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明日が約束の日だった - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/26(金) 20:27:25.09 ID:uEJuC7Qo
前スレhttp://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1244297511/l50
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/26(金) 20:29:45.59 ID:yrMCTA.o
                 /  .././. /   ..!       ヽ. ヽ    `廴ァヽ
               ′  ..|..!:....:i:..  ..:|:.       ヽ i.. i    ヽ ハ
              i    .!.|:. ..:|:.{:.. ....:{:. |.   . .. .:i、:|.|. ト、.. .:{:.. ヽ!  '.                   |    ...::....:.{十:.:A:.ト:|:... ..:.l..:..:|,斗ト:.ヒヽ..「\:...}   .      >>1乙よ♪
              |    ...:.ヽ∧{ V≧{ミヽ:...:.トト:} r_七≦ミY:ハノ   {
           /.ヽ  l     ...:...:l ,ア7ぅ:心`ヾ\{ ′ 7´トィ::心 》|:....    ハ
             {:::.. { /|      ..l:小{ ビ:zヅ           ゞ==く、|.      ヽ    _               _
            l::.:: ∨       ...Y  ^'¨^ ´     .           |:...       \/   \_______/:   ヽ、
             V:::..∨ !      ...|           :          |:....      |                        }
              ∨::..Y     ヽ.{           、,.          !:....      .l                      /
             ∧::.. ヽ    ..  }〉=i       . --- 、       .{:....     l  、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄フ     ./
          /_.ム::.:..:ヽ...  ...V..:..:〃     〈       ノ     ,小:...       |   ヽ          /   /
r― 、      _i´.::..:ヽ}::.:..:..\   /:..:..,∧      ` -- ´    .イ:.:!:ハ:..     |:...  ト.         /   /
\:..:.`ー.、  /´::V::.::.Vイ:..:..:..: ヽ.ノ:..:.,.∧:.:i 、     ー '     /:.:{:.:|:.:.::.:..     {:....   .\      /   /
  ` ミ:..:.. ̄{::.::.::.∨.::.ヘ::.. .:..:::.:,./:..:..:i { :..:.l \        イ {:.:.:.Y:.:.:丶..   ヽ:.....  ヽ 丶、   /   /           |\
     `ヾ、_,ヘ::.::.:ヽ::.::.}:..:..:.::/..:..:..:..:{::|.:..|  `  .__ . ´  |{:.:.:..|:...:...:...、     V:....  .  ヽ  ,'   /              |  \
       〈:.::.:\::.::〉ノ..:.::.:/..:..:..:..:..:l:.| ..:.|    __      _,jヘ、:.:.{:.:...:.... :..    V:...  i   }  i:  :{              |   ヽ
          V::..:...`¨....:.::/::′..:..:..:..:.:}:.} :..「 ̄ ̄    ̄:..¨¨ {:rヘ.ト.、:.ヽ:..:..... :..    :....  }|   !  {  丶________.ノ    }
          ヽ::..:. ..:...::..:..::..:..:..:..:..:..:/∧:..L: ------  :._:..:..:〉}:0)ノ.ヽ:..ヽ:......      i:..   ト、 | '.:                 /
         {.\..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..//:..:}:..:}          ̄ヽ辷メ、:.丶{:\:.....      }   |..ヽ }  \__________/
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/26(金) 20:30:48.48 ID:yrMCTA.o
ずれた・・・
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/26(金) 20:42:44.85 ID:geqfydAo
         *、 *、      。*゚    *-+。・+。-*。+。*
        / ゚+、 ゚+、   *゚ ・゚    \       。*゚
       ∩    *。  *。    +゚    ∩    *
   (´・ω・`)      +。   +。   ゚*     (´・ω・`)
   と   ノ      *゚  *゚    ・     。ヽ、  つ
    と、ノ     ・゚  ・゚     +゚    *  ヽ、 ⊃
     ~∪    *゚  *゚      *    +゚    ∪~   ☆
          +′ +′      +゚   ゚+。*。・+。-*。+。*゚
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/26(金) 20:44:23.64 ID:bU1TJqQo


  r'ニニニ二二二ニニニ、ヽ
         | |     .@     | |            ト、____, へ
      rー┤|           |├、          ヽ         }
      |   | |       Π    | | |        ≡三ーーーーァ   /
      l    l l     lニ  コ  .| | |         ≡    /  /
     |    l l      |_|    | | |        ≡三   ./  /
       l__l_l______|_|__|   っ     .≡ /  /
       | /  ,イ,へ 丶、       ヘ       ≡三./  /       ノ|
       | ,' / //  \| \ ト、 ヽ ',   つ  ≡{   丶ーーーー'  }
      !j./l /        ` ヽト、ヽ }         ゝ、_______丿
.     | | .!/.!  ○    ○ l l |ヽ,'    ⊃
       l | | .l/////////////! | !.|      
       .| ! | ト、  ,-ー¬   .ィ| .| l     こ、これは>>1乙じゃなくてバギクロスなんだから
        | l ! l l` r --.' <j ,' | |    変な勘違いしないでよね!
        | .l ', l |ャ-ミ≡彳ァトイ ,'! !   
      .| | ヽ| | l r´ )/ハy / | ',
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/26(金) 20:49:35.97 ID:xMn2WiQo
   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>  ゆっくり>>1乙していってね!!!  <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
7 :ムナゲ [sage]:2009/06/26(金) 21:10:32.86 ID:WqQJmYoo
みなさんこんばんわ、ムナゲです!!
今ノートPCから書き込んでます!理由は外泊中だからだっ!!
詳しい事は色々おいついたら判明します。

とりあえず、書き溜めた分を次々投下!
8 :ムナゲ [sage]:2009/06/26(金) 21:11:02.93 ID:WqQJmYoo
飲み会を終えた後の話をしようと思う。

その週の俺は忙しかった。トラブルが起こり、作業に大幅な遅れが出てしまったからだ。しかもよりによって指定音源。納期に間に合わせる為に必死だ。

そんなこともあり、シシトウと俺は普段簡単なメール連絡で済ませていたのだった。
そうなれば付き合いたての二人だ、お互いを心配しつつも、主に待っている立場の人間には色々たまってしまうものだ。

喧嘩、といえばそうなのだが、実際の所は彼女のちょっとした愚痴に過ぎない。だけども俺とシシトウは普段からやんわりした雰囲気で入れたので、このぴりっとした空気は二人にとって初めてだった。

シ「じゃあさ、日曜日はダメなんだ?」

これは俺が納期の遅れによって日曜日も出勤する事になったことで起こった。
そもそも日曜日には基本的に出勤はしないし、本番でもない限りはオフなのである。俺も週初めはもちろんそのつもりでいたので、深く考えず二つ返事で会う約束をしていた。
9 :ムナゲ [sage]:2009/06/26(金) 21:11:29.10 ID:WqQJmYoo
ところが飲み会が終わった日より、貴重なデータの紛失と、クライアントの満足が得られなかった為に数曲を作り直し、さらに大幅クオリティアップをする事になってしまったのである。
そうなると流石に自分達の演奏技術だけでは足りず、スタジオにプロの生音をとりに行くという作業も必要になってしまった。プロが知り合いにいたからいいものの、日程調整や機材運搬に苦労した。

そうこう追われる毎日であったが、もちろん仕事としてはとても充実していた。

だからこそ、シシトウに対する態度に注意が行かず、彼女の不満をあおってしまったのだ。

シ「なんだよー、まぁ忙しいなら仕方ないけど・・・仕事だもんねぇ」

彼女は自分なりに納得しようとしてくれていたのであろう。こうゆう時、物分りのいい彼女をもてた事を本当にうれしく思う。
だからこそだろう、気が緩んだ。

ム「本当、シシトウは物分りが良くて助かるよ」

この発言で彼女は怒った。

シ「え?別にねぇ・・・てかその言い方はひどいよ」

彼女の声がとんがったのが分かった。

シ「そりゃ仕事だから仕方ないのはわかるんだ?でも約束は約束だよ?わたしのはプライベートだからって納得しようと頑張ってるだけで、わかってるの?」
10 :ムナゲ [sage]:2009/06/26(金) 21:12:21.16 ID:WqQJmYoo
そりゃ流石に、付き合いたての彼があまりかまってくれず、何かにつけて仕事仕事と言い、最後には超上から目線のあの一言である。
俺でも不満をたれていただろう。
ム「ごめん・・・無神経だった・・・・」

俺は素直に謝った。
やはり人間、余裕を失ってしまっては良くない。周囲に気を使えなくなってしまうし、最終的にはうまくいかなくなってしまうからだ。

シ「仕事は頑張ってほしいんだ、やっぱり。でもだからって雑に扱われるのは嫌じゃない?わたしだって寂しいの我慢してるんだからさ、優しくしてくれないと辛いよ?」

彼女は出来るだけ俺の立場を尊重した上で、自分を説明するかのように諭してくれた。

ム「本当ごめん。俺どうかしてた・・・。あんまり連絡とか出来なくてごめんね。」

シ「うん、分かってる。わたしもごめん」

ム「今度埋め合わせするからさ」

シ「本当!?やったぜwwwwwwww」

彼女は急にうれしそうにテンションがあがっていた。俺はこのとき、やはり女性にはサプライズが一番効果的なんだな、と思いつつ、この程度の発言で喜ばせてしまうほど彼女に寂しい思いをさせていたのかと知り、かなり反省した。

シシトウは普段物分りがいいし、男は立ててくれる、すばらしい女の子だ。だからか俺はそれに甘えてしまっていたのだろう。普通の女の子である事には変わりはない、俺はもっと大事にしようと思った。
11 :ムナゲ [sage]:2009/06/26(金) 21:13:52.52 ID:WqQJmYoo
シ「知ってた?TとK君はデートしてるのに、わたし達ってまだそんな感じのしてないんだよww悔しくない?W」

確かにそうだ。デート気分ではあったものの、楽器の備品を買いに行き、帰りにマンキツに入って飲み、ではあまりに色気無い。

ム「確かに・・・そうだな」
シ「どんなとこつれてってくれるのかなぁww」

彼女はまたいつもと同じように、俺をからかう様にはしゃいでいる。どうやらご機嫌は直してくれたらしい。

ム「どんな所に行きたいかとかある?」
シ「それってさ、彼氏様が決めることじゃないの?wwこの場合ww」
ム「そうだけどさ・・・ほら、おいしいもの食べたいとか、遊びたいとか、買い物したいとか・・・温泉入りたいとか系統はあるじゃん」
シ「温泉ってww」
ム「系統だけでも教えてほしいな」
シ「温泉かぁ・・・いいなぁ温泉・・・うん、いいww」
ム「えww」

彼女は意外なところに食いついてくれたようだ。だが温泉となるとやはり一泊コースである。
12 :ムナゲ [sage]:2009/06/26(金) 21:14:18.03 ID:WqQJmYoo
ム「すぐに一泊二日開けるのは・・・」
シ「え?なんで一泊?」
ム「だって温泉普通男女別だろ?一緒にいって別々に入って日帰りって・・・なんかさww」
シ「あーそっか・・・混浴なんていまどきないもんねぇ」
ム「混浴は俺が嫌だww」
シ「えwwなんでよww普通わたしがそゆこと言うもんじゃないの?W」

俺は嫌だった。そう、俺は自分のムナゲにコンプレックスを感じている。仮に彼女が認めてくれていたとしても、「うわ、あいつムナゲ男だよ」とかいう視線で見られたくないのである。

ム「だってシシトウの裸を他のやつに見せたくないじゃん」

これも一応本心である。

シ「んふwwばぁかwwww」

彼女は楽しそうに笑っている。上機嫌になってくれて良かった。いやーまさに言葉は使いようだ。

シ「あ!!!そっか!!!!」

突然彼女は何かにひらめいたように大きな声で言った。

ム「ん?どうした?」
シ「んとねwwんふふww」
ム「なんだよww」
シ「埋め合わせとは別にさ、四人で温泉行こうよww泊まりでww」
13 :ムナゲ [sage]:2009/06/26(金) 21:15:03.97 ID:WqQJmYoo
彼女の驚きの提案である。それにしてもなぜ四人なんだろう。

シ「四人なら移動もしやすいしー、車で行けば移動日は安くできるじゃんwwそれにたのしいよーww」

確かに楽しそうである。TとKとここ三日間は連絡を取っていないが、もしあの二人に進展がないのであればいいきっかけになる。それに、宿泊となれば当然一部屋ずつ使うだろうし・・・
そうなればいよいよ俺の魔手が魔法装甲をひきはがs

シ「ねぇってばww」
ム「お、わりぃ」
シ「・・・えっちww」
ム「な、なんだよ急にww」
シ「わたしにはわかるんだもんww」
ム「いーじゃんかよーwwwwwwww」
シ「寸止めくらってるもんねww」

そう、俺達はあれから会えていない。当然、チューどまりである。ぎりぎり魔法装甲の裏側を若干侵略しかけた程度で終わっている。チェリー&ヴァージンでもあるまいし、いい年の二人の割りには思い切りがない。
まぁそこがまた、あまずっぱい青春のようでいいのかもしれないな、と俺はその時考えていた。

シ「ね、おもしろそうでしょww」
ム「まぁたしかにww」
シ「大丈夫、部屋はわたしと一緒だからww」
ム「助かったww正直そうじゃないと困るww」
シ「んふふwwえっちww」
ム「それ以外の理由を思いつかんのかお前はww」
シ「まぁ埋め合わせは考えてからメールしておくね!」
ム「わかった、んじゃすまないな、また夜にね」
シ「はーいwwまたねーww」

という感じだった。俺は昼休憩を利用して電話をかけていたので、喧嘩が長くならなくてたすかったと思った。
14 :ムナゲ [sage]:2009/06/26(金) 21:16:10.92 ID:WqQJmYoo
という訳でスレ立てありがとうございました!
また更新できるかもしれません、では失礼します!
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/26(金) 21:24:29.37 ID:bU1TJqQo
とりあえず前スレ埋めないか?
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/26(金) 21:32:33.61 ID:yrMCTA.o
>>15
わかった、埋めてくる。
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/26(金) 21:34:10.64 ID:LEBM4LQo
>>15
無理に埋めないでしばらく誘導がてらおいとけばいいじゃん
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/26(金) 21:35:07.19 ID:yrMCTA.o
っと思ったら。
犬臭いって。
最近、VIP+は、plala規制多いです。orz
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/26(金) 22:06:01.22 ID:dv10kSko
前スレより

相関図&スペック

ムナゲ
うp主。170cm。ヒゲメン。皮下脂肪が気になる25才。A型。
サックス吹きながらアレンジ&打ち込みと制作の仕事を有人数名と企業した会社で働く。ビンボー。演奏で出演する事もある。

シシトウ(H)
150cm、22才。小柄な女の子。血液型不明(本人は測ったことがないと言っている)
ムナゲの学生時代の後輩で、半年前ほどから顔見知りになる。愛想がいい。面倒見がよく、同世代の女の子からお姉さん的立ち位置で甘えられている。音楽を続ける傍ら、契約社員として働いている。
キーボード担当。オルガン系が得意。



182cm、O型の気さくなイケメン。ベース担当。ムナゲの学生時代の同期で、ムナゲ以上に音楽オタクである。飲み屋で働いていて、それが必要以上に似合う。
スタイルがよくお洒落でそこそこモテる。
ベーシストは物静かで奥が深い人が多い気がするが、彼は生まれ持ってのハイテンション&ハッピーな男である。根は気使いが出来る優しい青年のようだ。
Mと仲がよかった。
ラッキーストライクを愛煙している。


165?(とか言っていた気がする。ヒールを履くと俺と同じくらい) 22才。AB型。
京都から来た、まだ京都弁が抜け切らない超天然娘。美人で細身でスタイルがよく(その割には胸もある)、愛想もいいのでモテる。露出率が高い服装が多い気がする。
男女&TPOをわきまえない大げさなボディスキンシップが特徴。空気が読めない。
ムナゲの学生時代の後輩で同じ門下生。付き合い自体はHより長い。奏法で悩んでいたらしく、俺も経験した事だったのでアドバイスあげたんだが、その日から懐っこく追い回され、玉に迷惑を掛けられる。
そのせいでMと喧嘩した事もある。本人はおそらく反省していない。
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/26(金) 22:07:33.99 ID:lSSlSus0
ほっとけ。誘導して、ムナゲの幸せ少しでも多くの人に
お裾分けしてもらおうぜ
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/26(金) 23:02:06.70 ID:qlg4PkAO
ここに来るスレは過疎ってしまうのがなんか悲しいよな
携帯厨にはキツい場所だし
>>1
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/26(金) 23:31:48.34 ID:U7HRQFgo
まあ、のんびりいけばいいじゃないか
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/26(金) 23:34:36.45 ID:XWy5Bu20
こんなに荒らしが居ないスレは久しぶりだな〜
微笑ましい限りだ。。ww
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/27(土) 01:13:37.14 ID:RSVsIzIo
元スレが落ちたから荒されてるスレに誘導貼っといた。
余計だったか?
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/27(土) 04:20:26.79 ID:jFUrzgDO
>>21
元々のんびり過疎気味な進行だったじゃん!
いずれはムナゲもリアルが忙しくなったりシシトウの相手に時間割いたり
したくなるだろうし、そこは割りきって楽しもうぜ。
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/27(土) 14:23:28.83 ID:04wrIkk0
>>1


>>24
GJ!
誘導助かったよ〜
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/27(土) 19:36:05.07 ID:bm3U9UAO
てす
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/27(土) 21:03:31.71 ID:J1NgOQAO
よ〜し、24時間近くかかって追い付いたww
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/27(土) 23:14:35.90 ID:cb2p6x20
わっふるわっふる
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/27(土) 23:52:25.98 ID:bm3U9UAO
モッフルモッフル
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 00:09:53.77 ID:3P9qUUI0
タックルタックル
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 00:16:50.35 ID:VVLT9rUo
シャッフルシャッフ
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 01:21:38.91 ID:fal8FcAO
ナマコまずい
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 10:45:15.86 ID:cY2cDWc0
前スレ落ちててみれない・・・( ’;ω;`)
もう見ることできないのかなぁ?
新参なもので・・
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 11:25:21.70 ID:hLhZXIUo
>>34
http://www.23ch.info/test/read.cgi/news4viptasu/1244297511/
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 12:30:25.25 ID:NDJtCkk0
ムナゲは今頃デートかな。
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 14:15:52.86 ID:OKDu76DO
おれはパー速に移ってから消えていった1を何度も見てる。 
でも信じてる。
38 :ムナゲ [sage]:2009/06/28(日) 14:19:23.06 ID:34VnfcE0
はいみなさまのおはようございます。
少しだけ更新します。

まず、Tからの報告電話があったのでそれをご報告いたします。

先週の忙しさをなんとか無事にこなした俺は休息を重視した。

そんな中Tから電話があった。夜中の事である。

T「あ、今平気?」
ム「おう、大丈夫だよ」
T「そかwいやね、ちょっと話があってw」
ム「そうか、どうした?」
T「うん、あんな、ウチ、Kと付き合う事になったんw」
ム「え!?まじで!?」
T「本当w」
ム「おお超おめでとうw」
T「ありがとうw」

彼女は嬉しそうだった。電話ごしにもそれがよく伝わった。なんていうか、声にツヤがあった。

ム「え、でもどんな流れで?」

ここからは彼女の話を俺が整理してお届けしようと思う。
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 14:25:53.55 ID:.SLEr82o
お、ムナゲきてたー
2人も付き合うことになったのか
40 :ムナゲ [sage]:2009/06/28(日) 14:38:11.71 ID:qMRea3I0
あの飲み会の後、彼等はごく普通に解散したらしい。
シシトウとTはレディーストークで盛り上がり普通に帰る。
飲み会で急激に距離が近づいた二人は毎日毎晩メールや電話をした。それは本当に楽しかったという。
盛り上がった2人は土曜日にまたデートをしたそうだ。今度は映画。
デートコースの一番最初に映画を見る事にした2人は映画中に手を繋いだ。
映画が終わった後もいい雰囲気な2人は色々買物ついでに歩いたらしいのだが、どこも混んでいてちっとも落ち着けなかったのでカラオケに行く事に。
そこでなぜか歌謡曲のデュオで盛り上がったらしい。なぜ歌謡曲なのかは謎だが…
そのままお酒も入っていい感じの2人。最初に話を持ち出したのはTの様だ。
彼女は自分の不安を伝えた。過去にあった事が原因で、全てを預けるのが怖い、と。
普段の私と内面の私が違う事で、Kに嫌われるのが怖いと伝えたそうだ。
Kは気持ちに答えたかったのだろう。自分の気持ちを真剣に語ってくれたそうだ。
俺もそうゆう部分がある。Tともっと仲良くなりたい、知りたい。そして受け止めたい。俺なら受け止められるし、その努力も絶対忘れない。俺はTが好きだから。
と、彼は言ってくれたそうだ。

長い事そんな風に言ってくれた男はいなかったので彼女は嬉しくて、ないてしまった。
それをKは黙って抱きしめてくれたらしい。
Tが落ち着いたのをみて彼は、
K「俺たち、うまくいくよ。だって俺今すげぇ幸せだもん。」
Tはウチも、と言って2人はキスをしたらしい。

41 :ムナゲ [sage]:2009/06/28(日) 14:49:51.96 ID:Sd7bw6g0
その後収まりの悪い二人はK宅に直帰し、一緒に晩ごはんを作って食べて、沢山キスをして、ちょっとエッチな事もしたらしい。

T「Kな、すっごい優しいんよ。ウチが怖いっていうのわかって、気を使ってくれたん。なんかすごい気持ちよかったわw」

ちゃんとはしてないらしいのだが、ようはKが優しくいろんな事をしてくれたらしく、ほぼ初めてに近いくらい、あ、エッチって気持ちええんや、と思ったらしい。

彼はTのトラウマを無くすためにそうしたのだろう。彼はいい男である。

K「おれは別に焦らないし、Tも焦らなくていいよ?喜んで貰えるのが一番嬉しいからさ」

そんな感じでラブラブな一晩を過ごされたようである。

流石に女性からは詳しく聞く訳にはいかず、流れでしか説明出来ない事を申し訳なくおもう。

まぁそんなこんなで晴れておつき合いを始めたTはまずシシトウに報告し、ムナゲにもウチから伝えたいと言う事で電話をくれたようだ。

俺はTに沢山感謝された。あの夜に励ましてくれてた事、応援してくれた事。俺は別になんもしてねぇよ、と照れた。

そして話は急展開を迎える。
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 14:56:09.54 ID:.SLEr82o
>>41
急展開・・・だと?
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 14:57:46.71 ID:S/yGVxQo
ささ、続けて続けてww
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 15:00:30.73 ID:9Lbnj2.o
( ;∀;) イイハナシダナー
45 :ムナゲ [sage]:2009/06/28(日) 15:04:21.92 ID:bLIJP2w0
T「シシトウから聴いたんやけど、温泉いくんやろ?w四人でw」

シシトウは意外と本気だったらしい。

ム「まぁ行けたらいいよねって話は出てるけど、全然具体的な話は出てないよ?」
T「今さっきな、具体的な話をしとったんw」
ム「なん…だと?」
T「ムナゲは金曜日と土曜日空いてる?」
ム「金曜日は木曜日に頑張れば開けられるな、土曜日はオフ予定だ。」
T「じゃあ決まりねw」
ム「なにが?w」
T「温泉に決まっとるやんw」

なんと、一泊二日の温泉旅行が決まってしまった。

T「K君もな、空いとるんよ、そこwししとうも空いとるんよw」

ム「意外とみんな暇だなw」
T「多分ウチが一番ヒマw シシトウも金曜日がたまたま休みって言っとったよw」
ム「そうなのかwだけど急過ぎないか?」
T「ええやんwドライバーはムナゲやでw」
ム「ちょ」

俺は実家暮らしだ。ちなみに車は俺のものじゃない。まぁ一泊くらいの持ち出しは問題ないと思うのだが。

T「だってK君とシシトウはペーパードライバーやし、ウチは免許持ってないしw」

ここで書き忘れ補足なのだが、Tは一人暮らしだ。再婚相手から逃れるように、とは言い過ぎだとは思うが、一人上京してきたのだ。
新しい父は優しい人で寂しがったが、彼女の意思を尊重するという意味でも、という事で許したらしい。毎月家賃を仕送りしてくれるそうな。
当然学生生活とバイトでは免許は取れないだろう。
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 15:07:23.74 ID:.SLEr82o
>>45
もしかしてダブルでですねw
47 :ムナゲ [sage]:2009/06/28(日) 15:18:35.23 ID:bLIJP2w0
T「車で行ったら楽やん、色々w」
ム「お前らがな」
T「まぁそう言いなさんなってwシシトウも楽しみにしとったよぉ?w」
ム「ほう、なんて?」
T「やっと二人きりになれるってw」
ム「お、おう、そうかw」

Tは電話ごしでニヤニヤ笑っている。
ム「何わらってんだよw」
T「いや、二人もまだなんやってなw」
ム「なぜそれをw」
T「ガールズトークをなめたらあかんw」
ム「ぐあwどんな事まではなすんだよw」
T「ん?w Kとウチが出かけた時、おっぱい障りよった事とか?w」
ム「くぁwせdrftgyふじこlp」
T「あっははwまぁえて機会やんw」

という事で行って来ましたよ、温泉旅行に。一泊二日で!

だがしかし私はこれから用事なので、深夜か明日の夜また更新します!

もしかしたら賢者タイムが…

あ、でもその前にJと少し話をして、それを報告した方がいいかな?
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 15:20:08.40 ID:.SLEr82o
>>47
で、今度こそ出来たのかね?ww
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 15:29:33.36 ID:UH0kXZco
ムナゲって、話の止め方が絶妙だよね。
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 15:55:20.38 ID:A8u6yeI0
来てたあああww
つか急展開すぐるwwww
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 16:07:34.04 ID:wutDmkSO
ざわ…ざわ…
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 16:37:40.87 ID:FzW6YvI0
ざわ…ざわ…
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 16:46:12.76 ID:6PCXgfgo
わさ・・・わさ・・・
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 17:38:26.51 ID:mvjBnIco
さわ・・・さわ・・・
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 17:40:15.41 ID:DzwSTMAO
俺も胸毛生やしたら素敵な恋愛できるかな?
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 18:02:37.79 ID:CduE3MAO
ざわ…ざわ……あ……ふぅ…
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 20:00:18.81 ID:TMX9jwY0
しこ・・・しこ・・・



ふぅ
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 20:34:27.71 ID:AeRhWPE0
なん・・・だと?
59 :ムナゲ [sage]:2009/06/28(日) 22:45:31.20 ID:a28xyjE0
さて、まずはJとの話から行きますよ!

先日、生ギターソロを取るためにJを職場に呼んでみた。
彼はロックなソロはかなりかっこいいので、そこを生かそうと思ったのだ。

ム「つー訳で、試しにとってみない?よかったらガンガン使ってみようと思うんだけど」
J「俺なんかでよければいくらでも手伝わせてください」
ム「とりあえず今回は手伝い代金として交通費と少々しかだせないけど…」
J「いやもう全然いいっすよ、嬉しいっす」
ム「まぁ取った音が使われるようになったら連絡するから」
J「ありがとうございます」

こんな流れでJを呼んだ。
どうせ取るならと言う事でちゃんとみんなに出勤をして貰った。レコーディング体制はばっちりだ。

ム「んじゃBから流すから、途中リフをとるよー」
J「うぃっす」
ギター音♩
ム「はい頂きましたー」
J「もうワンパターン考えて来たんで、いいすか」
ム「んじゃ今の残しでもう一発同じところからいきまーす」


といった感じに事は順調に進んだ。
やはり若者の音には勢いがあっていい。メンバーからの受けはかなりよかった。

社若者わあ員A「これなら全面押し出しでいけるね、抜けがいい」
ム「だな、ちょっとメロをこれで取って見る?」
A「別バージョンとして作ればセットとして狙えるしね、頼んでみよう」
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 22:58:58.12 ID:21Y79m60
やった、続ききたww
待ってました♪
61 :ムナゲ [sage]:2009/06/28(日) 23:00:34.10 ID:LovMmv.0
そんな感じで事を運んで二時間、ついでなんでかっこいいフレーズ集を沢山とったりした。
彼もいい経験になったようだ。
社員はみな帰宅し、おれは会社に残り、貰った音を整理したり加工したりしていた。Jもヒマだったようで、二人であーだこーだをしていた。
そして移動するのかめんどいので弁当の出前をとった。

ム「最近どうよ?」
J「まぁぼちぼちっすねぇ…」
ム「そうか」

二人はパソコンを前にみそしるをすする。

J「変化と言えば」

彼はため息をつくように答えた。

J「Tは彼氏出来たみたいっすね」
ム「突然だなw」
J「いや、まぁなんていうかw」
ム「お前の話じゃねぇのかよw」

彼はチンジャオロースを口にほおばり、しんみりと味わっていた。

J「まぁシシトウから聴いてると思うんすけど、俺Tの事好きなんすよ」

俺は黙って麻婆豆腐を弁当のはじっこに寄せ集めた。

J「それなんで、そこが落ち込むといえば落ち込むって感じっすね」

俺は寄せ集めた麻婆豆腐を口に運ぼうとして、やめた。

ム「なんで彼氏が出来たって分かったんだ?」
62 :ムナゲ [sage]:2009/06/28(日) 23:26:01.68 ID:4TQ4tac0
J「昨日バンド練習だったんすよ」

そう、シシトウのバンドである。俺はアレンジや楽曲提供での参加にした。Tも正式加入したし、彼らだけでやった方がいいものが出来ると思ったからだ。

ム「そういやシシトウが言ってたな」
J「まぁそれで…雰囲気が違ったんで…よく見たらKさんのネックレスつけてたんで」
ム「でもそれだけじゃKが彼氏だってわからないだろ?」
J「そうなんすけど…なんか分かるんすよ。それに面識なかったはずだし」
ム「よく見てんだな」
J「まぁ大夫長い事好きなんで…気づくもんすよ」
ム「そうか」

俺たちはまた弁当を食べ始めた。このコンピュータの稼動音と箸の音、そしてみそしるをすするその音が、なんとも言えない虚無感を演出していた。

J「でも良かったとは思ってるんですけどね」

彼はたんたんと話し始めた。

J「ずっと恋とかしてなかった見たいなんで…それで本人が楽しくて幸せになるんならそれで良いと思うんすよ。実際なんてゆーか、前よりとんがってなくて」

俺はうなずきながら、飯を口に運んでいた。なかなかよくTの事を見ている。少なくとも少し前の俺よりは、

J「ただその相手が俺じゃなかったってだけの話しで」

彼は弁当を食べ終え、みそしるをすすった。彼の膝の上で両手で支えられたみそしるカップからは、もう湯気が出ていない。

ム「それで…バンドには支障は出てないのか?」
J「一応、俺はそうゆうの持ち込まないって決めてるんで…ただやっぱ内面は変わりますよ。俺の気づかない所でプレイ変わってるんじゃないすかね」
ム「Jは自分と音楽は一緒、ってタイプか」
J「めっちゃ出ますよ、先輩もですか」
ム「俺は出るな、Mと別れた時なんて、バラード吹かせたら最強なんじゃないかって自分でも思っちまうくらい入れたからな」
J「それどれくらい前すか」
ム「二年前だな」
J「あーじゃああの時の、俺が入学んときっすね」
ム「そう、歓迎会でかましたやつだ」
J「あれはまじきましたよ、ぐっと」
ム「まぁ昔の話だよw」
J「何いってんすかw」

俺も食べ終わってみそしるを飲みほした。俺は疑問に思った事を聴いてみた。
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/28(日) 23:26:13.02 ID:XX5vlIDO
Jは、ムナゲとシシトウが付き合い始めた事は聞いてるのかな
64 :ムナゲ [sage]:2009/06/28(日) 23:41:02.46 ID:3/.HTMc0
ム「じゃあ今日の演奏もきつかったか?」

彼は少し考えた後、首を横にふった。

J「まぁなかなかこれだけ想いをこめられる事ってそうないんで…いいタイミングなんじゃないかなって思いますよ。
俺がナイーブになってるのは時期的かも知れないすけど、取った音は残るんで時期的じゃないじゃないすか?
どうせなら、これでみんな感動してくれたら嬉しいな位に思ってやってましたよ」

ム「そうか。だが実際よかったぞ、特に一曲目のBのバックリフ、なんつーか、言葉に出したいんだけどむせて話せなくて、やっと出て来たみたいな」
J「ああ、あそこは自分でもいい具合いに浸れたんで…。実際俺普段あんま喋んないんで、先輩の言ってる事みたいな経験はよくありますよ」
ム「まさに泣のフレーズだったよ」
J「気にいってくれたら嬉しいっす」
ム「あれは良かったよ」

2人は気が付くとモニターを黙って見つめていた。

J「先輩はシシトウと上手くいってるんすか?」
ム「まぁな。シシトウから聴いたんだろ?」
J「結構前に、多分付き合い出した直後位なんじゃないすかね、自慢してきましたよ」
ム「あいつらしいなw」
J「まぁそれで嫌味がない所がいいんでしょうけどね」
ム「そうだな」

Jは急に申告そうに話し出した。

J「俺はあいつを高校の時から知ってますが…」
ム「そういや高校一緒だっけな?」
J「ええ、んでこれから言う事は先輩にだから言うんですけど」
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/28(日) 23:46:22.83 ID:cY2cDWc0
>>35ありがとう!
66 :ムナゲ [sage]:2009/06/28(日) 23:55:30.43 ID:mWeGVVo0
J「あいつ、一時期荒れてたんすよ」

俺は驚いた。

ム「そうなのか?」

J「ええ、一応言っておいた方がいいと思いまして」

Jの話はこうだ。
高校で軽音楽部に所属していたドラマーの彼と付き合っていた時の話だ。
彼はクラスの仲間と喧嘩し、その際に停学処分を食らったらしい。
だが彼は殴ってきた相手を離そうと突き放したり取っ組みあっていただけだから、俺が停学になるのはおかしいと主張したそうだが、その身なりや、先生に反感する態度などで停学になってしまった。
それに傷ついた彼は不良仲間とつるむようになって、彼は本当に素行が悪くなってしまったようだ。
それを受けて彼女は必死に学校に伝えたらしいのだが、受け入れて貰えなかった。
しかしその職員室で幾度となく学校の先生に絡んでいく様子をクラスの女子を始めとして広まってしまい、からかいの対象となってしまった。
彼女はしばらくは耐えていたようだが、髪を染め始めたり、欠席する事が増えたようだ。
その後彼とは別れたらしいが、事件が起きてしまう。
67 :ムナゲ [sage]:2009/06/29(月) 00:08:16.96 ID:Ux60waU0
それからしばらくたった頃、例の彼が仲間グループと窃盗をおかし、逮捕されたという話が学校に伝わった。
当然先生たちもその対処をと言うことでホームルーム中に話したのだが、その時の担当が担任だったらしく、その担任が彼を侮辱するような発言をしたらしい。
ダメ人間だからこんな事をする。君たちはそうならないようにしろ、と。
彼女はぶち切れ、
「あんたのせいだろうが!あんたらがヒロをかえちまったんだろうが!」
と叫び、教師を突き飛ばして教室を出ていってしまったらしい。
この一件からしばらくの間、彼女は冷やかしをしてきていた女子グループ等と口を聞かなくなり、軽音楽の連中とくらいしかつるまなかった。かなりぴりぴりした空気だったそうだ。

J「別にシシトウは何も間違った事言ってないんですよ。本人もそう思ってますし、悪いのは回りだったんですけどね。」

とにかくシシトウは男に肩入れした痛いやつだ、見たいに見られ、からかわれ、キズつけられたのだ。

高校生の時期にありそうな話だ。

J「最終的には、ヒロの仲間のフォローや、周囲が大人になったんで、結局は上手くいって、気が付くとおねぇキャラ的な立ち位置にはなってたんですけどね」

とJは話してくれた。
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 00:13:35.10 ID:AidCvGco
気になる所で寸止めかっ!
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 00:15:08.25 ID:AidCvGco
スマソ、そんなことなかった。
ROMる・・・
70 :ムナゲ [sage]:2009/06/29(月) 00:23:49.35 ID:.DtcCDI0
J「あいつは優しすぎるんすよ。結局は彼を味方しなかった連中まで許してるし、そうゆう努力をするんですよ。
あいつは強いんで立ち直れてるし、それで人間不信になったりしてる訳じゃないんで問題はないんでしょうけど、あいつがひどく傷ついたのは間違いないんですよ」

ム「そうだったのか…」

J「多分あいつはなんで回りかみんなヒロを切り捨てたようにフォローをいれなかったのか、本当に謎に思ってたと思います。
周りは厄介ごとに巻き込まれたくないだけだったんでしょうけど、それもわかんないくらい優しいんですよ」

俺は少し納得する部分があった。
彼女は凄く回りに気をつかう。気を配れると言った方がいいだろう。相手の気持ちを尊重して、立てる事が出来る。
だがそれは決して彼に依存するという事ではなく、誰に対してもそんな部分がある。しっかりした子だ。

J「でも先輩、俺からこんな事いわれるの嫌っすよね普通。でも言っとおいた方がいいと思ったんすよ」

ム「いや、教えてくれてありがとう。なんか一層、彼女との関係を深く考えれるようになるよ」

J「よかったっす。シシトウは先輩の事が本気で好きだっての、よく分かるんですよ。俺は上手くいってほしいし、2人なら最高だと思ってます」

Jはそう言ってくれた。素直に嬉しかった。

J「先輩にならあまえられるって言ってました。あいつはいつも頼られる側でしたからね。これは本当に良い事だと思うんで…」


そんな話をした後彼と別れた。

なかなかいろんな事を考えさせられる日だったし、シシトウに対してもJに対しても、良い意味で見方が変わった日になった。

71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 00:41:08.05 ID:ihn4UEAO
ドキドキ
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 01:05:26.57 ID:KcKZZIAO
Jのかっこよさは異常
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 01:25:44.62 ID:9etr1fUo
やばい。Jに惚れそう。
74 :ムナゲ [sage]:2009/06/29(月) 01:26:30.66 ID:n9xiNNk0
ただいま!

さて、意外な形で話題にカムバックしてくれたJですが…

ここより宿泊編をお送りしたいと思います。
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 01:29:46.98 ID:14hcL.DO
そういや、ムナゲが全然現れなかった日があったな。 
うらやましす!
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 01:35:16.71 ID:Q.VA5MAO
ふぅ…
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 01:37:17.81 ID:7AizQVko
>>74
ムナゲはすね毛は濃い?
おれ下半身が毛深いからいつも下半身出すのに勇気がいる。
Mのときは胸毛は見せたの?
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 01:46:39.11 ID:byvKACg0
おおおやっと見つけたww
最初からスレタイでぐぐればよかった・・・

ムナゲで検索かけてたの俺だけじゃない・・・よな・・・
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 01:46:46.00 ID:byvKACg0
おおおやっと見つけたww
最初からスレタイでぐぐればよかった・・・

ムナゲで検索かけてたの俺だけじゃない・・・よな・・・
80 :ムナゲ [sage]:2009/06/29(月) 01:53:00.81 ID:8E8vRz.0
待ち合わせは金曜日の朝になった。

出発→お昼過ぎに到着→即温泉→美味いもの食べる→はしゃぐ→まったりする→再び風呂→恋人達の時間→朝風呂→美味いもんを食べる→くつろぐ→帰る

というコースを想定しての事であった。

車での拾いやすさを重視して、集合駅を二つほど設定し、それぞれが近い方に集まってもらって俺が車での拾いにいくというコースだ。

もちろんこの場合一番早起きしなくてはならないのは当然俺な訳だが。

俺は眠たく、まだ充分に前日の疲れを引きずっていた体にリポDというムチをいれ、いつものように朝風呂を済まし、必要最低限の荷物を持って家を出た。

俺は朝の首都高は嫌いだ。というか首都高は嫌いだ。
走りにくいしトラックは多い、車線幅は狭いしバンクカーブが多い。ジャンクションによっては、案内看板を目視した段階でその車線にいないと目的地からあさっての方向へ向かいかねない。
とにかくストレスフルな場所だ。さらに今は通勤車が多い時間。
俺はメンバー全員を拾った頃にはすでに旅の半分は終了したのではないのかという程に疲れていた。

一番最初に拾ったのがシシトウだ。
シ「おはよwありがとうね?てか大丈夫?w」

彼女はインナーに薄手のグレーパーカー、そして細身のデニムパンツだった。彼女の細いラインをゆるやかに包むパーカーがエロい。
彼女は身長が高くないが、それを感じさせないスマイルで足のラインも結構綺麗だ。
そこは日々神に感謝する次第である。

ム「いや、昨日の疲れがまだ…てか高速疲れる…」
シ「大丈夫?途中たくさん休んで行こうね?」
ム「まぁ変わってくれるのが一番嬉しいんだけど…」
シ「それは命の保障が出来ないからダメw」

俺たちは道中スタバでコーヒーを買い、TとKを拾いに行った。
81 :ムナゲ [sage]:2009/06/29(月) 02:10:21.61 ID:o6wATTs0
ム「俺はエクセルシオール派なんだけどな」
シ「しってるw けど反対側にしかないんだから仕方ないでしょーw」

そんな話をしながらTとKがまつ駅へ。

二人を発見するのに時間は掛からなかった。二人は目立つからである。それはもう美男美女だからだ。羨ましい。

T「おはようシシトウちゃんw」
K「おーわりぃな朝から!」

KはTシャツにブラックデニムを合わせて、よくわからない形だけどもとてもおしゃれで洗練されたストールをさらっと合わせ、ブーツでしめていた。
メンズノンノを連想させる格好である。

そしてTには驚いた。美しかった。
彼女はシンプルなキャミソールにタイトな洗いざらし加工のシャツ、
そしてちょっとカーゴパンツチックな遊びの入ったベージュのやわらかチノパンを合わせ、裾をまくっておしゃれなサンダルの紐を見せていた。
そして髪の毛を後ろでラフにしばっていた。
大人の女性である。学生時代、彼女のこんなに落ち着いた雰囲気の服装を見た事がなかったから、思わず見とれてしまった。

ム「T、いいなその格好」
T「ありがとうw 遊びやし、楽な格好にしたんw 最近あついしなw」
シ「ねー最近あついねw わたしもすぐ脱げる格好にしたんだw」
K「いやーしかしここはレベル高いねw」
ム「てめぇで言うかよw」
シT「www」
K「いや女の子のだよw 最高だねw」

82 :ムナゲ [sage]:2009/06/29(月) 02:20:03.65 ID:o6wATTs0
そして乗り込む時、なぜかシシトウが一度降りて、後部座席に座ろうとした。

ム「どうしたん?」
K「そうよ、隣いてやんなよ、ムナゲは俺が隣じゃ事故起こしちまうよw」
シ「え、でも」
T「どないなはったん?」
K「まぁここは学校じゃねぇし、気にスンナよw」
ム「ん?どうしたん?こっち乗ればいいじゃん」
シ「はーいわかったw」

どうやら助手席をKに譲ろうと考えたようだ。
確かにシシトウからみればKは男で目上の方になる。古いしきたりではあるが、男が前というものを一応気にしたらしい。
確かに相手がミュージシャンなら気をつかう発想は正しい。
だけどもこれはヤクザ的、昭和的発想である。
乗り合いやタクシーの場合は一番偉い方を後部座席の右側に、というのがビジネスマナー上のルールだ。
右側後方が一番事故を起こしにくい上、ロータリーで降りる時に先に降りた方がエスコート出来るからだそうだ。

話がそれたが、細かいしきたりを気にする人達の為に彼女なりに自然に気を使ったのだろうが、このメンツはもう気負わないのが普通なので、ちょっと変な感じになってしまった、という事だろう。
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 02:30:08.37 ID:IypkJEDO
>>82
そういう気遣いの出来る人は老若男女問わず尊敬出来るな。
84 :ムナゲ [sage]:2009/06/29(月) 02:32:53.47 ID:8OJ8Qi20
>>77
ムナゲもたるみ始めた腹も見せたよw
というかケツを拭いてもらった事すらあるw
それは俺が事故によってそうせざるを得なかった為なのだが…
まぁいろんな意味で全部見せていたと言ってもいいと思う。

海行きたい!
→Tシャツを着よう
プールいきたい!
→Tシャツ駄目?剃るしかないの?
その子と初めてエッチなムードに
→俺ひかれないかな、かな?
鏡の前に立つ
→逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だにげt

となる日々ですw
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 02:47:25.58 ID:7AizQVko
>>84
そうなのかww
おれも海やプールにいけなくて困ってるww
まぁ俺の場合、今モトカノと復縁するかどうかの最中なんだが、
唯一その子だけにさらけ出せて逆におもしろがってた。
フィーリングが合う人はなかなかいないからあきらめきれん。
86 :ムナゲ [sage]:2009/06/29(月) 09:09:20.71 ID:p7I2SPw0
すいません、昨日は寝てました。
ちょっとだけ更新!

メンバーが揃った所で早速出発。予定ではここから運転時間三時間、正味四時間だ。
TとKが事前に予約をしっかりしておいてくれたので心配はないはずだ。
俺は現地まで事故なく到着するように努力するだけだ。

道中は様々なBGMを流した。一番盛り上がったのはThe Brand New Heaviesだった。やはりダンス系はいい。同じ理由でアースもかなり盛り上がった。

車内はそんなまるで遠足に行く小学生かのようなハイテンションぶり。そして俺たちはパーキングに停車した。

ム「んぐぁあつかれたー!!」

俺はハンドルに持たれかかるようにうなだれた。普段は四人も乗せたりしないので緊張する。いつもより緩慢なアクセルレスポンスが余計にそれを煽ったのもある。

シ「おつかれさまw」
K「あータバコすいてぇな」
T「ウチおしっこw」
ム「トイレって言えいっ!」

メンバーは思い思いに休憩した。集合時間を決めておいた。
俺は停めた車に寄りかかるように空をみて、体の緊張をとくように留意した。
俺は緊張もあってコーヒーで胸焼けしていたので、外の空気を沢山取り入れるようにした。しかしまぁ、パーキングエリアの空気がうまい訳もないのだが。

そんななか1番最初戻ってきたのはシシトウだった。
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 09:38:17.40 ID:3/8nVPUo
ムナゲってば、寸止めウマすぎ。
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 17:33:11.00 ID:14hcL.DO
好きな人の家に行ってて、今からその娘と彼氏とたこ焼きパーティー。 
なんでここにいるんだろ?
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 19:04:55.41 ID:rNEj972o
>>88

状況がまったくわからんのだが・・・・・・・・・・
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 22:36:39.77 ID:Q.VA5MAO
なるほど略奪ですね
91 :ムナゲ [sage]:2009/06/29(月) 22:53:21.81 ID:4DuWIfQ0
ただいまです!
続きを更新!
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 22:53:36.38 ID:.jFrpbko
おかえりー
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 22:53:48.66 ID:rNEj972o
おつかれー

待ってたぜ
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 22:56:23.14 ID:to52NM60
おかえりなさいー
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 23:14:17.03 ID:NnPxFIo0
早く続きを書け!








wktkして待ってます
96 :ムナゲ [sage]:2009/06/29(月) 23:15:34.69 ID:RurLmnA0
シ「おつかれさま☆」

彼女は急に俺の横から現れ、冷たい何かを頬に当てた。

ム「つめた…なんだこれ?」
シ「生絞りグレープフルーツだってwおいしいよっ」

彼女は俺の横にぴったりと並んでたって、遠い方の手で飲み物を差し出してきた。俺はそのまま体をすくめてストローから飲んだ。

ム「うわっうまっ」
シ「でしょーw目の前でおじさんが搾ってたよw」
ム「きくなーこれ。いくらだったの?」
シ「320円w」
ム「結構すんなw」
シ「でも面白そうだから買って見たwアタリだよー☆」

彼女はそういうと俺の右腕に捕まって来た。俺の方を上目遣いで見ている。

ム「おっぱい見えそうなんだけど…」
シ「見ていいよw」
ム「ばかかw」
シ「そう言いながらも見る癖にw」
ム「違う!俺の目が勝手に…」
シ「はい嘘w」

彼女は困る俺をみて愉快そうに笑っている。そして生絞りグレープフルーツをまた飲んだ。

シ「本当おいしいなぁこれ☆」
ム「そこはピングレじゃない所がわかってるよな」
シ「え?wピングレありでしょw」
ム「何言ってんだよ、グレープフルーツはホワイトだろ?」
シ「えー?wピンクだよw」
ム「ちょ、お前…まじいってんの?」
シ「ええ?今はピンクが主流じゃんw」
ム「わかってねぇな…お前最近生ホワイト食ったかよ?」
シ「…食べてないw」
ム「ほらーw」
シ「えー?w」

俺たちはまさにこんなどうでもいい話でヒートアップしていた。

K「お前らラッブラブだなーw」

振り向くとそこにKとTが立っていた。Kはあきれ返るような顔をしており、Tはその横でクレープを手にニヤニヤしていた。

T「ウチらもうちょっと時間潰した方がよかったなぁK君w」
K「車内で暑っ苦しいのとかやめてくれよ、嫌でも視界に入るんだからよw」

俺たちはすこし恥ずかしかった。思わず2人揃って腕を気をつけしていた。
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 23:21:22.88 ID:9etr1fUo
ニヤニヤ(・∀・)
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 23:29:13.82 ID:9oKDOWI0
ニヨニヨ(・∀・)
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/29(月) 23:34:18.94 ID:6MxPx.AO
ニユニユ(・∀・)
100 :ムナゲ [sage]:2009/06/29(月) 23:37:21.73 ID:ayaHbMs0
そして目的地へ向かう車内。
俺はピンクなのかホワイトなのかという論争で数の暴力というものを実感した。話を戻してスタバなのかエクセルシオールなのかと言う点でも同じ結果になった。
多数決とは実に恐ろしい。
このパーキングからは比較的道が空いていた。このシーズンのこんな平日に下る車が多い訳はないのだが、この点は素直に有り難かった。
そして途中、生絞りグレープフルーツが効いたシシトウがトイレに行きたいという事で直前のパーキングに停車した。
そこでシシトウとTが付き添いでトイレに行った。

K「上手く行ってそうじゃん」

静かになった車内で彼は言った。

ム「お前もなw」
K「まぁなw」
ム「謙遜しろよw」
K「いまさらw」

俺たちは笑った。なぜかお互いに渋い笑だ。
ム「俺はTのあんな格好も、あんなに穏やかでいるのも見た事ねぇよ」

Kは窓を開けて煙草に火をつけた。

K「俺も大分印象変わったな。今の方が断然好きだけどな」
ム「俺もそう思うよ」
K「シシトウちゃんも、なんつうか、明るくなった感じじゃない?前はもっと色々控えてただろ」
ム「だなあ…まぁあれぐらいあっけらかんとしててくれた方が俺もやりやすくて良いんだよな」

Kは外に向かって輪っかを作ろうとしている。

K「疲れないだろ?」

彼はそういうと再び挑戦している。

ム「楽だよ、一緒にいて。わりと自然なんだ。Kは?」

彼はどう頑張っても風で崩れる煙草の煙を諦めたようだった。

K「なんつうか…安らぐわ…本当」

多分これは彼の本心だ。確かに彼はハッピーアンドハイテンションだが、いつでもそうな訳じゃない。もちろんTもそうじゃない。そのオフになった部分がお互いに上手くかみ合っているんだろう。
2人が一緒にあるいていると、なんというか、陽だまりのような温かさと優しさを感じるのだ。

ム「そっか…」
K「ああ」
ム「K」
K「ん?」
ム「車内は禁煙だ…」
K「ちょwww わりぃw だけどお前狙いすぎwww」
ム「俺の車じゃねぇんだよw」
K「悪かったよww」

そうこうしている間に2人が戻って来たので出発!
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/30(火) 01:02:08.50 ID:.OBma4M0
どっか前スレまとめてるとこある?
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/30(火) 02:03:04.58 ID:aLphH6DO
>>101

>>35に貼ってあるよ
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/30(火) 08:07:11.54 ID:.OBma4M0
サンキュー!
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/30(火) 08:25:28.51 ID:doCyFooo
グレープフルーツは、ホワイト。
当然だ。甘さとか香りが上品なんだよね。
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/30(火) 09:15:06.53 ID:1Ns34ZAo
グレープフルーツなんて普段くわないから
どっちでもいいな!
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/30(火) 09:52:54.69 ID:rTHZ5jc0
ピンクだな
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/30(火) 12:01:59.35 ID:xPtGFKc0
両方たべればいいじゃない。
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/30(火) 12:40:14.51 ID:1Ns34ZAo
でも俺は食べるならシシトウが良い。
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/30(火) 12:41:48.25 ID:sEEaMroo
下着の色談義だと思ったのは秘密だww
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/30(火) 13:39:23.14 ID:S4xjihQo
T

T


K

K
111 :ムナゲ [sage]:2009/06/30(火) 16:24:39.97 ID:llKyIdA0
職場から更新

こうして俺たちは予定どおりに現地に到着した。守備よく駐車上に停車。カーナビ様々である。

シ「ここかぁw」
K「結構ボロいなw」
T「でも室内写真はよかったよw」

みんなはテンションあがりくりだ。
俺は精神的な披露でテンションが上がるどころが最底辺だったが、シシトウの励ましもあってなんとか車から降りた。

シ「ほら、頑張ってよw」
ム「ついたと思ったら疲れがどっとでた…」
シ「もう…しょうがないなぁ」

といって彼女は俺の手をひいてくれた。
こんな時の彼女の優しさがありがたい。面倒見がいい。しょうがないと言いながらもまんざらでもない感じが俺を癒してくれる。

K「おーお前つかれてんなぁw」
ム「俺は集中力が短いんだっ」
シ「これから温泉入れるんだよwがんばってよw」
ム「楽しみだなぁ」
K「お前上がったら速攻寝そうだなw」
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/06/30(火) 18:41:48.22 ID:RoKNNxs0
にやにや
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/30(火) 19:00:09.67 ID:rJZOSsAO
あ〜続き気になるな〜
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/06/30(火) 23:58:47.11 ID:5mr9zAAO
あ〜早くしてくれ〜
115 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 00:52:35.60 ID:0VgjgCko
お待たせ!今からちょっとだけ更新します!
116 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 01:09:23.72 ID:0VgjgCko
そして旅館へ入る。

そのいでたちはまさに和洋折衷といった所で、全体的に和風な素材等を使用しつつも玄関などは洋風に仕上げられているといった感じ。

自動ドアの門をくぐると人のよさそうな紳士がロビーで出迎えてくれた。

紳士「いらっしゃいませ」

その深く下げた頭とぴんと伸びた背筋に力量を感じる。だが歴史と共に深みをましたその面影は親しみの安さも持ち合わせていた。

K「おお〜」
シ「いい雰囲気ww」
紳士「宿泊でいらっしゃいますか?」
ム「予約させて頂いたのですが・・・」
紳士「左様でございますか、ただいま確認いたしますので、お名前を伺ってもよろしいですか?」
T「Kです」
紳士「K様ですね?かしこまりました、今しばらくお待ち下さいませ」

その様子をみていたシシトウは面白そうに彼を見ていた。

シ「うわーwwまさにコンシェルジュって感じww」
ム「お前なwwフロントはコンシェルジュじゃねぇよww」
K「そうなの?」
T「そうなん?」
ム「あのな・・・wwコンシェルジュは執事だからなww」
K「何がちげぇんだよww」
ム「何って・・・お前、雰囲気とかだよww」
K「しらねぇんじゃねぇかwwwwwwww」
T「wwwwww」
シ「てか日本に執事っているのかなww」
一同「さぁ?ww」

