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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 01:27:20.08 ID:OmD/gBwo
召喚士「行けっ!クリト・・・!?」
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満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:22:39.08 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459358/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 01:29:22.94 ID:MFIhwhE0
最後まで言え
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 02:16:46.46 ID:k1lILN2o
このスレ含めて3つあんぞ
1つはネタだけど
4 :1 [sage]:2009/11/04(水) 11:35:56.05 ID:mzK3kMso
ここでいいんですよね?ね?

前スレ
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1256864948/
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 11:36:41.23 ID:qXQH8I60
キタ─wwヘ√レvv〜《゚∀゚》―wwヘ√レvv〜―!!

ここで決定
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 11:41:01.40 ID:GdLsNKco
>>4
うん!
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 11:42:17.15 ID:mzK3kMso
はい。それじゃ進めます
こっちは落ちる心配ないから改行も贅沢に使わせて頂きます
前よりは見易い・・・と思います。では↓
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 11:44:27.83 ID:O/LCmk.o
まってたよ!
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 11:44:45.27 ID:GdLsNKco
wktk
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 11:50:03.40 ID:mzK3kMso
召喚士達のパーティーは、前回の海峡防衛戦にて、
依頼の難しさ、命の尊さ、そして魔物の恐ろしさを改めて実感したのであった。

〜大陸の港町〜

召喚士「戻って来ましたね」

戦士「そうだな」

盗賊「・・・うむ」

魔道士「確か・・・」

召喚士「マジシャンさんとはここで別れました」

戦士「まだ近くにいる、かもしれないな」
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 11:54:53.77 ID:mzK3kMso
召喚士「そうだね、可能性はあるけど・・・」

盗賊「・・・」

召喚士「何か・・・余所余所しく姿を消した気がするんですよね」

戦士「まぁ・・・バーで別れを告げて、その後船内では会わなかったし」

魔道士「私達が降りた時にはいなかったですもんね」

召喚士「一応探してはみますが・・・難しいでしょうね」

盗賊「・・・うむ」

魔道士「じゃあ、宿の手配してきます!」

戦士「じゃあ俺は・・・不必要な道具でも売ってくっか」

召喚士「あ、俺が行くよ・・・」
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 11:59:03.95 ID:mzK3kMso
戦士「え?あぁ、わりぃな!」

召喚士「じゃあ二人はここで待っててくれ」

盗賊「・・・」

召喚士は不必要となった道具を預かり店へ向かった。
帰り道、ワークショップの前で立ち止まる。

キイィィ

店員「っらっしゃいやせ〜」

召喚士「あ・・・成果リストを見たいんですが・・・」

店員「リストっすね。お待ち下さい〜」
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 12:00:36.97 ID:dg10x2AO
迷子にならなくて良かったと本気で思える
頑張ってください
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 12:04:07.93 ID:mzK3kMso
しばらくすると店員がリストを手に戻ってくる。

店員「お待たせしやした〜」

召喚士「ありがとう・・・」

ページをめくり始め、しばらくするとその手を止める。

召喚士「・・・」

リストを閉じ、店員へ手渡す。

召喚士「・・・ありがとう」

店員「はぁ・・・ありがとうござっした〜」
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 12:15:39.67 ID:mzK3kMso
〜広場〜

戦士「おう、おかえり」

召喚士「すまん遅くなったな・・・お待たせ」

魔道士「じゃあ、早く宿に行きましょう!」

盗賊「・・・同意」

召喚士「魔道士さんやけに急いでるな・・・」

戦士「風呂に入りたいんだと・・・毎度毎度・・・」

召喚士「はは。まぁ女性だし・・・サッパリしたい気持ちは分かるよ」

戦士「そんなモンかね・・・」

盗賊「・・・」

戦士「盗賊、お前もそんなモンか?」

盗賊「へ?あ・・・まぁ・・・そうだが・・・違う」

戦士「え?なに?」

盗賊「あ!・・・時と場合が・・・だな」

戦士「あーそういう事か!そりゃ確かにそうだ!」

盗賊「・・・」

16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 12:24:05.94 ID:gzgpYHY0
1さん頑張れ!超楽しみ
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 12:25:40.90 ID:mzK3kMso
〜宿〜

召喚士「ではこれからの予定を決めましょう」

戦士「そうだな!」

召喚士「まずはマジシャンさんの足取りを掴むため・・・」

盗賊「・・・捜索」

召喚士「はい。範囲はこの町と・・・大きな街」

戦士「船で港に戻ったって事は?」

召喚士「ない・・・と考えてます」

盗賊「・・・」

召喚士「バーで・・・しょっちゅうこの辺にいるわけじゃない・・・と」

戦士「あー!言ってたわ!て事はこっちの大陸なのは間違いなさそうだ」

魔道士「じゃあ、二手に分かれて探しましょうか!」

盗賊「・・・」
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 12:25:46.27 ID:BIYPDCso
楽しみですぞ
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 12:26:00.55 ID:qeKmDwAO
もしもしは#で書き込みかふむ
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 12:28:06.29 ID:rY.w1EDO
パー速初めてきたわ
楽しみ楽しみ
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 12:28:23.12 ID:mzK3kMso
魔道士「時間も勿体ないですしね!」

召喚士「確かに・・・そうですね」

戦士「んじゃ二手に分かれて探すとすっか!」

召喚士「分かりました・・・ではこの町と」

魔道士「あ、私残りますよ!」

召喚士「そうですか。では魔道士さんと・・・」

戦士「バランスから言うと・・・俺か」

召喚士「そうだね・・・では俺と盗賊さんが・・・」

盗賊「・・・次の街」

召喚士「・・・と言う事ですね」

魔道士「決定ー!」
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 12:35:21.13 ID:nPWAvoSO
もしもし

ほう、ここがパー速か
剣士と弓使いのその後も見たいな…とか言ってみたりして
応援してるぜ

ガチャ
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 12:35:34.12 ID:ciJ.vvAo
ttp://blog.gaomaru.com/images/20080622121412733085776900.jpg

再開記念クリトリス画像
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 12:36:06.80 ID:J.pRgoDO
やっと追いついたぜ
わくわくがとまらないwwwwww
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 12:38:32.17 ID:HMDkLIDO
追いついた

ワクテカ
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 12:38:33.52 ID:i0b/YAAO
はやくはやく
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 12:41:25.25 ID:mzK3kMso
召喚士「但し・・・このあたりにまだいる可能性は薄いです」

戦士「・・・そうだな」

召喚士「魔道士さんの言う通り、時間も勿体ないですし」

盗賊「・・・3日」

召喚士「そうですね。そのぐらいが妥当だと思います」

魔道士「早く召喚獣も増やさなきゃいけませんしね!」

召喚士(・・・そうだった・・・まずい、というか出来れば会いたくない!)

戦士「3日捜索してダメなら・・・師匠のとこだな」

召喚士(マジシャンさん・・・居てくれると本当にありがたいんだけどな・・・)
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 12:44:17.60 ID:mzK3kMso
ちょっとご飯を・・・すいません

>>22
それいいですね。今度書かせて貰いますね
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 12:46:58.18 ID:LMycFt6o
こっちか!よしきた!
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 13:06:42.25 ID:XJNxqUAO
支援は確かいらなかったよな?
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 13:13:47.05 ID:cuG.F9Io
VIPじゃ規制されてて書き込めなかった俺が軽やかに支援。

期待してるぜ。
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 13:14:41.51 ID:cuG.F9Io
>>30
おまえが書き手だったとして
誰が見てるかもわからん状態で
黙々と投下したいと思うか?

一応保守と支援は書き手への礼儀程度にやれば必死にならなくてもOK、
だと俺は考えてる。
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 13:19:10.66 ID:qeKmDwAO
良い心がけですな
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 13:20:47.22 ID:nPWAvoSO
>>28
おお、マジすか!
それも楽しみにしてます
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 13:21:12.40 ID:Xtv.sGoo
結局こっちでやることになったのか

C
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 13:36:40.26 ID:mzK3kMso
ご飯食べながらvipに寄り道してました。すいません

>>32
確かに読者アンケート的なものがないと精神的にキツイですね・・・
ありがとうございます。では続きます↓
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 13:53:44.00 ID:mzK3kMso
〜翌日〜

戦士「よし、魔道士。行くとすっかね」

魔道士「はい!ますは船着場から当たりましょうか!」

戦士「そっちも気を付けてな!」

召喚士「あぁ。それじゃ三日後ここで…」

盗賊「……」

召喚士「行きましょうか」

盗賊「…うむ」
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 13:57:47.89 ID:mzK3kMso
〜大きな街〜

召喚士「…凄い…ですね」

盗賊「…あぁ」

召喚士「盗賊さん、来た事は?」

盗賊「…ない、な」

召喚士「俺もです…さて、どうするか…」

盗賊「……」

召喚士「まずはマジシャンさんが立ち寄りそうな所…」

盗賊「…酒」

召喚士「それですね!流石です!」

盗賊「あ、アリガトウゴザイマス」

召喚士「まずは酒場から当たりましょうか」
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 13:58:53.51 ID:pnVPNcDO
期待
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 14:01:14.82 ID:cuG.F9Io
戦士と盗賊ペアにならない(なれない)ところに
作者の憎らしいまでの演出を感じてしまうのは俺だけだろうか。
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 14:23:00.25 ID:mzK3kMso
〜酒場〜

ガチャッ・・・カラカラン

マスター「…いらっしゃい」

召喚士「あ、すいません。人を探しているんですが…」

マスター「ふーん…どんな人だい?」

召喚士「あ、これを…」

ガサッ

マスター「似顔絵か…!!この人は…」

召喚士「ご存知ですか!?」

盗賊「……」

マスター「マジシャンさんかー…」
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 14:27:20.47 ID:mzK3kMso
マスター「あんた…関係者かい?」

召喚士「いえっ…全く」

マスター「そうかい。残念ながら知らないよ」

召喚士「…そうですか」

マスター「こっちが聞きたいぐらいだよ…」

召喚士「え……?」

マスター「このマジシャンて奴はね、来る度来る度」

盗賊「……」

マスター「支払いをツケていきやがってね!今じゃとんでもない額だよ!」

召喚士「…」

マスター「流れ者だから居場所も分かりゃしない…」

盗賊「……」

召喚士(こりゃ…ダメだな。他の手掛かりを探そう)
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 14:32:55.16 ID:mzK3kMso
召喚士「じゃあ…失礼します!」

盗賊「…シツレイシマス」

マスター「あっ、マジシャンさん見つかったらさ」

召喚士「?」

マスター「ウチにも来るように言っといてくれ!」

召喚士「ははっ。分かりました!」

マスター「あとパーティーのメンバーにも宜しくって!」

召喚士「はいっ!え!?パーティーですか?」

マスター「あぁ、今は独りモンだが昔はパーティー組んでたんだよ」

盗賊「……」

召喚士「分かりました。それでは!」

マスター「よろしくな!」
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 14:35:28.40 ID:k6OeJwDO
wktk
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 14:35:36.49 ID:mzK3kMso
召喚士(やっぱりかつてパーティーを組んでいたんだ…)

盗賊「……」

召喚士「あ、すいません…でも凄いですね!」

盗賊「?」

召喚士「盗賊さんの似顔絵!一発で伝わりましたよ!」

盗賊「ふぇっ!?あ…いやっ」

召喚士「ありがとうございます!」

盗賊「あっ…いや、あ…アリガトウゴザイマスッ!」

召喚士「あははは!」

盗賊「……///」
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 14:39:37.91 ID:g7VmWoAO
一生ついてく私怨
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 14:44:49.88 ID:lznqyLo0
パー速来たの初めてです。
続き楽しみ。
つC
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 14:52:18.22 ID:piQrNngo
面白い支援
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 14:56:52.37 ID:mzK3kMso
〜店〜

店主「うーん…分からないなぁ」

〜ワークショップ〜

店員「存じ上げないですねぇ」

〜公園〜

幼女「しらなーい!」

兵士「君…ちょっといいかな?」

召喚士「へっ?…あ、いや!」

〜数時間後〜

召喚士「あとはここぐらいですか…」

盗賊「…うむ」

召喚士「大商人の商会ですね…大きいなぁ」

盗賊「…大きい」
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 15:00:42.47 ID:mzK3kMso
〜大商家〜

使い「いらっしゃいませ!」

召喚士「あ、すいません。ちょっと訊きたいのですが」

使い「はい!なんなりと!」

召喚士「人を探しておりまして…この人なんですが」

使い「なるほど、う〜ん…知らないですねぇ」

召喚士「そうですか…ありがとうございました」

盗賊「…アリガトウゴザイマシタ」

使い「いえっ!またどうぞ!」

召喚士「やっぱり手掛かりはナシ…ですね」

盗賊「…うむ」

使い「あっ、そうだ!お兄さん!」

召喚士「はい?」

使い「こちらもちょっとお願いがありまして!」

召喚士「な、何でしょうか?」
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 15:00:53.47 ID:rY.w1EDO
盗賊最高
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 15:09:10.81 ID:mzK3kMso
使い「実はうちの旦那様なんですが…」

召喚士「大商人さんですか?」

使い「えぇ…実は旦那様のお嬢さんがですね失踪しちまって…」

盗賊「……」

使い「もうかれこれ1年近くになっちまいますが…」

召喚士「そうですか…」

盗賊「…手掛かりは?」

使い「いやっ、でも大商人の一人娘ですからね」

召喚士「知名度は抜群…て事ですね」

使い「はい!それに容姿も性格も抜群ですよ!はははっ!」

召喚士「分かりました。何かあればまた来ます」

使い「ヨロシクお願いします!」
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 15:10:34.83 ID:BIYPDCso
大商人の娘とはよもや
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 15:15:16.31 ID:mzK3kMso
〜夕方〜

召喚士「手掛かりは…特になし、ですね」

盗賊「…うむ」

召喚士「明日また、頑張りましょうか!」

盗賊「ガンバリマショウ」

〜宿〜

召喚士「えっ!?ないんですか?」

フロント「申し訳ございません…団体客が入っておりまして…」

召喚士「…そうですか」

フロント「こちらも急なお客様だったもので…」

盗賊「…野宿」

フロント「あっ、1部屋だけなら空きがございます」

召喚士「本当ですか!?」

フロント「シングル1部屋になりますが、宜しいでしょうか?」
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 15:21:45.21 ID:XJNxqUAO
盗賊可愛い支援
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 15:24:09.24 ID:7FB.pv.0
わっふるわっふる?
とうぞくううう!!
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 15:30:12.24 ID:mzK3kMso
〜その頃港では〜

戦士「かーっダメだ!何の手掛かりもないぜ」

魔道士「やっぱりこの港にはいないかもですねー」

戦士「俺らも街に向かうか?」

魔道士「もうちょっと頑張りましょうよー!」

戦士「そうだな!頑張るか!」

〜宿〜

戦士「2部屋頼む」

フロント「かしこまりました」

戦士「コイツに見覚えないかい?」

フロント「人探しでございますか?」

戦士「あぁ。1週間ぐらい前なんだが…」

フロント「あぁ、確かにいらっしゃいましたね」

戦士「本当か!?」

フロント「えぇ、間違いありません。お上手な絵ですね…そっくりです」
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 15:36:23.34 ID:mzK3kMso
戦士「泊まってたのか!?どこ行くって?」

フロント「お泊りにはなられておりませんね」

魔道士「…そうですか」

フロント「確か…船が着いた日だったと思います」

戦士「あぁ。間違いない」

フロント「22時頃…でしょうか?当宿にいらっしゃいました」

戦士「夜か…」

フロント「えぇ。それでバーでお酒を飲まれて」

魔道士「酒場じゃなくホテルのバーでしたか」

フロント「深夜にそのままお帰りになられました」

戦士「酒だけ飲んで帰って行った?」

フロント「はい。変わったお客様でしたので覚えておりました」

戦士「どこかに向かうと行ってたか!?」

フロント「…それは特に、おっしゃってませんでしたね」
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 15:36:57.93 ID:J.pRgoDO
わっふるわっふる
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 15:43:30.60 ID:mzK3kMso
〜食事処〜

戦士「…なぁ」

モグモグ

魔道士「はい?」

モグモグ

戦士「モゾソンヲヨツォドモイ…」

魔道士「…食べてから喋ってくれます?」

戦士「マジシャンの奴はどこに向かったんだろうな?」

魔道士「そうですねー」

戦士「酒飲んで夜中に出たって事は…」

魔道士「近場に泊まるアテがあったか…」

戦士「金がなくて野宿…あとは…」

魔道士「酔っ払っても魔物なんて余裕〜」

戦士「しかも寝ずに旅してもヘッチャラ〜」

魔道士「夜中だろうが関係なし〜」

戦士「…もしそうならとんでもないバケモンだな!ははは!」

魔道士「あはは!そうですねー!」
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 15:46:57.75 ID:mzK3kMso
戦士「…なんかお前、久々に笑ったな」

魔道士「え?そうですか?いっつも笑ってますよー」

戦士「そうか?まぁそうかも…なぁ」

魔道士「なんか馬鹿にしてませんかー?」

戦士「してないって!まぁ……何かあったら言えよ?」

魔道士「はい!ありがとうございます!」

戦士「さっ、今日はさっさと寝て…」

魔道士「明日頑張りましょう!!」

戦士「おうっ!」
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 15:50:33.20 ID:mzK3kMso
〜その頃、途中の街〜

召喚士「………」

盗賊「………」

召喚士「……」

盗賊「……」

召喚士「…」

盗賊「…」

召喚士&盗賊「あ、あのっ!」

召喚士「……どうぞ」

盗賊「……いや…ドウゾ」

召喚士「…あの…ちょっと外行ってきます!」

盗賊「あ!いや…私がっ」

召喚士「いやっ!ちょっと、の、飲みたい気分で!」

盗賊「そ、そうか!…わ、分かった!」

召喚士「じゃあ!行ってきますね!すいません!」

盗賊「う、うむ…!」
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 16:00:12.01 ID:rY.w1EDO
召喚師、ちょっと僕と変わろうか
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 16:02:26.41 ID:mzK3kMso
〜ロビー〜

召喚士(無理無理無理!あんな狭い部屋に!)

召喚士(あんな…薄着で…ベッドに)

召喚士(ベッドの方見れないし!ソファーから動けないし!)

召喚士(…てか…俺は何を考えてるんだ!違うだろっ!)

召喚士(こんな事だから名前間違えたりするんだろっ!バカッ!)

青年兵「あの…大丈夫ですか?」

召喚士「へ!?あっ、はい!すいません!」

青年兵「??」

召喚士「あ、ちょっと考え事してただけです。大丈夫です」

青年兵「そうですか、うずくまっていたので何かあったかと…」

召喚士「ご心配をお掛けしました。すいません…」

青年兵「いえいえ、皆様を守るのが私達の役目ですから」
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 16:02:31.58 ID:Xtv.sGoo
なぜ盗賊を誘って飲みに行かないんだ!

1人になった盗賊はわたしが慰めておきますね
66 :盗賊はお酒が飲めないのでした… [sage]:2009/11/04(水) 16:07:38.60 ID:mzK3kMso
召喚士「あ、兵士さんでしたか」

青年兵「ええ」

召喚士「「大変ですね。ご苦労様です!」

青年兵「いえいえ。何だか急な任務が入りまして…」

召喚士「大変なんですねぇ」

青年兵「しかも相手はミノタウロスだとか…」

召喚士「!!?」

青年兵「…!?…どうかされましたか?」

召喚士「あ…いえ、何でもないです」

青年兵「…そうですか」

召喚士「…気を付けて下さいね」

青年兵「ありがとうございます!」

召喚士「魔法も…剣も効かないみたいですから…」
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 16:12:22.63 ID:mzK3kMso
青年兵「詳しいんですね」

召喚士「いやっ…聞いた話です」

青年兵「でも大丈夫ですよ!その為に私達が呼ばれたんですから」

召喚士「私達…兵士さんですか。あっ!」

青年兵「?」

召喚士「もしや…召喚隊の…?」

青年兵「はい!やっぱりお詳しいじゃないですか!」

召喚士「あ…先の街で、聞いたんです…はは」

青年兵「今回は多数の召喚獣をぶつけますからね」

召喚士「……」

青年兵「さすがのミノタウロスと言えど、防げないでしょう!」

召喚士「そう…ですね」

青年兵「先の戦いでも召喚士の方が大活躍なされたとか!」

召喚士「……そうですか」
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 16:17:12.97 ID:QeWMLiUP
四円
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 16:18:27.24 ID:i0b/YAAO
はやくつづきよみたいお
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 16:19:17.62 ID:mzK3kMso
青年兵「…?」

召喚士「…あっ、いや僕も実は召喚士でして」

青年兵「そうでしたかっ!嬉しいなぁ、同志に会えるなんて!」

召喚士「あなたも?召喚士なんですか?」

青年兵「はい!召喚士隊の青年兵と申します!」

召喚士「あっ召喚士です!よろしく」

青年兵「よろしくお願いします」

召喚士「まだ…お若いですよね…?」

青年兵「今年20を迎えました!」

召喚士「わ、若いなぁ」

青年兵「召喚士さんこそお若いのに!」

召喚士「いやいや、そんな事ないですよ」

青年兵「あははっ!」
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 16:23:02.61 ID:6JuNVsAO
かくいう私も召喚士でね
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 16:25:46.23 ID:i0b/YAAO
俺も脳内に嫁を召喚できる
呼べる嫁は数十
かなり高等な召喚士と自負している
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 16:28:11.90 ID:J.pRgoDO
>>72
魔法使いだから魔翌力も高いしなwwwwww
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 16:30:17.56 ID:7j3U/UIo
移動してきた
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 16:30:23.74 ID:cuG.F9Io
>>72
具現化できるならたいしたもんだがなww
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 16:31:58.41 ID:0m.5RkQo
なんだこの流れwwwwww
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 16:33:53.33 ID:oY4EPJAo
触れないが目の前まで出すことは出来る
俺も召喚士らしい
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 16:35:19.03 ID:mzK3kMso
召喚士「あのっ!ちなみに属性は?」

青年兵「はい!青龍です!」

召喚士「そうですかっ!良かった!!」

青年兵「えっ?」

召喚士「あっいや!俺は朱雀なもので…他属性の人は嬉しいな…と」

青年兵「そうですね。朱雀とは珍しいですね!」

召喚士「そう、ですかね?師匠が朱雀だったもので…」

青年兵「朱雀は規模が小さいので…あ!悪い意味ではなく!」

召喚士「いえいえ」

青年兵「その為かなかなか、いらっしゃらないんですよ」

召喚士「なるほど(そうだったのか…)」

青年兵「どのような召喚獣をお持ちで?」

召喚士「!!…あ、えーと…あれですね…」
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 16:37:35.98 ID:rY.w1EDO
wktkが止まらない
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 16:37:54.01 ID:QeWMLiUP
二十歳まで童貞なら魔法使えるって聞いた。
三十路の今、大魔道士になれそうな気がする
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 16:39:14.16 ID:rY.w1EDO
>>80
俺も来年から魔法使いか
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 16:45:04.46 ID:mzK3kMso
青年兵「??」

召喚士(まずい!ありのままは色々と問題あるよな…)

青年兵「あの…」

召喚士「ちょっと!し、師匠から機密事項の任務があって!」

青年兵「あっ!これは失礼しました!」

召喚士「いえいえっ!すいません」

青年兵「こちらこそ」

召喚士「…あの、青年兵さんは…?」

青年兵「僕ですか?僕は主にワームあたりを…」

召喚士「す、凄いですね」

青年兵「そんな事は…まだまだ下級召喚獣しか扱えなくて」

召喚士「あの…ちょ、ちょっとご相談なんですが…」

青年兵「・・・はい?何でしょう」
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 16:49:17.49 ID:QWC7KcAO
紫煙いたす
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 16:50:14.14 ID:mzK3kMso
召喚士「お時間があれば…召喚獣を、見せては貰えないでしょうか?」

青年兵「召喚獣をですか?」

召喚士「無理にとは言いません!時間があれば…」

青年兵「…構いませんよ」

召喚士「本当に!?」

青年兵「えぇ…今は警備担当の時間ですが…」

召喚士「…」

青年兵「特に魔物が出る事もありませんし、少しなら…」

召喚士「あ、ありがとう!!」

青年兵「いえいえ!お役に立てれば」

召喚士(よしっ!思わぬチャンス!いい人で良かった…)

青年兵「それじゃ…」

召喚士「裏庭に行きましょうか!」
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 16:59:40.76 ID:mzK3kMso
〜裏庭〜

青年兵「では…」

召喚士「基本精霊でいいですので」

青年兵「分かりました」

召喚士「あ!」

青年兵「はい?」

召喚士「何もないのに呼び出して怒られたり…とか」

青年兵「あはは!そんな事あるわけないじゃないですか!」

召喚士「…え?あれ?」

青年兵「では、行きます!」

召喚士「お願いします」

青年兵「出でよ!サラマンダー!!」

シュイィィィン

召喚士「おぉっ!!」
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 17:20:05.99 ID:mzK3kMso
青年兵の目の前が明るくなる。

そして朱い炎が蜥蜴のような獣に形を変える。

闇に包まれた裏庭が彼らのあたりを含め、明るく照らし出される。

召喚士(これが…サラマンダー…)

青年兵「…青龍の精霊獣、サラマンダーです」

召喚士「…」

青年兵「見た目は…炎ですが、特に熱くはありません」

召喚士「へぇ…」

青年兵「能力は結界補助と憑依解除です…」

召喚士「なるほど」

青年兵「どうぞ。近くでご覧下さい」

召喚士「では、遠慮なく…」

青年兵「ささっ、どうぞ」

召喚士「へぇっ…ペットみたいでカワイイなぁ!」

サラマンダー「誰がペットじゃボケェ!!」
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 17:22:56.66 ID:dg10x2AO
この召喚士って力はあるのに
召喚獣に嫌われやすいタイプなんだなww
なんか可愛いぜww
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 17:25:58.23 ID:mzK3kMso
召喚士「えっ、え?」

サラマンダー「お前…馬鹿にしとるんか!?」

召喚士「えっ!いやっ!してません!」

サラマンダー「なぁにがペットじゃ!腹立つヤツやのぉ」

青年兵「しゃ…喋ってる……!?」

召喚士「ペット!ぼ、ぼくがペットみたいだなぁ、って!」

サラマンダー「はぁ!?」

召喚士「な、なんか人間なんて貴方に比べたら、ペットのようなちっぽけな…」

サラマンダー「よう分からんやっちゃな…ま、ええわ」

召喚士(…何で俺が怒られなきゃならないんだ…はぁ)

青年兵「も、もう大丈夫ですか?」

召喚士「あ、ええ!ありがとうございます。大丈夫!」

青年兵「では……」

シュイイィィンン

青年兵「…ふぅっ」
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 17:31:21.04 ID:hr.RfYUo
移転したんだ・・・
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 17:32:31.38 ID:mzK3kMso
召喚士「本当にありがとう。助かったよ」

青年兵「そうですか?」

召喚士「うん。実は機密事項ってのが召喚獣の調査でね」

青年兵「そうでしたか!」

召喚士「全ての属性における精霊を調査しなくてはいけなくてね…」

青年兵「大変ですね。頑張って下さい!」

召喚士「うん、ありがとう(嘘…ではないよな)」

青年兵「しかし、凄いですね召喚士さん!」

召喚士「……ん?あ、え!?」

青年兵「召喚獣とお話されてたじゃないですか!!」

召喚士「あぁー、なんか…思いっきり怒られたね。はは…」

青年兵「初めて見ましたよ。召喚獣と話してる方なんて」

召喚士「君は話せないの?」

青年兵「僕どころか話してる人なんて初めて見ましたよ!」

召喚士「そうなんだ…」
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 17:38:29.65 ID:rY.w1EDO
実は召喚師はハーry
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 17:46:42.55 ID:XJNxqUAO
今素直なのはユニコーンだけ
もしユニコーンまで怒らせたら…
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 17:49:47.01 ID:lYxQ8gIo
っていうかユニコーンってしゃべってたっけ。
だとしたらすごい無口な奴だよね・・・。
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 17:51:39.67 ID:CVD.mkDO
ん?師匠も喋ってたよな?
今んとこ喋れるのは師匠とこの召還士だけか
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 17:59:52.45 ID:/fyuXdco
ユニコーンを呼ぶのは治療とか緊急時だから話してる余裕が無いんだろう
話したらまた怒らせるんだろうなw

ところでここってsageた方がいいの?
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 18:03:22.58 ID:mzK3kMso
青年兵「あれ?もしかして喋るのが普通?」

召喚士「いや、人によるんじゃないかな?」

青年兵「はぁ」

召喚士「だってお互い話さないと連携とかさ…」

青年兵「……」

召喚士「それに専属契約だって難しい…」

青年兵「専属契約?」

召喚士「うん」

青年兵「専属契約って…何でしょうか?」

召喚士(あれ…専属って、一般的じゃないのかな?)

青年兵「召喚士さん…本当は凄い人なんじゃ…」

召喚士「いやいやいや!それはない、ないからっ!」

青年兵「でも、なんて言うか…学校では教わっていない知識を豊富に」

召喚士「あ、師匠の受け売りなんだ。師匠が凄いんだろうね」

青年兵「そうですかぁ!」
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 18:06:07.73 ID:QeWMLiUP
>>86 召喚士「へぇっ…ペットみたいでカワイイなぁ!」

どっかのスレの、女子高生はかわいいなぁ!の書き込みを思い出した。
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 18:07:22.50 ID:mzK3kMso
召喚士「いいかい。専属契約ってのはね、」

青年兵「ふむふむ……」

召喚士「それで、話す時はとにかく下手に出て、だね……」

青年兵「はぁー、勉強になります!」



召喚士「あっ、もうこんな時間か…」

青年兵「いっけね!交代の時間過ぎてる!」

召喚士「あっ!ごめん!!」

青年兵「いえいえ!すいません、ありがとうございました!」

召喚士「こちらこそ!じゃあ、頑張って!」

青年兵「はいっ!また色々教えて下さいね!!」

召喚士「うん。俺で良ければ…」

青年兵「では、失礼します!!」

タッタッタッタッ…

召喚士「………」
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 18:10:30.95 ID:lYxQ8gIo
ユニコーンって処女にしかなつかないって聞くから
すっごいプライドが高いイメージがあるけど、
このSSのユニコーンはちょっとやわらかいイメージがする。
召喚士の食中毒を治してあげるくらいだし。

>>95 VIPじゃないからSageでもAgeでもどっちでもいいと思うけど、
なんか早々落ちない気がするし。
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 18:11:48.77 ID:mzK3kMso
〜宿〜

カチャッ

召喚士「………」

盗賊「………」

召喚士「ふー…」

盗賊「…お、遅かったな」

召喚士「!!っ」

盗賊「…だ、大丈夫…か?」

召喚士「あぁ!だ、大丈夫です!寝てて下さい!ねっ!」

盗賊「…あ、あぁ」

召喚士「で、でも収穫はありましたよっ!」

盗賊「…収穫?」

召喚士「はい。軍の召喚隊に会いまして…」

盗賊「……そうか」
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 18:12:12.45 ID:/fyuXdco
>>99
むしろ女じゃないから話すつもりも無く事務的にこなしてるのかもw

ありがと。sageの件、了解です
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 18:13:52.02 ID:02.YsYAO
テンポ良いな。
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 18:19:59.06 ID:mzK3kMso
召喚士「…と、いうわけでして」

盗賊「……よ、良かったな」

召喚士「はい」

盗賊「…うむ」

召喚士「ありがとうございます」

盗賊「…う、うむ」

ゴソゴソッ

召喚士「!!」

盗賊「…すまん…通るぞ」

召喚士「ちょ、ちょっと!盗賊さんっ!」

盗賊「?」

召喚士「ね、寝巻きは!?」

盗賊「…そ、そんなもの…ないぞ」

召喚士「持ってないんですか!?」

盗賊「……す、すまぬ」
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 18:23:50.98 ID:mzK3kMso
召喚士「な、何か?」

盗賊「…ト、トイレだ」

召喚士「あっ!すいませんっ!今のうちにどうぞ!」

盗賊「…あ、あぁ」

サッ

召喚士(タンクトップにパンツじゃないか!!)

召喚士(か、勘弁してくれ……)

召喚士(無理無理!もう寝れるわけない!)

召喚士(何だよ!あの太ももと胸…)

盗賊「……と、通るぞ」

召喚士「!!!」

盗賊「…い、いいか?」

召喚士「どうぞどうぞっ!す、すいません!」

盗賊「?…お、オヤスミナサイ」

召喚士「オッオヤスミナサイッ!!」
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 18:24:45.63 ID:pnVPNcDO
ミテマスヨ
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 18:26:42.90 ID:mzK3kMso
あまりキリよくないですが、おうち帰ろうかなと思います

皆さん色んな解釈で勉強になりますねぇ。助かります
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 18:27:55.35 ID:fM9rfi.o
お仕事おつです
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 18:29:26.86 ID:QWC7KcAO
まさか盗賊とやるなんて事はないよなー
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 18:33:10.27 ID:mKFX/gAO
     ( \/ /_∧   <./|   /|       /\___
      ヽ/ /Д`/⌒ヽ  / .| / /     /    //
      / /\/ ,ヘ  i   ̄ > \_/   /____//
      し' \_/    i  />      ̄ ̄ ̄ ̄
         i⌒ヽ  ./   ̄>__         .|| |::  VIPからき☆すた!!
     /⌒ヽ i  i  \(    .|/  / /\    .|| |::
     i    | /ヽ   ヽ  ∠__/   ̄       .|| |::
     ヽ ヽ| |、 \_ノ  >   <>       || |::
       \|  )  ̄  ./V       ___    ..|| |::
____  .ノ ./⌒)∧ /  ...____[__||__]___||___
     / し'.ヽ ( .∨    /\________|__|
    //    し'  / /\   ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 18:36:04.15 ID:mzK3kMso
ようこそっ!!
ちなみにエロ描写はないのであしからず…
それではまた後ほどノシ
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 18:47:37.28 ID:rY.w1EDO
召喚師よ、僕をそっちの世界に召喚しておくれ
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 19:00:24.04 ID:n3o59oDO
続き楽しみだ
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 19:21:25.33 ID:XJNxqUAO
なんか久々だ
こんなwwktkしてるのは
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/11/04(水) 19:35:46.85 ID:/Sm1YAAO
死ね殺す魔力とか諸々そのまま表示するならメ欄にsagaでsageならsagesagaなんかでおけ
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 19:39:15.29 ID:zC.Wsooo
>>109
                               .|| |::
                               .|| |::
                               .|| |::
                               .|| |::
                               .|| |::  という夢を見たけど
                               .|| |::   別にそんなことはなかったぜ
                               .|| |::
                               .|| |::
                        __     .|| |::
_______________ [__||__]___||___
______________________|__|
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 19:42:56.94 ID:Gx6hosAO
仕事から帰ったら来てた‐(・∀・)‐!!!
スーパー私怨
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 19:47:51.54 ID:9qtiX8Uo
盗賊可愛いよ
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 20:11:50.98 ID:GdLsNKco

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/30(金) 10:09:08.71 ID:Dn5Suz7Y0
召喚士「ふーっ・・・意外と強かったな・・・」
魔道士「さすが召喚士さんですね!ステキです!」
戦士「まったく・・・便りになるぜ!お前はよー!」
盗賊「(・・・抱かれてもいい)」


盗賊「抱かれてもいい」
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 20:15:50.86 ID:Gx6hosAO
>>118
俺もそれずっと気になってたwwwwww
けど、序盤で色々と無理矢理修正して続けてくれたから忘れた事にした
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 20:32:41.34 ID:emrZCmQo
ずっと見てます!つづきがたのしみです!
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 20:36:19.91 ID:NVq5qZw0
まじで一生ついてくわwwwwwwww
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 20:37:11.33 ID:CkVPFbgo
>>114
忘れてました!ありがとうございます!
見放したら[らめぇぇっ!]

