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【絵本の中に見付けた】能力者スレ【空を見に行こう】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 08:34:32.24 ID:ZQWYTYoo
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。

【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。
また、有志によって制限のない分煙所も作成されました。どうしてもあかんねん、あかんねん!というときにはご利用を。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1286386741/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/】 
分煙所【http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12877/
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/

エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713062467/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 08:37:31.43 ID:aqjqRgso
>>1
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 08:45:00.01 ID:1acrxCAo
>>1
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 12:11:30.97 ID:8T2hZEQo
>>1乙乙おっす!
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 13:42:57.06 ID:sAADV9Ao
>>1
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 15:35:43.07 ID:aAYzBwAo
>>1
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 15:52:37.15 ID:SyyHRMAO
>>1乙だー
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 16:02:36.14 ID:bLG00fk0
>>1おつさまー
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 16:07:02.83 ID:nrnm57Yo
>>1
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 16:12:23.40 ID:73COSgSO
>>1乙です
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 16:19:01.73 ID:g34cc02o
>>1乙ですー

>>1000

――――――――。

【少女に対し、瞳を閉じて只唇を重ね続ける】
【口付けに身を強張らせる少女の背を、頭を落ち着かせるように撫でて】
【数秒、少女の冷たいだろう唇の感触を楽しんだ】

【少しすれば、ん、と小さな音を漏らして】
【ゆっくりと唇を離して少女の顔を見詰める】
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 16:23:43.40 ID:CCWHvu.o
>>998

…………っ

【耳に刺さる、彼女の言葉】
【出来れば考えたくない可能性】
【自分が口に出すのと、他者に言われるのでは、少々痛みが違う】

……それはっ、機関以外の物でも置き換えが効きますよ

この場で思い浮かぶような次≠ヘ、ありません……!
思い浮かんだら、それは、不義じゃないですか

【知っている組織は幾つかある、頼れる人も何人か居る】
【それらのビジョンを振り切って、迷惑にならない程度の音量で返答した】

【言われた通りに手を離して、顔を真反対に背け】
【先程の包み紙にガムを出した】【ゴミはそのまま、スカートのポケットへ滑り込ませる】

【それから、両手でプレートを引き寄せて】
【彼女の食べる動作を、ちら、と見遣った】
【フォークを肉に突き差して固定、ナイフを鋸のようにギコギコ動かして、一口大にネジ切る】
【――とても真似したとは言いがたい切り方】

【今度は、肉をナイフで固定して、フォークを引き抜き】
【小さく切ったほうに貫通させて】

……どういうことですか?

彼女が、カノッサ機関を抜けたのなら
もう、そちらの敵では無いのでは…?

【差した肉はそのまま】
【意外そうに、目を丸くした】
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 16:27:17.16 ID:bLG00fk0
>>11

【唇を離せば、まず真っ先に聞こえるだろう、息を吸い込む音。※息止めてた】
【数度、吸ったり吐いたりを繰り返し。顔が若干赤いのは何だろう】

……これで、いい?

【若干潤んだ瞳、朱の差す頬、何となく自信なさげな小声】
【この子はどこを目指すのだろう、とりあえず、なんだか不安げにそんなことを、聞いて】
【やっぱり、相手の服をぎゅー】
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 16:33:32.23 ID:sDuDid20
>>1乙です

>>992

【彼がケースの中の血液を見て怯えている事に】
【慌てた様子で弁解しようとして、ぶんぶんと顔を横に振りながら】

いや、これは、私の母さんの血液なんだ
寝ている間に、スパッと切って拝借したというか…

と、とにかく、人を殺したりはしない!

【それはそれで酷い話だった。自分の親を大切に思ってない】

寝ている間に、人間に……

っていう事は、魔術とかが関係してるのかな……?

【彼の周囲を飛び回って、彼に魔翌力が有るか感知しようとしている様だ】
【ふと、「クロタは、猫に戻りたいとか思っているのか?」と彼に問い掛けた】
【なん…だと…すみませんorz】

クロタっ、何かあったら私に言ってくれ!
私に出来る事だったら、何でもするからっ!

【ぽよんと跳ねながら、そんな事を】
【この恩は一生忘れないと云わんばかりに、嬉しそうに告げた】


/おかえりなさいませ!
/いえいえそんな!寧ろ自分がry
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 16:40:31.79 ID:g34cc02o
>>13

ん、うん………。

【良かったのかと聞かれれば、素直に良かったと答え】
【口付けの影響か、少女同様やや潤んだ瞳に、赤みの増す頬】
【本当に僅かに震える声は、何を思ってか】

…………ありがと。

【少女の瞳をじぃ、と見詰め、感謝の言葉と共に微笑を浮かべ】
【ぎゅー、と三度?少女を抱き締めようとする】
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 16:41:44.83 ID:nrnm57Yo
>>12
………貴女は、義理で機関に居る訳では無いと思ったけれど
寧ろ……友人に対する義理などは、随分と薄い様に思える
不義というなら……そもそも機関に義が有るかどうかが問題

兵隊として、駒としてではない。『貴女自身』が必要とされる場所は……
立場でも性格でも能力でも、貴女で無ければ果たせない事は……機関に、有る?

【言葉尻を捉える様な表現、少し反応が良くなったと思われた部分に切りこむ】
【機関という組織は、巨大だ。巨大だからこそ、少々の事で壊れない】
【一つのパーツが破損しても直ぐに次が来る。自分が抜けた穴も、きっと代用品が入っているだろう】
【そして、それはきっと、少し考えれば分かる筈だと予想し、ちらつかせた】

………此処でようやく、機関員に声を掛けた本当の目的に移る

機関員は、思想の個人差が極端。だから……当たり外れが大きい
貴女の場合は……私の思惑には、当たり
機関に異存しているけれど、賛同している訳でも無い。機関が潰れなければ、それで良い
だったら………機関が大きくならずとも、問題は無さそうだから

……情報を、取引したい
其方も此方も、それなりの情報は持っている……と、思う
それらは、きっと互いの利益になるし、損失にならない様にも出来ると思う

【大半食べ終えて、もうナイフは必要無い状態】
【右手に持ったナイフを指先で回し、逆手に持ち変え】

………誰が、誰の敵なのか。そういう情報も

【取引と口にしながら、ナイフの先端を相手に向けた】
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 16:45:24.62 ID:bLG00fk0
>>15

【返された肯定の言葉に、なんだかとっても嬉しそうに笑んで】

……♪

【感謝の言葉に、さらに嬉しそう】
【相当上機嫌である、何かすっごい嬉しそう。ものすごく】

【そして、抱きしめられるのは今更抵抗するわけもなく】
【ただ、抱きしめられたあとに、小さく欠伸してたり。まあ夜中ですし】
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 16:45:59.54 ID:1acrxCAo
>>14

それもどうかと思いますよ?寝ている間にスパッとは駄目です
ちゃんとお話すれば家族なら分かってくれます……多分

【だけどその語気は酷く弱々しい、他人に意見して否定されるのが恐いという所だろう】
【人殺しをしないと聞いて大分目の前の物体を信用しつつある、それでも相当なスローペースで、だが】

あう……魔術とかも分からないです、御免なさい

「猫に戻りたい?」……いえ、何と言いますか特にそう思っていないです
少なくともこの姿なら問答無用で銃を向けられたりしないです
この姿の方が人から虐められな……いえ、そんな事も無いですけど

【どこか陰りのある表情で「フフフ……」と笑う、対人関係で色々あったそうです】
【銃を向けられるレベルの「猫」……想像しなくても一般的な「猫」では無いと分かるだろう】

うーんと……分かりました
ありがとうございます――――

【優しい人に出会えて暖かさを感じながらその表情は笑みが多くなっていく】
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 16:56:54.30 ID:g34cc02o
>>17

……ふふっ。

【口付けを経て何処か吹っ切った様子で】
【嬉しそうな少女の様子に、顔を綻ばして声を漏らす】

【そして、少しだけぎゅーぎゅーと抱き締めた後】
【少女の欠伸に気付いて、両腕を解きそっと身を離そうとする】
【身を離す事が出来たら、そのまま後ろに二三歩下がるだろう】
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 17:03:04.43 ID:bLG00fk0
>>19

あ……、……。

【嬉しそうにくっついてはいたものの、相手が離れようとすれば、するりと解けて】
【相手が離れた後に、軽く目元を拭ってから、ちょっと名残惜しげに、じぃとそちらを見やる】
【……少ししょぼーん】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 17:07:13.80 ID:sDuDid20
>>18

【彼の返答に、少し悲しげな声音で、ぽつりと】

…でも…母さんに、私が死んだ事、知られる訳には行かない、から…
だから、姿を見せずに血を貰う方法が、これしか無くて……

…でも、やっぱり、怪我させるのは駄目だよな…
うん、今度、話し合ってみるよっ

【そう、返答する。自分の母親に、自分の死を伝えたく無いと】
【心配を掛けたく無いからだろうか。其れでも、彼の言葉に、話す事も大事だと考えて】

む、そうか……

【彼の返答を聞いてから、其の動作を止めて】

そ、そうなのか……

っていうか、銃を向ける奴が居たのか?…酷いな…
…見付けたら、ぶん殴ってやる…

(……銃を向けられる猫……さっきも、他の猫より二回り大きいって言ってたし……)
(……クロタ……凄い猫、だったのかな……)

【思考しながらも、苛立つ様な、怒気の篭った口調で言う】
【彼に銃を向けた者に、怒りを感じている様だ。なんか危ない発言もしてる】

【彼の笑顔を見て、此方も嬉しそうな雰囲気】
【ふわり、何故か苺の香りが濃くなった気がする】

――――っと…そろそろ、次の材料を集めないと…

それじゃあ、クロタっ
またいつか会えたら、遊ぼうぜー!

【「いつか、人間の時の私も見せるから!」と付け足して、小さく笑うと】
【ふわりと浮かび上がって、彼に別れを告げながら、雑踏の中に混じろうとする】
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 17:10:32.42 ID:g34cc02o
>>20

あー、もう、そんな顔しないの。

【右手を伸ばし、少女の頭を優しく撫でる】
【其れで少女の機嫌が少しでも直れば、という打算的な物だが】
【素直に少女に少しでも触れたいと思っている事もあったり、なかったり】

ほら、今日はもう遅いし、貴女も眠たいだろうしね。
抱っこはまた今度、次に会った時だって出来るでしょ?

【まるで子に言い聞かせるような口調で】
【小さく首を傾げて、微笑んでみせる】
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 17:18:52.26 ID:1acrxCAo
>>21

あ……そうですね、そっちの考えは無かったです御免なさい
お母さんも自分の娘が死んだ事を知ったらきっと辛いです――――

【テンションだだっ下がりでペコペコ謝りだす】

御免なさい……です

【およそ少年から魔翌力のような物は感じられ無い】
【加えて武力というものも所持しているようには見えない恐ろしい程の無防備な姿】

いましたけど、前の姿の時は銃弾は別に痛く無かったの
だからそんな殴ったりしないで、ね?

【自分の為に他人が傷つけ傷つくのは嫌なのか、少年の儚げ表情は懇願めいたものが混じっていた】
【一方で自分を思ってくれる事に喜びを感じて――――】

あう、お引き止めして申し訳ないです

さようなら、らぶみお姉さんお気をつけて――――
また会う時を楽しみにしています

【ぱたぱたと雑踏に消え行く彼女に手を振って】
【ぼんやりとまた会えたらいいなあと、そう思いながら少年は人気の無い路地へと消えて行くのであった】

/乙でしたー!
/途中で抜けたりで超御免なさいっ
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 17:18:57.75 ID:bLG00fk0
>>22

…………。

【しょぼん→うれしそう】
【なんという単純なことか、撫でられて、さっと嬉しそうな表情になって】

ぅー……、……、……うん。
……帰る、の?

【たっぷり十数秒、もの凄く本気で考え込み、そういう結論】
【胸の前で両手を合わせ、自分の指を弄ったり、なんだり】
【そんなことしながら、そんな質問。ふと思いついたような、そんなノリで】
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 17:21:26.90 ID:sDuDid20
>>23
/お疲れ様でした!有難う御座いましたー!
/そ、そんな事無いのです!クロ君可愛いよクロ君
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 17:22:07.35 ID:CCWHvu.o
>>16

機関に義が無い?
――すぐに切れる…?

……必要とされている場所、
抜けたら、欠落したままの場所……、それは…――

【――そんな場所は、きっと無い】
【それこそが、機関の頑丈な理由】
【戦力としては足しになるだろう。でも、彼女である必要は無い】
【自問するように軽く俯いて、長い紫色の髪が垂れる】
【フォークに刺さった肉を鉄板に、無意識に強く押し当てて、白い煙が少しだけ立ち昇った】
【そろそろ踊る油の量も減ってきている】

―――……今は、まだ……

【吐き出される言葉に自信は無い】
【“今”という言葉に、薄い希望を掛けてみた】
【シェン・ロンドのように議員になろう、という訳ではない】
【任務をこなして行けば、その内自分の位置も定まるのではないかと言う、受身な姿勢】

【本題を切り出されて、消沈しきった顔を向けた】
【ナイフの切先が視界に入る】

……いいですよ
末端員の知る情報を渡したところで
機関には、大した損害は出ないと思います

【どちらが先に情報を言うべきか、なんて考えずに分かること】
【交渉ごとで彼女と渡り合える気はしない】
【もし出来るなら、ここには来ていなかったかもしれないのだから】

組織全体の敵は、対機関連合やJustice…
此方で判明している¢ホ立者は、貴宝院織守様、天ヶ谷双葉様、毒牙巳異様、ルシア・マリカ様、エルフェス=ネヴィア様

月輪議員様が、直々にカリナトゥスの離反を指摘されていたので、二人は敵対関係でしょうか

敵じゃない、情報も一つ
カリナトゥス様は、ルシア・マリカ様に入れ込んでいたみたいですよ
どこまでかは、知りませんけど

……知りたい情報はありましたか?
一気に言ってしまったので、漏れがあるかもしれません
ちょっと思い出します……

【笑みの浮かばない明るい口調。小さく首を傾げて】
【それきり口を噤んで、彼女の言葉を待った】
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 17:29:09.61 ID:g34cc02o
>>24

そ、帰るの。

【疑問に対し、返す言葉は短い】
【と言うよりも、それ以外返しようがない】
【少女の肯定を示す言葉までの間が少々気になったものの】
【今は気にする事無く、少女をじぃ、と見詰めて】

…………帰る場所、あるよね?

【念のため、念のためだ】
【ふと思い、少女に対し尋ねる】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 17:33:28.07 ID:nrnm57Yo
>>26
…………私なら、与えられる
貴女で無ければいけない理由と、貴女で無ければ埋められない場所を
きっと、他にも与えてくれる場所は有る
ただ一つ、機関だけが………
飛び抜けた才能を持たない者は、全て駒と見る

【フォークを鉄板の上に置き、紙ナプキンで口を拭って】
【何気なく目に移った彼女の髪を指さし、「同じ色」と一言】
【大きな事で無くとも、相手と自分の共通点を指摘して】
【そうしながら、掛けた言葉は、勧誘にも聞こえる言葉】
【「私なら、与えられる」】
【この言葉の選び方、誘い方は、丁度話題に挙げられているカリナトゥスの話術にも近い物】

【受け取った情報、まずはそれを水と共に飲み込む】
【組織が敵と認識しているものは、基本的には予想の範疇】
【六王教団は防衛中心の為か、警戒されていない。其処は少々幸運とみておくべきか】
【そして、それ以降の情報は】

………………成程、『らしい』やり方

教えておく。カリナトゥスは、きっとまだ月輪と繋がりが有る
あの二人の考え方をシミュレートすれば………互いに、手を切る利益が無い
それと………その次の情報は、中々興味深い

(ルシア・マリカ………成程)
(交渉の表に立たせれば、幾らかの妥協を引き出す事も可能?)

【耳にして、まず最初に思った事がそのまま口から出る】
【自分の経験から、記憶から、ずれは生じないだろうと確信した事を伝えて】
【ナイフをフォークに揃えて、鉄板の上に置いた】
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 17:34:07.80 ID:bLG00fk0
>>27

……そか。

【ぽつ、っと。小さくお返事】
【まだちょっぴりしょんぼり風味な表情だけども、だいぶ無表情に戻ってる、というか】
【退化してる、というか】

…………。

【尋ねられれば、考える時間もなく、無言で、首をふるふると横に振って】

……そのへん?

【ちょこ、と。そこらへんにある物陰なんかを指差したり】
【平然と野宿生活をしてらっしゃるようです】
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 17:45:39.92 ID:g34cc02o
>>29

……………………。

【「そのへん」と疑問符付きで指された方を向いて、言葉を失う】
【何の変哲も無い、路地裏の一角。浮浪者の野宿スポットとしては十分だろう】
【が、それは浮浪者に関しての話】

……、宿、行く?

【某人宅から解放されて、かといって彼の家に戻る事も無く】
【ひっそりと野宿生活を送っていた少女だが】
【一応知り合いが宿を経営しているし、泊まるだけのお金もある】
【何だかんだ、野宿中の他人を放っては置けないらしく、そんな提案を持ちかけた】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 17:59:07.54 ID:bLG00fk0
>>30

【名前も覚えてなかったようなこの子。十分に浮浪者の欄に入れられる気がしないでもないが】
【なんだかんだで服類はオール黒、ついでに言えば髪も黒、鈴も無し】
【物陰に隠れてしまえばきっと恐らく、闇に同化できるのだろう】
【というか、闇に同化してたからなんだかんだで無事に野宿してたのかもしれない】
【もしかして:それ以外を知らない】

……?

【言われたことには、緩く首をかしげて、数秒】

……お金無い……。

【しょぼん】
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 18:03:46.94 ID:CCWHvu.o
>>28

【見つめ返す顔に浮かぶのは、驚きの表情】
【瞳を僅かに潤ませながら、今度こそ感情の籠もった笑みを浮かべた】

……そういって頂けるのは、ありがたいです
ヴェルチェリ様は如何にも堅牢そうで……

……でも、特定個人では、やっぱり不安なんです
ですから、その誘いは―――

【指摘される髪の色、些細な共通点】
【なんとなく歩み寄ってくれた気がして、声が詰まった】
【ピタリと上下の閉じられた唇】
【――ぶんぶん、と首を振って、自分が他者に甘んじることを赦さない】

その、誘いは……受けられません

【肉の刺さったフォークを、鉄板に架けるように寝かせた】
【色々と食べる機会を失ってしまったらしい】
【気持ち的に、身体ごと向き直り】

……月輪議員様は、まだカリナトゥス様と繋がっている…?
わ、わかりました、覚えておきます
……というか、お知り合いだったんですか?

(…ああ、でも、折角貰った情報、データベースには上げ辛いですね)

……あと、思い出したことといえば
シェン議員が、各国の鉱山襲撃を指示している事、ですね
これは、そちらの管轄になるでしょうか……

【残弾は空になっただろうか、自分でも良く分からない】
【ひとまず、彼女の示唆した情報を心の中に留め、首を捻った】
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 18:05:38.23 ID:g34cc02o
>>31

其れなら大丈夫。知り合いの宿だから、何とかしてもらう。

【経営者からしたら迷惑極まりない話だろう】
【後できちんとお金は払うのだが】
【だから、と頭に付けて】

……宿、行こ?
私も一緒に行くから。ね?

【す、と少女へ右手を伸ばした】

/申し訳ない、晩御飯食べてきますっ
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 18:13:42.36 ID:bLG00fk0
>>33

【その説明も、なんだかよく分からない風に聞いて】
【ゆるーく首を傾げて、戻して、反対側に傾げて、戻して、なんてことを数度やって】

…………うん、?

【伸ばされた右手、それをじっと見つめてから】
【なんだか疑問系っぽいお返事と共に、伸ばされた手を、そっと取って】
【きゅ、と。握るだろう、きっと】
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 18:14:10.48 ID:bLG00fk0
>>34
/追記で、了解しましたのですー
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 18:20:35.74 ID:nrnm57Yo
>>32
残念………特定個人、では無い
対機関連合が出来る前から、フリー連合が出来る前から
この世界に、民衆の中に根付いていた信仰が有る
土着信仰から始まり、村から街へ、そして国へ、世界へ
着実に歩を広げ、人の心に根付いた信仰が有る
………六王信仰。外来の神≠信じる教会≠ニはまた違う
決して揺るがない、揺るぐ事の無い思想
そして……その思想の元に集まる神官と、地域住民の集まる過程
過去、フリー連合やレーゲンボーゲン、クリムゾンなどの時代、その頃から動いていた組織……

『六王教団』。日々の生活や信仰に根付いた組織は、決して潰える事は無い

率直に言う。貴女を、二重スパイとして迎え入れたい
機関を辞めろとは言わない、機関の為に働く事を辞めろとは言わない
但し、その過程で得た情報の一部を此方に流しながら……少しばかり、仕事に手を抜いてくれれば良い
報酬は相応に出せる……物品でも金銭でも―――

【個人に依存する事は無い、交友関係を結んでも深くまで踏み込めない。それは承知】
【ならば、目の前にぶら下げるべき餌は、個人では無く『集団』】
【組織自体の活動実績も、その思想の育まれた時間も、全てが比類無きもの】
【一度片方に大きく揺らして、反動を付けて逆方向に傾ける】

―――『貴女自身』を必要とする場所でも

【身体ごと向き直ったゼノアの目に、紫色の刺青が映るだろう】
【魔翌力を用いたインクで彫られたそれは、生きているかの様に動きまわっていた】

鉱山襲撃は、彼の指示?議員になったのは………噂に聞いていたけれど
彼は……正直、よく分からない。月輪の様な人物の方が、分かり易い部類
…………大体の事は分かった。それと、質問に答えるなら

十一年も付き合いが有れば、考え方くらいは読める
当たり前だけど、一方通行ではなく

【財布を懐から取り出し、伝票に書いてある通りの金額を数え】
【テーブルの上に置くと、椅子から体をずらす】
【直ぐにでも立ち上がれる姿勢を取り、一度周囲をぐるりと見渡して】

……カリナトゥスは、<Justice>の本拠に「保護」されたらしい
これを聞いて貴女がどう動くかは、また貴女次第だけれど……

………所で、美味しかった?
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 18:38:53.39 ID:SyyHRMAO
【路地裏】

ンだコレやッぱ慣れねッ…!

【棕櫚皮の面で頭部を丸ごと覆い隠し、黒い着流しを着た人物】
【まるで視界が塞がっているかのよに、ふらふらふらと覚束ない足取りで歩いている】

クソッ!バカだろ!
よォこんなンで歩いてたなアイツ!

【悪態吐きつつ、たまに壁にぶつかったりしている】
【物理的な意味だけでなく色々と危なっかしい】

【……もし、魔力感知に長けているならば】
【額、両肩、腹部、右腕、右手の甲からそれぞれ“黒い魔力”を放っていることが判るだろう】
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 18:59:45.66 ID:CCWHvu.o
>>36

……ぇ、え……?

【大衆の間に根付いた、潰えることの無い組織】
【自分の立場を必要としてくれている】
【――少女にとって、眩暈が生じるほど魅力的な居場所が提示された】
【耳に流れ込んでくる情報と条件を、残らず浚って】
【一瞬だけ、理解が追いつかない】

……ちょっ、ちょっと待ってくださいっ
良いんですか? さっきまで、機関員で露天商だったんですよ?

えと、確かに
その仕事は私≠ノしか出来ないかも、しれません

【あまりの輝きに困惑しつつも】
【紡がれるのは、色の良い返事】
【自分にしか出来ない≠ニ自己暗示めいた発言をした後】

……でも、もし使えなくとも、切らないで下さいね?
もし、そう約束して頂けるなら、金銭も物品も機関配給だけやっていきます
余計な物の流れは要りません
必要とされる場所があるなら……応じます

【大きく揺さぶられた結果――】
【――ガチッ、と、自分の中で歯車が合ったような気がした】
【自分の求めていた場所が、そこだったのかは、分からない】
【ただ今は、それが唯一の正解だと感じられて―――少女は大きく頷いた】

(……刺青が、動いてる…?)
(…能力は、音か空気か魔力かに関係するものだと思ってましたけど……)

カノッサ機関に居たのは、一年に満たないんですよね
なのに、議員さんとは十一年も‥‥
もしかして、それ以前から、ってことですか?

【余計な詮索かもしれない】
【それでも、興味を惹かれる話題だ】
【僅かに身を乗り出しかけて】

――い、いじわるですね‥‥っ
みたら、わかるじゃないですか……!

【浮遊城に乗り込むことは、しないだろう】
【どうするかは、頭の中で考えつつ】
【かなり早足で、冷えかけたステーキを平らげていく】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 19:10:28.10 ID:g34cc02o
>>34

………あの、判ってまス?

【語尾が半音上がった】
【ぎゅ、と握られた手を握り返しながら】
【然し、少女の反応に一抹の不安を覚え、首を傾げる】

【現状を、此方の言った事を理解できているか、と】

/只今戻りまして御座います!
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 19:12:36.18 ID:nrnm57Yo
>>38
………六王教団聖都勝利王師団、其処は、能力を持たない兵も多い
機関のアンダーナンバーに位置出来る力が有るなら……
戦闘員では無く二重スパイとして考えた時、十分すぎる価値が有る
そして、組織に居る内に人は成長し、新たな任に適応出来るようになる
もし貴女が、「其処に居る事」を望み、そう有るべく努めるなら……
……それを切る事は、教団の為にならない

(…………或る程度、良い方向へ進んだ)

【機関員である事は重々承知、それで良いのかと聞かれたならば】
【目の前の『ゼノア・グレイトブローチ』という少女に限り、何の問題も無い、と判断した】
【機関に依存していても、それは機関を栄えさせたいという望みからでは無い】
【もし、個人の利が、機関以外の何処かと共に有る様に出来るなら】
【自分と同様に鞍替えさせる事も、可能なのではないか】

……私個人に付いて知りたいなら、これ以降
何処かで、私にもう一度会う時に
興味本位の質問でも、理由のある質問でも……
貴女に対する質問と引き換えに答えてあげる

【周囲の目が無い事を確認して立ち上がると、自分の使っていたフォークとナイフを拾い上げ】
【ナイフをフォークに力一杯押しあてると、一息に引いた】
【ナイフのギザギザの歯が欠け、フォークにも傷が付く。然し、金属の音は一切しない】

………私の聴力と能力、この店の中で起こった音なら……意識すれば拾いきれる
今、このフォークとナイフの「音を変えた」。回りで使っているものと、数Hzの差が出る
もし、貴女が私の提案に乗り、此方に協力するのなら……
一度だけ、その二つをぶつけて、音を鳴らして欲しい

【破損した二つを少女の直ぐ前に置くと、自分は一足先に店の出口へ】
【その直前に、テーブルの上の伝票と、其処に置いた金銭をもう一度指さす】

【後に着いて、教団の本部まで行くも良し。此処で一度分かれるも良し】
【そして、答えがもしNoなのなら、ヴェルチェリの言葉に従わず、置かれたそれに手を触れなければ良い】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 19:13:24.35 ID:bLG00fk0
>>39

…………。

【こくこく】
【手をぎゅ、と少し強めに握ったり、きゅ、と少し弱めに握ったり】
【そんなことをしつつ、繋いだ手をじぃっと見つつ、こくこくこくこく】

【意識が明らかに手>>宿になっているけども、理解はしている、らしい、多分、きっと、恐らく】

/おかえりですー
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 19:18:12.29 ID:73COSgSO
/すいません、護の中ですがドラの人居ますか?
/居て続きが可能なら前>>927にレスお願いします
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 19:21:47.22 ID:3/4Zrg.o
【BAR】
【路地裏の片傍に有る】
【だが、とてもじゃないが品の有るBARではない】
【その中には、客は一人しか居ない】

ふむ・・・

【顔の右片方が火傷した赤目の女が椅子に座っている。】
【白髪混じりの茶の短髪、黒のソフトハットに黒のコートを着、ダメージジーンズを履いている。】

なーるほど、そういうことか
何処の組織も人手不足か

【英字新聞を片手に酒を呑み】

暇人ならここにいるかも知れないがね

【ヒュッ】
【ニヤリと笑い、英字新聞を入り口に向かって放り投げる】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 19:26:23.59 ID:g34cc02o
>>41

………、なら、良し。

【良いのかそれで良いのか】
【まるで握られている手の感触を楽しむように】
【繋いだ手を見詰めてにぎにぎとしている少女に一度頷き】

これから私と貴女の二人暮しが始まるのよ?

【結局、念の為の確認をまたとる事にした】
【手を握ったまま、左手の人差し指を立てて】
【少女の眼をじぃ、と見詰め、判る? と問いかける】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 19:26:41.71 ID:ta/WlgSO
>>947
【あわよくば師匠を起こそうとしているんですね、わかります^q^】
【さて。玄関から入って、リビングのこたつむりを完全無視して素通りし】

いらっしゃいませー、と。
……えーっと。取り敢えず、僕の部屋で大丈夫ですよね?

【「Ciel's Room」と書かれたネームプレートが掛かった部屋の、前――】
【がちゃり、ドアノブに手を掛けて捻りつつ、少年は今更ながらに確認する】

//寝落ち……済まないのですぜorz
//取り敢えず返しておきます。
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 19:30:08.99 ID:bLG00fk0
>>44

【こくこくこくこく】
【何となく目を輝かせながら、視線は未だ繋いだ手に】
【もう頷くのが必要なターンは過ぎてますよ】

? ……、うん。

【相手の左手の動作に釣られるように、繋いだ手から左手へと視線を移して】
【そのうちに、左手から相手の目に視線を映し】
【こく、と頷きながら、今度は結構真面目にお返事。いいみたい】
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 19:36:23.31 ID:CCWHvu.o
>>40

【彼女の言葉に、二度、三度、と小さな首肯を繰り返す】
【立ち上がる彼女と、手に持った食器に視線を移して】
【――ぇ、と小さく声を漏らした】

【音がしないことと、傷付けても良いの? という二重の驚き】

(音を拾う、音を変える――)
(それじゃ、やっぱり刺青は別の何か、なんですね)

(――その質問は、また今度に……)

【能力の説明を受けた後】
【自分の破損した二つの食器を見つめて――】

……月並みな事しか言えませんけど
用意して頂いた場所に相応しくなる為に、強くなります
これから、よろしくお願いしますね
ヴェルチェリ様

【今日は此処で分かれるつもりらしい】
【椅子から立たずに、気恥ずかしいことを呟いた】
【――食器の音を拾えるのであれば、聞こえているのだろうと、少女は思う】

【それから、食器に触れて、そっと鳴らそうとするだろう】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 19:38:25.48 ID:CCWHvu.o
>>47
/あわわわ、最後の最後で訂正です
/自分の前の、でした!
/全然物が変わっちゃいますね
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 19:38:42.78 ID:8T2hZEQo
【水の国・機関支部前】

いらっしゃい!いらっしゃい!!

今日はサービスデーだよ!!

【閉じた扇子を右手に持ち】
【バンバンと落語調に太ももに叩きつけるその青年】

俺の機関入り祝だから林檎全品50%オフだよ!!
この機会をお見逃しなく!!
【どうやら林檎屋らしく、彼の座っているビニールシートには沢山の林檎と】
【大きく林檎をプリントされた閉じたアタッシュケースが置かれていた】

【その青年は林檎のような赤髪ショートヘアに赤い目】
【赤と黒のチェックのシャツに、黒っぽいジーンズ】
【黒色のインナーを着ていた】

さぁ!試食もできるよ!!
機関員さんもよってってね!!

【この青年は本当に機関員なのか?】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 19:41:05.75 ID:CCWHvu.o
>>48
/ごめんなさい、捕捉の捕捉です
/【自分の前の破損した二つの食器  が正しいです
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 19:42:41.39 ID:g34cc02o
>>46

……うん、ならば良し。

【此方に視線を合わせての頷き】
【確かに言葉は伝わっていたとホッとし】
【幼く見過ぎてるかなと内心首を傾げたりもしたものの】

【人差し指を立てていた左手を下ろし、地面に置いたバスケットへと伸ばし】

――――――。

【当然立ったままでは届かなかったので】
【人差し指を“解いて”伸ばし、触手となった指がバスケットを絡め取り】
【次の瞬間にはバスケットが普通に左手に握られている。その間実に2秒】

じゃ、行こうか?

