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【願わくば】能力者スレ【幸を】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 03:32:53.37 ID:TKJflzIo
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。

【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。
また、有志によって制限のない分煙所も作成されました。どうしてもあかんねん、あかんねん!というときにはご利用を。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1283607884/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/】 
分煙所【http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12877/
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 03:35:06.64 ID:UuSPFK6o
>>1
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 03:35:33.73 ID:z7Z8g1Io
>>1乙じゃないか
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 03:37:03.76 ID:coUK7GMo
>>1
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 04:30:37.67 ID:KKvmAsAO
>>1乙だー
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 05:16:13.19 ID:rnEW42M0
>>1乙ですー
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 06:13:15.96 ID:Bl5E05Yo
>>1
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 09:16:29.07 ID:xkvYig20
>>1
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 12:46:55.45 ID:RgWq1kSO
>>1
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 16:57:11.96 ID:cHKK8IAo
>>1>>1乙ゥ!
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 18:51:59.12 ID:3zIdEWUo
>>1
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 20:27:42.65 ID:Rfkef6DO
>>1
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 20:28:30.31 ID:34ggvYgo
>>1
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 20:49:44.20 ID:DTh6x8Io
>>1
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:15:58.95 ID:uJwRyBA0
>>1おつ!
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:23:55.99 ID:Pqjaagko
>>1

>>999
【目の前に居るのが、一人では無く二人だと認識】
【何となく小さい相手の方が話し易いのか、少女の方に視線を落として】

………珍しいな、こんな時間に

どうした、道にでも―――

【全く同じ事を訊ねる】
【どうやら、発想は皆同じらしかった】

―――先に答えると違う。只の散歩だよ散歩
街歩いてても五月蠅いばっかりだからさ
大体、迷う程おかしな森でも無いだろ?

【離れた位置での会話もおかしいと思ったか無警戒に近づいて、二人から二歩程の距離で立ち止まる】
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 21:26:44.11 ID:RgWq1kSO
>>1000
うん。いい名前だと私は思うよ
【撫でるのをやめニコリと笑い】

じゃあそろそろ私は行こうかな
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:27:49.35 ID:0FVV16co
>>1
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 21:28:18.99 ID:GggsbQU0
【街中】
【其れは静かに大通りを歩いていた】

―――ねえ?何でこうなるわけ?
俺は今まで一応善良な一社会人でしたよ?で、何でこうなの?

【少し崩れたマッシュルームヘアの黒髪、黒い左眼、黒い薄手のTシャツ】
【上に紺色の焦げたブレザーを着た、顔の左眼以外に包帯を巻き、鼻が折れて無くなっている人型の異形】
【至る所に縫い傷があり、包帯の隙間から見える唇はほぼ原形が無いぐらいに破れている】

【所謂ゾンビである、が】
【その頭部には】


ちょいマジで「人生」という名のゲームの責任者出てこい
いいから速くこのバグを修正しろドチクショォォォォォォォォッッ!!

【黒色の ネ コ ミ ミ 】
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 21:29:37.08 ID:YZaI9/o0
>>1

>>16
あぁ、散歩か……
確かに、そんなに複雑な森でも無い、な
……そう思うのは、俺たちがこの森に慣れ過ぎているからかもしれんが

【全く同じ質問を返され、やや拍子抜けした様子で答える男】
【周りをぐるりと見回し、肩をすくめてみせる】

「えっと……私たちも散歩です……」
……まだ暑さは相変わらずだが、そろそろ秋の風情が感じられる頃合いになってきたんでな
二人で散歩をしていたところなんだ

【目線を向けられた少女が、おずおずと答えるのを男が引き継ぐ】
【やはり、さしたる目的は無くふらついているだけのようだ】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 21:31:21.67 ID:CuQ4In2o
【路地裏】

『うぐ……ぁ……!』

[てめぇ、何しやがる!!]

【路地裏で数人の不良が、一人の男を怒鳴りつけていた】
【男の方は上下共に黒の服を着ていて、少年にも青年にも見える顔つきをしている】
【右手に納刀状態の刀の柄を持ち、鞘部分で肩をとんとん、と叩いている】
【男のすぐ傍には、地面に倒れている不良らしき青年が】
【どうやら脳天に一発ぶち込んだらしい】

……何かって?

憂さ晴らしに決まってんだろぉがクズ共!

【男は多勢に無勢にも関わらず、何も恐れずに叫び返した】
【この状況下であっても、勝てる程度の腕はあるようだ】
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 21:32:55.54 ID:Pu0gyzYo
>>19

……ニフラム。超ニフラム

【そんな声が、彼の上空から聞こえてくる】
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:34:14.61 ID:3zIdEWUo
>>17
そうなんですか…

【やはり自分では分からないらしい】
【ちゃんとした答えではない】

あ、はい…ありがとうございました…

【小さい手で小さく手を振る】
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:36:02.50 ID:tH4gSb.o
>>995

そういったプレイがお好みなら、私はそれでもいいのですよ? 痛いのは慣れてますから

【相手に好かれさえすれば何でもいい――】
【薄い絵の具の上に新たに塗られ直したのは鮮烈な極彩色】

私は夜型ですから、夜明けまで続いても大丈夫ですよ
安心して、遊んでください

【漆黒の中、ペースを変えずに走り続ける人影が、ふっと消える】
【彼女の能力を知らなければ、闇に囚われての転落としか映らないだろう】

(上からは見え辛いですが、崖にしがみ付くように生えた木)

(下には衝撃を受け流せるだけの柔軟さを持った枝葉のクッション)

(そして多少残酷ですが――今、この時間帯、梟の縄張り巡回―!)

【世の不条理を嘆きつつ折れる枝、予想外の衝撃への驚きと呻き、涼しい音を立て優しく包み込む枝葉】

【三重のクッションを経て、切り立った崖から地面に降り立つ】
【足で敵わぬのは明らか、だから自然を最大限利用する! とはいえ少し切り傷ができている】
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 21:36:29.53 ID:RgWq1kSO
>>23
それじゃあまたね
リリーちゃん
【ニコリと微笑み手をふるとそのまま去っていった】

/乙でしたー
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:37:49.54 ID:Pqjaagko
>>20
そ、散歩。適当に歩いてみるのも暇潰しには成るしな
時間が有り過ぎると、返ってやる事思い付かなくなるんだよ

………っと、そろそろだな

【口の直ぐ近くまで迫ってきた煙草を、真上を向いて吹き矢の様に打ち出し】

慣れてる?この辺りにでも住んでるのか?
なあ、この辺りって虫はもう鳴いてるか?蛙は?
今年、蝉の声をあまり聞かなくてさ。季節感が狂ってきた所なんだ

【「秋の風情」と言う言葉に惹かれ、僅かに前に出て】
【子供に聞いても仕方が無いと思ったか、今度は視線を男に向ける】

【落下してくる煙草を、後ろ蹴りでスパッと切断した】
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:38:01.73 ID:3zIdEWUo
>>25
/お疲れさまでしたー
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 21:38:42.59 ID:GggsbQU0
>>22
―――ああ、何だろう、天から消滅の呪文が聞こえる
        ネコミミ
これは俺のこの忌々しい物を消そうとしてくれているのだろうか
それとも俺の存在もろとも消そうとしてるのかなぁ

【そんなことを言いながら、ゾンビは上空へと視線を向ける】

【ちなみにニフラムはアンデッドモンスターに効きやすいらしい】
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 21:40:14.47 ID:xkvYig20
【森】

あ゛あ゛ん・・・また迷ったァー
誰か立て看板でも用意してくれれば良いのに・・・

てか、そういやぁ水を探しに来たんだっけ?
どっちに行けば出れるんだか、水にありつけるんだか・・・

【襤褸切れのような服を着た青年が苔の生えた倒木の海をサンダルで踏み締めながら歩いている】
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 21:44:38.98 ID:Pu0gyzYo
>>28

【まずゾンビの視界に映るのは、ふわりと宙に浮かんでいる掃除機だ】
【そして掃除機の上には、エンブレムがついたピンク色のキャスケット帽を被っている14、5歳ほどの少女が座っていた】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【ふわふわの、白い長袖のシフォンチュニックの下に淡い桃色のシャツを重ね】
【やや色の落ちたジーンズはロールアップさせて着用】
【足元の白いサンダルは、大人ぶりたい年頃なのかほんのちょっぴり底が厚くなっている】

超ニフラム!

【くわっ!】
【ニフラム、ニフラムと言いながら少女はびしりとゾンビを指差した】
【当然の事とはいえ言葉自体には何の魔翌力も込められていないために相手には効果が無い】
【だが、それにもかかわらず少女は執拗にニフラムと言っていた】

【しかも経験値が入らないので「貴様の経験値すらいらねー」ということなのかもしれない】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 21:45:09.62 ID:YZaI9/o0
>>26
……確かにな
無為に時間が余ると、却ってそういう事になるか
……?

【煙草を上に吹き出す仕草を不思議そうに見ながら、男は何となしに少女の言葉に同意する】

あぁ、まぁこの近くに住んでるな
……虫は、ぼちぼち声を上げ始めている頃だ。蛙はそんなに聞かないがな
蝉は流石に、そろそろ終わりを迎える頃だろう、な……

【もう一度、どこか遠い目をしながら周囲をぐるりと見回しながら答える男】
【――今年の夏は厳しかった。ふとそれを思い出したのかもしれない】

「――あ……!」
(……ほぉ……)

【煙草を見事に蹴りぬいた仕草に、少女は驚いた様な声を上げる】
【男の方も、心もち顔を上げ、それに気をひかれた様な表情を見せる】
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 21:45:41.38 ID:Rfkef6DO
【櫻の国、西部】
【東部の和風な町並みとは違い、ビルが建ち並ぶ近代的な風景】
【その端っこ、一時の栄光が去り、今は人の消えた街】
【人のいなくなった場所には自然が戻り、コンクリートから草木が生え】
【まだ外壁や骨組みを残す崩れかけた建物に蔦が巻き付き、正に人工と自然が共生しているような、そんな風景が広がっている】
【その中を、歩く姿が二つ】

…ここいらの植物は成長が早いな、こうなったのもそう昔ではなさそうだ
【うざったい黒い長髪、深い隈の光の無い目、ヨレヨレのズボンとワイシャツを着て瓶底眼鏡をかけた下睫毛な男】
【が、周りを見渡しながら歩いている】

「しかし、急に遺跡を探したりこんな辺境を訪ねたり、一体どんな風の吹き回しだ?」
【傍らで肩に乗る位ちまっこいワイバーン型の白い竜が飛んでいる】

いや、一応俺も学者の端くれだしな、魔術学者だけど
「…ふ、遂に真面目になる決心をしたか」
コンクリートに木が生えてこれが本当のコンクリートジャングル…デュフフ
「…私が馬鹿だったよ」
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:51:26.12 ID:uJwRyBA0
>>24

…おイタは、取って/撮って置くものですからして。

【少々マニアックな趣味を隠そうともせず、愉しげな声で返答し】
【欲望のままに生きる、それは平時となんら変わらない―――それが、彼女と言う「生物」だから】

こういう場所から堕ちた人間の死体は、重心の都合で頭が下を向き、砕け散り、血液と脳漿と骨片を崖下にばら撒く。
故に―――「スイカ」という隠語で呼ばれる訳ですが、まさかそう成る御積りでは無いでしょう?

【飛びながら喋っていても一切舌を噛まないのは、実は日々の修練の賜物―――しかし、それを出すべき口では無い】
【相手の意図を汲み、気流にオールバックにされながら、急降下。眼下には頭蓋の潰れた梟と、脆くも折られた枝】
【散り往く命と、新緑を見て、にやり―――意外にも、鳥類への同族意識はあんまり無かった】

……高度が下がれば下がるほど、再上昇には労を要する。そして舞い上がるのはワタクシ。
手を繋いで帰るのもオツですが……ワタクシに恋する様な、素晴らしく愚かな貴女とは温かい朝食を共にしたいのですよ。

【抜け落ちた幾つかの純白の羽毛を、勇ましくすら感じられるのか―――そんな、いつに無く力強い羽音と共に、踊らせる】
【ふわりとした着地でも、多少の衝撃は脚に受け、翼の疲労を感じないでも無いが、相手が止まるまでは、止まれない止まりたくない】

【相手の往く方向程度は分かるが、サナが重力に与えられる加速力は大きい。一方、雨彦は重力に喰い下がる形】
【再び飛び立つ彼女は―――未だに、求むべきモノに届かず】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 21:51:26.15 ID:GggsbQU0
>>30
‥‥掃除機ってお前、掃除機ってお前
飛ぶなら箒とかでいいじゃない

【大事なことなので二回(ry】
【両腕を曲げてやれやれ、というポーズを取る】

ほう、消えろと、すぐさま存在を抹消されろと
ええ?抹消されるはこの呪われた異物かと
っつーか経験値いらねーってかぁ?コノヤロー

【自身に生えたネコミミを指さす】
【ピクピクとネコミミが動いた】
【このゾンビ、不思議と怖くない、グロいけど】
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:51:58.63 ID:uJwRyBA0
/>>33二追記
/神速でお風呂入ってくるのです
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 21:54:15.71 ID:Pqjaagko
>>31
へー………田んぼが多い所だと、蛙はむしろ邪魔な程居るんだけどなー……
もうそろそろ虫の無双が始まるだろうし、少しは聞いておきたいと思ったんだけど

……そうだ、この辺りで、虫の多い湖かなにか無いか?
川も良いけど、流れが無い方が虫も居つくからさ

【男と同じ様に周囲に目をやりながら、ポケットの中で小さく手を動かし】
【すると、煙草の箱とライターが、右足の甲へと落ちていく】
【二つ同時に、リフティングの様に何度も蹴りあげて】

ん?どーだ、驚いたか?
驚いたついでに、ほら

【ライターだけヘディングして少女の方へと飛ばし、自分は煙草の箱から口で一本引き抜く】
【煙草が抜けて落下する箱を、ジャケットのポケットがキャッチした】
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 22:00:38.12 ID:Pu0gyzYo
>>34

……うっわ! ゾンビが超喋ったです!?

【 い ま さ ら か 】
【びくん!と驚いたかのように少女は大げさに身体を震わせ、若干引いたような表情を浮かべた】
【相手のツッコミなど聞いてすらいないようである】

っていうか、どうしてそんな超キュートな代物が超ゾンビなんかについてるんです?
世の中超理不尽ですよ! そーいうものは小さな女の子にあるからこそ需要が超あるというものです!
そもそもこの超利織ちゃんには経験値なんて超必要ありません! あなたと一緒にしないでください!

【そして相手のネコミミを見てさらにドン引き】
【さりげなく少女はロリコンなのかと思わせる発言をした上で、偉そうにふふんと腕組み】
【自分に自信があるのか、ゾンビが嫌いなのか、それともゾンビにネコミミがついているのが気に食わないか】
【様々な仮説を立てる事は出来るが、確定しているのはこの少女がネコミミロリ娘好きだ、ということであろう】
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 22:01:51.60 ID:2T3kpYSO
/遅くなってすいません、
/護中身ですが、昨日の路地裏電波少女の人いますか?
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 22:02:04.09 ID:rnEW42M0
【街外れ】

 『謝る――!謝るから――!許してくれよ!頼むよ』

【正しくチンピラ姿である男の姿が倒れていて、その前に】

 ふん・・・最初に喧嘩を売ってきたのはお前ではないか
 肩が少し当たったくらいで、襲ってくるとは――この平和を乱すクズめ――!

【少し鼻息を吹かし、街明かりに照らされる―― 】
【灰色のトレンチコート、同色のソフト帽、長ズボン、白いスーツ、手袋をする――】
【スマイルバッチのような模様の、白いマスクを被った者が――】

 ドカ!

 『グァアア!』

【チンピラを蹴って拷問している――】
【チンピラは――】

 『かぁさん――・・・お母さーーん!』

【そこにいる筈も無い母を求め、泣き叫ぶ】
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 22:02:27.75 ID:YZaI9/o0
>>36
まぁ……ここら辺では田圃はあまり見られないからな
それに、蛙も時期は「名残り」に入りつつあるのも、な……

【森の中には、適度な水場である田圃はそうそうないだろう】
【更に、蛙が最も活発に活動するのも、やはり夏真っ盛りである】

ん、水場か?
なら、近くに湖があるが……案内しようか?

【少女の問いに、男は心当たりを提案する】

「うわぁ……凄い……!」
……随分、器用だな
球体じゃないものを、こうも正確にリフティングするとは……

【煙草の箱とライターをリフティングして見せる少女に、二人は見入り始めていた】

「あ……わっ、っとっと……!」
見事、だな……
面白いものを見せてもらったよ……

【飛んできたライターを、どこか慌てながらキャッチする少女の横で、男は大きく一つ頷いて見せる】
【少女の『技』に、素直に感服した様子だ】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 22:03:53.09 ID:34ggvYgo
>>38
/ここにー
/いえいえ、寝落ちしたのはこちらですので。
/続きするなら大丈夫ですよー。
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 22:07:35.20 ID:jhWmamw0
【酒場】

―――マスター、この世の中にゃぁ俺を受け入れてくれる所は無ぇのかな・・・
「何卑屈になってんだ・・・?テメェらしくもねぇ」

【カウンターに座り、マスターの愚痴っている少年】
【おそらく知り合いであろう、どこか中のよさそうな空気を感じる」

・・・組織、組織だよマスター!俺に今必要なものはぁ・・・受け入れてくれる家族なんだよー!
「・・・あぁ、分かった。お前酔ってんだろ」

【真っ赤な短髪を何度も掻き、漆黒の瞳で手に持っているワインを覗き込む】
【まだまだ若さが漂うが、左手には淡い黄色のワインが入れられていた】

【薄紅色の羽織、周囲に見られない特異な衣服を着ており】
【右手には何かを隠すような手甲が着けられていた】

悲しい・・・悲しいよマスター。涙を拭くものを用意してくれや・・・
【無言で近くのタオルを渡し、仕事に戻るマスター】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/07(火) 22:09:23.44 ID:tH4gSb.o
>>33

えへへ では早く捕まえてみてくださいっ

【夜空から、自分を迎えるためだけに舞い降りる天使】
【その姿に先程の落下などより余程強い衝撃を受けて、サナの笑みは益々輝く】

【しばらくの余裕を見て取り、リュックを降ろして休憩――なんてする筈が無い】

想起っ
【取り出したのは罅割れた斧、森の奥へと投擲されたそれが一瞬鈍い光を放つ】
【隠す気も無く魔力を垂れ流しながら、夜の帳の内へと消えた 魔力が見えるのなら、大まかな位置は分かるだろう】

ところで私の天使さまは、料理のできる方です?
できなければ――いえ、できたとしても これからは私が作ってあげるーです

【斧を投げた方向へと、再び走り出す姿には少し疲れが見え出した】
【汗と乱れた呼吸とは、感情によるものだけではなさそうだ】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 22:11:26.67 ID:Pqjaagko
>>40
居れば火炎放射機持ちだしたくなるけどなー
居なけりゃ居ないで物足りないし、季節が楽しめない
こっちじゃ蛙殆ど見かけないしな

【蛙が活動する時期にも地域差は有る、と一応】
【秋口の田に蛙が鳴く光景も、北国には有ったりする】

ん?あるのか?なら頼むかな
水場は生き物がやたら集まるからな、当たり前だけど

……と、その前に

【提案には、反射的と言える程の速度で乗る】
【方向も知らないのに一歩踏み出して、直ぐにブレーキを掛けて】
【ライターをキャッチした少女に近づいて、軽く腰を曲げる】

火、頼むわ

【咥えた煙草を軽く動かして、視線はライターに】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 22:12:33.06 ID:GggsbQU0
>>37
そこからかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

【ツッコミというより嘆きに近い咆哮】
【ビシィ、という音が似合うアクションで少女を指さし】

こっちが聞きてぇんですよぉゾンビさんはよぉ別に無くて良いんだよぉ俺にはよぉ!!
っつーかお前のネコミミ的プロセスなんざどぉっでもいいんだわぁ!
俺もついてて嬉しいワケじゃねえしお姉さんが顔赤らめてネコミミ生やしてる方が俺としてもいいんだよォォッッ!!
ああ勿論ロリッ子もアリさぁだがしかし眼鏡っ子も捨てがたいけど最近はショタブームですイッツオーケェェェェェイッ!?
そんでもって経験値舐めんなよコラァァァァァレベル99でもう必要ないもんねとか言ってるといつか泣くぞォォォォォォ!!

【※ゾンビさんのどうでもいい話が続いております、斜め読み結構です】
【とりあえずこの話で分かる事はこいつが変態と言う事だけである】
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 22:17:42.15 ID:YZaI9/o0
>>44
火炎放射機……剛毅だな
まぁ、たまにあのゲコゲコって言う大合唱が恋しくなるのも分かるが……

【火炎放射機と言う事は、一気に焼き払いたいと言う事なのだろう】
【大量の蛙が喚き散らしながら燃え尽きる光景を想像したのか、男は苦笑いする】

【――――それは知らなかった^q^】

よし、ならついて来てくれ……っと
「あ、は、はい……
――どうぞ」

【頼みを快諾し、一歩を歩きだそうとした男だが、煙草に火が欲しいと言う言葉に立ち止まる】
【少女は、どこかおぼつかない手つきだが、素早くライターに火をともし、そっと咥えられた煙草に近付ける】
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 22:21:24.76 ID:Pu0gyzYo
>>45

だって超常識で考えてくださいよ! 普通ゾンビが超喋ると思います?!
喋ったとしても精々「かゆ うま」が超限界ってもんでしょう!
そもそもそんな流暢な動きしているところもあなたのことが超ゾンビって信じられませんね!
もしかして超着ぐるみですか? 超着ぐるみ着てるんですか?

【たむたむたむ!と抗議をするかのように掃除機の表面を叩く少女】
【掃除機からしてみればたまったものでは無いが、今は掃除機の気持ちなんぞ考えている余裕などないのだろう】

って……うわぁ〜……もしかしてあなた、稀に見る超変態さんですか?
生物学的にも社会的にも超死亡してるんですか?
それって超アウトですよ、アウトすぎですよ
なんだかだんだんあなたのことが超哀れになってきました。飴ちゃんいります?

【どうやら少女は最初から最後までゾンビの話を聞いていたらしく、最終的には憐憫の表情を浮かべ】
【「超可哀想です……」だとかなんとか言いながらポケットから飴玉を取り出した】
【経験値云々の話題は、あまりの哀れさに脳内から吹き飛んでしまったようである】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 22:22:30.90 ID:uJwRyBA0
>>43

(金属光沢?投擲? …今更木を断つとも思えず、即時の攻撃でも無さそう、とはいえ警戒に越したことは無し)

ええ、出来ますとも。特にロールキャベツは達人技でして。
―――む、ワタクシの舌は、口ほどに意地が悪いのですよ…?

【炊事係は自分だと思っていた―――魔翌力の誘い、斧の刃のギラつき、それ以上に印象的なのは、相手の言葉】
【飛行速度に衰えは見えず、周囲に気と視線を配りつつも、如何にも毒不足の、甘くて鈍い返答】

…それに、サナの料理なんて、危険ですよ。
ワタクシにとっては、下手な毒を盛るよりよっぽど…ね。

【甘い、甘すぎる。胃腸ごと吐きそうなくらい甘い―――そう想いつつも、言わないで居られない】
【天狗は所謂“耐久力”は兎も角、スタミナはサナの上を往く…その筈なのに、矢張り呼吸は厭な弾みを見せる】

【アクセルを踏み外した鼓動を、抑え込むのは、最早不可能…今の雨彦は、或る意味では攻める側では無い】
【確りと相手の道筋をなぞり、一秒でも早く“届きたい”……人攫いの本能は、イコール制御から解き放たれた煩悩だ】
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 22:23:10.67 ID:Pqjaagko
>>46
どーせやるならパーっとなパーっと
家事と喧嘩は櫻の華……音だけ聞くと紛らわしいなこれ
ま、それはどうでもいいやどうでも

【火の付いた煙草から、一度煙を肺の奥まで吸い込んで】
【顔を二人から背けて一度吐き出し、ニコチンを堪能する】

【どうでも良い話】
【咥えたままでも会話は出来るのだが、煙草がぴこぴこ動くのが気になるという人間も居るらしい】

……で、何処だ?
この森の規模、それなりに広い所だと良いんだけどな

【湖に到着するまで、男の案内通りに素直に歩くだろう】
【何事も無ければ、と注釈は付けるが、少女の側から何事かを起こす意思も無い】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 22:29:07.81 ID:CuQ4In2o
【路地裏】

……よえぇ。話になんねぇ
もうちょっと楽しませてくれませんかねぇ?

『ぐぁ……!?』

【路地裏に数人の不良がぶっ倒れている】
【そしてその内の一人を、唯一立っている男が蹴り上げた】
【その男は上下共に黒の服を着た、少年にも青年にも見える顔つきをしている】
【右手には納刀状態の刀を持っており、肩に乗せている】

【刀を持った男は酷く、つまらなそうな表情をしていた】
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 22:32:31.93 ID:GggsbQU0
>>47
あぁぁん?オメー舐めてんのかぁ?最近のゾンビすげえんだぞオイ!
言語能力は勿論、理性もちゃぁんとありますよぉ?最近のゾンビは
そしてこれが着ぐるみに見えるか?だとしたら滅茶苦茶リアルですねぇこのヤロウ
レフトフォー●ッドやってこい今すぐ、超速いゾンビ居るから

【哀れな掃除機には目もくれず、目の前の空を切るように右腕を振って反論】
【勿論、反論の内容はほぼ空である】

――――――‥‥‥フッ、フフッ

【少女の表情やら発言やらで、おもむろに体育座りし始めるゾンビ】
【恐らくかいしんのいちげきだったのだろう、小さく「今日も空は青いや、ハハッ」とか言ってる】

【その状態のまま、左手を伸ばす】
【飴玉をくれ、という意思表示だろう】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 22:32:58.41 ID:0FVV16co
【森】

───……

【鳥が飛び散るように飛び立ち、木々のなぎ倒される音が森を騒がせる】
【ある地点でがさがさと草木をかき分け、獣道へ翡翠色の瞳の少女が転がりこむ】

はぁっ・・・はぁっ・・・!
しつこいです・・・!
・・・炎のブレスを・・・喰らいなさいっ!

【その後ろから巨躯の魔獣が追いかけてくる】
【息を深く吸い込み、熱を溜め込み火炎を吐こうとするが全く出ず】

そうだ!出ないんだった───きゃああっ!!

【そのまま魔獣の爪が直撃して】
【翡翠色のロングヘアを揺らして、後ろに吹っ飛んだ】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 22:33:22.11 ID:YZaI9/o0
>>49
ん…………と言う事は、櫻の国の出身者か?

【少女の言葉に、ふと引っ掛かったものを覚えたのか、男は少女の顔を見つめる】
【櫻の国に、何かあるのだろうか】

【この二人の場合、そもそも身近に喫煙者が少ない】
【故に、その様な瑣末な部分に意識をする事がなかった】

あぁ……割に広い湖だと思うぞ
ついて来てくれ……

【男が先頭に立って歩き出す】
【少女は、その横に立って共に進んでいく】

君は普段、何を?
暇を持て余しているようだったが……

【道中、男は雑談を振る】
【黙って歩くのも気まずいと考えての事だ】
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 22:38:30.24 ID:Pqjaagko
>>53
ん?ああ、櫻の東。髪がこれだからそうは思われにくいんだけどな
ほら、目はこの通り

【左目だけ閉じて、右目を少し大きく開く】
【瞳の色は黒。櫻の国特有の、漆の様な黒だ】

【歩いて行くその後ろを、何をするでも無く付いて行く】
【途中向けられた雑談に対しては】

普段?何をって物凄く答えにくい質問だな……
こうやって散歩したり適当に街を歩いたり、そんなとこか

【普段退屈な時に何を、と脳内で補完して答えた】
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 22:38:44.97 ID:2T3kpYSO
>>41

>>928

―――あぁ・・・
【抵抗出来ない少年の背にナイフが突き刺さる】
【少年の身体を中心に血溜まりが出来る】

【薄れ行く意識の中少年は考える】
【死ぬのか?僕は―】

【――嫌だ】
【嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だッッ!!】
【僕には未だやらなきゃいけない事!やりたい事ががあるんだ!!】
【だから――】

だから・・・未だ僕は・・生きたい!!だからこんな所で・・死んで・・死んで堪るかあぁああああああああぁあ!!!!

【――――その瞬間】
【『変わった』】
【空気が】
【風向きが】

【そして、少年から放たれる気の流れが】
【それは先ほどまでの弱々しい物ではなく、】
【まるで違う誰か、というより違う生き物のような】

【そして少年は立ち上がり】
【生きる為に、少女を救う為に】

【その為に――闘う!】

/了解しました、遅くなってすいません、そして飯落ちです。本当に申し訳ないです
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 22:39:13.03 ID:RgWq1kSO
>>52
んふっ♪なかなかいい身体してるわねぇ
【そんな魔獣に背後に忍び寄る黒い影】

【その背後のものから魔獣は威圧感や危機感…男なら精的…もとい生命的危機感を感じるだろう】
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 22:41:27.17 ID:Pu0gyzYo
>>51

え、そうなんですか?
うわぁ……最近のゾンビ超すごいですね、理性も言語能力もあるゾンビとかそれただの超腐った人間じゃないですか
その上超速いゾンビ? なにそれ超怖いです、超人間の上位互換じゃないですか……うわぁ

【うわぁうわぁと言いながら、掃除機ごと僅かに後退する少女】
【よっぽど「超速いゾンビ」が精神的にダメージを与えたらしい】
【もしかしたら怖がりなのかもしれない】

超大丈夫です、生きていれば超いいことくらい……って、あれ? もう超死んでいるんですっけ
まぁ兎も角、いつかきっといいことありますよ、頑張ってください

【完っ全に同情されている】
【そのまま少女はふわふわと掃除機を操ってゾンビの傍へと降り立ち、彼?の左手に飴ちゃんを置こうとする】
【ちなみに味はレモン味だ】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 22:44:00.06 ID:rnEW42M0
>>50

【その前から、歩いてくる人影】
【コツ――コツ――コツ】

 ―――
(さぁて――後はこいつを警察に届ければ――)

【よく見れば、灰色のトレンチコート、同色のソフト帽、長ズボン、白いスーツ、手袋をする――】
【スマイルバッチのような模様の、白いマスクを被った者】

(俺も一躍社会悪だ――!)
 ――ん?

【その者は、左肩にチンピラらしき人を抱えている】
【が―― チンピラの息はもうないようで――】
【刺された後があるのが分かる】

 ほう。手間が省けたか分からんが――
     あんたがクズかどうかも分からん

【その者が下を見やると、そう言い放つが――】
【“手間が省けた”とは何なのか――?】

 どうしてこの人間共を殺した?

【その者は顔を上げ――右手は腰のナイフホルダーを捉え】
【質問するだろう】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 22:45:17.69 ID:YZaI9/o0
>>54
ほぅ……なるほど
(うむ……長谷部 沙莉菜に引き合わせるべき、か……?)

【その漆黒の瞳を見て、男は頷きながら何事かを考え込む】
【――知り合いに、櫻の国について話を聞きたがっている人物がいるのだ】

ふむ……定職についているとかは無いのか?
日々気ままに旅を?

【言葉が足りなかったかと、男は更に質問を重ねる】
【時間つぶしではなく『暇でない時』に何をしているのかを聞きたかったのだ】

【そして、10分ほど歩くと】

見えてきた……あの湖だ

【男が右手の杖で指し示す方角には、開けた場所に確かに湖があった】
【――だが、やや普通の湖とは趣を異にする光景が広がっている】
【湖の上に、巨大な『城』が、わずかに浮遊している】
【無論、その周囲に広大な水場が広がっているので、城で湖面が覆い尽くされている訳ではないが】
【普通の湖を想像していたのであれば、かなり意外な光景であるかもしれない】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/07(火) 22:46:34.60 ID:tH4gSb.o
>>48

雨彦さんのロールキャベツですか 食べてみたいですっ
では毎日交代にしましょうか

【二人の間で出来上がっていく、”これから”】
【過去が無いからこそ、過ぎ去ってしまった記憶に囚われていた、そんな彼女には未来は眩しすぎて】

私の能力は記憶の再現
少なくとも雨彦さんの料理と同レベルまでは確実に作って見せますよ

想起っ
【突然立ち止まってから、大きく跳躍、飛翔と言っても良いだろう】
【後ろから迫る疾風とは、また一味違った風切り音が響く】

【適当に延ばされているように見えて、その実効率性を求めた、木々の思惟の形】
【枝の中を不思議なほど綺麗に抜けていく一つの弾丸】

さて、ちょっとしたプレゼントです ただ飛ぶというのに退屈してはいらっしゃらないかと思いまして

【飛び越えたのは、斧によって傷ついた兎、そしてその血に呼び寄せられた周辺の狼の群れ】
【梟から飛び散った血に僅かでも触れているのなら、敏感な略奪者達は雨彦へ襲い掛かるだろう】

できれば、斧拾ってくださいね

【太い枝の上に安住の地を見つけたサナは、振り返って声を掛けながら】
【疲労と鼓動とで悲鳴を上げる体をしばらく休ませる】
【リュックを背負ったままこれほどの動きができることに、恋する乙女は強しを実感していた】
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 22:47:04.37 ID:0FVV16co
>>56

「───!?!?!?!?」

【種を超えたよくわからない危機感に魔獣は動きを止める】
【だが腐っても魔獣、すぐに身を翻し】
【雄叫びを上げて、声のした方へ鋭い爪を振り下ろした】
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 22:48:19.57 ID:34ggvYgo
>>55

あは、あはは、あはははははっ

それでこそ面白いわ、楽しいわ
もっと楽しみましょう、もっともっともっともっともっともっともっともっと

【少年の背中に刺したナイフを抜いて】
【刃に付いた血を、ペロリとニコニコと舐めて哂って】

【一旦、距離を取ろうと下がるも──能力を使っていないため、それ程は離れないだろう】

/ごゆるりどうぞー
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 22:49:50.98 ID:CuQ4In2o
>>58

──あ?

【非常に面倒且つ億劫そうに、声のした方向へ顔を向ける】
【声の出し方といいまるで不良だが、意外にもその身体は細く、これだけの不良を倒せるように見えないばかりか、持っている刀を振るえること自体が不思議に思えるほどだ】

誰だてめぇ? こいつらが死んだように見えるってか?
はっ。眼科と神経科と精神科、セットで紹介してやろうかぁ?

【鼻で笑いながら、馬鹿にしたように聞き返す】
【質問に対して明確には答えず、だが暗に「殺してはいない」という内容のものだ】
【実際、不良たちには殴打された痕はあるものの、斬られた痕はどこにも無い】
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 22:50:38.19 ID:GggsbQU0
>>57
あれだよ、ゾンビっていうのは人間が進化する過程の最終段階なんだよ
あとな、、世の中には常識なんてものは通用しないんだ
俺が知ってるだけでも貞子とかスノーモービルを乗り回すサンタとか掃除機に乗って飛ぶガキが居るんだからな

【嘘を教え込もうとしている】
【三行目の三個目は明らかに目の前の少女を言っているのだろう】

生きてる、死んでるでは表せない、敢えてここでは『活きてる』と表記しよう
まあとりあえず、ありがとう?何かが腑に落ちないけれども

【置かれた飴玉を、包装紙を取って口に放り込む】

‥‥うん、レモン味は好みだ

【お気に召したらしい】
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 22:53:33.33 ID:Pqjaagko
>>59
定職は………ああ、一応有るっちゃあ有るな
勤務時間も内容も全部自由の世界最大手だけど
時々仕事してりゃ後は自由、楽な仕事場だよ

【答えて居る様だが、具体的な言葉は無し】
【それでも、「世界最大手」と言ったからには、有名な場所なのだろう】
【明言しない理由については、推測すべし】

【暫く、足元に視線を落としながら歩き続けて】
【開けた其処にあった湖を目にした瞬間】

………なんじゃこりゃあ

【心底、何が何だか分からないと言ったような声】

………いや、え、城?城だよな?
湖に城は良いとしても、え?

……いや、本当になんだこれ
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 22:54:37.55 ID:RgWq1kSO
>>61
んふっ♪
【ガキィーン!!!!!】
【爪はなにやら金属のように硬いものにぶつかり辺り一面に金属音が響き渡る】

けどねぇ〜、戦えないか弱い女の子を襲うなんてよくないわよぉ〜
【振り返るとそこには】
【黒い肌で、モサッとしたアフロに、上半身裸で胸毛が生えて、下半身にハート柄の海パンをはいた身長170cmの男……いやオカマがいる】
【爪を左手でガードしたようだがその腕はまるで鋼鉄のように硬い】

んふっ♪だから私と
や ら な い か ?(はぁ〜と)
【その瞬間、相手の顔面目掛けて右手でのパンチを放とうとする】

【それはまるで鋼鉄で殴られたような威力だろう】

獣姦も嫌いじゃないわぁん(はぁ〜と)
【ヤル気満々だ】
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 22:58:02.24 ID:jEmEyrk0
【風の国、某鉱山】

――――……今日のところはもう終わりだ。

【黒いコートに黒いマント。コートの右袖に『108』の刺繍】
【柄だけにしか見えない剣を背負った、右目の白と黒が反転している青年】

……ん?
(トラックが一台……無い?)
(何時からだ……?)

【今現在は彼の管轄なのだろうその鉱山で働く、機関員に指示を出しながら】
【不審な事象が無いかチェックしていた時のことだった】

(……持ち出せる人間は限られている)
(それとも、まだ戻ってこないだけ、か?)
……気にするだけ、無駄か

【チェックから、その事象を零して】

/絡み不要。というか不能(時間的に)
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 22:58:46.12 ID:Pu0gyzYo
>>64

そ、それ絶対超嘘ですよね……? え、それともまだ学会とかじゃ発表されてない新説なんです?
それにそれに……確かにこの世界じゃ常識なんて超通用しませんけど──
って、この超利織ちゃん意外に空飛ぶ掃除機なんてものを作り出す物好きがいたんですか?

【残念!】
【だが、ぎりぎりまだ騙されていないだけであと一押しすればもしかしたら騙されてしまうかもしれない】

なんか「活きてる」って表現すると超魚みたいですね、超魚。びちびちって

【くすくすと小さく笑い、飴を舐めるゾンビを観察していたが】

ところで、超魚ゾンビさんはどうして超魚ゾンビさんなんです?
正直言って、魔物みたいな気配とかは超全くしない気がするんですけれど……

【変なあだ名と共に、そんな質問をしてきた】
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 23:00:42.45 ID:rnEW42M0
>>63

 ――ハハハ・・・なんだ。
  殺してなかったのか――
   その言い方であんたが、クズではないのが分かった・・・

【少し残念そうにも見える―― その発言】
【その者は、肩を竦めると】

 ん――?
  そうだな。目はいかれてないが
   神経と精神は逝かれてるのかもしれないな

【青年を少したしなめるかのように言い返す――】
【自分で狂人だと言っているような物だが――?】
【一体何なのか】

 「誰か」については答えることも出来る
 今はその気分ではないがな――?

【ハハハと青年を馬鹿にするかのように笑うが――】
【馬鹿にはしていないだろう】
【青年はこの者にとっての正義の行動をしたのだから】
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 23:02:27.86 ID:A5MU7IUo
【街中】

ぬうー……!重たいっ
このっ、歳でっ、こんなっ、重労働はっ、キツイっ!

【白いカッターシャツ、暗い青のジーパンをはいた長い黒髪の女が大きめの旅行鞄を引っ張っている】
【鞄にはローラーが付いているがそれでも運ぶのは容易ではない重さらしく、その歩みは恐ろしく遅い】

はあ……きゅ、休憩っ!

【肩で息をし膝に手を付きしばしの休憩】
【額には暑さも相まってか大粒の汗が吹き出ている】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 23:03:28.88 ID:YZaI9/o0
>>65
ほぅ……勤務と言うか自由業と言うか……
随分とエキセントリックな仕事をしているようだな……

【少女の話す内容に、どこか驚いた様子を見せる男】
【生活を成り立たせるための生業としては、かなり自由が幅を利かせている事に、驚いた様子である】

(……なにか、危ない仕事でもやっている可能性も否定できないが、な……)

【この男自身、日蔭者だった期間があるので、その言葉に邪推をしてしまう事も、なくはなかったりする】

ふふ……驚いたか?

【少女のテンパった様子をみて、どこか愉快そうに笑みを漏らす男】

ここは『justice』の本拠地『風霊統主の城』だ……
さっき森の近場に住んでると言ったよな?
俺もここに厄介になっているんだ

【城の説明を、簡潔に口にする男】
【基本的に『justice』は存在をオープンにしている組織である】
【故に、さして秘密にすると言う事もなく、その事実を口にする】

――そういう訳だ。俺も『justice』の一員……名前をラギデュース=キャニドップと言う
「……ラベンダァイス=カエデ=キャニドップです……」

【種明かしをする様に、自己紹介をする親子――ラギデュースとラベンダァイス】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 23:07:04.87 ID:0FVV16co
>>66

「───!?!?!?!?!?!?」

【もし人語を喋れたか、人間だったなら『馬鹿なっ!?』とでも言っているであろう】
【爪の先端が欠け、地面に落ちる】
【それが何かガードしたとでも思ったのか、方針を変えず】
【二撃目の爪を振り下ろそうとした瞬間、パンチで宙に浮いた】
【そして後ろの木に叩きつけられ、ビクンビクンしている】

【圧倒的な力の差を見せつけられ、魔獣の全身の毛が逆立ち】
【許しを請うようにおとなしくなった】
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 23:07:07.07 ID:Rfkef6DO
>>70
…あ、あの……
【その女性に背後からかかる、男性の声】

だ、大丈夫ですか…?よかったら手伝いますけど…
【蝶が描かれたトレーナーにポケットの多いズボン、目にかかる黒髪に二本のアホ毛が触角の様に揺れる長身猫背で左目に眼帯を着けた青年】
【が、恐る恐る女性に声をかける】
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 23:07:13.44 ID:CuQ4In2o
>>69

(やべぇ……ちょっと違うが同類にぶち当たっちまった……)

【相手の言動を見聞きして、かなりげんなりした表情をする】
【少なくとも彼の常識範囲内では、目の前に居る男はただの変人、或いは狂人だ】

何か知んねぇが失せろ。目障りだ

【口調にやや苛立ちのようなものを乗せて言い放つ】
【こういった人間とは関わらない主義なのだ】
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 23:07:56.69 ID:GggsbQU0
>>68
新説‥‥否、ある意味では真説と言った方が正しいだろう、何せ生きる屍だからな
死につつ、生きるなんてのは人類最高の進化じゃないか?
あ、三個目は残念だけどお前の事を言っていたんだ、ってか物好きって分かってんのな

【とりあえず嘘を押しとおした!】
【ちなみにこのゾンビ、塩掛けたら簡単に死ぬので最終進化には程遠い】

鮮魚ッすか、俺鮮魚ッすか

【口の中で飴を転がし、小さく笑う少女にそう言って】

魚ゾンビになった覚えは無いんですけど俺
話すと長くなるからはしょって説明すると、あれだ
異世界から飛ばされて路地裏でヤのつく人にドゥブッハァされて意識が遠のいて天へ帰ったと思ったらッゾンビだったんだ

【とりあえず少女のつけたあだ名にツッコんで】
【ワケが分かんねえ説明をする、もうワケ分かんない】
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 23:08:03.13 ID:uJwRyBA0
>>60

…ふふ、ワタクシの料理の記憶を知れば、こんな下等生物は一撃で斃せるでしょうに。

【見届ける相手の動き、その中に生まれる、異変】
【回避は間に合わないでも無い、事実、落ちついた彼女ならそうしていた筈】
【弄り甲斐の無い生物など、せいぜい食料とか動く肉塊とか、その程度の認識―――然し、差し向けてきた“彼女”は、違う】

どれどれ、折角ですから潰して差し上げましょうかね。

【翼を一度とめ、すたりと兎の上に降下。左脚の一本歯で胴体をぐりぐり踏み付け、其れを支えに斧を抜く】
【きゅうう、と。悲愴極まりない断末魔も、精々祝福を唄うファンファーレにしか聞こえず】

―――天を翔ける狗は、地べたに這う狼に勝る…最期の最期に、知ると良いのです。
…≪即興・マサカリダイナミック≫!

【柄でも無い決め台詞を吐いて、二種の血液が混合して張り付いた素脚を貪ろうとにじり寄る狼達に、右手の斧を軽く振って見えを切り】
【周辺の狼が噛み付こうとするや否や、次々と頭を割って往くだろう―――…一度だけ浅く噛まれ、不必要に紅光を放つ血がたらり漏れる】

……ふ、ん。

【そんな痛みに顔を顰めつつも、玩具の枠を超えようとしている頭上の彼女に、“イイトコ”を魅せたくて】
【尚も迫る、身の程知らずの数匹…ちらと見やり、軽く息を整えて、数秒の集中の後―――足元には、緑色の“魔法陣”が有った】
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 23:11:49.63 ID:Pqjaagko
>>71
いやー………そりゃ驚きもするって
何だあれ?ホバー?ホバーなのか?
あれでスーって動くのか?移動要塞なのか?
というかあの城ってどうやって向かうんだ?泳ぐのか?

Justiseの本拠、はぁー―――

【見たいと思っても見られない様な貴重な光景、分かり易く驚愕を見せて】
【ぽかんと開いた口から洩れた息が】

―――<Justise>?

【ガチンと歯が成る程に、口が勢いよく閉じられて】
【首を強く振ると、長い白髪が踊る様に靡く】

………一応、自己紹介されたからには返すけどな
悪いな、騙すつもりも無かった。ただ、名乗り損ねてただけだ

【両手をポケットに入れたまま、ジャケットを捲り上げて】
【右足を軸に鋭いターン。二人に向けたシャツの背には】

カノッサ機関、No.41、魔斬 香月(まきり こうげつ)
立場から考えれば、お前達の敵って事になるな

【≪死獸弌≫と、ヤンキーの様な刻印が為されていた】
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 23:12:12.98 ID:A5MU7IUo
>>73

ん、何かなー?

【手の甲で汗を拭い後ろを振り向く】
【糸目で朗らかな笑みを浮かべていて人当たりは良さそうだ】

お?おお、渡りに舟とは正にこれかしら
是非是非お願いしたいですわん、あとそんなに怖がらなくても大丈夫よん?

【うふふふと非常に胡散臭い笑い声を上げ】
【お願いします、と旅行鞄の持ち手に指を差す】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 23:14:19.78 ID:RgWq1kSO
>>72
んふっ♪
【微笑みながら近づき】

許しをこいてるのかしらぁん♪


けど……
【急に声が引くくなり、声にドスがはいり】
テメェーは許しをこいた獲物を見逃したのか!?あぁあん?ヤルならヤラレる覚悟もしろ!野性ならそうだろうが!
【……ダンマさん男らしいです】

【そして魔獣に近づいてくる】

【だが魔獣が逃げるなら見逃すかも】
【逃げますか?ヤラレますか?】
ニア にげる
 アッー
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 23:14:32.73 ID:Rfkef6DO
>>78
あ、あ…はい、すいません…では
【謝りながら、右手で鞄の持ち手を掴み】

…えーっと…どちらまでですか?
【女性に顔を向けて、訪ねる】
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 23:15:41.40 ID:Pu0gyzYo
>>75

おっかしいな……利織ちゃんが読んだ事のある超学説では
「猿人から今の人類に至るまで、身体的には背筋が徐々に反り返っていっていた」
「だから未来の人類はきっと超仰け反って一回転するだろう」
ってやつだったのに……
ですがその学説、確かに超すごいですね! それこそまさに超真説です!
──って、なんだ、そうだったんですか。超残念です。
だいたい、普通の人にはきっと無い発想ですからね!
掃除機で空を飛ぶなんてことを考えられるのはこの超天才利織ちゃんだけですよ!

【信じた!】
【その上、自分の事を超天才だなんていっている辺り超痛い子である】

えー、鮮魚にしては死んじゃってるじゃないですかぁ
それにそれに! その説明じゃ超短いですよ!
あれですか、マグロの餌にでも超されちゃったんですか? だから魚なんですか?

【更にもうゾンビが魚ゾンビだという前提で話が進んでしまっている】
【もう駄目だこいつ】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 23:19:37.65 ID:rnEW42M0
>>74

 おーおー言うね――?
  何だか君に興味が沸いて来た

【アレな意味では無いだろう】
【むしろアレな意味では絶対無い】
【またもや、たしなめるかのように言うと――】

 いいだろう。少し――体が訛っていた所だ――

【その者は――ゆっくりと左手に担ぐ、チンピラを――】
【ドッサ!】
【後ろへ捨て――】

 軽くウォーミングアップでもどうかな?
  俺の状態は万全ではないが、少なくとも――こいつらより暇つぶしにはなる

【右手のナイフを握る手を、離し正々堂々と(手袋だが)――】
【左半身を引き、右半身を前に出す形で構える】
【殺気のような物は――見えない。しかし、其れは戦闘をしようという合図】

 ――!

【痛みで、体が少し揺れる】
【万全ではないというのは――この者が、筋肉痛であるという事だが――】
【果たして気が付くだろうか】

【断ることも可能だろう】
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 23:22:57.21 ID:YZaI9/o0
>>77
動くかどうかは分からんが……
俺たちは飛んで行けるんでな。別に泳いでいく必要はない

【実際には、中々飛んでいくと言う事は少なく、ちゃんと入り口から入るのではあるが】
【空を飛んでいく手段があると言うのも、あながち間違いでも無い】

――ん、どうした?

【justiceの事を口にした途端、様子が変わった少女を見て、訝しげに声を掛けるラギデュース】

【そして、少女――香月の名乗りを聞き】

カノッサ、機関……!
「お、お父さん……!」

【二人の顔色が、さっと変わる】
【ごくごく普通の少女かと思っていたら、自分たちの敵に当たる人物だったのだから、無理もないが――】

――なんだろうか、妙な縁があるな……

【だが、この時ラギデュースには、その衝撃とはまた別な感情が生まれていた】

前には、そうとは知らずにカノッサ機関の人間に助けられたかと思えば、こうして知らずに会うとは……な

【かつて、路地裏で倒れていたところを、ラギデュースは機関員に助けられた事がある】
【それを思い出し、何ともやりきれない思いに駆られたのだ】

……で、生き物の採集はどうする?
「お……お父さん?」

【いたたまれない様な表情を浮かべていたラギデュースの顔に、どこか開き直った様な笑顔が浮かぶと】
【当初の目的であった『生き物を探すために水場に案内する』と言う話を蒸し返した】
【横でラベンダァイスが、再び驚いたような表情を浮かべる】
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 23:26:23.88 ID:0FVV16co
>>79

【魔獣は何を言いたいのかは分からないが】
【首をぶんぶんぶんぶんと必死に振ってから逃げ出した】
【よっぽど慌てたかすぐに木にぶつかるが】
【それすらどうでもいいと言わんばかりに走り、森の奥へと消えた】

・・・うぅ・・・痛い・・・げほっ
あれ?・・・魔獣は・・・?

【それから程なくして、気絶していたと思われる少女が起き上がる】
【かなり鋭い傷がお腹に走っていて血が滴る】
【きょろきょろするとすぐにダンマさんを発見して】

うわぁ!?魔獣が変形したぁっ!?

【びくびくびくーんと再び気絶した】
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 23:27:04.49 ID:A5MU7IUo
>>80

んーそれじゃあ路地裏までお願い出来るかしら?
まあそんなに歩かないと思うけどもね、私にとってその重さでその距離はキツイ……

【へへ、と少し恥ずかしそうに頬を掻き】
【旅行鞄は大体成人男性3人分の重さ、男性がそれを運ぶ分には難儀はしないだろう】

んー……ところで貴方はどんな人かしら?宜しければ教えてくださる?
そうそう私の名前は久連乃と申しますのよ、クーちゃんとか呼べばいいと思うの

【適当な自己紹介をしつつ背中で手を組んでテクテクと歩き出すだろう】
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 23:27:49.10 ID:GggsbQU0
>>81
(どんな説だよ‥‥いや、どんな説だよ
 ってか何の本だよ‥‥)

はっはっは、当たり前だ、真説だからな
っつか天才がそんなそこかしこに居られても困るからなマジで
めんどくさいからな、天才って、本当に

【少女の話す学説に、心の中でツッコミ】
【何故かゾンビの中では天才=ロクでもないヤツという公式があるらしい】

とりあえず魚から離れようか、うん、何なの魚ゾンビって
マグロのえさになったら魚ゾンビっておかしいだろ何かがよ
だから、悪漢達にぼこられて意識が遠のいた後気が付いたら
なんかの宝玉が心臓代わりになっていた時以来俺は選ばれし勇者なんだよ

【今度の説明はゾンビ関係無かった】
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 23:28:03.97 ID:CuQ4In2o
>>82

──…………

【トントン、と鞘で肩を叩きながら、相手を観察する】
【戦い慣れてはいそうだ。だが戦ってみて面白そうかは分からない】
【目の前の人間が何なのか、考えを巡らせる】

(こいつ……どこか俺を見てねぇ節がある)

(言うなれば自分に酔ってるだが……思い過ごしかもしれねぇ)

(……不気味だ)

【ファーストコンタクトから付きまとう嫌悪感】
【ただ”むかつく”だけならまだしも、青年にはそれの原因が今一つ判別出来なかった】
【正体不明の感覚は、不気味さを伴って襲ってくる】

悪ぃが、俺はてめぇに興味がねぇ
失せな。三度は言わん

【言葉通り、興味を無くしたかのように相手から視線を外して倒れている不良たちを眺める】
【得物は肩の上。視線は別の場所。そして背中を向けている】
【明確に、無防備だ】
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/07(火) 23:29:40.70 ID:tH4gSb.o
>>76
【手に取った斧の刃にはNo.4の刻印】
【実際は何の関係も無いのだが、そこから連想されるのは当然機関になるだろう】

(とりあえず少し回復してきました まだ鬼ごっこは続けられそうです)

【足止めが予想以上の功を奏し、口元が綻ぶ】
【無音で流れる紅を目に焼き付けながら、自らの唇をなめる仕草は何を表しているのだろう】

おみごとー 演技派なのですね

【パチパチと送られる拍手は、即興の殺陣への純粋な賛辞】

私より扱いが上手いようです 流石は天狗さま

【風は狼の血を舞い上げて舞台を脚色し】
【木の葉もまた彼女の熱演に体を揺らして感情を表す】

【途中で逃げ出すのは失礼 サナは期待を込めて魔法陣へ視線を流す】
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 23:30:25.67 ID:RgWq1kSO
>>84
………んふっ♪獣姦しそこねたわ
【逃げた魔獣を見送り腰をクネクネ動かしながら】

あらぁ?
失礼しちゃうわぁ
【そんな事いいながら気絶したミーナを見て】
【アフロから包帯を取り出し応急処置をしてあげようとする】

【このアフロは四次元アフロか!?】
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 23:30:42.28 ID:Pqjaagko
>>83
………虫も蛙も、今はどうでも良いだろ
どうする?それは私が聞きたいな

お前達の本拠地が何処に有るか、どういう場所か
『風霊統主の城』って言ったか?こんな所に有ったなんてな
……場所さえ分かれば、後はどうにでも出来る
構成員一人一人潰すより、よっぽど楽な方法で、だ

【捲り上げたジャケットを戻して正面に向き直る】
【両足を軽く開いた体勢、胸を張って直立のまま】

……お前が何を考えてるかは知らないけど、そっちの
そっちの小さいのは、割と分かり易いな
機関員に本拠地の場所がばれた、どういう事か分かってるらしい

…………だからこそ、「どうする」は私が聞くべきだろ

どうする?私を見逃すか、それとも口を封じるか
個人的には、どっちに出られても余り困らないんだけどな

【爪先では無く踵。後退の用意を整える為、踵に体重を掛ける】
【短くなってきた煙草を足元に落とし、踏みにじって火を消した】
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 23:33:01.81 ID:Rfkef6DO
>>85
ろ…路地裏…ですか?
(…なんでそんな所に…まさか怖い職業の人…?)
【嫌な予想をして、顔を青くして】

あ、俺は羽民蟲舶(はたみこはく)って言います
え、えーっと…クーちゃん…さん…?
【鞄を引きながら女性の後を着け】
【とにかく人の名前にはさんを付けて呼ぶようだが…『ちゃん』と『さん』が重複してしまっている】
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 23:38:29.03 ID:0FVV16co
>>89

う〜ん・・・アフロ・・・アフロがァあぁぁ!

【よくわからないうなされ方で10分ぐらいうなされていたが】
【再び目を覚ましたときには介抱されていることに気づく】
【何故か慌ててガバっと起き上がった】

あれっ!?・・痛ぅ・・・
この包帯・・・あなたが?
というか魔獣はっ!?

/すみません、次レス遅れるかもです
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 23:40:48.21 ID:Pu0gyzYo
>>86

な、なるほど……じゃあ実はゾンビさんは超新人類さんだったんですね!
超すごいです! 研究所に売り飛ばしたらお金貰えるでしょうか……
それに、天才なんてそんなにめんどくないですよ?
ただ一風超変わったように見えるだけです!
ちなみに私の星座はみずがめ座! 星占いではほぼ確実に奇人変人という占い結果が出るんですよ?
ほら! 超天才の条件を満たしているじゃないですか!

【 ま さ に 外 道 】
【少女の中では天才=変人らしく、えへんと胸をはって彼の天才へのイメージを修正しようとする】
【それにしても先ほどから超偉そうな少女だ】

……ち、ちょっと、超待ってくださいよ
宝玉って、あの超宝玉です? すっごい力を秘めているっていう……?

【そして、ぽかんとした表情で目の前のゾンビを見た】
【絶大な力を秘めているというマジックアイテム──「宝玉」】
【その存在こそは知っていたが、少女は宝玉の詳しい事は知らなかった】
【だが、なまじ中途半端に知っている分興味は増すと言うもの】
【先ほどとは違い、どこか食い入るようにゾンビの話に耳を傾ける】

/申し訳無い、体調が悪くなってきたためこれ以上の絡み続行はきつそうです……
/明日以降にまた絡みを続けていただいても大丈夫でしょうか?
/駄目なようであればここできってくださっても構いません
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 23:40:55.46 ID:YZaI9/o0
>>90
……あくまで、機関員としての立場を貫くか……

【香月の言葉に笑みを引っ込め、厳しい顔を見せるラギデュース】

『どうする』か……そっちが機関の人間としての立場に殉じると言うのなら、俺もそれに従おう……
――最悪、この場で死んでもらう……

【右手に持っていた杖――仕込杖の刃を抜き放つ】
【『風霊統主の城』の事を知り、その情報を持ち帰ろうと言うのなら、逃がすつもりは無いらしい】

「――――サキュバス・フォース!!」

【横で控えていたラベンダァイスも、状況を把握したらしく、己の力を解放する】
【閃光が放たれ、その体が変容する】

【背中にラベンダー色の翼膜をした、悪魔の様な翼が生えた事を除けば、素体そのままの姿だが】
【見に纏う魔力は質量を増大させており】
【翼からは、光の粒の様なものが燦々とこぼれている】

【見た目にはそれほどの変化はないが、確かな戦闘形態】
【既に、戦闘がおこる事を視野に入れていた】

一般人を保護しつつ、この城の留守を預かるのは俺の仕事だ……
その責務は、全うさせてもらおう……!

【ラベンダァイスの変身を横目に見やり、香月を睨みつけるラギデュース】
【既に気遣いを見せながらこの地へと案内を買って出た面影は無い】
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 23:41:13.26 ID:RgWq1kSO
>>92
あらぁ?起きたわねぇ
【起きたミーナを見つめ】

あの子なら逃げちゃったわよぉん♪
まったく根性がなかったわぁ〜
【腰をクネクネクネクネと振りながら】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 23:41:31.94 ID:rnEW42M0
>>87

 ――まぁ、俺もこの状態では戦いたくは無い
  もう少し万全の状態になってからにしよう――

【この者は卑怯な戦法が、あまり好みではないらしい】
【ふとその言葉を青年の背に発すと――】
【そうだと――左コートのポケットから、鉛筆とメモ帳を出して――】

 ああ、失せるがその前に、聞きたい事がある――
   怪しい組織情報や、怪しい者の情報を知らないか?
    あればだが、教えてもらいたい――俺が信用できんのは分かるが――

【そう言って、慣れた手つきでメモ帳を開き、用意すると――】

 それだけでも教えてほしい。頼む

【そんなことを頼み込もうとする――】
【一体何なのか。それに尽きる。何なのか】
【知らなければ“知らない”ですむだろう】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 23:41:34.76 ID:2T3kpYSO
>>62

―――・・・・
【少女が下がった後、少年はふと手を伸ばす】
【すると突如として少年の手中に姿を現れすそれは】
【一本の巨大な刀、】
【少年の身長の倍ぐらいの長さはある刃、刀身は紅く黒くまるで血の如く】

【此が
今、少年の中で目覚めた能力―――】

/只今戻りました
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 23:43:33.57 ID:A5MU7IUo
>>91

そ、危険な危険な路地裏よん
んふふふ……確かに恐いかもしれないけども、アナタに危害を加える気は無いですわ

【そんな青年の表情から察したのか自分はそこまで危険な人物では無いと安心させようとするが】
【微妙に逆効果なような気がしないでもない】

コハクちゃん、どうも初めましてよろしくねっ
ま、呼び名なんて適当で良いわ適当でね

【コツコツと靴を鳴らし時折青年が付いてきているかふりむいて後方を確認する】
【大事な物でも鞄に入っているのだろう】
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 23:45:49.40 ID:xh/EHMc0
【――街】
【一人の少女が、月を見上げながら、夜の街をぽつりと歩いている……――】

……そういや、もう私が生まれて≠ゥら、もう一年が経つんですわね……。
色々ありましたわ、本当に――――。

……こうしているのが不思議な位には、色々あったと想いますわ。

【ウェーブの掛かった腰程までの長さの流麗な銀髪、燃えるような真紅の瞳と】
【フリルの多く付いた、可愛らしくも高貴さを感じさせる漆黒のドレスが、特徴的な】
【18歳程度に見える外見である、ヒールのお陰だろうか、少し背の高めな少女だ】
【其の容姿は大人びた物でありながら、何処となく幼さの残っている其れで】
【華美で優雅な服装とあいまって、何となく人目を惹きやすそうな物である】
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 23:47:35.23 ID:CuQ4In2o
>>96

てめぇに教えるメリットなんざ欠片もねぇよ
とっとと失せろ

【まるで取り付く島が無い】
【実際には教えられる情報は殆ど持っていないのだが、持っているかどうかを考える前に言葉が出た】
【この青年はメリットがなければ行動しない主義らしい】
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 23:47:59.28 ID:uJwRyBA0
>>88

【心身の全てがサナに連なる道筋に支配された今は、精々“武器”である斧には深い興味を示さず】
【飽くまでも、視線の先には生新しい死体と、残りモノと、ぶつかってくるもう一つの熱視線だけである】

【ばき、と音を立てて鋭い狼のスカルは崩壊していき、スプリンクラー宜しく、血流やら何やらを飛ばして】
【その幾つかは自分にも帰ってくるが、其の程度でスーパー殺戮タイムを終えるほど、冷静でも臆病でも無いのだ】

記憶が読めるなら、技量は問題無い…となると、チカラの問題かしら。
となると、ワタクシが有利なのは当然で御座います…。

【魔法陣の放つ光は、クレッシェンド。刻一刻とその輝きと鮮やかさを増し、血に飢えた狼達も、僅かに竦む】
【しかし、雨彦とは別の欲望に負けた彼らは、希薄な時間差の中でぎゃんと咆哮…一羽の性悪な妖に跳び付き】
【その爪で捕らえ、その牙で噛み、締まった肉でも良い、只管その喉に納めようと……】

…≪時限術式・「Systematic Chaos」≫。

【した瞬間、である―――魔法陣が消滅し、入れ違いに強風が吹き上げて、雨彦がサナ目がけて“飛翔”】
【其の僅かに後、上昇気流は竜巻に変じて、ごうっ……啼く様な響きを携えて、狼達の体を持ち上げ、そして地に叩き付ける】

【或るものは横腹を打ち、位置エネルギーと柔らかいとは言えぬ森林の土に肋を圧し折られ】
【或るものは頭から墜落し、先程の雨彦の解説に近い形で命を落とし…と、実に陰惨な光景が広がった】

―――どうです、見ていて下さりましたか?

【既に飛び上がっていた雨彦は―――そう、雨彦は「攻撃を見て貰いながら、自分も往く」という、彼女らしい卑怯さを魅せた】
【もし、まだサナが枝の上に居れば…激しく“揺らされる”その上から救い出す様に、彼女を抱き止めようとする筈】
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 23:48:37.32 ID:Rfkef6DO
>>98
…え、あ…そ、そうですか…すいません
(心を読まれた!?)
【アホ毛を揺らしながら、さっきよりも解りやすく顔を青くして】

じゃ、じゃあ…九連乃さんと呼ばせてもらいます
いきなり女性をちゃん付けで呼ぶのは流石に気が引けるので…
【はは、と弱々しく笑いながら九連乃の後ろに着いて歩く】
【鞄を少し重そうに引いて、距離は大体1m程か】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/07(火) 23:49:07.19 ID:Pqjaagko
>>94
死んでもらう、か
……はっ、大きく出るだけは出たなあ
流石は流石は正義の組織、悪人を殺すのには躊躇いが無い事だ
私達は、反機関組織を泳がせてるってのにな

…………ほら来いよサンピン。大見栄切る暇が有るんならな

【両手をポケットに入れた、その姿勢は変えようともせず】
【前方に体重を急激に移動させ、身体を倒れ込むように前進させる】
【左足で一歩。それを追う様に進んだ右足を、勢い付けて振りあげて】

(……二対一、手が分からない奴相手にこれは面倒だな)
(ビビらせて逃げて……それでも追って来るなら)

……その時は、こっちも二になれば良いだけか

【頭上から足元まで、踵を振り降ろす】
【空を切る右足。右足が通過した空間が、青く変色して】

【ほんの少しだけ、腰を落として左膝を曲げた】
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 23:50:23.14 ID:34ggvYgo
>>97

あは、あはは、あはははははっっ
あはははははははははははははははっ
あははははははははははははははははははははははは
あははははははははははははははははははははははは
あはははははははははははははははははははははははっっ

【少年が生み出した刀を見ると、狂ったように笑って】
【ただただ笑って、哂って、哂って、哂って哂って哂って哂って哂って】
【哂って哂って哂って哂って哂って哂って哂って哂って哂って哂って哂って哂って】
【哂って哂って哂って哂って哂って哂って哂って哂って哂って哂って哂って哂って───】

──────《 時空歪曲 》

【ナイフの柄を両手で強く握り締めると】
【今までの"超加速"よりも速く、一直線に少年へと突っ込んでいく───】

/おかえりなさいませー
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 23:55:40.08 ID:GggsbQU0
>>93
そうだったのさー
そして金はもらえませんっつーか売ろうとするなこのヤロウ
あと、とりあえずそれは占いじゃないような気がしないでもないんだが
みずがめ座どんだけ奇人変人多いんだよ、超天才の条件って奇人変人なのかよ

【ありとあらゆるツッコミをするゾンビ】
【現在のゾンビの中の公式 天才=偉そうな奇人変人】

恐らくは、お前の知ってるそれだぜ
凄い力が秘められてるかは知らねえけどよ
まあ、俺も詳しくは知らねえが、俺の身体が動いてるのはコイツのおかげだろうな

ちなみに、名称は確か《亡骸の宝玉》ってやつらしい

【ゾンビが知っている範囲で話を進めた】
【つまり《亡骸の宝玉》という宝玉が彼がゾンビになった原因らしい】

/把握しましたー
/明日の19:30ぐらいに帰ってくると思われるので、その時にこちらが呼びかけます
/では、乙でしたー、お大事にー
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/07(火) 23:57:13.29 ID:A5MU7IUo
>>102

あー、やっぱり逆効果?そんな顔しないで、ね?

【少し歩みを遅め青年の肩をポンと軽く叩こうとする】

よそよそしい感じだけど、まあそれでいいわん
ところでコハクちゃんはこんな夜中に街を出歩いて一体何をしていたのかしら?
もしかしたら私なんかよりよっぽど恐い人物だったりー?

【ニヤァと笑う、どこか不気味なその表情】

なんちゃってねーアハハハ!

【を一瞬だけ見せて直ぐに元の柔らかい笑みに戻る】
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/07(火) 23:58:27.61 ID:YZaI9/o0
>>103
……『手中のもの、必ずしも手中のものならず』
泳がせてると思ってるのは、そっちだけだぞ……!?

【香月の言葉に、端的な言葉を返すラギデュース】
【これ以上は『問答無用』と悟ったようだった】

――チッ、速い!!
「くっ……!」

【仕掛けられたかかと落としを、後方へとステップすることで回避する】
【三者の距離が、いささか離れた】

今のうち、か……
――ハァッ!!

【香月との距離が空いたのを見たラギデュースが、その場で気合の叫びを上げる】
【瞬間、左手に炎を纏い、両足は電気を帯電させ、男の右目が、ほんの少し更に青くなった】
【ラギデュースの能力――戦闘のために必要な準備動作である】

(……なんだ?
いつも以上に、力が強い……?)

【だが、久々に発動させた能力に違和感を覚えるラギデュース】
【常時よりも、能力の効果が強く感じられるのだ】
【――確かに、とある事情で負の瘴気を取りこんでからはそのような傾向があったのだが】
【この時は、それを差し引いてもなお、勢いが勝っていた】

「これなら……喰らえッ!!」

【一方、ラギデュースが能力を発動させる横で、ラベンダァイスは手から2発の光弾を放つ】
【能力を発動させているラギデュースの隙をカバーするとともに、牽制の意味合いで放ったものだ】
【二発の光弾は、まっすぐ香月へと向かう】
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/07(火) 23:58:31.87 ID:Pu0gyzYo
>>105
/申し訳ありません……
/ではまた明日、そのくらいの時間に
/ひとまずお疲れ様でした。ありがとうございましたー!
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 00:00:15.03 ID:dpTx0QDO
>>106
【肩を叩かれた瞬間、ヒクッと微かに肩を震わせて】
あ、あああぁいや、別に怖がってる訳じゃありませんよ、えぇそうですはいすいません
【アホ毛を激しく揺らし、首を振って】

は、はははは……
【渇いた笑い】
…俺は別に、その…バイトも無いので夜の散歩をしてたんですよ
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 00:06:26.99 ID:JMZgitQo
>>99

ヒャッハァーーーッ!!

【――突如として静寂を破る、一つの叫び】

――うおおお!!夜の街!!疾走!!超エキサイティンッ!!

【その発生源は、少女の後方――、】

【ノーネクタイで白いワイシャツを着て、その上には、ボタンも掛けずに真紅のスーツを羽織っており、】
【ズボンも同じく赤で統一され、レンズが若干赤みがかった眼鏡を装備し、口にはタバコをくわえ、】
【白髪で短髪な上になぜか真っ赤なナイトキャップを被っているというあまりに奇妙で目立つ出で立ち――】
【身長が190cmほどあるのだが、年齢は20代前半とでも言ったところだろうか――、というそんな感じの男である】

【男は結構遠くにいるのだが、それでも叫びが聞こえるあたり、相当な大声なのだろう】
【とにもかくにも、この男、夜の街を、真っ直ぐに、全力疾走中である】

【また、距離と夜の暗さのせいで少々確認しづらいだろうが、】
【彼の両肩に一つずつ、何か、大きめのもの(?)が担がれている――みたいな感じ】
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:06:29.87 ID:Ymewh2wo
>>107
(……能力不明、とりあえず飛び道具は使えるらしい)
(こういう相手二人と同時にやったら………サンドバッグになるだけだな)
(なら、取るべき手段は一つ)

………駆け比べ、とでも行くか

【曲げた左足をバネの様に伸ばして、後方に大きく跳躍】
【着地と同時、二人に背を向けて走り出した】

【二対一、自分の能力ではまともな戦闘にすらならない】
【そう判断したからこそ、躊躇いも無く逃走に移る】
【追うならば、全力で走らなければ追いつけはしないだろう】
【そして、追跡する際に男と少女の二人は、何処まで速度を合わせて追えるのだろうか】
【複数の敵と戦う時には、敵を分散させるのは常道である】

【香月へと向かった光弾は、変色した空間に入った瞬間に】
【ザン】
【その空間に青い斬撃が走り、切り裂かれるだろう】
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:06:59.08 ID:fz9bxo6o
>>95
えーっと・・・逃げちゃった、ですか?
ということは・・・

【頭を整理するようになんどか目をぱちぱちさせて】

えええっ!?
あなたが追い払ったんですかっ!?

【見た目は確かに屈強だけどそれだけで到底追い払えるものではないので】
【只者ではない!(いろんな意味で)と内心感じていたりとか】

・・・あ、そうだ!
助けてくれて、ありがとうございます
もう少しで・・・
【そこで言葉が途切れ、少しだけ複雑な表情をしてから戻り、続ける】
食べられてしまうところでした!

/お待たせしました
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:07:56.01 ID:WrCKJlAo
>>109

うふふふ、どう見ても恐がってるじゃないのよう
男がそんなんじゃあモテないわよー?って余計なお世話をしてみたり

【そんな蟲舶の様子を見つめてニヤニヤしている】
【いたずら好きというか、そんな物よりもタチの悪い何かかも】

へーバイトしてるんだ……何のお仕事なのかしら、良かったら教えてくださらない?ねえねえ

【ぐいっと顔を近づける】
【容姿的には20代位だが……】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/08(水) 00:08:32.63 ID:qHKaf4Eo
>>101

【自分のためだけに用意された舞台】
【月の狂気に躍らされる獣達と、その列を薙ぎ倒す勇者】

【飛び立つ雨彦に気付いてはいても、その場面から目をそらすことはできない】
【時限式の竜巻、それはいたくサナの好奇心を刺激し、気付けば雨彦の腕の中にいた】

捕まっちゃいましたねっ もうちょっと粘りたかったです

【満月のような笑みが雨彦の顔を捉えて】
【二人だけの世界、下界から隔離された聖域が出来上がる】

しっかり見てましたよ 噛み傷、大丈夫です?

【瞳の中の夕焼けに再会を果たして、整えたはずの呼吸が崩れる】
【驚くほど従順な自身の身体は、あっという間に再点火】
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 00:09:50.47 ID:xY1jlj.0
>>100

 そうか。其れは少し残念だ――
 (やはりもう少し名を売る必要がありそうだ――)
  まぁ、情報は俺が自分でできるだけ集めるさ――

【左ポケットへ、鉛筆とメモ帳をしまい、言うと――】

 たとえ、この身が砕けようとな

【そう小さく呟くだろう】

 君はメリットを考えるのか
  フフ・・・まぁ其れも良かろう
   俺のようなあほみたいに、なるんじゃねぇぞ?

【背を向けて――左肩にチンピラを担ごうとする】

 君は俺が狂人に見えればいい。それで十分だ
  生きろよ青年――

【其れは狂人でなく人間であったときの感情。今頃――どうして出たのか】
【ほうっておいても――いいだろう】

/遅れました。申し訳ない
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:10:11.46 ID:5Np636SO
>>104

おぉおああああああ!!
【少年も突っ込んでいく!】

【そして、お互いが近づいた所でその巨大な刀を力一杯降り降ろし!!】
【少女をその手のナイフごと斬る!!】

【もり斬れたならばその『異常』に、『能力』に気がつくだろうか】
【―――痛みが――ない?】
【手のナイフは斬られたのに】
【少女の身体中には、傷どころか、傷も、出血もない?】
【―――これは・・・一体・・】
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 00:10:20.33 ID:xY1jlj.0
>>100

 そうか。其れは少し残念だ――
 (やはりもう少し名を売る必要がありそうだ――)
  まぁ、情報は俺が自分でできるだけ集めるさ――

【左ポケットへ、鉛筆とメモ帳をしまい、言うと――】

 たとえ、この身が砕けようとな

【そう小さく呟くだろう】

 君はメリットを考えるのか
  フフ・・・まぁ其れも良かろう
   俺のようなあほみたいに、なるんじゃねぇぞ?

【背を向けて――左肩にチンピラを担ごうとする】

 君は俺が狂人に見えればいい。それで十分だ
  生きろよ青年――

【其れは狂人でなく人間であったときの感情。今頃――どうして出たのか】
【ほうっておいても――いいだろう】

/遅れました。申し訳ない
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:11:40.94 ID:i2G0gCso
>>116
/えっと、ちょっと反応に困るのですが
/ナイフを弾こうとしたとか、具体的な狙いを書いて欲しいです
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 00:12:09.15 ID:dpTx0QDO
>>113
はは…やっぱモテないですか…
…やっぱこんなヘタレだとモテないのかぁ……
【アホ毛がヘニャリと垂れ下がり、落ち込む】
【雰囲気がガクッと暗くなった】

た…ただのコンビニ店員ですよ…
そんな、特に面白い事なんてしてません
【九連乃から顔を逸らして】
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 00:12:52.29 ID:8rkERQk0
>>110
……うわぁっ!?な、何事ですの――!?
よ、夜中の騒音は迷惑極まりないですわよ!訴えますわよ!?

【――びくん、と体を一度震わせて、声の発生源へと視線を遣り】
【はぁ、と……呆れたように溜息をひとつ吐いた】

……ったく……なんだかこう、久々にシリアスな感じでしたのに……。

【ぼそりと呟いた言葉は、物 凄 く メ タ で し た ^q^】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 00:14:24.42 ID:UyfmpUSO
>>112
んふっ♪追い出したと言うよりはちょっと殴ってあげただけよん♪
【ウィンクしながらミーナに微笑み】

あら?御礼なんていいわよん
私はただあの子のバックをとろうとしただけなんだからぁ♪
【んふっ♪と腰をクネクネ動かしながら】

/おかえり?
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 00:15:09.46 ID:Pke91oI0
>>111
よし、これなら……!?
逃げるかッ?

【能力を発動させ、敵を睨みつけたラギデュースが見たのは、背を向け走り出す香月の姿】

「消された!?
……さっきの蹴りは、能力だったの……!?」

【光弾をかき消され、わずかに驚愕を見せるラベンダァイス】
【やたらと器用な足先をしていたのは、この現象を扱うためだったのか】

くっ、逃がすかよ!!
カエデ、お前は空から追え!!
「うん、分かった!!」

【ラギデュースは、香月の背をそのまま追い掛ける】
【足に纏う電撃『雷電脚』のために脚力を強化されており、追いつく事は難しいが不可能ではない】
【また、背に翼をもったラベンダァイスは6mほど上空から、香月を追いかける】
【やや速度には劣るが、地形の邪魔を受けず、相手を見失う心配がないと言うアドバンテージがある】

【この両者の距離は、高低差を無視して3mほど離れたか】

そう易々と逃げられるものか……
――ッ!!

【追走しながら、香月の背をギリッと睨みつけるラギデュース】
【瞬間、ラギデュースの右眼から魔力が放たれ、香月の背へと向かう】
【魔力が着弾すれば、その背に凍結のダメージを追わせられるだろう】
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 00:16:28.57 ID:0TLNqsko
>>115

(狂人狂人と下らんことを……だが──)

──遅ぇんだよ、ボケ

【男の呟きに対する呟き】
【それはきっと、誰にも聞こえない】

……興が冷めた。帰るぞ

【まるでそこに、自分と男以外の誰かが居るように声を出し、男とは違う方面へと歩いて行った】

//お疲れー
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:19:17.63 ID:Ymewh2wo
>>122
【此処は森。湖から離れてしまえば、幾らでも隠れる場所は有る】
【上空を移動するラベンダァイスは、寧ろ木々の葉に大いに妨害を受ける事になるだろう】
【それよりは、寧ろ地を走るラギデュースの方が、近づく事は成功する可能性が高い】

(これだけあれば、幾らでもやり様は有るな)
(どっちか片方だけでも沈められれば良いんだが………)

【走りながら、一本の木の陰に】
【放たれた魔翌力は木に遮られ、それを凍りつかせる事になるだろう】

【木の後方で、トントンと、二回足を木の幹に触れさせた】
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:21:19.17 ID:WrCKJlAo
>>119

少なくとも私にはモテないわねえ……残念っ
ま、縁があればその辺は何とかなるわきっと……いや、多分、恐らく、希望観測的には

【段々と信頼のレベルが低い言葉に変わっていく】
【隣で久連乃はニヤニヤしながら蟲舶の様子を見ていることだろう】

うぇー……実はヒットマンだったりしないのー?ツマラナイわー

【拗ねた子供のようにぷくりと頬を膨らます】
【路地裏まではもう少しだろう】
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:23:50.13 ID:XKvNXOUo
【公園】

【トパーズ色の髪を、頭の後ろで2つ、チアリーダーのポンポンのように纏めた少女がベンチに座っている】

【青いレオタードの上に長袖ワイシャツを着て、ベルトを締めた奇妙な服装】
【履いているのは紅蒼原色縞々のニーソックスと、皮のショートブーツ】

【白い布手袋に覆われた両手で】
【むぎゅっとコウモリを捕まえて、その様子を観察しているようだ】

………羽は、こうなっているんですねー?

【持ち方が不味いらしく】
【キィキィと苦しそうに足掻くコウモリ】
【気がついていないのか、少女は全く意に介さない】
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 00:24:22.95 ID:JMZgitQo
>>120

――ああ!?うるせえええええええ!!
こんな閑静な中を静かに走ってたら発狂するわッッ!!!

【男は、近所迷惑になりかねない……というか明らかに迷惑なその叫びと共に、少女の後方より全力疾走してきている】
【――が、別に少女に用がある訳では無いようで、放っておけばそのまま追い抜くだけだ】


【……セーラー服に紺のスカートと、頭には水兵帽を被り、縁無し眼鏡を掛けて、】
【金色に煌めくロングストレートヘアーを靡かせている――、そんな身長160cm程度の少女――】

【――及び、】

【首に銀色の鈴に紐を通しただけの簡素な首飾りを掛け、涙の形をした透明なイヤリングを両耳に着け、】
【左薬指には白銀色の金属の指輪、濃紺のショートヘアーで、眼鏡と白衣を着用した身長150cm弱程度の少女――】

【――の、二名を、右肩と左肩に、一人ずつ担いで……】


【距離が近づけば自ずと明らかになる、男が担いでいる「両肩の荷物」は、そう、どういう訳か、二人の少女である――】

【尚、肩に担がれた両名はまったく抵抗する気配が無いどころか、顔を上げすらしない】
【一見すればまるで気絶しているかのようだが――?】

【とにもかくにも、この男、人さらいにしか見えません、本当にありがとうございました】
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:24:56.83 ID:fz9bxo6o
>>121
ちょっと殴るといっても相手は魔獣さんですよ!?
普通のパンチとか通るとも思えませんが・・・
・・・でも事実追い払えている以上、すごいですー

【ぱちぱちと称賛の拍手を送る】
【んでんで尊敬のまなざしもおくっていたり】

バッグ?
あの魔獣さん、魔獣のくせにバッグなんか持ってたのですか?