そこへ先ほどの紳士が戻ってきた。
紳士「お待たせいたしました、K様。ようこそおいで下さいました」
K「いやーww」
紳士「お荷物もあるでしょうから、先にお部屋へご案内いたします」
シT「はーい」
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 01:11:40.04 ID:Q2hlXmco
リアルタイムktkr!
118 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 01:17:00.00 ID:0VgjgCko
俺達はフロントの紳士の後を、周囲をきょろきょろ見渡しながら進んだ。
その外見からは想像も出来ないほど奥のほうまで階段が続いている。やや崖っぽい地形を生かして、そこへ這うように建設されたようだ。
平面的ゆえ廊下が長く、その途中の窓から見える風景からも、大浴場のクオリティは大いに期待できるものだった。
実際俺は今回の旅についてほとんどノータッチであるからして、当日まで旅館の名前すら聞いてなかった程である。どれほどの大浴場が俺を待ち受けているのか、楽しみでしょうがなかった。
気付いたときには先ほどまでの疲れはどこかに消えうせ、他のメンバーにまざってはしゃいでいた。

部屋は二番目の分岐点を奥に進んだ一番突き当たりとその手前。中々のポジションだ。
特にこの時期は空いているらしく、二部屋を隣接して予約するのも難しくなかったという。

紳士「こちらの奥のお部屋とこちらのお部屋がそうでございます」
K「おおついたなww」
シ「となりラッキーww」
ム「いいところそうだ」

そして紳士に鍵を開けてもらって、まずは全員で奥の角部屋から入った。
一同「おおお」

119 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 01:26:46.46 ID:0VgjgCko
部屋に入ると広がる和室と開放的な窓。その窓からはすぐ手前の崖のようなものが見える。とにかくそこから見える景色は最高だった。

部屋自体のつくりもかなりシンプルで、比較的広く作ってあって、特に天井が意外と高いのがのびのびとしてよい。畳もまだ青い。

紳士「では私は失礼いたします。ここから一個目の分岐を左手へいって頂きますと大浴場へ続いております。入浴に関してお困りのことがございましたら、そちらに控えているものにお申し付け下さい。」
シ「あ、はーいwwありがとうございますww」
紳士「いいえ、とんでもございません。大浴場付近でマッサージも行っております」
ム「えまじで!!??」
紳士「ええ、ですが、今シーズンはあまりお客様が入られないため、マッサージ師が一人しか控えておりません。申し訳ありませんが、お時間がかかってしまいますがお一人様ずつ交代でご利用になってください」
K「おおおww楽しみだなぁww」
紳士「他に何かお困りの事がございましたらロビーまでおこしいただくか、備え付けの内線で呼んでいただいてもかまいませんので、なんなりと申し付けて下さいませ」
一同「はーい」
紳士「では私めはこれで失礼いたします。ごゆっくりなさって下さい」

そして紳士はさった。とても丁寧な対応で非常に好感が持てる人物であった。
120 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 01:40:32.13 ID:0VgjgCko
俺たちは早速隣の部屋へ移動し、室内を確認した。
隣の部屋とは左右対称の作りになっている。窓をあければ風通しもよく、くつろげそうだ。

K「んじゃさっそく部屋分けなww」
シ「おーww」
T「ウチとシシトウが奥やなww」
ム「決めるの早いww」
K「んな野暮なこといってんなよww当然Tは俺と同じ部屋だww」

このときのKの反応速度には驚いたが、同時に物凄い感謝した。
内心ガッツポーズ物である。当然俺は何事もなかった、自然の流れに身を任せているかのように振舞っている。むっつりすけべもいいところである。

T「えーwwそうなんww」
シ「そうだよwwせっかく付き合いだしたのにww」
K「シシトウちゃんだってそうしたいのは分かってるんだぜww」
シ「ばれたwwww」
K「中々にスケベだなww」
シ「ムナゲ程じゃないですww」
ム「なんで俺なんだよっ!」
K「大丈夫、多分一番喜んでんのあいつだからww」
ム「なっ」
K「ほらみろよーwwあいつのあの目wwえろいなーwwwwww」
T「ほんとやww」
シ「部屋かえてもらおっかな・・・ww」
ム「・・・もう・・・いいよ・・・・ww」

まぁ年齢が年齢だ、お互いに変に探り合わずそのままが一番よい。その辺のオトナの事情はみんな分かっているわけだし、それぞれが言葉に出さなくても望んでいる事も分かる。

だけどもこのはしゃぎようは、まさに中学生が始めての修学旅行での宿泊にはしゃいでいる様子だ。
夜になれば自動的に枕投げが始まってしまうくらいの流れである。

121 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 01:40:44.12 ID:0VgjgCko
K「んじゃ俺達奥もーらいww」
ム「なんかずるいなww」
シ「まぁあんまかわらないからいいよww」
T「ありがとww」
K「さっそく風呂はいろうぜ!」
シ「いいですねww」
ム「んじゃ着替えてからいくか」
T「まぁ着替えもって帰って来るのめんどうやしねww」
シ「浴衣だww」
ム「あ、そっか、浴衣あんのかww」
K「おーそれは楽しみだなぁムナゲ君ww」
ム「おめぇーはいちいちうっせぇんじゃぁこのww」
K「シシトウちゃん見て興奮すんじゃねぇぞww」
ム「あのなww」
シ「そうゆうのは夜にとっておこうね♪」
K「お、いいねいいねww」
T「シシトウww大胆wwwwww」
ム「あばばばばばbbb」

という事でそれぞれの部屋で着替えてから行くことになった。

この段階ですでにカップル同士での着替えである。

シシトウの生着替えが見れるっ!!!
122 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 01:51:19.57 ID:0VgjgCko
部屋で二人きり。これはシシトウの家にいって以来だ。緊張する。
俺達は付き合いだしてから早くも二週間が経過しようとしているが、未だにちゃんと室内でまったり会う機会を設けられなかった。

翌日や金銭的に多少の負担をかければ、ホテルで宿泊というコースもあるのだが、なんとなくそれはしたくなかった。それは多分お互いそう思っていただろう。

それに俺は貧乏だ。

いや実際ラブホテル一回分の料金よりはるかに今回の旅の方が高額にはなっているのだが、今回は旅行である。思い出作りである。そんな中で俺の魔手が長い封印から今夜とかれると思うと、俺は興奮を抑える事が出来ない。

今夜俺はいよいよ狼となるのだ。

そんな俺の妄想している姿を横目に、彼女は順調にマイスペースを構築していっている。
俺がその姿に気付いたときには大方自分の荷物の場所は決めたようで、室内の備品を観察し始めた。

シ「あwwあったwwwwwwこれかわいーww」

シシトウは早速浴衣を見つけたようだ。ほむ、流石に涼しげなデザインだ。この服装としてはあまりにも貧弱かつ無防備で、防御力などほぼないに等しいこの縫い合わせの布切れに、一体どれくらいの男どもがロマンを募らせていただろうか。
その貧弱さ、がまたエロスなのだ。
そしてきるものの動作ひとつひとつによって表情を変えるその柔軟性が、また至高なのだ。

お風呂上りに、まるでスリットかのように走る隙間から覗くフトモモや、うっすらと映し出される下着、そしてかくしようの無いボディライン。

まさに至高だ。

シ「・・・えっちww着替えにくいでしょうがww」
ム「え?なんのことだ?ww」
シ「ふーんwwこうゆうの好きなんだ?ww」
123 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 01:57:53.11 ID:0VgjgCko
ム「ああ、大好きだとも!」

彼女は浴衣を持ち上げながらクスっと笑った。

シ「バカ正直ww」

彼女は低い身長が影響してか、若干とりにくそうにしていたが、浴衣を二人分取り出してたたみにおいた。

シ「さてっと、着替えちゃおうよww」
ム「ああ、そうだな」
シ「遅いと、何してたんだって思われちゃうよ?ww」
ム「それは本気で困るww」

俺達は特に壁に隠れること無く服を抜いだ。ただし、お互い背中を向けながら。

それは初々しいカップルにとってみれば当然の流れであろう。
俺はムナゲというコンプレックスをさらすことになるし、彼女はまだ明るい所で見せていないその下着姿を俺にさらすことになるのである。

俺達はなぜか無言だった。

後方で「はら、はら」と衣類が床に落ちる音に全神経を集中させ、その優秀な想像力で俺は思い描いた。
今のは何枚目だ?どこまで脱いでいる?
これは下手なエロゲーよりもエロいと思った。

ム「なぁ、ブラとかしたまんまなのか?」

俺は自分のTシャツを脱ぎながら後方のシシトウへたずねた。

シ「ん?とっちゃうよww」
ム「え?つまりそれってノーブラって事か?」
シ「そうだよ?wwwwダメ?wwww」

ななななんとけしからん!!ノーブラだと!!!
124 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 02:07:46.88 ID:0VgjgCko
シ「こうゆうのは本来そゆもんだよ?ww」
ム「そうかもしれんが・・・」
シ「本当はパンツもはかないんだってww」
ム「それは困る!!!!!」

俺は何に困るのかその時はわかっていなかったがそう答えていた。
自分の理性のコントロールが聞かなくなるからなのかは自分でも分からないが。

シ「大丈夫ww流石にそれはないよwwちゃんとはくしww」
ム「だがノーブラかぁ・・・」
シ「そっちの方がムナゲはいいんじゃないの?ww」

確かにそちらの方が何倍もそそられるであろう。
だが同時にそれはひとつの危険もあるのだ。

ム「だけどお前・・・Kとかに見えちゃったらどうするんだよ」
シ「!!!」

彼女は一瞬間が空いた後、イキナリ笑いだした。結構な大笑いだ。

ム「何わらってんだよ」
シ「ん?wwwwいやwwwwごめんwwww かわいいなって思ってww」
ム「はぁ?」
シ「そんな事心配するんだなぁって思ってさww」
ム「そりゃあそうだろ・・・」

俺はむっとしてさっさと浴衣に着替えてやった。

シ「大丈夫ww気をつけるからさww」

彼女が着替え終わりそうな雰囲気だったが、俺はむっとしていたので振り向かなかった。
なんだい、俺の純粋な思いをっ

シ「だから怒んないで?ね?」

そうゆうと彼女は俺の腕に後ろから抱き着いてきた。何かやわらかく暖かいものが俺のひじにあたる。
俺が振り向くと満面の笑みでこちらを見上げるシシトウがいた。

ム「まぁいいけどさー、気をつけろよ本当に」
シ「はいはいww大丈夫大丈夫ww」
ム「今だってこっからだと・・・見えるぞ?」

そうゆうと彼女はにっこりわらって、
シ「サービスwwこうゆうのが好きなんでしょ?ww」

と言った。
俺はため息をついた。

シ「後でのお楽しみね♪」

そういって彼女は俺の手を握ってキスをくれた。
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 02:17:53.79 ID:quj2Aewo
シシトウまじでかわいい(*´д`;)






くれ!!!!
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 02:39:17.81 ID:YptQmYDO
明日ソープの予約してるっていうのに…ふぅ 


… 
… 
あぁっっ(泣)!
127 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 02:59:24.17 ID:0VgjgCko
部屋の外に出てみると、意外にも俺達の方が早かったようだ。

廊下はまだ昼だというのに静まり返って居る。この旅館独特の反響音が雰囲気を出している。

シ「さきいっちゃったのかな?」

シシトウは隣の部屋に歩いている。

ム「いや、まだなんじゃね?」

俺は部屋の鍵を閉めながら、その歩くシシトウの後ろ姿をみていた。

小さいサイズを選んできたのだろうけどもまだ若干大きい感じがかわいらしい。そして細いウエスト、綺麗なお尻・・・。全てが合格だ。

俺はそんな彼女の元へ、着替えを入れた袋を回しながら歩いていく。

シ「意外ともりあがっちゃってたりしてww」

彼女は部屋の扉に耳をあてがっていた。

ム「Kは手が早いからなww」

そうこうしていると突然扉が開いた。シシトウは結構びっくりしていた。

K「あれ、何してんのww」

KとTが並んで出てきた。
この二人のスタイルの見事さには本当に頭が参る。Tはいつ見てもすばらしい。
髪を後ろで、ピンでひねるように止めていた。うなじが最高だ。

もちろんシシトウの鎖骨のセクシーさだって負けてない。

ム「いや、お前ら遅いから、盛り上がってんのかと思ってさww」
K「んなあほなwwんでシシトウちゃんは張り付いてたのかww」
シ「ごめんなさいww」
T「あ、シシトウかわいいwwちっさーいww」
シ「Twwあんた相変わらずいい体してるじゃねぇかいww」
T「親父かww」

Kが俺の耳元でささやく。

K「Tはもうナイスな体してっけど、なんかシシトウちゃんの控えめな感じとか、エロいなww」
ム「バカか貴様はww」

Kが言うと不思議と嫌じゃなかった。

シ「いこーww」
T「いこいこーww」
K「おお、ひとっぷろひとっぷろww」

128 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 03:05:28.26 ID:0VgjgCko
俺はそんな連中の後姿をみて、羨ましく思った。

Tは誰がみてもスタイルがいい。肌が白く綺麗で体は細く、だが健康的でしかも胸もお尻も小さすぎない。
Kは広い背中や気合の入った尻だし、なによりたっぱがある。普通にイケメンだ。
シシトウもTと比べられたら可愛そうだが、それでも普通の女の子よりは俄然かわいいし、足だって綺麗だ。

ところが俺はどうだ。

慎重は普通だし、腹が引き締まっている訳でもない。その上胸毛が濃く、彼らより明らかに老けている。

こればかりは流石に憂鬱だ。

プラスに考えれば、これだけの美男美女の中に入れるのだから幸せな事なのだろう。がやはり劣等感を持たずには居られない。

しかし、今日は旅行である。思い出作りである。

そんな細かい事を気にしていたってしょうがない。
シシトウは俺のことを好きといってくれているのだ、自信を持とう。

そうして大浴場へと向かったのだ。
129 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 03:07:03.55 ID:0VgjgCko
という事で寝ますので今日はここまででお願いします。
またちゃんと更新します!
今日は頑張れたかな?
みなさんペースが遅くて申し訳ありませんが、ゆっくりまったり気長に楽しんでいただければと思います。

ではおやすみなさい!
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 03:08:38.86 ID:UtGxy3so
乙〜おやすみ〜
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 03:14:47.81 ID:yvLHKYAO
おやすみ〜
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 03:30:12.60 ID:51O8aMAO
ムナゲ楽しかったぜ!おやすみ〜
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 04:16:24.26 ID:tyjrmWE0
今回も楽しかったよ〜
自分のペースで余裕のある時に更新してくれ
次回はパンツ下ろす奴が増えそうだなwwww
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 07:15:18.44 ID:xb15Etco
下ろしてもええのんか?ええのんか?
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 08:44:37.45 ID:YpIRLEDO
朝の電車の中でニヤニヤしちゃったじゃないか!ww
シシトウかわええよ〜(*´д`)ハァハァ
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 09:17:13.85 ID:pk6iddco
おもしれーーーwwww
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 09:42:39.69 ID:YptQmYDO
>>126

ドンマイ、俺! 
別人が出てきたOLZ
138 :Funky [sage]:2009/07/01(水) 12:19:05.89 ID:wHPh8Oko
ようやく追いついた!
wktkがとまらん!
ムナゲの話の展開がよすぎて困る。
シシトウ俺にくれww
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/01(水) 15:11:13.86 ID:tyjrmWE0
>>138
お前のID弱アルカリ性みたいだな
つか、ムナゲ以外コテいらね
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/01(水) 15:21:06.39 ID:PBIfD.Uo
そだね。コテいらないと思います。
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/01(水) 16:14:26.90 ID:wHPh8Oko
>>139
>>140

スマソ。以後気をつけます。

ってかKってFFXのワッカって感じするけど、俺だけ?
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/01(水) 18:39:13.64 ID:c1jiE3g0
ムナゲは謙虚過ぎるだろww
絶対イケメソだとブサメンの俺が予想。
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 21:28:50.58 ID:t0fV4sAO
俺の中ではムナゲが阿部寛で再生されてるww
決してそんな年齢じゃないのは分かってるんだがww
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/01(水) 22:33:37.09 ID:GG0fZPc0
俺の中ではムナゲはパパイア鈴木だったww

でもそういう人に限って優しくて良い人なんだよなぁ
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/01(水) 22:40:08.58 ID:GEK4HUAO
いやいや、ムナゲはおそらく葉加瀬太郎みたいなのだろう
楽器できるしww
146 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 23:38:34.67 ID:0VgjgCko
皆様こんばんわ!ムナゲです。
最近iPhoneは大変なので自宅PCより上げさせて頂きます!
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 23:46:32.75 ID:cMfOzAco
お!
148 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 23:47:05.48 ID:0VgjgCko
大浴場付近に到着した俺達。
途中、渡り廊下的な部分を通過すると、ちょっとした施設のようになっていた。

いつの時代からあるか分からないレトロゲームや各種測定器、ソファや座敷を初め、奥にには物販コーナーもある。そこにはよく冷えたビールや、牛乳瓶なども陳列されており、この面子で時間をつぶすにはもってこいとなっていた。

シ「わーすごいww」
K「なんだよこれww定番すぎんだろうww」
ム「大体旅館の風呂近くってこうだよなww」
T「あ、卓球台まであるしww」
シ「あーほんとだーww」
K「うお、あついじゃんww」

Kとシシトウは卓球台のほうへ、スリッパをパタパタさせながら走っていく。

T「ウチ得意やでww卓球ww」

Tも二人に遅れを取ってついていく。

K「そうなのか?ww」
T「小学校のとき卓球部だったんよww」
シ「意外ww」
K「まじまけねぇしww」
T「後で勝負してみる?ww」
K「絶対まけねぇww」

シシトウがゆっくり歩いてくる俺に声をかけた。
シ「ムナゲは得意じゃないの?ww」
ム「あー俺?終わってるくらいにへたっぴだよ」
シ「そうなんだww」
K「なんだ張り合いねぇなww」
ム「下手糞なんだからしかたねぇだろがwwww」

そうこうはしゃいでいると、大浴場フロントレディーが話しかけてきた
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/01(水) 23:56:06.41 ID:DHYH1sSO
待ってたー!!
150 :ムナゲ [sage]:2009/07/01(水) 23:58:46.75 ID:0VgjgCko
女「ご入浴でいらっしゃいますか?
シ「はーいそうですww」
女「左様でございますか。シャンプー等は全て備え付けてありますし、バスタオル等はこちらでお貸し出しいたします」
T「だから部屋にタオルなかったんだww」
女「ええ、見回り交換もかなりの手間になりますのでww」
ム「大変ですねぇ」

なるほど。確かに客入りの少ない時期に無駄な労働を避けるのは賢い選択だ。コストも大分抑えられる。

K「あの卓球ってボールとかは?」
女「ああ、あちらの道具はこちらカウンターにありますので、お声を掛けて下されば深夜以外でしたらいつでもお貸し出ししますので」
K「流石に深夜は無理なんだww」
女「申し訳ございません」
ム「まぁやんないから大丈夫ですよww」

そんな訳で俺達はそれぞれカウンターからタオル二枚とバスタオル一枚を渡され、カウンター横のそれぞれの入り口へ入ることにした。

K「んじゃ時間きめとくか?」
シ「んーそうします?」
T「いいんじゃない?適当でww」
ム「まぁどのみちここで時間つぶせるしな。でもみんなもう腹へってんだろ?」
K「腹へったなぁww」
ム「だとしたら時間決めておいたほうがよくないか?食べるんならね」
シ「そうだねwwじゃあ二時半は?ww」
ム「一時間半も入るのかよwwwwww」
シ「女の子は長いもんなのよwwねーww」
T「ねぇーww」
K「まぁ夜もあるんだし流石にそんなに入んないだろうし、目安って事でいいんじゃねーの?」
ム「まぁそうだな」
K「んじゃここらへんでまちあわせなー!」

という訳でいざ入浴タイム!!!

諸君、残念ながら混浴ではないのでその点はご了承いただきたい。
151 :ムナゲ [sage]:2009/07/02(木) 00:15:28.54 ID:ULNyOb.o
大浴場はかなり広く、ふんだんに石が使われていた。
入る前にチェックしたところによると、時間によって石メインの浴場と、木メインの浴場が切り替わるそうだ。

俺達が入ったのは石メインのほうで、前面にスクリーンのように映し出される景色と、露天風呂があった。

K「おおwwこりゃいいなww」
ム「期待以上だこれはww」

俺らはとりわけお互いの矛を隠すこと無く浴場に直行だった。流石に平日の真昼間から利用しているお客はいなく、俺達だけだ。

K「めんどくせぇし先はいっちまおうww」
ム「そだなww」

まぁ礼儀としてはちゃんと先に体を洗ってからなんだろうけども、おきてからずっと車内だったしまだ半日だl。それに黙っていれば分からない。

K「あっちーなww」
ム「つま先から染みるなwwww」

俺達は温まり、語りあった。

K「たまには悪くねぇな、こうゆうのも」
ム「そうだなー、普段は音楽ばっかりだったしなぁ」
K「だなぁ。裸の付き合いってものわるくねぇ」
ム「本当だよ」

大浴場内を埋め尽くすかのように舞う湯気や、この水の響く音が心地よかった。

俺達音楽家は常に都会に居なければならない。機械で埋め尽くされた密室で、互いの音を聞きあうのである。電気と人とのつながりが必要不可欠だからだ。

だからこうゆう、機械やら密室やらノイズやらそんなものとは無関係なこのひと時が、俺達を深く癒してくれるのだ。

152 :ムナゲ [sage]:2009/07/02(木) 00:24:35.50 ID:ULNyOb.o
K「たのしいねぇ本当」
ム「ああ、俺もだ」

俺達は二人並んで肩まで浸かり、天井を眺めていた。

ム「こゆときさ、女同士ってどんな話すんだろうね?」
K「例えばどんなさ」
ム「わーおっぱいおっきーとか」
K「まぁそれはあるだろうなww」
ム「俺達別にちんこでけぇなとか話さないじゃんか」
K「男の場合は気遣い合いだろwwそこはww まぁでも話してることなんてさほどかわんねぇんじゃねぇの?」
ム「そゆもんかね」
K「そゆもんだろ、聞いたわけじゃねぇけどさww」

そして俺達はお互いの仕事について語りあったりした。調子はどうだ、社員だどうだ、収入がどうだ、将来はどうだ。
男の魂とリアリティーとのぶつかり・・・そこを語り合ったりした。

体を流した後は露天風呂に行った。するとシシトウ達の声が聞こえる。

K「おーいT」

Kは露天風呂で仁王立ちだ。こちらからはいいケツが丸見えだ。

T「あ、K?」
シ「やっほーいww」

二人の返事が聞こえる。どうやら男女の露天風呂は隣接しているらしい。

K「そっち他に誰かいるー?」
T「おらんよーww」
シ「ムナゲそっちはー?」
ム「俺達だけだー!」
シ「貸切じゃんww」
K「おー!だから覗きにいくわー!!」
ム「ちょwwおまwwwwww」
T「へんたーいwwwwww」
シ「すけべーww」
T「てか本当にしそうなところが困るわww」

そんな会話を壁越しに話した。
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/02(木) 00:31:21.69 ID:OdJ8M8U0
wwktk
154 :ムナゲ [sage]:2009/07/02(木) 00:31:58.00 ID:ULNyOb.o
K「おいムナゲ、お前そこのぼってみろよww」
ム「だからなんで俺なんだよww」

するとKは俺の肩に腕を回してあくどい顔でひそひそ話した。
K「考えてみろよ、シシトウちゃんやTの裸がそこにあるんだぜ?」
ム「まぁそうだけどよ・・・」
K「いくっきゃねぇだろww」
ム「だが断るww」
K「やっぱり?ww」
ム「どうせ夜見れるだろww」
K「うっほwwやる気まんまんだなぁwwww」

Kは俺の背中を平手で豪快に叩きながら大笑いした。

ム「いってwwいってぇなwwwwもみじできんぞww」
K「すまんwwww」

すると向こう側から再び女性陣の声が。

シ「どうしたのー?ww」

Kは相当に大きい声でシシトウに叫んだ。

K「シシトウちゃんのだんなさんが今日やる気満々だっていってっぞww」
ム「てめぇwwwwやめろよwwwwwwww」
シ「あら本当にー?ww」

彼女も悪乗りしている雰囲気だ。

K「覚悟しておいたほうがいいぜーww」
ム「たいがいにせんかww」
シ「んじゃ隅々まで綺麗にしておくねーww」
K「おおおwwwwwwww」
ム「ちょwwwwwwおまwwwwww」
T「シシトウちゃん大胆すぎww」
K「Tも覚悟しとけよーww」
T「ウチはお預けやーww」
K「!?なんだよっ!?」
ム「ざまぁww」
シ「あはははww」
T「あっははww」



155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 00:34:10.57 ID:SqmLpW6o
 ∧_∧
( ;´∀`) ちんこ勃ってきた。
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
156 :ムナゲ [sage]:2009/07/02(木) 00:39:58.05 ID:ULNyOb.o
そしてしばらく露天風呂で楽しんだ後、俺達は先にあがることにした。

K「あがるか」
ム「そうだな」

Kはもう暑がっているようだ。俺は隣の露天風呂に向かって叫んだ。

ム「おーい」
シ「なーにー?」
ム「俺達先あがってっからー!」
シ「んー!わかったー!」
ム「まだ入ってるー?」
シ「もうちょっとーww」

俺は露天風呂出口に向かっているKに

ム「だってよ」

と言った。彼は片手を上に上げて、扉をあけた。

K「いやーしかしあっちぃな」

確かに露天風呂から大浴場へ戻るとそうとうにむしむしするが、それもまた一興。風呂の楽しみ方のひとつである。

そんな訳で俺達は早々と風呂を上がり、体重を量ったり、慎重を測定したりしていた。

ちなみにKが182cm、俺が173cmだった。ちょっとうれしい。

先ほどの浴場施設に行くと牛乳が無性に飲みたくなり、俺達はコーヒー牛乳をお決まりのポーズで飲み干した。

K「あーこれたまんねぇなww」
ム「うっめーww」
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 00:49:41.90 ID:7JkX6as0
なんだろう…初々しい感じがたまんない。
ちくしょう。めっちゃ楽しそうだww
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 00:52:22.55 ID:cp2Ra.DO
ねぇこれなんてエロゲ?ってぐらいのリア充っぷりだな
シシトウもTも可愛い過ぎるだろ…
俺がムナゲに勝ってるとこは身長だけだゎ…
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 00:56:56.91 ID:fwTIdLco
>Kが182cm、俺が173cmだった。ちょっとうれしい。

ん?小さかったのが嬉しかったんだなwwww

ちんちん?
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 00:57:02.78 ID:28d9o2AO
俺はムナゲに勝ってるの胸毛の濃さだけだ…
161 :ムナゲ [sage]:2009/07/02(木) 01:06:18.30 ID:ULNyOb.o
俺達は座敷で扇風機を回しながら二人を待った。というか寝た。
疲れていたのであろう、俺も寝不足だし、風呂を上がると睡魔が襲ってくるのは仕方が無い。

何分ぐらい立ったが分からないが、俺達はそれぞれのいい人に起こされた。

シ「大丈夫?」

目を開けるとちょっと心配そうなししとうの顔があった。

ム「いや、眠かったから寝てただけだ・・すまん」
シ「そうなのwwマジ寝しすぎww」
ム「わりぃ・・けどまじで眠かった」
シ「もぅ・・・具合悪いのかとおもっちゃったよ」
ム「大丈夫だ、ありがとう」
シ「でも無理はしないでね?」

彼女はそういうと俺を起こしてくれた。この瞬間は寝ぼけていたので気にしなかったが、人前でこのやり取りはなかなかに恥ずかしい。

T「風ひかんといてね?」
K「大丈夫大丈夫、ひいてもふっとばすから」
T「あほやなぁもう」

後ろのカップルさんも同じ様なもんだった。なるほど、これなら恥ずかしくない。

・・・な訳ないか。

再び四人揃った俺達はまた外行きの格好に着替えるのが面倒くさいという事で、料亭でご飯を頂くことにした。

ここの料亭はお会計を宿泊費としてつけておいてくれるので財布が要らないのがいい。必要なのは鍵を掲示するだけだ。

162 :ムナゲ [sage]:2009/07/02(木) 01:18:45.21 ID:ULNyOb.o
料亭は全席座敷で、なかなかに良い雰囲気だった。メニューも懲りすぎたものばかりではなく、若者向けのものもそこそこあり、豚しゃぶ丼やトンカツ、牛丼まである。特に川魚の焼き物がおいしそうだった。

ム「なぁ、この魚、近くの川で取れたって書いてあるよ」
シ「ほんとうだー」

シシトウが覗きこんでくる。お風呂上りのいいにおいがする。やはり胸元が多少気になるが、彼女も一応気をつけてはいるようなので細かい指摘をするのはやめておいた。
指摘はしていないが俺は個人的に視覚を楽しませていただいた。

K「まぁここいいべ、うまそうだしな」

店前の立ち看板メニューを見ていた俺達は入ることに決めた。

のれんをくぐると、それはもう絵に描いたようなお上さんが出迎えてくれた。

お上「いらっしゃいませ、四名様でございますか?」
K「そうでーす」
お上「ではこちらへどうぞ」

席に案内される。流石に店内はがらがらの模様だ。

お上「みなさまお若いでいらっしゃいますねww」
ム「いやーそんな事はないですよww」
お上「まだ二十台でございますか?」
ム「そうですね」
お上「あらまぁwwまだ十分お若いでございますよww」
ム「ありがとうございますww」

席に到着した。広いところを用意してくれたようだ。これならゆったり出来る。

お上「みなさまは社員旅行でございますか?」
K「まぁ息抜きですよww」
お上「左様でございますか。たくさんくつろいでいって頂いて、またお仕事に励んで頂いてくださいねww」
K「あざっすww」
お上「ごはんは大盛りにしておきますからww」
ム「すいませーん本当」
お上「お決まりになりましたら、そしらのおボタンでおよびくださいまし。」
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 08:40:06.15 ID:892mZgAO
続きが気になる……
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/02(木) 09:39:15.35 ID:oerGEUDO
やっと追い付いた
続きが気になるwww
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/02(木) 11:09:15.12 ID:kQh9chM0
夜が楽しみだのぉ
ふひひ
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 12:40:26.29 ID:80dh3fM0
お上さん・・・・ふぅ
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 22:12:01.78 ID:8WKZzMAO
フゥ〜フゥ〜
168 :ムナゲ [sage]:2009/07/02(木) 23:11:08.52 ID:vllJgEY0
ただいま!お風呂から更新してます。
取り合えず前スレ読めなくなった時用に時系列で上げておきます。
あと主の精神的な体調があまりかんばしくないので、今日はあまり更新できないかもしれないですがよろしくです。
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 23:12:15.56 ID:2nvtB.ko
おつかれー
体調整えてからでもいいよ。
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/02(木) 23:15:41.01 ID:OZGSXqg0
ムスコが臨戦態勢で待ってますよ。
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 23:24:23.82 ID:rU4wOsAO
ムナゲ、しんどいなら無理しないで寝てくれ。
172 :ムナゲ [sage]:2009/07/02(木) 23:32:19.71 ID:mMxR9Pk0
うp主ムナゲはスレを立てる。二年前に別れたMとの口約束を信じ、現場に向かう。そこでMと再開を果たしたが、彼女は今の彼氏との結婚を決めていた為、お互いの幸せを信じ、別れる。
その後、後輩に当たるシシトウ(H)にMと過去を打ち明ける。これを機会にシシトウと距離が縮まる。飲み屋では同期のKが働いていた。
ライブ会場にシシトウが同い年のTを連れてやってくる。ここでKとTは知り合い、お互いに好印象を持つ。
シシトウとムナゲは買い物をし、漫画喫茶に行く。ちょっといいムードになりキスをしてしまう。
その流れで飲み屋に行き、仕事終わりのKやTを読んで飲み会をする。この時、ムナゲやKに多大な影響を与えた盟友Yが死亡した事をきっかけに2人はバンドを解散した事をシシトウは知る。
シシトウと2人きりになったムナゲはまたしてもキスをする。
数日後、通話中のムナゲの一言によりシシトウの気持ちが溢れ出す。お互いの気持ちを確認した後、付き合い出す事を決意。
翌日の夕方にシシトウ宅へ訪れたムナゲはシシトウママを紹介される。シシトウ宅で少々エッチな事をするがすんどめとなる。
シシトウの家庭環境を知る。
この日Kから入電があり、Tと順調に運び、翌日デートの約束を取り付けた事を知る。その後の報告で2人がいい感じだ判明する。


173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 23:32:23.18 ID:OZGSXqg0
臨戦態勢だったけど、体調悪いなら無理しないでね。
精神的って・・・心配しちゃうなあ・・・
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 23:44:32.94 ID:6piEJASO
ムナゲさん
早く寝てください
175 :ムナゲ [sage]:2009/07/02(木) 23:45:59.56 ID:mMxR9Pk0
数日経過し、K宅での飲み会を決行。お互いをよりよく知る為のいい機会となる。
Tは過去の恋愛の傷から臆病になっており、Kに全てをさらけ出す勇気がなかったが、ムナゲの一言により決意、前向きに取り組む事に決める。それをきっかけに2人の仲は急接近する。
ムナゲはシシトウと急接近したがやはりすんどめされる。
ムナゲの全裸をTに目撃される。

ムナゲの仕事が忙しくなり、それが原因でシシトウを怒らせる。埋め合わせを提案したのがきっかけでいつものメンバーで温泉旅行に行く計画を立てる。

その後Tからの報告で、Kとデートし、2人が交際を始めた事を知る。Tに感謝されつつも、応援される。温泉計画がより具体的になものになる。

シシトウのバンドメンバーかつ高校からの先輩であるJはムナゲの元に訪れ、一緒に仕事をする。その際、Jからシシトウの過去について聞かされ、シシトウへの想いを
再認識する。

温泉旅行計画が実行に移され、朝早くから車で出発。双方カップルともにラブラブバカップルっぷりを発揮しながらも現地に到着、そのテンションを維持しながらも着替え、浴衣姿に興奮しつつも温泉へ。
そこでKと将来について語り合う。

温泉から上がって寝ている所に女性陣が合流し、少し遅れた昼食をとる事にした。←今ここ
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/02(木) 23:46:57.14 ID:U0vWriwo
まとめ乙
177 :ムナゲ [sage]:2009/07/02(木) 23:54:03.90 ID:mMxR9Pk0
みなさん心配かけちゃってごめんなさい、今はなんとか大丈夫です!
自分はメンタルが強くないので、不安定になる事にが多々…
とにかく体力的にも疲れるというのは良くないですね。
お風呂上がって色々やって、まだ眠くなかった場合は上げて行くと思います!
このペースだと今晩中には宿泊夜に届かない可能性が十分に考えられますんでそこはよろしくお願いします!
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 00:17:24.05 ID:r9M1qMDO
>>177
ペースはムナゲの自由だからゆっくりでも全然いいよ〜
てかムナゲ文章書くの上手いからこの話アフィブログに転載されるかも、転載されたら良いことないしムナゲから転載禁止って書いちゃっといて欲しいんだが
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/03(金) 00:17:28.22 ID:xidbiHMo
ムナゲ頑張って!
みんな応援してるから、無理しないで!


180 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 00:34:29.26 ID:cYGi6l2o
ただいまでーす、少量の酒でほろよいの俺がきましたよ!
アフィブログってなんでしょうww
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 00:47:29.21 ID:2VULcy20
広告貼り付けて自分にお金もらえるようにしてあるブログだよ
ムナゲの話みたいなのを貼り付け客寄せして儲けようとしてるブログとかもある
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 01:02:59.89 ID:6hAN6qgo
広告をクリックさせる事で収入を得るブログのことだと思ふ。
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 09:33:55.60 ID:sgRx.2oo
ムナゲがアフィやるなら何か買っても良いぜwwww
でも更新おくれたらいや!
184 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 10:36:11.40 ID:cYGi6l2o
おはようございます!まったり投下開始!
しかし疲労は中々取れぬ・・・
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 10:44:23.39 ID:KVxlNxwo
キターーーー
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 10:44:33.76 ID:pt78mQDO
オハオー
187 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 10:48:03.07 ID:cYGi6l2o
俺達は思い思いのメニューを注文し、料理を待った。
俺ムナゲは普段の食事に最近までまったく気を使っていなかったので、偏りがちな栄養を整えるという意味でも、魚の定食にした。
普段意識しないと肉ばかりとってしまいがちになるものだし、ちょうどいい。
Kは昼間からビールを飲もうとしたが、Tにまだ早いと注意され、あきらめていた。

K「少しならいいかなって思ってさ」
T「少しですまんやろ?」
K「・・・かも?ww」
シ「んふww」

座席順はいつもの通りだが、今日は廊下側に女の子が座った。
シシトウはその二人のやり取りを見て、俺に小声で

シ「なんか夫婦みたいだよねwwあの二人ww」

と言っていた。

料理は普通に旨かった。絶品、とまではいかないかも知れないが、なかなかに丁寧な味付けで、素材を生かした調理方法を取っているのはよく分かった。
都会に居ればついついこってりした物を食べてしまうが、こうゆう自然な和食というものは本当にいい。ご飯とみそしるが体に染みる。

K「なんかシシトウちゃんの旨そうだなww」
シ「わーすごいこれww」

シシトウが頼んだのは本日の定食。その日の素材に合わせて料理長が作る、この時期こそのメニューらしい。幕の内風に様々な調理品が並べられていて、非常においしそうだった。

シ「なんでカニクリームコロッケがついてるんだろ・・・ww」

それをたまたま聞いていたお上さんが

お上「それはオマケだと言っていましたww」

と教えてくれた。
お上さんはご飯をおわんごと持ってきてくれ、俺達の目の前でよそってくれた。若者向けという事でご飯も結構多めに用意してくれた。

K「まじありがたいなww」

Kは結構食べるほうなので、一番ありがたがっていただろう。
188 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 10:57:33.59 ID:cYGi6l2o
K「あー食った食ったww」
T「本当たくさん食べとったねぇww」
ム「お前よくあんなに食えるな・・・」
K「普段あの代わりに酒が入ってるからなぁww」
シ「それってww」

俺達はお上さんにお礼を言って、料亭を出た。久々にゆっくりと昼食を取れ、メンバーはリラックスモードになれたようだ。みんな満足そうな顔をしている。

ム「んで、この後どうしようか?」

俺は今回の旅計画についてまったく知らないため、夜まで何か計画が入っているのかと思ったのだが、

K「何しよっかね、T」
T「うーんwwどしよwwシシトウww」

シシトウもうーんというリアクションだ。ようは無計画なのである。
今回の旅の目的はくつろぎがテーマであるからして、ゆっくりまったり過ごせばいいのでは?と思っていたらしい。

しかし俺達は意外と若く、ただただ時がゆっくり過ぎるのを楽しむにはまだ早かったようで、流石に夕飯までの時間をだらだら過ごすには少し物足りなかったのだ。

ム「部屋でくつろぐか?」
シ「それもいいけど・・・寝ちゃいそうwwおなかいっぱいだしww」
K「それもいいんじゃね!?どうせ夜は寝れないんだしww」
T「Kwwwwww」
ム「お前なww」
シ「あーそっかぁwwww」

Kは相変わらずのノリである。
普段の疲れが取れていなかった俺は別にそれでもいいかなぁーという気もしていた。部屋で日光と風を感じながら自然の音に耳を傾け、そばに居る恋人の温もりに吸い込まれるように眠りにつく・・・・それも悪くない。

シ「じゃあさ、一回部屋戻ったら、卓球でもする?ww」

シシトウはTを見ながら提案した。
189 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 11:20:41.12 ID:UjCBEr60
K「卓球かぁ、悪くないね」
シ「意外と盛り上がるんじゃないかなw」
K「体を動かした方がいいしなw」
T「…でもお腹いっぱいでw」
シ「すぐはキツイよねw」

そんな話をしながら俺たちは部屋に向かったが、その途中で昼間に会ったフロントマンと遭遇した。

紳士「ご入浴はお済ましでございますか?」
ム「はい!頂きました」
シ「気持ちよかったです〜」
紳士「有難うございます、
ご夕飯はいつ頃がよろしいでしょうか?」
K「俺たち今昼食をとったばかりなんですよw」
紳士「左様でございますか、では八時半までに料亭に起こしくださいませ、御用意をしておきますので」
シ「はーいw」
紳士「中道へはもう行かれましたか?」
ム「中道?」
紳士「ええ、浴場へ向かう渡り廊下を下って頂きますと、中庭と川へつながっている中路がございます」
シ「そんなのあるの?w」
紳士「只今の時期ですと川で魚を見る事も出来ますので、涼みに行ってはいかがでしょうか」
T「いきたーいw」
シ「いいなぁw」
紳士「では八時半までに料亭に起こしくださいませ、ごゆっくりなさって下さい」

紳士はさった。
190 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 11:32:32.35 ID:UjCBEr60
どうやら、この這う様に建設された物件には廊下が多く、ゆえに中庭もかなり多いようで、調理師が魚を釣りにいく川まで繋がっているようだ。

K「いいね、暇だし行ってみようぜ」
T「わーいw」
シ「川に足とか入れられるのかなw」
T「絶対気持ちええわw」

メンバーは行く気満々だ。

ム「わりぃ、俺はちと部屋にいるわ」

シTK「え?」

ここで俺の空気読めない発言である。

K「なんだ、嫌なのか?」
ム「嫌とかじゃないんだが、悪い、三人で行っててくれ」

別に行きたくなかった訳ではなかった。興味があるのも本当だ。
ただ俺はちょっと疲れてしまっていた。前日にあんまり寝れなかったせいもあったのだが、体が少し休めと俺に言っていた。
このだるさは風呂を上がったあたりから続いていて、寝不足ゆえにのぼせたのが原因なんじゃないかと思っていた。
とにかく、数十分でも寝れば元気になるはずだ。

シ「どうしたの?」

シシトウは心配して俺の側まで来て、聴いて来た。
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 11:34:14.28 ID:vGt22t60
dkdk
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 11:36:16.50 ID:jsk4poAO
wktk
193 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 11:44:48.85 ID:uQi0Zes0
ム「いや、少し疲れのせいかちょっとだるいんだ。」
シ「え、いつから?」
ム「お風呂上がった後から…」
シ「やっぱり…言ってよ」
ム「ごめん…」
K「なんだ、体調悪いのか」
ム「まぁ少し横になればすぐ復活すると思うんだ、悪いんだけど三人で行って来てくれないか?」

旅で一番テンションが下がるのが怪我や事故、体調不良である。特にメンバーが少なければ少ないほど人数に融通が利かない為に行動が制限されやすくなる。レジャーでは極力さけたい事項だ。
それを分かっていながら俺本人がそれをやってしまうとは、全く、いい大人が恥ずかしい。

T「んじゃやめよね」
シ「部屋行こうか」

俺は自分が情けない。

ム「大丈夫だから、いってきてくれ、どうせ俺は部屋で寝てるだけだしなw」
K「ん、わかった、んじゃTと俺は言ってくるぜw」

Tは一瞬、え、という顔をしていたが、すぐに理解したようだった。

K「そっちの方がお前も楽なんだろ?まぁ行って来るよw」
ム「わりぃ…」
K「シシトウちゃんはムナゲについててやってくれ」
シ「はーい」
K「んじゃ行って来るよw いくよT」
T「ほなまたー」

2人は中路の方へ向かった。
194 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 11:54:11.47 ID:uQi0Zes0
シシトウは心配そうに、俺の背中に手を当ててあるいてくれた。

ム「シシトウも行きたかっただろ?いって来なよ」

俺がそういうと彼女は呆れたようにため息をついた。

シ「別にいいよ、てかなんで言わないのよ」
ム「ごめん…最初は寝起きだからかなとか思ったんだよ…」
シ「もう…気持ち悪いとかある?熱は?」
ム「熱は分かんないけど、とりあえず横になりたい気分って感じだ」
シ「分かった。もう…心配するでしょうにw」
ム「本当ごめん…」

彼女はやっと笑顔になってくれた。そう、俺の大好きなあの笑顔に。

シ「いいよ、もう、部屋行ってゆっくりしようね?」

シシトウの優しさが嬉しかった。

ム「俺、かっこわりぃな…みんなのテンションさげちった」
シ「何言ってんのw気にしないのw」

彼女は俺の前から覗き込むように上目遣いで言った。

シ「かっこいいよっ」
195 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 12:10:12.31 ID:v9VO8460
部屋につくとシシトウは手際よく布団をしいてくれた。
俺はその間、うがいをして顔を洗った。洗顔するだけでもだいぶ違うと思ったからだ。
一通り終えるとシシトウはすでに布団をしき終わっていた。割と日当たりがいい方に布団をしいてくれたようだ。

シ「はい、はやくおいで」

シシトウはふとんの前で腰に手を当てながら片手で手招きした。布団をしく動作のせいで若干乱れた浴衣がセクシーだった。

ム「悪いな、本当」
シ「いいからはやくw」

俺はとりあえず布団に入って、上半身はまだ倒さずにいた。布団を足に綺麗に掛け直してくれているシシトウに申し訳なくも思い、感謝もし、愛情も感じた。そのシシトウを見ておきたかったからだ。

シ「ん?早く横になっちゃいなよw」
ム「でも…」

俺がそういうと彼女はさっと立ち上がり、俺の左側後方に回った。

シ「いいから、ね?」

そういって彼女のアシストわ受けつつもよこになる俺。頭が布団についた、と思ったが布団意外の何かの感触だった。

温かい。
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 12:18:19.79 ID:lB6kEqMo
dkdk
197 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 12:21:31.02 ID:v9VO8460
彼女は俺の顔を上から覗き込んで

シ「膝枕w」

と言って笑った。
そうか、この温かでしっかりとした感触はシシトウの足だったのか。
こんなにも人の体温が落ち着けるものだとは…。
俺は目を閉じ、素直に身を委ねた。

すると彼女は俺の髪の毛を触りながら、優しい声で言った。

シ「次からはちゃんと言ってね?心配するからさ」
ム「ごめん…」
シ「寝たらよくなりそう?」
ム「ああ、そうだと思う」
シ「なんか食べたいものとかある?かってこよっか?」

俺はこの状態がもっと続いてほしいと思った。やめてほしくなかったし、彼女にもっと側にいてほしいと思った。

俺は彼女の手を握った。

ム「ううん…もっとこうしててほしい…」

そういうと彼女は一瞬止まって、また頭を撫でてくれた。俺は言葉の反応がないシシトウを片眼をあけて見た。

彼女は照れたような、切ないような顔をしていた。

シ「ばか」

彼女は優しく言った。
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 12:32:43.32 ID:vGt22t60
(*´д`*) ハァ〜ン
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 12:33:11.48 ID:lB6kEqMo
甘酸っぱいww
会社で身もだえしそうだ
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 12:37:58.41 ID:doVY86DO
用意しときますって 

作り置きしとくってことなのか?料理長さん! 

ワクテカ
201 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 12:39:51.09 ID:3qUepmg0
俺たちはしばらくそうしていて、あまりの心地良さに俺もいよいよ本格的に眠りにつきそうになっていた時、突然彼女は何かひらめいたかのように少し大きな声で言った。

シ「ねぇムナゲ!」

俺は半分落ちかけていたのでびっくりして目を開けると、そこにはキラキラ目を輝かせているシシトウの顔があった。

シ「添い寝してあげよっかw」

彼女は俺の肩を撫で回しながら言う。その落ち着きのなさはまさにアニメ版狼と香辛料のホロが、何かを企みながらもその楽しさがしっぽに出てしまっている様子とそっくりだった。
ようはウキウキしているのだろう。

俺は不明瞭な頭の中で状況を整理しようとしたが、相変わらずの寝起きの頭の回転の悪さで、考えるのがめんどくさくなっていた。というか思考がついて行かないのだ。

シ「ねぇムナゲw 添い寝w」
ム「んーじゃあお願いしようかな」

彼女はそういうと素早く俺の頭を持ち上げ、枕を差し込み、自信をふとんの中に滑り込ませた。俺の左手を腕枕にしている。

シ「まったく、しょうがないなぁw」

彼女はくすくすと笑うように言った。彼女は俺のほうを向いて横向きに寝そべる形で、仰向けの俺の胸に甘えるように左手を添えていた。

ム「言いたかったんだろ?」
シ「ばれた?w ムナゲは嬉しくないの?w 添い寝だよ添い寝w」





202 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 12:52:36.44 ID:guXEYLE0
添い寝。
俺たちはこうして一緒に寝た事がない訳では無かった。K宅で飲んだ時にソファで一緒に寝たからだ。

だが今回は何かが違うのだ。
シチュエーション?
おそらくそうだ。

俺が体調を崩しているのを、看病という形でシシトウが添い寝してくれているから?
あるいは添い寝、その言葉事態に何かがあるのか。
それとも布団がしいてあって、しかも2人とも浴衣という極めて防御力の低い服装だからか?

いや、恐らく一番の差は、今この空間には俺たちしかいない、2人だけだという点だ。

そう思うと俺は不謹慎ながらも少し興奮してきてしまった。
だがしかしその興奮も流石に体調不良から来る睡魔には勝てないようで、俺は次第にシシトウの体温と感触、彼女の呼吸男で気持ちが良くなってきた。

シ「なんかいいね、こうゆうのw」

彼女は俺以上に嬉しそうだ。俺はそんな彼女の頭を、腕枕している方の手で数回撫でたのち、彼女の肩を抱き寄せた。

シ「んふw」

彼女は甘えているんだな、と思った。そして恐らく、俺の体調が思ったよりも申告出ない事を安心しているんだなと思った。

シ「早く良くなってね?」

そういうと彼女は俺の頬と首、そして耳に軽いキスをくれた。
だけどもそのキスからはもっと甘えたいなぁという欲求が伝わってきた。

ム「甘えん坊だなぁ…お前は」
203 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 13:03:40.60 ID:Ak/6lxc0
俺はそういって、彼女をもっと強く抱き寄せて、口にキスをしようとした。
彼女もそれがわかったようで、俺の胸に半身を乗せて、覆いかぶさるようにキスをしてきた。

結構長い時間していたと思う。

お互いを求めるように、長く甘いキスを、何度もした。
彼女の片足が俺の足と足の間に入っている。もうほとんど俺の上に覆いかぶさってしまっている。
だけど心地よかった。彼女の柔らかい胸にが、俺の胸板の上でスポンジのように形を変えるのがわかる。近づけば増える接触面とともに体温が伝わった。

キスをし終わると、シシトウは俺の肩に顔を埋めたまましばらく呼吸を整え、俺の耳元で言った。

シ「ごめんなんか…体調悪いのに…わたしダメだ」

そういって起き上がろうとしたのを俺は左手で抱き寄せてやめさせた。

ム「いいよ、俺も嬉しいし…離れるなよ」

俺がそういうと彼女は急に小さくなったようにすくんで、俺に抱きついてきた。

シ「ありがとうムナゲ」

俺はまた左手で彼女の頭を撫でた。

ム「甘えん坊なんだから、お前は」
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/03(金) 13:03:49.33 ID:8DPmR5Y0
ニヤニヤが止まらんww
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 13:07:11.22 ID:pBtW79ko
なんか泣けてきた。 いい意味で。
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 14:09:54.74 ID:jYUKh.AO
ドキがムネムネしたきた(*´艸`)
シシトウたぁん(*´Д`)ハァハァ
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 14:49:15.77 ID:9RxJKiEo
T・K(小室ではない)が戻ってくる前に…か?
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 14:59:03.21 ID:utOUxzY0
ぬるま湯に浸かったような、このあまあまな感じがいいなwwww
るいは友を呼ぶ的な感じでK達もこんなんだと想像すると・・・ww
ぽにーテールとかにしてたんだろうか(湯上りの時に)、シシトウ達は?
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 16:20:32.50 ID:8eIyb.Mo
ニヤニヤ(・∀・)ニヤニヤ
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/03(金) 18:01:01.86 ID:BIyJn0g0
俺の人生って一体なんなんだろう・・・・orz
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 18:07:13.47 ID:/Z3aD9I0
人生いろいろ
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/03(金) 19:10:03.62 ID:sVEb7lQo
まったり感がたまらん(´ω`;)
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 19:17:06.02 ID:.9kh3jUo
甘酸っぱい感じの文章に引き込まれるが「ムナゲ」じゃ興醒めwwwwwwwwww
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 19:21:47.51 ID:GHQBusSO
ニヤニヤが止まらないww
215 :いいわね。最初からフル稼働、最大戦速でいくわよ :2009/07/03(金) 21:05:19.72 ID:febIebU0
俺も何やってたんだろ…
男子校なんかじゃ恋出来ねえのに…
216 :「これが涙。初 めて見たはずなのに初めてじゃないような気がする」 [sage]:2009/07/03(金) 21:08:50.11 ID:YVu8NGQo
>>215
女の子がいるところでバイトしろw
人当たりよくしていたらそこそこいけると思うぞ
217 :「私は人形じゃない」 :2009/07/03(金) 22:23:28.31 ID:febIebU0
バイトか…
部活イソガシス…
夏休みならできるけどな…
あんがと。

さっきMステで福山聞いて、このスレ読んだ。
恋がしたい…
218 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 23:32:06.08 ID:YYRTn6Y0
ただいまです!
ほんの少しだけど上げていきますよ!
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/03(金) 23:33:39.87 ID:febIebU0
おかえりですー
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 23:36:14.48 ID:OHivY.AO
ムナゲおかえり。
体調はいかが?
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/03(金) 23:37:28.36 ID:jsk4poAO
おかえり〜。待ってたよ〜。
222 :ムナゲ [sage]:2009/07/03(金) 23:51:45.59 ID:oAe4ekY0
シシトウは俺の腕枕の上で、顔を赤らめていた。下を向いていたのではっきりは見えないが、目が潤んでいるようにも見えた。

俺は半分夢うつつに、彼女とであった時の事を思い出していた。Tの横にいた、小柄で元気で、優しい女の子。赤がかった髪の毛と生意気な目尻が、俺の好みだなと思ったのを覚えている。最初は、ただそれだけだった。
その彼女が今俺の腕の中にいる。
俺の人生の、俺の世界の風景の一部でしかなかった彼女が、俺に恋をしている。俺の世界の中心にいる。
そして、俺はそんな彼女を愛している。
今まで色んな事があった。
だが彼女と出会ってからの変化は、全てがいい方に進んでいるように感じる。俺の世界は、シシトウという存在が中央にして初めて、周り始める、変化し始めるのではないか。そんな錯角にすら陥りそうになる。

ム「ありがとう」

それは突然だったけど、俺の心から湧き出た真実の言葉だった。何に対してかはわからない。多分、全てに対してだ。

シ「ううん…早く元気になってね」

シシトウは俺の方へさらに近づこうと、自分の体を寄せてきた。もうこれ以上寄せる事なんて出来ないくらい近いのに、彼女は俺の温もりを求めて、抱き寄せようとしている。

シ「ムナゲ…泣いてるの?」
223 :ムナゲ [sage]:2009/07/04(土) 00:03:16.71 ID:8gnljug0
俺は泣いていた。
涙の理由は俺も分からない。感情が高まったからかもしれない。俺は自分にとって初めてのこの感情に困惑した。そして俺はそれが幸せだからだと言う答えに辿り着き、困惑は感動へと変わった。

そうか、これが愛する幸せなんだ、と。

もう二年間もそんな感情に出くわしていなかったんだな、と俺は思った。
確かにMと過ごしたあの日々は素晴らしかったはずなのに、こんな気持ちは味わえなかっただろう。

俺はそんな、いろんなもののコントロールを失うほどの感情の渦の中にいた。
疲れていたからかもしれない。それはわからない。
だけども、その頬を伝わる涙が、俺の渦の中心にいるそれを、はっきりと表現していた。

シ「どうしたの?大丈夫?」

彼女は半味を起こし、俺を心配していた。なぜ俺が突然泣き出したのか彼女にはわからないだろう。俺にはこんなにも胸を貫く程の衝撃なのに。

伝えたい。
そう思った。

ム「なんか…嬉しくて…俺、幸せだ…」
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/04(土) 00:09:18.55 ID:nlHHrZ2o
お!?リアルタイム♪
いつも楽しませてもらってるよ

で、

もう下ろしてもいいのか?
225 :ムナゲ [sage]:2009/07/04(土) 00:14:43.55 ID:xWZ/iiE0
俺の感情の高ぶりが伝わったのだろう。シシトウは俺の言葉を聴いた後、何も言わずに俺の頭を抱き寄せ、抱きしめてくれた。
2人とも、無意識に目を閉じて、相手のぬくもりを精いっぱい感じていた。

シ「…ばかだなぁ…本当に…」

俺は自分の額に、何か温かい液体が伝って行くのを感じた。

シ「私も…幸せだよ」

震える彼女をの声が、俺の全身を貫いたように、それ程の衝撃で俺の体もまた痺れ、震えていた。

俺たちはしばらくこうして抱き合った後、キスをして、また俺の腕枕の状態になって、またキスをした。

その時多くの言葉は交わさなかったけど、お互いの気持ちが本当の意味で通じ合ったような気がした、大切な時間だった。

そして俺はそのまま、眠りについたのだった。
彼女の温もりを抱きしめて。
226 :ムナゲ [sage]:2009/07/04(土) 00:27:24.20 ID:c1jhi/60
次に俺の目が冷めた時には俺は一人で部屋で寝ていた。

先程に比べて大分空が低い。夕日が差し込むんでいる。

辺りを見回しても誰も居ない。

俺は徐々に明瞭になっていく視覚と感覚を整理しようとした。

あれは夢だったのか。だとしたらどこから?

