倒的にジェントリ等のエリート層が多い、元植民地人等と違ってな。根本にノブレス・オブリージュの観念があるのは間違いない」

 男「007か」

 女「でもアイツは嫌いだ…」ムスッ

 男「何で?」

 女「手が早すぎる…あんなエッチな奴ジェントルマンでも何でも無い…」

 男「ごめんなさい…」
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/07(水) 17:45:12.81 ID:pfg3lwU0
転「あ…」ピタッ

男友「どうしたの?」

転「私こっから別だわ」ヒソヒソ

男友「そっか、じゃあ一応俺も…」

転「無理しなくて良いわよ…方向違うでしょ?」ヒソヒソ

男友「たいして違わないからいいよ」ヒソヒソ

転「でも…」

女「む、何故止ま…あっ!!もしやココで遊んでくのか!?」

転「ただの道路でしょうが、どうやって遊ぶのよ…お別れよ、お別れ」

女「何…お別れ…」

男「そっか、じゃまた明日ね」

女「……」シュン…

男友「あぁ、また明日な」

転「じゃあね…」ザッ

女「まっ、待ってくれ!!」グイッ

転「また変アンタは、変な所をぉ…何よ、もう遊ばないわよ?」

女「ッ…そっ、そうじゃなくて……」

転「……」

女「…明日からも…ちゃんと…遊んでくれるか?」

転「当たり前じゃない…探偵クラブだってあるんだし」

女「う、うむ…そう…だけど…」(明日になったら、また…)

転「あーぁ、馬鹿な事考えてんのねぇ…」

女「む…バカじゃないぞ…」

転「いいえ、馬鹿よ。だって私達もう…」


転「友達、でしょ…?」
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/07(水) 18:50:30.51 ID:pfg3lwU0
女「!!」パアアアァァ

転「フフ…」

女「おっ、男ッ!!とっ、友達!!フロッガーが私の事友達って!!」ピョンピョン

男「あぁ、良かったな」ニコッ

転「そ…そんなに喜ばないでよ…恥ずかしいわね……」

男友「……」

―――ガバッ

転「きゃっ!!ちょ、ちょっとアンタ!!」

女「友達だぁ〜〜〜///」スリスリ

転「うぅ…そりゃ私も嬉しいけど…///」

女「明日も皆でたっくさん遊ぼうな!!もう仲良しなんだからな!!」

転「わ、分かった…分かったからどきなさいよぅ…」

女「どけてみろぉ〜♪」スリスリ

転「もう…あ、そうだ…コレなぁ〜んだ?」

 男「本当に仲良くなれたな、アイツ等」

 男友「あぁ…」

 男「ダブルデートも…良いもんだな、今日が普通のデート初日になる筈だったからあまり言えんがwwwwww」

 男友「……」

 男「またしようぜ、こういうの」

 男友「そう…だな…」(今度はちゃんと…)

 男「ん?」
 
男友「…俺、転校生さんが好きだ」

 男「何言ってんだ、今更wwww当たり前だろがwwwwwwww」
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/07(水) 22:10:23.55 ID:zcQjixUo
う・・・・なんか最終回みたいな胸を締め付けられるような感じ・・・・ッ!



何度でも張るさ
http://momizi.xrea.jp/src/vip115839.jpg
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/07(水) 22:21:22.80 ID:AnqsdNko
懐かしいな
男友も追加で書いてくれないかなぁ……
ってこの絵の書き手はもうスレにいないか
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/07(水) 23:21:43.55 ID:pfg3lwU0
転「どの道あげる約束だったものね。その代わり……」

女「寝る前に舐めない、噛まない!!飲み込まない!!」

転「そうそう、ちゃんと守るのよ?」ナデナデ

女「ふろっがぁも男友君とちゃんと頑張りたまえよ…?」

転「それは余計なお世話」ギュー

女「いででで!!ほっへづねるな゙ぁ〜〜!!」

転「よく伸びるわねー」

女「あうぅ…今日分かったが、お前…ちょっと暴力的な傾向があるぞ……」ヒリヒリ

転「あら?アンタに言われたくないわね」

女「な、なんていうかフロッガーのは的確に痛い所をついてくる感じ。例えて言うなら湾岸戦争的な」

転「…ならアンタのは?」

女「叩かれても余り痛く無い所を、適度についてあげる感じ。例えて言うなら源平合戦的な」

転「すごいわね。説明してる事は簡単な筈なのに、例えの意味が全く分からないわ……」

女「とにかく、暴力は少し控えるように。レディーとして当然の節度ですぞ」キリッ

転「はいはい、アンタもね」ナデナデ

女「あっ、あと…今はこうゆうのは良いが…明日はちゃんと…その、クラスの目を考えて扱えよ…?」

転「ソレは男にも言っときなさいね、頭わしゃわしゃされてる可愛いジェントルマンさんっ♪」ナデナデ

女「ゔー…きっ、貴様等二人とも…嫌なトコだけ似おってえぇ……///」プルプル

転「フフ、じゃあね。そろそろ行くわよ」ポンッ

女「うむっ!!」


>>898こんな絵を張られて、転校生さんを
噛ませ犬のままにしておける訳無いじゃないですか畜生
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/12(月) 18:32:17.42 ID:HULBAZs0
転「行きましょ」

男友「うん」

転「……」

男友「……」

転「ねぇ…」

男友「ん?」

転「…やっぱり…その、寒いから…腕組んでいい?」

 男「もういいのか?」

 女「うむ!!これ以上、遅くなったらフロッガー達に悪いしな!!」

 男「だな、じゃ俺達はゆっくり帰ろう」ギュッ

 女「……」

 男「ん、どしたの?」
 
 女「……」
  
 女「よし…」グッ…

 男「おいおい、何か忘れ物か…?」
 
 女「…み、みたいなもんだ///」クルッ

 男「一体どこに…」

 女「ふろっがあああああぁぁぁぁーーーー!!」

転「なっ、何よアイツ…急に大声で―――」クルッ

転&男友「!!」
 
男友(て、転校生さん…)チラッ

転「……」

男友「あの…だ、だいじょ」

転「…すぅ」


転「ヴァーーーーカ!!人様に見せ付けるならフレンチくらいしなさいよ、意気地なし!!」
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/12(月) 19:15:26.89 ID:vAkKbYko
転校生はおr……男友の嫁支援
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/12(月) 20:38:13.13 ID:HULBAZs0
男「痛ぅ…」ヒリヒリ

女「ぬ、ぬぁんだとこのヤローーーー!!くっ、悔しかったら貴様等もキスしてみろおおおおぉぉぉ!!」 

 転「ホラ、行くわよ!!」グイグイ

 男友「う、うん…」

女「な…」

男「行っちゃったし…」

女「なっ、ななんだ…アイツ等ぁ…ひ、人が折角ぅぅ…///」プルプル
 
男「まぁ…頭突きだと思われなかった分、感謝した方がいいんじゃないか……」ヒリヒリ

女「ち、違ッ!!頭突きじゃないぞ!?」

男「いや、分かってるけど…えと、キスしようとしたんだよな?」

女「…だ、だってお前が…その方が…向こうの対抗心を煽れるって///」ボソボソ

男「なら事前に、もうちょいサインくれないと…身長だって合ってないんだし…」

女「きっ、奇襲効果を狙ったんだ…っ!!」

男「その結果、一番打撃喰らったのは俺なんだが…身体的に…」ヒリヒリ

女「うぅ…」シュン…

男「ジャンプは無いって…」

女「……」グスッ

男友「…じゃあさ…もっかいしてくれよ?」

女「!」

 男友「ち、ちょっと…そんな引っ張らなくても…」
 
 転「……」グイグイ

 男友「……」
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/12(月) 22:40:12.95 ID:lNY8wOgo
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/13(火) 02:12:53.55 ID:ZW5Oc.Ao
>>903 男友だと・・・・?
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/13(火) 21:24:44.56 ID:GY6TsMI0
――ピタッ

転「……」

男友「転校生さん……」

転「…覚えてる?」

男友「え…」

転「ゲームセンターの…賭けで…あんたが勝ち取ったモノ…」

転「何でも、命令していい…命令権…」クルッ

男友「あ、そういや…」

転「今日だけ、今だけよ…私が思い出したんだから……」

男友「……」

転「一回だけなら…何でも言う事聞いてあげる…」

男友「…何でも?」

転「何でも。アンタが言ったんでしょ?」

男友「だけど、あの賭けは適当だったし…無理しなくても…」

転「無理してない」

男友「それに言っとくけど、無茶な要求は断れ…」

転「無茶かどうかは私が決めるわ」

男友「そ、そう…」(明らかに無理してそうなんだが…)

転「……」ジイィ

男友「たっ、多分…無茶になっちゃうんじゃなかな〜…ハハ…」

転「…私はそうは思わないけど」ズイッ

男友「て、転校生さ…」

転「したい事、あるんじゃないの…?」

男友(コレは…)


>>905気にしないであげて
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/14(水) 02:18:17.59 ID:QTZt902o
( ФωФ) < 転校生がんばれい…である
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/14(水) 14:07:27.95 ID:R7Jnk.A0
女「で、では…行くぞ…?」

男「うん」

女「…っん…」プルプル

男「……」

女「ちょ…男…」プルプル

女「も、もう…少し屈んでくりぇぇ……」プルプル

男「……」

女「男おぉぉ…」プルプル

男「ぷっ」

女「なッ…」

男「あはははは…」

女「ひ、ひど!!酷いぞ男!!こっちは…!!」

男「ごめ…必死に背伸びしてる女が可愛くて…くく…」

女「ばっ、馬鹿にするなああぁぁッ///!!」

男「ごめん、ごめん…はいwwww」スッ

女「くっ、この…そこまで屈めるなら最初っから…」

男「いやぁ、女はホントにwwwwww」

――チュッ

女「……こ、この減らず口め///」

男「……///」
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/14(水) 14:23:09.93 ID:R7Jnk.A0