【バックが何を意味しているのかわからないので話が噛み合わない!】
【くねくね動く様を何故かほえーっと見とれていたり】

/ただいま!
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 00:26:09.19 ID:xY1jlj.0
>>123

(駄目だ・・・――こんな事では、もう少し――耐えてもらわんとな
 フフ・・・自己洗脳というのは難しいものだ)

【少し笑い、チンピラを担ぐと――】
【その笑いは消え――】

 ――ヒャァァァハハハハハ!

【狂人的な笑いをしながら】
【その者は闇夜に消える――僅かばかりの悲しみを残しながら】


【その後――】
【その者は、交番の前で――チンピラの遺体を捨てたという】
【Jastevilと書かれた紙切れと一緒に――】

/お疲れ様でしたー
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 00:26:39.45 ID:Pke91oI0
>>124
「そういえば……森に慣れてる様子だった……!」

【上空を飛来するラベンダァイスは、木々を巧みに利用して姿を隠す香月に、焦りを覚えていた】
【地上と上空から三次元的に攻撃を仕掛けようと考えていたのが、無駄に終わってしまう】

「こうなったら……!!」

【追い掛けながら、ラベンダァイスは次の手を考える】
【香月の姿を目で追う事を諦め、大雑把な方向だけを捉えると、速度を加速させる】
【香月を追う――と言うより、追いぬきそうな勢いだ】

(チッ、上手く隠れたな!)

【眼からの冷気――『氷閃眼』を防がれ、顔を顰めるラギデュース】
【木の向こうの死角に香月が入りこんだのを確認すると】

(多少大仰になるが……この際!!)

【炎を宿している左腕をぐっと握りしめながら、更に香月を追う】
【木を左に迂回して、香月の姿を姿を捉えるべく駆ける】
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 00:26:54.86 ID:dpTx0QDO
>>125
え、えー……段々期待度が下がってるんですけど…
…でも、もう解ってるんですよ…俺には女性の縁なんか無いんです……もう20近いのに…はぁ……
【がくーんと頭をうなだらせ、暗く呟く】

え、えぇ〜…何を期待してるんですか…
そんな漫画みたいな事ある訳ないですよ…
【困った表情を九連乃に向けて】
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 00:27:39.58 ID:.IJol3k0
>>114

【風力と妖力でホバリングしつつ、血糊に塗れた斧を一度太い枝の上に置き、サナを抱く形を少しずつ変化させていく】
【恐る恐る、丁寧に優しく持ち替えた完成系は、所謂お姫様だっこ…多少は気が利くようになったのか】

…此れ以上焦らされたら、何をするか知れたものでは有りませんから。
今ので判ったと思いますが、ワタクシは玩具は余程で無ければ壊しませんが、玩具に成らないモノは直ぐ壊しますよ。

【枝の上には斧、そして二人分の体重。軽い同士とはいえ、下手に乗れば不安定は避けられない】
【両の腕にサナを抱いたまま、茜色を爛々と揺らし、燃え上る頽廃―――夕陽の視線を献上する】

此の程度で心配されるような生き方しか出来ないのでは、天狗は30年もせず死ぬのでして、ね。
―――とはいえ、今日は沁み入りますよ。首謀者に言われるのもまあ、ナンなんですけど。

【氷で造られた錐が如く、冷たく鋭い舌峰も、どこか照れ隠しの様な熱を纏い】
【より一層強く、サナの体を下から挟むように支え、リュックを背負う苦痛を軽減しようとする】

…で、ワタクシからお願いしてしまうのも癪では有るのです、が。
―――そろそろ、二人の住処に帰りませんか? …星も傾く頃合い、追いかけっこなら何時でも出来ましょう。

【そう言うと枝に接近し、斧の回収を、首を振って催促―――本来なら、何時斬られるか危なっかしくて、出来ない】
【今度は余分な隙も何も無い、地面に転げ落ちて死体のパレードに突っ込みでもしない限り、快適な宙の旅にご招待】
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 00:29:06.40 ID:UyfmpUSO
>>128
んふっ♪私は鉄拳のダンマと呼ばれてたのよん
それに鮫肌海賊団の副船長なんだからぁ
【ウィンクしながら】

んふ♪けどとれなかったわぁ
【ミーナの言葉に訂正をいれないのがダンマクオリティ】
【そして腰を更にクネクネクネクネ】
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:29:06.52 ID:5Np636SO
>>118

/申し訳ない、訂正。
/【そして、お互いが近づいた所でその巨大な刀を力一杯降り降ろし!!】
【少女をその手のナイフを下へ弾く!!】

に訂正で
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 00:30:11.18 ID:o4SOQ2SO
【路地裏】

なんでぃなんでぃ!肩がちょーっと掠ったくらいで!
そりゃまあ自分はお天道様に顔向け出来ないよーな事は多々やりましたが、お月様の下でちみっと散歩する位いーじゃんすか!

いじわるー!けちー!かいしょーなしー!天下の往来はみんなの為のものなんすよー!

【例によって例の如く、一人見かければ近くに三十人は居るという路地裏量産型のお兄様方がわらわらと集まって】
【「おう」だの「ふざけんなこの野郎」だの「ぶち殺してやる」だの、これまたテンプレートな事を叫んでいる】
【その中央、取り囲まれるは小柄な誰か。少女だろうか】
【腰まで伸びた黒の長髪に、琥珀色の虹彩。空色のワンピースに白いレースのカーディガン】

【複数のどら声に負けじとぴーぴー囀っている。妙に抜けてるというか、とにかく喧しい】
【それと、甲斐性の有無は関係無いと思う】
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:32:48.98 ID:Ymewh2wo
>>130
【ザン】
【先程と同じ様な音が、二回】
【上空のラベンダァイスには、木々の隙間から赤い光が見えたかも知れない】

【軽く触れさせた足、それが移動した軌道に走った二本の斬撃】
【木の幹の根元近くを切断、ミキミキと鈍い音を立てさせる】

……悪いけどな、まともに戦ってやる義理なんか無いんだ
まず、潰れてろ。あっちのやり終わったら相手してやるから

【ぐらりと倒れかけた木に、更に回し蹴りを打ち込んで】
【迂回して此方に近づこうとするラギデュースへと、木を倒れさせた】
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 00:33:13.80 ID:8rkERQk0
>>127
滅茶苦茶ですわ!貴方は風情という物を分かってないんですの!?
ええい、“シリアスブチ壊し罪≠ナ逮捕ですの!余罪はきっとオーケストラを聞く時に絶叫罪≠竅\―……

――――って!

【通り過ぎようとする男――其のタイミングで、漸く荷物≠フ存在に気付いた】
【アポロニアの反応は、と云うと……?】

 【1、傘を両手で持って、両脚の感覚を軽く開きます】
 【2、男が来るタイミングに合わせて、テイクバックを取ります】
 【3、男の腹目掛け、全力で フ ル ス イ ン グ 。】

【……因みに、イ○ローもビックリのスイングスピードであったらしい】

シズク――――ッ!?

【そして、其れだけやらかした後に、アポロニアは少女の名を呼ぶ】
【ぶっちゃけ、今ので男にダメージがあった場合の方がダメージが大きい気がするが――?】

【――、と】

……ですわよ、ね?

【暗闇故に、本当にシズクなのか心配になったらしく、ポケットからメガネケースを取り出して】
【黒縁の眼鏡をかけ、再度凝視して――きちんと確認は取れたようだ。明らかに順番がおかしい】
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:35:15.86 ID:WrCKJlAo
>>131

そんな考えだから駄目なのよー、マイナスはマイナスを呼ぶって知ってた?
せめてその考え方を改めないと駄目駄目駄目ねー

【クスクス嘲り笑い声を上げ】

ふふふ、まるで自分が普通みたいに言うのねー
異常者が普通のこの世界で、もしアナタが本当に普通ならアナタは本当の異常者ね
うんなんだか自分で言っていて意味がわからないわ

【ある程度歩いたところで路地裏付近に着き蟲舶に向かいクルリと振り返る】

うん、この辺でいいかしらね有難うコハクちゃん助かったわ

【振り返れば柔和な笑顔、そして手を出して取手を渡すように促す】
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:39:24.67 ID:i2G0gCso
>>116>>134

………………っ!

【少女の力は非力】
【その手のナイフは弾かれ、地面へと落ちるが】

……───これで、お終い?
いいえ、違うでしょ、だって楽しいけど楽しくないもの
期待してたのに、してたのに、まだ終わらないもっともっともっと

【ベルトに提げられたホルダーから、三本目のナイフを右手で抜き】
【少年の腹部を狙って、左方向に切り裂こうとする】

【少女は既に満身創痍──だが、ダメージの無い攻撃で倒れるほどやわでは無い】
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:39:44.35 ID:fz9bxo6o
>>133
鉄拳のダンマ・・・!
なんだかとてもカッコいいです!
んでもって海賊ですかー・・・

・・・うぅ、ごめんなさい、差し上げれるもの何も無いです・・・
いや!ここは海じゃなくて陸だから奪われなくても大丈夫なのかでしょうかっ!?

【何その理論】

そうなんですか・・・
魔獣のバッグってどんなのなんでしょうね?
やっぱり毛皮とか使ってるのかなぁ・・・
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 00:40:00.91 ID:KetGMEAO
>>135

……喧しいと思えばこれか
【普通に路地裏を通る事が出来なかったのか、屋根の上】
【黒いローブを着た誰か、少なくとも声からは女性とわかるが】

(まぁ……どちらが悪いかは知らないが)
っと
【少しの間の後、少女の方へと跳んだ】
【お兄様方の一人を踏むかも知れないが、知ったこっちゃ無い】
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 00:40:59.35 ID:dpTx0QDO
>>138
…マイナスにマイナスをかければプラスにだってなれますもん
【ふい、と顔を逸らして呟く】
【はじめてのくちごたえ】

えぇー…そんな理不尽な多数決みたいな…
…あ、ここでいいんですか?
【立ち止まり、鞄の持ち手を九連乃に差し出す】
【路地裏の辺りを見回して、うわぁと顔を青くして】
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 00:42:02.91 ID:Pke91oI0
>>136
な、に!?

【突如として、鈍い音を響かせながら倒れてくる木に、顔をひきつらせるラギデュース】

くそッ!!
『韋駄天足』!!

【下手に下敷きになれば、最悪死も考えられる】
【咄嗟にラギデュースは足の力を瞬間的に引き出し、その場から跳躍する】
【そうして、木の下敷きになる事は免れた】

(間違いない、な……あの能力は足技に付加されるもの……)
――ガッ、うぅ……!!

【跳躍の中で、ラギデュースは香月の能力について悟る】
【だが、その思考は身体に走った痛みにかき消される】
【――飛んだ先の藪から突き出ていた枝に、左の肩を突き刺してしまったのだ】

「あいつ……それなら!!
『ギガンテス・フォース』!!」

【走った光を見て、そして木が切り倒されるのを見て、相手の位置を確認したラベンダァイスは、空中で更なる変身をする】

【3m程の人形の様な巨体】
【土偶とも、石像とも表現できそうな威圧感を備えている】
【寸胴で、巨大な腕を備えており、腕の先端には、半透明のラベンダー色の爪がついている】

【そんな巨躯が、空中から落ちて来て、地面を踏みしめる】
【周囲に、大きな振動と音がこだました】

「多少の枝や茂みなんか……!!」

【巨大な石造の様な姿と化したラベンダァイスは、左腕を突き出し、切り離す】
【その腕が、ロケットパンチとでも形容できる様な一撃となり、香月に飛来する】
【巨大な腕の質量に、先端に備えられた爪――破壊力は相当のものがある】
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 00:44:37.45 ID:UyfmpUSO
>>140
んふっ♪だからいいのよん♪
それに私はあんまりそんな事しないわぁん
【ミーナの頭を撫でようとしながら】

けどやっぱりバックはなかったみたいねぇ
【魔獣はバックを持ってなかったよとミーナにいいながら】

/スイマセン!お風呂いってきます
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 00:44:55.95 ID:JMZgitQo
>>137

風情!?風情が腹の足しになるかああああああ!?

【――などと意味不明な反論を繰り出しながら、疾走を続ける男は、】

――なっ……!!その構えは――ッ!!

【通りすぎようとしながら、アポロニアのスイングの構えを視認し――、】

ぬおおおお!!させるかああああ!!
――必殺ッ!!!《デストロイ・ギガ・r――あばっふッッ!!!

【――何か対抗しようとしたようだったが、まったくもって遅すぎる】
【見事フルスイングが腹に命中し、足を止め、プルプルとその場にうずくまることとなる】


……うっ……ぐおおおお……!!!
嬢ちゃん……!!!腹はやばいって……!!!腹は……!!

【しかし、それでも男は肩に担ぐ二名の少女を落としたりすることは無かった】
【腹を押さえることも出来ないが、しっかり担いだままである】

【――で、アポロニアの推察通り、その内の一人は「シズク」である】
【シズクに対する呼び掛けに反応し、彼女は、一瞬ピクリと動いたものの、起きることはなかった】

【……アポロニアは気づくだろうか】

【肩に担がれた両名は、単に寝てるだけ、ということに――】
【何と、すやすや安眠中である】
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 00:46:52.70 ID:YqnJ3c6o
【街外れ】

【暗がりに地に伏した一人の男。それを見下すは一人の少女】
【少女の右手には一振りの刀。男が何か喚く、少女の顔が歪み、躊躇うことなく、手にしている刀を男の眼窩に突き立てた】
【絶叫する男。ますます不愉快そうに顔を歪める少女。刀を抜き、男の首を刎ねた】
【落ちるは頭。噴き出すは鮮血。転がる音。命が終わる音】

――…。

【静寂】

――活きよ

【男だったものを見据え、少女が何かを呟く。すると、まるで映像を逆再生するように男の体が元に戻った】
【生き返った。一目散に逃げ出す男。無表情のまま、しばらく目で追い、少女は月光の元へと跳躍した】
【まだ年端もいかぬ少女。黒銀と金色が入り混じった目に優しくない色合いの髪が風になびく。その頭にはよく見なくても三本の角がある】
【赤い瞳が爛々と輝き、少女は男の背後から、その心臓目掛けて切先を突き出した】
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/08(水) 00:48:25.02 ID:qHKaf4Eo
>>132
帰る―嬉しいです 今の私にとっては初めてかもしれません

【斧を手に納めて、ゆっくりと首を縦に振る】
【一度使われたことで、斧に少しだけ雨彦の記憶が染み込んだのを感じとる】

【背景の星が瞬き、二人の第一幕はいよいよ終演へ向かう】
【憧れていたお姫様だっこが現実のものになって、もはや自分がどんな表情になっているか分からない】

【ただただ幸せをかみ締めながら、右手を雨彦の首に回して身体を安定させる】

【相手の心が温かくて、翼の中の雛鳥は、いつのまにか瞼の裏の黒を見つめていた】
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 00:53:08.63 ID:8rkERQk0
>>145
テメェ食い気とテンションだけで生きてるんですの――!?
ざけんなですの!ちょっとは黙る事と我慢する事を覚えるんですの!

【最早、アポロニアの方が黙る事と我慢する事を覚えるべき状況になりつつある】
【因みに――コイツ、テンパり始めたりテンションが上がると語尾がですの≠ナ統一されるようである】
【……実にどうでも良い】

【崩折れた青年を見て、ふん、と達成感に満ち溢れた表情を浮かべて――】

討☆伐――完了ですわ。さあて、シズクを――――……って……。
……寝てるだけ、ですの……?

【――肩に担いでいた少女の状態を認識し、彼の人攫い≠ニいう概念が覆されて】
【所在無さげに周囲に視線をやったり、あー、とかうー、とか変な声を洩らしていたが】
【ふと、ぽん――と、手をひとつ叩いて】

そうですわ!騒音の元を黙らせたと思えば殴って良い事になりますの!

【 そ う 言 う 問 題 で は 無 い 】
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:53:16.85 ID:Ymewh2wo
>>143
(……あーくそ、二人相手で何処までやれるか……)
(適当に逃げて引き離して一対一か、それとも………)

………あー、面倒くさい!

【木を切り倒すと再び走り始める】
【目標地点は森の入口、此処を抜けるつもりの様だ】

【暫く走って、後方からの着地音】
【首だけを後ろに向け、何が起こったのかを確認する】

………変身能力者か……!

(腕一本ならどうって事は無いが、あれで殴られるとヤバい)
(……やるならあっちからだが……いや、待て)
(二人くっついて追って来る、どっちかが動けなくてもどっちかが攻撃してくる)
(一対一なら兎も角、この状態で飛び道具持ちは私にはキツい)

(………結論)

逃げるしかねえ、ってか!!

【飛来する腕に無かっての踏み込み、両足を揃えて跳躍】
【両足の裏でのドロップキックで、放たれた左足を迎撃する】
【金属補強された戦闘靴、爪によるダメージは期待できない】

【衝突の衝撃、後方に吹き飛ばされる香月】
【両手はやはりポケットに入ったまま。森の木に背を打ちつけ、地面に落下する】
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:54:46.89 ID:WrCKJlAo
>>142

あら生意気なお口ねー、チャックしちゃおうかしら猟奇的な方法で

【ゆっくりと首を傾げる、もちろんその表情は冗談をたたえたそんな笑み】

当たり前じゃない大多数の意見に少数が勝てるとでもお思いかしら?
なんて事を言ってみたりーふふふ

【適当を言ったのだろうか】
【少しだけその深紅の瞳を開き】

ん、大丈夫よんサンキューね蟲舶ちゃんそしてグッバーイ

【ヒラヒラと片手を振りもう片方の手で取手を掴みズリズリと引きずっていくだろう】

/乙です、かな?
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:55:39.46 ID:fz9bxo6o
>>144
いい海賊さんも居るんですねっ!
勉強になりました!

・・・んむ
【ちょっと警戒するものの指が髪に触れるとすぐに解き】
【懐くようにやんわり目を閉じる】

は、はぁ・・・?
よく意味がわからなくなってきました!?

【首をかしげ、整理して考えようとする】
【が、根本から間違えているため答えは出なかった】

/いてらー
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 00:57:17.23 ID:dpTx0QDO
>>150
/乙でしたー
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 00:59:53.19 ID:Ymewh2wo
>>149
/今気付いた 左足×左腕○で
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 01:00:14.54 ID:Pke91oI0
>>149
ぐっ……この……!!

【左の肩に突き刺した枝を抜きとり、痛みをこらえながら立ち上がるラギデュース】
【やや痛みが身体に響くが、動きを大きく制限される事もなさそうだ】

「いなされた……!?」

【パンチを逆に蹴り飛ばされ、信じられないといった声を上げるラベンダァイス】
【更にその勢いを逆に利用して跳躍するとは――】
【だが、実際には衝撃に弾き飛ばされた形だ】

――――まずい、距離が空き過ぎた……!

【立ち上がったラギデュースが、状況を把握して顔に苦いものを滲ませる】
【そのまま、再び香月を追跡するが、やや距離が開き過ぎているきらいがある】

「あっ、お父さん!!
――『セイバー・フォース』!!」

【駆けだした父に追いつかんと、慌てて3度目の―― 一度に使える変身の最後の変身をするラベンダァイス】
【鈍重なギガンテス・フォースでは、追いつく事が不可能なためだ】

【黒い身体に幾筋かの光線のラインが入った、細く歪んだ人型】
【右手は肘から先が光の剣となり、左手は肥大・硬質化し、爪のついた盾の様な形になる】
【何らかの機械の様な頭部には、ラベンダー色の髪が、束ねられたように幾筋かに分かれ、風もなくはためいている】

【攻撃力と機動力を両立させた形態】
【そのまま、ラギデュースの背を追うラベンダァイス】
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 01:00:30.98 ID:o4SOQ2SO
>>141

もうね、ほんとに阿呆かと馬鹿かと野暮ったいにもほどが有ると!

大体だいたい、花も恥じらう乙女の柔肌にごっつい無作法ショルダーぶっつけといて何も言う事無いんすか!?
ほら普通ごめんなさいとかすいませんとか袖振り合うも多生の縁だからお茶でも如何でしょう見目麗しきお嬢さん勿論お代はこっち持ちでとか有るでしょ普通っ!

それを言うに事欠いて何処に目ぇ付けとんだごるぁとかもうホントに本当にほんっとーにこっちが言いたい位っスよボケナスー!!

【長い。そして五月蝿い。ってか ひ っ ど い 。 内容とか色々と】
【それは兎も角娘っこ一人に段々と押され始めたお兄様方、何やらフラストレーションが溜まったようで】
【一人が少女につかみ掛かろうとするも、雄叫びと共に待ってましたの―――胴廻し回転蹴りィッ!】
【すぱこーん、ってな感じに側頭部蹴り飛ばされて敢え無く昏倒なさいました】

【少女は華麗に着地を決め、立ち上がりつつガッツポーズを取ろうとして】

……ありゃ、おねーさんどなたっスかぁ?

【今更ながらに向き直り、問い掛ける。性別が知れる――つまり、声は聞こえていたのだろうか】
【だとしたら地獄耳ってレベルじゃねえぞ】

【ちなみに、下敷きになったお兄様は綺麗にのびておられます】
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 01:02:20.19 ID:5Np636SO
>>139

いや―――もうお終いにしましょう、
【少年は少女の振るうナイフを刀で受け止め言う】

もう、いいでしょう?こんな事、続けていても何もなりません。
それにこのままじゃ、いつまでもこの場面のままじゃ、次へ進みません。

だから、次の場面へ、前へ進みましょ?それともずっとこの場面に止まるつもりですか
【そう優しく少女へ言う】

157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 01:05:03.27 ID:JMZgitQo
>>148

――ッ……!!やばいやばい……!!洒落にならないって……!!

【とうとう腹への大ダメージに対する我慢の限界が来たか、】
【ゆっくりと、丁寧に、肩に担いでいた二人を地面に降ろすと、】

……………………ッッ――――――――!!!!

【うずくまったまま両手で腹部を押さえ、声も出さずに、痙攣するのだった……】
【苦しそうな呼吸だけはよーく聞こえる】


「――……んー、何ー……?人が気持ちよく寝てたのに……」

【――と、ここで、地面にうつ伏せで置かれていたシズクが、目を覚まし、】

「…………妙に息苦しいと思ったら、何で私、こんな地べたにうつ伏せで――、あれ……?」

【眠そうな半目で、地面にうつぶせたまま顔だけ上げ、周囲を見回す】

「…………ん?……あ、あー……!……こ、こんにち……じゃなくて……こんばんは!!」

【アポロニアに気づくと、すぐに右手をよっと挙げて、アポロニアへと挨拶を送った】
【何が何だか分かんないけど、とりあえず挨拶して誤魔化そう!!そうしよう!!というシズク的発想である】

【そして、未だ寝ているもう一人の方は……起きる気配、無し】
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 01:07:09.18 ID:UyfmpUSO
>>151
んふっ♪
それにしても病院いくか家帰って怪我の治療したほうがいいわよん
【頭を撫でながら】

【ついでにクロノ屋敷に帰ればツルさんがメイド流奥義で治療してあげますww】

/ただいま?ただいまっ!
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 01:09:40.33 ID:.IJol3k0
>>147

ふふ…待って居りました、その言葉。
…さぁ、て。星の彼方へ…と言うと大袈裟なのですが、何もかもを振り切って飛びますよ?

【柔らかで、瞳の中でするすると解れて溶ける様な―――微笑みを投げかけ】
【より一層強くサナを抱き留め、自分の存在を感じさせながら、世界を高く見下ろし、血の通り雨を降らしつつ、聖都へ飛んで往く】
【立地の近さ、急かされるが如きスピード……長い時間は要さず、素敵な“夜間飛行”は一時の終焉を迎える】

【…キング・クリムゾンッ!!】
【現在位置:魔術協会、某社宅…ドアの前】

ぜぇっ…はぁっ。
実はワタクシは、出身地、天狗の里と魔術協会の間の契約で送られた、正式な留学生なのです。
お陰で無駄に広い部屋を提供されて半ば困り果てて居たのですが―――今日を以って、その憂慮は不要となります。

【疲労した様子ながらに力を込め、サナの体を抱えたまま脚を地に付かせ、大地を踏む感覚を取り戻させるように、立たせるだろう】
【そうすれば、ブレザーのポケットからじゃらり、と銀色の鍵を取り出し、ドアの穴にはめ込んで、左方向に半回転】
【鍵を抜いて、ドアを開け、サナを腕で引き寄せて、“新居”に持ち込もうとする】

【取り敢えず見えるのは、普通の玄関…その前は一つのドアでまた隔てられていて、入口との間には段差が一つ】
【中に入れば、雨彦は下駄を脱いで丁寧に揃えて、ぺたり、と音を鳴らしつつ、裸足でドアの前に数歩を歩いていく筈だ】
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 01:10:22.30 ID:Ymewh2wo
>>154
………あーくそ、ここ数日で何回大怪我してんだ私?
そろそろ冗談抜きでガタが来るぞこれ………

(骨は問題無い、足も動く)
(呼吸が浅い、これは回復に時間が掛かる)
(肩を動かしづらい、蹴りも撃ちづらくなるか?)

【木に打ちつけられ、寄りかかった様な体勢】
【地面を軽く爪先で蹴り、身体を打ち上げる様に立ち上がる】

………どうしても、二人で来なきゃ気が済まねえようだな?
やってやるよ、コラ。ガキに戦わせる甲斐性無しよぉ?

(時間を稼げば、その内救援も来る)
(そうすれば………逆にぶっ殺してやれる)
(今は流して、逃げて。それに決まりだ)

【左足を二度、自分の腹と膝の高さで振るう】
【足の通過した空間が、これまで同様に青く変色する】

【その後、またその場にしゃがみ込む】
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 01:12:34.04 ID:KetGMEAO
>>155

【少なくともそんなに鬼では無いのでお兄様の上から素直にどきます】

【さて、と一息、強引に行くか、穏便に済ませるか】
【出来ることなら後者がいいが、多分無理】

事情は大体分かったが……花も恥じらう乙女ならもう少し穏やかにな

【それだけ言うと、お兄様方の方に向き直り】

出来ることなら退いてくれ、痛い思いは嫌だからな
【まともな交渉が通るとは思ってはいないが、念のため】
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 01:12:39.04 ID:i2G0gCso
>>156

……────どうして?

痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、

【少女の顔から、笑顔が消えた】

痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、

私は楽しければいいの、何にもならなくても。
次に進みたいのなら、私を楽しませて。

初めから言ってるはず──.一緒に、楽しもうと。

痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、

【口調も冷静な、冷徹なものに】
【期待はずれ──とでも、言いたげで】

痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、

だから、私を楽しませることが出来ないなら───

─────死んじゃえ。

痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、

【刀で受け止められた瞬間、左手でホルダーからナイフを抜き】
【一歩踏み込むと、そのナイフを少年の脇腹に突き刺そうとする】
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 01:13:38.00 ID:HiGbjloo
>>157
あ、あー。やりすぎましたわね。ごめんなさい、申し訳ないですわ。
じゃ、えっと――回復魔術を……。

【流石に居た堪れなくなったか、青年の近くに片膝をついて】
【うずくまり、痙攣する彼へと、右手をゆっくり伸ばして――――、】


……あ。
私、回復魔術を使えないんでしたわね――。


【――――――最悪である】


ん、あ。こんばんは、ですの。
久しぶりですわね。前回は……前回は――――。

【シズクが眼を醒ましたのを見ると、片膝をついたままではあるが、其れでも優雅さを備えた礼をして】
【……話しながら、自分で自分の地雷を踏んだらしく。顔を仄かに赤らめながら、視線を反らしてしまった】

【ちなみに、なんだかんだで眼鏡はかけっぱなしである】


/やばい、眠気が限界です。申し訳ない。明日呼ばせて頂いてよろしいですか?
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 01:16:03.47 ID:fz9bxo6o
>>158
・・・そうですね、そうします
回復力も落ちていますので

【堪能(?)してから頭を自ら離すと】

ありがとうございましたっ!
またお会いしましょう!

【ぺこりとお辞儀して、森の出口へ向かって歩き始める】
【多少よろよろしてるものの、歩くのは多分大丈夫そうだ】

/なんだとっ!?行くしかあるまい!キングクリムゾーン!
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 01:18:58.01 ID:JMZgitQo
>>163
/おっと、わかりました!一応、いつ呼ばれても多分反応できると思いますー
/では、一旦お疲れ様でした!
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 01:21:05.55 ID:Pke91oI0
>>160
(……動きが鈍っている、か?)
(これは――チャンスだ!)

【開いた距離から、逃げられる事を危惧していたラギデュースだが、香月が予想以上に打撃のダメージを響かせている事を見抜き】
【顔に不敵な笑みを浮かべると、そのまま更に距離を詰める】

――フン……
卑怯、卑劣、人でなしの行いを繰り返す貴様らに甲斐性を云々される謂れなどない……
≪ネル・ナハト≫の様な正義を打ち出す事も出来ぬ、矮小な悪党の分際で……!

【挑発とも取れる香月の発言に、冷たい眼で言葉を返すラギデュース】
【自身の知り合いを――草陰ハルをスノー・ドロップとして『使われている』現状に、ラギデュースは怒りを抱いている】
【更に、自身をjusticeの一員たらしめた≪ネル・ナハト≫との戦いは、未だに彼の心に強く刻まれているようで】
【正々堂々と言った言葉からかけ離れた機関のやり口に、侮蔑の感情しか生まれなかった】

――その空間操作の技に、いつまでも翻弄などされない……
焼け落ちろ……!!

【ラギデュースは、燃え盛る左腕を向けると、そこから火炎放射を放つ】
【連続した攻撃ならば、空間の変異の影響を突破できるかもしれないと言う考えからだ】

「……っ」

【眼前で人が焼かれようとしている光景を見るのは、流石に忍びなかったようで】
【ラベンダァイスは顔を横に背ける】
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 01:21:45.46 ID:UyfmpUSO
>>164
んふっ♪さようなら
【そう言うと後ろを向き腰をクネクネさせながら去っていった】

【一方クロノ屋敷】
そろそろミーナちゃんが帰ってくるころかしら?
【なんか予知的な事を言いながら掃除をしている白い髪のメイドがががが】
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/08(水) 01:26:23.75 ID:qHKaf4Eo
>>159

【聖都の人に見られるのではないか、と思ったとき】
【先に誇らしさを感じてから、恥じらいを思い出した】

【何度も読んでいた恋の記憶、それが現在形で紐解かれていく】
【実際に体験したものにしか分からぬ独特の味わいは、一度体験すれば奥深くに刻まれてしまう】


あぅ、私重かったです? あ…リュックですね、すいません

【開かれた扉は、決して忘れてはならない記憶になる】
【初めて入る”我が家”は、何故か懐かしさを携えていて】

【振り返って脱いだ靴を180度回転、位置を整える】
【雨彦の服の裾を、悪事がばれた子供のような態度で弱く掴みながら、後についていく】
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 01:28:15.81 ID:o4SOQ2SO
>>161

あー、えーっと、確かに……見てない、っスよね?

【花も恥じらう乙女はワンピース着て胴廻し回転蹴りを打たない、言われてみれば成る程納得したようで】
【何やら今更恥ずかしがっている。場違いである】

「あぁ、トシがやられたァ!」「畜生……ひでえ事しやがる!」「許さねえ、絶対にだ!」
「やろう、ぶっ殺してやる!」「そうだそうだー!」「ちくわ大明神」「嘗めた真似しやがって!」「見ろよ、カズまでやられてやがる!」

「「「「「……あ゙ぁ?んな事知るか!テメーも死にてえのかァ!?」」」」」

【因みにお兄様はまだぴくぴくしてらっしゃいます、でも彼等生命力もG並らしいのできっと大丈夫でしょう】
【まあ、返る言葉は、おうおう姉ちゃん邪魔するんやったらちぃと痛い目見て貰うでー的なテンプレ回答】
【何と言うか、凄く――予想通りです――……】
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 01:28:32.05 ID:fz9bxo6o
>>167

あ、ツルさん、ただいまです

【ちょっと遠くから手を振りながら近づく】
【腹部には血の滲んだ包帯】
【夜だと結構不気味!】
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 01:32:42.39 ID:Ymewh2wo
>>166
正義?ほーう言うなあ、正義を語る下っ端の鼠が

(……まだ、ばれて無い。これは凌げるな)

【しゃがみ込んで的を小さくして、更に前方に二発の斬撃の用意】
【最初の一瞬を防げれば、後は十分に逃げ切れると判断】
【右足で体を押しだして、左手側の地面に転がる】

【変色した空間に走る二本の青い斬撃が、火炎放射の最初の数秒分を断ち切り消える】
【飛ぶのに合わせて手を動かせば、残りの炎が香月を焼く事になるだろう】

人でなし?ああ、ああ、言いたければ言うが良いさ単細胞
正義を打ち出した≪ネル・ナハト≫が何をした?世界を荒らしただけだろうが
私達は―――

「―――私達は、世界の均衡を保つ
機関が今この瞬間世界から消えれば、どうなると思う?
高尚な理想は、それを語る者の自尊心を満たすだけ
どの様なやり方であれ、雇用を生み、生活の糧を生む
カノッサ機関は世界の一部。貴方達『自称正義組織』よりは世界に貢献している」

【顔を背けたラベンダァイスが、もし目を開けて居たのなら】
【香月の言葉を途中から引き継いだ、声の主の姿を見るだろう】

【声の主は、地を這うような低空の踏み込みでラベンダァイスに接近】
【居合いを放ち、両膝を切断し様としてくる】
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 01:34:29.52 ID:UyfmpUSO
>>170
あ…ミーナちゃんおかえりなさ…………って怪我してるじゃないですか!!!
【ミーナに気付き慌て駆け出すツルさん】

ちょっと医務室に来て下さい
【そのままミーナをお姫様抱っこしようとする】
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 01:35:38.10 ID:5Np636SO
>>162

―――貴女のそれは・・前に進めば、今の楽しみが、今の自分が無くなってしまうかもしれないと恐れているだけなんじゃないですか?
【少女のナイフはがら空きの脇腹に刺さる】
【それでも少年の声は優しいままだ】

【少年の反撃は――ない】
【もう出来ない】
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 01:38:05.38 ID:fz9bxo6o
>>172

そ、そんな慌てるようなものじゃないですよ!
ちゃんと応急処置もしてもらいましたし・・・

大丈夫ですから!降ろしてください!・・・むぅ

【そういえば名前聞きそびれたーとか思いつつ】
【医務室に運ばれていく】
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 01:38:52.19 ID:KetGMEAO
>>169

あっちがどうかは知らないが、少なくとも私には見えてない
【あっち、とはお兄様連中だろう、見えてたら危ない気もしますが】

はぁ……読めてはいたが、こうもな
【予想通り、とは言えここまで来ると笑えてくる】
【驕るつもりはないが、多分何とかなる】

怪我をしても文句は聞かない、構わないな?
【随分予防線張ってる】
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 01:39:36.34 ID:i2G0gCso
>>173

……───私はただ、楽しみたいだけ。

【──少年の言葉は、残念ながら的外れだ】
【少女の行動理念に、そんな深い理由はない】
【ただ楽しみたいだけ、より多く楽しみたいだけ、それだけ】

【刺したナイフを抜き、もう一度刺す──その動作を繰り返そうとする】
【止める手段がなければ、反撃も何もなければ死ぬ、それだけ】
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 01:42:23.62 ID:UyfmpUSO
>>174
ダメです!ちゃんと止血しませんと
【そう言うと医務室につき、ベットに座らせようとする】
【そしてなんか薬やら糸やら針を出しながら】
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 01:44:48.20 ID:.IJol3k0
>>168

【それなりの高度を飛んでいた上に小さな影、未確認飛行物体扱いが関の山だろう】
【……因みに雨彦、パンツは穿かない主義だったりするけど、大丈夫!】

そんな訳ではないのですよ、長距離を飛べば相応にチカラを使い、疲れる。
単純に羽ばたいて飛んでいる訳ではなく、魔力妖力の類を…まぁ、今は良いでしょう。

【ドアノブに手を掛けようとしながら、サナの言葉を打ち消す。縛られるのは嫌いなのに、引っ張られるのが何故か気持ち良い】
【くるり、めくるめく運命を象徴するように、金色の其れが右手に回され、ドアは押し開かれる】

…ようこそ、ワタクシの家へ。
ファミリーのひとりとして、歓迎します、サナ。

【目の前に広がっていたのは、広い…という程でも無いが、3つほど付いたドアが目を引く、デフォルメされた線路や電車の絵が描かれた壁紙の部屋】
【熊の縫い包みが置かれたテレビや救急箱が乗った机、キッチンや冷蔵庫などが有って、其れだけでは割と普通】

とはいえ、まだ家具は揃えていません。それは追々として。
ワタクシはまず傷を抑えようと思いますが…どう為されます? …お風呂かベッドぐらいしか、今は提供できないのですが。

【左側に有るドアを指差す…どうやら向こうはトイレや風呂場】
【次に、正面のドア―――「クイーンサイズのベッド一つ」や勉強机、本棚が納まった、雨彦の広々とした部屋】
【右側のドアには言及は無いが、今必要なモノは無さそう…なお、この部屋の机の上に置かれた“えびせんべい”を食べるのも、問題は無いだろう】

【何はともあれ、雨彦は乾きかけの脚の傷を消毒し、包帯で覆う筈だ】
【裂傷に沁み込む消毒液に、思わず表情を歪ませる】
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 01:45:03.42 ID:Pke91oI0
>>171
……馬鹿が。俺自身『justice』の掲げる正義など、どうでもいいのだ

【左腕を突き出したまま、ラギデュースはさらりと問題発言をする】

俺が戦うのは、約束のため。それを果たすため
例え正義だろうが悪だろうが関係無い。だがな……ッ!?
「――!!」

【言葉を続けようとしたラギデュース、そして顔を背けていたラベンダァイスが耳にするは、4人目の声】
【咄嗟に、ラギデュースは腕からの火炎放射を引っ込め】
【そしてラベンダァイスは、自身の足を狙われている事に気づき、セイバー・フォースの特徴たる跳躍力で後方へと下がる】
【ラベンダァイスの飛んだ距離は、5mほどであろうか】

雇用を生み、生活の糧を生むだと!?
貴様らは世界を支えているつもりかッ!?
人間から人間性を奪うやり口をしている貴様らなどに、そんな口を語る資格は無い!!
――神がなぜ知恵の実に手を出した人間を、楽園から追放したかッ
それは、知恵によって己と他人の弱さを知り、絆の形を歪めたからだッ!
人の心を弄ぶ貴様らなどに、『貢献』などと言う言葉など許されるものか……
貴様らは、人間の『原罪』を具象化してるだけだ……!!

【新たな声の語った言葉に、激昂したように叫び声を叩きつけるラギデュース】
【神の解釈まで持ち出し、反論に力を掛ける】
【その言葉を吐き散らしながらも、敵の姿を捉えんと視線を動かす】
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 01:47:05.93 ID:fz9bxo6o
>>177

ひぃぃぃぃっっ!!
ぶぶぶ、物騒なもの出さないでください!
やっぱり嫌です!こんなの自然治癒で大丈夫ですから!

【苦手なもののオンパレードです☆】
【がばっと起き上がり、ベッドから降りて逃げようとする】
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 01:52:45.67 ID:Ymewh2wo
>>179
戦闘の鉄則、まずは雑魚から!
おうおう良くもまあ二人がかりで調子こいてくれたなあ!?

「………まずは一人」

【ラベンダァイスへと攻撃を仕掛けた声の主は、抜いた刀をそのままに】
【ラギデュースの背後から、その背へと切りつけようとする】
【一方、香月は、左足から大きく踏み込んで】
【その腹部へと、爪先での蹴りを打ち込もうとする】
【二つの攻撃のタイミングは、打ち合わせでもしたかの如く一致している】

小難しい理屈言ってるのは良いがよお、お前それを理解出来てるか?
ペットが知恵付けたからって家から追い出すような飼い主、こっちから願い下げだろうが
人間性を奪う?はっ、『正義』のお題目程、人間を殺した理屈は無えって事を覚えとけ!

「………資格は無い。その言葉を敢えて甘受する
なら、私から質問。そう断言する貴方に、私達を断罪する資格は有る?
人間の丸焼きを作って喜ぶ貴方に?」

【新たに現れたのは、黒地に桜の花を散らした小袖、その上に銀糸の鶴が舞う色打掛を羽織った少女】
【≪死拾弐≫の刻印がされた小袖の帯には刀が一振り。藍色がかった黒髪は、眉の上と肩でそれぞれ切りそろえられている】

【これで二対二。ようやっと、戦力は釣り合ったという所か】
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 01:53:27.86 ID:UyfmpUSO
>>180
ダメです
【しかし まわりこまれた▼】

おとなしくしてください
【青い薬瓶をとりだし中身を飲ませようとする】
【味は甘いよ。そして身体の傷が治っていくだろう】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/08(水) 01:54:02.00 ID:qHKaf4Eo
>>178
はいっ ありがとうございます――

えと、すいません、とりあえず眠らせてください

【ベッドに倒れ掛かって、柔らかく微笑んで眼を瞑ると、すぐに規則正しい寝息が始まった】
【先程の鬼ごっこで、随分と疲れていたようです】

/中の人が大分眠くなってきたので切らせて頂きました お疲れ様でしたー ありがとうございます
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 01:55:08.74 ID:5Np636SO
>>176

それじゃあこういう考えはどうですか?

―――次の違う場面はきっと新しい、もっと楽しい展開がある。って考えて見るのは
【少年はただ、少女に殺された、そしてこれから先このままでは殺されてしまうだろう人達を、そして何より少女自身を救いたい】
【その一心で
只説得すり】


【もう一度刺そうとした瞬間、素手で少女のナイフの刃をを掴みその動きを止めようとする】


185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 01:58:06.48 ID:o4SOQ2SO
>>175

よかったぁ……じゃない、よくないっス全然!
それじゃ記憶トぶまで蹴り飛ばすしか無いじゃないっスか!
どーしましょ、いや答はもうとっくの当に決まってるんスけど――――。

【ほっ、と安堵の溜息一つ、問題が何も解決してない事に気付くやいなや慌てふためき】
【何やらまた乙女のイメージから掛け離れた科白を吐き出しやがりました】

「「「「「うおおおおおおーッ!」」」」」

【なんかもう駄目だこいつら、全っ然話聞いてない】
【皆しててんでばらばらに殴り掛かって来て、その内三人が少女の跳び蹴りで吹っ飛んで】
【大体六、七人ぐらいだろうか】
【全員が全員真っ正面から無駄にモーションがでっかいチンピラパンチを放ちに近付くが、煮るなり焼くなり好きに料理できる練度の攻撃である】
【どう見てもry】
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 01:58:09.01 ID:fz9bxo6o
>>182
あ、あうっ・・・!

【やむを得ず薬を飲む】
【思った以上に苦くないことや治ることにほっと一息つくが】

で、でも!
針は絶対にダメですから!
しまってください!
【首をぶんぶん振って、瞳をうるうるさせる】
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 01:59:31.50 ID:.IJol3k0
>>183

/乙でしたー!
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 02:01:26.16 ID:UyfmpUSO
>>186
はぁ…わかりましたよ
【針と糸をしまいとりあえず包帯をとりかえようと新しい包帯をとりだしながら】
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 02:03:18.73 ID:Pke91oI0
>>181
……馬鹿な
「お父さんッ!!」

【ザクリ、と言う音と共にラギデュースに前後からの二つの攻撃が命中する】
【――激昂のあまり、攻撃に対する対処が致命的に遅れてしまったのだ】

グ――――
「う、そ……こんな……!」

【膝立ちの姿勢に、その場でくずおれるラギデュース】
【その身に投げかけられる3つの声は、虚しく頭上を過ぎ去って行くだけ】

「あぁ……そ、そんな……」

【ラベンダァイスを絶望が襲う】
【変身形態を使い果たした上に、敵は2人】
【そして、頼みの綱であった父は、一撃をモロに浴びて行動不能】
【この場を切り抜ける方策は、見えない】

――――ぐ、ぅ……あ

【ドクン、と】
【ラギデュースの体内から黒い鼓動が響く】
【うずくまりかけていた身体が、ビクンと反応する様な、力強さだ】

――ぁん……だ……?
あ、ぐぁ…………

【身体が、がくがくと痙攣し出す】
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 02:09:34.72 ID:i2G0gCso
>>184

……貴方の考えなんて、どうでもいいの。

私はずっとずっと楽しむから──楽しくない貴方なんて、いらない。

【期待はずれだった時点で、少年への興味は尽きた】
【後は───この物語を終わらせるだけ】

【刃が止められたのなら、次のナイフをホルダーから抜いて】
【今度は腹部へと、そのナイフを突き立てようとする───】

【──何度も書くが、少女は"満身創痍"、攻撃すれば終わる】
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 02:09:42.25 ID:Ymewh2wo
>>189
……なんだ、つまんねえ。言いかえす前に閻魔翌様の管轄かよ

「……………油断は禁物。でも、口が聞けないなら……
後は、首は要らない筈。違う?」

ああ、全く同意だよチクショウが
………なんだか知らんがヤバそうだしなあ

【攻撃の命中を確認して、然し二人は手を休めない】
【畳みかける際は徹底的に。妥協は自らの死を招く】
【当然ともいえる事実を、十分以上に理解していて】

何だか知らねえが、やられる前に潰す!

「………首一つ。どの程度の勝ちが?」

【膝立ちの状態になったラギデュースに、再びの攻撃に移る】

【刀を持った少女は、動きが少ない背骨を狙って突きを】
【香月は、足の裏での所謂ヤクザキックを顔面に】

【ラベンダァイスの攻撃を一度受ける事は覚悟の上で、まず一人を仕留め様とする】
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 02:09:52.07 ID:KetGMEAO
>>185

(……まぁ、見る分には楽しいかも知れないが)
【見る分には、と言うのがかなり重要と思う】

加減はするが……怪我をしても知らないからな
【近付いて来る順に一撃、二撃と叩き込む】
【流れるように、と言えば綺麗に聞こえるか】
【所々微妙に加減して、大体半分は気絶させていこうか】
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 02:10:10.68 ID:WrCKJlAo
【街中】

いけませんいけません、こんな時間になっていたとは

【身長150p程度、膝までありそうな長いシルクのような白髪に金の瞳、首には銀の鈴の付いた黒いチョーカー】
【胸元に黒のリボン、裾にも小さなリボンのイラストが入った、子供用の白いワンピースを着た少女がとてとてと走っている】

人間観察も度を過ぎれば仇です
こんな時間は特に危ない事が一杯です

【全体的に白いその姿が走っている様子はどこか不思議の国のアリスのホワイトラビットを思い起こさせる】
【まあ時計などは持ってはいないし、決して誰かを不思議の国へ導いたりはしない】
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 02:11:59.55 ID:fz9bxo6o
>>188

・・・ふぅ。
ありがとうございます

【ものすっごく深い溜息を付いた】
【針がよっぽど嫌いみたいです】
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 02:15:24.17 ID:UyfmpUSO
>>194
じゃあ私は戻りますね
しばらくすれば全快すると思いますのでしばらく休んでくださいね
【そのまま医務室から出ていくだろう】

/乙でしたー
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 02:19:35.25 ID:YqnJ3c6o
>>193

【一人の少女が向こうから歩いてくる。黒銀と金色が入り混じった目に優しくない色合いの髪が月光を反射して鈍く輝いた】
【控えめな体躯に、濃紺のキャミソール風のワンピース。ヒールの高いロングブーツは同じく濃紺。同色の手袋は二の腕までを覆い隠している】
【そんな暑いのか寒いのかよく分からない恰好の少女。赤い瞳が金眼を捕えた】

…ふむ。

【少女は足を止め、白いワンピースを着た少女を見定める】
【その頭部にはよく見なくても三本の角。その手には一振りの刀。どう見ても、危ない】
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 02:19:41.93 ID:Pke91oI0
>>191
「……さ、させないッ!!」

【父親を見捨てると言う事は、一人の娘としても、また生物兵器であるケツァル・コアトルとしてもあり得ない選択肢である】
【その想いが、ラベンダァイスを突き動かす】
【背骨を狙う刃を――下手をすれば、死のうが生きようが絶大な苦痛を齎す一撃を無にせんと】
【ラベンダァイスは右腕の光の刃を構えて突進する】
【だが、跳躍で空けた5mの距離は、その反撃を絶望的なものにする】
【――――娘は、自らの開けたこの距離を、これ以上なく憎く思った】

【そして、再び前後からの攻撃がラギデュースを蹂躙せんとした】
【――――その時】

――――いや、違うな……感謝せねばならん

【突如、ラギデュースは両腕を使って攻撃をいなす】
【顔面へと向けられた蹴りは、右腕の拳で以って殴り返し、明らかなはずの力の差にも関わらずはじき返し】
【背を狙う刃は、左腕の凪ぎで軌道を外させる】

「え……!?」

【普通なら父の無事を喜ぶべきはずだが、刃を構えて突進するラベンダァイスに、嫌な予感が走る】
【そう。その声が――突如口走られたその声が、あまりにも異質な雰囲気を備えているのだ】

お前たちの存在は、世の人心を乱し、惑わしている……それは非常にありがたいことだ……
けして無駄などではない……実に有意義な存在だ……

【前後の攻撃をいなしたラギデュースは、そのままゆっくりと立ち上がる】
【身体に負った傷を、なんとも思っていない様な所作だ】

『私』にとっては、非常にありがたい

【つと顔を上げる】
【その表情は、人相そのものを疑わせる様な、歪んだものだった】
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 02:20:02.37 ID:fz9bxo6o
>>195

はーい
おやすみなさいです、ツルさん

【針を出されるのが怖いので言われるがままにそのまま】
【5分ぐらい後には寝息を立てているだろう】

/乙でした!
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 02:24:53.94 ID:o4SOQ2SO
>>192

忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ、忘れろーっ!!

【漏れなく記憶消去のアフターケア付き、というのが何とも惜しい所では有る】
【まあ、こちらは文字通り踏んだり蹴ったり。蹴り飛ばした相手を更に蹴り、倒れた所に手加減無用の追撃追撃また追撃】
【余談だが、見えそう^q^】

【一方、女性の方も容易なもので】
【悉く、ぐぇ、だとかげふ、だとか、強烈なボディに肺から根こそぎ空気を吐き出したりテンプルに綺麗なフックを喰らって昏倒したりして】
【最後の一人はド派手に顔面ストレート喰らって吹っ飛びました。多分鼻骨折れた】
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 02:26:46.30 ID:Ymewh2wo
>>197
…………あん?

「………香月。この相手の能力は?」

速くなる、氷。まだなんかあんのか………?

【有り得ない。最初に抱いた感想がそれ】
【片方を捌かれただけなら、まだ予測の範囲。もう片方が仕留める事に成功したろうが】
【両方を、完璧に裁かれる。これは、想定外にも程が有った】

【だが、分からない物を分からないとぼやき続けて、立ち止まって居られる状況では無い】

……嫌な予感がするんだけどな

「…………奇遇にも、同感」

【立ち上がったラギデュースに対して、香月は右下段回し蹴りを放つ】
【狙いは左膝。足を破壊して、行動力を削ぐ積もりだ】
【足が通過した空間が、赤く変色する】

【一方、刀を持つ少女は、刀を鞘に納めて左手を胸の高さへ】
【距離を開けようとはせず、両足でステップを踏み始める】
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 02:28:29.13 ID:WrCKJlAo
>>196

……?どうやら見られているようです

【ふと立ち止まり、そんな赤の瞳を見つめてゆっくりと首を傾げる】

こんばんは、こんな夜更けにお姉さんは何をしてらっしゃるのですか?
それと私を斬っても面白くないと思いますよ

【今度は反対に首を傾げる、もちろん同じような緩慢な動きで】
【半開きの目のまますぃ――と刀に視線をズラす】
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 02:32:36.13 ID:KetGMEAO
>>199

……まだ起きてる奴がいるなら、気絶した奴でも運んでやれ
【半分ほど気絶させずに残した理由はこれ】
【ここで寝たままだと間違いなく死ぬ】

そっちも、そろそろ止めていいと思うぞ
【はぁ、と短く息を吐いてそちらに向かう】
【中身なんて見えません】
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 02:34:25.94 ID:YqnJ3c6o
>>201

【立ち止まった少女に対し、目を細め、何かを見定めるような動き】
【訝しげに唸り】

…。…テメェ、何もんだ?

【脈絡も無く、突然、高圧的な態度で、そんなことを聞く。会話が成立していない】
【答えなければ切る。そんな雰囲気のまま赤い瞳の少女は眉を顰めた】
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 02:37:42.65 ID:Pke91oI0
>>200
「お父、さん……?」

【父親の豹変に、呆然とした表情で立ち尽くすラベンダァイス】
【何が起こっているのか、眼前の光景を理解する事が出来なかった】

お前たちにも感謝しなければならないな……『私』を呼び起こしてくれた事に

【左ひざを狙った蹴りを、半歩下がる事によっていなす】
【最も、避け幅は完全とは言えず、膝を蹴り払われてわずかに出血を起こすのだが】
【まるで問題にならないと言った様子である――身のこなしまで、先ほどとは雰囲気が変わってきている】

お陰で『私』は『賭け』に勝てたよ……
これで『悲願を成就』する事が出来る……

【ラギデュース――もはやそう呼んでいいのか分からないが――の身体から、黒い煙の様なものがほとばしり】
【身体に巻き付く様にまとまって行く】
【それは、徐々に形が整い、有刺鉄線の様な姿になる】

『この身体』はもはや、『私』のものだ

【ラギデュースの眼が、怪しく光る】
【瞬間、身体に巻き付いた黒い茨の如き物体から、針が周囲に伸びる】
【前後同時に、まるで刺し貫かんとする様に、人の指ほどの太さのある針が、何本も伸びる】
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 02:39:11.64 ID:WrCKJlAo
>>203

何者かと聞かれましても名前が無いのでどう表現すれば良いのか
一応は人の姿を取ってはいますが人ではありません

【その少女の表情たるや「何か問題でも?」といった感じ】

そんなこんなでお姉さんは一体何者なんでしょうか?
少なからず私は興味がありますと言っておきます

【目の前の少女の高圧的な態度すら気にしないような恐ろしくマイペースな口調】
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 02:45:30.09 ID:YqnJ3c6o
>>205

【少女の言葉を聞き、赤い瞳の少女は「なるほど」と頷いた】

どうりで「人罪業」が見えないわけだ。

【チャキ、と刀を鳴らし】

あ? 俺か? 俺は、鬼だよ。地獄のな。

【ニィ、と口元を吊り上げて、笑う少女。とても不気味】
【黙っていれば可愛らしい外見のくせに、態度と口調は最悪だった】
【鬼だというのなら、その天に向かって突き出ている三本の角にも合点がいく】
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 02:48:51.24 ID:Ymewh2wo
>>204
………バーカ。後ろに下がれば

(何だか良く分からんがこいつはヤバい、か?)
(……だが、寝起きなのかトロいな)

「即ち私の間合い……そっちのが動かないのは助かる
そのまま傍観に徹して………」

「(……………一人芝居に付き合う義理も無い)」

【後方へ半歩。その動きに合わせて、背後の少女が居合いを放つ】
【鳩尾の丁度裏側、背骨。骨と神経を狙っての横一閃】
【放って直ぐに納刀、左手を前方に出した構えに戻る】

お前が何をしたいかは知らないけどな。人の話を無視した以上……

「…………自分の独り言を拾って貰えると―――」

【前後双方へ向かう針】
【前方にいた香月は、攻撃への警戒が出来ている】
【変色した空間に隠れる様にしゃがみ込み、身を縮めて。針の大半を回避、一本を右肘から脇腹へと突き通される】

【背後の少女は、攻撃の戻り際。防御を行うには時間が不足】
【前方に突き出した左手、左腕。半身を向けたまま、左肩に左大腿】
【数か所を針に刺し貫かれる】
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 02:51:04.85 ID:o4SOQ2SO
>>202

「「「「ち、ちくしょー……覚えてろー……!」」」」

【……捨て台詞までべったべたな】
【気絶していないお兄様方は、各々が気絶したお兄様方を引っつかんで一目散に逃げ出しました】

んぇ?あ、はいさー……。

【相当アレだったようで、言われて始めて蹴り足を下げる】
【それも束の間、思い出したように一人を蹴り起こして「ほら、お仲間さん行っちゃいましたよー」と宣った】
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 02:55:59.02 ID:WrCKJlAo
>>206

人罪業?なんの事でしょうか……

【少女の頭の中に「人罪業」という言葉は無いのかまたまた首を傾げ】

鬼、地獄、なんともまあ珍しい方に出会ってしまいました
よくよく見ればその通り頭に角がありますものね、随分とご立派です強そうです

【ほー、と呟きながらジロジロと角を見つめだす】
【身を乗り出しながら見つめているので少し鬱陶しいかもしれない】

ところでその鬼のお姉さんがこんな夜更けに何を為さっているのですか?

【そんな事を聞きながらテクテクと鬼の少女に近づいていくだろう】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 02:58:05.71 ID:KetGMEAO
>>208

……まぁ何があったかは何となく分かるが
もう少し何とかならなかったのか?
【残った一人が起きるかは知らないが】
【起きなかったら、その時は面倒だがそのグループでも探してやろう】
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 03:00:43.39 ID:Pke91oI0
>>207
「…………違う
これは……!」

【ラベンダァイスには、もはや眼前の男はラギデュースには見えなかった】
【何が起こったのか。其れは分からない】
【しかし、今のラギデュースが纏う魔力は――底冷えするほどの『負』の魔力】

「(……お父さん、ごめんなさい……!)」

【今、敵二人の意識は完全にラギデュースに向いている】
【そして、自分は傷こそ負っていないものの、変身形態を使い果たし、この後いくらも戦えない】
【――兵器として、戦場での自分の状態を正確に把握していた少女は、撤退に掛かる】
【闇夜に紛れる様にして、森の中へと跳躍し、姿を消した】

――甘い。この力、その程度の刃などたやすく通さん

【背をなぎ払わんとした刃は、胴体に巻き付いた茨に受け止められる】
【まるで鎖を切りつけるような固い手ごたえが、胴体へと一撃を入れる事を許さないだろう】

そうだ。お前たちにいつまでもかかずらわっている必要などない

【ここにきて、初めて豹変したラギデュースは、相手との言葉のキャッチボールを成立させる】

――そして、『私』には『justice』を守る理由などない
仲間に報告したいのなら、好きに報告するがいい
――『私』が相手をするべきものは……『世界』なのだ

【そのまま、ラギデュースの身体がゆっくりと宙に浮く】
【左腕に炎を宿したまま、足に電撃を宿したまま】
【浮かびあがり、やがては直接的な攻撃の届かない範囲まで飛ぶだろう】
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 03:06:17.24 ID:YqnJ3c6o
>>209

人罪業。人が生前、繰り返し繰り返し積み重ね続ける罪業のことだ。
地獄の鬼、っつっても、まぁ、要は「獄卒鬼」だ。

【見られるのは好きではないのか、無言の圧力を視線で送りつつ語る】

何って、「カルマさんの出張地獄サービス」だよ。地上にいながら地獄が体験できるんだ。お得だろう?

【ニヤニヤとした笑みのまま、砕けた口調でふざけた名前を付けたが、要は、業の深い人間を見つけては嬲り殺しているだけ】
【「カルマ」というのは少女の名前だろうか】
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/08(水) 03:07:51.22 ID:Ymewh2wo
>>211
「―――台詞の途中で刺されるとは」

「………だけど、この程度の刃?認識が甘い」

……言いたかねーがそいつは岩でも何でも斬っちまうよ
あんまり温い防ぎ方してると後遺症出るぞ

【両者とも、後方へ跳躍。突き刺さった針を抜く】

【そして、それぞれ別方向へと撤退して行く】
【攻撃が通らない相手と戦っても仕方が無い。どうせ相手も撤退するのだから】
【理解出来た事と言えば、自分達が踊らされたと言う事だけで】

「…………………あれの名前は?」

確か………ラギデュース=キャニドップ

「……………心底不愉快」

【去る寸前、短い会話】
【殺すべき対象の名を記憶した】
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 03:13:42.62 ID:WrCKJlAo
>>212

そうなのですかーなんだか偉い人、いえ偉い鬼のようですね

【圧力の視線を依然ぼうっとしたままの瞳で返す】
【全く気にかけていないのか、もしくは鈍いのか】

出張ですか……言い方を帰ると左遷ですねお疲れ様です
ところで今までどの程度の人がその罪で裁かれたのですか?

【パチパチと瞳を開いたり閉じたりを繰り返す】
【真円の金の瞳は満月のよう】
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 03:15:13.10 ID:o4SOQ2SO
>>210

……まあ、火事と喧嘩は何とやらですし、足も口も生憎早いもんで。
おせっきょー、っスか?

【くぁ、と小さく欠伸を零しつつ。反省の色は無いようである】
【ごしごし目を擦りつつもう一度蹴り飛ばすと、お兄様は起き上がって捨て台詞を吐き出し】
【その他二人をひきずって、逃げた彼等の後を追った】
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 03:16:50.35 ID:Pke91oI0
>>213
ふ、ふふ……

【上空から、それぞれの方向へと散って行く二人を見やりながらラギデュースは笑う】
【心底相手を見下したような、嫌な笑みだ】

――この様な傷物の身体になる前に確保したかったが……贅沢は言うまい
もはや私の願いの成就は秒読みだ……!

【手首の無い左腕で、眼帯を掛けた左目をなぞる】
【その後に、表情は再び不敵な笑みを貼り付ける】

さぁ……存分に刈り取らせてもらうぞ……
闇に脅える人間の魂を……!

【急加速し、夜の空へと消えていくラギデュース】
【彼が『風霊統主の城』に戻る事は、なかった】

「――アレは……!」

【――その姿は、城に戻る途中のラベンダァイスにも確認された】
【だが、今のラベンダァイスにはどうする事も出来ない】

「……どう、しよう……」

【不安を訴えるか細い声は、深い深い夕闇に溶け込んでいった】

/遅くまで乙でしたー!
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 03:17:43.57 ID:Ymewh2wo
>>216
/お疲れさまでしたー
/ちょいと聞きたい事が
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 03:20:11.69 ID:KetGMEAO
>>215

別に、どうこう言うつもりは無いさ
文句を言える立場でも無いからな

【初対面の人間に説教は余程の時だ】
【それに、一応やっている以上何も言えない】

私はそろそろ失礼する
あんまり、こういう所にはいない方がいいぞ
【それだけ言えば、背を向け去ろうと足を進める】
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 03:24:15.75 ID:YqnJ3c6o
>>214

偉い? 偉い、ねぇ…

【少女は、なんだか考えていたが、「まぁ、いいか」と考える事を止めた】

まぁ、地獄に飽きたから、何となく来てみただけだ。

【どうでもいい、という風にあっけらかんと、とんでもないことを言ってのける】

罪業を背負っているのは平たく言えば全ての人間だ。罪があるから地獄に落ちるってわけでもないけどな。
それと、「裁く」なんてもんじゃねぇよ。俺達、獄卒はそんなことはしない。裁くのは俺達の仕事じゃねぇ。人間を裁くなんて高尚な趣味もねぇ。
俺達は、ただ、地獄で罪人共を追い掛け回してぶち[ピーーー]。それだけだ。
それが、俺達に苦しめられ傷つけられ殺され続けることが、地獄の罪人が罪を償う唯一の手段でもあるからな。

【どこか遠くを見て】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 03:33:44.69 ID:WrCKJlAo
>>219

おや偉くないのですか?

【むむむ、と首を傾げる】
【いい加減首は疲れないのかと言うぐらいに首を傾げている】

つまりはサービス残業ですね、なおのことお疲れ様です

【ぱん、と両手で手を合わせる】
【そんな少女の瞳は感心しているような感じで】

さーちあんどですとろい、ですね随分とアグレッシブです
しかし鬼のお姉さんには罪は無いのでしょうか?そこが私には気になります

【更に近づいてずいと身を乗り出し】
【鬼の少女の身長にもよるが多分見上げる形になるだろう】
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 03:47:18.13 ID:o4SOQ2SO
>>218

まあ、よく考えりゃそうっすかねぇ……
あいあいさっ。一応、ありがととは言っとくっスよー

それじゃ、縁が合いましたらまた何処かでお会いしやしょー!
【へらりと笑って、そのままぶんぶん手を振りつつ女性を見送り】
【姿が見えなくなった所で、同じく踵を返してその場を後にするだろう】

【無機質な携帯のコール音を、響かせて】
【あ、立ち止まって電話取った】

「――もしもし、“ハルカ”ですか?ですよね?そうなんですね?」

……んぇ?

「好いですかよく聞きなさい、貴女は何処ほっつき歩いてんですッ!!刻限までに帰らにゃ夜食抜きとアレ程」

あわわ……“エッジ”、耳痛いっスよ耳。お説教は後で聞くっスから!

【ぷつっ、つーつーつー】
【………ともかく、彼女は夜の闇に消えるのだった。今度こそ、本当に】
//お疲れ様でしたー
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 03:48:28.33 ID:YqnJ3c6o
>>220

まぁ、従えている獄卒は何体かいるが、そもそも獄卒に偉いだの偉くないだのは無いからな。

【興味なさげに、呟き】

仕事が趣味で、その延長線上みたいな感じかもな。

【めんどくせぇことこの上ねぇわ。と一人ごちる】
【近づいてきた少女を見上げ】

俺の目は罪を見る。さっきも一人、地獄を見せてきたところだ。この刀でな。

【ヒュッ、と少女の首筋に刃を沿わせ】

俺に罪? 無きゃあ輪廻の輪から外されて地獄で獄卒なんざ、やってねぇよ。野暮な事を聞くんじゃねぇ

【その瞳からは少しの怒気】


/ヒールで底上げしても身長は140cm程度です。サーセン
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 03:58:04.28 ID:WrCKJlAo
>>222

階級は水平なんですね

【要するに平等と言いたいのだろうが微妙に語彙が偏っていた】

わーかーほりっく?ですか?
働きすぎは駄目ですよご自愛ください

【少女の頭上には?マーク】

浄眼の類ですか?刀も特殊なのですか?
ちなみに私の眼は人の生を蒐集するように出来ているのです

【首筋に当てられた刃の冷っこい感覚に特に思う所もなく】
【相も変わらぬ緩慢な動きで頭を動かしてその刃をじぃっと見つめる】


アウトサイダーですねー、怒らせてしましましたか?それでしたら御免なさいです

【素直に申し訳ないと思ったのか頭を下げようとするが】
【下手をすれば首が斬れたりしそうなので目を落とすような感じで謝ることにした】
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 04:10:47.19 ID:YqnJ3c6o
>>223

ふん。

【鼻を鳴らし、刀を引く。最初から傷つける気はなかった、のかもしれない】

目は罪を見る。それだけだ。

この刀は獄卒が罪人を[ピーーー]ときに使う道具の一つ、等活極苦多苦刀輪刀(とうかつごくたくとうりんとう)
この刀はな、殺しても殺しても、俺の意思で自由に生き返らせることが出来る刀だ
殺しては生き返らせ、生き返らせては[ピーーー]。そして、また生き返らせては[ピーーー]。罪を償い終えるまで、な
さっきの奴は、子供を攫っては殺してきた罪人だったぜ。だから、アイツが生きていることで奪った命の分、同じだけ殺してきた

【少女は楽しそうにつまらなそうに、三千回くらいか? と呟いた】

人の生、ね。なら俺のは無理か

【少女の金眼を見上げ、興味深そうに覗く】
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 04:27:04.03 ID:WrCKJlAo
>>224

ふふふ……

【そうする事を知っていたかのように微笑む少女】
【恐らく初めて見せるだろうその笑みは、どこか違うナニか】

罪見の瞳、とでも言いましょうかそれはそれで便利そうです

【しかし次の瞬間には元の白紙の表情】

と、とうかつg……兎に角凄い剣のようです
三千回ですか、そんな回数生と死を繰り返すなんて
そんな事が出来るなんてもし使えたら私の生の蒐集活動も捗りそうです

しかし死の蒐集は別なので駄目です、バランスが崩れます、自壊します
残念ですやはり相性が悪いみたいです

【少しシュンとして俯く、もっともそれも無表情なのだが】

はい、そうですね人外の生の蒐集は行っておりません
もっとも「現在は」という限定条件付きです、その内蒐集し始めるかもしれません

【素直にそう答える、包み隠さず、丸裸に】
【金の瞳は何も見ていないようで、それでいて何かを見つめている】
【存在まで曖昧になりそうな、そんな雰囲気】
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 04:38:55.97 ID:YqnJ3c6o
>>225

【少女の笑みに、何か言おうとして止めた】

生まれて奪ってきた全ての命の回数分だ。潰した羽虫から、生きる為に食べた肉まで、全ての分

死の蒐集?

【初めて首を傾げ、諭すように試すように聞く】
【獄卒が興味を持つという事は、それが地獄に落ちるに値する罪業でもあるということ】

止めとけ、止めとけ。なんの徳にもなりゃしねぇし、出来ないに越した事はねぇよ

【ひらひらと小さな手を振り、やれやれといった風にソレを否定した】

その内、ねぇ。面倒だねぇ

【何がどう面倒なのかは、語らないらしい】
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 04:54:04.29 ID:WrCKJlAo
>>226

そこまで罪状に挙げられるのですか、世の中は罪人だらけになりますね
という事はあの優しいお姉さんや、あの優しいお兄さんも罪人ですか……

【ぼんやりと今まで出会った人物達を脳裏に思い浮かべる】
【思い浮かべた所で特にそれ自体に何も思うところは無いのだが】

ん、そうです死の蒐集です
私は陽極故に生を、対存在は陰極故に死を、それぞれ蒐集するのです

…………あ、結構言ってはいけない事だったかも知れません他言無用ですお姉さん

【両の手を持ち上げ人差し指を口の前で交差させ×とする】
【微笑ましい、ように感じるかもしれない】

了解です、謙虚に止めておきます

それも曖昧で、実行するかすらわかりませんけどね……ふあう

【ばってんを作った手を下ろし小さく欠伸】
【決して開かれた口を押さえたりしない、淑女?何それ食べられるの?】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 05:10:52.54 ID:YqnJ3c6o
>>227

言っただろう? 平たく言えば全ての人間が罪人だと。それでも全員が地獄に行くわけじゃない。地獄に落ちる‘きっかけ’が重要なんだよ
小さな罪を重ねたからといって地獄行きが決まるわけじゃない。一発、でかい事をすると地獄に落ちる
そうすると、小さな小さな罪まで全てを纏めて償う事になる

【きっかけが無きゃ、そうそう落ちねぇよ。と、結んだ】

他言はしねぇが、俺は忠告はしたぜ? 向こうで会わないように気をつけろよ?
向こうじゃ人間その他も関係無ぇし、向こうじゃ俺は100%の力を使えるからよ。手加減出来ねぇぞ?

【どこか忌々しそうに言う。向こうというのは地獄の事だろう】

…ふん。今日は仕舞いかねぇ。話しが過ぎたな

【欠伸をした少女を気遣うような神経は持ち合わせていないだろうが】

ちょっと離れてろ

【何かをするらしい】
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 05:18:09.59 ID:WrCKJlAo
>>228

なんだかややこしい制度ですね……

【「うーん」と首を傾げる、本日何回目だ】

向こう、と言いますと地獄でしょうか?
道具である私でも行けるのならその時は優しくどうぞです

【まずいかないように努力するべきだが、もう色々とズレている】

そうですね、そろそろお日様が顔を出す頃です……
……?はい、わかりました

【ととと、と後方に歩き離れる】
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 05:35:57.54 ID:YqnJ3c6o
>>229

何がどうして落ちるのかは、俺も知らねぇけどな

【結局、何も分からないらしい。この少女も地獄に落ちたことには変わりないが】

優しく、ねぇ

【ハッ、少女は外見に釣り合わない笑い方をした】

――開けろ

【と少女は、ゾッとするような声色で告げると、少女の右手側、その空間が歪んで、黒い渦と化した】

――奈羅呵門、開

【瞬間、ぐずぐずと渦巻く黒い渦から、強烈な熱気が噴き出し、この世のありとあらゆる悪臭を混ぜ合わせたような酷い悪臭が辺りに広がる】
【少女は臆することなく、刀を握ったまま右手を中に突っ込み、引き抜く。どうやら刀を中に入れたらしい】

――閉じろ

【少女の言葉で、黒い渦は逆方向に回転し、消えた。少しの熱気と悪臭だけが残る】

【金眼の少女を見て】

今のが地獄の空気だ。どうだ? 行きたくなったか? 行きたくなくなったか?

【「カルマさんの出張地獄ちょっとだけ体験」だな、と砕けた口調で言う】
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 05:45:31.57 ID:WrCKJlAo
>>230

地獄は結構いい加減なのですか

【ある程度離れた所でしゃがみながらじぃっと少女の動向を見つめつつ】

む――――

【黒から溢れ出る瘴気にも似たそれに、少女は……】

――――――――…………
……むう、少し危ないと思いました

【無表情は無表情なりに驚いたらしく少し瞳を大きくしながら】

できればお世話になりたく無いですね、無いですけど
むしろ逆にお邪魔してみたいとも思いました

【そしてすくり、と立ち上がり】

もしかしたら私自身、私の行末に興味が無いのかもしれないですけどね
と、そろそろ私は帰りますカルマお姉さんそれではこの辺で失礼します

【くるんと背中を見せ、走りだす】

またいつか、出会うでしょう因果があればですけども

【去り際にそう告げて、白い彼女は消えていった】


/すいません眠気がヤバイのでこの辺りで
/夜分に絡んでいただきありがとうございました!
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 05:57:33.60 ID:YqnJ3c6o
>>231

呼吸をするだけで肺まで燃え上がる空気、闇火風(あんかふう)別名は、僧去(そうきょ)
曰く、徳を積んだ僧ですら、この空気を前にすると裸足で逃げ出すからだそうだ。上手いこと考えるもんだな、人間は

「逆にお邪魔してみたい」、か

【なにやら神妙な顔】

あぁ、また、出会うのならば
あるいは…、いや、いいか


【去っていく少女を見送りつつ】

…カルマお姉さん? なんでアイツ俺の名を…?

【この子、実は馬鹿なのかもしれない】


/いえいえ。こちらこそ長時間ありがとうございましたー
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 08:01:46.60 ID:5Np636SO
>>190

―――くっ?!
【少女のナイフは命中】
【だがそれとほぼ同時で】
【刀の刃を逆にしその身体に振り落とす】
【少女に峰打ちを喰らわそうとする】

/申し訳ないです、寝落ちしました。
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 16:15:55.49 ID:osersrwo
【路地裏】

はァ〜…ッたくよォ、腹減っている時に一々絡んでくるんじゃねェよ…

【ラフな服装でボサボサの黒髪、腕から数本の触手が生えたひょろ長い長身】
【そんな容姿をした男が捨てられていた木箱に座って溜め息をついてボヤいている】

「ぅ、ぁ……」「…っぐぁ、…」「………ぎ、ぁ」

【男の腕から伸びる触手の先、其所には数人のチンピラと思しき男が首根っこを絡まれて宙にぶら下がっていた】
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 16:23:09.40 ID:i2G0gCso
>>233

…………ぁ………………

【幾らダメージがなくても、少女の身体は限界】
【峰打ちを食らい──少女は地へと倒れ伏した】

/お気になさらず
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 16:54:10.10 ID:JMZgitQo
>>163

…………な、なあに……この程度……で……参る俺では…………ぐふっ……――

【男は特にアポロニアを責めたり怒ったりするでもなく、強がりを最後に言って、】
【ドサッ――と、力無く倒れ伏してしまった――】


【――で、寝起きなせいか、側で悶絶している彼に気付かないシズクは、】

「……むにゃ……眠……、んー?……前回……――?」

【相変わらずうつ伏せ状態のまま、眼鏡の下に右手を入れて目をこすり、】

「…………おお!確かにこうして面と向かうのは『その時』以来だったね!!」
「いやー、あの時はどうも……っと、むむっ……!――め……『眼鏡』……っ!!」

【キラリ――、シズクの眼鏡が街灯に照らされ、怪しく反射する――!】

「――――アポロニアちゃん…………」

【緩慢な動作ながら、シズクは身体を起こして立ち上がり、緩やかな足取りでアポロニアと更に距離を詰めようとする】
【その表情は、『全力全開』の『穏やかな笑顔』であった――】


『………………――――――』

【一方、セーラー服少女の方は、驚くほどに静かに、まだお休み中である】
【……仰向けに安置されている彼女の眼鏡も、やはり街灯を反射して、少しだけ輝く――】
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 16:56:07.73 ID:5Np636SO
>>235

はぁ、はぁ・・・やっ・・・た・・
【『勝利』と『能力が芽生えた事』、その両方に喜びを感じて思わずその言葉を溢す】

―――・・・・
【そして能力を解除、少年の手中に出現した巨大な刀は消える】
【少女に近づいていく】

/おっと、未だおりますかな?続きは可能ですか?
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 17:00:30.50 ID:nct8Uo6o
>>236
……。無茶しやがって……ですわ……。

【男が倒れたのを見ると、顔の前で手を合わせ、祈りを捧げる】
【――この少女、自分に責任を微塵も感じていないのではないだろうか】

……ぁぅ。忘れて欲しい、ですわ……。
っっ、な、何ですの――――?

【――地雷を踏んでしまったせいで、シズクの接近に大袈裟に反応してしまう】
【シズクから意識を反らすべく視線が泳ぎ、――お陰で、近くに寝ていた少女を見つけた】

――あ!あの子誰ですの?私見たことありませんわー!

【※棒読み】
【明らかに話題をそらそうとしているのが、バレバレである】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 17:02:30.80 ID:i2G0gCso
>>237

…………………。

【少女は、完全に意識を失ったようだ】
【傷は酷いものの、放置していても死なない程度ではある】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 17:05:35.63 ID:JMZgitQo
>>238

「……さあ、アポロニアちゃん――」

【ゆらり――と、そのまま接近すれば、シズクはアポロニアにあわせ、片膝を付く体勢へ――】

「――もっと、君の顔を、よーく、私に、見せて……?」

【そして、自分の顔をアポロニアに近づけながら、】
【同時に右手を、アポロニアの顎の下にそっと添えるように差し出――】

「……え?あの人?あ、えーとね、この人は……なんていうか……」

【――話題がそらされた!】
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 17:05:41.66 ID:5bkF1jgo
【───路地裏】

【重なる二つの影、女性が壁にもたれ掛かり、女性の右手と少女の左手の指は絡め合って】
【少女の右手は、女性の腕を通して首筋に掛けられ、抱きついているような態勢を取っている】

……抵抗、しないんだね。

「ああ……君は…その方が…都合が…良いんじゃないか…?」

【不服そうなそうな声で、少女が女性に問いかける、女性は落ち着いた声で、返事を返す】

貴方、襲われてるんだよ。

「…ふふ……知って…いるさ」

【一見、ちょっぴり「うふん」とか「いやん」な光景に見えるかもしれないが、────】
【少女には、目を引く二つの特徴がある、それを見れば、彼女が何をしようとしているのか、分かるかもしれない】

【白いレースのゴスロリ服を身に纏い、ウェーブの入った艶がかった藍色の髪の少女】
【濁った血のような赤い瞳の下には、逆三角形の赤い模様が3つ並んでいて】
【人間のソレより『長い耳』、背中にはまるで蝙蝠のような『悪魔の羽』が生えている】

「ほら…早く……吸わないのか……?…私の…血を…」

(やり辛い………)

【襲われている女性は、薄茶色のコートを羽織った赤いセミロングの髪の女性だ】
【その表情は、まるで冷静……いや、表情が無いと言った所か、実に無表情】
【そっと、少女の頬を優しく撫でる彼女は、襲われている立場とは思えない】
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 17:10:13.58 ID:5Np636SO
>>239

(生きては・・・いるみたいだな・・)
【少年はポケットに手を入れて】
【ビンに入った塗り薬を取り出し、それをその場に置いてその場を去ろうとする】
【因みに打撲だって切り傷だってどんな傷にも効く万能薬である。】
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 17:20:26.85 ID:mNUXKVso
>>240
え、ぁ、ぅ、ぁ――――。

【――彼女は、全く訳の分からない展開に、全然ついていけていないようである】
【シズクの差し伸べられた手に従って、顔を上げて――……】

そーですの!わたしあのひとのこともしりたいですの!

【※棒読み】

/すみません、遅れました
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 17:32:02.63 ID:i2G0gCso
>>242

【少年が去るまで、少女が立ち上がることはなかった】

/遅くなって申し訳ありません、おつでしたー
/もうちょっと攻撃の狙いを描写した方がいいように感じました。
/あと、ダメージが反映されてなさすぎですね、これは俺も悪いですが。
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 17:35:14.22 ID:JMZgitQo
>>243

「むう……、まあ、端的に言えば、この人はだね……――」

【アポロニアの顎に手を添えたままの状態で、シズクはストップ】
【いとも簡単に意識をセーラー服少女の方へとずらされたシズクは、その説明をしようと口を開き――】


『――「姉」――』

【――響く、シズクとは別の、凛とした声……】

「……あ、起きちゃった」

【その少女は、仰向けの体勢で、いつの間にか、目を覚ましていた――】


『やれやれ……、なぜわたくしは、こんなところで寝ているのでしょうか――』
『……赤男――は、なぜか、横で悶絶中……――?』

【ふう、と溜息一つ】
【淡々とした喋りと動きで、少女は身体を起こし、立ち上がる】
【立ち上がれば、軽く肩と首を回してみたり】


「――……えと、はい、アポロニアちゃん、この人が、私の……お姉ちゃん――だよ」
「……義理……のね――」

【アポロニアと、その少女へ、交互に視線を送りながら、】
【微妙に困ったような表情をしながらも、シズクは、そのように、説明を続けた】

【……無論、アポロニアとは超接近したまま】
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 17:37:17.27 ID:dpTx0QDO
【櫻の国、西部】
【東部の和風な町並みとは違い、ビルが建ち並ぶ近代的な風景】
【その端っこ、一時の栄光が去り、今は人の消えた街】
【人のいなくなった場所には自然が戻り、コンクリートから草木が生え】
【まだ外壁や骨組みを残す崩れかけた建物に蔦が巻き付き、正に人工と自然が共生しているような、そんな風景が広がっている】
【その中を、歩く姿が二つ】

しかし…人はいない物だな、当たり前だが
可愛い原住民の女の子でもいない物か
【うざったい黒い長髪、深い隈の光の無い目、ヨレヨレのズボンとワイシャツを着て瓶底眼鏡をかけた下睫毛な男】
【が、周りを見渡しながら歩いている】

「…御主はいつもそのような事を言っているな」
【傍らで肩に乗る位ちまっこいワイバーン型の白い竜が飛んでいる】
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 17:43:21.29 ID:8rkERQk0
>>245
ん……お姉ちゃん、ですの?でも、あんまり似て――。
……ああ、義理の……。

【――説明を受け、納得したような表情を見せるアポロニア】
【ひとつ時間が空いて、少し落ち着いたのだろう。顔の赤みも大分引いてきた】

……えっと、シズク?いつまでこうしている心算ですの……?