>>118
盗賊さんは当初そういう経験がなく、
肉体で解決出来るものと思ってたのです。
詳細は今後の物語で明らかに・・・

こじつけ。脳内保管でお願いします、と1が言ってました
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2009/11/04(水) 20:42:32.02 ID:fM9rfi.o
チェーンソーで神をぬっころす
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 20:42:33.64 ID:FnzbbYMo
もういっそ書籍化してくれ
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 20:46:18.00 ID:ON95TYAO
パー速初めての奴ら多いみたいだから
先に言っておくとパー速に保守は要らんよ
126 :なすーん [なすーん]:なすーん
                     __        、]l./⌒ヽ、 `ヽ、     ,r'7'"´Z__
                      `ヽ `ヽ、-v‐'`ヾミ| |/三ミヽ   `iーr=<    ─フ
                     <   /´  r'´   `   ` \  `| ノ     ∠_
                     `ヽ、__//  /   |/| ヽ __\ \ヽ  |く   ___彡'′
                      ``ー//   |_i,|-‐| l ゙、ヽ `ヽ-、|!  | `ヽ=='´
                        l/| | '| |!|,==| ヽヽr'⌒ヽ|ヽ|   |   |
  ┏┓  ┏━━━┓              | || `Y ,r‐、  ヽl,_)ヽ ゙、_ |   |   |.         ┏━┓
┏┛┗┓┗━━┓┃              ...ヽリ゙! | l::ー':|   |:::::::} |. | / l|`! |i |.        ┃  ┃
┗┓┏┛     ┃┃┏━━━━━━━.j | l|.! l::::::ノ ,  ヽ-' '´ i/|  !|/ | |リ ━━━━┓┃  ┃
  ┃┃    ┏━┛┃┃       ┌┐   | l| { //` iー‐‐ 'i    〃/ j|| ||. |ノ        ┃┃  ┃
  ┃┃   ┃┏┓┃┗━━━.んvヘvヘゝ | l| ヽ  ヽ   /   _,.ィ ノ/川l/.━━━━━┛┗━┛
  ┃┃  ┏┛┃┃┗┓     i     .i  ゙i\ゝ`` ‐゙='=''"´|二レ'l/″           ┏━┓
  ┗┛  ┗━┛┗━┛    ノ      ! --─‐''''"メ」_,、-‐''´ ̄ヽ、              ┗━┛
                   r|__     ト、,-<"´´          /ト、
                  |  {    r'´  `l l         /|| ヽ
                  ゙、   }   }    | _|___,,、-─‐'´ |   ゙、
                    `‐r'.,_,.ノヽ、__ノ/  |  |      |、__r'`゙′
                            |   |/     i |
                             |          | |
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 20:49:11.30 ID:QuwL2gAO
さすがのクオリティ
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 20:49:42.05 ID:/fyuXdco
なすーんって・・・なにかよくわからん機能があるんだなw
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 20:55:14.48 ID:GCCeOcso
>>128
調子に乗ってなすーんしまくると
恐ろしい罠がまってるぜ
130 :京都でも池 [sage!桜_res]:2009/11/04(水) 21:00:04.20 ID:omj8Ce6P

      ハ_ハ
    ('(゚∀゚*∩  
 <`ーィ ヽ  〈    ≡=-
  (  _>ー ヽ_) -、
  )ノ      Ooヽ ≡=-
   \        |
   //`ーn__,ヘノ'  ≡=- パカラッ
  〈/  //    ヽ\       パカラッ
    〈/      \>   
         ハ_ハ 
        ('(゚∀゚*∩
    <ヽ〜、 ヽ  〈
    ( 、` ` "ー-ヽ_)--―_ー- 、 ≡=-
     \丶`、 ^ _ - _ - _ l  ≡=-
      //`n _-  - _,ヘ,ノ ≡=- パカラッ
.      〈/ //    ̄ ̄  ヽ\        パカラッ
        〈/           \>
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:00:05.67 ID:K1pKtTYo
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいだっけ
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:02:54.78 ID:/fyuXdco
結局よくわからんけど、NGワード書くと変換されるってことか?
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:04:20.31 ID:RZnHEnso
お前らパー速の仕様で遊んでないでwwktkでもしてろよ
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 21:04:49.53 ID:9BgJ8PU0
こっちならーーーー
PCからーーーー
支援ができるのが嬉しいーーーーーーーーー
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:07:36.25 ID:omj8Ce6P
常駐スレ以外のSSスレ追っかけてパー速ってのは初めてだけど、VIPよりいいな
間の支援レス以外のレスも楽しく読める
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:08:51.51 ID:gqBl4Gso
めがっさにょろにょろ
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:10:09.26 ID:MNKLgqco
支援できる
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:10:28.71 ID:aoTMh5.o
>>128
機能の事を話すと調子に乗って試しまくる馬鹿が出るから
触れない方がいいぜ
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:12:51.49 ID:ufIn716o
若い召喚士って珍しい存在なんだよな・・・?
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:14:05.40 ID:fM9rfi.o
沢山召還士集めたら若いのも混じってるさ
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 21:14:52.45 ID:Gx6hosAO
>>139
剣士の話ではな
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:16:12.97 ID:CkVPFbgo
一応貼っておきますね
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/kako/1194/11940/1194090094.html

あとまとめの方…本当にありがとうございます!!
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/summoner_ike_Cockatrice.html

では続きます↓
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:16:24.82 ID:/fyuXdco
軍所属の召喚士には若いのもいるんじゃないの?
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:25:24.28 ID:CkVPFbgo
〜マジシャン捜索2日目〜

召喚士「今日は街の公共機関を中心に…」

盗賊「……」

召喚士「あ…」

前方の大通りでは、国軍の出陣式が行われていた。

上官らしき男を先頭に、行軍する召喚隊。

町人からは歓喜と、鼓舞の声が響き渡る。

隊の一人が召喚士に気づき、帽子えお取ると軽く笑顔で会釈する。

隊はそのまま歓声を浴びながら、街の端へと消えていった。

召喚士(青年兵くん…頑張れよ)

盗賊「…若いな」

召喚士「ええ…俺らと同じくらなのに、みんな偉いなぁ」

盗賊「…行くか」

召喚士「ええ。行きましょう」
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:30:51.90 ID:CkVPFbgo
〜関所〜

衛兵「んー・・・関所を通れば覚えているハズなんだが…」

盗賊「……」

衛兵「おーい!コイツ見覚えあるかぁ?」

声「あー?…いや、ねぇなー」

召喚士「…そうですか。ありがとうございます」



召喚士「…ダメ…でしたね」

盗賊「……」

召喚士(関所は越えていない・・・?北には向かっていないのか…)

盗賊「…」

〜駐屯地〜

兵士「知らんなぁ」

弓兵「…悪いわね」

召喚士「いえ…ありがとうございます」
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:36:55.60 ID:0m.5RkQo
dion軍の俺には規制されないパー速はありがたい
147 :同じくdion軍であります [sage]:2009/11/04(水) 21:38:41.39 ID:CkVPFbgo
召喚士「はぁ…ダメだ!軍関係にも心当たりはなし」

盗賊「…残るは」

召喚士「街の…周辺、ですかね」

盗賊「…うむ」

召喚士「何がありましたっけ?牧場と山と…」

盗賊「…森と教会」

召喚士「…いますかねぇ」

盗賊「…10日程度」

召喚士「そうですよねぇ…そんなに経ってたら可能性低いですね」

盗賊「…うむ」

召喚士(師匠まで…リーチだな…)

盗賊「…行くだけ…行くか」
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:48:57.75 ID:CkVPFbgo
〜その頃の港〜

魔導士「なんか今日は賑やかですね!」

戦士「そういやそうだな…祭りか何かか?」

魔導士「さぁ、今日はどうしましょう?」

戦士「今日も地道に聞き込みだ!」

魔導士「はい!」

戦士「明日になれば…」

魔導士「何かありましたっけ?」

戦士「…船が着くだろ。何かヒントがあるかもしんねぇぞ」

魔導士「あっ、そうですね!さすが戦士さん!」

戦士「褒めてもオゴってやんねーぞ?」

魔導士「えー!?オゴって下さいよ!」

戦士「とにかく行くぞ〜!」

魔導士「あ!ちょっと待って下さいー!」
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 21:56:09.51 ID:CkVPFbgo
〜民家〜

おじさん「いやぁ…見てないねぇ」

おばさん「ごめんなさいねぇ」

戦士「いえいえ!ありがとうございます!」

魔導士「今日はお祭りなんですか?」

おじさん「えっ?いやぁ特に祭りは…」

おばさん「あ、あれね!」

戦士「?」

おばさん「軍隊さんの行軍があるのよ」

魔導士「へぇー!かっこいいですね!」

おじさん「なんでも魔王軍と戦いに行くらしいからね!」

おばさん「差し入れとか、店構えてる連中は商売の準備さね!」

戦士「そうだったんですね!」

魔導士「頑張ってほしいですもんね!」
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 22:22:29.41 ID:n3o59oDO
続き期待支援
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 22:22:39.08 ID:CkVPFbgo
〜灯台〜

男「うーん…知らないなぁ…」

魔導士「そうですか…ありがとうございます」

戦士「ここもダメ…っと」

魔導士「結局手掛かりがあったのは宿だけでしたね」

戦士「あぁ。それ以降の足取りがまったく掴めない…」

魔導士「やっぱり大きな街へ向かったんでしょうか?」

戦士「さぁなー…少なくとも海峡方面ではないだろ」

魔導士「そうですよね」

戦士(船が着いていち早く港を立ち去り…)

魔導士「あっ!!軍隊が来た!!」

戦士(わざわざ夜間に戻って来て…深夜に再び去った…)

魔導士「うわぁ!久し振りにみますー!」

戦士(人目を避けた?…またはその時間に行動する必要があった…)

魔導士「あっ、皆さん若いですねー!」

戦士(どうもキナ臭いな…やはりあのおっさん…何かあるぜ)

魔導士「何人ぐらいだろ…50人ぐらいですかね?」

戦士「何だよ?さっきから大声で!」

魔導士「え?…ほら!軍隊が」

戦士「ん?おっ、ホントだ!」

魔導士「ここからどこへ向かうんでしょうね?」

戦士「もう夕方だし、船じゃなさそうだなぁ」

魔導士「……」

戦士「……まさか」
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 22:23:47.93 ID:fM9rfi.o
戦士がただの脳筋じゃないのがいい……
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 22:29:41.65 ID:CkVPFbgo
魔導士「…行き先って」

戦士「…だろうな。それ以外にないだろ」

魔導士「はい…」

戦士「頑張って貰いてぇな」

魔導士「はい」

戦士「俺たちは俺たちのやり方で…」

魔導士「決着を着けましょう!」

戦士「よし、下に降りるか。売店でなんかオゴってやる!」

魔導士「本当ですか!やったー!何食べよう〜」

〜時を同じくして街付近の森〜

召喚士「牧場にも山にも当然おらず…」

盗賊「…」

召喚士「残りはこの森だけですね…」

盗賊「…うむ」
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 22:40:19.36 ID:GU3H9YDO
支援しとこう
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 22:40:24.44 ID:CkVPFbgo
召喚士「流石に…いないですよね」

盗賊「……」

召喚士「…探す前から諦めちゃダメですね!」

盗賊「…」

召喚士「すいません…」

盗賊「…いや」



召喚士「しかし…暗くなってきて…不気味ですね」

盗賊「…うむ」

召喚士「目の役目は…」

盗賊「…任せろ」

召喚士「ありがとうございます」

盗賊「…気に…するな」 
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 22:42:25.43 ID:6JuNVsAO
おいついたあぁぁー!
すげぇ面白い!
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 22:50:23.56 ID:.L42PYo0
VIPから一気読みしてきた
支援
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 22:51:23.76 ID:BNp4Oow0
こういう冒険的な漫画とかって最近見ないな
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 22:52:07.75 ID:TuMfpESO
俺の股間にいるリヴァイアサンはいつ召喚されますか?
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 22:53:11.80 ID:q9NTPtk0
4円
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 22:54:55.47 ID:bV6TbMDO
やっと仕事終わって追い付いた。
今は1が生き甲斐。
1になら抱かれても良い。
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 22:56:13.16 ID:.BUumlEo
むしろ>>1を抱きたい
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 22:58:23.61 ID:CkVPFbgo
ガサッ…ザッザッ

召喚士「盗賊さんは…」

盗賊「…?」

召喚士「どうして盗賊に?」

盗賊「……」

ザッザッザッ

召喚士「…すいません」

盗賊「……いや」

ガサガサッ…ザッザッ

盗賊「…一人に…なりた…かったから」

召喚士「………」

盗賊「……私は…!!っ」

召喚士「!?」

盗賊「止まれっ!何か…ある!?」

召喚士「!?…」
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 23:05:45.98 ID:CkVPFbgo
盗賊「…後ろを…頼む」

召喚士「はいっ!」

ザッ・・・ガサガサッ、パキッ

盗賊「……灯り?」

召喚士「何か…見えますか?」

盗賊「…灯り……いや…違うな」

召喚士「後ろは大丈夫です」

ザッザッ…

盗賊「…窓か…窓の光」

召喚士「建物…ですね?」

盗賊「…その…ようだ」

ガサガサガサッ

召喚士「…これか」

盗賊「…うむ」

召喚士「こんな森の奥に教会があるなんて…」
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 23:10:40.85 ID:CkVPFbgo
召喚士「確かに街の地図には教会の印がありましたけど…」

盗賊「……」

召喚士「こんな森の奥にあったんですねぇ」

盗賊「…うむ」

召喚士「月の明かりがステンドグラスに反射して…」

盗賊「…光っていた…ようだ」

ガチャッ…ギイィィッ

召喚士「こ、こんばんはー」

盗賊「…コンバンハ」

召喚士「…誰も…いませんね」

盗賊「…うむ」

召喚士「外を見てみましょうか」

盗賊「…同意」
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 23:15:49.02 ID:QuwL2gAO
何回Hを押したことか
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 23:21:03.38 ID:CkVPFbgo
〜教会の外〜

召喚士「ここは墓地ですね」

盗賊「…」

召喚士(古い墓が多いな…)

召喚士(しかし教会自体はわりと新しかった)

召喚士(建て直したって事か…?)

盗賊「……花が…あるな」

召喚士「本当だ…花が添えてありますね」

盗賊「……」

召喚士「えぇと…ダメだ…古くて読めない…」

召喚士(墓自体は古いが、花は新しい…そしてなにより手入れが行き届いている)

召喚士「誰かがきちんと…見てくれてるんだな」

盗賊「……だな」
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 23:27:35.07 ID:CkVPFbgo
召喚士「やはりここにもいませんね」

盗賊「…うむ」

召喚士「帰りましょうか」

盗賊「……危険だぞ?」

召喚士「え?そ、そうですか?」

盗賊「…来る途中に…小さいながら…気配」

召喚士「参ったな…」

盗賊「……丁度良い」

召喚士「え!?ここに泊まるんですか?」

盗賊「……問題ない…だろう」

召喚士「じゃ、じゃあ盗賊さんは中で寝て下さい!」

盗賊「…?」

召喚士「俺はもう少し外を調べておきます!」

盗賊「…気を…つけてな」

召喚士「そんな遠くにはいきませんから、大丈夫ですっ!」
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 23:30:12.28 ID:wndOpYE0
今追いついた。

こんなスレに出会えてよかった
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 23:34:29.43 ID:CVD.mkDO
面白いし投下スピードも申し分ない
>>1になんかおごってやりたい気分だぜ
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 23:35:12.74 ID:CkVPFbgo
召喚士(魔物よりよっぽど危険な状態だよ…)

召喚士(盗賊さんも変なところで照れ、とか恥がない…というか)

召喚士(……経験ないって言ってたよな?)

召喚士(……だからどうした俺!何が言いたい!!)

ゴスッ!!ゴスッ!!

召喚士(ダメだ!寝よ寝よ!!)

ガチャッ

召喚士「うわっ!!」

盗賊「……?…あぁ…すまない」

召喚士「な、何でしょうか!?」

盗賊「……音が…したので」

召喚士「あっ!何でもないですっ!頭を打ち付けて精神統一です!」

盗賊「…?」

召喚士「ははっ!ははははっ!」

盗賊「………変わるか?」

召喚士「いやいやいやっ!大丈夫!修行ですから!あはは!」

盗賊「……そうか」

召喚士「はい!」

盗賊「お…おやすみなさいっ!」

召喚士「あっ、はい!おやすっ」

バタンッ!!

召喚士「…………」

召喚士(……寝よう)
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 23:37:27.25 ID:7vYxBwAO
ギャーおいついちまったー
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 23:38:25.30 ID:CkVPFbgo
まずい…眠くて頭が働かないぞぉ!今日はここまでで宜しいでしょうか?
中途半端な感じですが、捜索2日目終了って事で…
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 23:40:18.76 ID:lcnVkrIP


いつも楽しんで読ませてもらってます。
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 23:40:20.26 ID:GdLsNKco
>>173
もちろん!
ペースは自由に
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 23:42:33.09 ID:oJ85fMA0
お疲れ様
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 23:43:40.90 ID:CkVPFbgo
ほんとすいません。ではお言葉に甘えて…また明日!
多数のご支援いつもありがとうございます!ノシ
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 23:45:55.87 ID:Xtv.sGoo
>>177
…寝ずに…待ってる
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 23:46:13.48 ID:Gx6hosAO
>>177
おっつかれ〜!
ゆっくり休んでくれよ!
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/04(水) 23:48:05.57 ID:CVD.mkDO
無理すんなよ
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/04(水) 23:54:14.48 ID:9BgJ8PU0
パーに来たから残レス気にしなくて良いのがちょっと嬉しいのぅ
お疲れ
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 00:02:17.82 ID:BNpS0oDO

支援
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 00:06:27.92 ID:5crliKgo
そういやパー速て初めてだわ
いろんな意味でwwktkするぜww
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 00:10:18.32 ID:rUjTWz20
お疲れ様
気長に待ってるよ
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 00:15:38.09 ID:ZjHf0IAO
お疲れー
気長に待ってる
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 00:31:10.57 ID:s/K.IF.0

つC
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 00:41:28.29 ID:5dXMOoAO
おつう
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 00:44:13.14 ID:Fc.tdTQo

これ、読むためにJane Style入れたけど、読みやすくなっていいねww
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 00:49:00.38 ID:FCsrepQo
どうやらパー速初めての奴が多いみたいだな
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 01:04:51.71 ID:lbiZt6DO
>>189
それだけこの話の続きを楽しみにしてる奴が多いんだろうな。
俺ももちろんそうだけど。
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 01:07:15.09 ID:ttR3xgSO
めっちゃ面白い、乙です
盗賊&召喚士の絡みが好きです
でも魔導士&召喚士の絡みの方がもっと好きですww
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 01:07:39.90 ID:gKoj3kAO
ここまで続きが気になるのはピカチュウ「昔はよかった…以来
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 01:08:30.24 ID:FCsrepQo
>>192
同士よ
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 01:12:08.44 ID:7Kd0fcDO
召喚師〜早く俺をそっちの世界に召喚してくれよ!
魔法ならまかせろ!
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 01:13:56.60 ID:09lBuP6o
1.深海
2.ミノタウロスの真ん前
3.壁の中
どこでも召還場所を選べ
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 01:20:01.97 ID:TnUiGw.0
>>192 これ?
http://www19.atwiki.jp/wktkwktk/
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 01:37:42.47 ID:GDAlUGMo
>>175
ペニスは自由に

に見えた
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 02:56:17.35 ID:E7B0dASO
戦士の幼なじみの子が不憫で不憫で仕方ない
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 02:56:51.34 ID:eQAchYw0
>>196
なにこれちょーおもしろい
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 08:37:52.90 ID:cNyZkgAO
土日くらいから読んでいて面白いが、若干の中だるみを感じる
201 :1 [sage]:2009/11/05(木) 09:19:12.62 ID:Qk7Epu.o
おはようございます。ちょっと聞いてみたいのですが、
小説みたいな説明書きってあった方がいいですか?

>>200
分かります…ここを乗り越えればなんとかっっ!

では続きます↓
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 09:21:26.65 ID:mVcgRDUo
支援

SSで地の文がありすぎるとちょっと読みにくくなる気がする
でも個人的にはあっても全然おっけー
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 09:24:57.17 ID:Qk7Epu.o
〜捜索三日目〜

召喚士(イメージ…イメージ…)

召喚士(鮮明に…思い出すんだ…!)

召喚士(………うぅっ)

召喚士(…うっ…はぁはぁ……くっ)

召喚士(…うっ!!)

召喚士(………ふぅ)

ゴソゴソ

召喚士「……」

盗賊「……お、おはよう」

召喚士「うぉあっ!!?お、おはようございます!」

盗賊「…は、早いな」

召喚士「な、なんだか目が覚めてしまって…」

盗賊「…そうか」

召喚士「それに、忘れないうちに…しておかないと」
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 09:28:27.53 ID:JI4lI.QP
キター!!
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 09:31:20.58 ID:Qk7Epu.o
盗賊「…召喚…出来そうか?」

召喚士「うーん…難しいですね」

盗賊「…そ、そうか」

召喚士「さっきから頑張ってるんですが…なかなか」

盗賊「…あ、」

召喚士「はい」

盗賊「…ちょ、朝食…取ってくるっ!」

召喚士「?…あ、ありがとうございます」

盗賊「ふーっ………が、頑張れ!!」

召喚士「!?」

シュッ・・・ッタッタッタッタ

召喚士(盗賊さん…ありがとう)

召喚士「さて、もう一度…イメージイメージ!」
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 09:34:57.67 ID:YqiyAsAO
リアルタイムktkr
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 09:35:31.67 ID:F8F5CEMo
>>203が卑猥な文に見えるのは俺だけでいい

wwktkwwktk
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 09:37:10.56 ID:5mIzwh2o
>>207
おいどうしてくれる
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 09:38:11.11 ID:65kAkIDO
ふぅ
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 09:39:10.08 ID:cNyZkgAO
いや明らかに卑猥を意識してるでしょ
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 09:45:43.80 ID:B5arbvIo
召喚されそうなサラマンダーは今控え室でイメトレ中
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 09:49:30.09 ID:Qk7Epu.o
召喚士(まずは精神統一…)

召喚士(そして…魔翌力を膨らませるイメージ)

召喚士(それを…サラマンダーに…)

召喚士(イメージイメージ…)

召喚士「…くっ……はぁ…はぁ」

召喚士「ダメだぁ!近いところまでは来てるんだけど」

ッタッタッタ…ガサッ

盗賊「…」

召喚士「あ、おかえりなさい」

盗賊「……ただいま」

召喚士「獲れましたか?」

盗賊「…ん」

召喚士「おぉ、山菜と…卵ですね!」

盗賊「…うむ」

召喚士「では、早速食事にしましょうか!」
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 09:52:01.19 ID:5mIzwh2o
ここだと魔 力は変換されるから気をつけて
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 09:54:31.00 ID:b4xwvM6o
魔翌力てすと
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 09:56:12.03 ID:Sbak/2AO
魔カ
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 10:07:55.31 ID:JI4lI.QP
まだかな、まだかなぁ〜。
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 10:08:24.08 ID:5mIzwh2o
翌が間に入ってくる単語は沢山あるようで

唐 揚げ
浮 輪
浮 遊
浮 力

など、他にもあるだろうから気をつけてね
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 10:15:01.55 ID:5asg2HkP
メ欄にsagaでおk
219 :しまったsagaるの忘れた [sage]:2009/11/05(木) 10:15:58.06 ID:Qk7Epu.o
〜その頃の港〜

戦士「もうじき船が来るな」

魔道士「ですね」

戦士「市場にでも行ってみっか!」

魔道士「いいですねー!行きましょう!」

〜市場〜

魔道士「わぁ!凄い活気ー!」

戦士「朝市は商売人から観光客まで集まるからな」

魔道士「色々見て回りましょうー」

戦士「マジシャンの件も忘れんなよ?」

魔道士「分かってますよー!」

戦士「…やれやれ」
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 10:16:15.57 ID:JI4lI.QP
 ヘ○ヘ
   |∧   サラマンダーのポーズ!
  /

221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 10:17:22.06 ID:5mIzwh2o
そういえば>>114でも書いてたな
sagaの存在すっかり忘れてたよ
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 10:18:44.81 ID:gKoj3kAO
会話だけじゃ表現に限界あるだろうから、個人的には地の文多くても大いに結構
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 10:21:49.63 ID:heTlvEAO
魔翌力?
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/11/05(木) 10:29:40.79 ID:UnNbR.DO
パー速の仕様で魔力→魔翌力と変換されるから、それを防ぐためにはメ欄にsagaと入れろ
ということか
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 10:32:42.43 ID:tHvJPVgo
魔翌力?
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 10:35:34.01 ID:gKoj3kAO
あとwwは倍になるからwwktkになるんだよな
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/11/05(木) 10:35:55.57 ID:oZmN8S6o
そういうことですな。
パー速独特の自動変換とか伏せ字にひっかからないためのコマンドが
メール欄に「saga」。
普通の「sage」と併用するときはsageを先に。

魔力 浮力
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 10:38:52.97 ID:lZi7mISO
久しぶりのパー速だwwwwww
魔王以来かな…?

確かwwの倍加もあったような…
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 10:45:12.75 ID:JI4lI.QP
>>228
俺は、自転車日本縦断おりおんスレ以来。
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 10:45:30.42 ID:Qk7Epu.o
漁師「さぁらっしゃい!おっお嬢ちゃんどうだい?」

魔道士「わぁ!まだ生きてますね!」

漁師「獲れたての鮮魚だよ!どうだい?」

魔道士「買っちゃいましょうかー」

戦士「う〜ん…でもなぁ」

漁師「カワイイお嬢ちゃんにはオマケしちゃうよ!」

魔道士「ほんとですかぁ!?」

漁師「ほんとほんと!安くしちゃうっ!!」

魔道士「戦士さんー!カワイイですって〜!えへへ」

戦士(話、噛み合ってないじゃねぇか…)

漁師「どうだい!旦那さん!安くするからさ!」

戦士「…旦那じゃねぇ!じゃあそこの干物を2つ」

漁師「ありゃ?ご夫婦じゃないのかい?干物だね!毎度!」

戦士「あー……妹、妹だよ」

魔道士「そうですー!ね、お兄ちゃん!」
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 10:52:38.16 ID:Qk7Epu.o
漁師「兄妹だったか!そいつは失礼!ガッハハハ!」

魔道士「いえいえ〜」

戦士「えーと…ちょうどあるな。はいよ!」

戦士が巾着袋から小銭を取り出し、漁師に手渡す。

漁師は干物を丁寧に包み、小銭と引き換えに戦士へ渡した。

漁師「はいよ!毎度あり!!」

そんな彼らのやりとりに気づき、隣に構える若い漁師が声を掛ける。

若漁師「お兄さん!こっちもどうだい?」

戦士「んっ?」

若漁師「そんなオイボレが獲った魚より、抜群の鮮度だよ!!」

魔道士「こっちもいっぱいですねぇ!」

漁師「てめぇ!何言ってやがる!」

若漁師「ウハハ!悪りぃなジーさん!」

漁師「まだジジイじゃねぇっ!」

戦士「うーん…」

魔道士「あ、コレ美味しそう〜」
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 10:58:23.84 ID:Qk7Epu.o
若漁師「おっ、お目が高い!ソイツは脂がタップリで旨いぞ〜!」

戦士「旅の途中でな。生物はちょっとなぁ」

魔道士「あ、そうですよねー。残念…」

若漁師「なんだぁ!そうだったかぁ…そら残念」

魔道士「ごめんなさいー」

若漁師「いいえ…あれ?」

魔道士「?」

若漁師「あんた…商会のお嬢さんか?」

戦士「?」

魔道士「えっ!?…違いますよ?」

若漁師「なぁなぁ!ちょっと来てくれっ!」

漁師「…なんだよ?また冷やかそうってのか?」

若漁師「このお嬢さん、商会のお嬢さんに似てない?」

漁師「あー……言われてみれば似てる気もするなぁ…」

戦士「…」
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 11:10:59.07 ID:Qk7Epu.o
若漁師「いやいや!そっくりだよ!」

魔道士「そんなに似てるんですかー?」

若漁師「似てる似てる!」

漁師「お嬢さんは商会内でちらっと見かけるぐらいだからなぁ」

戦士「…ふーん」

漁師「俺ぁあんまり覚えてねーなぁ」

若漁師「勿体ねーなぁ!あんな清楚なお嬢さん、そうそう居ねーぞ?」

魔道士「へぇー」

若漁師「お嬢ちゃんもなかなかだが…本物には敵わねーな!ウハハ!」

魔道士「ちょっとー!なんか馬鹿にしてませんー?」

魔道士が膨れっ面で若漁師に問い詰めると、

漁師が声を上げて笑い、それに釣られて戦士も大声で笑った。

それを見て魔道士もくすくすと笑い、3人に笑顔で返した。
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 11:16:33.54 ID:Qk7Epu.o
戦士「手掛かりはないけど食材は集まったな」

魔道士「なんか色々と貰っちゃいましたね」

戦士「しかし魔道士ソックリのお嬢さんか…」

魔道士「…?」

戦士「いや、会って比べてみてぇなって!ハハハ」

魔道士「またそうやってー。どうせお嬢さんじゃありませんよっ」

戦士「まぁまぁ怒るなよー」

魔道士「むー…」

戦士「でも最初は魔道士も、結構都会のお嬢様な感じしたんだよなぁ…」

魔道士「えっ?そうですかー?」

戦士「あぁ、なんだか住む世界が違うっつーか…」

魔道士「そんな事ないですけどね!」

戦士「おう!今は充分知ってる!」

魔道士「もう!いいですっ!」

戦士「ハハハ!悪い悪い!」
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 11:25:38.48 ID:Qk7Epu.o
戦士「さぁ、船が着いた頃だろ」

魔道士「あ、そうですね!行きましょう」

〜船着場〜

船員「今週の便には乗船してないですなぁ」

戦士「…そうか。すまんな」

船員「いえ」

魔道士「これでほぼ全部ですね…」

戦士「やっぱり足取りは掴めねーなぁ」

魔道士「召喚士さん達はどうですかね?」

戦士「ま、連絡ナシって事は難しいだろうな…」

魔道士「……」

戦士「まぁまだ半日ある。もう少し頑張ろうぜ!」

魔道士「はいっ!」
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 11:45:35.68 ID:Qk7Epu.o
〜森〜

召喚士「うーん…」

盗賊「……」

召喚士「ダメだなぁ」

盗賊「……」

召喚士「あ、すいません!行きましょうか」

盗賊「…いいのか?」

召喚士「はい。街に戻りましょう」

盗賊「…うむ」

二人は教会を後にし、再び森の中を歩き始める。

来た時とは違い、日の光が木々の隙間から微かに道を照らす。

下り道な事もあり、昨日よりペースも速い。故に油断があったのかもしれない。

盗賊「!!…気配!」

召喚士「くっ!魔物か…!?」

盗賊「…囲まれてる!」
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 11:52:47.84 ID:YqiyAsAO
しえーん
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 11:56:24.52 ID:Qk7Epu.o
召喚士「まだ…距離があるな…」

盗賊「…ああ…遠すぎる」

召喚士「…つまり」

盗賊「…魔物…ではない」

召喚士「空には?」

盗賊「…気配…なし」

召喚士「野犬かオオカミの類か…」

盗賊「…だな」

盗賊は腰に結んだ短剣を召喚士に投げ渡す。

召喚士は受け取り、鞘を抜いた。

盗賊は両太腿のストッカーに備えられているナイフを抜くと、

刃を後ろに握り締め、二本のナイフをその身に構えた。

盗賊「…無理せず…振り切る」

召喚士「最善です!どっちに!?」

盗賊「……左だっ」
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 12:05:14.61 ID:gKoj3kAO
フラグなのか…?
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 12:06:30.92 ID:Hj93fQA0
おもしれー
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 12:06:44.67 ID:R3OfJQDO
VIPのほう埋まったな
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 12:06:55.92 ID:f1sGZaIo
1000 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/11/05(木) 12:05:50.94 ID:YJ8MSE0c0
  ∧ ∧   支援ですよ 一人一個まで
 ( ´・ω・)
 ( ∪ ∪  ,.-、   ,.-、   ,.-、   ,.-、     ,.-、      ,.-、    ,.-、
 と__)__) (,,■)  (,,■)  (,,■)  (,,■)    (,,■)      (,,■)   (,,■)
       梅干  高菜 おかか こんぶ ごはんですよ わさび漬け 焼たらこ
          ,.-、   ,.-、     ,.-、      ,.-、   ,.-、   ,.-、    ,.-、
          (,,■)  (,,■)    (,,■)     (,,■)  (,,■)  (,,■)   (,,■)
          鶏飯 明太子 ちりめんじゃこ ゆかり  柴漬  塩辛 牛肉しぐれ
      ,.-、   ,.-、     ,.-、    ,.-、    ,.-、   ,.-、    ,.-、   ,.-、
     (,,■)  (,,■)    (,,■)   (,,■)   (,,■)  (,,■)   (,,■)  (,,■)
      鮭 鶏ごぼう   野沢菜 天むす ツナマヨ エビマヨ  鮭マヨ  具なし

わさび漬け貰いますた
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 12:07:57.62 ID:Qk7Epu.o
盗賊の声と同時に二人は左へ走る。

それに気づいた回りの気配も二人を追う。

盗賊「…いるぞっ!」

走る二人の正面から草をかき分ける音が聞こえる。

そのうちの一箇所から気配の一つが飛び出す。

茶色い四本足の獣…野犬と呼ばれる類のものだ。

召喚士「!!っ」

盗賊「止まるな!抜けるぞ!」

召喚士「は、はい!」

盗賊の声に一瞬躊躇した召喚士の足が再び前に出る。

盗賊「…野犬は…任せろ」

飛び掛る野犬を横に交わし召喚士は通り去る。

向きを変え召喚士を追う態勢に入った野犬だが、

一瞬の隙に野犬を盗賊のナイフが襲い掛かった。

盗賊「……次」
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 12:10:50.51 ID:wN11w.AO
話し進んでる

昼休みはこれ読んでニヤニヤするかな
公園で
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 12:16:48.27 ID:B5arbvIo
>>242
塩辛もらった

野犬とか狼はリアルに怖いな
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 12:24:39.35 ID:5mIzwh2o
ああ、あいつらは遠くで吠えてるなぁって思って油断してると
すぐに目の前にきやがるからな…

…お陰でわんわんお恐怖症だぜ。
247 :ゆかり貰います [sage]:2009/11/05(木) 12:25:27.03 ID:Qk7Epu.o
召喚士も決して剣が使えない…というわけではない。

しかし召喚士が剣で相手をするよりも、

その場を離れ盗賊が相手をした方がはるかに早いのである。

召喚士「盗賊さん!援護はっ!?」

盗賊「無用!」

召喚士「右ですっ!」

盗賊「うむ!」

盗賊の右側より二匹の野犬が飛びつく。

盗賊は後転で交わし、一匹にナイフを投げつける。

ナイフにより悶える野犬は地に倒れこむ。

身構えるもう一匹の喉元を盗賊がすばやく抜けると、

野犬の喉元からは赤い血が滴り、息をしなくなった。

地に伏す野犬にトドメを刺すと、投げたナイフを抜き取り立ち上がった。

盗賊「…ふーっ」
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 12:30:36.49 ID:Qk7Epu.o
召喚士「相変わらず…凄い」

盗賊「…無事か!?」

召喚士「ええ!盗賊さんは?」

盗賊「…問題ない」

召喚士「今のうちに!!」

盗賊「…うむ」

道が開けた左側へ二人は駆け抜けて行く。

野犬は何匹か後を追ったが、仲間の一瞬の惨劇を目の当たりにし、

恐怖を覚えたのか深追いする事はなかった…。

召喚士「だいぶ…道から外れてしまいましたね」

盗賊「…うむ」

召喚士「…こっち…かな」

盗賊「……」

召喚士「太陽の位置が…見えれば…んっ?」

盗賊「…?」
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 12:32:52.90 ID:Qk7Epu.o
ちょっとご飯食べてきます…
1000いきましたね!皆様本当にありがとうございます!
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 12:34:36.97 ID:sysu3fA0
商人のお嬢様だから収集品の価値知ってたり風呂好きだったりするのか
ただのお嬢様じゃつりあげたりしないもんなww
しえん
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 12:54:08.86 ID:5dXMOoAO
くてらあ
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 12:55:51.48 ID:WyOdf7so
予測やネタバレは自重するが吉よ〜
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 13:21:37.04 ID:Qk7Epu.o
召喚士「…何だ?…あれ」

召喚士が見上げる先に、無数の木の枝がある。

その中に、木から真っ直ぐ伸びた黒い物体。

二人はその物体のあるであろう所まで歩き始める。

召喚士「これで…」

盗賊「……」

苔や蔓が巻きついたそれは、一見すればただの木のように見える。

だが、見上げればそれは確かに木ではないと一目で判断出来る。

召喚士「柱?…のような感じですね」

盗賊「…調べて…みるか」

そう言うと、盗賊はナイフで柱から蔓を刈り取っていく。

その中から黒ずんだ鉱石のような輝きを持つ柱が顔を出す。

召喚士「……こ、これって…そんな」

盗賊「……」

召喚士「間違いない!…結界石だ!!」
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 13:25:37.76 ID:JI4lI.QP
新展開
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 13:27:25.30 ID:Qk7Epu.o
盗賊「…結界石?」

召喚士「はい!間違いありません!」

盗賊「…!」

召喚士「でかい!…石どころか柱だ」

盗賊「…凄い」

召喚士「どう考えても…人工物ですね」

盗賊「……」

召喚士「…一体何のため?」

盗賊「…結界を?」

召喚士「まぁ…そういう事になりますが…」

盗賊は再び、結界柱より蔓を刈り取り始める。

召喚士(この規模…この一帯に結界を張っている?)

召喚士(おそらくは…森全体…か)

盗賊「…何も…ないな」

召喚士「……」
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 13:38:40.13 ID:GQrFeIAO
>>196
これ完結してたのか。ブクマしたまとめが更新されてないからどうしたのかと思ってたわ
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 13:44:32.99 ID:Qk7Epu.o
召喚士「とにかくこれだけの結界があれば魔物の心配はないですね」

盗賊「…うむ」

召喚士「気にはなりますが…先を進みましょうか」

盗賊「…同意」

しばらく先を進むと、見覚えのある道が目に入った。

召喚士「あっ!道に戻った!これで戻れますね」

盗賊「…うむ!」

召喚士「さぁ、街へ戻りましょう!」

盗賊「…だな」
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 13:47:08.34 ID:Qk7Epu.o
〜街〜

盗賊「……着いた」

召喚士「お疲れ様でした。」

盗賊「オツカレサマデシタ」

召喚士「なんか色々ありましたね…はは」

盗賊「…だな」

召喚士「すいません…」

盗賊「…?」

召喚士「いや…もっと楽しめたら良かったんですが…」

盗賊「…いや」

召喚士「…す、すいません」

盗賊「…わっ…私は好きだ」

召喚士「えっ?」

盗賊「…こ、こういうの…好き…だぞ」

召喚士「あ…ははっ、ありがとうございます」
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 13:53:44.75 ID:Qk7Epu.o
召喚士「では、港へ戻りましょうか」

盗賊「…うむ」

召喚士(なんか…ほんとに色々あったなぁ…)

盗賊「……」

召喚士(青年兵くん、大丈夫かな…頑張れよ〜!)

二人は戦士達の待つ港へ向かうべく、街を後にする…。

〜港〜

魔道士「あっ!!来た来た!こっちですー!」

召喚士「お久し振りです!」

盗賊「オヒサシブリデス」

戦士「大丈夫だったか!?」

召喚士「あぁ、こっちは大丈夫。そっちは?」

魔道士「大丈夫でしたよー!」

戦士「とりあえずお互い報告だな!」

盗賊「…同意」
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 13:58:42.76 ID:Qk7Epu.o
〜食事処〜

召喚士「結論から言うと、こちらはダメでした…」

魔道士「うちらも特になかったです…」

召喚士「そうでしたか…やはりもういないのでしょう」

戦士「そうだな。まぁとらえず情報をまとめようぜ」

盗賊「……」

戦士「まずウチらだが、おっさんは宿のバーにいたようだ」

召喚士「そうか…それはいつ頃?」

戦士「船が着いた当日の夜から夜中にかけてだ」

召喚士「夜中?夜中に旅立ったのか?」

魔道士「そうみたいですね」

召喚士「そうですか…何でわざわざ」

盗賊「…他に」

戦士「う〜ん…他はねぇなー」

召喚士「あ、お・・・終わりか」
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 13:58:49.06 ID:5dXMOoAO
ナイスバディのタンブリングお姉さんとか最高すぐる
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2009/11/05(木) 14:57:29.69 ID:XSXQf2AO
とあるSSスレから来たんだけどこれは本当に面白いな
ここ数ヶ月で一番のwktk
何処までもついていくよ
あとニヤニヤは大歓迎だけど、エロ描写はこの作品に合わない気がする。最初の入りは知らんがw
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 15:02:02.88 ID:Sbak/2AO
すんげー面白い!
スーパー私怨
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 15:12:18.38 ID:Qk7Epu.o
ちょっと仕事してきました。皆様を待たせて仕事なんてすいません
支援ありがとうございます。頑張ります!!続き↓
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 15:13:49.46 ID:Qk7Epu.o
魔道士「あ、あと軍隊さんの行軍を見ましたよ!」

召喚士「!?」

戦士「あ、そういやそうだな」

盗賊「…それ」

召喚士「召喚隊の…」

戦士「召喚隊?」

召喚士「ええ…国軍の召喚隊が…ミノタウロス討伐へ…」

魔道士「あっ…」

戦士「やっぱりそうか…」

召喚士「ええ。俺らと同じぐらいの兵も結構…」

戦士「まさか召喚隊だったとはなぁ〜」

魔道士「召喚士さんのために何か聞ければ良かったですねぇ」

召喚士「あ、ちょっと俺らの報告もいいかな?」

戦士「あ、すまんすまん!頼む」

召喚士「実は…その隊は先の街から出発したんだ」

魔道士「そうだったんですね!」

盗賊「…うむ」
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 15:17:36.74 ID:cG1ekD.o
いや、仕事も大事だろwwwwwwwwww支援
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 15:24:55.40 ID:Sbak/2AO
>>264
こういうのって私生活あってのもんだからな
気長に待ってるから、無理しないで欲しいぜ
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 15:29:17.25 ID:R86KdzUo
パー速なら落ちることも無いし、気長に行こうぜ
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 15:32:06.22 ID:Qk7Epu.o
召喚士「はい。そこで実は一人の召喚兵と話す機会がありまして」

戦士「やったじゃねーか!!」

召喚士「あ、いや…とりあえず青龍の精霊サラマンダーを見せて貰ったよ」

魔道士「やりましたね!!それで…召喚は?」

召喚士「まだ…」

戦士「そっか…でもさ、見れただけ良かったな!」

召喚士「うん。偶然だったが本当に良かったよ」

盗賊「…うむ」

魔道士「あとは何かありましたか?」

召喚士「そうですね…この先にある森の中に…」

召喚士は不思議な森とその中にそびえ立つ結界柱の話、

そして森の中にひっそりと佇む教会の事を二人に伝える。

魔道士「へぇー。何だか…」

戦士「…いかがわしい場所だな」

召喚士「……ああ」
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 15:40:10.65 ID:XzaDcyEo
他のスレから来ていきなり注文つけるとかパネェ
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 15:46:21.77 ID:Qk7Epu.o
戦士「教会には何か?」

召喚士「いや…誰もいなかったし…墓地があったぐらいですかね」

盗賊「…花が…あった」

召喚士「ええ…誰かが手入れをしている形跡はありました」

魔道士「神父さんですかね?」

召喚士「どうでしょう…でもそのお墓だけでしたしね」

盗賊「…うむ」

戦士「街の関係者かもしれないな」

召喚士「うん…文字は古くて読めなかったけど…」

戦士「そうか…あとは何かあったか?」

召喚士「えぇと…」

召喚士は横にいる盗賊の顔を見る。

盗賊「…?」

召喚士(盗賊さんの…い、いやっ!関係ないだろそんな事!!)