男友(ダ、ダメだ…顔が近…やばい…やばすぎるぅぅ…)

転「ねぇってば…」ズイッ

男友「お、俺は別に何も…!!」

転「…ホントに?」

男友「い、いやホントに…」プイッ

転「目を逸らさないで」

男友「……」

転「……」ジッ…

男友「か、顔…真っ赤だよ…?」

転「ア、アンタこそ…」

男友「ホントに…ホントに何でも……」

転「くどい…」ムスッ

男友「ご、ごめん…」

転「早くしてよね…私の気が変わらない内に……」

男友「…その前に、一つだけ聞いてもいいかな?」
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/14(水) 14:37:25.88 ID:R7Jnk.A0
転「ダーメ」

男友「な、何で…」

転「ちゃんと…考えられる自信無いもの…今は…」

男友「……」

転「今の事だけ…」

男友「そういうのって…何か…よっ、良くないんじゃないかなぁ…色々…」

転「私だってそう思うわ…でも、良くないのは…」

転「最初っから同じ、でしょ…?」

男友「ハハ、そっかぁ…じゃあ…」

転「……」ゴクッ


男友「キス、して下さい…」

転「……は?」
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/14(水) 16:16:15.43 ID:7p8KKuwo
だめだ、キュンキュンする
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/16(金) 00:51:36.19 ID:H2kZFUs0
転「ふぅん」

男友「……」

転「そんなお願いなんだぁー…」ニヤニヤ

男友「え…」

転「へぇー」ニヤニヤ

男友「だ、だって雰囲気的にというか、文脈的にというか…え?」

転「成る程ねぇ…」ニヤニヤ

男友「なっ、何それ…え、違うの?そういう感じじゃ…」

転「あーあ…」ニヤニヤ

男友「えっ、ちょっ…そんな…!!」

転「ま、いっか♪」
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/16(金) 01:39:45.07 ID:H2kZFUs0
転「…はい///」

男友「……」

転「ん…どうしたの、感想は?嬉しすぎて言葉が出ない?」

男友「あ、あの…」

転「ふふ、なぁに?」

男友「何故に…でこちゅー…」ガクッ

転「あら、だってアンタ…てっきりさせてくれって、言うのかと思ったら…『して』下さいって頼んだでしょ?」

男友「あっ…!!」

転「して下さい、だなんて…女の子みたいに…ふふっ…アンタって意外と乙女なのね…」

男友「うあ…あ、ああぁ……」

転「だから…そんな可愛らしい男友ちゃんの、純潔を守る為におでこに『して』あげたの♪」

転「コンプレアスィオン?」

男友「死にたい」

 女「これで…4回目、だな」
 
 男「うわぁ、結構…」

 女「しちゃった…な…///」
 
 男「結婚してないのにねぇ」ニヤニヤ 
 
 女「だ、だから未熟者だというのだ…貴様は…方便というものがあるだろう」

 男「へいへい」ニヤニヤ
 
 女「むぅ…と、とにかく…こうゆうのはたまになら良いが…」 
 
 女「これ以上は…その…ホントに神の祝福を受けるまで、ダメだからな…///」ボソボソ

 男「…神の祝福?」

 女「ん、結婚の事だが?」
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/17(土) 13:30:16.91 ID:hy4xRUDO
>>911
俺も!
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/19(月) 19:11:59.29 ID:80uqnV60
男友「違うんです」

転「遅い」

男友「アレは間違って…」

転「もう遅いわよ」

男友「……」

転「…そんなに…したいの?」

男友「すいません、ちょーしたいです」

転「ふ、ふぅん…そう」(ダ、ダメ…頬が綻んで…)

男友「やっぱもうダメ、かな…?」

転「!そうねぇ…べ、別に私達…ホントに付き合ってる訳じゃないし……」

転「恋人でもないのにキ、キスなんて…ねぇ?」

男友「……」

転「……///」ドキドキ

男友「そっか…」

転「……///」コクッ

男友「でも、なら…俺は転校生さんと、仲良くなれただけで嬉しいんだから…態々お礼なんてしてくれなくても…」

転「…なっ!?」

男友「あ、いや…でこちゅー凄く嬉しかったよ?ただ、何つーか…俺…調子乗っちゃうからさ…」ポリポリ

転「……」

男友「だ、だってホラ…今だって一瞬自分がブサメンなの忘れてたしwwwwあんだけ転校生さんからも言われてたのにwwww危ねぇ、危ねぇwwwwwwww」

転「……」

男友「だからさ、明日からも普通に…仲良くしてくたらなぁって…ゲーセンで、二人でいた時みたいに自然に……」

転「……」

男友「向こうも、もう疑ってないみたいだし…俺はサーじゃないけど…それだけで本当に……」

転「無理ね」
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/19(月) 20:20:10.00 ID:80uqnV60
男友「え…」

転「聞こええなかったの?無理。私ヘタレ嫌いだもの」

男友「……」

転「ましてや…こんな馬鹿で、卑怯で、軽薄で…未熟で…薄汚い…」プルプル

男友「そ、そん…な…」

転「たった一日で気が変わるような…尻軽な小娘に言われた事を、真に受けて……」グスッ

男友「!!」

転「自分に自信を持てないヤツなんて…―――大っ嫌いっ!!」ダッ!!

男友「転校生さん!!」

 男「マジだったのね、結婚云々って…」

 女「そりゃお前、マジも何も…私達付き合ってるんだしアベックではないか。当然だろ」

 男「まだ一日目…」

 女「でも、付き合ってるんだぞ?」

 男「そりゃそうだけど…」
 
 女「はっ…ま、まさかお前ぇ…」ウルウル

 男「い、いや違う!!違うけど!!そんな急にとういか…色々、問題だって…」

 女「問題…時期の話か?だったら自立して、経済的不安が無くなった時に、予定してるから心配せずとも大丈夫だ」

 男「そういうのもあるけど…ホラ…こういうのって、お互いの家の話でもあるじゃん」(予定…)

 女「む…何が言いたい…」

 男「だ、だからさ…家柄とか…気軽に出来るもんじゃ…」
 
 女「私の事…愛してくれてるんだろ?」

 男「う、うん…だけど」
 
 女「私もだ。ならば銀のスプーンをくわえて生まれてきたか、なんて大事な事じゃない」

 男「……」
 
 女「貴様の高貴な魂一つ、引っさげてればそれで一切問題無し…違うか?」
 
 男「さいですか…」
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/20(火) 20:54:22.10 ID:Lrvwi720
転「うぅ…」

男友「転校生さん…」ハァハァ

転「付いて来ないで…」

男友「でも」

転「来ないでッ!!」

男友「っ…」ビクッ

転「分かってるわよ…!!アンタが怒鳴られる筋合いなんて無い!!全部私が悪いの!!」

男友「……」

転「勝手にこんな事に巻き込んで!!勝手に勘違いして!!勝手に…アンタを…っ!!」

転「分かってる!!分かってるから…!!」

男友「……」

転「もう…放っといてよぉぉ…」ポロポロ

 男「でも親父さんとか…」

 女「それも男なら大丈夫だ!!だって男は私の恋人でッ!!父上は、私の父上なんだぞ!!」バーン!!

 男「何だ、その妙な説得力…」
 
 女「それに我が家に心強い味方がすでに二人!!誰だと思う…?」

 男「もう言ったんだ…」
 
 女「む、向こうがしつこく聞いてくるもんだから…つい…」
 
 男「確かに…あの人達は絶対反対しないだろうな…」(寧ろ結婚させようと…)

 女「あぁ!!クリスティーナなんて、ウェディグドレスを引っ張り出してきて大変だったんだからな!!」

 男(まさか…)

 女「とにかく、二人で暮らしていけるだけの目処がたったら…フフッ」
 
 男(この歳で…本当に、結婚まで現実的に視野に入れることなるなんて……)クラッ

 女「幸せになろうな、男♪」ギュッ
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/21(水) 00:15:12.90 ID:/hnC8dQ0
―――ギュッ

男友「ごめん」

転「っ…ぇぅ…」

男友「怖かったんだ…怖くて、俺…ホントにヘタレなんだよ…転校生さんの言う通り…」

転「……」グスッ

男友「こんな事初めてで…どうしたら良いか分からなくて…正直、今だってそうだ…」

男友「でも、一つだけ…確かに分かる事がある…」

転「……」

男友「それは…転校生さんは絶対に、俺に迷惑なんかかけてないし…絶対に勘違いだってしてない…」

男友「転校生さんが、俺について…泣く事なんて何も……」

転「…が…よ」ボソッ

男友「ん?」

転「さしく…するから…」

転「…ンタが私なんかに…んなに…優し…ひっく…てくれるから……」ボロッ

男友「……」

転「アンタの…せいなんだからああぁぁ…っ!!」ボロボロ

男友「あぁ…」

転「うえええぇぇ…えぇぇ…ん…ばかぁぁ…」

 男「…っていうかお前…あっさりプロポーズしたな…告白は出来ないのに」(やばい、嬉しい…昨日、今日で人生変わりすぎだろ俺…)

 女「ん?どう違うのだ?」

 男「いや…」(本当に付き合う=結婚なんだ、この人…)

 女「あぁでも…中々言えなかったが、付き合うならば…一つ言わねばと思ってた事がある…この機会に言おう」

 男「何だよ?急に改まって…」
 
 女「実は…わが家は少し経済的に苦しいのだ…もしかしたら、家の話で迷惑を掛けるのは…寧ろ…私の方かも…」シュン…
 

うっひゃあああwwwwやっと終われそうだ!!wwwwww
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/21(水) 00:53:09.03 ID:/hnC8dQ0
男友「もう…大丈夫?」