【説明しても尚接近したままのシズクに、おずおずとツッコミを入れる】
【落ち着いたとは云え――やはり、このままの体勢は、恥ずかしいようだ】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 17:56:35.53 ID:JMZgitQo
>>247

「……え、いつまでも」

【 真 顔 】


「――なんてね、はい、冗談冗談」
「でもね、アポロニアちゃんの眼鏡姿、可愛いんだものー」

【――微笑みながら、一旦少しだけ身を引いた】
【それに伴い、手と顔も、当然アポロニアから離れる】


『――……「眼鏡」?』

【――が、シズク以外にも、眼鏡に反応する者、有り】

『……なるほど、素敵なお嬢様がいらっしゃいますね』
『シズクのお友達、でしょうか――?』

【――なんてことを言いながらも無表情なこの少女は、シズクとアポロニアの方を向いて、】

『シズクは……女の子同士でいちゃつくのが本当に好きなようで……見ているだけで胸焼けが致しますね――』

「うわあ、辛辣ー」

【この人は、眼鏡好きでも、シズクのような趣味は無いようだ】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 18:01:41.85 ID:8rkERQk0
>>248
……え、あ、う。
め、眼鏡が原因だったんですの――?

【――何がシズクをそうさせていたのかには、気付いていなかったようで】
【彼女が離れると、安心したような、……何処か残念そうな?表情を浮かべた】

って、眼鏡好きがもう一人……でしたのね――。
そうですわねー、私にあんな事してたら珠音に怒られますわよ?

【もう一人の、名前を知らない少女の言葉に、苦笑を浮かべながら】
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 18:03:27.01 ID:L8ommPIo
【公園】

・・・

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年がベンチに寝転がって占領している】
【彼の腹の上には、緑青色の首輪の子犬が乗っている】
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 18:08:47.03 ID:LFGo/FM0
>>241
/まだいますかい?
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 18:13:44.42 ID:JMZgitQo
>>249

――……いいじゃないかッ!!女の子同士でイチャイチャしたってッ!!
いいぞ!!もっとやれ!!眼鏡&眼鏡の眼鏡三昧だ!!ヒャッハアアーーーー!!……がくっ――

【死にかけていたはずの男が、いきなり大声を上げる】
【しかし、言いたいことだけ言い終えると、再び沈黙した――】

『……全てはこの赤男が元凶――』
『幼少時代、わたくしとシズクがこの男に受けた影響は数知れず――』
『眼鏡好き……というのも、この男から受け継いだ――というよりは身に付けさせられたようなもの……』

【そんな男に侮蔑のような視線を送りながら、少女は冷たい言葉を口にする】
【発言の端々から読み取れるのは、この変態的な男とシズク及びこの少女が、昔からの関係――ということか】

「えー、あくまで親しいお友達同士での一線を越えなければ大丈夫だよー?」
「抱き合ったり揉み合ったりくらいまでは、余裕で許容範囲!!だよ!!よ!!」

【アポロニアの台詞で再びエンジンでもかかったか】
【折角離れた距離を埋めるように、グイッと身体を近づけようとする】

「あ、ちなみに、お姉ちゃんの名前は、『ウェル子』って言うんだよ!!変わってるよね!!」

『……シズク、貴方が言える台詞ではございません』

【笑うシズクに、無表情なウェル子――、実に対照的だ】
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 18:22:03.93 ID:8rkERQk0
>>252
――――……。

【――男を眺める視線は、何と云うか、去年くらいの彼女に凄く似ていたらしい】
【サディズム満載というか、変な物を見る目というか――――】

ああ、ウェル子……ですのね。確かに横文字と漢字が混ざるのは珍しいですわね。
私はアポロニア=ストレインと申しますわ。

……あー、やっぱり変態でしたのね、この男。
道理で風情もシリアスも分かってくれないはずですわ……。
でも、身に付けさせられる貴方達も貴方たt……――なんですの?

【彼女は、如何いう経緯で彼女たちが彼から眼鏡好きを刷り込まれたのか分からないため】
【ツッコミの言葉も、残念な事に中途半端なところで止まってしまった】
【――冷たい言葉と視線には、なんだかシンパシーを感じた様子……であった】

も、揉み合ったりとかはナシですの!アレは色々と危ないですの!
というか、私は揉んだりとか――――ッッ!

【彼女が近付いてくると、ビクンと体を萎縮させ、視線を逸らしてしまった】
【如何やら、この前の事が思い出されて仕方が無い……らしい】
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 18:33:32.59 ID:JMZgitQo
>>253
『視力が悪い星の下で生まれたが運の尽き――、眼鏡からは逃れられぬ運命……』

「コンタクトレンズと伊達眼鏡は親の仇のごとく非難するよね、ライトウェルさん」

…………眼鏡とスペクタクルの伝道者……ライトウェル・エルウェル……ここにあり……げふっ…………

【 謎 会 話 】

『――と、失礼、申し遅れました』
『わたくしは、紹介にあずかりましたとおり、「ウェル子」、でございます』
『アポロニア=ストレインお嬢様――ですね』
『……しっかりと記憶させて頂きます……、同じ眼鏡っ娘の一人として――』

【そんなことを言いながらニヤリと怪しく微笑むウェル子は、実に不気味な雰囲気である】


「……え?もしかして、私だけが揉んだのが不満だった……とか?」
「んー、悪いんだけど、私は揉ませてあげるほどのものを持ちあわせてなくて……」

【むう、と唸りながら、軽く頭を掻く】
【冗談とかじゃなく、割と真面目に言ってる様子なのが困り物である】
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 18:39:04.92 ID:8rkERQk0
>>254
……うわぁ……。
……私のはー……、まあ、視力が安定しない≠ゥら、ですけど……。

【眼鏡を掛けているのに物凄く悪い目付きで男を睨んでいます。不思議だね!】
【安定しない≠ニいうのは、アルビノに近いような彼女の存在其の物に起因する事なのだろう】

あ、はぁ……。眼鏡っ娘として、ですの?
いえ……まあ、覚えていただけるなら其れは良い事なんですけど――。

【不気味な雰囲気を感じ取ったらしく、其の原因と思われる所にツッコミを入れるも】
【……なんだか触れたら拙いような気がして、深くまで踏み入る事はできなかった】

そ、そんな事は無いですの、ってか私に他の人を揉む趣味は無いですわ!
……全く。シズクは他の人にもそんな事をしていますの……?

【狼狽した様子の彼女を見て、フォローのようなフォローになってないような言葉を掛ける】
【……其の後に続けた言葉は、完全に蛇足にしかなっていないような気もするが】
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 18:46:08.92 ID:eDnq8.SO
【公園】
…………………
【見た目は犬や狼のようだがそれより大きく、動物に詳しい人が見ればそんな一般的な生物でない事も分かるかもしれない】
キャッキャッ
【大きさ故に大人は怖がって近付かないが、子供が何人か近寄ってじゃれついている】
…………………
【今は大人しくしているが見ていてかなりハラハラする光景なのは間違いない】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 18:53:49.00 ID:JMZgitQo
>>255
「へー、そうなんだー」
「可愛いからずっと眼鏡かけてればいいと私は思うけど!!」

『…………』

【アポロニアへ、どうでもいい意見を笑顔で伝えるシズクと】
【ライトウェルを蔑む様に見つめ続けるウェル子――】

『――ん、ええ、どこか同じ「空気」も感じますし、ね……?ふふ……』

【アポロニアの言葉に反応し、今度は視線をそちらへ】
【底無しの蒼を携えた瞳で、ジーッと、アポロニアの眼を、凄い見つめる】
【光も闇も、全てを吸い込んでしまいそうな、その瞳で――】

「……なんだー、でも、やってみると結構いいものだよ?友情も深まるし!!」
「他の人には……抱きついたりするけど、揉みしだいたのはアポロニアちゃんくらいかなー」

【躊躇いなく言い切る彼女は、ニコニコと実にいい笑顔だ】

「つまりアポロニアちゃんは特別なんだよ!!さあ、もっと自信を持って私と向き会おう!!」

【――続けて、抵抗されなければ、右手をアポロニアの頭に、かるーく、置こうとするだろう】
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 19:03:30.56 ID:v/g42Nwo
>>257
か、可愛い……です、の?
うーん、やっぱり自分では良く分からないですわ……。
それこそ、シズクやウェル子さんだって可愛いと思いますし――。

【――自分の容姿については、まだ自信を持ってはいないようである】
【目の前にいる二人の容姿を引き合いに出しながら、彼女はそう言った】

ん、そうですの――?

【じ、と。此方も軽く、彼女の眼を見る。烈火の如き、紅い瞳で】
【シンパシーを感じるとしたら――矢張りSな部分、なのだろうか】

……、ぁ、ぅ。私だけ、ですの――?
そ、それは……他の人があんな事許すかどうかは……?

【自分だけ≠ニいう部分に、彼女は頬を仄赤く染める】
【……もしかして彼女は、まんざらでも無かったのではないだろうか?】
【シズクの手が頭に置かれると、不思議そうな表情で、おずおずと視線を向けた】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 19:05:17.44 ID:JMZgitQo
>>258
/っと、すいません、ちょっと次遅れます
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 19:08:35.12 ID:SEzmSzMo
>>259
/把握しました
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 19:31:57.69 ID:i2G0gCso
【路地裏】

…………はぁ……ぁ………………。

(……やっと逃げ出せた、けど………………。)

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤い首輪を付けた少女】
【頭には、外装が白で内側がピンクな猫耳カチューシャ】
【全身には、ふりふりフリルな白を基調としたメイド服を纏い】
【大口径拳銃を腰のホルスターに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 19:40:11.52 ID:JMZgitQo
>>258
「いや!!待った!!私はそんなでもないから!!」

【シズクは、わたわたと否定して、】

『そうですね、絶望まみれの浮世における一筋の光明――』
『そんな感じに見目麗しいのがわたくしですので、当然といえば当然です』

【一方のウェル子は、その自信はどこから来るんだと言いたくなるレベルの余裕を見せつける】

『――美しい瞳……、見ているだけで抉り……っと、失礼、何でもありませんよ、ふふ……』

【さらっと流すかのように小さめの声量で呟きながら、ウェル子は右手でクイッと自身の眼鏡を上げる】

「おおう、そうともー!」
「許すかどうかはともかく、そもそも『揉んでもいい?』なんてことをわざわざ私が言った相手が君だけだからねー」

【相変わらずの笑顔のまま、アポロニアの頭を数回、ぽんぽんと実に優しく叩く】

「お、いつも撫でられる側だけど、撫でる側も結構いいね……!!」

「――まー、とにかく私は、こうやって久しぶりにアポロニアちゃんと触れ合えて、嬉しいのさ!!」
「最近、お姉ちゃんがスパルタ教育なせいで私も結構疲れててねー、ハハハー!」

【――そして、もう一度、アポロニアに微笑みかけて、手を降ろすだろう】


/お待たせいたしました……!
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 19:40:28.05 ID:P.xTTWE0
>>261

どうしたんだネ、こんなところデ。

【どこかさばさばしい少年が目の前に立っていた】

【群青色の眼で相手を見つめ、白色の長い髪を髪留めで止めていた】
【青い中華服のようなものを着ており、腕に一つずつ腕輪】
【背中にバッグを背負っており、どこかさばさばしい】

264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 19:44:36.22 ID:i2G0gCso
>>263

(……───目標を確認、実験を開始する。)

─────《 Luminous Vista 》

【ほとんど無言で、少年へ敵意や殺意といったものを向け】
【少女の背後の空間が、捻れ歪んでいく────】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 19:46:17.27 ID:TfzRl2so
>>105

ちぇっ
まぁお金云々は半分くらい超本気だったのは兎も角として……
ゾンビさん占いを舐めてますね? 超舐めてますね?
世の中には辛口占いみたいなものもあるんですよ?
──最も、占いなんて自分に都合のいいところだけ信じたり、半分くらい聞き流すくらいが超丁度いいと思ってるんですけどね
それにそれに! 実際世の中で天才って言われている人たちは奇人変人が超多いんですよ?

【ぴしりと指を立て、説明ともいえぬ説明をする少女】
【最早最初の論点が何であったのか】
【そのことを忘れてしまいそうなほどに、話は脱線しまくっている】

≪亡骸の宝玉≫──……
この利織ちゃんも超初耳です。
死者がよみがえったりする宝玉、なのでしょうか……名前からして超そんな感じがしますです。
あぁ、でもでもそれだとあなたがゾンビである説明が──
もしかすると「不完全な形で死者をよみがえらせる」力を?
死者がよみがえるのは超特別なことですから、そのくらいの対価があっても……
……って、さらりと超聞き流してしまいましたがあなたも超異世界人なんですね
なんだか最近、超異世界の人に縁がある気がします……。

【そして、宝玉の名を聞いてぶつぶつと何か独り言を呟く少女】
【恐らくは彼女なりに≪亡骸の宝玉≫についての考察をこの短時間で考えているのだろう】
【だが、少ないヒントの中で何かについて考えるのは難易度が高かったのか】
【ふっとため息をつくと、にま、と彼に笑いかけるのであった】
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 19:46:46.55 ID:sN1v52so
>>262
えー、そうですの?珠音とかに聞いてみたら分かると思いますわ。
……ウェル子は、すっごい自信を持ってるんですわねー。

【対照的な二人の、そのどちらもが羨ましいという様子で、アポロニアは微笑んだ】

え、抉ッ!?

【予想外すぎるセリフが耳に入ってしまい、思い切り突っ込みを入れた】
【……眼球抉るなんて云われて、驚かない方がおかしい、筈】

……うー、……許した私も私ですわ……。
ん――――……。

【シズクに頭を撫でられると、彼女は少しだけ気持ち良さそうに、眼を細めた】
【彼女の銀色の髪は、さらさらと柔らかい触り心地を、シズクの手に伝えるのだろう】
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 19:50:36.41 ID:Ymewh2wo
【路地裏】
【とは言っても然程深い所では無く、飲食店の裏手】

………っ……ぅえっ、ゲホッ……

……ヤベー、冗談抜きでガタが来たか……?

【箱を積み上げておいてある所に、寄りかかっている影が一つ】

鶏ヤローに蟲ヤローに二人組に………仕事し過ぎたか
……ても、な………

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上にこれもまた前を止めない袖無しジャケット】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪、両手をズボンのポケットに突っこんだ少女】

………休憩終わったらまた仕事、か………あ゛ー

【貧血を起こした患者の様に、頭をだらりと下げている】
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 19:54:14.08 ID:P.xTTWE0
>>264

おやおや・・・物騒だネ、ワタシと戦う気かネ?
(やべぇやべぇ、この人超強そう・・・)

【バッグからそこまで大きくない青龍刀を二つ取り出し、構える】

私と戦うなら本気を出してくるアルよ!
(プライドが・・・勝手に・・・ッ)

【手に力を込めると、二つの刀は先程よりも鋭利に尖る】
【切断性、貫通性、共に高そうになる・・・はず】

【―――腰が引けている、相手から見れば当然だが】
【それでも逃げるわけには行きたいのだがプライドが無理といっているため】

【勝負するしか無いだろうか】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 20:02:12.62 ID:JMZgitQo
>>266
「えー、配偶者に聞いたって答えは決まってるよー」
「でも、やっぱりお友達から可愛いと言われても、素直に頷けない私……!!」
「ああ、もう、複雑な乙女心!!自分で言うのも変だけど!!」

【……よく分からないが、シズクはシズクで色々と乙女心があるらしい】

『……おや、聞こえてしまいました?』
『まあ、大丈夫ですよ、今はシズクや赤男が邪魔ですし、寝起きで少々身体も上手く動きませんし』
『それに、もしかしたらただの冗談、ということも有り得ますし――ね?』

【淡々と言うだけ言って、ウェル子は身体の向きを変えてしゃがみ込む】
【そして、うずくまる赤男(ライトウェル)に何かボソボソと話しかけ始める】
【いい加減起こそうと考えているのだろうか】

「……お姉ちゃんの黒い冗談はさておき――、」

「でも、あの時、アポロニアちゃんも結構楽しかったでしょ?もしくは気持ちよかったでしょ?」
「私は実にいい気分だった!!また機会があれば再挑戦したい程度には!!」

【ちら、と降ろした自分の手を見つめる】
【アポロニアの髪の感触が、予想以上に心地良くて――、それを、今一度、想起する】

「さあ、私だけスキンシップしたんじゃ、等価交換、ぎぶあんどていくの精神に反するよ!!」
「アポロニアちゃんも、好きなように、私にぶつかってくるんだ!ハハハー!!」

【そして、爽快な高笑いと共に、シズクは、右手親指をビシッと立ててみせた】


/うおおお、申し訳ない!!素早く風呂に行ってきます!!
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 20:02:31.97 ID:i2G0gCso
>>268

………………。

【無言ですっごい睨んでる】
【幼い見た目とは不釣合なほどに、すっごい】

─────《 射出 》

【歪んだ空間から、赤色の細長い水晶が撃ち出された】
【狙いは少年の腹部で、一直線に向かっていく】
【先端は平たく、速度もあまり無いため威力はそれ程ない】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 20:03:35.66 ID:fKhSvlo0
>>265
半分本気だったのかよお前、泣くわ、涙腺枯れてるけど
当たり前だろ、俺占いとか全然信じてないからね、A型が神経質とか嘘だもの、俺A型だし
辛口占いとかは置いといてさっきの奇人変人は毒舌と言うのではないだろうかとゾンビは思う
占いなんざ見て結果良かったらちょっといい気分になるだけじゃねえか、それが死亡フラグだったりするじゃねえか
あと天才の奇人変人さは俺が身を持って知ってる事なんだよ、イヤマジで

【どれだけ占いと天才が嫌いなんだ】
【小さくなった飴玉を噛み砕き、飲み込んで】

まあ、そんな感じなのかね、死者が蘇るなんてぽんぽんあったら困るけど
血の代わりに黒い魔力が流れたりとか、塩とか聖水で死んだりとか色々変わった事はあるが、俺も分かんねえや

【色々と、まだ分からない部分が多いようだ】
【空になった口の中に残る僅かな甘味も味わう】

おお、そのとーり
異世界人ってやっぱり珍しくもねえのかぁ?
まあ当たり前か、俺が知ってる中でも何人か居るし

【異世界人の話に、知人の顔を思い浮かべて】

/遅れました、申し訳ない
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 20:11:02.22 ID:P.xTTWE0
>>270

―――!!?クソッ!!

【右手の刀で赤い水晶を押さえつける、突然のことなので構えてはおらず】
【そのまま左手で水晶を弾き飛ばす。】

【水晶は回避できたものの、刀を持つ右手が血で滲んでいた】

【―――右手が痺れる、硬い・・・】

くっ・・・―――ッ!

【両手を後ろに回し、脚に力を籠めて走る】
【いつでも居合いとして切り付けられる体制だが】
【所詮走行、かわせない速さではない】
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 20:12:25.91 ID:zJpxO1Qo
>>269
な、なんだか良く分からない乙女心ですわねー。
じゃあ、誰に可愛いって言われたら素直に嬉しいのでしょう?

【彼女の様子に、微笑ましいという様子で苦笑をもらすアポロニア】
【……可愛いと云われて素直に喜べない事は、彼女も同じだ】

何というか、その回りくどい言い方のせいで冗談に感じられませんわ……。
ま、まあ、大人しく抉られる……なんて事は、させませんわ。

【――何だかんだで、アポロニアは大会で上位に入った事もある能力者だ】
【そうそう簡単に攻め込む事は出来ない……筈である】

っ、ぁ――――。

【……確かに、妙に気持ち良かったせいで動く事もままならなくなった訳で】
【またあの時のことを思い返して、耳まで紅く染めて】

ん、私にそんな趣味は――……。
……けど……。

【僅かに逡巡する様子を見せながらも――アポロニアは、シズクの頭へと、手を伸ばした】
【頭に手を置く事が出来たら、怖々と、
彼女の髪を撫でるだろう】

/いってらっしゃい!
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 20:15:47.88 ID:TfzRl2so
>>271

だってだって、超ゾンビですよ?
正直言ってめったにお目にかかれませんよそれもこんな超街中で!
まぁ確かに、血液型占いは超怪しいですよね。人間を4つのタイプに超分類するなんて。
それをいったら星座占いだって12のタイプに分別する事になっちゃうんですけど
あ、ひょっとして超ゾンビさん、死んじゃった日は実は星座占い1位な日だったりしたんです?
それにその言い方、知り合いに超天才さんが超いるんです??

【なんだかよく分からないハイテンションで持論を振りかざす少女】
【正直言って、ちょっとうるさいかもしれない】

へぇ……宝玉はそういう性質も超変えちゃうもの、なんですかね?
やっぱり研究所行きましょう、うん!
ほら、分からない疑問はちゃちゃっと解剖してもらって解決したほうがすっきりしますし!

【ふむふむと頷きながらもそんなひどい発言】
【先ほどの言葉からして、冗談なのか本気なのかが分かりにくい台詞である】

んー、超どうなんでしょうね
知り合いは少ないほうだと超自覚していますが、
そんな少ない知り合いの中でもあなた含め3人の異世界人が超いますし。
いっそのこと組合でも作っちゃえば超どーですかぁ?
異世界同盟、みたいなやつ。楽しそうだとは超思いますけどね。

【そして、特に深くも考えずそう言った】

/いえいえ、おきになさらず
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 20:17:10.46 ID:i2G0gCso
>>272

【弾かれた赤色の水晶が、地面に刺さり】

────《 射出 》

【回避する気などゼロ】
【歪んだ空間から、胴体を狙って橙色の水晶を撃ち出した】

【赤色の水晶───少年の左後方、地面】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 20:18:48.36 ID:eiVt8v2o
【公園】

・・・

鼻水がー止まらん

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年がベンチに寝転がって占領して鼻をかんでいる】
【彼の腹の上には、緑青色の首輪の子犬が乗っている】
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 20:19:59.35 ID:IzXS0QEo
【街中】

…怠い……

【小さい人影が一つある】
【髪は黒く、長さは足につくほど】
【眼は両眼が藍色をしている】
【服はピンクのドレスの様な服】
【そんな出で立ちの幼女だ】

献血って…普通3Lも取らないよね…確か…

【その肌は若干青白く貧血に見える】
【また、酔っ払いの様にもの凄くふらついている】
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 20:28:23.40 ID:P.xTTWE0
>>275

また撃ってきた・・・―――シッ!

【体を高速で捻り、体に向かってくる水晶を回避する】

【しかし、走っている最中に回避した為、体にかけた負担も小さくなく】
【勢いも消える。―――それでも攻撃の手は止めない】

薙ッ!!

【勢いは消えたものの、そのまま左手に力を籠め】
【自身が少女の目前まで辿り、届き得る場所に着くと】

―――『一瞬の皆既』ッ!

【左手の刀を大きく振りあげ、少女の頭上にて】
【―――振り下ろした】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 20:34:49.78 ID:fKhSvlo0
>>274
お前、ゾンビを何だと思ってるんだ、普通に種族的なあれだろ
この前普通に獣人っぽいヤツ居たぞ?そいつは珍しくないのか?
それに血液型っつってもよぉ、同じA型でも種類あんだろ?それは分別しないのかってね、思うわけよ
山羊座だって色々種類あるわけだし?もうちょっと分けようよ、と

‥‥異世界に来た初日だったから占いとか見てないなぁ
ああ、後天才は知人に居るぞ、やたら外国人臭い笑い方するけど一応天才

【初日で殺されたらしい、不憫】

お前やっぱり売ろうとしてるだろ、半分どころか金のことしか考えてないだろ
疑問が解けたころには俺は既にモルモットなわけでね?色々弄ばれる訳でね?

【本気と捉えたらしく、そうしつこく抗議するゾンビ】
【やっぱり売られたくないらしい、当たり前だけど】

‥‥もうあれじゃねえの、異世界人のほうが多いんじゃねえの
異世界同盟、何かもうありそうだな、「まだ能力が発現しない異世界人」の集まりとか
‥‥あの「天才」が確か、そういうの探してた気がするな

【少し引っ掛かったのか、考え込み】
【ちなみに「天才」のルビは「アホ」である】

/ありがとうございます
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 20:37:51.71 ID:JMZgitQo
>>273
「んー……………………」
「…………うん、私はそんな言うほど可愛くないって結論でここは一つ!!」

【――散々悩んで、結局そんな自己完結】

……うごごごご……、我の眠りを妨げるものは誰d――『――つまらないですよ、さっさと起きやがって下さいませ』

…………腹にメジャー級のスイングを食らって起きろって酷な話だとは思わないかい?

『――寝ながらもわたくしはちゃんと聞いてましたよ』
『調子にのって、ありもしない技名を叫びながら回避しようとするから、あの程度の攻撃をくらうのです』
『わたくしたちを担いでいたことを鑑みても、貴方様の力を考えれば自業自得です、同情の余地なしです』
『眼鏡をかち割られたくなければさっさと起き上がることですね』

【一方のこっちでは、凄まじいまでのサディスティックな世界が繰り広げられていた――というのは別のお話】


「趣味……趣味とかじゃなくて、『君が、私をどう思っているか』――」
「――これって、そういうことじゃないかな?」

【シズクは、ジッと、まっすぐな瞳でアポロニアを見据え、次の行動を待つ】
【そして――、】

「――おっと……、ん――……ありがとう……、とても素敵な心地だ――……」

【――優しげで満足気な笑みと共に、しっかりと、アポロニアの行為を、享受した】

【余談だが……、シズクの髪は、短いながら瑞々しいのがウリ――とは、本人談である……気がする】


/ただいま戻りましたッ!!
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 20:39:08.03 ID:i2G0gCso
>>278

【橙色の水晶も、地面へと刺さり】

…………………。

【バックステップ────】
【危なげ無くというわけではないが、特に怪我も無く回避し】

────《 迎撃 》

【少年の左後方にある赤色の水晶から】
【小型のエネルギー弾が、背中を狙って放たれた】

【成否に関わらず、役目を終えた赤色の水晶は割れる】

【橙色の水晶───少年の後方、地面】
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 20:46:11.09 ID:2j8zJC.o
【小さな村】

よ〜いしょっとぉ!
そーら、腕に自信のねぇ奴はさっさと退いてな!

【村の広場で、巨大な影が銅鑼のように乱暴に響くハスキーボイスを上げながら仁王立ちしている】
【身長230cmを超えるであろう巨体に、全身を鎧のように覆う頑強な筋肉】
【藍色の甚平を纏い、胸部・肩部・膝部に半円状のプロテクターを装備し、担ぐは成人男性の身の丈ほどはあろう無骨な金棒】
【30代前半ほどの女性的な顔立ちに、肩まで掛かるボサボサの亜麻色の髪をし、額に二本の短い角を生やした鬼がその正体であった】

カ〜カッカッカッ!!――あたしを倒せる奴はいるかぁ!!
いねぇならこのまま村の酒と肉ぜ〜〜んぶ頂いちまうぞ!!

【鬼は周囲に睨みを利かせるが、村人たちは既に怯えて抵抗する気力が湧かないようだ】
【果敢に挑んだであろう、数人の若者が近くでノビており、村娘に連れられて看病されている】
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 20:47:55.82 ID:D2IS2p2o
>>280
……えー。今度珠音に会った時にそう言っておきますわ。

【……この行動、地味に酷い事な気がする】
【彼女は彼女でシズクが可愛くないという事を認めたくないようだ】

【ちなみに、サディスティック空間は意図的にスルーしています】

ん、さらさらで気持ちいいですわ……。羨ましい髪ですの。
……ふぅ、これ位で勘弁してあげますわ!

【一頻りシズクの髪を楽しむと、最後にぽんぽんと軽く頭を叩いて】
【ゆっくりと、立ち上がり――二人の方を向いて】

では、今日はこれでお暇させて頂きますわ。
シズク、ウェル子さん、またお会いしましょう――。

【ぺこり、スカートの裾をつまんで優雅に一礼をすると、夜の闇へと消えていく――】

/おおう、今度は俺が風呂っぽいですし、きりも良いのでここで
/二日間お疲れ様でした!
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 20:48:52.25 ID:P.xTTWE0
>>281

上手く避けやがる・・・ぐぁッ!?

【追撃を狙おうと接近した瞬間、謎の攻撃を背中に食らう】

【激痛が背中を通して走る、歩けなくなるほどでもないが】
【背中を押さえ、周囲を見回す】

なんだ・・・何が起こったんだ!

【背後には一つの水晶、赤の水晶はもう砕けていた】

【其れが何かを発したことは分かるが、其れが何かは分からない】
【そして―――自分には飛び道具が無い】

コレは・・・少々不味いな。

【左手の刀の柄の部分で右手を二回ほど叩き】
【左手の刀をバッグに戻す】

【そして、右手の刀を両手持ちにし】
【もう一度切りかかった】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 20:50:59.98 ID:TfzRl2so
>>279

え、獣人も個人的には珍しいですけど、ゾンビほどじゃ超ないと思いますよ?
区別に関しては超大人の事情って感じですかね?
だってそんなに分けるなら、ぶっちゃけて個別に占いしてった方が超楽だと──
──ひょっとして、朝のテレビでやってるあれは超販促なんですかね?

って、うっわぁ、それ超可哀想です。
異世界にくるってだけでも超貴重な経験なのに、その上殺された挙句超蘇りです?
もはや可哀想通り越して超ラッキーですね。宝くじ当てるよりも貴重ですよ!
しかも天才さんとお知りあいだなんて、あなたどんな超幸運の持ち主なんです?
宝くじの一つや二つや三つ当ててこの超利織ちゃんにお金くださいよ

【どうやら彼女は超がつくほどのプラス思考である】
【時折ネガティブに思考が暴走する事もあるのだが、不思議と今日はポジティブな面に暴走中】

いえいえ、超そんなことありませんよ? そんなこと超ありませんったら!
それにそれに、疑問が解けたあたりでぱぱっと脱走なりなんなりすれば超いいんじゃないですか?
そうなったら超面白いニュースになりそうですけどね。「ゾンビが研究所から超脱走!」みたいな!

【大事な事だから二回ry】

異世界人の方が多い、ですか。それはあんまり考えたことなかったですね……
今度あなたも超探してみたらどうです?街の酒場とかに行けば情報なんて得られそうだと思いますけどね……

【考え込むゾンビさんを見て、少女も僅かに首を傾げた】
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 20:51:25.50 ID:Ymewh2wo
>>282
【ひゅう】
【突如起こった一陣の風が、紫色の霧を運んでくる】

………酒?

そいつぁ困るねえ、夜の楽しみが無くなるってえもんだ

【霧の中から聞こえるのは女の声】
【酒の色を含んだ、節を付けたような声】

【ズン、地響きが一つ、村人の後方に起こる】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 20:57:03.41 ID:JMZgitQo
>>283
「えっ……、いや、うん、大丈夫!!」
「きっと珠音なら笑って流してくれるはず!!」
「っていうか、そもそもそんなことしないでよ!!もう!!」

【ぷんすかとご立腹です】

「――ふー、満足満足!!そして髪質がいいのはお互い様さ!!」

【アポロニアに少し遅れて、シズクも立ち上がると、】

『――ああ、そうですか、では、「次」が無いことを祈りましょう』
『貴方様の眼鏡の奥――、そこを今よりも、更に覗き込みたくなってしまいますから――』

「おー、またねー!!次も眼鏡であることを期待しておくね!!」

【二人の少女は、それぞれの挨拶を送り、去っていく姿を見送る】


……あれ、俺は?俺には挨拶ないの?
ハッハッハ、まったく世知辛い世の中だぜ!!だがそれがいい!!

【……この人は、最後の最後まで不憫でしたとさ】


/はーい、お疲れ様でした!!二日間ありがとうございましたー!
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 20:57:58.60 ID:i2G0gCso
>>284

【少年の、周囲を見回していた"隙"】
【それは──攻撃に転じるには、充分すぎるもので】

────《 射出 》

【歪んだ空間から、少年を狙って黄色の水晶を放ち】
【かなり強引に、その攻撃を退けようとする】

【───この間合にも関わらず、遠距離の攻撃】
【少年に飛び道具がないように──少女には、近距離での攻撃手段がない】

【橙色の水晶───少年の後方、地面】
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 21:02:02.92 ID:QbBeIIAO
【路地裏】

もっと強く濃く恐怖を植え付ける必要があるのぅ。
【輝く白銀の髪を腰まで伸ばし、高級感のある黒いドレスを身に纏う人形のように整った顔立ちの幼い少女が薄暗闇に佇む】
【その腰には妖しげな魔翌力を秘めた細身の黒い長剣を携え、視線を足下へと落としていた】

貴様の無念は妾が背負おう。
安らかに眠るが良い。
【その足下には首から上が無い女性の死体が転がっており、それは血溜まりを作り上げて】
【少女は跪きながら静かに物言わぬ死体に語りかけゆっくりと手を握っていた】
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 21:02:19.80 ID:2j8zJC.o
>>286

――はん!困るってならやり方ぁ判ってんだろ?
あたしもたまにゃ美味ぇ酒と上等なつまみで胃袋潤したいんでね

【声と、地響きを聞いた鬼は――予感を覚え、口元を凶暴に吊り上げた】
【全身の筋肉を淡く揺らしながら、右腕を背に……金棒を引き抜き振り上げ】

つまりは喧嘩だ喧嘩ぁ!
勝った奴が今夜はたんまりご馳走にありつけるってぇお猿さんでもわかる簡単な決まりごとよ!

面出しな嬢ちゃん、あんたは他の鼠よりゃ何倍も愉しそうだ――!

【ぶぅん!と、大気を揺らがせながら振るい……声のした方向へと金棒の先を突きつける】
【村人たちは其の様子を見ると、巻き添えを食らわないようにと一目散に逃げていった】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 21:05:08.13 ID:fKhSvlo0
>>285
おま、ゾンビっつってもありそうな範囲だろ、結構居そうな範囲だろ
楽をしようとしている時点で占いってのは信憑性を自ら落としていると思わねえか
ゾンビさんそんな汚い大人共のミニコーナーなんか信じないもんね

【子供っぽい事を言いながら占いへの疑いを喋るゾンビ】

ラッキーでも何でもねえよ、宝くじで外れるのが怖くて将来買うことも無いようなヤツだぞ俺は
っつーかお前あの《天才/アホ》と一回会ってみろ?不幸になるぞ、気持ちが
言っとくけど俺のラッキーパワーはな、ゼロをプラスにするんじゃねえ

  マ イ ナ ス を ゼ ロ に す る ん だ

【堂々とした発言】
【ある意味凄いラッキーパワーではある】

軽々しく言うなよ、二回言うなよ、めんどいんだぞ
ニュースになるのもめんどいし、追手もめんどいし

まあ、とりあえず話を聞くのは良いんだが一つだけ問題がある
情報収集が面倒だ、以上

【すごいめんどくさそうな顔をしている】
【そんなにか】
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 21:08:53.60 ID:uv0VHOwo
【路地裏】

・・・飽きません・・・ね・・・この方々・・・も・・・。
【常に危機に晒される場所、路地裏に】
【今日も今日とて、血の匂い】

とりあえず殺し・・・というのは好かない・・・のですが・・・。
まあ・・・かかった火の粉は・・・払わないと・・・ですよね・・・?
「ひ、ひぃぃ・・・!」
銃を引いたなら・・・それは覚悟の表れ・・・といいますで・・・しょう・・・?
【周囲にはいくつもの死体、中心には座り込んだ女性、その手には一丁の銃】
【そして、その女性に対してゆらゆらと揺れる黒い剣を向けた一つの影】
【少女にも見える風貌の女性、纏うのは質素な服に、映える青い髪】
【もう片手には黒い本、閉じた双眸、そして腕に巻かれた≪NO.94≫の文字とハートマーク】

【今ここに、新たな死体が築かれようとしていた】
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 21:09:24.68 ID:Ymewh2wo
>>290
【村人が去り、モーセの奇跡の如く道が開け】
【其処には、高所から着地したかの様に、地に片膝を付く者が居る】

喧嘩?中々に良い提案だ
だがねえ、一人酒ってのはちとつまらない。だろう?
月は隣にいちゃくれるが、唄の一つも唄いやしないんだ

【190cmを越える身の丈、額には30cm程の一本の角】
【腰から爪先までを覆う鋼の鎧、両腕を肘まで覆う獣の革の籠手】
【虎と龍が睨みあう法被、襟から胸元にかけて金糸で綴られた『櫻国一之大剛成』との刺繍】
【その上に、前を止めずに重ねた羽織、背中に大きく『櫻』の一文字を染め抜いて】
【3mの柄を持つ大斧をその肩に担いだ女が】

申の子のと干支がそんなに好きかい?もう何周したかなんざ忘れたがねえ

さあさあさあ、人間虐めなんざやめにして、鬼同士派手にやり合おうじゃないかい!

【地面を砕かんばかりに踏みつけて立ち上がり、斧を持った右手を後方へ張り】
【左手は刀を掴む様な位置に、所謂『元禄見得』を切った】
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 21:13:54.12 ID:P.xTTWE0
>>288

―――今度のは・・・幾分か速い・・・な。

【切りかかったモーションから体を軸にせず上半身のみで半回転】
【関節と背中の損傷による激痛が走るが、体の悲鳴を無視】

―――だらぁ!!!

【両手に持つ刀を思いっきり遠心力を付けて振るい】
【水晶を弾き飛ばした】

(接近するにも布石が足りねぇ、遠隔武器も無いし)
(逆に相手は高威力の水晶を射出出来る)

(『詰み』って奴か・・・どうすりゃぁ・・・)

【頭を回転させ、次の行動に備える】
【この場から動かずに此方に相手を寄せる方法は・・・】

そうだ・・・―――ッ!!

【急に足元に落ちていた比較的小さめの石を持ち上げ】
【思いっきり少女のほうに投げつけた】

【風を切る音と共に高速で其方に向かう石】
【飽く迄もただの石である】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 21:14:28.17 ID:TfzRl2so
>>291

そうなんです? うーん、もしかしたら超そうなのかもしれないですけど……。
んふー、結構超純情さんなんですね。
なんだか見た目と違ってちょっと可愛いかもしれないです

【そんなゾンビを見て、どこか楽しそうににまりと笑うも】

……飴ちゃん、もう一個いります?

【彼の言葉を聞いてうっわぁ、という視線をゾンビへと向けた】
【ドン引きなどではなく、ものすごく可哀想なものを見る人間の目つきだ】
【そして、かさこそともう一個飴ちゃんを取り出し】

つまり、超ゾンビさんは超めんどくさがり屋さんってわけですね
そんなにめんどくさがってたらいつか動きが鈍くなって超超ゾンビに進化しちゃいますよ?

【くすくすと小さく笑った】
【超超ゾンビって、一体何なのだろう…】
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 21:19:33.83 ID:COwg.MAO
>>292

おーおー止めておけ、そこな女
既に勝負は着いたろう?

【何処からか声が聞こえてくる】

敗者に武器を向けるのは自身の勝利に自ら泥をかける事と同義だろうよ
全く…近頃の若い衆は喧嘩の粋ってのを知らんよなぁ
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 21:21:16.51 ID:LFGo/FM0
【――路地裏】
【聞こえてくる音。そうそれは――】

“ザザ――です。交番に死体遺棄の――
 ――ザッ――遺体には「Jastevil(ジャストエビル)」と書かれた紙と一緒に――
 警察は――狂人として、指名手配――ブツ”

【何の変哲も無い、ラジオの音と――】
【ドカ!ゲシ!】

『グァア!』

【そんな、鈍い音――】

(これで、俺ももう、後には戻れない――)
  ――さぁ、そろそろ吐いて貰おうか・・・? 

【灰色のトレンチコート、同色のソフト帽、長ズボン、白いスーツ、手袋をする――】
【スマイルバッチのような模様の、白いマスクを被った者が――】

『情報なんざ――持っていない――!』

【地面に倒れた、チンピラのような者に“尋問”しているようだ】

 “嘘”だな

【グサッ】
【チンピラの悲鳴が、路地裏へ木霊するが】
【急所は――外している様だ】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 21:21:55.17 ID:i2G0gCso
>>294

【弾いた際の感触で分かるかもしれないが】
【水晶は異常なまでに硬い──破壊するのは難しいだろう】

【弾かれた黄色の水晶も、地面に刺さり】

【───前述の通り、放たれる水晶の速度は"遅め"】
【迎撃には向いていない上、急な攻撃で反応が遅れ】

………………っ

【片目に当たらないよう、頭を逸らしたが】
【怯んだその姿は──接近するには、充分な隙だろう】

【橙色の水晶───少年の後方、地面】
【黄色の水晶───少年の右方、地面】
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 21:24:26.37 ID:fKhSvlo0
>>295
そうなんだよそうなんですよ、ゾンビなんて珍しくないのさー

―――‥‥は?ん、イヤ、ワッツ?
行き成りなのでビックリしたよ俺?本当に

【そう言う類の言葉は慣れてないらしく】
【一瞬ポカンとした顔になった】

‥‥そぉんな目で見ないでぇぇぇえぇ‥‥

【キャッ☆とか言いながら顔を隠す】
【その後虚しくなったのか、また左手を差し出し「下さい」と呟いた】

めんどくさいものはめんどくさいもの、めんどうだものbyみつを
そんな食ってすぐ寝たら牛になるみたいなニュアンスで言われても、ってか何だその進化系ゾンビ

【何でも「みつを」とつければ感慨深くなるものではなかった】
【苦笑して、超超ゾンビの下りに突っ込む】
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 21:24:51.81 ID:2j8zJC.o
>>293

――そりゃ、違いないねぇ
最近は肌が恋しくなってきてねぇ、宴会の一つも開きたいってぇのもあるわな?

【其の姿を目に留めた途端、鬼の顔が喜色満面に「歪む」】
【恐らく相手が――予想以上の存在であったからだろう】

カカッ!カカカカカカカッッ!
い〜い啖呵だ!心躍るお誘いだねぇ!血沸き肉踊るってのはこの事かい!

――元々あたしが売った喧嘩だ!跳ねる道理なんざ何処にもねぇ!
神輿も担げねぇような有象無象の坊や達じゃ物足りなかったんでな――さあさ、一丁今宵の宴を始めようや!

【腰を低く落とし、脚部の筋肉を太く膨張させる】
【腕を肩の後ろに回し、担いだ金棒を番えた矢の如くギリギリギリギリ……と筋肉の軋む音と共に構え】

あたしゃ闘鬼!闘う鬼と書いて闘鬼様よ!
生国は雷!雷鳴轟く山脈に、負けじと悪名靡かせる大悪童ってなぁあたしの事よ!

――この闘鬼様の一撃、受けれるもんなら受け止めてみせな!

【ダガンッ!と、足元の地面を爆発させながら凄まじい速度で踏み込んだ】
【そして、同時に背に回していた金棒を力任せに相手の脳天に向けて振り下ろさんとする――!】

【威力は考えるまでもなく破壊的。後先など何も考えていないような豪快極まる力任せの攻撃】
【テレフォン全開の、至極分かりやすい軌道だが――直撃したならばまさに落雷の一撃と銘打っても偽りなかろう代物だ】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 21:25:12.63 ID:uv0VHOwo
>>296

貴方はいったい・・・どなた・・・でしょう・・・か・・・?
【つ、と切っ先が止まる】
【顔は「敵」から背けず、声だけで聞く】

この方は・・・いえこの方達・・・は私の立場を・・・知った上で攻撃を・・・仕掛けてきました・・・。
それならば・・・死ぬ覚悟があっても・・・いいはずでしょう・・・?
【それが当然、といわんばかりに】
【ただ淡々と語る】
【「立場」・・・その腕に巻かれているものをみれば分かるだろうか?】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 21:27:45.11 ID:gjI0FiU0
【街中】

結局戻ってきちゃったな・・・

あーあ、そろそろ腐敗するかな?
眠いし・・・

いっそ病院に・・・

【襤褸切れのような服を着た青年が歩いている】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 21:28:20.41 ID:dpTx0QDO
【櫻の国、西部】
【東部の和風な町並みとは違い、ビルが建ち並ぶ近代的な風景】
【その端っこ、一時の栄光が去り、今は人の消えた街】
【人のいなくなった場所には自然が戻り、コンクリートから草木が生え】
【まだ外壁や骨組みを残す崩れかけた建物に蔦が巻き付き、正に人工と自然が共生しているような、そんな風景が広がっている】
【その中を、歩く姿が二つ】

しかし…人はいない物だな、当たり前だが
可愛い原住民の女の子でもいない物か
【うざったい黒い長髪、深い隈の光の無い目、ヨレヨレのズボンとワイシャツを着て瓶底眼鏡をかけた下睫毛な男】
【が、周りを見渡しながら歩いている】

「…御主はいつもそのような事を言っているな」
【傍らで肩に乗る位ちまっこいワイバーン型の白い竜が飛んでいる】
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 21:31:08.58 ID:TfzRl2so
>>299

え、超可愛いかもしれませんよ?
ほら、ちょっと前に超流行りませんでした? 所謂「キモカワ系」なマスコットみたいなのが

【にま、と。まるでいたずらっ子のように笑う少女】
【掃除機で空を飛んでいた事といいゾンビを可愛いといったり】
【どうにもこの少女の価値観は普通より外れている……のかもしれなかった】

超元気だしてください
私はそんなゾンビさんを超応援しています

【哀れみをこめた表情でそう言い】
【今度はイチゴ味の飴ちゃんを彼の左手に置こうとする】

「めんどくさい、嗚呼めんどくさい めんどくさい」みたいなものですか?
それに、進化系ゾンビは進化系ゾンビです! なんかすごいんですよ、きっと!

【そして、ぐっと拳を握ってガッツポーズ(?)】
【少女自身、「超超ゾンビ」が何なのか分かっていないらしい】
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 21:31:37.06 ID:P.xTTWE0
>>298

【先程よりも距離は開いておらず、足も暖められていた】
【凄まじい速度、とまではいかなくとも先程よりはとても早く】

【―――即、相手の足元にまで走寄れた】

【投げられた石を追いかけるように駆け出していたため】
【出来た一瞬の隙を見逃さず、接近出来】

【刀で振り切るよりも早く】
【思いっきり腹部に蹴りを入れようとした】
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 21:33:18.65 ID:Ymewh2wo
>>300
肌ねえ?あんたに見合うでかさの男が居るってかい?
そんなのが居るなら、是非とも置相手願いたいもんだ

だが……今は居ない誰かさんより目の前の御馳走!
神輿なんざ祭りで二台ほどぶっ壊してそれっきりよぉ!

【右手で、斧の柄の中間部分。左手で、柄の下端を、それぞれ掴む】

【大杯斧「呑酒如乾海」】
【重厚な金属の柄は3m、その先端には、柄を挟むように刃が二つ】
【刃は縦80cm、横30cm、非常に分厚く且つ鋭い】
【二つの刃は僅かに反り、その反りは柄の溝に繋がる。刃に液体を注げば、柄の手元まで流れる作りだ】

生まれは櫻国、東の果て!喧嘩相手探して放浪二百と余年!
「櫻が夜行」随一の馬鹿力、『独角酒天』伯陽長 幻舞、この喧嘩買った!!

【初撃、避けようと思えば避けられるのだろうが】
【両足とも膝を伸ばしきる、ショック体勢とは真逆の姿勢】

……おおおうらぁっ!!

【振り下ろされる金棒に、真下からの斧の一撃を合わせる】
【重力、体格差。獲物は釣り合えども、破壊力には差が生まれ】
【衝撃に押しのけられながらも、顔全てが口になったかの様な満面の笑みを見せる】

【その場で両膝を曲げた、重い荷物を担ぐ様な姿勢。腕の痺れにも、また酔う】
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 21:35:23.23 ID:COwg.MAO
>>301

なぁに、ただの喧嘩の見物人よ

【声は…「上」からきているようだ】

成る程ごもっとも、喧嘩は死ぬ覚悟無しに行う物ではない
しかしなぁ、勝負は決したはずだぞ?
既に相手にお主に懸かる気概は無かろう…違うか?

【銃を持つ女に声をかける】
【声の響きは穏やかな物だ…しかし声の「奥」には揺るぎない信念?想い?魂?があった】
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 21:35:56.93 ID:b5ta19Qo
【街にほど近い森の中 小さな泉】

【ぱしゃん、ぱしゃんと、小さな水音がする】

宿の亭主さんは穴場って言ってたけど。いい所だな……。

【水音の正体は、艶やかに水面を蹴りつける、細く、白い足】
【泉の縁に腰掛けて、膝から下を、水の中で遊ばせているのは、一人の少女だった】

はぁ……気持ち良い。ここを野宿の拠点にするのもいいかも。

【白磁のように滑らかな肌、紅を一本引いたような、小さな口唇】
【背を流れる金髪は、木々のざわめきに同期して揺らめき、少女の身体を華やかに演出する】

【人形のような、どこか作り物めいた美をもった少女だった】
【その胴体は、乱暴に巻き付けられただけの白い大きな布で隠され、その細い体躯のほとんどはむき出しのまま】

ただ……誰も、来なければ良いんだけど……。

【周囲の木々は、鬱蒼と葉を生い茂らせ、小さな泉を取り囲むように隠している】
【その裸身を目にされることを心配してか。憂いを帯びた表情で、そう嘆息した】
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 21:38:50.68 ID:i2G0gCso
>>305

【──蹴りを入れられ、少女の身体が"吹っ飛んだ"】
【少女は華奢で軽いのだが──それにしても、吹っ飛ぶのはおかしい】

【蹴りを入れられる際、軽く後ろへと跳んで】
【ダメージを軽減しつつ、距離を離したのだ】

【──が、そういう技術を完璧に会得してるわけではないのか】
【怯んでいて反応が遅れたか、蹴りの威力が想像以上だったか、はたまた全てか】
【着地に失敗───地面へと転げ、仰向けに倒れてしまった】

【橙色の水晶───少年の後方、地面】
【黄色の水晶───少年の右後方、地面】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 21:43:39.50 ID:fKhSvlo0
>>304
キモ‥‥カワ‥‥?
待て、「カワ」の要素はどこにある?そもそもこれは「キモ」の範疇なのか?
もう「グロ」じゃないのか、せめて言うならグロカワ系じゃね?
あれ、何言ってるか自分でも分からないぞどうした俺

【アルェー?とか言ってる、絶賛混乱中である】
【とりあえず、今のゾンビに「少女の価値観」という疑問は無かった】

あ、はい、応援どうも‥‥何だその保護動物を見る目は
応援って表情じゃないものその顔、同情って顔してるもの

【左手に置かれたイチゴ味の飴玉の包装紙を取り、口に含む】
【「イチゴ味うまー」とか言ってるあたり、味覚は幼稚なのかもしれない】

そんな感じです、はい
お前のさっきの説明だと凄い退化してるようにしか聞こえないんですが
良い感じに銃の的になりそうなんですが超超ゾンビ

【 ツ ッ コ ミ 】
【ゾンビが気になる点は其処らしい】
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 21:43:55.76 ID:2j8zJC.o
>>306

は……はは……ははは――――

【金棒を幻舞の得物に押し付けながらも】
【闘鬼の口から溢れるようにして声が洩れた。それは……】

――ははっ!ははは!は〜〜〜ッはははははは――!!
いいねぇ、本気で受け止めて見せやがるの!……あたしゃ嬉しすぎて思わず惚れちまいそうだぜ幻舞ぃ!!

【一撃の遠雷と言わんばかりの笑い声を上げ】
【――腕に奔る、確かな響きと感触に肉食獣のような笑顔で応えて】

さあさ残った残ったぁ!!鬼の力比べの始まりだ!
こっからど〜うやって魅せてくれるんだい――――――!

【金棒に体重を載せてギリギリと地面に向かい押しこんでいかんとする】
【空いた左腕は――自身の腰に宛てがい、今か今かと喧嘩への参戦を待ちわびていた】
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 21:46:27.71 ID:uv0VHOwo
>>307

見物人は・・・決闘者に野次を投げる・・・物なのですか・・・?
【くい、と顔を上に向ける】
【ただし、双眸は閉じたまま】

覚悟は・・・いかなる場合も裏切ることは・・・なりません・・・。
【再び女性に顔を向け、くるん、と黒い剣を回して】
【フェンシングのような、突の構え】
この方たちは・・・覚悟の代償を払う・・・そうするべきなのです。
【ぐ、と腕に力が篭る】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 21:51:35.45 ID:TfzRl2so
>>310

えっと、じゃあグロカワ系で!
だってだって、なんか性格超可愛いじゃないですか!
確かに変態さんっぽいところは超ありますけど、飴ちゃんが好きだったり大人の汚い部分が嫌いだったり
これが超ギャップ萌えってやつです? 十分超可愛いですよ!

【きゃあきゃあとテンションマックス状態のまま語り続ける】
【ゾンビさんの混乱状態を見て尚可愛いだの萌えだの言っているが】
【きっと、わざとではない。素だ】

え、あっ、そんなことないですよ?
同情なんかしてないです。超応援してますよ?

【そんなことを言ってはいるものの、思いっきり同情している目つきである】
【目は口ほどにものを言う、とはよくいったものだ】

……超退化してるじゃないですかぁ──!

【 今 更 】
【どうやらつっこまれて始めて気づいたらしい】
【頭から「Σ」が出てしまっている】
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 21:53:19.49 ID:Ymewh2wo
>>311
初撃は受けるのが喧嘩の粋ってえもんだろうが!
それとなあ、どうやら勘違いしてるらしいから一つばかし言わせてもらうが―――

【単純な力比べなら、おそらく不利】
【だが、それだけの理由にしては不可解な程、幻舞は容易く沈んでいく】
【右膝が現れた時同様、再び地に着こうとしたその時】

【左足が、地を削る様に一歩。闘鬼の左足の直ぐ前方へと踏み込んで】
【同時、斧から離れた左手が、甚平の腹部を掴もうと伸びる】

―――あたしの名前は「げんぶ」だって事を百辺ばかり刻んどけ単細胞ォッ!!
あんたの体重如きで潰される程こちとらやわな鍛え方してねえんだよッ!!

【重圧の方向を斜めでは無く真上からの物に切り替えて】
【闘鬼の体重ごと、金棒の重さごと、左手と斧の一点で持ち上げようとする】

【持ち上げる事に成功すれば背筋をぐうと逸らし】
【ブリッジを描いて、闘鬼を後方に投げ捨てようとするだろう】
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 21:56:39.75 ID:VH82Gqso
>>308
/まだいらっしゃる?
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 21:58:11.10 ID:QbBeIIAO
【公園】

暑い。
熱量の調節機能が壊れた…?
それとも冷却システムが…
【だらしなく乱れたセミロングの白髪に、袖が完全に手を隠す程身に合っていない白衣を纏う少女がベンチに寝転がっている】
【その顔は若干赤く、息も少し荒い】
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:00:48.94 ID:XKvNXOUo
>>303

……がぅ?

【トパーズ色の髪を、頭の後ろで2つ、チアリーダーのポンポンのように纏めた少女が独り】
【建物の影から顔だけ出して、男性の様子を覗き窺っている】

【胸には何重にも蔓草を巻き付け、短い虎柄布を腰に纏った、奇妙な服装だ】
【隠れているつもりらしいが、髪と腰布の黄色い蛍光色が目立ち過ぎている】

/まだいらっしゃったら、凄い
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:00:57.80 ID:b5ta19Qo
>>315
/まだいますー
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 22:01:13.60 ID:P.xTTWE0
>>309

えっ!・・・だ・・・大丈夫?

【想像以上に吹っ飛び、地面を擦る少女】

【実際本気で蹴り飛ばしたのだが、まさか吹っ飛ぶとは思っておらず】
【罪悪感でか、近寄っていき、手を差し伸べる】

その・・・ごめんね?

【命の危険を感じて本気を出してしまったようだが、わざとではないようだ】

【接近している状態であったためか、少年の持っている刀が】
【先端部以外は鈍器状になっていることが分かるだろう】

/遅くなりました
/すみません
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 22:01:21.89 ID:COwg.MAO
>>312

決闘?ほう、儂にゃ喧嘩に見えたがね
まぁ…名などどうでも良いか

【女の顔の先に居たのは右側が赤く左側が白い奇妙な着物に右側が白く左側が赤い奇妙な袴を着た巨体】
【着物の背中には「我天下無双ノ槍ヲ馳走致ス者也」と施されている】
【右手に巨体に似合う柄が赤い剛槍を持ち肩に担ぎ左手に瓢箪を持つ長い黒髪の男である】
【ビルの窓に腰掛けながら瓢箪の中身を煽っていたようだ】

ほう…

【ニヤリと女を見て笑い】
【とん、と軽い音が響く】
【男が窓から飛び降りたのだ。普通に、まるで階段を飛び降りるように】
【地響きを鳴らしながら剣を持つ女と銃を持つ女の間に着地】

さて…儂はお主を止めたい、お主は止めを刺したいと言う
…儂と「喧嘩」するか、女
そちらは引く気は無いのだろう?儂も引く気は無いしなぁ

【そう言ってニコリと笑った】
【はっきり言って正気の沙汰ではない…相手は間違いなく殺人者である】
【なのにも関わらず男はその殺人者に喧嘩を売り、一点の濁りも無い微笑みを浮かべたのだ】
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 22:03:39.12 ID:fKhSvlo0
>>313
グロカワ系‥‥承認されるとは思わなかった
えーい、ちょっと待て、何でだ、なんでそうなる
飴はまあ好きではあるけど、ええ?何で?

【落ち着け】
【このゾンビ、本当にそういう耐性が無いらしい】
【ちなみに、血が流れたりしては無いので、顔が赤くなったりはしない】

目が語ってるんだよ「私超同情してます」ってよォ〜ッ!
思いっきり可哀そうな人を見る目なんだよォ〜ッッ!

【だそうです】
【まあそういう図も、可哀そうではあるのだが】

今更だなオイッ!
気付かなかったのかオイ、気付かなかったのかッ!?

【ガビーンって効果音が出た気がする】
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:04:14.88 ID:WrCKJlAo
【街中】

――――――――

【腰まで伸びた黒い髪、満月のような金の瞳、小柄なその身を黒いローブに隠した少年?が歩いている】
【少年は行き交う人々をキョロキョロと落ち着きなく見回している、誰かとはぐれたのだろうか?】

――――――――

【ふと立ち止まって背伸びをして視界を広げようとする】
【まあ背伸びをした所でその小さい身長ではたかが知れているのだが】

――――うあっ!

【人通りのある所で突然立ち止まった為偶然後ろに歩いていた人が少年に当たり】
【どしゃん、と音を立ててその場に転ぶ】

「邪魔だチビ、道の真中で立ち止まってるんじゃねえよ」

【ぶつかった人物からそんな言葉を吐かれて】

ご、ごめんなさい

【謝りながら慌てて立ち上がり道の端に退避する】
【退避して隅で蹲り鼻を手で抑える押さえる、どうやら転んだ時に打ったらしい】

うう……

【若干涙目になりながら伏し目がちに行き交う人々を見つめだした】
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:05:54.21 ID:i2G0gCso
>>319

【──少女は眼を閉じたまま、動かない】

【幾ら吹っ飛んだとはいえ、蹴りだけで気絶するだろうか?】
【倒れた際に頭を打ったのなら有り得るだろうが、その様子はない】
【大きな傷は見られないどころか、出血すらしていない】
【決して、怪我をしていないわけではないのだが──どこか、不自然である】

【歪んだ空間も、水晶も消えていない──能力は、解除されていないのだ】

【そんな違和感に気づくより、先か後かは貴方次第だが────】

─────《 迎撃 》

【少年の背中を狙って、橙色の水晶からエネルギー弾が放たれるだろう】

【──威力、規模共に先程同様で、成否に関わらず水晶は割れる】

【黄色の水晶───少年の右後方、地面】

/お気になさらずー
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 22:08:43.10 ID:2j8zJC.o
>>314

はっ!ややっこしぃ名前してんなら振り仮名でも振っときな!
名前なんざあたしみたいに単純明快!誰が見ても一目で判るってぇのが粋ってもんよ!……おお?

【闘鬼避ける様子もなく、甚平の腹部を掴まれ】
【一瞬の浮遊感を覚えた瞬間――ぐらりと視界が揺れて】

おおおおぉぉぉぉおおぉぉお――――!?

【岩盤を切り出したような屈強な巨体が、容易く放り投げられる】
【その身体は後方にあった樹に頭から衝突し――ぼぐぉッ!と鈍い音を立てて身体が地面に倒れ――】

……いっつつつつつ!
やってくれるねぇ幻舞ぅ……へへ。今度は間違えてねぇだろ?ん?

【――る瞬間、左掌で地面を叩き米搗き飛蝗のよう跳ねて体制を立て直す】
【樹に思い切り衝突したせいか頭から一筋の血が垂れ……口元に寄った其れを紅い舌でベロリと舐めとった】

ぶん投げられたお返し……は……!

【そして、間髪入れずぶつかった樹を左手で握り締め】
【人間の胴よりも多少太いほどの背の低い樹を……片手で根っこごと引っこ抜き乗せると】

たぁっぷりさせてもらうぜ!どっせぇぇぇぇえいっっ!!

【其れを幻舞に向かい真っ直ぐにぶん投げた!】
【直線軌道。モーションも分かりやすく避けることは容易いだろうが、もし直撃した場合は相当な衝撃が襲うだろう】

【右手の金棒から――キリキリと何やら弾き合うような音が鳴り始める】
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:10:58.60 ID:uv0VHOwo
>>320

そうでしょう・・・か・・・?彼らは・・・殺しに来て・・・私は・・・迎え撃った・・・それだけです・・・。
【剣を突き出す前、男が目の前に降り立つ】

「ひ、ひえええ!」
【銃を持った女は、脇目も振らずにそのまま逃げ出す】
あら・・・逃げられてしまいまし・・・た・・・。
まあいいで・・・しょう・・・貴方に覚悟が・・・あると言うならば・・・。
【降り立った男を見据え――目は閉じているが――剣を構える】

先ほどの者より・・・相手にはなれます・・・か・・・?
【静かに、問うた】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 22:11:58.35 ID:TfzRl2so
>>321

超なんとなくです!

【ずびし!と勢いよくゾンビに指を向ける少女】
【表情が真剣ではあるのだが、言っている事が凡そ真面目とは思えない】

……はっ!
なるほどそういうことですか……

【そんな彼?の言葉を聞き、おもむろにゾンビに背を向ける少女】
【これで一先ず彼は彼女の同情的な視線から開放され】
【彼からしてみれば見えるのは当然、少女の背中だけである】
【この少女。一体何をするかと思えば──】

私超応援してますよ?

【 そ う い う こ と じ ゃ ね ぇ 】

超気づきませんでした!
もしかしてあなた実は超頭いいんですか!? もしかして超天才さんだったりするんですか!?

【なんてことをシャウトしながら、再び掃除機をばしばしと叩いている】
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:12:28.06 ID:VH82Gqso
>>318
/ういっす

>>308
【茶髪にゴーグル付きの飛行帽をかぶった…糸目が特徴的な少年、服装は青のパーカーに茶の短パンに白のスニーカーと言う姿の少年と】
【さらっとした金髪ストレートに耳にアンテナヘッドホンのような機械のついた黒を基調とした服と白いエプロン…俗に言う侍女服の少女の姿をした人物がその近くを通り】

この辺りは静かだな兄貴…町からそんなに離れてないと思ってたけどな…
この辺りをオイラ達の秘密基地に!なんて年じゃないかもしれないんだな

『静か過ぎて人っ子一人いねェじゃねェかよ、面白みがねェ…たまにはアレだ、活きのいいのをズバッ!とやりたい所なんだが
その辺愚弟はどう収拾付けてくれるんだオイ?いい加減解放してほしいんだがなァ…』

【そう言ってすごく不機嫌そうな様子を見せるその少女の声は…なんと男の野太い物と同じなのに気がつくだろうか】
【とにかく…この兄弟?らしき二人組みが近くまで近づいてくると糸目のほうが】

…おい、誰かソコにいるのか?なんだな…あ

【5mほどの距離まで近づいてようやくそれが水浴び中の少女であることにきがついたらしい】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 22:12:59.88 ID:dpTx0QDO
>>317
(…ふむ)
【チラ、と少女のいる付近に、視線だけを送って】

「…キーナ…何かが…」
…あー、腹減ったなー、セラフィルー
「…おい、話を聞け」
【男が急に立ち止まり、手頃な廃車の上に座って】

さー遅めの晩飯でも食うかー
晩飯っつってもおにぎりと何時もの栄養補助食品だけど
【懐からお握りを取り出して、膝の上で包みを開き】
「…馬鹿者」
【竜がそれを見てため息をついた】

/凄いぞーかっこいいぞー
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:16:59.59 ID:Ymewh2wo
>>324
音と意味!両方含んでこその漢字表記だろうが!
名に含まれた意味も察せられない様じゃ野暮も良いとこってえもんだねえ!

【ブリッジの状態で角を地面に刺し、それを支点に体を回転】
【後方に向き直りつつ立ち上がる。これも或る意味、鬼ならではの芸当と言おうか】

はん、ようやく覚えたかい?痛みとの条件反射でも出来たかい?
ならば上等、頭ぶつける度にあたしの名前を思い出しなぁ!

………と、こりゃあ面白い

【斧の柄の最下部、端の端。それを、バットの様に両手で握りしめ】
【斧頭を頭上へ。身長に腕、本体の長さを含め、5m以上に振りあげる】
【避けるつもりなど、欠片も無い】

だああありゃあああっ!!

【来ると分かっている超重量。それに、真っ向から斧を叩きつけた】
【斧自体の重量、強度。巨大な木にも負ける事は無いが】

……かっ、はははははっ………!
ああ畜生、力負けするなんてのは生まれて初めての経験だよっ!!

【本人の体重、力。完全に粉砕する事は出来ず、腹部に破城槌の如き一撃を受ける】
【ドゴン、と、生物への打撃音とは思えない様な轟音を上げ、二度ほど地面をバウンドした】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 22:18:15.16 ID:COwg.MAO
>>325

む…

【銃を持った女が逃げていくのを振り返って見る】
【隙だらけの後頭部…否、隙があるように見えるだけだ】
【事実女が男に対して動いたならば瞬時に反応するであろう】

ふむ…

【がりがりと瓢箪を持つ左手で頭をかきながら女に向き直る】
【男の表情はどこか気まずそうだ】

うーむ…しくじった
あの女が逃げたならば儂が喧嘩をする理由が無いではないか…

【…という理由らしい】
【どこか間の抜けた男である】

…で、どうする?
気は抜けてしもうたが喧嘩の相手をしろと言うならばやるが
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 22:18:56.23 ID:P.xTTWE0
>>323

えぇ・・・まさか死んじゃった!?うわわわぁぁああ!!!

【その場で少女の体を持ち上げようとしゃがむ】

【刹那、背中のほうから何かが射出されたことに気付き】
【体を大きく下に下げ、その何かを回避することに成功】

遅行系の能力・・・?とりあえず病院に行かないと・・・!

【少し待ち、連続で飛んでこなかったため安心し】

【バッグに刀を直し、少女を背負う】
【少女を此方から常に見えなくなる状態である】
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:22:54.27 ID:uv0VHOwo
>>330

貴方は・・・「逃がし」ました・・・それがたとえ偶然・・・であったとして・・・も・・・。
【剣を、握る】

私は・・・代わりに貴方の・・・覚悟を見なければ・・・なりません・・・。
[ピーーー]つもりで・・・私は行きます・・・が・・・?
【静かに、淡々と呟く】
【だが、その全身からは、殺気のようなものが放たれている】
【否、それは殺気ではない・・・明確な形の、「悪意」だ】
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 22:23:18.94 ID:fKhSvlo0
>>326
な ん と な く か よ ッ ! !

【右手をビシィッ!と振るゾンビ】
【そして高らかに、ツッコミ】

―――‥‥何やるつもりですか

【そう言いながら、少女の行動を観察する】
【最初は何がしたいのか分からなかったが】

‥‥こっち向けコラァ

【そのまま少女に近づいて、頭を右手で掴もうとするだろう】
【成功したら、そのまま顔をこっちに向けようとする】
【当初の目的を忘れている】

気付けよ、ってか天才でも何でもねえよ
普通気付くでしょ?え、気付かないの?
あとさっきから思ってたけどそれ以上バシバシするの止めたげて掃除機が可哀そう

【ガビーン二度目】
【とりあえず掃除機に注意を引かせようとする】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:24:04.10 ID:b5ta19Qo
>>327

……ぷはっ!

【人が近づいてくることに、少女は気付くのが遅かった】
【ちょうど、水面に顔をつけ、顔を洗っていたからだ】

ふぅ……綺麗な水。これなら……。
……ッ!?

【急に声をかけられ、少女は慌てて立ち上がる】
【僅かに水を含んだ毛先が、その動作にあわせ、重たげに水をはね飛ばす】

【周囲をうかがうように、きょろきょろと見回して――】
【近づきすぎている人影に、もはや、隠れることは難しいと悟ったらしかった】

……こんばんは。
(……こういうときに限って……!)

【妙によそよそしい感じで、挨拶の言葉を口にした】

……こんな森の中で、人に会うとは思いませんでした。

【一通り周囲への観察は行っていたはずだが、それでも少女は妙にそわそわしている】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:25:23.12 ID:i2G0gCso
>>331
/確定描写気味ですよおにーさま

【少女の身体は、見た目相応に軽い】
【抵抗もなく、簡単に背負うことができるだろう】

────《 射出 》

【男の左足を狙って、背後の空間から緑色の水晶が撃ち出された】
【少女を背負ったということは、背後の空間はほぼゼロ距離に等しい────】

【黄色の水晶───少年の左前方、地面】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 22:25:38.98 ID:XKvNXOUo
>>328

………ぅ…?

【キーナが食事を始める様子を不思議そうに見つめて】
【きゅぅ、と小さくお腹が鳴った】

…………

【腹部を一度撫でた後】
【体勢を低くして、極力音を殺した駆け足】
【回りこむようなルートで、男性の背後に忍び寄ろうとする】


/ずっと貴方のターン!
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/08(水) 22:26:37.99 ID:ZIkpdhA0
【森 その拓けたところにて】

【灰色のズボン、漆のように黒いロングコートを着て、青色の頭髪】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

【切り株に座って、パチパチと音を立てている小さな火とその上にある鍋を静かに見つめている】

・・・栽培されてるのと天然は形が違うから区別が面倒なのもある
【その傍らに置かれてるのは大量のきのこ】
【鍋で煮ているのもきのこ】

【ご飯に受け皿も揃って、良い匂いを漂わせている】
・・・頂きます

【手をポン、と合わせてご挨拶】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 22:29:05.58 ID:dpTx0QDO
>>336
(…やれやれ、こうも簡単に引っ掛かるか)
【背後に回り込んだ少女に気付かず…気付かないふりをして】

…さーて、いっただっき……あー手が滑ったー
【棒読み】
【お握りをわざとらしく、背後に放り投げる】

「…食べ物は大事にしましょう」
【誰に注意している】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 22:29:04.86 ID:2j8zJC.o
>>329

あ〜〜〜痛ぇ痛ぇ!世界がまだぐるぐる回ってやがんの!
奇遇だねぇ!あたしもこんな綺麗にぶん投げられたのは生まれて初めての経験だっての!

【左手で頭を押さえて、天を軽く仰ぎながら一度身体をグラリと揺らす】
【受身も取らず思い切り、樹に頭をぶつけたのだから如何に強固な鬼といえど無傷で済む道理はない】

【痙攣する両脚を、地面に足裏を叩きつけることで無理やりに鎮め】
【頭から垂れ流される血液を美酒を口にするかのごとくもう一度……舌で舐めとると、幻舞の方に視線をやって】

――まっさかこんなモンでお陀仏しちゃいないだろうねぇ幻なんとか!
櫻の鬼の馬鹿力……まだまだ味見しかさせてもらっちゃいないよあたしゃ――!

                 <億百万鬼夜行・第五夜/午頭鬼>

【挑発の言葉をかき鳴らしながら、闘鬼は「得物」を再び幻舞に向けてそちらに歩き出す】
【だが其の武器は金棒ではなく――同程度のサイズの巨大な金槌へと姿を変えていた。】

【よく観察出来ていたら、変わる様も見えていただろう】
【金属がスライドするようにして動き、形態を変化させるその異様の術を――恐らく、此れが闘鬼の能力】
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 22:30:04.11 ID:COwg.MAO
>>332

ふむ…ではやるか

【再びニコリと笑い左手の瓢箪を腰元にぶら下げる】

「天下無双」を背負った時から既に我「死人」也
死人の覚悟を読めるかね?

【右手の剛槍を両手に持ち切っ先を女に向ける】
【女の放つ悪意が男に襲い掛かる…しかし、男は動かない】

儂は…ふむ、風林火山毘沙門斎とでも名乗ろうか
風林火山毘沙門斎が天下無双の剛槍、馳走致す!
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 22:31:14.41 ID:TfzRl2so
>>333

なんとなくです!

【ぐっとサムズアップして、ものすごくいい笑顔】
【「なんとなくじゃ、超いけないんです?」と呟いている辺り本気で「なんとなく」のようだ】

え、超お断りするです!
やだやだやだ、ちょ、やめてくださいよきゃー!

【明らかに自業自得なのではあるがそんな悲鳴をあげて腕をばたつかせる少女】
【だがその抵抗空しく、ぐぃと顔はゾンビの方を向き──】
【──「超ウルトラハイパー同情しています」】
【そう、目は語っていた】

へ? あ、言われるまで超気づきませんでした
超ごめんなさいです……

【ゾンビの目論見は成功したらしく】
【少女はどこかしょぼんとして掃除機の叩いていた箇所をなでなで】
【一応、掃除機に対する愛はあるのだろう】
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:34:57.31 ID:VH82Gqso
>>334

「…あん?」
…こ、こんばんわ…なんだな

【メイドの方は一見可愛らしい少女の姿こそしているが、極めて悪い風貌】
【後ろ頭の所を掻き毟ったり小指を耳のところに持っていこうとしても『あァ…できねェんじゃァねェか…』と、アンテナヘッドホン状の耳を叩いている】
【一方糸目の少年の方は顔が引きつっている】
【しまった、こんなところでこんな状況に出くわしてしまうとは、まずいことになってしまったんだな、と一応良識的なことを考えていた】

う、うん、そうですね…オイラ達も驚いてしまったんだな…
まさか人に会うとは…ね、ハハハ…

【気まずそうに頭をかきながら当たりさわり無い会話を投げかける】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:35:52.22 ID:uv0VHOwo
>>340

【一方こちらはピクリとも顔を動かさない】
【ゆら・・・と流れるように剣を振り払って】

奇遇です・・・ね・・・。
私はゼノ・・・「死」です・・・。

【ドン、と地面を蹴って、前に飛び出す】
【槍は、「中距離」を保ってこそ真価を発揮する】
【ならば役に立たない「近距離」による戦闘を強いる】

【懐に潜り込めたなら、アッパー気味に剣を振り上げるだろう】
【狙いは、当然胴】
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 22:35:52.63 ID:P.xTTWE0
>>335

がっ・・・!?

【自身には防ぐ術を持たず、直撃】
【直撃時のショックで少女を落としてしまう】

まさか・・・意識があるのか・・・・?

【やはり左足に直撃したようで、足を引きずりながら落ちているバッグから刀を取り出す】
【先程と同じく両手で構え、少女に少しずつ近づく】

やっぱ・・・初めに逃げりゃあ良かったのか・・・

【その場でしゃがみこみ、全方位に警戒を向ける】
【ほぼ無能力者に近いため、ゆがんだ空間などは黙認できない】
【震える両手に、再度力を入れる】

/おぅ・・・すみません
/背負おうとしたにすればよかった
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:36:03.12 ID:XKvNXOUo
>>338

【ふらふらと眺めていた食べ物が唐突に飛んできた!】
【超幸運!】

………わぅっ!

【上から放られたおにぎりを】
【右手で俊敏にキャッチ】

……♪

【満面の笑みで召し上がろうとしてます】
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:38:31.71 ID:i2G0gCso
>>344

【少女は動かないため、接近には成功するだろう】

─────《 爆破 》

【少年が食らった──刺さった?──緑色の水晶が爆発】
【規模、威力は爆発にしては低い方ではあるが────】

【───そして、少女はその両目を開いた】

【黄色の水晶───少年の右後方、地面】
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 22:39:28.09 ID:dpTx0QDO
>>345
まてぇい!!
食べる時はちゃんと“いただきます”を言いなさい!お母さんそこんところしっかりするわよ!!
【ガクン、と首をのけ反らせ、逆さまの頭で少女に顔を向ける】
【ちなみにお握りはシャケお握りです】

「…回りくどい上にそれでは怖がらせるだけであろう」
【竜が男の行動を見て、疲れたような表情をして】
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:40:10.56 ID:Ymewh2wo
>>339
……あ゛〜、腹が痛い
食当たりに比べりゃまだまだ生易しい部類だがねえ……

………どーらしょっ、と!

【背中で一度、腹で一度、バウンドしてうつ伏せに落ちて】
【それでも、喧嘩相手の声に反応し、直ぐに左手が地面を掴む】
【右手で地面を殴りつけ、その反動で体を浮かせ。斧の柄を拾い上げ、肩へと担ぎ直す】

【一回、二回、深呼吸を繰り返し。肺の空気を入れ替えて】
【「喧嘩祭りは此処からよ」、鎧に覆われた足で地面を踏みしめる】

そんなに味見したいってんなら、胃袋はち切れるまで食わせてやるさぁ!
後手に回るのは苦手、先手取らせて貰うよ!!

(金棒じゃ無く金槌………守りを捨てたねえ?)
(ああ、ああ、良い喧嘩だ。ならこっちも―――)

【歩きだす闘鬼に呼応して、左足を一歩】
【大斧を頭上に翳し、両手で柄を掴んで、風車の如く回転させて】

―――ちまちました芸なんざ捨ててやろうかいっ!!

【回転の勢いを殺さないまま、柄の端を掴む】
【回転の遠心力、踏み込みによる体重移動。鬼の剛力と大斧の重量、リーチ】
【それらを合わせて反時計回りに、自分を中心の円を描くようにして、大斧を闘鬼の胴体に振るう】
【「喧嘩」、然し殺さぬ様にとの加減は無い】
【この程度で死んでくれる相手では無い。一種奇妙な信頼とも言える感情を、刃に乗せた】
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:43:46.40 ID:b5ta19Qo
>>342

(どうしよう……あいつが出てきたら、また同じことになってしまう……)
……ええ、奇遇ですね。

【少女は、どう対応するべきか、正直迷っていた】
【とある理由から、一般的な女性らしい羞恥心――つまり、覗かれて困る!――というものはあまり持ち合わせていないが】
【かと言って、あまり月夜に人と会話していたい、というわけでもない】

(我ながら、ちょっと自分勝手な物言いだけど――危険に巻き込むよりは、いいよね?)

【こほん、と咳払いをして】

あの、今、私は身体を洗っていたところでしたので……。
特にこの場所にご用事があるのでなければ、ご遠慮して欲しいんですけど……。

【胴に巻いた白い布を、見せ付けるようにして、ギュッ、と巻きつけてみせる】
【なるほど、確かにその動作は、肌を見られて不快感をあらわす乙女のそれに見えなくもない】】
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 22:44:31.90 ID:fKhSvlo0
>>341
う‥‥

【少女の呟きに、そう声を漏らす】
【なんとなくじゃいけないわけではないからだ】

―――‥‥‥

【少女の眼を見た瞬間、少女の気持ちがひしひし伝わってくる】
【同情の眼差しの中、ゾンビは思った】

(―――‥‥俺は何をやっているんだ)

【ごもっともである】
【直ぐにその手は離されるだろう】

【なんか凄い、後悔した顔である】

(そういや、この掃除機はコイツが作り出したんだっけか?
 ならこの反応は自然‥‥なのかな、そもそもコイツが作ったと言う実感が湧かねえ‥‥)

‥‥そういや、名前聞いてなかったな、聞いたようなもんかもしんねーけど
俺は、黛 結城(まゆずみ ゆうき)、お前は?

【少女のその様子を見て、微笑し】
【何となく名前を聞いてみることとした】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:47:06.72 ID:XKvNXOUo
>>347

――――〜〜〜!?

【瞳孔がヒュッと縮まって】
【纏められた髪がビクーンッと逆立った】
【それはもう、吃驚したらしい】

………

【目を見開いたまま、蛇に睨まれた蛙さんのように硬直】
【その手の内からポロッと、齧りかけのおにぎりが零れ落ちる】
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 22:47:36.05 ID:P.xTTWE0
>>346

【足元に落ちていた水晶が爆発】

【偶然にも爆破時に水晶を見ていたことと】
【集中していたおかげで咄嗟の判断、少女の方向に跳んだ】

【爆風には巻き込まれず、ダメージを負うこともなかった】

起きたか・・・やっぱり意識があったみたいだな・・・

【刀を少女のほうに向ける】

【まだ幾分かの距離は在るものの、刀は十分少女に届き得る】
【尖った先端部を少女に向け、質問する】

動くな・・・この位置からなら逃げられねぇ・・・
何故いきなり襲ってきた・・・?
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 22:47:42.88 ID:COwg.MAO
>>343

ゼノか、いざ!

【ゼノが地面を蹴る。その音は尋常ならざる力を毘沙門斎に伝えた】

ぬぅん!

【槍の切っ先を手前に引きながら石突きを地面に突き込みゼノの前進を阻害する】
【槍とは中距離の武器である…故に対手を近付けぬ工夫があるのだ】

ぜりゃあ!