【何事も無かったかのように爽やかな笑顔を浮かべ、少女に言う】
【行く先は何時か、暫く『鈴音ちゃん』を泊めていた宿屋だ】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 19:46:40.59 ID:nrnm57Yo
>>47
【破損し、他のそれとは振動数の変わったフォークとナイフ】
【後方で一度打ち鳴らされて、耳に確かに届く】
【小さな小さな音より先に聞こえた言葉に、自分も言葉を返そうかと思って】

………聞こえない、か

【振り向かないままでは声は届かない、諦めた】
【代わりに、右手を肩より高く持ち上げて】
【拳を握りこんだ後、親指だけを天井へ向けて突き上げた】

【完全な寝返りを要求しなかった理由、そもそも自分の側に付けようとした理由】
【今回の邂逅では、語られなかった事が多すぎる】
【それでも、ヴェルチェリは】

……機関から、教団へ。友人から同僚へ
少しずつ少しずつ、見ている方向を変えさせて………

……………何も、問題無い

【少女に、ゼノア・グレイトブローチに、或る種の信用を置いた】
【きっと、裏切らない。きっと、自分の予想以上に働いてくれる】
【自動ドアの向こう、街灯が無ければ只の闇でしか無い道を、勝利王の神殿まで歩き始めた】


【ちなみに】
【当然だが食器を傷付ければ文句も言われる訳で】
【支払いが終わったら、心持ち早歩きで帰るのが良いかも知れない】

/お疲れさまでしたー、二日間有難う御座いました
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 19:50:18.48 ID:bLG00fk0
>>51

【頷いた後は、手に視線を戻すこともなく。どうやら満足した模様】
【それでもぎゅってしてみたりきゅっとしてみたり、手を繋ぐこと自体は結構楽しんでるらしく】
【どうでもいいが、長く手を繋いでいれば、そちらの体温に暖められて、だいぶマシな体温になる……と思う。……多分】

【何か数秒の間に相手が人らしからぬ動作をしたのには気がつかなかったのか、それとも興味が無いのか】
【何か言ったりすることも無く、ぼやぼやと視線は適当な場所をうろうろ】

……うん、……、ぎゅ、……♪

【頷いてから、何かぼそっと呟いて】
【向かう最中も恐らく、時折ぎゅーとか言ったりするだろう、多分】
【この場合のぎゅーとは要するに手を繋いでることであり、抱っことは別物である。うん】
【宿屋にたどり着いても、何かしらのアクションは無いだろう。どうやら覚えてないご様子】
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 19:52:56.35 ID:XuKxCRoo
>>45

(……寝たままか、つまんない。)
(でも、下手に起こして機嫌悪くしても……アレだね。)
(まぁ弄る方法なんて、いくらでもあるからいいか。)

そんな遠慮しないでもいいのに、疚しいものでもあるのかい?

【横からドアノブをグイッと握り、回し、そのまま部屋に入っていこうとする】
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 20:02:50.39 ID:j8pl8UYo
【郊外──廃墟】

魔術の役に立つとか、本当か?

【朽ちた建築物の立ち並ぶ廃墟地】
【そこにある瓦礫の一つに、青年が座っていた】
【黒い短髪、子供にも大人にも見える顔つき、裾の長い白衣を羽織っている】
【傍らには大きな刀が置いてある】

【刀以外にも、彼の目の前に、赤の棒、青の杯、黄の短剣、緑の円盤が置いてある】
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 20:06:44.23 ID:ta/WlgSO
>>54

そ、そんな物無いですよー、やだなーあははははー……。
……うわ、ちょっ!紅さん!?

【結論から言おう。部屋には特に疚しい物は無い。】
【――――だが、見せるのは少々気恥ずかしいのだろう。声には僅かに焦りが滲んでいた】

【部屋は至ってシンプルであり、意外と広く整頓されている。書き物机に箪笥、それからクローゼットが二つ】
【いやまあ、此処までは何等問題無いのである。原因≠ヘまあ、部屋の奥に鎮座しているベッド周辺とその上】
【此処で眠ったら窒息するんじゃないかと思わんばかりに、所狭しと並んでいる、ぬいぐるみ】

【いや、性別が性別なら問題はなかったのだろうけど――。】
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 20:08:28.33 ID:CCWHvu.o
>>52

【返答とも取れるサムズアップ】
【椅子に座ったまま、嬉しそうに微笑んで】
【彼女の後姿を、穏やかな瞳で見送った】

【それから、ほん少しの間だけ、天井を見つめて】
【今夜の長い出来事を、頭の中で整理していた】
【――そうでもしないと、上手く歩き出せない気がしたのだ】
【破損した食器と言う懸念事項もあるが――、少女には必要な儀式だった】

……普段より力を抜いて、いつも通りのお仕事を
それが必要とされるなら……

……よし、新しい勤め先、頑張りますよっ

……確か、聖都でしたよね

【一人、意気込んで立ち上がり、椅子がカタン、と揺れた】
【代金と伝票を持って支払いに向かい―――】

【―――店員さんが食器を片付けに来る前に、逃げるようにファミレスを出て行くだろう】


/こちらこそ、お疲れ様でしたー!
/非常に楽しい絡みをありがとうございました!
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 20:09:54.65 ID:XuKxCRoo
>>56

……やっぱりシエルは女の子だったんだね。
こんなにぬいぐるみが……ぷっ、あははははっ!

【声出して笑いやがった】

で、お約束の点検っと……。

【そして、お決まりのベッドの下を覗く】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 20:12:31.37 ID:lkXwsF.o
>>42
/ドラの人です
/失礼、寝ていましたがすぐにお返しします
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 20:17:14.64 ID:g34cc02o
>>53

【手を繋いで歩いている間、時折力加減が変わるのが何処か可笑しくて】
【子を見る親馬鹿の様な、自然と零れてしまう笑みを浮かべたまま】
【暗い路地裏をのそのそと歩き、『いつもの宿』へと歩を進めていく】
【手を握ってても手しか温まらないと思うけど如何なんでしょう】

【ともあれ、嬉しそうな少女の様子を見ていると此方まで癒される】
【色々考えたりして疲れていた心は、この触れ合いを通して大分リフレッシュした様に思える】
【考えてたにしては行動して無いとか、そう言う事は言っちゃいけない】

「あーい、らっしゃ―――と、御嬢じゃないっすか。それに何時かの……?」
おひさ。行き成りだけど部屋、空いてるよね? 一部屋でいいから。
「ん、あいあい、空いとりますよーっと。ちょいとお待ちを――――」

【宿に着いて開口一番。やる気の無い若く見えなくも無い男と手短な会話をして】
【部屋の鍵を受け取る。三階一番奥の部屋、304号室の鍵】

【特に何事も無ければ、鍵を受け取った後に少女の手を引いて】
【その部屋の前までのそのそと歩いていくだろう】

【フロントの男が少女を不思議そうな目で見ているが、気にしなくてもいいかもしれない】
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 20:23:04.49 ID:ta/WlgSO
>>58

だっ、だから男の子ですってば!笑わないで下さいよ!
……別に良いじゃないですか、僕がぬいぐるみさん好きでも……。だって、可愛いものは可愛いですし。

【ぷんすか怒っている、だが然し迫力は無い。拗ねたようにぶつくさ言いつつ、紅に付いて歩き】
【ぬいぐるみを潰さないようベッドに腰掛け、お気に入りらしき特大サイズのひつじさんを抱き上げてもふりだした】

【紅がベッドの下を探ってみれば―――――なんと ぬいぐるみ を みつけた!】
【いやまあ、予想の範疇では有ろうが。あと、本棚の描写を忘れた事を此処に記しておく】
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 20:23:41.82 ID:bLG00fk0
>>60

【ちなみに、歩く速度は相手よりほんのちょっと、遅い程度】
【というか、なぜだか相手のちょっと後ろを歩きたがる、というか】
【相手がどの速さで歩いたとしても、なぜだかちょっと後ろを歩くことになったり】
【クセだか何だか知らないが、まあ実害は無い、はず】
【手おんりーです(キリッ】

…………。

【相手からしたら久しぶりだろうが、こちらからしたら覚えてないわけで】
【視線は向けるものの、だから何というわけでなく。手を引かれれば、引かれたとおりについていって】

【何か向けられた不思議そうな目には、引かれながらちょっと振り返る的形で返すものの】
【歩きにくいのか、速攻視線は前に。それきりそちらは見ないはず】
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 20:26:13.06 ID:XuKxCRoo
>>61

いやあごめんごめん、おかしくておかしくて。
今時、こんな部屋女の子でも貴重じゃないかな。

【ジーッとベッドの下を見つめたり、手でゴソゴソと探ったりして】

……その上、シエルってエロかったんだね…………。
ベッドの下にこんなもの隠してるなんて……。

【嘘ついた^q^】
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 20:33:31.56 ID:lkXwsF.o
>>927
【ドラが書きこんでいたのは人相書きだった、内容はロングヘアーに紺色の学生制服の上から腕に『風紀委員』の腕章をつけた少女の物】
【どうやら彼の知り合いでおそらくは護というタイプの人間をうまく鍛えてくれるであろうと判断した人物のようだ】

…きみは剣士だろう?なら同じく剣士に戦い方を教わったらいい
三道館って所に行って神凪 水月って人に教えてもらえばいいかもしれない、彼女はこの世界に来ながら
能力には目覚めなかった…が、鍛えた事で剣術を身につけて最終的に能力者レベルの強さになってる子だからね

君はああ言うタイプの人に鍛えてもらった方がいいかも…いや待てよ

【…しかし、そこまで話をしていて両腕を組み悩み始める】
【彼はどうやらここでもっといい方法もあるかもと思考を続けていたようだ…どうやら世話焼きな性格のようだ】

それだったらむしろ彼女の師に直接鍛えてもらった方が早いか…?
銀子って言ってぼくらは会った事がないけど、狐のお面を付けてるらしい人がそこにいるんだって

…それと、そう…最終的に『また無能力者に戻ってしまった場合』を想定して殴り合いができるようになっておいたほうがいい

【無能力者に戻ってしまった場合…?そんな状況がありえるとでも言うのだろうか…?】
【ともあれ、彼に出来そうなことをひと通りやり終えた事で…何かを見て確認作業を始めた…】

…ん?ちょっと失礼、そろそろ新しい情報を得たいんだ…いつ危険な情報が飛び込んでくるか
わからないからね…え?

…カリナトゥスを保護…?
【いぶかしげに…情報ネットワークの画面を見始める…それがとんでもない情報だと考えながら】

/ただいま返しました―
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 20:35:53.37 ID:g34cc02o
>>62

「―――――ふむ?」

【二人が見えなくなった後、肘をついて楽な姿勢をとる男】
【煙草でもあれば吸っていそうな位リラックスした様子でフロントに体重を預け】
【ポツリと吐き出した疑問符は、誰にも届かないまま其処に響いた】

【ぎ、ぎ、と時折軋んだような音を上げる木製の階段を上り、三階へ】
【304号室へと少女を先導するように一歩先を歩き、部屋の扉の前に立つ】

………ここね、私たちの(仮の)ハウスは。

【うむ、と一度頷いて自己完結。鍵を開けるために左手を伸ばして】
【然し、左手は既にバスケットを掴んでいる。その状態で鍵を開けるのは至難で】

――――――鈴音ちゃん、開けて?

【最終的に諦めて、バスケットと一緒に持っていた鍵を、少女へと差し出した】
【バスケットを置けばいいとか、手を離せばいいとか言った思考は無い】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 20:43:08.32 ID:bLG00fk0
>>65

【ぎぃぎぃ軋む階段、中の人的にはそれだけで結構怖いので通りたくないのだが】
【この子にはそういう感覚が無いのか、なんだか楽しそうに上り。部屋の前にたどり着けば】

……。

【じぃー、と、扉を見つめ】
【どんな木で作られてるのか当てるつもりですか、とばかりに見つめ】
【見つめ。そんなタイミングで鍵を差し出され】
【ちょっとびくっ、としつつも視線をそちらに向け】
【空いた手でそっとそれを受け取れば、ちょびっとの間の後に、かちゃりと鍵を開けるだろう】

【鍵さえ開けば、ついでだし、と言いたげにドアも開けるはずだ】
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 20:47:07.69 ID:ta/WlgSO
>>63

だから、可笑しく無いですってばー…………。
女の子でも男の子でも、居る所には居るんですよ!多分っ!

【少なくとも自キャラの中ではこいつだけである^q^】
【ごそごそと家捜しする様子を眺めつ、じとーっと不服げな視線を向けて】

え、えっちくないです!ななな何を見付けたんですかッ!?
(……ヤっば、間違いなく師匠ですよあん畜生あばばばばばばどうしましょ)

【――――内訳。】
【やぎさん、こじかさん、うさぎさんにおおかみさんにわんにゃんぶーぶー一体ずつで計七体】
【全部引っ張り出して、奥を探ってみれば……ん、ノート?】
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 20:47:36.51 ID:73COSgSO
>>64

神凪さん・・そうですね!確かにあの人なら・・
【護は彼女とは既に知った顔だった】

それにそう言えばあの人とは「能力に目覚めたら見せる」ってだいぶ前に約束してましたし・・はい、じゃあ一度彼女の所の道場に行ってみます。


【一瞬その言葉にギクリとする】
【何せ、彼がカリナトゥス、彼女を超本人なのだから】
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 20:48:52.73 ID:73COSgSO
>>68
/訂正
/【何せ、彼がカリナトゥス、彼女を超本人なのだから】→【何せ、彼がカリナトゥス、彼女を保護した超本人なのだから】

70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 20:49:59.92 ID:g34cc02o
>>66

【どんな木で作られているかと言われれば杉とか檜とかあるのだろうが】
【細かいことは考えていないため、何らかの木材が使用されているのだろう】
【実は部屋の扉だけステンレスでも色々な意味で面白いのかも知れない】

【鍵が開いて、扉が開く。オートロックじゃない為、セキュリティがヤバイ】

【部屋に入れば目に付くのは、テレビと装飾の少ない化粧台】
【特に高そうでもない一人用のソファとベッドが置いてあり】
【ベッドにはデジタル時計(アラーム付き)が付属されている】
【部屋の隅には[御自由に]とだけ書かれた冷蔵庫】
【入り口直ぐ横の部屋にはユニットバスまである】
【見ての通り、此処は一人部屋だ】

……………ん、ありがと。

【が、そんな事は気にしないとばかりに】
【鍵を開けてくれた事に対し感謝の言葉を述べて】
【手を繋いだまま、室内へと入っていく】

【手は離そうと思えば簡単に離せる為、いい加減離しても良いかも知れないが】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 20:52:36.24 ID:XuKxCRoo
>>67

いやでも、普通はぬいぐるみは女の子のものだよ?
これはきっと、シエルの「女の子になりたい」という内的願望を表してるんだよ!

……へー、女王様ものかあ、へー。
シエルってこういうのが……ふぅん、へー。

【数秒振り返って、シエルへとジト目を向けつつ】

(面白そうなもの発見!)

【ノートはしっかりがっちりと確保して】
【シエルに気づかれないよう、ぬいぐるみの山と共にベッドの下から引っ張り出した】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 20:52:58.07 ID:2A92rFUo
【魔術協会――図書館】

……の、間に……渦巻く、もの?

【金髪赤目の少年が、本を片手に捻っている】
【黒い帽子を目深に被り、同じく黒のマフラーで口元を覆っており】
【体に纏うは黒紫の繿褸外套、長袖のシャツに短パン、ブーツ】
【右手の袖は、中に通すものを無くしたように風もないのにはためいている】
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 20:56:39.43 ID:bLG00fk0
>>70

【まあ、この子にも私にも木材の知識は無いために】
【木材だったとしても種類当てはできないし、ステンレスであればそもそも種類以前の問題であるために】
【結論:特に何も言わない】

【平然と野宿するつもりだったこの子にセキュリティ概念は無く】
【オートだろうと手動だろうと気にしないどころか平然と鍵かけ忘れそうで困る】
【まあ、鍵の概念は理解してたしきっと閉めてくれるだろう。きっと】

……どーいたしまして。

【現状の立ち位置から見える室内を、さっと見渡して】
【それから、お礼の言葉ににこっとしながら、そんなお返事】
【ぎゅーって。してたときと同じくらい喜んでいるように見えるのはきっと気のせいじゃない】

【手は、未だ片手で困った事柄に遭遇していないためか、繋いだままである】
【離そうとすればきっと簡単に離すのだろうが】
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 20:57:50.81 ID:lkXwsF.o
>>68

ご存じだったかな、彼女はすでにjusticeの協力者になってる的な話を前に聞いたしね
マジにいい人材だよ、んでまた可愛らしいキャラしてるんだから…

ともあれ、君の能力はあくまできみらしさが形になっただけで…実際にはその辺の店で
武器を調達した程度の強さしか身につけてないと言う事を忘れるな…大したことない能力でも
技術を身につけていく事で…最終的に一つ一つの細胞を回転させてやる事が出来るようになった例もあるし

【…それはマンガの例ではないのだろうか】

【情報の提供人の所を見て…彼は明らかに養豚場のブタでも見るような目に一気に変わり…】

…うん、まあ…ぼくはこの状況で言うとしたら…きみはじつにばかだな
だよねえ、うん、でもそれよりもさ…


お前…迂闊過ぎィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!



【突然、動きづらそうな和服を身にまとったまま前方に華麗に跳躍したドラ、そのまま護の顔面めがけて飛び蹴りをかまして蹴り倒そうとしてきた…!】
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 20:58:51.18 ID:8T2hZEQo
【夜の国】

端末も意外と早く届いたしっ!
この辺であいさつ回りか・・・・
【人に聞こえる範囲でつぶやきながら歩くその青年】
【本来なら林檎を売るための道具を持っている筈なのだが、何故か今回は手ぶら】

カノッサ機関の方いますかーっ?
【大声で叫ぶその青年は】
【その青年は、林檎のような、赤髪ショートヘアに赤い目】
【ジーンズに赤いシャツ、黒いインナーに】
【No.37と赤で書かれた黒のニット帽をかぶっていた】
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 21:01:47.16 ID:V0HKNS.0
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 21:06:09.50 ID:g34cc02o
>>73

【それ以前にこの二人、手に持ったバスケット以外手ぶらなんじゃ無かろうか】
【案外セキュリティ以前の問題なのかもしれない】
【流石に生活を始めれば、色々荷物も増えるだろうが】

……えっと、ご飯は朝昼晩、お外で食べてくるか自分で作るか。
または、さっきの男の人に集るかの三つ。
自分で作るならフロントで「キッチン貸して!」って言えば貸してもらえるから。

【取り敢えず、必要そうな部分の解説】
【「他に判らない事があれば聞いてね?」と付け加えて】
【左手に持っていたバスケットを、部屋にちょこんと置いてあるテーブルに乗せて】

…………ぱっ。

【謎の効果音(口述)と共に、繋いでいた手を離す】

流石にずっと手繋いでちゃ寝るにも寝れないし……。
鈴音ちゃんも、もう結構眠いんじゃない?

【手を離したら少女の前まで移動し、顔を覗き込むようにしながら】
【ベッドを指差し、取り敢えず今日は寝ようと促す】
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 21:06:10.46 ID:73COSgSO
>>74

ふべばぁ!!
【ドラの蹴りは見事に顔面に入り】
【そのまま後方へ吹き飛ぶ】

・・すいません・・あの・・すいませんでした・・
【大事な事なんで二回言いました】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 21:08:59.24 ID:ta/WlgSO
>>71

いいえ、老若男女問わず皆に愛されてるんです!もふもふ可愛いは正義なんです!
だから女の子になりたい訳じゃありません、先ず以って僕には似合いませんよ!

【と。ぬいぐるみが女の子のもの云々は、珍しくきっぱりと否定して】

(じょ、じょおーさま?……何なんですかね、其れ)
【そういう知識に乏しい所為か、小首を傾げている】
【自分が何故にジト目で見られているのか、理解できていないようで】

【因みに。ノートには能力の使用法とか戦術構築とか、必殺技()とかの図解が書かれている】
【或る意味黒歴史】
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 21:12:47.48 ID:bLG00fk0
>>77

【盗られても困るものが無いんですね分かります】

…………把握した。

【こくこくと頷きながら、なんだか(`・ω・´)な表情】
【とにかく把握した、らしい】
【よく考えたら何かを買うお金が無い→食材を買うお金もない→答えはいつもひとつ! なことになる気もするのだが】
【まあとにかく把握したらしいのでいいだろう。多分】

……ぱ?

【離された手のほうをちらっと見てから、ルシアに視線を向け、じぃっと見つめながら、鸚鵡返し】
【特に意味はないのだろう、たぶん】

…………!

【言われて、ぴこん! と。頭上に!が出(たように見え)て】
【「そういえば私眠かったわ」的にこくこく頷き】
【ベッドを指差す相手の指をじぃっと見てから、空中の見えない点線でも辿るかのように、ベッドへ視線をやって】
【ふらふらと、誘蛾灯に誘われる蛾の如く。歩いて行くだろう】
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 21:13:16.18 ID:XuKxCRoo
>>79

……じゃあ、女装してみたらいいじゃん。
それで似合ってなかったら、僕だって諦めるさ。

【一歩譲ったように見えて全く譲っていない───】

ヒールで踏まれたりとか、鞭で叩かれたりとか、
やっぱ、シエルはそういうのが好きだったんだ……えっちぃね。

【ぬいぐるみの山に埋もれつつ、ノートの中を覗き見て】

エターナルフォースブリザード!

【取り敢えず必殺技を叫んでみた。ノートの中に書いてあるかは知らない】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 21:16:27.24 ID:lkXwsF.o
>>78

カリナトゥス!?あの極悪非道のカリナトゥスだよね!?音羽って人と一緒にTVジャック技法で有名になったカリナトゥスだよね!?
彼女が通った後はペンペン草すら生えず寄った人間はそのまま人体機能を別の生き物レベルまで改造される悪鬼羅刹の権化的な
あのカリナトゥスにjusticeの本拠地のスペースを提供したとか…頭おかしいんじゃないの!?

【…後半あたりあることないこと盛っているがとりあえずそれほどの悪党だと告げるドラ】
【護のあまりにうかつすぎるやり方に…ああ、こいつはマジでド素人なんだな、と心から感じたらしい】

…いや違う…きみは少々平和ボケしすぎているでしょ!?仮にぼくが彼女を保護するなら間違っても本拠地は避けるよ!
あんなど真ん中にカリナトゥスを呼ぶなんて『我々justiceの機密情報をすべて提供しましょう!』って言ってるような物だよ!

なんでそんな重大な事項をぼくらに相談せずにやったんだ!?ばかじゃないの!?バーカ!バーカ!

【と、とりあえず思いついた言葉を徹底的に叩きつけた彼は…はあ、ととりあえず呼吸を落ちつけようとする】

…いや、とりあえず彼女に提供した部屋にはどういった感じで機密を護る方法を取りつけたのかな
彼女の事だから…あの部屋からでも便利そうな物を城中物色して分捕っていきそうだからさ…わかってるよね?

【…まるでそれくらいの警戒は当たり前、むしろそれくらいやらないと肉食動物の前に兎が飛び込んで行くような物だと暗に告げるドラ】

/失礼、飯食ってきます…
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 21:23:03.19 ID:g34cc02o
>>80

【シャキーン、って感じの表情を見せる少女に、満足げにこくりと頷き】
【把握したなら問題は無いかな、と言うことでこの話は終わり】
【もし判らない事があってもその都度聞くだろうと考え】

【ベッドを指した際の少女の反応にぴくりと身体を震わせるも】
【ふらふらとベッドへ歩み寄っていくその姿に、小さく苦笑を漏らし】
【後ろにつくようにゆっくりとベッドへ歩いて行き、ベッドの縁に座る】

【安宿の割にはベッドはふかふかで、身体が沈むとまでは行かないものの】
【寝心地はそれなりにいいだろう。この宿唯一の利点とも言える】

……一人で寝れるかしら?

【そんなふかふかベッドに腰掛け、その感触を少しだけ楽しんだ後】
【眠たそうにしている少女にそんな事を尋ねる】
【望めば添い寝でも何でもしてくれる、気がする】
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 21:24:39.75 ID:7CQqLN2o
【人気の無い、夜の公園】

んー…大体この辺りかしら・・・

【艶やかな茶色の長髪と深緑の如く鮮やかな緑色の瞳をした、スタイル良好な女性が公園をうろついている】
【海の様な青と白を基調とした服装からは肩と背中が大きく露出しており、
膝下丈のスカートから覗く生足と共に、どこか大人びた雰囲気を与えるものになっている】
【赤みがかった茶髪はストレートで流され、肩周りの肌とコントラストを成している】

後は細かい座標を演算して、打ち込みを済ませればよかったのよね
…ふう、休日はあっちの「仕事」が休みとはいえ、ねぇ

【その右手にはGPS的な位置情報端末、左手には奇妙な模様の入った杭の様な物が持たれている】
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 21:28:01.22 ID:Tl6jTbco
【がつん、がつん】
【重いコンバットブーツの靴底が、アスファルトを打ち鳴らす】

……よっしゃ、苦節ウン時間……
並びに並んでようやく買えたぜ限定チーズケーキ……!

【右手にはケーキの箱、左手には缶コーヒー】
【着崩した学生服の裾をはためかせ、少年は街を歩いていた】
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 21:28:53.99 ID:bLG00fk0
>>83

【ふらふらとベッドにたどり着けば、ぽふりと。端っこに座って】
【足をぱたぱたさせてみたり、猫がやるみたいにベッドをもみもみしてみたり】
【ちぃさくぽふぽふ跳ねてみたりして】
【なんだか非常に子どもっぽいことをしておりますが、本人的には楽しそう】

……ぅ?
………………。

【尋ねられて、ちっちゃく声を漏らしてから、首を傾げて】
【傾げたまま、斜め上辺りをじぃっと見つめて】
【数秒、十数秒、悩んだ辺りで】

……いっしょー。

【つや消しブラックの瞳をきらきらと輝かせ。――輝かせたらつや消しじゃないという突っ込みは許可しよう】
【とにかく、瞳をなんだかきらきらさせながら、凄い笑顔でこくこく頷いて】
【一緒をご希望です】
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 21:31:38.98 ID:OneixgAO
【街中】

っ………
【黒いローブを纏った女性がふらりとよろけた】
【視線が安定していない深い赤の眼と、僅かな風に揺れる短めの銀髪】
【ぶつかりそうになったどこかの誰かにすまない、と言い】
【再びはっきりとしない歩調で歩き始める】

(不定期になってきたな……)
【どうでもいいかもしれない事】

【もしかしたら、また誰かにぶつかりそうになるかも知れない】
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 21:33:06.28 ID:2A92rFUo
>>84

だーれだ?

【後方から足音が聞こえたかと思うと、相手の肩口へと厳つい手が伸ばされる】
【振り返るなりその手を払うなり、対処できる時間は十分にあるだろう】

【長いブルネットを崩れかけたオールバックにして首の後ろでピンクのリボンでしっかり結び】
【細い目は狐目、鼻筋は通っているものの顔立ちは薄く地味な方】
【しかし顔の左側には皮が透けたような骨と筋肉のリアルなメイクを施した、派手な人物】
【じゃらじゃらと音を立てる下品なアクセサリーにミリタリージャケット、真っ黒いワークキャップ】
【粗野なジャージとスニーカーには絵の具の汚れ、腰には画材らしきものがぶら下がった幅広のベルト】
【前を開けたジャージから覗くTシャツには大きく 『 愛 』 と書かれている】

【どうみても他人】
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 21:33:24.65 ID:73COSgSO
>>82

うぅ・・すみません!でもあの時はこうするしかなかったし、他に保護出来るような場所の当てもなかったんです・・!!それに天の声が、『うはっ!こうしたら面白いだろうなっ!、ここから皆がどう展開するか楽しみ過ぎるww』って・・僕は止めたんです!
【天の声=中身】
【きついお説教に泣きそうになりながら必死に言い訳する】

/行ってらしゃーい
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 21:35:09.33 ID:ta/WlgSO
>>81

………解りました。其処まで言われりゃあ僕だって引き下がれません!
やってやるですよ、女装!僕は男だって所、見せてあげましょう!

【売り言葉に買い言葉である。女装で男らしさを証明するって、何かこう根本的に可笑しい気がしないでもないが】
【駄目だこいつはやくなんとかしないと】

えと、あの……僕、痛いのはあんまり好きじゃありませんよー?
其れに、直ぐにそういう事考える紅さんの方が……。

【と、何事か言いかけて止まる。やっぱりへたれである】
【――――痛くなきゃ良いのか、シエルよ】

ッ――――――!?
くくくくく紅さん!?いつの間にそのノート持ち出したんですか!?

完ッ璧厳重に封印してあったのに!!

【完璧(笑)。ノートの中には多分書いてないが、似たような事は……^q^】
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 21:37:59.18 ID:8T2hZEQo
【夜の国・道端】

いらっしゃい!いらっしゃい!!

今日はサービスデーだよ!!

【閉じた扇子を右手に持ち】
【バンバンと落語調に太ももに叩きつけるその青年】

俺の機関入り祝だから林檎全品50%オフだよ!!
この機会をお見逃しなく!!
【どうやら林檎屋らしく、彼の座っているビニールシートには沢山の林檎と】
【大きく林檎をプリントされた閉じたアタッシュケースが置かれていた】

【その青年は林檎のような赤髪ショートヘアに赤い目】
【赤と黒のチェックのシャツに、黒っぽいジーンズ】
【黒色のインナーにNo.37と金で書かれた黒のニット帽をかぶっていた】

さぁ!試食もできるよ!!
機関員さんもよってってね!!

【この青年は本当に機関員なのか?】
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 21:39:39.78 ID:7CQqLN2o
>>88
知らない人ね

【聞き覚えの無い声を認識するや否や、前に踏み出しながら身体を半回転させ、
伸ばされた手を避けつつ若干の距離を取って相手と向かい合う】

【そして、目の前にいる人物の様子を一目見て―――】

ナンパやカツアゲなら他を当たってくれるかしら?

【無表情に冷たくあしらう気全開の態度をとる】
【彼女の中での相手の第一印象がどういうものか、態度や発言からも想像に難くは無い】
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 21:40:58.61 ID:rN03MiEo
>>85

【――――ガキン、グシャ。】
【少年の歩く街。その闇を孕む路地裏から水気のある音が鳴った】
【続いて甲高い獣じみた悲鳴が数度……聞こえたと思うと、それきり街は元の音を取り戻す】

【少年の歩くすぐ傍で起こった出来事だ。覗き込めば中の様子を見ることが出来るだろう】
【しかし其処はきっと、魔獣の口。日常を歩くものを引きずり込まんとする闇の気配がじわり……と漂っていた】
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 21:41:20.42 ID:lkXwsF.o
>>89

…ああ、なんだかめまいが…ちなみに言っておくけどさ
ここから展開しようにも彼女がうちの本拠地にいる時点でほとんど詰んでると思うよ…いや彼女が
組織のトップとの話し合いを持ちかける的な要求をしてくれてまだ活路があって良かった的な首の皮一枚繋がった的な…?

【よろ、と近くの木に手をつきながら、体重を預ける】
【しかし…すぐにでも立ち上がり】

…いいさ、とりあえずその状況自体はすでに皆が知っているんだから…
織守さんと話をさせてくれって事を言っているんだっけ?ならば織守さんならなんとかしてくれるかもしれない
ぼくたちが住んでる六畳一間のアパートに身柄移してもらうとかそういう事ができるかどうか織守さんに話できるといいな…

【あきれ果てたように彼は彼に背を向けて】

…ま、今日はぼくも帰らせてもらうよ…そろそろつかれた
この服結構重いんだよ…着替えてお風呂入って眠りたい…じゃあ、解散でいいかな?

