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【この文章は間違っている】能力者スレ【何故ならこの文章は正しいからだ】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 13:22:07.71 ID:lzxMylk0
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。

無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。

【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/sports/37115/

【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
 勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
 確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
 なので、全面的な禁止はしていません。
 ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します
 やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
 カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
 あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。
 また、有志によって制限のない分煙所も作成されました。どうしてもあかんねん、あかんねん!というときにはご利用を。
前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1281273065/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/】 
分煙所【http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12877/
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/

ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 13:24:38.04 ID:oF2jx9A0
>>1
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 13:29:17.03 ID:bY5HOdEo
>>1乙ー
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 13:33:28.37 ID:wDLIMOIo
>>1
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 14:20:12.85 ID:EIeeB4s0
>>1乙ーゥ
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 14:55:23.85 ID:Nr.POYDO
>>1
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 14:56:52.75 ID:mQIWujgo
>>1
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 15:05:16.74 ID:TPuKAvgo
>>1
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 15:08:01.62 ID:HgUg5eco
>>1乙〜
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 15:19:13.05 ID:PhUqI4ko
>>1
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 15:19:40.76 ID:RUfXtYDO
>>1
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 15:20:31.85 ID:lzxMylk0
>>1000
/お疲れ様でした
/またがったのは、こちらのせいなので本当に申し訳ないです
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 15:29:58.81 ID:/SMbTS20
>>1
前スレ>>999

【後ろに下がっていき――】
【少女の怯えるような表情を見ると】
【悟った。別にこの女性は、俺に対して――】

【敵意をむき出しにしているわけではない】

 発火能力・・・フム――やはり信用は出来ないが
 フフ――中々に鋭い女性のようだな――お見通しと言う訳か

【素直になれない性格なのだろう――】
【禍々しく笑い、右腕の散弾銃が露わになると】
【ゆっくりとそれを降ろし――】

 良い警戒心だな。どこで鍛えた?
 
【ヘルメットの中で、妖々しく赤く光る眼が】
【その女性に向けられる】
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 15:31:38.34 ID:X6lfCx60
>>1

【昼間でも暗い、何処かの路地裏】

―――≪A.D.T Standard≫

【そこで生まれた声は、惚けた響きを持つ、少女のモノ】
【次に、銃爪が引かれる、金属音。更に、ぽひゅん、という魔の抜けた音…これについては、彼女に近づかなければ、銃声とは判らぬモノ】
【ぽひゅん、ぽひゅん、ぽひゅん、ぽひゅん……一挺にしては早すぎる間隔で、銃は4回、連続で呟く】
【その間に、何度かうろたえた男性の声が発されるが、不思議と悲鳴は無い―――1射1射の手際の良さが、其れを許さない】

はふぅ……この世界にも、無謀な方は沢山いらっしゃる、というコトだけは判りましたわ。
―――でも、私は一文無しで、能力者。……序に言えば、運が無い皆様に同情するつもりは、一切合財無かったのですぅ。

【独り言を発した、声の主……墨色の制服ブレザーを着用し、豊満なE〜Fカップの(ここ重要)胸元にはびしり、と校章入りのネクタイ】
【髪の毛は、明るく温かみのある茶色に近いブロンド、ウェーブが掛かっていて、肩まで伸ばされている】
【身長は170cm弱で、琥珀のような瞳に、白い肌のふっくらとした美少女だ。足元にはボストンバッグがどかり、と置かれている】

【彼女の手の中には、桃色で、一見すれば不要に見えるジョイント様の機構を備えた、二挺拳銃】
【彼女を取り巻くように、地に伏しているのは、チンピラ風の4人の男。全員が、頭に貫通した穴を開けて……即死だ】

―――嗚呼、なんて手ごたえの無く、誰にも謳われず、称えられぬ闘いなのかしら。
詰まりませんわ、詰まりませんわ。これでは、私は華には成れませんの。

【ぽつぽつと呟くと、ふにゃあ、と体を伸ばして、パツパツのブレザーに包まれた胸を反らし、また戻し】
【退屈そうな貌で、この惨劇の現場に少しの間居続ける……誰かが来れば、“少しの間”という下りが、変わるかもしれないが】
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 15:32:11.94 ID:/SMbTS20
>>13
/【少女の】じゃなくて【女性の】でした。
/申し訳ありません。
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 15:35:30.05 ID:shG1FEAO
>>14

わーすごいすごい……
俺様感動……これで満足か?

【肩にかかる長さの金髪に赤い瞳】
【赤褐色のブレザーをボタン全開で着て、同じ色のスラックスを履いた】
【長身で目付きの悪い18歳程の少年】
【パンパンと拍手しながらあからさまな作り笑顔で歩いてくる】
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 15:39:45.25 ID:JWmHkDUo
/PCに移ります!

>>13
警戒心はこの世界で手に入れた………。
………でなければボクは今頃死んでいるだろうから……

(散弾銃………うん、イヤな武器……)

【赤かった彼女の瞳は次第に金≠ノ染まる―――】
【それは彼女の感情を表すかのように、強い光を帯びた色であった―――】

ボクに対して銃を向けた………何が望みだ……。
………反応を見るのが目的……それとも………

【パチン――――彼女は指を鳴らした】
【その直後、彼の目の前の地面から高々と火柱が上がるだろう―――】

【前進しない限りは命中する事はない、足止め以上に、視界を遮る遮蔽としての役割が強い】
【周囲の空を歪め、すべてを焼尽する超高熱の炎だ……】

【火柱が消える寸での所で、彼女は右手を魔銃に掛けて構えた――――】


――――交戦目的じゃ、ないよな?

(彼の言葉は信用出来ない………行動で示して貰うしかない……)

18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 15:40:53.10 ID:1TRmHEAO
【公園】

あ゙ー…

【ボサボサに伸ばした黒髪に薄汚れた茶系のロングコート】
【薄汚れた茶のズボンとコートの下にこれまた薄汚れた白いシャツをだらしなく着たチンピラのような男性がベンチに座って頭を抱えている】

…気持ち悪い
ちと深酒が過ぎやしたかね…
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 15:42:39.20 ID:FUCO4oSO
>>1乙です。
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 15:44:45.57 ID:X6lfCx60
>>16

・・・あら、聞こえていましたか。

【この言葉だけで、背を向けたまま無表情に青年の質問について簡単に流す】
【そして振り向いた彼女の、柔らかな両手に包まれた拳銃は、今すぐにでも、彼女の意のままに動きだせる状態】

……事前に説明しておくと、見ての通りここの皆様は私が殺しましたわ。
ただ、その行為は“自衛”の為ですの……愛してもいない方に、金銭や純潔を恵むなんて、有り得ませんから…。

【視線を落して、それを送る瞳も辛そうに細めて、重苦しい表情を作る】
【「仕方なかった」……確かに、そうなのだが…】

……それで、貴方は何を為さりに? 其れとも、音を聴いてここに来ただけなのですぅ?

【ここで貌を上げ、少し怯えた琥珀の双眸を以って」、相手の赤い瞳を見つめ言う】
【―――聴くまでもない答えなら、嫌だな……等と、余裕たっぷりに心の中では思っていたのだが、読み取れるだろうか】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 15:50:57.91 ID:shG1FEAO
>>20

いやいや別に殺しの事を避難するつもりはないんだぜ?
“ここ”では“よくある事”だからなァ……

【両手を上げて首を振りながら笑う】
【荒事には慣れているのか──死体には興味を示さない】

あぁ俺?
ちょっとゴミ掃除でもしようかと思ったらもうゴミがなかった……そんな所だよ……
いやはやご苦労様、うちの事務所で茶でも飲んでくか?

【笑いながら頭をつき出す】
【ポケットに手を入れる様はチンピラにしか見えない】
【真っ赤な瞳が少女を見つめる】
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 15:57:57.35 ID:/SMbTS20
>>17

 あんたの警戒心・・・
 どこか悲しく見えるな――
 あんたで二人目だ――信用できる人は・・・

【つい、素が見えるが】

 フフフ・・・まぁよかろう

【やはり、素直にはなれない】

【そう言うと右手でローブを下へカランカランという音と共に放り投げ――】
【ローブは、その者の右足で踏みつけ、飛ばないようにする】
【その姿は、黒いTシャツに、黒い長ズボンだけ。】

 こんなものも必要ないな・・・

【持っていた散弾銃も、地面に投げた】

 さあ――どうだ?俺は丸腰だぞ

【両手を上に伸ばして――】
【ズボンの後ろポケットに、財布をだけ残し――】
【本当に丸腰である】
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 15:59:54.19 ID:X6lfCx60
>>21

……はふぅ、そうなのですか。

【青年の言葉を聞いて、その胸をほっと撫でおろす】
【此方も、死体は見飽きているのだが、一応、眼を背けて置く】

ゴミ…ふぅん、そんなトコロですわね。
―――ですけど…ソレ、女の子の誘い方としては23点、赤点ですぅ。
と言うことで、遠慮させて頂きますの。

【見るからに怪しい雰囲気と、突然の“お誘い”に対して、笑顔で否定する】
【心の内を、走る不快感……銃を握る力が、少しだけ強くなった】
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 16:00:35.07 ID:/SMbTS20
>>17
/了解ですー
/あ、時間がやばかったら教えてくださいね
/打つの遅くて申し訳ないです・・・
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 16:04:12.87 ID:JWmHkDUo
>>22
だろうな……ボクは誰も信じられない……。
……少なくとも、この世界では……

(……信用とか、そう言うのって本当に時間なの?)
(……どうだろう………こればかりはその時にならないとな……)

【確かに、彼女は丸腰になった彼を確認する】
【戦闘行為が目的ではない―――なら、何の理由があったのか?】

それではボクの問いに対する答えとしては不適切だよ………。



……何で………銃を向けたんだ………?


【イマイチ信用し切る事が出来ない―――】
【それが、今の彼に対する正直な心境だ―――】

26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 16:04:59.87 ID:shG1FEAO
>>23

ハハハ、冗談だよジョーダン……
だからそんなに力入れんなって、もっと肩の力抜けよ…

【笑いながら両手を振る】

しっかし、そこのゴミも悪いがこんな所にホイホイ来るアンタも悪いんじゃねーの?
なんか特別な用事でもあったのか?こんな無法地帯によォ……

【欠伸を噛み殺しながら問いかける】
【眠たそうな赤い瞳がユラユラと揺れる】
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 16:14:15.64 ID:X6lfCx60
>>26

(……軟派な人)

【首を縦に振り、体制を少し崩す】
【……故に、銃を相手に向ける場合の、その速度は少し増しているのだが】

それもそうかも知れませんわね。
ですけど、私は「確めたかった」のですわ、この世界に―――どんな悪意が、有るのか。
……其れで見つけたのが、こんな小悪党4人組では、聊か面白みに欠けますぅ。

【―――其れこそ、“ナンバーズ"にでも、逢いたいモノですの。 微笑みながら、付けたして】
【嗤っているのに、どこか鋭い……そんな眼を相手の視線と激突させ、反応を見る】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 16:17:42.34 ID:/SMbTS20
>>25

俺は騙されない
あらゆる方向で殺されるという警戒心を持つ
女だろうと。男だろうと。言動では分からない

能力者なら尚更だ
俺は信用しない。だが、今こうやってやってるのは・・・
あんたを信用しているからだ。だから、あんたに警戒した事をわびるよ

申し訳なかった。なんなら、財布から――そうだな
20000ぐらい払ってやる。せめてものお詫びだ

【妖々しく赤く光る眼は――まだ女性を捕らえているが】
【両手は一向に、下げようとしない】
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 16:19:44.03 ID:shG1FEAO
>>27

成る程ねぇ……
しっかしナンバーズたってピンからキリまでだぜ?
そこに転がってるチンピラレベルの奴もいれば、一人で都市を落とすような奴までさぁ……

【ゴキゴキと首を鳴らしながら呟く】
【長い金髪がフワフワと揺れる】

つかあんた異世界人か、最近見なかったからなァ……
まーた流れ始めてんのかよ…

【やれやれと首を振り】
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 16:25:18.72 ID:PgeePwAO
【児童公園】

…………
【流麗に背まで流れる黒髪の前髪を一房だけ束ね、白いブラウスに黒いスカート姿の少女がジャングルジムの頂上にまるで我が物顔で座り込んで本を呼んでいる】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 16:29:29.60 ID:JWmHkDUo
>>28
なるほど……。

【そう言って彼女は、銃をホルスターへと戻す】
【そして一歩、彼へと歩み寄った】

キモチはわかるんだけどさ………もう少し警戒させないやり方で頼む……。
信用してるって言ってもらえるのは嬉しいけど、ボクは君を信じてない。

………仲間≠ニ呼べるようになるまでには時間≠ェ必要そうだ………

―――あと、お金は要らない。
お金で解決出来る問題じゃない………お金は信用でも誠意でもなんでもない……。

(お金が無くて困ってるのは確かだけど……)
(お金が欲しいのとこれとは別だ………。)


―――あ、もう手を下げていいよ……?

32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 16:29:42.99 ID:X6lfCx60
>>29

―――何でもいいから、見てみたかった。それだけですわ。
昔から、やりたいように生きる様に、してますから。

【特に感慨は無く、少女は語る】

…そう、異世界人ですわ。
“この世界”について未だ無知ゆえに、自分の身の振り方を決められないし、決めたくないのですの。

【エルフェスくんの言う通り、私以外にも居たんだな……と考えるも、然程感動的な事実でもないので、貌や口には出さず】

……で、貴方の知り合いにも異世界人がいらっしゃいますの?

【情報を得るために、一応聞いてみる】
【人を利用するために得る個人情報、と言うよりは、只の興味だ】
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 16:34:19.63 ID:shG1FEAO
>>32

成る程……ねぇ…
まぁ気持ちは分からんでもないけどな、まぁあまり危険な事をするのはオススメしないな、俺は…

【腰に手を当ててため息を吐き】

あぁ?いや俺だよ、俺……お前と同じ異世界人だよ…
まぁ俺の知り合いにもいるけどよォ

【かったるそうに頭を撫でながら呟く】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 16:40:04.21 ID:HgUg5eco
>>30
【ゴーグルにヘルメット、黒のトレーナーに革のジャケット、黒いジーンズにブーツの少年がバイクに乗って公園前に姿を現す】
【バイクから降りてヘルメット類を外すといつもの茶髪のツンツン髪に左目の眼帯が現れて、彼はお気に入りのフェルトハットをかぶりながら公園に歌いながら入ってくる】

Move it down your finger!
Finger on the Trigger!
わがままを解き放って〜♪
(Wind is Browning With your Feeling!)

常にはたらく 自制心を
黙らせ Shoot'em up!
(The Buliet is Running!)

Move it down your finger!
Finger on the Trigger!
あるがまま振る舞うだけ〜♪
(Wind is Browing!What's you seeking?)

その引き金を 引けるのは
そう 自分しかいないだろ〜♪

【そう歌いながらジャングルジムに近づくと】

…よ、久しぶり
そんなところで本呼んでて危なくない?
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 16:41:01.90 ID:/SMbTS20
>>31

 フフ・・・可愛くねぇ奴だ

【そう言い、ゆっくりと両手を下げると】

 そうか。まぁ仕方ねぇな
 いきなり銃を向けられたんじゃ相手も困るか――
 次からは自重しよう・・・

【投げつけた散弾銃を左手で拾い――】
【カシンッと二つに折る】
【中を確かめると――】

 フフフ、ツイているなあんた
 これには弾がねぇ――
 だから何だって感じだがな・・・

【そう言い、屈み、右手でローブの中から】
【“青い”変わった弾を二つ、取り出すだろう】
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 16:42:14.84 ID:X6lfCx60
>>33

大丈夫ですの、戦闘行為には慣れていますわ。
…この世界でも、取り敢えず生き残っていけると想う程度には。

【……ゾンビと比べれば、4人の腐れたニンゲン程度、屁でも無い…かつての“世界”を顧みて、そう思った】
【とはいえ、初対面の相手に必要以上に自分を伝えることは、基本的にはしない主義であるので、言わず】

―――あら、そうですの?
…何だか、親近感が湧きましたの。 嬉しいですわっ。

【実際は、そんなに良い感情を抱いているわけではないが、向日葵のように咲き誇る笑顔を向けて、言った】
【銃を構えていなければ、握手でも要求しそうな雰囲気―――観察眼に長けている人物であれば、疑う余地があるかもしれないが】
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 16:47:08.11 ID:JWmHkDUo
>>35
なんとでも言え………。

(まぁ、可愛いって言って貰えるとボクも嬉しいけどさ……)
(お世辞なら要らないし、好きになった人以外からの言葉は要らない)

……銃は比較的強力な武器だから………
……うん、だから困る。

【彼が散弾銃を折る姿を確認して―――】

ふぅん………。

(青い銃弾………?)
(見たことがない……アレも、この世界の技術なのか?)

それも………その青い弾丸も………この世界の技術によって生まれたものなの?

38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 16:49:57.25 ID:shG1FEAO
>>36

あぁそう、ならいいや……
まぁ別にお前がどうなろうと知ったこっちゃないし

【欠伸をしながらぶっきらぼうに呟く】

つっても元々来た世界が多分違うだろうしなァ…
で?結局お前は何をしたいワケ?俺と“遊びたい”のか?
まぁそれなら別に構わないけでさ……

【眠たそうに目をパチパチさせながら】
【両手を広げて笑う】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 16:53:33.34 ID:PgeePwAO
>>34
黙りなさいな。
近所迷惑よ。
あなたの存在自体が騒音だというのを理解しなさい。

あと…
似合って無い。気持ち悪い。音痴。
【挨拶の様に暴言を淡々と吐き出して】
【ぱたりと分厚い本を閉じ】

何か用?
【バランス良くジャングルジムの上で立ち上がり、上から見下げながら】
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 16:55:30.06 ID:/SMbTS20
>>37

俺は「現実」から事故で飛ばされた。
だからこの弾はそこのものだ。
最も――「この世界」でも買えるがな。

まぁ、所詮ゴム弾って所だな。
「安い」から――使っているのさ

【そう言うと、ゆっくり装填し――】
【カシンッと元に戻す】

【そうは言う物の――この者は、金に困っている様子は無い】
【殺傷用の弾も買えるはずだが――?】
【それは、女性に20000円あげようとした所からも明白だ。】

【気にならなければ、それまでだが。】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 16:57:02.45 ID:X6lfCx60
>>38

……酷いですわねっ。

【唇に人差し指の先を眼を閉じて微笑んだ】
【……何時の間にか、両手から、前兆も過程もなく、銃が消えている?】

たぶん、では無く間違いなく違いますわ。
其れでも、嬉しいモノは嬉しい…駄目でしょうか?

【両手の指をくにり、と合わせて、儚げな声を使う】

……ほへぇ、何がしたいか…。
―――敢えて考えてみるなら、名前を聴いてみたい、かしら

【考えてもいませんでしたわ、とばかりに頭に手を当て】
【―――飛び出した言葉は、素っ頓狂な内容だ】

42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:02:53.73 ID:JWmHkDUo
>>40
現実から、ね………。
そして……この世界でも買える……
つまり、特別な力は普通ならばないはず……か。

【ゴム製の弾丸―――自分の能力とは極めて相性が悪い】
【ゆえに、それ以上の興味を彼女は持たなかった】

ボクがほしいのは、また別のものか……

(もっと、力が欲しい……)
(けど、戦って、勝って、傷つけて……そんな力が欲しいワケじゃない……)


んじゃ……ボクはそろそろ往くよ。
そだ、ボクの名前は「りんご」―――……

それじゃあ、また………。


【そう言って、彼女は踵を返すだろう―――】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 17:03:13.69 ID:shG1FEAO
>>41

ハァ?路地裏の住民に良識なんて求めてんじゃねーよ……

【苦虫を潰したような顔をして】

別に、そんな至極どうでもいい事でそんな顔してんじゃねーよ…鳥肌立つわ……

【さらに苦々しい顔になり】

ハァ?名前ェ?まさか悪用するんじゃねーだろうなァオイ……
まぁいいや、黒羽だよ黒羽……黒羽 璃王…

【ばつの悪そうな顔で吐き捨てるように名乗る】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:04:37.22 ID:HgUg5eco
>>39
オレはいつから人間騒音になったんだ!?
そう言う事はジャイアンの奴に言ってやってくれよ!
【彼の口から明かされるジャイアンの存在、そいつまでいるのか】

それと、Finger on the Triggerが似合わなかったら拳銃使いであるオレの存在意義が
みごとに消えてしまうんだぞ、あとはあやとりと昼寝しか残ってない
【あやとりで『東京タワー』をやってみせながらジャングルジムのすぐ前に接近して】

【何か用?そう聞かれるとノビタは口を一瞬つぐむ】
【何か言いに来たのだろうか…しかしいざ本人から聞かれて覚悟が揺らぎつつあるのだろうか】
【しかし、月音がジャングルジムの上で立ちあがったのを見上げて】

…ん、その、まあ…いろいろ用はある、久々に合ったわけだしな
例えば月音ちゃんは今元気にやってるかな、なんて少し他愛もない話をしようかななんて思ったんだよ
だが…その前にそんな高い所で立ちあがったらスカートの中が見えてしまうんじゃあないか?
【と、月音を指さして指摘する】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:05:05.16 ID:/xzxOkAo
【街中】

【腰近くまである赤茶色の髪に琥珀色の瞳をしたスタイルのいい少女が歩いている】
【割と胸が強調された真紅のミニスカートドレスを着ていて、脚はガーター付きの黒いニーソックスで覆われている】
【左腰には2本の刀が差されているが、刀自体は特に何の変哲もなく見受けられる】

さってとー、これからどうしようかしら
機関かは特に動きないし、あっちもこの時間には入れてないからなぁ…

【手持ち無沙汰な様子で街を練り歩いている】
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 17:08:29.03 ID:X6lfCx60
>>43

(自分から誘っておいて、ここまで来たら…面倒な方ですの)
……まっ、私が死んだところで、貴方は困らないでしょうね。

【微笑みを崩して、普通の表情に、軽い声で】

悪用なんてしませんわ。 使用法が思いつきませんし…。
因みに、私の名前はヘンリエッタ。ヘンリエッタ・アーディナス。覚えていただければ、幸いですの。

【さらり、と黒いコトを呟いて、それも自分で流し】
【名乗りに対しては、名乗りで応えた】
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 17:13:20.46 ID:shG1FEAO
>>46

困らない、というか気づかない…だな
ここはさっきお前がやったように死体がゴーロゴロだからな……

【首を振りながら笑い】

ヘンリエッタか……またなんつーか覚えにくい名前だなオイ……

【腕を組んで難しい顔をしながら】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 17:13:25.20 ID:/SMbTS20
>>42

 りんごか・・・覚えておこう

【右足のローブをカランコロンと言う音と共に――
【右手ではおり】
【背中を向くと】

 ああ、そうだ

【思い出したように言う――】

 死ぬなよ?

【ヘルメットのの顔だけ振り向き――】
【それだけ言い残すと、その者は消えるだろう】
【足音が近いため、まだ近くに入るようだが】
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 17:15:34.86 ID:PgeePwAO
>>44
そもそもノビタ君に存在意義なんてものがあったの…!?

…驚きだわ……
【本当に驚いたと言わんばかりに無表情ながらに目を丸くして】

他愛もない話なんてしたくないわ。
正直に言うとノビタ君とは話しもしたくないのだけれど…
簡潔に用件だけを言いなさい。

大丈夫よ。
ノビタ君は此方を見たら死ぬから。
いえ、正確には無数の短剣に貫かれるだけで死ぬとは限らないわね…

試して見る?
【驚異のバランス能力を駆使し、微動だにせずに佇んだまま】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:18:04.39 ID:JWmHkDUo
>>48
もちろん………死にたくない。

【「死にたくない」――――】
【そう言う彼女がどう思ってそう言ったのか、予測するのは難しくない】


【やがて、彼女は歩き去った―――】


/お疲れ様でしたー!!!
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 17:19:18.68 ID:X6lfCx60
>>47

…貴方の目の前で、死ぬ可能性はゼロに近いですし、仕方ありませんわ。
それを言えば、黒羽くんの明日も、保証されていないのかしら?

【寂しげに空を見上げ、ふぃ、と息を吐く】
【所作の一つ一つが、ふわりと軽いのに、どこか重々しい……“演技”と見抜けるだろうか】

良く言われますの。
可能な事なら、略さないで頂きたいのですけど…。

【何か嫌な思い出が在るのか、一瞬目を細めてから、苦笑いして言う】
【―――この表情については、間違いなく本物だ】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 17:24:16.12 ID:shG1FEAO
>>51

イエス、この世界に行き着いた奴らなんてみんなそうだよ……
常に死と隣り合わせ、だから面白いんだよ

【口元を歪めて笑いながら】

はいはい分かりましたよ略しませんよヘンリエッタさん……

【実はヘンリーに略そうとしていたのは内緒である】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 17:25:35.14 ID:/SMbTS20
>>50

【その者は、やがて次の息継ぎまで】
【消えながら歩いていくだろう――】

/乙でしたー!
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:26:07.01 ID:bY5HOdEo
【街中】

【緑の黒髪、漆塗りの瞳、白磁のような肌の持ち主】
【ところどころ焼け落ちた黒いワンピースの上に襤褸切れを纏った少女が】

【歩きながら、道行く人の服の裾に、気付かれないようにそっと触れてゆく】

(この人も、はずれですか)
(機関員探しからして、意外と難航するものですねー)
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:26:21.86 ID:HgUg5eco
>>49
なんでそこでマジ驚きなんだ!?
【ひどく心外だとでも言わんばかりに反論する】

【うーん、と頭を書いて困ったような反応を見せると】

…わかったよ、じゃあ本当に簡潔に『用件だけ』をこの場で言うなら…今日は8月10日なんだ
カレンダーを見ればわかったかもしれないけど。で、オレは単に丁度1年前の8月10日にしたことを
改めて、面と向かって姿勢正して正々堂々とした形でしにきたんだ

…自他共に認めるほどにオレは不器用だからさ、1年かかって…それでもやっぱりもう一度やっておきたかったから会いに来た

【そして下から月音を見ないようにジャングルジムの横に移動して】

…無数の杭を撃たれて右目が失明して2ヵ月寝込む重傷を負った事実ならあるけど無数の短剣は知らない
でも試す気はないぞ、痛いから、今度も死なないとも限らないと分かり切ってるからな
…よし、こっちから登って同じ目線で話そう、それなら見えないだろ

【ジャングルジムをよじ登って、月音と同じ高さまで登ろうとしてくる】

/犬の散歩のため次の返事は遅れるかも
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:26:39.11 ID:8eY6xP2o
>>45

【前方で、ちょっとした騒ぎが起きているのが見えるだろう】

【お菓子で出来た車≠ェ電柱に衝突し】
【信号機を倒し、何台もの車が玉突き事故を起こしている】
【しかし、よほど頑丈なのか、お菓子で出来た車≠セけ無傷だ――】

【パトカーが一台来ており】

【お巡りさんが、コックコートを着た10才くらいの女の子に話しかけている】
【恐らくは、調書を取っているのだろう】

「…で、名前は? 何処に住んでるの?」

だ、だから、ハニーが名前って言ってるです!
魔術協会の宿舎に――

――あぁっ、ていうか、連絡は駄目です、絶対駄目です!

「そんなふざけた名前がある筈ないだろ?
 いいから正直に……」

【お巡りさんに問い詰められている、犯人らしき女の子は】
【困ったように周囲を見渡して――】
【――歩いている彼女と、目が合うかもしれない】


/まだいらっしゃいますか?
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 17:30:41.29 ID:X6lfCx60
>>52

……。

【頷いて、其れ以上は何も言わなかった……が、実際この言葉については共感している】
【―――かつての世界、人ならざるモノに支配され……数少ない能力者としての闘いが、実のところ心地よかった】

…有難うございますぅ。

……では、私はそろそろ、別の処に行って、何かを探そうと思いますわ。
今から行けば、夜になるには、何処かで面白いモノに出会えると思いますし…。

【ぺこり、と小さく一礼すると、紅い太陽に一瞬視線を移して、言った】
【何も無ければ、「お茶、いつか飲みに行きますよ〜」と、貌を見せずに宣言してから、バッグを拾い、その場を後にするだろう】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:32:02.69 ID:/xzxOkAo
>>56
…なにあれ?

【事故っているお菓子の車を見つけて怪訝な表情を浮かべ―】
【事情聴取中の少女と目が合った】

(…機関絡みでもここまで妙な状況に出くわしたことはないわねぇ)

【一瞬どうしようかと考え――】

私はなにも見なかった!さーってどうしようかな!

【わざとらしく目を反らして通過しようとする】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 17:33:23.17 ID:shG1FEAO
>>57

おーう、さっさとどっか行きなーー
見つかるといいなー面白い物……

【最後までぶっきらぼうな口調で】
【ヒラヒラ手を振り見送った】

/お疲れ様でした!
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 17:37:44.11 ID:X6lfCx60
>>59
/乙っしたー
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:39:26.47 ID:8eY6xP2o
>>58

「キミじゃ埒が明かないから、誰か保護者の人に連絡を――」

―――おねーちゃん!!!

【目を逸らされたタイミングで、そちらに向かって駆け出し】
【多分、足とかに引っ付こうとする】

「え、何……キミがこの子の保護者なの?」

【お巡りさんが、すっごい疑わしそうな目で見てる】
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:44:30.95 ID:/xzxOkAo
>>61
えぇー…

【足にひっつかれてまぁ当然のように困惑する】
【かくしてお巡りさんに質問されると、その目をしっかりと見据え――】

私にこんな甘党の身内はいません。なぜなら私は辛党だから

【非常に残念というか意味不明な返答をした】

というか、この有様は一体なんなのかしら?
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 17:48:05.49 ID:PgeePwAO
>>55
8月10日にした事?
そんなもの覚えているの?

何をするのかは知らないけれど…どうだっていいわ。
さっさと用件をすませて貰えないかしら。
【溜め息混じりに再び座り込み】

凄いわノビタ君……
何もしていないのに人を蹴落とさせたくするなんて…ある意味才能ね。

わかってはいると思うけど、ある程度近付いてきたら本当に蹴落とすわ。
【本当に、誰であろうと関係なく。人に近付かれる事はやはり嫌いな様で】
【ジャングルジムの頂上から全く感情を表さずに遠くを見据えて告げる】
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:55:41.28 ID:8eY6xP2o
>>62

あああ、おねーちゃんっ
それは無いです!この顔を忘れちゃったんです?

【蜂蜜色のポニーテールを揺らしながら】
【紅茶色の瞳を潤ませて、彼女を見上げる少女】

【お巡りさんはその動作を完全にスルー】

「……ちょっと、理由付けの意味が分からないんだけど、本当かい?
 話が通じそうな人かと、期待したんだけどなぁ
 この子、余りにも喋り方がアホっぽいし、話進まないし」

――ア、アホっぽいってなんです!?
…、こうなったら実力行使ですっ

【言いながら、彼女の左腰の一振りを勝手に抜こうとする】
【碌な事考えない】

「ああ、見ての通り、変な車が大変な事故を起こして、おかしな事になってるんだよ」

【お巡りさんが、現場を見渡す】

【丁度其処へ】

【ぴ〜ぽ〜ぴ〜ぽ〜……】
【白の車体に赤いランプ、赤十字を背負った白いワゴン車が3台、向かってくる】
【通り過ぎず、近くで止まってしまったので、ドップラー効果は体験できなかった】
【中から、隊員や白衣の人達が降りてきて】

『まずは応急処置を!』
『症状の重い患者さんの受け入れ先は既に確保してあります!』

【40歳くらいの隊長の指揮の下、総員散らばって行った】
【事故った車の中から、助け出されたり】
【自力で出てきて救急隊員の手伝いをしている方々が目に映るかもしれないけど、】
【背景効果なので気にしない】

【そうこうしている内に、一人】
【担架で救急車の中へ担ぎこまれた】
【救急車の一台が、騒々しいサイレンと共に走り去っていく】
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 17:58:47.65 ID:HgUg5eco
>>63

…容赦ないな…!

【頂上の一歩手前、月音の横辺りの位置で立ち止まって】
【とりあえず彼女の蹴りの射程範囲外であることを確認した後】

…さ、さっさと済ませろって言われてもだな…実を言うと今緊張しているんだ…!
ちょっと深呼吸する

【そう言うと、深く、深呼吸をした後】

…オレってやはりバカの類かな、散々つっけんどんに応対されてるのに
まだ、近づこうとしているのは…あきらめ悪いと、底意地が悪いと思うか?
【まず、そんなことを聞いてくる】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:02:43.76 ID:/xzxOkAo
>>64
・・・

【家族に思うところもあって逡巡中。なーに考えてんでしょう】

とりあえず落ち着きなさい
で、この交通事故の主犯がこの子って?

【首根っこを掴んでちっこい少女を制しながらお巡りさんと会話を試みる】
【車が変なことは今更なのでスルー、ついでに救急車が駆り出されていることも気にしないことにした】

それで、誰か死んだのかしら?

【えらい極論に走った質問をお巡りにぶつけてみた】
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:08:57.95 ID:GldI6gDO
【路地裏】

………
【白髪頭の黒縁メガネ、スーツの上に黒のロングコートという味気ない格好、年は20代半ばと思われる狐目長身の男】
【腕を組んで壁に身を預け、眉をひそめながら流れ行く時を過ごしている】

……また迷子にでもなってるんでしょうかね、あのバカ……
【ハァ、とため息を一つ】
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:10:39.51 ID:8eY6xP2o
>>66

――う゛

【首根っこを掴まれて、完全に大人しくなった】
【小動物みたい】

「ああ、僕もまさかとは思ったんだけどね
 変な車には、この子しか乗っていなかったし
 運転していた事も認めていたし――」

「――しかし、無免許だったから、本当の名前が分からなくてね」

だから、ハニーだって言って……

【お巡りさんは、困ったように首を竦めて返答】
【ちまっこい子の言動は、殆ど信用してないみたい】

「一通り確認はしたけど、居なかったね
 死亡事故なら、もっと応援が来てる筈だよ」

【怪我人は居るのに、爽やかに微笑むお巡りさんにも、少し問題があると思う】
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 18:11:10.95 ID:PgeePwAO
>>65
私と接する場合はルールを適切に守りなさい。
誰であろうともルールを破れば…その時点で“敵”よ。
【横目で釘を刺すように鋭い眼光を向けて】

類なんてものではないわね。
馬鹿、なのでしょう?

そんな事は思わないわよ…流石の私でも…
ただ単純に気持ち悪いとかそういう風ぐらいにしか思っていないわ。
【会話に毒舌を挟まなければ話せないのかと思われるほどの言葉の暴力を淡々と振るう】
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:16:30.54 ID:/xzxOkAo
>>68
【ちっこい子を掴んだままお巡りと会話を続ける】

はぁ、無免許…

【チラリとハニーという名のちっこい子を見て】

死人がいないならまぁ大丈夫よね
で、ハニーとやら、説明する?ねじ伏せる?それとも逃げる?

【妙な提案をしてきた】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:21:27.53 ID:HgUg5eco
>>69
…暴力反対、言葉の暴力って知ってるか

【などと呟いて参ったような反応を見せる】
【そして、その場に腰掛けながら】

そうか、すでにほぼ確定気味だったような事だったけどやっぱオレはバカだったか、ははは
いいとも、僕はバカでございます…バカで上等男道って奴さ
【フェルトハットの鍔を下げて…普段と比べても珍しいほどにものすごく顔を赤らめながら彼は続ける】

…でも、バカだから…うん、バカだからこそやっぱりあきらめることはできないし、ハッキリと言うべきであることを
改めてでも、言う…そうちゃんと言わないとオレの中でもやもやとしたまんまでそれは嫌だと思うのは間違いない…と

【スゥー、ハァー、とまた一呼吸整えた後、覚悟を決めたように残った左目をするどくきりりと整えて】
【ぐい、とその場で身体を回して身体の前面を月音にまっすぐ向けて】

…月音ちゃん、面と向かって言いたいからまっすぐこっちを見て聞いてくれ!
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:24:01.69 ID:8eY6xP2o
>>70

「―――――キミ、自分が何言っているか、分かってるのかい?」

【彼女の発言で】
【お巡りさんの目付きが鋭くなった】

【免許ってなんです? 甘いんです?】
【――的な目で、彼女を見上げていたが】
【問いかけられて】

3番っ、圧倒的に3番目がお勧めですっ

【地獄で蜘蛛の糸を見つけたみたいに、瞳を輝かせた】

【と同時に、お巡りさんの手が、ホスルターに納まった拳銃へ伸びる】
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:30:02.38 ID:/xzxOkAo
>>72
なるほどね、わかったわ

【首回りを掴んでいた状態から胴あたりを抱えるように持ち?変え―】
【それと同時、彼女の足元を中心に強風が渦巻きだし―】

じゃあ、振り落とされない様に掴まってなさい

【お巡りさん、そしてハニーににっこりと笑みを浮かべたのが合図】
【そのまま人間離れした速度で走り始め、この場から逃げ去ろうとする】

【お菓子の車、どうなるんでしょうな?】
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:39:02.91 ID:8eY6xP2o
>>73

……はい、ですっ…!

【こくこく、と頷いて】
【小さな両手で、わしっと掴まった】
【大変子供っぽい掴まり方なので、服が寄れるかもしれない】

【微笑まれて、ぽかん、と気を取られたお巡りさんだったが】

「研修で習ったこの早撃ち――
 ――よもや使う日が来ようとは!」

【ホルスターから、素早く拳銃を引き抜くと】
【狙いもそこそこに、パンッパンッと二発、撃ち放った】
【的は既に射程ギリギリに離れている――当たるかは微妙か】

【少女は銃声を聞いて、瞼をぎゅっと閉じ】
【走る彼女に縋るだけ――】
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 18:39:28.89 ID:PgeePwAO
>>71
知らないわよ。
なら言葉の病院にでも行きなさいな。
優しい言葉で癒やして貰うと良いわ。

因みにいつか言葉でノビタ君を[ピーーー]のが私の小さな夢よ。
【つまらなさそうに答えながら】


――嫌よ。
何を言うのかは知らないけれど、私がノビタ君に従う事なんて一生涯あり得ないわ。
【真っ直ぐに別の方を向いたまま】
【考える間など無く、言葉を被せるかのような速さで即答してみせる】
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:43:54.80 ID:/xzxOkAo
>>74
よっとぉ!

【かくしてハニーを連れて加速を開始】
【後ろから飛んでくる銃弾は頭を掠め、数本の髪の毛を持っていくが命中には至らない】

それで、これからどこに逃げるか、当てはある?

【逃げながらハニーにこの後の行動について伺いを立ててみる】
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:51:38.93 ID:8eY6xP2o
>>76

「――外したか…」

【遥か後方で、お巡りさんがパトカーに戻って何かしている】
【恐らくは、無線で応援を呼んでいるのだろう】
【霞んで見えるか、見えないか、といったところ】

【ハニーには、多分見えていないが】

路地裏か、何処か
――暫く隠れられるところが良いです

【今、魔術協会の自室には戻りたくないらしい】
【それ以外で身を潜められる場所ならば、何処でも良いのだろう】
【特に文句は言わない筈だ】

【返答遅れましたけど】
【お菓子の車は後日、保護者(笑)の人が、引き取るか盗みに行くかもしれません】
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 18:51:54.55 ID:EIeeB4s0
【墓地】
【真新しい墓石の前に、誰かが立っている】

……馬鹿だよなぁ、お前も

【光の加減で淡く輝く群青のポニーテイル、鮮烈な紅い瞳】
【細い首筋からは、デフォルメされた猫のタトゥーが覗いて居り】
【「Period」と彫られた銀のネームプレートのネックレスをしている】
【ミニスカートの黒い燕尾服を着て、胸元には薔薇のブローチ】
【黒のストッキングに、白の編み上げブーツを履いた十八歳程の少女】
【其の片手には、色取り取りの花束】

【泣き腫らしたのか、赤くなった目元】
【時々漏れる嗚咽が、酷く悲痛だった】

俺より先に死ぬとかさ

【ぽつ、と、力無く呟いて】

――――――置いてくなよ、俺を

【墓石の前にしゃがみ込むと】
【投げ捨てるかの様に、乱暴に花束を置いて】

【顔を俯かせ、黙り込んだ】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:53:33.57 ID:HgUg5eco
>>75
(なんていい響きのする場所だろうか)
【などと内心思いながら】

…わかった、そうか…わかったよ…やはりオレが行動するしかないな
じゃあ蹴られてでも、刺されてでも面と向かって言うぞ…

【立ち上がり、そのまま月音のいる頂上のすぐ前の段に移動して月音と目線を合わせようとし】

高宮月音さん貴女が好きです、1年前からやはり気持ちが変らず今でも愛してます…
もしよければオレと…

【そこで息が切れたのか、あるいは言い淀んだのか】

オレと…付き合ってください…お願いします…!

【目的通り『再告白』を彼は遂げた】
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:55:52.71 ID:/xzxOkAo
>>77
はーい、まぁ定番といえば定番ね

【そう言うと路地裏に入り込んで、やや速度を緩めながら逃走を続ける】

さて、この辺りだといい隠れ場所はあったかしら?

【どこか隠れるのによさげなところを探しているようだ】

【保護者(苦笑)なんとまぁ頼もしい】
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 18:57:24.08 ID:gBO4StU0
【――風霊統主の城=^三階の、一室】

……、っ……。
私は――、……今、何日なんでしょう……?

【城に備え付けられたパジャマを、身に付けた】
【白いリボンでサイドポニーテールに纏められた、フェアブロンドの髪と】
【蒼とも翠ともつかない玲瓏な色の瞳をした、16歳程度の少女だ】
【首元に掛けられた、僅かに錆付いた金色のロザリオは、彼女が聖職者であると語っている】

……いかな、きゃ。
もっと――――――。

【大分時間が掛かりながらも、着替えを終えて――】
【……ふらふらとした足取りで、怪我の治らぬ身体を押して、外へと出て行った】

/絡み不要
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 19:03:28.83 ID:mQIWujgo
>>78


……お嬢さん―――…お墓で泣いても、喜ぶ方は居ませんよ………。


【後方から『か細い』、ともすれば消え去ってしまいそうな―――儚い声がかけられる】
【声の高さ、細さからして、おそらくは女性の声と分かるだろうか―――――。】
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:04:03.87 ID:8eY6xP2o
>>80

【辺りには】
【大人一人が入れそうな木箱や、中身の入ったゴミバケツや】
【朽ち果てた自転車や、散歩中の黒猫等】
【中身的には、選択肢が狭くてごめんなさいと言いたい気分】

――あとは、おねーちゃんの家、とかです

【抱えられたまま、今更そんな事を呟いてみる】
【言うの遅いのは、多分彼女の足の方が速かったからです】

【多分、犯行中に見つかって頭下げる羽目になりますが、それはまた別のお話という事で】
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 19:07:01.38 ID:wtg.2UDO
【森】

………………………………………………
【学生服に学生帽を被って下駄を履いた黒髪ショートカット、マフラーを巻いて眼鏡をかけ、顔に『厄』と描かれた紙を貼ってエレキギターを背負った青年】
【が、静かにその場に佇んでいる】

………………………………………
(……………………………………)
【…………………】
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:07:39.02 ID:Z5Mq3xMo
【森】
【周囲の木々よりも一回り大きな古木の、地面から隆起した根の上】

………すぅ

【そこに、自分の手を枕にするようにして、身を横たえ眠っている一人の少女】
【長く伸ばされた茶髪は根に沿って垂れ流れ、毛先が丁度地面に触れそうで】
【服装は白いシャツに橙色のベスト、スカート。首には黄色いヘッドフォンが掛かっている】
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:08:14.57 ID:/xzxOkAo
>>83
家?私の?

【選択肢1:某機関の宿舎、選択肢2:某邪気眼喫茶の休憩室】
【結論:無理だ…】

…うん、無理ね、じゃあこの辺で―

【一旦止まって上を見て――】

上に行きましょうか

【そう言うと浮上して上に上にと向かう】
【適当なビルの屋上でやり過ごすつもりのようだ】
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:12:55.52 ID:8eY6xP2o
>>86

―――……

【自分で飛んでいるのでは無く、抱えられている、という状況が怖いらしい】
【一度、超高高度から落下して死に掛けた記憶が蘇り】

【ぎゅぅぅ、と目を瞑って】
【それよりも更に強い力で、しがみついた】

【眼下――というか、街の方には、其処彼処にパトカーの赤い灯火が見えるだろう】
【しかし、彼女らの居る建物に向かう人影は無く】
【少女の行動は大凡正解と言えた】
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 19:15:16.41 ID:mQIWujgo
>>78
/ごめんなさい、いきなりですがご飯です
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 19:15:16.59 ID:EIeeB4s0
>>82

……仕方ないだろう

泣きたくなくても、勝手に涙が出るんだ

【ぽつり、疲れた様な涙声で返答し、ぐしぐしと涙を拭う】
【十八歳ぐらいの外見には似合わない、子供っぽい動作だ】

……、誰だ

【立ち上がりながら―――顔だけ振り返り、問い掛ける】
【振り返った其の顔は、やり場の無い怒りを抑えているかの様な、そんな表情だった】

/あああすみません遅れました…orz
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 19:16:26.71 ID:EIeeB4s0
>>88
/そして了解しましたorz
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:17:06.87 ID:/xzxOkAo
>>87
【そしてビルの屋上に到達、地上から見えない様に注意して着地する】

すたっ、と
さて、ハニーでいいのよね、大丈夫かしら?

【ちっこい子を降ろしながら調子を尋ねてみる】
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 19:22:31.74 ID:PgeePwAO
>>79
【驚くべきは再告白を受けようともまるで顔色一つ変わらない精神力なのだろうか】
【即答はしない。一応考える素振りは見せているのだろうが、無表情で見下すように見つめ黙り込んでいる為に聞いていない様にも見える】
【それから暫くの間を置いて】

残念ながら、それは無理ね。
お断りよ。
【真っ直ぐに、やはり平坦な口調で言葉を紡いだ】

あなたがどれだけ私を好きでも、付き合うなんて互いを束縛しあう酷く面倒な事をしたいと私は思わないわ。

努力が足りない。
私の好感度が足りないわ。
理由をもっと聞きたいのなら原稿用紙五十枚にまとめて提出してあげましょうか?
【フって尚もその傷口をえぐるような暴言は健在で】


それほど付き合いたいのなら私を好きにならせてみせなさい。
それが唯一の方法ね。


それと、ノビタ君。
断った一番の理由はね……



あなたは、私の事だけが好きすぎるわ。

以上、もっと頑張りましょう…よ。
【前に身を乗り出し顔を近付けて、人差し指でノビタの額を押して後ろに倒そうとする】
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:25:41.80 ID:8eY6xP2o
>>91

【足がついた瞬間に、元気復活】

はいっ 大丈夫ですっ

【にへー、と微笑みを向けて】
【――、大人しくしていた方が、まだ可愛かったかもしれない】

…正確には、ハニー・グレイトテイスト、ですっ
けど、ハニーで構いませんです
魔術協会の期待の新人とは、わたしの事です

【そんな話、聞いた事がない】
【両手を腰に当てて、彼女を見上げて】

ちなみに、おねーさんのお名前は、なんて言うです?

【首を、ちょこん、と傾げた】
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 19:31:22.44 ID:1TRmHEAO
【公園】

あ゙ー…暑い…

【ボサボサに伸ばした黒髪に薄汚れた茶系のロングコート】
【薄汚れた茶のズボンとコートの下にこれまた薄汚れた白いシャツをだらしなく着たチンピラのような男性と】

「大丈夫ですか?」

【肩までスラリと伸びた紅い髪、緩く着た紅い着物】
【人の物とは思えないぐらい白い肌が着物の隙間から見えるどこか妖しい気配を放つ子供がベンチに座っている】
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:31:58.65 ID:/xzxOkAo
>>93
それはなにより

【大丈夫そうな様子にとりあえず安心する】

ハニー・グレイトテイスト、ね。なんだか名前から甘そうだわ…
とにかくよろしく

【さっきも言ってたが彼女は辛党で甘いものはそれほど好きではない】

私の名前は蛍川翠よ
まぁこういうところでバイトしてたりしてなかったり、あと水着の処分先募集中よ

【挨拶をしながら、『邪気眼喫茶-Phosphorus-』のチラシを渡す。商魂たくましい…かも】
【付けくわえるように言った水着についてはお察し下さい】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:34:04.55 ID:bY5HOdEo
【墓地】

【緑の黒髪、漆塗りの瞳、白磁のような肌の持ち主】
【ところどころ焼け落ちた黒いワンピースの上に襤褸切れを纏った少女が】
【墓石に腰掛けて空を見ています】

今日は新月ですねー
満月の夜は犯罪が増えるそうですが、新月には平和になったり、するんでしょうか?
【傍らには地面にさしてあるスコップと、やけに重そうなリュック】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:35:12.03 ID:HgUg5eco
>>92
【絶望からか、空虚からか、あるいは真摯な性格だからか彼は無表情のままただその言葉を聞いていた】
【努力が足りない、好感度が足りない、1年をかけてもなお至れないのかとそう言いかけた後】
【最後の言葉と共に人差し指で額を押されてそのまま後ろに落ちて行く】

【ゆっくりと浮翌遊しているかのごとく自分がゆるやかに落下しているのをノビタは感じていた】
【言葉も出せない、それ以上に思考がどんどんかきみだされていく】
【私の事だけが好きすぎる?何故?WHY?それがいけないと言うのか?彼は何を間違ったかと言わんばかりに落ちて行き】

【地面に接触した瞬間に…そこそこ実戦慣れしているからか受け身をとってそれ相応に衝撃には対処したが少し頭をぶつけてめまいがし始める】
【その際にフェルトハットが頭から脱げ落ち、見慣れたツンツン髪が露出する】

…くそう…1年程度では足りないのか…いやそこじゃあない…問題はそこじゃあなかった
何故だ…何故君の事だけ好きすぎてはいけない…オレが君以外の女性にふらふらと近づいたりするような浮気性な奴だったらよかったってのか…

…わからん…オレにはさっぱりわからん…

【ぽつり、と呟きながら…残った目から涙を流し始める】
【彼は感じていた、よく叩き込まれたあの蹴りよりも、投げ込まれて刺された短剣よりも…今の額へのひと押しが一番『痛かった』とのことだ】
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 19:43:44.38 ID:mQIWujgo
>>89

そうですか………――――――――――。
兎に角、折角の可愛いお顔が台無しです………はい、どうぞ。

【立っていたのは、何処か烏≠フ漆黒を思わせるドレスをふわりと身に纏った女性だ】
【右肩には同色の布の薔薇飾りが付けられていて、唯一の例外は長い銀髪】
【薄倖=\―――喪服のような装いからは、そんな印象が放たれている】

【おそらくは墓参りに来たのだろう、抱えていた“三つ”の花束を地に置くと、】
【何処からか真っ白なハンカチを取り出して、彼女に優しく差し出し】

私、ですか………ただの墓参りに来た…一般人ですよ………―――――。
―――――
―――――
―――――
―――――
―――――
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:43:52.20 ID:8eY6xP2o
>>95

ん、翠おねーさんも、よろしくですっ

…って、甘そう…、です?

……そういえば先程、辛党と仰っていた気がするです
あ…やっぱ、その話はいいです、止めとくです

【追求すると、多分望まぬ戦闘になる】
【自分で思い出して、首を横に振った】

【チラシを両手で受け取って】

――喫茶店……残念ですけど、苦いのは苦手です
コーヒーは、砂糖を何杯入れても飲めねーです

水着の処分先――というのは
もしかして、要らない分があるんです?

――わたし、そういうの持ってないです
出来れば、一着、戴けたりとか、出来ないです?

【実際に行ったら、焼き鮭定食が出てきた事はおいといて――】
【あと、水着って42番さんに押し付けられたものですよね御苦労様ですと察した事もおいといて――】

【ちょっと図々しく、尋ねてみたり】
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 19:44:46.96 ID:mQIWujgo
>>98
/失礼、ミスですが此でお願いします
/後、ただ今戻りましたー
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:46:04.18 ID:wDLIMOIo
【路地裏】

────────────────。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤目の少女が歩いている】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている】

【少女の服の所々には返り血が付いており、辺りには血の臭いが漂っている】
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 19:50:17.59 ID:PgeePwAO
>>97
私以外の女とイチャイチャするのはまぁ良いけれど、私の目の前でしたら二人まとめて永遠を生きさせてあげるわ。
【全くどこまでも冗談めかさない表情で】

好きなだけ考えて悩みなさいな…

――あなたは

私だけに優しすぎる。

私だけを見過ぎている。
私とあなたの知り合いが目の前で倒れていたら、怪我の度合いに関わらずきっとノビタ君は私を真っ先に助けるはずよ。

つまりはそういう事。


それから――涙を安売りする男なんて好きになれないわ。
【泣きっ面に蜂をそのまま実践するように】
【遥か高みにすら感じるであろうジャングルジムの上から見下ろして言い放つ】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:50:48.97 ID:/xzxOkAo
>>99
だってハニーじゃない、すごく甘い感じよ
さっきもお菓子の車に乗ってたみたいだし…

【お菓子の車の威容?を思い浮かべて微妙な表情を浮かべる】

そう、まぁ気が向いたら来なさいな

まぁ少し、というかかなりあるけど、サイズ合うかしら?

【そうそれ。42番の人の身長が160弱なので水着も大半はそのサイズなのだが―】
【本気で腐るほど余ってるのであげること自体は躊躇ってない様子】
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 19:53:03.40 ID:803yp3.0
>>101

【暗い青をしたズボン、黒いロングコートを着た、明るい青の髪】
【身長は180cm前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた男が左手をブラブラ振りながら歩いてくる】

・・・少し殴りすぎたな・・・
左手に血がべっとりだ・・・


【誰かをぶん殴ってきた後のようだ】
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 19:53:36.97 ID:EIeeB4s0
>>98

……すまん、有難う

……当たってしまって、すまない

【ハンカチを受け取り、ぎゅっと抱き締める】
【そして、乱暴に返事をしてしまった事を謝罪し】

……一般人、か……

【墓参りに来た、という言葉から、彼女も辛い事があったのだろうと考えて】
【今は、其れ以上、追求する事は無かった―――】

……お礼と言っては、何だが……

【ハンカチで、涙を少し拭き取ってから】

…其れを…持つのを手伝っても、良いか…

【地面に置かれた花束へと、夜闇に輝く鮮血の瞳を向けて】
【若干顔を俯かせながら、尋ねた】

/お帰りなさいませ!
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 19:55:02.77 ID:1TRmHEAO
【公園】

あ゙ー…暑いですねぇ…

【ボサボサに伸ばした黒髪に薄汚れた茶系のロングコート】
【薄汚れた茶のズボンとコートの下にこれまた薄汚れた白いシャツをだらしなく着たチンピラのような男性がベンチに座ってウダウダしている】

…お花ちゃん、早いとこ帰ってきてくれやせんかね?
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 19:57:45.15 ID:oF2jx9A0
/護君の人居ますでしょうか
/こちらきょぬー獣人少女の中ですが
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 19:57:46.66 ID:wDLIMOIo
>>104

……目標を確認、実験を開始する。

【男の姿を視認すると】
【殺意や敵意といったものを向け】

───《 Luminous Vista 》

【本が光の粒子となって大気中に消え、少女の背後の空間が捻れ歪んだ】
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 20:00:32.68 ID:803yp3.0
>>108
ひょ?
【何とも間の抜けた声で】
【その声で相手の存在に気付き】

【向けられた殺意で咄嗟に戦闘へと意思を切り替える】

ッ・・・!

【懐に手を入れ、何かを探りながら】
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:01:18.22 ID:HgUg5eco
>>102
どういう意図での永遠?スゲー気になる…
【などとポツリと呟き】

ぐっ…

【そうとは限らないぞ、と言い返せない】
【もしかしたら自分はそんなことをしてしまうかもしれない…多分自分は怪我の深い順に助けないとと思うかもしれない】
【だが月音がそれに混じっていたらどうだろうか…すごく気になり始めている】

…安くはないぞ、オレはもうしばらく…月音ちゃん以外に涙をほとんど見せない
君の前だと…不思議と弱さを見せる事ができたからな、だが最近は親友の前でも泣いてないよ
…唯一の例外が一度だけない事もないけど…

…くそう…
【ただ一言、ジャングルジムの上の辺りに見える顔をぼんやりと視界に移してそう呟く】
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 20:01:40.60 ID:mQIWujgo
>>105

いえ、この位でしたらお安い御用ですが……折角ですから、お願いしましょうか…。

【服とは対象的な白い顔に控えめな微笑みを浮かべると、顎に指を当てて】
【何かに気付いたように小さく口を開けると、僅かに首を傾げて】


亡くなられた方に……―――――何か“好物”は有りましたか………?


【足元の花束を二つ抱え上げて、希薄な問いを投げかけた】
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:01:42.25 ID:8eY6xP2o
>>103

【微妙な表情は気にしない】
【先程、お巡りさんに信じてもらえなかったばかりだ】
【名前を気にしてくれたことに対して、ちょっと嬉しそうに微笑んで】

名は体を表す、ってヤツですっ
確かにわたしは、甘い甘い革命家です――

――…しかし、おねーさんは翠と言う割に
その色の物が少ねーです

【何でです? と首を傾げて】

ん、和の甘いものが有れば行くです
折角なら、自分で作れないものを食べてみたいです

――――大体サイズが合ってれば
あんまり見た目は気にしないのです
服のデザインの事は、よくわかんねーです

【普段から、コックコートを着て出歩くようなヤツである】
【長ズボンに安全靴とか、大凡女の子らしくない格好】
【少なくとも、スカートを履いている彼女の方が、まだセンスがあるんじゃないかと思って】
【そんな事をいってみる】
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:03:58.17 ID:wDLIMOIo
>>109

─────《 射出 》

【歪んだ空間から、細長い赤色の水晶が撃ち出された】
【狙いは男の腹部、一直線に向かっていく】
【だが、先端は平たく、速度も遅めのため威力はそれ程でもない】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:06:12.23 ID:FUCO4oSO
>>107

/ええ、護中身はここにいるのですが
/ちょっと今から用事出来るかもです。
/もし用事出来てしまった場合9時半には帰ってきます。本当にすいません。
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 20:08:36.31 ID:803yp3.0
>>113
あぁ・・・路地裏でも此処まで手が早い人は初めてです・・・
【やれやれと呆れた顔で】

【右足を蹴り上げてその水晶を蹴り飛ばし】

【懐を探らせていた左手から閃光弾を地に向けて投げつける】
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:10:01.53 ID:NH.oXoDO
>>112
甘い甘い革命家、ねぇ。なんかいい響きね

【感心したように聞いて】

まぁ私は意図してこうゆう名前になったわけでもなければ意図して赤いもの好きになったわけでもないから当然ね

【さらに肩をすくめて指摘を聞き入れる】

和の甘いもの…ねぇ、なにか考えておくわ
水着は本当に何でもあるから……欲しくなったら店に来なさいな
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 20:10:17.77 ID:EIeeB4s0
>>111

ああ、有難う…ん、…俺が全部持つ…よ?

【花束を二つ抱えた彼女を、オロオロした様子で見つめながら】
【取り合えず、地面に残されたであろう、もうひとつの花束を抱えて】

――――――――…、…好物…

【其の問い掛けに―――表情を、曇らせた】
【陰鬱な声音で―――ぽつり、と】

……ココア、とか…甘いものが、好きだった

【辛い事でも思い出すかの様に―――答えて】

……貴女も、…大切な、人を?

【花束を抱き締めながら、小さな声で問い掛ける】
【土や草の匂いと共に、花の香りを感じて】
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:13:11.69 ID:wDLIMOIo
>>115

─────《 爆破 》

【蹴り飛ばそうと赤色の水晶に男の足が触れた瞬間】
【水晶が爆発──規模は小さいものの、決して威力が低いわけではない】

(……閃光弾…………。)

【迸るであろう光に備えて、右腕で自身の両目を覆った】
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 20:13:46.77 ID:PgeePwAO
>>110
弱さを見せても惨めにしか映らないわ。
逆に私の加虐心しか刺激できないわよ。

ノビタ君は只でさえ弱いのに…ね?
【言葉の棘はナイフの様な鋭さを以て放たれ】

用件はそれだけ?
それなら見窄らしくフラれた悔しさを胸に夕陽に向かって走り去りなさいよ。
【分厚い本を膝に置き、開きながら】
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:19:55.15 ID:8eY6xP2o
>>116

……うん、辛党の人にも、良い方は居るみたいです

【褒められて、偏見を僅かに取り除く】
【味覚は理解できねーですけど、という発言はしなかった】

翠なのに、赤色が好きなんです?
――そこまでいくと、ちょっと捻くれてるような気がします

【意図して≠ニ、二度も強調する辺り、ワザと名前に反抗しているような気がして】
【そんな事をいってみる】

ん、それじゃ、水着はまた今度、です
なにかサイズが合いそうなの、見つけておいて欲しいです

【果たされるかどうか、分からない約束をしようと】
【右手の小指を立てて、翠へ向けた】
【恐らくは、指切りの仕草】

【ちなみ、少女の身長は角砂糖を一列に積んで133個分だ】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:20:12.84 ID:DMV1qtEo
【路地裏】

ほんまに物騒やなあ、此処。
お金入らへんならようこんな所こんわあ・・・・・
【ほおずきみたいな赤さの着物の、右目に眼帯をつけた少女。】
【倒れている男の懐から財布を抜いている。】

おおっ、思ったより金持ち!
よーし、これでいっちょ豪勢に焼き肉やー!
【路地裏に似合わず騒がしい。】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 20:20:30.92 ID:803yp3.0
>>118
【まぁ自分から蹴りだしたんだから爆破が避けられるはずも無く】

・・・(まだ動く・・・支障が無いと言えばウソになるがな)
【滅茶苦茶ぶちギレタ形相で敵を睨んでいる】


【敵が目を覆っている隙にまたも懐に手を入れ】
【投擲用のナイフを自分の足元近くに二本、地面に突き刺さるように投げ捨てる】
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:22:12.47 ID:HgUg5eco
>>119
…オレは

【そこだけは、声を張り上げて否定した…珍しく月音を睨みつけて】
【その点においては、言ったのが彼女であろうとも絶対に否定したかったのだろうか】

オレはいつまでも…弱いままの人間じゃねえッ!!

【そしてそこだけを否定すると手をひらひらさせながらフェルトハットを手に取り】

今時夕日に向かって走り去るってどこの青春ドラマのパクリだって話だよ
別にそんな事はしない、あーあ失敗しちまったとダチとどっかで飲みにいくか的な事をするにしても
こういう失敗した時はダチと愚痴りあうのが一番なの…

…でも、今日くらいはそんな事をするのもいいかもなあ

【そんなことを呟きながらパンパン、と帽子をはたきながら背を向ける】
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 20:22:53.76 ID:MxCPfYSO
>>121
……わーい……焼肉だ……やったね…お母さん……
【血のように真紅に輝く瞳に、闇夜に輝く月の如き長い金髪に、青いハートの髪飾りを左側につけ、首に4つのホイッスルと黒曜石のペンダントをかけ、両腕に宝石が埋め込まれたブレスレットをして、右足に宝石が埋め込まれた足輪をした少女が】

【なんか違和感もなく紛れてる】
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 20:22:59.83 ID:mQIWujgo
>>117

【「全部持つ」との言葉に小さく左右に首を降り、微笑みで応えて見せる】
【ふわり、と風が吹き―――――花の香りが鼻孔を擽る】

“甘い物”―――――…うん、チョコレートなら有りますね………。

【懐から板チョコの包み紙を取り出すと、墓石の前に置いて】
【軽く目を閉じて黙祷すると―――――静かに彼女へ向き直り】


ええ、―――――……珍しい事に、夫を三人。
チョコレートは二番目の夫の好物でして………毎月、供えに来るんですよ……。


【そう言って微笑む彼女に悲愴さは感じられない―――既に割り切っているのか】
【見た所は二十代前半と言った所だが、嘘を吐いている様子は無い】


こちらです――――――――――宜しいでしょうか……?

【確認が取れれば、墓地の奥の方へと歩き始めるだろう】
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 20:23:22.52 ID:oF2jx9A0
>>988
家族…
(良い思い出無いなぁ…)

【コーヒーが無くならない】
【飲んでる量少ないから】

>>114
/了解しました
/いえいえ、用事ならしかたないですよ
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:23:56.43 ID:8eY6xP2o
>>120
/ぱねぇ…シンクロ率が120%になってしまったようです…
/訂正させて下さい
/×します ○しますです
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 20:26:06.49 ID:wtg.2UDO
【魔術協会図書館、禁書庫】

おはようございます…!只今私達は魔術協会の入ってはいけない所に忍び込んでおります…!
ちなみに私達、魔術協会とは何の関係も無い部外者でございます…!
【うざったい黒い長髪、深い隈の光の無い目、ヨレヨレのズボンとワイシャツを着て瓶底眼鏡をかけた下睫毛な男】
【が、カメラ目線で何やら言っている】

「キーナよ、御主は何と話しておるのだ?」
【傍らで肩に乗る位ちまっこいワイバーン型の白い竜が飛んでいる】

「しかし珍しいな…御主が自主的にこのような所に来る…よもや忍び込む等」
「何か、気になる事でもあるのか?」
いや、別に?
ただかっこいいからに決まってんじゃーん!!
「…はぁ」

…お、この本は……ん?
この本は…ふむ…
おいセラフィル!ここの本全て禁書だぞ!!
「当たり前だ!禁書庫なのだから!!」
【忍び込んだと言うのにこの大声、こんな侵入者がいていい物なのか】
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:27:31.62 ID:DMV1qtEo
>>124
やったでマチコ今日は鳥やのうて牛のお肉やー・・・って誰やー!
しかもなんやお母さんて!うちはシングルマザーか!16歳の母か!
【ツッコミ用ハリセン召喚。相手の頭に振り下ろす。】
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:28:08.53 ID:wDLIMOIo
>>122

─────《 射出 》

【歪んだ空間から、橙色の水晶を撃ち出す】
【だが、目を覆ってるからか狙いは適当───】
【何の妨害もなければ、丁度二人の中点程の地面に刺さる】

【その後、眼を覆っていた腕を退かし、相手を見据えた】
【睨んでくる相手と正反対に、氷のように冷め切った無表情である】
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:28:37.46 ID:NH.oXoDO
>>120
流石は甘味の申し子、とでも言ってあげるべきかしら?味覚を判断基準にするとは面白いわね

【くすくすと笑いながら】

まぁ私は親と仲がよくなかったりこのドレスが習慣だったりいろいろでね、まぁわざとというのは否定しないわ

【親とのいろいろはここではあえて言わない、物騒だから】

まぁ適当に探しておくわよ、お代は取らないから安心しておきなさい

【指切りに応じて手を差し出した】
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 20:32:49.66 ID:MxCPfYSO
>>129
……わーい……マチコ…牛さん……食べるの……初めて……
【そんなボケをしながらハリセンがスパコーンとはいり】

【頭が吹き飛ぶ】

【そして頭がゴロゴロと転がり】

……残念……私は……11歳の…母です……
【頭が喋った!?】
【養子もちです】
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 20:33:10.95 ID:803yp3.0
>>130
【何と言うかこの形相はもはや般若とかそういうレベルを超越した形相だ】

【そんな頭でも一応冷静に戦えるだけの思考は残っているようで】
【足を動かさず】

【またも二本のナイフを取り出し投げつける】
【魔力を感知する力があれば分かるだろう。これには何らかの魔術が篭められている事に】
【投げた瞬間に発動しない辺り時間制か、それとも合図が必要なものか】
【狙いは一つは水晶、一つは敵の右肩】
【切れているだけに力は篭めてあり結構弾速は早い】
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:34:07.35 ID:nK9/.n2o
【森】

ほう・・・・これがあの御仁の言っていた猛獣か
(やべえええええええ!!お、思ってたのの数倍デカイよ!!?)

【2m程ある熊と、それと対峙する仮面の鎧男】
【服装は黒のコートに青色のフード、そして腰に日本刀】
【現在の鞘の色は緑、正直似合っていない】
【身長は180程度、仮面は顔全体を覆う程の大きさ】

・・・うん、怖いね、
だがやるしかねえ!!オリャアアアア!!

『グワアアアア!!』

【熊と青年が戦い始めた】
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 20:38:38.12 ID:EIeeB4s0
>>125

【首を横に振った彼女に、「分かった…」と、呟く様に答えて】

……、……すまない

【彼女がチョコレートを供える様子を見て、鮮血の瞳を見開くと】
【悲痛な表情を浮かべ、一度謝ってから―――「有難う」と言った】

…そうか…旦那さんを…三人も…
…という事は…此のチョコ…、…旦那さんの…

【夫を三人、という言葉に、ぎゅっと口を引き結んで】
【チョコレートが好物だったと聞き―――供えられた、其れを見た】
【其の事に気付いた瞬間―――申し訳無さそうな表情を、彼女へと向けて】

―――――――……ああ、分かった…

【答えると―――彼女に着いて行く形で、奥へと歩く】
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:38:47.55 ID:DMV1qtEo
>>132
うおっ、頭吹っ飛んだ。あれか?喰えるんのんか?
中身はこしあんか?つぶあんか?代わりの頭持ってくる強権投手は何処におるん?
そしてメタ言うなら自分のボケに自分で驚いたらあかん。マイナス10点や。
【早々に駄目出し。厳しい。】

11歳の?そらまた携帯小説にしたくなるような壮絶人生やねえ。
やっぱりガッシボカとか色々有って白血病とかガンとか混じってくるんか?
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 20:39:24.66 ID:PgeePwAO
>>123
それはそれは楽しみだわ。
精々頑張りなさい。
【どこまでも不敵な笑みを小さく浮かべ】

チャンスは何度もあるとは思わない事ね。
死ぬほど落ち込んで、死ぬほど考えると良いわ。
そしてそのまま諦めてくれればこの上なく嬉しいわね。
【本に目を通しながら告げる】
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:39:39.39 ID:8eY6xP2o
>>131

え、えぇっと…
……わたしは普通ですっ

【本人にとっては、余り違和感の無い発言だったので】
【面白い、と言われると、困惑してしまう】
【普通だー、と主張してみるものの自信は無くて、まあ、スルーしちゃって構わない】

ドレスが習慣、です?
あ、ああっ、そうです!
先程のように、飛んだり跳ねたりするのでしたら、長ズボンの方がお薦めですっ

【あえて言わないのであれば、追求はしないが】
【服装の事で思い出したらしい】
【なんでお薦めなのかは言わないけど】

【――辛そうな内容の歌詞は省略】
【軽く上下に振って、離す】
【楽しみです、と微笑んだ】
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:40:09.93 ID:wDLIMOIo
>>133

……───《 射出 》

【歪んだ空間から黄色の水晶を放ち】
【自身の右肩に向かってきたナイフを撃ち落とし】
【その後、少女の目の前の地面へと刺さる】

【尚、水晶は異常なまでに硬く、ナイフが当たっただけでは罅すら出来ないだろう】

【橙色の水晶───男と少女の真ん中程、地面】
【黄色の水晶───少女の目の前、地面】
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:46:43.65 ID:pEWUitwo
>>138
・・・うん、そういうことにしましょうか

【何かを納得した(あるいは諦めた)様に頷く】

昔からこんな感じの服ばかりだったからねー
いつの間にか他の服が落ち着かなく感じちゃって
あとズボン系は好きになれないのよねーなんとなく

【スカートを両手できわどい感じに持ち上げながら言う…ズボンを進められた理由は完全にわかっている模様】

【で、指切りを済ませて】

さて、これからどうしようかしら?パトカーは散ったっぽいけど
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 20:47:21.48 ID:803yp3.0
>>139
【般若を超えた形相は影に沈み、ニヤリ、とした笑いが一瞬浮かぶ。何か事をうまく運んだのか?】

【男はパチンと指を弾く、その直後】
【水晶に向けて投げたナイフがドカンと一発爆発する、そう大きくも無いが】

【ナイフに魔術が篭められてあったという事は、最初に地面に投げたナイフも恐らくはそうなのだろう】

142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 20:49:17.54 ID:mQIWujgo
>>135

私が好きでしている事ですから……気にしなくても宜しいんですよ………?
三人とも、優しい人でしたから……供えなかったら、私が怒られてしまいます。

【薄い微笑みを伴って小首を傾げると、「では」と呟いて歩き出した】


【暫く歩いた後に止まった場所には、其れほどに古くは無い墓石が三つ並んでいる】
【並んでいる墓石を見れば、それぞれ三年前、二年前、一年前に死んだ者と分かるだろう】
【『それほど昔に死んだのではない』――尤も、小さい疑問が生まれるかも知れないが】


――――――――――――………。


【無言で二つの花束を、それぞれ二つの墓石に置いて―――――黙祷する】
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 20:49:23.77 ID:MxCPfYSO
>>136
……チョコレート…だよ…
……【】内が…ツッコマレた……中に…4649の…ダメージ……
【頭がニョキッと生えながら】

……いいえ…3歳の…時…誘拐され…悪魔教団に…売られ……7歳まで…人殺し等…しちゃったり…7歳の…時…悪魔教団…崩壊したり…
…好きな人が…二人も…死んだり…
…実の…姉が…私を…探してる…最中…犯罪者に…捕まり…改造…洗脳…されたり…
…その…犯罪者を…殺した…際…人間…やめたり…
…幽霊屋敷…住んだり……吸血鬼…メイドに…したり……義理の姉を…目の前で…殺されたり……今…同棲中の…友達と…殺されそうに…なったり……赤ちゃん…育てる…事に…なったり……
………そんな…普通の……11歳……
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:52:02.78 ID:GldI6gDO
【路地裏】

まったく……よくもまあ、どこから溢れ出てくるんですかねぇ
絶えたら絶えたでつまらないんですが
【白髪頭の黒縁メガネ、スーツの上に黒のロングコートという味気ない格好、年は20代半ばと思われる狐目長身の男】

【両手に血で彩られた手斧を携え、足元にある死体へと屈んで】

……力も無いのにこんな所を彷徨いてるからですよ……
――…バァカ
【と付け足し、立ち上がって奥へと足を運ぶ】
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:52:26.70 ID:79OEVoAO
【機関の制服の上から灰色のトレンチコートを纏い】
【一本の細剣を腰から吊り下げられた鞘に収めた】
【腰の辺りまで伸びたストレートの金髪と、碧色の澄んだ瞳が印象的な小柄な少女が、ふらふらと、危なげな足取りで街を歩く】

……。

【額からは、単純な暑さだけが原因ではない汗が流れる】

……んー、無理、しすぎちゃいましたかね。
凄く、しんどいです……。
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:53:16.79 ID:pGD1ZgDO
>>137
どういたしまして、と言うよ
【そっけなく、そう言い返すと】

オレは諦めは悪い方
もうちょいあがくよ・・・じゃ、またね月音ちゃん、お元気で

【フェルトハットを被りなおすと、彼はそのまま去っていった】

/最後、携帯から失礼します
/そんじゃ、お疲れ様です・・・
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:54:14.64 ID:wDLIMOIo
>>141

【橙色の水晶が爆発に巻き込まれるが───】
【破壊されきってはいない──ヒビだらけでは、あるが】

(…………あれはもう、使えない。)

【──破壊されてないだけで、もう能力は使えないようだが】

─────《 射出 》

【歪んだ空間から、男の胴体を狙って緑色の水晶が放たれた】
【そして、自身の近くにあるだろうナイフの爆発に巻き込まれないようにと、数歩後ろへ下がる】

【橙色の水晶(使用不可)───男と少女の真ん中程、地面】
【黄色の水晶───橙色の水晶と少女の真ん中ほど、地面】
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 20:55:20.45 ID:PgeePwAO
>>146
/お疲れ様でしたなのですよ
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 20:55:21.62 ID:FzfuGg60
>>144

【目の前に歩いて着ている影がある】

【死体の血の匂いをかいできたのだろう、か】

【真っ赤な髪が眼に掛かり、眼の色は見えない】
【肩幅からかろうじて少年であることは理解できる】

【紅色の羽織を着ており、右手には何かを隠すような手甲がしてあった】

【―――この、ここの住民であろうか・・・】
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:58:13.56 ID:8eY6xP2o
>>140

【彼女の動作を見て】
【はぅっ、と息を呑んだ】

だ、だーから、そういうことすると、アレですっ 駄目ですっ
わたしは気にしねーですけど、駄目です

【夜空を仰ぎながら、要領を得ない事を言った】
【能力はアレだけど、戦闘に対する意識は真面目、らしい】

確かに、サイレンも聞こえないです
…えーっと、それじゃ……わたしは一旦寮に戻るです

なにかあれば、《古文書解読班》 の研究室を訪ねて欲しいです
今日は、ありがと、だったです

またね、です

【翠の顔をまっすぐ見て、そう言った――手元は見ない】
【ひらひら、手を振ると、そのまま屋上の出口へ、向かおうとする】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 20:59:35.14 ID:DMV1qtEo
>>143
こんなカカオ100%のチョコ入ってそうなパンよう誰も喰わへんがな。
そして笑いを取りたいならネタを出す本人は笑ったらあかん。笑顔はええがな。
芸人が身内ネタで爆笑してる姿なんて見苦しいやろ?
【笑いに無駄に厳しい。流石関西人(?)】

お、おおー・・・・・・無茶苦茶な経歴やなー・・・
初対面の人間にベラベラベラベラ喋れる程度と言っても無駄に重いわー・・・
それが普通思うんなら辞書で普通を引いて百辺音読する事を勧めるで。
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 21:01:52.20 ID:803yp3.0
>>147
・・・
【また、指を弾く】

【男の近くにあるナイフから光の魔力弾が発射され、緑の水晶に向かう】
【まぁされど魔力弾の威力はかなり低い方だ】

【どちらかと言うとこれは弾速や威力が少しでも落ちて、少しの時間稼ぎをすることが狙い】

【まぁその時間稼ぎに成功したならばその時間を使って懐に手を入れるのと】
【体を逸らして左肩に当たるようにする】
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:02:51.55 ID:pEWUitwo
>>150
冗談よ、私にそっちの気は無いから安心しなさい

【違う、論点が違うよ翠・・・】

そうね、私もそろそろどこかに行こうかしら

えーと、確か魔術協会の、だったわね。覚えておくわ
それじゃあ、またどこかで

【そう言って軽く手を振った後、屋上から飛び去ってどこかに行ってしまった】

/お疲れさまー!
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:03:49.25 ID:GldI6gDO
>>149
おや……目に悪い格好してますね君……
【現れた少年に僅かだが驚き、歩を止める】

(男…かな)
【体つきでそう判断した男は姿勢を崩し、口調を変えて話し掛ける】

何か用か…?
もしかしてコイツの敵討ちとか?
【手斧を構えてはいるが戦闘態勢ではない、顎で後ろの死体を指してみせる】
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:04:47.87 ID:8eY6xP2o
>>153
/お疲れ様でしたー!
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:05:16.80 ID:EIeeB4s0
>>142

…供えなかったら怒られる、か…―――――
良い人に、巡り合えたんですね…奥さん

【其の言葉に、安堵した様に微笑んで、瞳を細める】
【其れから―――「有難う」、と呟いた】

【そして―――其の、三つ並んだ墓石を見て、ぎょっとした】
【三人共、つい最近亡くなった―――しかも、一年毎に、立て続けに…?】
【そんなの、可笑しい―――災害や事故で、亡くしたにしても…】

(…三年前…二年、前…)

【顔を少し青ざめさせてから、自分も、そっと花束を供えて】

(…一体…何が有ったのだろうか…)
(…しかし…尋ねるのも、…)

【悲愴な様子が見え無いとはいえ、夫を亡くして傷付いているであろう彼女に】
【其の事について、尋ねるのも――――】

………失礼ですが、奥さん

【…しかし】

………無礼を承知で…お尋ね、したいのですが…

【好奇心の方が―――勝ってしまったのか】
【黙祷をしている彼女に、問い掛けた】

…貴女の旦那さん方は…どうして、お亡くなりに…?
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:05:19.81 ID:wDLIMOIo
>>152

────《 爆破 》

【男の左肩に水晶が当たった瞬間、ソレが爆発】
【その規模、威力は先程同様である───】

【同時に、両手で拳銃を抜いて男へと狙いを定めた】

【橙色の水晶(使用不可)───男と少女の真ん中程、地面】
【黄色の水晶───橙色の水晶と少女の真ん中ほど、地面】
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:06:25.74 ID:MxCPfYSO
>>151
……なる…ほど……流石…お笑い芸人さんじゅうろく歳…
【こっちで言う分にはいいじゃないですか!と御坂は思います】
…私の…中の…人…黙れ…
【( ゚Д゚)】

……多分…きっと…普通…の…ような…気がした…
……よし…じゃあ…辞書…買ってきて…
【ビシッと相手を指差しパシらせながら】
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:10:41.92 ID:FzfuGg60
>>154

―――この、路地裏にゃぁ似合わねぇ奴だな・・・

【上を向き、顔をあわせようとする】

【漆黒の瞳が、暗闇に混じっていた】

そいつらが誰かは知らねェが―――物騒なことしてんじゃねェよ
眼に合わねぇのが普通なんだよ、あんたらみてーな奴と違ってな・・・

【殺気、右手の手甲が外れている】
【―――敵意をそちらに向けていることは・・・確実であろう】
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:11:20.37 ID:DMV1qtEo
>>158
肝心なのはメリハリやな。笑え笑えと押し出しとると笑えへん。
あたかも普通の事としてボケを持ちだすからこそツッコミも鋭く突き刺さるんや。
狙い澄ましたボケより天然ボケの方が強烈な事が有るんもそういう理屈やな。
【何故か講釈開始。】

この世界でも珍しい部類に入ると思うわ、うん。少なくともウチはそう思う。
そして何をほざくかこの馬鹿弟子がー!
【ツッコミ:神速ハリセンPart2.】

師匠をパシリに使うとは何事やこのダボが!自分で買うてついでにたこ焼でも値切って来んかい!
あ、マヨネーズはパスよ?普通にソースで頼むわ。
【いつの間にか師弟関係に。】
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:11:21.24 ID:lzxMylk0
【森の奥のジメジメとした日陰】

ここでなら椎茸を育てても大丈夫そうだな

【1:1位の黒と白の割合の髪の毛に肌色のポロシャツと暗い緑のズボンを履き、パナマ帽を被った四十ぐらいの男】
【ブツブツ言いながら倒れている木をいじくり回している】
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:12:39.03 ID:mQIWujgo
>>156

【――――――――――ふわり、瞳を開けて】


そうですね……―――――少なくとも、私が殺したとかでは無いですよ………?


