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【倒れるまで走るくらい】能力者スレ【熱く生きてみたいから】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 02:08:57.51 ID:sSShyJw0
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。

【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。
また、有志によって制限のない分煙所も作成されました。どうしてもあかんねん、あかんねん!というときにはご利用を。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1282792597/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/】 
分煙所【http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12877/
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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 02:09:30.02 ID:Kgun3Xgo
>>1乙ー
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 02:10:37.80 ID:Iq7xK.AO
>>1乙だー
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 02:11:53.96 ID:fA7X8ZEo
>>1乙だわなーこれ
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 02:15:40.19 ID:owe0aZIo
>>1なんて誰が言うものですか!
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 02:34:20.06 ID:5e2TZoYo
俺は>>1を乙するッ!
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 02:52:17.26 ID:v0ADBASO
>>1乙です。
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 02:57:28.19 ID:9t36VAso
>>1乙でしたの
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 02:59:04.95 ID:9D5tyESO
>>1
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 03:00:15.27 ID:aixpspco
>>1

>>997>>998
【発射の反動で吹き飛んで、そのまま倒れて】
【結果、自分自身を襲う破片は、最低限に抑えた】
【地に這い蹲ろうと、自分に利益が有るならば問題は何も無い】

【倒れたまま、黒塗りの携帯電話の様な端末を取り出す】

……あー、痛いキツイ苦しい辛い、だけど本当に愉しいねぇ
平和にダラダラ過ごすより、惰性で毎日を送るより
こういう生活の方が愉しいって言うのは………やっぱりボクは、こういう生き物なんだねぇ

【倒れ伏したザンシアの真下に、突如黒い水溜りの様な者が出現して】
【それは、ザンシアを少しずつ飲みこんで行く】
【潜水戦艦『リヒトギルティ』への転移術式、それが発動したのだ】

………さあ、悪いけどボクは逃げるよ
どうやら準備が足りなすぎた、キミ達を仕留めるには不足も不足だからね

だけど、次

オーベール、キミがどちらに立つかは知らない。だけど次は、その細い手足をまず狙おう
そっちのキミは………名前を聞いて無かったねぇ。まずは肘か肩だ
まずは腕を潰してそれから………たーっぷりと愉しませてもらうよぉ………

最後に、ボクの名前を
僕はザンシア。ザンシア=シルバーバレット
世間的には―――悪党の、と限定なら―――ピンク・スクァーレル<Uンシアが通りが良いかな?

【水溜りに消えていくザンシアの姿】
【鷲の装飾、翼が最後に飲みこまれて】

善悪多数少数、天秤の左右は釣り合っている
引っ繰り返して掻き乱して、その先には何が見えるんだろうねぇ………うふふふふふ

【やがては、声も聞こえなくなる】

【物資運搬列車発着駅襲撃】
【ピンク・スクァーレル<Uンシア、逃亡】
【然し、『勝敗』は未だ明らか成らず】


/お二人とも、お疲れさまでしたー!
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 03:10:21.96 ID:IR0mRESO
>>1おつ

>>984

――――識ってるよ。でも、今回ばかりは……そう≠ヘ往かない。

【呟きの次、彼女が取る行動は一つ】
【回避でも防御でも無く、追撃=\――である。逆手から順手に持ち直し、流れるように】

「縮地」――――っ!!

【最大最速、地を縮めるという名に違わぬ踏み込みを、右足で真っ直ぐ、戒能へと】
【崩れた平衡感覚の所為か、予備動作に加えて僅かなラグ―――踏み込みは“読める”】

【彼女は接近と同時、追い付かせなければ、起爆しても致命傷には成らない≠ニいう、無謀な考えの下】
【踏み込んだ勢いを乗せ、鳩尾に向けた右の肘打ちを放つだろう】

【――――……無論、重けれど致命傷には遠い一撃だ。殺す≠ニ云ったからには、次が有る事は容易に想像が付く】

――――――――ブチ殺す。

【行動の成否問わず、肘を振り切って出来た捻りを、引いた左手の短刀――先の詠唱から数瞬遅れて、爛々と輝く蒼光が纏われた――で】
【全体重を乗せた、突きを放つだろう】

【この動作の間にも、やはり僅かなラグ――対処は可能。五秒、稼げるか】
//済みません……一応頑張ってみますが、次にあんまりアレなら、寝落ちたみたいな感じで
//キャラも気絶とか何とかで空気にして進めて下さいませ……
//重ね重ね済みません、なんか今日本語おかしいかもです
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 03:12:45.82 ID:IR0mRESO
>>11
//済みません、順手から逆手に持ち直し〜のくだり、おかしかったかもです
//できましたら流れるように、短刀を順手から逆手に持ち直し〜と脳内変換を
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 03:34:13.84 ID:Z5VgQx.0
>>1
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 03:50:48.96 ID:7iAFJyQo
>>1乙ー

>>993>>11

【朔夜と戒能の距離は至近≠ニ言って差し支えないだろう】
【故に、二人の周囲だけが流れ星≠ゥら疎外される―― 一種、幻想的】

【ボン―――!ボン――――!!】
【流れ星の直撃≠受け、黒い蝶≠ヘ全滅】
【此れによって、朔夜への『甚大な』ダメージ要因は排除された】


【―――――――戒能自身、である】


悪いけど……――――流石に…、……逃げるわ…………。


【周囲の流れ星≠ノ注意を向ける余裕は無い】
【彼が判っているのは『重要な事』―――――蝶が破壊された≠ニ言う事だけ】

【何処か切迫を感じられる、『刹那的』な引き攣った笑みを浮かべると】

(一発でも刀喰らったら………確実に『やられる』な…………。)

【―――思考するのは、最も安全な逃走経路=z

【幸いしたのは、「縮地」の踏み込みが読めた℃魔ナあった】
【繰り出される彼女の鳩尾に対して――――――――――】


ゴホ―――――――――――――……っああああぁぁぁああ!!!


           【後方へと跳躍する¥備が出来たからだ】

【彼女によって与えられた勢い其のままに跳ぶ℃魔ノよって『数メートル』の距離を確保】
【おそらく朔夜が万全で有れば確実に『勝負は決まっていた』が、数瞬のラグが其れを可能にする】

【鳩尾を突かれた戒能は、声を出す事すら儘ならず地に伏すが―――『十分』】
【数秒の後には、血塗れの体は黒い水溜り≠ノ飲み込まれ、その場から消え去った―――】



【時計塔周辺爆撃戦=\―――戒能 鴉、撤退。勝者 エルメア=ミルフォード&識槻 朔夜】

【然しプロパガンダと街への攻撃≠ニいう観点から見れば、『成功』の部類であると考えられる】

/お二人とも、遅くまでお疲れ様でしたー!
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 03:58:32.62 ID:Iq7xK.AO
>>10
【ある程度破片が降り止めば、サラは顔を上げてザンシアの挙動を見据える】
【取り出された黒塗りの端末、現れた黒い水溜り】
【間に合わない、頭ではそう解っていても接近せんと足を動かして】

ぁ、痛、っ……。

【かくん、と剰りにも呆気なく膝を着いた】
【着いた膝と接地面との間から、水が跳ねるみたいに白い魔力の残滓が散る】

肘か肩……潰されたら困るわね、それは。
なら、そっちは……やっぱり、先ず腕を潰すのが良いかしら?
私はマリンブルー、別に覚えておかなくても良いから。

【言いながら苦く薄く笑みを湛えつ】
【そうして名乗るのは通名でなく個体名だが、多分、此の場に於ける二人が其れを知る由は無い】

お疲れさまオーベール、今日はありがとう
……ハア、列車、どうなったんだろ。

【オーベールへ労いと感謝の言葉を述べ、此処に存在していない列車の安否について思案しつつ】
【出血も意に介さず大方の破片を抜き去り、ふうと小さく一息吐くと、ふらふらとその場を後にした】

/すみませんオーベールの方ねむけが限界ですのでお先に失礼します
/返レス遅くてすいません速度の改善を試みます、お二方とも遅くまでお疲れ様でした!
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 07:04:05.04 ID:nDYecjQ0
【公園】

――……あー、やっと当たるようになってきました

【濃い灰色のローブを身に纏い、首から「L」の字を模った首飾りを下げて】
【両手の親指に銀色の指輪をはめて、背中に三叉の槍を背負った少女が】

もう一発……

【左手に弓を持って、公園の木目掛けて弓を構える】
【木に一本矢が刺さってはいるが、肝心の弓には矢が装填されていない】
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 11:07:25.91 ID:v0ADBASO
【路地裏】

――・・・・
【元々何色の物だったか解らないぐらいに汚れたローブに身を包み顔中を包帯で巻いた人物がそこにいた】
【一人こんな所に佇み何を思うのだろうか?】
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 11:20:49.22 ID:dWjRv2.0
>>17

【かつ、と】


【路地裏に、足音が響き】

……、……

【旧い血の色をしたセミロング、太陽の様に煌く橙色の両目】
【右目の色合いは、「蜜柑色」に近く、時々、両目が虹色に輝いて見える】
【白のシャツを着用、黒のスラックスに、黒のローファーを履き】
【ベルトを巻き、チェーンを吊り下げた、二十歳ほどの女性が】
【其方へ、歩み寄って行く】

【女性は3mほど距離を開けて、立ち止まると】

……、何、してるの?

【ぼうっとした様子で、そんな事を尋ねる】
【其の右手には、虹色に輝く―――恐らく、鉱石で作られたと思われる長剣が握られている】
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 11:29:41.81 ID:v0ADBASO
>>18

―――誰?
【先ずは初対面故にそう尋ね返して】

――今少し、人を探していてな。何処にいったか、少し考えて予想していたんだ
【そう答えた】
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 11:37:25.39 ID:dWjRv2.0
>>19

……、平凡な一般人、だよ

【其の質問に、侵しそうに微笑みながら答えて】
【…刃物を手にしている辺り、どう考えても平凡な人物には見えないが】

そんな事を聞く貴方は、一体誰なのかな?

【相手の顔に巻かれた包帯を見詰めながら、かくり、首を傾げて】
【まるで子供が其のまま大人になった様な、無邪気な動作】

へぇ、人探し……か

【剣を肩に担ぎ、七色の瞳を細めてから】

……どんな人を、探してるの?

【小さな声量で、尋ねる】
【まるで、「僕で良ければ、手伝おうか」とでも言いたげな―――】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 11:59:33.22 ID:v0ADBASO
>>20

一般人・・・ね、
【相手の手に持たれた剣を見ながら言う】
【まるでそんな物騒なモン持ち歩いてる時点で明らかに一般人じゃないだろとでも言いたげに】
【包帯で顔が見えないからその真意は分からないが】

私・・・私は只の家なき子よ。
【と返す】

弟を探している。いや血の繋がりでも義姉でもない、正確には幼なじみで昔から姉のように世話をしてるだけ。弟分って奴だな
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 12:09:21.93 ID:pn64JPco
【路地裏】

あァ〜……、なんだろなァ
この久しぶりに出てきたような気分は…ヒャヒャッ

【ボサボサの黒髪にひょろ長い長身、薄汚い衣服に身を包み】
【薄く血臭を漂わせた男がのろのろと路地裏を彷徨いている】

しっかしよォ……ヒャヒャッ、腹ァ、減ったなァ

【男は薄気味悪い笑い声を上げながら当たりを見回す】
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 12:10:01.40 ID:dWjRv2.0
>>21

そう、一般人。何も怖い事はしないよ

【言葉の最後に、「―――多分」とコッソリ付け足し、相手の視線に気付くと】
【侵しそうに哂って、壁に剣先を付け、引っ掻いて遊び始めた】

……、……家無き子……

【其の言葉に、笑顔が消えて―――介入しない方が良い事情でも、あるのだろうか、と考え】
【「…そっか」と小さな声で答えると、あまり言及しなかった】

弟分かー……つまり、かなり親しい人物って事かな?

(……あの子、今頃何やってるんだろ)

【ぼんやりと、自分にも似た感じの存在が居た事を思い出し】

名前とか、容姿とかも……教えて貰って、良い?

僕も、手伝いたいから

【全ての動作を止めて、にこっと微笑み掛けると】
【ぱたぱたと、子供の様に人物へ近付こうとする】
【あまりにも無防備な様子だが、其の手には剣が握られたままで】
【警戒されてしまうかもしれない】
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 12:27:30.65 ID:v0ADBASO
>>23

あぁ、私にとってアイツは唯一の繋がりなんだ、
【血の繋がりがなくてもその探し人は彼女にとって家族のように大切な人の様だ】

ん?協力してくれるのか?有り難う。

そいつは白のカッターシャツに青のネクタイをした、あと袖に校章してる、いかにも学生って感じの奴だ

名前は護って言う
【と探し人の特徴と名前を教える】
【警戒は―――していない。近づくのは容易だろう】


25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 12:35:51.66 ID:dWjRv2.0
>>24

……つながり、か

【其の言葉を、叶しそうに笑いながら呟いて】
【「…大切にしてね」と、ぽつり、付け足した】

……、護、君?

【特徴を聞いて、虹色と橙に点滅する瞳を瞬きさせた】
【其の名前と、容姿。―――確か、会話した事が有る】

……其の子と、何ヶ月か前に、会った事、ある

【「確か、路地裏で…」と付け足して】

【近付き、阻止されなければ、もふっと抱き着こうとするだろう】
【行き成り何してんだこいつは^p^】
【ちなみに女性の身長は、167cmほどだよ!】
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 12:49:19.67 ID:3E7xpwSO
【路地裏】
ヤベーな…………コイツはSeriously(マジに)ヤベー事になったぜ……!

【好き勝手に跳ねまくった抹茶色の髪、後ろ髪だけを束ねたお世話にも「イケてる」とは言えない髪型】
【良く言えば印象に残りにくく、悪く言えば地味とも言える「冴えない」顔】
【緑翼龍の羽毛と翼を素材として作られた、深緑色のファーコートと、ダボダボの黒い長ズボンという服装で】
【赤い水晶の刃を持つ、刃が三つ、柄が一つという、身の丈程もある十字剣を背負った青年が】

【お下げのロールヘアにしている銀髪、目は血色と赤黒色のオッドアイで】
【服は、裾に白いフリル、胸元に蒼いリボンが付いた漆黒のワンピースの上から、両袖に黒いフリルが付いたケープコートを羽織り】
【白いドロワーズを穿いており、靴は黒く、赤いリボンが付いた、モコモコとしたロングブーツ】
【赤いペンダントオルゴールを首から掛けている、まだまだ幼さが抜け切らない程度の年齢であろう少女を抱え、歩いている】
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 12:55:30.97 ID:v0ADBASO
>>25

――数ヵ月前、ここでアイツに会った?
【と聞き返し】

どっかで野垂れ死んだんじゃと心配していたがそうかアイツはちゃんと、生きてるんだな。
【と】
【その声はとても安心した声だった】

―――!
【阻止する前に抱きしめられる】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 13:01:37.51 ID:dWjRv2.0
>>27

うん…確か、路地裏で会ったよ
…小動物みたいで、可愛かったなぁ…ナデナデしたかった…

【…へっ――――変態だー!!(AA略】
【なんか良い笑顔を浮かべながら、そんな事を言う女性】

うん…結構前に会ったから、まだ分からないけど…
…生きてるよ、絶対

【頷き、其の言葉に答えて――――――】

【キラン、と其の瞳を輝かせ】
【抱き着く事に成功し、薄く微笑んでから】

―――――では、恒例(?)の



【もふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふ】
【ぎゅっと抱き締めながら――― も ふ も ふ タ イ ム 】
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 13:16:21.74 ID:v0ADBASO
>>28

(やっぱアイツ大丈夫かな・・)
【こんな変態と知り合いで】

え?恒例(?)?!一体なn――――― ひゃぁ!!!
【言い終わる前にモフモフが始まって】
【思わず、先程まで微塵も感じさせなかった少女のような声を出す】
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 13:21:25.29 ID:dWjRv2.0
>>29

【其のまま数分くらいはもふもふタイム^p^】
【そんな感じでキングクリムゾンッ】

……ぷひー

【良い笑顔を浮かべながら、漸く離れ様とするよ!】

やっぱり、ぎゅーってするのは良いねぇ

【どう見ても変態です。本当にry】
【にこにこ笑顔で、満足した様に、そんな事を】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 13:31:18.67 ID:v0ADBASO
>>30

――・・・・あ・・えっと・・
【此方はあまりに突然 衝撃的だったので】
【びっくりし過ぎて思考停止している】
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 13:34:34.90 ID:gtT6RkSO
【街中】

…………
【膝までありそうな長い白髪に金色の瞳、身長は150cm程度の少女が歩いている】
【どこかで手に入れたのか足元まで隠れる長さの白いローブを羽織って、白に近い肌の色も相まって全身真っ白だ】

…………ふぁあ、眠いです
【大きな欠伸をしつつも行き交う人々を見ながら歩く、観察でもしているのか】
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 13:39:24.56 ID:dWjRv2.0
>>31

……、どうしたの?

【思考停止してる彼女に、きょとんとした表情で尋ねる^p^】
【どう考えてもこいつが原因です、本当にry】

……あ、あと

護君は、絶対に見付けるからねっ
もし会ったら、お姉さんが探していたって声を掛ければ良いのかな?

【剣をぶんぶん振り回しながら、明るい調子で、そんな事を】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 13:47:14.47 ID:63fC93Ao
【街中】
いらっしゃい!
林檎どうでしょうかー?

【赤髪ショートヘアに赤い目。ジーンズに赤いシャツ、黒いインナーを着ている青年が】
【リアカーを引きながら呼びかけをしている】


小さい子にはいろいろあげちゃうよっ!

どんな人にもサービスするからよってってね!!

【その青年が引いているリアカーは】
【たくさんの林檎が、山のようにに積まれているいる】
【そして、「冷やし林檎。はじめました」と描かれたポスターが四隅に貼られ】
【桶に入った大量の氷と林檎が、中央にでかでかと置かれている】

どぉぞー、お気軽に
声を掛けてくださいませ〜
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 13:51:11.65 ID:3E7xpwSO
>>34
【その時】
【突如、リアカーに向けて無数の魔翌力弾が飛来するのが見えるだろう】
【魔翌力の属性は「炎」である。命中するとリアカーと林檎は炎上してしまうかもしれない】
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 13:58:59.76 ID:Ue4BqE60
>>32
まだ居ますか?
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 14:04:24.34 ID:63fC93Ao
>>35
--------弾丸?
【そう言い始めるのと同時に】
【リヤカーを上手く盾にし、弾丸から身を守る】
【左手でリンゴを一個掴みながらリヤカーから前転で逃げ】

【彼が逃げた刹那、リヤカーが炎上し始めた】

--------おい

--------いるんだろ?でてこいよ

【そういいながらリンゴをかじり始める】
【その声は先ほどとはまったく違う、ドス黒い声】
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 14:05:41.45 ID:v0ADBASO
>>33

あ・・・あぁ、頼む・・
【そうポツリと呟くように言うと】

・・じゃあ、頼んだぞ・・
【そう言い路地裏の闇に消えて去って行こうとする】

39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 14:06:42.26 ID:gtT6RkSO
/>>36
/います、が電波が悪い所にいるためレスが遅くなるかもしれません
/それでも良いならお願いします
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 14:10:14.55 ID:63fC93Ao
>>35
/pcに変えました。すみません
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 14:11:28.94 ID:dWjRv2.0
>>38

……うん、それじゃ、またね

【去っていこうとする、彼女の背に】

――――僕の名前は、夢幻檸檬と無紋蓮華
どちらも僕だから、好きな方を呼んで

またね、包帯のお姉さん

【そんな、意味の分からない名乗りをして―――】
【此方も、背中を向けた】



【去り際に、ぽつりと】

…暫く、[ピーーー]のは止めて置くか


…護君を殺しちゃったら、危ないからね


【地面に虹色の剣を突き立てると、暗い笑みを浮かべ】
【低く笑いながら、其の場を去った】

/お疲れ様でした!もふもふしてごめんなさい…
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 14:13:13.49 ID:pn64JPco
【路地裏】

仕事仕事っと……ヒャヒャッ

【ボサボサの黒髪にひょろ長い長身、薄汚い衣服に身を包み】
【薄く血臭を漂わせた男が背中に死体袋を背負って路地裏を歩いている】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 14:15:02.91 ID:63fC93Ao
>>35
すみません。元からpcでした><
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 14:17:45.27 ID:3E7xpwSO
>>37
………………

【現れるは、一人】
【両手には炎魔翌力の残滓……攻撃の犯人は、十中八九彼女であろう】

【背中に「Colorless」と書かれた無色の巨大な鍵が突き刺さっており、黒いロングヘアーで黒い瞳、モノクロカラーの重装鎧を着た本当に「真っ白」な肌の見た目10歳くらいの少女……明らかに、異質な外見】

………………意気がるのは良い、けど…………

《サマー・タイム》

【炎魔翌力は増大し、両手が火炎に包まれ】

……勝てるとは……

《アーバレスト・アーチ》

【両手を軽く振るうと、その軌道上に「光の矢」がびっしりと出現する】

……思って…………

《ローゼンガンナー》

【少女の左右に、赤い機械銃士が一体ずつ出現する】

……いませんよね?

《両替装置(ブレイク・マシーン)》

【そして出現した銃士が文字通り分裂、小さな銃士五体となる】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 14:18:39.25 ID:Ue4BqE60
>>39
/お願いします

【目の前にいまいちぱっとしない少年が歩いてくる】

【長く整った白髪と、群青色の眼】
【青い中華服を着ており、それ相応に似合っていなくも無い】

【両手に腕輪をはめており、背中にはバッグを背負っている】
【バッグにはさまざまなものが入っているようだ】

【決して汚くは無いのだが、どこかぱっとしない】

46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 14:23:02.35 ID:v0ADBASO
>>41

(夢幻檸檬か・・)
【と名を覚えながら手を相手に向けて上げて】
【じゃあな、と挨拶する】

(名乗り返したいけど、私には未だ名がないんだよな・・)
【そんな事を考えながら】
【去っていくのだった】

/乙でした!楽しかったから良いですよ!
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 14:26:59.51 ID:gtT6RkSO
>>45

……ふむぅ
【近づいてくる少年を見つめ】

(旅行者ですかね、珍しい服をきてます)
【目をパチパチさせ、その視線はやはり興味深そうだ】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 14:29:36.55 ID:63fC93Ao
>>44
犯人は・・・・お嬢ちゃんってか
【彼のリンゴを食べるスピードはどんどん加速していき】

焼きリンゴは作ってやるのに・・・・
やれやれ、せっかちなお客さんだッ

【彼がリンゴを食べ終わり】
【両手には、彼女に反抗するかのような、黄色の光が】
【光の矢が自分を狙っていると解き】
ほぉ・・・・

【赤い機械銃士の姿を確認すると】

勝てねぇ・・・・

【彼の右手からバズーカが出現するのと同時に機械銃士が分裂し】

かもな!!

【そして、バックステップを開始し】
【バズーカの銃口を彼女にむけた】

/遅くなってすみません。戦闘初めてなので緊張しています。よろしくです
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 14:35:14.29 ID:3E7xpwSO
>>48
勝てないなら、逃げればいいじゃあないですか。

【10体の機械銃士が炎魔翌力弾を放ち、大量の光の矢が発射される……狙いは全て、青年である。何らかの対処をしなければ、無数の炎弾と光矢が青年をズタズタにしてしまうだろう】

《七色のパレット》

【突如、周囲の空間が文字通り「塗り潰され」】
【大通りの一部……少女と青年が戦闘を行うであろう空間が、まさしく「無色」となる】
【それに驚いたか、周囲の一般人達がその空間から逃げ出し、二人から離れて行く】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 14:37:05.16 ID:Ue4BqE60
>>47

むうぅ・・・何アルかその眼は?

【おそらく向いているのは服だが、気付いていないのか・・・?】

可愛い娘さんアルね、いや、綺麗な。でアルか?

【首を傾げて考えているのか】
【くだらないことだが】

51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 14:45:00.03 ID:gtT6RkSO
>>50

所謂奇異の目です
【微妙に間違っているような気がしなくもない】

…………?
そうですか?ありがとうございます
【半開きの目は何の感慨もなさそうに感じるだろう】
【事務的な感じすらある返事をした】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 14:45:35.91 ID:63fC93Ao
>>49
うるせぇな・・・・・蒸し林檎にすっぞ
【そういいながらバズーカの引き金を光の矢と炎弾に向けて放つ】

【光の矢と炎弾、そしてバズーカの林檎の相打ちが上空でされている】
【その破片がところところでとびちるだろう】
【そして、炎弾と光の矢が右肩とわき腹に当たってしまう】

痛てぇな・・・・案外
【ニッと笑うと両手から黄色いサーベルが作成される】

フェアに行こうぜ!フェアによう
【空間に対してビビリながらも口にはしなかった】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 14:51:00.07 ID:Ue4BqE60
>>51

もっとうれしそうにすれば良いネ、わらうとたのしいヨー?

【にかっと笑い、手を伸ばす】

【伸ばした手には少しの傷も見られず】
【彼が乱戦に無縁な男であるといえるだろう】

それに・・・ワタシはあなたに会えて、うれしいアルよ?

【少し照れ、顔を背ける】
【ほっぺには少し赤みが増していた】
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 14:56:58.56 ID:3E7xpwSO
>>52
(黄色いサーベル……林檎バズーカ……林檎に関連する武器精製? だとしたら黄色いサーベルは…………?)

【無色の空間のあちこちから「剣」が出現】
【その全ての切っ先が、青年に向くのだが……案ずる事は無い】
【この「剣」は「偽物」だ。空間の色を変え、何も無い空間に「剣」を描いただけ】
【まさに、絵に描いた餅……という訳であろう】

はぁ……疲れる事に、なりそうですわね。

【鎧の両肩部から、小さな砲門が現れ】
【青年の下腹部に向け、細いレーザーを、右肩砲門から二発、左肩砲門から三発発射する】
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 15:04:29.21 ID:gtT6RkSO
>>53

そうですか、でも素がこんなものなんです
【むにむにと片手で自分の頬を触れ、もう片方の手でその手に触れる】

そうですか、とまた同じ台詞を言ってしまいました失敬
それは有り難うございます
【しかし無表情】
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 15:06:17.00 ID:dAOotgwo
【公園】

(ああ、つまらない、つまらない)
(もうみんな[ピーーー]ば良いのに)
(世界が終われば良いのに)
(巨大隕石が星の外形変わるほど降り注げばいいのに)
(そうしたら全部平等に等価値で、全部平等につまらない)
(能力者たちの悪行に怒らない神も[ピーーー]ば良いのに)
(自分で起こした大洪水に巻き込まれて[ピーーー]ば良いのに)

――――…はぁ…、良い天気ですねー☆

【葉付きミカンを頭に乗せた、散切りの黒髪】
【柔らかく滑らかな白い着物、それに負けない程色素の薄い肌】
【側面にシダの葉模様を持つ紅い袴、木製の下駄】
【書生風の格好だが、それと見るには若すぎる、10歳程度の男の子が】

【ゆったりとベンチに座って】
【左手に抱えた白板らしきものに、毛筆で何か描いている】
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 15:07:22.29 ID:63fC93Ao
>>54
剣!?
おいおい・・・俺を切り[ピーーー]気か?
【不意に笑い両手の剣を右手に持つ】
【今の彼はこの剣の秘密はわからないようである】

疲れるってか?
安心しろ。すぐに終わる
【彼の右手に存在した二つのサーベルが】
【とつぜん光を発したかと思うと、蜂蜜の香と共に一つの太刀に変形した】

・・・・・ビームか?
やるねェェェ!
【そういいながら太刀を目の前の地面に突き刺し】
【棒高跳びの要領で前に飛ぶ】
【この高さなら腰ほどをねらったレーザーなら彼にあたることだろう】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 15:10:04.21 ID:pn64JPco
【路地裏】

仕事仕事っと……ヒャヒャッ

【ボサボサの黒髪にひょろ長い長身、薄汚い衣服に身を包み】
【薄く血臭を漂わせた男が背中に死体袋を背負って路地裏を歩いている】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 15:12:34.37 ID:Ue4BqE60
>>55

まぁいいネ、可愛い人と話せただけでも私幸せヨー

【うんうんとうなずき、両袖に自分の腕を入れる】

でもお姉さん、ホントに氷みたいアル?
何で笑わないアルね・・・?

【疑問に思ったのかそのまま近づき】

【ゆっくりと】
【ほっぺたに触ろうとした】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 15:13:29.21 ID:gtT6RkSO
/白い少女と絡んでいただいている方へ
/用事ができてしまい一時間程レスができない状況になってしまいました
/申し訳ないですが絡みをを切っていただいても結構です、本当にごめんなさい
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 15:21:57.14 ID:3E7xpwSO
>>57
すぐ終わるのは……貴方の方ですよ。

《サマー・タイム》

【両手を包んでいた炎が更に大きくなり、まるで燃え盛る隕石のようになり】
【さらに背中からも、まるで翼のように激しく炎が噴き出して】

……喰らえ。「サマー…………

【両手の炎が巨大化】
【さらに、あちこちに描かれていた剣にも、炎が纏われ(正しくは炎を上から描いただけだが)】

……メテオ」ォッ!!

【少女が高速で右手を振るうと、青年に向けてバスケットボールの五倍程のサイズの火球が放たれる】
【ただし、火球の速度はそれ程でも無い……対処は十分に可能であろう】
【さらに、少女の右手の軌道上に光の矢がびっしりと出現する】
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 15:24:52.55 ID:sSShyJw0
【市街地のベンチで、ぼやく人影】

……あぁーっ、乗り遅れたな…完全に。
あのバカども、ブッ飛ばしたかったけど…。

【黒色の長い綺麗な髪を中ほどで束ね、澄んだ丸い漆黒の瞳を持つ、身長160cmほどの大和撫子風の少女】
【凛とした美しさといえば聞こえはいいが、この世界では少し地味かもしれない。服装も、とりたてて印象のない緑のスカートと白い夏服で胸は小さい】
【――それ故に、背負った巨大な龍角製の「ラッパ」…今や、この世界でも有名になった、あの煩い「ブブゼラ」が、見る者に衝撃を与える】
【不慣れとしか言いようがない手つきで扱う携帯電話を眺め、そして提げたポーチに仕舞いこむ】

仕方ねぇし、帰ったら断華さんに付き合ってやっても良いけど…
まだちょいと早いよなぁ…予定より。

【憂鬱な様な、暇な様な、彼女らしからぬ気の抜けた瞳で、綿雲の群れを見つめているようだ】
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 15:26:29.37 ID:Ue4BqE60
>>60分かりました
お疲れ様でしたー
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 15:26:55.15 ID:rXJ8edU0
>>62
【その近くで香ばしい匂いが漂うであろう】

【暗い青をしたズボン、フード付きのマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

【屋台で店を開いているのだ】

【店の名前の前半が黒く塗りつぶされ商店としか書いてない。売り物は焼き鳥のようだ】
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 15:27:23.16 ID:pn64JPco
【路地裏】

仕事仕事っと……ヒャヒャッ

【ボサボサの黒髪にひょろ長い長身、薄汚い衣服に身を包み】
【薄く血臭を漂わせた男が背中に死体袋を背負って路地裏を歩いている】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 15:35:34.16 ID:sSShyJw0
>>64

―――ん、何か良い匂い。

【別にその時点で食欲がなかったとしても、屋台の放つ熱気と芳香と言うのは、“乗り気”にさせてくれる】
【少女は、よいしょっ…と、些かオヤジ臭い、そんな声を出し…両手を付いて、反動で立ち上がる】

…商店? 屋台じゃ無くて?
このクソ暑いのに、その格好で大丈夫なんだろうか。

【店構えの輪郭と、鼻を擽る香ばしさを辿って向かう其処で、少女は派手に首を傾げ、色々と疑問に思う】
【彼女のイメージする、「櫻」の焼き鳥の屋台からは、懸け離れた印象―――捻じり鉢巻きの一人でも、居てくれれば、とは思ったが】
【悪には勝てても食欲には勝てずに、更に接近を試みる】

おやっさん、焼き鳥貰うぜ…っと。
さぁて、どれにしようかねぇ……。

【特に何も起こらなければ、独特のアネゴ口調の明るい声で呟きながら、品ぞろえを眺めるだろう】
【―――彼女の漆黒の双眸は、彼を「おやっさん」として捉えたらしい】
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 15:38:59.68 ID:Z5VgQx.0
>>65

・・・血の、匂い?
【そこに踏み入る、前方より歩いてくる影一つ】

【白髪交じりの黒の長髪をなびかせ、紅白の巫女服に身を包み】
【腰には鉄の棒、背にはゴルフバッグを背負った長身の女性】
【そんな、奇妙な装いをした巫女さんである】

えっと・・・つかぬことお伺いしますけど・・・。
その中身は・・・なんでしょうか?
【目を、若干の警戒の色に染め】
【訝しげな声で、尋ねる】
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 15:39:00.36 ID:63fC93Ao
>>61
【両手の炎を確認すると、後ろへ10歩ほどステップし】

・・・・こっちも行くぞっ

目には目を!!

【目の前の太刀が消え】

りーーーーんーーーー

【彼の右手を中心に1mほど横に光だし】

ごーーーーーーー砲!!

【バズーカの形に形成され】
【右肩に背負い、引き金を引く】
【そして、さきほどの林檎の3倍とでもあろう林檎が、火球に向け発射される】

【彼は光の矢をまだ、気づいておらず】
【このまま撃たれたら、すべて彼に当たってしまうだろう】
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 15:39:43.15 ID:JqgqcCMo
>>65
【路地裏に長髪を後ろで縛った無精髭で道着を着た男が現れる】

全く、最近の街中は変なやつが多いな。

【死体袋を背負う男を見て呟く】

おとなしく山で修行してる方が百倍気楽な気がしてきた。

【両手には買い物袋、中には食品が大量に収められていた】
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 15:41:18.77 ID:fVeyU9Uo
【人通りの少ない道】

・・・

あー、歩きづれェー、どうしようかなあ

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左腕がほぼない青年がゆっくり歩いている】
【彼の頭の上には、緑青色の首輪の子犬が乗っている】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 15:43:44.00 ID:rXJ8edU0
>>66
【残念ながらこの男は鉢巻ではなくフードである、それも常時つけてるようなものではないが】
【火がぱちぱちと音を鳴らす中、男は出来上がった焼き鳥をパックに入れたり次の鳥を火の上に上げる】


【大分手馴れた扱いのようでその手の動きにはぎこちなさは無い】
【そして近づいてきた彼女に対し】

・・・誰がおやっさんだAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!
俺はまだ十代だァァァァァァァァァァァァァ!!

俺が焼き鳥売ってる前で喧嘩売ってるんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
【まぁ十代のそれよりかは老けて・・・大人に見えるが】
【マジで切れている状態のようだが食べ物を大切にする姿勢は忘れないようだ。顔だけそちらに向けて般若の如き形相を向ける】

【黒く塗りつぶされたところは・・・まぁ何らかの塗料のようだが】
【あまり古く無い、ごく最近塗りつぶされたようだ】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 15:45:31.61 ID:3E7xpwSO
>>68
【ドンッ!! と、爆発音が鳴り響く……巨大林檎と火炎弾がぶつかり合い、相殺した音だ】
【その音に少々驚いたか、描かれていた物……無色の空間や炎の剣が、一瞬だけ消滅する】

〜っ……《アーバレスト・アーチ》……《両替装置(ブレイクマシーン)》ッ!!!!

【光の矢が分裂、無数の微細な光の矢となり】
【まるで霧のように、青年と、その周囲の空間を覆い隠すように襲い掛かる】
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 15:52:06.69 ID:pn64JPco
>>67

ヒャッヒャッヒャ……んァ?中身ィ?
なんだオメェ…そんなんどうでもいいだろォ

【薄気味悪く1人で笑っているところに突然話しかけられて】
【舐め回すような視線を女性に向けながら死体袋を隠すように一歩後ずさる】

>>67>>69
/ちょっと席を外してたら2人もレスが…
/すいません先にレスしてくださった>>67さんの方を優先させて下さい
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 15:53:20.51 ID:JqgqcCMo
>>73
//了解です!他の相手探しますねー、またご縁がありましたらよろしくです。
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 15:53:52.69 ID:63fC93Ao
>>72
・・・・・・・・なんとか、上手く・・・・・・・・・ッ?

【突然回りが見えなくなる】
【反射的に右腕のバズーカを顔の前に、左腕をその後ろに】
【xのように顔の前で組む】

【刹那、強烈な痛みが彼を襲う】

ぐるっぁあっぁっ!
痛てぇ・・・・クソがぁあ!

【光の矢が彼の顔と両腕を残し、当たってしまう】
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 15:55:42.97 ID:sSShyJw0
>>71

…悪いっ、顔が見えなかったんだよ。
それにあたしゃあ金払って焼き鳥買いに来たんだ、そんな怒らなくたっていいだろっ?
盗もうってわけでも、おやっさんを喰おうって訳でも無いのさ、普通に往こうよ!

【少しだけ、わっ…と子犬のように小さく飛びはね、驚いた様子―――だが、憶さずに、その強気な姿勢を崩さない】
【行き成りキレられたからか、少々鋭いイメージの言葉を並べ―――ただ、最大の問題は、また「おやっさん」を使ったコトか】

【……余談だが、童顔なだけで、武美は既に19才だったりする】

じゃあ、鳥皮2パック頼めるかい?

【そして、短くそう問うだろう―――…一応、商店から少し体を離して、危機回避と相手の落ち着きを狙うつもりらしい】
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 15:57:21.51 ID:JqgqcCMo
【道着を着た無精髭で長髪の男が路地裏を歩いている】

だー、道に迷ったな、こりゃ。
街はこれだから困る、森のほうが百倍マシだな。

【などと呟きながら手に持った買い物袋からリンゴをひとつ取り出し、齧る】

買い物は、終わりだし……あとは山に帰るだけか。
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 15:59:44.50 ID:3E7xpwSO
>>75
っ…………

【流石に魔翌力が尽きつつあるのか、苦悶の表情】
【左手に纏う炎が、少しずつ小さくなって】

「サマーメテオ」ッ!!

【青年に向け、左手から火炎弾を放つ】
【が、サイズは先程より一回りも二回りも小さい……このままであれば対処は先程より、さらに容易であろうが】

……《両替装置》ッ!!

【少女の手から火炎弾が離れた瞬間、火炎弾が無数の小さな小さな火炎弾に分裂する】
【威力は非常に低い……しかし如何せん数が多過ぎる。対処は、かなり難しい部類に入る】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 16:00:50.83 ID:Z5VgQx.0
>>69
>>74
/おおう、申し訳ない

>>73

い、いえ、なんといいますか・・・。
【断られて、ちょっと引いてしまうが】
【ほうって置けない気がして、一歩進む】

す、すっごく、「嫌な気配」がしまして・・・。
【困り顔で、でも必死に問いかける、いや問い詰める】
【ぐぐぐ、と少しずつ接近する】
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 16:04:26.54 ID:rXJ8edU0
>>76
顔かぁぁぁぁぁ!顔が見えなくて悪かったなぁァァァァ!悪い方向で顔が売れたからこうしてるんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!
【うわぁぁぁぁぁぁぁあと、ギャグ漫画の如く滝のような涙を流し】
【両肘を脇に添えて大きく叫ぶ・・・悪い方向で顔が売れた?まぁ正確には名前の方なんだけど】

俺は十代後半!それがおやっさん!中年に見られて怒らずでいられかぁァァァァァァ!!
テメェェェェェェェェェ!喧嘩売ってるんだったらよそでやれェェェェェェェェェェ!!
【恐らく度々こういう経験があるのだろう、一度間違えられただけで此処まで憤慨するとも思いがたい】
【正確な年齢が出ないのは中身が決める気無いだけですので突っ込まないで】


200ッだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
【一パック六本いり。安いと見るか高いと見るかは客次第】
【そして値段言う時まで泣いて叫ばんで欲しい】
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 16:07:45.16 ID:63fC93Ao
>>78
おるあああああぁぁぁぁぁぁぁ!

【獣のような咆哮と共に】
【輝きだしたバズーカを目の前で両手で持ち】

チェェェェンジ!レッドーーーースピアーーーーー!
【その声と共に、バズーカが真っ赤な槍へと】
【姿を変える】

赤井地上殺法!
グレートタイフーン!!
【適当に叫び、槍を両手でプロペラのように回す】

/すみません。急用で9時頃までPCが出来なくなりました。
9時からで宜しかったら、ここからお願いしたいのですが・・・
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 16:08:08.77 ID:dWjRv2.0
【街外れ】

ゆーめーでー遭えたらー、ほーらー♪

【ゼリーの様に半透明であり、桜餅の様にもちもちしてそうで】
【微妙に発光してる…そんな感じの、謎の桃色の球体が浮かんでいる】
【歌っている様子を見る限り、喋れる様だ】
【其の傍には、大きくて透明なケースが浮かんでいる】

【其の傍らには】

【旧い血の色をしたセミロング、太陽の様に煌く橙色の両目】
【右目の色合いは、「蜜柑色」に近く、時々、両目が虹色に輝いて見える】
【白のシャツを着用、黒のスラックスに、黒のローファーを履き】
【ベルトを巻き、チェーンを吊り下げた、二十歳ほどの女性が】

【ニコニコ顔で、球体に刃物を向けていた】

……えっと、あのー、夢幻ねーさん
何か不満があるなら、直接言って欲しいカナー…と…

【球体が、怯えながら問い掛けて】

「……ふぅん  じゃあ、はっきり言ってあげようか」


「――――うるさい、黙れ」

……ハイ

【女性に一喝され、怯えた様子で黙り込んだ】
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 16:09:19.97 ID:WoGOyh.o
>>70

【青年の進む先から、突然悲鳴が上がる】
【悲鳴とほぼ同時に、すぐ先にあった曲がり角から、恐怖で顔を凍りつかせた男が、転びそうな足取りで走ってくる】
【男は、ひいぃ、と情けない声を上げながら、その場を急いで走り去ろうとしている】

ま……! 俺……っ! え……!

【角の向こうからだろうか。ヒューヒューという喘鳴混じりの、かすれた女の声がする】
【声量は大きいようだが、ずいぶんかすれた声なので、何を言っているかまでは聞き取れない】

/まだいらっしゃいますか?
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 16:10:22.44 ID:3E7xpwSO
>>81
/すまない、9時以降は居るか居ないか分からないんです……
/不確定な事で待たせるのは申し訳無いので、この絡みは無かった事にしていただけると幸いです
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 16:11:23.77 ID:pn64JPco
>>79

「嫌な気配」ってなんだよォ…
別に大したモンなんか入ってねェって

【接近されると同じ距離だけ後ろに後退るが】
【数m下がったところで背中の死体袋と後ろの建物の壁が接っしてこれ以上下がれなくなる】

ハァ……オメェどっか行けよ、俺ァ忙しいんだ

【酷く面倒臭そうな声でそう言って】
【よく見れば死体袋からはポタポタと赤い液体が垂れているのが分かるだろう】

>>74
/すいません…また今度機会があれば是非絡みましょう
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 16:13:08.63 ID:JqgqcCMo
【道着を着た無精髭で長髪の男が路地裏を歩いている】

だー、道に迷ったな、こりゃ。
街はこれだから困る、森のほうが百倍マシだな。

【などと呟きながら手に持った買い物袋からリンゴをひとつ取り出し、齧る】

買い物は、終わりだし……あとは山に帰るだけか。
いや、その前にちょっと運動でも。

【そう言うと男は公園に向かって歩いていった】
【公園】

セィっ、ヤァッ!ハァッ!トゥリャァィェア!!!

【公園の芝生の上で武術の練習をしてるようだった】
【突きや蹴りを放つたびにビュオッ!と空気をかき混ぜる音が聞こえる】
【中々の練度だったが、それよりも】
【公園で道着を着た男が蹴りや突きを放ち大声をあげている、どう考えても通報ものだった】
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 16:14:54.02 ID:63fC93Ao
>>84
/パスが変わったのは携帯にしたからです。

了解です。こちらこそ急用すみませんでした。では今回の絡みは無かったことで。
今度会えたら、絡んでいただけたら幸いです。

それでは、 勉強になりました。乙です。
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 16:16:38.40 ID:sSShyJw0
>>80

……悪い方向で顔が売れた?
もしかして脱獄囚とか、逃走犯とか?

【男の狂乱的な雰囲気、そして「悪い方向で顔が売れた」という言葉】
【其れを感じ、頭の中で一つに合わせた瞬間―――少女の目付きが、ギリ、と、矢尻の如く鋭く絞られた】

―――だったら、あたしゃあその焼き鳥は受け取れないってねぇ。
どういう事か、説明して貰おうか? おやっさんの名前は? 

【“利き手で無い”右手に、ポーチから取り出したであろう財布を握り、お手玉のように跳ねさせながら、青年を睨む】
【左手は背中に回りかけている―――少女の背には、“楽器”若しくは“狂気”が、そして】

……疾しい事じゃないなら、隠し事なしで説明できると思うのさ。
あたしだって、別に闘いが目的じゃない。ただ、悪い方向で名を売ってる奴に、毒盛られたり…したくも、無いんだよねぇ。

【“Justiceの無道 武美”としての誇りと、“魔術協会の無道 武美”としての、積極的な“専守防衛”の意志が背負われているのだ】
【些か燃え上るのが早すぎる気もするが、そんな事は承知―――それでも、眼の前に“危険人物候補”がいて、黙っては居られぬ性質である】
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 16:16:46.50 ID:Z5VgQx.0
>>85

い、嫌な気配は嫌な気配としか・・・。
【確たる理由ではなかった】
【しかし、何か直感が告げるのだ】

うぅ・・・そ、そうしま・・・。
【しかし、いい加減あきらめたのか、振り向こうとする】
【だが、その瞬間、目に入った】
【地面に滴る、赤い染み】
【それを見た彼女は、血相を変える】

・・・!それは!いったいなんですか!?
【先ほどよりも強い調子で、問い質す】
【もはや、引く気配はない】
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 16:26:10.56 ID:pn64JPco
>>89

んァ〜…もォ、面倒臭い…
どっか行けってつってんのに…

【背負っていた死体袋をドサリと地面に落として面倒臭そうに女性を見やり】
【突然男の右腕の輪郭が一瞬歪んだかと思うと右腕が触手に変化していって】

オラァッ!!!!

【その触手が鞭のように撓ったかと思うと女性の首に食らい付かんと勢い良く伸びていく】
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 16:28:57.10 ID:rXJ8edU0
>>88
馬鹿言っちゃあいけねいよぅ!!
【その双方とも違うと片手を前に突き出して自身の意思を強調】

・・・先ずその喧嘩を売るのを辞めて貰おうか。人に物を教えてもらう態度じゃないな
【そこで何らかの思索に耽るかのような動きを取り】

まぁ・・・よかろう、ライク・ヴェルトゥス、だ
【ある一種の賭けだ。この名前を悪い意味で知ってるならJustice、或いはその関係者】
【何故ならこの男は集積情報で危険人物扱いされている。彼もその事を知ったのは少し前だが】

卑しい事が何もなくてもぺらぺら情報喋ってな、悪意のある人間に歪曲される可能性を考えないのは考え物だ
それに情報ってのは大事なもんだしな、戦場とかで

毒を盛るだぁ!?俺を馬鹿にするんじゃねぇよ!食い物は命の源だ!
それに毒を盛るとは笑止千万!!
【解るかどうかはともかく、先程激しく切れてた時も食べ物には一つも被害は無いようだった】
【食い物に毒を盛る・・・食料わ大切にする奴ならばそんなことは許しがたいだろう】
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 16:33:05.93 ID:Z5VgQx.0
>>90

え・・・?
【男の腕が、奇妙に変化していくその様を】
【一瞬、呆然と『眺めてしまった』】
【それは、決定的に、隙となる】

ぐ・・・あぐっ!
【触手に、首を掴まれる】
【自然な条件反射、両手で掴んで離そうとする】
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 16:33:15.19 ID:3E7xpwSO
>>87
/いろいろと申し訳ありません。乙でしたー
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 16:43:18.18 ID:sSShyJw0
>>91

ライク・ヴェルトゥス…嗚呼、ビンゴだねぇ。
―――「うちら」の集積情報で、危険人物って書かれてたぜ? 悪意の塊、だとか。

【緊張感を崩さないまま、少女は自らの所属を“数個”に絞る…其れはつまり、集積情報を閲覧できる組織、だ】
【しかし“六王教団”と、“ラインヴァイス”は、些か“敷居が高い”―――詰まり、実際は二択】

【とはいえ、武美は集積情報のすべてを信用している訳では無いからか、或いは様子見の心算か―――まだ、動かず】
【眼の前の男の、偽名すら使わず、比較的素直な様子に…本当か?と疑いつつも、奇襲への猜疑心を潰し切れない】

とはいえ、この情報…既に人伝で、しかも投稿したのは“少年”なんだよなぁ。
……お前、結局は何をやったんだ? お客さんとして関係を終わらせるためには、詳しく聴きたいんだがさ。

【財布を跳ねさせる事を止め、今度は堅く握りしめ、視線を殴り合わせるように、ライクの瞳を凝視する】
【相手の人物を探りながら、今しばらくは、言葉を待つようだ】
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 16:53:13.93 ID:pn64JPco
>>92

しつけェんだよオメェ…
俺は言ったよなァ、どっか行けってよォ

【触手の絡みつく力は女性1人の力ではビクともしない様な物で】
【歪な口触手の先端に湧き出し女性の目の前まで伸びていって】

俺ァ忙しいんだァ、分かったら…とっとどっか行け、ヒャヒャッ

【最後に薄汚く笑い飛ばすと触手の絡みつく力が弱まり女性から離れていく】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 16:55:22.71 ID:rXJ8edU0
>>94
あぁ、やっぱりなぁ〜・・・妙に突っかかるから有り得ると思いましたよ
【やれやれ参ったとでも言いたげな苦笑、片手で頭を軽く押さえながら】
【目の前にもしくは敵対するかもしれないであろう人間を前にしては暢気だ、開き直りとも取れる】

あぁ・・・Justiceで・・・はっきりとした面識があるのは・・・そう、織守、シオン、ノビタドラ、後はラギデュースか・・・
以前シオン、ノビタドラと会った時はそういうことは何も話さなかったから・・・あの時はまだ情報が流れていなかった、か
【などとぼやく】
【少なくとも面識のある人間とは会いづらいであろう、多分、普通の人間なら】

俺はあくまで推測、証拠も確信も無いことを口にした。だがそれが生憎とビンゴに当たっちまったってところか?
まぁそれがリイロの嬢ちゃんには衝撃的過ぎたようだ、な。当たり前だろうが

ま、リイロの嬢ちゃんに関しては手を打ってある・・・
【何か手を打つと言う事はリイロに関しては罪悪感のようなものを感じているらしい】
【悪意の塊が・・・自分の成した事で誰かが被害を被り、それに対し良心の呵責を感じる物だろうか】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 17:06:40.77 ID:sSShyJw0
>>96

……ふぅん。

【男の声の中で、一際はっきりと聞こえてくるのは、数人の見知った名前】
【一つは敬愛し羨望するリーダー、一つはちょっとした“事故”を納めてくれた男、そして一つは―――婚約者、である】
【とはいえ、口に出す事は無いし、その意味もないだろう】

リイロ……あぁ、妹さんってヤツか。
で、お前のせいで精神崩壊―――うん、あたしが普通の馬鹿だった頃なら、もうブブゼラで殴りかかってる、が…。

【まだまだ、敵意は抜けない―――だが、何処か“おかしい”とは想い始めている】
【誰も彼も、この状況では100%の信用が出来ない…平常時は優しい、或いは手緩い武美にも、それだけは分かっていて】

―――その、“手”ってぇのは、一体何なんだ?

【とりあえず、質問】
【彼女は魔術協会の学生であり、薬品や魔術的な解決なら、其れなりの知識が在る】
【“知っている”ことのレンズを通して、相手の行動の真偽や成否を見極める……大凡、そんなトコロ】
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 17:08:19.99 ID:Z5VgQx.0
>>95

うぐう・・・。
【ぐいぐいと引っ張るが意味がない】

(・・・ダメだ・・・私じゃ勝てそうにない・・・。
そもそもスピードが違う・・・、切り札の酒も今はない・・・)
【げほげほ、と咳き込みながら】
【触手を離され、今はそんなことを考える】

次会うときは、その中身を教えてもらいますから・・・。
【ゆっくりと息を整えながら】
【一応腰の鉄の棒を掴みながら、後退する】
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 17:09:33.45 ID:twiLTLwo
【公園】

にゃーにゃー
にゃー、にゃにゃにゃー
にゃにゃーにゃにゃー

【砂場に子猫がいる】
【全身に白の毛並みを持つ子猫だ】
【首から大きな金色の鈴が下げられている】
【また、子猫の右前足の先には首輪状の機械の様な物がある】
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 17:15:32.19 ID:pn64JPco
>>98

ハァ…無駄に時間くっち待った…

【溜め息を付くと触手がずるずると縮んで元の右腕に戻っていき】

んァ…?五月蠅ェなァ、とっとと行けっての

【後退する女性を見ようともせず後ろを向き】
【落とした死体袋背負おうとしゃがんで両手に死体袋を抱え女性に背中を向ける】
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 17:16:56.28 ID:rXJ8edU0
>>97
あー・・・?お前あの組織に居るってんなら俺が言った中で知ってる奴も居るだろ?

【それが如何したというのか】
【何か言伝でもあるのか?ただ聞いただけか】

俺のせい?まぁある意味そうだな、だが、放っておいてもいずれは同じ結果、だな
いや、宣告も無くいきなり死なれる方がきつそうだしもっと酷い事になってたかもな

俺が原因かもしれないがもっと危ない爆薬を造ってる奴が近くに、この上なく近くに居ただけの話
そしてこいつは爆弾を作ってるのではないかと証拠もなく突きつけたら犯人が勝手に取り乱して・・・アウト
【こいつは、いや、結局何があったのか】
【リイロに関しては良心の呵責はあるようだが、恐らくは比喩表現であろう爆弾作りの犯人には嫌悪感の声しかない】

俺がやるんじゃないけどな。俺の知る長生きの魔術師に・・・
そう、リイロの精神に直接話し合いを求める。そいつならそれが出来るし、他の人間を交える事も可能だ
【他の人間を交えると言っている辺りいくらかその場の想定が出来ているのか】
【恐らく想定されるのはリイロの親族、友人等だろう】
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 17:20:24.19 ID:Z5VgQx.0
>>100

・・・次は、しっかりと聞かせてもらいますからね。
【完全に捨て台詞、しかも敗北臭】
【だが気にしている暇はない、くるりと振り返って路地裏を出ようと走る】
【放っておけば出て行くだろう】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 17:24:25.20 ID:pn64JPco
>>102

ヒャッヒャッヒャ、…早く行けェ

【しっかりと死体袋を背負い直すと少しだけ女性を見やって】
【気味の悪い笑い声を上げながら此方も路地裏の奥へ消えていった】

/遅レス&下手くそな絡みすいません…
//お疲れさまでした
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 17:26:04.56 ID:Ue4BqE60
【路地裏】

―――・・・此処は危ないらしいアル、急いで帰らなきゃネー

【群青色の眼が周囲に危なそうな人がいないか見回し】
【白色の長い髪に髪留めが留められていた】

【青い中華服を妙に着こなす少年、両手に腕輪、背中にバッグと】
【中華風とは微妙に言いづらい服装だった】

105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 17:28:49.84 ID:sSShyJw0
>>101

……居るけどさ、教えて何になるんだ?
其れに、人に物事を教えるときは、下手にタトエを使うモノじゃないねぇ。

【率直な疑問をぶつける…その表情は、柔らかいとは言えない物】
【ライクの一種“ヒネた”様子が、この場に於いては危険に映る】

……成程ねぇ。
難しいが、出来ない様なモノでも無いな……。

【彼の言葉を吟味し―――“魔術協会式”を中心とした、魔術の知識が眠る脳の底を掻く】
【出された結論は、“普通の人間には困難だが不可能ではない”というモノであった】

106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 17:30:45.01 ID:4lK5Tuoo
【――大会会場/訓練室】
【ひとりの少女が、ベンチに座っている――……】

――――……。

【胸元のポケットに教会≠フ所属印が縫い付けられた、白いワイシャツと】
【黒と白のチェック柄の短めのスカートと、白いニーソックスを、身に付けた】
【白いリボンでサイドポニーテールに纏められた、フェアブロンドの髪と】
【蒼とも翠ともつかないような玲瓏な色の瞳をした、16歳程度の少女である】
【首元に掛けられた、僅かに錆付いた金色のロザリオは、彼女が聖職者だと語っている】
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 17:31:00.64 ID:Z5VgQx.0
>>103

/お疲れ様でしたー
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 17:36:03.05 ID:rXJ8edU0
>>105
そうだな、一つ言伝を頼もうと思ったが・・・自分から会った方が面白い事になりそうだからやっぱり止めとこう

【ジトッとした目で青筋が浮き立つ】
人に物事教えてもらうような態度を取らなかった人間にはそんな物で良いって事だよ、言わせんな、鬱陶しい
【どこぞのコピペを改変したような一言】
【そしてこの根に持つ性格。正義な組織の誰かもこの根に持つ性格の被害にあってるかもしれない】

まぁそいつは物腰がこれでもかと言うくらい柔らかい野郎だから下手な刺激はしないだろう・・・多分
後は・・・その精神会話に参加する人間次第、だ
【何となくだが・・・その人物に対して、絶対の信頼を、とまでは言わないが】
【かなりの信頼があるようだ。そんな調子が声に出ている】
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 17:44:16.78 ID:3E7xpwSO
>>81
【それにより、火炎弾は悉く打ち消される】
【しかし、それで攻撃を終える筈も無い……地面を蹴り、接近】

《サマー・タイム》……「パイロフレアウィンガー」ッ!!!!

【背中の炎翼が、まるで槍のような形状になり】
【挟み撃つような形で、青年の左右から襲い掛かる】
【速度はイマイチだが、威力はかなり高い……対処こそそれ程難しく無いが、当たれば危険だ】

【また、少女の腹部に魔翌力が溜まり始めているのに気づけるかもしれない】
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 17:46:11.78 ID:sSShyJw0
>>108

…何だよ、やっぱ気に入らないねぇ。
最初に大騒ぎしたりボロを出したりしたのはお前だろうにって…まあいいや。

【ふぅっ、と息を吐き出して、収拾がつかなくなりそうな会話を止めた】
【自分自身、熱くなるタイプ―――口喧嘩で終わるうちに、どうにかしたいという理性がどうにか働いた様で】

…ははぁ、じゃあその人に任しときゃあ如何にかなるっぽいな。

しっかし、何だろうな……お前、確かに好きじゃないけど、“悪意の塊”呼ばわりされるまでやるタイプかねぇ?
今くらいの調子なら、相手か自分が“余程”トチ狂って無いと、目覚めない、なんてコトは無さそうだが。

【不器用なのか、意地悪なのか、どっちでもないのか、武美にはライクという男の見当が付かない】
【とはいえ、最悪の評価は避けてくれた様子で―――両手を、無防備に腕の前で組む…財布も、収納されたが】
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 17:50:39.03 ID:63fC93A0
>>109

・・・・死ぬんなら道ずれだぁぁぁぁっぁぁぁ!
【そう言いながら、彼女の腹部へと槍を突き出す】
【その行動に計画などない】
【ただひたすらに、彼女を倒す。そのために一番の手を取ったのだ】

【この槍が当たれば、必然的に相撃ちとなるだろう】

/すみません。いきなり遅れます。
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 17:58:09.00 ID:rXJ8edU0
>>110
何より最初に挑発したのは貴様だろう・・・

そんなに話して欲しけりゃ訂正と謝罪を求める
【口調が荒くなるのを無理矢理押さえている感じがふつふつと】
【ただ顔に青筋がまた二つ、三つと・・・】


んあ?・・・あぁ、そういや悪意の塊って部分忘れてたわ

ありゃあな、ちょっと一芝居打っただけだ。ありゃあ収拾つかねぇなぁと感じたんでな
ちょっとでかい共通の敵を演出しようと・・・

まぁ後々リイロの嬢ちゃんには謝りに行く予定だったが・・・
【まぁこの男は何処か恥ずかしがりやな面があり、不器用であり、負けず嫌いというか・・・妙に意地を張るところもある】
【だからその場で謝らなかったのか、まぁ場の雰囲気もそれを許すようなところでは無かったのだが】

【そして共通の敵の役を打って出てその場の収拾を付かせようとした、という事だろうか。まぁその芝居のせいで悪意の塊と評されたのだが】
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 18:02:37.75 ID:63fC93Ao
>>111
すみません。前言撤回で、戻ってきました。
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 18:07:05.15 ID:sSShyJw0
>>112

…ヤーだ、お前が相手じゃ。
それにあたしゃあそろそろ帰る、必要な情報は大体手に入ったし、下手に面倒起こしたくねぇしなっ。

【とはいえ、此処で「そっちこそ謝らないと、良い情報を流さない」とか言わない辺りは、無邪気だ】
【無道 武美と言う人間は、根本から悪どい選択を迫る事は好きではない】

…全く、お前は何をやっても裏目に出るタイプに見えるねぇ。
あたしが言えた事じゃないけど、もっと冷静に成る時は冷静に成るといいさね?

【憎まれ口とアドバイスを同時に叩く―――奇妙で、滑稽な様子と言えば、そうだ】
【もし何事もなければ、其れだけ言い残して武美は去っていくだろう】

【……そういえば、焼き鳥は?】
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 18:13:50.77 ID:63fC93A0
>>111 /さらにPCに変えました。申し訳ございません。
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 18:16:28.14 ID:rXJ8edU0
>>114
アアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!??
今度中年扱いしたらぶっ殺ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉす!!!
【こいつは・・・多分本気で殺す・・・と言う事は無いだろう】
【だがこの琴線に触れる事は何が起こるか解らないので中年扱いはよした方が良いだろう】
【一応、青年という見た目の範囲なんだから】

私は冷静に判断しているとも、ただ考えと推測を時々口にしてしまうだけだ
そしてたまたま裏目なだけだ、多分
【多分なので信憑性は確実なものではない。でも裏目が多いと言う事は少ない・・・はず】

・・・俺の件、情報を流すなよ、絶対
【何ともおかしな提案だ、汚名返上をしたくないのか】
【それとも自分の足で話を全員につける気だろうか】


【そう言って・・・彼女が去るのを見送らない。だって中年扱いされたから】
【そして不意に視線をたっぱんに落としたらそこには見事に焦げた二本の焼き鳥が・・・】

【しかし食べ物は無駄にしない。体に悪いことを承知でバリバリと音を立てて食ったとさ、めでたしめでたし】



/お疲れ様でした
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 18:17:44.89 ID:sSShyJw0
>>116
/乙でしたー!
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 18:33:50.36 ID:3E7xpwSO
>>111
【槍は、少女の腹部の鎧を突き破り、その身体を貫くだろう】

かっ…………!?

【それにより、背中の翼が消滅。攻撃が中断された事で、青年がダメージを受ける事は無い】
【さらに、周囲の風景が元に戻って行く……どうやら、少女に限界が訪れたらしい】

/すまない、目茶苦茶遅れました
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 18:41:32.66 ID:63fC93A0
>>118
【彼女の体を貫いた槍が、黄色い光と共に消滅する】

【背中の羽が消滅したのと風景が戻ったのを確認して安堵の表情をする】

くっ・・・・
【突然全身という全身から血が吹き出てしまう】

お譲ちゃん・・・大丈夫かい?

/大丈夫です。自分も遅れることがあるので
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 18:48:07.05 ID:Wqe2g9.0
【森】

ふうむ、獣も出てきてないし
とても暇なこった

【1:1位の黒と白の割合の髪で、肌色のポロシャツと深緑のズボンを履き、パナマ帽を被った四十ぐらいの男】
【ランタンを片手に森を歩いている】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 18:52:07.33 ID:3E7xpwSO
>>119
ぐっ…………

【鎧の両肩部から砲門を出し、攻撃を仕掛けようとするが……どうにも故障してしまったらしく、レーザーは放たれない】

う、ぐぅ…………!!

【腹部から血に限りなく近い成分の液体を流しながら、じりじりと後退する】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 18:58:26.04 ID:63fC93A0
>>121
そんなに敵意を持たんでもいいのに・・・・

お譲ちゃん
一緒に住まない?

【少女に迫りより、尋ねる】
【彼もまた、血が大量にでているが】

/すみません。次遅れます
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 19:09:55.41 ID:3E7xpwSO
>>122
お断りします。私には……………『Colorlessには帰る場所が有るからね』

【少女の台詞の途中に、割り込んで来る声が一つ】
【割り込んだ声の主は、青年の後方から現れる】

『やあ。キミがボクのColorlessをヒドイ目に合わせたんだね?』

【あらゆる色が混じったかのような混沌とした黒っぽい瞳】
【肘部分に黒い歯車が描かれている白いドレスシャツと、膝部分に白い歯車が描かれている黒いニッカーボッカの上から青と赤が散りばめられたコートを前を開けて羽織っており】
【髪は瞳と同色の混沌とした黒色のツインテールという奇抜な容姿の少女が、そこに立っている】

……アクリル、様……身体は………………

『大丈夫じゃあ無いけどね、仲間が危ないんだから放っておけないよ』
『……で、ボクは体調が悪くてね、キミとは戦えないの』
『だから、今日は見逃しといたげるけど……明日から、夜道に気をつけなよ。《画用紙》はいつでもキミを狙ってるから……にひひひ!』

【無邪気な笑顔を浮かべながら、かなり無茶苦茶な事を言い出す】
【そもそも悪いのは、林檎のリアカーを襲った少女である。それを知らないのか、それとも知っているのか】

『キミ、名前は?』

【唐突に、そんな事を問い掛ける……当然、答える義務は無い】

/了解です
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 19:32:29.52 ID:3E7xpwSO
/飯落ちです
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 19:38:12.74 ID:63fC93Ao
>>123
【不意に後ろから声をかけられ、振り向くと】
【謎の少女がボクのColorlessなどと言うから】
なんだ?君は?
彼女のご主人様か・・・それとも?
なんかの集団のリーダーかね?

【ニッと笑い左肩を三回ほど右手で掻いて】

アクリル様?画用紙?
【はて、何のことやらといった顔で】

んー それはなにかい?
みんなでお絵かきクラブか何か?
それだったら楽しそうだが、俺のリヤカーを襲撃されちゃぁ、そうとは思えねぇな
【リヤカーのあった場所を指差す】
【そこにあるのはリヤカーでは無く、もはや炭】

夜間のサインなら大歓迎だぜ?まぁ、違うと思うけどな

【ふっと笑い頭を掻き、不意に名前を聞かれ】

いっとくが、名前を聞くときは、自分から名乗れっておばあちゃんが言ってたぜ?

【彼にはさらさら答える気はなさそうだ】

/遅れました。すみません
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 19:38:55.59 ID:63fC93Ao
>>124
/了解です
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!nasu_res saga]:2010/08/29(日) 19:56:20.09 ID:JKIVM7Yo
【森】

【──鬱蒼と生い茂る木々が拓けたその場所に、五人の少年達がいた】

「……あっちーなー……」

【近くには一冊の雑誌──『たのしいオカルト』なるものが開いて置かれていた】
【インチキ記事しか書かないその雑誌の夏休み特別増刊号に、】
【またしても載せられたウソくさーい記事──『超究極死霊召喚儀式:ヴォン踊り』】
【死者を甦らせると言うトンデモな儀式が、その開かれたページには事細かに記されていたのである】

【──終わらない宿題地獄に苛まれていた少年達にとって、それは丁度良い現実逃避の遊びであった】

「──えー、何々……?」
「まず、五人で直径3.33mの円陣を作りましょう=v
「その中央には、11時47分で止めたアナログの時計を置いておきます=v
「日が沈んだら、図1のようなポーズを全員が取り、以下のような呪文を唱えながら円周上を歩き回ります=v

『……本当に出来んのかよ、そんなので。ヴォン踊りなんて、ダッセー名前』

「……知らないよ。どうせインチキ雑誌だ、当てにしちゃダメだって」
「いいだろ、どうせ暇なんだし。肝試しだってもう飽きただろ。さ、やろうぜ」

【其の元気の良い少年の勢いに圧され、残りの四人が渋々ながらも位置につくと】
【彼らは雑誌の指示に従い、ハニワのようなポージングを取ってから、妙な詠唱を始める】

「……サァー、エッホッホ、エッホッホ、エッホッホ」
「ナオントギロッポン、シータクチャンネーパイオツカイデー」

  「「「カイデー」」」

「……エッホッホ、エッホッホ──」

   【ジ、ジジ──……】

【──そんな、ふざけた儀式を何週かした所で、巻き起こる異変】

「ん……?」

  【其の、シュールで異様なる儀式が──】

『……なんだ?』

  【──まさか本当に、現実のものとなるとは】

{……な、なんか息苦しい、よ……}

  【彼らの誰もが、思いもせず──】

//続
128 :127 [!nasu_res saga]:2010/08/29(日) 19:57:57.85 ID:JKIVM7Yo
「み、見て……時計が勝手に……!」

【少年が慌てふためき指差した、彼らの中央の時計が】
【ギュルギュルギュルギュル──と異様な速度で左回りに回転を始める】
【同時に漏れ出してくるのは、地の底から湧き上がって来るような不吉な魔力──】

【──ざわざわざわと、風も吹かないのに辺りの木々が呻くようにざわつき始め】
【何処と無く、じとりと湿った空気が収縮と肥大を繰り返して──少年達は息苦しさを覚えた】

{な、なんだよこれ……ヤバいんじゃないのか……}

 [……お、俺は知らないからな、俺はやめようって言ったんだ、こんなの……]

『……し、知らねえよこれ、どうなっても! お、俺帰るから! 一抜け!』

【見た事の無い危険な香りに──うろたえ逃げ出そうとする少年達】
【最中、ぎゅううう──と魔力が時計の文字盤の一点に収縮すると、】


  【──幽獄の扉が、今=z


【ズドン──ッッ!と、突如として爆ぜた、極大の瘴気!】
【其れは瞬く間に天へと上り詰めると、爆発するように拡散し──】

【海へ、山へ、野へ砂漠へ──! 各地の至る所へとその異常な瘴気を振り撒いた!】


 怨────怨────怨────!


【──そうして巻き起こるのは、甦りの死者による、最悪の宴──The Dance of VON=z

【──この一夜に限り、冥界の死者達が現世へと姿を現す事を許される】
【──交錯する過去と今。善人悪人問わず、爆発的に各地で姿を現す『死んだ筈のあいつ』!】

【──ある者は再びの覇権を奪わんと暴動を起こし、】
【──またある者は混乱に乗じて戦火を巻き起こし──】

【そんな各地での混乱を収めるには──やはり、『今』を生きる能力者達の力が必要だ】


   【生の死の境を超越した戦乱の宴が──“今”、此処に!】


//大変お待たせして申し訳ありませんでした。イベントは、此れよりの開始となります
//襲撃側の方々は各自投下をお願い致します

//そして申し訳ありませんが、Battle#5の方々はもう少々だけ、お待ち頂けますでしょうか
//大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:01:47.06 ID:aixpspco
【金の国】

【団員達が、過去への憧憬を、羨望を。そして、一声の慟哭を耐え】
【朝に、夕に、祈りを捧げる場所が有る】

【突き立つのは、死して尚振るわれんとする剣】
【位置するのは、王都全体を見渡す事が出来る位置】
【只一つたりと、平穏を祈る十字架も無い】
【この国に生まれ、この国の為に育ち、この国の為に戦い、この国の為に死んだ者達の墓】

【剣の丘】

【……と、勘の良い方はもしかしたらお気づきかも知れない】
【以上の文章は、とある戦いの使い回し】
【今夜は、そんな深刻な雰囲気も何も無い。至って力の抜け切った、お祭り騒ぎである】

「ンー……アナタ、ワタシ達の敵だった様な気がするケド?そもそもこの国の人間だからこっちにいるのは………えー?」

『まあ、細かい事は気にするな!どうせお前も私も死んでるんだから。折角の機会、運動しないと損だろネルナハトの?』

そーそー、同じ阿呆なら踊らにゃ損、ってえ奴ですよお。ささ、此処はアタシの顔に免じて、すっきりと……

「『誰だお前』」

おーう、変な所でハモらないでくださいて心が抉られる抉られるぅっ!

【ビニールシートの上にお弁当、そして酒瓶が数本】
【既に幾らか出来上がったのか、声量を押さえずに騒ぐ者達】

「で、どうするつもり?此処でお酒飲んでるだけ?」

『そんな訳無いだろう?私だって、部下どもの腕を見に行きたいしなあ』

んじゃ、これを飲み終わったら、そうですねえ………また王城に突撃かけるってえのは如何で?

「『異議なーし』」

【アルコールの回って紅潮した肌、気楽の境地に至った声。彼らが死人であるなど、知らぬ者に想像が出来ようか?】
【金属棒、ランス、ペン。三者三様武器を構えて】

さーあよってらっしゃい見てらっしゃーい!本日開演、死人の盆踊り!
恨み事が有るならぶつけに来るもよーし、喧嘩したいだけならそれも良し!
だからと言って流石のアタシも他人の怨みぶつけられるのはご勘弁!参加費用は要りません、さあさあさあカモーン!!

【一人が、酒の勢いなのか素なのか、妙なテンションで開始を告げた】


/呼称島津軍です、御三方どーぞー
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:08:32.28 ID:yY/ls/ko
【昼の国──大広場】

【そこにいるのは、外見が幼い二人の少女】
【二人しか、いない──だって死んでるから、他の人は】

「あはは、あはっ、あはははははははっっ」

【一人は真紅の戦闘帽を被った、黒髪ショートカットの少女】
【白いブラウスの上から赤を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート。】
【大口径拳銃に加え、何本ものナイフを腰のベルトに提げている】

……───ノルマまで、後二人。

【もう一人は、長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた赤目の少女。】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート。】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】


【広場に着くと、目を引くと思われるのは数々の死体────】
【然程数は多くない──とはいえ、十人前後は居るのだが】
【どれも死してからあまり時間は経ってなく、恐らく二人が殺したのだろう】

【二つ目に目を引くだろうものは、広場に面したビル】
【特におかしいところもなく、極々普通なはずのビル───"普段は"】
【現在のソレには、七本の巨大な水晶が壁に突き刺さっている────】

【そして最後に一つ────】
【銀髪の少女の背後に、大きな大きな黒い渦のようなものがある】
【空間が捻れ曲がって歪んでいるのだ──明らかに危険で、その方向からは広場には入れないだろう】


「始まった始まった、誰かのお祭りが、私たちのお祭りが」

「出し物は殺し合い、出店も殺し合い、全部全部殺し合い」

「私は楽しい、だけどもっと楽しみたい物足りないお祭りは楽しむものだから楽しみたいから」
「咲かせて、私の血の華を、貴方の血の華を、貴方達の血の華を、私たちの血の華を」

「かしらかしら、お祭りかしら」
「楽しいかしら、嬉しいかしら、面白いかしら、最高かしら」
「盛り上げるかしら、彩るかしら、楽しむかしら、楽しませるかしら」

「───さぁ、楽しい楽しいお祭のはじまりはじまり」

【───どうやら、二人は戦いを望んでいるようで】
【三つの派手なソレらも、人を集めるため───強者を、ここに来るであろう誰かを待っている】


/Typeなんとかsです
/ヴァルスラの人、木蓮の人よろしくお願いします
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 20:13:16.07 ID:fVeyU9Uo
>>130

・・・

ああ・・・歩きづらい、重さのバランスが悪い
ったく、・・・どうしてこう・・・色々と巻き込まれるのかなあ
それに乗る俺も俺だが・・・・・・まあいいや
【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左腕の大半がない青年が】

・・・はあ
【彼女らの居る広場へと侵入してきて、大きくため息をついた】
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 20:13:54.98 ID:3E7xpwSO
>>125
『んー、半分正解っ! 確かにボクは《画用紙》のリーダー、「アクリル」……だけど、ご主人様じゃあ無いね。外れたから、罰ゲーム!!』

【その一言で、既に灰と化していたリアカーが突如「人の形」に集まり】
【青年へと、近付いて行く】

『まあ、リアカーを襲撃したのはこの子の独断だから謝るよ、ゴメンね。罰ゲームはナシで!』

【その一言で、人の形となっていたリアカーが再び「リアカーの形」となる】
【何とも奇妙な力だ。仮に霊感があるなら、灰が集まって出来たリアカーに大量の「魂」が入り込んでいるのが分かるだろう】

『で、画用紙ね。これはボク達の組織名。ぜーんぶ真っ白な……真っさらな画用紙みたいな世界にするのがボクらの最終目的……ってワケ』

【以前語っていたアクリルの目的を知る者なら、この話には違和を覚えるかもしれないが……青年はそうでは無い為、たわいのない冗談にしか聞こえないかもしれない】

『まあ、ふざけるのは勝手だけど……ボク達、割と本気だからね?』

【相変わらず無邪気な笑顔を浮かべてはいるが……目は笑っていない】

『……で、ボクの素性はあらかた話したけど……』

【これで満足? とでも言いたげな表情で、青年を見る】
【それにしても、こんなにも簡単に組織の事をベラベラと喋っていいものなのだろうか……?】

/ただいま
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:14:58.59 ID:dAOotgwo
【街中】

【するり、肌を撫で上げる様な気味の悪い風が一陣、街を駆け抜けた】
【極自然に消えていく街路灯、夜間照明、建物の明かり】
【――いつの間にか、人通りもパッタリと途絶えていた】

【電気、生気、それらの物が奪われてしまったかの如く、静かな街】


――――――………

【鮮血色のシャツの上から黒スーツを着た25歳位の青年が独り、立ち尽くしていた】
【≪No.151≫の黒い腕章を身に付けていること為、機関員と推察できるだろう】

【ただ唯一の照明、滔々と降り注ぐ月光に曝されるその身体は】
【――大量の蒼電≠纏っていた】

【特異な点はそれだけでは無い】
【夕陽の様に赤い髪から、前方に長く突き出した二本の白角】
【恐竜の様な太い尻尾を引きずっていて】
【その先端には、一抱えは有りそうな鋼鉄のブロックが装着されている】
【―――まるで、悪魔のような外見をしていた】

………ハッ

【自らの両手両肘を覆う、武骨な銀の籠手に視線を落して】
【世の理を嘲笑うかのような笑みを一つ、零した】


ハハッ ハハハ――――ウハハハハハハハ!!


【やがてそれは、夜の蕭条を掻き消す重低音に変わる】
【獰猛な白牙を隠しもせず、呵呵と嗤い続け―――】

あああああ!蘇った!懐かしき現世よ!俺は蘇ったゼェ!!ウハハハハハ!!

―――今こそ、この世の全てを沈めてやるッッ!!

【そう、叫びながら左腕を薙ぎ】
【バギン、と】
【手元の街路灯を圧し折った】

/ディアボロス・なんちゃらです!よろしくお願いします!
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:15:41.81 ID:twiLTLwo
>>130
チッ…気分悪い…
なんで猫の体で遊んでたら現世に戻ってんだよ…ったく…

【どこからか何者かが歩いてくる】
【全てを拒絶するような漆黒の髪と目を持っていて】
【上は白い半そでTシャツの上に】
【前を開けているボタン式のチェック模様のシャツを羽織っていて】
【下は無地のジーンズをはいている】
【顔立ちからすると12〜3歳ほどの少年だ】
【腰を見ると2丁の短銃が入ったホルスターが下げられている】
【腰には更に150cmほどの刀があり】
【シャツの胸ポケットには黒い万年筆がある】

…丁度いい所に切っても問題無さそうなのいんじゃねえか…

【二人の少女に視線が行く】
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:17:17.52 ID:fA7X8ZEo
【聖都:小高い丘の上】

【聖都が一望出来る小高い丘】
【いつもであれば、素敵な夜景が見られる場所としても知られている。】
【だが、今日は違う。】

【一文で表すならば・・・そう】
【豪炎】
【そして、その上に立つ者が一人】

We walk this earth

With fire in our hands

Eye for an eye

We are nemesis

【曲目はArch Enemyより NEMESIS】

さーて、オープニングは開幕だぜ?
エンドロールは知らんがね、ハハッ

【白髪交じりの黒の短髪、漆黒のコートに黒のソフトハット】
【顔にはグルグル巻きにまかれた包帯を着けた男女見当もつかない者がギター片手に立っている。】

なーぁ、”フォア・ローゼス”と”カタストロフ”お前たちも天下を見たけりゃ命を貸せ!

【見当のつかぬ者の右腕は白、左腕は黒である。】

さーさー、お立会いお立会い!
今宵は一世一代の大演技に残る祭りをするぞ!!

【祭りは開幕した。幕はどう引かれるのか。】
【これは、ここに来るものだけが分かる話なのだろうか・・・。】

/ハリーと言う名の偽名使いです。
/厄島の人よろしくお願いしまする。
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 20:23:39.27 ID:vSr/yoE0
>>129
…何ですか、この騒ぎは
【人気の無い筈の剣の丘の騒ぎを聞きつけ、少女が一人―】

【黒目、黒髪、姫カットの腰まで届くストレートロングヘアーの少女。】
【身長は140cmほどで地球の上に乗った翼を広げる鷹がプリントされた白地のTシャツに、】
【黒のスパッツと動き易さを意識した衣装だ。】
【左腕のサイバーチックなグローブと、】
【そこから伸びるケーブルで繋がっている単眼式ヘッドマウントディスプレイがかなり目立っている】
死者…でしょうか?…とりあえず
【見つからないように地面に伏せ、左腕のハンドヘルドコンピュータを操作する】
(CCS、CIS起動…召喚対象、ミカエル・フォックス…初期装備に"グラビティ"を追加して―)
召喚開始!


【突如、上空に黒い靄が現れ、その中から一本の暗紫色に輝く刀身を持つ剣が飛び出し、剣の丘に突き刺さる】
【そして―】

「ハァーッハッハッハ!!メインイベントですよぉーっ!」
【黒い靄の消滅と共に刺さった剣の傍らに一人の剣士が降り立つ】
「死者の群れが跳梁跋扈するこの地に…」
【甲虫を模した強化外骨格に、クジャクヤママユの羽を模したマントを羽織った剣士が現れた】
【身長は185cmほど、白髪、金目、蒼白の貌、先の尖った長い耳―】
「一人の美しき剣士がっ、突如!現れたのです!」
【芝居がかった声が響き渡る】
「剣士は宴の先客達にこう語るでしょう―」
【剣を抜き、優雅な歩調で先客達へと近寄る】
「"こんばんは。良い夜ですね、と―"」

何やってんですか…
【剣士の様子を見て、うなだれる少女】
(私も急いで避難しないといけませんね…)
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 20:23:47.27 ID:IltCDESO
>>129
おいおいおいおいおいおいおいおい………………なんだこりゃ………
【物凄〜〜〜〜っく、嫌そうな顔でそれを見付けてしまった男が一人】
訳の分からん報告を受けたかと思えば……見知った顔が………………お盆には遅過ぎるだろ……
【全身にあり得ない程搭載した刃物がいつもの通り輝いている】
しかも酒盛りしてるよオイ………………塩とお札、聖書か?持ってくりゃ良かった……………
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:24:27.13 ID:pSItQQso
>>133

―――暗いわねえ、困ったわ

【ふと響く声は暢気に間延びした、女性の声】
【かつんかつん、と―――恐らくはヒールの類を履いた女性の声】

お金を溜めないといけないし、お家にも帰らないといけないわ
あまり遅く戻るとパパに怒られちゃうのだけれど・・・・

・・・・・・どうしましょうか?

【背の中ほどまで伸ばされた金の髪、両手にはロングの白手袋】
【花飾りとフリルの付いた薄紫のクラシカルドレスと灰色の大きな帽子を被った】
【白い日傘が優雅さを際立てる少々胸の大きな垂れ目の女性―――】

【―――が、ゆったりまったりのんびりとした動作でその場に通りかかる】
【周囲に響く獰猛な声、その音源である青年にも“気付いては”いるようだが―――】
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 20:24:35.30 ID:JKIVM7Yo
【火の国──街中、広場】

 ────う、ふふフゥフフふァアあァはハふっフフぁあふふああひゃヒャひゃヒャひゃひゃ!!

【──高らかに響く狂笑。その主は──】
【乱雑に白いメッシュが入った烏羽色の髪を持つ、白皙の長躯であった】
【縁が赤く彩られたジャケットに、黒のニッカポッカとブーツを履いている】

イ゛ィね良いネ゛最ッ高だァねエ゛エ゛エ゛ェ゛お゛ゥえェ゛ェ゛、……ぐッ、あボっ、ゲャ、ヒャハハハハッ!

【左の口端に歪んだ弧を滲ませ、右の瞳は大きく見開かれ、瞳孔までもが散大しきっている】
【身体中の骨がガタガタ鳴ってもまだ抑え切れない壊れきった嗤い声が、発作のように響き渡る】
【時折、電気ショックでも疾ったかのようにびくんっと身体を仰け反らせ、大口を開きながら天を仰いで狂う狂う狂う】

【そして──彼の目の前で、真っ赤な返り血を浴びた白い影】

 「…………────」

【──全身真っ白な肌を持つ異形の巨人。背中を大きく曲げているが、直立すれば3m程にはなろうか】
【顔面には一本の亀裂が縦に入っており、口以外の器官が無く──】
【最大の特徴は、背中から『イソギンチャク』のように生えた無数の腕らだ】

【その指先は千枚通しにも似て硬く鋭く尖っており、既に何人かがその腕に串刺しにされていた】
【──構図からすれば、その嗤う青年に使役されているのがこの巨人と言うようにも見えようか】


【──道の傍らに放り捨てられた無数の死体たちは】
【それが甦りの『死人』であったのか元々の生存者だったのかは理解らない】

【──ただ言えるのは、このまま彼を放っておけば、】
【間違いなくこの町は赤いゴーストタウンになりかねない、ということだけ──】


//大変お待たせを致しました。申し訳ありません
//主催の襲撃側投下となります。同じく襲撃側ミケの方、
//そして防衛側フィリカとニンナ・ナンナ方、よろしくお願い致します
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:24:49.20 ID:ygpGqEAo
>>133
【不気味な風にふわりと揺れる翡翠色のロングヘア】
【"怨"とは程遠い位置にある、まっすぐな翡翠色の瞳】
【夜の街中を散歩している一人の少女】

ものすごく濃い障気・・・。
街に何が起こっているんでしょうか?

───って濃いす・・ぎ・・・

【突然、世界が真横に傾き、音を立ててその場に倒れた】
【彼女の視界がゆっくりとブラックアウトしていく】
【遠目から見ても間違いなく気絶している】
【───……・・・と思いきや、すぐさまゆらりと立ち上がる】

・・・・。

・・・あはははっ

【傷は全く皆無。倒れ方からして頭を打った様子も無い】
【しかし、瞳がどこか虚ろで、雰囲気が先程とは、普段とは全く違う】
【何かを確認するように両手を眺めるると───冷たく微笑んだ】

/ミーナです!お三方よろしくお願いします!
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:24:51.00 ID:Z5VgQx.o
>>129

・・・今の時期は、向こうではお盆がありましたね、もう終わってるでしょうが。
【その光景を見て、どこか呆れ気味に呟く影、一つ】

【白髪交じりの黒の長髪をなびかせ、紅白の巫女服に身を包み】
【腰には鉄の棒、背にはゴルフバッグを背負った背丈180ほどの女性】
【そんな、奇妙な装いをした巫女さんである】

これは・・・なんといいましょうか、除霊をするべきでしょうね。
今の私は民間人であって巫女じゃないけれど・・・。
【腰から鉄の棒を引き抜き、カチャカチャン、と一気にくみ上げる】
【そして、手ごたえを確かめるようにクルンクルンとまわすと――】

ではっ、どれだけ私の技量が鈍っているか、試しますか。
・・・しかし、3人は結構辛いですねぇ。
【ぼやきつつ、棒を両手でしっかりと握り、構えた】

/御三家が一人、龍雷寺 蒼女です。タイプは雷です。え、違う?
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 20:24:56.92 ID:yY/ls/ko
>>131

「それも運命、これも運命、全部運命。」
「決まってること、逃れられないこと」
「だったら楽しんだほうが得かしら、だから一緒に楽しみましょう?」

【独り言を聞いていたようで、電波を送信】

>>134

「ぐるぐるぐる、命は回る」
「輪廻転生、魂の循環、生命の不思議」
「でも生き返っちゃったんだ、摂理から外れた貴方」
「だから私が戻してあげる、だから貴方も私を殺そうとして、私が貴方を殺すから」

【電波100%──真面目に聞いたら負けなような言葉を撒き散らし】

>>131>>134

──丁度二人、貴方達でノルマ達成。
だから───私のために、死んで?