/ただいまー
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 21:42:00.67 ID:5l.B47Uo
【水の国――――噴水公園
夜も深く、人通りが少なくなったそこで、街灯に照れされ浮かび上がる人影が一つ
華奢な体躯は、それが少女のものと判断できる証拠であろうか】

【彼女は噴水の側のベンチに腰掛け、何やら――――……白い布を掌の上においている】


(……これも、随分長いこと――――……使ってきましたね
あの頃≠ニ比べて……少しは、成長したんでしょうか)


【その布はところどころ破け、大分ボロボロとなっている
年季というよりかは、戦闘の影響であろう、布自体は、古いもののようには思えない】

 
              【――――……ひゅぅ】


            【一陣の風についばまれ、その布は彼女の肌白色の手のひらから零れ落ちようとする】


   ――――……Dead Memories


【それは、一瞬の出来事、瞬きよりも早く、褪せた白が、純白へと変化し
更にはそれは手袋の形となって――――彼女はその端をつまみ、自らの手に沈めた
白を纏う、その小さき手は、白刃を連想させる鋭さを兼ね備えていた】

【紫苑色の長い髪の後方を三つ編みにし、一つにまとめ腰の辺りまで垂らした
白いオフショルの長袖のトップスに純白の手袋、両手首にかけた黄色いリングそして黒いレースのミニスカ
やや濃いめの紫苑色のニーソックスからみえる脚線美が素晴らしい巨乳の少女は、そっとベンチに座りなおした】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 21:42:10.13 ID:XuKxCRoo
>>90

さっすがシエルー。
僕はこの部屋でゴロゴロしてるから、早く着替えてきてねー。
あ、僕セーラー服とか見たいなー。

【そう言うと、ベッドの上へとダイブしてゴロゴロタイムスタート】
【兎のぬいぐるみの耳を引っ張ったり潰したり乱暴に扱って遊んでいる】

へぇ、「痛いのは」?
じゃあ何が好きなの、シエルは?

【紅さんの方が〜の下りは完全スルー】
【ニヤニヤしながらシエルへと問いかけ】

いや、ベッドの下に落ちてたんだけど、
誰が書いたか知らないけど、カッコいいね、コレ。

【これも嘘^q^】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 21:44:56.63 ID:D1SCUoI0
>>95
【灰色のズボン、フード付きの黒いマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、紺色の瞳】
【腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

・・・本当、事が進まないうちに良く知り合いに出会っちまうなぁ・・・

・・・・・・会いたくないが一度見つけちまったら逃げは許されない

【と、苦々しい顔、この言葉の通り彼はまだ彼女に出会いたくなかったのだろう】
【しかし一度出会ってしまったのだからここで逃げると言う行為は取るべきではな

い】
【彼は軽々しさと重々しさ、相反する二つの雰囲気を見せる足取りでそちらへと歩

く】
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 21:45:11.53 ID:Tl6jTbco
>>93
は、

【幾分浮ついた、上機嫌な足音はピタリと止まる】
【どんな馬鹿でも分かるだろう、「その音は異常だ」と】
【現に、少年の顔はみるみる青くなっていくではないか】

……な、んだ?

【それでも、好奇心が恐怖に勝る、愚かな若さ】
【そ――――っと、首を伸ばして】

【視線を、路地裏へ】
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 21:46:42.82 ID:g34cc02o
>>86

【自分が座った隣でベッドと戯れる少女に】
【可愛いなぁ……と内心でポツリと呟くも口には出さず】
【じっくりと、ねっとりとその様子を眺めて】

……ぅ?

【小さく聞こえた声に、鸚鵡返し】
【その後、十数秒の間、此方もまた返事を待って首を傾げ】
【ふと、思い出した様に被っていたシルクハットを取って、投げた】
【投じられた其れは緩やかに回転して、置いてあるソファにとさりと落ち】

ん、一緒?
……ああ、一緒ね、うん。

【きらきらと輝くつや消しブラック色の瞳を見詰め】
【一緒の意味を理解したのだろう、笑顔に対して頷きを持って返し】
【もぞもぞとベッドへと上り、中央、寝やすい位置へ】
【掛け布団を持ち上げて、その中へと身を滑り込ませ】

――――おいでー。

【ぽふぽふと、横になりながら自分の横の空間を叩く】
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 21:49:15.78 ID:2A92rFUo
>>92
カツアゲて。普通もうちょっと物騒な事心配するんでないの
ま、相手がこんだけべっぴんさんならナンパでも俺様は全然構わないんだけど

【向かい合って最初に浮かべる表情は苦笑、本来の意味通り暗に含んで茶を濁すような笑み】
【適当な高さに上げていた手を潔く下げると、そのままジャージのポケットに突っ込む】

何分ちょびかし気になりそーな単語が聞こえたってのと、あと、あやしかったから。
児童公園にそぐわないもの持ってそぐわないかっこでぐるぐるしてる人が何者か気になったの
んで、ついでに可愛らしい悪戯心が

【合わせて一歩退きながらに軽い説明をし、見るからに胡散臭い笑みを浮かべる】

して、ちびくろサンボ一歩手前の行動してた理由が知りたいなー
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 21:50:30.92 ID:rN03MiEo
>>98

【魔境に一歩踏み入れれば、日常の色は黒く塗りつぶされる】
【其処にあるは何の救いも存在しない地獄絵図。鉄錆じみた香りと芳醇な肉の塊が転がる世界の闇であった】

【壁や地面にペンキをぶちまけられたように散らばる赤色の液体】
【そこら中に塵芥の如く落ちている物体は、きっと日常で見慣れた何かの「パーツ」であった】

「……ぁ。あぁ……――た、……ぁす……」

【「パーツ」の残骸。その中で一つだけ鼓動を刻む存在があった】
【右半身を切り裂かれ、四肢の内二つを落とされた「其れ」は、芋虫のように這いずりながら】
【残った左腕を痙攣させながらも少年へと向け、掠れきった声で喘ぎ――少年に助けを求めた】

【しかし、其れの動く速度は非常に遅い。もし興味を持ち、其れに向かうならば路地裏の地獄に足を踏み入れなくてはならないだろう】
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 21:51:27.80 ID:73COSgSO
>>94

本当に・・安易に行動したせいで皆さんに迷惑をかけました・・ごめんなさい・・
【また謝る】
【その声は今にも泣きそうで】

・・・はい、今日はいろいろ有り難うございました
【とペコリと頭を下げる】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 21:51:56.62 ID:bLG00fk0
>>99

【投げられたシルクハット、それをさりげなーく視線で追ったとか、追ってないとか】
【まあそんな情報は特に重要性もないのだが】

いっしょー。

【なんだか鳴きながら、きゃっきゃ】
【ころころテンションの変わる子である】
【ぽふぽふと叩かれる場所、でなく。叩いてる手のほうをじぃと見つめて】
【ベッドの上をもふもふと移動。ただ移動というほど移動はしてないが】
【叩かれていた場所付近に到着すれば、もふりと。横になるはずだ】
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 21:52:38.44 ID:5l.B47Uo
>>97

【彼女の紫苑色が、彼を捉えた――――……本来ならば、喜ぶべき相手
普段の彼で、普段の彼女で、普段の関係であれば、遠慮なく話しかけれたのに
――――……理由の在る何故か=\―――……彼女はその一歩が踏み出せない】


……お久しぶりです


【先に述べる言葉はまるで、自分を弁護するように、包み込む花弁のように
――――自分の、望まない結果≠何とか、回避するような、そんな――――ちっぽけな、反乱にも聞こえた】

【思わず、彼女は腰の直ぐ側に置いた両手をベンチにつけ、ぎゅっと、縮こまるように、身体の方へと寄せて
ただでさえやせていて、華奢なその身体を、細く見せる――――……吹けば、消えてしまうような、蝋燭の灯火にも似た、希薄感が、そこには在って】
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 21:52:42.52 ID:73COSgSO
>>102
/追記、お帰りなさい
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 21:55:48.79 ID:Tl6jTbco
>>101

……ッ

【悪寒が地面を走り、少年の足を這いずって一気に喉元まで到達する】
【ぐ、と喉を鳴らして、吐き気を堪えて】

……おい、何があった……!

【べしゃり】
【黒々とした、生温かい血の海に】
【黒いブーツの、底を落とした】
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 21:56:53.60 ID:zhUjTic0
【水の国の海沿い、人気の無い港】
【魚を獲る為の船が幾つか停泊しているが、ホタルイカ等とは無縁、故に夜は活気とも無縁】

……流石に、マントにスク水じゃ肌寒い。
利便性は兎も角、常時ホントの姿を見せてる訳にもいかないし…。

【其処に佇むは、淀んだ青色の瞳を備えたぱっちりと大きな目に、白い肌、14歳ぐらいに見える、茶色いオーバーニーブーツを履いた小柄な少女】
【白に近い金色のロングヘアを持ち、頭には写実的に蜘蛛を模したグロテスクな髪飾りを付け、常にとろん、とした視線を周囲に送る】
【何処で拾ってきたか、平常のマントに代えて、近しい茶色を持つローブを着用し、其の上からくまさんと華柄のウェストポーチ】

…嗚呼、人恋しいわね。
だから余計に、寒く感じるの?

【清き流れを喪った蒼の双眸は、呪われた狂気の宝玉―――首をかくんと後ろに傾け、視線を回して星を見る】
【こすもなーふと、だのなんだの。微妙に興味のある宇宙開発の用語で気を紛らわしつつ、何かを待つように、溜息を吐いた】
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 21:57:24.57 ID:7CQqLN2o
>>100
そういうつもりなら大抵は最初から仕掛けてきそうなものだと思うわよ
もっとも、そっちの方がこちらとしても迷わず排除できるからある意味ではやりやすいのだけれど

【冷たい雰囲気をそのままに会話に応じ出す女性】

独り言は気にしなくていいわよ、あなたにはかなりの確率で関係無いことだから
それから指摘されるほど同じところを回っても無いし溶けるつもりもないわよ

理由?これを埋めるところを探してた、それだけよ

【牽制するように目つきを鋭くしながら言う】
【そして彼女は理由として、左手に持った模様つきの杭を軽く掲げる】
【魔術に詳しければ、その模様が魔術的な意味を持ったそれだとわかるかもしれない】
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 21:57:30.31 ID:lkXwsF.o
>>102

お疲れ様ー、少しは駆け引きのノウハウとかお勉強した方がいいと思うよ…
戦場でとりあえず奥の手使えば確実勝利とか覚醒しておけば勝利フラグとかこの世界では本当に通用しないからさあ…

【よろ、よろと足元おぼつかない状態のまま彼は歩きだす…】
【おそらくは自分のアパートに帰って行くのだろう】

…なんだろう、現在進行形で…いやーな予感がする…どうしよう
冗談抜きで…どうしよう

【←To Be Continued...】
/乙でしたー
/二日間よくぞオレに付き合ってくれた、御苦労さまー
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 21:59:56.90 ID:73COSgSO
>>109
/乙でした!
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 22:00:33.90 ID:D1SCUoI0
>>104
【心の中で毒づく。当たり前だ、彼女が知らないはずが無い】
【だが自分が行った事、あのネットワークに書かれていること全てが事実では無いけれど】
【背けがたい、背けられない事実がそこにある。だが、知り合いから救いを得た、
勇気を得た、立ち止まらず、会話に適切な位置まで足取りは止まることなく進む】

あぁ、あの時から殆ど一ヶ月、か。今度は以前の時と違い、俺がシオンではなく、シオンが俺に追及する立場になったわけか

聞きたい事は、言うまでも無い、か。あのネットワークに書かれた事
俺がリイロの嬢ちゃんに精神的なショックを与え植物人間にした、これはまごうこと無く事実だ・・・
【最後の方、声に陰りが見える。だがその最後以外は声を詰まらせる事無くすらすらと語る】
【真っ直ぐにに相手の目を見据え、何か、覚悟を決めたように】
【罪の重みは感じている、しかもその上彼は以前から抱えていた問題もまだ解決していないのに、何故こうも声を詰まらせないのか】
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 22:04:18.03 ID:rN03MiEo
>>106

「ぁ――ひ、ひぃ……ふ、……ぅ――」

【倒れた其れ……人間は、少年と然程歳が変わらないであろう青年であった】
【右の腕と脚を飛ばされ、激痛と失血の間で意識を朦朧とさせながら……近づいてきた少年に、微かな希望を信じて縋らんとする】

「俺は……ただ、化け物を……――金が……欲しかったんだ……」
「でも……あん……なの――……本物の……き……がっ……」

【途切れ途切れの言葉】
【見れば、青年や周囲の死体は軽鎧のような物を装備しており、剣や槍などの武器が転がっている様も伺えただろう】

【此処で――何かに――襲われた?】
             【先程の音は、何?】
                      【此れほどの怪我でまだ生きている。ならばその”化け物”はもう此処には居ないのか?】

【ビィン……と、何かが「張る」音が蚊の羽音のように小さく小さく鳴らされた】
【目を凝らせば見えるだろうか?……満身創痍の青年の首に、「上」から繋がる細い細い「糸」の姿が】
         
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:05:24.79 ID:g34cc02o
>>103

ん、一緒だよー。

【何故かちょくちょく此方の手に視線が集まっているのを感じるも】
【現状特に害が無いため、特に気にすることも無く】

【少女が傍に来て横になれば、先程同様両手を伸ばして】
【ベッドの中で少女を抱き締めようとする。添い寝の積りらしい】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 22:08:26.61 ID:bLG00fk0
>>113

【もふり、と横になれば】
【また、ベッドの柔らかさにきゃっきゃっきゃ】
【まあ、今まで路地裏で寝てたらしいので(?)、それに比べたらかなり柔らかくて気持ちいいのだろう】

…………♪

【ぎゅ、と。また、抱きしめられて】
【またまた溢れ出す上機嫌&幸せオーラ】
【今度は、結構早くに抱きつき返して】
【嬉しそうだけども、また、小さく欠伸。どうやら結構限界が近いらしく】
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:09:18.60 ID:2A92rFUo
>>108
ああ成程。ま、過剰に防衛反応働かせられるよかいいけどね。
叫ばれたりしちゃあ言い訳のしようがないもの。ああそうすりゃ良かったとか言わないで、ね?

【会話の流れを断ち切られたとみたところは、さくりと切り取って】
【相槌を打っては何度も頷き、一人で納得したような様子を見せる】

埋める……ねぇ
とても、土壌を良くするとかましてや埋めた種の位置を示すため、とかには見えないやな
そゆことすんなら、自分ちの庭とかの方がいいんじゃない?

【男は魔術には詳しくない……が、相手の持つものが尋常のモノではないことはそれとして理解】
【本来聞きたい事の上を滑るようにして問いを重ね、顎に手を当てて些か考える】
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 22:10:05.37 ID:Tl6jTbco
>>112

……、……!

【落ちつけ落ちつけと頭の中で念じても、脳が回転を止めない】

(何だこれ。どうすりゃいーんだ。まずは病院? ……助かるわけねーだろこんな傷)

【焦りが滲む金の瞳を右へ――死体が転がっていた】
【左へ――やはり死体が転がっていた】
【正面へ――】

な、んだこれ……

【――少年は、見た】
【僅かに視認できる細いそれに、手を伸ばす】
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:13:05.98 ID:/qqrI5go
【公園】

【翡翠色のさらさらとしたロングヘアに】
【同じく翡翠色の凛としたくりくりの瞳】
【白いワンピースにまるで何かを包み隠すような黒いカーディガン】
【そんな格好の、身長約140cmほどの少女が】

ふんふふ〜ん♪
早く孵らないかな〜?

【ベンチに座り何か愛しそうに抱き抱えている】
【それは白地に斑点模様の入った楕円の球体で】
【バレーボール大程の大きさのものであった】
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:13:24.68 ID:lkXwsF.o
>>107
/まだいらっしゃる?
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 22:14:46.00 ID:ta/WlgSO
>>96

なっ、ホントに痛いのが嫌いだってだけですよ!
そういう事はもっとこう、何と言うか……その、優しく。

【キスで子供が出来る――と迄は思っていないだろうが、こうのとりが子供を運んでryと言われて信じそうな】
【何と言うか、そんな感じの方々のテンプレート的解答である】

それ、もうコスプレの域じゃないですか。有りませんよ……。
――――あと、ぬいぐるみは大事に扱って下さい。耳は意外と千切れ易いです。
壊したら怒りますからね、割とマジで。

【とは言ったものの、正直師匠が師匠なので有っても可笑しくない】
【ともあれ。はぁ、と小さく呆れたように溜息を吐いて】
【ぱたぱたと扉に近付きかけた所で、くるりと振り返り――声のトーンは、心なしか低い】

あ、本当ですかー!?良かったー……。

【と。何やら安堵したように呟いて、部屋をそのまま出て行った】
//あばばばば、遅くなりました。
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:17:10.28 ID:g34cc02o
>>114

………んー♪

【抱き締め返されれば、此方も嬉しそうな声を漏らし】
【少しの間腕に力を篭めてぎゅー、と抱き締める】
【が、少女の眠たげな様子に気付いて力を緩め】

……さて、そろそろ寝ようか。

【小さく優しい声で呟いて、少女の頭を撫でる】
【そしてそのまま、少女が寝付くまでそうしているだろう】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 22:17:59.20 ID:rN03MiEo
>>116

【手を伸ばせば、きっと触れられる距離】
【しかし「変化」は少年が糸に触れるよりも早く訪れた】

【キチ……と、糸から小さく軋む音が聞こえた気がした】
【その瞬間、青年の顔が蒼白になり痙攣する左手を己が首に向けて――】

「……い、……いや――俺は……死にたくな……」
「助け……て……――ママ……――――」

【――顔を血と涙で濡らしながら、少尿を垂れ流し】
【少年よりも年上であろうとは思えないほど情けなく、惨めに命乞いをして――そこで、青年の命の灯火は消えた】

【――ビィン】
【先程聞こえた音がもう一度鳴った瞬間、青年の首が冗談のように捻じ曲がり切断される】
【要因は、異常な強度を持つ「糸」が蛇のように絡みつき「喰いちぎった」ことによるもの】

【くるくる。くるくると何度か空中遊泳を行なった後、青年の首は周囲の肉塊と同じ存在に成り下がった】
【糸は血液を滴らせながらしゅるり……と「上」に向かい引き戻されていく……そう――――「上」だ。「何か」が、そこにいる事を如実に表していた】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 22:18:17.37 ID:zhUjTic0
>>118
/今クロックアップで貴方の背後に廻りました
/でも、ここ最近絡んだ気がするのですが、大丈夫ですかにゃ?
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:18:45.74 ID:5l.B47Uo
>>111

【彼女は事実≠知らない――――……正確に言えば、機会≠ェ無かったと言うべきか
極端な話であるが、彼女にとって、面識の無い護≠謔閨A面識の在るライク≠フ方が比重は上に置かれる
その情報を初めて見た際も必然的にイメージが先行する】


              【――――彼が、そんなこと、するはずが在りません、と】


【それは儚い、白昼夢にも似た、一片の硝子細工の願い
しかしそれは、本人の手によって、バラバラに砕け散って――――……】


……――――良いんですか、貴方はこれで


【零れ落ちる雫は、彼女の唇から漏れる一筋の水滴のように、言の葉にポチャンと落ちて
彼女の心に波紋を浮かべながら、音として、そこに波紋を投げかけた】

【立ち上がる、華奢な両脚が地面を踏みしめる、下から上へ――――身長の関係で、そうなってしまい
少々覇気には欠ける――――……が、それを補うのは、心】


確かに――――……確かに事実≠ヘ変わりません
しかし、見方によっては、白にも黒にも、変わります

今、私達に与えられているのは一つだけしか在りません、それも、文字でしかない不確定な情報です
少なくとも私は――――……納得できません、納得できるわけ無いじゃないですか……っ!!


【言葉に少しずつ、思いが篭っていく――――……彼女が求めたいのは弁明
彼からの、自己弁護――――少なくとも、彼からの、言葉が聞きたい
仕方の無いこと≠ネのか単なる判断≠ネのか――――……それが知りたい
それを知った上で、下すべき、だと】


――――……ライク・ヴェルトゥス、一つ、要求が在ります


【彼女の左手が伸びる、軽く開かれた純白に包まれたその手は、まるで、何かを献上するが如く
凛と張った弦のようにその華奢な腕を伸ばし、更に彼女が言葉を続けた】


貴方の記憶≠覗かせてください、貴方がリイロ≠ヨと行った一連の事件の全てを
私のDead Memories≠ネら、それを読み取れます、そして――――……私が証明します、貴方を
――――……受け入れて、もらえないでしょうか


【揺れる、彼からもらった、リングが――――……】
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:19:15.91 ID:7CQqLN2o
>>115
モロに警戒させる接触をしてきたのはそちらでしょう?
まぁ、殴られても叫ばれても文句は言えないでしょうね、運が良かったわね

【冷笑しながら男の発言を聞いていく】

聞き耳立てて覗き見していたのなら、場所こそが最重要とわかりそうなものだけどね
逆に言っておくけど、これは爆発したり騒音をまき散らすような手合いでもないわよ?

【杭には当然というか魔翌力が籠っている――が、それは特段強いものでもないし、禍々しさの類もほとんど感じられない】
【だとすればこれは何の為の道具か―――?素直に教えてくれるつもりもなさそうな雰囲気ではあるが…】
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:22:28.20 ID:XuKxCRoo
>>119

じゃあ、優しく苛められるのは好きなんだ。
本当疚しいねー、シエルは。

【ニヤニヤニヤニヤニヤ】

コスプレって、僕が元いた世界ではセーラー服が普通なんだよ?

【※これは嘘です】

大丈夫だって、僕を信じて。
僕は硬化の能力者だよ? 物体の強度なんて手に取るように分かるから。

【※これも嘘です】

…………恥ずかしいけどね。

【シエルに聞こえる程度の声で、ボソリ】

【兎のぬいぐるみが気に入ったのか、乱暴に弄る遊びをしながら待っている】

/お気になさらずー
/お風呂行ってきますです
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 22:22:52.96 ID:Tl6jTbco
>>121

【伸ばした腕の、指先が痙攣するように動きを止め】
【少年自身の動きも、凍りついたように静止する】

【見開いた目を、ゆっくり、ゆっくり】
【押し潰されるような恐怖に、逆らって】

……誰だ?

【上へ】
【幾分震えた声で、問いかけながら】
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 22:23:01.22 ID:bLG00fk0
>>120

……ふ、ぁ……。

【頭を撫でられて、気持ちよさげな声を漏らすも】
【コサージュ、つけっぱなしという事態発生中、である】
【なぜ外さなかったし。しかし本人はもう意識の半分を睡眠の中に落としているわけで】
【まあ、問題点としては撫でにくいくらいだろうか、そこまで突っ込むべき事態でもないのかもしれなく】

おやすみ、なさい――……。

【ぽそ、っと。最後に小さな声でご挨拶、して】
【それきり、だんまりになるだろう】
【要するに、寝ちゃいました、と。非常に速い寝つきは変わってなかったようです】

【余談だが、寝てる間に何度か寝言で「ごめんなさい」とか、言ってた、……ようです?】

/こんなところかしら、おつかれさまでしたのー!
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:24:47.53 ID:lkXwsF.o
>>122
/…オレはある程度期間を開けたからいいのではとは思うけど…
/不安ならまた別の機会にしてもいいですよ?
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 22:25:43.39 ID:zhUjTic0
>>128
/いえいえ、此方としては問題ないのです。
/レスどうぞー。
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:28:35.93 ID:2A92rFUo
>>124
距離的に単語しか聞こえなかったから。ね
公園に自分のもの埋めても良いのだなんて、精々子供程度じゃーないかしら
……っていうか法……いやいいや。詳しいことしんないし

【人差し指で顎のラインをなぞるようにして思案を続け、どうにかして情報を絞ろうとするが】
【相手は無論間抜けな手合いには見えない、いつしか手は髪を撫で付けるように後ろにかきあげ】

何処からの距離とか、そういうものが問題なの? 随分、大変そうなものだけど
いやまあ聞かれたくないだろうから答えなくてもいいけどね

【比較的興味本位の行動をしやすいタチではあるものの、残念ながら今回は情報が乏しすぎる】
【相手の態度等からして初対面で聞きだせるものではないと見たか、踵を返しかけるが】
【ふ、と思いついたように顔を再度相手へと向けて】

あ、名前
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:32:12.37 ID:lkXwsF.o
>>129
/ありがとうござーい

>>107

二人手をぎゅっと〜ぎゅっと重ねて〜♪頬にちゅっと、ちゅっとキスした〜♪

【ふと見ると、茶色のツンツン髪に青色の縁なしサングラス、メタリックなヘッドホンに橙色のパーカーに茶のハーフパンツの少年が歌いながら石を持ってその近くに佇んでいる】
【彼はひょこ、ひょこと手の中で石を跳ねさせ続けると…前方に狙いを定め】

…おりゃさ、っと

【彼は手に持つ石を投擲すると…連続で水面を切って滑らせていく…】
【びちゃん、びちゃん、びちゃん、びちゃん、びちゃん、と立てた音は実に5回】

【少しだけ微笑んだサングラスの少年の近くに茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、腰まで伸びた防弾仕様・特殊素材のレザーコートに
黒い特殊ジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトに仕込みブーツの少年が近づいて】

「…どうだ孫…あれからしばらく経つが調子は戻ったか?」
…まあ、なんとか…ずっと悲しんでばっかりじゃあさ、戦えないじゃん…ナイトメアと…
オラが戦えないと…爺ちゃんが死んだらそのままオラの命にかかわるしさ

【顔立ちがよく似ているこの二人は少女のすぐ近くで座り、海の向こうへと視線を向け…風と海の音の余韻に浸る】
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 22:32:27.04 ID:rN03MiEo
>>126

【誰だ……その問いに答えが返る事はなかった】
【しかし声ではなく、視線を向けたならば其の存在の大元を認識することが出来るだろう】

「…………」

【其れは、漆黒を纏う影のような。身長の頃170cm程の人型であった】
【東洋で「忍」と称される隠密の装束で全身を包み、頭部には頭巾と口を覆う覆面】
【目元だけを明かした全身闇色の異形は、地上に向けていた「右手に糸を引き戻し」、軽く握り込むと】

【両の眼で少年の姿を観た。】
【一切感情を灯さない、絶対零度の刃を彷彿とさせる視線】
【それを向ける左の眼球は蜻蛉の複眼のような半球体となっており――その奇形眼をキチキチキチキチ……と奇怪に鳴らしながら一点。射殺すようにして見つめ続ける】

【異形は握りこんでいた右手のひらを、ゆらり……と開き少年の方へと真っ直ぐ向ける】
【確実に、少年は獲物として認識されていた】
【生かされていた青年は、新たな獲物をおびき寄せる罠。路地裏に潜む闇色の「蜘蛛」は、捕食行動を開始せんとする】

【此処は地獄の三丁目。】
【少年は、この非日常を前にしてどうするか?立ち向かう、背を向け逃げる――其れは、少年の自由だろう】
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:32:31.43 ID:g34cc02o
>>127

ふふ……はい、おやすみなさい。

【頭を撫でていて、付けっ放しのコサージュに気付くも】
【此方もまた髪を下ろすのを忘れていたりと色々】
【寝付く前にきちんと挨拶をした少女に笑みを零しながら】
【同じ挨拶を、聞こえないだろうが一応返す】

【少女が寝付いた後、髪を縛っていたゴムを取って枕元へ】
【何だかんだで邪魔なマントを器用に脱いで同じく枕元】
【描写は特に無かったが、付けっぱなしの部屋の電気をぱちりと切って】

――――――おやすみなさい。

【最後に一度、お休みの挨拶を誰にでもなく呟いて】
【瞳を閉じて、深い眠りについた】

【少女の寝言は、何日か同じ部屋で同じ様に寝ている内に、何れ聞く、かも……?】

/おつかれさまでしたー!
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 22:35:22.61 ID:rN03MiEo
>>132
/【位置は、少年の約6m程上方。壁から突き出た鉄骨のようなものに逆立ちするようにしてぶら下がっている】
/という描写を忘れました、申し訳ねぇ……!
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:38:29.20 ID:7CQqLN2o
>>130
あら、そう
ちなみにこれは一度埋めてしばらくしたら杭だけ分解されて、
その後またしばらくの間術式だけが残る様に設定されてるから、その辺りは抜かりはないわ

【証拠隠滅や掘り返し防止の機能も搭載済みらしい、用意周到なことだ】
【ちなみに中の人は最初考えたとき「何このエコ仕様」と思ったとか思わなかったとか】

まぁそんなところ。詳しいことは言わない方がお互いのためでしょうね

【「お互いのため」と、下手に触れれば巻き込まれる事を暗に示唆して牽制しつつ】
【――不意に名前を問われて、素直に返事を返す】

ヴィオラ・インコンパラブルよ。そちらの名前も聞かせてもらおうかしら?
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 22:39:31.52 ID:Tl6jTbco
>>132

……はー……

【溜息一つ】
【きょろりと辺りを見渡して――適当な場所に、ケーキの箱を置く】
【ここなら、まあ。うん、戦闘の支障にはならないだろう、と考えて】

……野郎に尻向けて逃げ帰った、なんて事実が出来上がれば。
せっかくのケーキ、不味くなるんだろうしなあ、

【左手に持った缶コーヒーの口を、開ける】
【軽い音が響いて――少年はそれに口をつけ、一気に飲み干した】

――来いやバケモン。俺と逢っちまったことを、後悔させてやっから。

【苦々しい顔をしながらも――空になったスチール製のそれを容易く「握り潰し」】
【蜘蛛に、対峙する】
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 22:41:34.84 ID:D1SCUoI0
>>123
【顔を背けたい、心の内ではそんなものだ。誰だって親しい人間にそういう顔はされたくない】
【でも、顔は体は、相手の方向を向かなければならない、岩のように、大樹のように動かず、ちゃんと前を、相手を見据えなければならないのだ】

あの嬢ちゃんをそういう状態にした、その事であれば良いはずが無い
確かに彼女は口を動かす事は出来ない。だが話す方法は、ある。情けない事にそれは他人の力を借りる事になる。だから、俺は謝りに行く

【顔の向きは動かない、でも、不意に顔の表情が歪んでしまう】
【堪えよう、堪えようと思っても彼の顔は気まずさを隠しきれなかった。】
【少し涙目かもしれない。でもそれだけは零さない。もっと辛い相手は他に沢山居るのだから】

黒だよ、例え事故だろうと人を殺してしまった人間が法で黒と裁かれるように
例え見方を変えてみても、俺のそれは・・・
【彼の場合はその事故ですらない、不注意、配慮の欠如、それらが生み出してしまった、彼の罪を】
【少なくとも自分の言葉からは弁明できない。それは言い訳になる】
【事実を話せば何処か罪から逃れようとしている様にも見えるかもしれない、だから・・・自分の口からは言えない】

今更、Justice側からの要求を完全に拒否する事なんか出来ない、考えても居ない
【ならば彼女の行う事を受け入れよう、例えそれが断罪であろうと】
【故に受け入れるから、彼は無機物のように動かない】


【彼の記憶を覗けば見えるだろうか、彼等がリイロ、アストラ、レイドの三兄弟と会話していき段々その雲行きが悪くなるのを】

【そしてライクはふと、確信も無い推測を口にしてしまった。リイロの姉であるレイドが己の寿命を減らす何かの魔術を行ったのではないかと】
【不注意、致命的過ぎるほどの。証拠の無い推測が当たってしまった】
【姉の死が近いと知ってしまったリイロはその場で気を失い使い魔に連れられ、その場から離れる】

【残ったそのリイロの兄と姉、それらがライクに牙を向ける】
【二人がかりでは適わない、この場で自身の黒い姿を発動させる。その場での全ての事を自分のせいに、自分は悪人なのだと言い聞かせるため】


/遅れて申し訳ない
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 22:47:10.39 ID:rN03MiEo
>>136

……――

【無言。見た目通り余計な感情など有していないのか】
【無感情に昆虫じみた視線を向けながら、闘争の意志を確かにする少年を見据え……行動を、開始した】

                          < 絡め >

【異形の右掌、其処の中心より高速で細い何かが射出された】
【それは、先程も見たであろう細い細い「糸」だ。】
【軌道は真っ直ぐに、少年の左腕付近を狙ったものである】

【見た目には、か細い糸に過ぎないかもしれない】
【しかし、此れが今の地獄絵図を創りだした「異能」で在る事に気づけたならばその危険の度合は判るだろう】

【「掌より様々な特性を持つ糸を射出し、自在に操作する」――此れが、この蜘蛛の能力だ】
【今はなった糸の特性は「強靭」。見た目とは違い、強い物理耐性を持った存在である】

【もし身体に触れてしまった場合、糸は少年の触れた部位に絡み付いていこうとするだろう】
【しかし軌道は直線的で単純。また、高速であれど目で追えないような代物ではない】
【先ずは初手――如何にしてこの異形を己の土俵に引きずり込むか。……非日常の闘争は、観客の絶えた血臭の中で始まった】
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 22:47:19.25 ID:X7kDsMDO
【路地裏】

…どういう事だよ……くそっ!!
何であいつが……!!絶対良い事じゃねぇだろ…!!
【腰まである長いポニテ白髪、死んだ爬虫類の様な紅い目は半開きにされ、口に煙草をくわえ、黒いパーカーの上に血まみれ白衣を着た青年】
【が、路地裏の壁に右拳をたたき付けて悪態をついている】
【その表情は険しく…煙草を強く噛み締めていて】

「…何の目的にせよ、出来るなら本人様に聞いてみるのが一番かと」
「…まぁ、マスターには難しそうですが」
【青年の傍らには、水色のロングヘアーに赤い瞳、メイド服を着てうさ耳カチューシャを付けた30cm程の少女が浮翌遊している】
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 22:47:25.55 ID:5l.B47Uo
>>137

【彼女のDead Memories≠ヘ触れることによって発動する能力
――――更に追記するならば、人の記憶の読み取りは、本人がその記憶を意識していねばならない
今のライクのように、その当時の事を、くっきりと覚えていれば覚えているほど、その記憶は色鮮やかに彼女の脳内へと染み込む】

【彼女は、伸ばした左手を、そっとライクの肩に乗せることにより、その条件を満たそうとし、それが為るならば読み取りを開始しようとする】


/っと、できればその絡みがあったログとかがあれば嬉しかったりする
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 22:48:56.64 ID:zhUjTic0
>>131

……?