転「うん…でも出来たら…」

男友「……」ギュウゥ…

転「りがと…」

男友「どういたしまして…」

転「後…ごめんなさい…」

男友「いいってば」

転「良くないわよ…だって…」

男友「……」

転「あのね…」

男友「うん」

転「私、ね…」グスッ

男友「うん」

転「さっきアイツ等がキスしてる所見ても…何とも…思わなかったの…」

男友「……」

転「寧ろ…ただ羨ましかった…好きな人がいて、あんな事をしてもらえるのが……」

男友「そっか…」

転「昼間はちょっと肩を組んでるだけでも、ムカムカしたのに…アンタといて…すっごく楽しくて…ジェリーが本当は全然良いヤツで…」

転「そうやって皆の事…少し知っただけ…それだけで私は……」

男友「……」

転「最低よね…要は私…ただの対抗心と…無いものねだりで…男を好きになったつもりでいただけだったのよ…」

転「おまけに…昨日まで何とも思わなかった人に…巻き込んだ張本人に…たった…一日で……」

男友「……」

転「だから…ごめんなさい……」

転「きっと…きっとこの気持ちだって…私の…っ」
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/21(水) 01:01:01.83 ID:cDDaNb6o
  私のおごりだ。

        ∧,,∧
        ( ・ω・ ) シュッ
        (つ  と彡 /
           /  /
          / ツツー
          ..・:・。.. /
       \゚:.:・;//
     / . ̄ ̄ /
    /      /




        ∧,,∧
        ( ・ω・ )
        (つ と)   /
          /  /
         /   ./
       /    /
     /  |。.
    /    .\:・.:.
  /      / ゚̄:。
            ガタッ





      ∧,,∧    ショボーン
     ( ´・ω・)
    c(,_U_U      ・゚・。・ ゚・。・゚・ 。・゚・
       \__/
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/21(水) 01:10:50.47 ID:PgqFK0go
>>920
m9
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/21(水) 12:31:08.78 ID:.CUfjMso
>>918
思えば五月の初めくらいだったろうか・・・・・終わるのがちょっと切ない
やっぱり一日1レスで描いt(ry
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/21(水) 18:49:30.95 ID:/hnC8dQ0
男友「俺だって同じだよ」

転「…ぇ?」

男友「別に変な事でも何でもない、そんなモンじゃないかな」

転「で、でも…」

男友「転校生さん…」

男友「多分…そうゆうのって…何か、こう…皆が思ってるほど綺麗なモンじゃ無いんだよ」

転「……」

男友「少なくとも、俺は…何時だってみっともなかったしねwwww転校生さんのなんて、全然甘いってwwwwwwww」

転「何よ、甘いって…」

男友「転校生さんはさ、俺の事優しいって言ってくれたじゃん…それに何でそんな優しいか分からない…とも」

転「うん…」

男友「そりゃそうだよ、だって俺も…」

男友「たった一日で、転校生さんの事好きになっちゃったんだから」

転「…っ、な///」カァァ

男友「そりゃ同じ図書委員として会った時からさ、綺麗で…お近づきなりたいとか…あわよくば、付き合いたいなぁ、とは思ってたけど…」

転「あ、ぅぁ…す、好きって///」

男友「一緒に居て半日もしないうちに…俺は…転校生さんが、男と付き合えるために…本気で協力する気になれた」

転「な、何で…何でそうなるのよぉ…」

男友「俺なんかじゃハナから、無理だろうと思ってたし…それで転校生さんが幸せなら良いかな、って…」

転「アンタは…まだ…そんな事…」

男友「いーや、途中から自分でも分かったよ…そんなのはただの建前で…」

転「たてまえ…?」

男友「うん、転校生さんがこうしてくれなかったら…俺はその実…明日からも、逃げて逃げて……」

男友「このまんま親友を騙して続けてまで、下卑た希望を見出いだそうとしてたんだ」
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/21(水) 20:14:34.43 ID:/hnC8dQ0
男友「分かったろ?俺のがみっともないし、卑怯でヘタレ…まともに向き合う勇気すらない…だから平気な顔をして」

男友「半日で惚れた相手に、ハイエナみたいに隙を伺って――…」

転「……」

男友「…軽蔑した?」

転「うん…」

男友「またはっきりとwwww」

転「けど、好きって…言ってくれた…」

男友「う…ま、まぁ…」ドキッ

転「みっともないけど…私の事…ちゃんと好きって言ってくれた…」

男友「こ、これがブサの常套手段よwwwwwwてっ、転校生さんこそちょっと、優しくされた位でほだされて…みっともねーwwwwwwww」

転「ちょっとじゃないわよ…すごく優しかったもん…」

男友「転校生…さん?」

転「それに、アンタはブサなんかじゃない…自分で思ってるより…全然格好いいわよ…ただヘタレなだけ」

男友「て、転校生さんこそ…すごく可愛いよ…ヘタレだけど…」

転「ふふ…ヘタレ同士ね…アンタと一緒なら、それでも良いかも…」

男友「ハハハ…」

転「……」

男友「そ、そうねー…ハハ…」

 男「何だ、そんな事か」

 女「な…知ってたのか!?」

 男「うん。前に女の家に行った時、クリスティーナさんから聞いちゃった」

 女「むぅ…あのダメイドめ…勝手な事をぉぉ……」

 男「ハハ、でも愛と高貴な心があれば…?」

 女「ノ、ノープロブレム!!」

 男「おう」ニコッ
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/22(木) 00:22:35.75 ID:8ViyfQ.0
転「ねぇ…」

男友「は、はい!!」

転「また…好きって言ってくれる?」

男友「い゙っ」

転「お願い…」

男友「っ…き」

転「聞こえないわよ…ちゃんと言って…」

男友「キキ、キキスさせてくれたら…良いよ?」

転「……」

男友「な、なぁ〜んて!!」

転「…キスも…してくれるの?」

男友「!」

転「……///」モジモジ

男友「あ、あのー…転校生さん」

転「ぁ…ごめ…」

男友「いや目を瞑るとかじゃなくて…正気?」

転「ッ…なっ、何よソレ!!自分から提案しといてぇ!!」

男友「ご、ごめん…ただあんまり積極的だから…」

転「べっ、別にもう私達…その、お互いに…す、好きって分かったんだし…良いでしょ……」ボソボソ

転「本当に…羨ましかったんだから…好きな人とキ///」

男友「……」

転「うぅ…こ、こんな事…いちいちレディーに言わせないでよ…ばか…」

男友「目瞑って…」ボソッ

転「〜〜〜〜っ、はぃぃ…っ///」
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/22(木) 01:20:58.52 ID:8ViyfQ.0
転「ふぁ…///」

男友「―――ッッ!!」ババッ

転「ぁ…」

男友(っ…た、やった…)

転「……///」

男友(触れた…確かに、触れた…)

男友(確かに…)

転「男…友…」

男友「……」

転「あり…がと、ね…///」

男友「ありがとおおおおおぉぉぉぉッ!!」ガバッ

転「きゃっ!?ち、ちょっと!!な、なに…」

男友「ありがとおぉぉ…森羅万象…ありがとおおぉぉ……ッ!!」ゴリゴリ!!

転「なっ、なな何やってんのよ!!そんな所に頭こすり付けたら汚…」

男友「とーちゃん、かーちゃん生んでくれてありがとおぉぉ…!!」ゴリゴリ!!

転「や、やめてよ!!誰か来たらどうするの!!」グイッ

男友「嬉しくてぇぇぇ…!!ただただ、嬉しくてえぇぇぇ!!」

転「だからって…」

男友「ありがとぉぉぉ…転校生さんんん…ありがとぉぉ…」

転「もう…私だって嬉しいわよ、バカ」クスッ

男友「ありがとおおぉぉ…うっ…うぅ…ありが…」

転「ホラ、しっかりしてよね…」


転「彼女を…送ってくれるんでしょ…///?」ニコッ

>>918やめてwwwwもう懲りたからwww
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/22(木) 02:54:06.53 ID:8ViyfQ.0
女「やはり暮らすなら郊外だと思うのだ、もちろんガーデニングが楽しめるような庭も…」

男「気ぃ早いな、オイ」

女「将来設計と言いたまえ…む、そういえばペットは大丈夫か男?苦手な動物とか、アレルギーとかないか?」
  
男「無いと思うけど、女の家行った時も大丈夫だったし…馬も何とも無かった」 
 
女「フフ、何よりだ♪後は――…」ハッ

男「……」

女「……」

男「…ん?」

女「そ、そういえばな…ローランドが…こんな事言ってたんだが……」

男「ローランドさんが?何て…?」

女「早く…ま、孫の顔が見たい…とか///」カァァ

男「おい、執事」

女「ま、まぁでも…その、私も…結婚する以上…家庭は欲しいと思うのだ…」

男「……」

女「男の子供ならきっと、可愛いだろうし…だから…///」

男「良し、めっちゃ頑張る。バイトとかしまくる」

女「そ、それは嬉しいが…」チラッ

男「早く結婚して幸せな家庭を作ろう、女」キリッ

女「……」ジトー…

男「…何か?」ピーン

女「///」

男「やっぱり、子供は沢ッ山欲しいよな!!」

女「だだっ、黙れ!!馬鹿者おぉぉーっ///!!」バシイィィィッ
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/22(木) 03:11:28.86 ID:8ViyfQ.0
女「本当にエッチな奴だ、男は…」