─────《 射出 》

【銀髪の少女が、ボソリと呟くと】
【歪んだ黒い空間から、四本の細い水晶が放たれた】
【ここに来た二人へと、それぞれ二つずつ向かっていく】
【色は赤、橙、黄、緑───どれも、大した威力ではない】
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 20:25:01.32 ID:ADy/16DO
>>135
…祭にしては、随分と物騒だな
…死者は蘇り、それに乗じてまた死者を作る者もいる…
【学生服に学生帽を被って下駄を履いた黒髪ショートカット、マフラーを巻いて眼鏡をかけ、顔に『厄』と描かれた紙を貼ってエレキギターを背負った青年】
【が、ゆっくりと丘を登って来る】

…盆は過ぎた、死者も、祭も、季節は終わりだ
…悪いが、お開きとさせてもらおう
【背中のギターを前に回し、豪炎から少し離れた場所で立ち止まり】
【ギュイイィィン!と弦を掻き鳴らした】

/防衛側、厄島鬼助
/よろしくおねがいしまんす
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 20:25:16.33 ID:vSr/yoE0
>>136追記
/冬月 士です。宜しくお願いしますねー
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:26:23.05 ID:pSItQQso
>>138
/あぁーっと沙莉ナントカです、はい
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:27:22.59 ID:63fC93Ao
>>132
ん?罰ゲーム?
【きょろっとリヤカーの方を向くと、突然変形してこちらへとくるもので】
おぉ?うぉ?へ?
【動揺するが、リヤカーが戻ったのを確認し】

・・・・おいおい・・・・・
・・・・いつから俺の相棒は変形機能を持ったんだぁ?
【顔を振りながら両腕を横にし、やれやれとつぶやく】

画用紙、組織、真っ白な世界か・・・

ふむふむ 大体理解した。

【両手を組み、うんうんと頷く】

俺が聞きたいのはもう一つ

そのColorlessとかいう女の子についてだ
【彼女の方を見ながら尋ねる】

/お帰りなさい
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 20:29:02.41 ID:rXJ8edU0
>>133>>138>>140
【暗い青をしたズボン、フード付きのマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

【腰に青色、金色の装飾が施された容器を何個かぶら下げ】

・・・火矢と聖水、水矢を揃えたが・・・
アンデッドだというなら・・・多分効く

【小型の弓と背には矢束を身につけてそこら馳せ参じる】
【対アンデッド用の矢を多めに持ってきているようだが・・・ここらのアンデッドに常識が通用するか・・・】

にしても・・・機関員のアンデッドとは洒落にならない
さっさと強制成仏、だな

・・・ミーナ?・・・
【目の前に居る知り合い、それが敵意のようなものを放つ・・・少しばかり理解しがたいが相対するならちゃんと相手はできる程度の心構えはある】
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 20:31:13.27 ID:9D5tyESO
>>139
【突然ユラリと現れる亡霊】
【それは長い黒髪に、セーラー服を着た少女――いや実年齢は二十代なのだが――だ】

【それはかつてフリー連合のギランを追い詰め、三回目の戦闘により相方のカインと共に死んだ暗殺者ミケだ】

【私は死んだ】
【何故今いる?カインはどこ?ギランはどこ?】

キャハ!
【まあいいや】

キャハハハハハハハ!!キヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!!!!!!
【背後に彼女が今まで殺した犠牲者の魂も甦り、彼女に吸収される】


【イマ ハ クルオウ】
【アクム ノ ハジマリ ダ】

/ミケ中です
/9時45分で一時間ほど落ちますので返事がなかった場合しばらくスルーしてください
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 20:34:35.36 ID:Iq7xK.AO
>>139
【白ブラウスと黒のジャンパースカートを着装、深紅基調のピーコートを羽織り】
【素足に黒のオープンバック・パンプスを履いて】
【地面に着くほどの長い黒髪を一本の三ツ編みに纏めた、純白色の瞳の少女】

――はう?

……あっ、わっ!?
ななっ、なんです、か、これっ?

【大きな白いエナメルバッグを袈裟懸けにし、純白のサラブレッドに跨がって現れた】
【憔悴しつつ馬から降りるも、異形に対する恐怖からかその足取りは覚束ない】

あっ、えっ……!?
とりあえず、これっ、お願いしますっ!

【エナメルバッグから何やら取り出し、ピーコートとバッグを白馬に預けると】
【白馬は少女を残し、何処かへと走り去っていく】

/ニンナ・ナンナです!お三方、宜しくお願いします!
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:34:38.80 ID:fA7X8ZEo
>>143
・・・おっと、客の登場か。ハハッ
来いよ、少しぐらいなら遊んでやる。

【乾いた笑いが炎の奥から聞こえるだろう。】
【虫唾の走るほどの乾いた笑いである。】

おいおい、お開きとか冗談言ってんじゃないぞ。
下らねえ祭りこそ楽しいってものじゃねーか。

【青年の前の炎が一瞬で消える。】

ま、お開きにするなら頑張って止めてみな。

【まるで招く様に炎が消え道が出来る。】

【ここから先は後戻り出来ないようだ、それでも進みますか?】

【はい】
【いいえ】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 20:35:01.78 ID:3E7xpwSO
>>146
『にひひひ、楽しーでしょ? これがボクの能力ってワケだね』

【リアカーの灰は「リアカーの形」のまま、動いたり変形したりする気配は無い……一応言っておくと、かなり脆いので触ると崩れる】

『うんうん、理解が早いと助かるよね!』

【中々に感心した様子で、数回頷いて】

【名前を出された事で、少女……Colorlessが青年への敵意を剥き出しにするが、アクリルがそれを手で制して】
【Colorlessの頭を撫でつつ、無邪気な笑顔は崩さず】

『……Colorlessについて、何が聞きたいのかな?』

【非常に軽い調子で、その質問に答えよう、という姿勢を見せる】
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:38:49.38 ID:aixpspco
>>136
何ですかって言われてもねえ、酒盛り?
アタシ達、こっちのお酒飲むのも久しぶりなんですよお
ちょっとくらい多めに見てくれても良いでしょ?

【聞こえない筈の声を拾ったのは、能力故か何かの補正故か】
【兎も角も、三人の中で一番ぞんざいな扱いを受けていた者が、剣士の方へと向き直る】

んで、どーやらどーやら良く分かりませんが気取った御方がいらっしゃった様でえ……
生憎とアタシ、銃器しか扱ってなかったんですよねえ。ま、そりゃどーでも良いとして

アタシの名はティグリヌス!毒蛇の王の手駒、しがない武器商人!と、これは威張って言う事でも無いですかねえ?
さーあさ、久しぶりに楽しみましょーう!

【ボサボサの髪に人の良さそうな青い目、甚平姿の男】
【ボクシングの様な構えを取って、剣士を待ちうける】
【どうやら、会話を愉しむよりは殴り合いを、と言った風情だ】

>>137
『おっ、久しぶりだな。何か月ぶりだ?二か月くらいか?
まあ、中途半端な時期に戻ってきたのは私も認める所なんだけどな
そんな事より、だ。もっと優先する事あるだろう?』

【嫌そうな顔とは対照的、此方の表情は非常に晴れ晴れ】
【重武装も意に介さず、酔人特有の上機嫌】

『あ、言っておくが私に聖書だの十字架だのは無意味だぞ?信仰心ゼロだし
それにな、レオン。私の後任にしてはやり方がつまらないじゃないか。なあ?
さあ、久しぶりに私を楽しませてくれ。ついでに稽古を付けてやるから』

【簡略化された真紅のフリューテッドアーマーに身を包み、真紅の大盾とランスを装備した女性】
【真紅の羽根帽子を被っており、髪も瞳も燃えるような紅い色をしている】
【右手のランスで高く天を差し、姿勢を前方に傾けた】

>>141
「お盆?こっちにも取り入れられた風習らしいネー
まさかワタシが戻ってくる事になるとは思わなかったけど
除霊はまだ早い早い、気が早いと良い事無いヨ?」

【「おー、大きい大きい」。感歎の声のイントネーションはややおかしい】
【自分の身長以上の長さの金属棒を両手で構え、頭上で旋風の如く回転させる】

「其処の人?折角通りかかったんだし、勝負勝負!
ちょっと訳ありでブランク長いからネー、磨き直したい理由も有ルし」

【両把頭の赤髪緑眼、虎の刺繍のチャイナドレスに身を包んだ女が、巫女へと対峙して】
【空手で言う騎馬立、両足を左右に広げて深く腰を落とした体勢となる】

【『飄然商人』ティグリヌス、『吸血騎士』レティシア、『戦渦の純真』柳 西鳳】
【三者三様、何れも戦闘を望む構えを見せた】
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 20:39:51.23 ID:ADy/16DO
>>150
…飛んで火に入る夏の虫…と言った所か
…いいだろう、ならば夏の虫になってやる
【帽子を被り直し、歩き出して】
【ゆっくりと炎の奥へと歩いていく】

【無警戒ではないが、何かを警戒している様子もない】
【何を考えているか感じ取れない…不気味な雰囲気を纏っている】
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:39:58.16 ID:dAOotgwo
>>138

【中ほどで圧し折られた街路灯は地面に倒れて】
【音も無く、フワッ、と消えてしまった】
【――まるで、地面に吸い込まれてしまったかのように】

【コンクリートを蹴りつけるような】
【勢いのある動作で女性の方を向き】

ああ、良い傘だな
俺にくれよ

【掛けた言葉はそれだけ】
【右手を振って、蒼い電撃球を2つ其方へ射出する】
【速度、威力共に並程度――― 一般人だと思っているようだ】

>>140

【転倒し、自ら起き上がった少女を視界に捉えて】

――ウハハ、そういや俺にもあの年頃の姉が居たなァ

【思い出すように、小さく嗤った】
【少女の様子を興味深げに見守るだけで、心配する様子は無い】

>>147

ウハハハ! 誰がアンデッドだ
どう見ても純正なる悪魔翌様だろーがよォッ

【身に纏った蒼電を、自身の内部に飲み込むように消失させた】
【――知覚は出来なくなったが、明らかに電力を溜め込んでいる】

――これでも俺は忙しいんだ、供養に付き合ってる暇はねェぞ
愛しい妹も、殺しに行かなきゃなんねぇしなァ!!

【攻撃をする余裕は無いのか、声だけを飛ばして】
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:42:09.92 ID:63fC93Ao
>>151
あぁ・・
そのお嬢さんについてね

君の方から説明してくれるとありがたいんだけどね
【そういいながら右手で左手首を握る】

例えば、どういう子なのかとか、なぜ俺を襲ったのかとかね?
【とりあえず尋ねてみておく】
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 20:42:11.24 ID:fVeyU9Uo
>>142,134

・・・楽しむつもりも死ぬつもりもねェ、
そっちがそのつもりなら、こっちは反撃するッ
ノルマが何だ何が何だなんて俺はしらねェーよ! 他を当たれッ
【自らへ向かってくる細い水晶をかわすべく、彼から見て右へ跳躍】
【そのうちの1つが、左脚を掠めて鮮血を散らし】

ッ・・・おっとっと・・・
【着地時にバランスを軽く崩しながらも】
【彼は、まるで嘴のような形状の口を持ち、体系は人間に近く、爪は人間よりやや鋭く、尻尾があり】
【鱗は緑青色で、短めで同じ緑青色の羽毛が生えており、皮は海色で、同じく短めで同じ海色の羽毛が生えており】
【目の虹彩や爪、口内は朱色で、後頭部には羽毛が集まってできた6つの角が逆三角形状に滑らかに並んでいる龍になる】

【大きく息を吸い込んだ】
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:48:05.02 ID:pSItQQso
>>140>>147>>154

(・・・う〜ん、なんだかみんなイヤな雰囲気ねえ)
(格好良い角の子に、可愛い翡翠色の子に・・・)
(それに、あの子が持っているのは弓かしら?)

【暗く、月光の明かりに頼って周囲を確認】
【緩く緩く他の三人を確認すると、日傘を右手のみで持ち】

あらあら、これはパパからの貰い物よ?
とっても大事で、世界に一つしかないのだから―――

【こちらへと飛ばされる電撃球をその日傘で“受け切って”】
【ひょこっとその影から相手に視線を向け】

―――残念だけれど、あげられないかしら

【スッ、と左手を自身の正面に翳す、と同時に異変は起こり】
【手を翳された位置に1,5m程の肉塊が出現する】
【グチャグチャと不快な音を立てて“成長”するそれは――恐らく、能力によるものか】

【現状彼女が意識を向けているのは悪魔の様な姿をした青年のみ】
【他の二人には気付いてこそいるが、視線の一つも向けていない】

158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:48:28.16 ID:Z5VgQx.o
>>152

そうだったんですか・・・広いですね、この世界いろんな意味で。
【何か違うところに感嘆しつつ】
いえいえ、幽霊さんは早く天に昇るか、地獄に落ちるか、さっさと決めたほうがいいですよ?
【その後、呆れたように言う】

・・・結局そうなりますか・・・。
断るって言うわけには・・・いきませんよね?
(まあ・・・ほかの人も来ましたし、三人を相手にするなんてことはなさそうですね)
【心中では1対1になっていることに、僅かに安堵し】
【キリ、と目を細めて相手を見据え】
【棒の先端を突き出した状態で、呟く】

龍雷さま、お力を。
【すると、鉄の棒がパチ、パチ、と放電を始めた】
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 20:48:36.42 ID:twiLTLwo
>>142>>156
俺は今死んでも戻んねえんだ、悪いな
それに電波に付き合ってる暇も無いんだ―――

【少し間を開ける】
【その後事務的な、機械的な、感情が出ない声で】

―――[第二半機械人形、殲滅任務開始]

【一つ、言う】
【その後腰の刀の柄に右手を、鞘の端ギリギリに左手をかけ】

弱い、もっとマシな一撃は出来ないのか
そんなんで俺を狩ろうなんて方腹痛い

【刀で水晶を弾く】
【しかし刀は鞘から半分程度しか出ていない特殊な構えだ】
【水晶がどうなろうが少年は水晶を弾いたら刀を鞘に収めるだろう】
【その後魔力を練り始める】
【しかしもしかしたら一つ不思議な点に気付くかもしれない】
【練れば練るほど少年の魔力が妖精と良ばれる者のそれに近付いていくのだ】
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 20:48:41.70 ID:IltCDESO
>>152
やれやれ……稽古ってなぁ…………歳の頃もそんなに変わらんだろうよ……
【背中から刃渡りが2Mを超す大剣を降ろし】
あれ、十字架も効かないのか…?
【右手一本で大剣の切っ先を向け構える】
ま、折角の機会だしな…厄介事ばかり遺して逝った恨みぐらいは晴らさせてもらうか……?
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 20:50:14.37 ID:vSr/yoE0
>>152
「ティグリヌスさん、ですね」
「貴方は素晴らしい運命の元、ここに蘇ったのです…」
【ティグリヌスを指差し―】
「何故なら…とうっ!」
【大きく跳躍し、無駄な回転と共に背を向けて着地する】
「冬月 士様によって作られた上級生物…そう、この世で(自称)最強の剣士…!」
【くるりと振り返り、両腕を交差―左腕で顔を覆いながら右手の剣を垂直に構える】
「ミカエル・フォックスが貴方の今宵の相手をするからです…」
【ポーズを解き、剣をティグリヌスへと向ける】
さあ、楽しみましょう…この宴を、最高のモノに…!

後は宜しくお願いしますよー!
【丘から避難する】
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 20:51:07.59 ID:ua.0HOQo
>>139>>148-149

【そっと、脳を擽る花の香り――――……むせ返るような、死臭の中で
異彩を放つ極彩色にも似たその薫りはその赤いゴーストタウンに咲いた】


――――……何やら、嫌な薫りがすると思ったら、こういうことね
出る演目を間違えた愚者が、それに便乗する愚者が――――……台無しにしてるのね


【大人びた口調で紡がれる音は、右手が弾く出鱈目な旋律にも似たソプラノの響き
むすっとした表情の少女が一人、そちらに向かい歩いていく】

【蒼色の長髪を腰の辺りまで垂らした、蒼い瞳の小柄な少女
白のキャミソールの中心に縦に大きくスリットをいれ露になった白い肌を隠すように
黒のリボンをメッシュのように身に纏い、黒いニーソと右腕に赤のリボンを巻いている】

【彼女はその蒼を>>139.>>148.と順に移し、>>149を最後に捉え
怠惰そうなため息を一つ、紡いだ】


既に役目を降りた骸が、私の目の前で恐れ多くも踊るのなら
私は私の神に従って、元の墓場に叩き落してあげるわ

――――……さっさとあるべき場所に帰りなさい、駄犬共


【彼女の白雪のような指先が、蒼海にも似た髪の毛に飲み込まれ
絲繰りをするかのように、ゆっくりと上から下へと、手櫛を下ろしていく――――……そして
彼女の指が触れた箇所が、蒼から紅へと変わり
彼女の指先が離れ終わると、そこには紅い長髪をした、紅い瞳の彼女が一人】


Judas――――

教会¥椛ョ異端狩り<tィリカ・オブリージュ

       精々、僅かな地上を愉しむ事ね

                 ――――Priest
              

【彼女の言葉に追従するかのように、唱えられたその言葉は
彼女の爆ぜるような魔翌力の増加の原因だろうか――――詳しくはまだ解らない
ただ彼女はニンナの近くに居て、恐らくは眼前に在るミケと巨人とその奥の彼へと、紅をそっと向けている】


/遅れてすまない!よろしくお願いします!
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:55:36.69 ID:fA7X8ZEo
>>153
いよーう、客の登場って訳だ。
ま、その辺に座れや。

【周りの火が一気に消え、その火が有った場所に砂の壁が張り巡らされる。】

飛んで砂に入る夏の鳥。とでも言えばいいのかね?これは。
ま、こっちはアリジゴクなのかね?いやそれは別に知らんがね。

【正面には砂の玉座の上に片足を組みながら座っている者の姿が。】

ま、歓迎するよ。Willkommen in der Hall of Sand
             (ようこそ、砂の広間へ)

【警戒なんかするわけがない】
【今はただ客の歓迎を迎え入れている。】
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:58:04.08 ID:yY/ls/ko
>>156>>159

「どうして楽しまないの?」
「こんなに楽しいのに、私は、貴方も楽しみましょう?」

【二人の陣形は、電波少女が前衛で銀髪の少女が後衛】
【後衛の少女はかなり後ろにいて、接近するにも時間がかかるだろう】

「名乗ってなかったから名乗るかしら、私はType-B」
「ヒト、多分ヒト、ヒトって信じてるからヒト、だから貴方達も私を信じて」

……『Type - C』───人造人間《アンドロイド》

【簡単に名乗る──見た目は完全に人であるものの、どうやら二人は人じゃないようで】

…………私には、この水晶しか無い。
だけど──見くびるのはまだ早い、全容も見せてないのに。

【対処された水晶は、それぞれ近くの地面に刺さる】
>>159は、弾いた際の感触で気づいたかもしれないが──水晶は異常なまでに硬い】

────《 射出 》

【黒い空間から、大量の水晶の棘が二人へと襲いかかる】
【先程の水晶よりかなり小さくなっている分──その量は、先程と比べものにならない】

「………………あはっ」

【もう一人の少女──Type-Bは、水晶に巻き込まれないためにか、まだ攻撃は仕掛けない】

【赤色の水晶───ヴァルトスラットの足元】
【黄色の水晶───ヴァルトスラットの左後ろ】
【橙色の水晶───木蓮の左方】
【緑色の水晶───木蓮の右後方】
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 20:59:47.34 ID:ygpGqEAo
>>147

・・・ミーナ?

そういう名前なのですね!
なら、そうですよ!私はミーナですっ!

【いつもと変わらない口調で意味不明なことを言う】
【声色も同じなのに、不気味さが織り交じる】

>>147>>154>>157

それでぇ・・・私は、誰を狩ればいいのです?

───正直、もう手がうずうずして仕方が無いのですよ
どれも楽しそうだなぁ、って!

【手をくるくると回しながら楽しそうに喋る】
【指が、爪が、まるで龍のような容姿をしている】

【さぁっと再び風が、翡翠色の髪の間をすり抜ける】
【そして、滲み出るほど大きな魔翌力が急に感じ取れるだろう】
【現れたというよりは、今まで隠れていた、といったところか】
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:00:27.31 ID:aixpspco
>>158
「えー、地獄から這い出してきたのに酷いネー
アナタ、食べても良い人間って言い伝えるヨ?
……冗談にしても分かり辛い?」

【丈鉄棒、漢代の一丈230cmの長さを持つ、金属の棒】
【それを、両手で構える】
【ラギデュースとの戦いで失った筈の右腕は、確かに彼女の肩に存在する】

【ダン、と地面を踏みつける音】
【腰の高さを全く変えず、左足から一歩踏み込んで】

「……ハイヤァッ!」

【腕と金属棒合わせて2.8m程のリーチ】
【巫女さんの右膝に向かって、金属棒での突きを放つ】

>>160
『年齢は兎も角、キャリアだキャリア。私はこれでもエリートだぞ?
ああ、十字架も効かないな。刺されば流石に死ぬとは思うが……いや、今も死んでるか』

【左腕に装備した大盾を前面に構え、上半身を覆い隠し】

『なーにが厄介事だ?それなら私が生きてるうちに書類仕事でも手伝えば良かっただろうに
農業からなにから雑事全般引きうけて、初めてそういう事を言うもんだろう!』

【鎧をガシャガシャ鳴らして、レオンへと向かって接近を開始する】
【向けられた大剣に大盾から体当たりを打ち込むつもりだ】

>>161
ええ、ええ、全くすーばらしいったらありゃしない!
心残りが無いといっちゃあ嘘になる人生送りましたからねえ!
ですが今はまず自分の娯楽、自分の享楽!そっからでも遅くは無い!

ってなあ訳でして、宜しく!

【ティグリヌスが右手を一振りすると、手の中に一本のペンが出現】
【それを左腕に触れさせて】

≪ライアー・ライター≫「左腕全体の情報改竄」!
さあ自称最強の剣士さん、アタシの腕を斬り落とせますかねえ!?

【インクで線を一本。左腕全体が、金属光沢に包まれる】
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:01:12.32 ID:ADy/16DO
>>163
…客になるつもりは無い
…突然の死者の復活…それを止めにきた…それだけだ
【玉座の前に立ち、紙と眼鏡を通してハリーを見据え】

…貴様が、この騒ぎの原因か?
【右手を懐に差し込み、静かに問う】
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 21:01:27.19 ID:JKIVM7Yo
>>148(ミケ)

 ────あヒュッ、げ、はッ……んんん? ンンんンゥウゥウウ??

【彼は現れた亡霊にちらり、目をやると──】
【狂った笑い声を上げるのを止め、代わりに、唇に浮かぶ歪んだ弧が一層深まった】

 【──嗚呼、同類だ。ボクの知らない時代より現れた、悪夢の顕現】
 【最高だ。嗤い声が心地良い。死んでるのか生きてるのか識らない位歪で】

 ────アーッハヒャハぐンクッヒヒャハッハハハ!!

【──その歪んだ嗤いが。邪悪なる共鳴の証】
【もっと素敵に彩ろう。邪魔する者があれば抉り殺そう──と、】
【其の、彼女を見やる爛々と滾った真紅の瞳が、そう語っていた】

【──彼女も、同じく『襲撃』する側なのだと、言葉が無くとも識る気がして】

//はい、事前通りですね。了解致しましたー

>>149(ニンナ)

【現れた少女と、純白の馬──】
【この場には似つかわしくない程に綺麗すぎたその姿、青年の意識はすぐに其方に向いた】

 「……フシュ、ウ……──」

【白馬が走り去り、ただ一人残った彼女に──異形は、ゆっくりと身体の正面を向ける】

 何だ何だ何なンだいィ、どォォオこ行くンですかァアア?
 こっちはこっちはこっちはァァア、通行止め、ボクが。クヒャハハッハッ!

 でもでも、あっちもあっちで通行止めェェエエ、アーッヒャッハはハハハ!

【もう、青年は其の目に少女の姿を映していなかった】
【びくんっと痙攣するように天を向いて、身体はガタガタと震えるのみだったからだ】

//うわ、初っ端続きます
169 :168 [saga]:2010/08/29(日) 21:02:18.34 ID:JKIVM7Yo
>>162(フィリカ) >>ALL

あァああ゛ア゛アァ!? ッ耳が痒いン゛んなァア゛、
誰に許可取って能書き垂れてクれやがってンですかヨ?

アッチに帰ンのはテメェらァだァよォオオァィイイー──ッッ!!

「──キシュアァアァアー──ッ!」

【彼女の声色に──彼は、酷く貌を歪めて頭を掻き毟った】
【同時に、耳を劈くような奇声と共に、巨人の背から生えた大量の指先がフィリカへと向けられ──】

【ビシュシュシュ──!】
【その鋭く尖った指先10本が、根元から勢い良く射出され──】
【それらは束になって、フィリカの腹部目掛けて矢のように飛来していく!】

【速度はそれなりだが、軌道は一直線で単純である】
【纏まった束であるため、範囲も握りこぶし大──対策は難しくないかもしれない】

【そして、フィリカに攻撃するという事は、その瞬間はニンナに向ける手が無いという事】
【本来であれば隙なのだろうが──そこで、ミケがどう動くかが鍵となろうか】
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 21:04:13.14 ID:rXJ8edU0
>>154
・・・悪魔でもアンデッドでも聖水は効くんじゃね・・・
【まぁ邪なものという意味では共通だ】

【そして、どちらを相手にするか考える】
【知り合いか、妹を殺すと言うむかつく敵か】

一撃だけ・・・俺は神父でも僧侶でもないんだ、元から供養する気は無いぞ
【そして鏃の青い矢を引き絞り】

【敵の足元に向かって打ち出す】
【あくまで当たれば良い、効果が低くなっても】

【その矢、当たったところからバケツ一杯分の水が炸裂する。今回は聖水が入っているが】
【まぁ正直な話、聖水が弱点で無ければただの水と変わらない】

>>157
・・・(あの変なのに意識が向いてるようだし・・・とりあえず、放っておこう)
(アレに集中している間・・・あのミーナを問い詰めてみるか)
【と、思索を回らせる】
【まぁ彼とて一度に二人を相手にしているほどの余裕が無い】

【相手交換程度なら出来るが】


>>165
・・・俺・・・これに勝てるのかなぁ・・・
【珍しくも弱気】
【魔力に臆する事は無いが何となくやばい事は解る】

【まぁそれでも彼は立ち向かうのであろう、心許ない矢を武器に】

言ってることも支離・・・滅裂、自分のことも半分認識できていない・・・
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:06:42.28 ID:fVeyU9Uo
>>164,159

俺の状況を見ろ状況を!
まだカタワの状態に慣れてないのに戦えは無理ッ
せめて一週間後にしてくれ
【数歩、前へと歩くと】

地吐息[グラウンドブレス]!
【Bに向けて、大量の水晶の棘を巻き込みながら】
【大量の岩片や土などで構成された吐息を吐き出す】
【速度はあまり高いとは言えない】 【また、威力にむらがある】
【そして、棘によって、威力が軽減されている】

【だが、棘を全て巻き込むのは無理だったようで】
【防げなかった水晶の棘が、彼へと刺さる】
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:07:46.05 ID:IltCDESO
>>166
あんな中途半端な所でいなくなりやがって……
私はあそこに入ってまだ一年も経ってないんだぞ……………
【時計回りに体を回転させてレティシアに大剣を叩きつけようとする】
【その重量と長さ故に盾があろうとかなりの威力だ、しかしその分鈍重な攻撃ではある】
ポッと出で副団長に収まった私だぞ…?
あんたがいなくなった今!アウェーなんだよ!完全に!空気が!!
【人間関係は複雑です…】
ただでさえ人付き合いなんか苦手だってのに………
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:09:32.07 ID:vSr/yoE0
>>166
「フフ…良い能力をお持ちのようだ…相手にとって不足なし…!」
【素早くバックステップ】
「斬るのはまだまだ…先ですよ」
【左手をひらひらと振る】
「まずはこれを受けていただく!」
「ダァークネス!ビューティフル!ショットッ!」
【優雅な動作で剣を振り上げ、暗紫色の魔翌力の塊を飛ばす】
【牽制のつもりなのか、それほど狙いは定まっていない】
【直撃すれば衝撃によるダメージを受けるだろう】

はぁ…はぁ…これで走るのは何回目でしょうか
【丘から離れた場所で一息つく】
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:09:41.66 ID:9D5tyESO
>>149>>162>>168>>169
【生者である二人を見つめ】

カワイイね。カワイイわねぇぇぇ!!!私の作品に加えてあげるわ!!愛してあげるあげるあげる!!!!
今の私は暗殺者じゃない!!ただのタダの亡霊悪霊狂ったクルッタ悪霊
【まるで壊れた玩具のように喋りながら】
【生前の性格は何処へやら、生前の狂った部分だけが更に狂い】
【悪霊となり二人を焦点の会わない目で見つめる】

【そして同じ《悪霊》がフィリカを攻撃したのを見て】

瞑動・疾風
【そう言った瞬間消えた………いや違う!!!ニンナへと風のように駆け出したのだ】
【それは暗殺団の時身につけた技術】
【速い速い速い速い速い速い速い速い!!!!!】
【ニンナの眼前まで近づこうとする】

【成功したら相手の首を掴み、人とは思えない力で地面にたたき付けようとする】
【だがその動作は普通で疾風の動きに動揺してなければ対象は簡単だろう】
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:11:04.83 ID:3E7xpwSO
>>155
『オッケー、話せない事以外全部話したげる』

【別に話しても良いという事であろう、アクリルはゆっくりと、所々思い出しながら話し始める】

『Colorless。ボクが最初に造った子。色の無い子。目的は両親への復讐。造ったのは何年か前』

【ベラベラと、まるで個人情報だとかプライバシーだとかは気にしていない様子で喋り出す】

『見た目と違って大食らいで、好物は……これはヒミツで。性癖は……』

【そこまで言いかけた所でColorlessがじろりとアクリルを睨みつける】

『……ヒミツで。武装はヒミツで。能力はキミに使ったので全部。リアカーの目的は?』

【チラッとColorlessの方を見て、答えを求める】

……アクリル様が病気だから…………林檎を沢山持って帰ろうと……

『じゃあなんで火炎弾なんて使ったの……まあいいや、そうらしいから、ゴメンね。リアカー、弁償しようか?』

【にっこりと笑いながら、Colorlessの頭を撫でまくる……まるで悪意など無いかのように】
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:14:00.37 ID:Z5VgQx.o
>>166

「ひどくても行くんです!いつまでも幽霊できると思ったら、大間違いですよ!
え、私は食べれませんよぉ・・・」
【冗談を真に受けて】
【明るく電気を放つ棒を右手に持ち、構える】

【相手の狙いは膝、つまり低い部位】
【そこまで理解して、彼女はふっ、と飛んだ、いや、跳んだ】
【そして、突き出されたその金属棒を】

・・・とぅっ!
【踏みつけて、跳ね上がろうとする】
【その行動が成立すれば、そのまま相手の頭部に電光放つ棒をたたきつけようとするだろう】
【外した場合、それでも振り下ろしながら、しかしバランスを崩して、膝を着く】
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 21:14:53.42 ID:dAOotgwo
>>170
――――ぬッ!?
【ひらり、と】
【右にステップを踏んで、矢を回避するが、聖水がズボンの裾を濡らしてしまった】
【―――特に効いた様子は無い】

【もしかすると、―――純正悪魔、というのも、デマかもしれない】
>>165

狩る?

【少女には似つかわしくない単語だ】
【――先程までの雰囲気だったならば】

【人としては、明らかに異質な指を視界に納めて】
【キュッと瞳を細めた】

――ウハハハハハ!

そうか、そこの娘…!
狩りたいか、殺したいか、本能が疼くのか!!
ならばッ 心の赴くままに楽しめ!!

この俺が許可してやるぜェェェッッ!

【怒号を飛ばす、発破をかける、許可を出す】
【しかし―――指示は出さない】 【あくまでも自分の意思で】
【青年は、ひとまず少女を攻撃対象にはしないだろう】

>>157

―――おっとォ

【受けきられた事を意外そうに見つめて】
【口元には緩やかな笑みが浮かぶ】

…平和ボケした一般人かと思えば
中々如何して、面白い

【凶悪な愉悦を孕んだ、赤色の眼光を女性に向けて】

【左足を後ろに下げ、頭を低く構える】
【二本の角を前に突き出す形】
【軸である右足に、ググッと力を込めた】

【肉塊に狙いを定め、集中するように、長く息を吐く】
【コォォォォ、と口腔から漏れ出る、冒涜的な黯色瘴気】

【以上の動作から連想できるものは唯一つ】
【―――明らかに突進の前兆である】
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:15:49.18 ID:fA7X8ZEo
>>167
貴様が騒ぎの原因か?か?

答えは半分Yesで半分Noだ。
私は騒ぎに乗じて遊んでるだけだ。

下らねえ遊びに付きあってるこっちの身にもなれってんだ。
誰かが興味半分で死者甦生の踊りでもやっちまったんだろ?

【軽く逆ギレを入れる。】
【何がなんだかわからない。】

ま、別にいいんだけどよ。久々に遊ぶってのも楽しいしな。
なぁカタストロフ、フォア・ローゼス。

【黒の左腕、白の右腕を天に掲げ】

まぁ、それでも止めるっていうのならぶちのめしてはやる。

【余裕綽綽と言った風であろう。】
【正直、これ以上話しても無駄だろうか。】
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 21:16:31.09 ID:twiLTLwo
>>164>>171
別にアレだけで判断したつもりはねえんだけどな
アレだけなら俺を狩る事が出来ないって言っただけだ

【次の瞬間大分横の位置に木蓮はいた】

名乗られたからには俺も名乗らねえとな
こっちに来てからよく使ってる名前は木蓮
本名はif、まあ本名嫌いだし呼ぶときは木蓮って呼んでくれ

【軽い雰囲気を纏って名乗る】
【そして突然風が吹き始める】
【と言っても言うほど大きい風ではなくせいぜい小さい紙を飛ばせる程度だ】

さて、反撃開始だ

【木蓮の足元に魔方陣が広がる】
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:20:15.08 ID:63fC93Ao
>>175
最初に作った?
【ふむふむと考え】
もしかすると・・・・・・・アンドロイドって奴か?

性癖は気になるが・・・
【ふふっと笑い】

能力はたしか、空間を作るのと矢と機械銃士だっけな?


そして・・・・・・・林檎!!

行ってくれりゃァ、全部あげたのに・・・・

俺は、金は取らない主義なのに・・・・
【おいおい、と言いながら右手で頭を抑える】
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:23:00.46 ID:aixpspco
>>172
『別に良いだろうが数カ月も居れば!
実力主義が気風の騎士団でアウェーも何も無いだろうが甘えるなレオンハルト!
というか私だって部下の何人かに手を出したらその後の空気が気不味かったが耐えたんだぞ!』

【時計回り、自分の体の右手側から迫る大剣】
【大盾を斜めに構えて、衝突と同時に滑らせるようにして、衝撃を最小限に抑える】
【とりあえず何か叫び返してはいるが、内容に関しては流す事を推奨する】

『……っとと、結構重いな。だが、まあだまだぁ!』

【ランスの先をレオンに向けて、右腕を後方に引いて】
【然し、大剣の一撃で体勢を崩した為、ランスによる攻撃は行われない】

【代わりに、レティシアの口から、小さな針の様な物が一本、レオンの顔面へと飛ぶ】

>>173
相手にとって不足無し?いやいやアタシにとっちゃあ不足満足なんてえ問題じゃあない
とりあえず今考えるべきはこっちでしょう!
即ち、退屈をしないか!愉しいか!そしてついでに自分が勝てそうか!
ぶっちゃけ負けるよりゃ勝ちたいってのが人情でしてねえアッハッハッハッハ

【右手のペンが何処かに消失。右の拳を顎の近くに置いた、ボクシングスタイルで構える】
【飛ばされた魔翌力の塊に、金属と化した左腕で打ち下ろしのフック】
【ガィンと金属の衝突音がするが、腕自体に大きな損傷は見られない】

さーあさあさあメタな事を言えばこれが二回目の戦闘なんてえ飛んでも無い話なんですがねえ!
兎角兎に角とりあえず行きますよお!

【両肘を鳩尾の前で狭めて守りを固め、身を縮めながら全身】
【接近に成功すれば、金属の左手で相手の鼻へジャブを放つ】

>>176
「今夜一晩幽霊してるのくらい多めに見て欲しいネー
大体死んでから数十年数百年未練がましく残ってるのも居るのにー」

「……っと、甘い!」

【突きを放った金属棒をすかさず振りあげて、相手が着地する位置を高くする】
【結果、頭部への振り下ろしの到達は必然的に遅くなり、見切る暇が出来る。その暇を付いて】

「散!」

【左手だけを金属棒から外し、頭上で一振り】
【すると、相手が振り下ろした棒は、頭部付近で「何かに横から殴られた様な」衝撃を受けるだろう】
【それによって振り下ろされる位置をずらし、頭部では無く左肩に打撃を受ける】
【流れる電流による影響も有るのだろうが、これは死者。自分の死を畏れないという点を鑑みれば、油断は禁物】

【ダン、再び地面を踏みつけて、今度は右足からの踏み込み】
【落下してくる相手の鳩尾に、右肩を突きあげて打ち込もうとする】
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:23:31.48 ID:ADy/16DO
>>178
…成る程、な
…最近の暇人も困った物だ…興味本位で死者を呼び出すものではないと言うのに……
【微かに顔を俯かせ、懐に差し入れた右手を引き出す】
【右手には、二本の指に挟まれ二枚の札がある】

…そうだな、俺自身貴様が犯人ではないならどうでもいいが
…どっちにしろ、貴様をどうにかしないと他にもいけなさそうだ…だから
【持った札を、ひらりと前に投げ】

――――ぶちのめす
【札が二枚、地面に落ち】
【札から煙が上がって、現れる二体の小鬼】
【茶色の体色、一本角、小鼓を肩に担ぎ、それぞれ『壱』『弐』と書かれた紙を貼付けている】

/すいません、風呂入ってきます
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 21:24:13.22 ID:Iq7xK.AO
>>148>>162>>168>>169

〜〜――っ……!

(ひ、い、――異端狩り≠チ!
 ちょっと、やばいかも、しれない、です、ね……!?)

【フィリカの所属を聞いてあからさまに驚愕の表情を浮かべる少女……ニンナ・ナンナ】
【純白色の瞳が幼い恐怖心を湛えつつ、彼女の色彩の変化に目を瞬かせる】
【暫く、ぽーと見蕩れたみたいにフィリカを見詰めていたが――やがて小さく首を振り】

(いえっ、目をつけられるかもしれませんっ、けど!
 今は、この戦いに集中しなきゃ、……です!)

――≪Wegwerfen≫または≪Usa e Getta≫の、ニンナ・ナンナです!
宜しく、お願いしますっ!!

【ぺこり、律儀に頭を下げた】
【そうして顔を上げ、ニンナはブラウスの袖を捲り、バッグから取り出した何かを両腕に装着し始める】
【装着するのは、金属質な白藍色の籠手だ。指先から肘までを覆うタイプのもので】
【更に顔に装着するのは、こちらも金属質な白藍色の真蛇の面。口元がぱっくりと開いている】

フジオーネ=I

【装着し終え高らかにそう叫ぶと、ニンナの身体に変化が現れる】
【長い黒髪は淡い千草色へと変色し、身長もやや伸びて若干スレンダーな身体に】
【左手の爪と犬歯が伸びて鋭利なものへ、その姿は宛ら“龍蛇”を模した異形】
【また、ヒトに在らざる威圧感をも周囲へと放っており……どう見ても、異端≠ナある】

>>174
【変形を終えたニンナはいざ、戦闘態勢へと入るのだが……】

“作品”は……っ……!
速っ――!?

【然し、ミケが視界から疾風の如く消えた≠アとに動揺してしまう――!】
【あまりにも容易に接近を許し、あまりにも容易に首を掴まれて】

くっう……はぅあぁっ!!

【ほぼ反射的に、左手の鋭利な爪で串刺しにすべく、首を掴む腕を狙って貫手のアッパーを繰り出す】
【爪は刃物と同等の切れ味・硬度・鋭利さを持つ。普通の肉ならば、貫通は免れないかもしれない】
【だが、その動作は些か“遅い”ため、隙をついての対処は可能であろう】
【成否関わらず、ニンナは地面へと強く叩き付けられる】
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 21:24:34.74 ID:ltYSyBg0
【公園】
【ベンチに座る人影が一人―――】

―――さーて、買い物しなきゃなンねェわけだが

【笠を被り、紺色の和服を着込んだ赤眼の男】
【無駄に長い黒髪を、後ろで3本に結んで】
【左腰に刺した一本の赤い刀は、得体の知れない妖気を放つ】

残金がヤベェっていう事態に陥っているのでした、まる
クソ、給料足ンねェよ‥‥

【右手に缶珈琲を持ち、ちびちびと飲んでいる】
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:25:26.55 ID:pSItQQso
>>165>>170>>177

(あら、弓の子は味方さんかしら・・・?)
(翡翠色の・・・ミーナちゃんはそうでもなさそうだけれど)
(引っかかれたらとっても痛そうな爪をしているものねえ・・・)

・・・あら失礼ね、まだボケるような歳じゃないわ
ちょっと鈍いって言われるけれど、私はまだまだ現役よ?

【自ら発する言葉が面白いかのようにクスリと笑い】
【そのまま柔和な笑みを浮かべ――静かに前進】

【肉塊の背後に立つと左手をぺちゃん、と肉塊に付け】
【人の背を撫でるような動作でそれを触る――すると、更に変化】
【ただの肉塊となっていたものは急速に動きを活発化させ、四肢を作り】
【丁度犬が座っているようなポーズを取って変化を止める】

【この女性、後ろに下がらないという事はつまり“何か有る”】
【今は動かない妙な肉塊だが―――徐々に、その身が表皮に覆われていく】


【またその一方で右手の日傘、雷撃を弾く一品にも変化が始まる】
【こちらは肉塊ではなく、出現したのは魔翌力だが――――】

186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:28:24.78 ID:3E7xpwSO
>>180
『おー、大正解!! キミ、けっこうやるねえ! どう? 《画用紙》入らない?』

【軽い口調で、楽しそうに勧誘する。ちなみに、入りたいと言えばマジで入れるようだ】

………………

『……それはボクの命に関わるから言えないかなー』

【主従では無い為か、二人の力関係は非常に曖昧なモノなようで】

『惜しいねー、後二個……正解には基盤があるから三個、かな』

【詳しい内容は教えない。流石に、戦力に関わる事は教えてくれない】

……言うのは面倒だったから………………

『悪いねー、こういう子だから。ちょっと乱暴が過ぎるんだよねー……』

【少々、困り顔】
【Colorlessは何と無くバツの悪そうな顔で、アクリルと青年を見る】
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:30:15.12 ID:ua.0HOQo
>>169

【突然――――……響きだす、旋律――――掻き鳴らされるヴァイオリンのストリングス
引っ掻くようなそれは、計算された狂気のようで、狂ったような音色を奏で始める
音の響く場所は――――……彼女の足元、たらり、と髪の毛が垂らされた足元】

【そして、彼女は、タン、と地面を蹴って後方に飛ぶ、揺らめく紅は
地を焼く焔が如く、地面を撫でて、彼女は数歩後方に着地するだろう
彼がそのまま一直線に指先を伸ばしていれば、先刻まで彼女のいた場所
すなわち、依然――――……音が鳴り響いている場所に攻撃は不時着することになる】

【用心すべきであろう、何が起きるか、まだ理解らないから】


私に決まってるじゃない、私の紡ぐ言葉は一言一句、私だけの言葉
……そもそもアンタなんて眼中に無いのよ、分かったらとっとと消えてしまいなさい!!


【BGMにヴァイオリンを響かせながら、彼女の叫びがそこに加えられる
怒ったような視線を向ける彼女は、少々怖いとは言いづらいが――――……】

【彼女の髪が、彼の指が如く、生き物のように、そっとまとまり
顔を飾り立てる前髪を残し、大量の後ろ髪はポニーテールのような束になり
その先端は、巨大な拳が如く、一つの塊となり――――……彼女の後方の地面にへと、振り下ろされるだろう
――――……音を、微塵にも出さず、に】

>>174

【彼女のむっとした視線が強まる――――よっぽど、嫌いなのだろうか
亡霊やら悪霊やらの類が、所属から予想するに、それらの類全てが】


――――壊れた玩具にこびりつく、嫉妬深い狂った悪霊
玩具は歯車に、心は禊落として――――どっちも還してあげるわ


【とは、言ったものの彼女自身はほぼ同時並行に進められる>>169の攻撃の回避に少々手間取った
なんて速度よ……と、年相応といおうか、見かけ相応といおうか、兎に角身長に在った言葉が小さく漏れた
少なくとも――――干渉する気は、無かった――――……のに】

>>183

【――――……ピクリ、風とほぼ同義となったミケに驚き視線を向けた瞬間
そこに在る異端≠ノ気づく――――……】


……――――良いわ、全部、全部、ぜーんぶ!私が叩きのめしてあげる!!


【敵対心むき出しで叫んで、ひとまずは>>169へと視線を向ける】
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:31:08.23 ID:fA7X8ZEo
>>182
ぶちのめす・・・ねぇ。
面白いじゃないの。

【乾いた・・・虫唾の走る笑い声が辺りを響く。】

・・・面白い能力じゃねーの?
召喚系の能力なんざ。こいつは少し手が厳しいかな。

「”砂漠の王”が命ずる、全軍前進。」

【そう言い放つと同時に四方八方に張り巡らされていた砂の壁が前進し始める。】

"カタストロフ”今回は前回の轍を踏まんように用意しておけ。

【砂の壁が動き始めるだけで本人は何もしていない。】

/オーライ、いってらっさーい。
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:31:54.97 ID:Z5VgQx.o
>>181

ならっ、その今晩はわたしが付き合いましょう!
それでいいでしょう!?

くっ・・・。
【狙いをずらされ、衝撃により若干バランスを崩す】
【電流は流れ、消失】

【さらに迫り来るショルダータックル】
【咄嗟に両腕を引き寄せ、堂の前で十字に固めて防御】
うあっ・・・!
【前にした左腕に、衝撃が走り、5mほど後方に吹き飛び、着地する】
・・・くぅう、龍雷さま、お力を・・・!
【直撃は免れたが、左腕に痺れが残る】
【無事な右腕で棒を握り締め、再び電流を流す】
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:31:59.81 ID:yY/ls/ko
>>171

「片腕がない──だからこそ、楽しめるでしょう?」
「貴方が必死になって、極限に近くなって、もっともっと輝いて」
「私を楽しませてくれる、だから戦う、私が楽しむために」

─────《 爆破 》

【ヴァルトスラットの身体に刺さった棘が、全て爆発】
【もとの水晶が小さいため、あまり規模は大きくないが───】

>>171>>179

「──私は時間/Time/Temps/Zeit/Tempo/Tiempo」

「私たちの傍にずっといて、貴方達の傍にずっといて」
「離れないようで遠くにいて、なのに離してはくれなくて」

「私は貴方の手を離さない、貴方も私の手を振りほどけない」
「だって私は時間だから、時間は私だから、時間が私で私が時間だから」

「貴方の中に私はいる、私の中にも私はいる」

「私はヒト──時間になった、楽しみを楽しんでる自由なヒト」

「────────《 時空歪曲 》」

【ヴァルトスラットの吐息が向かってきた───刹那】
【Type-Bの身体が超高速で動き出し、吐息を回避】
【そのままの勢いで、木蓮へと向かっていき──その腹へと、ナイフを突き刺そうとする】

【人としてはあまりに異常な速度───】
【"飛び道具として見れば"あまり早くない上、動きが直線的なため、回避自体は容易だろう】

【───が、この少女に攻撃を当てるには、正攻法では困難かもしれない】
【隙を狙ったり、二人で協力したり───何らかの策を、講じなければ】
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:34:56.07 ID:yY/ls/ko
>>190
/途中送信だごめんなさい本当

【───尚、黒い空間から放たれる水晶の棘の雨は止まらない】
【避けようと動いたりしたら少しずつ追っていき、銀髪の少女に攻撃でもしない限り止みそうにない】
【だが、仲間には当たらないようにある程度コントロールしてるため──今は、木蓮には向かわないだろう】
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:35:28.52 ID:vSr/yoE0
>>181
「ふふ…私の剣術が貴方に良い経験となればよいのですが…」
【接近する相手を見据え―】
「はっ!」
【片手で剣を構え、金属の拳に剣を振り下ろす】
【金属音と共に拳を受け止める】
「二回…ですか、なるほど…しかし回数の問題ではないでしょう」
【ギリギリと音を立てながら話しかける】
「それっ!」
【剣を離し、外骨格で包まれた左足で相手の腹部へフロントキックを放つ】
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:37:31.38 ID:63fC93Ao
>>186
・・・・・・・・・すくなからず、多からず
興味はあるかな

まぁ、だれかに従うのは嫌いなんでね
でもまぁ、君みたいな女の子だったらいいかもな
【ふふっと笑う、その顔はまんざらでもないようだ】

力が強すぎるって奴か・・・

アンドロイドっても感情はあるんだな

【少し驚いたように笑う】

そーゆーのは君の方でコントロールできるの?

【そっちには精通していないのか、子供のように首を傾げる】
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:38:56.87 ID:IltCDESO
>>181
いやそりゃ完全にあんたが悪いよ。
【ついつい突っ込んじゃうタイプの人】
含み針!?
【咄嗟にフリーだった左腕でガードし、針は腕に刺さった】
大体なあ!あんたが勝手にいなくなったせいで大変だったんだぞ!
業務の引き継ぎなんかしてなかったし、あんな騒動のド真っ最中にいなくなって、迷惑なんてもんじゃなかったんだからな!!
【相手から見て左上から右下に大剣を振り下ろす】
この快楽主義の無責任女が!!
【てかなんだこの口喧嘩】
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 21:40:03.35 ID:Ue4BqE60
>>184
まだ居ますか?
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:43:26.00 ID:fVeyU9Uo
>>190,179

ッ・・・
【爆発した棘を防ぐ術はなく、血を散らす】

面倒な野郎だ・・・カタワ野郎が最大の力を発揮できるわけ・・・
【棘を避けようと、よろけつつも右へ右へと移動しつつ】

ねェーだろ! 輝くわけねェだろ!
バランス取るのもキツイのに楽しめるわけねェーだろッ!
【全身に空気の鎧を纏った】
【本来あるものが無いというストレスのせいか、少々荒っぽい】
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:43:43.73 ID:ygpGqEAo
>>177

えへへー、ありがとうございますっ!
お言葉に甘えさせてもらいますね!

【この場に似つかわしくない深々としたお辞儀をする】
【それは笑顔で、しかもとても無邪気な】

【何度かとんとんとその場でジャンプして】
【腕と爪を気ままに振り下ろす】

>>170>>185

ウォーミングアップ終了です!

ではでは、小手調べと行かせてもらいますね!
たっぷりと遊びたいので!
ゆっくり行きましょうねっ!

【腕を引き構えると爪に魔翌力が流れ、薄紫色に輝く】
【そして、足に力を込め>>170に一気に接近、それなりの速さで引っ掻く】
【もしこの爪が直撃したならば、魔翌力が傷口を焼くように走るだろう】

/遅れて申し訳ないです・・
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 21:43:47.33 ID:JKIVM7Yo
>>174(ミケ) >>183(ニンナ)

【ミケが疾風の如き速さで駆け出したのを見て──】

 ……う、ウ、う、ファ、あは、くハ、うァひィヒふッっくっくック──

【ぐしゃ、と前髪をかきあげながら、抑え切れない笑みを零した】
【その狂笑。その疾さから──彼女は『信用』よりも寧ろ『信頼』に値する、と】
【歪んだ脳細胞はその様な結論を導き出した】

【──そして、其れは今まさに証明された】
【まるで地を縮めるかのようにニンナへと接近、攻撃に移ったミケを視認し】
【青年は、一度歪んだ笑みを深めると、再びフィリカへと視線を戻し──】


>>187(フィリカ)

あ゛アああ゛アア゛ァ!! ぁア゛ァ゛ぁぁ……!!
その音ぁあえおォオぉオぁお゛ォ゛ぉオオぉおッ!!

【旋律が響く度に──青年は首を滅茶苦茶に振り乱しながら叫んだ】
【もはや意味の取れない只の悲鳴にも等しく──まるでフィリカの事を見ていない】

【そして放たれた指先の束は、音が残って鳴り響く其の場所に次々と突き刺さる】

「……シュウゥ……──」

【最早何処も見ていない青年の代わりに、】
【白の異形──仮に≪亞人 -Demi-Adam-≫とでも称しておくが──は、】
【音も無く振り下ろされたその髪の拳を、しっかりと意識に捉えていた】

【──しかし、其処から何か導き出せる訳でも無く。ただの違和感が募るのみであった】

【──すると】

 「──…………」

【──ぎゅぱ、と音を立てて】
【≪亞人≫の顔面に入っていた縦の亀裂が“開き”──中から、大きな『紅い大目玉』が覗いた】
【同時に、その瞳に収束していく魔力──但し、その場から何か動きは無い】

【ちなみに。現在、フィリカ、ニンナ側から見て、青年の姿は、白い巨人の後ろに控えている形となる】
【その距離は、バックステップしたフィリカからすれば10m弱程となろうか。大して遠くも無く近くも無く】
【何か素早く移動する術があれば、間合いの取り合いは然程困難を極めないだろう】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 21:43:51.60 ID:ltYSyBg0
>>195
/いますよー
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:46:36.36 ID:3E7xpwSO
>>193
『まあ、《画用紙》は基本的に自由だからねー。主従とかじゃあ無いし、メインメンバーも本拠地には殆ど居ないし』
『てきとーに暴れててきとーに宣伝してりゃいいから、気楽っちゃあ気楽なんだけどねー』

【その「てきとーに暴れて」が中々に大変な事なのだが……】
【とりあえず、まあまあ真剣に勧誘してるっぽい】

『いや、多分ボクの方が強いと思うんだけど……どうだろ、わかんない』
『感情が無い機械兵士なんていくらでも造れるからねー……魂が、感情があるアンドロイドを造るのは中々に大変だけど』

【少々苦笑して、Colorlessの肩をぽん、と叩き】

『Colorlessちゃんは無理だねー……ボクの能力の支配下にあるメンバーなんて霧龍君くらいだからねえ…………』

【要は、このアクリルという少女の能力の一部または全貌が「精神支配」という訳なのであろう】
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:46:55.58 ID:9D5tyESO
>>183>>187>>198
キャハッ!!!
【掴んでた腕は貫かれ血を流すが、ニンナを地面にたたき付けた感触に嗤い】

【刺さった爪を抜くようにバックステップをし】

貴女ならいい絵の具になってなって貴女の絵をかけるわァァァア!!!!
【そう言いながら貫かれてない腕で血が出た場所を触り】

【地面に素早く二匹の虎の絵を描こうとする】

【成功したら書いた地面から虎が二匹飛び出し、ニンナ・フィリカに向かい、腹に噛み付こうと飛び掛かってくるだろう】

【だが女性の姿と虎が一回消える】

【逃げた…いや違う。気配はある………恐らく何かの準備だろう】

【だがしばらくは無視できるだろう。何故なら今は危険な感じがしないから】

【そして青年の耳元に聞こえただろう】

【《時間稼ぎよろしく》と】

/スイマセン!!ミケ中今から一時間程落ちます!しばらく空気でお願いします
/なるべく速く戻りますので
/ご迷惑かけてスイマセン
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:47:03.89 ID:aixpspco
>>189
「アイタタタタタタ……痛いのも久しぶりヨ
その申し出は良いネー、だけどそれだけじゃ足りない
この後で行きたい所もあるからチョット見逃してくれる?」

「(骨はまだ大丈夫だけど、数十秒は動かない?)
 (片腕での戦いは慣れてるけど……って左右逆じゃ意味無いネ)」

【金属棒を右手一本で、地上すれすれに降ろして構え】
【両足で地面を音も無く蹴り、飛びあがる】
【2m程の距離を詰め、落下した地点には】

≪天星王虎≫!

【大きな虎の姿をしたアートマンが、その背に西鳳を乗せるべく出現】
【四本の足で地面を踏みしめていた】

>>192
剣士ってえのは相手にし易いし易い
何せ、剣を使って来る可能性が馬鹿高いんですからねえ
ま、アタシなんざ殆ど拳オンリーな訳ですけどお

【受け止められた拳をすぐさま引いて、また両肘を狭めた構え】
【ボクシングスタイル、拳を戻す速度も十分に早いようだ】

【左足による蹴りを、両肘を合わせて受け、踏みとどまろうとして】

お……?おっ、おっ、おおおおっ!?

【外骨格の予想外の強度、後ろに置いた右足が押される】
【堪らずガードが開け、右腕が後方に弾かれる】

>>194
『快楽主義上等!だが無責任とはお前だけには言われたくないぞ放任副団長!
大体お前は私が居た時に戦闘以外の仕事をした事が有ったのか徹夜して書類仕事をした事が有ったのか!
業務の引き継ぎなんてなあ、自分が死ぬ事はその瞬間にならないと分からないだろうが!』

【突き刺さった針は、赤い液体へと変化して流れ落ちる】
【正体は血液。親子二代で使い続けている技、血の含み針だ】

【左上、大盾を装備した腕に近い方向からの振り下ろし】
【大盾を振り上げて、大剣を真っ向から押し合い】
【片腕での押し合いには限度があり、じりじりと押されていくが】

【すかさず、ランスに拠る右肩への突き。大盾と擦り合わさる様な軌道で放つ】
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:47:44.41 ID:twiLTLwo
>>190>>196
ん、電波は可愛こちゃんだけが許されるんだ
お前みたいな思想が歪んでる奴には許されない

【ナイフは防がない、避けない】
【それどころか―――】

遅い、それじゃあ対処の時間を与えるぞ

【―――横薙に刀を抜きながら一閃を放った】
【所謂居合い切りだろう】
【ナイフがそのまま当たったなら】
【この一閃も位置としては当たっても可笑しくない位置だ】
【避ける気がないらしく避ける素振りがない】

【一閃が当たる、外れる、防がれる】
【などのすぐに刀を動かせる状態になったなら】
【一閃を放った後再び刀を鞘に収めるだろう】
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 21:52:24.56 ID:rXJ8edU0
>>177>>185
・・・お前・・・自分を誇張して話すの好きだろ
【何だろう、戦場には似つかわしくない視線が相手に向けられる】
【単なるデマを誇張と表すのは相手をナルシストだと暗に挑発しているからだ】


>>197
こんな憎たらしい笑いかたしてなかったぜ、俺の知ってるミーナって奴はよ!

悪いが俺は短期決戦しか考えてない・・・な
とっとと早く正気に戻れこの馬鹿蜥蜴!!!
【竜だからか、相手を蜥蜴と称すのは】

【相手の攻撃を見て、あえて動かず】

ラザーヘッド・・・高いんだけどな!
【カウンターを食らわせるように鏃が縦に二つ並んだ矢を相手の右肩に目掛けて放つ】
【傷口自体はそう大きく出来るような矢ではないが入り組んだ鏃が相手に傷口以上の苦痛を与えるもの】

ッ!!
【当たった場所は左脇腹、そこに浅くとも深くともつかぬ傷がつく】
/狙う場所を書いてくれるとありがたいです
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:55:07.24 ID:vSr/yoE0
>>202
「上級生物はワンパターンではないのですよ…」
【チッチッチと左の指を振る】
「ゆっくり味わっていただきたい!」
【剣を構え、高速で体を回転させる】
「ダークネス!バイオレンスゥ!トルネードッ!」
【周囲に暗紫色の竜巻を巻き起こす】
【巻き込まれた者はそのまま吹き飛ばされ、地面に叩きつけられるだろう】

ふう…少し、休みましょう…通信はその後に…
【近くで見つけたベンチに腰掛ける】
…ミカエルさんは…まあ大丈夫でしょう
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:55:33.51 ID:yY/ls/ko
>>196

「あはっ、『火事場の馬鹿力』って知ってる?」
「私が見たいのは貴方の輝き、力じゃないもの」
「ただの戦いも楽しいけど、必死な殺し合いの方が楽しいから」

【水晶の雨が追っていく】
【直接の威力は小さいものの、爆発する危険があるのは体験したとおり】
【避けるのも慣れれば簡単だろうが──単純に"邪魔"かもしれない】

>>203

「私が歪んでる? どうして? なんで?」
「私はただ楽しみたいだけ、どこまでも真っ直ぐなのに」
「私は私を信じてる、私が真っ直ぐだって」

「……───あはっ、最高!!」

【一閃の構えを見ても、躊躇なく突っ込んでいった】
【速すぎて、自身の動きが制御出来ないのだ──出来たとしても、この少女なら突っ込んだだろうが】
【少年の身体にナイフを突き刺すと同時、少女の身体が切り裂かれた───】

「…………楽しい楽しい楽しい、これでこそお祭りかしらっ!」

【"歪んだ"少女はその痛みすらも楽しんでいるが】
【流れ行く大量の鮮血───どう軽く見積もっても、重傷だろう】

【少年が何もしなければ──いや、何かしたとしても】
【ナイフを手放して、"超高速"で後ろへと下がっていくだろう】
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 21:56:45.67 ID:Iq7xK.AO
>>183>>198>>201
(ひゃあぁ、やっぱり、気付かれちゃいましたか……!?
 やっぱりこんなイアツ感、垂れ流してたら、当然気付かれます、よねっ……)

げほ、ふ……っ!

【背を強打したことで肺から空気が一気に吐き出され、間隔の短い呼吸を繰り返しつつ】
【自身の持つ異端の威圧感に対する悪態を胸中で吐きながらも上体を起こし、ゆっくりと立ち上がって】
【虎の絵を描く行動には干渉出来ない、絵の虎が具現化したことに再び目を瞬かせる】

“作品”って、このコト――ですかっ!
絵の具なら、専用のソレを使って、……くださいっ!!

【よろよろとバック・ステップを数度踏み、虎の牙を回避せんと試みて】
【消えたミケと虎、そして異形の瞳に収束していく魔力に意識を向ける】

借りますよ、古海さんっ……!

【左の貫手を胸の辺りに構えると、ニンナの喉の奥に淡い光が灯った】

/ミケの人へ、了解です
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:56:58.04 ID:63fC93Ao
>>200
・・・ほぉ!
楽しそうだな!

まぁ、俺は気楽に林檎売るのも楽しいからな
気が向いたらこっちから連絡するわ
【そういいながら表は赤色裏が黒色の携帯を差し出す】

案外強いんだねっ
キミも
【疲れたのか座り、彼女のほうを見つめる】

魂を入れる・・・・?

能力かい?キミの?

【彼女に微笑みかけ】

忠実な部下もいるんだにゃ・・・・・

【くーっと、背伸びをする】
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 21:57:31.69 ID:Ue4BqE60
>>199

なーんかつまらねェアルな、面白いこと無いアルかねェ?

【頭を後ろに回しふらふらと歩く少年】

【群青色の眼で周囲を見回し、白い長髪を髪留めで止めていた】
【青い中華服のようなものを着ており】
【両手には腕輪、背中にはバッグがあった】

【どこかボサッとした印象が漂うも】
【着ている服と腕輪から貧相な気配は出ていなかった】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:57:46.92 ID:dAOotgwo
>>197

(――姉さんも、アレぐらい素直だったら)
(まだ可愛げあったんだがなァ)

【青年の瞳に映る無邪気な動作】
【心の中で小さく溜息を吐いた】

【ひとまず、自分を攻撃してくる展開は無さそうなので、視界から外し】

>>204

ウハハハ!
そうだな!大好きだ!!
人の物を強奪する事はさらに好きだぜェェェ!

歩く武器庫みてーなテメーは、嫌いじゃないッ!ウハハハハ!

>>185

(造形し、表皮で覆う)
(まさか、今、作っているのか―――?)
(…どちらにせよ、≪動く≫なら警戒は必要だ)

【籠手に覆われた双椀から、蒼い電撃球が飛び出し】
【青年の横に浮翌遊する】
【――以後、能動的に動かされるまで、併走する性質を持っているようだ】

ウハハ!現役!
そいつは戦闘のことか?

だったらァ、俺も現役かもなァッ!

悪の華はニ、三度死んだくらいじゃ枯れねぇンだぜェェェェェ!!

【独り、凄まじい雄叫びを上げる】 【ロンリー鬨の声】

【力を籠めた右足で、地面をグンッと弾いた】
【コンクリートを砕く勢いで力強く蹴り込み、突進していく】
【重鈍そうに見える動きとは裏腹に、一歩が詰める距離は大きく】
【変化した肉塊と青年の間隔は、見る見る縮まっていく】
【ひとまず、女性の前方にある何か≠ノ双角を突き刺すことが狙いのようだ】
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 21:57:50.15 ID:Z5VgQx.o
>>202

・・・内容に、よりますね。
もし、それが人を害することであるなら、私はそれを止めなければなりません!

【右手だけで棒を刺突の構え】
【そして相手の挙動を見守っていたが】

・・・虎・・・!
【現れたそれに、身を震わせる】
【飛び乗った西鳳にを見据えて】
しかし、引くわけには行きませんから・・・!
龍雷さま、祝福を・・・!
【電流が一段階強くなる】
【その電圧は、触れれば焼け焦げるほどに】

行きます!
【虎に乗った西鳳に向かって、走り出す】
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 21:58:02.58 ID:ADy/16DO
>>188
…早めに、終わらすぞ
【そう呟いて、ギターを掻き鳴らし】

…鬼楽奏、火の型
【ギターの鳴らす音に反応し、左右前方に位置する小鬼の周囲が赤く光る】

【次の瞬間、小鬼の小鼓の片面が開き、中から炎の球が発射される】
【発射された二つの炎弾は、左右から真っ直ぐハリーに向かって飛んでいく】

/ただいまっす
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 22:02:47.06 ID:fVeyU9Uo
>>206,203

残念だったな、俺に火事場の馬鹿力は無い。負けるときはあっさり負ける
俺が、全力を出して輝くのは――"復讐"の時だけだ
【立ち止まり、地面へ手を付くと】

・・・・・・そんな事言ってる場合じゃあねェな・・・ホワールウィンド!
【そこから、高さ2m程の竜巻が発生する】
【水晶の雨をそれへ巻き込んで止めようと試みているようだ】

よし・・・これでどうなるか・・・
【彼は、その竜巻の後ろへと避難して次の攻撃の準備をしている】
【竜巻を発生させるときに、若干だが水晶の棘が体へ刺さった】
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 22:03:13.64 ID:ua.0HOQo
>>198>>201

【彼女の耳は彼の咆哮を捉えた――――思わず両手で耳を覆い
怒りの篭った視線を向けながら、僅かに思案する、次の咆哮の際の計画を】

【突き刺さった指先には何も起こらないだろう、能力を発動しなかったのか
はたまた、突き刺さっているこの状況こそが、好機と――――感じたのか】


聞こえてないみたいね……嫌でも届けてあげるわ、私の音≠――――

Radio――――


【≪亞人≫の指先――――≪亞人≫から彼女へと伸びて、今まさに地面に突き刺さっている指先の
おおよそ中心位置、彼女と≪亞人≫を線で結んだ中心辺りに突然出現する一つの物体
それがレコード≠セと、気づくのに――――時間はいらない】

【それと同時に、彼女は眼前の――――依然、ヴァイオリンが響くその場所へと、歩み寄って、踏み込んだ
二つのRadiohead≠ェ同時に、発動される】

【――――ドン≠ニ響く鈍いような音は、まるで重く大きな拳が地面に叩きつけられたような音
それが虚空に現れたレコード≠ゥら弾けた音だと、気づくとほぼ同時に、レコードから出現する紅
それはまさに、彼女が先ほど、地面を叩いた、髪の拳そのもの】

【レコードの盤面から伸びて、直ぐ側にあるであろう、≪亞人≫の指先へ、拳を振りおろすだろう
衝撃、威力ともに、髪とはいえ、十分に絡みつき、織られてるのだろう、バカにならないはずだ】


――――head


【時は僅かに巻き戻り、レコード≠ゥら音が響いた瞬間、彼女は目の前の地面へと脚を踏み入れた
ぽちゃん≠ニいう音がしそうなほど、沈み込むように、落ちるように、彼女は目の前の地面へと沈んだ≠フだ】

【そして、コンマ一秒の間すらおかず、彼女は出現する、レコード≠ゥら、いきなり――――落ちてきた
彼女は恐らく、その指先へと着地するだろう、そして、可能ならば、一気に指先を駆け上がり、≪亞人≫の顔の直ぐ側まで上がってくるだろう】

【計算違いが在るとすれば、≪亞人≫の指先に彼女の軽い体重を支えるだけの力が無いとしたら、だろうか
完璧な策とは言いがたいが、それなりに考えてはいるようだ――――彼女の下した予想――――……それはまた別として
ミケの攻撃に関しては、少々の違和感を感じつつも――――……今、一番気にしているのは】


>>207

――――コイツ終わったら次はアンタだからね


【むすっと、相も変わらず不機嫌に顔を任せ
怒ったような声で、噛み付くようにニンナへと、言葉の刃を向けた
恐らくは、指先を上る途中、振り返るような形で】
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 22:04:11.27 ID:IltCDESO
>>202
そりゃあ……無いが……
ったってなぁ!何が分からないだ!最後なんか自棄になって失踪してた癖に!
【大剣を引くと左手で槍を右側に押して逸らす】
【肩の肉が少しえぐりとられていく】
大体それだけじゃあ無いぞ!死んだかと思えば娘だぁ!?
あんな手に余る凶悪な物まで置いて行きやがって!
【大剣をその場(空中)に放置して、槍の間合いの内側へと詰めると】
責任取れっ!
【右手に剣を抜き相手の右側から斬り掛かる】
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:04:29.29 ID:LtJg5wDO
09038820419
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 22:05:46.89 ID:ltYSyBg0
>>209
―――ん、あァ?

【公園のベンチから、その様子を見る男】
【右手の缶珈琲を飲み干して立ち上がり】

よォ、そこのォ‥‥
暇かァ?俺も暇なんだわ

【少年に、声をかけた】

【―――この男の持つ刀が放つ、異様な赤い「妖気」に、少年は気付くだろうか】
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:09:37.72 ID:aixpspco
>>205
おーう、こいつは結構効いた効いたぁ……
ですが、此方も一方的にやられるのは趣味じゃない!踏まれて喜ぶ趣味は無い!
いやねえ?相手が可愛い女の子だったりしたらそりゃオーケーだったりもしますけど?

(こっちは間合い離されると手が無い、となりゃあまずは踏みとどまる事)
(……いや、発想を変えてみましょうか)

≪ライアー・ライター≫「左右脚部の情報改竄」!

【回転しながら、竜巻を起こしながらでも見えるだろうか】
【左腕の金属光沢が消えて、代わりに両足が薄ぼんやりと光り出す】

【再び、身を縮めての前進。但し今度は、向かってきた竜巻の寸前で方向転換】
【向かい合っていた時の相手の右手側に回り込んで、一気に懐まで飛び込もうとする】

>>211
「幽霊は悪い事をする、なんて固定観念はイケナイ事ヨ?
生きてる時は結構悪い事したけれどネー」

「(向こうも接近型、近づいて来る筈
  なら、一度外して肩透かし、タイミング狂わせて……)」

【向かって来る相手に対して、虎が一歩踏み込んで】
【次の瞬間、左右の前足で地面を押して、後方に跳ぶ】
【間合いを4m程に開けて、西鳳が金属棒を右手で一振り】

【このまま相手が前進して、金属棒が通過した空間に触れれば】
【其処に固定≠ウれた「金属棒で殴りつけられたのと同等の」衝撃が、突然襲い掛かってくるだろう】
【高さは、相手の頭の高さ。行動に違和感を覚えてしゃがめば回避は可能か】

【そして、これには気付けるだろうか】
【二度の移動動作、虎は左の前足を庇うような動きを見せた】

>>215
『仕方が無いだろうがよりによって国内巡視だのとつまらん仕事に回されたんだから!
あんな面倒な事やる位なら単身で敵探してる方が合理的だろう!』

『(まず一撃通った、流石に扱いは上手いがこれは難しいのか?)』

【ランスを押しのけられ、全体的に左を向く】
【大盾を一度体に引き付けて、再度体当たりの準備を整えて】

『娘の事は余り気にするな子供に振り回されてるようじゃ先が見えるぞ!
なんなら、お前が父親だと吹聴して回ってやろうか?』

【少々ブラックな冗談】
【レオンの剣は、鎧の右肘部分と右脇腹部分を削ぐ】
【詰まり切った距離は槍使いには不利。武器を引き戻すまで、少々のラグがある】
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:09:45.14 ID:pSItQQso
>>197>>204>>210

【女性は肉塊の表皮が整うと手を離し、翳す事もやめて日傘を掴む】
【それはつまり、その何かが完成したということで―――】

そうねえ・・・・戦うことは余り得意じゃないかしら
だから何が現役なのかって言われるととっても困るわ
お年寄りみたいな言い方をすると「まだまだ若い者には負けない」感じかしら

【うふふ、と笑いながら日傘を降ろし、先ほどのように前方へと向け】

【そして電撃球を伴った突進――その先端、角からは確かな手ごたえを感じるだろう】
【明らかに“生きた肉を裂いた”感触、血の滴る感触、そして―――】

「・・・・・・・・・・・・!」

【その角を掴み止めようとする、何かの感触―――】

【もし彼が視線を上げれば、そこにいるのは手足が妙に太い「カンガルー」である】
【両肩のあたりを角で削られ血を流してはいるが、全身に力を漲らせ】
【まるで“ヘヴィ級ボクサー”のように強靭な腕でその角を押さえようと、足でその場に踏みとどまろうとする】
【そんなふざけた様な、ただ力強い瞳を持った―――そんな茶色の動物】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 22:10:28.39 ID:3E7xpwSO
>>208
『ホントに!? じゃあ、気が向いたらいつでも連絡ちょうだい!!』

【新しい仲間となりえる人物を見付けたのが相当に嬉しいのか、にこにこしながら携帯電話を受けとって、コートのポケットにしまい込み】

『ま、ある程度強く無いと組織のリーダーなんて務まらないからねー』

【小さく笑うアクリル。身体つきは明らかに一般人の体型、内包する魔翌力もそれ程多くはなさそうだが……】
【その戦闘力は未知数である。事実先程まで高い実力を発揮していたColorlessの上に立つ人物なら、決して低く無い戦闘力を持ち合わせているのは確かなのだろう】

『そこはヒミツって事で! 流石に仲間以外には教えられないなー』

【流石に、その辺の区別はつくらしい】

『まあねー……あ、そろそろ帰らなきゃ。Colorlessの怪我も鎧の修理もしなきゃいけないし……』
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:10:47.63 ID:fA7X8ZEo
>>212
早々に終わらせれると思うなよ?

「薙ぎ払え、食らい尽くせ、そして楽しめ。」

【白の右腕と黒の左腕で二つの炎球を受け止める。】
【否、左腕で受け止めた炎球は受け止めたまま】
【右腕で受け止めた炎球は弾き飛ばす。】

・・・そんなヤワな攻撃じゃ、砂の王の猛進は止められんよ。

【砂の壁はゆっくりと間合いを狭めるためにか動き続けている。】
【左腕で受け止めた炎球をドッジボールの要領で右の小鬼に投げ返す。】
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 22:12:34.49 ID:Ue4BqE60
>>217

おう!そうアルか!ワタシも暇アルよ!

【刀からあふれる妖気には気付かず、声をかけられて振り向いた程度】

何か用ネ?何でも言ってみるヨロシ。

【目の前にまでゆっくり歩いていき】
【同道と胸を張る、というかあちらのほうが大きいのだが・・・】
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:13:20.14 ID:twiLTLwo
>>206>>213
お前の場合歪んでることに気付けない位に真っ直ぐか
或いは真っ直ぐだと信じきってるから歪んだ事に気付かないか
そのどっちかだと思うけどな

【予想、ただの予想】
【意味もない予想】

っ…案外痛えなおい

【腹から血が出てくる】
【ナイフは避けられなかった、当たり前ではあるが】

ちなみにただ早く動くだけなら俺も出来る
俺の場合制限が多いけどな
…身体強制強化・脚

【一言呟いた後右脚を後ろに下げて―――】

高速移動、なんちゃって

【―――走り出した】
【スピードが可笑しい、それこそ飛び道具並みだ】
【しかし事前動作があるうえに動きが直線なため避けることは普通に出来るだろう】
【腹から切られた分より余計に血がでる】

/すいません、次遅れるかもしれません
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:14:49.44 ID:63fC93Ao
>>220
ちょっと待て!!

アドレス交換するだけだぞ!!貰うなッ

【手を両手に振り首をいろんなとこに振る】
【それこそ動転というものか】

怪我とかの修理はキミがするんだな
【ハハッと高笑いをして、2,3回転する】
【とても、さっきまで戦闘をして傷だらけの人とは思えない行動です】

あと、俺は赤井恭平って言うんだ

悪用するなよっ よろしく
【そういって握手を求める】
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 22:17:01.15 ID:JKIVM7Yo
>>201(ミケ)

……あァ? 時間稼ぎィイ何を言うだぁアぁあ゛?
何処行ぐッてンですかよォオ、あァア゛ぁあ゛……ッ!!

【突如として消えたミケの姿と、次いで響いたその声に】
【青年は、ぴくりと反応して辺りをキョロキョロと見渡す】
【しかし、彼女の気配は感じられても一切の鋭さが無い──】

【──戦線一時離脱? その意図は知れずとも】
【青年は、ぐしゃぐしゃと髪を掻き毟ると、残った二人の姿を目に捉え──】

>>207(ニンナ) >>214(フィリカ)

【──どろり】
【≪亞人≫の後ろに控える青年。その貌一面から、一切の表情が消えて】

【──どちりっ、と鈍い音を立てて、黒い血飛沫が舞った】
【≪亞人≫の背中から生えた無数の腕──その内の二本、先ほど伸びて地面に突き刺さった腕が、】
【彼女が先ほど音も無く放った髪の拳に、一切の抵抗も無く叩き潰されたのだった】

 「──────────ッッッ!!!!!!!」

【≪亞人≫は内臓を捻り上げるような大絶叫を上げて──大気を震わす】
【──が、気づけば既に彼女は、伸びる腕を伝って自身に向かって疾ってきており──】
【皮肉にもしっかりと造られた骨の内部構造が、フィリカ一人分の体重ならば容易に支えてしまっていた】

 「……フ、ジッ……ジアッ……ジァアアアアー──ッイッ!!」

【──だが、≪亞人≫とてそのままのんびりと自身の腕上を疾られるのを眺めている訳ではない】
【先ほど、魔力の集中したその紅い大目玉が──チカリと、刹那に煌いた瞬間──】

【號──ッ!!】

【──腕を伝い疾ってくる関係上、真正面に捉える事になるフィリカに目掛けて】
【その紅い大目玉から、直径1mほどの紅いビーム砲が、真正面から放たれる!】

【──もし直撃してしまえば、そのダメージは決して無視できるものではないだろう】
【但し、煌いた瞬間に攻撃を察知できれば、或いは咄嗟に対策も取れるか──?】

【──そして。ミケが消えた現在、ニンナに向けてはほぼノーマークである】
【何かするならば此処が好機か──?】

//>ミケの方 はい、了解致しました。丁寧な引継ぎレスで助かります
//お戻りになられた際には、流れに入るタイミングを合わせやすくなると思いますので、
//一度舞台裏の方にてお声をかけてください。それでは、いってらっしゃいませー
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 22:17:29.70 ID:v0ADBASO
【公園】


・・・あ――――暑い・・・
【白のカッターシャツに青のネクタイをした少年】
【その袖には校章が付いている事から】
【彼が学生であるのが分かる】
【少年はダルそうにベンチに寝転んでいて】
【そしてベンチの端には少年の物であろう刀が立てて置かれていた】
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 22:18:03.61 ID:ADy/16DO
>>221
…………………
(やはり、小鬼程度では無理、か)
【炎弾を投げ返された小鬼はジャンプでそれをかわし】
【またもや二体が炎弾を打ち出す】
【今度はタイミングを少しずらして、右側の『壱』が空中からハリーの足元向けて】
【一瞬置いて左側の『弐』がハリーの右腕目掛けて打ち出す】

……砂、か…
(…安易に水等は使う訳にはいかん…な)
【演奏を止め、右手で懐を探り】
【演奏が止まると、同時に小鬼の赤い光が消える】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 22:19:14.28 ID:vSr/yoE0
>>218
「可愛い女の子…ですか…フッ」
「私は士様になら…踏まれてもいい、いや!踏まれたいっ!」
【突然妄想を始めるミカエル】
「ああ…士様っ、貴女のおみ足に踏まれてしまったら…ああっ!」
【気持ち悪い声を上げながら妄想に浸る】
「踏まれてしまったら…私のジャスティスブレードがいきり立ってしまうっ!」
「最高じゃないですかーっ!!」
【叫びと共に回転の速度が徐々に下がり、竜巻が消えてゆく】

…っ!
【突然の悪寒に体を震わせる】
風邪でしょうか…ミカエルさんまだかな…
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:20:27.87 ID:yY/ls/ko
>>213

「じゃあ輝かせてあげる、私が私が」
「三途の川の手前まで送ってあげれば、貴方も輝くでしょう?」
「輝かなくても輝かせてあげる、だって楽しみたいかしら」

……────追い詰めた。

【狙い通り、竜巻に巻き込まれてある程度止まるが───】
【大量の水晶の雨は、それだけでは終わらない】
【逃げ場を失わせようと、ヴァルトスラットの周りへ放つ】
【下手に竜巻の壁から出たら、水晶の雨に晒されることになるだろう──】

【───が、操作に集中してるのか、まだ水晶は爆発しない。"まだ"】

>>223

「私は真っ直ぐかしら、私はそう信じてるもの」
「楽しみたい、最高の快楽を得たい、それだけ」
「どこが歪んでるの? 教えて? 私は分からない、私のことなのに」

「……─────あはっ、あははっ」

【相手のスピードはおかしい──が、少女のスピードもおかしい】
【思わず少年に突っ込みたくなる衝動を、堪えつつ───】
【より後で楽しみたいから、最高の快楽を得たいから、少女は回避という選択肢をとった】

【持ち前の"超高速"で、左に避けると】
【後ろから水晶の棘の雨が──"弾幕"とでも言うべきそれが、襲いかかる】
【先程と同じく威力はそれ程でもないものの、やはり数は多い】
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 22:21:08.11 ID:ltYSyBg0
>>222
ククッ、そォかそォか
ま、俺ッチと暇潰しでもしよォぜェ?

【不敵な笑みを浮かべてそう言う男、戦おうとでも言うのだろうか】
【そのままの体勢で、少年を見据えて】

【刀の「妖気」は、とてつもなく大きく、男の強さを示している】

どォだ?

【そして、コーヒーの空き缶を「後ろを見ずに」後方のゴミ箱へと投げる――!】
【空き缶は大きな弧を描き―――】


【ゴミ箱から大きく外れた地面に落ちた】
【ダサい、カッコつけて後ろ見ずにやったからもっとダサい】
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:25:03.10 ID:Z5VgQx.o
>>218

うっ・・・いや、そうかもしれませんけど・・・。
ってそれじゃほかの人にも疑われますよ!?

(・・・下がった・・・けど、何で棒を振った?)
(そういえば、さっきも左腕を振ったら弾かれてました・・・)
【金属棒の不自然な動きを見て、何か考える】
【それが先ほどの行動と繋がっているとしたら・・・?】

(なにか、いやな予感がします!)
【何を不安に思ったか、走る途中、姿勢を落とす】
【そして、前方に向かって棒を突き出す】
龍雷さまっ!説法を!
【棒の先端から、電気の鏃のようなものが現れ、虎の左足めがけ射出される】
【速度は、銃弾よりは遅い。しかし、接近しつつ発射されたのでそのぶん距離がない】
【当たった場合、そこの部位は電流により麻痺することとなる】
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 22:29:32.23 ID:3E7xpwSO
>>224
『えー、ケチだなぁもー…………』

【渋々携帯電話をポケットから取り出し、勝手に開いて、アドレスを確認。青年に返す】
【メモを取ったりする様子は無い……暗記する気であろうか】

『まあね。ボク以外にまともな技術者なんて一人も居ないし…………』

【もう一方のポケットから内部が透けて見えるスケルトンの携帯電話を取り出し、青年のアドレスを素早く登録】

『オッケー、恭平君ね。これからよろしくね!』

【そう言いながら、握手に答えるが】
【その時、感じ取れるだろう……アクリルの手は、妙に冷たく、何よりも……無機質だ】
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:30:08.57 ID:fA7X8ZEo
>>227
・・・炎じゃ無駄だよ、君。

「砂漠の王が命ず、砂よ巻き起これ。我を守る盾となれ。」

【そう言い放つと、砂がブワリと巻き起こり盾のように炎の球を弾こうとする。】
【しかし、一発目が盾になる前に飛び込んで来たため足元に炎球が当たる。】

(・・・不味いな、まだ操作が甘すぎる。若干の防御動作スタート詠唱からのラグがあるみたいだな。)

【しかし二発目はタイミングをずらしたためだろうか、砂の盾に阻まれる。】

(・・・そろそろ攻撃の構えに移るか。カタストロフ準備完了?OK?まだか。)
(フォア・ローゼスの方は?一発撃てる?OKOK。3秒後に一発で薙ぎ払え。)

【砂の盾の裏側から砂の塊が剣の様な鋭さを保ったまま左右の子鬼二匹同時に目がけて放つ。】

【砂の壁は次第に前進してくる。砂の広間をどんどん狭めていく。】
【もがけばもがくほど下に沈むアリジゴクの様に・・・狭めていく。】
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:30:13.13 ID:ygpGqEAo
>>204

って・・・痛いですよ!

【矢が狙い通りに刺さり、喰い込むのをじっと眺めると】
【箆を握り締め、引き抜こうとしてぐじゅぐじゅと嫌な音がする】
【当然、鮮血がどばどばと溢れ、白い服の片側を紅に染めていく】
【涼しい顔をしているが意味が無いわけではなく、動きが鈍ったような?】

えへへっ!
その傷、痛いでしょ?
龍の魔翌力をたっぷり含んでるのです!

人間は傷が塞がるのが遅いからじっくりしてもいいですが・・・
短期決戦が好きなようですから、そっちでいきますねっ!
行きますよー?

>>210>>219

・・・すぅ・・・はぁ・・・すぅ・・・はぁ

【大きく深呼吸、何度も何度も】
【乱れていた魔翌力がピィンと張り詰め、】
【彼女の背中に、もふもふとした羽のような翼として具現化する】
【色は純粋無垢を表すような、純白色をしている】
【翼の展開に夢中な今はこの上なく無防備だが・・・?】
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 22:31:36.97 ID:fVeyU9Uo
>>229,223

面倒だからお断りだ
危なくなったら逃げりゃあ良いからな
――逃げられて欲しくなかったら強さで攻めろ
【竜巻で防げど、今度は彼の横へ襲いかかる水晶の雨――】

・・・ちィ、こりゃキリがねェ
此処は、龍翼腕で・・・あ、左腕ねェから駄目だ

"⇒"――ならば、返す
【魔翌力を溜め始める】
【竜巻――1/5】 【巻き込んだ棘は、操作がなければ竜巻の中を駆け巡るだろう】

/次のレス遅れるかもしれませんので、返事が帰ってこなかったら一時的に空気扱いにしてください
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 22:32:16.45 ID:Iq7xK.AO
>>214
ひっ……!?
た、確かに、わたしっ、異端に含まれる、かもしれない、ですけどっ!
誰彼なしに危害加えようだなんて、そんなコト、〜〜……。

【向けられた言葉の刃に、ざくりと心臓を貫かれるよな錯覚を覚え、途中で口籠ってしまう】
【彼女が元から持つ小動物みたいな雰囲気と異端≠フ威圧感が相俟って、なんとも不思議な感じがするだろう】

>>225

うわっ、耳がぁっ……!

【空いた右手で片耳を塞ぎながら尚ニンナの喉の奥は発光を続けて】
【紅い大目玉の煌き、放たれる魔力の紅い豪砲。その数瞬後、少女は大きく息を吸い込みながら、前方へ駆け出し】


“悋気の炎球ぅ”――っ!!


【ぼんっ!!と派手な音と共に、ニンナの口から二つの炎球が吐き出されたッ!】
【大きさはハンドボールとバスケットボールの中間程度、それぞれ亞人の頭部を挟み込むような軌道で飛翔する――!】
【速度は目で追える程度、回避ないし対処は容易だろうが】
【消火・相殺しない限りは、着弾箇所が暫時燃焼することを念頭に置いていてもらいたい】

【一方、ニンナは異形を迂回するように、異形後方の少年への接近を試みている――】
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 22:33:09.75 ID:Ue4BqE60
>>230

(この男・・・かっこつけて失敗したのに表面上に焦りが無い・・・ッ!)
―――・・・ほぅ・・・なかなかに出来るアルが、私も負けないネ!

【何を思ったのか突然バッグからペットボトルを取り出し】

【中の水を一気飲み】
【いささか苦しそうなのは言うまでも無い】

ぐぇ・・・ッ!

【全部のみ終わり、中の入っていないペットボトルを】
【思いっきり上に投げた】

そりゃあああああ!!!