【毘沙門斎の動きは止まらない、石突きを地面に突き込んだ状態からゼノの顎目掛けて振り上げる】
【轟音を響かせながらゼノの顎に向かう石突き…それを追いかけるように石突きが突き込んだ地面の破片が複数飛んでいく】
【毘沙門斎の剛力があるから成立する喧嘩技であった】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 22:50:54.84 ID:dpTx0QDO
>>351
おっと危ない!
【スパン!と素早い動きで左手を差し出しお握りをキャッチ】
【そのせいで廃車の上に仰向けに寝転がり、少女を見上げる体制に】

どうした?食わないのか?
遠慮はいらん、俺が端正込めて握ったお握りだ、しょっぱいぞ
【左手にキャッチしたお握りを少女に差し出しながら】

「いや、まず体制を改めるべきであろう」
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:51:21.18 ID:5Np636SO
【街中】

あ―――痛い・・・
【怪我をしているのだろうか、所々が紅に染まる白のカッターシャツに青のネクタイをした少年が歩いている】
【その袖には校章が付いている事から】
【彼が学生であるのが分かる】
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 22:52:48.64 ID:TfzRl2so
>>350

んふー
そんなわけであなたは超グロカワ系ですね!

【にま、と笑って最早決定事項のように語る少女】
【何故か嬉しそうな雰囲気である】

【「もー、超何なんですかぁ」】
【お前が言うなとも思う台詞を呟きながら、手を離されてぷるぷると頭を振る少女】
【その際微妙に帽子の位置や髪が乱れたのに気づき】
【ちょっと慌てて、髪型や帽子を微調整】
【こういった辺りは「女の子」である】

あ、そういえばまだ超自己紹介してませんでしたね!
私は南雲 利織(なぐも かがり)っていいます!
所属は魔術協会の魔導具開発班です

黛さん、って名前ですか……なんだか変わった名前です

【そしてにま、と笑い自分の名前を相手へと告げた】
【驚くべき事に、少女は魔術協会所属、それも生徒ではなく研究員の一人らしい】
【ならば、掃除機を彼女が作ったと言うのも納得がいくというものである】
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:54:20.91 ID:i2G0gCso
>>352

(……────────。)

【まだ水晶は残っているが、良くて相討ち】
【そう考えた少女は、抵抗を止め】

…………実験だからにゃ。

【───語尾は気にしてはいけない】
【頭のネコミミはカチューシャだろとか、気になるかもしれないが】
【一応殺し合ってたんだし、うん、いや別に気にしてもいいのだけれど】

【感情のこもっていない冷たい声が、より一層語尾の不自然さを引き立てている】
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:54:56.40 ID:uv0VHOwo
>>353

【ガン】
【硬い音が響き、ゼノの体が浮き上がる】
【石突による顎狙い、見事に命中――否】
【それは命中していない。ぎりぎりで剣を戻し、顎にそえてその攻撃を防いだ】
【後方に向かって飛んで行くが・・・ダメージがあるようには見えない】
【石礫も数発かする程度】

・・・。
【そしてそのまま着地する】
【無言のまま、剣を横に構えると】
重い・・・ですね・・・・。
【一言呟き、低い姿勢のまま、再び毘沙門斎に向かって走り出す】
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 22:55:56.76 ID:VH82Gqso
>>349

…あ

【しまった、と思ってその後ろの湖を見る】
【綺麗だ、そういえばここの底には『あるのか?』…後で探ってみるか…などと考える】
【しかし相手の方は遠慮してほしそうなのを感じ取り】

し、失礼しましたなんだな、このあたりの人だったですかなんだな…?
ともあれいきなり入ってきてごめんなさいなんだな、お先どうぞなんだな…ほら兄貴行くぞ

【と、言って…金髪メイドを引っ張ろうとするが億劫な様子で動きながら】

「デイヴよう…お前仮にも悪の組織の副リーダーやってンじゃねェのかよ、律儀な野郎だな
テメエの用件なんざ知るかそんな布取っ払ってやらあバリバリィ!とかやってひん剥く位の悪事を働いてみたらどォなんだよ…そこそこイイ女じゃねェか」
うるさい、オイラの生き様に口を出すんじゃないよなんだな、とっとと変わってもらうの待つぞなんだな

【と、いいながら近くの草陰まで引っ張ろうとしててこずっている】
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 22:56:50.34 ID:2j8zJC.o
>>348

カ――――カッカッカァッ!!
来な、来な来な来な来な押して来なぁ!
世に名高き櫻の鬼の力ってのをよ、食い過ぎて忘れられねぇ位刻んでくれやぁッ!!

【回転動作を始め、攻撃の体勢に移る幻舞を心底愉快気に眺めながら】
【闘鬼は腰を捻りながら、両手で柄を握り金槌を思い切り振りかぶって――】

――鬼の喧嘩ってのはよぉ!いつだって小細工なしの一本勝負よ!
力と力、どっちが強ぇか確かめ合うってんだ!小手先の技なんざ端から入り込む余地もねぇってもんよ!

【――竜巻のような腰の捻りと、其の勢いを余す所無く乗せた裂帛の一撃を】
【幻舞の一撃に合わせるようにして横薙ぎに振るった――!】

【傍から見れば、背筋が凍るような破壊的な威力の応酬】
【一度巻き込まれればただの人間など薄い血袋に成り下がる事だろう】
【命を当然のように乗せた、異形が宴が、今確かにここに開かれていた】

が、アァ――ッッ!!

【如何に怪力といえど、拮抗する相手は回転動作まで加えている】
【腰の捻りと腕力だけで振るった金槌は力負けをし、ガギン!とけたたましい音を立てながら跳ね上げられ】

【闘鬼の足裏が地を摩りながら、その身体は1mほど後退する】
【腕の血管の幾つかが断裂し、皮膚を抜けて血が吹き出した――――】
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 23:01:45.86 ID:P.xTTWE0
>>357

実験か・・・なるほど、分からないな・・・ッ!分からないアルな。

【刀を納め、その場に座り込む】
【敵を前にして刀を納めるのはどうかと思うが】
【―――何故か語尾的な其れに親近感を覚えたようだった】

それで・・・何の実験アルか?ワタシにも教えて欲しいヨー
誰にも言いやしないシ、命を懸けたんだからネ

【バッグから傷薬を取り出し、背中と脚に塗りこむ】

【辛そうな顔を見せている、染みているようだ】
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:02:36.20 ID:XKvNXOUo
>>354

【視力が良ければ、虎柄の腰巻の奥に白い布地が見えたかもしれない】
【原住民―――?】

【硬直が解けた瞬間】
【パッと腰巻を抑え、首をぶんぶん横に振る】

…ぁの……がぅぅ………っ

【現在両手が塞がっている為、おにぎりは要らないらしい】
【セラフィルの言葉に、小さく頷いてみせる】

【若干涙目なのは、気のせい】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 23:03:18.26 ID:COwg.MAO
>>358

お主は軽いなぁゼノよ
まるで―――

【毘沙門斎はひゅん、と風を切り切っ先を空に向け】

―――綿毛のようぞぉぉぉぉぉぉ!!!

【…そしてそれをただ振り下ろした】
【槍とは「叩きつける」物也…毘沙門斎の剛力と巨体に合った剛槍は例え柄が当たったとしても対象を砕け千切るだろう】
【…しかし巨体と剛槍はその巨大さ故に隙も大きい】
【大振りな分、隙も大きくなっていくのが武器の定め…そして毘沙門斎が剛槍もその理からは逃れられないのだ】
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:05:10.17 ID:b5ta19Qo
>>359

いえ、こちらこそごめんなさい……。
すぐに、済ませるようにしますから。
(……お先どうぞ。ってことは、ここに用があるのかな。野宿の拠点は……別に探した方がいいかなぁ)

【内心、少々がっかりとしながらも、顔だけはにこやかに取り繕う】

……?

【が、侍女服の少女の言葉に、不審なものを感じたのだろう】
【それでも、普通の少女ならば、触らぬ神に、と見逃したであろう言葉だった】
【しかし……あいにくと、少女は不器用な性格をしていて】

……あまり、そういう他人をそそのかす様なことは、口にされない方がよろしいかと。
ましてや、当人を前にして。

【はっきりとした不快感をあらわにして、そう告げた】
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 23:06:22.53 ID:fKhSvlo0
>>356
確定事項ッすか、確定事項なんスか
‥‥まぁ、いい‥‥のか?これでいいのか俺

【何かが腑に落ちないようである、何かが】

お前‥‥

【何か言いかけたが止めて、少女の微調整の様子を見る】
【その何か代わりに「細かいなーお前」とか呟いた】

利織、覚えた覚えた
そうか?別にそぉーでもないだろー?

(魔術協会‥‥魔道具開発‥‥ああ、成程‥‥
 それで作ったわけね、掃除機)

【にしても、何で掃除機なんだろうと思ったが、敢えて口にはしなかった】
【相手の名前を復唱して】

―――さて、名前も聞いたし、そろそろ行きますかぁ?
結構いい時間だしよ

【と、空を見てそう言う】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 23:07:43.73 ID:i2G0gCso
>>361

……実験は実験にゃん。
具体的に言えば……人を殺す実験だにゃ。

【説明し終えると、少女は立ち上がり】
【不安なのか能力を解除しないまま、背を向けた】
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 23:08:18.59 ID:dpTx0QDO
>>362
おぉ、ぜっけ………い…?
【何かが見えたのか、一瞬目を光らせたが】
…なん…だと…?
【何かイメージと違ったのか、愕然とした様子】

…なんだ、いらないのか
【上体を起こし、尻を支点にくるりと回転、少女に体を向けて胡座をかき】

こんなに美味しいのにな、俺印のお握り
【もぐもぐとお握りを食べ始める】
【ちなみに膝の中の包みにはもう一つ、お握りが残っている】

「…所で、御主は何者だ?」
「…というか、言葉は通じるのか?」
【男の隣に留まり、少女に顔を向けて】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:08:30.03 ID:Ymewh2wo
>>360
【腹に、腕に、膝に。蓄積したダメージを増す様に】
【人外の扱う凶器二つは、過剰なまでの衝撃を伝えて来る】
【左手が、衝撃に痺れて握力を失い、斧の柄から離れて】

かぁ…………は、はははは………

……なんてえ良い日だろうね、今日はさあ

【両目を覆う様に、顔へと当てられた】

………あんた、何年生きた?その中で、どれだけ喧嘩を楽しんで来たよ?
あたしはねえ、何百何千と喧嘩を重ねて来たさ
目にもとまらない速さだの、針の穴を通す精確さだの、そんな連中と

だがねえ―――

【渾身の一撃、これまで何度放っただろう】
【対峙した相手を只の肉塊へと変える一撃を、幾度放っただろう】
【だが、それらは】
【或いは受け流され、或いは避けられ。一度として、当てた事は無い】
【受け止めた事だけでは無い。受け止めようとした=z

―――こんな楽しいのは初めてだ……!!

【腹の其処から笑って、心の底から歓喜に泣いて】
【大斧を背後に投げ捨て、右手を握りしめる】
【隆起した筋肉が籠手を粉砕し、骨が筋肉に耐えきれずに悲鳴を上げて】
【岩石にも勝る鬼の拳が、腰に据えられた】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 23:11:37.34 ID:0TLNqsko
【路地裏】

Get down on──your knees──Get a good head on your shoulders
If it's for──your guys──Go to the end of the earth

【路地裏の壁に背凭れながら、歌を口ずさんでいる男がいる】
【上下共に黒い服を着た、少年にも青年にも見える男だ】
【その左手には、納刀状態の大きな刀が握られている】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 23:13:28.36 ID:P.xTTWE0
>>366

どこに行くアルか?人を殺すなとは言わないケド、まだ聞きたいことがあるネ
ワタシにぶつけた能力は何アルか?何か変な状態異常とかついてル?

【自身の傷に包帯を巻きつけ、少女に少し近づく】

【相手から敵意は感じるものの、この場で即殺害する気は無さそうだったと思う】
【そのためか、バッグからもう一つ傷薬を取り出し】

コレあげるネ、使うといいヨー

【即効性の傷薬を渡そうとした】 
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:14:37.06 ID:uv0VHOwo
>>363

・・・!
【ヒュン、風を切る音、しかし向かってこない切っ先】
【音とは、時として目よりも正確な探知機となる】

【まさに直感としか言いようのない気配に、ぎりぎり、足を止める】
【槍の、射程外だ】
・・・ッ!
【おそらく、やりは地面を砕くだろう、そのときの礫が襲い来るかも知れないが・・・】
【たとえそうだとしても、気に留めず跳ねて】

【槍の切っ先に、飛び乗った】
【そしてさらに飛び跳ねて――】

軽いのは・・・自覚して・・・いますよ・・・。
【そのまま、剣を「突き出す」だろう】
【急所へ向けての、右目狙いの突だ】
【だが、そこは空中の定め。ゼノに、翼などない】
【そこを攻撃されれば――おそらく、ひとたまりもない】
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 23:15:07.50 ID:TfzRl2so
>>365

超いいんじゃないです?
だって可愛いんですよ? 超いいじゃないですか!

【にぱっ、と嬉しそうに笑う少女・利織】
【どうやら利織にとって可愛い=正義らしかった】

【「手先の細かさが取柄ですから!」】
【相手の呟きに、利織はまた悪戯っぽい笑みを浮かべてそう答えるも】
【多分きっと、そういうことではないだろう】

んー、超珍しいと思いますけど、ねぇ。
黛、ですか──語源は眉墨かなにか、なのかなぁ?

【そして、ぽつりとそんなことを呟いた】
【魔術だけでなく、言葉の意味などにも興味があるのだろうか──?】

まぁ兎も角、よろしくですよ!
暇があれば魔術協会にいらしてくださいね!
解剖は多分されないでしょうけど、もしかしたら宝玉について詳しい事が分かるかもしれませんし

【なんて、さりげなく魔術協会の宣伝をしてから傍らの掃除機にぴょんと飛び乗り】
【そのような術式でも込められているのだろうか、利織が乗ると掃除機はふわりと宙に浮いた】

じゃあ黛ゾンビさん、縁があえばまた超会いましょう!

【最後の最後】
【ゾンビ──結城に変なあだ名をつけ】
【にま、と。悪戯な笑みを彼に向けてから】
【利織はそのまま、掃除機に乗って何処かへと飛んでいくのであった】

/お疲れ様でしたー!
/途中で中断してしまって、申し訳ありませんでした。。
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 23:15:14.19 ID:P.xTTWE0
>>366

どこに行くアルか?人を殺すなとは言わないケド、まだ聞きたいことがあるネ
ワタシにぶつけた能力は何アルか?何か変な状態異常とかついてル?

【自身の傷に包帯を巻きつけ、少女に少し近づく】

【相手から敵意は感じるものの、この場で即殺害する気は無さそうだったと思う】
【そのためか、バッグからもう一つ傷薬を取り出し】

コレあげるネ、使うといいヨー

【即効性の傷薬を渡そうとした】 
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:17:57.96 ID:VH82Gqso
>>364

いやいや…急かしちゃったのはオイラなんだな
オイラも用件が終わったらすぐ帰るから心配しないでほしいな・・・えっと、何ていったっけ

【そして、こちらの言葉に反応してきた少女に対し、人差し指を少女に向けて】

「うっせぇな、指図される言われはねェっての…こいつが普段うだつのあがらない生き方してっから
たまにはガツン!と言ってやらねェと直りゃしないか、と思ったんだから仕方ねェ弟だぜ」
ハイハイ、ケンカ売るんじゃあないんだな

【引きずられながら金髪メイドはべーっ、と舌を出している】
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 23:20:32.09 ID:i2G0gCso
>>370

……帰るにゃ。
特に無い……ただの攻撃にゃん。

【左手で、傷薬を受け取りはするものの】

(…………毒の可能性が、ある。)
(だけど、この場で捨てるのは失礼……。)

【素直に恩を受け取れる性格では無いようで】

……───貴方の名前は、何だにゃん?
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:20:41.49 ID:XKvNXOUo
>>367

……わぅぅ…っ

【少女も人並みに羞恥するようで】
【ひらひらの裾を、ぎゅっと押さえたまま】
【赤くなった顔を隠すように俯いていた】

【ちら、と】
【物欲しそうにお握りを見つめた後】
【質問してきたセラフィルに向き直って】

………そ、その……っ

…ぇぇっと…、……ぐるぅぅっ

【唐突に、白い竜を右手で掴もうとする】
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:23:58.51 ID:o4SOQ2SO
【路地裏】
【袋小路の塀の上、ぽつりと、独り】

――――昔は出来た事が、今は出来ない、か。焦れるな、どうも……。
偉そうな事を云った手前、無茶やらかす訳にも往かないし――どうしよっかな、ホント。

【区切られた空から差し込む淡い光に、滲むようにして、その輪郭を露にした者が有った】
【装いは総じて暗色に統一され、臙脂のジャケットは月下に於いては一際映えるだろうか。反して醸す気配は希釈された風に薄く】
【中性めいた白皙の影は、どこか生気を欠き――此岸の物では無いような、と言えば有り体だが――この物騒な場所に在って、尚も異彩を放つ】

【腰には刀と短刀が一振りずつ、外套の背には左右対称に、スローイング・ダガーが二対】
【高い塀に腰掛けたまま、所在無げにぱたぱたと揺れる脚の傍らには冷たい光輝。大振りの短刀、其の柄はごく自然に左の掌に収まっていて】
【右の掌は、ふわりと頬を撫でる夜風に、思い出したように濃藍の髪を掻き上げる。表情は、酷く物憂げだった】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 23:25:35.05 ID:dpTx0QDO
>>376
「うぬぉっ!!?な、何をする!?離せ!?」
【少女に急に捕まり、小さな体をじたばた】

おー、やはり野性児はお握りなんかより肉の方が好きか
…じゃあなセラフィル、お前の事は忘れないよ
【お握りを食べながらその様子を眺め、呑気に一言】

「馬鹿者!!私なんか喰っても美味くないぞ!!こら!!離せ!止めろ!!」
【じたばたじたばた】
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 23:26:16.79 ID:fKhSvlo0
>>372
‥‥ああ、うん、もういいわ
凄いもうどうでもいいや、キモいよりマシだからいいや

【何かを今諦めました】

そういうことじゃないと思うんだ
まあ空飛ぶ掃除機を作る技術は認めるが

【やれやれ、と苦笑してそう返し】

意識した事ねえんだけどなぁ、名前とか
ま、お前が好奇心旺盛なのかね

【呟く少女に、そう言葉を紡いで】
【「眉墨は何か嫌だなぁ」とか思う】

‥‥ん、おう、分かったぜ、魔術協会な
解剖なんざされてたまるかっての

またな、かが‥‥オイ、変なあだ名つけんなオイ
ったく‥‥飴玉ありがとなー

【掃除機に乗って、どんどん小さく遠くなって行く彼女に】
【とりあえず、あだ名へのツッコミと飴玉のお礼をして、その場を立ち去ったのだった】

/乙でしたー!
/その分長く絡めたから楽しかったっすよー!
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 23:26:22.75 ID:COwg.MAO
>>371

…!?

【手応え…無し】
【瞬間、毘沙門斎の獣じみた本能が叫ぶ!】
【―――「死が来るぞ」】

ぬぅぅぅぅう!!!

【瞬時に顔をひねって回避にかかる…しかしそれでもゼノは速く―――疾かった】
【血の華が咲く…毘沙門斎のこめかみに】
【こめかみから溢れる血流が右目を汚す…だが毘沙門斎は血など気にせず槍から右手を離した】
【至近距離…対象は空中…ならば槍は必要無し】
【豪、と音を立てて振るわれたのは鉄槌のように巨大な拳である】
【剛槍を振るう毘沙門斎の剛拳は単純に強力だ…が】

…ちぃっ!

【鋭い舌打ち】
【右の鉄槌は空中のゼノに当たらずゼノの右側の空気を打ち砕いた】
【右目に入った血によって距離感が掴めなかったのだ】
【この一合…ゼノの勝利であった】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:26:24.62 ID:b5ta19Qo
>>374

……私の名前はクルスと言います。以後、お見知りおきを。
では、少しだけ、お時間いただきますね。
(用事があるだけなのか……野宿できるかな?)

【そう言って、二人に背を向けると、布を取り払い、ゆっくりと泉に身体を沈めていく】
【その背中に、無遠慮で乱暴な声が掛かるが――少年がとりなしている声を聞き】

(……ここで俺が買い言葉しちゃったら、申し訳ないもんね)

【苛立ちが膨れてくるのを、努めて無視し、白い裸体を、水中にゆっくりともぐらせていく】
【もし、背中を向けていなかったら――少女の挑発に、乗ってしまっていたかも、しれない】
【そういった意味では、僥倖だったのかもしれない】

【ざぶん、と。少女の頭までが、完全に水に浸かる】
【見えるのは、海草の様に水面に広がる、柔らかの金の髪だけ】
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 23:26:57.90 ID:2j8zJC.o
>>368

げ、ぐ……ぁ、はぁ……はぁ……――そいつぁまたえらく気の遠くなる話だことで。
あたしが雷様の雲の下、生まれ落ちて百と四拾参年
やった喧嘩なんざ、日常茶飯事過ぎて数えてられねぇわなぁ……へ、へへへ……

【激痛と痺れ、そして全身の筋肉を襲う確かなダメージ】
【しかし――笑みは一層深く、締りのない笑い声まで口の端から漏らしている】

――……ああ、ああ、そいつぁ光栄の極みってもんだねぇ……!
喧嘩相手に楽しい楽しいっつって貰えんのは一番嬉しいもんさ……!

【闘鬼の腕から、金槌が消える】
【粒子状に分解された武具は溶けるようにして風に乗り、最初から無かったかのように。】

【そして、代わりに握り締めるは己と生涯付き合うであろう二振りの拳骨】
【最早武具すらも無粋――力比べの粋とはやはり、自慢の身体のぶつけ合いに終始する】

【岩盤の如き身体がより一層膨張したように見え、血管が罅のように表皮に浮かんでいき】
【拳を握りしめたまま、構えもせずに闘鬼は――――】

――だからよぉ、その気持ちにゃしっかりきっぱり応えてやんのが粋ってもんだなぁ!
さあさあ、此処からは泥臭く生臭く――足腰立たなくなってぶっ倒れるまで存分にぶつかり合おうやなぁ!

【――ただ愚直に拳を振りかぶりながら、両の脚で全力疾走し】
【何も考えず、技術も理性もない本能のままに――幻舞の顔面めがけ右拳を叩きつけんとするだろう】
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 23:29:04.23 ID:P.xTTWE0
>>375

私の名前はほいころネ、変な名前でショ貴方の名前は?

【偽名、では無いらしい】

つまり貴方の能力は『さまざまな水晶を飛ばす能力』アルね。
ちょっとだけ頭に質問するヨ?

【その瞬間、右手を少女のほうに向けて『差し出した』】
【右手からは何も出てこなかったものの、ごくわずかに小さな音が周囲を木霊した】

【もし貴方が普通の脳なのならば声が聞こえるだろう】
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 23:32:56.98 ID:i2G0gCso
>>383

ほいころ……覚えたにゃん。
……「Type - C」、チェルシー……しぃちゃんやしぃでも可だにゃ。

【名前や愛称がたくさん】
【どれも厳密には本名とは言えないものなのだが】

…………………?

【普通の脳が、"人の脳"を定義するのなら聞こえないし】
【生物の脳を定義するのであれば、普通に聞こえるだろう】

【───どちらであっても、その場から歩き去っていこうとするのだが】
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:35:56.79 ID:XKvNXOUo
>>378

…ちっ、違います……!

にゃ、ナマでは食べません…っ

【どもりながらも、人語を喋り始めた少女】
【生物に触れた事がスイッチになったのか】
【がぅぅ、や、わぅぅ、とは言わなくなった】

えと、野生児でもなくて……
…なんというか……その……アレです……!
…プリムって言います!

お、お、お、お兄さん方は…

【相変らず要領を得ないことは変わらず】
【職業を教えようとして名乗ってしまう】

【ぬいぐるみに縋るように、セラフィルを抱きしめようとする】
【必死すぎるのか、その力は結構強い】
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:37:32.21 ID:uv0VHOwo
>>380

【突き出した腕と剣、すぐには動きは聞かない】
【そこへ繰り出された鉄拳、アバラの3本は必死か、鉄建に備えて力を抜く】
【しかし鉄拳は――すぐ脇を通り抜ける】

・・・。
【とるべき行動は、退避。まずそれを判断】
【突き出された拳を蹴って、後ろに飛び退こうとする】
【成功すれば、降り立ったその場で、姿勢を低くしたまま、軽く構えるだろう】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:41:49.94 ID:VH82Gqso
>>381

…ドブロクと…こっちはこんなナリだが兄のマックなんだな
『この服は趣味ではなくなぜか身体から外れねえだけだ、だれだこんな細工を施したのは…!ウザってェ!』

【イライラしながらマックと呼ばれた兄…少女にしか見えないが男ならこの不釣り合いなほどの声も頷けるか?】

…さて、これからどうする?オイラサブマリン装備はしてきたがしばらくここで待てるか?
『引き上げが必要な時はすぐに言え、それで、今回の狙いはなんだ?』
今回もレアメタルなんだな…この辺りにはマリンメタルとかあるかもなんだな

【とか、話し合っている】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 23:43:07.71 ID:dpTx0QDO
>>385
なんだ、普通に話せるのか……普通に話すのかぁ…
【何が不満なんだ】

プリムちゃんか、可愛い名前だな
俺はキーナ、学者の皮を被った魔法少女だ
そしてお前が今抱きしめてるのが…
【お握りを食べ終え、指に着いた米粒を食べながら】
【魔法…少女…?】

「生じゃなければ喰うのか!?私をぬいぐるみのように抱くな!」
【じたばたうにうに】

…相棒のセラフィル、少し変わった奴だがいい奴だ、よろしくな
「それは御主だろうが!私の台詞を取るな!」
そんなことよりお握り食べるか?腹減ってるだろ?
【お握りが乗った包みをプリムの前に置いて】
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:44:05.79 ID:Ymewh2wo
>>382
鬼ってのは、強く「生まれちまってる」んだ
必死こいて自分を磨かなくても、生来の馬鹿力が有る
無い知恵絞って策を練るより、突っ込んだ方が速い
そうやって、生きて来た。そうやって勝って来たんだ

………本当は、あたしだってさ
こうやって、誰かと本気でやり合いたかったんだ
身につけた技も使って、能力も使って。余す所なんざ無くねえ

【足から地面へと流れる魔翌力。幻舞の足元が、小さく爆ぜる】
【両足の踵の後ろに、地面が隆起。決して後退出来ない様に、身体を固定する】
【腰を落とし、左足を前方に。右足は後方に伸ばして突っ張って、隆起した岩に足の裏を付ける】

火車の野郎でも駄目だった。吸血鬼のガキでも駄目だった
龍人も、あたしの渾身を受けようとはしてくれなかった

哭いてるよ、嬉しい嬉しいって
誰かを本気でぶん殴れるのが嬉しいって

【顔を覆った左手で、嬉し涙を拭い去って】
【腰に引き戻すと同時、右足で岩を蹴って体を前方に射出する】


                ≪鬼哭≫


【左手を引きつけた事に拠る上体の回転と、右足での全身の加速】
【更には、突き出す拳に極限までの捻りを加えて、拳先の速度を限界にまで】
【腰から顎へ、最短距離を走る、鬼の正拳】

【ブツン、腱の切れる音がして】


【闘鬼の拳が顔面に突き刺さり】
【幻舞は、車輪の様に回転して、地面へと叩きつけられた】
【背から叩きつけられて、身体が跳ね上がり、そのまま落ちて】
【夜空を仰いで大の字に。星は、見えて居るのだろうか】
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 23:46:06.15 ID:P.xTTWE0
>>384

≪我は強欲足る者、世界において邪耗な存在≫
≪余は其の宝技を欲する、承らんとするなら≫
≪祖は貴殿に感謝し得る≫

【直訳すると『貴方の能力を少しだけ教えてもらえます』ということ】

【聞こえているかどうかは不明だが】

チェルシーね、覚えたヨー、
ワタシ覚えたことは忘れないネ

【両手を両手の袖に入れて頭をゆっくり下げる】
【彼なりの感謝方法らしい】

【此方も聞こえているかどうかは不明だが】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 23:46:22.64 ID:COwg.MAO
>>386

ぬう…この喧嘩…

【拳を蹴られ距離を取られてしまう】
【しかし毘沙門斎はそれを追わず左肩に槍を担ぎ上げ】

―――儂の敗けだな

【血に濡れた顔でニコリと妙に男臭く微笑んだ】

儂にはもはやお主を討つ技は無い
誠に見事であった、ゼノよ!
わぁっはっはっはっはっは!!!

【声を上げて子供のような大笑いである】
【そこに嘲りは一辺も無い、変わり者の大笑いであった】
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 23:47:54.35 ID:UyfmpUSO
【森】

(さて…依頼の報酬で色々手に入れましたが少しゼノアの為に商品でも作りますが後なにか取りにいきましょうかね?)
【茶髪のフワフワヘアーで、紅と蒼のオッドアイに、ローブを着てリュックを背負い、腰に怪しげな模様のある剣を装備した少女が】

【きりかぶに越しかけながらボーッとしている】
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:50:25.59 ID:b5ta19Qo
>>387

(あの女の人……どう見ても男の人には見えないよなぁ)
(ほんと、変わった世界だ……)

【しばらく少女は、そんな益体もないことを考えつつ】
【水中を泳ぐようにして、身体を清めていた】

……もういいかな。

【けれど、数分もしないうちに水中から這い上がり、首の後ろに手を回し、髪をパタパタと振りながら】
【まるで濡れた犬のように、身体をぶるぶると震わせる】

うーっ、タオルが無いって不便だなぁ。

【そんな事を言いながらも、近くに男性がいることを思い出して】
【まだ水気の残る肌に、先ほどまで身に着けていた、白い布を、同じように巻きつける】

よし。こんなものかな。
お待たせしましたー。 もう良いですよー。

【そう呼びかけた】
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 23:50:35.37 ID:i2G0gCso
>>390

(……………OK。)

【───どうやら、聞こえていたようで】

【少女の能力はそれなりに複雑なのだが──】
【大雑把に言えば、"水晶操作能力"で間違ってはいない】

【───そして、そのまま歩き去っていった】

/お疲れ様でしたー
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 23:50:53.88 ID:P.xTTWE0
>>390
/もらいますです、誤字すみません
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:51:22.14 ID:uv0VHOwo
>>391

そうです・・・か・・・。
【彼の笑いを聞き、構えを解いた】

(全力で・・・やる・・・それが彼に・・・取って大事なことだった・・・ようですが・・・)
まあ・・・いいでしょう・・・。
【呟いた途端、黒い剣がドロリ、と解けて、地面に染み込むように消える】
【すると、彼女を覆っていた悪意が、綺麗さっぱり、消え去った】

貴方は・・・どうします・・・?
【左手の本を持ち直しながら】
【最後に聞いた】
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 23:54:23.04 ID:P.xTTWE0
>>394

≪其の心、感謝する≫

【そういって声の持ち主は消滅した】

―――あれ・・・聞こえて無いみたいあるネ・・・
むぅー・・・酷いアル

【此方も少女に手を振るものの】
【少女はすでにこちらを見ては居なかった】

/お疲れ様でした
/ミス多かったし、返信遅かったしw
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/08(水) 23:56:24.43 ID:COwg.MAO
>>396

うむ…ひとまずお主に貰った傷から流れる血を止めねばなるまいな
傷は男の勲章ではあるが…さすがに血みどろでは良い男も台無しだ

【腰元の瓢箪を取り中身を煽る】

…くぅ〜…喧嘩の後の酒は沁みるのお
お主も飲め!な?

【ニコニコと嬉しそうに笑いながら瓢箪をゼノに向かって放り投げる】
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/08(水) 23:57:03.81 ID:XKvNXOUo
>>388

…ぁ……え………ご、ごめんなさい…っ
……人とお話しすると…その、あがってしまうので……、誤魔化してました…
誰かに触れてないと……私……

【シュン、と】
【一回り小さくなる位の勢いで、申し訳無さそうに話す】

キーナ……で、
……しょ、少女さん…?
………えと、えと……失礼ですが…男性の方…あ、いえ…!
すみません、そうとは知らず…

【うじうじうじ】
【なにやら勘違いをしている模様】
【視線が宙を泳ぎまくり、セラフィルの言葉はガン無視】
【強く抱き寄せていて、放そうとしない】

……は、はい……い、いただきます…

【左手を伸ばして、お握りを取ろうとする】
【脱出するなら今かもしれない】
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/08(水) 23:58:51.38 ID:2j8zJC.o
>>389

――――――――――――!!!

【其れは、言葉で表すことの出来ない獣の咆哮だった】
【互いの拳が突き刺さったタイミングは同時。どちらが劣るでも、どちらが勝るでもなく】
【計ったように――否、本能が計らったのだろう。二人の全力を、一片の欠けも無く伝え合おうと】

【ゴキゴキと骨の粉砕される鈍い音がした】
【顎が砕かれ、歯の何本かが粉砕され吐血と共に吹き飛ばされる】
【巨大にして重戦車の如き闘鬼の身体はプラスチックのように浮かび――どしゃ……と言葉に違わぬ泥臭い音と共に仰向けに地に伏せた】

【勝負は一撃。元より直撃したならば一撃にて決着はつくのだ】
【人外のタフネスと、凄まじい生命力を誇る鬼は――】

げ、お……っ!
が……ぁ……ぁ……はっ……はっ――――

【――幻舞の拳骨によって、立ち上がることすら出来ず。荒く息を吐き出しながらただただ……空を眺めていた】
【顎が粉砕骨折し、頭蓋骨の複数箇所に亀裂が走り】
【喋ることも出来ず、脳を強く揺らされた影響で意識は朦朧としている】

――は……は――カ……カカカカカ――――

【だが、笑っていた。心の底から歓喜に震えていた】
【そうだ。と水底のように揺れる意識の中で闘鬼は思う。――あたしも、こんな全力の喧嘩は初めてだと】

【其れに気づいたならば、笑わずには居られないだろう】
【身体は既に立ち上がることすら出来ないというのに――心はこんなにも火が灯り、今にも踊りだしそうなのだから】

【勝敗すらもどうでもいい。……今はただ、この空気の中に出来る限り長く居て、余韻に浸っていたいのだと。】
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:01:46.16 ID:urutbBQo
>>393

…ん?ああ…もういいのかな?なんだな
【そう告げるドブロクが奥から白ベースに銀メッキを付けたバイクを奥から持ち出しながら…奥には何か探査させる機械を持ってくる】
【そして…クルスの水気の残る肌を見て、おいおいとトランクを開けながら】

ほらほら、全然拭けてないんだな、こっちおいで
拭いてやるんだな…身体は自分で拭いてね

【と、いいながら頭にバスタオルをかぶせて拭いてやろうとする…世話焼きな人間なのだろうか】

『…ッたく…またかあのバカは』

【ぶつぶついいながらバイクから機械を出してセッティングするマックをしり目に、頭を拭こうとしてくるだろう】
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:02:20.23 ID:AvIpq0so
>>398

・・・そうです・・・ね・・・頭部の出血・・・は恐ろしいです・・・から・・・。
【自分がやったくせに】

え・・・。
【と、そこへ飛んできた瓢箪】
【とりあえず、両手で受け止めたが】

私・・・お酒は飲めない・・・のですが・・・。
【眉を八の字にして言う】
【年齢云々ではなく、単純に下戸のようだ】
【手持ち無沙汰に、瓢箪もっておろおろ】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 00:04:04.31 ID:O.kPwoDO
>>399
(…ふむ)
【眼鏡キラーン】
あぁいや、別に気にする事はない
(それはそれで何かいいし)

あぁ、俺は男だぞ?見ての通り
魔法少女に大切なのは心、強い心さえあれば性別なんて関係無いのさ
【懐からカロリー…固形型栄養補助食品を取り出して】
【どういう理論だ】

…セラフィル
(暫く抱かれてて、その状況萌えるから)
「(私に人権は無いのか!?)」
(一回だけ言う事聞くから、はい交渉成立)
「(私に決定権も無いのか!!?)」
【アイコンタクト、ていうかテレパシーの域】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 00:07:14.85 ID:1WoWAkAO
>>402

なんだ、飲めんのか?
かぁー!人生損しとるのおゼノよ

【悲しそうに頭を横に振りながらゼノに向かって歩いていく】

まぁ、良い
飲めぬ者に無理に勧めるのも悪いしのう

【ひょいと瓢箪をゼノから取り上げ腰元にぶら下げる】

では、またなゼノ!
次に出会う時はもっと良い女になっておれよ?

【ぽんぽん、とその巨大さからは想像もつかぬ優しさでゼノの頭を右手で叩き背を向けて歩き出した】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:10:16.79 ID:l7nNtLMo
>>401

はい、すいません、お待たせしました。
……それは?

【髪から水が滴るのは、気にしていない】
【それよりも、二人が持ち出した物々しい機械類が気になったようだった】
【バイクの方に近づこうとして】

わぷっ!

【ドブロクと名乗った少年に、バスタオルをかぶせられた】
【とっさに振りほどこうとしたのか、頭の上で動く両手に、少女は手を伸ばしかけて――やめる】

……ありがとう、ございます。

【少年の為すがまま、わしわしと頭を拭かれながら、バスタオルの下から、礼を言った】
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:10:19.66 ID:NuNLCDAo
>>400
(……………暗いな)
(いや、そうでも無いか。点々が光ってらぁ)

(………ん、点々?不自然だな)
(ああ、星か。人間の街じゃあ中々拝めないんだがねえ)
(で、なんであたしの目の前に星が有るのか―――)

―――なんだ、倒れてら

【意識が戻るまでに数十秒、状況を把握するまでに数十秒】
【口内に溜まった血を噴水の様に吐き出して、己の顔に赤い雨を降らせ】
【それからぽつり、分かり切った事を口にした】

【痛い、疲れた。そんな感覚すら、遮断されている】
【「明日はヤバそうだ」、「医者は好きじゃない」、ずれた考えばかり頭に浮かんで】

……………起きてるかい?

【思考が纏まるより先、本能が口を動かした】
【この喧嘩の相手はどうなったのか。起きているのか、寝ているのか】

【顔の血を拭いたい。右手が上がらない。腕の腱が切れている】
【左手で顔を覆ったその様は、哭いたその時と良く似て居て】

………ふふっ、ふ、ふふ…………
ハッハッハッハッハッハ………アハハハハハ―――

―――嗚呼、楽しかった

【血が止まらない頬の裏側。赤を巻き上げ続けながら】
【地鳴りとも錯覚する程の大声、村中に笑いを響かせた】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 00:12:12.16 ID:9qcOj920
【路地裏に沁み込む、不快な水音、ぶちゅり】
【そして暗闇に響く、高らかで下品でサイッテーな笑い声】

―――デュフフフフ!!オレの名前はミスター・ポンパーノ!
ここ最近、カッパやチュパカブラとおんなじくらいの頻度で目撃されてる謎のUMAさ☆ 好物は人肉!!

【その声の主は、異常に筋肉質―――例えるならボディビルのチャンピオンの様な肉体を持つが、肌は不健康にくすんだ青】
【下半身は極彩色のトランクス一枚で、爪が人間の常を超えて鋭く、自慢の筋肉が絡み付く骨格も異様に太い】
【腹部を見ると、チャンピオンベルトを想わせる物体が装着されているが、実のところ何の意味も無い】

【だが、一番に目を引くのは―――奴の頭が、一尾の“アジ”そのものの形をしているコト、だろうか】
【どうやって喋っているの? 何で3人ぐらいの成人と思しき死体をガシガシ踏んでるの? ……それすら、如何でも良くなる様な】

【然して、流れ出る濃厚で生新しい血や汗の、この世のモノとは中々思えない薫りは本物…性質の良い生物では、間違いなく無い】

……で、ここドコ?
ついさっきまで森の中に居たのに、何で街中なんだよォォォォォッ!! シィット!ファック!

【……どうやら、異世界の出身らしい】
【ストレス解消に殺害するもよし、談笑するもよし、持ち帰るもよし、但しコイツはメタな発現をすれば“使い捨て”なのだが…】
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:12:17.82 ID:AvIpq0so
>>404

はい・・・残念ながら・・・。
【ちょっと悲しそうに言って】
【瓢箪を取り上げられる】

いい女・・・ですか・・・。
【叩かれた頭を、片手で軽くさすりながら】
再び会えれば・・・ですね・・・。
【薄い微笑を浮かべ、背を向けて立ち去っていった】

【夜は、まだ長い】

/お疲れ様でしたー!
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 00:14:58.24 ID:1WoWAkAO
>>408

会うさ、必ず会う
何故ならば我々は―――生きているからだ!
わぁっはっはっはっはっは!!!

【大笑いを響かせながら喧嘩好きは歩いていった】

/お疲れ様でした!
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 00:17:49.60 ID:UM/UDsSO
>>407
……鯵が…いると…聞いて…刺身に…しに…きました…
【血のように真紅に輝く瞳に、闇夜に輝く月の如き長い金髪に、青いハートの髪飾りを左側につけ、首に4つのホイッスルと黒曜石のペンダントをかけ、両腕に宝石が埋め込まれたブレスレットをして、右足に宝石が埋め込まれた足輪をした少女が】

【包丁と醤油を持ちながらやってくる】

【………食べる気だ!!!!】
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 00:17:54.80 ID:U3gv2/wo
【路地裏】

You──made a mess──For Christ sake, this rotten world
Shit out──luck──Go with my vision

【路地裏の壁に背凭れながら、歌を口ずさんでいる人物がいる】
【その人物は上下共に黒い服を着ていて、少年にも青年にも見える顔つきだ】
【左手には、納刀状態の大きな刀が握られていた】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 00:19:32.80 ID:BYtZ9z2o
【森】

ハァ…ハァ………ふぅ

【人気の無い森の中、独りの女性が息を切らしながら獣道を歩いている】
【女性の格好は赤みがかかった黒のコートにズボン、と森の中を歩くには似つかわしくない格好だ】

ハァ……ハァ………やはり適当に歩くのは不味かったか
ああ、臭い

【右手で脱色した白けた金髪をかき上げ、愚痴を漏らす】
【彼女が口にした臭いは言うまでも無く自身の臭い――――性格には自分に染み付いた血の臭い】
【彼女に纏うその臭いはやけに濃い………どれほどの血を浴びた事だろうか】
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:20:16.46 ID:Cup1MUgo
>>403

【かちこち、ぎこちない動作で何度も頷いた】
【緊張しながらも、小さな笑みを浮べていて】

つ、つよいココロ……、ですか…?
……えと、でも……、男性の方が……強い心を持ったら…
ヒーローとか……、……、

【中々反対意見を言えない性質らしい】
【「普通はヒーローになるんじゃないですか?」、そう言おうとしたが】
【途中で言葉に詰まって、セラフィルの頭に顔を埋めようとする】

【左手のおにぎりは、持ったまま】
【まだ口を付けていないようで】
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:21:41.31 ID:urutbBQo
>>405

どういたしまして…なんだな
…これはこの泉の中を調査するための機械なんだな…この中にアタリはあるかどうか
そんなことを考えているんだな

【ドブロクが手のひらにおいて差し出したのは…丸い、まるでコマのような形をした機械だった】
【どういう動力で動くのだろう、と一瞬考えさせるような品】
【彼はそれをちゃぽん、と泉に投げ込む】

『…よし、デイブ…『あなたが落としたのはこの金の探査機ですか?銀の探査機ですか?』みたいな事聞いてくる輩はいねェのを確認』
いたら正直リアクションに困るんだな

【そう告げながら彼らは取り出した探査機を見つめる】

【映っているのは泉の中のようだ…カメラはどこにあったのだろうか】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 00:23:52.07 ID:5m.TXHMo
>>406

【幻舞の声に応えるものは、闘鬼の掠れた笑い声だった】
【夜の村に、地に伏せた二人の鬼の楽しそうな、楽しそうな音が鳴り響いていく】

【そして、不意にジャラジャラと鎖の音】
【闘鬼の元へと鎖に繋がれた大きな「瓢箪」が生き物のように擦り寄っていき】
【仙人の戯れのような光景を醸し出しながら、キュポンと間抜けな音を立てて蓋を外し】
【闘鬼の全身に液体――酒を満遍なくぶっ掛けていく】

【酒を無限に生み出し続ける瓢箪「酒天童子」】
【内包されるは神酒<鬼姫>。精度は低いが治癒効果を有する凄まじく度の高い魔道の酒であった】

が……ああ、あらしもら……(ああ、あたしもだ)
――……いー……喧嘩らった……な。

【若干回復した顔面の骨格で、ニヤリと笑いながら覚束無い言葉を天に向け返し】
【震える指先で鎖を操り――幻舞の元へと瓢箪を飛来させ、その口に酒を放り込もうとする】

ほぅれ……あんらも飲みゃあな――――
喧嘩のあとは……打ち上げってぇ相場が決まってりゅもんよ……

【治癒ではなく、喧嘩のあとの祝い酒の意を――籠めたものだろう。】
【度の強い辛口。しかし通ならば舌を鳴らし唸る逸品。闘鬼の、大好物であった】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 00:24:57.32 ID:O.kPwoDO
>>413
ヒーロー、それもいいかもしれないな
悪人を倒して美女を救い、ピンチをチャンスに変えるその姿は本当にかっこいい
【包みを開けながらそう言って】

しかし俺が魔法少女にこだわるのには理由がある
―――魔法少女にならなければ、スカートが掃けないだろう?
【言った後もぐ、と栄養補助食品を口に入れ】
【ただの変態だこいつ…】

「……………………」
【少し不満そうだが抵抗せず、大人しく顔を埋められる】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:30:24.96 ID:l7nNtLMo
>>414

【見せられた探査機と言われた物を、クルスは不思議そうに見やり】

当たり? 探しモノ……ですか。

【二人が何かを探して、ここに来たことを悟った】
【探査機を、横目でちらりと盗み見るにとどめ、少女はタオルドライが最低限済んだ髪を、すべて背中側に下ろす】

(……ちょっと興味はあるけど。あんまり長居したら、またアイツが出てくるかもしれないし……)

【足早にこの場を去るべきか、逡巡している】
【感情が表に出やすい少女のこと、視線をさまよわせ、そわそわしだすのが、目に見て取れるだろう】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 00:31:13.76 ID:9qcOj920
>>410

Foo!可愛いお嬢さん発見!オレのハードコアマッスルゾックゾク!
何だか色々と考える事は在る気がするけど、どーでもいいYAHHッハァァァァ!!!

【見た目通りと言うべきか、相当な変態である】
【体操のハンドスプリングの要領。丸太の如き腕の長さと、圧倒的なバネで、巨大な頭を傷付けずに、縦回転しながら跳ねて接近していく】

オレは小銭も明日のパンツも無しで生きていける人間、いやポンパーノなんだZE!
ワントゥスルィィィファイティン! ドントシンク!フィールフィール!! E〜〜〜YAAAHHOOOOOOOOOO!!!

【或る程度迫り、中距離と呼べる間合いに成ったところで、両手をバン、と天に掲げ、体でY字を描いた】
【詰まるところ、体操選手のキメのポーズを行った後で、右足を前に前後に開き、腕を野性的に構える…技術の類は未だ見えてこない】

―――いざ尋常に、レッツ、パァァァァァリィィィィィッ!!

【存在そのものが尋常では無いミスター・ポンパーノ(以下M.P.と表記)が、路地裏に浅いクレーター状の足跡を残す】
【その疾走は、馬鹿力が産む韋駄天…腕の振り子は限界まで引っ張られ、踵はギュッと締まった尻を蹴らんばかり】

……オエップ!!

【喉ごと吐き出す様な厭らしい嗚咽の後に、アジの口から吐き出されるのは、緑色のスライムに準える事が可能な“何か”】
【サッカーボールを一回り小さくしたサイズの球形である其れは、それなりの速度で真っ直ぐとサバトに向かっていく】
【命中すれば、苛烈極まりない悪臭に苛まれ、さらに命中部分にビタンと打ち据えられた様な衝撃が走り、動きを阻害されるかも】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:35:30.53 ID:Cup1MUgo
>>416

【スカートが穿けない】
【その理由を聞いた後、彼の体つきを上から下まで再確認して】

…………えっと…、

【コミュ力の足らない少女は】
【彼を傷つけないように、嫌われないように、一生懸命言葉を考えて】

…か、可愛い方面より
カッコいい方面を、目指された方が良いと思います…!

【毒にも薬にもならなさそうな言葉を吐いた】

……あの、あの、セラフィルさんも…
そう思いません………か?

【緊張が解れてきたのか、少しだけ拘束を緩めて、聞いてみる】

【ちなみに、少女は栄養補助食品を欲しがらない】
【コンパクトな食べ切りサイズに内包される、あまりにも莫大なカロリー量】
【友達(※とても少ない)の間では、フトリーメイトと渾名されている食品である為だ】
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:35:40.02 ID:NuNLCDAo
>>415
【飛来したひょうたんを見て、大口を開けて】
【流れ込む酒を、喉を鳴らして飲み干して行く】

【傷口に染みる辛味も、癒えると共に興じられるようになり】
【血管へと忍び込む酒精に舌鼓を打って、目を細めての長く細い息】
【一部はこれも吹き上げて顔に降らし、吐き出した血を洗い流す】

………上等、だねえ……良い酒だ
なんてったって………飲む相手が居るからねえ
どうせなら、其処らで見てる人間にも飲ませてやりゃあ良い

鬼と人間、住む所は違う……だが
月の下に酒がありゃ、其処に居合わせて悪い道理は無かろうさね

【体を起こそうとして、少しもがいて諦め】
【「あいつに拾わせよう」と小さく呟き、愛用の斧に視線を向ける】

……………名残惜しいが、もう一発やる体力は無いさ

今宵の喧嘩宴はこれまで、お開きとしようかい

【ひゅう】
【何処からともなく吹く、一陣の風】
【それが、紫色の霧を連れて来る】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 00:39:55.48 ID:UM/UDsSO
>>418
……なる…ほど…貴方も……なかなかの…カオスリスト……
【醤油を自分の足元に落とし、闇にしまいながらセクシーポーズをし】

……違う……レェェッツゥゥゥ!!!パァァァァァリィィィッ!!!!………だ…
【そう言いながら背中に天使と悪魔の翼を生やしながら上空に跳び】
【スライムをギリギリよけようとする】

……とう……
【地上から2m離れた場所に浮かびながら包丁を相手の顔に向かい投げようとする】

【そして一旦地面に着地しようとする】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:42:32.25 ID:4njH72co
【街の近くの丘】

今回は番外編、いや挽回編?
ともかく今度こそは一人で静かに出来そうだな

【真っ白な髪、緑色の瞳をした160p程度の身長が草の上で片手を枕に寝転がっている】
【上は迷彩柄のチョッキ、下は膝下まである黒いズボンに同じく黒い安全靴】

しっかし、なんともなあ……やることねーのな暇で死にそう
いや暇で[ピーーー]たらそれはそれで幸せかもしれんけど

【そんな下らない事を言いながらもう片方の手で小さめのナイフをジャグリングしている】
【もし落としたら危ない、などの考えは無いのだろう薄ら笑いでくるくる遊んで刃が月明かりを乱反射する】

あー隕石でも落ちねーかなー……そんな事ねーか、ねーな、うん

【気怠げな小さな溜息が夜に溶ける】
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:44:14.20 ID:urutbBQo
>>417

【ピロピロピロ…と何かのソナーのようなのを動かしていたが】
【しばらくしてソワソワするクルスの様子に気がつかずにはいられなかった】

…どうしたんだな?何か気分でも悪いのか?なんだな
『どうせトイレだろ、とっととそのへんで済ませて来いよ気が散るからよォ』

【しかし様子がおかしいのを見て少し長居し過ぎてしまったかな、とドブロクは考え始める】

(…見当たらない…ハズレだったかな、なんだな)
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 00:44:22.48 ID:O.kPwoDO
>>419
やだ!
【即答】
魔法少女は俺の趣味だからな、かっこいいのが趣味だったら今頃はヒーローをしてるさ
【趣味かよ】

「…変わり者なのだ、こやつは」
「…根は真面目でいい奴なのだがな…ふざけすぎるのが玉に傷と言うか…」
【はぁ、とため息をつきながら首を振る】
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 00:45:51.29 ID:5m.TXHMo
>>420
気が向きゃ人間とも酒は飲むさね……。
でも今日は喧嘩してぇ気分だった……。暴れてぇ気になってた……そんだけさ。
風のむくまま気の向くまま……それがあたしの生き方だからよ……。

だから今日は――酒を呑むのはあんたとあたしだけでいい……。
そーいうのもよ、特別ってな風回しで……気分よくねぇかい……?

【喋れる程度には回復したのか】
【途切れ途切れながらも、数年来の友人と語るような気楽な口調で言葉を重ねていく】

――ああ……まぁたいつかよ。
暇なときでもあったら……あたしんトコに遊びにくりゃあいいさ……。

あたしゃどうせ、また其の辺で暇してるだろうからよ……。
――――今夜は、いい夢が見れそうだ……。じゃあなダチコー、今度はあたしが勝ち名乗りあげてやっからな……?

【ニヤリ、と幻舞へと快活な笑顔を見せながら「次」の約束を交さんとする。】
【風のむくまま気の向くまま。明日のことも考えずに生きる闘鬼にしては、珍しいことであった――】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:49:40.45 ID:l7nNtLMo
>>423

へっ?
あ、いえ、別になんでもないんです……。

【しかし、少女自身は、自分の態度に気付いていないようで】
【心を読まれたかと、少年の台詞にビクッ、と身体を強張らせながら、答える】

(……なんか、作業してるみたいだし。さっさと離れよう)
ううん。ごめんなさい。それじゃ、俺はそろそろ行きますね

【慌ててその場を去るために、口にした台詞には、さり気なく地の一人称が出てたりして】

【特に引き止めることが無ければ、少女は暗い森の中に、消えていくだろう】
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 00:52:47.75 ID:9qcOj920
>>421

HYAAAAAAAAAAAAAAッ!!

【奔走する彼の脳味噌は、所詮は魚】
【本能的に、体を右に反らして回避しようとする―――が、巨体が祟り、横顔をナイフが抉る】
【ぎらり、銀色の煌めきが切り裂いた其処からは、真っ青な血液が噴出し、それ自体が攻撃に成り得る轟音の悲鳴が僅かに遅れて】

ヘイッ!パーティナイッ!パァァァァァリィィィィに付きもの、其れは船盛り!
……あれ? RE? それってオレヤバくNEEEEEEEEッ!!??

【地上における彼の視界は、通常の人間より狭く、首の曲がり具合も微妙】
【然し、相手が着地しようとするのは見えていて―――何も考えずに、だが、だからこそ迅速に、半ば倒れる様に踏み込み】

―――≪ポンパーノ・グレネイド≫ッ!! HYAAAAAAHHOOOOOOO!!!!

【肉体の“動き”で産み出せるリーチと、全身の加速度の限界】
【其処まで足を踏み入れた、渾身の右ストレートを入れようとするだろう】
【狙いはサバトの胴体。漫画チックな筋肉の盛り上がりと収縮は、一本の腕に杭打ちすら思わせる速度と威力を与える】

【但し―――“次の一手”についての考えは無い。精々、干渉が無ければ転びはしないだろう、という程度】
【生半可に受け止めようと思えば愚策を招くかもしれないが、他の対処法なら幾らでも有る―――所詮は、特攻だ】
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:54:50.15 ID:Cup1MUgo
>>424

【即答されて、ぴくっ、と小さく脅えるが】
【ある意味真っ直ぐなセリフに微笑むと】

………女装でもなく…、魔法少女……なのですね…?
…不思議な方……

……ち、ちなみに、私の趣味は、…お裁縫です……
………今度はセラフィルさんのようなコスチュームを作りたいかも…?

【白い竜を抱く力は、柔らかなものへと変わっている】

ちょっと、変わっていても…
……優しい方は、好きです

【そう言って、おにぎりを口に運ぶ】
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:56:16.69 ID:NuNLCDAo
>>425
………あたしは、酒は何時でも賑やかなのが好きだねえ
妖仲間と飲むのも良いが、何処か寂しいのさぁ
何せ…………妖ってのは、存在と目的が一対一だ
喧嘩の為に生きてる、あたしはそれだけ。妖ってのはそんなもんだ

……人間と飲むのは楽しい
人間は、幾つも目的を持てるからねえ………
あたしらの何分の一しか生きない癖に、やたらと「分厚い」んだよあいつら

【霧が、倒れている幻舞と、地面に落ちた大斧を覆い隠して】
【霧の中を動く影が、それらを拾い上げて担ぎあげる】

【三度目、ひゅうと吹く風】

【紫の霧が散らされて、薄れ掠れていく】

………勝ち名乗り、か。そいつは譲れないねえ
だが……そうだ、これだけは約定してやろう

次は、あたしが酒を……樽で幾つか用意してやるよ

【声は、霧と共に何処か遠くへと流れて行って】
【「次」の約束を確かに受け取り、そして消えた】

【散々に砕けた地面だけが、其処にもう一人鬼が居た事を示していた】


/お疲れさまでしたー
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 00:57:12.03 ID:urutbBQo
>>426

…あ、なんかやっぱり気を使わせてしまったんだな、ごめんなんだな
『あばよ…俺?』

【去っていく少女の最後の地の一人称を聞いて…彼らの空気が固まる】

『今、俺っつったか?もしかしてアイツあれか?オレッ子じゃなかったら女装癖か…いい女だと思ったのに』
だがそれを兄貴が言うのはぶっちゃけどうなの?なんだな…メイド服を正装にしている奴が…
『黙れ、うるせェ黙れ、歯と舌と顎をすり潰すぞクソガキ』

【残された二人は、なんか最後の一言でもめ続けながら調査していた…】
【To Be Continued...】

/乙でしたー!
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:00:48.52 ID:O.kPwoDO
>>428
不思議なのは俺のアイデンティティさ!人と同じなんてつまらないからな!

「…裁縫か、良い趣味だな」
こいつみたいな衣装…露出が多いと嬉しいな、特に俺が
【とりあえず露出があればいいだけなんじゃないのか】

そうだな…俺も可愛い女の子は好きだぞ、これは両思いだな
【栄養(ryを飲み込み、眼鏡を上げて】
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 01:01:34.60 ID:l7nNtLMo
>>430

ふぅ……大丈夫だったみたいだけど。
夜は、気をつけないとなぁ……

【森の夜道を歩きながら、少女はため息をつく】
【今日の寝床を見つけるのは、すこし難儀するハメになりそうだった】

/おつかれさまでしたー!
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:02:31.90 ID:U3gv2/wo
【街中】

(……静かだ)

(いいなぁ……静かな街中は好きだ……)

【殆ど人気の無くなった通り】
【そこをただ独り歩いている人物が居る】
【その人物は上下共に黒い服を着ていて、少年にも青年にも見える顔つきだ】
【左手には、納刀状態の大きな刀が握られていた】

【彼は何故だか、安らいだ表情をしている】
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 01:06:07.03 ID:5m.TXHMo
>>429

――はっ、あたしが言えた義理じゃねぇが不器用な生き物だねぇあんた……。

確かに、人間ってのはスゲェやな……、撫でてやっただけで死んじまうくせに
その癖集まりゃ何でもかんでもこなしちまう……あたしにゃ出来ねぇ芸当だ……。

【闘鬼は厳密に言えば亜人種。巨人族の亜種に属する存在だ】
【妖ほどの寿命もなく、魔物に近いがれっきとした生き物である、が……】
【しかし――其の生き方はやはり妖に近い所がある。不思議と、幻舞の言葉が胸に沈んだ】

――――ああ、飛び切りの旨ぇ酒振る舞ってくれよ。
あたしゃそれに見合う……舌が蕩けちまうようなつまみ用意して待ってるからよ……。

【消える幻舞に、そう言葉をかけて見送ると】
【闘鬼のいた場所の近くでガキンガキン!と複数の金属が鳴り立つ音がした】

【その音が止んだ後、様子を見にやってきた村人が目撃したものは荒れに荒らされた広場だけ】
【――――鬼の姿は、既にそこには存在しなかった】

/お疲れ様でしたですぜー!
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:10:05.68 ID:UM/UDsSO
>>427
……ヒャッハーー!!!……あぁぁぁじぃっ!!!……だ!!!!……
【そんな事いいながら相手の動きを観察し】

(……うん。殴られちゃダメ絶対)
【相手の先程の踏み込みなどから力はかなりあると判断し相手が踏み込んできたのを見て】

…エレメント・藍…
【そう言うとサバトの目の前に氷のエレメントが集まり具現化された冷蔵庫が現れ盾になろうとする】

【だが相手の攻撃により冷蔵庫は破壊され、その衝撃でサバトも後ろに吹き飛ぶだろう】

……いたい…な……
【ケフッと口からエレメントの気体を出しながら、冷蔵庫を氷のエレメントに戻し相手を凍らせようとする】
【だが危険と下がる気温に気付きすぐ離れれば回避は可能だろう】

【そしてサバトは4つのホイッスルのうち、悪魔のような顔の形の茶色のホイッスルをくわえるだろう】
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 01:15:16.31 ID:Cup1MUgo
>>431

……ゆ、勇気……あるんですね…!
…同じじゃないと、目を付けられたりして……

【ごにょごにょと、言い淀み】

………今決めました
……長ズボンにします

【露出した内腿を恥ずかしそうに擦り合せながら、言い切った】
【野生児ルックの露出度はツーピース水着並に高いらしく】
【この期に及んで気にする始末】

――……ぇ? 
あ、ぁぁ! ……ちが……ちが…っ

【そういう意味じゃないです、と】
【上手く否定の言葉が言えず、俯いてしまった】
【耳まで真っ赤に染め上げたまま】
【縋りつくようにセラフィルを思いきり締めて――】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:19:04.75 ID:ex8dqWko
>>433

【唐突に、通りの一角に逆さまに宙に吊られた見えるだろう】
【黒い紐状の何かに絡まって吊られている男。声は出せないのか、もがいている。もがき苦しんでいる】

――…。

【その紐を辿っていくと下には少女。紐状の何かの先端を握っている。少女の頭にはよく見なくても四本の角】
【少女は言葉も無く、ただ、男がもがき苦しむ様子を見続けている】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:19:35.38 ID:O.kPwoDO
>>436
勇気がなければ魔法少女もヒーローもできない、保守的に守りばかりに入っていては先にすすまない…そうだろう?
何事も挑戦さ、世界の発見は大体が挑戦から生まれた
【栄養(ryおかわり】

大体今そんな格好しているくせに今恥ずかしがられても…最高なだけだ
【最高なのかよ】

「ぐああああぁぁ!!入ってる!首入ってる!」
(ちょっとしたジョークなのに…)
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:22:29.20 ID:9qcOj920
>>435

GYAAAAAAAAAAAAAAAA!!アウチッ!アウチッ!

【冷蔵庫を殴り砕き、尚も有り余る衝撃で一人を吹き飛ばす、その“暴力”】
【故に、反作用も無視できないモノと成り、氷の破片を突き抜けた腕は彼方此方が薄く破け、拳からもマリンブルーが流れ出す】

YAA!アイドンッノウストッピン!ドンストッダンシン!HEEEEY!!

【喚き散らす様な言葉は、それが宿命だとでも言いたげにリズムを刻むが、呼吸は徐々に荒む】
【全身の疲労の始まり、受けた反発、そして“この世界”との適合率の不足―――歌声がレクイエムに変わるのは、時間の問題】

【骨をミキミキと軋ませ、常軌を逸した力を籠めた腕の傷口を悪戯に開きながら、すぐさま疾走】
【突き抜ける、体温の低下を感じる、あたまがイたい、むねがいタイ、モうモどれナい】

―――HYOOOOOOOッ!!

【言葉が、意味の破片すらも失い始め、ただただ、魚が口をぱくぱくさせて起こす水泡程度の価値しか持たなくなる】
【サバトがホイッスルを咥えた事に気付いても、対処する手段は考え付かないし、それが可能な生き物でも無い】

【先程と同様のスライムをサバトに発射してから、猪突猛進……ただ、一撃を入れる事しか考えられず、突き進んでいく】
【開いた距離など、あっという間に詰められてしまうだろうが、逆にいえばそれ以上のウリは無い愚直な死の行進】

440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:25:33.62 ID:U3gv2/wo
>>437

(──なるほど)

【その男と少女を視界に入れて数秒後、静かな表情のまま目を伏せる】

(風情に浸る時間なんてのは、俺にはねぇってわけか……!)

【次の瞬間】
【目を見開き、先ほどまでとは別人のような、凶悪な表情に変わった】
【怒りの矛先は、束の間の平和を壊した、その少女へ】

なぁにやってんですかぁ?
こんな夜中に大通りでSMプレイかぁ? ガキにしちゃあ随分とマセてんなおい!

【右手で納刀状態の刀の柄を持ち、振り上げてから肩に背負う】
【敵意を微塵も隠さず、少女の元へと歩き始めた】
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:29:48.13 ID:UM/UDsSO
>>439
……あまぁぁぁあい……
【ホイッスルを口にくわえながら喋り上空へと再び飛び上がりスライムを避けようとする】

《ガーゴイル・ハンマー》
【そう言いながらホイッスルを吹くとサバトの真上にガーゴイルが現れそれが変形し】
【上に石の悪魔の羽がついた自分と同じくらいの大きさのピコピコハンマーに変化しサバトは掴もうとする。成功したら両肩に悪魔の顔の形の肩パットがつき茶色のドレスを身にまとうだろう】
【そして相手に向かいピコピコハンマーを振り下ろそうと落下してくるだろう】

【成功したら殴られた場所が無属性の衝撃波が襲い掛かるだろう】

【だが避ける時間はある。回避は可能だろう】
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:33:16.17 ID:ex8dqWko
>>440

【その声を聞き、少女の赤い瞳が青年へと向けられる】

見て分からんのか。人間。罰を与えているんだ
それと、お前のみたいな小僧にガキ呼ばわりされる覚えは、無ぇんだよ

【青年の敵意もどこ吹く風、と言わんばかりの、外見に似合わない風体】
【少女の黒銀と金色が入り混じった目に優しくない色合いの髪が月光を反射して鈍く輝く】

【瞬間、ガクッ、と男の身体から力が抜けた】
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 01:33:20.94 ID:Cup1MUgo
>>438

…あ、わわわっ

すっ、すみません…!
……あの……だって!…キーナさんが変なこと………!

【数秒経って声が届いたのか、腕の力を緩めだす】
【顔色は変わらず、湯気が昇りそうなほど熱っぽい】

……が、学者先生っぽいです、今の…
その根底にあるものがスカートへの執着だとしても……私は気にしません…!

【駄目な方向へ革新的になってしまったらしい】
【ファンタグレープに含まれる果汁の量ほどの尊敬を籠めた眼差しを向けて】

…ち、違うんです!
これは、べつにその……、この格好は色々事情が…
……あの、えっと、えっと…………―――

―――で、出直してきますっっ

【セラフィルを廃車の上に放すと、一度大きくお辞儀をした】

【―――これ以降、多分まともに喋れない】
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:42:27.30 ID:U3gv2/wo
>>442

はっ! ガキ呼ばわりが嫌か? 自分の容姿を鏡で見たことないんですかお嬢ちゃ〜ん?
どうやら常識ってものをママから教わってないみてぇだな

【次から次へと挑発のような言葉を並べ立てながら、凡そ7mまで近づいて立ち止まる】
【言葉の上ではこのように言っているが、実際子供かどうかは判断していない】
【そんなことは最早二の次。怒りの発散が最優先だからだ】

ほぉ、罰か。随分と高尚なことしてるなおい
ってことは何か? そこのぶら下がってる間抜けは何かしでかしたってわけか?

【敵意は剥き出しだが、攻撃はしない】
【まず馬鹿にした口調のままで目の前の男のことを聞き出した】
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:43:42.51 ID:9qcOj920
>>441

【先程のように、踏み込む。今度は言葉も無く、痛みへの狂気が上乗せされて、鈍いが強い】
【ただ、些か実戦に使うには“バカ”すぎた。人間と違い、ポンパーノは、あらゆる状況を踏み越えるタフな兵器として完成されないのだ】
【その拳は、“彼の中では”確かにクリーンヒットだった―――そんな夢見心地の幻に、ちっぽけな思考を食い破られ】

―――……あ……オカアサアアアァァァァン!!!!

【こうっ、拳が空を切る音。ドンッ、重く硬く、巨大な石塊がポンパーノの“頭の頭”を叩き潰すまで、僅か2秒】
【ふらりと地面に倒れ込んで、頭上には無限の暗黒と月影、目前には少女、ようやっと、最後の辛い辛い刺激に脳が突き動かされ】
【思い出し気味に尖った唇を吹き抜けた断末魔は、腹立たしい程に人間的で、情け無い】

【―――ミスター・ポンパーノが、故郷の水を得る事は、二度と無かった】
【声と共に魂までも空に捧げ切ったかのように、彼は完全に“壊れた”】

【5秒後に、余韻ブチ壊しで大爆発を起こすよ☆】
【対策なしでも致命傷には成らないだろうが、“頭の鱗が不自然に剥がれ出し、発光する”前兆に気付かなければ、きっと痛い】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:50:37.77 ID:ex8dqWko
>>444

【手にかかる重量を確かめ】

…死んだか

【当たり前のように言うと】
【「――活きよ」と別人のような声色で呟いた。瞬間、吊られた男はまた、同じように、もがき苦しみ始めた】

…。

【前半の挑発を受け流し、「高尚」という言葉は無視し】

この男はな、
ちょっとした事で腹を立ててすぐに怒り、暴れ回り、物を壊し、勝手気ままに殺生をし
貪欲のために人を殺し、飲食物を奪って飢え渇かせ
他人の子供を奪って、邪まな性行為を行い
貞淑な婦人に酒を飲ませて酔わせて関係した

【青年の問いに答え、さらに手にしている紐状の何かを絞る】
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:53:44.89 ID:UM/UDsSO
>>445
……あっけない……
【巨大ピコピコハンマーを持ち着地し】

……あ……お約束……
【そう言った瞬間サバトは爆発に巻き込まれ吹き飛び壁にたたき付けられエレメントの液体を血液代わりに吐く】

…………刺身…できなかった…刺身…できなかった……
【大事なので二回言いながらフラリと立ち上がる】

【なお衝撃で元の姿に戻った御様子】
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:58:00.22 ID:9qcOj920
>>447

【爆心地を見れば、そこに居るのは一匹の“アジ”…ぴちぴち跳ねていて、活きているらしい】
【M.P.の内容物や肉体の破片は、不思議な事に一切残らなかった…】

「…何なんでしょうか、アレは。」
「写真を撮りに…いや、関わらない方が良いですね…ワタクシ、家に残してる人がいますし」

【その光景を見たどこぞのタカ!は―――結局、何もしなかったぞ!】
【アジを持ち帰っても、誰にも咎められることは無いだろう】

/乙でした!
/眠気が急にヤバくなってきたので、急ですがここで…済みませぬ。
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:59:19.19 ID:U3gv2/wo
>>446

なぁるほど。そいつぁいい”ゴミクズ”だな
それでてめぇ様が直々にお仕置きか。くぅ〜! 偉いねぇお嬢ちゃんは!

【事情を聞いたところで、怒りが収まるわけもなく、態度も変わらなかった】
【次の行動も既に決まっている】

──じゃ、俺も見習って”罰”とやらを与えてみるか

【今までの、不良のような口調から一転】
【落ちついていて、冷酷な声色で宣言すると、左手の平を少女へと向ける】
【するとその手の前に、円形の魔方陣が現れた】
【直径は凡そ、青年と同程度】

【青年はその魔方陣に向かって、肩に置いていた納刀状態の刀を振り下ろす】
【刀が魔方陣に命中すると同時に、魔方陣から少女へ衝撃──白い塊のようなものが飛んでいく】
【速度はそこそこ。直撃すればよろけるか、軽く吹っ飛ぶ程度の威力がある】
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 01:59:56.95 ID:U3gv2/wo
>>449
//追記。次ちょーっと遅れますです
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 02:03:09.80 ID:UM/UDsSO
>>448
……イヤッフゥゥゥ!!!……鯵だぁぁあ!!!……
【そう言いながら鯵を掴み】

……今…絶好の…写真…ポイント…なのに……と…思った…気がした…が…気のせい…だったか…
【鯵を持ちながら『とったどー!!』とやりながら】
【幽霊屋敷に持ち帰って刺身にして美味しくいただいたそうだ】

/乙でしたー
/眠気なら仕方ありませんね。おやすみなさーい
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 02:11:28.92 ID:ex8dqWko
>>449

【言うことは言った。そんな雰囲気で青年から、目を離した隙】
【もう青年の言葉も聞いていなかったのだろう】

【気付いたのは、直前だった】

――!

【右側からモロに喰らって、140cm程度の、その小さな体躯が撥ねた。数mは飛んだだろう】
【空中で器用に回り、青年へ向き合うように着地。吹き飛んでも、手にしていた紐状の何かは、しっかりと握り続けている】
【そして、吊られた男も吊られたまま】

何をする。お前にゃ‘まだ’用は無ぇんだよ

【要するに、こっちが用が無いんだから、お前から関わってくるな。と、いうことだろう】
【攻撃をされたことに関しては、一切、追求していない。これ以上関わらない気なのか、それとも、攻撃された、なんて思ってもいないのか】

/>>450 了解ですー
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 02:30:41.52 ID:U3gv2/wo
>>452

てめぇの都合なんざ知ったことか
”俺は”あるんだよ

【振り切った刀を、また肩に置く】
【そして今度は距離を詰めるべく走り出した】

【接近に成功したならば、まず首めがけて振り下ろしをするだろう】
【重みのある強い一撃だ。直撃すれば致命傷にもなりかねない】
【だが動作そのものは分かりやすいはずだ。戦闘慣れしていれば、回避も防御も反撃も、難しくはない】

//戻りました
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 02:38:33.37 ID:rQECEa2o
【街中】

……今宵は、少し肌寒いですわね
風があるせい、でしょうか……

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女が歩いていた】
【少女は膝上くらいまでの長さの白いワンピースの上から灰色のカーディガンを羽織り】
【足元は、白い清楚なサンダルを履いている】
【腰には黒いすっきりとしたベルトをつけており、彼女の身体を細く見せていて】
【右の人差し指には紅い石のついた指輪をはめ、首にはチェーンのついたコインを下げていた】
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 02:45:02.82 ID:ex8dqWko
>>453

【その言葉を聞いて、少女は紐状の何かを引き戻す。吊られていた男の体を細切れにしながら、それは少女の手元に戻った】
【辺りに肉の焼け焦げた臭いが広がる】

ふん…。

【接近を許し、手にした紐状の何かを器用に操る。狙いは刀】
【少女は青年の動きに合わせるように回り、一撃をかわしつつ、鞘ごと、ソレで絡めとる】
【青年は気付くだろうか。紐状の何かの表面に大小、様々な棘が付いていることに。そしてソレ自体が熱を持っていることに】

「カルマさんの出張地獄サービス」を邪魔するたぁ、…いい度胸だ。地獄に落ちても知らないぜ?

【赤い瞳を爛々と輝かせ、角を振りかざして、少女が嗤う。青年が振り下ろした刀の先を足蹴にしながら】
【もう一度、振り上げたのなら、こちらも手を引いて、そのまま刀を奪うつもりだ】

/お帰りなさーい
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 02:50:04.03 ID:U3gv2/wo
>>455
//せんせー、絡めとる、は確定描写です!
//足蹴にするも確定描写です!
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 02:54:36.08 ID:ex8dqWko
>>456
/じゃあ、絡めとろうとする、で
/そこから先のやつは無視して進めちゃっていいです
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 02:56:11.06 ID:4njH72co
>>454
/まだいらっしゃいますかー?
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 02:57:02.01 ID:rQECEa2o
>>458
/寝落ちの可能性はありますがここにいるぜ!
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 03:04:05.52 ID:U3gv2/wo
>>457
//おっけー

>>455

(──!)

【絡め取られるのを一歩引きつつ刀も引くことにより回避する】
【しかしその回避のせいで態勢が僅かに崩れ、短い間の隙が生じる】

【素早く行動すれば、その隙を突くことが出来るだろう】
【もし何もしなければ、もう一歩引き、一旦距離を取る】
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 03:07:23.56 ID:4njH72co
>>454

―――――――

【そんな少女の隣を軽やかなスピードで白く小さな人影が鈴の音を鳴らしながら走り抜ける】

――――――――ん?

【と少女から5m程距離が離れた辺りできゅっと止まり首を傾げ】

んん?どこかでお会いした顔です

【くるんと振り返れば】
【身長150p程度、膝までありそうな長いシルクのような白髪に金の瞳、首には銀の鈴の付いた黒いチョーカー】
【胸元に黒のリボン、裾にも小さなリボンのイラストが入った、子供用の白いワンピースを着た少女の姿】

ん!お姉さんは確かエルネスティーネさんですか?お久しぶりです

【多分この少女には見覚えが無いだろう】
【多分この少女の声は聞き覚えがあるだろう、白猫の姿だった時の声が】


/>>459
/いこうぜピリオドの彼方までっ!
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 03:13:45.30 ID:rQECEa2o
>>461

……?

【その鈴の音を聞き】
【少女は一瞬、きょとんとした表情を浮かべて音のした方向へと視線をはしらせ】

──ふぇ?
ど、どうして私の名前を……

【聞き覚えのある声ではあった】
【しかし、どこで聞いた声なのかは分からず──少女・エルは困惑した表情になって相手を見つめる】
【そして困惑の表情が、僅か戸惑ったような表情へと変わり】

もしかして……あの時の白猫さん、です、か?

【どこか自信なさげに、そう尋ねた】
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 03:14:14.24 ID:ex8dqWko
>>460

怒りに身を任せての突撃かと思えば、そこそこ冷静じゃねぇか

【言いながら、空振りに終わったソレを振り回す】

逃げるなら、今の内だぜ?

【そのままの勢いで紐状の何かを青年に向けて放つ】
【既に青年は距離を取り、一呼吸おいているだろう。しかし、状況をゆっくりと考えるような時間は無いに等しい】


/いろいろサーセン
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 03:20:40.74 ID:U3gv2/wo
>>463

馬ぁ鹿、尻尾巻いて逃げんのはてめぇだ!!

【敵の攻撃を(自分から見て)左側に回避しつつ、また距離を詰めるべく走り出す】
【詰めきるまで長い時間はかからないだろう】

【接近に成功した場合、左から右への横薙ぎを行う】
【振り下ろしと比べれば若干威力は低いものの、それでも直撃すれば高いダメージにはなるだろう】
【攻撃の範囲上、避けにくくはあるが、モーションは見切り易い】

//なぁに、構わんよ
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 03:22:54.25 ID:Cup1MUgo
>>438
>>443
/寝ますね!もし詰まらなかったら、申し訳なかったです
/明日は午後から暇なので、続ける事も可能ですし
/次で切ってしまっても構いませんよ!
/一旦お疲れ様でしたー!
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 03:23:29.67 ID:4njH72co
>>462

聡明な方で助かりました、その通りです件の白猫です

【話しやすい距離まで近づいてペコリと軽くお辞儀】

前の姿に戻れれば便利なのですが換装のプログラムは無いようなのです
地味に不便です、でも着替えなどが難儀しそうなので無い方がいいかもしれませんね

【そんな自分のどうでもいいことを話しつつ】

ところでその後はお変わりありませんか?見た感じではお元気そうですが……
あ、私はいつも普通ですご心配なさらず

【ゆっくり首を傾げ尋ねる】

/もうヤバイほど眠くなったら言ってくださいね!
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 03:32:53.40 ID:rQECEa2o
>>466

驚きましたわ……人の姿をとることも出来るのですね
えぇと、お久しぶりですわ

【相手がお辞儀をするのを見て、慌ててエルも返礼】
【「そういえば、まだお名前を聞いていませんでしたわ」】
【そんなことを、ふと思うも】

かんそ……、えぇっと、、

【少女の紡いだ言葉が少々難解だったらしく】
【少々困った表情をして、手を口元に当てて僅かに首を傾げた】
【エル自身は機械であっても、プログラムの事に関しては精通しているわけでもなく】
【またエル本人が機械関係のことには興味がそこまでないためにそれも当然の事なのかもしれない】

は、はい! 特に変わった事はありませんでしたわ
然程大きな怪我をすることもありませんでしたし

【そして彼女の問いに関しては、微笑みを浮かべてそう答えた】

/了解なんだぜよ!
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 03:37:30.81 ID:ex8dqWko
>>464

【かわされたソレを見て、満足そうな笑み】
【近づいてくる青年を忌々しそうに睨んで】

【横薙ぎを普通にしゃがんでかわす。しゃがむと同時に手の平を地面につけた】

ちょーっとばかし熱ぃからよ。気ぃつけろ

【少女の手の平を中心に30cmほどの空間が黒々とした闇が渦巻くように変化する】

――開けろ
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 03:41:36.70 ID:4njH72co
>>467

私も驚きました、おどろ木ももの木さんしょの木、です

【「おどろき〜」の下りは冗談で言ったのだろうけど】
【ぼうっとした少女の表情から冗談らしさは全くといっていいほど感じられない】

あう、要するに猫型と人型を自由に変更は出来ないという事です

【ピシっと人差し指を立てながら適当な説明】

そうですかそれは良かったです
エルお姉さんが元気で私も幸せです

【無表情な顔が一瞬綻ぶ、それこそほんの一瞬だが】

ところで今日はこの間のお兄さんはいらっしゃらないのですね?

【多分護君のことだろう】
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 03:47:02.88 ID:U3gv2/wo
>>468

口閉じてろボケ

【横薙ぎを回避されるとすぐに、流れるような素早い動きで左足からの蹴りを、相手の顔面めがけて繰り出す】
【至近距離からの簡単な攻撃のはずだが、何故だか高い威力がある】

//すまん、流石に眠くなってきたので寝ようと思う
//明日、こちらから雑談か本スレで呼び出す形でいいだろうか?
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 03:50:37.12 ID:ex8dqWko
>>470
/おkです
/今日と同じくらいの時間ならいると思いますので
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 03:52:02.72 ID:U3gv2/wo
>>471
//ってことは結構遅くか
//もし来れたらこっちは多分夕方には居ると思うから、そっちから呼びかけてもらってもいいんだぜ
//じゃ、おやすみ。また明日
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 03:52:45.25 ID:rQECEa2o
>>469

あぅ……そうなのですか。
白猫さん……えっと、人の姿であるのに白猫さんと呼ぶには些か奇妙な感じもいたしますわ、ね。
お名前は、あるのでしょうか?