男「すまん…」ヒリヒリ

女「まったく…少しは…ふぁぁー…」

男「お、眠い?」

女「少し、な…話したい事も話せたし…濃い一日だった…お陰で今日は良く寝れそうだ」

男「昨日はあんま寝れなかったか」ニヤニヤ

女「い、良いだろ…別に///」

男「実は…俺もちょっと眠いや…この分じゃ、帰ったら速攻寝るな…ホント、濃い一日だった」

女「うむ、でもすんごく楽しかったぞ。一時はどうなるかと思ったが…」

男「あぁ、まさかアイツ等が付き合ってるなんてなwwwwww」

女「なー、世の中分からんもんだ」

男「女がいじめられっ子だったのも、俺的にはびっくりだったけどなwwww」

女「ぐ…お、男がエッチだったのもな…」

男「すまん、痛み分けになるからやめよう…」

女「うむ…」
 
男「ま、俺もトラウマ持ちだからさ。女にもそういうのあって、正直ちょっと嬉しかったよww」
 
女「私もだ…フフ…きっと…まだ男について知らないこと…一杯あるんだろうな」
 
男「ハハ、そうだな」

女「もっと…」
   
女「もっと知りたいぞ、男の事…一杯知りたい…」
 
男「知ったら…軽蔑する事とかもあるかもよ?今回みたいに」

女「何、魂は保障済みだ…だから知りたいと思うんだ…」ニコッ
 
男「そっか」

女「そして…私の事も色々知って欲しい」

男「あぁ」 
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/22(木) 14:16:19.67 ID:GR8bXuwo
なにこの終わりそうな雰囲気
切ない
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/23(金) 00:08:42.14 ID:R/CQdQc0

転「ね、見て…星が…」

男友「ホントだ、結構でてんなぁ…街の中じゃは明るすぎて、分からなかったけど…」

転「ふふふ…夢みたい…こんな夜遅くに出歩いて、しかもアンタと一緒だなんて……」

男友「夜遅くって…この時間に、外出たことないの?」

転「だって危ないもの、普段はパパやママが出させてくれないわ…」

男友「俺も危ないかもよ?」

転「アンタはヘタレだからいーの…」ピトッ

男友「舐められてんなぁww」

転「あら、信頼してるのよ…?」

男友「へいへいwwww」

転「この子達もとってくれたしねー…ふふっ♪」

男友「しかし…尋常じゃない量だけど…急に持って帰って大丈夫なの?ソレ」

転「ぅ…い、今は家の話はやめて…」

男友「wwwwwwww」

転「あ、そうだ…忘れてたわ」

男友「ん?何?」

転「何って…メアドと電話番号よ…彼女の連絡先位知ってて当然でしょ、アンタのも教えて」

男友「彼女の、連絡先…」ジーン
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/23(金) 02:17:47.47 ID:R/CQdQc0
転「もぅ…一々大袈裟なのよ…コッチまで恥ずかしくなるからやめてよね…」

男友「かーちゃん以外の女の人が、アドレス帳に……」

転「ちゃんと…電話とかしなさいよ?」(ま、余計な心配しなくて済みそうなのは良いけど…フフ)

男友「もちろ…うおっ!!しかも同じ機種だ!!」

転「え、そうなの?同じだと何か…」

男友「タダで通話し放題!!」

転「!!」

男友「よかったぁ、電話代バカになんないんだよなー…ほい」

転「あ、あの!!私の家ね、いっつも皆9時半には寝てるの…」

男友「うわ、早ぇー…じゃそれ以降はダメ…」

転「い、いえ…!!そうじゃないくて、その…つまり9時半には皆それぞれの寝室に引っ込んでるのよ…だから」

男友「うん」

転「…絶対、電話してね…私の方からもするから///」
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/23(金) 14:08:24.89 ID:R/CQdQc0
転「……」ピタッ

男友「ん、曲がるの?」

転「いえ、ここを登るのよ」

男友「え、ココって神社だけど…」

転「いーの、付いて来なさい」

男友「…こ、怖くない?」

転「ア、アンタがしっかり手ぇ握っててくれば、怖くないわよ…」

男友「家に、向かってるんだよね…?」

転「まーね…足元、気をつけてね」ガサガサ

男友(藪の中に家が…?)

転(うぅ…やっぱり、夜ともなると流石にちょっと…いえ、かなり怖いわね…)ギュッ…

男友(案の定、怖そうだし…)

転「もう、少しだから…」

男友「う、うん」(ホントにこんなトコに家あるのか…)

転「ふふ…つーいた♪」

男友「へ?何も無いじゃん…」

転「そう?じゃソコ真っ直ぐ行って見て」

男友「一体何が…」

ガサッ…ガサ…

男友「っ!!」

転「…どう?」ガサガサ

男友「すげぇ…」

転「うわぁ…ホントだ」

男友「来た事あるんじゃないの?」

転「夜に来たのは初めてよ、でも…ふふっ…私の思ったとおり」
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/23(金) 17:05:33.65 ID:4zKwLIDO
乙!
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/23(金) 20:57:19.35 ID:R/CQdQc0
男友「よく、こんな場所見つけたね」

転「ふふーん…昼間は学校だってハッキリ見えちゃうのよ?」

男友「おっ、どの辺なの?」

転「多分…そう、あの辺りかしら」

男友「へぇー、こうして見ると案外明るいんだな。あの辺」

転「パリの灯には遠く及ばないけどね」

男友「まぁ、田舎だしね…ww」

転「だけど…悪くは無いわ…パリと違って…ここから見た街は、私一人のものだもん」

男友「誰も来ないの?」

転「えぇ。転校してからちょっとして、見つけたけたんだど…人が来た跡は今まで全然無いわ」

男友「っていうか、ココ入って良いか微妙な感じだもんな…」

転「迷惑かけなかったら良いの、どうせ誰も来ないんだし」

男友「んなもんかねww」

転「細かい事気にする男は、モテないわよ」

男友「現状、転校生さんにモテてるのでどうでも良いですwwww」

転「ば、ばか…///」


>>933やめて、まだ終わってないwwww
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/23(金) 21:03:25.81 ID:H4vr/vMo
                     r-、
          r-,          l l
          | .|          l l
            l l          l .l
            l l         / ./
          l ヽ  _ィ―‐t-v_' /
           ' ,  Y´ \_ヽ_く
            ソー'  /´ __二ニ>
            l_ィ┴' ̄・ .・ ヾヽ
           /___l ニ    人 ニ i _l
           /ー―l        _ノ´
          `ー--ト―ャー―''フl´
             /   、`,'a''´ ノ
            (    ヾミ   )
             `ーャ二ノー''´
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/23(金) 22:57:38.32 ID:4zKwLIDO
雷ドーン
全員「アンアン」
全員 死亡
終わった
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/24(土) 06:19:47.40 ID:0e7Zsug0
男「思えばさ…」

男「初めて俺達が出会ってから、まだ結構短いよな…何だか昨日の事みたいだなって…」

女「うむ、私もだ…ただでさえ短いのに、楽しい日々は過ぎるのが早いからな…本当にあっという間だった」

男「…でも、付き合い始めたのは昨日なんだよなぁ。何か、妙にしっくり感あるけどwwww」

女「私だって初めは少し緊張してたんだが…実質、学校では殆ど二人で居たようなモンだからな…」

男「そうだよなー…」

女「周りじゃとっくに、付き合ってるんじゃないかと、思ってるヤツも結構いたんだぞ…?」

男「マジか…」

女「男が鈍感すぎるんだ…まったく…」

男「ハハ…確かに俺がこんなじゃなかったら、俺達…とっくの昔に付き合ってたかもね…」

女「さて、どうだろうな…?男から鈍感は中々抜きがたい要素だからな…フフ」

男「女はずーっと俺にべったりだったよなぁ、最初の時からwwww」

女「う、うぅ…うるさいぞ…馬鹿者///」

 転「私、ね…お稽古をサボったり…嬉しい事や、悲しい事があったら…何時もここに来るの」

 男友「へぇ…」

 転「そんで皆を見下ろして、ざまーみろバーカって…ふふっ、すごく気持ち良いのよ…?」

 男友「悪趣味だなwwww」

 転「いーの、花だって殆ど私が植えたんだから…ここは私の国、私だけの秘密の場所…」

 男友(あ…よく見たら、沢山…蕾が…)

 転「クラスのおべっか使い共なんて、絶対呼んでやんないわ…ずっと決めてた……」

 転「…この景色は…何時か…大事な人と一緒にって///」

 男友「転校生さん…」

 転「だから…今日からここは、私達だけの秘密…♪」

 転「…コンプレアスィオン?」

 男友「ウィ!!」

>>935ひこにゃん…うっ… >>936マジで何回そういう感じで終わらせられんかと思ったかwwww
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/24(土) 20:59:00.69 ID:0e7Zsug0
転「綺麗ね…」

男友「うん…上も下も、キラキラしてる…」

転「……」

転「ホントはね…私、前に一度だけ男を誘った事があるんだけど――…」チラッ

男友「……」

転「あら、妬いてくれないんだ?」

男友「いや…」

転「ふふ…そうよ…結局呼べなかった、ジェリーの方に行っちゃった」

転「そんなで今はアンタとここにいる…」

男友「……」

転「不思議なモンね…こんな片田舎の学校に騎士の末裔とジェントルマン…」

転「それも…二人が二人とも、何の称号も持たないジャポネなんかに…」

男友「後悔―…」

転「…してるように見える?」

男友「……」

転「私は、おべっか使いじゃない友達も…」

転「家や…財産なんて関係無い…自分の事を見てもらえる…恋人だってできたのよ?」

転「すごく、幸せ…こんな幸せ、味わった事無かった…」

男友「……」

転「何回言っても足りないけど…」

転「ありがと、男友」
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/24(土) 22:57:48.50 ID:0e7Zsug0
転「じゃ…そろそろ行かない?同じ方向だし」