【冗談っぽく笑ってみせると墓石に軽く目を遣り】
【それから、既に日が沈みきった空を見ると―――驚いたように小さく声を出して】

あら、もうこんなに暗く……歩きながらお話しましょうか―――――。

【静謐を身に宿したかのような所作で以て―――――歩き出す】
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:13:51.47 ID:X6lfCx60

【魔術協会、図書館前広場】

…うぅへぁっ。珠には静かに術式研究も悪く無い、悪くないんだけどさ。
……何だか、眠くなっちまったよ。コーヒー飲みたいパフェ食べたい……。

【ベンチに座るは、黒色の長い綺麗な髪を中ほどで束ね、澄んだ丸い漆黒の瞳を持つ、身長160cmほどの大和撫子風の少女】
【凛とした美しさといえば聞こえはいいが、この世界では少し地味かもしれない。服装も、とりたてて印象のない緑のスカートと白い夏服で胸は小さい】
【――それ故に、膝に乗せた巨大な龍角製の「ラッパ」…今や、この世界でも有名になった、あの煩い「ブブゼラ」が、見る者に衝撃を与える】

【その隣には、“魔術協会認定”とプリントされた、分厚いノートが置いてあって】
【彼女は、月の無い空を見上げながら、ふぁぁあ、と欠伸をする…】
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 21:16:53.99 ID:803yp3.0
>>157

・・・(不味い、な。やはりどこかで休んでおくべきだった)
【男が取り出したのは二つのスタングレネード。閃光と音で敵の行動を阻害する武器】
【その内の一つを投げると同時に駆ける】

【元々時間稼ぎで駆けるつもりもなかったが敵が銃を持つとなれば動かない訳にも行かない】

【だがただ回避行動に徹するつもりも無い】
【水晶を避けるように迂回する形で敵に近づこうとする】
【まぁ狭い路地裏では幾ら迂回するといっても完全に効果の及ばない所に行くのは無理だろうが】
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga!red_res]:2010/08/10(火) 21:18:26.73 ID:tHk/7yso
【水の国――ビル屋上】

ここならば……よく見える……
……さぁ……皆の者……産声を上げようじゃあないか……

【高所の風に、目に刺さりそうな微妙な長さの銀髪を揺らす男】
【薄青色の目と、青白いと形容されそうな肌の色をして、背は高く体躯は細長い】
【お貴族様みたいな真黒のマントに白のドレスシャツ、アスコットタイを締めて】
【黒のスラックスに同じく黒のオペラパンプス、右の手には白のステッキを持ち】
【いかさまの似合いそうな指は白い手袋に包まれ、貴族的風貌の時代錯誤の男だ】



【そして】



【水の国――交差点、同刻】

「きゃっ」「いてっ」「ぶつかっといてシカトしてんじゃねーよっ」

【顔まで隠すローブに身を包んだ五人の者達が、人ごみを右手で掻き分けるようにして一箇所に集まる】
【そのうち四人は黒のローブで、リーダーらしき人物は赤のローブだ】
【ひそひそと額を寄せて何かを話し合い、有象無象が遠目に見たり不機嫌さを顕わにする気配も気に留めていない】

「おいっ、聞いてんのか……よ?」

【文句をつけようとした金髪の男が五人の中の一人に手を掛けようとした途端、その場に崩れ落ちる】
【それを区切りに、他にぶつかられた二十人ほどの人々もバタバタと倒れだした】
【その周りの幾人かは驚いて身を引き、幾人かは助け起こそうと試みる】

/続きます
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:18:38.03 ID:MxCPfYSO
>>160
……なるなる……
【メモメモといつの間にか紙を持ってメモをとりながら】

……ぐはー……
【ハリセンにより血(?)を吐きながら吹き飛び】

……スイマセン……師匠……目が覚めました…
……だが…断る……
【キリッ】


【多分さっきだよ】
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga!red_res]:2010/08/10(火) 21:19:19.67 ID:tHk/7yso
【――と】

「痛っ……なんだ?」

【助け起こそうとした者達にも、それぞれ異変が現れる】
【倒れた者達が、助け起こそうとした者たちの腕に顔を当てている】
【否】
【噛み付いている】

【それに気付いた者達が悲鳴を上げた】
【その声を拍子に交差点にいた人々が混乱を起こし、逃げ惑い、】
【逃げ遅れた者が倒れた者達――或いは、助け起こそうとして噛まれ、変質した者達に襲われ】
【またしても噛まれ、変質し、噛まれ、変質し、噛まれ、変質し――】
【瞬く間に混乱が膨れ上がると共に、不安を煽るような音楽鳴り響いた】
【交差点の近くのスピーカーというスピーカーからそれは流れ出しているようだ】

【エリック・サティ グノシエンヌ第一番】
ttp://www.youtube.com/watch?v=RyFhsG8Ip4E

【静かに、激しく、密やかに、狂おしく】



/突発テロ型イベントです
/展開上、結末が後味の悪いものになる可能性がありますのでご了承ください
/ローブの人物達がボスです。その周囲で人々を襲っている元人間の怪物を倒し、ローブの人物達を倒してください
/参加人数に上限はありません
/0時前後に終了とする予定です
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:19:25.15 ID:GldI6gDO
>>159
ケッ…マトモに口聞いたかと思えばこれかよ…
【対してこちらは挑発するように見下してみせ】

物騒が集まってんのがココってもんだろうがよ
テメェだって知らねぇ訳じゃねぇンだろ…自分が特別だとでも思ってんのか

【軽く前に勢いをつけて左手の手斧をくるん、と逆手に持ち直す】
【体勢はそのままだが、こちらの準備は完了したらしい、少年の出方を窺う】
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:21:24.20 ID:pEWUitwo
>>163
【メリハリのある体形で、大人びた雰囲気を持った橙色の瞳の少女】
【黒に近い濃紫色の背にかかる程度の長髪は所々が跳ねており、ぴょこんとアホ毛も】
【紫と黒ベースに白い装飾の入ったセーラー服のような衣装に短い黒のケープを纏い、茶色いブーツを履いている】

【そんな少女が先端に鎖の絡まった大きめの赤い球体が付いた銀色の杖に乗って魔女か何かのように空から降りてくる】
【ただし彼女の”真後ろ”から”静かに”】

そー・・・

【接近に成功したら流れるような動作で抱きついてくるだろう】
【でも意外と気配とかで気付かれるかもしれない】
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:21:39.92 ID:EIeeB4s0
>>162

……え、あ……そう、ですか……

【其の返答に瞳を開いて、焦った様な表情を見せる少女】
【すっかりホラーな方向に考えていたのだろうか、冷や汗を垂らしている】
【…いや、失礼過ぎるだろコイツ】

……分かり、ました……

【小さく頷くと―――おずおずと、彼女の隣を歩き出す】

【こつ、とブーツを鳴らしながら歩んで、じっと黙り、彼女の話を聞こうとする】
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:23:40.15 ID:DMV1qtEo
>>166
結論として、自分がやってる事は当たり前だと思い込むのがええんやろうねえ。
変な事と知っててやってればそれは只のキャラ作り、狙ってるのがバレバレや。
普通が変やからこそボケ。ここ、テストに出すで。
【黒板に赤チョークで丸を書く。きっと黒子か誰かが持ってきた。】

打たれる度にリアクション変えるのは中々やな、うん。
そしてその断りをお断りします・・・・・無限ループや。

で、今更やけどアンタ誰?というか何?人間?妖怪?
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:24:44.06 ID:wDLIMOIo
>>164

【爆発でダメージは受けたのかしら】

………………っ

【迸る光を、左腕で両目を覆って防ぐが】
【視界が塞がれてる間、相手への妨害はない】

─────《 射出 》

【守りを固めるためか】
【自身の目の前の地面へと、青色の水晶を撃ち出した】

【黄色の水晶───少女の前方、地面】
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:28:54.80 ID:FzfuGg60
>>168

アンタ・・・やっぱこっち側の人間だったか・・・―――ハハハハッ!

【獣のように高笑い、挑発のように取れなくも無い】

―――俺は自分のことを特別だぁなんて思ったこともねェ、考えてもねェ
だがな、テメーが俺を馬鹿にしてんのは分かる、分かるんだよォォッ!!

【突如、拳を空に向けて大きく叫ぶ】

『焔』ぁぁぁぁあああ!!!

【空に響き渡る声、いくばくかの光が右手を包んでいく―――】

【光が消え、右手は逆鱗のようなものに包まれていた】
【右手の背に緑色の石がはまってあることは分かった】

俺はヴァーデッド!てめぇのここでの名前は!?

【眼を見開き、獲物を狙うかのような形をしていた】

174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:28:59.24 ID:X6lfCx60
>>169

……はぶゃぅっ!!

【何時ものように、「醒めている」のであれば、気配を感じた瞬間、ブブゼラの吹き口側を手に、ベンチを離れていただろう】
【―――「正義」を掲げる戦士、無道 武美。だが、そんな彼女も、眠気と奇襲の同時攻撃の前には、分が悪い】
【“襲撃者”の思うがままに、抱きつかれて……驚いた様な、悦んでいるような、素敵な声を上げた】

―――ハ、貴女……っ!

【体を震わせながらも、ブブゼラをすちゃ、と手に取り、振り向きざまに頭を叩こうとする…脳震盪を狙う一撃…が】
【―――振り向いた結果、相手が誰なのか理解したようで、すんでの処で手を止めた】
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:29:16.72 ID:MxCPfYSO
>>171
…はーい……先生……
【いつの間にか学校の机と椅子があり椅子に座った状態でいいながら】

……これぞ…終わりなき……………考えてないや…

……名乗るのは…そっちから……
……私は…サバト……元・人間…今…謎の生命体……11歳……カオスを…目指し…頑張ってます…
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 21:32:44.38 ID:803yp3.0
>>172
【迂回して相手から見て二時の方向からその剣を抜き、斬りかかろうとするが】

【先の左肩への爆発で左手に上手く力が入らず、左手で剣を持つ事を止め、右手だけで】
【その剣を振り上げ、先述の通り、二時の方向からその頭上目掛けて剣を振り下ろそうとする】

【両手で無いだけあって威力は半減するだろう】
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:32:48.87 ID:DMV1qtEo
>>175
以上、これで今日の授業は終わりや。
明日は抜き打ちテストするでー、範囲は一学期始めの10ページ分や。
【しっかり予告する。さすがにこういう教師は見た事が無い。】

うむ、ツッコミの余地も無い程の速度のボケ、ええでええで。
遅ればせながらツッコミ入れるとすれば「アンタから名乗るんかい!」やろか。

うちは朝顔。現在人間十六歳、旅行に来たら食費だけで所持金尽きてお金漁ってます。
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 21:33:11.18 ID:zT6cr2AO
>>165>>167
……うわぁ

【かつこつと緩慢な足音、それに続くのは声質からして女の物か】
【逃げ惑う人波の中、逆流するよう悠々たる歩みで現れるのは】

何?舞踏会でも始まるの?

【栗色の髪の毛、黒に限りなく近い深緑の瞳の矮躯の女性】
【彼女は白いローブを羽織っていて、右手には、刃に薄らと冷気を纏った細身の長剣】
【そうして立ち止まる、舞台上】
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:34:03.33 ID:wtg.2UDO
>>165>>167
…まさに、阿鼻叫喚…だな
【学生服に学生帽を被って下駄を履いた黒髪ショートカット、マフラーを巻いて眼鏡をかけ、顔に『厄』と描かれた紙を貼ってエレキギターを背負った青年】
【が、変質した人間達の中に、一人静かに佇んでいる】
【その様子はかなり異様であり、青年自身もまた異様な雰囲気で】

…さて…これでは買い物をして帰れない…
…どれが発端か
【ゆっくりと、歩みながら周りを見渡し、発達を探す】
【青年に近付く元人間達が、何者かに切り付けられていく】
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:35:10.08 ID:mQIWujgo
>>170

【静かな墓地に響くのは、二人の足音のみ】
【女性の足音は、そんな状況ですら消え去ってしまいそうな程に希薄で】


あっさりとしたお話ですよ……―――――一人目は流行り病でした。


【矢張り女性の口ぶりから、悲愴感と言ったような物は感じられない】
【むしろ微笑みからは―――――優しさすら感じられるような、そんな調子で】

それから二人目が事故で……―――三人目は戦死です…。
三人目の夫は軍人でして……住んでいた国で起こった内戦で…ですね。

【其れほど墓の入り口からは離れていなかったらしく―――到着すると、立ち止まって】

さて、………私は奈々浦 桔梗(ななうら ききょう)と申します。
お嬢さん、貴方のお名前を……教えて頂けますか―――――?

【一種、浮き世離れしたような印象を与える微笑みを浮かべ―――問いかけた】
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:35:36.34 ID:DMV1qtEo
>>175>>177
/風呂入って来ます。
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:36:34.33 ID:pEWUitwo
>>174
ふっふっふー、何時ぶりかしら、こんばんわ、武美

【両手で武美の胴体、というか胸をガッチリ捕えながら話し始める】
【抱きついたということはこっちの胸が(ry だがまぁいいだろうこの辺は】

知り合いに会った帰りに寄ってみたらさ、なんだか神妙な様子だったから気になっちゃって
なにかあったのかしら?

【彼女―ティナの頭部は無防備そのもので、殴られていたなら結構入ってただろうが…】
【ちなみに杖はティナが降り立った後、自動で浮いて背中に戻っている】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:36:53.11 ID:wDLIMOIo
>>176

【威力が下がっていようが、頭への攻撃を受けたら危険】
【そのため、慌てて右に身体を反らす】
【頭には当たらなかったものの──左肩が切り裂かれ、鮮血が舞い】

─────《 迎撃 》

【青色の水晶から、男の横腹を狙ってエネルギー弾が放たれた】
【だが、慌てて放ったもののため威力は低め───】
【とにかく、相手を一旦自身から離すことを狙いとしているようだ】
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:37:22.24 ID:PhUqI4ko
>>849

【ズ、ズ、ズ、と左足を斜め後ろに下げ、右半身を前に出す型へ】
【ただし武器は持たず、やはり無手のまま構えもせず】
【その型を取ったまま相手の正義について、その見解を静かに聞き―――】

なるほど・・・素晴らしいものだな、貴様がそちらに居るのがなんとも惜しい

正義とは「各人が持つべき思考」であり、愚衆のそれは塵に同じ
自ら考えることを止め、周囲に流されて形作られる“正義”
ふざけた話だ、世界はそんな腐りきった汚泥の如き考えに嵌りきっている

【当然ながら、言葉を続ける“鎧”の表情は窺えない―――】

・・・・・・だが、どうだ?
その点貴様の正義は「自らの考え」でキチンとした形がある

周囲?世間?常識?真っ当?日向の者?
そんな連中の目など、ゴミのような正義の理論などに貴様の考えを当てはめる事は無い
『仇名す者を[ピーーー]』―――良いではないか、私は諸手を挙げて賞賛するぞその“正義”

【―――が、不鮮明な言葉に読み取れる感情は激しい喜怒哀楽のそれ】
【語る内容こそ異様だが、その内面は圧倒的な人間味に溢れていて】

・・・さて、貴様はシェン・ロンドを知っているだろう?
産湯の様に温く、それでいて白熱する鉄の熱さを隠し持った“議員”の男を
以前「昼の国支部」で戦ったであろうあの男を、そしてその場所で――――

【スッ、と右足を浮かせて前方へと動かし】
【大よそ通常の一歩と同じ幅でそれを下ろす】

【――――ガァン!と地面に足型が残る程の力で、だが】
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:38:38.04 ID:I7yyeHso
>>165>>167

んー……腹ァ一杯だわあ
【珍しい笑顔と共に腹を摩りながらとある人物が騒動の場に現れる】
【それは白いシャツに暗い赤のネクタイ、そして黒の上下スーツに身を包んだ女】
【髪の色はネクタイと同じく暗めの赤、両の手には黒い手袋、そして瞳の色は藍色に染まって】

メシ食い過ぎて店の奴が涙目になってたから気分も良いし、今日はゆっくり眠れそうじゃねえかー……?
【と、その異様な雰囲気に気付いたのか元の表情――――】
【鋭いツリ目と眉間に深く刻まれたシワ、常に怒っているような表情に戻り】

――――……あー、アタイ知らね……
【珍しく良い気分だこんな事に付き合わずにとっとと帰って寝よう、と踵を返すが】
【それは途中で止まる】

…………はぁ、わかってるよこういうの無視すっと後々気分悪くなんだよなあ、嫌な性格だわほんっと
【小さい溜息と共に両手の骨を鳴らしながら騒動の根源に向かいゆっくりとした歩みで近づいていく】
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:39:45.98 ID:GldI6gDO
>>173

そうだ、馬鹿を馬鹿にして何が悪いってンだ、ヴァーデッド……凝った名前しやがって

俺はアルフレッドだ、覚えんなよ迷惑だから?
【口を歪め、相手を見据え】

大した気迫と格好だ…、能力のお陰ってんなら………欲しい…ッ
【それが戦闘の開始の合図――】

――ヒャハハハハハ!
コイツ共々、仲良くおねんねしとけよッ!
【先程構えなおした左手の手斧を振り上げながらの投擲】
【勢いはあるが、直線的なそれはこの距離の関係上、気付いてからの回避も可能かもしれない】

【そのまま距離を取るため後方へと待避しつつ、放った左手で胸ポケットの中を探り始める】
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:41:09.79 ID:MxCPfYSO
>>177
……先生!!……夏休み…はいってますよ…学校…休み…ですよ…
【手をあげながら】

……あさがおさんじゅうろくさい……覚えたよ…
……じゃあ…警察…連絡…します……通報…しました…
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:41:27.62 ID:FUCO4oSO
>>126

・・・・フゥ
【此方はもうコーヒーなくなったようだ】
【少女とは対照的に普通にがぶ飲みしてるたからだ】

/護中身、ただいま戻りました
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 21:42:40.13 ID:803yp3.0
>>183
【敵の攻撃には気付いたものの体がそれに追いつかず】

【その攻撃が当たり、一時動きが止まらざるを得なかった】

【左手でまた指を弾こうとするも不意に力が抜けてそれは失敗する】
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:45:34.14 ID:X6lfCx60
>>182

くそぅっ……あたしに胸が無いコト判って其れやってるなら、今度こそ殴るぞ…!

【大声で悪態をつきつつも、ブブゼラを膝の上あたりまで戻しながら、尻で這ってベンチを立とうとする】
【抱きつかれること自体については、意外か必然か拒否は無く―――たとえ動かれても、捕える事は簡単だ】

……あ、何も無いが? あたしだってぇ…何時もは此処で色々と研究してるんだよぅ。
術式開発と、魔道具研究については其れなりに優れてるつもりだしな。

【所々、声を絞り、震わせる。乙女の柔肌の感覚も相まって……嗜虐心を誘うかもしれない】

……しかし、アメシスティナ・エレジー。貴女は何をしに魔術協会に?
此処に来たということは、図書館っぽい気はするんだけど、なぁっ。

【“寄ってみた”という言葉が引っ掛かった武美は、わざわざ相手のフルネームを呼んで、尋ねた】
【―――ぷにぷにのほっぺたは、大分赤い筈だ】
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:46:18.89 ID:wDLIMOIo
>>189

……─────────。

【その隙に、僅かに後退りして】
【再び、銃口を相手へと向けた────】

【だが、この距離、撃たれる前に少女に止めを刺す事が出来るかもしれない】
【勿論、間に合わなければアウト、危険性は高いが───】
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:47:46.47 ID:FzfuGg60
>>186

アルフレッドねェ!覚えてやんよォォォ!!

【目の前に迫り来る手斧、危険性、殺傷性ともに高そうだと判断したが・・・】

―――おらッ!ぶっつぶれろッッ!!!

【拳を前に出し、後ろから火を噴出】
【瞬間、加速していき―――】

ガキンッ

【火花を散らして手斧を弾き飛ばす】
【手には数枚剥がれ落ちた逆鱗があるが、そのまま本人の方へと翔ける―――】

【しかし直線なうえ、肉眼でも確認可能な程度の速さなため】
【後ろに離れた相手は、簡単に回避できるであろう】
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:48:22.62 ID:EIeeB4s0
>>180

【彼女の返答を聞き―――少女は、申し訳無い気持ちで、一杯になって】
【自分は、何て馬鹿な事を、考えていたのか―――】

【微笑みを浮かべる彼女に―――ぐ、と頭を下げると】

……すまん……辛い事を……尋ねて、しまって

……俺は、馬鹿だ

【其の声には――小さな嗚咽が、混じっていた】
【其れから―――彼女の、名前を知って】

奈々浦…桔梗…桔梗、さん

……俺は……卒業終了(そつぎょうおわる)
終了と書いて、おわると読む

【自分も、名乗り返した後――――】

――――教えてくれ、桔梗さん

大切な人が…居なくなったら…
心の支えが…消えてしまった、其の時

俺は―――どうすれば、良い?

【酷く、悲痛な、質問】
【今にも自害してしまいそうな、絶望に満ちた声音で】
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga!red_res]:2010/08/10(火) 21:51:13.31 ID:tHk/7yso
>>178
【時間と共に徐々に徐々に騒ぎは広まり、悲鳴を包み込むように音楽は四方八方から響き拡散する】
【と、既に変質している怪物の内二体が貴女に襲い掛かる】
【一見唯人と変わらないものの、顎は人間にあるまじき角度に開き牙は鋭く尖っている】
【目は空ろで周囲を認識しているかも定かではないが、明らかに目標は貴女だ】
【知性は極端に低くなっているのか、統率も無く正面から押し合い圧し合い駆けて来る】
【注意すべきは噛み付かんとする口と、貴女に掴みかかろうとする手だろうか】

>>179
【何体も何体も、貴方の何らかの力によって倒れ伏す】
【人間のものよりもずっと濃く生臭い血の匂いに惹かれてか、五体ほどが貴方の方へ向かってきた】
【三体は正面から、二体は左から】
【同じく注意すべきは噛み付かんとする口と、貴女に掴みかかろうとする手だろう】

>>185
【逃げ惑う人々の中、女性の一人が躓きバランスを崩す】
【しかし周囲はそれに構うどころか我先にと動き、その女性を突き飛ばした】
【擦り剥き、立ち上がるのに時間が掛かっている女性に異形が襲い掛かる】
【その女性に異形達は気を取られているため、急いで無視をすれば比較的早くローブの人物にたどり着けるかもしれない】
【その場合、女性がまた被害者となることは明白だろう】
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:52:54.93 ID:MGvC1MSO
>>184
>前>>849

>【ズ、ズ、ズ、と左足を斜め後ろに下げ、右半身を前に出す型へ】
>【ただし武器は持たず、やはり無手のまま構えもせず】
>【その型を取ったまま相手の正義について、その見解を静かに聞き―――】

>なるほど・・・素晴らしいものだな、貴様がそちらに居るのがなんとも惜しい

>正義とは「各人が持つべき思考」であり、愚衆のそれは塵に同じ
>自ら考えることを止め、周囲に流されて形作られる“正義”
>ふざけた話だ、世界はそんな腐りきった汚泥の如き考えに嵌りきっている

>【当然ながら、言葉を続ける“鎧”の表情は窺えない―――】

>・・・・・・だが、どうだ?
>その点貴様の正義は「自らの考え」でキチンとした形がある

>周囲?世間?常識?真っ当?日向の者?
>そんな連中の目など、ゴミのような正義の理論などに貴様の考えを当てはめる事は無い
>『仇名す者を[ピーーー]』―――良いではないか、私は諸手を挙げて賞賛するぞその“正義”

>【―――が、不鮮明な言葉に読み取れる感情は激しい喜怒哀楽のそれ】
>【語る内容こそ異様だが、その内面は圧倒的な人間味に溢れていて】

>・・・さて、貴様はシェン・ロンドを知っているだろう?
>産湯の様に温く、それでいて白熱する鉄の熱さを隠し持った“議員”の男を
>以前「昼の国支部」で戦ったであろうあの男を、そしてその場所で――――

>【スッ、と右足を浮かせて前方へと動かし】
>【大よそ通常の一歩と同じ幅でそれを下ろす】

>【――――ガァン!と地面に足型が残る程の力で、だが】
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:52:59.07 ID:pEWUitwo
>>190
あるとあるで色々大変なのよ?コレ

【武美の動きに合わせて付いて行きながら、おもむろに自分の胸を押し当ててみる】
【ニヤニヤしてる様子が声からも伝わってきてきっと気持ち悪い】

ああ、武美ってこの協会の所属だったのね
こういうところの連中って頭でっかちな人間の集まりなイメージがあるから意外といえば意外ね

【右手を顔に回して頬をつつこうとする】

言葉が足りなかったかしら?
野暮用で魔術協会にいる知り合いと会って、帰る前に外で涼もうかと思ったら見つけちゃったのよ

【「野暮用」というのを妙に強調して言う】
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 21:54:23.00 ID:803yp3.0
>>191
【カランと乾いた音が鳴る】
【掌が力なく開かれ、右手に持っていた剣が地に落ちたのだ。右側の腕や手に攻撃は受けてないはずだが】

【敵が銃口を向けた瞬間に魔術障壁を張り、また突き進む】

【咄嗟に張ったという事もあり銃弾の一発にも完全に耐えられる程度の力すら無いが】
【それでも障壁を張りながらもう一度右手を握り締め、今出せる力で思いっきりその頬目掛けてぶん殴ろうとする】
【今出せる力、恐らく小さい女の子くらいなら何とかほんの少し吹っ飛ばせる程の威力か】
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 21:56:09.24 ID:Ss.uBKc0
>>167
どうなってるんですか…これ…

【交差点を通り過ぎようとした少女が異変に気づいて立ち止まる】
【黒目、黒髪、姫カットの腰まで届くストレートロングヘアーの少女。】
【身長は140cmほどで地球の上に乗った翼を広げる鷹がプリントされた白地のTシャツに…】
【黒のスパッツ、黒の編み上げブーツと動き易さを意識した衣装だ。】

とっ、とりあえず…
【ごそごそと一枚の紙を取り出す】
【自分の傍を指差し、そのまま指を鳴らす】
【黒い靄が噴出し、その中から―】

「また厄介事か?ってこりゃヤバいな」

【鎧を模した強化外骨格の上にグレネードベストを身に付けた兵士が現れた】
【身長は185cmほど、フリッツヘルムと防弾ガスマスクで顔が覆われている為、表情は確認できない】

どうにかしないと…
「俺がこいつらを片付ける」
そ、そんな勝手に…
「いいから下がってろ!」

【少女は現場をから遠ざかり、事件の一部始終を見守ることにした】
【兵士はそのまま怪物たちに突っ込む】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:58:38.34 ID:DMV1qtEo
>>187
/戻りましたー

何やとぉ!?世の学生共は夏休みを謳歌しとんのんか!?
嘘や!絶対嘘や!ウチの知り合いの教師なんか毎日毎日朝の陸上練習に駆り出されてキュウキュウ言っとるで!
休んでるのは学生だけや!学校は開いとんのや!悔しいからお前も来んかーい!
【教師の横暴。こんな教師は流石に居ません。】

区切りがおかしいんとちゃう?一回り以上年寄りに聞こえるんとちゃう?
それと警察は呼ばんといてマジで。これは捕まる、絶対捕まる。
・・・・・・いや、警察もお金持ってるんかいな?

・・・アリ、やな。
【通報と聞いて寧ろ活き活きし出す。】
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 21:59:50.99 ID:GldI6gDO
>>192
テメェみてえなクソガキが覚えて良いような名前じゃねェんだよッ!
【程なく取り出したのはシンプルな小瓶、中には赤い液体が詰まっている】

焔ってからには予想はしてたが…、俺のより強いな
【蓋を開けながらそう呟いて、そのままドロ…と一滴舌に垂らして飲み込む】


【そして少年の突撃に対し、右側へ回り込むように避け、その勢いで右手の手斧を背面に向けて薙払う】
【体格差の関係上、やや高い】
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:00:20.97 ID:wDLIMOIo
>>197

……─────?

【相手が捨てた剣に、数瞬気が逸れる】
【それが、この接近戦においては大きな隙となり───】

…………っ!

【殴り飛ばされ、あまりにも軽い少女の身体は地面へと転げた】
【勿論、止めには至ってないが──あまりにも大きな隙だ】

【黄色の水晶───男の後方、地面】
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:00:27.84 ID:wtg.2UDO
>>194
……見えない物が見えてしまうのも辛いが…
…成る程、これも少々怖い
【返り血に濡れる体、紙】
【そして向かってくる怪物を恐れる様子も無く、歩み】

【左から来た怪物二体を纏めて横に切り裂く、何か】
【そして正面から迫る怪物二体の背後から首に斬撃を与える何か】
【そして、残る一番近い一体に対しては】

…道を、塞がないで貰おうか
【青年が懐から札を取り出し、その顔面に貼付けようとする】
【その札は人外の物にだけ効果のある札】
【札が貼付けば、人外ならば札がその力を急速に吸い取る効果がある】
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:00:58.85 ID:mQIWujgo
>>193


……辛いんですね―――――――うん、分かりますよ。


【静かに頷きつつ、崩れない―――優しい調子の声をかけて】
【幾らか存在感を増した足音を響かせつつ、彼女に近付くと】


其れは自分で探さなきゃいけません……―――――。
その事に関して私は…終了ちゃんを“救う”ことは出来ませんが……。


こうやって―――手助けする事なら、出来ます……泣いてしまいなさい、ね……?


【微笑みを顔に保ちつつ、手を伸ばして―――其の胸に彼女を抱き締めようとする】
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:01:51.41 ID:kNE6Cp6o
>>770

・・・へ?
あ、えと・・・?

【起きたてほやほやでいまいち状況がつかめず】
【転倒する一名と臨戦態勢の2名を見てポカーンとする】

あ〜・・・あはは、ごめんなさい・・・
体力を使いきってしまって・・・
結構頑張りましたから!

【恥ずかしいのか顔を赤くなっていく】

ふむふむ、なるほど、そういうわけですか
どうもわざわざすいませんねぇ!

あ、あとお構いなく〜

【さっき襲撃されたばっかりなのに特に敵意は見せない】
【しかも球体のお陰もあるが体力を使い切ったという割には元気そうだ】
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga!red_res]:2010/08/10(火) 22:03:12.75 ID:tHk/7yso
>>198
【兵士に体温はあるだろうか?】
【あるならば逃げ惑う人々のように、変質した異形達に襲い掛かられるだろう】
【その場合は異形は三体。その中の一体は女性で、他の二体に比べて攻撃の位置が低い】
【もしも兵士に体温が無いならば、異形達は兵士を認識することができない】
【その場合は比較的奥まで安全に進むこともできるし、異形に不意打ちをしかける事も出来る】

「っ、君、何ぼーっとしてるんだ! こんなところに居たら君も……!」
【逃げ惑う人々の中、一人の男性が貴女に話しかける】
【表情には焦燥が満ち声は震えているが、幼い貴女を放っておくことが出来ないようだ】
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:04:11.23 ID:X6lfCx60
>>196

……う、うるさいの! 前言撤回、ぶっ殺してやるぅ!

【言葉の上ではそう言いながら、背中に当たる未知の感触については、心地よいと思わざるを得ず】
【相手の様子も理解しつつも、特に行動に出るわけではなく……寧ろ、温かな背中をびくん、とさせて、子猫の様に震えるのみ】

……ん、そうだ。
確かに上層部はそうかもしれないが、面白いヤツ、優しいヤツ、沢山いるし、実績はバツグンだぞ?。
―――それに、此処はあたしの“家”なんだ、馬鹿にしてくれるな。

【シリアスモードで無理やりに悦楽を打ち消し、虚空に鋭い視線を飛ばす】
【―――武美の闘う理由の多くを占める協会の存在は、彼女にとって山より大きく、海より深い】

…魔術協会に居る、知り合い? 誰なんだそり…んっ!!

【頬をつつかれて、舌を噛みそうになりながら、瞳を閉じて顔を反らす】
【レズビアンでありながら、女性とのスキンシップが苦手なのは、色々と拙い気も、中野 人はしているらしい】

……おいぃ、このままじゃまともにっ…話せん。 逃げないから一度ぉ……止めてくれっ。

【ぱたぱた、と脚を動かしながら、ティナにお願い】
【―――正直な話、そう簡単に離してくれるかは不安なのだが、試してみるしかない】

207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 22:04:40.63 ID:803yp3.0
>>201
【追撃をかけようとするものの】
【最初の足に喰らった爆発が此処で響き、接近戦での追撃をよしとしなかった】
っ・・・こんな時にぃ!!!


【仕方なく、指を弾く】
【最初、地面に刺した二本のうち最後の一本】
【そこから雷撃の魔力弾が放たれる。やっぱり威力は低い】

【しかし当たれば痺れるだろう、それが敵の胴を狙い、放たれる】
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:05:50.99 ID:MxCPfYSO
>>199
……先生……私には……46時間…ゲーム…という…使命が……
【キリッとしながら】

……キノセイ…ダヨ……
…………………………………犯罪…いくない……
【そう言いながら札束を取り出してツッコミしようとする】
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:09:32.26 ID:wDLIMOIo
>>207

【早く立ち上がろうとするが】

っ…………!

【魔翌力弾が直撃し】
【身体が痺れ上手く立ち上がれず、また倒れてしまい】

────《 迎撃 》

【残された最後の水晶からエネルギー弾が放たれた】
【狙いは男の背中──成否に関わらず、その水晶は割れるだろう】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:11:11.91 ID:EIeeB4s0
>>203

…じぶん、で…探す、なんて…!

俺は……出来、な………ッ!

【「俺は―――其処まで、強く無い」】
【そう、答えようとした瞬間―――既に彼女は、堪える様な表情で、涙を流していた】

【そして―――彼女に、抱き締められ】

―――――――、ぁ

【小さく、驚いた様に―――安心した様に、呻くと】
【流れていた涙が、更に量を増して―――子供が泣き出す直前の様な、幼い表情に成り】

――――――――……あ、ぁ

【思わず、ぎゅっと、抱き締め返して――――】

―――――――――っ!

【大声で、辺りに響くぐらいの声量で、泣き始めた】
【小さな子みたいに、傍から見たら、見っとも無いとも思えるぐらいに】

【彼女の前で、泣いた】
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:11:45.20 ID:pEWUitwo
>>206
あんまり可愛いこと言われても困るなぁ〜っと…

【ひとしきり反応を楽しむと、意外とあっさり拘束をやめて歩いてベンチの前に回る】

んー、まぁオブシディアとか言う出不精な男よ。黒いローブで全身覆ってるから見たらそうだとわかるわよ
一応あたしたちの仕事仲間でもあるわね

【メタ発言:そういやあいつのページまだ作ってなかった】
【仕事仲間、とは以前言っていた「色々請け負ってる」仕事のことだろう】
【こちらも数度つつくとすぐに引いた】

家、ねぇ…大事なもの、よね

【珍しく憂いを帯びた表情で言う――何かあったのだろうか?】

212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:12:05.57 ID:DMV1qtEo
>>208
そらあかんで。ウチの口調のせいも有って何処かのオタク少女っぽくなるで。
あれだけ運動出来てコミニュケーション能力あるなら問題無い気もするけどな。
【何故か一瞬八重歯に。】

犯罪や無い!経済活動を支援しているだけや!
そしてそれは貰った今週の晩飯ぃ!
【ツッコミに来る札束を両手でキャッチしようとする。】
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:12:50.44 ID:Ss.uBKc0
>>205
「くそ、士のヤツ、律儀にも体温を設定しやがるからこんな面倒な事に…」
【兵士の体温を感知した異形を見て愚痴を吐く】
「今回の装備は…」
【自分の装備を確認する】
「ナイフ、スタンロッド、小型擲弾発射器、使い捨ての携帯式対戦車用無反動砲が一本…」
「破片手榴弾が三つに…その内一つは収束装薬か」
「始めるぞ!」
【破片手榴弾のピンを抜き、異形に投げつける】
【すぐに爆発し、周囲に被害を与えるだろう】

【男性に話しかけられた少女が反応する】
あ、いや、セオドアさんにもしもの事があったら大変だから…
貴方は先に逃げていてください!
【兵士の身を案じ…男に避難を促す】
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:13:03.77 ID:FUCO4oSO
/護中身ですがきょぬー獣人少女の人いますか?
>>188にレスお願いします。
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:13:34.08 ID:FzfuGg60
>>200

テメェが・・・自分で言ったんだろうがぁぁぁぁッッ!!!

【薙ぎ払われた手斧を右手で防ぐ】

【逆鱗が何本も落ち、少量の血が飛ぶが】
【大きな外傷は無かったようだ】

【しかし、つけた加速をとめることは出来ず、そのまま壁に激突する】
【壁は亀裂を出して砕け、何事も無かったかのように相手のほうに向く】

ハンッ!カウンターに長けてるじゃねェか・・・!

【もう一度殴りかかる構えを取り、加速する】

【距離が開いてるため、破壊力は先程よりも高いだろう】
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 22:13:40.22 ID:zT6cr2AO
>>194
元凶はあれかしら……っと、早速お出ましのようね
……“Lehitraot”!行くわよっ!

【どろりと変色する瞳。ダークグリーンから、エメラルドグリーンへ】
【ローブの人物たちを目視しつつ、二体の怪物に対しては】
【前方に駆け、両者の腹部目掛けて剣を横一閃に薙ぐ】
【細身の長剣は、重みは無かれど切れ味に特化しているため、直撃すれば深い裂傷を負うかもしれない】
【斬撃軌道は直線的だ、回避等の知性が残っていれば対処は可能か】
【現時点に於いて、纏う冷気は何の効果も齎さない。攻撃の成否に関わらず、二体の間を突っ切ろうとする】
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:14:28.55 ID:I7yyeHso
>>194

混乱状態だからって人の形を失いやがって、群体の中に個はここまで埋没するか
まあ、普通の人間ならやっぱそういうもんかね悲しいが仕方無し
【躓いた女性の元、否女性に襲い掛かろうとする異形の元に走る】
【走りながらも女は手袋に包まれた拳を握る】

【もし女が女性の方に向かった理由を聞かれたのなら】
【「守る為という訳でもないただ女性を見捨てて目的だけ果たすのは気に入らない、それだけだ」】
【と面倒臭そうにそう答えるだろう】

――――あーあ損な性格だわマジで
【異形の傍らに近づけたのなら】
【女は体の重心を少し下げ、その状態で右腕を引き異形の腹の中心の狙いを定め】
【右の拳を放とうとするだろう、その拳の威力は容易に成人男性を吹き飛ばしかねない程である】
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 22:14:50.47 ID:803yp3.0
>>209
ッ!
【ハッとそれに気付いて僅かに後ろを振り向き、鞘でそれを弾こうとしたものの】

【また体が追いつかなかったようだ】

【く、ぐぐぐ、と唸りながらも何とか堪えるが他の行動に至る事は無いようだ】
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:17:10.71 ID:wDLIMOIo
>>218

……─────。

【この隙に、何とか立ち上がり】
【三度目、銃口を男へと向け、狙いを定めた】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:17:41.72 ID:MxCPfYSO
>>212
……愛しの…妹と…幼なじみと…ツンデレを…46時間…内に…攻略…しないと…
【しかもエロゲ】
……えへん…
【ない胸をはり】

……真剣……白刃取り……だと…!?…
【札束をキャッチされながら】
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:19:13.75 ID:e5PjshQ0
>>204

【飲み物が注がれる音は、歯切れが悪い】
【長い間使っていないのか、どうもプスプスとした間隔が目立つ】

(僕達ハ、マダマダ目立ッタ行動ハ取ッテイナイハズ)
(ソレデモ一応、情報収集者ノ可能性ハ捨テキレナイカ…)
(鎌ハ掛ケテオイタ方ガ良イカモシレナイナ)
(龍<bテノモ、ツイデニ紅茶ノ反応デ調ベテオコウ)

君ニハ本当ニ悪イ事ヲシタヨ…。
ソコニツイテハ、シッカリト謝罪サセテ欲シイ。
―――ンデ、サッキノアレ、何ナノ…?
突然寝ル所カ、僕ノ試作品<}デ破壊スルナンテ…。
自覚ガ無サソウダッタケド、生マレツキノ体質カナ…?

【肘をテーブルに突くと、素早く気持ちを切り替え質問に移る】
【まずは手始めに少女を探るつもりだろうか】

(―――敵意ガ感ジラレナイナ…コレハ、ドウイウ事ダロウカ―――)

【そうこうと質問している間に、脇からさり気なく紅茶が置かれる】
【正直言って、その色は―――かなり悪い】
【彼女の味覚や腹が普通の人間と違うかどうか、まだ定かではない】
【が、普通の人が飲んだ場合、まず美味しいという感想は出ないだろう】
【人によっては吐き出す事も十分考えられる】
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:21:46.03 ID:mQIWujgo
>>210

なら、私も“手助け”してあげます………。
でも、“完全に救う”なんて私には出来ませんから……色んな人に“手助け”して貰いなさい。

最後に“見つけ”なければいけないのは……紛れなく、自分なんですから………。

【桔梗は子供を持った事など無いが―――其れでも、子供をあやす様に】
【「よしよし」等と、まるで母がするような優しい声を出して―――彼女を受け入れて】


――――――――――…少しは、楽になりましたか……?


【彼女が泣き止んだならば―――抱き締めつつ、そう尋ねる】




【どうでもいい話ですがEカップです。】
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:21:58.22 ID:DMV1qtEo
>>220
・・・・・・間違いが多すぎるな、うん。この場合は何処からツッコむべきか。
そら、これやろうなあ・・・・・

攻略対象に姉がおらんのはどういう事や!
【選んだのはこれ。尚、胸は普通に有る。大きくも小さくもない。】

ふっふっふっふっふ。ウチに金を向けたが運の尽き。
このままトンズラこいて豪遊させて貰うでー!
【キャッチした札束を引っ張りながらダッシュしようとする。】
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 22:22:07.72 ID:803yp3.0
>>219
・・・
【向けられた銃口の先に右手を合わせる】

【その手は金属光沢を放っている、つまりは義手】
【何とも危ない賭けか。相手が撃つその瞬間も手を銃弾の軌道に合わせようということか】

225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:25:34.25 ID:MxCPfYSO
>>223
……姉は…いなかった…
【キリッ】

……わかった……
【普通に手を離し】

……またねー…
【そのまま手をふり見送るだろう】
【なおかなりの大金です】
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:25:49.90 ID:X6lfCx60
>>211

ぜぇ、は……散々あたしのカラダで遊んで、何を言うんだっ。

【解放された武美は、ブブゼラを肩に乗せるようにして持ち、荒い呼吸…その数刻後】
【後ろに歩くとブブゼラを突き出し、またすぐに戻す……丁度、先端がギリギリでティナに届かない距離が、開いた】
【―――所謂、安全圏というヤツの応用、小学校でたまに習うかもしれないヤツの、武器あるいは楽器版だ】

オブシディア…はて、聴いたことがない…。とはいえ、生徒も先生もかーなーり多いからねぇココ。
まっ、逢った時は宜しく頼むとしようか。  ・・・・・・・ふぅ。

【ブブゼラは、今は左手の片手持ち】
【先程の諸々で、じわり―――額や首筋に滲んだ汗を、右手で取りだした、緑と黒二色のセンス不足なハンカチーフで拭う】

そりゃあそうだ。まあ、厳密に言えば、魔術協会じゃ無くて、寮があたしの家なんだ。
之からも此処に住み続けたいから、最終的にゃあセンセーになる心算…って。

―――いきなり、どうした? さっきのハイテンションは何処行きやがったのさ?

【自慢げに話そうとしたところで、相手が、武美にとってのティナのイメージから懸け離れた貌を見せた】
【―――半分は疑問、半分は確信、それらを今宵の空の様な、美しい漆黒の双眸に宿し……ティナに、首を傾げつつ問う】
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:25:59.47 ID:wDLIMOIo
>>224

【銃口を胴体へと向け、引き金を引く───】
【だが、その先には男の右手があり】

…………っ

【右肩に怪我を負ってる上、少女は小柄】
【大口径拳銃の反動には耐えきれず──銃を地面に落としてしまった】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:26:04.19 ID:GldI6gDO
>>215

あづ…ッ!
【相手に傷を負わせたのだ、こちらの有利にも見えなくはないのだが】

こっの……テメェが訊くからじゃねえか…
【弾かれたのが効いたのか、右の手斧は後方へと吹き飛び腕は痺れてしまったらしい】
【左手に握っていた小瓶を胸ポケットへと仕舞った後、右手を抑える】

――出来ろ、壁…ッ!
【そう声にする――と同時に厚さ5cm程の荒々しい、正方形の氷が男と少年の間に形作る】
【どうやらこれで衝撃を緩和しようとしているらしい】
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:26:46.94 ID:MGvC1MSO
>>184
――――素晴らしい、か。随分とスカウトの時期を逃したな、心中お察しするよ。

まあ、そんな正義も無いよりはマシなんじゃないか?
群衆心理に犯されて、大きく方向を変えて、小数を殺し自由を侵し、やがて世界を[ピーーー]ような――――そんな事にならない保証が有るのなら。

【くすくすと皮肉めいた笑い声だけを発して、ゆるりと右足を半歩引き】
【左手を無造作に提げ、やや前傾した姿勢を取ると】


ああ、有り難う。でも称賛は要らないよ。気持ちだけ、受け取っとく。

――――出来たら、オレの正義の為に死んで欲しいんだけど……そういう訳には行かないよな?

【冗談めかした言葉を吐いて、鋭く目を細める】
【――彼女は、完全に目前の騎士を“敵”と認識しているようだった】
【唐突にも見えるが、理由は至極単純――――】

【「名前を知っていたから」――たったそれだけの話、だ】

ああ、やっぱり議員に成ったのか、あいつ。
そりゃまた吉報だな、今度祝いに行こう――手土産は、菊の花束辺りで構わないよな?

――――――と。悪いな、少しはしゃぎ過ぎたみたいだ。

【菊の花束。言わずもがな、弔い花である】
【叩く軽口は、単なる知り合いの事を述べるにしては、些かに物騒で】

【それきり、彼女は口を噤む。次の言葉を待っているのか、或いは“言葉など不要”と暗に示しているのか――――】
//あばばばば、済みません!
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:27:26.05 ID:oF2jx9A0
>>188
………

【コクッコクッと音をたててコーヒーを飲んでいる】
【何でこんなに遅いのか小一時間(ry】

>>214
/ご、ごめんなさい見逃してました
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 22:29:53.96 ID:803yp3.0
>>227
【はぁ・・・はぁ・・・と大きく息を切らしながらゆっくりと敵に向かって歩き】

【その首を掴み上げようとする】

【それに成功したならば、こう、言うだろう】
はぁ・・・はぁ・・・貴様・・・何者だ・・・!
いきなり人に矛を向けるとはいい度胸じゃねぇか・・・!
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:31:58.29 ID:pEWUitwo
>>226
いやー、ごめんごめん、武美は弄り甲斐があるからさー

【全然申し訳なくなさそうに笑いながら言う】
【ブブゼラで距離を取られたことには一瞬驚いたが意味を理解したのかすぐに表情を戻した】

あれは大分染まってるからねぇ…むしろ気を付けて、といってあげるべきかしら

【むぅ、とちょっと考えた様子で言う】
【腕を組むとますます胸が強調されて一部の人間の好評と不評を買いそうだ】

んー、いや、少しだけ昔のことを思い出してねー・・・

【目を閉じたまま考え込んだ様子で応える】
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:32:05.11 ID:wDLIMOIo
>>231

【為す術も無く、首を掴み上げられるが】
【相変わらず、無表情のままで】

……私は、何者でもない。
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga!red_res]:2010/08/10(火) 22:32:32.96 ID:tHk/7yso
>>202
【他のものを同じ異形に変える、理性が無い】
【これ以外は耐久力も他の者達と変わらないのだろう、簡単に絶命していく】
【そして、札を貼り付けられたものは――】

「ッヒギャァァァァぁぁぁぁ……うう……何が……」

【力を吸い取られた途端、その姿がヒトのものに戻る】
【暴れていた時の記憶は無いのか、まだ夢を見ているような目でうわ言を呟いている】
【この事から分かることは、変質しようとも彼らは人間であるということだ】
【それを見て、何人かの人々も指を差し目を丸くしている……その口から出る言葉は、驚愕で意味を成さないが】

>>213
【手榴弾の爆風と破片は異形たちを吹き飛ばし、貴方に向かってきたもの以外に五体も損害を与える】
【――しかし】

「ひぃっ、なんだあいつ!」「俺達も巻き添えかよ!」「畜生、死にたくねぇよ……!」

【ここは交差点、しかも人々はどこに逃げればいいのかも分からず結果留まっている者も多い】
【無差別的な攻撃は一般人達も十人以上吹き飛ばし、周囲にヒトだったものがばら撒かれた】
【その間も異形は血の匂いに惹かれて貴方に向かってくる。数は一人増えて四体】
【先ほどと同じ戦法を取るつもりなら、造作も無い相手だろう】

「な、何を言っているか分からないけれど……分かった!君も気をつけて!」
【人畜無害そうな男は、状況を正しく理解出来ていないのか貴女の言葉を承諾した】
【途中転びながらも、首の後ろで縛った真っ赤な髪を靡かせて駆けていった】

>>216
【冷気に反応して異形は怯み避ける結果となったが、絶命には至らずとも退けるには十分だ】
【苦しみながらも貴女を追いかけるには至らず、二体はその場に取り残される】
【次に迎え撃つのは同じく二体だが、中心部に食い込んだためか一体は正面、一体は左側からだ】
【正面の異形は醜悪なほど太った男性で、分厚い脂肪を一文字に切るのは先ほどより困難かもしれない】
【しかし耐久力は変わらないため、刺突など肉の厚さが関係ない攻撃法ならば問題ないだろう】

>>217
【異形は遠くへ吹き飛び、周りの二体も巻き込みやや道が開けた】
【しかし女性は狂ったような悲鳴を上げてもがくように逃げ、貴女の前から一目散に姿を消した】
【――礼を言う気配すら見せなかったのは、それどころでは無かったからか、わが身可愛さか】
【それは知れないが、ともかく女性の命は助かった】
【続けて異形が、今度は確実に貴女を狙って襲い掛かる】
【右から二体、左から二体、右の一人は鞄を振り回して暴れている】
【うまく使えば貴女が対処するのは左の二体だけで済むかもしれない】
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:32:48.86 ID:EIeeB4s0
>>222

【泣きながらも―――彼女の言葉を、聴いて】
【様々な人に助けて貰い、其れを探していくのだと】
【最期に―――最後に其れを見つけるのは、自分なのだ、と―――】

…見つける…手助け、して…貰う…

【呟いて―――顔を、上げ】


…分かった…あり、がと………桔梗さん…


【小首を傾げて―――そう、答えた】
【母に甘えた後の子供の様に、照れ臭そうに微笑みながら】

…、うん…

【小さく頷いて―――ゆっくりと、彼女から、離れた】

【なん…だと…^p^】


―――――――……俺は…見つけて、みせる

【ぽつり―――決意した様に、呟き】

…有難う、桔梗さん

――――…また会えたら…其の時は

【何処か、自信無さ気だが―――力強い、そんな微笑を浮かべると】

強くなった俺を、見て下さい

【そう言って―――其の場を、去ろうとする】

【駆け足で、急ぐ様に―――其れでも、一歩一歩、地を踏みしめるかの様に】
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:33:15.63 ID:DMV1qtEo
>>225
あかん!姉がおらんなんてなんか物足りん!
次回作では絶対に登場する事を要求するで!
【何故か拘る。とことん拘る。】

【手を離されると、トントンとたたらを踏んで】

お、気前良いなあ。おーし、有り難く貰っとくで!
ほな・・・・・・サバト?じゃあなー!
【勢いよく走って行った。】

/お疲れさまでしたー。
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:35:57.08 ID:kNE6Cp6o
>>221

いいですよ!もう、過ぎたことですし!
ほんとに私を殺そうとしてるならもうとっくに死んでるはずですからね!

【あはは、と陽気に笑いながら受け答える】

さっきの・・・とは?
あの球体はあなた方が壊してくれたのではないのですか?

【話が噛み合わず、首を傾げる】
【と、ここで運ばれてきた紅茶に手を伸ばし】

すみません、いただきますね
・・・・む゙っ!?ゴクン
か、変わった味の紅茶ですね・・・!

【毒を盛られる可能性も十二分にあるのにこれまた疑わず一口】
【不味いのを気を遣って言えない子】
【ただ、取り繕った笑いとかで容易に判断が付く】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:36:14.96 ID:FUCO4oSO
>>230

(・・・・・ここまでになると凄いな・・いつ飲み終わるんだろ)
【少年もそんな事を思いながら】
【少女の飲む様子をみている】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:37:02.02 ID:MxCPfYSO
>>236
……果たして…次回作…あるかな?…
【ニヤリと】

…バイバイ…朝顔……
【また手を振り見送った】


/乙でしたー
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 22:37:50.50 ID:a2olF4A0
【街中、大通り】
【街灯の下、二つの影がポツリと立っていた】

で、今ん所待機してろってか?

「うん、まだやることはないっぽいッスからね」

【片方は】
【少し崩れたマッシュルームヘアの黒髪、黒い左眼、黒い薄手のTシャツ】
【上に紺色のブレザーを着た、顔の左眼以外に包帯を巻き、鼻が折れて無くなっている人型の異形】
【至る所に縫い傷があり、包帯の隙間から見える唇はほぼ原形が無いぐらいに破れている】

っつーことは何?俺らずっとやること無いワケ?
退屈だなオイ、何かやることねえのかよ

「ないッスよ、いつも通り幼女ウォッチングでもしててください、そして捕まってください」

オイオイ、俺はロリだけじゃないぜ?ショタも一応ありだぜ?

「知らんがな」

【もう片方は】
【青いキャップを被り、少し長い赤髪をポニーテールにした黒ジャケットにジーパンの青年だ】
【瞳は群青色、左腰には赤色の小刀を差している】
【また、その顔つきはどこか子供のようなそれである】
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:38:12.34 ID:X6lfCx60
>>232

・・・・・・・・・・・・

【最早何も言うまい】

染まっている? 何に?
ペンキでも塗りたくらないと死んじまうのかい? 

【冗談を飛ばしてみるが、何だかイヤな予感がする】
【とはいえ、現時点では“魔術協会の仲間”なので、素直に応じるのも癪だと思った】

……そうか。 

【何秒かの思案を置いてから、相手の目を優しく見据えて、それだけ言った】

【―――「それっていったい、なんなのさ?」、思考を真っ先に走ったのは、彼女の過去への“興味”だった】
【しかし、自分自身、他者には“家族を殺された”という過去を、明かさない様に生きている】
【知られたくないことも、話したい事もあるだろうな、と思い至った少女は、自分からは其れ以上何も聞かないだろう】
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:38:52.07 ID:FzfuGg60
>>228

・・・―――ッ!!?氷だと―――ッ!?

【突如腕を横に向けて炎を噴射、氷の壁に激突するのを防ぐ】

【高速で動いていたのを急に曲がったため、反動で立ち眩むが】
【そのまま斜め上、空を翔けた】

氷たぁ・・・予想外だったぜ・・・・

【空を、相手を軸に半周して相手の背後を取ろうとする】

【速度には変化が無いが、一定箇所には留まれないようだ】
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 22:39:49.76 ID:803yp3.0
>>233
【その言葉に更に怒りが増し、腕に込める力が増していく】
【普通の義手とは違うようだ】

訳の・・・・解らん事を抜かすな・・・!

名前、素性、何の為!!
とっとと答えてもらおうか!
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:40:05.85 ID:mQIWujgo
>>235


うん……――――――また会いましょうね、終了ちゃん……。
強い貴方を見るの………楽しみにしていますから…………。


【急ぐ彼女に、儚い声をかけて―――――手を振る】
【おそらくは彼女の姿が夜に溶けるまで、ずっとそうしているのだろう】
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:42:31.07 ID:oF2jx9A0
>>238
………

【まだ飲んでる、変化がないようにも見えるけど缶の位置が少し上がっている】
【つまりさっきと比べて中身が少ないと言うこと】
【飲んでいないわけではなかったのだ】
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:42:31.88 ID:wDLIMOIo
>>243

【息苦しさが増すものの、それでも表情は冷めたままで】

……「Type - C」、チェルシー。
一般アンドロイド……実験のため。

【隠し事はせず、全て素直に答えた】
【だが、表情には表れてないものの、僅かに声が震えている──】
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:44:44.51 ID:wtg.2UDO
>>234
…成る程、戻すのは可能か…
…死にたくないのなら、逃げた方がいいぞ
【元に戻ったそれを見てようやく歩みを止め、右手で懐を漁る】

…………………
(…ざっと40枚…大将が何かも解らぬ今、10枚は残しておきたいな)
【右手に30枚、先程の札を取り出し、左手をすぅ…と挙げる】
【すると、青年のすぐ近くに二体の何かが集まった】

【それは猿のような、緑色をした小鬼】
【頭に角を生やし、顔に貼付けた紙には『壱』『弐』とそれぞれ書かれていて】
【その右手には横笛が変形した短刀…おそらくこれで怪物を切り裂いていたのだろう】

…少しでも人に戻してやった方がいい…
…これを、周りの奴らに貼って直ぐに逃がせ
【鬼達に、10枚ずつ札を持たせ】
【札を受け取った鬼は直ぐさまその場から離れ、軽快な動きで怪物達に札を貼付けようとしていく】

……すまない、全員は戻せそうにはない
…せめて苦しまずに逝かせてやる
【そして、残った10枚の札を右手に持ち、また歩み始める】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:45:49.65 ID:Ss.uBKc0
>>234
【吹き飛ばされた者達、自分に恐怖の目を向ける者達を見やり】
【大声で喋りだした】
「聞こえるか!これから私が被害を収束するため、爆発物による殲滅を行う!」
「命が惜しい者はこの場から去れ!俺は容赦はせんぞ!」

【一旦区切り、そして―】
「戦える者は異形共の殲滅に専念しろ!、首謀者を探し出し、抹殺しろ!」
【一人でも多く、戦える者を集めるため、そう叫んだ】

ふう…セオドアさん、何かいきいきしてるような…気のせいだといいのですけど
【男を見送った少女は、大声で喋るセオドアを見て溜息をついた】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:47:01.23 ID:FUCO4oSO
>>245

(・・・ある程度飲んだみたいだな・・)
【とその様子を確認した後】

・・・・どうです?だいぶ落ち着きました?
【と話を切り出す】
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:47:20.96 ID:PhUqI4ko
>>229

既にこの世界は泥沼に片足を突っ込んでいる
それも、足首を“大衆正義”に掴まれた状態でな
少なくとも・・・・私はそういった正義を許さない

【断固とした信念、個人の思想を重視する考え方】
【もっとも、それこそがこの鎧が持つ“正義”なのであろうが】

正義を通す、自らの道を行くのなら障害は自らの手で・・・
残念ながら私は自壊するような壁では無いのでな

【粘土の如き軟弱さ、萱の如きか細さ】
【生憎ながら鎧の外見も精神もよく打たれた金属そのもの】
【白銀の輝きに様々な思いを隠して、その右足に体重をかけ】

会いたいのであれば街か、あるいはどこかの丘で暇でも潰していることだろう
あれは議員になろうが部屋に篭る人間では無いからな

・・・・昼の国支部の話だったな
お前はあそこで、貴宝院織守と共に戦った
議員になった男と、私の崇拝する尊き方と、その下僕と

一つ、尋ねるだけ尋ねておくが・・・・どちらがネイア様を殺した?

【ズ――ゴゥ――――!】
【鎧の重さ、それを感じさせない身のこなしの早さ、つまりは力】
【考えるだけで嫌になるような横様からの蹴り――鎧の左足が相手へと迫る】
【言うなればハンマーの様な一撃だが、イマイチ“本気”では無い様で】
【きちんと鎧の動作を確認していればなんとでも対処が出来るだろう】

/いやいやいやこちらこそ
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 22:47:44.04 ID:803yp3.0
>>246
【最初のように激しく怒っていると無駄に疲れるのに気付いたのか】
【今の表情は冷徹な顔、威圧感たっぷりの目といったところか。まぁそういうのに気圧される様な相手ではないとは思っているものの】

実験・・・何処の誰がだ。言え

【どのような答えを出そうとも、答えを出した後は適当に投げ捨てるように腕を動かす】
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:48:31.26 ID:pEWUitwo
>>241
・・・・・・

【ニヤニヤ】

そんなところよ、まぁ思想に染まってる人間なんて珍しくも無い気がするけど…
とにかく用心した方がいいとは思うわね

【嫌な予感に応えるように苦い調子で応える】
【どうもあまりかかわって欲しくない相手らしいが―なぜそんな相手と知り合っている?】

…多分、あたしたちは同類なんでしょう
まぁ辛気臭くするのは自分のガラじゃないとはわかってるんだけど、ね!

【武美が言っていた「魔術協会が家」という発言から武美”も”家族を失ったクチだと推察する】
【恐らく細かいところは多くが異なっているのだろうが―この場でそれを追求するのは意味があるまい】
【そう思い、言葉尻を挙げていつものテンションを繕うことにした】
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:49:01.92 ID:EIeeB4s0
>>244

【桔梗の別れの言葉に、此方も手を振り返して】
【何処までも―――力強く、奔って行く】

【希望を、手に】


【――――同時刻】

【路地裏】

…あぁ…ぁアアアアア、ァアアアアァァァァァァ!!

【腰まで伸びた、旧い血の色をした髪、頭の後ろに真っ黒なリボン】
【太陽の様に煌く橙色の左目をしており、右目には黒い眼帯】
【白と赤を基調とした、フリルたっぷりのゴシックロリータ服】
【赤と黒のストライプニーソックス、右足だけに何本かベルトを巻き、黒革のブーツを履いた少女―――】

嘘だ、嘘だ嘘だうそだ嘘――――!

あいつが…わさびが死んだなんて―――ッ!

【狂った様に―――涙声で、叫び】

―――――――!

【其の橙の片目は―――怒りと悲哀で、満ちていた】


…はは…ふ、あは

【全身の力が抜けた様に、地に膝を着き】
【其の顔に、浮かべたのは】



【彼女が見せた、最後の      】

/お疲れ様でしたっ!
/一方的になっちゃってごめんなさい…orz
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:49:45.63 ID:wDLIMOIo
>>251

……知らない。
私はただ、命令されてるだけだから。

【地面に放り出されるも、まだ警戒してるのか相手を見据えたままだ】
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:50:43.25 ID:GldI6gDO
>>242

(突っ込んでこなかったか……)
ハァ……ハァ……
【息苦しそうに肩を上下させていて、額には汗も浮かんでいる】
【彼の能力――能力者の血液を体内に取り込むことでその能力を短期間使用できるというものだが】
【今発動させている能力は、氷の錬成のために体内の水分を要する】
【これだけの大きな壁を作り上げて、しかも相手の炎により熱気が蔓延して酸素も少ないこの状態で、思いがけず男の意識は朦朧としていた】

【よって、背後を取られたと気付いたのは少し遅れてからで――】
【すぐさま躱そうとするが、恐らく間に合わないだろう】


/よくよく考えたら5cmって相当なもんだった、ごめんなさい…
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 22:53:18.03 ID:zT6cr2AO
>>234
……結構苦しんでるみたいだけれど
あれは冷気に弱いのかな、もしそうなら夙を使って正解ね――

――次っ……はぁッ!

【左側と真正面から迫る怪物の姿を視界に入れ、剣を身体の側へ引き戻しながら】
【真正面の異形の右側へ大きく踏み込もうとしつつ、上体を捻って背面・腰周辺を狙って刺突を放つ】
【刃の冷気は薄らとしたままだが……体内へ直接侵入すれば、体温の低下は避けられないだろう】
【これも直線的な動きだ、右側へ移動を試みた時点で何らかの対処は出来るかもしれない】
【尚、左側から迫っていた異形への対処は為されていないため、接近するならば今がその機会である】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 22:56:29.08 ID:803yp3.0
>>254
【大きく舌打ちをした後、先程落としてしまった剣を拾いに戻り】
【その剣を布で拭きながら】

・・・今まで人を殺した回数は

【声は先程掴んでいた時よりも落ち着いているが・・・その内に篭められた怒気はより大きいもの】
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 22:57:11.86 ID:X6lfCx60
>>252

めんどくせー男だってことは、把握できたさ。
しかしアメシスティナ、何でそんなのとつるんでいるのかい?

【―――之も、“家”に繋がることなのだろうか…。そんな不安を孕みつつも、訊く】
【別に、目の前の人間も“マトモ”という保証は、今日までに得ていないのに…武美はどうも彼女を疑いたく無かった】
【其の気持ちに確信を与えたいがために、敢えて思い切った質問に出たと見える】

……そうだよな。
要らない要らない、今日の夜に、そんな話は! あーはっは!

【合わせるように、強引な笑いが、新月の黒天に響く―――当たり前だが、今日の空は暗い】
【最近はどうも、家族関係がバレるな……やっぱ、“匂い”でもあるのか…とか思っても、絶対に口には出さない】
【―――それは、鉄より硬い武美の“意地”だ】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 22:57:52.56 ID:I7yyeHso
>>234

なんというか――――
【目の端で逃げ出した女性を追い】

礼は期待してないけどそんな逃げるこたあねえじゃねえか、これじゃアタイが化物みたいじゃん
…………なんだ大正解だわそれ、ギャハハハハ
【皮肉げに笑い、迫る異形共を睨みつける】

(2の2……うへぁ、一気に来てくれれば楽なんだがなあ……)
【どうしたもんかと考えながら、女は行動に移る】

よっしゃ行くかっ!!
【女が選んだのは右の二体、それに向け両腕を左右に伸ばしながら応じる】
【左右の手は大きく広げられて、その形は何かを掴もうとする物】

頭の骨はそう簡単には砕けねえだろ、ちょっと痛いだろうけどな我慢しようやその辺は
【そして女は右の二体の異形の頭に向けて手を伸ばす、掴む為、掴み投げる為】
【その両腕の動きは一般人のそれとは比べるもなく速い、しかし見えないという訳でもない】
【掴もうとする腕をどうするか、全ては異形の基礎力次第】

―――――――
【そしてもし異形共の頭を掴めたのなら】
【そのまま振り返らずに腕だけを後ろに振るようにして投げ、左にいる異形共にぶつけようとするだろう】
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 23:00:55.71 ID:wDLIMOIo
>>257

……179人。
記録している、限りでは……。

【"実験"のため記録しているのか、正確な数値を───】
【いつの間にか歪んだ空間が消えている】
【既に抵抗する気はないのか──それとも?】
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 23:01:09.26 ID:e5PjshQ0
>>237

(―――――!)
(…―――成ル程…コノ2ツノ答エハ予想出来ナカッタナ…)
(何処マデモ―――何テ純粋ナ子ナンダ、コノ子ハ―――)

【彼女の言葉を聞いても、包帯に巻かれた表情の無い頭部は当然変化しない】
【肘をテーブルに着いたまま、あくまでも冷静な分析を行おうと試みる】
【だが少女の純粋過ぎる態度は、この不審者には理解し難いものがあった】
【あまりにも純粋過ぎるが故、合理的に判断し得ないものがあるのだろう】
【いや、それだけではない…この不審人物の経験不足も、関わっているのだ】

【とにかく―――この返答から、少女が自身に無自覚≠ナあり無警戒≠ナあると判断をした】

(…ウーン、コノ子ノ行動ヲ考エルト演技デハ無イカ―――)
(人為的ニ自ラヲ龍<gシテ見セテイル事ハ、無サソウダナ)

【そして紅茶を飲む少女を見つめる包帯】
【自身を“作っている”訳ではないのか―――と、分析】

君ノ口ニ合ワナカッタカナ?失礼…。

(ヨシ―――…)

(―――…ココハ一気ニ、仕掛ケル)

【テーブルに肘を着くのを止め、手を膝に着く】
【そして、不審者は一気に“攻める”】

アノサー…。

君、チョット僕達ニ協力シテクレナイカナー…?

【一気に重くなる、周囲の空気】
【立ったまま、会話する2人の様子を見つめていた2人の不審者も、後ろに組んでいた手を前へ】
【あえて悪意≠放ったままで、そう言い放つ】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 23:04:05.35 ID:pEWUitwo
>>258
それはまぁ、あいつもあたしと同類なものでね
ただ、あたしと武美とのそれとはまた違うところなんだけど

【どうもティナは、家族のこと以外にも何かを抱えているらしい】
【それを語ろうとしないのは、信用の問題か、あるいは――?】

そうそう、そういうしんみりした過去語りはもっと別の時にしましょう?
あ、あたしのことはティナでいいよ、長くてよびにくいでしょう?…あははっ!

【武美の笑いに釣られるようにティナも笑う】
【自分の影を振り払うように、からからと、けらけらと―】

263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 23:04:50.37 ID:oF2jx9A0
>>249
…うん…

【落ち着いたと言うよりだまっている】
【今ならなにがあったのかも聞き出せるだろう】
【コーヒーはまだ無くならない】
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 23:05:01.82 ID:803yp3.0
>>260
・・・覚えていろ、次会う時、それが貴様の命日だ
【まぁ辛うじて勝ったからいいが負けた時に言ってたら三流以下の捨て台詞である】
【それはともかく悪事を嫌うこの男にとっては勘弁ならないことなのだろう。その背後関係を知ればこの男の言う事も変わるだろうが】


【先程の戦いのこともあり、ゆっくりと立ち去ろうとする】
【何か言う事、やる事があるならばこれが最後のチャンス、か】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 23:06:07.60 ID:mQIWujgo
>>253


【 Her name is  Kikyou Nanaura  】



何時まで其処に居られる積りです……――――誰も居ませんよ………。

「三十六計逃げるに如かずって奴………はちょっと違いますか。」
「ま、どうでもいい―――――土曜日、火の国でお仕事ですよ。」
「ダッソーの奴には明日、働いて貰いますんで……ブラックウィドウ=A貴女で。」



【 And another her name is ――――  Black widow  】



……折角いい気分だったのに台無しです――――。



【 She is possessed by ――――――――――       】




             殺しますよ=c…?




【     皆―――――何か≠ノ取り憑かれてるんだよ      】

/お疲れ様でしたー!
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 23:06:08.31 ID:wDLIMOIo
>>264

………………。

【自分も限界が近い──追い打ちをするには危険過ぎる】
【何もせずに、立ち去っていく男を見送るだろう】

/おつでしたー
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 23:07:34.83 ID:FzfuGg60
>>255

さっきの勢いはどうしたァ!!?

【空中で乱回転し、腕を相手の背中に向ける】
【そのまま加速し、もう一度拳で激突する―――】

【しかし、勢いが何故か相手から3mほど離れた場所で止まり】

【今まで握り続けていた手を開いていた】

そろそろ終わりも近ェのかな・・・―――ッ!!

【開いた手の中に、周囲の熱気が集まって行く】
【周囲が寒くなるほどではないが―――確実に】
【確実に熱気が掌に集まっていった】

此れで・・・終わらせる・・・―――ッ!!

【どんどん圧縮されていき、掌に薄ぼやけた白い球体が発生していた】



268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga!red_res]:2010/08/10(火) 23:08:53.43 ID:tHk/7yso
『――……さて』

【不意に、わんわんと響いていた音楽が止み男の声が聞こえる】
【同じスピーカーから響いているようで、何度も混じり重なりずれて弾きあっては人々の耳に叩きつける】

『今貴方がたを助けようとしている人々は、本当に貴方がたを助けてくれるのだろうか』
『つい先ほどまでヒトだったものを躊躇無く切り裂き殺すその勇敢なる方々は』
『貴方がたの事も、躊躇無く切り殺すのではないだろうか』

【幾人かの視線が、疑い畏れるような視線が貴方達に向けられる】


>>247
【貴方の忠告に従い、男は頭を朦朧とさせながらも逃げていった】
【異形が異形を増やす速度も中々ながら、貴方の周りに限れば鬼達の仕事は効果を成す】
【立ち止まり貴方を注視する人たちを除けば、ローブの人物達への道は開かれるだろう】
【黒いローブのうちの一人が、貴方を待ち構えるように貴方の方を向く】

>>248
 「嘘だろ……」「本当に、本当に躊躇しないのかよ」「いや、死にたくない」
【貴方の声掛けも空しく、この場に戦える者、もしくは戦う勇気のある者はいないようだ】
 「能力者め」「化け物め」「所詮怪物と変わらない」「能力者め」「能力者だ」「能力者め」
【次第に周囲の声は能力者を、貴方を貶めるものに変わっていく】
【それは交差点全体に広がっていくようだが、異形を叩き潰す分には一切問題無いだろう】
【爆発の威力は凄まじく、ローブの者達へ向かうまでに幾らか道が開けた】
【が、先ほど貴方に向かってきた異形達は残っている。彼らは貴方にいっせいに爪を振るおうとする】

>>256
【肥った異形は耐久力は他の者よりあっても動きは鈍かったようで、貴女の思うとおりに攻撃は通る】
【それどころか、内から冷気を受けた異形は動きを止め他の異形の妨げにすらなっている】
【貴女に向かうのは先ほどの一体のみ。大きな口で貴女の肩口に噛み付こうとする】
【噛み付かれれば、おそらくは彼らに仲間入りしてしまうのだろうか】

>>259
【右の異形の一体は貴女に鞄を振りかぶり殴りつけようとするが、それよりも貴女の行動が勝った】
【異形の能力は感染力と理性の欠損以外は一般人と変わらない。道具のように貴女につかまれる】
【そのまま左にいる異形たちへ投げ込まれると、体をひしゃげさせながら巻き込み地面に伏した】
【思いのほか巻き込まれた異形は多く、中心部へ向かうまでの人波はまばらだ】
【走り抜ければローブの者達の元へたどり着けるだろうが、よく見ると中学生ほどの異形が待ち構えている】
【ごく低い背は視界に移りにくいかもしれないが、倒す分には造作も無いだろう】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 23:10:52.22 ID:803yp3.0
>>266
/お疲れ様です
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 23:10:50.32 ID:X6lfCx60
>>262

……へ? 意味わからんぞっ。 

【イマイチその発言が指すところが察せなかったのか、乱暴かつ間接的に二度目の尋問】
【“家”の関係がないことを知ってか、元の血の気が多い武美、ついつい言葉の勢いが増してしまった】

おっけー、ティナ。

【そうやって、呼んでみる】
【因みに彼女、優秀な成績を修めるだけあってモノ覚えが良く、名前の長さも特に気にしていない】
【―――ただ、相手の要望にこたえてみたい、それだけ】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 23:11:15.08 ID:kNE6Cp6o
>>261
あは・・は・・・
やっぱり顔で分かりますか?・・・ごめんなさい
せっかく淹れてもらったのに・・・

【とっても申し訳なさそうな表情を浮かべて】
【二口目をつけることなくカップを置いた】

───協力、ですか・・・
いいですよ!

・・・あ、でもやっぱりちょっと待ってください!
内容によります!とりあえず話だけ、聞かせてもらえませんか?

【そんな空気にも怯まずニコッと笑いながら軽々しく頷く】
【だがなんでもかんでもOKというわけではなく一応しっかりとした意思を持っているようだ】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 23:16:57.00 ID:wtg.2UDO
>>268
【鬼達も、自分も全ての札を使い果たし、鬼達が青年の背後に付く形になる】

…理性がある奴に言おう……
…俺は人を救う術を知らない、今のも自らに降り懸かる火の粉を減らしたのみだ
…俺に寄るな、俺に近付くな、俺は厄しか運ばない
【立ち尽くす人々を掻き分け、語りかけながら真っ直ぐにローブ男へと歩いて】

…お前が、元凶か?
【ローブ男の前に立ち止まり、ギターを前に回して】
【鬼達が青年の前に出て短刀を構える】
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 23:17:42.90 ID:pEWUitwo
>>270
これはねぇ、多分武美には言ってもわからないだろうし、というかわかると困る
ともかく、今のところあいつは無害だろうから気にしなくていいわよ

【何かを諦めたような様子で言葉を紡ぐ―わかるべきでないこと?】
【無害という点を強調して、やや強引にこの話題を閉めにかかる】

そうそう、それでいいのよ。略称使ってくれた方が変に遠慮せずに済むからあたしもありがたいわ

【他人行儀でいてほしくない、といったところか、満足気な表情を浮かべる】

あ、そうだ、気になってたことが一つ

【?】
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 23:20:09.42 ID:Ss.uBKc0
>>268
「馬鹿者共がっ!能力者を恨む暇があったらなぁ!さっさと逃げろってんだよぉ!」
【周囲の者達に聞こえるほどの声で叫びながら、スタンロッドを取り出す】

「(さてさて、一応こいつも試しておくか)」
「うおらぁ!」
【周囲の異形を無力化するため、スタンロッドを乱暴に振り回す】
【強化外骨格によって、勢いもかなりのものになっている】
【命中すれば、強力な電流によって、体が痺れ、少しの間動けなくなるだろう】
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 23:21:20.96 ID:GldI6gDO
>>267

ッ………?
【躱すために体勢を低くし、左腕を盾にしつつ下がった男だが、突然停止した少年に気付く】

は……そりゃスゲェな
なんとか波でも出す気か?
【真っ青な顔に歪んだ笑顔を貼り付け、再度挑発するように口にしてみせる】

これで終わり、か……
【両手をコートの内側へ滑らせ、手斧を取り出す】

上等通り越して下等だ畜生が……ッ!

―――砕けろぉォォッ!
【叫び、先程の半ば溶けかけた背後の氷を破裂させ、破片を少年へと、囲うように走らせる】
【一つ一つの速度や威力は大したこと無いが、とにかく数が多い】

【少年の火力を持ってなら全て溶かし尽くす事も可能かもしれないが、幸いこの攻撃も追尾性能は無いため、回避するのも手だ】

【それと同時にそのまま両手の手斧も振りかぶっての投擲を繰り出す】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 23:23:44.87 ID:X6lfCx60
>>273

……ああ、判った。
ただ、あたしはティナを信じたい、それだけは忘れんな?

【こいつはくせえッー! 怪しいにおいがプンプンするぜッ―――――ッ!!】
【武美の思考は、そんな考えに領された……もし、ティナが社会悪を行えば、武美の“もう一つの所属”として・・・】
【―――止めねばならないだろう、武力行使も辞さずに。だが、それがイヤに思えた】

…んで、何が気になるのさ?

【微笑みかけて、質問を引き出す質問】

277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 23:28:43.34 ID:zT6cr2AO
>>268
――その能力者に殺されたくなかったら、さっさと逃げれば良いだけの話でしょ?

【スピーカから流れる声にポツリと返す其れは、恐らく独り言なのだろう】
【言葉に含まれるのは“無慈悲”以外の何ものでもなく――。】

【剣を引き抜き、付着するだろう血液を振り払って】
【其処で接近する一体の異形に漸く意識が向けられる】
【早急に身を屈めようとするも、時既に遅し――】

ちッ、もう一匹近付いて――
……ぁ、、ひぁっ!?

【――肩口に噛み付かれてしまった。思わず顔を顰めるが、それは疼痛によるものではない】
【噛み付かれると同時、彼女の中で起動するのは……“妨害の術式”?】

やばっ……退いてよっ!

【どういう理由やら、外部からの侵入・感染を「体内の何か」が食い止めんとしており】
【その間に女性は剣を振るって異形を退けようと試み、成功すれば再び前進を開始するだろう】
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 23:29:08.48 ID:I7yyeHso
>>268

ふぅっ――――思ったより上手くいったか
【そしてスピーカーからの声が同時に耳に入る】

うぇ……面倒くせえ事しやがるなあもう、そんな言葉と視線を向けられたら――――
かよわいアタイは萎縮しちゃうじゃねえかよう……
【嘘である、その表情は嘲笑いの様】
【人間にしては長い一生で、その手の感情の篭った視線を向けられるのは既に慣れている】
【いや慣れてしまったというべきか……】

……自分で言っててキモイと思っちまった、クソが
さて、丁度良く道が拓けたし根源っぽい野郎を絶つか
【ぐん、と両脚の力を込めローブの者達に走る】
【が、途中の低い背の異形の前で土煙を飛ばしながら停止し】

――――うわ、ちょ、おまっ……
【顔をしかめながらそんな声を上げ】

邪魔だよヴァカ、失せろ――――
【躊躇いなく右手を異形の右肩に向けて薙ごうとする、手の甲を向けたそれは所謂裏拳】
【しかしそれは力をセーブしている、先程の投げた異形の耐久具合から推測し】
【吹き飛ばす程度に、しかし体を壊さない程度のそんな力を込めている】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 23:30:33.58 ID:MGvC1MSO
>>250

だから、何をどうしたって正さなきゃ為らない――――か。

【酷く曖昧な“世界”という概念を放棄し、目に見える物のみを真実とする思想】
【奇しくも、そのスタンスは彼女に近い。故に、“理解”は適う】
【同じ陣営に与していたのなら、ともすれば――――】

【だが】

ふう、ん――――

いや、構わないんだ。押しても引いても動かないなら、斬り伏せて通るから。

【歩く方向が正反対なら、必然、道を譲る訳がない】
【込めた万感、その重みに軋む右足を認める。逃走の選択肢は、無い】
【互いが互いの障害に成るのならば――殺し合う事は、もはや火を見るよりも明らかだ】

――――成る程、ね?

(“そういう事”か――主を失って、自らを支えるピースの一つを亡くして)
(刀でも鎧でも、変わらない、か)

(なら、尚の事退けないな。退ける訳が無い――――)
【予測は当たる。思考する迄も無く、本能が理解した】
【此れは、敵だ】
【此れを避けて通れば、仕損じれば、或いは自分が折れて仕舞えば】

(そう、“次”は――――――)

――――――――オレだと、そう云ったら?

【左、右。初動を察し、小刻みな二歩のバックステップで蹴りの軌道を外れ】
【相手の左足が振り切られ、地に付くか付かないかの所で、滑るように右足を一歩踏み込ませた】

【彼女は膂力に長けない。故に、「そういった」相手との戦いは得手では無い、が――――】
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 23:34:31.22 ID:pEWUitwo
>>276
そうね、信頼されてるのならそれは裏切るべきじゃないわね
まぁあたしのところはなんでも屋の様なものだし、お望みとあらば敵にも味方にもなれるわよ?

【後半は冗談めかして、あるいは話題を反らすような発言をする】
【彼女が明確に正義を掲げているのは≪R.I.P.≫襲撃の折にも知っている】
【果たしてティナ達の抱えたものは正義か悪か、それとも―――?】

うん、「バッカーネル」という人物について聞きたくて

【その襲撃戦の時にバイクに乗りながら思いっきり叫んでいた言葉】
【恐らくあの組織のカーネルなる人物のことだろうとは察しがついているが…】

281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/10(火) 23:37:54.07 ID:qLsksYAO
【――郊外/廃墟】

【ひゅうひゅうと、床に臥せり今際を待つ病人の呼吸のような生温くも不気味な風が辺りに吹き散らされる】
【彼岸では色とりどりに着飾った烏合うごめく雑踏が一個の生物の如く流れながれ】
【どこかで戦闘でも行われているのだろうか、極稀に命の潰れる音が金銀にもえる火飛沫を星霜へとばらまかれた】

【廃墟の壁はどこぞの誰かがパステルカラーの絵の具でも撒き散らしたのか、絢爛たる鮮やかな色彩を咲かせ】
【けれどもじんわりと其処から滲む鉄錆の香が――これらがただの染料ではないことを物語っていた】

……、――――――

【それを指先で撫でる人影があった】
【肩辺りで切り揃えられた紅蓮の髪にオレンジの色眼鏡を掛けた痩身の姿だ】
【毒々しいオレンジに黒の縦縞模様が入ったワイシャツと膝丈ほどの黒ベスト】
【襟元にはネクタイでなく闇を切り取ったかのような色のリボンを結んでおり】
【頸や手首や掌などの服から露出している肌には包帯の巻かれている】

【その揺れる髪は、血よりも深く彼岸よりも昏く婀娜より尚のこと赤く】
【色に触れる指は、特に何かを求める訳ではないのに手を伸ばすようで】

……嗚呼

【ほつり、開く唇の紡ぐ言葉は――】

もう、さほど―――長くはないのだな

【――愉悦に滲みながらも何かが欠落したように、空っぽだった】
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 23:37:58.27 ID:FUCO4oSO
>>263

なら良かったです。
【そう返した後】

・・・にしても本当にびっくりしましたよ。何があったらあんな事になるんですか
【そう言い何があったのか聞こうとるする】

/すいません、遅れました
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 23:39:22.81 ID:e5PjshQ0
>>271

大丈夫大丈夫、気ニ留メナイデ!
僕ハソレ、結構好キナンダケドネ〜。

(ヤッパドンナニ無邪気デモ、流石ニホイホイト来チャクレナイネー)

【冗談を交えつつ、あくまでも己の手の下は見せない様子の不審者】
【しかし、それであっても自らの要求には率直だ】

―――ウン、良イヨ。聞カセマショーカ。

【改めて肘をテーブルに着き】

ズバリ言ウケド、君ニハ僕達ノ商売ニ協力シテ欲シインダヨネ。
先ニ言ウケド、僕達ノ商売ハー…正直言ッチャウト、アンマリ正義的<gハ言エナイカナ。
ダケドソレハ、俗世ダケニヨル意見デアルコトヲ理解シテ欲シイ。

【このまま騙しきることも可能であったが、純粋過ぎる少女に対する御詫びもあるのだろう】
【そして―――それと同時に理解を求めて欲しい仄かな感情を表へ出す】

君ニハソノ力<虫揀bテシテ僕ニ協力シテ欲シイ。
君ハ、オソラクソノ力<gヤラニ、自分デ自覚ノ無イダロウ。
デモ、ソノ力ハ僕達ノ開発技術ノ向上ニ、実ニ役立ツンダ。

【じっくりと少女の様子を伺いながら問いかける】
【不審者は、そして少女は何が狙いか、何を求めるのか―――】
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 23:41:25.70 ID:FzfuGg60
>>275

―――やっぱ何か隠し持ってやがったかッ!!
これが・・・俺のとっておきの一つだぁぁぁああああ!!!

【周囲に飛び散る氷塊、全て回避することは不可能】
【彼の能力は炎ではないため、ここで溶かすことは不可能】
【しかし】

蒸せ浴びろッ!蒸出のアグニッッ!!!

【手の中に溜まっていた熱気は、一瞬】

シュウゥ

【と、音を立てて相手の方向に広範囲に広がった】

【熱】
【其れがこの技の全てだった】

【前方に在り得る氷塊は蒸発しており】
【高温ではないものの、当たれば意識を失うかもしれないほどの熱気】

【前方に空気を噴出させることが可能ならば、たやすく避けられるだろう】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 23:44:24.46 ID:PhUqI4ko
>>279

それでいい、道は自ら切り開く物
私もそうしてきたし、お前もそうするのが正しい行為だからな

【ゴゥン、と風を叩き割りながら繰り出された左足は宙を蹴り】
【そのまま半円を描いて背を見せる形で地に脚を着き】
【更に半回転、左足を地面にめり込ませつつ】

―――貴様の正義はどちらかといえば他人に重きを置いている
だからこそその言葉を全て信じる事はない
つまり、その言葉から推理する答えは五分五分と言ったところか

・・・・・まあ、どちらも“救済”すればいいだけの話だ

【先程の左足と同じ軌道、ただし相手に向いているのはつま先ではなく踵】
【回転の勢いを利用している為か初撃より重く、また速い―――】


【―――さてこの鎧、一見すれば鉄壁の城砦、分厚い金属は砲弾ですら貫けるか怪しい所】
【だがよくよく見てみればその城にも“穴”はある】

【例えばそれは肘の裏であり、手首であり、膝の裏であり】
【或いは両腕が上がっていれば腋もそうであろうか】
【それらの部位は分厚い鉄板は無く、薄い鎖帷子が覗くのみ】
【適度に良質な武器と慣れた腕があればその程度を貫くのは造作も無く】

【またいくらか強引ではあるものの、兜も外しさえすれば―――】

【問題はその近距離までいかに近付くかであろう】
【何しろこの鎧、隙は大きいがそれを補う破壊力の持ち主である】
【下手に接近すれば周囲の“スイカ”とオトモダチになる可能性も無きにしも非ず、だ】
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 23:44:55.21 ID:X6lfCx60
>>280

…出来ることなら、味方が良いさ。で…

【それだけ言って、この話を切ろうとする。それは、話題を変える為でもあったが】
【少なくとも、ティナは―――“同類”ならば、本気で自分が“許せない”コトは、しないのではないか、そう想ったから】

【―――もし、本当に“正義の味方”ならば、この場で目の前の少女を手に掛けるか?…星達に、心の中で問う】
【応えは帰ってこないし、武美は“悪の敵”であり、“正義の味方”とは必ずしも一致しない…故に、不毛な問いではあるが】

バカーネル? あれはカーネル・フェンダンス、金の国で長ったらしくて五月蠅くてアホっぽいご高説に興じてたヤツ。
本当に心底どうでも良いが、あたしのブブゼラよりも耳障りな声が出せる稀有でムカツク人間さッ!!
あの思想に共鳴する奴もいるみてぇだが、あたしは奴が気に入らん。……それ、だけ!