【新世界では(多分)聞き慣れない節の歌に、身体を動かさないままくるりと首を傾ける】
【一昔前に流行った、出来そこないの竹馬みたいなマシーンを彷彿とさせる、海でやるにしては上々かと思われる水斬りも眼に入って】
【どちらかと言えば其れに遅れる形で、二人の少年の姿が、視界に映り込む】

(…孫? …爺ちゃん?)
(どうも、何と言うか……遊びにしちゃあ、マジみたいだし。)

【この少女―――色々と理由が在って、聴力はこの世界における通常の人間よりも優れている】
【知り合いでは無く、既に完成された関係の構築を二人に感じたからか、最初は其処まで興味は無さげに、ぼうっと視ていたが】
【耳朶へと舞い込んでくる、『気になる』言葉の欠片いくつか―――其処だけ、ボリュームが2、3大きくなったように聞こえて】
【彼らの寂しげな雰囲気も相まって多少の興味を惹かれたか、小さな歩幅ですとすと歩いていく】

ねぇねぇ、其処の二人。
世の中には、そんなに年齢差の無い祖父と孫がいるのかしら?

【海を遮る壁の様に相手の前に立って、自分もしゃがみこんで、視線を合わせながら尋ねる】
【彼女自身、幼いころに能力に目覚めて以来、12歳程度で成長が停滞しているが、其れでもこの二名は不可思議】
【ぶっきらぼうな口調ではあるが、湧き立つ様な期待を、可愛らしくも奇妙な瞳と、少女らしいソプラノヴォイスに乗せて】
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:49:57.56 ID:2A92rFUo
>>135
何そのエコ仕様。
ぺらぺら喋っちゃっていいものか気になるけどー、染み出すようなものなら逆にしみこませられるのか
割と気になっちゃうね。ま、生業が生業だからかもしんないけど

【言ってやった!言ってやったぞなもし!】
【僅かに口角を歪めて浮かべる笑みは挑発かそれ以外の意図を持ってか】
【数秒保ってから、すっと自然なものに切り替わり】

ヴィオラちゃんね。良い名前
俺の方は斜めに線を引いて「/」ってのが名前なの。呼ぶときは、まあスラッシュとかでいいよ
……個人情報は、割とふれんどりぃに話してくれるんだ?

【/、と指で宙に書いて説明する】
【にへ、と情けないような人懐っこいような、嬉しがるような表情を浮かべて小首を傾げ】
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 22:52:43.66 ID:D1SCUoI0
>>140
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/kako/1281/12816/1281600126.html

>>582からです、お手数かけてすみませんです
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 22:54:38.11 ID:Tl6jTbco
>>138

【空気を斬る、軽い軽い音】
【それは、少年が左腕を振ったことにより発生した風切音】
【少年は、伸ばされた糸を「見」、それに向けて持っていた缶の残骸を「投げる」】
【二つの行動は、殆ど同時に行われた】

――――降ォオオオオオりて来いや蜘蛛野郎ッ!!

【次いで鳴るのは、鈍い音】
【投げた缶と糸とがぶつかって織り成した衝撃音――それと】

【少年が、地を蹴った音】
【蜘蛛に向かって、走りだした】
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 22:56:02.48 ID:D1SCUoI0
>>140
【彼は彼女の能力の詳細を知るわけじゃない】
【だから、その身をゆだねる。もしかしたら自分を見切り、殺されにかかる。例えそんなことが起きても当然だと考えながら】

【しかし死ぬ気は無い、彼はまだ自分が謝りたいと思う人間に謝ってない感謝すべき人に感謝の意を評しきっていない】
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:57:27.21 ID:5l.B47Uo
>>143
/有難う愛してる!
/あと、ちょっち>>140の文章書き加えようと思うけど、>>140の行動が為ったってことにしていいかな?
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 22:59:47.76 ID:7CQqLN2o
>>142
別にこのぐらいなら、ね
浸透すれば解呪するか時間を待つか土地全体を掘り返すかしなければ式は残らないから
当然具体的な方法は秘密。そこまで教える義理はないし

【複雑な式は浸透させられないとか、言ったように経年劣化があるとか完璧な仕掛けでもないのだが…まぁ言う必要も無いので言わない】
【相手の笑みに対して僅かに表情を険しくするが、取り合う手合いでもないと判断してすぐに落ち着いた様子を取り戻す】

…ちゃん付けはやめなさい、寒気がする
それで、そちらこそ随分妙な名前ね
名前まで秘密にしていたら話が進まないじゃない

【ソートしたら色々愉快そうなことになりそうな名前ね、とかそんなことを考えながら】
【こちらはフリーズドライな冷静さを崩そうとはせずに、常に一定の距離を保とうとしている様子だ】
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 23:00:34.28 ID:D1SCUoI0
>>146
/構いませんです
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 23:02:08.89 ID:rN03MiEo
>>144

――――

【缶と糸が衝突した瞬間、糸が事前に設定されたコマンド「絡め」を発動】
【糸は缶に蛇の様に纏わり付き、圧潰しようとする】

【駆け出した少年を見ても、異形に動じる様子はない】
【ただ無機質な奇形眼、其の数万のレンズで「肉」の姿を映し出しながら】
【足一本で鉄骨に逆さ吊りになりながら、懐に左手を入れ――引き抜いた】

【左手の指の間に挟まれて、三本の苦無がその刃を月光に反射させる】
【明らかな凶器。まがい物ではなく、貫けば命を奪う可能性もある非日常の刃。……放っておけば、恐らく次のレスには投擲されるだろう】

【蜘蛛のアドバンテージはその高さにある】
【もし地上での近接戦闘を望むならば、まずはこの不利を払拭しない限りは難しいだろう】

【此処は路地裏。利用出来るものはあるだろうか?】
【周囲には死体、そして死体が装備していた剣や槍等の武器や、錆びたドラム缶や木箱etc……】

【現状、余裕とは言えないが時間がある】
【少年の動きを妨げる動きは現状無い。如何にして立ちまわるだろうか――】
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:03:46.23 ID:k551jG.o
【路地裏】

あーあァ……

【整えていない茶髪を肩まで伸ばした女性が、裏路地に佇んでいる】
【着ている白い長袖カッターには、襟元を中心に赤黒い汚れがべっとりと付着】
【少し傷の付いたジーパンに、似合わないメガネをかけている】

誰もいねぇなァ………ヒヒッ!
大昔に進化して世界に蔓延った種が人類じゃなくてウサギだったらとっくに寂しさでみぃんな絶滅してんなァ、きっと。

【ぶつぶつと何事か呟きながら、手に持った[何か]を無造作に引きずって、】
【砂袋を引きずるような音とともに路地裏を進んでいく】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:04:23.19 ID:lkXwsF.o
>>141
【きょろ、と二人の少年が少女の方を向いて少し動揺したように告げる】

「…この距離でオレら盗み聞きされることがあるのか…盗聴はされてなかったんじゃなかったのかよ」
ごめん、多分彼女の聴覚の問題だと思う…まあ世の中にはこれくらい造作もなく聞き取れる人もいるだろうさ
で、えーっとそこの可愛らしいお嬢さん

【サングラスの少年が会わせられた視線をこちらからも重ねて、少しばつが悪そうに頭をかく】
【そして、言いわけはせずに告げる】

オラは17、爺ちゃんは19で今月20になるから現時点では2歳程度の年の差だね
でもね、もしオラが未来から来た未来人だったとしたら…50年くらい後に来たとしたら
オラは爺ちゃんが63歳の時に生まれた事になるかも…

…オラ実は未来から来たと言ったら笑う?


「…ちなみにその未来から来たうんぬんってのは隠さなくていいんだろうか…」

【そこは疑問だが…別に規定はないのだろうか】
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 23:11:38.96 ID:Tl6jTbco
>>149

【缶はさらに形を崩し、小さく圧縮されて勢いを失くす】

【彼は、焦っていた】
【如何にして近付くか、それが課題】
【一先ず、ビルの屋上に上がるのが最優先――刃に目が行っても、現状ではどうしようもない】

借りんぞ、これッ!

【転がっていた死体から、武器――剣を拾い上げて】
【ドラム缶に足を掛けて上に登り、そこから跳躍】
【それだけでは到底、蜘蛛が立つ屋上には届かないのだが――】
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 23:12:50.78 ID:ta/WlgSO
>>125

………え、あの、其れは……。
と。兎も角、うさぎさんは大事に扱って下さいねっ!!

【虐められるのは、うん。アレらしいです。強制的に話を逸らして、痛い云々は無視】
【僅かに頬が朱く、歩調がやたら速いあたり――――うん、恥ずかしがってるらしい。】
【さて、所変わって衣装部屋的な何処か】

(えーっと、此れで良いや、面倒臭い。描写的に考えて)
(ヘッドドレスとリボン、どっちが良いかなぁ。……リボンは結べないし、前者ですかね)
(そう言えば、師匠がしきりに「チョーカーは自分で結ぶな、あたしが結んでやるから其処に直れ」……と)
(うーん、そういう物なんでしょうか。まあ、そっちのが無難か)

……よし、出来たっ。

【なんやかんや考えつつ、着替えているのは赤と黒を基調にしたコルセットワンピース】
【白のブラウスとパニエを下に着込み、ドロワーズを着用。因みに、ワンピースは膝丈程度】
【黒いニーソックスを履いて――迷った揚句、頭には薔薇のコサージュの付いたヘッドドレス】
【何れもフリルやらリボンやらで少女性が強調されている、かも】
【最後にレースのカーディガンを羽織り、チョーカーを持ってぱたぱたと部屋の前へ】

終わりました。じゃ、入りますよー?

【因みに、中人のセンスやら何やらにはツッコまないで頂きたい。だってよくわからないんだもの】
//了解しました、ごゆっくりー……いや、もう出てry
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 23:15:35.16 ID:5l.B47Uo
>>145
【流れ込む映像と音は、彼女にとっては――――……とても、哀しい物語
誰が悪いとは、一概にも言えない、元を辿れば悪≠ェ――――絶対的な悪がそこには在り
――――全てが引き金≠ナあり、全てが歯車が如くかみ合って、そして、最悪の結末≠迎えただけの事】

【整理は一瞬、観るのも一瞬、思考も一瞬で良い――――……彼女の思考能力は
卓越したそれは、その為だけにあるのだから、そして、だからこそ、彼女を締め付けるその楔の深さはきっと――――……】


――――…………


【それは永遠にも似た、沈黙――――……しかし、恐らくは、絲のような秒針は数周しか盤面をなぞっていないだろう
濃度を増す時の深さは、呼吸をするだけで、突き刺さる、痛い痛い針の筵にも似ていた】


――――……なるほど、読み終えました


【その言葉はきっと、救いの手にも、破滅への指針にも、聞こえるかもしれない――――……
注がれる紫苑色の瞳は、混沌色の、複雑に絡まった怪しげな色を携えて】

【すっと、右手の人差し指が一本立つ、左手は軽く腰に添えられ……右手は彼女の顔の直ぐ側に在る】


まずは――――……お説教です

……分かるでしょう、あの状況で、貴方の言葉が――――どれだけ不注意≠セったか
たかが言葉≠ゥもしれません、しかし――――……貴方の手を見てください、そして――――私の右手を


【彼女の右手は、人差し指が折りたたまれ、握りこぶしを携えて――――】


貴方の拳は、私より大きいですし、重いです――――……拳の重さ≠ェ振るう人によって違うように
言葉の重さ≠熕Uるう人によって、違うんです


【――――……彼女だってキッカケは、大切な――――大切な友人の、一言だったから
その結果、彼女は暴れ、多数の人に迷惑をかけた……その重さは、自分がキチンと、知っていた】


そして――――……何故、このことを説明しないんですか
状況的に言えば、貴方も悪いですが……相手だって、明らかに真っ白ではありません
――――……っ……分かりません、なんで貴方は……そんな自分の首を絞める真似を――――……?


【彼女が知らないことが一つ在る――――……それは、人の心の強さ
彼女は文献の上で知った知識が豊富である、それは時にはプラスにもなり、マイナスにもなる
――――……彼女は、合理的に、それを楯に反論すべきと、主張する――――……少なくとも、ネットワーク上≠ナ
何らかのアクションを起こさなかった彼に対して、言葉を突きつけた】
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:15:48.26 ID:2A92rFUo
>>147
ふんふん成程? 術だか呪だかってのは随分面白そうだ、聞く限りじゃね
……そういや最近も魔術だとかなんだとか耳にしたばっかりだったっけぇなあ

【聞き出せなかったと見るとやや残念そうに眉が下がるも、次いだ言葉に表情は薄れ】
【思い出すほうに集中しかけて、ああ、等と意味の成さない返事をして軽く手を振る】

あ、ちゃんは嫌い? だったら遠慮なく呼び捨てで行くかな、俺も呼び捨てで良いから
んー……かなり省くけど、一番使ってる名前だからそれが本名かな
それともヴィオラちゃんだけが知ってる名前がほしい? 要らない、でしょ

【ちぇ、とか。在り来たりな不満を上滑りにこぼしながらも相手の言葉に言葉を詰まらせる】
【正確には同じく話すほどでも無いと判断した程度であるものの、勝手に判断を下して頷き】
【冗談めかした文字通りふざけた態度をして、同意を促す】
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:19:10.75 ID:XuKxCRoo
>>153

………─────。

【───部屋の中から返事はない】
【それどころか、音一つなく────】


【ドアの方へ向けて携帯を構えてる愉快犯K】
【部屋の中に入ってきた瞬間、シャッターが切られることだろう】

/明日早いので25時前後が限界だと今の内に。
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 23:19:48.43 ID:zhUjTic0
>>151

…あら、嬉しいわね、素敵な……って、『お兄さん達』じゃないか。
私はこう見えても21歳、どっちにしろ年上ね。

【年齢には割と拘泥する方らしい―――言いかけたところで焦った様に言葉を切りとり、別の台詞を繋げる】
【人間離れした聴力、見つめれば見つめる程、清浄とは言い難い瞳、冗談の印象も過剰な狂気も無しに、平然と告げられる年齢】
【そろそろ、普通の少女では無いと解るかもしれない】

…笑わないけど、状況が知りたいわね。
世界を飛び越えるなんてことは此処じゃ日常茶飯事、現に私のパパとママは異世界人だし。
だけど、同じ世界の時間を超える話は聞いたことはないわね。 零れ落ちる砂のように誰も時は止められないのよ?

【可笑しいとも取れる問いに、至極真面目に答える―――その声は、相手を安心させたいのか、穏やかで優しい】
【現時点では、口調が少し見た目不相応なだけで、人当たりが割と良い好人物…に、視えるだろうか】

まぁ、タイムパラドックスとか、色々気に成るところだけど。
差し支えなければ、話を聞かせてくれないかしら?

【しゃがむ姿勢を、体育座りに変える―――どうやら、多岐に渡るレールを備えた、果てしない長話を聴く準備を整える構えに入った様だ】
【二対一に成るとしたら、不利。お互いの手が届かない程度の距離を保ちつつも、その雰囲気は何処か楽しげ】
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 23:19:58.90 ID:rN03MiEo
>>152

【缶の破壊を確認すると同時に】
【右手の糸は外され戻っていく。缶は、地上に向かい落下することになるだろうか】

――――……

【飛翔する少年の姿を無感情に見据え】
【異形の蜘蛛は、其の凶器を握る左手を横一閃に振り払った】

【そして――闇夜を切り裂くようにして三本の死の刃が少年へと襲いかかる】

【狙いは三点】
【「少年の頭部を狙い真っ直ぐ飛ぶもの」】
【「少年の左肩を掠めるようにして通りすぎようとするもの」】
【「少年の右肩を掠めるようにして通りすぎようとするもの」】

【左右に飛ぶものは、その場を左右に動かなければ大した被害はないだろう】
【しかし頭部を狙うものは危険だ。何らかの手段で対処しなければ致死の一撃にもなりうる】

【――苦無自体は何の特殊要素もない鉄の塊だが】
【しかして蜘蛛の異能とは何だったか?「左手で掴んだ苦無」と「左右を掠める糸の意味」は何であるか】

【其れを見極めることが出来たならば、視認できるだろう】
【苦無の柄から異形まで繋がる、三本の「糸」を……此れも蜘蛛の巣の一端、罠の布石。果たして打ち破る事は――】
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:27:29.98 ID:7CQqLN2o
>>155
便利ゆえに良しにも悪しきにも使われるけどね、その辺りは自分で調べた方が早いでしょう
魔術について調べてる書物や施設は多いし、適当なところを当たりなさい

【親切なのかそうでないのかよくわからない案内をしてみるヴィオラ】
【態度は素っ気ないが、一切合切冷たいわけでもないらしい】

そうね、呼び捨てが一番慣れているから呼ぶならそれで
使ってる名前…なるほど、じゃあ遠慮なく「/」と呼ぶことにするわ

【何も言わなかったということは、「専用の名前」は要らんということだろう】
【相手の飄々とした態度は冷たくあしらい、応答を続ける】
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 23:30:27.04 ID:D1SCUoI0
>>154
【なぜだろうか、手の震えが止まらないのは】
【いや、隠しこそしたが今まで事情を話した相手と話をしている最中はいつも手が震えていた】
【自分のした事を考えれば文句は言えない、当然と思いつつも自分と親しい人間との繋がりが消えるのが怖いのだ。本人はその震えがなんなのか解っていないけれど】

あぁ・・・お前の、シオンの言う事は完璧だ、反論の余地など無いし、此処でするとしたら自分がなにをしたか解ってない奴だ

致命的過ぎる不注意、あぁ、その後日、リイロの嬢ちゃんが植物人間になったと知った日
俺は・・・それを思い知らされた・・・

【半分頭がぐちゃぐちゃで、それは長い間放っておいたコードが絡み合ったように難解で】
【もう何と返したら良いのか解らない。返しちゃいけないのかもしれない、ただ、黙って受け止めるべきなのかもしれない、その言葉を】

相手が真っ白で無い以上に俺は黒過ぎる、それに首締めるような真似ばかりでもないさ
その件からこれだけの期間があれば、あのネットワークを使う知り合いにも何度も会った
俺はちゃんと、説明できたと、思う。中にはあのネットワークを使える人間にも話したけれど口止めした。
それより前に、俺はリイロの嬢ちゃんに謝りに行かなければならないから・・・
【説明した人物の名は挙げない。中には彼女が属する組織の頭、織守にも話したのだけれど】
【敢えてネットワーク上に自分を擁護するような事を載せてはいけないと口止めした。】
【まぁこの様子では話したといっても大方自分が全て悪い、みたいな言い方が多かったのだろうが】
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 23:30:33.82 ID:Tl6jTbco
>>158

――――ッ

【いち、に、さん】
【強化された動体視力は、三本の刃を視認した】
【頭部への一撃は、空中で何とか体を捻ることで回避は出来る――緑の髪が、何本か犠牲になったが】
【左右の苦無は、甘んじて受ける――空中では、それしか出来ない】

ちくしょ……

【何かを仕込んでいることは、辛うじて分かった】
【しかしその狙いが何なのか理解することが、そしてそれを妨害する手立てが少年には出来なかった】
【ならば】

……クッソがぁああああああッ!!

【がっ、】
【手にしていた剣を、近くのビルに「突き刺して」】
【腕力を行使してその剣の上に「乗り」】
【さらに蜘蛛に向かって、「跳躍した」】

【少しだけでも、間合いを詰めなければ】
【蜘蛛の立つ屋上に到達するまで、あと僅か】

//おぅ……携帯に移動しますっ
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 23:30:42.02 ID:ta/WlgSO
>>156

其れじゃ、入りま……………――――。マジ、ですか?

【無言は肯定と取ったか、ドアを開け。部屋に入ろうとした瞬間、シャッター音】
【……流石に言葉も出ない。唖然としたまま暫く硬直を保ち、それから口を開いて、ぽつりと呟いて】

……消して、くれません?

【何と言うか、露骨に目尻がぴくぴくしてるような】
【――――あれっ^q^】
//了解しました。
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 23:34:32.72 ID:73COSgSO
【路地裏】

――・・・あーあ、つまらないッス
【幼い少年がそこに居た】
【血溜まりの海と、死体の山の中に】
【茶色の中途半端に長い髪をして、毛布に身を包んだ六歳くらい少年】
【毛布には『機関』のマークが付いている】
【恐らく支部にて支給されている物だろう】
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:36:28.70 ID:XuKxCRoo
>>162

…………やだ。

言っただろう──安心できないって。
物証の一つや二つ、握っておかなきゃね。

【──半分嘘で、半分本音】
【安心出来ないのは意外と事実なのだが──愉快犯なのも、また事実である】

大丈夫だよ、見せやしないし……似合ってるから。くすくす。

【この状況でも笑ってる辺り、幾らか楽しんでいるらしいが───】
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 23:37:03.46 ID:rN03MiEo
>>161

……。

          < 開け/開け/穿て/穿て/留めろ >

【左右を通り過ぎた苦無は、そのまま軌道を左右に大きく広げていき】
【路地裏の壁に接触した瞬間、苦無を起点にドリルのように回転、穴を穿ち内部で固定する】
【其れは左右に広がった「糸付きのアンカー」。これは如何なる効力を有するか。】

【頭部を狙った苦無は、糸に引き戻されて異形の手元に帰還する】
【次の手は――今は無い。ただ、右の手を肩越しに背に回し……何かを、掴むような仕草を取る】

【異形の位置は、壁から突き出た約6mの高度の鉄骨の下。其処に足をつけて逆立ちしている状態だ】
【踏み台を使い、壁も使った二度の跳躍……此れならば、あと一手あれば確実に蜘蛛の身体に「届く」――――】

【ここが正念場である。この異形を少年の本領を発揮できる場まで引き摺り出すこと】
【其れさえ出来たならばアドバンテージを覆すことが出来ると予想される】

【此処からの一手。決め手となる判断が、この勝負を大きく分ける結果となりえるだろう……】
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:37:34.68 ID:k551jG.o
>>163

………んー?

>>150の女が、少年がいる地点から少しだけ離れた曲がり角に姿を現す】
【少年の気配に気づいたのか、顔だけそちらに向ける】

【そのままザリザリと手に持ったモノを引きずりながら、数歩近づく】
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:38:37.00 ID:lkXwsF.o
>>157

…へえ、21…なのにずいぶん小さい気がする…可愛らしい大人もいたもんだね爺ちゃん
「オレはまあ…結構そう言うのを見た事はあるから…うん、そんなに驚かないぞ…ただ、成長が止まっているんじゃないか?それは…
どういう、事だろうか」

【…この場で一番年上に見えるのはノビタなのに…この現実】
【探偵としてのカンがなんとなく妙な匂いを嗅ぎつけていた…が、危機感ではなく好奇心のようではあるが】

オラは近代部門を主に勉強している考古学者なんだけど…それ以上にオラはこの爺ちゃんの命を守りに来たんだ
この時代に来たのは…簡単に言うとこの時代に今いる『時間犯罪者』と戦ってひっ捕らえるためだよ

「セワシ、その辺オレも聞きたい、お前の概要、全然詳しいところを教えてくれてないからさ
彼女も言っていたがタイムパラドックスとかどうなってるんだよ、そんなことしてタイムパトロール的な奴は気にしないのか?

【当然の疑問を聞こうとするようにフェルトハットの少年がセワシと呼んだ少年に問いかける】
【だがセワシは二人の疑問に…悲しそうな顔で告げた】

…いいんだよ、どうせオラの時代は…もう修復不可能なほどにまで壊れちゃったから

【…『修復不可能』?…未来は一体…どうなってしまったのか?】
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:41:53.24 ID:5l.B47Uo
>>160

【――――……彼女の口から、思わず言葉が漏れかかる――――……寸刻
彼女はそれが、紛れも無い暴言≠セと――――気づく】

【自らが彼に諭したそれが、今、まさに彼女からこぼれようとしたことに
――――……彼女もまた、完璧などではなく、きっと――――……一歩違えば、彼のような目にあっただろう】


……分かりました、なら――――……貴方が、貴方なりのけじめをつけるまで、私はネットワーク≠ヨの干渉は止めます
尤も、今私が手出ししたところで――――邪魔にしかならないんでしょうが……


【彼女の考えていたのはとっても単純な、事――――……つまりは証明
彼の黒さを薄める証明を、ネットワーク¥繧ナ為そうとした――――が、それを踏みとどまる
しかしながら、それでは結局彼女は――――何もしていない、あるいは何もしないことになる――――……】

【――――せっかく、大切な、友人が悩んでいるのに――――……何も出来ないなんて、嫌だから】


……ごめんなさい――――……私に出来ることは、貴方の話を聞いて……言葉をかけることしかできません
――――嫌に為っちゃいますね、こんな――――……何も出来ない私が……


【だから――――……と言葉を更に付けたし、彼女はじぃっと視線を向けた
下から上へ、向けられた表情には、そっと微笑が浮かんで】


何か在ったときは、呼んでください――――……すぐに駆けつけて
私でよければ、お話し相手になりますよ……だから、どうか――――……


【その先の言葉は言えない、それは――――彼女にも言いたかった言葉だから
自分を責めないで=\―――かつて、それを為せなかった自分が、言える言葉ではないから】


……っと、そろそろお時間です、今日はここでお暇させていただきますね
それでは、さようなら――――……また明日にでも、連絡下さい


【そう言って、彼女はその場を後にするだろう】


/っと、そろそろ時間だから落ちるね、乙でしたー!
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:43:54.47 ID:2A92rFUo
>>159
ん、そうするわ……ああーついでに思い出した、協会だったかね
一体何処が本当の意味で適してるかなんて分からないけれど、適当にいってみようかね
【ぽんと手で手を打って、一人ごちては相手の話と繋げる】

それじゃあお仕事の邪魔にならないうちに俺様は退散しようかな?
じゃあなヴィオラ、続きはまた今度
【時間も時間と、返しかけていた踵を返して公園の入り口へと体を向け】
【そのまま後ろ手に手を振ると去っていく、顔は多分やっぱりそのままのへらへらとしたものなのだろう】

/おっつでしたー
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:45:21.77 ID:73COSgSO
>>166

―――誰っスか?
【ふと女性に気づく】
【が】
【少年の方は、何も動かない】
【未だ何も行動はしない】

/新キャラだから未だアレだけどよろしくです。
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:48:42.61 ID:xQgJbgSO
>>165
な、ろッ……

【あと、少し】
【少し、――相手の姿が見えた】

【畜生、見下されてやがる。気に喰わねぇ】

ぶん、殴――――――

【がりっと】
【左手の爪が、屋上の床を引っ掻いて――がしりと掴み】

――――るッ!!!

【足を着けて――更なる跳躍】
【固めた右の拳を引いて――――跳んだ勢いに乗って、打ち出す】
【狙いは、蜘蛛の「顔面」】
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:50:37.76 ID:7CQqLN2o
>>169
そうね、協会の施設なら大抵の魔術は調べられるでしょうからそれを勧めておくわ

【相手の反応に納得したように頷きを合わせる】

そうね、そうしてくれるとありがたいわ
じゃあね「/」、また会うことがあればそのときは

【そう言うとすぐに踵を返して、再び「杭」を打つ場所を物色し始めたのだった】

/お疲れ様でしたー
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/11(月) 23:51:53.64 ID:zhUjTic0
>>167

…止まっていると言うよりは、遅れてるのよね。
この10年で、2、3歳は年を取った気がするもの。多分、人間じゃないから。

【昔の彼女は、何が在っても自らの人間性を否定しなかった―――が、二人に其れを知る由は無いだろう】
【何の躊躇いもなく、この世に生を受けた時から『そう』だったかの如く、自らをヒトでは無いと定義する】
【確かに、彼女の瞳は『ヒトの輝き』を備えない、ぱっちりと良く構造されていると言うのに、少女らしい潤いが無い】
【尤も―――その理由を知ることが有るとすれば、もう少しの時間を要することに成りそう】

はん、あんたから見れば今は『古』の範疇ってことね。
其れで時間犯罪者がこの時代に居る、と…。やれやれ、嘘扱いしようにも、悪魔の証明過ぎて頭が痛くなるわ。

【冗談だと片付けるのは簡単な話だが、外面上だけでも筋道立てて真偽を問う程の知識や理論飛躍は持ち合わせない】
【膝のあたりを抱く座姿勢を保つのに使っている腕の片割れ、右を持ち上げて、長い髪をふわりと梳きつつ】
【ツッコミ所を探すのに苦労する話題に対して、頭の温度を高めながら痛めていた、が】

……修復不能? 詰まり、街や国の一つや二つ、滅ぼす程も無いってことよね。
だから、時間への干渉で起きる破壊的な変化が、怖くないんでしょ? あんた…セワシ、だっけ。

【悲壮を纏う顔を見て、一方的だとしても相手に『復讐』の黒い意志を感じる―――浮かべ続けていた微笑みが、『好意』に薄く歪んで】
【彼女なりに考えを組み立てながら、孫らしき少年の心の中に踏み込もうと、名前を抽出して問い掛けた】
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:53:12.47 ID:k551jG.o
>>170

【少年を視認、若干ニヤニヤしながらゆっくり歩いていく】

んー……? 別に誰ってことはねぇけどさァ?
ヒヒッ、こんな時間にこんな場所歩いてちゃ危ないぜ、坊や?

【時折言葉と共に開かれる口には、野生動物のような鋭い犬歯が覗いている】


【彼女が少年に近づいていくにつれ、右腕で引きずっているものが露わになるだろう】
【それは―――下半身を失った、何処の誰ともわからない男の死体。】

/いえいえ、こちらこそロール下手なのでむしろ宜しくお願いします…!
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/11(月) 23:53:37.75 ID:ta/WlgSO
>>164

あー、言われてみれば……って、僕は物証なんざ握ってませんよっ!?
なんか、色々とフェアじゃないような気がしなくも……。

…まあ、仕方がないのかも知れませんが、ね。

【何やら不服らしく、ぶつくさ言っていたが――まあ、何かと不安も有ろうと言う事で】
【むーと小さく唸りつつも、肩を竦めて呟いて】

其れなら良かったです。他の人に見られるの、恥ずかしいし。
あ、あと紅さん――――チョーカー、上手く結べないので手伝ってくれませんかー?