盗賊「…商会か?」

召喚士「え!?あ、そう!そうだ!街に商会がありまして」

戦士「商会?」

召喚士「うん。大商人の商会らしいんだ」

魔道士「へぇー…」

召喚士「そこの一人娘が失踪しているとか…」

戦士「ほぅ。これまた…」
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/11/05(木) 15:54:46.07 ID:Sbak/2AO
wktk
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 15:55:58.42 ID:lbiZt6DO
圧倒的支援
274 :SSスレって何だろう…キニナル [sage]:2009/11/05(木) 15:59:48.23 ID:Qk7Epu.o
召喚士「もし見つけ出したりすれば…」

戦士「莫大な賞金が期待出来たりしてな!ハハハッ!」

盗賊「…賞金」

戦士「あっ!待てよ!?」

召喚士「ん?」

戦士「なぁ魔道士!今日の朝っ!」

魔道士「市場…ですか?」

戦士「あぁ!なんかお前の事みて商会のお嬢さんとかなんとか…」

魔道士「あー…言ってましたねぇ」

召喚士「市場で何かあったのかい?」

戦士「いやな、そこの漁師が魔道士の事見てさ、お嬢さんに似てるとかって」

魔道士「しかも私よりお嬢さんの方がかわいいとか言うんですよー?」

召喚士「はは…s、それはヒドイですね」

魔道士「ホントですよみんなして、まったく!」

戦士「悪かったって!!」
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 16:04:02.86 ID:JI4lI.QP
こう繋がるのか。
四円
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 16:18:10.74 ID:Qk7Epu.o
召喚士「じゃあ魔道士さんソックリのお嬢さんを見かけたら…」

戦士「至急保護だな」

盗賊「…同意!」

魔道士「でも・・・1年近く経ってるんですよね?」

召喚士「ええ…みたいです」

戦士「最悪の事態も…あり得るか」

盗賊「……」

召喚士「最後に本題ですね」

魔道士「本題ですか?」

召喚士「酒場のマスターがマジシャンさんを知っておりました」

戦士「へーっ…てかまた酒場かよ」

魔道士「飲んでばっかりですね!」

召喚士「ちょくちょく来ているようですが今回は…」

戦士「ダメか。しょうがねぇな」

召喚士「ツケがだいぶ溜まっているようでした…」

盗賊「…うむ」
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 16:23:20.13 ID:Qk7Epu.o
戦士「とんだダメ人間だな」

魔道士「でも…腕前は確かなんですよねー」

召喚士「そこのマスターが言うには、以前はパーティーを組まれてたようです」

戦士「酒飲みでクビにでもなったんじゃねぇのか?」

魔道士「あ、あり得ますねー!」

戦士「うーん…俺も気をつけないとな…」

召喚士「はははっ。とりあえずはこんな感じかな」

盗賊「…あとは」

戦士「うーん…そういや客船リストにも居なかったぜ」

召喚士「そうかぁ、こうなってくると…」

魔道士「もういないのは間違いなさそうですねー」

戦士「だな」

盗賊「…だな」

魔道士「一応ヒントになりそうなのはー…」

召喚士「この港の宿にある…バーぐらいですか…」
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 16:29:00.48 ID:Qk7Epu.o
〜宿屋のバー〜

バーテン「…いらっしゃい」

魔道士「こんばんは!」

バーテン「未成年はお断りだよ」

召喚士「あ、すいません!ちょっと尋ねたい事がありまして」

バーテン「…?」

戦士「この顔に見覚えないかい?」

バーテン「……これは」

召喚士「!?」

バーテン「上手い似顔絵だな。アンタ達が描いたのか?」

戦士「あぁ!この盗賊が描いたもんだ。ウマイだろ?」

盗賊「…ちょ…///」

バーテン「……知ってるよ。マジシャンだろ?」

召喚士「お知り合いですか!?」

バーテン「古い付き合いでね…まぁ座んな」

召喚士「はい」

バーテン「何飲む?…もちろん代金は頂戴するが」

戦士「何だよ!サービスじゃないのかよ」

バーテン「話聞かせてやるんだ。それにバーは酒売るのが商売だ」

召喚士「そ、そうですね!じゃあ…俺はコレを」

バーテン「お嬢ちゃんは…オレンジジュースだな…」
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 16:38:58.95 ID:Qk7Epu.o
バーテン「そっちの画伯なお姉さんは?」

盗賊「う…み、水で…いい!」

バーテン「水?…それじゃ金は取れんわな。一本取られたぜ」

バーテンは4人に飲み物を差し出し、タバコに火を付ける。

バーテン「結論から言うと…お前らが期待してる情報はねぇ…」

召喚士「…そうですか」

戦士「何だよっ!勿体ぶりやがって」

召喚士「まぁまぁ、マジシャンさんについて聞かせて貰えますか?」

バーテン「ん?話すほどの事はねーぞ?」

魔道士「何でもいいです。お願いします!」

バーテン「んー…アル中で女癖悪くて…軽いヤローだな」

戦士「その辺は…何となく分かる」

盗賊「……」

召喚士「昔の事、なんかは?」

バーテン「あー、昔ねぇ…んーあぁ見えても結構な魔道士でねぇ」

魔道士「はい」

バーテン「昔は4人でよく来てたっけかな。俺も港外れに小さなバーを始めたばかりでね…」

盗賊「……」

バーテン「旅の途中によく立ち寄ってくれたもんさ…」

召喚士「…なるほど」
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 16:44:13.38 ID:Sbak/2AO
盗賊タソは飲めないのかも
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 16:48:55.87 ID:Qk7Epu.o
魔道士「他の3人の方は?」

バーテン「さぁ…もう何年も見てねぇな。」

戦士「…そうか」

盗賊「……」

召喚士「…ところでそのパーティーってどんなメンバーでしたか?」

バーテン「ん?あぁ…酔っ払いの腐れ魔道士に酔っ払いの腐れ召喚士…」

召喚士「召喚士…!!」

バーテン「紅一点のプリーストにそんなまとめ役の剣士ってとこか…」

戦士「珍しいパーティーだな」

バーテン「そうか?昔はこれがだいたい基本だったもんだぜ」

魔道士「そうなんだ…」

バーテン「今じゃ召喚士なんてほとんど見なくなっちまったけどな…」

召喚士「…あのっ!その召喚士っていう人は…」

バーテン「…?」

召喚士「師匠…って名じゃありませんか?」

バーテン「おー…そうだよ。師匠だよ」

召喚士「…やっぱりか」

魔道士「…繋がりましたね」

盗賊「…うむ」

戦士「予想通りってとこか!」
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 16:53:10.76 ID:Qk7Epu.o
バーテン「アイツもえらい酒飲みでなぁ…ここ数年は見てねぇな」

魔道士「やっぱり師匠さんは…」

戦士「おっさんの事を知ってる…」

召喚士「…ええ…師匠に…会いましょう!」

盗賊「…うむ」

バーテン「俺が話せるのはこんなもんだな…」

魔道士「ありがとうございます!」

盗賊「…アリガトウゴザイマス」

戦士「あ、召喚士!俺らはちょっと飲んでくか?」

召喚士「あぁ、そうだな」

魔道士「じゃあ…私達は先に戻ってますね!」

戦士「おう!」

盗賊「…オヤスミナサイ」
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 16:58:48.12 ID:Qk7Epu.o
戦士「今回は…悪かったな」

召喚士「ん?」

戦士「手掛かり探しの事」

召喚士「あぁ、こっちこそ何の情報もなくて…」

戦士「いやっ…じゃなくてだな!」

召喚士「?」

戦士「手掛かり探しってのも本音だろうけど…」

召喚士「……」

戦士「皆のリフレッシュのために3日もブラついたんだろ?」

召喚士「…いや」

戦士「すまねぇな…本当は年長の俺が切り出すべきなんだが…」

召喚士「はは…本当に違うって…」

戦士「俺はともかく…魔道士は結構…滅入ってた感じがあったからな」

召喚士「…盗賊さんもね」

戦士「…召喚士は…大丈夫か?」

召喚士「……あぁ。大丈夫だよ」
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 17:04:19.41 ID:YqiyAsAO
支援
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 17:07:08.83 ID:Qk7Epu.o
戦士「海峡途中の街でよ…」

召喚士「…うん」

戦士「ワークショップで…見たんだろ?」

召喚士「…ははっ…戦士は何でもお見通しだな」

戦士「…やはりダメだったか…短髪さんは」

召喚士「この前の軍の発表では生死不明の扱いだけど…」

戦士「……」

召喚士「成果リストからは…名前が消えてたよ」

戦士「そっ…か」

召喚士「…無事だと…いいな」

戦士「そうだな…あ、そうだ召喚士」

召喚士「なんだい?」

戦士「お前さ、パーティーリーダーやってくれよ」

召喚士「え?俺が!?無理だよ」

戦士「いや!俺は適任だと思う!あの二人も賛成してくれる!」

召喚士「……」

戦士「やっぱりさ、リーダーがいないとワークショップなんかでも手間だし…」

召喚士「なぁ、戦士…」

戦士「んっ?」

召喚士「このパーティーってさ、凄い暖かいんだよね」

戦士「あ、あぁ!そう思うぜ!」

召喚士「だからさ、リーダーなんて決めないで皆で頑張りたいんだ」

戦士「…召喚士」

召喚士「ワガママ言ってすまないね。ははっ」

戦士「そう…だよな。俺こそ変な事言っちまった!すまん!」
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:13:30.92 ID:Sbak/2AO
きっと…きっと…
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 17:14:11.79 ID:Qk7Epu.o
召喚士「はぁー…」

戦士「ど、どうした!?」

召喚士「……いや」

戦士「何だよ?悩みか?話してくれよ」

召喚士「…怖い」

戦士「怖い?」

召喚士「……師匠に会うのが…とても怖い」

戦士「ぶっ!!あ、いや…すまねぇ!」

召喚士「いざとなったら…助けてくれるかい?」

戦士「お、おうっ!任しとけ!」

召喚士「はははっ、ありがとう!それじゃ部屋に戻ろうか」

戦士「そうだな!おっちゃん!お勘定」

バーテン「…代金はいいや…いらねぇ」

召喚士「えっ?いや、そういうわけには…」

バーテン「俺のオゴリじゃねーぞ?マジシャンにツケとくわ・・・」

戦士「ぶっははは!そりゃいいや!」

召喚士「はははっ!すいません!!」

バーテン「おう…じゃあな…・頑張れよ」

二人が出て行く姿を確認するとバーテンは再びタバコに火を付ける。

天井をぼーっと見上げ、ポツリと呟いた。

バーテン「マジシャン…おめーの目は腐っちゃいなかったなぁ…」

タバコの煙を天井目掛けて吐き出す。

バーテン「とびきりの4人は大木に育ちそうだわな…」

窓から見える海には、月の光がきらきらと輝いていた。


〜第三部、完〜
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:18:27.15 ID:JI4lI.QP
ヨカッタ!
4部が楽しみだなぁ。
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 17:19:46.31 ID:J5KPQo2o
今回はマジシャンとは会えずか
ヌーン
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 17:21:29.72 ID:LK5AQOMo
なんでマジシャン佐賀支店の?
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:21:41.79 ID:XADs5MAO
リアルタイム

何人くらい見てるんだろうか

大体1000はいそう
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/11/05(木) 17:22:17.23 ID:NzztjNk0
>>290
まとめサイト行って来い
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:24:17.40 ID:Sbak/2AO
乙〜!
師匠とマジシャンはやっぱり繋がってたな
四部も楽しみだぜ
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 17:25:48.06 ID:Qk7Epu.o
>>290
結構無理やりなこじつけですけど、
ミノタウロスを倒す為に助っ人orヒントを得る為、です

>>291
0が二つ多いww

レス頂きました皆様、いつもいつもありがとうございます!
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:27:08.01 ID:EGkgNoDO
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 17:27:28.18 ID:Qk7Epu.o
辻褄のために広げたフラグを回収しつつ、
そろそろ即興には限界があるのできちんとまとめます

【次回予告!!!】

〜第四部、(仮)ダイヤモンドは砕(ry〜

ついに師匠の元へ向かう一行…召喚士の命は如何に!?
そして酔っ払い腐れ魔道士と遭遇する事は出来るのか!?
運命やいかに!!!11

次回投下はッッ!!・・・明日。少しずつでも毎日書こうと思います
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 17:29:08.73 ID:pIBqjH6o
帰る途中にあと一人召喚獣捕まえないと…
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:31:57.61 ID:Sbak/2AO
まとめサイトの神も有難いなぁ
すげー見やすい
そろって乙だぜ!
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:33:50.23 ID:Jkdbefwo
乙!

早く続きを読みたいぜ!
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 17:37:08.65 ID:0pWxzsAO
乙!読んでてドキがムネムネする!

そういやサモナーは何時出るのだろうか…?
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 17:38:56.92 ID:lCM/xQSO
ペニスよ何時でも私のリヴァイアサンを呼ぶがいい
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:39:32.70 ID:JI4lI.QP
まとめサイトってどこにあるの?
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:41:19.77 ID:Sbak/2AO
>>302
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/summoner_ike_Cockatrice.html
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 17:42:04.38 ID:oZmN8S6o
おつおつー!
楽しみにしてますよー。
100なんて言わないぐらいいると思うぜROM入れると
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 17:42:07.59 ID:NaCfgEDO
乙です!
こんなゲームやりたいなぁ
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:42:43.86 ID:wN11w.AO
第三部乙です!
生活に支障出ない範囲で頑張ってください
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:46:08.54 ID:JI4lI.QP
>>303
d
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:48:05.54 ID:Sbak/2AO
VIPのほうにおまけストーリー投下されてるから、気づいてない人は見とくといいぜ
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 17:49:50.62 ID:09lBuP6o
ねぇよw
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 17:51:04.04 ID:Qk7Epu.o
あ、あー…読み返したくないけど少し読み返してみたら…ヒドイ
誤字というか打ち間違いが沢山あると思いますけど・・・
脳内修正にてお願いします!すいませんorz
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:52:40.53 ID:Sbak/2AO
>>309
いや、埋まったスレの奴な
平行してたし、誰も触れねーから気づいてない人もいるんじゃねーかと思ってよ
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:54:07.37 ID:tvr41Xk0
本スレの最後の方にうpされてた絵のせいで、召還獣の見た目が固定されたんだぜww
ついでに盗賊も固定されたぜww泣きぼくろは個人的に大好物だ
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 17:57:07.29 ID:Sbak/2AO
俺は最初からずっと魔導士タソが魔方陣ぐるぐるの女の方で固定されとる
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 18:07:58.34 ID:Qk7Epu.o
7xさんが1000までまとめて下さってる!ありがとうございます!

>>311
ありがとうございます。一応本編とも微妙にリンクをしました

>>312
なんか絵師とかほんと嬉しいですね。自分が作者じゃなければ漫画で読みたい

さて、それではまた!ノシ
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 18:08:05.57 ID:5mIzwh2o
>>311
残念だがすでに落ちている

つーわけでjaneだが前スレdat
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org332852.dat.html
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 18:08:17.55 ID:5oZzO.AO
(「・∀・)「 ワクワクテカテカー!!
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 18:12:38.06 ID:5mIzwh2o
なんだまとめにオマケも載ってたならdatいらねーな

消しておく!
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 18:14:15.13 ID:oZmN8S6o
それでも言おう>>317乙。
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 18:15:07.69 ID:oZmN8S6o
それでも言おう>>317乙。
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 18:16:07.12 ID:oZmN8S6o
大事なことなので2度・・・・

すいません重くてラグってました。
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 18:16:17.26 ID:5mIzwh2o
2回も言われると流石に照れる
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 18:18:53.12 ID:Dw/j2ggo
パー速は夕方くらいから超重力発生するから気をつけた方がいい
書き込み失敗って出ても実は書き込んでましたってのもあるから
書き込んだら一回更新してみた方がいい
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 18:20:58.92 ID:SchmyWIo
書き込みして、失敗って出て、更新して書き込みされてるのを確認してから、
レス窓の内容を消すby jane
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 18:23:36.57 ID:oZmN8S6o
>>322-323
現象自体は知ってたはずなのに・・・・thx。
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 18:41:12.02 ID:Sbak/2AO
>>317
俺も気づかずに混乱させるような事言っちまった…
スマン!コっちは大丈夫だ!
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 18:43:53.20 ID:oZmN8S6o
>>325
変換の仕方が微妙にエロい。
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 18:44:33.35 ID:3nIb/h60
楽しみに待っとるかんね!
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 18:46:41.77 ID:Sbak/2AO
>>326
剣士か短髪のセリフで気になったのは俺だけじゃないはず
さて、いくらパー速と言えどそろそろ自重せんとな・・・
みんなお疲れ
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 19:42:01.20 ID:WTXjj6AO
面白いがそれだけに信者涌きそうだな…
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 19:50:25.88 ID:oZmN8S6o
もしもしが余計なこと書かなければ大丈夫。
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/11/05(木) 19:53:52.52 ID:NzztjNk0
ムウマスレみたいにくそ雑談で埋めすぎなきゃいいでしょ
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 20:29:45.83 ID:hYbgI6Eo
まあのんびりいこうぜ。
俺受験生なのに・・・
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 20:32:46.83 ID:D4PVzhQo
こう雑談が多いと避難所が必要になってくるぞ


というわけで
         +
   +                   +
    +        +
      _ _ ∩                      +
    ( ゚∀゚)彡  タイムストッパー!タイムストッパー!
   ⊂  ⊂彡              +
   ( ⌒)        +
   c し'     +
                        +
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 21:16:03.71 ID:TnUiGw.0
>>192に文句を言いたい。
お前のせいで俺はまだ今日の分の話が読めてないんだぞ。
ありがとう
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 21:40:56.56 ID:cqclXBg0
面白いなぁ
パー速来てまで続き見るのは久しぶりだ
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 21:42:54.06 ID:jtaW5o.0
パー速来たの都道府県でバトロワ以来だな〜
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 21:50:54.48 ID:XrnmbkEo
俺は
憧れの一人暮らしで隣人に恋した
以来だなぁ
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 21:55:26.55 ID:pIBqjH6o
ダイがルイズに召喚…名前忘れた…以来…

ごめん嘘
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/11/05(木) 21:57:14.71 ID:NzztjNk0
パー速だからって調子乗りすぎじゃね?
そんなどーでもいい雑談で読みづらくすんなよ・・・
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 22:09:59.35 ID:y4wyHkDO
地の文無理に増やさず最初からの雰囲気がいいなぁ
文最低限のがテンポ良かったし、まぁ作者が書きたいよう書くのが一番だがな
341 :1 [sage]:2009/11/05(木) 22:17:49.10 ID:GPLq4lQo
来ちゃった…。お昼頑張りすぎて結局残業。なんという本末転倒…
個人的には雑談おkですよ。でも>>339さんの意見もごもっともですね
てか酉付けた方が抽出とかで読みやすいのかな…

>>340
あ、そっちのがやり易いのでそう言って頂けるとありがたいです
本当は台詞と陳腐な擬音のみで進めたいんですが、
戦闘シーンだけは表現難しいのでご容赦…
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 22:24:29.22 ID:0T9hqmg0
おつかれ。

仕事はしてくれwwww
パー速はまったりが基本だし無理はしないでくれ
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/05(木) 22:29:08.79 ID:n3IgZESO
すげー楽しみに読ませてもらってます
出勤と帰宅が超楽しみ
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 22:47:05.78 ID:lbiZt6DO
>>341
仕事乙
続き楽しみにしてるぜ
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/05(木) 23:58:24.52 ID:XzaDcyEo
酉付けてくれると◆で抽出出来るから助かる
346 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 00:17:35.55 ID:rTl3gXUo
皆様に1乙と言って貰えるような書き手になれるよう願いを込めて…
週末は一気に進めたいですね。それではおやすみなさい!ノシ
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 00:18:22.76 ID:.r5yZ2DO
オヤスミナサイ
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 00:22:03.68 ID:rMXH9NAo
どうせニート社で漫画化するだろう
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 02:02:18.99 ID:lqEtkIAO
>>334
それはすまなかった
パー速に来るようなSS好きに他の秀作を紹介したかったのさ
そろそろ無駄レスは自重する
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 02:06:42.80 ID:U.M.ul2o
正統派っぽいSSなのに下ネタから入ったのは計算通りなのだろうか‥‥wwwwwwww
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 02:41:54.69 ID:x//qBuE0
でも所々ほんのりえっちな
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 03:14:43.33 ID:ijvVt7k0
>>349
お前のせいで数年ぶりに泣いちまったじゃねぇか ちきしょう
353 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 09:19:43.10 ID:RtQX14so
おはようございます!今日も頑張りましょう

>>348
ゴクリ…

>>350-351
エロばかり書いていると真面目なものが書きたくなり、
真面目なものを書いているとエロを書きたくなる人間の性…

では第四部入ります
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 09:24:50.82 ID:dHngT4QP
お願いします!!
355 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 09:47:55.43 ID:RtQX14so
〜次の日〜

戦士「…さて」

盗賊「……」

召喚士「…」

戦士「今日はいよいよ…」

魔道士「師匠さんの所へ行くんですね」

召喚士「はい…」

戦士「ここからだと、えーと」

召喚士「歩いて…1日もかかりません…」

戦士「そうか」

魔道士「なんか…元気ないですね?」

召喚士「え…いやっそんな事ないですよ!ははは…」

盗賊「……」

魔道士「大丈夫ですか?」

召喚士「はい、大丈夫ですよ。すいません…」
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 09:48:03.04 ID:.yEpEIAO
続きwwktk

だが仕事もやってくれ
357 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 09:51:46.97 ID:RtQX14so
〜西の山、入り口〜

召喚士「…さて」

盗賊「……」

召喚士「ここからの山道は魔物が結構いますので…」

魔道士「はい」

召喚士「ここで一度結界を張って進みたいと思います」

戦士「おう。頼む」

召喚士「ふーっ…行けっ!シルフ!!」

シュイィィン

召喚士「戦士、結界石を…」

戦士「おう!…よっと、ほれ」

召喚士「シルフ、結界をお願いします」

シルフ「はーい」

魔道士「ありがとうございます!シルフさん!」

シルフ「ううん!お仕事ですもの!」

盗賊「……」
358 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 10:00:30.22 ID:RtQX14so
シュイィィン

召喚士「よし。これで大丈夫ですね」

魔道士「ありがとうございます!」

召喚士「俺の持つ結界石を中心にしてますので」

盗賊「…うむ」

召喚士「傍を離れないようにして下さい」

戦士「分かった」



召喚士(師匠の張った結界の道…)

召喚士(もう…ほとんど効果が薄れてきている…)

召喚士(……師匠)

魔道士「ねぇ、召喚士さん」

召喚士「あ、はい」

魔道士「山の上には他に何かあるんですか?」

召喚士「えぇと…特に何もないですね」

魔道士「師匠さんの家だけですか?」

召喚士「他にも何人か住んでいますが、みんな離れていますね」

魔道士「そうなんですねー」

召喚士「ほんと、ただの山と言うか…森言うか…」
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 10:01:13.56 ID:bUedtADO
楽しみに待ってるぞ。
我慢して夕方とかに一気に読む!

だから仕事もしてくれな。
360 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 10:04:35.29 ID:RtQX14so
魔道士「でも、召喚士さんにとっては故郷みたいなものですよね!」

召喚士「え、ええ!そうですね!」

魔道士「召喚士さんの故郷かぁ〜、楽しみ!」

召喚士「いや!本当に何もないですよ!はははっ」

〜師匠の家〜

戦士「ここ…か?」

召喚士「…うん」

盗賊「…着いた」

魔道士「おー!大きな家!」

戦士「でも…ほんとに何もないっつーか…森の中にポツンと」

召喚士「そうなんだよ…と、とりあえず入ろうか…」

コンコン…ガチャ

召喚士「師匠〜、いますよね?師匠〜」

魔道士「…あれ?いないみたいですね」

盗賊「……」

召喚士「あれ?…師匠〜いませんか〜」
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 10:06:41.69 ID:Mfc2nfoo
死んでる・・・
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 10:10:40.13 ID:L2q4mqAo
まさか…
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 10:12:08.85 ID:Sq1hLiI0
あれ?召還獣と喋ってる召還士はじめてみたって青年が言ってたけど魔導師もしゃべれんのか
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 10:12:46.18 ID:TOanLQAO
マジシャンが見込んだ連中ですから
365 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 10:15:09.79 ID:RtQX14so
師匠「………おい」

魔道士「はわっ!??」

戦士「!!」

師匠「人ん家の前で何してんだ?」

召喚士「あっ!師匠!!」

盗賊(気配が…まったくなかった!?)

師匠「んー?あぁ、なんだお前か…」

魔道士「こんにちはー!」

師匠「あーこんにちはー、コチラの皆さんはどなたさんだ?」

召喚士「あっ俺のパーティー仲間です」

師匠「ふーん…そっか」

盗賊「……」

師匠「あっ!あぁ!我が可愛い愛弟子よっ!」

戦士「?」

召喚士「へっ?」
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 10:18:23.72 ID:Mfc2nfoo
猫かぶるなwwwwwwww
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 10:19:39.12 ID:dHngT4QP
酒飲みの上スケベwwwwwwww
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 10:19:50.33 ID:L2q4mqAo
師匠wwwwww
369 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 10:23:15.13 ID:RtQX14so
師匠「ついにやりとげて帰ってきてくれたのか!」

盗賊「……」

師匠「しかもお仲間まで連れて…嬉しいなぁ!」

召喚士「あ…あの…師匠?」

師匠「あれだろ!俺の課題をこんな短期間で…見くびってたぜワハハ!」

召喚士「あ、あの……その事なんですが…」

魔道士「あのー実はまだ…なんです」

師匠「はあぁ!?」

召喚士「すす、すいません!!」

戦士(ホントに怖いんだな…)

師匠「なんだよ、あーバカらし…じゃあな」

召喚士「いや師匠!ちょっと待って下さい!」

師匠「何だよ?もう用はねぇだろ。じゃあな」

召喚士「ありますあります!用があるんです!」

魔道士「そうなんです!聞いて貰えませんか?」

師匠「はぁーメンドクセーなぁ…」

盗賊「…オネガイシマス」

師匠「お前一人だったらブン殴っておしまいなんだけどなー」

戦士「師匠さん、頼む!」

師匠「お客さん連れてくるなんて卑怯だよなー」

召喚士「し…師匠……」

師匠「…こう頼まれちゃしょうがねーわなぁ…仕方ねぇ、入れ」
370 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 10:35:10.74 ID:RtQX14so
〜師匠の家の中〜

師匠「お嬢さん方…何飲まれるかい?コーヒー?紅茶?」

魔道士「あ、紅茶頂きますー!」

盗賊「…コウチャ」

師匠「そっちの兄ちゃんは?」

戦士「すんません。コーヒー下さい。ブラックで!」

師匠「オッケ。おいペニス、コーヒー2つとコウチャ2つだ」

戦士「…ペ、ペニス?」

召喚士「ちょ、ちょっと!!師匠!!!」

師匠「あれ?コイツの名前知らんのか?ペニスって言うんだぞ」

盗賊「…///」

師匠「あーすまんすまん!お嬢さん方には刺激が強いな!ワハハハ!」

魔道士「…も、もうっ///」

召喚士「師匠!いい加減にして下さいよ!」

師匠「悪かったよペニ…召喚士。ほら、はよ用意して来い」

召喚士「……」

スタスタ
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 10:38:01.13 ID:uOst8yMP
ペニス忘れてたから
おもわず吹いた
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 10:38:28.97 ID:ExfeQdso
おいおい、誰だ?
こんな所に>>361の石像放置してるやつは?
373 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 10:39:34.88 ID:RtQX14so
召喚士「最低だ…あのくそ師匠…」

コポコポ

召喚士(毒でも盛ってやろうか…くそ…)

魔道士「師匠さんはお一人で暮らしてるんですかー?」

師匠「あーそうだよー、なんなら一緒に暮らすかい?」

魔道士「楽しそうですねー。でも、旅があるから…」

師匠「ならしょうがないな!おじさん待ってる!!」

魔道士「えへへ!」

師匠「うふふ!」

戦士(ノリが・・・マジシャンのおっさんと完全に一緒だな…)

召喚士「…お待たせしました」

カチャカチャ

魔道士「わぁ!美味しそう!」

師匠「だろ?俺様特製の師匠紅茶だ」

戦士「いただきます!おっ!このコーヒーも!」

師匠「モチロン師匠コーヒー。なんなら売ってやろうか?」

盗賊「……お、おいしい」
374 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 10:46:28.58 ID:RtQX14so
召喚士「…こんな山奥ですからね。自家栽培で色々作ってるんです」

魔道士「へーっ!そうなんですね!」

師匠「そうなの!さっきも果物採ってきたとこで…あ、そうだ」

盗賊「……おいしい」

師匠「ペニ…召喚士。果物切って持ってきな」

召喚士(この人…絶対わざとだな…)

・・・

師匠「んで?何がどーなったって?」

召喚士「ざっくり説明しますとですね…」

魔道士「それで…クラーケンが…」

戦士「……でだな、要塞は…」

召喚士「…まぁ、サラマンダーだけは…」

・・・

師匠「…ふーん。なるほどね」

盗賊「……」

師匠「簡単に言うと、お前らバカだな!」
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 10:49:08.13 ID:UPtDrKIo
君は実にバカだな
376 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 10:52:18.20 ID:RtQX14so
戦士「馬鹿?」

盗賊「……」

師匠「あぁ。とんだバカヤロウだよ」

魔道士「…」

師匠「まー…クラーケンは突如の事だ、仕方ねぇ」

召喚士「……」

師匠「ミノタウロスも…百歩譲って運が良かったですね、としよう」

盗賊「……」

師匠「だがな、その後はダメ。まるでダメ。バカもいいとこ」

魔道士「そうなん…ですか?」

戦士「何が…駄目なんだよ」

師匠「まず、マジシャンて奴を探してミノタウロスぶっ倒そうとしてんだろ?

召喚士「……」

師匠「勝てるわけないじゃん。無理無理」

魔道士「…そんな」
377 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 10:58:57.51 ID:RtQX14so
師匠「あのなお嬢ちゃん、何の為にわざわざ国軍が出張ってるんだい?」

盗賊「……」

師匠「防衛に失敗したからわざわざ召喚隊が出張ったんだろ?」

魔道士「…はい」

師匠「それを…流れの魔道士と底辺召喚士で何とか出来ると思ってんの?」

召喚士「…でも!」

師匠「仇を討ちたい!」

召喚士「!!……はい」

師匠「馬鹿らし。バカヤロウどころかクソヤロウだわな」

戦士「な、何でだよっ!」

師匠「…いいか、お前らはたまたま受けた任務に、たまたま敵わん魔物が出た」

盗賊「……」

師匠「たまたま戦場で顔見知りがやられて、たまたまお前らは助かった」

召喚士「…」

師匠「ただそれだけだ」

魔道士「確かに…そうかもしれませんけど…」
378 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 11:04:32.17 ID:RtQX14so
師匠「それじゃ何か?今もどこかで誰かが魔物と戦ってる」

戦士「……」

師匠「お前らはいちいち仇を討ちに行くのかい?」

召喚士「それは極論ですよ!」

師匠「極論じゃねーだろ。自分達が目の当たりにしたから仇を討ちたい」

盗賊「……」

師匠「それだけの話じゃねーか」

召喚士「…それが悪いですか?」

師匠「悪かねーよ。勝てるならな」

召喚士「……」

師匠「勝てる見込みも何もねーから言ってんだよ」

魔道士「だからっ」

師匠「マジシャン?ミノタウロスには魔法も効かねぇっつーのに?」

戦士「いやっ!例えそうでも何か助けにはなるはずだ」

召喚士「師匠…ついにボロを出しましたね?」

師匠「あん?……あ」
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 11:07:56.31 ID:UPtDrKIo
師匠のイメージがマトリフ
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 11:07:56.96 ID:TOanLQAO
なん……だと……
381 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 11:16:00.73 ID:RtQX14so
召喚士「俺たちはマジシャンと言う名前は言いましたが」

師匠「…ハメられたぜ」

召喚士「魔道士だなんて一言も言ってませんよ?」

師匠「はいはい…悪かったよ」

盗賊「……」

師匠「仕方ねぇ…だがな、今言った事は本当だ」

戦士「……」

師匠「絶対に忘れんなよ?」

召喚士「……はい」

師匠「座れ」

召喚士「はい」

師匠「まずはマジシャンだが…」

召喚士「はい…」

盗賊「……」

師匠「居場所は…」

召喚士「はい…」

師匠「知らん」

召喚士「……で、ですよね」
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 11:22:20.57 ID:ExfeQdso
ねぇねぇ、今どんな気持ち?
        ∩___∩                     ∩___∩
    ♪   | ノ ⌒  ⌒ヽハッ    __ _,, -ー ,,    ハッ   / ⌒  ⌒ 丶|
        /  (●)  (●)  ハッ   (/   "つ`..,:  ハッ (●)  (●) 丶     今、どんな気持ち?
       |     ( _●_) ミ    :/ 師匠   :::::i:.   ミ (_●_ )    |        ねぇ、どんな気持ち?
 ___ 彡     |∪| ミ    :i        ─::!,,    ミ、 |∪|    、彡____
 ヽ___       ヽノ、`\     ヽ.....:::::::::  ::::ij(_::●   / ヽノ     ___/
       / 召喚士  /ヽ <   r "     .r ミノ~.    〉 /\ 戦士 丶
      /      /    ̄   :|::|    ::::| :::i ゚。     ̄♪   \    丶
     /     /    ♪    :|::|    ::::| :::|:            \   丶
     (_ ⌒丶...        :` |    ::::| :::|_:           /⌒_)
      | /ヽ }.          :.,'    ::(  :::}            } ヘ /
        し  )).         ::i      `.-‐"             J´((
          ソ  トントン                             ソ  トントン
383 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 11:24:48.61 ID:RtQX14so
戦士「やっぱり居場所は分かんねーか」

召喚士「…そこまでは予想していました」

師匠「まーお互いこんな性格だしな!ワハハハ!」

魔道士「そ、そうですね!エヘヘヘ!」

師匠「…お嬢ちゃん…傷つくぜ」

魔道士「えっ!?あ、すいません!」

師匠「ウソウソ〜!ワハハハハ!」

魔道士「もー!からかわないで下さいー!エヘヘ!」

戦士(……面倒くせぇ)



師匠「あー言ったが、お前らが仇を討ちたい気持ちはよく分かる」

盗賊「……」

師匠「まず、今のままじゃミノタウロスには確実に勝てないだろーな」

召喚士「…でしょうね」

師匠「仮にマジシャンが加わったとしても…」

魔道士「はい」

師匠「確実に勝てないだろーな」

戦士「結局勝てないのかよ!」
384 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 11:36:31.31 ID:RtQX14so
師匠「同じ勝てないでも死ぬのと死なないのでは大違いだ」

魔道士「それって…」

師匠「アイツはバカヤロウだが、腕は確かだ」

盗賊「…うむ」

師匠「もしミノタウロスと本気でやるならやつを絶対に味方に付けろ」

召喚士「…分かりました」

師匠「あとは国軍だな」

召喚士「…あまり…アテには出来ませんが」

師匠「指揮は誰が取ってた?」

戦士「将軍…ってヤツだったかな」

師匠「ふーん…知らねぇなー」

召喚士「申し訳ないけど…指揮官はあまり有能そうには見えませんでした」

師匠「無能のお前が言うんだからよっぽどなんだろうな」

召喚士「……」

師匠「あと、召喚隊の規模は?」

魔道士「私たちが見たのは50人ぐらいいましたっけ?」

戦士「そうだな。召喚兵自体は30人程度ってとこか」

師匠「まぁ…それなりにはやれっかもな」
385 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 11:46:43.24 ID:RtQX14so
師匠「後は…お前らだ」

盗賊「…」

師匠「パーティーは魔道士、盗賊、戦士…んで召喚士か」

戦士「問題は?」

師匠「いや、ねぇ。プリーストがいなくて回復には不安だが…」

召喚士「そこは」

師匠「そう。コイツのユニコーンがある」

魔道士「はい!」

師匠「まー、ただ…いいや。やめとこ」

盗賊「…?」

師匠「話からすると国軍はまだ動かねー」

召喚士「はい…そう思います」

師匠「何日かここでお前らを鍛えてやる。いいな?」

戦士「もちろんです!」

魔道士「お願いします!!」

師匠「おぉー、ペニスと違って素直でよろしい!」

盗賊「///」
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 11:56:11.06 ID:vrJD8oAO
肉弾戦も出来んのか流石だな
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 11:56:36.81 ID:.yEpEIAO
やっと修行か
388 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 11:57:31.23 ID:RtQX14so
〜修行初日〜

師匠「いいか、国軍が躊躇してるからってそう時間はねーぞ」

魔道士「はい!」

師匠「ビシバシモミモミ行くから覚悟しとけ!」

戦士「うっす!」

盗賊「…?」

師匠「まずは前衛と後衛に分かれてやってくぞー」

戦士「おう!」

師匠「戦士と盗賊、まずはお前らだが…」

盗賊「…うむ」

師匠「港まで行って来い。但し結界は無しだ」

戦士「途中で魔物と会っちまうって事だな?」

師匠「まぁそーだわな。出来ねーか?」

盗賊「…任せろ」

師匠「ん。だがな、森の中には思わぬ強敵もいる」

召喚士「そうですね…」

師匠「出没しそうなエリアを、数字で分けて書いた地図を渡す」

戦士「ほぅ」

師匠「数字の少ないエリアから挑め。そして危ないと思ったらすぐに戻る。いいな?」

盗賊「…了解」

戦士「楽しみだぜ!」
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 11:59:35.36 ID:psbAHwAO
えらくスパルタだな
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 12:04:20.06 ID:nAMxOI60
トリップが1乙
391 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 12:07:01.22 ID:RtQX14so
師匠「次は後衛の二人だが…」

魔道士「はい!」

師匠「お嬢ちゃんは五行のどこまで出来る?」

魔道士「一応四行ですね。土以外の…」

師匠「ほー!若けぇのに大したもんだ!どっかの誰かも見習って貰いたい!」

召喚士「……」

魔道士「あ、でも木は苦手ですね」

師匠「補助は?」

魔道士「まるっきり…ダメです」

師匠「ウイッチか…性格がよく出てるわ。ワハハハ!」

魔道士「…?バカにしてます…?」

師匠「いやいや!性格によって職業を選ぶのも大切な事だ」

召喚士「…」

師匠「そういう意味じゃ、お前らは性格と職業が合致してていいぜ!」

魔道士「そうですかー?ありがとうございます」
392 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2009/11/06(金) 12:10:32.34 ID:RtQX14so
師匠「じゃあ土…風の魔法の底上げをメインとしよう」

魔道士「はい!」

師匠「んで、あわよくば補助」

魔道士「…はい」

師匠「俺が魔道士ならなんか魔法も教えてやれるんだが…」

召喚士「…」

師匠「まー現状の魔力増幅に努めよう」

魔道士「頑張ります!!」

師匠「んで最後はおめーだ」

召喚士「…はい」

師匠「お前はマンツーマンだ。ありがたく思え」

召喚士「…はい」

師匠「よし!んじゃ初めんぞ!」

魔道士「はいっ!」

戦士「よし!行くか盗賊!」

盗賊「…うむ!」
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 12:16:24.06 ID:dHngT4QP
ワクワクしてきたぞ。
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 12:17:59.28 ID:UROBLc2o
師匠死にそうなんだろ・・・?こんなに頑張ったら・・・
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 12:19:56.11 ID:vrJD8oAO
魔翌力使わなければ大丈夫とかか?
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 12:20:06.32 ID:TOanLQAO
ぴんぴんころりだな
397 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 12:36:49.70 ID:RtQX14so
師匠「さて・・・始める前に聞いておこう」

召喚士「はい」

師匠「サラマンダーを見れたんだな?」

召喚士「はい…」

師匠「召喚はもちろん試してみたよな?」

召喚士「何度か…」

師匠「で、ダメって事はだな…お前がダメクソペニスか…」

召喚士「2属性しか呼べないか…ですね」

師匠「そもそも他属性を召喚できる術士なんざ聞いた事もねぇ」

召喚士「…」

師匠「1つ呼べりゃ2つも3つも関係ねーハズだ。つまり十中八九前者」

召喚士「すいません…(何だよダメクソペニスって…)」

師匠「サラマンダーの能力は?」

召喚士「あ…結界と憑依解除…です」

師匠「うむ。忘れるなよ」

召喚士「はい」
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 13:03:28.50 ID:.yEpEIAO
何故だろう…Gガンを思い出した…
399 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2009/11/06(金) 13:14:57.32 ID:RtQX14so
師匠「まずはお前の課題だ。さっき言いかけて止めたが…」

召喚士「はい」

師匠「召喚獣の同時召喚だな」

召喚士「同時召喚…ですか?」

師匠「あぁ、だがこれにはとんでもない量の魔力を消費する」

召喚士「同時に複数ですもんね」

師匠「このパーティーには回復役がお前しかいねぇ」

召喚士「…はい」

師匠「もしお前がコカトリスを召喚してる最中に負傷者が出たら?」

召喚士「…コカトリスを戻して」

師匠「コカちゃんが戦ってる最中だったら?」

召喚士「…そう…ですよね」

師匠「まずは最低でも2体、同時召喚出来るようにならんとマズイ」

召喚士「ごもっともですね」

師匠「まずはそのために必要な魔力を…」

召喚士(同時召喚…あれ?なんだ…?)