男友「そだね」

転「よーし、帰って怒られるわよー!!」

男友「…電話するから、な?」

転「うん…」シュン…

男友「あー、なんか適当に…その辺で寝ちゃってたとか」

転「…そんな女の子見たことある?」

男友「ですよね…うーん…」

転「ふふ、言い訳考えてくれてるぅー…」

男友「まぁね」

転「好き…」ヘタッ…

男友「お、俺だって…」

転「私の方がもっと好きだもん…///」

男友「ハハ…じゃあ…」

転「いいの、素直に謝るわ…友達と遊んでたって言うから…」

男友「いや…転校生さんが暇な日にでも、どっか行かない?って」

転「ぇ…そ、それってデートって…事?」

男友「う、うん」

転「二人っきり…で?」

男友「うん、ダブルデートとかじゃなく」

転「やたぁぁ〜〜〜〜っ!!」ダキッ

男友「だから頑張…うおっ!!」

転「えへへ…デートぉ〜♪」スリスリ…

男友「ま、待っ」

転「約束…だからね…///」チュッ…

男友「」
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/24(土) 23:08:55.91 ID:0e7Zsug0
男「でもようやく、ここまで来れたっていう気持ちもあるんだよな…」
 
女「フフ、何を言う…感慨に浸るにはまだまだ私達の先は長いぞ…?」

男「だな…」

女「明日からはきっともっと楽しくなる。日々はどんどん加速していく」

男「マジか」

女「マジだ、少なくとも私は…男といる限り…きっと、ずっと…」

男「あっという間に、お婆ちゃんだなww」

女「なぁに、ジェントルマンの本領は老後だ…老化を楽しんでこそジェントルマン…四十歳は青春の老年であり、五十歳は老年の青春…」

男「とても女の子の台詞とは思えない…」

女「それまでに私が…お前を、真のジェントルマンにしてやる。絶対にだ」

男「期待してますwwww」

女「む、今ちょっと笑ったろ貴様…」

男「気にしない、気にしない」

女「ふん、まぁ…とにかく――…」
 
男「これからもよろしくな、女」ニコッ

女「うむっ!!半世紀先だって一緒だ!!」
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/24(土) 23:19:57.32 ID:0e7Zsug0
翌日、教室

男友「ふあぁー」

男「あれ?お前目にくま出来てんぞ」

男友「え、マジで?」

女「ふむ。寝不足の様だな」

男友「ま、まぁ…」(長電話だったからなぁ…)

女「いかんな。そういう時は遅刻してでもきちんと朝食を取り――…」

転「おはよ…///」

男友&男「っ…お、おう」

女「う、うむ…おはよぅ」

転「何驚いてんのよぉー…」

ザワ…ザワ…

男友「いや…ナチュラルに話しかけられたモンから…」(周りも驚いてんな…)

女「うむ…何だか感動だ…」

転「な、何よ…それよりちゃんと、宿題やって来たんでしょうね?」

女「ふふん、コレを見たまえ」ババーン

転「あっ、すごいじゃない。ちゃんと――…殆ど間違ってるわね…」

女「な!?」

転「はぁ…後で教えてあげるわ」

女「あ、哀れっぽい目で見るなぁ!!それよりお前こそちゃんと読んできたんだろうな!?」

転「もちろん、意外と面白から半分くらい読破しちゃった♪」

男友「!!」

男「すごいな、結構分厚いのに」

女「う、ぬぅぅ…」
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/24(土) 23:43:42.61 ID:0e7Zsug0
女「だ、だが読む速度と推理力は関係無いぞ!!調子に乗るなよ!?」

転「分かってるわよ、そんなコト…」

男友「よくそんな読めたね…」

転「あ、あの後…何か寝付けなかったから…///」

女「?まぁ…とにかく…これで全員読んできた訳だ」

男「って事は…」

女「うむ!!予定通り探偵クラブ活動開始だ!!」

転「ちょっと待ちなさい、先に宿題直すわよ」

女「ぐ…じょ、条件は満たして来ただろ?それに先生が来たら全部出すぞ…」

転「こんなん出したらおバカかと思われるわよ。ま、実際そうだし…もう思われてるだろうけど…」

男&男友「ぷっ…」

女「くっ…」

転「とにかく…名誉挽回のチャンスよ、コレくらいきちんと直しなさい」

女「そんな事してる暇など無い…」ムスッ

転「最高の暇人が何言ってんのよ、勉学は学生の本分でしょ?」

女「だからこそ…っ!!」

転「…そつなくこなせてないからね?」

女「が、学問なき経験は、経験なき学問に勝る!!」

転「なら学問もこなしたら完璧じゃない」

女「う、うるさい!!大体、今日はすけじゅーるがたっ〜〜ぷり詰まってるんだっ!!」

転「へぇ…そう…一体、どんなスケジュールなのかしら?」

女「まず皆で探偵クラブだろ?それから恒例のお茶会、乗馬にチェス、昨日出来なかったからおけ――…」

転「ハァ!?アンタ、今日何時間授業だか分かってんの!?せめてどれか――…!!」

女「ジェントルマンは退かぬ!!」
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/25(日) 00:14:14.32 ID:RuxbGN20
ギャーギャー!!ワーワー!!

男友「また朝っぱらから、賑やかだな…」

男「あぁ…フフ」

ク「サーって、あんなキャラだったんだぁー…」「いつの間に仲良く?」「でもなんか楽しそうね」ザワザワ

男友「ん?」

男「いや…」

『明日からはきっともっと楽しくなる。日々はどんどん加速していく』

女「〜〜〜〜!!」

転「〜〜〜〜〜!!」

男(言う通りだ…)

男友「何ニヤニヤしてんだ」

男「なぁ…お前も早いとこ、ジェントルマンになれよ?」

男友「オイ、お前まで言うかソレwwww」

男「多分お前も、あっという間に老けるからな」

男友「えっ」
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/25(日) 00:19:05.61 ID:RuxbGN20
女「男ぉ、ふろっがぁーがまた料理の話をぉぉ〜〜…」グスッ

転「ア、アンタが最初に言い出したんでしょ!!馬だって美味しいんだから食べるわよ!!」

男友「何の話して…ぁ」

男「よぉ〜し…」スゥ…

男友「お、おい」

女「〜〜〜〜!!」

転「〜〜〜〜〜!!」

男「取り合えず宿題ちゃっちゃと直して遊ぼうぜっ!!」

転「っ…そう…ね、ちゃんと終えたら遊びましょ?」

女「ブゥゥー!!大体こんな宿題を出す先生に等、どう思われようが構わん!!」

男友「おいってば」

転「アンタねー…確かに杓子定規のつまらない問題ではあるけど、宿題なんだから…」

男「そうだぞ、俺だって嫌々やってんだ」

女「ほ、本来学問というのはこういうモノでは無い筈だ!!バカなのはこういう創造性の欠片も無い宿題を押し付ける――…!!」

男友「あの…もう、授業始まってるんだけど……」

男&女&転「………………は?」

先生「あー…取り合えず…お前等、放課後全員職員室な?」ビキビキ

男&女&男友&転「」


終わりんこ
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/25(日) 00:26:28.48 ID:RuxbGN20
終わったアアアアァ!!!!ついに終わったアアアァ!!
辛かったぁぁぁ…うぅ…見切り発車恐ろしいぜ…