【部屋に入るとドアを閉め、ぱたぱたと紅に近付いて、黒の鈴付きチョーカーを差し出す】
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/11(月) 23:55:50.07 ID:D1SCUoI0
>>168
すまない・・・ただ、こんなこと言える人間じゃないのは解ってるけど
・・・ありがとう。俺なんかの事を気にかけてくれて、俺がけじめをつけるまで待ってくれる・・・本当に、ありがとう
本当にその言葉が、心が助けになる。身分を過ぎた事だけれど、前に進まなければ行けない、と思う

【何も出来ていないなんて事は無い。皆、そうだ。彼がなした事を人に話せば何故か皆厳しい事も言うけれど罵倒だけで終わらない】
【何故か解らないが、情けをかけてくれる人間が多い。】
【その心遣いが、彼の原動力となる。彼に欠けている物を埋めてくれる。だから、役に立っていない事など無いのだ】


・・・それで、良い。俺がやったことに出来るだけ他人を巻き込みたくないし
何より、その心遣いが嬉しい。あぁ、こんな大罪人に情けをかけてくれる、それだけで、希望が出てくる

【最後の最後で、目を伏せてしまった】
【でもそれはこの事から目を背けたかったからじゃない。単に自分から今にも零れそうな涙を見せたくなかったのだ】

呼んでくれっても俺等連絡手段無いだろうに・・・
だけど気持ちは伝わった・・・

あぁ・・・本当の意味で明日が来たら、俺からも連絡する
【彼の言う明日は、この件についてけじめをつけること他ならない】
【その日は何時来るのか、もう一ヶ月も彼女、リイロの病室を探すも見つからない。それでも明日が来ると信じて】
【今はただ、涙が止まるまで、その場に突っ立ったまま・・・】


/お疲れ様でした。凄い文章で何かもう色々圧倒されました。少しでもその上手さを盗めたら、と思います、おやすみなさい
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/11(月) 23:59:27.24 ID:XuKxCRoo
>>175

細かいことはいいのさ。
僕のためだと思って、ね?

【何やら携帯を弄った後、制服のポケットへとしまい】

こんな面白いこと……他の人に教えたら、勿体無いし。

……へ、僕に言われても困るんだけど。
僕、男の子だし──そういうの、分かんない。

【フルフルと首を横に振って、差し出されたチョーカーを返した】
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 00:01:36.91 ID:0OzfP4.o
>>171

――――

【跳躍する少年の姿に、異形の右の瞳孔が微かに収縮する】
【その瞬間、蜘蛛は右手で背にある「何か」を引き抜こうとするが、其れよりも早く――少年の拳が顔面に突き刺さった】

【飛び散る血飛沫、硬い骨の感触】
【蜘蛛の身体は空中に投げ出され――否、威力を殺すために自分から飛んだのか】
【鮮血のアーチを路地裏の闇に迸らせながら、その身は地上に向けて自然落下していく】
【が、その最中――】

――……成程、ただの雑肉では無いか

                  < 張れ/張れ/撓め >

【――嗄れた老人のような、掠れた声で呟くと】
【左右に繋げていた苦無のアンカー、それに繋がれていた糸を操作】
【「撓ませる」ことで衝撃を殺し、「張る」ことで地上への直の落下を防ぎ……転がるようにして地上に無事着地することに成功する】
【左右の糸は脱出策であり、このように安全縄のような使い方をすることが目的であったのか。拳のダメージは出血量から伺えるが、着地の際のダメージはない】

【しかし……場面は地上に移った】
【路地裏の上空より見渡す蜘蛛の驚異は取り払われた】
【仕切りなおし――決戦の時は訪れる。ここからは少年の全ての力を活かせる場だ】

【キチキチ……と、蜘蛛の身体は不気味に鳴っている。血肉を求め乾きを訴えるように】
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 00:02:23.57 ID:9MQ/BoSO
>>174

それは、アンタも同じッス。こんな夜遅くに女性が一人で危ないッス。

――――例えば『僕』みたいなのとか・・ねぇ?
【ニヤリと笑いながら】
【女性が引きずるそれに視線を移す】

まぁ、貴女も、対して変わらない・・ッスか・・
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 00:06:01.22 ID:9MQ/BoSO
>>179
/訂正。
/まぁ、貴女も、対して変わらない・・ッスか・・→まぁ、アンタも、対して変わらない・・ッスか・・
/いつも使ってるキャラの癖で間違えました
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 00:07:45.81 ID:wxnIfISO
>>178

【落下する最中にポケットを漁り】
【取り出したのは、棒付きの小さな飴】
【砂埃を立てて盛大に着地すると同時、かさりと音を立てる包装紙を血溜まりに捨てる】

――――オッケイオッケイ……第二ラウンドだ、蜘蛛野郎。
正々堂々……は、しなさそうだなぁお前。ま、仕方ねぇか。

【飴をくわえて、身体の重心を落とし】
【地を蹴って――蜘蛛へ向かって、駆け出した】
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 00:09:43.37 ID:Iwc5MRgo
>>179

んー………ふふふふぅ?

【そのまま距離を詰めていき、少年の目の前に屈む】

ボクちゃんみたいなガキに心配されるほどオネーサンはヘボかぁねぇよ、ん?

【そのまま馴れ馴れしく少年の頭を乱暴に撫でようとする】
【ニヤニヤを口端に浮かべたままだが、危害を加えようとしている雰囲気ではない】

【右手は死体、左手は少年の頭。】
【つまり、女は今無防備だが…?】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 00:11:44.28 ID:EzugZggo
>>173

…人間じゃない…
「…いや、この世界にはわんさか純粋な人間ではない奴に何人も会ってきたから今さら驚かないが…そうか、人間ではなかったのか
失礼、名を名乗るのが遅れた、オレは私立探偵の野比信太、こっちはひ孫のセワシだそうだ」

【なんとなく納得した、と言った感じの顔であるノビタは腕を組んで少女の見た感じをじーっと見つめる】
【そんなに警戒心を抱かず、むしろ心からの好奇心があるようだ】

ウソ扱いしようがしまいがどちらをやってもらっても構わないよ、どちらにせよこの時代の人間にも危機が近づいているんだ
この時代の人々の夢を喰うナイトメアという危機がすぐ近くまで来ているから戦う用意をしなくてはいけないって事だけわかってくれれば好都合さ
「…不死鳥座の怪人、クレムリンだけでも厄介なのに…ネイビィ・シャドウだのナイトメアだの怪人が多いなあ…」

【理解は出来なくても、ナイトメアという目に見えて分かる危機が近づいてるからそれに対する警戒をするべき、そこがわかればセワシ的にはいいらしい】
【そして少女の質問に律儀に答えようと、少女に少し近づいて】

それどころか、オラの本当の目的は…むしろこの時代を変えてオラのいた時間を…半端な崩壊じゃなくていっそ完膚なきまでに『破壊』する事なんだ
破壊した荒廃の時代を…笑顔に満ちた、平和な時代に『再生』する事ができればきっといいだろうね

【『時間』を『破壊』する…そして『破壊』から『再生』を生み彼の愛した平和な世界をもう一度取り戻したいと考えているようだ】
【そのために…むしろもっとタイムパラドックスを起こしても一向に構わないと言うのが彼の説だ】

だから、オラの目的はナイトメア討伐の他にももう一つ、この時代を探って…あの崩壊した未来を呼んでしまった犯人を探す事なんだ
オラの日常の中で…あまりにも180度変わった急な出来事のようで、どうやらそうなってしまった原因はこの時代にあるみたいなんだ
だから…ここで潰しに行かないと行けないって訳
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 00:12:02.62 ID:6skW2wSO
>>177

面白いって、えーっと……ちょっと酷くないですか?まあ、構いませんけど。

【あはは、と乾いた苦笑を浮かべて返し】
【困った風に頬を掻きつつ、小首を傾げる】

あ、そうですかー……って、紅さん男の子じゃ、……。
――――それに此れ、くるっと首に結ぶだけですよ?

【ノリツッコミを食らわそうとして、途中で言わない方が良いと判断したか言葉を切り】
【――――いや、じゃあそのくるっと結ぶのを一人で出来ないお前はry】
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 00:15:47.80 ID:0OzfP4.o
>>181

――――……

【ジワリ……と、闇が戦慄き】
【蜘蛛の発する異形の瘴気が周囲の空気を淀ませ、虫や小さな植物を壊死させていく】

【駆け出す少年、その姿を両の眼に収めながら】
【腰を低く低く……身体を極度に前傾。腕が地面に付きそうな、這う虫の如き奇怪な構えで迎え撃つ】

【先程取っていた行動と同様に、右腕を肩越しに背に回し――「其れ」を引きぬき、顔の前に構える】
【微かに差し込む月光に煌くは、四角形の鍔をした「忍者刀」と呼ばれる種類の刀であった】
【対象を殺傷することを目的として打たれた無銘の白刃が、周囲の瘴気を浴びて血を吸わせろと言わんばかりにカタカタと揺れる】

【蜘蛛の姿勢は、前述通り極端に低い独特のものだ】
【顔の位置は少年の脇腹ほどの高さ。その前に横に倒すようにして刀を構えた其れは、打点を極端に限定させる事になるだろうか】
【右手には忍者刀。左手には一本の苦無。素手ならば、これらの凶器への対処も重要になる可能性がある】
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 00:19:46.14 ID:iwXB/gAo
>>184

優しく虐められるのが好きな君のために、優しく弄ってあげてるだけだけど。

【ストレートに自分の優しさをアピール】
【浮かべているニヤニヤとした笑みが、優しく見えるかどうかは不明であるが】

……だったら、自分でやればいいじゃん。
兎に角、僕は出来ないの。

【一瞬、ものすっごくシエルを睨むが、直ぐに収まる】
【説明を聞いて尚、やる気は起きないようであるが】
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 00:22:10.72 ID:9MQ/BoSO
>>182

そうッスか?ならいいんs・・―――んっ!
【言い終わる前に頭を撫でられる】

なっ?何スか・・?
【こちらも未だ危害を加えるつもりはなさそうで】
【それどころか何故頭を撫でられたのかという疑問で頭がいっぱいな様だ】
【?マークが頭の周りに浮かぶ】
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 00:27:14.39 ID:fc6vDHg0
>>183

……怪人? ああ、私以外にもそう言うの居るのよね。
とはいえ、私は悪い連中の敵、なんだけどさ。機関≠ニか。

…あ、私の名前は、「キョーコ・ミハイロフ」。宜しくね?

【相手の言葉には半信半疑、取り敢えず、重要そうなワードを頭に詰め込めるだけ詰め込んでいたが】
【ふと感覚を擽る、『怪人』という単語―――言葉尻からして、只の変人では無く、人型の怪物だと解釈して】
【何食わぬ顔で、念のため時分の『立場』で言葉をコーティングしつつ、『ヒトならざる』所以を告白した】

ふぅん、壊して直す、ね。
あんたの世界にもう楽しく生活してるまともな人が居ないなら良いんじゃない?
…詳しい問題点とかは、判らないけど。 …『御免なさい』。

【未来の話に興味は有るが、現時点で自分の身とは直接の関係はない】
【更に、時間に梃子を入れて、具体的に何が起こるかは分からない―――だから、ざっくばらんにしか答えられない】
【その様な自分を恥じる様に、顔を落として詫びる―――腫れ物に触れられたかの如き過剰反応として、認識されるかも】
【この少女、『好意』を抱いた相手には、些か『深く』付き合い過ぎ、依存関係を求める傾向にある】

手伝えるものなら手伝っても良いけど、どうしてそんな事が分かるのかは正直、甚だ疑問。
相手について、若しくは今の時代の悪について、目ぼしい情報を貰えればいいのだけど。

【彼女の声には、確かな『誠意』が宿る―――其れで在りながら、瞳は純粋な狂気を示している】
【『悪』とは、確実に相いれない。『正義』とも、何処かで重ならない―――一言で片づけるなら、『歪んでいる』という所だろうか】
【何かしらの見知らぬ知識を与えても、世間一般で言うところの悪用≠セけはしないだろうが、今後の事は誰にも解らぬ…どう、出るか】
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 00:28:18.59 ID:wxnIfISO
>>185

【彼は、清々しいまでに丸腰だった】
【――ちっぽけな「それ」を、除けば】

――――――……

【がりっ】
【口のなかの飴を、噛み砕く音】
【急停止したブーツの靴底が地面を削る音】

――――ふっ!

【同時に、息を鋭く吐き出す】

【弾丸さながらの速度で射出されたのは――くわえていた「飴の棒」】
【狙いは、蜘蛛の胸元あたり】
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 00:28:57.23 ID:Iwc5MRgo
>>187

【そのままガシガシ頭を撫でながら、】

別にィ? 大した事じゃねーんだけどさァ……ヒヒッ!
とりあえずチビを見ると頭撫でたくなんだよねぇ、いいだろ?

【説得力も何もあったものじゃない説明をダルそうに喋る】


……なァんか、これかっこいいなァ。模様が。

【と、少年の車っている毛布を指で軽くつまむ】
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 00:30:34.32 ID:6skW2wSO
>>186

―――……やさ、しい?
いや、まあ取り敢えず其処ら辺は置いときましょう。うん。

【甚だ疑問そうな表情で、二、三秒紅の笑みを凝視して】
【虐められるの云々を誤魔化す意も込めて、無理矢理自分を納得させ――】

んー。無理に結ばなくても良いですよね……。
そうだ――そう言えばこの前、路地裏で助けてくれて有難うございます。

……さて。今日はどうします?流石にもう遅いですし、客室が空いてるんで泊まっていって頂いても大丈夫です。
まあ、無理にとは言いませんが―――。
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 00:35:00.84 ID:0OzfP4.o
>>189

――――

【吐き出された飴の棒】
【蜘蛛は胸に向かう棒を、構えた刃を使い、跳ね上げるようにして防御する】
【この構えは反撃と奇策に特化した邪道の剣技。故に攻撃に対する反応速度は群を抜いているが――】

……――ほぅ?

【――この一手は、その牙城を切り崩すに足るものであった】
【蜘蛛は、構えた刃を棒を跳ね上げるために使っている。故に、一瞬だが堅牢な守りが剥がれ隙が生じた】
【真正面から、無策で飛び込めば反撃の刃で】
【その首をたたき落とされていた可能性は高い。一手クッションとなるアクションを入れたことは適切な行動であった】

【距離は既に近い。一歩踏み込めば届くほどのものだろう】
【生み出した好機をどう利用するか。――戦況は確実に、少年に向けて傾きだしていた】
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 00:38:21.00 ID:9MQ/BoSO
>>190

む・・説明になってないッス、

えへへ、うちで支給されている毛布ッス。
【機関のマークの付いた毛布を自慢げに見せる】

と言っても僕は未だ下っ端ッスけど
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 00:40:18.25 ID:iwXB/gAo
>>191

こんなに優しい子、僕以外にいるわけが無いよね。

【ニッコリと、卑しい笑いを浮かべて】

……別に、アレは単なる気紛れさ。
偶然路地裏に立ち寄って、偶然僕の玩具が遊ばれていたから起きた、ね。

【ベッドでゴロリと横になると】

…………面倒くさい、ここで寝る。

【シエルの返事も聞かず、両の瞳を閉じて就寝体勢に入った】
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 00:40:36.48 ID:wxnIfISO
>>192

喰らえ、や――――

【停止した身体を、急発進】
【踏み込んだ脚に体重を掛けて】

――――オラァアアアッ!!!

【下に引いた右の拳を、上へ】
【所謂「アッパー」の形で、顎目がけて打ち出した】
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 00:43:56.12 ID:Iwc5MRgo
>>193

【ガシガシガシガシガシガシ】

ヒヒッ……いいだろ別に、ネッ?

【ガシガシガシガシガシガシ】


ふぅん……「支給」だの「下っ端」だのなんて、また遠回しな言い方するじゃんなァ?
坊やはおうちが嫌いなのかい?

【どうやら「うちで支給されている」を誤って解釈したようだ】
【年齢が二桁にもならない外見の少年の口から発せられた「うち」という語が、「家庭」を指すと思ったのだろう】
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 00:49:47.98 ID:EzugZggo
>>188

…怪人?貴女が?
「悪い連中の敵ってんだったら…一応そういう人がいるのは助かるけどさ…キョーコね、よろしく…」

【そう言って会釈したノビタが…やがて海の方向を向いて残った右目を凝らして見始めるが、セワシはそれをしり目に】

今の時代の悪の中であの事件を起こしそうな『犯人』は現時点で…『機関』はもう知っているんだね?
他には…ナイトメアとは違う怪人クレムリンや量産した仮面の戦士を主な戦力にした『不死鳥座』
同じく怪人集団の『ネイビィ・シャドウ』、日本とか櫻の国とかで見かけた妖怪が主な構成員になっている『櫻が夜行』
能力者たちの革命グループ≪R.I.P.≫、同じく攻撃的な能力者たちやテンシと呼ばれる怪人を操る『フリークス・サーカス・ノア』

…この中で特に怪しいのは怪人が所属している組織の中で…特に『不死鳥座』…
もう一つピカ1で怪しいのは…『カノッサ機関』だ、なぜならオラ達の世界を今十牛耳っているのは…『機関』だから

【ただし、とセワシはここで一つ付け加えていく…『カノッサ機関』と言っても少し違う所があるとでも言わんばかりに】

…オラの時代の『大カノッサ帝国連合機関』のナンバーズとか構成員の8割は…能力者じゃなくて『怪人』ばかりだったけどな

【いや、言葉の中で彼は告げた…現在の能力者中心の機関と比べ彼の時代の機関は…怪人だらけになっている、もはや別の組織になっていると】
【すると、ふと彼は丸い球体が中心に輝くバックルのような物を取り出し】

そしてオラは機関の怪人たち…主にナイトメアとずっとこのベルトを使って戦い続けてきたんだが…もしこの爺さんが死んでオラの時代まで繋がらなくなっちまったら
オラが倒して解決したことすらなかった事になってもっとひどい事になりかねないからオラはこの世界に飛ぶことを決意したんだ…なあ爺さん

…爺さん?

【先ほどから言葉の少ないノビタの方に反応を向けても返事が来ない…どういう事なのかと後ろを見てみる】
【するとノビタは…海の奥をずっと見続けていた】

「…なあ、アレ見てくれよ…あそこで…誰か溺れてないか…!?」

【そう告げながらノビタが指さした方向で…なにやら水しぶきが上がっていた…】

/失礼、風呂オチです
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 00:51:36.89 ID:0OzfP4.o
>>195

――――

(対象の攻撃接近./対処/右手・不可)
(威力推測・先の行動により強化能力と予測)
(行動選択――――/不完全回避/)

【迫る拳を認識した蜘蛛は、それが不可避にして防御できるタイミングで無いと察する】
【先程壁を登っていた行動と、受けた拳から少年の攻撃力が高い事も察している】
【故に――この一瞬で取れるだけの行動を取捨選択。そのうち「二つ」を選び取った】

か……はっ――――

【蜘蛛の取った行動は、微かに首を引き直撃を避けるというものだった】
【しかし、顎先に触れたアッパーは蜘蛛の痩身を地表から跳ね上げるには足るものであり】
【意識が揺れ、顎の骨に亀裂が走る感覚を蜘蛛は覚えていた】

【そして――蜘蛛は取れる唯一とも言える反撃の一手を少年に向けた】
【フリーとなっていた左手。其処に握られているのは先程引き戻した一本の苦無】
【揺れる視界の中で――しかし真っ直ぐに、一本の閃光の如く「少年の右肩」目掛けて苦無を放った】

【苦無は先ほどと変わらず、柄に糸が絡まった鉄の凶器】
【急所を外れているが、アッパーのような攻撃動作の後に如何に対処できるか】
【此れは、少年の反射神経や実戦経験に依存する部分であろうか。】

【何であれ、一撃確かなクリーンヒットを加えることには成功した】
【蜘蛛は、アッパーにより小さく滞空している状態だ。しかし――蜘蛛にはまだ手はある。】
【手を緩めれば其処を付き命を刈り取られかねない……勝敗が決する時は近い。少年は、その中で勝利の一手を掴めるか――。】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 00:52:50.49 ID:9MQ/BoSO
>>196

まぁ、撫でられて悪い気はしないッスけど・・・
【やはりそこらへんは未だ子供だった】
【頭を撫で続けられる】

何か誤解してないスか?僕にはもう家庭は無いッスよ、今の僕の居場所はカノッサ機関ッスから。
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 00:56:10.19 ID:Iwc5MRgo
>>199

【少年の言葉を聞いて、ハタと撫でる手を止める】

カノッサ、きかん? …………。

【少年の頭の上、虚空を見つめて何かを思い出そうとしている】

あぁ、あァ! アイツと会った時の、アレか。あァね。
……もう、よく覚えてねぇな。キヒヒッ!

【独り言のように、若干ボリュームを落としてそう呟く】
【上の空。】
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 00:58:28.37 ID:wxnIfISO
>>198

【大きく腕を振り上げた】
【顎を打ち付ける確かな感触を感じたその「後」】
【彼が苦無に気付いたのは、その時だった】

――ぎッ――――

【慌てて振り下ろした肘、そのすぐ近くの腕に】
【刃は、突き刺さってしまった】
【痛みに顔を歪めて、彼は苦無から伸びる糸に手を伸ばす――】
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 01:00:23.67 ID:6skW2wSO
>>194

…………、…………。

(……紅さんの他にも、優しい人。ニコラスさんにシャロームさんに神耶さんにシャンマーシュ君に鵺さんに……あれ、何か数え切れな)

【あ、律義に数え出した。だがこまけえこたあ(AAry】
【暫く考えて、口にしたら駄目だと思ったのか無言を貫き】

其れでも、有り難うございます。
あー……なんか、助けられてばっかりですね。

ってか僕は何処で……おやすみなさい、良い夢をー。

【ベッドの縁に腰掛けたまま、終始困り顔。取り敢えずは件のひつじさんを抱えて観察中】
【眠りに付いてから暫くして、彼女に布団を掛けるとその場を後にするのだろう】
//ここらへんで〆ですかね。
//お疲れ様でした、なんか終始gdgdで済まないのです。
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 01:01:10.58 ID:9MQ/BoSO
>>200

どうかしたッス?

アレ?あいつ?ん?ん?
【また頭の上に?】
【要はよく分かってない】
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 01:02:02.38 ID:iwXB/gAo
>>202
/お疲れ様でしたー。んにゃ、俺の力量不足ですので。
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 01:08:21.04 ID:0OzfP4.o
>>201

(――損傷・大/脳への――ザザ――一時的な障害発生)
(対象への――命中――ザ――確認/次手――)

【糸に触れる。……敵を前にしてその行動は、悪しく働くだろうか?】
【蜘蛛の糸は自在に操れることが強みである。触れたものに生き物のように絡みつき、伸縮し撓む事まで】

【目の前の蜘蛛は、身体を揺らし両足を痙攣させながらも着地し】
【顔面から濁々血を流しながら、先程よりも緩慢な動作で刀を構え】

                  < 絡め/締めろ >

【命令を受けた糸は少年が触れるであろう、その手首に生き物のように絡みつこうとし】
【蜘蛛の行動が成功したならば、大蛇のごとく絞め付け圧迫しようとし始めるだろう】

【しかしダメージ故か糸の動きも先程より鈍い。】
【少年の行動によるが――この糸の動作は好転にも繋がるか】

【蜘蛛はダメージの中で体勢を整えつつ在る】
【――時間はない。次のレスには再び白刃を向けるだけの力が戻るだろう】
【手を伸ばした少年は果たしてどのような行動に出るか……。糸は逃げる動作はしない。触れることは容易であろう】
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 01:09:16.06 ID:Iwc5MRgo
>>203

………あぁ、いや。何でもねーよ。
いつだったかその機関のナントカって奴に誘われてさ、入ったような気がするんだなァ。
まあ、詳しい事は聞かれても、アタシもほとんど覚えてないしねェ。ヒヒッ!

【カノッサ機関】
【目的】
【ファフニール】
【所属】
【その背景】

【それらの全て、その時のリジィにはあまり興味のない事であったし、】
【勿論、今現在では更にどうでもいいことであった。】

【いつか、それがどのように彼女自身に帰ってくるのか。まだ誰にも分からない】






ふぅ、ん………て、ことはさァ、ヒヒッ!

【そこまで考えて、ふと思い出したように少年の目を見る】

――――坊やは、「悪い子」かい?

【その相貌に、僅かながら妖しい光が宿った】
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 01:15:45.65 ID:wxnIfISO
>>205

う、

【ぎちりと締め付けられる、骨が軋む音がする】
【更に顔を歪めて――】

……つっかめぇたぞコラ、この――――

【――――笑う】

【……ばきっ、骨に罅が入り行く音】
【糸が絡まった腕を、ぐっと後ろへ引いたのだ】

蜘蛛野郎がッ!!

【この行動により、蜘蛛との距離が縮まったならば】
【渾身の頭突きを、蜘蛛の額へ向けて見舞うだろう】
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 01:19:45.77 ID:fc6vDHg0
>>197

いぇーす。怪人の姿が、私の本当の姿。
…見たいでしょ?結構可愛いのよ私。

【屈託の無い、無さ過ぎる笑顔が提案する―――人では無いという事実に、何の疑問も抱かない】
【紡がれる言葉、綻んだ唇からこぼれる其れもそうだが、何よりも淀んだ双眸が、雄弁に彼女の意思を物語る】
【いわゆる『勘』や、魔力の視覚化に秀でていれば、何かしら異質=\――言葉にし難い不穏さを、感じるやも】

『ネイビィ・シャドウ』は初耳、他は交戦経験か、組織のあらまし程度の情報は在るわ。
…で、『機関』―――? …だとしたら、私の個人的な感情としても許せないのだけど…ッ!

【キョーコの蒼が、セワシの言葉の進行に従い、灼熱の怒りに染まる――機関は、宿敵である】
【能力に目覚めて、初めて交戦した相手。自分の命を何度も奪おうとした相手。運命のタイトロープを、揺らし続ける悪魔】
【其れは、正確かつ歪みの無い認識―――ただ一つ問題が有るとすれば、その思想を抱く少女が、根本からイカれていること、か】

未来の機関員は怪人? 確かに、人造人間や化け物を作る技術者は今でも割と居るわよね。
有名なカリナトゥス、私の知る限りだと、No.15のセリアとか言うアホタレと、小太りで赤毛、記憶が正しければ48番のオジサンも…!
……あー…。ただ、そんなに増えるってのは理解できないわね。今の時代じゃナイトメアとやらは、見ないし!

【相手の言葉を信じたいと想いつつも、どうにも突拍子が無い―――さり気無く(一部多少古い)情報を提供しつつ】
【口調は際立って荒い、言葉遣いのエッジも鋭く、喉元に刺が突き刺さる様な、甘さの無い舌の運び方】
【そして、言葉を終えた時―――少年二人の会話から、自然と海の方に眼が往って】

アハハ……言い忘れてたけど、私、泳ぎ大得意なのよね。
どうする、拾って来ようかしら?

【ローブを脱ごうと、生地の端を引っ張りつつ、早口で二人に問うた】
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 01:23:29.59 ID:9MQ/BoSO
>>206

悪・・まあ、そう言う事になるッスね
【とあっさり】
【自分達が悪なのを認めた】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 01:23:31.89 ID:0OzfP4.o
>>207

――――!

【行動は成功した。しかし、糸を掴み引き寄せる行動もまた、成功する】
【蜘蛛の狙いは痛みを与えることにより意識を逸らさせることであった】
【少年が痛みに負け、そちらに意識を取られたならば……その瞬間白刃が首を一閃していたことだろう】

【しかし――蜘蛛の想像を超えて、少年の精神は「強かった」】
【痛みの中で確かな勝機を逃すこと無く、文字通り引き寄せた結果】

――ぐ、がぁ……っ――

【渾身の頭突きは、蜘蛛の額を割り】
【揺らいでいた脳を更に激しくシェイクする】
【其の衝撃を受けた蜘蛛は、少年に絡ませた糸を切り離すと……蹈鞴を踏んでふらふらと数歩後退した】

【まるで泥酔したかのような千鳥足】
【全身を細かく痙攣させながら、己の損傷を認識した蜘蛛は――左手を天に掲げる】

【掲げた先には、先程着地の際に使った二本のアンカー糸】
【阻止されなければ――蜘蛛は糸に「縮め」の命令を下し、路地裏の空へと弾かれたように離脱するだろう】

【逃げの一手。蜘蛛は……「狩り」の失敗を悟ったのだ】
【現状では少年を殺し切れないと判断し、今宵の血闘を己の負けという形で締めくくろうとしている】
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 01:29:18.49 ID:Iwc5MRgo
>>209

へェ、坊やは「悪い子」か。ヒヒッ……!

【視線は少年から逸らさずに、右手で掴んでいた死体の手首を離した】
【それはドサリと無機質な路地裏の石畳に落ちて、日頃聞きなれる事のない不快な音を立てる】


……ところでさ、坊や。冷めちまったメシとあったかーいメシだったらどっちが好きだい? ん?

【ズイ、と少年に顔を近付け、口元だけで笑う】
【鋭い、鋭い犬歯がチラリと覗いた】
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 01:31:48.56 ID:wxnIfISO
>>210

待て、や、コラ……

【追い掛けようと地を踏み締める】
【――その瞬間に、痛みが脳まで到達して】

い゛、ッ――――ぁあ゛っ!!

【骨のイカれた左の手首が、刃の刺さった右の腕が】
【焼けるように痛んで、蹲る】

――――ち、っくしょ……

【歪めた顔を上げた時には、蜘蛛は既に逃げていて】
【屍が血の海に浮かぶ光景の中に、彼は取り残された】

【――離れたところにぽつんと置かれたケーキの箱だけが、やたらと白かった】
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 01:38:02.61 ID:9MQ/BoSO
>>211

?急にどうしたんスカ?

えと、やっぱりご飯は温かい方が良いっス!特にホカホカの炊き立てご飯なら派手なおかずはいらないッス!あ、でも冷めたご飯でもインスタントラーメンのの残り汁とか味噌汁にいれると美味ッス!
【質問の意図はわからないがとりあえず答える】
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 01:39:43.60 ID:0OzfP4.o
>>212

【夜天に舞う異形の蜘蛛は、宙返りのような動作をしながら】
【最初に吊られていた鉄骨の付近まで昇ると……未だボヤケる視界で少年を見据えた】

――腹の足しには……なったか。

……其の顔、覚えたぞ。
次会うたならば――我が毒腹に沈めてやろう……

【呪いのような言葉を響かせると】
【再び上に向かい糸を生成――屋上付近に引っ掛けると、其れに身体を牽引させ消えていった】

【路地裏に静寂が戻る】
【既に時刻は深夜。表通りを歩く喧騒も既に薄く】
【ただ、異形を撃退したという結果と……無数の亡骸が、残されていた】

【何にせよ――この死闘は少年の勝利という形で幕を閉じた】
【しかし……次また出会うことがあれば、和解の道など存在せずに殺しあうことになるだろう】
【そんな日は来るのは……いや、そんな事を考えても仕方のないことだろうか】

【――非日常は、去った。少年は日常に回帰することとなるか】

【少年(仮)vs元機関No.171<鬼蜘蛛>――勝者、少年】
【尚、残された苦無は自由にしていいだろう。捨てるも、暗器として忍ばせておくのも自由である】

/長時間お疲れ様でしたー!
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 01:41:56.45 ID:EzugZggo
>>208

(…なーんか…ヘンな感じの人だなあ・・たまーにいるんだ、『正義』にも『悪』にも分類されない…
なんと言うかただ風変わりでとにかく生き様とか性質とかが『奇妙』な人って…なんかヘンな人

…そして彼女の身体から発せられるこのエネルギーは…まさに『奇妙』、これが彼女を怪人たらしめているエネルギーなのかな…)

【セワシもまさにそう感じ取ったらしく、彼の視覚はまさにその魔力を感じ取りただただ正直に心の中で感想を抱く】
【敵意は生まれないがこのキョーコという女性には本当に奇妙な感想ばかりが心に浮かぶ】

…機関がそうとう嫌いなようですね、確かにこの時代にはまだナイトメアはいないはずなんです、生まれる環境がないですし
だからこの時代にタイムスリップしてきている奴だけがここで目撃されてるはずなんです

【そして海の中でおぼれているらしい非常事態を見てノビタは苦そうな顔で告げる】

「そりゃあもちろん助けにいかねーといけねーだろ…!でもオレの装備だと重すぎてあそこまでいけるかわからねーし…
もし行ってくれるなら助かるぜキョーコさん…て、…?おい、どうしたセワシ?」

…あ、あれは…!まさかッ!