【自身も飛び上がり、オーバヘッドタイプでペットボトルを蹴りつける】
【狙いはもちろんゴミ箱なのだが・・・】

【ガコン!!と大きい音を立ててペットボトルは跳ね返り】

【そのまま相手の顔面に激突しそうになるゥ!!】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 22:33:40.76 ID:ua.0HOQo
>>225>>236

【確かに彼女の予想した通り、その目玉からレーザーが放たれる
それはつまり彼女が、それを回避すれば、レーザーは彼女のいる場所――――すなわち
≪亞人≫の腕へと直撃することになるのだ、小さい身体を生かしたそれなりの、戦術、といえるだろう】

【しかし、それも――――……回避が成功すれば、の話である
確かに彼女の能力――――移動≠フ能力であるRadiohead≠ネらば、回避は可能であろう
しかしながら、恐らく、彼女のRadiohead≠フ移動≠フ能力は音≠ゥら音≠ヨの移動である】

【時は一瞬、足元に音≠作ってる時間など――――……無い――――ならば】


……これぐらい、我慢しなきゃ、ね
              ――――Radiohead


【再び現れるレコード″。度は、彼女の腹部へと現れる
ほぼ同時に彼女は両腕を腹部へと――――護るように、置いた――――何が起こるか、それは言わずもがな】

【レコード≠ゥら音が響き、再び出現する髪の拳、先ほど殴った速度、重さ、寸分変わらず
変わったのは矛先だけ、彼女の腹部へと向け、放たれる、髪の拳――――僅かに両腕で軽減はされるだろうが、ダメージは重いはずだ
細い身体に吸い込まれるあまりにも巨大な剛直は彼女が飲み込むにはあまりにも大きすぎて、そっと――――彼女の紅い瞳が、ぎゅっと、閉じられて】

【彼女は、彼女を殴ることで、腕から落ちようとする――――すなわち、寸前で、レーザーを回避しようと
ただ、それは――――……無防備な彼女が、空中から地面へと、数mではあろうが、落ちることを意味する】

【そして、全てが上手くいったならば、の話ではあるが――――それはIf≠フ話ではあるが
彼の紅いレーザーが、腕を焼いた場合、音はしない≠セろう――――彼女は、狙っているのだ、このビーム砲を】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 22:36:51.65 ID:IltCDESO
>>218
そういうのが無責任だって言ってるんだ!
【剣に魔翌力を込めながら】訳の分からん組織に入ってるんだよ!
【胴体目がけ蹴りを放つ、当たっても現時点ではダメージは一切無く、蹴り一発分の衝撃が命中箇所に蓄積される】
や、やめろ!結婚すらまだなのに娘とか…冗談じゃない!
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 22:37:49.37 ID:rXJ8edU0
>>210>>219
あぁ、そうかい!
俺はテメェみたいな悪党が大嫌いだ!悪党に好かれるだなんて考えただけで腹が・・・立つ!!
【カラン、と音を立て】
【彼の懐からナイフが一本地に落ちて突き刺さる】

【それからは何らかの魔力が篭められているようだ・・・】

>>234
馬鹿!
【目の前に居るのが敵であることを忘れてつい警告】
【忘れてしまったのは彼女が元々敵になるような奴ではないと思っていた故だが】

その矢は入り組んだ剃刀みたいなもんだ!引き抜こうとしたその時、一番その矢の効果が発揮されるんだよ!
【と、性質の悪い悪戯をした子供を叱るようについ彼女の頬に目掛けて右拳を振るう】
【反射的だったので力の入れ具合はそこそこ。ただ・・・金属製の義手なので当たれば痛い】

【その攻撃の成功失敗に関わらず、次には膝をつく。先の攻撃が響いたようだ】
【つまり・・・こいつはこいつで少しの間無防備】
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:38:21.16 ID:63fC93Ao
>>232
うん
ありがと

【なんか変だなーと考え、思いついたのか】

そーいやキミのアドレス知らなかった!
貸してくれぃ!

【彼女の携帯をせがむ】

おぅ!こちらこそよろしくだぜっ!
アクリルさん!
【握り返すが、そのときアクリルの手の異変に少なからず気づいた】
【彼女もまた、アンドロイドではないかと疑うが】
【場の雰囲気が大事だと考え、今度聞くことにした】
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 22:39:34.44 ID:ADy/16DO
>>233
【砂の剣は、空中にいた『壱』の体を貫くが『弐』がギリギリでそれをかわす】
【貫かれた『壱』の体は消えて】

…………ッ
【突然青年の体中に、薄い切り傷が出来る】

……炎では、無理だろうな
…では、吹き飛ばすのはどうだ?
【懐から桃色の札を取り出し、投げて】
【地面に落ちた札から、煙が上がり】

『―――なんっか…アタシにとっては心地いい空気な感じ?』
【煙が吹き飛び、代わりに桜の花びらが舞い散る】
【桜の中には、長い黒髪、桜吹雪の着物を着て顔に『風』と書かれた紙を貼付けた女性が座って、琴を弾いている】

…桜鬼、鬼椿姫
『はいはい、呼ばれて参上よん』
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:40:53.62 ID:aixpspco
>>228
おーっと其処の貴方そいつはいけないっ!
我々紳士たるもの、妄想は妄想として割り切るべし!
そして可能ならばその行為を受けた結果などは連想させてはいけない、なぜなら!

(ボディに一発、ちょいと動きが鈍りはしますがあ……)
(……ま、ぶちのめすのにはまだまだ十分でしょうて)

【両腕のガードを持ち上げて、頭を固く守って】
【強化された足を曲げて、力を溜めこみ】

さーあさあ今度はアタシのターン、ドロー!
速効魔法発動とは行きませんがねえ!

【その足を伸ばして加速を付けて、右の拳でボディフックを放つ】
【放ち終われば直ぐに拳を戻して、左手のジャブを相手の顎へ】
【攻撃手段は拳しか無いがハンドスピードに長ける、この男の戦闘の特性が表れた攻撃だ】

>>231
「過去は過去、今は今ヨ
……って、ワタシ達は過去の存在、今なんて無いけれど
現の夢にくらい、今の幻想を楽しんでも良いんじゃ?」

「(……感づかれた?)」

【虎の左足に鏃が命中、だが虎自体は大きく動かないので影響は分かり辛い】
【西鳳の左腕は、肩へのダメージを引きずっているのかそれとも今の一撃の影響か、まだ下がったままだ】
【両者の間合いは詰まり、もう殆ど攻撃に支障をきたさない位置】

「なら、こうヨ」

【突然、西鳳は、金属棒を投げる】
【縦回転して相手の頭上へと落下するそれは、前方へ一歩進めば回避出来る程度の位置へ】
【西鳳の狙いもそれ、相手から近づけさせるか、防御に手を使わせたいのだろう】

>>239
『無責任無責任いうけどなー、そんなのが団長やってたんだぞこの国!
人手不足なんだから文句言うな!まずはきびきび働け!』

『(……良し、足が前に出た!)』

【放たれた蹴りを、引き戻した大盾の側面で、自分の体の右側へと逸らさせて】
【すかさず左足をレオンの軸足の膝裏へ引っ掛けつつ、上体を預けて押し倒そうとする】
【大盾で地面に抑え込み、装備の重量でダメージを与えるつもりらしい】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 22:41:37.90 ID:ltYSyBg0
>>237
フッ、俺ッチの力を見抜くヤツは早々いねェンだがな‥‥

(ヤベェ、外しちまったってマジで、焦った焦った)

【ニヤリと笑う】
【心理面で色々と台無しなのは御愛嬌である】

ホォ、お前もやるかァ?

【腕を組み、観戦感覚で其れを見ていたのだが】

いいだろォ!お前がこれで俺ッチに勝つ事が出来たらァッ!!
お前に良いものをやrマイアヒィィィィィィッ!?

【 直 撃 】
【  直  撃  】

【男は螺旋を描きながら吹っ飛ぶ】
【その後地面に顔面を擦りつけながら墜落した】
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:44:38.71 ID:dAOotgwo
>>219

【強靭な腕に受け止められた】
【コンクリートを踏み砕く程、脚部に力を入れるも、全く前に進まない―――】
【そして、角から頭部へ、突撃の反動が伝わる】
【大したダメージでは無いが、この体勢は直感的に不味い≠ニ判る】

【「カンガルー」のような造形は】
【ただのボクサー≠ナ終わらない事を暗示している気がした】

ウハハハハ―――……

 随分、戦い慣れているようにも見えるがなァ

【青年の双角が、蒼白く煌いて―――】

しかし、どうしたって若者に勝てないものもあるだろう?
―――瞬発力、とかなぁぁぁあああぁぁッッ!

【数瞬後に放たれるのは】
【其々の角を電極に見立てた蒼き大電流】
【純粋に青年の内部から発せられる電撃、その威力は電撃球の比ではない】
【何処かに接触したままであれば、絶縁でも無い限り感電してしまうだろう】

【ただし―――前兆はあった】
【何らかの対処は取れるかもしれない】

>>234 >>240

【ミーナの隙を埋めるような行動を取りたいが】
【捕縛されている為、選択肢は多くない】

【放電前後のタイミングで、両脇の電撃球を二つ】
【ライクに向かって射出する】

【初速は遅く、徐々に加速するタイプのもの】
【僅か帯びるホーミング性と相俟って】
【距離が離れていると、中々避け辛い】

【威力は、簡易障壁で完全に防げる程度だ】
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:45:18.59 ID:twiLTLwo
>>229>>235
ああ、歪んでる
だけど戦う者としては良い性格だ
まず、わざわざ攻撃のど真ん中に突っ込んでくる時点で歪んでる

【説明した】
【歪んでいるからこそ分かる歪みも分かるのに】
【違う部分を】

突っ込んでくるかと思ったんだけどな
ま、いいや

【刀から手を離し胸ポケットの万年筆を取り出した】
【止まった位置は元々少女のいた位置の目の前】

体内埋めこみ第3魔術解放
強制ブースト

【腹から追加で血がでる】
【すると先程の比ではないものの十分に早い速度で旋回する】

多いな、やっぱり

【万年筆により空中に魔方陣が描かれる】
【血のような色の魔方陣だ】
【魔方陣が盾になり水晶を防ぐ】
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:46:11.92 ID:dAOotgwo
>>245
/最後に追記です!状況は全然変わりませんけど
/【これにより、青年はカウンター手段を一時的に失なった】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 22:46:26.60 ID:3E7xpwSO
>>241
『アドレス? ああ大丈夫、後でメールで送っといたげるから』

【そう言って小さく笑いながら、自分の携帯電話を再びポケットへ】

『ん。……じゃあ、ボクはそろそろ行くね?』
『ホント、気が向いたらいつでも連絡してくれていいからね。きっと、歓迎するから!』

【そう言うと、Colorlessをゆっくりと抱き抱え】
【そのまま、恭平にくるりと背を向けて】

『じゃ、ばいばーい!』

【路地裏の方向へと、歩き去って行った】

/乙でしたー
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 22:47:39.67 ID:Ue4BqE60
>>244

!?・・・!?・・・・・!!?

【―――まず、自分がペットボトルをけっている時、笑っているのを見て驚き】

【次にお前に善いものをやろう、といったことに驚き】

【そして自分の蹴ったペットが―――直撃したことに驚く】

だ・・・大丈夫アルかぁぁぁあああ!!!?

【走って駆け寄り、目の前の男の怪我を見る】

【―――きりもみ回転、この世界にも存在し得た。】
【天晴れ、天晴れである】
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:48:41.90 ID:Z5VgQx.o
>>243

・・・それはそうかもしれませんが・・・!
じゃあ、あなたはいったい何がやりたいんですか!?

・・・うわっ!?
【投げられた金属の棒、唸る回転】
【進めば回避できる、しかし、恐怖が勝った】
【いったん足を止め、右手の棒を振りぬいて右側へ弾き返そうとする】
【もしその後余裕があれば、そこから電気を纏った棒を西鳳の胴に向かって繰り出そうとする】
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 22:49:53.59 ID:JKIVM7Yo
>>236(ニンナ) >>238(フィリカ)

 ……────

【青年は、ニンナとフィリカの間で成されたその僅かなやり取りを耳に挟む】
【すると──じわり、じわり、獰悪な笑みが其処から溢れるように滲み出した】

【その間の、≪亞人≫はと言うと──】

 「────ッッ!!!! ────ッッ!!!!  ────……」

【轟──ッ!】
【ビーム砲を放った直後、そして意識がフィリカの方へと向けられていた為、】
【ニンナの放った二つの炎球は、≪亞人≫の頭部に直撃!】
【じゅぼうっ、と炎は瞬く間に頭部を丸ごと飲み込んでしまう──】
【奪われる酸素、纏わり付くようにして皮膚を灼く熱──じゅぐり、と皮膚が泡立った】

【そして──その渾身で放たれたビーム砲も、フィリカを捉える事は無く】
【そのまま、ビーム砲は腕を灼くかに思われたが──】

 「 ッッッ、!!!! ー──ッッッ!!!!」

【ニンナの放った炎球に悶え苦しみ、≪亞人≫はその頭部をぐわん、と振り乱した為】
【目玉を起点とするビーム砲はその軌道が逸れ──あらぬ方向へと飛んでいくだけだった】

【──めらめらと炎が≪亞人≫の頭部を焼き、もう戦闘を続ける事が出来るのかすら危うい】
【まさしく、彼にとってはピンチ。彼女らにとってはチャンスと言えようか──】

 …………──

【──≪亞人≫背後へと接近してくるニンナを妨害する物は、無い】
【但し──“今、この瞬間は”──だが】

(──……『ヤツ』は、何処から出てくる?)

【──ミケ。その存在を、彼は忘れてはいないのである】


//では、ここからミケの方、復帰よろしくお願い致します
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:51:13.26 ID:63fC93Ao
>>248
はいよっぉ

了解した
【ビシッと敬礼すると】

それじゃぁ、さいならーっ
【2,3回手を振り、見送る】

【気がつけば、全身からの出血は収まっていたが、また痛み】
んぐっ・・・・痛ぇし

しかも相棒があれじゃぁね・・・・

しゃぁねぇ・・・新しいの買うか・・・

【そうぶつぶつ言いながら、灰を回収し人ごみの中へと溶けて行った】

/いろいろとすみませんでした。勉強になりました。乙でした
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 22:52:47.50 ID:yY/ls/ko
>>235

……───当然。
貴方は逃がさない──私が、絶対に。

【飽きもせず、水晶の雨を放ち続ける】
【それも当然──こうしておけば、磐石だからだ】
【圧倒的弾幕は、攻めよりも守りの面において強い───】
【相手は簡単には近寄れず、その上攻撃を加えられる】
【今は竜巻で対処されているが、駆け巡る棘を溜め、一気に爆破して突破すれば良い】

【───が、磐石ではあるが、"無敵"では無い】
【爆破しない限り火力は低いため、大技で無理やり突破する事も可能だろうし】
【コレほどの量の攻撃──じっと耐え続けていたら、弾切れするかもしれない】

>>246

「だから、どうして?」
「楽しいじゃない、楽しんでるだけじゃない、私は」

「……だからもっと楽しませてよ、満足させて私を楽しませてっ!」

【二本目のナイフを、ベルトに差された鞘から抜き】
【再び、Type - Bが"超加速"する────】
【前方へと走りだし、その後直角に曲がり──回りこむようにして、木蓮へと接近しようと】

【成功した場合、横腹へとナイフを突き刺そうとする】
【しかし、相変わらず動きは直線的であり】
【その上、ダメージのため先程より速度は落ちている──それでも充分、人の域は超えているのだが】

【まだ水晶の雨は収まっていないため、下手に魔法陣を解除したら危険だろう────】
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 22:54:04.37 ID:ltYSyBg0
>>249
は、鼻血がッ!鼻血が止まらないッ!

【地面で呻きつつ】
【顔面にまんべんなく擦り傷が出来、鼻を打ちつけたのか鼻血が出ている】
【何故か頭に被った笠は無傷である】

い、いい一撃だッ‥‥!

【爽やかな笑顔でサムズアップ】
【何なんだコイツ】
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:55:33.58 ID:fA7X8ZEo
>>242
砂漠の王に風・・・だと?笑わせるなよ、小童が。
(・・・しかし一発撃ったのはいいが事前詠唱は不可能、オマケに単発リロードしないといけないのがもう一つの難点だな。)

【内心焦っている。幾ら砂漠の王たる者でも使用者は王になってまだ間も無い者。】
【火の時こそなんとかなったものの、次の攻撃からはぶっつけ本番、上手く凌がねばいけない。】

・・・だが、風か。風なら上策が見えたか。
(カタストロフ、風が舞ったら攻めに転じるぞ。ここは凌ぐ。砂の王たる者は格が違うことを証明する)

【砂漠の王は静かに笑う。】
【それは、盾の向こう側に居るであろう、客達にも聞こえる。】

【砂の壁はドンドンと近づいていく。】
【しかし妙である。早期決戦を持ち込むのであれば、砂の壁で押しつぶせばいいだけの話である。】
【だが、妙におかしい。壁は押し潰そうとするのではなく、一直線に並び始める。】

【図式にすると】
【壁壁壁壁壁璧壁壁壁壁】
【王           鬼】
【壁壁壁壁壁壁壁壁壁璧】

【このような形になりつつある。】
【文字が違うところが有るというのは受け付けない。】
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 22:58:06.38 ID:vSr/yoE0
>>243
「おっと、妄想が過ぎましたね…っておふっ!」
【妄想をやめ、相手の攻撃を受け止めようとするが、間に合わず、ボディフックを受けてしまう】
【いくらか装甲で緩和しているようだが、ダメージは通っているようだ】
【ふらつきながらも後ずさり、ジャブを剣で受け止めた】

「…っ!」
【後方へ跳躍、余裕が無いのか、回転は行わない】
「…そろそろバッサリといきましょうか」
【暗紫色に輝く刀身を持つ剣―ジャスティスブレードに邪悪な魔翌力を流し込む】
【魔翌力の影響を受け、剣がその輝きを増す】
「(次に接近してきたらどう対処しましょうかね…)」

…うーん、ちょっと暇ですね
【ベンチに座り、両足をぶらぶらさせる】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 22:58:39.03 ID:pSItQQso
>>234>>240

(あらあら、可愛い翼ねえ・・・)
(でもお空から引っかかれたら流石にパパの物でも破れちゃうかしら――)

――――ちょっと、ごめんなさいね

【前方へと向けられた日傘、魔翌力の篭ったそれから何かがはじき出される】
【目を凝らせばハッキリと形がわかるソレは―――“種”】
【魔翌力と、生きた細胞を組み合わせて出来上がった大粒のタネである】

【それはミーナの背に具現化した翼を狙って飛ばされていて】
【もし直撃すればダメージこそ無いが、種は一気に萌芽し蔓となり】
【純白色の翼を雁字搦めにしようとするだろう――が】

【発射の最中にライクが攻撃を行った為、その狙いは必ずしも正確ではない】
【もし彼の攻撃が当たっていれば狙いよりもブレるため当たる確立はかなり下がる】
【また当然ながら回避行動をおこなった場合にしてもそれは同様だ】

>>245

パパや子供達がいつも練習していたから、見慣れてはいるのかしらね
でも私自身はあまりそういう経験が無くて・・・でも、一つ教えてあげようかしら

【フッ―――と、ボクサーのようなカンガルーが姿を消す】
【否、予想外に軽い身のこなしで青年の懐へと屈みこみ】
【対して女性は日傘を細い両腕で支えるように構え】

若者がお年寄りに・・・“知恵比べ”で勝てると思わない方が良いかしら・・・・ッ!

【瞬間、圧倒的な大電流が発生する――それと同時に、彼女は日傘を前に押し出し】
【ただの傘とは思えない耐久力のそれで角の先を抑えて電流を受け止める】

【――しかし、魔翌力で軽減するとはいえダメージが無いハズもない】
【傘の魔翌力は全て弾け飛び、両手には電流の一部による火傷が生じ】
【またその電流は全身にも伝わっていて、目立つ怪我は無いものの女性の体力を静かに減らしていた】

【此処で再度――しかし――――】

【彼の懐へと入り込んだカンガルーも見ているだけではない】
【電流が収まるのを待って強靭な足で飛び上がり、拳を岩のように握り締め】
【凄まじい威力の“パンチ”を肝臓付近に叩き込もうとする―――】

【もちろん、青年が動けば狙いもずれ、その大小によってはマヌケに外れる事もあり得るのだが】
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 23:00:27.40 ID:fVeyU9Uo
>>246,253

じゃあ・・・精一杯頑張るんだなッ!

――春一番!
【瞬間、彼から竜巻を通して、Cの少女へ向けた軌道へと突風が吹く】
【それは、竜巻を徐々に肥大化させて移動させて、Cへと襲い掛からせる!】
【突風自体は届かないし持続速度はたいしたことないが、竜巻は十分届くだろう】
【しかし、移動速度はけっして速くない】 【対処は幾らでも出来そうだ】

【竜巻には、水晶の棘が巻き込まれている。竜巻自体は触れても細かい傷がつくだけだが】
【巻き込まれている棘に触れた場合は、そうとは限らないかもしれない】

【それは、同時に彼の盾となっていた竜巻が次は使えないということを意味していた】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 23:03:10.95 ID:9D5tyESO
>>236>>238>>251
【ゾクリ】

【突然、生者二人に向かい異様な殺気と邪気な向かうだろう】

【そしてニンナの背後から】

【ゾブリゾブリゾブリ】
【不気味な音が聞こえた瞬間、不気味な糸が背後からニンナに巻き付こうとする】

【成功したらフィリカに向かい宙に孤を描くように投げようとする】
【そのとき糸が切れる仕組みだ】

キャハハハハハハハヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
私の作品作品作品作品作品
沢山愛して愛して殺し愛してあげるぅぅぅ!!!!!!!

【そして糸の主が地面から現れる】

【2mほどの巨大な蜘蛛】

【普通の蜘蛛と違うのは身体中に何十人もの彼女が殺した被害者の顔が無数について、蜘蛛の顔がミケの上半身――ただし口が裂けている状態――だ】

【どうやら最初に被害者の魂を吸収した際に変生したのだろう】


/ただいま帰りましたー
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 23:03:45.56 ID:ADy/16DO
>>255
『御主人ー、ありゃやばいよあれ、絶対何かやばいって、素直に謝って逃げたらー?』
……………………
『…御主人?』
【琴を鳴らす女と、その後方で黙って立つ青年】
【傍らにいた小鬼が、煙と共に消え】

……他の奴らにも、伝えろ
…これより先、俺は人としての命を完全に棄てると
『……御主人、やるのかい?あれを』
…お前が、ここで決められなかったら、の話だ
『…そう言われちゃ、失敗する訳には行かなくなるんだけどね』
【青年が顔の紙を外し、投げ捨てる】
【薄い唇、切れ長の黒い目、鋭い感じの無表情な素顔が顕わになる】

『ま、いいや』
『さぁ来な砂の!アタシの桜吹雪は一味違うよ!』
【女の周りに散る桜が、渦巻くように舞っていく】
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 23:05:20.33 ID:Ue4BqE60
>>254

マジで大丈夫かお前えええ!!?

【とりあえず急いでバッグから布を出し、鼻血を拭く】

【その後水を一本だし、とりあえず横に置いておく】

【―――大体の応急処置も終わり、とりあえず横に座る】

・・・マジでゴメンヨー、まさかこうなるとはネ。

【本気で驚いたようだ、というか驚愕したようだ】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 23:05:27.24 ID:IltCDESO
>>243
なっ!開き直るなよ!っく!!
【押し倒されそうになるが能力で空中で一度停止し】【掴み掛かり上下を入れ替えようとすり】
/すいません!意識飛びかけてまさた!
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:07:54.80 ID:aixpspco
>>250
「何がやりたい?死人に何がやりたいと聞く?今日一日だけ時間を与えられた死人に?
陳腐な質問、そう思わない?」

「(一挙動の隙、一呼吸で行ける)」

【落下する金属棒を、相手が防ぎに回った】
【それを認識した瞬間、西鳳は虎の背から降りて、相手へ向かって踏み込む】
【間合いを詰めて、棒を振り回すのに必要な距離を埋めて】

「だけど一つだけ教えてあげるネ。武≠伝えたい相手が居る、それだけよ」

「浸!」

【ダン、右足で地面を踏みつける】
【体重移動に腰の回転を合わせ、右肘を相手の鳩尾へと放ち】
【更に流れるように肘を開いて、右手首で相手の左胸を打とうとする】
【一挙動二打撃、特殊な能力は使わずとも相応の威力は有る】

【左手は使わない、使われない。相変わらず下がったまま】
【蓄積したダメージが消えないのか、或いはもう使えない状態なのか】

>>256
ロリコン駄目、絶対!
いや訂正、イエスロリコンノータッチ!
とか言ってるアタシは其処までロリコンって訳でも無いんですがねえ

(……っと、左やられた……たたた)
(剣士相手は手が読めるのが楽、とは言え一発で終わる危険もあるのが怖いですねえ)

≪ライアー・ライター≫「右拳の情報改竄」「左右腕関節の情報改竄」

【両足の光が消えて、右の拳が金属光沢に覆われて】
【続いて、両腕の関節部分も、金属光沢に覆われていく】

ちょいと理由が有りまして、腕はまだ捨てられないんでしてねえ
……そろそろ、クライマックスですか

>>262
『開き直り上等!私の人生そんなもんだ!
過ぎ去った事をグダグダ言うんじゃない女々しいぞラインハルト!』

『ああ、それと。熱烈なのは大歓迎だぞ?ん?』

【レオンの方から掴みかかられたのをこれ幸いと、抵抗はせずに入れ替えれながら】
【その過程で自分から体を近づけて、レオンの首筋に噛みつこうとする】

/戻ってこーい!
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:10:23.28 ID:twiLTLwo
>>253>>258
楽しんでる時点で歪んでんだよ
まあ俺は可愛ければOKサイン出すけどな

【戦闘中だというのに平気で軽口を叩く】

…ったく、戦闘中でなければ突撃してくるおにゃのこは出き止めてやんのに

【軽口ばかり続ける】
【ただし今度は細工付きだ】

【万年筆の先をType - Bに向けた】
【そして次の瞬間万年筆が長剣に変わった】
【刃が乾いた血のような赤黒色】
【柄がなにもかも拒む様な黒】
【そんな長剣だ】
【今度も避ける気がないらしい】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:11:32.03 ID:v0ADBASO
【路地裏】

―――・・・・もうすっかり遅くなってしまったな・・・もう今日は寝るか
【元々何色の物だったか解らないぐらいに汚れたローブに身を包み、顔中を包帯で巻いた人物がそこにいた】
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 23:11:38.31 ID:ltYSyBg0
>>261
大丈夫だ多分ッ‥‥!

【そう言うがぶっちゃけ大丈夫じゃないと思う】

【応急処置終了後】
【上体を起こした状態で、地面に腰掛けて】

あァ?
気にすンじゃねェべよ、俺ッチも驚いたけど
あンなモンよくあるッつーの

【なんか凄いキメ顔で言う、傍から見れば殴りたくなるぐらい腹立つだろう】
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:11:44.54 ID:twiLTLwo
>>264
/おっと誤字発見
/7行目最後の方
/出き止めて×→抱き止めて○
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 23:13:01.89 ID:Iq7xK.AO
>>238>>251

よ、しっ……!
フィリカさあん!大丈夫ですかーっ!?

【異形の頭部を丸焼きに出来たことに対し、僅かな歓喜を覗く口許に滲ませつ】
【彼女は、こちらにも敵対心を向けてきたフィリカに対してそう呼び掛ける】
【面の奥から覗いている純白色の瞳には、未だ恐怖心が宿っていたが……其の実、少女はお人好しなのである】

(どうしたんでしょ……?)

【少年の浮かべる獰猛な笑みを見て、「なんですか?」とでも言わんばかりに首を傾げ】
【依然として少年への接近を続行するニンナであったが―― 一つ、誤算があった】

  【そう、ミケの存在についてだ】

【気配は確かに感じられていたが、現時点に於いて脅威にはならないと見て、すっかり失念していたのだった】

  【そうして背後から忍び寄る、オト≠ニイト=\―】

>>259

えっ?
ひぁっ、――

【奇妙な気配にニンナは振り向くも、時既に遅し】
【糸に絡め取られ捕縛された少女は、投げ飛ばされて宙を舞う】

きゃ……ああぁぁぁっっ!!
フィリカさんっ!危ないっですからぁぁっ!!
避けてくださいぃぃっ……!!

【為す術もなくフィリカへと落下せんとするニンナ】
【口頭でしか危険を促すしか方法は無い……半ば叫ぶような形でフィリカへとそう伝える】
【喉の奥で再び淡い光が灯るのだが、此処では何の効力も齎さず】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 23:15:25.87 ID:Iq7xK.AO
>>268
/訂正:口頭でしか危険を促すしか方法は無い→危険を促す方法は口頭のみ
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:17:04.96 ID:ygpGqEAo
>>240>>245>>257
【殴られ、頬を真っ赤に染めながら、さも愉快そうに笑う】
【くわえて蔓によって少し身体が浮く感じと痛みが走るが】
【眺めるだけで気にしてなさそうな雰囲気だ】

どうしてですか?
貴方がやったことじゃないですか?
────でも、いいこと聞きました!
なかなか痛くて面白い矢ではないですか!


【えいっと力を込めてようやく引き抜く】
【ぶちぶちと引き裂く音が鳴り、矢尻からは紅が滴り落ちる】
>>240をじっと見つめてふふんと得意げに鼻を鳴らすと】

貴方が使ったのですから、貴方には効きませんよね?
それならばこっちに使うだけです!
丁度良く、反動を抑えてくれるものもできましたし!
ま、でも貴方は貴方で避けたほうがいいと思いますっ!

【視界に入る>>245の電撃球を確認して頷くと】
>>257の方へ首だけ動かしてにっこりと笑う】
【矢を軽く持ち、雷魔法を金属の矢尻と指にに込める】
【指がコイルの役割をして、弓なしに矢を加速させ放つ】

素敵な植物のお礼ですっ
龍の血は、ちぃ〜っと沁みますよ?あははっ!

【速度は本物のレールガンには程遠いが】
【軌道をずらされなければ、まっすぐに>>257胸めがけて飛んでいく】
【放った本人はぐぅ・・・と小さく声を漏らし、反動でしびれている】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 23:17:36.11 ID:Ue4BqE60
>>266

【こちらも何の負けじとドヤ顔する】
【―――しばらくお楽しみください】

そういえば・・・もしかして貴方も能力者アルか?

【なんとなく耐え切れなくなって話しかける】

【突然話を逸らす、もともと話はしていないようだが】

もし、もし能力者なら・・・いや、なんでもないネ

【顔を下に向け、少しくらい顔をする】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 23:19:08.80 ID:IltCDESO
>>263
女々……がっ!?
【右の首筋に噛み付かれる】
大体なぁ…こうやって顔見せるにしたってもう少し申し訳なさそうな顔でもしてれば………
【後ろ手に右手にナイフを抜き】
それを…それを暢気に酒盛りだと!?こんちくしょーーがっっ!!!
【相手の肩口、首に程近い場所にナイフを突き立てようとする】
【左手にもナイフを抜こうとしている】
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:20:43.18 ID:Z5VgQx.o
>>263

・・・死人は、未練が作るもの・・・!
それは、何かの約束・・・?いや、あなたにとっては関係ないんでしょうね。

うっ・・・!
【迫り来る敵。対する反応は、思いっきり棒を懐に引き寄せること】
【棒を立てて、鳩尾への攻撃を受ける】
【しかし、“面”よりも“線”に近い面積の棒では、二撃目を防ぐことはかなわない】
ガホッ・・・!
【左胸に強烈な殴打を食らう】
おっ・・・。
【口の端から、軽く血がこぼれるがそれでも】
【棒から右手を離し、掌底の形を作る】
【気づけば、棒はすでに発光していない。代わりに光っているのは――】

【掌底を作った、右手そのものだった】
おおおおおっ!
【残る力を持って、全力で相手に胸部――即ち、心臓へ向けてそれを放つ】
【だが、攻撃を喰らっての反撃。勢いはそこまでもない】
【それに、相手は死人。この攻撃が、その狙いが、効果があるのか】
【考えなかった。考える余裕がなかったのだ】
【ただ、思うが侭、攻撃を繰り出した、ただそれだけ】

【攻撃の成否に関わらず、この後巫女は後方に飛ばされて】
【その後、しばらく動かなくなる】
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:21:59.97 ID:yY/ls/ko
>>258

…………ッ

────《 爆破 》

【巻き込まれていた水晶の棘が爆発】
【少しでも竜巻の威力を落とそうとするが──消せはせず】

【少女の身体が竜巻に巻き込まれ、吹き飛ばされ──】
【後ろの黒い空間に向かい──何か不思議な力に跳ね返され、地面に落ちた】

【身体がボロボロになりながらも、立ち上がろうとするが──】
【この間は、水晶の雨が止まっている──何か行動を移すなら、今かもしれない】

>>264

「……あは、あはは、あははははっっ」
「どうして楽しまないの? 私は普通、だって楽しまなきゃ損だもの」

「抱きとめてもいいかしら、だって私はヒトだから」
「私をもっともっと楽しませて、満足させてくれるのなら──」
「最高に愉快で楽しくて面白い、この殺し合いってお祭り以上に、彩れるのなら」

【───少女も、避ける気はゼロ】
【自ら刃に貫かれていき──相手の身体をも、ナイフで貫こうとする】

「───あは、あはは、あははははっっ!!!」
「コレよコレ、もっともっと、もっともっともっと私を満足させて楽しませてぇ!!!」
「滅茶苦茶に、ぐちゃぐちゃに、最高に殺して、私も貴方を殺してあげるからッ!!」

【かなりの勢いで突っ込んでいったため、長剣はかなり深くまで突き刺さった】
【剣でせき止められてるためまだあまり血は流れないが】
【引き抜いた瞬間、血が止めどなく流れるだろう────】
【"歪んだ少女"のテンションが更に上がっているのが、逆にダメージの深さを表している】
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/29(日) 23:22:43.97 ID:rXJ8edU0
>>245>>257
【ミーナの爪撃が当たった事により、今彼は大きく動けない】
【魔術障壁貼る余裕も無い】

【その弾は直進を描いて当たる】
【また・・・行動に色々と支障が出ること間違いなし】

【そこで膝どころか右手を地についてしまう、が、残った左手で指を弾く】
【先程落としたナイフから・・・炎弾が走る、敵に向かって】


【威力は大したこと無い。されども延焼には十分注意】


>>270
阿呆が・・・!正気に戻りやがれ!!!

【片膝をつき、片手で地面をつきなんとか身を支える】
【非常に恨めしそうな顔だ・・・それは今身動きできないという無力さを痛感しているのか】

【それが更に表情を強張らせ、怒りをこみ上げさせていく】

【次は・・・如何する・・・!、それが男の考えだ】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 23:23:30.33 ID:vSr/yoE0
>>263
「私は士様を真剣に愛しているのです…!」
「だから…ぷにぷにしても許されると思うのですよ!」
【ぐっと左腕の拳を握り締める】

「…少々、名残惜しいですが、いいでしょう」
「(強化は少しだけで済ますつもりでしたが…失礼になりそうですね)」
【相手の体が金属に包まれて行くのを見て剣にさらに魔翌力を込める】
「この色は必殺の色―」
【ジャスティスブレードが黒色に染まり、バチバチと音を立てる】
「これでお開きですね」
【今までになく真剣な面持ちで、剣を突きつける】

277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 23:24:34.33 ID:ltYSyBg0
>>271
【変なにらめっこ対戦が続いた後、質問をされたので】

イヤ、無能力者だ
コイツは妖刀だけどよォ

【そう、本当のことを答える】
【腰に差した刀をこつんと叩き】

‥‥ンー、ま、あれだ
何があったのかは知らねェけど、笑っとけよォ、なァ?
そっちのほォが気楽で楽しィだろォ?

【イッヒッヒ、と本当に気楽そうな笑いを見せる】
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:25:55.67 ID:ua.0HOQo
>>251>>259>>268

【彼女は、と言えば――――……何の対処も出来るはずが無い
当然、落ちる、地面へと、そして――――追撃するように、更にぶつかるニンナ
――――数秒の静止の後、ニンナの下敷きとなった彼女は、何とか這い出して、よろよろと立ち上がる
幸か不幸か、ニンナは殆どダメージが無いだろう、彼女が下敷きになった、ため】

【一歩動くたびに、全身に奔る痛みは、思わず、悲鳴をあげてしまいそうになるほどで
それでも、気丈な彼女でいたいから、痛みに負けたくないから――――ぐっと唇の端を噛んで耐える
内臓にも幾分かダメージがいったのか、呼吸をするたびに、響き渡る痛み、ふらりと視界に一瞬、霧がかかって
ぐっと、頭を支えるように抑える】


っ……んぅ……――――ハァ……ぁっ……ぐぅ……


【音が取れるはずも無く、彼女が失ったモノは大きく、目の前の二人の敵は
彼女一人で相手するには――――強大すぎて
――――チラリ、と視線を向ける、その先のニンナは――――貴女は、異端
それでも、向けられた紅い紅い瞳は、泣きはらしたかのように、真っ紅で潤んでいて】


……私はアンタが嫌いよ、教会≠フフィリカだからじゃなく、私個人として

でも、アイツらはもっと嫌い
死者の尊徳を踏み躙って、尊厳を蹂躙して、そこに在るアイツらが大嫌い


【彼女の髪の毛は足元に着くぐらいまで伸びて、紅は揺らめく灯火のように
そっと夜風に輝いて――――】


だから――――……だから、助けて――――……ニンナ
絶対に……負けたくないから――――……


【搾り出すように、漏らす言葉、――――紡ぐ言の葉
彼女は彼女の敵に、あろうことか、協力を求めた――――恐らくは、背後から見れる彼女の背中は
あまりにも小さくて】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:26:04.27 ID:fA7X8ZEo
>>260
私の右腕「白冰」フォア・ローゼス
私の左腕「黒焔」カタストロフ
私の最後の狂信兵達、今日は存分に狂ってしまえ。死なぬ程度に狂え。

【黒の左腕、白の右腕を下の地面に突き刺すと同時に何かを創りだす。】
【出来るは一本の銃、否、大砲である。】

来いよ、全身全霊の弾をぶっぱなしてやる。


【そう言い放つと、砂の盾を崩す。】
【砂の壁は一直線に繋がる。】
【壁は全てはこの時のため・・・だったというのだろうか?】
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 23:30:54.24 ID:fVeyU9Uo
>>264,274

【竜巻は、少女を吹き飛ばしたものの、爆発を受けた為かかなり勢力を失い行き】
【攻撃などに影響することはもう無いだろうと言うレベルへとなった】

よし・・・今の内に・・・
鎧装纏――[大地の鎧]
【彼は、空気の鎧の代わりに大地の鎧を纏い】

・・・
【どっしりと足を地面について、構える】
【左腕が殆ど無いためか、いささか不安定な何かを覚えるかもしれない】
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:31:04.41 ID:OqNLPsDO
【街中】

…………――――

【蒼色のTシャツの上に紺色の半袖パーカーを羽織り、首に橙色の宝石が付いたペンダントを掛けた、黒髪ショートヘアで黒い瞳のその顔立ちからは一見すると少女にしか見えない人物が夜空を見上げている】

【その外見から年齢は15〜16歳程だと思われる】
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 23:31:59.95 ID:Ue4BqE60
>>277

あんたも良く笑うネ、ワタシだって笑うアルよ!

【そういってその場で高笑い、作り笑いや偽笑いではなく】
【本当に、楽しくて笑っていた】

(顔面に物ぶつけられて笑えよって・・・)

【思い出すたびに笑いがこみ上げてくる】
【楽しそうに、とても楽しそうに】

―――妖刀アルね、珍しいケド、ワタシが使えるかはわからないネ。

【笑いを少し留めて、先程聞こえた単語について考える】
【妖刀】
【何かの精霊でも付いているのであろうか】

【彼は自分が知っている能力を握手することで少しだけ分けてもらうことが出来る】
【しかし、妖刀とは初めて見るため、いまいち良くわからない】
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 23:32:47.63 ID:ADy/16DO
>>279
『全く…まだ御主人には人で在って欲しい訳よ、アタシ達は』
『だから…とりあえず負ける訳にはいかないのよ』
【琴を一定のリズムで、断続的に鳴らして】
【桜が螺旋を描き頭上を舞う】

『全力でいくよ…乱れ桜』
【シャラン、と琴を鳴らしながら両手を前に出すと】
【桜の花びらが風と共に螺旋を描きハリーに向かって打ち出される】
【渦巻く風の威力も高いが、その中に舞う桜の花びらは触れる物を切り刻む、凶刃となっていて】
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:33:43.43 ID:dAOotgwo
>>257

【手応えを失って、僅かに前進する青年】
【電極と化した双角を受けたのは、まさかの日傘―――】

(――止められたッ…!)
(ああ、確かにこんな傘は『世界に一つ』で十分だぜェッ!)

【そして、放電は長時間続けられない】
【放電終了後に隙が出来る事も、生前からよく知っている】

【カンガルーが飛び上がる瞬間とほぼ同時】
【大きく仰け反ろうとして―――】

―――ガフッッ!?

【岩のように硬い拳を腹部に貰った】
【回避動作と鍛え上げられた腹筋によって、ある程度緩和されたものの、その威力は絶大】
【苦しげに腹を押さえながら、よろりと、左足を下げて】

……ウハハ
それなら、物覚えの方はどうだ、ババァ

【――――なにか、土下座したいほど酷い発言が出た】
【ともかく『尻尾があることを覚えているか』的な趣旨だろう】
【右足を軸に、180度回転】
【太く長い尻尾と、その先に付いた、一抱えほども有る鋼鉄のブロックを】
【遠心力を使って、フレイルのように振り回す】
【女性の左脇腹に、鋼鉄のブロックを叩きつけようとしているようだ】
【位置の関係上、カンガルーには尻尾部分が当たるかもしれない】

【タイミングとしては>>270後で>>275の前か】

―――っ ちぃ―――厄介な…!

【回避できる姿勢では無い為】
【飛来する炎弾は、青年の右足を焼いた】
【機動力に支障が出るかもしれない】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:36:13.87 ID:aixpspco
>>272
『ふふふふふ………ひはひぶりのひだからな……
ふぐにのがふきは……』

【訳:久しぶりの血だからな、直ぐに逃す気は】
【突き立った牙が、レオンの血を吸い上げようとする】
【量としてはコップに一杯、喉を潤す程度】

【肩に突き刺さったナイフからは、代わりにレティシアの血が流れる】
【まともな生物と同じ、暖かくて赤い血液】

【血を吸う為に接近したこの状態では、ナイフを防ぐ手立ては無いに等しい】
【鎧の為に致命傷を与えるのは難しいだろうが、大きな回避もまず無理だ】

>>273
「未練なのかどうかは分からないけど、言える事は只一つ
世界全てに忘れられた死人は、最初から居なかったのと同じ事ヨ
それ………アナタはどう?
誰にも覚えて貰えない、墓も無い。数年で全てを忘れられる
命日に泣く人もいない祈る人も居ない、天にも地にも一人ぼっち
……それは勘弁ネ」

【何人に打ち込んだかを記憶していない打撃の感触】
【決まったか、と内心思いつつ、右手を腰へ引き戻して】

【ドン、と】
【胸の中心やや左側、相手の掌底を受けた】

「(決まった……ってアレ?声が?)」
「(足が動かない、追撃が…………アレ?)」
「(……しまった、あれをやられた!)」

【肺の空気を吐き出させられる上に、体内の血の流れを狂わされる、胸部への痛打】
【打撃を放ち終えた姿勢のままで、完全に硬直する】

>>276
愛してりゃあ良いってもんでも有りません!アタシだって十八になるの待ったのに!
とまあそりゃどうでも良いやる事は此処からそして是まで!

【握りしめた右拳を顔の高さに構えて、小さなステップ】
【上体を左右に振ってリズムを作り、トンと前に踏み出して】

必殺技に名前を付けるのはアタシの趣味じゃあ無い!ですがそれじゃあ場が締まらない!
ならばこの一撃に生まれて初めて名前を付けてやろうじゃあありませんかい!

≪蛇牙蛇毒槍≫!!

【左手の、小さく鋭いジャブ。然しこれは、相手の顔まで届かない。この動作はフェイントであり、身体に加速を与える為の物】
【左拳を体に引き付ける勢いを利用し上体を回転、右拳を最大加速】
【相手より十センチ以上低い身長、真下から突きあげる、アッパーにも似た軌道のストレートを放つ】
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:37:43.00 ID:twiLTLwo
>>274>>280
おいおい、俺は楽しまないなんて一言も言ってないぞ
俺が言ったのは世間一般で言えば楽しむのは歪んでるってだけだ

【楽しむ気はあるらしい】
【言い方は非常に悪いが】

さあな
感じ方なんて人それぞれだ
お前が楽しく感じるかどうかなんて俺には分からん

【正論をいう】
【さっきまで軽口を叩いていたのと同じ様に】

う…ぐ……っはあっはあ
(可愛いおにゃのこ[ピーーー]趣味はねえんだが…)

【ナイフは簡単に体に入っていく】
【そして口から血を吐き―――】

んじゃ、ためしてみっか

【―――長剣を万年筆に戻した】
【そしてその後すぐに抱き寄せようとする】
【戦略的意味はあるが果して成功するか―――?】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 23:38:49.88 ID:JKIVM7Yo
>>259(ミケ) >>268(ニンナ) >>278(フィリカ)

【突如として顕現した邪気と殺気──その僅かな渣滓を感じ取った瞬間】
【彼の唇に浮かんでいた歪みきった弧は、一層ぐにゃりと深まった】

 ────ビンゴ、だ、あ、ぁ……あ、ア、アハッ、クヒャハッ、キッヒャヒャはッハはぁあアァぁあ!!

【ミケに絡め取られて放り投げられたニンナを見て──】
【──真紅の双眸は裏返って白目を剥き、其の瞳から紅い血の涙を流す】
【口からはでろり、と異様に長い舌が晒され、其の狂笑はもうブレーキが壊れていた】

 「…………────」

【──ばちばち、ばち】
【炎は尚も≪亞人≫の頭部を焼き続け──】
【遂には、ず……ん、と──≪亞人≫はその場に崩れた】

【そして、ミケなら気づけるだろうか──】
【崩れた≪亞人≫から離れていく濃厚な邪なる魂】
【──それは、ミケが吸収すれば恐らくは更なる力を得る事が出来るかもしれない】
【もし吸収しようとした場合、それを阻害するものは何もない。取り込んで力にするも、無視するも自由だ】

 ……クハハッ

【青年は──フィリカとニンナの姿を目に納めると】
【バチッ、とニンナに向けて指を鳴らし──もし彼女が特殊な拒絶をしなければ、】
【ニンナの身体の中へと、彼のこんな声が直接響き渡るだろう】

 ──なァ……さっきのアイツの目、見たかよォオ?
 ボクたち殺したら、次はキぃいミを殺しちゃう目だぜェェエ?

 ……そんなヤツと一緒に戦う理由、ありマすかね?
 むしろ、その言葉だって──キミをていよく騙し殺す為の罠かもしれない

【──青年はその場から動かぬまま、】
【一区切りして、更にはこうも続けるだろう】

 ──あっちの蜘蛛の人は識らないけえぇどさァ、
 どうせボかぁ長くは持たないよ、きっとね。直に消えてやるさァ……

 ──で、ボクたちが消えた後。キミはどうなっちゃうかねェ?
 ボクたちを倒そうが倒すまいが、キミはアイツにやられちゃうンじゃない?

 だってほら、キミってボクたちと“同じ”『異端』だから──

【どろり、どろり──煮詰めたアルコールのような深い声色】
【──悪魔の、囁きに──応じてみたって、それはきっと罪ではない】
【フィリカの言葉と反するように投げかけられる言葉に──ニンナは、如何、するか】

//ミケの方、おかえりなさいませー!
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 23:41:56.36 ID:ltYSyBg0
>>282
よォし、オッケイだ

【その楽しそうな笑いを見て、呟く】

そだ、お前の名前はなンてェの?
俺ッチは‥‥まァ、赤錆(あかさび)とでも呼んでくれや
あっはっはっはっ!

【明らかに人の名前ではないそれを名乗り、また豪快に笑う】

ンー、ま、そォいうのは《コイツ》に聞いてくれや

【その刀を指さして、そう言う】
【この刀、喋れるのだろうか】
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:45:14.09 ID:Z5VgQx.o
>>285

・・・ッ、全く、です・・・。
さびしいのは・・・っはぁ、誰だって、いやです・・・。
【ガホガホと咳き込みながら、空を見上げた状態】
【つまり、仰向けに倒れた姿勢で、言う】

うぐぐ・・・。
【ゆっくりと起き上がり】
【相手の様子を確かめようとする】

【それだけではない。虎は、どうなった】
【彼女の心中に、様々な不安要素が巡る。今ここで、虎に攻撃されたら・・・】
【冷や汗をたらしつつ、視線を向ける】
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 23:45:22.48 ID:IltCDESO
>>285
くっ…お前!
どうせすぐあの世に戻るんだろうが…っ!!
【左手のナイフを脇下の間接部分目がけ鎧の中へ突き刺そうとする】
離せ…っての……!
【どうせ死んでいるからと急所を突くのに遠慮が無い】
おま……噛みやがって………感染しないだろうな…!?
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:45:37.71 ID:Z5VgQx.o
>>285

・・・ッ、全く、です・・・。
さびしいのは・・・っはぁ、誰だって、いやです・・・。
【ガホガホと咳き込みながら、空を見上げた状態】
【つまり、仰向けに倒れた姿勢で、言う】

うぐぐ・・・。
【ゆっくりと起き上がり】
【相手の様子を確かめようとする】

【それだけではない。虎は、どうなった】
【彼女の心中に、様々な不安要素が巡る。今ここで、虎に攻撃されたら・・・】
【冷や汗をたらしつつ、視線を向ける】
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 23:47:32.09 ID:Ue4BqE60
>>288

ワタシの名前はほいころって言うヨー

【こちらもニンゲンとは思えない名前を堂々と言う】
【本名である】

こいつ?この剣はしゃべれるアルか?某熊さんのヴァンパイアキラーアルか?

【まじまじと刀を見つめる】
【確かにすごいオーラが出ている、見えないが】
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:48:23.59 ID:pSItQQso
>>270>>275>>284

【傷付いた手をドレスの袖で隠しつつ、日傘を普段のように差し】
【金色の優しげな瞳をカンガルーへと向け―――】

あらあら、失礼なお子様ね?
確かに物覚えはあまり良くないけれど、それは昔から――――

【―――トスッ、という濁りの無い音が静かに鳴る】
【それは赤い鏃が少々豊かな胸に吸い込まれてゆく音】
【左右ある胸の、丁度中央に当たる部分に矢が突き立つ音】

・・・・あら、あら・・・・・・・?

【“ミーナの擬似レールガンから放たれた矢が命中した”】
【それは彼女の、緩いなりの集中力を大いに滞らせ】

【次の瞬間には―――その姿はディアボロスの前から消え去り】
【辺りを見回せばやや離れた壁に叩きつけられたその姿を発見できるだろう】
【細い身体に叩き込まれた鋼鉄のブロックのせいか、姿勢はなにやらぎこちない】


【―――さて、ここで忘れていけないのはカンガルーである】
【仮に彼と呼称するとして―――彼は尻尾による攻撃を見事に避けきっていた】
【姿形はカンガルーなれど、その身体能力はオリジナルの比では無い】
【グ、グ、グ、と姿勢を極限まで低めて回避に成功していたのである】

【そして攻勢――できる行動はただ一つ、殴ること】
【尻尾を掻い潜って彼の立ち位置は現在ディアボロスの左サイド】
【その場所で足をバネのように縮め、腕を弩の弦の如く引き絞って】
【再度、当たればそれこそ大砲のような一撃を相手の左脇腹に叩き込もうとする】
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:48:24.72 ID:fA7X8ZEo
>>283
・・・動けば助かったのにな・・・大計略の前にはもう一つ策は練るのが上策だよ。

【自分こそ後ろに退ければ回避出来る筈だった。】
【だが、両手が土に入り込んでいる今。回避出来る筈が無い。】

だが、ダメージの軽減は出来るかな。
しかし悪いね、Break!!

【そう叫ぶと同時に奥歯に仕込んでいたスイッチを押し込む。】
【スイッチを押すと、ほぼ同時に並んでいた砂の壁が全て炸裂する。】

【砂の壁を炸裂させた理由は二つ】
【一つ目は、砂の炸裂で敵を潰すこと。】
【もう二つ目は、砂の壁を倒すことによって桜の風を少しでも防ぐという防御策も兼ねた実に合理的なやりかたである。】

【正に攻防どちらにも適した手である。】
【だが、そこまで上手く行く筈も無く、桜の風は勢いを殺いだものの容赦なく身体に切りこんでいく。】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/29(日) 23:52:50.25 ID:ltYSyBg0
>>292
ほいころ‥‥覚えやすい名前だなァ!

【訳「変な名前だなァ!」】
【お前が言うな】

ああ、俺ッチの身体を通じて喋れンのよコイツ
そのままじゃ無理だけどな

喋るかァ?

【首を傾げて、ほいころにそう尋ねる】
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/29(日) 23:52:50.58 ID:yY/ls/ko
>>280

────《 射出 》

【歪んだ空間から、細長い青色の水晶が撃ち出される】
【狙いはヴァルトスラットの胸部──やはり、威力は然程でもない】

(これで様子見……硬そうに見えるから。)

【弾幕モードに入らないのは、新たな鎧を警戒しているかららしい】

……───そういえば、貴方の名前を聞いていない。

【ふとした拍子に、戦闘中にも関わらず名前を聞いてきた】

>>286

「……はっ、ぁ…………!」
「気持ちいい──最高よ、本当っ!!!」

【せき止めていたものが無くなり、血がドクドクと流れだす───】
【そんな状況なのに、そんな状況だからこそ──少女は哂う、笑い声を上げる】

【───そして、少年に抱き寄せられて】

「本当に、やるの。殺し合いなのに──お祭りの最中なのに」
「やるからには満足させてよ、私をっ」

【しかし、攻撃や抵抗などはせず──なんだか、期待している様子】
【少女の本質は"狂人"、楽しむことが目的なのだ───】
【楽しめなかったら、直ぐに襲いかかる気だろうが──"隙だらけ"だ】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 23:52:59.56 ID:ADy/16DO
>>294
『ちょっ!目ぇいたっ!!』
【炸裂した砂が目に入った女が叫び、その手が止まり】
【女より前に散る砂は先程まで吹いていた風に巻かれそこまで広がる事は無いだろう】

………………
【女の後ろで、目を閉じてギターを構え】
【青年は静かに、変わらぬ無表情で立っている】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 23:55:17.69 ID:9D5tyESO
>>268>>278>>287
キャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!!!!!
【変生ミケは不気味に笑いながら《亞人》の邪気を吸収し始め、蜘蛛の頭の代わりにある上半身の両手が鋭利な刃物の腕へと変化し、ミケの目が蟲のような複眼になり変生は更に進化する】


私も一夜の悪夢悪夢悪夢ぅ!!今夜だけの愛しあいたい悪霊!!!!
キャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!だから《愛/殺》しあいましょう!!!!
【そしてニンナではなくフィリカにむかい両手の刃から真っ赤な真っ赤な血液の刃が三日月状に二つ放たれる】

【フィリカに向かう攻撃を――果たしてニンナは青年の言葉に揺さぶられることなくフィリカに向かう《凶/狂》刃をどうするか?】
【青年の言葉に揺らぎ、見過ごすか?】
【それとも………】
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 23:55:17.76 ID:vSr/yoE0
>>285
「うぐっ………うっ」
【あえて必殺の一撃を胸に受け、口元から血を流す】
「(剣の…魔翌力を無駄な事に使うわけには…いきません)」
【バックステップで着地後、少しだけふらつく】
「…私の技は振りや構えが重要なのです」
「黒色の状態なら本来はビームですが…」
【右足を一歩後ろへ置き、剣を振り上げる】

「…ジャスティクラッシュ」
【裂帛の気合と共に跳躍、必殺の突きを放つ】
【邪悪な魔翌力によって剣の鋭さや威力が上がっているようだ】

【剣が突き刺されば―】
【ミカエルは剣を抜き後方へ跳躍、着地後、爆発を起こすだろう】

【刺さなければ】
【剣が暗紫色の状態に戻り、彼に更なる隙ができるだろう】
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/29(日) 23:59:47.99 ID:vSr/yoE0
>>299追記
/×刺さなければ ○刺さらなければ ですね…
/ああー…しかも時間がかかってる…申し訳ない
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 00:00:12.35 ID:KH9l6KM0
>>295

喋るのも面白そうアルが・・・そろそろ怒られるアルからね・・・

【何故か不思議とそわそわしている】
【突然思い出したかのような顔をすると】

【彼が右手を除き見るような動作をする】
【右手には腕輪があり、何かが光っていた】

―――現在時刻・・・・・ッ!?これはもう帰らないと怒られるネ・・・ごめんヨー・・

【両手を両方の袖に入れ、深々とお辞儀】

【どうやら帰宅時間な様だ、心なしかびくびくしている】

御免ネー、また会った時に妖刀に話聞いてみるヨ、

【そういってそのまま公園から出る】

【およそうっすら程度見える場所に行き】

バイバイー

【何故か此処は普通に別れを言った】
【そのまま走り去っていったが】

/すみませんここらで終わります
/お疲れ様でしたー
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:01:34.22 ID:pAIHbiMo
>>289
「……………っ、ぁ……ー、―――」

「―――、ぷはぁっ……!」

【硬直の解除と同時、空になった肺に空気を戻す】
【数秒の事とは言え、完全な無酸素状態。息は荒く弾む】
【そして虎はと言えば、西鳳と同じように左前脚をぶら下げて、その場に固まっていた】

【アートマン能力、≪天星王虎≫】
【正確性には欠けるが力と速度に長けた、獣形のアートマン】
【その行動は西鳳の意志によって行われ、視界は西鳳のそれに準拠する】
【つまり、西鳳が動かそうとしなければ、それは動く事が出来ないのだ】

「棒を振り回すのは、アンマリ堂に入ってない
………けど、今のは中々ネ」

【酸素を取り戻して、身体の各部位へ巡らす為】
【動かず、相手の挙動を観察する】

>>290
【血を飲み込むと口を離し】

『ああ戻るとも、但し一つ用件が有るけどな!
だから死んでるからといって此処でまた死ぬのは御免だ!』

【負傷した右肘が再度傷つく事も構わず、ナイフへ肘打ち】
【地面を転がって、レオンと距離を取ろうとする】

『感染?私は残念ながらそんな力は無い。人間の血の方が濃くてな
………さてと、レオン。どうやら私の方は、あんまり時間が無いみたいだ
勝っても負けても次が最後、だな』

【肩、肘、脇腹、何れも刃による傷。動きまわっていれば広がりもする】
【それに、限度≠燉Lる。どうにもならない限度≠ェ】

>>299
【ボクシングスタイル、打ったら直ぐに拳を引く】
【手に伝わった感触から】

………あーら、ら、ら。そーいや前回もアタシはこうでしたねえ
やっぱりアタシの限界ってのはこうなんでしょうかホント

(ヤッバ〜……能力発動間に合わない!というか受ける手段が足りない!)

【仕留め切るのに足りなかった、と見て取る】
【両腕をすかさず交差、身体から極力離して剣を受け】
【それが突き刺さるのを、他の手を打つ事も出来ずに耐える】

【相手が後方へ跳躍するのは追えない。結果、爆発を何もせずに見過ごす事になるだろう】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 00:02:08.03 ID:RIYrF36o
>>286,296

【撃ち出された細長い青色の水晶は】
【彼の胸部へと、そのまま命中し、鎧を砕いて胸部へと刺さる】
【その際、回避行為はしていない――そう、この鎧は回避能力が低いのだ】

ッ・・・岩刃地波!
【それが刺さったまま、右腕で地面を殴ると】
【そこの前方から高さ30cm程の岩の刃が発生し、その前方へまたそれが発生し・・・とにかく連続で波のようにそれが発生し】
【少女の足許に向けて、それは進む】 【地面を伝う攻撃のようだ】 【それは細い波のようにも見える】
【速度はたいして無いため、回避は容易だろう】

俺の名は――ヴァルトスラット、ただのニートさ
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:05:12.10 ID:CoG6V1Io
>>296>>303
ふふっどうだろうな
少なくとも俺は気分が良いけどな
(取り敢えず治療するにも戦闘に繋げるにも魔翌力を流すしかないか)

【お互いの血が混ざる】
【それすら心地良いとでも言いそうだが】

【今は攻撃を仕掛けることはないが魔翌力をType - Bに流し込もうとする】
【どことなく心地良い、気持ちの良い魔翌力だ】
【戦略的にはこれだけでは意味をなす事はないが後から何かをするとみて良いだろう】
【そして次に、抱き締める力を少し強くした】
【だが抜けようと思えば抜ける事は出来る範囲だ】
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 00:06:00.60 ID:Z9xIGMU0
>>301
ン、俺ッチもそろそろ帰らなきゃな
おォ、またの機会になァ

【よいしょ、と立ち上がり、腰についた砂を払う】

またなァほいころ

【そのまま、手を振って見送る】
【姿が見えなくなるまでそれを見据えていたが】

‥‥‥、‥‥あ

【ふと、何かに気付く】

買い物するの、忘れてた‥‥

【時、既に遅し】

/乙でしたー!
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:07:45.23 ID:r8dTt6wo
>>297
・・・吹っ飛べ!!カタストロフ・ローゼス(白焔黒冰)!!

【遂に銃身から弾をぶっ放す。】
【狙いは勿論、女である。】

来いよ、本気でぶつかって来い!

【本気の相手と戦うためにワザと女に狙いを定める。】
【しかも、撃った後の衝撃は只者ではないらしく。】
【撃った後の銃身はひん曲がり、使えるシロモノではない。】
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 00:08:38.55 ID:zozoY6SO
>>302
用件?
【首を押さえながら立ち上がる】
全く……私はあまり血の気の多い方じゃないってのに…………
【少し顔が青白いかも】
最後…か…………
いいだろう!全力でやってやる!
【レーヴァテインを抜き、身につけた邪魔な刃物を纏めて投げ捨て、残る魔翌力を注ぎ込み始める】

308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:10:24.83 ID:9jBAsn.o
>>302

棒は・・・この世界に来てから使い始めましたから・・・。
でも・・・徒手空拳なら・・・多少の慣れがありますよ・・・。
【とりあえず、虎が動く気配がないことにホッとしながら】
【ゆっくりと、立ち上がる】

龍雷さま、お力を。
【そして、再び構えて】
【相手を見据えて】
【言葉を呟いて】
【電気を纏って】
【掌底を構える】
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:12:39.36 ID:HB/3vxoo

【妖しげな笑みを浮かべた】

>>275>>284>>293

さて、
そちらの貴方は龍の血で内側から・・・
こちらの貴方は炎で外側から・・・

じっくり焼いてあげますよ!

【矢が刺さったのをしっかりと見届ける】
【外に出る血液量が上回らなければ龍の血がじわじわと侵食していくはずだ】
【そして再度>>275の方を向き、】
【炎を吐くための酸素を得ようと息を吸い込もうとした刹那、】

───っっっ!?

【初めてはっきりと見せた、苦悶の顔と声】
【白く華奢な身体がついて行けてないのか、悲鳴をあげるように】
【レールガンもどきを放った腕の、至る処が裂け血しぶきがあがる】
【流れる血の量に比例して魔翌力量ががんがん下がっていく】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 00:15:48.84 ID:gOcktOM0
>>302
/アッー!着地後、刺さった相手が爆発する、だった!
/不発ってことでいいです!

「…私もまだまだですね」
【悔しそうに剣を握り締める】
「(ですが…)」
「ダークネスビューティフルショット!」
【剣を振り上げ、頭部に向けて邪悪な魔翌力の塊を飛ばす】
「(実力不足ですか…士様に頼むしかなさそうですね)」

そろそろ連絡があってもいいのですけれど…心配ですね
【ベンチの上で眠気と格闘しながら待つ】
(ね、寝るにはまだ早いですよ…)
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 00:16:53.16 ID:XAQdQd2o
>>303

……ヴァルトスラット、覚えた。
私の名は『チェルシー』──シィやしぃちゃんでも可。

【相手の名前を復唱、自身の二つめの名前を名乗り】

……──じゃあ、死んで。

《 Luminous Vista 》───《 爆破 》

【胸部に刺さった青色の水晶が爆発】
【先程の棘より大きい分、威力もそれなりに上がっている───】

【だが、能力の発動に集中したため、岩の刃を避けれず】
【両足を切り裂かれ──両膝を、地面についてしまう】

>>304

「──あは、あはっ、あははははっっ」

「これで終わり、違うでしょう? 信じてるから」
「楽しいけど、もっともっともっともっともっともっと楽しませて満足させて」

「私を、私を、最高な気分にしてぇ!!」

【──端的に言うと、少女は"あらゆる事を楽しめる"】
【魔力を流され、心地良いとは感じているものの】
【問題は、得られる悦楽の大小で──これくらいでは、不満な模様】

【スッと、片手をベルトのナイフの柄へと伸ばした────】
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 00:17:47.30 ID:N6KNfUDO
>>306
『…やっば』
『…御主人…めんご♪』
【放たれた弾丸を見遣るも、最早軽い技では意味が無いと悟り】
【琴を弾く為に正座となっていた為にすぐに回避行動も取れず、直撃】
【女の姿が風となって消え、青年には先程よりも沢山の切り傷が出来る】

……………
【ザリ、と砂を踏み、前に出て】

…蘇りし死者が人成らざる力なれば、己もまた三途を拝んだ人成らざる人…
…鬼と人との境界線、少しばかり広げよう
【懐から、黒い札を取り出して】

……鬼人…黒鬼…!
【顔に札を貼付ければ】
【背後に、黒い大鬼の上半身のような物が現れ】
【青年の体に、黒い電流が走る】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/30(月) 00:22:08.62 ID:AAsRDyI0
>>284>>293>>309
【自分はもう殆ど力が残っていない】
【あと一撃でも貰えばもうアウト】

【その状況で相手が炎を吐くとの宣告】

【もはや苦し紛れ、相手が苦渋に歪んでいようと自分のことで精一杯だ】

【相手が火を吐くなら、そう。水が基本的に火の対策となる。彼が腰につけているもの、聖水】
【それらの容器を両手に持ってミーナに向かってぶん投げる】

【決して怪しい宗教の水とかではなく実際なんらかの不可思議な力の祝福を得た水だ。】
【もし・・・邪な瘴気が彼女に何かの作用し今の状態を生んだなら・・・これでどうにかならないものか】

【あくまでライク自身は炎対策でやってることだが】
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:22:52.89 ID:pAIHbiMo
>>>>307
『そう、最後……いやまあ、来年が有り得るのがこの世界の怖さだけどな
とりあえず、最後だ。然程長い付き合いでも無いが……』

【ランスを構えて切っ先をレオンに向けると、其処から血が滴る】
【血槍カーミラ、血液を大量に保存して、任意に解放出来る武器】
【ランスと腕が血液の装甲で一体化し】

『………とりあえず、こっちの事は任せた
うちの娘の事は、まあ……気にしないでくれ』

【風を巻いて走る】
【只管真っ直ぐ真っ直ぐ、レオンの腹部目掛けて】
【何の捻りも工夫も無く、得意としていた小技も交えず、ただランスを突き出す】

>>308
「……成程、付け焼刃なら仕方が無いネー
場数を踏んでこそ、初めてまともに戦えるようになる
平穏無事にその日を過ごすだけじゃ、何処へも進めはしないヨ」

「(………左、使えない。今ので手足も危ない)」
「(けど………向こうがまだ戦える)」

武≠ノは武≠フ礼を

【アートマンが姿を消し、西鳳は真っ直ぐ歩き始める】
【動く右腕だけを腰に引き付けて、指を一本一本畳み】

【互いの手が届く間合いへ、踏み込む】

>>310
/おーうそういう事かいこいつぁまいった!

(っとととと……凌いだは良い物の……)
(どーやらこっちもそろそろタイムアップ?移動時間考えるとねえ)
(アタシが蹴った所で大した威力も無い、となりゃあ………)

『猛虎落地勢』!

【ティグリヌスの体勢が急激に低くなり、頭部狙いの一撃をかわす】
【地に沈むように低く下げられた頭、コンパクトに畳まれる両膝】
【両手の指を揃えて地面につけて、上半身を膝へと乗せるように】

ギブアッープ!アタシは此処で降参!

【土下座、である】
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 00:26:22.89 ID:RIYrF36o
>>304,311

・・・[ピーーー]と言われて死ぬ奴はいねェ
鬱病でも患ってない限りはな!
【ゆっくりと体勢を戻そうとしたが】

――ッ!
が・・・フッ・・・グ・・・
【水晶が爆発し、それが刺さっていた周りの鎧を吹き飛ばすとともに】
【彼の肉体を、大きく傷めつけ】 【血が、地面を染める】

けッ・・・
次の攻撃の体勢を整えねェと・・・
【胸部を右腕で押さえると同時に、次の攻撃を行う体勢を整えようとし】
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:27:35.92 ID:CoG6V1Io
>>311>>315
んじゃ、これ以上は無理そうだ
(役得役得っと)

【呟くように言ってから唇を重ねようとする】
【成功、不成功に関わらずその動作の後離れるだろう】
【これが今木蓮に出来る最高の動作だが満足させる事が出来るとは思っていない】
【少なくとも離れた後、隙だらけになっている】
【今が大きなチャンスだが―――】
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:30:06.25 ID:r8dTt6wo
>>312
・・・ほう、鬼の類か。
いい能力だ・・・面白い。面白いな。

【黒鬼の姿を見、少しも臆すること無く笑う。】

それでは、少し本気を出そうか。
否、限界を少し越えて見ようか?

(だが、策は一つも残ってないのがキツい点だな。)
(弾も一発も残ってないのも問題だ・・・。)
(止める術はあの顔の札ってところだな。)

Allright、ぶっ潰してやる。
あっちが退かないってことはこっちも退くってのはダメってことだろう?

じゃ、やるしかないよなぁ!!

【傷だらけの身体で吶喊する。武器は己の腕のみ】
【術が無ければ作ればいい。ただそれだけで吶喊する。】
【まさに向こう見ずとはこのことである。】
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 00:31:29.96 ID:DhbG7EAO
>>278
くっ、はぅ――!

【思わず苦痛に満ちた声を零してしまったのは、物理的な痛みによるものではない】
【ヒトを、フィリカを下敷きにしてしまったという事実が、ニンナを苦しめるのだ】
【早急に立ち上がり、彼女を見据えて。面と向かって嫌いと告げられ、少女は俯いてしまう】
【然しその言葉とその想いは、確かにニンナの心へと伝わった】

……わたしも、あのヒトたちは嫌いです。絶対に、負けたくない、です。
だから、わたしは、フィリカさんを助けます。

……フィリカさんは、わたしを、助けてくれますか?
あのヒトたちに、打ち勝つために――!

【助力すると快諾しながら、少女はフィリカの隣へと歩み寄り、そう尋ねて――直後、少年に入り込まれた=z

>>287
(――“え?”)

【零れたのは、驚愕を孕んだ声。よもや精神に直接語り掛けられるとは思ってもいなかったから】
【確かに、フィリカはニンナのコトを嫌っている――面と向かって嫌いと告げられたし、何より次はお前だと宣言された】
【そう、わたしはヒトであってヒトではない、彼らと同じ『異端』なのだから=z
【精神的な揺さぶりを掛けられ、少なからず動揺する。死ぬのは怖い、でも】

【幼い少女の精神は、その白い瞳と同じく穢れ無き清純で、外部からの揺さぶりには酷く弱い】
【然しながら、少女は極めてお人好しだった。それこそ人工甘味料アスパルテームの何十倍も何百倍も甘く、煮詰めたアルコールみたいに口に含めば夢想に浸れる】

【誰を優先すべきか?わたし?フィリカ?少年?ミケ?『ヒト』?『異端』?】

【結論、は】

>>298


  ―― 良いんです、それで。


【そんな言葉と共に、ニンナは咄嗟にフィリカの前へと躍り出て】
【左手の爪で辛うじて刃を一つ弾きつつ、右腕の籠手でもう一つの刃を受け止める】
【籠手の精度は然程いいものではないらしい、籠手を破壊した刃は皮膚まで到達して真っ青な血液を流出させる】

それで、良いんです……
わたしは、臆病だし、不器用だから、せめて……
――助けて、と言われたら、助けたいんです。
それがたとえ虚言でも、構いません。
後で殺されそうになっても、……出来れば死にたくないです、けど……大丈夫です。

……だから、わたしたち≠ェ、あなたたちを倒します!
ね?フィリカさんっ!

【ニンナは背を向けたまま、自信たっぷりな声でフィリカへとそう問うた――!】
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 00:33:28.21 ID:DhbG7EAO
>>318
/行数オーバーにつき追記です
/手違いにより文章を消去してしまったため、返レスに長時間を掛けることとなってしまいました
/お三方にご迷惑をお掛けしてしまい本当に申し訳ありませんでした
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 00:35:44.77 ID:gOcktOM0
>>314
「(…セオドアの言う通り、打撃や衝撃は軽減し辛い、ようですね)」
「ぐっ!」
【辛そうに胸を押さえる】
「(フフフ…今回は負けてしまうかもしれm)」

【どう見ても土下座のポーズを見て、目を丸くする】
「…降参、ですか?」
「(この状況は痛み分けでは…いや)」
「ま、まあいいでしょう…」
【腕を組み、ティグリヌスから視線を逸らす】
「二度も死んでしまっては、冥府に戻るのも良い気分では無いでしょう…」
【口調は余裕があるが、目が泳いでいる】
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:36:24.76 ID:otzSZX.o
>>293 >>309 >>313
【尻尾に手応えを『一つだけ』感じ】

ウハハハハッ!
悪くない当たりだ…!

【白い牙を剥き出しにして嗤った】
【術者≠倒せば、カンガルーは消えるのではないかと考えていたようだが】
【それは、色々な意味で甘かった】

【自分の左側方にカンガルーは健在】
【知覚した瞬間、右前方へステップする事で狙いをずらそうとするが―――】

【―――ズキ、と】
【火傷を負った右足が痛んだ】 【行動が遅れる】

ッ!?
【 ズドンッ 】
【カンガルーの拳は正確に左脇腹を捕らえて】
【ディアボロは右方へ吹き飛ばされた―――】

ガッ‥‥‥…………―――――――――――――――――――

【―――ずしゃぁぁぁぁぁっ】
【路上に、半ば滑るように叩きつけられる】

【白濁とした瞳は、魔翌力量を低下させていくミーナの姿を捉えて】

……ウハハッ
壊れちまったか…?

【緩々半身を起こすと】
【両腕をまっすぐ、ライクとミーナに向けて、突き出す】
【それは、両手の親指と人差し指のラインを延長すると、大きな正三角が出来るような形】
【魔翌力を認識できるのであれば】
【その図形の中心点に、それが小さく発生していることが分かるだろう】

まぁ、それはそれで、良いぜ…
我が愚妹、ゼノアと同じように―――、最期まで利用させてもらうだけだ…!

 Rock IT! ランチャァァァァァァァアアア!!!

【この瞬間、青年の両腕は、一分の狂いなく弾丸を発射する為だけの装置と化す】
【魔翌力によって、三角の中心から、青年の内部へと繋がった不可視の魔術的砲身】
【その奥から、強烈な爆発音が発生し、街路灯が射出される】
【――特別に加速されたソレは】
【大気を切り裂き、凶悪な呻り声を上げながら二人へ突き進む】

【街路灯は射出点から離れると、歪み直されるように、元の大きさに戻る】
【恐らく、ミーナ諸共、ライクを貫く気なのだろう】
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 00:36:39.81 ID:zozoY6SO
>>314
いや、そこは一応最後って事にしとけよ…………
【レーヴァテインを左手に構える】
【魔翌力は魔術に変えずに、ひたすら切れ味を強化する】
【真っ直ぐに突き出されるランスに向かって右手を突き出す】
【ランスは右手を貫通し】
おおぉっ!!
【右手を動かし、ランスの切っ先を腹部の中心から左のわき腹へと無理矢理変更させる】
【ランスが右手と左わき腹を貫通している】
【そして限界まで魔翌力を溜め込んだ魔剣を、外から内へと振り抜く】
【ランスが抜ければ後はもう、前のめりに倒れこむ事しか出来ない】
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:37:02.71 ID:9jBAsn.o
>>314

で、しょうね。
私に足りないのは、きっと「闘争」・・・。
ここで生きる限り、きっと逃れられないのでしょう。

(勝負は、一撃でつく・・・)
(私か、向こうか)
【相手の接近に答えるように、こちらも歩き出す】
【左腕は動かない、同じく右腕のみ】
【軽く開いて、胸の前で構える】

【そして、互いが間合いに入った瞬間】
――――――ッ!!!!
【電流を纏った貫き手を、再び相手の胸部に向かって繰り出す】
【ガードや受身など、一切考えない、攻撃だけを考えた動き】
【そして重要なのは、防御を全くしていないということだ】
【その状態でも、十分に攻撃は通る。相手の出方次第で、最高にも最低にも変わる行動】
【どちらにせよ、これが最後の攻撃だ】
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 00:38:40.63 ID:N6KNfUDO
>>317
…人から鬼へと進み続け、ついには鬼になった男…
…その男の魂を借り、己を鬼とする…
【呟きながら、ググッと構え】

…最早自らが人とは違うと悟りながらも、それでも尚人は愛しい
…ならばいっその事、俺は人を止め人を守る事を選ぶ
…未だ鬼とはならずとも、その力は十分にある…!
…鬼ではなく、人でもない者の一撃…その身で味わってみるか…!?
【前へと、飛び出して駆け出す】
【速い、とても速い…何かしらの身体強化があったか、そのスピードは体の傷の状態を感じさせない速さで】

雷鎚…!
【走りながら青年が右拳を引いて構えると、背後の黒鬼も同じように右拳を構え】
【黒鬼の右腕に、黒い電流が走る】
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 00:40:26.81 ID:gOcktOM0
>>320訂正です
/最後から二行目 
×冥府に戻るのも良い気分では無いでしょう…
○良い気分で冥府に戻れないでしょうし…ここでお開きにしましょうか
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 00:41:34.97 ID:XAQdQd2o
>>315

…………じゃあ、殺す。

───《 射出 》

【体制を整えさせないようにと】
【歪んだ空間から、藍色の水晶が放たれた】
【狙いはやはり、ヴァルトスラットの胸部である───】

【──先程までの弾幕のような、強力さはないものの】
【動きに迷いがなく、キレがある──これが、少女本来の戦闘スタイルなのだ】

>>316

「……────!!」

【予想外──というよりも、こういうのは未経験】
【辞書などでしか知らない行為をされ、数瞬硬直するが】

「…………あははっ」
「あはっ、あはははは、あははははははっっ!!!」

「最高よ貴方──気持ちが昂ぶって、止まらない」
「なにこれなにこれなにこれ、これはキス、気持ちよくて楽しいもの、初めて知った」

「本当、最高───そんな最高な貴方を殺したら、どうなるのかしら」

【予想以上の効果は得られたのだろうか───】
【しかしそれでも、満足はしない──出来ないのだ、少女は】
【楽しむことが目的な少女は、最高の悦楽を得てもより大きな悦楽を求めるだけ】

「───貴方になら、"最高の私"を見せてあげられる」
「私の全てを、全ての私を見せる、だから知って、感じて、楽しんで」

【攻撃には転じず───抜いたナイフを両手で握り締める】
【少女の身体はボロボロ、次が最後で"最高"の攻撃だろう───】
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:44:01.52 ID:2LNsBwko
>>287>>298>>318

【眼前に散る蒼い花は――――それこそまさに、彼女が毛嫌いする異端≠フそれ
それは彼女にもかかる、ぽたぽた、と彼女の紅い髪の毛にいくらかの蒼を混じらせる】

【彼女は自分の言葉に自信がもてなかった――――助けて、と頼んだ、けど――――心のどこかで、まだ、許せなかった
彼女が異端≠嫌う理由は深く、また同時に彼女自身にもある理由、それはこびりついたシミのように
そんな夢見心地であった台詞を――――言葉に、代えてくれた、から】


――――私は、強気だし、器用よ
だけど……貴女のように心に純粋でいられないから


【眼前に在る、貴女は――――異端≠フ貴女は、飾り気の無い、純粋な言葉で行動で
彼女に答えようとする、彼女の言葉に――――彼女の一人、伸ばした手に、触れてくれる――――それだけで、十分、彼女は彼女を棄てて、貴女を信じれる】


二人合わさって、ようやく一人前ね
尤も、人≠ノも満たないアンタたちには十分すぎるけど


【彼女はまだ痛みが響く身体を押して、ニンナの側へと立つ、眼前に捉えるは
崩れた≪亞人≫と熟れたミケと――――青年】

【彼女の髪の毛がそっと、地面に垂らされて、彼女は待つ、ニンナと共に、眼前の敵を】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:49:15.92 ID:WQu0kqAo
>>309>>313>>321

ぁ・・・・ッ・・・・・・・

【壁に寄りかかる形で、女性は静かに呻く】
【体内で龍の血が侵食を始めているからだろうか――】
【恐らくはその原因であると踏んだか、火傷を負った右手で矢を無理やり引き抜き】

【それを放ると右手は地に落ち、最早動くのは瞳のみ―――】

【――そして、その先に居るのは例のカンガルーである】

「―――――――――。」

【幾ら肉体を強化されたカンガルーとはいえ、攻撃直後の高速移動は難しく】
【故にディアボロスのミーナ達に対する攻撃を止める事は出来ない】
【―――が、後に攻撃を続かせない、という事だけは遂行可能で―――】

【ギュン、と地を蹴り腕を引き、着地するのは先程の場所よりやや離れた位置】
【攻撃を終えた直ぐ後のディアボロスの隣という位置で】

【力強く輝く黒い瞳で相手を見下ろすと主のように静かに構え】

【僅かな間を置いてその硬い拳を三度彼の脇腹――肝臓へと叩き込もうとする】
【速さも威力も言わずもがな―――僅かな間、というのは十分に利用出来る時間】
【このカンガルーとしても主人を助けなければならない為に、最後の一撃――――!】
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:49:52.27 ID:pAIHbiMo
>>320
これ以上腕やられると、アタシとしては困る!
何が困るって腕が動かないのは困る!
たった数分にしかならずともこの為に戻ってきたんだ、そればかりは駄目だ!
ってなあ訳でして、目的の為なら土下座も辞さない所存。退いてくれるならこれ以上の事は無いですねえ

【相手が目を逸らすと、バッタの様に跳び起きて】

えーと、どれどれ、あちらは………
ふむ、あっちはあっちでそろそろ終わりそうですねえ
んじゃあ、アタシは一足お先に逃げ帰りましょーっと

【傷ついた両腕を抱え込むようにして数歩。ふと立ち止まり】

いやはや、久しぶりのこっちでのお楽しみ、お付き合いどーもどーも
これで或る程度心残り無く、あちらに戻れますよお

【今度は土下座では無く、普通に頭を下げた】

>>322
『そうは言い切れないのがこの世界だ……また、とも言い切れないのが、な
だからこそ、この一撃は……』

【突きだしたランスが手から離れ、レティシアはレオンの横を擦れ違う様に駆ける】
【腕とランスを繋いでいた血液の装甲が砕け、周囲に赤を飛び散らせて】

『………黄泉路への土産に、持ち返らせて貰うぞ』

【鎧の中央から左脇腹へ掛けてを切り裂く、レオンの魔剣】
【擦れ違ったその時から数瞬遅れて、血飛沫があがる】

『……すまないが、レオン。私の槍、また墓に突き刺しておいてくれないか?』

【力の抜ける膝を無理に押し留めて、倒れる事を防いで】
【背から翼を生やし、大きく広げる】

>>323
【互いの狙いはほぼ同じ、最短距離での攻撃。ならば、同時に到達するか?】
【否、それは互いのリーチが等しい場合の事】
【東洋人の体格、170cmも無い身長。長身の相手と比較すれば、腕の長さの差は歴然】
【硬く握り込まれた拳は】

「………また、届かなかったネ」

【腕の長さの差の分だけ、曲げられた指の分だけ、相手に届かない】
【左胸に、貫手は吸い込まれる様に突き立っていた】

【力無く落ちる右腕、カタカタと震え始める膝】
【戦闘不能が目に見えて分かる、そんな状態になって】
【西鳳はニヤリと笑い、一歩後ろに引きさがった】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 00:50:31.76 ID:RIYrF36o
>>316,326

まァ、おとなしく殺される奴はいねェ
安心しな・・・俺は殺されずあんたも殺されない
――それだけだ
【そう、ニヤリと口を歪めながら言った】

よし・・・――クッ!
【何か攻撃をしようとしたのだろうが、飛来する水晶を目視すると】
【右腕でそれを受け、その部分の鎧を砕くと共に身へ刺さる】
【彼の攻撃は阻止された】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:53:07.68 ID:r8dTt6wo
>>324
ならば、私は今此処に叫ぶ!

”面白い、受けよう!”
この砂の王が引導を渡してやる!!

人外にもなれず、人にもなれぬはこちらも同等。
私と同じ死に残った狂信兵達よ!私に天下を見たならば最後まで私と一緒に居れ!!

【右腕、左腕がそれに呼応するように光り輝く。】

策なんて思いつかねえ!!最後の最後は決めてやるよ!!

冰黒焔白(フィーア・カタストロフィー)!!

【右腕と左腕を大きく広げ吶喊】
【右腹部と左腹部を抉る様に殴ろうとする。】

【無論、大きく広げての攻撃のため腹部はガラ空きなのは仕方ないことである。】
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:55:03.46 ID:CoG6V1Io
>>326>>330
俺を殺したら魂が彷徨ってまた子猫の体に押し込められる
俺が心まで死ぬまでは永遠に猫として人間に戻るのを待つだけだ

【永遠の時間】
【生きても死んでもいない、だからこそ得られる永遠の時間】

…魔翌力封印効果解放・体軽
さあ、そろそろ祭も終わりだ、楽しもうじゃないか

【もしかしたら体が軽くなるのを感じるかもしれない】
【少し動きやすくするために】
【無論自分にもかけてはいるが】
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 00:57:32.95 ID:XAQdQd2o
>>330

……───それは無い。
私が死んで貴方が生きるか、貴方が死んで私が生きるか……。

それが運命……そして、私は死ぬわけにはいかない。

【氷のように冷たい声で、そう言い放ち】

────《 爆破 》

【躊躇なく、藍色の水晶を爆発させた】
【───規模や威力は先程同様である】

(…………残弾は後一つ)
(アレを放つにも、力が足りない……次で決めないと)

【表情からは読み取れないが──少女も、それなりに焦っているらしい】

>>332

「……あはっ、だったら永遠に殺してあげる」
「私と貴方の追いかけっこ」
「ずっとずうっと──私が満足するまで、楽しめるでしょう」

【身体が軽くなったのを感じて、更に強くナイフを握り締め】

「───さぁ、楽しみましょう!」
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 00:58:16.57 ID:lzijbaso
>>298(ミケ) >>318,>>319(ニンナ) >>327(フィリカ)

 ────チッ

【──結果として揺らがなかった二人を見て】
【青年は、憎憎しげに小さく舌打を零した】

何だ何だ何だ何だよ何ですかァ揃いも揃って其の目ァよォ……
ンっとに反吐が出るなァ……キミだって同じバケモノじゃないかよ──

【彼は、頭をがりがりと掻き毟っていたが──】
【瞬間、くわっと彼の目が大きく見開かれた】

【──ドクンッ】

【びし、びき、ばき──】
【何かが罅割れるような音と共に、彼の身体が徐々に変化していく】
【黒い魔力の漣が身体の表面を滑り──硬く尖った甲殻が顕現していく】

 あア゛……アァ゛……──ンっとにサぁ……
 うるせェ゛な、うるぜぇな、うるッッせーえなア゛ァァァア!?

 ンなに死にたきゃァアア────!

【徐々に高められていく濃厚な邪気──】

【“だが”】


 ────っ、?


【──ふっ、と】
【或る時、急激に減少した。いや、其れだけではなく】

……え、あ、あれ……──?

【ガクンッ、と膝をついて──まるで身体に力が入らない】
【ミケは兎も角、この青年は今、決定的な隙を──】

……ンだよ、まだいけるだ、ろが……ッれ、オイ──?