【其の事を聴かれると、吐き捨てるように、唾を飛ばす大声で彼の“武美から見た”人となりまで説明し出す…相当に嫌いらしい】
【プン、と拗ねたように言うだけ言って……そして、「…見苦しかったね、悪い」と付け足す】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga!red_res]:2010/08/10(火) 23:47:24.77 ID:tHk/7yso
【貴方達の覚悟も、貴方達の戦う理由も彼らには届かないのだろうか?】
【逃げ惑う人々が貴方達に向ける目はいつしか恐れに変わり、怯える対象が変わってきている】
【スピーカーからは音楽も声も聞こえなくなったが、彼らの頭にはそれが虫の羽音のように響いているのだろう】


>>272
【人々は逃げ惑う中心を変えつつも、少しずつ広場から姿を消していく】
【建物の中から、安全な場所から貴方を見る目は……それでも、変わらず貴方を信じ続けるものもある】

【ローブの男はうめき声のようなものを漏らし、問いに答えることは無い】
【低く身を屈めたかと思うと、牛の突進のように右手を前にして貴方に向かってくる】
【右手の手のひらにあるのは、なんとヒトの歯だ。犬歯が発達してはいるが、歯のみがそこにある】
【異形が噛み付くことによって異形を増やしてきたことを考えると、それも同じ効果を持つのかもしれない】

>>274
【細い路地から兵士に向けられる何らかの視線が一つある。それは先ほどの青年だろうか】
【しかしこの交差点で最も他者を巻き込んでいる貴方には、向けられる非難の視線も最も多い】
【持たざるものが持つものに向ける羨望は憎悪に近いのかもしれない】

【スタンロッドが異形に命中すると、かなり酷い打撲と痺れを受けて動かなくなる】
【効果はかなりあるようで、見る間に貴方の周りの異形は崩れ落ちる】
【未だ幾人かは異形が貴方に向かうが、貴方の武具は彼らにかなり効くようだ】
【元凶らしきローブの者達の元にたどり着くのに時間はかからないだろう】

>>277
【この状況を、能力者のせいにすることによって何とか正気を保っているという節もあるかもしれない】
【しかし無知による突き刺すような視線は、貴方も含む広場に居る者たちに襲い掛かる】

【秒未満ほど貴方に噛み付くと異形は貴方を引っかき負傷を与えようとするが、それよりも早く剣が届いた】
【弱弱しく異形は崩れ落ち、貴方が術式を使っている間は貴方が変質することも無いだろう】
【多人数の手により数を減らしつつある異形は広場から姿を消しつつあり、数体を除けば後はローブの人物のみ】
【状況を見てか、その中の黒いローブの一人が貴方の方へ駆けてくる】
【手のひらに牙の生えた奇妙な右手を張り手の形にし、十分に距離を詰められればそれを振りかぶるつもりだろう】

【異形を異形たらしめているのは――何かの呪いのようだ】
【複雑なものではないらしく、数ターン食い止めていれば自然と消えてしまうだろう】

>>278
【この状況を楽しんでいる、という風に受け取った一般人は、貴方に強い怯えの視線を向ける】
【半数以上は避難を完了しているためそれは遠くからのものだが、数は多い】
【無責任な不満をひそひそとした声の形にして、その場の状況を関係のないものとし始めている】

【比較的小さな異形は貴方に掴みかかろうとするも、ずっと戦闘に長けている貴方の動きに対応できず】
【裏拳をくらって吹き飛ぶ――しかし貴方の配慮のためか、体を強く打って咳き込むだけに留まっている】
【立ち上がろうと試みてはいるようだが、痛覚は変わらないのかそれも出来ず、再び向かってくることは無いだろう】
【未だ赤のローブの者の側で待ち構えていた二人の黒のローブの者のうち、一人が貴方の方を向く】
【体勢を低くして貴方を待ち構え、歯の並んだ右手を軽く引いて貴方の到達に備えているようだ】
【その手に平についた歯は、異形たちのそれとよく似ている】
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/10(火) 23:51:39.41 ID:.AAxEvc0
【――森】
【ひとつの人影が、木に寄りかかって座っている――……】

……はぁ、……っく……!
――まだ……っ、……!

【白を基調とした、校章の代わりに教会≠フ所属を表す印を付けたブレザーと】
【黒と白のチェック柄の短めのスカートと、白いニーソックスを、身に付けた】
【白いリボンでサイドポニーテールに纏められた、フェアブロンドの髪と】
【蒼とも翠ともつかない玲瓏な色の瞳をした、16歳程度の少女だ】
【首元に掛けられた、僅かに錆付いた金色のロザリオは、彼女が聖職者であると語っている】

【――然し。彼女のブレザーは、所々血で赤黒く染まり】
【目の前にある、大きく抉れた♀竄ェ――彼女のやっていた事を物語る】
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 23:51:53.98 ID:oF2jx9A0
>>282
…も…ら……

【この二音だけ言って顔が真っ赤になった】
【つまりは言うのが恥ずかしいほどの何かがあったと考えることができるだろう】
【それだけの何かがあったと言うことだ】
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 23:54:14.17 ID:pEWUitwo
>>286
【ティナほ目の前の少女に対してなんとも言えない感情だった】
【彼女はある面ではその思いを共にしうる存在であり―もう一つの面では恐らく相容れない存在】
【出来れば敵にはなりたくないなぁ、などと考えつつ】

【で、話を戻して】

バカーネル、うん、いい名前ね、バカーネル
言ってることは確かにそういう人間には魅力的でしょうけど…あの男は人の神経を逆撫でする才能があると思うわ
あたしだったらああいうのに従うのは絶対ごめんね…

【大事なことなので二回言いました(キリッ】
【「アホっぽいご高説」の部分に割と全力で同意する】
【そしてティナは「まぁバカーネルなら仕方が無い」とフォローを入れた。あ、三回目】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/10(火) 23:58:41.94 ID:wtg.2UDO
>>287
…これも違うか……いや…
…大物には変わりは無いか…!
【前にしたギターに両手を添えて押し出し、盾にして】
【攻撃は防いだ物のその衝撃に押し出される】

……問おう…
…貴様は人か…?それとも…!
【ギリギリと、ギターを押しながらローブ男に問い掛け】
【その瞬間に、ローブ男の左右から鬼達が襲い掛かる】
【持った短刀で切り付けようと、飛び掛かった】
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/10(火) 23:59:59.51 ID:kNE6Cp6o
>>283

ふむ、ふむ
話は大体、わかりました

"力"、というのは龍としての膨大な魔翌力とか回復力とかですよね
・・・って、え?
自覚、していない"力"・・・ですか?

【てっきり龍としての力を求めてると思ってたのかぽかーんとして】
【何となく両手を眺めてみたりする】

・・・う〜ん・・・
自覚していない"力"を貸して、と言われても思うように使えないと思うんですよね
───それに・・・

【正義側ではない、というのが微妙に引っかかるようだ】
【難しい顔をしている。ただし、断ったわけではないが・・・・】
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 00:01:21.68 ID:NoeBjiY0
>>287
「フン、どうやら、ここには腰抜けしか居ないようだな」
【ローブの者達に向かって、ゆっくり歩き出す】
【そして―】

「お前達も能力が欲しいだろう!?」
【また、大きな声で喋りだす】
「能力が欲しいならなぁ!差し伸べられた手を躊躇無く掴み取って見せろ!」
「今にこの世の救済をせんとする者が現れるだろう!そいつが誰かは分からんがな!」
「そいつらにたかるなり自分で探すなりやって見せろ!腰抜けどもっ!」

【周りの者にそう呼びかけつつ、ローブの男達に向けて歩き出す】

やっぱり楽しんでますね、セオドアさん…
【兵士の姿を見て、少女はがっくりとうなだれた】
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 00:02:25.33 ID:8IHl6ADO
>>284

(やっぱり……溶かされたかッ!)

【相手の能力が熱だと気付き、氷の能力は無意味だと悟る】

【先程からの水分の不足や今回の熱気も重なって、男は回避する体力や時間を持たないまま地に片膝を付け、意識を失い掛けるが】

……くそ…ッ

【耐えて見せる】
【左腕と左脚から機械の過剰稼働するような音が発せられている、耐えられたのは其処に何かがあるからか】

【だが男には反撃する様子もなく、ただそのままの姿勢でうなだれている】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 00:02:28.90 ID:OtsGtdg0
>>290

……だよなぁ、あーゆーのは大嫌いだ!

【武美の感情的な一面が、何時も以上に露わになる】
【何時もは其れが、武美の一番の長所である“素直さ”を増幅しているのだが、今の彼女は少し怖いかもしれない】

……で、大分遅くなっちまったが、ティナは一人で帰れるのか? 夜道。

【ふと、広場にある発光する時計の一つを見やる……11日に、成っていた】
【相手のコトについての心配と、自分の学生としての毎日への心配を、宇宙(そら)のような瞳に内包して、ティナを見つめる】
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 00:06:39.45 ID:T2E6woAO
>>287
【術式の起動も、それによって食い潰されてゆく魔力も、通常ならば痛むであろう負傷した肩も、周囲の視線も】
【彼女は何一つ意に介す事なく、平生通りの調子で剣を正眼に構えて】
【こちらも距離を詰めるよう駆け出し、振りかぶられるだろう手を受け止めんと面を向ける】

(……身体が熱いな
 きっと噛み付かれたせいね……早く仕留めなきゃ)

【呪縛は術式で辛うじて食い止めている状態だが、こちらも然程複雑に組まれたものではない】
【更に何らかの理由で“妨害”の力が弱まっているらしく、徐々に術式への侵食が始まる】
【然しそれでも彼女は術式へと意識を向けず――そう、まるで術式自体に気付いていないかのような】

【強まる冷気。それは、所有者の意志に比例して】
【周辺の空気を冷やし、気温を僅かに低下させていく】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 00:06:45.63 ID:tMZAkAso
>>287

(おお恐い恐い、何より無責任な言葉をつらつらと並べる奴らが一番恐い)
【片目の藍色をその視線に応するように向ける】

まあどうでも良いけどさ、元より期待なんぞしてねえさ
こういう流れには成る可くして成るもんだ、問題は誰が其れを扇動してっか……だよなあ
【スピーカーの声の主、それは今何処でほくそ笑んでいるのだろうか】

もっともそういうのは頭が良い連中がやるもんか、アタイは知らね――――
【そして、殴った右手の具合を確かめるように振りながらローブの者に近づいていく】

(…………はあ、どうしたもんかなあ)
やっぱ一点突破でいくか、また骨折らねえように気を付けねえとなっ!!!
【両の手は貫手の形に整えられ、黒ローブの者に向けられ】

【そしてある程度近づいた地点で爆ぜるように地面を蹴り】
【尖った右手を黒ローブの者の鳩尾に向け放つ、駆けた速度も相まってそれの動きは速い】
【左手は女の脇に引かれている】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 00:07:36.29 ID:.sQQmP2o
>>295
まったくねー、自由人を気取りたいあたしにはちょっと受け付けないわね

【武美の感情を否定することなく普通に乗っかって好き放題言う】
【これでも他人の意思を尊重するタイプなんだろうか?】

ん?あたしは大丈夫よ、これがあるし
むしろもうお別れかと思うと心が痛いわ〜

【そう言うと最初そうして現れたように、杖を横にしてそこに座り込む】
【すると杖ごとティナの身体がふわふわ。まぁこれは魔術で無く能力なのだが】
【別れを惜しむ言葉がわざとらしい。まぁワザとだろうが】
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 00:10:19.79 ID:BZ7xnq2o
【森】
【黒い短髪にまっさらな白衣、ドクロのネクタイ『KILL・A’s tie』 に黒いジーンズの青年が風を浴びながら立つ】

ま・・・
知っているやつが多かろーが少なかろうが
どうでもいいことだが・・・
私の名前はジンジャー・ユースロット
旅人にして科学者だ

…しかし、嫌になるな

【後ろをチラリと見ながら、そんなことを呟いている】
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 00:14:57.62 ID:OtsGtdg0
>>298

…気取りたい? 自由にやればいいじゃないか!

【……感情が、“組織への所属”という、読み取られた事実を寂寞の夜空へかっ攫って往く】
【おかげで、もしかしたら不用意なコトを聴いてしまった】

ああ、移動手段なんだな。そりゃ良かった。
説明ナシで寮に泊めるわけにも往かないしな、こちとら安心さっ。

【ティナの動作について、特にツッコムことはせず、優しく微笑んで】

それじゃあ、あたしはそろそろ、明日のコトもあって、寮に還ろうと思う。
……フフフ、何か言い残すことはあるかっ!

【悪役の様な口調で、冗談を飛ばす】
【第五世界において、特に今は、この二人にとって―――別れは“今生の別れ”かもしれないのに、彼女の態度は、何時ものように明るい】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 00:17:27.37 ID:7UdV4u20
>>294

ハァ・・・ハァ・・・勝負は・・ついたみてェだな・・・

【先程の技の副作用か、かなり疲労しているようだ】
【回避も出来ず、数個の氷塊と手斧を右手でかばう】

【そのまま減速して地面に落ち、相手の目の前に立って―――】

【拳を相手に見せつけ、しゃがみこむ】

・・・―――テメェ結構つえぇじゃねェか・・・アルフレッドったっけ?
―――覚えといてやるよ、いや、忘れて欲しくとも、な・・・ヒャハハハハッ!!!

【はじめに見せた高笑いをしながら】

【少しの間、仰向けに倒れこむ】
【本当に、少しだけだが―――】

【そして】

【―――左右に震え始めた体を押さえ込み、立ち上がる】

それじゃ俺もう行くわ・・・ボロボロだし・・・

【手を振りながら去って行く、ふらふらと】

(何で戦ってたんだっけ・・・?)

【ふらふらと】

/お疲れ様でした、もう時間なので・・・
/勝手に終わらせてすみません
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga!red_res]:2010/08/11(水) 00:22:47.64 ID:uuY92DMo
>>291
【ギターに叩きつけられた歯は半分以上が折れて欠けるが、犬歯は残っているようだ】
【今までの異形に比べ、力が強い。戦法に乏しいとはいえ知性は幾分かあるようだ】

【ギターを掴んでへし折ろうと考えたのか左手も相手側に伸ばすが、】
【単対多の状況、鬼達の短刀を肩と頭に受け怯んだように退く】
【切れたローブの端から見える顔は通常の人間のものだが――?】

>>293
【非能力者による非能力者への、能力者に対する反発運動は少なからずある】
【あるものは貴方の言葉にはっとしたような様子を見せるが、大半はすさまじい嫌悪に変わるだけだ】

【残る一人の黒いローブの者は、声を張り上げる貴方に対して迎え撃つ体勢をとっている】
【異形達に比べればやや身のこなしも軽いが、所詮は素手である】

>>296
【ローブの人物は痛みもかまわずに刃に手を向ける、いや歯で受けて払おうという心積もりの様だ】
【しかし異形と同じく冷気は弱点であるのか、退きはしないが動きが鈍くなる】
【防具も何もつけていない胴体は精々少しばかり耐久性がある程度だろう、防御するものは無い】

【呪いについて、異形の中に子供は――十代中盤・後半の者の少数を除いて――いないようだ】
【無論負傷についてはその限りではなく、出血により絶命している子供も居る】
【従来囁かれるような吸血鬼伝説のように、何か異形になるものとならないものを分けるものがあるのだろうか?】

>>297
【踏ん張り、突進する相手を受け止めるように左手を伸ばす】
【しかし至らずかなりのけぞり多大なダメージを食らうが、倒れる寸前に右手を伸ばす】
【執念か、相手の頭を掴み道連れにする算段のようだがその動きは素早い貴方に比べると鈍い】

【――赤ローブの人物は腕を組み、それを高みの見物のように眺めている】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 00:22:57.16 ID:N0xchsSO
>>285

――――語る迄も、無い。

【風切り音などと言う生易しい物では無い。砕けて悲鳴を上げる大気が、威力の程を物語る】
【だが、退かない】

【頬に叩き付けるような暴風を物ともせず、更に左足を一歩。踏み込みか――――?】
【答えは、否】
【彼女は身を沈め、竜巻宛らの右後ろ廻し蹴りをスライディングじみた動作で回避したのだ】
【騎士の左側を、擦り抜けるようにして】

【風が髪を盛大に嬲り、振るわれた脚は頭の真上の大気を喰い千切る】
【――――馬鹿げた機動だ。肉体的な問題は兎も角、精神的にも――プレッシャーは、並大抵の物では無いだろうに】

【同時、軽く振るわれるのは左の短刀。無理な態勢からでは威力は望めず、浅く、掠めるような一閃となる】
【狙いは穴の一つ、右の膝裏。だが、届くか否かは些か以上に不安な所――――】


――――容易に出来ると、そう思うのか?
だとしたら、甘すぎるよ。お前――――。


【攻撃の成否を問わず、彼女は騎士の後方――脚と短刀、両方の間合いの外で立ち上がらんとするだろう】
【瞳に、恐怖の色は無く――――】
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 00:24:43.92 ID:.sQQmP2o
>>300
ふふっ、大丈夫よ、今のあたしは自分に嘘は吐いてない
今はそれなりに自由にやらせてもらっているしね

【そう、自由。今の自分を選んだのは自分】
【いつも通りの調子でティナはその言葉に言い返した】

あたしの能力はそこそこ便利なのよ、ふふん
今度一緒に遊覧飛行でもしてみる?

【どうもこの浮翌遊能力、そこそこ重さには耐えられるらしい】

あたしもそろそろ戻ろうかしら
そうね、「俺がこの戦争から帰ってきたら、結婚しよう」とでも言っておこうかしら

【そう言うと杖に乗ったまま真上に浮き始める】
【引き止めなければすぐに会話できる圏内を超えてしまうだろう】
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 00:27:55.30 ID:8IHl6ADO
>>301
熱…というか炎なら、勝てると……、思ったん…だが……なぁ
【左手で額を支えて、途切れ途切れにそれだけ伝える。 炎なら、というのは他に弱点意識でもあるのだろうか】


…忘れろってのバァカ
【少年が去っていくのを眺め】
【やがてフラフラと立ち上がり、斧を集めた後に少年とは別方向へ壁に寄りかかりつつ歩いていく】

(…何で戦ってたんだっけ……?)


/お疲れ様でしたー、夜中なんで仕方ないですよ
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 00:28:21.47 ID:6Bc9LcA0
>>292

(龍―――ソウイウ事ネ)

【“龍としての”―――この少女は、龍である、或いはその血が混じっているのか】
【粗方ではあるが龍≠ニは何か、有るべき意味を予想し】

―――膨大ナ魔翌力―――ホホゥ―――。
…ソレモ、提供シテクレルノナラ〜…是非欲シイ!

【実際例のモノ≠作るのに膨大な魔翌力は絶対条件】
【それを手に入れられる事は、またとない機械だ】
【不審者にとって、少女の価値≠ヘ、更に大きく高まる】

(確カニ、本人ガ使エナケレバ飾リ当然カ…)
(―――イヤ、アレ<iラ性質的ニ力ヲ引キ出ス事モ不可能デハ無イ―――!)

(ソレニ―――コノ子ニハ“満足出来ル立場”トシテ協力シテ貰イタイ)

【不審者にとって少女に自分自身を悪≠ニして思わせるのは嫌だった】
【これも、少女の純粋さに心の何処かで負けている表れだ】

ソノ為ニ―――ソウダネ、ヨシ、マズハコレヲ持ッテミテ。

【不審者が取り出したのは、現在複数種類が確認されている例の球体】
【今度のものは、先程の戦闘で取り出した冷気を帯びた魔翌力を発しながら光っている球体だ】
【それをテーブルの上にそっと置き、少女がそれを握るのを待つ】

【少女の能力は“危機的状況”でこそ発揮されるものなのか】
【いや、それとも“他者からの干渉”でこそ発揮されるのか―――】

【白い思惑と黒い思惑、互いの思惑が交差する―――――】

/ごめんなさい、これ以上はこっちとしては危険なんで今日はこれで宜しいでしょうか…?
/何度も延長しちゃってごめんなさい!明日も早めに来るんで!
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 00:29:01.75 ID:OtsGtdg0
>>304

それでいいさ、あたしも自由だ、アッハッハ!

【もちろん、学生としては…だが、と加えて、嗤った】

……スピードはどの程度だ?

【―――想いだされるのは、彼女の“第二の所属”のボスたる人物との飛行体験】
【正直、死ぬかと思った……そんな気持ちを隠しきれずに、ジトッとした視線と共に】

それは言うな、ヤバイ。

【くすっ、と小さく唇の端を歪めて、彼女を見送るだろう】
【―――別れの挨拶の代りに、空の上にも響く、127デシベルのラッパの歌声が、確かに届くはずだ】
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 00:32:04.27 ID:fex3YgDO
>>302
…だんまりか…致し方ない
【ギターを構え直し、右手で血に塗れた紙を掴み】

…人間であろうと、そうでなかろうと、これを続けると言うのなら
…滅する、のみ
【顔に張り付く紙を剥がし、投げ捨てる】
【顔の下は不気味な程に無表情で、切れ長の目と薄い唇の中性的な顔】

…黒鬼、憑依夜行
…鬼雷神…電電太鼓…!
【一枚の、黒い札を高く掲げ呟けば】
【鬼の様な姿の、黒い上半身のみの影が青年の背後に現れる】

【その間に、小鬼達がフード男から離れ、青年の近くに寄る】
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 00:33:46.06 ID:NoeBjiY0
>>302
「ハハハ…俺に影響されて、ポジティブでもネガティブでも、やる気を出してくれれば幸いさ…」
【ローブの者と対峙し―】
「悪ぃ悪ぃ、遅れちまった。パーティはまだやってるかい?」
「ダンスしようぜ!天にも昇る楽しさだ!」

【破片手榴弾のピンを抜き、ローブの者に投げ付け、スタンロッドを構える】
【手榴弾はすぐにでも爆発し、その場から動かなければローブの者に被害を与えるだろう】

はあ…無茶しなければいいんですけど…
【その様子を、少女は心配そうに眺める】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 00:37:29.11 ID:.sQQmP2o
>>307
速さねぇ。性質的に上下にはあまり大きく動けないけど、横ならまぁそこらの自動車よりは速いわよ?

【彼女の飛行は電磁気の中の磁力を利用したもの】
【で、飛行には地磁気が大きく影響するので高度は急には変えられないという理屈らしい】

一度やってみたかったのよ、こういうの
それじゃあ、またね〜

【くすりと笑ってそのまま飛行する】
【そのまま手を振りながら浮上して―その内夜空に紛れてしまうだろう】

【…どこまで飛んだんだろうこいつ】

/乙でしたー!ふぁー
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 00:37:35.71 ID:CFUkZHw0
【公園】

【暗い青をしたズボン、黒いロングコートを着た、明るい群青色の髪】
【身長は180cm前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた男が】
【傷だらけの血だらけ状態でベンチに座りマイムマ○ムをリュートで演奏している】
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 00:41:27.57 ID:Cha9O1co
>>303

【地面を踏み砕きつつ蹴りという動作を終える右足】
【そしてその足―――膝の裏、鎖帷子に覆われた其処】
【ジャリィン!という音と共にパタタ、と幾滴かの液が垂れる音】


―――正義とは―――――!

【些か浅いか、膝を折るような事は無いが確かに機動力は落ちる】
【体重は左足にかけ直して、その両腕は背の鉄槌、その柄に伸びて】

この私の、絶対の信念だ!
揺らぐ事無く、曇る事無く、私が死ぬまで止まる事も無く!
その強固で頑健な意思こそが個の持つべき正義の在るべき姿だ!

《Justice》、“正義”を冠する組織の者が――――

【掴むのは“鉄槌”――ハンマーではない、三角錐の形をした、鉄柱の如きモノ】
【重量は数十kgか、或いは百kgを越えているのかもしれない】
【ソレを両手で掴み、背から引き抜きつつ振り下ろしへと移行】

―――私の正義を見誤ったか―――!!!

【絶対的な“正義”の価値観、生み出されるのは全てを飲み込む圧倒的な自信であった】
【大梵鐘の如き鉄槌、振り下ろさんとするのは当然ながら相手の頭上】
【足でも短剣でも届かない―――その距離を埋める程度のリーチがこの鉄槌にはある】
【仮に当たれば言うまでも無く、ただ避けても砕け散る地表のその破片が武器となるだろう】

【―――が、回転の勢いとは反対方向への振り向き様の攻撃】
【僅かではあるが相手に向き直るという行為に時間がかかる―――さて―――――?】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 00:48:11.78 ID:T2E6woAO
>>302
【剣はいとも簡単に払い除けられる】
【が、動作が鈍くなったのを目敏く察知し、両手で柄を握ると自身の右腰辺りに据え】

こいつも冷気に――弱いのかしら!
……はぁあっ!!

【再び刺突を放った。狙いは胸部、普通ならば心臓の存在するであろう周辺】
【相も変わらず直線的な攻撃だ。知性が残っているのならば、先刻同様に手で払うことも可能である】
【もし仮に貫かれたなら、強まった冷気が内側から冷やしていかんとするだろう】
【成否に関わらず周囲を一瞥、異形と化した子供が見当たらないことを確認して】

【呪縛と術式は、術式が侵食される形で未だ拮抗中だが、然し其れも殆ど辛うじてに過ぎず】
【このターンが関の山、と言ったところか。保つか破られるかも紙一重な状態だ】
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 00:48:38.78 ID:tMZAkAso
>>302

んのっくっ!!テメエ……
【貫くつもりだった右手を受け止められ少し狼狽える】
【そして視線に入るのは頭に伸びてくる異形の右手】

くの……野郎がっ!!
【脇に引いた左手を伸ばしその手首を掴もうとする】
【先程から見せた力、そこから普通の人間では無いことは明らかであり】
【女の手に掴まれたのならば恐らくただでは済まないだろう】

(アレが頭か……)
【その駆け引きの間際、赤ローブの人物の存在を気にかける】
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga!red_res]:2010/08/11(水) 01:00:56.21 ID:uuY92DMo
>>308
【流血する部分を押さえ、貴方から退くように一歩引く】
【痛みに苦悶の声を上げた拍子に口元が開く――そこで彼らが言葉を発しない理由が分かるだろう】
【口の中には歯が無く、代わりに鉄板で新しい歯が生えないように押さえられている】
【歯が無いためにうめき声のような声しか出せなかったのだ。知性があろうとも喋ることは出来ない】

【何やら大技を構築せんとする貴方の姿を見て追い詰められたか、大きく息を吸って走り寄らんとする】
【ローブの人物が持つ武器は手に生や『された』歯のみである、それを貴方の左肩へと振りかぶった】

>>309
【武器も防具も無いローブの人物は、手榴弾を防ぐ事は出来ない――】
【直撃を受け、あっけなく四肢を周囲に飛ばす。やはり常人よりずっと濃いような血の匂いが周囲に舞った】
【周囲の者に加勢するか赤ローブの人物に向かうかは貴方次第である】

>>313
【己の胸に向かってくる剣を再び払わんとするも、冷気の為に鈍った動きは一手及ばず】
【臓腑を貫かれた上に恐らく弱点となる冷気。凍りついたように動きを止めると、そのまま力を失くした】
【残るは赤ローブのもののみとなるが、何故か他のものを見下ろすばかりでその場から動かない】

【子供らに影響を及ぼさず、まるで吸血鬼伝説のように広まる異形化】
【通説通りにいけば、純潔を守っているものに対しては無様な異形にはならない、或いは別のものになるということか】
【――しかし大もとである黒ローブの者達が減っているためか、貴方の中の呪いも溶けるように消失した】
【気付けば、既に死体となっている者も含めて変質したものたちの大半が元の姿に戻っている】

>>314
【上手く立ち回りかけたものの、基礎的な力のケタが違うか手首を捕らえられる】
【耳に障るような嫌な音がして、手首から先がだらりと内向きにうなだれ完全に力の入らない状態になる】
【奇声ともつかぬうめき声のような悲鳴をあげ、左手で右手首を解放しようともがき手を伸ばす】

【ちらりと赤ローブの人物が貴方を見るも、己の仲間のことも含め興味が無いように正面を向く】
【やや膝を曲げ、逃げる準備をしているようにもとれる】
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 01:01:31.07 ID:XWhNw9co
【路地裏】

────────────────。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤目の少女が壁にもたれかかって座っている】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている】

【どこかぐったりとした様子で、辺りには戦闘の跡が──どうやら、怪我を負っているようだ】
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 01:11:00.69 ID:fex3YgDO
>>315
【背中の黒鬼の背後に、後光のように現れる雷神が持つような太鼓】
【その太鼓が高速回転し、発電機のように電気を発して】

…その姿では、人に戻ろうと後の人生を録には生きれまい
【左手で、例の人外のみに聞く札を一枚取り出し】

…せめて、逝く瞬間は人として――――
【小鬼達は、フード男を遮ろうとはせず、簡単に青年へと辿り着けるだろう】
【左肩に向かう牙を、左手の掌で手を重ねる様に受ける】
【掌は当然噛まれるだろうが、その左手には手と手の間に重なるように札を持っていて】

――――雷槌
【その瞬間、青年の背後の黒鬼が右腕の握り拳を、鉄槌の如くフード男に振り下ろした】
【その腕には雷を纏い、その拳はまさに落雷の如く】
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 01:13:40.09 ID:NoeBjiY0
>>315
「うーむ、手ごたえが無いな…こいつも他の異形共と同じ…いや、そんなワケないか」

【嫌な予感を振り切り、赤いローブの者に近づきながら話しかけた】

「命が惜しいなら逃げな。他のヤツも集まってきてるぜ?」

【赤いローブの者の返事を待たず、そう言いながら辺りを見渡す】

「(腰抜けしか居ないと思ったら…なんだ、骨のある奴らがいるじゃないか)」
【他のローブの者達と戦う能力者の姿を見て、素直に感心していた】

セオドアさん、ほんとに強いなあ…
【ローブの者を倒したセオドアに見とれる】
…相手の人が油断してたのかな?
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 01:16:21.14 ID:OtsGtdg0
>>316

【―――つかっ、つかっ、軽い靴音を鳴らして、何者かがやってくる】

―――あーら、また遭っちゃったわね。
…しかも、今度は最初からクライマックス、みたいな?

【それは、青色の瞳を備えたぱっちりと大きな目に、紙のように白さと脆さを想起させる肌を持ち、14歳ぐらいに見える、小柄な少女】
【白に近い金色のロングヘアを持ち、頭には写実的に蜘蛛を模したグロテスクな髪飾りを付け、眼光のせいで可愛らしい眼は台無し】
【茶色いマントを羽織っていて、服装は見えないが腰のあたりが異様に膨らんでいる――ポーチか何か、だろうか】
【其の上から、背中に「糸」らしきものでくくりつけてある、厳めしい機械剣も、年不相応の不思議な印象を与える】

(……“試して”みるか、あの時の“同情”に従うか……面倒だわ)

【愉しそうで、しかも冷たい語調とは裏腹に、内心は盛り上がりもしなければ、穏やかでもない】
【少女を見ながら、時折足踏みし、直ぐには襲い掛からない様子から、それが見受けられる】
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 01:20:33.63 ID:IzWR2gSO
>>289

・・・も?・・ら??
【少女の発した二音を繰返し】
【?を頭の上に浮かべる】

/すいません、意識飛んでました。
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 01:25:48.77 ID:XWhNw9co
>>319

……キョーコ・ミハイロフ…………。

【やってきた少女の姿を見つけると】
【弱った身体を無理に起こして、立ち上がり】
【敵意や殺意といったものを、少女へと向ける───】
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 01:28:29.99 ID:T2E6woAO
>>315
【呪いの消失によって妨害術式も急停止、本人にも気付かれることの無かった其れは体内の奥深くへと息を潜める】
【上昇した体温は一向に引かず、肩口からの出血をより夥しいものとさせるが】
【意識が朦朧としてきた以外は何ら問題無し、剣を抜いて血液を振り払う】

怪しいと思ってたけれど……
やっぱりこいつらが原因だったんだ
じゃあ、あれを倒せば今日のところは終わりかしら?

【元に戻った者たちの姿を見て一息つき】
【残るは赤ローブの人物、向き直ってその様子を見つつ、悠々たる歩みで向かう】
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 01:29:27.64 ID:tMZAkAso
>>315

っ――――――――
【弾かれるように握った手を離し】
【赤ローブの人物を睨みつけ】

にゃろう逃げるつもりか、ええオイ!?
【そして右足を上げ、眼前の黒ローブの者を回し蹴りで飛ばそうとし】
【蹴り飛ばせたのなら赤ローブの者に向かうだろう】
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 01:29:34.29 ID:OtsGtdg0
>>321

アハハ…覚えてくれたのね、嬉しいわ。
……そういやあんたの名前聞いてなかったわね、折角だし教えなさい。

【自分の思考に決着をつけることを遅らせたいのか、何の実も無い質問を投げかけ】
【―――剣の柄に手を当てつつも、“能力”を使うことはしない】

【現時点の二人の距離は、6,7メートル程度か】
【キョーコの運動性から考えると、人間の姿で咄嗟に接近される距離では無い】
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 01:35:52.79 ID:XWhNw9co
>>324

……『Type - C』、チェルシー。

【どちらが名前なのか、どちらも名前なのか──】
【ともかく、素直に名乗って】

──── 《 Luminous Vista  Ver.B  》

【少女の前に巨大な虹色の水晶が出現する───】
【地面から数十cm浮かんだ、六角柱状のソレは】
【まるで少女のことを護るかのように、立ち塞がっている】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga!red_res]:2010/08/11(水) 01:39:15.69 ID:uuY92DMo
>>317
【取った、と思った瞬間に表情が人間らしい熱を帯びるも、札の存在に気付くと顔をしかめた】
【しかし姿は変わらないまま、頭上から降りかかる握り拳を見上げ】
【意味を成さぬ声すら出す暇も無いままに、地面に押しつぶされ絶命した】

「……名は?」

【赤ローブの男は、それを見てひとたび頷き問いかける】
【蛙のように潰れた同胞には一瞥もくれず、貴方の姿だけを記憶に収めるように視認する】

>>318
【同じく兵士に、そして後方の少女にも目を向ける】
【追い詰められているかのような状況も意に介していないように見つめ、また頷く】
【赤いローブの中は、他の者以上に目深に被っているせいでよく見えない】

「名は」

【貴方にも同じ問いを向ける。そして、後ろの少女のことも顎で指すように頭部を動かす】

>>322
「……惜しい。名は」

【次に貴女を見て発したのは、感染しなかったことを口惜しむようなもの】
【僅かに首を振ってから頷き、やはりどこか監視するような異質な視線を向ける】
【凍りついたような姿のまま地に伏した仲間には、やはり目もくれない】

>>323
【手首に意識が向かっていたためか相手の蹴りを許し、かなり遠くまで吹き飛ばされる】
【赤ローブの人物はそれを眺めるように見てから、一歩下がって貴女を見た】

「名を」

【近づいてくる四人全てから距離を置くように交差点の中央に入ると、やはり同じ質問をした】



/予想以上に長く掛かってしまい申し訳ありません
/次で締めにするつもりです、もう少しだけお付き合いいただければ幸いです
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 01:46:11.98 ID:OtsGtdg0
>>325

チェルシー…素直なわりに、意地を張る子ね?
まあいいわ、今この場は……

―――黙らせるッ!!

【相手が攻撃に転じないのを見て、長々と感想を述べ】
【“暫定的な”目標が出来たことをラッキーだと考えながら、白い白い糸に包まれて、“変身”した】

【貌に並んだ8つの単眼は翡翠のような緑、全身が毒々しくも、オーガニック……そう思わざるを得ない、紫と黒の色彩】
【体のあちこちに茶色く細かい、触れば相当に不気味な感覚であろう毛が生え、身の丈は2Mほど】
【腹からは左右2本ずつ、相手を押さえ付けるための小さな“脚”が生え、横開きの口はチロ、チロ、と蠢く】
【少女の面影は、マントとその膨らみ、そして背負われた剣のみである】

【――――この姿、蜘蛛怪人ッ!!】

……前回のままなら、アレって私には壊せないのよね。 さて、どーする…。

【路地裏の建造物の一つの屋根のヘリに、尻尾から“糸”を放ち、妨害がなければ貼り付かせる】
【―――手際は良いが、前回と同じテ。どうやら、様子を見るつもりらしい】
【糸をザシュリ、と切り落として背中の剣を、両手に構えた】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 01:46:25.80 ID:fex3YgDO
>>326
……………………
【血に塗れ、ずたずたになった左手と札】
【その両方を握り締め、静かに下ろす】

【それと逆に、背後の黒鬼はその拳をゆっくりと上げて】

…………………
【無表情、張り付いた仮面のように微塵も変化しない無表情を赤ローブ男に向けて】

……厄島、鬼助(やくしまきすけ)…
【静かに、自らの名前だけを答え】
【背後に連れる黒鬼、左右に連れる二匹の小鬼と共に赤ローブ男を見据える】
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 01:52:24.96 ID:NoeBjiY0
>>326
「俺の名はセオドア・ブリーチ。」
【後方で待機していた少女の方を向き】
「そして、あいつは冬月 士(ふゆつき つかさ)。俺を作ってくださったお方さ。」
【そう言うと、赤いローブの者に向き直る】

ひえええええ…バレてるじゃないですかぁ…
【後方でコソコソと様子を伺っていた少女は、赤いローブの者に視線を向けられ、怯えていた】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 01:54:01.94 ID:XWhNw9co
>>327

……やれるものなら。
但し──勝つのは、私……。

─────《 集束 》

【七色の水晶の先端へと、光が集まる───】
【一発でも受けたら終わりなためか、水晶は少女の前から動かない】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 01:55:09.29 ID:T2E6woAO
>>326
【確かに赤ローブの人物の言う通り、“惜しかった”】
【「呪い」にもう少しだけ力と時間が残されていれば、或いは感染していたかもしれない】
【……然しながら、この戦闘で術式の力は大幅に喪われてしまっている。恐らく「次」は無い】
【女性はその場に立ち止まると、剣の切っ先を赤ローブの人物へと向け】

……シャローム
あなたは?

【至極簡潔に名乗り、相手の名を問うた】
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 01:55:12.42 ID:N0xchsSO
>>312

確かに、お前の正義を見誤ったかも知れないな。けど――――――“どうでも、良いんだ”

だって、今のオレには、さ。お前の“死”しか……視えないから。
ピントがズレちまって、余計な物は見えそうに無い――――

【向き直り、左足で踏み込むのと――――騎士が鉄槌を振り上げるのは、ほぼ同時】
【真下から真上、跳ね上がるような軌道の切り上げが放たれたのが、その一瞬後】

【騎士の放つ正義は、まるで灼けた鋼のような熱を帯び――反して、対する殺人鬼は、何処までも冷静だった】
【振り下ろす鉄槌の柄を狙い、遠心力の働き難い円運動の内側に飛び込んで――――最高速に至るより速く、切り、弾く】

【生まれるは、鍔ぜり合いとすら呼べないような刹那の拮抗。ほんの僅かな、振り下ろす動作の遅延であった】
【更に、穿った隙に前進を重ね、身体を捻って左に抜ける】

【薄く鋭く、刃のように研磨された殺意と、卓越した技量をして――――彼女は、接近という課題を難無く熟して見せたのだ】

【が、反撃は無い。そればかりか、白い貌は苦痛に歪められてさえ居た】
【原因は何かと見てみれば、左脇腹に流れる赤が見えるだろう】
【瓦礫が身体を打ち据え、抉り、態勢を崩しその歩みを止めるに至っていたのだ】

【致命的な隙に、見える。だが】
【ひゅう】
【巻き上がる砂塵に紛れ、周囲には薄く霞が立ち込め始めた】

【止まらない。彼女の殺意は、未だ――――】
//済みません、文章がががががが
//ちょっと吊ってきますorz
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 01:57:09.78 ID:tMZAkAso
>>326

ああ゛?今からぶっ飛ばすヤツに名前なんか教える必要ねえだろ!?
【重心を下げ、右手を引き構え】

ま、冥土の土産に教えてやらなくもねえけどなぁ
アタイの名は八柳の夜行だ、閻魔翌様にでも紹介しといてくれやッ!!
【硬く握り締められた拳は、赤ローブの者の顔面に向けられている】
【最大の一撃を打ち込む為かタイムラグがある為直ぐには放たれない】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 02:03:22.93 ID:OtsGtdg0
>>330

…油断はしない、ただし、勝ちのヴィジョンも見捨てないわ。
勝たなければ、怪物に意味は無い。ただし、私は人間……この剣の、かつての持ち主のように。

【妙な事を口走りながら、その収束を見つめ、刹那の時流を待って】

―――≪ガードセイヴァー・バスターモード≫…前回見せてない、最後の手札。

【剣を、左肩にバズーカ砲の如く、構える。其処までは、前と同じだったが】
【変形後のそれは、夜の警棒のように紅く発光している…何かが、“違う”。】
 
【なお、妨害が無かったため、“糸”は天井に付着し、今はキョーコの足元に或る】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga!red_res]:2010/08/11(水) 02:10:19.34 ID:uuY92DMo
>>328
厄島鬼助、セオドア・ブリーチ、冬月士、シャローム、八柳夜行
覚えた。姿も
【やや高めの声でぽつぽつと単語ごとに区切って言うと、ローブを抑えて急にしゃがみこみ】

予想外に来た。次はもっと、大きな的を。用意する
余は神主(ミコトモチ)。いずれ、また会おう
【宣戦布告のような言葉を告げ、膝に力を入れて跳躍する】
【――高い。まるで兎のように飛び、背後のビルの窓に足を掛け、更に飛んで屋上へと消える】
【後に残るのは多すぎる程度の死体と、未だ向けられる批難の目】
【第一の新月の祭が、あっけなく幕を下ろした】


/他の方のイベントと比べるとあっけないものかもしれませんが、今回はこれにて終了とさせていただきます
/日を跨いでのお付き合いありがとうございます。本当にお疲れ様でした
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:10:28.99 ID:XWhNw9co
>>334

【水晶越しに、赤く発光したソレを見るが】
【警戒するほど──少女には余裕がなかった】

────《 射出 》

【七色の水晶の先端から、ビームが放たれる】
【かなり細く、一見強力に見えないソレは貫通力が優れていて】
【一直線に、キョーコの胸部を狙って向かっていくっっっっっっっっっっっっっっっっっz】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:10:49.10 ID:Cha9O1co
>>332

・・・・・ほう、これは奇遇な
私には貴様をこの手で“救済”する様しか浮かばんのだ
何、痛みなど無い・・・・その時は一瞬で終わる

【少々の遅延、それをはさんで尚鉄槌の衝撃は凄まじい】
【瞬間的それを数値にするなら数トン以上か―――】

【鎧の正面、朔夜の背後に位置する地面には鉄槌の錘が深々とめり込んでいて】
【敵の腹部を穿った礫の欠片はカツンカツンと鎧に弾かれ】
【それでもやはり、自らの手が届くような距離に相手が居る事実は潰せずに】

抵抗しなければより早く、その安寧は訪れる――――!

【もはや近距離では役に立たない鉄槌の柄から手を離し】
【右足は使えず、左足を使えば隙が出来―――】
【本来は蹴ろうと考えたのだろう、ほんの僅かだが動きが止まり】
【その後直ぐに両手が朔夜の首へと伸びる―――掴むのだ】

【―――そう、使命感、“正義”に駆られる鎧も見えていそうもない】
【圧倒的過ぎるその信念の前には薄い霞が―――見えていない】

/気にしていては何も始まらぬのだー
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:11:16.90 ID:cXxYxoDO
【路地裏】

…………―――

【蒼色のTシャツの上に紺色の半袖パーカーを羽織り、首に橙色の宝石が付いたペンダントを掛けた、黒髪ショートヘアのその顔立ちからは一見すると少女にしか見えない人物が、壁に背を預けて眠っている】
【その外見から年齢は15〜16歳程だと思われる】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:11:24.97 ID:XWhNw9co
>>336
/らめぇ、最後の一行の「っ」とかはミスなのぉ!!
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 02:14:44.73 ID:fex3YgDO
>>335
…神主……
……次に会う時は…どうなっているか…
【背後の黒鬼、左右の小鬼達が消えて】
【ギターを背中に背負い】

…血まみれだ…買い物も出来ないな
…いや、それよりも帰ったら何を言われるか
【静かに呟きながら、その場を後にした】

/乙でしたー
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:20:13.15 ID:XydKhoMo
>>338
/持ち越し前提で絡みにいっても良いでしょうかっ?
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 02:21:13.71 ID:OtsGtdg0
>>336

あげゃッ……予想以上に痛いじゃない。

【“バスターモード”の発動には、未だ少し魔翌力のタメが必要】
【胸部は急所だが、ビームの面積は小さい……そう想い、体を逸らして回避するに留めた…が】

【―――油断と魔翌力の充填ゆえに、間に合わない…左肩を貫かれる形となる】
【千切れ飛ぶことは無かったが、こうなると怪物の腕力でも、片手で武器を担ぐのは難しい】
【有るのか判らない舌を打ちつつ、両手持ちに移行する】

……やれやれ、やっぱり空しかないか

【そう言って、今度は先ほどと対岸の屋根に、“糸”を放った】
【―――表面上は、前回と同じ方法でカタをつけようとしているように見えるが……】
【ただ一つ違うのは、キョーコの魔翌力を受けて、輝きを増していく剣だ】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:21:47.47 ID:cXxYxoDO
>>341
/いいですよ〜
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 02:21:51.15 ID:T2E6woAO
>>335
……神主、ね。次は大きな的か……なら、
今日より更にやり甲斐があることを期待しときましょうか

【彼女が言っているのは、多分、殺り甲斐のこと】
【かしゃん、とローブの下の鞘に長剣を納め】
【跳ね去る神主の姿を見送ってから、交戦していた能力者たちの顔を確認し】
【死体も視線も全く意に介さず、緩慢な足取りでその場を歩き去った】

/遅くまでお疲れ様でしたー!
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 02:22:50.69 ID:NoeBjiY0
>>335
「神主…か」
「(ありゃあ完全に宣戦布告だよなぁ…)」
「ま、後の事は士に任せるとするか」

【そう言い、後方で待機する士にさりげなく合図を送る】

まったく、無茶ばっかりして…

【文句を言いつつ、士はこっそりとセオドアを指差し、そのまま指を鳴らす】
【セオドアの前方に黒い靄が現れ、ゆっくりとセオドアが靄の中に入る】
【セオドアが靄の中へ消えると共に、黒い靄は消滅した―】

今日はもう疲れたし、急いで帰りますか…

【士は死体の残る現場を後にし、宿へと向かった】

/いやあ、こう言うのは初めてで、緊張しましたよー
/皆さん、お疲れ様でしたー
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:24:11.55 ID:tMZAkAso
>>335

あっテメエ!!待て!!
【拳を構えたままの姿勢でギャアギャア騒ぎ、結果】

あークッソ逃がした……最低だコレ……
【ハァ、という大きな溜息と共に姿勢を正し】

…………気分悪ぃ帰ろ
【ぶすっとした表情で小言を言いつつその場から去っていく】
【周囲の非難の目など微塵も気にせず、当たり前のように歩いて】

【夜道を一人進む】

/乙でしたー!!
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:26:31.25 ID:XWhNw9co
>>342

────《 分散 》

【一塊の大きな水晶が、七つの小さな水晶に別れた───】
【そして、少女の周りを囲むように移動】
【こちらも前回と違う点が──守りに集中しているということだ】

【下手に攻めるより、隙を伺った方が分が良いと判断したのだろうか】
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 02:30:38.01 ID:T2E6woAO
【路地裏】
【白黒ストライプのライダースーツを着た、ライトブラウンのソフトモヒカンの男が歩いている】
【190cm超のひょろ長い体躯に、鋭すぎる眼光を隠すよう真っ黒なサングラスを掛けていて】

ヒッヒ……血が足りねーぜ

【履いているライディングブーツも白黒ストライプだ】
【言動も相俟ってなんか気持ち悪い】
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:31:51.19 ID:HaoexWAo
>>306

まだOK出したわけじゃないですよ?
自覚のない力が何なのかはともかく、龍の力だけは絶対に悪用はさせませんから!

【意志は硬そうだ。少なくとも物とかで釣れそうな感じには無い】

───これを、ですか・・・
わかりました!・・・なんだかちょっぴり怖いな・・・

【両手で挟むように持った瞬間、それなりの量の魔翌力が流れ、冷気が生まれる】
【触れる面積と流れ出る量は比例しているようだ】
【ここまで運んでくる途中に触れていた不審者に流れていないとこを考えると】
【何でもかんでも流れるというわけではなさそうだが───】

わひゃあっっっ!?
つつつ、冷たいです!
冷たいのだけは無理なんですよぅ!

【龍だから爬虫類に近いものがあるのか防衛本能で冷気に過剰反応する】
【結果的にびっくりして悲鳴を上げ、球体から手が離れ、床に落としてしまう】


/ゆっくり文章考えてたらゆっくりしすぎました!
/了解です、大丈夫ですよ〜
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:32:07.15 ID:XydKhoMo
>>343
/ありがとうございますっ
>>338

【かつこつと、狭く暗い路地裏に足音が響き】
【少女少年が寝ている傍に、一つの黒い人影】

【その人影は、寝ているその人物を見つけて足を止め】
【数秒の間、身動き一つせずに硬直】

【そして、よいしょっ、という声と共に】
【少女少年の隣へと腰を下ろした】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 02:33:06.37 ID:LFfBWoAO
>>348

……ていっ

【そんな、軽い声と共に】
【正面の闇から彼へと向かって、ぶんっと路地裏で量産されてそうなタイプの男がぶん投げられるだろう】

【当たったら、まぁそれなりに痛い】
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 02:37:48.57 ID:uuY92DMo
【――……水の国】

……はぁっ、はぁ……!
い、一体、どうなってるんだ……

【真っ赤な髪を一つ縛りにした男が、細い路地のゴミ箱の裏で肩を押さえている】
【肩には少量の血がこびりつき、そして】

お、俺は、何になったっていうんだ――……!

【赤い三角が大きな三角を形どるような、三鱗の紋が皮膚に痣となって残されていた】


/絡み不要
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:40:20.61 ID:cXxYxoDO
>>350

……………

【疲れているのだろうか―――誰かが隣に座ったのにも気付く気配は無く、すぅすぅと心地良さそうな寝息を立てたまま穏やかな寝顔を晒している】

【体育座りのような格好で膝を曲げ、頭をもたげ、それはそれは器用にぐっすりと―――】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 02:41:34.71 ID:T2E6woAO
>>351
ていっ!!
ヒッヒ……血がぶげァアッ!!!

【リピートしようとして吹っ飛んできた路地裏量産型霊長類ヒト科の雄と衝突!】
【ズザァァアアアッッ――――!!】
【なんか気持ち悪い男も一緒に吹っ飛んだッ!!】

……超いてェ!!
なあにしやがるコノッ!
どけ!血ィ吸うたろかァァア!!

【予想以上に痛そうだった!!】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:43:29.07 ID:XydKhoMo
>>353

……………………。

【暫く、真隣に座って膝を抱え、その様子を眺めていたが】
【其れにも飽きたのか、勝手に揺れて存在をアピールする頭上のうさ耳を押さえ】

――――――ふぅ〜〜。

【寝ている彼の耳元へと、息を吹きかけてみる】
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 02:44:09.41 ID:OtsGtdg0
>>347

……良い手ね、嫌いじゃないわ!

【そう言いながら、両手に構えた剣を見つめる……いよいよ、その光は凄まじいモノと成った】
【そして、持ち手に見える部分より、はるか後ろに両手を当て……ガパリ、横に開いた!?】

―――≪バスターギガソード≫…一か、八か!!

【今の剣の持ち方は、丁度、バイクや自転車のハンドルのように、両サイドを保持する形】
【少女が叫ぶと―――その先端に形成されたのは、長さ2.2メートルほどの、太い短距離の照射ビーム…というよりは、光の剣と言うべきモノ】
【防御を優先して構えている水晶の手前にまで接近し、横に思い切り振ろうとする……】

【―――チェルシーに届かない、それこそ“地面”にぶち当たる様な、位置をだ】
【妨害が無ければ、大地は凄まじい速度で焼き溶かされて、まるで巨大なスコップで掘られたかのように、地下40cm程にまで抉られるだろう】
【この場合、破片はチェルシーの方にも飛んでいくが、その数は僅か……何故なら殆どが、剣に当たって“焼失”してしまっている】

―――ちぇぇぇぇいさぁぁぁぁぁ!!!

【攻撃の成否にかかわらず、数秒でこの攻撃は終了し、紅い光は、幻想のように消え去る】
【成功した場合に残されたのは、急速に冷え固まった“穿たれた地面”……】

【キョーコは、叫びながら剣を水晶の一つに投げつけてから、スライディングするように、“浮いている”筈の水晶と】
【―――幾分か“深化”した地表の間を、背中を傷つけながらも強引にすべりぬけ、チェルシーの腹部を、右手で思い切り殴ろうとする】
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 02:47:56.59 ID:N0xchsSO
>>337

――――その言葉、そっくり返すよ。気付く頃には、彼岸に居る。
逝き先に迷う事も無いだろうさ、主の許へと帰れるんだから。

【一瞬。たった一瞬の、交錯――壊すには足らず、皹を入れるにも至らず】
【然しその衝撃は、左腕を完全に麻痺させ、掌から握力を奪い去るには十分過ぎて】

【からん、と】
【呆気ない音を立てて、短刀が地に落ちる】
【噴き上がる殺意と共に、空いた右手に握られる太刀――――だが、“間に合わない”】


【僅かに覗いた刃から、妖気が漂うよりも速く】
【逆袈裟の一閃が放たれるよりも速く】
【掌が彼女の首を捉える事は、誰が見ても――――】

【――――いや。居合は、フェイク】
【本当の狙いは、霞の集束。騎士の左右に生成されてゆく、蒼い蒼い結晶の刃】
【気付いたならば恐らくは、“首に手を伸ばす”という動作を中断せざるを選ないだろうか】

【何故なら――刃が切っ先を向けるのは、持ち上げた腕の根元。両脇であるから、だ】
【鎧の無い其処へとまともに突き刺さったならば、負傷は心臓、或いは肺へと及ぶ致命傷に成る可能性が高い】

【風が唸る、鋭い音色】
【二つの刃が虚空を翔ける――――着弾は、指先が首に触れるとほぼ同時】

【】
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 02:48:59.74 ID:LFfBWoAO
>>354

いやぁ、ほらよ?
血ぃ吸いたいなんて言うから、慈善事業で投げてやったんだけどねぃ

【なんて、『餌恵んでやったのに何だその態度は貴様』みたいな態度をしながらも、その方向から現れたのは】
【白黒まだらのファーハットを被り、隈の濃い双眸をした痩身長躯の猫背男だった】
【指先が見えない程だるんだるんに伸ばされた囚人服柄のシャツに】
【そこらへんで安価に帰るジーンズと、安っぽいビーチサンダル】
【腰には短剣でも剣でもない、なんとも中途半端な長さの刀を差している】

【なんていうか、こっちもステージこそ違うが気持ち悪い男である】
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:54:39.75 ID:XWhNw9co
>>356

……──────?

【来るであろう攻撃に備えてか、前方に多く水晶を配置していた】
【だが、剣から放たれたのは地面に対する一撃───】
【何故地面に放ったか疑問に思い──それが、数瞬の隙となり】

──────っ!

【本体がスライディングで突っ込んでくる──まさに、予想外】
【頼みの水晶は破片から、剣から少女を守るために動いていた】

【水晶で迎撃しようとするが、間に合わない───】
【腹部を殴られ──小柄な少女は、地面へと倒れ伏した】
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 02:55:07.60 ID:cXxYxoDO
>>355

……………――――ッッ

【無防備な耳に何者かの吐息が吹き込まれると―――ビクッ!と一度肩を跳ねさせると同時、眉を潜めて】


――――………んー…?

【その直後、酷く怠そうに重そうな瞼を開けて―――次第にその黒い瞳を覗かせるだろう】
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:02:30.64 ID:XydKhoMo
>>360

……起きた?

【瞼を開けて、瞳を開けば】
【黒マントを羽織り、膝上数cmまであるだぼだぼの黒いパーカーに黒のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、両手に白いドレスグローブを嵌めて】
【頭に銀色のうさ耳を生やし、片耳に黒いシルクハットを引っ掛けた銀髪ポニーテールの少女が】

【耳元で息を吹きかけた体勢のまま、その顔をじーっと見詰めている】
【割と近い。身体に至っては引っ付いてる】
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 03:03:14.10 ID:OtsGtdg0
>>359

……一本、取った…ッ!

【―――興奮したキョーコが見せる、久々の“紅い瞳”……だが、相手を喰おうとしない辺り、大分“正気”だ】
【それでも、戦闘の高翌揚が彼女に与える影響は健在…謎の剣と魔翌力で連結したこともあり、それは加速…愉しそうに、心の中で舌舐めずり】
【擦れたと言うよりは、削れた背中から碧の血をだらりと流し、口をもきょり、醜く動かしながら、まだ動く右手でチェルシーの首を掴もうとする】

【成功すれば、絶体絶命の危機、首を掴む力は、徐々に強くなり】
【このターンには起こり得ないが、最終的には無慈悲なペンチとして、チェルシーの気道を潰すことも有り得る】
【いや、怪人なのだから―――其れこそ、脊髄を首ごとブチ抜くようなことも、起こらないとは言えないか】

【だが、彼女は、其れこそ……自らが今日焼いて払い、そしてかつては、その脇腹を貫いた、“地面”に、何の警戒もしていないッ!】
【また、チェルシーに余力があれば、背後からの攻撃も不可能とは言えない状況だ】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 03:03:31.78 ID:T2E6woAO
>>358
慈善事業だとォォ――〜〜……?
ハッ、ちいとも解っちゃいねーなっ!
確かに食事はラクぅに手に入ったが――だがなぁ手前さん知ってるか!
働いた後の飯は美味いんだぜ?!

つ・ま・り!
ありがた迷惑ってヤツなんだよォ――――!!

【そんなことを言いながら路地裏量産型(ry)をぽーいと後方へ投げ棄てた!】
【なんて勿体無いことをする野郎だ!貴方は食糧(?)を粗末にする奴が赦せるだろうかッ!?】
【ヒョロヒョロはババッと立ち上がり、真っ黒サングラスの奥の瞳がその姿を捉え――】

――て、手前さん……なんて……


  なんて気持ち悪い奴なんだ……!


【……まさかの茫然自失である――!】
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:05:56.86 ID:Cha9O1co
>>357

・・・・・・ヒガン?
私の知り得るモノではないが、大方何かの想像は付く・・・
ク、ハ・・・・残念だが主は向こうの世界には居ない
そもそも私が近づける様な存在ではないのだ、解らぬだろうが

【鎧の内で、不鮮明な声の持ち主はニタリと笑う】
【落ちる短刀、遅すぎる二の手、大して相手の首にあと十数cm】

【――――――『救ってやろう』】

【まさしく、そんな事を思った瞬間であった】

・・・・・・ッ、ハ・・・馬鹿が・・・・・!
抵抗は無駄な苦しみを生むだけだと・・・・・

【ザクリ、そんな音が左腕の付け根辺りから聞こえてくる】

【熱すると周りが見えなくなるタイプ――その一言で片付けられる】
【見えていなかったのだ、とても単純な話で】
【いや、或いは見えていないのは他の――――?】

・・・・・言って、いる・・・・ッ!

【右腕は引かれていた――その肘で刃を打ち壊す為に】
【左腕は伸ばされていた――救済の為に、指先がその皮膚に届くまでに伸ばされていたのだ】

【刃は深く突き刺さり、鎧の左側を赤く汚していく】
【どうやら薄いながらも鎖帷子が役に立ったか心臓には達していないようだが―――】
【濁った言葉から察せられるのは、深く損傷した肺であろう】

【―――ひんやりと、白銀の指先はその温度を朔夜の皮膚に伝えるだろう】
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:09:20.49 ID:cXxYxoDO
>>361

…………、……………っ………――――――

【―――熟睡を中断され、夢の世界から帰還したばかりのぼぅっと惚けた瞳に映る眼前の人物】

【未だ起動しない頭でその少女を認識するには、数秒の時間を要して】


…………ルシ…ア?

【―――ぽつりと、少女の名前を呟いた】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 03:10:15.49 ID:LFfBWoAO
>>363

働かなくても飯ぁ美味ぇよ

【 暴 論 】
【相手の主義主張を真っ向から切り捨てるような一言と共に、腐った魚みたいな何か異様に光らない瞳を瞬かせて】

――おい、ちょっと待て

【聞き捨てならねぇとばかりに光らない瞳がビカー!と開かれる】
【気持ち悪いし怖いしなんだコイツ気持ち悪い、としか表せないような姿で猫背のまま歩いて近寄ろうとしつつ】

おいおいお前さんよぃ、物事ぁ鏡みてから言いやがれぃ
どー見たってぇ俺のがマトモじゃねぇか、可愛くねぇ面しやがって宇宙空間まで頭だけ吹っ飛ばしてやろうか

【なにそれこわい】
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:13:23.94 ID:XWhNw9co
>>362

……ぁ…………ぅ…………。

【為す術も無く、首を掴まれ】
【息苦しさが増してきて、呻き声を上げる】

【───少女は、初めから限界だったのだ】
【既に意識は朦朧としていて、目の前のキョーコの姿すらぼやけて視える】

(……や…………まだ…………。)

【それでも、余力を振り絞り───】
【小さな、たった一つの水晶を操作】
【その尖った先端で、背後からキョーコの胴体を貫こうとする】

【だが、コレも悪あがきに過ぎない】
【威力など殆ど無いし──コレを凌がれたら、終わりである】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:17:22.46 ID:XydKhoMo
>>365

……………ありえるー。

【ずずずい、と】
【寝ぼけ眼っぽい少年の顔に、自分の顔を思い切り近づける】
【大体鼻先が軽く触れ合う位まで】

こんな所で、なにしてるのー?

【自分が誰か判ってるならそれでいい、答え合わせは要らない、と】
【早速本題へと入る。内容は詰まり、何故家に帰ってないとかという話】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 03:20:35.17 ID:OtsGtdg0
>>367

……あ、ががが…。

【傷ついた背部を水晶に刺され、激痛が走る】
【強力な外骨格により、内臓への直接的なダメージは抑え込んだ、抑え込んだが…無いわけでもなく】

【チェルシーを掴んでいた手からは、一瞬力が抜け】
【ごとり、と命の掌握と、キョーコの体が崩れ落ち、膝を付く…】
【その衝撃で、水晶を落とすことには偶然に成功したものの―――過剰なショックで、瞳は輝く碧に戻り】

……え?

【何が起きたか、どうにも把握しきれていない様子で、チェルシーの瞳を八つの光点が見つめる】
【首には未だ、一応右手を掛けているが、籠められた力は―――余りに、か弱く】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:24:14.78 ID:XWhNw9co
>>369

…………──────。

【その表情は、まさに"虚ろ"】
【元より感情が乏しい上に、死にかけているのだから───】

【瞳を見つめられても──見つめ返すことはない】
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 03:28:15.65 ID:T2E6woAO
>>366
……ぁぁぁあんだとォォ〜〜?
なんてヤツだッ……!気持ち悪い上に侮れねーとはな……!!
ああ、アレか、手前さんは何処ぞの警備員か!自宅的な警備員なんだな!?
はァたらかないで食う飯なんぞ飯じゃねえ、タダの餌だ!!

【男を指差して吠える吠える!】
【が、ビカーってなった瞳を見て眩しげにグラサンの上から目を覆い】

うおっまぶしっ

【簡単に接近を許してしまった!】
【それでもまだ吠えるぞ!】

自分のがマトモって手前さんそりゃねーぜ!!
俺が可愛くねえのは解ってんだが手前さんがマトモってソレだきゃ解せねー!!
宇宙空間まで吹っ飛ばすだと?……ヒッヒ面白えやァってみろよ!!
その前に俺が手前さんの血を吸ってやるけどなァァ……!!

【しかも挑発まで始めやがった!もう手遅れだ!】
【バッと仁王立ちになり、ヒョロ男は高らかに叫ぶッ!】

『Αρησ』ッ!!総体神化ァァアアア――――ッッ!!!

【身体からバキバキと鳴り出す異音!変形を始めるヒョロ男の体!!】

【やがて現れる、異形の姿――!!】

【細長い体躯とアンバランスに長い三対の脚、背にはニ枚の翅が生えていて】
【胸部の背面に一本の正中線とW字状の斑、黒い体色に白い縞模様】
【丸い頭部には大きな複眼と毛の生えた触角、そして針を擬した長い口吻】

【……そう、その姿は正しくッ!!】


【――――巨大な“蚊”ッッッ!!!】


【190cm超の蚊だ!気持ち悪いを通り越して怖い、怖すぎる!!】
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:28:58.48 ID:cXxYxoDO
>>368

………っ、………る…ルシア……
 
【まさに目と鼻の先にあるのは、よく見知った少女の顔だった】
【未だ寝ぼけ気味だった瞳も一気に冴えて、ぱちくりと瞬きを数度繰り返すと】


…………寝て…た……ッ、えっと……それと……ちょっと顔近い……かな……

【それは見れば分かる。彼女が問い詰めたいのはそんなことでは無い筈で】
【あまりの近さに狼狽えながら、僅かに後退ろうとする】
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 03:34:37.46 ID:OtsGtdg0
>>370

……はぁ。

【元より、“ボコボコにする”予定だったが、此処までは想定していなかった】
【だが、リンクした“武器”の出自と、自分の怪物的な性質と言うものを想って…キョーコは苦笑し】
【―――何を考えたか、チェルシーから一度手を離し、右肩に“担ごうと”するだろう】
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:37:12.79 ID:O85dOBYo
【海浜公園】

――――……

【焦げ茶色のローブの少女が、ベンチに座っている】
【毛先に近づくほど赤みを帯びる、不思議な栗色のロングヘアが、潮風に靡く】

「―――むにゃ……、………」

【少女の膝を枕にして、気持ち良さそうに眠る、赤髪の人魚っぽい生物が一匹】
【一応、水兵服を羽織っている所から、人並みの知能はありそうに見えるが】
【その顔付きに締まりは無い】

……お前は、疑問を懐いたり、しないよな

【長い長い赤髪を、片手で梳くように撫でつつ、問いかける】
【返ってくたのは、「ぐぅ」、という気の抜けた返事のみ】

【軽く溜息を吐くと、視線を真っ黒な水平線へ戻し】
【朝を、待ち始めた】
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 03:37:59.42 ID:LFfBWoAO
>>371

うっせーー!!
こちとらお前とぁ違ってちゃあんと働いてんだよ、“番人”やってんだよ!! 汗水は垂らしてねぇけどな!!

【“番人”=“警備員”……?】
【やべぇ、コイツ偉そうな自宅警備員だ!って考えになられても否定出来ないような文章で叫び返す変人その2】

【が、変人その1が変形しはじめるのを見ると立ち止まって眼を閉じる】

はっ――……所詮は実力行使でしかモノが言えねぇ餓鬼ってこったな
いいぜ、掛かってこいよぃ。ポイエーシス=オルガノンの“ジャバウォック”が相手してやらぁ

【(キリッ】
【バキバキいってるのが気になるのか、時折目蓋がぴくぴくするも口上を言い終えるまでちゃんと眼を閉じきった。偉い】
【それからカッコつける感じでゆっくりと瞳を開き、ヒョロ男を目視して――】

――――蚊取り線香、確かこの辺にあったっけねぃ

【なんか懐をゴソゴソしはじめたぞ!】
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:38:52.97 ID:XWhNw9co
>>373

……は……な…………して…………。

【首から手が離されて、楽になった呼吸】
【腹の底から搾り出すように──掠れた声を】
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 03:44:02.56 ID:OtsGtdg0
>>376

……じゃあ、質問に答えなさい…。

―――あんた、ここで私に殺されるのと、爆破されるのと、どっちが良い?
序に言うと、どっちの手段があの女……最後に聞いた声が正しければ、“セリア”を誘いだせる?

【……判りづらい質問だが、詰まるところ“覚悟を決めた”のだ】
【自らの怪物性を認め、手を下すか、相手を“お持ち帰り”するかの判断を、“相手の意志”に委ねる覚悟を】
【―――冷静に考えれば、水晶を消し去ったわけではなく、キョーコも大分傷ついてしまったのだが、8つの眼に迷いは無い】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:48:53.67 ID:tMZAkAso
>>374

…………
【こつこつと軽い足音を鳴らしながら何物かが近づいてくる】
【いやその歩みには明確な目的は無く、時折止まったりまた動いたりを繰り返している】

――――――――ん?何だ人がいる、のか?
【そうして現れたのは真っ白な髪に適当なシャツの上に迷彩柄のチョッキを羽織り】
【短パン、そして黒い安全靴の少年】

【きょろきょろ見回して、そちらの存在には明確には気づいていないようだ】
【腰のベルトには複数のナイフホルダーが掛かっている】
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:49:23.30 ID:XydKhoMo
>>372

――――質問に、答えてほしいな。

【後退れば、その分近付いて】
【目を真っ直ぐに見詰めて、問いの答えを求める】

【一度添い寝もした仲だ。そうでなくとも、少女は近いとか気にしない】
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:51:51.70 ID:XWhNw9co
>>377

……予測……だけど……………。
どちらも……無理…………私は、ただのモノに過ぎないから……。

……………でも、私は死にたくない…………。

【少女は、"セリア"の素性を全く知らないのだ】
【自身が誰かの実験体──モノに過ぎないことしか分かっていない】

【だから、"死にたくない"と、素直な自分の感情を告げた──】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 03:56:04.46 ID:T2E6woAO
>>375
なあるほど、“自宅警備員”ならぬ“自宅番人”ってかァァ!!
カッコつけてんじゃねーッ、ソレって結局ニートだろうがよゥ!!
ソレと俺だって日々食事のタメにしっかと働いとるわッッ!!

【変人その1は案の定カッコつけた無職だと勘違いしたぞ!!】
【そして働いているとは言ったものの実際人々を襲っては吸血しているだけだ!職は無いッ!】

ヒッヒ、蚊異人マステマに論争なんて似合わねぇーのさ……!!
……ぽうぇーす……おるがの……?が何だか知らんが“ジャバウォック”とやらよ!!

“吸わせr――――

【決め台詞を言い放とうとして硬直する蚊異人マステマッ!】
【それもそのはず――彼は蚊取り線香とかに滅法弱いッッ!!】
【ゴソゴソしてるのを見詰めながら数秒固まって…………】

――――やァァァァめろォォォォォォォオオオオオオオオオ!!!!!!!

【ぶうううううううんッッッ!!!と翅を高速振動させ始めた――!!】
【ブオウンンと風が巻き起こり、やがてその風は――範囲の狭い衝撃波へと変貌する!】
【衝撃波の狙いは胸部だ!軌道は直線、直撃すれば強めの打撃ダメージを喰らうだろう】

――くっっ……!!!

【一方、マステマは衝撃波の反動に耐えるため必死に踏ん張っていた】
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 03:56:56.80 ID:O85dOBYo
>>378

【足音を聞きつけて、ぼんやりと其方を見た】

…………

【やばい、すごく、みおぼえがある】
【――夜目は利く方らしい】
【眠り姫に拘束されている為、その場を動く訳にも行かず】

……――――

【フードを目深に被りなおして、素知らぬ顔で座ったままだ】
【存在感が薄いため、気付けないことも十分に有り得るだろう】

「――――すぅ……、すぅ……」

【ただ、風に運ばれる寝息だけは、届いてしまうかもしれない】
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:00:35.69 ID:tMZAkAso
>>382

…………なんだきのせいか
【露骨に棒読みでそんな事を吐きつつ】

とでも言うと思ったか、テメエ……
【ガツガツと地面を蹴りながら近づいていく】
【そして眠っている人物を見て】

……ゆ、誘拐は良くないぞ?
【少し引き気味に、実際体を引いてそう言った酷い勘違いである】
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 04:02:49.01 ID:LFfBWoAO
>>381

えっ、なにお前接客とかしてるの?
その顔で「いらっしゃいませー」とかやっちゃったりしてるのかぃ?

――――気持ち悪ッ!!

【なんだコイツら】

【が、流石に攻撃体勢を取った蚊怪人相手に漫才してる余裕はないのか】
【懐を漁っていた手で即座に腰に差していた刀を鞘ごと抜いて、衝撃波を弾く】
【相当な強度があるようだが、咄嗟のことだったせいで手首を痛めたらしい】
【そのままバックステップで距離を取りつつ、鞘から刀を抜くと右手に逆手で構え】

……線香は効くみたいだねぃ

【あ、コイツ蚊取り線香で戦闘不能にさせるの狙ってやがる】
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 04:05:23.91 ID:OtsGtdg0
>>380

…成程、了解したわ。

【怪物なりに、温かい視線を送ろうと、努力する】

…あんたが私の寝首を掻かない、と保証するなら、あんたを匿ってくれそうで、あんたが爆発してもどうにか出来る奴と
魔術的技術にやたらと詳しい連中の居る所まで連れて行かないこともないんだけど。

【―――正直に言えば、キョーコは安堵した…。同情した相手を、殺して嬉しい筈は無い。そして、[ピーーー]必要が無いと言う“理由”が出来た】
【かつての“紅い目”と比べれば、大分保たれた理性と安定は、この少女が知る限りで、“ウソ”を吐いたことが無い事に思い至る】
【……敢えてそうである可能性のある事項を上げるとすれば、“爆破”のコト…セリアに教え込まれたと思しき内容であるが】

【そして、蜘蛛は予想外の誘いを与える……行先は、“魔術協会”】
【“匿ってくれそうな奴”は、奇妙な角笛を携えた、同性愛者の変人……それは、敢えて伝えず】

【もし断っても、まだ放そうとはしないだろう】
【一応の警戒と、運ぶに便利と言う要因から、変身は解除しないが、先程の様な凶暴さは鳴りを潜めている】

386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:08:09.18 ID:O85dOBYo
>>383

【胸を撫で下ろした瞬間のフェイント】
【ビクッと肩が跳ねた】
【少年を、真っ直ぐ見るためにフードを脱いで――】

――盆は、後四日程先だぞ
随分気が早いな…

【完全に、あの時死んだ扱いである】

いいんだ…
…私は悪い鎖だから

【面倒くさいのか、誘拐は否定しなかった】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:09:36.63 ID:XWhNw9co
>>385

……分かっ……た…………。
やく……そ────────

【言葉を言い切る前に──その意識を失った】
【安全が保証されて、気が抜けてしまったのだろう】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 04:09:39.79 ID:N0xchsSO
>>364

成る程。言われてみれば確かに、人間風情がどうこう……とか、言ってたっけ。

――――ああ、そうそう。兜は着けない方が良かったかもな?
視野が狭まるし……頭に熱が篭っちゃ、覚めた判断も出来ないだろう。

【律義に返答しつつ、思い出した様にそう宣う】
【突き立った刃を確かに認め、口の端を小さく吊り上げて】
【首筋に触れる、硬質な鎧の感触を。遅れて抜き放たれた太刀が、打ち払わんとするだろうか】

【殺人鬼は、酷く醒めていた】
【殺意の矛先が、自らの依り処の一つに、貴宝院織守に向いているという唯一の事象が―――彼女から、一切の甘さを排していた】

【瓦礫の突き立った脇腹の痛みでも、動かない左腕の痛みでも、殺意を止めるには至らない】
【「お前は危険だ」「油断為らない」「だから殺す」】【「最大限の力で」「確実に」「生きる可能性は、一片たりと残さない」】
【蒼い視線は、何より雄弁にそう語っていた】

【本能のままに刃を振るい、感情のままに殺意を撒き散らし、理性は只、貪欲に殺害手段を「思考/試行」し続ける】

平気だよ、痛くない。苦しくも無い。
――――そんな事より、傷の具合は如何だ?

目測だと、掴んで打ち込むか掻き回すかすれば、心臓に届くかなあ、って所なんだが――本人に聞いてみないと、判らないしさ。

【恐らくは、其れが識槻朔夜という存在だった】

【――――本当に、人か?】
【否、断じて否。此れは】
【紛う事の無き、“人で無し”の――――】
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:09:49.17 ID:cXxYxoDO
>>379

………―――っ

【逃げようとするのを決して許さず、真剣味を帯びた視線をぶつけてくる彼女からは】
【何となく、静かな怒気が含まれているような感じがした―――"誤魔化すな"と】
【もちろん、それは勝手な思い込みかもしれないが】


………―――怒ってると思ったから……半月以上も帰らなかったから……その………

【大人に責められる子供のように目を伏せて、ぽつりぽつりと呟くような口調で不明瞭な言葉を紡ぎ始める】
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:16:05.46 ID:tMZAkAso
>>386

ああ、閻魔翌様がちょっと融通してくれてな
まだ留まってていいとさ
【へん、とひねくれ者っぽく笑い】

そりゃあな、あんだけオレを手酷く潰しておいて「実は良いヤツでしたー」なんて許さねえよ
【そう言って腰のナイフに手を掛ける】

……ま、そんな気分でもないか
【が途中で止め寝ている人物を見つめる】

ありゃ?コレ人間じゃねーのか?
【今頃気付いたらしい】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:20:33.22 ID:XydKhoMo
>>389

………アリエルー。

【何のために名前を言っているやら】
【もう一度その名を呼んで、ぐぐっと少年へと近付き】

【両手を広げて、抱きつこうとするよ!】
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 04:21:41.42 ID:OtsGtdg0
>>387

……さて、私が爆発に巻き込まれる前に、あの馬鹿に押し付けないと

【少女がこんな行動に出たのは、それが“人間らしい”からだ】
【―――気を抜けば、怪物。そんな彼女は、“同情”の必要以上に情けを掛けたくなって】
【自分の人間性を認めてくれた、ある少女に申し訳が立たない気がして……それ故に、チェルシーを運んでいく】

【背中の傷は治ったわけではないが、“糸”の応用で、塞いでおくので血は止まった】
【―――何事も起きなければ、キョーコはチェルシーを抱え、“糸”を駆使し、最短ルートで白み始めた空気の中を往くだろう】
【……行先は、聖都・魔術協会…ここから、そう遠くは無い】

393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:23:05.96 ID:Cha9O1co
>>388

【ガァン、そんな間抜けなパイプの様な音を立てて左腕が太刀に打たれ】
【ゴポリ、溜まった汚泥が流れ出るかのように兜から血が流れ出し】
【ガシリ、右手で左の腋に刺さった刃を引っつかみ】

【そんな状態で、忙しなく息を吸って吐いて、頭の中はぐちゃぐちゃだった】

(・・・・死ぬだと?このリジードが、ネイア様の仇一つ討てず・・・?)
(そんな馬鹿なことがあってはならない、在り得ない・・・在り得ない・・・・!)

(私が・・・・・・こんな所で、死ぬはずが無い・・・・・ッ!)

【それでもなんとか刃を引き抜こうと、有り余る力を右腕に込めて】
【その視線は眼前の殺人鬼を捉え、その奥に鎮座するかのような鉄槌を見止め】

『――ンな馬鹿な事があってたまるかよチクショウが・・・・!』

【やがて、ぼんやりと―――その鎧が揺らぎ始める】
【まるでその精神に同調するかのようにユラユラと、朧気に】
【本人は気付いていないようだが――――】
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 04:23:24.84 ID:T2E6woAO
>>384
やァァァァッてるワケねえだろが流石の俺でも気持ち悪いわッ!!
大体常識的に考えたらこのカッコで接客なんぞやるワケがねーッ!!!
イイかよぉく覚えとけ、ワケも無くヒトを襲うのが俺たち総体神化組の仕事なんだよォォーッ!!

【ぶううううううん!!!という喧しい羽音の中、充分に通る高い声でそんなことを宣うッ!】
【衝撃波を弾かれ、ちっ、と舌打ちをしてから高速振動する翅を停止させた】
【どうやって舌打ちしたのとか突っ込んではいけないのが新世界の掟だ!】

蚊取り線香は止めろと言っているのがわからねえのかァァァァ!!!
て言うか持ってるのかよ!いいか使うなよ、絶対に蚊取り線香使うなよ!!


ファイトテルマータァァァァアアアア=I!!


【ファイトテルマータ(Phytotelmata)】
【植物上に保持される小さな水たまりのこと。】


オラァ痛いヤツ行くぞジャバウォックゥ!!
はぁぁァァァアアアアアッッッ!!!

【口吻の尖端からでろり、と何か透明な液体を垂れ流しつつ――覚束ない足取りで走る!意外と速い!!】
【もはや蚊取り線香のことなんか気にしてられない!】
【接近に成功すれば、刃の如く硬くて切れ味の良い口吻で右腕を斬りつけようとする!】
【その際に飛散する液体……降り掛かれば、その部分に痛みを誘発させるだろう】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:27:29.76 ID:O85dOBYo
>>390

なんだ、賄賂でも渡したのか
シケた面構えのくせして、懐には余裕があるようだな

【クツクツ、と喉を鳴らして嗤う】
【本当に彼の顔付きをそう思っている訳でもなく】
【ワザとひねくれ返しているのだろう】

――そうだな
私も今一つ、興が乗らない

【一瞬身構えて――】
【――少年の意見に同意した】

【その際の衝撃で「……光様〜」とか言ってる謎生物】
【波模様に並んだ蒼鱗を持つ、魚の下半身を見る限り、やはり人魚なのだろう】
【顔を見れば――いつかの商人に似ている事に、気がつくかもしれない】

見たら分かると思うが……魚だ
…お前、捌けるか?

【人魚の髪を指で梳きつつ、真顔で尋ねてみる】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:32:17.84 ID:XWhNw9co
>>392

……──────。

【少女は暫く、目を覚まさないだろう】
【アンドロイドとはいえ、見た目は十代前半の少女なのだ】
【しかもひ弱──そんな身体で連日戦闘をしていれば、限界を迎えるのも当たり前だ】

【───ともかく、軽い少女の身体は簡単に連れていけるだろう】
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:32:34.02 ID:tMZAkAso
>>395

土下座して頼んだような気がする、いや嘘だけど
つうかお前のせいで余計なヤツにまで迷惑掛けちまったんだけどさ
【小さく舌打ち】

いや、まあいいや終わった事だし……
【なんともいい加減だった】
【寝言を呟いている生き物をじぃっと見つめ】

(んー……見覚えがあるようなないような……)
……え、お前酷い事言うのないきなり捌けるかとか……鬼畜だわ
あ、そういや人魚の肉を食べれば不老不死になるって話を聞いたな、もしやそれ目当てか?
【どちらにしても少し引き気味、もちろんからかい半分だが】
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 04:34:11.50 ID:LFfBWoAO
>>394

総体神化組……新手の組織かねぃ
蚊怪人を培養してんだったらぁ丁寧に潰してやりたいところだが……

【何やら言いつつ、剣を振る】
【装飾が極限に削ぎ落とされた漆黒の――刃まで真っ黒な剣だ】
【それは“ジャバウォック”の雰囲気と重なって不気味とすら言えるだろう】

この時期は蚊取り線香持ち歩かねぇと、色々とやばいだろうがよぃ!
ていうか……うわ、なにそれ気持ち悪ッ!涎か!?

【※ばか】
【透明な液体を涎と推測しながら、相手の接近に対してその場に止まり】


shuffle=\―“ヴォーパルの剣”


【瞬間、右手が持っていた剣が左手に、左手にあった鞘が右手に“入れ代わり”】
【切り付けようとする口吻を鞘で受けて、そのまま力任せに弾こうとしながら】
【逆手に持った左手の剣で彼の脇腹を一直線に切り裂こうとする】

【それなりの量の液体が右腕に掛かるも眉一つ動かさないのは――慣れか】
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 04:45:32.03 ID:OtsGtdg0
>>396

【キング・クリムゾンッ!!】
【―――数時間後、“魔術協会”の寮、破片の雨を降らせ、盛大に窓をブチ破り、ある人物の部屋の中に】

……おはようございます、無道武美。
「…おい、これまたハデな登場だねぇ、怪奇蜘蛛女」
鍵を開けていれば、こんな馬鹿馬鹿しいことはしないのよ。
「開けてる訳無いだろ、キョーコッ!」

【そこに住んでいたのは、不躾にも程が在る侵入者に、呆れつつも落ち着いて対応する、黒髪・黒瞳・貧乳で、パジャマを着た少女】
【何時も背負っているブブゼラは、壁にベルトのようなモノで固定されている…そして、二人は知り合いらしい】

【キョーコは変身を解除すると、その少女―――「無道 武美」に対して、チェルシーについて、知っていることを説明する】
【武美は、寝ぼけ眼ではあるものの、割と真剣に話を聴いていた……チェルシーの顔や体を見て、ときどきニヤつきつつ】

…とゆーことでっ、あんたを見込んで、行き成りだけど3つ頼むわ。
一つ、この少女を保護しなさい。二つ、この少女の体を、魔術的に検査することを考えなさい。
そして三つ―――私に、食料を恵み、この少女が目を覚ますまで、一緒に匿いなさい。

「……仕方ねぇなぁ。 今日の魔術研究の一度ぐらい、潰してやるさ」
「先ず売店で、色々買ってくる……スペアキーを渡すから、内側から閉めとけよな、その間。」

【もう少し頭が回る状態なら、恥ずかしがって拒否したかもしれないが―――朝は、色々と好都合だった】
【武美は頭を掻きながら了承すると、一時その場を去るだろう……奇妙な“逃走生活”の、始まりなのか?】

400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:47:18.53 ID:O85dOBYo
>>397

……いや、何の話だ
私が殺し損ねた事に、文句を言っているのか?

【分からないな、と頭に疑問符を浮かべて】
【――別に不機嫌ではない模様】


――聞いてみただけだ
人間の生き血以外は、余り好まないからな
前回の話し振りでは、お前も、不老不死に興味は無さそうだったが

【たしか、年齢の積み重ねがないとか――】
【――それだけで、彼の思考を判断するのは総計かもしれない】
【前半部分の言い草が、予想以上に酷かったために、ちょっとだけ眉が釣りあがった】
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:47:26.55 ID:cXxYxoDO
>>391

ごめんなさ……――っ!?
【何処となく重く感じられる空気に押され、何となく謝ろうとしたその瞬間―――唐突に抱き付かれ、彼女の両腕に包まれて】


………っ??ルシア……?