【…水しぶきの方をうんと目を凝らして見てみると…小学生くらいのTシャツ半ズボンの少年が服を着たまま海で溺れるように水をかいている】
【まさに溺れているのだろうが…その子供の様子がおかしい、その傍になにやら大きなヒレのような物が見える上にキョーコの聴覚なら聞こえるかもしれない】

『アッ!ガブッ!ゲブッ!だ、だずげッ!しんじゃうッ!だれガッ!!アグッ!!誰かァァ!!』

ドドドドドドドドドドドドドドドド…

『フフフフフフ!!どうです!アナタのお望み通りこうして泳いでいただいているわけですが…いいですねぇいいですねえ!本当にいいですねえ!
望みがかなうなんてアナタはなんて幸せな人なんでしょう!』

【溺れている子供の傍に誰かいる…!しかもその子供の手などを見てみると…そこに白い砂のような、灰のような何かが水の中にも関わらずサラサラ流れ落ちている…!?】

…なんてこったッ!!あの子供!ナイトメアに取りつかれているッ!!早く助けなくてはッ!
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 01:43:36.92 ID:wxnIfISO
>>214

【引き抜いた苦無を地面に投げ捨てて】
【屍の海をぼうっと眺める】

……俺が、悪いわけじゃねーけど。
後味、悪いわな。

【もう少し、来るのが早かったら】
【在りもしないイフを想像して、溜息一つ】
【無事な右手で箱を持って――彼は日常に回帰する】

//ありがとうございましたー!
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 01:44:22.38 ID:Iwc5MRgo
>>213

だよなァ、アタシもあったけぇ方を喰いたいな、と思ってさ。聞いてみたんだ、ヒヒッ!
……アイツ、アタシに喧嘩吹っ掛けてきた割にはスジばっかで喰えやしねーんだよ。
ここに引きずってくるまでにすっかり熱抜けちまうし……血が抜けるとやっぱり早いねェ。

【そういうと、後ろに放置されている無残な姿の死体を親指で差す】
【よく見れば無くなっている下半身は、何か荒く千切り取られているようだということが分かるだろう】


それでな? なッ?

ヒヒッ―――坊やの事、少し齧らせて貰えねーかな?

【そういうとゆっくりと、少年の肩に手を置こうとする】
【勿論、払いのける事も身を引いて避ける事もできるだろう】
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 01:56:06.90 ID:9MQ/BoSO
>>217

【指指された死体を見て】

―――・・・あぁ、なるほど、お姉さんは『そういう類の人』ッスね、
【そう理解して】

美味しくないから辞めといた方が良いス、僕達みたいな冷酷な悪の人間に温かみがあると思ったなら大間違いッス
【そう肩に置こうとした手を掴み阻止しようととする】
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 02:01:26.97 ID:fc6vDHg0
>>215

…あー、成程。アレがナイトメア?現物ね?
だとしたら、色々と質疑応答したり、思考を纏める『無駄』が消えて助かったわ。

【耳を痺れさせる悲鳴、戦いの予感―――高揚を感じつつも、彼女は軽口を叩いて立ち上がる】
【徐に、一気に捲り上げ、ひょいとローブを脱ぎ棄てる―――その中身は、信じ難い事に『紺色のスクール水着』…!】

ノビタ、セワシ、折角だから戦い方も含めて『私』を魅せてあげるわ。
……ああ言うのを打ち上げるのなら、中々に都合のいいチカラかも知れないし。

【奇抜極まりない服装のキョーコの体を、純白の『糸』が包み込む―――数刻後。其れが消えた時、少女の姿は影も形もなく】

【貌に並んだ8つの単眼は鮮血を閉じ込めたレンズが如く紅く、全身の色は厭らしい光沢を放つ漆黒に、ショッキングピンクの暴れ塗り】
【体の至る所に茶色く細かい、触れば相当に不気味な感覚であろう細かい毛が生え、身の丈は2Mほどで、強靭な甲殻が体を覆う】
【両肩から一本ずつ、背中側に折りたたまれる形で、ロボットアームのような細い“脚”が生え、蠢く横開きの口からは黄色い液体が滴リ】
【女性的な体形を持つ、『蜘蛛』を彷彿とさせるグロテスクな怪人―――彼女≠ェ、置き変わる様にして存在していた】

―――私に釣られて…あー、やっぱ決め台詞とか面倒臭いわ!

【暗闇の海、砕ける波を月明かりと遠くの灯台だけが照らす―――だが、怪物の8つの眼は、標的の姿を寸分の狂いなく捉える】
【変身による、身体能力の超強化に、痛みを除く感覚の鋭敏化…冷酷な血眼が、捕捉する】

……しゅばっ!

【先ずは、左手五本の指から、魔力により一定の耐水性と粘着力を得た糸≠飛ばす――少年の上半身が、狙いだ】
【若し命中させることができれば、キュキュ、と摩擦音を響かせて、糸を『引き戻し』、少年を此の場に引き寄せ、ノビタかセワシに預けるだろう】

【そして、次。右手五本から、一体化した太い糸をヒレのよう何かに向かって打ちこむ―――遣る事は同じだが、目的が違う】
【成功すれば、腕で半月を描く様に大きく振りまわして、相手を背後の地面≠ノ思い切り叩き付けようとする筈だ】
【怪物の膂力と、遠心力が与える衝撃は痛烈―――だが、敵の行動によっては回避され、肥満体クラスの重さなら逆に引き摺りこまれるかもしれない】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 02:02:30.35 ID:Iwc5MRgo
>>218

【そのまま右手を掴まれる】

【ニヤニヤを顔に張り付けたまま肩を竦めてみせ、】

ヒヒッ……冷酷だとかなんだとか、小難しい事はよくわかんねーや。
差し当たってアタシの心配事は「坊やは実はよくできたロボットでしたー」とか、そんくらいだよ。ヒヒヒッ!

ぶっちゃけ、坊やの血と肉がココの気温より熱を持ってるなら、それで構わねーさ―――ッ!

【そういうと、掴まれた右手に素早く左手を伸ばし、そこにある少年の手を掴み返そうとする】
【成功すれば、そのまま立ち上がって少年を引っ張り上げようとするだろう】
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 02:13:20.51 ID:9MQ/BoSO
>>220
【少年は引っ張り上げられる】
【が何の動揺も恐怖もしない】

あー、そうッスか、なら安心して下さいッス。僕はちゃんと人間スから。更に言い加えると僕みたいな人間の子供は未だ成長途中で肉は付いてないからあまり食べる所は無いっスよ?
ならお肉たっぷりの大人になるまで待ってから食べた方がお得ッス。
【何か昔の童話の展開みたいな事を言い出した】
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 02:21:31.20 ID:Iwc5MRgo
>>221

………ハイハイハイ、騙されねーぞ、坊や?
ココはアタシの家じゃないし、近くに檻も何もねーし、どこで太らせりゃあいいんだい?
つか、ガキ一人飼い殺し、ってやったことねーけど面倒くさそうだしなァ?

【少年の反応に一瞬だけ黙るが、直ぐに適当に話を返し始める】

ま、とりあえず―――――

【そう言って、解放された右手を小さく振りかぶると】

―――オヤスミの時間さ、坊やッ!

【そのままコンパクトなスイングでのアッパーカットを少年の顎に叩きこもうとする】
【かなりのスピードだ】
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 02:32:28.18 ID:EzugZggo
>>219

ッ…!!
「なあ…ッ!!?」

【ローブを脱ぎ捨てた所に見えた…プール授業のあった中学時代からもう長らく見ていなかった…紺色のスクール水着…!】
【思わぬところで再会したそのロマンの塊にノビタとセワシは…ふと気がつくと拳を握りしめ呟いていた…】

…beautiful(ビューティフル)…!!

【だがその感動もつかの間…続いて現れたそのキョーコのリアルな造形は流石のノビタたちもド肝を抜いたッ!】
【スク水の王者の如き魅力で引きつけた所での心臓の弱い人にはあまりに毒な彼女の真の姿には流石に耐性がない…】

「うおああッ!?なんかスッゲえのに変わりやがった!?」
見せてあげるって…!オラたちは加勢しないでいいんですか!?オラ達もこういう怪人と戦うスペシャリストですよ!?
…おっと!

【糸を伸ばした事で釣りあげられた少年の身体をセワシが受け止めたと同時にその目は捕える、彼女の糸が今度はナイトメアへと向かっているのを】
【ハッ、と反応を見せたのもつかの間その存在はあっさりと糸に絡め取られ思い切り海上から引っ張り出されていくだろう】

『おおおおッ!!まさかサメを釣り上げようとはまた命知らずな方です!』

【しかしそのナイトメアはキョーコの頭上まで引っ張り上げられた所でくりん、と身体をひねりこむように華麗に舞わせてうまく着地できる体制に直していた】
【同時に、拘束していた糸を武器で『切断』しようとしながらキョーコの方に向かい合うだろう】

【…そのヒレの怪人はまさに予想がついていたようにサメを彷彿としていたモチーフの怪人だった】
【人型にしてサメの顔面が前方に向いてその頭頂部分に巨大なヒレが生えており、首はなくそのサメの頭とヒレが人型のボディにくっついているような造形】
【鮫肌のようにざらざらと、大根くらいは本当に卸してしまいそうな甲殻は青く染まっておりその手にはアンカーのようにもギロチンのようにも見える刃物が鎖に繋がっている武器がある】

『仮面の戦士がお相手かと思いましたが…なんとまあ我々の同類ではありませんか!優雅に泳いでいる最中だった我が聴覚にも響いておりましたよ
キョーコ・ミハイロフさん、そして我らを散々打倒してくれたセワシさんにその曽祖父にあたる野比信太さんですか…やれやれこういうのを四面楚歌というのでしょうか
面白いですね、興味深いですね、ゾクゾクしますねえ…それで?わざわざ私を釣りあげて何のご用でしょうか?』

【シャークナイトメアとでも言えばいいのだろうか、その怪人がキョーコ達の目を見て問うてくる、何が目的だ?と】
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 02:57:23.26 ID:fc6vDHg0
>>223

(スク水ぐらいで過剰反応しなくとも…普段着なのに)

【こんな暢気な事を考えていたようだが―――此れを以って、港が血風吹き荒れる戦場に変わろうと、動き出す】

…私としては優先順位低いんだけど、あんたら人命救助とか好きそうじゃない?
殺しながら護る余裕が有るなら、ぜひとも手を貸してもらいたいけどね。

【糸は『其のまま』であれば耐久性に優れているが、攻撃を受ければ其処まで堅牢では無い】
【ヴチン―――太いゴムを引き裂く様な快音と共に、白い糸は引き千切れ、怪人の身は自由と成る】
【怪物の口を蠢かせながら、キョーコは変わらぬ声でノビタ達に語る…】

同類?気持ち悪い。吐きそうだわ。
過去だろうが未来だろうが異次元だろうが、カノッサ機関の連中は私の敵。
私を好きに成らない奴は邪魔だけど、私が嫌いな奴も当然邪魔。解る?

アハハッ……纏めると、気に入らないからブチ殺しに呼んだのよ。
頭の構造からして脊髄ブチ抜くのは難しいでしょうね、歯応えが有りそうで何よりッ!

【憤怒と悦悦が、複雑な螺旋構造を形作る、今宵のキョーコの心情】
【行動は『正義』。だが、言葉から覗い知れる精神性は、本当にノビタ達の掲げる其れと合致するのだろうか?】
【何はともあれ、キョーコは全ての眼で鮫を睨み付け、対峙する―――相手に動きが見られれば、直ぐにでも駆け出す構えだ】

……そぁぁっ!

【先ずは、けん制―――口から、3発連続で、吐瀉物の様な溶解液の弾丸を、怪物の胴目がけ放つだろう】
【威力は低いが、金属質の物体に触れれば著しい劣化を与え、肉に被されば灼けるが如き痛みで長時間神経を苛む】
【玉のサイズはサッカーボール程度で、スピードは眼で追える程度だが、シャークナイトメアは如何に対応するだろう】

【そして、此の時―――キョーコの異形の肉体から、漏れだす暗黒色の魔力】
【それが、『哲学者の卵』によるものと限りなく近い℃魔ェ、二人には…?】
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 02:58:43.14 ID:9MQ/BoSO
>>222

/すいません、眠いのです。
/この続きは今晩でも宜しいでしょうか?
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 02:59:33.85 ID:Iwc5MRgo
>>225
/大丈夫ですよー
/適当な時間に舞台裏で呼びかけてくださいなー
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 03:25:11.68 ID:EzugZggo
>>224
【頭をかきながら、しかし人命救助の方が大切と判断したノビタは】

「…手を出す必要はなさそうだ、セワシ!
オレは心肺蘇生を担当する、お前はサブの『オルトロスU』を借りてこの子を搬送する用意をしろ!」
…OK!任せてくれ!

【セワシがリモコンのような物を取り出しながら走り出し始めるとシャークナイトメアはキョーコを指さして嘲笑うように】

『何を世迷い事を、ですが『お前は何のために戦う』とかいちいちばかばかしいくらい余裕のある言葉を聞かされるくらいだったら
アナタのようなシンプルな方をお相手する方がよっぽど楽しいですね、愉しいですねぇ!興奮しますねえ!アナタのように美しい女性を
この手にかけられたらさぞ幸福な気持ちでいっぱいになるでしょう!』

【ですが!と声を張り上げて、そんなこけおどしには屈しないとでも言わんばかりに前進!】
【右に跳ねて回避、左に跳ねて回避、最後の一発が避けるほどでもないと判断し動きが真っすぐになったところで甲殻にかすり装甲の表面が解けたようだが…その程度のダメージでは屈しないようだ】
【ノビタは感じとる…この二人の未知の怪人の脅威を!】

「(…酸の弾丸…!だがこいつの鮫肌結構頑丈な上に痛覚が鈍そうだ…!あの程度ではものともしねえらしい…
だがそれ以上に…このキョーコさんのプレッシャーは…!?まるで…『哲学者の卵』のそれによく似てやがる…!
魔術の才能のないはずのオレなんだが…そんなことが分かるなんてことは、まさか…!)」

『ですがその前にまずはそこの水泳少年に『契約完了』して貰わねばなりません…どいてもらいましょう』

【今度はこちらから仕掛けてきた、鎖ギロチンらしき武器を振り回し始め、まずキョーコから見て左の武器をサイドスローで発射】
【たわんだ鎖のせいで縦横無尽に惑わすような軌道を描き…キョーコの胸部を上から斜めに切り裂こうとしてくるだろう!】

/ね、眠気限界…!だがせっかくの怪人戦きっちり終わらせたい…!
/今晩にやり直す事は可能ですか?
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 03:28:04.89 ID:fc6vDHg0
>>227

/そろそろEDが流れ出す頃ですしね、了解です、今夜は8時ぐらいから居ると思います
/舞台裏で呼びかけますね、取り敢えず、今宵のところは乙です!
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 03:32:06.61 ID:EzugZggo
>>228
/おもいにもつを〜まくらにしたら〜深呼吸〜青空になる〜♪
/8時ですね了解しました、ではお疲れ様!
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 14:57:46.63 ID:mIKMt1Qo
【路地裏】
【黒のパンツスーツを着た、顔の上半分を黒い仮面で覆っている、肩にかかる程度の長さの黒髪の女性】
【首にはチョーカー型の電動人工声帯が付けられている】

≪ザー・・・変わらない、な、ここザーは・・・≫

【時折耳障りなノイズをたてながら、女性は歩く】
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 20:11:55.09 ID:L0YSwT2o
【夜の国・道端】

いらっしゃい!いらっしゃい!!

今日はサービスデーだよ!!

【閉じた扇子を右手に持ち】
【バンバンと落語調に太ももに叩きつけるその青年】

俺の機関入り祝だから林檎全品50%オフだよ!!
この機会をお見逃しなく!!
【どうやら林檎屋らしく、彼の座っているビニールシートには沢山の林檎と】
【大きく林檎をプリントされた閉じたアタッシュケースが置かれていた】

【その青年は林檎のような赤髪ショートヘアに赤い目】
【赤と黒のチェックのシャツに、黒っぽいジーンズ】
【黒色のインナーにNo.37と金で書かれた黒のニット帽をかぶっていた】

さぁ!試食もできるよ!!
機関員さんもよってってね!!

【この青年は本当に機関員なのか?】
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 20:17:01.41 ID:fc6vDHg0
>>227

…あんたに褒められても、イライラするだけなのよ。
それにしても中々良い溶け方じゃない、早く抉らせて頂戴な?

【例えるなら、傷口に醤油をノンストップでブチ撒ける―――部位を選べば、其処までの激痛すら与え得る、溶解液弾】
【だが、相手は『精神力』とは明確に異質な『何か』で耐え抜き、意に介さず不快な声を運び続ける】
【キョーコの声が怒気を増し、血塗られた紅に染まって往く度に、沁み出る魔翌力もよりドス黒く】
【精神への反応―――此処まで来て、知識や経験があるのであれば、『卵』の関連性を疑わない方がオカシイ≠ゥもしれない…!】

契約? …あんたらって、悪いランプの魔神?
何であろうと、肯定する心算なんて無いけどッ!

【奔放なイメージが脳を駆ける―――その理由は、恐らく先程持ち前の聴力で捕まえた『願い』という言葉】
【超常のチカラを以って、人間の慾望に答える未来の存在―――だが、眼の前に在る鮫の異形は、キョーコの眼から見ても歪んでいた】
【或いは、歪みの方向性が違うだけ、キョーコの方が狂気の根は深く密生しているのかもしれないが、其れはさて置き】

(…技の発想が似てるのが、尚更向かっ腹立つ!)
(しかも、若し当たったとしたらマトモに止めようが無いじゃない!)

【チェイン・ウェポンの扱いは、手慣れたモノ―――対応は落ち着いているのに、精神は益々暗がりに堕ちて往く】
【攻撃の軌道を見切って、低姿勢に腰を曲げつつの左ステップ、完全回避に成功する―――が、まだ敵の『手』は『単調』極まり無い】
【潮風を引き裂いて舞う刃の蛇、重さと鋭さのマリアージュ。八つの眼に一瞬浮かんだ幻想は、アラート表示】

……うぁっしゃぁ!

【敵の攻撃を回避しつつ、キョーコは右側面の眼で、刃の動きに剋目する―――ガチリ、甲皮を軋ませながら、首を振りむいて】
【一瞬で引き戻される訳ではないと推測される鎖の半ば程に向けて、溶解液を二発放つだろう…目的は、『劣化』…後に成って、効いてくる】
【そしてこの攻撃の成否に関わらず、驚異的な脚力で港のコンクリートを蹴り、シャークへ向けて疾駆するだろう】
【この時点では、届かない、然し―――10本の指の先端には、月影を跳ね返して煌めく、『糸』】

/わう、少し遅れましたが返しておきますね!
/今夜も宜しくお願いします!
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 20:46:09.32 ID:lpLRMXg0
>>231

【かつ、と】

【靴を鳴らしながら、林檎屋を横切ろうとする、一人の人物が】

(――――……、≪42≫……いや、『鏡花』)
(……どうして…あんな酷い事に…)

……何が起こってるのか、分からないけど
……先ずは、機関の……あの子についての、情報を集めてみよう

…何も分からないよりは、ずっとましだ

【旧い血の色をしたセミロング、右頬に深い傷跡が在り、太陽の様に煌く橙色の両目】
【右目の色合いは、「蜜柑色」に近く、時々、両目が虹色に輝いて見える】
【白のシャツを着て、黒のスラックスに黒のローファーを履き】
【白いベルトを巻いて、チェーンを吊り下げた、二十歳ほどの女性が、なんか呟きながら歩いていた。何此の人怖い】

(…とは言ったものの…)

(具体的に、どうすれば良いのか…何と無く、夜の国に来てみたけど…)
(機関員から直接情報を聞き出すのが、手っ取り早そうだけ…)

【其処まで考えてから、彼の快活な客引きの声が聞こえ――――、『機関員』?】
【立ち止まり、驚愕した様な橙の双眸を向けて、彼女は見付けた】
【彼の衣服に刻まれた、あの組織に所属する事を示す数字】


――――――こんにちは、林檎屋さん

林檎、買っても良いかな?

【彼女は薄い笑みを浮かべると、林檎屋の青年へと近付こうとする】
【どろり、不快な虹色に染まった瞳を見せながら】
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 20:51:07.91 ID:EzugZggo
>>232
【ぐったりしている少年の顔を叩きながら彼は意識の確認を行う】

おい、おい…!意識はあるか…?
(…意識がねえ!脈拍が弱い…!確か人工呼吸は気休め程度の効果しかないからとにもかくにも心臓マッサージだったっけ…!
いや、その前にまずは軌道の確保か…!?)

…しかし、あのエネルギーは感じた覚えがある…例えば綾菊嬢と戦った時に感じ取れたあのいやーな感じと同じなんだ…!
『機関』と敵対する関わりがあると言っていた…まさか彼女は…体内に…!

【キョーコの質問に答える前にシャークナイトメアは鎖を引き戻して手元に戻そうとするが…襲い掛かる溶解液!】
【命中したのは一発、シャークナイトメアの右手にセットされている方の鎖!】
【少し苦い顔をしながらシャークナイトメアは相手を分析】

(この私が全身兵器のごとき特徴を持つ鮫の要素を持つ怪人なら…相手は溶解毒や糸と言った蜘蛛の要素を持つ怪人…
武器の片方が汚い液体で汚れてしまいましたが地の利は私にあり、とはいえ現状はどちらかというとあちらのほうが有利のようですが…?厄介ですね厄介ですねえ…
さあて…どう攻めましょうか?)

【完全に両手にチェインウエポンを戻したシャークナイトメアが次にとる行動は…キョーコの行動に合わせての前進!】
【指の先端の『糸』にわずかに気が付きはしたが、すでに彼女の予測突撃ライン上に立ちキョーコに立ち向かう用意は出来た】
【そのまま彼女の行動に合わせるように】

フルルゥゥゥゥ――――――――――――ッハハハハァァァァァァァ―――――――――――――――――――!!!!

【胴体めがけてその大顎を開き『牙』を持って喰い破ろうと試みる!】

/よろしくッスー
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 20:52:12.24 ID:L0YSwT2o
>>233
(ん?綺麗な方だな)
【怖いなどの感覚を超え、綺麗で可憐なまで上り詰めたこの青年】
【見事に頬を赤めらせながら女性を見つめていた】

いらっしゃいませ!!
試食もできまっせ!!
【両手をいっぱいに左右に広げると】
お姉さん、林檎お好きですか?
【後ろに倒れこむようにして尋ねた】
【無論、彼には女性の考えなどわかる由も無く】
【ただ、何時もどおりに商売をするだけであった】
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 20:58:34.14 ID:U2l6jHg0
【水の国 路地裏】

ハァ……ハァ……!!
「お……おい! 大丈夫か……!?」
何とか、ね……
≪でも、一体何が……!?≫

【薄手のトレーナーの上に赤いジャケットを羽織った、左目を縦に走る真新しい傷跡が目立つ、背中に掛かる程度の青い髪の、左腕の肘から先が触手と化しているのを、ジャケットの袖で隠している少女と】
【短く刈りあげた髪に、上下黒で揃えた服の上から更に黒いベストを着込み、右目の周囲に古い火傷の跡がある青年が】
【息を切らしながら、路地裏の中に走り込んでくる】
【傍らには、青い炎を纏った、やけにデフォルメされた髑髏が浮かんでいる】
【が、その姿や声は、魔力持ちなどでなければ感知する事は出来ないはずだ】
【青年の左袖が、違和感が無い程度に少しだけ膨れている】
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 21:04:38.97 ID:lpLRMXg0
>>235

【顔を赤らめて、自分を見詰めた彼に、瞳をぱちくりさせてから】

……ふふ、可愛い子だね

【笑みを浮かべながら、そんな風に返す女。――――変態だったよ!】
【微かに血の香りがする髪を、ふわりと靡かせながら】

うん、林檎は大好きだよ

そのままで食べても美味しいし…
焼いたり、パイにしたりしても、また違った美味しさが有るし

【愉しそうに、そんな事を言う。彼の動作に、また笑みを零して】
【頬を緩めながら、明るい調子で彼に林檎を注文した】

じゃあ、僕は……5個、買おうかな

【「試食も、貰って良い…?」と、はにかみながら告げる】

(……、)

【数秒の間、ぎらつく獣の様な獰猛な瞳で―――】
【彼のニット帽の数字へと視線を向け、何か言いたげな表情を浮かべた】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 21:13:11.58 ID:L0YSwT2o
>>237
可愛いなんてっ///
恥ずかしいです!!

【そのままバタバタしながら顔が林檎のような赤い色になる】
【そのことで精一杯なのか、血の香りがする髪に気づいていない】

ありがとっす!!
【ほいっと、上体を起こすと】
【ペコリと一礼をする。それこそ精神はまだ幼いということの表れか】

冷やしたり、ハチミツかけたりしても旨いですよ!!
まぁ、擦って食べるのが個人的に好きです!!
【ハキハキと、絶え間なく言う】
【さらに幸せそうな満面の笑みで、此方も明るく愉快気に返す】

ん?どうしましたか?
【視線に気づいたのか、ニット帽を脱ぐと】
【しばらく、その刺繍を見つめた】

(やっぱり・・・・見せんのはマズイかな・・・)
【少し、神妙な顔になり考え込む】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 21:13:50.75 ID:Sgx7Wnwo
>>236

(よくよく考えたらあのクスリ……)

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【無難な半袖無地のシャツに迷彩柄のチョッキを羽織り、手には指穴の空いた黒い手袋】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履いた少年が路地裏をテクテク歩いている】

いや、まあいっか――――っと?

【路地裏に突然現れた2人に驚き跳ねるように1歩下がって】
【2人の内の1人の姿をどこかで見たような?思いつつ、思い出しつつ】

ああ、確かこないだの……そうそう、元気だったかー?
って、覚えて無いかもしれねーか

【なにやら忙しい2人と対照的に随分といい加減でゆったりとした口調で手を上げて挨拶してみたり】
【浮かぶ髑髏は見えないようで彼の存在は完全に意識の外にある】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 21:21:40.26 ID:U2l6jHg0
>>239
「しっかし……なんだってこんなことになってんだ?」
思い当たる節は……ない事もないけど、こう言う事になるなんて、考えてもみなかったわね……

【息を整えながら、短い会話を交わす少女と青年】
【よほど急いでここに飛び込んできたのだろう。青年は汗をぬぐう仕草を見せる】

≪ん……!?
誰かいるっすか!?≫
え――――
「お……!?」

【そんな中、髑髏の警告の声が二人の耳に入り、二人は顔を上げる】

えっと……どこかで会った、かしら?

【少女の方が、少年に声を掛ける】
【上がり気味の息を抑えながら、絞り出すような声だ】
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 21:24:06.27 ID:Z57XeAAO
【公園】

まだ夜更けというには早い時間帯だな…

人気の無い公園には燃えたぎるカップル達の秘め事があると聞くし、その様な場面に出くわさないように気をつけなければ。

【肩にかかる程の黒髪に赤いリボンがついた紺色のブレザーの制服を着て、スカートの下にレギンスを穿いたピンクのマフラーを首に巻く少女が大手を振って歩いている】
【その両腕には白い包帯が巻かれていた】

でも女の子同士だったならばどうしたものか……
【そして、かなり危ない呟きとともに真剣に悩んでいる】
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 21:25:00.97 ID:fc6vDHg0
>>234

…甘い甘いッ、考えてる暇なんて有るのかしらっ!

【相手が口を広げようとするのを見て、両手から放つは『糸』―――魔翌力を纏った10本が、一点に集中し、変形して】
【お椀の様に『巣』の形を展開し、さながら漁業ネット≠フ如く、鮫の顎を封じようとするだろう】
【既に顎が開いていれば、閉じられない様に。閉じたままならば、開ける事など出来ない様に、強烈な粘着性と密度の糸が襲う】

【一定の時間が経過すれば籠められた魔翌力が薄まって自発的に外れるが、能動的に解除しようと思えば、顎の力が数秒は要る】
【攻撃への焦りでも、解除へ登ると腕も、若し隙が生まれてしまえば、この距離であれば―――危険、である】

(海中に戻られる前に[ピーーー]、そうでなければ、血塗れにしてやるわ)
(水蜘蛛ったって、専門って訳でも無し…)

さぁて、結局「契約」って何なのかしら?
詳しく教えてくれたら、逃がしてあげるわよ!

【燃え上る狂気の瞳が、愉しげに戦場の熱気の中を舞う声が、蜘蛛の異形と共に迫って来る】
【もし、糸への対処に成功していれば、このあたりが攻撃を決めるチャンスで有ろうが、失敗していれば】
【飛び付く様に至近距離に踏み込んで、口から溶解液を眼に吐き付けながら、腹部を強烈な右ストレートで殴り押そうとする】
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 21:31:06.23 ID:Hi5EmxAo
【路地裏】

【降り時雨るカーテンのような月光に照らし出されて、ふわり、と浮かび上がる一つの小さな野良猫のようなシルエット
月を遮る重い重い雲が、秋風にそっと運ばれ、そのシルエットが、ゆっくりと人の形へと変化していく】

【――――……どうやらそれは、一人の少女のものである、REDが似合いそうなほど重々しいその空間に似合わぬ
風に舞う花びらが如く、か弱き華奢な体躯はむしろ――――……どこか儚げな淡雪を思わせる】


……ハァ――――……やっぱり、一人では限界があります……
お金も生活力も無いですし――――……


【場所に似合う沈んだ気持ちは、その身に似合わないほどの大きな種子を背負った柔な花のように
――――……きっと、何が起きても、動じてしまいそうな――――……そんな、危うさをも含ませていて】


(飼われていたままの方が――――……良かったのでしょうか)


【彼女は、その考えを否定するように、パタパタと頭を振りながら――――……それでも悩んでるように
ぎゅっと、両膝を抱え、そこにちょこん、と頭を乗っけた】

【金色の長髪に翡翠色の綺麗なパッチリとした瞳をした
白い太股を強調する黒いミニスカの着物に橙色の帯
十二単のように三枚の着物を重ね合わせ、羽織のように羽織った少女
橙色の唐衣から覗く胸のふくらみは、やや大きめ、といったところ
柔肌が透けて見える黒レースのストッキングにガーターベルト、更に編み上げブーツを履いている】

【彼女は、大きな箱の上に座りながら――――……どこか、危なっかしそうに在った】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 21:31:44.50 ID:Iwc5MRgo
>>225
/中の人待機完了ですー
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 21:32:56.48 ID:WSVOpqo0
>>前585>>前586

【砂煙のバリアを突破し、この修羅場に辿り付いた少女――ベリルハーツ】
【眼前に繰り広げられるのは――少なくともベリルは友人だと思っている――少女と】
【かつて彼女を闇の真底から救い出してくれた、大親友の一方的な暴虐の現場――】
【――しかし、この衝撃たるヴィジョンを眼にして、ベリルハーツの脳裏は驚くほどクリアだった】
【或いは――この場において、冷静なる『理性』を保っているのは“自分だけ”であり】
【その自分が“崩れれば、”この場は一挙に暗黒のベクトルへと転げ落ちる他無いという――】
【そんな『理解』が本能より更に深いところで根付いているからなのかも、しれなかった】

…………吟雪、……

【吟雪の問いかけに、ベリルはそっと静かに振向く】
【深い深い宝石のような、紫苑を湛えた瞳が、彼女の血紅の如き眼光と交錯する】

……今……ボクの心を……完全な『絶望』が覆ったよ……
もう、どうにもすることができない……ボクひとりのちっぽけな力じゃ、キミたちの因縁を治められない……
どっちかが、それか両方が、もう戻れない深いところまで落ちて――……ボクは“前”みたいに、弱っちく泣くしかないって……思ってた……
……でも、『今までは』……

【――ふわりと、純白色のストールが揺れる】
【それは、先端部分に僅かに修繕したような跡があった】
【解るだろうか?――……それは、あの燃え盛る草原における、ベリルの吟雪の最後の戦い】
【その『決闘』の際についた『焼け焦げ』や『血痕』を、新しく縫い直して消した『跡』――】

……頭が一回真っ白になってくれたから……冷静に見つめなおすことができた……
考えてたんだ……『どうして……こうなっちゃったんだろう?』……って……。
ルミナは……ただ吟雪を救いたかったはずで……そこに『漆黒の意志』なんか無かったはずなのに、って……
……『過程』の先の『目的』が……『すり替わって』るんだ……吟雪……

……――――ルミナっ!
【やがて、平生を失いかけるサバトに、流石のベリルも焦りを表し】
【た、と倒れ臥す彼女に駆け寄るとしゃがみこみ、傍に居ることで「安心」を与えようとする】
【「大丈夫、ボクはここに居る。大丈夫だよ」と繰り返しながら、吟雪を見上げて――】

……吟雪、キミは言ったよね。「あの日」――皆は『私自身』を見てはいないって。
『私が居なくなることで起こる不都合』――『友人関係という体裁』……『人狼の吟雪自身を見ていない』って。
ニュアンスは昔のことだからちょっと違うと思うけど……だからこんな酷い仕打ちが出来るんだって……。

でもね……ボク、それは間違いだと思うんだ。あの日も、言ったっけ?
もし「日常生活に浮かぶキミという実影(ホログラム)」だけを見ているなら……此処まで『必死』にならないんだよ。
もう自分が何をしたいかわからなくなって、その罪の意識に数ヶ月間ずぅっと苛まれるほど……必死にならない。ボクも、そうだった。
少なくとも、ボクもルミナも『キミ自身』を見ているから、あんなに苦しくて、こんなに苦しんでる……
強く強く『キミ自身を取り戻したい』って思うから、気持ちのスレ違いだって起こるんだ……
 
【ベリルは、淡々と語る】
【その「論」は――或いは脆弱なものであるのかもしれない】
【然し伝わって欲しいと、ありったけ『想い』をこめて、まだ語るべきことはあるが……一旦、口を噤む】
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 21:33:07.49 ID:lpLRMXg0
>>283

【其の動作を見て、更に嬉しそうに頬を赤める笑みを浮かべると】
【胸に手を当てて、やや過呼吸な様子で軽く視線を逸らし】

………やばい、こうも的確に萌えを突くとは

【なんか言っ                       恭平君逃げて、超逃げて】

【彼の告げた礼に、小さな声で、嬉しそうに笑う】
【青年の様に、明るい少年みたいなタイプは此の女性の好みだったりした。要するに少年好きだった】

擦り林檎……優しい味がして、食べ易いよねっ
……家に帰ったら、林檎料理、作ろうかな

【「水の国に帰るのは、明日になりそうだけど…」と呟いてから】
【其の満面の笑みを、瞳を細めて、じっと見詰めた】

―――――あ、いや、ごめんねっ

【ニット帽を脱ぐ動作に、慌てて謝罪を告げ】
【先ほどからのあまりにも明るい動作に、彼が本当に機関員なのか、気に成った】
【機関員―――ナンバーズには、色んな性格の人が居るのは知っていた…けれど】

(……機関員なのに、優しい子だな……)

――――――……ねぇ、林檎屋さん

【小さく首を傾げながら、唇をあまり開かない様な、か細い喋り方で】


君は、機関員、なんだよね?


