占い師に『アンタ人生苦労しか見えない』といわれた僕が昔話 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 ：パティ ：2009/11/20(金) 13:38:59.20 ID:5P0.qyc0

暇なら僕の昔話に付き合いませんか？
受験生ですが息抜きに少しずつ書いていきたいと思います。

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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2 ：パティ ：2009/11/20(金) 13:39:48.29 ID:5P0.qyc0

……えっと。まず自分は女です。そしてハーフ。
僕っていう一人称なのは、僕が、兄が小学校まで物凄いブラコンで、
なんでもかんでもマネしてたからですね。

まぁ、ブラコン「だった」っていうのは、兄に幻滅したから。
小学校まではいい兄だったよホント……。僕の世話もよくしてくれた。
中学に入って立派なタラシとなり、高校に入って女を引っ掛けては家に持ち帰る日々。
おかげで妹は下ネタに全く動じなくなりましたよ。
むしろ下ネタでカチーンなってる同級生見て、からかうくらいの女になってしまったんです。

それで、今から書く話は、家族も織り交ぜつつ、僕の意味不明な友人を混ぜつつ、実は恋の話だったりする。
だが全然甘酸っぱくない。うん、本当に甘酸っぱくないと思う。

泣きたくなるくらい嫌な奴を好きになってしまったよ。

3 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/20(金) 13:41:42.14 ID:5P0.qyc0

とりあえず、入学当初から始めようかな。

僕は入学当初、根っから腐りきったオタであることを隠していた。
そういうの、出すの恥ずかしいって思って。
しかもすごくいい子ぶってた。
自分は結構な猫かぶりだったから。



……僕は、人の目とかすごい気にする子だったんです。
だからオタクキモいって言われるのが嫌だったんです。周りにはバレてたかもしれないけど。だから否定を続けた。


そんな時に出会った2人の少女。


オタク神とクーデレ。

4 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/20(金) 13:52:08.70 ID:5P0.qyc0

神との出会いは唐突だった。


クラスが決まり、あの新入生達の新担任が来るまでのぎこちない会話の中、
僕は見事に知らない人達にはさまれ、どうしようかと考えていた時です。

後ろにいる純情そうな顔の女の子ががたッと腰を椅子から少し上げ、こっちに身を乗り出した。
そしてそのくりんくりんの黒髪（TENPA）を揺らし、それでその上くりくりした目でいきなり僕にこう告げた。

「仲良くしようか外人ガール！？　あとごめん私オタクだから許してね！！　
隠したら負けかなと思っていますいええぇえぇぇぇーｗｗｗｗｗｗｗｗ」


うん、正直言うと………引きましたよごめんね神よ★


しかしいきなりハーフ顔の僕に声をかけるのはすごいと思いました。感動する。

それと、目からうろこだった。
僕はこんなにもオタをおおっぴろげにしている女の子を見たことがなく。
……いや、あったらあったでどうかと思いますがｗｗ

オタクであることを隠さなければこんなにパワフルなのか……。とか思った。
しかも結構人望がある。

なんか自分がオタであるのを隠すことが妙に馬鹿らしくなった、中学一年のの春（笑）

僕が「オタク」を褒め言葉として受け取るようになるのに、そう時間はかからなかったよ

5 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/11/20(金) 15:28:58.08 ID:MwSw76AO

暇だから続けてくれ

あと>>1は今何歳なんだ??

6 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/21(土) 15:10:32.88 ID:gFzGWf20

>おｋ続けるｗｗｗｗ
　僕は高校三年生だよ〜

7 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/21(土) 15:14:25.21 ID:gFzGWf20

……ってわけで、おおっぴろげになりました。
周りは最初驚きましたよ。

「いつの間にか遠いところに行ったな……」とか小学校からの友人達にもよく言われました。
……いや今も言われますｗｗｗｗｗｗ

その僕は蜃気楼だったよアハッ★

とにかく、それで僕はその子と学年ツートップオタクになってしまいました。
いや、でも結構楽しかった。

カラオケ行って電波ソングをおおっぴろげに歌うと、たとえ全然普通の子達でもいつの間にか乗ってきて。
えーりん大合唱とかｗｗｗｗｗｗ
救いようがねえｗｗ


そんで、クーデレとの出会い。

8 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/21(土) 15:21:44.80 ID:gFzGWf20

クーデレは……もう会ってたんだけど。

いや、同じクラスだったんだけど全然話さなかった子だったんだ。
いつも窓際で分厚い本を読んでた。
目が悪い子が自分の好きな席を選べるんだけど、その子はいつも窓際前から二番目を選んでそこでいつも読書。