【困惑した表情を浮かべながら頭に疑問符を浮かべて、固まってしまった】


/すいません遅れました!
/次もちょっと遅れるかもしれません……
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:52:36.91 ID:XydKhoMo
>>401
/申し訳ない、眠気がやばいので明日に持ち越させて頂けないでしょうか……
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 04:56:13.77 ID:T2E6woAO
>>398
残念ながら蚊怪人は俺だけだぜ!!
カイジンはカイジンでも海神(わたつみ)とか居んでなぁ!!
ヒッヒヒヒハハハァァアア!!!

総体神化組より“使い捨て”ってのが正しいかもな!?

【不快な笑声を上げて、黒き不気味さに臆することなく、使い捨ての中の一匹の蚊は言葉を紡ぐ】
【寧ろ其れを誇りにしているかのように男は笑う、血液を求めて前へ進む】

ああーん?そりゃそうだけどよ!!
蚊取り線香持ち歩いてるヤツなんて手前さんぐらいだろうと思うぜェー!?


因みに涎で正解だァァアアア――――ッッッ!!!!


【――涎だったッッ!!】
【正確には唾液に似た分泌液である!】

【そして今何が起こったのか、マステマには理解が出来なかった】
【両の複眼は剣と鞘が入れ替わる瞬間を確かに捉えたのだが――対処までには及ばず!】
【口吻は弾かれ、脇腹がかっ捌かれる――!吹き出すのは真っ青な血液だ】
【然し彼に痛覚は無いらしく、弾かれた勢いを利用してグルンと半回転、ジャバウォックに背を向け】

ハイやァァァァアアアア!!!

【翅を再び高速振動させる!紙の如く薄い翅だが、皮膚に当たれば裂かれるかもしれず】
【また、翅を動かすうちにやがて衝撃波が生じる!位置的に、矢張り胸部へ向けて放たれるだろう】
【そして現在、マステマはジャバウォックに背を向けて踏ん張っているため隙だらけである――!!】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:56:29.74 ID:tMZAkAso
>>400

お前がオレに危害を加えたことに文句言ってんだよバカ
【はあ、と溜息が潮風に流される】

人の世の生き血を啜るとか、パネェ……
不老不死な、うん全然興味ないよ、[ピーーー]ないとか絶対嫌だし、というかとっとと死にたいね
【つまらなそうに呟くのは、何故だろうか】

あ、冗談なそれなりに生きていたいからさ
こないだみたいに鎖で縛り付けるのだけは簡便な
【と、人魚の頬を人差し指でつつこうとする】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 04:56:57.27 ID:N0xchsSO
>>393
(致命傷は、与えた。とは言え損失は二つと二つ、優位だけど――未だ、終わりじゃない)
(……戦うか、逃げるか)

――――あと其れ、抜くんなら早めに手当てした方がいいぞ。きっと、酷く出血する。


【刀を提げたまま、ぽつり、そう呟き】
【鉄槌を軽く見遣り、無造作に左へとサイドステップを踏んで】
【瓦礫の破片は引き抜かないまま、深く息を吸い、吐いてを繰り返す】

(――――何方にしても、殺せるなら此処で殺しとこう。負けを発条にする性質の奴は、後が怖い)
(腹は……出血は少ない、けれど捻ると大分痛む。左腕は、未だ感覚が無い)

(…………拙いが。殺れなくは、無いって所か)

【刃は、割合簡単に抜けるだろう。朔夜はその様子を眺めつ、自らの状態を検分している】
【その時、鎧が揺らぎ始め――――彼女は、驚きに目を見開いて】

――――能力、か?

【訝るのも束の間、再度太刀を構え直す】
【その数瞬――――何等かの行動を計るなら、或いは】
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:57:12.41 ID:XWhNw9co
>>399

【少女は未だ、目を覚まさない】
【爆発する様子も、その兆候も無い】

【規則正しく寝息を立てて眠っている少女の姿は】
【人と呼ぶには、何かが欠けている気がして───】
【──"人形"という表現が、一番正しいのかもしれない】

【ともかく、匿っていていきなり爆発したりすることはないだろう】
【爆弾は───本当に、仕掛けられていないのだろうか?】

【比較的というかすっごいどうでもいいけど、ひんぬー】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 04:57:48.32 ID:cXxYxoDO
>>402
/了解です
/今日は特に用事が無いので、いつでも舞台裏で呼びかけて頂ければと思います
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 05:05:26.32 ID:LFfBWoAO
>>403

きったねぇなテメェェェえええ!!

【ある種の死活問題】

【じり、と、爛れるような痛みに「休もうぜ!」と叫ぶ右腕の願望をシカトしながら動かして鞘を握り締めると】
【薄っぺらい翅を突き破ろうとするように、横から鞘を持った腕ごと突っ込もうとするだろう】
【胸部への衝撃波は最初から“受ける”と決めていたのか、背後から返る反応は小さな舌打ちのみで】

【左手の剣を、その首筋に目掛けて突き立てようと振り下ろす――!】
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 05:07:10.15 ID:OtsGtdg0
>>406

……人間らしくないわね、何だか。

【チェルシーを、武美がさっきまで寝ていた、可愛い柄のベッドの上にそっと寝かせ、姿を見る】
【“蜘蛛”の自分が言うのもどうかと感じたが、今の彼女は、自分を人間だと思っているし、想いたいのだ】

【十数分後】

「部屋よぉ、あたしは帰って来たぁ!!」
…あんた、“人”が寝てるの、忘れてた?

【―――結局は、キョーコは、チェルシーを“人”だと解釈することにした】
【彼女に対する知識はそれほど多くないが、若しかしたら、自分と似た気持ちを抱いているのかしら、と思案して】
【……武美をジト眼で咎めると、チェルシーに対して、意味もなく微笑みかける】

「…あー、そうだな。不覚不覚。……んで、食料だっけ?」

【武美の声は、無駄に大きく、明るい…夜明けを告げる鶏のように、思えなくもない】
【キョーコに、彼女の好物らしいチーズケーキとスプーンを渡すと、どかりとイスに座り込んだ】

【色々と五月蠅いが、チェルシーは目覚めるだろうか?】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 05:11:12.31 ID:O85dOBYo
>>404

【バカと言われて、ピキッ、と固まるが】

その割には抵抗が少なかったじゃないか
能力も不発だったようだし…

…大体、正義の味方なら
悪に屈しぬ寛大な心を持つべきだと、私は思う

【爽やかに言い切った】
【まるで他人事】

……お前と言う奴が分からない
お前の血を浴びて、お前の血に浸かり、お前の血を啜れば、少しは理解できるだろうか

【まるで正反対のことをいう彼に対して、溜息を吐いて】
【その動作は制止しない】

【近付いてみれば分かるだろう】
【閉じた瞼に長い睫】
【緩く開いた口元から、「すぅ――すぅ――」と気持ち良さそうな寝息が漏れている】
【頬を突けば、柔らかな感触が返り】

【指を嫌がって眉を顰めた後、うつ伏せになってしまうだろう】
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 05:12:14.05 ID:Cha9O1co
>>405

『・・・ハッ、うるせェんだよこの―――』

【ドスの聞いた声、というのが一番の印象だろうか】
【音色にするのであれば美しいが、発声もその内容も酷く稚拙な】
【今までの不鮮明なそれの方が幾分かマシであると思われる、その声】

『――――クソアマがァァァアァアアァ!!!

【ぼやけた鎧は確かに能力に関する変化であったらしい】
【ただし、それは発動ではなく終了の変化】

【血と絶叫を零しながら刃を引き抜けば、既に鎧の騎士はどこにもおらず―――】

ンで俺が追い詰められてンだよクソが・・・・・
・・・・・クソったれが、ンのドチクショウがよォ!

・・・・・くひ、へはハは・・・ッ

【―――露になるのは、先ずその髪】
【短く乱雑に切られ、いくらかウェーブのかかった淡い金色の髪】

【そして次に目に入るのは恐らく、“傷痕”】
【顔の左半分、目を潰し唇を歪ませる、削ぎ落とされたかのような傷痕】

【右目は潰れてこそいないものの、血走り、深い隈を作り、見開かれたその赤眼―――】

【服装は、茶の襤褸切れを鎖で締め付けただけの】
【明らかな狂人の女性が刃片手にへらへらと笑っていた】
【出血はある、当然の如くドクドクとそれは流れている】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 05:13:56.09 ID:XWhNw9co
>>409

【夜明けを告げる鶏の声】
【人一倍警戒心が強い少女は、そういうものに敏感で──】

…………ぅ……ん………………。

【ゆっくりと目を開き、ぼーっと天井を見つめる──】
【まだ頭が働いていていないようで、状況を認識できていないようだ】
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 05:19:42.07 ID:tMZAkAso
>>410

あーそん時はそんな気分だったんだろ、つうか何?抵抗して欲しかったわけ?
能力は……まあよく分からないから仕方ないだろ
【プイっとそっぽを向く】

正義の味方じゃねーよ、オレが正義の味方だったら本当の正義の味方に失礼だろ
【随分と揺れ動く立ち位置である】

個人が他人の事を理解なんて出来る訳がねーだろ
大体オレの事を理解する暇があるならもっと違う実りのある事をするんだな
【ニヤニヤと笑い、つっついた指を引っ込める】

うん、やっぱコイツに会った事あるわ……
悪いな金は今持ってねーや、そうそうアイテム役に立ったぜ使ったのはオレじゃねーけど
【目の前の少女には何の事か分からないだろうが、報告ということで寝ている彼女に伝える】
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 05:22:14.35 ID:OtsGtdg0
>>412

【買ったばかりで、まだ美味しい冷たさを保った、チーズケーキ】
【パックから取り出し、キョーコは指先からの“糸”で、其れをだるそうにゴミ箱まで直行させ】
【武美の机を借りて、置き、スプーンを手に、口を開けた…刹那】

…起きたみたいね、チェルシー。 此処が説明した場所よ…気分は?
(カノッサの戦闘員……にゃあ、見えないんだけどなぁ)

【食らう為の口が、言葉を紡ぐための口に、即時変わった……チェルシーを落ち着かせるため、ゆっくりと貌を見せる】
【一方で武美は、その様子を見つつ……こっそり、キョーコのチーズケーキを一口奪い、考えた】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 05:23:15.92 ID:T2E6woAO
>>408
あんっだとコルァァァァアアアアア!!!
血液サラッッサラッッにしてやろうかァァァァアアアアア!!!?

【怪人もとい変人は汚いと言われてご立腹のようだッ!!】
【因みに血液サラサラに出来るのはマジである!真剣と書いてマジと読むッ!】

ぐはッッ俺の自慢の翅ガッッッ……――

【ペリッ、と薄皮を剥ぐような軽い音を響かせ翅が呆気なく破れた――】
【筋肉自体は動き続けるのだが、既に風すらも起こらない】
【本人曰く自慢の翅だったらしいがもう遅い。更に振り向こうとして首筋に刃が突き立てられる――!】

――がはッ、ぐォォお、お……ご……ッッ……
グ、――が…………

【びゅうと勢いよく吹き出る青い青い血液、言葉に成らない呻き声】
【然しこのマステマ執念深い、バキバキとまた異音を響かせて……首だけがそちらに振り向いたのだ】

ゥすッッ……ッ、“吸……、わ――ぐぶッ、せろ、よ”……!!

【蚊の顔だと言うに、その顔がニヤリと不気味に笑って】
【その言葉を最後に、マステマの身体が一気に脱力した……】
【――そして悪足掻きみたく口吻の尖端から溢るる大量の痛みの唾液ッ!最期の最期まで気持ち悪かった!!】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 05:29:42.32 ID:XWhNw9co
>>414

【上体を起こして、キョロキョロと辺りを見回し】
【投げかけられた言葉で、漸く今の状況を認識できて───】

……─────帰る。

【───第一声が、これだった】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 05:32:23.61 ID:O85dOBYo
>>413

好戦的な口調の割に攻撃が飛んでこなかったから、珍しい奴だとは思った
それだけの話だ

というか、前回は正義の味方と自称してたじゃないか
嘘吐きは少し感心しないな

【折角発言を覚えていてやったのに、と鼻を鳴らして】
【ベンチに凭れ掛かった】

………実りあることか
ちなみに、お前の実りあることって、どんな事なんだ?

【少しだけ、興味ありげに聞きつつ】
【人魚の顔を、ぐいっ、と横に戻した】
【多分、意気が籠もって熱かったのだろう】

【報告受けても、乱暴に扱われても、数秒鬱陶しそうに呻くだけで、起きはしない】
【ちなみにアレは、初めてレイドレイドさんの方と物語が重なった瞬間でした、ありがとうございます】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 05:33:01.52 ID:LFfBWoAO
>>415

俺の血液がドロドロな訳ねーだろうが!!
一応、コレステロールとか色々と気にしてんだからな、これでもよぃ!!

【テンションおかしい三十路】
【そしてなんだと……真剣(マジ)か】

【なんて、思い返せば楽しかったであろう掛け合いもこれで終わり――】
【痛みの唾液はもう、彼の遺品か何かと甘んじて受け取りながら】

―――吸わせねーよ、ばぁか

【言って、剣を血を払って鞘に仕舞う】
【それから脱力した身体を地に転がすと、懐を漁りながら】

オイ馬鹿、意外と楽しかったぜぃ?
結局、本名は教えられねかったが……悪い思い出にはならなかったよぃ
コイツぁ餞別だ、彼岸で受け取れぃ――

【――言って、蚊取り線香を供えると、ふらっふらした歩き方で去っていった】
【後で身内の執事(二十代・ロリコン)に涎塗れのまま抱き着いたらフルボッコされたが、今日も彼は元気です】

/お疲れ様でした、ありがとうございました!
/どーしてこうなった……
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 05:34:33.34 ID:OtsGtdg0
>>416

……はへ? 何処に?
帰る場所…あるの?
「…おいキョーコ、了承のもとに連れて来たんじゃなかったのか?」
……そのはず、なんだけど。

【呆気にとられたキョーコは、開口したままスプーンを床に落とし、かちん、と高い音を鳴らす】
【武美はその様子を見て訝しみ……鋭い視線を両者に送りながら、ケーキをもぐもぐしつつ、椅子を揺らし、立ち上がった】
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 05:40:26.75 ID:XWhNw9co
>>419

……………ある。
貴方の事は襲わないから──大丈夫。

【あの時は意識が朦朧としていて、今になって冷静になったのか】
【立ち上がると──フラフラとした足取りで、部屋の出口へ向かう】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 05:42:11.06 ID:N0xchsSO
>>411

―――――――。

【ふむ、と小さく鼻を鳴らして相手を見詰め】
【声を耳に留めると、訝るように首を傾げて瞬きを二、三度】
【ぽつり、紡ぐ言葉は――――】

そう、か?正直、声量で言えばお前のが上だと思うけど。

【何と言うべきか、些かにズレていた】
【消えゆく鎧に目を円くして、そんな事を宣っている辺り――殺意はもう無いのだろうか、という淡い幻想を抱きそうにもなるが】
【真っ直ぐに向けられた太刀の切っ先が、其れを言外に否定している】


知らない。自分の胸に聞けよ、そんなの。
まあ、覚えが無いんなら、懇切丁寧手切り足切り身体に教え込むのも悪くない、が……

――――然し、元気だな。クスリでもやってるのか?さっきはそんな風には見えなかったけど。

【接がれた二の句も、ぶっきらぼうで剣呑なまま】
【騎士の内から現れた女を、上から下まで軽く見回して――彼女は】
【女に向かい、刀を構えたまま、擦り足気味に歩みを進める】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 05:42:40.56 ID:tMZAkAso
>>417

どうにもな、あの時はおかしかったんだよ元からおかしいけど

あー、息を吐く用に嘘つくヤツだからオレ
【悪いね、と軽く謝る】
【正確には嘘ではなく、その場の雰囲気で言っただけだったり】
【あるいは明確な個性を持たない故か】

……そういう質問ってすげー困るんだよね
どう答えたらいいかわかんねーよ、というか答えなんて知らない
【曖昧に答え、いや答えにすらなっていない】

それにしてもコイツはどんだけ深い眠りに嵌ってんだ……
【器用に眠る彼女を見下ろして小さく呟く】
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 05:47:21.62 ID:OtsGtdg0
>>420

……その体で、帰れるのっ!?
「…はぁ、良くわかんねーけど、折角だから泊まってきゃどぉだ?」
「貴女が爆発しても、あたしならどうにか成るしな、面倒沙汰についちゃプロフェッショナルなんでよっ」

【キョーコは、心配からつい、駆け寄ってその手を取ろうとする…連れてきたのは自分と言うことで、責任感もあるようだ】

【一方、武美はチーズケーキにまた手をつけ、適当な雰囲気ながらも、ニシシ、と笑って胸を張り、肯定的な言葉を掛ける】
【―――最も、この少女の中には、“お持ち帰り”の黒い欲望が在るのは、否定できないが】
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 05:47:37.30 ID:T2E6woAO
>>418
【コロンと転がされたなきがらはもう何も言わない】
【ジャバウォックが去った今、この路地裏で騒がしいのと言えば青い血溜りと】
【奥の方から響く足音くらいであろう】

「……まーた派手にやられとるねェ
 幾ら“使い捨て”たぁ言え、こんなんじゃあ命も足らんじゃろォに」

【なきがらは何も言わない。沸いた一匹のボウフラはそのなきがらを食っていく】
【後から現れた千草色の髪の女は、その光景を見下ろしながら、供えられた蚊取り線香を食っていた】

/朝早くまでお疲れ様でしたー!
/新世界ですからこんなこともあります、多分
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 05:53:28.76 ID:O85dOBYo
>>422

【軽めの謝罪を受けて】

そうか、私も息吐くように人を[ピーーー]から許してくれ

【奇遇だな、とでも言うように宣言した】
【コレくらい簡単に、誰かさんにも言えたら苦労は無いのだけど――】

…自分の事だぞ?
いや、まぁ、最近は私も人のことを言えないが

【要するに、彼の答えを参考にしようと思ったのだろう】
【残念そうに肩を落とした】

夕方からずっとこの調子だ
見せたいものがある、と言われて…
延々機械の話を聞かされた後、こんな状態に…

……用事があるなら起こすが

【右手が、人魚の脇腹へ添えられた】
【恐らくは、其処が弱点なのだろう】
【ずっと寝かせていた辺り、少女的には寝ていて欲しいようだが――】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 05:55:08.64 ID:XWhNw9co
>>423

【手を取られ、少女は歩みを止め】

……この体で帰るのは、危険。

【自分でもソレは分かってるのか、ボソリと呟き】

…………一日だけ、なら。
ソレ以上は……危険かも、しれないから。

【危険とは──爆発のことを言ってるのだろう】
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 05:56:03.98 ID:Cha9O1co
>>421

はは、は・・・・ァあ、そうかよ
テメェの感想なんざ聞いちゃいねェンだよマヌケが・・・・く、フ

【余りに病的にへらへらと笑い、右手の刃を一舐めして】
【自らの血を味わうように舐め取りながらわざとらしく舌をスッ、と切り】
【口内を血の赤に染めながらダラリと脱力、顔も下を向き】

・・・・・スカシ野郎、テメェダラダラ近づくのは良いけどよォ
まさか俺の能力が“オルメギ”にも作用すると勘違いシテんじゃねェだろうなァ?
まあ・・・・けハハ、俺は損しねーから良いけどなァ

【ギョロリと突如上を向く―――その右目が捉えるのは鎮座していた鉄槌である】
【ニタニタと笑いながら血を零すこの女はそれを「オルメギ」と呼ぶようだが―――】

【この行動は言ってしまえばただのウソである】
【背後に“何か”あるように思わせて、その隙にどうこうしようという腹積もり】
【実際に後ろを振り向けば先程と変わらぬ姿の鉄槌が地面にめり込んでいるのだが】

【―――この時、奇しくも崩れた地面の一片が『まるで何かあるように』“ガラリ”と音を立てる】
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 05:59:22.38 ID:tMZAkAso
>>425

人殺しは良くないと思うぞ倫理的に
そうだ人殺しがしたくなったらまたオレが遊んでやるよ、そっちの方が建設的だろ?
【名案だろとばかりに胸を張り】

うーん、そういうのはもっとまともなヤツに聞くべきだな
いくらお前でも普通の知り合いの1人や2人くらいいんだろ?
【さもいて当たり前のような口調で尋ね】

そりゃなんとも大変だったな、ざまあみろ
いや起こさなくて良いよ、眠りを妨げるのもどうかと思うし
【手を伸ばし制止する】
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 06:08:27.44 ID:OtsGtdg0
>>426

「…おーけい、じゃあ泊まっていけよ、一日」
「ドカンと行きそうになったら、帰っていいよ。それで、気が向いたらまた来ていいぞ」
……死なせないことを前提にしてよ、“検査”は?
「あたしとてどうにかしたいところだが、説明する時間が無いかもしれないぞ?」
・・・・・・・。

【二人の様子を見て、武美が提案する…いわゆる、折衷案】
【キョーコはチェルシーの手を固く握り、武美に問う…還ってくるのは、暗めの表情と、少しつれない返事】
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 06:11:47.15 ID:O85dOBYo
>>428

大丈夫だ、嘘も良くない

……そして、ありがたい話だが…
恐らくは一回しか持たないだろうな

お前が抵抗しない限り

【冗談なのか本気なのか】
【ひとまずは嬉しそうに、くつくつと喉を鳴らした】

――嗚呼、友人なら一人だけ…
他には誰も居ないし、要らない

【ぴっ、と人差し指を立ててから、キッパリそう言って】

しかし……相談はしたくないな…

【シナッ、と元気無く付け足した】
【――弱いところは見せたくないのか】

分かった…
…あと、お前も同じ目に遭えば良いと思う

【軽く睨んで、呪うように発言した】
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 06:15:51.41 ID:XWhNw9co
>>429

……休んだら、帰る。
どう爆発するか、分からないから……。

【慣れた手つきで、髪を束ねている赤色のリボンを解き】
【寝るためか、至って普通なロングヘアーにして】

【握った手を振り解いて、ベッドへと向かっていこうとする】
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 06:19:01.25 ID:N0xchsSO
>>427

……ああ、知ってて言ってる。
後、挑発ならもう少し上手いのを頼むよ。食傷気味でさ、最近。

【淡々と答えを返し、焦点のぼやけた双眸で一連の動作を追い掛けると】
【再び視線を女に合わせ、これと言った意味も無くそう呟いて】
【足を進めながら、向けた切っ先を振り翳し】


お前――――何の、事だ。


【相手の言葉に歩みを止め、懐疑の目を向けて――――】
【抱いた疑念を、瓦礫の崩れる音が補強する】

【結果として、彼女は――――振り返った】
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 06:19:34.61 ID:tMZAkAso
>>430

意味のない嘘なら笑って許してくれよ

んー、じゃあ死なない程度に殺さない程度に抵抗してやるよ
それなら問題はねえだろ、うん完璧だわ
【腕を組みコクコクと頷く】

え、マジで友人いんの……そいつは予想外だわ流石に
【目の前の少女の友達あ務まる人物とはどんな人格者なのだろうかと興味が尽きない】

友人なのに、いや友人だからか……それもなんかおかしな話だよなあ
仲が良くなればなるほど変に隙間が空いちまう、因果というかなんというか……
【大変だねえ、と人事のように呟き】

ふふふ、誰かに膝を貸すなんて事今後一切絶対に無いから大丈夫だな
【それは少し悲しい、それを笑い飛ばす様は――――】
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 06:24:03.51 ID:OtsGtdg0
>>431

「…とのことだ、キョーコ。貴女はどうする?」
私はヤワじゃない…窓から帰るわ。修理費はいつか送る。……何時までも居たら、二人とも困るでしょ?
「信用できねー…まあいいか、面倒沙汰についちゃプロフェッショナルだから、任されたよ。

【何事もなければ、キョーコは窓から変身状態で飛び出していくだろう】
【武美は、先ほどと同じような事を言って、応える】

「…寝るのか、じゃあ、あたしも暫くは黙って勉強でもしておくかな?」
「おやすみ、えーっと…チェルシー。」

【武美も、ノートを手に、術式研究とレポートの加筆を開始する】
【寝るには問題のない環境になるだろう】
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 06:25:58.81 ID:XWhNw9co
>>434

……おやすみ…………。

【ベッドに横になると、死んだように深く眠りにつき】
【そして、起きたら直ぐに帰っていくだろう】

/おつでしたー、変な子でごめん。
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 06:31:16.75 ID:Cha9O1co
>>432

【丁度朔夜の振り返る直前、挑発の件】
【この時リジードであった女は話を聞いていなかった】
【子供の様な理由でではなく、血液と酸素の足りていない脳が働かなかったのだが】

【―――ぞるり、自らも半ば予想外であった物音に口内の血を飲み干し】

け、ハ・・・・・やっぱりオルメギは最高だ・・・・
どんな時でも俺に歩み寄ってくれるんだなァ、オイ・・・ヒャ、はは・・・・ッ

―――なァ?マヌケでステキなクソ野郎サマよォ!

【右手の刃をその背に向けて、特別狙いを付けずに投げつけて】
【オルメギをその場に置いたまま脱兎の如く走り出す】
【右足を引き摺り、右手で左の脇を押さえる些か無様な格好ではある】
【が、その速度はリジードであったときとは段違いに速く―――】

【直ぐにでも追いかければ、間に合うのであろうが】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 06:33:29.74 ID:O85dOBYo
>>433

いいだろう
代わりに、意味の無い殺人も笑って許してくれ

【頷いて――無限ループである】
【もっとも、誰に許されまいと勝手にやるのだから、宣言に意味はない】
【きっと、お互いそうなのだろう】

よしよし、ギリギリまで手を抜いて、最後の瞬間にブーストしてやる
呆気にとられたお前の顔を拝んでやろう

【悪戯っぽく笑って、白い歯を見せた】
【内容は邪悪だが――たぶん冗談なのだろう】

…………うるさい、なんでもなかった、忘れていい
…誰にだって居るだろ、一人くらい

【彼のあんまりな反応に、ちょっと傷心である】
【口を尖らせて反論した後】

……未来のことなんか分からないさ
重要なのは、今
自分が誰と喋っていたのかって事だ

私はリーズ・グレイトツリー
そろそろ、お前の名前が知りたい

【人魚の頭を、猫の背のように撫でながら、質問した】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 06:44:46.46 ID:tMZAkAso
>>437

意味の無い殺人、か……

……ま、正直誰に殺されてもどうでもいいんだけどな
もう大分色々な事に疲れて来たし
【ココロの耐用年数は刻一刻と迫り、少年は現実を消費していく】

ああ、でもオレに明確な殺意を向けてくれた人がいるから
その人に殺されようと思ってたり思ってなかったり……ありゃ何でこんな事お前に言ってんだろ?
【おっかしいなあ、と自分でもよくわからないようで首を傾げ】

くははは、なんだよ照れてるみたいだぞその反応
【腹を軽く抑えながらからかうように笑う】
【友達くらい誰にだって居る、という話題には触れず】

そうかね結構わかるもんだよ、自分の終着駅なんて
【と名前を聞かれるなんて思っても見なかったのか驚きの表情を浮かべ】

リーズ・グレイトツリーか、ふーん大層な名前だな悪くない
オレの名前はエルフェス=ネヴィア、ま覚え無くても別にいいぞ
【そういう事を言う辺りがひねくれ者というかなんというか】
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 07:06:35.82 ID:O85dOBYo
>>438

お前な…
積み重ねた年数が少ないのなら、もう少しフレッシュに生きられないのか
そういう事言うのは、自重で倒れるような枯れ木だけで良い

【励ましか、慰めか、多分どちらでもないのだろう】
【疲れた≠ニいう少年を、僅かに哀しそうに見つめて】

…こっちが聞きたいな
私からアドバイスできる事なんて、『散るときは派手に』くらいなもんだ

【明らかに碌でもないことを言って、明確な返答はせずに、流す】
【彼の生を願う事は、リーズ・グレイトツリーらしくないから――】

……黙れ、そう見えるお前の目が腐ってるんだ
そういえば此処へ来たときも、私の発見が遅れてたじゃないか
眼科行って来い、眼科

【からかわれたように感じて、ギリ、と奥歯を鳴らし】
【思いつく限り罵倒する】
【「照れてるみたい」と言われた瞬間から、頬が少し赤いが】
【恐らくはコミュ力不足が祟っての事】

…褒めて貰ったのは初めてだな…

まあいい、エルフェス=ネヴィア、確かに覚えたぞ
頭をぶつけたりしない限り、忘れる事はないさ

【一々反応する辺り、根は真面目なのかもしれない】
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 07:08:29.79 ID:N0xchsSO
>>436

――――な、っ!?

【何も無い。そう、有る筈が無いのだ】
【彼女は叫び声に対し、弾かれたように振り返り――咄嗟に身を庇った左腕を、投げ付けられた刃に抉られて】

【痛みに顔を歪めつつ、納刀。直ぐさま傷口から刃を引き抜いて放棄し、道すがら短刀を蹴り上げて右手に掴み取ると】

【流れるように一連の動作を終えて、そのまま女を追い掛ける】
【――――速い。が、いかんせん開いた差は大きく、追い付く保証は無く】

【精々、去り際の背中を捉えるのがやっとと言った所だろうか】
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 07:19:40.50 ID:tMZAkAso
>>439

枯れ木っつうか蔦だな、生憎と絡む枝が見つからなくて地面を這ってるけど
【クククと笑わず】

「散るときは派手に」か、どっかのゲームの作戦名みてえだな
【そして冷やかすようにクククと笑う】

うぇー酷い事言うなあ、暗かったんだから仕方ないだろう
あと目が腐ってるのは眼科でも治らない
【などと言っているが少年に医療の知識など皆無であり、所詮は予測に過ぎない】

グレイトツリーなあ、偉大な樹……思い浮かぶのは、生命の樹か
いやアレは全く別物の話だっけか?駄目だ良くわかんねーや
【深く思考しようとするが面倒臭くなったのか放棄】

随分とまあ律儀なヤツ……
【こっちも忘れるワケにはいかないか、と思いつつ】
【ふと白んできた空を見上げ】

ん、こんな時間かどうもいかんね話し込んじまった
まあ、面白かったから良かったけどもな
【かつん、と靴を鳴らしゆっくり歩き出す】

そうだ、そのネーチャンが起きたら「ポーション」をもらったヤツが感謝してたって伝えといてくれや
ほいじゃーあばよー
【軽いノリのまま去っていくだろう】
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 07:21:57.68 ID:Cha9O1co
>>440

ひ・・・・・は、ケはは・・・・マジで馬鹿だぜテメェ!
今回はミスったがよォ・・・・・フは、・・グッ・・・・

“貴宝院織守”だ・・・・・!
いィや、それとも《Justice》の連中か・・・・?
どっちでも構わねェがよォ、キひッ・・・・

【転々と血を吐き零し、血泡となって散る事も厭わず】
【けはけはと笑いながら女は告げる】

ひ、ヒ・・・・テメェの“正義”をみぃんなぶっ殺してやるからよォ・・・・
精々楽しみにすンだなァクソ野郎―――――

【ぐいん、とギョロ付いた右目とイカレた口元を追っ手に向けて、それから】

【―――――唐突に、曲がり角でその姿は消えて】
【完全に狂ったあの笑いも、転々と続く血の跡も、全て】
【きれいさっぱり、いなくなっていた】

/このあたりでしょうかな・・・長々と付き合わせてしまって申し訳ないです
/そしてこちらは感謝をこめて、お疲れ様でした〜!
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 07:40:17.74 ID:O85dOBYo
>>441

支えさえあれば、更に陽光へ近づけるってことじゃないか
嗚呼、流石に金属製の大樹では駄目だろうが

【言い掛けて、自分の事は否定する】

ぐ……私は割りと真面目に実践してるからな…、それ

【笑われて、息を詰まらせ】
【苦しげに返答した】

絡み合う大樹…
意味は…私の身体構造を見たエルフェスなら、想像できるかもしれないな

【別の意味も、あるかも知れないけれど、と微笑んで】

私も、そうだな
多分、面白かった、と思う

…確かに伝えておこう、それじゃ、な

【去って行く彼を、そのままの体勢で見送った】
【やがて朝日に照らされて、人魚も眩しそうに目を醒ますだろう】
【何故、リーズが大人しく枕になっていたかと言えば――きっと何か代償行動で】
【その事を質問した人魚が、軽く頬を抓られたのは、また別の話】

/お疲れ様でしたー!
/すみません、眠気で向こうに戻れそうにないので、此処でお礼を
/久々にリーズで長い会話が出来て、楽しかったです!
/エルフェス君、話し易かったのです、ありがとうございまさしあ!
/また機械があまりしたら遊んで頂けると嬉しいですっ ではは!
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 07:44:15.46 ID:tMZAkAso
>>443
/こんな時間まで乙でした!
/こちらこそ楽しかったです、しかし今度会ったら戦闘ですね!
/話易い……だと?ともありがとうございましたっお休みなさいませ!
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 08:27:01.13 ID:N0xchsSO
>>442
【対する朔夜は無言のまま、傷の痛みを、身体の重みをも感じる事無く地を蹴り駆ける】
【ジャケットの裾を靡かせ、乱れた髪を一顧だにせず、女を殺意の篭った視線で睨み据え】

【全力疾走に因って徐々に距離を詰めながらも――――十字路の先、姿を見失って】

いいよ。指一本だって、触れてみろ――――其れがお前の、最後の仕業に為るだろう。
何も伊達や酔狂で、彼岸の色の二つ名で呼ばれてる訳じゃあ無いから、さ。

【誰も居ない路地裏で、独り誰にともなく語る】
【狂った笑いとの対比として、何処までも冷静で、酷薄な――――】
【恐らくは“狂気”に属するのだろう、色の無い言葉を投げ掛けて】

【嗤う、嗤う】

ああ、其れと――――――朔の宵の夜歩きは、成る可くならば控える事を奨めるよ。
――――――――“■■”を敵に廻して、三度目が有ると思うのなら。話は、別だがな?

【高らかに紡がれるのは、聞き違いようも無く殺しの誓言】
【声音は研がれた刃のように、折れず曲がらず一直線に。零下の響きを帯びて、透る】
【闘志と呼ぶには禍々しく、悪意と呼ぶには鋭さが足りず、殺意と呼んでも些かに不足、そんな】
【“いない人間”に向けるには過ぎた感情が、溢れて渦巻き、周囲の明度を一段と引き下げ】
【唐突に走る一陣のノイズが、一つの単語を掻き消して過ぎる】

【季節を忘れて吹き荒ぶ、肌を刺す冷たい風は、まるで】
【告げられた二つ名を、大気が忌むかのようだった】

【“蒼”を戴く、二つ名を】

//ですねぇ……いえ、こっちこそ散々引っ張り倒してしまって済みません
//それでは此方も感謝を込めて。ありがとうございました、そしてお疲れ様でしたー!!
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 08:49:48.78 ID:kosdXtko
【路地裏】

暑いから、日陰にやってきたは良いですが。

【肩に鋼色の雀を乗せ、白い革手袋に、黒いテールコートを着ている】
【高級っぽいシルクハットをかぶった黒い髪に、黒い瞳が鋭く尖った青年が壁に背を預けている】

……じめじめするし、なにより、色んなものが腐って、──臭い。
夏場に来る場所じゃないでした……。

【はぁああ、とため息を吐きながら、手でひらひらと自分を仰いでいる】
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 09:54:25.73 ID:nUUMhAM0
【路地裏】

意味の無い、意味が無い、意味は無い

【腰まで伸びた、旧い血の色をした髪、頭の後ろに真っ黒なリボン】
【太陽の様に煌く橙色の左目をしており、右目には黒い眼帯】
【白と赤を基調とした、フリルたっぷりのゴシックロリータ服】
【赤と黒のストライプニーソックス、右足だけに何本かベルトを巻き、黒革のブーツを履いた少女―――】

…〜〜〜♪

【愉悦の表情を浮かべ、可笑しそうに歌う彼女の足元には】

【気絶した男性が、何人も転がっていた】
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 10:20:14.49 ID:kosdXtko
>>447

お嬢さん。

【と】

楽しそうですね。

【軽い調子の声で】

何か、───良い事でも、あったのですか。

【背後から声が聞こえる】
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 10:26:44.73 ID:nUUMhAM0
>>448

――――――いい、こと?

【ぴたり、歌を紡ぐのを止めて】
【何者かの問い掛けに―――薄く、微笑みながら】

――――――無いよ。何にも、何にもね

【くす、と―――「自分への」、嘲笑を漏らし】


悪い事しか、ありませんでした、まる


【ポケットから、白い粉末の入った小瓶を取り出しながら】
【振り返り、堕落した橙の瞳を、人物へと向けた】
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 10:32:45.83 ID:kosdXtko
>>449

ふむ、そう、──でしたか。

【背後にいたのは─────】

そいつは、悲しいですね。

【肩に鋼色の雀を乗せ、白い革手袋に、黒いテールコートを着ている】
【高級っぽいシルクハットをかぶった黒い髪に、黒い瞳が鋭く尖ったいかにも怪しい青年だった】

えらく楽しそうに歌っているので、すこぶる上機嫌かと。

【可笑しそうに歌う彼女を、この男は、そう認識したのか】
【少しばかり、────ずれているか、それとも、或いは】

ま、確かに。

朝っぱらから、怪しお兄さん達とやんちゃして。

良いって事は無いですよね。

世の中、悪いことばっかりですからね。
頑張って、良い事に変えなければいけません。

【右手でシルクハットを押さえて、へらへらと、笑いながら】
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 10:48:22.66 ID:nUUMhAM0
>>450

悪い事ばっかり――――悪い事ばっかり、かぁ

【くすくすと、本当に―――「愉しそう」に、笑う】
【しかし―――其の笑いは、何処か―――悲哀に、怒りに、満ちている様な】

――――そうだよね。良い事なんて、ひとつも無いんだから

何一つ、無いんだから

【かくり、首を傾げて】
【小瓶を地面へと向け、栓を開けた―――粉末が、下に流れ落ちる】

ねえ―――どう頑張れば、良い事に変わるのかなぁ
どう頑張れば、悪い事は消えるのかなぁ

【すると―――粉末が硬化して】


教えてよ、怪しいお兄さん


【柄が空の小瓶の、棍棒の様な形を取った】

【其の顔に、張り付いているのは、        】
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 11:05:27.23 ID:kosdXtko
>>451

そー、──ですねぇ。

【クスクスと笑いながら、青年の肩にとまっていた雀を、指に乗せて】

ですよね、そうですとも。
この世に、良い事なんて、何一つとしてありはしませんよ。
貴方が、───「そう思っているのなら」、確かにそう、なんじゃないですかね、否定はしませんよ。

良い事が、本当に何も無いのなら、いっそのこと、死んじまえば、───良いんじゃないですかね?楽で。

【指を、すうっと上げると、指先にいた雀が、パタパタと飛んでいく】

そりゃ、簡単、悪いと思わず、良いって思えば、良い事になりますよ。
ですが、まぁ、どう足掻いたって、悪いことは消えて無くなりませんけど。

現実ってのは、───そういうものです、何でもかんでも楽しいとほざいて見た所で。
一瞬でも、素に戻ってしまえば、奈落の底に逆戻りです、切ないですよねぇ。

ま、一生、素に戻らなければ、ずっと楽しいと思いますよ。
要するに狂っちゃえば良いんです、私はごめんですけどね。

…───────なんだろう。
自分でも何を言っているのか、よく分からなく成って来た。

【それは中の人が(ry】

しかし、お転婆なお嬢さんですね。
まるで、人にモノを聞く姿勢じゃない。

【とん、──と背中を壁に預けて、やれやれと両手を仰ぐ】

そいつで、何をする気ですか?
ほら、言ってごらんなさい、やってごらんなさいな。
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 11:21:26.69 ID:nUUMhAM0
>>452

僕が、そう思ってるのなら――――か
…でも、ね。こうも不幸が、続いたら―――気が、可笑しくなっちゃいそう、で
絶望するし―――希望を捨てたくなるんだよ、お兄さん

死んじゃう、かぁ―――其れも、良いかな

後を追うのも、悪く無い

【ぽつり、楽しそうに―――良い事を聞いた、子供の様に、呟いて】
【ゆら、ゆらり―――まるで幽霊みたいに、フラフラして】

素に戻らずに、一生、愉しいと思う?
ああ、其れも楽だね―――死ぬ事よりも、凄く楽だ

でも――――狂うのは、もう、ごめんだ
狂うのは―――疲れるんだ

頭が可笑しくなるのは―――別れる、事だから

――――だから

【意味不明な発言をした後―――】

今から―――「死ぬ」為に、貴方を、襲う

貴方に、―――誰かに、殺される為に

【棍棒を、彼へと構えて―――】
【ぐっと、一歩踏み込むと】

そういう、訳だから

僕と「遊べ」、お兄さん

【背中を壁に預けた姿勢の彼へと、走り出す】
【其の間、棍棒を彼の腹部へと向けて、横薙ぎに振るおうとしている】
【しかし、十分回避出来る速度だ―――】
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 11:29:37.05 ID:nUUMhAM0
/すみません、お昼ご飯です…!orz
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 11:41:47.27 ID:kosdXtko
>>453

貴方の思う「良い事なんて何一つもない」という方程式に当てはめるのならば。

【右手を緩やかに動かし、少女を指さすと】

最初から、幸福なんて無かった。
ほうら、───不幸じゃない。

人間、幸せな事が有るから、不幸を感じるのですよ。


後を追う、───ね。そりゃ、結構な事で。
貴方が、それでイイのなら、良ーんじゃないですかね、やりたい事を出来れば、人間、幸せですよ。

他人は不幸になるかもしれませんけどね。

【くっくっく、と喉を鳴らして笑い】

私に、殺されるために。
「遊べ」、────ね。

ひどい、出来レースだ、意外性の何も無いですねぇ。
まったく、「面白い」と感じられない。

【口に出したように、実に、不快そうな顔で、つまらなそうに吐き捨てる】

私、「遊ぶ」のは好きですけど。
だけど、「遊ばされる」のは、吐き気がするほど嫌いです。

だから、─────────そうですね。

【振るわれる、棒─────】
【『回避』が十分に可能なら、─────】

「遊んで」、やるよ。

【ニヤリと頬を吊り上げ、くふりと、笑みを零すと、右手を振り上げた】

【右手を振り上げると、右腕の袖から、『鎖』が伸び、その勢いで棒に巻きつけようとする】
【成功したのなら、鎖をがっしり掴み、そのまま右方向に引き、棒を右方に受け流そうとする】

/へーい、了解しやしたー。
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 12:00:54.90 ID:nUUMhAM0
>>455

最初から―――幸せじゃあ、無かった…?

【其の言葉に―――橙の片目を見開き、呆然とした表情に成って】
【全て分かったとでも言わんばかりの、笑みを浮かべる】

――――ああ、あああ――――あ、ははは       そっかぁ

最初から、生まれた時から、僕は、僕はぼくはぼくは
不幸、だったんだ―――幸せなんか、無かったんだ

【紡がれる言葉は、「堕落」其の物】
【自分を、幸せだった自分自身を、否定する言葉】

僕が大切だと思う人も、居なかった
友達も、家族も、――――――あの人も

 そっか――――そう、だったんだ

【「だから―――不幸になる人なんて居ない」、と】
【彼の言葉を、否定した】

【棍棒に鎖が巻き付き、掴んでいた為か、棒と一緒に右方へと引っ張られる彼女】
【其のまま、壁へと叩き付けられたが――――】

【彼女は】

―――――――… きゃ、はっ!

【 哄笑 を 浮かべ 】

【鎖が絡まった状態の棍棒を、無理矢理引っ張ろうとする】
【少女の腕力から、かなり無理が有る行動だと思われるが―――】
【もし成功したならば、彼を自分の元へ、引き寄せようとするだろう】

/ただいまッですー!
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 12:05:08.12 ID:d.ic/As0
【――森】
【ひとつの人影が、木に寄りかかって立っている――】

――セイクリッド=c…っ、……!!

【白を基調とした、校章の代わりに教会≠フ所属を表す印を付けたブレザーと】
【黒と白のチェック柄の短めのスカートと、白いニーソックスを、身に付けた】
【白いリボンでサイドポニーテールに纏められた、フェアブロンドの髪と】
【蒼とも翠ともつかない玲瓏な色の瞳をした、16歳程度の少女だ】
【首元に掛けられた、僅かに錆付いた金色のロザリオは、彼女が聖職者であると語っている】

【……然し。ブレザーは、血によって赤黒く変色してしまっていて】
【目の前には、最早原型を留めていない岩――であっただろう物――がある】
【――これは、彼女が……?】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 12:21:51.32 ID:kosdXtko
>>456

お可哀想に。

【一言、哀れみの言葉を投げかけた】
【結果的に、自分で堕ちていった、とはいえ、──崖の手前にいた少女を、突き飛ばすような真似をしておいて、だ】

悲しいですねぇ、─────。
嗚呼、悲しい、貴方はもう、そう感じないかもしれませんが。
今は、少なくとも、今は、楽しく生きている私が、悲しい、と言っておきましょう。

【彼の指摘したのは矛盾≠セった】
【良い事が何ひとつ、無いというのなら、不幸にはなれない、なぜなら、幸せな事も無かったからだ】
【だが、彼女は己を不幸と言った、故に、不幸≠ネどではない、幸せ≠ヘ良い事♀ヤ違いなく、あった】

どうですか、今の───ご気分は?

【それに、彼女がそう思わなかったとしても、回りがそう思っていないとは限らない、そんな在り来りなセリフも浮かぶ】
【─────だが、その事について、現状、少なくとも、現状。青年の口から発せられる事は恐らく、無い】

ふふ………。

【何故なら、その方が、『面白そう』だから、──それに、出会ったばかりの少女に、言ってやる、義理もない】

む─────。

【予想外の出来事】
【少女の腕力「だからこそ」それに任せて引き寄せるようなマネは『しないと思っていた』】
【それ故に、思わぬ自体に、体を持って行かれそうになる、体制を崩した状態では、少女相手とは言え、苦しい】
【パキン、──と何かが折れるような音がする。1m程の長さで、鎖は切れ、青年がこれ以上引っ張られる事は無くなった】

それだけですか。
砂を固形化して、殴りかかる、───。

違うでしょう、獲物を精製する程度で。
少女が、複数の男性を気絶させられるわけがない。

見せてくださいよ、私に、──殺されたければ。

【鎖を断ち切ると、後方に飛び、パチンと指を鳴らすと、スペードのカードが、手のひらに、1枚】
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 12:41:43.61 ID:nUUMhAM0
>>458

可哀想?―――――「哀しい」?

【其の言葉に―――不可解だ、とでも言わんばかりの表情を浮かべ】
【…嗚呼、もう此の少女は、完全に墜ちたのだろう】

何で?…何で―――僕は、僕は、ただ

ただ、不幸だった、其れだけだ
良い事は、何も無い―――それで、終わりだ

【其の言葉だけで―――指摘された「矛盾」を、論破した気になる】
【自分は決して、幸せじゃなかった、幸せだと、感じた事は―――】

………っ

【其の時、言葉を濁し、ほんの少しの戸惑いを見せて】
【しかし―――問い掛けられ、直ぐに、何時もの愉悦を浮かべる】

―――――――嗚呼


『最悪』だ

【其の瞬間、だけ】

【少女が、今にも泣き出しそうな―――そんな顔だった、気がした】


…ああ、ああ、見せてやる、見せてやるよ――――

――――君を[ピーーー]為に生きて、僕が死ぬ為に死ぬ
其の為に、其の為に

君に、殺される為に

【…意味の無い、言葉の羅列】

【彼がカードを出した瞬間、ゆらりと立ち上がって】
【ポケットから、赤い液体―――何かの調味料だろうか、妙にとろみの有りそうな、其れが入った小瓶を取り出して】
【栓を開け、――――彼へと、其の液体を掛けようとする】
【掛かった場合―――液体の掛かった箇所から、炎が灯るだろう】
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 13:03:54.39 ID:kosdXtko
>>459

そう。

─────最悪、ね。

【でしょうね。と、苦笑】

ええ、精々頑張ると良い。
私に、『殺される為』に──────────。

【表情も、口調も、実に軽やかで、楽しそうに振舞っている、青年】
【─────だが、内心、腸が煮えくり返るような気分だった】

───────────────。

【殺されるため、だって?死にたけりゃ、腹くくって、すぐ、[ピーーー]ばいいだろうと】
【希望が無いとほざいておきながら、何か、何かが自分を救ってくれると思っているんじゃないか、と】
【本当は、死にたくないんじゃないのか?と、───あくまで、想像上≠フ彼女に対して、激しい『同族嫌悪』に似た感情が、渦巻いていた】

…………………。

【そう、想像上≠サれに対して『同族嫌悪』────青年は、目の前の少女に、何となく“自分”を見ていた、ただ、それだけ】

精々、頑張ることですね。

【振りかかる液体─────】
【一気に後方に飛ぶなり、吹き飛ばすなり、すれば、避けられる、かもしれない】
【が、──それが無いと成れば、振りかけられた液体を華麗にすべてを避けるなど出来るはずもなく】

─────ッ。

【ふりかけた、つまりは、相手にかける事に意味がある、それは分かる、故に回避動作は取っていたが】
【液体の一部が、かばうように、前に出した左腕、そして、飛び散った雫が、服のそこらにひっかかる】

なるほど……………。

【左腕(服)と───そして衣服の至る所に点々、と炎が灯っていくだろう】
【徐々に燃え広がる炎を少しでも打ち消すべく、左腕を右手で払いながら、少女の方に走りだした】
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 13:21:10.09 ID:nUUMhAM0
>>460

【――――そう、そうなのだ】
【死にたい死にたい、殺されたいとほざく此の少女は―――本当は、死にたくなんて、無い】
【―――本当に死にたいのなら、とっくに舌を噛み切り、頚動脈を切り、呼吸を止めている】
【死ぬ事ぐらい、自分で出来る】

【詰まり、彼女は】

【自分で死ぬ勇気も無い――――唯の】

【唯の、弱虫で、ちっぽけな――――――】

…きゃは、きゃふふっ

【彼の言葉に、可笑しそうに、犯しそうに笑う】
【まるで、耐え切れないとでも言う様に―――「もう、嫌だ」と、言いたげに】


―――――――大嫌い

【そして、ぽつり】

【呟いた言葉は、―――――彼を、否定して、拒絶した】

ああ、来なよ、来れば良い

君を嬲って、殴って、切り刻んで


―――僕を、否定してやる

【走り出した彼へと―――言葉を紡いで】


【其の瞬間、棍棒の形状が変化する】
【ぴき、と音を立てて変わっていく其れは―――「刃」と成って】
【白い、一振りの剣と化した】
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 13:36:59.40 ID:kosdXtko
>>461

………そう。

【どこか、誰かに依存している彼女に、昔の自分を見ているようで】

何とも、奇遇ですね。

【いいや、──まるで、今の自分が昔とは、違うと思っているようじゃあないか】
【そう、これはなんども言うが、『同族嫌悪』、───勝手に盛り上げて、自分で勝手に腹を立てて】

私も、──────貴方が。

大嫌っっいだ。

【先程、までの小馬鹿にしたような態度ではなく、ハッキリとした口調で】
【彼女に対して、自分を見ている、彼が、彼女をその言葉で、否定する】

【この世界や、様々な事を十二分に楽しんでいたが、一瞬だけ素≠ノ戻ってしまった、『自分嫌い』】

【これは、もはや、そんな、彼の─────】
【遊びでも、何でもない、───只の、八つ当たりだ】

………。

【徐々に、炎が勢いを増していく、衣服を無視し】
【体を、燃え上がらせながら、迫る,青年】

【丁度、最初の位置から、中間地点だろうか】
【ピンっ、と弾くように先程取り出した、トランプのスペード≠フカードを彼女の正面に向けて飛ばした】

【風≠ノよって、作り出される、カマイタチのような、『見えない刃』を纏うソレを、そのまま、受けたのなら、ナイフで切りつけられたように刻まれるだろう】
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 13:55:42.44 ID:nUUMhAM0
>>462

【否定し合って、拒絶し合って】
【相手に依存して、誰かに依存して、酷く酷く死にたがって】
【其れを自覚しなくて、自分を嫌って、誰かを好いて】

【 同族嫌悪 】

【彼の返答を聞き――――にこり、チェシャ猫の様に、嫌味ったらしい笑みを漏らす】
【其の嘲笑は―――彼へ、向けて? 其れとも、自分自身?】

【――――否】

                            きゃはっ

【両方、だ】


【哄笑は、止まらない】
【何時までも、彼へと向ける様に、自分をあざ笑うかの様に】

【路地裏に、響く】

きゃは、きゃふははは、きゃはははっ

【愉しいとでも言いたげな――――無邪気な笑い】
【此方へと放たれたスペードへと、刃を向けようとして】
【至近距離ギリギリまで引き付け、真っ二つに切り落とそうとしたが】

―――――――――ッ!?

【風の刃―――カマイタチの方が、先に肌へと触れた】
【呆気に取られ―――其のまま、刃が肉を裂き、鮮血が舞い散る】

い……っ!

【「痛い」―――小さく、涙声で、呟く】
【…嗚呼、何て馬鹿馬鹿しい。痛みを感じて泣き出しそうになるなんて―――矢張り、彼女は】

――――――――ああああああああああああぁぁぁッ!

【苛立ちを抑えるかの様に、叫ぶと】
【剣を彼へと、横薙ぎに振るう様に構えながら―――走り出した】

【そう、遠くは無い距離だが―――今の彼女は、冷静では無い】

【隙だらけの攻撃―――回避は、十分に出来る】
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 14:16:52.62 ID:kosdXtko
>>463

【笑う、彼女、───それに対して、実に憎々しい表情を見せる】
【異性、それも、見た目、自分よりも年のしたの少女に、─────────自分≠重ねて見ると】
【彼が、今のように『同族嫌悪』していた、大嫌いだった≠烽、一人の自分だった、少女を、どうしても、浮かび上がってきてしまう】

…………。

【嫌悪の感情は、加速していく、深い、憎しみの感情が、その鋭い目付きを通して、少女に向かって走る】

……面白いかよ。

【先程まで、『面白さ』を優先してきた男の口から、───そんな言葉が出てきた】

───ほんと。

【剣を振りながら、向かってくる彼女を、睨みつけ、見据え、そして、──避けようとは、しない】

『必死』じゃないか。
そんなに、死にたいか。

【少女が剣を横薙ぎに振るう事に対して、そこに、逆に飛び込み、─────】
【右腕が、それを受け止めるだろう、鮮血が飛び散るだろう、だが、深くは刺さらないだろう】
【───刃を受け止めた所で、鉄属性の解放∴゚服の袖の『硬質化』それによって、刺さったまま固定、剣を捕まえようとしているのだ】

465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 14:34:42.20 ID:nUUMhAM0
>>464

――――――――っ!

【飛び込んでいく彼に、驚愕の表情を浮かべる少女】
【避けると、思ったから―――何らかの方法で回避されると、「避けられる」と、考えていたから】

【故に―――剣を硬質化した衣服に捕らえられた事に、彼女は】

ぅ、あ……ッ!?

【咄嗟に、対処出来ず―――不安定な精神状態も相まってか、混乱して】
【懸命に剣を引っ張り、彼から剥がそうとするが―――出来ない】

【そして―――――】

離せ―――――離せよッ!!

離さないなら、僕を殺せッ!今直ぐにッ!!

【路地裏に響く程の、咆哮】

【此の少女に、自分を重ねている彼に対して―――怒りを込めた、叫びを】

面白くなんか無いッ!――――終わらせたいんだよ、全部ッ!!

【泣き出しそうな声で―――言った】

【死ぬ為に、彼に付き合わせて】
【彼に殺される為に、必死にもがいて】
【幸せだったのに、不幸だと言い張って】

【――――なんて、馬鹿馬鹿しい】


【全部、全部―――矛盾している】
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 14:47:41.68 ID:kosdXtko
>>465

面白く無い、───ね。

──そうか。

【「だろうな」という、言葉と共に、硬質化が、解ける】
【それと同時に、剣の拘束も解除されるだろう】

……装填。

【その一言と、共に、衣服を走り回っていた、炎が衣服に取り込まれていき、────】

……。

【彼女の、矛盾が、───叫びが、何もかも、イライラする、吐き気がする程、勘に触る】
【今の彼を支配するのは、行き場のない、いいや、吐きどころを見つけてしまった>氛氛泓摯s尽な怒りだけだった】


ほんとに……ッ、腹の立つ。
五月蝿い、───騒ぐなっ!!


【拘束は解けた、だが、─────────】
【解けると、同時に、青年の左手が、少女の首元に迫る】

【首を掴むことに成功すれば、そのまま、壁に押し付けようとするだろう】
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 14:57:01.31 ID:nUUMhAM0
>>466

【剣の拘束が解け、意表を疲れ、思わずよろめきそうになりながらも】
【再び彼へと、凶刃を振り翳そうと――――――】

【――――――する前に、彼女の細い首へと、彼の左手が迫った】

―――――――――ッ!!

【彼の言葉に、びくりと身を震わせて、小動物みたいに怯えて】
【其のまま、壁に、少女の体が押し付けられる】

……、……っ!

【背中に、硬い壁の衝撃が伝わり―――小さく呻いて】

【彼を睨み付ける様に、橙を向け】

……離……

【「離せ」と、言おうとするが――――上手く、声が出ない】
【首を押さえ付けられ、息が出来ない性か―――其れとも】

                                【彼を、恐れているからか】

………っ

【かひゅ、と口から漏れる、小さな呼吸】
【手にしていた剣を落とし、瞳に涙を浮かべながら、じっと彼を見る】
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 15:06:17.80 ID:kosdXtko
>>467

【少女の体を壁に押し付けながら───】

──離せ?何故

【僅かに力を緩める、──まともに喋れる程度にだ】

ここで、─── 一気に力を、入れれば。

[ピーーー]るね、今すぐ[ピーーー]るのに?
───望みどおりになったのに?

死は、目の前に迫ってきた、すぐ、そこにある。

ほら、懇願すると良い、さっきから、何度も言ってたように、──────。

『殺せ』──って…言ってみろよ……。

【血走った鋭い眼光から来る、刃のような視線から飛ばされる『殺気』が、少女に、容赦なく襲いかかる】

『終わらせろ』って、『否定』しろって───言ってみろよ、言えるだろ、………。

ほら、早く、───言え。

すぐに、逝かせてやる、お前の、望み、──通りにッッ。

【燃え上がった衣服は、既に鎮火し、───】
【煙と共に広がる、焼け焦げた衣服の匂いが、周囲を包むだけだ】





469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 15:15:10.56 ID:nUUMhAM0
>>468

――――――――――――

【其の言葉に――――こくり、と息を呑んで】
【顔を青ざめさせ、其の矮躯を震えさせ始めた】

………ぁ………や

【そうだ―――今、此の瞬間が来た―――自分は、「[ピーーー]る」】
【彼に首を押し付けられて、息が出来なくなって、頭がぼうっとし始めて】
【何も言えずに、何も言い残さずに、絶命出来る】

【あいつの後を、追える】





………や、だ

【――――出て来た、言葉は】

【最低な、――――「最悪」な、ものだった】


……死に、たく…ない


【涙声で―――ぽつり、と答えて】
【涙をぼろぼろ零す―――情け無い姿を、見せる】

【…死にたく無い】

【―――――生きたい】


【死に底無いは――――まだ、生きたい】
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 15:24:01.87 ID:kosdXtko
>>469

…………………………。

…………………。

…………。

……。

へえ。

死にたく、無いと。──あれだけ、大口叩いておいて、今更。


【その言葉を聞いた瞬間、─────】
【分かっていた、と言わんばかりに、ひどく、冷めた口調になる】

あ、───そう。

でも、そんなの、俺≠ノは、関係ないね。

【そう言って】

【絶望的なまでに、本物の殺気を瞳で放ち─────】

俺≠ヘ、お前が死ぬほど嫌いだ、だから、───そのまま、後悔を抱いたまま、───。

────────『[ピーーー]』。

……………………。

【ぐ、────と力を軽くいれると同時に、一気に締め上げるでは無く、左方向に投げ捨てた】



471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 15:25:09.30 ID:kosdXtko
>>469

…………………………。

…………………。

…………。

……。

へえ。

死にたく、無いと。──あれだけ、大口叩いておいて、今更。


【その言葉を聞いた瞬間、─────】
【分かっていた、と言わんばかりに、ひどく、冷めた口調になる】

あ、───そう。

でも、そんなの、俺≠ノは、関係ないね。

【そう言って】

【絶望的なまでに、本物の殺気を瞳で放ち─────】

俺≠ヘ、お前が死ぬほど嫌いだ、だから、───そのまま、後悔を抱いたまま、───。

────────『死ね』。

……………………。

【ぐ、────と力を軽くいれると同時に、一気に締め上げるでは無く、左方向に投げ捨てた】
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 15:33:24.11 ID:nUUMhAM0
>>470

【彼の殺気に、「ひっ」と―――小さく、悲鳴を漏らして】
【「後悔を抱いたまま」「大嫌いな彼に」――――――】
【―――――此処で、死ぬ】

【―――嫌だ、嫌だいやだいやだイヤダ、死にたく無い】
【本当は死にたく無い、嘘なんだ、だから、其の手を、離して】

―――――――――――!

【力を込められた瞬間―――「終わった」とでも言いたげな、絶望に満ちた表情に成り】
【ぎゅっと、覚悟する様に瞳を瞑って―――】



【――――彼女の小さな体が、投げ捨てられた】

い、ぁ…ッ!

【どしゃ、と―――コンクリートの、腐敗臭がする地面に、身体がぶつかって】
【痛みに呻いてから、恐る恐る、彼を見上げる】

……、……っ

【「――――何で、殺さなかった」】

【そう言いたげな表情を浮かべていて―――橙の瞳は、泣いた後の子供の様に、呆然としていた】
【恐怖からか―――未だ、身体が動かない】
【地に伏した、無様な姿勢のまま―――】
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 15:41:19.43 ID:nUUMhAM0
>>472
/言葉が変になってました^p^p^p^
/【腐廃臭のする、コンクリートの地面〜】でしたorz
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 15:44:51.52 ID:kosdXtko
>>472

【後ろめたいような、瞳で、睨みつけると】
【ぶん!と左手を振るう、すると、ナイフが少女の手前に刺さるだろう】

死にたけりゃ、勝手に、それで、腹くくるなり、舌を切って。
[ピーーー]ば、───良いだろ、さっき会ったばかりの他人に要らん面倒を背負わせるな、図々しい。

【そう、『チッ』と、舌打ちし、言って、右手を上げると】
【先程、飛んでいった雀が、戻って、手に止まって、ぴょんっ、と肩に収まった】

…………。

【踵を返して、歩き出し】

[ピーーー]ば良いのに……。

【そう、吐き捨てた────────】
【ダレに向けて言ったのか、判らない言葉を─────────】
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 16:01:26.35 ID:nUUMhAM0
>>474

……ぅ……、あ

【自分の手前に刺さったナイフに―――橙を見開いて】
【彼が吐き捨てた言葉に―――ひっ、と小さく悲鳴を上げた】

………っ

【息を呑み―――刃を、手に取ると―――自分の喉へと、向ける。――――しかし、刺せない。其の、凶器を】
【――――かつん、と、ナイフを地面に落として】
【ぐしゃり、自分の髪を掻き分けると】

――――ぁ、っぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!

【――――狂気に満ちた、咆哮をひとつ】
【其れから―――ふらり、地面に倒れ込んだ】

【――――数時間後】

「……此処に居たか」

【其処へ―――群青の髪に燕尾服の、彼女の友人の女性が通り掛かる】
【ぐったりとして、ナイフを握り締めたままの少女を抱き上げ、息を吐くと】

「……先ずは、家に帰すか。こんな所に放置してられん…確か、合鍵は持っていた筈…」

【そう言い、歩き出そうとした瞬間―――】

「…ん、目を、覚ましたか?何、今直ぐに、お前の家に連れて―――」

【彼女が、目を覚まし―――ぽつり、何かを呟く】

「…どうした?何か言いたいのか?」

【女性が、訝しげな表情で、少女の顔を覗き込み―――】


―――――――、貴女、誰

【そう、問い掛けられて】
【女性は、酷く、傷付いた様な表情を、浮かべた】

「……畜生」

【忌まわしげに呟き―――ブーツを鳴らして、其の場を去る】

【後には、白い粉末と、小瓶がひとつ】

/お疲れ様でした!色々ごめんなさい…!
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 16:03:46.94 ID:kosdXtko
>>475
/お疲れ様でしたのよ、うふふ。
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 16:29:19.57 ID:CFUkZHw0
【街中】

【全身黒い衣服に黒いフード、腕には革のアームカバーをつけた】
【身長は180前後、三十代と思しき男が建造物、ビルの数々の屋上を次々に飛び越え、走っている】


【その様は何かから逃げるようだ】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 18:42:46.18 ID:tabxqm6o
【森】
【周囲より一回り大きい古木、その地面から隆起した根に腰掛けている少女】

……♪

【髪は背中に届く程度に伸ばされた茶髪で、前髪は眉よりも下で切り揃えられている】
【白いシャツに橙色のベスト、紫色のスカート……身に纏っている物は森に入るには軽装だろうか】
【所々が茶色く汚れているのは、座っている根に付いている苔の色かもしれない】

【しかし、本人はそのようなことを気にしている素振りもなく、ただ視線を空へ向けながら】
【頭に付けた黄色いヘッドフォンで音楽を聞いているようだ】
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 19:02:36.55 ID:nUUMhAM0
>>478

…何処だここ…

【青年と少年の狭間に居る様な、若い男の声が聞こえる】
【同時に、足音も、少女へと近付いて行くだろう】

…ああ、お嬢さん
ちょっと、道案内を頼んでも…

【そして、彼女を見付けたのか、声を掛けた】

【彼女から見て、左方向の、少し遠くから、其の声は聞こえる】
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 19:10:22.43 ID:tabxqm6o
>>479

【座っていた少女は、一度首を傾げて】
【ヘッドフォンを外しながら、声のした方向へと、視線をゆっくりと向ける】

……?
此処に道は無いから、道案内は、出来ないよ

【色素の薄い瞳は、何処か無気力そうに開かれていて】

初めまして、こんばんは

/遅くなって申し訳ないorz
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 19:15:24.13 ID:nUUMhAM0
>>480

【――――彼女が視線を向けた、其処には】
【金の糸で鳳凰の刺繍が施された、ダークグリーンの将校服】
【右腕に、「清掃」「美化」「消毒」の文字が刻まれた、3つの腕章を着け】
【茶のローファーを履き、右手にうさぎさん、左手にくまさんの縫いぐるみを嵌めた青年】

…道が、無い…だと…
…で、では、街までどうやって行くのか、教えて頂けませんか…

【そして――――其の青年の、最大の特徴は】

…ともかく、初めまして、こんばんは

【首が、無い事だ】

【頭が無いのに、何故性別が男だと判断出来るのかというと】
【細身だが、明らかに男っぽい身体付きと、「彼」の声質からである】

/だ、大丈夫なのです!むしろ私が遅筆なので今後凄い遅れる可能性が(ry
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 19:22:16.39 ID:tabxqm6o
>>481

【振り向いた際に基準位置に戻った首が、そのままの勢いで逆方向に傾けられて】
【恐らく眼前の相手の様子を観察しているのだろうか、そのまま暫く静止する】

……?
帰るときは、来たときの逆をすれば良いのです、昔の人は言いました

【驚いていると言うよりも、本当に不思議そうに】
【寝言を言っているような雰囲気だが、声はクリアに良く通る】

貴方は、何処から来たの?

【傾いたままで、質問を返す】

/おk、まったり推奨委員会設立
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 19:33:49.94 ID:nUUMhAM0
>>482

【彼女が此方を観察している様子に、不思議そうにくまさんの首を傾げさせる彼】
【感情表現とかは、主に縫いぐるみを使って伝えているのだろうか】

自分もそう思ってですね…取り合えず、来た道を戻ったりなんだり、したのですが…
…なんか、いつの間にかグルグル周ってて、ですね…

【――――要するに、方向音痴でした☆】
【声の調子がどんどん↓downし、心成しか、元気も無くなって来てる】

――――――んー、何処、ですか

【其の言葉に、うさぎさんの口を、パクッと動かすと】

おととい、街から来ました

【…しかも、3日ぐらい迷子らしい^p^】

/委員会…だと…!
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!蒼_res]:2010/08/11(水) 19:33:53.18 ID:fex3YgDO
【水の国、港】

「おい!なんだあれは!!?」
「ふ、船だ!!こっちに近付いてくるぞ!!」
「うわあああああぁぁ!!ぶつかる!!!」
【市場や貿易で賑わう港、そんな港の平和が一隻の帆船にぶち壊された】

【その船は木造でありながら並の客船をゆうに越す大きさで、その頑丈さも並大抵ではなく】
【港のコンクリートを砕きながら無理矢理入港してきた】

「う、うわああああああああああああ!!!逃げろおおおおおお!!!」
【その船からかけられた船橋、そこから上陸するのは大量の人間】
【皆、武器を携え屈強な身体をしている】

「ひいいいいいいいぃぃ!!!命だけはお助けをおおおおぉぉ!!!!」
【逃げ惑う人々を掻き分け、船から降りた人間達は市場から食料やコンテナを運び出す】
【これは正に――――】

「助けてくれ!!港が襲われている!!!」
「テロリスト?いや違う!!あいつらは――――」
【携帯で助けを呼ぶ一般人の目に映るは】
【帆に描かれた巨大な髑髏マークと、それをバックに甲板に立つ大男の姿】

ガーーッッッハッハッハッハッハッハッハ!!!このキャプテン・ジャウズ様率いる鮫肌海賊団!!流石の水の国でも俺達にとっちゃいい略奪現場よ!!
【素肌に青色の貴族コートを羽織った、金髪ウルフカットで顎髭な大男】
【体中を宝石や黄金のアクセサリーで飾り、右目には髑髏型の眼帯】
【被った海賊帽には髑髏マーク、そして左腕は人間のそれではなく、黄金装飾のアンカーとなっていて】

野郎共!!食い物金品全て貰っていきな!!!邪魔する奴はああぁぁ!!!!?
「「「「「ぶっ潰す!!」」」」」
何故なら俺達はあああぁぁ!!!!?
「「「「「泣く子も泣かす鮫肌海賊団!!!」」」」」
【左腕のアンカーを掲げ、部下と叫ぶ大男】
【――――そう、彼等は正に海賊!!】

/海賊襲撃イベント開始です
/襲撃側の方は投下をどうぞ
/ヘンリエッタの方はこのレスに、他の防衛側の方々は先に投下された襲撃側の相手に返事をしてください
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 19:36:33.13 ID:Cha9O1co
【―――港】
【海賊、またそれに便乗して騒ぐ者達である種の賑わいを見せる場所】

船か・・・あまり乗った事は無いが心引かれる物ではあるな
いっそ馬鹿でかい戦艦でも作ってみるのも手だが・・・

【足元にまで届く金の髪、少々質の良さそうな黒のロングコート】
【顔の一部を隠すかのようにかけられたサングラス、と】
【腰には一振りの異様な直剣と黒白二振りの刀をぶら下げた】

・・・・流石に、大きな機関と言っても船乗りはいるのか?

【そんな長身の男が腰の黒い刀を右手に持って辺りを静かに眺めている】
【人を斬る訳でも無く、船を沈める訳でも無く、ただ立っているだけ】

【だが、手元の刀を除いても“何か”一般人とは違う雰囲気の持ち主で―――】

/シェンです、エルフェスの方よろしくお願いしますです
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 19:38:57.74 ID:vtkQzeko
【港】

【海賊船の襲撃により慌てふためく周囲、何人かの人間が船へと向かって駆け出している
――――彼らをよそに、一人の女性が、海に浮かぶ海賊船の前に――――立っている】

【白紫色の長髪に肩を大きく露出した黒のレースのドレスに同じく黒レースのロンググローブ
黒のニーソックスがかえって妖艶さを際立たせる巨乳の女性
透き通るような誘うような垂れ目の紫陽花色の瞳が美しい】

【端正な微笑を浮かべた彼女に――――思わず立ち止まる人々、見とれてしまう――――その瞳に】

【――――浮かび上がる、魔方陣、硝子のようにキラキラとした魔方陣が、空中に浮かび上がる
地面と垂直に浮かび上がったそれから吹き荒れる暴風は――――彼らを吹き飛ばしていく】

【吹き飛ばされた人々はうめき声をあげ、気絶していく】


…………――――駄目ですねー、上手に――――笑えません


【ひゅぅ、と心の中に吹く波風、夕日が落ちたように染み渡る心の紅
憂鬱のブルーと、悲哀のヴァーミリオン、混ざり合って、紫色の彼女を構成している】

【そんな、彼女は先ほどから――――幾度となく暴風を吹かし、近づく一般人たちを払いのけている
死者こそいないものの、怪我人は多数出ている】


/院長中より、イリスです、よろしくねー
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 19:42:29.38 ID:7UdV4u20
>>484

ヒャハハハハッッ!!!祭りだ祭り!!

【―――周りを見渡し、高笑いする】

【真っ赤な短髪と漆黒の眼】
【顔つきの幼さから少年と思われる】

【風でなびく紅色の羽織と】
【右手を隠すような手甲が目立っていた】

潰されたくなきゃァ―――こっから消えなッ!!!

【周囲にいる人たちとともに、楽しいからを理由にこの戦線に参戦した―――】

/ヴァーデッドの人です、よろしく
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 19:43:40.49 ID:Iw32b.SO
【海賊船・船倉】

【そこには大量の弾薬や武器や木箱などがおかれている場所】

【そんな場所にいる一人の影】

まったくぅ、船長もみんなも暑いわねぇ〜
私はあんな暑苦しい台詞嫌だわぁ〜

でも…叫ぶ皆の姿……嫌いじゃないわぁ(はぁ〜と)
【黒い肌で、モサッとしたアフロに、上半身裸で胸毛が生えてる、身長170cmの男……いやオカマが】
【木箱に座りながら言う】

そこにいる貴方も…そうおもわぁな〜い?うふ♪
【そしてそこにいるであろう侵入者に言う】

/海賊部下です
/双葉の人よろしくお願いします
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 19:43:52.12 ID:O85dOBYo
【海賊船左舷、海洋上】


【波間を漂う、大量の木箱と小船】
【空と海の間に、不安定な足場を作っている】
【割合としては、やはり木箱の方が多いだろうか】

【日の落ちた夜の海面は、この世のどんな色より暗く】
【月を孕んだ天より冥い】
【泳げぬものにとっては正しく、板子一枚下は地獄】

【そんな中、】
【小船の一艘に乗り、瞼を閉じて歌を唄う18歳程の少女】

【海底に萌える水草の如く紅い瞳と同色の髪】
【大波の飛沫のように白い水兵服、魚のヒレのような耳】
【青い波模様に並んだ鱗を持つ、魚の下半身――人魚だろうか】

〜〜♩〜♪〜

〜♪〜♫〜〜♬〜〜

【揺らぎを持った声で紡がれる、不安定な音の群れ】
【続唱される句は宙に溶け、沁み込んで――】

  ≪ 揺蕩う海の心 / ソルティ=ソウル ≫

【――震える大気、立ち騒ぐ波】
【まるで共鳴するかの如く】

 【渦巻いて、逆巻いて――】

【――少女は、瞼を開いた】


―――……さぁ、進撃開始です

【先程まで歌に使われた咽喉は、不吉な宣言を一つ、零し】
【小船はゆっくりと、海賊団に港へ、進み始めた】
【身に付けられた、≪No.151≫の黒い腕章――恐らく、市民側の援軍などでは無いだろう】


/ゼノア・グレイトブローチです!
/ヴァルトスラットさん、よろしくおねがいします!
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 19:45:12.85 ID:QDVtkqk0
【港市場】

【海賊が襲撃し、港を襲う中、明らかに場違いな雰囲気が漂う】
【しかし周囲にいる人間はそのことごとくが倒れ伏している】
【そんな光景の中央、木箱の上に座る影、一つ】

やれやれ・・・ずいぶんとまた騒がしいことだねぇ。
俺が原因なのもあるのだろうがねぇ・・・。
【ぼさぼさの茶髪に、青と緑のローブ】
【そして、もはや特徴のひとつに数えられるにやにや笑いを浮かべた男が】
【手に持ったりんごをシャクリ、とかじる】

まあ便乗も悪くない。一つ尻馬に乗っけてもらうかねぇ。
――なぁ?アルギレッタ。
【その両腕には――藍色の鱗が、びっしりと覆っていた】
【騒動男は、行くところにあらゆる騒動を巻き起こす】
【これもその一つなのかも知れない、だが、ここでそれはあまり重要な事柄ではない】
【彼もまた、同じ行為に手を出しているという、その事実のほうが、よほど――重要】

/騒動男こと、ガシャロです。
/ウルミさん、よろしくお願いします
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 19:45:27.89 ID:O85dOBYo
>>489
/わわ、訂正です
/海賊団に襲われる港へ、でした、すみません!
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 19:46:29.23 ID:tabxqm6o
>>483

【首をもとの位置に戻して、膝の上に置いていた両手を腰の外側で木の根につく】
【くまに注目しているという様子は無い……そもそも、相手に目の焦点が合っているのかも不確か】

迷いの森、一度入ったら出られない森
………このオハナシは、前にもしたかな

【小さく呟いて】

あの人にあげたモノは、あの人にあげたからもう無い
みんな、飛べば直ぐに出られるのに、歩くから、道が必要
人は歩かないといけないって、誰かが決めたから、人には道が必要なのです

【既に記された物語を語るかのように言葉を紡ぐ】

それで、貴方は、此処には、いつまで居るの?

【動じない、まるで動じない、普通に考えればからかっているような言葉だろうか】
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 19:49:03.03 ID:OtsGtdg0
>>484

―――うふふ、何だか愉しそうですねっ?

【夜の港に、厭に響く、蜃気楼のように淡く幻想的な少女の声】

【その音源には、墨色の制服ブレザーをパツパツにしながら、豊満なE〜Fカップの胸を包み、その胸元にはびしり、と校章入りのネクタイ】
【髪の毛は、明るく温かみのある、茶色に近いブロンド、ウェーブが掛かっていて、肩まで伸ばされている】
【身長は170cm弱で、琥珀のような瞳に、白い肌のふっくらとした美少女だ―――見る限りでは丸腰で、この場には余りにも、不釣り合い】

……さあ、皆々様。
―――“救世主”のご登場ですわ…逃げながらでも宜しいので、喝采を。

【暢気に言ってのける……逃げ惑う人々を、向日葵の様な笑顔と共に、見やりながら】
【そして、スカートの端に両手を当て、僅かにたくし上げた、ふざけた体勢で、彼女は……キャプテンと部下の許に、迫る】

まあ……品の無い方々ですの。
でもわたくし、貴方の様な殿方……嫌いじゃ、有りませんわ。

【今度は襲撃者たちに視線を送り、唇に指先を当て、キャプテンにウインク……狂っているのか?】
【数秒経過して、歩み寄るままその動作を辞めると】

―――≪A.D.T. Angel's Double Trigger.≫ それで、貴方は私の事、どう思いますぅ?

【―――呟いた少女の両手の中に、桃色の二挺拳銃が、天空から舞い降りるようにして、ひらり…と出現した】
【敢えて言うなら、空手の様な……奇妙な、“構え”を伴って、海賊達に狙いを定める……意図が、見えないッ!】

/ヘンリエッタ・アーディナスです、宜しくお願いします

494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 19:49:31.59 ID:URxisnwo
>>486

【緑の黒髪、漆塗りの瞳、白磁のような肌】
【所々焼け落ちた黒いワンピースの上に襤褸切れを纏い】
【動物の牙のようなものに紐を通して首にかけている】
【やけに重そうなリュックを背負ったその少女は】

海賊ですかー とりあえず読むだけ読んでみましょう

【独り言を呟きながら、海賊船へ向かって歩いてゆく】

【少女の小さな体は、逃げ惑う人々の波の中でうまく進むことが出来ないが】
【それでも少しずつ、船に、そして暴風を巻き起こす女性に近づいてゆく】

【風によって吹き飛ばされる人を見たところで、リュックから銀のナイフを取り出し】
こんばんはー ただで通してくれそうには、無いですねー

/よろしくお願いしますー
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 19:50:36.36 ID:4WWbJ6AO
>>487

【ドガァァァ】
【船の壁を砕き誰かが侵入してくる】

うぉーーい、船内に侵入したぞーー
目標は何処だ?甲板か?

【肩にかかる長さの金髪に赤い瞳】
【赤褐色のブレザーをボタン全開で着て、同じ色のスラックスを履いた】
【長身で目付きの悪い18歳程の少年】
【インカムで誰かと連絡をしている】
【右手には機械的なグローブを付けている】

まぁいいや、ぶっこわしながら探すかね……

【大きく欠伸をしてから伸びをして】
【ゴキゴキ首を鳴らしながら歩き出す】
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 19:51:26.86 ID:7UdV4u20
>>487
/すみませんミスです
/海賊船・船倉にしてください
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 19:51:49.19 ID:4WWbJ6AO
>>495追記
/黒羽でごわす
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 19:53:13.32 ID:s09yXJQo
【 港――市場=@】

【数分前まではこの場を狂乱の渦に陥れていた海賊達が、燃えている=z
【全身を炎に包まれた海賊達が、何よりも雄弁に語る事は唯一つ】




―――――――――――――――≪炎≫ってさぁ―――――――――――――――――――




            【―――嗚呼、此処に取り憑かれた$l間が居る】



うっとうしい≠謔ネぁ……さっさと消え去りゃいいのに『燻って』、さ。
でもな、セカイ≠消すには一番優れた「ツール」だと俺は思うんよ。
『腐った』物は≪炎≫で消しちまえば無くなる≠だよなぁ……あ゛ー素晴らしい=B



【――――燃え盛るような緋色のライダースーツを、首元まで閉めて着用した青年である】

【其の顔の左半分を覆うようにして入れられた蒼炎≠フタトゥーが一際目に付き、】
【髪は所々の煤≠ノのような黒色を混じらせながらも、純白と言えるであろう短髪だ】


【グッ、と両手を握り締めると――海賊達を狂乱に陥れた≪炎≫が消える】

【死にかけの海賊達は地に倒れ伏し、異邦人≠ヘ消え去った】



さーて、雑魚は片付けたし――――何しよーかなー……ここら一帯、消そうか≠ネー。


燃やして∞消してー∞うっとうしい≪炎≫を消してー∞燃やしてー∞消してー∞うっとうしい≪炎≫を消してー
燃やして∞消してー∞うっとうしい≪炎≫を消してー∞燃やしてー∞消してー∞うっとうしい≪炎≫を消してー
燃やして∞消してー∞うっとうしい≪炎≫を消してー∞燃やしてー∞消してー∞うっとうしい≪炎≫を消してー
燃やして∞消してー∞うっとうしい≪炎≫を消してー∞燃やしてー∞消してー∞うっとうしい≪炎≫を消してー


消して消して消して消して消して消して消して消して――――アハ、うはふふうははああはっ♪


【道の真ん中に立って哂う―――――――――両手に≪炎≫を点した狂人≠残して】

/ダッソー・ミラージュです、ミルさんの方、宜しくお願いします
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 19:53:20.67 ID:TufpHmso
>>489

・・・

ゔおおー・・・
何でこうなるのー・・・拾ったパンなんて食べるんじゃあなかったー・・・
に゙ゃー・・・

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、体調の悪そうな青年が】

・・・ああそうだ、これ持ってたか
【ポケットから薬を出して飲むと、体調が回復したようで】

・・・・・・
【彼女を見つけ、立ち止まった】
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 19:54:44.28 ID:XWhNw9co
>>488

…………思わねぇな。

【燃えるように真っ赤なアホ毛、青空のように透き通った空色の瞳を持つ青年。 】
【白いYシャツに黒色のズボンを着用し、左手首にはオレンジ色の包帯を巻いて】
【左足には、蒼を基調とした金属製の細身のアンクレットを身に着けている。】

さて──ぶっ潰させてもらうぞ、この俺がッ!!

【既に臨戦態勢──左手に蒼穹の魔翌力を集めている】

/開始早々申し訳ない、飯落ちです
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 19:55:28.50 ID:nUUMhAM0
>>492

―――――誰かが決めたから…か

教訓的というか…不思議な、御話ですね
…、何かの童話、とかですか?

【彼女が紡いだ物語に、くまをパクパクさせながら、訪ねる】
【其の神秘的な雰囲気に、惹かれたからか】

…うん、ですよねー☆
…ぶっちゃけ、今直ぐここを出たいんですよ!自分はっ!

【うわぁんと泣き真似をしながら、なんかキレた。袖で涙をごしごしする感じの行動を取る】
【首が無いのに、涙を拭う様な動作をされても、シュールなだけである】

…貴女は、此の森を出る方法、知らないのですか?

【拭うのを止めながら、ぽつり、そんな事を尋ねて】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 19:56:37.30 ID:7UdV4u20
>>495

誰だテメェは・・・どっから入って着やがったんだオイオイ!!

【突然船内の壁が壊れ、内部に入ってくる相手】

【本能が敵だと叫ぶが、少しずつ近寄って行く】
【自分よりも少し大きいようだが、一切気にしない】

テメェ・・・何が目的だ・・・ッ!?