【―――――彼に、『確認』をする】

【彼女成りの、『本題』に入る為に】
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 21:33:27.73 ID:ZlMA6h6o
【街中】

「……おい、アレ」
「…………うげー。通報した方が良くない?」

【静やかだった街角の一角に、水面に生まれた波紋のように、ざわめきが広がる】
【その中心にあるのは、一人の少女の姿だ】

【道を行くその姿は、どう見方を変えたところで、尋常の物ではない】
【――身長は150pほど。年の頃は、15に届くまい】
【その年頃の少女の中でも、群を抜いて華奢な身体を覆い隠すのは――有り体に行ってしまえば】

【――血の塊だった】
【少女の衣服――らしき物は、その胸部から股下までの胴体を、ぐるりと覆い隠す、大きな一枚の布きれ、のみ】
【その布を、元の色が分からなくなるまで染め上げるのは、血の暗赤色】
【ぺたぺたと足音のするその足元を見れば、血と泥と埃に塗れた、もはや黒いカタマリとなった、裸足】
【まばゆい光を放っていたであろう、腰ほどまでの金髪も、血と泥で固まっていて、酷い有様だ】

「うわっ! ちょ、ちょっと君!? 大丈夫!?」
……。

【親切な通行人が、その姿を見咎めて近寄っていく、が】
【少女は、光の無い蒼い双眸で、そちらを一瞥して――何も言わず、声も聞こえなかったかのように、それを無視して通り過ぎる】
【怪我をしているのか、あるいは別の理由か――ふらふらと、幽鬼のような足取りで、夜道を進んでいく】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 21:35:36.81 ID:Sgx7Wnwo
>>240

おー……予想通りの反応、むしろ求めていた反応

【へへへ、と微かに笑い】

ほらほらいつかの戦いで怪我したお前にクスリをやったじゃんか
名前は言ったかどうか覚えてねーけどエルフェスってんだ

【呑気に首の後ろで手を組んで、以前会った時の事を話す】

見た所急いでるみてーだけどどったのさ?
あ、急いでるならこんな所で話してる場合じゃねーか

【自分は彼らと関係無いからかそれともワザとゆっくり話しているのか】
【割と嫌なヤツかもしれない】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 21:40:32.89 ID:L0YSwT2o
>>246
【右手で素晴らしい勢いで髪の毛を掻きながら】
【少し早めに、過呼吸で】


・・・・・・お姉さんも、俺のタイプど真ん中です・・・・
【ハイッ!!お持ち帰り可能だよ!!】
【僕っ娘大好きです。中の人も含めて】

母親はいませんが、母親が作ってくれた味ですよねっ!
擦り林檎っ!!
林檎は料理に添えても美味しいですからねっ!!
【さらりと過去について普及もしたが、満面の笑みで】
【両手をぱたぱた振りながら答える】

――――――――――――ふぁい?
【眠そうに、彼らしく】

――――――スパイ活動って奴でね・・・
――――――、一応、機関員ですが・・・

【おそらく、この男の企みは】
【彼女にとっても都合の良いような、悪いような】
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 21:43:16.16 ID:U2l6jHg0
>>248
――――――――あっ!!
「っと、どうしたレイド?」
そうよ、機関の支部に殴り込みをかけた時の……!

【怪我をした時に薬をやった】
【その言葉で、ようやくレイドは相手が何者で会ったかを思い出す】

――――あの時は、世話になったわね
そう言えば、名乗り忘れてたわ……あたしの名前はレイド=E=ヴェイス
こっちは、あたしの兄貴でアストラ=O=ヴェイスよ
「機関に殴り込み……なるほどなぁ……」

【わずかに表情を綻ばせ、改めて自己紹介をするレイド】
【横の青年――兄のアストラも、再び汗をぬぐいつつ、少年に眼をやる】

いや……変な連中に追われてるのよ
ここに逃げ込んできたから、多分大丈夫だとは……思うけど
とりあえず、急ぎの用事とかがあった訳じゃないわ……

【つい、と後ろを振り返り、苦い表情を見せるレイド】
【切羽詰まった様子なのは、何かから逃げていたためらしい】

――それよりも、あんたはここで何を?

【自分の事を一通り話し終えると、レイドはエルフェスに逆に質問する】
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 21:49:01.96 ID:9MQ/BoSO
>>222

ありゃ、残念s――〜〜〜ッッ!!!!!
【アッパーは少年に見事に命中】
【少年の身体は飛び中を舞った後、地面に叩き付けられた】

/こちらもここに居ます
/では再開といきましょうか
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 21:52:49.08 ID:G2YPH.DO
>>243
…くっそ…何なんだよ…どういう事だっての…
…まさかあっちに乗り込んで問い質しに行く訳にもいかねーしな…
【腰まである長いポニテ白髪、死んだ爬虫類の様な紅い目は半開きにされ、口に煙草をくわえ、黒いパーカーの上に血まみれ白衣を着た青年】
【が、左手で頭を掻きながら苦々しげな表情で歩いてくる】

「あら、マスターなら例えやっても大丈夫じゃないですか?」
「やりそうな顔と性格ですし」
【青年の傍らには、水色のロングヘアーに赤い瞳、メイド服を着てうさ耳カチューシャを付けた30cm程の少女が浮翌遊している】

…っせーよ、だからってやったら他に迷惑が…ん
…おーいそこの餓鬼、何やってんだー
こんな時間にこんな所で一人はあぶねーぞー
【歩いてる内、少女の姿が青年の目に入り】
【怠そうに青年は声をかける】

/まだいますかー?
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 21:52:48.98 ID:yQzC2Coo
>>586>>245

…………………ああ、やっと元に戻った

【随分と面倒を掛けさせてくれたものだ】
【一息に殺してしまわない様に加減して、言葉も選びに選んで】
【ベリルが励ましても何にもならないなら、自分で炊き付けて】
【出来損ないの人形から、如何にか人格を持った生物へと戻せた】
【これならば。そう、これならば】

………少しは……気が晴れるのかな

【苦痛一つ一つにも、意味が出て来るだろう】
【既にエンジンの掛かった脳。ギアが最大の物へと組み変えられる】

【無抵抗に、無意味に殺される。そんな獲物に興味は無い】
【生きたい生きたいと喚かせて殺して、そうでなければ満足出来ない】
【それが、自分の生きる事自体を否定した事への、最高の礼】
【この期に及んで見苦しくあがいて、それで良い。そうでなくては困るのだから】

さて、と………ベリル。改めて、警告を
別に、貴女になんの恨みも無い。決着は付けたいけど、殺そうとは思わない
だけど、其処に立って、サバトを庇うのなら………
……大怪我くらいは、視野に入れて貰わないと困るよ

結局の所、悩んでる自分に酔ってるだけじゃないの
『私の言葉』に一切耳を傾けないで、自分一人でブツブツブツブツ
そうだよね、『私自身』を見てないから出来るんだよそういう事
『私自身』を見てる、なんて言い切るからには……

【左手は掌底の形にし、鳩尾の前に20cm程離して構え】
【負傷した右腕は体の横、重力に任せてぶら下げたまま】
【右脚は前に、左足はやや後方に置き、ステップは踏まず重心を低く構える】
【高速戦闘を実現する為の、飛びだす力を蓄える姿勢】
【まだ、吟雪は、矛を収めるつもりはない】

【然しながら】
【かつて言葉を交わしたベリルなら分かるだろうか。返す言葉の「系統」が変わって来ている事に】

………『私自身』が見えてる、そう言うからには
答えて貰いたいもんだね、それがどういうものかを

【言葉自体は、ベリルを見て発された】
【然し、この言葉が向かう本当の矛先を、理解出来るか】
【そして、何を求めているのかを理解出来るか】

【過去、この人狼は、事物の理解をどのような方法で行ってきたか】
【自分の気持ちの整理を付ける為、どのような手段を取って来たか】
【『吟雪自身』は、果たして何を望むのか】
【両の瞳は、真紅を未だに保っている】
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 21:54:45.61 ID:Sgx7Wnwo
>>250

お、思い出すのが早いようで助かるぜ
そそ、あん時は大変だったな

【あの時のレイドの状況を揶揄するように指差して】

オレはクスリ上げただけだってば、そんな大した事してないよ
つーか兄妹なのか、家族なわけかー

【レイドとアストラの両方を交互に見つめ、何故だか満足気に微笑む】
【2人の兄妹に何を思ったのか、其れを知っているのは少年だけで、でもその顔を見る限りでは悪い物では無いようだ】

アストラか、よろしくオレはエルフェスってんだ

【ひらひらと組んだ手を外して軽くアストラに向けて振る】
【少し馴れ馴れしいかもしれない】

変な連中って……アレだぞ犯罪は良くないぞ?

【それこそ「お前が言うな」である】
【軽く背伸びするようにして彼らの後ろを見つめるけれど暗くて良く見えなかったり】

え?……いや、そのハイパー散歩タイムだった

【ただの暇人でした】
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 21:54:54.95 ID:Iwc5MRgo
>>251

………フン。

【一つ息をすると、少年の方へゆっくりと歩み寄っていく】
【完全に気絶させたものと思っており、割と無防備】

/はい、よろしくおねがいします!
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 21:58:51.94 ID:lpLRMXg0
>>249

―――――――――……成程

スパイ、か

【其の言葉に、瞳の虹色が更に濃く瞬き、笑みを深くした】
【然し―――今まで浮かべていた笑みとは、違うものに感じる】
【手掛かりを見付けた様な、何処か緊張している様な笑顔】


……ねぇ、林檎屋さん


【そして――――笑顔を消し、真摯な表情を作ると、真っ直ぐ彼を見据えながら】

【彼女は、交渉に出た】

……『頼みたい事』がひとつ、あるんだけど……

…良いかな…?

【視線を逸らさずに、そんな事を頼む彼女】
【具体的に、何を、とは言わない。青年に問われれば、其の内容を答えるだろう】

【然し、曖昧に頼む辺り―――『機関員』である彼を、利用する様な形になる頼みかもしれない】
【「力づくでも要求を呑んで貰う」、という好戦的な態度には見えない】
【彼の人柄に、惹かれたからだろうか。彼が断ったら、直ぐに諦める心算なのかもしれない】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 21:58:58.47 ID:EzugZggo
>>242

「口を封じようとしながら質問するのは少々矛盾しているのではないですかァ――!?ですがいいでしょう!」

【…なんと先ほど溶解液を放った右腕を…差し出してきた!?】
【ネットは右腕にヒット、そのまま連動するように糸はシャークナイトメアの肩まで達して、そして動きを拘束した…かのように見える】
【事実、距離を離す事が出来ず、かろうじて顔を横にそらして溶解液はかわすが…右ストレートは痛烈かつ爽快にクリンヒット!…ただし鮫肌なので少々肌に傷がつくかも】

「ゲフゥッ!!…グッ、どてっ腹にひびくいい当たりじゃあないですか…!流石は怪人鼻が高い、そして今の質問ですが
生きて帰る可能性の高い質問のようですしィ?期待されちゃってるからには応えてこそナイトメアではありませんか、ですよねえ、そうですよねえ」

【シャークナイトメアのほうは片腕を拘束され微妙な間合いを保ったままキョーコをニタニタした感じの目で笑いながら見ている】
【余裕なのか、あるいはピンチの時でも笑みは絶やさないタチなのか…?曖昧なのが不気味である】
【彼は恭しい態度でキョーコに丁寧に説明を始めた】

「…我々はズバリ人の『悪夢』に生きる怪異、普段は実体を持たず水面下に潜み人間を観察している者です
我らを創造した我らが長の命を受けた我々の目的はこの『現実』に具現化して馳せ参じる…そして任務を遂行するのが目的でございます
そのためには我らの長から『夢の扉』の『契約』を持ちかけその人物の『夢』を叶えて差し上げる契約を結ぶ事で実体を持ち、『夢』を叶える事で自由を手に入れるのです!」

【す、と彼は心臓マッサージを受けている被害者の少年を指さして説明を続けた】

「そちらの少年は昔から泳ぐことができず苦しい思いをしているとのことで、海においてはやはりこの私の出番です
この私が海へといざない…!これまで経験することのなかった『海で泳ぐ』ということを経験させてあげたと言う事です…フハッ!」


【普通に考えれば…彼の望みはどう考えても『カナヅチである自分が水の中でも泳げるようになりたい』という物であるはずだとキョーコにも理解できるだろう】
【だがキョーコは見たはずだ、無理やり海に引きずり込まれて『カナヅチを克服しないまま無理矢理泳がせる事で契約完了にしようとした』…その現実を】
【望みの叶え方はナイトメア側の独断と偏見によってかなり有利にすることができるという事か】

【…そしてまだ聞いていない事があるとするならば…契約完了した後の契約者はその後一体どうなってしまうのか?である】
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:02:45.16 ID:Hi5EmxAo
>>252

【彼女の首に絡みついた重い首輪――――……そして、その先の鎖を引っ張られた、かのように
彼女は彼の言葉に引かれ、そちらへと視線を傾けた――――……僅かに、首をかしげるような形で】

【ふわり、と靡く金色の前髪が、蕾を包む花びらのように彼女の整った白の輪郭を少々隠し
そこに在る白さをより強調させるように彼女に絡みついた】

【両手で抱えた、華奢な両脚が解かれて、たらん、と絲の切れた傀儡が如く、箱の上に揺れる
薄布の黒に覆われた白い両足は、少々栄養が足りてないように細いものの、肌の瑞々しさは伺えるだろうか
――――……が、その主張を否定するのは、彼女の表情】


……え、あ……は、はい――――……っ!!


【まるで、怖い者でも見たかのような、驚きと少々の怯えが混じった翡翠色のその瞳は
明確に彼の血まみれの白衣≠ヨと注がれていて】


あの――――……その――――……ど、どなたですか?


【単純に考えればマッドサイエンティスト≠想像しているのか、ぎゅぅっと、細い両腕を身に寄せて
少し、疑うような、不安げな曇りがちな瞳を、視線を注ぎながら、たゆんと緩んだ弦のような震えるソプラノのストリングスを紡いだ】

【――――……何か、嫌な思い出が白衣≠ノはあるのか、警戒の度合いが少々強いか】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:04:04.96 ID:jqYhhZco
【路地裏】

―――オレ様が最強に決まってンだろ〜?
文句は相手見てから付けろよマヌケ共ォ

【海の如く青い髪、言わずとも純朴さの伝わる様な黒い瞳】
【対してサイズの合わないオーバーコートを素肌に羽織った】
【身長160cm程の青年が何やらうだうだと独り言の様な事を言っている】

【足元には数人の、所謂チンピラという奴が倒れていて】
【その光景を他人が見れば思い浮かぶ出来事は一つだけだろう】
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:05:55.44 ID:9MQ/BoSO
>>255

―――・・・痛たた・・
【女がある程度近づいた所でヒョコリと起き上がる】

・・・殺り合う気ッスか?はぁ、今日はもう[ピーーー]事はないと思ったんスが・・
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:05:55.99 ID:L0YSwT2o
>>256
―――――――まぁ、組織には属してないので
俗に言う、情報販売屋ですねっ!
【何時もどうりのあどけなさが残る笑顔で】
【恥ずかしそうに、後頭部を右手で掻き毟りながら】

・・・ん?なんでしょう?
【彼女の真摯な表情に此方も笑顔を少し抑え】

【俗に言う微笑で、交渉に入った】

・・・了解しましたっ・・・・

・・・んで?内容はいかほどに?
機関にも潜入しましたから、なんでもかまいませんぜ・・・

【彼女の瞳の奥を見つめながら、きっと唇を引き締め】
【すべてのことを受け入れるような、微笑みで】
【この青年に、頼みごとを断るという選択肢は】
【ハナっからなかったようだ】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 22:08:02.42 ID:U2l6jHg0
>>254
まったく……罠にはまって、あたし達は砲撃を喰らって……
一歩間違ったら、あたし達、奴等の思惑通りに死んでたところなのよね……

【まず頭をつくのは、敵に誘い込まれて分断されたと言う危機的な状況】
【レイドの言うとおり、一つ間違ったら、味方に死人が出ていてもおかしくない状況である】

そんな……アレがあったから、あたしは割合早く回復できたのよ?
アレがなかったら、奴等に捕まってたかもしれない……感謝してるわ

【敵地で気絶したのも、レイドにとっては危険な事だった】
【薬で回復を速めなければ、これもまたレイドにとって危機的な状況に陥っていただろう】

ま、色々とあった家族だけどね?
「ちょっと訳ありで、ほぼ3年ぶりに顔を合わせた様なもんだからよ」

【家族と言っても、二人はついこの間まで本気で殺し合っていた仲】
【しかし、何故か穏やかに満足そうな表情を見せているエルフェスに、そんな事を言う必要もないと】
【二人は軽く肩をすくめてみせる】

お、おぅ……よろしくな

【思いの他軽く挨拶を返されて、わずかに口調を乱しながらアストラが答える】
【その馴れ馴れしさに、無意識に構えてしまった格好だ】

…………ま、犯罪とは言わないまでも、ちょっと前まで色々と危ない事をして身を立てていたから、ね……
「(俺に至っては、完全に強殺(強盗殺人)ばっかしてたが、な……)」
――――でも、そんな感じとも違うのよね……
身の隠し方がうまい……。ただのチンピラややくざ者とは、違う感じがするのよ……

【二人ともに――アストラは特に――色々と後ろめたい事も経験して生きてきた】
【その為に、レイドは苦笑しながら、アストラは口には出さずに肩をすくめてみせる】
【ただ、レイドの言うとおり、二人を追っているものはもっと厄介な物の様な予感が、どこかで感じられる】

さ、散歩って……
「……俺が言うのもおかしいけどよ、もっと別な場所で歩かねぇか? 普通……」

【一種、気の抜ける返答に思わず笑みを見せる二人】
【自分たちが何者かから隠れるために逃げ込んできた場所に、散歩で歩いている】
【中々に、シュールな状況に、つい笑みをこぼしてしまう】
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:08:59.94 ID:/p/FAkSO
>>245>>253
【サバトは声にならない叫びをあげてる】

【自分は何をしたい?】
【自分は何を理解していた?】
【自分は自分は自分は自分は】

【そしてベリルに安心をそそげられる内にあることに気付いた】

………そうか
私は……吟雪の事…何も知らなかった
全て吟雪の為って…思ってた……けど…
それは……ただの自己満足だ…
【ユラリと立ち上がり、左手が気体状になっており次第に目に光がやどる】

……今も…あの時も……貴女の事を何も知らないで………
……貴女の言う通りだ…吟雪……
…私は何も知らないで貴女を傷つけてしまった……本当にごめん……
【吟雪を真っ直ぐ見つめ頭を下げ謝る】

……けど……私は…死ぬ訳にはいかない……貴女の言う自己満足かもしれない……
けど…けど…貴女も私の事を理解してない
勝手に解釈して勝手に納得してる
…それはお互い様だと思う……余計怒るかもしれないけど

………ベリル…迷惑かけてごめん…
吟雪の言う通り私は自分勝手かもしれない
【そしてベリルに謝る】

【心の暗闇から光に手を延ばし始める】
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:10:55.64 ID:mIKMt1Qo
>>259

≪ザ・・・・・・あぁ、変わらないザー・・・・・・な≫

【機械じみたノイズの混じる、男とも女ともつかない声が聞こえてくる】
【声の聞こえてきた方を見れば、そこには口元に笑みを浮かべて壁にもたれかかっている女性がいた】
【黒のパンツスーツを着た、顔の上半分を黒い仮面で覆っている、肩にかかる程度の長さの黒髪の女性である】
【首にはチョーカー型の電動人工声帯が付けられている】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:11:35.04 ID:G2YPH.DO
>>258
どなた?どなたでしょーね
もしかしたらお前の生き別れの兄ちゃんかもしれないし、お前の義理の兄かもしれない
「マスター、どう見てもあなたは危険人物です」
【煙草を吹かしながらゆっくり怠そうに少女に歩み寄り、答える青年】
【しかしその答えはかなりテキトーで…ふざけているとしか思えない物】
【そんなふざけた答えに、傍らのメイドが無表情でツッコミを入れる】

…まぁ取って食う訳じゃねーよ、路地裏を徘徊する不審者って所か
そういうお前は何なんだよ?ガキがこんな所にいるもんじゃねーぞ?
【少女から数m離れて立ち止まり、煙草の煙を深く吸い込む】
【続けてぷはぁと空に紫煙を吐き出した】
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:13:48.58 ID:Iwc5MRgo
>>260

……………。

【少年の反応を見て、一転憮然とした表情を見せるが】
【歩みは止めず、そのまま少年の目の前に立つ】

タフだねぇ、坊や。ヒヒッ!
でも心配はしなくてもいいんだぜ? アタシは別に殺り合う気はさらさら無いよ。

【そういうと気怠そうに首をゴキリ、と鳴らした】

今からは、ただアタシの方が「[ピーーー]」だけさ。なァ?


【瞬間、右足先を少年の顎に叩きこもうとする】
【まともに打ち抜かれればかなりのダメージがあるだろう】
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:17:19.02 ID:fc6vDHg0
>>257

ふーん、長々とブン殴らないで聞いた甲斐が有ったわ。
大凡把握したわよ…流石カノッサ機関の味方、碌なモンじゃないわねやっぱり。

【シャークナイトメアの視線に、八の光点全てで侮蔑を返しながら―――此の時点では、約束通りに話を聞いていた】
【文字通りの『鮫皮おろし』の皮膚による、意図せぬ反撃を受け、拳の表面を削られ、ドロドロの血を滲ませながらも、体制を整え】
【相手の挙動に眼を遣り、攻撃が無い事を確認しつつ、ご丁寧に両手を後ろに回して=\――】

で、後幾つか質問。
先ず、契約完了したら具体的にあんたは如何なって、あの少年くんは如何なるの?

【まだ、自分からの動きには出ない―――相手の『お約束』とでも言うべき謎の丁寧さに、理解不能の蜘蛛の表情で、苦笑を浮かべつつ】
【『次が有る』。其の事を暗に強調しながら、相手の動きを引き留めようと】
【そして、何らかのタイミング―――相手の言葉が終った時にでも、途切れた時にでも、自然な流れで】

次に、一つ。もっと重要な質問なんだけど…。
―――誰か、『生きて逃がしてあげる』なんて、言ったかしら?

【バッ、と。蜘蛛の鋭い両腕は、獲物を抑えつける為、今こそ『展開』する―――虚空から飛び出たかと思う程、素早く腕を突き出す】
【其れは、自らの台詞の半ば―――相手の律儀さに期待して。ピンと張った両指の関節を、ンキィと異音に擦らせて】
【相手の脚を、あわよくば地面と固定する様に―――そうでなければ、固着と余分な面積の増加で、動きを阻害する様に】
【例えるなら、糸の『シャワー』…泡立ちを秘めた半液体の糸を、一つの腕から、5本纏めて一発ずつ、弾丸の如く放つだろう】

【速度は決して速くはない―――問題は、ひとえにこの怪人の『誠意』のレベルに在ると言える】
【此の蜘蛛女、悪人相手には手段を選ばない―――行動の成否に関わらず、両足に魔翌力と筋力を集中し、走り出す構え≠ノ入るだろう】
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:17:30.94 ID:jqYhhZco
>>264

(取り合えず服は手に入れた・・・次はカネか?)
(だったら、ちょうどコイツラが―――――ッ!?)

・・・・・何だお前?

【第一声、それは非常に頭の悪そうな質問である】
【微妙に『何だ』の『な』が『naな』になって少しドモる辺り、多少驚いているようだが】
【外見上では背伸びしたチンピラの様なそれと相違無いままだ】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:20:16.38 ID:9MQ/BoSO
>>266

―――・・・馬鹿スねぇ・・
【叩き込まれようとする右足先】
【だがそれを掴み取る事で防ごうとする】
【その表情はあまりに不適な笑みで】

/すいません、飯落ちです
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:22:25.66 ID:mIKMt1Qo
>>268

≪ザザ・・・・・・「何だ」か・・・・・・≫
≪ふん、それは名前をザー答えるの、か。それとも・・・・・・職種か?年齢か?≫
≪まさか性別というザザザザあるまい、な?≫

【口元に笑みを浮かべたまま、女性は笑う】
【楽しそうな、そんな笑いだ】
【人工声帯は安物なのだろうか、時折ノイズが入って声が聞き取りづらいかもしれない】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:22:28.89 ID:Hi5EmxAo
>>265

【単純に、彼だけであれば――――……もっと警戒して良さそうなものであったが
傍らに居るメイドのマジメさ、とでも言おうか――――……単なる悪人であったら、連れている筈も無い
そして、何より――――……】


(――――……か、可愛ぃ……)


【彼女もある種乙女である、どうしても、視線はそちらへと揺れる
必然的に彼の言葉にも信用性が増す、だろう――――……まだその白衣に対し、怯えの感情はあるものの
曇天とした瞳の中に咲くのは紫陽花にも似た、安心したような優しき色】

【立ち止まった彼に対し、答えるように、彼女も木箱の上から降りて、彼の目の前に立つ
高さは数にして150の後半程度であろうか――――やや低めのその身体は、吹けば倒れてしまいそうなほど、華奢で】


……行く当てが無いんです――――……
なので、その――――……こちらで身を休ませていたもので……
で、ですので……決して、決して怪しい者ではありませんっ……


【数瞬――――……彼女の思考に奔る考え、わざわざ答える必要は無かった
しかし、嘘を憑こうものの、今の彼女は指名手配犯≠ナある――――……名前と罪状、及びに懸賞金しか無い身ではあるが
少なくとも、不審者として、警察に届けられるのは、確実なる悪手であった】

【彼女は自らの白≠証明する手段を持っていない――――その為、行動で示すほか無い
羽織に包まれた、その両腕を背中へと回し、ぎゅっと、一方の手で、他方の手首を握り締めた
その仕種が示すのは、手を出す気は無い、といったところか】

【彼女が着ている黒の着物は薄い素材でできており、そっと薄肌が覗けそうなほど――――……寒そうな代物であって
胸の谷間からすっと視線を上げると在る鎖骨――――……そして、少々肉が足りなさそうな痩せている身体は
彼女の言葉の証明にも、裏づけにもなるであろうか】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:23:39.62 ID:Sgx7Wnwo
>>262

なー、結構大変だったな九死に一生みたいなー
なんて思い出しついでにそんな事が言えるのは幸いなのかどうか……ってトコだな

【それでも生きているだけ良かったのだろう】
【少し死ぬまでの期限が伸びただけ、という捉え方も出来るけども】

そうか?だったらクスリを売ってくれたヤツ、まあゼノアってヤツなんだけど
そいつにも礼を言ってくれよもし出会ったらでいいからさ

【もともとタダで貰ったような物だし、それで感謝されるというのも気が引ける】
【礼を言われるのが恥ずかしいというのもあるけれど】

色々で3年もか……でも良いじゃんか家族でまた会えて、さ

【小さく自分の言葉に頷いて】
【殺し合い云々の話を聞いていたら怒っていたかもしれない、その行動は概ね正解だろう】

へへ……

おー、秘密の収入てヤツか何にしても金がいるものなあ、危険な橋を渡らざるを得ない時もあるか
でもケガとかすんなよあのクスリはもう持ってねーぞ

――――「身の隠し方がうまい」……例えば殺し屋とかか?

【にこやかな表情が瞬時に険しくなる】
【そして自然な指の流れで腰のホルダーのナイフに手を掛ける】
【もしかしたら周りに未だ「いる」かもしれない、周囲への警戒の濃度を上げて……】

いや、言い訳させてもらうとだな
なんかいるかなーっと思ってフラフラ歩いてたんよ、結果お前らと会ったけどもさ

【先立つ予感とは別の結果だったけど、まあこれもありなのかもしれない】
【「笑うなよー」とか小さな抗議の声を上げたトカなんトカ】
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 22:23:45.84 ID:7INv87A0
【路地裏】

――――……勿体無い

【鮮やかな緑色の髪、そこから二本ピンと出たアホ毛。通称、触角】
【右赤、左緑の虹彩異色症。通称オッドアイ】
【赤の長袖に緑のケープを羽織って、赤と緑のチェックのスカートを履いて】
【赤や緑の小さめのボトルが腰周りに幾つも吊り下げられている少女が】

【右手の黒いボトルに、倒れている死体から血を集めている】
【だが、少女の服に返り血などはない】
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:23:49.20 ID:Iwc5MRgo
>>269

――――――。

【少年が自分の足を掴もうとしているのを認識】
【が、構わないとばかりにそのまま掌ごと打ち抜こうと力を込めた】

/いってらっしゃいませー
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:25:05.63 ID:lpLRMXg0
>>261

【其の言葉を聞いて―――驚いた様に、瞳を見開く女性】
【断られるかもしれないと、不安だったからだろう―――其の表情には、何処か安堵した様な、柔らかさがあった】

……、……

【暫く、彼を見詰めていたが―――はっと我に帰ると】
【早口になるのを抑えつつ、彼に告げた】

……、『夜の国支部』。そして、『42』についての情報が入ったら

僕に、教えて欲しいんだ

【今、彼と彼女が地を踏み締めている国の―――機関支部】
【そして、とあるナンバーを出した。態々、指定をして】

確か、機関には……『データベース』が、あったよね
……あれも、使えるかも……しれない

議員向けの情報は、普通のナンバーズは閲覧出来ないけど……
……ナンバーズ向けの情報で、今言った、二つに関してのもので良い

【何故か、機関の情報が集うシステムの名を口にする女性】
【―――昔、機関員だった頃に、少しだけ利用した事があるからだ】
【最も、辞めてしまったので、今は閲覧出来ない状態なのだが】

誰かから、聞いた話でも良い

この単語が出てくる情報を知ったら、僕に教えて欲しいんだ

【―――要するに。とにかく、何でも良いから、其の情報が欲しい】
【そして、もしこれからも知る機会があったら、自分に連絡して欲しい】

【切羽詰まった様に語る彼女。機関に関しての事で、何かあったのだろう】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:29:53.82 ID:WSVOpqo0
>>253>>263

……覚悟してなきゃ、ここに来てないよ。吟雪。
情けないけど……キミのその、戦闘モードのツメを見る度に、まだカラダが震えるんだ。
首がきりきり痛くなって……あの時の記憶が……フラッシュバックして、ね……

でも……それよりも“もっと怖いこと”があるから、ボクは此処に立てる――
【言うとベリルは、しゃがみこんだまま静かに――腰元のポーチを外し、地に落とした】
【それは彼女の武器、≪結晶≫の詰まったポーチ……口の部分のチャックは閉じたままだ】
【彼女は≪結晶≫を遠隔操作できるが、取り出していなければ不可能――完全な「丸腰」を示す】
【『敵意』のなさを――それは、或いは吟雪の深層(トラウマ)に訴える、『ボクはキミを傷つけない』というメッセージかもしれなかった】

キミ自身を本気で見ようとするから、解らなくなってくる……心がぐちゃぐちゃになってくるんだ
あの日だって……キモチがぐるぐるして、わからなくなって、過程と目的がスリ代わり、キミを傷付けた……
その『行為』は……正当化なんてできないよ、キミはすごく苦しい思いをした……ルミナは、それを背負っていかなきゃならない。
でも、だからって、『死』で償うなんてのは、間違ってる……――

【――やがて、サバトが立ち上がるのにあわせて、ゆっくりと立ち上がり】

本当は、誰かを心から全部全部理解することなんて、出来ないんだ
でも、心から想うから、それをしようとして、何かにつまずく……
……ねぇ、吟雪。不器用なんだ。イキモノって、みんな、みんな
そんなに皆賢くないから……不器用なんだ……キミだって……経験、無いかな?
自分の想いを伝えたくて、伝えたくて……でも、わからなくなって……不器用な方法でしか、伝えられない。
……あるはずだよ、きっと。そしてたぶん、ボクはそれに立ち会ったんだ。……痛かったですねー
【ほんの少しの微笑みを混ぜて、ベリルは自身の首元をさする――その『真意』『意味』は……】

……招いちゃったことは、取り戻せないよ
でも、償う……そのために『謝る』ことはできる……想いをカタチにしなおして、飾らないまま伝えることができる
その「伝え方」はきっと、人それぞれ。きっと不器用な方法で、或いは抱きしめあったり、或いは手をつないだり、
或いは――……


……ルミナ、しっかり立って。ボクの「生命エネルギー」を使ってくれていいよ。
そして……吟雪と、真っ直ぐ向き合うんだ。キモチを伝えて、謝ったなら……――


――真底から飾らない、“飾れない”……『吟雪自身の』求める『方法』……
きっと一番不器用で、だからこそ最もストレートに『伝わる方法』――
…………ボクは、見守る。最後まで

【――そう言いきると、ベリルハーツは】
【静かに、静かに、一歩分だけ、後ろに退こうとするだろう】
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:30:39.12 ID:jqYhhZco
>>270

名前だの年だの、ンな事聞いてんじゃねぇよ!
オレを馬鹿にしてんのか?あァ?