おとなしい子だなっていうのが第一印象。

席替えして前後の席になった時は「気まずい……」って思ったくらい。

でも、いつの日のことだったか。
彼女がいつも窓際の光を借りて読書をしているのが、何故かちょっと気になって。
「何読んでるの？」って聞いたんです。

彼女はすました顔して、

「ゲーム攻略本」


と言い放った。

……えーっと。

真冬かYO！（＾ｐ＾）
いつも読んでたのかYO!　しかもテイルズライトノベルがよく見たらちらちらあるじゃねーかYO！　早く言えYO！

つーわけで僕が彼女に「仲間よ！」と言って抱きついたのが僕的に彼女との本当の出会い。

アニメ論議に入るとニコニコ笑った顔が見れたりするのが貴重で嬉しかった。
今では素敵な親友です。


……………ヤンデレな。

まぁ、その伏線は、後で拾います……。　

9 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/21(土) 15:36:01.32 ID:gFzGWf20

クーデレ……いや語弊があるからくーやんと呼ぶことにしよう。
やんの意味は今は深く追求しないでくださいなーｗｗｗｗ

くーやんとの出会い邂逅後、一ヶ月後くらい。
クラスの皆ともすっかり溶け込んだ僕達にやってきた地獄の門。

ちゅーかんSHI★KE★N


初めてのお試験。

僕は上に兄がいるのはいいが、なんか勉強しなくても点が取れるという……
心底くたばれバーローな兄だったわけで。

試験は三日前くらいから準備を始めるのが普通だと思っていたんです。
だって兄がそんなんだったから。それで五十番以内に入るような輩だったから。
自分もできるかなーと思って。

まぁ無理だよね。

そりゃー無理ですよね。


返ってきた成績は中の中の中ｗｗｗｗｗｗ　ド真ん中！
ショックで兄の寝顔に落書きした。右頬になんとなく、みつをの詩を書いた。


しかしそんな事態を真剣に受け止めたのが母。
上はデキる子だったのに下が凡人。

自分の子は両方とも天才だと思ってたのに！！っていう本音がだだもれトゥナイトでした。

10 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/21(土) 15:59:20.30 ID:gFzGWf20

数日後。
僕的にはもう、試験の結果？　なぁにそれおいしーの？ってな感じで忘れられていた頃。
母がとんでもNAI事を言いやがりよった。

「アンタァ！　お兄ちゃんの先輩さんにね！　アンタに勉強教えちゃるように頼んどったけんが！」
近くにいるのに大音量で叫ぶのがうちの母。

ハァ？
はい？　つまりアレですか、かてきょーですか。
しかも大学生だろうそれ先輩ってｗｗｗｗ（兄当時高校３年生）
スタイル抜群美女だろどうせｗｗｗｗ　兄、年上好きだからなー。

とりあえず、何が起こったのか兄に聞きに行くと殴られた。
落書きのことバレてたｗｗｗｗ　アハッ★

殴られた後の兄の話をまとめると、
一個上の先輩で大学に通っている人に、その日ゲームソフトを返しに会いに行ったらしい。
しかし、鏡の前で散々オサレをしていた兄。（ナンパされ隊）
当のゲームソフトを忘れてしまい、サーセンとへらへら笑って結局家に来てもらった。

するとうちの母がその池麺（あえて誤字）先輩に、なんか見栄をはりたくなったらしく、
「今丁度マフィンば焼こうとおもっとったけん、食ってかんね」
と嘘を付いて引きとめ、兄とその先輩と母で一緒していたところ、会話の80�lは身内のグチである母が、

「もうっ。うちの娘が頭悪くてね！」

みたいな話をし始めたという。（ザキを習得したい）

すると冗談でその池麺さん（あえてｒｙ）、冗談だろうが笑いながら
「じゃあ俺が教えましょうか？　勉強」
とのたまったところ、母が大喜び。
「まーーーッ！　いいの！　いいの！？　教えてってほんと！」
と、まくしたてたらしい。

多分先輩はそこで冗談スと言えなくなったんだろう、と兄が苦笑した。
おいおい母よ。


何この少女漫画展開。
鳥肌立つ。

100パーセント少年漫画派だった僕は、美女のがまだよかったと思ったのを覚えている。
あ、百合じゃないよ断じて（笑

11 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/21(土) 17:52:10.50 ID:gFzGWf20