ぶっちゃけ、女ルートは>>53でそれっぽく終わらせる位のつもりだったんだが…
もう本編そっちまでということでwwww

神絵師の転校生さんが可愛すぎて…幸せにしてあげたかったんです…
長すぎる蛇足すまんかった…

ココまで見てくれた人、ありがとうございます…
二度と終わり所を見失わない様にします、ありがとう…


946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/25(日) 00:26:37.53 ID:RXPULAgo
           / /                      _
          / │                     │ ヽ
         │  │                     │ ヘ
         │  .│                     │ │
         │  ヘ                      /  │
         │   \                    /   │
          ヽ     \ _,, --───-- ,_      /   /
           \    ∠  . .│     l `ヘ  /    /
            \/      │    │  \´     /
             /       .│     │    \   /
            /     ______      ゝ/
           / /─<゙´          `ヘ    │
          / /    `ー──────一゙\_│
         / /      ●       ●    ヘ.ヘ
        │.│   _                 │ヘ
        ││   ─      ●      _  ││
        ││         _人_     ─  .││     _____
       / ヘ                      ││    /
   __│  /\                     / │  <  乙ニャン
  ∠   \/   \_                /  │    \
 │          │  ̄──________/ ヽ   \     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ̄\      /丶             │    \_∠ ̄\
     `ー── /   \   __     /\     ( )    )
          /     \/   \  /   ヘ      _/
          /      │    │/     .i \__/
         /       \ .♀ ./        │
947 :なすーん [なすーん]:なすーん
                     __        、]l./⌒ヽ、 `ヽ、     ,r'7'"´Z__
                      `ヽ `ヽ、-v‐'`ヾミ| |/三ミヽ   `iーr=<    ─フ
                     <   /´  r'´   `   ` \  `| ノ     ∠_
                     `ヽ、__//  /   |/| ヽ __\ \ヽ  |く   ___彡'′
                      ``ー//   |_i,|-‐| l ゙、ヽ `ヽ-、|!  | `ヽ=='´
                        l/| | '| |!|,==| ヽヽr'⌒ヽ|ヽ|   |   |
  ┏┓  ┏━━━┓              | || `Y ,r‐、  ヽl,_)ヽ ゙、_ |   |   |.         ┏━┓
┏┛┗┓┗━━┓┃              ...ヽリ゙! | l::ー':|   |:::::::} |. | / l|`! |i |.        ┃  ┃
┗┓┏┛     ┃┃┏━━━━━━━.j | l|.! l::::::ノ ,  ヽ-' '´ i/|  !|/ | |リ ━━━━┓┃  ┃
  ┃┃    ┏━┛┃┃       ┌┐   | l| { //` iー‐‐ 'i    〃/ j|| ||. |ノ        ┃┃  ┃
  ┃┃   ┃┏┓┃┗━━━.んvヘvヘゝ | l| ヽ  ヽ   /   _,.ィ ノ/川l/.━━━━━┛┗━┛
  ┃┃  ┏┛┃┃┗┓     i     .i  ゙i\ゝ`` ‐゙='=''"´|二レ'l/″           ┏━┓
  ┗┛  ┗━┛┗━┛    ノ      ! --─‐''''"メ」_,、-‐''´ ̄ヽ、              ┗━┛
                   r|__     ト、,-<"´´          /ト、
                  |  {    r'´  `l l         /|| ヽ
                  ゙、   }   }    | _|___,,、-─‐'´ |   ゙、
                    `‐r'.,_,.ノヽ、__ノ/  |  |      |、__r'`゙′
                            |   |/     i |
                             |          | |
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/25(日) 01:08:29.75 ID:RudnsZso
おつうううううううううううううう!!!
楽しく読ませてもらったよおおおおおおおお
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/25(日) 07:21:54.11 ID:WsJmO7Q0
おつかれーーーーーー!!
長いことたのしませてもらったよー!!
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/25(日) 09:39:28.74 ID:R3HULgDO
俺も!!
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/25(日) 13:04:15.74 ID:RuxbGN20
ありがとおおおぉっ!!
ひこにゃんもありがとぉぉぉ
後なすーんって何だぁぁ、可愛いけどwwww
952 :なすーん [なすーん]:なすーん
                     __        、]l./⌒ヽ、 `ヽ、     ,r'7'"´Z__
                      `ヽ `ヽ、-v‐'`ヾミ| |/三ミヽ   `iーr=<    ─フ
                     <   /´  r'´   `   ` \  `| ノ     ∠_
                     `ヽ、__//  /   |/| ヽ __\ \ヽ  |く   ___彡'′
                      ``ー//   |_i,|-‐| l ゙、ヽ `ヽ-、|!  | `ヽ=='´
                        l/| | '| |!|,==| ヽヽr'⌒ヽ|ヽ|   |   |
  ┏┓  ┏━━━┓              | || `Y ,r‐、  ヽl,_)ヽ ゙、_ |   |   |.         ┏━┓
┏┛┗┓┗━━┓┃              ...ヽリ゙! | l::ー':|   |:::::::} |. | / l|`! |i |.        ┃  ┃
┗┓┏┛     ┃┃┏━━━━━━━.j | l|.! l::::::ノ ,  ヽ-' '´ i/|  !|/ | |リ ━━━━┓┃  ┃
  ┃┃    ┏━┛┃┃       ┌┐   | l| { //` iー‐‐ 'i    〃/ j|| ||. |ノ        ┃┃  ┃
  ┃┃   ┃┏┓┃┗━━━.んvヘvヘゝ | l| ヽ  ヽ   /   _,.ィ ノ/川l/.━━━━━┛┗━┛
  ┃┃  ┏┛┃┃┗┓     i     .i  ゙i\ゝ`` ‐゙='=''"´|二レ'l/″           ┏━┓
  ┗┛  ┗━┛┗━┛    ノ      ! --─‐''''"メ」_,、-‐''´ ̄ヽ、              ┗━┛
                   r|__     ト、,-<"´´          /ト、
                  |  {    r'´  `l l         /|| ヽ
                  ゙、   }   }    | _|___,,、-─‐'´ |   ゙、
                    `‐r'.,_,.ノヽ、__ノ/  |  |      |、__r'`゙′
                            |   |/     i |
                             |          | |
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/25(日) 22:27:07.83 ID:VXBb5LEo
凄い長かったけど、おれはそれを嬉しく思う
だって毎日書いてた時あっただろ?実はあのとき本気で一日の楽しみにしてたんだぜ

乙、終わってしまうのかと思うとすごく寂しいがまたいつかなんか書いてくれ
あと今書いてる作品も教えてくれ
長文スマソ
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/25(日) 22:29:06.87 ID:VXBb5LEo
http://momizi.xrea.jp/src/vip118482.jpg

HAPPY END☆


一人足りないがそれこそ脳内補正で頑張る
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/25(日) 22:44:23.42 ID:yVEpLRA0
乙です
長い間、楽しませてもらいました
…ありがとぉぉー!
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/25(日) 23:32:10.78 ID:RuxbGN20
>>935ありがとうwwでもあの時期はやばかったwwwwパー速舐めてた…
落ちないって分かっちゃうとどうもね…

今は創作板で
たしかあったジャンル「ベトナム帰還兵」を書いてます
ただ、ベトナム自体はもう終わって、殆ど埋まらなかったから、今までに書いたSSを書き足してのっけてます

今は遊牧民を扱ってますお。見てなかったら、よかったら見てぇー!!
コレ終わったらまた何か書きたいです

>>954男友にはまったく思い入れないから全然おkwwwwww

とにかくホントありがとう…挫けずに完結できたのは一重に皆様のお陰であります!!
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/27(火) 02:59:57.19 ID:xEi5zzAo
( ФωФ)おおお終わってしまった…乙である。良かったよ
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/27(火) 14:40:10.66 ID:8DJRTwDO
確かに
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/28(水) 16:23:02.82 ID:wVAFgzA0
>>957ありがとぉう、何て呼んだらいいか分からんが
かなり励まされてきました!!
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/28(水) 19:57:23.96 ID:8E20lwDO
乙!
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/28(水) 23:38:02.47 ID:PNjLK/2o
このまま一人一日1レスで1000取り合戦やるか

てわけで>>1よ、質問がある たった今出来た思いつきでもいいから答えてくれ
女の親とかって今まで読んでて出なかった気がしたけど何をしてるんだ?
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/29(木) 00:01:10.37 ID:CVoIFlQ0
>>961前か、前前スレで書きましたが母親は幼い頃に死去
父親はノブレス・オブリージュの精神で軍人として、今イラクにいってます
代々、将校の家系という事で

たまにしか帰ってきません

だからクリスティーナが母親代わりというか、精神年齢が若干?幼いのは
そういう家庭事情が関係してるのかも知れない的な
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/29(木) 15:20:09.83 ID:/wxFHEDO
乙!
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/29(木) 15:26:33.97 ID:R5S1KEYo
乙です!
楽しかったよ〜!
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/29(木) 18:54:29.87 ID:JPX30AAo
>>962 ナルホドさんくす! オヤジさん今イラクかww
言われてみれば前スレあたりに書いてあったような・・・・

そんな家庭事情があったのか、クリスティーナあっぱれ
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/29(木) 20:47:15.41 ID:/wxFHEDO
あっぱれ
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/30(金) 14:47:46.75 ID:mTf6R6DO
>>964
確かに
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/31(土) 12:29:24.82 ID:XMdiWUDO
>>959
確かに
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/31(土) 20:16:04.07 ID:l0iPPYg0
このままでも、埋まりそうにないんで、誰かいたら出来ればジェントルマン書いて欲しいなぁ…というか書いてくださらないでしょうか
元はといえば新ジャンルってつけたのもそのためなんでwwww

後、暇なんで自分も誰かお題とか出してくれる人いたら単発っぽく、書きますお
人がまだいりゃ良いけど…

ちくしょう…どこもかしこも規制で続きが書けん…wwww
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/10/31(土) 20:40:24.77 ID:xssgy2co
【迷い犬】 【野良鶏】 【蜜柑狩られ】 【踏みにじる】 【磁石】 【夏野】 【お昼寝】 【風鈴】

【夏風】 【空】 【天球】 【夕日】 【太陽】 【朝日】 【星座】 【流れ星】 【流星群】

【日食】 【月食】 【人工衛星】 【飛行機雲】 【彩雲】 【無風】 【にわか雨】 【日溜り】

【構ってちゃん】 【鎌足ちゃん】 【恋。それだけですべて乗り越えていけると思っていた】

【僕より幸せでいて】 【瓜田流水砲】 【荷電粒子砲】 【家電リサイクル法】 【もうダメだ!】

【そのすべてが君だから】 【あたりまえのしあわせ】 【許し】 【空耳】 【猫耳】 【人耳】 【重耳】

【お友達からはじめましょう】 【あなたのことをはやく嫌いになれたら】 【一枚アバラ】 【特別】

【お題には従ってるけどスレタイの意味ないSSですよね^^】 【マジレス】 【得意げ】 【赤点】

【勉強会】 【お泊り】 【この強さがあればすべてを守れると思った】 【おまえのものは俺のもの】

【今も心の中に君がいる】 【うちの犬の心臓にフィラリアが】 【おじいちゃんの心臓に血栓が】

【図々しい】 【認められない】 【回転寿司】 【歴史は繰り返す】 【エビ】 【タコ】

【召喚】 【トラウマ】 【多重人格】 【立証不可能】 【記憶は捏造される】 【リストカット】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/10/31(土) 22:58:40.70 ID:XMdiWUDO
>>969
雷ドーン
全員「がはっ」
全員 死亡
終わりだ!
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/01(日) 17:15:55.46 ID:9LT8qcDO
すぺぺっ
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/02(月) 00:32:04.20 ID:LFhCxrgo
猫「なーん」

女「ふむ、お前さん久しぶりだな///」

猫「ふなーん」

女「ダンナさんとは仲良くしてるのか?」

猫「・・・・・・」

女「そ、そうか!な、ならいいんだ!アセッ」

女「ま、まぁ、また私の特性ミルクを分けてやろう、元気を出せ」ナデナデ

猫「ゴロゴロ///」

女「・・・・・・・・男もいつかいなくなるのだろうか?」

女「ふ、、、、、ジェントルマンなら惚れた相手を逃がさない精神を持つ事も大事ッ!」

女「(今思いついたんだが、そう心得るように後世の世にも伝えておこう)」キリッ
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/02(月) 00:46:30.27 ID:LFhCxrgo
猫2「にーな」