いやいや、そんな訳はない。

だとしたらシシトウはどこへいったんだろう。

意識がはっきりした頃には、俺は何故か汗だくだった。俺は汗でびしょびしょになった浴衣で額の汗を拭いた。

227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 00:35:48.97 ID:1pdnsME0
wktk
228 :ムナゲ [sage]:2009/07/04(土) 00:36:16.17 ID:c1jhi/60
俺は上半身を起こして起き上がろうとしたが、体はまだ覚醒状態ではないらしく、立ち上がるにはいたらなかった。

すると廊下から数人のスリッパがすれたり叩きつけられるような音、足音が聞こえてきた。

声がする。

シシトウだ。

徐々に音が近づくにつれ、その数人の正体が俺の良く知っている人物だという事が分かった。

鍵を鍵穴に入れる音がし、鍵があき、扉が開き、そして廊下の明かりが部屋に飛び込んで来ると同時に、その数名の人影と声が俺の前に現れた。

シ「あれ、起きてるw」
T「あ、本当だw」
K「なに、まじか」

最初に入ってきたシシトウは小走りで俺のもとに駆け寄り、俺の額に手を当てて、持っていた冷たい手拭いで額の汗を拭いてくれた。

シ「大丈夫?気持ち悪くない?」

その後ろから二人、TとKが俺を高い所から覗き込んでいる。

T「わ、すごい汗やな」

俺は状況が飲み込めず、ただシシトウ汗を拭かれたいた。
229 :ムナゲ [sage]:2009/07/04(土) 01:01:04.40 ID:RaNgiNYo
シ「はい、これ着替えもってきたから、着替えよ?汗拭いたげる」

シシトウはそういうと俺の浴衣を脱がし始めた。シシトウが俺の体を拭いてくれているのはよく分かった。

K「そんなに具合悪かったなら早く言えよな」

KとTが心配そうにこちらを見ている。俺はそれでもよく分からなかった。
そんな事情がまるで分かっていない俺を見かねてKは事情を説明してくれた。

K「あんな、俺達が戻ってきて、二人に連絡入れたんだけどどっちも携帯でない訳よ。心配で部屋ノックしたらシシトウちゃんが出てきた訳よ、汗まみれで」

シシトウは無言で俺の体を一生懸命拭いている。

K「そしたらムナゲがすっごい汗かいててやばいからってんで、今その手ぬぐいと、お前とシシトウちゃんの着替えをカウンターからもらって来た訳だよ」

Kは扉に腕をかけながらよりかかっている。

K「最初は二人が張り切りすぎて汗かきまくってんのかと思ったんだけどよww」
T「・・・K」
K「ああ、ごめん。んで風邪引くといけねぇってんで今着替えさせてる訳よ」

なるほど。事情は分かった。

シ「ごめんね、わたしも寝ちゃって・・・Kのノックで起きたらムナゲすごい汗描いてて・・・」
T「シシトウが乱れてあわて取ったから、何があったんおもって心配しよったんよ?」

整理すると、俺とシシトウはあの後眠りにつき、俺はなぜか大量の汗をかいた。Kのノックで目覚めたシシトウは自分の浴衣がぬれている事に気付き、俺を見たらすごい汗をかいているのを見て驚いた。
あわてて部屋を出て行き、カウンターまで手ぬぐいと着替えを取りにいき、その間に俺が目覚めた、という事だろう。

230 :ムナゲ [sage]:2009/07/04(土) 01:11:02.48 ID:RaNgiNYo
ム「ごめんみんな・・・」

シシトウは布団をめくって俺の足も拭いてくれた。確かにこうやって見ると自分でも驚く量の汗をかいている。これだけ見ると確かに体調を心配されるのも分かる。

K「まぁきにすんなよ、てかお礼はシシトウちゃんに言いな」
T「ウチら何もしてへんww」
ム「シシトウ・・・」

俺が何かを言おうとするが、シシトウはそれを遮るように、

シ「はい、お尻上げて、浴衣とっちゃうから」

と作業に集中している。

K「まぁうちらはうちらでくつろいでるから、一通り終わったら部屋来いよ」

Kはそういってドアを開ける。

T「ご飯の時間にきをつけてなww」
K「今六時半だからな、二度寝すんなよww」

そういって二人は部屋を出て行った。

今六時半?俺は三時間近くも寝ていたと言うのか・・・。

そして俺は気付いた。
俺の上半身が二人の前にさらされたという事に。ムナゲヲTニミラレタヨコンチキショウ

シ「ごめんね、暑かったでしょ?」

シシトウはなぜか自分を責めていて、それを償うように俺に献身的に接してくれた。

ム「何いってんだよ・・・俺もそうしたかったんだし・・・何より良く寝れたよ、ありがとう」

そういうとシシトウは自分の額の汗をぬぐって俺を見つめた。


231 :ムナゲ [sage]:2009/07/04(土) 01:20:26.67 ID:RaNgiNYo
シ「ごめんね本当に・・・」

俺はとにかく彼女を抱き寄せた。

ム「だからそうじゃねぇって言ってるだろ・・・」
シ「うん・・・」

彼女がこうやってナイーブになっている所を見るのは二回目だ。そう、俺と付き合うきっかけになったあの電話のときだ。
俺は彼女を不安にさせたくなかった。

ム「本当感謝してるんだって」

そういうと彼女はやっと少し安心してくれたようだ。

シ「ありがとうムナゲ。」
ム「ありがとうシシトウ。」

そういって俺達は軽くキスをした。

シ「ね、とりあえず着替えちゃおうっか、風邪引いたら困るし、わたしも着替えたいからww」

俺はおう、と返事をし、彼女に浴衣を着せてもらった。
俺が帯を閉める頃には彼女はすでに俺の目の前立ち上がって浴衣を脱いでいた。
薄暗いのを利用したさっさと着替えてしまおうと思ったのだろう。

俺はその、後姿を見逃さなかった。彼女の下着一枚の、後姿。綺麗だった。

そのくびれ、くっきりと見える背中のくぼみ、かわいいお尻と下着・・・。

もっと見ていたかったのだが、流石に彼女は着替えるのが早かった。彼女は振り返り、俺の視線を感じると、

シ「・・・見てたでしょ」

と、俺を軽く軽蔑するような目で見た。

ム「うん、はっきりみた」
シ「・・・・えっちww」

彼女は笑った。
232 :ムナゲ [sage]:2009/07/04(土) 01:22:46.65 ID:RaNgiNYo
とりあえずここまでで寝まーす・・・明日も仕事だ;;

宿泊編も半分くらいまで来たので、次回かその次回更新時には・・・

体調はなんとか持ちこたえまして、頑張っております!やはり疲れは取れないが・・・。

また明日更新できたらしますね!みなさん心配かけてすみませんでした。
ではまた明日ー!
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/04(土) 01:23:10.93 ID:1qzLg86o
おやすー
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/04(土) 01:24:01.96 ID:nZVSpeIo
乙!
くれぐれも無理はするなよ!
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/04(土) 01:28:03.97 ID:nGj8EkAO
お大事に〜。今日は更新多くてお腹いっぱいだ。おやすみ〜。
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/04(土) 01:32:15.78 ID:miI6MSMo
そろそろ旅館にMが乱入
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/04(土) 10:49:50.52 ID:EsG.dzEo
おはむなげ
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 14:37:11.47 ID:mGgWrSE0
おはげ
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 15:18:02.62 ID:TEftE2AO
おげ
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/04(土) 16:42:46.81 ID:5hQdAiIo
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/04(土) 16:50:57.06 ID:jgfMGEAO
o
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/04(土) 17:46:51.28 ID:u6oajIUo
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/04(土) 17:59:51.99 ID:5ZhaoNso
.
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/04(土) 18:01:58.58 ID:epYjYwAO
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/04(土) 18:51:55.05 ID:afTG6YAO
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/04(土) 19:17:04.18 ID:UsbWRcDO
俺の理想の男がムナゲになりますた
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/04(土) 21:02:18.28 ID:epYjYwAO
ますたすまた
248 :ムナゲ [sage]:2009/07/05(日) 00:46:56.95 ID:QrqkaK60
ただいま!あんまり沢山はあげれなけど上げていきます!
249 :ムナゲ [sage]:2009/07/05(日) 00:48:01.59 ID:QrqkaK60
ただいま!少しだけあげていきます!
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/05(日) 00:53:04.97 ID:xYS6wLIo
wktk!!
251 :ムナゲ [sage]:2009/07/05(日) 01:15:13.76 ID:7TCC0iE0
俺たちは着替え終わり、Kの部屋に向かう事にした。

シ「具合大丈夫?のどか湧いてない?」

言われてみれば乾いている気がする。確かにあれだけの汗をかいたのだ、喉の一つや二つ乾いて当然だ。

ム「そういえば…結構乾いてるかも」

彼女は部屋の鍵を閉めながら提案した。

シ「んじゃ、飲み物買ってから行こうね」

そして俺たちは浴場近くの購買エリアに向かった。そこでアクエリアスを彼女に買ってもらい、座敷でのむ事にした。

ム「ありがと」
シ「早く飲んじゃいなw」

シシトウは俺の横にすとんと腰掛け、足をぶらぶらさせていた。

ム「ぐび…ぐび……んぐ…ぐび…」
シ「ちょw飲み過ぎw」

彼女は俺の口の横からアクエリアスがこぼれそうになっているのを見て、ペットボトルを下げさせた。そして持っていたタオルで俺の口をさっと拭いた。まるで赤ん坊のような扱いである。

ム「いや…飲み始めたら止まらなくて…」
シ「だからって…休めばいいでしょ?」
ム「なんだか今日はいけそうな気がした」
シ「そうゆうのいいから…もうw」

俺は二回でアクエリアスを飲み干して、まだ喉が渇くかもしれない為に、もう一本買ってもらった。

シ「手間のかかる子だなぁ…もうw」

彼女はそういうと、自動販売機からでて来たアクエリアスを取り出し、笑顔で俺にわたして来た。
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/05(日) 01:54:20.06 ID:uwXR06AO
かぁ〜いい!
かぁ〜いいよ〜獅子唐〜
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/05(日) 01:54:53.36 ID:yYGQkoEo
ワク(・∀・) テカ
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/05(日) 05:19:02.15 ID:yFpLEYw0
>>252
勇ましすぐる
漢字で書くなwwww
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/05(日) 08:39:57.02 ID:DK.yl.SO
ふぅ・・・・
おまいらおはよう、ちょっとパンツ洗ってくる。
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/05(日) 09:24:02.24 ID:3w/DcUs0
胸が痛いんだがこれは病気か?
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/05(日) 12:13:11.10 ID:yYGQkoEo
おはムナゲ
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/05(日) 12:24:06.34 ID:oz9MImw0
獅子唐と唐獅子牡丹は紙一重だな。
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/05(日) 14:42:56.18 ID:uwXR06AO
フォッフォッフォ
シシトウは最初は苦いけど後が辛いお〜
注意が必要だお

オッ!オッ!オッ!
(´・ω・`)
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/05(日) 15:32:16.15 ID:a3ReJs2o
>>259
これまでの経過を読む限り、最初から甘々なんだが。
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/05(日) 20:37:31.00 ID:ugvRb3c0
二人への祝福の想いと
自分の人生への後悔の想いとで
目から汗が止まらないんだけど・・・・
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/05(日) 22:05:46.68 ID:wpP1k2DO
>>261
ここからだ!キリッ
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/05(日) 22:29:57.46 ID:2gSLjwAO
突然の体調不良に大量の寝汗、
加えて先日の精神的疲労。

何か心配だな。
ムナゲ、病院行ってきたら?
いや、冗談抜きにガチで。
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/05(日) 23:07:44.22 ID:uwXR06AO
確かに…
大丈夫だろうか…
無理しないでくれよ!
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/06(月) 01:49:58.79 ID:O6/opYA0
やと追いついたww
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/06(月) 06:39:19.03 ID:zp7jmMAO
更新ないね
まさかムナゲになにかあったのか?
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/06(月) 07:33:52.37 ID:/hxvGLQo
話を作るのに飽きた
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/06(月) 10:07:08.88 ID:LOyEEnUo
日曜日だったから、獅子唐とムフフだったのでは?
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/06(月) 17:48:09.74 ID:3z1ZTQAO
釣りでつか(´・ω・`)
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/06(月) 21:48:07.10 ID:RRl/O4k0
獅子唐にVIP&パー速へのカキコがバレル

獅子唐が憤怒のあまり獅子頭に変化

ムナゲ、生命の源たるムナゲをむしられる

なんて修羅場になってたらどうしようgkbr
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/06(月) 22:06:37.15 ID:3lZ.6z60
>>269
釣りだったら、パー速来ないで前スレの最後ら辺で
ムナゲ達の音源だって言って『釣りでした』とかうpしていたのではないかと
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/06(月) 22:08:07.67 ID:33oy5two
面白いから別に釣りとかどうでもいい
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/06(月) 22:20:07.25 ID:/B7gBlso
こういうスレって読み手が面白いと思うから見てるわけで、内容の真偽は二の次だと思う。
釣られまいと先に釣り認定する人は何と戦ってんの?
フィクションだろうとノンフィクションだろうと、面白ければ関係ないだろうに。
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/06(月) 22:42:09.76 ID:3z1ZTQAO
ごめ〜んね。
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/06(月) 22:52:12.08 ID:XidXHns0
獅子唐の性欲爆発

ムナゲの胸毛むしって獅子唐植え付け

TムTムが獅子唐に
のながれでありますように
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/06(月) 23:53:46.65 ID:3lZ.6z60
>>273
釣りだったら話がここで終わりだから、釣りかどうか言い争っているのでは?
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/07(火) 00:01:52.05 ID:aGzeIg6o
>>276
その話はもういいよ
278 :ムナゲ [sage]:2009/07/07(火) 00:06:18.27 ID:MgISfS20

ただいまみなさん!
更新滞ってしまいすみませんでした。
先日は何も言わず突如更新ストップで申し訳ありませんでした。
夢の中でした…

本番、打ち上げ、終電逃す、シシトウの家に泊まる、朝から仕事→残業、いま帰宅のコースでありまして、今日は更新出来るか…ちょっと…
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/07(火) 00:06:53.16 ID:2dK2.iko
 無事なら何より。
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/07(火) 00:16:46.98 ID:PxdVL8ko
シシトウの家に泊まる
シシトウの家に泊まる
シシトウの家に泊まる

読み流すとこだったwwwwwwww

更新の時にkwsk
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/07(火) 00:17:04.02 ID:uwNVk9Io
おかむなげ。
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/07(火) 00:21:41.86 ID:v8HAQUAO
おかわりムナゲ
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/07(火) 00:35:55.79 ID:eXZu/wAO
ムナゲおかわり
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/07(火) 02:30:06.60 ID:Cv68e6DO
>>278
別にスレしばらく放置しても問題は全くないけどさ、
寝落ちをする位なら無理にレスしないでしっかり寝ろよ?

1ヶ月以上放置されてるスレだって珍しくはないし、
見たいと思ってる奴はそれでも見てる。

スレの心配よりシシトウに心配かけるな、何より体調を一番に考えろ。
忙しいなら尚更体調に気を遣わんと。

毎回寝落ちっぽいからずっと気にはなってたんだ。
お節介な気もするけど言わせてもらった。
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/07(火) 02:47:46.97 ID:9o6GNtIo
感情移入しすぎであつくるしいwwwwww
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/07(火) 04:25:26.37 ID:3dZHlWs0
>>284
よく言った!!
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/07(火) 06:32:16.12 ID:Z09NxMDO
ムナゲの胸毛をむなげしたい
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/07(火) 09:38:39.73 ID:HgXTYm6o
>>284
産業にまとめろ。
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/07(火) 09:50:09.75 ID:KqZ7B6co
優先すべきは
体調と
シシトウ
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/07(火) 10:36:15.58 ID:GuLZxMso

【シシトウの家に泊まる】

ここがポイントなので、覚えておく様に!
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/07(火) 11:47:10.52 ID:fBllSy.o
              ____
      ∧_∧   /__ o、 |、
     ( ´・ω・)   | ・ \ノ
     旦  o)    | ・  |
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

      ジャー     ____
      ∧_∧   /__ o、 |、
     ( ´・ω・)ノ .ii | ・ \ノ
     ( o     旦| ・  |
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


     試験にでる?
              ____
      ∧_∧   /__ o、 |、
     (´・ω・ )   | ・ \ノ
     ( o旦o   | ・  |
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/07(火) 21:44:43.22 ID:DvcPNUc0
おっと、昨日からずっとぱんつ下げてたぜ
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 12:11:16.84 ID:O8.zdE.0
ほしゅあげぇ〜
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 12:11:53.92 ID:YgDVj46o
>>293
下げてる!!しかもパー速保守必要ない!
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 12:12:36.15 ID:O8.zdE.0
あ、あげぇ〜。
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 12:15:13.74 ID:O8.zdE.0
>>294
ご、ごめん。
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 12:30:37.18 ID:YgDVj46o
ま、まぁいいんじゃね?
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 13:50:40.20 ID:IrECpwDO
お、おい、おまいら気まずくなるなよ

299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 15:57:00.15 ID:.eTrD2AO
えっと...コーヒーでもいれようか?
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 16:03:41.71 ID:tzXAC1Y0
じ、じゃあ俺焼いたケーキ持ってくるわ…
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 16:04:13.06 ID:YgDVj46o
そ・・・・・そだね・・・・・・・ムナゲまだかなぁ・・・・・
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 16:05:11.03 ID:pALt/hk0
すまん、コーヒー飲めないんだ…あ、大丈夫、飲む
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 16:15:01.23 ID:vp/z0QAO
ミルクを入れてあげるね
おいしくなぁれ(。≧з≦)ノ⌒☆
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 16:15:31.14 ID:mawQdxc0
ムナゲスレだからって、鼻毛カッターのリンクはどうなんでしょうか、アマゾン先生・・・・
305 :ムナゲ [sage]:2009/07/08(水) 16:37:46.31 ID:v78sprg0
こんにちわ、ムナゲです!
今夜時間が出来そうなので、時間が出来たら上げていきます!
お待たせして申し訳ないです。
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 16:39:27.70 ID:qU0.a2Eo
>>305
無理すんなよー
自分のペースで桶
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 16:54:08.43 ID:YgDVj46o
>>304
専ブラで見てるからわかんね。
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 17:42:09.05 ID:O9OsS7go
>>305
キタ!
楽しみにしてます。ムナゲちゃん♪
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 19:18:34.38 ID:G5Qb0CI0
>>305
マターリで桶ですぜー。
310 :ムダゲ [sage]:2009/07/08(水) 19:26:16.85 ID:oS6mBsSO
こんばんは。ムダゲです。
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 21:27:54.13 ID:ATPtWjo0
ムダゲ 乙!!
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 22:07:22.63 ID:pzGSgK20
ムダゲ乙ー!

って誰やねんww
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 22:26:36.00 ID:T9Cfq6AO
新キャラムダゲ
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 22:29:49.23 ID:lj.EUy2o
ムダゲ氏ね
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/08(水) 22:51:54.85 ID:.eTrD2AO
ムダゲ100歳まで生きろ。
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/08(水) 23:05:42.68 ID:Nd9/DsDO
ムダゲ剃れろ
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/09(木) 00:09:14.93 ID:Y44rRWs0
305 気になるぜ
318 :ムナゲ [sage]:2009/07/09(木) 00:26:55.20 ID:3Xtd2Xso
俺達は足先につっかけたスリッパをパタパタと言わせながらのんびりとK達の部屋へと向かった。彼が部屋に戻ってから約15分が経過しようとしていた。

ム「そういえばさ」

俺は少し疑問に思っていた事を彼女に聞こうと思った。K達の部屋についてからだと色々と面倒な展開になりそうで、そういう問題はあらかじめ聞いてしまうに限る。

ム「シシトウは俺が寝ちゃった後、すぐに寝ちゃったんだよね?」

シ「そうだよ?」

シシトウは俺の突然の質問に不思議そうな顔で答えた。

ム「俺がK達と別れてから三時間くらい立つ訳だよね?そんな長時間あいつら二人で何してたんだろ・・・」

シ「何急にww」

ム「ほら、中道行くって言ってもさ、三時間とか結構な時間だと思うんだけど、そんな長い時間、散歩に使えるのかなって」

シ「ふーんwwんで何がいいたいの?ww」

彼女はこちらを意地悪そうな顔で見ている。俺がわざわざ明言を避けているのを分かっていて聞いてきている目だ。

ム「んー、やってたのかなぁって」

俺がその台詞を言い終える頃には彼女はこらえきれなくなって噴きだしていた。明らかに真実を知っているもののリアクションである。

シ「まぁ確かに三時間も散歩には使えないよねww」
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/09(木) 00:33:35.58 ID:kCxPDQYo
>>318
いきなりキターーーーーーーーーーーーーーーーー
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/09(木) 00:38:54.73 ID:Y44rRWs0
きたぜww
321 :ムナゲ [sage]:2009/07/09(木) 00:40:39.89 ID:3Xtd2Xso
彼女はそういうと俺の浴衣の袖口をつかんで、腕を組んでいた俺の腕を半ば強引に引っ張り、手を恋人握りしてきた。

シ「川で遊んだ後、卓球バトルで燃えてたんだってww」

彼女はなぜかとても楽しそうだ。からかうような目つきで俺を見ている。

シ「うちらみたいにさかってた訳じゃないみたいよww」

そういうと彼女は少し照れたのか前を向いてまたスリッパをパタパタと言わせ始めた。さすがの俺もシシトウのこの発言には少し照れてしまった。

確かに俺達は何かとそうゆう方面に行ってしまう傾向がある。

まぁ幸い、そうゆう雰囲気のときは大抵二人きりの時だからだれか様に迷惑をかけたりなんて事はないので良いのだろうが、お互いここまで寸止めを何回も食らっていると色々とはじけそうになるものだ。

シ「逆にさ」

シシトウは突然何かをひらめいたように言った。

シ「今この時間はあの二人は部屋で二人きりでしょ?この時間をどう過ごしてるかのほうが気になるなww」

彼女はうきうきしている。

そういえばあの二人のプライベートはよく分からない。お互いの深い親友であるには間違いなく、下手をしたらホクロの数も言えてしまうのではないかという間柄だが、それゆえに、あの二人だけの時間というものをどう過ごしているのか見えてこない所が、距離の近い人間にとっては不思議というか歯がゆいというか、とにかく好奇心をそそられるものである。

ム「意外と乳もんでたりしてな」
シ「ばかww」
322 :ムナゲ [sage]:2009/07/09(木) 00:53:31.10 ID:3Xtd2Xso

俺達はそういった気まずい展開に遭遇しない為にも、携帯電話という最新鋭の便利マシンで事前に連絡を取ってから部屋を訪ねることにした。

シ「まぁこれで出るのが遅かったら何かしてるってことだよねww」

ム「そうなるねww」

俺達はうきうきしてシシトウのの電話が通話状態になるのを待った。

シシトウが電話を耳にあて、わずかにもれる発信音が似2.3度なった所であっさり通話が開始された。

T「シシトウ?いまどこー?」
シ「今部屋の近くにいるよww飲み物かってたんww」
T「・・・・・(よく聞こえない)」
シ「はははwwなにそれwwまぁいいや今からいくww」

シシトウは電話を切るなり俺を見て、話し始めた。
シ「抱擁タイムは終了した?だってww」

抱擁タイム。まぁ確かにあの展開を言葉に表すとしたらあながち間違いではない感じもする。
実際の所は俺が介護されてた訳だが。
まもなくして俺達は廊下の突き当たり、つまりK達の部屋の前に到着した。シシトウはパタパタと小走りをして部屋の前に向かって、ノックをしていた。そのすぐ右手側にインターホンがあった訳なんだが、直感的にノックしにいくシシトウに親近感を覚えてしまう。

俺がのんびり部屋の前についた時には部屋の扉があいて、Tが出迎えてくれた。彼女は風呂上りには髪の毛を下ろしていたのだが、また今朝と同じようにポニーテールにしている。

シ「T−ちゃーんww」
T「シシトウwwお帰りwwムナゲもww」
323 :ムナゲ [sage]:2009/07/09(木) 01:05:43.72 ID:3Xtd2Xso
K「おーう、お帰り」

Kは部屋の奥からのっしりと立ち上がってこっちに向かってきた。

K「お前具合大丈夫か?」
ム「んーまぁ大分楽になったよ、心配かけてごめん」
K「そうか、じゃ大丈夫なのか?」
ム「おう」
K「ならいいよwwまぁはいんな」
T「よかったね、シシトウww」
シ「なんでわたしにいうの?ww」
T「そりゃあねぇww」
K「めっちゃ焦ってたじゃねぇかww」
シ「そうだっけ?ww」
K「今にもなきそうだったくせにww」
シ「いわないでーww」

めずらしくシシトウがからかわれている。どうやら俺の事を本気で相当心配してくれていたらしく、それをネタにされているようだった。

K「玄関開けて出てきたときのシシトウったらww」
シ「もうやめてーwwはずいよーww」
T「本気で心配やったんやもんねww」
シ「もうーww」
ム「なんか・・・ごめん」
シ「いいのいいのww」
T「まぁ元気になってよかったねww」
K「そうそうww」

そういって俺達は部屋の中央になんとなくこしをかける。まだ布団もひいた形跡もない部屋だ、ざんねんながら彼らはそういった展開にはまだなってないようだ。
324 :ムナゲ [sage]:2009/07/09(木) 01:17:11.34 ID:3Xtd2Xso
俺達はK達の部屋でだらだらとくだらない話を繰り広げた。普段ならあんまりにもたいした事なさ過ぎて話題にするのも気が引けてしまうような、本当にくだらない、だけども当の本人からすれば好奇心を募らせずにはいられない、そんな素朴な疑問やらだ。

気がつけば時刻は八時を迎えそうになっている。途中からKはいつどこで買ってきたのか分からないビールを冷蔵庫から出して飲んでいた。いくらTに言われたからと言って、急にあれだけのんでいたビールをがくっと減らすのは相当にしんどいようで、ビールののど越しをマンキツするかのように、味わって飲んでいた。

ム「缶ビールなのにそんなに旨いもんかね?」
K「いやーうまいもんよ?そりゃ生に比べたらあれだけど・・・今の俺にはなww」

Tはその横でほんの少しだけ不満そうである。

ム「だんなが酒のみとは大変だなww」
T「でもへらしてくれとるし、これくらいは許せんとねww」

彼女はそういって女の子座りから足を直して、片一方のほうへ折りたたんだ。

シ「ムナゲはさ、プライベートではあんま飲まないよね?」
ム「そうだなー・・・仕事や音楽で飲むし・・・時間も金もないし・・・って感じかな?
シ「じゃあお金と時間があったら飲みたいの?」
ム「んー、意外とそうでもないかもなww」
T「えーww」
K「必要なときにしか飲まないよなーお前ww
シ「じゃああんまりお酒強くないの?」
ム「んーどうだろ」
K「飲むとき飲むぜ、こいつもww」
ム「だってさww」
シ「そうなんだww飲み会とかやってもあんまり酔っ払わないよねー?」
T「酔ったムナゲ見たことなーいww」
ム「胃が小さいんだよ俺はww」

そんな話でかれこれ八時まで時間をつぶした。
325 :ムナゲ [sage]:2009/07/09(木) 01:28:14.92 ID:3Xtd2Xso
ム「そういえば八時半までに飯食べに来いっていってなかったか?」
T「あ、そうそう」
K「そそ、宿泊代に晩飯が含まれてるから、出してくれんだよ。」
シ「あーそうんなんだ、だからかぁ」
ム「それで時間が決まってるのか」
K「みたいだな、まぁいい時間だしいくかww」

という事で俺達は再びあの料亭へ行く事にした。

料亭へつくと、昼とは打って変ってなかなかに賑やかな雰囲気の店に変わっていた。お客さんもちらほらといる感じである。

K「俺達以外にも結構いるんだな」
シ「昼は大丈夫かってくらい人いなかったよねww」
T「たしかにww」
K「でも川のほうには2.3組いたんだよね」
ム「そうなの?」
シ「どんなんだったの?」
T「後で教えてあげるねww」

そんな話をしながら店の中まで進むと、先ほどのお上さんが出迎えてくれた。

お上「あら、ようこそいらっしゃいました!後夕飯の準備が出来ておりますよ」
K「すいませんねー、お願いします」
お上「ではこちらへどうぞー」

という事で席に着く。

お上「お夕飯なんですけども、おかずはお魚とお肉、どちらがよろしいですか?」
K「何、えらべんのかww」
お上「コースのようになっていると考えていただくのが一番わかりやすいかとww」
K「んじゃ俺魚!」
シ「わたしもー」
T「ウチもーww」
ム「・・・んじゃ俺も・・・」

集団心理である。
326 :ムナゲ [sage]:2009/07/09(木) 01:35:22.75 ID:3Xtd2Xso
お上「かしこまりました、すぐに順々にお持ちいたしますね」

そういうとお上は奥へ消えていった。その後ろ姿が妙に色っぽい。流石は働く女である。

俺がお上の後姿に見とれていると、目の前でKがTによりそって小声で何かをねだるように話しているのが目に入った。

K「なぁ、一杯だけならいいでしょ?」
T「さっきも飲んどったでしょ」
K「まぁそうだけど・・・缶じゃんアレは」
T「同じやん・・・」
K「まぁそれもそうなんだけどー」

どうやらKはビールが飲みたいのでTに許可を頂こうと必死のようだ。

K「じゃあ分かった、日本酒ならいい?」
T「もーww」
シ「まぁ許してあげたら?ww」
ム「Kも大分我慢してるようだしなww」
T「日本酒ならのんでもええよww」
K「やった!さんきゅーww二人ともありがとうww」

Kはさっそくメニュー表をみだした。

シ「ごめんねTww」
ム「俺も悪いww」
T「ええんよww内心、よく我慢してくれとるなぁって思っとるしww」
ム「本当えらいなー」
シ「ん、なにが?ww」
ム「いや、なんか、男を立てるっつーかひかえめっつーか」
シ「そゆことww」
T「んなほめんといてww」
シ「わたしは?wwわたしww」
ム「お前はー・・・んーと・・・」
シ「ふーん・・・?答えられないんだ?ww」
T「wwwwww」
ム「いやそうじゃなくてww」

単純に恥ずかしかっただけなんだが・・・
327 :ムナゲ [sage]:2009/07/09(木) 01:46:01.54 ID:3Xtd2Xso
そんな訳で、Kは日本酒と、俺達はおいしい名水とやらと一緒に魚の定食のようなコースを頂いた。うまい魚というのはいくら食べても飽きないもので、こればかりは都会にいたら分からない事だなぁとつくづく思う。

結局途中でグラスを持ってきてもらい、俺も日本酒を頂くことにした。当然シシトウは心配したのだが、晩御飯を頂いているうちに心なしか体が軽くなったような気がした俺は、飲みたい欲求に身を素直に任せる事にしたのだ。

うまい。やはり日本食と日本酒の組み合わせは最高だ。

料亭の営業終了時間もそうだが、今回の旅の目玉である大浴場の入浴時間もある。俺達は晩御飯を食べ終わるとだらだらせずに、比較的早く料亭を後にした。

部屋に戻ると、部屋にひいてあった布団が片付けられ、新しい布団がちゃんと二人分、引いてあった。床に散らかしていたゴミや、中途半端な位置においてあった鞄などは本来あるべきであろう場所にさりげなく移動されている。
どうやら俺達が夕食を頂いている間に、スタッフがセッティングしてくれていたのであろう。

シ「わー、綺麗に敷いてあるww」
ム「おー、これはらくちんだ」

俺はそういうと満腹の腹とほろよいの体を布団の上に倒れこませた。

シ「こらww今からお風呂行くんだよww」
ム「わーてるよー、少しだけ少しだけ」
シ「そうやって眠くなっていくのめんどくさくなるんでしょww」
ム「よく分かってるなww」
シ「でしょww、だから早く起きて支度するのww」

そういって彼女は部屋においてあったタオルを俺の顔面に投げつけるようにしてかぶせた。

シ「お風呂入んない人とはエッチしてあげなーいww」

俺は自分でもびっくりするような瞬発力で布団から起き上がり、準備をした。
328 :ムナゲ [sage]:2009/07/09(木) 01:47:51.64 ID:3Xtd2Xso
という事で今日は寝ます!久しぶりの更新でした。
また時間のある時にあげさせてもらいますね!では失礼します!
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/09(木) 01:54:38.75 ID:C5PpaIco
>>328
おやすみ!
楽しみにしてるよー
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/09(木) 01:55:03.02 ID:cRUH9wDO
この調子でいけば週末にはバンツ履けそうだな。
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/09(木) 01:59:06.45 ID:9s9BfgAO
ムナゲ乙!今日は大満足だ
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/09(木) 02:02:47.55 ID:MtV5TLg0
乙!
相変わらず続きが気になるぜww
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/09(木) 06:23:29.04 ID:8ns1F2AO
毎度続きが気になる終わらせ方だよなwwwwww
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/09(木) 16:29:18.79 ID:V9izCXso
ムナゲ本人が寸止めいっぱいなんで、
見てる、俺らにも寸止めを分けてくれてるのねwww
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/09(木) 16:50:34.02 ID:yXu6kOY0
>>328
良いところで切りやがってw
このエロ胸毛めwww
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 04:22:40.05 ID:zjtZrTw0
これぞ秘儀ムナゲ切り…あると思います!
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/10(金) 06:42:12.91 ID:3APqWOY0
ムナゲカッター
ムナゲカッター二枚刃
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 10:15:08.96 ID:CSIGuGYo
>>337
一票!
339 :ムナゲ [sage]:2009/07/10(金) 16:03:44.16 ID:LY2IiBwo
みなさんこんにちわ、腰を痛めて自宅療養中のムナゲです。
更新していきますぞ!
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 16:09:26.71 ID:bmRi0loo
おっ、ムナゲだww
楽しみにしてるよー。
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 16:10:51.62 ID:XxCU4PQo
腰痛めるほど無理したんかwwwwww
342 :ムナゲ [sage]:2009/07/10(金) 16:12:51.87 ID:LY2IiBwo
俺は自分のバッグから首尾よく着替えを抜き取り、洋服店の買い物袋へしまった。これならばバッグを持ち歩く必要はないし、ビニール袋だといかにもといった感じで、しかも中身が透けてしまう事もあるので、まさに打ってつけのアイテムだ。
シシトウも同じようにどっこぞのメーカーのような物を持ち出してしまっていた。

部屋を出るとすでにTとKが準備を終えて待っていた。

ム「はええな」
K「あらかじめ準備してあったからな、これとりにいくだけで良かったし」
ム「準備がいいなぁ」
K「お前らが部屋に来るまで時間あったからなww」
ム「やるな」
T「提案したんはウチなんだけどねww」
シ「さすがTww」

俺達はおそらく夕方には切り替わっているであろう大浴場の情報交換をしながら浴場まで向かった。ちゃんと切り替わっていれば今晩入る風呂は木の浴場であるはずだ。

シ「また露天で会話したりしてww」
T「恥ずかしいよあれww」
ム「まぁ今度ばかし人が居るだろうからなぁ」
シ「あ、そっかww」
K「大胆発言が出来ないねwwシシトウちゃんww」
T「あはww」
シ「ざんねんだわーww」
ム「なんでだよ?」

カウンターの女性から新しいタオルなどを受け取った俺達はのれんをくぐり、浴場へと足を踏み入れた。
343 :ムナゲ [sage]:2009/07/10(金) 16:23:25.59 ID:LY2IiBwo
やはり俺達の予想どおり、切り替わり時間を迎えていた。

木の浴場は石の浴場に比べると全体的にシンプルというか、直線を重視した設計になっていたようだった。温かみのある雰囲気と香ってくるヒノキだろうか、自然の香りが神経に優しく伝わる。

ム「なんかいいねぇーこうゆうのも」
K「石と比べるとやさしい感じだな」
ム「だな」

流石にこの時間帯だ、お客さんは数名程いて、老人や、プロレスラーかと思ってしまうようなすばらしい肉体の持ち主がくつろいでいた。気になったのは俺達と同い年くらいだろうか、背中に刺青のある方もいた事だ。

俺がその存在に気がつくと、すぐそばで湯船に使っていたKがぬるりとこちらにやってきて、小声で話し始めた。

K「なぁ、あれが若旦那ってやつなのかねww」
ム「さぁなぁ・・・だがいい雰囲気というか、オーラがちげぇな」
K「だなwwただ刺青いれて調子乗ってるって感じじゃねぇよな」
ム「今の時代でもこんな人いるんだなぁ」
K「かっけぇな・・・俺も刺青いれてみようかな」
ム「あほかww」

露天風呂に向かったが流石にシシトウたちの声は聞こえなかった。タイミングよくほんのり霧のような雨が降り始めていて、その冷たさが露天風呂と最高の相性だった。

大分体も温まり、もういい具合だなぁという時に肝心な事を思い出す。時間の設定を忘れてしまったのだ。
俺は先ほど体調を崩しているのもあり、長々と浸かるのは避けたい所。だが女性陣が何時まで入っているかを把握する手段がまるでない。こうなるとどちらかが施設で待つしかない訳で、当然その片方というのは俺達男組みが担うことになる。
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 16:26:32.89 ID:SqcgFmg0
(´∀`)
345 :ムナゲ [sage]:2009/07/10(金) 16:30:44.40 ID:LY2IiBwo
俺達が浴場から出てもやはり二人の姿はなく、しょうがなしに施設で時間をつぶすことにした。流石に数名の利用客がちらほらいる中で、昼間のように大の字でいびきをかくわけにもいかないので、時間をほどよくつぶせるレトロゲームを探し始めた。

K「お、ぷよぷよあんじゃんww」
ム「げwwまじだwwしかもSUNww」
K「レアだなーww」
ム「よし、やろうぜww」
K「まけねーww」
ム「俺もww」

そういって俺達はレトロゲームコーナーの一角のぷよぷよ3をやりだした。一台の筐体に二人並んで座るという、大の男がやるにはかなり狭いスペースであったが、子供に戻ったような気分で熱中した。

最初に勝利をもぎ取ったのはK。俺の連鎖用スペースに見事におじゃまぷよひとつと太陽ぷよが滑り込み、連鎖を発動するまもなく終了。

続いての対戦では続けて俺の2連勝。太陽ぷよを意識した小連鎖連打作戦で、相手に大物手を打たせない作戦だ。

K「やるじゃねぇのww」
ム「大連鎖組むだけなら猿でもできんぜww」
K「いうじゃねぇかww」
ム「まだまだ若いのには負けんよww」

こゆとき男どもは訳の分からないキャラクター設定を持ち出してしゃべり方を真似るものだ。

俺達が400円分、合計10試合を迎えていたあたりで、我らが美女達がこちらに戻ってきた。

T「やっぱりおったww」
346 :ムナゲ [sage]:2009/07/10(金) 16:40:19.15 ID:LY2IiBwo
彼女達は自分達の荷物をそこらへんの筐体に置いたあと、画面を見ていた。シシトウは俺のすぐ横から顔をだし、Tは身長があるので後ろから、自分の髪を後ろで結わきながら見ていた。その口元にはゴムが加えられており、一瞬目が奪われた。

T「何、あんた負けよるんww」
K「こいつずるいんだよww」
ム「ずるいとはなんだww作戦だよ君」
シ「ムナゲ勝ってるんだww」
ム「げ、やば、ずれた」
K「ばーかww余所見してっからだよwwwwww」
シ「ちょっとww」
T「wwww」
ム「あめーな!ワンミスごときじゃ俺の手はとめらんねぇぜ」

俺が第一段目の連鎖を発動させると、Kはぎりぎりのタイミングで大連鎖を発動させた。俺の攻撃は彼の強大な一撃で相殺され、大量のおつりが俺のストック画面に表示される。俺はなんとか二段目の連鎖を発動させてかなり削ったが、それでもかなりのぷよが画面に振った。

T「おおww」
シ「まけちゃうww」

俺はわずかに残ったスペースで順調にぷよを消し、お邪魔ぷよを解消し続けた。Kは先ほどの大連鎖で手持ちのぷよが無く、お互いにせめてをかいていたが、俺の大量のお邪魔ぷよを巻き込んだ3連鎖は、時間経過や連鎖を始めた位置でかなり高火力になり、それが止めとなった。

K「ぐあwwwwwwww絶対殺したとおもったのにwwww」
ム「あっぶねーww」
シ「すごいねばりすぎwwww」
T「まけよったww」
K「すまんT・・・」
T「頑張ったから許すww」
ム「勝ったぜ俺wwシシトウww」
シ「すごいすごいww」

そして部屋に戻る俺達。
347 :ムナゲ [sage]:2009/07/10(金) 16:48:48.37 ID:LY2IiBwo
手元の時計を見るとすでに10時近くなっており、廊下の雰囲気なども大分変わっていた。

K「結構いい時間だな」
ム「だなー」
K「どうする?」
ム「だが寝るにはまだ早いって感じはするな」
K「だな、まぁたまにはそれもいいかなって思うけど」
シ「普段は早起きとかしないもんねww」
K「そうそう、特に俺なんて昼起きだし」
ム「なんかする?」
K「飲む?ww」
シ「んふwwすぐ飲みたがるねww」
K「あたぼーww酒さえあれば生きてけるww」
シ「なんか言ってるww」
T「もーww」
ム「まぁだべっててもいいけどなぁ」
T「ウチ、トランプもって来たでww」

K、シ、ム「トランプ!?」

という事でTとKの部屋でトランプをやることとなった。
トランプといえば合宿やお泊り会でもはや必須とも言える定番アイテムで、いい大人なら普段さわりもしないこのカード達は、合宿になると誰もが熱中してしまうという魔法みたいなアイテムである。

トランプで競いあう定番といえばまずはばば抜きであろう。このまったりとした競技は色々な話題と共に楽しむのにぴったりである。
そして双璧をなすであろう競技に大富豪がある。多種多様なローカルルールが設定され、大貧民には大貧民にとって、大富豪には大富豪にとってはそれぞれシビアな足かせが用意されているアタリが盛り上がる。

俺達はまずはばば抜きから始める事にした。
348 :ムナゲ [sage]:2009/07/10(金) 16:59:13.56 ID:LY2IiBwo
部屋の畳に円になって腰をかける俺達。

実はこの陣形こそが男女ともに盛り上がる秘訣なのではないかと俺は思う。
その鍵を握っているのがそう、浴衣である。
床に腰をかけるという事は、あぐらをかくなり女の子座りをするなり、とにかくなにかしら足を折りたたんだりしなくてはならない。
ところがこの浴衣というアイテムはそういった状況を想定した設計にはなっておらず、それらのポーズをとろうとするとわずかな隙が生まれるのだ。
足を組みなおせば中央から徐々に生足がよりはっきりと見えてくるだろうし、カードを前に出そうとかがめば、たるんだ胸元からそれはそれはすばらしいものが見えてくるはずなのだ。
また女性陣は多少なりともそういった事故的なものを注意しようと意識するので、特に向かい合った男性には注意がいきがちになる。
そういった様々な要因がお互いの好奇心や注意をあおる為に、お互いに集中し、仲良く、そしていい雰囲気に出来るのではないか、と考えるのだ。

これは特に付き合いたて、あるいわ付き合う前だけどもそれなりにいい感じな男女が行うと非常にすばらしい効果を生み出す。

さてカードが配り終わり、ゲームがスタートする。
座り順番は俺の目の前にK、左隣にシシトウ、右手にTである。

ゲーム中、Tの生足が気になって仕方なかったが、それを一番にあがったシシトウに悟られてしまった。

シ「見すぎww」
ム「な、なにが?」
シ「Tちゃん、綺麗なあんよが見えてるよww」
T「ああwwもうええかなって少しおもってww」
シ「ウチのだんな様が見とれちゃうからww」
ム「な、何言ってんだよww」
T「あら、ごめんなさいねwwwwww」
K「嫁が居ながら他の人に見とれるなんて、いい度胸をしてるねーww」
シ「ねーwwK君ww」
K「ねーシシトウちゃんww」

当然この試合は俺の負けである。
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 17:01:23.95 ID:dE3eaygo
いや、これは見ちゃうだろww
ムナゲは正しいwww
350 :ムナゲ [sage]:2009/07/10(金) 17:06:23.03 ID:LY2IiBwo
盛り上がってきた俺達は大富豪を始め、それも結構何試合もやった。途中持ってきたちょっとしたお菓子なども食べつつ、和気藹々と過ごした俺達は、ゲームにつかれたなぁと思った頃にはすでに11時半になっていた。

K「なかなかいい時間だな」
シ「私ちょっとつかれちゃったww」
T「いっぱいあそんだねww」
K「寝るか、もうそろそろ」
ム「そだなー、明日は何時に起きるの?」
K「適当でいいんじゃね?」
シ「でも朝風呂して、朝食は頂くから、それは忘れないでねww」
T「朝ごはんって何時なんだっけ?」
K「わかんねぇけど・・・普通八時とかそこらじゃね?」
シ「どうだろwwでも意外とたくさんは寝られない感じだねww」
K「これからが本番だしなww」
T「ちょっとww」
ム「おいww」
K「まぁパンフみたいなのあったはずだから、調べてメール入れとくよ」

という事で俺とシシトウは部屋に戻ることになった。Tがやはり見送ってくれた。

シ「いやーたのしかったねーww」
ム「こうゆう時のトランプってなぜか無駄に盛り上がるよなww」

俺は自分達の部屋の鍵を開けながら答えた。

シ「でもムナゲ負けすぎww」

俺は大富豪で一回も勝てず、連敗を期していた。

ム「Kが強すぎんだよww」
シ「わたしにも勝ててないよww」
ム「むww」

そういって俺達は部屋に戻った。
351 :ムナゲ [sage]:2009/07/10(金) 17:14:41.78 ID:LY2IiBwo
部屋に戻ると荷物の整理をし、特に会話する事もなくごく自然に歯を磨きにいった。
シシトウが歯を磨いている姿がなんか妙にかわいかったので、後ろから抱き着いてみた。

シ「ひょっほ!(ちょっと!)」
ム「なんか可愛かったからさ・・・ww」
シ「ふぁいふぁい(はいはい)」

そういって彼女はそのまま歯を磨き続けた。あながち嫌そうでもない。彼女が歯を磨いている時、ほっぺたが膨らんだり縮んだりするのだが、それを黙々とやってる姿がなんかつぼだった。

俺は後ろから抱きついたまま目線を下の方におろし、シシトウの胸のふくらみを上から眺めていた。
それに鏡越しに気付いたシシトウは歯磨きを続けながら首から振り向いて、不満そうにじとーっと俺の目をみた後、洗面台の水を出した。彼女は口をゆすぐと、タオルで口を拭きながら、

シ「さっきはTに見とれたくせに」

とつんと言って布団のほうに歩いていった。

ム「ごめんってー」

俺がそういっても彼女は返事をせず、俺はしぶしぶ一人で歯磨きをした。

部屋に戻るとシシトウは鞄から携帯充電器を取り出して、自分の枕の近くにあるコンセントにさしこんでいた。

ム「怒るなよー」

そういって俺がしゃがんでいるシシトウに後ろから抱きつくと、

シ「ちょww重いwwわかったからwwwwww」

といって笑った。
よし、怒ってないぞ!
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 17:15:36.35 ID:SqcgFmg0

  夜 は こ れ か ら で す っ !
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 17:16:28.64 ID:dE3eaygo
dkdkしてきたーー
354 :ムナゲ [sage]:2009/07/10(金) 17:29:55.37 ID:LY2IiBw0
という訳で申し訳ないですが続きはまた夜あげさせて頂きます!
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 17:38:51.89 ID:DZNypCMo
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
仕事が手につかん!!!
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/10(金) 18:07:34.65 ID:lAad5G60
>>354
この野郎、また上手く切り上げやがって…

余りに上手いから続きが気になってしまうな…
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 18:34:35.61 ID:O7XrbYSO
これは夜に期待wwwwww
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 22:19:46.82 ID:Tv5zr.AO
俺たち、もう何日おあずけ食らってる事やらww
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/10(金) 22:28:26.49 ID:SqcgFmg0
えっ?
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/10(金) 22:32:15.14 ID:KtHOIkAO
パンツOK!ティッシュOK!
いつでも逝けます!
361 :ムナゲ [sage]:2009/07/11(土) 01:08:56.44 ID:tKIgyHEo
俺はいったん彼女から離れ、自分のiPhoneの充電器とメイン携帯の充電器を取り出して窓際のコンセントに差し込んだ。

シ「携帯二個もってるのってめんどくさくない?ww」

シシトウは自分の携帯をいじりながら、あきれたように聞いてきた。

ム「んーまぁ一台でもいいんだけど、通話とかの連絡用は小さくして肌身離さずもっておきたいんだよねー」
シ「そっちじゃだめなの?」
ム「でかい。」
シ「そりゃ分かるけどww」
ム「やっぱりスーツの名刺いれに入っちゃうくらいだと、結構便利なんだけどねww」
シ「営業マンみたいww」
ム「実際そうさww」

そんな会話をしながら、俺達の意識はすでに別のほうへ行っていた。

そう、今日は待ちに待った初夜なのだ!