【自分で「白猫さん」と言った直後に微妙な表情を浮かべ】
【少女の冗談に口元を緩めながらもふと相手の名前を尋ねた】

な、なるほどです……難しい言葉をご存知ですのね。。

【そして、自分の知らない単語を知っている相手に対して素直に尊敬の言葉を述べる】

ふふ、そう言われると私も嬉しいですわ
それに──貴女様の笑顔が見れて私も幸せです

【ぽろ、と。そんな、どこか歯がゆい台詞が零れ落ちるも】
【きっとエルは無意識でそんな言葉を紡いだのだろう】

護様のことでしょうか?
彼でしたら、今日はお会いしておりませんわ。
元より共に生活しているというわけでもございませんし──
そういえば先日、彼のお姉さまにお会いいたしましたわ。
お二人ともお元気だとよろしいのですが……

【この間のお兄さん、と言われて直ぐに護の事だと分かったエル】
【ふわりとした微笑みを浮かべながら、世間話をするかのように護のことについて語る】
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 03:56:02.53 ID:ex8dqWko
>>472
/了解です。おやすみさない
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 04:02:45.15 ID:4njH72co
>>473

残念ながら名前は無いのです……
やはり名前は必要ですかエルお姉さん?

【連日相手の名前を聞いて自分の名前を名乗れないというのも良識に反するような気がしてきて】
【かといって自分で名付けるのもどうなのだろう、とズルズル無名を続けているのが現状だった】

もっと褒めても良いです、いえ冗談です

エルお姉さんは良き御方ですね、嬉しいです

【もし少女が猫のままだったのなら耳をピクっと揺らして喜びを表現していただろう】

そうなのですか、人間関係は複雑です
おや彼にお姉さんがいらっしゃったのですね、それはそれは……

そうですね元気だと良いです……

【無表情故その言葉が本心から言っているのかよく分かり難い】
【もっとも道具の彼女に心があるのか、という話でもあるが】

ああ、そうです黒猫とは――――
私の対存在とはまた出会ったりしませんでしたか?

【ぐぃっと身を乗り出し顔を近づけ問う】
【黒猫とは多分黒い大きい猫の事だろう】
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 04:17:31.22 ID:rQECEa2o
>>475

うぅん……あった方が便利だとは思いますわ
少なくとも私にとっては、お名前というものは大切なものですし
それに、他のお方から呼ばれる名前があるというのは──ちょっぴり、嬉しいと思うのです

【はにかんだ様な笑みを浮かべ、エルはそう答えた】
【もしかしたら彼女は、名前に対して思い入れでもあるのかもしれなかった】

ふふ、ですが本当にすごいと思いますわ?
私はあまり其方の方面の知識には明るくないので、尊敬してしまいます
そ、それに……私はそこまで、いい人でも……あぅー……

【少女が冗談と言ったのを聞いていなかったのか、或いは聞いた上でなのか】
【笑みを浮かべたままエルは少女を褒めるも】
【「良き御方」だと言われて僅かに顔を赤らめ、俯いてしまう】
【どうやら、やっぱり肯定的な評価は苦手らしかった】

紗月様、という方ですわ。
護様を探しておられましたけれど……無事に再会できたのか、少し心配です。。

【そして、護と護の姉・紗月を気にかけるかのように】
【頬に手を当てて、どこか不安そうに呟くエル】
【しかし、いきなり相手の顔が近づいてきて驚いたのか】
【びくっと肩を震わせて「ひゃぅ」だの「ふぁ」だの区別のつかぬ声を小さくあげ】

い、いえ……あの時も追いかけたのですが、結局見失ってしまい──
あれきり、クロニャー様とはお会いしておりません、わ……

【目をしぱしぱと瞬かせ】
【驚いた表情で、そうこたえるのだった】
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 04:29:08.22 ID:4njH72co
>>476

やはりそうですか……
むう、しかし名前なんて全く思い浮かばないのです
参考までにエルお姉さんのお名前は何故エルネスティーネというのかお教え頂きたいです

【少なからずエルネスティーネの名の成り立ちが気になるらしい】

いえ、そのなんといいますか……
私はそういう物なので詳しいだけです、いえ元からその知識があるだけで決して勉強したワケでは無いので
そんなに偉くないです、はい

【謙遜しつつ顔を赤らめて俯く彼女をじいっと見つめる】
【自分が何か失礼な事を言ったのだろうか?と違う方向に勘違いしたらしい】

紗月様、メモリの片隅に入れておきましょう
因果があれば出会うかもしれないですし――――

【エルネスティーネの反応を見て、やはり近付き過ぎですかと呟きながら少し下がり】

む、生意気にもアレに名前があるのですか……気に入りませんね
これは早急に私にも名前が必要です

と、そんな事は置いてです――――
そうですか出会っていませんか、私はあの後この姿で出会いましたがどうやら相当弱体化しているようです
私と同じように人型になり以前のような屈強さは見る影もないです、ふん情けないです

【なんだか敵対視でもしているのかやけにその対存在たる「クロニャー」につっかかる】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 04:42:07.24 ID:rQECEa2o
>>477

名前を考えるのは、少々難しいことですからね……
──と、私の名前、ですか。。
由来に関しては、あまりお父様に尋ねた事はございませんでしたけれど……
恐らくは、お父様の大切な方の名前から取られているのだと思いますわ。
お父様の想い人の愛称も──私と同じ「エル」だったそうですから。
最も……その方は既に亡くなられているらしいです、けれど。

【確かに、自身の名前に誇りにも似た感情を抱いているエルであったが】
【由来について尋ねられると、どこか寂しそうな表情を浮かべた】

あ、いえ、なんでもございませんわ!
ですが……ふふ、私がそのような知識に詳しくないので余計、あなたが素晴らしく思えます

【じぃと見つめられている事に気づいたのだろうか】
【はっとした表情で相手の方を見ると、ぱたぱたと手を小さく振って愛想笑い】
【その後、相手の意識を自分から逸らすかのようにそんなことを言い】

あ、あの──もしかして、クロニャー様の事があまりお好きではないのですか?

【そして、そんな相手の態度を見てきょとんとした表情で尋ねた】

/眠気がMAXやヴぁいです……
/申し訳無い、明日に回してもらっても大丈夫でしょうか?
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 04:48:29.79 ID:4njH72co
>>478

お父様の想い人、ですか?
なんともロマンチックですね――――
(失われてしまった方を想い続けているのでしょうか……)

【そんなエルネスティーネの表情に何かを感じつつも言葉に表現しえない】

そうですか?むう……

【何か納得がいかないようにむくれる、むくれる真似事】

そういうワケでも、無くは無いです
もしそうだとしても自己嫌悪です、アレと私は元は1つですからね

【そう答える表情は変わらずの無表情】

/了解です!多分21時くらいにはいるとおもいます!
/オヤスミナサイませっ
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 04:51:23.06 ID:rQECEa2o
>>479
/自分も多分それくらいに来る事になると思います!
/遅くても10時くらいには来れる事になるかと……
/では、一旦お疲れ様でした!おやすみなさい!
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 10:18:46.59 ID:1g848wDO
【邪気眼喫茶『Phosphorus』店内】

いらっしゃいませー・・・え?

【腰近くまである赤茶色の髪を後ろ側でまとめ、琥珀色の瞳をしたスタイルのいい少女が間抜けな声で客を出迎える】
【水色と白を基調としたフリルの大量に付いたミニスカートの衣装を身に纏っている】
【他の特徴を端的にいえばウェイトレス服なのだが…多くの人はフリルが華美過ぎると感るだろう】
【また、左胸のあたりには「みどり」と書かれた名札が付いている。彼女の名前だろう】

「どうもこんにちは」

【さて、そんな彼女の間抜け面の原因、客はといえば】

【亜麻色のロングヘアに藍色の瞳をした背の高い女性である】
【首元の開いた白いワンピースを着ていて、足元は素足にサンダルという淡白な服装だ】
【しかし白く滑らかな肌と、モデル並みのスタイルはそれを補って余りあるものがある】
【だがその容姿以上に、全身水に濡れているということが最も彼女を異様な存在たらしめている】

(この店ちょいちょい変な客来るわね・・・)

【早くも諦めモードにございます】
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 16:29:03.31 ID:U3gv2/wo
【路地裏】

(……今日も暇だな)

【日の光が当たらない、暗い路地裏。その壁に背凭れながら、煙草を吸っている男が居た】
【服装だけを見れば、前を開けた紺のジャケット、白のYシャツに黒いスラックスという、この場所が似つかわしくない格好をしている】
【だが、短い黒髪とサングラス、そしてどことなく漂う雰囲気のせいで、ヤクザやマフィアといった、”裏”の人間にも見える】
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 17:07:22.28 ID:eAkVDcgo
【公園】

・・・

ああ・・・頭が割れそう・・・

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年がベンチに寝転がって占領している】
【彼の腹の上には、緑青色の首輪の子犬が乗っている】
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 17:34:49.24 ID:.qTwkfs0
【――路地裏】
【陰鬱とした、殺戮の舞台。其処の一角に、全く不可解な場所が出来上がっていた――……】

【其処が――如何なる理由か、不思議な色の光に、覆われてしまっているのだ=z
【当然、普通の人々は近付こうとはしない。そそくさと其の場を離れ、逃げるだけだ】
【魔翌力に敏感な諸君なら、判断できるだろう――この光、魔力とは少し違う=z
【そして、そうでない人々も、分かるはずだ。明らかに異様な雰囲気である≠ニ】

【――――異質の中心に、其の場の主のようにして、幽鬼の如く立つ影が、ひとつ】


――――


【……外見は、何と云う特徴もない、極々ありふれた18歳程度の少女である】
【腰まで位の長さの、漆黒の髪。暑いからか、白いワンピースを身に纏っている】
【ただ、異質といえば――瞳が閉じられている事∞表情が存在しない事=z
【そして――――右の手に握られた、大きな黒い鎌=c…といった所か】

【現状、誰かが襲われた――という様子が無いのは、幸運な事であろう】
【恐らく、一般の人々がこの魔力に飲み込まれてしまえば、唯では済まないはずだ】

【外から見た限り、この少女に異様な場≠作る能力など、無さそうに見えるが】
【確かめるには、周囲に展開されたこの魔力の中に、踏み込むしかないようだ――……】
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 18:15:41.33 ID:cfUS7ygo
【街中】
いらっしゃい!
林檎どうでしょうかー?

【赤髪ショートヘアに赤い目。ジーンズに赤いシャツ、黒いインナーを着ている青年が】
【リアカーを引きながら呼びかけをしている】


小さい子にはいろいろあげちゃうよっ!

どんな人にもサービスするからよってってね!!

【その青年が引いているリアカーは】
【たくさんの林檎が、山のようにに積まれているいる】
【そして、なぜか桶に入った大量の氷と4個ほどの林檎が】
【中央にでかでかと置かれている】

どぉぞー、お気軽に
声を掛けてくださいませ〜
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 18:18:21.54 ID:urutbBQo
【公園】
【茶髪に黒のフェルトハットと左目の眼帯、黒の特殊素材ジーンズに黒の膝まで伸びた防護用レザーコートに特殊ブーツの少年が緑の土管から現れケーキを持ってくる】

…チッ、今日も来いっつってんのにだーれも来てねえでやんの
せっかくのチョコケーキが台無しじゃねーか…

【ベンチにべたッ、と座り込んでぼやきながらナイフでケーキを切り始める】

…どうせオレなんか

【野比信太 19歳】
【彼は今日も…はあ、とため息をつきながらやさぐれていた…】
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 18:36:48.86 ID:i4zUfrIo
【路地裏】

…………はぁ………………。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤い首輪を付けた少女】
【頭には、外装が白で内側がピンクな猫耳カチューシャ】
【全身には、ふりふりフリルな白を基調としたメイド服を纏い】
【大口径拳銃を腰のホルスターに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】

【路地裏の暗さで見えにくいかもしれないが──少女の後ろには、一人の男の死体がある】
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 18:40:34.66 ID:1g848wDO
【邪気眼喫茶『Phosphorus』】

・・・あなた、開店してからずっとここに居座ってるわよね?

【腰近くまである赤茶色の髪を後ろ側でまとめ、琥珀色の瞳をしたスタイルのいい少女が客と話している】
【水色と白を基調としたフリルの大量に付いたミニスカートの衣装を身に纏っている】
【他の特徴を端的にいえばウェイトレス服なのだが…多くの人はフリルが華美過ぎると感るだろう】
【また、左胸のあたりには「みどり」と書かれた名札が付いている。彼女の名前だろう】

「ごめんなさい、ここのお茶がおいしいもので・・・迷惑でしたか?」

【一方の会話している客は、亜麻色のロングヘアに藍色の瞳をした背の高い女性である】
【首元の開いた白いワンピースを着ていて、足元は素足にサンダルという淡白な服装だ】
【しかし白く滑らかな肌と、モデル並みのスタイルはそれを補って余りあるものがある】
【だがその容姿以上に、全身水に濡れているということが最も彼女を異様な存在たらしめている】

いや、注文もしてるし文句を言う必要もないけど…ちょっと気になってさ
しかし、お客来ないわねー、掃除ついでに外見てこようかしら?

【完全にお客様に対する口調では無いが大分親しくなったのだろうか】
【というか彼女らの一角が異様に浮いている】
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 18:44:46.72 ID:NuNLCDAo
>>487
………おー、分かり易く悪党っぽい事してんなー

……の割になんだよその服装は一体

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上にこれもまた前を止めない袖無しジャケット】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪の、身長160cm程の少女が、呆れた様な表情で現れる】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】

>>488
…………………

……………何処かで見た気がする顔が

【黒地に桜の花を散らした小袖、その上に銀糸の鶴が舞う色打掛を羽織った少女が、入口で立ち止まっている】
【≪死拾弐≫の刻印がされた小袖の帯には刀が一振り。藍色がかった黒髪は、眉の上と肩でそれぞれ切りそろえられている】
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 18:51:52.91 ID:1g848wDO
>>489
・・・

【ウェイトレス、いや、翠が入口の方をじっと見て】

いらっしゃいませ、お一人様ですね?喫煙席と禁煙席のどちらになさいますか?あと私に機関員の知り合いはいませんよ?

【営業スマイルを携えていつも通りの接客を心掛ける・・・最後の一言が襤褸出すぎである】
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 18:52:46.78 ID:PZtbX3co
【路地裏】

にゃー

【この血生臭い場所には合わない鳴き声が1つ】
【全身に白の毛並みを持つ子猫だ】
【首から大きな金色の鈴が下げられている】

にゃー、にゃにゃー

【猫の下には男の死体】
【場所からしても不思議ではないだろう】
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 18:54:16.30 ID:NuNLCDAo
>>490
……見ての通り、一人。だけど今の失言で増える可能性が出て来た

……………禁煙席で。店の奥の方が良い

【顔、声などの記憶に加え、思いっきりの失言】
【こうも重なれば、流石に表情は怪しむそれとなって】

………どういうつもり?

【ジト目になって翠に詰め寄る】
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 18:56:47.87 ID:i4zUfrIo
>>489

(……実験開始…………。)

────《 Luminous Vista 》

【男の言葉には無反応、というより無言】
【相手へと、敵意や殺意といったものを向け】
【持っていた本が消え、少女の背後の空間が捻れ歪んだ】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:00:58.69 ID:1g848wDO
>>492
わかりました、ではこちらにー
「あら…?」

【そう言って翠が案内した席は、同じく店の奥にいる濡れ女の隣のテーブル、話そうと思えば…ぐらいの距離だ】

副業兼諜報活動的な…?
・・・あとここで水着を着るのはちょっと…

【もっともらしいことを言い訳する。そしてそんな話は(たぶん)していない】
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:01:03.51 ID:NuNLCDAo
>>493
………うーわ、見事な無愛想っぷりだな
まあ、良いか………おいガキ、喧嘩売るなら相手選べよコラ

【「少女」は、向けられた敵意に素早く反応する】
【両足の踵を地面から浮かせた軽快なステップで、一定のリズムを刻み】

……あの眼鏡にくれてやったら喜ぶかもな

【トンと一足、相手の左手側へ向かって踏み込む】
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:03:01.91 ID:NuNLCDAo
>>494
……………副業を禁止する規則は無い
諜報活動を行うなら、それは当人の裁量次第

………だけど、此処で何を調査?

【明らかに不信感を抱いた様子で、席まで移動】
【隣の奇妙な人間に一瞬視線を向けて、直ぐに外してしまう】

……露出狂の趣味に付き合うつもりは無い
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 19:05:54.48 ID:i4zUfrIo
>>495

─────《 射出 》

【歪んだ空間から、赤色の細長い水晶が撃ち出された】
【狙いは相手の腹部で、一直線に向かっていく】
【先端は平たく、あまり速くないため威力はそれ程でもない】
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:09:25.84 ID:NuNLCDAo
>>497
とことん口利くつもりは無いらしいなあ?
お前はそれで良いのかも知れないけど、こっちは結構困るんだよ!

(……飛び道具、拳銃よりゃマシか)
(ひ弱そうなガキだ、一発二発本気で蹴り飛ばしてやれば……)

【左足を軸にして体を時計回りに回転、右足裏の後ろ蹴りで、水晶を相手の顔面に撃ち返そうとする】

【蹴り足を前方に置いて踏み込みに変えてまた一歩。接近の試みは継続する】
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:10:03.81 ID:1g848wDO
>>496
んー・・・最近の流行とか?いらないかしら?

【おそらく機関にはいらないものを挙げてみる翠。要するに後付けなのだろう】

それで、議員代行様は結局あの露出の高い水着を使ったのかしら?あ、ご注文は何になさいますか?

【無謀にも皮肉全開な発言をしてみせて、取って付けたように注文をとる
まぁ呼び方は名前知らないからある意味仕方ないのだが】
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:12:55.92 ID:NuNLCDAo
>>499
……………二重に、喧嘩を売っていると判断する

………狭い店内なら、逃がす事は無い
分かったなら無駄口を叩かずに能力者でも捕縛して来るように

【右手が腰の刀に。殺気の類はまだ無いが、斬りかかる事は出来る体勢になる】
【表情は変わらないが、不機嫌さは窺い知れるだろう】

………注文?店長を呼べ
無理なら、まずはメニューを出して
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 19:14:57.16 ID:i4zUfrIo
>>498

……貴方が困ろうと、関係ない…………にゃ。

【その声は感情が欠けていて、恐ろしく語尾に合っていない】

────《 迎撃 》

【打ち返されてきた赤色の水晶から、少女の胸部を狙ってエネルギー弾が放たれる】
【成否に関わらず、役目を終えた水晶は割れ、銀髪の少女まで届くことはない】

【また、蹴った際の感触で分かるかもしれないが】
【水晶は異常なまでに硬く、蹴りではヒビ一つ出来ていない】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:18:47.47 ID:NuNLCDAo
>>501
………………間が持たねえんだよ

【理由が結構小さい事だった】

……おっ………?
った、こう来たかよ……!

【放たれたエネルギー弾に、今度は左足爪先での蹴り】
【戦闘靴とエネルギー弾がぶつかって、バチンと破裂した様な音を立てる】
【衝撃に押されて半歩ほど下がり、転ばない様に一度腰を落として】

【左足が通過した空間が、赤く変色する】
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:20:10.94 ID:1g848wDO
>>500
能力者の捕縛?確かに能力者の支配は機関の目的のひとつだけど…とにかく了解
「機関員として」把握しました

【流石に不機嫌具合に気づいたか、素直に発言に応じた】
【妙な強調をしたが、要するに「今は機関員じゃなくてウェイトレスだから追求してくれるな」ということだろう】

はい、店長は出て来れないのでメニューをばどうぞ

【気を取り直して仕事再開。丁寧にメニューを差し出した】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 19:22:39.54 ID:6Jv5qMAO
>>491
【かつ、と足音一つ】

……ああン?
血ィの匂いがすると思ったら……
既に死んでやがったか

【現れたのは、ライトブラウンのソフトモヒカンの男】
【白黒ストライプのライダースーツを着て、真っ黒なサングラスを掛けている】

……ァあ、でも仔猫が一匹いるよなァ
ヒッヒ……小腹を満たすくらいは出来っかなぁ……

【かつ、かつ、とブーツの底を鳴らしつつ】
【特に警戒しないまま、彼は猫と死体へと歩み寄ってゆく】

/まだいらっしゃいますか?
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:24:55.47 ID:NuNLCDAo
>>503
……店の壁くらい斬り崩せる
それは、覚えておくように

能力者の捕縛…………手足は要らない。生きて居ればそれで良い
普通の人間では、実験が物足りなくなったらしい
………あの引きこもりが

【疑問符の位置から、理由を図りかねて居るのだろうと推測】
【主語を明確にしない論法で、手短に説明する】

【メニューを開くと、一際難しそうな表情】

………………困った

………中々選べない
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 19:25:50.64 ID:i4zUfrIo
>>502

…………どうでもいいにゃん。
いや、その余裕には嫌悪感を抱く……にゃ。

【そう言っている割には、顔色一つ変わらない無表情のままなのだが】

(……あの赤いのは、何?)

────《 射出 》

【相手の右肩を狙って、橙色の水晶が撃ち出された】
【狙いや水晶の色が変わっただけで、他は先程の水晶と特に変わらない】

【そして、その動作と並行して】
【両手で大口径拳銃を抜き、相手へと狙いを定めた】
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:32:11.96 ID:NuNLCDAo
>>506
大体なぁ、所属の確認くらいさせろってんだよ
ウチのもんだとしたら、此処でぶちのめす訳にもいかないしな

(………おし、一発分隙が出来る)

【打ち出された結晶が、銀髪の少女の前方、変色した空間に突入する瞬間】

【ザン】

【変色した空間に赤い斬撃が走り、紫色の水晶を下から突き上げる】
【打撃の軌道上に、遅れて斬撃を発生させる。それがこの少女の能力だ】

【自分の体を動かさない防御に成功し、体勢を立て直して】
【今度は、相手の右手側へ一歩】

おい、目ぇ見開いて受けやがれ!

【相手の右目へ、火が付いたままの煙草を、吹き矢の様に打ち出した】
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:32:30.36 ID:1g848wDO
>>505
・・・わかったから、店は壊さないで下さい

…実験材料?また物騒な…まぁ覚えておきますね
「・・・」

【敬語・丁寧語がしっちゃかめっちゃか。どう応対したものか計りかねているのだろう】
【2人からは見えにくい位置にいる濡れ女が難しい顔をしているが翠は見えてないようだ】

そうですね、ハンバーグはどうでしょうか?ライスとスープとのセットがお安くなっておりますよ
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:36:16.92 ID:NuNLCDAo
>>508
……………手近な所に居ないなら、其処の怪奇生物でも問題無い

………冬場に凍りつかないのかどうか、少々興味が有る

【メニューに視線を落としたまま、右手だけで其方を指し示し】

【メニューとにらめっこをしながら、うんうん唸り続ける】

……………其処まで大量に食べるつもりは無い

………パン類はどの程度有る?
モーニングセットの様な物を、この時間帯向けには用意していない?
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 19:40:13.01 ID:i4zUfrIo
>>507

【橙色の水晶は突き上げられるが】
【その後落下していき、真下の──相手の直ぐ前の地面に刺さるだろう】

…………無所属にゃん。

【立場的には、機関員の部下なのだが──少女は知らない】

(あの変なのには、攻撃できな────)

………………っ

【遠距離攻撃が主体の少女、目をやられるのは致命的であり】
【回避に専念し、軽くしゃがみこんでタバコを避けた】
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:42:01.28 ID:1g848wDO
>>509
えー?

【なんか微妙な顔で濡れ女を見て】

「そうですね、確かに夏は良いですが冬は寒くて大変ですね。空気も乾燥しますしよくありません」

【さらりと回答。どうも乾燥に弱いらしい】

パン類…サンドイッチなどなら今からでも提供出来ると思います
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:45:38.91 ID:NuNLCDAo
>>510
(……うし、後二歩)
(セコい手だが、使えるもんは使ってやるさ)

【左足から着地、直ぐに体重を移動させ】
【自分の間合いまであと一歩という距離に右足を置く】

【すぐさま左足を右足に引きつけ、右足を軸に体をターン】
【回転の途中で体を後方に傾け、長い髪をなびかせる】

【髪が通過した、二人の間の空間】
【先程の物よりは相当色が薄い赤が、網の様に張り巡らされる】
【先程の一撃が、足による攻撃から生まれた物だとしたら】
【今回の網状の変色は、髪の「攻撃」から生まれた物だろうか】
【色の濃さは、何を示す物か。これは、推測するのは容易い事だろう】
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:48:17.85 ID:NuNLCDAo
>>511
………「えー?」じゃない
一言で却下されると立つ瀬が無い。一応議員代理

【自分の立場を再確認させる様に一言】

…………それじゃあ、サンドイッチ
ジャムの種類有るだけ全部。表面を軽く焼いて

【喫茶店にはそぐわない、やたら細かい注文を出す】
【そういう店にばかり慣れているのか、本人はおかしい事とは思って居ない様子で】

【注文を出すと、座席に深く寄りかかる】
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 19:51:19.25 ID:i4zUfrIo
>>512

(……網状の、赤。)
(邪魔で攻撃が……けど、このままだと接近される。)
(なら…………斬撃では対処できない、攻撃を。)

─────《 爆破 》

【少女の足元辺りにあるだろう橙色の水晶が爆発】
【規模も威力も、爆発にしては小さいものではあるが───】

【そして、少女は一歩後退した】
【相手の見立て通り少女はひ弱で】
【この少女の一歩は、相手の半歩と同等か少し上程度であろう】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:52:54.76 ID:1g848wDO
>>513
それは申し訳ありませんでした…

了解しました、それではお待ちください

【どっちに了解したか判然としないが、とりあえず注文は承ったらしい、店の厨房に入っていく】

「…あなたと翠さんは、お知り合いなんですね?」

【翠がその場から去ったあたりで、濡れ女がそんな事を呟いた】
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:57:43.62 ID:NuNLCDAo
>>514
(こっちに来ない相手、これで決まるとは思ってないさ)
(だけどなあ、お前は目の他に何を持ってる?)

【網目状に変色した空間。網を構成する糸に当たる部分全てに、赤い斬撃が走る】
【一つ一つは非常に弱い斬撃。そもそも、その空間に誰も踏み込んでいないが】
【「線」ではなく「面」になった斬撃は、一瞬だが二者それぞれが相手を視認する事を妨害する】

【本来なら、此処で一瞬の躊躇を狙って踏み込み、攻撃が目的だった】
【然し】

おーし…………っと?

………あん?

【踏み出そうとした瞬間、軸の右足が後方へガクリと下がる】
【歩きだそうとした時に足を引っ張られた様な物。すとんと落ちて、その場に右膝を付く】

【小爆発による足への打撃と、衝撃での体勢のずれ。この時点で、彼我の距離は二歩】
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 19:59:50.61 ID:NuNLCDAo
>>515
………………店員なら、客の接待も義務

………居心地が悪い店は潰れる

【厨房へ向かうその背へ、あまり良い感情は持っていない様な声を掛けて】
【メニューを閉じて、それから声の方向へ目だけ向ける】

…………一応は。一応、という程度

【相手の姿を見て、露骨に怪しむ様な表情】
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 20:02:59.79 ID:O.kPwoDO
>>443
変ったって俺はいつも変だぞー
【いつも変なのかよ、自覚してるのかよ】

本当に尊敬してるのかー?なんだそのファンタグレープの果汁%程の尊敬の眼差しはー
【必殺、暗喩丸写し】

事情?親に捨てられてやむなく野性動物の皮を着ているとかか?
【もぐもぐしながらプリムを呑気に見据え】
「…死ぬかと思ったぞ」
【廃車の上に立ち、体をブルブルッと大きく震わせる】
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 20:03:02.93 ID:i4zUfrIo
>>516

………………っ

【狙い通り、躊躇は生まれたものの──それだけ】

(…………予想が外れた。)
(だけど、今はチャンス……逃さない。)

─────《 射出 》

【視界の妨害、赤い斬撃が消えると】
【歪んだ空間から、相手を狙って黄色の水晶が撃ち出された】
【直前まで視界が妨害されてたり、早さを優先したためか狙いはそれなりに適当である】

/申し訳ない、飯行ってきます
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 20:05:56.42 ID:1g848wDO
>>517
「失礼ながら横聞きした限り、お二人は機関の関係者だそうで
あと濡れているのは気にしないで下さい。体質のようなものですから」

【怪しまれるのには慣れているのか、さらりとそんなことをいう】

「私もしがない研究者をしているのですが、あなたの知り合いにも研究者が?」

【実験云々のくだりを聞いていたのかそんな事を訊いてきた。ちょっと馴れ馴れしい】
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 20:09:24.15 ID:NuNLCDAo
>>519
(……っと、チャンス逃がしたか)
(ヤベえな、こりゃ届かない………どうするか)
(このままだとジリ貧って奴だ、思い切って……)

【直ぐに立ち上がり、右足を地面に打ち付けて感覚を確かめる】
【歩行には支障無し。踏み込みに使うと多少の痛み有り。衝撃にも同様】
【足の甲側に、小さな罅でも出来たのだろうと推測する】

………いい加減にしやがれコラァッ!!

【射出された水晶に対して、自分から迎え入れるように大きく一歩】
【左足で着地すると同時、左腕上腕に水晶の打撃を受ける】

【然し、人間一人と水晶、重量差は歴然】
【腕を使わない戦闘スタイルなら問題は無いと、更にもう一歩踏み込もうとする】

/あいさ了解ー
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 20:11:45.66 ID:NuNLCDAo
>>520
………私が「機関」という単語を避けて居たのに
そのくらいの配慮も出来ないようでは困る

【はぁ、と小さな溜息。厨房に怨みがましい視線を向けて】

……世界一有名な科学者は誰か?
この質問をして解答の6割くらいを示そうな人間が居る……人間?

……………うん、人間。人間の範疇
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 20:16:17.44 ID:Cup1MUgo
>>518

【それは知っています、とばかりに何度も首肯する】
【後頭部で纏められた髪の房が揺れて、ふわふわ】

……ほ、ほ、ほんと……っ、 ぅぅ………っ
が、がるるぅっっ

【本当です、と言いたいのに】
【セラフィルを手放してしまった為に、上手く舌が回らない】
【ガーネット色の瞳が僅かに潤んで】

………っ!

【少しショックを受けたような顔をして】
【キーナを見つめ返した】

【数瞬間があった後、否定するように首を振って】
【やっぱり何も喋れない】

【気まずくなったのか、廃車から一歩、後ろに下がろうとするだろう】
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 20:19:20.12 ID:1g848wDO
>>522
「すいません、確かにこういうところで無闇に名前を出すのはよくなかったですね」

【あっさりと平謝り】

「世界一有名な科学者・・・カリナトゥスさん、でしたっけ?動画サイト等で見ましたよ
あの人、人間だったんですね。私の考えでは研究者にまともな人間はいないので意外です」

【途方もなく酷い一言を言い切る。自分のことも研究者って言っていたが】

/スイマセン、ちょっと飯落ちなのです
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 20:23:35.22 ID:O.kPwoDO
>>523
(あら、本当に何かを手放すと話せなくなるのか)
【ふむ、と興味深そうにプリムを見て】

…そうか、いや変な事を聞いてすまない
詫びとして、次会った時はセラフィルを好きにしていいぞ
「また勝手にそういう事を!!?」
【眼鏡を上げてプリムを見詰め】
【竜が驚愕の表情をキーナに向けた】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 20:23:59.14 ID:NuNLCDAo
>>524
…………貴女では無い。あっちの………えーと、なんとかみどり

【かなりうろ覚え。深く話し合った訳でも無し、当然と言えば当然か】

……………本人曰く、人間
まともでないイコール人間で無いというなら、貴女は相当偏った見識の持ち主
自分が世界全てに当てはまると思わない様に

【酷い一言に輪を掛ける。初対面でも遠慮無し】
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 20:26:50.35 ID:6Jv5qMAO
/>>504
/すみません、いらっしゃらないようですので引きますね
/またの機会にー
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 20:34:07.72 ID:i4zUfrIo
>>521

【黄色の水晶は、消滅せず地面へと落下し】

(…………このままでは、不味い。)
(私が攻撃するより、相手が早いのは明らか……。)

(なら、なんとか一発耐えて……死角からの一撃を。)

─────《 成長 》

【地面に横たわった黄色の水晶が、光と共に一回り大きくなった】
【それと共に、少しでも時間を稼ごうと、水晶の位置が死角になるようにと一歩後退した】

【黄色の水晶───相手の右方、地面】
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 20:34:31.47 ID:Cup1MUgo
>>525

【影の差した暗い表情から一転】
【小さく小さく微笑んだ】
【明るいとは言い難いが、嬉しそうな様子は伝わるかもしれない】

【ぎこちなく口を動かしてみるものの】
【到底「ありがとう」とは言えそうに無く】

…………

【小刻みに点頭して、両腕をギュッとする動作】

【「えへへ」と、はにかんだ後、】
【控えめに左手を振って、小走りで去っていこうとする】
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 20:34:41.45 ID:urutbBQo
【街中】

【さらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年がいた】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、その首だけは…季節はずれな赤いマフラーを巻いている】

…まいったな
ほんとにこの世界は完全に知らない世界なんだな…見たこともない物も結構近くにあったりすることがある…
言葉が通じてよかった、ホント

【自分がつけてるマフラーを手で掬い取って回しながらあたりを見回している】
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 20:37:33.25 ID:O.kPwoDO
>>529
【去っていくプリムを、黙って見送り】

…さて、ここでの用事も済んでいるし次に行くか
「む、いつの間に…というか用事とは何なのだ?」
【廃車から飛び降り、埃を払って】

フヒヒ……ひ・み・ちゅ……
「……………………」

/乙でしたー…かな?
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 20:42:10.60 ID:NuNLCDAo
>>528
(グダグダ考えるのが面倒くせえ………真っ直ぐ行ってぶっ飛ばす!)

【時間を掛ければ、削られて不利になるばかり】
【ならば、接近したこの一瞬で沈めようと】

【後退する相手を追う様に、更に左足で一歩】
【進む勢いを殺さず、右足を外側から回しこむように振りあげる】
【股関節の柔軟な動作と腰の回転、右膝が自分の肩より高く持ちあがり】
【そして、右膝より先が、天を指す様に伸び切る】

潰れやがれコラァッッ!!!

【伸ばし切った足を、筋力に重力加速度を加え、相手の頭上へと振り下ろす】
【踵落としでは無く、足の裏で踏みつぶす様な軌道での一撃】

【足が通過する空間が、青く変色する】

/お帰りー
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 20:43:30.54 ID:UM/UDsSO
>>530
……カオスで……いくぜ……
【血のように真紅に輝く瞳に、闇夜に輝く月の如き長い金髪に、青いハートの髪飾りを左側につけ、首に4つのホイッスルと黒曜石のペンダントをかけ、両腕に宝石が埋め込まれたブレスレットをして、右足に宝石が埋め込まれた足輪をした少女が】

【ムーンウォークをしながらそちらに近づいてくる】

『キィ…』
【近くで蝙蝠があきれながら飛んでる】
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 20:46:37.54 ID:Cup1MUgo
>>531

(知らない人とお話した。知らない人とお話した。知らない人とお話した。知らない人とお話した。知らない人とお話した。知らない人とお話した。)

【緊張が今になって込み上げて来たらしい】
【小走りは、段々と速くなり】
【いつの間にか全力疾走していた】

【何度か適当に角を曲った所で派手にスッ転び】
【少女の無意味な暴走は、ぷしゅぅ、と終焉を迎えた―――】


/凄く楽しかったですよ!
/お疲れ様でしたー!
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 20:48:29.85 ID:1g848wDO
>>526
あら、そうですか。まぁ意外な客に取り乱していた感じがありありと伝わってきましたが、大変ですね彼女も

【超他人事のような言いようだ。実際そうではあるのだが】

まあ「自称」とか「本人談」はあまり当てになりませんし。自分を正常と言い張る人は往々にして異常を抱えているものです
精神的な問題ですよ。一般社会に生きている大勢から逸脱した思考や理念を備えていればそれは「人でなし」と呼ばれる存在です
研究者というのは少なからずそのような属性を備えていると考えてますし、私の見立てが正しければあの人は肉体的にも「お待たせしましたー」

【やたら饒舌に語っていたところに(空気を読まず)注文の品を運んできた翠が割り込んでくる】
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 20:52:08.38 ID:NuNLCDAo
>>535
…………………長口上御苦労様

敢えて反応するなら、「人でなし」ノットイコール人間とはならない
犯罪者が人間では無いかと聞かれて、イエスと答えられる者は少ない
………自分を正常と言い張る人間は異常で、自己申告で異常なら異常
こうなると、正常な人間は居ない事になり、必然的に正常な人間という定義が無くなる
故にその見解は矛盾していると証明する頂きます

【饒舌に饒舌で返しながらも、運ばれて来た品には光速の反応】
【尚、話題の張本人は肉体的にも確り人間で有る。余分なパーツは多いが】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 20:53:04.43 ID:BYtZ9z2o

『う、嘘だろっ?!ご、五人がかりだったんだぞッ……!?』

【人通りの無い路地裏。その一角にて、一人の男が思わず叫ぶ】
【男の視線の先には血に塗れ、同様に塗れている居合刀を持つ一人の女。
 その周囲には上半身と下半身に別れている者、首から上が巧い具合に切断されている者、
 首が前後逆になっている者、胸から紅い血を流し続けている者】

ふぅぅぅ………酷い臭いだ

【中心に居る、紅くなっている女が一つ深い息を吐き、自分を含めた周囲の臭いの感想を一つ】
【そして、視線を生き残っている男へと向ける】
【男はヒッ、と情けない声を漏らし、女から後ずさりを今更のように始める】








【その場所から僅かに離れた場所に一枚の手配書がある】
【手配書には女の似顔絵と殺人の文字がある】
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 20:53:09.77 ID:i4zUfrIo
>>532

………………っ

(よし、受けきった─────)

【両腕をクロスさせるようにして、攻撃をガード】
【素人な動きであるが、直接頭に受けるよりは遥かにマシ】
【力に押され屈んだような体制になり、腕の骨にもヒビが入った】

(…………これで決める。)

────《 迎撃 》

【相手から見て右方の水晶から、強化されたエネルギー弾が放たれる】
【狙いは上半身のようだが──僅かばかり焦っているのか、幾らか適当である】
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 20:56:00.46 ID:urutbBQo
>>533

…おっ、ムーンウォークだ…懐かしいなあ…
俺ももう長い事あの技使ってないから全然やり方わからないんだよなあ…

【ふと、目に留まった少女がムーンウォークをしているのを見て…ひゅう、と口笛を鳴らす】
【そして、どうやらこちらに近づいてきているようなので手を振り】

…よう、ムーンウォークうまいな!
どこで習ったんだ?
【と、気さくに話しかけてくる】
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:00:07.74 ID:NuNLCDAo
>>538
…………はっ、受けた≠ネ?

じゃあな、腕にサヨナラくらい言ってやれよ

【脚が通過した空間に走る斬撃、その予兆は空間の変色】
【条件は完全に満たされ、足は相手に受け止められている】
【つまりは、変色した空間は、相手の腕にギリギリ届いている】

【足を振り下ろした軌道と同じ様に、上から下に。変色した空間に、青い斬撃が走る】
【回避せずにそのまま居れば、間違いなく腕のクロスした一点へと、斬撃が振り下ろされるだろう】

【攻撃を行った銀髪の少女は、受け止めた足を踏み台の様にして、高く跳躍】

……しつこいのは嫌いじゃねえが………そう何度も喰らいやしねえよっ!

【負傷した片足では防御に不足とみて、空中で両足を揃えて】
【飛来するエネルギー弾に、両足の裏を同時に叩き込む】
【エネルギー弾の性質にもよるが、衝撃ならば後方に吹き飛ぶだろう】
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:00:36.43 ID:1g848wDO
>>536
正常な人間がいない…確かに悪魔の証明とかそういう話になってしまいますね
まあ人間の定義とかそういう話をここでするつもりもありませんし、その指摘は素直に受け止めましょう

【軽く頷いてひとまず納得?した様子】

「えーと、何の話?」

【そして見事に置いてきぼりの翠であった】
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:04:34.09 ID:NuNLCDAo
>>541
………考え得る反証は事前に考慮しておくべき
一つ一つに反論を考えていては有限の時間の損失

……………それなりに美味しい

【面倒な話をする一方で、早速運ばれて来たサンドイッチに齧り付く】

……敢えて言うなら、正常な人間の定義の話
人間の定義ではない。「正常な」人間の定義

該当する、と思う?
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 21:04:45.62 ID:t17p0YAO
>>537

【男の背後から誰かが歩いてくる】

あーあーよくやるぜ、こんなに汚しちゃってさ…
助けてやろうかお兄さん?

【肩にかかる長さの金髪に赤い瞳】
【赤褐色のブレザーをボタン全開で着て、同じ色のスラックスを履いた】
【長身で目付きの悪い18歳程の少年】
【男の肩に手を回そうとしながらニヤニヤして呟く】
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 21:09:49.97 ID:UM/UDsSO
>>539
……ふぉう……
【クルリと周りポーズを決め】

……昔…一緒に…旅した…人に……習った…
【そう答え相手の方を向く】

………夏で…マフラー…だと………貴様…仮面ラ●ダー…だな…
【その理論は何処からきたサバト!!】

『キィ』
【そして蝙蝠がサバトの頭の上に乗る】
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 21:12:38.78 ID:cfUS7ygo
【街中】
いらっしゃい!
林檎どうでしょうかー?

【赤髪ショートヘアに赤い目。ジーンズに赤いシャツ、黒いインナーを着ている青年が】
【リアカーを引きながら呼びかけをしている】


小さい子にはいろいろあげちゃうよっ!

どんな人にもサービスするからよってってね!!

【その青年が引いているリアカーは】
【たくさんの林檎が、山のようにに積まれているいる】
【そして、なぜか桶に入った大量の氷と4個ほどの林檎が】
【中央にでかでかと置かれている】

どぉぞー、お気軽に
声を掛けてくださいませ〜
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 21:12:39.96 ID:i4zUfrIo
>>540

…………ぁ……っ

【斬撃が走り、両腕──特に左腕に深い傷が刻まれ】
【鮮血が舞い、もう戦闘中に腕を動かすことは難しいだろう】

【蹴りを叩き込まれたエネルギー弾は、後方へ吹っ飛ぶも】

……まだ…………にゃっ

────《 射出 》

【自身の直ぐ前の地面へと、緑色の水晶を撃ち出した】
【何事もなければ、そのまま地面へと刺さるだろう】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:14:00.19 ID:1g848wDO
>>542
正常な人間…ですか。それこそ悪魔の証明じみている気がしますが
いっそ「その人がそう思うなら正常」ということにでもしてしまった方が断じる分には楽ですね
主観の塊を議論に出すのはナンセンス極まりないのでそういう意味では零点でしょうが…

【ふーむ、と頬杖をつくようにして考え込む】

「・・・?」

【そしてよくわからないまま突っ立っている翠】
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 21:14:19.70 ID:BYtZ9z2o
>>543

『ッ?!た、助けてくれるのか!?』

【突然、背後から声を掛けられ男が驚き、振り向く】
【見た目は自分より年下に見える少年。だが、間近に控える女の存在】
【それから逃れられるのであれば恥など無く、少年に助けを求める】

………そいつの仲間じゃないのなら別にお前に危害、殺意を向けることは無いぞ
個人的には早々に立ち去ってくれるのであればそれに越した事は無いんだが

【現れた少年に対し、女ははぁ、と小さく溜め息を吐いて戦いを避けたいようにも取れる発言をする】
【戦意が無い事を示す為か刀、居合刀についた血を振り払い、白鞘に収める】



【女は仮にも四人との先頭をこなした後だ。幾分か消耗はしているだろう】
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:16:40.05 ID:urutbBQo
>>544

へえ、どんなヤツ?
まさかマイケル本人、なーんて事はないよな、ハッハッハ
【と、反応をしてみる】

【そしてマフラーを指摘された青年はきょとんとした顔をして】

ああ、ははは…これ?残念だけど俺はこれを悪の組織の改造人間だからつけているわけじゃなくって
これは去年妹がプレゼントしてくれたものでさ、大事にしてって言われてるからなくさないようにいっつもつけてるんだ
ちなみに、俺は五代さんが一番好きだったな
【ああ、その手の話はできそうだ】

…お、蝙蝠だ…おまえ蝙蝠をペットにしているのか

【こっちにおいで、といった感じで蝙蝠を手招きしている】
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 21:17:59.94 ID:1RnwG6oo
>>479

……お父様が私を見られるとき、時折──私では無い誰かを、見ているような気がするのです。
「私とよく似た誰か」──。
亡くなられたお父様の想い人と、「私とよく似た誰か」が同じ方なのかどうかは、まだ分かりません
ですが……同じ方であれば、と。そう思うのです
ふふ、少々話がずれてしまいましたね

【自分の想い人に似た娘に。自分の想い人と似た名前を付ける】
【そのようなことをした父親は、きっとその恋人の事を深く深く想っていたのだろう】
【だがその娘──エルネスティーネからしてみれば、とても哀しい事でもあった】
【父親が自分という存在を直視してくれないという、寂しさがあった】
【しかし彼女はそんな感情を声には出さず。ただ、儚げに笑うだけ】

【「そうですとも」】
【むくれる少女を見て、ふわりとエルは小さく微笑むも】

自己嫌悪……ですか。
あぅ──なんだか、複雑ですのね。。

【むぅ、と】
【ちょっぴり、よく分からないといった表情を浮かべるのであった】
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:18:37.34 ID:NuNLCDAo
>>546
(………ちっ、仕留め切れなかったか)
(こっからまた一発入れる為に……三か四発)
(足が壊れなかったと仮定しても、少なくとも………)

…………逃げる方が良さそうだな

【エネルギー弾の攻撃の特性は不明だが、打撃と同系統と仮定して】
【両足での蹴りを打ち込んだ少女は、反動で後方へと吹き飛ぶ】
【詰めた間合いがまた開いた。そして眼前には、射出攻撃を行える水晶】
【これ以上を望めば軽傷では済まないと、空中で判断した】

【地面に落下する寸前、背中を丸めて受け身を取って】
【地面を転がりながら、膝立ちの姿勢へと移行する】

……あー、くそ

手土産になると思ったのによ………
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:22:32.86 ID:NuNLCDAo
>>547
悪魔の証明悪魔の証明と言うけれど………これは該当しないと思う
「自分は正常だと主張する」=「異常」、この仮定が矛盾の原因
この仮定を採用したまま矛盾を無くすなら、「自分は異常と主張する」=「正常」とでもする?

………答え。「自分を正常と主張する」=「異常or正常」。こうすれば良いだけ

それとそこの店員、水

【突っ立っている翠に、一言での要求】
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 21:23:01.82 ID:t17p0YAO
>>548

どうする?あの女、のしてほしいのか?
それなりの報酬をくれるならやってやるよ?

あぁ、“どうしてこんな事になってるか”なんて事は興味ねェから……

【片方の目を見開き男を横目で見る】
【右手は肩をポンポンと叩こうとし、左手はスラックスのポケットに親指を残して収められている】

逆にアンタが俺を使ってこいつを消すか?
俺は別にどちらでもいいんだぜ?さぁ、どうする?

【女性の方を向いて軽薄な調子で首を傾げる】
【両者に対して問いかける、この場のイニシアチブを握ろうとしているのか】
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 21:26:16.82 ID:i4zUfrIo
>>551

(……下手に攻撃したら、回避されて間合いを詰められる)
(簡単に負けはしないけど、勝ちも─────)

─────《 射出 》

【青色の水晶を、相手の腹部を狙って撃ち出すも】
【狙いも軌道も速度も変わらぬ、単調な攻撃である】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:27:19.34 ID:4njH72co
>>550

……どんな言葉を言うべきか分かりませんごめんなさいです
でも、私はエルお姉さんをエルお姉さんとして見ています

【語彙の少なさからかそれとも思いを言葉に変換出来ないのか】
【少し俯き、自分はエルネスティーネという個体を個体として捉えていると伝える】
【もっとも慰めにも、励ましにも、何にも成りはしないのだろう】

弱くて、情けなくて、だから嫌いです
かといって今の私は私自身を好きかと問われると困るのですけども

そこまで複雑ではないです、一個体から私とアレに分裂しただけです
ようするにお饅頭を半分こしたワケです

【「言いたい事伝えられていますか?」と首を傾げる】
【あまり自分でも自信が無いらしい】
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:27:29.20 ID:1g848wDO
>>552
仮定の設定や論理立ては難しいですね、私には向いてなさそうです

【水を飲んでふう、と苦笑しながら一息】

「よくわからないけどケ・セラ・セラでいいのかしら?あ、申し訳ありません、お冷やになります」

【思考放棄しつつも、一応ウェイトレスとしての仕事をこなす翠】
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 21:27:32.01 ID:UM/UDsSO
>>549
……女好きで…ナンパしても…すぐ…殴られたり…能力で…ぶっとばされたり…銃で…撃たれたり…してる…聖職者…
【説明し】

……なる……妹さんか……家族…大切に…ね……東京電力…
【そう相手に言い】

…私は…龍騎が…好き……けど……555の…方が…好きです…
【そう言いながらクウガの変身ポーズをし】

……ペット…じゃないよ…家族…だよ…そして…使い魔…
『キィ』
【蝙蝠は手招きされたのでそちらに向かってくる】
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:29:37.93 ID:NuNLCDAo
>>554
……無理、だな
三十六計逃げるに如かず、そうと決まれば………

【膝立ちの姿勢からもう一回後方に転がって、射出された水晶を回避して】
【そのまま立ち上がって、路地裏の外へと走り出す】
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:30:55.41 ID:l7nNtLMo
>>545
まだいらっしゃいますか?
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 21:31:55.19 ID:BYtZ9z2o
>>553

『あ、アイツはしょ、賞金首なんだ。街中で堂々と殺人を犯しやがったんだ!
 だ、だけど気をつけろ!アイツ、あっという間に四人ヤりやがった!』

【少年の話を一切聞いていないのか、女が賞金首、罪状は殺人、四人を簡単に殺した】
【そう説明する。正確には彼女は指名手配を受けただけなのだが、裏の世界では賞金首になっているようだ】
【ともあれ、男は既に少年に任せるつもりのようで、逃げるような事はしていない】

悪いが所持金が無くてね。誰かを雇う余裕などない
まぁ死体の財布を漁れば出来るかもしれないが

『は、早くソイツを殺さないとお前も殺されちまうぞ!?』

【女は何処か投げ槍気味に、男は慌てふためきながら】
【少年がどちらに手を出すかは自由だ。どちらが”安全”で、”確実”か】
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:32:37.64 ID:cfUS7ygo
>>559
/今、ここに私が。
/PCに変更しました
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:33:27.92 ID:NuNLCDAo
>>556
こんな物、論理の内に入らない。ただの揚げ足取り
「自分を正常と言い張る」なら「異常を抱えている」。これを曲解しただけ
……曲解を指摘すればそれまで。ちゃちな言葉遊び

【相手の言葉を、わざと自分の都合の良い様に受け取って、それを前提に話を進める】
【詭弁の手段としては一般的とも言える方策だ】

【サンドイッチを食べ終えて、それから水を流し込み】

………会計。幾ら?
領収書はブレイザーシティの役所宛てに出して
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 21:33:54.14 ID:i4zUfrIo
>>558

………………。

【逃げる相手を追う術は無く、そのまま見送る事になった】

/おつでしたー
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:34:15.22 ID:l7nNtLMo
>>545

……!

【青年の向かう先から、一人の少女が歩いてきて――】
【小さい子には、と言うフレーズにぴくっ、と反応した】

(……青果……)

【それは、奇妙な少女だった。特に目を引くのは、少女の身にまとうものだ】
【白く、大きな一枚布。それを胴体にぐるり、と巻きつけただけ。他に身に着けているものはなく、裸足で街中を歩いている】

(小さい子……小さい子……。……いや、でも……)

【少女は立ち止まり、自分の身体を見下ろす】
【身長は150pに満たない程度、年の頃も15に満たぬであろう】
【白磁のように滑らかな肌は穢れなく、腰ほどまでに伸びたつややかな金髪は、夜風にあおられ、舞っている】

(欲しいけど……良いのか俺っ! プライドは無いのかっ!)

【元は立派な成人男性だった、現・美少女は、激しく苦悩していた】

/ >>561 では、よろしくお願いしますっ
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:34:42.62 ID:urutbBQo
>>557
世の中にはいるもんだな、そんなヘンなヤツが
【ほほーっと目を細めながら】

もちろん大切にするさ…だからいつだってマフラーしてるんだぜ、飯のときも寝る時も風呂に入る時だって、だ
だからか、最近縮んできたような気がするんだよな…

…ツッコんでもいいんだぞ?『風呂の時くらい外せばいいじゃん!』とかさ
【なぜツッコミ待ちの行動をしているのだろうか…おかしいとわかったなら普通にしていればいいものを】

使い魔?おまえ…その、魔術って物を使ったりする人間か?ロザリーから聞いたんだけどさ
この世界では魔術っていう技術があるからちょっと日本より技術が進んでいて、他にも能力者ってのがいっぱいいるんだって聞いたよ
しかし蝙蝠か〜…ハハハ、なんか悪魔みたいな羽してるけど可愛らしいもんだな

【手のひらを差し出して『ほら、乗ってみ』、と言ってみる】
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 21:35:11.42 ID:U3gv2/wo
>>474
//昨日黒い服+刀持ってた青年と戦ってた人、居る?
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:37:51.26 ID:1g848wDO
>>562
よく馬鹿だと言われます…
どうせ私の分野じゃありませんし…

【なんか拗ねた】

「はーい、って今回のは正式なメニューとは違うからなぁ…とりあえず600ほどで」

【領収書にサラサラと書き込みながらそんなことを喋る翠。適当だな】
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 21:38:20.68 ID:1RnwG6oo
>>555

ふふ、ありがとうございますわ……
あなたは優しいお方ですわね

【返すのは、矢張り寂しげな笑み】
【それも当然の事なのかもしれない】
【彼女がこのような思いを抱いている原因は父親なのだ】
【故に、完全にその問題を解決しようとするのであれば、父親と向き合う必要がある】
【もしかしたらそのことをエルは分かっていないのかもしれないし】
【もしかしたら──分かっていても、向き合えずにいるのかもしれなかった】

──弱さも強さである、と。そう、とあるお方が仰っておりましたわ
私も未だにその意味は分からないのですけれど……
あの方にはあの方なりの良さがあるのです。
ですからそのように、クロニャー様をお嫌いにならないでいてあげてくださいませ

……半分こ、ですか。。
あぅ──なんとなくは、分かります、わ。。

【改めて説明してみろと言われたら言葉に詰まるが、理解できたかと言われれば頷ける】
【そうなる程度には、少女の説明で納得したらしく】
【こくんこくんと、少々ぎこちなく頷いてみせた】
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:38:31.87 ID:NuNLCDAo
>>563
……距離がキツいな……どうしたもんか
銃の類は使えねえし…………うーん

【路地裏を抜けながら、遠距離の対応策が無い事に自ら嘆息】
【逃げ切った事に胸を撫で下ろして、人ごみに紛れこんだ】

/お疲れさまでしたー
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:38:58.02 ID:cfUS7ygo
>>564
【こちらの目の前を歩いてくる少女をを発見すると】
【リヤカーから離れ小走りをしはじめ】

おーい!お嬢ちゃん!?

林檎食べる?

【くるくる回りながら彼女のほうに向かう】
【その男、彼女の過去など知らないため】
【いつもどおりのテンションで尋ねてくる】
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:39:38.56 ID:e9VdegIo
【───路地裏】

【何者かから逃げるように、一人の青年が走ってくる】

ク……─はッ…はぁ、はぁ…!ヤツら≠ヘ、追って来て無いようだ。
そろそろ──逃げ切ったかな……?いや、安心は出来ないか……。

【息を荒げ、肩を震わせながら、一休みするために青年は壁に背中を付け、ずるり、と座り込んだ】

【深緑色をしたウェーブのかかったクセッ毛を前に垂らしてで右目を隠し】
【黒いジーンズを履き、薄い藍色をしたジャケットを羽織っていて】
【右手に3つの数字が並ぶダイヤルロックの鍵が付いたブレスレットを付けた青年だった】

さて、どうしようか……。とりあえず、宿でも………。ッ。な…!?
くっ……!右腕≠ェ、疼く─────…ッッ!?

【突如、彼の右手に貸せられた鍵≠フダイヤルがグルグルと回りだし】
【ガタガタと震えだす右手を、左手で制するように掴み、地面に押し付ける】
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 21:41:52.35 ID:Rfw23DM0
【路地裏】

【周囲の壁を紅く染め、拳に握られるは人】

【真っ赤な短髪に血がこびり付き、更に紅く染まる】
【漆黒の瞳で周囲を見回す、獣のように】

【不思議と少しも血が付いていない鮮やかな薄紅色の羽織を着ており】
【右手に腕を隠すような手甲が着けられていた】

【少年は腕に持った人を見る、腕が奇妙に捻じ曲がっていた】

【―――気絶しているようだ、最悪死ぬかもしれないが】
【少年には・・・あまり関わりの無いものだ】

573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 21:42:16.02 ID:t17p0YAO
>>560

成る程な、“賞金首”に“賞金稼ぎ”ってところか?
全くよォ……お前らみたいのが問題を起こすんだよなァ…

【ボリボリと頭を掻きながら首を振り、ため息を吐く】

まァいいや、賞金つったら結構な額なんだろ?
頂くとするか……
邪魔だからどいてな

【一歩前に出て、青年を後ろに突き飛ばそうとする】
【片手はポケットに入れたままである】
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:42:37.70 ID:NuNLCDAo
>>567
…………?

曲解しただけ。何故、主語が貴女に?
揚げ足取りと論理は違う、そう思うけど

【自分についてのコメントで相手が拗ねた為、反応に困る】
【相手のコメントを曲解するのが自分なら、言葉遊びをするのは自分になる】

………随分と安い
経営が成り立つ?

【素直に財布から代金を支払いながらも、一応気になる部分は気にする】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:45:16.15 ID:l7nNtLMo
>>570

……えっ?

【少女がなおも悩んでいると、なぜか青年の方が走ってきたのを見て、疑問の声を上げる】

ええっ?

【かと思えば、青年が声をかけてきたのに、驚いて、さらに声を上げる】

(俺、何も言ってないよね? 実は喋ってたとかないよね?)
……あ、あの。今、持ち合わせが。

【ひとまず、遠慮するように、両手を胸の前に掲げて見せつつ】

【甘えた声で、『りんごほちいのー』とでも言えば、恵んでくれるかなぁなどという】
【やましいことを一瞬でも考えていたことを、ひどく後悔していた】
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 21:45:30.68 ID:UM/UDsSO
>>565
……うん…変な奴……けど……女性の…為なら…命を…かける……カッコイイ奴……
【フッと思い出すように言いうれしそうに笑いながら】

……肌身…離さず…だね…
…………突っ込む…場所なんて…なかった……
【キリッ】

……残念……私は……
【背中から悪魔と天使の翼を生やし】

……元人間……今…謎の生命体……魔術は…今…習い中……けど…能力で…エレメント…操れる…
…確かに…この世界は…科学…魔術…呪術…なんでも…進んでる……
……ついでに…キィくんは…家族の…吸血鬼から…もらった…
『キィ』
【キィくんが相手の手にのり】
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:48:06.52 ID:1g848wDO
>>574
まぁ今回のは即興みたいなものだし…時価?うん、きっとそんな感じ
多分原価は割ってないから大丈夫よ、うん

【適当なことを言いながら領収書の記入を済ませてそれを手渡す】

「揚げ足取り…奥が深いですね」

【まだよくわからないことをボヤく濡れ女。多分放っておいていい】
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 21:49:46.27 ID:BYtZ9z2o
>>573

『うォッ!…(こ、コイツ……!だが、コイツが女を殺した後、殺せば……)』

【男は少年の言動にイラつきながらも、下種な考えをし、僅かに顔を歪める】
【それを見ていた女は特に言う事も無く、はぁ、と二度目の溜め息】

――――やり合うのか?
私からしたら非常に面倒何だがな

【少年の言葉から戦意有りと判断したのか少なからず少年に戦意を向けるが如何せん、やる気が無い、と言う空気を出している】
【元々女は適当な寝床を探していたのだが、その最中男たちの襲撃を受けたのだ。故に睡眠欲が今のところ一番高いのである】
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:50:24.08 ID:4njH72co
>>568

優しいですか?そうでもないですよ、どちらかと言えば冷たいです
でもいつかそのお父様がエルお姉さま個人を見てくれる日が来れば良いですね

【ぽん、と少し白みがかった両手の掌を合わせる】
【ニッコリと微笑みたい所だがなかなか難しいらしく唇だけ釣り上げている、どこか奇妙だ】

相対的なのです、それは重々承知です
承知ですが……なんとも表現し得ない感じなのです
実際「自分の事が凄く好き」などと言える人なんているのでしょうか?私はいないと思います

半分こです、伝わったようで何よりです
……半分こからまた1つになります、いつになるかは分かりませんが決定事項です

【ポツリと誰にも話した事のない事を告げ】

ああ……もしかしたら1つになった後の私は私ではない何かになるかもしれない、それが恐いのかもしれないです
だからアレが嫌いなのかもしれません――――

【合わせた掌を離しじぃっと見つめる】
【自分が根底から変わるかもしれない恐怖、それは何者でも耐え難いだろう】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:51:48.63 ID:cfUS7ygo
>>575
待ち合わせ?
【ん?という感じで右腕で頬杖をつきながら、たずねる】

ん〜待ち合わせねぇ・・・
【くるくるくると三回回転し】
【なにか思いついた用に手を叩き】

そうか!俺のファンか!
【腰を曲げ】
【彼女に顔を近づけて、かなりの勢いでしゃべる】

最近、リヤカーで販売しているからなぁ・・
【うんうんと、一人で納得】

【待ち合わせを凄く、勘違いしているらしい】
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:52:39.00 ID:NuNLCDAo
>>577
………少なくとも原価の二倍にはしないと次が作れないような

…………………いや、ファーストフードは………分からない

【原価を割って居なければ良い、というような物でも無いのではないかと】
【領収書を受け取って、首を傾げる】

……奥を深く「見せる」だけ。嘘とハッタリの技術が揚げ足取り
中身が無いから落ちつけば覆せる。だから落ちつかれない様に一度に畳みかける
たった、それだけ

【一応、言うだけは言って置いて】
【支払った金額を領収書と一度照らし合わせた後で】

…………翠、だった?

……鉱山の採掘の任は?

【此処最近の機関の活動目的、その一つについて訊ねる】
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 21:54:23.63 ID:t17p0YAO
>>578

別にアンタがどう思ってても知った事じゃねェよ、後ろのヘタレの事もな……
泣いて懇願すればゆっくり休ませてやるよ……

【首をゴキゴキ鳴らしながら一歩一歩近づいていく】
【相手が居合を使うということを考慮していて尚である】

ただしブタ箱でだけどなァ?
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:56:40.61 ID:urutbBQo
>>576

…ツッコまないのかぁ…

【残念、一歩上を行かれちまった…とでも言わんばかりの様子で】
【彼はとても悔しそうだ】
【そんなにツッコんでほしいのかよ…と、むしろそっちをツッコみたくなる】

…はぁー…

【内心、少し驚いたなあ、と言った感じの様子で飛んできたキィくんを見た後、サバトの翼をみて】

…本当にこの世界って不思議な物をいっぱい見ることができるなあ…夕方にもさ、
繁華街のあたりを歩いていたら『ひとりでに動く棺おけとそれに乗ったトイ・プードル』を見たしさ…すげーシュールだったんだ
ついさっきにも『ちっちゃなノーヘル運転してた金髪メイドのバイクにロープとローラースケートで繋がって道路を走ってた茶髪のチビなヤツ』をみたしさ…

【そして、天使の翼から、次に悪魔の翼を指差して】

へぇ…こういう羽が生えるヤツもいるのか…じゃあロザリーと遊んでた子も謎の生命体だったのかなぁ…
こんな悪魔みたいな羽生えてて、目の下に三角模様がいっぱいあった子だったんだけどさ…
【それを思い出すと、彼はしょんぼりした様子で】
あいつにも悪い事したなあ…泣かせちゃったんだよな…次会えたら謝りにいかなくっちゃな…
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:58:19.67 ID:l7nNtLMo
>>580

ま、待ち合わせじゃなくて……も、持ち合わせが。

【なぜか目の前で回転しだし、さらに聞き間違いをしている青年に、訂正する】

ひっ!

【が、急に顔を近づけられて、身体をびくんっ! と跳ねさせ、悲鳴を上げる】
【顔が近すぎるので、1歩だけ後ろに下がり】
【なぜかファン扱いまでされいるので、慌てて、訂正の言葉を重ねるが――】

で、ですから。お金がないんです……。
こ、こんなカッコしてるのも、そのせいで……。
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 21:59:23.16 ID:1g848wDO
>>581
・・・細かいことは気にしない!

【あ、開き直った】

あ、そんなお達しがあったわね…でもめぼしい場所は他の機関員がやってるし、私の能力もそういうのに向いてないし
正直言うとイマイチね、・・・ごめんなさい

【実際翠の能力は多人数を制圧したり堅い岩石を砕いていくのには向いてない
が、言い訳には違いないのでやはり謝罪した】

/今度は風呂落ちです、本当スイマセン…
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 21:59:59.08 ID:1RnwG6oo
>>579

そうでしょうか……?
──えぇ、そうですわね。……そう、ですわね。

【最初は寂しげに微笑んでいたエルであったが】
【矢張り、我慢するのも少々辛くなったのであろう。僅かに俯いてきゅっと唇をかみ締める】
【しかしそれも直ぐにやめ、痛々しくも見える微笑みを少女に向けるのであった】

……言われてみれば、そうですわね。。
元は一つ、なのでしたかしら──そうであれば、確かに、難しいかもしれないです、、

──…・…って、そうなのですか?
だとしたら……そのお気持ちも当然なのかもしれませんわ、ね。
今思えば、クロニャー様もあなたに対して怯えたような態度を取っておられましたが……
自分が変わる。自分の意図していないところで変わるというのは、確かに恐ろしいものですわ

……決定事項は、覆せないのでしょう、か。。

【そして、彼女の告げた言葉に驚きを示しつつ】
【小さく、そんなことを呟いた】
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 22:03:13.47 ID:BYtZ9z2o
>>582

【少年の後ろに居た男は何時の間にかこの場から姿を消しており、何処からか視線を感じるかもしれない】
【この場を監視しているようだ】

一方的な提案は好かないな
ま、どちらにせよ、だ。死ぬという可能性に覚悟は出来ているか?

【居合刀を納刀状態で、左手に持ち、柄に右手を沿え、腰を低くする】
【右足を半歩前に出し、左足を後方に伸ばし、体制を作る。迎撃は可能だ】

どのような状況になったとしても、行動の行き違いで死に至る事がある
お前はその死を受け入れる覚悟はあるか?

【女は問う。覚悟はあるか、と】



【少年と女の距離は凡そ5,6mほどか。容易に間合いを詰めれるといえば詰めれる距離だ】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:05:39.89 ID:cfUS7ygo
>>584
持ち合わせ?
あぁ〜持ち合わせかー
【すごく、適当に良いながら回転する】
【おそらく、意味を分かっていない】

ん?林檎はサービスだよぉ!
タダであげちゃう!

服はー買ってこっかー?
【相変わらずくるくる回り】
【最後に右手を上げてきめポーズ】
【どうやら、本気らしい】
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:05:55.06 ID:NuNLCDAo
>>585
………気にするべき事は有る、と思う

【指をビシッと向ける】

……現状、機関で唯一の、全体への指令
採掘は戦闘員に掘削機械を使わせれば良いだけの事
任務を選ぶなら、優先して選んで欲しい

……………何の為かまでは、知らされていないけれど
他の機関員と接触は?どの程度の人員が割り振られているか、気になる

【こうして催促をしている当人自身、目的が不明瞭な為行動はしていないのだが】

/了解言ってらっしゃーい
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 22:10:51.92 ID:UM/UDsSO
>>583
……カオスリスト…に…とっては…普通です…
……まだまだ…修業が…たりないな……
【キリッ】
【なんか師匠っぽくしながら】

……なんという……カオス……
……金髪メイド…に…茶髪………
【なんかこころあたりあるように考えながら】

……それ…多分…フェルノ…なんか…反応が…すぐ涙目に…なる…カワイイ…娘でしょ?……あの娘…吸血鬼……
【説明しながらクルクル周り】

……謝る…大事…

『キィ』
【そして掌に乗った蝙蝠はなんか座りながら小さい本を取りだし読書しはじめる】
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 22:12:21.48 ID:t17p0YAO
>>587

あ?覚悟だ?オイオイ説教ですか?
そんな事考えた事もねェな、お前はいつも死を受け入れて生きてんのか…
そんなのもう

【トッと軽い調子で地面を蹴る】
【にも関わらず一気に3、4mの高さまで上昇】

死人と同じだぜ!

【そのまま凄まじい勢いを持って頭上から踏みつけようとする】
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:13:50.73 ID:l7nNtLMo
>>588

(なんでこの人回るんだろう……)
(主よ、我らを試みに、ひきたまわざれ……!)

【もはや言葉が通じているのかどうか、と言うレベルで意思の疎通を危惧し始めて】
【お祈りまで持ち出し、心の中で唱えていた】

リンゴ……サービス?
えっ、でも、これ、売り物なんじゃ……?

【ようやく言葉が通じたことにホッ、っと安堵したものの】
【しかし、再び突拍子もないことを言われて、混乱する】

ふ、服は結構です……。
あ、あのぅ。商人さん……ですよね?
リンゴがタダって……良いんですか?
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:16:47.27 ID:4njH72co
>>586

はい、基本は傍観者で蒐集者なので乾物な感じです英語で言うとドライです

【難解な冗談、いやもうどこが冗談なのかすら分からないレベル】

…………――――――

【エルネスティーネ悲しげな表情にゆっくりと近づいて腕を背中にまわして抱きつこうとする】

かといって自分の全てを本気で嫌いでいる人もいないと私は思います
結構人はいい加減です、まあそれが好い加減なのかもしれませんが

(1つになる恐怖をアレはそのまま怯えに、私は嫌悪にそれぞれ変えていたのですかね……)
決定された事は二度と覆りません、そういうルールなのですから
それを無理に曲げては罰が下ってしまいます

【罰の実態が何なのかは説明しなかったがおよそルールは崩れる事は無いだろう】
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:19:56.19 ID:cfUS7ygo
>>592
あぁ・・・露出が趣味か
【聞こえる範囲の小声でボソッと話す】
【しかし、相変わらず回っているので多少聞きづらいかも知れない】

うん!商人だよ!ハハン

【今度は、逆に回転し】
お客さんが来てくれるのが一番の報酬さ

タダでもいいんさ
【そういいながら、二回転ジャンプ】

どう、お嬢ちゃんも回らない?
楽しいよ?
【無邪気に首を右に傾け、尋ねる】
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:24:29.00 ID:1g848wDO
>>589
で、ですよねー

【冷や汗ダラダラである】

ともかく了解、鉱石がありそうな所を探索したりしてみます

【広範囲の移動にはきっと向いてる】

私は最近まで根無し草気味にいたから…今はここもあるから水の国に留まってるけど
そんな感じで直轄の部下とかそういうのはいないに等しいわ。実際必要だったことないし


/ただいまー
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/09(木) 22:24:46.99 ID:Xf6fvrY0
【森の拓けた所に少し大きめな音が立っている】

【そこには灰色のズボン、フード付きの黒いマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】


いやはや、身を隠して狙えばこんな大物も俺程度の腕で捕れるんですな
【猪を捌いて猪鍋を煮込んでいる】
【他にもきのこやら野菜やら、出汁等もとっているようだ】

昨日はきのこだけだったから少し物足りなかったし・・・それにこれからやることも考えて少しは力つけないとな
【切り株に座って悠々自適、といった雰囲気だ】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 22:24:49.28 ID:BYtZ9z2o
>>591

人は物事を覚悟する事で生き方を強くする
ただそれだけの話だよ

【少年の言葉に気にするな、とどうでもよさ気に返し、】
【高く跳躍した行動への反応を返す】

死人と言えば死人だな

【少年が跳躍すると同時に更に姿勢を低くし、落下してくる少年に対し、近くにあった首なしの男の死体を右手で持ち上げ、投げる】
【その腕力はとても女とは思えない怪力振りで、投げられた死体は逃げた男と同年代、凡そ二十代半ば】

【勢いを持って落下してくるであろう少年と重量のある死体がまともにぶつかり合えば、少年の方は場合によっては足に怪我を負うだろう】
【死体の方は少年の落下の勢いほど無いが、”投擲物”としては十分な重量だ。多少なりともダメージはあるかもしれない】

【女は死体を投げた後、すぐさまバックステップを行い、後方へと逃げている】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:25:13.26 ID:l7nNtLMo
>>594

ろっ! 露出狂じゃありませんー!!

【しかしばっちりとその小声は聞き取られていて】
【ある意味トラウマになりつつある、その言葉に、激しく反応した】
【露出狂とまでは言われていないのだが――】

……あ、じゃ、じゃあ宣伝費? ってことですか?
う。ただでいただけるって事なら、是非おひとつ、欲しいですけれど……

【回転につぐ回転、さらにジャンプまで織り交ぜられるその技に感心――するワケがなく】

(……やっぱりこの人、変な人だー!)

【心中では、言われたことに言い返すように、失礼なことを考えていた】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 22:28:06.16 ID:1RnwG6oo
>>593

あ、あぅ……難しい言葉を知っておいでですの、ね。。

【エルにとってはその冗談が分からなかったらしく】
【しぱしぱと瞬きをして困り顔】

──……ふぇ?

【そして、唐突に抱きつかれたために僅かに驚いたような声をあげてしまう】
【抱擁された際、緊張したかのようにぴくんと身体を震わせたが──】
【恐らく、その行為自体が慣れていないため、なのだろう】

ふふ、そうかもしれませんわね。
何事も程々なのが一番、ということなのかもしれませんわ

それにしても──罰、ですか。
私にはよく分かりませんが……特別な事情がおあり、なのです、ね。。

【うぅん、と首を傾げながら相手の説明を聞くエル】
【相手があまり詳細を語らなかったためなのか、彼女もまた深いところまで言及するのは避けたようである】
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:29:12.02 ID:urutbBQo
>>590

うーん、おみそれしました!師匠!

【こっちも素直に頭を下げた…!】
【この青年どうも天然気味で、子供のように素直な性格である】

そう、それと棺おけに乗ってたトイ・プードル…すごいな、この世界ではあんな棺おけがあるんだな…
トイ・プードルが乗ってた辺りにロゴ?ってかマーク?みたいなのがあって…魔術何とかって字が見えたから
多分魔術の品なんだよ

【サバトがその子の名前まで知っていた事に驚いたのか…きょとん、としたように反応して】
【パチン、と指を鳴らしてサバトを指差しながら】

そう、多分その子!フェルノって言うのか…やっぱりあんたもあの子可愛かったって思うか?気が合うなぁ…
へぇ…吸血鬼だったんだ…この世界吸血鬼っているんだなあ…その蝙蝠も吸血鬼から貰ったって言ってたモンな

【うーん、と考え込みながら】
そうだな、やっぱり謝らないのはよくない!いつかあの子に謝りに行こうってまた改めて思えたよ
泣かせちまったのは絶対よくない!やっぱ笑顔が一番だよな
改めて反省したよ…あんたのおかげだ、ありがとう!

【ぐっ、と笑顔でサムズアップをサバトに向けて感謝の気持ちを告げる】

【そして読書しはじめたキィくんをすごいなー、とでも言いたげな顔で見ている】
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 22:32:08.30 ID:t17p0YAO
>>597

【パアァン!と甲高い音が路地裏に鳴り響く】
【バラバラと肉片と化した男がべちゃべちゃと地面に落ちる、もはや原型処か人であったかすら分かりにくい】

あーあー汚いなぁ……どうしてくれんだコラ、クリーニングしたばっかだぞ
お前も肉塊にしてやろーか?まぁ判別できなきゃ賞金は貰えそうにないからなァ…

【スタッと少年は地面に降り立つ、ブレザーは砕けた男の血と肉で真っ赤であるが───】
【少年自体には傷ひとつない】
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:32:25.31 ID:cfUS7ygo
>>598
露出狂でもかわいいと思うけどなー
いっそ全裸とか・・・・

【あははアハハなどと罪悪感の欠片もなく】
【笑いながら、回転する】
【どーやら露出好きのようである】


一つ?何言ってんの?
10個ぐらいあげるよー

【高笑いをしながら】
【回転ジャンプを行いながらリヤカーへと向かう】
【一種の病気かなんなのか】
【ここまでくると、タダの迷惑というか】
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 22:37:25.68 ID:UM/UDsSO
>>600
…えへん……道のりは…険しいぞ…
【ない胸をはりながら】

……トイプードルが…本体か…棺桶の…中に…本体が…いるのか……気になる……
【気になるのそこ!?】
…ほほう……流石棺桶…盾にも…武器にも…家にも…移動手段にも…なれる……便利だ…つまり…魔術で…動くのか…

……カワイイのは…正義…です…
【キリッ】

…そうだよ…流石…五代さんが…好きな…男よ…
【こちらもサムズアップし】

『キィ』
【読んでる本は『週刊・使い魔達の友』という雑誌らしい】

……そういえば…名前は?……私は……
……サ…バ…ト……
【なんかいちいちポーズを決めながら】
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:41:14.96 ID:4njH72co
>>599

こうすれば寂しくないと思いました、どうですか?

【エルネスティーネの身長にもよるが多分見上げる形になるだろう】
【寂しげで儚げなエルネスティーネの表情を見ていてもたってもいれなくなったのか】
【なおそのまわした腕にきゅうっと力を込めて抱きつく、一応体温はあるようで温かい】

もし私が、いえ我らが1つになってもエルお姉さんは分かるでしょうか?
優しくしてくれるでしょうか?……私はそこが気になります

【今度は顔を伏せて】
【そんな事をせずとも表情は変わっていないというのに……】
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 22:41:56.41 ID:BYtZ9z2o
>>601

勢いには勝てなかったか。少なからず期待はしていたんだがな
あと、私のような体を肉塊にしたところで何ら面白くも無いぞ

【何処か残念そうで、何処かつまらなそうな声】
【そんな中で、さて、と思考をする】

(単純に考えれば身体強化系の能力だ)
(だが其処まで単純、ではない可能性も無きにしも非ず………何にせよ、四肢の一つぐらいは考えておくか)

【思考し、歪な魔力を右手を通じて居合刀へ籠める】
【少年が魔力を感じ取れるのであれば右手に魔力が集中している事を感じ取れるだろう】



【少年と女の距離は先ほどと余り変わらない約5mほど。女は動く気配は、ない】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 22:42:02.25 ID:MDznzo60
【公園】

――……何が頭に引っかかってるんでしょうか

【濃い灰色のローブを身に纏い、首に「L」の字を模った首飾りをかけ】
【両手の親指に銀色の指輪をはめた少女が】

これが原因なのはわかってるんですけどね……

【赤い液体の入った試験管を揺り動かして、それを眺めている】
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:43:48.52 ID:NuNLCDAo
>>595
……………近隣の支部に向かえば

身分を証明できる事を前提で、だけど
人員と機材を借りだすことは可能、と考える

………直属の部下は、不要ならそれでも良い
無理に連れて歩く必要も無い

以上、伝えるだけ伝えた

【用件全てが終了すると、椅子から滑る様に抜けだして】
【靴の爪先を床に打ち付け、ずれを直す】

【そして、そのまま店の出口の方へ】
【呼びとめられなければ、何処かへと去るだろう】

/お帰りそして遅れてすまーん
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 22:43:53.41 ID:O.kPwoDO
【森】

うふふ…さてさて、何をいたしましょうか〜…
(…そろそろ新しい情報でも流して、あっちでの待遇でもよくして貰いますかねっと)
【桃色の着物、桜の髪飾りをした長い黒髪の小柄な少女】
【が、周りを見渡しながらふらふらと歩いている】
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:44:47.28 ID:l7nNtLMo
>>602

汝、姦淫するなかれと、モーセは主によりて、言われました!

【よほど混乱しているのか。紅潮した顔で、そんなことを叫んだかと思えば、次の瞬間には疲れたように、頭を抱えている】

うぅ。10個も食べ切れません。
1つで結構です……。

【なにやら楽しげにリヤカーへと向かっていった青年について歩き】
【少女もリヤカーの前に移動する】

(はやくリンゴもらってしまおう……)
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 22:48:28.06 ID:t17p0YAO
>>605

【少年は魔翌力を知覚する事は出来ない、しかし相手が迎撃の姿勢に入った事は理解した】

やれやれ、骨が折れそうだな……
まっ少し歯ごたえがないと顎が弱くなっちまうからなァ!

【少年の両手に黒いバスケットボール大の球体が出現、相手の腹部と左足に向けて回転しながら放たれる】
【硬度はまさに鋼鉄が如く、それでいて速度は中々だ】
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:48:29.59 ID:urutbBQo
>>603
まだまだ道のりは険しいんだなあ…
【しみじみ、と呟く】

それは遠めにしかみてなかったからよくわからなかったけど…確かにそうだよな!
棺桶のフォルムって本当に万能なんだよな!魔術って書いてあったんだからきっと魔術で動くんだよ
いいなあ、あの犬

【そして改めてリュックサックを背中に直しながら】

俺は剛田 剛太郎!ゴウさんでもジャイアンでも好きに呼んでくれよ、なんとなくわかったかもしれないけど
この世界初心者!サバト、お前のことはとても気に入った!
今日から俺とお前は心の友だ!

【ニッコリ笑いながら、そんなことを宣言してくる】
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:50:56.22 ID:rYkOkJYo
>>606

―――――――其れは、何だ?

【紺藍色の髪を赤いリボンで結んだツインテールに、青渕のメガネ】
【ベージュ色のセーラー服の上に白衣を纏い、紅いチェックのミニスカートの下に青ジャージを履き】
【右腕に腕時計の様な機械、腰の左右には白と黒のハードポイント】
【頭上に茶色の犬耳、大き目のヘッドフォンを装着し、スカートからは茶色の尻尾が覗いている】
【140cm程の小柄の少女が、何時の間にかローブを纏った少女の斜め前方に立っていた】

【犬耳少女は、揺り動かされている試験管、その内部の液体へと視線を向けて尋ねる】
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:51:34.93 ID:cfUS7ygo
>>609
汝、姦淫するなかれ?モーセは主によりて?
【回転しながら、考え】
あぁ!俺と付き合いたいわけだな!