【右手の手甲を外す】
【戦闘準備】
【完了】

503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!蒼_res]:2010/08/11(水) 19:59:54.97 ID:fex3YgDO
>>493
「な、なんだこのガキ!!?どこから!!?」
「き、キャプテン!!!」
うろたえるな!!野郎共!!!
【少女を見付け、慌て出す海賊達】
【しかし、大男の一声で皆背筋を伸ばしてかたまり】

…おうおうおう、可愛い子魚ちゃんじゃあねぇか!?
【ゆっくりと、余裕を見せながら少女へと振り向き】
【荒々しい海の様な蒼い瞳を少女へ向け、ニッと笑う】

ようこそ俺達の船へ!!賑やかでいい所だろう!!
お前がその気ならクルーにさせてやってもいいんだぜ!!?
【両手を広げ、笑いながら語り】

…だがまぁ、ガキがそんなもんを持ってちゃあいけねぇなぁ?
悪い事は言わねぇ、痛い目見ない内にお家に帰りな、嬢ちゃん
【笑いながら、右手でベルトに挿したロングバレルのショットガンを引き抜き、少女に向ける】
【青と金のカラーリングが施されており、銃身には金の鮫模様】

『ア゛ー!ア゛ー!キャプテンに逆らおうってか姉ちゃん!!』
『痛い目じゃ済まねーぜ!ア゛ー!!』
【そんな、甲高いむかつく声を響かせながら】
【飛来してきたオウムが、大男の肩に留まる】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:01:08.92 ID:IzWR2gSO
/護中身ですが猫耳きょぬー少女の人いますか?
/そして続きは可能ですか?
/因みに可能なら>>320です。
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:02:05.29 ID:O85dOBYo
>>499

【同じく――小船の上から、彼を見つけた】
【キングクラーケン討伐で、共闘した彼を――】

こんばんは
――ヴァルトスラット様

【紡がれたのは、なんでもない挨拶】
【柔らかな笑みを湛えたまま】

これより騒ぎに便乗して、物資調達を行おうと考えております
機関員としては、当然のお仕事……

……邪魔、なさいますか?

【右腕を、彼へ向けた】
【風の刃を内包する小型竜巻が三つ】
【人魚の周囲を巡り始める】


/すみません、ご飯行って来ます!
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:02:29.76 ID:vtkQzeko
>>494

【彼女の瞳は貴女を捕らえる、深い深い紫陽花色の瞳――――とても、とても暗くて明るくて、それでいて闇のようで
思わず飲み込まれそうなほどの圧迫感と、それでも見ていたくなるような香りを持った美しい瞳】

【その瞳が細められる、微笑むその姿はまるで一流の絵画のよう
一瞬一瞬が貼り付けられたように絵になる女性だ】


ええ、地獄の門番ですよ――――解りやすく言えばケルベロス、とでも言いましょうか
まあ特に理由はありませんが、悪いことのお手伝いはしないといけないんです


【そういって彼女はがおーっと――――本人にとってはケルベロスの真似なのだろう
両手をぐわっとして肩幅で構え、その顔をくしゃっと微笑んで、子供のように声を出す――――傍から見れば子犬のような仕種】

【女性らしい――――というよりかは少女らしい――――というか、子供臭い仕種
微笑む彼女はまるで、若い若い子供のようで】


申し遅れました、セシニア・イリス・フリードリヒ、カノッサ機関の議員を勤めさせていただいてます
どうぞ、イリスとお呼び下さい


【言葉と同時に、彼女の目の前に現れる、魔方陣――――そして、一瞬の後、そこから噴出す炎の渦
螺旋を描きながら一直線に襲い掛かるソレは、速度、貫通力、共に高そうではある】

【しかしながら軌道は直線的、左右――――もしくは上下に数歩移動すれば楽に回避できるだろう】

【――――が、ノーモーションで現れる魔方陣、そこから噴出す速い炎の渦
一瞬でも彼女に気を許せば、初動が遅れ、回避の難易度が上がるのは言うまでも無い】
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:03:38.21 ID:4WWbJ6AO
>>502

あ?黙ってろゴミカス……三下に用はねェ
つーかここ船の何処だ?
適当に壁をぶちやぶったはいいけどよー

【ため息混じりに頭を掻いて】
【再び大きな欠伸】

何が目的ってそりゃ金だよ金金金金!
ここの親玉を捕まえりゃ大金が入るらしーじゃねーか……

【機械的なグローブを付けた右手をゴキゴキ鳴らす】
【そしてそのまま相手の横を通りすぎようとする】
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:04:08.31 ID:Iw32b.SO
>>500
あらぁ?イケメン♪
食べちゃいたいわぁ(はぁ〜と)
【立ち上がりながらクネクネとした動きで双葉を暑く見つめる】

【もし目と目が見つめ合ったらどうしようもない悪寒がはしるだろう】

ぁぁぁぁぁぁぁあ!!!
【ダンッと相手に向かい《跳び》一気に間合いをつめ、相手の胴体に向かい右足での回し蹴りを放とうとする】

【蹴りの威力はふざけてる姿と口調の割りには強く】

【油断はできないだろう】

【さらにここにある弾薬の数……もし引火したらこの場所はただじゃすまない】
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:04:16.22 ID:oYscfQAo
【水の国】

【海上、海賊船右方】

  【水面に揺れるのは小舟と、戦闘によって海に落ちた大量の木箱】
  【中身が空なのか、木箱は或る程度から上を水面に出し、ぷかぷかと漂っている】
  【地に足を付けて戦う者には、贔屓目にも良いとは言えない戦場】
  【この様な場所でまともに戦えるのは、踏み込みを必要としない魔術師か能力者か】

   キ、キ、カ      ケケカカカククク
   
  カカッ    クカカ   キキキッカカッ

キキカ   ケケッ      クククカッ 

     キキキキクククッ
     
  【夜空を我が物とする、翼を持つ者だけだろう】

【闇夜に響く哄笑狂声、奇妙なエコーが夜霧を揺らす】
【波のさざめきが色を消し、海鳥が歌う事を躊躇い】
【そして、百戦錬磨の海賊達が、それに近づく事を恐れている】

    【海上に、黒い棺が浮かんでいる】

         クッ

    カッカカックカカカカカカカッ

キキキキキキッカカカカカクククックククククククククク

【棺から溢れる血は、きっと海賊達の】
【そして、港街の住人達の血なのだろう】
【善悪彼我所属、その様な事など知らぬとばかり】


     新しい玩具は何処かしら?


【棺の蓋が開かれる】
【四枚の黒翼が、紅紫の小紋が、白銀の鞘が】
【蒼穹の吸血鬼が、紅い星を背にして、暗い暗い空へと飛び立った】


/紫・アルバルリア・ヴラド
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:07:19.91 ID:GHy38W.o
>>498
ああ、苛つく

【空から何かが落ちてくる音がする】

なんでifが見付かんないんだー!!!

【人が叫びながら落ちてきている】
【その人とは―――――】
【145cmの伸長、その低い位置にある頭にはアホ毛がある】
【それで低い伸長を誤魔化しているようでアホ毛を含めると伸長は152cmになる】
【上は大きめのタンクトップを着ていて】
【下はチェック模様のミニスカートをはいている】
【頭から猫耳が、スカートの端から猫尻尾が見えている巨乳の少女だ】

丁度いい………暴れても文句は言われない

【その手には大剣があり落ちながら振り下ろしている】
【上空から落ちているから威力はあるがその文時間もかかっているから避けるのは簡単だろう】
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:07:39.82 ID:tabxqm6o
>>501

………私は今路説夢かっこぴーえぬ、ぴーえぬはぺんねーむの略です
ぺんねーむは、オハナシをする人の名前です
そして、オハナシをする人は“ストーリーテラー”、だから私はストーリーテラー

【言って、静かに瞼を下ろし、瞳が閉ざされると今度は同じ早さでまた開かれる】
【やっぱり可怪しな相手の動作に、首を浅く傾けて】

私は出なくても良い、出たいと思えば出られます
けれど、今は出たいと思わないから、出ない

【要点を得ない……「イエス」と「ノー」のどちらかと言えば前者だろうが】

そう───私の道を、貴方が通れるとは限らないから、貴方の路を開こうか

【思いつき、提案、何と言うべきだろう。ただ相手が「出たい」と言ったことに対してか】
【少女は根についていた手に体重を移動して、ゆっくりと立ち上がる】
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:08:03.63 ID:tMZAkAso
>>485

――――あー、随分とまあそれらしい海賊がいるなあ
やっぱ本で読むのと実際見るのは違うなあ、感動的だわ
【なんとも緊張感の無い声で白髪の少年がテクテクと近づいてくる】

……感動的だけども、やっぱ他人の迷惑だわな
一応オレを形容する言葉の1つとして黙らせなきゃならんのかなコレ
【適当なシャツの上に迷彩柄のチョッキ、そして短パンに黒い安全靴】
【ベルトに下げたナイフホルダーにはナックルガードの付いた大きめのナイフが入っている】

――――と?
【どこか周囲と違う雰囲気の人物に感づいたのか足を止め、その人物に向き直る】

……えと、突然だけどアンタさまともな人間?
【いつもの適当な笑顔、ではなく警戒の篭った無表情で腰のナイフに手を掛けながら尋ねる】
【既にトリガーには指は掛けられた、そんな状態……】

/エルフェスです、遅くなって申し訳ないです
/本日はよろしくお願いします
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:09:18.95 ID:GHy38W.o
>>510
/書き忘れました、ミルです
/よろしくお願いします
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:10:39.85 ID:TufpHmso
>>505

ふぅん・・・あんた機関員だったのか
別にそんなのはどうでも良い・・・が

物資調達はもう少し穏便に、な?
そんなに敵意もたれちゃ困るぜェ
まあ、暇だし・・・ちょっと邪魔してみようかな? けけけッ
【そう言い、下品に笑い――】
【彼は、まるで嘴のような形状の口を持ち、体系は人間に近く、爪は人間よりやや鋭く、尻尾があり】
【鱗は緑青色で、短めで同じ緑青色の羽毛が生えており、皮は海色で、同じく短めで同じ海色の羽毛が生えており】
【目の虹彩や爪、口内は朱色で、後頭部には羽毛が集まってできた6つの角が逆三角形状に滑らかに並んでいる龍になる】

っと・・・足場が不安定だな
改良したタオルのテストには最適・・・だが、どうしようかなァ〜

/了解です
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:11:13.60 ID:7UdV4u20
>>507

・・・?

【周囲を見渡す、自分以外にに言われた可能性は、無い】
【自分を無視して走り出している相手】

(さん・・・した・・・)
【なめられている、確実に】


―――誰が三下だコノヤロウッッッ!!!!

【自分の右腕を空に向ける】
【―――空など今は無いのだが】

『焔』ぁぁあ!!テメェをぶっ[ピーーー]!!!!

【―――逆鱗が右手を包んでいく、白い光とともに】

【次の瞬間、右腕は逆鱗に包まれて、紅く染まっていた】

うおらあぁあああああ!!!

【そのまま振りかぶり、通り過ぎている相手の背中に殴りかかる】

【距離も近く、相手は後ろに向いている】


516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:12:25.83 ID:URxisnwo
>>506
(綺麗な、人ですね まるで作られたような…)
【イリスの容姿に一瞬気を奪われるも次の一言が、少女の心を捉えた】

(カノッサ機関!?しかも議員っ こんなところで会えるとは……)
【船の探索とは別に目的が生まれ、少女に戦う理由が生まれた】

【pistis=sophia―触れたものから情報を読み取る能力】
【その能力で常に空気から情報を読む彼女に死角は無い】
【熱の発生を正確に捉え、最低限の動きでその炎をかわす】
【ただ、ゆるやかに、優雅に、左に三歩 そしてその場にリュックを降ろした】

では私も名乗らせていただきます
サナ サナ・ローウィンです 偽名ですけどね
これからあなたと、全力で戦わせていただきます よろしくお願いします

(毒牙さんへの恩返し、機関の情報を持ち帰りますっ)
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:13:08.70 ID:CFUkZHw0
>>509


【深海を思わせる暗い青をしたズボン、今にも夜に溶けそうな黒いロングコートを着た、明るい群青色の髪】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた男が小舟に乗りながらその海域へと進んでくる】

・・・この霧は・・・櫻が夜行か・・・
【進む、小舟だから速度は出ない、ゆっくりとだ】

悪い所が戦場になったな・・・魔術で飛べないことも無いが足がついたほうがやりやすい
【そして木箱やら小舟が多い場所にようやく辿り着き】
【だらりと小舟の上で立ち上がり】

当然かもしれないが血の匂いが濃いな・・・
【そしてその空を見上げる。戦意を持って】

飛べる相手が相手か。俺より空中慣れしてそうだな

/ライク
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:13:55.84 ID:OtsGtdg0
>>503

…クルー、ですか。悪くないですわね。
だけども生憎―――私、自分より優れた殿方以外には、自らを捧げたく無いのですぅ。

【キャプテンに、琥珀色の視線をにょん、と飛ばす……意外と、彼は魅力的だ】
【―――試す価値は、有りますわ……脳を駆ける声に従い、彼に対して首を小さく傾げ、可愛らしく微笑むと】

―――だから、先ず二人きりになって、お話しませんの?
お見合いに、見物は不要ですから。≪A.D.T. Standard≫。

【にこやかな貌を崩さぬままに、言い放った、抜き放った―――桃色の、凶器】
【腕をクロスさせて、ぽひゅん、ぽひゅん。何が起きたのか判り難い、間抜けた二つの銃声が、海風と潮騒の中でエコーする】
【その次、ほぼ間髪をおかずに、腕を綺麗な胸を挟む形で少し開いて、左右にぽひゅん、ぽひゅん。変わり映えのしない唸り声が、更に二つ】

【―――こうして、部下達の胸を狙って放たれたのは、4発の魔翌力の銃弾…サイズは本物と同程度だが、速度は幾分か劣る】
【部下たちが熟練していて、尚且つ此方の動きに注意を払っていれば、回避は可能だが、一般人に対しては十二分に“致命”かもしれない】

(焼き鳥……大得意ですわ、特にあんな五月蠅いのなら)

【そして、不快感からか、僅かに瞼をじり、と絞って、オウムを睨んだ】
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:17:29.63 ID:oYscfQAo
>>517
今夜の玩具は………あら?

……何処かで見た様な顔の玩具が転がってるわね

【空中にて、刀一振りを構えて滞空】
【紫の刀身の、禍々しい妖気を纏った刀】
【ともすれば持ち主よりも妖気の密度は上、正しく名刀で妖刀だ】

【それを大上段に振りかざすと】

それじゃ……テストでもしようかしら
遊ぶのにあんまり脆い玩具じゃつまらないもの

【海面ギリギリまで降下、小舟の一つを切断】
【小舟の船体の破片を、相手の方へと蹴り飛ばす】
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:17:32.93 ID:Cha9O1co
>>512

ん、失礼だな君
俺は一応まともな人間だよ、種族的な意味でなら
あぁいや、だが――――

【海風に髪を靡かせて、月光に刀身を輝かせ】
【くるりと少年に向き直って左手でサングラスをくいと上げ】

―――カノッサ機関の新米議員って立場でなら、まともじゃないね

【薄い笑みを浮かべながら左手を下ろし、腰に当て】
【サングラスの下、その視線を少年の手元に向け警戒しつつ】
【不意に突飛な内容の言葉を告げる】

/いえいえ、しかし始まったばかりで申し訳ないのですがやはり飯です
/出来る限り早く戻るようにしますので…すいません
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 20:17:37.90 ID:s09yXJQo
>>510

あ゛〜〜〜――――≪炎≫はウザい=B

何がウザい≠チてアレだ―――まず、『チロチロ』する。

俺は餓鬼の頃からアレが嫌い≠ナなぁ……死ねばいいのに。
『死んで欲しい』のに消える℃魔オか出来ないんだよ――ありゃ欠陥品だ。

【ブツブツと男が呟く¢エの言葉は――何の脈絡も無い物だ】
【周囲の人々は『感じる』……コイツは狂ってる≠ニ】



―――――――――――なーあ、≪炎≫は好きか?俺は嫌いだ。



【大声によって、何かが来る≠ニは既に感知していたのであろう】
【大剣が振り下ろされる直前、『バックステップ』によって擦れ擦れで回避】

【其のままトン、トン、と跳び続けて五メートルほどの距離を取るだろう】
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:18:12.67 ID:4WWbJ6AO
>>515

だからさァ……

【やれやれと首を振る】
【突然少年の後ろに黒いバスケットボール程の球体が現れる】
【それはグニャリと形を変えて相手の拳をスライムのように受け止める】
【さらにそのまま相手の腕にまとわりつこうとする】

そーゆーンが三下だって言ってンだよ…

【そのまま左肩から振り返る】
【左手には灰色の小型銃】
【それを相手の眉間に向けて引き金を引く】
【撃ち出されるのは拳サイズの電撃弾】
【当たればスタンガンのように電流が身体を走る】
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:19:39.30 ID:nUUMhAM0
>>511

今路さん…ストーリテラー…
…つまり、今路さんが作った話、という事でしょうか?

【彼女が小説家…ストーリーテラーという事は、先程語っていた話も、彼女が作ったものなのだろうか、と考えて】
【うさぎの首を傾げさせながら、尋ねた】

…自分は、案乃定纜(あんのじょうともづな)
一応職業を言うなら、学生で、美化委員長でした

【相手が名乗ったので、自分も一応名乗り返し】
【どうやら、学生―――そして、其の学校の、美化委員長だった様で】

―――――…って…、案内してくれないんですか…っ!?

【「そんな…!」と、涙声で呟き、今にもへたり込みそうになる^p^】
【しかし―――】

…自分の、路…?

【其の言葉に、「きょとん」という表現が正しい感じの、そんな声を出して】

…つまり、自分が街までの道を見つける、という事ですか?

【ぽつり、呟く様に尋ねる】
【立ち上がった彼女に、一歩、歩み寄って】
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:22:27.13 ID:vtkQzeko
>>516

【思わず――――わぁ、と声が漏れる、その優雅な動きに、漏れた、賞賛の言葉
その綺麗な綺麗な瞳を淡く淡く輝かせ、彼女は貴女の虜となる】

【そして、軽くぶんぶん、と首を振って――――】


――――では、少しずつ頑張らせていただきますね


【ぱん、と黒いレースの手袋に包まれた両手を合わせ、口元に持ってきて
微笑む彼女、その数秒後、彼女の左上に出現する――――魔方陣、そして放たれる一本の光の矢
光熱によりレーザーのような貫通力を持ったそれは、人の身体ならば易々と穿ち、熱によるダメージを与えるだろう】

【その瞬間pistis=sophia≠ナ情報を読んでいたならば、矢が放たれたコンマ数秒、新たに出現する熱≠ノ気づくだろう
それは右斜め後ろから放たれる、光の矢、後方には当然、魔方陣が存在する】

【息着く暇は無い、次は右斜め横、次は左下、まるで漣のように攻め立てる彼女
その微笑みは美しくて美しくて――――まるで確かに――――作り物のようで】

【気づくだろうか、最低限の動きで回避し続けていれば、完璧に回避していれば
貴女の動きはまるでダンスのステップ、メトロノームが泣き叫ぶハイテンポのダンスを踊らされているようになるだろう】

【彼女はそれを狙っているのだろうか――――いずれにせよ、真意は見えない】

【そして、踊り続けていれば、一瞬だけ、矢が止まる、瞬間が生まれる
攻め立てるならば、そこだろうか】
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:23:31.42 ID:XWhNw9co
>>508

(弾薬……炎は危険か、ちょっとキツい。)

意味が分からないけど、答えはNOだな。

【清純ですから!】
【悪寒など気にせず、ジッと相手を見据え】
【バックステップで、"ギリギリ"回し蹴りを回避し】

────《 ストレート 》

【左手から、槍状の氷が相手の腹部目掛けて放たれる】
【見た目通り貫通力に優れているが、軌道は単純である】

/ただいま戻りました
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!蒼_res]:2010/08/11(水) 20:24:33.32 ID:fex3YgDO
>>518
「ぐほぉ!」「がはぁ!」「ぎひぃ!」「ぬふぅ!」「何で俺も!?」
【一瞬、本当に一瞬】
【その一瞬の内に、周りに集まっていた五人(!?)の海賊達が倒れる】

「なっ…!!こ、このガキ!!」
「キャプテン!!」
うろたえるなと言っただろうが!!!
【倒れた仲間に駆け寄る者、少女に向かって武器を抜く者】
【様々な反応をする海賊達だが、またも大男の一喝によって固まり】

…負傷した奴らを中へ運べ!!他は巻き添えにならないように離れていろ!!!
手出しは無用だ!!解ったらさっさとしろ!!
『ア゛ー!キャプテンの命令だ!!早くしろヤロー共!!』
「「「「イエッサー!!」」」」
【流石はキャプテンと言うべきか、的確な指示を出して、それに素早く従う海賊達】

おうおうおう!!嬢ちゃん!!いきなり撃つたぁちょいとオイタが過ぎるんじゃあねえのかい!!?
俺達は海賊!!解ってるよなぁ!!
【ズン!と船が軽く揺れる程強く、右足を踏み出して】

…やられた借りは…必ず返すぜ!!?
【右手にもったショットガンを少女目掛けて発砲】
【そこから放たれるのは、銃口よりも巨大な、水の塊】
【水だからと言って舐めてはいけない、その巨大さ、速さから当たればかなりの衝撃が少女を襲うだろう】

『ア゛ー!ア゛ー!やっちまえキャプテン!!』
【肩に留まるオウムが、翼をバタバタと羽ばたかせながら叫んだ】
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:25:36.85 ID:7UdV4u20
>>522

・・・―――ッッ!!

【突如、目の前に出された銃】
【危険を感じて腕を曲げる】

そんな弾丸・・・当たるかよ!

【背中から炎が噴出する、曲がった腕は地面を向いており】
【急に左に加速し、銃弾を避ける】

【加速し、地面を駆ける】
【速度に耐え切れず、スライムは剥がれ落ちた】

押し潰す・・・その余裕顔をなぁ!!!

【自分が加速するだけにちょうどいい距離まではなれ】
【相手と向かい合う】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:26:11.00 ID:tMZAkAso
>>520

刀とか当たり前のようにぶら下げているヤツに失礼とか言われたく……
いや、人の事言えないかナイフとかも似たようなもんだし
【いかんね、と呟きながら刃渡り20cm程度のナイフを右手で引き抜き】

うあー……マジでか、運が悪いなあいやむしろ逆かな
オレさ一応対機関云々に何の因果か入っちゃっててさ、ま敵対だわな要するに
【しかし適当にナイフを構えたままで特に体勢を整える事も無く】

えーと、直に言うけどここから立ち去って欲しいんだぜ
ホラそうすりゃアンタもオレも戦わなくて済んで大団円じゃんか
【酷く甘い事を提案し】
【しかし和平の使者ならば、その手に武器は持つべきではない】

【その手にある銀は戦闘に入る前提の物である】
【ゆえに既にそれらの言葉は破綻している】

/了解ですー
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:27:37.17 ID:CFUkZHw0
>>519
ん?・・・
【見覚えがあると言われ訝しげな顔で記憶を呼び覚まそうと頭を動かす】
【すぐに出てこないのは何でやら】

あぁ・・・金の国に居た奴か?あの時は俺はお前の相手はしてないが・・・

ッ!人を玩具とは言ってくれる・・・!
そういうお前は何様だってな!
【近くにある別の小舟に飛び移り、回避】
【相手から見て右の方向へと行くと同時に少しではあるが敵に近づいた】

【そして近くに浮かんでいる木箱を敵の胴体目掛けて蹴り飛ばす】
【速度自体はあるが木箱を壊さないくらいに手加減はしてあるので威力はさほどでもない、バランスは崩れるかもしれないが】
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 20:31:43.37 ID:T2E6woAO
>>490
【時同じくして、港市場にて】
【倒れ伏す人間たちの中、悠々と歩く姿が在った】

……はぁぁあ、やっぱり新鮮な魚は旨いわぁ〜!
何か煩いみたいじゃけんど、食糧確保出来たけぇまあこれはこれで良し!

【白藍基調の浴衣を着た、千草色のツーブロック・ボブヘアの女】
【両腕に籠手、顔に口元の開いた真蛇の面を装着しており】
【そのどちらもが白藍色の金属質な鱗で出来ていて】
【ヒトに在らざる威圧感を放ちつつ、冷凍魚をバリボリと至極旨そに食っていた】
【ふと木箱の上の存在に気付き――】

あら、生き残りかいねーぇ?
其処の兄ちゃん、暇しとるなら儂と遊ばん?

【そう声を掛け、ニコッと人のよさそな笑みを浮かべる】

/お待たせしました!こちらこそよろしくお願いします!
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:31:59.10 ID:PLgU2oMo
>>523
/すみません少々遅れます
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:32:21.12 ID:O85dOBYo
>>514

【小船は完全に停止】
【波に揉まれて、上下に動いている】

……これから戦うアナタ様へ
敵意を向けずに居られましょうか

【笑みは、いつの間にか真剣そうな――】
【――どこか必死そうな表情に変わっていて】

機関員は、斯く在るべき――
――今夜沈まれても、手は貸しません、よっと

【右腕を、宙で薙いだ】
【1,2,3とタイミングをずらして放たれる三つの小型竜巻】
【一つ目は、彼の足場を砕こうとし】
【残りは彼に向かって飛んでいく】

/お待たせしましたっ!
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:32:23.70 ID:4WWbJ6AO
>>527

余裕だァ?馬鹿言ってるんじゃねーよ…
こちとら大金前にして絡まれてイライラしっぱなしなんだよ…

【額に青筋を浮かばせて相手を睨み付け】
【クルクルと小型銃を回転させてからブレザーのガンホルダーに仕舞う】

まぁいいや……さっさとお別れにしよう

【右手に先ほどと同じ黒いバスケットボール程の球体が現れ】
【相手の鳩尾目掛けてジャイロ回転をしながら放たれる】
【硬度は鋼鉄のようで、さながら鉄球か】
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:32:41.82 ID:nUUMhAM0
>>531
/了解しました!
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:33:04.37 ID:tabxqm6o
>>523

………

【相手の話を聞いているのかいないのか、視線は斜め下の地面へ】
【ベストのポケットに手を入れて、何かを取り出そうとしているようで】

貴方は飛べる?

【取り出した物、携帯電話だろうか。視線を戻し、一つ疑問符を相手に送ってから】
【そのボタンを押して、耳の横へと持って行く】

「地図」

【数秒間待った後、相手に繋がったのか】
【しかし一言発したその直ぐ後には再び端末をポケットへとしまってしまう】

【何事もなかったかのように、接近した相手の目を…否、目があるべき付近へと顔を向けて】
【ただ無言】
【相手の返答を待っているのか、相手に「待て」と返答しているのか】


/LANが抜けてただけでした
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:33:18.93 ID:oYscfQAo
>>529
あなたと口喧嘩してても仕方ないのよ
今必要なのは……私が楽しいかどうかだけ
だから、此処から口を閉じていくわ

………どの程度、あがいてくれるのかしら

【残った船の破片を左手で掴み上げ、蹴り飛ばされた木箱へ叩きつける】
【木と木の衝突、手に持った破片は砕け散るが、木箱を防ぐ事には成功し】

【翼を羽ばたかせたまま、その場に留まり】

(………ここ、設置が使えないのよね)
(と、すると………普通に戦うのは無理かしら)

【左手の指を、刀で薄く切った】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:33:57.18 ID:GHy38W.o
>>521
さあ?
あんなのゴミ以下にしか思って無いから

【答えた、狂った者の質問に答えるのは―――――】

じゃあ遠慮なく殺っちゃうよ
どうせこの場には死んでも良い奴しかいないんだから

【―――――そう、狂った者だ】

【難無く地面に着地した】
【その後手に持った大剣を男に投げつけた】
【その大剣は当たろうが避けようが防ごうがその直後に消え去る】
【直後何も無かったはずの手にふたたび大剣が出現した】
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:35:44.25 ID:URxisnwo
>>524

【イリスの思惑通りなのだろうか、サナはその動きを避け続け狂ったように踊り続ける】
【襤褸切れがまるでフリルのように舞い、光の矢はダンスを彩る】
(かなりの熱量で、この連射性能 さすがに機関の議員は伊達じゃないってことでしょうか)

はぁ…はぁ…っ!
【見た目どおりの弱い体に鞭打って、矢が止まる瞬間を捉えて反撃に移る】
(明らかに誘ってますね でも、今しか無いです)

【右手に持ったナイフの刃に、紅い六芒星が浮かぶ】
【それは物質の力を強化する魔法】
【元々ナイフに貯蔵しておいた魔翌力でもってそれを行い】
【ナイフを思い切り、イリスの首筋を狙って投げる】

想起っ
【他者の情報を忘れることで、その技能を一時的に得る技】
【ナイフの投擲と同時に、サナは獣のように四本足で立ち、イリスに向かって駆ける】
【投げたナイフと遜色ないスピードでもって、空気を裂きながら】

539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:36:46.21 ID:IzWR2gSO
/護中身ですが猫耳きょぬー少女の人いますか?
/そして続きは可能ですか?
/因みに可能なら>>320にレスお願いします。

540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:37:49.48 ID:4WWbJ6AO
/黒羽中身、飯食べてきやす
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 20:38:47.70 ID:QDVtkqk0
>>530

おやおやおやぁ、まぁた客かぃね。
【声をかけられ、そのにやにや顔を向ける】
【よく見れば彼の姿は――血塗れ】
【鱗の藍色と、鮮やかな赤い色彩の対比が美しい】

しかもなかなかの強者と見た・・・厄介かねぇ。
【座りなおし、体もそちらに向ける】
遊びってのは、何をするつもりかねぇ?
【にやにや、にやにや】
【奇妙な笑いを浮かべながら、問いかける】
【りんごを喰い終わり、芯を放り捨てる】
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:39:52.64 ID:CFUkZHw0
>>536
【困ったような笑いで】
どのくらい足掻くかって?冷や汗でテメェをだらだらにしてやるくらいには最低限足掻かせて貰おう!!
【そう言ってる本人がもう一筋の冷や汗を流しているが】


【木箱や小舟を足場にしながら飛び移り近づこうとする】
【その途中一本のナイフを投げる、敵の腹部を目指して】
【ナイフ自体は刃渡りがそんなに大きくも無い、深い傷を負わせるのは無理だろうが】
【そのナイフに纏われてるのは雷撃の魔術、故に当たれば体が痺れる事だろう】
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 20:41:20.96 ID:eiYRv1so
【森の中】

……ん。すぅ……――

【森の中の拓けた場所。その端にある大きな切り株の上に座る人影があった】
【櫻を象った華美な着物を身に纏う、腰まで届く流れるような艶やかな黒髪をした】
【身長150cm程の童顔気味な面立ちをした東洋風の女性である】

――……お饅頭……うまうま……

【幼げな声色で寝言を漏らしつつもにへらっと、少し締まりの無い寝顔】
【闇の中では見えづらいが、女性の周囲には様々な形状をした紙のようなものが散らばっていた】
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:41:20.53 ID:nUUMhAM0
>>535

……飛べる、って……

【其の問い掛けに、オロオロといった感じの声音で呟いて】
【其れから―――しょんぼりした雰囲気を漂わせながら】

……いえ、自分は飛べませんね

うさ次郎は、放り投げれば飛びますが

【※うさ次郎=うさぎの縫いぐるみ】


【そんな冗談を言いつつ、自分へと向いている彼女へと】

――――所で、どなたに掛けていたのですか?

【先程、誰と通話していたのか、気になったらしく】
【「地図」という、何と無く希望的な言葉も聞こえて来た為か】

【ぬいぐるみを両腰に当てながら、尋ねた】

/お、おかえり!
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:41:38.03 ID:Cha9O1co
>>528

自己防衛の為さ、こんな世の中だからね
君みたいなのと出会って丸腰じゃ少々心許ないし、さ

対機関連合か・・・君、名前は?
礼儀として先に名乗っておくと俺はシェン、シェン・ロンドだ
さっきも言ったが君達が狙う機関の議員さ

【状況も状況だが、戦闘狂の類ではないようで】
【あくまで今は平和的に会話を続け】

いいよ、立ち去っても
だが手ぶらで帰るんじゃ少しばかり寂しいだろう?

・・・・で、いくらか情報を渡してくれるなら“取引”するが・・・・・・・?

【ただし、やはりこれも本気ではないのだろう】
【薄い笑みは消えず、刀は納めず、視線はナイフへ】
【仕掛けこそしないもののいつでも戦闘には入れる体勢である】

/遅くなりました、ただいまです
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:42:17.03 ID:Iw32b.SO
>>525
あはっん♪
【槍にあたり奇妙な悲鳴をあげながら吹き飛ぶ】
【だが血が出た気配もなければ貫かれてはいない……衝撃により吹き飛んだ感じだ】
【だがダメージは与えただろう】

ふふふ…貴方♪この黒い色♪肌の色とおもったぁ?
違うわぁん♪コレはぁ…
【自分の頭を右腕で叩きガキィンと金属音がなり】

鋼鉄よぉん♪
【そう言うと立ち上がり、軽やかなステップで双葉の腹に向かい、右手を手刀の形にしてつきを放とうとする】

【それはまるでナイフみたいな威力だろう】

【そう……このオカマ…身体を鋼鉄化させる能力だ】

/おかえりー
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 20:43:05.45 ID:OtsGtdg0
>>526

野性味、統率力、そして動きの“圧力”。
……うふ、やっぱり、“この世界”で今日、この日までに出会った殿方の中で、一番魅力的ですわぁ。
―――海賊なのも、判っていますとも。…只、皆様が貴方と“不釣り合い”でしたから、片付けた迄ですの。

【両手の構えは、先程射撃を終えた後の形を保っている―――櫻の国の武術で言う“残心”にでも擬せられるか】
【首だけが、クレーンの如く動き……煌めく瞳は、キャプテンの視線を、欲している】

……では、早速“お見合い”を始めましょ? 
私一人で、悲しき5人の皆々様より、遥かに輝ける……そんなコトは、判って居りますけど。

――キャプテン、貴方が、私より“輝ける”か…其れを、確めさせて頂きますの。
もし、私が見込んだ通りの殿方ならば、私の全てを貴方に捧げますわ。但し……

【滔々と紡がれた言葉は、死神の髑髏を掲げた、ショットガンに視線が移るとともに、止まる……恐れているのか―――否】
【少女のぷくり、と整った唇の端が、三日月のように歪んで、悩ましげな息が吐かれた】

――――そうで無ければ、貴方“なんて”要りませんの。私が貴方の総てを、“奪い”ますぅ。
≪A.D.T. Cyclone Comet. --Right≫

【艶やかな笑みに彩られた邪悪な宣言に続いて、機械的な詠唱が繰り出された、刹那】
【―――少女の右手の銃から、凄まじい風圧のカタマリが、水の弾に向けて発射され、少女の体を後ろに押しつつ】
【爆ぜる水流の勢いを弱めることで、ひらり、と少女は攻撃を回避する】

……手は、二本ありますの。常識ですよねっ?

【そして、軽々と着地し、左手の銃口を、手首を曲げるだけでキャプテンの肩に向けた―――いや、厳密にはオウムにか】
【撃たれるは、先ほどと同質の、属性を持たない魔力弾……取り敢えずは、どちらに当たっても良いと考えたか、狙いは多少適当である】

548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:43:18.32 ID:GHy38W.o
>>539
/ごめんなさい、現在イベ中なので終わってからでもよろしいでしょうか
/もしかしたら明日になるかもしれないので嫌だったら切って貰ってもと言う感じなのですが
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:43:36.76 ID:oYscfQAo
>>542
【近づく相手を打ち落とすにも、此処は海上】
【自分から突っ込むのは、種族的に少々難しい】
【よって、取るのは待ちの構え】

【或る程度の距離が近づいて、相手が攻撃のモーションに移った時】
【左手の指先から流れる血が針状に形成、相手の右手親指を狙って放たれる】

【一方、投擲されたナイフは、右手の刀で払い落そうとして】
【当然ながら刀身は金属。触れた瞬間に流れた電流に】

…………っ!

(魔術師………?)

【滞空したその体勢のまま、暫し硬直する】
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:44:33.03 ID:TufpHmso
>>532

安心しなッ
・・・今日は沈まん、多分
【こちらはこちらで、ニタニタと笑っている】

おッ・・・と
【彼が元居た足場が砕かれる前に、近くの船へ跳び】
【同時に竜巻の回避を試みるが】
【その内の1つが、彼の右腕を裂いた】
【そして、足場が揺れるのでバランスをとろうとしながら】

揺れるな・・・だが、此処は海だ
利用方法は幾らでもあるさッ!
【海水の鎧を全身に纏い、魔翌力を溜め始める】
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:46:31.60 ID:7UdV4u20
>>533

おーおーキレちまったのかぁ!? 

【こちらに鉄球のようなものが飛んでくる】

【飛んでくる同時に自分の背中から炎を噴出、加速していく】

―――そんなもんが当たるかよ、バーカ!

【自分の加速している体を捻り―――鉄球をかすらせる】
【激突はしなかったものの、右手の逆鱗が幾許か剥がれ落ち、消えた】

・・・―――ッ!

【剥がれ落ちた逆鱗と、苦痛に歪む顔から痛みがあるのであろうか】
【しかし速度は一向に下がらず―――】

【さらに加速していき、打ち出した相手に殴りかかろうとする】

砕けろォォォ!!!!!

【風の鳴る音と共に駆け抜けて行く】】

【十分に加速するべき距離をとっており、突然止まることはなさそうだ】
【直線に突貫、左右に避ければ回避は可能である】



552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:46:55.27 ID:tMZAkAso
>>545

こんな世の中に誰がしてるんだかな
【皮肉げに鼻で笑い】

エルフェス、覚えなくていいぞどうせ得もしないからな
狙われるような事をするからいけないんだろ、それが嫌なら機関なんかやめちまえってんだ
【持っている武器の割に少年もそこまで戦闘好きでは無いようで】

…………?取引か、悪いな決裂だわそりゃ
だってオレ情報全く持ってねえもん――――
【拗ねるような口調、と次の瞬間には】

だからぶん殴って適当にお休みしてもらうわ
【重心を少し下げ銀の殺人具を構え眼前の機関員に対峙する事を選んだようだ】

/おかえりなさいませー
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:47:54.49 ID:IzWR2gSO
>>548

/構わないですよ
/では終わり次第、もしくは明日という事で
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:50:28.66 ID:s09yXJQo
>>537

ゴミ以下=c…いいなぁ、気に入った。
≪炎≫なんて物はお前の言う通り、ゴミ以下≠セよ。

例えるなら―――――――『腐った野鼠の死体』

例えるなら―――――――『其処で燃えてた海賊』


例えるなら―――――――うふ、うふふふふふふふふうふうふふふふうふふふふ。


【燃えるような′健ェが感じられる『舌』を大きく出して、青年は笑う】
【何が楽しいのかは彼にしか分からない、彼にも分からないのかも知れない】



――――――――――――お前は≪炎≫よりもゴミかぁ?



【飛来する大剣にギョロリと双眸を剥くと、右手に炎を点し=z
【其れを大きく振り被って―――――叩き付ける=z

【何らかの『身体強化』であろうか、大剣は拮抗する形で消え去って=z


痛い、痛い、痛いなぁ……俺の専門は消す方≠ネんだけどなァァァぁああああああああああああぁぁぁあああ!!!!!!!


【衝撃≠ヘ確かに『伝わっている』――彼女が其れを認識した刹那、狂った°ゥびが放たれるだろう】

【叫びと共に左手≠ヨ≪赤い炎≫を点すと、ボウリングのように振り被り】


                    燃えてキエロ


【振り切ったならば左手≠ゥら、炎の玉≠ェ転がされるだろう】
【重量はほぼ皆無、速さは其れほど速くない――触れれば燃える炎の塊≠ェ目指すのは、彼女の足元】

【サッカーボール大の其れは、地面に『炎の尾』を残しつつ迫る―――――!】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:50:46.79 ID:GHy38W.o
>>553
/了解しました
/本当に申し訳ありません
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:51:33.04 ID:fex3YgDO
>>547
【水弾はマストに当たり、弾け、甲板に大きな水溜まりを作る】

おうおう嬢ちゃん!!俺達ゃ長くて難しい話は苦手でねぇ!!できりゃあ簡単に話してくれると嬉しいんだがなぁ!!
要はこう言う事だろう!!?
【左腕を振るい、ガキン!と魔翌力弾をアンカーで弾き】
【ショットガンを再び少女に向ける】

嬢ちゃんが俺に奪われるか!!俺が嬢ちゃんに奪われるか!!
面子と魂を賭けた勝負ってなぁ!!!
【ドン!ドン!まるで大砲の様な轟音が鳴り響き】
【二つの水弾を、少女の足元と胴体を狙って撃つ】
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 20:51:51.84 ID:CFUkZHw0
>>549

【敵の飛び道具、それがあちこち飛び回っているせいか狙いは外れたものの】
【自身の左脇腹に突き刺さる。】

【相手が攻撃の狙いの半分に当たった事をチャンスと感じ】
【そのまま一気に敵に組み付こうとしたが敵に遠距離攻撃手段があると解って】

【今作った隙では間合いに突入するのに足りないと判断し、一時小舟で立ち止まる】

【そこに至ってその腰にある剣を、白銀色の剣を右の義手で鞘から解き放つ】
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:52:53.37 ID:tabxqm6o
>>544

そう、私は、投げられなくても飛べるから、飛んで帰るの

【「ついて来られないでしょう?」と、言外に言っているのか】
【“うさ次郎”から、空へと……それが投げられたら描くだろう軌跡を目で追うかのように】
【しかし、上空のある点で少女の視線は固定される】

……らーすたちゅか、キミが来た?

【その方向に、見えるだろうか、黒い燕のような物体が在る】
【それは次第に高度を落としながら、少女の方向へと向かって】

誰だろう、名前は忘れたかもしれない

【数秒後には少女の肩へと止まる】
【燕のようだったソレは、近くで見れば、少なくともただの燕では無いことが分かるだろう】
【全身が纏う金属光沢、細部に見られる精巧なジョイント、様々な物が】
【ソレが“機械”であることを告げる……勿論、「見られるならば」】
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:53:22.85 ID:djg/HVoo
>>543
おっと気まぐれに森に涼みに来たと思ったら先客発見

【腰近くまである赤茶色の髪に琥珀色の瞳をしたスタイルのいい少女が歩いてくる】
【割と胸が強調された真紅のミニスカートドレスを着ていて、脚はガーター付きの黒いニーソックスで覆われている】
【左腰には2本の刀が差されているが、刀自体は特に何の変哲もなく見受けられる】

(そういえば前にもこんな所で人に会ったわね…まぁいいわ)

おーい、こんな所で寝ると危ないわよー?

【とりあえず少し離れたところから声を掛けて起こそうとしてみる】


560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:54:35.51 ID:Cha9O1co
>>552

さあ?少なくとも俺は暴力な手で動くのは嫌いでね
エルフェス、君や対機関、Justiceの連中が下手に動くから何時までも世は荒れるのさ
抵抗がなきゃ騒動もない、まあそれなりに良い世界になると思うが

・・・まあ俺は世界なんてどうでもいいんだ
ある目的の為に機関は役立ってくれる、だから辞めない

【ジリ、と数cmほど右足を動かし】

君達のお仲間、全員の名前を言ってくれれば良いだけだが・・・

君の言うように交渉決裂かな、これは

【言葉が切れると同時に右足に力を込めて地面を蹴り】
【一気に左足を前方に出し、少年との距離を一気に詰めようとする】
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 20:55:09.61 ID:T2E6woAO
>>541
ンー、そうじゃねー……
例えば海の悪魔の龍蛇退治とか……どォよ?

【悩む素振りを見せてから、そんな提案を一つ】
【面の奥で鈍く光る瞳がそちらを見詰め、】

まぁソレ以外に思い付かんだけなんじゃけどねー
儂の乏しい想像力が憎いわぁ、そういうワケなんで楽しもっか!


『総体神化:Ηρα』


【高らかにそう唱えれば、女の身体がバキバキという異音を響かせながら変形していく】
【やがて現れる、異形の姿――】

……儂は海神(わたつみ)のウルミ!
兄ちゃんの名前は何て言うん?

【流線的な細長い身体は白藍色の金属質な鱗に覆われ、靡く鬣は千草色、江戸紫の瞳が鋭く光る】
【――その姿は正に巨大な龍蛇、口許で覗く牙は非常に鋭利だ】
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:55:18.10 ID:XWhNw9co
>>546

………………ッ!?

(生半可な一撃じゃ無理ってことかよ……。)

【蒼穹の魔翌力を左手に集めつつ、頭を働かせ】

(かといって、一撃にかけるにも────)

【右に跳ぶが避けきれず、脇腹に浅く掠った】
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:56:15.42 ID:vtkQzeko
>>538

【月下に踊る一人の少女、刻まれるリズムと止め処なく流れる漣の音と、逃げる人々との喧騒が奏でるオーケストラ
さながら唯一無二のダンステリア、ライトアップされるその世界は彼女が思わず――――微笑が固まるほど】


期待以上ですね、素晴らしいです――――とーっても

【彼女の言葉をかき消す疾=\―――とナイフが風を裂く音が、宴の終わりを告げるように、響いた】

        【同時に駆け出す疾風#゙女の猶予は僅か数秒――――にも満たない】

【身体を叩く風、引き裂かれた風があげる断末魔、サナの後に巻き上がる粉塵はさながら砂糖菓子のように、さらり、と溶けて
ゆらり、と揺らぐ陽炎の如く、蜃気楼の如く、歪む歪む目の前の少女=\―――直ぐに貴女は見えなくなって】

 【首へと沈み込む刃&卵Dがはじけたように軽い音が鳴って、噴出す紅¢N血のシャワーが降り注ぐ、彼女に駆けた貴女は
 血液に犯されながら、彼女へと着くだろう、そこからは貴女の自由、裂いて∞砕いて∞破いて♂し尽くせばいい、犯し尽くせばいい
 だって彼女は無抵抗、何もせぬ、空蝉のよう】

【触れても、聞いても、視ても、香っても、味わっても、それは間違いなく彼女$謐盾ワで微笑んで
――――嗚呼、微笑が顔に張り付いている
どこか抜けている言葉を騙っていたセシニア・イリス・フリードリヒ≠サのもの
――――けれども、何か可笑しい、呆気ない、軽い軽すぎる、あまりにも命≠ェ】

【そして、その不安≠汲み取ったかのように   
 ゆっくりと歩き出す、目の前の彼女=z  
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:56:45.93 ID:O85dOBYo
>>550

ホントですか?
余り強がってると、沈めちゃいますよ?

【一つ命中した事で、少しだけ余裕が戻ったのか】
【ふっ、と笑って】

――そうですね
海と空気…、意外と、似たもの同士かも――

【小船に伏せた】
【ほぼ同時に、船が急加速】
【動力もなく、海面を疾走し始めた】

【前回の戦いを覚えているだろうか】
【少女は空気や海の流れを操作≠オていた】
【恐らくはそれがメインの力】

【後方へ重心を移動することで、船首を僅かに持ち上げて――】
【――彼、または彼の乗る船に、突撃を仕掛ける】
【踏み砕くように破壊することが狙いだろう】
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 20:57:12.45 ID:4WWbJ6AO
>>551

いやキレてんのはお前だろーが……

【呆れた顔で自分の左右に黒い剣を作成】
【それを相手の両腕に向けて飛ばす】

うおッ!

【そのまま突進を受けて部屋の端の壁に吹き飛ばされる】
【バキンと木材の折れる音がする】
【埃が立ち込めてよく分からないが、どうやら壁を貫いたようだ】
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 20:58:54.97 ID:oYscfQAo
>>557
(魔術師……戦い方を組み直さなきゃ)
(近づく方が寧ろ楽なら……飛ぶ?)

(この距離なら、まだこっちが有利だろうけど)

【刀を構えたまま、相手の動きを注視】
【即座に接近してくる事は無いと分かり、一度適当な小舟に着地】

【左手は相手に向けたまま、右手の刀を腰の高さに構え】
【刀に、魔翌力と妖気を集めていく】

【華秋 太白が「最期」の刀、死別=z
【魔翌力すらも切る%≠フ本領を発揮させるべく、まずは力を蓄える】
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:00:14.86 ID:Vb5AocAO
【路地裏】

「第一部隊より報告。反抗組織より投降の意志を確認、指示を願います」

『Nemesis』に逆らう者などに、救済の余地など無いのじゃ。

排除せよ。

「了解。――排除」
【輝く白銀の髪を腰まで伸ばし、高級感のある黒いドレスを身に纏う人形のように整った顔立ちの幼い少女が歩きながら片手にある無線機に向けて言葉を告げた】
【未だ繋がる無線機からは応答と共に夥しい銃声と悲鳴が響き。その幼さからは想像できないほどの威圧的な雰囲気を纏う少女は無線機の通信を閉じた】
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:00:56.11 ID:nUUMhAM0
>>558

そうですか、飛んで………


えっ

【えっ】

……、……

【「なん…だと…」とでも言わんばかりに、無言で硬直した^p^】
【じぃっと、彼女の方を見つめて(頭と思われる部分を、彼女へと向けて)いたが】

【飛んで来た―――鳥…黒い燕に、気付いたのか】

(……ツバメ……?)

【其方へと「視線」を移すかの様に、ほんの少しだけ、身体を傾けさせて】
【―――そして、金属部分や…ジョイントを見ると】

――――……ロボット、ですか

【ぽつり、呟く様に尋ねる】
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 21:02:02.14 ID:eiYRv1so
>>559

――……

【少女が森の拓けた場所に脚を踏み入れた瞬間、女性の寝息も寝言もピタ……と止む】
【起こそうとする声にも反応せず、ただただ夜虫や獣の声が遠巻きに聞こえるだけの静寂の空間が演出され――】

……接近する侵入者を確認/識別……未確認/自動防衛機構発動
内部に「もぉにんぐこぉる」を発令。意識浮上までの交戦を開始する

【――ブツブツと何やら呟きだしたかと思うと】
【女性の周囲に散らばっていた紙――棍棒のような形状をした物体がひとりで浮き上がり、少女に向け襲いかかる】

【棍棒は二本。おおよそ1.4m程の長さであろう】
【軌道はそれぞれ、一本目は正面から少女の頭部に向かい振り下ろさんとするもの】
【二本目は、一本目から1秒の時間差を以て迂回するようにして襲いかかり、横薙ぎに振られようとする。位置は少女から見て右。胴の高さだ】
【棍棒は特別攻撃力が高いわけではないが、堅い木のような質力と硬度を持ち、直撃したならば相応のダメージが与えられるだろうか】
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:02:32.92 ID:Iw32b.SO
>>562
ほらほらほらぁぁぁぁぁん♪激しくいくわよぉん♪
【左足を軸にし、踊るように右足での回転蹴りを相手の腹部に放とうとする】
【その威力はやはり強い…言うなれば鉄バットでフルスイングするような威力だ】

【その行動の後双葉に背を向ける形になるが】
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 21:04:29.48 ID:QDVtkqk0
>>561

・・・全く、これじゃどっちが襲撃側か・・・。
【メタいことを呟き】
『竜』が『龍』退治とは、これ如何に?ってかねぇ。
【メタのようでメタでないセリフを吐きつつ】
【変形していくその姿を目に写す】

・・・ガシャロ、ただの『騒動男』さねぇ。
【同じく、メキメキと音を立てて、鱗が広がり】
【藍色が、両手の先まで広がるのが見えるかもしれない】

『魔女』と『竜王』を知り合いに持つ、ただの人間さねぇ・・・。
具現・首狩り斧
【右手に、現れた巨大な片刃斧を握り】
【龍蛇と対峙する】
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:04:56.45 ID:tMZAkAso
>>560

奇遇だなオレもだよ、嘘だけど
ふん、言葉でならいくらでも言えらあな
【くだらね、と呟き】

ふーん、そうかい機関員も色んな思惑があるようで……
【その動きに応するように少年も左足を下げ】

悪いけど誰一人としてオレは仲間とも思ってないから言えないわ
残念だね、決裂で決別で決戦だ
【仲間云々というよりも面識があまり無いのが原因だが】
【そのような言い方をする限りはどうにも性根が悪いらしい】

――――――――
【言葉も発さずシェンの行動の数瞬後に少年も低い姿勢で駆け出し】
【右手に持ったナイフをシェンの左腿を狙い突き刺そうとする】
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 21:05:13.60 ID:CFUkZHw0
>>566
・・・(剣に魔力を篭め始めたか、ならば目には目を、だ)
(俺が一番得意なのは物に魔力を篭める事・・・剣は更に相性がいいから、な、色々)

【相手が魔力やらなんやらを刀に集めるのを見ると】

【此方も同じ様に剣に魔力を篭める。篭める力は雷】
【同じ様な事をするのは正面からぶつかって倒すという意志の表れか、それともまた別な使い方でもあるのか】
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:06:00.63 ID:TufpHmso
>>564

別に沈められても良いんだけどね
自力でどうにかなるからな・・・大抵は、だけど
【溜め終わった魔翌力を放出しようとした矢先】

・・・うおおッ! 落ちるゥゥウウ!
せめてこれだけでも・・・ッ!
【自らの乗る船へ突撃してきた船】
【回避できず船が壊され、そのまま海へ落ちる――】
【しかし、彼はそれと同時に魔翌力を放出ッ】

【すると、彼の沈んだ場所の海水が盛り上がり】
【それは高さ2m程の波へと変わり、ゼノアへ襲いかかる!】
【波自体の威力は、何かを押し流す程度で外傷は殆ど受けないだろうが】
【波は、周りの海水や木箱や船等を巻き込んでいるようで、特に後者2つに当たるとダメージを受けるかも知れない】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 21:07:17.77 ID:OtsGtdg0
>>556

―――その通りですの。
海賊さんなら、何時だってその魂をチップに変える準備が、出来ているのでしょう?

【にっこり、と楽しげな笑みを作って、キャプテンに応えた】
【―――人よりも他者に対する隷属と友愛を望みながら、人よりも支配と闘争を愛し、それ故に“狂っている”人物、それがこの少女】

……そう言えば、そろそろ名前で呼んで頂きたい処ですの。
私の名前は、ヘンリエッタ。ヘンリエッタ・アーディナスですぅ。

【そう―――ヘンリエッタ・アーディナスなのだ】

(相手のフックは金属製に見えますわね、そして水が大量……)
≪A.D.T. Thunder Rapid --Left≫。

【少女は、先ほどと全く同じ「テ」で、攻撃を回避しようとする…迫り来る双頭の敵意に、右手から、風の弾丸が、二発連続で応えた】
【ポヒュン、ポヒュン、という本来の銃声に加え、ひゅううう、と―――潮風とは違う、ビルディングの隙間を吹き抜けるような旋風の声】

……思ったよりも、痛い…ですの。

【だが、足元を狙った弾丸を押しきれず…少女の右足に命中し、想定よりも大きく“飛ばされた”】
【思い切り殴られたような衝撃が走り、思わず微笑みにヒビが入る……だが、戦闘にはまだ支障は無い】
【―――そして先刻、ドサクサに紛れて放たれた、少女の“呟き”の意味が明かされる】

しかし、私を相手にして水をバラ巻くのは、下策ですぅ。

【まず、右手から放たれた、一発の風圧弾が、水溜まりを素早く吹き飛ばし、敵の方向に送ろうとする】
【―――次に、其の成否には関係なく、左手から、男のフックと胸をめがけて、4連続……閃光の様な雷の小弾が、素早く追いかけていく】

【風圧弾と、水たまり自体に威力は無く、本来の連射弾の威力も、余り高くは無い】
【―――だが、水に流れる事が有れば、話は別だ……ッ!】
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:07:24.64 ID:GHy38W.o
>>554
気に入っちゃ駄目だよ、気持ち悪い

【まるで小さい子供に言い聞かせるような口調でそう言う】
【その眼はまるでゴミを見るような眼で】

さあね、まあアンタみたいなゴミじゃないね
炎なんかとは比べ物にならないしね、アンタ

【少女の全身に材質不明の兜無しの全身鎧が現れる】
【炎は避ける素振りがない】
【当たっても平気という事だろう】
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:08:40.31 ID:tabxqm6o
>>568

【事も無げに、実に事も無げに、肩に止まった“燕”の頭を指先で撫でる】

この人を街に、お願い

【囁き】
【すると“燕”はそれに反応するように、少女の肩からそっと飛び立って】
【近くの木の枝へ向かい、そこで一度止まる】


案内してくれる、これで貴方の路は安泰です

【訪ねられたことに関しては、肯定のような雰囲気で少女は言う】
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:09:03.16 ID:7UdV4u20
>>565

どうだ!!俺が三下だなんて言わせねェ!!!

【キレてる云々は聞こえていなかった様子】

【相手に激突し、壁にまで吹き飛ばす】
【さすがに威力はあったみたいだが、瞬間に発射した黒い刀が左手を軽く裂いた】

―――チッ、いてぇなオイ!!

【血が噴出し、周囲を紅く染めた】
【このままでいるわけにも行かず、周囲にあった何かの布で左手を縛った】

【―――まだ戦闘可能だろう】

【吹き飛ばした相手のほうに歩いて行く】
【このまま逃げられるのも、遠隔戦も嫌なので】

【右手の甲にある緑の石が薄く光っていたが・・・】
【本人は気付かなかった】
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:12:00.67 ID:djg/HVoo
>>569
…おお?自動防御か何かかしら
まぁいいわ、なまった体にはちょうどいいし

【目の前に現れた紙の棍棒をニヤニヤと見据えながら刀を一本抜き、片手で構える】
【同時に、彼女の足元に風が渦巻きだす】

くっ…はぁっ!

【正面から来た棍棒を左へのステップで回避、追撃に振られた二本目を縦に向けた刀を両手で支えて受け止める】
【更に風の力で得た推進力で、その棍棒を弾き返そうとする】

(…速度と威力は見た目相応…いや、紙の強度ではないんだけど
しかし精度がいいわね…)
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:12:37.43 ID:oYscfQAo
>>573
【この吸血鬼の戦い方は、性格とは裏腹】
【小さく削り、能力で耐え、長期戦に引きずりこむ形】
【故に、今回行った手は】

(……向こうが飛べないなら、幾らでも距離は引き離せる)
(慌てて突っ込んできた所を……)

【翼で空気を打ち、大きく跳躍】
【小舟の群れの端の方へと移動する】

【小舟が少なければ、近づいて来る時に何処に来るかも予測が付きやすい】
【自分が自在に動けないという不利は、翼を持つ少女には存在しない】

……飛ばして来る?近づいて来る?

どっちでも………構わないわ

【相手の居る方角、上空に、左手から血液の針を打ちだす】
【重力に任せて落下するそれは、相手に触れる事には只の血になる】
【防御に一手を使わせる事、あわよくば目晦ましになるかと狙ったのだろう】
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:13:12.69 ID:URxisnwo
>>563

【走り行く少女の胸に、首からかけた獣の牙が食い込む】
【そこから再び、現在想起している炎の魔獣の情報を読み取る】
【僅かに流れた血は、襤褸切れに吸い込まれて】
【襤褸の黒き色合いは、血を吸い取りますます重く、暗く―】


【鮮やかな紅に飾り立てられた人形のようなイリスに】
【躊躇なく飛び掛る一匹の獣】
【それはただの体当たり されど明らかに少女の身体能力から逸脱した勢い、衝撃】
【ともすれば、背後にある、星と闇を映し出す海まで弾き飛ばされるかもしれないほどの】

【接触が成功すれば、イリスの情報を読み取れるだろう】
【名前と所属は既に知ったので、後は年齢、種族、表層心理などが読める】

(ぐっ 最近動きすぎてますね もう筋肉痛が始まりましたか…)
【本来の能力を超えた動きは、確実にサナの体の負担となってゆく】
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:14:38.25 ID:XWhNw9co
>>570

………………っ!

【蹴りが腹部へと直撃】
【痛みは感じないものの、その衝撃で僅かにフラつき】

(後ろは壁───あぁもう!)

【隙であるものの、まだ攻撃はしない】
【左へと走り、少しでも距離を取ろうとする】

【その間にも、左手に集まった蒼穹の魔翌力は大きくなっていく──】
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:15:26.67 ID:Cha9O1co
>>572

どう思うのも自由だが・・・・まあ、いいか
何時までも問答続ける訳にもいかないしね

・・・・なら、本拠地でも教えて欲しいもんだが

【腿に迫る銀の刃、その攻撃を確認し】
【駆けて左足が後方に浮いたタイミングで前身を止め】
【そのまま左足でナイフを蹴り上げようとする】
【所謂サッカーボールキック、少年との距離は1〜2m程度か】
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:16:54.82 ID:4WWbJ6AO
>>578

あー痛てぇ痛てぇ……
腰痛めちまったよ……

【壁の中には瓦礫に埋もれてふんぞり返る少年の姿が】

いやー中々やるじゃねーか……
訂正するよ三下から鼻糞に昇格だ

【パチパチとそのままの体勢で拍手する】
【ブレザーは所々が焦げて、額からは血が流れている】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:17:08.83 ID:s09yXJQo
>>576

【おそらく――――何の変哲も無い炎の塊≠ヘ消え去るだろう】
【『鎧で炎が遮られる』状況であろうか…もしかすると、「熱さを感じる」かも知れない】


【一方―――――青年は其れを見る事も無く、下≠見据えていた】
【『敵』、引いては『攻撃の行く末』を見ていない。 此れは致命的≠セが――。】


あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!!!!!
燃えてる≠」ぅぅぅぅぅぅううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!
『道が燃えている』ッ!!!!『道が燃えている』からぁぁぁぁーーーあぁぁぁーーーーーー!!!!!!!


【彼はそんな事にも気付かないほどに――――  狂っていた =@】

【見据えるのは、自らの脇から彼女の足元へと真っ直ぐに伸びる『炎の尾』】
【口振りから察するに――――――燃えているのが気に入らない≠フだろうか?】


【恐らく彼は、彼女が燃えた≠ニ決め付けている―――――『チャンス』かも知れない】

/申し訳ない!当たってどうなるのか≠ワでを書いて頂けると有りがたいですっ!
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:18:49.97 ID:O85dOBYo
>>574

【確かな破壊の手応え】
【ゼノアの乗る船にも相応の衝撃が返る】

(当ててやりました――――けど…!)

【しがみつく事で、耐えようとしたが】
【其処へ襲い掛かる大波】
【巻き込まれた木箱が、ゼノアの背面に叩きつけられ】

――ぅ、ぐ……

【手から、力が抜けた】
【同時に、大量の水を受け取って転覆する船】

【ヴァルトスラットから遅れること数秒】
【ゼノアもまた、海中へ沈んだ】
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:19:21.71 ID:nUUMhAM0
>>577

…え、あ…そういう事、ですか…

【其の言葉に、安堵の息を漏らし―――頭が無いので、息を吐いたかどうかは分からないが】
【中身も…勘違いしてまし…た……殴って下さい……ッ!orz】

…ともかく、有難う御座います、今路さん

…此のご恩、一生忘れませんから

【ぺこり、彼女へと頭を下げると】
【燕を見上げる様に、一度顔(?)を上げて】

―――――では、また、何時か

【別れを告げ―――燕を追いながら、其の場を、去ろうとする】


【其の時、彼の落し物だろうか】
【真白いティーカップが、地面へと、音を立てて落ちた】

【何故か割れずに、地を転がった其れの中には】
【液体が零れずに、静かに波を立たせている】

【其の中には―――どろり、真っ赤な「血液」が、入っていた】

/なんかもう、色々とすみませんでした…っ
/お疲れ様でした!有難う御座いました!
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 21:19:52.13 ID:T2E6woAO
>>571
ふっふ、儂はただ海を護りたいだけよー
腐っても海の魔物じゃけーね、寝床は誰でも護りたいもんじゃろ?
じゃけぇ儂は防衛側で大丈夫なんよっ

……ンー。
地上の竜と海上の龍、この際じゃけぇどっちが強いか決めようじゃん?

【龍蛇の顔がニヤリと笑う】
【息を吐き出す度に無臭の黒煙が吐き出され、潮風に浚われていく】

はい、騒動男のガシャロねー
んじゃま、ずーっと会話しとるンもアレじゃけ、そろそろ始めよか!

【現れた斧を見るや否や、大口を開き息を大きく吸い込む】
【喉の奥で何かが光っているのが見えるだろう、数秒経たない内に其れは強まってゆき】

“悋気の炎球”!

【ごう、と木箱に向けて二つの炎球が吐き出された】
【大きさはハンドボール大ほど、軌道は直線、速度は目で追える程度】
【炎球を吐き出すのと並行して、尾が木箱の後方へ向かって這う】
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:20:18.76 ID:fex3YgDO
>>575
ガッハハハハハハハハ!!ヘンリエッタか!!いい名前だ!!
俺様はキャプテン・ジャウズ!!世界の海を駆ける鮫肌海賊団の船長よ!!
『ア゛ー!オレっちはカモメのジョナサン様だ!ア゛ー!!』
【カモ…メ…?】

ハハハハハハ!!どうだいてぇだろ!?鯨だってこいつをくらえば逃げ出す威力だ!!!
【水弾が当たったヘンリエッタを見て、大きく笑うが】
【それは少し誇大表現なのではなかろうか】

ふん!!こんなチンケな弾あぁばばばばばばば!!!?
『ギャビビビビビビビビ!!!?』
【撃たれた弾をアンカーを真っ直ぐに振るい、全てたたき落とす】
【…が、雷撃弾なんぞを鋼鉄のアンカーで受ければ体に電気が流れるのは当然で】

【風圧によりジャウズの足元に水溜まりが来るが、既に甲板は殆どが水浸しで】
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:20:41.31 ID:tMZAkAso
>>583

ちっ……!
【ナイフを伸ばす前にそれを蹴られキィンという音と共に少年の後方5mにナイフが吹き飛ぶ】
【左手でもう片方のナイフに手を伸ばしつつ、それでは無防備だろうと後方に2回ほど跳ねる】

あー?悪い本拠地すら知らない、ほら入ったばっかだしな
或いは信用が無いか、正直どっちだっていいんだけども
【ナイフを逆手に構え、今度は相手の出方を伺うようにその場で停滞する】
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 21:20:58.52 ID:CFUkZHw0
>>580
【静かに魔力を篭め続けている】

【その場からは動かず、目を閉じて】


・・・口を閉じると言い出したのは・・・どちらだったか
まぁどちらでもなく俺は此処で止まる、だが

【敵の打ち出した血に気付かなかったわけではないが】
【敢えて無視】
【目を閉じてまでの集中。故にその打ち出した血が何か功を為す訳でもなかった】
【自分に落ちた敵の血が何の効果も無いことに違和感を抱き、無駄に勘繰りをしているが】
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:21:05.83 ID:Iw32b.SO
>>582
うふっ♪反撃しないのかしらぁん♪
【そう言いながらクルクルと回転しながら相手に正面を向けるように止まり】

速く沈んでもかまわないわよぉん♪その代わり私とベッドインよぉ(はぁ〜と)
【ステップを踏みながら相手に接近しようとする】
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 21:21:21.96 ID:eiYRv1so
>>579
【弾き返された棍棒は、風により勢いを増した弾きにより大きく後方に吹き飛ばされる】
【硬度や質量はあれど、重量自体は然程でもないのだろうか――】
【中心を凹ませながらも体勢を立てなおすが、このレス中には攻撃に参加することは出来ない】

【回避された棍棒は、時間差で迫った追撃の棍棒への対処――その間隙を付かんとする】
【ステップによる回避、棍棒に対しては働きかけはされておらず、次手に移行することは難しくなく】
【振り下ろすがままに先端を地面に叩きつけ、反動で浅く浮き上がるようにしながら下方より振るわれる】
【軌道は足首に対する横に払う動き。位置は少女から見て右方の両足首を範囲としたもの】

【狙いは脚にダメージを与えることによる機動力の低下、もしくは体勢を崩させることだろうか】

【推進による弾きが大きな動作であれば、対応が遅れることとなるかもしれない】

……ん――。

【女性の口から小さく声が漏れた。】
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 21:23:03.83 ID:eiYRv1so
>>593
【軌道は足首に対する横に払う動き。位置は少女から見て右方の両足首を範囲としたもの】☓
【軌道は足首に対する横に払う動き。位置は少女から見て右方より、両足首を範囲としたもの】◯
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:24:09.61 ID:tabxqm6o
>>587

そういうことですか?

【※でもこの子も飛びます】

【“燕”は、枝々の間を器用に擦り抜けて飛び】
【時折止まりながら、街への道のりを案内するだろう】

さよなら美化委員長さん、またあおう

【別れの挨拶の後、“落とし物”を一別して、いかにも不思議そうな目をするが】
【その瞳は直ぐに閉じられて】
【首に掛けていたヘッドフォンを頭に付けて、少女は再び古木の根へと腰掛けた】

/乙でしたっ
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:25:12.93 ID:XWhNw9co
>>592

お望みならしてやるよ──コイツならどうだッ!!!

────《 ストレートフラッシュ 》

【左手から放たれるは、光の奔流】
【相手の胸部を貫かんと、一直線に向かっていく】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:27:07.68 ID:TufpHmso
>>586

【波は、ある程度進むと消える】

ッ・・・一緒に足場流してしまったな・・・・・・
どうしようか・・・
【沈んだ場所から浮上して】
【泳いで、近くの木箱にしがみつく】
【それは、右腕をかばうようなやり方だ】

いたた・・・右腕の傷が響くな・・・
【その場所から、流されなかった船を探している様だ】
【海水球を1つ生成、海水へ沈める】
【それは、海水を吸い、徐々に体積を増やしてゆく】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:27:50.41 ID:Cha9O1co
>>590

本拠地を知らない・・・・・そう、か
いっそ信用が無いってんなら機関にでも入るかい?

【左足を下ろし、少々離れた少年へと視線を向けなおして】
【声をかけつつも右手の刀を下から上へと縦一文字に振るう】
【勿論刃は届かないのだが、黒い刀身からは斬撃が飛んで】
【丁度刀を振った軌道のままの黒い刃が青年に迫り】

【シェンはそれを追う形で一歩踏み出し、更に隙があればもう一歩踏み出そうとして】
【少年との距離を再び詰めていこうとする】

【尚この際、刀を振るった直後に彼は左手を腰の直剣、その柄に伸ばしており】
【その武器をいつでも引き抜ける状態となっている】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 21:28:06.86 ID:QDVtkqk0
>>588

なるほどねぇ、怪物には怪物なりに護る物があると。
なかなかに、かっこいいんじゃないかねぇ?

・・・本人は、空だって主張してるねぇ

【にやにやと笑いながら返事を返す】

・・・っ。
【木箱の後ろに立つように、飛び降りて】
ていっ。
【向かってくる火炎弾に向かい、勢いよくその木箱を蹴り飛ばす】
【さらに左手に二本の投槍を作って握り】
【向かってくる巨大な尾に向け、投げ飛ばす】
【そして】

海蛇の解体はあまりした事がないねぇ。
【ウルミに向かって、駆け出す】
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:28:59.61 ID:oYscfQAo
>>591
ほら、始まった揚げ足取り

(………単発なら……死別≠ナ斬れない道理は無い)
(溜めて撃たせて斬り裂いて、魔翌力が切れた所を狙えば……)

【相手が動かないなら重畳と、自分の足元に指先から血を零す】
【攻撃にも防御にも使える血を展開するのは、一つの目的でしか使えない物二つの設置より効率は良い】

【相手の攻撃を刀で喰いとめ、血で貫く】
【その為の体勢を整えるべく、少女は時間を費やす】
【一撃勝負に持ち込むつもりなら、余程の無理を押しとおす必要があるだろう】
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:30:07.32 ID:7UdV4u20
>>584

其れ・・・下がってんじゃねェかぁああああ!!!

【歩く】
【否、走って相手の元へ―――】

ヒャッハアアアアアアア!!!!ぶっ潰れろォ!!

【しかし】
【突如、緑の石がうなりを上げて・・・】
【足が、止まる】

・・・チッ!このタイミングでかよ・・・

【突如立ち止まり、右手を上に上げる】
【徐々に周りが暑くなっていく―――】

―――もう一段階上がるとすっかな・・・ッ!

【―――周囲に光が集まって行く】

【完全に光が集まって行くまでに時間がありそうで】
【その間は無防備であるため、反撃はできなさそうだ】
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:30:09.96 ID:vtkQzeko
>>581

【軽く軽く、体重は在るにも関わらず――――まるで、そう力を抜いているかのように、ふわりと枯葉のように飛ばされた
沈む、水しぶきを上げ、僅かに港を濡らしながら、彼女≠ヘ沈んでいった】

【そして――――脳内に流れ込んでくる、であろう――――情報――――それはまるで、虚数の等差数列
文字化けした辞書のような膨大な悪性情報、脳内がクラックされるような、処理しきれないような情報】

【可笑しい、それは存在そのものが――――ここに在って、ここに在らず――――そんな、そんな、そんな――――悪夢のようなナイトバルーン
貴女の脳内に流れ込んできたそれら≠ヘ霧のようにすーっと、直ぐに消えていく、何だったのか、知ることは出来なかったであろう
ただ一つ解ったこと――――それは、これがLady Evil≠ニいう存在であるという事――――明らかに情報不足だろう】


      【そして――――pistis=sophia≠解除していなければ、背後に感じるであろう――――圧
      見れば、そこには――――魔方陣が在って、そこから風の刃≠ェ放たれたところであった】


【数mも離れていないような至近距離pistis=sophia≠ノよる情報収集がなければ非常に回避が難しいほどの距離
風の刃に殺傷能力は無い、しかしながら数が多く、あちこちをカマイタチにでもあったかのように切り刻まれるだろう】


Live――――――――


【世界に新たな音が生まれる、可憐な可憐な、優しいソプラノの風
そっと唇を震わせ、音を零す<菖蒲イリス=рフ花――――微笑む彼女が、そこにはいて】

【まるで、攻撃を受けなかったかのような、綺麗な綺麗な姿の彼女は、月下に咲いて】


――――――――Forever


【ゆらり、と影法師のように在る、一体何が――――脳内を巡るであろう数々の憶測に推測
それらは単なる空想でしかない、いくら考えたところで、キャンパスは真っ白】

【ただ一つ描かれた事実は、先ほど海に沈んだ筈のイリスが、いつの間にか後方にいる、ということだけ
海を見て見れば、僅かに紅く染まっている――――イリスがいるかどうかはわからないが、確実に海にも居た≠アとは確かだ】
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:31:43.75 ID:djg/HVoo
>>593
むっ…!

【最初の一本が次の攻撃をしてきたことに気付いて歯噛みする】
【棍棒を受ける際に左足を踏み出しているために後ろにステップを踏むのは困難――そこで】

たあっ!

【そのまま前に―性格には左足を起点に左前に強引に前進する】
【棍棒と同じ向きに移動してダメージを軽減しようという魂胆だ】
【そしてそれは成功し、転がるように左前方に跳びながらもダメージは最小限に抑えられる】

からくりか何か知らないけど思ったよりやってくれるわね…!

【起き上がりながら刀を両手で構え直し、更に今度は刀に風を纏わせる】
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 21:31:56.41 ID:OtsGtdg0
>>589

ジャウズさん、宜しくお願いしますね……っ!
あら、此処まで拡がっていましたの!?

【眼を丸くする、少しだけ怯えた貌で、ひゃっ、と声を上げて、足元に拡がる甲板を確認する。少女らしく―――“振る舞う”】
【尤も、その凍りついた魂は完ぺきに冷静…脚先に、僅かな痺れを感じる、その直前には】

―――≪A.D.T. Cyclone Comet --Left≫

【―――左手の銃の設定も、“風”に切り替えて、すた、と跳躍して……床を、両手で撃つ】
【小気味良い、連弾でピアノを弾くようなリズムを刻んで、放たれた“二つの暴風”は、一つに重なり“台風”となり】
【巻き上げられて少女は、低空中に無理やり飛び上がり、電撃の終息までを、“夜風”を浴びてやり過ごした】

【因みに、カモメなのかオウムなのか判らないヤツには、興味が無いのかノーコメント】

……あいたた。 

【着地時に、多少の衝撃を受けて、両足にダメージを受けてしまうが、全身の感電よりはマシか】
【―――指で銃をくるくる回して、ピュイ、と、鹿の鳴き声を想起させる口笛……ジャウズの状態を、少しずつ接近しつつ、確認するだろう】
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:34:25.60 ID:4WWbJ6AO
>>601

オイオイ何勝手に副作用発動しちゃってンだよ……

【ぼけーっとふんぞり返りながら見て】

まぁいいや……
早く済ませてくれよー

【立ち上がるのが億劫なのか、そのままの体勢で相手の出方を見ている】
【何か狙いがあるのか、ただ面倒なだけなのか】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:34:57.84 ID:tMZAkAso
>>598

それは絶対に嫌だね、ロクな事がなさそうだし――――っ!?
【なぜあんな所で刀を振ったのだろうと少し考え、次の瞬間に飛んで来た斬撃に目を見張る】

んだよソレっ!!聞いてねえぞオイ!
【突然の事で狼狽えつつも左のナイフで斬撃を左に受け流すように弾き】

――――――――っ!
【しかしシェン自身の接近を許してしまう】
【左のナイフは斬撃を薙いだ為か少し痺れ、構えの様をなしていない】

【染み入るように少年の右腕から黒い霞とも泥ともつかないようなモノが溢れ出す】
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 21:37:09.64 ID:CFUkZHw0
>>600
自分の言った事くらい自分で守れと言いたいのだが・・・
【ゆっくりと目を開け、敵を見据える】

今回はこんなもので良いか、な
(相手も似たような事をしてたがそれが何なのかは解らない・・・あまりでかい攻撃にして自分の視界も遮る様な事はしたくないな)
【と、程々に魔力を篭めた剣を見つめ思索する】

【そしてまた、そこら辺の木箱を小舟を足場に跳んで行く、が。途中、男が木箱等が無い所へと跳んでいる】
【何を考えているのか、剣、ナイフを仕込んだコート、義手、沈まないはずは無いだろうに】

【ヒントは魔術と序盤の台詞、か】
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:37:32.53 ID:Iw32b.SO
>>596
あふっ♪コレはまずいわねぇん
【左へ軽やかに跳ぶが】

あはん♪痛いわねぇん……
【右肩にあたる。当たった場所が赤く変色しかなり苦しそうにしながら双葉に接近しようとする】

【成功したら腹部に向かい左足での跳び膝蹴りを腹部に放とうとする】
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:38:17.48 ID:GHy38W.o
>>585
【当たって鎧を火が覆っていく】
【燃えたように見えても可笑しくない光景だ】
【熱は伝わっているようで嫌そうな顔をするが逆に言えばそれだけだ】

………

【せっかく気づいていないのだからそれを利用して無言で攻撃を仕掛けた】
【今度も大剣を投げた、頭に直接当てようとして頭に向かって投げている】
【しかしさっきとちがう点がある、それは手に大剣が出現していないのだ】

/あ、ごめんなさい、描写忘れでした
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:40:21.80 ID:O85dOBYo
>>597

【沈む際も波に押し流されたのか】
【ヴァルトスラットから15m程離れた海中に、彼女は居た】
【息を潜めて、彼を見上げる――】

【――先程の衝撃で剥がれ落ち】
【彼女の周囲でキラキラと光る蒼鱗を、海面からも朧げに認識できるかもしれない】

【痛む背筋をゴキリと伸ばして】

(――っ……泳法に、支障が出るかもしれませんね)

【無手で弓を引く動作、『水の矢』が引き絞られる】
【それは、海水が捩れたような形状――】
【――不可視では無いが、一度放たれれば目に止める事は難しいだろう】
【海面で木箱にしがみつく彼へ、ピタリと狙いを定めて―――】
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:41:56.54 ID:Cha9O1co
>>606

今なら待遇良いよ?
給料、住居、大体何でも手に入る
但し、裏切りはご法度だけどね―――!

【接近に成功し、ただ視界には妙なものが入って】
【相手の腕に溢れる黒い何かが気になりはしたものの―――】

【この機を逃さず、柄を掴んだ直剣を引き抜き】
【そのまま相手の左脇腹から右肩へ斬り付けようとする】
【意識が黒い物に向いたからか、攻撃の直前には身近な間が発生する】
【その隙を上手く使えれば―――回避も無理では無いはずだ】
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 21:42:04.20 ID:eiYRv1so
>>603
【後方に弾き飛ばされた棍棒と、今しがた振るわれた棍棒が合流すると】
【中空に浮かび……真ん中から凹んだ棍棒を前に、其のままの棍棒がそれの影に隠れるようにして後方に配置される】

【一秒……二秒……僅かの間、先端の位置をゆらりゆらりと動かしながら】
【構える少女に照準を合わせるように動いた後――攻撃を開始する】

【後方の棍棒は、その場で高速で回転を始め、前方の棍棒は横倒しになる】
【そして、その後方のモノは先端を前方……凹んだ棍棒から少し離れた位置に合わせながら――同時に勢い良く放たれる】
【狙いは真っ直ぐ。少女の胸部付近を狙ったものだ】

【前方の棍棒は「盾」。刀に纏われる力を感じ取ったのか――突破力を重視した動きだ】
【真正面から迎え撃つには、まずは前方の盾となる棍棒への対処の後、背後の高速回転する棍棒をどうにかしなければならない……】
【否――纏めて吹き飛ばすことが出来たならば、其れも可能であろうか】

――――

【女性は、座ったままの姿勢から動かない】
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:42:49.45 ID:Cha9O1co
>>611
/身近な→短な
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:43:28.58 ID:fex3YgDO
>>604
ぐ…ぬぅ……!
『ウィ〜…シビれるぜぇ…』
【感電により頭から煙を上げながら、頭を振って気付けし】

電気か、中々やるじゃねぇかヘンリエッタ!!
だが!これくらいじゃあ俺はやられねぇ!!
雷に撃たれるなんぞ!海じゃあ日常茶飯事よ!!
『左腕が錨だからよく落ちるんだぞチクショー!!』
【ズン!と足を踏み鳴らし、ヘンリエッタへと声を張り上げ】

さぁここからが俺様のショウタイムだ!!!
【左腕のアンカーを掲げ、叫び】

何が掛かるかぁ!!お楽しみだねぇ!!!
【アンカーを打ち出す】
【その方向は、何と甲板の床】
【しかし、それは甲板を崩す事は無く、甲板の水溜まりに沈む…まるで、海に落ちるかのように】

さぁさぁ!!鯨か宝か!?何が来るかな!!?
【アンカーを水溜まりへ沈ませながら、ヘンリエッタへと叫ぶ】
【繋がる鎖がいつまでも進んでいる事から、かなり深く沈んでいるのが解るだろう】

『ア゛ー!邪魔はさせねぇぜ!ア゛ー!!』
【ジョナサンが羽ばたきながら叫ぶと】
【ゆらり…ヘンリエッタの下の水溜まりが、暗くなる…?】
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:43:56.79 ID:oYscfQAo
>>607
【答えるのが面倒くさくなった様で言葉は返さず、足元に血を溜め続ける】
【防御の用意は整い、攻撃の準備もそろそろ終わる。このままなら、不利になる事は無い】
【だが、更に手は打つ】

【海へ無意味に飛ぶ相手も居るまいと、その脚に左手から血の針を放つ】
【単発の小威力、飽く迄も牽制程度。自分が動かない事の方が肝要らしい】
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 21:45:43.89 ID:T2E6woAO
>>599
そーゆーこと!理解が早ォて有り難いわぁ
お褒めの言葉をどうもありがと、んじゃあ陸じゃのォて空に訂正ね!

【木箱に何か特別な細工が無ければ、炎球は木箱に燃え移ってその場に落下するだろう】
【投擲された槍は尾を振ることで弾き飛ばすが、鱗が凹み傷付いているのが見えるかもしれない】
【其処から推測出来るかもしれないのは、“鱗が一点集中攻撃に弱い”ということ】
【となれば、槍等による刺突が効果的か。尾は一瞬停止したが、然しまだ移動を続ける】

なあに!確かに海蛇は海蛇じゃけんど
斧なんかで解体される柔な身体じゃあ――

――ないけぇのォ!!

【だんッ!ともたげていた身体を勢いよく地面に叩き付け、その振動でガシャロの体勢を崩そうとしつつ】
【首周辺側面の鱗を逆立たせ、ガシャロの右側を通り抜けようと這っていく】
【比較的緩慢な動作だが、その逆立った鱗に接触すれば切り裂かれてしまうかもしれない】
【だがよく考えれば“鱗は逆立っている”のだ、つまり其処だけ体表が晒されているということである】
【ガシャロの右手には斧、冷静に思考すれば対処は容易――!】
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 21:45:53.05 ID:LhPQdPE0
【公園】
【ベンチに腰掛ける誰かの姿】

あー、だるっ‥‥

【少し崩れたマッシュルームヘアの黒髪、黒い左眼、黒い薄手のTシャツ】
【上に紺色のブレザーを着た、顔の左眼以外に包帯を巻き、鼻が折れて無くなっている人型の異形】
【至る所に縫い傷があり、包帯の隙間から見える唇はほぼ原形が無いぐらいに破れている】
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:46:07.33 ID:XWhNw9co
>>608

ぐっ……!

【魔術を放った後の隙は大きく】
【接近を止められず、飛び蹴りを腹部にまともに食らいよろめく】

【───だが、またも左手に蒼穹の魔翌力を集中させる】
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:46:54.41 ID:7UdV4u20
>>605

テメェ・・・悠々じゃねぇか・・・なめやがってッ!

【右手を包む光が解け、消える】

【先程よりも右手が大きくなっており、逆鱗によって翼が生えている】
【紅がよりいっそう濃くなっており、先程弾け飛んだ

此れが、LV2!『烈火』!さっきみてぇに余裕こいてんじゃあねぇぞ!

【右肩についている翼のようなものが】
【先程から何度も曇った音を鳴り響かせていた】

(ヤベェな・・・さっきから体が重い・・・ッ!)