ここまで環境が整っていて、やることとやらない男は居ないだろう。当然俺もやる気満々である。

しかし逆にここまでお膳たてされてしまっている環境だと逆に調子が狂う。通常ならば宅飲みした時にでも盛り上がってそんな展開を迎えたりするのだろう。キスをしたり、まぁとにかくいろんな入り口がある。つまり流れだ。

だが今回はどうだ。やれといわんばかりの展開なのだ。

流れとかそうゆうもんではなく、気付いたらラブホテルの一室にいるようなもんだ。
これではお互いを変に意識してしまうのは仕方が無い。

ム「こうやって二人で寝るのも二回目だねー」

俺がiPhoneで翌日の天気を調べたりしていると、彼女は笑っていった。

シ「いいから早くきたら?ww」
362 :ムナゲ [sage]:2009/07/11(土) 01:15:30.52 ID:tKIgyHEo
ム「お、おう」

俺は出来る限り平静を装う努力をした。ここは現場慣れしている男を演じたかったのだ。

シ「なんか・・・落ち着きがないよねww」

残念ながら彼女には全てお見通しのようだ。

ム「そっかなぁ・・・ごめんww」
シ「別に謝らなくてもいいけどさwwこっちもなんかやりにくいじゃんww」
ム「そうだよなww」
シ「そうだよww」

俺は窓際の明かりを消して、布団の上で横になろうとしている彼女をまたいで部屋の中央まで行き、明かりを絞って、赤い豆電球にした。

シ「暗いと寝れない人?」
ム「んや、出来るだけ真っ暗の方がいいけど、どっちでも実際はあんまりかわらないかな?」

俺は電球のつるしスイッチに手をかけたままシシトウを見た。彼女は布団を首までかぶり、俺の方を楽しそうな笑顔で見ている。

ム「イキナリ真っ暗だとよくないかなって思って」
シ「わたしはどっちでもいいよww」
ム「そっかぁ・・・じゃあ消しちまうかww」

そういって電球を完全に消灯し、俺はなれない目を感覚を全開にしてあたりを探って、なんとかシシトウを踏まずに自分の布団までたどり着いた。枕の位置関係から大体ここだろうという感じで首尾よく布団にもぐり込む。

シ「結構エアコン効いてるんだね」

すぐ近くでシシトウの声がする。
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 01:16:43.46 ID:tnTRtKA0
リアルタイム投下ktー!
364 :ムナゲ [sage]:2009/07/11(土) 01:22:46.05 ID:tKIgyHEo
そういえばこの時期なのに布団にもぐりこんでもまったく暑くない。変な気分だったから気がつかなかったのだが、この部屋は結構冷えており、布団なしにはちょっと寒いというほどであった。

ム「これなら汗びっちょりにならなくて済みそうだww」
シ「はははww」

シシトウはごそっと寝返りをうって、布団のはじっかわ、俺のすぐそばまで来た。うっすらとシシトウの笑顔が見える。

シ「具合はもう大丈夫なのかな?」

シシトウは少し心配そうだ。そういいながら俺の布団に手を伸ばして入れてきて、手探りで俺の手を発見して手をつないできた。

ム「おかげさまであれからはなんともないよ、寝たのが良かったんだと思う」
シ「よかった・・・結構心配したんだよ」
ム「俺もあの異常な汗にはびっくりしたけど・・・それほど眠りが深かったんじゃないかな?」
シ「よく寝れたの?」
ム「そりゃあ・・・お前の横だもん」

そういうとシシトウは一瞬クスっと笑ったあと、手を両手で握ってきた。

シ「ねぇ・・・そっちいっていい?」

彼女はねだるような声で俺に聞く。甘え声だ。当然俺が断ることはないと知っているからだ。

ム「はいどーぞ」

俺はつかまれている手と反対側の手で布団を少し持ち上げて、こっちにおいでをした。彼女は体を布団の上を滑らせるように布団づたいで移動してきて、手をつないだ俺の手をそのまま腕枕にするように胸におさまった。

シ「んふww」
ム「何わらってんだよww」
シ「照れるww」
ム「意味わからんww」
365 :ムナゲ [sage]:2009/07/11(土) 01:28:44.40 ID:tKIgyHEo
シシトウは俺の胸あたりにおでこをつけ、俺の背中へ手を回してきた。

シ「ムナゲってたまにうれしいこと言ってくれるよね」
ム「うれしい事って?」
シ「さっきみたいなの」
ム「なんのことかわからないなー」

俺がそうやってとぼけていると、彼女は俺の胸をおでこでごりごりとして、

シ「やっぱり確信犯だよねww」

といって笑った。

ム「ばれていたかww」
シ「うんww」
ム「うれしいんだww」
シ「でもずるいよね、それってww」
ム「そうかなぁーww」
シ「ずるいよww」
ム「お互い様だろww」
シ「んふww」

そういって彼女は深呼吸して、俺に身をゆだねてくるように脱力した。俺も深呼吸して彼女の温もりを味わうように脱力して包み込んだ。暖かい。素直に癒されるなぁと思った。

ム「なんかいいなぁこうゆうの」

シ「よく寝れそう?」

ム「ああ、早くも大分ここちよいww」

シ「早いww」

ム「一家に一台ってやつだな」

シ「でもそれはこまっちゃうなぁ」

ム「んーなんでさww」

シ「だって今日は・・・早く寝ちゃダメだよ・・・」
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 01:29:16.66 ID:I7PTcZMo
リアルタイム遭遇

ね れ ね え
367 :ムナゲ [sage]:2009/07/11(土) 01:35:38.85 ID:tKIgyHEo
そういうと彼女は急に甘え顔で俺を見つめてきた。どうやらスイッチが入ったらしい。内心俺も心はイケイケモードだったのだが、平静を装う為にあえて違う話題を振ったりしてすっとぼけていたのだ。

ム「なんで困るの?ww」

シ「ばか」

こうなると俺のSスイッチが全開である。
俺は久しぶりに戦闘態勢を迎える魔手を起動させた。

俺はシシトウの細いウエストや華奢な背中を味わうようにして手を這わせた。彼女もそれを受け入れるように、体を預けてきた。俺はもう片方の手でシシトウの頭を抱き寄せて、頭をなでた。ゆっくりと、やさしくなでた。

シ「ムナゲってさ・・・」

ム「何?」

シ「頭撫でるの・・・うまいよね・・・」

ム「・・そう?」

シ「うん・・・」

ム「気持ちいいんだ?」

シ「・・・わたし・・それ結構やばい・・・」

ム「そっか」

俺は手を開いて、彼女の髪を手ぐしでとかすように撫でた。頭皮をマッサージする感覚。だけどもそれはいやらしい意味じゃなくて、本当に俺の愛情表現だ。

シ「ん・・・・」

そうこうしているとシシトウが声を出し始めた。
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 01:44:09.33 ID:D.COUhco
わっふるわっふる
369 :ムナゲ [sage]:2009/07/11(土) 01:44:22.02 ID:tKIgyHEo
ム「どうしたwwまだ何もしてないよ」」

シ「・・・・・」

ム「まだ頭撫でて背中さすってるだけじゃん」

シ「・・・いじわる。」

ム「意地悪だよー俺は」

シ「ばか」

俺は彼女の背中に這わせていた手を肩から二の腕に回して、彼女の二の腕から首、そして耳の後ろまでをゆっくりとさすった。

シ「・・・は・・・」

俺はまた二の腕をさすって、彼女の脇から腕を回して彼女の腕を開かせて、そしてそのまま腕の内側をさするように指先までもっていき、仰向けにさせた。
俺は彼女の半身に乗るようにして、指先までもっていった手をしっかりと握って押さえつけ、二の腕を舐めた。

シ「ん・・・・は・・・・」

彼女は目を閉じて、必死にくすぐったいのを我慢している様子だった。

ム「もう降参?」

俺がそういうと彼女は恥ずかしそうに目をあけ、横を向いてしまった。

シ「ねぇ・・・・」

ム「ん?」

シ「チュー・・・して・・」

俺は彼女にのっていた半身を少し起こして、彼女の頬を触って俺の方へ向けさせ、そのままもう片方の手も同じように手を握って押さえつけて、キスをした。
370 :ムナゲ [sage]:2009/07/11(土) 01:54:35.80 ID:tKIgyHEo
彼女の左手はもう完全に上のほうへ伸びきっていて俺が押さえつけているし、反対側の手も俺の胸の前でしっかり握られている。そして彼女の上には俺が乗っているから、彼女はもう完全に抵抗する事が出来ない状態だ。
俺はそんな彼女を攻めるように積極的にキスをした。彼女の舌と俺の舌がゆっくり交わった後、俺は彼女の歯茎の裏や、舌の裏側を攻めた。

シ「ん・・・んんっ・・・」

これには流石の彼女も参ったようで、感じているのがよく分かった。
俺はキスをやめ、彼女の体を抱き寄せた。彼女は俺の胸の中で細い気道を鳴らしながら呼吸をしている。

ム「かわいいww」

シ「・・・・は・・・」

ム「結構シシトウってさ、敏感?」

シ「・・・・・・」

ム「てか・・・Mだよねww」

シ「・・・・うるさいなぁ・・・・・//////」

俺はその言葉をきいて完全にスイッチが入った。俺は彼女の弱点である耳にキスをして、俺の魔手を彼女の鎖骨あたりから浴衣の中に手を入れ、彼女の浴衣を右腕からはずして脱がした。
すると彼女は右肩がはだけたら俺に抱きつき、キスをしてきた。俺はそれを抱きしめるようにしっかりと抱えて、キスをしながら今度は左肩を脱がせた。

このくらいの時間にもなると目も大分なれてきて、彼女の綺麗な胸をはっきりと見る事が出来た。

控えめだけど、とてもいい形で、綺麗な胸。やわらかくて、でも張りがある。

俺はキスをしながら彼女の胸をさすった。
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 01:56:32.46 ID:uvDnnmE0
中尾「おいおい、寝られないじゃないか。粋だねえ」
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 02:00:21.03 ID:ob02cMAO
ハァハァ(´Д`)ハァハァ
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 02:03:07.16 ID:6ZQJlgDO
リアルタイムktkr
ムナゲを俺に脳内変換して、パンツを脱いで・・・・・準備おkだ
374 :ムナゲ [sage]:2009/07/11(土) 02:03:53.69 ID:tKIgyHEo
シ「は・・・」

彼女からため息に近い息がこぼれる。俺はそのまま彼女の胸の感触を味わうようにしっかりと撫で回した。そして俺の魔手はいよいよ乳首へと進出した。

シ「あっ・・・んっ・・・はっ」

彼女は急に息があらくなった。俺はそれを見逃さなかった。俺は自分の右手で彼女の胸を包み込むようにしてさすって、指の間で乳首をはさんだ。そしてそれをそのまま下にひっぱるようにしてさすりながら、最後は指先でこりこりと、マウスのセンターホイールを回すかのような手つきで攻めた。

シ「んあっ・・・」

彼女は俺の首に両腕を回して、キスを求めてきた。俺は彼女の口から漏れてしまう声をふさいでやるようにキスをして、さらに胸を攻めた。

そうして俺は彼女のウエストへ手を回しながら浴衣の帯を緩めて、浴衣をしたへずらすようにして彼女の浴衣を脱がせた。彼女はそれに答えるようにして、俺の肩に回してあった両腕を使って、俺の浴衣を肩から提げてくれた。それでも俺達はこの間、キスをやめなかった。

俺は腰へ回した手を彼女のおなかへ回して、ついに、そこへ進出しようとしていた。

シ「あ・・・ちょっと・・まって・・・」
375 :ムナゲ [sage]:2009/07/11(土) 02:11:27.43 ID:tKIgyHEo
ム「どうしたん?」

俺はそういいながらも手を止めなかったが、彼女が俺の右手に手を覆いかぶせるようにして止めた。

シ「まって・・・はずい・・・」

ム「ん?いまさらww」

シ「だって・・・やばいんだもん・・・」

ム「何がやばいの?ww」

シ「恥ずかしいよぅ・・・」

俺は彼女の乱れた前髪をかき上げるようにして頭を撫で、軽くキスをした。

ム「大丈夫だから、ね?」

シ「うん・・・・」

ム「じゃあ先に脱いじゃおうねww」

シ「言わないでよぅ・・・」

俺は上半身を起こして彼女の上半身を持ち上げて、出来るだけ視界に何も入らないようにと、彼女の顔を俺の肩にうずめさせた。そして右手で彼女の下にぬいである浴衣を布団の外へなげ捨てた後、腰から尻を通ってゆっくりと彼女のパンツを脱がせた。

ム「大丈夫だから」

シ「うん・・・」

376 :ムナゲ [sage]:2009/07/11(土) 02:20:03.11 ID:tKIgyHEo
俺は彼女の上半身を抱きしめたままその場所へ、右手をゆっくりと滑らせていった。
彼女のやわらかな、そして少なめな毛を通り越すと、そこには楽園が待っていた。

ム「すっごいな・・・」

彼女はすでにびしょびしょだった。結構濡れる子なんだなぁと思った。

シ「恥ずかしいよぅ・・・」

彼女はそういって両手で俺にしっかりと抱きついてきた。

俺は自分の手をさらに下へと滑らせ、彼女の下の唇を指でやさしく撫で回した。

シ「あ・・・あっ・・・んんっ」

俺の人差し指と薬指はすでにその蜜でびしょびしょになっていた。この状態なら指もなんの抵抗もなくするっと入ってしまいそうなくらいだ。彼女の体は俺を受け入れる状態になっているのだ。

俺はその唇をやさしく少しだけひらいて、中指でその上部に位置するそれを、優しく愛撫した。

シ「やっ・・・んんっ・・!!はあっ・・・・あ」

彼女の声が大きくなる。全身はびくびくと動き、声を必死にこらえようとして、余計に力んでしまっているのがよくわかった。俺はそんな彼女を左ででしっかりと抱き寄せ、そして右手でいじめた。

シ「ちょっ・・・あっ・・・まってっ・・・まってっ・・・!!!!」

彼女は俺をぎゅーとして言ってきたので指はセットしたまま、動かすのだけを停止させた。
377 :ムナゲ [sage]:2009/07/11(土) 02:26:29.77 ID:tKIgyHEo
シ「はぁ・・・ん・あ・・・はぁ・・・はぁ・・」

彼女は呼吸を整えるまでに時間がかかっているようすだ。俺は彼女の後頭部と背中をさすって抱きしめたあげた。

ム「どうしたん?こわいん?」

シ「は・・・ううん・・・ちが・・くて・・・・」

ム「じゃあどうした?言ってごらん?」

シ「じゃなくて・・・やばくて・・・・」

ム「え?」

シ「・・・い・・・いっちゃうから・・・」

ム「え?wwもう?ww」

シ「・・・恥ずいよぉ・・・」

彼女はまた俺の胸でおでこをごりごりしている。

ム「いっていいのにww」

シ「だって・・・なんか・・・」

ム「いいの、俺は気持ちよくなってくれたらうれしいから」

シ「うん・・・いいの?」

ム「いいよww」

シ「ありがとう・・・・すっごく・・・気持ちいいよ・・・」

ム「そうかぁwwうれしいなぁww」
378 :ムナゲ [sage]:2009/07/11(土) 02:35:20.56 ID:tKIgyHEo
俺はそういって、中指で、マウスホイールを回すように彼女のそれを責めた。時には優しく、時にはゆっくりと、そして最後には人差し指と薬指で彼女の唇を広げて、無防備になったそれをはさむようにして、攻めた。

シ「ああっ・・・ムナゲ・・・ん・・・もう・・・だめ・・・やば・・・」

ム「いいよ、いって。」

シ「あ、んあ・・・い・・・いく、・・・いくっ・・・んっ・・・・んあっ!!!」


彼女は全身を痙攣させるようにびくびくと動いた。俺はそれをしっかりと抱きしめた。
彼女のか弱い手が俺を放すまいと必死なのが分かる。素直に愛しいと思った。


ム「シシトウ。」

シ「・・・・・」

ム「好きだよ」

シ「・・・わ・・・たしも・・・」

ム「うん」

シ「わたしも・・大好き・・・」

ム「うん、分かってる」

彼女のか細い息が、俺の首元を通る。

ム「きもちよかった?」

シ「・・・やばい・・・ww」

ム「この後大変だねww」

シ「恥ずかしいこといわないでよぉ」

ム「いつも強気な癖して・・・この甘えん坊ちゃんww」

シ「ばか・・・」

そういって俺達はキスをした。
379 :ムナゲ [sage]:2009/07/11(土) 02:36:29.29 ID:tKIgyHEo
という事で俺の眠気がマックスなのでそろそろ寝ます!申し訳ありませんが一回中断で・・。

なんか具体的に描くと官能小説みたいになりますね・・・

まぁ読んだ事はないんですけどww

ではまた次の機会に!!おやすみなさい!
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 02:38:34.99 ID:OoJp66go
生wwww殺wwwwしwwwwwwwwww

ハァハァ・・・
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 02:40:26.49 ID:ob02cMAO
乙!またいいところで…おやすみ〜
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 02:45:42.31 ID:x5E/Hj6o
ふぅ・・・・

ゆっくり休んで続き期待してま〜す
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 02:48:30.73 ID:JIwEs1wo
ふぅ・・・・

明日もいけそうなきがする〜
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 03:01:41.10 ID:1UaREe20
>>383
あるとおもいま・・・ふぅ
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 03:22:19.03 ID:0etSj/6o
ムナゲはエロゲのシナリオライターも仕事に選べるな
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 03:41:55.52 ID:i2Ivs320
なんという生殺しwwww
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/11(土) 09:47:17.76 ID:A05va1o0
なんだろう。昔のほろ苦い思い出が・・・

いつからなんだろう。お互い自分で服を脱ぎ、
流れ作業のセクロスしか出来なくなったのは。

彼女の下着を俺から脱がしたのは何年まえだろう。

はぁ、年は取りたくねぇ
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 12:22:44.24 ID:o6pnvIAO
彼女いない歴史もうすぐ1年orz
あぁぁぁぁ、夏が切ないぜ(泣)
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/11(土) 14:40:33.39 ID:ehjnex60
>>388
てめーそれまでいた事あるならいいジャマイカ
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 15:49:37.72 ID:0J8wtic0
>>208
亀レスでセルフだけど



wwktkし過ぎて息子が風邪引きそうだぜ
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 17:12:33.95 ID:b57GRsSO
>>389
(´・ω・`)
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/11(土) 19:12:19.41 ID:ehjnex60
>>391
ヘイヘイ、哀れみの目で見ないでくれよ…
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/11(土) 19:40:16.41 ID:OYduDwAO
http://mbex.sk2w.jp/functions/regist.php?friendid=a6ade5aa93b826f8de63c663e1159bf7
β版無料モンスター育成ゲームなんだが
結構人増えてきて今アツい
転生とかこれからマゾく予定だから廃人来いww
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 22:25:10.06 ID:o6pnvIAO
土曜の夜だし、今日はムナゲ来ないかな?
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/11(土) 22:34:20.42 ID:BnhRGEDO
くそう、今頃ムナゲはシシトウちゃんとあんなことやこんなことを……………

ふぅ……
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/11(土) 23:31:14.89 ID:oXnUq9E0
正直、二人の動向は微笑ましいし、ムナゲの幸せ分けて
もらってるが、シシトウがイッてしまったのは、少し
ショックだった…

そう思う俺は、けつが青いのかな…
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/12(日) 01:23:12.81 ID:aWPRsQDO
>>396
その気持ち凄いわかる!
そんな俺もケツが青いのか?
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/12(日) 01:54:15.61 ID:/RIatYDO
君たち蒙古斑べったりついてるよ。
おいらくらいになるともうお尻割れてるんだぜ!
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/12(日) 02:26:57.12 ID:5fVzxAAO
シシトウがイッたことよりも、ムナゲが意外とテクニシャンなのがショックなんだが
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/12(日) 02:40:09.66 ID:ur3V.3Y0
>>399
俺も思ったwwwwww
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/12(日) 10:15:12.92 ID:CQtxG720
>>399
つーかムナゲがヤり慣れてるだけじゃね?
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/12(日) 11:44:07.61 ID:KBaKtOg0
主人公は(特に理由はないが)テクニシャン。エロゲかよっ
誰か歴史上AA頼む。
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/12(日) 11:46:17.72 ID:ZCJMY5Ao
おいwwwwwwwwwwwwwwwwおまえらwwwwwwwwwwwwwwww好きな子にはコレ位するだろwwwwwwwwwwwwwwww
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/12(日) 17:41:36.87 ID:uY9nj6AO
スマン、ショックを受ける理由がさっぱり分からん。
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/12(日) 21:44:35.25 ID:j0ZHGkk0
ショックを受けない理由がさっぱり分からん。
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/12(日) 23:23:57.95 ID:kFgpc7.0
中尾「おいおいやるねえ。テクニシャンだねえ」
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/12(日) 23:53:49.56 ID:E2/4Z2g0
土・日でムナゲが現れないなんて、、、
そんなに具合悪いんだろうか。心配だ。。。
408 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 00:05:10.26 ID:rM.X92Uo
みなさんただいま!!!
腰を痛めて整体にいき、狼と香辛料第二期でわっちわっちしてきたムナゲです。
更新していきますぞよ!
409 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 00:16:27.60 ID:rM.X92Uo
俺達はもう一度キスをした。

シ「んふww」

シシトウは俺に抱きつき、胸の中で笑っていた。俺は彼女を抱き寄せ、優しく頭を撫でた。

シ「気持ちいいww」
ム「本当にこれ好きなんだねww」
シ「うんww」

俺はまた彼女にキスをしながら、利き手である右手をシシトウの腰からさすって、再び彼女の股の間に忍ばせた。

シ「あ・・・」
ム「だめ?」

シシトウは無言で首を横に振った。俺の右手はまだぐっちょりとしている彼女の茂みをまさぐり、優しくさすった。

シ「ん・・・」

彼女はもう感じ始めている。やはり今までの流れで彼女の神経はかなり敏感になっているようで、体の反応もかなり大きくなっていた。

俺は彼女の右肩後方から抱きしめるように動かした。そして左手で彼女の胸をつかみ、右手の中指を彼女の穴の中へ進ませた。
410 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 00:31:41.75 ID:rM.X92Uo
シ「んあ・・んあ」

彼女がびくびくと動く。
俺は中指をゆっくりと、彼女の周囲をやさしく撫でるように動かした。そしてすでにぐっしょりと濡れた彼女のその入り口をさらに十分にとその液体を塗るようにマッサージした。

ム「すごい濡れてるね・・・シシトウはエッチな子だね」

シ「ばか・・・違う・・・あっ・・・んっ!」

俺は中指を起こして彼女の中を行ったりきたりした。その内側の弱点を優しく刺激した。そして俺はいったん中指を抜き、薬指をそえ、ゆっくりとまた彼女の中へ押し込んだ。

シ「あ・・・く・・・」

ム「ねぇシシトウ?」

シ「んっ・・・ん?」

ム「今・・・何本入ってるでしょーか?」

シ「え・・や・・あっ・・・わかんな・・・ああっあ」

俺は彼女の股をこちらに抱き寄せるようにしながら指先を二本、互い違いに動かして刺激した。

ム「ねぇ、わかんない?」

シ「や、だめ、や、あ」

俺は答えられない彼女をよそに、俺は二本を揃えて激しく動かした。

シ「だめっ・・・あ・・・いくっ・・・いっちゃうっ」

ム「ダメって言ったら?」

シ「あっあっああ・・・ムナゲっ・・・・んあっ!!!!」

彼女は果てた。
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 00:36:54.14 ID:uL6WsS6o
ムナゲktkr
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 00:40:26.30 ID:Y80uasDO
久しぶりのリアルタイムだwwww
wktkがとまらない!!!
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 00:42:09.57 ID:gQc.0cAO
テクニシャンなムナゲなんてムナゲじゃない
414 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 00:43:05.59 ID:rM.X92Uo
シ「はぁ・・・ん・・・はぁ・・・・」

俺は後ろからぎゅっと抱きしめ、彼女の呼吸が落ち着くのをまった。

ム「ダメっていったのに・・・」

シ「無理だよぉ・・・そんな・・・」

ム「むっふふふふww」

シ「ムナゲ・・・ムナゲってさ・・・・」

ム「ん?なに?」

シ「ムナゲ・・・どSなんだね・・・ww」

ム「そう?ww」

シ「うん・・・wwかなりww」

ム「嫌いじゃないくせにww」

シ「ばかぁ・・・」

俺は彼女のあごを持ち上げて、キスをした。

ム「俺もそろそろ我慢出来ないなぁ・・・・」

シ「ごめんね、わたしばかりで・・・」

彼女はそういうと体を少しおこしてこちらを向いて、片側の手を俺の首に回して、もう片方の手で俺の矛を、覆いかぶせるように触ってくれた。
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/13(月) 00:48:21.58 ID:87DUf6ko
やばい。
みんなが興奮しすぎて、板の表示が遅いwww
416 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 00:48:25.11 ID:rM.X92Uo
俺はびっくりして、一瞬退いてしまったが、すぐに彼女にみを任せることにした。素直に気持ちよかった。自分の右手以外のものが触れること自体がもう、二年間も昔の話だったからだ。

シ「きもちいい?」

彼女は甘えるような顔でこちらをみつめながら、俺の矛の弱い部分を優しくさすっている。

ム「うん・・・かなり・・・」

すると彼女は笑った。俺の大好きなあの笑顔だった。

シ「わたしもうれしいっ」

そういって彼女は俺にキスをくれた。

俺は我慢しきれなくなり、彼女をその場に押し倒して、俺を彼女の中に挿入させる事にした。
シシトウはそれを感じたらしく、俺の首と肩を両手で抱きかかえるようbにして向かいいれてくれた。

シ「ムナゲ、大好きだよ。」

ム「俺もだ・・・大好きだ。」


そして俺達は交わった。
417 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 00:57:58.73 ID:rM.X92Uo
俺は今自分に出来る全てをもって、彼女を愛した。決して背伸びする事もなく、ありのままの自分で。彼女もそうやって俺を受け入れてくれた。俺は本当に幸せだなぁと思った。

俺は彼女と付き合うことを決めた時、内心に少し不安を抱えていた。

彼女を幸せに出来るのだろうか、と。

その理由はやはり、俺の中に長く居座り続けた、Mの影だ。

俺はそいつと恋に落ち、初めて同棲をという物を体験した。一旦は夢をあきらめ、一般企業に就職する事さえも考えた。それほど、本気だった。

だがその覚悟は以外にも簡単な事で崩れてしまったのだ。
俺の見通しは甘かった。そして俺の意思は一本の枝よりも、細く、脆かったのだ。

俺は自信を失っていた。大切な人が俺の元から去ってゆく。

Y。そしてM。

このときの衝撃はそう簡単に忘れられるものではなかった。俺は日々を、その恐怖から逃れるように生きた。

その夢を実現させるため、友人数名をチームを結成、小さい所からこつこつ初め、今では起業し、そこで働いている。それから少しして、Mとの決別の機会を獲て、今こうして自分を愛してくれる子とも出会った。

幸せだなぁと思った。
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 01:01:28.32 ID:Q/kPF6E0
中尾「おいおい幸せだねえ。モニタが曇るねえ」
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 01:01:37.33 ID:7n5AlMDO
初めてVIP+で見たムナゲからは想像もつかない展開だが、幸せになれてよかったね。 
ただムナゲのウプ位は欲しかった。()笑
420 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 01:08:02.34 ID:rM.X92Uo
俺は我に帰り、上がった息を整えながらも、ティッシュのありかを探していた。しまった、なぜ事前に近くにおいておかなかったのだろう。

シ「・・・・ねぇww」

彼女はしばらく無言だったが、俺のその様子を見ると笑っていた。

シ「そんなに焦らなくてもいいよww」
ム「え?・・んーまぁそうなんだけど・・・気持ち悪くない?」
シ「大丈夫だよww」
ム「ありがとうな、今持ってくるから」

俺はつかれきった体をなんとか起こし、先ほどの俺の充電器がある辺りにおいてある、木製ケースに閉じられたティッシュ箱をつかんで、布団まで持ってきた。

シ「だいじょうぶ?」

彼女は俺の息の上がりようを見て心配していた。だが大丈夫、俺の体にはなんの問題もない。

ム「こゆとき、昔から息あがりやすいんだ」

そうゆうと彼女は布団に横たわったまま、穏やかな表情で俺をみていた。

シ「そっか、なんか無理させちゃったのかと思って」
ム「んなこたねぇよ、心配すんな」
シ「うん、わかった」

俺はティッシュを取り出して彼女のおなかの上へ置いた。
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 01:10:13.19 ID:GeL7hEAO
生かよ


………ふぅふぅ
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 01:13:05.47 ID:Q/kPF6E0
中尾「おいおい、ナマだねえ・・・・・・・ふぅ」
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 01:15:32.62 ID:RTpVzIAO
マスオ「えぇっ!?生なのかい!? ......ふぅ」
424 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 01:17:41.21 ID:rM.X92Uo
だれか簡単にMP3データがアップできて、ここにも楽チンはれるよーみたいなサイト&やり方教えてくれませんか?

まだ誰にも提出していない、練習用のサンプルがあるので、時間限定で張ってみます。



後一応恥ずかしいので本番中の描画はカットさせていただきました・・・

色々賛否両論ありますし・・・・・ww

でもご希望される方が居れば、この目に焼きついたそのシーンをうpします。


そしてとりあえず本番を迎える所まで、は終了いたしました。
みなさま、お付き合いありがとうございます。

体調にも気を使っていただいて、ありがとうございます!みなさまの励ましがリアルにうれしかったです。体調管理ももうちょっと頑張らないとあかんですね・・・・

今後のうpはどうしましょうか?まだ楽しんでくれる人はいるのかな?


今後の予定。

・本番終了から帰宅までの流れ(KとTの様子含め)

・新キャラ登場

・ムナゲ、終電逃してシシトウ宅に泊まる

・ムナゲ、腰を壊したのはなぜ


多分報告できるのはこんな感じになると思います。みなさま意見をお聞かせくれるとうれしいです!
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 01:24:10.10 ID:Q/kPF6E0
>でもご希望される方が居れば、この目に焼きついたそのシーンをうpします。

>・本番終了から帰宅までの流れ(KとTの様子含め)

>・新キャラ登場

>・ムナゲ、終電逃してシシトウ宅に泊まる

>・ムナゲ、腰を壊したのはなぜ


中尾「おいおい、wwktkじゃないか。これは全部うpが必要だねえ」
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 01:25:28.41 ID:QG88RREo
曲もぜひ聴きたい!
もちろんそのシーンもうp!!
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 01:29:34.23 ID:QG88RREo
自分でうpしたことないからわからないけど、
http://www.axfc.net/uploader/
でpassかけてうpするのが一番わかりやすいのかなぁ。

どうなの?>おまいら
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 01:30:15.30 ID:h/0loXMo
曲聴きたいです
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 01:37:45.35 ID:OUnCXkMo
ムナゲ、お前ら、すまなんだ
>>276で余計なこと書いたものだがホントすまなんだ

こんな俺が書いちゃいかんのかもしれんが、とりあえずうp希望
430 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 01:48:36.09 ID:rM.X92Uo
http://www1.axfc.net/uploader/Li/so/39151

ここに数分限定で、過去の作品をうpしました。女性ボーカル用のポップなナンバーです。

このデータはMP3で、保存、流用がいくらでも出来てしまいます。
しかし機会があれば僕自身で再利用したいと思っています。

その際に流出が激しいと僕自信のオリジナルとして扱えなくなってしますので、みなさまご協力をお願いします。ただでさえポップな作品はほとんど書かないので・・・

パスは私の名前です。
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 01:50:40.58 ID:QG88RREo
むー、passが通らない・・・
432 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 01:51:27.38 ID:rM.X92Uo
ローマ字で
むなげ
って入れてみてください!
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 01:52:52.22 ID:h/0loXMo
ひらがなでしたよ
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 01:53:37.70 ID:QG88RREo
  ひらがなだったか・・・ 
落とせました!聞かせていただきます!
435 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 01:54:56.93 ID:rM.X92Uo
げ、本当でしたか・・・
自身で設定を間違えるなんて・・・・恥ずかしい;;

そしてみんなの感想がこわいww
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 01:58:44.24 ID:h/0loXMo
どこか懐かしい感じのする曲だな・・・

ところでTabitoって何?
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 02:00:28.19 ID:Q/kPF6E0
中尾「>>433はひらがなを試すとは、やるねえ」
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 02:00:49.43 ID:icurX.Uo
エロイ人が作ったとは思えないできばえだなwwww
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 02:03:24.66 ID:RkGPowDO
一足遅かったorz
440 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 02:08:58.60 ID:rM.X92Uo
その曲は友人から依頼されて作ったのですが、没になった曲です。
その友人の声があまりにもチャーミングだったので、それを狙いにいく曲を書いたのですが・・・
ほうちっと雰囲気系の曲にしたいという事で・・・

>>436
それは分類上の形式名称なので気にしないでくださいww

ちなみにイントロのサックスは俺が吹いてます
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 02:09:49.37 ID:QG88RREo
 ラブ米とかのアニメのエンディング・・・しかも俺がよく見てた90年代後半とかの・・・
というオタクくさい印象でした。ごめん、ボキャブラリーが貧困で。

でも、素直な感想としては、ホーンセクションとかを生の音にして
透明感のある女性ボーカルでの歌を聴いてみたいと思いました。
聞いてて、優しい感じのする曲だと思いましたよ。
さすがムナゲ。
442 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 02:14:19.67 ID:rM.X92Uo
>>441
感想ありがとうございます。

完全自宅手作業&ノーギャラ作品なので音は許して下さいww
声もいれてみたかったんですがねぇ・・・そうなればちゃんと全部作り直すのに・・・

おっしゃるとおり、まさにその時代を狙ったものですww そうゆう時代の、キュート系エンディング系で売りに出した方がその人の声は売れると思ったのですww
443 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 02:24:05.05 ID:rM.X92Uo
http://www1.axfc.net/uploader/Li/so/39154

第二段。続いてはZIPファイルです。普段からやっている音楽系統の、メロディーすら入ってないバージョンと、ロックなドラムの打ち込みに利用した練習曲です。

数分で消えます。

444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 03:28:16.60 ID:b40S7cDO
>>443

はやっ

エヴァみてたらダメだった…
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/13(月) 03:52:53.41 ID:H2UPthE0
>>443
レポートやってて取り損ねた…orz
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 04:24:00.59 ID:Shjeuig0
どうでもいいが、Tabitoってのは七尾旅人のことかな?
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/13(月) 05:12:03.80 ID:cJiKlNQ0
うわ、取りそこねたorz

今後についてはムナゲの許す限り続けてほしいな。ここ1ヶ月毎日の楽しみだからw

誰も食いついてないけど新キャラとか超気になるwww
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 06:03:00.36 ID:ogO.m3k0
Mとの再会前日から欠かさずROMってたのに取り損ねたorz
449 :441 [sage]:2009/07/13(月) 06:30:25.91 ID:QG88RREo
>>443
 うは!コメントも書き込んで一安心して寝たら第二弾が・・!
昨日、寝る前も頭の中で1曲目の曲がループしてたくらいなんで
お願い、もう一度2曲目の再うpを・・・!!
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 08:37:03.68 ID:WWiwx4I0
中尾「郷愁のメロディだねえ」
451 :ムナゲ [sage]:2009/07/13(月) 12:50:24.07 ID:rM.X92U0
どうも、ムナゲです。
後で時間がある時に続きを上げられたら上げていきます。
音源はほとんどの方が入手出来なかったようですね…w
今日は夜帰宅が遅いのですが、時間があれば音源も再うpを検討します!
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 12:54:08.70 ID:/.0H16Mo
おぉ、がんばれー。
体調優先でいいぞ
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 12:55:16.44 ID:g681kOso
>>451
おーお疲れ様です
で、腰の具合はどうなのよ?
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/13(月) 13:07:00.02 ID:rM.X92U0
>>453
腰の具合はあんまりよくないですね…
昨日に整体に行ったんですが、今日にはすでに痛くなっています。まぁ長距離は歩きたくない感じですね…今日歩くんですけどw
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 13:08:57.26 ID:g681kOso
>>454
そっかぁ、あんまり無理しないようにしないと使うときに使えなくなるぞww
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 17:43:28.03 ID:RTpVzIAO
>>455
そん時はシシトウが上に乗っt(ry
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/13(月) 17:44:17.34 ID:Svh5dOo0
なんでフェラしてもらわなかったんだよ
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 17:55:37.53 ID:RTpVzIAO
>>457
フェラより入れたい欲が勝ったんだろ?
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/13(月) 21:56:53.17 ID:IlvK1UAO
アップする時間を予告して欲しい
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 23:22:51.83 ID:O9BwA7Q0
>>459
半年後にまた来いよww
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/13(月) 23:30:46.73 ID:CdsXqjc0
>>459
中尾「おいおい勝手だねえ」
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/14(火) 01:01:59.39 ID:b3L5wOAo
なんでちょいちょい中尾が出てくるんだよwwww
463 :ムナゲ [sage]:2009/07/14(火) 02:35:36.10 ID:A5Wznu.0
みなさんお疲れさまです。
今日はもう寝ますが、あした更新します!再うpはまた夜中に行ないます!ではまた明日です!
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/14(火) 03:12:02.49 ID:1NyjSOwo
ムナゲおつかれー
無理スンナよー
465 :ムナゲ [sage]:2009/07/14(火) 23:53:09.60 ID:A5Wznu.o
どうもこんばんはムナゲです!キーボードが突然ぶっ壊れ新品を買いました・・・
安物はすぐダメになるからこまりものですね;;

さて、ファイルをこれからうpしたいと思います。タイミングがあう方はどうぞ!
466 :ムナゲ [sage]:2009/07/14(火) 23:54:39.64 ID:A5Wznu.o
http://www1.axfc.net/uploader/Li/so/39276
ここでダウンロードできます。パスワードは前回のものと一緒です。有効時間は20分です。
467 :ムナゲ [sage]:2009/07/14(火) 23:59:54.99 ID:A5Wznu.o
俺は我慢できなくなり、彼女にインサートする事にした。

彼女の軽く汗ばんだ体に覆いかぶさるように押し倒して、強くキスをした。俺はそのスキに片方の手を使って、彼女のそこへ、俺の矛をあてがった。

ム「いい?」

シシトウは目を閉じて、ゆっくりとうなずいた。

シ「やっとだね・・・ww」

彼女は少しだけ笑った。俺も少し笑った。
だがすでにその時の俺の意識は性欲という人間の三大欲求の一角によって強く支配されていた。早くインサートしたい。俺は早く彼女とひとつになりたかったのだ。

俺はゆっくりと腰を下ろし、そのまま彼女の中へと進んだ。

暖かい。

彼女のそこはよく濡れており、誘われるかのように吸い込まれていく。

シ「あ・・・・」
ム「あ・・・・」

俺達はこうしてひとつになった。

シ「ムナゲ・・・・」
ム「シシトウ・・・・」
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 00:06:50.41 ID:BoiEOE.0
ヤベェw
すっげえ官能的なシーンなのにムナゲとシシトウで吹くwww
469 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 00:08:23.48 ID:lhwYue6o
俺はゆっくりゆっくりと、彼女の体内と俺の体の一部が、触れ合い、こすれあうのを堪能した。これがシシトウの中なんだ。やっとここまで来たんだな、と。

シ「きもち・・・いい・・・」

シシトウは俺の挙動一つ一つに反応するように、体を緊張させていた。その動作の色っぽさで俺はますます欲求を刺激され、次第に強く激しく彼女を求めた。

シ「んあっ・・・ああっ・・・」

彼女の声も俺の挙動に合わせて徐々に大きくなっていく。
俺は彼女をすくいあげるかのように抱きあげ、体を起こした。そして彼女を強く抱きしめ、そして彼女の胸と、その頂点であるそれを、口に含んだ。

シ「はっあ・・・あっ・・ん・・・」

二箇所同時に攻められている彼女は、もうそのことしか考えられないといった様子で、体を支配する衝撃に身をゆだねているといった様子だった。そして次第に、彼女が強く力むようになった。

シ「ああっそれ・・やばっ・・いん・・・んあっ」

俺はあぐらをかいて彼女を抱きかかえ、腕も使ってその運動を補助した。そして俺の目の前を上下動する乳房の頂点を舌で攻め続けた。

シ「い・・・いく・・・いっちゃ・・・」
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 00:10:14.83 ID:kLYkV3go
一つ疑問に思ってるんだが、ちゃんと近藤君は装着したのか?
471 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 00:15:40.80 ID:lhwYue6o
俺はその言葉を聴くと同時に彼女の両腕をつかんでそのまま布団に押し倒し、彼女を攻め続けた。俺の興奮もピークに達した。

シ「あっあっあっ」

ム「いっていいよっ!俺も・・・!」

シ「んあっ!」

俺は果てる寸前、彼女の中からすばやく退避し、その種を彼女の腹部へ送り出した。

彼女はそのまましばらく、身動きをとらず、その衝撃と、呼吸を整えるのに一生懸命になっていた。

俺はその横で、自分の激しくうなる鼓動と乱れたその呼吸、それを喜びだと感じ、その悦にひたっていた。

俺は彼女を抱いたんだ。

喜びだった。



そして前回のうp、>>420へと続くのだった。
472 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 00:17:19.25 ID:lhwYue6o
>>470
そこは触れないで下さい・・・・
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 00:20:10.99 ID:BoiEOE.0
>>472
生か、生なのか…
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 00:26:25.65 ID:bCVlhpgo
 すげーな、ムナゲ。生か。

曲、落とせました。また聞いたら感想書くねー。

でもムナゲは小説家になれるよな。
>>420がちゃんと今回のうpに繋がるよう計算されてるわ。
プロだねぇ(中尾
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 01:03:29.81 ID:1MVD6gAO
>>471
あ、そーゆー事か。
てっきり2回戦してるのかと思ったよwwwwww
しかし、旅行にゴム持ってかないとか、
ムナゲ不用心だなwwwwww
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 02:03:18.43 ID:r2Vr4AAO
シシトウを愛してるなら、まだ妊娠させたくないなら、これからは近藤君をきちんとつけるべきだと思う
彼女がピル飲んでるなら別だけど
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 02:08:52.50 ID:kLYkV3go
生はまじで責任取る覚悟ないなら止めておけ。
その場の快楽で子供ができてしまって悩むようになるくらいなら
本当に避妊は大切だ。
自分の仕事でもまだまだやりたいこともたくさんあるだろうし、
できてしまったら現実問題として本当にお金がかかるぞ。
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 06:29:26.42 ID:8W7KSZko
避妊は本人の問題だから論議イラネ
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 07:31:39.89 ID:KkE0acAO
478に同意
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 09:23:24.54 ID:776cxyko
上に同じ
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 10:20:41.47 ID:nPtQnrY0
中尾「おいおい仕事中に2828するじゃないか。熱いねえ」
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 10:39:37.99 ID:hFAjchs0
test
483 :ムナゲ :2009/07/15(水) 12:08:38.51 ID:lhwYue6o
おはようございます!投下開始!!!
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 12:11:53.66 ID:l4Z6upw0
キター
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 12:12:36.06 ID:BqQvb8Qo
お、いいタイミング
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 12:15:09.09 ID:776cxyko
ナイスタイ
487 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 12:20:26.94 ID:lhwYue6o
俺達は自分の汗やその他もろもろの体液をティッシュペーパーの力を借りて処理をした。俺はシシトウがおなか周りを拭いている間、彼女のデリケートな所を拭いてあげた。

シ「wwwwいいのにww」
ム「いやいやお嬢様」
シ「んふwwありがとうww」

その一連の動作が終了すると俺達は抱きしめあい、またキスをした。

シ「なんか・・・ww」
ム「ん?」
シ「いまさらながらに・・・恥ずかしいねww」
ム「本当だよなww」

恥ずかしくなった俺達は月明かりを頼りにそれぞれの下着と浴衣を探して着た。

ム「なぁシシトウ」

俺はシシトウと同じ布団にもぐりこみながら聞いた。

シ「ん?」
ム「いや、今頃Kたちもこうしてるのかなぁってww」

シシトウは噴出した後、甘えるように俺に抱きついてきた。

シ「本当にムナゲはスケベだよねww」
488 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 12:26:22.65 ID:lhwYue6o
俺達はそうして余韻に浸りながら、お互いの愛を感じあった。

ム「明日は楽しみだなww」
シ「でも・・・イキナリ聞いたらまた聞き返されるよww」
ム「う・・・確かにKの押しは相当強いからな・・・ww」
シ「いっつもたじたじになってるよねww」
ム「うむwwだがそれにしてもTは・・・・」
シ「Tは大丈夫かなぁ・・・」
ム「まぁKにまかせて置けば大丈夫なような気はするんだけどねww」
シ「テクニシャンなんだ?ww」
ム「その言い方ww」

そうして俺達は抱き合って眠りについた。

途中、シシトウがトイレにおきて、俺を踏んでいったという事件を除いては、快眠だった。
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 12:29:17.60 ID:BqQvb8Qo
シ「本当にムナゲはスケベだよねwwww」
凄い褒め言葉だなwwwwwww
490 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 12:47:39.75 ID:lhwYue6o
翌朝。俺達は携帯のバイブレーション目覚ましで目覚めた。

ム「ん・・・・ああ・・・もう九時かよ・・・・」

俺はシシトウ越しに携帯を握りしめ、うつろな頭でなんとかストップをかけると、また布団に倒れこんだ。

シ「ん・・・起きたん?」

シシトウは俺の胸の中でもぞっとしている。

ム「ああ・・・・九時だって・・・」
シ「九時・・・あーん、もうかぁ」

シシトウはそういうと布団からむくっと起き上がり頭をぽりぽりとかいている。

俺は眠い頭になんとかムチを打って起き上がった。

ム「そういえばさ、朝風呂入るって言ってなかった?」
シ「そうなんだけど・・・」
ム「どうした?」
シ「ん、T達と時間決めるの忘れてた・・・・」
ム「電話すりゃあいいんじゃね?」
シ「起こすと悪いかなぁって」
ム「まぁそうかぁ・・・」

俺達はぼやーっと話し込んでいた。
491 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 13:57:20.77 ID:lhwYue6o
俺達はとりあえず歯を磨いたりする事にした。部屋のエアコンはすでに除湿に切り替わっており、部屋はなかなかに快適な状態だ。少し肌寒いくらいが心地よく、窓から入り込む光によって俺達の朝はより心地のよいものになっていた。

ム「まぁーさ、一通り準備とか終わってさ」
シ「ほん?(うん?)」
ム「んでワンギリして、それでも出なかった俺らで朝食とか適当にとったりしてていいんじゃない?」
シ「ほうへ(そうね」

シシトウは口いっぱいにためた泡を吐き出して口をゆすいでいる。

シ「ロビーのほうにカフェがあるから、いかない?」

彼女は昨晩と同じように口をタオルで拭きながら、俺に聞いてきた。

ム「そんなんあったっけ?」
シ「昨日タオル借りに行くとき発見したww」
ム「そうかwwんじゃいい朝食がとれそうだなww」

一通り俺達が準備を終えて、ワンギリをしたんだが、KとTからはリアクションがなかったので、俺達はそのカフェとやらで朝食をとる事にした。

ム「コーヒーがうまいといいな」
シ「どうだろうねーwwそれより値段が心配ww」
ム「そんなにリッチそうなの?」
シ「まぁスタバよりはねww」
492 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 14:06:03.09 ID:lhwYue6o
カフェはこの旅館のロビーから左前方奥にあり、建物から駐車場を渡すように作られていた。なかなかにいいパンのにおいがする。

ム「これ旨そうじゃね?」

いまどき珍しいカフェのセットメニューだ。モーニングセット。1200円でふっくらフランスパンのサンドイッチと、そのフレンチトースト、コールスロー、コーヒーか紅茶のセットだ。中々に良心的な価格で、特に控えめなサイズのフレンチトーストがうまそうだ。

シ「わたしもこれにするww」

俺達はそのモーニングセットをちょっとリッチなソファーで頂きながら、お店で流す弦楽四重奏に耳を傾けつつ、談笑した。なかなかに穏やか朝だ。

ム「こうゆう時間も大事だよなー」
シ「本当ww学生のときは通勤ラッシュとか最悪だよねww」
ム「あれがあるから日本の会社は・・・」
シ「そこまでかなぁ?ww」
ム「俺は人ごみが嫌いだから余計になww」
シ「なるほどねww」

そうこうしているとKから俺の携帯に着信だ。

ム「ほいほい」
K「おーすまんな、さっきはきづかんかった」
ム「そっかww起こしたのかとおもってよ」
K「いやいや、てか今どこいんの?」
ム「ロビー近くのカフェww来る?」
K「あーちょっと時間かかるかもしれんww」
ム「今起きたんかww」
K「まぁそんな所だww」
ム「んじゃまったりしててくれwwこっちもコーヒー飲んでゆっくりしてるし、まぁ後で風呂行くからその準備だけやっといてくれれば」
K「分かった、すまんな」
ム「別にかまわんよwwこっちはおいしいセット楽しんでるからww」
K「おkwwんじゃ後でww」
493 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 14:11:32.56 ID:lhwYue6o
ム「K達今起きたとかいってるよ」
シ「どうだかwwww」
ム「ふwwww」

しかしこれだけ優雅な朝というものはいい。久しく忘れていた。特に俺は寝起きが悪いので後数分でも寝ようとしてしますため、結果として朝にこれだけのんびりと朝食を頂くことが出来ない。それよりも入浴に時間を割いてしまうという部分もあるのだが・・・。

シ「このフレンチトーストおいしいねww」
ム「ああ、コーヒーもあんがいいけるww」

そうして俺達は食べ終わると、K達の部屋に向かった。

K「ういっす、もう風呂る準備は出来てる」
ム「んじゃ俺達ももってくるわ」

前日の入浴前に比べると、朝というのもあってメンバー全員のテンションは低めだ。まぁ二回も大浴場で入浴している上に、お互いに夜に頑張ったであろうから、それは当然のことといえばそうなのだが。

俺達は袋に外行き用の格好を詰め込んで、あの大浴場へと向かった。

ム「んじゃ時間は・・・」
シ「今からだと11時半?」
K「まぁ一時間もあれば十分だよな」
T「んーww」

Tはまだ眠そうだ。
494 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 14:16:30.17 ID:lhwYue6o
この時間帯はまだお風呂も入れ替わっていないようで、木の浴場だった。俺達はのんびりと日差しを楽しむようにお風呂に使った。

そしてそれもある程度すごした後、俺は重大な任務を思い出し、Kに話を振ることにした。

ム「んで、昨日の夜はどうだったんだよ?」
K「どうって?ww」
ム「わかんだろww」
K「まぁそうだな・・・とどこおりなくww」

Kは風呂のお湯を顔面に浴びて、気持ちよさそうにしている。

ム「そうかぁ・・・Tほとんど経験ないって話だったからよ」
K「心配・・か?ww」
ム「まぁ余計なお世話だとは思うけど・・・」
K「好奇心、何%だよww」
ム「9割?」
K「wwwwwwまぁそんなもんかww」

Kは湯船から段差に一段腰を上げて、腰湯状態になった。きっと熱いのだろう。

K「俺様はテクがあるからなww」
ム「あー」
K「冗談だよwwでもまぁ、本当に問題はなく、向こうも喜んでくれたみたいよ」
ム「そうかぁ・・・」

俺が今度は顔を洗っていると、やはりKからの逆襲だ。

K「んで、そっちは?ww」
495 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 14:21:03.51 ID:lhwYue6o
俺は昨晩のことを話した。いたってシンプルに、まぁとどこおりなく出来ましたよ、という報告だ。

K「そうか、よかったじゃん」
ム「まぁそうだね」
K「てかシシトウちゃん、敏感そうだよねwwwwww」
ム「キサマwwwwww」
K「違うの?ww」
ム「流石だよww」
K「だよなーwwやっぱww」

そんな話をした後、彼は思い立ったように天井を眺めていった。

K「まぁ、今回は大分楽しいたびだったわ」

それは俺も同じだ、と思った。この四人のキズナも、それぞれカップルの距離感も大分近づいたと思う。それはきっといい事だ。

ム「明日からいつもどおりだぜ?」

K「ああ・・・やってらんねーwwwwwwww」

彼はふんぞりかえるようにして、そのまますべるように肩まで浸かった。

K「次は海だなww」

Kは言った。
496 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 14:26:41.59 ID:lhwYue6o
浴場から出ると、意外にも早くTとシシトウが今上がってきた感じだった。

K「早いな」

すると二人は振り返った。

シ「Tがのぼせたってww」
T「そうなんよーww」
ム「大丈夫か?」
T「あがったら平気になりよったww」
K「そうか、誰かさんみたいになったら大変だからな、気をつけろよ?」
ム「お前・・・」
シ「んふふww」

俺達は部屋に戻ってチェックアウトをする準備をした。本当ならば10時くらいに出ないといけないのだろうが、ここはシーズンオフという事で午後までに出ればいいという事だった。

シ「本当なんかはやかったねぇー」

シシトウは自分の荷物を鞄につめながらいった。やはりシシトウはこの服装もすごくいい。このパーカーのやわらかい感じがたまらない。

ム「そうだなー・・・」

シシトウは俺の鈍い反応を見て、意地悪そうな顔をして言った。

シ「えっちww」
ム「なんでだよww」
シ「そゆときは大体そうだと思ってるからww」
ム「むぅうww」
シ「んふふww」
ム「まぁ・・・エッチも出来たしなww」

彼女は鞄を閉めて、立ち上がった振り返った。

シ「ほら、やっぱりエッチだww」
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 15:48:38.02 ID:nPtQnrY0
中尾「おいおい、今日は俺の2828を一日中止めさせてくれないつもりかい」
498 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 16:41:07.93 ID:lhwYue6o
俺達が準備を終えてロビーにつくと、先日とても丁寧な対応をして下さった例の紳士が、ロビーにいらっしゃった。

紳士「お帰りでございますね」
ム「はいー、お世話になりました」
シ「楽しかったですww」
紳士「さようでございましたかww当スタッフも喜ぶと思います」

そういって紳士は代表であるKに会計を閉じたものを渡した。Kはさっとすばやくクレジットカード払いだ。俺達は後で現金で彼に清算すればいい。

紳士「またのお越しをお待ちしております」
K「そうだな、あんがい近いうちだったりしてなww」
ム「すぐにでも来たくなっちゃうねww」
T「あはww」

そういって俺達は紳士と旅館に別れを告げ、自分達の車に乗りこんだのだった。

たった一泊ではあったが、実にいろんな事があった。そしてそれらは俺達の魂に十分な潤いを与えてくれた。
きっとみんなそう思っていたはずだ。急に決まった一泊二日のこの旅は、俺達メンバーの絆をさらに強くし、また成長させてくれたと思った。近いうちにまた実現すればいいなと、思う。

帰りの道中、唯一車内で起きていた運転手である俺は、メンバーの寝顔を見ながら、そう実感していた。


一泊二日、癒しの温泉旅行編、終了
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 16:48:53.80 ID:BqQvb8Qo
>>498
お疲れー
会社のPCの前でニヤニヤを我慢するのが大変だったぜw
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 17:01:33.58 ID:0ulvNuQo
おつかれさまー
501 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 17:07:25.73 ID:lhwYue6o
7月某日、じめじめと長引く露に気分まで虚ろになる、そんな日。

俺はその後もTやK、そしてシシトウとも順調に関係を運んでおり、休みをみつけてはちょくちょくあったりして、とにかく全ては良好であった。

しかし仕事の方は恐縮なことにますます忙しさを増していた。請け負っている数自体はさほど変わっていない。この不況の世の中、マルチメディアに対してわざわざサウンドを外部に発注する事自体、そんなに多い話ではない。大手では、自分の企業が抱えるサウンド部に回し、経費を削減する方向で仕上げるからだ。

では何が変わったのかというと、その内容だ。クオリティが大きく上がってきたのだ。ウチの社員はプレイヤーが多く、それを生かした音作りが売りだったのだが、その要求されるレベルが高まったのだ。

会社は人員を必要としていた。特に、卓越した能力を持つ、事務員を欲していた。

そうすればメンバーは音楽制作だけに集中でき、このチームの統括能力が上昇する。

だがしかし実際問題は簡単ではない。貴重なデータを取り扱う現場だけに、バイト扱いで雇うほど入り口を広くは出来ないし、著作権の問題もある、コンプライアンス的にもまずい。
しかし正社員を新たに雇えるほどウチの会社はまず経理というものが安定していない。それに収入自体も多くはない。
そうなると、同じ志を持つ仲間で、そういった作業が得意なやつを事務にあてるしかないというのがひとつの結論だった。
実際、その一端は俺が担っていた。しかしこれだけ内容がシビアになってくると、営業も兼ねている俺ではその管理は難しく、日々スケジュール帳とにらめっこしていた。
それゆえメンバーの出勤日数は上昇し、今ではほとんどみんなが週5、それも各楽器や、モバイルPCを持ち込んでいた。
まさに企業として踏ん張りどころだった。

そんなある日、その会社の現状をJに話したときの事だった。

502 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 17:19:28.51 ID:lhwYue6o
J「なるほど・・・でも会社としては上り調子って事っすよね」
ム「まぁそうなるけど・・・会社って呼べる程のものでもないけどな」

Jは少し考えた後、突然こんな事を言い出した。

J「今必要な人材は、事務やファイル管理、その他もろもろの雑務が出来る人間なんですよね?」
ム「?そうなるな」
J「かつ低収入でも文句言わず働いてくれる、そもそもそうゆう業界に興味のある人間で、しかも信用の置ける人間だって事っすよね」
ム「まったくもってその通りだ」
J「つまり秘書っすよね」

なるほど、秘書官か。それならば俺が打ち合わせや営業に向かうとき、片腕として現場についていってもらえればそれはかなり助かる。

J「一人、心当たりがあります」
ム「ほう、だれだ?そんな都合のいい人間なんているのかww」

俺は期待はしていなかった。正直、この業界なんて情熱がなければやっていけない。そんなやつで、まだ俺達と知り合っていないやつが身近にいるとは到底思えなかったからだ。

J「はい、今噂の、就職したはいいけど自宅待機を命じられて、結局会社を辞める事になったやつなんですが、結構パソコン関係は得意なんですよ」

俺はさらにくわしく聞いてみることにした。いや、実際楽をしたかった。
(もっとシシトウと会いたいからなんてそんなよこしまな気持ちは全然ありませんよっ)
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 17:26:08.25 ID:nPtQnrY0
中尾「おいおい、そのまま新キャラ登場編かい? 粋だねえ」
504 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 17:30:16.92 ID:lhwYue6o
J「一応いろんな資格は持っているし、ウェブサイトのデザインも出来ますし、自身は音楽大学でピアノを専攻してましたから」

ム「なるほどな、確かに興味がわいたなww」

J「自分もいい話があったら紹介してくれって言われてるんで・・・先輩が迷惑じゃなければ、ためしにバイトとして使ってみてあげるとかはいかがでしょう」

俺は早速仕事場でメンバーに相談した。

社員A「ふーん、それが話どおりなら期待は出来そうだよな」
社員B「まぁ正直居てくれたら助かるよww」
社員C「でもそいつ信用できんのかな?」
ム「ってみんな思うと思うから、ためしに一回呼んでみて、何が出来るのかとか、実際そいつを動かしてみるってのもいいんじゃねぇーかなって思ってさ」
社員B「まぁ・・・そうだな」
社員C「だめなら即切ればいい。」
社員A「その可能性は高そうだなwwww」