師匠「身に付ける必要が…」

召喚士(何か…思い出せそうなんだけど…)

師匠「おい!聞いてんのか?」

召喚士「えあっ、はい!聞いてます!頑張ります!」

師匠「…」
400 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 13:23:58.23 ID:RtQX14so
〜山中〜

戦士「地図番号1…このあたりだな」

盗賊「…うむ」

戦士「いきなり太刀打ち出来なかったりしてな!ハハハ!」

盗賊「…クス…ハッ!!」

戦士「さて、こっちから行ってみっか!」

盗賊(せ、戦士と二人きりではないか!)

ガサガサ

盗賊(ややややばい…どうしよう)

ガサッ…テクテク

盗賊(最近二人きりとかなかったし…み、妙に意識して…)

テクテク…ガササッ!!

盗賊(違う違う!今は修行の身だ!私は何を…)

戦士「盗賊!!」

盗賊「は!はいっ!」

戦士「早速来たぞ!」

盗賊「!…すまん」

戦士「んっ?大丈夫だ。犬っころが…3匹か」

盗賊「…うむ」

キィンッ!ドスッ!!・・・ザッ・・・タタタッ・・・シュッ!・・・ドサッ

401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 13:30:56.58 ID:puGwyeoo
盗賊のイメージが俺の中で忍者
402 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 13:34:04.03 ID:RtQX14so
盗賊「…ふーっ」

戦士「流石だな!」

盗賊「…あ、アリガトウ」

戦士「盗賊さ…」

盗賊「…な、何だ?」

戦士「ちょっと…明るくなったよな」

盗賊「…そ、そうか?」

戦士「あぁ。明るくなったぜ?」

盗賊「……」

戦士「それに女っぽくなったな…」

盗賊「ふあっ!?…な、何だ!」

戦士「あ、悪い悪い。変な意味じゃなくてだな!」

盗賊「……チラッ」

戦士「なんつーか…メシ食ってる時とか街にいる時とか、さ」

盗賊「…そそ、そうか」

戦士「戦ってる時は男っぽいけどな!ハハハッ!」

盗賊「…う、うむ!」

戦士「あ、悪いな。先進もうぜ!」

盗賊「お、おー!」
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 13:38:36.56 ID:hM3s62DO
盗賊最高
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 13:39:16.07 ID:RtQX14so
昨日の教訓を得て、午後はペースダウンさせて貰おうか。はっはっは
すいません…ついでにご飯食べて来ますね!ノシ
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 13:42:11.92 ID:XxxFQdkP
見ているぞ      <●>    <●>
楽しく読ませてもらってます、乙いてらノシ
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 14:04:37.18 ID:2v5QgcDO
明日 明後日の更新を楽しみに俺も真面目に仕事するか。
>>1も今日は残業しなくていいように頑張ってな!
続き楽しみにしてるよ
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 14:05:34.53 ID:6FD4UMDO
wktkwktk
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 15:31:34.39 ID:NAbIVug0
>>401
あれ?俺もいつのまにかそうだった
なんでだろう
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 15:35:33.01 ID:hM3s62DO
バハムートがクラスチェンジさせたのでしょう
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 15:36:45.11 ID:En0cesSO
>>409
モンクじゃなくて良かったと思った
411 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/06(金) 16:05:33.91 ID:RtQX14so
〜師匠の家〜

召喚士「……」

魔道士「……」

師匠「…」

召喚士「……」

魔道士「……」

師匠「…よし、そのまま目を開け」

召喚士「……」

魔道士「……」

師匠「いいか…今、精神的に魔力は非常に蓄積された状態だ」

召喚士「…はい」

魔道士「…す、すごい」

師匠「その状態を維持して立ち上がれ」

召喚士「はい」

スッ

魔道士「…よっ」

スッ

師匠「少し抜けてるぞ。留めるイメージを切らすな」

魔道士「は、はい」
412 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/06(金) 16:15:30.84 ID:RtQX14so
師匠「常にそのイメージを保ち続けろ。いいな」

召喚士「…は、はい」

魔道士「なかなか…難しいですね」

師匠「まぁな。だがな、これが出来りゃ魔力は常に…」

召喚士「循環…する」

師匠「そういうこった。じゃあ個別に入るぜ」

魔道士「はい」

師匠「じゃあ魔道士ちゃんはこっちだ」

魔道士「はい…」

師匠「風の魔法を一発売ってみな」

魔道士「は、はい!」

キュイィィン…

師匠「…うん、詠唱も悪くねぇ」

魔道士「打ちます!!」

ドンッ!ゴオォォォ!

師匠「……」

魔道士「ど、どうでしょうか?」

師匠「…ふはっ!なるほどなぁ〜」
413 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 16:19:44.05 ID:RtQX14so
>>392の一行目、間違えました。

師匠「じゃあ木…風の魔法の底上げをメインとしよう」

が正しいです、すいません…orz
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 16:22:29.82 ID:dG9awzMo
五行ってことは木火土金水だろうけど
金属性ってのはどんな…?
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 16:24:16.61 ID:IMXg1BIo
五行・・・・アンリミテッド・・・いやなんでもない
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 16:24:21.24 ID:spgCS1ko
金属
417 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/06(金) 16:25:25.24 ID:RtQX14so
魔道士「へっ?」

師匠「魔道士ちゃんは優しいんだなぁ〜」

魔道士「な、何言ってるんですか!?」

召喚士「…?」

師匠「いやな、五行の木ってのは怒りの感情とリンクしてる」

魔道士「そうなんですか?」

師匠「つまり怒の経験が多ければ多いほど…」

魔道士「風魔法の威力が高まっていく…」

師匠「あくまで自分の魔力があってのベースだがな」

魔道士「そんな要素があったんですねー!」

師匠「魔道士ちゃんの得意なのは火、だろ?」

魔道士「あ!よく分かりましたね!」

師匠「火は喜び、笑いを軸としてっからな」

召喚士「なるほど…」

魔道士「魔道学校じゃそんな事まったく教えてくれませんでしたね」

師匠「そうだろうな。学校なんてそんなモンだろ」

召喚士「そう、なんですか…?」

師匠「例えば水の魔法を強めたいから悲しい経験沢山して下さい!なんて言うか?」

魔道士「言わないですね!!」

師匠「学校ってのはな、そういうとこだよ」

召喚士「…そうかぁ」
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 16:26:31.19 ID:m3FeJu.o
金は電気じゃないか
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 16:31:05.00 ID:kG0yn2Mo
       ∧_∧ ハァハァ
 シコ   ( ´Д`/"lヽ
      /´   ( ,人)
 シコ  (  ) ゚  ゚|  |  <うおおおおおおおおおおお、金属性がたまってきやがったぁぁぁぁぁぁ
      \ \__, |  ⊂llll
        \_つ ⊂llll
        (  ノ  ノ
        | (__人_) \
420 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2009/11/06(金) 16:32:33.84 ID:RtQX14so
師匠「さて一旦整理するぞ!まずは魔法における五行だが…」

召喚士「…」

師匠「魔道士ちゃん、言ってみようか!」

魔道士「はい。火の魔法の火、水の魔法の水、風の魔法の木…それから」

師匠「それから?」

魔道士「雷の魔法の金、最後に大地の魔法の土!ですねっ!」

師匠「はい、正解!これはどういう魔法がある?ペニスくん!」

召喚士「…通常攻撃、自分及び味方補助、それに魔物への補助効果です…」

師匠「はい、正解!魔道士じゃねーのになかなかだな」

召喚士「ど、どうも」

師匠「ま、俺が教えたんだから当たり前だけど」

召喚士「……」

師匠「詠唱ってのは魔力を増幅させるって事は分かってるな?」

魔道士「はい」

師匠「つまりさっきの要領で常に魔力を増幅させる事が出来れば…」

召喚士「そうか!マジシャンさんのように詠唱自体ほとんど必要ない!」

魔道士「あ…!そうですねっ!」

師匠「…へっ!」
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 16:35:07.28 ID:rvxSfWEo
ゆっくりでいいから長く続いてほしいな
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 16:35:47.63 ID:spgCS1ko
>>418
wikipediaで調べたら金属って…


五行 [編集]

木(木行)
木の花や葉が幹の上を覆っている立木が元となっていて、樹木の成長・発育する様子を表す。「春」の象徴。
火(火行)
光りWく炎が元となっていて、火のような灼熱の性質を表す。「夏」の象徴。
土(土行)
植物の芽が地中から発芽する様子が元となっていて、万物を育成・保護する性質を表す。「季節の変わり目」の象徴。
金(金行)
土中に光りWく鉱物・金属が元となっていて、金属のように冷徹・堅固・確実な性質を表す。収獲の季節「秋」の象徴。
水(水行)
泉から涌き出て流れる水が元となっていて、これを命の泉と考え、胎内と霊性を兼ね備える性質を表す。「冬」の象徴。
423 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/06(金) 16:41:26.47 ID:RtQX14so
師匠「よく分かってるじゃねーか。優秀優秀」

魔道士「ありがとうざいますー!」

師匠「補助魔法については…ちょっとややこしい」

魔道士「そうですね。どうも苦手で…」

師匠「分かり易く言うと、これは五行の魔法に自分のイメージを融合させる」

召喚士「なんだか…召喚士に近い感覚ですね」

師匠「根底の考え方は一緒だな」

魔道士「イメージ…かぁ」

師匠「味方を守りたいって時は土の…そうだな、盾とか鎧とか」

魔道士「魔物を麻痺させたい時は金に雷の檻・・・とか…痺れるとかですかね?」

師匠「まぁそんな感じだろ」

召喚士(魔道士ってのもなかなか難しいもんなんだなぁ…)

師匠「最後に合体魔法」

魔道士「なんか…かっこいいですね!」

師匠「だろ?必殺技みたいだろ!!」

魔道士「はい!えへへっ!」

師匠「コイツは単体でもいいし、誰かとやってもいい」

召喚士「複数人で出来るんですか?」

師匠「まー聞けよ。まずシンプルなのが2行融合」

魔道士「2行融合…ですか?」
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 16:44:12.50 ID:RtQX14so
>>422
多分同じの見てますwwちょっとこじつけな感もありますが…
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E8%A1%8C

あんまり読むとネタバレもあるかもですよ〜ふふふ
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 16:46:11.91 ID:spgCS1ko
>>424
こじつけどんとこい
お前は自分設定で突き進んでいいんだぜ
426 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/06(金) 16:56:36.72 ID:RtQX14so
師匠「火と風を合体させちまうってことだ!」

魔道士「そんな事出来るんだ…知らなかった…」

師匠「そうか?学校でも教えてなかったか?」

魔道士「初めて聞きました〜」

師匠「ふーん…そっか。ちなみにコイツは相性制限があってな」

召喚士「…つまり?」

師匠「火と水、木と金。これは相容れる事はない」

魔道士「土は特にないんですか?」

師匠「あぁ、特殊でな。4行全てに融合可能だ」

召喚士「あ、つまり複数っていうのは1人が火、1人が風とかで…」

師匠「…現実的にあり得なくはねぇが。ま、無理だろうな」

魔道士「そうなんですか?」

師匠「2行融合はどちらも完全に均一の魔力でないと実現しない」

召喚士「そうなんですか…それじゃ難しいですね」

師匠「心の通じる双子の魔道士でもいりゃ別だがな!ガハハ!」

魔道士「えーと…じゃあ複数人っていうのは〜」

師匠「補助と近いんだが…物理攻撃に付加するってこった」
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 16:58:59.80 ID:QDmm3kAO
仕事の疲れを癒すペニス物語
今日も読ませてもらうぜ!
428 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/06(金) 17:02:51.53 ID:RtQX14so
魔道士「よ、よく分からないんですけど…」

師匠「例えば弓使いが弓を放ったとしよう」

魔道士「はい」

師匠「魔道士ちゃんがその弓に火に魔法を撃てば…」

魔道士「撃てば?」

師匠「炎の矢の出来上がりだ!」

魔道士「おおぉー!凄いですー!!」

召喚士「それって別々に撃ってもいいんじゃないですか?」

師匠「お前ほんとバカヤロウだな。そうだったら需要ねーだろ」

召喚士「まぁ…そうですけど…」

師匠「例えばお前らの憎きミノタウロス。ヤツは魔法が効かねぇ」

魔道士「…そうですね」

師匠「でも矢は効く。大したダメージは与えられねーけど」

召喚士「……そうでした」

師匠「しかし炎の矢だったなら…」

召喚士「矢ではあるけど炎のダメージも…!?」

師匠「そういうこった」

魔道士「無敵じゃないですか!凄い!!」

師匠「でもコイツはとんでもなく難しいらしくてな。俺も詳しくは知らん」

召喚士「…」

師匠「悪いがマジシャンにでも聞いてくれや」

魔道士「はい!分かりました!」
429 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 17:09:04.35 ID:RtQX14so
師匠「あー疲れた…頭おかしくなりそうだぜまったく…」

魔道士「わ、私もですー」

師匠「ちょっと休憩にすっか…おいペニー。飲み物〜」

召喚士「あ、師匠…そういや」

師匠「先に行って来い!」

召喚士「あ、はい!すいません…」

〜山中〜

戦士「さーて…地図番号6も終了!」

盗賊「…うむ」

戦士「今のところ問題なさそうだな!」

盗賊「…だな」

戦士「7は…っと、こっちか」

盗賊(戦士……ドキドキ)

戦士「なぁ盗賊」

盗賊「な、なに!!?」

戦士「…ん?あぁ、お前の家族ってどんなんかなーって」

盗賊「…家…族」

戦士「確か…いるんだよな?こないだ帰ったんだろ?」

盗賊「うん」

戦士「あー…答えたくなかったらいいんんだ!すまんな」
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 17:09:20.12 ID:UROBLc2o
師匠「火と風を合体させちまうってことだ!」
か・・・ぜ・・・?
431 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 17:14:07.68 ID:RtQX14so
盗賊「私は…東端の生まれでな」

戦士「東端?あぁ!サムライとかがいる国だろ!」

盗賊「そう…」

戦士「そうだったのか!一度行ってみたいって思ってたんだ」

盗賊「えっ?」

戦士「なぁ!今度一緒に連れてってくれよ!」

盗賊「ふぇっ!?あ、あぁもももちろん…いい…ぞ?」

戦士「よっしゃあ!やる気出てきたぜ!さぁどっからでも来いやワハハ!」

盗賊「ふっ…ふふっ…」

戦士「おっ!!?」

盗賊「?」

戦士「……笑うとなかなかカワイイじゃねーか」

盗賊「!?…なっ、ば!ばかっ!やめろっ!///」

戦士「はははっ!冗談だよ!」

盗賊「……くっ///」

戦士「さぁ着いたぜ…地図番号7だ」

盗賊「…う、うむ!」
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/11/06(金) 17:15:45.70 ID:UROBLc2o
火→×←水
│\  /│
│  土  │
│/  \│
木→×←金

属性これでいいのかな
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 17:17:03.09 ID:RtQX14so
>>430
ほんとだ。分かりにくいですね…火と木もしくは炎と風で脳内変(ry

なんか盗賊=忍者って…分かりやす過ぎましたかね…
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 17:18:55.69 ID:hM3s62DO
盗賊…完璧だ
もはや言うこともあるまい
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 17:21:23.53 ID:RtQX14so
>>432
何これ…素晴らしすぎる。仕事中に泣きそうになっちゃった…アリガトウゴザイマス!!

なんか話進まなくてすいません。ここキッチリやっとけば後々楽になると思うので…
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 17:35:15.03 ID:HzgWTtAo
仕事中に書いてたのかよww乙ww
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 18:04:30.22 ID:QDmm3kAO
ジパングの盗賊…やはりNINJAか
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:05:49.62 ID:VbqY3Ooo
火と水は融合できないのか
439 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 18:05:57.45 ID:RtQX14so
盗賊「…いるぞ」

戦士「あぁ…」

盗賊「…上だっ!」

戦士と盗賊が二手に分かれ、身構える。

眼前には木の上より飛び降りてきた大蛇。

戦士「でかいな…」

大蛇は巨大な口を開け、鋭い牙を見せる。

一撃翌浴びれば瀕死は間違いない。二人に緊張が走る。

盗賊「毒もあるだろう!気をつけろ!」

戦士「分かってる!!」

二人は下がり距離を置く、しかし大蛇は素早い動きで戦士を追う。

戦士「くっ!コイツ…早いぞ!」

巨大な図体に素早い動き。サーペントと呼ばれる魔物だ。

盗賊「…くっ!」

盗賊が身を低く構え、サーペントに駆け寄る。

腰に据えた短剣を身構えるが、サーペントは盗賊の倍以上はあろう

尾を振り回し、盗賊に強烈な一撃を浴びせる。

戦士「盗賊っ!!!」

盗賊はかろうじて短剣で尾を受け、後方に吹き飛ばされる。

バキッ!ガサガサガサッ!!

盗賊「…っ!」

戦士「怪我は!?」

盗賊「…大丈夫。直撃ではない」

戦士「なかなか厄介だな…ふーっ」
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 18:10:01.86 ID:D3XoBnUo
オ、オイツイタゾッ!
441 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 18:12:22.29 ID:RtQX14so
戦士は大斧を振りかぶり、水平に投げつける。

サーペントが察知し地に伏せ身をかわす。

直後に戦士は背中から剣を抜き、サーペントを斬り付ける。

サーペントは顔を捻りかわすが、切っ先が片目を捉える。

ザシュッ!!

サーペント「グギャアァァ!!」

戦士「浅いかっ!?」

サーペントは反転しつつ尾で戦士を叩きつける。

ドスッ!!

戦士「ぐあっ!!」

盗賊「戦士ーっ!」

盗賊が起き上がり、短剣で素早く尾を斬る。

振り向きざまにもう一度斬り付けた時、サーペントの尾は真っ二つになる。

盗賊「戦士!大丈夫かっ!?」

戦士「…っう」

盗賊「戦士、戦士っ!」

戦士「大丈夫…折れてはいねぇ…まだだ!」

盗賊の手を借り、戦士が起き上がる。
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:14:05.39 ID:x//qBuEo
超大火力の炎と水がぶつかり合ったらえらいことになりそうだけどね。
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 18:15:00.80 ID:JWDCC2AO
やっとまとめから追い付いた

wwktk
444 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 18:20:40.72 ID:RtQX14so
その光景を確認したサーペントも態勢を整える。

サーペント「グウゥゥアァァ…」

戦士「左目を斬った…左から回り込め」

盗賊「わ、分かった!」

盗賊は戦士の無事を確認するとサーペントの左側へ回り込み、

一呼吸の後にナイフを2本投げつける。

死角からの攻撃に、サーペントが一瞬の隙を見せる。

だが、体を捻り2本のナイフをいとも容易くかわす。

盗賊「戦士!」

盗賊の声と同時に戦士が走り、剣を突き上げる。

剣はサーペントの喉元を貫いた。

サーペント「グガッ!…グウゥゥ…」

戦士「しぶといヤローだ!」

盗賊が飛び掛り、サーペントの背を短剣で突く。

サーペントは体を仰け反らせ、もがき苦しむ。

戦士は喉元から剣を抜き、巨大な頭を斬り付ける。

サーペント「グギャアァァァ!!」

サーペントは…ゆっくりと地に伏せた。
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:22:00.09 ID:NfyG1vgo
盗賊かわいいよ盗賊
446 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 18:26:10.56 ID:RtQX14so
戦士「はぁっはぁっ…」

盗賊「…ふーっ」

戦士「…大丈夫か?」

盗賊「…う、うむ!せ、戦士…は?」

戦士「大丈夫だ!…しかし、強えぇな」

盗賊「…うむ」

戦士「はーっ、俺らもまだまだ…だな」

盗賊「…そうだな」

戦士「よっと…うっ、いってぇ」

盗賊「あ、せ…戦士!」

戦士「ははっ。大丈夫だって!ありがとな!」

盗賊「…う、うむっ!」

戦士「しかし…今日はもう進めそうもないな。一旦戻るか」

盗賊「そ、そうしよう!…うむ!」

戦士「じゃあ戻るとすっか!」

盗賊「…す、すっか!」
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 18:26:52.76 ID:dHngT4QP
盗賊wwwwwwwwww
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:28:18.31 ID:hM3s62DO
汚いなさすが忍者きたない
盗賊最高
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:28:25.36 ID:RtQX14so
さて…ここまでのようだな…ククク
支援レス、まことにありがとうございます!
しかし盗賊さん人気ですねwwでは、また後ほど!ノシ
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 18:29:41.59 ID:QDmm3kAO
が〜んばれ〜
が〜んばれ〜
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:31:09.54 ID:hTDbO/so
じゃあ俺は敢えて魔道士支援
すなおなこはかわいい
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 18:32:06.04 ID:dHngT4QP
>>449
またねー。
俺も仕事終わったし帰ろうかな?
明日の朝が楽しみだ。
と言うか、毎日ここに来るのが楽しみで仕方ない。
毎日ジャンプの発売日って感じだ。
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:32:50.54 ID:TOanLQAO
またの
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 18:33:11.09 ID:JWDCC2AO
やっとまとめから追い付いた

wwktk
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:34:06.86 ID:x//qBuEo
おつかれちゃん、シルフはもらった!
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 18:34:50.79 ID:QDmm3kAO
貧乳派のお前らはどっちかっつーと魔導士タソじゃねーの?
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:35:20.24 ID:hM3s62DO
魔導師のエヘヘ!も捨てがたい
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 18:35:28.41 ID:JWDCC2AO
エラーなのに二重にレスされるとか…

しにたい
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:37:25.23 ID:IMXg1BIo
エラーは大体書き込めてるから注意しろとあれほど
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 18:38:04.05 ID:dHngT4QP
しかし、小説みたいに行動に説明が付いてるのと違って、
セリフばかりのヤツは、想像力がかき立てられるな。
楽しい。
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:38:27.57 ID:.b2gvkDO
エラーでも基本的には書き込まれていると思ったほうがいいよ
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 18:38:42.08 ID:dHngT4QP
しかし、小説みたいに行動に説明が付いてるのと違って、
セリフばかりのヤツは、想像力がかき立てられるな。
楽しい。
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 18:39:52.02 ID:dHngT4QP
死にたい…
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:44:09.27 ID:uPGhNoko
(・∀・)イ`
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:47:57.37 ID:NfyG1vgo
これで盗賊が貧乳だったら・・・クッ
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:50:03.39 ID:x//qBuEo
>>461 あー、自分も他のスレでやっちゃったよ。
あれ書き込んだのに読み込みが遅いな・・・エラーかな?って思って
更新押しちゃったらスレに二重で書き込んでいたとさ。

>>460 細かい描写が無い台本みたいな感じだから
脳内で役者を登場させて物語を組み立ててる感じなんだろうね。
自分は「ドキッ!脳内役者のアドリブだらけの物語〜エロリもあるよ!〜」って思ってる。
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 18:57:10.11 ID:PgFCX2AO
盗賊がランファンで再生されてしまう…
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 19:07:55.91 ID:mdYHVcQo
ポップが>>442をじっと見つめている
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/11/06(金) 19:22:06.69 ID:UROBLc2o
超大火力の炎と水がぶつかり合ったら・・・
答えは・・・無だ・・・(キリッ
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 19:22:34.74 ID:uPGhNoko
水蒸気爆発
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 19:49:03.56 ID:6FD4UMDO
戦士はやはりガチムチなのでしょうか。
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 20:26:22.50 ID:ocY/9r20
いつ魔導士の双子の商会のお嬢が出てくるのか…
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 20:35:50.32 ID:dG9awzMo
一人娘だぞ
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 20:45:27.29 ID:uPGhNoko
行けっ!コウノトリ!!

・・・に見えた少し前までコカインだったのに
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 21:03:46.97 ID:ijvVt7k0
>>456
いつ魔道師が貧乳という表現がされたんだ?
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 21:04:38.58 ID:IuyhlUAO
まとめから。頑張ってくれ。
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 21:05:51.38 ID:ocuwMMw0
>>475
盗賊よりは小さいっぽいぞ
貧乳とは表現されてないな
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 21:17:13.95 ID:QDmm3kAO
>>475
いや、風呂で盗賊の巨乳をうらやましがってたからさ…
憶測で物を語るもんじゃないなスマン
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 21:17:27.94 ID:En0cesSO
商会の娘見つかる

召喚士に惚れる

魔導士、なぜか対抗心







ごめん、疲れてるんだ……
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 21:17:58.16 ID:D3XoBnUo
>>479
お前はよくやった
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 21:29:02.92 ID:V/7wA6AO
>>473
わかりやすい伏線g(ry
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 21:31:25.17 ID:uPGhNoko
母親?
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 21:44:51.41 ID:ksCyfooo
先読みマンがちらほら出没してきましたね
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 22:17:09.54 ID:InJYTcAO
なかなか主役のクリ……コカトリスが登場しないな



え?俺は盗賊さえいればいいよ?
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 22:27:38.94 ID:ocuwMMw0
なかなか>>1来ない
486 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 22:30:22.48 ID:rTl3gXUo
ただいまー。昼の部は誤字がヒドすぎて泣きそうになったので、
出来る限りまとめてから投下するように頑張ります
沢山のレスありがとうございます!励みになります!

>>460>>466
前もかいたけど、極力台詞と擬音だけで書いて、
自由に発想して貰いたいです。「…」とか「はー」とかも
人によって感情表現変わってくるでしょうし

>>471
個人的にはイケメンでボクサー体型かな、って…

>>472
これ…凄くオイシイなwwでも一人娘って書いちゃったんですよねー

色々想像してくれるの凄く楽しいです!実はアイディア拝借したりもね…
ごめんなさい。雑談したい雰囲気(変換出来た!)だったんです…
487 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 22:38:25.56 ID:rTl3gXUo
〜師匠の家〜

魔導士「やっぱり美味しいですね!師匠紅茶!」

師匠「そうだろ〜?」

召喚士「あの…師匠」

師匠「んー?」

召喚士「お聞きしたい事が…」

師匠「何だ?言ってみろ」

召喚士「…港近くの街で会った青年兵くんなんですが」

師匠「おー、サラマンダーのヤツか」

召喚士「彼が気になる事を言っていたもので…」

師匠「んー?」

召喚士「俺らが召喚獣と話すのって…普通ですよね?」

師匠「…なんだ、そんな事か」

召喚士「え?」

師匠「さっきの魔導士ちゃんの話と一緒!」

魔導士「と、言いますと?」

師匠「学校じゃあ教えてくれねーって事さ」

488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 22:44:09.74 ID:ocuwMMw0
>>1来てたー!
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 22:47:02.68 ID:2JIQfAAO
いちおつ
490 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 22:47:08.44 ID:rTl3gXUo
召喚士「えと…つまり…?」

師匠「ん?分かんねーか?個人的な事はいいからお国の為に働けって事だよ」

魔導士「なんか…かわいそう」

師匠「…だな。召喚獣は魔法、兵器。それ以上でも以下でもない」

召喚士「……」

師匠「そーいう扱いを徹底してるんだよ」

召喚士「そうか…だから彼は珍しがっていた…」

師匠「もし感情移入して、召喚を躊躇したら?攻撃を躊躇したら?」

召喚士「作戦に…支障が…出ますね」

師匠「…そーいう事。分かったか?」

召喚士「専属契約を知らなかったのも…」

師匠「同じ事だわな。そもそも会話がなきゃ専属なんて夢のまた夢」

魔導士「間違ってはいませんけど…」

召喚士「…何だか…悲しいですね」

師匠「それに…」

魔導士「はい」

師匠「昔な、上級召喚獣を国が独占しようって計画があったんだ」

召喚士「初めて聞きますね…」

師匠「公になってねぇからな…」
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 22:47:20.02 ID:2JIQfAAO
いちおつ
492 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 22:57:02.29 ID:rTl3gXUo
魔導士「機密…事項?」

師匠「そんでな、国の選りすぐりの召喚士数名が独占に試みた」

召喚士「まさか…失敗に?」

師匠「いんや、計画は大成功!ところがだ…」

魔導士「ところが?」

師匠「召喚獣に情が移った召喚士達がな、クーデターを起こしやがった」

召喚士「!?」

師匠「相手はトビキリの召喚獣数匹だ。国軍もそりゃ大慌て」

魔導士「そうですよね…上級召喚獣を数匹なんて」

師匠「まー国中からありとあらゆるワーカーが駆り出されてなぁ…」

召喚士「……」

師匠「双方無益な血を大量に流しましたとさ、って話だ」

魔導士「それ…いつ頃なんですか?」

師匠「うーん…30年、いや35年前だったかな?俺もガキだったからなぁ…」

召喚士「…そんな事が」

師匠「それからだな…国がゴチャゴチャ制約付け出したのは」

魔導士「そんな過去があったんですね…」
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 23:02:50.28 ID:2v5QgcDO
そんな過去があったなんて…
494 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/06(金) 23:08:22.90 ID:rTl3gXUo
師匠「さーて休憩おしまい!修行再開だ!」

魔導士「はいっ!」

師匠「まずは魔導士ちゃんだ!ペニーはまた精神統一してな。」

召喚士(さっきからペニーって言ってないか…?)

師匠「いいか?さっき説明した2行融合をやってみるぞ」

魔導士「おぉー!わかりました!」

師匠「右手に風、左手に炎の詠唱を開始!」

魔導士「はいっ!詠唱します!」

師匠「いいかい?その時に左右同時の魔翌力に調整する!」

魔導士「は、はいっ!!」

師匠「少しでもズレがあるとあっという間に消失しちまうぞ!

魔導士「詠唱…完了です!!」

師匠「よし!ゆっくりでいい!同時に撃て!」

魔導士(ゆっくり…ゆっくり…同時に…それっ!)

ドドンッ!!ボゴオォォ!!

召喚士「うわっ!!」

師匠「うおっ!」

魔導士「きゃあぁっ!」

シュウウゥ・・・

召喚士「す…凄い…なんて威力だ…」
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 23:13:15.27 ID:ocuwMMw0
師匠魔導士と…いや、なんでもない
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 23:13:55.03 ID:FwxJ36Uo
志村ー!sagaー!sagaー!
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 23:17:23.00 ID:xg1kOoDO
メドローア
498 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2009/11/06(金) 23:23:07.86 ID:rTl3gXUo
師匠「は…ははっ!一発で成功させちまったぜ」

魔導士「す…すごっ…これが2行融合…!」

師匠「いいか?今のは炎の魔法に風を加える事で炎の広がりを早める効果がある」

召喚士「確かに!生き物のようにあっという間に燃え広がりました…」

師匠「もう少しデカけりゃ…山火事になってたかもな…」

魔導士「そんなに魔力込めてないのに…あんな威力になるんですね」

師匠「あぁ。魔力節約にはもってこいだ。だがな…」

召喚士「だが?」

師匠「何度も言うように、2行均一の必要がある。こいつがとにかく難しいらしい」

魔導士「確かに…かなり集中力使いますね」

師匠「あぁ。失敗すれば消失。高魔力の場合によっては暴発の危険もある」

召喚士「なるほど…扱いには気をつけなくてはいけませんね」

師匠「しかし…魔導士ちゃんのセンスには恐れ入った!まさか一発とはな!」

魔導士「そう…ですかね?エヘヘッ!」

師匠「ガッハハ!大したもんだ!それに度胸もいい!気に入ったぞ」

魔導士「えへへへ〜!ありがとうございますー!」

師匠「よし!さて・・・次はペニー、おめぇだ」

召喚士「………はい」
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 23:24:06.43 ID:rTl3gXUo
ぐああぁぁsaga忘れたー!!!111
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 23:27:34.37 ID:Mpw0xQUo
まさにメドローアだなww
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 23:29:52.60 ID:ocuwMMw0
sageが分からない新参の俺…
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 23:30:25.49 ID:HZg/ktgo
>>501
で、なんていってほしいの?
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 23:31:34.32 ID:spgCS1ko
新参ってレベルじゃねえぞ
調べリャすぐ分かる

>>498
パー速はさげなくても荒れないと思うよ
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 23:31:54.77 ID:x//qBuEo
とりあえずパンツは履こうぜ!
505 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2009/11/06(金) 23:36:44.44 ID:rTl3gXUo
師匠「よし、まずはシルフ出しな」

召喚士「え?いやっ、出来ればプライベートでシルフは、あのっ」

師匠「…?」

召喚士「コ、コカトリスじゃダメ…でしょうか?」

師匠「あのな、コカとユニコーンの同時召喚なんてな、今のお前の魔力じゃ死んじゃうよ?」

召喚士「で、ですよね…はは」

師匠「ワケ分からんヤローだな。まぁいい、さっさとやれ」

召喚士(はぁ…絶対怒られるんだろうなぁ…)

召喚士「行けっ!シルフ!!」

シュイィィン

シルフ「はーい」

師匠「よーシルフちゃん!相変わらずカワイイねぇ!」

シルフ「あっ!おじさーん!久し振り〜!」

師匠「ちょっと修行中でね〜、呼び出しちゃった!ゴメンねっ!」

シルフ「あ〜そうなんだぁ。いいよいいよ〜」

召喚士(……こ、これはっ!!)

魔導士(…う、うまいですっ!!)
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 23:37:58.87 ID:zgq0cQSO
召喚士「エクスペクトパトローナーム!!」
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 23:38:18.00 ID:rTl3gXUo
あ、いやいやsageはどっちでもいいんですがsaga忘れたな…と
魔翌力って!何だよこの翌野郎!!
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 23:39:00.46 ID:spgCS1ko
sagaかwwwwwwwwww見間違ったわww
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 23:40:04.32 ID:ocuwMMw0
これでおk?
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 23:48:10.75 ID:IMXg1BIo
それであってるがsageもわからんやつはROMってたほうがいい

まあROMもわからんだろうが
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/06(金) 23:50:53.74 ID:nbyr2MA0
パー速だし細かいことはいいんじゃね?
512 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2009/11/06(金) 23:57:32.76 ID:rTl3gXUo
師匠「よし!エニー、次はユニコーンだ」

召喚士「は、はい!行けっ!ユニコーン!!」

シュイィィン

ユニコーン「……」

師匠「おぉ!2体いけるじゃねーか!」

召喚士「…はぁっ…はぁっ」

師匠「…さて、どうだ魔力の方は?」

召喚士「確かに…これはなかなかきついですね」

師匠「そうだろ?とりあえずこれを維持」

召喚士「…は、はい」

師匠「さらいは精神統一させて魔力を循環させろ」

召喚士「は、はいっ…!!」

師匠「うーむ…思ったより魔力は上がってんなぁ」

魔導士「そういえば…この前の海峡でも」

師匠「ん?」

魔導士「召喚士さんは同時に出してましたよ!」

師匠「そうか…」

魔導士「コカトリスさんとユニコーンさん同時に!」

召喚士(コカ…トリスとユニコーンを…同時に?)

師匠「……」

召喚士(あ…お、思い出したような…確か…)

召喚士(弓使いさんと…プリーストさんが…やられて…)

召喚士(やられて…ユニコーンを…うぅっ!)

シュイィィン

師匠「限界…か」
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/06(金) 23:59:45.53 ID:rTl3gXUo
なんだエニーってペニーだろjkwwww
ちょっとまとめてきますorz
どんどんレスして下さいね!こまけぇこたぁ(ry
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 00:08:30.59 ID:EG4Aa.AO
(・∀・)わ〜い!
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 00:09:13.50 ID:3S/5G.DO
夕方読んでまた来てみたら始まってた!嬉しい!