僕は元々、年上美女に対しては従順で、年上男子にはツン。
なんだか全員兄と同じような接し方になってしまうんですよ。
年上美女は……自分が姉に憧れてたから。
とりあえず優しい美女がいれば「御姉様」と呼んでいたようなｗｗ

というわけで、初日、いきなり部屋で勉強道具と年上男子を投げ入れられた僕は、不機嫌でありました。
「俺、霧谷ね（仮）。教え方下手かもしんねーけどごめんなー」
いや爽やかに笑われても背中になんかぞわってぎゃああ鳥肌がぁぁぁうわあぁあぁぁあああ。
爽やかに免疫の無い自分の体が早速拒否反応。

12 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/23(月) 18:53:41.53 ID:daCnLS20

とりあえず後ずさったり、引きつった笑顔で頷いたり、ツンな態度を続けた。

すると谷やん（仮）は若干キレたらしく、
『チッ』
と僕の聞こえるか聞こえないかぐらいの音量で舌打ち。――でも
え……幻聴？
と思わせるような、満面の笑み。

「谷やん先輩……別に無理して教えなくていいんですよ？　母さんに言われたからやってるだけでしょ？　僕から言っときますし……」

若干怖くなった僕がこう切り出すと、谷やんはかぶっていた猫が
ず　　り　落　　ち　　た
ように「あぁそう？」と笑顔で切り返し、

「そうだよねー本当はね意味わかんねーよとか思ってたりしないよ別に。
なんでいきなり顔も知らない妹さんの勉強見ることになってるのか自分でもよく分からないしね、いやでも切り出したのは俺だし？　そりゃそうなるよねえアハハッ冗談だったんだけどね。どんだけだよ、とか、ちっとも、おもって、ないし？」

にっこり。

……別の意味で鳥肌again。

13 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/11/23(月) 19:16:46.93 ID:PPHzfQSO

先輩がマジキチなのはわかった

14 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/23(月) 19:30:00.83 ID:daCnLS20

マジキチ……YES、鬼畜外道な先輩だったんだよ、要するに。
にゃんこ被りな。
そこから先はアレだ。

スパルタ。

愛なんぞ微塵も感じないスパルタ。若干谷やんの笑顔というものが怖くなっていた。
俺ティーの真冬の如く（あ、分かんない？ｗｗ）
逆らえば何かとんでもないことになるというような気がして。
放課後、週２ペースでうちに来てご飯を食って帰る人だったのだが、
また母＆兄には優しいんだコレが。

「あの人鬼畜外道略して鬼道だYO！　怖いYO！」

って言っても全く信じてくれないくらいにね。
笑顔の使い分けって言うんですか？

15 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/23(月) 19:37:43.27 ID:daCnLS20

しかし学校の友人達の反応はこんなん。

「っはぁ〜〜〜！！ｗｗｗｗｗｗ
　そのSって所がまたたまらんやん！　馬鹿野郎めぐまれてんじゃねーか！ｗｗｗｗ
　Sを○×○して△▼して泣かす展開が入ってくると更に嬉しい」

これは神。
お前はとりあえず、帰れ。土に。
歩く２１禁が。

「ふーん……。逆らわなかったら何もされないんでしょ？
　いい成績取ればすぐに追い返せるよ。頑張ればいいやん」

と、クーデレmy親友。
それができたらとっくに追い返しているんだよYOU……。
キミとは頭の出来が違うんだぜ……。

実は、スパルタを受けているくせに、勉強しているくせに、
僕の頭は大して変わらなかった。
中の上くらいにちょっと進むくらいで、大きな壁にぶつかり、自分で勉強する気もまったく魔法のように起きず。
ずーっと中の水平線をただよっているだけ。
それがまた鬼道のカンに障ってしまうのだろう。　

16 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/11/23(月) 19:37:53.05 ID:PPHzfQSO

そういうやつこそいい子ぶってるんだろ

17 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/11/23(月) 19:39:17.02 ID:PPHzfQSO

>>15
そして更にスパルタの繰り返しなんですねわかります

18 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/23(月) 19:39:34.59 ID:daCnLS20

>>16それは……思うわｗｗｗｗｗｗ
　　自分はもう純粋ないい子と被りいい子の見分けがつかんｗｗｗｗ

19 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/11/23(月) 19:42:00.30 ID:PPHzfQSO

>>18
何となくわかるわｗｗｗｗｗｗ

人間誰しも信用できない　みたいなｗｗｗｗ？

20 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/23(月) 20:47:28.94 ID:daCnLS20