【再び其処から立ち上がろうとしても──こてんっ、と前につんのめって転ぶだけで】
【まるで何も攻撃が出来ない──時間切れ? いや、しかして彼がまだ其処にいる限り、】
【未だ、脅威は消えていない──“完全なる”終わりを、彼女達の手で刻まない限りは──!】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 00:58:39.68 ID:N6KNfUDO
>>331
…………ッッッ
【ドスン、と左右から来る強い衝撃】
【衝撃が体の内部でぶつかり合い、暴れ、ダメージが逃げず体内にダイレクトに伝わる】
【ガハッと血を吐いて、足が止まる】
【だが】

……射程距離だ
【そのまま、右拳を振り下ろす】
【それに呼応して、背後の鬼も帯電する右拳をハリーに振り下ろす】
【その力、まさに落雷のような強靭さで】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 00:59:26.08 ID:zozoY6SO
>>329
【前のめりに倒れこんだ】

………………全く……勝手だな……………
【倒れた状態で体からランスを引き抜いて仰向けになる】
……来年は……手土産の一つ…も……持って…くる……誠意でも…………
【見せろよな、と最後まで言い切る気力は無い】
…………………プルプル
【分かったよ…と、言わんばかりに弱々しく親指を立てた】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 01:01:37.52 ID:gOcktOM0
>>329
「それは何よりです。…こちらも良い経験になりました」
【左手で口元の血を拭い、頭を下げる】
「(戦闘データも取れましたし、士様の喜ぶ顔が目に浮かぶようだ…)」

「後はお好きにどうぞ…何時間持つかは知りませんが」
【不気味な模様のマントを翻し、跳躍】

「さらばです!ハァーッハッハッハッハ!」
【高笑いと共に丘を去る】

…。
【待ちきれなかったらしく、ベンチの上ですやすやと寝息を立てている】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:03:34.75 ID:9jBAsn.o
>>329

・・・今、私・・・。
始めて背が高いことに感謝していますよ・・・。
【少し複雑そうな顔で、そう呟く】

【相手が離れて、手を引き抜く】
【その時、軽く足がふらつくが、すぐ立ち直り】
・・・大丈夫、ですか。
【・・・今まで戦っていた相手へ、心配する言葉をかける】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:04:34.17 ID:XAQdQd2o
>>333
/途中送信大杉踏まれたい

>>332

「……あはっ、だったら永遠に殺してあげる」
「私と貴方の追いかけっこ」
「ずっとずうっと──私が満足するまで、楽しめるでしょう」

【身体が軽くなったのを感じて、更に強くナイフを握り締め】

【───少女の能力《 時空歪曲 》は、】
【"自身の時間の流れに体感時間を当て嵌める"というものである】
【"時間の流れは一定である"が、人の感じる時間───"体感時間は一定ではない"】

【あらゆる事を楽しむ少女は、人よりも早く時間が過ぎていく】
【それを、現実世界の時間に適用すれば──常人より早く、動けるということだ】

【そして現在、少女は"最高に楽しんでいる"】
【その上、身体は限界──その怪我すら、楽しんでいて】
【つまり、今の少女は普段の何倍も早く時間が過ぎていて────】

「───さぁ、楽しみましょう!」
「私の全てをぶつけるから、貴方の全てをぶつけて────!」

「─────《 時空歪曲 》」

【"超高速"を超えた"超高速"で、少年へと向かっていく───】
【相変わらず動きは直線的で、狙いも腹部にナイフを刺すことのみ】
【しかし、その速度は───先程までより、遥かに上である】

【───が、限界を超えた動きは身体に負担をかけ】
【元々ボロボロな身体、成否に関わらずType - Bは─────】
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:07:17.65 ID:CoG6V1Io
>>333
永遠の殺し合いか、それはそれで楽しいかもな
満足したらまた別の遊びを考えないとな

【万年筆が羊の血を吐き出す】

ふっ…

【走り出す】
【先程とくらべたらどう考えても遅い】
【無茶はしなかったようだ】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 01:07:34.58 ID:DRcTU.Eo
>>332,333

クゥゥッ・・・!
【右腕で起きた、藍色の水晶による爆発――】
【それは、彼の右腕から鎧を散らし、鮮血を散らし、】

・・・おいおい、両方生きるまたは両方死ぬの選択肢はねェのかい?
運命とは見えないものさ・・・運命を正確に断定する事は出来ねェ
運命は全ての世界の糸を引くモノ。
その運命を・・・確実に断定出来るモノは神だけだろうなァ〜・・・けけッ
【右腕から鮮血を地面へと垂らしながらも、なお喋る】

行くぜェ・・・あんまり長引くと出血が厄介だからな・・・!
――――[グラウンド・アイレーザー]ッ!
WURYYYYYYAAAAAAAAAAAAH!
【目に魔翌力が集中し――】
【それから、少女の腹部に向けて陸の魔翌力のレーザーが発射される】
【速度は大したこと無いのだが、威力は高めだ】
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:08:36.87 ID:CoG6V1Io
>>340
/途中送信に返信してた…書き直してきます
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:09:37.32 ID:HB/3vxoo
>>313>>321>>328

それは───!

〜〜〜〜ッッッ!!!!

【聖水がかかり、皮膚を鼻を口を通じて頭に回る】
【絶叫を三倍ぐらいに煮詰めた声を上げだ】
【そちらにばかり気を取られた所為か>>321の攻撃に殆ど気づけず】

【無防備な腹部を直撃する】
【本当に風穴とでも言うべきだろうか】
【肋が大きな音を立てて砕け、身体が吹っ飛ぶより先に街路灯が貫通する】
【だが通過する瞬間魔翌力が網のようになり、それを捕らえる】
【止めることこそ不可能なものの、かなりスピードが落ちた】
【魔翌力の網が引きちぎれると、あれだけあった魔翌力がほとんど感じ取れなくなった】

【それから翼が、端から消えるのではなく、朽ちていく】
【パイ生地を砕くようにぼろぼろと】
【植えつけてあった種と伸びた蔓も真下に落ちる】

・・・……──────。

【とびっきりの笑顔を見せると、翼のあとを追うように】
      【崩れ落ちた】
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 01:09:43.91 ID:1I8jE2SO
>>318>>327>>334
……笑わせないで協力しても倒せなかったものだってあるのよ
【変生ミケの口調がまともなものになる】

愛し合った二人がたった一人の獲物に返り討ちにあい殺された…貴女達は《主役》じゃないのよ?今夜の主役は私達《死者》よ
【蜘蛛の八つの脚がしなり】

だからサッサッと私の作品になりなさぁぁぁあい!!!!!
【生者二人にむかい跳び、青年が動けないのをカバーしようと】
【八つの蜘蛛の脚が刃物の如く二人にむかいのしかかるように二人を突き刺そうと襲い掛かる】

【………だが人の形と比べて最初の接近より遅く】
【なにより《ミケ/的》がデカイ】

【喰らえば一たまりもない攻撃だが逆にチャンス】

【さあ生者たちよ】

【この死者達を霊界へと返してみせよ!!!】
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:10:26.33 ID:r8dTt6wo
>>335
・・・やるじゃねーか。
・・・見事な一撃だよ全く。

【振り下ろされた右拳はそのまま腹部にストレートで入る。】
【グジャリと言う音、肋が5、6本折れただろうか。内蔵は破裂してないだろう。】

しかし・・・砂の王も落ちぶれたモンだな・・・
ま、名前だけ聞いておこう。私の名は・・・今は、砂の王のハリーとでも名乗っておこう。

また会う時が有れば真名を教えよう。

【そう言い残すと同時に後ろに向かって倒れる。】
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 01:15:27.79 ID:N6KNfUDO
>>345
…砂の王…か…
…王をも殴るとは、俺もやるようになった物だな
【ふら、と後方に一歩足を引いて】
【ふるふると頭を振る】

…俺の名は…厄島鬼助(やくしまきすけ)……
…また会おう、砂の王よ
…だが、今暫くはゆっくりと…休むがいい
【背後の鬼が消え、札を外して】
【ハリーに背中を向ける】
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/30(月) 01:18:32.91 ID:AAsRDyI0
>>321>>328>>343
てめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
仮にも!仮にも味方だろうが!!!
【その場で出来た、即席の味方とはいえ】
【味方を巻き添えにするような攻撃、それは・・・この男からすれば悪、非道にしか見えない】

【男は咄嗟に障壁を張る】
【己の胸の前で腕を交差させたあと、両手を前に突き出し、障壁を造る】

【だがこんなものは時間稼ぎ、あくまでテメェの攻撃行動、即座に取れる一番強力なのを】
【どうせ自分は魔術が苦手、本気で張ったって障壁は破られて自分の意識も落ちる】

【だったら】
死ねやァァァァァァァァァァァァァァァ!!!

【両手一杯にスタングレネードを出来るだけたくさん掴んで】
【相手の耳元目掛けて思いっきり投げる】

【この攻撃の可否に関わらず、意識は落ちる、この男の意識は】
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:22:48.73 ID:pAIHbiMo
>>336
『手土産………か。持ってこれると良いな……………じゃあ、な』

【広げた翼をバサリと打ち鳴らし、高く高く高く舞い上がる】
【上空で一度円を描き、やがて夜の闇の中を、何処かへと飛んで行く】
【飛び立つ最後の瞬間、後ろ手に手を振って。「婚姻届で良いか?」等と最後の冗談を残した】

>>337
何時間、ねえ?移動含めて考えりゃ、数十分が良い所でしょうがあ……
……それで、良いんです。それだけでも良い

【相手が去るのとは別方向、負傷した体を押して駆けていく】

>>338
「大丈夫大丈夫…………と、いうとでも思った?普通に重傷ヨ
だけど………元々死人、そういう意味では大丈夫ネ………結構楽しかったヨ、久しぶりの喧嘩」

【クルリと相手に背を向けて、負傷個所の治療もおこなわず。西鳳は何処かへと去って行く】
【「次が有るなら、もっと戦いたい」。戦争に生きた者らしく、好戦的な言葉を残した】

【数時間後、世界の光景】
【勝利王神殿宿舎】
《…………誕生日には3か月遅刻。クリスマスには8カ月も遅刻》
すいませんねえ……でもほら、一周忌には間に合いましたし?………こっち向いて下さいよ、ねえ
《…………………馬鹿》
【小さな拳を男の頭に振り下ろす女性と、それでも楽しげに微笑んでいる男】

【水の国と聖都を結ぶ街道、森の奥の館】
〔で、結局寝顔だけ見て代えるのか?せめて抱いてやるくらい良かろうに〕
『だってなあ………そんな事したら、未練で成仏出来なくなるじゃないか……悪いな、本当。娘を頼むぞ』
〔ああ…………………〕
【窓枠から外へ飛び出し、空中に掻き消える女と】
〔………………紫。起きてるのは分かっている〕
<……………ぅ、ひぐっ、う、……うぁ―――>
【枕に顔を押しつけたままの少女。その隣に腰掛けた、顔に傷のある女】

【何処かの森】
〈えーと………何で?いや、また死に掛けてるっぽいけど本当になんで?〉
「説明の時間は惜しい、そんな事より遊ぼうヨ副官さん?」
〈………遊ぶ?とうぜん、これで?〉
【良く分からないと言いたげな表情も直ぐに消えて、拳を握る少女。対峙する一人の女】

【一晩にも満たない短い時間、それでも】
【それでも、きっと当人達。誰かの気紛れで帰って来た者達は満足なのだろう】
【夜明け前には、全てが元通り。一夜の夢より、まだ短いが】

【今夜ばかりは、月の歩みも遅く有るよう、祈りたい】

/それでは、此処で此方の戦闘は終了とさせていただきます
/御三方とも、お疲れさまでしたー!
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:23:00.26 ID:CoG6V1Io
>>339>>341
永遠の殺し合いか、それはそれで楽しいかもな
満足したらまた別の遊びを考えないとな

【万年筆を胸ポケットに仕舞いなおす】

アートマン《シー》
第二能力発動、罪悪を生む大剣
これが俺の全力だ…!

【何も無かった右手に大剣が現れる】
【その大きさは2mを軽く超している】
【そしてそれを突きの形に構える】
【しかしこれが貫通しても体が傷つく事はない】
【痛みだけは通常の何倍もあるが】
【これが彼なりの優しさだ】

【ナイフは刺さり普通の何倍も血が流れる】
【思わず膝を付いた】
【大剣は手から離れどこかへ消えた】

/申し訳ありません、遅れました
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 01:23:04.39 ID:DhbG7EAO
>>327>>334>>344
……それで、良いんです、よ?
心が純粋じゃなくっても、ヒトは、ヒトであれます、から。

ヒトそれぞれ、だなんて、ひどく月並みな言葉です、けど……個性があってこその、人間でしょう?
もし、今のそれが“外殻”であっても、フィリカさんはフィリカさん、ですっ。

【フィリカの強気な態度に、ニンナは真蛇の面の下、ふわりと淡雪のような微笑みを浮かべて】
【ぎこちない、会話慣れしていないような口調で、そんなコトを宣う】

主役なんて、大仰な役、わたしには必要ありませんっ!!

“悋気の炎球”っ!!

【左の貫手を胸元に構え、右手は腰の位置へ】
【再び前方へ駆け出しながら、蜘蛛の真下へと滑り込まんとしつつ――】
【口から吐くのは先刻と同等の二つの炎球、一点へ集中的に二つの炎球を叩き込もうとする――!】
【勢いはそれなり、軌道は直線的で速度も有る訳ではない、対処は可能だろうが……】
【但し、直撃すれば勢いによって体勢を崩すこともあるかもしれない】
【また、着弾箇所が暫時燃焼するということを再び記載しておく】
【命中の如何に関わらず、フィリカを肩越しに見遣りながら、そのまま駆け抜けようとして】

【身動きの取れない少年に対しては、未だ手を下さず】
【フィリカの身体の痛みが抜けていないだろうということを考慮し、先にミケを狙った】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:25:20.53 ID:r8dTt6wo
>>346
今日は休もう。兵も疲れただろう。
砂は明日になれば元に戻るだろうさ。

【そのまま、倒れ伏せたまま寝始めた。】

【Battle #4 ハリーVS厄島鬼助】
【勝者:厄島鬼助】

/お疲れさまでしたー。
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 01:28:45.08 ID:N6KNfUDO
>>351
……人の道、一歩踏み外し鬼へと進む…
…さぁ、俺はどんな鬼となる…?
【ぶつぶつと、呟きながらその場を去る】
【血を流しながらも、歩みは力強い…まるで人外のように】

/乙でしたー
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:29:33.85 ID:otzSZX.o
>>328

【狙いを定めて撃つまでの時間は短くとも】
【砲撃直後には致命的な硬直が発生する】
【そもそも、本来は足腰を確りと据えて発動する技だ】
【今回は反動が全く打ち消せていない】

【氷のような鋭い眼光が、カンガルーを睨み上げる】
【恐怖も後悔も哀愁も―――、眸底には大凡ヒトとしての感情が宿っていなかった】

――――ッ!

―――――ッッッ!!!

【最早抵抗は無い】
【二度、拳を受け入れて―――】
【―――、カンガルーの黒い瞳には、彼の不気味な笑みが映ったかもしれない】

【―――三度目】
【ベコンッ! と、木箱を叩くような音―――?】
【瞬間、>>347のスタングルネードが着弾、光と音の嵐が吹き荒れる】

【光のベールが晴れた後】
【ディアボロが居た場所には、砕け散った『真紅の木片』だけが散らばっていた】
【イリュージョンのように、彼の姿は掻き消えて、何処にも見当たらない】


【―――しかし、死者にあるべき最期の言葉は一つも残されず】
【そのことまるで、『これで終わりじゃない』と言っているかのようだった】


【ぞわり、生暖かい不吉な風が一陣、街を駆け抜ける】

【ジジジ………、数回の点滅を経て、一番近い建物の明かりが戻った】
【そこから復旧が波及、街は電力を取り戻していく】
【恐らくは生気も、活気も、数刻経たない内に元通りだろう】

【真相はともかく、二人と一匹の活躍で町には平和が戻ったようだ―――】


/と、言うわけでお疲れ様でしたー!
/なんだか怪しい感じですが、彼はちゃんと還って行きました
/一足先にお疲れ様でしたー!
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 01:29:46.83 ID:zozoY6SO
>>348
そ…んなもん……なんの土産にもなんねぇぇ〜〜〜〜……………ピクピク
(てか、死人と結婚て、そもそも法的に無理だろうが!)
【死なない限りちゃんと突っ込む】

しかし……また………入…院…………か………………ガクッ




/お疲れ様でした〜〜
/な、何故だ……いつもならこの程度の時間大したこと無いのに……睡魔ーがー……
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:30:16.82 ID:otzSZX.o
>>353
/ゆ、油断しました!
/アンカー先に>>343も追加で…!
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 01:31:43.06 ID:XAQdQd2o
>>341

……そんな事、知らない。
運命だって決めつけないと、やってられないから。

そう言い切るなら、私を助けてよ─────

【無表情で、冷徹に──だけどどこか、悲痛な言葉】
【レーザーを見据えると、"手の中の何か"を強く握り締め】

─────《 射出 》

【歪んだ空間から紫色──"最後の虹"の水晶が撃ち出される】
【陸の魔力のレーザーへと向かっていくが、打ち消すことは出来ず】
【胴体をレーザーが貫き、少女は地面へと倒れ伏した────】

【───しかし、異常な程硬い水晶は砕けず】
【確実にレーザーの中を進んでいき、ヴァルトスラットへと向かっていき───】
【その胴体へと到着する直前で───"堕ちた"】

【その後、歪んだ空間は消滅した───】
【恐らく、持ち主である少女が限界を迎えたのだろう──貴方の勝利だ】

>>349

【現れた大剣を、避けることはせず/出来ず】
【胴体を貫かれ、風穴は──開かず】

「…………ぁ……気持ち──────」

【"最高の攻撃"の反動で、ボロボロになった身体】
【流石に、それだけで倒れることはなかったが───】
【身体が傷つくことはなくても、通常より大きな痛み】
【それが止めとなったようで───限界を迎えた身体が、崩れ去り】

「────あはははははははは」
「あははははっっ、あははっ、あはははははははは!!!!」

【────少女は、両の瞳を閉じた】

【"最高の痛み"と、"最高の傷"と、"最高の貴方"から生まれた】
【"最高の笑い声"と、"最高の笑顔"を残して─────】
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 01:34:24.83 ID:gOcktOM0
>>348
「おおっと、ここに居ましたか。終わりましたよ…?」
…。
「…仕方ないですね」
【寝息を立てる士を両腕で抱える】
「明日からまた忙しくなるのですから…ここで寝られても困りますよ」

【宿を目指し、歩き出す】
「(報告は明日にしましょうか)」

/お疲れ様でしたー!
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:35:40.07 ID:9jBAsn.o
>>348

あ・・・。
【去って行く彼女を、一瞬呼び止めようとして】
【すぐに、やめる】

・・・除霊なんて、もうとっくにやり方、忘れちゃいましたよ・・・。
【寂しげに呟くその顔は、なきそうで】
【でも、涙をこらえて、今回は笑って見送ることにした】
【一度死んで戻ったら何がしたいか――その答えは、まだ巫女には出せはしない】

また、お相手しましょう。
【最後に、去っていった方向へお辞儀をすると】
【落とした棒を拾い上げ、やはりどこかへ行った】

/お疲れさんっしたー!
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:36:16.17 ID:WQu0kqAo
>>343>>347>>353

【確かな手ごたえ―――ただ、それを視認出来ない】
【それだけがこの物言わぬカンガルーには不満で、不安だった】
【しかし、何時までも木片を見つめていても主は助からない】

・・・・・ちょっと、これは・・・大変かしら・・・・?

【花飾りやフリルの付いたドレスは薄紫からドス黒く変色している】
【「このままここに居るのはマズイ―――」、彼はそう判断し】

【胡桃のようなハッキリとした輪郭の瞳を残された二人に向け】

【直ぐに視線を主へと戻すと、一気に一つ大きく飛び】
【その強靭な腕で幾分か軽くなった肉体を持ち上げて】
【明かりの戻った静かな町を跳ねて―――消えていった】

/こちらもお先です、お疲れ様でした〜!
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 01:39:50.39 ID:DRcTU.Eo
>>356,349

【自らへ飛来する虹の水晶・・・回避できるわけがなく】
【内心、ひやっとしていたのだが・・・それが堕ちて一安心】

けッ、助けてほしけりゃ・・・俺に付いてくりゃ良い・・・
暇を持て余したニートならどうにでも出来るさ
協力してくれるかもしれない奴らも居る・・・

あと、理由が分からなければ助けようが無いからな、それだけは言っておく

・・・運命はどう転ぶか、誰にも分からないさ
【地面へとひれ伏した少女を見据え――】
【胸部の傷を押さえながら、鎧を解除し】
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:41:37.15 ID:CoG6V1Io
>>356>>360
っ…
(もう一踏ん張りだ…俺)

【無理矢理体を使い立ち上がり近付く】
【そして体を支えようとして―――】

少し、一緒にいよう

【―――支えるのに成功したなら】
【そのまま胡座で座り自分の上にType - Bを】
【お姫様抱っこで支える様な状態にしようとするだろう】
【もう敵意はない、ただ消えるまで少し居ようと、それだけだ】
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:50:07.61 ID:XAQdQd2o
>>360

…………じゃあ、死んでよ。
今日中に、後二人殺さないと…………。

【意識は辛うじて残っているようで、ボソリと呟く】
【既に、日付の上では"明日"になっていることは気付いていない】

……理由を教えたら、助けてくれるの?

【動かない身体──このままでは、ノルマは達成できない】
【藁にでも縋る思いで、ヴァルトスラットへと問いかけた】

>>361

「………。」

【返事はない】
【最初から喋らないものだったと錯覚しそうなほど、少女は人形そっくりで】
【けれど、少年の手にあるだろう温もりは、それを確かに否定して】

【───小さくだが、"生命の鼓動らしきもの"は確認できるだろう】
【だがそれは、放置していれば直ぐにでも消えてしまいそうなほど、小さなものだ───】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 01:51:34.77 ID:HB/3vxoo
>>353>>359>>347


─────。

【二人と+1のカンガルーにより】
【あたりに満ちていた障気が晴れて行き】
【街中は日常を取り戻していく】

【戻った明かりで照らされた道に彼女の姿は無く、】
【酸化して真っ黒になった血痕と】
【普段いつもつけていたカバンが取り残されていた】

/ひとりだけ先に退場してしまったので最後が短くなってしまいましたが
/お三方お疲れ様でしたー!とっても楽しかったです!
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/30(月) 01:54:21.37 ID:AAsRDyI0
>>353>>359>>363
【敵の攻撃に包まれた後。意識を失っているはずの男の姿は無い】

【意識を失う寸前に・・・何処かに転移したと考えるべきか、攻撃で消滅したか・・・】
【恐らくは前者だろう、きっと・・・明日にはケロッとそこらを歩いている、そういう男だ】



/御疲れ様でした
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 01:59:16.46 ID:DRcTU.Eo
>>362

・・・それは無理だな、せめて別の奴にしてくれ
俺は、それほど御人好しじゃあねェ・・・、
ましてや、初対面の奴に・・・命を捧げられるような、な
【そう、きっぱりと言い切った】

――理由が分からなければ、物事に確実な手は打てない
だが、理由が分かれば・・・俺に出来ることなら、助けられるかもしれない
ただし・・・あくまでも"かもしれない"だ、確実じゃあねェ――ッ
【胸のダメージからか、ゴフッと血を吐き】
【右腕から血を流しつつ、少女へとゆっくり近づいて行き・・・】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 02:00:46.81 ID:lzijbaso
>>344(ミケ) >>350(ニンナ)

 【──協力して。互いの力を重ね合っても、倒せなかった相手】

【──ずきんっ】
【そのミケの言葉が。何故か、彼の脳幹を深く抉った】
【頭が割れそうな程に痛い。思考が崩れていく。嗚呼】

 ────ボクは、そんなのは知らない、存在だ

【誰に告げるでもなく、一人で只呟いて】
 【二人に襲い掛かっていくミケと、それに襲い掛かる炎球──】
 【それを、思う様に動かない身体でじっと見つめる自分に──奇妙なデジャヴを憶えた気がした】
 【但し、それは見た事が無い筈で、在ってはならない筈で。自分は過去の幻影、亡霊だから──】

……────

【──びし】

【──そんなのは、誰が知る訳でも無く。突如、彼の指先に小さな皹が入った】
【それは瞬く間に網目状に広がって──ぱらり、と。その指が消し炭のように崩れ落ちる】
【続けて、ぼろ、ぼろ、ぼろ──と、両手の五指から、徐々にその存在が破綻していく】

──……あァ……クソ……やっぱり、ボクじゃダメかよ……
そりゃァ、そウか……名前もないンだしなァ……──

【ぼろぼろ、ぼろ──】
【遂には両腕全部が、消し炭となって消滅していく】

【その中で見据える先──ミケと、二人】
【名も亡き青年は──ミケの中へと、直接語りかけ始める】

 ──あァ……悪いなァ。どうやら、ボクはもう持ちそうに無い
 ……お前もさァ、識ってンだろォ。どうせ、ボク達化け物は長くは持たない

 ──じゃあ、な。クハハッ

…………────

【青年は其処まで言うと──ぼろぼろぼろ、と、その全身が崩れていくだろう】
【但しその瞳は──薄ら笑いを浮かべたまま、最後の瞬間まで、ニンナの姿をただ映していて】


//申し訳ないです、フィリカの方の気を察知できなくなってしまったので、先に進めさせて頂きます
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 02:08:21.97 ID:1I8jE2SO
>>350>>366
ガッ!?……
【人の形の彼女だったら対象できただろう】
【だが変生したことにより強力な《力》を得た代わりに《速さ》を失ってしまっている】
【よって直撃し空中で体制を崩し地面に落下していくだろう】

《……ええ。知ってるわよ…私は今夜だけの亡霊
なら…
今夜は一緒に暴れてくれてありがとう》
【青年の頭に直接声が――正常な声が聞こえ】

キャハハハハハヒャヒャヒャヒャ!!愛し合いましょぉぉぉぉ!!!!!!!!!!
【立ち上がり狂ったように笑いニンナに向かい純粋な突撃】

【だが……コレは最大のチャンス】
【ニンナは無事亡霊たちに打ち勝てるか?】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 02:22:02.39 ID:XAQdQd2o
>>365

……────そう。

【分かりきっていた答えだった】
【そんなに命が軽いものだったら、私は今生きていない】

……私は、誰かに命を握られて従わされてる。

誰かが誰かは不明で、私はその人に造り出された人造人間《アンドロイド》
恐らく造り出されたときに、身体に爆弾を埋め込まれた。
それで……この会話も、常に監視されている。

【詳しく、自身の置かれている状況を説明───】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 02:23:49.28 ID:DhbG7EAO
>>367>>368
【その場に立ち止まり、青年の崩壊を最期まで見送ると】
【ニンナは、着地した化蜘蛛・ミケへと向き直る】

――ええ!愛し合いましょう!
心行くまで!この身亡びようとも……!

【純粋な突撃ならば、こちらも純粋に迎え撃つまで】
【たん、たん、と軽いステップで前進し、正面からミケの元へ迫る】

工芸の神≠フ力、あなたに見せてあげます、から!!

   ―― はあぁぁっっ!!

【跳躍を以てミケの上半身へ、より近付かんと試みつ……!】
【其の頭部を穿つべくッ!左の貫手を一直線に突き出した――!!】

【――果たして、結果や如何に】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 02:26:00.63 ID:DhbG7EAO
>>369
/安価ミス!368じゃなくて>>366です
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 02:28:47.42 ID:DRcTU.Eo
>>368

・・・残念だったな、俺はまだまだやるべきことがある
暇を持て余したニートと言ってもな

なるほど・・・その造り出した野郎の居場所さえわかりゃ手は幾らでもうてるが・・・
しかも、監視されていると来たか・・・うーむ・・・ッ
下手には・・・ッ、色々言えないな・・・
【時折、何かにむせて血を吐いて】

その、埋め込まれたとされる爆弾さえどうにかなりゃなァ・・・
【少女へ近づいていた足取りは止まり、ゆっくりと地面へ座り込もうとし】
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 02:31:03.28 ID:lzijbaso
>>367(ミケ) >>369(ニンナ)

(……「ありがとう」なんて──)
(言った事も、言われた事も無い……その、筈だ)
(……冥土の土産にしては、上出来すぎだねェ。クハハッ)

(──フン。ありがとう、か)

──────

【さあっ──と風に吹かれて灰となり】
【──≪亞人≫が絶命した時と違って、魂は出てこなかった】
【ただ、形として其処にあった何か。一夜限りの何かが、跡も残さず消え失せた】


 【──ああ、名前ぐらい聞いておけばよかった】


【──後に残った生者と亡者の行く末を、出来れば彼は見届けたかった】
【しかし、それが許されない程度には──彼は幻影で、邪悪で、そして希薄な存在だった】



【──同時刻。草原にて】
【その中心に佇む、小さな影が一つあった】

……何処で何が起こってンのか……──
何にも、わっかンねェ……

【外見にして6歳程、小さな白皙の少年だ】

【消滅した彼と良く似た──乱雑に白いメッシュが入った烏羽色の髪に、真紅の瞳を持ち】
【白黒ボーダーの大きなシャツ一枚を、ローブのようにして纏っている】
【靴は履いていないようで、その小さい素足が直接地面に触れていた】

…………──

【──夜風が草の海をさあっと撫でて、少年は何処へともなく歩き出していく】


//では、此方は一度この辺りで退かせていただきます、ありがとうございました!
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 02:36:32.87 ID:XAQdQd2o
>>371

────ニート?

【言葉の意味が解らないようで、疑問を抱き】

盗聴みたいな何かを、されてるだけだけど…………。
……下手に弄ったら、爆発するかもしれないし。
…………──やっぱり、無理?

【声色は一切変わらず、最初から諦めきった様子だ】
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 02:38:54.27 ID:1I8jE2SO
>>369>>371
【自分の顔まで跳んできた相手…二本の両手の刃で相手の腹部を斬ろうと左右にふるうが】
【相手の貫手は額に刺さり】

……見事よ
【そう言うと同時に変生ミケの姿が崩れさる】

貴女は地獄に来ないでね
【そう言い最初の少女の姿になり微笑み】
【青年が消えうせたと同時に砂になり消え去った】


         ランクアップ
【愛憎の亡霊・ミケ――→愛憎に《縛り/縛られ》し化蜘蛛・ミケ】
【再び死亡】

/では私はこれで乙でしたー
/楽しかったですよー
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 02:40:28.97 ID:1I8jE2SO
ぬわぁぁぁぁあ!!最後の最後でぇぇぇ!!!!
>>374>>371>>372宛てです

では改めて乙でしたー
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 02:49:41.85 ID:DhbG7EAO
>>372>>374

――ありがとうござい、ます。

【着地しながら、少女ミケに対して淡雪のよな微笑みを返し】
【亡者の消えた此の場所を見渡しながら……ニンナは、軽く一息吐く】

……とりあえず、『ヘーファイストス』に於ける融合は、成功みたいです……ね。
神通力と言うのも、中々に侮れないモノ、ですけど……。

ソリトゥーディネ

【一言そう呟けば、千草色に染まっていた頭髪が逆再生するかの如く黒色へと戻っていく】
【と、同時に肥大化した牙や爪も元通りになってゆき、またヒトに在らざる『異端』の威圧感も霧散する】
【面と籠手を外して、ピー、と指笛を吹き鳴らせば、戻ってくるのは当初居た純白のサラブレッド】
【ニンナはフィリカへ別れの言葉を紡ぐと、白馬に跨がってその場を後にする】

【――ともあれ、生者と亡者の戦いの一つは、これにて終幕】
【何処かの草原で吹いた夜風や、夏に頻りに吹く生温かな湿った南風】
【それらとはまた違った、微弱な電気を孕む空っ風が、街を吹き抜けていった】

/お三方、遅くまでお疲れ様でした!
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 02:50:29.99 ID:DRcTU.Eo
>>373

ニートはニートさ・・・
【地面に座り込み、荒く息をし】

・・・声だけとは言え、結構厄介だと思うぜ
うーむ・・・爆弾・・・プロの爆弾処理班なら・・・どうにか出来るのか・・・?
だが・・・爆弾の位置がそも・・・そ・・・も・・・・・・
【そのまま、地面へうつ伏せに倒れこんだ】
【今日の戦闘のダメージと昨日の戦闘の疲労が合わさったのだろうか】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 02:56:09.92 ID:XAQdQd2o
>>377

……───理解不能。

【バッサリと言い捨て】

…………ん………………。

(…………これは、チャンス……。)

【戦闘はできないといえ】
【動けない相手であれば、頑張れば殺せないこともない──が】

……今更、無駄、か………………。

【ノルマは"二人"──.一人だけでは無駄と判断したのか、はたまた】
【その後、暫く経つと、光りに包まれてその場から消え去った────】

【Battle #2 Typeシリーズ VS ヴァルトスラット&木蓮──勝者 ヴァルトスラット&木蓮】

/お疲れ様でした!
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 02:59:27.92 ID:DRcTU.Eo
>>378

【彼は暫く目を覚まさなかった】
【そこから聞こえるのは、安らかではない寝息と、心音だけだった】

【――片腕のニートは明日も気が赴くままにに過ごす】

/乙でしたー
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!nasu_res saga]:2010/08/30(月) 03:25:43.07 ID:lzijbaso
>>THE ALL

【各地に拡散していた瘴気は──次第になりを潜め、】
【蔓延る死者達の姿も、何時の間にやら消えていった】

【未だ世界に戦火は消えずとも──】
【──各地で巻き起こった、この死者の甦り騒動は、一応の収拾を見た】

【死者、生者が入り乱れての大混乱──】
【甦って悪事を働く者が居る中で、死して尚、この新世界の為に力を振るった者もいた】
【──そうした能力者達の協力もあり、無事に、またいつもの新世界が帰ってきたのである】


 【──疲弊しきった人々の中で、何処かの誰かが、恥ずかしげも無くこんな気障を呟いた】

 【──過去が力を貸してくれる事はあっても、過去それ自体が道を切り開きはしない】
 【何時だって『今』を生きる能力者が居るからこその、因果であり、また運命である】



【──生と死。過去と現在】
【一夜限りの気紛れなその交錯に、新世界を生きる彼らは何を見たのか】


 ──────────


【静かに響く鈴虫達の音色は、いつもと変わらぬ涼やかなもの──】



【さあ、もうじき夏が終わる】


【──そして、きっとまた夏が来る】



      【──The Dance of VON=z

//End

//では、イベント全体としては此れで終了となります
//沢山のご参加、誠にありがとうございました!
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 14:21:41.95 ID:Kn1jt.DO
【街中】

…………―――暑い

【蒼色のTシャツの上に紺色の半袖パーカーを羽織り、首に橙色の宝石が付いたペンダントを掛けた、黒髪ショートヘアで黒い瞳のその顔立ちからは一見すると少女にしか見えない人物が、建物の影にへたり込んでうなだれている】

【その外見から年齢は15〜16歳程だと思われる】
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 17:57:29.84 ID:WQu0kqAo
【森】
【やや拓けた草地の一角】

・・・・っ・・・うぅん・・・・・

【――の、木の根元で金髪の少女がすやすやと寝ている】
【胸部や腹部に多量の血が染み込んだドレスに身を埋め】
【花飾りやフリルの付いた灰色の帽子を枕とし】
【挙句、白い日傘を近くにおいて影を作っているという――】

【――そんなイヤに妙な状態で、ただ寝ている】
【ちなみにだが、ドレスや帽子はサイズが合っておらずぶかぶかである】
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 18:37:41.16 ID:ZReGmR60
>>382
/ま、まだおられたりしますか…?
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 18:38:45.14 ID:WQu0kqAo
>>383
/はいはい此処に居りますよ
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 18:42:48.62 ID:ZReGmR60
>>384
/良かった…

>>382

――――…

【鮮やかな緑色の髪、そこから二本ピンと出たアホ毛。通称、触角】
【右赤、左緑の虹彩異色症。通称オッドアイ】
【赤の長袖に緑のケープを羽織って、赤と緑のチェックのスカートを履いて】
【赤や緑の小さめのボトルが腰周りに幾つも吊り下げられている少女が】

【寝ている少女を起こすことも無く眺めている】
【ただじーっと眺めている。視線が鋭い】
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 18:50:04.20 ID:WQu0kqAo
>>385

・・・・・・・・・・ぅ、・・・・・・

【――――視線が痛い―――】

・・・・ぅうー・・・・・・・・・・

【―――が、起きない―――】
【どうやら本格的に熟睡中の様子だが――】

【不意にころっ、と寝返りをうてばそれなりに整った顔が相手に向き】
【丁度毛布のようにしていたドレスから白い肩が露出する】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 18:54:14.15 ID:ZReGmR60
>>386

――――…無防備、色々と不可解
…少し不思議

【じっと見てても起きないので】
【右手で腰の緑のボトルを一本とって】

【何を考えたのか、こちらを向いた顔にボトルから水をかける】
【起きるまでかけるつもりなのだが、とにかく水の量が多い】
【ボトルの見た目の容量の数倍はある】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 19:02:20.92 ID:WQu0kqAo
>>387

【バシャバシャーっと、約3秒】
【薄らと目を開き、其処からの動作は中々速い】

に゛ゃ・・・な、なに・・・・・かしら・・・?

【飛び起きながら顔を幾度か左右に振って水を飛ばし】
【かなり驚いた様子で後退して、両手ではドレスを引っつかみ】
【サイズの合わない血濡れのそれから目だけを出して相手を見る】

【――――もしかしたら、気付くかもしれないが】
【この少女、裸である】
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 19:07:58.44 ID:ZReGmR60
>>388

…無防備

【先ほど呟いた言葉をもう一度繰り返して】
【ボトルを定位置に戻す】

それに、色々と変。その格好にしろ、こんな所で寝てたことにしろ…
洗わないの? …それ

【ただ変だったから起こしただけらしい。迷惑極まりない】
【無表情で、抑揚の余りつかない声からは、感情が察せられない】
【格好は、血塗れのことを言ってるようで、裸であることには言及していない】
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 19:14:30.89 ID:WQu0kqAo
>>389

む・・・無防備だからって悪戯はダメかしら・・・・

【うー、と小さく唸りながら反論の様な事をし】
【ただ危害を加えるような相手では無いのか、と内心警戒はせず】

・・・説明するのは時間がかかるかしら
此処に居るのは人が居ないからで、お服は代えが無いのだけれど・・・・

【成程、確かに落脈が無い感じの答えである】
【少なくとも代えがないからと人の居ないところへ行く人間はそういないハズで】
【まあ、何かしら面倒な事情でも抱えているのだと察することができるだろう】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 19:15:24.46 ID:otzSZX.o
【街中】

【海を写し取ったかの様に深く蒼い瞳】
【広く開放的な襟元を持つ、真っ白な水兵服に、≪No.151≫の黒い腕章】
【大きなアクアマリンのブローチを胸先に留めていて】
【月色の鞘に収めた剣を帯びている】
【日の沈みゆく大洋を思わせる薄紫、静かに波打つロングヘア、18歳程の少女】

……やっぱり、昨晩
此処にいらしたのでしょうか

【地面に転がる真紅の木片を一つ】
【ひょい、と拾い上げて眺め】

会えなかったのは残念、ですね
奇跡一つ程度では、なかなか…

【悲しそうに呟くと】
【鞘を吊っているベルトへ、木片を差し込んだ】

【街明かりに負けそうな星空へ、視線を移して】
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 19:18:03.26 ID:Kblnddoo
【街中】

――――――――

【陽も落ち、徐々に周囲が暗闇に変わっていく街中を人々が行きかう】
【昼間とは違う顔を見せるその中を独りの女性が歩いていた】

【脱色した白けた金髪、左頬に眼の形をした刺青のような痕、
 赤みがかかった黒のコートとズボン、左手には白鞘の居合刀】

【周囲とは一線を成す容姿の女性を人々は避け、その間を女性が歩く】
【ふと、その歩みが止まる】

―――――――――――

【女性が止まった視線の先には一組の男女。腕を組んでいる事から恋人同士だと判断が可能だ】
【目の前から幸せそうに歩いてくる男女の姿を女性がじっと見続ける】
【誰も見ていなかった女性の瞳が男女だけを視界に捕らえる。
 そして女性から徐々に歪な魔力が滲み出てくる】

『――、―――?』

『―――――』

【二人の会話が耳に入ってくる。だが、何を言っているか理解できない】
【だけど、自覚している事が一つだけある】

【女性は思考せず、ただ淡々と本能で身体を動かす】
【間近まで近付いた男女に対してシンプルな行動を一つ】

『―――――え?』

【抜刀された刀はいとも容易く男の首を刎ねた】
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 19:26:28.29 ID:ZReGmR60
>>390

私が攻撃するような人間だったら貴女…死んでたよ?
それこそ、そんなことを言えない内に

【危険なことこそ言うが、攻撃する気が無いのはなんとなく分かるだろう】

――――…御免、よくわからない
詳しい説明を要求したい。…駄目なら駄目でもいいけど

【面倒ごとがあるのだとなんとなく察しはついたようだが】
【それでも満足せず、更に聞いてくる】

/申し訳ない、夕飯です
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 19:28:58.82 ID:N6KNfUDO
>>392
―――――は?
【その様子を見て、声を出した者が一人】

―――――はい?
【蝶が描かれたトレーナーにポケットの多いズボン、目にかかる黒髪に二本のアホ毛が触角の様に揺れる長身猫背で左目に眼帯を着けた青年】
【が、刀を持った女の左側で立ち止まり――固まり】
【今まさに女が男の首を跳ねた瞬間を見て、変な声を出す】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 19:35:10.93 ID:WQu0kqAo
>>393

・・・・でも、今まで生きていてそんな事なかったもの
それにええと・・・・とにかく大丈夫、かしら

【まるで長々と人生を過ごしてきたような言い方だが、外見は10歳前後】
【子供なりの冗談の様でも有るが――】
【そんな事を言いながら、ドレスの綺麗な部分で顔を拭き】

・・・ええと、怪我をしてカンガルーさんに助けてもらって・・・・
それからちっちゃいのは能力のせいかしら・・・・・?
あまり良く覚えていないけれど、多分そんな感じかしら

【説明は非常に下手だが、要約するとこうだ】
【「怪我をしたので(曰くカンガルーに)ここまで運んで貰った」】
【「私は少女の姿をしているが恐らくは能力によるものである」】

【全体的に自信が無さそうなのは言葉通り、あまり覚えていないからだろう】

/了解です、がこちらも飯ですのでごゆっくりー
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 19:36:27.81 ID:XLGGMPso
【街中】

あ゛ー……見つからねえな
【白いシャツに暗い赤のネクタイ、そして黒の上下スーツに身を包んだ女性が歩いている】
【髪の色はネクタイと同じく暗めの赤、両の手には黒い手袋、そして瞳の色は藍色に染まって】
【右の目は眼帯で見えないがそのツリ目と眉間に深く刻まれたシワは常に怒っているような印象を受けるだろう】

(とりあえず鍛冶屋かなんかでも見つけられればどうにかなるっつうのに)
(アタイの探し方が悪いのかね、それとも縁が無いだけか……)
【キョロキョロを何か探すように辺りを見回している】
【目付きが悪い為他の通行人はビビって逃げ出す始末】

……へっ!くだらねえ
【そうやって毒づきながらテロテロと歩いていく】
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 19:37:58.94 ID:Kblnddoo
>>394

【周囲に居た人間は女性の突然の凶行に理解できていない】
【ただ反応しているのは首の無い男から流れ出る鮮血】
【まるで噴水のように吹き出る血は周囲を血に染め、腕を組んでいた女性は呆然と恋人の血を全身に浴び続ける】

―――――ぁぁ

【周囲の呆然とした様子を余所に凶行に及んだ女性は小さく声を漏らす】
【その声色はまるで安堵したかのよう】

【その状態が何時までも続くわけでもなく、誰かが声を上げる】




『う、うわああああああああああああああ!』




【絶叫は静寂したこの場所を再び活性化するには十分な物だった】
【男か女か。それは解らないが誰かが発した絶叫に触発され周囲の人間は逃げ惑う】

【人殺し!人殺し!逃げろ!逃げろ、逃げろ!!!】

【その喧騒を余所に殺人を犯した女性は静かに、首なしの隣に佇む女性に視線を向けた】
【―――――――刀を持つ右手が動こうとする。その動きは緩慢】
【しかし、恋人を失ったショックから腕を組んだまま動かない女性が防ぐ手段など、無い】
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 19:44:01.39 ID:N6KNfUDO
>>397
…な…何なんだ…!一体…!?
【どう見ても、マトモじゃない】
【そんな光景を理解し、いきなり嫌な汗が体中から吹き出る】

…お、俺も早く逃げ――――
【係わり合いになりたくない、そう考えて】
【逃げようと足を動かそうとして、目に入るその行動】

―――――ッッッ!!!
【彼は飛び出した】
【逃げる為ではない、その足は残っている女性二人へと向かって】
【今まさに斬られようとしている女性を突き飛ばし、その凶刃から逃れさせようとして】
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 19:45:48.95 ID:CoG6V1Io
【公園】

んんー…
「にゃー」

【ベンチに一人と一匹がいる】
【一人は145cmの伸長、その低い位置にある頭にはアホ毛がある】
【それで低い伸長を誤魔化しているようでアホ毛を含めると伸長は152cmになる】
【上は大きめのタンクトップを着ていて、下はチェック模様のミニスカートをはいている】
【頭から猫耳が、スカートの端から猫の様な尻尾が見えている巨乳の少女だ】
【一匹は全身に白の毛並みを持つ子猫だ】
【首から大きな金色の鈴が下げられている】

【少女はベンチを占領して寝ている】
【猫は少女の上で鳴いている】
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 19:53:43.34 ID:ZReGmR60
>>395

…そんな人、何人も見てきたから。

【こちらも長々と人生を過ごしてきたかのような言い方】
【外見は12,3歳の子供なのだが】

要領を得ない。…けど、なんとなく分かった。
でも、もう少し説明力があるといい。

【酷い言い方である】
【が、それでも大体分かったようだ】

…体の退行?

【その一件が気になったらしい】
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 19:56:24.66 ID:Kblnddoo
>>398

『――――きゃ!』

【青年に突き飛ばされた事により、殺人鬼の刃が女性の首のあったところを通る】
【凶刃を振るった女性はちらり、と青年を一瞥。
 その眼には何も映っておらず、ただ青年の存在を確認しただけ】

―――――

『ぁ……ぁぁ…………あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!』

【そして、今になってようやく事態を理解した血塗れの女性が叫ぶ】

【何が起きたのか理解してしまった。彼が死んでしまった。彼の首が無くなった】
【何で彼が斬られたの?何でこの人は彼を殺したの?何で”私たち”だったの?】

【泣き叫びながらぐるぐると女性の頭の中は回る】
【理解してしまった。でも理解できない。ずっとそれが繰り返される】




――――――――お前は幸せか?




【と、唐突に殺人鬼の口が開く】
【声に色は無く、無感情。血に塗れたその顔も声色と同じく、無表情】
【だが、滲み出る歪な魔力は無情ではない、と証明するかのようにただ殺意にも似た感情を感じさせる】
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 20:02:14.21 ID:N6KNfUDO
>>401
は、はははははははははやはやはやく逃げてく、くださささささ…
【ガクブル震えながら、女性へ向けて逃走を促す】
【顔は青白く、アホ毛はプルプルと震えて】

し、幸せ!?
い、いい今はちょっと…し、しし幸せとは言い難い…ですぅうう!
【女性を庇うように、刀女の前に立ち質問に答える】
(こ、ここここ怖いいい…)
(表情の割に魔翌力と雰囲気が[ピーーー]気まんまんだよこの人…!!)
【ガタガタブルブル、震える足で何とか腰を抜かさないように立って】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 20:03:19.58 ID:WQu0kqAo
>>400

・・・・・それはちょっとイヤな経験かしら

それと、あまり頭が良くないのは昔からだから・・・・
その・・・・出来れば許して欲しいかしら

【相手の言い方に対して反論はせず、あくまでそれは認め】
【理解してもらったことがわかるとホッ、と安堵の色を見せて】

・・・傷を治す時に加減を誤るとこうなるかしら

【怪我も治せて使い方次第で少女にもなれる、という能力】
【なにやら随分と便利そうなものではあるが―――?】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 20:12:36.05 ID:ZReGmR60
>>403

見たのは私。昔の私。普通なら、死んだ姿は見ても、死ぬ姿はあまり見ない。

…言っただけだから、気にしなくてもいい。
駄目だったら駄目でもいい

【一応理解はしていたのでそれ以上の言及もせず】

…? 不思議、というより不可解。
どうして?

【性質よりも原理の方が気になるのか】
【初めて首をかしげる】
【ただ、やはり興味を持つ場所がちょっとずれている】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 20:14:28.72 ID:Kblnddoo
>>402

『はぁ、はぁ、はぁ……ぇ?』

【理解が追いついていない、思考も安定していない状態で殺人鬼の問いかけに女性は停まる】
【停止し、青年に庇われながら女性は再度呆然とする】



――――今まで、今までただ只管に戦い、血塗れになり、嗤って、戦いをしてきた

だが、徐々に端から壊れていくのも自覚していた

”私は何がしたい”、”何を求めている”

その果てを”お前たち”を見て理解した




【淡々と無情の声で語る】
【今、無防備といえば無防備だ。
 だが、右手には青年の後ろに座り込む女性の恋人の血を啜った居合刀が握られている】
【振るおうと思えば何時でも振るえるだろう。今のところは振るうつもりは無いようだ】


                     コロシタイ
私は――――――私は”幸せ”を壊したい




『―――――――――は?』



【薄っすらと嗤い、男を殺し、女を殺そうとする理由を口にする】
【実に単純で、傲慢で、理解”出来るかもしれない”理由。
 シアワセ
 幸福が憎い。ただそれだけの理由】


―――――退け。死にたくないのなら


【ようやく、青年に視線を移し、勧告、いや宣告する】
【眼は心なしか赤く染まり、殺意が滲み出ているかのよう。否、今まさに青年に対して殺意を向ける】
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 20:22:29.72 ID:1I8jE2SO
【路地裏】

はぁ……路地裏でネタを探してこいって…無茶を言う
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が】

【ため息をつきながら歩いてる】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 20:24:21.47 ID:N6KNfUDO
>>405
【刀女の話に黙って聴き入り】
【そして、ゴクリと唾を飲む】

…そ…そんなの……!!
【刀女に視線を向けられ、それを睨み返しながら口を開く】

そんなの…ただの嫉妬じゃないか!!
自分で戦って!おかしくなってるのを自覚してるのにそれをやめないで!
挙句に幸せな恋人を見たら嫉妬で[ピーーー]!それは…それはただの自分勝手だ!!
そんな理不尽な理由で…殺されていい命なんか!無い!もとい俺がさせない!!
【刀女に向けて力強く言い放ち、視線を交わして】

…逃げてください…!できれば、彼氏の方の体も連れて…!
…俺は…!二人も守りながら戦える程、器用じゃありません…から…!
【傍らの女性に向けてそう言って】

…マンティス・エッジ…!
【両手首から、蟷螂のようなギザギザの鎌を生やす】
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 20:24:50.13 ID:WQu0kqAo
>>404

見たのは貴方・・・死ぬ姿を見た・・・って、あら?

【のろのろーっとした思考で言葉の意味を読み取ろうとし】
【ふと身を硬くする―――が、あからさまな警戒などはやはりせず】

・・・せ、生命というのは“エネルギー”かしら
それを使って、『生命を作る』のが私の能力なのだけれど・・・

傷を治す時に“エネルギー”が溢れてしまうと作用する場所が変わるのかしら
私の場合は若返りのようなことになるのだけど・・・
・・・あ、若い人のことを「エネルギッシュなー」って言うのと同じ感じかしら

【何が同じなのかはさっぱりな説明だが、取り合えず疑問に答えようと口を開いて】
【自身の能力の事を詳らかに説明する】
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 20:32:25.43 ID:ZReGmR60
>>408

――――…そう

【どこか遠くを見るような目を一瞬したが、すぐに元の無表情に戻る】
【あくまで昔のことなのだと、言いたげだったが】

…今度も大体分かった。気になるところもあまり無いし
もっとも、寝てるとエネルギッシュには到底見えないけど

【ツッコミどころもどこかずれているが、それでも分かったらしく】


――――そろそろ、行こうかな

【言葉を聞けて満足したのか、少女の右を通り過ぎて森の中に行こうとする】
【引きとめようとすれば引き止められるだろう】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 20:33:45.17 ID:pAIHbiMo
【魔術協会】

……脚がスースーする。なんか落ちつかない

………まあ、いいや。その内慣れるでしょ

【シャツカラーの白ブラウス、前を止めない灰色のイートンジャケット】
【膝丈のスカートを穿いた、灰色の髪に灰色の瞳の少女が、何故かシャドーボクシングを行っている】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

【魔術の総本山で格闘技術の鍛錬、おかしな話しに思えるかも知れないが】

……………しゃっ!

【時折放たれる右の拳に、水の魔翌力が集中している事には気付けるだろうか】
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 20:33:46.89 ID:Kblnddoo
>>407

――――――――理解しなくて良い。元より理解などされるような存在じゃあない
向けられた刃が目の前にあるのならソレに対して刃を向けるだけ

【冷めたような声で吐き捨てるように言い視線を青年に固定する】
【用はもう、女にも用は無い。どうでも良い、と】

『うぁ……あああああああ!!!!』

【何をどうすれば良いか解らない。だが、女が理解した事はこの場から逃げるだけ】
【首の無い恋人の死体を一瞥もせず、一目散に逃げる。単純に死にたくないから】

酷い女だな
愛し合っていたのならせめて首でも拾っていけば良いのに

【侮蔑するようで、だがどうでも良さげに反応する殺人鬼】
【青年と殺人鬼の距離はほぼお互いの得物が届く距離と見て良いだろう】
【殺人鬼は歪な魔力こそ滲ませているが能力は見せていない……攻めるかどうかは青年の判断次第だ】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 20:39:20.98 ID:WQu0kqAo
>>409

私が寝ていたのは、能力を使うと疲れるから・・・・かしら

【出会った当初の様にうー、と唸り】
【体育座りの格好をしてドレスで身を包み】

あ、ええと・・・ちょっと待って欲しいのだけれど
この辺りで綺麗な水の有る場所は知らないかしら・・・?

【追いかけるにも身に着けているのは体を包む布切れのみ】
【その場から声だけをかけて一度、呼び止める】
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 20:44:12.34 ID:N6KNfUDO
>>411
………………
【逃げた女性にチラリと視線を向けて、相手の女に向き直る】

………………
(どうする…?)
(睨み合ったまま…このままで帰ってくれるとも思えない…)
(だからと言って安易に攻撃するのは…)
(…でも、こんな時の為に覚えた技が…!)
【睨み合う青年の両手に、風の魔翌力が溜まり】

…てぃやっ!
【腕を交差させながら後方に跳び、着地の瞬間に腕を左右斜め下に開く】
【鎌からX字の真空の刃が放たれ、女に飛んでいく】
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 20:45:32.91 ID:rAMjpIM0
【街中】
【人どおりに少ない街中にビニールシートが敷かれていた】
【そのビニールシートの上には木材と妙な物体が置かれていた】
【勘が良い片はそれがリヤカーだとわかるだろう】

よっしゃっ!
あとちょいで完成っ!へいやっ!
【トントントンと金づちを笑顔で振るその青年は】
【林檎のような、赤髪ショートヘアに赤い目。ジーンズに赤いシャツ、黒いインナーを着ている】

【その青年の周りには4個ぐらいの林檎が入ったビニール袋がおかれている】

あっ!
ついでに 林檎をお買い求めになるか 手伝ってくれる片はよってってください!
【ちゃっかり、客寄せもする】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 20:57:03.41 ID:Kblnddoo
>>413

――――――

【ぼぅ、とした思考の中で思う】
【自分で言ったように幸福が憎い。壊したい。殺したい。そう、思ったのは事実だ】
【だが………何故”今”なんだろう、とそう思った】

―――――シッ!
(魔力か……同系統、とまでは行かないだろうが分類は似たような存在か)

【青年の両腕に蓄積される魔力を感じ取り、応じるように右手に持つ居合刀に魔力を籠める】
【そして、青年が放った真空の刃に対し、薙ぎ払うかのように居合刀を振るい、真空の刃を―――斬る】

【だが、その代償に魔力の篭った居合刀の一部が欠け、消しきれなかった刃を身体に受ける】
【傷は小さいものの、まるで過剰に反応したかのように傷付いた部分から血が流れ出る】

痛みは自己の存在を証明する
お前は私に私を認識させた。なら、今度は私がお前にお前の存在を認識させよう

【そう言うなり、納刀し、青年へ向けて駆ける】
【青年と女の距離は4,5mほどか。だが、女の速度は速く、何の妨害も無ければ容易くその距離を縮めるだろう】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 21:02:24.03 ID:N6KNfUDO
>>415
――――ッ!早―――!?
【女性の接近のスピードに怯み、いとも容易く接近を許してしまう】

―――くそっ!
【接近してきた女性にむけて右腕を振るい、手首の鎌で殴り付けようとする】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 21:04:32.95 ID:68ut2N.o
【森】

【森の奥深く、獣道を辿った先にある開けた空間】
【深い傷を負った獣が、どういうわけかここを命の灯火を燃やす場所に選ぶことが多く】
【その場には獣の骨がいくらか散乱している 月明かりを虚ろな目の穴に通すそれらは、妙に場に馴染んでいる】

【よく手入れされた赤い髪を後ろに束ねて、宵闇色のローブを纏った少年が、地面に直接座っている】
【その脇には、二匹の蛇が絡まり頭に翼が飾られた杖が置かれている】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 21:07:44.36 ID:uT30pk.o
【街中】
【白色をベースに金色が混じったバイクに乗り、茶の前髪がはみ出たヘルメットにゴーグル、青のパーカーに短パンの少年がエンジン音を立てて走る】
【後ろのトランクの方を気にしながら】

…ずいぶんと、久々に帰ってきた気がするんだな…ずっとトレジャーハントしてたし
最近の情報、全然耳にしてねーよ…なんだな

【タンデムで金髪ストレートに耳にアンテナヘッドホンのような機械のついた黒を基調とした服と白いエプロン…俗に言う侍女服の少女の姿をした者が
だらしない態勢で肩を回している】

『…あークソッタレ…オイルさしてねェから関節キシキシいってンじゃァねェか…俺まで巻き込んで何が欲しかったんだ
なんなんだよこのお宝ってのは!デイブちゃんよォ!』

…まあいろいろとなんだな!付き合わせて悪いんだな兄貴…車軸油でよければそこらで買う?

【近くに知ってる店があったような、そんなことを考えながらバイクを走らせる】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 21:09:19.20 ID:ZReGmR60
>>412

――――フィードバック?

【ポツリとそう呟いて】
【言葉をかけられて、足を止める】

…場所は知らない。けど、これでいいなら

【腰の緑のボトルを一本右手に取り、差し出す】

何も混ざってない、純粋な水。H2O

【中に入ってる量は、ボトルの見た目の容量よりもあることは起こされた時に分かっているだろう】

/申し訳ありません、遅れました
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 21:12:58.55 ID:2LNsBwko
【水の国のとある噴水広場、一つの音が、カツン、と響き渡る
夜が満ちているものの、依然、ライトアップされた広場には幾人か人が居て――――】

【足音の主は、そっと彼らを見渡すと、どこか嬉しそうに――――そっと表情に薄く、微笑を貼り付けた
彼は噴水に沿って設置されたベンチのうち一つに腰掛けると、ゆったりと口を開いた】


僕の愛しいNightwish=\―――どうだい、此処は良い街だろう?
賑やかで、それでいて綺麗で、何よりも美人が多い


【そんな彼の眼前で、すっと夜風が巻いて、彼の眼前を通り抜けた一人の少女のスカートがめくれ上がった
16歳程度の少女に似合わぬイチゴパンツ、彼の瞳はそれを捉えて、良い物を見た、と言いたげな微笑を浮かべる】

【どうだい、僕の言うとおりだろう、と軽く付け足すと、彼は顔を撫でる前髪を絹糸のように細くしなやかな指でくるり、と巻いて
夜風を感じている、紺色の袴に白の羽織を着て――――その上から女性の着るような紫の艶やかな長羽織を羽織った
黒の長髪の後方をリボンで一括りにし腰の辺りまで垂らした、女性のような顔たちの中世的な青年】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 21:17:30.51 ID:1I8jE2SO
【街中】
…………ハァ…結局ネタが見つからなくって路地裏から出たけど
危ない人に遭遇しなかったのは運が良かったのか悪かったのか
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が】

【ため息をつきながら歩いてる】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 21:18:00.73 ID:WQu0kqAo
>>419

あ・・・・ええと、貰えるのかしら?

【呟きは聞こえなかったか、或いは聞こえても反応しないだけか】
【右手でドレスを引っ張り上げ】

(お水と・・・洗剤は無くても落ちるかしら?)
(どちらにしろ早くしないと乾いてしまうのだけれど)

【差し出されたボトルに左手を伸ばして受け取ろうとし】
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 21:21:22.27 ID:Kblnddoo
>>416

相手が殺意を持って向かってくるのであれば殺意を持って応じる
殺意を持つ者と持たぬ者とでは踏み込む覚悟が違う

【居合い、抜刀術とは鞘から抜き放つ動作の一撃で相手を仕留めるか、
 相手が放つ一撃を受け流し二の太刀で相手に止めを刺す形、技術で構成された武術である】
【しかしそれは正統に武術の道を歩んだ物の戦い方で、この女は正統を外れる外道である】
【故にまともな戦い方は出来ない】


【青年が振るった右手首の鎌に対して魔力を籠め続けている居合刀を抜刀し、迫る鎌に対して殴りつけるように斬りにかかる】
【女の能力はこの歪な魔力を使用するもの。
 この魔力は対象を極端な攻撃力の上昇させる代わりに硬度を著しく低下させる硝子のような物へと変えさせる物】
【本来、居合刀は相手を切り捨てる物。女はただそれをこの場では殴打する為の道具として扱う】

【鎌の硬度次第ではあるが鎌を切断ないし砕く事は可能かもしれない。
 相手の結果がどうあれ女の居合刀は折れる】
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 21:21:31.16 ID:rAMjpIMo
【街中】
【人どおりに少ない街中にビニールシートが敷かれていた】
【そのビニールシートの上には木材と妙な物体が置かれていた】
【勘が良い方はそれがリヤカーだとわかるだろう】

よっしゃっ!
あとちょいで完成っ!へいやっ!
【トントントンと金づちを笑顔で振るその青年は】
【林檎のような、赤髪ショートヘアに赤い目。ジーンズに赤いシャツ、黒いインナーを着ている】

【その青年の周りには4個ぐらいの林檎が入ったビニール袋がおかれている】

あっ!
ついでに 林檎をお買い求めになるか 
手伝ってくれる方か、女の子はよってってください!
【ちゃっかり、客寄せもする】
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 21:23:26.70 ID:ZReGmR60
>>422

【肯定するように軽く頷いて】

別に、まだ有るから。…返したいなら、次に会った時でいい

【次また会うことがあるのかどうかは分からないが】

【差し出した後に引っ込めるなどというふざけた行動を取るわけも無く】
【ボトルはちゃんと左手に収まるだろう】


――――それじゃあ

【再び、森へと歩いていこうとする】
【引き止める利はもう無いかもしれないが、一応引き止めることは出来る】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 21:27:13.70 ID:N6KNfUDO
>>423
なっ―――――!?
【ガキイィィン!女の刀と、自らの鎌とがぶつかり合う】
【鎌は動物的な物と言っても高度は高く、簡単に壊れるような物ではない】
【…ではない、筈なのに】

ぐっ……うぅ…っ!!?
【鎌にビキビキと、ヒビが入り】
【バキィィン!と砕ける】

う…あああぁぁっ!!?
【砕けた鎌から血とは違う体液が流れ、両手の鎌が引っ込み】
【右手首を抑えながら後方に跳び退る】

/すいません、風呂入ってきます
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 21:29:01.54 ID:WQu0kqAo
>>425

・・・・それじゃあ、頂こうかしら

【左手に持ったボトルを眺め、次に相手に向き直って】
【外見相応の笑みをニコリと浮かべ】

ええ、気を付けてね・・・・

・・・・・そういえば、名前を聞き忘れたけれど

【そう呟いた時は既に相手の姿は無く】
【仕方なしに木へと身を預け、少し休んでから彼女もその場を離れていった】

/お疲れ様でした〜
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 21:30:46.42 ID:ZReGmR60
>>427
/お疲れ様でした
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 21:33:28.35 ID:Kblnddoo
>>426

―――公平に行こうか。私の能力はこの歪な魔力、〔呪い〕と呼称している
内容は至って単純。魔力を籠めた対象の硬度や強度を極端なまでに減らす代わりに破壊力を増強する

【どういうつもりか】
【青年を追撃するようなことはせず、淡々と自分能力を口にする】
【折れた居合刀は捨てるような事はせず、納刀する】

必要以上もしくは面倒な殺害をするつもりはない

私が言いたい事は唯一つ。素直に退け
護る対象も居ないこの状態なら退く分には問題ないだろう?

【だから去れ。刃をまだ向けるのであれば止まるつもりは無い】
【女はただそう告げる】

/いってらっしゃいませー
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 21:42:38.60 ID:Z9xIGMU0
【街中】
【其れは静かに大通りを歩いていた】

―――あー、だるい
この暑さは無いだろ、うん

【少し崩れたマッシュルームヘアの黒髪、黒い左眼、黒い薄手のTシャツ】
【上に紺色のブレザーを着た、顔の左眼以外に包帯を巻き、鼻が折れて無くなっている人型の異形】
【至る所に縫い傷があり、包帯の隙間から見える唇はほぼ原形が無いぐらいに破れている】

【まあ、所謂ゾンビである】
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 21:51:09.07 ID:otzSZX.o
>>430

【右側方から唐突に白い粉が吹雪いてくる】
【風には相当量の冷気が籠められていて】
【そのまま立ち尽くしていると凍えてしまうかもしれない】

【直撃した場合】
【ゾンビさんに味覚が残っていれば、判るだろう】
【白い粉は、なんだかとても甘い=z
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 21:58:08.93 ID:aUN/unQ0
【街外れ】

Trust me 繋がっているから

ただ感じていて このぬくもり♪

【旧い血の色をしたセミロング、太陽の様に煌く橙色の両目】
【右目の色合いは、「蜜柑色」に近く、時々、両目が虹色に輝いて見える】
【白のシャツを着用、黒のスラックスに、黒のローファーを履き】
【ベルトを巻き、チェーンを吊り下げた、二十歳ほどの女性】

【虹色の長剣を担ぎながら、のんびりとした調子で歌っている】
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 21:58:39.19 ID:Z9xIGMU0
>>431
―――んあ?

【暑い暑いと愚痴っていたら、その白い粉が見える】
【そのまま―――】

―――ブホハッ!

【直撃ッ!】
【口に侵入すると同時に舌に広がる甘味、そんでもって凍える身体】

だっ、甘ッ、何だこれッ!?

【咳き込みながら、右に視線を向けた】
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 22:00:48.78 ID:N6KNfUDO
>>429
…う…く……そういう…事ですか…!
【右腕を抑えながら、女に視線を向けて】

必要以上…じゃあ…!あの人を殺したのは必要だったって言うんですか…!!?

…今…!俺がここで退いたって…!あなたはまた同じ事を繰り返す…!
それなのに…!むざむざ退くなんて…!そんなの…出来ない!
【女を片目で強く睨みながら、左手を右腕から離し】

どうやったら止められるかなんて…解らない!だけど…!!
ここで退いたら!認める事になる!理不尽に人が殺されるのを、俺が認めた事になる!
…そんな事になるくらいなら…!死んでも俺は…!俺は戦います!
【女に向けて、弱々しいファイティングポーズをとる】

/ただいまっす
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 22:05:03.46 ID:1I8jE2SO
【街中】

はぁ……結局ネタも見つからない…編集長に怒られる……
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が】

【ため息をつきションボリしながら歩いてる】
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 22:06:49.15 ID:PJUbjJUo
【路地裏】

ふんふんふーん。
んー、毎日パイ食べてたら太るかなぁ……

【黒の大き目のシルクハットを被り、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織り】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソを穿き】
【兎を模したネックレスを着け、両手に白いドレスグローブを嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【大きな木箱の上に座り、何時も通りアップルパイを食べながらぼにゃりとしている】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 22:07:42.92 ID:otzSZX.o
>>433

【そこに立っていたのは】
【クリーム色コックコートを着た、蜂蜜色ポニテの女の子】
【紅茶を思わせる虹彩の瞳を持っていて、身長は角砂糖を一列に積んで133個分】
【ミルクセーキのように滑らかな白手袋で両手を覆い】
【チョコレート色の警棒を腰に吊っている】

お砂糖Death☆
そーゆーテメーさんは、最高にLiving Deadです?

【ブリザードの発生源は】
【ゾンビさんに対して、真っ直ぐ突き出された両掌】

とにかくその見た目、わたしが甘く飾って差し上げるです
感謝しながら氷像になるが良いですっ

 ≪アイシング シュガー ボルテックス≫

【更に増量する、冷気の籠もった粉砂糖】
【ただし、氷漬けになるには相当時間が必要そうだ】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 22:09:31.65 ID:Kblnddoo
>>434

………元より人が人を殺す、と言うのは衝動的なものだ。動機など後付の物に過ぎない

【青年の言葉は女にとって見ればどうでも言いように感じるのか投げやり気味に応答】
【ふぅ、と溜め息を一つ吐き、口を開く】

魔が差す、と言う言葉を聞いた事があるか?
知らないなら知らないでいい

私があの男を斬ったのは魔が差しただけ、衝動的なものだ
私はコレからも殺すだろうな。私は幸福が目の前にある事には多分、耐えられないだろう

【間。】


――――――なら、お前の止める方法は私と同じく


【殺す事か?】


【声という音は出なかったものの、口はそう動く】
【今後も殺害は起こるだろう。ならば、今後の為にも私を殺すか?と女は青年に問う】

/おかえりなさいませー
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 22:10:21.82 ID:CoG6V1Io
>>432
あ、すいません、ちょっと良いですか?

【突然どこからか人型の何かが飛んでくる】
【10cm位のサイズの少女だ】
【花のようなドレスを着ていて頭には花の髪飾りがある】
【現れてすぐ質問をするくらいには頭がヤバイらしい】
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 22:14:13.27 ID:9T7D6ESO
【路地裏】

―――・・・・
【元々何色の物だったか解らないぐらいに汚れたローブに身を包み顔中を包帯で巻いた人物が佇んでいた】
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 22:15:03.61 ID:aUN/unQ0
>>439

……、んー?

【飛んで来た彼女に、『虹色』に固定された瞳を向ける】
【其れから―――む、と眉を寄せながら、ぽつりと】

人間、ひと、人の形
浮いてるけど、ちっちゃいけど……『人』の形


―――――――うん、殺さない方が良いかも


【―――どうやら、少女より危ない思考の持ち主の様で】

【にこっと、人の良さそうな笑みを浮かべると】

…はいはい、どーしたの?

【長剣を、適当に放り投げてしまう】
【ひゅんひゅんと弧を描いて、其れは地面に突き刺さるだろう】
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 22:19:17.50 ID:N6KNfUDO
>>438
…衝動的だからって、魔がさしたからって…それが殺していい理由な筈がない!
そんな理由で!人を悲しませていい筈がない!
【女に向けて…自分に言い聞かせるようにも、叫び】

【そして、間の後に続く、その言葉】

……く………うぅ…………
【まさか、殺しを止める為に[ピーーー]なんて、そんな事は出来ない】
【いや、する筈も無い】
【しかし、そうでもしないと目の前の彼女は止まりそうにない】
【そのジレンマに挟まれ、押し黙ってしまう】
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 22:21:42.78 ID:Z9xIGMU0
>>437
‥‥え、何?何なの?
新手の嫌がらせ?っつーか何で俺は砂糖とこんなに縁が無いのよ
オイコラお砂糖をゾンビに当てるなお前!勿体無いだろ!

【砂糖を当てられた回数、今回含め3回】
【とりあえず後ろへ大きく飛んで、女の子と距離を取る】

ッ!ああ感謝するよ物凄い勢いでふざけた試練を下さる神様的なアレによォォッ!!

【左腕を顔の前に出し、眼に入らないようにガード】
【盾代わりの左腕に冷気が伝わってくる】

(‥‥ワイヤー付きナイフ3本、投擲用ナイフ2本、スペツナズナイフ1本
 後は『コイツ』と発煙手榴弾1個‥‥)

【頭の中で今ある武器全部を確認しつつ空いている右手で、腰の後ろに手をまわした】
【右手で腰のベルトに納まっている「得物」を引き抜く】
【手首のスナップを効かせて、折りたたまれているソレを伸ばした】

【異形の右手に取られているのは、6発式の中折れリヴォルバー】
【だが、グリップは穴が四つ空いた、メリケンサック状になっており】
【また、バレル部分に小さい筒があり、そこに細いブレードが収納されている】

【―――通称、アパッシュピストル】
【ただ本来のアパッシュピストルと違い、ちゃんとしたバレルが存在している】
【装弾されているのはゴム弾だ】

【まだ、ちゃんとした行動には移っていない】
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 22:23:21.78 ID:CoG6V1Io
>>441
(…不味い人に声かけちゃったかな…)
えっと、この辺りで首から明らかに機械仕込まれてそうな首輪と
大きな鈴を下げた白猫見ませんでしたか?
雌の子猫でお腹に魔方陣が二つあるんですけど

【特徴と言える特徴を言う】
【女性の危ない発言には顔色を全く変えずに】
【まあ簡単に纏めると迷い猫探しだ】
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 22:24:38.22 ID:XLGGMPso
【街中のとある路地】

んー……ビビっとくる物が見つからねーな……
【カランと音を鳴らして刃物店から迷彩柄のチョッキを着た少年が出てくる】

どっかに素敵なナイフ売ってねーかなあと探して早半日、収穫無し
……探し方が悪いのか?むう――――
【真っ白い髪を軽く揺らして、膝下まであるズボンのベルトに掛けたナイフホルダーに手を触れ呟く】
【小さな溜息が路地に溶け入る】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 22:29:24.66 ID:Kblnddoo
>>442

大勢の人間は衝動的に物事を進めていく
計画していた、などと言っていても根源を辿れば「そうしたい」、という衝動に過ぎない

殺意が湧き、それに応じるか否かは結局のところ魔が通るか、過ぎ去るか
それだけだ

【女の声色は変わらず無情。だが、何処か青年をからかう様な、それでいて試すような口振りだ】
【どちらにせよ、女の言葉は全て本音である】

――――――覚悟が無いのなら英雄気取りは止めろ
そうする事でお前の親類が悲しむ破目になる

だが、この場での事を言えばお前が先ほど否定した「衝動的」、「魔が差した」、それらの”そんな理由だぞ?”
自分自身の行動の結果で人々の感情が変わる

【魔。】



理解しろ。己の行動全てに覚悟を持って動け
それが出来なければ誰かに刃を向けるな



【女はそう言って青年に背を向ける】
【青年が攻撃する事は無い、と核心でもしているかのような無防備なその背中は幾らでも狙う事が可能である】
【実行する『覚悟』があるならば、狙う時は今だ】
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 22:29:42.85 ID:aUN/unQ0
>>444

白猫さん…、…其れが、お嬢さんの探し物?

【子猫の特徴的な容姿を聞くが、む、と首を傾げるばかりで】
【何処か幼さの残る顔に、苦笑を浮かべると】

……うーん、僕は見てないなー
そんなに可愛い猫さんを見つけたら、ぎゅーってしてちゅーしてるよ?

【―――――っへ、変態だーッ!!(AA略】

僕も、探すの手伝おうか?

【にこにこと微笑みつつ、両手をひらひらさせて、そんな事を尋ねる】
【こんな変態が手伝ったら、猫の危険が危ない気がするが】
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 22:35:46.80 ID:otzSZX.o
>>443

どうせ無尽蔵です
街にバラ撒くのも、ゾンビさんに当てるのも、総量は変わらねーんですっ

【距離を取られたために、粉砂糖の噴射を停止】
【両掌をむけた体勢は維持したままだ】

【赤く揺らぐ瞳を細めて】
【取り出されたものを怪訝そうに見つめ】

…、それ…銃器、です?

随分変な形状です
今までに見たことがねーです

  ≪キルシュシールド≫

【少女の正面に精製されるのは、巨大マフィン】
【紅茶とサクランボの甘い香り、ふっくらしっとりとした、焦げ茶色のクッション】
【艶やかな表面を持った、半球状の盾】
【肉厚な生地は蜂蜜色の魔翌力を内包し、自身の耐久性を飛躍的に向上させている】

【実弾を警戒しているようだ】
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 22:38:07.63 ID:CoG6V1Io
>>447
はい、昨日位から見当たらなくて…

【本気で心配している様】
【少し可愛らしい、かもしれない】

ん…やっぱりそうですか…

【スルースキル全開で後半部分はスルーされた】

あ、良いんですか?

【若干言葉が詰まって出てこない】
【絞りだした言葉は最終確認】
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 22:38:56.83 ID:N6KNfUDO
>>446
………………………
【正論、全くの正論】
【屁理屈をこね、無理矢理穴を見付ければ言い返す事も出来る、しかし彼にはそのような事をする知恵を持ち合わせていない】

【振り返った女の背中を見詰め、拳を震わせる】

【今なら狙える】【狙ってどうする?】【隙だらけだ】【殺さない】【殺させない】【警察に突き出す?】【いっそ開き直って…】
【様々な考えが浮かんでは消えて、思考がパンクする】
【一つだけ、確かに解る事は…とにかく、おめおめと見逃す訳にはいかない事】

う……ああああああああああああああぁぁぁ!!!!!
【己を奮い立たせる為、叫び】
【背中を向けた女に向かって駆け出す】
【が、その行動には迷いが浮かび、追い付いたとして何をするでもない、迎撃も簡単に成せるだろう】
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 22:42:08.89 ID:aUN/unQ0
>>449

そっかー…行き成り消えるなんて、いけない猫さんだね?

【「キミは飼い主さんなのかな?」と、微笑みながら尋ねて】
【少女の頭を、指先でぽふぽふ撫で様とするかも】

勿論、良いよー?

だいじょーぶだいじょーぶ、殺したりはしないから

【――――…、……不安だ……と思うような台詞】
【ひらりと片手を振ると、「にゃんこー」とか言いながら、そこ等辺をうろつこうとするよ!】
【探す場面はキンクリ?】
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 22:47:01.61 ID:Z9xIGMU0
>>448
ちょ、何それヒドス!そして便利!

【※貧乏性】

へっへっへ、銃器って言えば銃器だな

(ふーむ、ありゃ‥‥マフィン?
 ま、なんにせよアイツの能力は読めた、多分)

【アパッシュピストルをマフィンに向けて、ハンマーを親指で起こす】
【同時に寝かされていた引き金が、引けるように起こされた】
【引き金に人差し指をかけて】

(まずは小手調べ、かな
 あのマフィンは多分、盾だろうが‥‥どんぐらい硬いだろうな)

【引き金を引き、撃つ】
【狙いは少女の前に出現したマフィン】

【ゴム弾が、そのマフィンの中心目掛けて飛んでいくだろう】

【アパッシュピストルの装弾数 残り5発】
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 22:50:47.40 ID:Kblnddoo
>>450




無様




【無防備に背中を向けていた。素直に刃を向け放つなり、可能な限り無音で奇襲するならば可能性はあった】
【だが、叫び声を上げての奇襲などない。奇襲などではなく、子供の癇癪だ】

【一言呟き、女は回転、青年に合わせて女が青年に向くと同時に右腕に回転の威力を乗せて振るう】
【右腕で繰り出したのは掌底。拳を痛めない為に下した打撃】

【狙う打つ場所は胸部。肺や心臓にダメージを与え、これ以上の追撃を止めさせる為の行動】
【殺せば楽なのだろうが、彼女がそうしたのはそう”魔がさしただけである”】
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 22:51:40.53 ID:CoG6V1Io
>>451
ふふっ…
上下関係は…その逆です、残念ながら

【頭は柔らかい】
【しかも骨の様な部分はない様でプニプニしている】

あ、有難う御座います

(ほんとに頼って良かったのかな…かなり不安だよ…)

【やはり不安に思える台詞には反応無し】
【毎度お馴染みキンクリ様のご登場です!】

【そして歩いているその猫を後ろから見つけるだろう】
【キンクリするまでもない位早く】
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 22:55:33.76 ID:N6KNfUDO
>>453
かふっ――――――!!
【ただ走るだけ、どう攻撃をするか考えていなかったその行動は、掌低により簡単に弾かれ】
【肺の空気が全て吐き出されながら、後方に倒れ】

……………………
【はっきりとしない意識で、夜空を見上げる】

(何も…言い返せなかった……悔しいなぁ……)
(…もし…正義のヒーローだったら……なんて答えるのが…正解…なんだろう……)
【そのまま意識は、闇に落ちて】
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 22:58:44.18 ID:j5ZukGM0
【聖都郊外……ろじ☆うら】
【高くてよく響く声に、節をつけて誰かが歩く】

……思い出は、歩いて来ません。だったらワタクシ飛びましょう、と。

【雨雲の色を観賞用として極限まで研ぎ澄ましたような、銀に近い灰色のストレート・ヘアを、長めのポニーテールで纏めた“少女”だと思われる人物】
【瞳は刹那的に輝く夕暮れの茜色、背丈は約148cm、小柄かつ細身、外見の年齢は13歳程度、だろうか】
【服装は茶色っぽい制服ブレザーだが、黒が紫がかったオバサン臭い色のスカートは際どい短さで、良く見ると校章部に“魔術協会”の紋章】
【其処から下は、ほっそりとした上等な脚線美の白い素足に、何故か―――紅い鼻緒で一本歯の、高下駄である】

やっぱり、この街には事件は似合わないですか?場末でもスリリングな香味に欠けると?
ならいっそ、協会附属博物館にでも…いや、あそこは撮影禁止が多いからちょっと空しいですね。

【時折上を見て、夏だと言うのに白い息を吐いたりしつつ、小声で呟いている】
【その様子や妙な服装が目を引くかもしれないし―――人ならざるモノなら、彼女にも自分に似た“感覚”を覚えるかもしれない】
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 22:58:48.24 ID:aUN/unQ0
>>454

……ん?……つまり、飼われてるって事かな?

【プニプニしてる彼女の頭を、更にふにょふにょさせて】
【其の言葉に、きょとんとした表情で返してから】

あ、居た居た

 おーい、にゃんざえもーん

【 ―――――勝 手 に 命 名 ^p^ 】

にゃんざえもーん、こっちゃおいでー

【名前を連呼しながら、猫にトテトテと近付いて】
【抱き上げようとするかもしれない】
【其の場合、彼女の衣服から、血液の香りがするかも】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 23:02:54.88 ID:Kblnddoo
>>455

――――――私から言えることは一つ。お前は未熟だ。だからこそ経験を積み、自分の覚悟を見極めろ

【青年を打ち飛ばし、淡々と女が口にする】
【何を考えての言葉か。それは彼女しか知らない】

次に期待している

【そう言い残し、女は去った】

/お疲れ様でしたー
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 23:03:18.92 ID:otzSZX.o
>>452

【銃口がマフィンに直接向けられた為、特に動作は無い】

(むっ―――、おかしな形状ですけど、ちゃんと撃てるっぽいです)

【洋菓子に直撃したゴム弾は】
【粘性の強い沼に捕らわれたかの如く「ズブズブ」と沈み込んでいく】
【――どうやら、硬度が高まっているわけでなく】
【緩衝力が上がっていると見るべきか――】

【貫通はせず、内部で停止したようだ】
【ゴム弾が穿った穴から、『無色の液体』がドクドク流れ出ている】

ふふふ、そうです?
確かに、生まれてこの方
着るもの以外に困った事はねーですっ

  ≪キルシュディッパー≫

【―――ズドンッ!】
【突如として青年に射出されるマフィン】
【スピードは速いが、ダメージは皆無】

【ただし直撃した場合は、その洋菓子から大量の液体が染み出してくる】
【無色透明】 【さくらんぼの薫り】 【低粘性】
【スピッツの一種、キルシュヴァッサー】
【要するにアルコールである】
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 23:05:03.18 ID:N6KNfUDO
>>458
/乙でしたー
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 23:08:09.10 ID:CoG6V1Io
>>457
飼われてる、とは違いますね
上下関係が私の方が下なのは確かなんですけど

【的をえない解答】
【詳しく聞くにはもっと具体的な質問が必要かもしれない】

一応元々使ってた名前ありますよ、あの子にも…
「にゃ?」

【猫は振り返り女性を視認し―――】

「………にゃ……にゃ?」

【―――固まった】
【一瞬ビクッと跳ねたがそれ以外には何も無い】
【人間で言うと会いたくない人にあった時のような反応だ】
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 23:15:45.52 ID:Z9xIGMU0
>>459
【ゴム弾が着床したマフィンの様子を見て】

(成程、硬度より衝撃の緩和、と言った感じか
 マフィンに銃は効かねえかなぁ)

【マフィン超しの射撃は諦めたらしい】

――――――ッ!

(あのマフィン攻撃も出来るのかッ!?まずいッ!)

【マフィンがこちらに射出されたので右に移動し回避行動を取る】
【が、そのマフィンが意外にも速かったため、間に合わず、右腕以外に液体が流れる】

(何だ、この匂い、この液体‥‥良く分かんねえ)

【鼻を突っつくその匂いの正体が分からない】

【右手のアパッシュピストルを振った】
【バレル下の筒からブレードが出て、ある程度刃が露出されたらそこで固定される】
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 23:16:08.23 ID:J9dCEsAO
【公園】

…………
【輝く白銀の髪を腰まで伸ばし、高級感のある黒いドレスを身に纏う人形のように整った顔立ちの幼い少女がベンチに座り夜空を見上げる】
【その腰にはベルトが巻かれており、装飾された黒い細身の長剣が差されていた】
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 23:20:01.14 ID:aUN/unQ0
>>461

飼われてる、とは違う……
……まさか、主従関係……使い魔と主、とか?

【思い付く限りの回答を、冗談っぽく口にする彼女】
【にふふー、とからかう様な笑みを浮かべて、漸く指を離すだろう】

そうなの?なんて名m……、……ん? 

【固まった状態の猫に、不思議そうな表情を浮かべて】
【ぎゅ、と優しく抱き締めながら】

何か気になる反応だなー……どうしたの、にゃんこ?

【可愛いなぁ…とか重いながら、そんな事を尋ねる】
【軽く、口と口をくっ付けさせようとするかもよ!】
【勿論、阻止は可能だよ!】
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 23:30:03.20 ID:6ZWlNIAO
【公園】

(……やっぱり駄目か、誰かに他の方法も教えて貰いたいが……)
(……魔術使えそうな人いたか……?)

【公園のベンチ、真剣な表情で何か考えている女性】
【黒いローブに短い銀髪と深い赤色の眼の女性】

……はぁ……難しい物だな
【フードの中にいる薄いグレーの毛をした子猫が同意するように鳴いた】
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 23:30:02.53 ID:otzSZX.o
>>462


【接触したマフィン―――サヴァランは】
【ベシャンッ、と地面に落ちる】

【アパッシュピストルを観察して】

(…結構多彩な武器です)
(中近距離をこなす銃は、後、銃剣くらいしか知らねーです)

【そんな感想を抱いた】

――ちょっと、気になった事があるんです
ゾンビさんの誕生日って、生前のままです?
それとも、命日が誕生日です?

【右手に、火の灯った短いキャンドルの束を精製】
【その数、およそ10本】

後者なら…

  ≪ Happy Birthday to you ≫

【飛んでいくマフィンから、ドクドクと流れ出ていたキルシュヴァッサー】
【少女の手前からゾンビさんまで、綺麗なアルコールのラインが描かれている】

【その上で、キャンドルを手放そうとする】
【もし引火すれば、彼まで一直線に炎が奔るだろう】
【身体がアルコールを吸っていると、火達磨になってしまったりするかもしれない】
【炎が触れないように対処すれば、防げない事態でもないが―――】
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 23:31:05.20 ID:CoG6V1Io
>>464
ええ、大正解です

【実は正解】
【心地よさそうに目を一瞬細めたが指を離されすぐに元に戻った】

えっと名前は…本名がifで…
こっちでよく使ってた名前が…
えっと…も…も……もく…もく………
すいません、やっぱりよく使ってた名前の方は後半二文字が思い出せません

【軽い地雷踏んだ感】
【本人は全く気付いていない】

にゃ…にゃー…

【無論答えられるはずはない、猫だし】
【キスの形が完成し抵抗0に】
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 23:34:53.42 ID:j5ZukGM0
【聖都郊外……ろじ☆うら】
【高くてよく響く声に、節をつけて誰かが歩く】

……思い出は、歩いて来ません。だったらワタクシ飛びましょう、と。

【雨雲の色を観賞用として極限まで研ぎ澄ましたような、銀に近い灰色のストレート・ヘアを、長めのポニーテールで纏めた“少女”だと思われる人物】
【瞳は刹那的に輝く夕暮れの茜色、背丈は約148cm、小柄かつ細身、外見の年齢は13歳程度、だろうか】
【服装は茶色っぽい制服ブレザーだが、黒が紫がかったオバサン臭い色のスカートは際どい短さで、良く見ると校章部に“魔術協会”の紋章】
【其処から下は、ほっそりとした上等な脚線美の白い素足に、何故か―――紅い鼻緒で一本歯の、高下駄である】

やっぱり、この街には事件は似合わないですか?場末でもスリリングな香味に欠けると?
ならいっそ、協会附属博物館にでも…いや、あそこは“撮影禁止”が多いからちょっと空しいですね。

【時折上を見て、夏だと言うのに白い息を吐いたりしつつ、小声で呟いている】
【その様子や妙な服装が目を引くかもしれないし―――人ならざるモノなら、彼女にも自分に似た“感覚”を覚えるかもしれない】
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 23:38:03.33 ID:aUN/unQ0
>>467

……猫が、主なの?

【この子が…?と尋ねながら、子猫をもふもふ】

……「もく」?

(……そういえば、最近家でも姿見ないけど……)
(……まさか、ね……うん、多分、有りえない、よね……)

【其の二文字に眉を顰めたが―――気のせいだろうか、と判断して】
【ちなみに、こいつはもっくんが死んだと知らnry】
【なんかもう、ごめんなさい…】

……ならば、この子はもっくん(仮名)と呼ぶ事にしよう
あ、でも、本当の名前はifちゃんなんだよね…?

【子猫を軽く掲げてから、ぎゅーっとする】
【もふもふして頬ずりしようとする。暴走中です^p^】
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/30(月) 23:43:40.65 ID:Z9xIGMU0
>>466
【少女の質問に、キョトンとした表情をして】

あぁ?俺の誕生日は今も昔も変わんねェ12月30日ッ!
マイバースデイイズ大晦日イブだってのこの野郎――――

(―――ッ!ま、さかッ!?)