また明日来ます、朝が楽しみだww
でも無理はしないでね!
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 00:09:34.11 ID:DFpubd2o
まってるよー
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 00:10:29.80 ID:0HSThYAO
一生ついてく
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 00:12:32.10 ID:mO2SR6Y0
1おつおつ
やっとここまで読んだ
続きが楽しみで仕方ない
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2009/11/07(土) 00:22:04.17 ID:qs/5OGI0
>>452が言いたいことを言ってくれてた
自分のペースで無理はしないでくれ下さい
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 00:45:02.54 ID:LMnHpYDO
>>519自分のペニスで無理…末期か…
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 01:05:43.98 ID:whH2hASO
明日早く起きなきゃなのに寝れないじゃないか
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 01:14:27.07 ID:SpdblESO
やっとだ!やっと追い付いた!!>>1がんばれ支援!!
523 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 01:27:01.99 ID:0P3Ra76o
召喚士「はぁっ!はぁっ!…くっ!」

師匠「おし、無理すんな。精神的にも不安定だな…」

魔導士「召喚士さん…大丈夫ですか…?」

召喚士「はい…はぁっ…だ、大丈夫…」

師匠「まぁ日がないとは言え、焦ってぶっ壊れても仕方ない」

魔導士「そ、そうですね!」

師匠「今日はここらで切り上げよう」

召喚士「は、はい…すいません」

魔導士「み、水持ってきますね!」

タッタッタ…

師匠(まぁまぁ…見ねぇうちになんとまぁ…)

戦士「おっ、た、ただいま」

盗賊「…タダイマ」

師匠「おう、流石にいきなり港は無理だったか!」

戦士「すんません…地図番号7まででしたわ」

盗賊「…うむ」
524 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 01:27:55.69 ID:0P3Ra76o
師匠「7!?いきなり半分近くかよ…」

戦士「いやぁ…俺がもうちょっと頑張ってりゃ…」

盗賊「あ、いや!…私…こそ」

師匠「いやいや、大したもんだ!お前らすげぇよ!ワハハハ」

タッタッタ

魔導士「あっおかえりさない!」

戦士「おう!ただいま!」

師匠「コイツらも頑張ったぞ〜?」

戦士「マジすか!?盗賊、負けらんねーなぁ」

盗賊「…うむ」

師匠「よーし…飯にしよう。全員中入れ!」

戦士「よっしゃ!腹減った〜」

魔導士「はい召喚士さん」

召喚士「ありがとうございます…ゴクッゴク…ふーっ」

盗賊「…だ、大丈夫…か?」

召喚士「ありがとうございます。さぁ、中へ入りましょう」
525 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 01:29:10.70 ID:0P3Ra76o
〜師匠の家の中〜

魔導士「いただきまーす!」

戦士「おぉ〜旨そうだな!」

師匠「おー!どれどれ?…んっ!ウマい!」

魔導士「エヘヘ〜!良かったぁ!」

師匠「魔導士ちゃん!ほんとウチ来てよ!」

魔導士「えへへ!考えておきますー!」

召喚士「いただきます!…うん、美味しい」

盗賊「…オイシイ」

師匠「どうだ?身体は?」

召喚士「あ…もう大丈夫です。ご迷惑をおかけしました」

戦士「無理すんなよ?召喚士」

召喚士「あぁ。ありがとう」

魔導士「そうですよ!海峡の時だって5日も寝込んで…」

師匠「それは良くないな。召喚士は身体…精神力が基本だ」

召喚士「……はい」

師匠「良く寝て、良く食べて、良く遊ぶ!これが基本だ!ガハハハッ」

戦士(…子供みたいだな)
526 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 01:30:44.35 ID:0P3Ra76o
師匠「お前らもだぞ?サーペントに結構やられたそうじゃねぇか」

戦士「あ、面目ない・・・」

盗賊「…メンボクナイ」

魔導士「でも凄いですね!二人でサーペントだなんて…」

召喚士「うん。流石だね!」

戦士「いやぁ、俺が足引っ張っちまってなぁ」

盗賊「ち、違うぞ!…そんな事…ない」

師匠「明日からはもっとハードになる!頑張れよ?」

召喚士「はい」

戦士「任してくれい!」

魔導士「よろしくお願いします!」

師匠「あ…そうだ、戦士くんよ。お前飲めるクチか?」

戦士「酒…すか?そりゃもう!」

師匠「うむ!なかなか宜しい!酒好きに悪いヤツはいない!」

戦士「…まさか!?」

師匠「師匠酒っつーのがあってだな…これがまた…」

戦士「なんてこった!それは是非!!」
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 01:33:10.25 ID:MGo9zgDO
魔導師もいいなぁ!
528 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 01:36:36.45 ID:0P3Ra76o
師匠「よしっ!ちょっと酒蔵まで来てくれ。誰かさんがガチガチに封印しちまったもんでな」

戦士「何!?悪いヤツもいるもんですねぇ!」

ガチャッ…テクテク

召喚士(自分で封印しろって言ったんじゃないか!!)

魔導士「盗賊さん、今日はどうでした?」

盗賊「…え?…あ、た…楽しかった…ぞ」

魔導士「そうですか!良かったですねぇ」

盗賊「う、うむ!…良かった」

召喚士「あっ…!」

魔導士「はい?」

盗賊「?」

召喚士「あっ…な、何でもないです何でも…はは」

魔導士「…?ふふっ」

召喚士(よく考えたら盗賊さんと戦士、二人きりだったんじゃないか!)

盗賊「…パクッ…オイシイ」

召喚士(何かしら進展があったなら…いいなぁ…)

戦士「うわあぁぁ!!」

召喚士「!?」

魔導士「えっ!?なに?」

盗賊「…!?」

戦士「しょ、召喚士っ!来てくれっ!!」

バッ…ガチャッ!!
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 01:36:42.91 ID:lXMgG7go
なんてこったwwwwww
530 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 01:38:12.75 ID:0P3Ra76o
召喚士「戦士っ!!」

戦士「し、師匠がっ…!」

魔導士「えっ!師匠さんっ!?」

師匠「ぐうぅっ!く、来るなっ!ぐあっ!!」

戦士「突然魔物に憑依されてっ!くそっ!!」

召喚士「なんだって!?くそっ!」

盗賊(バカなっ!?魔物の気配は…なかったぞ!?)

師匠「ぐあぁぁぁっっ!!」

戦士「ちっ!魔導士と盗賊は家の中に!!」

召喚士「そうですね!早く!!」

魔導士「え…は、はいっ!」

盗賊「……分かったっ!い、行くぞっ…魔導士」

魔導士「だ、大丈夫なんですか!?」

盗賊「…あ、あれは…そのっ…凄く強い!…き、キケンダ!」

戦士「あぁっ!コイツはヤバイ!下がってろ!」

魔導士「は、はいっ!」

ガチャッ…パタン!
531 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2009/11/07(土) 01:39:35.39 ID:0P3Ra76o
師匠「う…うぐあぁぁっ!!」

召喚士「憑依か…厄介だな…」

戦士「ど、どうする?」

召喚士「物理攻撃は師匠を傷つける!何とか避けたい!」

師匠「に…げろっ!魔物化…しちまうっ!!」

戦士「憑依解除さえ出来りゃっ!くっ!!」

召喚士「!?…憑依…解除…?そうかっ!」

戦士「?」

召喚士「ナイスだ戦士!」

戦士「ど、どうするつもりだ!?」

召喚士(出来るか?…いやっ、やるしかない!!)

師匠「ぐあぁぁぁっ!ぐおぉぉっ!」

召喚士「ふーっ…行けっ!サラマンダー!!」

シュイィィン

召喚士「やった!!出たっ!!」

サラマンダー「…・…」
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 01:39:35.69 ID:aJMY.6wo
なにこれこわい・・・・
533 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 01:41:08.64 ID:0P3Ra76o
召喚士「サラマンダー!師匠の憑依解除を!!」

サラマンダー「…あおオッサンか!任しときっ!!」

シュッ・・・

サラマンダー「……」

戦士「……」

師匠「……」

召喚士「……ど、どうだ!?」

サラマンダー「……なぁ」

召喚士「…?」

サラマンダー「…何も憑依してないやんか」

召喚士「・・?えっ…!?…えぇっ?」

サラマンダー「お前…ええ加減にせぇよ?ナメとんのか?あ?」

戦士「…ぶっ!くくっ!」

師匠「……くっ…ぶはっ!」

サラマンダー「次ナメた真似しくさったら命はないと思え!ダァホ!」

シュイィィン


召喚士「あ、あの…え…?」
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 01:42:19.83 ID:G0aIQFIo
一芝居打ちやがったなwwwwww
535 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 01:43:12.71 ID:0P3Ra76o
戦士「ハハッ!ハハハハッ!!」

師匠「ブハハッ!ガハハハッ!!」

召喚士「え?…あ、あっ…あぁーっ!!」

師匠「お前・・・・ブハハ!ほんと立場…弱えぇな!」

戦士「ハハハッ!わ、悪い!悪気はないんだ!ハハッ」

召喚士「お、お前ら〜!」



師匠「悪かったな。こうでもしないとお前には無理だと思ってな!」

戦士「聞かされた時は躊躇したんだが…すまん!」

召喚士「まったく…勘弁してくれよ…」

魔導士「でもほんとビックリしたんですからねっ!!」

師匠「お嬢ちゃん方も悪かったな!!」

戦士「盗賊の演技がヘタすぎて、バレるかと思ったぜ!ハハハッ」

盗賊「う、うるさい!!」

召喚士「でも…お陰で…ついに」

戦士「…やったな」

師匠「あぁ…よくやった」

魔導士「おめでとうございます!」

盗賊「…オメデトウゴザイマス」

召喚士「ありがとうございます!」
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 01:43:20.29 ID:m/0trEAO
やっぱりかwwww
537 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 01:44:57.86 ID:0P3Ra76o
師匠「よしっ!祝いの酒だ!さぁパーっといくぞ!」

戦士「待ってました!!」

召喚士「ちょっと!師匠は禁酒じゃ…」

師匠「今日でめでたく青龍も達成!前祝いだ!」

召喚士「…もう、知りませんよ?」

戦士「さぁ師匠さん!どうぞ!」

師匠「うおっと!悪いねぇ〜。盗賊ちゃんは?」

盗賊「わ、私はいいっ」

師匠「ん?遠慮する事ないぜ?」

盗賊「…いいったら…いいのだ!」

召喚士「はい、戦士!」

戦士「おっ!サンキュー…っとと」

師匠「では…」

召喚士「乾杯!!」

チンッ!!

戦士「…かぁー!うんめぇ〜!!」

師匠「だろ〜?これが秘蔵の自家製よ!」

召喚士「師匠の酒は本当に旨いですよね!」

魔導士「私も早く飲んでみたいですー!」

盗賊「…酒は…毒だぞっ」

戦士「毒じゃねーぞ!命の水だっ!」

師匠「そう!百薬の長っつってな、薬なんだよ」

召喚士「まぁ…師匠は飲みすぎですけどね…ははっ!」
538 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 01:46:50.26 ID:0P3Ra76o
〜家の外〜

盗賊「………」

ガチャッ

師匠「……」

スタスタ

師匠「……ゴホッ!」

盗賊「!!」

師匠「…ゴホッ!…ゴホッ…ガハッ!!」

盗賊「し、師匠…さん」

師匠「!…あぁ…盗賊ちゃんか…」

盗賊「だ、大丈夫…か…ですか?」

師匠「みっともないとこ見せちまったな…ゴホッ!」

盗賊「!!」

師匠「あぁ…大丈夫大丈夫…ふー」

盗賊「……っ」

師匠「盗賊ちゃん…ちょっといいかい?」

盗賊「…う、うむ」
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 01:47:51.08 ID:ylK7kwwo
酒の封印を解くのか?
飲んでみたいな師匠酒
540 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 01:49:47.02 ID:0P3Ra76o


師匠「盗賊ちゃんは口が堅そうだから…」

盗賊「……」

師匠「いや…無口なだけか?ガハハッ」

盗賊「…いや」

師匠「俺はな…あと1年も持たねぇ…」

盗賊「…!!」

師匠「それまでに…アイツがやってくれるか…」

盗賊「・・・きっと」

師匠「…?」

盗賊「召喚士はきっと…やる!」

師匠「そうか…そうだよな!ガハハ…ゴホゴホッ!

盗賊「…っ!」

師匠「ふーっ…召喚士を…ヨロシクな!」

盗賊「…ま、任せろ!」

師匠「さぁ、冷えてきた…戻ろう」

盗賊「……」
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 01:53:31.48 ID:p68BN.AO
任せられたっ
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 01:53:42.50 ID:0P3Ra76o
とりあえずここまでです。次回からは修行2日目です!
今回も数々のご支援、まことにありがとうございました!ノシ
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 01:54:57.23 ID:MGo9zgDO
>>542
GJ!
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 01:55:15.32 ID:G0aIQFIo
乙ー

2日目も期待!
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 02:00:53.78 ID:0P3Ra76o
盗賊「…あ、あのっ…その…つまり…だな」

魔導士「皆さんいつもありがとうございます!大好きですよー!エヘヘ!」

盗賊「…う、うむ!」

魔導士「盗賊さんも言いましょうよー?」

盗賊「…だ、だからっ…だ、だい」

魔導士「頑張って!!」

盗賊「…無理xる!・・私は…無理っ!!」

タッタッタ・・・

魔導士「あー!もうっ!エヘヘッ、それでは!」

タッタッタ

投下ペースって大丈夫ですかね?遅くないですかね?
レス本当感謝です!雑談とか考察も大歓迎ですよ!
それでは…おやすみなさい!ノシ

タッタッタ

盗賊「…み、皆さん!…だ、大好きっ…ですっ!!///」

タッタッタ
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 02:02:41.27 ID:lXMgG7go
>>542
師匠「最初からトバしすぎだ。もう少し自愛しろクソ主」
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 02:06:40.48 ID:aJMY.6wo
>>542
村人A「ようこそ ここは ベッド前 です」
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 02:08:16.28 ID:T7BYJ6I0
支援
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 02:08:36.39 ID:J/vr05A0
>>542

そういえば短髪の元メンバーの召喚師の話はどうなったんか?
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 02:27:48.87 ID:RfL8x3E0
玄武関連じゃね?
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 02:39:32.71 ID:6xTYlkDO
>>1乙!
修業二日目も楽しみにしてるぜ−
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 02:40:55.24 ID:o5SvieA0
毎日楽しみにさせていただいてます
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 04:19:58.27 ID:gJLDzago
しえん
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 04:29:33.26 ID:6.9RW1co
パー速に保守は要らないんだぜ
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 05:47:39.91 ID:EG4Aa.AO
(「・∀・)「 がお〜!     つ
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 05:50:20.24 ID:uFzTrIk0
僕のサラマンダーは魔導士ちゃんに召喚してもらいたいな〜うへへ
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 06:22:34.70 ID:3NsgWloo
>>556
それがサラマンダーとの分離になるのに潔いなwwww
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 08:23:58.07 ID:6xTYlkDO
まさかの休日出勤…
しかし仕事が終われば>>1の作品が…召喚士の物語が読める!

今日もなんとか生きていけそうです
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 08:44:42.03 ID:8nnOSKo0
水&火符「フロギスティックレイン」
ってのは幻想か・・・
これのせいか俺の中で雷は木行のイメージ

おまいらがTRPGとかいうからタクティクスオウガまた買っちゃったぞ3本目だよこのゲーム買うの
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 10:30:38.15 ID:p68BN.AO
節子それtrpgやない、srpgや!
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 10:32:21.35 ID:tVRbP6DO
魔翌力 (ww
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 10:45:36.67 ID:.LAKBCko
どうでもいいことかもしれないけど
シルフを召喚したときにパンツだけでも奪い取ったらパンツはそのまま残るのかな。
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 10:51:36.21 ID:PN0Yv5gP
ノーパンのシルフをイメージして召喚すれば……!
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 10:52:50.97 ID:s8U1AqYo
失敗する上に、二度と呼べなくなる
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 11:07:22.38 ID:HA2N/1co
自分は戦士や盗賊といった職業から安易にドラクエ3を想像しながら見てきたのですが
こんなゲームに似てるよーってのがあったら教えてください( ´・ω・`)
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 11:10:25.21 ID:p68BN.AO
皆それぞれのイメージこそジャスティス

俺はddoってネトゲ
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 11:18:33.69 ID:RieanyMo
個々の想像で色々広げられるのが活字の良い所
ラノベとかじゃこうはいかないしね
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 11:26:32.63 ID:akjLyQDO
自分はFFT2をまた最初からやろうと思った!

>>1のに近い感じのゲームあったらやりたいなぁ
ネトゲは廃人になるからヤダけど
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 11:27:06.92 ID:QGEbLIoo
>>568
テーブルトーク
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 11:40:03.56 ID:FDekReAP
今日は休刊日ですか?
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 11:40:18.82 ID:k2FyYdco
てs
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 11:41:07.32 ID:p68BN.AO
ちなみにddoもd&dを元にしたやつどす
trpgあんま本格的にやった事ないがここの人達とやってみたいなあ
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 11:41:15.76 ID:k2FyYdco
なんだ。
規制解除されてたのか。
p2p経由で書き込んでたぜ。
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 11:44:00.31 ID:zPtTVTwo
パー速に規制だと
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 11:46:38.57 ID:k2FyYdco
パー速って規制対象じゃないの?
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 11:51:05.22 ID:.LAKBCko
>>573 え?パー速だからP2P関係無いんじゃ?
脳内変換じゃゲームよりライトノベル系とかで想像しちゃう。
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 12:01:46.11 ID:veC7kADO
TRPGやりたくなってきた
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 12:16:21.67 ID:rlUdokSO
おいついた。
_|\○_ヒャッ ε=\_○ノ ホーウ!!
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 12:27:34.87 ID:u3UPYIAO
これ読んでるとやっと卒業できたネトゲに復帰したくなるわww
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 12:41:48.38 ID:pbEHnUAo
ちょっとネトゲ復帰してくるわ
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 12:50:39.69 ID:0P3Ra76o
おはようございますー!
修行2日目も全然まとまらねーgdgdです。すいません…
TRPGってやった事ないんですけど、こんな感じなんですかね?
詳しい人もいるし、みんなでやったら楽しそうですね!では続き↓
582 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 12:52:42.55 ID:0P3Ra76o
〜修行2日目〜

師匠「さて、今日はさらにシンドイぞ!」

召喚士「はい」

魔導士「頑張ります!」

戦士「さぁ、行くとすっか!」

盗賊「…うむ」

師匠「お前ら、焦りは禁物だぞ」

戦士「分かってます。二度とヘタはうちませんよ!」

師匠「とりあえずそうだな、地図番号…4あたりから挑んでいけ」

盗賊「…了解」

師匠「んで、魔導士ちゃんとペニーは…」

召喚士「……」

師匠「昨日の続きをやっていくワケだが…」

魔導士「はいっ」

師匠「レベルは更に高い!気を引き締めていけよ」

召喚士「おしっ!んじゃ始めるぞ!」

戦士「おうっ!」

魔導士「おーっ!!」

盗賊「…オーッ」
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 12:53:39.17 ID:mqBFSQDO
キマシタワー
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 12:53:46.36 ID:QGEbLIoo
まってた
585 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 12:55:13.00 ID:0P3Ra76o


師匠「さて…魔導士ちゃん」

魔導士「はい!」

師匠「今日も2行融合の練習から始めよう」

魔導士「はいっ!お願いします!」

師匠「ペニー、オメーも魔翌力増幅させながら見てろよ?」

召喚士「…分かりました」

師匠「さて・・・今日は氷と雷の魔法を融合してみよう」

魔導士「おおぉー!!」

師匠「右手に雷、左手に氷の詠唱を!…小さめでいいぞ」

魔導士「は、はいっ!いきますっ!」

シュイィィン

魔導士「詠唱完了!撃ちます!」

召喚(……あれ?)

ドンッ!!ピキィィン!!ガガアァッン!!

召喚士「うわっ…!あ、あぶっ…うおっ!」

師匠「ガハハッ!よっ!…すげぇ!!」
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 12:56:54.74 ID:QGEbLIoo
また翌が入ってるぜー

587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 12:58:17.35 ID:E3vLPbAo
この際脳内sagaでいこう
588 : ◆1otsuV0WFc [saga]:2009/11/07(土) 12:58:33.66 ID:0P3Ra76o
魔導士「す、すいません!大丈夫ですかっ?」

召喚士「あ、はいっ…お見事ですね!」

師匠「ちょっとまだ標的から乱れちゃいるが…」

魔導士「…すいません」

師匠「いやっ!融合成功だけで上出来だ!」

魔導士「ありがとうございます!」

召喚士「それに…詠唱時間がかなり短かったような…?」

魔導士「あまり魔力込めてないからじゃないですか?」

召喚士「それもありますけど…」

師匠「この短期間で濃密な経験したんだろ?」

召喚士「ええ」

師匠「そういう時は飛躍的に成長するモンだ」

魔導士「確かに…必死でしたもんね…」

召喚士「……ええ」

師匠「今のは氷の雷…う〜ん…」

召喚士「…ど、どうしたんですか?」
589 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/07(土) 13:02:08.31 ID:0P3Ra76o
師匠「いやな、必殺技なんだから名前がないと…」

召喚士「はい!?…あ、そ…そうです…か」

魔導士「必殺技かぁ!いいですねー!エヘヘ!」

師匠「ま、いいや…本チャンまでにかっこいい考えときな」

魔導士「はいっ!かっこいいの考えておきます!」

召喚士「名前なんて…いるんですか?」

師匠「あ?気持ちの問題だよ。それにお前らのためにもだ」

召喚士「…は、はぁ」

師匠「例えばお前、毎度毎度召喚獣の名前叫ぶよな?」

召喚士「あっ!そ…そういえば…」

師匠「そこで仲間には、お前が何の召喚獣を呼ぶか一瞬で伝わる」

召喚士「…次の行動が…取り易くなる…?」

師匠「そういう事。まぁ、てめぇの場合は3体…あ、昨日で4体か」

召喚士「…はい」

師匠「戦闘中なんてコカちゃん一択だから必要ないけどな。ガハハ!」

召喚士「……」

師匠「でもな、この先数持った時に…その刹那が左右する事もある」

召喚士「…はい。確かに」

師匠「そういう気休めの保険も掛けとけって事だよ」

魔導士「ただ必殺技を叫ぶのも…なかなか深いんですねー」

師匠「だな。さぁ、続きといこうかね」
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 13:03:01.80 ID:QGEbLIoo
エターナルフォースブリザード!
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 13:07:56.17 ID:E3vLPbAo
エターナルブリザード!!
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/11/07(土) 13:09:57.35 ID:C2xex3.0
エブー!
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 13:10:28.25 ID:k2FyYdco
エザート!
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 13:12:21.34 ID:u3UPYIAO
ここはエターナルフォースブリザード一択で
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 13:25:24.57 ID:RieanyMo
魔翌翌翌力対策に専ブラ使って目欄にsagasage登録おすすめ
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 13:31:31.83 ID:6xTYlkDO
エターナルフォースブリザード人気すぎワロタ
597 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 13:42:14.02 ID:0P3Ra76o


戦士「次は…地図番号7。昨日はここまでだったな」

盗賊「……」

戦士「今日は…サーペント出るかね」

盗賊「…次は…必ず」

ザッザッザ…

戦士「ありゃ…出なかったな」

盗賊「…だな」

戦士「恐れをなして逃げちゃったか?ハハハッ!」

盗賊「……」



戦士「次が地図番号10。今日は魔物少ないな?」

盗賊「…うむ」

戦士「7以降…一匹も魔物と遭遇してねぇな」

盗賊「…うむ…だから」

戦士「警戒しろって事だろ?分かってるよ」

テクテクテク…

盗賊「…!?」

戦士「…何か…つけられてるな」

盗賊「…あぁ」
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 13:43:58.29 ID:dPDnJoAO
休憩中に遭遇とか運よすぎワロタ
599 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 13:44:25.87 ID:0P3Ra76o
バッ!!

戦士「……」

盗賊「……」

戦士「…?…気配はしたんだが」

盗賊(何かいる…だが、どこだ!?)

戦士「気を付けろよ…気配は消えちゃいねぇ」

盗賊「…うむ・・・!?きゃっ!!」

突如盗賊の身体が宙に持ち上げられる。

右足には木の枝が絡まりつき、逆さ吊りにされる。

盗賊「くっ!!」

戦士「盗賊!…何だ?木の枝が…生き物みてぇに!」

二人の周囲からむずうの気の枝が伸び、近づいて来る。

宙に浮く盗賊の身体に、更に数本の枝が纏わりつく。

盗賊「っ…うぁっ…!このっ…」

枝は盗賊の四肢を縛りあげ、手足の先から身体の中心へ迫る。

戦士「くそっ!」

腰から首にかけてゆっくりと這う枝。締め付ける強さが大きくなる。

盗賊「はうっ!…んっ…!!」

戦士(どうする!?盗賊が捕えられている以上…ヘタに攻撃できねぇっ!)
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 13:45:18.99 ID:QGEbLIoo
触手プレイ・・・だと・・・?
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 13:45:51.77 ID:AhR.2dgo
風邪引くから早くしろ
602 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 13:46:14.96 ID:0P3Ra76o
盗賊「…んっ!……っは…うっ!」

戦士「ちっ!四の五の言ってられねぇ!!」

戦士は身近にある枝から斧で真っ二つに叩き斬る。

ザッザッザ・・・ドシュッ!!

戦士「なんつう数だ!次から次へと!」

斧を前後左右に振り回し、前に進む戦士。

宙に縛り付けられる盗賊の真下までようやく迫る。

戦士「盗賊!待ってろ!!」

飛び上がり、盗賊の身体に纏わりつく枝に飛び乗る戦士。

そのまま掴んだ枝を、左右に引きちぎる。

戦士「こ…のっ!…うりゃぁ!!」

枝を無理やり掻き分け、盗賊の右手を掴む。

戦士「大丈夫か!?」

盗賊「うんっ!す…すまぬ!」

戦士「よしっ!俺の腕に掴まれ!!」

盗賊「くっ…!」

バキバキと音を立てて割れる枝から盗賊を救い出す戦士。

盗賊を抱えると、枝を蹴り上げ後方に着地する。

両腕で抱えた盗賊をそっと地に降ろす。

戦士「…大丈夫か?怪我は?」

盗賊「あ、ありがとう!私は…大丈夫!」
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 13:49:05.21 ID:0P3Ra76o
投下スペード遅くてごめんなさい。
ちょっとご飯&お買いもの行ってきますね!
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 14:00:48.42 ID:5/cRsl.o
 
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 14:16:28.08 ID:GY8iMgDO
魔導士、召喚士が派手に成ってる分
前衛が地味に成ってきたな
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 14:22:58.49 ID:nGUWugAO
>>400
>>450
>>500
607 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 14:31:08.34 ID:0P3Ra76o
戦士「どこかに魔物が潜んでやがるぞ!!」

盗賊「…うむ!」

戦士「木を隠すなら森とは、よく言ったもんだぜ」

盗賊「…集中」

盗賊は集中力を高め、枝の先からその持ち主を探す。

盗賊「…枝を…辿れば」

戦士「…行けるか?」

盗賊「…後ろを…頼む」

二人は前後にぴったり並び、呼吸を揃え同時に走り出す。

盗賊が駆ける左右に迫る枝を、戦士が後ろから払いのける。

盗賊「行くぞ!」

盗賊は短剣を抜くと、枝の持ち主と思われる木を斬り付ける。

戦士はそれを目標とし、斧で大木に一撃を加える。

次の木、またその次の木と同様に繰り返す二人。

枝はその速さに追い付けず、二人に届く事はない。

盗賊「飛ぶぞっ!!」

戦士「おうっ!」

二人は枝が蠢くそのエリアを突破した・・・。
608 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 14:33:45.84 ID:0P3Ra76o


戦士「どうだ…?」

盗賊「…うむ…どこも…正常だ」

戦士「そうか…良かった…しかしまぁ」

盗賊「…ガ…ト」

戦士「…?」

盗賊「その…あ、ありが…とう」

戦士「はっ!俺なんてお前に何度助けられた事か…」

盗賊「……」

戦士「バッチリだったな!」

盗賊「…え?」

戦士「コンビネーション!相性バッチリだ!」

盗賊「…相…性?」

戦士「あぁ!俺と盗賊。相性バッチリじゃんか」

盗賊「やっ!あ、ぅ…そ、そうだな!…うむ!」

戦士「トドメさせなかったが…次は…地図番号11か」

盗賊「……」

戦士(番号は全部で17…出来れば今日中に進みたい…)

盗賊「……」

戦士(だが…魔物もかなり強いな…くそっ!)

盗賊「…行く…か?」

戦士「あぁ…すまねぇ」
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 14:39:02.77 ID:CgQGQ7Io
盗賊も悲鳴は女らしいんだな。グヘヘ
610 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/07(土) 14:42:09.98 ID:0P3Ra76o
〜師匠の家の前〜

師匠「んじゃ次は2行融合の…」

魔導士「は…はいっ」

師匠「失敗をしてみようか」

魔導士「えっ!?し、失敗…ですか?」

師匠「おう!魔導士ちゃんはセンス抜群だから失敗はしねぇと思う」

召喚士「…確かに」

師匠「でもな、いざ失敗した時の事は予め経験しておいた方がいい…」

魔導士「な、なるほど…」

師匠「突然パニクって、集中力が散漫になる事だってあるしな」

召喚士「そうですね…そういう時はうまく詠唱出来ない可能性も…」

師匠「そういうこった」

魔導士「絶対に成功するとは限らないですもんね!」

師匠「んじゃまず…右手に風、左手に炎でいこうか」

召喚士「あ…そういう事か!!」

魔導士「?」

召喚士「魔導士さんは右利きだから今まで右で炎を…」

師匠「まぁな。利き手のが緻密なコントロールできんだろ」

召喚士「左手の魔力に右手側で調整をしてたわけですね」

師匠「ま、魔導士ちゃんは無意識だろうがな」

魔導士「はい…まったく気にしてませんでした」
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 15:07:03.16 ID:1uk11uo0
前衛は地味というがな、アクションは脳内でカバーだ
俺の脳内の盗賊をみせてやりたいわ。木に捕まった時とか
612 : ◆1otsuV0WFc [kaze]:2009/11/07(土) 15:12:58.66 ID:0P3Ra76o
師匠「自分が無意識のうちに調整しちますって事だな」

召喚士「なるほど」

師匠「そういうとこがセンス良いって事なんだよ」

魔導士「そうなんですねー」

師匠「誰かさんも頑張ってくれやいんですがね・・・」

召喚士「………」

師匠「ただ、自分でも意識して失敗してくれ」

魔導士「は、はいっ」

師匠「暴発を防ぐため…魔翌力は最小限で」

魔導士「右手に…風、左手に炎…詠唱」

召喚士「…確かに。魔翌力のブレが見てもわかる…」

魔導士「完了!撃ちます!!」

師匠「おう」

ドンッ!!シュアァァァ・・・

召喚士「!?」

魔導士「き、消えちゃっ…た」

師匠「「これが融合失敗。分かったかい?」

魔導士「は、はい…」
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 15:16:33.19 ID:JfpNt6SO
「まさか、師匠の書いた地図の番号は、モンスターの強さではなくて
モンスターのエロさじゃないのか?」
それに感良く気付いた戦士は
盗賊が休憩している隙に、地図の番号を書き換えて…
ふう…
614 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/07(土) 15:20:18.51 ID:0P3Ra76o
師匠「さっきも言ったが、魔力が大きくなると暴発する恐れがある」

魔導士「暴発すると…どうなるんですか?」

師匠「最悪、全ての魔法を一身に受けて…死だ」

魔導士「……!」

召喚士「……死」

師匠「だから頻繁には避けろ。これも繰り返すが、ここ一番の必殺技だ」

魔導士「…分かりました!」

師匠「ん。魔導士ちゃんはこんなモンだな」

魔導士「はいっ!ありがとうございました!」

師匠「おれが補助魔法でも教えてやれればいいんだが…」

魔導士「いやいや!もう充分感謝してます!ふふっ」

師匠「そうか?ガッハハハ!」

魔導士「エヘヘヘヘ!」

師匠「ガハハハハッ!」

召喚士「あの…師匠…そろそろ」

師匠「あ?あぁ…仕方ねぇ…始めっかー」

召喚士「………」
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 15:30:25.63 ID:mvmzMmco
主人公の扱いひどすぎわろたwwww
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 15:38:49.68 ID:um6O9.AO
勃起した
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 15:40:12.77 ID:pbEHnUAo
ペニス涙目wwww
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 16:03:24.96 ID:JfpNt6SO
師匠「あー…ウザ。
お前はー、魔導師ちゃんと俺がお茶してる間ー
シルフとサラマンダーを同時に出してー
ずっと我慢しとけばいいんじゃね?
じゃ、とりあえずお茶から用意宜しくーペニ公。」ブッ

ペニ公「師匠。今日の僕は貴方の為に
シルフとサラマンダーとユニコーンとコカトリスを、同時に発動出来そうです。
今まで本当に有り難うごさいました。」
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 16:07:25.78 ID:FZDchEAO
ペニ公覚醒ktkr
620 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 16:14:57.12 ID:0P3Ra76o
〜山中〜

戦士「地図番号11…この辺りだな」

盗賊「…だな」

戦士「あと6つか…期間中に行けるかな?」

とうぞく「…自信…ないな」

戦士「俺たちそこそこやれるかと思ってたが…」

盗賊「……」

戦士「こないだからやられったぱなしだな。ははは」

盗賊「…強く…なりたい」

戦士「そうだな…」



戦士「ここらが12…」

盗賊「……」

戦士「森というよりは岩場か…」

盗賊「…うむ」

二人がしばらく進むと、空から奇声が響き渡る。

戦士「…何だ!?」

盗賊「……デカイ!」
621 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 16:20:16.58 ID:0P3Ra76o
空から巨大な翼を広げた怪鳥が急降下する。

戦士「うおっ!!」

怪鳥の突進を横へかわす戦士と盗賊。

盗賊「…ズーだ」

戦士「ズー!?」

盗賊「人を襲う…巨大な鳥の魔物だ!」

戦士「今度は空中戦かよっ!いい修行だ!」

ズーは二人をしとめ損ねると再び空へ舞い上がり、反転する。

ライオンのような頭の半分はあろうかという巨大な嘴を大きく開ける。

ズー「ギャキャアァーッ!!」

ゴウッ!!

戦士「っ…!オラッ!」

戦士が突進をかわしつつ、大斧でズーを着る。

斧はズーの羽を捉えたが、傷には至らず巨大な羽が舞い散るのみに終わる。

盗賊(翼を持つ相手に直線上の動きで捉えるのは難しい…どうする…)
622 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 16:25:46.44 ID:0P3Ra76o
ズーは再び上空へ上昇し、タイミングを狙っている。

戦士「斧じゃ遅いな…」

戦士は大斧を地面に置き、背中の剣を手に構える。

ズー「グキャーッ!!ギャアァァ!」

戦士「来たぞっ!」

盗賊「…!」

ゴウッ!!バサッバサッ…

戦士「避けるのが精一杯か…」

盗賊「・・だが…動きは」

戦士「あぁ。ワンパターンだ!」

ズーは再び上昇し、下降のタイミングを狙っている。

盗賊「戦士!…ズーを引き付けられるか?」

戦士「!?…何か思いついたな?任せろ!」

盗賊「すまん!」

戦士「自信は?」

盗賊「……ある!」
623 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 16:33:40.61 ID:0P3Ra76o
ズーが口を大きく開け、降下を開始する。

盗賊はそれを見るとすばやくななめ後ろへ下がる。

戦士は剣を構え、ギリギリまで引き付ける。

ズーは戦士の正面へ回り、さらに下降し距離を縮める。

その瞬間後方にいた盗賊が大きく跳び上がる。

盗賊は短剣を胸の前で水平に構えると正面の太陽を見る。

短剣の角度を太陽に合わせると、それを盗賊の置いた大斧に合わせる。

盗賊「戦士!!下を見るな!」

大斧は一瞬、太陽光の反射で激しい輝きを見せる。

ズー「!?・・・グキャアァァァッ!!」

戦士の目前まで迫っていたズーが視覚を一瞬失う。

目線を下からずらしていた戦士は視覚を失われる事はなく、

眼前のズーが怯んだ隙に剣を両手で右脇に構える。

戦士「悪いな…俺たちの勝ちだ!」

チャキッ…
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 16:34:17.59 ID:bvawivAo
面白いし支援したい
がんばってくれええええええ
625 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 16:34:43.80 ID:0P3Ra76o
シュッ…ズバッ!!