猫「!」

猫2「にゃんごろ!」ポト

女「お前さん・・・・・このコの為に・・・・こんなものを・・・・!」

ジワッ

女「お主も男よのう・・・・!グスッ 全ての人々がこうあるべきなのだ!」

女「そう、愛をもつ生き物に」

猫「なーん?」

女「ふふッ、お前さんからしたら当たり前のことだからわからんか///」

女「いつか人々全員が持ってもらいたいものだ、当たり前の愛を」

通行人A,B「プークスクス(一人で恥ずかしい事言ってる)」

チラッ

女「 (本気で私はそう思っている!)」カァァ///

女「しかしねずみさんだとちょっと・・・・・怖い・・・かな」
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/02(月) 04:17:26.19 ID:3KXe9sso
( ФωФ)……お題……だと……?……クリスマスネタでおながいします
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/02(月) 17:37:06.66 ID:DFgZVt60
ジェントルマンなクリスマス

男「おじゃましまーす」(凄い飾りつけだな…)

女「おぉ、男か!!待ってたぞ!!調度ディナーが出来た所だ!!」

男「まだ昼だけど…あっ、クリスティーナさんお邪魔してま――」

女「ささっ、席に着きたまえ!!早く!!早く!!」グイグイ

男「わ、分かったから引っ張るなっつの!!痛っ!?」

ク「……」クスクス

女「よぉーし、まずはこのクリスマスクラッカーだっ!!」バーン

男「おぉ〜、何だかお菓子箱みたいで可愛いな」(案の定、テンション高ぇなぁ)

女「うむ、我が家の手作りだ!!男はそっちを持ちたまえ!!二人で一緒に引っ張るぞ!!」

男「良いよ、せーの…っ!!」グイッ!!

―――パンッ

男「ん、中に何か入って…紙?」

女「ふむ…ど、どうやら読める様になってるみたいだな」

男「ホントだ」

女「あ、開けてみたらどーだ…?」ドキドキ

男「うん」パサッ

『I love you otoko』

女「///」

ロ「あ、クラッカー開けたんですか。昨日は一体、何を入れて―――…」

女「うっ、うあぁ!!お前は向こう行ってろおぉぉ///!!」

男「……」ニヤニヤ


>>974ありがとぉ!!猫&ジェントルマンのコンビ懐かしいwwww!!
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/02(月) 19:15:35.45 ID:DFgZVt60
女「うむ!!流石はクリスマスディナーだ!!凄いご馳走だな!!」

ク「フフ、男様もいらっしゃるというので…」

男「あのぉ…何でお昼なのにディナーって言うんですか?」

ク「あっ、それはd」

女「それはだな!!」ズイッ

ク「あらあら…」クスクス

女「ディナーとは伝統的に我が国では一日の主要な食事を指しているからだ。十九世紀以前はディナーは昼間に食べられていたんだぞ?」

男「へぇ、じゃあ何で今は夕食に…」

女「その後下層階級と上中流階級で、昼食の時間帯変わってきたからだ」

女「弁護士や医者等のジェントルマン層を中心とした上中階級は、仕事先が都会の会社になり一々郊外の自宅まで、帰らずそこで簡単な食事を取る様になった」

男「昼がメインじゃなくなったんだ」

女「うむ、その間残された妻や子供が取る昼食がランチョン…つまりランチという訳だな」

男「おぉ、ランチってそっから来てたのか。知らなかったな」

女「ふふん…♪今で言うディナーは夕方頃、主人が帰宅してから、客人等を招く本格的な食事を取る様になり……」

ク「フフ…男様も良いリアクションしてくれますね」

ロ「鼻高々ですな」

女「ここからフォーマルな夕食も、全てディナーに。タキシードをディナー・ジャケットというのもこのためだ」

男「じゃあさ、中上流階級じゃない人達はどうなの?」

女「良い質問だ。下層階級、つまり労働者や農民の仕事場は自宅近くだからな…彼等は昼食の事を今もディナーと呼んでいる。夕方の食事はティーだ」

男「ティー?紅茶の?」

女「うむ、アフタヌーンティーだ。階級に関わらず軽食を伴う喫茶習慣。我々の間ではランチの後に取るものだが、彼等にとってはそれがディナー」

男「はぁー凄いなぁ…食事一つ取っても、階級によって言葉が違うなんて…」

女「あぁ、主に労働者階級が使う最高に下品なコックニー。元はロンドンやその周辺で使われ、近年では幅広く若者を中心に使われる」

女「キングスイングリッシュとコックニーの合いの子的存在である河口域英語。階級のみならずヨークシャー方言等、主要な街ごとに方言の名前がついてる位だ」
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/02(月) 19:52:47.30 ID:DFgZVt60
男「イギリス英語って位しか皆、知らないからなぁ…」

女「日本人がイギリス英語と認識してるものは、基本的にBBC等で使われるキングスイングリッシュと河口域英語の様だな…もっとも」

女「キングスイングリッシュの話者は年々減少し、今ではイギリス人口の三%に満たない訳だが――」

男「ハハ…どんま」

女「だから私が植民地人共の英語を使う、学校英語の成績が悪いのも無理の無い事なのだ。ウン、仕方無い」

男「…言語系統からして全く違う日本人より?」

女「うぐっ…///」

ク「クスッ、強烈ですね」ニヤニヤ

ロ「まったく、我等イングランド人並みの毒舌ですな」ニヤニヤ

女「と、ところで男は昨日サンタさんから何を貰った…?」

男「へっ?サンタさ…」

ロ「……」ジイィィ…

ク「……」クスクス

男「あー…何か、その、ボールみたいなヤツ。貰った」(マジかよ、オイ)

女「何だ、みたいなヤツって…ちゃんとクリスマス・ストッキングや、トナカイさんの用の人参用意してたのたか…?」

男「ごめん、してませんでした…」

女「まったく、ダメじゃないか…もうすぐ貰えなくなるんだぞ、プレゼント。ちゃんと誠意と感謝を見せねば…」

男「女は何を貰えたの?」

女「前から欲しかった、折りたたみ式自転車!!」パアァ

男「おぉ、すごいな」

女「……と何故だか問題集…しかも全科目…うぅ」ズーン…

男「すごい、ね…」(わざわざクリスマスプレゼントって形で、あげなくても……)

ク「きっともっと勉強なさいって事ですよ♪」

女「むぅ…サンタさんまでぇ…だ、だがたしか…男も自転車持ってたよな?」

男「持ってるよ。よし、今度一緒にサイクリングしよっか」
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/02(月) 20:27:22.40 ID:irW23oDO
カサブターン
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/02(月) 20:31:58.43 ID:DFgZVt60
女「うむ、明日しよう!!」

男「早ッ」

ク「自転車も良いですけど…サンタさんから貰った問題集も、ちゃんと使ってあげて下さいね?」

女「それも明日だ…」

ロ「む。明日といえば、ボクシングデイですな。楽しみにしてますぞ」

男「えっ、女ボクシングするの!?」

女「ん?ボクシ…」

男「するの!?」

女「!あー、普通にするぞ」

ク「お嬢様ったら…」クス

男「えぇっ!?そ、そんな弱そうなのに…」

女「むっ…私は強いぞ、失敬な」

男「でも運動音痴じゃん…腕ぷにぷに…」

女「くぅっ…お、男ちょっと軽くパンチしてやる。手を出したまえ」ガタッ

男「良いけど、今食事中…」

女「ディナーはゆったり取るものだ。それとも何か?弱いからビビってるのか?腕ぷにぷにか?」

男「…ほい」(そういやぷにぷに気にしてたな…)

女「いくぞ、凄く軽くだからな…?ていやああぁー!!」ペチッ

男「…も、もうちょっと強くても良いよ」

女「そっ、そうだな…もうちょっと強く…うりゃー!!」ペタッ…

男「あー…」

女「くっ、ぬぅぅ!!あたぁぁー!!」

・・・・

女「……」ゼェハァ

ク「冷めますよ、お嬢様」

女「…うむ」ガタッ
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/02(月) 21:02:19.26 ID:DFgZVt60
男「あの…ローランドさん、ボクシングデーって何ですか?」

ロ「お金持ちの人が、使用人や、御用達してくれた人々に箱にお礼を入れて、プレゼントしてくれる日の事ですよ」

女「うぅぅ…///」

男「じゃあボクシングっていうのは…」

ロ「箱のボックスから来てると言われてますね。あくまで俗説ですけど」

女「どうせ…ぷにぷにだ…」グスッ

ク「ほら。お嬢様、機嫌直して。もうすぐ午後3時ですよ?」

女「何!?ローランド!!テレビを付けたまえ!!」

ピッ…チャンチャーン♪

女「おぉ…」

ロ「フフ、今年もお元気な様でなによりですね」

男「これって何の番組…?」

女「女王陛下のクリスマス・メッセージだ!!1957年以来クリスマスといえばコレは外せん!!」

男(どうやって繋いでるんだろ…)

女「ふむ、ふむ…」

男「あ、もう終わった…」

女「約10〜20分だからな」

男「そうだなんだ…ふぅ…お腹一杯」

女「フフ、まだクリスマスプディングと蒸しケーキがあるぞ?」

男「ホント、豪勢だなぁ…」(こんな所で出費するから…)

女「何たってイエス様の降誕祭だからな、それにディナーはメインイベントだ」

男「日本じゃ家では、そんなに凝らないな…街は凄いけど」

女「うむ。イヴのみならず、この国ではクリスマス当日でもそうらしいな。毎年、家でこうしているから良く分からんが…」

男「まぁ、元の意味より…騒いで楽しもうって感はあるね」(そうだよな…昨日の性…聖夜は初めて彼女と一緒ってので、色々期待したけど…)

男(結局、何時もの面子でパーティーして、教会でクリスマスキャロルを歌って夕方に解散っていうね…寧ろデートより早いっていうね…)