そうそうｗｗｗｗ
一人の嫌な裏側知ったらみんな鬼畜な一面持ってるもんだと思ってしまうよねｗｗｗｗ
自分も持ってないとは言い切れないしねぇｗｗ

21 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/11/23(月) 20:52:35.77 ID:PPHzfQSO

わかってしまうｗｗｗｗ
誰にも裏があるのか……ということはあの人もこの人も……ってなｗｗｗｗ

22 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/26(木) 13:10:44.66 ID:EMTRy8s0

そして、鬼畜外道の織り成す罰ゲームといえば、これも鬼畜。
あえて殴る蹴るを避け、モノマネを披露させるというもの。

「女の子を殴る蹴るなんてするわけないでしょ？
　……でも何もペナルティが無いわけにもいかないじゃんか」

にっこり。

……ってわけで

自分はマクロスのシェリルとランカのモノマネをよくしていた。
……ハイ？　ええ恥ずかしかったですよ！！あはははは羞恥プレイだと思います。
谷やんも結構オタクがかっていたので、ネタが何か分かってしまうとこが更に恥ずかスィ。
しかもそれが録音されてると知った日にはねぇｗｗｗｗ

何故自分にドラグ・スレイヴが撃てないのかと思いました。
スレイヤーズ懐かしい。

まぁ要するに。
この頃の自分は谷やんのことが嫌いでした。
死のノートを持った大学生はなんでこいつを裁かないのかとか考えるくらい。

23 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/11/26(木) 19:01:31.98 ID:xo0DLoDO

どこの国とのハーフ？

24 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/26(木) 22:57:31.10 ID:EMTRy8s0

>23
アメリカでございます。
釣りじゃないよｗｗｗｗｗｗ

25 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/11/27(金) 17:26:18.53 ID:oFoqQUDO

詳しいスペックぷりーず

26 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/27(金) 19:11:23.60 ID:elDkAng0

>>25
スペックかーｗｗｗｗ
うーん、ハーフだからねー……不細工ではないと思うよｗｗ

とりあえず一般的な恋愛は普通に経験できるレベルかな。
男の子三人、……女の子2人に告白して頂ける程度です。ハイｗｗｗｗ　あんま突っ込まないでｗｗ
らき★すたパティに似てるらしい。外見か内面か分かんないけどｗｗ

27 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/27(金) 19:18:04.89 ID:elDkAng0

で、まぁ。
嫌い……だったんだけど。
僕がある日、友達と大喧嘩しちゃって、泣きながら帰ってきたんですね。

でも谷やんには見られたくないから、顔伏せて
涙こすって、なるべく顔見られないように二階に駆け上がった。
そんでベッドに顔突っ込んでうがあぁぁぁーッて喚いてた。

……そしていつの間にかレディの部屋を勝手に開けて普通に僕を眺めている鬼畜。

谷「………何してんの？」
パ「………空中クロールのレッスン」
谷「お前思いつきのボケを口に出すのやめろって言っただろｗｗ」

谷やんはそれだけ言って僕の頭をベッドに逆ダイブさせて、隣に座った。

パ「………何してんの？」
谷「お前の醜態を見に来た」
パ「空中クロールで帰れ」

半分嘘だ、とか言って笑う谷やん

28 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/27(金) 19:28:41.54 ID:elDkAng0

まぁ今考えると馬鹿だし恥ずかしいしうわぁぁーって感じだけれども、
自分は弱ると本当とことん弱るタイプでして。

友達と喧嘩して頭に血がのぼって色々啖呵切って帰ってきた後、
「どうしようどうしようどうしようどうしようどう（ｒｙ」
とか言って思い切り自己嫌悪に陥るような人だったんです。
だからその日は色々気を紛らわせてほしくて。
………帰って欲しく、なかったんですね。

……自分ツンデレらしいので言わないけど。
だからあえて今日は、自分から話をふった。

パ「ねぇ。自分、今顔、へん？　赤かったりする？」
谷「お前の顔はいつも極悪だ」
パ「………へー」

拍子抜けしたらしい谷やん。

谷「オイ。突っ込めよ。突っ込まなかったら俺ただの嫌な奴じゃねーか」
パ「ぬしはいつも嫌な奴じゃ。そしてどうせわっちは可愛くないんじゃ…！　しくしく」

谷やんは、ふう、と一息つくと、躊躇いがちに僕の頭をかき回して声をやわらかくした。

谷「……どうしたんだーお前。何かあったんだろ」
パ「……まぁね」
谷「…そして俺はそんな悲劇のヒロインの悲劇のシーンに立ち会ってしまった、
　　励まさないといけない役割、と？」
パ「……そーですねー」
谷「あーあー誰かが突っ込んでくれないせいで罪悪感が積もっていくよ畜生」