ズー「グギャアァァッ!!!」

ドシャアァァァ・・・バサッ…

盗賊「…一撃か…凄い」

戦士「ふーっ」

タッタッタ

盗賊「……な、ないすっ!」

戦士「ありがとよ!盗賊のお陰だ!」

盗賊「…いやっ…かっ…かっこ…」

戦士「…かっこ?」

盗賊「かっ、格好の餌食っ!…だったな!…ははっ!」

戦士「・・・?そうか?まぁ…そうだな。はははっ!」

盗賊「さっさぁ、…行こうかっ」

戦士「おう。斧取ってこねーとな…」

ザッザッ…

盗賊「……///」

せんし「よしっ!いいぜ!!」

盗賊「…う、うむっ!」
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 16:37:09.98 ID:pbEHnUAo
うわぁぁ盗賊ぅぅぅう
素直になれよぉぉぉぉぉ
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 16:44:21.75 ID:09h7rIAO
だがそれが良い
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 16:45:51.06 ID:6WnlWIAO
盗賊可愛いよ盗賊
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2009/11/07(土) 16:49:08.77 ID:qs/5OGI0
この戦い見てるとなんではぐメタ倒したら
あんなに経験値貰えるのか分からなくなったw
630 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/07(土) 17:05:31.06 ID:0P3Ra76o
〜師匠の家の前〜

師匠「じゃあ魔導士ちゃんはまたしばらく精神統一して…」

魔導士「魔力増幅ですね!」

師匠「そっ!頑張ってね!」

魔導士「はいー!頑張りますっ!」

師匠「…さて」

召喚士「・・・はい」

師匠「まぁ…ぶっちゃけあとは魔力高める以外ねーんだよな…」

召喚士「……はぁ」

師匠「召喚術ってモンの根底っつーか…深い部分の講義でもしてやっか」

召喚士「…お願いします!」

師匠「以前オメーに召喚士のメリットってのを聞いたよな?」

召喚士「はい。詠唱を必要としないって事ですね」

師匠「逆に言や、無言でもピョインと呼び出せるって事だ」

召喚(…ピョイン?)
631 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/07(土) 17:10:00.26 ID:0P3Ra76o
師匠「さっきは味方の行動に合わせて説明したが、逆も然り」

召喚士「…つまり」

師匠「的に悟られないよう召喚獣を出す事も可能だって事だ」

召喚士「…ま、待って下さい?だって師匠が『行けっ!』って呼ぶんだぞって…」

師匠「そうだよ?だってウチは代々そう呼んでるし」

召喚士「・・・はい?」

師匠「だから〜、叫んだ方がカッコイイだろっつってんだよ!」

召喚士「……」

師匠「代々ってのは流派の事だよ」

召喚士「流派?」

師匠「そりゃ俺だって生まれていきなり召喚士ってワケじゃねぇ」

召喚士「そりゃ…そうですね」

師匠「おれの師匠がまたそうであり、その師匠の師匠が…」

召喚士「あぁ、わ…分かりました!」

師匠「他の召喚士が読んでるところ見てんだろ?」

召喚士「見てますけど…(青年兵くん何て叫んでたっけな?)」
632 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/07(土) 17:18:12.37 ID:0P3Ra76o
師匠「まぁいいや。んなもん戦闘と何の関係もねぇ。とにかく無言でも出せる」

召喚士「・・・でも、なんかしっくり来ないですよね」

師匠「そう思ってるなら、お前もすっかり嵌ってるって事だよ」

召喚士「ハマってる?」

師匠「暗示だよ。こう叫べば召喚獣が出る!ってな」

召喚士「……なるほど!」

師匠「さて、ここで本題。召喚獣は己のイメージで召喚出来るんだよな?」

召喚士「イメージを…具現化するんでしたっけ?」

師匠「…前に若干ちげーって言ったよな?調べたか?」

召喚し「(!!…やばい!忘れてた!)…す、「すいません!時間がなく…」

師匠「……ま、いい。教えてやる」

召喚士「た、助かりますっ!!」

師匠「おめーがイメージしてその召喚獣が出るんなら何の苦労もいらねぇよ」

召喚士「…あっ、言われてみればそうですね」

師匠「俺が全裸でボインでセクシーなシルフをイメージしたら呼べるのか?ん?」

召喚士「…それはどうかと思いますけど、そうですね」

師匠「お前がイメージした想いが言葉となり、ヤツらに届く」

召喚士「そして魔力を餌に…この世界に実体化してくれる!」

師匠「…分かってきたじゃねーか。ま、随分時間はかかったけどな」
633 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/07(土) 17:25:53.52 ID:0P3Ra76o
師匠「昨日オメーは俺が憑依されてると勘違いをして」

召喚士「…騙されましたね」

師匠「サラマンダーを呼べたわけだよな?」

召喚士「憑依解除が能力と聞いていたので…」

師匠「そう。おまえはその情報を知っていたからサラマンダーをイメージする時」

召喚士「…!」

師匠「憑依解除したいから、『サラマンダー出て下さい!』って思ったろ?」

召喚士「そうだ!確かにそうです」

師匠「それまでは、『サラマンダー出ろ〜出ろ〜』としか思ってなかったハズだ」

召喚士「まったくその通りです…」

師匠「だから最初に覚えとけっつったろ?」

召喚士「お見それ致しました…」

師匠「ガハハッ!分かりゃいい!」

召喚士(何だかんだ言っても…やはり師匠はとてつもなく凄い!!)
634 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/07(土) 17:33:56.93 ID:0P3Ra76o
師匠「つまり召喚獣を増やす為のポイントは〜」

召喚士「まず初見の召喚獣は…見る!」

師匠「正解。んで?」

召喚士「能力を知る。その能力をイメージして召喚する…ですね?」

師匠「…へっ!」

召喚士「…ははっ!」

師匠「期待薄で聞くが…玄武のアテは?」

召喚士「絶対に…とは言えませんが・・・1つあります!」

師匠「なに!?…よくやったな」

召喚士「へっ?」

師匠「あー…何でもねぇ!さぁ!魔力増幅だ!やれっ!!」

召喚士「は、はいっ!!」

魔導士「ふふふっ!」
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2009/11/07(土) 17:39:45.64 ID:qs/5OGI0
師匠が褒めた…だと…
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 17:39:59.26 ID:0P3Ra76o
話が進まねぇgdgd\(^o^)/
ちょっと休憩してきます。キンクリしちゃおうかな・・・
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 17:53:51.46 ID:09h7rIAO
ゆっくりしていってね(AAry
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 17:57:30.13 ID:mqBFSQDO
ねえねえおじちゃん、きんくりってなあに?
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 18:01:38.85 ID:mvmzMmco
>>638
ジョジョの奇妙な冒険5部に出てきたボスのスタンド「キング・クリムゾン」の略。

時間を進めてその"課程"だけを飛ばして"結果"だけを残すという
むちゃくちゃすごいスタンド。


今回の場合はまだ続くお話の一部をカットして
さっさ次に行っちゃおうかしらという>>1の嘆きを汲んでやってくれ。
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 18:03:13.31 ID:p68BN.AO
DSのソフトだよ
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 18:22:10.23 ID:GW2oaowo
キンクリしたほうが話が面白くなるならしてほしい
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 18:34:36.91 ID:6WnlWIAO
ザ・ワールド!時よ止まれ!
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 18:37:01.96 ID:04VPHu6o
忘れたのか?俺の星の白銀は止まった時の世界にも入門できるんだぜ……
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 18:39:06.97 ID:um6O9.AO
飛ばそうが飛ばさなかろうが、全部含めて>>1の作品だからさ
どんなのでも楽しみにしてるから、好きなようにしてくれよ
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 18:43:50.23 ID:dClzQTgo
             /)
           ///)
          /,.=゙''"/             人人人人人人人人人人人人
         i f ,.r='"-‐'つ____     <                  >
        /   _,.-‐'~/__,  , ‐-\    <     細けぇこ・・・ん?   >
        ,i   ,二ニ?(●). (●) \   <                  >
       ノ    il゙フ   (__人__)    \  YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY
      ,イ「ト、  ,!,!|      ̄`      |
     / iトヾヽ_/ィ"\           /


==========================
    l ヽ. |   |  |   |
.   | __| | __ | |^)_ |    ,-、
   _ |  | |   | .|ノ  |.    i  ヽ
  i'i. ヽ. -‐、 !   !-! ‐- ヽ.  〉、 l
 / _ ノ.ヽ. `' (ノo(ヽ?/ ヽノ (ノ |
 ヽ. ,`ヽ,ソ    )ノ   ノ/o   |
   \ '  / / l     ()ヽ l
    ヽ.   '    |  (⌒ヽ  |
     ヽ.     |   しノ  /
==========================
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 18:55:34.26 ID:0jKRx.DO
キング・クリト(ry
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 19:07:56.07 ID:iyddGq.0
これは独り言なんで
自由に作ってくれ>>1

確かに話作るには難しそうだなぁ
訓練修行ってのは
魔法組は師匠いるからW魔法・W召還なんて技でメキメキ技術UPしてるが
前衛組は
実戦でLV上がった、コンビネーションの息が合った、ラブラブパワー
とかでは大戦前の修行では味が薄い
クラスチェンジするくらいに発展していくのか・・・?
すごく良い物が出来てるんだから
急がず話練ってからの投稿で全然良いんだぜ?
じゃないと矛盾が生じたり書いてて自分で忘れたり
伏線なんて練りようもないし
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 19:11:37.06 ID:mvmzMmco
予想厨は書き込まなくていいです
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 19:12:29.45 ID:5/cRsl.o
>>648
ID
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 19:15:41.76 ID:p68BN.AO
まむこ………まむこ!!!!!!
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 19:20:16.03 ID:ojAyXIAO
ヌブ……ヌズ……マムコ
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 19:22:49.43 ID:0P3Ra76o
ふふ…このスレはあったけぇ、あったけぇなぁ!
ありがとうございます!焦らず頑張っていきたいと思います



とぅるるるる…あっ、ボス!!
キングクリムゾンッッ!!
「結果」だけだ!!この世には「結果」だけが残る!!

>>639
解説ありがとうございます。では続き↓
653 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/07(土) 19:23:49.60 ID:0P3Ra76o
〜夜〜

魔導士「今日はシチューですよ〜!」

戦士「うお!旨そうだなぁ!」

盗賊「…イイニオイ」

師匠「さぁ〜酒もタンマリあるぞ〜!」

戦士「なんか…師匠さん機嫌良いな?」

魔導士「ふふっ…そうですか?」

召喚士「よし…準備できましたね」

盗賊「…では」

一同「いただきます!!」

カチャッ…コト…カチャカチャ

戦士「っ!…いつっ!」

魔導士「あっ!染みますか!?」

戦士「ちょっと…な!大丈夫…ってかうめぇ!」

召喚士「今日も結構やられたみたいだな…」

戦士「うーん…途中までは良かったんだが」

盗賊「…後半が…な」
654 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 19:28:10.01 ID:0P3Ra76o
師匠「しかし…まさか二日で15まで行くとは…」

戦士「本当は今日中に行きたかったんですけどね」

魔導士「ほんと…二人とも凄いです!」

師匠「てかな、ぶっちゃけ10ぐらいが限界じゃねーかと思ってた」

盗賊「……モグモグ」

師匠「明日だが…」

召喚士「はい…」

師匠「全員で17まで行ってみっか」

戦士「えっ!でもこれは俺たちの…」

師匠「さっきも言ったようにハナから行けるとは思ってねぇ…」

盗賊「……」

師匠「てかな、17だけは二人でも無理なんだわ」

魔導士「無理…ですか?」

師匠「あそこにゃ人型の悪魔が住みついちまっててな…」

召喚士「悪魔…」

師匠「まーここらのボスってとこだわな」

戦士「……」

師匠「悪りぃな。二人で達成したいんだろうが…」

盗賊「……」

召喚士「うん…みんなで行こう。それがいい」

魔導士「…そうですね!久々に4人で…」

戦士「…ちっ!しゃーねぇ!行くか!」

盗賊「…うむ」
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 19:29:25.77 ID:HR1/Hb2o
攻撃系召喚2つ同時にできたら強そうだな
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 19:31:50.34 ID:aJMY.6wo
kt
657 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 19:34:34.77 ID:0P3Ra76o


ガチャッ

戦士「おう…」

召喚士「やぁ…ちょっと寝れなくて…」

戦士「俺も…飲みすぎちまってな。ははっ」

スタスタ…スッ

召喚士「なぁ…」

戦士「うん?」

召喚士「食事の時…師匠が言ってた事…」

戦士「…あぁ」

召喚士「多分あれは本当だ。俺も10辺りが限界と思ってた…」

戦士「そうか…」

召喚士「…ゴメンな」

戦士「おっ、お前が謝る事じゃないだろ」

召喚士「まぁ…そうだけど…」

戦士「…まぁ…分かっちゃいたんだ」

召喚士「…そっか」

戦士「進むのが限界で…マトモに相手出来てる内容とは言えねぇ…」

召喚士「ははっ…それでも本当に凄いよ」

戦士「色々学ぶ事はあったけどな…常にギリギリだったわな。ははっ」

召喚士「明日は4人で…やり遂げよう!」

戦士「そうだな。パワーアップしたんだろ?期待してるぜ?」

召喚士「期待に答えられるといいけどな。ははっ。さて・・・」

戦士「戻るかね・・・。んじゃ、おやすみ!」
658 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 19:37:22.51 ID:0P3Ra76o
〜修行3日目〜

師匠「さて・・・行こうかね」

召喚士「あれ?師匠も行くんですか?」

師匠「行かなきゃ修行になんでーだろ。バカヤロウ」

魔導士「みんなで一緒になんて…楽しみですねー!」

盗賊「…うむ」

師匠「目的は17だ!近道して一挙に行くぞっ!」

戦士「さて・・・いっちょ行きますか!!」

〜地図番号17〜

師匠「よし、ここだな」

魔導士「なんだか…木に囲まれてて…不気味ですね」

召喚士「ええ…何か物騒な…」

戦士「それで…悪魔ってのは?」

師匠「あー…森の番人、フンババってヤツだ」

盗賊「……ふむ」

師匠「人型って言ったけどな、実際は頭に角があり、足は獰猛な爪、尾は蛇」

召喚士「……」

師匠「口からは火と毒息を吐いて、しまいにゃ叫びで洪水まで呼びやがる…」

魔導士「な、なんか…何でもあり…ですね」
659 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 19:41:28.81 ID:0P3Ra76o
師匠「おーそうそう…」

戦士「?」

師匠「男根も蛇だったわな。確か…」

盗賊「…///」

戦士「…うぇっ」

魔導士「男…根って、何ですか?」

師匠「あー、ペニスって事だよ。なぁ?ペニスくん」

召喚士「そうですねっ!」

師匠「ガハハッ!さて・・・こんだけ人の気配があるんだ」

盗賊「……」

師匠「あちらさんもご挨拶に来るぞ…」

ンッ…スンッ…ズンッ…ドズン…ドズンッ!…

戦士「な、何だ!?この音?」

召喚士「…足音だっ!!」

ドズウゥンッ!!゙ガサガサガサッ!!バキッ!!

正面の木々が揺れ、左右に倒れると、奥から巨大な爪を持つ足が伸びる。

ゆっくりと姿を現した異形の者を見て師匠が呟く。

師匠「さぁお出でなすった…フンババだ!」
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/11/07(土) 19:44:41.05 ID:HdQuvsDO
魔力鍛えまくったら、独りで突貫しても大量召喚でオラオラできるのでしょうか
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 19:50:05.88 ID:aJMY.6wo
A.敵に無駄無駄されます
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 19:52:26.59 ID:jfAhCXco
FF6かよwwww
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 20:08:18.89 ID:mJq0g6AO
いやギルガメシュ叙事詩だろ
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 20:29:16.66 ID:yka/iwSO
エンキドゥも出したりしたら
更にFF厨がくいつく
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 20:31:18.59 ID:hfAD8mAo
フンババかよヤバ杉
666 :666 :2009/11/07(土) 21:02:42.24 ID:EG4Aa.AO
(・∀・)ふんばば〜!
667 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 21:17:57.34 ID:0P3Ra76o
盗賊「…っ」

戦士「でけぇ…」

召喚士「これが…フンババ」

魔導士「詠唱…始めます!!」

召喚士「お願いします!戦士と盗賊は左右に!」

盗賊「…了解!」

戦士「腕が…なるぜ!!」

師匠「いいかー、邪魔はしねぇが助言もしねぇぞ」

召喚士「はい!行くぞっ!みんな!!」

戦士「おうっ!」

召喚士(ああ言いつつも師匠はさりげなくヒントをくれた…)

一歩、また一歩と近づいて来たフンババが、姿全体を見せる。

召喚士(魔導士さんはっ!?…はっ、さすがだな…)

フンババ「お、おまえらっ…オデのじゃまするなぁー」

召喚士(盗賊さんと戦士は…うんっ!行ける!)

フンババは右腕を大きく振りかぶり、地面に叩きつける。

ドゴオォォォン!!
668 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 21:19:37.24 ID:0P3Ra76o
動きは遅く、盗賊や戦士には傷一つ付けられない。

盗賊はそのまま木に飛び移り、木の上を縦横無尽に移動する。

あっという間に木の最も高い位置に移ると、そのままフンババ目掛けて飛び降りた。

盗賊「ここだっ!!」

延髄を蹴り飛ばし、再び木に飛び移る。

フンババ「んがっ!!いってぇー」

戦士「よっしゃ!!」

ザシュッ!!

戦士は剣でフンババのスネを斬る。フンババがバランスを崩すも耐える。

フンババ「このやろう…もう怒ったぞぉー!」

大きく息を吸い込み、口を開けるフンババ。

召喚士(さぁ…どっちだ!?)

フンババ「があぁっ!!」

ゴアァァァッ!!

召喚士「炎だっ!魔導士さんっ!!」

魔導士「はい!撃ちますっ!!」

ドンッ…キイィィィン!!

フンババ「んあっ!?」

バシュウゥゥゥ…
669 :勢いで書いた後悔はしてない [sage]:2009/11/07(土) 21:26:31.31 ID:arGR9gAO
貴方が落としたのは銀のフンババですか? それとも金のフンババですか?

―いえ、緑のフンババです。―

貴方は正直ですね…。では貴方にはこの 綺麗なフンババを差し上げr

―そんなケモノいらないから貴女を下さい(キリッ―

――分岐――

Zone B
本当に正直な方ですね…。わかりました…。では―(そういうと女神は衣をry省略されました全文を読みたい場合はフンババと書きこんで下さい)
Zone C
そしてフンババは4匹に増えた…(金、銀、綺麗な、緑)
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 21:27:24.83 ID:hhdudaE0
C
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 21:31:34.81 ID:mXF5dgAO
フンババ「んあっ」

あれ?こいつ萌えキャラじゃね?
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 21:33:10.74 ID:rE45u4Mo
盗賊「…っ」

戦士「でけぇ…」


ここだけ読んだらなんだかえろい
673 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 21:34:33.26 ID:0P3Ra76o
戦士「氷で炎を…」

盗賊「…相殺した!?」

召喚士「さすがです!…次は…俺か」

フンババが驚きで戸惑っているうちに、盗賊は再び飛び降りる。

盗賊「……次は」

そのままフンババの尾である蛇を踏みつける。

フンババ「いでっ!なんだぁ?」

盗賊「まだっ!」

ザシュッ!!

盗賊は短剣で蛇の顔を突き刺す。

フンババ「うぅっ!!このやろー」

召喚士「来るっ!戦士!魔導士さんと左脇へ!!!!」

戦士「んっ?わ、分かった!!」

フンババが再び大きく息を吸い込む。

魔導士「詠唱っ!!間に合わないっ!?」

召喚士「大丈夫!多分…大丈夫ですっ!」

フンババ「があぁっ!!」

ボフウゥゥゥ!!
674 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 21:37:02.94 ID:0P3Ra76o
召喚士「来たっ!!行けっ!ユニコーン!!」

シュイィィン!!

フンババの放つ黒い息が召喚士を包み込む。

召喚士「…ぐっ!!…っあ!!」

盗賊「召喚士!?」

召喚士「戦士!…今の…うちっ!」

戦士「任せておけ!盗賊!行くぞ!!」

戦士と盗賊が左右からフンババの元へ走る。

戦士「動きは遅い!お前なら余裕だろ?」

盗賊「・・もちろん!」

シュッ!ズバッ…ザシュッ!!

フンババ「ぐあっ!このやろー。オデいたいぞぉ!」

召喚士「ユニコ…ン…俺の毒の…治療を…」

ユニコーン「……」

ユニコーンの角が光り、召喚士の身体から毒が抜けていく。

シュイィィン
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 21:38:16.83 ID:Gv9UzUAO
巨大化ショタフンババか……










あると思います!!!!
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 21:42:50.74 ID:whH2hASO
燃える展開だな
支援
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 21:52:20.32 ID:D.hkUYDO
ふんばばって悪い奴なの…?(´・ω・`)
678 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 21:54:49.95 ID:0P3Ra76o
魔導士「詠唱完了!撃ちます!!」

ドンッ!!ガカアァァッ!!

魔導士の放った落雷が、フンババの頭上に直撃する。

フンババ「ぐがっ!!」

左右から戦士と盗賊が続けてフンババの動体を捉える。

戦士「斬っちゃいるが…デカすぎて…っ!」

盗賊「ダメージが…少ない!」

解毒を終えた召喚士が立ち上がり、フンババを睨む。

召喚士「さぁ…!終わりだ!」

フンババ「うぅっ…このぉ」

召喚士「行けっ!コカトリス!!」

シュイィィン

召喚士「……石化をっ!!」

コカトリスはゆっくりと羽ばたき、石化の息を放つ。

ゴオォォォッ…

フンババ「うおっ…なんだ…?…これ」

フンババは首から上を残し、石化した…。
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 22:02:00.94 ID:dClzQTgo
フンババのおちんちんガチンガチン
680 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/07(土) 22:06:40.29 ID:0P3Ra76o
コカトリス「貴様…見ぬうちに…なかなか」

召喚士「…はぁ…はぁっ」

シュイィィン

召喚士(魔力が上がったとは言え…これだけの量は…)

戦士「…やっ…たか?」

魔導士「い、一応…倒したみたい…ですね」

盗賊「…ふーっ」

召喚士「…はぁ…はぁ」

茂みの奥より師匠が姿を現す。

師匠「お見事っ!よく頑張ったなぁ!」

召喚士「師匠!どこ行ってたんですか!?」

師匠「バカヤロウ!巻き添え食って死んじまったら意味ねーだろ」

戦士「そりゃ…そうだわな」

召喚士(だったら最初から来なきゃいいのに…)

魔導士「…でも、まだ首から上が!」

師匠「あー大丈夫…これだけ石化しちまったら時間の問題だ」

盗賊「…?」

師匠「息は確実に直撃してる。そのうち完全に石化しちまうよ」

フンババ「…うぅっ」
681 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/07(土) 22:11:54.56 ID:0P3Ra76o
師匠「いや見事だ。まさかフンババまで倒しちまうとはなぁ…」

魔導士「強く…なりました?」

師匠「おう。自信持っていいぞお前ら!」

召喚士「…ありがとうございます!」

戦士「実感湧かねぇけどな!」

師匠「さて・・・この辺りのボスも倒しちまった…これで魔物もそう出ないだろ」

盗賊「……」

師匠「帰るとすっかね!」

戦士「よっしゃあ!」

魔導士「ミッションコンプリート!ですねっ!」

師匠「あー…ペニス」

召喚士「はい?」

師匠「……悪いな、結界張れ」

召喚士「え?結界…ですか?」

師匠「結界石持ってきてるんだろ?一個頼むわ」

召喚士「それは…構いませんけど…」

師匠「知ってっか?フンババのペニス蛇。珍味として高く売れるんだぜ?」

魔導士「えっ!?本当っ…いやっ!い、要りませんよっ!!」

師匠「ガハハハハッ!!」
682 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 22:19:18.85 ID:0P3Ra76o
召喚士「取ってくんですか?」

師匠「ん?お前も手伝うか?ガハハ!」

召喚士「いや…遠慮しますよ。はは…」

戦士「召喚士。結界石だ」

ヒュッ…パシッ!

召喚士「ありがとう…行けっ!シルフ!!」

シュイィィン



師匠「よぉ…フンババ」

フンババ「あー、お前知ってるぞぉ」

師匠「お前またデカくなったんじゃねーか?」

フンババ「へへっ!ニンゲンたくさん食べたからねっ」

師匠「人間食べるなっつったろ!バカヤロウ!」

フンババ「う、うるさいっ!オデのかってだ!」

師匠「わりぃな。結界張ってこの森から出られんようにしてたんだが」

フンババ「うーん?」

師匠「もう結界も限界でな。これ以上他の魔物も暴れさすわけにはいかんのよ」

フンババ「ふーん」
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 22:22:26.53 ID:GY8iMgDO
盗賊の動きが凄いな
忍者か竜騎士みたいだ
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 22:24:58.97 ID:fCCFfR60
盗賊アサシン期待
685 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 22:26:15.86 ID:0P3Ra76o
師匠「お前がいなくなりゃ魔物も山を降りるだろ。俺は大助かりだ!ガハハ」

フンババ「くそーやられたー!」

師匠「そろそろ石化しちまうな。あばよ」

フンババ「まーしょうがないよ。オデがよわかったんだな」

師匠「そーいう事。俺の弟子の勝ちー」

フンババ「つぎはま…けな……」

ピシッ…ピシピシッ!!

〜師匠の家〜

召喚士「あっ…帰ってきた」

戦士「あれ?手ぶらじゃないすか」

師匠「おバカさんが石化しちまったから取れなかったよ。くそっ」

魔導士「い、いいですよ!もうっ!」

盗賊「……う、うむ///」

師匠「さ、今日は疲れただろ。ちょっと早いが休もう」

魔導士「ありがとうございました!」

盗賊「…アリガトウゴザイマシタ」

師匠「おう、お前らは充分強くなったぜ!」

召喚士「…て事は!?」

師匠「あぁ。もう教える事はねぇ。修行終了だ!」
686 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 22:32:15.13 ID:0P3Ra76o
戦士「よっしゃあ!!」

召喚士「みんな…お疲れ様!」

盗賊「…オツカレサマ」

魔導士「よーし!今日はご馳走作りますねー!エヘヘッ」



戦士「かぁー!師匠酒も今日で最後かぁ!」

師匠「好きなだけ持ってけ!腐るほどあっからな!」

戦士「マジすかー!うぉー!師匠ー!」

師匠「やめろ!気持ちわりぃ!!」

魔導士「盗賊さん!味はどうですか?」

盗賊「…うむ…美味しいぞ」

魔導士「わぁ、ありがとうございます!今度一緒に作りましょう!」

盗賊「!…わ、私がっ!?」

魔導士「そうですよー!エヘヘ!」

盗賊「…う、うむっ」

召喚士「ねぇ…師匠…」

師匠「あん?」

召喚士「師匠は昔…どんなパーティーだったんですか?」
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 22:32:49.07 ID:E3vLPbAo
いいキャラだったな…ムンババ……
688 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 22:37:58.09 ID:0P3Ra76o
戦士「…気になるな」

師匠「別にー…お前らと変わらねぇよ。普通に旅して…」

召喚士「普通に旅して…その…そんな大怪我負いますか…?」

盗賊「……」

魔導士「……」

師匠「油断ってのは誰にでもあるんもんだ…」

召喚士「そうですか…」

師匠「それにお前にゃ腐る程、自慢してやっただろ!ガハハ!」

召喚士「師匠の話…は腐る程聞きましたけど…」

戦士「…」

召喚士「パーティーの話は…一度も…」

師匠「まぁ…良い想い出…ないからな…」

魔導士「えっ…?」

師匠「マジシャンのバカヤロウがよ…」

戦士「……」

師匠「人の秘蔵酒、勝手に開けやがったりよぉ!」

盗賊「……」

師匠「ほんとウンザリだよ!まったく!」

召喚士「……はぁ」
689 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 22:44:17.42 ID:0P3Ra76o
師匠「とにかく面白い話なんてねーよ!それより…」

召喚士(話逸らしやがった…ちくしょう…)

師匠「魔導士ちゃんと盗賊ちゃんの初体験話でも…」

召喚士「ししょう!!!」

師匠「な、なんだよ!」

召喚士「飲みすぎですよっ!いい加減にして下さい!」

師匠「はいはい…分かりましたよまったく。ガハハ」

盗賊「…///」

〜次の日〜

魔導士「色々とお世話になりました!」

盗賊「…オセワニナリマシタ」

師匠「二人は早く暇になって戻ってくるんだよ?」

召喚士「……」

戦士「師匠!酒ありがたく頂いていきます!」

師匠「おー!いつでも取りに来いよ」

戦士「うっす!!」

盗賊「…では」

魔導士「行きましょうか!」

戦士「出発!!」
690 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 22:49:20.27 ID:0P3Ra76o
師匠「おい、ペニー…」

召喚士「…?」

スタスタ・・・

師匠「マジシャンだが…」

召喚士「!?…はい」

師匠「とりあえず海峡途中の街で待て」

召喚士「…は、はい!」

師匠「期待はするな…国軍の動きを優先しろ」

召喚士「……はい」

師匠「…良いパーティーだな」

召喚士「…はい!!」

師匠「ふっ!ミノタウロスに食われんなよ?じゃあな」

召喚士「師匠……ありがとうございました!!」

魔導士「召喚士さーん!行きますよぉー!」

召喚士「あっ!ごめんなさーい!今行きまーす!」

タッタッタッタッタ・・・
691 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 22:56:53.54 ID:0P3Ra76o
戦士「結局…マジシャンのおっさんは行方知れずかぁ」

魔導士「そうですねー次は…」

召喚士「一旦…海峡途中の街に行きましょうか」

戦士「うーん…ミノタウロスとやりあうなら…

魔導士「軍隊さんもいますしねぇ…

盗賊「…うむ」

戦士「いいんじゃねぇか?そうすっか!」

魔導士「賛成ですー!」

召喚士「では!海峡途中の街に向かいましょう!」

盗賊「…む、向かいましょう」



〜夜〜

カランカラン…

バーテン「いらっ…懐かしい顔だな」

師匠「おー…まだ生きてたかっ!ガハハ」

バーテン「減らず口は相変わらずか…」

師匠「へっ、お互い様だ」

バーテン「…よく降りて来られたな」

師匠「あー…バカ弟子の結界石よ」

バーテン「ほー…お前の弟子なんて可哀想なもんだ」

師匠「しかも…フンババまでぶっ倒すオマケ付きでな」

バーテン「…優秀なお弟子さんだな。師匠と違って」

師匠「バカヤロウ!師匠の教えがいいんだよ!」
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 22:56:54.87 ID:um6O9.AO
初体験は俺だ
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:02:34.61 ID:lCM.zEDO
魔導士×召喚士はまだか
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 23:06:57.49 ID:juyDsAAO
こういったネトゲやってみたいがレベル上げがうざくてで向いてない
695 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/07(土) 23:09:01.15 ID:0P3Ra76o


バーテン「…何か用があって来たんだろ?言えよ」

師匠「…マジシャンだが」

バーテン「知らんぞ…」

師匠「分かってるよんな事…占い師をウチまで呼んでくれ」

バーテン「!…彼女か…来てくれるかねぇ」

師匠「まぁ…来て貰わんと…な」

バーテン「報酬は…」

師匠「いくらでも工面してやるよ」

バーテン「…マジシャンのツケ、お前が全部払え」

師匠「はぁ!?何で俺がアイツのツケなんざ…」

バーテン「…でないと受けんぞ?」

師匠「…ちっ、しゃあねぇ…いくらだ?」

バーテン「…これだ」

師匠「げっ!!なんつう金額だ…だからイヤなんだよあのバカはよ」

バーテン「……拒否権はないからな」

師匠「分かったよ!但し、頼んだぞ……元、少佐殿」

バーテン「…懐かしい呼び名だな……元、大召喚士殿」

師匠「…んじゃ、宜しくな。酒代置いとくぜ」

カランカラン…パタン

バーテン「ふー……忙しくなってきやがった」
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:11:58.51 ID:3sQJ3xwo
支援!!支援!!
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:14:34.42 ID:0P3Ra76o
だいぶ回り道しましたが、第四部の半分ぐらいまで進めることが出来ました!
明日には第四部終えられる…かな?頑張ります
この先は多少プロットが出来てるので、早いかな…と

本日も多数のご支援ありがとうございました!では!ノシ
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 23:16:32.59 ID:9mChdIDO
乙。楽しみにしてるよー
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 23:16:50.32 ID:EG4Aa.AO
(・∀・)オツカレ〜!
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 23:17:48.30 ID:ag23dgAO
乙でした!
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:20:35.77 ID:GY8iMgDO
オツカレサマデシタ
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:21:39.58 ID:DVgVnfco
バーテンがパーマンに見えた……おつ
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:23:15.29 ID:HA2N/1co
乙ー!
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:23:41.19 ID:RfL8x3E0
乙!

師匠がまさか…!
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:26:58.61 ID:7OsSetAo
いいとこで終わりか!やるなww
おつでした
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:27:13.94 ID:0P3Ra76o
魔導士「では、おやすみなさーい!」

盗賊「…オヤスミナサイ」

魔導士「…」

盗賊「…」

魔導士「あ、あのっ!盗賊さん!!」

盗賊「な…なんだ?」

魔導士「盗賊さんはその…は、はじめてっ!」

盗賊「はっ、はじめてっ!?」

魔導士「あ、そのっ!け、経験はっ!」

盗賊「いやっ!そのっ!…なしっ、あ、ないっ!///」

魔導士「そそそうですかっ!///」

盗賊「う、うむっ!そうっ!///」

魔導士「あ、じゃあその…お、おやすみなさいっ!///」

盗賊「う、うむ…おやすみっ…!!///」
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:28:44.06 ID:E3vLPbAo
おつおつうう
占い師…ゴゴゴゴゴ

>>694
皆でTRPGやっちまうのが一番楽しいと思う
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:29:49.72 ID:0P3Ra76o
〜まだ飲んでる〜

師匠「おい…知ってっか?」

召喚士「…?」

師匠「ユニコーンっているだろ?」

戦士「はい」

師匠「アイツは処女にしか懐かねーんだ」

召喚士「!!」

戦士「!!」

師匠「お前…ユニコーン出せるよな…?」

戦士「…ということは!?」

師匠「…という事だ!!」

召喚士「……ゴクリ」

戦士「…・・ゴクリ」

師匠「……ゴクリ」
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:30:57.04 ID:MGo9zgDO
どういうことなの…?
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:31:16.31 ID:DVgVnfco
阿部さんにはなつかないってことか……!
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:31:27.31 ID:raiv68Yo
なwwwwwwにwwwwしwwwwwwてるwwwwwwんwwwwですかwwwwwwwwww
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:31:58.34 ID:RfL8x3E0
師匠wwwwwwww
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:32:43.74 ID:.LAKBCk0
お疲れさま!相変わらず寡黙なユニに惚れた。
ゲンブの召喚獣に期待!
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 23:34:02.72 ID:6WnlWIAO
召喚師までwwwwww
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:38:35.59 ID:0P3Ra76o
オマケは本編とは関係ありませんのであしからず…ww
それではおやすみなさい!ノシ
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:38:45.57 ID:zPtTVTwo
ジークフリート思い出した
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:40:10.71 ID:8t.XyH.o
乙!師匠のパーティーの昔話とかもききたいぜwwww
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:46:14.84 ID:MGo9zgDO
マジでどういうことなの?
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/07(土) 23:49:30.49 ID:w1A8pcDO
出来心だろ。


よろこんだのは俺だけじゃないはず
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/07(土) 23:50:53.42 ID:PN0Yv5gP
分かるぜ…フヒヒ
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 00:00:09.22 ID:diYjekAO
六門世界とか>>1とやってみたいよね。召喚が花形職業みたいなもんだし。

D&Dかソードワールドばっかだったからなー。
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 00:12:43.44 ID:6yMfR6DO
できれば夢でも見てみたい
ユニコーンがあの娘に懐くとこ

歌丸です
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 00:15:13.90 ID:0641jEI0
僕の股間のユニホーンは魔導士ちゃんに有効活用してもらいたいな。ドゥヒヒ
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 00:36:51.16 ID:/TMQjQDO
俺の股間のサーペントが火を吹くぜ!
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 00:39:42.15 ID:SXXO5UAO
俺の股間のイフリートは冷ましてくれるやつを求めているぜ
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 00:44:20.29 ID:3KHfX2DO
魔どうしちゃんかわいい
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 00:47:41.14 ID:1a3e78co
エターナルフォースブリザード
おまえのちんぽはいんぽになった
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 02:49:40.66 ID:NE1XqgEo
まどうしのエヘヘ!がTRICK山田のエヘヘ!にみえてしまう
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 03:29:21.66 ID:aq96EcSO
>>611の酷さは異常
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 04:09:39.96 ID:4gKIDiYo
>>693
ふむ…召喚士が受けなのか。
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 05:28:14.28 ID:/TMQjQDO
>>730
と言うよりも魔導士攻めが良いんじゃないか?
俺はそれが良い!!
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 09:53:59.04 ID:KWJIwcSO
女性用新装備
   『不思議なスク水』
        入荷しました
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 10:30:55.99 ID:6jFSrPko
召喚士「ゴクリ…不思議なスク水…2つく、下さい!」
ジャーン!!ジャーン!!
召喚士「げぇっ!魔導士!!」
魔導士「お前のやる事は全部お見通しだ!」

おはようございます。魔攻(S)×召受(M)は分かる気がします。続き↓
734 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 10:32:47.15 ID:6jFSrPko
〜海峡途中の街〜

魔導士「帰ってきましたね…」

召喚士「…そうですね」

戦士「相変わらず仰々しい雰囲気だな」

盗賊「…うむ」

召喚士「…逆を返せば無事だって事だよ」

戦士「…まぁな」

魔導士「それで…どうしましょうか?」

召喚士「・・ここに来たのには2つ理由があります」

盗賊「…2つ?」

召喚士「…はい。とりあえず食事でもしながら話しましょうか」

魔導士「それがいいですね!」

〜食事処〜

盗賊「……なるほど」

戦士「しかし師匠は居場所は知らねぇって…」

召喚士「…はい。ただ、何かアテがあるのではないかと」

盗賊「…人?」

召喚士「そうです。二人を知る共通の友人であったり…」

魔導士「あっ!前のパーティーの人かもですね!」

戦士「可能性は…あるなぁ」
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 10:32:50.71 ID:LuagnYAO
期待
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 10:33:37.87 ID:KiO0ff.o
kita-
737 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 10:35:02.38 ID:6jFSrPko
召喚士「もう一つは国軍との連携です」

魔導士「連携ですか?」

召喚士「ええ…前も話したように、頼りにはなりません」

盗賊「……」

召喚士「場合によっては……ミノタウロスに…」

戦士「…あの指揮官じゃあな」

召喚士「かと言って、俺ら4人でミノタウロスに挑んでも…」

盗賊「…勝てぬな」

魔導士「じゃあ…お互い協力して…」

召喚士「倒すしかないと思います!」

戦士「国軍がウチらを必要とすっかね?」

召喚士「……そこはおそらく大丈夫」

戦士「…そうか」

魔導士「今度は…勝てますよね?」

召喚士「現段階では……3割ぐらいと踏んでいます」

盗賊「……」

召喚士「マジシャンさんが来てくれて…5割」

戦士「…賭け…だな」

魔導士「……」

召喚士「俺らは学んだはずだ。生きていればこそチャンスはある」

盗賊「……」

召喚士「次、勝てなくても…また挑めばいいんだ」

戦士「勝つまで諦めねぇぞ!」

魔導士「あ、危なくなったらすぐに退きましょう!」

盗賊「…同意!」
738 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 10:47:51.30 ID:6jFSrPko
〜夜〜

テクテク

戦士「準備は整ったな…」

召喚士「あぁ…明日の朝一で軍本部を訪ね…」

戦士「俺らを戦力として加えて貰う!」

召喚士「あぁ…そこまでは簡単だ」

戦士「…?そこまで?」

召喚士「そう…次に軍を動かさなきゃならない・・・」

戦士「そっか…俺らが戦力に加わったとしても…防衛じゃ意味ねぇ!」

召喚士「こちらから攻める…ましてやここは街だ。被害が大きすぎる」

戦士「…そうだな」

スタスタ…

〜バー〜

カランカラン

・・・「ハッハ!こりゃサイコーだわ!ほれほれ!」

女性「やんっ、もうっ!キャハハハ!」

戦士「!?……この…声」

召喚士「…間違いない…来た!!」
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 10:48:20.84 ID:eDsdvIYo
昨日の分から読んだ。
ここに来るのが毎日の楽しみだww
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 10:49:13.70 ID:eDsdvIYo
来たか!?
741 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 10:56:43.04 ID:6jFSrPko
ダダッ!!