という事で、最初はこちらで研修期間としてまずは日給で来てもらうという運びになった。

ム「まぁ面接もかねて、その働きを見てみたい的な感じで伝えておいてくれる?」
J「わかりました」
ム「ウチは普通の会社とは違うからね、使えるとなると即現場投入するだろうし、違うなら即きるし、かなり厳しい感じにはなると思うけど・・・そこはJが分かっておいてくれ」
J「大丈夫です、当日は一応僕も行きますから」
505 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 17:34:42.31 ID:lhwYue6o
そして当日。俺は例のオフィスで彼らを待ちわびた。

J「失礼します」

Jがいよいよ入ってきた。
そしてその後ろに居た人物を見て、俺達は驚いた。そしてその中でもおそらく俺は一人だけ違う内容で驚いていただろう。

?「失礼します」

ム「え・・・うそだろ・・・お前は・・・・!」

?「・・・やっぱりそうか!!!」

506 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 17:44:16.73 ID:lhwYue6o
髪の毛は完全に長髪金髪、ピアスも大きいイヤリングもつけ、スーツジャケットに細身のローライズジーンズを合わせて現れたその人物は、ぱっとみまさにヤンキーといった様子で、若さが抜けない感があった。
この狭いオフィスで、このなに派手な人物が現れたのだ。みんなは目が点である。

確かに音楽家はファッションには気を使う。我々もそれを見慣れているとはいえ・・・これは衝撃だった。特に、そういった人たちとはそんなに深い縁のないレコーディング担当の社員Cは、それは相当に驚いており、むしろひいているといってもいいだろう。

J「先輩、お知り合いなんですよね」

ム「S・・・お前の事だったのか」

S「お久しぶりです、先輩!」

J「自分もさっき聞いて、もしかしたらその人自分の先輩かも知れないっていうんで・・・びっくりしましたよ」

ム「俺の方が驚いたよ・・・まさかお前らが知り合いだったなんてな」

俺達はオフィス角にある椅子に腰掛話し始めた。

そう、まずは俺はこのSという人物について詳しくお話する必要があるだろう。
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 17:49:38.31 ID:776cxyko
Sの話ってシシトウと関係あんの?
508 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 17:54:44.44 ID:lhwYue6o
S。こいつは俺の高校時代の後輩で、ピアノ演奏に関しては当時からかなりの腕前であった。俺は高校時代に音楽の道へ進むのを決めた際、それにかなりの影響を受けたらしく、Sが三年になる頃にはよく相談を持ちかけられていた。
俺はその時学生で、自身が音楽学校へと進学したことを本当によい決断だと思っていたので、かなり薦めたりもした。
しかしその後、Sが進学してからはお互いに環境が違ったせいもあり、特に連絡は取っていなかった。

いや、むしろこの平凡な苗字がいけないのだ。ちゃんとフルネームで聞いておけば、こいつであると特徴も含めてすぐ分かったはずだ。

実際問題として、俺はこいつの音楽的素養やスキルについては当時から期待していたので、そのアタリについてはなんも問題がないはずだ。

聞くところによると、Jが入学当初に組んでいたバンドで、知り合ったらしい。俺はJのそのバンドのライブを見に行った事が無かったので、そんなつながりがあったなんて知らなかったのだ。

ム「本当に久しぶりだなww元気してたかww」
S「もちろん!つーか先輩連絡くれねぇからww」

Jから仕事の紹介をされたとき、俺の苗字を聞いて、まさかなとは思っていたが、向こうも相手が本当に俺だとは思いもしなかったらしい。

ム「なんだよ、肩肘はっちまってたよww」
S「らしくねーじゃんww」

Sは完全に俺に対してタメ後だ。当時からそうだったから、いまさら敬語を使われてもおかしい気分がしてしまう。
509 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 18:05:05.43 ID:lhwYue6o
ム「そっか、んでお前、事務作業とか出来んのかよ」
S「一応ワードエクセル、全部こんな感じだよ」

履歴書を見せてもらった。なるほど。なかなかPCの扱いは得意なようで、情報処理系もそうとう高い。

ム「そうか、んじゃこっちきな」
S「はい」

俺は自分の作業途中であったエクセルファイルを、どうゆう風に編集してほしいかと伝え、ざっとやってもらった。

その光景を、社員全員がわらわらと集まり始めてみている。
なかなかのタイピング速度、そして編集速度だ。配置も見やすいし、腕は悪くないようだ。

ム「なるほど、分かった。」
S「これでいいの?」
ム「そんだけ出来れば上等だ。あとはウェブデザイン、電話応対、そしてスケジュール管理と、色々やることはたくさんある」

するとSは髪の毛を束ねながらいった。
S「電話応対はそうゆうバイトしてたから大丈夫」
ム「電話でそんな口調つかうんじゃねぇぞ?ww」
S「あたりまえwwそこはプロ意識もってっからww」

とりあえず俺はSに、一通りやってほしい事務作業の流れを伝えた。主に社員との連絡のやり取り等を、会社にいる状態でこなしてほしいなどの注文をつけた。
510 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 18:12:48.92 ID:lhwYue6o
そのてきぱきとした動作と飲み込みの早さ、そして意外と気持ちのいい笑顔で、そのギャップもあってか社員からの受けはよく、働かせてみようという事になった。

S「よろしくお願いします」

一同「こちらこそよろしくお願いします」

J「良かったじゃんww」
S「本当だよwwありがとうww」

ム「という訳なんで、俺達はまだ仕事があるんだ、現場の雰囲気に慣れるためってのと、どうゆう動きが今自分に求められるかを見つける為に、一応最後まで居てくれ。」

S「わかりました、みなさんよろしくお願いします」
ム「こいつうろうろするが、色々教えてやってくれ」
J「じゃあ俺はこれくらいで帰りますよ」
ム「おう、すまなかったな」
J「また何かあったら連絡下さい」
ム「分かった。じゃあお疲れ様!」

そしてしばらくしてSが俺の横にきた。

S「あのさ、トイレってどこ?外見たら男子便所しかねぇんだけど・・・」

ム「ああ、一回下らないとないよ」

S「サンキュー、いってくるわ」

そういってSはトイレへに向かった。


わが社に、初めての女性スタッフが、バイトとして配属された日だった。


511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 18:17:51.78 ID:l4Z6upw0
男かとおもたwwwwww騙されたwwwwwwwwww
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 18:18:57.06 ID:EzHbEbso
俺もwwwwwwww♂かとwwwwwwwwww
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 18:19:47.45 ID:ZYLP73E0
>>511
同士w
Sの苗字は鈴木か佐藤だな。
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 18:25:40.90 ID:0Yf68iE0
男じゃなかったんかwww俺もカンチガイしてたwwwwwwww
515 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 18:27:58.89 ID:lhwYue6o
翌日、俺が出社すると一番に会社に到着していたSは、さっそく社内メールを作成し、、期日が迫っている案件と、取引先からのメールの重要な部分をコピーして、全員に送信していた。
俺は会社についてからそのメールが届いている事に気がついたのだが。

ム「早いな」
S「おはよー。まぁ最初だからやる気はみせねぇと」
ム「いい心構えじゃないか」
S「それにこんな見た目だしね」

まぁたしかにこれだけギャルヤンキーな見た目の女性だ、とてもきびきび働くようにはみんな思えないだろう。

しかしまぁ、よくその企業もこいつを面接で採用したなぁとは思うのだが。

S「レコーディングとかはここでやってんでしょ?」
ム「そうだけど?」
S「じゃあそのファイル管理や整理も、このPCで、んであたしがやるのがベストな訳だ」
ム「さっしがいいな、その通りだ」

Sはうーんと考え込んでいた様子だ。
S「まだ奥深くまでは見てないけど、これ、ちゃんと整理しなおしたほうがいいんじゃね?」

さすがSだ。学生の頃から女性なのにPCやら音楽のウンチクに詳しかっただけある。
516 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 18:48:07.43 ID:lhwYue6o
Sについてもう少し触れておく。

Sは高校生のとき、成績優秀、スポーツ万能、そこそこ美人で、素行「最低」のヤンキーギャル学生だった。
女性の割りにかなりばっさりとした性格で、男にも屈しないその迫力と大胆な行動には特に女性からのファンが多く、女の後輩からラブレターをもらいそうなタイプである。

勉強はいまどきPCでするんだよ、とか先生に言い放つこのクソ生意気な不良娘は、男にまじって原付バイクかっとばすわ、喫煙がばれて謹慎処分を受けるわ、先生に逆切れするわ、暑ければ教室でたとえパンツが見えようともスカートをばたばたさせるわで、とにかく素行は最低である。何度注意されてもそれを直そうとしない、ある意味屈強な女性だ。

しかし成績はよく、学校を休んだことはほとんどなく、ついでいまどきの女子には珍しくどんなスポーツの授業でもまじめに楽しく、そして派手にこなす。彼女が一年生の体育祭で、なぜか女性初の応援団長を務め、よりきわまったヤンキーメークを披露して教師に厳重注意されたりしている反面、クラシックピアノをずっと習っていた為にその演奏技術は高く、その時だけ清楚に見える彼女のそのギャップがまた有名ではあった。

そんな結構な変わり者の彼女であるが、周りからの受けはかなりよく、どちらかといえば尊敬のまなざしで見られていた節がある。

俺は部活動を通じて知り合い、それから仲良くなった。特に俺も高校のうちは金髪メンバーであったので、その点で馬があった。

517 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 18:56:03.22 ID:lhwYue6o
ム「そこまで最近手が回らなくてな・・・」
S「いじってもいいなら、どんどんやっちゃうけど」
ム「出来そうか?」
S「どのファイルがどの案件か・・・やりながら聞きまくってもいいなら」
ム「OK、頼んだww」

そういうとSは手を上に一回あげて、了解、と手で返事させていた。

俺は席について、鞄の中からヘルシアウォーターを取り出して飲んでいた。

S「彼女いるんだってね」

俺は沈黙を打ち破るその一言に驚き、中身を噴出しそうになった。

ム「ちょ・・・ずいぶんいきなりだな」
S「Jから聞いたよ、Jのバンドのキーボードだろ?」

俺はその状況把握の早さに驚き、そしてその情報を提供したJを少しだけ呪った。

ム「みたことあんのか?」

Sは淡々とPCのモニターを見ながらマウスをさばき続けた。

S「Jがそのバンドに入って一回目のライブかな?呼ばれて見に行ったんだよ」
ム「そうか」

Sは俺の表情をモニター越しに見るなり、ふっと笑ってまた作業を始めた。

518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 19:02:09.44 ID:Y7eIEY20
ムナゲがキンパだという事が発覚しましたwwww

519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 19:03:55.71 ID:l4Z6upw0
これは・・・何フラグだ?ゴkリ
520 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 19:04:57.54 ID:lhwYue6o
ム「なんだよ、いいたいことがあるならいいやがれww」

Sは作業を止めずに俺にいった。

S「ああゆうのがスキなんだなって思ったんだよ」
ム「どうゆう意味だ?」
S「ロリ系っつうの?ww」
ム「なっ・・・シシトウはかわいいんだぞ!」
S「!?」

Sはそれを聞くなり、声を潜めて笑い始めた。モニター越しに見える、その笑いにひきつった肩が憎い。

S「冗談だってwwつーかそのかわいいとかなんだよww」

まぁ確かに俺も意味不明で、別に言い訳にすらなってないことを言っていた訳だから笑われても仕方がない部分はある。

ム「あいかわらずだな・・・」
S「ムナゲもなww」

俺達の間に、当時を懐かしむ空気が流れた。

S「んでさ、他の社員の人はまだ?」
ム「あいつらは昼からだ」
S「早く来過ぎた?」
ム「いや、その心構えを大事にしてくれ」
S「えらそーに・・・」
ム「お前、一応俺上司だからな?」
S「わーてるよ」
521 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 19:14:17.36 ID:lhwYue6o
そんなこんなで俺はSと雑務をこなした。本来なら、事務員としてやってもらいたい事をちゃんと整理して伝えるべきなのだが、何より急に決まったことなので、明確に伝えるのが難しい。
そんな中だったので午前中は音源や作業途中のデータの整理整頓でついやしてしまった。

S「これ、こんだけ雑だといつミスしてもおかしくないよ」
ム「おっしゃる通りだ・・・お恥ずかしい・・・」
S「やりがいはあるけどね」

彼女のおかげで、最近に手が加えられている作品群はかなり綺麗に整理整頓が出来た。なるほど、これなら分かりやすい。

S「過去分はどうすんの?」
ム「んー、ディスク化してPCから削除しようかなとは思ってる」
S「賢い選択だと思う」
ム「やっぱ?」
S「消えても困るしね」
ム「まぁしばらくの間は、その作業を事務と平行してやってほしんだ」
S「おっけ」

彼女はPCのモニターを一度みた後、思い出したように俺の方をみた。

S「あのさ」
ム「ん?」
S「形式上は事務員なんだよな?」
ム「一応そうなるな」
S「お茶酌みとかすんのかな、やっぱ」

俺は爆笑してしまった。

522 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 19:24:14.93 ID:lhwYue6o
S「こっちはまじめに聞いてんだぞ」

彼女に悪気はないだろう。ただ、彼女がお茶を入れている所を想像したらおかしかっただけなのだ。
彼女は根はまじめな人間だ。おそらく仕事としてしっかりやりたいという気持ちがそうさせたのだろうと思う。

ム「別にそこまでしなくていいんじゃね?ww事務だしwwまぁだけど、それやってくれたら喜ぶやつがいるかもなww」
S「ふーん・・・」
ム「てかウチ、基本的に仕事中でも酒飲んだりしてっからな、禁煙してねぇし」
S「まじかよ、いいかげんだなー」
ム「まぁみんなミュージシャンだからな・・・」

まぁそんな話をしながら、昼飯を食べ、俺は資材の整理をし、彼女はPCを整理し、そして社員があつまり始め、作業はちゃくちゃくと進んだ。

仕事が終わり、携帯に目をやるとシシトウからの着信が入っていた。

俺はたまたま車で来ていたので、携帯を肩にはさんでシシトウに電話をかけた。

シ「もしもーし」
ム「おっす」
シ「うんww仕事終わった?」
ム「今さっきな」
シ「お疲れ様ww」
ム「ありがとうーwwその人事で大分楽になるわーww」

これは本心だったが、よくあるカップルの会話だった。
523 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 19:34:05.69 ID:lhwYue6o
シ「あ、そうそう、一人雇ったらしいじゃん、しかも「女」の事務員ww」

俺は一瞬なぜかひやっとした。別にやましい覚えはないのだが、言われてみれば昨日の段階ではまだシシトウに伝えていなかった。

ム「そうなんだよー、Jから聞いたの?」
シ「しかもタメ言でナカよさげな感じだったって言ってたよー?ww」

あの野郎め・・・余計な事を言ってくれやがって・・・

ム「ああ、高校のときの後輩だったんだよ、そいつ」
シ「ふーん」

俺は焦った。なんだこの空気は。未だかつてシシトウとはこんな空気に出くわした事はなかった。
まさか怒っているのか?これはやきもちというものなのか?

ム「Jの昔のバンドメンバーだったらしいんだよ、俺は知らなかったんだけど」
シ「知ってるよー、だってライブ来た事あるもん」
ム「話したことはあるの?」
シ「Jと話してるのをみただけー」
ム「そうかぁ・・・」

ここでまた会話のストップである。まずい。俺は有料道路の入り口で券を取るのに苦労しながらかなりてんぱった。
524 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 19:52:26.55 ID:lhwYue6o
ム「怒ってるのか?俺が報告しなかったから・・・」

俺はドキドキしながら彼女にきいた。車内のBGMを完全にカットし、窓を閉め切って全ての雑音が聞こえないようにして、彼女からの返事を聞き逃さないようにした。

シ「・・・・・・」

やばい、と思った。
だがしかしどう謝るというのだろう?彼女が怒っている原因を理解しないことにはまず謝る事など不可能だ。それこそ言葉だけのごめんになってしまう。

しかし俺はその原因を彼女から聞きだすすべを持っていなかった。俺は困った。

ム「なぁ・・・シシトウ・・・」

シ「・・・・・・・んふww」

彼女は電話越しに小さく笑い始めた。状況がまったくの見込めない俺は、ますます混乱した。

シ「ごめんねwwそこまで怒ってないよww」

彼女のいつもの優しい声だった。

ム「?え?え?」

シ「ちょっと困らせたかったんだけど・・・やりすぎちゃったww」
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 19:56:29.75 ID:gAQhp9Io
シシトウおちゃめすぎるww
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 19:58:17.87 ID:.p7HQ7Ao
つ ハンズフリーキット
527 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 20:01:31.45 ID:lhwYue6o
ム「なんだよ・・・まじびびった・・・」
シ「ごめんごめんww」

俺は胸をなでおろした。これほどまでに緊張したのは久しぶりだ。

シ「ん、でもなんかやきもちみたいなの、まったく焼かなかったわけじゃないけどねww」
ム「そう・・・なの?」
シ「だってわたしからすればその女の人、正体謎だしさ?」
ム「確かに」
シ「それに、ムナゲの会社にすんなり入れちゃうのって・・・なんかすごいというか、まれというか」

確かにその通りである。俺達はそもそもこの会社に女性スタッフを入れるつもりはなかった。それはついこの前まで、口には出さないがそうゆうものだった。

所がSはすんなりみんなに認められ、俺の知り合いだという事もあって、あっさりとバイト契約をしてしまった。ゆくゆくは社員になるかもしれない存在。
その上、俺と知り合いでタメ口で話すという、あまりにも謎過ぎる女性像に、流石のシシトウも少し心配したようだった。

ム「確かに・・・それはごめん」
シ「まぁ仕事の事だからあんまり言うのもあれだったんだけど・・・だから困らせてやったww」
ム「・・・すまん」
シ「いいのww別にやましいことないんでしょう?」
ム「まったく無いな」
シ「じゃあいいやww」
ム「不安だった?」

彼女は一呼吸置いて、割と大きな声で答えた。
シ「大分ね!」
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 20:11:23.75 ID:W11Svrko
シシトウかわいすぐる(*´д`;)…
529 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 20:11:26.27 ID:lhwYue6o
こいつ、かわいいじゃねぇか。
俺は申し訳ないと思う気持ちの反面、そうも思った。普段シシトウはそんな事言わない子だったからだ。

シ「でもなぁ・・・先越されちゃったなぁ・・・」
ム「何が?」
シ「だって・・・女の人入った事なかったんでしょ?そこ」

そういえばそうである。ここ最近のレコーディングは全員男だったし、企業時からずっと男度もだけでやってきた、まさに男の職場である。当然、衛生面はお察しである。

ム「あー、まぁそうだなぁ」
シ「一番乗り狙ってたのにww」
ム「そうだったのかww」
シ「そうだよーwwいつか絶対乗り込もうねってTと言ってたのww」

彼女は笑っていっていたが、実に残念そうだった。

まぁたしかに今年に入ってすぐのような時期であれば、いつでも社内に入れる事は出来た。しかし今はなかなか難しい。特に俺個人の一存では決められない。社員の希望もあるだろうし、何より遊びの現場じゃない。最近は切羽詰っているし、本来ならコンプライアンス的にNG行為であるからだ。

だが流石はムナゲ、ダメ人間である。ちょっと自分が活躍している姿を見せたいというよこしまな思いもあって、ついこんな事を言ってしまうのである。

ム「まぁ・・・みんなに相談してみるよ」
シ「え?」
ム「社内見学とか・・・オルガンの音取るとかなら問題ないだろうし」
シ「まじで!?やったww超楽しみwwwwww」

俺はまさか彼女がこんなによろこぶとは思っていなかっただけに、やってしまったと思った。
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 21:00:58.35 ID:lFm33QDO
楽しみにしてます。 
宍戸より。
531 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 21:01:10.58 ID:lhwYue6o
そしてしばらくがたち、俺達は無事、納期に合わせて提出した。

取引先スタッフ「はい、確かにお受け取りいたしました」
ム「ありがとうございます」
スタ「いえ、いつもありがとうございます、こちらの無理な要望にもこたえていただきまして」
ム「とんでもない、私どももいつもお世話になっておりますからww」

ちなみにこの席にはSも同席していた。他社員からの意見もあったが、現場につれていくとなればやはりその頭髪ときつい眉毛、派手なピアスはまずいのではという事で、髪をブラウンブロンド程度まで落としてもらい、メイクを大人しめに、ピアスも控えめにしていただいて、きちっとパンツスーツで着てもらった。
こうすると鼻の高いSはちょっと外国人っぽく見えなくもない。腰の低いアジア人の俺の横で、物凄く仕事の出来る女に見える。

スタ「ではまたこちらで聴かせていただきまして、また何かあればご連絡させていただきますので」
ム「分かりました、ではこれからはこちらの番号にまずかけていただければ、と」

俺は会社の電話番号を掲示した。

スタ「携帯じゃなくていいんですか?」
ム「はい、このたび事務として彼女を雇いましたんで、すぐに誰かに取り次げるはずです」

Sは黙ってすっとお辞儀をした。

スタ「おお、いよいよムナゲさんの会社もそこまでになりましたかww」
ム「いやいや、まだまだですよww」
スタ「お互いのますますを祈ってww」
ム「ええwwではww」

そういう感じで俺達は車に乗り込み、オフィスに戻った。
532 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 21:09:02.66 ID:lhwYue6o
ム「やっぱりそれくらいじゃねぇとな」

俺はシートベルトを締めながらいった。

S「何が?」
ム「お前の身なりだよww」

エンジン音が地下駐車場に鳴り響く。

S「まぁ仕事だと思えばな」
ム「不満なのか?」

彼女は後ろに流れていく車達を眺めながら言った。

S「気取ってるよな、こうゆうのって」

Sはさぞ疲れた様子だ。ぶっちゃけ資料を出したりしただけで、20分程そこにいただけなのだが・・・。出来るとはいえ、本人としてはまだまだなれない様だ。

ム「そっちのほうが似合ってていいと思うけどな」

俺は車のバックミラーを直しながら、彼女の表情をついでうかがった。

S「見た目って重要だしな・・・」
ム「まぁ損をするよりはいいんじゃねぇか?」
S「まぁねー」

本人はもうちょっとあの格好で居たかったようで、ご不満な様子だった。
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 21:09:17.46 ID:tMUzgyIo
なんか思いっきり創作丸出しになってきたな・・・・・・
534 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 21:16:28.87 ID:lhwYue6o
会社に戻ると、すでに会社で飲んでいる社員達。

ム「お疲れ様ーっす!」
社員一同「うえぇーい」
ム「もうのんでんじゃねぇよwwwwww」
社員B「なんか疲れたww」
社員C「今回はぎりぎりすぎww」

そんな感じで俺達は後処理をし、早々と切り上げる事にした。俺はその後、本番があったからだ。

ム「んじゃ今日は午前で終了でいっか、まぁ明日からよろしくー!」
S「んじゃまた明日ー!」

そして俺は現場に到着し、セッションライブの本番に参加した。

ここで一緒にステージに乗れた人と意気投合し、結局その連中達と飲むことになった。

このときは音楽の話で物凄く盛り上がり、楽しいひと時を過ごさせてもらった。

だがあまりの楽しさにすっかり失念してしまっていた。
飲酒運転である。

俺は酒を飲むことを予想して、オフィス近くに車を置きっぱなしにしていたのだ。だから帰りは電車で帰る予定だったのだが、なぜかその事をすっかり失念しており、車で帰れるから終電は大丈夫だなどと寝ぼけた事を思っていたのである。

そして飲み会も終了に向かって、俺は事の重大さに気付いた。

ム「しまった・・・俺かえれねぇじゃん・・・」

時はすでに11時45分。自宅への電車はすでに終わっていた。
535 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 21:25:45.49 ID:lhwYue6o
俺は酒が回った頭で考えた。どう行動を取るべきか。
ここから自宅まで車だと一時間以上かかる。その間、警察官に見つかってしまったら俺は一発免停だ。それは困る。普通に考えた場合は見つかる可能性の方が少ないのだが・・・。飲酒運転に対して規制が厳しくなって来ているこの気運に、そんな挑戦的な事をする勇気がなかった。

俺はまず一番最初にK宅と考えた。だがK宅に向かうには時間がわずかに足りないし、Kが深夜までバイトしていたらアウトだ。

そして俺はシシトウの家に白羽の矢を立てて、即電話したのだ。

ム「あ、あのさ」
シ「ん?どったの?」

俺の少々のあわてっぷりを見て不思議そうにしている。」

ム「終電逃してさ・・・」
シ「なにやってんのww」
ム「やっちまった・・・」
シ「車じゃないの?」
ム「飲んだ・・・んだよね」
シ「ばかww」

シシトウはしょうがないなぁといった様子だ。

ム「そんで・・・お前んちなら電車間に合うんだけど・・・いっちゃまずいかな?」

残念ながらホテルに泊まる程俺はリッチメンじゃなかった。それを言い訳に彼女の実家に泊まりに行こうなんざ、社会人として恥ずべき行動であったのかもしれないが、酔っていた俺にはこの際どうでもよかった。

シ「いいけど・・・間に合うの?」
ム「次乗ればおk」
シ「わかった、駅まで迎えにいくね」
ム「悪いな・・・」
シ「いいよww乗った時間メールしておいてねww」

という訳で、俺は酒と疲れでだるい体を引きずって、シシトウの家に泊まりにいく事にしたのである。
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 22:05:06.64 ID:EemgGic0
中尾「あいかわらずニクいところで切るねえ。粋だねえ」
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 22:08:37.49 ID:lFm33QDO
江守「次のエロ描写は細かく頼むよ」
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 22:41:14.78 ID:.o.ucmM0
なに大御所が集まってきてんだよwwwwww
539 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 22:57:53.80 ID:lhwYue6o
ふぅ・・・ムナゲです。
今日はオフ日という事でたくさん無理やりうpしていきました。ところどころ雑ですみません;;

さてこの先ですが、とりあえずムナゲが疲れたので、質問です。

1、時系列を追って、シシトウ宅での出来事を詳細に記す

2、エロ描画は一旦飛ばし、Sを詳しく紹介しなくてはならなかった理由が分かる、ある出来事までを先に追う

どっちがみなさんはいいですかね?

個人的にはエロ描画はとてつもない精神力が必要なのでwwあと恥ずかしいww

2は自分のここ数日の出来事までを追います。

どっちが先に読みたいですか?

自分はとりあえず休憩したりしてますww
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 23:08:36.45 ID:.o.ucmM0
お疲れ様wwwwwwせっかくのオフをありがとうなwwwwww
どちらかいわれたら・・・2がいいかな、俺は
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 23:09:04.54 ID:J4drVG6o
>>539
疲れてるなら休め、と言いたいが2でww
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 23:10:05.85 ID:tMUzgyIo
お!!俺はエロは雑で良いと思う。
官能小説読んでるわけじゃないし!
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 23:11:41.56 ID:bCVlhpgo
ゆっくり休みつつ、1かなー。

ゆっくりまったり続けてほしいですわ
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 23:16:07.18 ID:9Hlmk0wo
2でよろ
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 23:17:58.18 ID:QL.AL5Eo
>>542
賛成ノ
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/15(水) 23:19:01.88 ID:EemgGic0
中尾「ここは1だねえ。まったり時系列を追って読みたいじゃないか」
547 :ムナゲ [sage]:2009/07/15(水) 23:24:00.22 ID:lhwYue6o
ただいまww
これまた綺麗に意見が分かれましたね・・・
じゃあ間を取って、スピード感を失わないように、
とりあえず時系列順に話を進め、エッチ描画はさらっとし、早いとこ次にいく

でよいですかね?ww
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/15(水) 23:28:03.35 ID:H3KdLuQ0

ししとうの『んふ』って笑い方好きだな…
549 :ムナゲ [sage]:2009/07/16(木) 00:13:12.32 ID:nCRrl3Mo
俺は首尾よく電車の時間をiPhoneで調べ、到着時間までをシシトウにメールした。
こんなとき、携帯電話を操作しながらインターネットを快適に利用できるこの最先端のマシーンの存在をありがたく感じる。

俺は静まりかえった地下鉄のホームで、ライブ会場での大音量が原因で起こる耳鳴りと、よってふらついた感覚を気持ち悪さ5割り増しで味わいながら、電車に乗り込んだ。

大抵こうゆう時というのは電車を乗り過ごしたりするものだが、運よくシシトウの住む家の最寄駅で無事に降りる事に成功した。

改札を抜け、シシトウに電話をかける。

ム「もしもし、ついた」
シ「どっちぐち?」
ム「んとー・・・南?」
シ「あ、いた、ちょっとまって」

そうして携帯が切れると、目の前から一人のかわいらしい女の子がやってきた。

上はゆったりTシャツ、したはスウェット姿のシシトウだった。

シ「お疲れ様ww」
ム「おー本当につかれたよーww」
シ「セッションだったんでしょう?楽しかった?」
ム「もうめっちゃたのしかったww」
シ「んで飲みすぎたんだww」
ム「んー・・・ちょっとww」
シ「ちょっとじゃないよねwwそうゆうのってww」

彼女は俺の手持ち鞄を持ってくれた。
550 :ムナゲ [sage]:2009/07/16(木) 00:22:28.18 ID:nCRrl3Mo
ム「家って駅から近いんだっけ?」

実は俺はなんだかんだ言って車でしか彼女の家にいった事は無かった。詳しくは報告していないが、旅行の後一度彼女のお宅に仕事帰りにお邪魔しており、まぁその時は何事もなく帰ってきただ。そんな訳で彼女の家にお邪魔するのは今回が三回目という事になり、電車でここまで来るのは初めてだったのだ。

シ「10分かかんないくらいだよww」

シシトウは俺の腕をひっぱって腕を組んだ。

ム「地下鉄の駅って地味でさ、車乗ってても結構わかんないもんなんだよねー」
シ「そうゆうもんだよねーww」
ム「地味なのはいかんよ、なんでも」
シ「・・・酔ってるよね・・・・ww」
ム「んーww酔ってるわww」

そんな感じで俺は初めてシシトウの前でよっぱらい姿をさらした。
しかし、この心地よい夜風とシシトウの体温で、俺の脳みそは徐々にではあるが、平静さを取り戻そうとはしていた。

ム「お母さん・・・なんていってた?」
シ「仕事の飲みで終電逃したって言ったら、あらあらってww」
ム「な、ナイスフォローシシトウww」
シ「でしょwwだからすんなりOKもらえたよww」
ム「でもお母さんに嘘つくのも悪いなぁww」
シ「まぁそうだけど・・・」

彼女は俺の顔を覗き込んでいった。

シ「そうしたらお泊りできなかったかもよ?」

彼女には本当に頭が上がらないなぁと思った。
551 :ムナゲ [sage]:2009/07/16(木) 00:29:47.33 ID:nCRrl3Mo
彼女の家に到着すると、夜分遅いにも関わらずお母様がご丁寧に玄関まで出迎えてくれた。
ママ「あらいらっしゃい、大変だったわねぇww」
シ「ただいまーww」
ム「すみません急にお邪魔してしまって・・・しかもこんなんで・・・」
ママ「いいのよww若いうちはそれでww」
シ「よくわかんないよママww」
ママ「気を使わなくていいって事よww」
ム「はは、めんぼくないです」

俺は靴をやっとで脱ぎ、彼女の家にお邪魔した。

ママ「お風呂たきなおしておいたから、入ってくださいなww」
ム「いいんですか?」
ママ「その為に沸かしなおしたんだからww」
ム「すいません、ありがとうございます・・・」
ママ「ほらシシトウ、準備して」
シ「はーい!ムナゲ、こっち」

俺は以前料理を出してもらった台所を抜けて、奥につれていかれ、風呂場についた。

シ「シャンプーとか適当につかって、はいこれバスタオルww」

彼女はてきぱきとかき集めている・

シ「はい、ここにまとめておきますww」

彼女はふたのしまった洗濯機の上にバスンと置いた。

ム「なぁシシトウ」
シ「んあ?」

彼女はこちらをきらきらとした目で見ている。

ム「お前・・・楽しそうだな・・・」

彼女は笑ってこっそり俺にキスをした。

シ「だってたのしいもんww」
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/16(木) 00:31:47.83 ID:bXaqf5Ao
新婚さんですねw
553 :ムナゲ [sage]:2009/07/16(木) 00:38:50.85 ID:nCRrl3Mo
シ「じゃあ上で待ってるから、終わったらとりあえず来てね」

そういうと彼女は洗面所の扉をさっとしめた。

しかしこう、なんてゆーか女性の家でこうやって裸になるのはなぜか抵抗がある。そりゃ壁一枚とはいえ、こうやって仕切りで区切られているのだから見られる事はないんだろうけど、なんか変な感じがする。

それも実は最初の数回だけで、慣れてしまうと友人宅でも平気ですっぽんぽんでパンツにドライヤーを入れてしまったりする訳だが・・・

人間慣れとは恐ろしいものである。

俺はけだるい体に気合を入れて、シャワーをひねり出した。

彼女の家のシャワーの水圧はなかなかに強力で、思いっきり出だしの冷水を全身に浴び、「ひゃっ」という奇声と共にいやおうにも全身に気合が入ってしまった。

聞かれなくてよかった。

俺はとりあえず汗を流し、全身をくまなくあらった。一応夜に備えて、自分の戦友であるTムTムもいつもより念入りに洗い、まさに準備は整ったという感じだった。

そうやってお風呂を上がる頃には大分酔いはすっきりしていて、汗ばんだ気持ちの悪いのもすっかりとれて気分上々であった。

お風呂を上がると全身を拭き、やはり汗ばんだ下着が気に入らない俺は下半身にバスタオルを巻いて、いつアクシデントが起きても大丈夫な体勢にしてから、かなり短めにパンツにドライヤーをかけた。

結局のところ、人間の反省なんてそんなもんである。
554 :ムナゲ [sage]:2009/07/16(木) 00:44:20.88 ID:nCRrl3Mo
お風呂を上がると、こんな遅い時間なのにママさんが待機していた。タイミング的には待機というよりは、ついでだからいろんな事をやってしまって、それも一通り終了したとき、といったタイミングだろうか。

ム「あ、お風呂お借りしました」
ママ「いーえー」

お母様はシンクを拭いている。

ム「今日はお世話になります」

俺は自分の風呂上りでボサっとした髪の毛を整えながらお母さんに頭を軽く下げた。

ママ「いいのよwwまじめねー」
ム「そうですかね?」
ママ「マサなんて突然帰ってきて女を連れてくるわよww」
ム「それも・・・なかなかですねww」
ママ「本当よwwまったくww」

お母さんは台所の照明を消した。

ム「ではお先に上に失礼します」
ママ「はーい、ごゆっくりー」
ム「おやすみなさい」

俺は階段を上がりながらおもった。ごゆっくりって何のことだろう。
555 :ムナゲ [sage]:2009/07/16(木) 00:48:31.30 ID:nCRrl3Mo
部屋に戻るとシシトウはベッドの上で体育座りをして壁によっかかり、携帯をいじっていた。

シ「あ、おかえりー」
ム「ただいま」

俺は部屋の扉を閉めながら、部屋の様子に目をやった。なぜか前よりも綺麗になっていた。

シ「ねぇww」
ム「ん?」
シ「髪の毛ぺちゃんこww」

そういえばこれはK宅で飲んだときにも言われた気がする。

ム「しかたねぇだろー」
シ「んふwwかわいww」
ム「何が?ww」

俺は借りたタオルを抱きかかえたまま、ベッドに倒れこんだ。シシトウのすぐ横だ。

ム「んがーつかれたー」
シ「お疲れ様ww」

彼女はそういって、携帯を反対側に持ち替えて、俺の頭をよしよしとなでてくれた。

ム「寝れる・・・」
シ「はやいってww」

シシトウはそういうと、すくっとたって、部屋の中央にある電気をけした。
556 :ムナゲ [sage]:2009/07/16(木) 00:54:26.67 ID:nCRrl3Mo
ム「お・・・もう寝るの?」

彼女は俺の横にすっと寝そべって、薄い掛け布団を俺達の足元にかけた。

シ「疲れてるんじゃないの?ww」
ム「まぁそうだけど」
シ「それに明日も仕事でしょ?わたしもそうだしww」
ム「そうだったー・・・せっかく一息ついたのにぃー」
シ「がんばってよww」

そういうと彼女は俺の方に体を向けて、身をすりすりとよせてきた。

ム「シシトウがそういうから頑張るー」

俺はうつぶせになったまま、ぐでーっとしていた。
すると彼女は俺の手を握って言った。

シ「事務員さん来たから仕事も楽になったでしょー」(ちょっと棒読み)

俺ははっとして体を少し起こした。彼女は意地悪そうな顔5割、寂しそうな顔5割といった表情で俺を見ていた。
俺は彼女の首したに腕を入れて、彼女を腕枕する容量で抱き寄せた。

ム「なぁー・・・結構気にしてるんだろー」

俺がそういうと、

シ「べーつーにー」(棒読み、だが先ほどよりは愉快げに)

と顔をぷいっとそらしてしまった。
557 :ムナゲ [sage]:2009/07/16(木) 01:00:02.18 ID:nCRrl3Mo
ム「悪かったってばー」

俺がそういって彼女をぎゅーっとすると、彼女はまた笑い始めた。

シ「んふふwwwwww」
ム「なんだよー」
シ「そんなに怒ってないんだけどねーww」
ム「このやろうww」

俺は彼女を軽くヘッドロックした。

シ「きゃーww」
ム「ひやひやさせんじゃねぇよww」
シ「わたしがそれくらいで怒ると思った?ww」
ム「・・・ちょっと思った」
シ「そこには怒るかもww」
ム「げww」

そういうと彼女はキスをくれた。

シ「うそww」
ム「・・・なんかお前楽しそうだな」
シ「だって楽しいもんww」
ム「そうなの?ww」
シ「だってムナゲと一緒にいられるもんww」
ム「このやろーwwかわいい事いうじゃねぇかww」
シ「んふふww」

といった感じで俺達はお互いのテンションを高めていった。
そしてラブゲージは上昇していったのだ。
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/16(木) 01:13:04.43 ID:lQTU7eY0
ママやるなww

>>548
俺もそう思うw
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/16(木) 10:24:24.43 ID:CCGBllU0
中尾「おいおいシシトウ可愛いじゃないか。萌えだねえ」
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/16(木) 12:14:37.18 ID:wXMFGMEo
>>553
TムTムシKシK
ですね?wwwwwwwwわかりますwwwwwwww
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/16(木) 23:36:31.44 ID:7uTgE2AO
クンカクンカ
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/17(金) 13:07:12.18 ID:.Tfy1dA0
中尾「そういえば昨日の俺のIDはあとちょっとで全大文字だねえ」
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/17(金) 13:15:48.94 ID:er7bbdA0
>>562 そういえば別スレに NAKAO ってIDの人がいましたよ

>>557
ラブゲージMAXで繰り出される超必殺技に期待wwwwww
564 :ムナゲ [sage]:2009/07/17(金) 16:27:25.78 ID:zleu87Eo
少しだけ更新します!

翌朝。ラブゲージを大量に消費して繰り広げられた死闘によって疲れ果てていた俺はよほど深い眠りについていたらしく、目が覚めた頃にはすでにシシトウは外行きの格好に着替え終わって化粧をし始めようとしていた。

シ「ムナゲー、ムーナーゲー、む・・・あ、起きたww」

机に置いた手鏡で俺の様子を確認したシシトウはメイクに入ったようだ。

ム「今何時?」
シ「八時ww」
ム「そっかぁ・・・んで・・・シシトウは何時にでるの?」
シ「八時40分にはww」
ム「げ」

俺はシシトウの甘い香りがするベッドから気合で身を起こし、辺りを確認してから、立ち上がった。

ム「また風呂かりていいかな?」
シ「いいよ、分かる?」
ム「分かるけど・・・お母さんとかいないの?」
シ「もう出たよww」
ム「はええな」

俺はすっきりしない体を引きずって扉をあけ、今度はしりもちをつかないように、そのきつめの角度の階段をゆっくりと下りた。
無事に風呂まで到着した俺はさっとシャワーを顔面から浴びて、眠気を吹き飛ばし、ついでに顔に気合を入れた。
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/17(金) 16:29:19.43 ID:.Tfy1dA0
中尾「おいおい、たまたま確認に来た時に遭遇とは奇遇じゃないか。運命だねえ」
566 :ムナゲ [sage]:2009/07/17(金) 16:33:35.37 ID:zleu87Eo
俺がシャワーを浴び終わると、シシトウはすでに一回にいて、なにやらキッチンで準備をしているようだ。

シ「あ、朝食べる?」

シシトウは冷蔵庫からラップで包まれた皿を取り出しながら俺に聞いた。

ム「お、じゃもらう」
シ「朝は米派なんでしょ?ww」
ム「よく覚えてるなww」
シ「残念、あるのはパンだけww」

シシトウはサラダのラップをはがし、テーブルに置くと、ジャム等をさっと集めている。

俺はその後ろ姿を、こいつちっさいなぁと思いながらみていた。シシトウのお母さんは確かに小柄ではあるが、シシトウ程は小さくなかった。

シ「ミルクティー入れるから、一緒にのんでねww」

キッチンにたつシシトウは、それはそれは輝いて見えた。

ム「いいなぁ・・・こういうの」
シ「何が?」
ム「新婚みたいで」

シシトウはコンロに火をつけながら、笑った。

シ「んふwwまたお風呂入ってくる?ww」
567 :ムナゲ [sage]:2009/07/17(金) 16:40:31.00 ID:zleu87Eo
ム「もう別に寝ぼけてないよ・・・」
シ「どうかなぁww」

シシトウは火にかけたミルクパンをさっとかき混ぜながら、こっちを見た。

シ「ムナゲが主人になるのかぁ」

俺はテーブルに腰掛けて、サラダを覗き込む。

ム「嫌なのかよ」

これはうれしい、かにかま入りだ。

シ「嫌じゃないけどww」

シシトウは胸元ががっつりあいたシャツの襟を直している。

ム「じゃあなんだよ」

シ「想像してたのww」

シシトウは大きく開きすぎた胸元が気になるらしく、ボタンをひとつ閉めていた。

ム「んで、どうだった?」

俺はパンにジャムを塗る。

シ「悪くないかもww」
568 :ムナゲ [sage]:2009/07/17(金) 16:52:09.71 ID:zleu87Eo
俺達は朝食を済ませ、足早に彼女の家を出た。

シ「遅刻だけはまずいしねww」
ム「まぁねー、その点ウチの会社は楽だ」
シ「遅刻とかあんの?ww」
ム「ないねww」
シ「へーんなのww」
ム「契約社員のお前の方がよっぽど社員っぽいよww」
シ「じゃあわたしの方がえらいww」
ム「その方程式はよくわかんねぇなww」

俺達は方角的に途中まで同じ方向だ。俺の方が長く乗ることになる。
電車は奇跡的に二人で座る事ができた。が、そのせいか寝不足の俺達はあまり会話をせずに、シシトウが降りる駅についてしまった。

シ「あ」
ム「あ」
シ「チューしわすれたww」
ム「同じことおもってやんのww」

バカップルもいい所だ。

シ「また今度ねww」
ム「おう、仕事頑張って」
シ「うんwwムナゲもねww」
ム「まかせとけwwいってらーww」
シ「いってきますww」

シシトウは人ごみに消えていった。
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/17(金) 16:53:54.04 ID:.Tfy1dA0
中尾「おいおい、さらっと書いてるが夜は死闘を繰り広げていたんじゃないか。そして翌朝のこの光景・・・熱いねえ。幸せだねえ」
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/17(金) 16:57:53.25 ID:kqfJJEco
遠まわしなプロポーズktkr
571 :ムナゲ [sage]:2009/07/17(金) 17:02:13.20 ID:zleu87Eo
俺が会社についたのは九時45分。大体みんな昼ごろにならないとこないので、会社に着いたらカップラーメンでも食べて二度寝るを決め込もうと思っていた。

S「おはよう」

扉を開けるとすぐに声が飛んできた。この低めの声はSである。

ム「あれ・・・おはよう」

Sは毎日会社に一番乗りをしているので、二つ目の鍵は彼女に預け、もう一つは俺が携帯している事が多い。

俺はデスクに先ほど買ってきたカップラーメンを置いて、早速給水ポットの電源を入れた。

S「疲れてるって感じ」

管理用PCの前から立ち上がって彼女は俺の様子を見に来たようだ。

ム「てか眠いなぁ・・・こうゆう朝はカップ面がしみるんだよねー」

俺は新商品のカップ麺をあけて、かやくを麺の上にあけた。

S「女の家にとまったんだな」

彼女は俺がカップ麺をあけるのに際してデスクの上にちらかったゴミをさっと集めてゴミ箱に投げ捨てた。

ム「なんで・・・そうおもうんだよ」
S「昨日を着てる服が同じ、それと雰囲気」
ム「でもそれだけじゃわかんねぇだろ」
S「顔みりゃわかんだよ、やりましたってのが」

Sは先ほどまとめたゴミを丸めて、そばにあるゴミ箱に投げ捨てた。
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/17(金) 17:04:48.85 ID:kiGV8qoo
            -― ̄ ̄ ` ―--  _        
          , ´         ,    ~  ̄、"ー 、 
        _/          / ,r    _   ヽ ノ
       , ´           / /    ●   i"
    ,/   ,|           / / _i⌒ l| i  | もう耐えれないクマー
   と,-‐ ´ ̄          / / (⊂ ● j'__   |  
  (´__   、       / /    ̄!,__,u●   |   
       ̄ ̄`ヾ_     し       u l| i /ヽ、
          ,_  \           ノ(`'__ノ
        (__  ̄~" __ , --‐一~⊂  ⊃_
           ̄ ̄ ̄      ⊂ ̄    __⊃
                   ⊂_____⊃
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/17(金) 17:07:56.74 ID:wBk0WNko
リアル遭遇なのか!おぃ!ww
574 :ムナゲ [sage]:2009/07/17(金) 17:12:55.83 ID:zleu87Eo
ム「なんか・・・不機嫌じゃねぇかよ」
S「べっつに!」

Sは黙っているとちょっとオーラが怖い。メイクや頭髪のトーンを落としたからまだいいものの、そこから若さが抜けてしまったために、逆に凛としすぎててちょっと近寄りがたい雰囲気が出ている時がある。

Sは来客用ソファーにどすっと寝転んだ。短いスカートからパンツが見えそうだ。

ム「お前・・・パンツみえんぞ、それ」

Sはむっとしたようにこっちをにらんだ。

S「今朝、痴漢されたわ」
ム「はぁ?」
S「ケツさわられたっつってんの!」

Sは俺に対して背を向ける格好になった。
なんてゆーか、いじけている子供と一緒である。

ム「それはなんてゆーか・・・災難だったな・・・」

俺はカップメンにお湯を注いだ。

S「スカートの中に手ぇつっこまれた」
ム「まじかよ・・・いまどきの痴漢はレベルたけぇな」
S「関心すんなよ」

Sはこっちを振り返ってまた俺をにらんだ。
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/17(金) 17:17:52.87 ID:kqfJJEco
Sの嫉妬・・・なのか?
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/17(金) 17:23:43.63 ID:M.UGvQYo
スカートの中まで?
パンツの中はセーフだったのか?
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/17(金) 17:28:17.20 ID:wBk0WNko
こっこれはまたもや。。。フ ラ グ なのか?
578 :ムナゲ [sage]:2009/07/17(金) 17:52:15.53 ID:E/.CyBA0
また夜更新します!
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/17(金) 18:00:40.52 ID:P3pkQbUo
いいとこで切りやがってwwww
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/17(金) 20:44:04.22 ID:9nnWmSo0
>>578
このやろうwww
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/17(金) 22:25:24.62 ID:DT2BFsY0
最近ムナゲに殺意を…
でも、シシトウ可愛いから許す…
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/17(金) 22:53:25.75 ID:0Z8r8fo0
ちょww
下半身さむすぐるww
583 :ムナゲ [sage]:2009/07/17(金) 22:55:42.69 ID:zleu87Eo
ただいまです!
ぼちぼち更新して行きたいと思います!