ふむふむ、いいだろう
【バンと胸を叩く】
【もはや、頭のねじが外れているレベルでは無いような・・・】

林檎シャーベットもあるよ!!
【リヤカーの前でまた回転】
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 22:51:39.95 ID:1RnwG6oo
>>604

……ありがとう、ございますわ

【「暖かい、です……」】
【そう小さく呟いて、エルもそっと少女の身体に腕を回そうとする】
【キィ、キィと。少女に伝わるのは生き物の鼓動ではなく機械のそれ】
【体温が感じられるのは、エルが人を模して作られたものだからなのだろうか──】
【人の形をした、ヒトではない少女に抱きしめられ】
【人を模した、ヒトではない少女は僅かに、和らいだ表情となる】

……きっと、きっと、分かります。
そして、きっときっと、今と同じように、普通にお話できると思いますわ
──約束、します。

【それは、エルにとっては3つめの約束】
【だが、今まで交わしてきた約束とは違い──「優しい」約束であった】
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:54:34.54 ID:1g848wDO
>>607
ふむふむ、大体わかったわ。出来るだけ優先せよ、だったわね

直属は…追々考えるわ

【歩いて入口までついて行き】

ありがとうございましたー!

【恐らくはウェイトレスとして、お辞儀をして見送った】

/何、気にしないさー、そしてお疲れ様でしたー!


【で、見送った後】

さて、そろそろ閉店よ、えーっと菫?
「…もうそんな時間ですか。ところで部下がどうのと言っていましたね」
まあねえ。メイドとかの方が役立ちそうだけど。メイド付き一軒家!なんか良い響きね
「欲しいですか?」
そうね!
「わかりました」
え?
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 22:55:22.39 ID:UM/UDsSO
>>611
…なんて…便利な……私の…部屋に…ある…棺桶も…ネコサバトに…改造して…もらお……
…なんて…犬だ…
【身体が真っ二つになりながら】

……ん…ジャイアン…よろしく…心の友よ……
【バタンと元に戻り】

……………ん?…ジャイアン?………まさか…ノビタや…ドラの……心の友?…
【首を傾げながら】

…という…事は……スネ夫や…シズカちゃんも…いるのかな?…
【キョロキョロギョロ】
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 22:56:29.93 ID:i4zUfrIo
【森】

…………ふぅ。
まだまだ、修行が足りないなぁ────

【燃えるように真っ赤なアホ毛、青空のように透き通った空色の瞳を持つ青年が切り株に座っている。】
【白いYシャツに黒色のズボンを着用し、左手首にはオレンジ色の包帯を巻いて】
【左足には、蒼を基調とした金属製の細身のアンクレットを身に着けている。】
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 22:57:27.80 ID:MDznzo60
>>612

……血です。多分。

【曖昧な答えを返して、声のした方向を見やる】
【黒の、少しくすんだ瞳が若干夜の光を返して】

十中八九血ですが、色々と変です。でも変な原因は分かりません。ここまでが私の分かることです。

【ざっと言い切った上で】

研究、検査出来れば分かると思うんですけどね……

【「そんな施設、知りませんか?」などと尋ねる】
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:57:50.57 ID:NuNLCDAo
>>615
……………満腹とはいかずとも満足

………仕事に戻ろう

【鞘に収めた刀に手を乗せて、街へと出ていった】

【領収書は、経費としてしっかり落とせたとかなんとか】

/お疲れさまでしたー
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 22:59:42.16 ID:BYtZ9z2o
>>610

【少年の両手に現れた黒い球体を視認し、コレが能力なのか?と考えるがすぐに破棄する】
【どのような能力かを見極めるのは重要だ。だが、今はそれほど戦意は湧かない。大人しく何処かで寝たい、それが本音だ】

そのまま骨が折れていてくれたら私は楽だったんだが、なっ!
(ま、無理に戦う必要が無いのも事実だし、頃合を見て逃げるか)

【放たれた球体に対し、側にあった首が捻じ曲がった死体を魔力を停止した右手で掴み、盾にする】
【だが、死体は死体だ。球体の威力次第では貫通し、女に直撃する。
 それこそ、少年が先ほど落下してきたほどの威力があれば、だが】
【結果がどちらにせよ、女の動きは止まる】
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 22:59:44.58 ID:l7nNtLMo
>>613

(もうやだこの人……)
そんなこと言ってないです。
えっちなことはいけませんってことです。

【投げ槍に、適当な解釈を投げつけるように告げて】

り、リンゴだけでいいです。

【リヤカーの前で、積まれた林檎を、物珍しそうに眺めていた】

(おいしそ……タダで、商売成り立ってるのかなぁ?)
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/09(木) 23:01:55.48 ID:Xf6fvrY0
>>617

【その少し遠く、何とか視認できるようなところで】

【火の色が上がっている、火事みたいな大きいものでは無いが、良い匂いが同時に漂う】
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:03:47.17 ID:cfUS7ygo
>>621
えっちなら
最初からそういえば良いのに〜
【あははと良いながら、肩を叩こうとする】
【もう、ダメだこの人】

林檎だけねぇ〜
わっかりました〜

【美味しそうなのを一個選び】

ハイ、どうぞ
【回転をやめ、笑顔で渡そうとする】
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:03:55.69 ID:4njH72co
>>614

ん、っとお礼はいいです私も温かいですから

【満足気に腕の中でそう呟く、温かさは体温のそれかそれとも……】
【ほぅ――と小さく息を吐く】

ふふふ、ありがとうございます
いつか私が変わってしまっても変わらずまたお会いして、変わらずお話してください
約束してくれるなら私は多分自分を嫌いにはなりません

【自分と向き合う事は凄く恐くて、恐いけど誰かがいてくれるなら】
【多分大丈夫、エルネスティーネを見上る人型の道具はニコリと笑った表情で―――】
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 23:06:23.82 ID:t17p0YAO
>>620

【球体の威力はそれほどでもないが死体は吹き飛び肉片や血液が女性に降りかかるだろう】

オイオイ戦闘中に雑念か?なんだ、覚悟がないのは…お前じゃねぇのか!?

【身を低くして死体の影に隠れて接近】
【そのまま腹部に蹴りを放つ、先ほどの蹴りよりは遥かに威力は劣るが、肋骨を折る程度の力はある】
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:07:43.01 ID:rYkOkJYo
>>618

血、か。真っ赤な液体、試験管――“賢者の石”とかであれば面白かったのだが……。

【試験管へと向けていた視線をこちらを向く黒い瞳を見返して】
【勝手にぼやく希望は、割と有名なマジックアイテムの名】
【続く相手の言葉に疑問を持ったか、小さく首を傾げ】

変だと? 血は、血じゃないのか?

【当然の疑問ではあるが、言葉に出して問いを吐き出す】

ふむ。ボクは生物学は疎いんだが……

―――――――そうだ、ボクの知り合いならもしかしたら。

【尋ねられ、業とらしく腕を組んで数秒唸り、一つの提案】
【何かしらの施設を知っているわけでは無さそうだが、それなりに知識を持つ知り合いがいるらしい】
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:09:54.42 ID:l7nNtLMo
>>623

【ぽんぽん、と肩を叩かれるが、無反応のまま、為されるがまま】

(……こんな格好してる私が悪いんだ……うん、仕方ない仕方ない……)

【ふふふふ、となんだか悲しげな笑い声がする】

【渡された林檎を両手で受け取り】
【期せずして見せ付けられた、青年の笑顔に、呆然とした顔】

(……良い笑顔……)
あ……ありがとうございます。

【両手に収まった、果実を掲げ】

……主よ、我らを祝し、我らの食せんとするこの賜物を祝したまえ。
父と子と聖霊の御名において……エイメン。

【小さく、そんな祈りを捧げて、しゃく、と真っ赤な林檎にかじりついて】

……おいし。

【少女もまた、年相応に見える笑みを浮かべ、ぽつり、とそんな感想を漏らした】
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:10:03.54 ID:urutbBQo
>>616

持ってんのかよ、物持ちいいなサバト
すっげえ…

【そしてサバトが告げた一言で…彼は今度こそ間違いなくあっけにとられた顔をする】
【この世界の存在であるサバトが今、確かに…ずっと探し続けてきた旅の目的となる人物の名前を告げた】

【達成の足がかりにたどり着いた…】
【希望に満ちた顔をした、感極まったように身体に震えを生じさせた】

【最後に問われている事にも構わず…彼はサバトによろ、よろ、と近づきながら尋ねる】

ノビタと…ドラ?おまえ今…確かにその名前を言ったのか?
俺…ずっと、ずっと…その名前を聞いてなかった…ずっとそんなふうに呼ばれていた奴が生きてるって信じて
旅を始めたんだ…神隠し事件を追って、こんな世界まで飛ばされてきて…

【目から涙が滲み始めているその顔を惜しげもなくサバトに向けて】

そいつらの本名は野比信太と源 猫太って名前だ…そいつらが…心の友だ…
俺にとって…ずっと一緒にやってきた心の友だ…

…アイツらは…この世界に来ているのか…?なあ…
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 23:13:00.95 ID:1RnwG6oo
>>624

……あの、先ほどのお話に、戻ってしまうのですが。。
────「白妙」というのは、いかがでしょう、か。。
えと……長いようであれば、「タエ」などと、略してみて、は。。

【此方もまた、小さく息をついた後】
【どこか恥ずかしげに、きゅっと腕に力を込めて恐る恐るそう語りだした】
【先ほどの話──「名前」のことであろうか……?】

……はい!
いつかまた、変わらずこのように、お話をいたしましょう

【少女の表情を見て、エルもまたふわりとした微笑みを返すのであった】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:14:38.01 ID:cfUS7ygo
>>627
いちいちなんか
唱えないといけないって言うのも大変だねぇ〜
【若干、尊敬の眼差しで彼女を見つめる】

美味しいか・・・
・・・ありがとう

【笑顔で右手を突き出し、握手を求める】

・・・きみ、お名前は?
【静かに、名前を聞いた】
【どうやら、客には名前を聞くのが日課らしい】
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 23:15:22.99 ID:MDznzo60
>>626

あー……それだったら、それこそ面白いですけどね。
私に錬金術の知識など皆無ですので、そんなわけが無いって話です。

【有名では有るが、存在した話は聞かない、そんなアイテム】
【ほんの少しだけ、空想がよぎった】

今はもう見れませんが、見つけたときには煙が出てました。
発煙性のある血液……ちょっと変じゃないですか?

【今はもう見られない現象を挙げる】

生物学の範囲でどうにかなる問題かどうかすら分かりませんが……
――――あるんですか? 心当たりが

【この際、施設でなくともいいと思考を切り替えたか】
【告げられた言葉に耳を貸す】
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 23:15:39.72 ID:sNgUZ6SO
【森の中、湖の畔にて】
【淡く霞の立ち込める、一種幻想的な風景の中に佇む影が有った】

……形状変化、まあ…及第点。これだけ出来れば、丸腰でも問題は無いかな。
次、は……。応用編、変質と概念付与の併用。さて、さくっと終わらせようか――――。

【肩程の長さの、黒に程近い夜空のような濃藍の髪。白皙に、蒼く煌めく双眸】
【群青の紬に山吹色の帯を締めた和装で、腰には刀と短刀を挿しており】
【気配は奇妙な程に薄く、儚い、と言えばそうなのかも知れない――そんな、彼とも彼女とも付かない人影】

【左手に捧げ持って何やら検品しているのは、柄頭から切っ先まで蒼い水晶様の物体で創られた、一体成型の太刀】
【暫くの後、其れを試すように軽く二、三度振ってから】

【感慨も何も篭らない無機質な声音で、人影は小さく独り語散た】
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 23:16:12.33 ID:i4zUfrIo
>>622

……ん、なんだアレ?
ちょっと行ってみるか……な。

【万年筆を片手に、切り株から立ち上がり】
【火の手が上がってるほうへと、歩き出した】
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:18:17.79 ID:4njH72co
>>629

…………?ああ名前のお話ですか

【突然の事で目をパチクリさせエルネスティーネを見上げる】

「白妙」……素敵なお名前ですね、今後からそう名乗るようにします
エルお姉さんは私の名付け親です、お母さんです

【嬉しそうにはにかんだような表情を浮かべる】
【なかなかレアな表情だったり】

ふふふ――――

【またきゅっと抱きついて一通り満足したのかゆっくり手を離して離れようとするだろう】
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 23:18:18.98 ID:BYtZ9z2o
>>625

【したいから飛び散った肉片や血液を肌で感じ取る―――ああ、酷い臭いだ】
【だが、その酷い臭いは感覚が無事であるという事と、自分の存在位置を確認させてくれる】


ごふっ………


【避ける事が叶わなかった少年の蹴りは女の腹部へ直撃し、女の体には腹部に受けた痛みと恐らく折れたであろう骨の痛みが行き渡っていた】
【同時に女は、生きている事を実感する】

【―――女の右腕がしなり、少年の足、正確には脛に目掛け手刀が繰り出される】
【それは体が受けた痛みを返す為の本能的な防御行動。まるで野生動物のように行われるその行動は女が人間ではないかのよう】
【しかし、少年の蹴りを受けて嗤う女は人間である】
【繰り出される手刀の威力は形などなく、自分の腕さえも破壊するかのような動きだ。
 威力は成人男性の身体を持ち上げた筋力から察すれば容易い】
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 23:20:13.21 ID:UM/UDsSO
>>628
……ふふふ…カオスを…舐めないで…貰おうか…
【シュピーンとポーズをとり】

……うん……名前も…あってる…この…世界に…いるよ…
…あの二人は…私の…恩人…でも…あり…友達……
【頷き】
……ネコサバトの…報告…だと……ノビタは…退院…したから……多分……ジンジャーが…案内…してくれた…武器を隠してた…公園に……いるかも……
《ワイバーンコール》
【そう言うと4つのホイッスルのうち赤い龍の顔の形をしたホイッスルを吹き】

【何処からともなく赤い飛龍がやってきて】

……行く?……
【ワイバーンに乗りジャイアンに聞く】

【キィくんはサバトの頭の上に移動し】
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/09(木) 23:22:09.69 ID:Xf6fvrY0
>>633

【灰色のズボン、フード付きの黒いマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

【凄く満足げな顔で箸と椀を持ちながら猪鍋を食している】
うーむ・・・今の所まだ大丈夫だが猪一つ全ては流石にきつそうだ・・・
こんなもの保存する物もなし、しかし食べ物を無駄にするのはなぁ・・・
【どうやら火の原因はこの鍋のようだ】

ん・・・?
【と、そこでやってきた影に気付き】
【この男は対機関連合がJusticeと同じネットワークを使っているのを知らないので何とも陽気に】

よお、天ヶ谷さんよ!余る予定なんだけど食ってかねぇ?
【と、何処からとも無く新しいお椀を出して差し出そうとする】
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:23:23.28 ID:l7nNtLMo
>>630

……大変、って意識したことは無いですけど。

【少女は宗教家だったが、無神論者を相手にすることは、そう珍しいことでもなかった】
【そういった人種に、どう見られているか――自覚はある】

でも、大事なことですから。

【そう言って、さらに、一口齧り、握手に応じる】

むぐむぐ……。んぐ。
俺の名前は、クルスって言います。

【口の中のものを胃に落とし、少女はそう答える】
【俺――年頃の少女が使うには、奇異な一人称だと言えるだろう】
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 23:24:08.92 ID:t17p0YAO
>>635

【手刀を受け、少年の能力により骨が砕けるまではいかないものの、確実にヒビは入った】
【少年は即座に足を引いて、一歩、無事な方の足で踏み込み】

おッッッらぁァァァァ!
堕ちろ!

【右手で頭を掴もうとし、そのまま身体ごと地面に叩きつけようとする】
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 23:25:26.72 ID:1RnwG6oo
>>634

おか……、……。。

【「お母さん」と言われ、一瞬ぽかんとした後】
【顔を赤く染めて口をぱくぱくとさせてしまうエル】
【どうやら相当恥ずかしかったようだ】

……、ふふ。

【そして、エルも最後に一度だけきゅぅと抱きしめ】
【頬は赤いままではあるのだが、ちょっぴり寂しそうな表情をした】
【風は、夏と比べて僅かに冷たくなっている】
【でも。胸に残ったぬくもりは、まだ消えそうにはない──】
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:26:52.83 ID:rYkOkJYo
>>631

ボクも錬金に関してはからっきしだ。腹の足しにもならんからな。
そりゃ金属パーツは多いほうが強度も上がるし錆にも強いし、得ではあるが……

【少しばかり横にそれるが、少女もまた錬金術には疎いらしく】
【纏った白衣、頭につけた犬耳の生えたヘッドホンを見ても、魔術関連に関与してる人物にも見えない】
【敢えて言うなら、ヘッドホンの面に五芒星が質素に描かれている程度か】

煙………それは本当に血液なのか? ただの危険物ではないのか?
空気に反応したか何に反応したかは知らないが、煙を上げる血液等……

―――ある、といえばある。ここ半年位会っていない知り合いが、それっぽい事をしていた。

気がする。

【何とも頼りない一言が付け加えられた】
【それっぽい事、というのは、恐らく生物学っぽい事という意味だろう】
【ぽい、というのもいまいち曖昧で、判りにくいが】
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 23:28:07.99 ID:i4zUfrIo
>>637

……────ライク、か。

【"例の情報"はしっかりと把握しているようで】
【お椀を受け取りはしないが、戦闘態勢に移ったりもせず】

レイドの妹の件──どういう事だ?

【単刀直入に話を切り出した───】
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:28:56.57 ID:cfUS7ygo
>>638
俺・・・?
・・・ちょっとまて?
【左手を突き出し、右手で頭を押さえる】

それは何かい?
兄弟が全員男でボーイッシュな性格
になってしまったっていうアレかい?
【彼は彼女のことについては何も知らないため】
【そういう質問をしたんだろう】
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:31:53.52 ID:urutbBQo
>>636

そ、そうか…でもすげえ予想通りだな…ノビタの奴こんな危険な世界にいたら
そりゃ病院送りにもなるよな…すげえ予想通りだ…

【そして赤い飛龍の姿を見て、おお…と驚きながら】

い、今すぐ会いに行けるってのかよ…!お、俺なんか心の準備が…!


【とまで言ったところで…その時背後で…ダダダダダダ!と銃声が】
【後ろを振り返ってみると…茶髪のツンツン髪に頭にネクタイを巻いた上半身裸に黒の特殊ジーンズの酔っぱらった感じの少年が走っているのが見えた】
【彼は目がグルグルしている状態で空中に向けて火炎放射機を動かしていると】

『ヒャッハー!!汚物は消毒だー!!』

【そして後ろから黒いフードに覆われたシルバーブロンドの短髪…ただし二束の長い前髪がはみ出している特徴的な髪型】
【黒い修道服にミニスカート、黒の二ーソックスにガーターベルトでさらにそのうえにタイツを履いている女性が十字架型のマシンガンをその少年に向けて】

「服を着なさい!服を着なさいと言っているんですこのイカレ頭め!こらやめなさい!
やめないと撃つぞクソカスがァ―――――ッ!!」

【もう撃っている、と言った感じでその後ろでそのシスターがあたりの装飾を破壊したり路上や壁を削り取ったりしている…】

………

【ポカーン、と言った感じでジャイアンは魂が抜けてしまったような顔になっている…】

/おっと、もうちょい盛り上げて再会させたいところですたい
/ここは、ちょっと焦らさせていただく
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:32:25.95 ID:l7nNtLMo
>>643

【青年の反応に、少女はしまったなぁ、と居心地悪げな表情を作る】

そんなどこかの漫画みたいな話は存じ上げませんけれど。
うーん……口癖なんです。気にしないで、欲しい、かな?

【ごまかすような微笑を浮かべた】
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/09(木) 23:34:24.04 ID:Xf6fvrY0
>>642

・・・あぁ、その件か・・・対機関連合もあのネットワーク使ってるのか・・・

【椀を元の位置に戻し、視線を鍋に落とす】
【あくまで鍋の水面、いや、湯面を眺めているだけで食べるために視線を落としたわけではない】

まごうこと無く、俺が起爆剤となってやらかした事だ
【視線を鍋に戻したのは己の目を見られぬため】
【何故なら彼の目は今酷く悔やみとかそういうものが滲み出ている。それを他人に出来れば悟らせたくない】

【あまり多くを語ってもいないが、詳しい事は聞かれれば答えるであろう】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 23:35:29.36 ID:iqxxJA60
【広場】
【夜中だというのに、なんだかすごい爆音が響いている――】

――――♪『もう一度』『もう二度と』そんな安ッポイ言葉で再チャレンジなんてッ
そんなモンが効くほど人生甘っちょろくねェンだァーあッ♪
『昨日まで』『明日こそ』そんな薄っぺらいモンにエスケープすんなッ
『現在』だけを生きろ 目を背けるなァッ♪

「うにゃーっ!!相変わらずギターテクは凄いけどなんだかもう少しインパクトほしいですねー!
 歌詞がなんだかありがちな『頑張れソング』で面白くないですねー!!業界甘くみんなですねー!!」

あァァーーーッ!?今回ッ!!オレ様はッ!!かッなりガンバって書いたんだぞこの詞(うた)よォォ〜〜ッ!!
『評価』なんて簡単にできるがッ!実際に書いてみろってんだッ!!
まァ聞き入れて改善点探すけどよォーーーーッッ!!

【ついでになんだか、歌を歌っているらしき少年の声と、ねこにゃーみたいな(?)少女の声が響いているが……?】
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:36:01.26 ID:cfUS7ygo
>>645
口癖か・・・

【不意に右手を前にだし】
俺っ娘・・・・嫌いじゃないぜ
【ダンディな声と共に決めポーズ】

そうえば、林檎持ち帰るか?
【微笑みかける】
【なにか、元気をもらえるというか、楽しい気分になれるような笑みだ】
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 23:38:36.48 ID:MDznzo60
>>641

金属だらけも考え物ですよ。――……って、パーツ、ですか?

【一瞬流しかけた言葉を慌ててキャッチして】
【魔術どころか、何に関与しているのか分からない人物である】
【あえてローブと魔術を結びつけることも出来なくは無いが】

一応生物、から入手しましたし、多分血液なんじゃないでしょうか。
生物と言っても異形も異形、化け物ですけど……

【なにやら聞き捨てならない言葉が】

随分と曖昧ですね……。私が言えた言葉でもないですが
……案内してもらえるんでしょうか?

【行程が一足ほど飛んだ気がする頼みである】
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:39:22.17 ID:4njH72co
>>640

えへへ……少し恥ずかしいです

【同じく頬を少し赤く染めて】

お名前ありがとうございます、大切にしてゆきますね
姿形が変わってもこれだけは絶対忘れません

【小さく握られた右手を胸に当てる】
【それは何かに誓うようなそんな姿にも似ていた】

(この温かさが人の……)

エルお姉さんそろそろ私はお家に帰ろうと思います
もう少し一緒にいたいですが、住まわせてもらっている方に迷惑は掛けられないです

【2歩ほど離れて】

それではまた今度お会いしましょうエルお姉さん、さようならです

【パタパタと手振ってその場から去っていくだろう】
【暖かな気持ちを燈したままで】
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:40:16.15 ID:l7nNtLMo
>>648

…………。
……気にしないでくれているようで何よりです。

【自分の望み通りの答えのはずだが】
【なぜか疲れたような顔で、ため息をついた】

……じゃあ、1つだけ、もらって帰ります。
ほんとに、いいんですか?
お金、無いですよ?

【少し遠慮がちに、その話を蒸し返す】
【青年の笑顔に、甘えそうになっている自分を自覚したのだろう】
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 23:42:30.86 ID:BYtZ9z2o
>>639

【少年の足にダメージは入れた。だが、自分の右腕はどうだ?多少はひび割れた。だが、振るう分には問題は無い】
【身体のダメージを算出………腹部のダメージのお陰で呼吸が多少困難。容易に身体を動かせる状態ではない。だが、】


カッ………!


【女が振るったのは右腕。ならば左腕は未だ健在】
【居合刀を握り潰さんばかりに力を込め、少年の右腕の肘目掛けその握り拳を振るう】
【自分の拳が壊れても構わない、とそんな勢いで】
【拳が振るわれたのは頭を掴まれた後。形はアッパー。下から青年の肘をぶち壊しにかかる】


【何がために此処まで女を動かすのか。最早、妄執だ】
【だがその妄執の起源はとある女との戦い。互いの死力を持ってしての死合い】

【―――――そう言えば夜叉はどうしているだろう】

【ふと女は勝つ、と言う妄執の中でとある女を思う】
【少年の状態の結果次第では地面への叩きつけは免れるが女の拳は割れる】
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:43:15.61 ID:cfUS7ygo
>>651
はいよぉ
1個な!まいどありぃ
【紙袋に林檎を詰める】
【実はすでに一個入っており、実際は二個はいっている計算になる】
【しかし、紙袋という材質からか】
【あまりでっぱりに差は見受けられない】

サービスしといたぜ!お嬢ちゃん
【そういいながら、紙袋を差し出す】
【きっとこれが、サービスの一つなのだろう】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 23:43:27.92 ID:UM/UDsSO
>>644
……一旦…中止……まずは…アレ…止めよう…
【後ろの酔っ払いとシスター(テレサかな?違うキャラならスイマセン…)を見て】

……イヤッフゥゥゥ!!!……
【ワイバーンを消し、身体をクルクル回転させながらスピンアタックを少年にしようとする】

/あふ!!わかりましたー
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 23:45:58.66 ID:i4zUfrIo
>>646

……そうか…………。

【ネットワークで扱われている以上、信憑性の高い情報】
【情報源も知り合いであったため、事実ではあると確信していたのだが──】

…………どうして、だ?
お前はいけ好かねぇけど、悪い奴じゃない。
……ま、理由次第じゃ──絶対許さないけどな。

【彼の瞳、表情、言葉から読み取れる感情は"怒り"】
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 23:46:37.41 ID:1RnwG6oo
>>650

いえ──今私に出来るのは、これくらいでした、から。。
ふふ、気にいっていただけたようでなによりですわ

【そんな少女──白妙の姿を見て】
【エルは、嬉しそうに微笑むのであった】
【決して成長できず。決して、子供を持つことできないエル】
【もしかしたら、お母さんと言われて、ちょっぴり嬉しかったのかもしれない】
【或いはその言葉で別の何かを連想したのかもはしれないのだが──】
【答えは、彼女しか知らない】

そうですわね……もう、こんな時間ですし。
私もそろそろ帰ることにいたしますわ。

では、いずれまたお会いいたしましょう
御機嫌よう──白妙様

【そして、最後は相手の名前をしかりと呼んで】
【ふわりと笑みを残したまま、白妙を見送るのであった】

/2日間お疲れ様でしたー!
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:47:34.74 ID:rYkOkJYo
>>649

確かに、金属とも為れば安価でも重量があるからな。
機動性も考慮すると、何も硬ければ良いとも限らん。

【パーツに関しては意図的か否かスルー】
【腕を組み頷く様子は、話している事柄に対する熱意的なものを感じさせる】
【何について話しているかは明確ではないが】

――――異形、とな?
ふむ、化け物の血が生物を溶かす作用を持っている等、フィクションではありがちだが……

仕方ないだろう、長らく会っていないんだ。今も同じ事を続けているとは限らん。
案内するのは問題無いと思うが―――初対面でそんなほいほいと、問題は無いのか?

【人差し指でヘッドホンの側面を叩きながら、瞳を閉じて言葉を紡ぎ】
【一呼吸置いて、見知らぬ人間に対し無用心では無いかと尋ねる】
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 23:49:01.52 ID:t17p0YAO
>>652

グゥッ!

【ミシミシと音を立て、肘の逆側から少し骨が飛び出す】
【しかし叩きつけは失敗したもののまだ頭を掴んだままだ】

ガァァァッッ!

【そのまま力を込めていく、頭蓋骨そのものに──砕くまではいかずともダメージを与えようとする】
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:49:49.39 ID:4njH72co
>>656
/乙でしたー
/エルネスティーネさんに名前を貰うとかマジ嬉しいです感謝感激
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:50:51.97 ID:urutbBQo
>>654

『ドンダスッ!?』

【訳のわからないままスピンアタックを叩き込まれて、ノビタは倒れた…】
【そして後ろでは警察が…少々小太り気味の茶色のコートを着た刑事の支持を受けてテレサを拘束する】

「離せ!私はテレサだ!"教会"の異端狩り、ヴァンパイアハンターのテレサだぞ!
クソッ!離せ!」
『あなたこれで何度目だと思ってるんですか!おとなしくしてください!』
『ニュークリア刑事、23時50分、暴行の現行犯で逮捕です、実弾かどうかはわかりませんが殺人未遂にしておいたほうがいいでしょうか』

「…俺はもう知らん、こいつらのアホな行動に付き合ってられるか」

【…警察に逮捕されて連行されていった…】


【そして肝心のジャイアンだが】


……ちがう、きっと今のは見間違いさ…アレはきっとノビタじゃない…
あいつは黒髪だっただろう、だから別人さ、ツンツン髪だったとか気にしなくていいさ…うふふふふふふ…はははは…


【…現実逃避していた…】

/ありがとうございあす
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:53:03.82 ID:l7nNtLMo
>>653

サービス……。
あ、ありがとうございます。

【紙袋を受け取り、しかし何も対価を渡せないことに、少女は困っていた】
【祝祷の言葉でも捧げようかと思ったが、無神論者にはむしろ迷惑なものだろう、と思い直す】

あ、あの。かがんで、目を閉じてもらえますか?

【少女は逡巡の末、青年に、そう頼んだ】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/09(木) 23:53:56.10 ID:Xf6fvrY0
>>655
・・・少し、な。確信も無い推測を軽率に口に出してしまったのが事の間違いだった
それは・・・レイドに関する重大な事だ。その当ての無い推測は見事に重大な事に当たってしまい
それはリイロの嬢ちゃんの心を閉ざすには十分すぎる事実だった
【虚ろ気な目で鍋の下にある火を見つめる】
【響く声は感情を無理に押し殺したような無感情な声】

それで構わん、先ず普遍的に見て俺は悪、だ。寧ろ理由など何であろうと一人の人生の殆どを破壊した。
お前が俺に襲い掛かる理由などそれで十分だろう
今の状況において俺を討ち取るのは絶好の好機だ、俺は今、後遺症で剣を握れん。弓なら何とか引けるがな
【何の後遺症なのやら、今回の件と何か関係があるのか無いのか】
【何時襲いかかれようと食物に被害が被らないよう少し離れるところまで立ち歩く】
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:54:10.32 ID:urutbBQo
>>647

/まだいらっしゃる?
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 23:56:40.80 ID:MDznzo60
>>657

……まあ、硬すぎは良くないですね。動きが悪くなります。
といっても、その方向にも精通してませんが……

【スルーされたのを感じ、追求しようとしたがあえてやめる】
【その代わり、暗にこの話の終了も投げかけてみる。受け取るかは自由だが】

フィクションが現実になるのがこの世界ですよ。
……そういえば、酸を吐いてきましたね……

【そういって自身の左手を見る】
【軽く、酸に侵されたように爛れているのが見えるだろうか】

――……さあ? その代わり、そういった質問をする人は大抵大丈夫ですが。
信じるまではいきませんが、やましいことを考えてる人はそんなこと聞いてきませんから。
……まあ、鈍い人も聞いてきませんけど

【ほんの少しだけ、試していたようだ】
【だが、これで騙しを入れられていた場合、事態は悪い方向に転がるということに気づいているのかいないのか】
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/09(木) 23:56:51.83 ID:cfUS7ygo
>>661
はいょお!
【そういうと素晴らしい速さでかがむ】
さぁて・・・何が始まるのかな?

【そういうと、静かに目を閉じた】
【ちゃんと彼は、彼女が終了の合図をおくるまで】
【その体勢をキープすることだろう】
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/09(木) 23:57:56.76 ID:iqxxJA60
>>663
/にゃー
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/09(木) 23:59:48.03 ID:UM/UDsSO
>>660
……まったく…退院してから…なに…やってんだ…
…テレサも……あ…久しぶりの…マリオ(あだ名)…
……って…もう…行ったか……折角の…感動の…再会…だった…のに…
【そんなあっという間のやりとりを見て】

……現実を…見ようか…ジャイアン…
【ポンっと肩を叩こうとし】
…コレじゃあ…会うの…今日…ダメ…だね……まったく……
【なんか慣れたように言いながら】

……ついでに…おおはばに…話…変える…けど……
…この…世界…乗り切る…能力や…技は…ある?…
【ジャイアンの為に話題を変え】
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 00:00:33.49 ID:r938XK6o
>>666
/うにゃうー

>>647
【巫女服のような赤と白の和服の上から黒い頭巾を被り、そこから赤い前髪と赤い瞳を覗かせた少女がむくり、と物影から立ち上がり】
【彼らに近づいてしーっ、と静かにするように舌っ足らずな言葉で告げる】

…ごめんなさい、わたしのいもうとがぐっすりねむっていますので
しょうしょうおしずかにおねがいします、いや…このおとでもおきないのですから
やはりきにしなくてもいいのでしょうか…

【うーん、としばらく考え始めて】

…こもりうたとかギターでひいたりできませんか

【無茶なことをいきなりいい出す】
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 00:00:50.85 ID:nFQj4mko
>>662

……良く、分からないな。
植物状態になるってことは、相当な事らしいけど。

しかし、重大──寿命が残り少ない事か?

【説明が端的すぎて、あまり伝わってこないものの】
【自信が持っている情報と照らし合わせて、一つの推測を口にする】

…………なんで、俺がお前を殺すんだよッ
今聞いた限りじゃ、悪意があるようには思えないし、危険人物でもない。

それに、まだレイドの妹は植物状態なんだろ。
笑顔で飯食って、あまつさえそんな虫のいい──ふざけんなよッ!!
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 00:04:50.44 ID:r938XK6o
>>667
【ダンの方もサバトの事を覚えていたらしく『俺はマリオじゃない』と返して去って行った】

この世界を…?乗り切る?
能力とか…技?なんでそんな事を聞くんだ?

【どうやらピンと来ていないらしい…】
【ロザリーからビルが崩れ、人が死ぬような世界だと聞かされている癖に鈍い男である…】

…えっと、具体的に言うとどういうのを求められてるんだ?
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 00:05:06.05 ID:zc/g0lMo
>>658

【左の拳が割れた。だが、”左腕”は使える。”右腕”も同様】
【やはり能力は身体強化系。もしくは身体強化は副産物か。だが、今はどうでも良い】

―――――ハ

【嗤う。女が変わらず嗤う】

【頭を掴まれ、頭蓋を割れる勢いでやられているにも拘らず、嗤う】
【未だだ、と。過去には顔面を殴打され、それこそ顔が変わるほどに殴られた】
【あの時に比べれば握り潰される痛みなど未だ瑣末】
【嗚呼、だが痛くて泣きそうだ。だが、泣くのは早い。泣くのは寝ている時にしよう。では、続投しようか】


あああああAAあああAaaaaAa!


【頭を握られ、締め上げられるという激痛。だが、過去に受けた激痛に比べれば未だマシな方】
【だからこそ、”壊れていない”右腕に魔力を籠め、自身の右腕と引き換えに相手の右腕を奪いに行く】

【女の能力は要約すると破壊特化させる代わりに自身の防御を極端に無くすもの】
【その根源は女が発する歪な魔力。その魔力を纏って少年の右腕肘関節、其処を破壊…否、もぎ取りに行く】


【少年の耐久力次第では右腕の肘から先をもぎ取る。だが、その結果がどちらにせよ女の右腕、手首から先は使い物にならなくなる】
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 00:09:03.57 ID:gk0bN4.o
>>664

そうだな、硬く重ければ動かすのにそれなりのエネルギーが必要になる。
こんなもの、小学校の理科の授業で習うレベルだからな。

【組んでいた腕を解き、両手を白衣のポケットへ】
【長々と語る積りは無いらしく、追求が無いので話題が打ち切られる】

……そう言われるとそんな気もしてくるぞ。
しかし酸を吐く異形か、本格的にフィクションレベルだな。

【相手の視線の移動に合わせ、此方もまた視線をその左手へ】
【人肌にしては多少爛れている様にも見えたが、話の流れから異形の酸でも浴びたかと判断】
【特に健康上問題も無さそうなので、再び視線を黒の瞳へと戻し】

どうだろうな、無駄に頭の働く奴程裏の裏を掻こうとする。詰まり表な訳だが。
ともあれ信用してもらう必要は無い。ボクはただ科学者を紹介するだけだ。

【言いながら、ポケットから手を抜く】
【その手に握られていたのは小さな四角い機械】
【四角い機械はカチ、と音を立てて開き、小さなノートPCの様に形を変えた】
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 00:09:09.03 ID:bhMragco
>>665

【受け取った紙袋を地面に置いてから、青年の前に立つ】

あなたの十字架を負い、主に仕え、父に従いなさい。
未来はあり、あなたの希望が絶たれることはない。
あなたに、主の導きがあらんことを。 ……エイメン。

【少女は、ゆっくりと両腕を広げ、そう厳かに呟いた】
【そして――青年の右のまぶたの上に、軽く触れるように、口付ける】

……ありがとうございました。もういいですよ。
あなたの優しい恵みが、多くの人を助けられることを、お祈りします。

【少女にとって、身体に触れるキスは、それなりにありふれたコミュニケーションなのだ】
【照れた様子は無く、満面の笑み。誰かに施しを行う姿勢は、少女にとって、尊いものなのだ】
【そうして、足元においていた、紙袋を拾い上げた】
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 00:09:22.39 ID:vFqXX9U0
>>668

「にゃっ!?物陰から野生の巫女さんが現れたですねー!」
ンなワケねェーーだろッ!ありゃあトレーナーの巫女さんだぜッ!よォーーッ!!

【わけのわからない事を口走りながら、振向いた2人】
【ツンツンに立ち上げた金髪、上半身裸の上から真っ赤なジャケットを羽織ったド派手な容姿】
【そして紫色のエレキ・ギターを抱え、特注品らしい車イスに座っている少年と――】
【ネコミミみたいな朱色の帽子に大きな三日月の飾りと氷のネコバッジをつけた】
【外ハネ金髪、白いストール、首から透明なホイッスルを下げた少女だ】

【どうやらこの少年ガストリート・ライヴを開いていたらしく……少女は、その観客であり、友人だろうか?仲が良いようだが――】

ッと……そいつはスマネぇコトをしたな……ベリル、オマエさんもアタマ下げときな
「にゃー、言われなくても分かってるですね。ごめんなさいですね……妹さん、おきてないですね?」

【言うと少年は素直にギターの演奏を止め、申し訳無さそうに頭を下げた】
【少女もぺこりとお辞儀をしてから、宝石のような深い紫色の瞳を瞬かせて、心配そうに訊ねるだろう】

……あァ?子守唄だァ?
フォーク・ギターでもありゃあ良いンだが……いや、待てよ。
確かにオレ様の『能力』の『エフェクト』で……出来ねェコトは無ェかもしれねェが……
見ての通り、オレ様ロック専門でよォ〜〜ッ。コモリウタってのは初挑戦だなァーーッ

【少年は、その無茶なコトを無茶なコトだと分かっていないのか、真剣に首を捻って】
【両手を広げて、そのド派手な容姿を相手によく見えるようにする】
【胸元の古びたロケット・ペンダントやベルトのバックルに輝く星(スター)……少なくとも、バラードを歌うようなタチではないことが分かるだろう】
【ハード・ロックや、メタル系の歌を歌っていそうな、そんな感じだ】
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/10(金) 00:12:03.93 ID:3QBEP0k0
>>669
・・・
【その言葉を聞いて少し妙な挙動をして黙するのみ】
【沈黙は肯定、と取って良いだろう】

殺さないにしても拘束されるなりなんなりするものだと思っていたが・・・寧ろ襲われ、追われるのが今の俺に見合ったものかとね
・・・まぁ死ぬ気は無い。でなければ弓を引けるなんて言わないだろう
危険人物、か。それは間違いじゃあない・・・ちょっくら危険なスイッチを体内に持ってるし、な

ふざけてるつもりは無い、これから成す事を考えて、腹据えて突っ込むつもりなんだから力は付けなきゃいかん
【弓は引けるが剣はもてない。その剣はよほど重いのか?】
【少しだけ歩いたところで立ち止まり、少しばかり振り向く】
【少なくとも自ら死を選ぶような目では無い。あくまで自分の状況を考えれば襲われて当然、然るべき。と思っているのだろう】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 00:12:57.32 ID:1tRXJ2SO
>>670
【マリオもといダンに手をふり】

……例えば……
【そう言うと近くの木を向き】

……エレメント・赤…
【炎のエレメントがサバトの右手に集まり、それがフライパンの形になり】

……せいや……
【フライパンから火炎球が放たれ、木に当たると火炎球は爆発し木が燃え上がるだろう】

……こんな…攻撃…してくる…奴が…襲い掛かっても…対処…できる?…
……貴方が…襲われた…事…ないなら…それは…運がいい…
……この…世界は…危険と…隣合わせの…世界……
……昨日…私は…顔が…鯵の…人型の…怪人と…戦ったし…
【真剣な顔でジャイアンを見て】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 00:13:09.61 ID:BJAyKAAO
>>671

グッッッガァァァッ!
てっめェェェェ!

【ブチブチブチブチという嫌な音と共に肘から先が引き裂かれる】
【その苦痛と屈辱に顔を歪めながら尚戦意を失わず】

仕方ねェなァ!下半身なくなっても文句言うなよォォォォォ!

【未だダメージがなく健在な左足】
【その左足にありったけの力を込めて相手の右脇腹を蹴りつけようとする】
【度重なるダメージで威力は低下しているが、骨と内臓に多大なダメージを与える事は可能だ】
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 00:17:20.93 ID:K6MfuRw0
>>672

案外、実在するフィクションだったりしたかもしれませんね。

【「実在」と「フィクション」。矛盾した言葉のようだが】
【どうやら、作られた存在だったかもしれないと言いたいようで】
【さっさと左手を普通に下ろして】

まあ、いざとなったらすべてふっ飛ばしますけど。
(――……形状変化、或いはただの変形?)

【形を変えた機械にほんの少し興味を示して】
【瞳が一瞬きらりと光ったように見えた(実際は勿論光ってない)】
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 00:18:17.42 ID:nFQj4mko
>>675

……───それだけか?
それだけじゃ憎まれはしても、危険って情報は流れないだろ。

……本当に死ぬ気がないなら、それすら言わないけどな。
嘘じゃなければ、だけど。

【相手の行動を見ても、やはり戦闘態勢は取らず】

そんなことより先に、すべき事があるんじゃねぇのかッ
レイドも、レイドの妹も、お前の手の届く範囲にいるだろうが──ッ!!
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 00:20:00.66 ID:r938XK6o
>>674

ああ、なにかかんちがいさせてしまっているようですのでことわっておきますと
わたしはみこでもなければポケモンでもありません、このわふくはただのせいそうです

【カラーリング、および素材は確かに一見巫女っぽく見えたが…実はただの正装用の和服らしい(そういえば袴ではない)】

ええ、わたしのかざつつみ…たいこのねいろをからだのすみずみまでしんとうさせてからというものずっとぐっすりですよ
あとみっかほどはおきないかも、ですね
まったく、あのこのおともだちにはかんしゃしてもしきれません

【指さした方向には…同じく赤い髪に質素なワンピースで身をつつんだ裸足の少女が眠っている】
【彼女が、この少女の妹だろうか】

そのかっこうは、ロックスターのかただったのでしょうか、えんそうちゅうにおじゃましてすいません
…おや、ねこさんまでいます、あのこがおきていればよろこんでくれたかもしれないのに…ざんねんです…

それにしても…『うた』、ですか…それもとてもこころからパワーがわく…
しゅっしんがしゅっしんですからとてもきょうみふかいです
【ちょこん、とその場で丁寧な女座りで座り込み、話を始める】
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 00:24:01.43 ID:gk0bN4.o
>>678

実在したら、それはもうフィクションじゃ―――ん、いや、どうなんだ……?

【フィクションという言葉の意味合いは割りと広く、的を射ているのではないかと】
【小型ノートPC片手に空いた手を顎に沿え、首を傾げる】
【PCの画面が青く光り、良く判らない紋様と共にOSが起動】

吹っ飛ばされるのも困るんだが……まぁ、いいか。出来るとも限らないしな。
一応空いているかどうか、アポを取っては見るが――会うのは今からでも?

【ただ開いただけなので、変化というよりは変形というべきか】
【立ち上がったPCを器用に片手で操作しつつ】
【ふと視線を少女へと向け、問い掛ける】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 00:24:13.47 ID:ZiWNCESO
【荒野】
……………ブルブルッ
…おお寒っ!…そろそろ服装考えた方がいいかナァ……
【体のラインがピッタリ出る真っ黒なライダースーツに身を包み、腰より下まで伸びた黒髪で長身の女が、かなり大型の黒い三輪バイクに寄り掛かっている】
【ちなみにバイクの後ろには、車輪の付いた大きなコンテナが接続されている】【一体何を運んでいるのだろうか】
………つってもナァ…カイロでもつっこむカァ……?
【自分の胸元を覗き込んでいる】
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 00:27:28.21 ID:zc/g0lMo
>>677

【能力の使用により、右腕は、正確には手首より先が使い物にならなくなった。コレでは刀を振るえない】
【まぁそんな事はどうでも良い。コイツの右腕が邪魔だ。後で捨てよう。では、続きだ】


―――ハハハハッぐぼっ……!


【既に痛覚は無いにも等しい。脳内麻薬が活性化し、本能レベルでもっと戦えと、身体に命じる】
【しかし、ダメージは着実に重ねられ、攻撃を捌く事が難しくなる】
【だが、代わりに攻撃する本能は未だ活性している】
【少年の蹴りは僅かに避けようとした行動により、ささやかながらもダメージを軽減する。
 しかし軽度は低く、軽減と呼べるものではない】
【少年の蹴りに合わせるかのように動いていたのは左腕。”割れた”のは左拳だ。手首は未だ健在】
【手首を絶妙に動かし、刀身を鞘から出し、左腕で引きながら、少年の身体にむき出しの刃を叩きつけようとする】

【少年の能力次第ではあるが、むき出しの刃をその身体に受けることはかなり危険だ】
【女の行動はカウンターにも等しい行動だが、左腕に注意が行っていれば防御は可能だ。無論、女は蹴り飛ばされ、刀は鞘から抜き出る】







【少年が気付くかどうか解らないが、この戦いを監視していたような視線が近付いてきているような気配がある】
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/10(金) 00:28:37.77 ID:3QBEP0k0
>>679
・・・こういうことだよ
【ほんの一瞬だけ、彼とその周囲におぞましく、黒い魔力が纏われる】
【何もしていなくともそこに居るだけで存在を許されない何か。まぁ戦術のとおり一瞬なのでそれも退き】
【元に戻ったライクはすぐそこに黒い血反吐を吐き捨てる。今の黒い何かが危険と言う情報を流されるに至った全てだろう】

俺は死ぬ気は無い、だが襲われても文句を居えず、それに値することを仕出かした
襲う奴が当然、普通であり、俺が異端。その認識を口にすることの何がおかしい?


せめて俺の成すべき事が何なのかを聞いてからでもその台詞を吐くのは遅くないだろ・・・
レイドの奴に興味は無いが・・・リイロの嬢ちゃんには・・・身を張って謝らなきゃいかんだろ・・・
【彼の成すべき事とは、そう、リイロに対し誤りに行く事、許される事は望んでいない。許されるとも思っちゃ居ない】
【だがそこに、謝りに行く対象にレイドが入っていないようだが・・・】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 00:29:10.33 ID:r938XK6o
>>676
【…彼の反応、それはあっけにとられて木が燃え上がるのを見届けていた】

…すっげ、そんなゲームみたいな力が本当にこの世界では使えるんだな…シズちゃんみたいだ
ってか、そういうのが襲ってきたりしてくる世界なのか?

そうか…確かに俺はドラみたいにエネルギー弾とか鞭を振るう事ができなければ
シズちゃんみたいな炎発射するスタンドみたいな奴とか高速移動とかをするインチキパワーみたいな事はできないよ
スタンガンとかは持ってるけど…

【どうやら無能力者、と言う事でいいらしい】
【ジャイアンは、しばらく考え込んで…やがて思い出す】

…でも、戦い方は知ってる
小さいころから母ちゃんとか父ちゃんに教わってきた…ただ、そうだな
銃か短刀持ってないかな?それがあれば大分違うと思うんだ…

【一体何を基準に考えているのか?一応能力を間近でみているのだからそれを想定しての戦い方を考えているのだろうが…】
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 00:30:12.30 ID:K6MfuRw0
>>681

……まあ、自然に発生したものじゃあ、無いような気がします

【とにかく結論はそれらしい】
【角度的にパソコンの画面は見えないようだ】

それを言われたら終わりなんですが……
……今からでも勿論大丈夫ですよ? 変なことをしなければ、の話ですが
無論、今すぐでなくても変なことはしないでもらいたいですが。

【語弊の無いように答えを返す】
【手持ち無沙汰なのか、右手の試験管を揺り動かす】
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 00:31:09.69 ID:vFqXX9U0
>>680

あァ?ポケモンじゃねェってのは見たらわかるぜ、よォーーッ
「にゃー、ごめんねですね。いつもこんなノリなんですね。でも、巫女さんじゃないんですね?」
【どうやら2人にとっては(なんとも傍迷惑な)冗談の範疇だったらしい】
【少女は可愛らしく首をかしげて、相手の服装を見据えるだろう】
【櫻の服装には詳しくないのか、そこには僅かな好奇心も含まれて居るようだ】

タイコ?……あァ、櫻の国の楽器だったかい?
スネアを重厚にしたみてェなヤツだろ?ドラムよりも遥かに大きなスティックで、裸で叩くのが伝統だったかい?

【そして、フフンと鼻を鳴らして何処か自慢げに語る少年】
【スネアとはドラムに組み込まれている打楽器の一種……そこの認識では間違ってはいないが……】

「にゃー、ロックスターというか、コイツはロックスター志望のアマチュアですね。
 だからこうやってストリートで演奏してッてちょっと待て誰がネコがコr」
ワリぃなァ、コイツよォー、パッと見……にしか見えないのにそう言うと怒るんだ……
クチが悪くなっちまうのもご愛嬌さ、心境を悪くしねェでやってくれな
「うにゃーっ!!イルゾル頭抑えるなですねーー!!」

【物凄く怖い笑顔で少女に詰め寄ろうとしたねk……少女を、少年が無理矢理押さえつけて止める】
【どうやらここまでの会話の内容から、少女は「ベリル」少年は「イルゾル」という名前だと分かるだろう】

そンでもって、気にすんなよ……夜中にジャカジャカやってたオレ様もオレ様だ。
そして……あァ、『歌』ってのはよォ、スゲぇ『パワー』を持ってるんだ……
オレ様にはその『パワー』で世界中を『笑顔』にするッてェ「夢」がある……
……あン?『出身』だ?

【少年――イルゾルは、相手の言葉にうんうんと頷き。やがて、首を捻るだろう】
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 00:36:33.37 ID:1tRXJ2SO
>>685
……うん…コレが…この…世界……
……ついでに…ノビタは…銃と……今はないけど…シンクロナイザーシステム……仮面ライダー…みたいのに…変身…できる…機械で…乗り切ってた…

……それなら…普通のナイフと…なんか…魔術が…付加されてる…ナイフ…どれが…いい…
【自分の足元の闇に手を入れながら】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 00:37:11.19 ID:BJAyKAAO
>>683

グックククククク……
アンタやるなァ正直見くびってたよかなり……

【相手の抜刀した刀を身体を傾け残った右腕で受ける、かなり深くまで食い込むが、先ほど引き裂かれた部分に黒いスライム状の物体が張り付き出血を押さえる】
【そのまま腕を振り刀を遠くに弾こうとする】

まだ…まだァ!

【そのまま追撃と言わんばかりに左手で腹部を殴り付けようとする】
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 00:40:22.10 ID:nFQj4mko
>>684

………成程、な。

【現時点で得た情報を整理して、なんとなく状況を把握し】

───あぁ、全部おかしいな。
俺らを何だと思ってるんだ、あんまり舐めるなよ。
付け加えれば──冷静に、理論理屈なところが一番おかしいけど。

……分かってるんなら、いいんだよ。
だけど、レイドにも謝れ──それが、お前の責任だ。
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 00:41:56.42 ID:gk0bN4.o
>>686

成る程。詰まり何者かによって作られた人工物という事か。
という事は、そんなフィクション染みた何者かがこの世界には居ると言う事だな。

【詰まりそういう事なのだろう】
【パソコンの光は眼鏡のレンズに反射し、両目部分が青く光る】
【その分表情が伺えなくなり、何処と無く不気味にも見える】

そうか、どうやら向こうも今からで大丈夫らしい。深夜だと言うのに暇だなお前達。
――まぁいい。変な趣味はあるが変な事はされないだろう。

【こっちだ、との言葉を残して、踵を返し公園の出口へと向かう】
【特に話すことも無ければ、無言のまま街並みを抜けて郊外へ】
【住宅が立ち並ぶ中、やけに目立つ一軒の屋敷に辿り着くだろう】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 00:45:16.92 ID:r938XK6o
>>678

…おや、たいこをみたことがありませんか?でもだいたいはごぞんじのようで
そうですよ、いずれきかせてあげたいとおもいます

【…無表情のまま首をかしげてそう呟く】
【感情を表に出すのはヘタクソのようだが彼女はこれでも普通に振舞っているようだ】

…おや、しつれいいたしました、えっと…ベリルさん
わたしはすずつきいなば、かみにかくとこう(鈴月稲葉)かきます…
【と、自分の名前を書いた紙を見せると】


…よくごぞんじです、われら『うたひめのいちぞく』はながねんうたとおと、そしてゆめをつかさどるわざ(業)とぶんか(文化)をつぐのがわれら
とうぜんながら…ようくごぞんじですとも

【と、言うと…彼女は頭の上あたりに手を持っていくと…】
【するっと、布の擦れる音と共に『そこにある物を透明に見せる布』をめくる】

【頭部の上前方…一本の角が生えている…鬼のような角が】
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 00:48:03.49 ID:K6MfuRw0
>>691

それを言うなら人工生物、ですけどね。
さあ? この世界じゃない可能性も大いにありえますよ?

【眼鏡に光が反射するエフェクトにもあまりたじろぎせず】

まあ、深夜が活動時間の人だっているんですし。
……それを祈りますよ。

【特に話す事も無いので黙って付いていき】
【……途中、ついていってるにも関わらず一人だけで迷いかけたけど】

【そんなこんなで到着】

――……場違いな気がするのは気のせいですか?

【独り言のように】
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/10(金) 00:50:57.98 ID:3QBEP0k0
>>690
これを少し長い時間やってると・・・正気を保ってらんねぇし・・・
血反吐を吐くより酷い目にあう、さっき言ったろ?後遺症で剣持てないって
【それ以外にも精神的な要因がありそうな気もするが・・・】

・・・じゃあお前らはなんだってんだ?
俺からすれば・・・あんたらは俗な言い方をすれば正義の味方、
人の人生を壊したような奴は許しておけないはずだと思うんだが・・・

最初は内心・・・取り乱していた、理論理屈なんざつけられないくらいにはな
【今落ち着いてるのは、落ち着かせるに足りる何かがあったのだろう】
【ようやくまともに振り向き、正面から対峙する形になるだろう】

リイロの嬢ちゃんがそうしろって言うなら考えるがな、
俺はあいつに謝るのだけは御免だ。ありゃあ・・・俺が言えることじゃないがあいつは一番やっちゃいけないことをやったんだ
【意識が無い相手に謝るなりと言って居る故に意識が無い相手との会話方法も持っているものと思われる】
【レイドに対して何がそんなに許せないのか、寿命が残り少ない事、それに関係している?】
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 00:53:13.68 ID:zc/g0lMo
>>689

【身体が壁に激突死、骨子が軋む音が身体全体に響く】
【これ以上続けるのは危険だ。両腕は兎も角、内臓のダメージが想像以上に大きい】
【だが、未だ動く。ああ、まだ”動けるんだ”】

【少年の身体を斬った刀に特別なものは無く、簡単に遠くへと飛ぶ】
【女の身体がふら付く。好機といえば好機――――だが、女から少年へ向ける戦意―――殺意は未だ止まらない】


………ッ!


【最早言葉を解さない獣同然】
【振るわれた左腕への対応は未だに健在である足】
【右足で少年の脇腹目掛け爪先を繰り出す。腹部を殴ろうとする動作と、脇腹を爪先で刺そうとする動作】
【距離と速度からして僅かに後者が先か。
 だが、後者の動作は相手との距離を離すための牽制。威力は内臓ダメージも含めて通常より劣っているが、牽制としては十分か】
【しかし、この行動により、右足が無防備となる】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 00:54:34.35 ID:r938XK6o
>>688

…だろうな、ノビタなら銃を使うに決まってる、あいつの早撃ちは俺の『疾風迅雷』でも追いつかない
まだ鍛え方が足りなかったとはいえ、ガキ大将として君臨していた俺の身刀・刃叫流の技…そういう拳法を使うんだ俺
ってかあいつそんな装備を手に入れてたのか!?うっわーいいな!いいな!俺もほしい!俺も手に入れてやるぞ…!
絶対に俺の物にしてやる…

【…その望みがいきなり叶った?と一瞬錯覚させるように】
【仮面の戦士の赤い複眼が、何かへと構えようとする戦士のヴィジョンを…突然サバトは感じ取るだろう】
【何だろうか、虫の知らせでも受け取ったのだろか】

…魔術が付加されているのだと非常に助かるな、そうだな…
なんか熱とかを起こせるのとかはないか?それと水みたいになって何かに沈み込むみたいな…そういうナイフ!
いや、鉄くらいの強度の物は割りきれちゃうようなナイフとかでもいいかもしれないなあ…

【こいつ…ずうずうしい】
【俺の物にする物は結構贅沢な物を手に入れようとしがちな男だ】
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 00:55:22.56 ID:gk0bN4.o
>>693

場違いな事は無いぞ? ここがアイツの“研究所”だからな。

【屋敷を前に、PCを閉じてポケットの中へと仕舞い込む】

【正門はよくある柵に阻まれたりして居らず】
【真っ直ぐ続く石畳の向こうには屋敷内へと続く木製の大きな扉】
【扉までの道の左右を覗けば天然芝の生えた大き目の庭が広がり、幾つか植木も見られる】
【外観は二階建て、夜でも良く目立つ白の壁にはきちんと窓も取り付けられており】
【良くある普通のお屋敷と言えるだろう】

「……こんな真夜中に来客とは、珍しい事もあるものですね」

【不意に、二人の背後から幼い子供の声。女の子の声だ】
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 00:56:40.26 ID:vFqXX9U0
>>692

オレ様は知識程度でしか知らねェなァーーッ……だいたい合ってンだろ?
「うにゃっ!?ってことはキミ、演奏する時は裸になるんですね!?」

【その言葉に、ぎょっとするベリル】
【裸で太鼓を叩くというのも認識としては間違っていない。間違っていないが……】

ッと!オレ様としたことが、自己紹介がまだだったな?こいつはスマネぇッ!
「にゃ、スズツキ イナバ……稲葉ちゃんですね?
 ボクの名前はベリルハーツ、ベリルハーツ・ミャオマオ!
 ベリルって縮めて呼ぶと言いですね!苗字がネコっぽいのは関係無いですね、わかってるですね?」

おいベリル、そうやってプレッシャーかけんじゃねェよ。
稲葉、だなッ!「鈴月」ってのはファミリー・ネームでいいんだよなァ?
そしてオレ様はイルゾルだッ、イルゾル・ビッグスターッ!!
いずれ『世界一の超ビッグ・スター』になる男の名前さ……覚えといて損は無ェッ!

【そして、両者それぞれ自己紹介をするだろう】
【ベリルは「よろしくですねーっ!」と、にこやかに右手を差し出して――握手を求めているようだ】

『歌姫の一族』……?ンだかどっかで聞いたようなキーワードだなァ、よォーーッ。
「にゃー、ボクも何処かで……――うにゃ!?なんか生えたですね?!」
……ブッたまげたぜ、今生えたってカンジじゃねェ……よなァ?
どうなってんだ、何かのマジックかい?

【其処にある『角』を確認した刹那の反応は、2人とも『驚き』だった】
【然しそれだけ――すぐに適応し、驚きは興味に変じる】
【世の中には――『人成らざる者』を『迫害』する者も居るが、この2人にそんな心は微塵と無い】
【見据えるのは『その人という“意志”のみ』……純粋なる心、だからこそその「興味」は『負』を帯びた興味ではなく】
【もっと純粋な『好奇心』――「これから友人になるであろう人物を知りたいと思う意志」である】
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 00:58:32.73 ID:nFQj4mko
>>694

……別に、正義の味方なんて大義名分に過ぎないし。

故意にやったってわけでもない、お前自身は危険でもない。
これでなんで、殺さなくちゃいけないんだ。
殺してそれで解決ってわけじゃ無い──責任があるだろ、お前には。

【「……ま、あくまで俺の考えだけど」と、最後に付け足して】

レイドが何やったかはしらねぇけど……お前が謝らない理由にはならないだろ、ソレは。
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 00:58:35.49 ID:K6MfuRw0
>>697

……とりあえず、何にもツッコミはいれないようにしましょう

【半ば諦めの混じった声で】

【屋敷の敷地内を隅々まで目だけで観察していたが、急な後ろからの声に振り返る】

……っ、だ、誰ですか!

【ほんのちょっと驚いたのだろう。声が少し大きい】
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 01:00:56.75 ID:BJAyKAAO
>>695

グッハァハァハァハァ…
そろそろ限界だな……

【爪先が脇腹に突き刺さり、そのまま膝をつき荒い息を吐く】
【すぐさま傷口をカバーしたのか目に見える出血量は少ない】

(さて……どうすっかな、なんか面倒な事になってきたな)

【相手に身体を向けながらも後ろへ僅かに意識を移して警戒する】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 01:05:43.44 ID:1tRXJ2SO
>>696
……なる…なる…
【その説明に頷き】
………貴方なら…この…世界…生きられそう…だね…
【そしてそのヴィジョンを見て微笑むサバト】
【もしかしたら彼の未来の姿か?それとも彼が得る能力か?どちらにせよ彼なら大丈夫という安心感を感じた】

……熱なら…ある…
【そう言うと刃に魔術文字が刻まれたナイフを取り出す】

……知り合いの…魔術師が…作った…ナイフ…
…持ち主の…意志に…応じて…刃の…熱を…あげたり…炎を…纏わせたり…できる…
【そのナイフを渡そうとする】
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 01:07:38.44 ID:gk0bN4.o
>>700

「……近所迷惑ですので、御静かにお願いします」

【振り返れば、少し離れた所に見える人影】
【黒の大き目のシルクハットを被り黒マントを羽織り】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの白いセーターに黒のニーソックスを穿き】
【銀の長髪を低い位置でポニーテールにした身長1.2m程の少女が其処に立っている】
【暗い為判り辛いが、右目が紅、左目が蒼の色を湛えている】

【服の色やら身長は違えど、姿かたちは一人の少女にそっくりだ】

や、慇懃無礼なお出迎え御苦労。早速だけど入れてくれない?
「……お父様の許可が在るのであれば」
許可ならさっき取った。ほら、さっさと案内。

【白衣の犬耳少女は特に驚いた様子も見せず、尻尾を軽く揺らして】
【背後から現れた屋敷の関係者らしい少女に案内を促す】
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/10(金) 01:08:35.34 ID:3QBEP0k0
>>699
・・・故意にやったわけでは無いという言い訳が通じるなら、過失だったら仕方ないといってるのに近いものだ
・・・さっきのアレ見て俺を危険じゃないなんて言えるお前はかなりの御人好しだな
責任がどうとか・・・知らんよ・・・
【そう、責任なんざ関係ない。自分のする事はただ彼女に誠意を持って謝りに行く事であり、
それに責任がどうとかが入るものではない、責任以前当然なのだ、彼の中では】

リイロの嬢ちゃんが言ったなら考えるって言ってんだろ、あの嬢ちゃんとは何回も話した仲じゃないがそういうことを言わねえ性質じゃねぇよ・・・!
・・・腹立たしいことにな
【そのレイドの妹ならそういうことを見越した上での発言らしい】
【腹立たしいと言う辺り不本意ではあるようだが】

・・・鮮度が古いのでよければブレイザーシティの情報・・・居るか
【一種の逃避、話題そらし】
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 01:11:04.16 ID:r938XK6o
>>698

いやまさか。じょせいとしてはしたない

【無表情のまま即、否定された…】
【だが心なしかその赤い目はそんなわけないだろう、とでもいいたげだ】

ベリルと、イルゾルですね…ありがとうございます
それとベリル、そのひとことはむしろわたしのいもうとにいってください…

【純粋な好奇心を感じ取り、やや意外そうに眼を見開いたが…やがてまた目を細めて】
【そしてベリルたちの反応に少し首をかしげる】

…おや、どこかで『あかいめのどうほう』にでくわしたことがあるのですか?でもそのようすでは
つののはえてないわかいおにのようですが…そう、われわれ『うたひめのいちぞく』というのは
ながねんうたとおと、そしてゆめをつかさどるわざ(業)とぶんか(文化)をつぐ…おにのいちぞく

わたしもおさないころから、ずっとぶんかをまなび、ひとをもこえるため…わがみをきたえてきましたから

【赤い目の同胞、と言う事は鬼たち、『歌姫の一族』は目が赤いのだろうか?】
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 01:13:11.78 ID:zc/g0lMo
>>701

――っ・・――っっっっ

【女の反応は薄い。だが嗤う。未だ嗤う。哂い続けている】
【声と言う音は無い。だが、嗤う。女の意識は殆ど無いに等しい】


……!・・・!


【だが、嗤う】
【内臓のダメージは蓄積された結果、足元がおぼつか無い】
【両腕は右手首より先は使い物にならず、指を動かすことすらままならない】
【左手の指はは辛うじて動くが健常者と比べれば遥かに劣る】

【だが、まだ動く。まだ戦える、と女は思考する】
【手負いの獣、その言葉は今の女に最も相応しい言葉だろう】



『(クソッ!黙って見てたがどっちも生きてやがる……だが、どっちも死に掛けだ!)』

【元々女と対峙していた男が近くまで来て、今の戦いの様子を見ていた】
【男の得物はナイフ一本。正直な所、頼りない。だが、ボロボロになっている少年と女を見て頼りなさを忘れたのか、】

『――――死ねやぁ!』

【少年に背後から襲い掛かる。ナイフは右手に持って、振りかざしている。そのまま振り下ろして少年を刺すつもりか】
【男の襲い掛かる姿は慣れた者からすれば随分と間抜けな姿で、無防備だ。迎撃は容易だが、少年の状態次第では危ういか】
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 01:14:55.77 ID:r938XK6o
>>702

…お、信じてくれるのかサバト
…へへ、ありがとうな、これでも危険な事態とかはいろいろ経験してるんだぜ、信じてくれていいぞ!

【微笑みながらのサムズアップを再び見せるジャイアン…その姿はなるほど、どこか安心感を与えてくれる】

【そして渡してくれるその魔術文字付きのナイフを受け取りながら】

…本当にか?すっごいなあ…文明の危機を手に入れちまった感でいっぱいだ…
きっと…最近だったらi-padを手に入れた人の気分ってのはこんな感じなんだろうな…

【えらく具体的なたとえを出してくる青年である…】
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 01:15:15.15 ID:nFQj4mko
>>704

……仕方ねぇとは言ってねぇよ。
ただ、殺す理由が無い──そして、俺は"お前自身"が危険じゃないって言ったんだ。
取り返しがつかなくても、罪は償う事が出来るし……そもそも、今回はまだ手遅れじゃないしな。

…………そういう事を、話してるんじゃない。
妹が植物状態になったら──誰だって悲しいに決まってるだろうがッ!!
てめぇはそれだけの事をしたんだよ、理解してんのかッ!?

【声をあげて感情的に──いくらか、自分と重ねているらしい】

いらねぇよ、真剣に話すつもりがあるのかお前。
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 01:16:24.25 ID:K6MfuRw0
>>703

――――……あ、す、すみません……
……えー、と……

【その風貌を見て、思い当たった人物がいたのか】
【しかし、名前が出てこなかった】
【もっとも、別人であることには気づいているが】

あ、あの……案内、お願いします……

【ついでにこちらからも案内を催促する】
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 01:18:39.93 ID:M3PIppYo
【街中】

んー……結構良い具合だ重畳重畳

【白いシャツに暗い赤のネクタイ、そして黒の上下スーツに身を包んだ女が手に薬局の袋をぶら下げ歩いている】
【髪の色はネクタイと同じく暗めの赤、両の手には黒い手袋、そして瞳の色は藍色に染まって】
【右の目は眼帯で見えないがそのツリ目と眉間に深く刻まれたシワは常に怒っているような印象を受けるだろう】

重畳ついでに適当に食い物でも買って帰るかね
なにが良いか……パンでいいか、うんパンがいいな安いし腹が膨れるし

【散歩ついでの夜のお買い物といったところか】
【気楽な感じの鼻歌が辺りに響く】
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 01:19:38.86 ID:BJAyKAAO
>>706

……じゃねェぞ…
調子に乗ってんじゃねェぞォォォォォ!

【少年の背中に黒い粒子のような物が集まりやがてそれは黒光りする翼になる】
【翼は一度ユラリと揺れた後に一気に伸びて、男を串刺しにしようと迫る】

アアァァッッッ!

【同時に女性に向けて駆け出し、右足で顔面に向けて飛び膝蹴りを放つ】
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 01:21:36.54 ID:vFqXX9U0
>>705

「にゃー、ですよねーですねー」

【その一言に、ベリルは何処か安心したような表情を浮かべた】
【「チッ」とか聞こえてきたのは気のせいであると信じたい】

おうよッ、よろしく頼むぜッ!
「そういえばキミの妹……あそこでぐっすり眠ってる子ですね?
 あの子は何ていうんですね?差し障り無ければ教えてほしいですねー」

【言われて、稲葉の妹であろう眠っている少女に目を向ける】
【一方イルゾルは、そのあまりにも気持ち良さそうな寝顔にギターをケースに仕舞い始めた】
【どうやら、今日はこの会話が終わったら演奏はお開きにするようだ】

いや……この広い新世界だ、赤い目をしたヤツとは何人も出会ったコトがある……
だが……そうだなァ、オマエさんたち――『歌姫の一族』だったかい?
オマエさんたちの『赤い目』には、何か表現しようがねェ『気力』のようなモノを感じる……
それが『鬼』として積み重ねた『歴史』の体現であり、『業と文化の継承者』たる『重み』なのか……
何処かで……聞いたような、そんでもって……見たような……

「…………あっっ!!」

【そう言って首を捻るイルゾルに対し、ずっと1人で目を瞑って考え込んでいたベリルが突如口を開く】
【大きな紫色の瞳を見開いて、稲葉の紅い瞳を見据えると――】

急にデカい声出すんじゃねェよ、ベリル!
で、何が「あっ」なんだ?よォーー

「『歌姫の一族』……そーだ、思い出したですね!
 ボクの友達の……『ドブロク』!あいつがそんなコトを言ってたよーな気がするですね!
 それにあいつ、いっつも糸目だけど確か目ぇ赤かったですね!」

【ぽむ、と手を打ってベリルは何処か嬉しそうに語る】
【それは自分の記憶の中で引っ掛かっていたものが、見事合致したことから来ているものだろう】
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 01:21:45.12 ID:1tRXJ2SO
>>707
……信じるよ……心の友よ……
【両手を広げ】

……ついでに…魔術の…勉強…するなら…聖都…って…場所に…魔術協会が…あるから…オススメ…
…私は…i-Phone…の方が…言い…
【そう返しながら】
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/10(金) 01:24:40.04 ID:3QBEP0k0
>>708
あぁ・・・もしレイドが心の底から妹を思っていたのなら俺も心から謝意を示してやる!!
だがあの女はてめえの私情、怨念の方が可愛い!そういう奴だ!妹を二の次三の次に考えてる奴に誰が自分から謝るものかよ!!!
【今まで押し殺していた感情が一気にあふれ出すように】
【激烈な勢いで捲し立てる。】

ブレイザーシティに居るナンバーズは42、十代と思しき女、武器は刀、戦術は抜刀術
もう一人は46、小太りの奇妙な笑いを発する中年、アートマンを扱い、奇妙な液体を滴らせ、その液体を基点に攻撃を仕掛ける
【拒否された上で淡々と話している、一体何を考えているのやら】
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 01:25:30.82 ID:gk0bN4.o
>>709

「………………此方へ」

【二人に先を促され、表情の変化も無いまま正門を潜り、屋敷へと歩いて行く】
【数m程の石畳の道をいけば、木製の大きな正面玄関はすぐ目の前で】

「……只今戻りました」

【扉に向けて、セーター少女が呟くように唱える】
【と、中から「おかえりー!」という声が微かに響き、扉がギィ――と音を立てて開く】

「………………」
最終的に無言なのか、本当に前から暗い奴だな?
「……客間で御待ち下さい」

【白衣少女のちょっとした言葉もスルーし、セーター少女は一つの部屋の前で立ち止まる】
【木製の高そうな扉の横、ネームプレートらしきものがあり、其処には“客間”と達筆で記されていた】
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 01:30:47.19 ID:K6MfuRw0
>>715

【特に話すことがなかったので無言のままついていき】
【客間にたどり着くまでにきょろきょろと周囲をものめずらしそうに見て】
【そいて、やっぱり迷子になりかける。ついていってるのに】

……あ、はい、わかりました……

【たどり着いてからもなにやら入るのを少し躊躇っていたが】
【躊躇っていても仕方が無いので中に入ろうとする】
【中に入って、座る所があったとして座らずに立ったままである】
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 01:33:16.27 ID:zc/g0lMo
>>711

『ぐぎゃああああああああああああ!!!』

【弱っている奴だ。背後から奇襲すれば問題は無い…そう軽く見ていた男は余りにもあっけなく少年の翼に串刺しにされる】
【口から漏れた絶叫は路地裏に響き、やがて途絶える】

――――ぁ

【その”音”が耳に入り、途切れていた女の意識が覚醒する】
【―――寝ていたのか?と考えるが正面から駆けてくる少年を視界に捉え、改めて覚醒】

【右腕は盾になるが、多分、無意味。左腕も同様―――刀があればもう少しマシになってたんだが、まぁ仕方ないか。では再開だ】

【女のレスポンスは身体を僅かに後ろに下げ、カウンターとして腹部へ放つ右足の前蹴り】
【少年がそのままの勢いで突っ込んでくるのであれば自身の勢いも含めて多大なダメージを受けることになるだろう】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 01:33:26.77 ID:r938XK6o
>>712
あのこはうさぎ(兎儀)です…いや、ご友人のアドはラビットとか言ってましたっけ
もしかしたらしゃべってはいけない?まあわたしはかんけいないからいってしまうと、かのじょはすずつきうさぎ(鈴月兎儀)です
【心を許した人間にしか話したがらないラビットの本名をイナバはあっさりと教えてしまった】
【まさに鬼だった】

どうもありがとうございます、そうかんじてくれるとわたしがしゅうめい(襲名)した豊鬼(ほうき)の名にもみがきがかかるというものです
ずっとすがたをみせなかったあのこもいずれはおにのなをもらうことでしょう…あのこだったらさしずめ…牙鬼(がき)でしょうか

【ドブロク、という名前にあまり聞き覚えがなさそうな感じに首をひねると】

…濁酒(ドブロク)?あまりきかないなまえだとおもいましたが…はて、さとにそんなかたはいましたでしょうか…
でも…いとめ?…はて、いとめのおに…

【いとめ?とまた呟きながらイナバは首をかしげている…が】
【やがて、彼女は思い当たる言葉を適当に言うように呟いた】

いとめのおになら…しき(死鬼)でしょうか…いやかれはきょねんさとにもどってついだばかりの…つのもはえてないおにだった…
ちがった?なら…ええと…
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 01:38:46.57 ID:BJAyKAAO
>>717

クククク、上等だァァァ!

【そのままさらに加速して蹴りを放つ、同時に前蹴りを受けて吹き飛ぶ】
【翼で勢いを軽減するがそのまま路地裏の端までゴロゴロと転がる】

ゲホッ!ゲホッ!ガバッ!

【手を付いて吐血しながら項垂れる】
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 01:39:01.79 ID:gk0bN4.o
>>716

【客間とはいえそれなりに広く、良く判らない絵画が壁に飾られている】
【窓側の壁には暖炉もあり、窓の外には広い庭と、敷地を区切るための白い壁】
【室内は、部屋のど真中に長方形の木製の机が置かれており】
【その机の横、三方にはクリーム色の二人程座れるだろうソファが】
【一方のみ、肘掛付の木製の椅子が置かれている】

【今へと二人が入ったのを確認して、セーター少女はどこかへと消えてしまう】
【残された白衣少女は、無遠慮に木製の椅子の対面にあるソファへと座り】

――――座らないのか?

【なぜか立ったままの少女に声を掛けた】
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 01:39:52.97 ID:r938XK6o
>>713

【お、と何かに気がつくようにジャイアンが相槌を打つ】

…そうそう!さっきの棺桶のマーク…たしか『魔術協会』ってかかれていたんだよ!
じゃあそこに行ったらあの動く棺桶の正体がわかるかもしれないかな?なあ!
トイ・プードルを乗せると動くのかなあ…

【そんなことを告げる彼の様子は…まるで明日に遠足を控えている子供のような様子だった】
【よほど前に見た棺桶とトイ・プードルが気になっているのだろうか】

…じゃあ!俺はそろそろ今日の宿にでも戻るよ!今日はいろいろ楽しかった!
じゃあねサバト!…っと、フェルノの事を教えてくれてありがとうな!

【と、言って彼は去ろうとする…引きとめなければそのまま宿に戻るだろう】
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 01:41:52.26 ID:nFQj4mko
>>714

言ってるだろうが、それはお前の謝らない理由にはならないってッ!!
どうであろうと、お前はレイドの妹を植物状態にしたんだよッ!

それに──なにそんな知ったような口利いてるんだッ!
お前の言う事が正しいかもしれないし、仲間が大切故の怨念かもしれないッ!
そんなことがお前に分かるかッ、俺には分からねぇッ!!

だけどな、お前の行為がレイドを傷つけた可能性がある以上───
お前が謝るのが責任だ───お前の意思なんか関係ないんだよ、バカッ!!!

【言いたいだけ言い終えると、ライクに背を向けて】

……もう一度言うけど、俺はお前のことが大っ嫌いだ。
俺の言葉を理解してくれるとは思わない……ただ、気にとめる位してくれ。

【そのまま、その場から歩き去っていくだろう】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 01:44:24.61 ID:K6MfuRw0
>>720

――……座るのを許可されるまでは立ってるのが礼儀だと思いまして

【どうやら少女なりの礼儀の示し方のようだ】
【客間の中をぐるりと見回して、絵画などに首を傾げたり】

……どこかで見たことがあるような人でした

【正確には似た人を知っている、というレベルなのだが】
【そこまで言っても名前が出てこない以上意味が無いと思ったのか】
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 01:45:42.14 ID:1tRXJ2SO
>>721
……なる……なら…トイプードルの…謎が…とけるね…

……またね…ジャイアン…
【手をふり見送り】

……あ…
【そして自分の頭に蝙蝠みたいな獣耳が生えはじめ】
……まあ…いいや…とう…
【あまり気にしないように飛び去っていった】

/乙でしたー
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 01:46:50.70 ID:r938XK6o
>>724
/乙でした―!
/ハッハッハ、いろいろありがとうね
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 01:47:42.16 ID:zc/g0lMo
>>719

【――――――――――――――――――――――――】





【間。】

――――――――――ッぐが……!

【頭部に受けた衝撃で意識が完全に持っていかれるものの、蹴飛ばされ、壁に激突した衝撃で、再度覚醒する】
【顔から血を流し、顔面が血塗れになり、今にも崩れ落ちそうになるものの、左肘を使って壁に縋りつくように何とか身体を立たせている】

【どちらも満身創痍、と言えるがダメージの量では女の方が不利か】
【女は少年に対しての戦意は未だ衰えず、意識だけはハッキリとしている。だが、今では逆にそれが枷となっている】
【狙うなら今か】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 01:49:10.23 ID:vFqXX9U0
>>718

ウサギ……なるほどなァーーッ、イナバとウサギ……“まさしく!”……まさしく『姉妹』ッてトコかなァ〜〜ッ
「可愛い名前ですねー……いつか兎儀ちゃんとも仲良くなりたいですね!」

【その名前に、イルゾルはニヤリと笑みながら頷き、ベリルはにこにこと何処か嬉しそうだ】
【この「ベリルハーツ・ミャオマオ」……その純真無垢そうな笑顔の裏に秘めた『過去』】
【『友人が増える』ということに対して、彼女は何よりも『喜び』を感じる……そういう性格だった】
【なお、当然ラビットが本名を隠しているということは知らないため、2人とも何の気にも留めない】

『襲名』……そんな『制度(システム)』、鬼の世界も大変なンだなァーーッ。
だが、一般的な想像……その『鬼の名』を貰えるってコトは、オマエさん……『鬼』としては中々『高い位置』にあるのかい?
「『豊鬼』『牙鬼』……なんだか強そうな名前ですねー。こんなに可愛いのに……」
……あン?ベリルよォー。可愛いからって弱っちいとは限らない、そうだろ?
オレ様だって、全力でかかったとしても……“本気のオマエさん”には敵わねェよ

【そう言ったイルゾルに対して、冗談めいて否定するかと思われたベリルは】
【恐らく大方の予想を裏切って、何処か恥ずかしそうに苦笑するだけだった】
【イルゾルはただ微笑むばかり……どうやら、このベリルハーツ……本当に相当『強い』のだろうか?】
【それも、生半可ではない……ベリル自身、多少なりとも『自信』を持って『イルゾルより強い』と言い切れるほどの】

【……かつて世界を揺るがした≪ネル・ナハト≫――その『ナンバー2』という座に就いていた彼女】
【その『事実』を知るものは、今や世界でもほんの一握りなのだろう……――】

「……『死鬼』?あのドブロクには似ても似つかない名前ですね……違うヒトじゃねーかですね?
 でも、確かにアイツには角生えてないし……どうだったかな?ですね
 最近会ってないんですね……ドブロクが気になるなら、映画スタジオの『不死鳥座』を訊ねるといいですね。
 そこでカメラマンとして働いてるですね。確かタウンページにも載ってたですね」

(……けッ、幾らタウンページに載ってるような……一般に知られる善良な映画スタジオだろうとよォーーッ
 そこの監督(ボス)――『ミカルゲウス・F・クルーガー』!……その『底なしの邪悪』……オレ様は知っている……)

【にこやかに説明するベリルに対して、イルゾルは何処か暗い面持ちをしていた】
【だが、次の瞬間には、いつもどおりの微笑みを浮かべているのだろう――】
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 01:49:21.69 ID:KhDkjjAo
【街中】

・・・然し・・・することがねーなぁオイ。

【顔の右片方が火傷した赤目の女が座っている。】
【白髪混じりの茶の短髪、黒のソフトハットに黒のコートを着、ダメージジーンズを履いている。】

少し身体が動かしたかったが・・・夜も更けたしなぁ・・・。

【街の人は、避けて通って行く。】
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 01:53:54.14 ID:BJAyKAAO
>>726

もう、持ち弾がねェ……
色んな意味で限界だな……ったく決まらねェな……

【ゆっくりと立ち上がり翼を羽ばたかせ、ゆっくりと浮上し】
【そのまま建物の屋上へと移動する】

右腕、生えてくるか?
このケリはいずれ……つけてやる…

【そのまま消えて行った】

/すいません臨界点越えました…
/お疲れ様でしたー
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 01:56:58.45 ID:gk0bN4.o
>>723

こんな所で礼儀なんて要らんぞ? 座りたければ適当に座るといい。

【ソファは割りと高級なものなのか、白衣少女は沈み込むように其処に座っている】
【空いている自分の横をぼふぼふ叩いて、好きに座れと勝手に伝え】

ん? なんだ、アイツと知り合いか?
と言っても、見た目あんな感じの奴は何人も居るんだけどな。

【シルクハットとマント。髪の色と髪型】
【それらの要素が、偶然で一致する事は殆ど無いだろう】
【それは詰まり、先程のセーター少女と、少女の思い浮かべる少女は何らかの関係があるという事で】
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/10(金) 01:57:49.34 ID:3QBEP0k0
>>722
謝らない理由が無い?充分過ぎるさ、自分の言葉も守れない奴に謝る価値なんて無い

仲間が大切さゆえの怨念?あぁ最初はそうだったかも知れねぇなぁ!だが!
俺は見た!あの女の顔が憎悪の中に楽しみを見出している醜い顔をな!!そこに他の感情が同居しているようには到底見えなかったなぁ!
同居したとしてもそっちの方が強すぎる!