頭をわしわしする谷やん。
貴様もツンデレか何かか。

29 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/11/27(金) 20:59:33.05 ID:oFoqQUDO

>>26
だからパティなのねー
髪と目の色は？

30 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/27(金) 21:11:34.40 ID:elDkAng0

>>29
髪と目の色ずっと茶色って言ってきたんだけど、みんなに聞いたら茶色じゃないってｗｗ
クリーム色らしいです！ｗｗ
らき★すたパティよりちょっと髪長いくらいかなｗｗ

31 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/11/27(金) 21:15:28.49 ID:oFoqQUDO

>>30
うｐだな！！話はそれからだ！

32 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/27(金) 21:30:06.28 ID:elDkAng0

うｐかぁー。今は勘弁願いたいなぁーｗｗｗｗ
まぁ、話の最後あたりにでもするかも、多分ねｗｗ
その頃には大学生になってるだろうからｗｗ
本当だから信じてほしいなぁｗｗｗｗ

33 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/27(金) 21:33:48.17 ID:elDkAng0

とりま、谷やんはしばらく頭をかきむしって黙った。
僕はなんとなくベッドの上で体育座りする。

谷「………ってかこの状況どうなの大学生と中学生ベッドで2人」
パ「事実をふわっとなぞるな。座ってるだけでしょうが」
谷「まぁなー中学生相手でもなー」


むか。
僕はその言葉が確かむっしょぉーにイラついた。

パ「……中学生はおこさまですか」
谷「お子様だよ。他とちょっと発育が進んでるだけだｗｗｗｗ」
パ「血のせいだよバーロー。後もうちょっとダイエットしたい」
谷「それはお前多分、腹より上の方にたくさん重量があるだｋ「変態帰れ★」……変態だと？
　　……誰がそんな本当のこと言えと」
パ「認めんなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

思わず吹き出すと、谷やんが僕の頭にチョップをかます。
僕は何故かツボに入って笑ったまんまだった。

パ「変態隊長、幼女（強調）暴行です！ｗｗｗｗｗｗ」
谷「幼女なら幼女らしく黙れｗｗ」
パ「変態の偏見ｗｗｗｗｗｗ」
谷「へいへい俺は変態なのは分かったからｗｗ

　　………で。

　　その変態にパティさんは、元気にされたみたいですけどね。
　　


　　泣いた顔、元通りになってるよ」

あはははははは、はははは、と続けていた声が、ふ、と口から漏れるのをやめた。






………一瞬だけ、心臓がドクンと高鳴ったのを覚えてる。

34 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/11/27(金) 21:57:17.48 ID:NcolMISO

確かに重要だな

35 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/11/28(土) 14:37:18.03 ID:xhoTI86o

で、これの続きはどうなったんだ？

36 ：パティ ◆bJPlMEZ7.o ：2009/11/28(土) 17:40:18.40 ID:KEv44MQ0

僕は、自分の胸の高鳴りを認めたくなかった。
だって……谷やんですよ。

鬼畜外道と書いて谷やんですよ。

あの、何か自分の気に入らないことがあれば、「録音した奴、友達に送信しちゃおっかなぁ（にっこぉー」とかやる谷やんですよ。
でも、その日は何故かずっと、暖かかった。

今考えると、ジャイアンの原理だね。うん。
いつもはアレな奴が慰めると好感度ぐいーんって上がるって奴。
……そう、今考えると本当冷静にこう解釈できるけど。その時は……。

顔の火照りを隠して憎まれ口を叩くのが、精一杯。


パ「……ばぁーか。恥ずかしいセリフだなぁもう」
谷「はははｗｗｗｗ　
　　……ま、泣きたくなったらおいで」

谷やんの声は低くて僕の耳を貫く。
その時は知らなかったけど、谷やんは将来ラジオ系の仕事に付きたいらしく、声が透き通っていて人をときめかせるのがうまい。

声フェチなのも嫌だなぁ……。と、
コイツをただの鬼畜外道嫌な男と認識するのは、やめてあげようかなと思った。

37 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2009/12/05(土) 15:46:47.32 ID:BeGdF2DO

そうかテストか