>>576
流石にそこまで具体的には聞けませんでしたww
S不機嫌だったし;;

>>581
助けて下さいおねがいします
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/17(金) 23:01:23.88 ID:9nnWmSo0
ムナゲおかえりー
585 :ムナゲ [sage]:2009/07/17(金) 23:05:11.33 ID:zleu87Eo
Sは上半身を起こし、めくりあがりそうだったスカートを直して俺に言った。

S「普通そういう時はさ、なぐさめのひとつもあっていいだろ」

俺はカップ麺に注いだお湯をこぼさないよう、慎重に運んで、割り箸をその上に置いた。

S「そうやってさー」

彼女は今度はうつぶせにソファに倒れこんでうなだれている。
確かに朝から痴漢に会い、ケツまで触られてしまったら不機嫌になる気持ちも分かる。だが今日のSはそういう感じではなかった。切れたりしているSは見たことが何回かあるが、こうやってだだをこねているのは多くはない。

ム「何が気に入らないんだ?」

俺が問いかけると彼女は少し考えるように間をおいたあと、ぼそぼそと話始めた。

S「別に仕事だからさ、見た目を変える事は仕方ねぇと思うし、嫌じゃねぇ」
ム「うん」
S「しかもそれが周りに褒められたからって別にどうって事もないし」
ム「うんうん」
S「だからさー・・・」
ム「ん?」
S「なのにさー!」

彼女は足をばたばたさせている。
586 :ムナゲ [sage]:2009/07/17(金) 23:13:54.30 ID:zleu87Eo
俺はカップ麺が好みの出来合いまであと一分というのを手元の腕時計で確認してから答えた。

ム「似合ってるよ、スカート」

Sは顔をうずめて静かになった。

ム「だからその痴漢も盛り上がっちゃったんじゃね?」

Sはその体勢から首だけを回してこちらを見た。ちょっと目つきが怖い。

ム「まぁ、環境とか自分の変化なんて、そんなもんだって。タイミングで全部決まるし、振り回されることもあるだろうし」

Sは不満そうだ。

ム「お前なりに頑張ってるんだろ?それはみんな分かってるよ。みんなそれを言わないだけで、便りにもしているし」

Sはむくれている。

ム「まぁ大事にされてるから安心しろよ」

俺は割り箸を割って、カップ麺をかき混ぜた。
Sはむくっと起き上がって、ソファに腰掛けなおした。そして罰が悪そうな顔をしたと思ったら、こっちを鋭い目で見てきた。

S「今、ちょっと子供扱いしただろ」
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/17(金) 23:18:11.19 ID:1nxdFvA0
こ、これは・・・
588 :ムナゲ [sage]:2009/07/17(金) 23:25:07.38 ID:zleu87Eo
俺はカップ麺をすすりながら答えた。

ム「したよ?」
S「すんなよ」
ム「まぁ気持ちは分かるよ。突然こんなところに放り込まれて、よくわかんない事だらけだろうし、見た目は変わっちゃうし、褒められるし、なのに痴漢にあうし、そんで仲のいい友達もまだ居ないんだし、不安になったりぐちりたくなる気持ちは分かるよ」
S「・・・」
ム「まぁでも、お前がこんな甘えん坊だとは思わなかったけどww」

その瞬間、来客用テーブルにおいてあった布製のコースターが俺の顔面に飛んできた。

ム「おま!こぼれたらどうすんだ!」
S「お前が悪いんだろっ!」
ム「だからって物なげんでもいいだろうがっ」

完全に高校生同士のやり取りである。二人の時間が退行してしまったかのようだった。

ム「まぁでも本当、よくやってくれてるよ。こんなに綺麗になったし」

Sは時間を見つけては掃除してくれているのだ。おかげで作業スペースはかなり快適な空間になったし、管理用PCの中身だってかなりすっきりした。

ム「みんなそう思ってるからね、その調子で頑張ってよ」

Sは乱れた髪の毛をてぐしで溶かして、ソファにふかぶかと座った。

S「うん・・・わかった」
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/17(金) 23:29:41.03 ID:fH38uPM0
リアルだでぃなぁ
うれじぃーなぁぁ
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/17(金) 23:36:08.21 ID:P3pkQbUo
た、たまらん・・・
591 :ムナゲ [sage]:2009/07/17(金) 23:36:24.48 ID:zleu87Eo
俺は大人しくなったSを見て、続けた。

ム「まぁさ、俺はいいんだけどよ、みんなは結構その口調とか、びびると思うぜ?」
S「これか・・・」
ム「特に社員Cはまじめなやつだからな、昔の俺達みたいなやつらとは関わりなれてないんだ。正直お前入ってきたときひいてたぞww」
S「ぐう・・・」
ム「ここは人が少ないんだから、難しい事じゃないよ、もっとお前も知ってもらえばいいし、お前も社員を分かるようになれば、すぐ友達にもなれるよ」

Sは結構人見知りをするらしい。気を張って日々を送っていて、しかも褒められて舞い上がっていた所に痴漢事件。自分のプライドが許さなかったのだろう。
しかし愚痴る相手もいないとなれば、甘える相手のひとつもほしくなるのだろう。

ム「まぁそうだな・・・」

俺はここでひとつひらめいたので提案した。

ム「今度飲もう、みんなで。」
S「え?みんな?」

Sは俺のこの突拍子な提案に理解不能といった感じで俺を見た。

ム「ここのメンバーと、その周辺とかで」
S「なんで急にそうなんだよ」
ム「いやまぁ、お前も色々たまってるだろうしさ。それによくよく考えれば、お前の歓迎会とかyってなくて、そりゃ仲良くやりましょ的な機会を作ってやらなかった俺も悪いしな」
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/17(金) 23:37:08.24 ID:9nnWmSo0
Sくれ。
たまんねー…
593 :ムナゲ [sage]:2009/07/17(金) 23:47:34.22 ID:zleu87Eo
しっかりとした経営者なら、そういった事に気を回せるものなのだろう。俺自身が彼女と古い友人だったから気がつかなかった部分もある。
ぱっと来た所がたった数名のよく分からないオフィスで、しかもその数名は古くからの友人同士。急にその輪の中に入りづらいだろうし、みんなパソコンに向かったり、モニター室で楽器を鳴らして戻ってきたり、どんな仕事をしているのかもなかなか分かりにくい。
その上メンバーはだらしなく、ぬるーときて、夜に帰る。なんか不安になるのは仕方ない。というか俺がこんな仕事場に突然放り投げられたら結構嫌だ。

ム「実はこないだの達成会もやってないしね」

Sはちょっとだけ元気になったようだ。

S「達成会とかやんの?ここ」
ム「何かにつけて飲むよ。残念会とかww」
S「え?なにそれ」
ム「目標達成できませんでした、残念!頑張りましょう!で、飲み」
S「なんだそれww」
ム「後は暑中会、残暑会、まぁとにかくなにかと理由をつけてのむんだ」

というか何かと理由つけなくてもオフィスで飲んだりする訳だけども。

ム「まぁJとかも呼んでもいいし」

俺がそういうと、彼女はテンションがやっと上がってきたようだ。

S「いいなそれ」
ム「いいぞ、飲みはww」
S「いつ?」
ム「んー、それは後で考えようww」
594 :ムナゲ [sage]:2009/07/17(金) 23:59:33.35 ID:zleu87Eo
と、いう事で近いうちに飲み会をやりましょうという事になった。

S「んでさ、なんでJ呼べんの?」

俺がカップメンの残り汁をすすっていると、Sは疑問そうに聞いてきた。

ム「前ここきて、音取ったし、お前連れてきたし、みんな顔しってるし」
S「てきとーだなww」
ム「ウチは適当だよww社員Bの彼女さんとかも良くくるよww」
S「ええ!!!」

Sは相当にびっくりしていた。

ム「なんだよ、変か?」
S「てかBさん彼女いんのかよwwwwwwwwありえねーww」
ム「おまww失礼だろうがww」

Bよ、すまん。
どんな彼女、と聞くので、もう付き合って長くて、品がよい感じで年上の、気配りが出来る、多分家庭的な感じの女性ですよ、とお答えしておいた。
社員Bのために言及しておくが、Bは決して不細工ではない。気さくだし、友人も多い。ただ、ちょっとけぽっちゃりしてて、足が短い、というだけだ。

S「てかそんな感じならさ、ムナゲの連れも呼んだらいいじゃん」

Sはまさに名案だといわんばかりのご様子だ。

ム「え、なんでだよ」

595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/18(土) 00:00:04.22 ID:mlG1sKE0
中尾「おいおい今日も2828じゃないか。
    俺はしばらく来られないからその間は頼むよ」
596 :ムナゲ [sage]:2009/07/18(土) 00:09:19.18 ID:sY.gwo2o
S「Bさんの彼女がこれんのに、ムナゲの彼女を呼べないって理由はねぇだろ」
ム「まぁそうだけどよ」
S「それに話してみてぇし」

俺はおどろいた。なぜだ?不可解すぎる。

ム「お前、何か企んでるんじゃねぇだろうな」
S「あんたじゃねぇんだからww」

といういきさつで(この先うろ覚え)、タイミングが合えばシシトウも呼んでみようという事になった。
ちょうどこのタイミングで社員Aが出社してきて、シシトウを呼ぶかもしれない話題に食いついてきて、いいねいいね、という事にあっさりなってしまった。

そして社員Aと相談して、Sには手が空いたときには我々の仕事もちょっと手伝ってもらおう、という事になった。

ちなみに社員Aが我が社の社長である。

社員A「じゃあまず、この操作の仕方から教えるから、ついてきて」
S「はい」

という感じで、社員Aによる熱心な教育が行われるようになったのである。
597 :ムナゲ [sage]:2009/07/18(土) 00:21:08.51 ID:sY.gwo2o
ここでついでなので社員A、B、Cについて簡単に触れておこうと思う。

社員A=社長。MIDI編集が天才的に旨く、そして早い。音楽学校で四年間、その作業をみっちり専攻していた。自身はシンセサイザーを操る。主にアレンジ、編集作業を担当している。痩せ型、長身。

社員B=ギタリスト。伴奏で力を発揮するタイプの人間で、演奏技術もかなり高く、ウチの会社では一番プレイヤー側の人間。ギターはなかなか編集できるものではないので、彼の演奏によってかなり助けられている。年上の彼女と同棲中。ちょっとぽっちゃり、足短い。

社員C=パーカショニスト。多種多様な打楽器に詳しい。が本業はレコーディング関係で、音響関係に詳しい。彼が集めてくれた素材や音によって会社は持っている、とも言える。メガネで痩せ型、地味。まじめ。だが時よりいう冗談が面白い。


彼らはちゃんと飲み会で登場します。
598 :ムナゲ [sage]:2009/07/18(土) 00:35:12.93 ID:sY.gwo2o
>>590 >>592
Sは人気物ですねww
ちょっとスペックプレゼント

身長162 or 163 (って本人が言っている) A型。
凛としたシャープな印象の小顔で、どちらかというと綺麗系。健康的な痩せ型。
なんかギャルっぽいし、ヤンキーっぽい。目つきが鋭い、多分眉毛が相当薄い。
現在は髪の毛が明るい茶色、髪の毛を後ろに流している、ワンレングス。
とにかく口が悪い。



そんな訳で仕事場から帰宅した俺。シシトウに今度こそは早めに連絡を取らないと、という事でさっそくメールを入れた。

送信内容としては、今度の達成会で、Jを呼ぶことになって、みんながおいでよって言うからシシトウもこないか?
というような内容を出来るだけ丁寧に送った。

そして俺が風呂で心地よい気分になっていると返信が。

シ「行ってもいいの?楽しみ☆でもその低姿勢が逆にアヤシイ・・・・」

なんか女性の感というものは、恐怖すら感じてしまうものがある。

ム「別になにもないよwwウチの社員の彼女もきたりするし、結構ラフだよ」

シ「分かった☆いつなの? 当然事務員の方もいらっしゃるんでしょう?(子馬鹿にしているような笑い絵文字)」

シシトウはネタにしているのか本気なのだろうか。
まぁ飲み会をして、お互いが知り合いになればきっとそんな不安ともおさらばできるはずである。その日までの辛抱だな、と思った。



599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 00:35:17.13 ID:yMEOnqM0
>>595
中尾さん…
600 :ムナゲ [sage]:2009/07/18(土) 00:36:12.64 ID:sY.gwo2o
>>595
どうしたのですか・・・映画のクランクインですか?
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 00:41:55.62 ID:yMEOnqM0
>>600
ムナゲが突っ込むの初めて見た希ガスw
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 00:44:49.80 ID:xnm0qDM0
>>595
( i _ i )
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/18(土) 00:45:31.97 ID:x8nObsA0
いつの間にか中尾が影の主役と化しててワロタww
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/18(土) 00:45:53.01 ID:b/Mjxcg0
>>595の人気に嫉妬
605 :ムナゲ [sage]:2009/07/18(土) 01:03:09.09 ID:sY.gwo2o
入浴からただいまです!
>>601
なんか突っ込まずには居られなくてww毎回レスをいただけるのでww

>>604
激しく同意



まぁそんな訳で、俺達社員と、JとS、社員Bの彼女さん、そしてシシトウで飲み会をやる事になったのです。

Jはなかなかに暇な人間のようで、電話で誘ったら即答だった。

ム「おーすおつかれー」
J「うっす、どうしたんですか?」
ム「今度こっちで飲み会やる事になってさ、お前もこん?」
J「お、いいんですか?」
ム「全然いいよwwSも居るしなww」
J「Sはどうですか?ちゃんとやってますか?」
ム「ああ、まぁそこらへんも飲み会ん時話すけど、あんな会社なのに驚くほど頑張ってくれてるよ」
J「そうすか・・・それは良かったっす。こっちも心配ですよww」
ム「だよなwwんで、その日暇?」
J「大丈夫っす」
ム「んじゃ近くで飲むから、夕方くらいにオフィス来てよ」
J「わかりました。ではお疲れ様です」

と言った具合にすんなり決まった。その間、シシトウとメールのやり取りを数回して、彼女は仕事先から直接来てくれる事になった。
606 :ムナゲ [sage]:2009/07/18(土) 01:08:38.09 ID:sY.gwo2o
という事で今日の報告の更新はとりあえず終了で! また寝落ちしたら困るし・・・ww

飲み会自体もちょっと前の話なんですけどねー・・・なかなか追いつくのが大変だ;;

あとちなみに以前書き込みがあったんで、一応つけたしですが・・・

登場する人物のイニシャルは、社員を除いて全て名前のものです!(だからどうしt

607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 01:14:03.43 ID:yMEOnqM0
オードリー若林「ムナゲも人気者だよっ!」
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/18(土) 01:18:36.07 ID:ZHSBVcM0
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/18(土) 01:21:19.52 ID:TNbtmhUo
乙であります
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/18(土) 01:22:24.84 ID:qvb..vUo
名無しが個体識別の自己主張しだすとウザイ
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/18(土) 10:42:53.77 ID:ByNYO.60
ムナゲちん乙。
楽しく2828読んでるよ。ありがとう。
で、中尾さんしばらく来れないなんて寂しいっすw
612 :ムナゲ [sage]:2009/07/18(土) 12:49:25.63 ID:sY.gwo2o
おはようございます!・・・って時間じゃもうないけど・・・
更新していきます!
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/18(土) 12:51:54.98 ID:JVtAcxMo
おはようさん

wwktkしてますよww
614 :ムナゲ [sage]:2009/07/18(土) 12:57:31.00 ID:sY.gwo2o
当日。俺はやりのこした作業を終わらせる為に朝から仕事場へ向かった。先日提出した取引先から追加の楽曲の要請と、修正依頼があった為だ。

大体、メインテーマ的な楽曲が決まると、それを基にしたアレンジの曲を最低でも3パターン、多いときは8パターンくらい作る。そうすると作品の背景に統一感が生まれやすいからだ。

今回は偶然にもJが音を入れてくれたバージョンが気に入られ、それを主軸としたアレンジバージョンを作成する事になった。

俺が仕事場についたのは午前10時。部屋に到着すると、やはりすでにSが居た。

ム「おはよーう」

SはPCに向かって、メールの整理と社員メールの作成をしていた。

S「はよ」

今日のSはポニーテールのようだ。確かに最近暑いから、髪の毛で体感温度は大分変わるのであろう。

ム「なんか板についてきたじゃん」
S「何が?」
ム「オフィスレディ?」

Sはこっちをじとっと見ている

S「あたしはOLだったんか」

多分間違ってない。けどなんか似合わない響きだ。でもコーヒーも出してくれるし、多分間違いじゃないと思うんだけど。
615 :ムナゲ [sage]:2009/07/18(土) 13:10:12.54 ID:sY.gwo2o
Sは社員Aから操作などを教わり始めて、割とすぐに社員Aとはなじめたようだ。それがきっかけになったのだろう、社員Bや社員Cからも話しかけられるようになり、

社員A「Sさん、コーヒーお願いしていい?」

と、さん付けで呼ばれている。名前からしてその呼び方はなかなかなのだが、気迫的な部分から言えば、メンバーと同等か、あるいはそれ以上の立ち位置のような気がする。

Sが入った時期から、なんというか職場の空気が変わった。女性、という点ももちろんあるが、女らしすぎない所がまたこのオフィスには合っている気がする。慣れてしまえば他のメンバーも必要以上に気を使いすぎなくて済むので、楽なんじゃないかなと思う。

今日のSは黒い薄手のロングスカートにカットソーだった。

ム「最近パンツ履かないよね?」

そういうとSは伸びをして、スカートをはたはたさせて言った。

S「ずっと座ってるとさ、パンツだと疲れんだよね」
ム「なるほど、まぁ女物のパンツはぴちっとしてるしね」
S「それに涼しい」

Sは今度は肩を回している。

ム「まぁ似合ってるからいいんじゃない?」
S「そう?」
ム「初めて来たときよりは絶対いいと思うけどwwww」
S「うっせーよww」

そういってSはコーヒーメーカーからコーヒーを入れて出してくれた。

ム「サンキュー」


616 :ムナゲ [sage]:2009/07/18(土) 13:20:31.33 ID:sY.gwo2o
ちなみにこのコーヒーメーカーはSが実家から持ってきてくれた物だ。業務用の香りすらする、結構本格的な物だ。
これは俺の勝手な予想だが、コーヒーを社員に薦める事によって、飲酒を防ごうと考えているのではないか。豆がいいのかはわからないのだけども、実際このコーヒーはかなりおいしくて、ブラックでも全然問題がない。

ム「そのスカート、いつ買ったの?」

俺は来客用ソファーに腰掛けながらコーヒーをすすった。すると彼女は俺の目の前で、管理用PCのデスクに少し腰かけた。

S「最近買ったばっか」
ム「そういうのってさ、一人で買いに行くの?」

俺がそう聞くと、彼女は少し声を小さくして答えた。

S「これは・・・Jと・・・」
ム「え、何、Jと服買いにいってんの?ww」
S「ちげーよ!たまたまなんだよ!」

彼女はなぜかむっとしている。

S「前に仕事どう?的な感じで外で茶ーして、んでその帰りにたまたま見っけて、たまたまかったんだよ」
ム「ふーん・・・たまたまねぇ」

しかしコーヒーが旨い。朝に染みる。

S「そう、たまたま!」
ム「Jとは仲いいんだな」
S「まぁね」
617 :ムナゲ [sage]:2009/07/18(土) 13:32:58.84 ID:sY.gwo2o
そんな感じでくつろいでいると、社員Aが出社してきた。

社員A「おはよう」
ム「おう」
社員A「おはようSさん」
S「おはようございます」
ム「さぁ、んじゃさっそく始めるか」

俺と社員Aはさっそく編集作業を開始した。
Sにはウェブサイトの更新と、センスのいい感じにいじっておいてくれといっておいた。

昼飯は近くの弁当屋さんでSが買ってきてくれたので、三人で食べた。

社員A「Sさんてさ、いつからこいつ(ムナゲ)の知り合いなの?」
S「高一のときですね」
社員A「今いくつだっけ」
S「23です」
社員A「じゃあ後輩だ、俺の二つ下だね」
S「え・・・ムナゲとタメ?」
ム「ああ、てか全員タメ」
S「まじかww」
社員A「それは何に驚いているのww」
S「いや・・・ムナゲより若いかと・・・」
ム「つまり俺が老けてるっていいてぇんだな」
S「いってねぇよまだ」
社員A「まだってww」

結構社員Aは、Sの事を可愛がってくれているようで、物腰柔らかいその姿勢に、Sも気張らなくてよいようだ。

そうこうしていると、Cが、つづいてBが来た。全員揃った所でまた作業を開始した。
618 :ムナゲ [sage]:2009/07/18(土) 13:44:36.00 ID:sY.gwo2o
夕方になってJがきて、続いて社員Bの彼女さんがいらっしゃった。ちょっと高そうなゼリーの差し入れも持ってきてくれた。流石は大人の女性。

そして来客用ソファーでJと社員Bの彼女さん(めんどいから以下ビージョ((B女))で)が話していた。

時刻は六時を迎えたので、全員作業を中断して、飲み会会場に向かう為、外に出た。

外といっても本当にすぐ近くで、徒歩1分とかそんな距離だ。Kの働く店よりも海鮮に力が入っている、そんな飲み屋だ。ここはよくお世話になっているので、早い時間から行けば個室を用意してもらえるのだ。

だが今日は合計8人なので、夕方の段階で電話して予約をとっておいた。

俺達が外にでた頃にはシシトウから着信があり、駅に着いたという事なので俺はシシトウを迎えにいく事になった。


しかし夏というのは暑い。もう六時を回っているというのに、まだ空は青い。
駅につくとシシトウが東口で待っていた。

ム「おう」
シ「おうww」
ム「お疲れさま!みんな先にいってるってさ」
シ「ムナゲもお疲れwwてかわたし緊張してんだけどww」
ム「なににww」
シ「だってほとんど初対面だもん・・・ww」
ム「あーww大丈夫だよ、みんな音楽マンだしww学生の頃と一緒だよww」
シ「そーゆー問題じゃないのww」

俺達はいつもよりちょっと早く歩いた。
619 :ムナゲ [sage]:2009/07/18(土) 13:52:56.78 ID:sY.gwo2o
ム「じゃあどうゆう問題だよww」

シシトウは髪の毛をかきあげながらいった。

シ「ムナゲの彼女です、って紹介される訳でしょww女にはそうゆうプレッシャーもあるのww」

なるほど。そこでプレッシャーを感じてくれるとは、やはりシシトウはまじめで、男の事を良く分かってくれている。立ててくれようとしているのだから、うれしい。

ム「大丈夫だよww全然ww」
シ「そういってくれるとうれしいけどww」
ム「だってお前かわいいもん」
シ「はいはいwwでも飲み会でそうゆうのやめてねww」

彼女は笑った。シシトウの笑顔で安らぐ。さっきまでシリアスな曲を手がけてたから、気分も若干そんな感じだったけども、それが一気にほぐれる感じだった。

そして会社を通り越して、飲み屋に着いた。この飲み屋は結構エアコンを聴かしてくれているので、むわっとしないのがいい。その分、エアコンのうなる音がなかなかにうるさいのだが、やはり快適に飲めるというのはいい事だ。

ム「あ、予約の○○です」
店「はいどーぞ、一番奥でーす」
ム「はーい」

靴を脱いで座敷に向かう途中、シシトウは俺の腕をつかんでこういった。

シ「なんか店員さん、妙に雑じゃなかった?」
ム「俺達が常連すぎるんだよww」
シ「・・・そんなに飲んでるの?ww」
ム「あ、いや、昔の話wwww」
シ「ふぅうんww」

シシトウの探り方は絶妙すぎる。
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/19(日) 01:03:18.29 ID:T1NdWADO
ムナゲまだかなー(´・∀・`)
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/19(日) 04:04:18.02 ID:mukK0R.0
ムナゲの焦らし方も絶妙すぐるw
622 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 00:24:49.55 ID:DGjF3jUo
みなさま大変おまたせしました。

少しではありますが、更新させていただきます。
623 :ムナゲ :2009/07/21(火) 00:26:05.99 ID:DGjF3jUo
この飲み会の名目はSの歓迎会という事になっているが、実際の目的はただの飲みで、最近追われていた仕事のうっぷんをこの飲み会で晴らしてもらうという物だった。

社員Bが仕切りの音頭を取って飲み会がスタートした。このときの座席順が以下のようになっていた。


  シ  ム  社A  社C
――――――――――――
  J   S  社B  Bカノ

まぁ打ち上げとしては妥当な席順だったと思う。

飲み会は順調に進み、まずは俺ら社員達で仕事の話で盛り上がった。Bカノさんは大人の女性で、その話を聞きながら空気を壊さないように、そして運ばれてきた品物をてきぱきと配ってくれた。流石は大人の女性だ、気配りと立ち回りが流石といえる。

その間、最近入ったばかりのSは仕事の話はそうわからないというのもあり、Jやシシトウと話で盛り上がっていた。実はこのときがシシトウとSが初対面であったのだが、中継役であるJが居たことや、対面していたのが良かったのだろう、打ち解けてそれなりに楽しそうに話していた。

俺達の話もかなり落ち着きをみせ、ぼちぼちふざけた話が出てくる頃になった時だ。

S「そんでさ、木刀を持ち歩いてニケツしてんの先生に見つかってさ、こいつww」

笑いの中、その台詞が飲み会会場をさりげなく引き裂いた。
その話にシシトウやJは目をきらきらさせながら聞き入っていた。

社員B「えー、なにそれなにそれwwこいつ(ムナゲ)の話?W」
S「そうなんですよー、ちょっときいてくださいよww」
ム「お前余計な事いってんじゃねぇよww」
S「別にいいじゃねーかww」
J「興味あるねーその話ww」
社員B「いいよいいよ、話しちまいなよww」

みんながその話に興味をもってしまった。こうなってしまってはもうこの空気はとどまることを知らない。
624 :ムナゲ :2009/07/21(火) 00:30:48.03 ID:DGjF3jUo
S「最初から話すとー」

それは俺が高校3年、Sが1年の時の話だ。
俺は当時、なぜか髪の毛を明るくする事にこっており、よくその事で先生にしかられていた。ついでにお洒落に敏感な時期なので、まゆげも染めてみたりなんかして、結構細い感じになっていたので、機嫌が悪いときなんかは結構な人相だったようだ。

ただ、基本的には全然不良ではなかった、といっておく。

ところがある日、地元の不良軍団(族とか連合とか呼ぶにはかわいい連中だ)が遠征暴走するという事になったらしい。俺は自分のその見た目と、当時つるんでいた仲間の一部がそれに参加していたので、なんとなく呼ばれ、大して断る理由もなかったのでなんとなくその場に向かった。
だが暴走に必要な原付バイクを俺はもっていなかったし、なによりちょっとめんどくさいので、顔だけみて帰ろうと思ったのだ。

だが仲間の強引な勧誘と現場の雰囲気におしきられ、結局参加する事になり、自分がその集合場所まで乗っていった自転車を友人が漕ぐことになり、俺はその友人の持ち物である木刀をかかえて後ろにまたがる事になった。

そして俺が乗る二人のりのチャリは原付バイクにハンドルを持って押してもらっていたのだが、運悪く学校の先生の車に見つかってしまったのだ。当然、原付バイクの人間はささっとハンドルを放して先にいってしまい、俺のちゃりんこは車にすぐ追いつかれてしまう訳だ。
625 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 00:31:47.20 ID:DGjF3jUo
S「そしたらこいつww相棒に降りろとか言われてんのwwww」
J「ひでぇww」
社員B「ははww薄い友情だなww」
S「んでこいつ何もしてねぇのに木刀もってるからって先生に捕まってんのww」
社員A「だっせww」
S「てめぇ何やらかしてんじゃこらぁって先生に言われたとかいってさwwww」
ム「運転してたやつさ、俺のチャリなのに超マジ立ち漕ぎして消えてったからねー本当」
一同「wwwwwwww」
社員C「利用されたなww」
J「何もしてないのにww」
ム「本当だよ、木刀持たされて後ろ乗ってただけなのにww」
社員A「そんときってまだ、ニケツ禁止されてないんじゃね?」
ム「たぶんねww俺ぜんっぜん悪くねぇよww」

というかわいい高校生の夏の淡い思い出から始まり、俺の学生時代の失敗談やある意味伝説をつぎつぎと話そうとするS。

ム「やめろよww俺のイメージがかわるだろうがwwww」
S「別にいまさらww」
J「先輩って結構アクティブな方だったんですねww」
社員B「へーww」
ム「ヤメレww」

しかしその話がある程度進んだとき、シシトウが口を開いた。
シ「ちょっとトイレ行って来るね」
626 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 00:32:44.78 ID:DGjF3jUo
そういって彼女は席を立った。俺はこのとき気がつかなかったんだが、少しして何かおかしいことに気がついた。

そういえばシシトウは途中から笑っていなかった気がする。
いや、気がするというか笑っていなかったのだ。

俺は帰りが遅いシシトウが心配になった。
ム「シシトウ遅いな・・・」
J「そういえば・・・」
社員Bの彼女「私見てきますよ」

そういって彼女が消えたら、割とすぐ二人とも戻ってきたのだが、
社員Bの彼女「シシトウさん、ちょっと体調悪いから帰られるそうです」
ム「え?」
J「大丈夫?」
シ「んん、きっと疲れただけだから大丈夫」

笑顔だが、笑顔になりきれてないのがよく分かってしまった。

ム「送っていくよ」
シ「んーいいよ、みなさんにも悪いし、駅近いし」
J「本当に大丈夫か?」
社員B「こっちはいいからさ、ムナゲに送ってもらいな」
社員A「行ってこいよ、ほら」
ム「ああ、ちょっと行って来るわ」
シ「あ・・・なんかすいません・・・」
社員B「きにないのwwこうゆうのは男の仕事なんだからww」

俺は彼女の荷物を全て持ち立ち上がり、彼女の元へ行った。
ム「んじゃいってくるわ」
シ「みなさんすみませんでした」
社員A「本当気にしないいいよ」
社員B「本当wwお大事にねww」
社員Bの彼女「気をつけてくださいね」
J、S「またなー?」

先に玄関まで歩く彼女は、やはりどこか元気が無い。こんなとき一言も話さないシシトウが逆に怖い。
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 00:39:07.64 ID:HiFqAI6o
ムナゲの昔のことを良く知っているSにジェラシーを感じて耐えられなくなったんだな
628 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 00:39:34.60 ID:DGjF3jUo
ム「大丈夫か?いつから具合悪かったの?」

店ののれんをくぐりながら俺は聞く。振り返ってのれんをくぐってきた彼女を見るが、下を向いて明らかに元気がない。

シ「はじまって・・・ちょっとして・・・話が盛り上がってきたあたりで・・・」

彼女は鞄の中からハンドタオルを取り出して、口に当てている。

ム「本当に無理するなよ、タクシー呼ぼうか?」

彼女は俺と目を合わせずに、すぐに首を横にふって答えた。

シ「いい。一人で帰れるから。」

ム「いや、よくないだろ、普通に。駅までは絶対行くよ」

シ「いいっていってんじゃん!」

俺は驚いた。彼女の背中辺りに回した俺の手は、初めて彼女によって振り払われた。
俺はその瞬間には訳が分からなかった。

ム「どうしたんだよ・・・急に・・・」

俺は徐々にこの事態を理解し始めていた。そうだ、彼女はきっと機嫌が悪いのだ。それも体調に出てしまうほどに。

しかし俺には理由が分からない。お酒も回ってきている。思い出そうとしても、断片的にしか思い出せないのだ。

シ「なんでもない・・気分悪いから・・ごめんね」

彼女はそう謝りながらも、確実に何かを俺に訴えていたようだった。
このごめんねは、きっとそうゆう意味なんじゃないかと思った。
629 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 00:46:45.02 ID:DGjF3jUo
ム「お前・・・なんか俺に言いたい事あるんじゃない?」

俺は恥ずかしながらも店の前で彼女を引き止めていた。俺はその時、彼女をどうやって元気を出してもらうか、その元気を奪う理由をさぐるのに夢中だった。俺の全神経はそれに注がれていた。店の玄関からすぐ伸びる階段を下りようとしていた彼女の肩をひいて、そのまま俺は話しかけていた。

シ「ないよ」

彼女はそれでも俺の方を見てくれない。俺は焦った。

ム「じゃあどうしてみてくれないんだよ」

彼女は黙っている。その数秒の沈黙の間、彼女は微動だにしなかった。

ム「俺が何か嫌なことした?それで怒ってるの?」

彼女はさっきよりも少しうつむいて、小さくいった。

シ「してない、別に怒ってない」

彼女のその声は棒読みのように感じた。気持ちが入ってない、裏腹の事を言っているのは明白だった。

ム「じゃあ本当に具合悪いだけ?」

彼女は小さくうなずく。

ム「んじゃ俺が送っていったほうがいいじゃん」

彼女は、肩においてあるその手を触って、肩から下ろさせて、こういった。

シ「お願い・・・一人にしてよ・・・」
630 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 00:48:16.17 ID:DGjF3jUo
すみません、もう寝るのでまた翌日更新します!おやすみなさい!
中だるみすみません;;
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 00:52:51.50 ID:HiFqAI6o
おつー

結局シシトウは、つまんないことで嫉妬している自分に自己嫌悪してた
ってことかな
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 00:53:59.47 ID:IEE92EDO
まぁよくある話だわな。

無事解決したものと思って言うけど、フォローはしっかりな。
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/21(火) 01:01:41.17 ID:T6GXEVw0
まさかの妊娠にはまだ早いか
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 01:06:39.18 ID:3f3r.qko
多分シシトウが妬いちゃったんだろうな。。。
自分が知らない剛をSは知ってるわけで・・・
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 01:11:16.05 ID:UjQAXngo
男を立てる女じゃなかったのかい?ww
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/21(火) 01:15:19.67 ID:aOv1zYY0
昔の彼氏の事思い出したのか?
高校の時の。
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 08:15:37.41 ID:qSvI1HUo
シシトウって男を立てるって言ってたけど
男どころか社会人としての立場まで悪くするような・・・

この状況でムナゲがシシトウに対する気づかいが足りないってのは変だしな
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/21(火) 08:52:29.46 ID:T6GXEVw0
Sのことが好きになったんだよ。レズに目覚めたな
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 09:02:03.31 ID:gPzNuis0
中尾「おいおい、青春だねえ。自分の知らないムナゲの話が、他の女性の口から語られる。複雑だねえ
    なんとも続きが気になるじゃないか」
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 09:51:37.90 ID:ZokSSUDO
昨日ししとう食べた 

あ、苦いやつね
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 10:04:12.67 ID:/o8fdW2o
>>639
中尾さんお帰りなさいww
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 10:50:46.31 ID:6McfOQw0
>>631
>>634
に一票。これなると男は焦るよな。
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 10:53:25.26 ID:epsiYiAo
うわーKYクソ女だなぁ・・・・・
まぁ可愛くなかったら死刑だよな。
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 11:22:17.46 ID:FCBZe2AO
…とKYが申しております。
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 13:09:43.14 ID:93FU1QAO
彼女として呼ばれたのに、ないがしろにされて、他の女の人と盛り上がってるムナゲを見てたら哀しくなったんだな。
まあ、気持ちはわかる。
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 13:35:45.53 ID:PmIW7.DO
若い女の子ならこうなっても別に普通だろ。
その場で騒ぎ出さなかっただけまだ大人だよ。
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 13:40:34.16 ID:epsiYiAo
彼氏の仕事場の飲みに出てるんだから立場わきまえるのが普通じゃね?
若いって言っても社会人だろ?ゆとりかよwwww
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 13:53:52.96 ID:FCBZe2AO
…とゆとりが申しております。
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 13:57:08.54 ID:FCBZe2AO
…とゆとりが申しております。
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 14:19:53.52 ID:gPzNuis0
アッキーラ「おいおい、大事な(ry
     シシトウはオトナにはなれていないかもしれないが、それもまた若さだねえ。
     ムナゲは愛されてるじゃないか。妬けるねえ。受け止めてやって欲しいねえ」
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/21(火) 14:52:03.16 ID:P2rCrvI0
ウンコ漏らしたんじゃねーか?
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 15:59:57.99 ID:PmIW7.DO
>>647
だから空気読んで早退したんだろ。
その場に居て不機嫌オーラ全開よりマシじゃん。
ムナゲの職場は一般的な環境と違うし、気分が悪くなったから帰るって周りに言ってんだから。

童貞は視野が狭くて自分中心にしか考えられんから困る。
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 16:59:08.11 ID:epsiYiAo
>>651
ウンコ漏らしたのならわかる。
それなら仕方ないよね。
そういう事
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/21(火) 17:59:56.14 ID:MXE4Q0M0
アノ日なのかもなー。
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/21(火) 18:30:52.30 ID:P8aCtkI0
>>652
…と童貞が申しております…
656 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 20:43:26.96 ID:DGjF3jUo
みなさんただいまです!
少し更新して行きたいとおもいます!
今日はレスがいっぱいあってうれしいです!
・・・内容は少し怖いけどww
657 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 20:59:26.63 ID:DGjF3jUo
俺は一瞬言葉を失った。今まで彼女にここまで突き放された事はなかった。すごく動揺した。

ム「んなん一人にするわけないだろ!」

こんなとき、一人にしていい結論が出る事はほとんどない。たまにはほっておく事も重要かも知れないけど、今は絶対そうゆうタイミングじゃない、と俺の感がそういっていた。なによりも一人にしたくなかった。このまま帰したくなかった。

だから俺は階段をゆっくり下りて行く彼女を追いかけた。それは無我夢中だったと思う。

ム「なぁ待てっt・・・」

その時だった。

俺の視界が階段下にいる彼女から大きくずれたと思った瞬間、今にも雨が降り出しそうな曇り空をフレームに収めていた。

そして俺の視界が何を納めているのかを把握したとき、俺の後頭部と腰、そして尾てい骨あたりに激痛ががつんと襲ってきた。

シ「ちょっと大丈夫!?」

俺の視界の外からシシトウの階段を走って来る音が聞こえる。先ほど自覚できたばかりの激痛はより明確になり、痛みは腰に集中にしてきた。そのあまりの痛みに思わずもだえずには居られなかった。

ム「つぁっ・・・あ・・・」

痛いのは腰のかなり下の方、腰と骨盤をつないでる部分だ。

シ「すべったの?・・・ねぇ大丈夫?」

どうやら俺は階段を豪快にすっころんだようだった。
658 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 21:12:00.63 ID:DGjF3jUo
ム「いった・・・あぁやべぇ・・・」

シ「立てる?」

彼女は荷物を階段の隅において俺の肩を起こしてくれた。
なんていう事だ。俺はこの大事な局面で階段ですっころび、結果的にはそのおかげで彼女を呼び戻すという大失態を起こしてしまった。

ム「大丈夫・・・けど・・・さすがにいてぇ・・・」

俺はなんとか階段に腰掛け、体勢を整理した。

ム「ごめんね・・・」
シ「何いってんのよ・・・ちょっと人呼んでくる!」
ム「あ・・・大丈夫・・・ちょ、まて」

シシトウはそういうと店に消えていった。
俺はその間、自分の犯したミスと腰の痛みに悶えていた。なんてドジをふんだんだ。

社員A「あ、いたいた」

中から社員AとJが出てきた。シシトウがどうやらメンバーに報告しに行ったようだ。

社員A「派手にこけたみたいだね」
J「立てますか?」
ム「なんとか・・・しかし・・痛い;;」
シ「すみません・・・なんか・・・」
社員A「タクシー呼んでやるよ」
J「じゃあ俺が呼んできます」
シ「大丈夫?」

酒の席で大人三人に介護される男。かっこわるい。
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 21:12:15.42 ID:Kl2NQFM0
        ∧∧
       ヽ(・ω・)/   ズコー
      \(.\ ノ
    、ハ,,、  ̄
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 21:16:51.23 ID:XkHlpYgo
>>658
これはもしかして不幸中の幸い的展開?
661 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 21:23:29.32 ID:DGjF3jUo
そして俺は社員Aが呼んでくれたタクシーにシシトウに乗り込んだ。

シ「すみません、お騒がせしました。」

シシトウがそういってタクシーの扉が閉まる。タクシーは俺達二人を乗せて彼女の家まで向かった。


ム「すまん・・・」

俺は無言で進むタクシーの車内の重圧に耐えられなくなり、口を開いた。

シ「こけちゃったんだもん、仕方ないじゃん」
ム「じゃなくて・・・話の途中で・・・」
シ「ああ・・・そっち・・・」

そしてまた車内は無言になってしまった。

シ「本当に、怒ってるとかじゃないんだよ?体調悪いのも・・・本当だし・・・」

彼女はゆっくり口をひらいた。

ム「じゃあなんで・・・」

シシトウは窓の外を見ている。

シ「・・・わたし・・・子供だなって思ったら・・・なんか・・・・」

俺は言葉で返事をする代わりに、座席に深く座りなおす事でその間を埋めた。

シ「ムナゲってさ、Jから・・・聞いたんでしょ?」
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 21:47:08.50 ID:XkHlpYgo
wkwk
663 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 22:02:24.63 ID:DGjF3jUo
聞いた?何を?
だがその答えは思いのほかすぐに導きだす事ができた。思い当たる節はあれしかない。シシトウの、高校時代。きっと彼女は思い出したくなかった、辛い過去。

ム「聞いたって・・・」
シ「Jから聞いたよ」
ム「・・・高校時代の話かな・・・?」

彼女は携帯電話を開いて、何かを見るようにした後、すぐに閉じた。

シ「そう、その話」

そういって彼女はまた、窓の外を見ている。その背景はにごった黒で染まり、打ち付ける雨が窓を叩き鳴らし、時折飛び込んでくる鮮やかな光をにじませ、散らしていた。

ム「Jが・・・教えてくれたんだ」

シシトウは窓に寄りかかるようにして、雨の冷たさをガラス越しに感じているようだった。

ム「それを思い出したから・・・?」
シ「・・・・」
ム「俺の高校時代の話を・・Sから聞いて・・・」

彼女は黙っている。

ム「でも俺はそんな事はしないよ、それに今だって・・・」
シ「そうじゃないんだ」

彼女は俺の話を遮るようにいった。

664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 22:06:00.78 ID:Kl2NQFM0
dkdk
665 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 22:18:56.15 ID:DGjF3jUo
シ「それを思い出したって言うのもあるよ、そりゃあ少しセンチメンタルにもなるけど、でもそれは過去だもん。過去の話だし、ムナゲにも関係のない話じゃん」

シシトウは窓の外を見ながら、淡々と話し始めた。

シ「だから、ムナゲは悪くないんだ、何にも。悪いのは本当にわたしで・・・」

彼女の声が少し、弱くなっていった。

シ「わたしがしっかりしてれば済んだ話だし・・・・」
ム「そんな・・・」
シ「そしたらムナゲだってケガしなくて済んだし・・・」
ム「何いってんだよ、落ち着けよ」

シ「わたし、バカだ・・・」

シシトウは自分の携帯を握り締めて、震えていた。だがその震えは、俺が抱きしめたいと思っても、そうする事さえ出来ないような、スキを与えないものだった。
孤独。今、15センチも離れていない俺と彼女の間には、溝のような何かがあった。俺の手は彼女を抱きしめたいと言っていた。だけれども、その気持ちは、その溝を越えることは出来なかった。

シ「何落ち込んでるんだろ・・・迷惑かけちゃった」

彼女は無理をしている。この空気や、この溝をこれ以上深くしないように頑張っている。俺にはそれがわかった。

シ「ごめんね」

シシトウは俺を見て、涙で濡れた目をごまかすように、笑った。その笑顔が切なかった。
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 22:26:38.61 ID:rIshs4U0
中尾「おいおい切ないじゃないか。腰を痛めたのはこの時だったのかい」
667 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 22:29:21.98 ID:DGjF3jUo
ム「バカな事言うなよ。俺は別に迷惑かけられたなんて思っちゃいねぇよ」

俺はこみ上げてくるよくわからない激情を飲み込んで、彼女に伝えるべき事を伝えなくては、と思った。どっちが悪いとかじゃない。だけど、それでどちらかが辛いのなら、それはいい事じゃない。少なくとも、全ての答えを出すなら、お互いを理解しようとしてからだ。

シ「ごめんね、ありがとう」

彼女は自分の中で消化すべき事として、その感情を飲み込もうとしている。シシトウはそうゆう子だ。どんな気持ちがそこにあったにせよ、それを飲み込めず周りに迷惑をかけた自分をきっと責めている。
それに気付けなかったのは俺なのに。傷つけたのは俺かもしれないのに。

ム「俺は鈍感だから、わかんないんだと思うんだ。でも、話してくれればきっと理解できるし、受け止められる。だからさ、吐き出してくれよ」
シ「・・・・」
ム「そうじゃないと俺はまたお前を傷つけるかもしれないし、俺はそうゆうのは嫌なんだ。もっと知りたいし、分かりたいんだよ」

俺は必死に伝えた。

彼女はしばらく考えた。その手に握られた携帯を何週か回転させて、そしてまた窓の外に目をやり、そして最後に俺の顔を見た。

シ「ありがとう・・・ムナゲはやっぱりやさしいね」

俺はそんなんじゃねぇよ、と言おうと思ったけどやめた。彼女の口をふさぎたくなかったからだ。彼女が自分のペースで全てを話してくれるとしたら、そこで余計な会話は必要がないと思った。
俺は彼女から目をそらして、今度は自分の携帯を見開くことで、その間を埋めた。

シ「わたしは、ムナゲの事を知ってるつもりでいたんだ」

シシトウがゆっくりと話始めた。
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 22:29:58.91 ID:gfo2hYQo
中尾氏ね
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 22:33:34.32 ID:KEob5VMo
↑なんでだよww
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 22:36:14.66 ID:gfo2hYQo
>>669
うぜーからだよ
671 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 22:44:26.68 ID:DGjF3jUo

シ「ずっと前から見てきたし、どんなこと考えてるんだろう、とか、わたしなりに分かってるつもりだった。でも今日、いろんなムナゲを見て、そうじゃないんだなって思った。わたしはムナゲの事をわかってるからって思ってたから、それが自信でもあったし、だからそんなに不安じゃなかった。」

ム「うん・・・」

シ「でもそれが違うんだなっておもっちゃって・・・」

彼女は雨の音に今にもかき消されそうなくらい小さな声で、だけどもゆっくり丁寧に、自分の気持ちを整理するように俺に話してくれた。

今日の飲み会に参加したことで、俺のプレイヤーとして以外の部分を始めて目の辺りにした。彼女の先輩であっ俺は当然プレイヤーだった。だが今社会人としての俺はアレンジャーで、そして会社員だった。そこではシシトウの知らない人達と、自分の分からない話で盛り上がっている。仕事の話、だけども自分の専攻してきた「音楽」の話である事は間違いなかった。
仕事の世界。だけどもそこは自分のいる音楽の世界でもある。完全には切り離せない。だけども自分には分からない話。
そしてSの存在。彼女は俺の過去を知っていた。そしてその話は、シシトウの思い出したくない過去を連想させるものがあった。そしてわたしはそれを、知らなかった。

シ「ムナゲはわたしの昔を知ってて、でもわたしはムナゲの昔を知らなかった。別に過去の事だから知る必要もないのかも知れない。でも、Sさんは知ってた。それにすごく動揺しちゃったんだ」

シシトウは自分の中で全てを整理するつもりだった。けどお酒も回っていたし、不安、衝撃、そして嫉妬の気持ちが入り混じって、頭の中で堂々巡りをするようになってしまった。頭の中はそれいっぱいになってしまって、とても楽しむような気分ではなくなってしまった。

シ「わたしは何なやんでんだろう、たのしまなきゃって思ってたら・・・なんか気持ち悪くなってきちゃって・・・」

そして彼女は頭を冷やすため、みんなに迷惑をかけないため、帰る事を決めた。
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 22:46:32.25 ID:XkHlpYgo
健気だなぁ・・
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 22:47:31.64 ID:xhh9vIAo
ええのーええのー
674 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 22:52:33.04 ID:DGjF3jUo
シ「ごめんね・・・せっかく楽しい場所だったのに・・・本当に・・・」

ム「いいよその先は、本当に大丈夫だから」

シ「子供だよね・・・」

ム「子供じゃねぇよ」

俺は彼女の頭に手を置いて、いつものようにしっかりと撫でた。いつの間にか、俺達の間にあった溝は消えていた。

ム「俺はなんていうか・・・不謹慎かもしれないけど、尊敬するし・・・なんかうれしい」

俺がそういうと、彼女は不思議そうに俺をみた。

シ「なんで?」
ム「そうやって自分と向き合おうとするだけすごいよ。俺の立場とか周りの事をそうゆう状況で考えられるだけ、お前は立派だよ」
シ「でも迷惑かけちゃって・・・」
ム「世の中にはそれにすら気付かないで、仕事ですら迷惑をかけてくるやつもいるくらいだよ。」
シ「・・・」
ム「俺は悲しい思いさせちゃったけど、なんつうか、それでも俺の事を考えていてくれた事がうれしいし、素直にそこは尊敬できるし、誇れる。」

シシトウは下を向いている。

ム「頑張ってくれたんだね、ありがとう。んで、気付けなくて・・・ごめん」

シシトウは下を向いたまま、顔を横にふった。

シ「ありがとう・・・」

彼女の携帯を握り締めたその手に、大粒の涙が弾けた。
675 :ムナゲ [sage]:2009/07/21(火) 23:01:29.81 ID:DGjF3jUo
彼女は戦おうとしたのだ、自分の負の部分と。だが相当に手ごわかったようだ。それに勝てなかった自分を責めていたのだ。

ム「俺、やっぱり無神経なのかな」

俺は思った。そうゆう背景を考えて、もうちょっと立ち振る舞いをどうにか出来たのでは、と俺は今日までの日々を振り返りながら考えていた。

シ「そんな事ないよ」

シシトウはハンドタオルで涙を拭きながら答えた。

シ「逆にあのとき、Sさんが話そうとするのを必要以上に止めてたりしたら、逆にあやしいとかおもっちゃうもんww」

やっとシシトウが笑ってくれた。

ム「そりゃあ・・・確かにそうだけど・・・」
シ「それに場は盛り上がってたし、あれはあれでよかったんだよ」

彼女は自分にそう言い聞かせているようにも見えた。

シ「でも・・・Sさんと仲いいんだねーww本当にww」

いつもの、意地悪そうな目だ。でもこの顔も好きだ。

ム「別に・・・つうかあいつが態度でかいっつーかなれなれしいだけなんだよ・・・」
シ「Sさんに話すときだけ言葉遣いわるくなるよねww」
ム「え、そう?」
シ「てめぇ、とか、してんじゃねぇよ、とかww」
ム「そうかぁ?」
シ「普段はしないでよ、とか、少なくとも、てめぇふざけんじゃねぇよ、とか言わないよww」
ム「気のせいじゃん?」
シ「そうかなーww」

いつもの彼女の調子に戻ってくれた。元気を出してくれたようだ。うれしい。
だけども、この逆襲攻撃は少しきまずい。
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/21(火) 23:14:32.09 ID:7rahOHE0
俺はムナゲと同じ位中尾の降臨に期待しているwww
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 23:24:41.79 ID:3f3r.qko
ムナゲ愛されてんなぁ〜
そういう彼女ほしいじょぉ〜〜〜〜!
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/21(火) 23:28:01.58 ID:XkHlpYgo
中島みゆきの「君の昔を」をなくとなく思い出した
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/22(水) 15:26:18.27 ID:KnGvxmg0
ムナゲはこの1〜2ヶ月で2回も階段ですっ転んだのかww
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/22(水) 17:06:03.58 ID:PvIFdJc0
コケ芸として昇華させては?
あるいはロバート・デ・ニーロばりの階段落ちを。
681 :ムナゲ :2009/07/23(木) 01:23:33.11 ID:EiyzqAQo
みなさんこんばんは!ムナゲです!
遅くなってしまいましたが、更新したいと思います!
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 01:26:32.46 ID:FM6mpbUo
ムナゲー!待ってたよ!
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 01:29:06.81 ID:afm/7NMo
おつかれー
684 :ムナゲ [sage]:2009/07/23(木) 01:31:13.85 ID:EiyzqAQo
二人を乗せたタクシーはシシトウの家まで無事に到着した。ドライバーはこの間さぞいずらかった事だろう。

シ「腰大丈夫?泊まってく?」

シシトウは自分の荷物の整理をしながら俺に聞いた。

ム「いや、まぁ結構痛いけど・・・急にお邪魔しちゃ悪いからいいよ」

飛び入りですでに二回も宿泊させていただいているので、ここは素直に帰ったほうがいいと思った。確かにママも寛大だが、それに甘えているようでは社会人の男としての面子が立たない。

シ「今日は本当にごめんね、色々」
ム「だから気にすんなって、な?」
シ「ありがとう」

シシトウはそういって扉を開けておりた。

シ「今度また遊びにきて?」
ム「ああ、絶対そうするよ」

そして彼女は自分の家に入っていった。

ドライバー「どうします?」

俺はそんなにお金がないので、近くの駅で降ろしてもらうことにした。時間も遅いし、すでにタクシー代は結構な金額になっている。

俺は痛む腰を抱えながら、電車でなんとか帰途に着いた。
685 :ムナゲ [sage]:2009/07/23(木) 01:40:44.15 ID:EiyzqAQo
そして翌日。今日もあいにくの天気だった。俺はいつものように携帯のバイブレーションによる目覚ましで目を覚まし、いつものように目覚ましを利き手で止めようとした。

だが、体が思うように動かない。
その原因は腰の痛みが原因であるという事が分かった。夢中だったせいもあるが、あんなに硬いタイル敷きの階段に腰からいったのだ、翌日まで痛みがひいてもなんらおかしいことはない。

俺はまるで腰を痛めた老人のように朝風呂に向かった。

ム「いってぇ・・・」

前回の尾てい骨を打っていたかったときとは比べ物にならない痛さだ。なにより正常なフォームで歩く事も痛みで思うように出来ない。

俺は会社に長時間たたなければならない電車で向かうのは心底嫌だったので、自家用車で会社に向かった。

その重い腰を引きづりながらオフィスの扉を開けると、Sが扉のすぐ前に立っていた。

S「うわ」
ム「お、おはよう」
S「はよー・・・って、腰痛めたの?」

彼女の脇を通ってソファーに向かう俺を見てSは言った。やはりその不自然に前かがみな様子ではすぐにばれてしまうらしい。

ム「ああ・・・昨日階段でな・・・」
S「そんな豪快にこけたんかよwwだっせww」
ム「少しは心配しろよ・・・」
S「ははwwwwあ、そうそう、心配といえばさ」

ソファに倒れこむ俺を上から見下ろして彼女はいった。
686 :ムナゲ [sage]:2009/07/23(木) 01:57:39.98 ID:EiyzqAQo
S「昨日、彼女さん大丈夫だったん?」
ム「あー・・・」
S「体調悪かったんだろ?」
ム「まぁそっちのほうは元からそんなにたいした事じゃかったみたいよ」
S「そう?まぁ大丈夫ならいいんだけど・・・あたし何かまずったのかと思って」
ム「何を?」
S「ムナゲの昔話とかしてさ」
ム「あー・・・まぁお前が心配することじゃねぇよ」

俺がそういうと俺の態度が不満だったのか、彼女は目の前に腕を組んでどかっと座った。

S「んだよ、あたしも悪い事したのかと思ってたんだよ」
ム「まぁ良くある話だから大丈夫だって、だからコーヒーでも入れてくれ」

事情が事情だけに彼女に全てを話すのも気が引けるし、かといってごまかすのも何かおかしい。それに俺は腰の痛みのせいもあって、ここまで来るのに必要以上に疲れてしまっていたから、そうそうに話題を切り上げたかったのもある。今にして思えば相当に雑な対応であった。

S「んだよっ!」

彼女は床を強くけりつけるようにして立ち上がって、俺を上からにらめつける様にして言った。
S「こっちは心配してやってんだろうに!!」

そういって彼女はかつかつとコーヒーメーカーまで向かう。

ム「なんだよ急に・・・」

彼女はコーヒーを注ぎ、ソファーに戻ってきながら言う。

S「昨日のが原因でこじれたりしてたら悪いなとか考えてたんだよこっちは」
ム「だからそうじゃねぇって・・・落ち着いてくれよ・・・」

俺はそういって寝返りを打つ。その気だるそうな態度が気に入らなかったのだろう。

S「あっっそーーですか!!はいコーヒーどーぞ!!」

彼女は俺のお気に入りマグカップを来客用テーブルに強く叩きつけた。入れたてのコーヒーが俺の顔面に飛び散った。

687 :ムナゲ [sage]:2009/07/23(木) 02:10:49.15 ID:EiyzqAQo
ム「怒るなよ・・・」

結構熱かった。距離的には彼女の手の方が大量に掛かっているはずなのだが、そこは怒りで顔色ひとつ変えないあたりはある意味さすがと言った所だ。いや、まぁ関心している場合ではないんだけど。

S「別に怒ってねぇしー!あたしの心配する事でもねぇらしいしー!」

彼女はそういって無駄に大きなサウンドをたてながら管理用PCの座席に着いた。まったく、23歳にもなる大人の女性がなんとも子供っぽいのだ、と思いながらも、少し自分の態度の悪さにも反省をした。

ム「悪かったよ・・・ちょっと腰も痛いわでいらいらしてたんだよ・・・すまん」

俺は体を起こして彼女がたたきつけたコーヒーの残りをありがたく頂いた。テーブルを見ると結構な量がこぼれている。これを俺が掃除しなければならないのだなと、俺は心の中で深くため息をついた。

S「だから別に怒ってねぇってんじゃんか」
ム「怒ってるだろうが明らかに」
S「・・・わかったよ、怒ってました、ごめんね!」
ム「・・・・」

俺は彼女の恋愛事情に関してはまるで詳しくないのだが、こいつと付き合うことになる男はきっと大変な思いをするのだろうと俺は思った。

ム「シシトウはちょっとヤキモチというか、なんか複雑な気持ちになっちゃったんだって」

俺はしぶしぶ話した。昔なら彼女の機嫌がよくなる方法を真剣に模索したであろうが、この歳になるとそうゆうのはなんだか少しめんどくさいと思ってしまう。

S「やっぱりあたしじゃんか」

彼女はPCを高速でタイプする手をとめて、急にテンションが下がっているようだった。
688 :ムナゲ [sage]:2009/07/23(木) 02:13:32.00 ID:EiyzqAQo
すいません、また明日更新します;;おやすみなさい!
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/23(木) 02:18:54.96 ID:ma2TBEg0
おやすみー!
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 02:21:30.93 ID:9.Xu0B2o

腰は大丈夫なのか?
そして中尾期待
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 02:22:44.92 ID:FM6mpbUo
おやすみなさい
692 :ムナゲ [sage]:2009/07/23(木) 02:29:48.50 ID:EiyzqAQ0
iPhoneよりレス
自分も中尾さんには期待ですw
腰はもう大丈夫です!その後自宅療養する事になりまして…整体に二回行って数日休んだら治りましたw
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 02:33:59.79 ID:afm/7NMo
シシトウは、本当に繊細でいい女だな
こんな彼女がいて、うらやましいぜ
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 05:08:07.59 ID:KQApgqIo
>>692
あっそ。じゃあ中尾となれあっとけよカス
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/23(木) 06:20:39.24 ID:q.vrqMM0
>>694
えええええええええ!?
696 :ムナゲ [sage]:2009/07/23(木) 08:15:16.70 ID:EiyzqAQo
ム「だからあんまり気にする事じゃないって・・・」

俺はソファからなんとか立ち上がり、管理用PCまで足を運ぶ。ほうっておいてもいいのだろうが、プライベートな事といえども今後の仕事にも影響が出る気がしたのだ。

S「ごめん・・・」

俺はSの肩に手を置いた。

ム「彼女とはちゃんと和解したし、それに彼女は強い子だ。そんな自分の気持ちを人にあてつけて、嫌いになったりするような子じゃないよ。だから大丈夫だ」

Sは小さくうなずいた後、こちらを見た。珍しく落ち込んでいるようで、眉毛が下がっている。

S「また一緒に飲めるかな?」
ム「大丈夫でしょ、別にSは悪い事してないし、Sの事悪くも言ってなかったよ」
S「シシトウちゃん、いい子だね。あたしより大人だ・・・」
ム「お前が子供すぎんだよww」

俺がそういって移動しようとしたら、彼女の裏拳が俺の二の腕に飛んできた。

S「ばかやろ!」

いてぇ、と思ったが、その直後にその痛みは腰の痛みによってかき消された。よけようと腰をひねってしまったのが原因だろう。俺は相場に崩れるようにしゃがみこんだ。

ム「いってぇ・・・かぁ〜・・・・」
S「え?そんなに強くねぇよ・・・って腰?」
ム「ああ・・・昨日痛めたらしい・・・いてて」
S「そんなに?なら病院行ったほうがいいんじゃねぇか?」
ム「えーいいよそんな・・・」
S「よくねぇだろ、ヘルニアになったらどうすんだよ」

彼女は俺の腰辺りをさすってくれている。

ム「へ、ヘルニアは困る・・・」
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 09:08:30.14 ID:qGCgUKc0
中尾「おいおいSの熱さがカワイイじゃないか。眩しいねえ」

>>694
中尾「おいおい江守、つれないじゃないか。だが潮時かもしれないねえ」
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 09:25:25.48 ID:tm/P9tko
やっぱ登場人物全員馬鹿だ。
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 11:00:56.74 ID:BTJ6vkAO
…と馬鹿が申しております。
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 11:53:24.87 ID:sHnL7iIo
俺の中ではSを木下ゆきなに変換してwwktkしています。
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 12:26:36.81 ID:cRBwnDko
>>700
俺は何故か加藤なつきだw
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 12:48:44.33 ID:zyWxYw.0
名前じゃわかんないから写真を
703 :ムナゲ [sage]:2009/07/23(木) 12:52:20.99 ID:EiyzqAQ0
そして俺はSの指示通り帰宅し、整体に行く事になった。デスクワークは座りっぱが多いとはいえ、かなり下の方が痛い場合は座っているだけでもなかなか辛い。そういう物だった。

仕方がないので、現場の監督を彼女に任せる事にした。みんなと仲良くなる良い機会でもある。

S「翌朝には連絡して、みんなに連絡すっから」

彼女は俺の車まで見送りに来てくれていた。腕を組んで仁王立ちだ。

ム「そっちも、なんか困った事があったらすぐ連絡してくれ」

そして俺は帰宅し、整体に行った。ぶつけた衝撃で骨がずれ、筋肉が硬くなってしまっている為に神経を圧迫して痛いのだと言う。俺は腰と肩を重点的に、そりゃあもう悲鳴が出るような治療を受けた。

落ち着いた時にシシトウに連絡をした。彼女は転倒した現場にいただけにかなり心配してくれていてた。

そしてその日の夜。あの男からの着信があったのた。
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 12:55:23.53 ID:cRBwnDko
あの男・・・だと?
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 13:02:57.64 ID:zyWxYw.0
(゚Д゚)
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 13:08:42.14 ID:afm/7NMo
高校時代の元彼とか?
707 :ムナゲ [sage]:2009/07/23(木) 13:21:02.99 ID:EiyzqAQ0
ム「もしもーし」