あんな女のことなんか知るもんかよ・・・憎悪に愉しみを見出してる奴なんか幾らでも傷ついちまえ・・・
俺が謝らなきゃいけないのはリイロの嬢ちゃんだけだ・・・
【け、と苛立たしそうにまた切り株に座り、鍋を見つめる】

それはお互いだ。俺の言葉がお前には理解出来まい・・・俺の意見など気に留める必要もなし
・・・ネットワークに俺に関する情報はまだ流すなよ、悪い方向にだったら幾らでも結構だが、織守にも口止めしてるんだからな
【と、首も向けずに聞こえるような声での一言】
【そうして、彼は苛立たしさを食欲に変える、俗に言えばやけ食いか】


/お疲れ様でした
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 02:00:37.98 ID:nFQj4mko
>>731
/おつでした
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 02:00:47.30 ID:K6MfuRw0
>>730

……それじゃあ、失礼して……

【促されるままに白衣の少女の隣に勝手に座る】

……あの人、じゃないですね。
ノアの…………名前が出てきませんね
……姉妹か何かでしょうか

【結局名前が出てこない】
【適当な関係を思い浮かべて、それが口から独り言として無意識に出てくる】
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 02:01:45.96 ID:zc/g0lMo
>>729

―――――

【女の戦意は続いていた。少年が去るまで】


―――――――――ぁ?


【頭を蹴られた衝撃で聴覚がイカレたのか、少年が何を言ったのかまともに理解できていなかった】
【だが、少年の気配と臭いが消えたことでようやく終わりである事に気付く】


―――――はぁ


【女は疲れたように溜め息を吐き、肘に籠めていた力を抜く】
【ズルズルと崩れ落ち――――そのまま意識を失う】


【やがて血の臭いの濃い路地裏には一人の女の寝息が響いていた】


/お疲れ様でしたー
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 02:09:20.87 ID:gk0bN4.o
>>733

ん。

【座り易い様にソファの隅に少しだけ身を寄せる】
【とはいえ無駄に深くまで沈むソファは、二人で座れば更に倍で】
【クッションに身体が沈み込む感覚は、何とも言えない物がある】

……ノア? んー、細かい事は良く判らないが、アレ関係の知り合いが居るんだな。
気になることがあるなら直接本人に聞けばいい。余程の事じゃない限り教えてくれる筈だ。

【組織名を聞いたことが無いのか小さく首を傾げて】
【そしてそんな提案。独り言に対して律儀に反応してくる】

/舞台裏>>875の通り、ちょっと眠気がやばいです
/宜しければこっちか向こうで返事を頂きたく
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 02:13:50.27 ID:K6MfuRw0
>>735

【ずぶずぶと沈みこむ感覚になんともいえない奇妙な感覚を覚える】
【なんとなく抜け出せなくなるような錯覚に一瞬だけ囚われたり】

多分、知り合いじゃないかと言った程度ですけど……。
……そうすることにします

【律儀に返されたからにはやはり言葉を返して】
【現れるであろう者の登場を待つ】

/御免なさい舞台裏を見てませんでした……
/遅ればせながら舞台裏で返した通りです
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 02:14:37.08 ID:r938XK6o
>>727

おほめのことば、よろこんでおうけいたしましょう
…あのこは、まあ…ベリルとはとくにすぐになかよくなってくれるとおもいますよ
16になってもチューインガムがすきみたいですからわけてあげてもいいかもしれません

【小さなころからの好物を知り合っている辺り、なるほど姉妹だと思うだろう】
【そして、わずかに目を瞑りながらイルゾルの言葉に答える】

そうでもありませんよ?いちにんまえ…とみとめられるようになってからはふつうにそのなをうけついていますから
そう…どっちかというとしき(死鬼)のほうがじょれつはたかいとおもいます

【ふう、とため息をつきながら】

まあ、なまえはぶっそうですが…でもけっこうなおにが、そのなまえをえたいとおもうものなのですよ
あいするひとやかぞくをうしない…そしてそのひとにまたあいたいとねがうものはとくに
なぜならしき(死鬼)のしようするじゅつは…いわゆるイタコとよばれるものたちのような…ししゃとのたいわ(対話)、こうれい(降霊)にかんするじゅつ
たたかいにおいてはかつてのせんしのちからをみにまとい…きょうめいさせることでみずからのわざをさらにするどくするちからだったようですから

なんびゃくねんもまえのだいのころには…そのちからでうしなったひとともういちどかたりあうきかい(機会)をあたえるしごとをしていましたから
いつだって、しき(死鬼)のなをもつものはこころやさしいですからね…ただ、わたしがそのしごとをしているのをみたことがあるのは
10ねんまえ、せいぜんのせんだいしき(先代死鬼)がうけおったしごとをいちどだけみたきり、ですが

【スタジオ『不死鳥座』、という言葉を聞いてイナバは首をかしげながら】

…ふしちょうざ?はて…きかないなまえですが
まあ、そこにしきがいるかもしれないなら、もしかしたらしりあいかもしれませんし…ひさびさにあかいめのどうほうをたずねるのも
いいかもしれませんね
【と、あまり危機感を感じていないような口調で呟く】
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 02:33:02.02 ID:vFqXX9U0
>>737

ま、ベリルとはトシも近いみたいだしなァーーッ……16歳だってか?
だったらオレ様ともそんなに変わりやしねェが……コイツのがハナシが合うだろ
「ガムが好きなんですね?それじゃあ今度会ったらガムあげるですねー!」
【余談であるが、イルゾル、ベリル、共に年齢は不詳である】
【裏設定として――イルゾルは、かつて大会司会者などで名を馳せた、声優の『月詠鈴鳴』と同い年なのだが】
【その鈴鳴も年齢不詳……結局深層は闇の中、か】

へェ、名前にランクがあるのかい……『社長』『部長』『係長』みてェな?
「にゃー、イルゾル。なんとなくバカ丸出しな発言はやめてほしいですね」
【大真面目な顔で語るイルゾルに対して、ベリルは冷静に突っ込みを入れ】


……降霊術……『死鬼』……
「……死んでしまったヒトとの対話、ですね……?」
【イナバが語る『死鬼』の姿に、2人は興味深そうに聞き入って】

……そいつァ凄ぇ、誰にだって……「もう一度会いたい」ッてヒトが居るモンだ
生前は伝えられなかったコトバやキモチを……伝えたいってケースも多いだろうよ……

「…………、…………」

【ふぅ、と息を吐きながら言葉を紡ぐイルゾルとは対照的に、ベリルは俯いて】
【きゅ、と弱々しく、自身の胸のあたりを握り締めていた】
【どうやら、彼女にも「もう一度会いたい人」が居るのだろう――】

「(……“ボス”……)」

【――『銀色の夜』に、銀の風となって散った『彼』】
【全世界を敵に回し、それでもたったひとつの『何か』を求め続けた――寂しい、『夜明けの導者』――……】


……でも、きっと空の上の方で見てくれてるだろうって信じて、オレたちは進まなきゃならない……
「不安」だって襲うさ……「可能性」があるなら縋りたいとも思う……
だけど、それでも『前を向ける』のが『強さ』……『誇り高き信念の姿』――……
揺ぎ無く『突き進める一直線』だ……『それ』を見つけるのが、オレがオヤジと交わした『約束』……
……それまではオヤジには顔向けできねェなァーーッ、ッたくよォーー

【イルゾルは……一瞬、彼らしくない真剣な、そして真面目な口調で呟き】
【だが、次の瞬間にはニコリと微笑んで、顔を上げて見せた】
【きっと、それもまた彼の強さなのだろう】

……ああ、行ってみると良いさ。案外オープンなスタジオだ、普通に会えると思うぜ?
(……それが「ミカロー」の恐ろしさ……全くの『表裏!』……反吐が出るぜ)
【笑顔の裏で、ちくりとイルゾルはそんなことを考えて――】


……さて、良い時間帯だ。そろそろオレ様とベリルはおいとまかな?
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 02:55:56.33 ID:toTLalM0
【公園】

なけなしの金をはたいて夜中に缶ジュースとは
あんまりいい身分とは言えねーな・・・

ともかくこれで金も残り少ないし、この先どうやって生計立てるか・・・

【襤褸切れのような服を着た青年がベンチに座ってジュースを飲んでいる】
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 02:56:31.57 ID:r938XK6o
>>738

ええ、そのほうがうさぎもよろこびます…

【そして、家族に関して…何かあるのだろうか…と思うイナバはしかし呟く】

もっとも、やはりつののはえてないいまのしき(死鬼)はまだみじゅくです
【どうもその人物が『死鬼』になりたいと願った所を見ていたような口調のイナバは言葉を続ける】
…たりないぶんはげんだいのぎじゅつでおぎなうから、どんなしゅぎょうでもうける、しき(死鬼)のなをうけつぎ…そのじゅつをつかえるようにしてほしい
かれはそういっていましたが…そのしごとをいらいすることができるのはもっとあと、になるでしょうね

しかし…あなたがたにはあまりひつようのないもののようですが…
【どこか、微笑むような顔で】

ええ、じつをいうとわたしもこれからちじんとあうやくそくだったのですよ、10ねんまえにおあいしてから
じつはいまもチャットとかでよくかいわしたりするものでして

「まあそれは私な訳だがな」

【ふ、とイルゾルの後ろから…差し入れらしいおにぎりを出してきたのは】
【黒い短髪にヘルメットとまっさらな白衣、ドクロのネクタイ『KILL・A’s tie』 に黒いジーンズの青年…つい先ほどバイクでやってきたのだろうか】
【ジンジャー・ユースロット、二人がよく知る人物だった】

「お疲れ様、だな二人とも…来たばかりで済まないが私はこちらの女性と用があるのだよ
彼女、久しぶりに人里に下りてきたと言うのだから、顔見知りの友人として、何より紳士として案内してあげる必要があるのだよ
そちらの妹君もいつまでも地べたで眠らせておくわけにはいかないのでね」
【と、出会いがしらに彼は差し入れ渡してすぐ帰ろうと言ってきた】
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 03:07:25.60 ID:AR.Vbsgo
>>739

【ベンチがギシリ、少しだけ揺れた】

ふぅん?
後先考えずにジュース買っちゃうのは、ちょーっと感心しないです
詰みまで後一歩、ってところじゃねーです?

【ベンチの裏側から背凭れに両手を掛けて、身を乗り出し】
【青年を覗き込む、クリーム色コックコートを着た、蜂蜜色ポニテの女の子】
【紅茶を思わせる虹彩の瞳を持っていて、身長は角砂糖を一列に積んで133個分】
【ミルクセーキのように滑らかな白手袋で両手を覆い】
【チョコレート色の警棒を腰に吊っている】
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 03:11:52.67 ID:vFqXX9U0
>>740

どうやら、その今の『2代目・死鬼』とやらは……余程『会いたい死者』が居るらしいなァーーッ
どんな『試練』を越えてでも、その術を習得したいと願う……
それも立派な『信じられる一直線』だ……オレ様はそいつを『応援』したいと思うね
「にゃー、イルゾル。カッコつけてんじゃねーぞですね。
 でも、ボクも結構気になるですね……『死鬼』……『死者と対話する……術』
 ……ボクには、イルゾルと違って……どうしても一言『お礼』を言いたいヒトが居る……
 …………今度、ドブロクに聞いてみるですねー」

【イナバの話に、2人はそれぞれの想いで返す】
【もうスデに――『妹』と『家族』の『死』を乗り越えたイルゾルと違って】
【ベリルはどうやら、まだ心の何処かで引っ掛かっているモノがあるようだ】

ほう?知人かい?
オレ様はこの街に流れ着いて結構長い……住所や目印があれば大体わかるぜ?
車イスで悪いが、それでも良いならオレ様やベリルで案内して――

「……うにゃっ!?このテノール・ボイスは……」

【帰り支度を始めていたイルゾルだったが、イナバの話を聞くや否や案内しようと身を乗り出して】
【しかし、そこで響いてきた聞きなれた声に、2人は振向き――】


……ミスター・ジンジャー!相変わらず完璧なタイミングだな、よォーーッ
「にゃー!ジンジャーさんですね!お久しぶりですねー!」

【おにぎりを受け取りながら、2人はにこやかな微笑みで彼を迎える】
【イルゾルは普段から「司研究所」――『クリサンセマム・リチェルカ』で生活しているため、ジンジャーとはしょっちゅう顔をあわせる】
【だが、ベリルハーツは親友であるサバトの屋敷に身を寄せている……ジンジャーと会うのは久々なはずだ】

そうかい、オマエさんがイナバの知人だってェなら安心だ……
なら、オレ様はベリルをサバトん家まで送って先に帰らせてもらおうかね。
「うにゃー、ジャンクちゃんにも会いたいけど……また今度遊びに行くですね!」

【どうやらイルゾルのジンジャーに対する信頼は相当なものらしい】
【2人ともおにぎりを頬張りながらジンジャーとイナバ、ラビットに背を向けようとして――帰るつもりらしい】

とりあえず、イタリアン・コーヒーを用意して待ってるぜ、兄弟
コーヒーと同じ量の砂糖を入れて飲む……オレ様とオマエさんの間じゃあ定番の飲み方だな……
それじゃ、失礼させてもらうかね……じゃあな、イナバ!
「ばいばいですねー!ジンジャーさんも、また!」

【イルゾルはニヤリとした笑みをジンジャーに向けて、やがて司特製の車イスを操作して踵を返す】
【ベリルも手をぶんぶんと振って、やがてそれに付いて行くだろう――】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 03:19:41.80 ID:toTLalM0
>>741

うっせ、死ぬほどのどが渇いてたんだよ・・・仕方ないじゃん?
そんなことで詰んでたまるか・・・

ってか、なんだ?誰?

【青年は缶を口につけたまま振り返る】
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 03:25:51.53 ID:v9sM6Qoo
>>673
【黙って洗礼を受ける】
【まゆげの感覚には戸惑ったが、冷静に対処した】

・・・・・・・・終わったか?
・・・・・・・・・こちらこそありがとうなっと
【ふふっと微笑みながら起き上がった】

それでは、お嬢ちゃん
いつか会えることを信じて
【リヤカーにまたがり歩きながら】

アディオス!
【振り返り、手を振る】
【今なら、まだ彼を止められるかもしれない】

/すみません。激しく寝落ちしてしまいました。
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 03:28:08.20 ID:AR.Vbsgo
>>743

ノドなら、また渇くです
次同じ状況に陥ったら……、ほらほら、詰みそうです

着るものをアレですし、衣食住足りてんです?

【不思議そうに首を傾げつつ】
【青年の服を左手で軽く引っ張ろうとする】

んー、名前を聞いてるです?
立場上は、通りすがりのテロリストです
怪しい所はどこにもないです、安心です

【あはー、と笑みを向けて】
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 03:36:22.14 ID:toTLalM0
>>745

テロリスト死ね・・・とか言わねーけどさ
夜中に出歩いてる女の子って時点で怪しいだろ常識抜きで

【軽く引っ張られた襤褸切れのような服は脆くもボロッと千切れる】

食と住は足りてなかったし、衣も妙な少女によって足りなくなったわ

・・・でもまだ詰んでねえよ?まだ。

【当の青年は怪訝そうな表情で少女に視線を返している】
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 03:42:03.72 ID:r938XK6o
>>742
いえ、しき(死鬼)はことしで89だい…
「まあ、堅い事はいいではないかね…ともあれ、今日のところは遅いからな
また機会がある時、ゆっくり話をさせてもらおう…さらばだ」
【そう言って、彼らを見送った後…ラビットを抱えながらイナバはジンジャーに質問する】

…しょうじき、あらわれてもすぐにはわかりませんでした、もう「だれこのひと?」といったかんじで
それこそしき(死鬼)があのはかせをおろしたのかとおもいましたが…ほんとうに『しんし』をはじめたのですね、あなた
それはそうと…あのふたりとかおみしりならもっとはやくかいわにはいってくればよかったのに
「…彼らとはそもそも、本当は顔も合わせねーつもりだったんだよ」

【そう告げて振り返るジンジャーの顔は…珍しく鋭いその目線をイナバに向けている】
【口調さえも…珍しく『地』だ】

「これ以上放っておくと致命的な事も喋ってしまうような気がして不安って思ったわけだ…相変わらず口が軽いようで何よりだ…イナバ
人里に下りてくるってんだったらその前にすぐ連絡しろ、オレにフォローできる事にも限度があるんだ
さっきも余計なことをペラペラ喋りやがって、10年前にお会いしただの、先代『死鬼』の話なんてする必要性があったか?」
【こくん、と横に首をかしげるイナバを見て、少しジンジャーはため息をつく】
【そして…事実確認を行うように告げた】

「…さっきのベリル君たちの言っていた…ドブロク、彼の本名はデイビット・U・ロック、そう…ドブロクが今の『死鬼』であってるぞ
少々前にオレの下で盗難した『ある物』を盗んだのも彼である事にすでに目星がついている…まあこれでわかっていただけたかな」
…ではもしかすると、ふしちょうざ、というのは…
「ミカルゲウス・クルーガーが経営する映画スタジオだ…それだけ言えばわかるな?」

【ビッ、とイナバを指さしてジンジャーが指摘する】

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

「…全く、気をつけてほしいな、ただでさえドブロクと仲のいいベリル君がいるのに『死鬼』の話をするなんて…しかもイルゾル君が一緒の時に、だ
本当に言う必要のなかった先代『死鬼』の話までしやがって…オレにしてみれば…彼らは一番秘密を知られやすくて危険な組み合わせなんだ
オレは本当はこういう喋り方をする人間だって事も実はもう知っているほどに、彼らはオレに近い」

「…おまえのせいで…『オレ達』の秘密が知られたら…どうするつもりだ?なあ…イナバ」
『あなたたち』のひみつ、ですか

【やれやれ、と言った様子で手を上げながらイナバは告げる】
おしえてあげればいいのに、ほんとうにしんらいしているということはなんとなくわかります、それこそあなたのちちやきょうだいたちとおなじほどに
でも、おしえてあげないんですか?
「知ってる人間が少ないほうが一番いいんだ、レスカとズッキーニが死んだ今、これはもうオレたち6人と、当時からのお前の一族だけの秘密だ
ジャンクちゃんにだって知らせていない。一番教えたくない相手だからな」

…てさきはきようなくせに、あいかわらずぶきようなようでなによりで、ジンジャー

【一体何の秘密を争っているのか?それが明かされる日は来るのか?】

【――――物語が進めば、相棒にすら隠すジンジャーの『秘密』は明らかになるのだろうか】

【←To Be Continued...】
/乙でしたー!
/いやはや、遅くまでどうもお疲れさま!
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 03:46:40.46 ID:AR.Vbsgo
>>749

……それは、この辺じゃ良くある事です
路地裏を徘徊してないだけ、マシと思って欲しいです

【千切れた布切れを持ったまま、「……どうしよう?」という顔で青年を見つめて】

…………うん、まぁ、その
…寿命だったんです、……悪かったです

【目を逸らして謝った後、ひらっと布を手放した】

そーいうのを、世間一般では詰みって言うです

もしかして何か、あてでもあるんです?
……例えば、実は洋菓子を出せる能力でしたー、とか、そういったどんでん返しが有ったりするです?

【ベンチの背凭れ上部に両腕を寝かせて】
【その上に顎を乗せる体勢】
【すっごい、だれた姿勢だ】
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 03:47:14.58 ID:AR.Vbsgo
>>748
/安価ミスです!
/>>746でした!
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 03:55:01.82 ID:toTLalM0
>>748

寿命なのは知ってるよ、さっきもベンチの端に引っ掛けて破れてたしな

【破れた服の片割れをキャッチ】
【そして投げ捨てて】

路地裏に居そうだけどな君は。
ていうか、このなりだと俺のほうが路地裏はお似合いか・・・ハァ

どんでん返しはねーよ
そんなメルヘンスウィートな能力を持ってたら今頃コック服でも着れてたわバカヤロー

【隣の少女をまた怪訝そうに見下ろして】
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 04:08:24.61 ID:AR.Vbsgo
>>750

……、特徴的な服装だとは思うです
新調すると誰だか分からなくなるくらいには、重要です

……でも、これからの季節、凍死しないように注意です

【服を眺め回して、そんな事を言った後】
【青年の顔を見上げて】

…ん、そうです?
どうみても女の子然としてねーです?
それとも、漂うわたしの戦闘狂オーラが、そう思わせてるです?

【ふふん、と得意げに微笑む】
【だけどそんなものは、一切漂っていない】 【緩々である】

おおっと、わたしの能力の悪口はそこまでです

ときに、おにーさん
…魔術とか、興味あったりしないです?

【怪訝そうに見られるのは、普段から慣れているらしく、全く動じない】
【首を、ちょっと傾けて長いポニーテールを揺らした】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 04:19:47.87 ID:toTLalM0
>>751

勘違いするな、着たくて着てるわけじゃねーからコレ
他に服があればそっち着てるっての

【睨みに近い視線を返す】

戦闘狂ってか迷子のほうがしっくりくるぜ?君は

てか、マジでメルヘンスイートな能力者だったのか・・・
いや君の能力に対してじゃなくて、君に対して、だな

【青年は余裕というか油断に似た態度で微笑む少女を眺める】

魔術かー、いいね興味あるよ

【此処に着て真面目に答え始めた】
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 04:32:36.01 ID:AR.Vbsgo
>>752

あ、その目付き、良い感じです
…ふふっ、飾ってあげたくなっちゃうです

迷子なんて言いやがった事を後悔させるレベルで……

【ジト目で見つめ返して、口元を不敵に緩ませる】
【小さな声で、不明瞭な発言をして】

……と、ともかく!
洋服にも困っていたなら丁度良いです
確か、指定の制服があった筈、です

おにーさん、魔術協会に入らないです?
寮に住めば、当面の問題が解決です
生徒も、いつだって募集中です

【魔術に造詣が深かったりしたら、先生として雇われるかもしれねーですけど、と付け加えて】
【青年の答えを待っている】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 04:41:32.78 ID:toTLalM0
>>753

気味悪ぃな、寒気がするぜ?

【頭をバリバリと引っ掻きながら困ったような表情で少女を横目に見て】

魔術協会・・・
魔術協会・・・ねぇ

できりゃ入りたいけどなぁ・・・
入会になんか必要なものとかある?名前とか・・・

【一応入る気がある旨を伝える】
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 04:50:33.66 ID:AR.Vbsgo
>>754

ふふふっ、気のせいです

【ふにゃ、と柔らかな笑みを向けて】

……強いて上げるなら、学ぶ意思とか、です?

あ、入る前に面接がありましたです
まあ、通りそうにない人も通ってるんで、形だけな感じです

【例えば目の前の女の子とか】

だから、名前すら偽名でも良いかも……
……おにーさん、もしかしてお名前無いんです?

【意外そうな表情で、青年の顔を真っ直ぐ視界に入れた】
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 04:56:49.32 ID:toTLalM0
>>755

・・・・・・・・・。

学ぶ意思は大いにあるつもりだが
面接とはまた面倒な・・・

【渋い表情で手に持った缶をフラフラさせて】

名前は無くはないが、無いに等しいね。現状は

そうだな、自分に何か名前付けるか・・・・・・

【顎に手を当て、ベンチの上で考える人のポーズ】
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 05:09:40.72 ID:AR.Vbsgo
>>756

……………

【考え始めた彼を静かに見つめて】

(現状、名前がない、です?)
(……それは、名乗るための名前がないってことで…、本名を隠すタイプの人、です?)

【特に口には出さず、推測してみる】
【それから】

……ちなみに、わたしはハニーって言うです
《古文書解読班》 所属のハニー・グレイトテイスト
ハニーって呼んでくれて構わないです
念のため繰り返すとハニーです、ハニー
覚えたです?

【何度も自分の名前を繰り返して、刷り込もうとしております】
【見れば悪戯っぽく微笑んでいて】
【――名前付けを妨害しようとしている事が分かるかもしれません】
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 05:19:52.96 ID:toTLalM0
>>757

ハニー・グレイテイスト・・・

・・・覚えたよ、覚えたけど煩くて集中できねーよ、ハニー

【繰り返さなくていいから。と言いたげな目】


・・・さて、今度はどんな名前にするかな?
魔術協会だから・・・ふむ・・・

【本人の中では名前候補が絞れてきた模様】
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 05:29:21.71 ID:AR.Vbsgo
>>758

【えへー、と緩い笑みを返して】

ちょっとくらいなら、怒っても良いんです

【瞼を閉じて、謎の発言】
【青年に視線を戻すと】

……「今度」、です?
もしかして、名前持ちさんです?

【不思議そうに首を傾げた】
【名前のアドバイスをするつもりは無い様子――】
【――多分、候補を出させたら洋菓子の名前が飛んでくると思う】
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 05:37:17.01 ID:toTLalM0
>>759

・・・?なんかいった?

【よく聞き取れなかった様子】

名前はいろいろ持ってるよ、必要に応じて増やしてきたからねぇ・・・

【感慨深そうに語る】

よし、決まった。これにしよ

【そして頭の中で名前が決まったらしい】
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 05:45:04.60 ID:AR.Vbsgo
>>760

【少し不貞腐れたように黙った後】

……おにーさんには、向いてないかもしれない事、です

【ツン、と言い放って】

名前って、そんなに必要になるものです?
…それより、お金を一杯持ってたら良かったと思うです

【嫌味を付け足した】

それじゃ、このハニーが真っ先に聞いてあげるですっ
―――おにーさん、お名前は?

【わくわくと、期待を籠めた眼差しを向けて】
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 05:58:53.64 ID:toTLalM0
>>761

・・・うーん、分かんねーなぁ・・・やっぱ・・・

【不貞腐れた様子の少女を見ながら】

名前はあればあるだけお得だよ、いろんなとこに行くなら尚更にな

持ってたらっていうか、持ってたんだよ。随分前だけど
まぁ、使い切っちゃって今に至る訳だが・・・

【ギラギラした目つきで少女を睨む】
【若干、当て付け気味な気がするがきっと気のせいだろう】

アルフレート。
後の名前は後々考えるさ。櫻の国の名前よりは楽に思いつくだろ

【青年は長考の割に普通の名前を告げる】
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 06:17:06.91 ID:AR.Vbsgo
>>762

……持ってた、です?
なんか意外です

…えっと、ジュースの買い過ぎとかです?

【思いつく、使い切った理由が酷い】

アルフレート……、うん、覚えたです!

【名前が良かったのか、一発で覚えたようだ】
【大きく頷いて】

……櫻の国の名前は、櫻の国で会ったら聞くとして…
わたしが興味あるのは、ホントの名前です

けど、隠してる理由もありそうなので…
……その辺りは、また今度、教えて欲しいです

【聞こうかと考えたが、思い止まったらしい】
【ベンチから身体を放して、ぴしっと立つ】

そうだ、アルフレート
魔術協会の場所は、分かるです?

【最後に一つ、重要な質問をして】
【――分からなければ、寮に帰るついでに案内しようとしているようだ】
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 06:31:02.86 ID:toTLalM0
>>763

そんなに買ってたら俺はもっと太ってたろうな

【飲み干し、空になった缶をゴミ箱へ向かってシュート】

ホントの名前、ね
そんなトコだけ弁えてんのもなんと言うかな・・・

じゃ、また今度にするか

【青年は聞かれていない事に答える気はないらしい】

いや、分からん
というか魔術協会なんて始めて聞いたしなぁ・・・

案内してくれるか?ハニー

【おもむろにベンチから立ち上がって】
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 06:44:37.55 ID:AR.Vbsgo
>>764

【空き缶を目で追って、小さく拍手】

……なんかそれ、普段は弁えてないような言い方じゃないです?

【失礼な、と一度腕を組み】
【アルフレートを軽く睨み上げた】

ま、いいですっ
どうせ散歩帰りです、付いてくると良いです

【ベンチを回り込んで、青年の傍に立つと】
【手を引っ張って、魔術教会まで案内するだろう】

【道中、「興味があれば、お好きな研究部門にも入るといいです」とか】
【そんなことを言うような気がします】


/そんな訳で、この辺りで!
/お疲れ様でしたー!
/久々でしょうか? 初めてでしょうか? とにかく楽しかったです!
/魔術協会については、wikiに登録するだけで大丈夫だと思います
/朝まで、ありがとうございましたー!
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 06:46:08.27 ID:AR.Vbsgo
>>765
/ああっと、訂正です!
/最後、手を引っ張って案内しようとする、ですね
/触れられるのがダメでしたら、無視していただいて構いません
/改めてお疲れ様でしたー!
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 07:04:29.97 ID:toTLalM0
>>765

おおっと、口がすべったか

【すごいわざとらしい口調で言い】
【目を伏せるように笑う】

じゃ、行きますか・・・

・・・あ、そうだ
拾ってくれてありがとな、ハニー

【感謝を示しながら青年は少女に手を引かれてついていった】

/お疲れ様でしたー
/久々の絡みでしたがこちらも楽しかったです-
/長時間ありがとうございました!、一休みしたらwiki行ってきます
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 12:52:37.76 ID:Y5Ouxoko
【魔術協会・中庭】

(ふむ。流石にそう易々と司書にはなれんか。かといって、何十年とかけて信用を勝ち取るつもりもない)

(ならばどうするかだな)

【木陰に寝転がっている青年が居る】
【短い白髪と、それとは対照的な漆黒のローブを羽織った二十代の青年だ】
【灰色の特徴的な瞳をしている】
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 14:18:00.09 ID:fo.3qDIo
【路地裏】

夜は少し涼しくなったとはいえ──お昼間はまだまだ暑いですわ、ね。。

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女がいる】
【少女は膝上くらいまでの長さの白いワンピースの上から灰色のカーディガンを羽織り】
【足元は、白い清楚なサンダルを履いている】
【腰には黒いすっきりとしたベルトをつけており、彼女の身体を細く見せていて】
【右の人差し指には紅い石のついた指輪をはめ、首にはチェーンのついたコインを下げており】
【彼女の見た目も雰囲気も。この場所にはとてもじゃないが似つかわしくはなかった】
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 16:43:25.28 ID:nFQj4mko
【路地裏】

…………はぁ………………。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤い首輪を付けた少女】
【頭には、外装が白で内側がピンクな猫耳カチューシャ】
【全身には、ふりふりフリルな白を基調としたメイド服を纏い】
【大口径拳銃を腰のホルスターに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】

【路地裏の暗さで見えにくいかもしれないが──少女の後ろには、一人の男の死体がある】
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 17:49:28.94 ID:ZiWNCESO
【公園】
………………はぁ………
【全身に見た事も無いような物も含め多種多様な刃物を装備した若い男、が営業中にサボっているサラリーマンのようにベンチに寝そべっている】
【格好のせいか誰も近寄らない】
…………………ポイッ
【あまりにも暇なのか意味もなく石を投げ始めた】
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 18:17:08.88 ID:bhMragco
>>744

リンゴ、ありがたく頂きますね。

【微笑みに微笑みを返し】

ええ、またどこかで。
と言っても、物売りさんなら、またどこかで会うでしょうけど。
さようなら。

【そう言いながら、少女も手を振る】
【またこの街で、林檎を売っていたなら、今度はきちんと買い求めよう、と思いながら】

【青年が去っていくのを見ながら、まだ食べかけの林檎に口をつける】
【優しい甘さが口の中に広がる】

(……思ったより、変な人じゃ……なかったのかも、ね)

【林檎をかじりつつ、少女もまた、雑踏の中に消えていく――】
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 18:40:34.89 ID:nFQj4mko
【路地裏】

…………はぁ………………。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤い首輪を付けた少女】
【頭には、外装が白で内側がピンクな猫耳カチューシャ】
【全身には、ふりふりフリルな白を基調としたメイド服を纏い】
【大口径拳銃を腰のホルスターに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】

【路地裏の暗さで見えにくいかもしれないが──少女の後ろには、一人の男の死体がある】
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 19:02:35.50 ID:jFo6JYoo
【路地裏】
【―――地下市街入り口】

んァ〜、仕事も終わったし、飯でも食いに行くかァ〜

【ラフな恰好にボサボサの黒髪、ひょろ長い長身】
【そんな容姿をした男がのそのそと地下市街の入り口から姿を現す】

どっかに美味そうな女、いねェかなァ…ヒャヒャッ

【男は不可解なことを独りでに呟くと舐る様な視線で辺りを見回した】
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 19:54:21.85 ID:v9sM6Qoo
>>772
・・・・・・!?
【とぼとぼと歩いていると、不意に何かに気づき】
【リヤカーから離れ、何かを持つと】
【急に高速回転しだし】

クルスーーーーーーーーーーちゃーーーーーん

いーーーーーーーーるーーーーーーーー?
【高速回転+ジャンプをしながらクルスのいる方向へ向かう】
【その男、どうみても近所迷惑】

/それでは、よろしくお願いします。極限まで強引ですみません。
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 20:10:08.23 ID:bhMragco
>>775

!!??

【背後からドップラー効果を伴って迫る、青年の声に悪寒を感じて、振り向く】

ひぃっ!

【そこには、いつもより余計に回っておりますって感じの青年が――】
【去り際の雰囲気とのギャップに、思わず悲鳴をあげ、固まるクルス】

い、いま、いますっ!

【反射的に返事したりもした】
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 20:13:15.49 ID:gk0bN4.o
>>736

【暫くすると、部屋の扉から軽いノック音】
【こん、こん、と。室内に軽く乾いた音が二度響き】
【その後、ぎ――と小さく軋む音を立てながら扉が開く】

「……やぁ、陽ちゃん。それと―――お客さんかな?」
生物学の権威様に頼みたいことがあるそうだ。ボクは機械以外からっきしでな。
「私の専攻は生物というよりもバイオテクノロジーなんだけどなぁ……」

【開いた扉から現れたのは、これまた白衣を纏った黒髪の青年】
【身長180cm程、やや細身の体系に黒渕眼鏡、ベージュのズボンを履いて】
【極々自然に作られた微笑を表情に湛えながら、白衣の少女と談笑を始めた】
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 20:17:36.07 ID:v9sM6Qoo
>>776
【さらに回転を加速させ】
いたいた!
俺の彼女!
【かなりの音量で叫ぶ】
【どうやら彼女だと思っているらしい】

俺と付き合う?いつ結婚する?
【回転をやめ、右手を差し出す】
【ここまでくると、もう末期というか・・・】
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 20:25:12.13 ID:bhMragco
>>778

いつの間に俺があなたの恋人になったんですかっ!?

【青年の声に負けないように、精一杯の声で叫び返す】
【通行人の迷惑である】

お断りします!
け、結婚は、生涯でただ一度の、大事な儀式ですっ!
って言うか、色々と過程をすっ飛ばし過ぎって言うか、意思の疎通をふっ飛ばしすぎっていうか!
なにこの会話のホームラン競争!

【クルスは こんらんしている】
【わけもわからず いみふめいなことを くちばしった!】
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 20:27:10.01 ID:nFQj4mko
【路地裏】

…………はぁ………………。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤い首輪を付けた少女】
【頭には、外装が白で内側がピンクな猫耳カチューシャ】
【全身には、ふりふりフリルな白を基調としたメイド服を纏い】
【大口径拳銃を腰のホルスターに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】

【路地裏の暗さで見えにくいかもしれないが──少女の後ろには、一人の男の死体がある】
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 20:29:43.40 ID:gpTCWYAO
【広場】
【今は静けさが包み込む人気が無いその場所に】

――――。
【艶やかな黒髪を背の中程まで伸ばし、紺色の学生制服の上から腕に『風紀委員』の腕章をつける精悍な顔立ちの少女が】
【魔翌力が微弱に宿る純白の木刀を左手に、四尺程ある大太刀『迅雷』を右手に持ちながら軽やかに剣舞を舞う】
【広場に響き渡るのは宙を裂く斬撃。ほんのりと灯る街灯に照らされ、そこはまるで神事を行っているかの様なある種幻想的な空間を作り上げていた】
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 20:30:05.52 ID:v9sM6Qoo
>>779
ついこの間、電話で告白したのは君だろ?
クルスってたから間違えないさ
【右手を振りながら、満面の笑みで答える】
【どーやら、記憶障害も患っている】

ホームランはね!一周してホームに戻ってくるんだよ!
つ・ま・りゴールインってわけだ!
【右足を後ろに上げ、3回転ほどする】
【こーみえて、この男、正常】
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 20:36:37.18 ID:bhMragco
>>782

電話なんか持ってないですし
そもそも俺はあなたと初対面ですし

【大声でまくし立てる青年に、もうなんか涙目になりながら、反論していくが】

【言葉が通じないのが面倒になったのだろう】

いいから落ち着いてええぇぇ!

【叫びながら、右手を振り上げて、青年の右頬に向けて、平手を放つ!】
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 20:36:54.07 ID:AR.Vbsgo
>>780

【真正面から極普通に歩いてきた】
【クリーム色コックコートを着た、蜂蜜色ポニテの女の子】
【紅茶を思わせる虹彩の瞳を持っていて、身長は角砂糖を一列に積んで133個分】
【ミルクセーキのように滑らかな白手袋で両手を覆い】
【チョコレート色の警棒を腰に吊っている】

……………

【少女の姿を見つけて、半ば硬直する形で立ち止まり】

………なんか……、新たな趣味に目覚めちゃった感じです?

【吐き出せた言葉はそれだけだった】
【すごく、意外そうな表情だ】
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 20:44:17.78 ID:v9sM6Qoo
>>783
グファッァ
【平手打ちがダイレクトにヒット!】
【激烈ダメージで動けない!】

ぶったな!?親父にもぶたれたこと無いのにっ
【どこぞのパイロット的なセリフを吐く】
【右頬をさすり、涙目になる】

君と俺は13歳の頃からの許婚じゃないか!?
【もっと、激しく、しないと駄目な気が・・・・】
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 20:47:32.26 ID:nFQj4mko
>>784

……趣味じゃない…………にゃ。

【無表情、相変わらず感情の篭ってない声】
【なのに格好もおかしい、語尾もおかしい】
【血生臭いのも変わらない、男の死体は恐らく少女が殺した】
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 20:50:36.70 ID:lo7Um8M0
>>481

【真正面から聞こえてくる音。そうそれは――】

“ザザ――です。交番に暴行した後の――
 ――ザッ――には「Jastevil(ジャストエビル)」と書かれた紙と一緒に――
 警察は――同一犯の反抗として――ブツ”

【何の変哲も無い、ラジオの音と――】
【コツ―コツ――コツ―コツ――コツ】
【そんな、千鳥足――】

(後には戻れない――後には――戻らない――!)
  ―――!
(ん?人――・・・だが、何かを振り回している音がする――?)

【灰色のトレンチコート、同色のソフト帽、長ズボン、白いスーツ、手袋をする――】
【スマイルバッチのような模様の、白いマスクを被る者が――】
 
 お――おい、何を――している?

【そう少女に聞こえるか聞こえないかでそう呟き――】
【少女にゆらゆらと揺れながら、近づいて来る――】
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 20:50:54.06 ID:HOXq8/Qo
>>781
/まだいますか〜?
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 20:51:11.10 ID:bhMragco
>>785

(……どうしようどうしよう。逃げた方が良いのかな?)

【不安げな眼差しで、背後を振り返り、逃走経路を確認する】

……なっ、何かご用があったんじゃないんですか?
な、ないなら、俺は失礼させてもらいますけどっ!

【こうかはばつぐんだ!】
【ニア逃げる】
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 20:55:06.84 ID:gt3DrLE0
【余り深くは無い路地裏】

(…「貞淑の象徴」がマルタサには間違いなく効いている、内部の機械も確認および破壊はできなかった)
(大丈夫、大丈夫だ……そう、思いたいけど)

【見た感じでは丁度、17歳ぐらいで、身長約165cmの細身で胸は小さめの少女が、何やら思案顔で歩いている】
【緑色のリボンが付いた女物の黒い中折れ帽を被り、髪は肩を少し超えるぐらいのサラリとした金髪で、瞳の色は冷たい灰色】
【長袖ワイシャツに、膝まであるピンク色のスカートを着用、胸元は赤に白ボーダーのネクタイ、足は白いソックスと黒いローファー】

魔術協会食堂のレアチーズケーキ、いや風の国の「春一番・本店」のニボーズ…。
何かしら食べないと、落ちつけないな…。

【そんな彼女、どうやらチーズケーキに並々ならぬ情熱を抱いているようで】
【ぶつ、ぶつ―――さっきを心の中だけに留めていた言葉たちが、唇の隙間から漏れ出した】
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 20:58:42.76 ID:v9sM6Qoo
>>789

あっ!これ!渡そうと思って!
【逃げ出した彼女のほうに小走りで向かい】

これ?知ってる?
【そういいながら、差し出したのは】
【赤色とオレンジ色の風車】

・・・・・大丈夫、何もしないから・・・・・・・・・
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 20:58:55.07 ID:AR.Vbsgo
>>786

……にゃ?

【かくん、と】
【大袈裟に首を傾けて、問い返す】
【長いポニーテールが右に揺れた】

………子猫さんの真似、してるんです、にゃ?

【腋を締めたまま、両手を胸の前まで持ち上げて】
【招き猫のように、くぃ、と手を丸めた】

【それから、にゃあ、と小さく鳴いて】
【緩く微笑んだ―――】

【――絶対からかってる】

【ちなみに、ハニーは見知らぬ男性の死に義憤出来る少女では無いらしく】
【敢えて指摘もしないようだ】
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:00:10.08 ID:AR.Vbsgo
>>792
/すみません、唐突にご飯食べてきます!
/申し訳ないです
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 21:00:45.59 ID:gpTCWYAO
>>787
/これは僕宛…なのですか?
/みぃ…勘違いならごめんなさいなのですよ

>>788
/はいはーい
/居ますですよ
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 21:01:15.13 ID:90DmH8Y0
【路地裏】

それじゃ バイバイバイ♪

【愉しげな女の歌声と共に】

【ぐしゃり、と】

【グロテスクな音が、付近に響いた】


【返り血を浴び、足元の男性へと冷たい視線を向けるのは】

……この人でも無かったや

【旧い血の色をしたセミロング、太陽の様に煌く橙色の両目】
【右目の色合いは、「蜜柑色」に近く、時々、両目が虹色に輝いて見える】
【白のシャツを着用、黒のスラックスに、黒のローファーを履き】
【ベルトを巻き、チェーンを吊り下げた、二十歳ほどの女性だ】

【手にしていた、鉱物で出来た虹色の長剣を肩に担ぎ】

……、いつになったら、見付かるのかな

【ぼうっとした瞳で、そんな事を呟いてから―――】
【足元の男性が、低く呻いた事に気付いた】

【まだ、息がある】

……ああ、生きてたんだ

それじゃ、今度こそ―――――


【「さよならだ」、と声に出さず、口だけ動かして】
【静かに其の刃を振り被り、男性を、両断しようと―――】
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:04:27.64 ID:bhMragco
>>791

【追いかけてきた青年に、若干顔を引きつらせながらも立ち止まり】

はっ、はい、なんでしょう……。
……なんですか? これ……?

【差し出された風車に、右手をおそるおそる、という感じで伸ばす】
【何もしない、と言われても、警戒しているようで】
【上目遣いに、怯えと興味が当分に混じったような視線を向けている】
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 21:07:00.27 ID:HOXq8/Qo
>>794
/>>787さんが一足速かった・・・
/>>787さんに譲ります
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:08:09.74 ID:lo7Um8M0
>>794
/>>481>>781を間違えました。申し訳ないorz
/そして、急に自分のPCの充電器が寿命を迎えました
/少し、続けられない状態になってしまいました。申し訳ありません
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 21:08:30.62 ID:nFQj4mko
>>792>>793

……別に、真似してるわけじゃないにゃ。
真似する理由も必要もない…………にゃん。

【冷たい声とねこねこな語尾がすっごい不釣合い】
【からからわれたからといって、動揺するような子でもない】

【──良く見ると、腕や足に縛り痕らしきものがある事に気づく、かも】

/りょーかい、ごゆるりどうぞー
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:12:45.80 ID:v9sM6Qoo
>>796
コイツはな、風車っつうんだ
【偉そうに、胸を張りながら言ってみる】

風が吹くと、くるくる回るのさ
俺みたいにね!
【そういいながら、ニ回転】

こんな感じに回るぜ!
【風車にやさしく、息を吹きかける】
【そのまま風車は心地よいスピードで回転し始めた】

クルスちゃんもしてみるかい?
【子供っぽい、あどけない表情で尋ねる】
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 21:13:05.13 ID:rleyFsSO
>>795


【とそこへ】

・・・・ちょっと、そこの貴女、
【と少年の声がする】
【振り向き見れば】
【そこには白のカッターシャツに青のネクタイをした少年】
【その袖には校章が付いている事から】
【彼が学生であるのが分かる】

何してるん―――って、あれ?無幻檸檬さん?
【女性のした行為を問いかけようとした所で】
【女性が知り合いなのに気がつく】
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 21:13:27.71 ID:gpTCWYAO
>>798
/それは残念無念なのです…
/またの機会を心待ちにしておりますですよ!

>>797
/>>798さんが続けられないようなので、僕は絡めますですが…
/どうするかはお任せしますです
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:14:36.41 ID:KhVJdeoo
【聖都、魔術協会敷地内】
【屋内の実験室などでは無く、広い庭の様な所で】

…………次が、4番の試薬で……一滴ずつ

【誰かが、大量の試験管とフラスコを並べて作業している】

……この目盛まで来たら撹拌して、それから次はあっちの……あれ?
ああ、違う違う。こっちのを先に入れるんだったっけ……

【シャツカラーの白ブラウス、前を止めない灰色のイートンジャケット】
【膝丈のスカートと黒のニーソックスを穿いた、灰色の髪に灰色の瞳の少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

えーと、5番と6番を同時に同量注いで、別な試験管の方に移して……?
段々訳が分からなくなってきたな………ま、良いや

【あまり慣れない手つきでの作業】
【右手に持った試験管の中身を、大きなビーカーに移した瞬間】

【ドーン】

【爽快な爆発音が、魔術協会内部に響き渡る】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:18:16.30 ID:bhMragco
>>800

【くるくると回る風車を眺め】

(……こ、子どもだと思われてるのかなぁ)

【外見や態度がどうであろうと、元は立派な男であった少女は苦悩する】

【素直に子供っぽく、風車を回して喜ぶべきか――】
【それとも、そんなの知ってます! と突き放すように怒るべきか――】

【態度を決めかねて、とりあえず風車に息を吹きかけた】

【くるくると、青年がやったように、風車は回る――】

ふふ。

【実は。この青年は、自分より、よほど子供っぽいのではないか――】
【そんな事を考えて、少しおかしくなり、笑ってしまった】
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 21:18:33.11 ID:HOXq8/Qo
>>802
/わかりました。絡みます!

【コツコツっと足音が聞こえる】

ん?なんだあれ?

【聞こえてくる若い男の声】
【声の主はゆっくりと近付いて来る】
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 21:20:18.80 ID:90DmH8Y0
>>801

ん?…誰?

【其の刃を止めて、少年へと視線を移す】
【其の間に、男性は路地裏の奥へと逃げて行ってしまった】

【少年を視認すると、「ああ、護君か…久しぶり」と、微笑みながら挨拶した】

…結構姿が変わってるけど、やっぱり気付かれちゃうかな?

【あはは、と朗らかに笑いながら頬を掻いて】
【其の笑顔にも、以前出会った時の、少女の姿の面影が見える】
【何故成長しているのかは謎だが…それはさて置き】

【血塗れた剣を担ぐと、ぶらりと其方へ歩み寄ろうとする】
【攻撃しようとする意思は見えないが―――】
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:27:38.19 ID:v9sM6Qoo
>>804
ふふふ?そうかぁ
楽しいのか!
【よっしゃーと両手を挙げながら、三回ほど回る】
【その男、彼女の笑みの意味など分からないため】
【年相当の少女が喜んでいるものだと思っているのだろう】

かわいいな〜この〜
【頭をぐりぐりと撫でようとする】
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 21:28:08.66 ID:gpTCWYAO
>>805
【凛とした雰囲気を纏いながら】
【まるで重力に逆らう様に軽々と地を蹴り宙を舞い右手の迅雷を横に振るう】

ん?
【其処で声と気配に気付き着地して其方に振り向く】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:31:16.58 ID:r938XK6o
【水の国・街中】
【その日、町の人々が上空を指差して慌てていた】

【ブブブブブ…と虫の羽音を鳴らしながら蜂のようなモチーフの人型の異形が町の上空から舞い降りる】
【彼はメモを見ながら喋る】

…ブブン♪ブン♪
ジャガークレムリン…アルファー隊長とタートルクレムリンがこの水の国で能力者たちに敗れ
スパイダークレムリンはバレンタイン作戦中に仮面の戦士に、ドラゴンフライクレムリンは小さな子供の姿の怪物に敗れ…

【ページをめくりながら彼は確認作業を続ける】

それから?ほほうほほう、クラブクレムリンも仮面の戦士に…リザードクリムリン、バットクレムリン、フロッグクレムリンも金の国で敗れてるんですねえ…ブブン♪
つい最近にベアークレムリンも弓兵とかいうのに始末されたみたいですし…おやおや白星を上げて幹部に昇格したのはラットクレムリンだけですか…
バァ――――ッド、実に白星が少なすぎてよくない、そろそろどこかで勝ち鬨を上げたいのですがねえ、やはりこのワスプクレムリンの毒針こそが、勝利の鍵となりますかあ…

【メモを見終わった後、それをしまうと彼は辺りを見回し始める】
【辺りを見回すのは足元にいる人間達を見下すためではなく、誰か待ち合わせている者を探しているような様子で】

…おやおや、待ち合わせていたウルフクレムリンの姿がまるで見当たりませんねえいけませんよ遅刻は、あるいはドタキャンでしょうか
お仕置き以外ありませんねえコレは、まあそれは別に構いません…来ないならもう

…一人で楽しみ始めてしまってもいいですよねえ…!さあ、細工はまず私が独自に調合したこの毒でいいでしょう…

【懐から取り出すのは…なんらかの毒の粉だ】
【ワスプクレムリンが上空から粉を撒き始めると何か異常を感じ取った者達が逃げ惑い始め】

【しかし…突然】

『グエッ…アッ、グゲッ!』

『い、息が…ッ!いぎがッ!あぐッ!!』

【人々が胸を押さえ苦しみだした…?チアノーゼのような症状を起している…!】
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:31:53.27 ID:rleyFsSO
>>806

何か・・・随分成長しましたね、この短期間で・・
【女性の身体全体を見てそんな感想を洩らす】

【女性が近づいてくるのには何も警戒はしていない】
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:31:54.66 ID:AR.Vbsgo
>>799

【からかって見たけれど、手ごたえは無い】

(むぅ……中身はクールなまま、です)
(だからこそ、あざとくないと言うか……、)
(……この感じも「甘い」の内に入るのです?)

【真面目な表情になり、軽く握った手を口元に当てて】
【少女をじぃっと、見つめていた】

率直に言って……
………あなたさん、今……すっごい可愛いんです

けど……、その縛り痕は頂けないと思うのです
その部分で、辛さパラメータが上昇してる訳です

【左手に、生クリームの球体を精製して】

………隠したほうが良いと、思わないです?


/ただいま戻りました!
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:33:01.27 ID:bhMragco
>>807

わわわ……。

【男に為されるがままに、頭を撫でられ】
【しかし、特に抵抗する様子は無い】

ふふ……。
お兄さん、お名前を、教えてもらえますか?

【奇妙で、純粋で、無邪気な青年に興味を持ったのか――】
【少女は、そんな事を、不意に訊ねていた】
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 21:35:09.83 ID:TW0vuUSO
【裏通り、廃墟群】
【疫か飢餓か、はたまた“機関”か何処かの陰謀の贄か、綺麗に人が消え失せた通り】
【スラムと呼ぶには荒涼とし過ぎた此処のような場所は、ゴースト・タウンと、慣用的に称される】

【生活感などあった物ではない、正しく“死んだ風景”】
【だが、こんな場所にも電気は通っているようで。或いは、撤去作業すら忘れられただけかもしれないが――……】

【ちかちかと、出来損ないの星のように、切れかけの街灯が瞬いていた】
【それは、煌々と照らす光を遮って――宛ら巨人の手と言った所か、不自然な程に長い影法師を生んでいた】
【通りに、一人の人間がいた】

……んー、っ。久しぶりのお仕事、堪能させて貰いましたー
疲れたけど、こんな日の終わりに浴びるシャワーは最高に気持ちいいんだよ――ねえ?

【静寂を打ち破り、通りを照らし、街灯に長い影法師を拵えて尚、燃え盛る一棟の廃ビルの前に】
【逃げるでもなく、へらへらと微笑みながら、黒い黒い輪郭を紅蓮の前に浮き立たせ】
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 21:37:50.77 ID:nFQj4mko
>>811

……──可愛くは、無いにゃん。
もしかしたら、服装は可愛いという部類に入るのかもしれないにゃ……。
……私には理解出来ないけどにゃー。
でも、それはこの服装だけで──その中に、私は含まれないにゃん。

【どこまでも理屈っぽく、無表情で】

…………私は、どちらでも構わない。

/お帰りなさいませー
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 21:40:16.91 ID:90DmH8Y0
>>810

…うん、ちょっと、色々あったのさ…
…通販で、「コレで貴女もスリムボディに!」っていうお薬を取ってみたんだ…

【※うそです d(* ´∀`)b 】

【笑いながら冗談を言いつつ、てくてくと彼に近付いて】
【返り血の生臭い匂いと共に、香水でも着けているのか、甘い香りが漂って来るかもしれない】

まあ、其れは良いんだ
其れよりも、君に伝えたい事があってね

【ずいっと、一気に童顔の笑顔を近付けて】
【彼に、伝えなければならない事が有るらしい】
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 21:41:54.52 ID:90DmH8Y0
/すみません護君の方、携帯移行します…orz
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:42:20.19 ID:v9sM6Qoo
>>812
俺の
名前は!

赤・井・恭・平だぜっい
【いちいちポーズを決めながら話す】

赤井林檎やの店主だぜーぃ
【一回転し、ポーズを決める】

/すみません。遅れました
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 21:42:45.58 ID:HOXq8/Qo
>>808
【そこにいたのは一人の若い青年】
【ボサボサの黒髪、ボタン全開の学ランを着た身長170cmぐらいの青年】

何していたんだ?なんかの魔術?

【馴れ馴れしく少女に声をかける青年】

/返信遅れて申し訳ない
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:47:15.07 ID:bhMragco
>>817

赤井恭平さん、ですね。
はい、覚えました。
(……このポーズはなんなんだろう……)

【名前を繰り返して確認し、覚えたことを伝える】
【内心では、もはや何度目か分からない呆れとともに、そんな事を考えていたのだが】

……この風車、もらっていいんですか?

【赤と橙の風車をくるくると、再び回しながら訊ねた】

/言うほど遅れてないんじゃないかなっ
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:49:18.61 ID:vyXVDCQo
【───路地裏】

【何者かから逃げるように、一人の青年が走ってくる】

ク……─はッ…はぁ、はぁ…!ヤツら≠ヘ、追って来て無いようだ。
そろそろ──逃げ切ったかな……?いや、安心は出来ないか……。

【息を荒げ、肩を震わせながら、一休みするために青年は壁に背中を付け、ずるり、と座り込んだ】

【深緑色をしたウェーブのかかったクセッ毛を前に垂らしてで右目を隠し】
【黒いジーンズを履き、薄い藍色をしたジャケットを羽織っていて】
【右手に3つの数字が並ぶダイヤルロックの鍵が付いたブレスレットを付けた青年だった】

さて、どうしようか……。とりあえず、宿でも………。ッ。な…!?
くっ……!右腕≠ェ、疼く─────…ッッ!?

【突如、彼の右手に貸せられた鍵≠フダイヤルがグルグルと回りだし】
【ガタガタと震えだす右手を、左手で制するように掴み、地面に押し付ける】
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:50:43.17 ID:jFo6JYoo
【路地裏】

ヒャヒャッ、んめェッ……美味ェ…

【ラフな恰好にボサボサの黒髪、ひょろ長い長身】
【そんな容姿をした男が道のど真ん中に座り込んで女性の死体を貪るように食べている】

【男の貪る死体からは一際濃い血臭が漂っていて】
【男から漂っているモノと相まって路地裏の雰囲気をより一層危ないモノへと強めていた】
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:51:32.00 ID:AR.Vbsgo
>>814

……凄い勢いで否定されたです
でもでも、可愛い服装が似合ってるって事は、カワイイって事です

…衣装貧乏なわたしが言っても説得力無いです?
まぁ、わたしは、そっちの方面を目指してないです、人間さんを飾るだけで満足です

【コックコートに長ズボン、安全靴と言う、ハイパー地味な格好の少女は】
【テクテクと近寄りながら、話しかけて】

それじゃ、隠す方向で―――

【右手の生クリーム球に、蜂蜜を仄かに混ぜ合わせる】
【抵抗が無ければ、四肢の縛り痕に塗りつけようとする】
【蜂蜜は、一応の消毒効果もあるが、気休め程度にしかならないだろう】
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:53:12.04 ID:rleyFsSO
>>815

そうなんですか?・・・でも・・お高いんでしょう?
【完全に信じてしまった】
【口調が通販番組みたいだ!】

え?・・・ぼ・・僕に・・ですか?
【顔を近づけられ少しどきっとしながら尋ねる】
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:53:17.26 ID:v9sM6Qoo
>>819
あぁ!風車でも俺でも貰っていくがよい
【ハーハッハッハと腕くみをしながら笑う】

そういえば、君はなんか職についてんの?
【あどけなく、尋ねる】
【その表情の裏には、深い考えがあるかもしれない】

/マジっすか!?
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 21:54:00.98 ID:gpTCWYAO
>>818
魔術では無いな…
生憎と私に魔術の才は無い。
【迅雷と木刀を腰に収め】

ただの鍛練だ!
【近くのタオルに手を伸ばし汗を拭いながら笑顔で答える】
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:56:47.22 ID:bhMragco
>>824

赤井さんはもらいません……。

【苦笑しながら答える】

俺は今はコンビニの店員さんです。
一番上の棚の奥に手が届かないのが悩みです。

【特に警戒することもなく、自分の職業を説明した】
【ちなみに、その悩みが発覚した瞬間は言葉では言い表せないほど悲しかったとかなんとか】
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 21:57:26.19 ID:rleyFsSO
>>816

/了解しました!
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:01:08.99 ID:AR.Vbsgo
>>822
/わわ、すみません!左手でした!
/でも、次のレスで右手に対するアクションがあれば、最初から右手だったことにして下さい
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 22:01:12.80 ID:HYhzQ2DO
>>823

(信じた…だと…)

【やだこの子、可愛い…みたいな、キュンとした表情を浮かべつつ】
【護君逃げて!超逃げて!】

――――キミの事を探してる、ローブと包帯の女の人に会ってね

【薄い笑みを向けたまま、彼の反応に和みつつ】
【逸れでも、やや真剣な声音で】
【彼を探していた人物について伝える】

…その人、キミの御家族、とは言っていたけど…

【「知ってる?」と首を傾げながら問い掛けて】
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:01:18.86 ID:v9sM6Qoo
>>826
コンビニの店員さんかっ
【ふむふむ、コンビニかとつぶやき】

そういう時は脚立を持ってくると良いぞ!
【右腕を前にビシッと突き出す】
そして!そのコンビニで林檎を売る暁には
俺と専属契約を結ぼう!

【さぁ!抱きつけと言わんばかりに】
【両手を伸ばし、備える】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 22:02:26.48 ID:nFQj4mko
>>822

……だから、可愛くはないにゃん。
私なんかが可愛い──ハズが無いにゃ。

【認める気はゼロのようで、全否定して】

………………ん……。

【抵抗は、しなかったものの】
【右腕に塗りつけられた蜂蜜を、速攻で舐める、舐める、舐めまくる】
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 22:02:39.45 ID:HOXq8/Qo
>>825
ふ〜ん...鍛練か、なんでそんなに自分の体を鍛えるんだ?

【少女を見ながら言う】

まぁ、俺も結構路地裏で鍛えてるけどな
さっきも4、5人ほど潰したし

【なんか言ってるが、青年の姿を見たところ武器なんて持っていてなさそうだ】
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:07:15.83 ID:bhMragco
>>830

脚立を一々持って回るのが大変なんですよね……。

【どこか遠い目で呟く】

あいにく、俺は店長さんじゃないので、仕入れは良くわかりません。
詳しいことが知りたければ、お店にどうぞ。
……ペンと紙があれば、地図お書きしますよ?

【しかし赤井が伸ばした両手はガン無視である】
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:10:16.98 ID:v9sM6Qoo
>>833
そういう時は脚立にだな・・・
ローラーを付けるのだ!
【また、ビシッと決める】

ペンと紙なら、商売日誌があったな・・・
ちょっと待ってて、取り入ってくる
【そういいながら、リヤカーの方向へ走っていった】
【あと少しでもすれば】
【リヤカーの中にあった大学ノートとボールペンを持ってくることだろう】
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:13:30.43 ID:AR.Vbsgo
>>831

…………

【思い切り目を白黒させて、彼女の様子を見つめていた】
【ぴたっ、とデコレート作業は中断される】
【丁度足に塗ろうとしてたために、見上げる体勢だ】

……えぇっと、ネコさん?
な、なにをされてるです?

【突然の事で動く事も出来ず、質問するだけ】
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:14:39.38 ID:bhMragco
>>834

お店のものを勝手に改造して良いのかなぁ……。

【が、勝手に脚立が改造されていても、何も言わないであろう店長を思い出す】

……あそこをこう行ってこう、ここをああ行って、ここです。

【手渡された大学ノートに、小さな字を書き、説明しながら地図を書いた】

……もしコンビニにこられたら、お会いすることもあるかもしれませんね。
店内では、静かにお願いしますよ?

【青年の前科を思い出し、釘を刺しておく】
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 22:15:55.10 ID:gpTCWYAO
>>832
力がいるからだな。
この世界では力がなくては何も出来ない。

何かを成すためには力が必要なのは当然だろ?
【はっきりとした物言いで告げ】

うむ…人を無闇やたらに潰すのは頂けんな…
何より闇雲に敵を増やしていては命がいくつあっても足りはしない。

かく言う私も素顔を晒して人助けをしていて、いくつかのグループに追われたからな。
【一息つきながら腰に手を当てつつ言って】
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:16:09.20 ID:rleyFsSO
>>829

(・・凄い効果だなぁ・・どこの通販番組だろ・・)
【もう駄目だ・・・この子】

え?
【その特徴を聞いた途端ギクリと反応する】

―――・・・諸に有ります。・・・お姉ちゃんです・・
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:19:08.41 ID:KhVJdeoo
【聖都、魔術協会敷地内】

……………このオチは予想外だった

……いや、いきなりオチが来る事が予想外だった

【バタ足の様な姿勢で、うつ伏せになっている少女が一人】
【周囲にはガラス片や色取り取りの薬品が飛び散り、地面の草が焦げている】

…………………どうしよう本当に

【シャツカラーの白ブラウス、前を止めない灰色のイートンジャケット】
【膝丈のスカートと黒のニーソックスを穿いた、灰色の髪に灰色の瞳の少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 22:19:13.24 ID:nFQj4mko
>>835

……─────?
猫なんて、ここにはいない……にゃ。
そもそも、その言語は猫に通じないハズにゃん……。

【愛称も冗談も通じない】
【次は左腕、舐める、舐める、舐める、舐める────】
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 22:21:46.18 ID:HYhzQ2DO
>>838

あ、やっぱり御家族だった…?
なら良かったよ〜…

【ほっと安堵の息を漏らしつつ、嬉しそうに微笑んで】
【何と無く手を伸ばして、彼の頬をむにっと軽く摘もうとするよ!】
【――――変態だァァーーーーッ!!】

…お姉さん、かなり心配した様子だったし…
早目に会いに行った方が、良いんじゃないかな…?

【橙の双眸を向けて、ぽつり、そんな事を】
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:22:14.40 ID:v9sM6Qoo
>>836
あぁ・・・ハイハイハイ
【少女の説明を珍しく、真剣に聞き】

静かにね!はいよ!
いつも静かだから別に良いよな?
【そこがうるさいと言われそうだが、一応聞いてみる】

コンビニであったら、よろしくたのむわ
【ペコッと、軽く、一礼】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:24:25.06 ID:bhMragco
>>842

……。

【大声の返答に、首をふるふる、と振り、大げさにため息をつく】
【処置なし、とでも言いたいのであろう】

はい、仕入れの御口添えが出来るとは思いませんが……。
お客様としていらっしゃったなら、ちゃんと対応させてもらいます。

【少女も、ぺこり、と腰を折って返礼】
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 22:26:02.80 ID:HOXq8/Qo
>>837
へー、あんたもそれなりの修羅場くぐってきた人なんだな

【感心した様子】

俺と同じじゃないか。俺も結構命とか狙われることあるし

【どうやらこの青年もそれなりの修羅場をくぐってきたようだ】

でもなんで人助けして追われるんだ?
【ふと少女の言葉に疑問を感じる】
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:30:44.52 ID:v9sM6Qoo
>>843
溜息をついたら幸せが逃げるって
おじいちゃんが言ってたぞ
【少し、小声で、微笑みながら話す】

うぬ お客様にはサービス精神が第一だからな
コンビニだからって気を抜くなよっ
【まともなことを、普通の声量で話す】
わかったかい?小さな店員さん
【彼女の両肩を、両手でポンと叩こうとする】
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:31:39.22 ID:AR.Vbsgo
>>840

【ナチュラルに自分を舐め続ける彼女を】
【「どうしよう」という感じで見つめて】

あー…
わたしの目の前には、飛び切り大きい子猫さんがいるんです
たぶん毛繕い中です
言語が通じない、というのは、三割くらい当たりです

【あははー、と軽く笑うと】

まぁ……、挑戦は受けて差し上げる性質です
覚悟、です

【両膝を地面について】
【彼女の足に抱きつこうとする】
【成功すれば、足元からモコモコモコ―――と】
【生クリームが吹き上がるだろう】

【どうやら、食べきれないレベルで塗ってしまう気らしい】
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:34:39.53 ID:9QnGBsYo
【廃墟】

あー・・・気分が安らぐ・・・

【翡翠色のロングヘアに翡翠色のすこし暗い瞳の】
【少し寒くなってきたサマードレスを来た少女が】
【壊れかけた椅子に腰をかけ、伸びをしている】

・・・はぁ
角も尻尾もだせなくなりましたし・・・目的を失ったら何をするべきなんでしょうかね?

【質問は誰にぶつけているのか】
【特に目的は無さそうで、たまに伸びをしては溜息をつくを繰り返す】
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:35:12.41 ID:bhMragco
>>845

うちの教義ではそんなこと言われてないので大丈夫です。
我らが父が、溜め息つくとは、確かに思いませんが。

【溜息うんぬん、の話にそう返答し】

そうですね。 客商売ですものね。
……お客さんを怖がらせるなんてもっての他ですよね?

【青年の両手を肩に受けつつ】
【なぜか不自然なほどの笑顔で、青年にあてつけるようにそう言う】
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 22:35:35.74 ID:nFQj4mko
>>846

……幻覚でも、見えてるにゃ?
とにかく、正常な状態ではないと判断したにゃ……。

【キョトンと、首を傾げて】

…………誰が、何を挑戦したにゃ?

【疑問を抱きつつも、生クリームを食べ始める】
【胃の容量も、食べる速度も】
【一般的な女の子以下なので、直ぐに力尽きるだろうが】
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:36:56.16 ID:rleyFsSO
>>841

お姉ちゃんと言っても、血の繋がりも義理でもないです、正確には『姉貴分の幼なじみ』なんですけどね、

―――でも、それでも、あの人は僕の事、小さい頃からずっと世話をみて一緒にいてくれた、だから大切な―――むぅ!!?
【とそこまでいいかけた所で頬を摘まれる】
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:38:23.59 ID:v9sM6Qoo
>>848
あぁ!怖がらせるなんて心外だぞ!
【そうはっきり言ったが、少女の不自然な笑顔を見ると】


・・・・・・・・・・ひょっとして、怖がらせた?
【それは、彼にとってはとても意外な】
【これに気づいただけでもいい方か】
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 22:40:35.22 ID:gpTCWYAO
>>844
私などまだまだだ。
能力者で無いのだから、本気で戦えば負ける確率の方が高い。
勿論、簡単に負けるつもりは無いが…
【不敵な笑みを浮かべて】

絡まれていた者を助けた時に逆恨みされてな……
何度追い返しても向かってこられた。
如何なる挑戦も受けるのが私の信念でな。
全て返り討ちにした。
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 22:41:26.33 ID:K6MfuRw0
>>777

……お邪魔してます。……で良いんでしょうか、この場合

【立ち上がり、入ってきた青年に向けて一礼】
【再び座る気配が無いため、座ってもいいと言われるか何かしらで座るだろう】


バイオテクノロジー……もしかしたらその方が都合がいいかもしれませんね

【何処ぞに仕舞っていた、血液入りの試験管を取り出して】

異形から採取しました。その時は発煙性が見られましたが……今は見られません
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 22:45:29.72 ID:HYhzQ2DO
>>850

【その言葉に、包帯の彼女も、弟の様な存在だと語っていた事を思い出し】
【静かに瞳を細め、何やら思案している様子だったが】

(…血が繋がって無くても…、か)

…そっか…大切な、人なんだね
…逸れなら、尚更…早く、顔見せて、安心させたげなよっ

【薄く微笑みながら、答えて】

【…こんな事言いつつも、彼の頬をムニムニし続けてる】
【両頬を軽く伸ばしたり、ウニウニしてるよ!】
【でも、暫くしたら放すかもだよ!】
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 22:46:34.80 ID:TW0vuUSO
>>847

とある偉い人が言いました。
目的が無ければ作ればいい、なんて……ねー?

【いかにも人懐っこそうな声が響き、直後】
【にょき、等という擬音が聞こえそうな程自然に、入口の影から不審な人影があらわれた!】

【コマンド?】
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:47:03.25 ID:bhMragco
>>851

【少女は首をかくん、と下に向け】

……まぁ、そういうところも含めて、あなたの良い所なのかも知れませんけれど。
一般的な女の子は、目の前で高速回転しながら近づいてくる男の人に好意は持たないと思いますよ?

【悪戯っぽくそう笑い、少女は背を向ける】

何事も修行、前進の毎日です。
己を鑑みるあなたは、昨日よりも、素敵なあなたですよ。

【そして、顔だけを赤井のほうに向け】

また、お会いしましょう。コンビニか、あなたのお店で。

【そう言って、優しい微笑を浮かべた】
【その表情は、聖職者のそれか、教師のそれか――はたまた、少女の純粋な笑みだったのか】
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 22:47:36.28 ID:HOXq8/Qo
>>852
大変だな、あんたも

【腕を組みながら】

まったく...今更だが、この世界って歪んでるよな。暴力、強盗、殺人が日常茶飯事だからな....

前いた世界もあまりいいとは言えないけどな。

【青年の言葉を聞くと、どうやら異世界から来ているようだ】

858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:49:22.43 ID:AR.Vbsgo
>>849

【ずっとモコモコである】
【食べるのを止めるまで、モコモコモコ――――】

心配には及ばないです
……もう何も見えてねーです

【足元に居たハニーの視界は、先に甘く真っ白に染まる】
【生クリームの柱が出来るくらいの量を精製すれば、ぷはぁ、と離れようとする】
【ハニーの腕を解けば、そうなる前に脱出する事も可能だ】
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 22:52:30.68 ID:nFQj4mko
>>858

【無事(?)、少女の身体は生クリームの柱に埋まった】
【食べるのに夢中で、腕を解くことは思いつかなかったらしい】
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:53:29.14 ID:9QnGBsYo
>>855

・・・?

どちらさんですか?

【伸びと溜息のループからようやく外れ、ぱんぱんと埃を払うと】
【そちらに向かって声を投げ、問いかけた】
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:56:13.77 ID:gk0bN4.o
>>853

「ああ、こんばんは。時間が時間だ、碌な持て成しも出来なくてすみません」

【態々立ち上がっての一礼に、同じ様に頭を垂れる】
【そして座る様子を見せない少女に対し、ソファを掌で示して着席を促した】

【青年は一つだけの、肘掛付の木椅子に着席し】

「―――血液、ですか? 見た所は普通の其れと大差無い様に思えますが……」

【取り出された試験管を、その中身をざっと見て、首を傾げて】
【「ちょっと良いですか?」と手を伸ばす】

【一方白衣の少女はその様子を黙って見ているのみだ】
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:56:18.59 ID:v9sM6Qoo
>>856
【高速回転はいけないと図星を突かれ】
・・・・・了解した 高速回転はしないよ
【ふふっと、さびしそうに笑う】

そうだよな、やっぱ昨日より今日だよなー
【ありがたい言葉をいただいているかのように、うんうんと】
【小刻みに頷く】

俺は露天もしているからなっ
そこんとこよろしくだぜ
コンビニには近々行ってみるさ
【彼女に向けて、右手の親指を立てる】
【そんな彼の顔には、一面の笑顔が広がっていた】
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 22:57:57.25 ID:rleyFsSO
>>854

ふぁい、うぁかりまひた
(はい、分かりました。)
【と了承するが頬をいじられながら喋るのでまともな言語になっていない】
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:02:31.01 ID:bOh7hgDO
【魔術協会】
【建物内、真っ暗な廊下の一角】

【暗闇の中から、数人の叫び声が響いている】
【すべてが悲痛、助けを求めようとして声が声にならないような、そんな悲鳴】
【そして、暗闇の深奥から滲み出る、ドス黒い魔翌力】
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 23:03:40.74 ID:AR.Vbsgo
>>859

【離れてすぐ、ぺしゃん、と腰を地面に下ろす】

……出来た、ですけど
なにか、精神的には負けた気がするです

【生クリーム塗れのまま、呟いて】
【パチン、と指を鳴らした】

【それを合図に、生クリームは消えていく】
【当初の目的である縛り痕以外には、殆ど残らないだろう】

まぁ、食べて頂けるなら、それはそれで嬉しいんです
……ネコさん、意外と甘い物好きなんです?

【僅かにクリームの残るポニーテールを揺らしながら】
【マラソンを完走したときのような笑顔を、少女に向けてみる】
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:03:54.73 ID:fo.3qDIo
【魔術協会──中庭】

【エンブレムがついたピンク色のキャスケット帽を被っている14、5歳ほどの少女がいる】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【ふわふわの、白い長袖のシフォンチュニックの下に淡い桃色のシャツを重ね】
【やや色の落ちたジーンズはロールアップさせて着用】
【足元の白いサンダルは、大人ぶりたい年頃なのかほんのちょっぴり底が厚くなっていて】

んふー、今日は絶好の超悪戯日和ですね
風よし湿度よしお月様の見え方超ばっちし!
さて……どんなことを超しちゃいましょうか

【にま、と悪戯っぽい笑みを浮かべるその少女は何故か掃除機に乗っており】
【更にその掃除機は、どういうわけか宙に浮いて移動している】
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 23:04:35.65 ID:K6MfuRw0
>>861

いえ、こちらこそこんな時間にお邪魔してすみません。

【再び、今度は謝る様に一礼して】
【促された通りに座る】

……私もそう思います。とはいえ、気になるものは気になります。
それの調査を依頼しに来ました。

【「どうぞ」と伸ばされた手に試験管を掴ませる】

【ちなみに、血液の内容をコピペすると】
【採取した血液を調査すれば、腐食性の毒が混じっている事が分かるだろう】
【そのような物が体内を流れて居れば血管が腐る。空気に触れると変質する類の毒だ】
【主成分は、科学的な薬品では無く細菌。人為的に改良を施された細菌だ】
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 23:05:35.85 ID:bhMragco
>>862

【少女はもう言葉は口にせず、小さく手を振った】

(ホント、子どもみたいな人だったな……)

【悪人ではなかったが――どうにも苦手なタイプではあった】
【ただ単に無邪気な人間なのだろう、そう思えば微笑ましくもあるが】

(……主よ、彼の者に偽り、欺こうとした私を、どうか許されんことを)

【そもそもの発端は、自分がプライドを捨てて、彼に林檎をもらおうなどと考えたことが原因で】
【クルスは、懺悔の言葉を胸中で呟きながら】
【雑踏のなかに、消えていくのであった】

/おつかれさまでしたー!
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:05:47.32 ID:gpTCWYAO
>>857
前に居た世界…?
という事は貴様も異世界の人間の様だな。
【少し驚いた様子で】

同じ世界から来たとは限らないが…
日本と言うのを知っているか?
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:06:12.96 ID:TW0vuUSO
>>860
えー、と……怪しいものじゃないよー。何と言うか、ただの通りすがり?

まあ、怪しい人は自分の事、怪しいって言わないとは思うけど。

【声はまだ若い男性の物、何とも軽そうな響きを伴って返ってくる】
【顔を向ければ、へらりと笑っている事だろうか。有り体に言えば胡散臭い。凄く】
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:06:30.60 ID:HYhzQ2DO
>>863

【その反応を見てから、ふにゃーと緩んだ笑みを浮かべ】

…ああ、やっぱり可愛いなぁ…
…年下の…男の子…

【と、怪しげな呟きをした――――へ、変態dry】
【ちなみに、こいつの年齢と比較したら、大抵の人間は年下なのだが…そこは置いといて】

…さて、僕はそろそろ行くとするね

――――今すぐ、見付けなきゃいけないヒトが居るから

【「またね、護きゅ…護君ー」と、非常に危ない発言をしつつ、笑いながら、その場を去ろうとする】

【彼に背を向けて、血濡れの剣を担ぎ直しながら】

872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:10:45.27 ID:HOXq8/Qo
>>869
あぁ、知ってるぜ俺がいた国だから

【この青年は日本出身のようだ】

まさかあんたも日本出身?
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 23:14:17.66 ID:gk0bN4.o
>>867

「ふむ……依頼と在らば、請けるしか無いでしょう、ね」

【受け取った試験管を指で摘み、中の液体を間近で観察】
【当然、至近で見た所で其れに関しての情報が判る訳もなく】

「少し調べてみない事には、どうにも判らないですね……」
「暫く御時間を頂けるのであれば、ある程度の解析位できると思いますが」

【試験管を軽く振るって示し、レンズ越しに真っ直ぐ少女を見詰めて】
【要するに、調査の為にもう少し時間が欲しいと言っている】
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 23:14:47.19 ID:nFQj4mko
>>865

…………勝ち負けなんて、存在しないにゃん。

【お腹いっぱいなのか、もうクリームを舐めたりはせず】

……貴方の言動や動作から、私がネコさんと呼ばれてると推測。
つまり、愛称の一つだと判断したにゃ……意味は良く分からないけどにゃん。

別に、好きなわけではないにゃ……。
食べ物は食べるものだから…………それだけにゃん。
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 23:17:37.26 ID:9QnGBsYo
>>870

・・・。
ふーん・・・。

【疑うというよりは、自分から聞いたくせに興味ないといった感じで】
【とりあえず危害を加えてくる輩でないことだけ判断すると】

目的が無ければ作ればいい、ですか
なるほど・・・では例えばなんでしょうか?
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:18:03.83 ID:rleyFsSO
>>871

―――・・・・?!
【女性の言葉に思わず背筋がゾクリと凍る】

あ・・あの!夢幻檸檬さん!有り難うございました!
【去ろうとする彼女の背中に謝礼の言葉をかける】
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 23:18:42.72 ID:fo.3qDIo
>>864

……なんとなく超こんなところまで超来てしまいましたが──

超、何ですか……この声

【浮遊する掃除機に乗った>>866の少女が、その廊下の入り口を恐る恐る覗きこむ】
【恐らくは協会の関係者ではあるのだが、偶然この場所を通りかかってしまったという様子だ】

【不安そうな表情を浮かべつつ、少女はカバンから懐中電灯を取り出し】
【かちんとスイッチを入れて廊下の奥へ光を届かせようとする】
【むやみに暗闇の中へ突っ込むよりは安全な策だと考えたのだろう】
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 23:18:45.78 ID:K6MfuRw0
>>873

【言葉の代わりに、頭を下げて依頼を請けてくれたことに対する感謝を示す】

急ぎでもないですし、大丈夫です。必要なら、まだサンプルは取っておいてありますし。
……とはいえ、流石に数は少ないですが。

【レンズ越しの視線に視線を返して】
【時間に制限は無い。その旨を伝える】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:21:22.94 ID:bOh7hgDO
>>877
【いつの間にか、ぷっつりと悲鳴が止んで】

【暗い闇の中、光を照らし目を凝らしたなら】
【夜の闇よりも更に深く、邪悪な闇の塊が先程まで叫んでいた人間を数人、その中に取り込んでいる最中なのが見える】
【その闇はまるで生き物のように動いていて、邪悪で気持ち悪い魔翌力を滲み出している】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:23:51.38 ID:HYhzQ2DO
>>876

【彼の言葉に、ぴくっと立ち止まり、驚いた様な表情で一度振り返ってから】
【薄く微笑み、「ありがとう」、と呟くと―――再び歩き出し、路地裏の闇へと消えた】

(…さて)

【暗闇の中、考える事】

(――――……僕みたいに、失わないでね、護君)

【大切な存在を想う、彼への――】

/お疲れ様でしたー!
/可愛い男の子はSE☆I☆GIです
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 23:23:51.50 ID:nFQj4mko
/ハニーの人申し訳ありません、お風呂行ってきますにゃん。
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 23:23:52.84 ID:MW0F5fco
【公園】

……ああ、夜闇とは、日陰者には心地良いものですね――

【セーラー服に紺のスカートと、頭には水兵帽を被り、縁無し眼鏡を掛けて、】
【何だかとても冷めた目付きをしているが、瞳は澄んだ蒼色で――、】
【金色に煌めくロングストレートヘアーを靡かせている――、そんな身長160cm程度の少女がベンチに腰掛けている】

もう少し涼しくなっていただけると、尚心地良いのですがね――

【一人呟きながら空を仰げば、すぐ側で「カー」「カー」と、何羽かのカラスの鳴き声――】

【すました顔で夜空を見上げる少女のすぐ側、彼女の座るベンチの前で、】
【カラス達は、何か、赤くて、黒くて、物言わぬ……そんな「人間だったもの」――、】
【――有り体に言えば、「死体」をついばんでいた】

【その死体は、足の先から頭の上まで――、全てはカラスに喰い散らかされ、】
【地面に染み渡る血や死臭なども相まって、静かな公園には似つかわしくない、実に不気味な光景を作り出している――】
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 23:25:28.18 ID:gk0bN4.o
>>878

「いえ、これ一つで大丈夫でしょう。血液というのは一滴でも膨大な情報を秘めている物です」
「とは言うものの、解析したものの前例が無ければ証明のし様も無い訳ですが……」

【視線を返され、青年はやんわりと微笑を浮かべて】
【試験管を白衣のポケットへと仕舞い、木の椅子から立ち上がると】

「なぁに、十数分もあれば終わりますよ。もう暫くお待ち頂ければ」

【そう言って、部屋を出て行こうとするだろう】

【犬耳白衣少女は、ソファに沈んで寝息を立てている】
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 23:26:07.05 ID:AR.Vbsgo
>>874

わ、わたしには、常にあるんです
……何か悔しいから、今回は負けなんです

【地べたに座ったまま、良く分からない基準で話して】

その認識でだいじょーぶです

……わたし、偶にクールって言われたりしますけど、
ネコさん見てると、まだまだ及ばない感じです

……ちなみに、辛いのが出されても食べるです?