召喚士「マジシャンさん!!」

マジシャン「うん?おー!お前ら、どうしたんだ?」

戦士「来て…くれたんすね!」

マジシャン「来てくれた?…何の話だ?」

召喚士「あれ…?師匠から…何か?」

マジシャン「何だ何だ?俺はネーチャンに会いに来ただけだぞ。なぁ?」

女性「やんっ!ちょっとぉ、ボク達が見てるんだから…」

マジシャン「おっと…すまねぇ!ハッハ!」

召喚士(……まずい…ダメだ)

戦士(やっぱり……ノリが師匠と完全にカブる…)

マジシャン「しょーがねぇな…じゃあまた今度な!」

女性「うん!まったね〜!…チュッ!」

マジシャン「ハッハッハ!いや、モテる男はほんとツライ!困る!」

召喚士「………」

戦士「………」
742 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 11:00:40.72 ID:6jFSrPko


マジシャン「…なるほどな」

召喚士「……はい」

戦士「…何とか…力になって貰えないか?」

マジシャン「う〜ん…お前らにはまだ早いんじゃないの?」

戦士「それは…分かってる!」

召喚士「でも俺らは……どうしてもやらなきゃいけないんです!」

マジシャン「はー…勇敢と無謀…どっちなんだろうねぇ」

召喚士「……」

マジシャン「お前の見込みでは?」

召喚士「貴方を加えて5割…」

マジシャン「…3割だな」

戦士「!?」

マジシャン「前に船で言ったよな?クラーケンの強さが…」

召喚士「2割は増してるって…話ですよね…」

戦士「つまり…ミノタウロスも…」

マジシャン「俺が知る限りや強くなってるだろーねぇ」

召喚士「でも2割増しのミトタウロスと戦った経験で言ってるんです!」

戦士「…あぁ…おっさんがいれば間違いなく五分まで持ち込める!」

マジシャン「……買いかぶりすぎだよ」
743 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 11:11:09.55 ID:6jFSrPko
召喚士「…マジシャンさん」

マジシャン「…分ーかったよ!分かったって!」

戦士「!?それじゃ…!」

マジシャン「オッサンが若い芽見殺しにしたなんて、人聞き悪いからな!」

召喚士「本当に…本当にありがとうございます!」

マジシャン「悪評はモテなくなる一番の要因だ。覚えとけよ?ハッハ!」

戦士「……」

マジシャン「いいか…知ってると思うがミノタウロスには魔法が効かねぇ」

戦士「…あぁ」

マジシャン「つまり俺はお前らの補助にしか役に立たねぇ」

召喚士「…充分です!!」

マジシャン「確か女の子が二人いたよな?」

戦士「盗賊と…魔導士だ」

マジシャン「魔導士の子は補助はどんなモンだ?」

召喚士「……皆無です」

マジシャン「かーっ!こりゃ参ったぜ!ハッハ」

戦士「……」

マジシャン「ま…そこは俺が手取り足取り腰取り何とかしよう」

戦士「………」
744 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 11:14:56.94 ID:6jFSrPko
マジシャン「んで、メインはお前さんのコカトリスだ」

召喚士「はい」

マジシャン「そこに戦士くんと盗賊の子が援護…」

戦士「おう!」

マジシャン「俺と魔導士の子で…なんとか補助する!」

召喚士「…お願いします!」

マジシャン「…後は国軍か」

召喚士「…なんとか動いてくれれば良いんですが」

マジシャン「指揮官は?」

召喚士「将軍…という方です」

マジシャン「…ほぅ」

戦士「知ってんのか!?」

マジシャン「いんや…知らん。ハッハ!」

召喚士「とにかく国軍さえ動いてくれれば…」

マジシャン「召喚隊も出張ってくれるって事だな?」

召喚士「はい!…とりあえず明日の朝一で訪ねるつもりです」

マジシャン「うむ…。ま、こんなとこだな」

戦士「…これで…揃ったぜ!」

召喚士「あぁ!全て揃った…あとはやるだけだ!」

マジシャン「あ、そうだ…最後に1つ」

召喚士「は、はいっ!」

マジシャン「…報酬に…酒と女を忘れるなよ?ハッハ!」

戦士「………」

召喚士「……はぁ」
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 11:18:04.94 ID:Apobf0Q0
師匠と瓜二つだ…
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 11:22:52.07 ID:DMskdIDO
>>1キテター
今日も楽しみにしてるぜ!
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 11:30:41.25 ID:SXXO5UAO
酒と女と大五郎
748 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 11:30:58.16 ID:6jFSrPko
〜次の日〜

召喚士(さて…行くとするか…)

マジシャン「おっはー。早ぇな」

召喚士「マジシャンさん?早いですね」

マジシャン「ジジイになると早起きでな!ハハ¥ッハ!」

召喚士「……」

マジシャン「さぁ、行くんだろ?軍本部」

召喚士「…はい」

〜軍本部〜

召喚士「すいません」

兵士「ん?何か…?」

召喚士「将軍閣下に…召喚士と言う者が来た、とお伝え下さい」

兵士「…?…ここで待て」



兵士「こっちだ。来たまえ」

ガチャッ

将軍「よく来てくれたな!」

召喚士…「お久しぶりです」

将軍「……!!」

マジシャン「初めまして!マジシャンでーす!よろしく!」

将軍「…あ、あぁ…どうも」

マジシャン「頼りない軍が心配でお手伝いに来ました!」

将軍「……あ、そ、そうか」
749 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 11:39:48.32 ID:6jFSrPko
召喚士「軍でとしての予定は・・・?…その」

将軍「うむ…魔王軍の動いは今のところない」

マジシャン「静観ですかい?」

将軍「ヘタに動くなと本国からの命令で…」

マジシャン「街を捨てる気なんですかねぇ〜。ハッハ」

召喚士「このままではここも危ない!早いうちに手を打たないと…」

将軍「う、うむ…まぁそうではあるんだが…」

マジシャン「決定打ならここにウチのエースくんがいますよ!」

将軍「……」

召喚士「今なら…こちらから仕掛けられるハズです!」

将軍「……う…うむ」

マジシャン「今動かないでいつ動く!!」

召喚士「…!?」

将軍「……!?」

マジシャン「なーんて怒られちゃいますよ?ハッハ!」

将軍「…ほ、本国に……掛け合ってみよう」

召喚士「お、お願いします…!」
750 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 11:45:19.81 ID:6jFSrPko


戦士「…そうか」

召喚士「とりあえずは…何とかなりそうだ」

魔導士「…いよいよ…ですね」

盗賊「…うむ」

マジシャン「さーて、下準備を進めようかね!」



衛兵「閣下…入電です」

司令官「…ん」

衛兵「将軍殿がミノタウロス討伐に動く…と」

司令官「…ん。いいんじゃない」

衛兵「畏まりました」

司令官「…無理はしないようにね」

衛兵「…伝えます」

司令官「…ん」
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/11/08(日) 11:45:34.31 ID:Epw2FKM0
元上官か・・・
てか>>1誤字だらけだからもちっと落ち着けw
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 11:47:54.30 ID:Apobf0Q0
司令官軽いなww
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 11:59:47.04 ID:6jFSrPko
>>751
本当だ…これはヒドイwwすいません…orz
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2009/11/08(日) 12:03:34.74 ID:Epw2FKM0
ついでに「saga」も気をつけて!
755 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 12:33:49.10 ID:6jFSrPko
〜街外れ〜

マジシャン「んじゃ魔導士と盗賊はここに残れ」

魔導士「はい!」

盗賊「…私も?」

マジシャン「女は多いに限る!ハッハ」

召喚士「………」

マジシャン「お前らは軍本部へ行き、しっかりと連携を取って来い!」

戦士「おう!行ってくるぜ!」

召喚士「それでは…マジシャンさん、お願いします!」

マジシャン「あいよ」

タッタッタ

マジシャン「さて…ふっふ」

盗賊「…?」

魔導士「宜しくお願いします!!」

マジシャン「まずは…魔導士ちゃんよ、お前さんからだ」

魔導士「はい」

マジシャン「補助がさっぱりらしいな…」

魔導士「……はい」
756 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 12:36:04.45 ID:6jFSrPko
マジシャン「時間もない。補助は捨てる」

魔導士「はいっ!」

マジシャン「そこで…物理攻撃付加魔法を教えよう」

盗賊「…物理攻撃…付加?」

魔導士「あっ!弓や剣に撃つ魔法ですね!」

マジシャン「ほー…知ってたか!」

魔導士「はいっ!師匠さんに習いました!」

マジシャン「アホにしちゃしっかりした事を…」

魔導士「はい?」

マジシャン「あー…何でもない。んじゃ,、やってみっか」

魔導士「はい、お願いします!」

マジシャン「じゃ盗賊ちゃん、出番ですよー」

盗賊「…?」

マジシャン「何でもいい。飛び道具を1つ…」

チャキッ

盗賊「…これで」

マジシャン「ナイフか…うん、バッチリだぁね!」
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 12:38:23.74 ID:cIuN3sSO
wkwk
758 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 12:43:36.33 ID:6jFSrPko
魔導士「ナイフに…付加を?」

マジシャン「おう、んじゃナイフをあの岩めがけて投げてくれ」

盗賊「…分かった」

マジシャン「今回は手本だからゆっくりやるぞ?」

魔導士「はいっ」

マジシャン「まずは、詠唱」

魔導士「・・・はい」

マジシャン「詠唱が終えたら…ナイフを待つ」

魔導士(凄い…なんて滑らかで…綺麗な詠唱…!」

マジシャン「盗賊ちゃん…いいよ」

盗賊「…うむ!」

シュッ!!

マジシャン「はっ!」

盗賊の投げたナイフにマジシャンが素早く魔法を放つ。

ナイフは黄色い光を帯びて、そのまま岩に突き刺さる。

ザシュッ!!…ガカアァァァッ!!

まるでケーキにナイフを通すように、岩にいとも容易くナイフが刺さる。

次の瞬間、岩の内部から電流が発し、岩は粉々に砕け散った…。

バコオォッ!!ガラガラッ…

盗賊「…っ!!」

魔導士「きゃっ!…す、凄いっ!!」

マジシャン「まっ、今回は練習だからあんなモン。本番はもっと凄いぞ?ハッハ」
759 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 12:55:40.71 ID:6jFSrPko
〜軍本部〜

召喚士「お待たせしました!」

将軍「よし、揃ったな!では軍議を始める!」

兵士長「まず戦力の確認からです」

将軍「うむ」

兵士長「先の戦いにて双方損害を出しました」

戦士「…」

兵士長「わが軍は援軍として、召喚隊30名、剣兵10名…」

召喚士(青年兵…くん)

兵士長「魔導士5名、プリースト5名の以上50名を補充致しました」

将軍「…敵は?」

兵士長「はっ!要塞陥落以降、動きが掴めず…」

召喚士「こちらが援軍を派遣している以上…」

将軍「うむ…あちらも援軍を要請している可能性は高いな」

兵士長「では…部隊の編成ですが…」

将軍「総力は80名程度か」

兵士長「はっ!…分散出来る数ではありません」

戦士「そうだな…一隊として進んだ方が賢明だ」
760 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 12:57:34.91 ID:6jFSrPko
兵士長「中央に召喚隊、左右を剣兵が護衛します」

召喚士「…問題ありません」

兵士長「後列に魔導士とプリーストを配置し、援護に努めます」

将軍「うむ。そして目標だが…」

戦士「……」

将軍「第一攻略目標を要塞、続いて橋とする」

召喚士「要塞が制圧出来れば…そこを拠点に動けますね」

兵士長「制圧と同時にここより輸送隊を派遣致しましょう」

将軍「あとは…作戦開始の日時だな…」

戦士「…早いにこした事はないぜ」

兵士長「我が隊は、半日あれば準備可能かと…」

将軍「そうだな…君達は?」

召喚士「…はい。半日もあれば」

将軍「よし…!明日の早朝、作戦を開始する!!」

兵士長「はっ!!」

将軍「全兵に伝えよ!そして備えを怠るな!!」

戦士「…さぁ、盛り上がってきやがった!」

召喚士「もう誰も……死なせるもんか」
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 13:06:22.15 ID:Apobf0Q0
あれ?召喚隊がいりゃ玄武の召喚獣見れるんじゃね?
762 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 13:09:52.12 ID:6jFSrPko
〜街外れ〜

マジシャン「さて…じゃあやってみようか」

魔導士「はい!」

マジシャン「まず注意点。魔力の調整だな」

盗賊「……」

マジシャン「合体魔法については知ってるかい?」

魔導士「はい」

マジシャン「うん、発想はそれと一緒」

魔導士「…えと…つまりは」

マジシャン「相手の攻撃力に、魔力を同調させましょうって事」

魔導士「…なるほど」

マジシャン「これはなかなか難しいぞ〜?」

盗賊「…」

マジシャン「なんたって、自分じゃないから分からない」

魔導士「そうです…よね」

マジシャン「経験だけが物言うぜ。ハッハ」

盗賊「…ふむ」

マジシャン「但し、良いとこも勿論ある!」

魔導士「…?」
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 13:10:42.75 ID:nNbyTcDO
追いついたー
本当に読んでて楽しいな

ゆっくりで良いから頑張れ
俺たちは絶対に離れないから
764 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 13:14:17.21 ID:6jFSrPko
マジシャン「武器ってのは、五行と違って属性がない」

盗賊「…つまり」

マジシャン「大幅な誤差がなければ…成功する」

魔導士「そうか!そうですね!」

マジシャン「さ…詠唱してみ」

魔導士「はい!」

マジシャン(ほぅ…こりゃまた…)

魔導士「盗賊さん…ほんと軽くでお願いします」

盗賊「…分かった」

マジシャン「炎か…んじゃあの木、目掛けて投げてみようか」

盗賊「…うむ!」

シュッ!!

魔導士「やっ!!」

ドンッ!!ゴオォォォッ!!

盗賊の投げたナイフが空中で炎に包まれる。

炎を纏ったナイフはそのまま大木に突き刺さり、大木は内部より発火する。

幹を中心に炎の柱と化し、一瞬の内に灰と化した…。
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 13:17:12.38 ID:iFzsmoAO
一発成功wwwwwwww

チートすぎるwwww
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 13:19:06.28 ID:XW2a0QUo
>>761
主に師匠準拠みたいだし全員青龍じゃないかな
他にも盛り上がる展k・・・ゲフンゲフン
767 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 13:20:56.44 ID:6jFSrPko
魔導士「やっ…た…」

盗賊「……凄い」

マジシャン「ハッハ!いきなり大成功!すげぇな!」

魔導士「あ、ありがとうございますっ」

マジシャン「付加魔法の重要さはとにかくコンビネーション!」

盗賊「……」

マジシャン「詠唱側に判断ミスがなければ失敗しない」

魔導士「…重要ですね」

マジシャン「しかも失敗してもデメリットが少ない」

盗賊「…確かに」

マジシャン「まー…この先デメリットは大きくなる…かな」

魔導士「この先…ですか?」

マジシャン「そっ。互いに攻撃力と魔力が高くなっていけば…」

盗賊「…一撃が…より大きく」

マジシャン「そう。但し失敗した時にゃ大量の魔力を失い…」

魔導士「そうか…」

マジシャン「大切な武器まで失う。これが高価なお宝だったら…」

盗賊「…ひ、悲惨」

マジシャン「ハッハッハ!そういう事。ま、その辺よく考えて使いな!」

魔導士「…分かりました。ありがとうございます!」

マジシャン「いやぁ…素直な弟子は良いわぁ。ハッハ!」
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 13:22:54.66 ID:6jFSrPko
>>766
よく分かってらっしゃる…
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 13:28:52.37 ID:Lo.6nUDO
学校で教えてるのに全員青龍なの?でもそれならそれで青龍パクり放題か。
770 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 13:35:28.75 ID:6jFSrPko
〜夜〜

盗賊「…明日」

マジシャン「朝一か…なかなか判断早いな」

魔導士「い、いよいよですねっ!」

召喚士「……はい!」

戦士「ようやく…ようやくだ!」

マジシャン「腹が減っては何とやらだ!さ、食おうぜ!ハッハ」

カチャカチャ

召喚士「あの…マジシャンさん」

マジシャン「…ふぉっ?モグモグ」

召喚士「師匠とパーティー組まれてたんですよね…?」

盗賊「……」

マジシャン「あー…古〜い話だよ!ハッハ」

召喚士「20年前…北の山間の村…覚えてます?」

マジシャン「おー!あれはひどいもんだったな…」

戦士「……モグモグ」

召喚士「あの時…小さい子供が…」

マジシャン「あー…そうそう、3歳くらいの男の子が…」

召喚士「……」

マジシャン「が…が!?お、お前……!?」
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 13:35:38.62 ID:XW2a0QUo
>>769
教官か教師が師匠の位置付けだろ?
ということは教官が青龍の使い手なら生徒は皆青龍になってしまう
そして召喚士自体が少ないという所からして教える人が少ないし
一年に1クラス以下しか素質のある人が集まらないと推察してみた

まぁ>>1の設定で全てが解決するから俺の妄想垂れ流しても意味ないんだけどな
772 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 13:39:53.68 ID:6jFSrPko
召喚士「はい。やっぱりマジシャンさんもその時助けてくれたんですね…」

マジシャン「生き残ったのは…お前一人だけでなぁ」

魔導士「…召喚士…さん」

マジシャン「俺らが着いた頃には手遅れだったよ。まぁヒドイもんさ」

召喚士「…あのっ!師匠は…どんなだったんですか?」

マジシャン「んー?あのアホから聞いてないのか?」

召喚士「ええ…いつもフラっと行っては帰って来て…何も言わず…」

マジシャン「ふーん…モグモグ。まぁ変わらんよ」

盗賊「……」

マジシャン「ずっとあんなんだよ。ハッハ!」

召喚士「でも!!…15年前に…大怪我して…帰って来て」

マジシャン「……。あー…あのアホがドジ踏みやがってな!まったく…」

戦士「……」

マジシャン「それっきりパーティーも解散!参ったぜ」

召喚士「…そう…でしたか」

マジシャン「まーそんなとこだ。大した話もないよ。ハッハ」

召喚士「……」
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 13:42:12.18 ID:Lf/JDAAO
クリトリスからここまで壮大な物語になるなんて、おらビックリだ。
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 13:47:47.33 ID:39z8kaMo
お、きてたのか
775 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 13:49:41.94 ID:6jFSrPko
〜ミノタウロス討伐作戦、当日〜

街の大広場には大勢の人々が隊の出発式を見守っている。

町人「頼んだぞー!魔物を追い払ってくれよー!」

おばさん「さぁ、差し入れもタンと持ってっとくれ!」

魔導士「相変わらず出発式は、すごい盛況ですね」

戦士「まぁ…一般人から見ればヒーローみたいなもんだからな」

盗賊「……」

召喚士「よっと…あ、いた。閣下」

将軍「おぉ!これで準備万端だな!」

マジシャン「ヨロシクお願いしまーす!」

兵士長「では、このまま要塞手前1km地点まで進軍致します!」

将軍「さぁ、作戦開始だ!」

兵士長「全軍!!直進!!進めぇーっ!!」

ザッザッザッザッザ

将軍「君達は後方から付いて来てくれたまえ」

召喚士「はい」
776 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 13:57:12.86 ID:6jFSrPko


戦士「…くそっ!緊張してきたぜ!!」

魔導士「分かります…あの時の事が…」

マジシャン「まー少しぐらい緊張してた方がいい。ハッハ」

盗賊「……」

クイックイッ

召喚士「!…あ、盗賊…さん?」

盗賊「…いいのか?」

召喚士「はい?」

盗賊「…召喚…隊の」

召喚士「あっ!!…青年兵くん!」

盗賊「……うむ」

召喚士「ありがとうございます!行って来ます!」

盗賊「…う、うむ!」

タッタッタッタ

召喚士(……あっ、いた!)
777 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 13:59:17.63 ID:6jFSrPko
タッタッタ

召喚士「青年兵くん!」

青年兵「あっ!?召喚士さん!!」

召喚士「久しぶり!いよいよだね!」

青年兵「やはり貴方でしたかっ!」

召喚士「…へっ?」

青年兵「いやっ!昨晩の軍議で凄腕の召喚士が助っ人にと」

召喚士(……す、凄腕…やめてくれよ…まったく)

青年兵「先日お会いした時から何かあると思ってましたが…」

召喚士「…う、うん」

青年兵「昨晩の話を聞いて確信しました!」

召喚士「はは…そ、そうか」

青年兵「召喚士さん!頑張りましょうね!!」

召喚士「うん!…あ、無茶だけは絶対しないように!」

青年兵「了解!!かしこまりました!!」

召喚士「そ、それじゃ…また後で!」

タッタッタッタッタ
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 13:59:51.57 ID:jUv.P2DO
がんばれー
779 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 14:06:11.21 ID:6jFSrPko


兵士長「布陣…完了致しました!!」

将軍「…うむ」

要塞がわずかながら肉眼で確認出来る平地に、総勢80名程度の軍が整列する。

兵士長「召喚隊!横一列に展開!!」

ザッ!!

兵士長「青龍隊…後方へ!白虎隊…前方へ!」

ザッザッザッザッザ

兵士長「魔導士、プリーストはその前へ!」

ザッザッザ

兵士長「剣兵…最前列へ横一列に展開!!」

ザッザッザッザッザ

兵士長「では将軍…後方へ…」

将軍「いや…ワシは最前列へ回ろう」

兵士長「しょ、将軍!危険です!!」

将軍「…ワシの力を見くびっておるな?」

兵士長「あっ!け、決してそういうわけでは」

将軍「ほら、早くしろ!お前も一緒だ」

兵士長「えぇっ!?わ、私もですか!?」

タッタッタ…
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 14:07:37.24 ID:jmlJXO2o
ま普通に考えたら各属性何人ずつかいるわな
781 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 14:12:39.94 ID:6jFSrPko
魔導士「えーと…私達はどこへ?」

マジシャン「まぁ、この辺でプラプラしてりゃいいんじゃないかな。ハッハ」

戦士「……おっさん。全然緊張感ないな」

召喚士「俺らは遊撃として…ミノタウロスに集中しよう!」

マジシャン「賢明だ、他の魔物は軍に任せろ。余計な魔力を消費するなよ?」

召喚士「…分かっています!」

マジシャン「…いい目だ。さぁ進むぞ!」

将軍「よいか!我々が敗れれば、後方の街は悉く壊滅する!」

将軍「何としても魔王軍を撃退せよ!」

兵「おーっ!!」

将軍「だが、何事も命には代えられぬ…」

召喚士「……」

将軍「勇敢と無謀をはき違えるな!以上!」

ザッ!!

兵士長「これより攻撃を展開するっ!全軍!進めぇーっ!」

兵「おぉーっ!!」
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 14:13:23.99 ID:iFzsmoAO
青龍が効かなかったらお仕舞いだもんな

まさかそこまで無能じゃあるまい
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 14:14:13.81 ID:6jFSrPko
いかん…ちょっとおでかけの為、タイムアップです…
また夜か…最悪明日お会いしましょう!ノシ
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 14:15:28.72 ID:Apobf0Q0
乙!
楽しみに待ってる
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 14:16:15.75 ID:eDsdvIYo
えええええええええ!!
良い所で…
楽しみに待ってるよ。
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 14:18:01.29 ID:eDsdvIYo
えええええええええ!!
良い所で…
楽しみに待ってるよ。
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 14:19:06.10 ID:bbPjHII0
召喚士以外といい年齢だね。
知らん人の白虎属召喚獣を戦闘中呼ぶのはむっつかしぃんじゃない?
使用中の上にましてや専属させるなんて・・・。
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 14:20:04.71 ID:39z8kaMo
ちょ、ここできれるのか・・・
生殺しのまままってるよ
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 14:21:40.33 ID:DMskdIDO
>>783
山場目前でお預けとか続きが楽しみすぐるwwwwww
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 14:24:07.38 ID:bbPjHII0
兵士長がPAD長に見えた・・・。泣きたい。
>>1乙!続き楽しみに待ってる!
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 14:27:18.46 ID:SXXO5UAO
最高の切れ目wwwwwwwwいてらん
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 14:37:24.18 ID:kgTeTsk0
>>1

>>1が帰ってくるまで魔王のSS読んでるわww
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!蒼_res]:2009/11/08(日) 14:37:44.15 ID:KWJIwcSO
いてらww
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2009/11/08(日) 14:39:20.57 ID:V0pS1Xc0
次号へ続く! 的な感じだなww
このワクワク感は往年の週刊少年漫画のようだw
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 15:40:37.57 ID:l7zVtfc0
                         ー──
 ー┼──          |       ー───  |     、   | ー─-    /  |      、   /
    |  _           |/ ̄    ー──   |      |  |       /    |      |   /
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     ─   ̄| ̄   |  | |   | |    ゝ      |/  |     <      |     |       .|
     匚]   |    │ |__|____|___|  ヽ__    /|   し    \     ヽ__ノ  ヽ       ヽ
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 16:18:20.73 ID:omxpMgAO
なんてこったー!
でも大人しく待ってる
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 17:33:36.51 ID:5mdsa7Yo
無能だと思ってた将軍が格好良く見えてきた
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 18:32:47.22 ID:LuagnYAO
[たぬき]
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 18:49:19.83 ID:DMskdIDO
>>797
同意
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 20:01:20.71 ID:6jFSrPko
>>795
いや…既に過大評価なんですが…続き↓
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 20:03:04.16 ID:lQWbSn6o
お、きたきた。
頑張って!
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 20:03:25.69 ID:q/2QgH.o
キターーーーーー!!!
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/11/08(日) 20:03:45.48 ID:MyCTkPk0
軍師がうんこだったんだよな
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 20:04:53.54 ID:DMskdIDO
>>1キタ-
待ってました−
805 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 20:05:21.48 ID:6jFSrPko
〜某月某日十一時、海峡要塞平原〜

国軍召喚隊五十名を含む、総勢八十名の舞台は、

海峡要塞目前の二里の距離まで迫っている。

兵士長の合図と共に、高台へ布陣を開始する。

陣形についての変更はない。剣兵を前面に、召喚隊を基本とする、

国軍で言うところの、魚鱗の陣である。

先頭の将軍、兵士長を中心に、矢印のように剣兵が広がり、

その背後の中央に前列、召喚兵の白虎隊。後列に青龍隊が配置。

背後から魔導士隊とプリースト隊が前線を援護する。

魔導士「魔王軍…動きないですね」

戦士「あぁ。進軍中に偵察の一匹も来やしなかったな」

召喚士「相手も…警戒しているか…」

マジシャン「ナメられてるか…だな」

盗賊「……」

将軍「さぁ…行くぞ!皆の者!」

兵士長「…攻撃っ開始ぃーっ!!」

兵「うおぉぉーっ!!」

兵「りゃあぁーっ!!」

戦士「さぁ始まったぜ!行くぞ!」

召喚士「おう!」
806 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 20:07:07.01 ID:6jFSrPko
半里程距離を縮めると、空気が重くなり始める。

ドズウゥゥン…!!

轟音と共に要塞の一角が崩れ落ちる。

要塞内部より、忌まわしき巨大な牛が、姿を現した。

マジシャン「さぁー来やがったぜぇ!」

召喚士「魔導士さん!将軍へ伝令を!」

魔導士「はいっ!」

召喚士「ミノタウロス以外を何とか引き付けて下さい!」

魔導士「…分かりました!」

それを聞くと魔導士は将軍の元へ伝令に走る。

戦士「盗賊!召喚士の援護だ、前に出るぞ!」

盗賊「…同意っ!!」

マジシャン「さーてと…」

魔王軍もミノタウロスの指示を合図に、多数の魔物が姿を現す。

空、地上、その数合わせて50匹を超える勢いである。

そして、魔導士が将軍の元へ辿り着き、言葉を伝える。

将軍「…分かった」

兵士長「よしっ!召喚隊!放て!!」

兵士長の号令と共に、召喚隊が一斉に召喚を始める。

白虎兵「出でよ!フェンリル!!」

青龍兵「出でよ!ワイバーン!!」

青年兵「出でよ!ワーム!!」

召喚隊50人により召喚された無数の召喚獣。

その姿は魔王軍にも劣らず、そして勇ましい姿である。
807 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 20:18:58.45 ID:6jFSrPko
戦士「す…すげぇ!!なんつぅ数だ!!」

召喚士「50体の召喚獣…圧巻だな…!」

兵士長「剣兵!召喚隊を護衛するぞ!」

剣兵「おうっ!!」

将軍「魔導士隊!剣兵へ防御の補助魔法!」

魔導士隊「詠唱します!」

マジシャン「さぁ…俺らも行くぞ!」

召喚士「攻城戦だ!無理に攻めないよう!」

戦士「おう!後ろは頼んだぞ!」

盗賊「…行くぞっ!」

シュッ!!ダダダッ…

兵士長「来たぞ!召喚獣…総攻撃!!」

青年兵「行けぇっ!」

まず、空からのガーゴイルに無数のドラゴンが襲いかかる。

空はあっという間に無数の羽に覆われ、暗がりを見せる。

地上からはヘルハウンドと呼ばれる魔物が地を蹴り、近づく。

しかし群れを成す一角に、多種の召喚獣が突撃する。

白虎兵「さぁ!ガルムの一撃を喰らえ!」

剣兵「あまり前に出るなっ!俺を盾にしろ…マズイっ!?」

ヘルハウンド「グアオォっ!!」

ボオォォォッ!!

魔導士隊「ファイアーウォール!!」
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 20:28:17.28 ID:tbDNzdQo
ユニコーンとかの召喚獣って1種類1匹しかいない設定?
809 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 20:29:25.49 ID:6jFSrPko
バシュウゥゥ…

剣兵「すまん!助かるっ!」

兵士長「左が手薄だ!左から攻めよっ!」

剣兵「うおぉーっ!」

ガキイィィン!!キイィン…

魔導士「それでは皆さん!頼みます!」

将軍「うむ!君らも…頼んだぞ!」

魔導士「はいっ!!」

タッタッタ

将軍「負傷した者は後方へ下がれ!治療を優先せよっ!」

プリースト「…はぁっ!」

キュイィィン

青龍兵「っ…!悪りぃ…次こそっ!!」

空と陸では国軍と魔王軍、一進一退の攻防が繰り広げられる。

ドズウゥゥン…

後方より再び轟音が響き渡る。

ミノタウロス「ふー。人間相手に何をやってるやら」

召喚士「…ミノタウロス!!」

ミノタウロス「…こんなところまで進軍を許すとは」

召喚士「今度は…負けない!!」
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 20:41:52.31 ID:omxpMgAO
キタ----(゜∀゜)----!!!
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 20:42:57.24 ID:2vmWd6AO
すまん
細かいこと言うが召喚師隊は30人じゃなかったっけ?
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/11/08(日) 20:53:16.45 ID:t7kdTy60
>>811
30人「補充」だから50人でも問題ないかと。
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 20:54:15.43 ID:omxpMgAO
>>811
敵を欺くにはまず味方を欺いたんだよォ
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 20:56:44.74 ID:1a3e78co
ここでこまけぇこたぁいいんだよのAA貼らないとはどうしたものか
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 20:59:07.23 ID:6jFSrPko
>>811
すいません!30が正しい数字です。編集が誤植したようです!あわわ…
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 21:07:43.39 ID:nNI2lHgo
かわいい・・・くない
817 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/08(日) 21:16:28.37 ID:6jFSrPko
マジシャン「さぁ見せてやれ!お前の力を!」

召喚士「ふーっ……行けっ!コカトリス!!」

シュイィィン

コカトリス「……」

ミノタウロス「おーおーおー!お前…あの時の!」

召喚士「喰らえぇっ!」

ゴオォォォッ!!

ミノタウロス「だからー効かねぇって…」

ミノタウロスは両手で斧を持ち、それを扇ぎ突風を巻き起こす。

コカトリス「なかなか…良い魔翌力だぞ!」

石化の息は突風の壁に当たるが、更に勢いを増す。

ミノタウロス「…ん、なに…?」

危険を察知したミノタウロスは大きく跳躍し、要塞の背後へ飛ぶ。

ズズウゥゥン!!

召喚士「…はぁっ!…はぁっ!…くそ…」

ミノタウロス「おい小僧…貴様この短期間で…」

マジシャン「距離を詰めろ!」

掛け声と共に戦士と盗賊が要塞の脇を抜ける。

マジシャン、そして召喚士も後に続く。
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 21:20:11.46 ID:5gwlxRg0
saga
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2009/11/08(日) 21:22:39.81 ID:GkY/Nzso
>>818 ?
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 21:23:49.58 ID:b1Dt4gko
魔翌翌翌力でしょ
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 21:26:09.25 ID:Apobf0Q0
要塞ってそんなに大きくないの?
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 21:27:25.76 ID:GkY/Nzso
>>820 あ〜なるほど脳内変換されてたわ
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 21:31:07.31 ID:ckoN/UDO
少し落ち着こうか
ミノケンタ
824 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 21:31:29.83 ID:6jFSrPko
兵士長「よしっ!制空権は我が軍が取った!」

将軍「剣兵を白虎隊の護衛へ集中させろ!」

兵士長「はっ!剣兵!左だ、固まれ!」

剣兵「うおぉ!」

ガキイィン!!

白虎兵「もうすぐだ…道が拓けるぞっ!」

青年兵「くっ!…!?あ……あれ!見ろっ!」

剣兵「ミノタウロスが…要塞から退いている…?」

プリースト「…あぁ…間違いない」

将軍「……よしっ!青龍隊!続けっ!」

兵士長「魔導士隊もだっ!要塞を制圧するぞ!」

青年兵「よぉし!…いける…いけるぞ!」

将軍を筆頭に無数の龍型召喚獣、そして青龍隊が要塞へと向かう。

剣兵と白虎隊は地上の魔物を味方に近づけぬよう、前線を押し上げる。

バシュッ!!

剣兵「踏ん張れよ!」

白虎兵「ここが勝負だぞっ!」

魔導士隊「絶対に…負けられるか!」

魔王軍は国軍に押され、ほぼ壊滅状態まで近づいていた…。
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 21:33:28.59 ID:6jFSrPko
ふぅ…今日は疲れてるのかな…gdgdすぎる
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 21:33:39.88 ID:oIQAPMDO
wktk
/\___/ヽ +
+/""" """:::\
|(●), 、(●)、|
| _ノ(,_、)ヽ_ :|
| トェェェイ ::|+
\ `ー--′.::/
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 21:34:30.21 ID:Apobf0Q0
これ死亡フラグじゃね?
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 21:40:10.71 ID:2BMQ5NM0
>>1おつー
続きが待ちきれないあああああああああああああああ
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 21:44:04.23 ID:ckoN/UDO
さあさあ
面白いよー
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 21:44:15.49 ID:39z8kaMo
どこがgdgdなんだか・・・
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 21:57:54.77 ID:dTXFRWYo
gdgd = good good
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 21:59:27.21 ID:1a3e78co
ちがうだろ
gdgd=gayday gayday
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 22:01:36.55 ID:wSqALEAO
魔翌力
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 22:17:23.29 ID:jUv.P2DO
がんばれー
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 22:17:24.92 ID:Apobf0Q0
>>1はもういないの?
836 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 22:19:01.02 ID:6jFSrPko
タッタッタ…

戦士「なんつうジャンプ力だ!」

マジシャン「あの巨体だ!間合いを詰めて張り付いた方が有利だぞ!」

召喚士「・・・はぁっ…落ち着いて…魔力を…」

タッタッタ

盗賊「……行く!」

先頭を走る盗賊のスピードが増す。

ミノタウロス「ふんっ!」

ミノタウロスが斧を振りかぶる。…が、盗賊の姿は正面にはない。

盗賊「りゃっ!」

背後に回り込んだ盗賊の短剣がミノタウロスのふくらはぎを斬り付ける。

ザシュッ!!…ドズンッ!!

ミノタウロス「むっ…!」

不意討ちに虚をつかれ、ミノタウロスは仰け反る。

盗賊(やはり…致命傷にはならないっ!)

盗賊は一度離れ、距離を取りつつ再び駆ける。
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 22:20:45.19 ID:Apobf0Q0
>>1きたー!
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 22:25:39.94 ID:ckoN/UDO
盗賊というかアサシンちゃん!
839 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 22:32:25.45 ID:6jFSrPko
召喚士(盗賊さんの一撃で…傷が出来た!!)

盗賊「…もう一度!」

盗賊と同時にコカトリスも急降下し、ミノタウロスに近づく。

戦士「うおりゃあっ!!」

盗賊は再び背後へ回り込み、短剣を振りかざす。

しかし、ミノタウロスは体の向きを左に変え、盗賊の位置を掴む。

盗賊「…!!」

ミノタウロス「同じ手は…効かんよ」

ミノタウロスの左拳が盗賊を殴りつける。

バキィィィッ!!

マジシャン「はぁっ!」

ピイィィン

その刹那、盗賊の周りを岩のような壁が守る。

盗賊は後方に飛ばされるが、後転し片膝を着いて着地する。

盗賊「っ!!(痛みが…ほとんどない…!?)」

マジシャン「ふー…危ねぇ危ねぇ…」

召喚士「コカトリス!傷口にっ!」

コカトリス「…分かっておる!」

左のふくらはぎに出来た小さいな傷口にコカトリスの尾が刺さり、毒の一撃を与える。

ミノタウロス「…グッ!…小賢しい!」
840 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 22:41:45.43 ID:6jFSrPko
将軍「要塞は…!?」

青龍兵「気配は…ないようですっ!!」

将軍「よーし…一挙に制圧するぞ!突撃っ!」

青年兵「おぉっ!!」

後方では憲兵と白虎隊がヘルハウンドを次々と葬る。

白虎隊「フェンリルを中央へ!剣兵!抜けろっ」

剣兵「そりゃあっ!」

タタタッ!!ザシュッ!!

白虎隊「中央を破った!剣兵に続け!」

プリースト「おうっ!」

兵士長「前衛は要塞に入ったぞ!遅れを取るな!」

剣兵「おぉっ!!残党には構うな!合流が先だっ」

ダダダッ…タッタッタ

魔導士隊「むっ…白虎も抜けた!後ろから来る残党を相手にするぞ」

青年兵「はいっ!」

魔導士隊「詠唱開始!…氷で一掃だ」

青年兵「さぁ、ワーム!力を見せつけてやれっ!!」
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 22:48:02.63 ID:yLgIYEAO
wwktk
ここ何日か遭遇率高いわww

ガンガッテ
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 22:53:34.43 ID:9B0G.sAO
wwwwktk
843 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 23:00:52.14 ID:6jFSrPko
ミノタウロス「ふー…もう終わりだ…くたばれぇぇ!」

ミノタウロスが巨大な斧を振り下ろす。

戦士「させっかよぉーっ!!」

戦士は飛び上がると、剣をミノタウロスに向け斬り上げる。

魔導士「やぁっ!」

戦士の振りぬいた剣にめがけ、魔導士が炎を放つ。

魔導士「間に合った!」

マジシャン「さぁ…更に倍だ!!」

マジシャンの放つ光が戦士の両腕を包み込む¥み、攻撃力を増す。

戦士「うおぉぉっ!」

ミノタウロス「ぐぬうぅぅっ!」

斧と剣が激しくぶつかり合うが、戦士の剣が巨大な斧を貫き、

ミノタウロスの右腕を燃やし、地響きと共に右腕は地面に落ちる。

ズウゥゥン…

ミノタウロス「ぐぬっ…!バカ…な!?」

ミノタウロスは予想だにしない出来事に、動きを止める。
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:01:32.80 ID:coOExgDO
wwkkttkk
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:02:40.56 ID:G8UodL60
熱い展開だ
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:07:52.60 ID:njf/YR.0
これだけ期待しながらF5を押すことがあっただろうか
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:08:05.46 ID:YEqprgDO
wktkが止まらない
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:09:04.24 ID:iGV0fowo
魔法剣すげえww
849 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 23:12:41.68 ID:6jFSrPko
召喚士「さぁ…トドメだ…!」

その時、盗賊がミノタウロスの背後にある橋より、気配を感じる。

盗賊「…!?…な…なん…!?」

その気配の大きさ、恐ろしさに声を発する事が出来ない。

ミノタウロスを始め、除々に気づき始める。

ミノタウロス「…軍団長…様だ!」

ミノタウロスは右足で戦士を蹴り飛ばす。

マジシャン「アースウォール!」

ピイィィン

戦士の周りにまたも土のような壁が出来上がる。

ドゴォォォッ!!

戦士「ぐっ…!!」

盗賊「はっ…!戦士!」

タッ!!

召喚士「盗賊さん!頼みます!」

ミノタウロス「どこを見ておる!」

ミノタウロスが左拳を握り、召喚士めがけて殴りつける。

青年兵「ワーム!!」

声と共にワームが左腕に体当たりし、左拳は空を切る。
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:16:59.53 ID:9XPZ1S6o
これは・・・
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:19:57.56 ID:Apobf0Q0
おい…これって…
852 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 23:26:08.03 ID:6jFSrPko
召喚士「コカトリス!さぁっトドメだ!!」

コカトリス「貴様…まだ魔力が増幅するか…」

召喚士「足りるかっ!」

コカトリス「ふっ…充分だ!」

召喚士「行っけえぇぇっ!!」

ゴオォォォォッッ!!

ミノタウロス「しまっ……!?」

竜巻のような石化の息はミノタウロスの全身を包み…完全に石と化した。

タッタッタ

マジシャン「橋のヤツは任せろ!要塞まで下がれっ!」

そう言うとマジシャンは橋を目掛けて駆け出す。

盗賊「う、うむっ!」

盗賊は戦士を肩に抱え、要塞を目掛け駆ける。

戦士「大丈夫…だ。走れるっ」

盗賊「…分かった!」

タッタッタ…

青年兵「…やっ……た」

魔導士「ミノタウロスを……」

召喚士「…はぁっ…っ!…やった」

青年兵「うおぉーっ!やった!やりましたよーっ!」

召喚士「う…うおぉぉぉっ!!」

召喚士は空を見上げ、咆哮した。
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:30:04.97 ID:I097m06o
やった!!
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:31:08.71 ID:L1Lv/Sco
今橋へ行ったら・・・
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:32:04.30 ID:pNstlloo
マジシャンフラグ立ってる気が
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:32:34.64 ID:39z8kaMo
マジシャン・・・
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:33:35.41 ID:Apobf0Q0
空を見上げ………
858 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 23:33:40.00 ID:6jFSrPko
グラッ…

青年兵「…!!」

ガシッ!