俺が電話をとるとその男は酒でも飲んだのだろう、テンションの高いそのトーンはやはりと言ったところだった。

K「おーっす久しぶりームナゲちゃん」

確かに久しぶりだった。なんだかんだもう二週間近く連絡を取っていない気がする。

ム「久しぶりだなぁw元気?w」
K「たりめーよーwお前はどうよw」
ム「いや、俺は元気じゃないw」
K「どうしたw」
ム「腰をやっちまったw」
K「アッハッハwお前張り切りすぎなんだよシシトウちゃんとーw」
ム「違うわバカ垂れっ!w階段で転けたんだ!」
K「もっとかっこわりぃwww」
ム「てめw少しは心配しろw」

Kと居るとついこのテンションに乗せられてしまう。俺は昨日の今日というのもあって結構落ち込んでいた所もあったのだが、おかげでかなり元気になれた。やはりKと言う男は色んな意味で凄い人物だ。

K「そうそう、それでお前明日暇か?」
ム「いや、暇じゃないが腰痛いから恐らく欠勤だな」
K「そんなに酷いのか?」
ム「歩けない程じゃないよ、だが出来れば歩きたくないなw」
K「そうか、いや実はな」

Kによると、俺の自宅の方面で明日の夜に演奏の仕事をJとするらしい。それもJAZZだ。その本番時間が遅い為電車では帰れなくなりそうなので、本番が終わったら泊めてほしいとの事だった。

ム「そゆことなら構わないよ、てかJが相手とは珍しいじゃないか」

KとJが仲が悪い訳じゃないが、Jはやはりロックなイメージな男なのでそれが意外だったのだ。

K「まぁこの年でJAZZばっかやってるやつなんて早々いねぇよ、それにあいつもなかなか上手いよ。つぅ訳で頼むわw」

お店を聴いたら、俺の家から車で50分くらいの所だったので終了時間に合わせて俺か迎えに行く事になった。
708 :ムナゲ [sage]:2009/07/23(木) 13:51:39.46 ID:EiyzqAQ0
翌朝。
俺はその腰の痛みを欠勤の理由としてSに入電した。俺はせっかくの休みを活かして寝坊気味だった為、電話を入れた時には彼女はすでに会社の近くを歩いているようだった。

S「わかった、腰は本当大事だし、じゃあ無理をせずしっかり自宅療養してな」

もちろんそのつもりだ。日中はちゃんと。まさか夜に友人が泊りにくるなんて言えはしない。

S「J達が来るからって、はしゃぎ過ぎたら怒っから、まじ」

釘をさされた。

ム「なんでそれを知ってるんだ…」
S「Jから聞いた」
ム「お前ら仲いいなぁw」
S「Jはダチで、ムナゲが上司で、状況を聴けばそりゃあ連絡あるに決まってんじゃん」

彼女はかつかつとヒールの音を立てながら歩いて居るようだ。たんたんと述べるその姿勢に威圧感すら感じる。

ム「そうかなぁ…仲良くなかったらそんな連絡とんないんじゃない…」
S「さっきの説明で不満があんならどうぞ」
ム「いえ、ないです」
S「明日には来てもらわないと困るから」

そうだった、明日は先方に出向かないといけないんだった。

ム「わかった、とにかく早く治すように頑張るよ」
S「本当にヘルニアになったら大変なんだから、無理は絶対すんな?」
ム「うん、ありがとう」
S「んじゃまたねー」
709 :ムナゲ [sage]:2009/07/23(木) 14:03:33.89 ID:EiyzqAQ0
と言う訳で晴れて欠勤となった俺は自宅で悠々自適に過ごす事が出来た。自宅PCで更新をし、アニメを見まくり、趣味の音楽をたくさん聞いたり、エロ画像を集めたりした。

ここ最近はSがいてくれるお陰で俺の仕事量が大分減った。基本的には週5出勤すれば余裕だ。やはりそういう存在はどの組織にも必要なのだなと思った。

そして夜。俺は現地に二人を迎えに行く時間になった。
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 14:53:28.24 ID:3s6tEoAo
エロ画像集め?
シシトウのはありませんか?
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 15:19:58.63 ID:zyWxYw.0
俺はTのでいいよ
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 15:29:25.57 ID:qGCgUKc0
アッキーラ「おいおい寺生まれかい?」
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 15:40:28.79 ID:zyWxYw.0
 私は慄然たる思いで机の引出しから突如現れたその異形の物体を凝視した。
それは大小の球体を組み合わせたとしか言い様の無い姿をしており、狂気じみた
青色が純白の顔と腹部を縁取っていた。這いずり回るような冒涜的な足音で私に
近付くと、何とも名状し難き声で私と私の子孫のおぞましき未来を語るのであった。

「そこまでだ」聞き覚えのある声だった。
Tさんは何か呪文のようなものを唱え「破ぁ!!」と叫んだ
すると異形の物体をしたものは愚か、机さえ粉々になっていた。

「人々を混迷に陥れる道具を使われてはこまるんでね」

寺生まれってスゴイ 改めてそう思った



の、Tさんじゃねーよww
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/23(木) 18:12:04.64 ID:b4/K4fwo
フイタwwwwwwwwww
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/24(金) 15:18:03.37 ID:ynaVpws0
KとJのセッションと聞いて「まばゆい誓い〜 GとJ〜」などと歌いだしてみる。
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/24(金) 21:03:49.95 ID:I.r8yoAO
>>715
Gって・・・・
まさかゴk・・・

いや、何でもない
スマンかった
717 :ムナゲ [sage]:2009/07/24(金) 22:04:05.12 ID:l1gR6xg0
お疲れ様です。すこしばかりですがまったり更新します!
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/24(金) 22:16:56.58 ID:WNZo5Zs0
中尾「おいおいジャストのタイミングだねえ」
719 :ムナゲ [sage]:2009/07/24(金) 22:34:27.59 ID:l1gR6xgo
俺がお店についた頃には一般のお客様は大方帰られている様子で、ちらほらと関係者がいる程度だった。

このお店はマスターのキャラクターが大変人気で、働いている人も含めて、マスターに惹かれて集っている含みがある。

俺はさっそくKに入電し、真夏の蒸し暑い夜風に身体をさらさないよう、エアコンを最適に利かせた車内で待つことにした。何も暑い、というだけではない。ここら辺はやぶ蚊が物凄い多く、汗ばんだ状態で外に出ようものなら物の数分であちらこちらがパンパンになってしまう。ただでさえ腰痛でその身動きに制限が掛かっている状態だというのに、余計な体力を奪うような真似は極力避けたいというのが本音だ。

数分たってもK達はなかなか現れない。
こういう時は大抵そうなってしまうのだが、あいさつやら片付けやら、その他もろもろの事項によって迎えに来た方は待たされてしまう。俺はKの性格的背景やら店内の様子などを考慮して、待たされる事はあらかじめ予想していた。時間つぶしにもってこいという事で、先日買って来たばかりのCDを静かな音量で流し、リクライニングを最適にセットした上で、その目先に広がる星空を満喫していた。

コツコツ

その車の窓を手の甲でノックしたした際に発生する独特のサウンドで俺は夢うつつから目覚め、体を起こすと、意外な人物がそこにいた。
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/24(金) 22:47:15.47 ID:FjLCUiw0
初めてのリアルタイムktkr♪♪
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/24(金) 22:49:14.50 ID:ypbBgWM0
Tか?
722 :ムナゲ [sage]:2009/07/24(金) 22:49:43.08 ID:l1gR6xgo
ム「ん・・・あれ?」

T「やっほww」

そこに居たのはTだった。相変わらずお美しい。Kと付き合うようになってから、お子様具合がすっかり取れて清楚な印象になった彼女は、その星空の下でひときわ美ししい。

ム「あれ・・今日来てたの?」

Tはニコっと笑って、髪の毛を掻き揚げ、まとめた。

T「そwwついてきちゃったwwついでにゲストでちょっとだけ参加したんよww」

そういうとTは車の後部座席のドアをあけ、持っていたフルートと鞄を置くにしまいこんだ。

ム「今日はフルートなのか」
T「サックス重たいし・・・wwだからボサだけ吹いたww」
ム「なるほどな・・・ドラムは誰だったん?」
T「U君ww」
ム「おー!Uか!いんの?そこ」
T「多分まだおるよwwあっちの車がU君のやってww」
ム「ちょっとちょっかいだしにいこうぜww」
T「ええよww」

そういって俺達は下車し、暗がりの中お店の前に止まる車を目指した。
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/24(金) 22:58:41.06 ID:shwX1Xgo
あれ?? おちてる??
724 :ムナゲ [sage]:2009/07/24(金) 23:01:33.26 ID:l1gR6xgo
ム「へいっUー!!」

俺がそういって車の近くで叫ぶと、トランクに楽器を詰め込んでいるUとJがいた。

U「あー先輩wwおっつかれさまっすwwひさしぶりじゃないですかーww」
J「あ、お疲れ様です」

Uはそういって荷物を置くまで入れきると、俺の二の腕あたりをぽんと叩いて肩まで手を回してきた。

ム「久しぶりだなwwもういいのか?腕は」
U「おかげさまでww今日が復活一発目っすww」
ム「JAZZでよかったなww」
U「ロックだったら死んでますよww」

そういってUはJから手渡されたスタンド類を次々に詰め込んでいく。

ム「んで、今日はどうだった?」
U「んーまぁそこそこ良かったんじゃないですかねー?Tちゃんのフルートも聴けたしww」
T「ありがとーww」
J「あ、今日はKさんアコベなんすよ」
ム「アコベ!?流石に車にはいんねぇよ・・・」
J「そう、それなんで、一日置かしてもらって明日取りに来てって感じにしたいってKさんが・・・」
K「おーうムナゲ!!」
ム「おうK!今聞いたけどアコベなんだって?」
K「マスターには話つけてきた、だから明日またここまで送ってくれww」
ム「そうゆう事情なら仕方ないが、俺は便利屋じゃないんだぞ」
T「ムナゲはやさしいもんねーww」
U「さっすがせんぱーいww」
ム「ぐ・・・」

725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/24(金) 23:02:43.67 ID:shwX1Xgo
あれ?? おちてる??
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/24(金) 23:04:23.72 ID:aVwmCRM0
あれ?? おちてる??
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/24(金) 23:04:54.24 ID:shwX1Xgo
落ちた?

728 :ムナゲ [sage]:2009/07/24(金) 23:14:23.01 ID:l1gR6xgo
ここでさらっとU君の説明を。

UはJの同期だ。かなりすばらしいセンスを持つドラマーで、元気いっぱい、ちょっとだけ脂肪が気になるが健康的なソフトマッチョマンだ。

ちょっと前、駅構内の階段を踏み外して転倒してきた若い女の子をかっこよく受け止め、その反動で自分は転落して腕の関節を痛めた。腱をいためてしまった為にしばらく腕を使うなという事でドクターストップが掛かっていたのだ。

なんとも彼らしいというか。
ジャズは割りと脱力する事が重要で、しかも今回は狭い室内なのでボリュームも求められない。調整にはもってこいの本番だったという事だ。

という訳で人がおおくごちゃごちゃしたが、何とか荷物も全て詰め込んで出発。Uは自家用車で翌日の為に帰るという話だった。

そして俺は運転席に乗り込んだ時点でふと気がついた。

ム「あれ?んじゃTはどうするんだ?」

バックミラー越しにTの表情を伺う。彼女はなんのまよいもなさそうな、屈託の無い笑顔である。

T「え?wwとまっちゃだめ?ww」
ム「え?今日はそういう話なのか?」

同じく後部座席に座るJがこちらをみる。

J「そうゆう事らしいですよww」

すると助手席に座るKが勝手に車内オーディオのボリュームを大きくしながら、俺の肩に手をまわしてきた。

K「まぁ硬い事いうなよww」

まぁこうなる事は大方予想は出来たのだが。

ム「別にかまわんよ、んじゃ出発ね」

という訳で四人は我が家に向かった。
729 :ムナゲ [sage]:2009/07/24(金) 23:33:42.55 ID:l1gR6xgo
しかし本番もあけてお酒も入っているこいつらのテンションはかなり高い。エアコンの利いた車内でまったりしていた時間の長かった俺には、まるで熱帯低気圧に吸い寄せされる寒冷高気圧のようにその勢いを奪い去っていかれる印象だ。それも三対一ではどう考えても分が悪い。俺はこの若干低いテンションを利用して夜空にたそがれながらゆっくりウイスキーでも楽しみたい気分なのだが、そうはさせてくれそうにない。

K「しっかしこれかっこいいな!なんてアーティスト?」
ム「これはRH Factorだね」
K「焼いてww」
ム「わかったよwwだから落ち着けよww」

俺達はそんなKのハイテンションぶりにつき合わされながら夜道を進み、道中なぜかお酒を購入して俺の家についた。時刻はすでに一時を回っている。

ム「結構いい時間だな」
K「ばかいうなよ、これからだww」
ム「ちょ、俺明日会社が・・・ww」
K「俺はしらんww」
ム「あのww」
T「少しくらいええやんww」
J「Sには報告しないでおきますからww」
ム「てめぇww」

という事で家につくなりこのメンバーで飲みなおす事になったのだ。
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/25(土) 01:31:27.23 ID:Q5eNJ3.0
>>721
良く分かりましたね!
自分はこんな所まで彼女がついて来るとは思いませんでした

>>725 >>726 >>727
今日は不安定ですね…困ります

と言う訳で明日また更新をさせて頂きます。
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/25(土) 08:11:14.16 ID:rqZlKEDO
>>729
ある程度のとこで改行してくれると読みやすいよ。
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/25(土) 09:09:20.10 ID:0bu1QoQ0
スレ一覧から消えた・・・だと・・・?
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/25(土) 14:18:14.39 ID:osmwzroo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/operate/1152262275/631

でスレ一覧に再登録をしてもらいましたー

ムナゲの報告が毎夜の楽しみなんですー

734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/25(土) 22:51:03.55 ID:zzpqrrc0
ムナゲちんこんばんは。
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/26(日) 08:21:08.02 ID:RQbVLoU0
ちんこ言うなww
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/26(日) 20:48:20.37 ID:/4WVzZg0
匿名「ムナゲは仲良くやってるかねえ」
737 :ムナゲ [sage]:2009/07/26(日) 21:27:12.52 ID:qcCYrywo
みなさんこんばんわ!おひさりぶりです。
ちょっと立て込んでまして・・・更新遅れて申し訳ないです;;

再登録ありがとうございます!!!

では更新して行きます!
738 :ムナゲ [sage]:2009/07/26(日) 21:36:21.02 ID:qcCYrywo
自宅に到着して深夜の居間に連中を案内した後、俺は一番に風呂を沸かした。ライブ明けだとしたらお風呂にゆっくり浸かりたいだろうし、後だと例によってめんどうくさくなってしまうからだ。

T「わwwわんわんおるww」
K「うお、でっけぇなww」

我が家の黒ラブが小屋越しにお出迎えだ。大抵の客人だとうるさくほえるのだが、なぜか今日はあまりほえない。

T「おとなしいんやねーww」
ム「普段は知らない人が来ると結構ほえるんだけどなぁ」
K「Tに惚れたんだなww」
ム「女の子だけどな・・・ww」
J「はははww」

俺は手際よく自室を簡単に掃除し、みんなを招きいれた。

T「おーww」
K「おー、なんかすごい事になってるなww」
J「スタジオですねww」

自室はキーボード、PCとモニター二台、モニタースピーカーが二発、部屋の一角を選挙している。それ以外は散らかっているだけで、一人暮らしのときの遺産である冷蔵庫が設置してある程度だ。

J「モニターは二発なんですか?」
ム「ああ、デュアルモニタリングしてるんだ」
K「PCオタクじゃねぇかww」
ム「アニメとかもいっぱい入ってるぞww」
T「へーwwアニメとか見はるんww」
ム「おうww」
K「やめとけ、結構まにあkk」
ム「そんなのはねーよww」

一人暮らしの遺産のローテーブルにそれぞれお酒を広げ、俺達はのみはじめた。
739 :ムナゲ [sage]:2009/07/26(日) 21:45:35.93 ID:qcCYrywo
最初は今日の本番についての感想やら様子やらを聞いていた。本人達としてはなかなかの出来だったようで、満足そうな顔が見れた。仲間としてはうれしい限りだ。

飲み始めてしばらくして、Tが入浴する事になった。俺は一階まで着いていった。

ム「んでここひねればこうなるから、あとシャンプーは適当にそこらへんのをね」

Tは浴室を見渡しながらいった。

T「はいよーwwありがとうww」

俺はその姿を鏡越しに見ながら、バスタオルとタオルを置いた。

ム「Kとうまく行っているみたいだな」
T「まぁまぁねwwでも喧嘩とかもするよww」
ム「そうなの?なんか意外だな」

俺がそういって出て行こうとしたら、彼女は俺のTシャツを後ろからつかんだ。

T「後で前みたいに話そうねww」

俺は一瞬考えたあと、おう、と答えて扉をゆっくり閉めた。

前みたい、というのはおそらく四人で飲んだときの夜の事であろう、と思った。あの夜、俺は始めてTの核心に触れたような気がした。おそらく飲み会で一番重要な出来事だっただろう。

俺は階段をゆっくり上り、部屋の扉を開けると、先ほどまでローテーブルに居たはずの二人はPCの前に張り付いていた。

ム「なにしてんだよ」
K「いや、エロ画像さがしてんのww」
ム「ちょwwてかJ、お前とめろよww」
J「すいませんww自分も興味がww」
K「お前、二次元派だろ?ww」
ム「ば、ばかいってんじゃねぇww」
J「先輩・・・」
ム「そこひいてんじゃねぇよww勝手にさわるな!!」
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/26(日) 21:50:36.26 ID:KvHsP1k0
ムナゲ…お前、シシトウという人が居ながら…

お前は俺を怒らせた…

jとkにエロ画像見つかってTの前で公開上映会されて挙句の果てにシシトウにばらされちゃえばいいんだ!
741 :ムナゲ [sage]:2009/07/26(日) 22:12:15.58 ID:uYwOwjY0
俺はなんとか2人をPCの前から引き剥がし、酒を手に取らせた。

そして話題はSの話題へ。

J「Sが怒ったら本当怖いですからw」
ム「ああ、あれは手をつけられないw」
K「なぁ?」
ム「ん?」
K「お前らのさっきから言ってる、そのSって誰なんだ?」

Kのこの質問から始まって俺とJはSと言う人物について説明した。

ム「てな感じで、事務とかそうゆう事やってくれてるんだ」
K「それでお前はこうして自宅療養出来るんだな」
ム「マネージャーみたいなもんだからね、こゆとき助かるよ」
J「頑張ってるみたいですね」

この後KによるSと言う人物について質疑応答が始まり、Kは状況を飲み込んだ。
彼とはしばらく連絡を取っていなかったから、お互いの身辺状況の変化が全く把握出来ていなかった。実の所、あれから2人がどうなって居るのかも聞いていないくらいだった。

話は徐々に先日の飲み会の話になった。そしてそこで腰を痛めたと言うエピソードをKに伝えた。

K「だっせぇなw」
ム「良く言われるw」
J「でも先輩、結局大丈夫だったんですか?シシトウは…」
K「ああ、それは俺も思ったな。ようは嫉妬なんだろ?」
ム「まぁそんな所ではあるけど…」
742 :ムナゲ [sage]:2009/07/26(日) 22:27:42.12 ID:oar5irc0
>>740
わ、わたしが何を…


俺は2人に、シシトウが俺に話してくれた事を伝えた。

K「シシトウちゃんはいいこだなぁ、お前と違って」
J「なんかすみません…俺が余計な事を言ったから…」
ム「それは違うよJ。話を聞けてよかったと思ってるし、シシトウもそうは思ってないはずだよ」
K「しかしそれ大丈夫なのか?ちゃんとしておいた方がよくね?」

Kは新しいボトルを手際よく開け、自分のグラスに注ぎながら言った。

ム「ちゃんとって?」
K「いくら物分りがよくても、気持ちとかそう簡単にどうにかなるものじゃないだろ?この先大丈夫なのかよ」
J「そうですねぇ、また同じような事があってもって感じですよね」

俺は2人の言っている事が一瞬でもわからなかった自分を恥じた。

K「嫉妬とかし出したら簡単にはすっきりしないって話。そのSによってシシトウが苦しむのならお前が何か考えないといけないだろうよ。もちろんSが悪い訳じゃねぇぞ」
J「仕事場仲間だから余計に難しいとは思いますけど…」
K「ただの仕事仲間だったらああは思わないだろうし、てかお前、今日Tがここに来てる事ちゃんとシシトウに言ったか?」
ム「あ…」

Kは、これだよ、と言わんばかりにあきれ顔をしてみせた。そして自分のグラスに残ったビールを飲み干して、俺とJのグラスにビールを注ぎながら言った。

K「そうゆう細かい所だけどよ、急に決まった事とはいえ、メール一軒入ってたかそうじゃねぇかってだけで大分変わるもんだろうよ?後で思い出したように言われたら、複雑な気持ちにもなるだろうし」

743 :ムナゲ [sage]:2009/07/26(日) 22:39:50.44 ID:Q.0U99E0
俺は返す言葉がない。

K「呼んでくれれば行きたかったのにーとか言われたらどうすんだよwそゆ所から信用つくっとなかいと、オフでシシトウといる時Sから電話あったら、嫌がると思うぜー?」
J「仕事の話とはいえ、距離感近いですしね」

言う通りだな、と思った。俺が逆の立場ならきっと嫉妬で平常心を失うだろうし、仕事も応援しづらくなってしまうなと思った。

K「ま、出来る気遣いはしてやれよ。どうせ俺らが気を回し過ぎたって向こうからすれば足んないと思ってるだろうしなw」

そういってKはまたグラス並々のビールを一気に飲んだ。

J「まぁでも気を使うのって難しいですよね。仕事から知り合った友人ならともかく、逆ですからね」
ム「そうだな、ちょっと考えて、気をつけてみるよ」

そういって俺は携帯を取り出す。今更ながら、シシトウにメールを入れておこうと思った。

K「いい歳こいて…指導されてんじゃねぇよw」
ム「うっせw」
J「さすが恋愛マスターw」
K「所でJはどうなんだよw」
J「え?」

まずい、と思った。KはJがTを好きだつた事を知らないのだ。
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/26(日) 22:46:54.00 ID:MYZ3QOM0
匿名「ムナゲお疲れ。おいおい今日もwwktkじゃないか」
745 :ムナゲ [sage]:2009/07/26(日) 23:06:41.24 ID:5dww4nQ0
俺はメール作成中だった携帯を焦ってテーブルの上に置き、何故かテーブルの上を整理し出している。

K「え、じゃなくてさーJの恋愛だよw彼女とか好きな人とかいねぇのかよw」

すまんJ。俺はお前を助けてやりたい気持ちは山々なのだが、なんていって良いのかわからないんだ。話題のそらし方も俺には甘く出来ない…

J「いや、まぁ好きな人ならいましたけど…」
K「おー誰?w俺知ってる?w」
J「知ってますね」
ム「そ、そういえばお風呂遅いなぁー!
K「ちょいもったいぶるなよw」

俺の話題そらしは見事に肩透かしをくらい、俺の努力は実らなかった。KはJの肩に手を回して完全にイケイケモードだし…これは…。
意外にもJの方が落ち着いており、テンションの高いKの押しを冷静に受け止めている。たが口を割るのも時間の問題だった。

K「なぁ興味あんだよw Jがどんなの好きなのかw」
J「いいですけど…色々秘密にして下さいよ?」
K「ああするするw」


J「Tです。」

K「…え?」
J「Tを好きでした」

T「ただいまー!……あれ?」

部屋が凍り付いた。
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/26(日) 23:15:59.03 ID:MYZ3QOM0
匿名「おいおい修羅場じゃないか・・・」
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/26(日) 23:21:02.91 ID:ShWBiMDO
いつものムナゲならここで止めるパターンだな
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/26(日) 23:32:06.51 ID:US26EQ20
ふひひwwwwww
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/26(日) 23:33:40.73 ID:oA57er60
>>747
そんなこと言うから止まっちゃったじゃないか!!
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/26(日) 23:34:40.70 ID:5Jg4gdgo
まだだまだ終わらんよ!
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/26(日) 23:43:01.02 ID:OYv6FkAO
ムナゲって一人暮らしで金ないって言ってるのに、一戸建てに住んでてラブラドール飼ってるとかどんだけ金持ちなんだょ。。。
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/26(日) 23:56:00.69 ID:MYZ3QOM0
匿名「過疎化したかと思っていたら、みんなちゃんといるじゃないか」
753 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 00:20:38.78 ID:Q2LlshI0
>>751
今はもう一人暮らしをやめて実家なのです。実家は一軒家で犬がおります!が個人的資産はかなり少ないです…

今少し作業をきておりまして、時間が出来たらまた更新します!

今日は人がたくさんいてよかったw
754 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 00:41:31.20 ID:Q2LlshIo
T「あれ?・・・」

部屋は沈黙に包まれている。

Tは最初、会話によってこの状況を把握しようとしたようだが、みんあのあっけに取られた表情から何かを読み取ったらしく、言葉を発しようとしたのをやめ、罰が悪そうに静かに扉をしめ、俺のベッドの上に座った。
お互いに目を合わせようとせず、困り果てたKは上を向いて髪の毛をタオルドライしていた。

ム「おーおかえりTww」

最初に我慢が出来なくなったのは俺だった。

T「あ、ただいまwwいいお湯ありがとうww」

俺達のテンションは少し高い。これをまさに空回りといわずしてなんと呼ぶのであろう。
Jは「ほらいわんこっちゃない」と言った表情でKを見ている。お前が聞き出すからだぞと暗に言っているのだろうが、本人がこの姿勢とは流石である。
むしろそれを聞き出してしまったKは、後輩であり友人でもあるJに対してなんとコメントしていいのか困り果て、その瞬間のTのご帰還により完全にタイミングを逃し、口をパクパクさせている感じだった。

ム「なんたって一番湯だからなww」
T「ありがとうww一人暮らしだとついシャワーで済ませてしまってww」
ム「それはよかったwwえーっとじゃあ次だれか入る?ww」

俺は二人を見た。Jはすっかりあきれ返って頭をかいているし、Kにいたってはフリーズ状態だった。Jがため息をついたのをきっかけにKは活動を開始し、

K「あ、んじゃ俺いってくっかなww」
ム「んじゃ俺使い方おしえるよ」
K「あー大丈夫ww適当にやるからww」

そういってKは足早に部屋を後にした。
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 00:41:59.81 ID:/xVuRYAO
>>753
そうだったっけΣ (゚Д゚;)
ごめんムナゲは一人暮らしだと勘違いしてた。。。
更新ゆっくりでいいからね
では私はROM専に戻りますノシ
756 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 00:49:08.56 ID:Q2LlshIo
Kが部屋を出てすぐに俺とJは顔を見合わせた。いやー、それにしても気疲れする空気であった。

J「流石におどろいてましたね」

Jが口を開く。こういった状況下でこうも平静を保っていられるとは。Jは意外と大物なのかもしれない。

ム「ま、まぁ、そりゃ驚くよなそりゃぁ・・・しかもあのテンションだと」

そう話している最中、俺の背中をTがちょんちょんとその脚でけづいた。

T「ねね、どないなはったん?」

Tはちょっと心配そうである。

ム「いやー、別にたいした事じゃないよ!うん、まぁ気にするな?」

こうゆう時人間はみんな同じようなリアクションを取ってしまうんだなぁ、とつくづく思う。

T「そう?でもきにするないうても・・・」
J「俺の好きな人は誰だって話になったんだよ」

Jが口を開いた。彼の態度はまるで「何をこの程度の事で」といわんばかりである。

T「そうなん?え、でだれだれww」
J「Tがすきでした、って答えたよ」
T「え・・・ちょっ・・・え?」

そしてまた少々の沈黙が訪れた。
757 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 00:50:31.41 ID:Q2LlshIo
>>755
自分がわかりにくかったのがいかんのです。
これからも懲りずにたくさんレスつけてやって下さいww
仕事から帰ってきた後、よぉおし更新するぞーといった具合に
かなりモチベーションになりますww


758 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 01:00:11.81 ID:Q2LlshIo
まったくこんな事にも気付いていなかったなんて、この女は。
と今まさにその口からこぼれ出るような形相と態度で、Jはグラスについであった残りのビールを飲み干した。そしてそばの冷蔵庫からオレンジジュースを取り出して、カシスオレンジを作り始めた。

J「まぁでも昔の話だし、今がどうって事じゃないから、あんまり気にされるとこっちも困るっていうか」
T「え、あ、うん・・・」
J「俺はK先輩との事も応援してるし、だからって隠すことじゃないだろうなって思ったからいっただけだから。ねぇ先輩」

Jは一瞬だけ俺の方へ目をやった。こんな振りなないだろうと思いながらも、この状況を打開する為に俺は買って出てやった、

ム「そうそう、Jは応援してるんだよー」

俺の精一杯の器量の少なさに涙も出ない。

T「え、じゃあいつからなん?」

Jは自分の作ったカシスオレンジを中に入った氷を指で回しでかきまぜ、一口飲んで味を確認していた。

J「一年は立つかな」
T「そんなにっ・・・」

Tは肩にかけてあったタオルを驚きのあまり口にかぶせてしまっている。
いや実際彼女がにぶいのかどうかは別として、仮にもしJの気持ちに気付かないフリをしていていたとしても、まさかそんなに長い間想われ続けていたとは思いもしなかったであろう。長ければ長いほどそれが日常的になり、よりその気持ちに気付きにくくなる。

T「なんか・・・ごめん・・・」

Jはカシスオレンジをぐっと飲んだ。
759 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 01:08:34.41 ID:Q2LlshIo
J「あやまらないでよ、なんか振られたみたいじゃん」

Tはばつが悪そうにしている。なんともタイミングの悪い愛の告白だろう。昔のTならばこんなものは物ともしなかったかも知れない。それを受け止めるだけの余裕なんてなかったかも知れない。
だけどTは変わった。今は優しい恋する女の子だ。こうして重い空気になってしまうのも、彼女なりにしっかりと考えている証拠であろう。

ム「まぁJもそういってるし、気にしないって事でこの話は終わりでっ」

俺はなぜかその場を立ち上がって冷蔵庫の前に来ていた。

ム「T、なんかのむ?」

彼女はまさに不意をつかれたといった様子だった。ベッドで下向きになっていた顔をこちらにむけ、ちょっとおどろいている。

T「あー、じゃあカシスオレンジもらおうかなww」
ム「はいよー一丁」

そういって俺はカシスオレンジを作り始めた。作業途中、目の前のJを目があって、お互いに何を言いたかったのかは分からないけれどもアイコンタクトをした。

J「それより先輩はシシトウにメールしました?」
ム「あ、やべ」
J「すぐしてあげて下さいよ」
ム「わ、わかってるよ」
T「シシトウと何かあったん?」
ム「いや別になにかあった訳じゃ・・・」
J「喧嘩したんだって」
ム「ちょおま」
T「どんなん?ww」

なぜかJからの攻撃を受けている気がした。
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/27(月) 01:12:25.15 ID:dv.Y1oAO
間違いなくJは大物
761 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 01:19:53.58 ID:Q2LlshIo
俺は手短に、Sという人物と一緒に働くようになったいきさつと、俺とのつながり、そしてその事をシシトウにちゃんと伝えていなかった話や、前回の飲み会であった話などを話した。

その話が終わる頃にタイミングよくとは言えないがKが戻ってきた。

T「へーそんな事があったんやねーww」
ム「そうなんだよー」
T「まぁ知ってたけどww」
ムJ「え!」
K「えー何何ww」
J「さっきのシシトウとの話ですよ」
K「あーあれね、ってか知ってたって?」

Tは目をそらして、指を一本立てている。

T「ってゆーかぁ、シシトウと電話して、ちょっと聞いてたんよwwそのSって人がいてねーってww」
ム「そうだったんか・・・じゃあ飲み会の話も・・・」
T「ん、それは今知ったww」

Tは先ほど渡したカシスオレンジをおいしそうに飲んでいる。

ム「まぁそれで、連絡を入れておこうかなって、Tもきたし」
T「なるほどねーww事前に分かってれば来たがったかもしれないよねーww」
ム「知らなかったんだもん・・・」
K「そりゃだって俺言わなかったもんww」
J「まぁそうなってるって知らなかったらそうなりますよね」

Tはカシオレをそこらへんにおいて、ベッドと床を利用してストレッチをしだした。Tシャツから覗くおなかとおへそがエロい。

T「まぁムナゲは悪くないんちゃう?女だったらヤキモチも焼くもんやてww」
762 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 01:28:41.27 ID:Q2LlshIo
ム「そういってくれると、少し気持ちがらくだ・・・」

Tはおなかが見えている事等気にしないといった様子でストレッチを続けている。さっきは気付かなかったのだが、しっかり薄手のスウェットを履いてる。鞄にお泊りグッズがちゃんと入れてあったようだ。あらかじめ泊まる気満々だったのは明白だ。
そのスウェットがちょっとローライズで、俺のフェチズムを刺激するその骨盤が至高だった。

話がそれた。

まぁつまり、こういった所に気を使わないというか気付いてないのかは分からないのだが、そうゆう所が天然たるゆえんでもある。話をしながらであったも、結構しっかりストレッチに集中しているその謎さとテンポ感が彼女らしい。

T「うちも大変なんよーwwねぇK君ww」

彼女はストレッチを続けながらいった。俺とJの視線が集まると、罰が悪そうな顔をしているKが居た。

T「うちのだんなはようおモテになるから気をつけんとww」
K「は、は、何いってんだよww」

Kのうろたえ方から、なにか一山あった事は想像できる。先ほど俺にえらそうに説教していたのがきいてあきれる。

J「みんな色々事情があるんですねー、という訳で俺もお風呂もらっていいですか?」

という訳でJはお風呂に向かった。

Jがお風呂に向かったのを確認すると、Kがすすすっとこっちに近寄ってきた。
763 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 01:30:05.84 ID:Q2LlshIo
という訳できょうは寝ます!また明日更新できたらしますのでよろしくお願いします!
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 01:39:23.56 ID:ri6UBn2o
TのTシャツって一瞬訳わからなくなった
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 01:51:35.74 ID:K1C12cDO
なんか、みんなムナゲの生殺しに慣れてしまったんだろうな。
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 03:05:58.31 ID:TPZ/8sc0
>>765
んなわけあるかいw 毎回生殺しに悶え苦しむ俺ですよww

いやなんかね、うおーっ早く続きをー!!とか書くとムナゲ急かすみたいで悪いかな、と。

みんなもそうだろ?あれ?違う?そうですか…
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 03:28:44.88 ID:oSYtD6AO
4Pマダー?
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 05:16:39.54 ID:bvatrPg0
>>766
そんな感じwww

あのさ、ここの住人て30歳前後多くない?
ストーリー展開がかつてのトレンディードラマを見ている様でたまらなく楽しい

あれ?違う?おじちゃんは出勤の支度します
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/27(月) 07:33:03.80 ID:2aaDXw60
>>768
男子校に入って鬱に浸ってる高校生が通りますよー

この恋愛小説のような展開…俺にはダメージがデカ過ぎる…orz
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 07:40:08.30 ID:A0GfgcAO
ムナゲに聞きたいんだけどJや社員Bさんはギターやってるんだよね?


俺一応スタジオミュージシャンとかになりたいんだけど彼らは専門学校か音大とかでてるんだよね?
楽器はちがってもやっぱりプロなのでムナゲの事はとても尊敬してます。


長文&駄文でスイマセン
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/27(月) 08:59:47.58 ID:GeoFtNo0
>>770
おはようございます。その通りです。特にBは他にもレコーディングに参加しているようです。

特定材料になってしまうので名前は出せませんが、わたし達は同じ音楽学校で知り合いました。そして今では仕事仲間です。

スタジオプレイヤーは職人と言えます。高い演奏技術はもちらん、相当な知識量も求められます。
現場ではその日会ったばかりのプレイヤーと最高の演奏をしなければなりません。言葉という「共通のツール」を使って人々がコミュニケートするように、音楽にも理論等の共通のツールがあります。
それを理解して尚回数を踏んで訓練する事によって、音楽的なコミュニケーションが出来るようになっていきます。現場慣れとはこういう事です。
とりわけギター、ベース、ドラム、キーボードは覚える事が群を抜いて多いです。サックス等足元にも…
ボーカルのバック等で様々なジャンルを演奏しますからね。その知識を演奏出来てやっと使えるといった所です。
また曲の最初から最後まで演奏し続ける彼等は高いコミュニケート能力が必要不可欠です。それは回数をこなして行く事以外では鍛える事が出来ません。

そういった背景からも、音楽専門教育機関は本気でプロを目指すならお進めできます。特にバークリーメソッドは必ず理解すべき内容でしょう。特にグルーヴ等は体で理解しなければなりませんから、そういった環境はなかなか他にはありません。友人も沢山出来ますよ。
しかし卒業しても社会的な資格はないような物なのでその点が一般大学より大分不利でしょう。周りからの理解が得られなければ、音楽家を目指す者は遊んでいるようにしか見られない事か多いので、メンタル的にも色々消費するでしょう。

ですがこれほど楽しい世界はないんじゃないかと思えるくらい楽しいですよ!日々刺激的です。

偉そうに駄文長文失礼しましたが、前向きに捉え、素晴らしい音楽ライフを迎えれる事をお祈りしております。
772 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 10:22:38.71 ID:hDMB24c0
上の名前入れ忘れた
ムナゲでした
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 11:14:44.87 ID:7H1lY9oo
23で会社で読んでる俺がきましたよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
親友が俺が好きだった女(しかしそいつはそれを知らん)と付き合ってるって聞いたときのことを思い出したよ…




まぁその後奪ったんだが。
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 11:55:42.80 ID:syKnRmgo
オイラも、こっそり会社で読んでる。
え〜と、年齢が40なのは内緒。
パー速に移る前に、スレタイ替えたら?って言ったのも内緒。
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/27(月) 13:59:14.07 ID:EwO5gjY0
ども。大学生23の俺です。
1スレ目が立った日から粘着してるのは内緒。約束の場所にMが来る?来ない?キター!!とか言ってた頃が懐かしいw

毎日更新が楽しみで楽しみで、もはや生活の一部ですよw 今では彼女と仲良く見ています。
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 14:08:57.53 ID:IXt4/2co
36歳の会社員です
大学時代は軽音部でドラムやったりしてたので、報告の節々に出てくる専門用語に懐かしさを感じています
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 16:32:17.16 ID:I67BjF2o
何で自己紹介スレになっているんだよwwwwww







と18の浪人生が言ってみる
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 18:48:26.87 ID:811ZfT6o
Jはなかなかの暴れん坊
779 :770 [sage]:2009/07/27(月) 19:41:44.93 ID:A0GfgcAO
ありがとうございます!

学校のパンフレットと違って生の声が聞けて(拝見できて)よかったです。

学費が高いので独学+ギター教室に通おうかと思っていたんだけどやっぱり人との繋がりという点では専門学校はいいですね。

来年地方から上京して頑張ろうと思っていた所なのでよりいっそうためになりました。

また何か質問があればするかもしれませんが許して下さい。
780 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 22:10:20.56 ID:Q2LlshIo
ただいまです!
みなさまたくさんのレスをありがとうww

>>773
奪うとは・・やり手ですねww

>>774
お世話になりますww今後もよきアドバイスをww

>>775
ありがとうございます!あの時が懐かしいですねwwあの不幸空気から・・・ww
彼女様との今後も応援させて下さい!

>>776
ドラムいいですね!主にどんなジャンルを?

>>777
18!若い!羨ましい!ww
わたしの持論は、人生の勝者はきっとマイペースに生きたやつだ、ですww

>>778
地味でさえないやつかと思っていたら・・・結構タフな男でした

>>779
あくまで一個人の意見だと捕らえていただけると助かります。
やはり仲間が居れば、自分の気付けなかったことや、触発されたり、紹介で新たな境地が開けたりして楽しいですよ!
自分はギタリストだと、以下の人が最近好きです。
・ラリー・カールトン
・ウェス・モンゴメリー
・エリック・クラズノー(LettusのLive盤は必聴です)
・アルマッケ(カッティングの天才職人です)
好みあると思いますが、様々なジャンルが楽しめますよww



それでは更新を始めていきます!
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 22:12:57.39 ID:8coHwgE0
匿名「おいおい中の人なんているわけないじゃないか。ムナゲお疲れ」
782 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 22:18:06.45 ID:Q2LlshIo
Kは一瞬Tを見た後、俺を見ていった。

K「なぁ、あの後なんていってた?どうなったんだ?」

俺とTは顔を見合わせる。俺の口からも言いやすい事ではないが、彼女の口からの方がもっと言いにくいだろう。俺はしょうがなく話すことにした。

ム「Tは当然あわてたんだけど、Jが昔の事だし、気にしないでほしいって」

俺はグラスをKの前に押し出した。Kはビールをあけ、そそぐ。

K「そんだけなのか?」
ム「そんだけだよ」

Tもうなずいている。

K「本当かよーww」
ム「本当だよーww」
T「本当だよーww」

Kは納得がいかないようだ。仮に俺があの状況で出て行かなければならなかった側なら、戻ってきたときの状況が気になってしまうのは仕方がない気がする。というか多分一時間くらいは気になってうまく笑えそうにない。

ム「応援してるって言ってたよ」
K「むー」
T「気にするなって言ってたよww」
K「そっかwwいやーまぁしかしびびったww」
ム「そりゃビビるだろうよww」

俺がそういってKがそそいでくれたビールをぐいっと飲むと、Kは不信そうに俺をにらんでいた。

K「じゃあお前、知ってたんだ?」
ム「知ってたけど・・・」
K「と め ろ よ」

むちゃを言ってくれるなよ・・・

ム「さーせん」
783 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 22:27:12.81 ID:Q2LlshIo
流石のKもこれだけ繊細な話題だと触れたがらなかったので、話は意外とすんなりまとまった。


そして特にする事が無くなった俺達は、なんとなく部屋の片付けを始める。なんせこの部屋に四人は相当きつい、場所の確保もしなければならないだろう。

そうやってゴミなどを片していると、Jは意外なほどすぐに戻ってきた。なんというか長風呂しなさそうなタイプではあるけども、ここまでとは。

ム「早かったな」
J「いつもこんなもんなんで・・・」
ム「もっと風呂を楽しめよww」
K「お前は長すぎなんだよww」

ここで作業を一旦中断して俺は風呂に行った。もちろんお気に入りの愛本を持って。入浴中もさりげなく更新をチェックした。

俺が風呂を上がろうとしたら、洗面所に誰かが入ってくる音がした。

ム「誰!?」

俺がそう聞くとその細いシルエットはこう答えた。

T「あ、ごめんウチww」

またキサマか。なぜか洗面所でよく出会う。

ム「お前まさか・・・のぞきに来たんじゃないだろうな・・・」
T「ばれてもうたww」
ム「あふぉかっ!」
T「ムナゲお風呂長いからさ、その隙に歯を磨いちゃおうかなってww」

そういうと歯磨きする音が扉越しに聞こえてくる。
784 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 22:34:20.08 ID:Q2LlshIo
ム「ちゃんとノックはしたんだろうな」
T「あ、ひへはい(してない)」
ム「お前な、もし俺が風呂上りで素っ裸だったらどうするんだよ」

Tは水道をひねり、何かを吐き出したのだろう。

T「考えてなかったwwてか二度目?ww」
ム「確信犯だな・・・」
T「へっへーww」

本当にTは何を考えているのか分からないことが多い。もしかしたら何も考えていないのかも知れないが・・・。
ここは俺は警戒されないほどに親しい気持ちで接しられている、お兄ちゃんのような存在なんだと勝手に理解しておこうと思った。

俺は上がろうと思っていたので少々熱かったのだが、しぶしぶ再び湯船にゆっくり浸かるハめになった。

T「今日の夜は出かけられそうにないねー」

Tは歯磨きを一通り終えたようだった。水道の流れる音がいつのまにかやんでいる。

ム「ん?なんで?」
T「いやさ、あんな状態で二人にしたらきまずいやろー思ってww」
ム「ああww」

それはそれでどうなるか見てみたい気もするのだが。

ム「まぁ今度電話ででも聞かせてくれよww」
T「んww色々報告あるんよww」
ム「それは楽しみだww」
T「じゃあ上でまってるね」
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 22:56:28.46 ID:xsFoCwQo
やっぱトレンディードラマだなww
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/27(月) 23:09:39.57 ID:A0GfgcAO
>>780

ラリーカールトンとは・・・Room335でおっきしたのはいい思い出ですwwww


やっぱりムナゲはサックスプレイヤーなだけあってジャズとかフュージョンが好きなんだね。
787 :ムナゲ [sage]:2009/07/27(月) 23:51:27.77 ID:Q2LlshIo
>>780
本当はR&Bやファンクがすきなんだけど・・・有名なプレイヤーしらなんだww
でもジャズとか黒いフュージョンも相当好きだけどww
ジャズ楽しいよっ!ジャズかじれば大体のジャンルはいける、とは流石に言いすぎだけどそれくらい勉強になるww
実はRoom335には元になる曲があるんですぜ・・・
どんなジャンルがすきですか?



788 :ムナゲ [sage]:2009/07/28(火) 00:00:04.73 ID:JjqLK.Uo
俺は体を拭きながら色々考えた。特に今日の寝床にはかなり困る。
個人的な思考としては、ぜひTとKは一緒に寝かせてあげたい。そんなに頻繁にあえてないだろうし。かと言って二人きりにして実際俺の部屋でセクロスされるのもなんというか複雑な心境だ。
機会は提供したい。だけどなんか嫌だ。

まぁそんな事が夜分行われようとも、隣の空き部屋で寝て過ごしている俺やJはそれに気付かないだろうし、相手が言ってこなければ俺達も分からないわけだから、ある意味無かったも同然といえるかも知れない。

それなのであれば余計な事考えるのは正直かなりめんどうくさいので同じ部屋にしてやればいいだろう。

という結論に、俺は自室へと向かう階段を上りきった辺りでいたった。

部屋のドアを開けると、三人がまた俺のPCの前に集合し、俺のドキュメントファイルを漁っていた。

ム「おいお前らww」

Kがいすに、その背中に乗るようにT、脇から座って覗き込むJ。先ほどまでの気まずさはどこにいったんだろうか。

K「おうwwエロファイルどこにあんだよww」
ム「んなもんねぇーよww」

もちろん嘘だ。

K「こいつwwかくしてやがるww」
T「ウチみたーいww」
ム「こらww」

こんな事もあろうかと、俺のエロフォルダは何十にも偽装してあるのさ。見つかる訳がない。
お前達は甘いのだよっ!

K「ち、ムナゲの性癖をさらしてやろうかと思ったのにww」
J「なるほどww」
T「セイヘキってなん?」


・・・・。
789 :ムナゲ [sage]:2009/07/28(火) 00:10:22.30 ID:JjqLK.Uo
俺はとりあえずその場を収集させ、最近のお気に入りの、ル○ズやホ○の画像を数枚見せておいた。

T「あ、かわいーww」
K「ムナゲ・・・お前・・・」

Kに哀れ見られた。同情された。
エロさは無かったはずなのだが・・・

K「これはシシトウちゃんに報告だなww」
ム「よせwwお前がいうと事実が歪曲するww」
T「シシトウなんていうんやろww」
J「先輩は二次元派だったんですねー」
ム「ちがうわ!!!!!」

まったく俺のル○ズをそんな下品な扱いをするとは!

じゃなくて、俺をそんな下品なやつと一緒にするとは、ひどいやつだ!

とりあえず俺は寝床を提案した。
実は俺の部屋はもっとも端にあり、間が空き部屋、となりが親の寝室となっている。もし連中が夜な夜な不純異性交遊に励むというのであれば、場所は考えなくてはならない。当然俺の部屋がベストであろうが、またPCをいじられたくない・・・。

という事で大変申し訳ないが、予防策もかねて、TとKには空き部屋で寝てもらうことになった。

時刻はもうすぐ四時を迎えてしまう。俺達は疲れているからだを引きずって眠りについた。

そして朝までぐっすり・・・

のはずだった。
790 :ムナゲ [sage]:2009/07/28(火) 00:11:13.75 ID:JjqLK.Uo
という訳でまた明日失礼します!!おやすみなさいませ^o^
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 00:11:49.94 ID:xSNQZUAO
Room335に元曲があったのか!勉強になりますww


自分はジャンルとかはあんまり気にせずにカッコイイギターが聞こえるやつですかねwwww


でも特にポールギルバートは好きです!
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 00:13:09.57 ID:jGFX/Lk0
匿名「俺はテクノポップだねえ。一瞬前には微妙な空気の流れた3人も、
    共通の目的のためには協力し合えるんだねえ。粋だねえ」
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 00:15:21.13 ID:jGFX/Lk0
匿名「おいおいまた絶妙な引きじゃないか。こっちの方もテクニシャンだねえ」
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 00:36:10.52 ID:gK2ioaoo
J「今夜は寝かせませんよ」
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 01:43:56.51 ID:8YxSfvEo
Jはいらんこと言い
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 02:46:54.99 ID:Kb7ouRY0
>>789
「ホ◯の画像」が一瞬「ホモの画像」に見えたのは内緒
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 09:38:52.96 ID:Jqop4Kco
二次に興味がなく、40才という年齢もあって、
ル○ズやホ○と言われても、???ですわwww
>>789
オイラもそう思ったのは内緒。
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 10:09:13.53 ID:EODG6tk0
ホヤ貝の画像
ttp://365blog.jp/usr/snackyukomam/P7250246.JPG
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 11:21:08.74 ID:yye50Swo
ル○ズタンハァハァ
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/28(火) 13:29:54.70 ID:8g3jhHo0
ルイズにホロとは…ムナゲの趣向はそっちか。シシトウもホロ似らしいしな。
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 18:43:12.25 ID:GfinN.DO
シシトウもモニターの向こう側に居たりしてなwwwwww
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 22:37:47.52 ID:VgT6nxQo
ムナゲ軽く末期wwww

>>797
ルイズのコピペくらいは見た事あるのでは?
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/28(火) 23:40:13.71 ID:zz2pfsg0
匿名「あのコピペでルイズを理解するのは無理なんじゃないか」
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/29(水) 05:08:03.22 ID:gr1hCLQo
>>798
ん?ホヤって貝?
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/29(水) 05:45:50.22 ID:YVXMRxoo
>>804
そう呼ばれているだけで、厳密には貝ではないらしい

ホヤが出てくる美味しんぼの話を思い出したのは俺だけではないはず
806 :797 [sage]:2009/07/29(水) 10:29:59.04 ID:LqvbZ0Io
>>802
まるっきり、???です。
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 13:28:06.65 ID:HckpyvI0
>>806
しつこい、知りたきゃグクレ
興味なきゃスルーしろ
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/29(水) 16:45:55.71 ID:IkzjJHso
>>807
悪い、俺が聞いたのが悪かったんだ
大人しくROMに戻るから、許してくれまいか
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/29(水) 22:13:35.23 ID:5TkVisDO
>>808
ルイズ→ゼロの使い魔
ホロ→狼と香辛料ってアニメ
810 :ムナゲ [sage]:2009/07/29(水) 23:12:22.34 ID:BYuz8NAo
みなさんこんばんは!
昨日はこれず申し訳ないです。
ちょっとだけ更新していきますね!