【きっと、どうでもいいことを聞きつつ】
【右手で少女の後方を指差して】

そういえば、パーツが足りないです
……尻尾が無いと、完璧じゃないです

【真面目な表情で、それだけ言った】
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 23:30:30.45 ID:K6MfuRw0
>>883

……遺伝情報をはじめとした、様々なデータですか。
前例……恐らく、初めてのデータか、例の少ないものになると思います。
……まあ、今から結果をどうこう言っても意味無いですけどね

【微笑に微笑を返して】

【別に引き止める用件も無いので、そのまま部屋を出て行くのを見送る】
【……何か忘れているようなものが有った気がしたけれども】

(……寝てる)

【いつの間にか隣で寝ていた少女の顔を一瞥する】
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:32:17.29 ID:fo.3qDIo
>>879

……な、なにあれ──

────超、キモい、です

【まず真っ先に漏れたのは、そんな感想】
【頬を引きつらせる少女の心情に沿うかのように、ず……と掃除機が僅かに後退するも】
【視線が闇の塊から、それに囚われている人間の方へと移ってしまう】
【「──超、助けなきゃ」】
【浮かぶ、思考】
【「超どうやって?」「それよりも人を──」「こんな夜中に、誰か超いるんです?」】
【瞬にも満たぬ時間の中、脳裏を巡る情報、言葉、ノイズ】
【そして魔導具という間接的な方法でしか魔術を顕現できない少女がとった選択は──】

   超──誰か来てです────ッ!

【力の限り、絶叫】
【そうすることで、可能性は僅かではあるが協会内にいる人間をこの場所へ呼び寄せ】
【蠢く「闇」をより確実に仕留めようという魂胆だ】
【だがそんな僅かな可能性に完全に依存することなど出来ず】
【掃除機を駆って「闇」の方へ接近しようとする】
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:34:01.02 ID:gpTCWYAO
>>872
やはり日本人か。
意外と日本から来た者が多いのだな…

いかにも、私も日本人だ。
【微笑みとともにどこか感慨深い様子で】

しかし…次元を超えて来た以上、全く同じ時代と同じ世界から来たというのは考えにくいな。
それはそうとやはり同じ世界の者がいるのは嬉しいものだ。

私の名前は神凪水月だ!よろしく。
【ニコニコと近づきながら右手を差し出し握手を求める】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:34:59.42 ID:TW0vuUSO
>>875

……あは、はははー。
こういう場合、逆に怪しい人ですって言い切っちゃえば、怪しくない事に…………。

【何やら、浮かべた笑みをばつの悪そうな物にして呟く】
【今更ながらに容姿描写】
【彼は声に違わぬ青年であり、痩せ型の長身を、若干着崩したブラックスーツを筆頭に黒ずくめで固めていて】
【唯一、腰のホルスターの内の回転式拳銃――俗にリボルバーと呼ばれる――だけが、鈍い銀色の輝きを放っていた】

【へらーっと無警戒そうな笑みを浮かべ、害意は無いよ、と示す為両手を上げ】
【廃墟に一歩踏み入りつつ、緩く首を傾げて】

例えば?えーっと、その……。
ともっ。……けふん、ともだち百人作っちゃうぞー!みたいな。

【暫く思案して、噛んだ】
【……それからもう一度言い直すが、何やら残念な回答。子供かと】
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 23:37:18.52 ID:gk0bN4.o
>>885

【青年が部屋を立ち去って数分後、最初に屋敷に案内したセーターの少女が戻ってきた】
【両手にはトレイを持ち、その上にはティーセットが置かれている】
【どうやって扉を開けたのかは突っ込まない】

【少女はごく自然な動作で其れをテーブルの上に置き、二人の前にカップを並べ】
【ティーポットから甘い香りの紅茶を二つのカップへと注ぐ】

「……どうぞ、ごゆっくり」

【其れだけ言って、ティーセットを残して再び部屋から去ろうとする】
【一連の動作は全て義務的、有無を言わさぬが故に様が在るなら呼び止める他ないだろう】

―――――――すぅ……。

【一方の犬耳少女は目覚める様子も無い】
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 23:38:27.32 ID:AR.Vbsgo
>>881
/はい! 了解ですにゃん
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:40:01.76 ID:bOh7hgDO
>>886
【ぐじゅ、ぐちゃっ】
【闇が蠢き、脈動し、とうとう人間を飲み込んでしまう】
【注意して感じれば、その闇は魔翌力だけではなく、気や呪い等、様々な物が混沌と混ざり合っているのが解るだろうか】

――――――――!!
【少女の声に、闇がそちらを向き(顔が無いのでよく解らないが、少女に気付いたのは確かだ)】
【グニュグニュと体が震え出す】
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 23:40:30.01 ID:gt3DrLE0
>>882

【其処に通りかかる、一つの影】
【呟く声は中性より些か柔らかく、“不思議”は露出しても、不快感や敵意は、聞き取れない】

…山奥でも無しに、鳥葬?
残念ながら、ボクには即座の理解が成らない状況だな…。

【その主―――見た感じでは丁度、17歳ぐらいで、身長約165cmの細身で胸は小さめの少女】
【緑色のリボンが付いた女物の黒い中折れ帽を被り、髪は肩を少し超えるぐらいのサラリとした金髪で、瞳の色は冷たい灰色】
【長袖ワイシャツに、膝まであるピンク色のスカートを着用、胸元には赤に白ボーダーのネクタイ、足は白いソックスと黒いローファー】

……好奇心は9つの命を持つ猫も殺すって言うけど、偶には悪く無い。

【位置関係としては、眼鏡の少女と中折れ帽の少女を結ぶ直線の中に、カラスと死体と言う“点”が含まれる形】
【未だベンチに座る“人物”のぼやけた輪郭しか捉えてはいない、然して―――興味あり気に、近付いていく】
【カァと唸り、バサリと羽ばたく―――その喧しさの中でも、彼女の“気配”やら“足音”やらは、感じ取れないレベルでは無い、はず】
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 23:44:03.01 ID:K6MfuRw0
>>889

【一瞬本気で突っ込みを入れたくなったとのことだがそれはさておき】
【目の前で注がれた紅茶に一瞬目をやったが】

――……あ、あのっ!
フリークス・サーカス・ノアに……姉妹の方はいませんか?

【立ち去ろうとする少女に声をかける】
【呼び止める、というよりは呼びかけるに近い】
【多少なりとも答えは期待しているようだ】

【声がちょっと大きいため、寝ている少女が目を覚ますかもしれない】
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:45:02.41 ID:HOXq8/Qo
>>887
俺の名前は神導 劉鶚(しんどう りゅうがく)だ。よろしく!

【握手に答える】

神凪 水月か・・・覚えとくぜ。
【微笑みながら言う】

895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 23:46:28.36 ID:nFQj4mko
>>884

……良く分からないにゃ。

【キッパリと言い切り】

性格は、一人ひとり違うものにゃ…………。

…………状況によるにゃん。
ただ、辛いよりは甘いほうがいいにゃ……。

【にゃー】

……───いらないにゃ。
尻尾があっても……動くのに邪魔なだけにゃん。
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:47:22.99 ID:fo.3qDIo
>>891

(飲み込まれた──)
(あの人たちは超助からないと思っていたほうが超よさそうです……)

【「もう少しこの場に早く訪れていれば──」】
【そのような考えもふと浮かぶが、過ぎた事を悔いていても仕方が無い】
【かちかち、と何度か少女が懐中電灯のスイッチを弄ると、一瞬だけぱっと明かりが消え】

(大体なんですか、これ……超不純物が超混ざりすぎ!)
(まるで──月曜日のマンションのゴミ捨て場みたいです)

【また直ぐに、廊下に光が戻る】
【だがその光は純粋な「懐中電灯としての光」ではなく】
【少女の持つ懐中電灯から、まるで剣のように伸びている「光の刃」が光源だ】
【恐らく警戒しての事だろう。少女は「闇」から2mほどの距離の辺りで一旦接近を止める】
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 23:47:43.15 ID:gk0bN4.o
>>893

「…………一応、おねえちゃんが居ますが?」

【立ち去る直前の呼びかけ。扉に伸ばしかけていた手を引っ込めて】
【身体を横に、視線を少女へと戻して答える】
【答えは其れだけ、最低限の事以外話す積りは無いらしい】
【どうにもこの少女、無愛想である】

――――ん、ぁ?

【犬耳少女もその声に気付いたのか、ぴくんっ、と耳を立て瞳を開く】
【とはいえまだ意識は眠りに近いようで、視線もぼんやりとしたままだ】
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 23:48:21.31 ID:DR1iTuw0

【教会¢O――ベンチ】

……『願い』とは!……『魂の意志』……「欲求」とは「安息」を求める、生物としては当然の『考え』……
だが「欲求」が限りなく「身体的なもの」であるのに対して、「願い」とは『精神的なもの』である……
“このわたし”はそう考える……少なくともな……

【かなり特殊な剃り込みを頭部のほぼ全体、襟足以外に入れた】
【切れ長の眼と二叉に分かれた眉毛が特徴的な男が座っていた】
【交叉した金糸雀色の襷のような装身具を肩から掛け、やや厳つく見える黒い服を纏っており】
【十字架を象ったような腰飾り、黄金で縁取られた肩鎧から垂れる、同じく金糸雀色の装飾品】
【主に黒と金をベースにした風貌が、重厚かつ威厳ある様相を呈している】
【その傍らには漆黒の装丁が施された、分厚い魔導書が在る】


……さて、『暇』というものは……あまりにも加速すると――
独り言で精神論を説くほどになるらしい……

【……どうやら、ものごっつい暇らしい】
【然し、その片手に彼が握る新聞の一面に踊る文字――『≪R.I.P.≫――光の国襲撃』――】
【彼は、その文字にちらりと再び視線を落とすと――手に持っていた、芋ようかんを口に運んだ】
【ある意味、シュールな光景である】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 23:51:48.15 ID:K6MfuRw0
>>897

(予想的中、か……)
……その人の名前、教えてください。

【用件がまさかのこれである】
【これ以上の用件もなさそうだと言うことは、わかるだろう】
【無愛想な所には、特に突っ込みも入れない】

……あ、御免なさい、起こしちゃいましたか?

【ほんの少し声を小さくして犬耳少女に】
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/10(金) 23:53:12.64 ID:MW0F5fco
>>892

……「夜」――

御天道様の下では見えていたものが闇に隠される時間……、
有象無象が蔓延り、世界は、眠気と絶望に包まれる――

【小さく独り言を口にしながら、少女はゆっくりと顔を降ろし、空から前方へと、視線の方向を変える】

…………そんな時分に人と出会う――――……ああ、碌な事では無いのは明白でしょうか――

【まだ、声は届かないだろうか】
【しかし、ぼんやりと前方の闇にまぎれて現れる人物に、彼女は間違いなく気付いていた】
【少女は、右手の中指で、眼鏡のブリッジをクイッと上げて――、】

【――カラス達は、周囲の様子など一切気にせず、死体をむさぼり続ける】
【ちなみに、死体に群がるカラスの数は……正確に数えて、6羽――である】
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/10(金) 23:53:27.96 ID:KhVJdeoo
>>898
精神論とは?この非常に自己満足的にして複雑怪奇な学問モドキとは果たして?
「欲求」と「願い」の差異とは?そもそもこの二者を区別化させる意味とは果たして何処に存在するのか?
然しながらこの私が持つ見解と致しましては、と

【独り言にしては冗長な、句読点を含まない独特の話法】
【言葉を全て終えてから、深く息を吸い込む音】

『暇』と感じられるのなら「欲求」等は全て満たされている物、なのでしょうな
いやはや全く全く私の様な痩せぎすならずとも食欲を満たせると言うのは素晴らしい世の中
それこそ此の現状を崩す事など考えつかぬ程に、だ

【180cmを幾らか越える細身の体に黒い司教服、ベルトのホルスターに拳銃を収めた男が、ベンチの前方から歩いて来る】
【銀色に近い色の短い髪をオールバックに固め、眼鏡の下の切れ長の目は微笑むかのように細められている】
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:56:11.19 ID:1tRXJ2SO
>>898
…妖しい…通報……しました……
【蝙蝠の耳をほうふすさせるような形のバイクのフルフェイスヘルメットをかぶり、首に4つのホイッスルと黒曜石のペンダントをかけ、両腕に宝石が埋め込まれたブレスレットをして、右足に宝石が埋め込まれた足輪をした少女が】

【コサックダンスをしながら見ている】

……どうも…通り…すがりの…謎の…ヒーロー…マスク・サ・バット…です…
【カメラ目線で言いながら】
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:58:55.35 ID:1tRXJ2SO
/おっとひきます>>902はひきますね
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/10(金) 23:59:52.92 ID:bOh7hgDO
>>896
――――――――!!?
【少女の持つ光の剣を怖がるように、ずるりと下がる】
【光には弱いのか…?】

――――――――……
【すると突然、闇が震え出し】
【グチャグチャと嫌な音を立てて形を変えていく】
【まず、闇から生えるように突起が飛び出し、くびれついて先端に球形の何か】
【その球の下から、左右に二本の触手…】
【段々と形を変えていくそれ…“人”になろうとしている…?】
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 00:00:29.15 ID:1XGiFRIo
>>899

「……ルシア。ルシア・マリカです」

【其れがどうかしたのか、とでも言いた気な視線を向けて】
【然し律儀に問いには答え、小さく首をかしげて見せた】

――――……もう用件は済んだのか……?

【謝られた犬耳少女は眠たげに、身体を起こそうともせずに尋ねる】
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 00:03:40.77 ID:n6E.Ebgo
>>895

……くっ…、闘争心ってものが足りねーです…!
死んだフリまでして勝ちに来たネコさんは、何処に行っちゃったんです

【紅茶色の瞳に熱意を滾らせて、スタンッと跳ね起きる】
【何この子暑苦しい】

…それは、辛いのが嫌いなのか、甘いのが好きってことじゃねーです?

【差が良く分からずに、首を傾げて】

確か魔術協会の倉庫で、自分で動く尻尾を見掛けた気がするです
……こんど、もってきてあげますです

【笑顔で否定意見をスルー】
【次の機会には、もう治ってそうな事は置いといて】
【割と本気っぽい】
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 00:04:31.40 ID:nifAPW20
>>905

……有難うございます。お手数かけてすみません

【軽く一礼する】
【「少し気になっただけです」とだけ付け加えて】

……今解析中です。それまで待機してます

【まだ済んでないことを告げる】
【小声で喋る辺り、それなりに気を使っているのだろう】
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 00:04:51.47 ID:LeFfB4U0
>>901

……ふむ。すべてのことに『意味』を求めるなら、それは宇宙の果てでも考えている気分になるな。
単純な『好奇心』のなれの果てであるのかもしれないし、我々好みの言い方をするなら『神のお導き』か……
しかし、わたしは聖職者であって哲学者ではない。そこまで深くは考えず、今好きなことを論じ好きなことを考えようではないか。

【彼は其方に視線を投げかけると、ふ、と小さく微笑みを浮かべて】

そして……『かもしれない』……あくまで『欲求』は。
しかし、『願い』となると別なのかもしれない。ニンゲンというものは……慾が深い……。
“このわたし”が吐くべき台詞ではないかもしれんが……『聖職者』のような『気取った人間』でさえ!
『願い――欲望とすら言い換えよう』……は、留まることを知らないのだからな……。

……久しく見る顔だね。えっと、≪銀狸≫だったかな

【※わざと】

>>902

…………――――

【そして、其方にもちらりと視線をやって】

……寧ろわたしが通報するべきではないのかね?

【※真顔で正論】

うむ……何処を向いて喋っているのだ?何やら並々ならぬ気配を感じるが……

【どうやら彼にカオスな耐性はあんまり無いらしい。訝しげに御覧になっています】

/複数でもOKでしょうか?
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 00:08:14.76 ID:1XGiFRIo
>>907

【付け加えられた言葉に頷き、小さく会釈をして部屋から立ち去る】
【残されたのは手付かずの紅茶とその他諸々】
【再び何とも言えぬ静寂が部屋を支配し始める、が】

……ふむ、そうか。ならもう一眠り―――

【終わっていない事を確認した犬耳少女は、ソファの上で軽く身動ぎし】
【再び瞼を伏せてしまった。そのまま放って置けば眠りにつく事だろう】


【それから暫く後、扉をノックする音が二回、部屋に響く】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 00:08:57.87 ID:YrUL3wAO
>>894

神導 劉鶚、覚えておく。

貴様もどうやらそこらの相手には負けない程の強さを持っていると見受ける。
【手を握りしめ、鋭い目つきで品定めする様に見つめて】

今日はもう夜が更けて
同じ日本人として、いつか手合わせしたいものだ。
また会える事を楽しみにしている!
【すぐに子供じみた、無邪気な笑顔を向けて】
【そのまま踵を返し去って行こうとする】
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 00:09:03.07 ID:lTLcoOso
>>906

アレは、実験だったし…………
死にたくなかったから……にゃ。

【冷たい無表情、クーリッシュ】

…………まぁ、どちらでもいいにゃん。

【「食べれれば、同じだし……にゃ」と付け加えて】

……貰えるなら、貰うけど
恐らく、付けないと思うにゃ……。
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 00:09:07.64 ID:S5Q1cAAo
>>904

(……光が超苦手、です?)
(となると、恐らく迂闊には超此方に近づいてこないはず──)
(持ってきてて、超よかったです……)

【少女は、剣の柄となっている懐中電灯の部分をぎゅっと握りしめる】
【今までにこのような事態に襲われた事がないのだろう】
【きゅっと唇は強気に結ばれているものの、どこかその表情は不安げであったが】

──うわ超きもっ?!

【変化を始める「闇」を見て、思わず光の剣を盾にするかのように身体の前で構え】
【ドン引きした表情で変化を見守る】
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 00:09:34.25 ID:pBUAUgSO
>>908
/なんか真剣な話になりそうなのにカオスはまずそうだからひきます
/また機会があるときに
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 00:11:13.98 ID:n4arUKMo
【路地裏】

・・・ふむ、そうだな。

【顔の右片方が火傷した赤目の女が目を閉じ座っている。】
【白髪混じりの茶の短髪、黒のソフトハットに黒のコートを着、ダメージジーンズを履いている。】

・・・疲れたな。飽きるのはよろしくないが、飽きたな。

【立ち上がり、フラフラと幽鬼の様に歩き始めた。】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 00:11:27.34 ID:SavODRo0
>>900

…ふぅん、随分と丁寧なカラスくん達だ。
ボクも子供のころはパパに「ご飯の一粒を残すな」と言われたものだけど、さ。

【内部と末端、下端と頂点―――そう遠く無い末来、骨の髄まで喰い尽くされるであろうカラスを見つめて】
【その周囲を反時計回りに迂回しながら、左手の指を5本に、右手の人差指を立てたり、他愛のない独り言】
【宵闇に吸い込まれそうな、殺された小声だが、尖って皮肉染みた雰囲気を宿している】

【数秒して、歩行の時計の短針がほぼ六時間を刻む。斜め後ろにカラスたちの放つ音と影を背負う形に】

【そして、眼鏡の少女の視力に問題がなければ、暗黒の中でさえも、お互いの顔が大凡把握できる位置関係に成った】

カラス見物? それともカラス遣い、かな?
どちらにせよ、あんまり理解されない趣味の持ち主だろうね……取り敢えず、こんばんは。

【歩み寄る少女の正体は、「ノクトクルセイド」の、“エクレール・C.B.”、或いは“シィちゃん”】
【然し、その顔写真は、意味為さぬ只のカタチである、逆三角形の仮面に過ぎず、今の彼女は“チャルダッシュ”】

【一方的に“相手の素性”の一端を把握しながらも―――其れを一切表情に出さず、冷たく無期待の灰色を瞬かせ、帽子を右手で脱ぎ挨拶】
【“前回”の反省も有ってか、ウェル子の顔を直視しつつも、上下左右360度すべてに油断なく神経を張り巡らしていた】
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 00:12:13.21 ID:nifAPW20
>>909

【また寝だした少女のことはあまり気にせず】
【注がれた紅茶を啜りながら現れるべき者の登場を待って】


……どうぞ。……じゃないですよね、この場合……。

【些細なことに結構真剣に悩んでいる様子】
【とりあえず入ってこないと話が進まないのは明白である】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 00:13:55.84 ID:MmHWmwko
>>908
意味の無い事すらそれが意味という思考方法も有るならば我々が意味と取るべき物は何か
「無い」事すら「有る」と言う事の証明ならば果たして東国の武器商人が愚考の末の逸話は何処へ消えたか
生憎と私はこの様な無意味無価値無益そして答えの出ぬ様な愚にも付かぬ退屈極まりない論を好むのでしてね

【カ、と両踵を打ち合わせて立ち止まり、右肘を腰の前で曲げて深く一礼】
【芝居じみた大仰な動作の後、両足を軽く開いての立ち方となる】

『気取った人間』で有るからこそ、社会集団に貢献する事が出来るのですよ
外面も取り繕えぬ餓鬼が果たして感情論渦巻く世界にどう役に立ちましょうか

………ええ、それで半分程正解しておりますともメルポ枢機卿猊下

【※やりかえす】

>>902
【やりかえしながら首がすうと横に動いて】
【それが視界に入った瞬間、手がホルスターに伸びる】

…………よもやこの時間帯に公務に当たらねばならぬとは誰が………いや待て待て待て

其処の。一先ず顔を見せた上で己の存在が我等の唾棄すべき怨敵に当たらぬという事を証明して見せてくれたまえ
付け加えるなら私達は此方に居て其処にはおそらく空気と霊魂しか存在しないと助言しておこう

【流石にビビったっぽい】

/こちら複数問題無しー
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 00:13:59.41 ID:gueFvYQo
>>910
あぁ!いつでも相手してやるぜ!

【元気よく返事をし、劉鶚も何処かへ歩いて行く】


/乙でした〜
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 00:15:24.34 ID:n6E.Ebgo
>>911

……実験、です?

あ、死にたくなかったから……、というのは分からなくもねーです

【冷静に、コクコクと頷いて】

それじゃ、無理矢理尻尾付けるって言ったら、闘争心も湧いてくるです?

【発想を飛躍させた】
【嫌な事を回避する→闘争心湧く、の方式らしい】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 00:18:59.50 ID:lTLcoOso
>>919

……人を殺す実験、にゃん。

【自身の後ろに転がってる死体を指差し】

…………それだったら、素直に付けるにゃ。
そういう無駄な戦闘は……する意味が無いにゃ。
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 00:19:06.40 ID:CCksXMDO
>>912
【足、体、腕、頭】
【遂に闇は人型を成して、その足でたどたどしく立ち上がる】
【しかしその姿は形こそ人なれど、目も無く体も真っ暗、性別のシンボルも無いまるで人形の様な物】

【人型となった闇が、少女をよく観察するような動作をして】
【紅い目玉が両掌に作られ、それを両目の部分に突っ込む】
【紅い瞳の可愛らしい目が完成した】

【出来上がった目で、また少女を観察して】
【何も無かった頭から、黒い髪が生えて来る】
【長く長く、床に着く位の長い黒髪が完成した】

【長い髪を揺らして、また少女を観察】
【黒かった肌の色が変化して】
【ピンクかかった肌色の、若々しい肌が完成した】

【こうなれば見た目は完全な人間…服に隠れている所は流石に解らないのか、性別はまだ解らないが】
【少女を見てパーツを作成しただけに、その姿は女の子のようで】
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 00:19:31.18 ID:1XGiFRIo
>>916

「どうも。いや、括弧の使い回しが酷いですね?」

【矢鱈メタな事を呟きながら、扉を開いて入ってくるのは先程の青年】
【手には一枚の紙片と試験管。紙片には何やら黒く走り書きがある】
【青年は卓上の紅茶にほぅ、と一息ついて自身の席へと腰掛け】

「お待たせしました。お待たせした割には大した結果は出ていませんが」

【言いながら、試験管をまずはテーブルの上に置く】
【割ってしまわない様に静かに其れを置いて、その横に一枚の紙片を】

【紙片には、先程描写されたような内容がざっくりと書かれている】
【それ以外の情報は入っていないのか、単純に必要が無いのか】
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 00:22:50.65 ID:LeFfB4U0
>>913
/むむ、了解しました。では、またの機会に

>>917

ああ、何故わたしがこの地位にあるか教えてあげよう、銀狸君。
それはな、“あまり深く考えすぎず”“どうでもいいことは聞き流す”を、
『必要最低限』のギリギリスレスレのラインを保って実行してきたからさ。わたしはそう思っている。
ニンゲンの思考・処理能力には限界があるからね。(一度に数冊の本を同時に読んで理解できる)わたしの台詞ではないかもしれないが――
「風船に空気を詰め込みすぎればどうなるか?」破裂しか道は無い……
『適度』が大事なのだよ、少なすぎては飛びはしない。
まぁ簡潔に言うなら、『もっとシンプルに喋りたまえ』だな。きみには無理な相談だと分かっているが。
で、最強の矛と盾が何だって?

【かさ、と音を立てながら新聞を畳み】
【相手が立って、此方は座っているというのに気にすることもなく、座ったまま話し続けるだろう】
【しかしこちらも、負けず劣らず話しが長ぇ】

さぁ、そうやって「可能性」を決め付けてしまっては、世界はここまで発展しなかったさ。
『外面すら取繕えぬ』――『“だからこそ!”「何か」が起きるかもしれない』……それが開拓者の考え方だな。
ま、しかしそれはあくまでも『理想論』に近い……無難に生き、無難に社会に貢献したければ、気取る他あるまいよ

ほう、何やらトランペットでも吹けそうな名前だ。悪くないね。
……冗談だとも、ラスカル君。そう気を悪くしないでくれたまえ

【※わざと?】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 00:24:22.93 ID:S5Q1cAAo
>>921

……。キモいのがここまでくるとグロいに超進化しますね

【その様子を見ていた少女は、うっわぁ…というような表情を浮かべ】
【未だ警戒しているのだろう、構えた剣(?)も下ろそうとしない】

(ふいんき──なんか、超コピーされてます?)
(さっき取り込まれていた人たちは……超ベースになっちゃったわけ、です、か。。)

──……超、何なんです、あなた?

【そんなことを思いつつも、視線は目の前の相手へ注がれたままで】
【ふと、彼女は小さく尋ねた】
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 00:29:18.29 ID:nifAPW20
>>922

いえ、その人数で全部括弧を使い分けると更に面倒になると思いますし……

【メタにはメタで返して】
【解析の結果が出たのだろうと、手の中にあった紙片と試験管を見て】

情報に時間なんて関係ありません。
それに、重要さは人それぞれ。そうでしょう?

【そんなことを言いながら、試験管と紙片を手に取り、試験管を仕舞いこむ】
【紙片の内容をざっと読んで】

……細菌でしたか。血そのものではなくて。
しかるべき所に渡せば、何かに使えるんでしょうね……

【「もっとも、渡す気も無いですけど」とわずかに笑って】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 00:30:45.05 ID:MmHWmwko
>>923
私がこの年齢でこの地位まで昇りつめた理由を申し上げますならばこの張り子の虎が如き話術も要因
他者の思考の理解の及ぶ範囲からイカロスが如く逸脱し尚且つ翼だけは事前に針と糸で縫い合わせる用意周到
全てを不必要な程余計と思える程に思考している様に見せてその実何一つ思案せず只目の前の案件を片付けて来たからなのですよ

要約して猊下のリクエストにもお応えしますなら、ば
私がシンプルに喋ると本音が駄々漏れで何かと厄介なのですよ
最強の矛と盾が有ればどちらも私室の金庫に放り込みたくなりますからな

【座れと言われるまで、おそらく座ろうとはしない。言われても座るかどうかは不明だが】
【右手は体の横に、左手は背に。体勢を変えずに立ち続ける】

無難に生き、無難に貢献する。この当たり前の事実
それすら出来ずに餓鬼の如く喚き声を上げたが………その新聞の連中で?
生憎と私の冗談を理解しない目と脳髄には然様の解釈しか生まれませんでね

で、今回も半分だけ正解です猊下
私の姓はカナ表記で6文字、これを半分だけどう変えて来るかは中々に期待すべき所
私としましてはこれ以上の言葉遊びはギブアップさせて頂きたい所なのですがね

【※一抜けた】
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 00:31:36.67 ID:n6E.Ebgo
>>920

【死体を一瞥して】

……似合ってねーです

【恐らくこれが、今の少女に言える否定の限界】
【睨むように呟いた後】

付けるなら、持ってくるです

……でも、無駄な戦闘なんてものは、ありませんです
わたしの経験上、そんなものは一度だって無かったです
…無駄になったとしたら、それは自分から何も学び取れなかっただけ、です

【少女のセリフで要らないスイッチが入ったらしい】
【真剣な眼差しを向けて喋る口調はマジだった】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 00:32:36.47 ID:pnUJ20.o
>>915

【歩み寄る人物の「気配」――】
【カラス達もそれに気づいたか、一様に食事を中断し、彼らは視線をその人物へ注ぐ】
【――とは言っても、あくまで「見ているだけ」であり、それ以上でも以下でもない】

……………………

【ベンチに座る少女――「ウェル子」はと言えば、】
【眼鏡の奥から、眠たげとも鋭いともとれるような、そんな曖昧な瞳をじーっと、現れた相手に向けている】

――こんばんは……

【そして、距離が近づくと共に挨拶が送られたことで、同じく夜の挨拶をまずは返し――、】

……主人は、その従者を、養う――
そういった、当然の行為を、わたくしは、行っているだけ、でございます……

使い捨ての従者とは言え……お仕事をこなして貰う以上、それに見合った給与……
まあ、彼ら……カラスの場合ですと、お食事ですが……
そういうもので、ちゃんと、労って差し上げないといけませんよね――

【なんてこともなく、ウェル子はつらつらと質問に答える形で喋る】
【淡々としていて、愛想の欠片もない口調で――】

【カラスと、ウェル子の視線が、目の前の「素性の分からぬ相手」に突き刺さる】
【決して敵意や警戒心を顕にしているわけではないが……、なんというか「この場を支配している」――】
【――6羽もいるカラスのせいだろうか、そう思わせるような空気を漂わせる】


/失礼、遅れました……!
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 00:35:38.21 ID:CCksXMDO
>>924
―――――あ…う、あ゛……
【パクパクと口を動かし、声になってないような声を出す】
【まるで、出来上がった体の機能を試すかのように】

…あ、あ゛……な、んな…んです…?
【「よくわからない」と言った風な表情を少女に向けて】
【手をにぎにぎしたり、体を撫でたりしている】
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 00:38:39.03 ID:1XGiFRIo
>>925

「ですよね、安心しました」

【ほっと一息、胸を撫で下ろした青年は】
【紙片の内容に目を通している少女を微笑みを浮かべながら見詰め】

「脅威、というほどではありませんが、危険なものではあるでしょう」
「入手経路は存じませんが――余り持ち歩いても得する物とも思えません」

【微笑を苦笑に変え、危険性を訴える。扱いを間違えなければ脅威でも何でもない】
【が、一歩間違えれば人一人簡単に始末できるような、言わば劇薬だ】
【「早々に棄てたほうがいいのでは?」と、最後に付け加えて】
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 00:38:42.79 ID:S5Q1cAAo
>>929

(……真似ている、ですか)
(まるで──いえ、文字通り生まれたてですし……言葉を理解しないのも当然ですか)

──もやし

【徐々に少女の警戒心も薄れていったのだろう】
【剣をゆっくりと下ろすも、刃は消さないままにしておき】
【言葉を覚えさせようという意図からか、そんな台詞を呟いた】
【それにしても、もやしはないだろう、もやしは】
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 00:39:16.25 ID:lTLcoOso
>>927

私は、こうでないと生きられないからにゃ……。
似合ってるとか似合ってないとかは、関係ないにゃん。

【悲しげな様子はなく、事実を淡々と述べ】

……語弊があったかもしれない、にゃ。
無駄ではないかもしれないけど……私にとっては、無益にゃ。
傷つくという代償を負ってまで、する必要ないにゃん…………。
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 00:44:22.11 ID:CCksXMDO
>>931
あ゛…う…もや、し……?
【とにかく、何も解っていない】
【言われた事を繰り返す、ただそれだけ】

……ぁ、う……あ゛ぁ…
【突如、体の…腹の部分が黒ずみ、形を変え】

…あ゛〜……
【先端が牙の生えた巨大な口となった太い触手が生え、少女に噛み付こうと飛び出した】
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 00:45:06.91 ID:LeFfB4U0
>>926

なるほど、空気ではなくヘリウム・ガスを入れたわけかね。それは良く飛ぶ風船だ。
言っていてよくわからなくなってきたが、まぁ、わたしはきみのことを評価しているよ。
「部」が違うんでどうにもならんが……どうだね、『術式解析部』。
今ならなんと枢機卿のためにワインと羊羹を買ってくるという栄えある超重要ポストを用意するが?

なに、わたしはその方がよほど好みだ。なんせ最強なのだからね。
最強の矛と盾。ぶつけあわせればどうなるのか?そんなクダらないところに目を向けるより……
『最強の矛と最強の盾を同時に装備。これすなわち最強』これでいいじゃないか。
ああ、欲しいものだな最強武器。わたしの『グリモア』は『最も強い』域には一歩及ばないしね

【とんとん、と傍らにある、分厚い黒の魔導書――『グリモア:カーヴルヌース』を指で叩き】
【「それに、所詮は本だしな。突き詰めれば」と小さく付け加えると】

だが、無難過ぎて無様になることだけは避けたいものだな。
……ああ、この集団かね?Rest In Peaceの頭文字かな?
なんともまぁ、我々へのあてつけのよーな、皮肉めいたネーミングだと思ってね

【かさり、と畳んだ新聞を再び軽く持ち上げて示し】

しかし、言っていることをただ何も考えず、上っ面だけみて否定する気にはならないよ……このわたしは。
よーく聞いていると、案外そこまで頭の残念な方々には思えない……
メディアの情報統制の網の目を潜り抜けるのは前提だが、……や、正当化される理由にはならないがね。
こういう考えもあっても良いんじゃないか、というものだ。しかしまぁ、われらが仕える神とは無慈悲なもので

【彼らこそ、ある意味最も「彷徨える子羊」だろうに】
【そういって、冗談めいたように、しかしどこか悲しそうな調子で、息を吐いた】

む?ラスカル……いや、ラッセルだったか?
ああ、別にフザけていたわけではないよ?いや違う。フザけていたのだよ。
そう気を悪くするな、(6文字……)…………ラッセル君。

【※あれっ】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 00:48:12.37 ID:nifAPW20
>>930

……危険であることに変わりは無いですね。
ですが、正しく処理をしないと、危険が残ります。
誰かが犠牲になる危険と、誰かが拾って邪なことに使われる危険。
――それよりかは、私が保管していた方がまだいいでしょう。

【「もっとも、持ち歩くのは控えますが」と付け加えて】
【素性の分からぬ少女に持たせておく方が危険なのではないだろうか】

それに、こう言うのもなんですが、勿体無いじゃないですか。
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 00:49:52.66 ID:SavODRo0
>>928

【相手が返事を出したのを見て、帽子を一度、お椀のように軽く頭に載せてから、キュ…と整える】
【見つめ返す瞳に対して、特に意味も無く、嗤うように双眸を細め、直ぐに元通りに―――何にせよ、印象は凍り付いている】

御恩と奉公…よりドライだね、雇用と労働、仕事と報酬。
まあ家畜も社畜も同じようなモノかも知れない、人間と人間でなくとも、関係は成り立つ。

【“本当にドライな関係”―――それは或る意味完成されている】
【それは仕事だけの関係であり、利害が一致する限りは相互に扶助し合い得る。信頼や裏切りとは、余り縁が無い】
【―――「そんなの、羨ましいな」、と。胸の奥で寂しげにぼそり、然し尚も表情は変わらず】

ボクだって、給料乃至は―――“満たされるモノ”が無きゃ……仕事なんざ、しないさ。

【合計14の眼光にも、明確な攻撃意思がない故に却って名状しがたい雰囲気にも、彼女は一切臆さない】
【然し―――薄らと、飲み終わりの紅茶程だけの仄かな熱を帯びた「満たされるモノ」という言葉には、確かな“感情”が籠っていた】

でも、こんな公園じゃ無くても良いんじゃないか?
灯台もと暗し、ってヤツなのかもしれない、けどさぁ。

【言葉と言葉の間は限り無く狭く、畳み掛けるように“次”を当てに行く】
【飛び出した質問の内容は、余り面白いモノでは無い……ただ、興味本位。聴きたいから訊いてみただけ】

/問題ないですよ! 此方こそ遅筆気味で御免なさい!
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 00:51:50.72 ID:S5Q1cAAo
>>933

そうそう、もやしです、超もやし

【ふっ、と何か勝ち誇ったような笑みを浮かべる少女】
【その理由は定かではないが──】
【少女の友人に「もやし」というあだ名の人間が居る事に、きっと関係はあるのだろう】

──って、ちょ、てめー超なにしやがるです!?

【腹の部分が黒ずんだ事で、攻撃の予兆は感じたのだろう】
【まだ刃の出る懐中電灯から手を離していなかったのも幸いし】
【懐中電灯部分を右手で持ち、触手へ向けそのまま刃を横に薙ごうとする】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 00:54:43.78 ID:n6E.Ebgo
>>932

…………

【納得出来なさそうに見つめて】

人を殺さないと命が保てない方は、少しだけ知ってるです
…お姉ちゃん達とか――
――でも、ネコさんは……、ちょっと、違う感じです

……よろしければ
どういうことか説明して欲しいです

【詳しい話を促して】

それなら、分かるです
……わたしからすると、経験は全て益ですけど
無為に危険に身を置かない、という選択は、間違ってないです

【熱く語った分、勢いも削がれたのか】
【素直に同意を示した】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 00:55:12.08 ID:92Xsziwo
【森の中の湖】

んー……冷たい、いや水温が

【真っ白な髪、緑の瞳の少年が岸部に座って両足を水の中に突っ込んで涼んでいる】
【傍らには黒い安全靴にナイフホルダー、完全にリラックス状態】

人間的にも冷たいけどな、冷凍保存が利きそうだ
って何を言っているんだオレは……

【下らない事をぼやきながらピチャピチャと水面を揺り動かし遊ぶ】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 00:57:08.38 ID:CCksXMDO
>>937
【触手が横に切り裂かれ、攻撃位置がそれて】
【触手はそのまま引っ込み、肌の色が肌色に戻る】

…あ〜……たべる……いやか?
【拙い言葉使いで、首を大袈裟に傾げて少女を見る】
【どうやらいくらかの言葉は解るようだが、善悪の判断が無い…と言うか本能で動いている状態だ】
【そして、まだ形を成していない時は光を怖がったのに対して今は大して怖がらない…知能までもが、幼い物となった?】
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 00:59:12.65 ID:MmHWmwko
>>934
言って居て分からなくなったならこう思えば宜しい。即ち、私の言葉は大半が無意味なのだとね
中身が無い言葉に過剰な装飾を施して、私自身という存在を暈しているそれだけなのですよ
そして猊下、生憎と私はワインよりボトルの炭酸飲料、羊羹よりはハンバーガーが好きでしてね
日夜机に向かう部署よりは、夜の森で人狼共を駆り立てる方がよほど性に合います

………で。その集団に、ですが

【開いていた距離を半歩だけ詰めて、腰を曲げて新聞を覗き込むように】
【右手の中指で眼鏡の蔓を押し上げ、ずれを直した】

……何とも何とも枢機卿猊下に置かれましては好意的な見解を抱かれている様で御座いますな
我等が神は果たして隣人の安息を乱しその財貨を命を奪い去る物に対して狭き門を開け放たれるので御座いましょうか
良く生きる我等が兄弟を暴虐に蹂躙する彼らを果たして「子羊」と呼んで宜しいのでしょうか

彼らが救いを求めるのならば武力行為を伴わずに叫べば良いだけの事
それが受け入れられぬならばそれもまた世の人々の選択、ではないかとね
なあに、一異端狩りの固い頭が生んだ見解ですよ
それと猊下、無理に思い付かぬなら、其処までにするが吉と判断致しますが?

【僅かだけでも治っていた長話癖が、≪R.I.P.≫になると再来して】
【何処となく楽しげな声で、その行動を否定した】

【語り終えて、恒例の深い呼吸。これが無いと語り続けられず】

………救うべきと、お考えで?

【その後、些かの間を開けて不意に。脈絡を組まず吐き出した】
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 01:00:17.11 ID:1XGiFRIo
>>935

「……一応、止めましたからね。責任は負いませんよ?」

【無責任なことを言いつつも、止めるつもりは無いらしく】
【苦笑を浮かべて頬を掻き、一つ息を吐いて】

「さて、もう時間も時間です。用件も済んだようですし、今日のところはお開きという事で――」

【両手を叩いて打ち鳴らし、この話し合いを終わらせようとする】
【両手を打ち鳴らした甲高い音に、犬耳少女も静かに目を覚まし】
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:00:24.23 ID:YrUL3wAO
>>918
/見逃していましたなのです…
/お疲れ様でしたなのです
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:02:24.15 ID:9iBKXEMo
>>937>>940
//混ぜてほしーなー
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 01:02:59.21 ID:nifAPW20
>>942

……これくらいのことで責任を押し付けるほどの人間じゃないですよ。

【小さく笑って】

あ、あの……出口まで送ってくれませんか?
方向音痴なので……

【誰かの後ろについていっても迷うくらいであることは、すでにわかっているだろう】
【この部屋に来るまでに迷っていたし】

【隣で寝ていた少女は気にもかけていない】
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:03:13.38 ID:S5Q1cAAo
>>944
/自分は超大丈夫ですよー
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:04:15.87 ID:CCksXMDO
>>944
//私は一向に構わんッ!!
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 01:04:43.04 ID:pnUJ20.o
>>936

「切っても切れない縁」――とでも申しましょうか……

互いが互いをどう思っていようと……決して、逃れられぬ因果があるのです
わたくしと、カラスの間には――ね

まあ……渇いた関係なのは……間違いないでしょうけど――

【ポキリ――と、彼女が首を軽く捻ることで、骨の音が小さく響く】

――「満たされるモノ」……、ふふ……、いいですね――
蜂蜜に砂糖を溶かし込んだかのような……甘美なその言葉――

――「胸焼け」には、気をつけたほうがよろしいですよ……、ふふ……

【そして「満たされるモノ」――という単語を聞いたウェル子は、】
【僅かに口元を吊り上げ、不敵な笑みと言葉を吐き出し、】

……死臭漂う路地裏なんかで、お食事を、貴方様は出来ますか?
――「お弁当」を食べるなら……やはり、公園などの自然豊かな屋外が相応しいですよね?

【続く質問に対しては、軽くそんな風に答えて、】
【ウェル子は、ニコリ――と、唐突に微笑みかけた】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:04:47.60 ID:pBUAUgSO
>>939
【蝙蝠の耳をほうふすさせる飾りがついたバイクのフルフェイスヘルメットをかぶった、首に4つのホイッスルと黒曜石のペンダントをかけ、両腕に宝石が埋め込まれたブレスレットをして、右足に宝石が埋め込まれた足輪をした少女が】

……セクシー…シーン…
【なんか変な事を言いながらクルクルまわりやってくる】

……どうも…通りすがりの…ヒーロー…マスク・サ・バット…です…
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:06:19.97 ID:9iBKXEMo
>>946>>947
//ありがとー
//あーでも行動途中の何だか中と半端なところだから、次の二人のレスが終わったら混ざるよー
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:06:46.44 ID:S5Q1cAAo
>>940

【再び少女に警戒心が芽生えたのか】
【触手を切り裂いた後はぐ、と剣を構えなおし】

ち、超嫌に決まってます!
あなた一体、何なんです?

(この短時間で成長している──?)
(放って置くと、超驚異的な存在になりそう、です……)

【相手をしっかりと見据えながらも、どこか不安そうな表情でそう尋ねる】

/>>950
超把握しました!
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:10:58.47 ID:CCksXMDO
>>951
あ、うー……わ、たし……わたし…私…
…私……おなかへった…なー……
【虚ろな目で少女を見詰めながらそう言って】
【やけに言葉を覚えるのが早い、知識をつけ成長仕切るまでにどれくらいかかるのだろうか?】

…あー、うー……
【右腕が黒ずみ、解けて】
【黒い触手の束となる】

/>>950カマンベイビー!
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 01:14:06.01 ID:heDlhESO
>>949

いや誰が得するんだよ……

【知らない】

ていうかマスク・ザ・バットであるべきだろ響き的に

【そんな突っ込みを入れつつ】

でヒーローがこんな夜更けに何の用事だ?悪い奴ならここにはいないぜ
………………多分

【ちゃぽんと水面から足を出して少女の方に向き直る】
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 01:14:15.69 ID:LeFfB4U0
>>941

ふむ、謙虚だなラッセル君。しかし、己の本質をそこまで分析できていれば上等だ。
今の時代……「それ」が出来ず、自らの力量をこえて自滅する者が多い気がしてね。
矢張りきみは、ただのマシンガントーカーではないというわけだ。
わたしの眼に狂いは無かったようで、まず一安心というところかな。
【くっく、と喉を打ち鳴らして笑い】

【炭酸とファストフードばかり食べていては身体に悪いぞ】
【しかしまぁ、今を好きに生きるのも、立派に認められた権利よ】
【回りくどく、そう付け加えてから――】


【――すぅ、と。鋭く威圧を含んだ黒い眼が、彼を捉える】

……いやなに。ひとつの見解として、だよ。無論。わたしとしては、彼らを許すことなどできないさ。
だがね、ウィリアムス・ラッセル。わたしはこれでも、『術式解析部』の『最高責任者――枢機卿』。
≪導師メルフュレル・ファーザー≫なのだ……あらゆる『考え方』を取り入れるのは大事な『姿勢』だよ。

【柔らかな微笑みの裏に、確固たる『意志』を宿して――メルフ導師は、続ける】

『IF』という『概念』だ……
「人生」というものをひとつの『レール』に例えよう。
われわれは果てなく進む機関車なのだ……戻ることもできない。
そして、その『レール』には幾つもの『分岐点』がある……当然、それを選択すれば「もう一度」など利かない。
無数の『分岐点』を越えて、1本繋がっている『レール』なのだよ……『人生』!

その『レール』において、『自分が選択しなかったルート』こそが『IF』という『概念』だ……
『もしかしたら!』という「世界」……『ありえたかもしれないひとつの結末』だ……
彼ら――≪R.I.P.≫……わたしが思うに……彼らがもし、そう、「もしも!」
何か、『分岐点』のどこかで『救い』というものに出会えて“いたとしたら!”
我々以上に『聖職者』に向いた「性格」のニンゲンになっていたかもしれない……わたしはそう思う……
今の彼らの行為は決して許されるものではない、裁かれるべきものだが――……
わたしは『確固たる信念を持つ犯罪者』を見るとき、いつもそう思う……最近いつもそう思うのだ……

…………ま、長ったらしく語っておいて結論だけ返すと、「まさか、そんな」。
平等の救済などありはしない。まして自分の利益のために暴走したなら、与えるべきは「罰」か「裁き」という名の『粛清たる破滅』のみさ
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:15:38.17 ID:9iBKXEMo
>>951>>952

おいおい何だ。随分と騒がしいと思ったらこいつはどういう事だ?

【二人(?)が半交戦状態となっている場所に、一人の青年がやってきた】
【ダークレッドにストライプの入った服に身を包んだ、茶髪の青年】
【何ともめんどくさそうな表情で両方に視線を向ける】

どっかの馬鹿どもが研究材料でも逃がしたか? それともお前のか?

【と、彼は暢気に剣を持った少女へと質問を投げかけた】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:17:42.07 ID:pBUAUgSO
>>953
……変態…得…
【うんうんと頷きながら】

…細かい…事は…きにしなーい……
【ついでにサバトかネコサバトのどっちに会った事あったっけ?】

……ん?……ただの…散歩…
【うんばばダンスを踊りながら】
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 01:19:20.66 ID:1XGiFRIo
>>945

「ん……其れ位だったら―――」
心配ない、ボクが送っていくから。

【素早く意識を覚醒させた犬耳少女が、青年の言葉を遮って立ち上がる】
【変形していたソファは非常にゆっくりと元の形に戻り始め】
【立ち上がった少女は、未だ座っているだろう少女へと視線を】

……用が済んだなら、帰るぞー。

【さっきまでの眠たげな様子も何処吹く風である】
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 01:20:23.26 ID:S5Q1cAAo
>>952

(成長が超早過ぎます──ッ!)
(捕食した人間の思考パターンまで吸収している、とか……?)
(もしこの仮説が超正しければ……攻撃方法もそのうち超変化、する──?)
(まして、ここは“協会”……)
(先ほど捕食された方々が魔術師だとしたら……その魔力を用いた攻撃をしてくる可能性も超十分、ですね──)

【苦い表情をして、じりりと掃除機を僅かに後退させたところに>>955の声が届く】

>>955

超、冗談じゃないです……私こんなの知りませんよ!?
さっきもこいつ、どっかの誰かさんたちを超取り込んでましたし……
もう何なんですかぁ!

【少女は今。正体不明の相手と対峙しているために其方を振り返る余裕はなく】
【剣の柄である懐中電灯を強く握り締め、声だけで答えた】
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 01:21:36.00 ID:heDlhESO
>>956

変態とか絶滅すればいいのに、間違っても保護されないようにと切に願う
【他人の事を言えるのか、と聞かれたら多分黙秘る】

……うん、そうするわなんかそうしなきゃ負けな気がするし

【その内考えるのを止めそう】
【多分両方に会った事がありますよ】

踊りながら散歩は止めろ、なんか怖いいや凄く怖い
【少し引き気味だったり】
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 01:21:51.45 ID:rYABMoSO
>>880

/すいません遅くなりました。
/乙でした!
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 01:22:10.41 ID:nifAPW20
>>957

……あ、じゃあお願いします。

【どっちに送ってもらおうが関係ないようで】
【ソファから立ち上がって、犬耳少女へと視線を送り】
【それから、青年へと向き直って】

お邪魔しました

【と、一礼】
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 01:22:26.68 ID:SavODRo0
>>948

生憎と、胸焼けしすぎてもう何も喉を通らないのさ。
問題は―――“何も食わなくても”、何だかんだで生きてける事。
但し、その是非は多分ボクもキミも知らないと思うよ。

【不敵な笑み―――眼の前の人間は、“満たされる”事についてどう考えているのか、其れを知りたい】
【淡々とした平板な抑揚と、対照的に何の表情も無い顔で、相手を巻き込みながら言葉を投げ返す】
【骨の音については、「肩の凝ったヤツだな」と、二重の意味で心に浮かべた】

ああ、その方が良い。
でも死臭漂うというのはダウト、鮮度の差は有れど、此処も十分悪い。

【右手で帽子を目深に直し、死体をピッ、と左手で指刺しながら、声は低調ながら呆れ―――ただ、瞳は異様に“据わっている”】

……まあ、臭いモノほど美味しい、なんて言うけど、ね。
或いは、自分の手を染めた血は、存外に甘いのかな?

【微笑みを返すタイミングは、此処。それは“偽り無い自然さ”と、“造られたカタチ”の要素を同時に備えるモノ】
【その声は質問で有りながら語尾はほとんど上がらず、他愛のない会話の流れの一つであるかのように、さらりと奇怪な空間に流れた】
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:24:41.06 ID:CCksXMDO
>>955>>958
…あー…うー……
【やってきた青年に気づき、そちらに視線を向けて】

あー…ごはー、ん?
【右腕の触手の束を少女に伸ばし、絡み付かせようとする】
【絡み付かせる、だけ】
【触手で拘束して、その後どうしたらいいかの知恵はまだ持ち合わせていない】
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:27:40.92 ID:pBUAUgSO
>>959
…変態は…不滅だ!!……永久にな…
【某ムスカ風に】

…うん…だから…気にしない…エルフェス…よ…
【サラリと名前いいやがった】
【ついでに彼女の正体はサバトです。顔隠して声と服装隠さず】

……えー……
【ぐにゃぐにゃと人間では無理な動きをしながら】
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 01:29:06.29 ID:1XGiFRIo
>>961

「そうですか、では、お言葉に甘えて――」
うむ、外に出る序だ。案内と言えるかどうかは疑問なところだがな。

【青年の言葉もそこそこに、犬耳少女は確りとした足取りで部屋を出ようとする】
【青年は律儀な一礼のお返しに頭を下げ、「何かあったら何時でもどうぞ」と笑みを持って見送った】

【部屋から玄関までは割りと短く、すんなりと外に辿り着くだろう】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 01:30:08.23 ID:MmHWmwko
>>954
謙虚すらも札、という事です
暈さねばならぬのは丸い机の角ばかりではない
刃の切っ先も、暈すに値する物ですからな
………と、揺り動かしてばかりでも猊下は退屈で御座いましょう

【背に回していた手を前方に持ってくると、其処にはハンバーガーショップの袋】
【「ならば遠慮なく」と、チーズバーガーを取り出して齧り付き】

【向けられた視線をコンマ数ミリずらして受け止めて、口の中の物を飲み込む】

……『IF』の話、それは無意味
事実アダムとイブは楽園から追われ、パンドラの箱は開かれ、バベルの塔は打ち崩され
我等人間はこうして、地にはいつくばり生きている

だが。だが我等の祖が知恵を得ねば神をあがめるは獣のみ
災厄と共に存在する希望無くして我等は生存し得ず、言葉の差異など学業の前には無意味
全て、「乗り越え得る」。私はそう考えますが―――

【腰を深く折り曲げて、頭をだらりと膝まで下げて】
【すう、と大きく音を立て、胸が膨らむ程に息を吸い込みながら背を逸らす】
【青の双眸がギラリと光ったのは、おそらく街灯や月明かりの為だけでは無い】

―――仮に。『IF』の話を採用したとしましょう
仮に私ウィリアムス・ラッセルが多感な少年時代に置いて些かの不幸を体験し且つ助けの手を差し伸べられず
その様な折に彼らの手とあの言葉を蜘蛛の糸を以て眼前に吊り下げられたとして私が手を伸ばさぬ保障は無し
私の性質上後に続く罪人共を蹴落としてでもその糸に縋りつき己が浸かる地獄を抜けだそうとしたかも知れない

……糸が切れると知っていても。己の居る地獄など、まだ生温いと知っていても、ね

猊下。猊下、メルフュレル・ファーザー。貴方はどうです?
貴方の生の分岐点に置いて、貴方は、「彼ら以上に『テロリスト』に向いた「性格」のニンゲン」になった可能性が有ると、思われますか?
私はね、猊下。自分ならば大いに有り得ると思うのですよ
そして………我等が友人にして兄弟、高尚な理想を抱き神の御名の元教えを広めんとする教会≠フ人間も―――

【全ての酸素を吐き出して、長距離走の後の様に荒く息を付いて】

―――彼らと我等が、逆で有った可能性は多いに有る
そして、その場合でも……彼らと我等は争ったのでしょうな

【カチ、カチ。時計の針の音がするような錯覚】
【仰け反った背を、元の位置まで戻した】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:31:54.40 ID:9iBKXEMo
>>958>>963

何だお前じゃないのか? だったら──おっと

【少女に対して返事をしようとするも、触手が向かうのを見て中断】
【少女の前方へ向けて指を鳴らし、『触手の方向にのみ爆風が広がる』特殊な小規模爆発を起こす】
【殺傷能力はかなり低いが、通常の触手程度は吹っ飛ばせるはずだ。少なくとも、一瞬動きを遅くする程度の効果はあるだろう】
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:36:21.07 ID:S5Q1cAAo
>>963>>967

うっわ超キモいです超来ないでください私ごはんなんかじゃ超ないですってば!

【そんな、年相応の悲鳴地味た声をあげながら】
【ぶんぶんぶんぶんと触手に対して盲滅法に刃を振るう少女】

──って、……え?

【だが、前方で起きた>>967の爆発を見て一瞬だけ刃を振るうのを止めてしまう】
【「ベクトルの指定された爆発」──そんなものを目の当たりにしてしまったせいだろう】
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 01:36:43.23 ID:pnUJ20.o
>>962
へえ……そうですか――
随分と「満たされている」ご様子で……、少々嫉妬してしまいすね、ふふ……

それに、食べないことが、是か、否か……、そんな面倒で小難しいことは、どうでもよろしいでしょう――
自分の身体が、生きるために渇望することを……素直に摂取すれば、それで――

【ふわり――、風に煽られ、ウェル子の前髪が眼鏡にかかる】
【それを彼女は、さらっと右手で払って、】

……「気分」の問題ですよ
閉鎖的な場所より、広々した場所のほうが、わたくしは好きです

【再び「無」に戻った表情で、相手を見る】
【ウェル子の瞳は、眼前の相手の「眼」に集中している――】

――生憎と、このわたくし、屍肉を喰らう趣味は持ちあわせておりません
そこの肉が美味であるかどうかは……興味がおありでしたら、カラスに尋ねてみたらいかがですか?

【ぴしっと、彼女は右の人差し指で、カラス達を指差す】
【そこに目をやれば、カラス達が相変わらず死体の上に鎮座して、思い思いの行動をしているわけである】
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 01:37:04.02 ID:92Xsziwo
>>964

はいはいそげぶそげぶ、ついでにバルス

【ひらひら手の甲の側を向けながら振る】

ん?意外にも名前を覚えられていたのか
名前を呼ばれては知らない人のフリはできないな……

【知らない人扱いしていたらしい、酷いヤツだ】

その「えー」にえーだよ、くねくねすんな色々ヤバイから知らない方がイイとかになっちゃうから

【某寺生まれを呼ばなければならない事態は避けたいものだ】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 01:39:51.32 ID:nifAPW20
>>965

【再び一礼して、犬耳少女の後ろを追いかける】
【そして微妙に迷った感がするものの、外に到達】

……今日は有難うございました。色々と。

【犬耳少女に一礼。よく礼をする少女である】
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:40:20.84 ID:CCksXMDO
>>967>>968
…あ゛〜……?
【触手が爆発により破壊され、途中から無くなった触手が集まって腕が元に戻る】
【戻した右腕を、不思議そうに見詰めて】

…あー……
【今度は、左腕が触手の束となり】
【左側の壁に突き刺し、触手を通していく】

…うー、あー?
【数秒後、青年の足元から触手が飛び出し、絡み付こうとするだろう】
【触手が絡み付けば、そのまま地面に押し付けようとする】

【―――明らかに、この短時間で成長している】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:42:55.62 ID:pBUAUgSO
>>970
……目がぁぁぁぁあ……目がぁぁぁぁあ……
【ゴロンゴロンと悶えながら】

…………何を…言う…私は…貴方と…初対面…じゃないか…エルフェス…
…私は…マスク・サ・バット…で…サバト…では…ありません…
【誰もそこまでいってません】
……酷い…お母さん…泣いちゃう…グスグス…
【立ち上がりながら泣きまねをし】

……私は…クネクネ…では…ありません…
【なんか更にグニェグニェしながらエルフェスに近づいてくる】
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:46:02.00 ID:9iBKXEMo
>>968>>972

何だか知らんがめんどくさいな。何で俺様がこんなやつの相手しなきゃならないんだか……清掃係じゃないんだがな

お?

【てっきり側面から来ると思っていたところで、足元からの攻撃は予想外】
【そのせいで対応が遅れ、絡み付かれてあっさりと地面に押し付けられてしまった】

なるほど。器用じゃないか

【当の本人は感心したように──それでいて他人事のように感想を呟く】
【すぐ脱出しようとしないのは何とか右手の自由だけは確保したからだろうか】
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 01:46:27.22 ID:LeFfB4U0
>>966

ま、しかし、たまには敢えて「晒す」ことだ……
『適度に』……或いは『メリハリをつける』とでもいうのか……
最近、そういうのが若い女の子にモテるらしいぞラッセル君。『ギャップ・モエ』だったかね?
……といっても、我々には無縁な話しか。我々のハートが向く先は神だけさ

【「さっきから良い匂いがすると思っていたのだよ」と小さく微笑んで】
【チーズバーガーを頬張る様を(若干うらやましそうに)見つめると――】

ああ、当然『無意味』などわかっているさ。「ありえない話し」だから『IF』なのだ。
だがしかし……言っただろう?『全てのことに意味を求める』――その『意味は?』
それは『好奇心』なのかもしれないし……ええと……あとはどんな喩えを出したかな。
とにかく、まぁ、そういうワケだよ

【大きく息を吸うその様を、何時の間にか彼は足と腕を組んで見上げていた】
【おおよそ高位聖職者らしからぬ態度――だが、決して相手への『敬意』を失っているわけではない】
【腕組みと足組みを説くと、メルフ導師は、ひとつ分身を前に乗り出して】
【両肘を両膝に置き、手を組んで】

ま……これこそ、考えれば『宇宙の果てを考えるような気分』になるのだが……
しかしね、『確固たる信念を持った犯罪者』とは、別の見方をすれば通常の『一般人』よりもよほど強い心をもっているとも見える。
ただ、あまりにも歪んでしまっているベクトルを進んでいるが……なんせ『実行に移す決断力と勇気』があるのだからね。
『喩え』として……だが……そう、たとえば……――――『キルベルク・シルバーソード』……
彼は許されざる大犯罪者だったが、あのまさしく『革命家』と呼ぶに相応しい、力強い姿勢と話術……
彼だって、『IF』が存在したのであれば、『大統領』になれる人物だったと思っているよ。
紙一重なのだな……この世の『セイギ』も『アク』も……『正当』の『基準』なんて、人が決めたから曖昧なのだ

そういうことを踏まえて、わたしはきみの質問に『YES』と返そう。
もしかしたら……「なくはない」……わたしが『テロリストの親玉』であった可能性も。
これは「自慢」ではなく「誇り」だが、わたしという人材には少なくとも『この地位』にまで上り詰める『チカラ』がある。
そのベクトルがもし違えば……大犯罪者になっていた可能性だって、無いと言い切れないさ。

その場合でも、矢張り争っていたかどうか。そこまでの可能性を思考するのは、まさしく果て無き思考……
そんなことを続けているから腹も減るし眠くもなる……良い時間になってきたな、そろそろお開きかね

【――やがて、ゆっくりと。片手にしっかりと魔導書を持ち、ベンチから立ち上がるだろう】
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 01:47:59.55 ID:1XGiFRIo
>>971

何、気にするな。ボクも暇だったからな。

【「それに、ボクは何もしちゃ居ない」と、苦笑を浮かべ】

―――さて、お別れの前に其方の名前、聞かせてもらえないか?

【屋敷の入り口前、最後にこれだけはと言わんばかりに名を問うた】
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:50:36.74 ID:S5Q1cAAo
>>972>>974

(行動パターンが徐々に複雑に……!)
(こいつ──ここで超捕獲するか倒しておかないと絶対マズい感じです……)

折角の夜が……超台無しですっ

依頼の品物ですが──お借りしますよ、ジークリンさん!

【触手の向かう方向を視線だけで追いかけ】
【青年が押し付けられるのを見ると少女は一度掃除機の上に剣を置き】
【その後掃除機の後ろにあった鞄からドライヤーを取り出し、触手の少女へと向ける】
【こんな、どこの家庭にもありそうな電化製品が戦いに役立つとは思えない】
【しかし、懐中電灯から光の刃を出してみせた少女なのだ】
【このドライヤーにも、何か仕掛けがあると見ていいだろう】
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 01:51:23.00 ID:nifAPW20
>>976

いえ、あの血の謎が分かりましたし……

【「アポを取ったのは誰ですかー?」とあえての言葉を投げて】
【微笑を浮かべている】

――……リライズ、です。
そういう貴女は?

【名乗るとき、一瞬言い淀んだような気がしたが】
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 01:54:25.85 ID:SavODRo0
>>969

厳密には、「満たされてたのを、行き成り奪られた」と言うか…それも、何十年も前。
…あ、そうそう。見た目には突っ込んでも無駄、説明が面倒だし、する気も無いよ。

で、そう言うってコトは、キミには摂取すべきモノがきちんと有るのか? …ああ、嫉妬しそうだ。

【同じ風がチャルダッシュの髪を軽く躍らせ、帽子のリボンを揺らすが、大きな変化を生んでくれはしない】
【少なくとも、現在は“満たされていない”らしい―――少女の姿なのに、「何十年も前」と言うのも異常だ】
【相手と重なる、然しさほど重要ではないワードを使用して、軽く尋ねる】

昔はボクもそうだったよ、満たされてた頃は。
今はロケーションなんか其処まで気にならない、適当で。

【彼女の眼、標本のように固定された其れに、新たな変化は無く】
【先程の声に乗り移った“感情”すら、幻だったかのように軽薄な言葉が紡がれて往く】
【尤も―――心底の底、手を払えば堆積した砂が舞う様な所では、自分の今の“台詞”が“嘘”だと判っていて】

うんうん、健康を考えると正しい選択だよね。セルフ突っ込みをすれば、彼らが汚すのは嘴、だしな。
―――……って、え? “あいつら”喋るの…か?

【視線を向ける事を止めたカラスに一瞬だけ視線を移動させてから、顎を右手で包むようにして、問うた】
【まるで、“本気で驚いた”ような素っ頓狂な声―――それが演技だと判断するかどうかは、相手に委ねられるのだが】
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 01:54:27.27 ID:92Xsziwo
>>973

フリにそこまで応えなくていいって、本格的に他人のフリするぞオイ

【足が乾いたのか傍らの靴をいそいそと履き】

語るに落ちるという言葉があってだな……
もう泣けばいいと思う、できればオレのいない場所で

【次にナイフホルダーを腰のベルトに引っ掛ける】
【立ち上がってちゃんとしているか体を捻らせながら見回す、大丈夫のようだ】

クネクネのような名状し難き何か、その名はサバト
そんな意味不明な動きばっかしてるとその内アメ◯カ航空宇宙局に捕獲されるぞ

【近づいてきた彼女に少し身構えたが】
【「別にいいか」と構えを解く、敵視はしていないみたい】
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 01:57:08.70 ID:1XGiFRIo
>>978

―――素直に受け取っておくとする。

【アポの話を出されては、言い返すことも出来ない】
【厳密には出来なくは無いが、言い返す理由も無い】

リライズ、か。覚えたぞ。
ボクは陽。月読 陽(つくよみ ひなた)だ。

…………さて、もう夜も遅い。
夜更かしは美容の敵だからな、帰ってさっさと寝ようじゃないか?
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 01:57:12.32 ID:CCksXMDO
>>974>>977
あー…ごはん……ごーはーんー……
【青年を押さえ付ける触手の力は強く、簡単には抜け出せなさそうだ】
【その間に、腹部が黒ずんで行き】

…いただきまーす
【腹部から、牙の生えた巨大な口を持つ太い触手が生えて】
【大口を開けて青年に向かう…と、見せ掛けて】

…やぁぁあぁぁっぱりぃぃいぃ…こっちがおいしそぉぉぉおお…!
【青年の目の前で口触手がUターン、少女に背後から噛み付きかかる】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/09/11(土) 01:57:29.47 ID:MmHWmwko
>>975
ああ、女なら一人居ますとも。私の長話に付き合える暇人がね
脱ぐと異界の支配者が如きおぞましい触手を体から何本も生やしていますが
あれをギャップ萌えと呼ぶのでしたら私はその考えを理解出来るやも知れませんな

【メルフの言葉を聞く間、ラッセルはチーズバーガーを食べ続けていた】
【音は立てない様に、咀嚼の速度は遅い。目は、相手から離れない】
【一通り言葉を聞いて、手にしたそれを全て胃袋へと落とし終わると】

……そう、「なくはない」。可能性の話題は終始それに尽きるのですとも
異端狩りは所詮、神の名の元に敵を殺す集団
大なり小なり、殺しに抵抗の無い者が集まる……そんな所
ならば境遇の違いで犯罪者になる可能性は、他のどの部署よりも高い

その上で、猊下。私は、彼らへの同情を一切行わず、理解も示さない
正当の基準は、人間が社会を構築する過程で、社会が円滑に回る為に決められた物
ならば曖昧であるその基準を、私は敢えて厳密に守り抜きましょう
彼らが例え、道を誤らねば世界に貢献出来る人間で有ったとしても。それは所詮『IF』の話なのですから

【詰めた半歩を取り戻す様に、後方へ一歩。再び、両方の踵を打ち合わせ】
【立ち上がったメルフに深く一礼をし、自らはまだ動かない】

………然様で御座いますな、そろそろ草木も眠る時間
目を覚ますは夜の獣か、知恵と共に悪徳の愉しみを得た我等人間程度
今宵は、彼の大犯罪者の心震わす演説を枕に、深い眠りに付くと致しましょうか
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:02:35.69 ID:pBUAUgSO
>>980
……むう……むう…グレるぞ…パパ…
【とりあえずグニェグニェをやめ】

……というか……何故…バレた…私の…完璧な…変装を……
…私が…変装して…バレる…確率…高い……流石…新世界…
【フルフェイスヘルメットを外すと】
【血のように真紅に輝く瞳に、闇夜に輝く月の如き長い金髪に、青いハートの髪飾りを左側につけた少女の顔が現れるが】
【ピクピクと頭の上に蝙蝠の耳みたいのがついている】

……何を…言う…ここは…新世界…アメリカ…など…ない…
【グイッと顔をかなり近づけながら】
【多分鼻がくっつきそうなくらいまで】
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 02:03:25.16 ID:nifAPW20
>>981

素直が一番です。

【満足げに微笑んで】

陽さん……覚えておきます。

……そうですね、もうこんな時間……あふ

【大きな欠伸を一つ】

それじゃあ……お休みなさい……

【そう言って、踵を返して夜の闇に消えていこうとする】
【引き止める用件があれば、今の内に言った方がいいだろう】
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 02:09:04.95 ID:1XGiFRIo
>>985

……簡単に素直になれたら、苦労しないものだが、な。

【やれやれ、と言わんばかりに苦笑を浮かべ】

ん、お休み。帰り道に迷ったり、路上で寝たりしないようにな。

【闇の中へと去り行くリライズの背を、手も振らずに声だけを掛けて見送った】

/おつかれさまでしたー
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 02:10:21.02 ID:nifAPW20
>>986
/二日間お疲れ様でしたー
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 02:10:38.72 ID:92Xsziwo
>>984

グレれた所で知ったことかバカ

【ふん、と鼻で笑う】

一回完璧の意味を辞書で引いてこい、多分お前の理解している完璧と違うから
ん……?そんな装飾品くっつけてたっけお前?

【ピシと耳に指を差し】

似たようなものならあるかも……っていくらなんでも近いわ!

【上半身を逸らして距離を取る】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 02:11:05.12 ID:LeFfB4U0
>>983

ほう?それは初耳だ。少し興味が無いといえば嘘になるね。
ローザに蹴り飛ばされる日々を送るわたしとしては……うん?触手?
……ああ、何やら踏み入らぬが吉な領域なのかな。

【微妙にたらりと冷や汗を流しながら、苦々しく笑って】
【ぐぐ、と一度伸びをすると、その分厚い魔導書を腰・背中にあるブック・ホルダーに仕舞い込み】

……フフ、ラッセルよ。そんなことを言えば、六王教団でさえも、になってしまうよ。
六王の名の元に、或いはセイギの名の元に……結局は『殺人』だ。
だが、その『正当性』を決める「価値観」も『人間の価値観』なのだ……所詮は。
「人の命を絶つ」という行為……偶像ではない、『真』の『神』は、何と仰られるかね

【其の場から動かぬラッセルを尻目に、クルリと踵を返すと】

……そうだ、それでいいんだ。
長ったらしく、クドクドと喋ったが、結局彼らは『今』、確かに『断罪』すべき存在なのだ。
ラッセル、ウィリアムス・ラッセル。『目の前の敵』には『ためらうな』。
結局、それが一番なのだな……我が弟子、エルメアにも教えておきたい『姿勢』だよ。
たとえどんなバック・グランドがあろうと……『異端』は『狩られるもの』なのだから……

【――何処か意味深に、そう呟くように紡ぐと】
【やがて彼は、一足先に教会内へ歩を進めるだろう】
【向かう先は、彼の部屋。『術式解析部枢機卿』の部屋だ】
【暫く、その部屋から灯りが消えることはないが――やがて、暗闇が包むのだろう】

/このあたりで。お疲れ様でした、ありがとうございました!
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:13:31.45 ID:9iBKXEMo
>>977>>982

人の形をした幼体というわけか。狙うのはそっちじゃないぞ?

【大した焦りも見せず、独り言のように呟きながらまた指を鳴らす】
【先ほどと同じ『口触手の方向にのみ爆風が広がる』小規模の爆発を起こす】
【ただし、真正面からでは押さえきれないと判断したか、今度は下から上へと叩き上げるような位置関係でだ】

//次スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1284137937/
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:14:47.41 ID:S5Q1cAAo
>>982>>990

【向けたドライヤーの矛先は、触手の生えている大元──相手の腹部だ】
【少女は銃を構える要領でドライヤーを構えており】
【恐らくは触手が背後から接近していることに気づいていなかった、が】

さっきからご飯ご飯と──超! ぶっとべっ!

【かち、と。ドライヤーのスイッチを入れると】
【本来ならば熱風が吹き出てくる吹き出し口から、ビームと呼んでも差し支えない熱線が相手の腹部へと向かう】
【触手と熱戦。どちらの到達が早いか】
【恐らく少女の命運は、それにかかっている】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:16:06.26 ID:pBUAUgSO
>>988
…そんな…酷いわ…グスグス…
『エルフェスお兄ちゃんのいじわるぅ…』
【『』内はエロゲの妹キャラみたいな声で】

…おかしい…
…コレ?…昨日…生えた…
【ピクピクと耳を動かしながら】

……えー……
【ちょっとしょんぼりしながら離れる】
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 02:18:47.77 ID:MmHWmwko
>>989
踏み入らぬが吉。他人の女の話題にも、愉しみ方にもね
愉しいのですよ、人狼共を駆り立てるのは。愉しいのですよ、異端狩りは
………そして

社会の敵になるのなら、『真』の『神』すら殺しましょう。殺して首を曝し、神の敵と罵りましょう
それこそが我等異端狩り=B教会≠フ敵を抹消すべき者の職務と、考えて居ります故に

【教会へと入って行くメルフを、その姿が見えなくなるまで目で追って】
【互いを目視出来ない位置になると、頭を上げて歩き始める】

やれやれ久しぶりに使わぬ脳をフル回転させた挙句休暇を取っていた舌に緊急の出頭命令
これはこれは果たして私が娯楽以外の目的で狩りをせねばならない前兆となるのか否か大いに気になるね
テロリストは人狼共より手ごたえは有るがさて殺した時にどの程度愉しめるのやら

……女の話をしたら抱きたくなって来たな。手土産でも買っていくか

【首と指の骨を、それぞれ一度ずつコキンと鳴らして】
【まだ開いている店を探し、街へと消えていった】


/お疲れさまでしたー
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/09/11(土) 02:20:21.76 ID:pnUJ20.o
>>979
そうですか、大変でしたね――と、社交辞令程度の言葉をかけさせて頂いて……、

【言いながら、ウェル子は開いた右手を相手に差し出すような動きをした後、】
【ひらりと、自身の右隣へ、その手を移動させた】
【……同時に「ずっと立っているのも何ですし、隣に座ってもよろしいですよ――?」と、目で語りかけている】
【当然ながら、このウェル子という得体のしれない相手の誘いを素直に受けるかは、チャルダッシュ次第だが】

……「この世界」に、わたくしが「摂るべきモノ」はありません
紆余曲折を経て、そういう結論に達しました

――ですが、わたくしの生きる目的……身体が渇望するモノは……確かに、存在します
ただ、「それ」は、「この世界」では少々資源が不足しているようでして……

……残念ながら、わたくし、一切合切、嫉妬されるほどの人生ではございません

【そんな風に語る声は、やはりどこか事務的だ】

……つまらない世界でこそ、些細なことにこだわってみるのも一興ですよ――
「気分」が悪いと……「瞳」まで濁ってしまいますからね――

【そして何を思ったか、目を細める】
【遠くを見るようなその瞳は、蒼くて、綺麗で……しかし、底無しだ】

――……えっ

【驚いたような素振りを見せたチャルダッシュに対し、こちらも呆気に取られたような声】
【理性とは別の部分……、本能的に出してしまった、まさに「素の声」――】

……こほんっ――、カラスの脳は人語を解しますが、声帯が人間とは違います
期待には添えられませんが、喋りませんよ、カラスは――

……最も、わたくしは、カラスと意思疎通できますので、
カラスと会話するというのでしたら、通訳してさしあげますけどね……

【――だが、すぐさま普通の調子に戻り、冷静に、何もなかったかのように、そう付け加えた】
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:21:44.28 ID:CCksXMDO
>>990
【爆発により口触手が打ち上げられ、口が衝撃で閉まりながら向きが上に逸れる】

>>991
【ガチン!と少女の真上で触手の口が閉じるのと、腹を熱線に貫かれるのは同時だった】

【根本から口触手が千切れ、後ろに倒れる衝撃で壁に刺さっていた左腕の触手の束が切れる】
【そのまま少女は、腹にでかい穴を開けたまま仰向けに倒れた】

…あーー……
【倒れたまま、唸るように声を出して】
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 02:22:07.08 ID:92Xsziwo
>>992

オレを酷いヤツだと思っていなかった方が悪い、うん
そうそうオレは意地悪だからな、今更言われてもなんの感慨も浮かばんよ

【ニシシと白い歯を見せながら笑う】
【声に関しては完全にスルーに近い】

おかしいのはお前の常識だよ
そんなスナック感覚で耳が生えるお前も十分おかしいけど

【なんだろうコレ、とか思っていたりなかったり】

えーって何だよわけわからん

【何か悪いことでもしただろうか首を傾げ頭を掻く】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:27:26.33 ID:9iBKXEMo
>>991>>995

(やれやれ。化け物退治も出来ん間抜けどものせいで雑用をやる羽目になるとはな……)

【音から倒れたことを察し、内心で愚痴りながら触手を適当に解いて立ち上がる】
【少女の方を見て、これからやることを考え、一つため息をついた】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:28:13.06 ID:pBUAUgSO
>>996
……この…ツンデレ…め…
【何処からかハリセンを取りだしペシッと叩こうとする】

…それは…どうかな?…
【ニヤリ】
……だって…私…人間…じゃないし…元人間……今…謎の生命体……
【耳をさわりながら】

…気にしたら…負け…だよ…

/ちょいとお風呂いってきます
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/09/11(土) 02:32:00.54 ID:S5Q1cAAo
>>995>>997

いっ……!?

【口の閉じる音を聞いて、少女はびくりと肩を震わせる】
【どうやら、本当に口の接近には気づいていなかったらしい】

(ドライヤー、十分実戦でも超使用できます、ね……)
(でも、ジークリンさんに渡す前にもう一度メンテナンスを超しておきたいところ、です……)

【そんなことを考えながら、僅かに熱さの残るドライヤーのスイッチを切り替えつつ】
【再び敵へドライヤーの矛先を向ける】
【ただし向けるのは腹部ではなく、頭部──急所と思われる部分だ】
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/09/11(土) 02:32:23.63 ID:92Xsziwo
>>998

そういうキャラ付けはマジ勘弁

【野郎のツンデレとか誰得】
【あう、とか言いながら叩かれる反撃をするつもりは無いらしく】
【しかし目で「なにするんだ」と抗議の色を浮かべる】

ああ、カオスの権化でしたね……はっはカオス
ん、そうだカオスの権化たるサバト女史に聞きたい事が在るんだが良いか?

【そんな様子を見ながら何か思い出したように尋ねる】

……さいですか

【がくっと肩を落としたり】

/ゆっくりどうぞー
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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パー速@VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
好きなタイプ @ 2010/09/11(土) 02:25:59.39
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ガノタ女子と仲良くなった @ 2010/09/11(土) 02:19:50.61 ID:S/AGFaE0
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【天上の座】能力者スレ【神の右席】 @ 2010/09/11(土) 01:58:57.99 ID:9iBKXEMo
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女「男くん何食べてるの?」 @ 2010/09/11(土) 01:29:13.84 ID:iPEkggSO
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イジメられてた女の子を好きになった part10 @ 2010/09/11(土) 00:29:08.35 ID:HR2nQoE0
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