【もう一度、少しずつそちらに歩いていった】

620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:47:23.52 ID:URxisnwo
>>602

【体当たりの衝撃で首から零れ落ちた血と、血に汚れたナイフ】
【空中を躍るナイフを掴み、想起の効果から解放された少女は瞬時に背後の風を感じ取る】

想起っ
【右手で握っているナイフのかつての持ち主、炊事洗濯から暗殺まで幅広くこなすメイドさんを想起】
【静かに、しかしそれでいて鋭く、右に飛んで風の刃を避け、左足を軸に回転】
【そこで無傷にて咲き続ける、イリスを視認する】

【確かな手ごたえがありながらの、その結果】
【そして、初めての、自らの手による殺しの感覚】
【自身の心にしみこむ、命の零れる音が、少女の動きを止める】

【そして止まったが故に体の痛みをより強く感じ、そこに隙が生まれる】
(数字の羅列、ちょっと頭が痛いですね)
(そしてこれだけ体も痛んでますし… どう、すれば?)

/ちなみにpistis=sophiaは本人の意思に関係なく常時発動
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:49:58.34 ID:TufpHmso
>>610

つッ・・・
・・・ちィ、いささか足場が遠いな
【探した結果、足場にできそうな船は彼から少し遠かったようだ】

泳ぐにしても・・・だ、遠い
だが・・・空気の鎧なら受けるが移動がしづらく
大地の鎧なら間違いなく沈むな
此処はリスクをおってでも移動を・・・ッ!
【そして、こちらに向けて攻撃を向けていることに気づくが――】
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 21:51:03.26 ID:CFUkZHw0
>>615
【空中で滑る、そして敵へと突き進む】

【相手の血針が左足に深くとも浅くともつかない中程度の傷をつけて足を掠めて行くが】
【足を使わずに動いている。足の多少の負傷なんか知ったことではない】

【その剣に篭めた魔力を敵に満足に近づかない内に解き放つ。飛び道具として使うようだ】

【しかし外に飛ばす際にエネルギーロスがあるのか、その威力は中の下だ】
【まぁ見た目だけは少し大き目な方なので敵を無駄に警戒させる効果があるかもしれない】
【あるいはこれは目くらましか】
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:52:41.52 ID:4WWbJ6AO
>>619

あ?“舐めやがって”?
オイオイオイオイ……最初から本気でこない奴に言われたくねーなァ?

【笑いながら首を傾げる】

まァいいや……ちょっと見せてやる……

【フワリと少年が宙に浮く】
【さらに背中に黒い粒子が集まりだす】
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:53:29.96 ID:s09yXJQo
>>609


『燃えている』ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうぅぅぅぅううううううう!!!!!!!
クソがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!消えろ<Hォォォォォォォオオ!!!
『ウザい』んだよ!!!!!!!何で『メラメラ』するんだぁぁぁぁぁーーーーーーーーッ!!!!!!


【迫る大剣にも、全く気付いていない=\―≪炎≫を見つめるのみだ。】
【取り憑かれている≠ゥのように頭を掻き毟る彼は、此の侭では―――――。】



                あ、いい事思いついた



      【幼児であっても一目で分かる――――治った=z

【其れからの動きには、一分の無駄≠ェ存在しなかったと言っても過言ではない】
【大剣の『風斬り音』を耳にすると素早く其方に顔を向け、  認識 =@】

【≪黄色い炎≫を右手に点すと、先程と同様に『殴り返そうと』する】
【威力としては、大剣が何の変哲も無い&ィであると仮定した場合、『弾き飛ばせる程か』】


【おそらくこの行動は、頭と右腕≠天秤にかけ――――取捨選択した物だ】

【『一瞬で行動を決定する判断力』と『能力による付加を抜きにしても切れ味の有る動き』】
【彼は相当なポテンシャルを持っている=\―――「狂気」が其れを阻害しているようだが】
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 21:53:53.55 ID:SbCX7qA0
>>617
 
 ――?ぶは!

【その異形を見て、思わず息継ぎをしてしまう】
【――そのベンチの隣から、その者は現れるだろう】

 ――よう・・・元気かあんた?

【黒いローブに、フルフェイスのヘルメット】
【ヘルメットの中からは妖々しく赤く光る、目のような物を――】
【その異形に向け、心配するだろう】

【この者の雰囲気は、非常におっかない。敵と見てもおかしくないだろう】
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:53:57.12 ID:djg/HVoo
>>612
【棍棒が次の動きに入るのを刀を構え直しながら見据え―】

はあぁぁあああ!

【棍棒が動き出すと同時、刀を起点として暴風が渦巻きだす】
【強力な風の回転を乗せた刀の軌道は―突き】
【前方の棍棒にその刃がぶつかると同時、後ろの棍棒のものとは逆回転の暴風が放たれ、その勢いを殺そうとする】

・・・

【そんな中で一瞬横目で切り株の少女を確認する】
【これが自動防衛のシステムなら、もっとも効率的な行動は――】
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:54:37.20 ID:tMZAkAso
>>611

む……マジか、住居……
【よりにもよって少し意思を揺らぎやがった】

いやいやいやいや、それでもお断りだわ危ない危ない
【黒の霞は少年の前腕側面に沿うように形を表す、其れは太めの黒の刀のようで】

こん位のが想像力使わなくて済むから良いな
【左脇腹から上がってくる斬撃に向けてチョップのように刃ごと振り下ろす】
【ギィンという硬質な音が響き斬撃を受け止めようとし】

【更に左に逆手に持ったナイフをシェンの右肩に目がけて横に薙ごうとする】
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 21:55:06.31 ID:Iw32b.SO
>>618
速めに決めるわよぉん♪
【そう言うと左腕が金色になり輝き始める】

あぁぁぁあん♪
【そして相手に接近しようとする】

【恐らく次はかなりの大技だ】

/スイマセン…一時間ほど落ちます
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 21:59:08.61 ID:oYscfQAo
>>622
/もしかしたらもうすぐ携帯に移行するかも
/そうなると返レスが遅くなると思われます

(………「血が出た」、「血を被った」)
(これで十分、近づいてくれば仕留められる)

【相手が負傷した事を見て、顔には出さず心中で笑う】
【使わない部位だろうが、人体。其処から狙える手段は一気に増える】

【そして、短時間の思案】
【この距離から、一撃で仕留める技にしては、余りにも大した事が無い】
【これは、決め手か?それとも繋ぎか?】

【後者だろう、と】

『Die for you, but I hate your lies』

【足元の血液を体の前に集中、固体化して球状に形成】
【向かって来る相手の攻撃に、正面から叩きつけようとする】
【接触した瞬間、血の球体は破裂。周囲に液状化した血を撒き散らすだろう】

【物が液体、やはり雷は抑えきれないか。後方の少女にもダメージは向かうが】
【軽減した魔術二発なら、まだ戦闘不能になる程でも無い】

【攻撃の一手を捨てて防御に注ぎ込む。受け身に回る戦法だ】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 21:59:16.55 ID:OtsGtdg0
>>614

ふぅむ、雷に打たれて鍛えられましたのね…
とてもとても、面白い方ですぅ。

【唇を手で隠す、感心した表情、輝く向日葵の笑顔…―――彼女の描きだす総てが、嘘か真か、読み取るに悩む、奇妙なモノだ】
【何はともあれ、“今のところは”、ジャウズに抱いている興味や好意と言ったものは、本物らしい】

――――ですけど、其処のトリ公はお邪魔ですわ。
祝勝会でも、新メンバーの歓迎会でも、良いですから……メインディッシュに、成って下さりませんの?

【反対に、水溜まりの緩やかな変化……闇に染まる色彩と、ジョナサンの大声には、いよいよ不快感を滲ませ】

≪A.D.T. Blaze Comet+Satellite≫…一瞬で、ウェルダンに仕上げますわ。

【背後を警戒しつつも、ジャウズの方に接近し、一人と一匹に向けて、両手で6回連続―――“炎弾”を放つ】

【そのうちの3発は、ジョナサンに向けての直線的な射撃。何かが有ると、察したらしい】
【更に二発が、ジョナサンの動きを制限する様に、彼の頭上と、ジャウズの頭とは逆の位置で、ピタリと静止する弾丸】
【―――そして最後の一発は、ジャウズの顔面を狙っての、鋭い一撃…尤も、これを制する為のジョナサンの行動とは、思われるが】

【一発一発の威力や痛みは其処までではないが、羽毛には効果を発揮する可能性が有る】
【其れで狂乱し、万が一でも水の中に入ったりすれば……正しく、“深淵”に向かうことになるだろう】
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:01:03.44 ID:vtkQzeko
>>620

【まるで見透かされていたかのようなそのサナの速い対応に――――彼女は感嘆と共に疑問を覚える
そっと佇んで静かに思案する彼女】


(未来予知?それにしては、出てきてから回避しましたわ――――ということは、何かした感じ取ってるのかしら?
と、なるとあまり相性は良くありませんね――――まだSeeing Double at the Triple Rock≠使うには速いですし)


【彼女は、サナの隙を、その思案によって見逃す――――まるで、いつでも倒せる、といわんばかりの余裕――――それは、微笑みからも読み取れる
それもそのはず、だろうLive Forever$謐曙ゥせたその能力は不可解だ、あの彼女はダミー……というのは解る、だろうが】

【と、なると――――本物の彼女はどこにいったのだろうか、匂いも感じなかった、だろう――――脳がとろけるような甘い甘い芳香
彼女の名前の通り、菖蒲の香りは、そこにいても僅かに薫るほど、彼女から感じ取れる、のに】

【単に見えなくなった、わけではなさそうだ――――まるで、その間、この世からいなくなっていたかのような――――
否、それにしては、位置は完璧だ、魔方陣の設置の位置といいタイミングといい、確実に最善手を打っている、見えていなければできない代物】

【そしてダミーの彼女からも血が流れて、確実に彼女≠ナあった――――唯一違うのは、ゆっくりと歩くことしかしなかったこと】


さて、コーヒーブレイクは終わりにすることにしましょう
――――Live Forever


【再び、目の前の彼女はゆっくりと*{当にゆっくりと、歩き始める】
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:02:08.18 ID:eiYRv1so
>>626
【刀による刺突を受けた前方の棍棒は……耐久限界を超えたのかその場で四散し消えていく】
【後方――高速回転する棍棒は、其の勢いで風に抗っていこうとするも……】
【数瞬、風に負け勢いを殺されると、制御を失い少女の右脇を通り過ぎていき後方の樹に突き刺さった】

ほう……――中々の手練じゃな?
見事な切り返しなのじゃ

【声が、少女に向けて放たれる】
【其の主は勿論……切り株に座る東洋風の女性から発せられたものだ】
【先程のような呟くような声調ではなく、言葉は森の中をハッキリと響き渡って行き】
【開かれた漆黒の瞳が、真っ直ぐに少女を見つめていた】

……さて、此の様な夜分にわらわの修練場に踏み入るとは
何か入り用じゃったかや?生憎と、お主の顔には見覚えがないのじゃがな

【女性は、口元を微かに上げて笑みを浮かべながら右手の人差指を浅く動かす】
【その仕草に反応するようにして、近くの木ノ葉がカサカサと揺れると――其処から小さな「折り鶴」が飛び出し指に止まる】
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:02:23.11 ID:LhPQdPE0
>>625
あ?

【チラリと、息継ぎの聞こえた、ベンチの隣を見て】

まあ、人の姿見てそんな反応するなんて失礼しちゃうわ

【ふざけたオネエ口調で喋る当たり、反応とかには慣れているのだろう】
【ベンチの背もたれにぐてー、と寄りかかり、足を伸ばしながらポケットに手を突っ込む】

んー、夏バテとか鼻炎とかそういうの抜いたら元気だな

【世間一般的にはそれを元気じゃないと言う気もするが】
【相手の雰囲気に、大した反応を見せずそう言って】
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:02:32.97 ID:7UdV4u20
>>623

俺は始めッから・・・!本気も本気だぁあああ!!!

【相手の周りに何かが現れる、が、それ自体を気にせず】

【―――本体のみを叩きに掛かった】

っっつだらぁああああああ!!!

【―――先程よりも速く、加速する】
【拳も巨大化しており、速度も速い】

【周囲に存在する物体を拳で破壊しながら、相手のほうに直行】

【しかし、今度は本人にも操作は出来なさそうなので】

【何かを打ち出されると、激突するしかなさそうである】
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:03:33.42 ID:QDVtkqk0
>>616

【木箱は最初から落ちていたもの、特殊な細工などあるはずもなく】
【燃え盛り、落下する】

(凸に弱く面に強いか。一点集中・・・魔女がいないことが悔やまれるねぇ)
【今ある右目は義眼、本来なら常に収まっている眼球が、今は、ない】
【その目を、左手で押さえながら】

・・・ん?
【通り過ぎる尾、いったい何事かと思い、顔を向け――】
・・・っつ!?
【顔と、右腕を若干切り裂かれる】
【尾から離れるように飛びのき】
ふんっ!
【飛びのきざま、右手の斧を『投げつけるように』叩きつける】
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:03:52.31 ID:Cha9O1co
>>627

おや残念、まあ気が向いたら来れば良いさ
無理矢理加入させてもいい気はしないしね

【ガチガチ、ガチ――刃と刃がぶつかり合って断続的な音を立て】
【その状態のまま、相手に右腕を使わせまいと下から剣を押し上げつつ】

【少年のナイフがシェンの鎖骨から肩にかけて赤い線を引く】
【その幾分かの痛みに顔を僅かに顰めるが、少々浅かった様で】
【右手の黒刀を少年の左腕へと下方から振り上げ、斬り付けようとする】

【時に、もし少年がいくらか戦闘に慣れているのなら】
【シェンが右肩を斬られた際に僅かだが左の剣を押す力が弱まることに気づけるだろう】
【それは刹那の時間だが、確かに均衡の崩れる一瞬である】
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:04:18.95 ID:O85dOBYo
>>621

【――目が、細められる】
【手を離せば、一直線に彼へ向かうだろう自らの矢】

【しかし、成り行きで相対する事になったとはいえ】
【一度は共に戦った仲】
【――殺せるのか=z

………御覚悟を

【一言、コポリと泡を吐いて、それが合図】
【眉がきりり、釣り上がった】

【引き絞られた矢から、手を離す】
【ゼノアからヴァルトスラットまで、一条の線を刻まんとする『水の矢』】
【肉をも穿つ威力を持って、飛来する――】
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:05:41.70 ID:XWhNw9co
>>628

(くっ、これ以上受けたら……っ)
(でも、まだ充分に魔翌力が溜まってないし───)

【そんな時、偶然弾薬の山が目について───】

……………これだっ!

────《 ストレート 》

【蒼穹の魔翌力が弾け、左手から槍状の"炎"が放たれる】
【その狙いは相手ではなく──弾薬の山】

【このままでは、自分も相手も無事に済まないように思えるが】
【彼の直ぐ後ろには、自分が入ってきた入り口──大穴がある】

【もし"逃げる"のなら、彼の方が有利ということだ】
【だが、槍状の炎を防いで妨害する手もある──勿論、他にも手は無数にあるのだろう】

【ただ一つ分かりきったことは──このままでは、爆発して危険だということだ!】

/了解しましたー
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 22:06:06.34 ID:CFUkZHw0
>>629
【上半身を前へと倒した体勢でそのまま突き進む】

【そして十分な間合いに入ったと判断した途端、魔術によって浮かぶその自身の体を更に加速させる】

【そしてこの男が行う行動はタックル、それが成功すればそのまま組み付いて海へと思いっきり沈もうとする】
【まぁ当たらなくても海にダイブするが】
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:08:04.78 ID:4WWbJ6AO
>>634

あー分かった分かった……
ギャーギャー喚くな、猿かお前は

【そのまま相手の頭上へとふわふわと移動】
【それにより、突進を回避する形となり】

おらよ

【相手の頭上で一気に凄まじいスピード、威力を持って脳天へ踏みつけを放つ】
【ただの落下ではない、“何らかの”力を操作している】
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:08:36.70 ID:GHy38W.o
>>624
ふーん…

【大剣が弾け飛ぶ事は無かった】
【なぜなら―――――】

じゃ、壊れたしもうちょっと本気出そうかな

【―――――砕け散ったのだ】
【粉々になった大剣は破片が消え、かわりに少女の手の平から触手がはえた】
【いや、触手型の武器だ】
【触手はそれぞれ手から3本ずつ、計6本出ている】
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:11:10.98 ID:djg/HVoo
>>632
はぁ…はぁ…

【予期せぬ戦闘で息をあげながらも琥珀色の瞳で切り株の少女を見据える】
【彼女は髪も服装も赤いので、暗がりだと微妙に怖い印象を受けるかもしれない】

そんなに出来たものじゃないわよ…剣術を習ってたわけでもないしね

【皮肉といら立ちがたっぷりとこめられた視線で更に見つめる―というか睨む】

ここは涼みに通りかかったのがまぁ大半よ・・・ただ今しがたあんたに文句を言うという用が追加されたわ
それから私もあなたは初対面よ、この紙使いめ

【割と本気で不機嫌でございますこの女、不満と不快感が漏れ出てます】
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:11:19.08 ID:fex3YgDO
>>630
おぉっと!!これしきで俺の動きが止まるたぁ思っちゃくれんなよ!!?
【全ての弾が配置に着く前に、後方に跳ぶ】
【いくらアンカーが沈んでいるとは言え、それ位の動作は出来るくらいに鎖は長く】
【そして、跳びながらショットガンを前に向け】

大津波だ!!お前には受けられるかなぁ!!?
【発砲、放たれる水弾は塊ではなく、広く広範囲に弾けるような物】
【その津波の様な水流で、魔翌力弾を纏めて押し流し】
【その前ヘンリエッタが正面から接近を続けているならば、最低でも目くらまし程度にはなるか】

『誰がトリ公だア゛ア゛!!?』
『もートサカに来たぜ!!やっちまいな!ホージロー!!』
【ゆらり、水溜まりの下を、何か巨大な影が移動する】
【それは正しく魚影、そして水溜まりから飛び出し、水を裂くヒレ…】

【移動する魚影がヘンリエッタのすぐ後ろに来たかと思うと、水溜まりから鮫が飛び出し】
【大口を開けてヘンリエッタに噛み付こうとする】

―――よっしゃあ!来たぜ来たぜ!!
【それとほぼ同時、沈んでいたアンカーがガキンッと音を鳴らし】
【今度は、アンカーを引き上げる様に鎖が巻き取られる】
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:12:02.57 ID:SbCX7qA0
>>633

 ほ…ほう――夏バテと鼻血か…
 他にもいろいろありそうだな
 まぁ…いいだろう

【まじまじと見つめ、やがてその赤い光が消えると――】
【少し溜息をつく】
【姿に関しては、差別はしてないようだが――?】

 しかし、その姿で、良く人前に出れるな――
 人に愚弄されるだろう?
 どうしてそう自然でいられる――?

【失礼であるが、この者は真剣である】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:15:29.54 ID:URxisnwo
>>631
【目の前のイリスの微笑に、どこか空恐ろしいものを感じ】

回顧っ
【こちらは他者の精神状態を模倣する技】
【例のメイドさんの落ち着いた精神状態を呼び起こし】
【無理やり冷静を取り戻し、同時に痛みを緩和する】

(とにかく情報を手に入れる、それが私の目的であり、在り方)
(先ほどの現象は私の容量不足、なら…)

【ナイフの刃に、もう一つ、五芒星が浮かぶ】
【魔翌力によって模られたその黒き星は】
【サナがナイフを振るうと目の前のイリスの胸に向かって飛んでゆく】
【その速度はそこまで速くない 視認してからの回避も可能だろう】
【だがもし当たれば、それが心臓を貫き、再び辺りを紅い蝶が舞うことになる】

【そして、三度目の想起】
【軽く前かがみになった後、少女は高く飛んだ―否、跳ねた】
【前方のイリスを目標にしているように見えるが、その実、目指すところはその後ろのリュックだ】


646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:15:53.75 ID:TufpHmso
>>637

不味い・・・な・・・鎧だけが頼みか?
【行動を起こすのが少し遅れ、回避行動が取れなかった】
【攻撃は彼へと向かう】

【が、その時――】

うお・・・
【"ざぶん"と、海が一揺れ】
【それによって、攻撃は急所からそれた】
【しかし、それは――命中した場所の鎧と彼の胴の肉を削ぐ!】
【何とか、木箱にしがみついているようだが・・・】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:16:14.16 ID:cvwRuEDO
>>639
【吸血鬼に取って、海とは楽な戦場ではない】
【流れを越えられない、程度の差はあれこの少女も同じ】
【落とされれば、これまでの攻防に関わらず負けが決まる】
【それは、選びたくない】

【右手に持つ刀を垂直、相手の左肩へと振り上げ】
【それと同時、後方へと自分から飛んで、手の到達を遅らせる】

【左手を庇うために遅れがでなければ、空中で少女を掴めるだろう】
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:18:09.85 ID:tMZAkAso
>>636

一生縁がねーよ、だってなんかブラック臭いもん機関ってさ
【ググ、と少年も力を込めるが所詮は少年である、少し返され気味になり】

……クッソ――――!
【しかし刃と刃の均衡がズレる一瞬、僅かに感じ取り】
【刃を押すようにして全身を後方に不安定な姿勢のまま投げ出すように避け】
【湾港に靴底の擦過音が響き】

【半ば無理矢理の回避の為か少しつんのめった移動、それは少年の姿勢制御が出来ていない事を表している】
【十二分に攻撃のチャンスだろう】
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:21:12.52 ID:eiYRv1so
>>642
乙女の寝所に踏み入るからそうなるのじゃ。
夜の森などという物騒な場所にで、か弱いわらわが寝息を立てるには此のくらいの備えは必要なのでな

まあ、何じゃ――犬にでも噛まれたと思うて寛大な心で許すが良いのじゃ!

【懐から扇を取り出し、左手に持つとパタパタと顔に風を扇ぎつつ】
【高らかに、快いばかりの笑い声を上げながらそう告げてみせながら】

――わらわは貴宝院織守。お主は?
基本にして常道。何をするにも名を知っておるのと知らぬのでは天地の差じゃからな

【自然な口調で流れるように自身の名を告げて、少女の名を訊ねる】
【指先で止まる鶴を軽く弾くと、小さな鶴は織守の頭上でクルクルと周回軌道を始めた】
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:22:06.19 ID:LhPQdPE0
>>644
まあねぇ、ああだるい色々とだるい

【欠伸をしながら、愚痴るようにそう言って】
【相手の、赤い光が消えるのを興味なさげに眺めた】

さあな、慣れたんじゃねえの?
上から目線なアホ共の叩きなんぞどうでもいいんだっつの

それによ、意外とそんなモンキーだけじゃねえのよ
俺と普通に接してくる奴とか、塩かけてくる奴とか

この包帯も人からもらったのさ

【後者はともかく、前者のような人間もいるらしい】
【顔の包帯を摘まみながら】
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:22:43.17 ID:T2E6woAO
>>635
【ごうごうと燃え続ける木箱、だと言うにその火力は一向に衰えを見せず】
【がぁん!と大きな音を立て、斧を叩き付けられた箇所が大きく凹む】
【更に肉が切れたか、滲むのは真っ青な血液。海よりも青いそれは身体を伝って地面に溜まる】

そんなんじゃ解体は出来んよガシャロォォ!!
魚捌くときゃ、先ず鱗からじゃろォて!蛇に適用されるか知らんけどねぇ!!

――“煙波縹渺”!

【続いて、ガシャロに向けて吐き出すのは黒煙である。空気より重いものらしく、時折吹く潮風にも簡単には流されない】
【当然内側から扇げば流されていくが、囲まれてしまえば一時的に視界が悪くなるだろう】
【因みに、この黒煙は身体には何の害も及ぼさない。単なる目眩ましのようだが……】
【ふと燃え盛る木箱の方に目を遣れば、黒煙に触れた瞬間火力が強まったのが判るやもしれず。】

【その間もウルミの身体は動き続け、ガシャロを取り囲まんとしている】

/申し訳ない、切り裂こうと向かっていったのは頭の方です
/そして風呂のため返事遅れます、度々すみません
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:22:47.48 ID:vtkQzeko
>>645

【無理やり冷静を取り戻したことにより一瞬だけ、違和感を感じれるだろう
pistis=sophia≠ェ、空気の揺らぎを――――捉えるはずだ、響きとして――――そう、つまり音≠ニして
ほんの一瞬聞こえる、足音――――それも直ぐにかき消される、サナがナイフを振るうことによって】

【足音の位置は、サナの少し前で、彼女の前――――つまり、イリスとサナの丁度真ん中辺り
すなわち、ナイフがイリスより先に、当たるであろう距離――――が、ナイフは、何も無かったかのようにイリスの心臓を貫く】

【しかし――――彼女は、心臓を貫かれながらも、鮮血を噴出しながらも――――ゆっくりと、歩み続ける
確実に、今の彼女は、人ではない、と気づけるだろう】

【そして、空中に跳ねたサナへ向かい――――銃弾のような水流が放たれたことを、再びpistis=sophia≠ェ伝えるだろう
空中という身動きが取りづらい状態を的確に狙った攻撃、恐らく――――確実に居る、どこかにイリス≠ェ】

【無論、水流の放たれる箇所には魔方陣が在る】
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:22:53.99 ID:kgsGBp.o
【公園】

………もっと、強く…ならない、と

【短く硬めの黒髪の、赤く長い鉢巻、綺麗だが年期の入った道着と袴を着用している男性がランニングをしている】
【延々と続けているのか、大量の汗をかいており】

【暗い公園では視界が悪く…案外危なっかしい】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 22:24:45.80 ID:CFUkZHw0
>>647
【この一連の流れで決めようと思っていたこの男】

【まぁそれだけあって覚悟もかなりのもの】

【左肩を庇わず、その左肩に深い傷を負うものの】
【そのまま少女を掴む。だが左肩への一撃が響いたのか海へと叩き落そうとする意識が反れてしまい、ただ体全体を使って掴む形となる】

【そしてその顔に浮かぶ笑み・・・間違いなく、次には何か仕掛ける】
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:25:04.42 ID:7UdV4u20
>>640

―――上か!クソッ!!間にあわねぇ!!

【突如上に上がり、こちらに謎の踏み付けをしようとしたことは分かった】
【また掠り、頭部から血が噴出す】
【しかし、高速で駆けた自分の体は止まらず】
【そのまま壁に激突するまで止まらなかった】

【―――相手はこちらとやや離れた場所にいた】
【しかし、決して遠い場所ではなかった】

ククッ・・・アハハハハハハッッ!!!!アンタ面白ェ技持ってンなあオイ!
―――テメェにゃあ勿体ねェがなぁ・・・仕方ねぇ!!

【笑い出す、こちらが上といわんばかりの高笑い】
【あからさまに挑発しているようだ】

【―――背中の翼から炎が吹き出る】
【そのまま地面を加速せず】

【彼は空を飛んだ、高速で】

ヒャハハハハ!!!なぁ、何でダンゴムシが丸まるか知ってるかぁ―――?

【そのまま加速して、放物線に相手の方向に・・・】

【相手の上まで一気に飛び掛かる】
【乱回転しながら相手の頭上にいる】

―――それはな・・・あいつらは自分の弱さを知ってるからだよ・・・ッ!!ヒャハハッッ!!
鉄蹄のォフリックパレードォォ!!!!

【そのままかかと落とし、逆鱗に包まれていないので強度はそこまで高くないが】
【加速した分、威力は上がっているであろうか・・・】
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:26:29.38 ID:OtsGtdg0
>>643

…くげ、何処まで伸びるのでしょうか、あのアンカーは?
―――もしかして、キャプテンの竿も?

【津波によって進行を押しとどめられたヘンリエッタ―――軽口を叩きつつも、洪水に濡れ、グンバツのバストが扇情的に揺れる】
【ブレザーの内側までも侵す、水のベトリ、とへばり付く感触に、「うにゅう」と奇妙な辟易の声を、囁くように放った】

…あら、これまた、海賊らしいですわね? 
―――それにしても、焼き鳥に続いてカマボコまで提供して頂けるとは、思っていませんでしたの。

【しかし、背後に警戒していたヘンリエッタは―――獰猛なる牙達の突撃に、気付く!】
【既に或る程度は穏やかなものに成っていた水の流れに全力で逆らう、奔る、縦に揺れる体はぴょこぴょこと、ウサギを想起させる】
【―――まるで、古語では「ワニ」と呼ばれた鮫から逃げる、因幡の素兎……嘘吐きのトリックスターだ】

ビッグマウスが許されるのは、私と、私より“輝いている”方だけ……なんですよぅ?
―――だから、弾けちゃいなさい。貴方は、私の世界に“要りません”から。

【多少なりとも死の恐怖は感じたが、其れでも彼女は“冷静”だ。くるり、舞うように上品に振り向いて、両手の銃を、長い口に向ける】
【―――ジャウズにはとても見せられない…狂気に満ちた、紅い月の如き笑いに、綺麗な顔を窶し、崩した】

【放たれたのは、先ほどと同じ炎の弾丸6連発……しかし、直に体内を狙うことで威力は段違いに高まり、水の影響も受け難い】
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:26:44.54 ID:s09yXJQo
>>641


あぁ、俺天才だわ……≪炎≫を消しながら戦えば≠「いんじゃないか。
ヤバイヤバイヤバイ、右腕の痛みなんて今は関係ない。
いいなぁ―――この『戻って来た』感覚は何時も、「クセ」になる……。


【だらり、と下げられた右手を見れば―――出血≠ェ見て取れる】
【威力≠ヘ強化出来ても耐久力≠フ強化は出来ないらしい】
【この戦闘中、右腕は『戦力』として見なくても済むだろうか――――。】



って事だから―――さっさと其の殻≠ニ気持悪い物=A消してやる――――――



【言葉と共に、彼は地面に広がる≪赤い炎の尾≫へと―――飛び乗った=z

【普通なら『ダメージ』となる行動でしか無いが、今回は違う=z
【彼の体は燃え盛る道≠伝うようにして、彼女の元へと――――――】


――――――――――……よッ!!!!!!!!


                  【 滑り出した=@】


【紛れなく能力≠フ一種であろう其の移動は―――『速い』】
【おそらく五メートル程度ならば、詰めるのに要する時間は二秒足らず=z
【まるで流星≠フように、通った箇所の『炎を消滅させつつ』迫る――――――!!】

【同時に左手は、≪黄色い炎≫を点しつつ振り被られていて】
【間合いに入れば鎧の腹へとめがけて拳を叩き込む≠ナあろう】
【『大剣を吹き飛ばす威力』に加えて、『加速による推進力の付加』】

【―――――言うまでも無く、相当な威力≠ナ有ることは間違いない】


【さあ―――――二秒足らず≠ナ彼女は何を行う≠フか……?】
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:26:54.83 ID:O85dOBYo
>>646

(海が…揺れた…?)
(――これも、ヴァルトスラット様の能力…?)
()

【何が起きたのか=z
【少女には分からなかった】
【ただ、致命傷に至らなかった事に対する安堵と】

次は…、外しません

【殺さなくては、という強迫観念の狭間で】
【攻撃を、準備する】

【少女が両手を水平に広げると】
【彼女を中心に半径3m、海水が僅かに逆巻き始めた】
【海面からは、渦の前兆が窺えるかもしれないが――】
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:28:59.18 ID:djg/HVoo
>>649
それならまず「睡眠中」と札を立てることをお勧めするわ
物騒な場所での備えはいいけどうっかり襲われる側はたまったものじゃないわ

そして私は心の狭さには自信があるわ、自慢といってもいい

【鞘に収めた刀を片手で弄びながら不満げに言う】
【一方まだイライラは収まってない模様】

私は蛍川翠、まぁ普通の能力者よ
それにしても…修練場、ねぇ

【最低限の礼儀としてちゃんと名乗り返す】
【ようやく頭が冷えてきたのか、先程の織守の発言を反芻する】
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:29:36.82 ID:Cha9O1co
>>648

そんな事はないさ、少なくとも俺の居た支部ならね
まともに働いていれば・・・あぁ、その内容がちょっとアレか?

【タ、タンと短く二歩進み、両手の柄をその間で握りなおして】

【相手の姿勢が完全でない、その時間の殆ど最後のタイミング】
【左の直剣を少年の右脇腹から左肩にかけて】
【右の黒刀をその反対側から鏡写しのようにして―――】
【軌道を残せれば、丁度“×”を描くような形で少年へと切りかかる】

【踏み込みはやや浅く、そのため攻撃も当たったところで致命傷とはなりえない】
【先ずは「当てる」ことを重視した一撃――否、二撃である】
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:32:50.48 ID:4WWbJ6AO
>>655

はいはい……分かったから早くしな……

【欠伸をして相手を赤い瞳で見つめる】

んで?だから何?
ダンゴムシ博士ですか?

【相手の踵落としを左腕を上げて受ける】
【ミシミシと骨が軋む音がしてダラダラと血が流れる】

でもなぁ……いくらダンゴムシが丸まったところでさ……
人間からすれば何も変わらないよな…

【ジャキン】
【右手の機械的なグローブから黒く鋭い1mはあろうかという爪が出現する】
【それをそのまま相手の腹部に突き刺そうとする】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:32:50.51 ID:SbCX7qA0
>>650

 ――聞き流せか
 確かにあいつらの言う事など、どうでもいいのかもしれない…

【正面を向いて、少し空を仰ぐとしみじみといった】

 ――包帯を人からもらった?
 フフ…この世も捨てた物じゃないようだな――
 なんか馬鹿らしくなってきたよ

【怪しく少し笑った後――】
【両手をフルフェイスヘルメットへかけ――】

 熱いな。邪魔だ

【そう言うと、そのフルフェイスヘルメットを外すだろう――】
【顔は銀色の髑髏に、赤い目。白髪に染めた短髪が露わになる】
【その顔は、まさにサイボーグを思わせる物だった】
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:34:29.39 ID:cvwRuEDO
>>654
【一発一発は大したダメージも与えられない飛び道具。今のでようやっとまともに一つ】
【だが、触れてしまえば】
【少女は、笑いもしない】

【自分は指の一本も動かさず、能力を発動】
【相手の衣服にかかった血に、左手からの血を継ぎ足す】
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:35:04.38 ID:TufpHmso
>>658

・・・ラッキーって奴か
だが・・・戦況は良くないな・・・
【いつまで木箱にしがみついてられるか、それは彼が一番分かっている】
【早く、足を地へ付けなければと考えている様だ】

そろそろ・・・頃合いか?
【海に沈ませていた海水球――それは彼が足をつけるのに十分な大きさとなっていた】
【それを操作して踏み、立ち上がると】

・・・鎧装纏
【海水の鎧の代わりに、大地の鎧を纏った】
【重みで、海水球が軽く沈む】 【同時に、力を溜め始める】

キツイな・・・
【しかし、立ち上がったとはいえ・・・ダメージは大きい】
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:35:24.08 ID:QDVtkqk0
>>651

【飛び退って斧から手を離し、また新しい武器を握る】
【次に握られるのは――】

くっはははぁ!堅いねぇ!
そうでなけりゃ戦りがいってものがないがねぇ。
【でかいでかい、刃渡りは2mほどはあろうかという、鋭く研がれた出刃包丁】
【増した火力には気づかず、黒煙に覆われていく】

・・・やはり、魔術が使えないのは面倒だねぇ。
【ぼやきつつ、完全に覆われる前に、指を鳴らす】
【すると空中に、直径10cmものでかい鋼鉄の杭が五本現れ、落ちる】
【落ち行くそれに、彼を蹴りを繰り出し、周囲に向け、かっ飛ばす】
【弾丸の如き勢いでそれは放たれ、そして――】

【彼は黒煙に囲まれるだろう】

/行ってらっしゃい!
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:36:20.37 ID:fex3YgDO
>>656
【ガン!ガン!ガン!】
【弾丸をくらう度、空中の鮫の勢いが落ち】
【最後の弾丸をくらい、ついに水溜まりにべしゃりと落ち、沈む】
【しかし、敵に背中を向けるこの状況はお世辞にもいい状況ではない】

『ア゛ッア゛ー!!まだまだいるぜぇ!!やっちまいなぁ!!』
【ヘンリエッタの背後で、ジョナサンが叫ぶ】
【それに答えるように、ヘンリエッタへ向け彼女の正面と左右の水溜まりを移動する、三つのヒレ】

【そして、背後からも脅威は迫る】

いよっしゃあ!!釣り上げたぜぇ!!
【鎖がまだ伸びるアンカーを、左腕を振り上げて水溜まりから上げる】
【その先端には、アンカーが引っ掛かり鎖が巻き付く巨大な宝箱がついていて】

うおぉらぁ!!
『ア゛ッア゛ー!!』
【三体の鮫がヘンリエッタに同時に飛び掛かる】
【それと同時に、釣り上げた宝箱をヘンリエッタの頭上から振り下ろした】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:37:53.29 ID:eiYRv1so
>>659
好奇心は猫をも殺す――というじゃろ?
危うきに近寄らねば襲われることはないのじゃ

わらわが目を開けておるときであれば、端からこうして挨拶できたのじゃがな
ちと、機と運が悪かったのぅ……――翠よ。

【快活げに笑みを表しながらも告げる】

自然の修練場じゃよ――此処は人も少なく、手頃な広さもあるのでな
以前よりわらわが良く使っておる場所じゃ。

【よく見れば、周囲の木々に無数の折り紙が突き刺さっている】
【剣、槍、斧、芋、鎌――いずれも劣らぬ人殺しの道具を模した物騒な代物であった】
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:38:26.13 ID:URxisnwo
>>652

(やはり、傀儡ですね 本体が、どこかに…)

【後方からの水流に対し、体をひねることで致命傷を避ける】
【水の弾はサナの左肩強く打ちつけ】
(っぐ これは…数日動かせなくなりそうですね…)

【リュックの近くに着地し、前転で重力の勢いを[ピーーー]】
【体の発する危険信号を無視して両手を使い、リュックから広辞苑並みの大きさの本を取り出す】
【その際、あたりに刀やら斧やら万年筆やらお札やら 多種多様なものが散らばることになったが気にしない】

【ただ、革の装丁がされただけで、何も表紙には書かれていない】
【だが、イリスには気付けるだろう その本が非常に高度な魔法結界に包まれていること】
【そしてその本自体が非常に強い魔翌力を秘めていることが】

【眩暈に襲われ、サナの動きが一瞬止まる】

/先生ー ナイフ投げてないです ナイフから星を飛ばしました 分かり辛くてすいません
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:41:08.81 ID:LhPQdPE0
>>662
ま、大概の奴は逃げるけどな

【ハハ、と笑う異形】

さ、どうなんだろうな
捨てたものかどうかは知らねえけど、この世界は広いよ

【広い故に、様々な種類の人間が居る】
【つまりはそう言いたいのだろう】

――――――‥‥‥ふうん

【眼を見開いてから、またいつもの表情に戻った】
【その顔を、目に焼き付けて】
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:44:10.51 ID:tMZAkAso
>>660

……やっぱブラックじゃねえかっ!
【数瞬、逃げ出すその足にシェンの踏み込み刃は追いつき】

――――くあっ!
【チョッキが切り裂かれ、赤色が罰印に迸る】
【切り裂いたのなら十分判るだろう、何か布と表皮と同時に何か硬質なモノを斬った感触があったのを】

……くぅ、お前見抜いてやがったか
【その正体はチョッキの裏にしまって、否隠してあった複数のナイフ】
【いわば奥の手、あるいは騙しの手としてのそれが今回は少年に災いした】
【斬られたと同時にしまっていたナイフが斜めに押され少年の胸の辺りをズタズタに切り刻み……】

――――はぁ、チクショウ痛いぞオイ
【シェンの攻撃は予想以上の効果をもたらした】
【まあ、見抜いていた云々は少年の勘違いだが十分脅威の存在と目の前の男を認識し直し】

次はこっちの番だぞこの野郎
【右の腕に沿われた黒刀、左手のナイフをシェンに向け構える】
【出方を伺うようでその場から動かない】
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 22:44:18.57 ID:CFUkZHw0
>>663
?・・・
【相手のしている行動に疑問を持った】
・・・・・・!(そういやこいつさっきから血を操ってたなぁ!おい!)

【と、なればとにかく急いで行動する他無いだろう】

【そこで、幾ら自分の魔術であろうと自身もそれが及ぼす被害をもろに食らう魔術を使う】
【それは今まで魔力を溜めなかった身で出来るだけ威力を加算させるための苦肉の策】

【此処で自身の体内を巡る魔力を炎にして、それを一気に開放させようとする】
【威力は中の上、上の下の間くらいか】
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:44:31.29 ID:ocFrFU2o
【大会会場・トレーニングルーム】

さてさて、一年ぶりの運動と往きますか。

――――とても久しい気がします、この場所も・・・・。

【セミロングの墨色髪の少女は一人佇んだ】
【フィールドの中央で、周囲を見渡すように――――】

(フリアクXさん、ウェインさん、ガトーさん、響さん、士道さん、ラグナさん……)
(それから、この前の大会が・・・・・エルメアさん、でしたっけ?)

この場所に来ると、どうしても思い出してしまいますね。
私の記憶にはありませんが……なんだかなぜか、懐かしいです。

673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:44:50.89 ID:djg/HVoo
>>667
ええ、だからせめてそれが危ういとわかる努力はして欲しいわね

そういう設定に仕様変えた方がいいと思うわよ、あんたが戦闘やってる横で寝られる根性の持ち主ならともかく
えーと、呼び方は織守でいいのかしら?

【にっこりと怒り顔をする翠】
【そういう設定とは普通に起こすということだろう】

確かにこういう場所は修練にはいいわね…前にもこういうところで特訓してる人に出くわしたわ
ただしいきなり戦ったりはしなかったけど

折り紙で出来た武器、かー…

【周囲の折り紙製の武器を見回しながら呟く】
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:45:37.66 ID:7UdV4u20
>>661

ゲホッ・・・分かってんじゃねぇか・・・!だがテメェは所詮ダンゴムシだよ・・・!!

【服に入っていた爆薬を相手に投げつける、だが】
【回避が間に合わず、腹部に爪が突き刺さる】

・・・―――ッ!!!

【しかし、貫通する前に、加速】
【腹部に大きく抉れた痕が出来たが、致命傷は避けることに成功した】

ヘッ・・・テメェなんぞにやられっかよ・・・―――!?

【そのまま加速して、一時退避、相手との距離を開ける】

【だが、出血や頭部への損傷から、空中にて失神】
【そのまま落下し、地面に激突するも】
【起きず、動かなくなる】

【―――右手の逆鱗が、消えていく】
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:46:57.88 ID:O85dOBYo
>>664

…鎧が変った?
しかし、先程の方が水中戦に適していたような

【彼の意図が読めない】
【両腕を広げたまま、首を傾げた】

【少女を取り巻く渦は成長を重ね、次第に速度を増し】
【≪渦潮≫と形容されるような速度を得た】

【本来ならば、このまま突撃を掛けるのだが――】
【――背を痛めているために、魚のような泳法が出来ない】
【満足な速度で接近できないのならば、待ちに徹したほうが良い、という判断だったようだ】

【渦潮が大きくなっていくたび、周囲からモノを吸い上げる力も上がっていく】
【ヴァルトスラットにも、渦潮へ引き込もうとする水の動きが感じ取れるだろう】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:48:46.99 ID:HMmF7yM0
>>349

【少女の落とした球体は、ゴトリと音を立てて床に落ちる】
【しかし割れないのはともかく、傷一つ付かない所を見ると軟な玉では無いらしい】

(今ノ魔翌力…コノ僕デサエモ、或ル程度確認出来タ…)
(ソシテ、コノ反応…魔翌力ニ反応シテ、自動的ニ流レルトイウ筋ガ妥当カナ)

ア、大丈夫カイ…?
先ニ言ッテオクケド、謝ル必要ハ無イヨ。

【他の不審者に湿ったタオルを準備させようと一瞬手を上げるが、それを直ぐに下ろす】
【少女の様子から、必要は無いと自主的に判断したのだ】
【そして少女には失礼の無いよう、謝る必要性を否定する】
【球体を床に落とした事を実際気にしてないが、それでも敢えて釘を刺したのだろう】

【先程の少女の様子を見て、自分の肩を気にする大柄の不審者を余所に話は進む】

…ヤハリ君ニ、我々ノ正義ヲ理解シテ貰ウノハ難シイカ…。

―――ヨシ、分カッタ。少ナクトモ今回<n、諦メヨウ。
ココノ住所教エテオクカラ、マア気ガ向イタラ連絡シテクレ。
後、君ヘノ連絡先モ存在スルノデアレバ教エテ欲シイモノダネ。

【住所を無理矢理名乗らせるような事は、しない】
【それは少女に対して罪悪感≠ニでも言うような何かを感じていたからなのだろう】
【味方になってくれれば何より、だがいつか、自分達は少女の敵≠ニなる場合もある】
【―――そう考えた上で自由に発言するチャンス≠与えたかったのだろうか】

(少ナクトモ“互イニ”人間デハナイカラ、ナノカ―――?)

(モシ次ニ会ッタ場合―――無理矢理、力ヅクデ、コノ子ヲ連レ出ス事ニナッタトシタラ―――)

―――モウ、帰ッテモ僕ハ良インダケド、大分君ニハ時間ヲ無駄ニシマシタネー…。
…送ルカイ?

【そっと玄関のドアを、大柄の不審者は開けた】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:49:51.12 ID:OtsGtdg0
>>666

【飛び出る鮫、そしてアンカーが“何か”…生きていない物体を、引っ張り上げる音】
【前方と自らの東西で、命を奪わんと息まく鮫ども……ヘンリエッタも、流石に緊張を感じ、唇を噛む】
【―――ただし、其れは其れなりに楽しんでいる、という点では…異常だ】

―――≪A.D.T Explode≫、纏めて……きゃっ!

【ヘンリエッタが放つのは、一発だけの小さな弾丸―――だが、今度は一味「違う」】
【後方に尚も引き続ける、彼女の僅かに前方の甲板に“貼り付き”……鮫達総てを捲きこめる状態になれば、“爆発”するッ!】

【また、もしも宝箱を巻き込むことが有れば、其の中身が飛び出してしまうと言うことも有り得るし】
【―――甲板は当然吹き飛ぶと推測されるため、船がぐらり、揺れるか…或いは】

……うふふ、此れが……海賊の、若しくは“救世主”の、度胸ですわ…。

【攻撃の成否に関わらず、ヘンリエッタは爆風の余波により】
【―――体を傷つけ、血を海水に溶かす痛みを味わいつつも……強引に、キャプテン達から見て、“近距離”と呼べる圏内に!】
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:50:00.82 ID:vtkQzeko
>>668

【一瞬止まったサナの5m程手前に――――魔方陣が出現する
まるで知恵の輪のように二つの魔方陣が絡まった――――そんな歪な形をした魔方陣が
そして、動かなければ数瞬後、サナの腹部を、魔翌力の弾丸が貫くことになるだろう
軌道は直線的、新たに出現した魔方陣から一直線に発射された弾丸だ】

【特筆すべきは、その弾丸は見えず、同時に感じ取れない――――それはpistis=sophia≠使っても同様
着弾するまで、この世に存在していないといっても過言ではない、着弾して初めて――――出現する弾丸、そんな特殊な術式を使われているのだろう】

【威力は中々高い――――しかしながら、真っ直ぐで尚且つ弾丸の大きさは普通の銃弾のそれだ
魔方陣にきな臭さを感じ、少し動けば、地面へと着弾し、姿を見ることが出来るだろう】


/にゃー、すまん、間違えた
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:50:01.23 ID:GHy38W.o
>>657
殴った先、注意

【2秒足らずで出来た事は1つ、いや、1つで充分だ】
【その行動は、鎧の腹の部分に鋭い棘を出しただけだ】
【しかしそれで充分だ、なぜなら男が殴りかかる威力を利用したのだ】
【棘の大きさは買ったばかりの鉛筆ほどでそれが3本ある】
【棘が効いても効かなくてもその威力で殴られればひとたまりも無い】
【そのまま当たったなら少女は後ろに吹き飛び明確な隙が出る】
【鎧は壊れることはない、武器とくらべると丈夫なようだ】
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:51:13.93 ID:SbCX7qA0
>>669

 逃げる――確かに、その人間は正しいのかもしれないな

【フハハハと低く笑い返すと――】
【膝の上にフルフェイスヘルメットを置く】

 ――この顔を見た者達は
 すべて怯え、逃げて行った。最も「現実」ではな

【フンと鼻で笑い、銀色の瞼を閉めると】

 俺が怖いか?人間よ――

【異形の方を向き、赤い目を異形に向けると――】
【サイボーグにとって聞きたくもない事を聞く】
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:52:06.49 ID:cvwRuEDO
>>671
あら、バレちゃったわ
でも、この距離なら良いわよ………?

【違う、この距離だからこそ危ない】

【咄嗟に取ったのは防御行動】
【集まる血を板状に固体化。体の表面に】
【何らかの攻撃への壁とする】

【だが、足りない】
【急拵えの防壁では、半ば吹き飛ばすかのような炎に耐えることはできず】
【小さな体は、高く空中へ吹き飛ばされた】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:52:18.43 ID:4WWbJ6AO
>>674

………チッ

【投げつけられた爆薬が直撃し、吹き飛ばされる──と思いきや吹き飛ばされない】
【少年の身体を保護するように、背中から六枚の黒く光る鋼の翼が生えている】
【しかし──ダメージは通ったのか】

ぐ……まさか……ここまでとは…なァ…

【膝をついて身体の至るところから出血している】
【ブレザーばボロボロである】
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:52:41.88 ID:Iw32b.SO
>>638
なっ!?貴方正気なのぉ!?
【慌てながら弾薬に放たれた炎の槍を左腕で超高速の右ストレートで破壊しようとするが】

あぁぁぁぁあん♪
【炎の槍を破壊はできたが左腕が普通の肌色の腕になりと酷い火傷を負っている】

【何故火薬の山にあたるのを防ごうとした?】
【何故炎の槍を必殺技で破壊したのにオカマが大ダメージを受けてる?】
【そして海賊の中で何故コイツは熱い外にでない?】
【きのせいかこの部屋には涼しい風がはいり比較的涼しい……】

【コイツの弱点は………】

/おかえりー
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 22:53:11.27 ID:Cha9O1co
>>670

そう言うなよ、ちょっと実力がないと厳しいだけじゃないか
君くらい“出来る”人間ならいい線行くと思うんだが・・・

【意外そうな表情で切り裂いた奥にあった幾つものナイフを見て】
【それがどんな傷を相手に負わせたのかを理解するとニヤリと笑い】
【両手の刀剣を鞘に収めて――――】

攻めるのは言論と同じく自由だ、やりたいならやればいい
問題は君が俺を攻め切れるか・・・・それだけだろう?

【能力だろうか、左手に5cm程の針を三本作りだし】
【それを少年の左腿目掛けて音も無く投げつける】

【それと同時、腰に下げている白鞘の刀に魔翌力が送られ始める】
【刀、と表記はしたものの実際に魔翌力を蓄えているのは鞘なのだが――】
【なにかの攻撃に備えての溜め、といったところだろうか】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:55:18.86 ID:T2E6woAO
>>665
ふっふっふっ……この硬さだけが取り柄じゃけぇ
で、その「やり甲斐」は“戦う”のと“殺す”のと……一体どっちなんね?

――でかっ!!“鱗釘”ッッ!!

【ニコニコと矢張り人(龍蛇の姿だが)の良さそうな笑みを浮かべつつ、取り囲んでゆこうとするが】
【現れた鋼鉄の杭に思わず目を丸くし、こちらも鱗を弾丸の如く放って迎撃する】
【然しこれが仇となる。大きな杭と数十枚の鱗、仮に勢いを殺ぐことが出来たとしても撃ち落とすことは不可能】
【体表が露となった箇所を五本の杭が穿ってゆき――】

げッ……ァ、グァ……ッッ

……ヒキャアアアァァァァァアアアアアアア――――ッッッ!!!!

【金切り声にも似た甲高く大きな叫び声が辺りに響き渡る。間近で聞けば頭痛を起こしかねないほどの声だ】
【そして黒煙の向こう、ガシャロの右方で何かが光る――先刻も見ただろうこの光は、徐々に強さを増して】
【ボン!と燃えていた木箱が爆ぜると同時、右方から二つの炎球が飛来する!】
【そう、正体は“悋気の炎球”――!その大きさも火力も先より強くなっているのは、囲む黒煙が可燃性であるためだ】
【尚、此処で判るのはガシャロの右方にウルミの頭部があるということと、杭の攻撃が通ったということ】
【軌道は直線、速度は上々、予備動作で対処は可能か――!?】

【潮風に揺らぎ流され始める黒煙、次には視界が回復し始める】

/戻りました!
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 22:55:38.47 ID:eiYRv1so
>>673
森の何処から出てくるか分からん者に、余す所無く眼につくようにとなるとな
此れがまた――面倒なのじゃ。まさかわらわの顔に「近づくな」と張り紙をつけておくわけにも行くまいてな

【ふむ……と周囲を見渡しながら。】
【この場所は道で繋がった場所ではなく、四方八方、茂みを抜ければどの方角からでも人は来うる】
【故に、数秒悩むような仕草を見せた後】

まあ、後で考えておくとしようかの

――ああ、構わぬよ。
織守でも貴宝院でも、奇特な渾名でも付けぬ限りは好きなように呼ぶがいいのじゃ

【にっこりと、こちらは混じり気なしの顔】

じゃろう?街の喧騒も遠い――人里離れた場所は心も洗われるのじゃ。
たまにこうして、自然と触れ合っておらんとどうも具合がわるいのでな

【ふぅ……と軽く深呼吸をしつつも】
【戦う云々にはあえて触れずに――】

――珍しいじゃろう?
お主も受けたゆえ知っておるじゃろうが、本物にそう引けは取らぬ代物じゃ。
何せ、他ならぬこの貴宝院織守の術で編んだ<折り紙>じゃからな!

……何じゃ、興味でもあるのかや翠よ?
あるならば、好きに触れてくれても構わんぞ

【自信満々と言った風情で無い胸を張りながら】
【武器群に視線を送る翠に、そんな事を告げた】
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 22:56:02.26 ID:CFUkZHw0
>>681
【ザッパーンと海へと何かが落ちるドデカい音がする】
【まぁ何が落ちたかなど言うまでも無いだろう】


【魔術等で浮かび上がる事など容易なはずだが浮かび上がらない】
【やはりこのまま男は負けたのか、それとも機を窺っているのか】
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:57:55.54 ID:TufpHmso
>>675

ッ・・・キツイ・・・この鎧で・・・・・・攻めるッ!

・・・不味い、引き寄せられてるッ!
【彼から流れだす血によって、
 乗っている海水球と普通の海水との境目が何となく分かりやすくなってゆく】

ハァー・・・ッハァー・・・・・・グルルル・・・
――トリプルランスッ!
【岩の槍を3つ生成し、ゼノアに向けて飛ばす】
【速度はあまり高くない】 【詳しい狙いは定められていないようだ】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 22:59:03.88 ID:7UdV4u20
>>682

ぅ・・・うぅ・・・・・

【そちらからは見えないが】
【次第に意識は戻っていっている様子】

【致命傷を負わなかったため、出血で死ぬこともまだないであろう】

【しかし右手は元の手に戻っており】
【攻撃を仕掛け、逆鱗が剥がれ落ちたと思われる部分が多少傷ついているものの】
【それ以外は一般的な腕である】

【手の甲についている緑色の石がぼやけて光っていることを除いて】
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:01:05.00 ID:fex3YgDO
>>677
【三体の鮫、宝箱、そして弾丸】
【全てが一点に集まり、かちあう…その瞬間ッ!!】
【弾丸の爆発でッ!鮫は吹き飛ばされ!宝箱は崩壊!そして甲板には巨大な穴が開くッ!!】

『ア゛ー!ア゛ー!!最ッ高にクレイジーだぜこのガキ!!』
【甲板の板が、爆風が、宝箱の中の金貨が、水しぶきが散り】
【船が大きく揺れる中、ジョナサンがヘンリエッタの行動に正に鳩が豆鉄砲を喰らったような表情になり】

『だが、これはチャンスだぜぇ!!』
『やっちまいなぁキャプテン!!!』
【しかし、爆風に吹き飛ぶヘンリエッタを見てはチャンスと騒ぐ】
【それに対し、ジャウズは―――】

ぬぅおおおおおおぉぉぉぉ!!!!
【爆風を踏ん張って耐え、両腕を一杯に広げヘンリエッタを迎え撃つ…いや、これは】
【何かを、ヘンリエッタを、自らの胸に受け止めんとする体制ッ!!?】

『な、何やってんだキャプテエエエエエェェン!!!?』
【そしてそのジャウズの行動に、再び鳩が豆鉄砲を喰らった表情になるジョナサン!】
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:02:12.04 ID:URxisnwo
>>678

想起っ
【先ほど零れ落ちた斧の持ち主、機関を裏切った男を想起】
【本を、前方のイリスに向かって、―つまり魔方陣に向かって思い切り投げた】
【弾丸は本に施された防御結界によって受け止められる】
【そしてそのまま飛んでゆけば、本はイリスの頭にぶつかるだろう】

【そしてサナは前方のイリスに向かって、全力で走る】

【”本”は、サナの脳の延長の働きを成している】
【pistis=sophiaで得られる情報量は数年で人間の脳の限界を超える】
【それを補うのが”本” この本には情報の記録を移し、いつでもそれを読めむことができる】
【そしてサナは、それをもったままイリスに触れることで、膨大な情報をそのまま読み込もうと考えた】

/こちらこそちょっとレス遅かったりしてすいません
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:02:44.54 ID:s09yXJQo
>>679


【青年はおそらく―――万全の自分≠ノ絶対的な自信を持っていたのだろう】
【だからこそ、万全の技=cおそらくは彼の近接格闘最大の技を―――】

  
     キ ・ エ ・ ロ <Hッォォォオォォオォォォォォォオォオォォォ!!!!!!!!


【 『躊 躇 い 無 く 振 り ぬ い て し ま っ た』 】

【威力≠ヘ強化出来ても耐久力≠フ強化は出来ない――前述したとおり】
【人間の拳は棘≠ネど喰らってしまえば、ひとたまりも無い】



―――――――――――――――――……血=H



【少女を殴り飛ばした時点で停止した#゙は――ふしぎそうだった】

【 「何で血が流れ出してる?」 「どうして穴≠ェ空いている?」 】

【ただただ、きょとんとした顔で血の流れ出す拳を見つめていて



【――――ショック≠ヘしばしば、人間の思考と行動を停止させる】
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:04:04.40 ID:djg/HVoo
>>686
それでいいじゃない
見たところ紙の扱いは相当みたいだし、出来ないことは無いでしょう?

【悪戯っぽく笑みを浮かべて言う、どうやら機嫌が戻ってきたらしい】

そう、じゃあまぁ普通に織守と呼ぶことにするわ

人里離れた場所…私は都会っ子でねぇ
でも、たまにはこういう場所も悪くないとは思うわ、実際それでここに来たわけだし

【周囲の自然を感じながら目を細めて言う】

折り紙の術、かー…不思議な力もあるものね

【木の一本に歩きより、言葉に甘えて槍を手に取った】
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:05:54.17 ID:4WWbJ6AO
>>689

まだ意識があんのかよ……
しゃねぇ……殺っとくか?

【額の血をブレザーの裾で拭いながら立ち上がり】
【ヨロヨロとした歩調で近づいていく】

………

【そのまま相手の頭に足を乗せようとする】
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:06:58.78 ID:XWhNw9co
>>683

……正気だよ。
お前は止めるだろうって、思ったしなッ!

【リスキーな逃げに賭けるより、安全に防ぐと思った】
【もしこの予測が外れても、自分の位置ならば逃げ切れる】

しっかし、成程──そうだよな、鋼鉄だしなっ

(だけど、俺ももう一度接近されたら厳しい──)

【相手の弱点が分かったものの、自分も厳しい】
【狭いこの密室では満足に距離も取れず、もし相手の"必殺技"をくらってしまったら───】

……────だったら、取る手段は一つだッ!!!

【彼を中心として、爆発的に蒼穹の魔力が上昇していく】

【───次の攻撃で決める気だ、彼の"必殺技"で!】


/ただい……あれ、逆じゃ(ry
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:07:54.78 ID:tMZAkAso
>>684

聞くところによると機関には沢山恐いヤツがいるらしいし
それに出来る“人間”じゃないから無理だ、というか嫌だ
【その表情に小さく舌打ちを返しながら、収められた剣を見る】

(何かある――――)
【場の流れから読んだのか、ただの勘か少年は少し警戒の色を強くし】

フン――――ッ!
【左のナイフの腹で針を受け落とす】

じゃあ徹底的にバラバラにズタズタにしたるよ、後悔しても知らね
【右手の黒刀を目立つように大きく振り上げ、左のナイフは背後に隠し気味にする】
【ぐ、と右足を弾くように駆け出し低い姿勢でシェンに近づいていき】

まず腕から――――
【その声と共に刃渡り30cm程の右前腕の黒刀をシェンの右脇から右肩に一直線に斬り入れようとする】
【左のナイフは未だ動きを見せない策があるのか……】
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:08:35.17 ID:LhPQdPE0
>>680
―――――‥‥そうか

【異形は、そう返事をしてサイボーグを見た】

今はもう人間じゃねえな、俺はゾンビだ
かったりいけど、その質問に答えてやるよ

【左眼は、光すら帯びぬ闇のような黒をしていた】
【身体から漂う腐臭は、彼が「死者」であることを示していた】

はっきり言ってやる、怖いよ
ただ其れほど怖いわけでもねえ、本当に怖かったら今頃逃げてるだろうからな
其れに、怖かろうが怖くなかろうが、お前はお前だろ

逃げた人間が「正しい」とか、見た奴らが逃げただとか、はっきり言ってもうどうでもいいんだよ

【ただし異形は、とても生き生きとした答えを出した】

『俺』は『俺』だ、化け物とかゾンビとかで区別されても紛れもねえ『俺』なんだよ
だから『お前』も怖がられようが罵られようが『お前』なんだろ

俺は『俺』を否定しないし、『お前』も否定しない
だからもう「怖いか」とか、聞かなくてもいいんじゃねえの?
お前が決めることなんだからよ、お前の『評価』はな

人間に決めてもらう義理なんざねえさ、そうだろ?

【言い終わった異形は、苦笑していた】
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:09:11.82 ID:QDVtkqk0
>>685

くっははは。
当然――戦うほうさねぇ。俺は殺人鬼じゃない。
【包丁を逆手に構えて呟く】
【そして響く絶叫に、彼は】
―――ッ!?うるせっ・・・!
【思わず耳を、覆ってしまう。そう、『両手で』】
【つまり、包丁から手を離したということだ】
【当然、木箱が爆ぜた音も彼には聞こえず、探知も聞かず――】

ぐおぁっ・・・!
【火炎弾をまともに喰らい、灼熱に身を包まれた】
うあっづづづづづ!!
【火達磨になり、地面を転げまわる】
【・・・やけに頑丈である】
【ちなみに、斧はこの時点で消滅している】

/お帰りなさー!
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:09:56.82 ID:OtsGtdg0
>>690

まだ、未だ負けていませんの。
――情けは要りませんわ、お互いが、お互いに、相手を支配しようと思っていれば良い。

―――闘いとは、そう言うモノでは有りませんの? 其の方が、“気持ち良い”のでは、有りませんの?

【……どうやら、ヘンリエッタはキャプテンの行動を、自らへの“情け”と解釈したらしい。其処までは、まだ良い】
【「何だ、詰まりませんわ。」…吹き飛びながら、一瞬だけ宇宙を仰ぐ瞳は…其れよりも、暗く】
【―――彼女の、穢れ無き躯は…恐らく、彼の胸を、両足で思い切り蹴り飛ばそうとするだろう】

【そして、混乱に紛れて、無慈悲にジョナサンを狙い、放り出されるは、左手の“狂気”…先ほどより小規模だが、当たれば…ッ!】
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:10:17.65 ID:gpYI4Joo
【街中】

「……………………」

【セーラー服に紺のスカートと、頭には水兵帽を被り、縁無し眼鏡を掛けて、】
【金色に煌めくロングストレートヘアーを靡かせている――、そんな身長160cm程度の少女が、】
【大通りのど真ん中で、微動だにせず、じっと佇んでいる】
【何だかとても冷めた目付きをしているが、瞳は澄んだ蒼色だ】
【また、少女の水兵帽の上にどういう訳か大人しく止まっている「カラス」も目を引くかもしれない】

「……待つために立っているだけというのも中々苦痛ですね――」
「――長い時間脚に負担をかけるのは得意でも趣味でも無いのですが……」

【何かブツブツと言いながらも、少女はひたすら、周囲の視線も気にせず棒立ちである】

「この代償……、カラスに眼球抉らせて捻り潰すくらいが妥当なところでしょうか――」

【そして、頭の上のカラスは、「カー」と呑気な鳴き声を挙げた】
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:10:28.95 ID:cvwRuEDO
>>687
【少女は空中で翼を広げ、空気抵抗を増して減速】
【それから、ふらふらと落下を始める】

【ただ落ちている訳でも無い。向かうのは、己の棺桶】
【小舟よりはそのほうが安心するのだろう】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:11:24.15 ID:SbCX7qA0
>>697
/遅れます。申し訳ない
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:11:55.90 ID:.KLBBUYo
【路地裏】


【相も変わらず、光らしい光が乏しい路地裏】
【暗い其の場所をうろつく人影が一つ】

………

【其の背丈からして男のようにも見えるが、暗いため確認はし辛い】
【また声も一つも発していないため、より性別がハッキリしない】

……

【一つ、ただ一つ分かる事が有るとすればその人影は何か目的が有るかのようにしっかりとした足取りで歩いている事だ】
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:12:35.58 ID:bz0hhbAo
>>672
/まだいらっしゃるかな?
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:13:25.38 ID:vtkQzeko
>>691

【本がイリスにぶつかる寸前で――――消える――――イリス≠ェ
それもそのはずだろう、出現したのだ恐らく、本物の彼女が――――セシニア・イリス・フリードリヒが】

【出現した彼女の位置は魔方陣の少し右、依然涼しげな笑みを浮かべてはいるが、あまり余裕はなさそうだ】



Seeing Double at the Triple Rock=\―――破られちゃいましたか、ちょっとショックですね
どこがいけなかったんでしょう――――防御結界はやっぱりLive Forever≠ナ見るより本当に見た方が良さそうですね、勉強になりました


【彼女には外傷は無い――――が、かなりの魔翌力を使ったのだろう
頬に光る汗が、荒めの呼吸がそう伝えてくる――――そして、Seeing Double at the Triple Rock≠ェ破れたことが結構ショックなのだろう
むーっと浮かない微笑で、人差し指を、むにゅぅと唇に埋めている】
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:13:51.05 ID:eiYRv1so
>>693
――阿呆、其れではこのわらわの美貌が隠れてしまうじゃろう?勿体無いとは思わんかや?
其の様なことをするのは芸人だけで充分なのじゃ――。

【ニヤリと、当然のことのように言ってのける】
【何処から沸いて出てくるのか、自信の塊のような言い草であった】

良い心がけじゃ。
人と人との繋がりも大切じゃが、こうして自然と一体になる時間も必要じゃろう
こうしておるだけで療養にも精神鍛錬にもなるしな

【リィリィ……鈴虫のような虫でも居るのか、澄んだ音が聞こえた】
【木々の隙間を抜けて、清涼な風が二人を撫でてゆき……「自然」という存在を実感させていく】

この世に数多の術あれど、貴宝院流はその中でも特別な存在じゃからな。
「紙(カミ)」は転じて「神(かみ)」に通ず。よくある魔力とやらとは違う
「神力」……「神通力」の類を繰る、貴宝院の血筋にのみ扱える技なのじゃ――真似しようとして出来る所業ではない

【自身の術に関して、誇らしげな色を混ざらせながらも簡単に成り立ちの説明をする】
【槍を手に取ったならば、紙の感触に樫の木のような硬さ、そして異様なまでの軽さが伝わるだろう】
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:14:23.79 ID:HaoexWAo
>>676
(弁償事にならなくて本当によかった・・・)

【見るからにそれなりのお値段しそうな感じのものを落とし、】
【割れたらどうしようとか焦ってたが、大丈夫なことを確認して安堵の息をつく】

あ、大丈夫ですよ
冷たくてちょっとびっくりしただけですから

【謝り掛けた矢先に必要ないと言われ微妙な表情をする】
【あはは、と笑う顔には冷気のせいもあるかもしれないが疲労による汗一つ流れていない】
【球体を落としたことで割れてないかの心配による冷や汗のみだ】

ありがとうございます
多分、期待には応えられないと思うんですが…受け取っておきます

それから、私の連絡先なんですが・・・
ごめんなさい、携帯電話も持ってないですし、
お家も居候なので迷惑かけるわけにはいかなくて・・・

【受け取った連絡先をカバンから取り出したメモ帳に挟み、仕舞う】
【つまり、ここで逃してしまえばこの広い世界、会うのは難しいかもしれない】
【送りは必要ないです、と言って玄関から出ようとする】
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 23:14:33.19 ID:CFUkZHw0
>>701
【水の動く音がする】
【全身ボロボロで何度も何度も大きく息切れしながら適当な小舟につかまり】

【どうにかしてその上に座り込む】

【そして彼はそのまま小舟を動かし、撤退しようとする】
【何故か最初近づいたときより動きは早いが捉えられないほどでもない】
【恐らくはこれが最後のチャンスか】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:16:16.25 ID:GHy38W.o
>>692
ゲホッゲホッ

【血を吐いた】
【鎧が紅く染まる】
【そして立ち上がった】

戦闘慣れしてないとこれだから…
自分に絶対の自信を持つから…

【説教臭く呟くと再び武装が変わる】
【鎧が消えて触手が爪付きの手甲となった】
【まだ攻撃は仕掛けない】
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:18:16.83 ID:Iw32b.SO
>>695
……んふっ♪なかなか頭の切れる子ねぇ〜♪ますます

こ・の・み♪
【ウィンクしながら】

【そして相手を溜める様子を見て】

(まずいわねぇん……相手に弱点知られちゃったわん……すぐ相手を倒すしかないわねぇん♪)
【そう思考した瞬間、相手に向かい跳び、相手の頭に向かい右足での回し蹴りを放とうとする】
【狙いは意識をかりとるきだ】

/失礼…噛みました
/あらためてただいまー
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:18:54.43 ID:7UdV4u20
>>694

・・・―――d―――・・―l――

【踏まれる直前、起き上がる】
【いつの間にか、突然】

【足は血に落ち、地面に亀裂を引くが、本人は気付かない】

【意識はまだ戻ってはいないようだったが】
【右手の拳にもう一度逆鱗が戻って着ていた】

・・・――――s――・・・t―――

【寝言のように言葉を放ち、そのまま加速して殴りかかる】

【気絶したままのため当然拳は握っておらず、威力も低いが】
【加速は通常と同じ速度であったため、当たれば弾けるであろう】
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:20:10.48 ID:djg/HVoo
>>706
美しいというより可愛い、じゃないかしら?
それに、襲われることを警戒してるのに顔を隠れるのなんて気にするものじゃないと思うわよ?

【槍を引き抜きながら、織守の方を向いて話を続ける】

そういえば精神鍛錬なんて意識したことなかったわねー

残念ながら私は神は信じない主義でね…ん、軽いわねコレ
こういうところは紙のままなのね、便利そうな技だわ

【説明に耳を傾けながら、槍の感触を確かめる】
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:20:16.36 ID:LhPQdPE0
>>702
/把握しましたー
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:21:05.65 ID:ocFrFU2o
>>704
/居るよ!!
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:21:38.39 ID:fex3YgDO
>>699
ぬぐおっ!!?
【蹴り飛ばされる胸板、その衝撃に後ろにのけ反るのと、アンカーが左腕に納まるのは同時だった】

『ほら見ろ言わんこっちゃねぇ!!』
【ジャウズが蹴り飛ばされる瞬間、その場に飛び上がるジョナサン】
【それが命取りとなった】

『大体略奪しにきたのに情けなんかア゛ッギャアアアアァァ!!!!』
【放られたそれが爆発、哀れカモメ?のジョナサンは―――】
『ひでぇ…ぜ…』
【焼鳥となって水溜まりに落ちた】

おっと…っと…
…ハーッハッハッハ!!いい蹴りじゃねえかヘンリエッタ!!
【後ろに数歩よろめいて、体制を立て直してすぐさまヘンリエッタへと笑いかける】

いや〜、俺もまだまだあめぇなあ!!
お前があれくらいで終わるタマなんかじゃねえと、少し考えれば解る筈だったがなぁ!!!
【ジャキン!右手のショットガンを、ヘンリエッタに向けて】
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:22:25.20 ID:Cha9O1co
>>696

あー・・・・まあ怖いやつは確かに居るな、そりゃ沢山
別に人間じゃなくたって俺は構わないが・・・・

【パラパラとナイフに受け落とされる針は地面に転がり】
【それを見届ける事も無くシェンは左手に同じく三本針を作り】
【僅かに背後へ下がることで右肩付近への攻撃を浅く受け】

(・・・・・そろそろか?)

【左手の針を相手の右肩辺りへ投げ付ける―――と、その時】
【パチン!という音が腰に下げた白鞘から響く】
【まるで電子レンジの調理完了時のそれのような音が】
【もしそこに目を向ければ僅かに帯電した鞘が目に入るはずで】

【シェンは更に二歩下がって、その鞘に収められた刀の柄を左手で軽く触る】

/遅くなりましたーッ!
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:22:47.46 ID:4WWbJ6AO
>>711

うおっと!

【弾かれて翼を羽ばたかせながら靴の裏でブレーキをかける】
【そして血の混じった唾を吐き捨て】

なんだァ?まだやれんのか……
いいね……やってやンよ…

【口から血を流しながら笑い】
【クイクイと手招きをする】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:24:59.45 ID:URxisnwo
>>705

【遂に出現した本物を、サナには見る余裕が無い】
【自身の能力により、知ったからだ】
【”本”がこのまま飛んでゆけば海に落ちてしまうことを】

想起っ
【再び四足で立ち、全力で跳ぶ】
【ナイフを口に銜え、唾液を零しつつ走る姿はただの獣にしか見えない】
【本を追い越し、空中で1回転、海賊船を蹴って、本に体当たり】
【本を地上に戻し、自身はすぐ後ろに海があるところに降り立ち】

っぐ…がふっ
【少量の血を、その場に吐いた】

はぁ…はぁ… っとと、やっと会え、ましたね
【一連の動作を終えてやっとイリスに声をかける】
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:25:28.41 ID:cvwRuEDO
>>708
………うー……痛い

……羽根が取れたらどうするのよ

【棺桶に墜落した少女は、蓋を開けてその中へ】【溜め込んだ人間の血に浸かりながら、眠りに入る】

【逃げることは容易い、追っ手はいない】
【棺桶から、少女は出ようとはしない】
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:26:33.44 ID:bz0hhbAo
>>714
/わーい、じゃあよろしくですよー

>>672

【ざり。地を擦る音が響いて、トレーニングルームへと入っていく気配が一つある】

────、

【外見は22歳ほど、暁色の緩いパーマヘアを持つ長身の青年だ】

【所々に装飾的な鋲が縁取るようにして打ち込まれた象牙色のロングコートを羽織っており、】
【その下には白のドレスシャツと黒のスラックス、同色の革靴を履いて銀金具のベルトを着用】
【全面が真っ黒に塗りつぶされたルービックキューブをその手に弾ませていた】

【青年はルーム内を黙したまま眺め回してたが、】
【やがて、少女の方を向かぬままでゆっくりと隅の方へと歩き始めると】

ねえ
ここって、まだ開いてるんだよね

【おもむろに羽織っていたコートを脱ぎ始めながら、そんな事を口にした】
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:29:00.85 ID:XWhNw9co
>>710

(っ、避け切れ─────)

くっ……だあああああぁぁぁぁっっ!!!

【頭に向かってくる回し蹴り──避け切れない】
【そう判断した彼は、あろうことかその足に対して頭突きをして受けた】
【一瞬意識が飛んだものの、まともに受けるよりはマシだと思ったのか】

だぁ……ぅ、ぁ……おりゃああああああぁぁぁぁっっ!!!

────《 Solar - Flare 》

【大声で叫んで、無理やり遠のいた意識に対して活を入れ】
【文字通り"爆発的な"炎が、その左手から放たれた】

【だが、この至近距離──成功したとしても、彼も無事では済まないだろう】


/違う、わざとだ……
/じゃなくて、お帰りなさいませ
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:29:17.88 ID:T2E6woAO
>>698
ガアアァァァ…………ッッ!

【“悋気の炎球”、その名の通りウルミの悋気――嫉妬の念が糧となって燃える炎の球】
【ガシャロが地面を転げ回ることで火力はかなり落ちてきたが、完全に消火するまでには至らないだろう】
【尤も水か何かがあれば火は消せるのだが】

……はッ、ぐぶッ、ふぅゥゥウウ……ッ!
火ィ消したいんじゃったらさァ、消さしてやろォじゃんか……!!

【荒い呼吸で黒煙を吹き飛ばし、苦痛に歪む龍蛇の顔が露になる】
【口から、穿った箇所から、真っ青な血液が溢れ出す】
【然してそれも意に介さず、大口を開きながら、ずり、ざり、とガシャロの近くまで這ってゆくウルミ】
【“消火”でなく“消化”を狙っているのだろう。接近出来たならば、鋭く生え揃った牙がガシャロを噛み砕かんと迫る】

【……尚、これは当然のことだが、口内に鱗は生えていない】
【ウルミが完全に接近するまで時間はある、この間に得物を手にすることが出来れば――】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:29:39.50 ID:vtkQzeko
>>718

ええ、そうですね――――って、大丈夫ですか?


【心配そうにあらら、と口元に手を当てて覗き込む様子は、まるで――――若奥様のようで
何だか――――とても、変だ、戦う気が無くなる位に】

【実際もう戦意は無いのだろう、姿を現した事が良い証拠だ】
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/11(水) 23:30:24.73 ID:CFUkZHw0
>>719
羽根が取れたら?・・・羽毛布団にして売り物にでもするがどうかしたか?

あぁ・・・最初に言ったことが守れなかった・・・こんなに熱いもの喰らえば冷や汗どころでは無いな、全く
【そういうことが出来る羽根だろうか。そうは思えない】
【と、悔やむように反省したような声を発すると舟をそのまま動かして行き】

【そうして小舟は何処かへと流れていった】


/お疲れ様でした
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:32:12.53 ID:tMZAkAso
>>716

だろ?だから遠慮しておくよ例えオレがどんなヤツだろうとね
【微かにしか入らなかった黒刀は振り上げられたまま】
【それでも何とか避けようとするが投げられた針が少年の右肩に2本突き刺さり小さく赤を滲ませる】

(…………ああ、針に電気か)
【少しの冷や汗を額から垂らし】

んにゃろうがっ!!
【左半身を回転させるようにシェンに向けて体当たりをしようとする】
【無論左手のナイフも共にである、当たり所が悪ければ致命傷になりかねない、が】
【所詮稚拙で突然思いついたような攻撃であり、避ける事など容易である】
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:32:35.62 ID:Iw32b.SO
>>721
(コレは………無理ねぇん)
貴方との戦い……嫌いじゃなかったわぁ〜(はぁぁと)

あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁあん(はぁ〜と)
【炎に全身を焼かれ、床に落ちた】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:33:55.01 ID:eiYRv1so
>>712
何を申すか、女子ならば何時でも己の面立ちくらいは気にしておくものじゃぞ?
お主は日頃からおかめの面を付けて過ごせるかのぅ?そういう問題なのじゃ――。

【どういう問題なのだろう。】

何事にも動じず、水面のごとく静かな心は戦場(いくさば)に於いても重要じゃからな。
体を動かし、術を磨くも大事じゃが、器が磨かれようとも内に流れる水が濁っておっては意味をなさぬ

刀を使うのであれば、相応に武芸を学んでおるのじゃろう?師から学ばなかったかのぅ?

【純粋に疑問げに問うてみる】
【先程の太刀さばきから、ある程度の域に達した剣士と見ていたのか】
【それゆえに精神鍛錬を軽視するような言葉に引っかかったのだろう】

――まあ、信じるも信じぬも自由じゃ。
易々と人の目に触れる存在ではないからな。
武具を作るだけでなく、再現できる形状ならば大抵のモノは作れるからのぅ――至極便利じゃよ。

そうじゃな、此処であったも何かの縁か
事故とはいえ、襲った侘びもせねばならんからのぅ――何か、好きなものや作って欲しいものはあるかや?

【槍に触れる翠に向けて、そんな事を言う】
【意味は言葉通り――何かを作ってくれるのだろう】
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:33:57.72 ID:s09yXJQo
>>709

【此れまでのパターンからすれば、また狂う#、だった】
【否、実際に狂いかけた=\――――……が、違う=z

【瞳の色≠ェ『冷静』其の物で、彼が狂って≠「ないのは明らかで】

【おそらく戦闘が始まってからは最も感情を排した表情で彼女を見据えると】


(こちらは両手が使い物にならねえ……相手は蓄積ダメージ中、って所か?)
(足≠使って攻撃するのも悪くは無いが―――俺は下手≠セ)
(≪炎≫を無理矢理使ってブッ飛≠だ日には確実に『負ける』……。)


【――――彼女は半分だけ、勘違いをしている】

【性格≠排すれば、「間違いなく彼は強い」】

【其の強さ≠作り出したのは――――確実な戦闘経験≠セ】



――――――――――――――……逃げるわ。



【冷静になった彼≠ヘ「引き際」を知っていて―――――――】


【次の瞬間、右足を通りの脇の建物≠ヨと蹴り出す】
【足から発生するのは先程と同様の、≪赤い炎の塊≫】
【其れは≪炎の尾≫を残しつつ、建物の壁≠登って―――】


【彼が何をしようとしているか分かったならば―――――急ぐべき≠セ】
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:35:08.42 ID:ocFrFU2o
>>720
/はいはい、よろしくー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

(人が来たようですね……)

はい、まだ開いているはずですよ?
きっと、閉まるまで暫くは時間が有る筈です。

全面黒のルービックキューブなんて珍しいですね?
全面銀色で面の形の異なる代物なら記憶にあるのですが・・・・・

【静かに少女は彼に話しかけた―――】
【彼へと正面を向いて、姿勢を正して確かに頭を下げて……】


私は小鳥遊 舞(たかなし まい)――――小鳥が遊ぶと書いて「たかなし」です。

どうも、始めてお会いします――――。

730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:37:18.98 ID:cvwRuEDO
>>724
【棺桶は波に流される】
【沖で、それは突然消えて。紫の霧が残るだけ】
「やれ……また逃げ帰ってきたか、お前は
強いはずなのに勝たんな……」

【どこかで保護者が溜め息をついていた】

/お疲れ様でしたー
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:37:44.98 ID:7UdV4u20
>>717

・・・―――――ハッ!!?何だ・・・何があった・・・!?

【気絶から覚めたようだ】

【目の前には相手がいて、戦闘態勢をとっている】
【つまり・・・?】

てんめぇぇぇぇ!!!何しやがったぁぁぁあああああ!!!

【先程まで戦っていた、しかし戦った記憶が無い】
【つまり甚振られていた、と認識する】

【激怒し】
【激昂し】
【有頂天になる】

ヒャハハ!!炎剛のバーストォォォ!!!!

【背中の炎が、今までよりもはるかに大きく出てきた】
【ボッ と音を立てた、そして】

【―――超加速、本人も認識できないほどの】
【はじめに決めておいた目標に向かう、以外は不可能なほど早い】

【背中から噴出す炎は、周りを少しずつ燃やしていった・・・】

732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:39:12.18 ID:XWhNw9co
>>726

……───俺の、勝ちだ。

【倒れた相手を見て、そう言い放ち】

(しっかし、かなりダメージ貰っちまったな……。)
(死ぬわけにはいかねぇし──こんな所で無理するのも、な。)

……強かったよ、てめぇもさ。

【入り口である大穴から、歩き去っていった】

/お疲れ様でしたー
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:40:03.58 ID:SbCX7qA0
>>697

【怖い――そう聞いて安心したように――】
【ハハハハハと低く笑う――】
【とはいっても、このサイボーグにとって――】

【これは、心からの大笑いなのだろう】

 正直なのはいい事だ―― 
 フム――
 俺の評価を決めることは、俺の評価か

 まさか、ゾンビに説教されるとは思わなかったな

【正面を向き、またハハハハと前のめりになって――】
【低く笑うと――】

 三人目か――

【微笑してそう小さく呟く】

/風呂です―
/
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:40:22.09 ID:OtsGtdg0
>>715

【邪魔者が海中に沈んだコトに、ひそやかにほくそ笑み……そして、鋭い槍を想わせる視線が、キャプテンを刺し穿たんとする】
【―――柔らかな両手に包まれた、冷たい“ココロ”の顕現……二丁の鉄塊は、確かに残酷な牙を、剥き出しにしていた】

ハァ…ッ。 何をいまさら、ですわ。
メキシカン・スタンドオフに置いて、ガン=カタの戦闘効率は最大を得ますぅ……。

――貴方が私を跪かせ、存在を犯し、そして“支配”する…。
そんな、最後のチャンス、ですの。 戦士としての完璧性を試して差し上げますわ…!