なんか私が出したアニメの話題で混乱を招いてすみませんでした。

>>791
Steely Dan というアーティストの「Aja」という傑作アルバムがあります。
その中の「Peg」という曲を聴けば、一発で分かりますww

>>806 >>808
ル○ズは、魔法貴族の超ツンデレ美少女ですwwとても可愛いです。
ホ○は、何百年も生きている賢狼の少女ですwwとても賢いです。
参考までにどうぞww

では更新していきます
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/29(水) 23:16:25.15 ID:6BUOhew0
>>810
お、ムナゲ来てる
いつも乙
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/29(水) 23:32:55.32 ID:sghnpq60
これから寝るというときに…ムナゲ乙
813 :ムナゲ [sage]:2009/07/29(水) 23:33:45.12 ID:BYuz8NAo
俺は心地よい眠りについた。夢もみないほど深かったと思う。

だがそんな俺を呼ぶ声が聞こえ、俺は目を開けた。

T「ムナゲ、おきて」

俺のベッドに寄り添うようにして俺を起こすTがいた。

T「おきたww」

俺は眠い頭をフル回転させて必死に睡魔と戦った。

ム「T・・・どうした」

俺は寝返りをうつ。

T「ねれんのんww」

そんな笑顔で言われても。
俺は辺りを見回し、Jの様子を確認した。彼は掛け布団をすこし蹴脱いでいるがぐっすり寝ている。

ム「なんでだよ・・・疲れてないの?」

俺は時刻を確認した。時刻は四時半。なんと先ほどから30分ほどしかたっていない。

T「なんか寝れないのwwだから話そww」

Tの顔が近い。

ム「お前・・・そうゆうのはKに頼めばいいじゃないか・・・」

俺は明日会社なのに・・・腰も痛いし正直起き上がるのも楽ではない。
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/29(水) 23:40:06.75 ID:gAvfR6Y0
匿名「おいおいフラグを期待しちゃうじゃないか」
815 :ムナゲ [sage]:2009/07/29(水) 23:43:41.77 ID:BYuz8NAo
T「そんな事いわんでよーww」

Tは俺の二の腕をつかんで、ぷにぷにしている。

T「やわらかww」
ム「うっせーよ・・・」
T「あはww」

しょうがないので俺はおきる事にした。突っぱねて追い返すのもTに悪いし、こうして二人で話しているのをKやJに見られるのもなんかあれだなと思った。このまま話し続けていたら起こしてしまう可能性もある。

ム「んーもうしょうがないな・・・外行く?」
T「うんww」

俺はその重いからだをベッドから起こし、部屋の出口へと向かった。もちろん他の連中に気付かれないようにこっそり、暗がりを頼りに一階までおりた。

ム「靴、静かにしろよ」
T「はーい」

俺は細心の注意を払って玄関をしめた。

ム「まだ暗いなー」
T「あ、月キレーww」

Tはまた前のように、腕を後ろで組んで、ちょっとリズミカルに歩き始めた。
俺はおじいさんのように、腰に手を当てて、足を引きずりながら歩いた。

ム「なぁ、お前さ、ひょっとして人の家だと寝れないの?」

俺がそういうと彼女はくるっと回りながらいった。

T「なんかそうみたいww」
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/29(水) 23:48:39.36 ID:MLgHT2DO
これはシシトウだけじゃなくKにもきちんとフォロー入れないと
後々の修羅場フラグになりかねんな。
817 :ムナゲ [sage]:2009/07/29(水) 23:56:03.04 ID:BYuz8NAo
俺たちは自然と近くのコンビニまで歩き始めていた。

ム「Kの家に泊まったりしないの?」

彼女は俺とならんで、スパッツのポケットに両手の人差し指から小指までを入れて、親指だけだして肩をたてるようにして歩いていた。

T「結構泊まるwwだからKの家はなれたww」
ム「そうなのか」

結構泊まるという事は、それなりにあんなことやこんなことをいたしているという事であろう。

ム「泊まるって事は、エッチのほうも順調なのか?ww」

Tはびっくりしたように俺をみたが、すぐに笑顔に変わった。

T「聞きたい?ww」
ム「そりゃあねww」
T「普通に出来るようになったんww」

ちょっと照れくさそうにしている。

ム「おおwwそりゃよかったじゃんww」
T「ありがとww」
ム「よさわかった?」
T「わかったwwでもきっとまだまだ全然なんだろうなって」
ム「なんでそう思う?」
T「Kを見てたらww」

ああなるほどな、と思った。

ム「こらからもっとよくなっていくよww」
T「そうやねww」
818 :ムナゲ [sage]:2009/07/30(木) 00:04:34.06 ID:Ix/cyYwo
ム「距離感とか信頼とかなんか、色々近づいただろ」

彼女は穏やかな表情だ。夜空を見上げて、月明かりを楽しんでいる。

T「すっごいあるよww今幸せやもんww」
ム「そうか、よかったな」
T「でも・・・」

彼女は急に下を向いた。悲しそうな表情ではないが、少し困ったという感じだ。

T「ヤキモチとかそうゆうのも、強くなってしまってww」

話したい話題というのはこれか、と思った。

ム「結構やいちゃう?」
T「結構ww」
ム「不安なの?」
T「一緒におるとそうでもないんやけど、おらんときがね」

高校生以来、彼氏というものが出来なかった彼女は、本気で人を好きになることも無かったし、その人がそばに居続けるという事も無かった。ゆえに、そばから離れていってしまうという不安に出会ったことも無かった。
普段の彼女はむしろそうゆう事を自分から避けていた節があった訳だ。
だがKという男に出会い、いろいろ初めての経験もした。距離感が近づく事によって生まれるその感情に困惑しているのだろう。なにせ初めてな訳だ、耐性がなくても仕方ない。

ム「まぁあいつ調子いいし、もてるからね」
T「そうなんよ!」

彼女はそれだ!といわんばかりのリアクションである。
819 :ムナゲ [sage]:2009/07/30(木) 00:18:15.39 ID:Ix/cyYwo
T「こないだもライブ見にいったんよ、そしたら馴れ馴れしい子がおって」

どうも結構怒っているようだ。

T「手とか触ろうしてるんよ!そしたらメールも沢山くるんよ」

彼女は「どうおもう?」といわんばかりの表情でこちらを見てくる。言い方自体は物腰がやわらかいのだが、彼女としては大変な大問題なのだろう。

ム「まぁバンドのファンとかだと断りにくいってのはあるよな、ミュージシャンなんてリスナーの人気が大事だし」

Tはすぐに同意してくれなかったのがちょっとがっかりだったのか、しゅんとしている。

ム「まぁだからって嫌な事にはかわりないよな」

今度はでしょ?と表情が言っている。こうゆう時は物凄く分かりやすい。

ム「けどあいつは浮気したりしないよ。もてるからそうゆうの慣れてるから、なびいたりとかないからww」

T「そうなん?」

ム「ああ、あいつバカな女嫌いって言ってるし、結構そうゆう意味で女の人を馬鹿にしてる所があってww」

Tは難しいそうな表情だ。

ム「それが悪い事かどうかは置いといて、だからそこらへんの女には興味ないんじゃない?」

T「ウチもバカやん」

こんなときに切り返しにくいするどい突っ込みを入れてくれるなよ、と思った。
820 :ムナゲ [sage]:2009/07/30(木) 00:26:45.08 ID:Ix/cyYwo
ム「それなのに、お前の事は褒めてるし、随分気に入ってるみたいだし、それだけ特別視されてるんだよ」

Tはよくわからないな、という表情をしたあと、また夜空を見上げてリズミカルに歩きだした。どうやら喜んでいるようだ。

T「そうだといいなーww」
ム「そうだから安心しろよww」
T「あはww」

俺は足元にあった石ころを無意味に蹴飛ばした。

ム「だから、お前も気をつけないといけないんだぜ?」
T「え?」

Tは驚いているようだ。

ム「例えばこうして俺たちが夜な夜な出かけてたら、なんか怪しいっていうか、嫌だなって思っちゃうもんじゃね?」
T「えー、だってムナゲだよ?」
ム「んじゃお前、Kが夜な夜な俺たちに黙ってシシトウを連れ出したらどうおもうよ」
T「え・・・あ・・うん・・・えー?って思うわww」
ム「相手はシシトウだぞ?ww」
T「ほんとやww」
ム「だろ?ww」
T「あかんわww」

彼女は笑っている。意外と最初はこんな簡単な事にも気付かないものなのだ。

ム「まぁ誘ってくれるのはうれしいけどね、話すなら電話でもいいし」
T「そうするわww」
ム「メールならよほどの事ない限り、仕事中でも返せるぞ」
T「うんww」
821 :ムナゲ [sage]:2009/07/30(木) 00:44:52.55 ID:Ix/cyYwo
ム「まぁ俺も偉そうなことは全然いえないんだけどな」

コンビにについた俺たちはアイス販売コーナーでアイスを物色していた。

T「さっきのシシトウの話?」
ム「そう」

Tはパピコを手にとって俺に渡してきた。話題を停止させない為にあえて無言で渡したのだろう。
多分これを一個ずつ食べよう、という意味だと解釈した。俺はそれをレジまでもっていく。

T「怒られたん?」
ム「いや、それならまだよかったんだけど」
T「うん?」

Tは俺に代わって商品を受け取る。

ム「なんつーか・・・溜め込んじゃって、しかもそれ我慢できなかった自分がいけないとかいってさ」

俺がコンビニの出入り口を開けていると、彼女はすでに袋からパピコを取り出して、あけようとしていた。

ム「だから本当に申し訳ない事したなとか思って」

Tはパピコを半分に割って、俺に手渡した。

T「シシトウちゃん、すごいね」

Tは関心していた。

T「自分のそういうところ、向きあってるんやね」
822 :ムナゲ [sage]:2009/07/30(木) 00:54:20.65 ID:Ix/cyYwo
Tは口にパピコをくわえて、リズミカルに歩きだした。

T「ウチも見習おうっかなwwかっこいい女になりたいしww」
ム「そうゆう女は男も誇れるぞww」
T「えへwwいい事きいてしまったww」

俺たちは二人揃ってパピコを無言で吸いながら家に帰った。
パピコの味についてとか、シシトウはどんな子だとか、Kが実はちょっと甘えん坊だとか、そう話だ。

家につく頃には、辺りは少し青色に染まり始めていた。太陽の光がこの夜空に色味を与え始めたのだ。

T「今日話せてよかったわww」

彼女は家の玄関前で言う。

ム「今度なんか困ったことがあればすぐいいな?」
T「そうするww」
ム「後な、言いたい事はもっとKに言っていいんだからな?」
T「そうやね」
ム「向こうもそれをまってる」
T「うんww」
ム「じゃあ頑張れww」
T「ムナゲ、ありがとうww」

そういって俺たちは玄関を開けて、お互い口を閉ざして二階まで上がった。
部屋の前で俺たちはアイコンタクトをして、お互いの部屋に入っていった。

時刻は5時10分。あと二時間しか寝れないじゃないか、と思いながら俺はカーテンをしめて、眠りについた。
823 :ムナゲ [sage]:2009/07/30(木) 00:55:33.92 ID:Ix/cyYwo
と、いうわけで本日の更新は終了です!ありがとうございました!
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/30(木) 01:05:43.28 ID:bE7KUUY0
おつ!
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 02:51:17.93 ID:Q0c6nYAO
ムナゲ乙です!
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/30(木) 07:25:12.74 ID:MrH6usSO
Tがやたらリズミカルだなww

ムナゲおつかれー
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/30(木) 11:29:53.93 ID:ymjaepY0
ムナゲ乙!

改めて思ったけど毎度毎度こんだけの文章(量&質)ありがとう。仕事も大変だろうに。
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/30(木) 11:31:42.51 ID:j8.HnTI0
疲れた時こそリズミカル♪
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/30(木) 13:02:17.27 ID:vHTb89c0
そういやムナゲは酉付けんの?
830 :ムナゲ [sage]:2009/07/30(木) 13:15:02.00 ID:xGgPwf60
>>829
外出先から失礼!
酉って言うんですかね?酉バレって言葉は聞いた事があるんですが実際なんなのかは分かっていないのです。

誰かこの私にわかりやすく…お願いします。
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/30(木) 13:24:17.41 ID:mV2XdPc0
>>830
他人にすり変わられないようにつけるパスワードみたいなもん。
半角で♯の後に八文字半角で好きな文字列をいれると出来るよ。
832 :偽ムナゲ ◆qbWa.q9hf2 :2009/07/30(木) 13:32:51.16 ID:kuliPUs0
>>830
ムナゲ#小文字で八文字
で成り代わりが出来なくなる
酉ばれは八文字のパスワードがばれること
shishitoとか分かりやすいのだとバレるだろなw
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/30(木) 13:35:49.72 ID:vHTb89c0
>>830
ちなみに名前欄に入力だぞww
834 :偽々ムナゲ ◆qbWa.q9hf2 [sage]:2009/07/30(木) 15:01:55.35 ID:PUKl20so
バレルとこうなるのか。
なまえ:偽々ムナゲ#shishito
835 :偽々々ムナゲ ◆qbWa.q9hf2 [sage]:2009/07/30(木) 15:15:11.09 ID:RX72tfco
ほんとだww
836 :偽々々々ムナゲ ◆qbWa.q9hf2 [sage]:2009/07/30(木) 15:32:54.32 ID:l9GXYlAo
なるほどww
837 :偽々々々々ムナゲ ◆qbWa.q9hf2 [sage]:2009/07/30(木) 15:49:30.15 ID:MrH6usSO
ほむほむ
838 :偽々ムナゲ ◆qbWa.q9hf2 [sage]:2009/07/30(木) 15:59:14.54 ID:6AaVT72o
よっこらせっくす
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/30(木) 16:16:38.48 ID:300PuWco
>>834-838氏ね
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/30(木) 20:23:12.92 ID:EsbpD6DO
別に八文字じゃなくてもいいはず
841 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/07/30(木) 20:23:13.17 ID:Ix/cyYw0
>>831
>>832
>>833
ありがとうございます!さっそくやって見ます!

これで出来るかな?
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/30(木) 20:26:45.58 ID:OAnQ3CUo
>>841
おけおけ
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/30(木) 20:28:32.60 ID:vHTb89c0
おkおk
酉つけてくれてありがとう
わかりやすくなった!
844 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/07/30(木) 23:08:17.81 ID:Ix/cyYw0
今晩は、ムナゲです。
こうすると曜日に関係なく固定IDも持てるんですかね?

先程帰宅しましたのでまた少ししたら更新して行きますね!
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/30(木) 23:10:21.21 ID:OAnQ3CUo
>>844
おかえりー
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/30(木) 23:11:55.81 ID:fVa19ADO
初リアルタイム遭遇!wktkしながら待ってるぜ!
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/30(木) 23:17:35.78 ID:RF9TUrEo
>>844
トリップとIDは関係ない
848 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/07/30(木) 23:17:51.47 ID:Ix/cyYw0
翌朝。
夏場の暑さで快適とも言い切れないその睡眠から現実に引き戻してくれたのは、いつものように携帯電話だった。

あーバイブなってんなー

と意識がはっきりするにつれ、俺はそのバイブが目覚ましのパターンとは違う事に気がついた。

これは電話だ。

俺は急いで携帯電話を握り締め、誰かを確認しないで電話に応答した。

ム「はいムナゲです」
S「おはようムナゲ」

女性の声だ。なんか聞いた事のある気がする声だ…

ム「もしもし?」
S「寝ぼけてんじゃねぇよwあたしだよ、S!」

ああ、Sか、と思った。
きっと起きるタイミングがよくなかったのだろう。頭がすっきりするのに今日はもの凄く時間がかかっている。

ム「わりぃ…今起きた…」
S「さて問題です。今何時でしょーか」

俺はあたりを見回したがこんな時に限って時計が見当たらない。携帯電話は通話状態だし…

ム「あー…何時?」
849 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/07/30(木) 23:31:24.42 ID:Ix/cyYw0
Sは少し電話の向こうで笑っているようだった。

S「9時7分ですw」
ム「ウソだろ!?」
S「本当ですw」

俺は自分の携帯をみて確認した。その事実に相違はなかった。

ム「すまんS…寝坊したみたいだ…」
S「知ってるよw」
ム「起こしてくれたんか、サンキュー…」
S「今日は大事な打ち合わせがありますので?てか二時半までにこねぇと間に合わねぇから」
ム「大丈夫、それまでには余裕だ」
S「んじゃよろしくたのんだ」

という訳で俺は急いでベッドからおり、側で寝ているJをたたき起こした。彼は相当に驚いていた。
まぁ俺も急いでいたのでかなり雑なおこし方だったからなぁ…ちょっと可哀想な事をしたかも知れない。

俺は着替えをタンスから引き出し、片手に握り締めて隣の部屋に向かった。

がちゃっ

ム「おいおきろもう九時…」

俺の想像していたのと違う光景が広がっていた。
850 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/07/30(木) 23:46:15.38 ID:Ix/cyYw0
KとTは抱き合いながら…

仲良く寝ていた。

俺はてっきりTは寝付けず起きているものだと思ったので、なんというかこんな可愛らしい2人がみれるとは思っていなかったのだ。

T「ん…ムナゲ…?」

先に起きたのはTだった。どうやらKは中々に眠りが深い男らしい?

ム「朝!しかも九時!お店よったりしなくちゃだからK起こしておいて!」

俺はそういって扉をしめて、お風呂に向かった。

例によってやや低めの温度のお湯を顔面から強く浴びる事によって顔面の筋肉をほぐし、また顔に水がかかるというある意味ストレスフルな感覚によって強制的に覚醒状態へと近づけた。

ついでにお風呂でヒゲをそったりはを磨いたりして、さらには体もごしごし洗って目覚めは完璧だ。

俺はある程度の身仕度をして部屋まで上がり、T達の部屋を覗いた。

すると布団の上で、仰向けのTにKが覆いかぶさっていた。
押し倒されていた。

T「あムナゲごめんね!ちょほら早くってばか!」
K「おおうムナゲおはよゴフ!」

俺の方を見たKの頬にTのショウテイが突き刺さった。

ム「お前は朝っぱらから何やってんだ!」
K「いやすまん、つい…」
T「だからあかんゆうたやろ!!」

寝ぼけて朝マラにまかさたKに押し倒されたのだろう。そりゃあTも両手と唇をがっちり塞がれていたらどうしようもなかっただろう。

ちょっとだけたった
851 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/07/31(金) 00:11:01.23 ID:MPVO3co0
俺は胸のドキドキ感を感じながらも自室に向かった。

まったく、たまっていたのであればせめて前日の夜には済まして頂きたかった。
おかげで朝からシシトウに会いたくなってしまった。

自室に戻るとJは律儀にも布団をたたんでおいてくれた。となりの盛りのついたオスとはえらい違いである。

ム「すまんなJ」

Jはもくもくとシーツをたたみながら言った。

J「いえ、止めて頂いたので当然っすよ」

Kに聴かせたかった。

そして俺たちは各々の準備をすまし、割とゴミは散らかしたまま現地に向かった。結局はマスターのご厚意に預かり、二台の車で駅まで向かった。

連中を駅のロータリーで下ろした後、Tがこっそり運転席までやってきた。

T「今日は本当ごめんね、朝から」

爽やかな表情だが罰の悪そうな顔をしている。

ム「しつけるのも、飼い主の仕事だからなw」
T「ごめんなーw」
ム「おう、早くいきw」
T「うん、ありがとwお世話になりましたーw」

そういって三人は改札へと消えて行った。

そして俺は打ち合せ会場へと向かう便宜からそのまま車で向かった。
852 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/07/31(金) 00:22:17.36 ID:MPVO3co0
俺はシシトウに会いたい衝動に狩られていたので、朝からシシトウにメールをする事にした。車で停止する度にちょこちょこと作成する。

夜中に送ったメールの返事が来ていたので、それを読む。

「Tも来たんだねー!いいなぁ!わたしもいきたかったw てかわたしまだ家行ってないのに〜><」

*絵文字やその他もろもろ省略

やはり来たがっていた。考えてみればシシトウはまだ俺の家に来た事がない。友人に先を越されたと知れば、ジェラシーも感じてしまう所であろう。

俺はシシトウを近いうち招待する事をメールで約束した。

そして今朝あったハプニングをさっそくシシトウに報告した。

「まじで!?Tちゃんスゴい…wうちらも負けてられないねっ!ハート」

シシトウには参るなぁと思いながらも、やっぱりかわいいなと再認識した。

現地についた俺は遅い到着ながら仕事はなんなくこなし、その日は普通に帰宅した。

その日の夜にシシトウと電話をした。
休日だという事で2人でショッピングをする事になった。

待ち合わせ場所は女性のショッピングスポットとしては大定番となっている、池袋である。
853 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/07/31(金) 00:24:27.50 ID:MPVO3co0
と言う訳で今日の更新はここまでです。

ありがとうございました!

次回はデート編になります。
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 00:25:47.46 ID:h95pjRA0
いつもお疲れ様〜
次も楽しみにしてます!
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 00:30:18.27 ID:6E8nQGI0
匿名「おいおい人の家で朝っぱらから・・・・若いねえ」
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 00:55:07.63 ID:EKV58cAO
>>810

早速聞いてみます!

なんかムナゲの話見てると元カノの事思いだしたよww
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 02:04:57.53 ID:g3vjOZIo
>>855
匿名ってwwwwwwwwww
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 02:36:58.29 ID:tHVOYrQ0
>>857
今更かよw
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 08:24:08.82 ID:DFIv8jQ0
>>857
ほんといまさらって感じだぞwww

はぁ…ムナゲの話は儂にゃ甘酸っぱすぎるわい…
860 :!kab!88- [sage]:2009/07/31(金) 09:20:05.45 ID:JPUUXiko
池袋・・・・・・・結構都会に住んでるイメージあったのに
ブクロかぁ・・・・・
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 10:28:32.79 ID:cL.sP/wo
池袋…乙女ロードのイメージしかねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


彼女が腐女子なもんでorz
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 13:27:38.94 ID:PcXtSwI0
池袋なんて元カノに連れていかれた執事喫茶ぐらいしか記憶にねぇwwwwww
863 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/07/31(金) 15:49:54.90 ID:j0n0Fx20
池袋はそこそこお洒落で単価が無理じゃないし、お店が密集しているので女の子には人気見たいですよ?
あの街は男物が極端に少ないので…
自分は渋谷のセレクトショップ街が好きですが、下北や中目黒、エビス辺りも人気らしいです。
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 15:55:01.38 ID:F/JAqFQo
旅行や出張は別として、関西圏以外で住んだことがない俺にはイメージが湧かん
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 18:57:08.53 ID:PatcFlYo
北海道に住んでるオイラも、イメージ涌かん。
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 19:05:14.01 ID:jrIiFADO
俺のナンパ成功率 

ブクロ80% 
渋谷 65%
新宿 60% 
吉祥寺45% 
浅草  2%  
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 19:25:04.25 ID:t/6n3f.0
匿名「おいおい浅草で誰をナンパするんだよ・・・」
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 20:00:45.90 ID:PcXtSwI0
浅草は意外と若い子多いよ。
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 20:18:50.86 ID:wTW9pUAO
浅草でガキをナンパしても意味ないだろうが

いい感じのおばあちゃんを口説くに決まってるだろjk
「お姉さん、その入れ歯似合ってて可愛いね」
とかwwwwww
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 20:28:23.69 ID:YUm5y.SO
>>869
おまwwww
盛大に茶吹いたじゃねーかwwwwwwwwww
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 20:57:30.75 ID:SwYl0lk0
>>869
うはwww
今度熟専のダチつれてやってみるかwww
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/07/31(金) 21:38:15.25 ID:GblWobUo
>>871
節子、それ熟女やない、老婆や
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/07/31(金) 22:21:10.13 ID:kIuyUO.0
まぁ浅草は冗談として、ブクロの話をkwsk聞きたい。

俺高校生なんだがjkはナンパ出来るのだろうか…
874 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/01(土) 00:28:24.44 ID:xOxfWqY0
只今!残業ばんざーい!
今日はあまり更新出来ませんが、僕の知る限りの池袋について出来るだけ詳しく書きますよ!

では行きます!
875 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/01(土) 00:43:41.53 ID:xOxfWqY0
池袋。
都内環状線電車、都心の心臓とも言える山手線の代表格の駅である。
池袋は東京の北に位置しており、埼玉方面の主要な駅を通るほとんどの線がこの池袋を経由する。
何故なら、その接続駅「赤羽」駅にダイレクトに接続している数少ない駅だからだ。

主要な線は、西武池袋線、東武東上線、東京メトロ丸の内線、同じくメトロ有楽町線。そして埼玉方面へ向かう埼京線やその迂回快速湘南新宿ライン。そして去年開通した副都心線。本当に数多くの線が停車し、交差する。

そういった地理上の背景から駅自体もかなり巨大で、駅は地下鉄を含めて三層以上からなる。

構内は地下通路の用になっていて、そこから各種JR線やメトロ、西武線東武線へのホームへと接続する。
876 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/01(土) 00:53:43.95 ID:xOxfWqY0
そしてその巨大な駅全体を覆うように、巨大なビルが立っている。

その構造は大まかに横方向に3つに分かれる。

ひとつは東武百貨店。
そして西武、みなさんごぞんじのパルコである。

これら大型のいわゆるデパートが三個も併設されており、地上からだけでなく地下の駅構内からも、簡単に渡り歩く事が出来るのだ。
もちろんその地下通路には仕事で乗り換えるため歩く人もいればショッピングをする人も通る。
お陰で池袋の地下の構内は常に人口密度が半端じゃなく、祝日ともなれば時間帯によっては人にぶつからずに歩く事の方が難しかったりする。

それほどに様々な人種が集まる所なのだ。

何せ街自体は特別新しい訳ではないので、東証一部上場企業の支社があったり、飲み屋があったり、でっかいホールもあれば映画間もCDショップ、大型ゲーセンからオカク街まで、様々な要素が入り混じっている。
はっきり言って騒がしい街なのだ。
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/01(土) 00:56:04.62 ID:ARSRjeU0
なんでそんなに「読ませる」文章書くのがうまいんだwwwwww
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/01(土) 01:26:04.43 ID:eQen5bc0
池袋といやあ高速バスの思い出ぽろぽろ…
初めてアメリカ行ったときも池袋に出てからだったっけ
879 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/01(土) 01:31:14.68 ID:xOxfWqYo
そんな池袋だが、先ほども言ったように、並列するデパートもかなり力が入っている。
西部と東部はガチンコ勝負、パルコはパルコで本当に物凄い力の入れようだ。

だから、店内に入っているお店もクオリティが高い。戦場に中途半端な力を投与できない。

よって池袋では「売れる」とか「流行」とかそういった方向性での、比較的高いクオリティの物が多く取り扱われる傾向にある。

それぞれ都内の有名どころのように、特化して個性を追求した商品を展開しても、その競争率に勝てないのである。
ここで最重要視されるのは、量をさばける、利益率がもっともよい商品なのだ。

だから池袋は質のそれなりによい物が、揃っている。逆に言えば個性がないなんていったりする人も居る。

まぁこの話は服飾関係に限定しての話なのだが・・・。

またそれだけのクオリティの品物たちを、駅地下を通過するだけで渡り歩き、たくさんのお店を短時間で見る事が出来るのという点も見逃せない。西部や東部は国外有名ブランドを引き入れ、パルコでは国内有名セレクトショップを大量展開している。

他にも池袋構内からほぼ直接行ける所に無印良品。外にはユニクロ、そしてZARA。
そしてビル最上階にある「Loft」の存在も大きい。「Loft」は女性が大好きな雑貨を、国外からの品も集めて大量展開している。恐ろしいのが、そのエリアの半分を手帳コーナーが占めている階すらある。

西部や東部が展開する通称「エキチカ(駅地下)」でも、なかなかに珍しい食材や老舗のお土産品なども取り扱っており、お土産を購入するのにも困らない。

というように、大体のものが大体揃う、まさに「とりあえず池袋」といわれるゆえんなのである。

880 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/01(土) 01:41:01.85 ID:xOxfWqYo
そしてハイティーンや20代の女性はお洋服にお金を駆け出す。

だがしかし20代後半で、実業的に成功している女性のように、インポートブランド(国外有名ブランド品を輸入した感じ。関税も掛かってるしで日本で買うにはとにかく高い。)品を身にまとえる程の女性なら、そういった有名店や個性あるメーカーが揃う町に向かうだろう。

だけどもTシャツ一枚に9000円とか出してられない人間の方が大多数である。

そんなわけで、お洒落を楽しみたい、けれどもべらぼうな無理は出来ない、そんなお年頃の女性に人気がでるのが池袋、という訳なのだ。ウインドウショッピングも短時間に沢山出来るから、今自分の要望にあった方向性の商品が見つけやすい、というのが利点なのだろう。

またハイティーンは池袋駅から徒歩10分ほど歩いたところに聖地とでも呼べる場所がある。

そんな訳で女の子が多い。ついでそれの付き添いの男や、それ目当てのナンパな男、そして移動途中のサラリーマン達。とにかく人が多い。

また、新宿や渋谷方面へも山手線に乗って割りとすぐというのもポイントだ。

なんとなく池袋という街を分かっていただけただろうか?



881 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/01(土) 02:23:16.41 ID:xOxfWqY0
という訳で寝ます!
明日早めに帰宅出来たら更新したいと思います!
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/01(土) 02:59:44.17 ID:xIs20Hw0
ok
good night!
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/01(土) 03:45:07.60 ID:p3C8xsDO
池袋・・・・田舎者の俺には想像もつきませんwwwwww

ムナゲ、今日も乙でした♪
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/01(土) 06:49:07.42 ID:9OvDvSoo
おい・・・池袋紹介の時間に話進めれただろwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/01(土) 06:53:22.23 ID:0Ra9k9M0
明日まさに池袋行く俺が通りますよーっと。









いやん。だから何?とか言わんでぇ
886 :775の彼女 :2009/08/01(土) 07:30:45.02 ID:UnzMLiU0

いつも、楽しみにしてます。
あぁ、ムナゲさんが行った旅館に行きたい。。。
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/01(土) 08:45:18.97 ID:at0LmNs0
ムナゲちんおはよー。
いつも乙です。
888 :!kab!88- [sage]:2009/08/01(土) 09:21:42.06 ID:D3dXHu6o
池袋紹介・・・・・・雑誌みてぇだなwwww

池袋って田舎だからなぁ埼玉の人の為の都市でしょ。
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/01(土) 10:08:27.40 ID:Tue//Vc0
そういえばムナゲはブログ持ち?
言い回しのあちこちや文章にそんな匂いがする
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/01(土) 16:16:43.04 ID:GdHkV2Yo
東口が西武で西口が東武なんだよな。

西武のリブロ(本屋)にはよく世話になったぜ。
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/01(土) 19:09:12.80 ID:0rgHnFso
無駄におもえるようなこんなに長い前置きがこの後の話に
どう生きてくるのかとても楽しみだな!1!!

きっとものすごい話につながるに違いない!!1!!1!!
892 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/01(土) 21:04:17.64 ID:xOxfWqY0
只今です。深夜になると思いますが、更新して行きます。

なんか長くなってしまったのですが、池袋に行った事がない人の為にご紹介を兼ねて…

すごい展開…期待は…あは、あはは、あははははは
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/01(土) 21:12:38.80 ID:M7.9yps0
ムナゲぇー!
な何がおおききたたあああ??
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/01(土) 21:21:57.47 ID:TUUCl.Uo
おいらに池袋を語らせると、人妻系・・・

良い子が沢山おりまっせ〜〜〜wwwwww

あ??すれち??

ムナゲの展開に期待!!wwwwww
895 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/01(土) 22:36:18.99 ID:xOxfWqY0
>>886
是非彼と一緒にお出かけ下さい!新鮮で愛が深まると思います。
2人で目的地を探すのも、また楽しみであったりするものです

>>889
ブログは書いておりません。一時期自分の所属するバンドのサイトを更新したり、ミク◯シィもやっていましたが、諸事情でやめる事にしました。

池袋と言えば先日、出会い喫茶なる看板を発見しました。あれはなんなんだろうw
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/01(土) 22:48:38.89 ID:xX8.JcQ0
>>ムナゲ
へんな事聞いてすまん
すごい展開に期待してるww




ところで「ミク◯シィ」の○の中には何が入るんだ?wwww
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/02(日) 08:42:16.63 ID:qxHX8J.0
>>896
それは聞いちゃ駄目だろjk
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/02(日) 08:42:37.44 ID:65IJpIY0
匿名「おいおい伏せ字の意味ないじゃないか」
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/02(日) 09:50:36.91 ID:iKTabEDO
わざわざセリフにする奴うざってえな
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/02(日) 11:38:41.25 ID:0/9tRAAO
>>899


そいつは中〇尾だ
901 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/02(日) 13:39:25.57 ID:VR9ZU060
こんにちわ、ムナゲです!
後輩が待ち合わせに遅刻…
時間が出来たので更新します
902 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/02(日) 13:55:20.35 ID:XNGoBL60
さて休日の池袋と言えば込むのが常識だ。
今日もその例に漏れず、まだ午前中だと言うのにすごい人だ。

俺は電車で現地まで向かったが、先日痛めたばかりの腰痛のせいもあって、かなりの精神的疲労を感じていた。

こんな時、他人の乗車マナーに気がいってしまうのだが、普段の俺はどうなのだろうと気付かされる部分も多い。

池袋構内にあるエクセルシオールの近くにちょっとした噴水のような場所がある。俺たちはそこを待ち合わせ場所にしていた。

先に到着したのはどうやら俺のようだ。辺りを見回すが、シシトウの姿はない。
俺は無理をしすぎないのを前提に行動する為、ささっと噴水のその淵に腰掛けた。

池袋はよくMと来た場所だった。当時住んでいた場所から近く、買い物に便利だった。そんな思い出の風景が目に飛び込む度、ちょっとだけ感傷に浸ったりもした。

そして携帯電話がなる。

ム「はいよ」
シ「もういる?」
ム「うん、座ってるw」
シ「そかw今行くね☆」

シシトウの声を聴くと落ち着いた。この騒がしい人ごみの中にいる事さえ忘れてしまうような、俺にとっては本当に心地が良い声。

俺がふと目をやると、小柄な女の子が歩いて来た。


シ「おはよw早いねw」

時刻は10時45分。おたがいに待ち合わせ時間までかなり早く到着していた。
903 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/02(日) 14:07:39.77 ID:zCbgWz.0
シ「腰大丈夫?」

俺の隣に座っていた女性が立ち去ったのを見て、シシトウはすぐ隣にちょこんと腰を掛けた。その動作はちょっとだけ色っぽい。

ム「意外と痛いwけど大丈夫」

シシトウはその赤みを帯びた綺麗な髪の毛をポニーテールにしていた。今日は短いやわらかスカートに薄手のニット素材の服を合わさていた。サンダルがかわいい。

シ「大丈夫?やっぱりまだ早かったかな…ごめんね、無理させちゃった」

彼女は俺の腰を優しくさすりながら言った。

ム「いいよそんなんw埋め合わせをするって言ったのは俺だし」

以前、埋め合わせを約束したのだが、結局二人だけでという環境で埋め合わせをする機会をずっと逃していた。
そして先日の飲み会で俺は罪の意識にもにた感情を感じていた為に、俺から埋め合わせを切り出したのだった。

ム「今日はいい服を見つけようぜ」

給料も入ったし、お買い物をかねてデートという事になった訳だ。
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/02(日) 14:24:00.30 ID:c5wa8zco
ポニテかぁ。
シシトウ可愛いんだろうな。

今日、気になってた人から
「他に気になる人が出来たの…」
とか言われた俺には本当にうらやましいわ。
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/02(日) 15:36:25.35 ID:ntxK9HE0
>>904
それはおまいさんのことではなくて?
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/02(日) 21:02:32.02 ID:Vf39WEk0
匿名「ポニテは清楚さとうなじの色っぽさを両立させる最強の髪型だねえ」


>>900
匿名「おいおい伏せ字の(ry」
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 09:59:13.27 ID:SJ2IHoYo
ちょっとだけど、久々にMが登場したね。
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 10:21:31.29 ID:DT0grygo
ムナゲの話って意味のない解説が多すぎてダルイ。
どうでもいい内容をいちいち小説みたいにしててダルイ。

途中からつまんねー小説みたいになっちまったな。
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 10:40:39.68 ID:SJ2IHoYo
>>908
それでも、見てるのは何故?
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/03(月) 10:44:34.01 ID:ch923R.0
>>908
ラノベしか読んだことないゆとりにはわかるまい。
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 11:28:36.82 ID:HMYFoJUo
>>908
最初からこんな感じの文体だったろww
読書感想文の課題図書じゃないんだから無理して読まなくていいんだぞww
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 13:02:13.99 ID:DT0grygo
もう一個追加しておく
たかがこれだけの煽りで簡単に釣られる馬鹿しかいない。

>>610
ラノベって何だよ、お前気持ち悪いな。
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 13:08:34.73 ID:fU4RX3Eo
>>912
安価まちがえるおまえのほうが気持ち悪い

煽りにつられるなよwwww
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 13:15:35.00 ID:AsIrDQ20
匿名「おいおい、ケータイ小説みたいなスレはたくさんあるが、それなら良いって言うことかい?
    俺はムナゲの書く情景や動作の描写も込みで味があると思うし、みんな同じである必要はないじゃないか。
    ネクタイ締めてる人間の中に、マフラーねじってる奴がいたっていいじゃないか」
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 13:17:24.92 ID:DT0grygo
うはっwwwwwwwwwwww
          ____
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\    <「安価まちがえるおまえのほうが気持ち悪い」
    /   ⌒(__人__)⌒ \   <「煽りにつられるなよwwwwwwww」
    |      |r┬-|    |
     \     `ー’´   /
    ノ            \
  /´               ヽ
 |    l              \

          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ    < だっておwwwwww
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 13:21:03.71 ID:SJ2IHoYo
>>912
このスレで、あなた樣レベルのバカを見たことなかったもので、
簡単に釣られてしまいました。以後気を付けたいと思います。
あなた樣レベルのバカは、もっと違う所の方がご活躍できるのでは?
どこか他でのご活躍、ご健闘をお祈りします。
917 :俺は馬鹿だよww [sage]:2009/08/03(月) 13:25:43.20 ID:DT0grygo
>>616
そんな俺にレスする君は究極の馬鹿なんだねwwwwwwwwww
荒らしにレスする奴も荒らしって言葉しらないの??wwwwww

やべぇ・・・笑い過ぎて腹いてぇwwwwwwスルー耐性無さ過ぎwwwwwwww
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 13:56:13.49 ID:m2CpSswo
>>916
君顔真っ赤じゃないか。落ち着こうぜ
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 15:22:58.35 ID:Kb8jP.DO
まったりいいふいんき(rがこのスレの売りだと思ってたんだが、
ぶち壊したいのか?
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 15:30:14.52 ID:HMYFoJUo
これほど恥ずかしげもなく覚えたての2ちゃん用語(キリッ とAAを並べ立てる奴も珍しいなwwwwww








いいぞもっとやれ!!

921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/03(月) 15:34:41.18 ID:wrrv89w0
とりあえずこの馬鹿排除したら、次スレ建てようず。



とりあえす、この文体が嫌なら読むな。帰れ。さっさと消えろ。ウザい。[ピーーー]チンカス
922 :俺は馬鹿だよww [sage]:2009/08/03(月) 16:25:16.87 ID:DT0grygo
けけけけwwwwwwwwwwwwwwwwww馬鹿を構う馬鹿ほど救いようがない奴はいないなwwwwww
2ch初心者なのかな??wwwwww

慣れ合い大好きなんだねwwww排除なんてできねぇだろwwww
お前がスルー出来ない馬鹿でいる以上無理無理wwww
923 :俺は馬鹿だよww [sage]:2009/08/03(月) 16:46:27.28 ID:hJDQR8wo
あ、、、誰も相手してくれなくなってきた
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 19:01:28.03 ID:ZGPsNfY0
次スレなんだがタイトルどうするよ?
「明日が約束〜」では最早なくなっている現状。前から思ってたんだが、このタイトルを毎回ムナゲは目にするわけで、ムナゲ的にはどうなんだろ?

THE無難にいくと「ムナゲとシシトウ」とか?w
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/03(月) 19:19:01.23 ID:OPZ6d7o0
>>924
うーん。そこら辺はどうしような…
折角パー速での2スレ目、他のスレみたいな良いネーミングにしたいよな。
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 19:27:01.07 ID:O2Y20xIo
【ムナゲ】二人が奏でるラブソング【シシトウ】
いかが?
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/03(月) 20:33:41.11 ID:1uNrA560
>>926
匿名「いいセンスだねぇ、"奏でる"で音楽関係のムナゲとシシトウにも掛けてるしねぇ。」
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 20:48:07.41 ID:v1fzPIDO
今とあまりにも違うスレタイ付けると、難民出ちゃうかもしれないし、
普通にpart2(+からカウントして3?)が無難だと思うけど。
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 20:57:45.59 ID:gjLvA2AO
>>928
リンクをちゃんと貼っておけばいいんじゃね?
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 21:11:02.45 ID:grIeGF6o
>>928
同意しとくわ
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 21:17:15.35 ID:MwioMZE0
そのまま、に一票
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 21:26:04.55 ID:GqCTv2AO
>>926のセンスも捨てがたいが…

俺もそのままに一票
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 21:32:14.27 ID:Iim85xEo
明後日が約束の日だった、
だろjkとか思っていた俺は・・・・

とりあえずムナゲが決めれば良いんじゃね?
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 21:39:48.09 ID:grIeGF6o
つか重複したのあるじゃん

明日が約束の日だったPART2
ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1248519081/
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 22:05:48.05 ID:9G5uWxMo
>>934
それでよさそうだな
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/03(月) 23:24:40.17 ID:Lj1tIhQ0
・このままパート2、3と続けていくとスレタイと内容が離れてなんか美しくないかと思う

>>924でも言ったがムナゲはどう思ってるんだろ?

・スレタイ下手に変えない方がわかりやすいという意見もわかる。

・どちらにせよ変えるなら今回が最後のチャンスだと思ったので問題提起してみた。

・もし変えるなら>>926が良いけどラブ「ソング」じゃなくて楽器っぽいほうがいいな。ラブミュージック。安直?w
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 23:25:41.80 ID:CAMVac2o
            /)
           ///)
          /,.=゙''"/
   /     i f ,.r='"-‐'つ____   こまけぇこたぁいいんだよ!!
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/03(月) 23:29:22.10 ID:k2wSfQI0
931でそのままと書いたけど重複スレがあるならそっち使おうぜー
まあムナゲ待ちでww
939 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/04(火) 01:53:22.85 ID:GHA9fS20
みなさんこんばんわ、ムナゲです。
先日、「巡音ルカ」なるヨダレものを購入してしまい、それをいじり倒していたら時間が無くなってしまうという日々でした。
自重します。
頑張って更新します!w

さてスレタイについてですが、実はあまり気にしておりません。それを見る度にMを思い出したりとかはないです。
が、しかしスレタイを変更する事でさらなる盛り上がりをみせているスレもある様ですので、素晴らしいスレタイを考えてくださるのであればそれは大変光栄に思います。
皆様のお気持をもう少し聞きたいですw
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/04(火) 01:57:22.21 ID:ky7grL2o
楽しいのは分るが、弄り倒すなよwwwwwwwwww
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/04(火) 01:57:56.96 ID:xK2uM.Mo
>>939
おまえのスレのために重複したんだから
調子良いこといってないでとりあえず責任持って継ぎスレは重複使えやクズ
乱立したらパー速に負荷かかるだろ氏ねカス
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/04(火) 03:56:51.50 ID:v0L.c460
>>941
どうしてそんなに荒れてるの?牛乳飲みな?な?
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/04(火) 05:19:55.86 ID:dVE7vcDO
ムナゲのちシシトウところにより俺
ってのはどう?


そのままに一票。ムナゲの更新だけが楽しみなのでなんでもいいが。
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/04(火) 06:48:23.76 ID:7S3Sgkco
これだけ待たせて寝オチってねーだろwwwwww

一睡もしないで会社逝くわ・・・・・・・・・・・
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/04(火) 07:19:59.54 ID:fSGvtoDO
<<944

がんがれ〜

いってらノシ
946 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/04(火) 08:31:47.86 ID:GHA9fS20
おはようございます。
寝落ちすみません。
ではリンクを貼って頂いたのでそちらを利用する事にしたいと思います。

よろしくお願いします。
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/04(火) 08:55:18.05 ID:TX4Md96o
>>946
おはよう〜
ルカ曲うpw
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/04(火) 09:48:46.23 ID:kUTxFJwo
俺はこのタイトルのままがいいな。
「明日が約束の日だった」って過去形な感じが、まったりしてていいと思う。
ムナゲさん、荒らしに気を悪くせず更新頑張って下さい。
毎日楽しみにしてます。
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/04(火) 10:12:06.49 ID:p/gRWvU0
ムナゲちんおはよう。
自分のペースで更新ヨロ。いつも楽しみにしてるよ。

>>941
どうしたのさw
つ ニボシ
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/04(火) 13:27:55.64 ID:ueNpzF.0
>>948
次スレは>>934でFAでいんじゃね?
951 :ムナゲ ◆Kk.hIUH1Xg [sage]:2009/08/04(火) 22:57:06.36 ID:GHA9fS20
みなさんこんばんわ、ムナゲです。
作業しながらなのでまったりになりますが更新していきます。
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/04(火) 23:13:42.67 ID:XqIldx60
唐突だがムナゲは初音ミクは好き?
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/04(火) 23:14:23.65 ID:0XI/nJs0
匿名「ムナゲ乙だねえ。今日は早いじゃないか」
954 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/04(火) 23:15:54.23 ID:GHA9fS20
俺たちはまず池袋構内を散策する事にした。
構内と言っても厳密には構内から進んだデパートなのだが。

最初に向かったのはパルコ。通路からエスカレーターを上がって行けばもうそこはパルコのエリアだ。

パルコは女性が好む服屋がかなり多い。特にユナイテッドアローズの存在は大きいだろう。常に混んでいる。

ム「なんか今日可愛らしいね」

俺はエスカレーターで自分の前にいるシシトウを見て言った。
スカートが短いとパンツが見えてしまうのではないかと心配してしまうのもあって確認の為に見たというのもある。

シ「そう!?変じゃない?」

彼女は振り向いて自分の全身を見回して確認したあと、スカートの端っこを持って笑顔で俺に言った。

ム「可愛いよwパンツ見えるんじゃないかって心配だw」

シシトウは一瞬スカートの裾をちら見したあと、エスカレーターにもたれ掛かりながら言った。

シ「見えるよw多分w」

彼女はあいかわらず挑戦的な表情だ。その可愛らしいさに、思わず頭を撫でてしまう。

955 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/04(火) 23:17:53.87 ID:GHA9fS20
>>952
好きです!が、各種ボーカロイドに触れたのは今回が初めてです。
当然ながら調教不足でありますw
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/04(火) 23:29:57.96 ID:0XI/nJs0
匿名「おいおい、挑発的な表情で『見えるよww多分ww』なんて言われたら・・・ふぅ
    ・・・可愛すぎるねえ。粋だねえ」
957 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/04(火) 23:35:07.58 ID:GHA9fS20
シ「んふw」

シシトウはエスカレーターを先におり、一歩先で振り向くようにして俺を見た。その表情はキラキラしている。

俺はすぐに追いつき、追いついた所で彼女は肩から寄り添うようにして、腕を絡める様に手を握って来た。
彼女は俺のコメントが気になるのか、俺から目を離そうとしない。

ム「見えたら困るだろうよ」

俺がため息地味て言う。

シ「嫌なんだ?w」
ム「あたぼーだw」

シシトウはそう言うと手を強く握り返した。

シ「エスカレーターは後ろに乗ってねw」

そう言って彼女はまた別のエスカレーターに乗り込む。

ム「嬉しそうだなw」
シ「そうゆうのは嬉しいんだよw」
ム「そうなの?」
シ「大事にされてるんだなぁって思うじゃんw」
ム「そりゃあ…大事にしてるもんね」

そう言った所で彼女はまたからかう様な目で、

シ「あんまり構ってくれないけどねーw」

と言った。
958 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/04(火) 23:49:52.79 ID:GHA9fS20
ム「ごめんね、中々丸々開けられなくて」

俺は謝った。

休日のタイミングは一週間に一度合わせる事が出来るだけだから仕方ないと言えば仕方ない。

シ「また泊りに来ればいいのにw」

シシトウはユナイテッドアローズのトップスを見ながら言う。

ム「お母さんいんじゃん」

例によって弟君は除外した。彼ならいたとしても空気を読んでくれるだろう。

シ「ママ結構楽しみにしてるよwムナゲさんって面白いってw」

確かにシシトウママならばそう言いそうだ。恐縮な事にかなり仲良くさせて頂いているので、素直に嬉しかった。

ム「なんかそう言われると行きたくなるなw」
シ「待ってるよ、わたしがw」

俺が一瞬あっけに取られていると、シシトウはなにやら可愛いトップスを発見した様だった。

シ「これかわいいw」

しかし広げてみると残念ながらサイズが大きく、小さい者がなかったので見送りとなった。

シ「なかなかサイズないんだよねー」
959 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/05(水) 00:00:52.87 ID:1mYTiwg0
シシトウは小さい。
それも縦にだけじゃない、全体的に小さいのだ。
細身の女性の縮尺を変えたのうな感じだ。比較するものを用意せずにカメラに納めた身長が高く見える位だ。

だがそれゆえに服のサイズにいつも困っているという話を良く聞いた。

ユニクロの最小サイズのデニムがナチュラルフィットになってしまうらしい。

シ「パンツはごまかし訊かないしw」

よって予めサイズが小さめに作られている、ギャル系のお店に行かないとぴったりくるパンツとはほとんど巡り会えないらしい。

ユナイテッドアローズもそこそこのサイジングだが、やはりサイズが小さいものは買われてしまう事が多い様だった。

シ「服はサイジングなのよwわかる?w」

彼女は店内をご機嫌そうに回っている。その点に関してはかなり同意出来た。重要なのはシルエットである。

可愛らしい服は何点か見つけたのだが、結局サイズが全部なかった。

シ「ムナゲはどんなのが好きなの?」
ム「俺はねぇ…」

と店内の女物の服を二人で物色し、俺の好みの服を見たりした。

シ「なるほどwこゆかんじかw」

どうやら好みを探られたらしい。
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/05(水) 00:07:46.48 ID:.ItqI4s0
匿名「おいおいシシトウの小柄属性がまさかそこまでとはねえ。萌えるねえ。
    それに言動の一つ一つが可愛いねえ。ムナゲ裏山じゃないか」
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/05(水) 00:12:06.11 ID:4hgS/0Y0
ちっちゃいこ最高!ちっちゃいこ最高!(・∀・)
962 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/05(水) 00:18:54.62 ID:Os3G9SE0
今度は男物を見る。

シ「男の人のシャツって良いよね」

どうやらシシトウはシャツフェチらしく、さらっと着たりしっかり着たりしてもかっこ良く決まるとアツいらしいのだ。

シ「背中がいいのwあと首スジw」

意外とマニアックだなとすこし思った。

ム「シシトウ、結構首フェチ?w」

俺が言うと、彼女は少し恥ずかしそうだったがそれをごまかす様にいじわるそうな顔をして、

シ「ばれた?w」

と言った。
シシトウは最中、結構首にキスをする事があったなと、思い出したのだった。

ム「薄々とねw」

俺はそう言いながら、彼女が偉く気に行ってそうに眺めている展示品のシャツのエリをつかんで言った。

ム「このへんでしょ?w」
シ「そうそうw」

そんな感じで店内を物色し、別の店へと向かった。
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/05(水) 00:27:02.02 ID:.ItqI4s0
匿名「おいおい、まさかシシトウに男物のシャツを着せてみたり・・・」
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/05(水) 00:30:37.68 ID:acYNmMDO
もげろ
965 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/05(水) 00:42:38.15 ID:1mYTiwg0
パルコ店内をうろうろしたが、特に女性のお店は中々に人が多く、落ち着いて買い物も出来ない。

結局シシトウはたまたま立ち寄ったちょいギャルのお店で、シャツを買っていた。

シ「シャツシャツ言うからさぁw」

結構シンプルでシャープな印象だが、やはりちょいセクシーさを取り入れたデザインがそれ系だ。

俺のススメで試着室に入ってでて来た彼女。その下に合わせるキャミソールも来てでて来たのだが、これがまたいい。
サイズが二つともぴったりと言うのもあるのだが、いつもとちょっと違う趣がまた好かった。そのスカートに良くあっていた。

ム「お、いいよ、それ、いい!」

どうやら俺はそうゆう路線に傾倒してきてしまったらしい。

シ「このキャミきるとわたしっぽくないよねw」
ム「いいんじゃない?にあってるし若々しいし、シャツ可愛いw」

という俺の押しの強さもかなりあっただろう。

後で聴いた話なのだが、以前のお泊りの時にTが余りにもかっこ可愛くシャツを着こなしていたのを見て触発されたらしい。

シ「仕事にも着て行けるしねw」
966 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/05(水) 01:14:32.08 ID:1mYTiwg0
後はお昼ご飯を2人で頂いて、池袋構内に接続するエリアは結構回った。

だが途中からシシトウは徐々に元気を失って行ったように感じた。

午前中に比べて、そのリアクションに覇気がないのだ。

ム「お前、具合悪いんだろう」

俺はトイレ脇のベンチに腰掛けたシシトウを見て言った。心なしに目もちょっと重そうだ。午前中はあんなに元気だったのに…。

シ「んとね、別に無理してたとかじゃないんだけどね、最初はただの疲れかなーって思ってたんだけど…ちょっと違うみたい」

彼女は気だるそうだ。

ム「どこか気持ち悪いとか痛いとかあるのか?

俺は彼女の目の前に座り込んで手を取って、彼女の顔を覗き込んだ。

シ「そうゆうのはないんだけど…風邪かなぁ…」
ム「そうか…んじゃ今日はもう沢山回ったし、とりあえず帰ろう」
シ「んー、でも」

彼女は府に落ちなそうだった。
だが俺からすれば、このままこれだけの人ごみで空気の悪い環境にいたらますます悪くなるのは目に見えていた。

ム「また今度来ればいいし、な」

シ「…ごめんね?」

俺は彼女をよしよししてあげた。こうゆう時、彼女は無理をしてしまう傾向がある事を俺は分かっていた。

ム「気にすんなよーwとりあえず送って行くから」

彼女は嬉しそうだが、同時に申し訳無さそうな顔をしていた。
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/05(水) 01:24:15.50 ID:.ItqI4s0
匿名「おいおい心配じゃないか・・・
    冷房がきつくて寒い時はこのネジネジを巻くといいんだよ」
968 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/05(水) 01:33:56.29 ID:1mYTiwg0
時刻は四時過ぎ。下り方面の電車が殺人的に混むにはまだ十分に時間を残していた。俺たちは電車で腰掛ける事に成功した。

ム「良かったな、座れて」

彼女を横に座らせ、俺の肩をかした。先ほど構内にいた時よりもやはり元気がない。
まぁ気張る必要がなくなったからというのは有るだろうが、時間と共に悪くなって行くのは良く分かった。

シ「助かる〜本当w」

ちょうどここからなら彼女の自宅までは電車一本でいける。

ム「少し休んで起きなよ、駅つく頃には起こしたあげるから」

俺がそういって彼女の手に触れると、彼女はそのわずかに汗ばんだ手をそっと握り返してきた。

シ「ありがとう」

彼女はそう言って溜め息をつくように脱力していた。俺は彼女が一番疲れにくいように配慮した。

俺は電車内で2人の手持ちの荷物の整理をして時間を潰していた。
俺自身が彼女の事を心配するあまり、落ち着けなかったというのもある。


彼女の棲む駅に到着した。俺は少しでも楽をさせる為にタクシーを捕まえ、乗ってもらった。

そして彼女の家についた。

969 :ムナゲ ◆FPw89/U.qk [sage]:2009/08/05(水) 01:35:16.51 ID:1mYTiwg0
という訳で今日の更新はここまで!また明日、異動先のスレでしつれいします!
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/05(水) 01:38:47.04 ID:fuotkmoo
ムナゲが幸せそうで・・・

MO☆GE☆RO☆彡

ってしか出て来ない(・∀・)

>>967
中○尾サンそれ言っちゃダメwwwwww
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/05(水) 07:40:33.34 ID:uLvZPIE0
で、もぎりオフはいつ?
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/05(水) 12:14:16.42 ID:AbnqN6AO
シシトウかわええな〜
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/05(水) 13:32:28.22 ID:zujgFHgo
ええなぁ…俺もそんな彼女がほしい
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/05(水) 19:40:19.85 ID:f.TmG9A0
>>971
確かにw
近いからスネークしたくなるw
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:07:34.48 ID:Rg5uTX60
向こうでムナゲ始まってるww

埋め
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:09:44.32 ID:Rg5uTX60
さらに産め
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:10:20.03 ID:fIcSRLso
ウメウメ
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:10:47.33 ID:Rg5uTX60
もひとつ生め
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:12:07.12 ID:Rg5uTX60
さすがにキツイ梅
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:13:07.86 ID:Rg5uTX60
パンツ下ろしてウメ
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:14:43.96 ID:Rg5uTX60
ナニを引っ張り出して膿め
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:16:19.50 ID:Rg5uTX60
元気がない宇目
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:17:00.26 ID:FSK.2Too
手伝うウメ
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:17:52.46 ID:FSK.2Too
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:18:24.15 ID:Rg5uTX60
>>983
どっちを手伝ってくれるんだ?wwww宇女
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:18:36.25 ID:FSK.2Too
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:19:40.03 ID:Rg5uTX60
あっちを見て元気になってきたww卯女
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:20:43.01 ID:FSK.2Too
>>985
ココを埋める方だ!お前のナニは知らんwwwwwwwwwwwwww
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:21:06.50 ID:Rg5uTX60
ふぅ・・・倦め
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:21:55.73 ID:FSK.2Too
今、向こう抜ける展開なのか?
ちょっと見てくるwwwwウメ
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:22:03.45 ID:Rg5uTX60
あと10こ鵜目
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:23:42.72 ID:Rg5uTX60
そしてだれもいなくなった・・・夘目
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:24:02.18 ID:jE4K.Fgo
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:25:48.99 ID:Rg5uTX60
うめって漢字はいくつあるんだ右馬
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:26:12.35 ID:FSK.2Too
戻ってきた梅
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:28:07.68 ID:Rg5uTX60
>>1000は誰か取ってくれ績め
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:28:36.93 ID:FSK.2Too
バリうめぇええええええ
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/08/06(木) 01:28:49.80 ID:jE4K.Fgo
1000ならシシトウは俺のもの
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:31:17.36 ID:Rg5uTX60
誰も取らんなら取っちゃうぞ

>>1000ならシシトウは青唐辛子になる
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/08/06(木) 01:31:50.91 ID:FSK.2Too
1000ならムナゲがシシトウのパンツげと
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
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1000超えたのでHTML化の依頼をするでござるの巻
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1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
レンとノノの探検録 Avalonを探して 2日目 @ 2009/08/06(木) 01:17:20.95 ID:uw2/Y7so
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つれづれなるままにA雑 @ 2009/08/06(木) 00:57:47.04 ID:xvjjhPQo
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もうすぐなつだよ! あゆむすれっど @ 2009/08/06(木) 00:53:07.57 ID:nKxHc7oo
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やる夫が第三次聖杯戦争に参加するようです 第二聖杯候補 @ 2009/08/05(水) 23:53:28.42 ID:0WhtGQQo
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