【気付いた】
【もしかして、あの炎は、この液体は――――!】

(アルコールか―――――!)

――――ァァァァァアアアッッ!!

【対処、不可】
【ゾンビの左半身を炎が包む】
【熱に耐えつつ、左手をポケットに突っ込み、何かを取り出した】

【柄に長いワイヤーをつけたナイフ】
【だが、それは取り出す段階で、手が滑り、地面に落ちてしまう】

‥‥チッ‥‥!

【わざと落としたのだ】
【少女が「アルコールまみれにした」地面に、わざと―――!】
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 23:50:26.71 ID:CoG6V1Io
>>469
あー…その子元人間です
一回死にましたけど

【しょうげき かもしれない じじつ】
【まあ元々猫に仕えてた訳ではない事を言いたいらしい】

んー…なんだったかな…
ら…じゃなくて…る…でもないし…

【深く考えている途中】
【本気で後半二文字が思い出せないらしい】

あれ?何かその愛称聞き覚えが…
あ、一応君です
12歳の時は女顔でほぼ女声っていうある意味凄い組み合わせでしたけど
「にゃにゃ………」

【モフモフ、そしてプニプニ】
【暴走しても大丈夫な謎仕様】
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/30(月) 23:50:32.02 ID:aUN/unQ0
/木蓮の方、すみません、次レス少し遅れます
/そして、携帯移行です
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 23:53:58.58 ID:pAIHbiMo
【魔術協会】

ふー………違和感は有るけど結構動きやすいねこれ
これで、大体は試したし………

【シャツカラーの白ブラウス、前を止めない灰色のイートンジャケット】
【膝丈のスカートを穿いた、灰色の髪に灰色の瞳の少女が、タオルで汗を拭っている】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

これからどーするかなー……部屋に戻るか、それとも図書館にでも行くか
街に出てみるのもアリだし…………んー
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 23:55:22.43 ID:CoG6V1Io
>>472
/把握ですー
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/30(月) 23:56:32.16 ID:otzSZX.o
>>470

ああ、テメーさんも今日じゃありませんです?
また外れたです、むしろ当たる気配がないのです

【炎に包まれるゾンビさんが、ナイフを取り落とす所を見た】
【彼の言動からミス≠セと判断して】

ふふふっ
神様的なアレは、随分辛辣な試練をご所望のようです

さぁ、これで―――

【爽やかに微笑むと】
【ドッチボールで、球を投げるような姿勢】
【右手の内に、バレーボール大の黒い球体が精製される】

【何処か粉ッぽそうなそれは、ココアパウダーの塊だろうか】
【蜂蜜色の魔翌力で圧縮されているようだ】
【少女の連続攻撃は、徐々に苛烈さを増していく】
【――本当に投げられると、少々厄介な事になるかもしれない】
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 00:04:37.51 ID:v2A3CYDO
【公園】

………―――

【蒼色のTシャツの上に紺色の半袖パーカーを羽織り、首に橙色の宝石が付いたペンダントを掛けた、黒髪ショートヘアで黒い瞳のその顔立ちからは一見すると少女にしか見えない人物がベンチに座っている】
【その外見から年齢は15〜16歳程だと思われる】
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 00:06:34.33 ID:KXIhFUM0
>>475
今日じゃねえんだわ‥‥ッ
残念、だったな‥‥!

【やはり燃えたままは色々ときついのか、苦しそうにそう言って】

――――これで、終わってたまるかよッ!

【炎に包まれた左手で、アルコールに濡れたワイヤーナイフを掴むと同時に、其れを少女へと投げた】
【ワイヤーナイフに付着したアルコールが燃え、炎を纏うナイフとなり少女の右肩へと飛ぶ――!】

【ある程度ナイフが飛んだら、伸びたワイヤーの先端を燃えている左手で掴むだろう】

【少女の次の攻撃となるであろうココアパウダーの塊については何も考えていない】
【恐らくは、その攻撃は回避できない】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 00:06:47.07 ID:urt1jUSO
【街中】
【夜も遅く、辺りは闇に覆われて人気もすっかりなくなったこの街に人影一つ】

―――・・・すっかり暗くなってしまったな・・今日の所はもう探すのを諦めて、明日にするか・・
【元々何色の物だったか解らないぐらいに汚れたローブに身を包み顔中を包帯で巻いた人物】
【どうやら言葉から察するに何かを探しているようだ】

479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 00:07:04.66 ID:HcsEl6DO
>>471

元、人間?

【「…本当なの?」と、うたぐり深そうに一度首を傾げて】
【死んだという言葉に、驚いた表情を浮かべる】

……思い出せ無いのなら、無理に思い出す事は無いよー

【必死に思い出そうとする彼女に、苦笑を向けてから】
【人間だった時の、特徴を聞いて】

男の子、か…んで、12歳だった……つまり、少年
……人間の時は、女顔……?

【そこで、気付いたのか】
【―――――まさか、とでも言わんばかりの表情で】

……ねえ、まさか、……木蓮?

【子猫の顔を見て、ぽつり】
【そんな事を、尋ねた】

480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 00:19:20.73 ID:mwbZ5760
>>476

【其処に、こぉっ…―――空気と激しく擦れる音を放ちながら、燃え上がる綺羅星が落ちてくる】
【……なんて事は、無いのだが。確かに一つのシルエット―――不思議な人影が、眼の前に、ザザ…と滑って砂を削り払いつつ“着地”した】

……天使がお迎えに上がりました、お嬢様…。

【それは、雨雲の色を観賞用として極限まで研ぎ澄ましたような、銀に近い灰色のストレート・ヘアを長いポニーテールで纏めた、少女らしき人物】
【瞳は刹那的に輝く夕暮れの茜色、背丈は約148cm、小柄かつ細身、外見の年齢は13歳程度、だろうか】
【服装は茶色っぽい制服ブレザーだが、黒が紫がかったオバサン臭い色のスカートは際どい短さで、良く見ると校章部に“魔術協会”の紋章】
【其処から下は、ほっそりとした上等な脚線美の白い素足に、何故か―――紅い鼻緒で一本歯の、高下駄である】

【そして―――彼女の背中には、髪の毛と同じ色の“鷹の翼”が広がっていて…数秒したら、嘘のように消え去る】

…とはいえ、この夏場にベンチでおやすみ、洒落に成りませんね。
ワタクシにとっては、どうでも良い事ですが…。病院のオジサマ方が困るのではないかと。

【彼女は、薄い微笑みを浮かべながら、一定の距離を保ちつつ“お嬢様”に話しかける…まだ、気付いて無いんだ】
【言っている事は失礼千万で皮肉染みているが、軽妙に唄う様な声から、悪意と言うモノは感じられない】

……で、今の、今のは……。
―――暑い夜のスリリングな悪戯としてイカガでした?

【そして―――腰を曲げて顔を少し近付け、彼の瞳を見つめようとしながら、問うだろう】
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 00:23:20.56 ID:A69c/EMo
>>479
あ、はい
流石に最初から猫に仕えてた訳じゃないですよ

【軽くそんな事を言う】

はい…
(やっぱり思い出せないのは何か悔しい…)

【残念そうにしながらも諦めた】
【流石に言われても続けはしないらしい】

あ!そうです!
後半二文字れんです!
「にゃーにゃ………」

【猫、改め猫蓮…じゃなく木蓮がぐったりしている】
【精神的な物だろう】
【諦めた感じで機械的な首輪に数秒右前足を当てた】

/すいません、遅れました
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 00:26:15.96 ID:dsPc6o.o
>>477

―――なっ!?

【火を纏ったナイフの投擲は、計算外】
【隙のある体勢だった為に回避不能】

【だが今、右腕に火気を近づける訳にはいかない――――!】

――――ぁぐっ…!

【咄嗟に左手で庇ってしまう】
【ズプッ】 【勢い良く、手の甲からナイフの刃が突き出した】
【主力武器の使用が大幅に制限される部位――少女には相当な痛手だ】

【燃やされながら穿たれる左手、その苦痛に苛まれつつ】

………いいやっ 終わりですッ!

【ぶんっ、と】
【―――黒い球体を投げつけた】
【何かに接触すれば、煙幕の如く周囲に分解するココアパウダー】

【そして、その粉は可燃性、もしそのまま炎と接触すれば】
【粉塵爆発が引き起こされるだろう】
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 00:29:05.33 ID:m3CMyIAO
【路地裏】
【其処に何かが滴る音が響く】
【月明かりが淡く天から射し込むのみで、薄暗闇が視界を悪くする中でも、確かに人影が左右に揺れながら居た】

……――い…
【その人影を良く見れば――酷く傷付いているのが分かるかも知れない】
【肩にかかる黒髪は乱れたままで赤い染みが肩や脇腹に点在する白いブラウスを着て、スカートの下にレギンスを穿いたピンクのマフラーを首に巻く少女は、危なっかしい足取りでよろよろとさ迷う様に歩みを進め】
【その両腕から両手の拳にまでかけてには、赤黒く汚れた包帯が巻かれ液体を滴らせている】


痛い……痛い…早く……
【少女の呻く様な声が木霊する中で、月明かりはその例えようも無く“歪んだ”顔をただ照らし付けていた】
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 00:32:36.46 ID:HcsEl6DO
>>481

……っ

……ちょ、ちょっと…待ってよ……

【その言葉を、理解出来ない、とでも言うように】
【呆然とした表情で、震える声で】


……木蓮……死んだ、の……?


【確認を取る様に、尋ねる】
【今にも、こんなに小さくなった彼を落としてしまいそうなほど、手の力が抜けて行って】

……何で……?

【瞳には、狂気では無い、悲哀の色が浮かんでいた】
【脳裏に過ぎるのは、亡くなった友人の姿】

/いえいえ!大丈夫ですよー
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 00:35:02.24 ID:KXIhFUM0
>>482
ざまあみろってんだ‥‥ッ

【そういって、ワイヤーを手放す】
【だがしかし】

(―――――――やべ‥‥)

【そのまま、粉塵爆発に巻き込まれる】
【全体的に身体に火傷を負う】

(――これ以上はッ‥‥!)

【左手をまたブレザーの中につっこむ】
【掴んだのは――発煙手榴弾】
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 00:41:48.97 ID:dsPc6o.o
>>485

【爆発を見守る中、左手の白手袋が燃え尽きた】

【ナイフを抜こうと、左腕を引っ張って】
【――手応えが無い】

(これで、駄目だと…、近接はキツイです)
(―――ぐっ……!)

【肩で息しつつ、右手でナイフを引き抜いた】
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 00:42:26.77 ID:A69c/EMo
>>484
…そうなります……
少し前に…路地裏で…

【少し悲しげに事実を述べた】
【ただし瞳には悲しみが半分程度しか映っていない】
【何かはあるようだが】

分かりません…本人に聞きますか…?
「にゃーにゃー…」

【一応猫の言葉は分かるらしい】
【本人に聞くかを確認した】
【どうして、死んだのか】
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 00:42:47.75 ID:3iOtntMo
>>483
【しばらく歩くと、なにか小枝のような物をふんでみしり、と言う音を立てるかもしれない】
【あるいはその足音だけで気がつくかもしれないが】

…誰だ?そこにいるのは?

【と、不審そうにそんな事を呟くが…やがてハッとしたように】

…おい、怪我しているのか!?
【奥から慌てたように人影が近づいてくる…近づければ月明かりで見えるかもしれない】



489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 00:48:41.29 ID:v2A3CYDO
>>480

…………―――、………――――っ

【何をするでもなく、ぼぅっと夜空を見上げていると―――唐突に視界へ飛び込んできた人影】
【直後、真正面に降り立った翼の生えた少女に"彼"は思わず意表を突かれる】

【上品な言葉で語りかけながら、瞳を覗き込んでくる彼女に対して――きょとんとした表情を浮かべるだけで、暫しの間応対出来ず】


――――こ、こんばんは?びっくりした……かな……

【どことなく引きつった苦笑いを張り付けながら、そう返した】
【その声質は"少女"にしては少々低く、然しながら中性的なものに聞こえるだろう】


/トラブルがあって遅れました!すいません……
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 00:49:22.93 ID:HcsEl6DO
>>487

……路地裏……

【危険人物が、集まる場所】
【彼は、何故そこで死んでしまったのか】

【少女の言葉に、頷いてから】

……もく、れん

【不安そうな、でも、酷く無機質な声音で】

……何で、死んだの?

【子猫の顔を覗き込みながら、尋ねた】
【「まさか、誰かに殺されたのか?」―――そう言いたげな、表情】
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 00:50:12.99 ID:KXIhFUM0
>>486
【爆発の煙の中から】
【少女の方へと何かが投げ捨てられる】

【それは、安全装置の外された発煙手榴弾】

―――あば、よッ!

【その声と共に、煙幕が張られる】


【煙が消えたころには、ゾンビはもう居ないだろう】
【――逃げたのだ】

/眠気もやばいのでこれで!
/乙でしたー!
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 00:51:43.43 ID:iMuVpqso
【草原】

…………はふ、眠いです
【身長150p程度、膝までありそうな長いシルクのような白髪に金の瞳、首には銀の鈴の付いた黒いチョーカー】
【胸元に黒のリボン、裾にも小さなリボンのイラストが入った、子供用の白いワンピースを着た少女が草の上に座っている】

眠いですが、しかし考え事が在るのです
【半開きのぼうっとした瞳は少女のアンニュイさを引き立てている】

(対存在も全く成長していないようです、融合も果たせないとは……)
ただでさえ時間が少ないというのに随分と悠長な……
【この少女にしては珍しい苛立の篭った声色で】

……いえ、成るように成りますか果報は寝て待てです
【仕方無いといった感じで小さく溜息を吐くのであった】
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 00:53:48.32 ID:urt1jUSO
【路地裏】
【陰気臭さと死体と事件が溢れるここに】
―――・・・・
【元々何色の物だったか解らないぐらいに汚れたローブに身を包み顔中を包帯で巻いた人物がこんな所に無用心にも壁に寄りかかり眠っていた】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 00:55:31.50 ID:2luF/kSO
【とある森の奥】
【大して拓けてもいない、どちらかと言えば確実に見通しの悪い其処で】
【季節外れの蛍のような、薄青の光点がぽつぽつと煌めいている】

――快復、とは往かない……な。だが、“足りない”。
急く必要性が無いとは言え、これ以上の醜態を晒すのは、死んでも御免だ。随って――

【鬱蒼と生い茂る枝葉に区切られた空から差し込む月光、然れど暗闇は深く視界は決して良好とは言えず】
【遠くからは見えないだろう。余程夜目の利く者でも無い限り】
【だが、或る程度まで近付けば、目視は難しくない】
【蒼に囲まれて、ぽつり。臙脂のジャケットを纏った人影=\―】
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 00:55:38.69 ID:m3CMyIAO
>>488
早く…
【取り憑かれたかの様に呟かれる言葉】
【声をかけ近付いてくる方に、少女は立ち止まりながら顔を上げて見据え】

助けて欲しい…
酷く痛いのだ……

辛い、怖い、痛い、苦しい…
【懇願する様な眼差しと口調とは裏腹に、喜びに満ち足りた口元は吊り上がっていた】
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 00:57:08.93 ID:A69c/EMo
>>490
「にゃーにゃにゃー」
多分金を狙われたんだろうな、だそうです

【もっともな理由だ】
【路地裏の住民が人を襲う理由には充分なりえる】
【だからといって襲っていい理由にはならないが】

【こんこん、と機械的な首輪を軽く叩いた】
【何か理由があるのだろうか―――?】
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 00:59:55.36 ID:dsPc6o.o
>>491

【飛んでくる発煙手榴弾】

(―――爆弾っ!?)

【前面にビスケットの薄盾を張って緊急対処しようとするが】
【噴出したのは爆風ではなく煙幕で】

―――…ぅ、ぇえっ!?

【視界は、煙の中に閉ざされた】

【十数秒後、「ケホッ コホッ 」と涙目で咳き込みながら現れる少女】
【そこにゾンビさんの姿は無く―――】

――……あぁ…、折角のデコレート対象、見失ったです

【残念そうに呟くと】
【左手から血を垂らしながら、魔術協会へ帰っていくだろう】
【――問題が無ければ、ワイヤー付きナイフをパクって行くかもしれない】


/了解です!ありがとうございました!
/お疲れ様でしたー!
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 01:02:52.61 ID:HcsEl6DO
>>496

…そ、か…お金、目当て…

……どんなのに襲われたか、覚えてる?

【低く、ぞっとする様な声音で、濁った虹色の双眸を細めて】
【まるで、そこに居ない誰かを―――】
【彼を殺した人物を、睨む様に】

……そういえば、これ、何……?

【彼が機械を叩いているのに気付き、自分も指先で突こうとする】
【触れた場合、ちょんちょん、という軽い感じだろう】
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 01:07:55.79 ID:mwbZ5760
>>489

…ふむ、上の下か中ぐらいの反応ですね。本気で驚いて頂けたようです。
ワタクシとしてはもう少し、あたふたして貰うと愉しかったのですが…まぁ、71%程、肝の据わったお嬢様、というコトにでも。

【ぼんやりと薄かった笑みは、砂糖を一本入れたコーヒーの様に、少しだけ―――しかし、明らかに濃くなった】
【悪戯好きな性質なのか、体を遠ざけてピン、と直立してから腰に手を当てて、つらつらと言葉を並べ始める】

ふふふ、空から天使が落ちてくれば、人は驚きます。何故か?
其れは、天使なんて居ないからです。この世に悪魔は割と居ますが……。生憎と、善悪が釣り合うように、此処は都合良く出来ていない。
しかして、そんな冗談染みた救いの存在を考えておきながら、彼らを“最期”に結び付ける辺り、人間と言うのはタチが悪い。

【面喰ったのにかこつけて、ゆったりとした調子で、眼を閉じリズミカルに吐き出していく言葉は、矢張りと言うべきか冒涜的である】
【先程からの様子を見るに、演説をしに来たと言うよりは―――発言に、毒を盛るのが、好きなだけ】

…おっと。余りにも挨拶なんて如何でも良いので忘れてましたが、こんばんは。
この夜中にベンチで一人、熱帯夜の大気だけを抱いてまどろむ貴女は、若しかしなくても家なき小公女でしょうか?

【文学作品の名前を繋げながら、妙なコトを聴いてきた―――とはいえ、此の程度は“口にするかは兎も角”、気になるだろうか】
【……それこそ如何でもいいが、夜風が彼女の生脚を撫でる度、スカートがふわりと捲れそうで怖い】
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 01:09:22.85 ID:3iOtntMo
>>495
【聞き覚えのある声だった】
【どこで会っただろう?そんな疑問を抱かせながら月明かりがようやくその人物の顔を照らす】
【相手の方も月明かりのおかげでようやく誰であるか認識できたようだ】

…君は…!そう、確か…神楽坂 颯
いつだったか散々オレをラビットと一緒に追っかけまわしてくれた子だ

【それは茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、黒の特殊素材ジーンズに黒の特殊合成を施してある、膝まで伸びた防護用レザーコートを着用し…特殊ブーツにホルスター付きベルトにリボルバー銃を収めた少年だった】
【正直言うと、彼の事を颯の方は見た事がないはずだ…だがなぜ彼は彼女を見てすぐに気が付いたのだろうか?】

…女の子が苦しんでて助けないというのは心苦しい物があるから答えは決まってる、決まってるが…

(…妙だ、すごく苦しそうなのに彼女かなり『喜んで』いるように見える…どういう事だ?)
【と、考えながら少し咳払いをすると、手を差し伸べて】

…あー、オレの事がわかるか…って、そりゃわかるわけないな…
とりあえずオレの顔は見えてるか?話は出来るか?
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 01:11:07.81 ID:A69c/EMo
>>498
[全く覚えてない、後ろから一発でぐさり、だったから]

【突然声が変わる】
【機械的な合成音声が首輪の機械から出てくる】
【猫の鳴き声も少女の翻訳する声も消えた】

[翻訳機]
[かなり壊れやすいけど基本的には高性能のやつだな]

【避ける事はないから触るのも簡単だ】
【流石に機械なだけあって金属製で固い】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 01:22:35.18 ID:HcsEl6DO
>>501

……、え、ぁ……

【行きなり声を発した彼に、虚を突かれた感じだったが】

あ、そうなんだ…翻訳機…
……そっか、……そいつの姿は、見てない

……木蓮を、殺した奴……

【何だかヤバ気な感じで呟いてる。なにこいつこわい】
【口角を吊り上げると、彼へと優しく微笑み掛けて】

……木蓮、今日はもう襲いし、家に帰ろうか?
花飾りちゃんも一緒に

【もう夜も更けて来たし、そろそろ帰らないか、と誘う】
【再び、もふもふプニプニしながら】
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 01:27:21.53 ID:v2A3CYDO
>>499

…………―――?

【彼女が投げかける言葉が、何処か宗教的なものだと捉えたのだろうか】
【全く理解していない様子で、夜闇と同調するかの如く漆黒を湛えた瞳を瞬かせながら頭の上に疑問符を浮かべる】


………――へっ?あ…えと……っ、ま…まあ……そう……かな
でも……慣れてるし、別に問題は………

【丈の短いスカートから覗く生足に僅か視線を奪われてしまうのは、年頃故なのか―――しかし質問をぶつけられると、我に返った風に慌てて視線を逸らす】
【"慣れている"―――というのは、野外で夜を明かすことを指すのだろう。自身の性別を未だ間違えられていることには気付いてはいるのだが、現段階では訂正しない】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 01:28:08.15 ID:qz5/vI2o
【森の中】

――ふぅ……すぅ……ふぅ……。

【人気のない森の中に、深い呼吸音が響いていた】
【櫻を象った華美な着物を身に纏う、腰まで届く黒髪と黒曜石のような瞳が特徴的な】
【身長150cm程の東洋風の面立ちをした東洋風の女性が音源のようで】
【薄く瞳を開きながら、周囲に配置された人型の物体の中心で、淡い光を発し何らかの術を繰っていた】

はぁ――――ん。……やはりわらわは治癒の術が苦手じゃな。
仮初ゆえ仕方が無いといえば其れまでじゃがのぅ……

【最後に大きく息を吐き出すと、指をパチンと鳴らし人型を解き消す】
【同時に女性を囲んでいた淡い光も消えていき、蛍のような儚い発光を残して泡沫の夢の如く夜闇に溶けていく】

休んでおる暇はない……と言いたいところじゃが
流石に少し……疲れが溜まっておるかの?さてさて……

【女性は、座る切り株に体重を乗せながら……静かに大樹に背を預けて意味もなく星に視線を送っていた】
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 01:30:52.13 ID:m3CMyIAO
>>500
あ…良かった…良かった…!
【その“姿”を見て救われたとでも言わんばかりに、すがりつく様に其方へと手を伸ばしながら近付いていき】

ほら…もう駄目なんだ…
痛くて痛くて…
我慢…出来ない…
やはり許されるはずなんてないのだ…


お願いします。
どうか私を………
【その手を血塗れた両手で取ろうとし】
【伏せた顔を上げて其方を見上げて】



――殺してくれ。
【狂気に歪み、狂喜に満ちた表情を向けて】
【儚げに笑みを浮かべながら】
【躊躇い無く押し潰すかの様な勢いで、右手で頸を掴もうとするだろう】
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 01:34:59.30 ID:Kl2gXaAo
>>504
……ん?香美那さん、ですかぁ……?
如何したんですか、こんな所で――――。

【胸元のポケットに教会≠フ所属印が縫い付けられた、白いワイシャツと】
【黒と白のチェック柄の短めのスカートと、白いニーソックスを、身に付けた】
【白いリボンでサイドポニーテールに纏められた、フェアブロンドの髪と】
【蒼とも翠ともつかないような玲瓏な色の瞳をした、16歳程度の少女である】
【首元に掛けられた、僅かに錆付いた金色のロザリオは、彼女が聖職者だと語っている】
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 01:40:48.23 ID:mwbZ5760
>>503

其れはそうでしょう。放浪の淑女たるもの、星を仰いで夜を明かす事数え切れず。

だとしたら―――うんうん。ワタクシの想定した様な、スリリングでホットな展開には成りそうにも有りませんね。
流石のワタクシも、貴女の様な可愛らしいお嬢様が酸鼻極まる姿…干からびた木乃伊になって、次の座席を脅かすのは好みません…。

【彼女も、野宿については一定の積み重ねが有るらしく―――うんうん、と首肯した傍から】
【少年の事を心配しているのか、次に座る人を心配しているのか、誰も心配していないのか――ぼんやりと不明瞭な、言葉の霧を吐く】

【先程の言葉は、只の戯れ……故に自分から流したが、若しかしたら置いてけぼりにされた気がするかもしれない】

…ところで、貴女、気に成っていらっしゃる様ですね、これ。
―――ふふ、ちょっとしたロリコンですか? お嬢様は……。

【次には、ひらひら風と踊るソレの裾を俄かにたくし上げ、今宵の月の様に、輝く笑みを咲かせて、尋ねた】
【かなり絶妙、曲芸すら思わせる―――此れこそ、“鉄のカーテン”とでも呼ぶべき、素晴らしく鮮やかで、ギリギリの秘匿】

【……にしては、太股の深いところまで肌が露出している気はするが―――兎に角、布らしきモノはスカートだけだ】
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 01:44:50.71 ID:qz5/vI2o
>>506

ん――……おお、エルメアかや?

【女性――織守は、聞き慣れた声を耳にすると】
【頬を綻ばせ笑みを浮かべながら、そちらの方へと顔を向けて名を呼んだ】

別に何もしておらんよ。少しな、静養をしておっただけじゃ。
ここは良い風が吹くのでな……他より術の通りがいい機がするのじゃ――。

【そう告げる姿には、やはり多少の疲れが窺える】
【「織守」も構成が完全ではないようで、着物の端や右腕の付近に小さな綻びが見えた】

お主こそ、こんな時間に散歩かや?
まあ、何にせよ都合がいい……久々にエルメアとも語らいたいと思うておったところじゃからな。

――どうじゃ?暇があるならばわらわの隣に来ぬかのぅ?

【切り株を掌でポンポンと叩きながら、エルメアに隣に腰掛けるようにと誘う】
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 01:44:51.01 ID:3iOtntMo
>>505

…?

【意識が朦朧としててまともに会話が成立しなくなってしまっているのではないのか?】
【そんな疑問を浮かべながら…ある質問をしようとしていた】

…そういえば君の手…その両手がどちらもものすごく血で汚れてしまっているが
一体何をしたらこんな…

【と、問いかけようとして…突然頸に右手が来てギリ、ギリ、と痛みを悲鳴を上げるような音があがる】
【残った方の目がぎょろぎょろと回るような動きを行い…冷静に見せていたその表情が今にも泣き出しそうな苦悶の表情に変わっていく】

…!?あっ……くぁ……が……うぐ…く、くび…が…ぅあ…
や、ころ…せ…?だ…って…?何…だと…!?

【両手でその手を掴んで指を離させようと抵抗しながら…そんなことを聞いてくる】
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 01:51:41.07 ID:Kl2gXaAo
>>508
確かに、こういう術は気持ちにも左右されますしね。
……お疲れのようでしたら、回復魔術もありますけど……。

【――彼女らしからぬ甘い構成を見て、エルメアは心配そうにそう言う】
【こんな状況で敵に襲われでもしたら――と、周囲に注意を巡らせて】
【……取り敢えずの安全を確認し、織守へと視線を向け直した】

ん、勿論ですよぅ。
では、失礼して……〜〜。

【僅かに眩暈を覚えたのか、目に手を当てながら――とすん、切り株へと腰を降ろした】

/先に言っておきますけど、寝落ちしたらすみまs
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 01:56:13.84 ID:iMuVpqso
【路地裏】

……ダルっ!
【白いシャツに暗い赤のネクタイ、そして黒の上下スーツに身を包んだ女がダラダラと歩いている
【髪の色はネクタイと同じく暗めの赤、両の手には黒い手袋、そして瞳の色は藍色に染まって】
【右の目は眼帯で見えないがそのツリ目と眉間に深く刻まれたシワは常に怒っているような印象を受けるだろう】

全然見つかりゃしねえのな、やる気とか余裕で無くしたわ阿呆らしい
……あ゛ー!クソ腹立つ
【何か捜し物をしていたらしく、見た限りではそれは成しえ無かったようだ】
【腹いせとばかりに近くにあったアルミ製のゴミ箱を蹴り飛ばす】

何が腹が立つってこの歯車が噛み合ってない感じがめっさ腹立つ
もう家帰って寝る、不貞寝するっ!
【蹴られた部分を凹ませながら綺麗な弧を描いてゴミ箱だった物は飛んでいく】
【中に入っていた生ごみが周囲に散乱したり……】
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 02:00:31.76 ID:qz5/vI2o
>>510
回復魔術か……ふむ、魅力的な提案じゃな。
じゃが、今のわらわにはな――――

【エルメアが隣に座るのを確認すると】
【眩暈を覚えた其の様子に、一瞬眉根を寄せながらも】

――お主とこうしておるのがな、何よりもの薬じゃよ。
すまぬな、少し……甘えさせてもらってもよいかや?

【――「織守」の腹部から、真紅の髪を靡かせて小柄な影が飛び出した】
【鮮やかな炎の如き着物を纏う幼い少女は、阻止されなければエルメアの膝の上にポスンと収まろうとするだろう】
【その場合、エルメアに背中を預ける格好になるだろうか?……先程の様子を見ている成果、負担をかけないようにいつもより多少小さな動きだ】
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 02:03:39.86 ID:m3CMyIAO
>>509
【彼女の力は凄まじく強く感じられるかも知れない】
【それは能力とは無関係ではあるが、執念や凄まじい想いが女性とは思えない程の規格外の力を生み出している】
【まるで積年の恨みを抱いた相手に向けられる様な、それほどまでに純粋な“殺意”のみが力を生み出していた】


そう…お願いするのだ。
【しかし、その力を込めた右手はゆっくりと掴まれた手によって開かれる】
【目の前にいる少女。颯は作り上げられた完璧故に違和感を含んだ満面の笑みを向けて】


でなければあなたが死んでしまう…
それは――嫌だろう?
【左手で拳を作り、絞り込む様に一旦脇に退き】
【前に一歩力強く踏み込みながら、腹部に向けてその左拳を真っ直ぐ繰り出すだろう】
【そして――まともに受ければ分かるだろう。それは本当に異常でなければ出せない様な力が加わっている事に】
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 02:04:32.46 ID:v2A3CYDO
>>507

こんなところで死ぬ気は無いし……それに公園のベンチで寝ていて襲われることはあまり無いから、平気だよ………たぶん

【"可愛らしい"と形容されて、あはは……と自嘲気味で微妙な笑いを零す】
【相手が"気付く"かどうかを待ってみたものの、やはりそれは叶わぬことだと悟って。それにしても―――分かってはいたことだが、髪を切っても自分はそんなに女の子に見えるのかと、内心で諦めにも似た溜め息を吐く】


えっ……ぁ―――な、なっ―――!!?

【―――突如スカートを弄び始めた彼女、さらに際どい部分まで露になった白い太股が目に飛び込むと】
【かぁぁ〜……っと、たちまち耳の先まで真っ赤になって、視線を泳がせる】


バッ……な、何やって……ち…違っ……!!これは、そのっ、違くて……ッ!!

【最早何を否定しているのか分からない。目の遣り所に困った様子で、声も若干裏返らせて】
【"同性"なのだとしたら、これはあまりにもオーバーな反応だろう】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 02:07:00.17 ID:kY7D3XUo
>>511
【路地裏上方、建物の屋根の上】
【其処から、ぽつりぽつりと液体が滴る】
【夜の暗さの中では、それの色は見辛いかも知れないが】
【鉄の臭いは、此処に慣れ親しんだ者ならば直ぐに察知出来るだろう】


【屋根の上から女目掛けて、人間の死体が投げつけられる】
【身長180cm程、筋骨隆々の男の死体】
【その胸には、鉄球を叩き込まれたのかとでもいうような大きな凹み】
【筋肉のガードを破り、胸骨を砕いて、おそらくは肺と心臓を潰している】

【死体を投げつけた何物かは、眼鏡を外してポケットに入れて】
【屋根の上から、女を見降ろしている】
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 02:07:54.17 ID:Kl2gXaAo
>>512
……ん、……っ。
大丈夫ですよぅ……、こっちの事は、気にしないで下さい。

……それで……。私は何をすれば、良いのでしょう?
香美那さんが元気を出してくれるんだったら――。

【彼女が心配してくれた事を、素直に喜んで。エルメアは、小さく微笑みを浮かべ】
【現れた紅髪の少女に、手を回す――いつものように、優しく、柔らかく】

【恐らく、彼女も疲れていて――人肌に、触れたくなったのだろう】
【何処か、自分から香美那を触りたいような、そんな口調でもあった】
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 02:15:06.79 ID:qz5/vI2o
>>516
……何もせんでよいよ。
とうに知っておるじゃろう?香美那の気持ちなどな

【手を回されると、其の感触に笑みを深めながら】
【香美那は、今は立場を忘れて一人の少女のように体を預けて……】

……惚れた女と触れ合っておるだけでな
香美那の疲れなど彼方に吹き飛んでしまうのじゃ。

じゃからの――久々にゆっくりと、香美那を愛でておくれ。
こうして過ごす時間も、随分と減ったしまった気がするのでな……。

【もう、想いを伝えることにも慣れたもので】
【愉しそうに笑みを浮かべながら、首を軽く回し見上げるようにしてエルメアを見詰め】
【淡く朱に紅葉を宿しながら、甘えるように頭をエルメアの胸の辺りに擦り付けた】
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 02:20:20.98 ID:mwbZ5760
>>514

……お嬢様、そんなに慌てなくても。
ワタクシの知り合いにも、珍妙な角笛を振り回しては女子を見やりて顔を赤らめる馬鹿な女性が居ますが…。
貴女は、そう言う手合いでは無いと信じたく…、んん?

【そろそろ“気付いた”のか―――彼の異様な雰囲気を見て、首を僅かに傾げ、茜の双眸を細めた】
【因みに、この時バッキバキに言葉の刃で扱き下ろしているのは、彼女の同輩「無道 武美」であったりするが、本筋に関係は無い】

そう、そう言う手合いでは無い…と、言うのなら。
実は―――お嬢様は、おぼっちゃま…。 家無き小公女ではなく、星の王子様、とでも?

【この少女の悪質なところは、其れに思い至った途端、更にスカートを過激に揺り動かす事である】
【最初は驚いた様子を見せても、彼女はすぐに魂の体勢を整え、次の“策”を、音を貫く速さで練ってくる】

【人間とは異なる存在として生まれた彼女は、“血筋”として、厭味や悪戯を突き詰めたがる天質を宿している…】

……それはそれは、何とまぁ…。
些か休業癖の色濃き神様には珍しい、躍り出すような悪戯心をワタクシは感じます…嗚呼。

【うっとり―――人の予想や期待を裏切り驚かせる事を好み、かつ“素敵な思い出”を求める彼女が、表情を綻ばせる】
【「好意に値しますね」と、小さな声で添えた】
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 02:24:13.74 ID:3iOtntMo
>>513

…はっ…ああ…うぐッ…なん…て…!力…を…!く…くる…し…うぁ…!

【脳裏に浮かんだのは、ああやっぱり世間の女は暴力的なのか…ひさびさに苦しい、という思考か】
【その手からは…信じられないほどの『力』を感じ取っていた】

【しかしあっさりとその手を離してこちらを見てくる颯を憎々しげに見ながら】

…ゲホッ…!ゲホッ…!君を殺せ…だと?オレに言ってるのかそれ…
オレに君を殺せって言ってるのか

【額に浮く汗を拭いながら】
…オレは探偵…詳しい事情を聞かない事にはまともに動く気になれないし…どうしてそんなことを頼むのか
それを詳しく聞いた後、オレから君に対して…

【言い終わらないうちに、少女の左拳が腹に来た】
【激痛と共に彼の身体が大きく吹っ飛び…ズシィィィン!!という音と共に背後の壁に叩きつけられた】
【…無事なのは、皮肉にも女性にフラれてやさぐれ始めてから新調した服、実は特注の防護服にもなっているがそれが護ってくれなくてはアバラ1、2本程度の骨折ではすまなかった】

【だが…彼は腹を押さえて…壁に背でもたれかかりながらよろよろ、と立ち上がる】

…う…ぐ…

(…身体…強化系の…能力…?それ…を…ぶち込んだか…?)
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 02:29:07.71 ID:RfWddAIo
>>517
ん、そうですね――、……もう、ずっと、前に。
……では――――。

【するり。右手で優しく、彼女の紅い髪を梳いていく。さらり、さらり】
【柔らかい、心地よい感触に任せ。さら、さらり、飽きる事もなく】
【頬は自然と綻んで――彼女の為、自分の為に、其の髪を愛でるのだ】

……ん……――。

【手が、紅の糸で染まる。するり、逃げるように手を抜いていく】
【……赤に染まった手は、見慣れたモノだ。何度も、何度も】
【だが、皆が笑顔になってくれるのならば、この手等――――】

【するり、するり。数日前には戦火に晒した、硝煙の残り香を含んだその右手で】
【彼女は、自らの隣に並んでくれる人を撫でる。さらり、さらり】
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 02:29:24.62 ID:iMuVpqso
>>515

……クソが
【そんな小さく吐き捨てる言葉と共に上を見上げる】
【臭いを感じたのか、あるいは勘が働いたのか】

機嫌が悪ぃんだ、死体は死体らしく黙ってその場で
【女は軽くその場で体を捻りながら跳び】

乾いてやがれっ!!
【暴力と化したその右足を斜め上に蹴り上げようとする】
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 02:36:26.60 ID:kY7D3XUo
>>521
【蹴り飛ばされた死体はもう一度空中に跳ね上がり、それから重力に身を委ねる】
【頭から落下して、首の骨の圧し折れる、何処か乾いた音を響かせて】
【このまま放置すれば野良犬と烏の腹を膨らませるか、何処かの誰かが臓器を抜いて行くか】
【おそらくは、ありきたりな結末が訪れるだろう】

…………………テスト運用を開始する

【屋根の上に居た何者かが、小さく飛ぶ】
【数mの高さから膝も曲げずに着地して、ズンと腹に響く重い音を上げて】
【女の方へと、一歩一歩を確認するように踏みしめて歩いて行く】

……其処の人

貴女は、神を信じますか?

【紫の司祭服を着て首に鋼の十字架を掛けた、2m近い長身の男】
【金の短髪に不精髭、細められた目の奥の青い瞳は、周囲を静かに見回している】
【やや大きめの衣服の上からでも、その胸板の厚さ、腕の太さは見て取れる事だろう】
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 02:39:50.86 ID:qz5/vI2o
>>520

うむ〜――……♪
ん、やはりこうしておる時が一番気が安らぐのじゃ……。

【猫のように目を細めて】
【エルメアの手から、服越しの肌から伝わる仄かな感触に身を委ねた】

【紅蓮の髪が火線の如く夜闇に流れる度、「ん……」と香美那の声が鳴らされて】
【今は虫の声すらも遠く、二人だけの空間を満喫している様子だった】

エルメアー……お主もな……
何かして欲しいことがあれば、何でも言うてよいのじゃぞ……?
香美那は今なら特別「さぁびす」でな、お主の要望に逐一応えるのじゃ〜……

【他の者の前では見せないような弱さと甘え】
【其れを隠す事無く態度に表しながら――言外にエルメアを労る】

【先程見た眩暈のような仕草】
【其れを見ていたが故に、香美那もエルメアの為に何かをしてあげたかったのだろう】
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 02:43:46.90 ID:iMuVpqso
>>522

(悪いな――――)
【自ら壊した死体に少しの思いを巡らせて】

――――チっ
【如何にも機嫌が悪そうに眉間にシワを寄せ】
【向かってくる男にガンを飛ばす】

ああ゛?ンなもんアタイがボッコボコにぶん殴ってやったっつうの
神はボコボコになった、だから今頃体育館の裏でメソメソ泣いてるんじゃねーの?
【男のその容姿に臆する事もなく】
【女は腰に手を当て尊大な態度で悪たれる】

んで、なんだよテメエは?宗教の勧誘ならお断りだぞ
もしそうなら違うヤツを当たるんだなアタイを誘うのは諦めな
【男の首のクロスを見てそっちの方面の人間と思ったらしい】
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 02:46:02.93 ID:v2A3CYDO
>>518

(そ…それは単なる同性愛者なのでは……)

【彼女の言う"知り合い"のそんな特徴に、そんなことが頭を過るが、わざわざ突っ込んだりはせず。胸三寸に畳んでおいて】

【貴方も十分変です―――なんて、思ってももちろん口にすることなど出来なかった】


………〜〜〜ッッ!!

【当然、図星だった―――熟れた林檎のように首まで真っ赤に染め上げながら、黒い瞳が何とも気まずそうに明後日の方向を向く】
【正面を向いてしまえば、意図せずとも彼女の腰から下へと自然に視線が誘われてしまいそうで―――ともすれば、誘惑されているような錯覚さえ覚えてしまう】


………―――そうだよ……僕は……男、だから………その………異性の前でそういうコトをするのは控えた方が………

【男であることを否定する理由など無い。あっさりと認めて、肩を縮こまらせながら、地に落ちる蚊のような擦れ消えそうな声で、呟く】
【―――端正な顔立ち、と言えばそうなのかもしれない。俯かせたその顔には、じっと見ればまるで年下のような幼い雰囲気が残っているだろう】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 02:50:35.10 ID:kY7D3XUo
>>524
……………

成程、傲岸不遜にして粗暴、野卑
だがその傲慢は己への自負とも取れる
神を信じぬとは答えなかった、だが神を畏れはしない

全く全く愉快な程に不愉快で好ましい程に憎らしい女だ

【男は、右手をゆっくりと持ち上げる】
【胸の高さにまで持ち上げて、小指から一本一本指を折り】
【鉄槌の様な拳を作り上げると、それに左手を被せて】

………女、貴様にもう一つだけ聞いておこう
貴様は能力者か否か、どちらだ?

【無精髭を生やした仏頂面は、険悪な視線を受けて】
【寧ろ子の方が居心地が良いとばかり、些か本性を覗かせる】
【言葉を発し終えて噛み締めた奥歯が、ギリと音を立てた】
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 02:53:02.13 ID:m3CMyIAO
>>519
そんなものはどうでも良いのだ。
起こり得る事実は明確で、状況は簡単なのだぞ。

結局、残るのは“結果”だけなのだ。
【ニコニコと笑ってみせる】
【彼女にとって戦う“理由”はどうでも良く、ただ“結果”のみが重要だと告げて】

しかし、急に襲いかかって申し訳ないと思っているのだ。
余裕が無いからと言って少し焦り過ぎた。

あなたは戦うのに理由が必要で、考える猶予がいるお方なのだな。
一つ助言を僭越ながら私から言わせて貰う。

抗わなければ死んでしまわれるかも知れないぞ?
聡明なご判断を期待する!
【ゆっくりと其方に進みながら紡がれる言葉は】
【至って正常で、正論で、どこか謙虚で――普段の彼女を少しでも知っているのならこの状況以外にはあまりにも大差ないその普段の態度】
【それは紛れもなく彼女が分けていた“異常”と“正常”の境界が無くなってしまったものだというのがわかるだろう】

528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 02:53:06.51 ID:SNnwyXIo
>>523
【――とおい、とおい世界。まるで梳いた手に従って流されてしまったかのようで】
【彼女は愛でる。さらり、しばしの安息を、この小さな少女から受け取らんが為に】
【ふわり、紅は流れる、彼女の手から。いつだって赤は、彼女の手から】
【違うのは手の向きだ。押しやって傷付けた赤か、引き寄せて抱き締めた紅か】
【夢想と回想は、編み込むようにして。さらり、夢現のままに】

【――そうしている内に。水の中の音のように、夢心地の彼女の中に声が届く】

ん……、……と。
じゃあ……、そうですね。ぎゅーって、してくれますか?

【……そう、彼女も疲れていたのだろう。そうでなければ、こうは云うまい】
【子供に戻ったかの様な拙い言葉と、甘えるような視線と。其れは宛ら幼子の様】
【甘い、甘い。香美那に甘く、自分に甘く。香美那は甘く、自分も甘く】
【――吐き出した砂糖は、コーヒーのような現状を、果たして和らげる事ができるのだろうか】

/ごめんなさい限界でs
/明日舞台裏でよばせて頂いてよろしいでせうか
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 02:57:22.35 ID:iMuVpqso
>>526

ええいっ!むつかしい言葉を使うなっ!!ワケわかんねえ
ま、確かに神は信じてねえけどなだって見たことねえもん
【ニヒル、というか先程殴った云々言ったのにコレである】

……ギャハハハハハハハハ!!なんだソレ褒め言葉かっ!
【左手を自身を抱くように腰にまわし、右手を顔の目の前で掲げながら体をくの字にして笑いだす】
【そんな事をしながらも指の間の藍色の瞳は男の動作を見つめ続ける】

ハハハハ……っと笑い過ぎだ、キャラじゃねえっつうの止め止め
……あ゛?アタイは能力者じゃねえよ一般人かっつったら首を傾げざるを得ないけども
【割と素直にそう答える】
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 03:04:08.58 ID:kY7D3XUo
>>529
………能力者で無い、なら………いや
この際、どちらでも良い

【左手に右の拳を押しつけると、身体全体がギシギシを軋みを上げる】
【全身の筋肉が膨張し、骨格を締め上げる異常な音】
【「圧し折った」経験が有れば、この音ならもう動けまいと判断したくもなる程の音だが】

【男は、地面を爆ぜる程に蹴って走りだす】

一般人で無い、先程の動き、それだけで貴様は十分だ
俺の実働試験に付き合って貰うぞ、女

【一歩ごとに地面が砕け、衝突音がドラムの様に響いて】
【会話可能だった距離は、おそらくは数秒もしないうちに詰められる事になるだろう】

【接近に成功すれば、男は左手を伸ばして、女の右肩を掴もうとする】
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 03:05:16.22 ID:mwbZ5760
>>525

……へ? 貴方、脳味噌がアホですか?
殿方の前だからこそ、面白いんじゃないでしょうか……こういうのは。

【辛辣かつ奇妙な言い回しでも、その丁寧なのに、羽毛のように軽く浮き上がる様な雰囲気は崩れない】
【其のままの“危ない”姿勢でくるり、と一回転…―――単一の歯がコンパスのように円を刻み、砂埃が舞い上がる】

【歩くならともかく、特殊な動作については間違いなく不利な高下駄で其れが出来るあたり、只モノではないようだ】
【細い足の指が、時折愉しげに跳ね曲がった】

其れに、“異性”とおっしゃいましたが―――ワタクシに、性別は有りませんよ。
この姿の方が、自分を愛せる…だから、女の子のカタチで生きているだけ、なのです。

言うなれば、只のファッション……そのワタクシのカラダに眼を奪われるとは、星の王子様は情けない……。
まぁ、最初に誘ったのはワタクシですが。……で、だから?

【想えばこの少女…と呼んで良いのかも分からないが、外見上はそうである人物。どこか―――“ヒトじゃない”】
【翼を生やしたり、消したり……その雰囲気も外見年齢にしては、何処か超然としていて、意地が悪い】

【とはいえ、自分からペラペラ素性を話すタイプと言う事は、質問に答えないタイプでは非ず、ということを示す】
【「お前は何なんだ?」とか、「何がしたい?」とか、月並みな中身だろうとそうでなかろうと、試してみる価値は在るか?】
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 03:11:52.97 ID:3iOtntMo
>>527
【よろり、と態勢を立て直し切って、ビッ、と颯に指をさすと】

…オレは指図されるのが一番嫌いなんだよ、そして次に嫌いなのはすでに傷だらけで苦しそうな人間を
さらにいたぶるように痛めつける事だ

【そして指を曲げてグーにすると、また指を開き、グーパーグーパーすると】
フラれて自暴自棄になってる今のオレに持ちかけるのはいいアイディアかもしれないが
…日本出身、法治国家で育ったモラルを持った人間にそれを持ちかけて飲み込むと思うか?…だが

【銃は抜かない、両腕を前で構えてファイトスタイルを見せて前に出ながら】

この状況で抗わない?まさかだろ
尻引っぱたかれないとわからないグズだってんならいくらでも相手する…死なせたらラビットに獣の餌にされるかも知れないしな
【ボクシングのガードの態勢…そのまま颯めがけて前に脚を運ぶのが見えるか?】
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 03:11:59.24 ID:qz5/vI2o
>>528

ふぁ……――――

【髪を梳かれる感触から、幻視する光景は何か?】
【其れは遠い記憶。惰眠を貪るように彼方の情景がふと頭に浮かぶ】
【――こうして、誰かに抱かれ髪を梳かれた覚えがある。遥か昔、櫻の咲く樹の下で】
【だが、微かな情景は泡沫の夢如く淡く消え去り……今此処で、愛しい者の熱を感じる事実に回帰した】

――――ん?……あぁ、そうか。
よいぞ、願ってもない申し出じゃ……。
お主が頼まなければ、香美那の方からしておったやもしれんのぅ?

【ふふ……と小さく可愛らしい笑い声を上げて、エルメアの言葉を快諾する】

【平時であれば、香美那は言えどエルメアの口から洩れることはない甘え】
【其れを、自分に向けて出してくれる。その事実を香美那は快く感じ】
【膝の上で姿勢を変え、向かい合うように。甘えた視線に、蕩けたような思慕の瞳を搦めて】

……エルメア――――。

【続く言葉のない、ただ特別な一人の名を口に出すと】
【触れたら溶けてしまいそうな、一匙の砂糖のような瀞甘い仕草で腕を背に回し】
【ぎゅっと――羽毛で包むように優しくエルメアの身体を抱きしめる】

…………えるめあ……。

【互いの吐息が重なるような……二人の心音が双奏する距離】
【漆黒の瞳は濡れ髪の如く潤み、放たれた二度目の名前は……熱く甘美な響きと共に鳴らされた】
【生クリームのように静かに溶けて浸透する声は――エルメアの「珈琲」を彩ることが出来るだろうか?】
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 03:12:10.21 ID:iMuVpqso
>>530

へえ……成程
【ふ――と女は笑い、ただ単純に体を半身に取り手を構える】

そりゃあ有り難い、こちとら機嫌が悪くてウズウズしてたんだ
アタイのストレス解消に付き合わせてやんよ、野郎
【笑みを浮かべた表情も次の瞬間にはいつも通りに戻り】

――――――――
【くるり――ともいかないが右半身を逸らしその左手を避け】
【逆に自身の左手で男の伸びた左手の手首を掴もうとする】

【もし掴めたのなら女の容姿からは想像出来ないような力で女の後方に投げ飛ばされてしまうだろう】
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 03:20:04.65 ID:kY7D3XUo
>>534
【女が、男の左手を掴む。此処までは、おそらく想定内だろうが】
【其処からが、期待した光景とは異なる】

……………ほう

能力者で無くてこのレベル、十分に優秀な固体だ
改造でも施されたか、或いはナチュラルか

………だが

【男は、掴まれると同時に姿勢を低くして、女より重心を低い位置に置く】
【そして、掴まれた左腕を横に振るって、逆に女を側面の壁に叩きつけようとする】
【想像も出来ない様な力と言うなら、この男も備えている】
【力での勝負を望むと言うのなら、寧ろ男には好都合】

だが、俺の限界を超えはしない

【投げの動作を敢行しながら、地面を両足の裏で確りと捉える】
【次の一挙動は、相当の速度で実行に移る事になるだろう】
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 03:29:49.04 ID:v2A3CYDO
>>531

………っ、……ぅぅぅ………僕で遊んでるでしょ…?

【そんな、あまりにも分かり切った全く意味の成さない言葉を放つのみで、彼女の加虐的な悪戯に抵抗する術が無い】
【ついじとっとした目付きで睨み上げようとするが――その瞬間、薄手のスカートがひらりと美しく魅惑的に宙を舞い、慌てて視線を外してしまう】


ファッションなのは分かったけど……けど……そんな格好だといろんな意味で危ないって言うか……
そ、それに………別に僕は『王子様』なんかじゃ………―――

【変なところで照れているのか―――誘惑される羞恥とはまた別の朱色が、頬を差す】

【主導権は完全に目の前の少女の手中に握られている―――今までにも不思議な人物には少なからず出会ってきたものの、その中でも彼女はまた違った存在感を示している気がする】
【手玉に取られて彼女のペースに乗せられてばかりに感じられて、上手く言葉が返せない。こういうタイプの人物は、嫌いではないのだが苦手意識は有るようで―――】

【その上、"だから?"と言われると、こちらは言葉を詰まらせてしまう。訊きたいことが無いわけではないが―――何故か思考が回らない】
【困惑した様子を直ぐに表へ出してしまう少年は、只彼女の悪戯心を擽らせるのみだった】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 03:32:03.20 ID:m3CMyIAO
>>532
指図なんてとんでもない!
私はただ提言をしたかっただけなのだ…

だが、残念だ…
そう仰るのなら仕方ない…
まるであなたは分かっていないのだな。
【前に出てきたのを見て、溜め息混じりに落胆しながら】

もう私は何も言わない。
すまない。
【淀んだ瞳が向けられ、悦びに歪む笑みを浮かび上がらせて両の拳を握り、前に進むために地面を蹴ろうとしたところで】
【ふと動きが止まり】


え…?
ラビット…ちゃん?
【言葉を復唱すると共に先程までの歪みきった殺意と戦意が一瞬にして消え去ってしまう】
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 03:33:56.04 ID:iMuVpqso
>>535

へへへっそりゃどうもっ!
【ふわり、と体が浮くような感覚を味わいつつも女は思考を止めない】

――――っと
【男の手首を掴む力を少し弱める、ほんの些細な力の加減で】
【丁度鉄棒でも廻るように女は体をくるんと回して】

――――んでっと
【その身を地面と水平に持っていく、頭は男の方向に足は壁の方向に】
【そして握った手首を今度は完全に離し、壁に飛ばされる】
【ベキリという壁の砕ける音と共に女は一瞬だけ壁に文字通り立ち】

――――――――!
【そのまま膝を曲げ、伸ばす】
【到るは追撃の挙動、再び壁の壊れる音と共に女は壁から跳び】
【ぎゅっと握られた右の拳を男の頭部に叩きこもうとする】

【女は空中、姿勢の制御は難しい、コレを避ければ即ち十分な隙に成りえるだろう】
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 03:41:22.62 ID:kY7D3XUo
>>538
(力は……まだ、此方も向こうも先が有る)
(テスト運用とは思ったが、総力の仕様も視野に入れるか)
(技量が何処まであるかによっては………)

……ああ、良い夜だ

【振るった左腕を右肩の前へと運び、右の拳は背の後ろまで振りかぶり】
【吹き飛んで、戻ってくる相手を見据え】

SHIIIIIII……―――

【地面を踏みしめた両足、後方に置いた右足に体重を掛けて】
【全身に捻りを与えて加速、体重を左足に移す】
【この動作によって、踏み込まないながらも拳に速度と重さを与え】

―――IIIAAAAAAAA!!

【自分へ向かって来る女の頭部へ、山なりのフック】
【女の放った拳と交差するカウンター気味に、真上から打ち下ろす】
【相討ちならば損は無い、そう判断した為だろうか】

【男の拳が相手に届くだろうタイミングと同時、鈍器で骨を打つような衝突音が、男の頭蓋から上がる】
【樹木の様に太い首が仰け反り、後ろ足が数十センチほど後方に滑って】
【だが、まだ倒れない】
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 03:41:27.80 ID:3iOtntMo
>>573

…来る…!?

【ぐ、と身構えた所で…相手の動きが、殺意が、全て止まってしまったのを見た】
【きょとん、と目を見開いて…しかし話をすることくらいはできそうになってきたのを感じ取り】

…ラビットの名前が出て驚くのか?オレがラビットの事を知ってるのが不服か?
オレがなぜ君の名前を知ってるのか?別に追った事もないような男が『前に追われた事があるから覚えている』なんて言ってるのはなぜ?

オレは野比信太、ノビタだ…いつだったか君が追った猫は実はオレだ…今オレはおかしなことを言ってるか?
【ファイティングポーズを解きながら、ゆっくり近づき始める】
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 03:44:31.99 ID:mwbZ5760
>>536

【意味のない質問に対し、縦に揺れる首と、愉しげな瞳だけで答えた】
【弄り甲斐のある人間に出会えて、実に晴れやか―――春風の如く優しげで、甘い声に乗り、爽やかにも思えるエゴが、攻めてくる】

…大丈夫です、ワタクシたち「天狗」は、人間と比べて些事に拘る代わりに、大事に拘りませんから。
ワタクシの場合はそうでも在りませんが、下の履き物については興味が薄く―――お陰で、生地も薄くなったのですね。

【…理由としては、あまり成立していない気がするが、相手の暴走具合から見て、深くは突っ込まれないと判断】
【唇に右手の指先を当てて、微笑みながら云う】

ふぅん、では今度は幸福の王子…と、そう言う問題でも無いのでありましょうか?
では、願わくばお坊ちゃまの名前を教えて頂きとう想います。…此の程度の言葉になら、返せるでしょう?

【正しく“悪戯っぽく”、厭味にも聞こえる其れを】
【抵抗が無ければ―――耳元に顔を寄せて、囁くだろう】

……因みに、ワタクシの名前は「霧之藤 雨彦(きりのふじ あめひこ)」。
聴いての通り、男として育てられる予定でしたので、名前もかくある、と…。
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 03:50:57.51 ID:3iOtntMo
/>>540>>537です
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 03:51:54.46 ID:iMuVpqso
>>539

(冗談、こいつはとんでもなく嫌な夜だ……)
【滑空、というのもおかしいがそんな事を思いつつ】
【女は男の動きを見て留める】

(ま、後は野となれ山となれってな――――)
【頭部に迫る拳に特に恐怖するでもなく】

――――ッ!!
【がごん、と殴り落とされ】
【そのまま地面と顔面を衝突させる】

………………
【無言のままに小さなクレータを創った主は地面から動かない】
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 03:59:54.07 ID:kY7D3XUo
>>543
【仰け反った首を降ろして、前方の光景を視界に収めて】
【自分の一撃で相手がどうなったのかを認識、一歩後退】

(………頭蓋の損傷は無し、首もまだ問題は無い)
(脳震盪は長時間は続かない、向こうが立ち上がるまでには此方も幾らか回復する)
(一撃で沈む相手なら、仕事は楽で良いが……)

……そうはならないのが常
立て、女。此れしきの事で終わる筈もあるまい

【両手とも拳を作って、無造作に体の横にぶら下げる】
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 04:07:39.07 ID:iMuVpqso
>>544

……お痛ててて
【そんなどこか間抜けな言葉を吐きつつ女はすくりと立ち上がる】

だーもう折角死んだフリでもしてこの場をやり過ごそうと思ったのによう
【ただ無傷とはいかないようで額やら頬やらからドクドクと血が流れでている】

つうか久しぶりに怪我しちゃったじゃねえかどう落とし前つけてくれんだオイ
あ、やべ思ったより痛い……ってやっぱ血が出てるし
【ひーひー言いながらペタペタと自分の顔に触れ】

うわっやる気満々ですかこの野郎……いいぜまだ遊んでやんよ
【軽く血を飛ばしながら再び半身に構える】
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 04:09:34.55 ID:m3CMyIAO
>>540
そん…な…
まさか…違う…
【段々と悦に浸っていた表情は怯えたものへと変わっていく】


違う…私はそんなつもりでこんな事を……
“また”大切な人を奪って…悲しませて…
【一歩、一歩、頭を抱え込みながら後退りして】

また同じ事を…?
これではまた私の罪が増えてしまう…
嫌だ…
もう苦しいのは嫌だ…

――助けて助けて助けて。
【恐怖に苦しむ様に錯乱仕切った様子で震えながら腕を抱え】
【そのまま踵を返し走り去って行こうとするだろう】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 04:14:43.71 ID:kY7D3XUo
>>545
…………これで終わる様な温い相手なら、最初の段階で殺せている

(俺の腕に問題が有った訳では無い。骨も問題無い)
(ならばあの女が耐えたのは素か、それとも上手く避けたか)
(おそらくは前者……テストには良い相手、か)

【拳を握ったまま、地面に近づけて上半身を地上と並行になる様に】
【そうして、地面を蹴って再びの前進】

【普通の力比べなら、上から押しつぶす方が有利】
【然し、人間一人を容易く持ち上げる力自慢同士の場合、体重を掛けてもあまり意味は無い】
【だから、掴みあいになった時に備えて、この時点から体制を低く取った】

【頭部はがらあき。其処へ攻撃が来るように、誘導しているようにも見える】
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 04:16:48.74 ID:3iOtntMo
>>546

…あ、いつのまにかお気に入りの帽子が脱げ落ちてるじゃねえか…
【足元に落ちていた帽子があることで、逆に脱げ落ちてた事に気がつきながら拾い、颯と話そうとするが】
【彼女は怯えた様子で後ずさって行ってしまう】

(…また?)
…あ、待て…!
【手を差し伸べたが、それも無駄だった…彼女は逃げて行ってしまったのだ】
【…表情を固めながら、彼は帽子を再び被り直す】

…また、またってのが気になるな…彼女に何があった?
クソ…あわよくば最近姿を見せないラビットを探すのを手伝ってほしかったんだが…それどころではない、か
【…今の言葉を深く心に刻みながら、彼は自分の手帳を取り出してみる】

…彼女の過去を知っている人間がいるとしたら…それは一人だけ、か
もし会う機会があったら聞いてみるのもいいかもしれない…彼女に一体何があったのか…いてて
とっとと治療用の何かを貰ってから考えよう

【そう呟きながら、彼も背を向けて去って行った】

/いつもありがとうございます、遅くまで乙でしたー
/…さあ、どうするかなどうなるかな、と
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 04:18:38.30 ID:v2A3CYDO
>>541

………―――天狗?

【己のことを「天狗」と称した彼女の容姿を、顔を上げて改めて間近で見つめる】
【自分の中の「天狗」のイメージとは、大分かけ離れていたのだろう。若干驚く素振りを見せた】


天狗……かあ。どちらかと言えば天使に見える、かな……いや、寧ろ意地悪な小悪魔かも……うん、とりあえず君はすっごく意地悪だっていうのは分かった

【ちょっぴりぶすっとしながら、そんな"感想"をわざわざ述べる。散々自分のことを弄った仕返しのつもりなのかどうかは分からないが】
【然し、元々人に弄られる性格故に実際のところ万更でも無いのかもしれない】


【―――耳元に口寄せられると、僅かにビクッと肩が跳ねて】


雨彦……雨彦、ね。性別はともかく、覚えたよ……
……―――僕の名前はアリエル、もう一度言っておくと、"男"だから

【そんなことを付け足して、ぶっきらぼうに名を告げると――再び彼女と視線を合わせようと瞳を向けるだろう】



【だが―――彼女の顔を映し出すその瞳に】
【ほんの一瞬、相手が気付くかどうか分からない程だが、其処には確かに"異変"が揺らめいた―――】


【夜空の色をそのまま映したかのような煌めく漆黒に―――不快な"蒼色"が、孕んだのだった】



/申し訳ない、遅れました……
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 04:19:27.78 ID:A69c/EMo
>>502
[………]

【黙りこむ】
【その胸中では何を思っているのか】

[悪いがそれは出来ない]
[色々調べる事もあるんだ]

【申し出を断わった】
【無理矢理連れて帰る事も出来そうだ】

/ごめんなさい、寝てました
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 04:20:22.93 ID:iMuVpqso
>>547

うへあ……[ピーーー]目的ですかいな
【勘弁してくれよ、と言いたげな表情で溜息を吐き】

【対するように女は動かない】
【所謂仁王立ち、それは隙だらけの姿勢】

【ただ女の両の手は大きく開かれて腰の左右に付けるような形で沿っている】
【カウンター目的か……果たして】
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 04:22:07.55 ID:kY7D3XUo
>>551
(打撃、上。耐久力、上。衰え無し、意図する以上の動作が可能)
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 04:22:26.97 ID:kY7D3XUo
>>551-552
/途中送信失礼、ちょっとお待ちを
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 04:24:23.59 ID:kY7D3XUo
>>553
(打撃、上。耐久力、上。衰え無し、意図する以上の動作が可能)
(続いてのテストは……機動性か)

【残り二歩という所で、更に強く地面を蹴って加速】
【低い体勢のまま一気に距離を詰める】

【残り一歩という所で、頭から地面に倒れ込むようにして】
【女の両足を、それぞれ手で掴もうとする】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 04:25:06.99 ID:m3CMyIAO
>>548
/此方こそ遅くまでありがとうございましたなのです
/お疲れ様でしたなのですよ!
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 04:31:27.52 ID:iMuVpqso
>>554

あー……
(こういう場合は「きゃあ」とかかわゆい声でも上げりゃあいいんだろうけど……)
【と、既に考えている時点で可愛げなど無く】
【女の両手は貫手で構え直され】

とりあえず穿たれとけな
【足は掴まれるがその隙を狙い】
【鋭く尖った両手を男の両肩に突き刺そうとする、もし喰らったのならば肩が抉られかねないだろう】
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 04:35:21.90 ID:kY7D3XUo
>>556
【掴むのに成功した瞬間、男はその両足を持ち上げる】
【地に足が付かなければどんな怪力も発揮しきれない、それを狙った】
【更には、彼我の位置が上下にずれることで、貫手の到達地点を僅かにでも引き離し】
【突き刺さった指は、骨の手前で止まる事になるだろう】

【両手を離して女の脚を解放し、後方へ】

……そろそろ、か

………時間だ、女

【今度は、両手とも開いている】
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 04:49:36.68 ID:iMuVpqso
>>557

のわっくっ!
(ッチ、届かねえか関節でも完膚なきまでにぶっ潰してやろうと思ったのに)
【軽く血の跡を引きながらその両手は離れて】

(さて、このままどうなることやら……)

ってオイっ!
【バタンやらドタンと音を立てて地面に落ちる】
【尻から落ちたらしく軽くさすりながら】

だー……テメ何が目的なんだよゴラ
【少しの涙目で立ち上がって】
【女は構える、それは単純な握り拳】
【小さな巨槌、それを2つ胸の前にて構える】
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 04:58:04.95 ID:kY7D3XUo
>>558
目的?

俺の目的は、俺自身の運用テストだ
全ての部位が正常に動作するか、予期した通りの耐久力を持っているか
温い能力者相手では、テストにならん
貴様なら十分な相手になると思ったが……

【ダン、と】
【地面を砕くほどに蹴り、男は飛びあがる】

時間だ、俺は退く
追ってくるつもりが有るなら、機関支部にでも仕掛ければ良い

【近くの建物の屋根へと飛び移り、其処からまた跳んで】
【現れた時同様唐突に、男はその場を去った】

/申し訳ない、段々眠気が襲ってきたので、半端な終わり方ですが此処で
/お疲れさまでしたー
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 05:04:41.76 ID:iMuVpqso
>>559

うんよう……?
【頭の上に浮かべる?マーク】
【もしかしたらそんなに頭は良くないのかもしれない】

あ、今アタイの事バカにしたろ
いいぜ襲撃でも迎撃でも追撃でも喜劇でも悲劇でもなんでもしてやるよチクショウめ
【ハッと鼻で笑い、そして男が去ったあと】

……あーあの口調だともしかして機関員かアレ
うっひょう、コイツはなんともかんとも……

とりあえず家に帰って手当して寝ようかね
【頬を軽く摩り女もそこを後にした】

/いえ、こちらも眠気ががががが
/まともな返レスができなくて申し訳ないです
/乙でしたー
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 12:32:36.86 ID:axC9BESO
【街中】

昨日は結局ネタも見つからないから…編集長に怒られた……
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が】

【ため息をつきションボリしながら歩いてる】
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 14:17:33.85 ID:kY7D3XUo
【魔術協会敷地内、小修練場】

【シャツカラーの白ブラウス、前を止めない灰色のイートンジャケット】
【膝丈のスカートと黒のニーソックスを穿いた、灰色の髪に灰色の瞳の少女が、ボクシングの様な構えを取っている】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

……命中率は低くても良いから、まずは形にしてー……
後は、組み上げるまでの時間を何処まで短縮できるか、かな

【右手はうっすらと水の魔翌力に覆われていて、拳が空を切るたび、少し揺らいで形を変える】
【何やら、魔術の類の修練を行っているらしい】
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 16:50:39.65 ID:mwbZ5760
>>549

……そう、ワタクシは天狗。櫻の深き山奥、密かに生きる妖しのイキモノ。
天を巡り、空を翔け、地に堕ちた後には、森を渡る流星の末裔。
意地悪なのは、ヒトと根本で相容れぬ種族柄―――里には、ワタクシより融通の利かない御方だって、居らっしゃるのですよ?

【相手が視線を移そうとするより早く、自分から首を曲げ、体を起して、眼を合わせに行った】
【穏やかな物腰は変わらないが、何処となく誇らしげに、胸を張って言葉を紡ぐ…服装は兎も角、下駄は完全に天狗のそれ】
【微笑む雨彦の体から、一瞬だけ―――隠していた人外の魔力と気が立ち上り、降り注ぐ夜天光を歪めた】

【ただし―――“里”の件では、どうにも声は重く、おどろおどろしく……尤も、気にしなければ気に成らない程度】

アリエル“ちゃん”、ですか。
性については、もう判っていますとも。然して、最初に指摘しなかった辺り―――もう、“面倒”なんですね?

【名前を何の迷いもなく“ちゃん”付けで復唱し、彼に次の言葉を掛けた】
【想えば、雨彦は散々アリエルを「お嬢様」扱いしている…】

(……悪戯は、相手の機嫌の悪化までを愉しみ、操るモノ…とはいえ、コレは?)

【そんな彼女…徹底して巫山戯た態度をとっているが、人の表情や眼には常に注意している】
【本来、人類の作りだした街の在り方と100%合致しない彼女が、生き抜きながら享楽するには、其れが肝要だからだ】
【故に、アリエルの瞳の、虫が蠢く程度の小さな変化さえ、気付き―――僅かに、地を踏みしめる力が強くなる】

/再開の為に、返レスしておきますね!
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 16:59:33.09 ID:mwbZ5760
/>>563
/下から二つ目の【】の「100%合致しない」は、「100%“は”合致しない」です>< 済みませぬ
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 18:20:07.84 ID:v2A3CYDO
>>563

意地悪な妖怪さんか………天狗っていうのも、なんか納得。でも見た目はほとんど人間と変わらないね。なんか実感が無いや

それはともかく……よろしく、雨彦

【そう言って、今日初めての自然な柔らかい微笑みと共に右手を差し出し、握手を求めようとする】
【人ならざる者と云えども、外見はほぼ人間と変わらず。意地悪な言葉を浴びせてはくるものの、彼女から敵意は感じられない。求める握手は少年なりの"友達"の証なのだろう】

【だが―――"地に堕ちた"という、穏やかでない感情が含まれているであろうその発言から、彼女達の一族の生い立ち等には触れるべきことでは無いと判断し、深く突っ込むことはしなかった】


あはは……御明答、かな。間違えられるのは慣れてるから……最近はもういちいち訂正するのも面倒になってきちゃった
その内相手も気付くしね

【"ちゃん"付けされても、特に気にする素振りはない。口調もどこか子供っぽく、困った風に笑うその表情は、彼の実年齢よりも幼さを感じさせる】


【瞳の"蒼"―――蠢いたのは、刹那のことだった】

【敏感に感じることが出来るのであれば、伝わるだろう―――まるで彼とは別の存在が、眼前に居る彼女に"警告"するような】
【その蒼色は、深く、鋭く、ゆらりと揺らめく狂気を確かに一瞬纏わせていた―――】
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 18:29:10.71 ID:lEm/MUo0
【路地裏】

――――迷った…

【鮮やかな緑色の髪、そこから二本ピンと出たアホ毛。通称、触角】
【右赤、左緑の虹彩異色症。通称オッドアイ】
【赤の長袖に緑のケープを羽織って、赤と緑のチェックのスカートを履いて】
【赤や緑の小さめのボトルが腰周りに幾つも吊り下げられている少女が】

出口、何処?

【迷子になっていた】
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 18:40:12.74 ID:mwbZ5760
>>565

―――…生憎と、此処で手を差し出すのは天狗の遣り方では無いのですよ。
此れまでのワタクシの態度を見ていれば、判るでしょう?

【笑顔のままに、その手に触れず、代わって空気を自分の手で払うことで断る】
【ぷらぷらとそれが揺れる度に、小さい事は小さいが、動きのサイズには明らかに“不相応”な風の変化が起こる】

とはいえ、其れはそれで味気無い…。
そうですねぇ、だったら特別に、“実感”してもらうと言うのは如何?

【そう言うと、雨彦の背に先程と同じ翼が現れる…どういう訳か、背中から生えているように見えるのに、ブレザーに傷は残らない】
【更には、腕に白と茶の羽毛を露出させたり、鋭く硬い猛禽の嘴を、薄い少女の唇と交換したりして、やがて全部が元?に戻った】

……ふふ、いっそのこと裸で歩きまわれば、そんな事もないでしょうに。
何より、良質なスリルを味わえると思いますよ? アリエルちゃん………っと。

【口角泡を吹かず、彼女の場合は静かに波立つ毒を吐く…好意に値する相手にも其れなのだから、人間とは違うと言わざるを得ない】
【然し、彼女らしからぬ、言い淀むような言葉の切り方は―――間違いなく、その“狂気”に、気を取られたからだ】

【「貴方は何者?」とでも言いたげに、夕焼けの瞳が瞬き、そして鋭い視線を一度だけ投げ掛ける】
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 19:10:12.38 ID:v2A3CYDO
>>567

あぅ……そっかぁ………

【やんわりと握手を断られると、目尻を下げてあからさまに残念そうな表情を浮かべる】
【"友達"になろう、という純粋なオファーをキッパリと切り捨てられた気分になったのだろうか】


………―――ッ!
……や、やっぱりさっきまでの方がいいかな……っ、特に人里で過ごす時は……

【直後、姿を見る間に変貌させていく彼女に目を丸くして驚愕し―――失礼ながらも背筋に冷ややかなものを感じた】
【お化けだとか、そういった類の存在が苦手である彼にとっては、異形のモノの姿は好ましくないらしく】


なっ……ッ!?そんなヘンタイじみたことしないもんっ!!別に性別を勘違いされたからって困ることなんて………っ、……ない、し………

【自信の無さそうな、弱々しい声色で言葉を紡いだ辺り、"困ること"はけっこう有るのだろう】
【それにしてもそんな冗談を真に受けてしまうところが、如何せん幼く、弄られ体質なのを自ら露呈してしまっている】


【―――向けられたその視線。反応するかの如く、再び厭悪な蒼色が染みのように黒へ混じり込む】
【瞳の奥底で睨み付けるその様は、眼前の獲物を今にも襲いかからんとする野獣のような穿光を帯びており―――無邪気な少年の外面とは、とても相容れない雰囲気を滲み出していた】
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 19:30:24.27 ID:fgRElZ.o
【路地裏】

【からんからん】
【血塗れた鉄パイプが手から滑り落ちて、軽い金属音が響いた】


 ────はあ……はあ……はあ……


【それを握っていたのは──外見にして6歳程、小さな白皙の少年】

【乱雑に白いメッシュが入った烏羽色の髪に、真紅の瞳を持ち】
【白黒ボーダーの大きなシャツ一枚を、ローブのようにして纏っている】
【靴は履いていないようで、その小さい素足が直接地面に触れていた】

【肩を上下させて荒い息を吐くその少年は、点々とした紅い返り血に濡れていた】
【同じく血のように紅い瞳がじっと見ているのは、地面に這い蹲った動かぬ人間】

【──其れはよくよく見てみれば、頭部を無残にも砕かれた、男性と思しき殴殺死体であった】

 「────────」

【──.一度や二度ではない。恐らく、絶命するまで何度も何度も──】
【顔が判別できない程の凄惨な状態になるまで、鈍器で殴られ続けた跡がある】

はあ……はあ……っ、……はっ……あ、……
……ん……ぐ、────

【──ごくり。少年は、からからに焼け付いた喉を潤す為に無理やり搾り出した唾を飲み込むと】
【飢えた猛禽のような血走った目で、辺りをキョロキョロと警戒しながら、死体の懐を漁り始める】


【──殺人。この路地裏においては決して珍しい事では無いが】
【その加害者と見られる少年は今、過剰なまでに気配に敏感で──何処か、怯えてすらいるようであった】
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 19:32:34.68 ID:mwbZ5760
>>568

……人里では、ね。
翼は兎も角、他は人間からすると見栄えの宜しく無いモノらしく…。
毛と腑の抜けた猿が何を言うか、と思いつつも、ワタクシの生活の為に合わせている、というコトなのです。

【ぷはぁ、と小さく溜息―――其れは煙突から吹き上げる其れの様に、白いリングを形作り】
【やれやれ、と言った感じのポーズで紡がれる其の言葉の終わりとほぼ同時に、見えないほどにまで薄くなった】

人間はみんな変態、澄ましたあの子も夜には……と、ワタクシのご先祖様がのたまったとされるコトバは、置いておいて。
ふふ、外で寝泊まりするなら、もっと嘘を吐くのにも慣れておくべきですよ。
可愛らしくて純朴な貴方なら、悪い方々に騙されて悪事に加担するは、慰み者にされるは、或いはもっと…どうです、聴きたいですか?

【彼女の先祖の捻くれた見方、多少形は変わっても、彼女の言うところの「種族柄」として、血流に乗っている】
【リズミカルな抑揚で言葉は紡がれ、碌でも無いコトを、あたかも楽しいお茶会の様にでも言ってのける】
【一応、“心配している”という体裁は保つことが可能な台詞ではあるが……】

(……いや、掘り起こす程のモノでも無いでしょうか)
(ヒトならざると言うのなら、其れはワタクシも……なら、一度だけ妖しい事をしてみましょう)

【普通の人間なら、何かしらの怖じ怖じとしたリアクションを起こすのかもしれないが―――彼女とて、「物の怪」なのだ】
【油断無く在りつつも、振る舞いは柔らかく、違和感は感じていようと、其れ以上の何かは心に響かない】

【そして、一度頭の後ろに両手を回し、戻した彼女の手の中には―――何故か、“デジタルビデオカメラ”が】
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 19:44:20.28 ID:m3CMyIAO
【雷の国:化狐道場】
【十分な広さを有したその空間に、力強い踏み込みの音が開けられた門の外へと漏れ出す】


日々精進せねば…
【艶やかな黒髪を背の中程まで伸ばし、紺色の学生制服の上から腕に『風紀委員』の腕章をつける精悍な顔立ちの少女が、四尺程ある大太刀『迅雷』を軽々と踏み込みながら振るっている】
【腰には魔翌力が微弱に宿る純白の木刀を下げ、小太刀を後ろ腰につけている】
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 19:57:28.64 ID:v2A3CYDO
>>570

それは、まあ……人間社会には人間のルールがあるから、多少面倒でもとりあえず守っていくに越したことはないんじゃないかな
僕達人間は、他人とちょっとでも違う存在に対して直ぐに好奇の目で見るから

【薄く控えめに笑んで、自虐めいたことを告げてみせる】
【物之怪にとって決して住み易くは無いであろうが、人間の世界に溶け込むのなら仕方ないことだと、人間の一人として彼女に遠回しに伝える】


そりゃあ人間の三大欲求のひとつを否定することは誰にも出来ないけど………―――って、な…何言わせるのさっ!?

い、いいよ……別に聞きたくない……それに寝込みを襲われたって僕は平気だしっ!!

【平気だし、というのは、暴漢に襲撃されてもこれまでの経験上追い払える自信がある―――という趣旨の言葉であるが、捉え方によっては問題発言かもしれない】
【仄かに顔を赤らめている限り、"こういう話"をされると無駄にあらぬ方向へと意識を持っていきやすいタイプなのだろうか】


【それから、彼女が手品のように後頭部からカメラを取り出したのを見ると―――】


………―――それ、何…?カメラ……だよね?

【怪訝そうに小首を傾げて、問い質した】
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 20:02:46.86 ID:dsPc6o.o
>>569

【ざり、ざり、ざり】
【気配を隠す気などない、無遠慮な足音】
【後方から近付いて来た誰かは、口を開いて】

………小さな身体、そこらで拾ったような武器、よく人が殺せたものです

そんなものを使わなくても、召喚術があるんじゃねーです?
骸おにーさん

【紡がれるのは、綿菓子を空気に溶かしたかのような甘い声】
【責めるのではなく、疑問に思ったことを只聞くだけの口調】

それとも、人違いです?

【振り返れば判るだろう】
【クリーム色コックコートを着た、蜂蜜色ポニテの女の子が立っている】
【紅茶を思わせる虹彩の瞳を持っていて、身長は角砂糖を一列に積んで133個分】
【ミルクセーキのように滑らかな白手袋で両手を覆い】
【チョコレート色の警棒を腰に吊っている】

/ま、まだいらっしゃいますか?
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 20:03:44.80 ID:frFdPNs0
>>569

【風が変わる――】

【ドス――ドス――ドス――】
【少年から少し離れた距離で――それは歩く】
【もし――少年が目をやれば】

【三角錐が前に倒れたような紅の頭】
【血に濡れた長く、白いエプロンのような服、大きな黒い槌を左肩に担ぐの者が】
【少年の方向へ――ゆっくりと確実に歩み寄っているのが見えるだろう】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 20:05:34.40 ID:frFdPNs0
>>569
/>>574ですが、混じったんで無視してもいいです
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 20:06:27.47 ID:fgRElZ.o
>>573-575
//お、複数でも大丈夫ですがどうされます?
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 20:07:43.79 ID:dsPc6o.o
>>575-576
/こ、こちらは多分大丈夫ですっ
/精一杯頑張ります!
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 20:10:18.76 ID:frFdPNs0
>>576-577
/有難う御座います
/今の所、大丈夫そうです
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 20:14:41.14 ID:LM6FnYDO
【街中】

グルアアアアアアアアアアアアァァァァァ!!!!!
腹減ったああああああああぁぁぞおおおおおおおおぉぉ!!!!
【黒いズボンを履き、腹にサラシを巻いた上半身裸の茶髪をパイナップルのように盛って首、手首、足首にちぎれた鎖が繋がったスパイクリングを巻き】
【左胸には《119》の刺青、腰からはライオン尻尾が揺れている目が『ハイ』な青年】
【が、往来で暴れ回り破壊の限りを尽くしている】

ガアアアアアアアアアアアアアァァァァ!!!!!
【彼が通った後、床板は剥がれ壁は砕かれ車や自販機は宙を舞う】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 20:14:50.43 ID:mDslYTAo
>>533
【――想起せりは、幼き頃の自分。遠き日の罪にして、今の自分に繋がる礎】
【親も無く。愛される事も無く。闇の中を、宛ても無く這いずり回る、自分】
【エルメアという少女が総てを忘れて現を抜かすには、余りに、余りに重い其れ】
【……いつだって、如何しようも無く思い出されて。さらり、少しは忘れてみたくて】
【過去を過去へ押し流すように、香美那という少女を撫で、梳いて、愛でていく】

【――其れなのに。彼女の表情は、彼女が知らない筈の、家族≠ニしての其れだったと云う】

……ん……、香美那、さん……。

【ひとつ。抱き締める手に合わせて、真名で彼女の存在へと歩み寄り】

かみな、さん――。……かみなさん……。

【ふたつ、みっつ。堰を切ったように流れ出す言葉は、まるで熱に浮かされたようで】
【恋じゃない。今はまだ――でも、目の前の炎で、今は暖を取らせて欲しかった】
【嗚呼、眼を閉じれば、抱き締める少女の、何と暖かく、柔らかく、優しく事よ】

【――色んな味の豆から出来た珈琲は、深い味を齎すけど、少し苦味が過ぎる】
【なら、そんな中に……少しくらい、甘さを居れてみても、罰は当たるまい】
【その代わりに、熱いあつい其れを、ゆっくりと味わうことが出来るのだから】
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 20:16:14.84 ID:mwbZ5760
>>572

……成程。確かに寝込みを襲われても平気なら、貴方も好奇の眼で見られて仕方ないですね。
案外、ワタクシの提案も、満更ではないのでは?

【―――「人間、パンツと最低限の生活費が有ればイケるらしいですよ」と】
【ソース不明で横暴な言葉を、誰にとでも無く呟く様な調子で、ほっぺたをガン見しながら加えた】
【そのような意味では無いと理解はしているが、付け込まないと、どうにも溝に金を棄てた気分になる】

ええ、他の何かに見えるとしたら、相当な無知か相当な捻くれモノ。
ワタクシは印象深い出来事に遭遇すると、人・物・地、問わずに“写真”を撮る事にしているのですよ。
勿論、個人利用専用ですが…。 まぁ、人間が良く付けるらしい備忘録の、画像版というヤツです。

【こいつには、捻くれ者扱いされたくないかもしれない】
【……何はともあれ、手に持ったカメラについて話す彼女は、小躍りでも始めそうに愉しげだ】
【其れはつまるところ、アリエルが“印象に残った”というコトなのだろうが…“蒼い瞳”の反応条件を探る意味合いも、在る】

……それでは、ぱしゃ☆

【構えてから撮影まで―――プロフェッショナルの域にまで研鑽された手早いその動作に、何らかの暴力的静止が無ければ】
【何の断りも無いままに、雨彦はシャッターを切るだろう……白い光波が広がり、一瞬だけの暁を夜の公園に齎す】
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 20:17:03.70 ID:fgRElZ.o
>>573-574

 ────ッッ!!? ……ッ、……っ!?

【まるで隠されぬその気配が──しかも二つ、同時にやってきたのを見て】
【少年は、電気ショックでも疾ったかのようにびくりと身体を強張らせ、】
【死体の懐から手に入れたもろもろを服の中へと隠しながら、慌てて二人から距離を取る】

 ────ふ、ふう……はッ……は、あ……──?

【──少年は酷く興奮しているようで、二人の姿を目に捉えても言葉が出てこないようだった】
【特に、重厚な気配の>>574に対しては特に怯えているようで──】


【そして】
【その死体の辺りには、微細なガラス片や汚れたテグス、】
【そして踏まれた跡のあるバナナの皮などが散乱していた】

【──まさか、こんなものを使って?】


//うおっす、ありがとうございます。では宜しくお願いしまっす
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 20:29:50.27 ID:dsPc6o.o
>>574

【やや重量感のある響き】
【その音源に目を向けてみれば、なにやら武器を持った人物が居た】

(ああ、あちらの方も血濡れです)
(――やっぱり此処は、何時来ても辛いです)

【特に声は掛けない】
【そして――、善悪どちらかに傾くものかどうか、僅かに警戒して】

>>582

おねーさんの質問には答えるものです
ゲーティア

【ざり、ざり】
【ゆっくりと、二歩だけ、にじり寄る】 【怒っているような、嗤っているような、無表情】
【コックコートのポケットに右手を突っ込んだ】

――まあ、正しい答えを素直に吐けるとは、思ってねーです
口が利けないと言うなら、それも良いです

だから、もう、適当にブチ撒けちゃって欲しいです

【勢い良く右手を引き抜いて】
【取り出されたのは白銀に煌く何か=z

【――ビシュッ】
【流れるような動作で投擲されるワイヤー付きナイフ】
【目標は少年の右腕】
【ワイヤーの末端は、ハニーの右手に巻かれている】
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 20:30:18.99 ID:tIsO8aMo
【小さな港湾】

むぅ……どうして、どうして釣れないのさ、僕はこんなに君を渇望しているというのに!
カモ〜ン!美味しいお魚っ!

【そこに腰掛けて釣り糸を垂れているのは一人の少年】
【ウェーブの入った黒髪、額には銀のサンブレード】
【背中に髑髏の描かれた黒いTシャツとジーパンだけのラフな服装】

も──……このエサ、を、食べてしまった方が、良い気が……

【傍らに置かれたバケツの中身を凝視しながら……】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 20:34:35.11 ID:qz5/vI2o
>>580

ん……香美那は――――

【回した幼い腕に、離さない言わんばかりに真綿の鎖の如き力を込めて抱擁する】
【縛すように、繋ぎ止めるように。自分の名を呼び、焔に浮かされた愛しい少女に】
【幼く、世の理すら知らない無垢な童女は、安心させるために】

――香美那は、此処に居るぞ……エルメア。
生憎とずぅっと一緒には居てやれんが……今はお主だけの為に灯す篝火となろう。

【空気を震わせ、歌を奏でて優しくエルメアの耳朶に吐息で触れる】
【背に回した掌で、背中を軽く叩きながら】
【互いの体温を交換して、早鐘を打つ胸の鼓動を子守唄のように聴かせ】

じゃから――――もっと、触れておくれ?
香美那を知って……近づいておくれ?
……香美那は、其れが何よりも嬉しいのじゃ……。

【愛してくれ、とは言わない。ただ、必要とされるだけで満たされた】
【抱きしめあう少女の為になれている。支えてあげられている。】
【香美那は――エルメアにもっと近づいてくれと、寄りかかってくれと。それが嬉しいのだと想いを吐露し】
【火ノ川の如き紅蓮の髪を、擦りつけるようにエルメアの首筋になぞらせようとする――――。】

【世界の苦味を今だけは、舌が蕩ける甘さと胸を灼く微熱で覆い隠してやろうと――――】
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 20:36:05.36 ID:mwbZ5760
/アリエルの人、次飯で遅れます、済みません!
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 20:36:55.23 ID:frFdPNs0
>>582->>583

【――ドス――ドス】
【その者が――気配を察すると】

【ドス――ドスドスドス】
【そのまま前のめりになって走り出し――】
【やがて―― その音は二人の元へ近づいてくるだろう】

【もし、二人の元に追い付けば――】
【大きく黒い槌を振りかぶるだろう――】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 20:40:31.91 ID:v2A3CYDO
>>581

違っ……そういう意味じゃ……ッ!!