【実の所、ヘンリエッタ自身も無茶な戦略を行った結果、着実に“決着”に、近づいている】
【自分の体が、血に濡れているのか、海水に浸っているのか、判らない―――有るのは、刺すような痛みと、“生の実感”、それでいい】
【最早、相手を[ピーーー]つもりしか、無い。だから、見せるの、包み隠さない本当の姿…敢えて、何時も通り花に例えれば】

【―――食虫植物のような、密かで、鋭くて、愉しげで……イカれた、微笑みだった】

―――≪A.D.T. Punishment≫

【……少女は、銃口を“ソラ”に向けた……舞い上がる弾丸は、白い球体の様な構造の、二つの魔翌力塊…少女の上空、10M程で、静止する】
【未だ、攻撃には移らない。だが、その銃口のターゲットは―――既に、決まっていた、言うまでもあるまい】

【―――数秒して、空中で魔翌力塊が、円周上の回転に似た、くるりとした運動を始める……】
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:41:30.26 ID:URxisnwo
>>723

どう見ても大丈夫じゃないですね
でもまあ人類の死亡率は100%ですから
別に死は珍しいことじゃないですし…

どうせなら、やることをやって死にましょう!
【再三に渡る想起で、肉離れやら骨に歪みやら、わりと酷いことになっている体も気にせず】
【イリスに、がむしゃらに飛び掛る】

【その体の一端にでも触れることが出来たなら】
【「機関の機密、知りたいです」と口にし、その言葉から相手が連想した事柄を読み取るだろう】
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:43:31.65 ID:HMmF7yM0
>>707

(自分ヲココマデ人ノ下ニ置コウトスルナンテ―――僕ニハ、オ手上ゲダナ)

【少女のあまりにも素直な態度に、思わず頭を抱え込みながら立ち】

分カッタ。確カニ居候サンニハ迷惑ハ掛ケラレナイシネ…。
…マア…余程君ヲ変化サセルヨウナ事ガアレバ、来レバ良イサ。
ソレジャア、気ヲ付ケテ!マタ会エル日ヲ!

【リーダー格は甲高い声で、ノッポとデカは無言で去っていく少女を見送るだろう】

(―――モシ、本当ニコノ子ノ力ガ必要ニナッタラ、キット居候ノ人トモ戦ウ事ニナルカ…)
(…僕達ガ世間カラ悪<gシテ認識サレテイル以上ハ―――――)

……… 『………』 『………』

【少女をそのまま見送った後も、彼らは静まりかえって動かなかった】



『…良カッタンデスカ、見逃シテ…』

【―――その空気を破らんと、声を上げる背の高い不審者】

『…彼女ノ存在、我々ノ研究ヲ大キク加速サセタカモシレナイノニ―――良カッタンデスカ…?』


…―――良インダヨ、コレデ…。

―――君達ハ、コノ展開ガ嫌ダッタ―――?

『―――…』『―――…』

(純粋過ギルッテノハ、ツクヅク嫌ニナルモンダナ…)

【命と物体の狭間を生きる彼らの心に、少女はどう映ったのか―――――】

/長い間付き合わせてしまって申し訳ありませんでした!
/これで乙…で、大丈夫でしょうか…?
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:43:43.64 ID:QDVtkqk0
>>722

ぬぐ・・・!
【所々火を残しつつも、ゆっくりと彼は立ち上がる】
竜王の『鎧鱗』を舐めるんじゃないねぇ・・・!
【にやにや笑いは相変わらずだが、藍色の鱗が全身を覆っていた】
【どうやら、これで大部分の火傷を免れたらしい】
【黒く焦げた鱗が、ぽろぽろと剥がれて落ちていく】
【だが、それでもダメージはあったようで、足元がおぼつかない】

【そして、ノロノロとした動作で、包丁を掴む】
【接近してくるウルミを、正確にはその口を見据え】

火消しかぃね?それはありがたいねぇ・・・!
【そして何を思ったか――その開かれた口に向かって走りだす!】
【走る速度は、負傷した人間にしては早いほうだが、そこまで早いわけではない】
【右手には、逆手に構えた包丁。阻止は十分に可能、果たして・・・?】

【この時点で、すべての杭は消滅する】
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:43:53.78 ID:4WWbJ6AO
>>731

お前夢遊病みたいだぞ……病院行きな

【うんうんと頷きながら相手を見据え】
【右手を構える】

まさかここまでとは思わなかったよ……やるな、お前…
だから俺も全力で叩き潰してやるよ…

【黒い鋼の六枚の翼が激しく動きジェットのように噴射する】
【そのまま右手でただ突進してくる相手にストレートを放つ】
【しかし再び“正体不明”の“強大”な力が拳に宿っている】
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:43:57.99 ID:djg/HVoo
>>727
…なるほど、それは困るわ

【イメージしたのはバイト先の喫茶店で面を付けて給紙してる様子―色々シュールだ】

平常心なんて私とはかけ離れたものの様な気がするけどねぇ
いつも通りを平常心とするならある意味では保っているけど

ちなみに私の戦闘はほぼ我流よ。参考書はあっても師匠に当たる人はいない

【それはつまり人と自分の「平常」がずれてると言いたいのか】
【後半の言葉はどこか自虐的な響きも含んでいて――】

例えいたとしても、それが私になにもしないのなら私にはいないも同じよ
なんでも作れる、ね…確かに便利でしょうね

欲しいもの?好意は素直に受けるものなんでしょうけど―遠慮しておくわ
私は道具に愛着は込めない主義だし

【槍で突きの真似をしながらそんな言葉を返す】
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:44:10.98 ID:Iw32b.SO
>>732
【オカマはそのまま気絶した】

【ついでにギルドや警察に突き出せばそれなりの賞金は貰えましたよ】

【天ヶ谷双葉VS海賊部下もといダンマ・ラブハート】
【勝者…天ヶ谷双葉】

/乙でした〜
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:44:57.14 ID:vtkQzeko
>>735

――――……怒りますよ?そう、軽々と死≠口に出すんじゃありません


【めっ!と言いながら、彼女は飛び掛ってくるサナをむぎゅうっと抱きしめるだろう
むぅ、とやや怒った表情である、そしてサナは読み取ろうとするだろう――――しかし】

【流れ込んでこない、何一つ、として――――それは恐らくLive Forever≠ニは違うもう一つの能力
それが何なのか、流石に情報が少なすぎる】
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:45:13.62 ID:Cha9O1co
>>725

なるほど、じゃあ気が変わるのをゆっくり待つとして・・・・

【静かに腰を落とし、ジリジリと両の足を前後に開いて】
【凛とした雰囲気―――何らかの“型”をとり】

・・・エルフェス君、君はレールガンって知ってるかい?

【ズドォン!、という在り得そうもない抜刀音】
【まるで雷が落ちたかのような音と速度で白鞘から刀が抜き放たれる】
【刃は潰れているが、実際に「雷光」の軌跡が見えるような速度の一撃】

【攻撃の狙いを付けるのは流石に難しいのか、細かな狙いは付けていないが】
【凶悪な鉄の塊を迫る少年の左手に叩き込もうとする】

【仮にこの攻撃が失敗に終われば、直ぐに体勢を立て直すのは難しく】
【その“間”で確実に一撃を見舞うことが出来るだろう】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:45:48.03 ID:bz0hhbAo
>>729

……そう

目がいいんだね
よくルービックキューブだって識った

【青年は声をかけられても尚、そちらを向くことはせず】
【薄められた水彩絵の具のような声色で応答した】

【ぱさり。象牙色のコートを床に脱ぎ置くと、】
【そこで初めて彼は少女の方へと向き直るが】

【しかしすぐに口を開くでもなく、水蒸気のような瞳で少女をただ眺め】
【暫時の希薄な沈黙を挟んだ後になってようやく、青年は言葉を発する】

……小鳥遊。小鳥遊、舞
うん、確かに会ったことは無いから、始めましてだね

【言いながら、ふっと滲むような淡い微笑みで少女の名前を反復すると】
【人差し指を顎にあてながら、また少し黙り込んでしまっていたが──やがて、】

僕は……──僕は、『黒野 ダンドク』……でいいかな。うん、いいな
僕の名前は『黒野 ダンドク』です。いきなり名乗られちゃったから、少し驚いた

まあでも、いいか。君はここで、何を?

【緩く波打った夕焼け色の前髪をくしゃりとかきあげながら、自分の名を告げて】
【紹介ついでにと、そんなことを尋ねてみる。トレーニングルームですることと言えば大体決まっているのだが】
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:45:52.04 ID:LhPQdPE0
>>733
正直っつーかなんつーか、なあ?

世の中広いんだよ、説教好きのゾンビが居たっておかしくねえさ
まあ大して好きじゃねえけど

【欠伸をしてから、また、手をポケットに突っ込み】

あ?何か言ったか?

【首を傾げて、そう尋ねる】

/はいはーい
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:51:39.19 ID:7UdV4u20
>>738

―――もう――――――ねェ―――!!!!

【加速した彼の声が断片的に響き】
【目の前に≪何か≫が出てくるが、止まることはありえない】

――――――――――――潰れろッッ!!!!

【更に拳に力を入れる】
【それに乗じてか否か、翼の炎も更に強く】

【そのまま激突を狙い打つ】
【相手もおそらく―――もう避けられない激突】

【全力を懸けた、一撃】

746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:53:19.03 ID:URxisnwo
>>741

あう? 私にとってはわりと身近なものなんですが

【もはや抵抗するだけの力はサナにはほとんど残っていない】
【ただ、少しでも情報を読めないものかと、必死で意識を繋ぎ止めて】

【空気からのものを除いて、情報が一切入ってこない環境はサナにとってとても楽で】
【気付けば、眼を閉じて体重をイリスに預けていた】


747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:54:01.26 ID:HaoexWAo
>>736

はい、それでは!
・・・あと紅茶、ありがとうございました!
お元気で!

【深々とお辞儀をして、元気一杯手を振って】
【玄関から夜の闇へと消えていく】

わっ!思ったより遅くなっちゃった!

自覚してない力・・・か・・・
それに気付ければ・・・もっと強くなれるのかな?

【少女は足早に自宅を目指していった】

/何日もわたってお疲れ様でした!
/楽しかったです!
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:54:22.34 ID:fex3YgDO
>>734
ガーッハッハッハッハッハッハッハッハァ!!!!
最後のチャンスか!!!いいぜぇヘンリエッタ!!
【ショットガンをヘンリエッタに向けたまま、左腕のアンカーを高く掲げる】
【アンカーがぐるぐると、まるでドリルの様に回転を始める】

正し!!俺はお前の攻撃をかわさねぇ!!折角のプレゼントだ!!この体でいただいてやる!!!
俺がお前の攻撃に耐えるか!お前の力が俺を沈めるか!!勝負と行こうじゃねえか!!!
【回転するアンカーとショットガンを打ち鳴らし、火花を散らして】
【アンカーを構えたまま、ヘンリエッタへと対峙する】
【その瞳は蒼いながら、赤い信念の炎が燃えて】

「キャプテーン!!やっちまえええぇぇ!!」
「そんなガキの攻撃!跳ね返しちまえぇ!!」
「キャプテン!キャプテン!キャプテン!」
【不意に響く、声】
【そちらに視線を向ければ、マスト上や離れた場所から海賊達が顔を出し、自分達の船長にエールを送っている】

『ア゛ー!!負けんじゃねえぞキャプテン!そのムカつくガキにドデカい風穴開けてやれ!!』
【水溜まりからは、ジョナサンが這い出してきて】

どうだヘンリエッタ!!俺の大切な仲間(クルー)達だ!!!
こいつらが俺を信じる限り俺はいつも勝ってきた!!!!
今回も…負ける気はしねぇぜ!!!!
【そして迫る…決着の瞬間!!】
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:55:30.04 ID:ocFrFU2o
>>743
両目とも視力2.5ですから。
それに、色以外にも大きさもソレらしかったので・・・

【誇らしげに舞はそう言ってみせた】
【真っ直ぐに、彼の瞳を覗いて……ただ静かに佇んで】

今までに会った人たちの中に、パーマヘアの方って居ませんでしたし
だからですから、始めましてと言っておきました。

今後とも、出会う機会があったならよろしくお願い致します。
黒野・・・・・・・黒野 ダンドク様?


私は此処でちょっと運動をしようと思い立った所でした。
言い換えれば、それは戦闘訓練の事を指します。

ダンドク様は、此方へトレーニングの為に入らしたのではないのですか?

【黒い、墨色の瞳はダンドクをジッと見つめる―――】
【それは、異世界の日本に住む人の一部が持つ、らしい特徴であった】

750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:55:31.96 ID:T2E6woAO
>>737
……竜の王ねーぇ?へぇぇ……竜王の鱗って強いんじゃぁ
海神の鱗も侮らんでほしッ、ねッッ、……ぐ!?

【刺さっていた杭が消滅し、勢いよく血液が噴き出す】
【以前からの出血も合わせ地面は既に真っ青だ】
【江戸紫の双眸は向かってくるガシャロを確かに捉えるが、ウルミは止まらない】

くゥ、……騒動男のガシャロォ!!
そンまま喰ろうやるわァァァアア――――ッッッ!!

【そうして、彼を口内へと迎え入れた】
【その数秒後、ウルミの喉の奥が光る……“兆候”か】
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/11(水) 23:56:46.39 ID:eiYRv1so
>>739
我流でアレだけ使いこなすか――やはり、世とは面白いものじゃな
こうにも才ある者を山と見かけることが出来る。……じゃからこそ、尊くも飽きぬのであろうがな。

其のままお主は道を邁進するがいい。
師事されるに向くものと、向かぬ者がおるからな。
己が才と経験で磨けるならば、其れを伸び伸び磨いていくべきじゃろうからな

【我流であるという旨を聞くと、少々ピントがずれたような返事をする】

いらぬか……ならば、無理強いはせぬよ。
わらわの紙はちと扱いが面倒なのでな、邪魔になることもあろうからな――

【其処まで言葉を吐くと、織守は切り株から立ち上がり】

――さて、もうそろそろ日付も変わる頃かのぅ?
用がないならば、わらわは家に帰るとするが……どうじゃ?

【翠の顔を見つつ訊ねた】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/11(水) 23:57:39.91 ID:GHy38W.o
>>728
ふーん…

【興味無さそうに呟くとこちらも上に上がった】
【ただし方法は違う】
【こちらは壁蹴りでだ、しかしその壁は空中に突然出て蹴るたびに消えている】
【多分武装の物と同様の物だろう】
【ちなみに昇るスピードは3秒でビルの一階を昇るほどだ】
【これは永年戦いに身を投じて来たから予測出来た事だ】
【「男は逃げない、上から攻撃を仕掛けるだろう」】
【その予測から来た行動だ】
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/11(水) 23:58:02.88 ID:4WWbJ6AO
>>745

う…ぐあぁぁぁぁ!

【後方に吹き飛ばされ、翼を広げて勢いを[ピーーー]が、そのまま壁にめり込む】

オイオイ……右腕使えなくなっちまう……

【ダランとひしゃげた右腕が垂れる】
【苦痛の表情を浮かべて左手を添える】
【もはや身体中傷だらけで壁にめり込んでいる】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:02:08.17 ID:cMgMk.go
>>751
本格的に修行した人からすれば取るに足りない程度でしょうよ
まぁ、褒め言葉として受け取っておこうかしら

【そう言うと少し気の晴れたような表情を浮かべる】

私にこんなものは勿体ないとも思うのよ
さっきも言った通り、私はモノに愛着とか情を込めないからねぇ

【槍を適当なところに突き刺し直して】

そうね、大分時間もたったし、私もそうしようかしら
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 00:04:40.75 ID:NLU1WPco
>>746

身近、だからといって軽々しく扱うものじゃありませんよ
――――……いくら、見たって、経験したって、慣れるものではありません


【そう言うと彼女は、もたれ掛かってくるサナをよしよし、と撫でてあげた後、そっと近くの壁にもたれかからせてあげようと、し
そして、そのままその場を後にしようとする】

【――――数分後、不意に脳内へと一つの情報が流れ込んでくるだろう
恐らくそれは、イリスと触れ合った際に読み取ったであろう情報――――何故、今なのか、はわからないが
データベース≠ニ、その名前だけが脳内へと送られただろう】
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 00:06:49.88 ID:CEEG19I0
>>753

やった・・・やったぞ・・・ッ!!

【相手を壁にまで弾き飛ばし、腕を上に掲げる】

っしゃあああぁぁぁ―――

【たちくらむ、このままではまたしても意識を失うことは免れないだろう】

チッ・・・逃げるか・・・此処じゃあもう儲けもなさそうだ・・・

【この場に倒れこみそうになる衝動を抑え、空を駆けようとする】

じゃあな・・・アンタに負けたつもりはねェが、勝ったつもりもねェよ・・・
―――報酬云々は勝手に取って行きゃあいい

【そのまま飛び立って行く、途中蛇行しつつも】

【おそらくそのまま町に逃げ込むのであろう】


/お疲れ様でした
/もう時間切れなので・・・すみません



757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:07:22.61 ID:YYulmo6o
>>752


(上≠ノ向かった………前が空いたな。)


【彼女の予想は―――――ハズレ≠セ】

【彼は現在、『逃げようとしかしていない』】
【むしろ彼女が道を空けてくれる≠フであれば、「そちらから逃げる」】


じゃあなクソアマ――――読み違い≠チて奴だ。


【今度は左足を前方へ蹴りだすと、同様に≪赤い炎の塊≫を射出】
【同様に≪炎の尾≫が作り出されて、今度は躊躇い無く飛び乗った=z

【何らかの原因が有るのだろうか、速さは一般人のダッシュほどに落ちている】
【が、≪炎の塊≫は消えていない∴ラに―――『何処までも続く』】

【早急に止めねば、そのまま彼は逃走してしまうだろう――――】
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:08:14.93 ID:T5a4r2Qo
>>749

……実は爆弾だったりして

【冗談なのか本気なのか、酷く薄い笑みでそんな事を言い】
【ぽーん、と。掌の上で一度大きく跳ねる黒の立方体】

【少女の見たとおり、極普通の3×3の立方体ルービックだ】
【全面真っ黒なため、揃える楽しみは欠損しているのだが】

うん、よろしく。ダンドクでいいよ
パーマヘアのお兄さん。それだけ憶えてくれれば、いいや

【「実は天然なんだけどね」とか呟きながら、】
【前髪を一房くるくると捻る青年の瞳は、日暮れの海に良く似た茜色だ】
【それ自体は情熱的な色合いではあるが、青年の雰囲気はそれとは真逆で雲のよう】

【黒い瞳にじっと視線を合わせて、またしばし沈黙】
【のんびり屋さんなのかテンポが悪いのか──ようやく少女の問いかけに答える】

……トレーニング。そうだね、戦闘訓練だ
奇遇だね、君と同じだ。まさかこんな所で、同じ目的を持った二人が出会うなんて

これも何かの縁だから、よかったら一緒にやろうか

【そう言う青年の顔には、綿毛のように掴み所のない微笑みが滲んでいた】
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:08:26.93 ID:FDejG2k0
>>748

正面から……はぁ、実に貴方らしいのですわ。

―――理解できませんの。
貴方が、貴方に釣り合わない皆様を、信じているコトも含めて…理解できませんの。
少なくとも、此処が戦場である内は、私は……甘い貴方を……。

【疲労からか…? 突拍子もなく溜息を吐いたヘンリエッタの上空で、白い魔力の回転が、停止する】
【―――放出されるのは、途方もないエネルギー……彼女の両腕の銃の中に、それが流れ込み、還元されるッ!】

―――理解、できませんのッ!!

【爆発的な魔力が、体内にも影響を与え……全身の神経を、韋駄天の如く痛みが奔走する】
【―――だが、何もかもが“慣れたモノ”で…其れこそが、ヘンリエッタの力だった】

【両手を、仲良く横に並べて、キャプテンの頭から胴体にかけて、狙い撃つ―――なぜ、そんな曖昧?】
【その理由は…拒絶と否定の咆哮と共に放たれた、“最後の一撃”の正体を見れば、判るッ!】

【愚直なまでに、真っ直ぐに……迫り来る、宵闇をバサリと引き裂く、巨大な二本の破壊光線が、この技の正体だッ!】
【破壊力は、当然これまでで最高! ―――立ち迎えるか!?】

【なお、攻撃の成否にかかわらず、ヘンリエッタは魔力の急速な消費により、攻撃後はその場で尻もちをついてしまう】
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:08:31.09 ID:PN4gvVQ0
>>750

やってやるかねぇぇぇぇぇええええ!?
【懇親の叫びと共に、走る!】
【その身に火を残したまま、突入する!!】

入れた・・・ねぇ。入れたはいい・・・が。
【そして、目に入った喉の奥の光に対し】
さて・・・どちらが勝つかねぇ・・・!?
【包丁を構えて突っ込む】

【彼が体内まで侵入すれば、騒動男の勝利】
【彼を体外まで追放すれば、ウルミの勝利】
【いずれにせよ、決着は近い――】
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:08:36.88 ID:2a1bMsY0
>>744

/PCを占領された・・・だと
/PSPなので遅れるかもしれません。申し訳ない

 いや、何でもないさーー

【そう言いーー】
【ヘルメットを右腕に抱えてーー】
【ベンチから、立ち上がった】

 今日は、勉強になったぞーー
 まぁ、感謝するよ
 あんた、名前は?

【赤い目を異形に向けて、そう言い放つ】
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:10:06.47 ID:xhPPHwYo
>>742

――――ッあ!!!
【既に振るという行為は止められなく止まらない】

――――――――
【必然迫る「雷閃」は少年のナイフを寸断し、そして指に迫り】
【と、そこで場を横切るように右前腕に生えた黒刀を沿うようにして宛てがうが】

――――ぐ、のやろ
【その黒刀すらも勢いを削げずに、段々と潰れた刃が黒を侵食していく】

………ふっ――――
【このままでは左手はおろか右手も犠牲になりかねない、そう判断した少年は】
【とん、と両足を浮かせ少し飛ぶ】

【結果、その場で受けていた剣撃の勢いのまま相応の速度で後方に飛ばされる】
【小柄な少年故に相当な距離を飛ばされ、12m程だろうか激しい擦過音と共にその地点で背中に地面を付けた状態で止まる】
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:10:37.33 ID:p9qip5go
>>754
生半可な者に破られるほど、わらわの術は甘くないからのぅ
お主の技が未熟ならばわらわの術も未熟となろうて――。

【くくく……と小さく笑い声を上げて】

武器に愛着など、果たして必要な物かの?
由縁在る武具であれば相応の情も抱けようが、わらわの武具は銘も無い消耗品に過ぎぬからな
わらわの術を高く見てくれたことは感謝するが、深く考える程の事でもなかろうて

【翠の言葉をふむ……と小さな声と共に受け止めると】
【地面に突き刺さった槍がパラパラと解けて紙に戻り……何事もなかったかのように消えていった】

ならば、今宵は此処迄じゃの……

【織守は踵を返して森の方へと歩き出して】

ではな――名乗りあったからには、また縁があればよいがな……翠よ

【最後に一度、顔だけ振り返り勝ち気な笑みを浮かべてみせると】
【そのまま茂みを超えて姿を消していった――】

/お疲れ様でした!
/度々返レス遅れて申し訳ねぇ……!
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:12:12.12 ID:9QkhlLYo
>>755
(いろいろ言い返してみたいですが、ちょっと、元気が出ませんね…)

【壁を背にしたところで、急速に世界が遠ざかってゆく】
【夢と現実の境界のようなところでゆらゆらと意識が遊び】
【そんな状態で、その情報が頭に入ってくる】

(私って、弱いですね…)
【イリスがその場を離れるのを感じ取りながら、そんなことを思った】
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 00:14:42.98 ID:NLU1WPco
>>764

お休みなさい、良い夢を


【母親のような、そんな声が――――聞こえたり、聞こえなかったり
彼女の後姿は闇夜へと消えていった、とさ】


/乙でしたー!
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 00:15:30.82 ID:Ojh0D6AO
>>756

ありゃ……帰ったよ…
訳わかんねーし……
ったく…とんだ時間を……ぐ…

【壁から出てきて、ヨロヨロとインカムを接続】

あー俺だ、うん、疲れたから帰るわ……

【そのまま適当に船内を漁ってから帰還した】

/はーいお疲れ様でした
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:15:45.24 ID:KR4OMkE0
>>761
ん、そうか

【微笑して、ベンチから立ち上がる相手を眼で追い】

あいあい、どういたしまして
黛 結城(まゆずみ ゆうき)だ、よろしく

【ただ名前を簡潔に答えた】

/ご愁傷さまっすw
/把握しましたー
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:15:54.98 ID:js.qQ2Mo
>>762

―――鞘に“レールガン”の機構を応用してるそうだ
精密性と切れ味を捨ててはいるが・・・・

「千鳥」、使う俺でもその速度にはついてはいけない

【数秒ほど刀を振りぬいた姿勢で硬直するが、やがて直立し】
【千鳥と呼ばれた刀を白鞘に納めて】

・・・・さて、戦闘続行するかい?

【自身からすれば前方に吹き飛んだ少年へと静かに近付いていく】
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:18:04.98 ID:cMgMk.go
>>763
それは失礼、というべきかしら
でも、いずれにしても私はあんたが言うほどいい人間じゃないわよ

【クスクスと笑い返して】

もっと言うなら、私には人の思いの入ったものは「重い」のよ
だから他人の厚意は必要以上には受け取らないことにしているの

【紙に戻っていく槍をじっと見つめながら言う】

そうね、今日はここまで
…その縁が敵としてでないことを望むわね

【修練などするくらいだ、何かしらの意思を持って力を振るっているのは想像に難くない】
【そう言って翠もその場を歩き去ることにした】

/お疲れ様ー!
/こっちも似たようなものだから謝る必要はないと思うんだぜ!
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:18:37.16 ID:JF4sRgIo
>>758
――――どうでしょうね?
彼方が教えてくださらないのなら、私には爆発するまで判りません。

(本当に、爆発するまできっとその時までは・・・・・・ですね。)

【目でルービックキューブの動きを追う】
【一度大きく跳ねたその軌跡を追うように、彼女の瞳は放物線を辿った】

パーマヘアのお兄様、ダンドクですね。
多分覚えました。忘れたらすみません―――と、予め行っておきます。


此処は「トレーニングルーム」ですから奇遇≠ナはなく、これは運命≠ネんですよ?
ですが、同じ目的を持った二人が出会う事には驚いています。

――――ですね、やりますか。

【そう言う彼女の髪と瞳は赤く染まる―――】
【炎にも似た色であり、それは血の色であり、人間に警告≠示す色】

【その腕には、第二指から第五指までに揃った四枚の刄から成る血の爪が確認できる】

久々の運動なので、お手柔らかにお願い致しますね?
かなり長い時間引きこもって居たので歩き方を忘れている感じなのです。

771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 00:18:42.99 ID:eY0NuMDO
>>759
ぬううううううううううううううううううううううううううううううおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!
【迫り来る魔翌力の奔流、それをかわす事も無く防御する事も無く、真っ向から、その身に受ける!!】
【両脚を強く踏み締め、目をひんむき、歯を噛み締め】
【攻撃が終わるまで、すべて耐えるッ!!】

「「「「『キャプテエエエエェェェン!!!』」」」」
【轟音とジャウズの声に重なる、沢山の声】
【襲撃してきた海賊だと言うのに、その様子は…】

ううううううううおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
【そして、奔流が止まる頃】
【彼は…まだ、立っている!!】
【体中から煙を上げ、肩で息をしながらも…その足は力強く!】
【攻撃に耐えきった…!?】

…いくぞおおおおおおおおおぉぉぉ!!!ヘンリエッタあああああああぁぁぁ!!!!
【そして、反撃】
【左腕の回転するアンカーを構え、アンカーへと走る…が!】

――――ぐ…!!ぬ…!!ああああぁぁ…!!!
【走る途中で膝から崩れ、ヘンリエッタにたどり着く前に】
【ズシリ、と重い音を鳴らして倒れた】
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:21:33.56 ID:9s9wnYAO
>>760
“悋気のえ――ん、ごブッッ……!!

【唱えようとした所で炎よりも先に体外へと放出されようとするのは血液の方だった】
【吐き出される血流は激流の如くガシャロの足元を流れ、然し踏ん張ることが出来ればその行く手は阻まれない】
【血液の流出時間はほんの数秒!彼が耐えたならば、為す術もなく体内への侵入を許すだろう】
【また、体外へ追放したとしても、体力的に限界を迎えているため追撃は無い――果たして】
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:22:20.12 ID:xhPPHwYo
>>768

…………無様だ
【地面に手を付きながらのそりと立ち上がり】

酷く無様だ、全く情けない
【今度は両腕から黒刀が伸びている】

続行は少し無理そうだ、しかし機関員をのさばらせておいて一人逃げ出すのも
いささか心象が悪いだろう?
【だから、と付け加え】

ここいらでお前さんが去ってくれないかな
【明らかに劣勢の側が言うべき言葉ではないのは明らかである】
【擦れたのだろう背中はチョッキがボロボロに成っている、文字通りズタズタだ】
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/12(木) 00:27:11.80 ID:XKE0kcgo
>>757
あーあ読み違いか、まあいいや、意味はあるし

【元々今回は殺す訳ではない】
【深追いする必要も無いから追う事は無い】
【其処に板状に物質を設置して休んだ】

もう少し癖を抑えたら立派な戦士の才能もあるかもね

【そう最後にメッセージを残して周りの戦況をたしかめた】

/お疲れさまでしたー
/返レスがかなり遅い上に戦闘中もチートばかりで申し訳ないです
/精進せねば…
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:27:23.45 ID:T5a4r2Qo
>>770

なんつって、大丈夫だよ。“僕の”は、爆発しないから

【“僕の”は。そこだけ僅かに語気を強めて笑った】
【そこにどんな意図が込められているのか、今は知れずとも──】

……そうか
運命なら、忘れないかもね──


──……『Redemptor』


【そう呟いて、手に持っていた黒いルービックキューブを軽く宙に放ると、】
【キューブはその場に浮かんだまま、カシャカシャと軽快な音を立てて組み替えられ──】
【次の瞬間には、それは黒と銀色を基調とした機械的な長剣へと変わっていた】


 ──……うん、始めよう


【──魔械剣『レデンプトール -Redemptor-』】
【鍔元にハンドガンを組み込んだようなフォルムをしているが銃口は無い、少し風変わりな武器だ】
【それを右の手に軽く握り、ひゅっと音を立てて右斜め下へ振り下ろす。その目は既に相手を見据えていて】

【紅蓮に塗り変わった彼女のそれら全てを目に捉えると、】
【ほんの僅かに顎を下げて、瞳をすっと細めた】

……ああ、“君も”引きこもりか
でも大丈夫、君は『良い引きこもり』だと思うから

【ざり。右に握った魔械剣をタクトのようにして少女に向けながら、】
【ゆっくり、ゆっくり、少女から見て左方向へと足を運び──間合いを計る】

【弾倉内:12/12 + 薬室内:1/1 = 総弾数:13/13】
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:27:25.29 ID:PN4gvVQ0
>>772

【ほんの数秒、されどそれは激流】
【火傷を負う前ならともかく、ここまでの不詳を負った彼には】
ぬぁにっ・・・!?うごっ、おわああっ!
【踏ん張りきることが出来ず、足をとられた】
【青い血に塗れ、一気に押し流される】

【そして、そのまま外まで押し流され】
ぐおっ・・・!
【港の建物に、体をたたき付けられ】
【そのまま、ズリズリとずり落ちていく】

【具現化物:包丁のみ】
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:28:16.00 ID:FDejG2k0
>>771

……は…は、・・ふぅん、部下共も馬鹿ですの。
私を、寄って集って、ハイエナに追われるレイヨウみたいに、殺してしまえるのに。

【倒れこんだジャウズと、群衆に成りきっている彼のクルーを視界に納め】
【血反吐ごと、嘲笑に近い言葉をペッと吐き捨て、銃をキャプテンの頭に向ける】
【そうすれば…確かに、最初は眼前の“キャプテン”を面白い人物だと思った、強い人物だと思った、そんな記憶が、刹那は頭を巡るが…】

【直ぐに、躊躇も感情も無く、ただただ景色を映し出すだけの―――琥珀の双眸と、冷徹な魂を取り戻した】

【―――ヘンリエッタ最大の汚点は、想いを“裏切られた”と見ると、愛が憎しみに変わってしまう…詰まる所、ソレなのである】

―――≪A.D.T. Standard≫…さようなら。

【何の妨害もなければ、脳天目がけて、二挺拳銃が、一度ずつ放たれる】
【そして、其の行為の成否に関係なく―――少女は、その場に膝を付くだろう…激闘の忘れ形見か、或いは…。】
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:29:19.18 ID:js.qQ2Mo
>>773

去れ、か・・・・そうだな、お言葉に甘えるとしようか
俺に傷を負ったヤツをいたぶる趣味は無いし
それに似たような戦い方をする相手は苦手でね

【視界に入った少年の両腕からは黒刀が伸び――つまりは二刀流】
【先程自らが行った戦闘方法と似たものが考えられる、と】

代わりと言ってはなんだが、天ヶ谷双葉に“もし”会ったら
「シェン・ロンドが会いたいと言っていた」と言伝をお願いできるかな?
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 00:30:23.74 ID:YYulmo6o
>>774
/お疲れさまでしたー!
/いえいえ、こちらこそ遅くなったり好き勝手やったり申し訳無かったです
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:33:35.75 ID:2a1bMsY0
>>767

黛か・・・
俺はゼビレイ。言い難ければレイで構わん。

【ゼビレイの姿が跡形もなく消えーー】
【ダッという音ともにーー】
【黛の前に向かい合う形で、姿を現しーー】

すまんな。もう行かなくては

【黛の目を見ながら、苦笑いするとーー】

まぁ、又会えるといいなーー黛

【背向けてそう言いーー】
【又、消えるだろう】
【足音はまだ近いため、引き止めるのは間にあうだろうがーー?】
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:35:28.27 ID:xhPPHwYo
>>778

ありゃ、マジか……ラッキー
【意外、というような表情を浮かべ】

というかアンタ変な機関員だな、普通ならオレをぶっ[ピーーー]流れだと思うんだが……
【両の黒刀は霧散させ、皮膚の抉れている左手で右肩の針を引きぬいて】

双葉にか?んー別に構わねえけどさ、アイツに変な事するつもりか?
【じぃっとシェンの両目を睨み問う】
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:36:24.51 ID:KR4OMkE0
>>780
ゼビレイ、レイ、ね
分かった

【と、彼の名前を復唱して】

‥‥ああ、またな

【右手をプラプラと振りながら】
【そのまま、彼が消えるのを見送った】

/乙でしたー!
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:37:43.59 ID:9s9wnYAO
>>776
【騒動男が流されたのを確認すると】

……けふっ。

【咳払いを一つ。やがて口を閉じ、その頭は海の方を向く】
【ふうと一息吐いてガシャロを横目で見つつ】

これじゃもォ互いに戦えんかねーぇ……
儂はそろそろ限界ッポイんじゃけんど
ソッチはどォよ?

【からからと喉の奥で血液が絡むような音を響かせながらそう問い掛けた】
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 00:39:13.99 ID:eY0NuMDO
>>777
「うおおおおおおぉぉ!!!」
【しかし、その銃弾はジャウズの頭に向かう事は無く】
【飛び出した一人の海賊の背中によって遮られた】

【それを皮切りに、続々とジャウズの周りに集まる海賊達】
【皆武器を持ち、ヘンリエッタを睨み、ジャウズを守るように陣形を組んでいる】

「てめぇにキャプテンをやらせるか!!」
「今度は俺達が相手になるぜ!!」
『水はまだ撒かれてんだ!!いくらでも仲間を呼べるぜ!ア゛ー!!』
【沢山の海賊と、ジョナサン】
【これ程の数に慕われていた…ジャウズが船長に成り上がったの理由は力のみでは無かったと言う事か】

『いくぜヤロー共!!』
「「「うおおおおおおおぉぉ!!!」」」
【ジョナサンの掛け声で、海賊達がヘンリエッタへと駆け出す…が、その瞬間】
【船が鈍い音を鳴らして傾き、海賊達と、その場の空気が固まる】

【甲板には大きな穴、そしてあんな激戦が繰り広げられたのだ】
【船のダメージは尋常ではなく、いくら頑丈であろうとも船旅の疲れからか船自身が耐え切れなかったのだろう】
【船に…甲板にヒビが入っていく…?】
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:41:17.00 ID:js.qQ2Mo
>>781

よく言われるが、別に俺は悪い事をするために機関員になったわけじゃない
さっきも言ったように個人的な目的のためでね
・・・・まあ、本当は君を殺すべきなんだろうがそれはまた今度

【左手に小さなタオルを作り出し、それで右肩の血を拭い】

言い方に語弊があるなその言い回しは
俺は言葉の通り会って話がしたいだけ・・・

・・・で、君はそれをヤツに伝えてくれれば良い、と

【サングラスをかけているためにその両目を見る事は叶わない】
【―――が、表情から察するにウソを吐いている様子も無い】
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:41:18.30 ID:JF4sRgIo
>>775
僕のは・・・・・爆発するルービックキューブには気をつける事にしますね。

(爆発するルービックキューブもあるって事ですね)
(怖いです・・・・・)

【右手を胸元に、左手をダラリ―――地面に向けて垂らして】
【今一度、彼の手元を眺める】

(剣・・・・・・銃のような形状も併せ持ってます)
(面白い武器ですが、えぇ・・・・・確かめたい所です。)

――――私は用が在って引き篭もってただけですよー
むしろ妹のが引き篭もりで困っています・・・・。


じゃあ、往きますか――――

【ダッ―――地を蹴って舞は駆け出した】
【行く先は前方、僅かに右手―――彼から見て左手に位置する箇所だ】


(あの剱は何かを飛ばすものなのか、或いは・・・・・)
(まずは確かめてみる必要が・・・・・必ずしもではないですね。)

【目測でのその剱の間合い少し手前≠フ一点、その場所へと疾駆する―――】
【その一点に辿り着く一歩前、舞は一気に速度を緩めるだろう―――】

[BLOOD:100%]

787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:42:39.47 ID:g7QgN6Io
>>688

【彼から放たれた三つの岩の槍】
【三本ともが、渦に流されずに中心へ向かっていく】
【どうやら重量のある武器は、渦潮を貫通できるのかもしれない】

(――――壁を、越えて…っ)

【≪渦潮≫を完全な攻防一体の技だと過信していた】
【抜けられてから、咄嗟に身を捩る事で回避を試みるが】
【如何せん距離が足りない】
【一本は躱すものの、一本は左腕を裂き、もう一本は腹部を大きく抉った】

――――

【大きく吐き出される空気と、鮮血の煙】
【右腕で腹部を押さえて、水中で蹲る】

【姿勢の解除、それが合図=\――】

【―――渦潮は、無数の水の刃に分裂した】
【無差別に周囲へ飛び交う、小型の水中断層群】
【ゼノアを中心に、円状に広がるため、ヴァルトスラットの位置もまた、例外ではない――】


/ごめんなさいっ
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:46:05.90 ID:PN4gvVQ0
>>783

くっ、くっははは・・・そうだねぇ・・・。
俺もこれ以上は辛いかねぇ、死なない体でも、体力は無尽蔵じゃない、と・・・。
【ゆっくりと、立ち上がる。が、ふらふらだ】
【包丁も、姿を消す】

なかなかに、楽しかったんじゃ、ないかねぇ。
いやいや、魔女へのいい土産話になるさねぇ・・・。
【にやにやと笑って、全身真っ青になりながらも】
【満足げな返事を返す】
【そのばに胡坐をかく】
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:46:38.07 ID:2a1bMsY0
>>782

【後姿を現し黛へ左手を上げるとーー】
【また消える。】
【ゼビレイは、黛の説教で、心境が少し変わったような気がした】

/乙でしたー
/トラブル満載で申し訳ありませんでした。
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:46:56.50 ID:xhPPHwYo
>>785

機関を手段にしているワケか?そりゃなんというか……
【小さく肩を竦ませ】

んー、まあ決めるのはアイツかわかった覚えてたら伝えてやんよ
【適当な返事をし、その場にぐでっと座り込む】

あ゛ーダルい、疲れた頭痛い、眠い
【グダグダと情けない事を言い出した】
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:48:42.32 ID:FDejG2k0
>>784

―――うふふふ、それでこそ、ですわ。
此れが闘い、此れが戦場……さぁ、掛かって来なさいな。
私の世界でその爪を振るった、醜いリビング・デッドどもの様に…私を、悦ばせてくださいな。

【ヘンリエッタの貌に浮かぶのは、カタカタと、唇を揺らすのは―――満足げな、嗤い】
【残された力を振り絞り、のそのそと立ち上がった……戦士としての興奮が、緊張が、痛みを忘れさせ、銃を握らせる】
【蘇る記憶は、悲惨・陰惨……其れすらも、ある一時から、愉しんで……ある一時から、ヘンリエッタは壊れて】

―――私には、それしか無かったのですから、………んへ?

【海賊達の硬直と、揺れ動く地面……否、船】
【―――大凡の推測をつけたヘンリエッタは、ふらふらと走りながら、陸上に続く“血路”を開こうとする】
【やることなど、決まっている。動かぬ標的を、愉しく、面白く、撃ち抜くだけだ】


792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:52:45.75 ID:js.qQ2Mo
>>790

そうでもしないと達成できそうもないんでね・・・・
まあ、難しいだけで内容は単純なものなんだが

【そこで一旦切るようにサングラスを右手で上げ】

・・・・じゃ、よろしく頼むよエルフェス君
それと次に機関員に会うときは注意することをオススメしておこう

【左手のタオルを丸めてコートのポケットに放り込み】
【軽く少年に向けて手を挙げ、その場を後にした】

/お疲れ様でした〜
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 00:54:16.41 ID:o41qi1Mo
>>787

――ッ
【今の鎧――回避力を殺した大地の鎧では回避もままならない】
【更に、彼が足場として乗っているのは、自らが生成した膨張した海水球】
【下手に動けば海に沈むのだ】

グウウゥゥウウッ・・・
【周囲へ飛び交う水の刃は、彼の鎧と肉を削いで行く】
【それによって、彼の鮮血が辺りへ飛ぶ――】

不味い・・・ぞ・・・
【右腕を庇いながら、彼は後ろで何か蠢くものを持ち】
【それを、ゼノアに向けておもいっきり投げるッ!】
【ゼノアまで届くかも怪しい上に、当たっても大したダメージは受けないだろう】

【同時に、大地の鎧を空気の鎧に代える】
【彼の足場は、水の刃によって大分減っていた】
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:55:35.51 ID:9s9wnYAO
>>788
ンー、楽しんでもらえたなら重畳!
儂も楽しかったけぇのゥ、満足満足
んじゃま、こんなトコで休んどってもアレじゃけ、儂は行こうかいね

【ニヤッと不敵かつ愉快げな笑みを浮かべて】
【ずーりずーりと重い体を文字通り引き摺りながら海へと向かい】


そーいやアルベルトって男知らーん?
かわいこちゃんの頼みでちょっと捜しとるんよねー

【と、唐突にそんな問い掛け】
【こんな状態だと言うに非常に暢気である】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:56:22.09 ID:xhPPHwYo
>>792

ふうん、ま悪い事じゃなきゃ適当に応援してやんよ
【あぐらをかいて肘を付き】

あいよーほいじゃあなー……
うっせ余計なお世話だよこの野郎
【軽い文句を垂れ流しながら同じく手を振り】


あー……ダメだわやっぱモチベーションも無いしな、そりゃ負けるわ
【ごろんとその場に転がって潮風に当てられ休みだす】


/乙でしたー
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 00:56:29.78 ID:gR/kPE.o
【路地裏】
【茶髪に黒のソフトフェルトハットと左目の眼帯、黒のトレーナーに革のジャケット、黒いジーンズにブーツの少年が隅に腰掛けて体育座りで俯いている】
【…しばらく物音も立てなかった彼だが…しばらくしてぽつりと呟いた】

…あー、なんだかんだいって…流石にへこんだ…ガチでへこんだ
自殺志願者の心境をようやく理解する事が出来たようなブルーな気分だ…

…ああ…最高にへこむ…

【すごく、ブルーです】
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:57:07.91 ID:T5a4r2Qo
>>786

あいにく、僕はこれ一個しか持ってないんだ。だから爆発はしない
君の妹の方が、もしかしたらするかもしれないね。爆発

【海に漂う水母のような笑みを浮かべて、そんな返答をしてみせるが】
【時は既に臨戦態勢。見た目ほどに余裕で構えているわけでもなく】

────、

【少女の見た通り、銃のような形状も併せ持った武器『魔械剣』】
【よくよく見れば、柄の根元辺りに『引き金』があることも分かるだろう】

(爪……接近戦で戦うタイプかな……)
(どうだろう、まだ分からないね。とりあえずはこうだ)

【青年ダンドクは少女を見据えながらその魔械剣のトリガーに人差し指をかけると】
【少女が駆け出してきた瞬間、引き付けるようにして一つバックステップしながらトリガーを引き──】


  【理法鋼喚系 第參式────】


  ────『仙人鋼 <サーザンド>』


【バシュシュ──!】
【刹那、魔械剣の切っ先前方の空気が歪み、そこから銀針の群れが射出される!】
【狙いは少女の胸元辺り、密集した針の範囲はバスケットボール大ほどだ】

【少女を迎え撃つようにして放たれたそれだが、一気に突っ込まなかった判断が功を奏すか、】
【空気の歪みが見えたのなら、何か反応することは難しくないだろう】


【──きんっ、と鍔元の自動弾倉内から排出された魔弾の薬莢が地に落ちて】
【弾倉内:12/12 + 薬室内:0/1 = 総弾数:12/13】
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 00:59:33.32 ID:PN4gvVQ0
>>794

まあお互い様といったところかねぇ。
そっちが楽しめたかどうかはわからんがねぇ・・・。
【海へ向かうその様子を見ていたが】

アルベルト?
いや、聞かないねぇ・・・。
【問われ、僅かに首を傾げるも、あえなく否定】
【知らないのだから、仕方ない】
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!蒼_res]:2010/08/12(木) 01:00:46.17 ID:eY0NuMDO
>>791
「ぐおっ!!…これしき!!キャプテンの痛みに比べりゃあ!!」
【海賊の一人が腹に銃弾を受ける…それも、根性で耐えるが】

「おい!それ所じゃねえ!!」
「なんだ!?地震か!?」
「馬鹿野郎!!海に地震があるか!!」
【船の異変に、あわてふためく海賊達】

『違う!!これは――――』
『船が沈む音だよォォーーーーッ!!!』
『早くキャプテンを連れて逃げるぞ!!積み荷は放っておけ!!』
【ジョナサンの叫びに、ヘンリエッタに対峙していた海賊達が武器をしまい、数人でジャウズを担ぎ上げる】
【そしてそのまま甲板から次々と海に跳び、素早い動きで海賊達は船から逃げ出した】

【そして船が傾き…沈む】
【まるで映画のように綺麗に船首を空へ向け、沈んでいく】
【宝や武器が海面に浮き、海面がキラキラと輝く中】
【海の男達と、その箱舟は海へと、自らの夢の舞台へと消えて行った】

【キャプテン・ジャウズ、ジョナサン、鮫肌海賊団:行方不明】
【鮫肌海賊団海賊船、ブルーシャーク:沈没】
【勝者…ヘンリエッタ】
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 01:05:02.25 ID:g7QgN6Io
>>793

【立ち上る血煙が視界を塞ぐ、鉄の臭いが気持ち悪い】
【腹部を押さえるゼノアの頭部に、彼の投擲物は命中した】

【しかし、明らかに裂傷のダメージの方がキツイのか、反応は薄い】
【頭を振って、投げられたものの正体をみようとしつつ】

(……岩の――槍は、きつかったです)
(やはり、固体の方が――強力ですね)

【徐々に、下降していく】
【目標は恐らく海底だろう】
【港である為に、そこまで遠くない筈だ】
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 01:06:43.75 ID:9s9wnYAO
>>798
……おー、知らんなら仕方ないかぁ
おっけありがとガシャロ、じゃーまた機会があれば“戦り”合おうねーぇ

じゃあの

【ニコニコしながら最後に掛けるのは再会を望む言葉で】
【ずーりずーり、と青い道を後ろに遺しつつ、派手に水飛沫を散らし龍蛇は海中へと消えていった】
【それから暫しの間、波間を揺蕩っていたとか】

/お疲れ様でしたー!
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 01:10:43.64 ID:PN4gvVQ0
>>801

おう、またの機会に、なぁ。
【それを見送って】

・・・参ったねぇ、背骨がイっちまってらぁ・・・。
【胡坐をかいたまま、背中をさする】
あのタイミングで『鎧鱗』の具現化が止まるとは・・・やれやれ、だねぇ。
この傷が治ったら・・・さっさと魔女を探しにいかにゃならんねぇ・・・。
【そしてにやにや笑いを浮かべて】
【空を見上げて、目を閉じた】

【動けるか動けないかの差により、勝者ウルミ】

/お疲れ様です
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 01:12:54.05 ID:o41qi1Mo
>>800

ッ・・・
【なげられたものの正体は――彼の尻尾だった】
【少しでも隙を作り、技の準備を整えたかったのだろうか】

(海水の鎧・・・そいつでしか長時間潜れないのはキツイな)
(他の鎧だと普通に浸水してくるしな・・・所詮、陸に暮らす者か)

潜ったか・・・何処から顔を出すか、水中から攻撃を仕掛けるか・・・
分からんが、・・・俺は俺の技の力を溜める・・・ただそれだけだ・・・・・・
【彼は、魔翌力を溜め始める】 【海水球は、削れた分を補うかのように周りの海水と血を吸っている】
【水分なら何でも良いのだろうか・・・】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 01:13:37.13 ID:FDejG2k0
>>799

……ハァ、ハァ、…何だ、トドメを刺させて貰えませんでしたわ。
―――酷い、ですの…。

【ギリギリの遁走の甲斐あって、港に“つけて”いた船首から、港の街に戻る】
【完全な快楽は、得られず。人々が逃げ去り、ゴースト・タウンと化した其処では】
【―――誰からの、賞賛も、羨望も、愛も、得られず】

……嗚呼、服を脱ぎたいかしら。

【ただただ残った、ベトリとした液体の接吻と、皮膚を撫でる痛みだけを支えに】
【豊満な胸を揺らして、彼女は、病院に向かって往くだろう……でも、ちゃっかりお宝とかは後で拾いに行ったらしいよ!】

/乙でしたー 
/何だか固まって無いキャラでサーセンなのです
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 01:14:26.29 ID:eY0NuMDO
>>804
/乙でしたー
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 01:17:02.84 ID:JF4sRgIo
>>797
一つしかない大切な武器が爆発してしまっては・・・・・・
そういえば、自分の躊躇い無く武器を爆発させる人も居ましたね・・・・・

(空気が歪んだ――――?)
(何か来ます、ね・・・・・・・)

【ピタッ――――少女は彼が先まで居た一歩手前の地点で静止する】
【否、上体を僅か右へと向かせつつ大きく後ろに逸らすことでの制動を行った―――】

【が、慣性の付いたその最中、完全な回避とは往かない】
【胸元に構えた血の爪も在って被害は最小限に済んだものの、彼女の右肩からは血が滲んでいた】

痛・・・・・

(これは――――針の群れ、ですね。)
(薬莢が落ちた――――総弾数は何発か、あえて彼の攻撃を誘うのもいいかも知れません。)
(その一瞬は見逃せないです・・・・・)

(一発ごとに一つ消費≠キるのか・・・・・・コストが決まっているのか)
(何れにせよ、針を飛ばすだけが脳じゃないでしょうね・・・・・きっと、)

【直後――――バックステップを踏んだ彼へと真っ直ぐに距離を詰めんと瞬時に加速する】
【捻った体を戻すことによる若干の方向転換=\―――】

【そして、大きく仰け反らせた上体を振り子のように前へと振る事による瞬間の加速=\――】


【――――正しく疾風の如し速度を持って舞は迫る!!】

(牽制を撒いておきますか――――)
(彼がどう反応するか―――)

(逃げの抑制の意味合いも兼ねて―――ですかね。)

【その際に、右手を振るって舞は放物線を描いて山形に彼の二歩ほど後方の地面≠狙って飛ばした】
【バスケットボール大の赤い液体―――――そう、紛れも無くそれは血液だ】

【今のところ≠サれはただの血液でしかない――――】
【しかし、彼女の手足のように彼女の思うままにそれは後に武器となり、防具となり、枷となる――――】

[BLOOD:95%]
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 01:29:41.86 ID:T5a4r2Qo
>>806

────……、s

(────いや、疾い)

【少女の言葉に返答しようとしたが、少女の疾さによって喋る暇は奪われ】

【針を躱してからの流れるような体捌きによる少女の急加速、】
【バックステップで着地した直後では即座に動き出すことは難しく】
【少女の青年への接近は妨害なく、容易く叶うことだろう】

【──そして、それだけならば良かった】

(──あか……──?)

【ちら、と。青年の意識が、放たれた血液に本能的に向いてしまう──!】
【完全に身体を後ろを向ける訳ではないものの、視線は僅かに右斜め後ろに逸れてしまい】
【距離を詰められた状態では、例え一瞬とは言えこの隙は致命的──】

【弾倉内:12/12 + 薬室内:0/1 = 総弾数:12/13】
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 01:30:38.09 ID:g7QgN6Io
>>803

(――…これは…、……尻尾?)
(トカゲみたいな、方です――)

【回避行動を取れば、更に彼の思握通りだったのだろうか】
【――しかし、今の彼女に、それは難しい】
【人魚としての機動性が、格段に落ちているのだろう】

【現に、一泳ぎ二泳ぎで到達出来る筈の海底へ】
【沈むように向かっている】

……水中は……気持ち良い…、ですけど
血が、全く、止まら……ないのが、…困りものです

【地面にゆっくりと着地して――】

  ≪波間に漂う氷塊≫

【――海底の岩が3つ、無理矢理引き抜かれるように】
【人魚の周囲へ浮かんだ】
【それはまるで、氷山から削り出された氷のように――】

【――ゼノアは、土や大気等を、海の現象のように操作する】
【海流、渦潮、断層、氷河――、そういったことの応用】
【だから、何もない所では、岩を作れないし、槍のように変えたりも出来ない】
【代わりに操作する≠セけならば、力の燃費は良い】

……追撃、は…

【ヴァルトスラットを見上げて――】
【――彼の周囲の魔翌力を、探ろうとするだろう】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 01:39:05.93 ID:o41qi1Mo
>>808

【彼の溜めている魔翌力は――空】
【どこまでも澄み渡る様な空の魔翌力】

これで・・・どうなるか
【海面に手を付けて、その魔翌力を放出すると】
【そこから高さ2m程度の小竜巻が発生!】
【それは、海水を巻き込みながら回転する】
【――海中にも幾らかは影響しているようで】
【海中へ、少しずつ渦が生まれてゆく】

ッ・・・これ、自分にも被害が・・・
【そして、彼は竜巻から遠ざかるように海水球を操作しているようだ】
【もっとも、ある程度遠ざかったら止まるのだが】
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 01:43:55.74 ID:JF4sRgIo
>>807
(半身になった――――)
(それなら・・・。。。)


・・・・・・・・・・・・・・。

(このまま・・・・・・・・・)
(上手く往くでしょうか・・・・?)

【近接には成功した】【しかし、危険なのは次の一瞬だ――――】
【自らの攻撃の瞬間―――その刹那の間≠舞は恐れた―――】

【人間が最も油断しやすいのは、傲慢≠ノ成りやすいのは成功≠フ一瞬】
【いや、成功したと思い込む℃魔ェ何よりの油断といえよう―――】


……取った――――ッッ!!!!!

【直後、舞は翔んだ―――】
【彼の左手を掴もうと両手を伸ばしながら左足を脇下に、右足を彼の首に掛けようと―――】

【十字固め≠フ形が近いか―――立った状態のダンドクへと、それを行う狙いだ―――】
【成功したならば、自らの体を一気にく≠フ字に屈め、踏みつける要領で地面に背から叩きつけようと試みるだろう―――】

【掴んだ一瞬のチャンス―――舞は自分自身自らが枷となり、受け身を取らせぬようにとその技を選んだ】

【一度地面に倒せれば、有利な状況を作りやすく≠ネるからだ―――】


【彼女自身の気付いている範囲内で、背負ったリスク≠挙げるならば】
【彼の剣を持った右手≠ヘこの技ではまず拘束出来ない事―――――】
【失敗した際に、は当然少なくとも時間的に自分に不利が生まれる事―――――】



【ベチャ―――――放物線を描いた血液は血に落ちた―――】
【それは、二人の二歩ほど前方に血だまりを作る事だろう―――】

[BLOOD:95%]

811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 01:51:11.29 ID:JF4sRgIo
>>810
/あ、ちょっとミス!

/×【成功したならば、自らの体を一気にく≠フ字に屈め、踏みつける要領で地面に背から叩きつけようと試みるだろう―――
/○【成功したならば、自らの体を一気にく≠フ字に屈め、即座に伸ばして踏みつける要領で地面に背から叩きつけようと試みるだろう―――
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 01:55:30.20 ID:g7QgN6Io
>>809

【竜巻に――、海中に発生した渦に引き寄せられる】
【支えが無い此処では、自らの泳力のみで対抗するしかない】

―――……っ
予想外の技を…

【あの鎧のときは、水中に影響する技を使わないと思っていた】
【訴えられる激痛を無視して、反対側へ、泳ぐ、泳ぐ】
【巻き込まれるよりは、随分マシ――】
【――海中に、赤い血の線が引かれていく】

……しかし、此方だって…!

  波間に漂う氷塊―――ッ!

【更に三つ、海底の岩が浮上】

いっけぇぇぇぇぇぇっ!

【柄にも無く、声を張り上げた】
【計6つの岩弾が、ヴァルトスラットに向けて放たれる】
【タイミングをずらしての六連砲撃】
【僅かに足りない殺傷性とスピードを補うため、数を撃つ作戦に出たらしい】
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 01:57:08.78 ID:T5a4r2Qo
>>810

【刹那の間に逸れた意識──理性がすぐさま視線を戻すも、時は既に遅かった】


────……ッ!


【だんっ!と背中が激しく地に叩きつけられ、】
【肺から空気が漏れて僅かに意識がぼやけるも──】
【かろうじて魔械剣だけはその右手に握ったまま離さなかった】

……げっ、ほ……ッ!

【左腕を捕られ、足で見事にホールドされた状態で、】
【少女の柔らかな感触を味わうような暇も無く、】
【広がった血溜まりにも意識を向けることも今無く、脳はただ回生の策を探る】

(……やっぱり……、……この子の間合いは──……)
(……幸い、まだ右腕は使える……なら──)

【すると──魔械剣の切っ先に、きらきらとした光沢を持った風が集まり始める】
【光沢のある風──それは良く見てみれば、何かの『粉末』が集まっていく流れだと分かるかもしれない】
 【──現時点で少女がその正体を見抜くのは些か困難かもしれないが、】
 【その『粉末』の正体は『マグネシウム粉』や『硝酸ナトリウム』etcであることを密かに記しておく】

【弾倉内:12/12 + 薬室内:0/1 = 総弾数:12/13】
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 02:08:58.65 ID:o41qi1Mo
>>812

・・・自然を利用してこそ真価を発揮するのが"アース・エンペラー"だ
この利用自体は、俺が頑張らないとな・・・色々と・・・

ッ・・・!
【自らへ放たれた岩――】 【空気の鎧で攻撃を喰らうのは不味いと判断】
【だが、この足場では回避行動自体が困難だと彼は思う】
【そして、足場の海水球である程度は防げると推測】
【その通りにする】 【海水球を変形させて、岩を受ける盾とした】
【岩が命中した海水の部分は、はじけて消え――岩の勢いを削ぐ】
【本人は、なるべく岩が当たらないようにと身を動かす】

【だが、完全に防げるわけは無く――】

しまった・・・ッ
【その内の1つが、彼の左腕へクリーンヒット!】
【嫌な音が、響くと同時に】
【バランスを崩して、また海中へ落下した――が、まるで浮き輪のように浮いていた】
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 02:10:17.96 ID:JF4sRgIo
>>813
・・・・・・・・・・・ッ!!

(すぐに距離を……!!)
(この距離では………)

【舞はホールドを即座に解くだろう―――】
【そして、すぐに一歩≠フ間合いを取ろうとバックステップを踏んだ―――】

(そして、この距離なら彼の方が有利―――)
(照準を合わせるだけでも、攻撃するにも彼のが有利です・・・・)


(ですからきっと、彼は「私/左」を見る――――)
(彼から見て頭上に対する意識が薄れてくれれば・・・・・・!!)


【突如として、血だまりを成していた血液≠ヘ彼へと波となって襲い掛かる!】
【舞自身に意識を集中させての奇襲を狙った一撃である――――が、それはただの血=A命中してもダメージはないだろう】
【その狙いは仰向けになっているであろう#゙への目潰し≠セ――――】

【模擬戦闘―――それ故に舞は殺傷ではなく、無力化≠ノ有効な手札を選ぶ―――】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?

(風が集まって―――)
(あれは、粉………?)

【舞のとった何れの行動が成功しようが失敗しようが、彼女は左側≠ノ居る―――】
【それだけは間違いのない事だ―――】

【遠距離での攻撃手段を持たない舞にとって―――】
【中距離で素早く攻撃に移れる手段を持たない舞にとって―――】

    【その事実≠ヘ脅威としか言い様がなかった・・・・・・】

[BLOOD:95%]

816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 02:25:24.69 ID:T5a4r2Qo
>>815

【ホールドが解かれ、間合いを取った彼女を即座に目で追った】
【距離が出来れば策は取れる、そう思ってすぐに立ち上がろうとしたその刹那であった】

【──ぴしゃっ】

(──……しまッ……──これは、血……?)

【突如として襲い掛かってきたその血液は、少女の狙い通りに彼の目を潰してしまう】
【だが──少女のおよその方向と、先ほどからの準備が整っていれば、即座に『それ』を発動させるには十分だった】


【上体だけでも起こしながら、右に握った魔械剣の先を『自身の左側』へ向け──】

(……これでお相子になれば、お慰み──)

【また何か、先ほど放った針の群れのような攻撃か──?】
【否】
【──そう思わせるのが狙いであり、】

  【理法鋼喚系 第參式────】


  ────『瞬眩閃 <スタグ>』!


【シパッ──!】
【──トリガーが引かれ、魔械剣の切っ先から拡散するのは、目を焼くような赫灼とした閃光!】
【それは『閃光弾』の原理で『マグネシウム粉』や『硝酸ナトリウム』を燃焼させて、相手と同様に目眩ましを狙ったものだ】

【少女がそれに掛かるかどうかは分からないが──】
【血を拭うのと、光に眩んだ目を覚ますのと──どちらが早いか】
【行動の成否に関わらずぐしぐしと左腕で目を擦る彼は、そこに賭けた】

【きんっ──自動弾倉内から排出される薬莢】
【弾倉内:11/12 + 薬室内:0/1 = 総弾数:11/13】
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 02:26:57.33 ID:g7QgN6Io
>>814

【ひとまず、渦の影響域を抜けたのか、海中で息をつき】
【海面の様子を窺うゼノア】

ヴァルトスラット様の柔軟性は…、流石…
味方にすると頼もしく……、敵にすると…

【そこまで言って、口腔へ逆流した血を吐いた】
【腹部へのダメージが、やはり大きかったようだ】
【竜巻が更に成長したならば、また対処を考えなくてはいけない位置だが――】

――――……

【やはり、動けない】
【水の刃を、一振り練ってみるものの――飛ばせずに蹲る】
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 02:36:38.16 ID:o41qi1Mo
>>817

【竜巻の勢力は、増すわけでもなく減るわけでもない】
【海中の渦も、ある程度成長すると後は現状維持の状態だ】
【消失カウント――2/5】

・・・予想以上に竜巻による海面の揺れが大きいな
右腕を庇う左腕を庇う腕が無いのも困りものだ・・・ゲソを持つ腕も無い
【残っている海水球――それが修復するのには少し時間がかかる】
【赤い血が海面を染めゆく】

んで、船が沈んだから・・・そっちに上がることも出来ねえェ
・・・ッ・・・消耗が酷いな・・・・・・ひとまず・・・陸へ・・・
【空気の鎧の代わりに海水の鎧を纏い】
【足だけで背泳ぎをし、近くの陸に近づこうとしている】
【彼の泳いだ軌道は、血が記している】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 02:38:07.87 ID:JF4sRgIo
>>816
来る・・・・

(急所だけ守って、後は切り返しが堅実でしょうか・・・・)
(急所さえ守って・・・・・それからなら・・・・・)

【そう、舞は思っていた――――】
【目潰しを受けた彼とそうでない自分では、圧倒的に自分のが有利だ―――】
【だから少しくらいのダメージは覚悟で――――言い換えれば、舞は急ぎすぎた】

・・・・・・・?!!しまっ……!!

【トリガーが引かれた瞬間、舞は身構えた―――】
【だが、相手は最速を誇る光=\―――】

【目を焼く痛みに耐えながら―――舞は思考した】


(やられました・・・・・・・・・・)
(この至近距離でこの光………)



(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。)



―――――――――参りました。


【最後は、その一言だった】

【舞は後悔した、一歩=\――それは彼女にとってあまりにも遠かった】
【無数の針を飛ばす技を彼は持っていた―――】

【もし=\――彼にもう少し広範囲を巻き込む攻撃があれば、勝ち目は薄いだろう】
【どの道自らの順応が終わるのを待つと仮定しても、恐らく彼が視界を取り戻すほうが早い】

【舞はそう、推測した―――最後まで推測の元に動いた、それだけで十分だ】

【少なくとも、自分の戦闘技術は衰えては居ない―――それだけは確認できた】



【パタ―――舞は仰向けに倒れる―――】
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 02:53:12.02 ID:g7QgN6Io
>>818

【腹部を押さえつつ、海面を見上げれば赤い線】
【視線で手繰ると、背泳ぎをして離れていくヴァルトスラット】
【心に浮かんだ感情を、もっとも近い言葉で表すなら】


  【悔しい】


――――    

【口に出してみるだけで、沸々と力が湧いてくる】
【何度も何度も口に出す、ほんの少し、痛みを忘れる】
【力を出し尽くしたこの身でも、もう一撃――放てるかもしれない】

【海賊達が引き上げた今、もしかすると、交戦の理由はもう無いのかもしれない】
【だが、水中の人魚には分からない】

……逃げ傷が、つきますよ

【感情の赴くまま、彼の背へ一太刀】
【水の刃の斬撃を飛ばした】

【威力は――もしかしたら鎧で防げる程度かもしれない】
【所謂ただの、悪あがき】
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 02:57:19.23 ID:T5a4r2Qo
>>819

【鉄臭い赤の汚れを幾らか拭って、漸く薄目に目を開けたところで】
【彼の脳は反撃の組成式を練り上げてはいたのだが──】
【耳に届く『まいりました』の文字列と、目に映った倒れいく少女】

…………────

【青年は、それを眠気にうとうとする猫のような様相で、ただぼーっと眺めていたが──】

──……ん、そっか。分かった

【やがて前髪をかきあげながら、はらりと抜け落ちる綿毛のようにまた微笑んだ】
【魔械剣は元の黒いルービックキューブへと姿を変えていき──彼の顔横辺りに漂い始める】
【どうやらこれ以上、彼も戦いを続けるつもりは無いらしい。痛んだ左腕をぐるぐると回しながら立ち上がって、】
【一歩、或いは半歩。少女の元へと近付くと、その側へとしゃがみ込んで少女の様子を覗き込む】

……詰んだ、と思った?

【緩く細められた茜色の瞳は、今にも溶けそうなほどに柔らかい質感を孕んだもので】
【僅かに小首を傾げながら、そんなことを少女に尋ね始めた】
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 03:05:11.00 ID:o41qi1Mo
>>820

――今は逃げる時・・・逃げる事自体は悪い行為じゃあない
むしろ、逃げてこそ良い状況だって・・・あ・・・r・・・

ッ・・・あ・・・
【背中に目があるわけでもなく、水中から来る攻撃は直撃】
【わずかに、鎧では防げなかったダメージがあったようだが】
【それによる血は、海へと溶けて見えなくなった】

あぐッ・・・
【陸へ頭をぶつけ、その存在を確認すると】
【まだ、傷が酷くない右腕で、腰からキングゲッソーを取り出し】
【港によくあるあの出っ張りへ向けてそれを伸ばしてひっかけて掴む】
【何もしなければ、このまま陸へ上がろうとするだろう――が、実質片腕で陸に上がるのは少し辛いものがある】
【彼が海水の鎧から、空気の鎧に代えても――だ】
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 03:07:18.41 ID:JF4sRgIo
>>821
ふぅ・・・・・。

(怪我は右肩だけですね・・・・)
(結果を言えば、この模擬戦で出来た最善≠フ結果ですか・・・・・)

いえ、私自身の敗北する要素が強いと判断しました。
ですので、詰みでは無かったんでしょう――――。

模擬戦闘≠セから降参した……悪く言えばそうですね。
コレがただの殺し合いだったなら、私は順応が終わるまで守りを固めていたでしょうから。

そこから先は、わかりません。
私に出来るのは予測≠ニ推測≠ワで、未来予知ではないんです。

(正確に言えば、それしか出来なかったのでしょうけど……)

【どこか清清しい様子で舞は語る―――】
【真っ直ぐに空を見上げて――――】


――――さて、私はそろそろ往きます。

ダンドクさまはお強いんですね……驚きました。


【順応を終えると、スタ―――軽く跳ねるように身を起こして立ち上がる】
【同時にその髪も目も、元の墨色に戻って】


それでは、さようなら・・・・とても、楽しかったです。

【そう言って、舞は歩き出すだろう―――】

824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 03:20:14.66 ID:g7QgN6Io
>>822

【態々一番軽い鎧になって、陸へ上がろうとするヴァルトスラットを見た】

【――追撃したい】

【先程まで、殺傷力のある一撃を放つ事さえ戸惑っていた人魚の心は】
【いまや完全に負の感情に支配されていて――】

【――しかし、身体が動くかといえば別の話】

………逃がしは……、ぅぅ……

【陸へ上がる彼の姿を捉えたまま、瞼が落ちる】
【視界が真っ黒に変わる】
【やがて全身から力が抜け――】

【――その後、時間を掛けてゆっくりと、死んだお魚のように海面へ浮上するだろう】
【回収作業は――――誰かやってくれるだろうか】
【とりあえず、海賊船のお宝の方には、手を出しても良いと思う】


/と、この辺りで!
/お疲れ様でしたー!
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 03:23:12.78 ID:T5a4r2Qo
>>823

うん、僕もそう思う
あの間合いで、目が潰れていたとしても、完全な詰みではなかった
僕はまだ、君を一撃で打ち負かせるようなものは何も見せていなかったから

……でも、君は頭が良いね。舞
僕が同じ立場だったとしても、君のようにはきっと出来ない

【語る少女の姿を、揺り篭でまどろむような表情でただ眺め】

……人より多く勝てる人は、人より多く負ける人だ
模擬戦闘なら模擬戦闘でしっかりと先を読む力が君にはあった
それで十分。次やったら、きっと倒れているのは僕の方に違いない

【軽やかに立ち上がった少女を、しゃがんだ姿勢から見上げて】
【酷く希薄な笑みを浮かべたまま、歩き出す少女の姿を見送っていく】

……気をつけて。僕も、楽しかった

【風に揺らぐ柳のように、その手を振って──青年は、その背中をずーっと眺めていた】

/お疲れ様でしたー、かな?ありがとうございました!
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 03:25:01.94 ID:o41qi1Mo
>>824

ッ・・・陸に上がったのは良いが・・・
濡れたコートと毛が重くて・・・歩いて変える元気も・・・
【陸へ上がると、龍化を解除】

・・・おやすみ、また会おう
【近くのゴミを枕にし、眠りについた】

【――余談だが、朝起きたらカモメにたかられて埋もれてたそうだ】

/おつでしたー
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 03:26:57.38 ID:JF4sRgIo
>>825
負けた数だけ発見がありますし、勝った数だけ自信が尽きます。

要はバランスですよ――負けすぎても、勝ちすぎても、良い方向には行かないでしょう。
ですのできっと、同じ者同士で戦い続けたならば拮抗した状態にあるべきです。

けれどもお互いが成長することでしか、それは成り立ってはならない。

【そういい残して、彼女はその場をさった―――】
【最後に僅か、彼を確認する表情は、薄らと笑みを浮かべていたという―――】


/お疲れ様ー!!楽しかったぜ!!!
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 03:40:13.99 ID:T5a4r2Qo
>>827

…………────

【少女の残した言葉を耳朶に染みこませるかのように】
【青年はしばしその場で瞑目したまま佇んでいた】

【──やがて、立ち上がってコートを拾い上げたのは数分後のこと】

……帰ろうか。いや、出かけよう、か

【彼の傍に漂っていた全面黒のルービックキューブ】
【その何ブロックかを指でタッチすると、そのパネルだけ赤い光を帯び初めて──】
【彼は、その状態のキューブを慣れた手つきでカシャカシャと回し、捻り、面を組み替えていく】

姉さんにも会っておかないといけないな
……でも、年上の弟って、どんな顔されるかな

【すると──「かしゃり」】
【何かが嵌るような軽い音が響いた次の瞬間、】
【青年の前の空間に大きな楕円形の穴が開き──】

……まあ、いいか

【彼がその中へと入って行くと、後には何も残さず穴は消えてしまった】


/お疲れ様でした、こんな遅くまでありがとうございましたー!
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 04:05:14.00 ID:DozSoO20
【街中】

早朝の散歩も悪くないな……

【着痩せした長身、黒く短い髪の男】
【早朝で人が少ない朝の道路のど真ん中を歩いている】
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 06:24:35.32 ID:8VuNpdo0
【病院:入り口】

血液量……それなりに良好なようで

【濃い灰色のローブを身に纏い、首から「L」の字を模った首飾りを下げ】
【両手の親指に銀色の指輪をはめた少女が】

それでも無茶は禁物でしょうが……

【はあ、とため息をつきながら病院から出てくる】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 08:50:48.25 ID:6ycwC/oo
【街中】

【オープンカフェで、気だるげに、うつ伏せになってダレている青年】

かっっ、たりぃ……。

【肩に鋼色の雀を乗せた黒髪、黒い鋭い瞳のラフな格好をした青年だ】
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 10:30:26.99 ID:FDejG2k0
【街中】

……せんせいは、なぜ、わたしに、いとまを、あたえ、た?
まけたのが、わるいの、か、な……。

【異様にたどたどしく、何処か、何故か―――怯えを感じさせる口調で呟く、無表情の“少女”】
【深い海の色を映し出したのかと想わせるような、ダークなショートカットの蒼髪と裏腹に、灰ほど真っ白な肌】
【瞳の色は真っ黒で、着用する衣服はゼブラを彷彿とさせる、白黒のメイド服。中学生ぐらいの背格好の少女だ】

……おなかが、すいた。
せっかく、だ。“リチャージャー”いがいを、たべてみて、も、いい、ね。

【―――そんな少女の右手の中には、白く輝く尖塔…ソフトクリームがッ!】

833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 11:27:31.20 ID:YYulmo6o
【コンビニ前】


(―――――――……お金も無くなって来たし、ホテルはキツいな。)


【長袖の白シャツの上からストライプの入ったブラックベストを身に付けて、】
【深紅のベルトを通した黒のスラックスに、胸元には蝶ネクタイ】
【背には銀のガンブレードを背負った右手の無い青年が、袋を左手に持って立っている】

【其の服装の上から空色のパーカーを被っている彼の顔は覆い隠されており】
【よほど近寄る事が無ければ、彼が“誰か”を判別するのは困難だろう】

(双葉さんや織守さんに頼るのは無理だし……機関は言わずもがな………。)
(お金を引き出せば確実に足が付く……かと言って売れる物は無い………。)
(持ち物はほとんどがアカリさんの家に放置だし――――。)

(あぁ………いや、僕の事なんて二の次でいいんだった―――――。)

【顔を上げると、衣服と同じ色を抱く空に目を遣って】


―――――――――大丈夫かな………。


【同じ空の下に居るであろう――――“誰か”を想って】
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 11:39:29.81 ID:8VuNpdo0
>>833

【丁度すれ違ってコンビニに入ろうとする灰色の人影があって】
【少なくとも“誰か”に該当する人物ではなさそう】

(……ん? 今の声……)

【ふと足を止めて、背後から声をかける】

あー。

【どんな声のかけ方だ】
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 11:46:18.99 ID:YYulmo6o
>>834

【『声をかけられた』と認識した刹那―――背筋が凍る=z

【敵≠ゥ味方≠ゥ、少なくとも『知っている人物』】
【或いは『一方的に知られている人物』――敵≠ナあれば都合が悪い】


(――――――……よ、よし、まずは確認を………!!)


【無言で右腕にレジ袋を掛け、左手で取り出したのは『手鏡』】
【自然に――ものっそい自然に其れを斜め前に出し…『顔の確認』を試みるッ!】




【 ※ 相手の顔が見える→自分の顔も見られる 】
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 11:51:37.50 ID:8VuNpdo0
>>835

……よし、勝ちました。

【小声で、しかしなんか喜びが微妙に混じってる】
【手鏡に……気づいた。しかし心境までは気づけない】

【顔だけ描写するのも無理があるので全体像を描写するならば】
【濃い灰色のローブを身に纏って、首から「L」の字を模った首飾りを下げ】
【両手の親指に銀色の指輪をはめた少女】

……というわけで私の勝ちですね、森島さん。

【鏡に映った顔には、ほんの少し喜びが混じっていて】
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 11:56:10.23 ID:YYulmo6o
>>836


――――――――……死ぬかと思った。


【彼女の顔を認めると、ヘナヘナと手鏡をしまって】
【何処か憔悴した様子で呟くと、扉の脇の窓に身を預ける】

【もし敵であれば―――其の窓も粉々になっていただろうか】
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 11:58:32.52 ID:9PCm7rMo
>>401

【お互いがしゃがんでいる為、抱きつきもぎこちなく】
【顔は近付いているものの、身体は余り密着もせず】

……………心配、したんだから。

【怒ったような、喜んでるような、安心したような】
【曖昧な表情で少年を見詰め、囁くように】
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 12:00:21.36 ID:8VuNpdo0
>>837

……何でですか。

【どうでもいいが、フードを被っているがただの真似である】

……まあ、理由は分かりませんけど、何か大変みたいですね。
相談に乗るくらいは出来ますよ。

【こんな所で話を聞くつもりなのだろうか。というのはさておき】
【複雑なことがあったらしいことは流石に感じ取ったらしく】
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 12:06:47.82 ID:YYulmo6o
>>839

あぁ―――――いや、こっちの話です。

【ポケットからハンカチを取り出して冷や汗を拭う】

【リライズからも見て取れるだろうか―――『右手が無い』】
【おそらく、感じられるのは微妙で奇妙な違和感=z
【『右手だけが袖から覗いていない』……そんな状況だ】

いや、まぁ、大変……いや、そうでも無いのですよ。大丈夫なのです。
其れよりもリライズさん―――僕を見た≠チて事、『他言無用』です。

【彼女に向き直りつつ、ハンカチを握った左手の人差し指を口元に当てて】
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 12:14:00.48 ID:PqGHLUDO
>>838

…………―――っ

【暗闇の中、彼女の体温をその身に受けて、グッと言葉を詰まらせる】
【こんなに心配をかけさせてしまって―――彼女が怒るのも当然のこと。言い訳なんて、出来なくて】


ごめんなさい………

【背中に手を回して抱き締め返すと、改めて謝罪を口にした】
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 12:16:38.61 ID:8VuNpdo0
>>840

そっちの話なのは重々承知なんですよ。これが。

【違和感を、捕らえられずに】
【手が見えていない理由を、「パーカーが大きいからだ」と勝手に結論付けてしまって】

他言無用……ですか?

【少し、腕を組んで考えて】

別に誰と会ったかを周囲に振りまく人間じゃないんですが……。
そう言われると気になりますね……相応の理由があれば納得するんですが。

【つまり、どうあっても理由、突き詰めれば事情を知りたいようで】
【知りたい理由は、いつもの好奇心だけではなさそうだ】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 12:17:03.13 ID:9PCm7rMo
>>841

【自分の背に回った手を感じ、此方も抱く手に力を篭めて】

………何が、あったの?
連絡も無しに何日も、何処に?

【謝罪の言葉に表情を柔らかい物に変え】
【眉尻を下げ、覗き込むようにして尋ねる】
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 12:24:53.62 ID:YYulmo6o
>>842

うーん……あっさり言えたらこんな言い方はしないのですよ…。

【困った笑みを浮かべつつ、左手で頭を掻く】

【言い淀むのは無理も無い―――事情が事情である】
【加えて、下手に機関%凾ニ言ったワードは出せず】
【かと言って、抽象的に危ないから%凾ニ言っては細部まで話せと言われるだろう】

(さて、どうしようか………鈍ってるな、思い付かない)

【機関に所属していた際は嘘≠ェスラスラ出た物だが――】


――――――あ、そうだ……飴舐めます?


        【 ま さ か の 買 収 作 戦 】


【レジ袋からチ●ッパチャプスを取り出すと、差し出して】
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 12:31:00.77 ID:8VuNpdo0
>>844

そうですか……言ってくれたって良いと思うんですけどね……

【「友達なんだから」とそう呟いて】
【顔をほんの少しうつむかせて。演技ではない。というか演技出来ない】

……あれ、左利きでしたっけ?

【左手で頭を掻いているのを見て】
【左利きって言えばそれで通るような気がする……】

――……あ、そうそう、話を横道にそらすつもりは無いので……

     【 作 戦 失 敗 】
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 12:36:02.67 ID:PqGHLUDO
>>843

………それは―――

【そのことに対して、逐一と説明する義務が有る】
【だが―――もし全てを話してしまえば、彼女にもっと余計な心配をかけさせてしまうのではないのかと、心の中で躊躇が生まれる】
【それに、彼女にとっては勿論のこと自分にとっても空白の20日間なのだから―――答えられない、自身でさえ判らないことも少なからずあるのも事実で】


…………怪我、したから………友達の所に………

【―――そんな回答で逃げても、無意味なのに】
【嘘は言ってないのかもしれない。然し、あの日起こった自体はそんなにも単純なことでは無かった筈だ】
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 12:39:31.65 ID:YYulmo6o
>>845

うっ…………!!

【ヒィィィィット!森島の精神にダッメェェェェ―――――ジ!!!!】

あ、ああ、両利きですから―――――あの、いや、そのですね………あぁっ……。

【何か俯かれて心が痛んだのか、飴を戻すと】


その、ですね―――――リライズさんを信用してないとかじゃないのですよ……?


【宥めるように笑みを浮かべて、左手で頭を撫でようとする】


【―――わざわざ『物を持っていた左手』を使った事に違和感を感じるかも知れないが】
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 12:40:16.29 ID:9PCm7rMo
>>846

………………ほんとに?

【ちょこん、と首を傾げ、真偽を問う】
【本当に其れだけならば、何らかの連絡も入れられた筈だ】
【然し其れが無かったという事は、唯の怪我では無かったか、或いは】
【それ所ではなかったか。どちらかだろう】

………ほんとに、それだけ?

【故に、問う。本当の事を聞くために】
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 12:46:51.73 ID:8VuNpdo0
>>847

あっ……ご、御免なさい……

【精神的にきついことを言ったと思ったのか、急いで謝る】


だったらどうしてですか……

【そう言って、一瞬考えが過ぎって】
【フードの上からなので、撫でても布の感触しかしません】

……もしかして、余計な心配をかけたくないから、ですか?
危険な目に、遭わせないために……

【考えとともに過ぎったのは一人の友達の顔】
【もし少女の予想が会っていたとしたら、どこか、その二人の考えに似たものを感じて】

【左手で撫でられたことで、やっと違和感に気づいたが、今のうちは触れないようにして】
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 12:47:41.19 ID:FDejG2k0
【街中】

……せんせいは、なぜ、わたしに、いとまを、あたえ、た?
まけたのが、わるいの、か、な……。

【異様にたどたどしく、何処か、何故か―――怯えを感じさせる口調で呟く、無表情の“少女”】
【深い海の色を映し出したのかと想わせるような、ダークなショートカットの蒼髪と裏腹に、灰ほど真っ白な肌】
【瞳の色は真っ黒で、着用する衣服はゼブラを彷彿とさせる、白黒のメイド服。中学生ぐらいの背格好の少女だ】

……おなかが、すいた。
せっかく、だ。“リチャージャー”いがいを、たべてみて、も、いい、ね。

【―――そんな少女の右手の中には、日輪の輝きを受け、白く輝く尖塔…ソフトクリームがッ!】
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 12:53:20.59 ID:YYulmo6o
>>849

うーん………―――――どうでしょう。

【少女の推測は、紛れも無く当たり≠ナある】

【しかし彼には、其れを肯定する事が出来ない】
【肯定したならば――間接的に、自分が危ない立場にいる≠ニ認めてしまうからだ】


【だから彼は、肯定も否定もせずに―――――】
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 12:55:21.37 ID:8VuNpdo0
>>851

……はあ、二進も三進もいかないですね……

【このままでは埒が明かないと、一旦追求をあきらめ】

ところで……右手、どうかしましたか?

【使われない右手について尋ねる】
【大体予想もついてきたようで】
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 12:59:56.22 ID:sUF4WHIo
>>850


【 「カァー カァー」 】


【前触れ無く上空より轟き渡る、鳥の鳴き声――】

【誰もが知っているその鳴き声の主は――】


【漆黒の羽毛と、鈍く光るクチバシ――】
【体長はまさに平均的とでも言うべき、そう、「カラス」が、】
【上方よりバサバサと羽ばたきながら降りてきて、少女の足元に着地するだろう】


【何をするでもなく、やはりただ単に「カー」と鳴きながら――】
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 13:00:23.09 ID:YYulmo6o
>>852

(―――――――――……ふう。)

【と一息ついたのも束の間、質問に対して見るからに動揺し】

み、右手? べ、別に何とも無いのですよの事なのだぜ!!
ただ、ちょっと指の骨を折ったから使ってないだけなのですよっ!!

【何かもう、キョドってる≠ニしか言いようの無い有様である】
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 13:05:02.40 ID:FDejG2k0
>>853

……カラ、ス?

【少女は、確かに驚いてはいるのだが、うろたえることは無く…】
【空に、頭上に、そして足元に、その視線を次々と移していき】

……これは、あげない、よ?