青年兵「し、召喚士さん!?」

コカトリス「…魔力の使いすぎだ…退け」

シュイィィン

青年兵「…わ、分かりました!」

盗賊「魔導士!!」

魔導士「盗賊さんっ!戦士さんっ!」

戦士「要塞まで退くぞ!急げっ」

魔導士「は…はいっ!兵士さんっ、召喚士さんを!」

青年兵「はいっ!!」

タッタッタ

橋の向こう側からマジシャンの元へ、一つの影が近づく。

ザッザッザッ

その姿は、鎧に身を包み、剣と盾を携えた人であった・・・。

その姿にマジシャンは一瞬驚きを見せるが、目つきが変わり男を睨む。

マジシャン「………魔剣士!!」
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 23:35:06.88 ID:KiO0ff.o
ん・・・・・・
確か師匠のPTってあfsじっざkdpfしffd
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:38:09.64 ID:TbImckAO
ギャーオジサマー!!><
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:41:25.49 ID:Apobf0Q0
まさかこのけn(ry
862 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 23:44:18.92 ID:6jFSrPko
魔剣士「……何だ、お前か」

マジシャン「……」

魔剣士「…何か言いたそうだな」

マジシャン「……てめぇ」

魔剣士「…焦るなよ。殺る気はない」

マジシャン「……」

魔剣士「…今は、な」

マジシャン「…そうは…いかねぇよ!」

マジシャンが巨大な炎の塊を魔剣士に向けて放つ。

ドドンッ!!ゴオォォォォッ!!

炎は魔剣士を直撃し、橋の反対側まで吹き飛ばす。

マジシャンは吹き飛んだ魔剣士を追い、走り出す。

マジシャン「……ちっ!!」

魔剣士「……無駄だ。お前に俺は倒せないよ」

それでもマジシャンが攻撃の構えを見せるが、直後に男の声が響き渡る。

師匠「まぁ待てっ!」

マジシャン「……師匠!?」

魔剣士「…ほぅ、……これまた懐かしい顔だな」
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:45:09.23 ID:lQWbSn6o
かつてのPTメンバーにして最凶の敵現る!!ってとこか。
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 23:46:09.41 ID:KiO0ff.o
ん・・・・・・
確か師匠のPTってあfsじっざkdpfしffd
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/08(日) 23:46:31.36 ID:g9OZEQDO
最高だ
繋がってきた
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:51:13.14 ID:Apobf0Q0
一人居な…何でもない…
867 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 23:51:22.29 ID:6jFSrPko
〜要塞〜

青年兵「プリースト!みんなをっ!」

プリースト「こっちだ!」

戦士「大丈夫だ…直撃は受けてねぇ…」

将軍「おぉ、戻ったか!…!?召喚士!」

魔導士「大丈夫です!…魔力を使いすぎて…」


兵士長「さぁ、こっちに運べ!」

盗賊「戦士、お前もだ」

戦士「っ…かっこ悪りぃな…へっ!」

ザッザッザ…

盗賊「か、かっこ良すぎだっ!バカ者っ!」

白虎隊「ミノタウロスは!?」

青年兵「召喚士さんが…やったよ!」

剣兵「そうか…そうか!やったぞ!」

魔導士隊「うぉーっ!勝ち鬨を上げろ!」

青龍兵「俺達の勝利だっ!勝ったんだぞー!」

魔導士「やりましたね…私たち…」

盗賊「あぁ…やったぞ…!」
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:53:50.40 ID:YEqprgDO
悪堕ちしおったか…!
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/08(日) 23:54:01.05 ID:Apobf0Q0
盗賊デレktkr
870 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/08(日) 23:58:26.81 ID:6jFSrPko
師匠「…15年振りに揃い踏みってか!ガハハ」

魔剣士「…ふっ…相変わらずだな」

師匠「てめぇも姿形まで当時のままか…」

マジシャン「おいコラ!何を戯れてやがる!!」

魔剣士「……」

師匠「何だお前?再開を祝そうぜ?」

マジシャン「てめぇ…」

師匠「冗談だよ、冗談」

魔剣士「……さて」

ザッ

マジシャン「…逃げんのか?」

魔剣士「…お前らは勝てると思ってるのか?」

師匠「……」

魔剣士「…逃げるか。俺は……ずっと逃げっぱなしだよ」

マジシャン「……くっ!」

魔剣士「……じゃあな」

師匠「……けっ!キザなやろーだ!」

魔剣士は背を向けると、そのまま森の奥へと去って行った。
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 00:00:01.28 ID:n2N89QAO
これは・・・熱い
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:01:48.33 ID:/PAYhEDO
なにこれ昔仲間フラグ?
気になりすぐる
873 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 00:04:29.10 ID:s.ptjNUo
占い師「……冷たい目」

師匠「あぁ…やだやだ…」

占い師「さ、戻りましょう?身体に障るわよ…」

マジシャン「おい…」

師匠「あ?」

マジシャン「身体…大丈夫なのか?」

師匠「いんや…持って半年かな…」

マジシャン「ハッハ!死に損ないが戦場見物かよ!」

師匠「おめぇだって魔力半分持ってかれて、今更パーティーごっこかよ」

マジシャン「てめぇが行けっつったんだろ!」

師匠「あん?おめぇの酒代いくらしたと思ってんだ!」

マジシャン「………あーバカらし」

師匠「……まったくだ」

マジシャン「…なぁ?」

師匠「あ?」

マジシャン「良い弟子…育てたな」

師匠「……秘蔵っ子だからな」

マジシャン「……ハッハッハ!」

師匠「…ガッハハハ!!」
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 00:05:41.99 ID:EHvj1Fc0
しえんけん!
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:06:37.58 ID:eyeYr2AO
あまりの重さにレスが全て同じになった

コエー
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 00:06:38.00 ID:igL.kSE0
兄弟みてえだなこいつら
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:12:41.69 ID:xL4/fz6o
パー即に支援はいらないよ
878 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 00:12:56.28 ID:s.ptjNUo
占い師「師匠…そろそろ…」

師匠「あぁ、行くかね」

マジシャン「……」

師匠「あー…おい」

マジシャン「何だよ?」

師匠「おめぇと会うのもおそらく最後だ…」

マジシャン「…だろうな。ハッハ」

師匠「アイツら…頼んだぜ」

マジシャン「…ふーっ、厄介な頼まれ事だこと…」

師匠「…ほらよ!」

ヒュッ…ガシッ

師匠「…最後の師匠酒だ。じゃあな」

スタスタ…

マジシャン「………じゃあな」

タッタッタッタッタ…



第五次海峡討伐作戦、及び第一次ミノタウロス討伐作戦。

国軍:死者0名、負傷者13名(重軽傷)

ワーカー:死者0名、負傷者2名(軽傷)

魔王軍本体:死者53名(全滅)

魔王軍援軍:死傷者0名(帰還1名)

国軍の記録には以上のように残されている…。

〜第四部、完〜
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:13:12.32 ID:xso5M3s0
マジシャン現役どんだけ強かったんだよ
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:15:02.92 ID:s.ptjNUo
ちょっと横道逸れた&誤字ヒドスギでしたが…なんとか週末で突破しました
次回は戦後処理からのスタートですね!では!ノシ
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:15:32.51 ID:uEQDujM0
長年パーティー組んでると兄弟みたいな仲になるもんだぜ
俺もそうだったし
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:16:09.00 ID:mnGNwu6o
ナイスサモン!
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:17:32.57 ID:xso5M3s0
乙!
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:18:57.20 ID:eyeYr2AO
乙!

占い師ってどこからきたんだ?
2日分くらい一気に読んだから飛ばしちゃったのかな俺………
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:20:38.15 ID:Vy.0v.AO
おつう
占い師ひっそりしててかわいい

青年兵がさりげにコカ様と話せてるのがいいっね
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:21:24.46 ID:7Y9KG6DO

青年兵死ななくてよかった
887 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/09(月) 00:22:40.31 ID:s.ptjNUo
週末も沢山のご支援ありがとうございました!
それでは、おやすみなさい!ノシ

盗賊「レ、レスは…そのっ…ぜ、全部読んでるぞっ!///」

タッタッタ…
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:22:45.90 ID:d0LO/z.o
乙!

ところで>>1は専ブラ使ってるの?
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 00:22:54.23 ID:39aXk2AO
乙ー

>>885
確か学校では教えてくれないことだったなww
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:23:52.91 ID:QDnSweAo
>>888
ヒント ID末尾
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 00:29:00.29 ID:TX9ufESO
相変わらずおもしろいなー

次回も期待するわ
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:30:34.10 ID:hWPJVK6o
成長過程がよく書かれてておもしろい!
おつ!
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 00:32:12.88 ID:uT3vDsw0
僕の股間のワイバーンに補助魔法をかけてほしいな魔導士ちゃん!ブヒョヒョ
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:34:38.87 ID:GsWTAGYo
>>893
エターナルフォースブリザード
おまえはインポだ
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 00:35:49.93 ID:JlcDcwo0
>>894
やめて!
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:38:19.92 ID:zVM3sMDO
魔導師ちゃんに何か奢ってやるぜ!
支払いは俺に任せろ!
バリバリ
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:41:51.30 ID:91rETgAo
マジシャンなら良いよ
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:42:00.99 ID:Nz.C6yUo
やめて!
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:44:42.66 ID:qZTTLoDO
>>1
戦闘かっこよかった!
続き楽しみにしてます
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 00:52:17.38 ID:d0LO/z.o
>>890
パー速は専ブラも末尾変わるのか
Janeなら、設定>基本>書き込み>メールでsage sagaしちゃえば楽かと思われ
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 01:32:25.36 ID:vnZ7.RQo
ギコナビならツールのコテ半設定でいけるぜ
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 02:25:34.23 ID:YiCY6wDO
>>1オツカレサマデシタ
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 04:05:49.58 ID:1CdVdcAO
一生ついてく
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 04:09:31.64 ID:iEF9VwUo
>>1乙!

魔導士ちゃんのかわいさは異常
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 05:01:00.86 ID:8nqtrEAO
続かないから見てるぞ頑張れ
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 06:10:54.88 ID:Omd7cUDO
青年召喚士が召喚獣と話したことがないってのは
話し掛ければ普通に返してくれるのを知らないだけなのか?
何か特別なスキルとかは必要ないのか?
907 :魔力 [sage]:2009/11/09(月) 06:49:54.65 ID:LhaykMDO
魔翌力

てす
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [魔力]:2009/11/09(月) 06:51:08.11 ID:LhaykMDO
てす
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 07:36:16.61 ID:wB7EP.AO
パーティーの年齢が気になる
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/11/09(月) 07:45:22.58 ID:zlEnxMko
魔力 てす
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 09:15:02.11 ID:EuJu2pYo
今日も楽しみです!!
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 09:22:49.46 ID:zMLnewDO
今日中に次スレ行きそうだな
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 09:36:04.54 ID:Il7/nYAO
>>906

>>1が書いてただろ
914 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/09(月) 09:42:24.91 ID:nGQi6t6o
おはようございます!月曜は仕事溜まってるので
投下ペースも遅くなります…てか実は先の展開も考えてな(ry
残り100切っちゃったけど、このまま続けて良いですかね?
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 09:47:42.57 ID:BEUiwyso
話を終わらせるまで
続けていいと思うよ

916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 09:49:00.87 ID:0N5VG62o
次スレ行くとしたら誘導がしっかりしていれば問題ないと思うよ
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 09:49:52.03 ID:EuJu2pYo
>>914
オハヨウ御座います。
コッチも仕事しながら気長に待ってます。
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 10:19:57.25 ID:/gjm/8co
今一番の楽しみがこのスレです
いつもありがとう
マイペースで続けて下さい
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!蒼_res]:2009/11/09(月) 10:27:10.88 ID:6ILS0MSO
もう一個のスレ落ちてなかったからageてきた
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2009/11/09(月) 10:32:55.36 ID:nGQi6t6o
んじゃお話の途中で次スレ行っちゃいますけど、
続きますね↓ 次スレは重複から使って行きましょうか
921 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 10:34:44.86 ID:nGQi6t6o
・・・

召喚士「・・・ん」

戦士「…おっ!」

召喚士「…やぁ」

戦士「…おう」

召喚士「……俺ら…カッコ悪いな…はは」

戦士「……まったくだ」

召喚士「でも…やったな」

戦士「あぁ・・・やった」

召喚士「よ…っと…」

戦士「立てるか!?」

召喚士「あぁ、大丈夫…」

戦士「みんな待ってるぜ」

召喚士「……うん」

・・・

プリースト「おっ!来たぞっ!」

白虎兵「ヒーローの登場だ!!」

剣兵「よっ!待ってました!」

魔道士「……おかえりなさい」

召喚士「………ただいま」
922 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 10:42:45.23 ID:nGQi6t6o
魔道士「エヘヘ!ほらっ、盗賊さんも!」

盗賊「ふぇっ!?…い、いやっ!…」

戦士「…?」

盗賊「……ぅ」

ダダダダッ!!

戦士「……何だ?」

魔道士「何でしょうね?ふふっ」

マジシャン「ボソッ…お・か・え・り!」

ビクゥッ!!

召喚士「!!…ま、マジシャンさん」

マジシャン「いやー…よく頑張ったな!ハッハ!」

召喚士「いや…皆さんのお陰です!」

戦士「でもコカトリスの一撃、すげぇ威力だったぜ!」

マジシャン「おー、ありゃあ大したモンだったわ」

召喚士「ありがとうございます」

魔道士「マジシャンさんは無事だったんですね!」

召喚士「…?」
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 10:45:38.35 ID:wB7EP.AO
(・∀・)わ〜い!
924 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 10:53:29.36 ID:nGQi6t6o
戦士「…そういや!軍団長とか…何とか」

召喚士「……そういえばミノタウロスが言ってたな」

魔道士「マジシャンさんが食い止めてくれたんですよ!」

マジシャン「いやぁ・・・ミノタウロスがやられたら退いて行ったよ」

召喚士「そうですか…」

戦士「まだ上がいんだよな…くそっ!」

マジシャン「まーあちらさんも相当戦力を失った。しばらくは来ないだろ」

魔道士「そ、そうですよね!」

召喚士「………」

青龍隊「おーい!英雄達!早く酒を注がせてくれぇ!」

青年兵「召喚士さーん!食事も冷めちゃいますよ〜!」

マジシャン「ほら…今日は勝利の美酒にだけ酔いしれて来い!」

戦士「悩むのは…後だな!」

召喚士「ははっ、そうだな!ごめーん!今行く〜!」

タッタッタッタ

マジシャン「……ハッハ!」
925 : ◆1otsuV0WFc [sage]:2009/11/09(月) 11:01:03.81 ID:nGQi6t6o
〜夜更け〜

要塞の見張り場からマジシャンは外の闇を眺める。

マジシャン「……」

マジシャンは師匠酒の瓶を見つめている。

グイッ…キュポン、ゴクッゴクッ・・・

マジシャン「ふー…相変わらずうめぇや…」

カッカッカ…

足音に振り向くと、一人

将軍「ここ…でしたか」

マジシャン「…やぁ、閣下」

将軍「閣下はやめて下さい。将軍…で結構です」

マジシャン「閣下は閣下でしょ。それにアンタのが年上だし」

将軍「……15年…振りですか」

マジシャン「そうだっけか?…まぁ久々だわな。ハッハ」

将軍「……あの時は、本当に」

マジシャン「よしてくれよ…みんな必死だっただけでしょ」

将軍「あれから行方知れずと聞いて…」

マジシャン「ハッハ!そりゃ失礼だな。ただ旅をしてただけだよ…」
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 11:21:08.17 ID:s/selp.o
むむ、午前中から頑張ってくれてるのね。
仕事もあるならほどほどにな。

要らなくても支援。
927 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 11:42:58.45 ID:nGQi6t6o
将軍「貴公には命を救われたどころか…」

マジシャン「……」

将軍「色々と教えられましたな…」

マジシャン「……そうだっけか?忘れたよ」

将軍「勇敢と無謀を履き違えるな…今でも教訓です」

マジシャン「何度も言うけどな、お前の親父の口癖だよ」

将軍「私は…貴公に教えられましたよ」

マジシャン「勇敢であり、臆病であれ」

将軍「…いつのまにか、ただの臆病になってましたなぁ」

マジシャン「……俺もだ」

将軍「貴公が来てくれて思い出しました…勇敢さ」

マジシャン「逃げてるだけじゃ誰も救えねぇ…」

将軍「…まったくです」

マジシャン「老木も…若い芽に思い出させられたよ。ハッハ」

将軍「一応聞きますが…本国へ来ませんか?皆、歓迎しますぞ」

マジシャン「……俺は軍属にゃ、ならねぇよ」

将軍「…それでこそ大魔道士、マジシャン様…ですか」

マジシャン「……もう死んだ名前だよ。ハッハ」

将軍「…では、これにて」

将軍は敬礼をすると後ろを振り向き、階段を下りていく。

マジシャン「……ふー。酒が…冷えるねぇ」
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 12:01:31.47 ID:sf7AlEAO
なんかみんなに様々なドラマがあってカッコイイ(・∀・)!!
929 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 12:01:51.53 ID:nGQi6t6o
〜次の日〜

魔王軍を壊滅させ、要塞を奪取した国軍は、

即座に輸送隊を派遣し、要塞の復旧を開始した。

召喚士「……」

青年兵「あ、召喚士さん。ここでしたか!」

召喚士「青年兵くん。うん…中に居ても邪魔になるしね。はは」

青年兵「そんな事ないのに…すいません!」

召喚士「いやいや!気にしないで」



青年兵「やっぱり…凄かったですね」

召喚士「・・・ん?」

青年兵「召喚士さんの攻撃を目の当たりにして…」

召喚士「あぁ…まだまだ大した事ないよ。ははっ」

青年兵「いやっ…自分はこの歳で召喚士になれて・・・」

召喚士「…うん」

青年兵「少し過信していました…情けないです」

召喚士「いやっ…そんな」

青年兵「自分は…もっと訓練に励み、…召喚士さんのようになりたい!」

召喚士「……青年兵くん」
930 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 12:08:35.51 ID:nGQi6t6o
青年兵「あ!そういえば…自分、コカトリスと話せました!」

召喚士「そうかっ!ね、召喚獣とは話せるんだよ」

青年兵「感激でした・・・今度僕もワームと…」

召喚士「うんっ!ぜひ話し掛けてやって!」

青年兵「はい!大切な…戦友ですもんね!」

召喚士「……そうだね」

青年兵「お互い…道は違うけど、同じ召喚士です!頑張りましょう!」

召喚士「あぁ!頑張ろう!!」

青年兵「次会う時は…負けませんよっ?」

召喚士「はははっ!楽しみにしてるよ!」

青年兵「では!失礼します!」

召喚士「あ、はい!こちらこそ!」

青年兵「ぷっ…はははははっ!!」

召喚士「ははっ…ハハハハッ!!」

青年兵「それじゃ!」

タッタッタッタッタ…

召喚士(俺も…もっともっと頑張らなくちゃ…)
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 12:16:11.67 ID:s/selp.o
ひよっこPTかと思っていた
主人公チームはいつしかかけがえのない絆と
多大なる名声、貴重な経験を経て立派な冒険者に・・・・


うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁ
932 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 12:30:39.85 ID:nGQi6t6o
タッタッタッタ…

戦士「おう!召喚士見なかったか?」

青年兵「あっ!戦士さん。正門の脇にいますよ!」

戦士「サンキュッ!」

タッタッタ

戦士「あれ?…いねぇ…あっち…か?」

ザッザッザ…

召喚士「……」

召喚士は片膝を地に着き、右手で土を撫でる。

戦士「…おう、やっぱりここだったか」

召喚士「戦士…」

戦士は脇に抱えた師匠の蓋を開ける。

キュポン…トポットポットポッ…

戦士「…さぁ、弔ってやろうぜ」

召喚士「……あぁ」

タッタッタ

盗賊「……」

魔道士「…声、掛けて下さいよね!」

召喚士「はは…すいません」

戦士「さぁ…たっぷり飲んでくれ…」

召喚士「弓使いさん…プリーストさん……短髪さん」

滴り落ちる無色の酒は、あたかも涙のように落ち、土の中へ消えて行った…。
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 12:35:21.22 ID:sf7AlEAO
谷沢…お前を越える逸材が目の前にいるぞ

しかも、同時に4人もだ
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 12:35:56.57 ID:Z3GQmMAo
戦士は脇に抱えた師匠の蓋を開ける。
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 12:38:28.87 ID:5nWuvw2o
一瞬師匠が寝込んでる間に死んだのかと思ってびっくりしたww
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 12:44:20.35 ID:l5RXUwAO
>>935 俺もだwwww
937 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 12:44:21.76 ID:nGQi6t6o
〜午後〜

魔道士「だいぶ要塞も復旧してきましたね!」

戦士「早いな〜!さすが国軍、大したモンだぜ」

背後から聞き覚えのある大声が響き渡る。

マジシャン「よーし!ついて来い!ハッハ!」

将軍「いや…そ、そこまでして頂かなくとも…」

マジシャン「うるせーなぁ。俺の勝手だろ!さぁ着いて来い召喚士どもっ!」

ザッザッザッザ

魔道士「…何ですかね?」

召喚士「……何でしょうね?」

マジシャン「おー!おい、お前らも来い!」

召喚士「…!は、はいっ!」



盗賊「……なるほど」

魔道士「橋に結界を張るんですねー!」

将軍「う、うむ…我が軍でやると言ったのだが、マジシャン殿が…」

マジシャン「パパっと手伝った方が早えぇだろ?ハッハ!」

兵士長「ご協力頂けるとは…。感謝致します!」
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 12:45:51.87 ID:nGQi6t6o
>>934-936
ホントだ!これはヒドイww師匠涙目ww
分かってると思いますが師匠酒ですww
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 13:01:36.89 ID:Il7/nYAO
師匠の盖ときいて一瞬骨壺かと思ったがあっちは棺桶だから違うのに気づいたわ
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 13:03:23.62 ID:4Aa1r2DO
こんな流れだから言うけど、青年兵が話したのはコカトリスじゃなくてサラマンダーだよな?
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 13:05:00.71 ID:Y0vPpwAO
師匠酒と脳内変換余裕だったけど、それでも師匠死んだかと思ったwwwwww
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 13:07:19.89 ID:C3Ym6wso
>>940
>>858読めks
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 13:11:37.81 ID:nGQi6t6o
すいません!ほんとすいません!
折角のシーンが見事に台無し\(^o^)/

>>940
分かりにくくてすいません。
>>858の事を指してます。喋ったと言えるか謎ですけど

ところで皆様に質問させて頂きたいのですが…
1匹の召喚獣が重複ってアリですか?それともそれぞれ1匹のみですかね?
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 13:13:32.27 ID:EuJu2pYo
コカトリスが1匹だけってのも、生物学上不自然じゃないかい?
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 13:13:54.55 ID:U6fOHeAo
イメージを実現させるんだっけ
それなら重複してもいいんじゃね?
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 13:20:47.39 ID:sf7AlEAO
幻獣だから1匹でも変ではないだろ
じゃないと専属契約の意味もあんまりないし
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 13:22:00.26 ID:Z3GQmMAo
沢山いないと、召喚隊で召喚獣の取り合いになるぞ
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 13:22:47.65 ID:HWCgENYo
上級は1匹で下級召喚獣は何匹もいるぐらいじゃないか
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 13:24:10.33 ID:Z3GQmMAo
四神は1匹、細かいのは沢山、コカトリスは10匹くらい、とかそんなんじゃね?
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 13:29:44.94 ID:zYujcy6o
いっぱいいるのも、少ししかいないのも、1匹しかいないのも様々でいいとは思う
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 13:32:32.25 ID:J1uc/zIo
ザコほどたくさん居て高位になるほど少なくなるピラミッド方式って考えてた。
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 13:32:45.95 ID:0N5VG62o
雑魚少し上gらいまではワラワラ居た方が後々○○が○○匹居たのに一瞬・・・だと・・・?
とか何とか盛り上がり的にいいと思うって俺が言ってた
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 13:35:12.46 ID:nGQi6t6o
おぉー!多数のご意見ありがとうございます!
良かった。これで話が進みそうです。続き↓
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 13:36:04.33 ID:NyN352AO
話的にこれから召喚隊が結界張るから
弱い召喚獣とかは、いっぱい居た方が良いと思う
955 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 13:37:02.96 ID:nGQi6t6o
・・・

兵士長「青龍隊!白虎隊!精霊召喚!」

青龍隊「出でよ!サラマンダー!」

シュイィィン

白虎隊「出でよ!ノーム!!」

シュイィィン

マジシャン「ほれ、お前もだよ!」

召喚士「あ、はい!行けっ!シルフ!!サラマンダー!!」

シュイィィンーシュィィィン

戦士「おぉ!同時召喚!」

召喚士「基本精霊だし…このぐらいならね」

白虎兵「お・・・おい、見ろよ!」

青龍兵「あれがシルフか…生で見るのは初めてだ…」

青年兵「シルフと…サラマンダーまで!?しかも同時に…凄い…」

マジシャン「さぁてめぇら、配置につけ!」

橋の上、両端に召喚士隊が等間隔で並ぶ。

マジシャン「召喚士、お前は一番奥だ」

召喚士「はいっ…」

タッタッタ

マジシャン「よっしゃ!魔力注ぎ込んで結界張れっ!」

白虎兵「おおっ!」

青龍兵「さぁ!結界だ!」
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 13:41:27.38 ID:EuJu2pYo
召喚士が尊敬されてるのを見ると嬉しくなる。
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 13:43:02.75 ID:Il7/nYAO
最初はクリトリスとか言っちゃうような奴だったのにな
958 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 13:47:27.89 ID:nGQi6t6o
ピキイィィン…

マジシャン「国軍のヤツらも…優秀だな」

将軍「教えて切るのは…青龍先生ですから」

マジシャン「ほぅ!…あのジジイまだ生きてんのか」

マジシャンが橋の中央に立つ。

召喚士「さぁシルフ、サラマンダー。結界を」

サラマンダー「ほな、行くか!」

シルフ「はいはーい!」

マジシャン「はぁぁっ!!」

マジシャンが目を瞑り、詠唱を開始する。

戦士「おっさん…詠唱してんぞ?」

魔道士「おそらく…それだけ魔力を使うって事だと…」

盗賊「……」

マジシャン「お前ら!限界まで魔力吸い取るぜ!!」

ピキィィィィィン!!カカッ!!

マジシャンの手から放たれた光が、召喚士達を包み込む。

召喚士「…っく!…ぅ」

青年兵「…魔力が…吸われて…!」

そして精霊達の元へ輝きとなり、解き放たれる。

サラマンダー「おぉぉ!ごっつい魔力じゃ」

マジシャン「結界……結っ!!」

ドオォォォォンッッ…
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 13:48:37.06 ID:NyN352AO
今まで呼んでたサラマンダーは、召喚士が読んでるのか、それとも青年兵が読んでるのか
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 13:51:36.26 ID:mnGNwu6o
方位!定礎!結っ!滅!!
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 13:55:59.68 ID:sf7AlEAO
シルフとサラマンダー同時召喚してる時点で悶絶もんだよな
962 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 13:57:12.66 ID:nGQi6t6o
兵士長「…おぉっ………」

盗賊「…橋が……光って」

戦士「結界が…高く…柱に…」

魔道士「綺麗…」

召喚士「ぐおぉっ!…魔力がっ!」

青龍兵「こ、これ以上は…っ」

マジシャン「はぁーっ!…よしっ、終わったぞ」

白虎兵「…こいつは…凄い」

将軍「魔力が溢れ出とるわ…」

魔道士「橋に…光の翼が生えたみたい…」

スタスタ

マジシャン「ハッハ!なかなか詩人だな」

青年兵「はぁっ…はぁっ…」

召喚士「…2体は…キツかった」

サラマンダー「お前アホやのー。どんだけ魔力使う気やねん」

シルフ「アタシ一人でも全然充分なのに!」

サラマンダー「なんじゃワレ…ナメとんのか!?」

シルフ「何よ!この野蛮トカゲ!」

青年兵「…ははっ!召喚獣同士が…話をしてる!」
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 13:58:15.77 ID:8dS/soU0
>>956
その気持ち凄くわかるなぁ
自分の友達が尊敬されてて嬉しい気持ちというか誇らしい気持ちというか

それだけ召還士達に感情移入してるってことだろうね。
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 13:58:50.68 ID:amWoFno0
シルフにも穴はあるんだよな・・・ゴクリ
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 14:02:35.47 ID:mnGNwu6o
シルフたんハァハァ・・・。
召喚獣同士でも仲が悪いっていうか、
「こいつむかつく〜!」的な眷属とかとかあるのかなww
966 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 14:03:11.25 ID:nGQi6t6o


召喚士「あ、いたいた!白虎兵さん!」

白虎兵「あっ!これは召喚士様」

召喚士「様っ!?よ、よして下さいよっ!」

白虎兵「いえっ!そうはいきませんよ!なぁ?」

青年兵「ははっ!そうですね!」

召喚士「青年兵くんまで…勘弁してくれ…」

白虎兵「それで…何か御用でしょうか?」

召喚士「あっ、はい!実はお願いが…」

〜要塞前〜

白虎兵「ノームを!?…それは容易い事です!」

召喚士「白虎は一応…ユニコーンが呼べるんだけど…精霊がまだで…」

白虎兵「…珍しい方ですね!さすが召喚士様!ハハハ!」

青年兵「ユニコーンまで…まさか…全属性を!?」

召喚士「いや…実は玄武がまだなんだ」

青年兵「それでも3属性か…信じられない…」

召喚士「青年兵くん…キミのお陰だよ!ありがとう!」
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 14:05:01.24 ID:sf7AlEAO
さてはコンプする気か!
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 14:07:47.26 ID:ZyKnfKM0
青年兵「俺を踏み台にしただと・・・・・・」
969 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 14:09:45.64 ID:nGQi6t6o
白虎兵「では…出でよ!ノーム!!」

シュイィィン

召喚士「ジーッ…」

ノーム「………」

召喚士「…はい。ありがとうございます!」

白虎兵「はい」

シュイィィン

青年兵「…もう…いけるんですか?」

召喚士「うん…あとはノームの特徴を…」

白虎兵「はい。精霊特有の結界と、大地の恵みですね」

召喚士「大地の恵み?」

白虎兵「動きを封じられたり。重力を掛けられた状態を正常に戻す力です」

召喚士「なるほど…」

青年兵「……ゴクッ」

召喚士(イメージ…仲間を…救う…救いたい!)

白虎兵「魔力の増幅が…早いっ…!」

召喚士「行けっ!ノーム!!」
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 14:09:59.37 ID:amWoFno0
烈火を思い出す・・・仲間にした順の逆から召喚しないとry
971 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 14:16:02.44 ID:nGQi6t6o
シュイィィン

ノーム「……」

召喚士「やった!!出たっ!」

青年兵「お見事っ!!」

白虎兵「なんて…センス…いや、天才か!?」

召喚士「ノームさん!宜しくお願いします!」

ノーム「おぉ…若いのにいい魔力じゃの…」

青年兵「こ、こんにちは」

ノーム「……軍のモンか…いいか一度しか話さん。聞け」

青年兵「え!?…は、はい」

ノーム「ワシら召喚獣はお主ら軍の者が大嫌いじゃ」

召喚士「……!?」

ノーム「お主等はワシらを…何か、使い捨ての物のような扱いをしとる」

白虎兵「ノームが…喋ってる!?」

ノーム「何か事情があるようじゃが…お主等がそのような態度では」

青年兵「……」

ノーム「召喚獣は誰も付いて来ぬようになるぞ…」

召喚士「………」
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 14:17:09.07 ID:NyN352AO
また嫌われるのだろうか
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 14:20:26.75 ID:sf7AlEAO
今のところ、やっぱコカちゃんが最上級なんだろうか
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 14:22:21.14 ID:THeKAZMo
軍は召喚獣を道具としてみてる→嫌われてる
じゃないか?

話せることも教えないみたいだし
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2009/11/09(月) 14:25:09.30 ID:s/selp.o
ノームの台詞は主に青年兵向けかな?

召喚士に向けたのは最初にいい魔力だ、の部分だけで
召喚士を嫌いになってるわけじゃないよな?
976 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 14:26:03.89 ID:nGQi6t6o
青年兵「…変えます!」

ノーム「…?」

青年兵「自分が…変えて見せますっ!」

召喚士「……青年兵くん」

ノーム「…若いのぉ。幾つだ?」

青年兵「…20であります!」

ノーム「…世間も知らぬ小僧の戯言よ」

青年兵「…くっ!!」

ノーム「………」

召喚士「……」

ノーム「ふー…」

白虎兵「……」

ノーム「……期待せずに待っとるぞ。小僧」

シュイィィン

召喚士「…あっ!?……ははっ…」

青年兵「……ありがとうございます!」
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 14:26:37.55 ID:BVhVoUSO
そろそろ次スレか…
楽しみだ
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 14:28:59.03 ID:.ffGUP20
認められた青年兵がノーム限定で白虎召喚できるようになるとか?
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 14:30:23.14 ID:amWoFno0
師匠でさえ他属性召喚できないんだしそれは・・・
召喚士だけの固有スキルにしないとだめじゃね?
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 14:33:06.41 ID:.ffGUP20
たしかにw
しかし、今後の青年兵が出す召喚獣と青年兵の掛け合いが楽しみだ。
981 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 14:34:59.42 ID:nGQi6t6o
召喚士「……強く…ならなきゃね」

青年兵「…うっ…ぐっ、はいっ!」

白虎兵「青年兵…泣くなよっ!お、俺までな…うぐっ!」

召喚士「は、ははっ…さ、さぁ!戻ろう!!」



戦士「盗賊…」

盗賊「な、なんだっ!?」

戦士「…俺、お前にまた助けられちまったなぁ」

盗賊「…!?違っ…そ、そうじゃ…ないっ!」

戦士「はぁー…もっと、守れる力が欲しい…」

盗賊「…お、おまっ…お前は…つ、つ…」

戦士「お前を守りたい!!」

盗賊「ひぇあっ!?ひゃっ…っ!///」

戦士「召喚士も…魔道士も…皆を守れる力が欲しい」

盗賊「あっああっ!そそ、そうだっ…な!」

戦士「すまねぇ…ありがとな、盗賊…」

盗賊「……戦士」

ドクンドクンドクン…

魔道士「あ!いたいたー!夕飯出来ましたよー!」

盗賊「!!!??」

戦士「おっ!もうそんな時間か!よし、行くか!」

盗賊「おおお、おう!」

タッタッタッタッタ…
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 14:38:21.17 ID:8dS/soU0
ふむ、フラグブレイカーか・・・
983 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 14:47:18.45 ID:nGQi6t6o
〜深夜〜

剣兵「ご苦労様です!」

マジシャン「おう…」

将軍「お、お待ちをっ!」

マジシャン「ん?なんだよー…カワイイ子ならともかく…」

将軍「…はぁっ…はぁっ…」

マジシャン「オッサンが息切らせて…変質者だよ?ハッハ」

将軍「も、もう行かれるので?」

マジシャン「行きますよ〜。俺は負け犬の流れだ…ハッハッハ」

将軍「そうですか……しかしですね」

マジシャン「あ、そうだ。お前さんの同期のバーテン…」

将軍「…!?」

マジシャン「このずーっと先の港でバーやってんぞ」

将軍「……今更…どの顔で会えと…」

マジシャン「ハッハ!あっちもそう思ってんじゃないの?」

将軍「……」

マジシャン「メンドクサイ奴らだね。まー人の事言えねぇけど…ハッハ」

将軍「では……また必ず!」

マジシャン「おー、今度はバーテン交えて3人で飲むかね!ハッハ!」
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 14:58:17.48 ID:pFZqqEDO
しかし青年兵はともかく他の召喚師が複数属性にあまり驚かないのは違和感が(ryなんでもないです
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 14:59:19.34 ID:us20D5Yo
投下ペースが速くてうれしい反面あっと言う間に終わってしまいそうで怖い・・・


おれだけ?
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 15:02:11.72 ID:OGkyRDso
漫画描いてみたいけど画力ねぇ・・・
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 15:02:30.81 ID:J1uc/zIo
目指せ!part100!
988 : ◆1otsuV0WFc [sage saga]:2009/11/09(月) 15:03:18.47 ID:nGQi6t6o
〜次の日〜

将軍「そう焦る事もなかろうに…」

召喚士「いえ…まだしなくてはならない事が…」

将軍「そうか…おぉ、そうだ!おいっ!」

兵士長「はっ!!」

戦士「…?」

将軍「此度の作戦における報酬だ。今度は受け取って貰うぞ!」

召喚士「ははっ!…では、ありがたく」

盗賊「…こ、これは!?」

魔道士「こんなにですかっ!?」

将軍「諸君らには充分過ぎる功績を打ち立てた。これでは申し訳ないぐらいだ」

魔道士「あれ?マジシャンさんは?」

将軍「あぁ…」

兵士長「おや?会わなかったかい?昨日のうちに出発されたよ」

召喚士「マジシャンさん…(ありがとうございました…)」

戦士「では、行くとしましょうか!!」

魔道士「はいっ!出発ー!」

盗賊「…シュッパツー

召喚士「お世話になりました!」

将軍「一同ぉーっ!!敬礼!!」

兵士長「敬礼っ!!」

バババッ!!

青年兵「ありがとうございましたっ!!」

こうして召喚士達は、見事ミノタウロスを討ち、新たな冒険へ出発するのであった…。
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 15:07:01.32 ID:zVM3sMDO
毎日がジャンプの発売日みたいだ
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 15:08:31.24 ID:nGQi6t6o
キリよく終わったから次スレから再開しますね!

>>984
驚いてるんですが、ウマく表現出来ませんでした。
すいません…(多分「ざわ…ざわ…」な感じかと)

>>985
いやいや…お話はまだまだ…ふふふ

>>986
お願いします!どなたかぜひ描いて下しあww

>>987
し、死ぬ!wwでもソロモン72柱とか登場させれば相当引っ張れそうな…

いや、まずは第五部の話を考えろって感じですね。すいません
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 15:11:29.11 ID:sf7AlEAO
ペニス物語実写化してくれ!
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 15:11:34.17 ID:gB1syi6o
誰か次スレ頼む
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 15:13:33.02 ID:zThQFMAO
重複あるしそっちじゃない?
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 15:15:25.53 ID:gB1syi6o
>>993
そうだったね、スマンスマン。

んじゃ梅てイイのか?
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 15:17:32.82 ID:FXzM6z6o
埋める前に誘導頼む
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 15:17:41.23 ID:nGQi6t6o
一応誘導…。重複スレ再利用です
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257266712/
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 15:18:02.19 ID:zThQFMAO
>>1000ならシルフたんは俺の嫁
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 15:18:52.42 ID:8dS/soU0
次スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257266712/l50
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/11/09(月) 15:19:36.65 ID:sf7AlEAO
1000ならラムザ召喚士縛りでFFTやる
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2009/11/09(月) 15:19:36.75 ID:zVM3sMDO
面白い、この一言につきる
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

1000超えたのでHTML化の依頼をするでござるの巻
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1195554932/

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
オレは…クールだろうか? @ 2009/11/09(月) 14:21:54.80 ID:uLFF5CIo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1257744114/

【陣営戦】ガンダムバトル開催 ゾロ目でMS発掘 207機目【狙撃戦】 @ 2009/11/09(月) 13:40:55.82 ID:Omh1rfY0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257741655/

どす☆こい雑談用隔離施設 @ 2009/11/09(月) 11:06:53.32 ID:6Px/ODQ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257732413/

20クイズ避難所 Part42 @ 2009/11/09(月) 08:05:26.21 ID:MAHPoF2o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257721526/

らめぇぇ//帰って来ないと… @ 2009/11/09(月) 07:31:36.31 ID:8duAJkDO
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