そんなワケないでしょ!?人前で裸になる趣味なんて今も昔もこれからも持たないからっ!!

【口調が段々と必死になってくる。徐々に泣きそうな顔になってきているのは、気のせいかもしれないしそうじゃないかもしれない】
【自分でも気付かぬ内に、言葉の鞭で虐められている気分になってきたのだろう。今更ではあるが】


ふーん………物や風景にならいいと思うけど、他人を勝手に撮影するのは良くな……―――うわゎっ!?

【拒否する間も無く無機質なレンズに収められ、素早い動作で一瞬の内にシャッターを切られてしまうと、ビクッ――と、少し大袈裟に反応してしまう】


ちょ……撮っていいなんて一言も言ってないよ!

【あからさまに嫌そうな顔をしながら、語気を強めて抗議する。こういった記録媒体に残されるのは苦手らしい。単なる照れ屋と言えば、そうなのかもしれないが―――】



/次の返信遅れます
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 20:45:28.31 ID:fgRElZ.o
>>583-584

【名前を呼ばれ、少女を一瞥。怖い。その無機な顔に抱いたのは恐れ】
【鼓動が爆音のように煩く。現れた二人は恐怖の対象でしかなかった】

【少女の言葉が耳に入っても、それはただ空回りするだけで意味が取れない】
【単なる音声の羅列。ノイズにも等しく。何を言ってるのかは識らなかったが──】
【少女が何をしたのかだけは、鮮明すぎるほどに認識が出来た】

 ────う、あっ、ぁ

【──ざしゅっ。大袈裟に、左側へと飛びのいて躱すも】
【ナイフは二の腕の外側を掠り、肉を裂いていった】
【──そこから溢れたのは、『紅い』血だった】


【──そして間髪入らず、>>587の重い足音が此方に向かって接近しているのを脳が拾った】

 ────っっ、──っ、……っ!!

【地に片膝をついた少年が、震える左手で懐から取り出したのは、】
【重厚な鉄色の塊──セミオートマチックの拳銃だった】

【──但し、行動が出来たのは其処まで】
【銃を向ける前に、振りかぶられた鉄槌──回避・防御手段の一切が、その少年にはなかった】
590 :589 [saga]:2010/08/31(火) 20:46:10.32 ID:fgRElZ.o
//っと安価ミス失礼、584宛てではなく、>>587宛てでした
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 20:46:47.80 ID:Q9H30a2o
>>584

渇望はよくないって! 愛は奪い取るものじゃあないんだ 与えるものだぜ
【中性的な声が、潮風に乗って少年の後ろから届く】

なあ少年、魚は水に棲む生き物なんだぜ?
釣りをするときってのはもっと、あーっと…
心を潤さなくっちゃあいけないんだよな〜

【しかし振り向いてもそこに人の姿は無い】
【視線を下に向けることを思いつけば、手乗りサイズな蛙が見えるだろう】
【教会のマークの付いたミニ麦藁帽を頭にちょこんとのせている蛙が少年を見上げている】
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 20:49:56.16 ID:axC9BESO
【街中】

さて、今日こそネタが見つかるかな?

【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が歩いてる】
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 20:53:44.57 ID:Fr5yFuMo
>>585
【ふわり、ふわり】【其れは、風の流れる感覚か】 【――或いは、彼女の血の流れか】
【理解の及ぶ事のない流れに任せながら、彼女はするり、香美那を愛で続けて】
【其れ≠ヘきっと、彼女が知るには未だ幼な過ぎて、心が追いつかなくて――】
【彼女は、ただ撫でる】 【さらり、ふわり】 【世界さえ、置き去りにしたようだ】

――ん……、じゃあ……。
ふふ、ん――ぅ……。かみな、さん……。
今夜は、もっと私を、あっためて、下さい――。

……ぁ……。

【首に掛かる紅。想起、想起、斬撃の痕。首の切れる音、体温、不思議な匂い】
【――回した手の先が不意に冷える。火にあてると、不快な痺れを残して消えていく】
【近付く、抱き締める。突き放しても消えない紅、赤。赤の幻想は血と硝煙に通じ】
【見慣れたモノ――】 【 ――イヤダ】 【壊したくない、コワれたモノ】
【抱き締めて。いつだって隣に居て。紅くて。私をアイデンティファイしてくれる】
【――イヤだ、イヤだ、離したくない】【忘れたい、総てを忘れていたいのに】

【紅に手を伸ばす。ふわり、熱過ぎるくらいに刺激的で、おかしくなってしまいそう】
【苦い思い出、苦い現状、甘い幻想のオーバーラップ。ふわり、夢の中に堕ちて往く】
【せめて、せめてもの救いを。堕ちる所まで、私と過去を堕ちさせておくれ――】

【――暗い戦火で煎った珈琲は、彼女には余りに苦過ぎたから】
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 20:53:50.45 ID:LM6FnYDO
>>592
【女が歩く、少し前から酷い破壊音と雄叫びが響く】

グルアアアアアアアアアアアアァァァァァ!!!!!
肉うううううううううううううううぅぅ!!!!
【黒いズボンを履き、腹にサラシを巻いた上半身裸の茶髪をパイナップルのように盛って首、手首、足首にちぎれた鎖が繋がったスパイクリングを巻き】
【左胸には《119》の刺青、腰からはライオン尻尾が揺れている目が『ハイ』な青年】
【が、自販機を投げたり車を投げたり標識を折ったり人を投げたりして暴れている】
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 20:54:07.82 ID:dsPc6o.o
>>587

【接近してくる音】
【両者を視界に入れるように顔を動かして】

ああ――、その動作は不味いです
確かに強力ですけど、次の一撃が視えちゃうかもです

【左手を真っ直ぐ、相手を静止するように翳して】

  ≪マズルシールド≫

【丁度、少女の左手の位置を中心点とするように精製される巨大ドーナッツ】
【表面はカリッと香ばしい狐色、中身はふわふわ、ミルク風味の甘い香り】
【輪の半分をチョコレートでコーティングし、味に変化をつけている】
【そう、これは世界で最もポピュラーなトーラス―――チョコファッション】

【特質すべきは、そのサイズと魔翌力量】
【外径1.30m、内径0.45m―――家族で食べるにも少し困る大きさ】
【肉厚な生地は蜂蜜色の魔翌力を内包し、自身の耐久性を飛躍的に向上させている】

【もっとも『硬度』が上がっている訳ではない】
【そのまま打ち下ろしを行った場合は分かるだろう】
【粘性の強い沼に捕らわれた時のような「ズブズブ」と沈み込む感触がある筈だ】

【弱点といえば、ドーナッツ特有の『穴』だろうか】
【しかし、逆に考えれば―――】
【―――何故穴の空いている洋菓子を『盾』に選んだのか、そこに疑問が及ぶかもしれない】

>>589

―――やっぱり、です

【人間らしい『紅い』血を見て、感想を漏らした】

骸おにーさん、あの廃ビルに居たときにも、『赤い血の涙』を流してたです
異界に入る前、チラッと見えたんです

…どういう事です?
異形を示す『黒い血』は、何処に行ったんです?
あの召喚術も、右腕の義手も、ひっどい性格も失せて―――

―――本当はテメーさん、誰なんです?

【既に別人へ盾を張っているため、銃弾を防ぐ術は無い】
【少女を黙らせたいなら】
【銃口を向けて引き金を絞るだけ】

【―――もっとも、ハニーは】
【少年が銃器を扱えるとは思っていない】
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 20:56:45.20 ID:MFAB2pIo
【路地裏】

────私はどの道に走りたいのだろう。

【顔の右片方が火傷した赤目の女が箱の上に座っている。】
【白髪混じりの茶の短髪、黒のソフトハットに黒のコートを着、ダメージジーンズを履いている。】

────強兵と呼ばれた昔の自分をもう一歩進めばいいのか?
・・・この身をもう一度戦火を潜りに行けばいいのか────?

【何やら思考中である。】

──然し、痛いな。この傷は。

【女の腹部には血に染まったナイフが刺さっているのであった。】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 20:58:13.07 ID:tIsO8aMo
>>591

むっ……

【釣り竿を構えたまま、首を180°回転……させられず、懸命に後ろを見ようとしながら】

僕はオイシク頂くためにお魚さんを求めているのさ!
だから僕からお魚さんに与えるモノなんて、一瞬の恐怖───そう、三秒くらいかな
うん……ラブって難しいね!

【視界に捉えられなかったのは首の回り方が足りなかったせいだと思ったのだろうか】
【一度釣り竿を側に置いてある箱に固定してから、軽く肩を回しながら振り向いて】

……うん?カエル

【座ったままのため視線の低かった少年は、ソレを見て目を丸くする】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:01:47.72 ID:dsPc6o.o
>>595
/すみません!補足です!
/赤く濡れたナイフは地面にカラーンって落ちました!
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:03:35.63 ID:frFdPNs0
>>589

【振り下ろされ>>595のドーナッツにズブズブとハマっていく――だが、方向がおかしい。どうやら狙いは、少年でも少女でもなく男の――死体】

 ――――

【そのまま動けない――】

 
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 21:08:02.99 ID:axC9BESO
>>594
…………うん。神様ごめんなさい。ネタを探してると言いましたがあんな危ないネタは嫌です。うん
【そう言いながら泣きそうな顔になり】

けど………見過ごすわけにはいきません!!
ドラゴノイド!!!スタンバイ!!!!
【赤いフォルムで、金色の瞳に、両肩にキャノン砲みたいのが一つずつついた、背中に炎のように赤き翼を背に生やし、鋭い爪を生やした両腕に、先端が30cmくらいの刃がになってる尻尾をはやした、二足歩行の翼龍みたいな姿の2mくらいの機械的なアートマンが女性の前に現れ】

【動きは襲いが相手に向かい近づき、尻尾で横回転しながら殴ろうとする。尻尾の大きさは電柱くらいだ】
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:09:39.29 ID:Q9H30a2o
>>597

ふふっ 見た目に惑わされるな少年 神の子は馬小屋で生まれたんだぜ?
【だからなんだとしか言いようが無い説明】
【カエルなのでその表情を読み取ることはできないのだが、言葉の調子は元気だ】

というわけで、ちょっとあっちに移動してみろ 釣れるからっ 九割方釣れるからな!
ん?あっちっても俺カエルだし、指で差し示すわけにはいかねえなあ〜

【しばらく考えてから、綺麗にその場で540度回転 どういうわけだか分からないが、回転】
【観察眼が優れているのであれば、カエルと地面との間に水の膜があり、それが動いたことに気付けるかもしれない】
【もっとも、港にあって地面が濡れているなどと、別段珍しいことではないが】

よっしゃー息子よ!ついて来い モーセごっこは中止だぁ 愛を教えてやるぜ
【澄んだ声で、高飛車に、身勝手に、命令】
【ぴょんぴょん跳ねて、少し離れた釣り場に向かおうとする】

カエルが言うんだから間違いないぜ? な?
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 21:11:08.66 ID:fgRElZ.o
>>595,>>598 >>599

……俺は、俺は俺は……あ、ぁ……ああァアあァああ!!
お前は誰だ、ハニー、知っている憶えているけど俺はお前に会った事が無い
骸廃工場断章廃ビル血涙異界黄金郷知らない知らない知らなぁいいああ嗚呼ァアああ!!

【錯乱する少年が拳銃を向けた先は──少女ではなく、黒槌の人物の方】
【がちがちと震える少年の奥歯。紅い瞳はうっすらと表面が潤んでいた】

 ……あ、あ、ああぁあ……──っっ!!

【パニック寸前に陥った少年は、ぐっと指に力を入れて】
【槌の人物へと向けて引き金を引こうとしたが──】

【──がぢっ】

 ────、っ!? ……っっ!!?

【引き金を引こうとしてもそれは叶わず、銃弾が発射される事はなかった】
【グリップの右上に付いた『安全装置』が解除できていなかったからである】
【──少女の目論見通り。少年は、銃器の心得など全くの皆無であった】

【──少年は益々パニックに陥り、動かぬ>>599の異変に気づかないでいる】
【ともすれば、この場でまともな言葉を話せるのは少女一人だけなのかもしれない】
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:13:43.70 ID:AsEjwv6o
【公園】

………どうしよ。何も無いや。
ひーまーだーなー……

【黒の大き目のシルクハットを被り、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織り】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソを穿き】
【兎を模したネックレスを着け、両手に白いドレスグローブを嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【備え付けのベンチに腰掛け、1デッキ分のトランプをシャッフルしながらぼやいている】
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 21:13:47.51 ID:LM6FnYDO
>>600
グルルルルル……
【唸り声を上げながら女に顔を向け、竜と女を睨み】
【その瞬間振るわれる竜の尻尾】

ガウゥゥッ!!!!
【しかし、その尻尾を腹に受ける前に脇に抱えるように、受け止めて】

メシィィィ!!!見付けたぜええええええええぇぇ!!!!!
【人間とは比べものにならないような怪力で尻尾を掴み、体を捻り】
【某髭男64よろしく回転して竜をぶんまわし遠心力を利用してビルに投げ付けようとする】
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 21:16:40.33 ID:qz5/vI2o
>>593
――その言葉はな、もう少し「後」で言うてくれると嬉しいかの?
香美那とエルメアの間にはの……まだちぃと早いのじゃ……。

【エルメアの漏らす扇情的とも取れる声から何を想像したのか】
【香美那はぽぉっと頬を赤らめながら、恥ずかしげに顔を少し逸らしてぼそぼそと呟く】

じゃがの……こうしてずっと抱きしめておるくらいはよかろう……。
今はこれがよい……。此の距離で――よいのじゃ。

【だが、直ぐに逸らした顔を戻し】
【五月蝿く鳴り響く胸の鼓動に心踊らせながら、鬼灯色に染まった頬を晒し】
【抱き寄せるようにしてぐっと体重を掛けて、エルメアの望みどおりに一層温めてやろうとし】

じゃからな――――
今だけはな、「何もかもを忘れて」香美那に浸っておればいい。
ただ香美那だけを見て、香美那だけを感じて……香美那だけを愛でておればよいのじゃ。

【首筋に熱い吐息を吹きかけながら、津波の如き意識に飲まれようとするエルメアに語りかける】
【何を想っているか――何を考えているかは判らない。ただ、愛しい少女が昏い気配に漂っていることだけを察し】
【手を差し伸べるように、心を掬い上げるように――――自分だけを、見ていろと訴えかけて】

……ん――――。

【吸い込まれるようにして、己の唇を少女の首筋に触れさせんとする】
【香美那はここにいるのだと自己出張するかの如く、揺るがぬ愛情を以て岸に繋ぎ留めんとするように】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:16:56.67 ID:tIsO8aMo
>>601

神の子、かぁ……
でも僕は───“魂喰らい”だから……ふふふ

【不適な笑み…と本人では思っているのだろうか】
【小さく呟きながら「にやつく」とでも表現すべき表情】

えっと、向こう?オーケー!

【水の膜には気が付いていないのか、リアクションは無いが】
【立ち上がって、釣り竿を含めた道具を持ってカエルの後に続く】

(ダメならこのカエルさんを頂いちゃっても……うん、でもカエル?)
(「見た目に惑わされるな」って、自分で言ったから無問題だよね!)

【さかながつれないと なにかが危ない!】
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:17:12.36 ID:iMuVpqso
>>596

――――――――

【かつかつと硬質な靴の音を立てながら人が近づいてくる】

――――――――

【現れたのは淡い真珠色の髪をポニーテールに纏め、瞳の色は緋色、170p程度の身長の女性】
【その身は銀の刺繍がされた紺色のローブに包まれて全容はわからない】
【箱の上の女性に特に気にするでも無くそのまま去ろうとするが……】

――――!

【一瞬女性の腹のナイフを見留たのか足を止め、女性に向き直り】

君、大丈夫かい?

【そんな事を言いながら傍らに近づいていこうとする】
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 21:17:26.68 ID:gU0Nw060
>>603
……たまの休みとは言え、どう過ごしたものか……

【フード付きのマントと半ズボンを着た、顔に大きな傷があり尻尾の先が二つに分かれた、猫人間という表現がしっくりくる眼つきの鋭い二足歩行の猫が】
【ゆっくりとした足取りで、公園へと足を踏み入れる】
【油断なく周囲を誰何する眼つきは、獲物を射すくめてしまう様な雰囲気だ】
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 21:20:56.80 ID:mwbZ5760
>>588

一度やってみると、案外に…いや、もう止しましょう。
お父様から「女の子を泣かせるな」、と言われた事を思い出しましたし。
更に言えば、此の先の展開が見えてきた……ワタクシとしても会話できない状態に成られては退屈、ですから。

【声の追撃を断つときは、配慮である、とは絶対に言わないし、そうであると言う保証も無い】
【軽い微笑みだけは本物なのが、逆に非人間的な、蝶の翼の様な奇妙な心の色合いを呈す】

【そして、シャッターが切られてから】

ふふふ、鷹の眼から逃げられる―――なんて想ったら、大間違いなのですよ。
其れに、此処は明日知れぬ世界……。写真と言う、消える事のない“思い出”は、喜ばしいモノ。
此れでワタクシは貴方を忘れませんし、忘れたとしても、コレがワタクシの脳の記憶野を代理する訳です。

【驚き震えるアリエルの写真―――銀色の鉄箱に切り取られた其れをディスプレイに映しだし、これ見よがしに語る】
【悪びれる様子は無く、天狗らしからぬディジタルなデータを、消そうとすることも、当然無い】
【然し―――擽る様な、甘く弾む高い声はそのままだが、その言葉はほんの僅かに重厚な印象を含んでいたようにも思えた】

(……で、結局あの“眼”は、何だったんでしょ?)

【尚、密かに脳裏をよぎった思考は、なぁなぁの内でも葬られない…然し、声にすると却って“出ない”気がした】
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 21:21:26.34 ID:PaSZswoo
【公園】

…………――――

【セーラー服に紺のスカートと、頭には水兵帽を被り、縁無し眼鏡を掛けて、】
【金色に煌めくロングストレートヘアーを靡かせている――、そんな身長160cm程度の少女がふらふらと歩いている】
【何だかとても冷めた目付きをしているが、瞳は澄んだ蒼色――】

――っ……、痛い……ですね……
労り……理解……正義……――、全ては……まやかしで……
痛み……対立……絶望……――、それらだけが……いつだって……形を成している……

【よく見れば、少女の脚や腕、果てには右手などにまで包帯が巻かれていたり、】
【顔も右頬にガーゼが貼り付けられていたりなど、随分と満身創痍な様子である――】

まあ……要するに……怪我が痛い……ということなのですが……――

【ゆっくりとした足取りながらも、彼女は何とかベンチにたどり着き――、】

――ああ……本当に……嫌な世界です……

【ふらっ――と、へたるようにベンチに座り込んだ】
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:22:54.24 ID:A69c/EMo
【公園】

………
(どうしよ、万年筆さん早く返さなきゃ駄目なのに見付からない…)

【ベンチの上に一人と一匹がいる】
【一人は頭を見ると青いロング、その後ろに黒い大きなリボン】
【体を見るとゴスロリドレス】
【足を見ると黒いブーツ】
【眼は藍色で肌が白い】
【顔立ちからすると9歳ほどだろうか】
【そんな少女だ】
【一匹は全身に白の毛並みを持つ子猫だ】
【首から大きな金色の鈴が下げられている】
【現在の構図は少女がベンチに座っていて、その膝の上に猫がいる】
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 21:25:57.60 ID:dsPc6o.o
>>599

ぐっ……

【打ち下ろされて、受け止め切れなかった衝撃が少女の肩を襲う】
【地面を踏みしめる事で耐えている為、移動が封じられた形に】

むむむ……

…あなたさんも意思の疎通が出来ない方なのです?
揃いも揃って子供に心労掛けるとか、どうかと思うです

怪我したくなかったら、武器から手を離すです
――言葉が分からない方なら、スマンです

【ドーナッツから溢れ出し、中心に集束していく金色の魔力光】
【守勢に回っていた莫大な魔力が攻勢に転じる挙動】
【燦然たる煌きが、周囲を黄昏時のように照らしあげる】

【輪という形状は『入口』と『出口』を作り出し】
【通り抜けるものに指向性を与える】
【盾としては致命的な欠陥も、砲台転用を考えてのこと】

【左手を僅かに動かして、相手に照準を合わせ直す】
【少女に躊躇いは無いらしい―――恐らく発動間近】
【魔力圧縮は臨界を超え、陽光の様に深く熱く揺らめいて―――】

>>602

……むぅ
質問してるのはわたしです
知っていて覚えているなら、それは『会ったことがある』に他ならねー筈です

だから、もし違うって仰るなら……

【ふと、一瞬だけ思考の海へ潜った】
【サルベージした答えは、あまりにも荒唐無稽な物で】
【思わず口元が緩んでしまった】
【混乱する彼の様子を『可愛い』と思ったことも、微笑に拍車を掛ける】

……記憶だけが引き渡された別の存在、みたいな結論が出ちゃったです

ふふっ
やっぱり、ありえないです?

骸おにーさんがちゃんと話してくれないから、わたしまで分かんなくなっちゃうです

【場に似つかわしくない笑みを湛えたまま】
【ワイヤーを巻き取っていく】
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:27:02.13 ID:AsEjwv6o
>>608

ひーまーひーまーまー……

【しゅ、しゅ、と音を立ててトランプをシャッフルしながら、誰にでもなく漏らす】
【余程暇なのだろう、シャッフルの速度は次第に早くなり】
【トランプの擦れる音が断続的に響きかけたその時、公園へと入ってきた猫人間に気付く】

…………偶には暇もいいかもねー。

【シャッフルの速度を並に戻し、ぽつりと】
【何も無かった事にしようとしている!】
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 21:27:20.58 ID:TYKzTeE0
>>604
【描写し忘れましたが、アートマンを出したとき、女性の左腕に赤い機械の篭手が装着されてる】

『!?』
なっ!?…
(なんて馬鹿力……いくらアートマンのダメージフィードバックがないとは言え、ドラちゃんがやられたら私には闘うすべが無いのに……何回も食らったらまずい)
【ドラゴノイド…通称ドラちゃんはビルにへと叩きつけられる】

【そしてユラリとドラちゃんは立ち上がり、その姿は衝撃により背中がへこんでしまってるが】

《フレイ》!!!
【そういうと、女性の機械の篭手が光り、ドラちゃんの口から直径1mの火炎球が相手の腹部に向かい放たれる】
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:29:24.04 ID:Q9H30a2o
>>606

(ん?魂食らい?もしかして俺迷える羊と間違えて悪魔に手出しちゃった?)
(まあ、あれだ、同じ脊椎動物っぽいし分かり合えるだろ!)

【危機意識をあえて心の中に閉じ込めて楽観視する蛙】
【背中を向けているので、少年の笑みが蛙の視界に入ることは無い】

【軽く時間を加速させて…… 到着だよ】

着いたぜっ 釣り糸投げてみろよ ここから、え〜と、に… いや一時の方向だ
思いっきりやれよ! 思いっきり! そして魚を釣った後のことを想像だぁっ 愛は想像力だぜ?

(なんか釣れないと危ないような気がするぜ 俺、食用じゃないけど毒はないんだよなぁ〜)

【背中で語る蛙 自信ありげな声だ】
【しかし、何故だか蛙の周りの空気が少し重い――物理的にも重い】

【餌が間違ってるので無ければきっと大漁だよっ!】
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 21:31:55.62 ID:LM6FnYDO
>>614
グルアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!
【竜をぶん投げた後、のけ反りながら空に向かって雄叫びを上げ】

メシ!!メシ!!肉うううううううううぅぅぅ!!!!
【追撃をすべく、竜に向かって飛び掛かる…が】

ガアッ―――――!!?
【打ち出された火炎球が腹に辺り、後方へ吹き飛ばされ】
【竜とは大願の建物に背中を打ち付け、壁が崩れる】

/すいません、風呂はいってきます
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 21:32:27.72 ID:9ZNBgwso
>>605
――ほぇ、……?
……ん、分かり、ました……。

【如何やら――そういう事に疎い事だけは、今も昔も変わらないようだった】
【幻想だけ。今の彼女が浮かされているのは、香美那という少女が見せる、幻想だけ】
【しなだれ掛かるように、支えるように、彼女に寄り添って、熱を確かめて往く】

なにも、かも――、……わすれ、て?
……全部……、……忘れて……。――――。

【――暗い影、まるで誰そ彼時のようだ。赤だけで暗く、深く闇を落としていく】
【彼女の心に深く根差した赤、二つ。ひとつは明るく、ひとつは暗く。何方も幼く】
【齎す心が違えども、――――……。】

……――ぁ。

【寄り添う唇、抵抗などできようもなく――口付けを受けて】
【狂気、這い寄る赤、紅、アカ、ああああああああああああ】
【あああああああああああああ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼アアアアア】

――――

【――感情の発露は、巡り巡って。一粒の涙のみに、限られてしまった】

/すみません、お風呂です
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:32:29.75 ID:MFAB2pIo
>>607
────大丈夫じゃない・・・かもな?

【ナイフの先からは血が流れ続けている。】
【だが、苦悶の表情を一つも浮かべていない。】

・・・然し、まぁ痛いなこれは。

【ナイフをズルリと引きぬく。】
【丸で痛みを感じていないかのように引き抜いた。】
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 21:34:51.98 ID:gU0Nw060
>>613
…………はぁ……

【公園の中に足を踏み入れ、中にシルクハットの少女が一人いるだけであることを確認すると】
【猫は、一つため息を吐いて表情を緩め、足取りもどこか軽やかにベンチのすぐ横の街灯の下に立ち止まる】

(……『偶には暇も』……か
確かに、悪くは無い話だ……)

【比較的、猫に忠実な形をしている頭、そこに生えている大きな耳は、遠目からの呟きをしっかり拾い上げていた】
【――だが、自分を事更に無視しようとしている意図には、逆に無視を決め込んだようだ】

――ふっ……

【猫は、ズボンのポケットからパイプとマッチを取り出すと、タバコをくゆらせ始める】
【街灯の下、少女のすぐ隣で、猫は煙と共に息を吐き出しながら、ぼーっと空を見上げる】
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:37:20.00 ID:tIsO8aMo
>>615

おーけ、美味しい魚てやーっ!!

【言われた通り竿を振りかぶって投げる、全力で投げる…その割には遠くには飛ばないが】
【食欲をふんだんに混ぜて投げ込まれた糸と針と餌】

むむ……何か、何か“来る”気がする!
どうしてこんなに良いポイントを知っているのさカエルさんっ!!

【直ぐにカエルの方向を振り向いて右手親指をビシッと立てて見せる】
【或る意味純粋な期待からだろうか、とても良い笑顔で】

【その向こうでは既に糸が引かれている】
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:38:51.89 ID:frFdPNs0
>>602 >>612

【――頷く】
【素直である。少女へ怪我をさせるつもりは無かったようだ】
【その黒い槌から両手を離し――】

【腕を組んで観戦している】
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:39:30.01 ID:iMuVpqso
>>618

それはそんな表情で言うべき言葉ではないよ
しかし……ふむ、どうしたものか――――

【ローブの下で軽く腕を組み、少し考えを巡らす】

――――いや背に腹は、か

【するりとローブの間から腕を出す、その腕は白銀の手甲に包まれて】
【さらに黒く染まった片刃の剣が握られている】

目の前で人が死んだりするのは見たく無いのでね

【その刃をローブの端に当てがい、そして切り裂く】
【切り出された布地をさらに切り裂いていき、1つの長い布にし目的を果たした剣を腰の鞘に戻し】

傷に触れるが構わないね?

【特に抵抗もなければその傷の治療をしようとするだろう】
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:41:00.82 ID:AsEjwv6o
>>619

んー……かといって、暇は暇で辛い……

【両手の動きを止め、右手にデッキを握りこむ】
【そしてその手を目の前、何も無い宙空に突き出して】

…………てーりゃーっ。

【左へ動かしてから右へ。弧を描くように手を水平に滑らせた】
【すると、何も無いはずの宙に、まるで台があるかの様にトランプが並び】

――――――こんな事出来たってしょうがないよなぁ……。

【宙に扇形に並ぶトランプを見詰めて、ぼやく】
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 21:41:22.06 ID:TYKzTeE0
>>616
(肉……もしかしてドラちゃんを食べようとしてるの?…アートマンだから食べれないと…ん?)
【ドラちゃんが食べれない→「もう人間で良いや」って相手が思う→私の危険が危ない】
【首をかしげそんなことを考え】

ま…まずい!!早く倒して警察に引き渡さないと
【涙目になりながら、相手が吹っ飛んだ方向を見て】
【ドラちゃんもその方向に向かせる】

/わかりました〜
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:41:27.47 ID:SZLoCF.o
【街中】
やっぱ新築は違うねぇ〜

こう、新しい新鮮な感じが・・・
【すぅーと大きく息を吸い】

いらっしゃい!
林檎どうでしょうかー?

【赤髪ショートヘアに赤い目。ジーンズに赤いシャツ、黒いインナーを着ている青年が】
【新しいリアカーを引きながら力いっぱい呼びかけをしている】


小さい子にはいろいろあげちゃうよっ!

どんな人にもサービスするからよってってね!!

【その青年が引いているリアカーは】
【たくさんの林檎が、山のようにに積まれているいる】
【そして、なぜか桶に入った大量の氷と林檎が】
【中央にでかでかと置かれている】

どぉぞー、お気軽に
声を掛けてくださいませ〜
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:42:36.74 ID:Vp9F8N2o
【岩場】

ふんっ・・・。
【黒いジャケットを着込み、背からは藍色の翼を生やした姿】
【手足にはびっしりと藍色の鱗が覆い、口からは鋭くとがった牙が覗く】
【そして鋭角的なラインを持つ頭部・・・その姿、まさしく竜人】

そうそう体も鈍らせてはおれんな。
【その竜人が、ひたすら岩を砕いている】
【何かの鍛錬だろうか】
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:44:50.69 ID:CXlBWIwo
>>610

                      にゃー

【小さく、猫の鳴く声が聞こえる】

にゃー

【ゆっくり、ベンチの後ろから近づいてくるようだ】

          にゃー
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:46:31.04 ID:Q9H30a2o
>>620

そりゃあ〜かえるだか…じゃなくて神父だからさっ
君も教会に帰依すれば、いつでも神様が日毎の糧を与えてくれるようなるぜ
【能力だからさ 翌日同じようにやっても大して釣れないでしょう】
【少年の笑顔に対して、蛙も蛙なりに笑顔なのだがそれは両生類にしか分からないだろう】

こわがらなくても良い これから後、あなたは人間を取る釣り師になるのだぁっ!
(1回言ってみたかったんだぜ!ルカの福音書…何章だっけ?4か5あたり!)

【妙にハイテンションな口調が、涼しい声質とミスマッチ】

けろけろけろけろー
【蛙は謎の歌を短く歌った 特に意味は無い】
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 21:47:00.86 ID:fgRElZ.o
>>612 >>621

【少年は二人から遠ざかるように、地に尻をつけたまま後退り──】

 ────はあ……はあ……はあ……
 ……、……は、あ……? 別の存在……

【彼は、二人を交互に見やりながら──】
【少女の言葉を、ゆっくりと反芻して一呼吸置き】

……違う、違う……ちが……違う……──違う!!
……お、俺は……俺はアルスだ……ゲーティアの名を冠す、ソロモニアの、眷属、で──

【少年は声を張り上げて、少女の言葉を壊すように否定する】
【それは過剰なまでに──まるで、図星が悔しくて駄々をこねる子供のような──】
【違う、と。違わなければならない、と心で叫びながら──】

 俺は……俺はぁああアぁあ────!!

【──そして、何を血迷ったか】
【左手で鷲づかみにした拳銃を振りかざしながら、】
【槌から手を引いておとなしくなった>>621へと向けて我武者羅に殴りかかろうとする】
【恐らく、当たるとすればその右足だろうが──子供の腕力故、仮に当たっても大したダメージにはならないだろう】
【それどころか、彼は見た目にして6歳児。吹けば飛ぶような小ささである故に──きっとどうとでも出来る】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 21:47:43.04 ID:qz5/vI2o
>>617

ん、ふぁ――――はぁっ……ふっ……。

【触れた唇は、永遠とも思える幾秒で乖離し】
【香美那は熱を帯びた荒い息を吐き、破裂しそうになる心臓を微かに大人しくして】
【寄り添う身体をすり付け、着物の擦れる小さな音を立てながら】
【エルメアの両肩に、紅葉のような幼い手を添えて――ぐっと身体を伸ばし――】

える……めぁ……――ぁ、むっ……。

【囀る小鳥を、乳飲み子を彷彿とさせる辿々しい声と】
【情感的な仕草で赤い舌を伸ばし、甘噛みするようにして……零れた涙を口にしようとするだろう】

【エルメアの抱える感情を、受け止める気持ちの現われか……】
【若しくは、香美那の想いが溢れた結果か――恐らくは両方だろう。】

【偽りなき愛情を籠め、鈍感な彼女であっても伝わるように】
【少女を紅い炎に近づけて、遠ざからないようにするために――香美那は熱に浮かされた思考の中で強く、エルメアを求めた。】
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 21:50:07.47 ID:gU0Nw060
>>623
……ちょうど良い、息抜きになるな……

【空を見上げながら、猫はすっと目を細める】
【丁度耳には、そろそろ時期である虫たちの声が聞こえてきた】

……ん?

【だが、そこで掛け声の様な声が隣から聞こえてくる】
【猫は表情を元に戻し、隣の少女の方を見やる】

お、ほぉ……
やるものだな、マジシャン……

【宙に並んだトランプを目にし、少し驚いたような表情を浮かべ】
【自然と、口から賞賛の言葉が漏れる】
【ステージにでも上がりそうな少女のいでたちから、マジシャンと呼んだようだ】
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 21:53:25.72 ID:PaSZswoo
>>627
そもそもこの世界は、わたくしという存在に厳しすぎるのです……
こう、なんと申しますか……もっと、わたくしを楽させて下さったって……

【ベンチに座れば、ブツブツと独り言を呟く彼女――】

――楽……じゃなくてもせめて癒しとか……そういう類のものが………………ん?

【――と、背後より近づく鳴き声に気付き、反応を示した】

……猫……ですよね――

【気になったら見るしか無いのが人間のサガ――】
【少女は、ゆっくりと、体を捻り、後ろに目をやるだろう】
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 21:57:55.51 ID:LM6FnYDO
>>624
グゥルルルルル……
【上がった砂埃の中から、瓦礫を踏む音、そして唸り声】
【そして、黒い爪が振るわれ砂埃が払われる】

いッッッッッッッてえええええええぇぇぉぞゴルァアアアアアアアアアアアア!!!!!!
【崩れた瓦礫の中に立ち、彼は猛る】
【最早その目に理性は無く、ただ破壊と食欲の本能のみ】
【火炎球を受けた腹は焼け爛れ、両手には黒く巨大な魔翌力の爪を携えて】

ぶッッッッ殺ォォす!!そして喰う!!!!
【竜と女を睨みながら、四つん這いになり】

/ただいまっす
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:58:11.31 ID:MFAB2pIo
>>622
・・・いや、別に構わんよ。
傷なんか無いのだから。

【コートを捲る。】
【腹部には目立った外傷は無く。】
【刺し傷も更々に無い。】

・・・ほらな。この通り、傷なんか無いのさ。

【────コイツの身体はどうなっているのか・・・。】
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:58:39.98 ID:Pc3hjEDO
【路地裏】

さて……、活動再開…ですかね、久々な感じがします
【白髪頭の黒縁メガネ、スーツの上に黒のロングコートという味気ない格好、年は20代半ばと思われる狐目長身の男】

【右手に手斧を握り締めたその男は、まるで散歩と言わんばかりに闊歩しており】

…コレの強度も試さないとですね

そんなに間を開けた訳では無いですが、鈍ったりしてないでしょうか……?
【左腕を軽く、動くかどうか確かめるように捻ったりしている】
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:59:02.69 ID:AsEjwv6o
>>631

……こんなの初歩だよ、初歩。多分。

【そう遠くない距離から聞こえた賞賛の言葉に、少女は事も無さ気に答える】
【しかしその表情は何処と無く嬉しそうで、視線はトランプに向けたまま】

ねぇ、貴方結構奇抜な格好してるけど、人外さん?

【広げ並べたトランプ、裏向きに並べられたそれらから四枚のトランプを抜き】
【恐らく此方を向いているだろう猫人間に向けて、問いを放った】
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:59:24.34 ID:ZvUW1OAo
>>626

ぱちぱちぱち……

【人気の無かった岩場に、気の抜けた拍手が響き渡る】

いやいや、すごいね、トカゲのにーちゃん。
すっげー音がするなーと思ったら、岩をバッキバッキ砕いてる現場に出くわすとは……
こーゆーの、塞翁が馬って言うんだっけ?

【頭に浮かんだことを即座に言語化しているような、そんな短絡的な言葉の数々】
【竜人の後ろに立っているのは、黒目黒髪の、二十歳がらみの男だった】

ところでそれ、なにしてんの? 仕事? 趣味?

【白いカッターシャツはだらしなく着こなされ、黒のスラックスからスソがはみ出ている】
【紺のネクタイをシャツに留めるタイピンだけが、己の役割を全うしていた】
【へらへらとした軽薄な笑みを浮かべながら、砕かれた岩の方を見ている】
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 21:59:57.64 ID:CXlBWIwo
>>632
にゃ?

【ひょこっ、と顔を出したのは、金毛の猫】

【――……ではなく、ハニーブロンドの髪を持つ女性だった】
【なぜか四つん這い?のようで、ベンチの背が邪魔で首から下の様子は見えない】
【垂れ目の緑眼はただひたすらに、少女の顔を見つめている】
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 21:59:57.59 ID:tIsO8aMo
>>628

むぅ、考えようか……な?や?や、引いてる?引いてるっぽい!!

【理由を深く考えてはいないようで、ただ今現在目の前にある糧に対して目を輝かせて】
【竿を引く、全力で引く】

うわっほぃ!!キタ!!いーやっほぅ!!!

【掌よりも大きな魚が三匹、餌に食いついていて、勢いよく水面から飛び出す】

僕は魚が取れればそれで良い〜♪
人間を……うん?人間を食べるのかな?まあ良いやっ、さあ頂きます!

【少年は上機嫌で手許に来た魚の一匹をを針から外すと】

【それに頭から豪快に食らい着く!!】
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 22:01:13.21 ID:dsPc6o.o
>>621

【難しそうに、相手の動作を見守って】

……ん、素直で宜しいですっ

なんて、ちょっと柄にも無い事言ってみたりするです

【えへへ、と微笑みを向けた】
【左腕を下げることで、ドーナッツを地面に着けると】
【ふわり、それを消失させた】
【霧散する蜂蜜色の魔力】

【後に残るのは、甘く淡いミルクの香りと黒い槌】
【――拾おうとしても、妨害はしないかもしれない】

でも……、なにをしようとしていたんです?

【死体を狙おうとしていた事は推察できなかったようだ】
【動機が分からなければ、行動も分からなくて―――、首を傾げる】

>>629

……アルス……『Ars』…
…んー、義手のアレは、名前だったんです?

【巻き取ったナイフを仕舞いながら、一歩下がり】
【少年の行動は阻害しない】

―――でも

テメーさんの呼称なら、わたしだって知ってる≠です
だから、それだけじゃ足りないんです

……『自分を自分足らしめる何か』
アルスには、名前の他に何か、残ってるです?

【意地悪な質問かもしれない】
【――だが、口元も緩めずに質問した】
【純粋で、無垢で、単純な】

【―――彼の存在を疑う言葉】


/すみません、ご飯食べてきます!
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:03:31.06 ID:3iOtntMo
【街中】
【黒いフードに覆われたシルバーブロンドの短髪…ただし二束の長い前髪がはみ出している特徴的な髪型】
【黒い修道服にミニスカート、黒の二ーソックスにガーターベルトでさらにそのうえにタイツを履いている女性が商店街を歩いている】
【両手首にそれぞれ紐で束ねたホイッスルのような物を左右4つずつぶら下げていた】

…玉ねぎは売り切れてましたがかろうじてヨーグルトが買えてよかった
さて、次はセブンイレブンでおにぎりを買いましょうか?どうしましょうか

【しばらく考えた後、近くにコンビニがあるかどうか探しながら】

…そういえば、最近また新聞を読みそびれていたような
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:04:41.45 ID:iMuVpqso
>>634

む――――………

【多少驚きつつも特に表情は変わらず】

――――――――

【手に持った布の切れ端をどうしたものかとじいっと睨みつけ】

ていっ!

【その辺に投げ捨てた】
【そして何も無かったかのように傷があった場所を見つめ】

一体何をしたんだ?

【やはり気になるのかそこを尋ねる】
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 22:05:32.31 ID:PaSZswoo
>>638

…………………………

【その姿を発見すれば、左手を自身の額にあてがい、僅かに眉をひそめる】

…………何と申しますか――――

【そして、「はぁ……」と軽く溜め息混じりに、口を開き――、】

――もしかして……、わたくしのことを、小馬鹿にしてらっしゃいますか?

【得体の知れない相手に対し、警戒心満々で、そう言い放った】
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:06:07.54 ID:Vp9F8N2o
>>637

【また一つ、岩を砕き、手をひらひらと振って】
【声の主に、振り返る】

いきなりですまんが我はトカゲではない竜だそしてこれは仕事でもなんでもない。
【そして、また岩のあるほうへ向かって歩き、前に立って拳を構え】

ただからだが鈍ってはいかんのでなただの鍛錬だ。
【そして、拳を思いっきり前に突き出す】
【ビキ、と音を立てて岩に亀裂が走り、また一つ岩がばらばらと砕ける】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 22:07:38.96 ID:TYKzTeE0
>>633
!?
(や…やばい…怒らせちゃった)
ドラちゃん!!!
【ドラちゃんがそちらに向かい駆け出すがスピードは遅い】

(とりあえずあの爪がどんな物か様子見で)
【相手の行動の挙動を把握しようと女性が観察しながら】

/おかえり〜
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:08:05.82 ID:frFdPNs0
>>629

 ――!

【見えない――!音で判断するこの者は、避けられなかった】
【右足はバシッという音と共に――その攻撃を耐えるだろう】

【その脚は――死人のように冷たいが】
【あの重そうな槌を支えていた脚だ。そう簡単には砕けなさそうである】

【あろう事か敵意が無いという意を表しているのか――?】
【右手を少年の頭に乗せようとするだろう】

>>640

【黒い槌に左手を伸ばし――】
【少女に首を傾げ返した後、死体を見る】
【黒い槌の柄を握った】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 22:09:05.61 ID:gU0Nw060
>>636
ほぅ、そうなのか?
……だが、人に『魅せる』には、中々インパクトのある光景だと思うがな

【それがどの程度の技量を必要とするものなのか、猫には分からない】
【しかし、確実に自分はその光景を楽しんでいると言う自覚があった】

あぁ、その通り
見ての通り人間ではない。ワーキャット(猫人間)だ

【投げかけられた問いに、少女の行いを見つめながら答える猫】
【割と人間に近い手で握っているパイプを口元に持っていき、一息吸い込む】

今日は久々に仕事が休みなのでな
家でじっとしているのもなんだから、散歩に来たんだ……

【わずかに横を向き、タバコの煙を吐き出しながら付け加える】
【公園へは、特に目的があってやってきた訳ではないようだ】
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 22:09:43.06 ID:CXlBWIwo
>>643
にー? にゃー、あ

【相手の言葉を理解しているのかいないのか、猫の鳴き真似を繰り返すばかり】
【と、ベンチの背を回って前方にやはり四つん這いでやってくる】

うにゃー  にゃ?

【どうしたの、とばかりに首を傾げる女性は、緩くウェーブした髪を地面に引きずっていた】
【その腕は】

【二の腕から先が無く、足は臑から下が無い】

【その先端にはやや厚手の白い布を巻かれ着衣は下着らしき紐のみ】
【文字通り、猫のように四つん這いで歩く それ以外の歩き方が出来ない足だ】
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 22:10:44.59 ID:E6f6Tsco
【街中】
♩〜♫〜〜☆
【鼻歌を歌いながらペタペタと裸足で歩く少女】

はぁ〜☆お兄ちゃんはどこにいるのかな〜☆

【黒髪の少々くせ毛のあるショートヘヤーで「神導」と書かれた名札を付けた白衣をきた少女】

こんなとこまできたのに、まだ会えないなんてこの世界って広いなー☆

【何やら独り言を言っていて何か怪しい】
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:11:27.88 ID:Q9H30a2o
>>639

ぶーん……
【蛙の前に八の字、蝿が曲芸飛行に精を出している】

いや、人食べちゃだめだから、人の心を捕らえて神様のもとに…って

えええ!?丸呑みなのかっ?それでいいのか?お前はペンギンさんかっ?
【口を大きく開けて驚きを露に…っていっても話すときはいつもだけどっ】

ぶーん――……ぱくっ
【そのまま大きく開いた口から飛び出た舌が蝿を絡めとり】
【蛙さんの赤い釣り糸は器用に口の中へ戻っていく 刹那の狩猟劇だった】

で、落ち着いて焼くなり煮るなりしろよっ お腹壊すぞ?
煮るのなら手伝ってやるからな?な?
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 22:11:30.07 ID:LM6FnYDO
>>645
ガアアアアアアアアァァァウ!!!!
【雄叫びを上げ、竜に向けてジャンプし飛び掛かる】
【スピードはかなり早い、跳んだのを見てすぐに行動していれば回避は可能だろう】

グルアアアアァァァァ!!!!!
【そのまま、右腕を振り上げ】
【竜を右上から斜めに爪で切り裂こうとする】
【爪には何の特殊な力も無い…しかし、硬く、鋭く、生半可な装甲では簡単に切り裂いてしまう凶悪な爪】
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:14:44.46 ID:htc.gp2o
【採石場】

【大小さまざまな石材が切り揃えられるその場所で】
【4m程の巨大な岩が一つ、ワイヤーなどの支えも無しに浮いていた】

【そしてソレに両手を向けて何かを“念じている”ような人物が一人――】

くッ・・・・流石にこれは重いわね・・・・・・!

【青のベレー帽に目元を隠す黒い仮面、腰には白の拳銃が二丁】
【服装はカーディガンにスカート、と所謂学生服】
【何よりも特徴的なのは足元まで伸ばされた銀の髪――】

【そんな女性が歯を食いしばりながら何かをしている】
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:15:25.35 ID:MFAB2pIo
>>642
ま、確かにナイフは刺さってたさ。
しっかり内蔵まで抉ってた。 並の人間じゃ此処らでお陀仏になってるって話さ。

【コートをバサリと、元に直す。】

砂の王の力ってのは偉大なモンだねぇ。
傷がしっかりふさがってるな。ただ、砂でだけど。

【意味の分からんことをぬかしやがる。】
【ドツいてもいいぐらいである。】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:15:42.63 ID:ZvUW1OAo
>>644

竜? っつーとドラゴン? へぇ。マジかよ、初めて見た。
いやいや、トカゲ呼ばわりして悪かった。

【台詞ほど悪い、とは思っていない様子で、ゆっくりと砕かれた岩の方に歩いてくる】

身体が鈍る、ねぇ。

【砕けた岩の欠片……今や石ころとでも呼ぶべきそれを、手にとって、しげしげとそれを眺め出す】

なんつーか、こんな無茶苦茶ができるんなら、鍛錬なんか必要ないように思えるケド?
それともナニか、ドラゴンも天敵が居て、それに対抗する力が必要とか、そういうの? 食物連鎖的な。

【青年は、眺めていた石ころを、軽く上に放り投げると、軽い掛け声とともに、それに拳を叩きつけた】
【ガチッ、と鈍い音がして、石ころは数十センチ前に打ち出されて、転がる】
【竜人がやるように、砕けてもいなければ、亀裂すら入っていない】

いやぁ、やっぱ十分でしょー……

【赤くなった拳をさすりながら、呆れたような声音で呟いた】
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:19:42.42 ID:iMuVpqso
>>653

回復、というワケでは無いのか……?

【頭の上に?を浮かべつつ】

しかしそれなら最初からそうしていれば良いものを
傷を空気に触れさせるのはあまりよろしくないぞ

【毅然とした口調で、忠告めいた事を言う】
【しかも初対面の相手にである】
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:20:31.62 ID:tIsO8aMo
>>650

食べ物はシンセンイズベストって言わない?うん、言う!
くふふっ……本当は躍り食いが最高なんだけれどねっ
流石にちょっと大きいからさ、囓って、良く、噛んで………ね

【完全に悦に入ったような表情で、ばりぼりと音を立てながら】
【他の二尾を片手で竿から外し、持っていた箱の中へと入れる】

そして!そして!スイ君は今突っ込むべきなのでしょうか!?
僕は基本的にボケ担当っ

【横目で隣人の食事風景を見てしまったのか、動体視力は良いらしく】
【尻尾まで口に入れてしまってから右手人差し指で蛙をビッと指す】
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 22:21:18.67 ID:PaSZswoo
>>648

……………………

【決して警戒心を緩めること無く、前方に回ってくる相手をジーッと注視し続ける】
【その目付きは、冷めた空気を纏いつつも非常に鋭い】

【……そして、その「得体の知れない相手」の全貌が明らかになれば――】

……なるほど――、人語を理解できないばかりか、満足に歩くこともできない身体……のようですね――

【ふっ……、と極々薄い笑みをこぼす――】

――などと、わたくしが油断するとでもお思いですか?
申し訳ありませんが、このわたくし……、一目見ただけで相手を知った気になる愚か者ではございませんので――

【――ように見せかけて、ベンチより素早く立ち上がり、軽快なステップで女性と距離を取ろうとする】
【怪我をしているとは思えない身軽さである】

【無論、相手が完全に無力な人間である可能性も多分にある……が、】
【少女の中の「世界への不信感」が、目の前の相手に心を許すことを、まだ、許さない】
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 22:22:09.53 ID:TYKzTeE0
>>651
【相手が飛んだのを女性が見て】

《ミサル・フレイガ》
【そう叫び、左腕の機械の篭手が光り、両肩のキャノンから合計二つの小型ミサイルが空中にいる相手にはなたれるだろう】
【当たると爆発が起こるだろう】

【成功失敗問わず、相手の攻撃が決まり左肩から斜め下に切り裂かれる。深くは無いが浅くは無いだろう】
【鋼鉄の体だがバチバチと傷口から音がなっているだろう】

(まずい…ドラちゃんの装甲が…なんて馬鹿力なんだ)
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 22:25:12.77 ID:fgRElZ.o
>>640 >>646

【──どちんっ、と】
【殴りかかったは良いものの、当然ながら相手に欠片程のダメージも与えられず】
【それどころか、押し返される反動で少年の方が逆にぐらりとよろけてしまい──】

【──きんっ、きんっ】

【──その時、ぶつかった弾みで彼の服から小さな金属類が二つ、地面に零れ出てくる】
【よくよく見てみればそれは──二つとも、銀色の指輪であった】
【しかし、子供である彼の指のサイズにはあっていない代物で】

……うあっ……あ、……ぁ──?

【──そして、少年の小さな頭に乗せられた手】
【恐怖から咄嗟に逃れようとはしたのだが、身体が強張ってしまい思うように動かず】
【──同時に感じ取った、相手の敵意の無さ。それを不可解に思いながらも、】
【僅かに消えない恐怖心がその手を払いのけることをさせず、少年はただ石のように固まってしまうだけであった】

 ──…………、……う、……う……

【──その最中で、少女の言葉が脳裏へとクリアに入り込んでくる】
【『自分を自分足らしめる何か』──在っただろうか、無かっただろうか】
【識らない。今の少年には、自分だけで鮮明な答が出せる程冷静な状態ではなかった】

【──むしろ、存在を疑われ、自己の核たる何かに皹が入った音さえした】

【その、時に】

 ────────

【──きらり。先ほど少年から零れたその指輪が、僅かな光を反射して煌いた】


【死体の方はと言うと、地面に仰向けになる形で依然とその場に在った】
【頭蓋が砕けて脳漿が飛び散っている為、常人ならば正視に堪えない状態である】
【ちなみに、その服装は、ぴっちりとしたズボンに黒ジャケット、尖がった革靴を履いており】
【何となくではあるが──アヤしい、というか、路地裏によくいそうな歪んだ性癖の持ち主の雰囲気が残っている】

【死体に対して何かしようとしても、妨害するものは何もないだろう】



//はい、いってらっしゃいませー!
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:25:44.82 ID:AsEjwv6o
>>647

……さぁ、どうなんだろ。
実際私は本物の手品師なんてあんまりみないんだよねー。

【抜き出した四枚のトランプを捲る】
【捲られたカードは二色四枚のA、所謂フォーカードだ】

ワー、キャット……?
良く判らないけど、多分見たままなんだろうね……。

【聞き覚えの無い単語に首を傾げるも、相手の姿を見て一度頷く】
【人の形をした猫というか、そういうものなんだろう。そう大雑把に思い込んで】

おー、いいよねお休み。私は年中休日みたいなもんだけど。
偶の散歩なら、涼みに来たって所かな?

【再びトランプの中から四枚のトランプを取り出しながら】
【煙草の煙を視線で追いつつ、首を傾げてみせる】
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:27:34.96 ID:MFAB2pIo
>>655
回復って訳じゃないのさ。
身体の大半が砂なのは・・・まぁ内緒の話にしててくれ。

そういう制約の上での生還、王の条件だったからな。

【悪びれずそんなことを言う。】

生の実感は誰もが味わいたいモノなのさ。
一回死んでみるのも悪くはないわな。

【色々、常人では計り知れないことをぬかしている。】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 22:27:44.75 ID:CXlBWIwo
>>657
にゃーう?

【不可思議そうに首を捻って鳴くばかりで、相手の言葉の意味を咀嚼できない】
【「猫」だ】
【離れていった相手を、ぽてぽてと四つ足で、決して速いとは言えない足取りで追いかける】
【「猫」なのだ】
【見た目には17〜19歳ほどだろうか、相手よりは年上だろう顔は、しかし表情は酷く幼い】
【「無力な人間」ではなく、目の前のソレは「獣」で「畜生」だ】

「……ああ……そんなところに」

【と、別の場所から低く澄んだ男の声が聞こえてくる】
【位置は「猫」の後方、逃げようとすれば逃げられるだろう】
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 22:28:10.85 ID:OyvN4IU0
>>630

【狂気、狂喜、縋る赤、滴る紅、壊れて歪んだ赤、忘れた筈【アア嗚呼】だったアカ。あか、アカ、あか】
【染まる染まる体。歪んで【――…】いく心に思い出に体温に、嗚呼、彼女は現実を何処へ無くしたやら】
【……手が赤い。小さな紅をこの手に抱いて。そう、まるでこわれてしまったようで、倒錯的に夢を見て】
【想いを添えて、添えた想いが【あああ】歪んで、手の上にある其れが見つからなくて――【嗚呼】――】

【――涙は酷く熱い。彼女の精神のオーバーヒートによって熱された雫が、冷たい筈が無いのだが……】


――――ひ、ぅ……。……ん……。


【洩れた声は悲痛、快楽をも孕んだ悲哀。ただ洩れ出しただけの其れ。限りなく薄められた紅のよう】
【紅い舌が這う頬に彼女は血を幻視した。自らの血のようで、忌避したくて。彼女の血のようで、忌避したくて】
【首に纏わる紅い髪に彼女は傷を幻視した。剣閃、銀閃、紫電の齎す。彼女の腕に刻まれた、大嫌いな】
【全ての赤に、彼女は過去を想起する。想起、手榴弾の残り火。回顧、返り血。人を■した赤が憎い】
【――嗚呼。紅い。全てを壊し、奪った紅が。否。自らが生み出した赤全てが嫌いで嫌いであああぁあぁぁ――――】

【ぽつり。香美那の透明な言葉が染み込んでくるには、暫しの時間を有してしまったようだ】

   【さらり――――】
                               【……ふわり】


                ……ぁ……――――。


               すべて、を……、わすれて……?



【――彼女は、香美那の紅を、今になってようやく直視したような、そんな気がした。紅い、紅い、明るい赤だ】
【撫でる度に流れるのは、何者でもない。自らと共に歩んでくれる少女の髪だ。直視した、現実は】
                【直視をして――――初めて、分かった】
【クリームのような其れも、砂糖のような言葉も全て総て。幻想なんかじゃない。すべて彼女のくれた、本当の心だ】

【混ざっていた精神、過去と現在のオーバーラップに畢わりが見えたような、そんな気がした――】

【――瞳から、涙がぽつりぽつりと零れ落ちる。彼女では無い何か――幻想――に、決別をするように】
【香美那の髪を梳く手は更に優しく。確りと其の感触を味わい、自分の中に刻み込むようにして、ゆっくりと】

【彼女が求める、其れと同じくらいに――――エルメア/エセルもまた、現実の温かさを、求めていたのだ】


/めっさ遅れたよ!ごめんなさいorz
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 22:28:27.78 ID:LM6FnYDO
>>658
ガァッ――――――
【竜を切り裂いた後、迫り来るミサイル】
【空中にいては回避行動を取れない――――普通なら】

グルァァァ!!!!
【なんと彼は『空中を蹴って』後方に跳び、ミサイルをかわして】
【地面に四つん這いで着地する】

ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!!
【そしてすぐさま、四つん這いで竜に向かって、ジグザグに駆け出す】
【やはりスピードは速いが、ジグザグな為にすぐに接近されるような事は無い…が、しかし、左右どちらから仕掛けるかの見極めは引き付けなければ難しいか】
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:28:31.61 ID:2R9o4v6o
【路地裏】

────────────────。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤目の少女が歩いている】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている】

【少女の服の所々には返り血が付いており、辺りには血の香りが漂っている】
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:30:39.28 ID:Q9H30a2o
>>656

なんかお前、全国の料理人を否定してる気がするぞ
とりあえず塩で揉んで焼くだけでいいからやってみろって

【水に濡れた体躯が月明かりで輝いて神秘的っ】
【しかしその会話には神秘性の欠片も無いのが残念】

そしてそしてー どこに突っ込むって言うんだ?
人間基準の考えに囚われるなっ そんなだから環境問題とか話題になるんだよ

【首を傾げた、としか表現できない動作なのだが蛙がやっても文字通り首を動かしただけ】
【そこに疑問の意図を読み取るのは正直難しい】

神様に頂いた世界を大切にしろって… な?
そんなわけで、とりあえず食事前に祈る習慣つけようぜっ

【突っ込む突っ込まないは自由だが、こっちもボケ担当な様子が見て取れるだろう】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:31:49.38 ID:Vp9F8N2o
>>654

分かればよいのだ。
【口調は気にせず、理解したことに納得して、返事をする】

我自身のためではないある者の為に使うのだそいつは追われていてな。
【そして、流石に疲れたのか、岩の上に飛び乗る】
その追跡者がまた怪物なのだよこれがだから修練は断てぬまあ純粋に体力が落ちるというのもあるのだが。
【その上に、胡坐をかく】
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:32:28.34 ID:iMuVpqso
>>661

王……よくわからないが

【難しい表情で首を傾げ】

遊び半分で自分の命を、いや他人の命でもだが
それを失くす事を愉しんでしまっては――――

【緋色の瞳が憂いを帯びて】

到る先は……「越境者ですね、世界から阻害されますよ」
……っ!余計な事を言うな

【ローブの下で金属を殴るような音が響いた】
【途中で間を割るように入った声もどうやらローブの下から響いていたようだ】
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 22:34:50.81 ID:PaSZswoo
>>662

……傷が……痛みますね――

【相手がこちらへ歩めば、それだけこの少女も後退する】
【決して、「距離」を――、縮めさせない】

【だが、彼女の瞳は、相手を見極めようとしているのだろう――】
【一瞬たりとも、目の前の相手から、逸らされることはない】
【――表情こそ、「無」ではあるが……】

…………――――?

【そして突如聞こえる男の声――】
【つかず離れず、「猫」との位置関係を保ちながら、声の主へと目を凝らす】
【――と同時に、少女は、左手を、軽く天に掲げた】
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 22:35:55.19 ID:gU0Nw060
>>660
……ん?
と言う事は、それは手品ではないのか?

【やり取りの中で、ふと疑問に思った事を猫は口にする】
【断言をしていない理由は、手品と言う枠で離せないからではないかと考えたのだ】

まぁ、みたままと言えばそうかもしれないな……
ヒトと猫との中間の形態と言ったところだ
ほら、この通りな……

【説明しながら、いくつか体内の器官を見せる】
【人の作りに近い手首とは逆に、靴を履いていない足首は猫のそれに近い】
【そして、人に近い手首も、手の甲にのみ毛が生えそろっており、手の甲、指の間の辺りに、3つの深い切れ込みの様なものがある】

年中休日?
仕事にはついていないのか?
……ふむ、まぁ……家にいても一人だし、する事もないのでな
ただ寝ていると言うのも味気ないんで、外に出てきた訳だ……
飼い猫は居るんだが、アレと戯れているだけと言うのも、どうかと思ってな

【少女の言葉に、ふと首をかしげて見せるが、猫は自分の事を話しだす】
【どうも、あまりプライベートと言うものが希薄な人間らしい】
【それは『久々の休み』と言っているところからも分かるだろうか?】
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 22:35:56.21 ID:TYKzTeE0
>>664
えっ!?
【相手が空中を蹴ったのをみて驚き】

(ドラちゃんじゃスピードで負ける…なら)
【機械の篭手が光り輝き力をため始める】

【まだこちらからでは仕掛けてこないだろう】
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 22:40:43.79 ID:LM6FnYDO
>>671
ガゥッ!グルァッ!ギャアッ!!
【ジグザグに走りながら、右、左、右と次々に爪を地面に擦り】

ガアアアアアアアアアアアァァァァ!!!!!
【竜の左側で止まり、左腕を振り上げ】
【右側へと高速移動しながら左の爪で横に切り裂こうとする】
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 22:41:06.18 ID:CXlBWIwo
>>669
にゃあお にゃ

【まるで本当に猫であるかのように、逃げられている事に気付くとその場に座り込む】
【決して相手から逸らさない目は、猫の目だ】
【ヒトには理解し得ない、動物の目】

「セルマ……おいで
 ……おや、他に……先客が居たようだ、ね……」

【声の主は、ふわふわと揺れる、目に刺さりそうな微妙な長さの銀髪を持つ男】
【薄青色の目と、青白いと形容されそうな肌の色をして、背は高く体躯は細長い】
【お貴族様みたいな真黒のマントに白のドレスシャツ、アスコットタイを締めて】
【黒のスラックスに同じく黒のオペラパンプス、右の手には白のステッキを持ち】
【いかさまの似合いそうな指は白い手袋に包まれ、貴族的風貌の時代錯誤の男だ】

「はじめまして……猫を保護してくれた、という訳では……なさそうだけれど、も」

【異常とも思える獣を見る目は、酷くおぼろげで奇妙だ】
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:41:59.76 ID:tIsO8aMo
>>666

【租借を終えて、口の中に入っているモノを飲み下す】

食べて美味しいのと、この美味しいのは違うから〜

【満たされることを知った少年は、月光を照らし返す宝石を目にして柔らかく微笑む】
【※口元にウロコ着いてます】

そうだね、だから気にしたら負けっ!
取り敢えず「ゴチソウサマ」〜

【手を合わせて…「そうだね」という言葉程には相手の話を理解してはいないようだが】
【ボケ過剰の空間にそんな些末なことを求めてはいけない】

ふぅ……ええと、それから、どうも有り難う……カエルさん?
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:45:47.66 ID:frFdPNs0
>>659

【少年の頭から右手を離した後に――】
【左手の黒い槌を“片手”で少し持ち上げ――】
【一挙に右手を添えると――左肩に担ぐようにまた、振り上げ――】

【男の死体へ振り下ろそうとする――】
【もし、成功すれば――】

【グシャ!という音と強風と共に、それは死体に振り落とされ】
【服を残して男の死体は、黒い槌と共に跡形も無く消える】
【霊感がよければ、霊魂らしき物が――天へ上って行くのが見えるだろうか】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:46:59.61 ID:dsPc6o.o
>>646

【その人物の視線の先を見て、やはり訝しげな顔】

……死体に、用があったんです…?

【――それはどうして、と】
【鏡映しの如く、首を捻る】
【彼の頭に手を乗せようとする動作を、不思議そうに見つめて】

…………

【止めたりはしない】
【ただ――、以前のゲーティアだったら、受け入れないんじゃないか、とだけ思って】


>>659

……あぁ…、違う

…その認識で合っていたようです

【らしくない緊張を拭い去るように、ふぅ、と溜息を吐いた】
【少年に、爽やかそうな笑みを向けると】

どうやら人違いだったようです
金の国での事も、異界での事も、テメーさんじゃない人の仕業です
それで、その方々が消えるのは見たんです

―――そうです
喩え記憶を引き継いでいても、そこにあなたは別の人
罪は継承されるべきじゃない――、だから

まあ、色々許してあげるです

【あはは、と】
【軽い口調で、再度別人である事を強調して】

――あ
そっちの罪の事は、知らないです

【そのままの表情で死体を指差した】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 22:49:12.14 ID:qz5/vI2o
>>663

ぷぁっ……ふ、ぅ――――ん。そうじゃよ……。
今はな、苦味など忘れてしまえばよいのじゃ……。

【エルメアから口を離し、微かに潤みがかった漆黒の瞳で視線を合わせ】
【ゆっくりと、浸透させるかの如く耳孔に声を流していく】
【肩に添えていた手をもう少し上に――ブロンドの髪にまで伸ばし、あやすようにして撫で始めようとするだろう】

……落ち着いたかの?
お主が何を思うておるか……其れを問いただすことはすまい。
今はただ――好きなだけ甘え、好きなだけ泣き……好きなだけ、香美那を抱いておればいい。

【詩を朗読するかのように語りかける声。】
【静かに静かに……エルメアの心に届けと音を重ね……】

――――愛しておるぞ、エルメアよ……。
誰よりも、お主は香美那の心に根付いて離れんのじゃ……。

【きゅう……っと、身体を近く、近くと摺り寄せながら】
【甘美な響きと共に、何度目かの想いを声に出して伝える】

【意図は如何にか――――きっと、結ばれたいがためではなく、安心させるため】
【自分はエルメアの傍に確かに居るのだと。離れたくないと想っているのだと伝えることで、現実味を与え心を安らがせるため】
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:49:20.43 ID:dsPc6o.o
>>676
/追記です
/ただいま戻りましたー!
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:50:44.40 ID:ZvUW1OAo
>>667

【軽い動作で岩の上に飛び乗るのを見て、苦笑しながら】

はー、騎士様ってことか。守ってアゲルのはお姫様?
俺なんか、誰かを守ってやるだなんて、そんな気概すら持ったことねぇな。

【そう言いながら、先ほどの石ころをもう一度拾いなおし、それをもてあそび始める】

アンタみたいなのに怪物なんて言われるような、弩級のバケモンなんだろ?
俺みたいな卑小な人間みたいなのには、ケツまくって逃げるくらいしかできねぇよ
まぁ、頑張って鍛錬に精出して下さいな。

【しかし、その石ころで遊ぶのも飽きたのか、それを足元に放り投げると】

ところで、アンタ、ここからどっちの方角に行けば街か国かに辿り付くか、わかるか?
恥ずかしながら、ここ数日、迷子でね。
このままだと、明日か明後日には干上がる可能性がでてきたんだよ。
知ってたら、教えて欲しいんだけど?

【頭をかきながら、へらへらと、そう問うた】
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 22:51:12.08 ID:PaSZswoo
>>673

【少女もまた、一旦足を止めて――、】

…………――――

【――「カー」――】

【誰もが聞いたことがあるだろう、実に変わったその鳴き声が、夜の公園に響く――】
【バサバサと羽音を立て、天より舞い降りるのは、一羽の「カラス」である】

【カラスは、天に掲げられた少女の左腕へ、穏やかに、止まる】

……はじめまして――、そして、こんばんは――

【カラスの止まった左腕を胸の前あたりまで降ろしながら、】
【右手で自身の長髪をかき上げる】

そうですね……、その『お嬢様」が、わたくしに害を為す存在でしたら困りますので、警戒させていただきました
そして貴方様は……その『お嬢様』……の関係者様でしょうか――?

【やはり警戒している様子が丸分かりな、ぶっきらぼうな調子である】
【その鋭い視線は、「猫」ではなく、今度は「男」を、真っ直ぐに射貫く――】
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:51:21.64 ID:AsEjwv6o
>>670

トランプを広げるのは、手品というよりもただの技術だからね。
それに、これを手品って言っちゃったら魔術師は手品師になっちゃう。

【要するに、浮いているトランプは手品とは別の何かという事だろう】
【再び抜き出したトランプを捲れば、2のカードが四枚其処に在り】

……ほぉ……うん。
見せられても実際、良く判んないよー。何を理解すれば良いのかもわかんないしっ。
一つ判ることと言ったら、普通の人じゃないって事くらいかな。

【ざっくりとした判断。判らない物は判らないまま進めようとする】
【興味が無い訳ではないが、必要とも思っていないが故の判断で】
【手の甲の切れ込みの様なものには気がついたが、其れを尋ねる事も無く】

いや、就いてはいるけど基本仕事が無いから……。
ふぅん……? 久々の休みって事は、普段は忙しいんだよね? 何してるの?

【偶の休みなら間違いなく私は寝てるだろうなー、などと考えつつ】
【偶の休みに寝なくても良いとは逆にどんな仕事なのか、興味を持って】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:51:46.59 ID:MFAB2pIo
>>668
この世界からは二回迫害されたさ。
二回とも恩赦で還ってきた者なのなんだ。

【空を手で仰ぎながら。】

で?ローブの下に何が居るんだ?

【話を軽く反らしてみた。】
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 22:53:45.66 ID:TYKzTeE0
>>672
(見えた!)
《フレイ・クロウ・アムルド》
【相手が左側に止まったの見た瞬間、機械の篭手に溜まった光がさらに輝き】

【ドラちゃんの両腕が炎に包まれ、刃の爪が一つ一つ振動し、切り裂く力をあげ】
【相手の攻撃を強化された炎に包まれた右腕の爪で受け止めようとする。成功したら強化された炎に包まれた左腕で刃の爪を相手の腹部に向け突きを放とうとするだろう】
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:53:53.84 ID:iMuVpqso
>>682

…………むう

【理解に届かないのか未だ首を傾げ】

いや、あるのは手甲だけだよ
(嘘は言っていないからな――――)
【ローブの間からスルリと手甲は出し見せる】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:55:02.95 ID:Q9H30a2o
>>676

あ? どういうっ、こと? お父さん、ちょっと、若い子の、言葉はっ、分からないなっ
【じっとしているのに飽きたのか、少年の周りをぴょんぴょん回りだした】
【飛ぶのと声を出すのは同時にはできないのか、あえてしないのか、言葉が切れる】

いやっ、お前っその結論はっ……いやもういいやぁっ!
【神父さん諦めた様子 最後に大きく跳ねて少年の前に着地】
【また回って少年と視線を合わせる 蛙の無機質な視線では感情は伝わらない】

どういたしまして…っと!お父さんと呼べぇっ!
【少し頭を下げて、ミニ麦藁帽が落ちそうになりすぐやめた そのせいで後の言葉の迫力も3割減だ】

もしくはぴょん太様… けっけろーけろけろーけ、けろけろけろー
【何かぼそっと付け足され、それを隠すかのように歌いだした】
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 22:56:18.85 ID:2R9o4v6o
【路地裏】

────────────────。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤目の少女が歩いている】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている】

【少女の服の所々には返り血が付いており、辺りには血の香りが漂っている】
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 22:59:37.14 ID:LM6FnYDO
>>683
【ガキィィン!と音を立て、爪と爪とがぶつかり合う】
【そして、振るわれるもう一つの爪】
【しかし】

ガアアアアアアアァァァァァァァァァウゥッ!!!!!!
【爪がもう一つあるのは、こちらも同じ】
【右腕を伸ばし、竜のもう片方の爪を受け止める】

グルルルルルァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
【こうなれば、後は純粋な力の勝負】
【ただ純粋に、破壊する為だけの力を両腕いっぱいに込め、逆に竜の爪を破壊してやろうとする】
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:00:38.63 ID:Vp9F8N2o
>>679

そういう役割は勇者にでも任せておけ我にとってはただの同居人よ。
【うんざりとした様子で呟いて】

まあ怪物には違いない通常よりはるかに下回っているといえ竜人と魔女をもってしても完全に退け切れぬのだからな。
【・・・確かに怪物である】

国であれば向こうのほうに行けば何かあったな我が直接訪れたわけではないので分からぬが。
【そういって、とある方角を指差す】
【おそらく、嘘は言っていないだろうが・・・】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/08/31(火) 23:00:40.85 ID:f7kk3Eo0
【森 拓けたところにある崖下】

【暗い青をしたズボン、フード付きのマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

・・・
【剣が青年の前に突き立ててあり、青年は目を閉じて座っている】

【耳を澄ましても音すら聞こえないほどに静かな息】


・・・(中々・・・目的の人間とは会えないというか目的にした途端会えなくなるというか)
(あの情報が流れてる中、場を引っ掻き回すのは楽しそうで楽しそうでしょうがないのに)

【単に邪な事を考えているだけの男である】
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:00:47.51 ID:Q9H30a2o
/あーうー 安価ミス >>685>>674宛 すいません
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 23:01:23.73 ID:CXlBWIwo
>>680
にゃっ!

【猫はカラスを見ると急に体をシャンとさせ、そわそわとした様子でカラスを凝視する】
【先とは比べ物にならないような集中力でカラスを観察し、地面に手をつく腕には力を入れている】

「見るものによって……害であろうし、無害でもあろうし……
 ……ソレは、そういうもの」

【音の立たない歩き方で猫に近づくと、片腕で軽々と抱き上げて】
【カラスから目を逸らさせるようにして気持ちを落ち着かせ、外套の端で軽く包む】

「ごきげんよう……レディ。私は、そうだね……目付け役の一人……と言うべきか……
 まあ……しがない、貴族であるとは思うよ……?
 ……こんな時間に子供が歩くのは……まあ……この世界ではよくあることか」

【なんともゆったりとした、ある意味イライラしそうな口調で言いながら会釈をし】
【相手の警戒を別世界のものとするように、飄々と自己紹介をする】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 23:03:08.62 ID:fgRElZ.o
>>675-676

 【「──やっと、見つけたわ」】

【その時──】
【ふわり、と。血臭腐臭に混じって、ブランデーの香りを孕んだ風が一陣舞い】

【槌の人物の行為を、じっと見つめる影が、遠くから蜃気楼のように現れた】

 「…………──」

【それは、琥珀色の髪と真紅の瞳を持ち、血の気の薄い肌をした女性】
【ゴシック調の黒いコルセットワンピース以外に衣服は纏っていないが、】
【其の手には、身の丈近くもあるような燻銀色の魔杖が握られていた】

 ──……良い、音ね

【彼女は──ひた、ひた、とその人物に歩み寄っていきながら】
【『テレパシー』のような、声を介さない話術でもってその人物の中へと直接語りかける】
【天へと昇っていく霊魂を、彼女は西洋人形のような酷く無機な顔のまま見上げていて】

 ──あなた、名前は、あるのかしら

【──そう、熟成した葡萄酒のような深い声色で問いかけるだろう】

【一方の少年はと言うと──】

……やめろ……やめ、ろ……──俺は……俺は……
違う……いやだ……違う……──

【手を離された後、慌てて落ちた指輪を拾うと、それを抱え込むようにしてその場に蹲り】
【ただうわ言のように「違う、違う」と繰り返して──もはやそれ以上少女の言葉に耳を貸そうとはしなかった】

 ──主様は、主様よ
 別人だと定義できるものは、何も無いわ

 誰でも、いいの。存在は、どのようにでも定義できるわ

【──そして、死体の向こう、遠くから現れた女性は、】
【少女に向かってそのような念話も向けるだろう】
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:03:44.03 ID:tIsO8aMo
>>685

【少年はカエルを踏まないように気を付けながら立ち上がる】
【しかし高さ的な関係で目を合わせ難いのか、腰を曲げた姿勢になり】

おーけ、お父さんっ

【親指をグッと立てて】

僕はスイ、「逆田 彗」〜スイさんと呼びたまへ!ぴょん太様!

【回りに置いていた道具諸々を肩に担ぐ】
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:04:18.01 ID:MFAB2pIo
>>684
ま、一介の能力者の戯言さ。
そう思っててくれて結構だね。ハハッ

【乾いた笑いが辺りに響く。】

・・・ま、別に構わんか。
興味はあったんだがね。

【少しは興味が有ったようだが、さらりと興味は流れ出た様だ。】
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 23:05:20.53 ID:gU0Nw060
>>681
なるほど……な
知り合いにも魔術師はいるが、あれはそういうのとはまた別のベクトルだからな……

【少女の言葉に、頷きながら聞き入る猫】
【ふと、猫は知り合いの魔術師の事を思い出す】

いや……要するに、ヒトと猫の特徴を併せ持っていると言う事を言いたかっただけだ
……たまにだが、この外見だけで愛玩動物扱いする腹立たしい人間もいるのでな

【結論としては、ワーキャットという種族である事、そしてそういう種族がある事を理解してもらいたかったのだ】
【どうやら、ただ『猫』と言われる事は、あまり好きではないようである】
【最も、151cm前後の低めな身長と、傷跡や鋭い目線などのギャップなどもあり、どう受け取るかは人によるのだろうが……】

……なるほど、簡単に言えば開店休業状態と言う訳か
まぁ、そうして悠々自適に過ごしているのなら、生活に困っているようではないようだが……な

――俺の仕事か?
……俺の仕事は、端的に言ってしまえば繁華街にある酒場の用心棒のボスだ
こんな夜中に散歩をしているのも、普段から昼夜逆転の生活をしているから、と言う訳だ

【仕事がないという言葉に、つと顔を上げる猫だったが】
【どこかのんびりした様子の少女の様子に、余計な口出しをするつもりは無いらしい】

【そうして、猫は自身の普段の暮らしぶりを口にする――どうやら、割と物騒な仕事についているらしい】
【公園に入ってきた当初の眼光や、傷跡の目立つ風貌にも、それは現われている】
【しかし、今は割にくつろいだ様子を見せ、威圧的な雰囲気はなりを潜めている】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:06:06.73 ID:OyvN4IU0
>>677

……私、は。


【ぽつりと零した言葉は、夜中の森の中へ。香美那と自分の間へと融けて、クリームのように消えていくようで】
【其の事に、エルメアは淡い心地よささえ覚えながら、目の前の甘い真実を見据えて、言葉を紡いでいく――】
【彼女に強制されるでもなく、自らが望むままに。狂気と純粋の綯い交ぜになったような心中を、風に載せていくのだ】


私は――きっと、現実のような夢を、見ていたんです。
其れは、香美那さんに与えられる物だったり、……私の過去から来るもの、だったり。

でも、其れは全部――本当なんですよね。
私が手を血で染めた事も……。こうして、香美那さんがぎゅってしてくれるのも。

だったら――私は、其れを……しっかり見つめなきゃ、いけませんね。


こんなに優しくて幸せな時間は、夢なんかじゃない――って。


【――言葉と共にふつふつと彼女の中に湧きあがってくる、言い知れない感覚が、現実と虚想を乖離させるようで】
【エルメアは自然と微笑んでいた。嬉しさでもあり、幸せでもあり、また、訣別へと捧げる其れでもあったのだろう】
【ぎゅ、と……エルメアは香美那を抱き寄せる。暖かくて柔らかい幼子の感触を、彼女は一心に味わって――――】


――だったら。これが現実……だったら。

私にも、幸せになる権利は――あるっていう事、ですよね……?


【――最後の涙とともに零した言葉が、絶望のようで希望に溢れた言葉が。香美那へと、向けられた】
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:08:24.17 ID:Pc3hjEDO
>>686

おやおや、迷子ですかお嬢さん…こんなとこ歩いてると危ないですよー?
【白髪頭の黒縁メガネ、スーツの上に黒のロングコートという味気ない格好、年は20代半ばと思われる狐目長身の男】

【そう声を掛け、少女の後方より歩み寄ってくる彼の右手には、手斧が握られており】

いやしかし……、物騒ですねぇ貴女……服、洗わないと血が染みついちゃいますよ?

――ああ、それとももう、ついちゃった後かな?
【挑むかのような態度の男には、微かな殺意のようなものも感じられる】
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:08:27.51 ID:iMuVpqso
>>694

むうー……まあそういう事で納得するよ

【とは言うがその声色には納得は含まれておらず】

なんというか、その、説明し辛い物でね失礼
ともかく怪我も何のことは無いようだ、良かったよ

【少しだけ、ほんの少しだけ微笑んで】

私はエルヴィアという者だ君の名は?
【また無表情に近い表情に戻り首を傾げる事もなくそう尋ねる】
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:09:38.21 ID:TYKzTeE0
>>687
くっ……
【ドラちゃんに力を送りなら】
【ドラちゃんの爪は高速に振動してるため下手に力を込めると相手の肉を切り裂くだろう、だがこちらの爪にもひびが入るだろう】

(まずい…まずい…まずい…どうする?このままじゃ力負けしてしまう)
(こんなとき…こんなときどうすれば…冷静になれ!!考えろ…考えろ!!)
【そう考えるがフッとした事を思い出す…相手はスピードは速い…けど…この距離なら……】

(一か八か…)
《フレイ》!!!!
【機械の篭手が光ると、ドラちゃんの口から相手の顔に向かい至近距離で直径1mの火炎球を放とうとする】
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:14:28.66 ID:LM6FnYDO
>>699
ガルルゥゥゥアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァ!!!!!
【竜の顔面に向かって雄叫びを上げ、更に腕に力を込める】
【自らの肉が切り裂かれようと、相手の爪にヒビを入れ】
【そしてとうとう爪を破壊――――】

【―――せんとした時、至近距離で火炎球が飛んで来る】
【距離や体制、行動からも咄嗟に避ける、なんて事は出来ず】

ガァッッ―――――!!?
【顔面に火炎球が当たり、後方に吹っ飛んだ】
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:14:37.82 ID:2R9o4v6o
>>697

……迷子ではない。
洗っても……どうせ、直ぐに付くから。

【振り向いて、男の姿を見据えると】
【持っていた本が、光の粒子となって空気中に消えていき】

───《 Luminous Vista 》

【男へと、殺意や敵意といったものを向け】
【少女の背後の空間が、捻れ曲がっていく】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:14:43.25 ID:ZvUW1OAo
>>688

はぁ……よくわからんが、腐れ縁みたいなもんか。

【その様子を見て、腑に落ちない顔をしたが、それ以上を話題にする気はないようだった】

竜人と魔女って……もっとわからん。
ま、俺の知らないバケモンどもが、そこらを闊歩してるってのは肝に銘じておくことにする
俺もこっちの世界に来て、長いわけじゃないんでね。なかなか興味深い世界だよ

【最後に意味深な言葉を残しつつ】

あっちだな? おーし、さんきゅ。
一つの国を離れると、案外人の生活圏って無いもんなんだな。覚えておこう。
次また、アンタみたいなのに道を教えてもらえるとも限らんからな。

【笑いながら、スラックスに付いた砂埃を手で払い】
【ゆっくりと、竜人に背を向けて歩き出す】

じゃーな! またどっかで、縁があったら会おうや!

【そう別れの言葉を残しつつ、後ろ手に手を振りながら去っていく】
【やがて、そのカッターシャツは、何も無かったかのように、闇の帳の向こうに消えていった】


/おつかれさまでした。 会話ふくらませられなくてすみません!
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 23:15:55.61 ID:PaSZswoo
>>691

【カラスは、猫と男――、その両者へにらみを利かせている――】
【――ようにも見えるし、何も考えていないようにも見える】

……で、ございますか

ハッキリしない返答、感謝致します

【眼鏡をクイッと右手中指で上げ、温度のこもらぬ瞳と声を男に返す】
【完全に嫌み・皮肉である】

……まあ、そちら側の事情などはわたくしに一切関係の無い話では御座いますが――

――流石に、まともに歩くことさえ出来ない彼女を放ったらかし……というのはいささか疑問ですね
貴族様というのはご身分だけでなく、頭の中まで幸せいっぱいで楽しそうですね?
脳内にはさぞかし綺麗な蝶々でも飛んでいらっしゃるのですかね?