女「ま、楽しむのは結構だが…一つだけ気に入らん事がある…」
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 02:40:11.54 ID:gGBtgX60
女「一部では男女が…こ、婚前の者を含め…いかがわしい事をする風潮が、あるそうではないか……まったくけしからん!!」

ロ「まったくです、聖夜をなんだと…」コトッ

男「ソウデスネ」

女「クリスマスは家で家族だけで、ひっそりと祝うものだというのに…」ブツブツ

男「いや、それなんだけど…俺は別に家族じゃ無い…」(っていうかデザートの量も半端無いな…)

女「男の家も、都合で今日両親がいないのだろう?ならば、調度良いではないか。そ、それに――…」

ク「どうせ将来家族になるんですから、でしょ?お嬢様」

女「ぁ…う、うむ///」

男「アハハ…///」

ク「フフ、ホントにお似合いです事。ご主人様が帰えられたらキチンと紹介しましょうね?」

男「う…」

女「勿論だ!!」

ロ「心配しなくても、私達が全力でサポートしてあげますよ?」

男「お願いします…」

ク「なんなら既成事実を作るという作戦も…」

男&ロ「止め(なさい)て下さい」

女「?よ、よし男。料理はもう粗方終わっただろう、リビングに行くぞ」グイッ

男「あ、ちょっ…すいません」

ク「いーえ」クスクス

ロ「やっぱり…なんだかんだ、若いってのは良いね。ヤドリギの下で、か」

ク「えぇ…フフ、こっちがお嬢様の今日のメインイベントですもんね。頃合を見計らって覗きに行きましょう」

ロ「お前…」
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 04:02:25.21 ID:gGBtgX60
女「男、これを見てくれ」

男「?綺麗な飾りだね、ヤドリギっだっけか」

女「あ、あぁ…」

男「大丈夫か?何か顔赤いけど」

女「むぅ…この未熟者め…」

男「どうかしたのか?」

女「知らんのか…ヤドリギは冬も緑豊かで、大地に根も無く繁殖する故、欧米では再生と永遠の命の象徴」

男「あー、それなら知ってるぞ。不思議な力があるらしいな」

女「そこまで知ってて…わざとやってるんじゃないだろうな、お前…」

男「何がだよ」

女「く、仕方あるまい…」キョロキョロ…

男「女?」

女「…Lets kiss under the mistletoe?」

男「え…」

チュッ…

女「…ったく、レディーからさせるとは///」

男「お、おぉ…」

女「その下でキスをした男女は必ず幸せになれる…これがヤドリギの力だ」

男「へぇー」

女「クリスマスに、ヤドリギの下にいる女性は、その…断れないんだぞ?キスを…」

男「そーなんだー(棒)」

女「ん…?ま、まさかお前、やっぱり知ってたんじゃ…」

男「ヤドリギの下で、一緒にキスしませんか?」ギュッ…

女「っ…ひ、ひゃぃ///」
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 04:08:34.29 ID:gGBtgX60
男「ふふん、仮にも恋人と過ごす最初のクリスマス…こんくらい調べてきてるっつの」ニヤニヤ

女「うぅ…いじわる男めぇぇ〜…なら最初からこうしろぉ///」

男「でも、ま…こんな事しなくても、絶対幸せになれるだろうけどな」

女「うむ…だ、だが更に回数をこなした方が、更に幸せになれるかもだぞ?」

男「何だ、その理屈wwww」

女「し、幸せの倍増効果だ…」

男「ホント、女ってキス好きだよなぁー」

女「るっ、るさい…えっちに言われたく無い…///」

男「へいへ…」

ク「……」ニヤニヤ

男「クッ、ククククリスティーナさん!?」

女「ぶっ…!!」

ク「あ…いや、その…これは…」

女「き、貴様ああぁぁぁッ!!さては隠れて見ていたなああぁぁぁ///!!」

ク「えぇ、最初から。何か問題でも?」

男「えええぇ!?開き直った!?何、超悪趣味!!」

女「こんのおおおおぉぉぉ!!」ブンブン!!

―――コラー!!ワアアァァ!!ヨケルナアァ!!

ロ「まったく…心だけ若いのも如何とも仕難いモノですな…」ズズ…

男「身体も若い気がしますけど…あ、もう一杯良いですか?」

 
 男友「クリスマスは家族だけで過ごす事になってるからゴメンね、か…ハハ…」パカッ
 
 姉「どうせ私らは売れ残りだよ、このやろー!!」

 男友「ちょ、違うだろ!?姉貴と一緒にすんなよ!!後、飲みすぎだっつの!!」

 姉「るせええぇ!!弟の癖に彼女なんてナマ言ってんじゃ…うっ!?うえええぇっ!!」ゲボゲボ

 男友「恋人のいるクリスマス、そんなモノに希望を持っていた時期が私にもありました」
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 04:35:17.18 ID:yCchsfoo
Σ( *ФωФ) おおっ増えているのである嬉しいのうかわいいの
          しかしマッハ愛してる転校生の出番がなかったという選択ミス…!

イギリスやアメリカはヤドリギキスする話って聞いたことあるけど
転校生の方のクリスマスもすんのかな
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 04:48:49.10 ID:gGBtgX60
【おまえのものは俺のもの】

女「なら俺のものは?」

男「俺のものなんだろ」

女「コイツおかしいぞ!!同じ平民同士じゃないか!?」

男「まぁ、その発想もどうかとは思うけどな…」

【赤点】

転「今更、お題にする様な事でもないわよね」

男「まぁな」

女「うぅ…」グスッ

【タコ】

転「美味しいわよね」

女「美味しい訳無いだろ、悪魔の魚だぞ。旧約聖書にもうろこの無い魚は、食うなと書いてある」

転「何でよ、ユダヤ人じゃあるまいし…食物規定は新約で、否定されてるでしょうに…」

女「ふん、あんな気色の悪いもの食えるか」

転「まったく…ドイツでもそうらしいわね。そうゆう無駄に頑な二国に共通する事は、どっちも料理が――」

男友「やめてあげて」

【トラウマ】 

猫『ポーツマス!ポーツマス!』

――シーン…

男「うーん…あれ何が面白いんだろな、おn」

女「チガウ…チガウンデス…ウケルハズダッタ・・・ウケルハズダッタノニ…ナンデコンナ……」ガタガタ

男「いじめられっ子のトラウマじゃ無いだろソレは……」

【うちの犬の心臓にフィラリアが】 

女「やめろおおおおぉぉぉぉ!!」ガタッ

先「立ってろ」

>>970頑張ってみた >>975長くなってすまんwwwwあんまり良いお題だったもんでwwwwww
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 05:20:15.37 ID:gGBtgX60
【今も心の中に君がいる】 

田中「ども、新任の関口と申します。担当は――…」

女「セキグチ…ムチャブリノ…セキグチ…」ガタガタ

男「もうトラウマネタは良いっつの」

【構ってちゃん】 

女「構うな!!」

男「いやまぁ…そうだろうけど…ジェントルマン的に良いのかソレは」

女「ジェントルマン=※ただしレディーに限る」

男「どこの世界も過酷だな…」

【恋。それだけですべて乗り越えていけると思っていた】

女「乗り越えられる!!」

男「全てはちょっと…」

男友「スイーツ(笑)」

転「テストも乗り越えられない癖に」

女「うぅ…」グスッ

【お昼寝】

女「おやすみなさい」

先「ハイ、廊下で休んでてね」

【猫耳】

転「にゃぁ♪」

男友「おぉぅ」ナデナデ

転「…ホント…悪趣味よね…こんなののドコが良いのかしら…もぅ///」

男友「語尾、語尾!!」

転「変態さんは嫌いニャ…///」

女「ナニモミテナイ、ナニモミテナイ」ガクブル

>>985しますお!!元はケルトの習慣らしいですし
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 09:23:35.12 ID:gShv2.DO
乙!
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 14:45:53.41 ID:gShv2.DO
ハングルッ
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 19:01:02.43 ID:gShv2.DO
フリフリ
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 21:00:19.49 ID:gShv2.DO
ウエスタンショー
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 21:02:34.63 ID:gShv2.DO
さあ、終わりが近づいてきましたよ!もっと覚悟しなさい!
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 21:03:54.51 ID:gShv2.DO
目からビーム!
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 21:05:36.19 ID:gShv2.DO
ウソダドンドコドーン!
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 21:07:31.34 ID:gShv2.DO
尻尾フリフリ
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 21:09:35.36 ID:gShv2.DO
猫「目からビーム!」
全員「バカッえっちもう知らないっ!」
全員 死亡
今度こそ本当の本当に終わりだ!
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 21:10:26.08 ID:gShv2.DO

998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 21:11:22.09 ID:gShv2.DO
まさか女がおむモガッ
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/03(火) 21:12:25.05 ID:gShv2.DO
乙!
乙!
乙!
乙!
乙!
乙!
乙!
乙!
乙!
乙!
1000 :招き猫ダック :2009/11/03(火) 21:13:44.45 ID:gShv2.DO
女「アンアンアンアンアンアアンアンアンアンアンアン」
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
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1000超えたのでHTML化の依頼をするでござるの巻
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1195554932/

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
月光主砲-ムーンライトキャノン- @ 2009/11/03(火) 21:12:30.74 ID:ImufJa6P
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1257250350/

俺にGT-5の使い方教えろ @ 2009/11/03(火) 21:09:46.11 ID:5uBCC5oo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1257250186/

【HG・SS】最初に貰う御三家の色違いを粘るスレ @ 2009/11/03(火) 20:44:11.17 ID:8B6PFADO
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ここだけ魔法世界 711 -無いぃ- @ 2009/11/03(火) 20:20:30.82 ID:yT8tFBMo
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冬の便りが運んだ遠い日の思い出、西原かのんの旅立ち -雪国の日記帳- 17ページ目 @ 2009/11/03(火) 20:17:26.60 ID:zjOa1IAo
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