【―――ぺろり、とソフトクリームを舐めて、微笑みながら言った】
【相手が返答してきたり、何らかのアクションを取るとは、思っていない】
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 13:05:53.73 ID:PqGHLUDO
>>848

…………

【無言のまま、表情を俯かせる。その様子を見れば、少なくとも彼女の疑問が正しいということが分かるだろう―――もっと重大な、"何かがあった"と】

【問い詰められることは分かり切っていた。だが、何から話せばいいのか分からない―――あの夜に起きた出来事は、確実に口で説明する以上に複雑なのだから】


【ふと、彼は着ていた半袖のパーカーを唐突に脱ぎ始める】
【暑いから?否、"説明"する為だ】

【それから、その下に着ているTシャツをゆっくりと胸元までたくしあげるだろう。彼女に嘘は吐きたくないから、真実を語らなければいけないから―――】


………―――

【露になった上半身。そこに残されていたものは―――】

【腹部の中央から左の脇腹にかけて、刀か剣か。深く斬り付けられたと思われる、恐らくは一生消えることの無いであろう目を背けたくなるような大きな傷痕だった】

【―――彼の言う、"怪我"だ】
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 13:07:06.82 ID:8VuNpdo0
>>854

……何とも無いなら見せてください。
さっきから左手ばっかり使ってますし……

【なんか怖い。下手に答えたら攻撃が飛びそうなくらいに】

……ね?

【見せるようにと笑顔で催促するが、その笑顔が怖い】
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 13:11:20.24 ID:YYulmo6o
>>857

……ハイ、ワカリマシタ。

【ヒクついた笑みを浮かべると、観念したのだろうか】
【レジ袋を地面に置いて、パーカーの右袖を捲り上げて=z


――――――ちょっと、斬られちゃいまして。


【現れたのは、『包帯』で覆われた――――欠落した右手=z
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 13:16:03.44 ID:sUF4WHIo
>>855

【カラスは、首を傾げるような仕草を見せる】
【相手の言葉が理解できない、とでも言わんばかりに】


「――御覧下さい、ソフトクリームです」
「流石はわたくしのカラス……、寸分違わず目標を発見しましたね」

【――そして、続けて、ソフトクリームを食べる少女の前方より、一人の人物が現れる】

【セーラー服に紺のスカートと、頭には水兵帽を被り、縁無し眼鏡を掛けて、】
【金色に煌めくロングストレートヘアーを靡かせている――、そんな身長160cm程度の少女である】
【何だかとても冷めた目付きをしているが、瞳は澄んだ蒼色だ】

いやー、ほんとだー、ソフトクリームだー

……お前、あれは、人様が既に購入した後のソフトクリームじゃねえか!!
誰が人の食べかけのソフトクリームをわざわざ欲するかっての!売ってる場所だよ!!販売店を探してくれよ!!

【さらに、その隣で騒がしく叫ぶ男がいる】

【ノーネクタイで白いワイシャツを着て、その上には、ボタンも掛けずに真紅のスーツを羽織っており、】
【ズボンも同じく赤で統一され、右手に目をやれば大きな白い布袋を持って肩に担いでいる】
【レンズが若干赤みがかった眼鏡を装備し、口にはタバコをくわえ、】
【白髪で短髪な上になぜか真っ赤なナイトキャップを被っているというあまりに奇妙で目立つ出で立ち――】
【身長が190cmほどあるのだが、年齢は20代前半とでも言ったところだろうか――、というそんな感じの男だ】


【カラスは、二人の声が聞こえると、そちらに反応して振り向くと、すぐさま飛び立ち――、】

「ご苦労様――」

【――少女の水兵帽の上に止まった】
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 13:16:08.96 ID:9PCm7rMo
>>856

【少年の動作に、少しだけ身を離し】
【パーカーを脱ぎ、シャツを捲って露になったソコに見た、大きな傷跡】
【驚きに目を見開き、その傷跡にゆっくりと手を伸ばして触れようとしながら】

――――――鈴音、ちゃん……?

【傷跡の形状、傷ついている相手】
【幾つかの情報から考えられるのは、以前「知らない」と言っていた少女の存在】
【彼女がこれを?と暗に問う】
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 13:19:32.25 ID:8VuNpdo0
>>858

【出された右腕を見て、思わず息を呑む】

――――ちょっとどころの話じゃ、無いですよね……

【どんな状況になればこうなるのか、考えを巡らせて見たが】
【その行為が無駄だとすぐに悟って】

一体何がどうなればこうなるんですか……

【質問というより、独り言に近い】
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 13:23:57.36 ID:FDejG2k0
>>859

……へんな、ひとた、ち。

【余りにもシュールな二人の井出達、余りにもシュールな、漆黒のツインレンズの中で広がる光景】
【純粋な彼女は、思わず…言わなくてもいいことを、小さな声でぼそり、と】

……ソフトクリーム、の、みせな、ら、あっちに、ある、よ。

【何だか近寄り難いものを感じた少女は、ソフトクリームを口腔に取り込み、喉に通し】
【冷たい感触に時々体を震わせつつ、左後ろ方面に有る、ピンクの看板の店構えを指さす】

【―――怖い、通り過ぎてくれ……瞳を見据えれば、そう読み取れるのかもしれない】
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 13:24:01.49 ID:YYulmo6o
>>861

いや、普段なら避けれてたんですが…ちょっと調子が、ね。
其れに斬っておいた方が楽≠ネ状況でしたから――――。

【斬っておいた方が楽=\――間違った事は言っていない】
【が、彼女からすれば『意味の分からない』言葉であろう】
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 13:28:04.38 ID:DozSoO20
【路地裏】

ふむ

【着痩せした長身、黒く短い髪の男】
【壁に寄りかかって、かちゃかちゃとブリキのおもちゃを解体している】
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 13:29:41.23 ID:8VuNpdo0
>>863

斬っておいた方が……? 片手を失うのに……ですか?
……命と引き換えだった、とか? 王手飛車取りみたいに。

【喩えが何故将棋なんだろうか。というか将棋の喩えで通じるんだろうか】
【明らかに困惑した表情を浮かべて】
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 13:32:54.02 ID:PqGHLUDO
>>860

【傷痕に触れれば、もう傷口は完全に塞がっているのが判るだろう】
【そして、彼女の問いかけに一度こくりと首を縦に振り】


…………

【表情に陰りを落として、そのまま押し黙ってしまう】

【傷痕から察するに、腹部を刀で突き刺された後、刄を横へと引き抜かれたようだ。さながら切腹のように】
【傷痕に触れることにより―――伝わってくるかもしれない】
【血溜まりの中、只激痛と寒さのみを感じながら意識を闇に落としていった、その苦しみを―――】

867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 13:34:15.28 ID:sUF4WHIo
>>862
「店頭販売はあちらで、とのことですよ」
「良かったですね、ソフトクリームが買いたい放題ですよ」

――今、俺達、『変な人』って言われなかったか……?

【無駄に聞き逃しなく、そして反応が別々なこの二人――】
【男の方は、ふーっと、タバコの煙を吐き出すと、】

ま、いいや、買ってくるわ!ウェル子、お前は欲しいのか?

「…………お任せします」

あいよ、ソフトクリームの追加注文、承りましたっと!

【そんなやり取りをかわし、ダッシュでソフトクリームの店へ――】


「…………――――」

【少女の方は、そんな男をよそに、一歩、静かに踏み出すと、】

「――わたくしを、あの男を、貴方様は、恐れているのですか?」

「……それは、いい感情ですね――」

「恐怖は、絶望とは違いますが……、人生を辛く苦しいものにするためには、十分なファクターと言えるでしょう――」

【感情を感じさせない冷たい瞳を、目の前の少女に向け、】
【無の表情で、無の口調で、ゆっくり、確実に、歩み寄っていく――】


【カラスが、再び、「カー」と鳴いた――】
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 13:35:40.63 ID:YYulmo6o
>>865

王手飛車取り……うん、そんな感じですね。
ま、詳しい事はまた今度にでも―――――。

【そう言うと右腕の袖を元に戻して、包帯を隠し】
【レジ袋を持ち上げると、軽く空を見上げて】


じゃあ、雨が降りそうですし僕は帰ろうかな―――。


【成る程、確かに空色が消えている―――――】
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 13:39:34.68 ID:8VuNpdo0
>>868

「また今度」が何時あるか、ですがね……
何処かへ姿をくらます、なんてこと、考えてたりしませんよね?

【そうなってしまうと話が聞けなくなってしまう】
【それは避けたいのだが、強く引き止めるもっともらしい理由は無い】


あー……確かに嫌な空模様ですね……


【同じように空を見上げて】
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 13:42:57.56 ID:9PCm7rMo
>>866

【少年の頷きを見て、少女もまた表情を暗いものにし】
【労る様に、その傷口に手指を這わせる】

…………アリエル……。

【そして、そのまま飛びつくように抱きつこうとする】
【背に腕を回して、呟かれるのはごめんなさいという謝罪の言葉で】
【その言葉が果たして何を意味しているのか……】
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 13:43:30.16 ID:YYulmo6o
>>869

ん、其れは無いです……やらなきゃいけない事≠ェ有りますから。
何時か≠ネんて案外、そんなに遠くない物ですよ。

【ふわり、と笑みを浮かべると小首を傾げて】


じゃあ、僕は帰ります――暮れ暮れも、話さないように=B


【そう言うと、彼女の頭を撫でようとしてから―――立ち去るだろう】
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 13:47:07.16 ID:FDejG2k0
>>867

【男に“気付かれた”ことに、一瞬貌を窄めてしまうが、直ぐに平静の様な形を取り戻し】
【二人の会話を、観察していたが……女の方は、その場を移動しないどころか、接近してくる】

【―――其の事に、少なからず不安感を覚えた…「今日は非番なのに、闘わねばならないか」と、心の中で】

…そうかも、しれな、い。 おまえたちは、あやし、い。
…―――しかし、「せんせい」と、にたような、ことを、いう、な? おまえ、は。

【嘘を吐いて、尚更妙な事を言われるのも厭だ、と思い、歯に衣着せず素直な感想をぶつける】
【―――そして、相手が知らないであろう「せんせい」なる人物の名を上げ……無理やりに、話を歪めようとしてみる】

【「せんせい」、とは、彼女がこの世界で最大の拠り所としている人物で、純粋な彼女に色々なコトを吹きこんだ存在で、正しく「教師」だ】

【―――命令と必要に迫られれば、殺人マシーンに成れるような刷り込みを、「教育」と呼ぶかは、知らないが】
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 13:49:14.02 ID:8VuNpdo0
>>871

……その中に、誰かに相談するというのも入れてほしいものですね。
「何時か」より「死」の方が近いこともあります。

【「まあ、死ぬつもりも無いですが」と笑顔で告げて】

分かりました。「他言無用」、守ります

【ローブ越しなので布の感触しかry】
【立ち去る姿を見送って】


……えっと、何を買うんでしたっけ……

【そんなどうでもいいことを呟きながら、コンビニの中に入っていった】

/お疲れ様でしたー!
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 13:50:12.80 ID:YYulmo6o
>>873
/お疲れさまでしたー!
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 13:51:57.09 ID:js.qQ2Mo
【路地裏】

・・・け、ハ・・・・・見つからねェなァ・・・・
みィんな仲良くぶっ殺ッ・・・く、グぉ・・・!

【麻でできた茶色の襤褸切れを無作為に廻る鎖で体に巻きつけ】
【いくらかウェーブのかかった金髪は短く、雑に切り揃え】
【赤い右目は見開かれ、充血し、深い隈を湛えて】
【潰れた左目から唇にかけては削ぎ落としたような縦の傷を持った】

【そんな妙な雰囲気の女性が体を壁に預けるようにして歩いている】
【怪我をしているのか右足は引き摺られ、歩いた後には点々と血痕が残っている】
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 13:56:14.14 ID:DozSoO20
>>875

【その先に】
【着痩せした長身、短く黒い髪の男】
【あと、残骸と化したブリキのおもちゃの大群が見える】

ん……?
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 13:57:31.36 ID:DozSoO20
>>876の一番下の発言は無しで
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 13:58:58.01 ID:PqGHLUDO
>>870

………―――っ、ルシア………どうしてルシアが謝るの……?

【再び抱き締められると、僅かに目を細めて】
【彼女の謝罪の意味が分からずに、苦く笑いながらそう訊ねた】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 14:00:18.44 ID:sUF4WHIo
>>872

「ええ、怪しいでしょうね」
「あんなに赤くて目立つ男、そうそういらっしゃらないでしょう」

【足は止めない】
【一歩、また一歩と、忍ぶかのような足取りで、距離を縮めていく】

「――そして、その『せんせい』というお方、普段何をお考えになってるのか存じませんが……」

【ふわり、と風に髪が煽られて、】

「……人から『先生』と呼ばれる人物は、すべからく『聡明で尊敬できる』人間でなければなりません」

「――『先生』の変更をお考えになったらいかがですか、ソフトクリームのお嬢様――?」

【もう少し進めば手が届く――くらいの位置で、一旦止まった】

【カラスは、我関せずとばかりに、羽繕いをして――】


ヒャッハー、もっとだ!!もっと盛れ!!
まだだ!まだ終わってない!!限界までいってこそのソフトクリームだろおおおお!!

【――男の方は、ソフトクリーム屋で、悪いハッスルをしている模様であった】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 14:02:42.92 ID:js.qQ2Mo
>>876

オルメギ見っけて・・・Justiceの連中ぶっ殺して・・・・
ンで次は・・・・・・・ッ、ゲホ、ゲホッ・・・・

【恐らく女性の視界に男は入っているのだろう】
【が、考え事に必死なのか他の理由なのか、確りと其方を見ることは無く】
【独り言の最中に咳き込み、左手を口に当て】
【これも怪我であるらしい左の腋に右手を押し当てて、立ち止まる】
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 14:03:22.94 ID:aiZXNJM0
【街中】

【白髪に染めた短髪。黒いローブに身を包み――】
【顔は銀色の髑髏に、妖々しく赤く光る目――】
【その顔は、まさにサイボーグを思わせる者が大通りを歩いている】

 (俺の評価は俺が決めるか――)

【フフッとその者は怪しく笑う】
【その者に近づく人達は、皆その者を避けているようだ】

【その理由は、この顔によるのか。それとも――】
【この者から発せられる、独特の殺気からなのか――】

 (まぁ、この反応は正しいのだろうな)

【少しため息をついて――】
【避けられているその者は、どこか悲しそうだ】
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 14:10:52.86 ID:FDejG2k0
>>879

……あやしいのは、おとこだけじゃ、な、い。

【眼の前の彼女の行為を、拒絶するように、小声ながらも……今度は確かなターゲットを持って、言う】

【―――何故か、少女を取り巻くごく小さな円周の中では、風の流れが忘れ去られたように、消えてしまった】
【彼女がこの状況でも後ろに引かないのは、負けを認めるようで怖いからか、男に近づいてしまうからか、或いは……】

……そうめいかはともか、く、あたまは、い、い。そんけいできるかは、ひとによると、おも、う。
………だから、おまえのかんがえとは、あいいれないのかも、しれない、ね。

―――でも、わたしは、ほかのせんせいを、しらな、い。きっと、しることも、な、い。それだ、け。

【ぎざり、と地面を強く踏み、睨み付けるような、尖りに尖った視線を、カラスと女性に放った】
【手を差し伸べれば、きっとハエのように払い除ける―――大事な人を馬鹿にされて機嫌を明らかに損ねるあたり、子供っぽい】

【そして、会話すらも否定するように、ソフトクリームを一心不乱に食べ続けるが】
【―――感情が投影された、急流のような其れは、恐らく手の中に或るものを、コーンという残骸のみに変えてしまう筈だ】
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 14:14:03.92 ID:DozSoO20
>>880

大丈夫か? すごい、見てて痛々しいんだけど

【独り言の内容に興味のあるフレーズはなかったが】
【そんな重傷で歩く女性に、そう声をかけて】
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 14:14:30.78 ID:9PCm7rMo
>>878

わかんない……判んない、けど……

【ぎゅ、と強く抱きしめて、少年の存在を確かめるように】
【仲良く出来たら、なんて発想は甘すぎたのかもしれない】
【開いた溝を埋めることが出来るのは、第三者では不可能で】

………ごめん――――

【私には何も出来ない、と】
【少女は再び、謝罪の言葉を紡いだ】
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 14:23:13.87 ID:js.qQ2Mo
>>883

ッ・・・・・・ンだテメェ・・・・・
俺に何か用かよ、あァ・・・・・?

【僅かにだが、その言葉は濁っている】
【男から見えるかは微妙な位置だがいくらか血も吐いている様で】

【流石に土地柄、まともな人間が少ない路地裏】
【そんな場所に居る相手に幾らか体を硬くする】
【簡単に言えば警戒しているだけ、なのだが】
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 14:27:02.21 ID:sUF4WHIo
>>882

「ああ、わたくしは、言うまでもなく怪しい人間ですので、」
「わざわざ自己紹介するような真似はしなくてもよろしいかと思いまして――」

【言いながら、眼鏡のブリッジを右手中指でクイッと上げ、眼鏡の位置を整える】

「変更したほうが良いと申したのは、単純な理由です」
「『わたくしと、似たような事を言っていた』と、そのように貴方様が仰られたからです」

「わたくしは、この世で救いようのない人間です」
「そんなわたくしと同じような事を仰る方が、『先生』に相応しい人物とは思えなかった――」
「――と、そういう理屈でございます」

「無論、貴方様の人生は、貴方様のもの――」
「誰を慕い、尊敬し、付き従うかは……、貴方様だけが決定権を持つことでございましょう」

【これ以上は一歩も進まず、当然退きもせず、】
【隙だらけにも、死角なしにも見えない、不思議な虚無感を漂わせながら、ジトーッとした視線を目の前の相手に送る――】

【カラスは、自分が睨まれているような気がして、「カー!」と少し強い鳴き声を反抗的に返した】



――おかしい、俺は二つ買う予定だったんだが……
これはどういうことだね、諸君!

【ソフトクリームを貪る少女の背後より、またこの男が叫ぶ】

【見れば、左手に、3つのソフトクリームが!】
【器用に指と指の間に挟み、片手だけで3本持っているという無駄技術――】

「……………………」

【そんな男の視線を一身に受け、少女は無視を決め込んだ】
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 14:29:32.98 ID:PqGHLUDO
>>884

…………―――ルシア

【彼女の背中に両手を回すと、宥めるようにポンポンと数度背中を叩く】

【それから、ゆっくり口を開いて】


………誰も、誰も悪くないから。だから………―――鈴音を責めないでね

【そう、穏やかな声色で呟いた。「僕はこうして生きてるんだから」―――と】

【今までもかの少女に幾度となく傷付けられ、身体に一生付き纏う痕を残されて。そして、本人は事実を知らずとも―――あの日確かに彼は件の少女に"殺された"のに】

【アリエルは、その少女を恨む心や憎しみの感情など、全く持ち合わせていないのだった】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 14:33:34.51 ID:DozSoO20
>>885

何も用はねーよ
ただ見てて危ないから声かけただけだ

【見下すような目線でそんなことを言うと】

で、大丈夫か?

【もう一度、同じ質問をする】
【だがまあ、大丈夫なようには見えない】
【ようは確認】
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 14:38:18.46 ID:47yoaDI0
>>881

椎茸は、どんな味なら好まれるだろうか
誰かにアンケートとってみたいな……

【1:1位の白と黒の割合の髪の毛で肌色のポロシャツと深緑のズボンを履き、パナマ帽を被った四十ぐらいの男】
【何かブツブツと呟きながら歩いている。気がついていないのでぶつかるかも知れない】

/未だ居ます?
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 14:38:54.50 ID:js.qQ2Mo
>>888

・・・・だったら話かけんじゃねェよクソが

【水音の混じる何とも言えない舌打ち】
【傷からも解るようにあくまで威勢だけなのだが】

見て解ンねーかよ・・・盲かテメェ

【見たまま、ということなら大丈夫ではないという答え】
【そもそも傷が無くとも表情やら服装やらも大丈夫では無さそうだ】
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 14:42:00.83 ID:FDejG2k0
>>886

……ああ。 
おまえのいうとお、り…わたしのみちは、わたしだけが、きめる、よ。
だから、これいじょう、せんせいについて、なにも、いう、な。

【…少女は、キッパリと言い放った。「せんせい」がどんな人間かについては触れず】
【―――この場においては、只管“断る”ことに、終始した】
【焦点はいやがうえにも鋭く強く、“慣れていない”人間なら、恐怖すら感じるかもしれない様な…尤も、“慣れていない”なら、だが】
【少女は、そうやって乗り切ったつもりだったが―――後々、彼女の“何か”が変わる為の種として、“着床”する会話だったのは、事実】


……ばかみたい、だ、な。

【その刹那、耳を劈くハイ・テンションの叫び声】
【眼鏡の少女がこれ以上近づいてこないことに油断したか、振り向いた彼女は面倒くさそうに、一言】

……どうせなら、3ほんめは、わたしに、よこ、せ。

【そして、唇の端をにぃ、と歪めて二言…ただし、何時だって、この少女の眼は、嗤っていない】
【間違いなく、“純粋”で、直向きなのに……それが、出来ない】
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 14:42:02.19 ID:9PCm7rMo
>>887

……………あり、える……。

【背中を叩かれ、少し落ち着きを見せたようで】
【篭める腕の力を緩めて、逆にしな垂れかかる様に身を寄せて】

責めないよ、責めないけど……
―――無理、だよね……。

【仲良くなんて、なれないよね】
【呟く声は、何処か悲しげで】
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 14:45:50.34 ID:aiZXNJM0
>>889
/此処にいますよー

【その者は、まったく気がついていない――】
【最も、空を仰いでいるため、そのまま歩けばぶつかるだろう】
【もし、ぶつかったとすれば――】

 おい、そこのあんた――
 どこに目を付けてやがる――
 
【その男へ振り向いて、赤い眼をその男に向けて――】
【機嫌悪そうに、言い放つだろう】
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 14:47:19.32 ID:DozSoO20
>>890

……あぁ、大丈夫そうじゃないな。

【見てわかってたが、なんとなく今気づいたように】
【女性の歩いてきた跡を見て、包帯も巻いてないのか、と】

ココ(路地裏)で傷ついたのか?

【自分のポッケからハンカチと、水の入ったペットボトルを取り出し】
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 14:52:39.67 ID:47yoaDI0
>>893
【最後まで気がつかずにぶつかってしまい】
【男は倒れこんだ】

イタタ……
申し訳ない、色々と考え事をしていて
 
【少し申し訳なさそうに頭を掻きながら謝る】
【顔はニコニコと笑っているように見えるだろう】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 14:55:38.19 ID:js.qQ2Mo
>>894

・・・・そうだよチクショウ――――――

【不意に一歩踏み出して、そこで力尽きた様にガクリと膝が折れ】
【全身に走る衝撃に刺激されたか大きく咳き込み】
【右手から幾らか零れる程度の血を吐く】

【女性は汚らしくは無いまでも清潔でない布切れを纏っているだけで】
【恐らくはその傷や疲労の度合いからすぐ近くで負った物だと分かるだろう】
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 14:57:04.51 ID:PqGHLUDO
>>892

…………

【その言葉の、彼女の悲しみの意味は分かったけれども、答えることはしない。ただ、やはりそれは無言の肯定にしか為り得ず】

【―――現実は極めて非常だ。もう今後、あの少女と和解することなど、万にひとつも"あり得ない"、彼女の固い固い拒絶を融解することなど、最早不可能となってしまった】
【そのことは彼自身が一番よく理解していた。それだけではなく、"どうにかしよう"という気持ちすら、もうほとんど薄れていた】


………――ルシアは優しいね。いろいろありがとう。嬉しかったよ

【そう、遠回しな言葉で彼女に告げる。この問題の"終結"を―――】
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:00:00.49 ID:DozSoO20
>>896

おおっと……

【ハンカチを水に浸していたらまた血を吐いた】
【少し考えてから、水に浸したそのハンカチを手に持ったまま】

歩けるか? 危ないからココを出るぞ、いいな?

【そういって、肩を貸そうとする】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:01:28.68 ID:sUF4WHIo
>>891
「ご心配なさらずとも……」
「情報のない人間に関して、これ以上わたくしが申せることはございません」

「ただ、肝に銘じておくとよろしいですよ」
「わたくしのように、人の心に嬉々として土足で踏み込む、そんな腐った人間もいる――」
「――という現実を、ですね」

【自分に突き刺さる視線を恐れるどころか、むしろ飲み込んで吸収してしまうような――】
【そんな深淵の闇を心に宿した少女は、やっぱり無表情のままで、静かに、そう告げた】


――私によこせ、だとォオオーー!?

【ズンズンと早歩きで、男は近づいていくと、】

ハッハッハ!!素直な娘は好きだぞ!!よーし、もってけ泥棒!!

【左手を、差し出した】
【そこに保持している3本のアイス、好きなものを一つ持っていけということだろう】

【余りに明るく快活な笑みを浮かべるこの男……】
【清々しい反面、暑苦しく胡散臭い、と人によっては感じるかもしれないところだ】


「……世界が滅びてしまえば……、面倒なことに頭を使い、心を痛める必要もない、のですがね――」

【その一方、少女の方は、誰かに聞こえないような小声で、独り言を呟いていた】
【カラスを水兵帽の上から、左腕へと止まらせる場所を変えて――】

【バッサバッサと微妙にうるさい羽音が、カラスの存在感を示す――】
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:01:32.90 ID:aiZXNJM0
>>895

 (なんだ――こいつは俺が怖くないのか?)
 ・・・そうか――
 いや、俺も悪かった。立てるか?おっさん

【その男に向かって、その者は左手を差し伸べるだろう】
【この者は、頭部で顔だけ機械のようである】
【要するに――後は普通の人間のように、耳もあれば首もある】
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 15:05:16.06 ID:js.qQ2Mo
>>898

・・・・・テ、メェ・・・・・・・・・・

【触れるな、とでも言いたいのだろうがそれも叶わず】
【ゲヒゲヒと呼吸器に問題が在りそうな咳をして】
【少しでも強引に何かをされれば結局はそれに従い】

【肩を貸せば解るだろうが女性はかなり軽く、げっそりと痩せ細っている】
【布を留める鎖の重量を含めても健康状態が心配になるほどの軽さである】
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 15:06:43.71 ID:9PCm7rMo
>>897

――――――、……………。

【嬉しかった、という物言いに、少女は悟る】
【もうこの話は過去形で、どうにもならないのだと】
【直接的な言い方ではなくとも、意味合いは十分に伝わってきた】

……貴方は――――ん、いいや、なんでもない。

【言いかけた言葉を飲み込んで、少女は首を振る】
【本人がそういうのなら、話はそこまでなのだ。第三者は無理強い出来ない】

【抱きしめ、抱きしめられ、抱き合ったまま、空間はしんと静まり返り】
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 15:08:16.91 ID:47yoaDI0
>>900

ん、ありがとう
君は中々優しいね

【嬉しそうにお礼を言いながら】
【左手を借りて立ち上がろうとする】
【機械等は、全く気にならないようだ】
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:10:57.47 ID:DozSoO20
>>901

よいしょっと

【こやつは着痩せしてる癖に、なかなか筋肉質】
【ひょいと肩を貸せば、若干強引に路地裏の外のほうへと歩き出し】

【すぐアカリが見えてきた】
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:13:50.08 ID:FDejG2k0
>>899

……そんなの、ひとりぐらいは、いるんじゃない、の?

【背を向けたまま、か細いボリュームで放たれたそれっきり、少女は何も応えず】
【―――実際は、一人どころではなく、巣穴の中のアリみたいに、沢山隠れていることなど、判っている】

【例えば、彼女の「せんせい」も……しかし、彼女はそれに未だ気付こうとしない】

【そして、すたすたと男に近寄り、一番取りにくい真ん中のアイスを、するり、引き抜くと】

―――きょうりょくに、かんしゃす、る。

【大凡少女らしからぬ、軍隊じみた短い礼を、男性に放り投げて】
【―――風の如く、ぴゅう、と…その場を去って往こうとするだろう。自然な流れで、女性との距離を開いた】

【疾走している筈の少女の右手のソフトクリームは、まるで“動いていない”…岩のように、安定を、保っている】
【実際は、吹き抜ける気流と“力が均衡している”結果なのだが……傍から見れば、どうでも良い事か】

【―――少女はバサバサとした異音や、眼鏡の女性や長身の男の行動に気付く余裕を、持ち合わせていない】
【背格好の割には妙に脚が速いとはいえ、何らかの手段を講じれば、足止め出来る……意志が無いのなら、する必要は、無いものの】
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:15:13.24 ID:aiZXNJM0
>>903

 フフ・・・この俺が優しいか
 そういわれる時がこようとはな

【まんざらでも無い顔を浮かべながら――】
【立ち上がるのを手伝う】

【もし――立ち上がったのなら】

 あんた何者だ?
 普通の人間ではなかろう――?

【ローブの右袖を男に向けて】
【ジャキッと言う音と共に言い放つだろう】
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 15:15:57.48 ID:js.qQ2Mo
>>904

・・・・・・・・・・・・・・。

【見開かれた右目もいくらか瞼が下がり、ズルズルと引き摺られる様に進み】
【やがて明かりが見えるとその目も細め】
【最早抵抗も意地も無いのか男について行く】

【また、もし肩を貸す際に体を彼女の左半身と密着させていれば】
【男の服の色にもよるだろうがべっとりと赤いシミが付く――ハズである】
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:23:59.76 ID:DozSoO20
>>907

【路地裏から出ると】
【ちょーどいいところにベンチがあった】

座れ

【命令にも似た言葉遣いで彼女を身体から離す】
【あらあら赤いしみがついてしまったようだ】
【もう一度、ハンカチに水を浸す】
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 15:24:54.66 ID:47yoaDI0
>>906

無視して、歩いていく奴とかも居るけど
君は自分から非を認めたり、立つのを手伝ってくれた
充分優しいだろうさ

【服についた汚れを軽く落としつつ話す】

普通の……まぁ所謂ニートと呼ばれる人間だよ
栽培の研究とかはしているけれども

君は何かしているのかい?

【笑みを絶やさずに答える】
【ローブの右袖を向けられている事には全く関心を示していない】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:27:05.18 ID:sUF4WHIo
>>905

――どういたしまして……っと、おお、なんだい、素っ気無いねえ!
ワハハ、子供は風の子!!元気が一番だぞ!!

【アイスを取るやいなや逃げるように走りだした相手に対し、】
【僅かに狼狽するも、さして気にした様子もなくヘラヘラとしている】

――だがな、アイスを奢ってあげたお相手さんだ、せめて名前くらいは聞いておきたいねえ!!

……ウェル子ッ!!

「名前なんか聞いても得しないでしょうに……」

【男の合図を受けると、ウェル子と呼ばれた少女は、ブツブツ言いながら左腕を前へ出す】
【すると、そこに止まっていたカラスが、勢い良く飛翔――】

【疾走する少女の眼前に回りこもうと飛ぶ】
【そして、回り込みに成功すれば、顔の前で羽ばたくことで、少々の足止めをしようとするだろう】
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 15:27:47.51 ID:js.qQ2Mo
>>908

・・・ッ・・、・・・あァ

【ベンチに鎖が当たる音を立てながら指示に従い】
【俯いた状態で右手は左の腋辺りに当てる】
【女性の両手はどちらも真っ赤で、それは口元も同様だ】
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:34:37.36 ID:FDejG2k0
>>910

…ッ!

【不意に、降りてくる……真っ黒で、波打つカーテン……脚が生えている?】
【きゅらら、と靴が激しく摩耗する音を鳴らしながら、咄嗟にその場で静止する】

……なんのよう、だ。 てみじかに、たのむ、よ。

【その輪郭を、捉える……先ほどと同じカラス】
【其れに一抹の不安を感じながらも、首だけで後ろを向いて、一応は強気に尋ねてみた】
【どうやら、ウェル子達の会話は聞こえていなかったらしい―――或いは、聴きたく無かったのか】
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 15:35:34.21 ID:PqGHLUDO
>>902

………――何?

【ふと、身体を離して彼女を真っ直ぐに見つめ、彼女が自ら遮った問いかけについて訊ねようとする】

【この少女は、ルシアは―――自分のことでは無いのに、こんなにも難しい問題について一緒に悩み、助けようとしてくれた。それが言葉以上に嬉しかった】
【結果的には"解決"に至らなくても―――いや、これも一種の"解決""決着"なのかもしれないが】

【そんな彼女が訊きたいことがあるならば、彼はそれに答えたいのだろう】
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:37:08.15 ID:aiZXNJM0
>>909

 ――俺は今組織に拾われ、そこで働いている

【右袖は、まだ男に向けたままだ】

 ――栽培の研究?フム・・・・

【銀色の瞼を閉めると】

(役に立つかもしれない――どうだろうか・・・)
(貴宝院に聞かなきゃ分からんなぁ――)

【やがてその瞼は開き、赤い眼を男に向けて】

 どんな物を栽培しているのだ・・・?

【そう言い放つだろう】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:38:04.57 ID:DozSoO20
>>911

しみるが我慢しろや

【水に浸したハンカチで、まずは左目のところをちょちょんと血を取ろうと】
【傷が傷ならば、相当しみるはず。男は少し容赦がない】

腋は……どういう傷なのか見せろ

【ぱっくり割れてたら、彼にはどうしようもない】
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 15:41:58.88 ID:9PCm7rMo
>>913

ううん、何でもないの。なんでも。

【言って首を振り、微笑を浮かべる】
【暗い路地裏に銀髪は映え、さらさらと揺れて】
【生えたうさ耳は、今はまるでつけ耳の様に動かない】

………ね、アリエル。ちょっと立ってみて?

【不意に、少年から離れて立ち上がり】
【何やら楽しそうにそんな事を】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:44:39.57 ID:sUF4WHIo
>>912

なあに、手間は取らせんさ!
折角アイスを奢ってやったんだ、名前くらいお聞かせ願いたいってだけだぜ!
名前――、本名、偽名、愛称、コードネーム……
この混沌とした世界とは言え、どれか一つくらい名乗ってもいいのがあるだろ?

【役目を果たしたことで、再びウェル子の帽子の上へ舞い戻るカラス――】
【そんな中、男は相変わらずの笑顔を浮かべたまま、要件を述べた】

聞くからには先に名乗っておくがな!

俺は、『ライトウェル・エルウェル』!!本名だぜ!!
んで、こっちの愛想のない娘はだな……、いt――「――ウェル子、でございます」

「伊藤でも、田中でも、ございません」
「いい加減、適当な苗字を付けて遊ぶのはやめてくださいませんか?」

えー、俺の人生における趣味の一つなのにー

【決して、距離を詰めたり、追ったり、ということはしない】
【あくまで、定位置で、名乗りだけを行った】
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 15:45:53.56 ID:js.qQ2Mo
>>915

【意外と左目の傷に関しては嗚咽一つ漏らさない】
【どうやら傷自体は古い物のようで、それが開いたといった具合】
【なにやら傷を触られて“くたっ”となった感じもするが―――】

・・・・・・オイ、お前・・・・・

【それは置いといて、右手を退けて露になる脇の傷】
【何か鋭い刃で一気に刺し貫かれたらしく傷は深い】
【恐らくは肺にまで達している、と見て取れるだろう】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:48:22.63 ID:FDejG2k0
>>917

……ん、「マルタサ」…。 きっと、コードネーム、だ。

【此方も動きを見せず…然し、少しだけ言葉を詰まらせてから、こう言った】
【何事もなければ、先ほどと同じように走り出すだろう】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 15:50:03.63 ID:47yoaDI0
>>914

組織に拾われるとは
ふむ、それはドラマチックそうな話だね

【興味深そうに話を聞く】

あまり、興味はないかも知れないけど
栄養価と味の良い食用椎茸だね

コレがサンプル

【ニコニコとしながら椎茸の入ったタッパを取り出す】
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:50:44.53 ID:T5a4r2Qo
【街中】

【電気屋のショーウィンドに配されたテレビ達から流れるニュース番組】
【世界で起きる大きなテロなどの速報に比べれば些か地味な、ある一つのニュースが流れていた】

「──続いてのニュースです」
「今週明け頃から、謎の行方不明者が相次ぐ事件が発生しています」
「家族や友人に何の断りも無く、ある日突然姿を消しており、」
「捜索願の出された行方不明者の間になんら関連性は無いと見られていますが、」
「今日未明の捜索願届けを含めると行方不明者の数は既に100名を越すものと見られ、警察は捜査を開始して──」

【たったそれだけ。取り分け大きな何かが起こった訳でもない、行方不明者の続出と言うだけの事件】
【──だが、その街頭ニュースを黙したままじーっと見つめている者の姿があった】


………………


【外見は22歳ほど、暁色の緩いパーマヘアを持つ長身の青年だ】

【所々に装飾的な鋲が縁取るようにして打ち込まれた象牙色のロングコートを羽織っており、】
【その下には白のドレスシャツと黒のスラックス、同色の革靴を履いて銀金具のベルトを着用】
【全面が真っ黒に塗りつぶされたルービックキューブをその手に弾ませていた】

【青年はその柳眉を僅かに顰めはしたものの、しばしその場に佇んだままで動かず】


 【──人通りは少なくないこの通り】
 【其処には何か、得体の知れない深い何かが音も無く迫っていた】
 【未だ目に見えずとも、この曇天と相まって何処と無く不穏で、陰惨で──】
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:52:48.46 ID:DozSoO20
>>918

うわぁ

【腋の傷を見てすごいものを見たという表情をする】
【まあ実際すごいものなのだけれど】

あんだよ? この傷はさすがに病院いったほうがいいぞ

【呼びかけられたので答えながら】
【目線は、腋の傷】
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 15:54:16.39 ID:PqGHLUDO
>>916

………そっか。わかった

【ふわりと微笑み返しながら、そう言った】
【無理に追及することではない。彼女がそう言うのなら、気にする必要など無いのだろうと判断して】


………うん?

【唐突なその指示に、よく意味が分からずきょとんとするが】
【言われた通り、立ち上がるだろう】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:58:46.30 ID:sUF4WHIo
>>919
オッケィ、『マルタサ』、な!!

……ああ、それと、そうだ
ウェル子に何か言われたかもしれんが、あんまり気にすんなよ!
コイツ、性格がひねくれてるからな!ハハハハ!!

こいつの吐く毒は、実は好意の裏返しなんじゃないかと俺は最近思い始めてきてだな……

「……頭が痛くなるような事を仰らないでください」
「カラスに頭をつつかせて脳漿をぶちまけさせますよ」

……え、えーと、よし、じゃあなマルタサちゃん!!
縁があればまた会おうぜ!ワハハハハハ!!

【去っていくマルタサに、ライトウェルは、元気に別れの言葉をかけ、見送った――】


――で、だ、アイス、早く取ってくれ、溶けるぞ

「…………頂きます」

おし、取ったな、こぼさず食えよ……
……うわ、ちょっと待って!!俺の分、これ溶けてる溶けてる!やばいよコレ!俺の手が!!ベタベタになる!!

「……平和、ですね」
「憎らしいほどに――」

【カラスが、呑気に、「カー」と鳴いた】


/お疲れ様でした!!
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 15:59:19.95 ID:aiZXNJM0
>>920

 まぁ…大層な物でも無いがな

【そう言うと――】

 フフ…椎茸か――
 俺も「現実」にいた時は、よく食べていた気がする
 食えるのか?それは

【右袖をその“サンプル”に向ける】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 16:00:09.09 ID:NLU1WPco
>>921

【そっと、背後に感じる――――圧迫感、何がどう、とはいえないが、柔らかい感覚がするだろうか
背後に誰か居る、と理解するのに時間は必要ない】

【耳たぶを裏から撫でる風は、渦巻いて音となって、耳へとしみこむだろう】


――――物騒な世の中ですねぇ、ろくに気を抜いてもいられませんよ
貴方も、気をつけたほうが良いのでは?


【からん、と鈴蘭を振るわせたかのようなソプラノボイス、清流のように聞き取りやすい女性の声】

【振り向いてみれば、160程度の女性が、背伸びをしながら、彼の背後に立っているだろう
可能ならば、軽く両手を彼の肩へと当ててぐぐーっと体重をかけるような形である】

【白紫色の長髪に肩を大きく露出した黒のレースのドレスに同じく黒レースのロンググローブ
黒のニーソックスがかえって妖艶さを際立たせる巨乳の女性
透き通るような誘うような垂れ目の紫陽花色の瞳が美しい】

【目があったなら彼女は、優しく微笑むだろう】
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 16:00:13.24 ID:js.qQ2Mo
>>922

・・・・・お前、名前はなんだ・・・?

【呼びかけの内容は名前を尋ねること】
【それにどんな意図があるのかは不明だが】

病院・・・・・金がねェよ、それに・・・・・
・・・・・俺ァ、あそこ嫌いなんだよ

【右手を再びギュッと腋の傷に押し当てて】
【忌々しそうにそう呟く】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 16:03:33.35 ID:FDejG2k0
>>924

【逃げ込んだ、公園のベンチで】

……おいし、い。

【アイスクリームを、スプーンを駆使して、奥の奥まで貪って】
【そして、少女は小さく息を吐いた…意味も、無く】

/乙っしたー
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 16:04:58.50 ID:DozSoO20
>>927

ああ、リジネだ

【名前を尋ねることに意図なんてないと彼は思っている】
【疑うこともなく、そのたずねに答える】

金なら出してやる。ここからさきは専門外なんだよ。
イヤでもいけ。特別な理由があるなら話しは別だけどな

【忌々しそうにつぶやく女性に、まるで命令のように】
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 16:06:58.05 ID:9PCm7rMo
>>923

【少年が立ち上がるのを見て、ステップを踏むように正面へ】
【じーっと真っ直ぐ少年の瞳を見詰め、見詰め―――】

―――――――――とーぅ!

【両手を広げ、若干間の抜けた声と共に】
【再び少年に抱きつこうとする】

【おそらくというか、大した意図は無い】
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 16:07:45.44 ID:47yoaDI0
>>925

個人的に凄く気になるけど
言いたくないならいいや

【そう言いながらタッパを開け】

一応食べれるよ
薄味の肉じゃが風にしてあるから
椎茸の味も楽しめると思うし
食べてみる?

【取りやすいように右袖の前まで持って行きながら話す】
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 16:08:25.60 ID:T5a4r2Qo
>>926

【耳朶にくすぐったい感触を憶えて、青年はゆらりと首を傾けた】
【背後に感じる柔らかい気配を感じたが、すぐに振り向くことはせず】
【ふっと、視線を左斜め下を落とした後になってようやく、彼は首だけを後ろに向けて】

……ん……そう、だね
でも気をつけるのは、疲れる

【肩に触れられるのに抵抗は無く、ぐっとかけられた体重に、】
【身の流れを任せるように、僅かに身体を折って見せて】
【眠気にまどろむ猫のような淡い微笑みを一つ、顔に滲ませた】


【──ぴたり】

【彼女の背後の方で、ごく普通の一般人として通りを歩いていた男性が】
【突如として、歩みを止めた。しかし、それだけ。何をするでもない】
【いきなり、足を止めて、呼吸を忘れたかのようにただ佇んで──】
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 16:11:33.57 ID:js.qQ2Mo
>>929

チッ・・・・ンじゃあリジネ、さっさと金寄越せ

【相も変わらず威勢だけは良いもので】
【自らは名乗り返しもせずに金を要求して】

・・・・ったく専門ってなンだよテメェ

【病院に行くこと自体は拒むことは無い】
【理性の面で行くべきだと解っているのか、それとも押しに弱いのか】
【或いは少しの時間でも助けてくれたことに関する暗黙の礼かもしれないが】
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 16:14:47.05 ID:aiZXNJM0
>>931

 ああ。今のところ――
 
【そこで言葉を切った。信用してないなどと言えば――】
【もし、いい人物であった場合は傷付けてしまう】

 腹は減って無いが、あんたが半分食った後に――
 半分食べてやってもいいだろう

【毒が入っていると思っているのか】
【すごく警戒している――】

【もし、その男が半分に割り、食べたなら】
【それを確認して、その者も半分その椎茸を口に運ぶだろう】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 16:16:18.76 ID:NLU1WPco
>>932

【吐息を零すたびに、言葉を紡ぐたびに、震える、揺れる、小さなぷくぅとした柔らかげな唇
瑞々しいそれは、思わず輪郭をなぞりたくなるほど、魅力的で魅惑的で】


疲れるとしても、身の安全第一ですよー
身体は資本なんですし、もっと大事にしないと


【向けられた微笑に、答えるように更にくしゃっと――――微笑を強くする
大人びた身体や雰囲気に合わぬ、子供のような、少女のようなあどけない人懐っこい表情の彼女】

【軽く右手を挙げ、人差し指を立て、前述の文章を述べる――――まるで、低学年の小学生に注意するかのような
そんな優しくも、しっかりとした言葉は――――母が出す言葉にどこか似ていて】


ところで――――……?


【唇を揺らし、風を紡ぎ、言葉を零そうとする彼女――――言葉を止めたのに理由は無い
ただBGMのように聞いていた足音――――後方から響いていた、リズムの良い脚の音が、僅かにしていた呼吸の音が消えた=z

【その事実に僅かな警戒を感じ――――それと同時に脳裏を過ぎった、ニュース≠フ内容
必然的だろう、彼女は彼に体重をかけたまま、振り向く、長い長い髪の毛が、そっと彼の背中を撫でる感覚は――――僅かにむず痒くて
心地よい菖蒲の花の香りが、鼻一杯に広がるだろう】
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 16:18:19.33 ID:PqGHLUDO
>>930

………っ、………??

【真っ直ぐ射抜くような熱い(?)視線を受けると、顔に疑問符を張り付けながら小首を傾げて】


………―――っとと!?

【彼女が抱き付こうと両手を広げた瞬間―――右に横っ飛びして、それを何となく避けようとする。何となく】
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 16:19:13.68 ID:DozSoO20
>>933

ひとりでいけるか?

【財布を取り出し、足りる分だけのお金を渡そうとして】
【名乗れ、とかいちいち言わない。】

俺は医者じゃねえただのおもちゃ屋さんだ

【らしいです】
【ハンカチをぎゅーっと絞り】
【「口元の血を拭っておけ」と渡そうとし】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 16:19:25.80 ID:47yoaDI0
>>934

言いかけで終わるところが腑に落ちないけど
そんな事は全くもって問題にならないか

【相手の考えを探る気もないように頷きながら話す】

了解
どれどれ……

【適当に半分くらいを取りながら口の中に放り込む】
【きちんと飲み干しているようだ】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 16:23:27.50 ID:T5a4r2Qo
>>935

…………ん──

【彼女の優しげな言葉に、何処か心地よいものを感じながら、】
【青年は、溶けた氷菓子のように甘やかな様相でゆっくりうなずいた】
【いきなり声をかけて来た彼女に対する警戒のようなものはなく、】
【まるで旧知の仲であるかのように、落ち着いた物腰で彼女をただ眺めていたが──】

【──ぴり。空気が肌を刺す。瞬間、彼の目つきが変わった】
【先刻迄の酷く朧な様子とは打って変わって、彼女の背後を射抜く視線は張り詰めた鋼線のように鋭い】

……ところで、君は
逃げた方が、いい

【──青年の視線の先】

【──背後の男性が、ゆっくりと背を曲げるようにして頭を垂れた】
【腕は力無くだらりと地に下げられて、一言も言葉を発しない】
 【白紙に落とされた一滴の墨のような、極々小さい異質】
 【しかし、其れは余りにも目立ちすぎて。じわり、じわり、黒が白を犯していく】

【──と、】


 【ぎゅぷ。】


【──突如、男性の背中が蝉の脱皮のように“割れて”】
【中から、ぢゅぷり、ぎゅぷりと不快な水音を立てながらゆっくりと“孵化”する何かがあった】


 「────   ────    ────、 ──」


【──楕円形の頭部を持ち、オーロラ色の光沢を放つ人型の何か】
【目鼻耳は無いが、唯一ある輪切りのパイナップルのような口の中には、無数の触手が蠢き】
【全身の汗腺からは透明の粘液が止め処無く滲み出て、その表皮を油膜のように覆っていた】

【鼓膜を引っ掻くような掠れた金切り声を上げて天を仰ぎ、無数の声無き産声がこの街に響く】

【気づけば、此れと同じ現象が遠目にもあちこちで起きており、】
【そこにいつもの街は無く、まるで異界のような隠然たる瘴気が場に満ち始めていた】
【甘い花の香りなど一瞬で腐りきらせてしまうような、深い深い何かが──】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 16:26:59.60 ID:9PCm7rMo
>>936

――――っ、…………のわっ!?

【初めに理解したのは、自分が何にも触れなかったという事】
【空を切った両手は空しく自分を抱きしめて】
【飛びつく、という動作を選んだが故、止めるものが無ければ】
【当然勢いは前方へと衰えることなく進んで】

【べしゃぁ!と】

【少女は盛大にこけた】
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 16:28:03.98 ID:js.qQ2Mo
>>937

そのぐらい・・・・・

【ゆっくりと立ち上がり、左手でお金を奪うようにして取る】
【力が篭っていない空元気の行動なのだが】

そうかよ・・・じゃあさっさとガキの相手に戻りやがれ
・・・俺ァ行くぞ・・・・・またな

【お金をどうにかして布キレの間にしまい込み】
【同じく左手でハンカチを受け取って口元を拭い】
【それを手に持ったまま、ふらふらと歩き出す】

【呼び止めやらがなければ恐らくはそのまま病院に向かうのだろう】
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 16:29:36.67 ID:DozSoO20
>>941

おう、またな。気をつけろよ

【そういって、呼び止めることなく見送った】
/お疲れ様でした
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 16:30:35.93 ID:aiZXNJM0
>>938

【その行動を見て、安全を確かめたようだ】
【タッパーに左手をさりげなく突っ込み、口に運ぶ】

【食べた瞬間】
【ふわっとくる――肉じゃがの味。】
【だが――ちゃんと椎茸の味もする…】

 美味しい…!

【それが感想だった】 

【右袖をゆっくりと降ろし――】
【右袖らへんをごそごそとすると】
【何事もなかったかのように右袖は風に吹かれ、なびく】
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 16:33:28.07 ID:js.qQ2Mo
>>942
/お疲れ様でしたーぁあなんだか色々と申し訳ないです
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 16:34:29.72 ID:PqGHLUDO
>>940

えっ………ぁ――――ル、ルシア!!?

【少女がスカッと虚しく宙を抱き締め、そのまま地面に痛々しく追突する瞬間を真横で見届ける】
【まさかそんなに勢いよく飛び付いてくるとは思わなかったらしい、見ていた方もだいぶ驚いて】


ルシア……さん?あの……ごめん、大丈夫…?

【膝を着いて、酷く心配そうに声をかける】
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 16:36:08.42 ID:DozSoO20
【街中】

最近無駄な出費が多いかもな……

【着痩せした長身に、黒く短い髪の男】
【財布の中を確認しながらてくてくと歩いている】
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 16:37:49.57 ID:47yoaDI0
>>943

美味しいか、そりゃあ良かった
そう言えば、何かこの椎茸の改善点とかある?
できれば、具体的な感想も聞きたいんだけど

【美味しそうに食べてくれたのを嬉しそうに見ながら質問をする】

ん?右袖に何かあったの?
少し気になったのだけれども
良かったら教えてくれないかい?

【右袖を少し興味深そうに見ている】
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 16:38:08.43 ID:NLU1WPco
>>939

【後方の男性へと向けていた視線を、再び目の前の貴方へと戻し
風に舞う花びらのような、可憐で、揺れ動く微笑を向けて、言葉を返す】


約束ですよ、忘れないで下さいね?


【と、彼女は肩に乗せていた手を伸ばして、小指を突き出そうとしたが、彼の雰囲気の変化に――――それは成し遂げられない
まるで、針に焼かれるかのような、皮膚を刺す熱い熱い感覚に、思わず彼女は、一歩後方に下がる】

【彼の言葉の理由――――それを理解するのに時間も、言葉も、何も必要ない
あるとすれば、本能――――心の奥の、生存本能が――――生理的な嫌悪感を示す、警笛を鳴らす
何故なら彼に釣られて再び振り向いたそこに在る≠れは――――単なる悪夢≠ナしかない】

【天秤にかければ、容易に沈み込む――――確実性をもった負の概念、それが絶対悪だと、理解するのに何の抵抗が在ろうか
醜い醜いラフレシアから放たれる駆逐するための悪臭≠ノも似た瘴気に、思わず彼女の端正な顔が、僅かに歪む=z


……――――色々、と聞きたいことはありますが
ここで逃げたら、多分解らないでしょ?


【彼へと背を向け、彼の一歩前に出る彼女、髪の毛を右手でかき上げる――――白い白いうなじは――――汗に濡れている
それでも彼女は――――後ろへと首を向けて――――微笑む彼女は――――強がってるように、それでも、弱みを見せないように、頑張っている】

【わざわざ彼の前に立ったのも、言葉には出ない心の現われ、貴方を護る――――とでも言おうか、そんな心
全く持って、大人なのか子供なのか、解らない】


それに、私まだ――――貴方の名前も聞いてないんですよ?


【彼女のあどけない声、やっぱり子供っぽい】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 16:51:53.28 ID:aiZXNJM0
>>947

 フム…改善点ねぇ――

【左手をあごに添えると】

 そうだな。俺的には
 エリンギみたいに少し硬くした方がいいのか――?

【エリンギが好物らしい】

 しかし…それでは、椎茸では無くなってしまうな

 まぁ、味については少し…薄いと感じる者もいるかもしれない
 俺は椎茸が嫌いではないから、大丈夫だったが…
 椎茸が嫌いな奴は…駄目かもしれないな

【そう答えて、左手を降ろし――】
【赤い目を男に向けると――】

 ――右袖?フフ…何の事だ?

【その右袖からは、右腕を出して】
【誤魔化そうとする…】
【見破るのは容易だろう――】
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 16:51:56.75 ID:9PCm7rMo
>>945

【幸い、長袖の服装だったために腕などに外傷は無く】
【肘などがやや痛むだろうが、外的損傷はその程度だろう】
【だが】

――――――――

【転んで地面にうつ伏せた状態のまま、少女は動こうとしない】
【心なしか、怒ってるような、そうでもないような】
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 16:55:51.55 ID:T5a4r2Qo
>>948

【街の一角に突如として噴出した異質──】

【──がたん。電気屋の街頭スピーカーが独りでに地に落ちて】
【誰も操作する者は居ない筈なのに、妙なノイズと共に昏い歌が流れ始めた】
 【(試験的挿入、もし良かったら)Ende Neu:ttp://il.youtube.com/watch?v=p8_Pf8zP-lo&feature=related

【彼女が一歩下がれば、青年は身体の正面を『異物』の方へと向けて】

……約束。なら、忘れない

──『Redemptor』

【彼女に言葉を返すと同時に、手に持っていた黒いルービックキューブを軽く宙に放ると、】
【キューブはその場に浮かんだまま、カシャカシャと軽快な音を立てて組み替えられ──】
【どう言った機構なのか、それは瞬く間に黒と銀色を基調とした機械的な長剣へと変わっていた】

 【──魔械剣『レデンプトール -Redemptor-』】
 【鍔元にハンドガンを組み込んだようなフォルムではあるが銃口は無く】
 【ぱっと見では只の機械剣のような武器だ】

【青年はその魔械剣をタクトのようにして右の手に握ると、】
【前に出た彼女の隣に並び立つようにして、そっと歩みを進め】

……じゃあ、名前を教えたら、逃げてくれるかい
……僕はダンドク。黒野、ダンドク

【ちゃきり。彼女の方へは視線を送らず、ただ自分の名前だけを告げて】
【フェミニズムな意識から来るものでもなく、格好付けでもなく、ただ彼女から滲んだアンバランスな雰囲気に】
【護るべき、護られるべきはどちらかと、身を持って挺すように、一歩先へ踏み込めば──】

【すたんっ──と、軽やかに地を蹴って、今まさに“孵化”した異物に向かって駆け出した】

【しかし──その数は一体ではなかった。青年の死角からはもう一体──】

 「──────、  ────、   ────」

【丁度、彼女から見て左方向、7,8m先にいつの間にか居た『ソイツ』】
【ソレは、右の手を一度ぶらりと高く掲げると──】

【ひゅぱんっ──と】
【その腕が鞭のようなしなやかさを伴って“伸び”、彼女の首をその手で捕らえんとする!】
【気配に気づいたのなら、軌道は単純なため回避は難しくないだろうが──?】
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 17:00:55.92 ID:47yoaDI0
>>949

【服の中からメモ帳を取り出し書き始める】

ふむ、エリンギくらいの硬さ……
味の薄さの解消……

【一通り書き終わるとメモ帳を服の中に仕舞う】

有難う、これで改良の方法が見えてきた

……先程、右袖からジャキッという音が聞こえたけど
アレは何の音でしょうかな?

【少し考えつつ質問する】
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 17:01:38.35 ID:PqGHLUDO
>>950

えー……と………ルシア……??怪我……してない?大丈夫…??

【どことなくひしひしと伝わる怒気に顔を引きつらせながら、不安そうに声をかけ続ける】
【だいぶマズいことをしてしまったと、若干冷や汗が頬を伝い始めて】


………中の人が>>950おめでとうだって……いや何でもない……ごめん
………ルシアさーん?

【物凄くしょーもないメタな台詞を吐きながら、彼女の身体を揺すろうと】
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 17:05:41.27 ID:9PCm7rMo
>>953

【暫く、何を話しかけられても身動き一つ取らなかったが】
【メタ発言を聞いた瞬間びくりと身体を震わせて】

――――――泣くよっ!?

【がばぁ、と勢い良く身体を起こし、良く判らん抗議】
【そのままの勢いで少年の両肩を掴もうとする】
【掴むことに成功したら、がくがくとその身体を揺らすだろう】

【電柱|・)っ[次スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1281600126/]】
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 17:05:50.99 ID:w3Kg4lMo
【路地裏】

────────────────。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤目の少女が歩いている】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている】

【少女の服の所々には返り血が付いており、辺りには血の臭いが漂っている】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 17:09:47.62 ID:NLU1WPco
>>951

【耳へと流れ込む、ノイズのような旋律――――ナイフのような鋭い音
計算された狂気――――そう形容するに相応しい音=\―――その完成度に、彼女は少し、微笑んだ】

【武器を取り出した彼と違い、彼女は何も手にしてはいない
元々肉体を使う戦闘は苦手そうだ、華奢な身体つきからもそれはうかがえる】

【あら――――と彼女は思わず、口元に手を当て――――微笑と、言葉を零す
彼の言葉に――――そして、彼の行動に、同時に、護ってあげたい心が溢れ出す】


尚更ですよ、友人を置いて逃げるなんて、できるわけないじゃないですか
セシニア・イリス・フリードリヒ――――どうぞ、イリスとお呼び下さい


【悪戯っ子のように、彼女は微笑み、駆け出した彼を視線で追う――――そして、現れたソイツ≠ノも気づいた】

【そして、眼前に迫り来る腕、僅かに被虐心が疼く――――のは放って置いて、触れることすらも躊躇われる、それに
彼女は僅かに思案する――――そして、何もしなかった】

【ソイツ≠フ行動は確実に成功するだろう、彼女の白く細い、絹糸のような首は、容易に握り締められるだろう
しかし、彼女はうめき声一つ上げず、ゆっくりと――――首を絞められながらも、歩き出そうとしている――――脚を前に出す、本当に、ゆっくりと】
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 17:11:40.47 ID:aiZXNJM0
>>952

【ハハハハと低く笑うと、右腕が消え――】
【右袖らへんが又、ごそごそとする――】
【と――散弾銃だ。散弾銃を持っている】

 おそらくこいつの音だ――
 ――俺は用心深いんでな…
 悪い事をした。申し訳ない…

【首で一礼する】

 最も…こいつにはゴム弾しか入ってねぇがな

【右腕をぶらぶらさせ――苦笑い】
【ゴム弾でも、至近距離ならば…死にいたる――】
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 17:13:14.90 ID:PqGHLUDO
>>954

わっ―――!?

【彼女がいきなり飛び起きたので、ビクッ!!と身体を跳ねて少し大袈裟に驚いてしまい】


乙です!!じゃなかった!ご、ごめん!!悪気は無かった!!

【がくがく激しく肩を揺らされながら、とりあえず言い訳混じりに必死に謝罪する】
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 17:18:17.31 ID:423FRtko
>>955

血の臭いか

【ボソッ、と擬音が付くほどか細く、聞き取りづらい男の声が路地裏に流れる】
【声質は若くもなければ、老けているようにも見えない】

(表に出る予定も無く、ただ只管に引き篭もっているこの状態……)
―――打破、すべきか

【其の声は少女の後方から聞こえる】
【少女が背後に振り向いた時、少女から距離を持って立つ、トレンチコートを着た乱雑に切られた茶髪の男が立っている】
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 17:18:47.45 ID:mQu1Esc0
【森】

ふん!せい、はっ!・・・ふー・・・

【シルクハットを被り、モノクルをかけ】
【タキシードを身に着け、脚が長い】
【短髪黒髪の青年が】
【片刃の剣を振るっている】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 17:20:31.25 ID:47yoaDI0
>>957

おぉ、とても興味深い
能力か何かかな?

【とても興味深そうに散弾銃と右手を見る】

いやいや、警戒するのを咎めている訳じゃあない
警戒されてたとしても、変な事したい訳ではないし……
ただ、ちょっと気になっただけさ

やっぱりゴム弾とかは、ある程度威力が調節出来て便利なのかい?

【楽しそうに散弾銃を見ながら話している】
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 17:23:04.52 ID:T5a4r2Qo
>>956

【彼女の名乗りを、背中でしかと聞き届けて──】

【ひゅ、だんっ。びしゃっ──】
【黒と銀の軌跡。魔械剣によって青年が目標としていた異形の首ははねられて】
【彼女の方へと振り向いた、その刹那──】

……っ、イリス……

【此処で初めて彼は目を大きく見開いた】
【この異物達に対する怯懦は微塵も滲ませはしなかったが、】
【己の注意が至らず、彼女は既に捕らえられてしまっていて】

【青年は、イリスの首を絡めとるように蠢くその汚らわしく塗れた腕を】
【手に握った贖罪の剣にて断ち切ろうと地を蹴ろうとした瞬間──】

────ッ、?

【ひゅぱんっ──】
【青年のすぐ鼻先を、冒涜的な極彩の腕が掠めていった】
【彼は出鼻をくじかれる形で駆け出すことは叶わず、】
【そして、その腕の主を目に捉えようと伸びてきた方向に目をやれば──】

  「────、  ──────、   ────」                  
           「──、  ──────、   ──」

 「──、  ───、   ────」

【──異形、異形、異形、異形の群れ】
【動きこそ亡者の様に酷く緩慢ではあるが、圧倒的な数のソレが】
【ずるずると粘液の糸を引きながら、ゆっくりと青年の方へと押し寄せていた】

────…………

【──青年は奥歯を噛み締めて、直接の助太刀に行けそうにないことを悔やむ】


 「────、   ────、」

【──そして、イリスの首を絡め取った異物の腕は】
【歩き出す彼女を引き寄せるように、ぐぐぐ、と徐々に縮まっていくだろう】
【うめき声も上げない彼女に不審を抱く程高度な脳を、コイツは持ち合わせていない──】
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 17:23:43.31 ID:9PCm7rMo
>>958

だったら何で避けるのさ!痛いじゃん!酷いじゃん!

【がっくんがっくんと身体を揺すりながら、半泣きで叫ぶ】
【何よりも避けられた事が嫌だったらしく、ぶんぶんと揺すって】
【頭のうさ耳もここぞとばかりに少年の頭をぺしぺし叩いている】
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 17:24:01.32 ID:eY0NuMDO
【街中】

ヒャッハー!!髪の毛は散髪だぁー!!
【虹色モヒカン、トゲトゲ肩ジャケット、尖んがりグラサン、痩せ型で猫背、色白のヒャッハーな男】
【が、両手に鋏を持ち通り魔的に人々を切り刻んでいる】

こんな暑い日はさっぱりスポーツ刈りに限るぜ!!うざったい髪は短く健康的にしな!!
【ただし、その対象は人々の『髪の毛』である】
【男が通った後、人々は皆綺麗さっぱり、散髪されていた】
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 17:26:32.99 ID:w3Kg4lMo
>>959

【振り向いて、男の姿を視認し】

……目標を確認──実験を開始する。

───《 Luminous Vista 》

【本が光の粒子となって大気中に消え、少女の背後の空間が捻れ歪む】
【そして、敵意や殺意といったものを男へと向けた───】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 17:31:39.64 ID:PqGHLUDO
>>963

あ゙あ゙あ゙……っ、えと………なんとなく………

【そう、なんとなく。特に理由は無いけどたまには避けてみようかな、なんて思ったらしい】
【その気まぐれのせいで、いたいけな少女に悲劇が訪れたのだ。そりゃ頭のうさ耳さんも怒る筈である】

【がくがくガクガク、彼女が止めるまで少年は揺さ振られ続けるだろう】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 17:33:06.04 ID:aiZXNJM0
>>961

 ――能力?まぁ…そんな所だろう。
 俺は「Chamaeleon」と呼んでいる。
 最も…カメレオンよりも便利だがな――

【男の言葉に、安心したのか肩を落とす】

 ――ゴム弾の威力?おそらく変わらねぇ…
 だが散る弾と、一点集中の弾があるから…
 その辺は臨機応変だな――

【それにしてもこの者は、ノリノリである】
【能力の事など、言える事は無かったからだろう】

 だが、俺は脚しかねらわねぇ。よほどの事がなきゃ
 至近距離から、胴体ぶち抜くなんてしねぇと心に決めている

【――小声で男に言う】
【やはり、警戒心が強い様だ】
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 17:34:51.03 ID:423FRtko
>>965

【少女から向けられた敵意やら殺意やらを向けられ眉を顰める】
【其の外見と血の臭い―――余計な事を思い出した】

その戦意を拒絶したい、と言っても無駄か……
仕方あるまい。望んで踏み入れた場、では状況を開始しようか

【男が一歩、踏み出す】
【男の背丈は180前後、中肉中背でコートの上からは肉付き等分からない―――そもそも”コレ”は意味の無い事だが】

(さて―――久し振りの戦闘だ。巧くやれるかどうか)

【少女と男の距離は10mほどか。男は無防備な状態で歩を進めるようだ】
【両手を僅かに少女に向けながら、少女へと近付く―――近距離タイプだろうか】
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 17:38:28.60 ID:r0317UAO
【街中】


【腰の辺りまで伸びたストレートの金髪と、碧色の澄んだ瞳が印象的な小柄な少女が街を歩く】
【腰に細剣を吊り下げて、薄手のコートを羽織り、その下から機関の制服を僅かに覗かせながら】
【片手に、買い物袋をぶら下げて、もう片方の手で、メモを確認しながら、歩いている】

……野菜……は全部買いましたねっ、後は鶏肉と、適当なお惣菜を買うだけかな?
うぅ、早く冷房の効いた部屋に帰りたいです……。

【少女は前を全く見ていない為、もしかしたら誰かにぶつかってしまうかもしれない】
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 17:40:06.44 ID:NLU1WPco
>>962

【異形溢れる――――まさに地獄絵図、彼の行く手を防ぐ、無数の異形の津波
そして、その先に在る、一種の終わり――――思わず目を塞ぎたくなるような状況に異変≠ェ起きる】

【彼女を掴んだ異形の目の前に出現する魔方陣£n面に垂直に、空中に浮かぶ――――それは、この空間に似合わないほど
綺麗な形をしていて――――誰のものか、ダンドクには――――恐らく≠フ範囲ではあるが、理解できるだろう】

【断つような炎の刃――――1m程度の三日月形の刃が、魔方陣から出現、眼前の異形へと襲い掛かる】

【それ、と同時に――――現れる彼女≠ェ――――位置は魔方陣の出現した位置の数歩程度後ろ
いつものような、人懐っこい微笑を浮かべている彼女=\―――そして、腕に捕まった彼女≠ヘ、と言えば
いつの間にか消えている、恐らくではあるが、彼女の出現と同時に消えたのだろう】


Live Forever=\―――あら、心配してくれたんですか?……嬉しいです


【解ることは二つ、能力≠使ったのと、彼女が悪戯好き、ということ
しかし、完全に余裕というわけではない、のは――――容易に解る、ぺたぁと身体に張り付いた服から
彼女の掻いた汗の量が伺える】

【お手伝いしましょうか?と言わんばかりに、彼女の周囲に出現する数個の魔方陣
それぞれ向きは、ダンドクへと襲い掛かっている亡者へと向けられている】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 17:42:13.04 ID:9PCm7rMo
>>966

なんとな―――!?

……あぁ、もうっ!

【一度揺らす手を止め、がっちりと両肩に手を置いて】
【少しの間を置いて、手を手前に引き寄せ、少年の身を引っ張り】
【矢張りというか、今度こそ、立ったまま抱きつこうとする】
【今まで意識してなかったけどアリエルくんの背ってどんなもん何でしょう?】
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 17:42:27.88 ID:w3Kg4lMo
>>968

─────《 射出 》

【歪んだ空間から、細長い赤色の水晶が撃ち出される】
【狙いは男の腹部、一直線に向かっていく】
【だが先端は平たく速度も遅めのため、あまり威力はないだろう】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 17:45:36.96 ID:mQu1Esc0
>>969
【その前方に】

(久しぶりに肉を食べたいな・・・)

【シルクハットを被り、モノクルをかけ】
【タキシードを身に着け、脚が長く】
【やや長いステッキを持った】
【短髪黒髪の青年が】
【ボーッと突っ立っている】
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 17:46:30.83 ID:js.qQ2Mo
>>964

【ヒャッハーな男の10mほど前方―――】

【足元にまで届く金の髪、少々質の良さそうな黒のロングコート】
【顔の一部を隠すかのようにかけられたサングラス、と】
【腰には一振りの異様な直剣と黒白二振りの刀をぶら下げた】
【そんな長身の男こと絶好のカモがカツカツと歩いている】

/まだいらっしゃるー?
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 17:48:51.44 ID:47yoaDI0
>>967

Chameleon……
便利で面白い能力だね

【とても楽しそうである】

あぁ、確かに散弾銃の利点だ
ゴム弾も入手しやすいのかな

【銃を見ながら様々な事を考えている様に頷く】

脚か……
中々紳士的な戦い方だね

色々と勉強になるよ

【嬉しそうに男の話を聞いている】
【こちらは、警戒心がとても薄いようだ】
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 17:51:05.08 ID:r0317UAO
>>973
【青年が回避しなければ、この少女は青年に衝突し、慌てて謝罪の言葉を口にするだろう】
【その時に、機関の制服は嫌でも青年の目に入る筈だ】



/申し訳ありません、なにやら会社の上司が自分に話があるとの事なので、途中でいきなり一時間弱落ちる事になりそうです
/途中で待つのが嫌ならば、適当にうちの娘を避けてしまって下さい、すいません……
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 17:51:44.41 ID:DcmWzmI0
【路地裏】

……えっ、と……ここら辺……でしたっけ

【腰まで伸びた、旧い血の色をした髪、頭の後ろに真っ黒なリボン】
【太陽の様に煌く橙色の左目をしており、右目には黒い眼帯】
【白と赤を基調とした、フリルたっぷりのゴシックロリータ服】
【赤と黒のストライプニーソックス、右足だけに何本かベルトを巻き、黒革のブーツを履いた少女】

じぶんは…「ムゲンレモン」は…ここで、…倒れてた…です…?

【何やら不可解な事を呟きながら、ふらふらと路地裏を歩いている】

…でも…じぶんは…なぜ、ここに…?

【頭から疑問符が飛び出しそうな表情で、ぽそっと言って】
【うーん…と、小さく唸りながら、考える事、数十秒】



…不可解、です…

【―――結論 やっぱり良く分からなかった、らしく】

【一度立ち止まり―――かくり、首を傾げた】
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 17:53:38.46 ID:PqGHLUDO
>>971

本当にごめん……―――っ!

【今度はしっかり至近距離で両肩を固定され、そうでなくとも拒否する理由など無くされるがままに抱き締められる】
【さっき避けたのは本当に気紛れ。夏とはいえ、異性に抱き付かれて嫌な年頃の男子などいない。もちろんこの少年も例外では無いのだ!】

【170pに満たないから、同年齢の平均身長よりやや小さいです。160p代後半ですね】
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 17:53:40.67 ID:eY0NuMDO
>>974
おっ!?ありゃあ…!
【次の獲物を探している最中、男を見付け】
【グラサンがきらりと光る】

(足元までスラッと伸びた髪…背の高さも相俟ってかなりあるなありゃ)
(しかし髪質はよさそうだ、手入れはしっかりとしてるんだろうな…)
(だがあの長さじゃあ重いし何より毛先が危ない、踏んだり汚れたりするだろう)
(見た所ターゲットは男性…あの感じなら似合うのは…チョイ悪オールバック!)
【一瞬で、頭の中で散髪プランを練る、この間約2秒】

ヒャッハー!!髪の毛は散髪だぁー!!
【そして思い立ったが吉日、すぐさま男へと駆け出す】
【両手の鋏や格好からして、狂人にしか見えないだろう】
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 17:54:29.11 ID:423FRtko
>>972

【赤い水晶を視認し、さてどうするかと思考する】
【―――――処理完了。では、手を打とう】

―――く

【判断は腹部を”内側から裂いて”水晶を取り込むこと】
【何事も無ければ少女が放った赤い水晶は男の腹部へ入ることになる】

【推奨が撃ち出された事に対しての反応として、左手の掌を少女に向ける】
【その掌から大砲のような音がするとテニスボールほどの球体状の赤黒い液体が撃ち出される】


【少女との距離は9mほど。液体は視認してから回避することが可能な速度で距離からしても十分に回避行動は取れるだろう】
【もし、直撃した場合はまるで殴られたかのような打撃ダメージを受ける】
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 17:55:25.89 ID:mQu1Esc0
>>976
ふむ、やはり肉は我慢しましょうかね・・・

【青年はスタスタと歩いていく】
【少女が青年にぶつかることは無かった】

/分かりました、失礼ながら回避させてもらいます
/お仕事頑張って下さい
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 17:56:56.96 ID:9s9wnYAO
【路地裏】
【棕櫚皮の面で頭部を覆い、紺色の着流しを纏った人物がその場に座り込んでいる】
【眼前には短く切り揃えた白髪、緋色の三白眼、黒の着流しを纏った矮躯の子供が立っていて】

「なァ、お前、死んで楽になろーとか思わねェの?
 やッぱさ、協力無しに悪を討つ!だなんて無理なンじゃねーかなァ……」

【子供が饒舌に語る一方、仮面の人物は黙殺したまま】
【或いは尋問に見えるかもしれない】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 17:57:15.98 ID:T5a4r2Qo
>>970

「 ───!!!!!  ─   ─    −   ────  、   !  ―── 」

【ぼしゅっ──と音を立てて三日月の焔刃が異形を焼いた】
【ぐじゅぐじゅとその表皮が沸騰するかのように泡立ち】
【金属同士を擦り合わせるような尖った断末魔を上げながら】
【その異形は、発作のように痙攣を起こしていたが──やがて、べしゃりと地に崩れ、溶けた】

【一方の青年は──】
【押し寄せる異形たちを警戒しながら、】
【じりじりと後退しするように彼女の方へと歩みを進めていく】

──……何だ、心配して損した

【未だ強がる位の余裕は保てるのだな、と彼女を一瞥したが】
【かいている汗の量から、そう長いこと引っ張るのは得策ではなさそうだと一考】

【だが──この量である】

【彼女が今異形を焼いた方面からはソイツらは来ていないが、】
【ダンドクの向いている方からは津波の如く押し寄せてきている構図】

(…………──)

【生唾を飲み込む音が、いやに煩かった】
【自分だけどうにかなってしまうのならまだしも、いきなり出会った人物を巻き添えにする訳には──】

【すると──】

「────、   ────、   ──」

【道一杯広がった異形たちの首が、一斉にイリスの方を向いた】
【“見ている”。目はないが、鼻も無いが耳も無いが──確かに、イリスという存在を認識していた】

……でもやっぱり、君は逃げた方が良い
……こんな数は、初めてだ

【青年は、魔械剣を握る力を強めて──汗が一筋、頬を伝った】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 17:57:48.15 ID:r0317UAO
>>981
/折角絡んでくれたのに……すいません
/機会があったらまた絡んで貰えたら嬉しいです
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 18:00:40.78 ID:w3Kg4lMo
>>980

(爆発させ……いや…………。)

【水晶は、何事も無く相手に取り込まれる】

─────《 射出 》

【歪んだ空間から橙色の水晶が撃ち出され】
【向かってくる液体を迎え撃ち、打ち落とした】

【そして、橙色の水晶は落下】
【丁度男と少女の真ん中ほどの地面に刺さった】
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 18:01:39.63 ID:mQu1Esc0
【森】

ふん!せい、はっ!・・・ふー・・・

【シルクハットを被り、モノクルをかけ】
【タキシードを身に着け、脚が長い】
【短髪黒髪の青年が】
【片刃の剣を振るっている】
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 18:01:43.24 ID:9PCm7rMo
>>978

【抱きついたなら両手を少年の背に回し】
【温もりを感じようと身動ぎし、凹凸の少ない身体を押し付ける】
【抱きつかれる側がどう感じるかなど考えていないようで】

【そうなるとうさ耳も動きをとめ、ひょんひょんと勝手に揺れ始める】
【身長把握。思ってたより高かったです】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 18:02:12.90 ID:aiZXNJM0
>>975

 おっと…俺とした事が――
 かなり手のうちを知られてしまったなぁ…
 まぁ…いいだろう――四人目だな

【そう言い、フフと怪しく笑うが――目はまだ男をとらえたままだ】

 あんたに、散弾銃を向けたのは確かだ
 だから…フム―ー情報を教えよう

【そう言うと、男の近くまで来て】

 着物の少女に会え――
 きっと、正義の味方だから――
 あんたにも助け船を出すかもしれん

 レイから聞いたと言えば――
 信用される…のか?まぁ、分からんが
 あんたの人柄は――嫌いではないと思う…

【小声でそう言うだろう】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 18:02:41.35 ID:js.qQ2Mo
>>979

【駆け出した男は案外あっさりと近付いていけるだろう】
【なにやら金髪の彼、背後の声が聞こえていないような―――】

買い間違えたか・・・・耳栓型は外れだな

【――そう、よりによってこの男先程イヤホンを買ったその帰り】
【耳にはそれが詰められており、聞こえているのは周囲の音ではなく】
【まさに今手元で弄っているiP○dのそれなのである】
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 18:06:26.46 ID:eY0NuMDO
>>989
とりあえず――――まずは肩までばっさりいきましょう!
【シャキン!と右手の鋏を一杯に開いて】
【横薙ぎに振るいながら鋏を閉じようとする】

【相手が急に走り出したりしなければ、その長い金髪はバッサリ肩の長さまで切り落とされるだろう】
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 18:06:39.94 ID:9QkhlLYo
【森】

【川のほとりで、少女が寝転がって、その漆塗りの瞳で空を見ている】
【ところどころ焼け落ちたワンピースの上に襤褸切れを纏い】
【流れるような黒髪と対を成すかのような白い肌の大分部は服と襤褸に隠れている】

(最低限の処置は自分でしましたし、後は安静にするしかないですねー あー痛い)

【傍らにはやけに重そうな黒いリュックが置かれている】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 18:11:12.35 ID:423FRtko
>>985

【相手の表情は分からない。実験などと口にしていた事を考慮―――ふむ、面倒だ】
【体内に取り込んだ物を遠隔操作などされる可能性がある。ならば早々に吐き出すまで】


【ボン、と何かが破裂するような音と共に男が体内に取り込んだ赤い水晶を少女に目掛けて撃ち出す】
【狙う場所は少女の右上半身。とはいえハッキリと狙っているわけでもなく、当たるか当たらないかギリギリのラインだ。
 防御、回避、どちらを取るのも自由だ】

【腹部から射出すると同時に、前傾姿勢となり男は駆け出す。少女との距離を一気に縮め、接近戦に持ち込むため】
【距離はまだ8mほどだ。少女からすれば幾らでも対応する事は可能である】
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 18:11:48.61 ID:PqGHLUDO
>>987

ぅー………

【そこまでして抱き締められると、見知った仲とはいえちょっと恥ずかしくなったのか、目を泳がせて】

【それと同時―――こうして誰かに抱き締めてもらえることへの安心感に、心が落ち着いていく】

【正式な身長は決まってないので、もしかしたら中の裁量で縮むかもしれません^q^】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 18:14:01.51 ID:js.qQ2Mo
>>990

・・・・・・・何か嫌な予感―――

【不意に、前触れも何も無しに立ち止まり】
【iP○dをコートのポケットにほうり込んでイヤホンを外し―――】

――――ぉおぉう!?

【予感を確かめようと振り返れば悪魔のような白銀の刃物】
【恐らく伸ばしているなりに大事なのだろう、髪を庇う様に体を回転させ】
【相手に向き直ると咄嗟に左手を出して開かれた鋏の刃を掴もうとする】
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 18:18:42.29 ID:eY0NuMDO
>>994
うおっと!!いきなり動いちゃ危ないぜ兄ちゃん!!
【相手が動き出した瞬間、素早い動きで右腕を引き左手から逃れる】

ほらほら!あまり動かないで!変な所がスパーッといっちまうぜ!?
【両手の鋏をシャキンシャキンしながら相手へと歩みより】
【浮かべた笑いがなんか怖い】
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 18:18:41.94 ID:w3Kg4lMo
>>992

─────《 迎撃 》

【相手の体内から撃ち出された赤色の水晶】
【ソレから、エネルギー弾が男へと向けて放たれた】

【それだけでは、自分に向かってくるのを対処できないように思えるが──】
【一回きりの能力を使い切った水晶は、役目を終えて"割れる"】

【橙色の水晶───男と少女の中点、地面】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 18:19:35.69 ID:9PCm7rMo
>>993

……んー。

【少年の肩辺りに顔をこすり付けるようにして】
【兎に角只管に、その身をぐりぐりと押し付ける】
【背に回した手も撫でたり衣服を握り締めたりと自由】

【もっと小さいほうが可愛いかもry】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/12(木) 18:20:15.70 ID:FDejG2k0
>>982

【同じ路地裏を、何者かが、シャキン……鋭く澄みきった音を立てて、闊歩している】
【―――やがて、二人を見つけた其れは、「4本の脚」にきゅ、と力を入れて、その場で固まった】

――――っ…!

【正体は、背中に、機械で出来た小さな装置を、ちょうど犬の散歩に使うハーネスのように背負っている三毛猫】
【その装置の表面を、溝に堕ちた雨水のように、時折無数の緑光がちかちかと流動している】
【この異常な一点を除けば、外観として特に変わった様子はない、どこにでもいるような、序に言えば雌の三毛猫だ】

【―――だが、何時ものおすましな、或いは無感情な貌は無く……溢れる複雑な感情のすべてを、其の表面に押し出している】

……パッセル、さん?

【……仮面の「女」は、猫の名付け親だった…筈だ】
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/12(木) 18:20:58.00 ID:NLU1WPco
>>983

【焼け落ちた異形を、彼女はなるべく見ないようにする
キツイのだろう、こんな姿であっても、何かが絶えるのは】


もう、失礼ですね――――嬉しかったんですよ?
他人に心配される、って結構嬉しいものなんです


【この状況に全くと言っていいほど合わない暢気な台詞――――彼女なりに元気付けよう、とでもしているのだろうか
ただそう、楽観視していい状況ではない、と彼女も知っている、微笑んではいるが、その微笑みはどこか――――薄っぺらくて】

【彼の言葉は重い、酷く――――そう、とても――――重く】

【こんな数は、初めて――――その言葉からどれほどの事が考えられるか
今までの彼の――――恐らくは、一度や二度ではない、戦い――――こんな、こんな苦しい状況下での戦いを想像して、胸が苦しくなる
そして、同時に、彼の言葉に心が揺れる、思わず、零れる、言葉】


……――――嫌です、初めてなんでしょう?だったら尚更――――頼ってくださいよ、ここにいるんですよ、私は
私が傷つきたくないのと同じように、私も貴方が傷ついて欲しくないんです


【それは――――それは、今までの彼女の、おっとりとした口調ではあるが、確かに熱の篭った、言葉
彼女は――――出逢ったばかりの人物であっても、信頼し、そして――――大切に思っている
だから、貴方も私を――――信頼してください、と――――そう伝えるようで、彼女はそっと道一杯に広がる異形へと意識を向ける】


それに……こう見えても、機関の議員さんなんですよ?
本気出せば――――これぐらいできるんですから


【彼女は微笑んだ――――儚く揺れる陽炎のように、嫌われちゃったな――――と、小さく付け足して】

【先刻展開した魔方陣から、それぞれ噴出す暴風によって、異形たちを後退させようとする、だろう
攻撃――――というよりかは、どちらかといえば阻害に近い――――怖い、とでも言うのだろうか、彼らの、果てる姿を見るのが】


1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/12(木) 18:23:30.98 ID:js.qQ2Mo
>>995

一体何だおま・・・・・・!?

【そう、振り向けば当然目に入る】
【それは被害者、散発された者達】
【―――――静かに彼の頬を冷や汗が伝う】

・・・・・冗談じゃないね

【「切られるわけにはいかない」、とイヤホンもコートにしまいこんで】
【左手でゆっくりと黒い刀を引き抜き、対峙する】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
IDになすが出たら幸せになれる @ 2010/08/12(木) 17:02:32.00 ID:8uJX42SO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1281600151/

【Are you Ready Guys?】能力者スレ【PUT YA GUNS ON!】 @ 2010/08/12(木) 17:02:06.89 ID:9PCm7rMo
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ここだけ全員焼肉店(焼肉王5Pm's) 78店補 @ 2010/08/12(木) 16:39:40.08 ID:ExFIWOUo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1281598780/

会社で首切られてなかなか妻に言い出せず会社行くフリをしてごまかしたはいいもののもうすぐ給料日で困ってる中年リーマン総合 @ 2010/08/12(木) 16:26:41.16
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1281598001/

2chのOFF板住人だったけど質問ある? @ 2010/08/12(木) 15:51:35.25 ID:Wn8UWEDO
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