それと……「レディ」などと呼びつつも子供扱いするその態度――
わざとならともかく、良い印象を与える行為ではありません、と申し上げておきます

【……男の見た目・言動・口調――、色々と原因はあるだろうが、少女の対応は実によそよそしい】
【警戒心を超えて敵対心すらあるのでは、と思わせる皮肉のオンパレード】


【――しかし、よく見れば、彼女の額にはうっすらと汗が浮いている】
【怪我――、その痛みの中で、目の前の怪しさ全開の男に対して弱みを見せず、身構えているのだ――】
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:18:24.69 ID:Q9H30a2o
>>693
【蛙の方は踏まれることを想像したのか、ぶるぶるっと小さく振るえて】
【水と粘液が地面に踊った】

宜しいっ 息子よ!
【声を張り上げて、精一杯立派な風に見せようとしているのが透けて見える】

スイさんかぁ 出世したな息子よ よし、スイさん――

【一瞬にして、空気が硬くなった】

スイさんは、悪魔の類か?俺はこんななりだし、人以外に差別意識は無いが
悪霊の類は上に報告しなきゃあなんねえからよ 違うなら違うと言ってくれ

【感情の見えない双眸が少年を問い質す】

俺個人としては異端の連中は神に出会ったことの無い可哀想な奴って解釈だし、それが正しいと思ってる
まあ回答に関わらず、特にこの場で争うつもりは無いぜ
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:19:53.48 ID:TYKzTeE0
>>700
はぁ…はぁ…はぁ……
【かなり疲労したような表情をしながら相手を見つめ】

【ドラちゃんの両腕もかなりボロボロで攻撃にはこの戦闘では使えないだろう】

(まだ立ち上がってきたら逃げる準備しないと…)
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:21:26.02 ID:Vp9F8N2o
>>702

興味深いかまあ首を突っ込みすぎて死ぬなよ。
【一応の忠告、だが当たり前すぎて忠告の意味がない】

移動手段を確保しないとそのあたりで野垂れ死にも十分ありうる世界だからな。
【そういって、岩から飛び降りる】

うむではまたな。
【去っていく彼に手を振って】
【また岩に向かって拳を繰り出した】
【岩場に、破砕音が響く】

/お疲れ様でしたー!
/いえいえ、そんなことぁないですよー!
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:21:38.80 ID:AsEjwv6o
>>695

魔術なんて、わかっちゃえばなんでも出来るんだよ? ずるいと思わない?
そりゃ人によって得手不得手はあるかもしれないけどさぁっ。

【どうやら少女は魔術に対し微妙な感情を抱いているらしく】
【やや不機嫌そうな表情を見せ、ばばばば、とトランプを四枚セットで一気に抜き取る】
【四枚セットが11個。捲るまでも無く、何がどうなっているかは想像に易い】

あー、成る程……。幾らぱっと見猫だからって、流石に、ねぇ……?
私ってほら、ノーマルだから。素直に人扱い出来ないのが申し訳ない位だよ。

【猫人の顔色を伺いもせず、思った事を素直に伝える】
【右手で頬を掻き、苦笑を浮かべて小さく頭を下げて】

ま、そんな所かな。偶に大きな仕事して、おしまい。
案外楽でいいもんだよ? 生活費の支給が酷いことになってるけど。

用心棒の……ボス? え、貴方が?
へぇ……人は見掛けによらないとは思うけど、本当にそうだよねぇ。

【余り背の高くない猫人の思い掛けない仕事に、思わず首を傾げ】
【然し、そういった驚きの経験は既に数度体験している】
【然して驚いた様子も無く、関心したようにうんうんと頷いた】
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:22:27.94 ID:dsPc6o.o
>>692

【俯いて、目元を覆うように右手を添える】

……ふふふふふ

【肩は、大きく上下に震えていて】
【酷く歪んだ口元からは、断続的な笑い声が零れていた】

ふふふっ
知ってるです

【顔を上げて、女性に感情を向けた】
【どこまでも面白そうな、無邪気な声】

――だから、自分の論理で否定出来そうな言葉を掛けてあげたんです
この精神状況だと、それも難しかったみたいです

わたしが始めに彼を彼と認識した、それだけで十分ご本人です
疑ってるやつなんて、此処には誰も居ないんです
…その一点、ご自分で突いて欲しかったです

【そんなに大事な指輪なのかな、なんて思いつつ】
【女性に向って歩き出す】

……私には、壊すのも造るのも向いてないようです
どっちかに転べば、少しは楽になられた気がするです

まぁ、後はお任せするんです

【そのまま、ひらりと】
 【女性の横を通り抜けようとする】

【呼び止めれば、立ち止まるかもしれないが】
 【望まれないなら歩き去るのみ】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:24:39.09 ID:MFAB2pIo
>>698
納得してくれ。
こちらも説明しにくくてな。どうせ常人には分からんことさ。

【本人もよく理解してないらしい様子を見せ。】

名前か・・・?名前なぁ・・・今はハリーにしといてくれ。
また、真名はいずれ分かるさ。

【さらりと偽名を使う。】
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:27:25.71 ID:LM6FnYDO
>>705
グ……ルルルゥ………
【地面に仰向けに倒れた青年、しかしまだ唸り声を上げ】

……ガアアアアアアアアァァルゥウウウウウウァアアアアアアアアア!!!!!
【ふらふらと立ち上がり、女と竜に向かって咆哮する】
【髪型は崩れ、散らばった髪の中からライオンの耳がヒョコリと飛び出し】
【尻尾を揺らして、焼けた顔面と腹を払いながら】

てめええええええええぇぇぇぇぇ!!!!絶対ぇええええええぶっ殺ォオオオす!!!!
俺様をおおおおおぉぉ!!!俺様にいいいいいぃぃ!!!二回もあちぃのぶつけやがってえええええええええぇぇぇ!!!!!
【完全にぶちギレた目で竜をロックオン、四つん這いになり】

ぶっ……殺オオオオオオオォォ―――――……
【そして、竜へと飛び掛かる…と思われた、が】
【なんと飛び掛かろうとした瞬間に地面に俯せに倒れ伏し、静かになった】
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 23:27:53.92 ID:CXlBWIwo
>>703
「まともに歩くことさえ出来ない……? ……ああ……まあ、そう見えるものか……
 ……これは、この状態で完成形。少しばかり元気が良いから……たまに勝手に出かけるのだがね
 まあこれは……君の言うとおり、今は関係の無い話」

【あたりまえ、常識であるかのようにそう言うと、確かにと頷き話を終わらせる】
【平気で流せる、日常的な話題としてみているのだろう】

「淑女ならば……尚更、しかしながらそれも、この世界では当たり前の事
 ……さて、ではこちらも質問を……随分飾りにしては派手な、怪我をしているようだけれども……?」

【つ、と手のひらを上に向けた状態で相手を開いた手で軽く指し一歩前に出る】
【どうかしたかと、悠長に聞いて首を傾ける】
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 23:27:56.91 ID:qz5/vI2o
>>696

――――ぁ……。

【撫でる動作から、抱きしめる動きにシフトした瞬間】
【香美那は微かな声を漏らしながら顔をエルメアの胸付近に埋め】
【寸分違わず、身体を密着させ……衣装越しの体温が、確かに流れる血流が、止まること無く高鳴る鼓動が】
【徐々にテンポを上げながら香美那の心に、身体に浸透していく】

――――馬鹿者……。当然じゃろ?
誰が嘘とほざこうが、その度香美那が抱きしめて夢などでないと教えてやる。

だから……香美那を、香美那の想いを夢などと……虚偽などと疑ってくれるでない。
此処にある、お主が見て感じておる全てが現実じゃよ――――。

【ふっ……と口元を上げて、何時ものように不敵で勝ち気な笑顔を見せて】
【出来の悪い生徒に教えるようにして、ブロンドの髪を撫でながら言葉を重ねていく――】

――当然じゃろ?香美那も、香美那と共にある皆も……
全員幸せにならねば許さんのじゃ――。

【幸せになる権利。其れを口にしたエルメアに】
【香美那は紅蓮の髪を夜風に靡かせながら、当然のごとく言葉を重ね】

――幸せになる方法が判らんならな、香美那が一から教えてやる。
じゃから、夢だの幸せになる権利がない、などと巫山戯た言葉は地の果てにでも放っておくがいい

……幸せになる権利など、とうの昔にお主は持っておるのじゃからな
お主がないと言い張ろうとも、香美那が権利を分けて幸せにしてしまうのじゃ――香美那は……エルメアと二人で、幸せになりたいのじゃからな

【ふん、と可愛らしく鼻息を鳴らし】
【抱きしめられたまま、不安など跳ね除けるように堂々と告げてやる】
【自分の言葉に、頬を染める朱を深めながら……しかし視線は外さず真っ直ぐに】
【揺らがせること無く。曲がらず――己の想いを伝え、エルメアの権利を肯定する】
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:28:05.14 ID:frFdPNs0
>>692 >>708

 ――?
 ・・・・――

【名前など無いのか。只の怪物なのか――?】
【やはり、首を傾げるついでに――】
【少年の方を見やり、何処か心配そうなそぶりさえ見せている】
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:28:48.20 ID:Pc3hjEDO
>>701

そうですか…、まあコレが挨拶みたいなものなんでしてね
正直、迷子だなんて思ってませんよ

(直ぐに付く……か、やっぱりそういう方なんでしょうねぇ)
【右手の手斧をくるっと回転させ、逆手に持ち直して】

――変わった本ですねぇ、魔導書みたいなものでしょうか
【消えた本に対して感想を述べた。 あまり驚く様子もなく】

ま、私には関係ないですがね…
【そう付け足して、少女の右腕辺りへ向けて手斧を振り上げて投擲】

【速度もあまり上に追尾性能なんてものも無いため、対処は楽だと思われる】
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:29:32.41 ID:tIsO8aMo
>>704

【変質した空気に、少年は目を少し細めて】

うーん……どうなのかな?
スイさんは“悪魔”何て名乗ったことは無いハズだけど

【曲げていた腰を戻し、片手で額に乗せたサンブレードを弄る】

そう、人は、他の生命を食べなければ生きていけないでしょう?
それとちょっとだけ似ているけど、違う何かがあるんだ
それを食べる、のが僕

【銀色のプレートをそのまま目の位置に持ってきて、交差する視線の間に挟む】
【サングラスと違って透過しないそれは、目を隠すのと同じ事】

どうなかなぁ、悪魔っぽい?

【声色は戯けているようにも聞こえるだろうが】
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:29:59.63 ID:iMuVpqso
>>709

了解した、そういう事で双方納得しよう

【コクリと確かに頷き】

偽名か、まあ初対面だし仕方ないか
ハリーだな覚えた、今後からあまり先程のような行為をするのは自粛した方が良い

いや、まあわかっているだろうけど一応ね
それでは私はこの辺りで消えるとするよ、それじゃあハリーまたいつか

【軽く目を瞑り頭を下げ、その場から去るだろう】
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:32:31.61 ID:TYKzTeE0
>>710
!?
う…そ…まだ立ち上がってくるの?
(幸いにもドラちゃんがターゲットにされてる…ドラちゃんをしばらく出してその間に逃げれば……って)
【相手の様子を観察しながら逃げる算段をし】

え?
【そして相手が急に倒れキョトンとした顔で見る】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:32:59.76 ID:2R9o4v6o
>>714

………………そう。

────《 射出 》

【歪んだ空間から、赤色の細い水晶が撃ち出され】
【向かってくる手斧を弾き、その後地面へと刺さった】

【赤色の水晶───少女の右前方】
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 23:34:23.13 ID:lEm/MUo0
【路地裏】

――――…おかしい

【鮮やかな緑色の髪、そこから二本ピンと出たアホ毛。通称、触角】
【右赤、左緑の虹彩異色症。通称オッドアイ】
【赤の長袖に緑のケープを羽織って、赤と緑のチェックのスカートを履いて】
【赤や緑の小さめのボトルが腰周りに幾つも吊り下げられている少女が】

まだ出れない。出口…何処?

【うろうろと彷徨っている】
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:35:48.59 ID:LM6FnYDO
>>717
【尻尾も、耳もくたりと倒れ】
【黒い爪も消え、ピクリとも動く様子がない】
【つまる所、HP:0】

【ドロップアイテム?髪の毛を毟ってみてはどうでしょう】
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:38:42.45 ID:Pc3hjEDO
>>718

……そうですよ
【難なく対処してみせた相手に対し口を吊り上げて】

空間の歪みか……てっきり見間違いかとも思いましたが…、
(あんなモンが次々出て来てたんじゃ不利ですね―――潰せりゃいいけど)

【水晶を一瞥し――特に焦る様子も無いが、初めて見る光景に右手で軽く頭を掻いて】

【左手でコートの胸ポケットから小瓶を一つ取り出し、距離を取るため跳び下がる】

【その際同時に右手をコートの内側へと滑り込ませた】
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 23:39:14.45 ID:gU0Nw060
>>707
確かに、やや便利すぎるきらいはあるが……
俺の知り合いは、魔術で生活を立てているから、一概にはどうとは言えんな……
……その『選別』には、何かの種はあるのか?

【この猫もまた、魔術は得手な部類ではない】
【しかし、知人の魔術師の事をどうにも思いだしてしまうようだ】
【――そして、先ほどから続く『同じ数字の拾い上げ』にも、興味を示したらしく、ふと質問を投げかける】

ふっ……まぁ、良いだろう……
――俺としても、ぬいぐるみに抱きつく感覚で戯れてくる子供にまで、怒る気にはなれん……

【どこか言いにくそうにしている少女の様子にどこか和んだらしく、表情を緩める猫】
【続く言葉の通り、誰彼ともなく猫扱いを禁じている訳ではないようだが】
【そのまま、パイプをポケットに元通りしまいこんで】

なるほどな、忙しい時とひたすら暇な時が交互にある訳か
それなら、さして生活に困っている訳でもないようだな

――ま、見てくれがこんなではな。頭として仕事をしていると言うのは想像がつきにくいかもしれないな
だが……そこらのチンピラに負けてやる程弱いつもりはない

【少女の働きかたを聞いて、納得する猫】
【それならば、気楽に構えているのも説明がつく】
【どれほど生活費を貰っているのかは、ぶしつけな質問になると、聞くのを控えた】

【そして、見かけによらないと言われ苦笑するが、その途中で一瞬、目つきが鋭くなる】
【そこから気配を感じる事が出来れば、それ相応の『手慣れ』である事が、なんとなく分かるかもしれない】

……そうだ、何か困った事があったら、俺を訪ねて来ると良い
情報屋の様な物や、人材斡旋の様な物も兼ねているからな。
『八福尽星』と言う酒場だ……興味があるなら、君の名前を聞いておこう
部下たちに、すぐに話がつく様にしておいてやる

【その中で、ふと思いついた様に提案をする猫】
【どうやら、ただの用心棒では終わらず、色々な事をやっているらしい】
【そして、名前を問う。後々店に出向く気があるなら、この猫直々に招いた者だと、店に伝えておくつもりらしい】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:39:57.93 ID:Q9H30a2o
>>715

そうだな、とりあえず異端扱いだろう
でも俺も生きたまま蝿食べるしな 大して問題視はしねえよ

【真面目な会話の中、透き通った声は、神父、というそれによく合致していた】

俺もお前も神様が創った存在ってのが教会側の言い分だからな
お前のそういう性質にも、神様の計画の中での歯車の役割は備わってるはずなんだ

【優しく、強く、語る蛙は視線の方向をずらさない】
【プレートの向こうの何かを見据えているかのように、じっと目を凝らしている】

お前が生きるための殺意、ならそれは生命としての本能だ 俺となんら変わらない

【その先に何かを見つけたのだろうか】
【魚の跳ねる音がして、どこかで汽笛が鳴った】

そうだな…報告は無しでいいかっ スイさん、もうカエルのか?なんちって
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:40:51.47 ID:TYKzTeE0
>>720
も…もう動けないですよね?
【本体である女性がドラちゃんと共に恐る恐る近づき相手をドラちゃんでつつこうとする】

【毟るなんて残酷なことこの子には出来ません><】
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:40:57.39 ID:MFAB2pIo
>>716
まぁな、軽くは自重するさ。
わたしゃMでも何でも無いからね。

【自重する気なんて無い風に言い。】

ま、じゃーな。エルヴィア、また何れ。会うときが有ればな。

【箱の上で横になり夜空を仰ぎ始めた。】

/お疲れさまでした。
/正直色々とすまんかった。
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:41:57.47 ID:OyvN4IU0
>>712

――ぁ……。……そう、ですね。そうですよね――。
こうして皆と居るのも……香美那さんも、皆……夢じゃないんですから……。

……現実なんですから、ね。


【――彼女の紅い髪を見つめる瞳に、もう狂気は無く。涙は、炎を前にして、乾いてしまったようだった】
【抱き締めた手が温かい。血に染めたなんて事は、今は関係が無い。ただ、彼女だけを。香美那だけを、其の手に】
【何も考える必要は無いし、思い返すこともするまい……其れが、この時間を真に楽しむという事なのだから】

【遠ざけていた現実は、珈琲のように苦いかもしれないけれど――同時に、ココアのような温かさも、秘めていたのだ】


……貴方が、私を幸せにしてくれるのなら――。私は、香美那さんが笑顔で居られるように、頑張ります。
そう、ですね――――。


【――ふわり、夜空を見上げて思考をする。月は明るい。誰かの力を借りている月は、こんなにも明るい】
【もう一度、香美那へと視線を落として、真っ赤な髪を見つめて。誓いを立てる言葉を――……】


……私は、騎士になりましょう。香美那さんを、皆を護る――正義の、騎士に。
香美那さんは……さしずめ、お姫様でしょうか……?

ぁ。主従関係とかそういうのではなくて、ですけど……――。


【希くば、自分の手が届く範囲の中では、彼女があどけなく微笑んでいられるように、幸せであれるように】
【エルメアの選んだ道は、彼女を護る事。何があっても、香美那の正義の道を護り通すことだった――――】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 23:42:10.53 ID:fgRElZ.o
>>708 >>713

【──少年は、嗚咽を上げてその場から動きはしなかった】
【女性は、少年を一瞥すると瞑目し──】

 ──いいえ。貴女は壊す事も造る事も出来るわ
 貴女が、そう望むなら

【横を通り抜けていく彼女に向けて──】
【女性はそう呟いた、瞬間】

【──ぎゅぷ】

 「────、 ────、 ────」

【──少女の前方数十m先】
【地面から芽を出すようにして出現した一つの影──】


 ──ねえ。貴女は知っているでしょう
 其れが出来る世界を。楽になれる世界を


【──其れは、全身が『オーロラ』のように輝く、人型であった】
【目鼻耳の無い楕円形の頭部。透明な粘液が表皮を覆った、異形】

【<それ>が、ぽつんと前方に佇んだまま──少女の方を向いている】
【ゆらゆらと海藻のように揺れてはいるが、その場から動く気配は無く】

 ──ねえ、貴方は。此処に、何を望むのかしら
 死体が欲しい? それとも、魂が欲しいの?

 ──.一緒に、来ない?

【──ぎゅぷ】
【槌の人物のすぐ真ん前にも、その異形は地面から生えるように出現する】
【ただし其方は、中に無数の触手が蠢く大きな口を開けて──その人物を飲み込まんとするように】

【──動きは緩慢な為、回避も反撃も容易く叶うだろう】
【──だが】
 
 「────、  ──、  ────」    「────、  ──、  ────」
   「────、  ──、  ────」 
                           「────、  ──、  ────」
        「────、  ──、  ────」 

【その謎の人型は、そこらじゅうの地面から、建物の壁から、あちらからこちらから──】
【次々と、姿を現し始めるだろう。明らかな瘴気を伴って、“危険”のシグナルを鳴らしながら──】

【──逃げるなら今此処のタイミングのみ。去る者は追わないが、去らない者は、追うだろう】
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:42:24.09 ID:kY7D3XUo
【森】

んー、やっぱりこっちの方が遠慮しないで出来るねー……
後は、動く的でも有れば良いんだけど

【シャツカラーの白ブラウス、前を止めない灰色のイートンジャケット】
【膝丈のスカートと黒のニーソックスを穿いた、灰色の髪に灰色の瞳の少女が、木に拳を打ち込んでいる】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

【木は、所々が抉られたり削ぎ取られた様になっている】
【拳による打撃とは、少々性質が違う様にも見受けられるが】
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:43:05.34 ID:2R9o4v6o
>>721

【やはり戦闘に慣れているのか、感情が希薄なだけか】
【無表情のまま、淡々とした様子で戦闘を進めていく】

────《 射出 》

【歪んだ空間から、橙色の水晶が放たれる】
【狙いは男の腹部で、一直線に向かっていく】
【先端は平たく、速度も余り無いため、威力は低めである】

【赤色の水晶───少女の左前方、地面】
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:43:17.03 ID:LM6FnYDO
>>724
【突く度に耳やら尻尾やらがピクピク動くが、本人が動く様子は無い】
【恐らく顔を挙げれば白目でも剥いているのだろう】
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:43:39.43 ID:urt1jUSO
>>719

ふぁ〜あ・・・―――
【とそこへ】
【白のカッターシャツに青のネクタイをした少年が眠そうに欠伸しながらやって来る】
【その袖には校章が付いている事から】
【彼が学生であるのが分かる】
【そしてその左手には刀が握られている】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 23:43:38.47 ID:PaSZswoo
>>711

――――まあ、良いでしょう…………

人間の姿をした「猫」に、「可愛い」とも「可哀想」とも、わたくしは思いませんので
もっとも……少々嗜虐心が煽られて、ちょっと眼球を抉ってみましょうか……という気にはなりましたが――ね?

【なんてことはないように、この少女はそんな返答をした】
【無論、痛みを我慢しつつ涼しげな顔をして、である】

――やれやれ……余計なことを気になさりますね……

……見ての通り、怪我、でございます
打撲をして、火傷を負い、右の掌には深い切り傷――、そういえば、全身に電撃も喰らいましたね……

【一歩、退く】
【男を近寄らせまい、と無意識に体が動く】

――で、それがどうかいたしましたか?
気になるのはわからないでもないですが……、
こちらとしましては、少々勘ぐってしまうところですね

【カラスもまた、少女に合わせるかのように、再び「カー」と鳴いた】
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:45:08.89 ID:iMuVpqso
>>725
/乙でしたー
/いえいえとんでもない、話をもっと広げさせたかったのですが自分の力量不足です
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:47:33.71 ID:2luF/kSO
【廃墟】

微睡むは黎明、昇る陽は儚くも夢に届かず。
醒めれば黄昏、墜ちる陽は既に現に届かず。

夢中にて屍山を築き、霧中に於いてもまた然り。
拒む手は現に、掴む手は夢に。片や伸ばさず拒むは命、片や伸ばせど掴むは霞。
為らば総てをさかしまに。無を有に、有を無に。夢を現に、現を夢に。

【荒涼とした廃墟群の一つ、街を遠い彼方に臨んだ場所】
【床の至る所には瓦礫、壁には傷。所々に鉄骨さえも覗かせて】
【天井は長年の風雨に老朽化して崩れ落ち、明かり取りとして月光を採取している】
【それでも視界は良くは無い。街灯の一つだってて、この場所には無いのだ】

【そんな中、声が響き渡る】
【大きくはないが不思議とよく透る音色、節や抑揚は無く、感情も同様の】
【歌よりは詠唱に近い詩。だが、魔翌力の流れは感じられない】
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:48:35.17 ID:TYKzTeE0
>>730
ほっ…
【相手が気絶してるの確認し】

とりあえず警察に電話しないと…
【ドラちゃんと機械の篭手を消し、ケータイを取り出し警察に連絡しようとする】
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 23:49:05.73 ID:lEm/MUo0
>>731

…欠伸?

【気になったところは其処らしい】

時間的には問題ない。でも場所が問題。
…何でこんな所にいる?

【独り言のように呟いた後に、歩いてきた少年を見やる】
【自然と目線が刀へ行くが、何事も無かったかのように少年の顔の方に視線を向けて】

…眠いなら、何故ここにいる?

【問いをかけてみる】
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:50:23.01 ID:tIsO8aMo
>>723

【手を掛けたままのサンブレードを、顔から外し】
【片手で畳んで、ペン回しの要領で器用にくるくると回す】

………

【そうして、黙したまま“神父”の話を聞いていた少年の顔に再び現れた瞳は】
【何処か安心したような穏やかさが在ったかもしれない】

【再び細い銀色の板を片手で開き、ソレを額の位置へと戻す】

うん、うん、───カエル!なんちって〜

【肩に担いだ物を、もう一度揺するように担ぎ直して】
【笑いながら、眼前、より少し下の蛙に対して軽く会釈をする】
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:51:39.44 ID:LM6FnYDO
>>735
【その時】

【バチッ】
【何か、青い火花が青年の体に走る】
【それと同時に、何か不安定な魔翌力が青年の周囲に広がり】
【青年の下に、魔法陣が独りでに展開される】
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 23:52:11.79 ID:qz5/vI2o
>>726

――騎士、のぅ?

随分と洒落た言い回しじゃが
生憎と香美那はもう、高みで護られておるだけの姫様など御免なのでな。

【誓いの言葉に、香美那はしかし小さく跳ね除けるような声で返し】
【髪を撫でていた手をそっと離し、抱きしめるエルメアの手にぎゅっと重ねて握ろうとし】

――香美那も、正義を貫く騎士でよい。
これからも共に脚を並べ、剣を重ね――何時までも二人で、皆で歩んでいくのじゃ。

香美那はお主と対等の立場で、同じ物を見て行きたい。分かち合っていきたいのじゃからな。
……どうじゃ?騎士と姫様などよりも余程洒落ておると思わんかや?

【護られる立場などでは不足。共に歩んでいきたいと】
【香美那はエルメアの誓いに重ねるようにして、胸に抱く想いを超えにのせて伝えていく】
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/08/31(火) 23:53:05.86 ID:CXlBWIwo
>>732
「手当てでも、と……思わなくもなかったけれども
 ……今の君には、いや普段の君を知るわけでもないが……どうやら、お節介のようだ」

【しばらく相手の怪我や様子をうかがっていたものの、やがて半歩横に出して向き直りかけ】
【ふと、もう一度相手の方を返り見る】

「私は……宵晒
 宵晒雲母……この子は、セルマ……君の名は?」

【ごくごく自然な、ありふれた質問をふと投げかけて】
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:53:49.29 ID:Pc3hjEDO
>>729

はっはは、随分と可愛らしい能力じゃないですか!
色とりどりで羨ましい限りです!
【何が羨ましいのかは不明だが、少なくとも興味が湧いたのは事実らしく】

なら次は黄色でも出して下さるんですかァ?
【虹色を予想したらしい、そんな冗談を口にする】

……遅いッ!
【左足を一歩引き、コートから抜いた右手の手斧、その側面で水晶の平らな面を撃ち落とそうとするが】

【引いた左半身は一応何らかの罠を危惧しているらしく、何かが起これば直ぐ後ろに待避できるように】
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:54:01.24 ID:TYKzTeE0
>>738
え?
【その光景を呆然と見ている】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:56:37.44 ID:AsEjwv6o
>>722

ほんと、飛んで見たり火も水も電気も何もかもできちゃってもうっ。
まぁ、魔術は実用性。手品は飽く迄人を楽しませる為の物なんだけどねー。
……これは、単純な手品だよ。よーく見ると、裏面の柄が全部違うの。

【魔術と手品の割り切りは出来ているらしい。それでも納得出来るかどうかは別で】
【すべてのトランプを裏返し、柄が見えるように置く。遠巻きに見ても違いは判らないだろう】
【近くで良く見たとしても、その差異はごく僅か。点の数や、其れ位しかない】

そーそ、イベントがある時だけ忙しくって、後は暇で暇で。
ん、生活にも困ってないし、仕事も無くはないし、万々歳だねー。

……まぁ、そんな怖い顔しないでよ。私はそこらのチンピラじゃないんだからっ。
ほーら、スマイル、スマーイル。

【鋭くなる目つき、感じる慣れた人間のソレに苦笑を浮かべて】
【手をひらひら振った後、自分の口角を指で持ち上げ、笑顔を作ってみせる】

―――ん? 情報屋……ふむ。
私はルシア。ルシア・マリカ。知っての通りの手品師だよ。
…………それで、貴方は?

【情報屋と聞いて首を傾げ、何やら思案するような表情を見せる】
【が、直ぐに元の微笑に戻って、問われた名を答えて名前を問い返した】
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/08/31(火) 23:59:16.92 ID:LM6FnYDO
>>742
【下に展開した魔法陣が強く輝き、強い光が青年を包んだかと思うと】
【次の瞬間、彼は消えていた】

【転移術式、それも時限性の物】
【おそらく彼が倒れた時の為に何者かが仕掛けた物なのだろうが…術が上手く発動しなかったのかその魔翌力は不安定だった】
【どこかに送られた彼はどうなるか…案外すぐに出てくるかもしれない】

/乙でしたー
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:59:32.17 ID:urt1jUSO
>>736

―――・・・ふぁ・・?人ぉ・・・・?
【とそこで初めて少女に気がついたらしく】
【眠たげな言葉と視線を少女に向ける】

僕は・・・只の帰り道ですよ・・・
貴女こそこんな所いたら危ないですよ・・?
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/08/31(火) 23:59:42.69 ID:2R9o4v6o
>>741

【橙色の水晶は撃ち落とされ、地面へと刺さる】
【──打ち落とした際の感触で、分かるだろうか】
【水晶は異常なまでに硬く──生半可な攻撃では、ヒビすら出来ないだろう】

……どこが、可愛らしいの?
黄色なのは───当たりだけど。

【隠す理由もないのか、あっさりと答え】

───《 射出 》

【歪んだ空間から、男の右肩を狙って黄色の水晶が撃ち出された】

【赤色の水晶───少女の左前方、地面】
【橙色の水晶───男の目の前、地面】
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 00:00:49.34 ID:VGxHYms0
>>739

……ん……、二人で騎士、ですか……。
良いですね――素晴らしい事、です。一緒の世界を、一緒に……。

【――其れは、女性に恋心を抱けない、エルメアなりの……一番、彼女の近くに居られる方法だった】
【だが、香美那という少女は、其れよりも更に踏み込んだ関係を、エルメアに提案してくれた】
【だったら――エルメアが、二人の騎士≠フ提案を拒絶する理由など、存在してはいないのだ】

……ん、ぅ……。なんだか、眠くなってきちゃいましたよぅ。
此処で……寝ちゃいましょうか……?

【この時間だけで、彼女の中で様々な思いが駆け巡った。気疲れとは違うが、体力を消耗してしまったのだろう】
【彼女が体内へと魔翌力を流すと――背中に現われたるは、純白の、天使を彷彿とさせるような翼だった】
【翼が、二人を包んでいく。……温かい。魔翌力で出来ているとは思えない程温かく、柔らかい感触を覚える事だろう】
【エルメアは其の翼に包まれて、うつら、うつら……瞳が、だんだんと重くなっているようで……――】

……おやすみ、なさい……。

【其の言葉を、最後に。彼女は、今度こそ夢の中へと落ちていってしまったようだった】
【……幸せそうな寝顔だけを、香美那に晒しながら】

/時間も時間ですし、此処で切りませう。二日間お疲れ様でした!
/ちなみに移動する事もできるよ!よ!
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 00:02:20.47 ID:W.13K.60
>>744
き…消えた…
はぁ…警察に事情聴取されないと……不幸だ
【そう言いながら】
【彼女は来た警察官に事情聴取を受けたり、編集長から雷を落とされたりされたようだ】

/乙でした〜
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 00:02:36.74 ID:JQwXU0E0
>>745

――――…どうして、無防備な人間が多い?
不可解だ。

【疑問の声こそ上げているものの、抑揚の無い声からは感情が察せられない】
【無表情なのも、感情を感じ取りづらくしている】

…迷った

【ただ一言それだけ告げる】
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:02:53.50 ID:W5gKX3oo
>>737
おう、気をつけてな

【合わせて頭を下げ、また帽子が落ちそうになって慌てて頭を上げる】
【別れを後押しするかのように、涼しい風が抜けていき、帽子は地面に落ちてしまった】

一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです
しかし、もし[ピーーー]ば、豊かな実を結びます

【目の前の蛙を意識していなければ、まさしく聖霊の声と思われたかもしれない】
【迷いの無い声が、聖書の一節を読み上げた】

なんとなく俺が好きな聖句の一つだ 覚えてけ あ、意味は自分で考えてなっ
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 00:03:26.38 ID:NEJqKqoo
>>740
――なるほど……
手当て……、受けたくない訳ではありませんが、何と言いますか、「性分」でして
例え医療機関だろうと、無闇に身を任せる……というのが苦手なのです

――そして、それは、「相手」にとっても同じ……
素性の知れない相手を治す――……、少々末恐ろしくはございませんか?
お互いが近付けば、懐を刺される危険性もあるでしょう

ゆえにわたくしは……、「わたくしのような人間を治療するのはオススメできません」と、申し上げるのです

【少し……ほんの少しだけ、彼女を取り巻く空気が、和らいだ――】
【「手当て」という、一応はこちらを気遣っている言葉に、ある程度警戒心を緩めた……ということだろうか】


…………宵晒雲母様に……セルマお嬢様……ですか……――
名乗られたら名乗り返す……一応、「信条」ですので……

【一旦言葉を止め、軽く息を吸い、】


……『ウェル子』――でございます


【凛とした名乗りが、静かに響き渡った――】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:07:02.94 ID:T45peQAo
>>727

(ああ―――、異界のコレは、あの方が関わっていたんです?)

【異形を見ても、歩みは止めない】
【右手の白手袋を、取り外す】
【現れたのは、異形と同色に変化したオーロラ色の右手】

黄金郷は、確かに忘れられないです
全てを受け入れてくれて、ずっと幸せ、素敵です

【とろり―――、瞼が力を失った】
【甘い思い出に浸るような、眠たげな表情】

…でも、わたしが其処に行っても、仕方ないんです
わたしが塗り変えるべきは、この世界、です

だから――、其処を退け

【紅茶色の瞳が揺らぐほどの意思を持って】
【前方の異形に対して、右手を、左から右に薙ぐ動作】
【直接的な攻撃はせず、精神力だけで跳ね除けようとする】

望みがあるなら只一つ
テメーの主様くらい、自分で見ときやがれ、です
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:10:04.69 ID:PHo95kDO
>>746

ああ――女の子らしい、と言えば正しいんですかね、カラフルで

安心したようながっかりしたような、そんな気分です
(まあ曲がりなりにも水晶ですよね…、ガードは極力避けた方が良さそうだ)
【罠が無かったのを安心すると同時に、右手に襲いかかる衝突による痺れに苦笑いを浮かべ】

【飛来する水晶を捉え、先程手にした赤色の液体が入った小瓶――パチンと蓋を開け、少量口へと垂らし】
【逆の動作で胸ポケットへと仕舞うと】

そろそろ潰しに行こうじゃありませんか!
【相手に向かって突進、その際右肩に黄色の水晶が刺さり、苦痛に顔を歪める】

【先程距離を離した為、接近までは若干時間が掛かる】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 00:10:03.44 ID:3VeqnMQ0
>>743
……新たな生き物を作ったり、強力な薬を作ったり、か……
確かに、楽しませてもらっている。あの魔術師ではこうはいかんだろう
……なるほど、パッと見にはわからない仕込みだな。面白い……!

【自分の見知っている例を、さりげなく付け加える猫】
【そうして、ふわりと笑みを浮かべ、頷いて見せる。どうやら、相当に見入っていたようだ】
【そして、種が明かされると、興味深げにカードの柄を見つめる】

……そうだな。ある面では理想的な生き方かもしれん
自由に使える時間も多いのだろう? ……いや、聞くまでもない事か

【『イベント』と言う言葉を、大規模なパーティか何かと捉え、そのまま聞き入る猫】
【どうやら、完全にマジシャンとしてのイメージで少女を捉えているらしい】

ん……ふふ、そうだな
せっかくの休みだと言うのに、わざわざ気を詰める事もない……

【おどけて見せる少女の仕草に、ふと安らいだような笑みを見せる】
【この少女に凄んで見せても、何にもならないのだ】

まぁ……情報の方はあまり縁の無い話かも知れんがな
ルシア・マリカ、か……承知した。よく覚えておく
俺の名前は、アーディン=プラゴール……先ほども話した通り、酒場『八福尽星』の用心棒頭をしている

【情報と聞いて考え込む仕草を見せたルシアに、一部の人間にしか用の無い話だと言いながら】
【ルシアの名前を覚え、そうして自身の名前も名乗る猫――アーディン】
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:10:36.25 ID:xjvekgMo
>>750

うん……分かった!有り難うっ

【何が「分かった」のか……礼の言葉と共に駆けだした少年は】
【少なくとも、滑りやすい場所で「安全に気を付ける」ということは理解していないようで】

そうそう、さようなら、また〜

【途中で立ち止まり振り返り、別れを告げてから、また走り出す】
【暫くすると、少年の姿は街の方向へと消えて行くだろう】

/乙でしたっ
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 00:10:58.38 ID:aE9iekYo
>>747

うむ――?城に帰ったほうがいいと思うが、まあ……よいか。
エルメアが其れを望むならば、香美那も一緒に――添い寝するのも吝かではないな。

【眠気を訴えるエルメアに、優しく微笑みかけながら】
【彼女の熱と、生み出された翼による温かみを感じ】
【香美那は胎児のように身体を丸めて――きゅっと瞼を下ろし……】

お休み、なのじゃ――
明日も明後日もずっとずっと……香美那の傍におってくれよ……?

【最後に寝入るエルメアの額に触れるだけの口づけを送ると】
【離れないように強く抱きしめると――それきりは小さく呼吸を鳴らすだけで、同じく幸せそうな表情で眠りについた……】

/あいよー、お疲れ様でした!
/それはまさかアレか、翼に脚が生えて自動的に(ry
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:12:42.73 ID:oQPjSy.0
>>727 >>752

【その者は首を振り――なんだか残念そうだ】
【構えなどしない。ただ――ポキポキと両手の指を鳴らし】
【脱力したかのように――戦闘体勢に移る】

【結局、あの槌はなんだったのだろうか――?】
【この者の目的とは―― 一体――?】
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:14:29.46 ID:57RVtkSO
>>749

ふぁ〜あ・・・眠い・・
【とそこでまた欠伸】
【その姿は少女の言う通り無防備この上ない】

迷子ですか?僕今から、ここから大通りの方に出るつもりなんですが・・一緒に来ます?
【と迷子からの脱出法を提案する】

/すいません、風呂入って来ます。直ぐ戻ってきます。
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 00:15:01.25 ID:hsu0C.DO
>>751
「成程……一理あるかもしれない、ましてや服や装飾とは違う自分自身……
 刺されたならばそれも一興だけれども……刺されたいとは思えない、もの
 ………決して限界を超えて無理をするような……無用心な人でも無いようだ。了承したよ」

【ひとたび口を閉じて相手の言い分を聞き、確かに納得した上で拒否を承諾】
【僅か、表情の無い唇に笑みを乗せて半身返し】

「ではレディ・ウェル子。また……きっと、近いうちに会うだろう……
 ……さようなら」

【希望ではなく断言に近い予想、変わらぬ表情で言うと相手に背を向け】
【「にゃあ」という音のみを残して去っていった】


/お疲れ様でしたー
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:15:15.46 ID:eA4OPvMo
>>753

……良く分からない。

────《 爆破 》

【右肩に刺さった黄色の水晶が爆発】
【規模・威力共に大きくは無い───が、侮れる威力でもない】

【が、突進に対する反応はこれだけで───】
【この攻撃で止まったりしなければ、突進を対処する術は無いだろう】

【赤色の水晶───少女の左前方、地面】
【橙色の水晶───男の後方、地面】
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:16:50.00 ID:W5gKX3oo
>>755
さようならぁー 元気でいろよー

(いい奴だよなー うん、人外だって神の恵みに預かれるさ…あ、あそこに蝿がっ!)

【その後、水で作られた手が帽子を拾って、少年に手を振っていたとか】

/乙でしたー 予想外なところで規制が入って聖句が台無しにっ
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 00:22:04.62 ID:JQwXU0E0
>>758

――――…

【無表情で、右手で腰の緑のボトルを一本取り】
【それから少年に向けて水をかける】

…お願いしたい

【水をかけた上で頼むのもなんであるが】
【ほんの少しだけ頭を下げる】

/了解しました
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:26:04.65 ID:93h7d8Ao
>>754

まぁ、魔術は汎用性が高すぎて逆に面白みがないのよねー。
火ぃ熾しても魔術ですから、で通っちゃうし。流されちゃうしね。

【トランプを良く見せた後、両手で集めて一つのデッキに戻す】
【トランプの置かれていた場所は当然空中で、何も無い】

理想とも言えるけど、自堕落的でもあるんだよね。
なかなかどうして、やる事が無いというのも難しいし。

【公園で暇だ暇だ言ってしまうほど、休みが多いのだ】
【自堕落というか、ただの暇人というか、微妙なところである】

アーディン プラゴール……ん、覚えた。用心棒さんね。
また何か機会が会ったら、訪ねるかも知れないから、その時はヨロシク。

【相手の名を復唱し、一度頷いてから頭を下げて】

さて、と。
そろそろ私は帰ろうかと思うんだけど、貴方は如何する?

【ふと空を見上げ、もうこんな時間かと呟いた後にそんな問いかけ】
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:27:16.92 ID:GynKC2Uo
>>734
/まだいらっしゃいますか?
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:29:49.45 ID:PHo95kDO
>>760

…しまったッ!
【橙の水晶に罠が無かった事に安心しきっていたのだろう、少女の声に反応するかのように左手で水晶を引き抜き、投げ捨てようと手を離したと同時に】

【そのまま爆発】

っ……つぁー…
【左腕で頭やらを庇った為、上半身各所に傷を負いつつも致命傷には至らなかったようだが、足は止まった】

――痛いじゃないですか……何てことするんです
【そうぼやいて、次の手へ】

【斧を持った左手を少女の方へ突き出し】

――貫け、大針
【やがて男の右側に、氷によるドリルのようなものが錬成されていく】

…行けッ!
【割と鋭く、長めのそれは男の号令と同時に空を裂いて少女の方へ向かっていくが】

【狙いは後ろの空間の歪みらしい、少女とは若干軸がずれている】
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 00:30:26.18 ID:NEJqKqoo
>>759

――貴方様がわたくしに向けている感情……
それが、「好意」か「敵意」か、はたまたそのどちらでもないのか……

……感じ取れない以上、わたくしは、こうやって、距離を置くしか無い――

【この言葉は……ある意味では、「助言」だろうか――】
【懐に潜り込みたければ、懐をさらけ出せ――という意味合いの……】

【――何にしろ、ここでウェル子は、警戒を解く】
【単純に疲れたのもあるが、とりあえず危険が及ぶことはないだろう、との判断】

近いうちに再会……ですか――

【ふっ――と、口元をほんの僅かに歪めて、】

浮世が滅びぬ以上……その予想は当たってしまうのでしょうが……
状況によっては……次に会うとき、貴方様とセルマお嬢様の眼球の安全は……保障できませんよ?

【言い終えて、こちらもまた、踵を返す】


――では、さようなら……


【カラスを、闇夜へ放ち、ウェル子は、歩き出した――】


【――と、見せかけて、息を切らしながら、ベンチに再び座りなおしたらしい……】


/お疲れ様でした!!
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 00:31:36.35 ID:K.BQLRAo
>>752 >>757

【──ゆらゆらと揺らめく、その異形】
【少女が晒した極光の右手に──ぴくり、蠢いた瞬間だった】

 「──────!!!!」

【──ぎゅぱんっ!】
【少女の前にいた異形は、その薙ぐ動作に呼応して】
【突如、見えざる何かに弾かれるよう、勢い良く真横へと吹き飛んでいった】

 【「────嘘?」】

【女性は、思わず後ろを振り向いて──】
【酷く無機だったその表情に、初めて驚愕の情が滲んだ】


【──至る所から次々と現れた異形たちも】
【その光景を見ると、怖気付くようにして少女には近付こうとしなかった】


 ────貴方達は、何なの?
 ……嘘よ。嘘だわ。どうして、──.一体、何、──


【──異形たちは、女性の動揺に呼応するかのように、】
【槌の人物の方へも近付こうとはしなかった。それどころか、離れるように後退りさえし始め】
【特に、あの得体の知れない槌に対しては忌み嫌うような素振りすら見せ──】

 ──そう、ね
 此処は、もう、私の在るべき場所では、ないわ

 ────さよう、なら

【──そう、零すように呟くと】
【女性は少年を連れて、異形たちと共に地面に溶け入るようにして消えていくだろう】
【後に何も残さず、死体すらも肉体がかき消されていて──様々な謎だけが残る】

//ぐえー遅くなってごめんなさい、
//では此方はこの辺りで失礼致します。お疲れ様でした、ありがとうございました!
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:31:52.16 ID:PHo95kDO
>>760
/>>765
/【斧を持った左手を少女の方へ突き出し】←右手でした、失礼しました
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 00:32:21.38 ID:RTykLMSO
>>764
//貴方の後ろに
//と見せかけて上にいます
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:35:52.44 ID:eA4OPvMo
>>765

…………。

【落ち着いて、氷のドリルの狙いを見ると】
【何もしない──空間の歪みには、ソレは当たらないだろう】
【何の仕掛けもなければ、歪みを摺り抜けてどこか遠くへ向かっていく】

───《 射出 》

【歪んだ空間から、男の左膝を狙って緑色の水晶が撃ち出される】
【水晶自体の攻撃翌力は低いが──下手に当たったらどうなるかは、男が体感したとおりだろう】
【狙いや軌道は単純なので、三度目ともなれば対処は容易ではあろうが】

【赤色の水晶───少女の左前方、地面】
【橙色の水晶───男の後方、地面】
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:39:17.52 ID:T45peQAo
>>757 >>767

―――――

【全てを、只そのままに受け止めて】
【謎も、謎のまま、受け入れて―――今度は理解しようとしなかった】

…嗚呼

バイバイ、です

【そう言って、決別した筈なのに】
【未だ右手は異色のままで】

【――何も言わずに、白手袋をはめると】
【少女もそのまま、歩き去っていくだろう】


/了解です!
/お疲れ様でしたー!
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 00:39:18.07 ID:3VeqnMQ0
>>763
あぁ……そういう意味では、一方で非常に味気ないと言う事も出来る、か
確かに、手品の魅せ方を魔術で流されては、趣に欠けるな

【今現在、ルシアの手品に『魅せられて』いるアーディンは、トランプを注視しながら同意する】
【どうやら、間近で見る手品は、非常に興味深いものだった様だ】

……その通りかもしれんな
今の俺がその状況に置かれれば、自堕落な状態に墜ちるのも早いだろう……
……時間を活かせる人間と言うのも、羨ましいものだ……

【貴重な休みに、する事もなくふらついている様な男である】
【恐らく、時間を掛ける趣味と言ったものは一つもないのだろう】
【目的なく、時間だけが余ると言うのも、辛いものなのだ】

あぁ、こちらこそよろしく頼む
……今日は面白いものを見せてもらったな。店に来た時には、何かサービスしてやろう

【挨拶を返し、軽く微笑んで見せる】
【どうも、この手品を痛く気に入ったらしい。店でサービスをつけるとまで言った】

……そうだな。そろそろ家に戻るか
丁度良く腹も減ったところだ……後は、猫たちと戯れているよ……

【同じく空を見上げ、一つ頷いてから視線を下ろすアーディン】
【夜の仕事についていると言う事は、彼の休日はこれから始まるのだろう】

では、お先に失礼するぞ、ルシア
……道中、気をつけてな……

【軽く手を挙げ、挨拶を済ませると、アーディンは公園の出口へと歩いていく】
【呼び止めねば、そのまま夜陰に紛れて、姿を消してしまうだろう】
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:39:54.15 ID:GynKC2Uo
>>734

んうぅ……

【廃墟の一角、黒く染まったその場所でその声に釣られるように何かが起きる】
【何かはそれこそゴミのようにその場に蹲り、よっぽどの数奇者か注意深い者しか気付けないだろう】

…………?なんですかコレは?

【上半身を起こしてキョロキョロと周囲をうかがう、ようやく其の何かの姿が露見する】
【膝下までありそうな長い髪、もっともそれは地面に垂れている】
【人工物を思わせるような輝きを放つ金の瞳】
【先程の「黒く染まった」物はどうやら黒いローブだったようだ】

歌声です、か?

【その顔は少年とも少女ともつかず】
【その身長は座った状態からでもそれ程大きくないのが判るだろう】

/なんだ上ですか、壁の中ですね
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 00:41:35.65 ID:9neEUOU0
【街中】

・・・・・・。

・・・・・・おえっ

【襤褸切れの様な服を着た青年が道端の塀に寄りかかるように座っている】
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:44:08.25 ID:oQPjSy.0
>>767 >>771

【左手を伸ばし――ゆっくりと左肩に黒い大槌を担ぐと】
【――ドス――ドス――ドス】
【闇に飲み込まれるかのように――ゆっくり歩んでいくだろう――】

【怨霊の泣き声と共に――――】

/二人とも乙でしたー
/遅れてしまって申し訳ない。無言て難しい・・・
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:44:47.17 ID:57RVtkSO
>>762

ぶッッ!?
【顔面に水をかけられて】
【最初は何が起こったか分からないような顔をしたが】
【お陰で目は冴えたようで】

・・・こっちですよ
【と歩き始める】
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:45:49.01 ID:57RVtkSO
>>762

/追記、
/只今戻りました。
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:46:04.36 ID:PHo95kDO
>>770

チィ……予想はしてましたがやはり無理か…
【すり抜けたドリルを眺めて悪態を吐き】

――出来ろ、壁ッ!
【そう叫ぶと同時、緑の水晶を防ぐように、小さめだがやや厚いタイルのような氷の壁を錬成】
【水晶を弾くと同時に、跳び上がり少女に向かい駆け出す】

(何かカラフルにさせちゃ拙いような予感がしますから…)

【先程距離を詰めた為、接近するまでの時間はそう掛からず】

【接近出来たなら、右手の手斧を少女の左肩向けて切り下ろそうとする】
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:47:28.65 ID:93h7d8Ao
>>772

手品で出来ることなんて、魔術でも出来て当然だからね。
其れを如何に不思議に見せるか。手品ってのはそういう物だと思う。

【52枚の1デッキに戻されたトランプを、よくシャッフルした後に仕舞う】
【仕舞う、とは言ってもポケットもかばんも無く、何処かに消えたと表現した方が近いかも知れない】

本当に。
私もこうして暇しちゃってたし、時間はありゃいいってもんじゃないのよ。
目的がある時こそ暇な時間をまわしたいものだけどねー。

【羨ましいよねー、と同意を表す言葉を呟いて】

お、それは期待しちゃっていいのかな?
とはいえ、本当に訪ねられるかどうかはわかんないけど。

……それじゃ、またね、アーディンさん!
暇を弄ばないようにねー!

【公園から去ろうとする相手に、人の事をいえないような忠告をしつつ】
【右手を振ってその背を見送った】

/お疲れ様でしたー
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 00:49:54.71 ID:JQwXU0E0
>>776

…起きたか

【ボトルを元の位置にかけなおしながら】
【少年の様子を気にする気配は無い】
【どちらかといえば、途中で寝られたら困るからだったようだ。途中で寝る人間はいないと思うが】

【無言でその後ろをついていく】
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 00:51:16.54 ID:RTykLMSO
>>773

せめて胡蝶で有れたらと、叶わぬ望みを希う。
未だ天蓋に月は亡く、星は在れども骸に届かず――――。

【独り言のような問いに答えは返る事も無く、ただ詩の結びだけが響き渡る】
【気付いているのか、いないのか。声の主は、其れさえも表に出さないままで】
【僅かな月明かりが、彼とも彼女ともつかない輪郭を照らし出す】

【注意は向かない。無関心か警戒心の欠如か、向けられているとも解らない程に希薄なだけか】
【ぱちん、泡の弾けるような微かな音が聞こえて】

【白皙の人影は、漸く薄く目を開く】
【双眸は、透き通った蒼色に煌めいていた】
//いいえ、天井裏です
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:56:47.58 ID:57RVtkSO
>>780

嫌々、起きましたけど!何するんですか?!非道いじゃないですか
!!!
【と歩きながらポケットから出したハンカチで濡れた顔を吹きながら】
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 00:57:06.67 ID:eA4OPvMo
>>778

【接近、及び攻撃は成功し】
【左肩が切り裂かれ、鮮血が舞い】
【顔色一つ変えていないものの──決して、ダメージは低いわけではない】

───《 迎撃 》

【──が、少女も何もしていないわけではなく】
【相手の攻撃とほぼ同じタイミングで】
【男の後ろの橙色の水晶から、エネルギー弾が背中を狙って放たれる】

【成否に関わらず、役目を終えた橙色の水晶は自ら割れる】

【赤色の水晶───少女の左前方、地面】
【緑色の水晶───男の後方、氷の壁】
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 00:59:06.37 ID:3VeqnMQ0
>>779
ふむ、魔術によらない限界を、如何にさらりとこなして魅せるか……
ここを突き詰めると、実に趣深いものだな……

【トランプがどこかに消え去る様まで、じっくりと見守っている】
【最後まで、その挙動が気になっていたらしい】

……まぁ、難しい事を考えるのも良いが、今は頭をからっぽにしておこうか……
俺の方は、せっかくの休みでもあった事だしな

【常に、酒場内の人のやり取りを見守ると言う、神経を使う仕事をしているのだ】
【休日くらいは、頭を休めようと思ったらしい】

あぁ、ご来店の際には、要望になるべく答えよう
その時は、君も賓客の一人だ
……ではな

【丁寧な口上で別れを済ませるアーディン】
【そのまま歩み続け、公園の外へと出る】

……ふむ、まだ子供っぽさの残っているところもあるが、それなりに重みを積んだ人間の様だな……
ルシア・マリカ……彼女も、立派な一人の『大人』かもしれん……
……しかし、中々に斬新なものだったな、手品と言うものは……

【独り言を呟きながら、夜の中へと消えていくアーディン】
【どうやら、最後まで手品が印象に残っていたらしい】

/乙でしたー!
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 01:00:27.71 ID:JQwXU0E0
>>782

…途中で寝られても困る。今の道案内は貴方だけ。

【言い方に酷いものがあるが、仕方が無い】
【非道いといわれようが眉一つ動かさない】
【もっとも、前を見て歩いてるならば分からないかもしれないけれども】
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 01:02:38.26 ID:GynKC2Uo
>>781

(……?むつかしい言葉です……)

【自然と声の主の方向へと首を動かし】

(あ――――人、です)

【声がしている時点で気付くべきであるが寝起き故致し方無し】
【もっとも殆ど寝なくても良い程度には出来ているが……そんな事はどうでも良い】
【その金の双眼で人影を見つけるやいなや】

うあ――――……

【直ぐ様震える身体を起こして、その場から逃げ出そうと走る、が】

――――うくっ!……

【ペタンやらベタンやらベキリやら音を立ててすっ転ぶ】
【先の転んだ音は思いのほか大きく、多分気付くだろう】
【注視すれば転んだ床がひび割れている】
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 01:12:43.72 ID:PHo95kDO
>>783
――痛いですか?
我慢強い方なんでしょうか?
【ふっ、と笑みを零して、顔色を変えない少女に問い掛け】

先程の氷の壁を見たでしょう…もう貴女の攻撃は――……
【男は慢心していた】
【先程の攻防のやり取りから、相手の攻撃は全て空間の歪みから放たれるものだと】

【その為後ろから迫るエネルギー弾に気付くのが遅れ――】

…――ッ!

【振り向いて、咄嗟に右側へ回避しようとするも間に合わず、脇腹に穴を穿つ結果に終わる】

ちょっ……いッ………つ……ッ!
【手斧を持った右手で流血する腹部を抑え、声も出せない程に痛みを感じたまま】
【何とか左手で組み伏せようと、首を目掛けて伸ばす】
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 01:18:54.33 ID:RTykLMSO
>>786

…………?

【どうやら、他人の視線には敏感な性質らしい】
【何か超然としたような蒼の瞳が、過たず相手を捉える】
【刺すような、と称する程でも無かったが、切れ長の目許と醒めた眼光は、温かみから掛け離れている事もまた事実】
【無理も無い、かもしれない】
【かくり、相手が自分を認識し、逃げ出そうとするのとほぼ同時】

【人影は緩く緩く首を傾がせて、さも何故逃げられるのか解らないと言いたげに懐疑の雰囲気を醸した】

【そうするのも束の間、口を開いて曰く】


――――如何した、幽霊にでも遇ったような顔をして。
そりゃ時刻から鑑みても可笑しくは無いだろうが、なあ……。


【との、事だった】
【惚けるにも程が有るだろうと言いたくもなろう問いで、然し的を射ていないかと言えばそうでもない】
【とは言え、床をどうにかする程の勢いですっ転んだ相手への最初の言葉としては、些かに不適切だが】
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 01:21:13.85 ID:eA4OPvMo
>>787

……痛いという概念を、私は知らない。

【──つまり、少女には痛覚が存在しないらしい】

……………っ

────《 射出 》

【華奢で小柄な身体の少女は、あっさりと組み伏せられるが】
【なんとか離させようと、今度は緑色の水晶からエネルギー弾を撃ち出した】

【先程同様、成否に関わらず緑色の水晶は割れる】

【赤色の水晶───少女の左前方、地面】
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 01:26:37.35 ID:GynKC2Uo
>>788

ぐぐぐぐ…………

【酷くもっさりとした動きで起き上がり】
【ぽんぽん、とローブに付いた埃を払う】

貰い物を汚しては駄目、です……――――
あ…………

【一通り払い満足気な笑みを浮かべた後、今の状況を思い出し】
【そちらを見てプルプルと震えだす】
【その視線が恐いのか、人そのものが恐いのか】

暴力はやめて下さいっ……

【自分の身体を抱きしめ、何だかワケのわからない事を言う】
【よく見れば少年とも少女ともつかないモノの身体は転んだというのに怪我が無い】
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 01:30:50.56 ID:PHo95kDO
>>789

が、か……ッ、壁ェ!
【口から溢れ出した血液に言葉を詰まらせながらも、組み伏せた状態で氷の壁を錬成する
【今度は一点集中型、より厚みを増したそれで相殺を図ろうとする】

【無論突き抜けた時のために、先程爆発を受けて尚ある程度機能した義手を盾にしつつ体を少女へと密着させる】

【念の為に注釈するが、次弾撃ったらお前にも当たるぞ、という目的での密着である】

……貴女は、人間ですか?
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 01:37:51.59 ID:eA4OPvMo
>>791

【エネルギー弾は然程威力は高くなく、氷の壁と相殺】

───《 集束 》

【状況を理解したようで、攻撃はしない】
【──が、赤色の水晶に光が集まっていく】

…………違う、私は人造人間《アンドロイド》

【赤色の水晶───少女の左前方、男の右後方、地面】
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 01:39:04.72 ID:0C0.37Qo
【路地裏】

【そこに、黒がいた】
【より正確に言うなら、人型をした黒い物体】
【顔の部分には凹凸はなく、口のような切れ目が入っている】
【その手には、鞘に収められた長大な刀が握られている】

う・・・おお・・・お・・・。
【黒は、唸り声を上げる。まるで赤子の産声のように】

おお・・・おおおお・・・!
【そして唸り声は・・・叫びへと昇華する】
おおおおおおあああああ――――――ッ!

おれは――――ッ!何のために生まれたのだ――――ッ!?
【最初に発した言葉は――『疑問』だった】

だが・・・ッ!何をするべきかは分かる・・・。
『戦い』だ・・・ッ俺はッ、俺の本能はッ!『戦い』を求めている・・・・ッ!
【それだけ呟くと、黒は、動き出す――】
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 01:44:27.81 ID:RTykLMSO
>>790

(まるで小動物だな。微笑ましくは有るが、どうにも――)

【ふむ、と小さく鼻を鳴らして、一挙一動を目で追った後】
【怯えるような様子を見て、差し込む月明かりへと視線を移す】
【人影なりの配慮なのだろう、か?】

其れが答えになってると思うなら、少し日常会話について学ぶ必要が有りそうだが……。
――……まあ、この際良いや。どうでも。

逆に訊くけど、何故オレが暴力を振るう、と?

【若干辛辣で、皮肉ったような台詞を吐き出す。斜に構えていると言うか】
【如何にも一癖有りますといった、捩くれた態度が影の常態らしかった】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 01:47:29.15 ID:PHo95kDO
>>792

ハッ…、そのアンドロイドが何だって……こんな所でこんな事やってんですか…

主人の所へ帰って尽くしてれば良いものを…
【次の行動を起こさない少女に対し、組み伏せる力を緩めて身を起こして残る水晶に顔を向ける】

私にもう、……攻撃の意思が無いとか言ったら見逃してくれるんですかねぇ…
(血と…水分を失いすぎだ……、クラクラする…)
【恐らくこの男もこれ以上は身が持たないのだろう、顔はみるみるうちに青ざめていき、頭もフラフラとおぼつかない】

【一度首を動かし、右肩の辺りで口元を拭い】

駄目ってんなら…、何か大技っぽそうなアレよりも先に貴女の首をバッサリ行きますが
【腹から右手を話、刃を少女の首もとに向けて突き出す】
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 01:50:56.40 ID:GynKC2Uo
>>794

人は恐いですからっ!だから暴力を振るうんです!
鉄砲を向けられたり、切りつけられたり、殴られたりしたからです!

【もはやその言葉は支離滅裂の様を呈しているが】
【兎にも角にも何かしら人から害を受けてきたらしく、恐れているようだ】

貴方だってきっと同じなんです、悪意を振るって当たり前のように……
当たり前のようにっ……

【と、ここでボタボタ涙を流し始めた】
【感情の限界容量でも越えたのだろうか】
【そんな事をしている暇があるならとっとと逃げ出せばいいものを……】
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 01:51:47.62 ID:eA4OPvMo
>>795

……その主人の命令。

…………そう、なら見逃す。
私も──まだ、死ぬわけにはいかない。

【あっさりと、同意する】
【──が、下手に離れたら、その瞬間撃ちぬく気満々である】
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 01:59:35.00 ID:PHo95kDO
>>797

ち…どうだか
だいたい、何の目的が有ってそんな命令させてるってんですか……

まあ、貴女が死のう死ぬまいがが私には関係ありませんが…、なら交渉は成立――
【そう言って少女から離れようとして――】

…変な事考えてないですよね?
【あっさりと了承したその態度を不自然に思い、右手を構え直して訪ねる】
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 02:06:41.67 ID:eA4OPvMo
>>798

……知らない、私は。
どちらにしろ、逆らえないから…………。

……──言ったはず、私は死にたくないと。
貴方の要求を飲まなければ、私は死ぬだけ……。

【表情を一切変えず、淡々と説明】
【理にかなっており、表情から読み取るのも難しいだろう───】
【──とはいえ、どこか不自然なのも事実である】
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 02:13:42.19 ID:PHo95kDO
>>799

良いように使わされてる道具なだけですか、惨めなものですね…
……逆らえないとはどういう事でしょうか…、やはり主従関係という奴です?
【そう訊いている内に再度垂れてきた血を拭い】
じゃあこうしましょう
【左手を上げ人差し指を立てて、説明し始める】
貴女がまずこの歪みとあの水晶を消してですね
【そのまま空間の歪みと水晶を説明に応じて指差し】

……まあ、それだけですね、それが終われば私は離れます、貴女を逃がしてやります
【指を指す必要性があったのか解らないが、とりあえず攻撃手段を封じてしまおうとの事】
【嫌味なくらい恩着せがましい言い方も、此方が逃げるということにしたくないらしい意地から来たもの】
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 02:13:46.82 ID:57RVtkSO
>>785

寝ませんよ!
【と否定するが】

・・・多分
【そう付け加える】

/すいません、寝落ちしかけました。
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 02:14:19.53 ID:RTykLMSO
>>796

……成る程、有り難う。よーく解った。
詰まる所オレは、弱い者虐めが大好きなチンピラ、
或いは易々獲物を逃がすようなドの付く三流快楽殺人者、
若しくは……ああ、兎も角、そういう奴等と一緒くたにされてるって事だよな。甚だ不愉快だ。

【受け取り方が恐ろしくズレているような気もしなくは無いが、語調とは裏腹に声は穏やかだ】
【――と、言うよりは平淡なだけなのだが。感情の抜け落ちた、大儀そうな返答である】
【取り敢えず事情は察したのか、深々と嘆息して】

何を根拠としてそう言い張る。オレが刃物を持っているから、か?
――――だとしたら、極めて非論理的な解答だと言わざるを選ないが。

泣くのは良いが、水分を無駄にするだけだぞ。
こちとら、初対面で泣き出した相手に思ってもない慰めの言葉が掛けられる程、器用でもお人よしでも無いんだ。

【それでも、恐ろしく醒めた口調は変わらない。冷静にしても、酷すぎる】
【鬼か悪魔か、恐らくは其れより性質が悪いだろうか】
【何れにせよ、歯に衣を着せる術を何処かにすっかり置き忘れている事は確かだ】
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 02:19:40.81 ID:eA4OPvMo
>>800

……命を握られている、それだけ。

【非常に端的に、説明をして】

───それでは、不公平。
能力を解除した瞬間、私が斬られる可能性がある……。

…………だから、解除と同時に、貴方もその刀を離して。
それと──念のために、空間の歪みは解除しない。
幾ら怪我しているとはいえ、貴方なら避けれるでしょう……?

【何故こちらの攻撃手段を封じるのに、そちらは封じないのだと】
【ならば、せめて双方の命の安全は確保しようと、そういう事である】
【少女はあくまで感情が抜け落ちた、説明口調のような淡々としたものである】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 02:23:27.97 ID:GynKC2Uo
>>802

そ、そこまでは言ってないです……どうか気を落とさないでください

【申し訳ない事を言った、少しシュンとして何故か慰める】
【それでも警戒の意思は薄れはしないが】

……え、違うのですか?
(確かに、手を出されてはいません……ね)

【怯えるだけ怯えてそして泣いて、逆に気が落ち着いたのか】
【目の前の人物をじっと見つめる】

ん――――

【言われた通り、というのもどこか変だが】
【少し汚れたローブの裾で涙まみれの顔をゴシゴシと拭く】
【吹き終わったその顔はなんだか得意げだったり】

え、と――――アナタは悪い人ですか?

【おずおずと酷く曖昧な事を尋ねる】
【人を善か悪かで完全に分けるだなんて出来ないというのに】
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 02:28:24.46 ID:PHo95kDO
>>803
命を握られてるか…
どう握られてるのかは知りませんがね…、
握り返した挙げ句に…潰してやればいいんですよ、そういうのは
【そんな奇妙なアドバイスをプレゼントし】

ち……、なかなかどうして余計な所に鋭いですかねぇ…
こっちはもう気ィ失いそうなくらい…アレなんですよ…、貴女に攻撃するなんて気力はもう……

【言いながら手斧を右側へ投げ捨てる】
【息も切れ切れになっており、なんだかもう本当に倒れ込んでしまいそうな】
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 02:32:45.26 ID:eA4OPvMo
>>805

……相手か誰かすら分からないのに?
そもそも、反抗した瞬間終わり───

【奇妙なアドバイスを全否定し】

───じゃあ、早く帰って。

【手斧を投げ捨てたのを見ると】
【エネルギー弾を壁に無駄打ちし、赤色の水晶が割れた】
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 02:39:23.83 ID:PHo95kDO
>>806

……何だそりゃ
八方塞がりじゃありませんか…

……いや、命握られてるんだから一方位なら開いてるかな…
【再び右手で腹を押さえて横へ、倒れるように転がり少女から離れた】

ハァ…ハァ…っ、くっそ……、そちらが行って下さい…馬鹿野郎……
【空いた左腕を額に当て、仰向けに転がる】
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 02:43:03.64 ID:RTykLMSO
>>804

――……まあ、不快でこそあれ、落ち込むなんて事は万に一つも無いんだが。
違うも何も、最初から今まで刀を抜いてすらいないだろう。大体、今はそんな気分じゃない。

【相も変わらず刺の有る口調で宣いながら、ひらひらと手を振って暗に気にするなと示し】
【悪意は無いとする根拠を高らかに述べて断言し、以て締め括る】
【――凛とした中性的な顔立ち、希薄な雰囲気。黒に程近い濃藍の髪にごく普通のシャツとジーンズ】
【上から羽織った臙脂のジャケット、腰には太刀を一振り短刀二振り】
【「フリだったんなら、吝かでも無いけど」等と物騒な事を言いつつ】


よく出来ました、と……ん、何方かと言えば悪い人。
…余談だけどさ、悪人が素直に自分をそう自称すると思うのか?お前。

【無感慨に一つ褒めてから、大して面白くも無さそうにカミングアウト】
【くぁ、と小さく欠伸を零しつつ、そんなツッコミを入れた】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 02:43:28.38 ID:eA4OPvMo
>>807

……………そう。
じゃあ、さようなら……。

【歪んだ空間をすり抜け、どこかへと歩き去っていき】
【その後暫く経つと、歪んだ空間は消え去った───】

/おつでしたー
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 02:49:49.15 ID:PHo95kDO
>>809
……大嫌いだ……、あんな奴……
【少女が去ったのを感じ、呟いて】

…あー…しんどいです…
もう寝たい、気が遠い……猫可愛い……甘いものが食べた…い…
【そんな訳の分からない事を言いつつ壁に身を寄せ、暫し眠りについたが――後ほど無事に目を覚ますことができたらしい】

/おつでしたー、有難うございました
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 02:56:32.03 ID:GynKC2Uo
>>808

それなら良いのですが……
アナタの気分に僕は救われたのですね、複雑な気持ちです

【不思議な格好をしている人影にやはり興味深くじいっと見つめ続ける】
【特に腰の刀に目がいっている辺りやはり微妙には恐いのだろう】

――――………あう

【今更そんな簡単なロジックに気付いたらしく少し俯き】

そ、そんな事を言うならアナタだって……
そう!逆に悪人じゃないのではないですか?

【それはそれで「逆」というワケでもないだろうが】
【単純な思考しか持たない少年にはこれが精一杯】
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 03:14:53.34 ID:RTykLMSO
>>811

得てしてそんな物だろ、他人なんて。期待するのも無駄だが、不必要に疑って掛かるのも同じだ。
世の中には気分で人を[ピーーー]人で無しが居る。一つ勉強になったな、さて……

【向けられた視線にどうこう反応する事も無く、無造作に短刀を引き抜いて】
【くるり、掌で弄び始める。態勢からして、壁に凭れて座した状態。襲い掛かるにしても、直ぐには行くまい】
【何より殺意がない。悪意でも、示威ですら無い。ごく単純、ごくごく単純に、癖である】

――――ふぅん。善人って、こういう時に不用意な嘘を吐く奴の事を言うんだな。
いや、初耳だ。辞書を書き換える必要が有るか?

【人影は平淡に平然と至極平静な態度でそんな事を言ってのけ、くすりと喉奥だけで嗤った】
【皮肉った態度といい、心なしか愉快げな口調といい、どうにも悪質だ】
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 03:27:53.20 ID:GynKC2Uo
>>812

むつかしいのです、まだよく分からないです……ゴメンなさい
人で無しですか?……!?

【抜かれた短刀に嫌でも視線は移る】
【刃物はやはり危ない物、傷つける為の物】
【身体はそれに反応する、震える足で身体を完全に起こして】

(意地悪な人、でも悪い人では無いかもしれないけど……)
(それでも恐い――――)

――――――――

【例えいくらそう思おうとも、今まで受けた傷はその思いより深く刻まれて】
【自然、必然、足は逃げに動き出す】
【廃墟の出口まで音もなく駆け出していき】

――――あの、えと……お、お休みなさい

【その途中でふと止まりえらく素っ頓狂な事を言って、廃墟から出て行く】

/すいません眠気に襲われてしまったのでこの辺りで失礼させて頂きたく……
/乙でしたー
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 03:29:37.67 ID:RTykLMSO
>>813
//お疲れ様でしたー!
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 12:08:18.30 ID:lxeUrASO
【大通り】
フシュー…………どこに逃げやがった…………!?

【紫色の長髪で、かなりの肥満体、腹に排気口があり、服は唐草模様のボクサーパンツだけといういろいろとマズイ男が、辺りをキョロキョロと見回しながら歩いている】

【右手にはメカメカしい形状の機関銃、左手には六角型の「ビームシールド」……見たところ、かなりの重装備だ】
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 13:01:59.92 ID:8UDW.YSO
>>815
/まだいるかな?
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 15:01:57.80 ID:8UDW.YSO
絢爛豪華な惨劇〜♪
【薄い紫色でふわふわの髪、ひらひらしてゴスロリにも似た服を着た少女がベンチに座って足をブラブラしている】
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 15:08:48.12 ID:oQPjSy.0
【路地裏】

 グシャ!

【――黒い大きな槌。それを一挙に死体へ振り下ろし、強風が起こる――】
【霊感が良ければ――霊魂らしき物が天に帰って行くのが見えるだろう】
【死体は――跡形も無く、処理された】

 ―――

【その者は槌の柄から右手を離し、左手で持ち替え――】
【槌を引きずる様に去ろうとするだろう】
【ズリズリという異様な音と――血の道を作りながら――】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 16:56:18.79 ID:1yaz/wko
【路地裏】

ヒャッ、ヒャッ…美味ェ美味ェ

【ボサボサの黒髪にひょろ長い長身】
【薄く血臭を漂わせた男が地面に座りこんで何かを貪っている】

【男が貪っている物は薄暗がりでよく見えないがぼんやりと人のような輪郭をしている事は遠目からでも分かるだろう】
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 17:16:04.17 ID:oQPjSy.0
>>819

【ズリズリズリ――】
【そんな脚音が――だんだんとその男へ近づいてくるだろう】

【もし、目をやれば――三角錐が前に倒れた様な、紅の頭】
【血糊の付いた、白いエプロンのような服】
【僅かに茶色い肌が見えるだろうか】

 ―――

【ズリズリズリ――】
【左手には、何かを引きずっているようだ】
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 17:28:21.58 ID:1yaz/wko
>>820

ンめェ…美味ェ………んァ?

【徐々に近づいてくる奇妙な足音に間抜けな声を上げて反応し】
【ぐるりと音の元の方へ目を向ける】

んァ…ヒャッヒャッヒャ、なんだァ?

【振向いた男の口元は鮮やかな赤色の液体に塗れていて】
【赤く染まった口で汚く笑い声を上げながら視界に入った三角錐を見つめる】

/遅れてスミマセン、PCから席外してました…
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 17:40:35.08 ID:oQPjSy.0
>>821

【その男の少し離れた右側に立って――】

 “ナニヲ――シテイル?”

【テレパシーのように、そう確かに問いかける】
【その声は、男とも女とも取れる声で――もしかしたら】
【この者が発しているのでは、無いのかもしれない】

【霊感があれば、紫色の物がその者の目の前で飛んでいるのが見えるだろう】
【以前、左手は何かを掴んだままだが――】
【よく見れば――大きな黒い槌である事が分かるだろう】
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 17:41:13.04 ID:oQPjSy.0
>>821
/追記
/大丈夫ですよー!よろしくお願いします
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 17:57:16.98 ID:1yaz/wko
>>822>>823

ナニって……ヒャヒャッ、飯だよ飯ィ
お前だって腹が減ったら食うだろォ?

【相手の不可思議な方法での問いかけに怯える様子もなく笑って答え】
【男は先程まで貪っていた何かを見せびらかすように掴み広げる】

ほらァ、美味そうだろォ?

【男が貪っていた物、それは辛うじて人の形を保っている肉の塊というに等しい代物だった】


…オメェ何だァ、人か?バケモンかァ?…ヒャヒャッ

【三角錐の前を飛ぶ紫の物体には気付いていないようで奇っ怪な相手を舐るような視線で見つめ】
【そして相手の持つ体臭や魔翌力から性別や人外の類か等のおおまかな情報を嗅ぎ取ろうと鼻を鳴らして匂いを嗅ぐ】

/遅レスすいません…、此方こそよろしくお願いします
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 18:07:26.23 ID:oQPjSy.0
>>824

 ――

【同じく――見つめていると】
【この者の持つ体臭は――そう、それはまるで冷凍保存した肉のような臭いで】
【静かにその者は首を振り――】

 ――

【見えない紫色の物は、三角錐の頭の左横までに飛ぶと――】
【三角の者は、それとすれ違いざまに――頷き】
【ボシュンという音と共に、黒い槌へ消える】

 ―――

【黒い槌に、両手をかけた】
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 18:08:26.50 ID:L4LxxgDO
【公園】

あっつう・・・

【腰近くまである赤茶色の髪に琥珀色の瞳をしたスタイルのいい少女が日陰のベンチに座っている】
【割と胸が強調された真紅のミニスカートドレスを着ていて、脚はガーター付きの黒いニーソックスで覆われている】
【左腰には2本の刀が差されているが、刀自体は特に何の変哲もなく見受けられる】

まったく良い温度してるわ…さて、帰る前にやらなきゃいけないことはあったかしら?

【暑さに呻きながらも携帯を開き、画面とにらめっこしている】
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 18:17:29.66 ID:1yaz/wko
>>825

ヒャッヒャッヒャ…何だァこの匂い
肉…、だけど変な臭いだなァ、ヒャヒャッ

んァ?

【嗅ぎ取った匂いに思考を巡らせつつ相手を見つめて】
【突然槌から聞こえた音に目を細め】

ヒャヒャッ、…やんのかァ?

【黒い槌から視線をずらし、奇っ怪な相手を舐るような視線で見つめる】
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 18:28:39.16 ID:oQPjSy.0
>>827

 ――!

【その者は――黒い槌を振り上げ――】
【振り下ろそうとする――】
【狙いは――死体。何故死体なのか――?】

【もし、成功すれば――グシャッという音、強風が男を襲うと共に】
【その者の無念が、黒い槌に封印され】
【霊魂は――天に還る】
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 18:36:02.46 ID:oQPjSy.0
>>828
/追記です。
/【失敗し、受け止めた場合は、何故か大してダメージは無いだろう】
/描写不足申し訳ない
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 18:36:34.90 ID:1yaz/wko
>>828

【男が黒槌を振り上げた刹那】
【一瞬男の腕の輪郭が歪んだかと思うとズルリと触手が男の腕から沸き上がり】

【男が黒槌を振り下ろしきる寸前】
【触手が今潰されんとする死体を絡め取り黒槌の範囲から素早く逃れる】

ヒャヒャッ、オメェなにしてんだァ、人の飯によォ…

【腕から湧いた触手で死体を抱くように抱え】
【気味の悪い笑い声の中に閑かな怒りを混ぜて立ち上がる】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 18:38:21.41 ID:1yaz/wko
/おうふ、自分で描写していた事忘れておかしな文章作ってしまった…
/すいませんちょっと手直ししますのでもう暫くお待ちを
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 18:45:09.98 ID:1yaz/wko
>>828>>829

【男が黒槌を振り上げた刹那】
【一瞬男の腕の輪郭が歪んだかと思うとズルリと触手が男の腕から沸き上がり】

【男が黒槌を振り下ろしきる寸前】
【触手が今潰されんとする死体を守るように絡め取り黒槌を防がんと盾のように壁を形成し黒槌を受け止める】

……んァ、痛くねェなァ?
にしてもよォ…ヒャヒャッ、オメェなにしてんだァ、人の飯によォ、ヒャヒャヒャッ

【触手の壁ごしから気味の悪い笑い声の中に閑かな怒りを混ぜ込んで言う】

/すいません、此方が正しい文章です
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 18:47:38.47 ID:8UDW.YSO
【公園】
この世界の夏は駄目だぁ………オレの故郷じゃあ、日差しさえ防げば涼しかったってのに…
【長い金髪を束ねた碧眼の、昔に流行った西部劇みたいな服装の保安官がベンチの背もたれにもたれかかっている】
かと言って半袖ってのも嫌だしなぁ…………あづい〜………
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 18:59:05.37 ID:oQPjSy.0
>>831
/把握しました―
/いや、こちらこそすみませぬ

>>832

【行き場を失った大槌――確かに“痛く”はない】
【だが痛みを与えるのが、この大槌の神髄ではない】
【“重い”のだ。それこそ、動けないほどに――】

 ――

【両手を離し――腕を組んで男の方を見やると】
【槌の方から――】

 ハラガヘッテ――ヤッタノカ?

【そんな声が、聞こえるだろう】
【三角の者は、首を左右に傾け、ボキ、ボキという音がするだろう】
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 19:08:34.59 ID:oQPjSy.0
>>832
/次遅れます。申し訳ない
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 19:11:16.80 ID:1yaz/wko
>>834

(ゲヒャッ、なんだァ…重ェ……)

【壁となっていた触手が蠢きだし黒槌を払いのけようとするが】
【少しずらすのがやっとで触手はビクビクと脈打って壁の形を保とうとする】

ヒャッヒャッヒャ、俺の飯は『人』だァ
兎が草だけを食うように、ライオンが肉だけを食うようによォ…ヒャヒャッ

(黒い槌の方から、声…ヒャヒャッ、声の野郎と三角野郎は別って事かァ?)

【口元から涎を垂らしてそう答え】
【舌なめずりをして涎とべったりと付いていた血を舐め取る】
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 19:11:37.36 ID:1yaz/wko
>>835
/把握しましたです
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 19:22:16.46 ID:oQPjSy.0
>>836

 ――

【黒い大槌から、またその男には見えない紫色の物が出てきて――】
【三角の者の目の前に浮く。その後、また黒い大槌にボシュンと帰って行った】
【三角の者は、溜息らしき事をする】

 ――

【その三角の者は少し俯き、面倒臭そうに腕を解くと――】
【両手で槌の柄を持って、少し持ち上げる】
【これで――男は動く事が出来るだろうか】

/次も遅れそうです
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 19:27:18.07 ID:lZLl/86o
【公園】

………
(さっきの人胸大きかったなぁ………)
「にゃにゃー…」

【ベンチの上に一人と一匹がいる】
【一人は頭を見ると青いロング、その後ろに黒い大きなリボン】
【体を見るとゴスロリドレス】
【足を見ると黒いブーツ】
【眼は藍色で肌が白い】
【顔立ちからすると9歳ほどだろうか】
【そんな少女だ】
【一匹は全身に白の毛並みを持つ子猫だ】
【首から大きな金色の鈴が下げられている】

………………
(胸おっきくなんないのかな………)
「にゃーにゃー…」

【少女は自分の小さい胸をぺたぺた触っている】
【猫は少女の膝の上で気持ちよさそうに横になっている】
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 19:33:18.29 ID:1yaz/wko
>>838

ヒャヒャッ、よっこらせっとォ…

【黒槌からの負担が少し減ると再び触手が蠢きだし】
【触手に力を込めるとゆっくりと黒槌を除けて立ち上がる】

ヒャッヒャッヒャ、んァ…随分重ェなァそのデケェ奴
よくもまァそんな簡単に持ち上げられるモンだなァ、ヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ

【触手が死体を離し、ドチャリ、と肉と血が地面にぶつかる音がして】
【男は先程までの事など全く気にしてないようで君悪く笑いながら繁々と黒槌と三角錐の男を交互に見る】

/把握ですー
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 19:53:20.88 ID:oQPjSy.0
>>840

 ――ヒャッヒャッヒャ?

【三角錐の者は、少ししゃべった。オウム返しのように言うと――】
【反対方向へ少し振り上げ】
【勢いに任せ――左肩に担ぐ。無論、支えるのは左肩と――左腕のみ】

 “ソノシタイハ――イイダロウ。キサマニクレテヤル”

【そんな――声が黒い槌からするだろう】
【やれやれ――やってられんと言わんばかりに、三角錐の者は首を振り】
【やがて、また死体に頭を向けるだろう】

/また遅れそうですー申し訳ない
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 19:58:19.95 ID:eA4OPvMo
【街中】

……────神参上。

今日も世界をより良くするため、頑張りたいものだ……。

【純白の肩掛けをマントの如く羽織った、銀色の髪に金色の瞳の少年】
【見に纏うは漆黒のブレザーに、黒いミラーシェード】
【首からは、神秘的な雰囲気を秘めた無色透明の玉石のペンダントをさげている】

【また、少年の足元には氷のネコバッジを付けた至って普通な黒猫がいる】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 20:08:59.90 ID:1yaz/wko
>>841

ただの笑い声だっつの、ヒャヒャッ

(やっぱ声と三角は別かァ……)

【軽々と黒槌を担ぐ様子を見つつ言って】

くれてやるってよォ、元から俺のだぜェコレは
ヒャヒャッ、それじゃァ…改めて頂きますっとォ

【湧いていた触手の先端が突然二つに分かれ口の形を成し】
【次々に地面に落ちた触手に食らい付いていく】

んァ、美味ェ美味ェ…なァお前ェら、名前は?
俺ァ、アド、アド・チカチーロだァ…ゲヒャヒャヒャヒャッ

【触手を死体に食らい付かせながら楽しそうに笑って槌と三角錐の男に向かって問いかける】

/はいはい把握ですー
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 20:15:41.31 ID:EhUxAzUo
【森】

『黄泉の剣』に『ジャークソード』、アーチャーの『千鳥』
それに『孤我』と預かり物の『アルトリア』・・・・

【足元にまで届く金の髪、少々質の良さそうな黒のロングコート】
【顔の一部を隠すかのようにサングラスをかけた長身の男が】
【「今切り倒しました」という感じの青葉が茂る倒木に腰掛けて】
【その太い切り株に並べられた五本の刀剣を眺めている】

・・・・・流石に多すぎるか?

【刀剣の内訳は白・黒・紫の鞘をした刀が三本】
【それぞれ異様な雰囲気を持った直剣が二本といった具合である】
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 20:22:58.70 ID:eA4OPvMo
>>844

……───見つけた。

てめぇの望みどおり、会いに来てやったぜ───

【燃えるように真っ赤なアホ毛、青空のように透き通った空色の瞳を持つ青年が歩いてきた。 】
【白いYシャツに黒色のズボンを着用し、左手首にはオレンジ色の包帯を巻いて】
【左足には、蒼を基調とした金属製の細身のアンクレットを身に着けている。】

【歩いてきた──とはいっても、そこまで近づいてはいない】
【御存知の通り彼は魔術師、あまり接近したくないだけなのだろうが】
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 20:30:05.65 ID:EhUxAzUo
>>845

ん・・・・・おや、こんな所までご苦労様だね
そっちから来てくれると手間が省けるよ

―――さて、少しだけ待ってもらえるかな

【一度相手を確かめる様に顔を上げ、直ぐに視線を刀剣へと戻し】
【暫しそれらを吟味するように眺めると二本の刀剣を掴み】
【何時の間にやら彼の隣に現れていた黒い空間へとそれを押し込み】

・・・ああ、先に一つだけ言っておくがな天ヶ谷双葉
俺はお前の命や、連合に脅しをかける為に呼んだわけじゃあないぞ?

【空間が消えると三本の刀を一つずつ腰に差して立ち上がり】
【不意にコートの内へと左手を入れ―――何かを掴む】
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 20:32:22.20 ID:P.IlT26o
【路地裏】

ふふ・・・完了完了
借方は狩成功で・・・貸方は生命と・・・

【バックを腕にかけてスーツを着た男が、帳簿に何かを書いている】
【彼の足許には、既に生き絶えた人間が1人いた】
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 20:32:33.42 ID:GynKC2Uo
【森の中】

――――zzZ

【白いシャツに暗い赤のネクタイ、そして黒の上下スーツに身を包んだ女が木に寄りかかって寝ている】
【髪の色はネクタイと同じく暗めの赤、両の手には黒い手袋、そして瞳の色は藍色に染まって】
【右の目は眼帯で見えないがそのツリ目と眉間に深く刻まれたシワは常に怒っているような印象を受けるだろう】

――――すぅー……

【彼女というキャラで意外にもイビキをかいてはいないようだ、というよりむしろ寝相が良い】
【がっしりと腕を組んだ状態で背筋はピンと伸びて、してキツイ目付きのまま、随分と器用である】

……――――――

【ともあれその姿は非常に無防備だ】
【或いはそれも自信の現れなのかもしれないが……】
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 20:38:24.08 ID:P.IlT26o
>>847
/すみません、これは無しで
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 20:39:35.75 ID:eA4OPvMo
>>846

ま、見つけたのは偶然だけど。

……どちらにしろ、そんな事俺が許さねぇ。

【話を聴く気は、それなりにあるようだが】
【用件次第では、即戦闘に持ち込む気のようだ】

───それで、用件はなんだ?
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 20:43:53.69 ID:EhUxAzUo
>>850

偶然でもいいさ、楽なことに変わりないからな

【左手で掴んだ何か――小さな、黒い宝石のような物】
【それを軽く下手で双葉へと放り投げ】

“哲学者の卵”、対策を立てたいと思った事は?

【何処か思わせぶりな質問を答えとして返す】
【投げられたものは最早言うまでもなく、“ソレ”である】
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 20:46:09.58 ID:0C0.37Qo
【山奥】

スゥ・・・。
【銀に近い白髪交じりの黒の長髪をなびかせ、晒しと赤い袴を纏い】
【両目を閉じ、息を整え集中して、鉄の棒を両手で握り締めている女性】

・・・はぁっ!
【沈黙から一声、暗闇に向かって鋭い一閃、そして再びもとの構えに戻る】
【額には、光る汗が、一滴】

・・・まだまだ、強くあらねば・・・。
【強い意思とともに、呟かれる言葉】
【再びぎゅう、と棒を握り締め、暗闇に向かって一閃を放つ】
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 20:50:41.58 ID:eA4OPvMo
>>851

これは……っ

【投げられたソレを、右手でキャッチし】
【数秒見つめて、ソレが何であるかを理解】

……あるけど、積極的には取り組んでないな。
俺は───だけど。

【つまり、対策を立てようとしてる人物は他にもいると】
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 20:52:03.69 ID:mmkMjBEo
【街中】

これから二学期…つったってなぁ…

【一人の少年が表通りを歩いている】
【煤けたような灰色の髪を黒いヘッドバンドで束ね上げ、その下には橙色の瞳】
【服装はどこかの中学の制服と覚しきYシャツにズボン】
【いかにも始業式の帰り、学校からそのまま、といった感じである】

……退屈だ

【ポケットに手を突っ込んで】
【何となしに周りをキョロキョロ見渡しながら街を散策する】
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 20:54:43.00 ID:qmjLZH.0
【魔術協会、図書館前広場・ベンチ…座る人影、一つ】

……「せいとくん」…。
何と気味の悪いデザインなのでしょうか。嗚咽すら湧き上がりそうな…。
人ならぬ身のワタクシがそう想うのですから、ヒトから見れば其れこそ魑魅魍魎に映る筈…。

【雨雲の色を観賞用として極限まで研ぎ澄ましたような、銀に近い灰色のストレート・ヘアを、長めのポニーテールで纏めた“少女”だと思われる人物】
【瞳は刹那的に輝く夕暮れの茜色、背丈は約148cm、小柄かつ細身、外見の年齢は13歳程度、だろうか】
【服装は茶色っぽい制服ブレザーだが、黒が紫がかった、ちょっとオバサン臭い色のスカートは際どい短さで、良く見ると校章部に“魔術協会”の紋章】
【其処から下は、ほっそりとした上等な脚線美の白い素足に、何故か―――紅い鼻緒で一本歯の、高下駄である】

【小さな両手いっぱいに広げて、冷たく呟きながら読む新聞は、聖都のローカルなもの】
【読むモノによっては心底どうでもいい様な、地域密着型の記事や下世話な広告が、小さな文字でつらつらと】
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 20:59:50.91 ID:EhUxAzUo
>>853

そうか・・・だったら君と、或いは他のヤツと
そして機関の議員ではなく俺個人とでの提案なんだが

【ふと俯き、右手でサングラスを外して】

・・・“卵”の確実な解除方法、探してみないか?

【サングラスを折りたたんでコートのポケットへとしまい】
【俯いたまま、瞳を隠したままにその“提案”を口にする】

/ごめんなさい、飯行って参ります
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 21:01:53.55 ID:RTykLMSO
【繁華街にて】

……見回りと言っても、当たれそうな所は大体当たったし、なあ。
矢っ張りもう一周すべきか、路地裏の掃除にでも出向くか……

(――……一騒動起きてくれれば、暇も吹っ飛ぶ、が。其れは些か不謹慎が過ぎる)

【星の光も届かない、眠らぬ街の明かりの中。喧騒に溶け込むように、ぽつり】
【臙脂のジャケットを纏い、腰に太刀一振りと短刀二振りとを帯びた、黒に程近い濃藍の髪の人影が】
【小声でぼやき、顎に手を宛て思案顔。物騒な物思いに耽りながら、器用に人込みを縫って歩きつつ】
【感情に欠けた白皙の貌を何とも暇そうに顰め、浅く溜め息を一つ】
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 21:03:55.10 ID:oQPjSy.0
>>843

 ――

【三角錐の者は――ドスドスと踵を返すと】
【三角錐の者の者の背中がもろに見える――その背中は、確かに人間である】
【少し茶色いのを除けば――だが】

“ワタシタチニ、ナノルナナドナイ
 ――イツカワタシタチハシヌノダカラ”

【そう、何処か悲しげに黒い大槌から聞こえた後】

“――「アド」――ワタシタチノセワニナラヌヨウニナ”

【そう締め括り】
【ゆっくりと――確実に一歩ドスンと歩く】
【立ち去るつもりなのか】

/かなり遅れてしまいましたー
/申し訳ないです。もし、駄目そうなら此処で切っていいですよ
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 21:05:15.71 ID:eA4OPvMo
>>856

……───どういう事だ?
お前は機関議員だって聞いたし──お前のメリットは、なんだ。

【敵からの突然の提案】
【流石に疑わしいのか、疑問を口に出す】

/りょーかいです、ごゆるりと
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 21:17:47.89 ID:1yaz/wko
>>858

名前が無ェって…んァ、死ぬゥ?
ヒャヒャッ、何言ってんだァ?

【困惑した表情で黒槌と三角錐の背を見て】

んァ、よく分かんねェけどよォ…ヒャヒャッ、行くならよォ、また会ォうなァ〜

【死体を貪っていた触手の一本が突然鎌首をもたげブンブンと手の様に振られ】
【そのまま二人が見えなくなるまで見送った】

/いえいえ此方も遅レスだったんで
/それじゃあここら辺で締めますね、お疲れサマでしたー
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 21:19:50.65 ID:EhUxAzUo
>>859

メリットは簡単に分けて言うのなら二つ・・・

一つは大事な部下を救う為
やることがあるっていうのに身も心もあんなものに犯されてちゃ困る
リジードって言えば君も心当たりがあるだろう?

・・・で、二つ目だが

【それまで見せまいとしていた両の瞳を相手に向ける】
【本来は金色に輝く左目は禍々しい紫色へと変色し】
【また右目も瞳の中ほどまでが“侵食”された、病人の様なそれを】

保険だよ、但し信頼の出来る確かな保険だ
詳細は俺にも説明できないがこの有様でね、卵自体が入ってる訳じゃないが

・・・・ともかく、どこぞの悪の天才より君の方が信頼に値するわけだ
君も損はせず、多くの人々が救えるだろう
一方で俺はあくまで身内・・・もう一度言うが、議員じゃなく個人として君に『提案』するよ

【そして「どうだい?」と僅かに首を傾げ、薄く笑って言葉を繰り返す】

/戻って参りましたー!
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 21:23:25.26 ID:lxeUrASO
【大通り】
フシュー…………どこに逃げやがった…………!?

【紫色の長髪で、かなりの肥満体、腹に排気口があり、服は唐草模様のボクサーパンツだけといういろいろとマズイ男が、辺りをキョロキョロと見回しながら歩いている】

【右手にはメカメカしい形状の機関銃、左手には六角型の「ビームシールド」……見たところ、かなりの重装備だ】
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 21:23:39.92 ID:oQPjSy.0
>>860

【ドス――】
【一瞬止まり、三角錐の者は右手を上げると】
【ドス――ドス―ドス――】

【闇夜に消えていくだろう――不気味な声と共に――】

/お疲れ様でしたー
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 21:28:02.05 ID:eA4OPvMo
>>861

……成程、そういう事か。
立場は違うけど──まぁ、気持ちはわかる。

【自身の部下にも、卵の被害を受けた者は何人かいる】
【幸い、そこまで危険な状態ではないのだが───】

──あんまり、こういう事は言いたくないんだけど
俺とお前はあくまで敵同士──まだ、俺のメリットが、無いな。
哲学者の卵なら、既に一個持ってるし…………。

【「今は持ち歩いてないけど」──と、最後に付け足し】

/お帰りなさいませー
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 21:28:19.92 ID:qmjLZH.0
>>857
/未だいらっしゃいますの?
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 21:30:09.77 ID:RTykLMSO
>>865
//中に誰もいませんよ
//でも外には……うふふ
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 21:31:16.48 ID:4ujnVmc0
>>862

(なんだか・・・面白くなさそうな奴だな・・)

【隣を歩き去ろうとする少年】

【白緑色の瞳を目の前の男に向け、漆黒の髪の合間に二つの耳が見える】
【紺藍色の毛皮を体に纏う様にしており、胸から脚にかけてある】

【右手に白色の腕輪をつけており】
【背後に狐のような尻尾があった】

【どうやらそのまま通り過ぎようとしているようだ】
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 21:32:43.14 ID:qmjLZH.0
>>866

【そんな街の人ごみと喧しさの隙間、植木の下で、通りからは見えにくい、絶妙でちょっとしたスペース】
【―――バサリ、小さいものの、確かな“猛禽の羽音”を断続的に放ちながら、“ゆったりと上から”降りて、地に足を付ける影】

……空撮するほど面白いモノも無い、ですね。
これだから享楽と利便性に特化して、工夫すらも陳腐に粗製乱造された人間の街並みと言うのは…。

【それは、雨雲の色を観賞用として極限まで研ぎ澄ましたような、銀に近い灰色のストレート・ヘアを、長めのポニーテールで纏めた“少女”だと思われる人物】
【瞳は刹那的に輝く夕暮れの茜色、背丈は約148cm、小柄かつ細身、外見の年齢は13歳程度、だろうか】
【服装は茶色っぽい制服ブレザーだが、黒が紫がかった、ちょっとオバサン臭い色のスカートは際どい短さで、良く見ると校章部に“魔術協会”の紋章】
【其処から下は、ほっそりとした上等な脚線美の白い素足に、何故か―――紅い鼻緒で一本歯の、高下駄で、左手に小さな箱らしきモノを握る】

……やれやれ、場所を選べないなりに、選んだ心算でしたが。
それでも、羽根休めには、些か騒々しくて煙たい場所でしたかね……?

【彼女の背中に広がっていたのは―――妖気を放つ、髪の毛と同じ色の鷹の翼…刹那の内に、それは夜の闇に吸い込まれるように消える】
【通りからは見えない側に降下した彼女だが、其れでも鋭い何人かには、忽然と現れたコトに気づかれて】
【視線と共に、人の波が小さく凪ぎ―――僅かに、滞った】

/ターゲット・ロックオン。絡み効率最大確認…!
/宜しくお願いします!
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 21:38:50.11 ID:lxeUrASO
>>867
フシュー……おい。

【突如、男が少年に話し掛ける……少年がどう思っているかなど、知る筈もあるまい】

この辺りで……フシュー…………凄腕の人形職人を見なかったか?

【良く分からない質問である……何故探しているかも不明だし、何より質問の内容が漠然としているようで、実質はあまりに限定的過ぎる】
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 21:41:40.41 ID:EhUxAzUo
>>864

わかって貰えたなら結構だ
他に理由もないし、十分さ・・・・しかし、そうだな

【後に続く彼の言葉に暫し言葉を詰まらせるが――】

俺が提案するのは『卵に対する確実な対処法』

それに関して、俺は機関の技術力を流用することが出来る
君達じゃ簡単には手に入らないテクノロジーをね
逆に君達には俺が持っていない人脈と“能力”をいくらか提供して貰う

で、俺が考えるにそれらが合わされば対処法の作成は『絶対に出来る』
・・・・・・・と思うんだが、君はこの機会をデメリットと見るかい?

【言外には秘密裏での協力を持ちかけ、その機会こそが最大のメリットであるとして】
【あくまで直ぐに諦める事は無くそれを持ちかける】
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 21:43:57.29 ID:0C0.37Qo
【山奥】

スゥ・・・。
【銀に近い白髪交じりの黒の長髪をなびかせ、晒しと赤い袴を纏い】
【両目を閉じ、息を整え集中して、鉄の棒を両手で握り締めている女性】

・・・はぁっ!
【沈黙から一声、暗闇に向かって鋭い一閃、そして再びもとの構えに戻る】
【額には、光る汗が、一滴】

・・・まだまだ、強くあらねば・・・。
【強い意思とともに、呟かれる言葉】
【再びぎゅう、と棒を握り締め、暗闇に向かって一閃を放つ】
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 21:51:54.71 ID:4ujnVmc0
>>869

ッ!?―――ああ、えっと・・・知りませんね、リュートは。

【不意に話しかけられ一瞬驚くも、誰かを探しているようだ】
【思わず適当に相槌を打ってしまう】
【自身との身長の差により、目の前に影が積もる】

【内心恐怖しているものの、いま知っている人かどうか確かめる】

【―――しかし、その凄腕人形職人など見たことも無かった様子】

―――ハイ、リュートは知りません、人形職人なんて

【再度、同じことを言う】
【やはり知らないようだ】
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 21:54:49.61 ID:lxeUrASO
>>872
チッ…………仕方ねえ…………フシュー……

【そのまま踵を返し】

手間かけたな……フシュー………………

【歩き去った】

/すまない、用事が出来たんだ…………乙でした。また絡んでいただければ幸いです
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 21:54:48.55 ID:eA4OPvMo
>>870

…………成程。
確かに、機関の技術力は眼を見張るものがあるし────

【考え込む様子を見せ】

──いいぜ、その提案に乗ってやる。
ただ、あくまで個人同士の取引だ。
俺も対機関連合のリーダーとしてでなく、天ヶ谷 双葉としてだ。

【──最終的には、その提案に乗った】
【彼としても、卵から救い出したい人はいる──結局は、ソレが決め手なのだが】
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 21:55:12.30 ID:8zvrxP6o
【路地裏】

【薄暗い路地裏で、重なる二つの影、────】

【男性が壁にもたれ掛かり、男性の右手と少女の左手の指は絡め合って】
【少女の右手は、男性の腕を通して首筋に掛けられ、抱きついているような態勢を取っている】

………へへー……じゃ、そろそろ、…ね?

『う………ひ…ッッ』

【一見、ちょっぴり「うふん」とか「いやん」な光景に見えるかもしれないが、男性の膝は尋常じゃなく震えている】

【白いレースのゴスロリ服を身に纏い、ウェーブの入った艶がかった藍色の髪の少女】
【濁った血のような赤い瞳の下には、逆三角形の赤い模様が3つ並んでいて】
【耳は人間のソレより長く、背中にはまるで蝙蝠のような『悪魔の羽』が生えている】

【少女は、楽しそうに『悪魔の羽』をパタパタと揺らしながら、ペロリ、と男性の首筋を舐め、───────】

あむ………んー……それではぁー……いただきまーす=B

『う、あぁァ……あぁあああぁぁァ………っ』

【その可愛らしい唇を「ちゅっ」と首筋に付けると、──────】
【少女は、鋭く尖った犬歯で、ガブリ、と噛み付いたのだったとさ】
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 21:57:06.39 ID:T45peQAo
>>871

【――かさり】
【草を踏みしめる音がした】

……それは、どのくらいまで?

【後方から投げかけられる不明瞭な問い】
【振り返ったなら其処に居る、涼やかな声の主】
【焦げ茶色のハーフパンツ、真っ白なTシャツ、夏らしいラフな格好をした少女】
【赤いカチューシャを付けた栗色のセミロング、10代半ば程の顔付き】

【好奇心を湛えた双眸は】
【闇の中でもキラキラと輝いていて】
【ちょっと、猫科の動物っぽかった】
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 21:58:47.79 ID:4ujnVmc0
>>873

・・・なんだったんだ?わからないことだらけだ・・・

【そのまま去っていく男】

【人形職人とはなんなのか、謎が残るばかりだった】

/おつですー
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 21:59:25.76 ID:RTykLMSO
>>868

【人込みのごく僅かな停滞】
【舞い降りた羽音≠ェ生んだ波紋は、川底の泥を巻き上げる事も無い程に、小さく】
【大多数は気付かずに通り過ぎ、小数とて、恐らくは奇異の視線を向けるのみ】
【歯車の噛み合うように流れ≠ヘ適時修正され、変わらない日常に換わる――――】

【その筈だった、が】

(鳥――じゃない、羽音の質が違う。聞き覚えが有る…が)
(妖気。とすると、人違いか。まあ、暇潰しには成るよな――――)

(……面白い%zである事を、祈るばかりだ)

【流れの中に有って尚異質な彼女≠ノは、その式は適用される筈も無かった】
【くるり――音も立てずに靴の爪先が向きを変え、まるで誰も居ないかのように=A波は直進する人影を避ける】
【向かう先は言わずもがな、羽音の元。其の光景は十戒と呼ぶには、少しばかり歪だった】

//ゼロ、俺を導いてくれ……!
//此方こそ宜しくなのですぜー!!
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 22:03:14.76 ID:tyhL2QDO
>>875
んむゎあああああああああああああああぁぁぁぁぁてええええええぇぇい!!!!!
【突如、大きな声で叫びながら何者かがその場に転がり込んでくる】
【ごろごろごろごろ、転がって】

あでっ!!?
【ゴミ山に突っ込んだ】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:03:46.46 ID:EhUxAzUo
>>874

OK、俺と君の一個人同士間での提携だ
機関も連合も関係なし・・・ただ“卵の対処方模索”を狙いとした、な
勿論君のほうで協力者を募っても構わないが・・・・・

・・・この件、あくまで極秘って事で一つ
流石にどっちも下手にバレちゃまずいだろうからね

【薄い笑みをやや大きくし、先程しまいこんだサングラスを手にとって】
【紫に染められた瞳を隠すようにそれをかけ】

あとはそうだな・・・・君のほうで何か有るかい?
無ければ取り合えずは卵の解析を第一目標にしたい所だが
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:08:00.43 ID:0C0.37Qo
>>876

ッ、誰です!?
【草の鳴る音に、過剰ともいえる反応を示す】
【そちらのほうにビッ、と棒の先端を向けるも】

(・・・女の、子?)
【その正体を見て、少し唖然とした様子で少女を見て】
【その、きらきらと光る瞳に、思わず棒をおろしてしまう】

・・・分かりません、が・・・。
やれるところまで、としか言えません。
【不明瞭な問の答えも、また不明瞭】
【とりあえず、そう返すしかなく、女性は肩の力を抜く】
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/01(水) 22:10:27.13 ID:Qm.3Qy60
【街中】

【暗い青をしたズボン、フード付きのマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

【歩きながら通りすがる人間に一瞬視線を向け、何かを確認している】

・・・居ない、な


【何かを探しているのだろうか、動き自体に不自然なところは無く通りすがった人間も自分に視線が向けられている事にも気付かずそのまま通り過ぎている】
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:10:53.77 ID:8zvrxP6o
>>879

………ぷ…はぁ。

『う、うぁあ……あっっ』

【少女が口を離し、男性から離れると、男性は、がくり、と膝をついてバタりと倒れた】
【ビクンビクンと痙攣している男性を見下ろすと、両手を後ろに回して組み】

ごちそう…さま=c…♪

【無邪気な笑みを浮かべて、そう言った】
【そして、ふう──と一息付くと】

【転がってきてゴミ山に突っ込んだ男の方向を向いて】
【まるで汚物を見るような、…いや、汚物の山なのだから正しいかもしれないが、そんな事はさておき】

【まるで、汚物を見るような冷たい瞳で、────】

人がご飯、食べてる時に……うるさい音と……臭い匂いをたてないで……。

【少し控えめな、テンションの低い冷ややかな声で、そう言い放った】


884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/01(水) 22:11:19.96 ID:Qm.3Qy60
【街中】

【暗い青をしたズボン、フード付きのマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

【歩きながら通りすがる人間に一瞬視線を向け、何かを確認している】

・・・居ない、な


【何かを探しているのだろうか、動き自体に不自然なところは無く通りすがった人間も自分に視線が向けられている事にも気付かずそのまま通り過ぎている】
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:16:21.69 ID:eA4OPvMo
>>880

…………当然。
俺個人だと、出来ることは少ないけど──その辺りは、何とかするさ。

……特に無いな、それで構わない。

【手にした哲学者の卵を、ポケットの中へと仕舞う】
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 22:16:30.82 ID:tyhL2QDO
>>883
そんな目で見るな!興奮してしまうだろ!!
【ガバッ!とゴミ山から飛び出し、少女の前に立つ】
【うざったい黒い長髪、深い隈の光の無い目、ヨレヨレのズボンとワイシャツを着て瓶底眼鏡をかけた下睫毛な男】

そんな事よりお前!その羽!そしてさっきのその行動!
まさかお前アレだな!?アレなアレだな!!?
【ビシッと右手人差し指を少女に突き付けながら】
【アレってなんだよ】
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:17:07.49 ID:T45peQAo
>>881

【棒の先端を向けられて】
【「わわっ」と、両手を挙げた】
【武器などは帯びていないように見える】

【棒が降ろされて、ふぅ、と一息】
【胸を撫で下ろすと】

…そっか

【緊張をゆるゆるにして、微笑んだ】

誰かと聞かれたら、通りすがりの女の子ー、としか形容出来る物が無いけど…

…あなたは剣士さん、なのかな…?

【鉄の棒を指差して、小さく首を傾げる】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 22:19:14.71 ID:qmjLZH.0
>>878

……とはいえ、うたかたの夢幻泡影か、或いは無価値な一風景かと思って、人はワタクシを黙殺する…。
厄介を起こさずには生きて往けぬワタクシの種族と、今の目的を考えれば都合の宜しい状況。
しかし、反応としては……うにゅ?

【向けられた視線は全てが嘘のように消え去り、止まった脚達が動きだす…残るのは、絞られた呟きと蟲の声のみ】
【遠目にはただ唇を動かすだけで、ともすれば毒にも薬にもならずして佇む彼女の“妖気”にも気付かず、踵を返したり、前を向いたり】
【其れを見て、ジメジメと暗くて、妖しの者にとっては快適の一言に尽きる木の下に潜り込もうとした、その時】

【確かに、歩み寄って来る無音の人影―――まるで、自分の足が付く所こそが、道だとでも言わんばかりに】
【魔術協会での涼しい日常の中や、何時もの些細な“悪戯”では、中々味わい尽くせない様なヤツが、其処に居る】
【どうにも場違いに見える“彼女”に、思わず……脳に狂わされた喉が、妙な声を作りだした】

(……ああ言うのは、行き成り脅しても無反応か、若しくは通常の悪戯どころで無くなるのが常)
(“強行”も確かに一興、しかし“学生”の身に在る以上、今は……些か、拙いです)

【そんな彼女―――2秒弱の棒立ちの後に、何の緊張感も無いような欠伸をしてから、木陰に潜り込んでしまった】
【厚いセルロースの柱を貫いて―――敵意は未だ無いものの、矢張り人のモノとは根幹で相容れぬ気だけが、誘うが如く密かに夜を揺らす】
【ぴたり、其処で夜会を開いていた小さな生ける楽器たちは、鳴く事を止めた】
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:21:14.84 ID:8zvrxP6o
>>886

気持ち悪い………。

【ドン引きだった!】
【「うわぁ……」と、2、3歩引いて】

ア、アレ……?
まあ、ご察しの通りってヤツじゃないかな……。

【まあ、想像通りなんじゃないかな?と軽く頷いて】
【「ん?」と、何かが可笑しい!と頭を横に振って】

………いや、流さないで。
怒ってるの、私だよ………。

【軽く頬を膨らませて、「むっ」として目で睨む】
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:24:22.89 ID:GynKC2Uo
【森の中】

――――zzZ

【白いシャツに暗い赤のネクタイ、そして黒の上下スーツに身を包んだ女が木に寄りかかって寝ている】
【髪の色はネクタイと同じく暗めの赤、両の手には黒い手袋、そして瞳の色は藍色に染まって】
【右の目は眼帯で見えないがそのツリ目と眉間に深く刻まれたシワは常に怒っているような印象を受けるだろう】

――――んお……

【腕を組んだ状態で瞳だけ開き、暫くの間木々を見つめて呆ける】
【ある程度意識が覚醒したのかツンツンしている髪を掻き上げ】

ふはー……あぅ――――
どんだけ寝たんだろうか、気が付いたら辺りが真っ暗とは……

【ふう、と小さく一息ついて】
【しかし体を動かすのがダルいのかその場に座ったままである】
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:24:36.28 ID:EhUxAzUo
>>885

よろしく頼むよ、人脈は君の方が圧倒的に深いんだ
その分信頼できる相手も多いだろうか・・・・
・・・・ま、一先ずこんな所か

そういえば以前、君に携帯の番号を教えたと思ったがそのままかい?
連絡を取れる手段は有った方がいいと思うんだが

【スッ、と左手を自身の隣に位置する空間へと翳し】
【先程剣を放り込んだ黒い空間を出現させながらそう尋ね】
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 22:25:36.28 ID:tyhL2QDO
>>889
そうかアレか!よし!
俺にもチューチューしてくれ!!
【変態だった!!】

怒ってる顔もプリチー!…じゃない!
何故俺が怒られるんだ!?俺はただ!!…ただ……
…ただ!人外娘が好きで好きで堪らないだけなのよおおおぉぉ!!!!
【なんか急に女口調で泣き出した】
【テンションが嫌に高い】
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:26:45.39 ID:0C0.37Qo
>>887

(警戒は・・・恐らくですが、要りませんよね)
【そんなことを考えつつ】

まあ、それはそうとしか言いようがありませんよね。
・・・いえ、私は剣士でも、戦士でもありませんよ。
ちょっと奇妙な格好をした、民間人です。
【まあ、たしかに赤い袴、しかも上半身には晒し一枚のみ】
【これを奇妙と言わずしてなんと言うのか】
【だが、民間人が普通こんな訓練などするものだろうか?】
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:29:22.23 ID:W5gKX3oo
【森】

【坦々と流れ続ける川が、虫の歌声を支えている】
【そんな中で時折響く獣の声が夜の森、というものを実によく表現していた】
【ようするに、普通の河原】

【赤と白を基調としたフリルたっぷりのゴスロリ服】
【少しサイズの大きいその服からのぞく手足には、包帯が巻かれていた】
【その包帯の色は、彼女本来の肌に近い、透き通るような白】

椎茸、無くなっちゃいました…
他に食料のストックありましたっけ? 確かもうありませんでしたよねー

【誰に話し掛けるでもなく零れ落ちた声が、森の合唱の一部を担う】

【唯一露出している顔の肌は一部は焦げたような色、一部はピンク色】
【皮膚がはがれ始めている様子などから、知識がある者なら火傷が治りかけなのだと分かるだろう】

そろそろ罠でも作って食料確保に動く必要がありますね
【側に置かれたやけに重そうなリュックの中身を検めながら、独り言を発している】
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:31:23.02 ID:eA4OPvMo
>>891

……あー、多分残ってる。
いや、絶対残ってる……消した覚えはないし。
もう使うとは、思ってなかったけど。

【一応確認のためか、携帯を取り出して】
【カチャカチャ弄って──「うん、あった」とか言ったりする】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:33:36.17 ID:8zvrxP6o
>>892

ヤダ…気持ち悪いから…。

【「俺が吸われてぇよ!」という中の人の圧力が掛かった可能性は否定できあませんが】
【この状況で、言われるがままに血を吸ってあげる親切な吸血鬼は居ないだろな、ということで、拒否されました】

気持ち悪い人は嫌い。
人…人じゃないけど……人の話を聞かない人も嫌い…。

【キモい、嫌い、嫌い、───という訳で、さらに3歩後退】

私が、ごはん、食べてたのに………五月蝿い音立てた。臭い匂い出した。

【左手でごみ山を指さして、右手で、鼻と口元を抑えながら】
【人間性を疑う、みたいな軽蔑するような瞳と声で】
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:37:00.58 ID:upfL0tEo
>>894
【其処へ】

秋の季語………音が合うのが中々無いねえ……
………鹿火屋守、で行くかい。これで音の数は合う、と
いや、一番からの繋がりが………あー、慣れない事はするもんじゃあ無いねえ……

【何やら根詰まった様な声と】
【がしゃがしゃと金属的な、重い足音が聞こえてくる】

繋がらない、繋がらない、うーん………すっきりしない
あーくそ、どっかに人間でも居ないかねえ

………ぶん殴ったら気も張れるだろうに

【かなり物騒な独り言も聞こえて来るだろう】
【よりによって足音は、少女へと近づいて行く】
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:38:17.50 ID:T45peQAo
>>893

民間人は、山奥で鉄の棒を振り回したりしないよっ!?
……ちょっと怪しーなー

【答えに衝撃を受けたようで、若干目を丸くした】
【素早く突っ込みを入れる】
【それから面白そうに、ジトっと見つめて】

…うーん

……奇妙、かな?
確かに、露出は多いと思うけどね

【腕とか、お腹とか?】
【ちらちら、とその辺りに目を向けて】

まぁ、自覚している人にあったのは、初めてかなー

【あはは、と微笑んだ】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:38:52.79 ID:o3gDr/go
【街中】

最近は人形も売れなくなっちまったな・・・
もっとも、行商再会したのはこの前からなんだが・・・

【ブツブツ言いながら自動販売機でコーヒーを買う】
【灰色のカッターシャツに黒いスーツを着て】
【銀色のアタッシュケースを持った】
【ボサボサの黒髪で黒い瞳をした男】
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:38:55.03 ID:EhUxAzUo
>>895

だったら好い、番号は変えてないから何かあればそこにな
多少繋がり難いかもしれないが・・・・まあ大丈夫だろう

・・・それじゃあ俺は行くよ、色々と用意しないといけないしね

【そう言うと足を進め、黒い空間へと踏み込んで】

――あくまで個人間の提携、俺は機関の議員でもある
それと俺は嘘は嫌いでね・・・その辺りだけは忘れないでくれよ天ヶ谷双葉

【最後にサングラスの下から視線を向け、呟くように言葉を吐き】
【コートと同色の空間をその姿を消して行った】

/お疲れ様でした〜
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 22:39:22.77 ID:tyhL2QDO
>>896
いやん意地悪ぅ!!
【体をくねらせながら】

人の話なんぞ一々聞いてられるか!他人の話が処理できるような脳のキャパシティなぞは存在していない!
【何か偉そうに言っているが明らかな欠点である】

五月蝿くなければ俺ではない!
それにほら!臭い物程珍味だったりするじゃん!納豆とか!!
【カサカサッと素早い動きで離れられた分距離を縮めようとして】
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:40:23.62 ID:eA4OPvMo
>>900
/おつでしたー
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 22:43:34.47 ID:ZfjVzsSO
【森】
にゃははははは!!!
今日も何処かにネコがいくにゃー!!!
【身長30cmで、黄金に輝くネコメで、闇のような漆黒の長髪に、ネコミミが生えた少女みたいな謎の生物が】

【ケンタウルスに乗りながら散歩している】
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/01(水) 22:45:55.26 ID:Qm.3Qy60
>>903
【暗い青をしたズボン、フード付きのマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】


【大量の猫を身につけ、引き連れその正面から向かってくる】

【その様は・・・百鬼夜行ならぬ、百猫夜行】
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:46:39.85 ID:8zvrxP6o
>>901

………。

【何を言っても無駄か、と思い】
【若干俯き気味に「はぁ」とため息を吐いた】

貴方は、五月蝿い上に臭いだけじゃない……害しかない……。

【男が迫ってくると】

【「ひっ!」と後方に飛び退くと、月明かりで美しく光る決め細やかな広い肌の右手で自分をぎゅっと抱き】
【左手でスカートを抑えながら、地面が足に付かないように両膝を曲げ背中の羽でパタパタと男の方を向きながら逃げるように、飛ぶ】

こ、来ないで……。

【半泣きで】

906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:47:40.42 ID:0C0.37Qo
>>898

まあ、そうでしょうね・・・。
あ、怪しいですか?私・・・。
【ちょっと苦笑いして】
【「怪しい」といわれてちょっとショック】

へ?露出?・・・あ。
【いまさら、という風に自分の姿を見下ろして】
【急に顔を赤くして、胸を抑える】
あ、あわわ・・・ちょ、ちょっと服着てきますね・・・。
【そして、そそくさと木の影に走りこもうとする】
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:48:43.73 ID:W5gKX3oo
>>897

(誰か来ましたねー 随分と重装備なようで、能力無しでも接近が分かるくらいです)

【普段の癖で、とりあえず武器の類をリュックの上の方に置きなおす】
【一応純銀のナイフを右手で握って相手を待つが、全力で戦うのは無理だと自身が一番よく分かっていた】

こんばんは いい夜ですね
【よく通る声が、足音の方へ向かって放たれる】
【とりあえず相手の出方を伺う、牽制としての試し射ちだ】

【慌しく準備を整える少女の姿を尻目に、水は静々と落ち着いた様子を見せている】
【魚の跳ねたような音がして、なんだか笑っているかのように思われた】
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 22:48:53.96 ID:ZfjVzsSO
>>904
にゃっ!?
なんかネコ軍団をひきいる奴がいるにゃ!!!まさか奴もネコの王かにゃ!!
【ケンタウルスにのりながらその人物を見て叫ぶ】

【ついでにこのネコみたいな生物。サバトに似てる】
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 22:50:04.17 ID:3OYSm9so
【公園】

夏も……もう終わりですわね

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女がベンチに座っていた】
【少女は膝上くらいまでの長さの白いワンピースの上から灰色のカーディガンを羽織り】
【足元は、白い清楚なサンダルを履いている】
【腰には黒いすっきりとしたベルトをつけており、彼女の身体を細く見せていて】
【右の人差し指には紅い石のついた指輪をはめ、首にはチェーンのついたコインを下げており】
【その見た目と服装から、どこか涼しげな印象を与える格好であった】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 22:50:08.60 ID:tyhL2QDO
>>905
害だけじゃない!一応これでも平和を守る魔法少女だ!!
【魔法…少…女?】

ハハハー!逃げるなよぅ〜!
【何か楽しそうに、カサカサと足を動かしながら追い掛ける】
【捕まえる気は無いのか一定の距離を保っているのがキモい】
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 22:52:53.56 ID:RTykLMSO
>>888

考えてみれば、簡単な事だったよな。機械仕掛けに予定の外を望むのと同義。
平穏無事な日常ならば兎も角、此処に退屈凌ぎを求めようなんて――根底から間違っていた、ってコトか。

【――喧騒は何故か遠く、ベルト・コンベアは足取りを阻まない。自分だけの世界≠ニ一般的に称される、正に其れ】
【自身の行き先に疑問を抱こう筈も無い】
【涼しげな仏頂面を保ったまま、この異質≠アそが常態だと言わんばかりに闊歩する】

【注視しなければ、確りと認識しなければ、実に自然に周囲に溶け込むだろう、有り触れた装い――……】
【位相がズレている、とでも言おうか。一旦捉えて仕舞えば何処までも影は異物で、然し正常だった】

(……あ、気付かれた。まあ良いや、逃げる様子は無いみたいだし――――まあ、逃げても追うけれど)
(然て、如何したものか。先ずは近付いてみないと、お話にならないな)

【誘い≠ノ乗ると、宣言する迄も無く。街路樹へと足を運び、発散する気配で二重に闇を侵す】
【木陰に潜り込む彼女を視線で追い掛けて、ふむ、と小さく吐息を零し】


【――――しぃ、ん】
【繁華街にあるまじき、鼓膜を刺すような局地的静謐が、二人の距離が近付くにつれて増してゆく】
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/01(水) 22:53:23.87 ID:Qm.3Qy60
>>908
・・・昔からの・・・体質(?)だ
【猫が服の袖やら裾に爪を立てて引っかかってたり、頭の上で丸くなって寝てたり】
【そしてその後方で猫が群れを成して男の後ろにとなんかもう凄い状態】

で・・・そのケンタウロスはまたダンボールか?以前は路地裏でダンボールカーにて此方に突っ込んでくれた・・・何だっけ?
【完全に、という訳では無いが相手の名前は忘れているようだ】
【まぁこの男はこの男で猫だらけにフードを被っている状態なので知り合いに見られても判別はしづらいだろうが】
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:53:49.30 ID:upfL0tEo
>>907
この際、季節に拘らず……駄目だ駄目だ本末転倒
書店に向かうなんざ性に合わな―――

―――ん?

【がしゃん、足音が立ち止まって】
【それから、視線が其方に向けられる】

おや、こいつは珍しいねえ
この時間でこんな場所、誰か居ようとは思わなかった
どれ、ちょっと其処動かないでくれるかい?

【あからさまに、逃がしたくないと言わんばかりの言葉】
【背の高い草がバサリと払われて】

【190cmを越える身の丈、額には30cm程の一本の角】
【腰から爪先までを覆う鋼の鎧、両腕を肘まで覆う獣の革の籠手】
【虎と龍が睨みあう法被、襟から胸元にかけて金糸で綴られた『櫻国一之大剛成』との刺繍】
【その上に、前を止めずに重ねた羽織、背中に大きく『櫻』の一文字を染め抜いて】
【3mの柄を持つ大斧をその肩に担いだ女が、其処に現れる】

こんばんは、と返しておこうかい
良い夜かどうかは知らない。だが、良い夜にはなりそうだ
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:55:47.22 ID:8zvrxP6o
>>910

【彼女は思った「はい?魔法少女?」】
【その発言を聞いて、思わず口に出た】

へ、へ…ヘンタイ、だーーーーーーーーーーーー!!!

【いや、もう分かっているけど、叫ばずにいられなかった様子】

【相手の情けか、どうかは知らないが、力加減で捕まっていないのを知らないので必死で逃げる】
【何で、こんな無理な体制で逃げてるかって言うと、男に後ろを向けて逃げると、スカートの下のアレが見えてしまうからである】

こ、来ないで……ほんと、お願い……お願いだから……っっ!!

【必死に羽をパタパタ動かして、バックして逃げる逃げる】
【本気で嫌だっていうか、捕まったら、絶対[ピーーー]される!という事態が、脳内で確定事項となっている】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 22:57:28.14 ID:ZfjVzsSO
>>912
にゃん…だと…!?
にゃー(みんななんで彼に懐いてるの?)
【猫語で猫達に聞きながら】

久しぶりにゃ!ライク!
けいまたんは違うにゃ!貰い物にゃ!原料は将棋の駒にゃ!
【説明しながら】
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 22:58:14.36 ID:T45peQAo
>>906

【彼女の恥ずかしそうな様子に、くすり、口元を緩めた】
【出会った時は、凛々しいと感じていたのに――】
【――そのギャップが、面白いらしく】

…んー
修行って言えば、珍しいで済むかな…?
…「民間人」って言われると、誤魔化されてる感じがして
ちょっと興味が沸いちゃうかなー、なんて…

【木の影に走っていく彼女を見送って、呟いた】
【女性が出てくるまで、少し暇】
【その場でキョロキョロ、周囲を見渡している】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:01:08.15 ID:57RVtkSO
>>909

―――・・・居ないな・・ここでアイツなら寝てそうな気がしたのだが・・・
【元々何色の物だったか解らないぐらいに汚れたローブに身を包み顔中を包帯で巻いた人物がやって来て】
【何やらベンチの方を見ながらそんな呟きをしている】
【言葉から察するに誰か人を探しているようだ】
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:01:23.40 ID:tyhL2QDO
>>914
変態?ハハッ!最高の褒め言葉さ!!
【何やら爽やかに笑っているが動きと発言内容からしてもう本当にどうしようもない】

嫌よ嫌よも好きの内さ!
あ、後もうちょい高度上げて!もう少しだけ!
【走りながら頭を下げて】
【明らかに覗こうとしてる、変態だこいつ】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:02:47.55 ID:0C0.37Qo
>>916

いやぁ・・・すいません。
鍛錬してると汗かくものでして・・・。
【そういって木陰から姿を現した彼女の姿は――】

薄着のほうが、涼しいですからね、やっぱり。
【どっからどうみても、巫女装束だった】
【紅と白の対比が美しい、巫女装束】
【そんな女性が、棒を持って頭をかきかき、歩いて出てくる】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/01(水) 23:04:12.03 ID:Qm.3Qy60
>>915
時には呼吸困難にだな・・・そう、公園なんかで寝ているうちに
「な〜お(何となく、本能で、とりあえず落ち着く)」
【腕を組んでしみじみと感慨深そうな顔で語る男】
【時に呼吸困難になりそうになるまで猫が群がったにも拘らず軽そうだ】

将棋・・・東洋のボードゲーム、か・・・?・・・能力か何か?

そういやぁ・・・サバトと深い関係だったな?えーと・・・あー・・・うー・・・そう、白鯖だ
【あっち向いたりこっち向いたりして考えるかのような仕草を取るとようやく名前を思い出す】
【サバトに関して何か言って居るが何か伝えたい事でもあるのだろうか】
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:04:18.68 ID:W5gKX3oo
>>913

まあ物の善し悪しなんて見方次第ですからね
良い夜にしようという気持ちが大切です

(明らかに今の私が敵う相手じゃないです…逃げようにも逃げられませんよ!)

【相手の姿を見た上で、涼しい顔で返すものの、心の内は穏やかではない】
【ナイフを握る手に、力がこもった 力んでいる、あまり良い持ち方とは言えないだろう】

【夜闇の中でも際立った黒さの瞳が、相手を観察する】
【漆塗りの瞳が下から上へと視線を上らせてゆき、やがて空に向かった】

もうすぐ半月ってところですか―
なんとなく鬼は満月の下のイメージだったのですが、まあいいです これはこれで綺麗ですしね
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:06:18.75 ID:3OYSm9so
>>917

──……?

【少女はどこか物思いにふけっていた様子であったが】
【何を考えてだろうか。もしかしたら、ただなんとなしにだったのかもしれない】
【兎も角彼女はふと其方に視線を向けてぱちくりと目を瞬かせ】

あ、あの……どうか、なさいました?

【相手の様子を見て取ったのか】
【僅かに首を傾け、心配そうにそう声をかける】
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:08:21.81 ID:8zvrxP6o
>>918

あ、あぅ……あぁぁっっ!

【迫り来る恐怖、少女は、────】
【いまだかつて、このような恐怖、味わった事が無かった】
【いや……こんな恐怖、味わったことのある人間の方が少ないだろう、人じゃないけど】

や、やーーーー!!
やめてよぉ……来ないで、やめて、お願い……こっち、くるなー!

【頭を下げ、そしてその発言、──明らかにアレを狙ってきている、さっき言ってたアレとはまったく違うアレを】
【相手の発言、及び行為の分かり安すぎる意図を理解してしまい、綺麗な白い肌を桃色に染めながら、必死でスカートを押さえて飛ぶ】

あっち、……行けー!

【ぎゅー!ぎゅ!ともう、伸びちゃうんじゃないかってくらい、スカートを抑え】
【涙目を目の前の非常な現実から背ける様にぎゅっと瞑ると、ぽろり…と一滴の涙が宙を舞う】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:08:28.13 ID:ZfjVzsSO
>>920
羨ましいにゃー
あと落ち着くみたいだから猫たちが来るみたいにゃ
うにゃー(じゃあ私も試してみよう)
【そう言いながらけいまたんから降りライクに抱き着こうとする】

多分能力にゃ
藤原って狐からもらったにゃ

その名前は人の姿の時に言ってくれにゃ
この姿はネコサバトにゃ

主になんか伝言かにゃ?
【首を傾げ】
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:09:43.47 ID:4ujnVmc0
【路地裏】

―――ハァ・・・ハァ・・・

【小さな、小さな少年が居た】
【少年の片手には小さなナイフが在った】

【少年の周りには暖かさがあった】
【赤があった、ただただ赤と肉片があった】

【白緑色の瞳は錯乱して周囲の壁を見つめ】
【黒い短髪から覗き見える狐のような耳は、細かく震え続けていた】

【紺藍色の毛皮を胸から脚にまで纏っていた】
【右手に白色の腕輪、後ろに狐の尻尾が生えていた】

【そして―――その全てに赤がこびり付いていた】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:11:09.96 ID:upfL0tEo
>>921
そりゃ、あたしだって満月の下に居る方が好きさ
だけどねえ……満月しか見てない奴は、満月の良さを知らない奴だよ
一月に一回、運が悪けりゃそれも見られない。そんなもんで良いのさね

(………あらら、いきなりビビってると言おうか腰が引けてると言おうか)
(あれで刺されても……腹筋で止まりそうなもんだがねえ)

【ズンと一音、地面を強く踏みつけて】
【少女の手元をまじまじと観察してから、顔の方へと視線を移す】
【途中、少女と同じ黒い瞳が、二つの視線を交錯させて】

……で、だ。気持ちが大切、そりゃあ反対しないさ
だがねえ、気持ちだけじゃあどうにもならないってえ事も有るんだよ
どうしてもすっきりしない、考え事ってのがどうも上手くいかない、そんな時がねえ

そんな時、あんたならどうする?
その右手にもったそれで、誰かを刺してみるかい?

【肩に担いだ大斧の柄を、左手が掴み直した】
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 23:13:00.30 ID:qmjLZH.0
>>911

…機械仕掛けも日常も、壊そうと思えば簡単に壊せるのですよ? 普通なら、ご存じとは思いますけど。
わざわざそんなコトを再確認するというコトは、余程有り触れた生活か、若しくは余程狂った生活しか送っていないと見えます。

―――いや、実質一択……でしょうか。
ここ最近は、どうにも性別とか、ヒトかどうかとか、そんな境界のフチを多少踏み外した方に出会いますね。
ワタクシの場合は派手に踏み外しているもので、感動は覚えませんが。

【この少女―――と、呼べるか判らないイキモノの感覚は、酷く敏い。返答を求めないであろう其の言葉も、聴きとって】
【靠れて木のざらついた肌に背中を預け、ポニーテールが潰れないように、首だけを少しずらして、高く小さな、二人だけの声で言った】
【とはいえ、此方も返答は求めていない―――彼女にとって“大事”では無い挨拶に変えての、存在証明と状況確認】

所謂、「夜行」の類では無いので、ご安心を。生物学者と悪霊祓いに言わせれば、一種の同類ですが、ね?
それより……斬るにしても話すにしても、其処は如何にも間合い不足でしょう、“お嬢様”。

【確りと肌を刺し、常人なら肌の粟立ちすら覚える様な、人ならざるチカラを細やかに発散しながらも、声の調子は穏やか】
【それでいて唄う様な抑揚は、ともすれば―――いや、間違いなく人を食った様な意図を宿している】
【けたたましい無音の世界には、その声と、高下駄が地に沈まぬよう時々踏み場を変える、ぬちゃ、という土音しか、今は無い】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:14:18.41 ID:T45peQAo
>>919

………

【服装を見て、数秒の沈黙】

……あぁ!
巫女さんだったんだー
……戦う巫女さん?

【ようやく合点がいったと、はにかんだ】
【意味不明な単語を呟くと】

そうだねー
まだまだ暑いから…、夏は困るねー

【微笑を浮かべたまま、Tシャツをパタパタとさせて、同意した】
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:15:42.21 ID:tyhL2QDO
>>923
――――お前、今感じている物は何だ?
【尚も少女を追い掛けながら、急に真面目な雰囲気になる】
【今までの変態行為の数々が何だったんだってくらい真面目に】

俺が怖い、俺から逃げたい、俺に捕まりたくない…その感情、それは恐怖だ
泣くほどまでの恐怖を、お前は今味わっている

…お前がさっき襲っていた男も、それ程の恐怖を味わったのだろう
…だが、お前はその時どうした?
あの男が恐怖に怯えた時も、お前は見逃さなかった
【そして、ビシッと右手人差し指を少女に突き付け】

――――自分がやられて嫌な事を!他人にするんじゃない!!
後せめて写真撮らせて!
【いい事を言ったようで、最後に台なしにしやがった】
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/01(水) 23:16:51.28 ID:Qm.3Qy60
>>924
ンなこと言われても伝授とかそういうのは出来ないからな?俺も何だか良く解らんしな
・・・幾ら落ち着くからってこれだけ猫が沢山居たら落ち着くものも落ち着かんだろうに・・・

【と、少しばかり目を見開いて驚き】
なんだなんだ!?いきなりなんだ?白鯖
【と、そのままそれに抗う事も無い、というか言動こそ驚いてるようだが慣れているような感じもする】

藤原・・・な・・・東洋の昔の貴族みたいだな、その苗字

・・・?同一人物?・・・同体?
ま、そうだな・・・とりあえず・・・
俺なぁ、ちょっくら色々あってJusticeだとか対機関連合みたいな俗に言えば正義の組織に追われてる身になっちまったんだ

坊主憎けりゃなんとやら、そう言った組織の連中で俺の名前は出さん方が良いぞ?巻き添え食うかも知れんからな
【な、は、は〜と乾いた笑いを発しながら】
【緩やかな手つきで抱きついてきた白鯖の頭を撫でようとしながら】
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:17:08.68 ID:8UDW.YSO
>>925
あ゙〜〜〜…………あぢぃ゙……帰りたくねー……いい加減扇風機ぐらい買わねーと………
【誰かが近付いてくる気配がする】
【まだ道を曲がった先にいるから気付いてはいない】
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:19:14.65 ID:57RVtkSO
>>922

―――・・・ん?誰だ?
【少女にふと気がついて向けたその顔は】

【包帯に隠されその全貌が見えない】

【怪しさ満点である。】

少し人を探しているんだが・・・案外見つからなくてな、
【少女の問いにそう返す】
【その声は若い、しかも少女の声だ、】
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:20:13.95 ID:0C0.37Qo
>>928

へ!?
いや、まあ確かに巫女ではありますが・・・。
・・・なんですか戦う巫女さんってのは。
【思わず突っ込み返す】
【巫女であることは否定しない・・・というか否定しようがない、その格好じゃ】

ですよね・・・今日はこのあたりで切り上げようかなぁ・・・。
【ふぅ、と息を吐きつつ、タオルで額をぬぐう】
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:22:55.60 ID:ZfjVzsSO
>>930
ネコの王として欲しいスキルにゃ。私は猫を呼ぶのはできるんだがにゃー
うにゃ…確かに落ち着くにゃ
【抱き着きながら】

うにゃ!なんか異世界の日本の昔の貴族みたいな姿だったにゃ

うにゃ!白鯖とネコサバトは私だにゃ
主…サバトの一部から産まれたのが私だにゃ
【説明し】

にゃるほどにゃ…なんかしちゃったのかにゃ?
【首を傾げ】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:24:18.16 ID:W5gKX3oo
>>926

そうですね 価値は相対的な概念ですから、比較が必要です
希少価値を除いても、満月は綺麗に狂ってますけどね 

(とりあえず落ち着かないと… 勝てないならご機嫌取り?私らしくないですね)

【諦めたように、手の内のナイフを相手にさらして、地面に置いた】
【しかし、相手の視線を真っ向から受け止める少女の双眸には、まだ光が残っている】

(せっかく出会えたのですから、十分読む、普段の私ならこうですねっ)

そうですか?心の持ちようは大切ですよー
死ぬ気でやってみると、案外すっきりするものですからっ ちなみに――

【声が僅かに、楽しそうに跳ねた どこかで鳥が飛び立って彼女の言葉を切り】

――ちなみに先日は、火達磨になりながら噛み切ってみました
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:24:23.03 ID:3OYSm9so
>>932

(こ、個性的なお召し物、ですわね……)

【相手の見えぬ素顔にやや不信感を抱く少女】
【覚えた感情ゆえにどこか引きつった笑みを浮かべながら、傾げた首を更に傾け】

人探し……、ですの?

【また、ぱちくりと瞬きをした】
【目の前の怪しい人間が少女であるらしいことと、ここにいる理由が人探しであるらしいこと】
【その二つに、驚いたのであろう】
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:24:41.11 ID:4ujnVmc0
>>931

【あちらは気付いていないようだが、こちらの耳は伊達ではなく】
【相手の存在を知らせてくれたと同時に】
【このままだと鉢合ってしまうことに気付く】

―――・・・どうすれば・・良いんだよぅ・・・

【こんなところを見られては即、射殺もおかしくない】

【となると、自分を防御するために・・・】

とりあえず・・・頭を狙おう・・・

【右手に合ったナイフが消え、銀のハンマーになっていた】

【ハンマーを持ちながら暗い周囲に身を隠し】
【周囲に散ばる肉塊を退かし、相手を不意打ちできる場所に隠れた】

【―――地面にこびり付いた血は消えないのだが・・・】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:26:47.11 ID:8zvrxP6o
>>929

う、う…うううう……。
うるさい!黙れー!説教垂れるなーーーー!!!

【必死にお腹から、声を張り上げて、追ってくる男に、罵声を浴びせる】

[ピーーー]、死んじゃえ、馬鹿ー!
吸血鬼が、血ぃ、吸って何が悪いのよー!
気持ち悪い人嫌い!臭い人も嫌い!自分たちに都合の良い事ばっか言う人間は、大っ……きらい!!

【トリプル嫌い入りましたー】
【必死に羽を動かし、スカートを抑え、飛びながら、涙目で睨みながら】

自分たちだって…生き物、殺して食べてる癖に…っ!
…自分たちが……捕食対象になるとそう言う事言うんだ……!

私、ご飯、食べただけだもん…ちゃんと感謝の意味を込めて、
いただきます≠熈ごちそうさま≠煬セったもん…。

別に殺した訳でもないのに、なんで、…なんで、こんな事されなきゃ、いけないのよぅ……。

【パタパタと逃げながら、「ううー」と抑えるように、ポロポロと、ついには泣き出してしまった】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:28:31.36 ID:T45peQAo
>>933

――えっ えぇっと…

【一瞬言葉に詰まった】
【つぃ、と目を逸らして】

その、鉄の棒振り回す巫女さんって見たこと無いし、さ
『鍛錬』とか、『強く』とか、明らかに武人っぽいっていうか…

【頬を掻きながら、自分の感じた事を説明】
【嘘のつけない少女である】

…神様に仕える人、ってイメージとは真逆かなー…、なんて

【傷つけては居ないだろうか、なんて思いつつ】
【上目遣いで女性を見やって】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/01(水) 23:32:08.90 ID:Qm.3Qy60
>>934
なるほど、まぁ、俺は呼ぶ事も出来るが滅多に呼ばん。放っておいても大量だからな、呼ぶと凄惨になる
【どのくらい、どう凄惨なのだろうか】
【この受け止めの慣れた具合は・・・こういう保護者的な経験でもあるのだろう】


烏帽子に顔面全体白い化粧とかか・・・何か・・・アレだな
OKOK落ち着け、俺。猫サバト=白鯖。主サバトは別体だな?サバトから生まれたってだけでサバトは別なところに居るんだよな?
【混乱しているようだ】
【流石はカオス、だろうか】

・・・まぁ、身を張った演技をしたら・・・迫真過ぎて・・・悪党に見られちまったというか・・・
それが人づてに伝わって・・・その組織の情報網に・・・
ま、気をつけろ。俺の情報だったら幾らでも流して良いから身は大切にしなって伝えてくれ、お前もな
【演技、と言う事は本気で悪行を成した訳ではないようだ】
【何ともバツの悪そうな顔だ。指で軽く頭を掻く】
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:32:23.96 ID:tyhL2QDO
>>938
大人は都合よく物事を言う物だ!!
一応こう言えばかっこいいだろう!?映えるだろう!?
【眼鏡を上げて、少女を見据え】

何を言うか!俺だって牛さんや豚さんや鳥さんに文句を言われる覚悟はしている!!
俺はいつでも文句を言われる覚悟があるから文句を言っているのだ!!
そして純粋に泣き顔が可愛いから!萌えるから!!
【やっぱり色々と最低だこいつ】
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 23:32:23.93 ID:8zvrxP6o
>>938
/訂正、[ピーーー]は一応「死ね」ですが、この場合、自分が言われたい単語を当てはめても構いません。
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:33:19.30 ID:upfL0tEo
>>935
あー、そういう単語は苦手だ。相対的だの概念だの、難しいのはねえ
あれだろ、概念ってのは、それを付けとけばとりあえずなんか高尚になるってあれだろ
あたしの頭を混乱させて逃げきろうって腹積もりかい?

……が、月の話しだけは分かる。満月が狂ってるのも、普段の月が狂ってるのもねえ

【知的レベルが追いつかないのか、一人で勝手に腹を立てたような口調】
【それでも、分かる話題になれば食いつきが良くなるのは、単純な性格故か】

死ぬ気でやるとすっきりする、か………なってみたいねえ、死ぬ気
生憎と、そんな楽しい経験は殆ど無いんでねえ

【ナイフを置いた少女に向かって二歩。長身の為に歩幅も広い、距離は一気に縮む】
【足でなら届くかも知れない程まで、近づいて行こうとしながら】

……火達磨になりゃ、死ぬ気は味わえるのかい?
噛み千切られた方は、死ぬ気を味わえたのかい?
そいつは羨ましいったらありゃしないねえ

んじゃあ、あんたのそのナイフ。それを喰らえば、ちょいとは死ぬ気ってのを見られるのかねえ?

【腰も首も曲げず、目を動かすだけで視線の高さを維持する】
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:38:21.54 ID:ZfjVzsSO
>>940
にゃるほどにゃ………スキル的に敗北にゃ
【少し落ち込みながら】


白くはぬってなかったにゃ
あと女の姿だったにゃ
本人は男にもなれるって言ってたにゃ

そうだにゃ
【説明しながら】


んにゃ…なるほどにゃ
まったく不器用だにゃー
【ため息をはきながら抱き着きをやめ】
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:40:17.61 ID:57RVtkSO
>>936

あぁ、人探しだ。

ある少年を探しているんだが知らないか?
【そして】

白のカッターシャツに―――
【少女が探しているというその少年とやらは】

―――青のネクタイ着けた――
【少女が挙げた特徴は】

―――あと、カッターシャツの袖に校章つけた、いかにも学生って感じがする、その名前は―――
【明らかに】

―――護という奴だ
【明らかに少女――エルが知っているであろう少年の物だった】

【こんなにも明らかに怪しい少女があの少年の知り合い?】
【疑われても仕方ないだろう】
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/01(水) 23:43:33.83 ID:Qm.3Qy60
>>944
まぁ気にするな、多分猫と真摯に向き合っていれば多分俺と同じ様になる
【当てにならないこの言葉】
【二回も多分という言葉が入りました】

烏帽子はついてるのか・・・
そして両刀・・・こう・・・東洋島国の神話に出て来る・・・捨て子みたいだな
【日本神話のことだろうか、指に顎を当てうーむ、と唸りつつ】

ま、実際俺に悪い面が無いわけじゃないんだがな
・・・一人、植物人間化しているらしいし・・・一応医者は送ったが、ね
【一体何をやらかしたのやら】
【原因を作ったということは無さそうだが、きっかけ、起爆剤になったのはこの男だろう、多分】
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:43:48.28 ID:8UDW.YSO
>>937
クーラーは高いし工事しなきゃなんねぇからなぁ………
【現れたのは不運にも、今最も出会いたくないだろう職種】
【後ろで束ねた長い金髪と碧眼、昔の映画に出てくるようなその服装は保安官だ】
やれやれ……っと血……?
【しゃがんで血痕を調べている】
喧嘩でもあったか…?
まあ、誰もいねぇってこと死んじゃいねーか……
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:46:21.34 ID:0C0.37Qo
>>939

・・・やっぱり、私巫女とはかけ離れてるのでしょうか・・・。
確かに、普通の巫女は戦闘なんてしませんよね・・・でも神主様だってやってるし・・・あれ・・・?そう考えると私たちって異端・・・?
【そこには、orzしている巫女の姿が!】
【めっちゃ落ち込んでます、青い縦線とかびっしり】

ええ分かってはいるんですよ・・・。
でも私のところの神様からしてもしかしたら異端かもしれないですし・・・。
ああもうダメです私ちょっと立ち直れそうにありません・・・。
【もんのすっごい落ち込みようである】
【ここまで悲しむことなのか?】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:46:37.70 ID:o3gDr/go
【街中】

さっぱり売れねぇなぁ・・・はて、どうしたもんか
客寄せパンダはいないしな

【地べたにシートが広げられ、そこに何十体もの人形が置かれている】
【そのシートに胡座を掻いて座り】
【灰色のカッターシャツに黒いスーツを着て】
【ボサボサの黒髪で黒い瞳をした男がぼやいている】
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:47:34.59 ID:8zvrxP6o
>>941

………うう。死んじゃえば良いのに……。

【もはや、話に成らない、そう思った】
【いや、最初から成立していたとは思えないが、生物が違います、とかそういうレベルの話じゃない】

言われたこと無いくせに…どうせ下等生物は人語喋らないから文句言わないとか思ってる癖に。……嘘つき。

気持ち悪いよぉ……。
お願い…本当に、……来ないで……っ

【「泣き顔が可愛い」とか「萌える」とか言われている以上】
【相手を喜ばせる行為は絶対にしたくない!と必死で涙を抑えるが】
【どうしても、零れてしまう、ポロポロと涙が】

助けて…誰か……っ。

【懇願せずにはいられなかった、─────すると】
【─────空から、数本の刀が、男と少女を遮るように降ってくる】

/おおっと、見逃してました、申し訳ない。
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:48:08.78 ID:3OYSm9so
>>945

──……護、様を?

【呼吸が、ほんの少し深くなった】
【目を僅かに見開き、ぴくりと肩を震わせる】
【この様子、そしてその返答からは明らかに「少女・エルが護の知り合い」であることが伺える】

(護様──このようなお方と、お知りあいです、の……?)
(あぅ……ですが、人は見かけによらないとも申します、し。。)

【そんな中。エルは内心動揺していた】
【何故彼女が彼の知り合いなのか。何故探しているのか、この少女は護とどのような関係なのか】
【好奇心旺盛なエルにとって、浮かんで当然ともいえる疑問が泡のように次々と湧き上がってくる】
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:49:12.33 ID:RTykLMSO
>>927


儘有るだろう?時々、自分と常識との乖離を再認識することぐらい――其の時々≠ェ、今だっただけ。
有り触れてはいないが狂ってもいない他者にとっての異常が、オレにとっての通常で、正常で、尋常な日常だ。

……――――まあ、物分かりが良いようで何よりの僥倖、と言った所か。
一応、綱渡りくらいはしてる心算なんだがな?
些かばかり踏み外して空を歩いた覚えは、無きにしも非ずだが……。

オレも――かな。感慨とか感傷とか、大分擦り減っているようだから。

【くすり。零した吐息は笑みに似て、だが白皙を彩る事は無い。律義にも返した返事は、酷く曖昧】
【声音は大きくは無いが、透る。中性の響きを伴って、挨拶の欠けた其れは空気を震わせる】
【歩みは止まらない。相も変わらず人波は彼女の通る端から裂けて、また戻る――真実、成立した会話を訊くのは二人≠セけのようだった】

安心半分、落胆半分、と言った所か。あそことは面識が有るから、実の所期待はしていたんだ……酷く、淡いけどさ。
とは言え、期待ハズレ≠ナは無いようで安心した。そういう訳で、この比率。
……――――カテゴリーが同じ、スタンスは違う。そんな感じだよな?

確かに、言われてみれば。下手な拳銃よりは、広くて疾いって自負は有るが……顔も見えない会話は、味気無い。

【気配は変わらず無音、深々と積もるこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいのように冷たく】
【だが何処までも平淡な一本調子に、微かで確かな喜色を滲ませて、言外に面白い≠ニ】

【いつの間にやら距離は縮まり、樹が根を下ろした土の端に、靴の爪先が痕を刻み】
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/01(水) 23:49:24.57 ID:RTykLMSO
>>927


儘有るだろう?時々、自分と常識との乖離を再認識することぐらい――其の時々≠ェ、今だっただけ。
有り触れてはいないが狂ってもいない他者にとっての異常が、オレにとっての通常で、正常で、尋常な日常だ。

……――――まあ、物分かりが良いようで何よりの僥倖、と言った所か。
一応、綱渡りくらいはしてる心算なんだがな?
些かばかり踏み外して空を歩いた覚えは、無きにしも非ずだが……。

オレも――かな。感慨とか感傷とか、大分擦り減っているようだから。

【くすり。零した吐息は笑みに似て、だが白皙を彩る事は無い。律義にも返した返事は、酷く曖昧】
【声音は大きくは無いが、透る。中性の響きを伴って、挨拶の欠けた其れは空気を震わせる】
【歩みは止まらない。相も変わらず人波は彼女の通る端から裂けて、また戻る――真実、成立した会話を訊くのは二人≠セけのようだった】

安心半分、落胆半分、と言った所か。あそことは面識が有るから、実の所期待はしていたんだ……酷く、淡いけどさ。
とは言え、期待ハズレ≠ナは無いようで安心した。そういう訳で、この比率。
……――――カテゴリーが同じ、スタンスは違う。そんな感じだよな?

確かに、言われてみれば。下手な拳銃よりは、広くて疾いって自負は有るが……顔も見えない会話は、味気無い。

【気配は変わらず無音、深々と積もる粉雪のように冷たく】
【だが何処までも平淡な一本調子に、微かで確かな喜色を滲ませて、言外に面白い≠ニ】

【いつの間にやら距離は縮まり、樹が根を下ろした土の端に、靴の爪先が痕を刻み】
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/01(水) 23:50:00.79 ID:W5gKX3oo
>>943

あう、すいません 難しい事を難しく言ってるようでは私もまだまだ駄目ですねー
(あら?長寿かつ知性を持った種族なので、それなりの語彙は備えているものかと…)

【頭を下げ、表情を隠しながら、何か失礼なことを考えている】
【地面に置かれたナイフの刃が、月明かりを跳ね返した】

っと、なったこと無いのですか?死ぬ気

【相手の接近に対しては、微動だにせず】
【ただ頭を上げて、首を傾げるような動作と共に聞き返した】

随分とお強いようで… 私なんて短いこの人生の中で何度も死に掛けてますよ
私は日陰を本を読んでるほうが好きですから、できることなら肩代わりしてもらいたいぐらいです

【低身長ゆえ、相手を見上げる形には慣れている】
【たまに視線があたりの闇に移ることがあっても、概ねその眼は相手に向けられている】

っと、このナイフは結構気に入っているので、やめていただきたいです
ついでに言うと、今の私は満身創痍です あなたを楽しませてあげるのはちょっと難しいですね

(というか全力を出せる状態だとしても、できれば戦いたくないですねー)
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:50:09.94 ID:ZfjVzsSO
>>946
うにゃ!!わかったにゃ!
【元気よく言い】

それとは違うにゃ
狐だしにゃ

にゃぁ……それはマズイにゃ
もしアレだったら幽霊屋敷にいる司書さん呼ぶかにゃ?たしか魔術書の精霊みたいだからにゃ
確か……ナコト写本?だったかにゃ?
【首をかしげ】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:50:56.05 ID:4ujnVmc0
>>947

―――今だ!今しかないッ!!

【まだ多少の距離はあったが、自身の血】
【人間とは異なる体を使い、一瞬でその男の背後へ】

【覚悟は決めたものの、、少年の目には涙が一粒】
【浮かんでは、自分でふき取る】

【足音は立てていない、一瞬の内に背後まで周り、ハンマーを振り上げる】

(すみません・・・殺しは、しませんから)
すみません・・・殺しは・・・しませんから・・・!

【振り下ろす直前、思っていたことが声に出てしまった】
【おそらく気付くだろう】

【もし振り返ったりしたら、顔が大変なことになるかもしれない】
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/01(水) 23:53:31.71 ID:tyhL2QDO
>>950
いやいやそんな事は思ってないぞ
牛さんや豚さんが何か言いに来たら正座して聞く気でいる
【正座して牛や豚に説教される人間、想像すればシュールな光景である】

来ないでって言われると余計に――――っと!
【空から飛来する刀を見て、急停止】
【当たるギリギリで刀をかわす】

/なぁに、気にするな
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/01(水) 23:56:50.51 ID:Qm.3Qy60
>>955
お、その神話で俺の言いたいこと解るのか?・・・狐
狐ならアレだ、那須で封じられた狐。ふうどられた後は殺生石とか言う猛毒を吐き出す石になった・・・
【神話好き?なのだろうか】
【まぁ歴史だとか古代遺跡好きなのでそれらに関連してかもしれない】


気持ちはありがたいけどな、俺が爆発させた爆弾だ
後の処理は・・・完全な人頼みにするわけにはいかんのよ
【こいつはさっき医者を送ったという。それは人頼みでは無いのか】
【もしくはその医者を遣う代価はこの男が払う?それともその医者のすることにこの男も関わる?】

・・・レイアムなら術自体は間違いなく上手く出来る
【術自体は・・・その植物人間化してる人間を治すのに術は手順の一つでしかない、この発言からはそう読み取れる】
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/01(水) 23:58:22.44 ID:upfL0tEo
>>954
殺す気も死ぬ気も殆どありゃあしない
ブッ倒す気になら何度か成ったが、殺し合いなんてえのはまずないねえ
……満身創痍だろうが何だろうが、あたしは気にしないよ
延々四方山話を続けるよりゃ、よっぽど楽しいだろうさ

……襲われてもまだ嫌々言いながら逃げ回る様なら、流石にその気も無くなるが
其処まで腰が抜けてる奴は、まず生き残ったりはしてないだろうしねえ

【少女の言葉を聞いて、然し戦闘の意欲は失われていない様子】
【動かない少女に、もう手が届くほどの距離】

さあて………口先で逃げるのも良いがねえ
まずは力も見せて貰おうかい

【左手に持った大斧を高々と掲げて】

【然し、それを振り降ろしはしない】
【左足を振るい、胴体狙いの爪先蹴りを放った】
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:00:50.73 ID:iu1bUn6o
>>948

【あまりの落ち込みように、小さな肩が竦む】
【それはもう、ビクゥッと】

えっ あっ
いや…、その…っ

【掛ける言葉が見つからず】
【女性の肩に触れようとした右手も中空に止まる】

【神主、神様が異端、というのは良く分からなかったらしく、首を捻るだけ】

…ぶ、武術教える神社も良いと思うよっ
そういうお寺もあるって聞くし…

……そ、それにほら、強くて困る事って、あんまり無いからさ!

【眉を八の字に曲げて、困ったような笑みを浮かべたまま、どうしようもないフォローを入れた】
【それから、女性の背中を慰めるように軽く叩こうとする】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/02(木) 00:01:50.44 ID:h9HJzoSO
>>956
!!
【咄嗟の判断だった】
【体を反転させながら後方、殆ど前方だが】
【とにかく血痕の上を転がるようにして離れる】
っ!ガキ!?
【そして尻餅をついたような状態で左腰のホルスターからリボルバーの拳銃を抜き、銃口を向けようとする】
【流石に保安官、ただのコスプレではないと言ったところか、その動きは素早い】
【ちなみに、本当にコスプレではない】
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/02(木) 00:02:31.88 ID:msUsEkSO
>>958
にゃははは!余りなめないで欲しいにゃ
九尾ではなかったにゃ!
ついでに清明の母親も狐だという説もあるにゃ

うにゃ……わかったにゃ
けど頼る時は頼って欲しいにゃ
【心配そうにしながら】
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:05:09.94 ID:EA9as8co
【路地裏】

────────────────。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤目の少女が歩いている】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている】

【少女の服の所々には返り血が付いており、辺りには血の香りが漂っている】
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:05:24.70 ID:U6nODJYo
>>957

そんな人、普通、居ないって言うか、頭可笑しいよ、貴方……。

【その発言は、今更な様な気がしないでもない……】

【刀が二人を遮ると、安心してしまったのか、】
【ぺちゃり、と女の子座りで、地面に降り立った】

え、……え……。

【路地裏の奥から、少女の背後から、がっしゃがっしゃと音がする】

【歩いてきたのは────────】

【サイの角を模した刃が両肩に付いた甲冑を身に纏い、同じくサイの角を模した兜を付けている、三本角の鎧武者】
【兜の隙間から腰まで届く黒い長髪を垂らし、腰には刀の鞘が掛けられている、口元を隠すような黒いマスクをした男だ】

「何だ……お前、何やってるんだ……」

ジェ、ジェノ兄ぃ………。

「分からんな、……決闘では無さそうだった………」
「俺は、病み上がりなんだ、……要らんことに能力を使わせるな……」

【鎧武者が、指を振るうと、地面に刺さった刀の一つが、宙に浮き、くるんと回って男の掌に収まった】
【それを、──────キーナに突きつけると】

「なんだ……ウチの奴が世話になった……のか?分からないが、……コイツの兄貴に頼まれた……」
「ソイツに借りが有ってな、お前が、何であろうと、これ以上、寄ってくるなら……斬らねば、ならない、故に……」

「ここから先は、闇の暗黒組織≪ネイビィ・シャドウ≫が怪人…念動武士-ジェノ・サイダーが相手になる事になるが……」

【黒く濁った目で、キーナを睨みながら】
【クスン、クスンと泣く少女を後ろに置き、その瞳は「退け」と言っているような】
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:07:39.96 ID:XtIwhISO
>>951

ん?お嬢さんは、うちの護と知り合いか?
【エルの反応を見てそう察して】

【そう返す】
【「うちの」?】
【家族か何かだろうか】

【だが、思い出して欲しい、】
【護は一番最初エルと出逢った時点では家なき子、貧民街暮らしだったはずだ。】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:07:44.78 ID:RqlGMv6o
>>960

・・・。
【しばらくZUーNとやっていたが】

・・・うう、すいません・・・。
やっぱりまだまだ弱いよ私・・・神主様みたく強くなれないよ・・・。
ぜんぜん、強くないよ・・・。
【背中をポンポンと叩かれて、情けない声を上げる】
【顔を覗き込めば分かるだろうが、涙がぽろぽろ】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:08:45.52 ID:tcgHzPUo
>>959
では、なんのために争うのですか?戦闘狂です?
【言いながら、リュックに手を向かわせて、何かを掴む】


【後ろに飛ぶ その動作自体は、けして早くはない むしろ並以下かもしれない】
【しかし、その回避行動の開始が異常に早かった 紙一重で、蹴りは宙にさ迷う】

あらら… 本当に今の私でいいんですか?弱いですよ?

(後ろには川、そう何度もバックステップはできない…)

【その場で武器として選んだのは、こちらも斧】
【相手のものと比べるとその片手斧はまるで玩具のような外観だが、魔翌力が貯蔵されている】
【本来片手を振り回すそれを、両手で構えている】
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/02(木) 00:10:05.24 ID:DtnN5TY0
>>962
よくよく考えると外国から渡来した大妖怪なんだよな・・・半分落ちぶれて、追い出しでやって来たけどさ・・・

うーむ・・・所々ではお前の方が詳しそうだな・・・
【ほほぅ、と感心したよう】
【負けは負けと素直に認めるほう?】

大丈夫、流石に自分がきっかけなら自分がやらなきゃいけないところもあるのさ
俺がきっかけじゃない事で困ったことがあったなら・・・そん時は頼らせてもらうよ
【しゃがんで軽く、優しい手使いでぽんぽんと頭をはたこうとしながら】
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:10:52.86 ID:U6nODJYo
/つぎすれです http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1283352780/
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/02(木) 00:12:49.90 ID:0kOn1IDO
>>964
…ほう、真打ち登場か
【チャキ、と眼鏡を上げ、現れたジェノを見据え】

闇の暗黒組織とは大層な名前だな、世界征服でもするのか?
…もっとも、そんな事はこの俺、魔法少女のキーナ=ヘヴンリィが許しはしないがな
【両手を銃の形にして、同時に突き付け、ニヤリ】
【所謂ゲッツのポーズ】

…もう少し遊んでいたかったが、頃合いか
こちらも病み上がりの連れを家に待たせているのでな、戦いは避けるとしよう
…お前と戦ったとして、病み上がり相手と戦っても誇れやしないしな
【両掌を上に向け、首を振って】
【ゆっくりと後退りを始める】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:13:53.59 ID:LxWTi9Uo
>>967
戦闘狂、は当たってるかも知れないねえ、だがちょいと足りない
狂う程のめりこめる戦いが欲しい、それだけさね

(……ほう、身のこなしは素人だが……)
(目か、それとも別な何かか。面白そうだねえ)

【空振りした足を地面に引き降ろして、その勢いで一歩前進】
【大斧の柄に右手を添えて、少し背中を反らせて】

弱いなら弱いなりに、ちょっとは抵抗して貰わないとねえ
……こっちは、哲学者と語り明かす趣味は無いんだよ

おーうらっ!

【単純に、相手の頭目掛けて斧の刃を振り降ろす】
【力は殆ど加えず、斧の重量による自然落下任せ】
【然し、それでも、斧の重量は見た目の巨大さより更に上だ】
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/02(木) 00:14:04.26 ID:64uRfL6o
>>965

え、えぇ……そう、ですけれど
……えっと、えっと、貴方様は……?

【こく、と】
【ややぎこちなく頷いた後じぃっと相手を見つめ】
【至極当たり前かもしれぬ問い──少女と護との関係についてを尋ねた】

【「うちの」──そんな言葉が出てくると言う事は、相手と護がある程度近しい間柄ということだ】
【それでいて。護はどういうわけか最初は廃墟をうろつき。今もとある夫婦の家で世話になっていると語っていた】
【もし相手が彼の家族であるのならば、何故彼はそのようなことを?】
【浮かぶ疑問は先ほどよりも深みを増していく】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/02(木) 00:14:23.29 ID:Q6vw5Tw0
>>953

……あぁ。ワタクシの場合はそんな“チガイ”は“卵の中で”既に受け入れて居ります。貴女よりはきっと、融通も利きますし。
そして、物分かりが良いのは当然。人間を襲うにも、吃驚させるにも、小馬鹿にするにも、その方が都合が良いのです。
―――とはいえ、自身がヒトの常識を蹴飛ばした存在とあれば、厭な落ち着きが産まれてしまうのは、同感。

【白き羽根と震える羽音を撒き散らす“鳥の翼”、目を引く“高下駄”、そして“妖気”】
【少しずつその輪郭を浮かび上がらせる、背を向けたままの彼女は、若しかしなくても、産まれながらの人で無しである】
【大凡の人間を玩具として扱う様な、冒涜的で純粋な、本能に近い“異質”を孕んだ愉しげな声は―――然して薄い共感を含む】

ワタクシも、彼らは嫌いでは無いのですよ。便乗しようかと思った事も、無きにしも非ず。
そういう意味では、貴女の言葉は正解……ただ、人を効率的に殺すことや、只の戯れで殺す事に、今は余り面白みを感じません。
飽くまでも、其れは“妖”としての存在意義を全うする手段の一つに過ぎず、他にも長期的に見た選択肢が有る。

ほら―――人や赤子を攫うだけ攫って置いて、結局は時間を無駄に使わせたりするだけの妖怪、偶にお話に出てくるでしょう。
ワタクシが志向しているのは、アレです。普通に死にゆく“ヒト”よりは、嫌がらせを受ける“人間”の方が、反応が複雑で、愉しい。

【わざわざそんな事を口にするのには、眼の前の人間がほぼ恒常的に“殺意”を秘める事を見越しての“嫌がらせ”なのか】
【或いは、心を開いた相手に教えたい、自分と言う存在の“本質”なのか……顔だけ向けた薄笑いからは、読めない】

……で、どう為さりますか?

【唐突に飛び出した質問の声は、氷のように…と言うよりは、木枯らしの様な冷たさを宿して流れる】
【自分と言う生物の在り方をある程度は識らされた彼女が、どう出るか……どっちでもいいや、と思いつつも、見極めようと】
【ついに―――少女は、振り向いた】

974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/02(木) 00:14:52.02 ID:x4OdgHg0
>>961
/突然PCの調子が悪くなり、続けられそうにないです
/すみませんがここで終わります お疲れさまでした
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/02(木) 00:15:34.38 ID:msUsEkSO
>>968
うにゃ!インド→中国→日本と渡って来た説とそれぞれが兄弟説とまったく関係ないという説の三つがあるにゃ!!

まあ普通だにゃ
【説明し】


うにゃー……わかったにゃ
【頭をぽんぽんされながら】
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/02(木) 00:18:26.53 ID:h9HJzoSO
>>974
/分かりました〜〜
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:20:40.19 ID:iu1bUn6o
>>966

【心配そうに、そっと覗き込んで】

…………ぁ

【目元から零れ落ちる水滴を見た】
【思わず声を漏らす少女】

(…な、泣かせちゃったの、かな…?)

【内心、相当うろたえているらしい】
【何せ14才――年上の女性を泣かせた事なんて――】
【――、あんまりない】 【ちょっとしかない】 【少しはあった】

……え、えと
強さは、あれば良いってだけで
そんなに執着するようなことじゃ、ないんじゃないかな

ほら、神主さんが強いなら、神社はそれで安泰だと思うよ…私は…

【一緒にしゃがみ込み、控えめに声を掛けつつ】
【石鹸の香りがする柔らかなハンカチで、涙を丁寧に拭おうとする】
【左手は、いつの間にか頭を撫でようとしていて】
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/02(木) 00:22:25.72 ID:DtnN5TY0
>>975
おおぅ、やっぱり詳しいな
鬼とかも元々島国ではそんなひどい者でもなかったらしいが
その隣の国のブッキョウとか言う宗教と羅刹とか言う鬼のせいで酷いイメージ持たれるようになったらしいしなぁ
【でもこの男は負けず嫌いでもあるのか】
【とりあえず自分の知る他の知識もさらしてみる】


まー俺が問題に関わる時って大体俺が起爆剤になってるんですけどねぇ!!!
【と、何処か開き直った馬鹿笑い】
【これが真実なのか本人がそう思いこんでるだけかは知らないが、まぁ何とも豪快な笑い】

ま、白鯖の嬢ちゃん。俺の言った事にも気をつけて主様にも伝言頼んだぜよ
【ハーハッハッハッはっーと高笑いしながら、百猫夜行を引き連れ】
【その場から立ち去ろうとする、ここらで何か伝言なりようがあるならここが今回の最後の機会】
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:23:48.53 ID:U6nODJYo
>>970

「さあどうかな、……上の目的など、俺には大した問題じゃあない……」
「貴様が正義を語るなら、戦場で、切り捨てるのみだ……キーナ=ヘヴンリィ……」

「名乗った事を後悔させてやる……と、こいつの兄貴が言っている……」

【よく見れば、耳に通信機のようなモノを付けている】

「賢明な判断だ………助かる……」
「戦場で会うことを楽しみにしているぞ……」

【相手が後退していくのを見るや、刃を腰に収める】

う、う……うぇえ…。

【それに、安心たのか、ついには泣き出すする少女────】
【鎧武者はため息を吐いて】

「頼むから、……下らない事に俺を出張らせないでくれ……」

だって……に、人間なんて情に訴えかければ、ちょろいって……。
あんな、変なのが……いるなんて思わなくて……。

【ジェノ・サイダーが、ひょいっと手を動かすと】
【残りの刀も宙を舞い、鞘に収まっていき】

「良いから、帰るぞ……俺は……疲れているんだ…」

【はあ、と二度目のため息を吐くと】
【ずぅん、ずぅん!と少女と武者の周囲に闇が広がってき、その中に消えていったという】

/お疲れ様でしたー!ちょっと眠くなってきたので、締めに入らせてもらった次第です。
/なんかえらく楽しかったです、お疲れ様でしたー!
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:26:25.49 ID:tcgHzPUo
>>971

なら私には役不足ですね

【再度、同じように後ろに飛びのいて避ける】
【足が少しだけ水に触れたが、その冷たさなどに感覚を割く余裕は無い】

戦いが虐待にならないよう気をつけてもらいたい、ところですっ

【横薙ぎに斧を振るう 当然その刃は空を斬るが】
【その刃から黒い星が回転しながら、夜に紛れて相手の腹へと飛んでくる】
【人の肉なら深く断てる程度の切れ味をもった星だが、鬼に効くだろうか?】

【そして斧から、どういうわけか火の粉が舞って、消えた】
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/02(木) 00:27:49.39 ID:msUsEkSO
>>978
まあ中国とインドがいけないわけだにゃ
ついでに日本の三大悪妖怪には鬼と九尾の狐が含まれてるんだにゃ
最後の一体は天狗だけどアレはどちらかと言うと怨霊だにゃ
【豆知識をだしながら】


まったくだにゃ…あんまり無茶するなにゃ
主と私が悲しむにゃ
それじゃあにゃ
【そのまま手をふり見送るだろう】
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/02(木) 00:29:20.24 ID:0kOn1IDO
>>979
……動くようになってから、初めてか…フルネームで名乗るのは
疼くな、色んな物が
【右手を握り締め、呟いて】

…あ!葡萄買ってきてやるって事忘れてた!
【握り締めた右手を左掌にポン!と叩き】
【走ってその場を後にした】

/乙でしたー
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/02(木) 00:31:22.23 ID:DtnN5TY0
>>981
【彼はそのまま立ち去り】

【何時しか猫達も自分の住処へと帰るため散り散りに】

【そして一人残ったこの男は】
【自身の背を預けてもまだ余る程度の、ある程度大きな木に背を預けてドタン、と音を立てて、無意識に気を失う】


/お疲れ様でした
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:31:25.41 ID:RqlGMv6o
>>977

【一方こちらは二十歳越えである】
【なのに、なぜこうも打たれ弱く、泣きべそをかくのか・・・】

【ぐず、と鼻を鳴らして】
【無言でハンカチを受け取り、目元を拭く】
【そして、頭を撫でられて、動かなくなるが、】

【しばらくすると、ゆっくりと起き上がるだろう】
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:33:42.30 ID:LxWTi9Uo
>>980
おーや、そりゃまた随分と自信屋だねえ
それくらい自信があるなら、やり合うのも少しは面白いだろうさ

(向こうのは……あそこじゃ届かない)
(そうなりゃ、有り得るのは――)

―――やっぱりこういう手かい!

【振り下ろした斧を地面に突き立てたまま、柄の部分だけを少し上に】
【飛んでくる星の軌道上に合わせて、それを防ぐ】
【ギィンと甲高い金属音、星が弾かれる。その後の行く先は、星の性質次第だ】

成程ねえ、合わない武器だと思ったら飛び道具。結構面白い
さーて、次は何が来るのやら

【もう一度、斧を肩に担ぎ直す】
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:35:26.31 ID:iu1bUn6o
>>984

―――………

【女性が立ち上がろうとすれば】
【速やかに両手を離す】

【少女はしゃがんだまま、女性を見上げて】

………ごめん、ね?

【申し訳無さそうに、それだけ呟くだろう】
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:35:47.66 ID:XtIwhISO
>>972

―――私はアイツの姉だ。
といっても血の繋がりも義理でもない。
正確には「姉みたいな」幼なじみだが。
貧民街の暮らしを二人で過ごして護の世話を幼い時からずっと見ていた、いわゆる姉貴分って奴だな。
【とそこでやっと自分の素性を明かす】

因みに私には未だ名前はない。今色々偽名を考えているがな、

で今独り立ちさせた可愛い弟分がちゃんと過ごしているか、
どこかで野垂れ死にしてないか、様子見しようと思ってな
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/02(木) 00:35:59.09 ID:msUsEkSO
>>983
/乙でしたー
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:39:00.26 ID:RqlGMv6o
>>986

いえ、こちらこそ突然取り乱してしまって、すいません。
【はにかむように笑って、そう言う】
【顔に涙の跡はあるが、もう新しい雫が流れることはないだろう】

これ、ありがとうございます。
【そういって、借りたハンカチを返そうとする】
【見下ろす形だと渡しにくいのか、かがんで目線を合わせる】
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/02(木) 00:43:03.18 ID:64uRfL6o
>>987

なるほど、そうだったのですか……
護様なら、とある夫婦の家でお世話になっていると申しておりましたわ!
つい1ヶ月ほど前にお会いしたときも、元気そうでしたし

【その言葉を疑うことなく、すんなりと飲み込み】
【ふわり、と。今宵、少女の前で初めて笑顔を見せた】
【しかし、相手が名前がないということを聞くとその表情を僅かに曇らせ】

お名前がない、ですか……
それは、とても不便ではございませんか?

【再び、ちょこんと首を傾げるのであった】
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:43:44.44 ID:tcgHzPUo
>>985

【星に対処している間に、斧を引きずるようにして、自身から見て右側へ走る】
【逃げられるとは思っていない 単純に後ろが無い場所を嫌っただけだろう】

【星は魔翌力の塊、弾かれて少女の元へ帰らんとする道半ばで、溶けるように消えていった】

考えてみると、この斧使うの初めてですしねー
自分でも合ってないと思いますよ

(重い… 怪我もあって、1回振るうだけで随分疲れますね やっぱり間違えた…かなあ)

【走る動作の中でも、斧から火が零れて、揺れ、消えていく】

(狙うのは大技1回で満足してもらうってところでしょうか)
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:49:58.01 ID:iu1bUn6o
>>989

【なんだか気分が晴れないような表情】
【微笑み返す事も無く、小さく首を振った】
【繊細な栗色の髪が梢のように靡いて、しゃらり】

…………

【ハンカチを、はし、っと受け取ると】
【僅かに頷いて――目線は合わせない】

……ごめんね
ちょっと、一方的に聞きすぎちゃった
…ホント駄目だ、私は…

昔と何も変わらない…

【俯いたまま、そう言って】

鍛錬、頑張ってね…
――それじゃ…

【立ち上がると同時に、くるんと反転】
【ててて、と駆け去ろうとするだろう】
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:51:53.82 ID:LxWTi9Uo
>>991
【自分の左手方向へ走る少女を、右足を軸にした回転動作で正面に捉える】
【左足を少しだけ前方に出した、構えとも言えない自然体の構え】
【大斧の柄を右手で掴んで、左手は腹の前に】

(………あんまり活きが良くないねえ、満身創痍ってのは本当らしい)
(が……それならそれ、死んじまっても運が悪いだけだろうさね)

………ぶっ潰して、次でも探しに行くかねえ

【背面に手が回る程に、大斧を振りかぶる】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:53:37.06 ID:RqlGMv6o
>>992

・・・?
どうしましたか?
【呟く少女にそう言って】

あ・・・。
【そして去っていく彼女】
【一瞬、追いかけようかと思ったが、その理由が思いつかず】
・・・さようなら。
【結局そのばで見送って】
【また、棒を握り締めた】
【曰く、もっと強くならなければ、と】

/お疲れ様でしたー!
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:54:40.12 ID:iu1bUn6o
>>994
/お疲れ様でしたー!
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 00:56:52.47 ID:XtIwhISO
>>990

そうか、良かった。ちゃんと生きてるんだな。
【と】
【その声はとても安心した声で】

いや、今まではアイツには「お姉ちゃん」、他の奴には「お嬢ちゃん」て呼ばれていただけからな、
【名前とか余り気にしてなかったらしい】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 01:02:22.86 ID:tcgHzPUo
>>993
潰す必要、あるんですか?

【前回りで、斧から逃げる その回避はやはりぎりぎり 見方によっては、無駄のない動き】
【まるで後ろに眼がついているかのようなレベルで、その動きに反応して避けた】

【そのまま、左手を軸にして体を回し、振り向く】

はぁ…はぁ…っ

【たったそれだけの動きで、息が乱れる】

【斧に浮き上がる六芒星】
【その働きは物質の強化―強度を高めて軽量化する】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/02(木) 01:03:53.19 ID:XADsSkSO
>>973

まあ、ね。言われてみれば、融通が利かないのは有るかも知れない。種族≠ニ属性≠フ差かな。
全くだ――――鈍い奴なら、逆にオレみたいなのに引っ掻き回される可能性だって、無くは無い訳だし。

……――落ち着き。言い得ている、と言えば、そうなんだろうな。磨耗と称するよりは、そう。

【薄く目を細め、口許だけに緩い弧を描かせたアルカイック・スマイル】
【生気に欠けた痩躯を包んで棚引く臙脂のジャケットは、鮮血、或いは夜に灼き付くように】
【人で有って、然れど目の前の少女に比肩し得る程に人で無し≠ネ彼女の声は、矢張り平淡な儘だ】
【年齢に似合わず、落ち着いているとも取れる音色。其れは寧ろ、磨耗よりは研磨≠ニ云うべきなのだろう】
【無機的で、冷涼で、玲瓏として。何より――そう、酷薄な迄に鋭利】


ああ、判らなくもない。一つ巡り合わせが違えば、あの行列を遠巻きに眺める客分程度には成って居たかも知れない。
今は余り=\―ね、ふぅん。そう、殺し≠ネんてそう面白くも無い。
せいぜいが無聊の慰み、其の程度が関の山だ。数を[ピーーー]のも趣向を凝らすのも、寝食を忘れる程に熱中できるゲームじゃない。
そういった意味では、成る程確かに道理では有る。好いと思うよ。


――――――……姑獲鳥?いや。何れ帰る神隠しなら、或いは天狗の領分か。
まあ、確かに悪戯≠ヘ面白いよな?昔から、些かばかり好きでね。揃いも揃って動かなく成るよりかは、反応にも違いが有る。

【今の所は概ね穏やかに、色々と含ませた言葉を返すに止まって】
【恐らくは彼女の殺意は、その根幹、深層意識に根差しているのやも知れなかった。ならば、此の反応も頷けよう】
【かくりと首を傾け、後頭部に視線を這わせて】

さあ、如何しようかな――――?

【お道化たような余韻を孕ませ、さらり、はぐらかす。乾いた寒風は、解答を引き出さない】
【ジャケットの前を合わせる、と云う程の警戒は無いのだが】
【閑話休題、彼女は振り返った少女の瞳を真っ向見詰めて、今更ながらに「こんばんは」等と宣う】
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/02(木) 01:04:48.83 ID:64uRfL6o
>>996

はい!
あ、あの……今は「Shafa」という喫茶店でアルバイトをなされているそう、なので……

【彼女の声を聞き、どこか嬉しそうにそう頷いた後】
【ふと、何かを考え込み──】

夜の8時以降でしたら、確実にお会いできると思いますわ!

【──何故か、そんなことを言った】
【護の話によれば彼は昼間、メイドの格好で接客をしているらしい】
【「その姿を彼女に見られるというのは、双方にとってショックが大きいのではないだろうか」】
【そんな考えからくる、僅かなエルの気遣いなのかもしれない】

あぅ……そうだったのですか。。
で、ですが、やっぱりお名前は大切なものだと思いますわ?

【そして、気弱ながらもほんのちょっぴり強めにそう主張する】
【どうやらエルにとっては、「名前」というのはとても大事なものらしい】
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/02(木) 01:07:55.45 ID:LxWTi9Uo
>>997
/まだ振りかぶっただけだぜー

………あんたさあ、子供の頃に……そうだねえ、虫で遊んだ事は有るかい?
バッタだのなんだの、籠の中で飛び跳ねてくれてる内は良い。見てても楽しい
手の上に乗せて、生きてるのを実感する。あれもまた良いもんだ

だがねえ、死に掛けた虫ってのはつまらない。何をしても反応が鈍いからねえ
そういうのを………あたしは、良く踏みつぶしたもんだ
「つまらないから要らない」ってねえ

【振りかぶったまま、移動する相手を追って】
【未だに受けに回っていない鬼は、体力は十分に残っている】

………潰されたくなきゃ、それを見せてみな

(さっきのと同じと考えりゃ、飛び道具かねえ)
(向こうが撃つと同時に振り降ろして相殺、それから蹴り飛ばす……これで良いだろう)

【相手の攻撃の内容の推測を行い、その対処法を考案】
【相手が動けば、この通りの動作を行うだろう】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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