【ああ間違いない、言うまでもなく馬鹿なのだろう】
【顔色は変えないまでも熱くなりつつ、右手で相手の仮面を指して】

オレ様が聞いてんのは「そこで何してんだ」って事だ
ご大層な仮面に妙なモン付けてよォ・・・・?

【訝る様に目を細め、仮面に続いて人工声帯を指差す】
【どうやら聴力などは良い様で言葉を聞き漏らした様子は無く】
【また熱し易くともすぐに喧嘩を売るほど阿呆でも無いようで】
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:31:39.11 ID:ZCOqouMo
【公園】

【クリーム色コックコートを着た女の子が、ベンチ焼き(※ベンチに火を通すだけのお手軽料理)の前に立っている】
【紅茶を思わせる虹彩の瞳を持っていて、身長は角砂糖を一列に積んで133個分】
【ミルクセーキのように滑らかな白手袋で両手を覆い】
【チョコレート色の警棒を腰に吊っている】

…………
……負けるなんて……、どーかしてたです

【短いキャンドルを握ったまま】
【メラメラと燃え上がる木製ベンチの焔を、静かに見つめていた】

あれから……強くなったと思ってたんです……
それが、2対1でも負けるなんて……、ダメダメです

テロリストとか、勇者とか……笑っちゃうです…
こんなんじゃお仕事だって……、上手く出来っこないです

【降ろされた蜂蜜色の髪は、背に掛かるほど長い】
【揺らめく赤の光源は、少女の表情に悲しげな翳を作った】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:34:08.82 ID:mIKMt1Qo
>>277

≪「何をザザ・・・ている」か≫
≪“ただの通りすがり”・・・・・・これでは、不足か?≫

【笑みは消えぬまま、女性はそっと仮面を抑えた】
【その下に何かがあるかのように】
【まるで、見せたくないものがあるかのように】
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:36:03.37 ID:G2YPH.DO
>>271
【まず彼は、目の前に立った少女の背丈を目測で計る】
【こちらの身長は170cm後半…結構な身長差があるだろう】
【その長い髪や着ている服、特殊な目――しかも光が無く濁っている死んだ目から、あまりいい感じは抱かないかもしれない】

…ふーん、家がない…ね
…最近のガキはホームレスなのがブームなのか?つーかいくらなんでもこんな所で休まないだろ…
「マスターのように危険人物もいますのにね」
【左手でガリガリと頭を掻く青年】
【対してメイドは無表情で茶化すような言葉を言って】

…誰が危険人物だ
「あら?先程とても危険な事を考えておりませんでしたか?」
【…本当に主従関係なのかこいつら?】

【なんにせよ、彼等は少女が指名手配犯と言う事は知っていないし、思ってもいないようだ】
【無表情で中身の読めないメイドはともかく、青年の方は多少なりとも不審がってはいるが】

/すいません、風呂入ってきます
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:36:18.37 ID:L0YSwT2o
>>275
夜の国支部』と『No.42』かっ・・・
【ゆっくりと、右耳の周りの髪の毛を撫でると】

うけもったぜぇ!姉さん!!
【両手をダランと太ももに当て】
【決意をしたような、勇ましい声で成立させる】

データベースですか?
この間書き込みましたから使い方は大体わーりますぜ
【静かに、サムズアップ】
【女性の過去については触れないでいた】
【これは、青年なりの優しさであろう】

噂話でもとりあえずは、聞いてみまっせ!
【腕組をし、何度も何度も頷く】

・・・・・・・んでも?何故に42に拘るのですか?
そして、名前と連絡先をよろしくですっ
【冷静に、疑問点を解決したいのだろう】

【彼の、情報屋としては久しぶりの依頼だから】
【なんとか成功させてあげたい――決意を固めた真っ赤な瞳で】
【彼女の顔を永遠と、見つめていた】
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:38:50.02 ID:x7D3YFUo
>>278
おー?なんだか斬新なアートを作ってるじゃない

【公園に、腰近くまである赤茶色の髪に琥珀色の瞳をしたスタイルのいい少女が歩いて入ってくる】
【胸が強調された真紅のミニスカートドレスを着ていて、脚はガーター付きの黒いニーソックスで覆われている】
【左人差指には翡翠色の指輪を嵌めており、左腰には1本の刀と細長い袋を携えている】

…なんか沈んでるっぽいけど、何かあったのかしら?ハニー

【どこか影のある表情をしているハニーに気付き、徐に声を掛けてみる】
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:39:36.84 ID:jqYhhZco
>>279

通りすがり・・・・チッ、ならそのまま通り過ぎろよ
オレ様、誰かに見られながら野郎の身体漁る趣味はねーんだ

(・・・・フツーに考えりゃ、怪我かなんかか?)

【相手の言う事を素直に信じ、渋々ながら手を下ろして】
【しゃがみこんで地に倒れ伏す男たちの懐にその手を伸ばす】
【心のうちでは僅かな疑問を、黒い瞳はチラチラと仮面に向けながら】
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:39:51.52 ID:LxFNMADO
>>278

弱い事は、決して罪じゃないよ

【――不意に、火の粉の爆ぜる音に混じって響き渡る芝居がかったボーイソプラノ】
【出所は背後か正面か、否、公園を頼りげなく照らす外灯の上】

弱い事じゃなく、弱いくせに何かをしようとして、足手まといの失敗の種になるのが罪なんだよ?

【金髪赤目の少年が、その上で足を揺らしている】
【黒い帽子を目深に被り、同じく黒のマフラーで口元を覆っており】
【体に纏うは黒紫の繿褸外套、長袖のシャツに短パン、ブーツ】
【右手の袖は、中に通すものを無くしたように風にはためいている】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:41:37.72 ID:EzugZggo
>>267

『大カノッサ帝国連合機関です!そこはお間違えなく…この時代のカノッサ機関と被ってしまいますからねえ…』

【なぜかそこを強調するシャークナイトメアをしり目にノビタもキョーコの質問にかぶせるように】
【少年の呼吸を確認しながら彼も問う】

「…わざわざ契約までした人間だ、自由を手に入れた後は野放しでいいのか?」
『フフフ、気になりますか、キョーコさん、こちらこそ質問ですがアナタなぜわざわざ人間の姿に擬態しているんでしょうか?
答えを聞くまでもないですよねえ、『目立つから』でしょうアナタの風貌では!』

【バッ!と手を広げると彼は楽しそうに…本当に楽しそうに話し始める】

『我々が自由を手に入れればただの人間などもはや我々に対して何の抵抗力も持たない存在となる!
自由を手に入れたなら…人間社会に溶け込むために、そして消耗を抑えるための仮の器としても力ない人間を今後も利用させてもらうに決まっているでしょう!
我々の手を煩わせたのですから…命だけ残してもらえるだけでもありがたいとは思いませんか?思いますよねえ、思いますよねえ!』


【人の夢に住み着き、人の夢を、心を喰う『夢魔(ナイトメア)』】
【その心に人間への慈悲はない、人間など利用するための道具以上の価値はなく使い潰されて当然の存在と彼は言った】

【命だけでも残してもらえる…?このナイトメアは『器を使わせてもらう』と言っていた…つまり残るのは命だけ、このままではこの少年の『精神』は、『心』は廃棄され死んでしまうと言う事か】
【そして死してなお、自分の身体はナイトメアに利用され続け、さらに欺かれる人間が増え、犠牲者を増やし続けていくと言う事か】

【…ノビタは少なくとも、判断を下していた…このナイトメアという存在は…『悪』!何も知らない人間を利用する事を何とも思わない…吐き気を催す『邪悪』だと!】

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

【シャークナイトメアはまたしても右手を差し出し…腕の形状が絡まった糸の中で変わり…5本のヒレの形をしたギザギザした刃が射出!】
【それだけで飽き足らず…その右腕が突如回転を始めた…さながらドリルのように、否…これからやることを考えると…わたあめを取り込む割り箸のように!】

「…なんて卑怯…!だがあのサメも動き出した…!」

『でしょうよ!でしょうとも!どうせそんなことを企んでいる事は見え見えでした!私が狙っていたのは初めからアナタが馬鹿面下げて
ご丁寧に糸を絡めたまま突っ込んでくるこの時ッ!さあお嬢さん!』

『…我がホームゲーム!大海原の中へとご招待しましょう!』

【シャークナイトメアは絡め取る糸を…そのままおもいっきりぐいっ!と引っ張りながら跳躍し後ろの海の中へと潜ろうとするだろう!】
【糸でつながっているだろう、そしてこちらに真正面に突っ込もうとするキョーコを…自分が有利になる海の中に引きずり込むために!】
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 22:41:53.93 ID:U2l6jHg0
>>272
――そう、ね……
こうして生きてるだけでみっけ物よ……
「……俺のしらねぇ所で、随分と無茶をしてたんだなぁ……レイドよぉ」

【しみじみといった様子で頷くレイド】
【あの時は、今でも気をつけないと顔がにやけかねない程に忘れられない甘美な殺戮を、同時に繰り広げたのだが】
【それでも、今を生きていて、兄との和解が成ったと言うのは、何にも代えがたいモノであろう】

そう……?
そうね……薬の作り主にも、お礼を言わないといけないわね

【人の命をつなぎ止めるための、薬だ】
【その薬で助かったのだから、製作者への感謝も、忘れてはいけないのだろう】

――――まぁ、その代わりに妹が、ひどい目に遭っちゃったんだけど……ね
「……あぁ……そうかも、な……」

【家族の話しに差し掛かると、二人の顔が曇る】
【妹だけではない。この二人以外の家族のつながりなど、もはや無いに等しいのだ】

そういう事ね……おかげで、人並みには色々な経験を積めたわよ……
この腕一つで、しばらく世渡りをしてたからね
――――大丈夫よ。今は怪我をしても、兄上が側にいてくれるから、一人には、ならないものね
「……あぁ、もしもの時は、支えてやるさ」

【その3年間、レイドは身一つで世間を歩いてきた】
【家にいれば、それなりの上流階級の人間であるはずだったが、そこにもまた、複雑な事情があったのだ】
【しかし、今のレイドは一人ではない。アストラという、これ以上ないパートナーと共に、歩んでいる】

――――そんなんかも、知れないわね……
機関に≪R.I.P.≫に……あたしたち、地味に敵が多いから……
「それでも、ただの人間相手なら、負ける気なんざしねぇが……もし能力者相手だったりしたら、厄介だ……」

【身構えるエルフェスの姿に触発されたか、二人の表情も険しいものになる】
【目的や正体が分からない以上、対処の取りようもないのだろう】

えーと……確かに、それを考えると中々面白い物もあるわね……
「適当にぶらついてて、こんな巡りあわせ、って言うのも……考え方によっちゃ、確かにな……」

【笑みを引っ込めながらも、興味深げに頷いて見せる二人】
【全く、人の世というものは何が起こるか分からないものだ】
【適当に歩いていた者と、慌てて走り込んできた者が、こんな異質な空間で『再会』するとは――】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:43:17.48 ID:yQzC2Coo
>>263>>276

………貴女を、理解する気がまず無いんだよ
此処に来て、まだ自分が理解されると思ってる?
自分が『理解するに値する存在』だとでも?

【イルゾルや、ベリルや】
【一度は完全に敵対し、加減をせず本気で、力でも言葉でもやりあって】
【然し、今に至って恨みの欠片も残さず、寧ろ好意を抱いている相手】
【自分とは異なる考え、生き方。その先を、知りたい】

【白銀の革命家、紅の魔物、仮面の阿修羅】
【手を合わせる事が出来なかったが、その立つ所に立ちたかった者達】
【何が見えて居たのか、最期に何を見たのか。生涯を費やしてでも、知りたい】

【知りたい、理解したい】
【憧憬とワンセットに存在する、『理解したい』という欲の対象は】

………すかすかの「音」だけじゃ、まだね

【皆、重かった=z
【言葉が、行動が、思想が、生き様が、死に様が、重かった=z
【揚げ足取りの様な、口先ばかりの言葉で抗し得ない。重さが、力強さが有った】


【結局、『私自身』を、『人狼』を理解出来ているのは、人外仲間では無く】
【自分を人間だ人間だと主張している、猫娘の方らしい】

………ベリル。下がるのは、始まりの合図にも見えるよ
確かに私達、投げる手袋も持って無いけれどね

【その通り、理解なんて出来る筈も無い】
【だが、理解出来る筈もないからと、最初から理解という行動を投げだすのなら】
【『理解への欲求』は『憧憬』、『憧憬』は『敬意』】
【相対するものへの一切の『敬意』を捨て去ったも同様。格下の獣≠見る目となる】

【左の拳を固く「握り込み」、歯を強く「食いしばり」】
【唇の隙間から細く息を吐きだして、一度身を深く沈めた】
【ギリギリと牙が擦れ合い、地面に爪が喰い込んで】


【やがて、吟雪は、ふらりと躍り出るように踏み出す】
【体全体に力を行きわたらせた構えとは対象的な、脱力した一歩】
【浮かび上がらせた左足が地面に触れた瞬間】

…………ぁああああああああっ!!!

【右足が、爆薬の様に地面を爆ぜさせた】
【直線軌道、この時点で一切の技を交えない直進】
【拳を握ったまま、吟雪はサバトへと猛進する】
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:44:50.41 ID:mIKMt1Qo
>>283

≪この世界─ザザ─よくある事、だ≫

【ザ、とノイズを時折奔らせながら、彼女はそう言った】
【そのままその場から動く気配がないことから、しばらく彼と会話をするつもりのようだ】
【仮面の下。左目の下辺りに、やや皮膚が引きつっているような痕がある】
【火傷かなにか、だろうか?】

≪お前、身寄りがないのか?≫

【唐突にそんなことを言う】
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:49:22.47 ID:jqYhhZco
>>288

・・・・・・・そうかよ

【そんな一言―――それ以降、彼から言葉を発することは無い】
【聴力同様優秀そうな視力は確かに仮面の下の痕を見止めていて】
【常識的な良心はあるのか、それに口を出す事は無く】

なッ・・・・・・チッ、だからどーした・・・?

【慣れた様子は無いその手元、相手の言葉に動きが止まり】
【息が詰まったように声を返しながら顔を上げる】
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:50:04.52 ID:/p/FAkSO
>>276
……大丈夫だよ…ベリル…
…それじゃあ…ダメだよ…私だけ貴女の力を借りてちゃ…
……心配かけて…ごめん…私は…もう…逃げない…
【ベリルに向かい静かに決意をこめた声で言い】

>>287
……いいよ…なら…ここからは…言葉はいらない……
【ベリルが引いた…なら吟雪は動くだろう】

………ハァァァァア!!!!!
【自分の天魔の力を開放し、力を混め地面を踏み込み、地面に皹を造りだし】
【真っ直ぐ向かってくる吟雪に突っ込み、負傷したがまだ動かせる右腕で相手の腹を殴ろうとする】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:50:46.49 ID:LxFNMADO
>>278>>282
/こちら三人絡みOKです。話の都合上よろしくなかったりする場合は退きますー
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:51:39.49 ID:lpLRMXg0
>>281

【其の返答を聞き、安心した様に瞳を閉じた】
【其れから―――嬉しそうな笑みを浮かべて、彼に】


……有難う、恭平君


【小さな声で、礼を告げた。彼の赤い瞳を、見詰め返しながら】
【そして―――問い掛けられ、少しだけ、表情が強張った】

……、42の、子はね
僕の、友達で……

……色々と、変わった様子だったから
……何があったのか、気になって

【友人の様子が気になったかららしい。―――友人が危険な目に合っていないか、心配なのだろう】
【友人が気になったという理由だけで情報を提供してくれというのは、自分勝手な事だと自覚している】
【―――機関の情報を漏らすのは、危険な行為だ】

【「無理はしないで」と、彼に言って】
【ぎゅっと唇を噛み、僅かに俯いてから】

……僕の名前は、夢幻檸檬
……メールアドレスと、僕の電話番号、教えるね

【ポケットからメモ帳を取り出すと、ペンを走らせて、彼に差し出した】
【彼女の名前、携帯のアドレスと番号が書かれている】
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:52:01.70 ID:9MQ/BoSO
>>274

【女が力を入れた途端】
【『異変』は起きた】
【―――ドロリ】
【そんな気持ちが悪い感触が女の神経に走る−−−】

【見れば少年の手から沸きだす『緑色の何か』が女の足を侵食しようとしている!】

/只今戻りました
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:52:08.89 ID:Hi5EmxAo
>>280

【彼女は彼の警戒心を察する――――……それは一種の脅迫にも似た、気持ち
その灰色を、限りなく白色に近く薄めなければならない、から――――……
ある種やりすぎ、とも言えるその心は、心の裏返し――――恐怖という感情の、証明にも似たもの】

【つまりは――――当然≠ノしなければならないのだ
彼女が此処にいるのがおかしい≠ニ言うのであれば、彼女がここにいるのは仕方ない
そう証明できれば――――……彼女の思考が進む】

【それはむしろ――――決して、良いこととは言えない、自傷にも似た自紹は、きっと、心にはキツくて
そんなことを考えていたから、目の前の二人のやり取りに、思わず――――……】


――――……ふふっ、仲が良いんですね、お二人とも


【微笑が零れた、瞼に翡翠色が隠れて、睫がそっと白い肌にアクセントを注ぐ
その微笑みはまさしくそれが少女のものだと、実感できるほど、あどけないもので――――……】

【彼女の方の警戒心は、と言えば――――緩んでしまったようで】


……えっと、こう見えても、自衛の手段ぐらいなら持っています
それに、一応――――……羞恥心もありますし、なので――――……


【見下ろしてみれば、もじもじと、軽く蒲公英が如く揺れる彼女がそこに在るだろう
ホームレス≠ニいう名称は、少々、受け止めるには重たいようだ】

【数秒もすれば、彼女は依然恥ずかしがりながらも、先述した自衛の手段≠ノついて、教えてくれるだろう
彼女の羽織の裾から、取り出すは黒=\―――……FN Five-seveN≠ニ冠される大型の拳銃である
白い子葉にも似た、華奢な手には似合わぬ対比の対極にあるであろうそれは、彼女が――――……虚構≠ナはなく此処にリアルとして在る
唯一にして無二の、証明の代わりになるであろうか】


/ごゆっくりどうぞー!
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:53:52.21 ID:ZCOqouMo
>>282

……そう、見えるです?
名前を付けるなら……「やつあたり」とでもしておくです

【顔を上げて、声のしたほうを向き】

――って、翠お姉さん?

………別に、沈んでなんかないです

【小さく驚いた後――】
【ぶっきらぼうに答えて、またベンチ焼きの方へ視線を移した】

>>284

……一度慰めを向けて突き落とすのは酷いです
弱いやつは、何もするなってことです?

テメーさんは、そのセリフが臆面無く言えるほど、強いんです?

【辺りを見渡さず、顔も上げずに】
【声だけで尋ね返した】

/複数ですが、大丈夫でしょうか?
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:56:35.05 ID:mIKMt1Qo
>>289

【仮面の下。隠されている部分にあるのはきっと、見えているものよりも酷い火傷だろう】
【更には人工声帯。それなしでは声を出せないという事】
【それだけで、彼女には何かがあったというのを知るには十分】

≪・・・・・・食事 ザザ 奢ってやれる程度ならできる≫
≪ついてくるかこないかは自由ザザザザ≫

【彼女の目的は一体何なのだろう】
【少なくとも、相手に敵意などはないらしい】
【皮靴の音を響かせ、そのまま彼女は路地裏の入り口へと歩いていく】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 22:57:48.92 ID:Iwc5MRgo
>>293

ッ!

【『緑色の何か』に靴先が突っ込まれた状態】
【不快感を伴うその感触に、素早く足を引く】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 22:58:03.10 ID:WSVOpqo0
>>287>>290

不器用で、わからないからこそ
何もかも一切の余分な感情を“取り払った領域”に、立つ
その「領域」に『一対一』で立つことによって……
心の底から……全部の飾り物を剥ぎ取った、本質の『相手』の『片鱗』を『知れる』

『極限の……――世界』

【――さぁ、と。吹きぬける秋夜の風に、金髪が揺れて】

一番バカバカしくて、一番恰好悪くて、一番みにくい方法……
“だからこそ”一番「かしこくて」一番「かっこよくて」一番「綺麗な……」

『本質の底』の……――ぶつけあい

【そう、小さく呟いたのを皮切りに――ベリルは】
【両者が交錯する瞬きひとつ前に、素早く地面のポーチを剥ぎ取って】
【即座に大きくバックステップ、両者が突入した『領域』より離脱せんとする】
【それが可能であったなら、静かにポーチを開け――踊りだす≪結晶≫を】

誰にも邪魔されない……邪魔できない……
『本能の――“ぶとう”』

【操作・変質――無属性の≪結晶柱≫を生成し】
【吟雪、サバトを中心とした円形の外周4箇所に、≪結晶柱≫を突き刺すだろう】 
【それはあたかも『バトル・フィールド』であるかのように】
【或いは、≪結晶≫から放たれるエネルギィで、一般往来への『結界』と成すように】
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:00:50.74 ID:Sgx7Wnwo
>>286

まあ、そうっちゃそうだな
(そういやあの時……コイツも結構ぶっ飛んでたな……)

【あの時のレイドの姿、少年は少なからず戦慄といったものを覚えていた】
【しかし今の様子だと見る影も無く、或いはあの病的な空間にあてられての行動だったのかもしれないと】
【そう解釈する事にした……】

あー、どうだろう作り主じゃねーかも知れん
委託販売的な事を言っていたような言っていないようなー……

【自分の記憶に自信が無いのか誤魔化すように遠くを見つめて】

酷い目……どうしたんだ一体?
つーか妹までいんのかお前ら家族が沢山でいいなあ

【当たり障りが無ければ程度に少年は尋ねる、勿論答える義務など一切無い】
【台詞の最後、少し、ほんの少しだけ少年の心情が漏れでた

(こういう家族ってのは……温かいのだろうな)

んー、索敵でも出来たらいいんだけどな
やっぱそうもいかねーのさ、魔翌力とかわっかんねーから

【言葉通りにエルフェスには多分浮いているのであろう「彼」の姿は全く見えていない】
【どうでもいいですが最近「魔翌力無いと不便なのかな」とか思い始めたらしいです】

出会いの妙?とか言うらしいぜ
(何かに呼ばれたような気もするんだけど、いや気のせいか)

【少し押し黙り、何かを考えるが思い出したようにまた軽く笑ってみせた】

/頭痛がちょいと過度な主張をしてきやがりました
/大変不本意ですがここらで止めて貰っても良いでしょうか?
/切るか続けるかはそちらにお任せします、ごめんんさいあ
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:01:50.39 ID:jqYhhZco
>>296

・・・・・・・は?

【先程の唐突なそれにしても、青年からすればこの一言に尽きる】
【嬉しい申し出ではあるが出会ってから数分程度の相手】
【もし多少なり賢い人間であったなら、警戒心は“アラート”だろうが―――】

ってオイ、待てよ――――ッ!

(・・・食事、食事・・・・肉とか食えんのか・・・?)

【如何せん、これは心と頭が単純な青年の一件である】
【大した疑いも無く、女性を追って入り口へと走って行き――】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:02:14.38 ID:fc6vDHg0
>>285

…面倒臭い、名前が長くなっただけ。
あんたはやっぱり、糞っ垂れのカノッサ機関よ…!

ってなぁんによあの変形、卑怯なッ! ……わぁうぁッ!

【キョーコが、怒りに交えて初めての狼狽を見せる―――彼女の両手の糸は、任意で消失・そして実質斬り落とすことが可能だ】
【当然、そうする―――しかし、身体は半ば浮き上がっていて、非常に不安定な状態】
【本来より勢いは弱いが、吹き飛んだ身体は、突き出た港の端、ほぼ海との境と言える場所に、背中から叩き付けられた】
【甲殻をプレス機で圧し潰す様な、鈍いダメージ―――痛みに呻きながらも、彼女は立ち上がる】

…水落ちは逃走フラグ、誰かが言ってたわね。
どこぞの吸血鬼ハンターとか、馬の化け物はそうやって生き延びたって…ん?
(…そうか、あの子供は美味しい餌、余程で無ければ手放す筈は無し。かと言って海に入れば、水中に適してる筈の私でもキツいわ)

……ねぇ、ノビタ。
そろそろセワシくん来ないの? …搬送しながら子供を餌に使えば、アレ確実に潰すか逃がせるわよ。
中途半端に実態を得てるなら、後で追跡もしやすいだろうし。さっきのクソ鮫の台詞聞いてたわよね?

【しゅるり―――真っ直ぐ、一本の糸が飛んでいく―――其処は、ノビタの居る場所】
【この糸は、正しく『糸電話』。細かく振動を伝える事により、位置的にノビタだけに、キョーコの声を聴かせる】
【その提案は―――どう考えても、『正義』の遣る事では無い。カノッサ機関を前にして、声を織り成すは、隠そうともしない殺意と興奮】
【果たして彼は、この言葉にどう答えるだろうか……?】

(で………アレの前できぃきぃ言いたくないけど、仕方ないわよね…。)

【そんな中―――キョーコの腹部、甲殻が密集した部位に、パキリ。氷が割れる様な音と共に、亀裂が走る…!】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:03:25.96 ID:ZCOqouMo
>>291
/了解です!ありがとうございますっ
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:03:46.13 ID:x7D3YFUo
>>295
普通ねぇ、なんかもっとこう「日常を破壊することへのカタルシス」とかを名前に込めたい感じだけど

【公園のベンチ≒日常、なのか・・・】

やっほ、甘党少女
この前のテンションを知ってる身からすればそれが沈んでないとは思えないわね

【この前のテンション=見ず知らずの翠を勝手に交通事故の関係者に祭り上げるテンション】
【語り口はおどけた調子だが、その表情はむしろ真剣なもので、ハニーの様子を心配していることが伺える】


>>284
【もう一人の方に気付くと、どこか呆れた表情を向けて――】

もう一人お客様ね、なんだか随分偉そうなのが来たけど
足手まといはそりゃ迷惑だけど、言うタイミングがおかしくは無いかしら?

【街灯の上にいる様子を見てその呆れの様子を更に露骨にする】
【頭の中では「バカとなんとかは高いところが好き…」とか考えているのだろう、きっと】


/複数ぐらい余裕に決まってんだろ言わせんな恥ずかしい
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:05:07.05 ID:mIKMt1Qo
>>300

≪精々がジャンクフードレベルだ≫
≪ザ・・・・・・ザザ・・・・・・期待は、するな≫

【小さく笑みを浮かべながら、女性はそのまま歩いていく】
【向かうは一軒のハンバーガーショップだ】
【お世辞にも上等とはいえないチェーン店のもの】
【偉そうな事を言っておきながら、女性自身財布にあまり余裕がないのだろうか】
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:06:15.55 ID:yQzC2Coo
>>290>>298

(……間合い!)

≪ 水鏡 / ZERO-MAX-ZERO / Trance ≫

【量の瞳の色は真紅。残虐性、戦闘に必要な一種の高翌揚に加え】
【高速戦闘技術『0-100-0』と、同じく戦闘技術『トランス』の併用】
【力に頼らず、速度と技巧の両立。近接戦闘に特化した戦闘スタイル】

【左足を、サバトの右足の斜め前。自分から見て外側に置き】
【それを軸に体を時計回りに回転。中心軸を回避させつつ、サバトの拳を左腕で、自分の右へと払う】
【籠手の強度と相手の力を利用して、力の方向を変えるだけ。サバトの腕には、殆ど衝撃が加わらない】

【そして、回転動作の最中に右足を体に引き付け】
【右腕を持ち上げて開いた右脇に、右中断後ろ回し蹴りを打ち込もうとする】
【目的は吹き飛ばす事では無く、その場で動きを止めさせる事】
【威力もその為に幾らか落としては有るが、足の戻しが速い】


【回転動作の一瞬、両目は確かにベリルを捉えた】
【周囲に張り巡らされる柱は、リングのコーナーにも見える】
【そうなれば結界はさしずめロープか?寄りかかって飛ぶのも楽しそうだ】
【ほんの一瞬、然し確かに、吟雪は其処まで思考して】

【白ねこを追いかけ始めた時の様な笑みを、『自分自身』の灰色の瞳で、浮かべて居た】
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:07:18.43 ID:L0YSwT2o
>>292
【再び見れた彼女の笑み】
【どうやら恭平は嬉しかったようで】

いえいえ、友達じゃないですか
【右下に顔を傾けて、誰もが幸せになりそうな笑顔で】

お友達・・・ですか?
姉さんは友達思いですねーっ!
なんにもなかったら良いですけどね・・・・
【心の底からそう思っているのだろう】
【神妙かつ、心配そうな表情で「大丈夫かな」などと呟いて】

大丈夫ですよ!この俺、赤井恭平ですから
【彼女の両肩に触れようと、両手を彼女に近づけ】
【あえて、元気いっぱいに喋る】
【彼も少しは危険におびえている節があるのだが】
【悟られぬように、明るかった】

【両手で大切そうにメモを貰うと】

檸檬姉さんですねっ!了解ですっ!
【ハッと何かに気づき、両手を打って】
姉さんって呼んで良いですか?姉さんが欲しかったんで・・・?
【子供のような理由で聞いてみる】
できたら家族になって欲しかったり・・・・・・
【「無理ですよね」と言いながら小刻みに手を横に振り】

俺のメルアドと携帯の番号ですっ
【アタッシュの中から取り出した大学ノートの切れ端に】
【ボールペンですらすらと書き、差し出した】
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:09:27.03 ID:G2YPH.DO
>>294
…お、何だ笑えんじゃねーかよお前
さっきから暗ーい顔ばっかしてっから、おにーさんちょっと心配しちゃったぞ
【煙草を吹かし、少女の笑顔を見てそう冗談を言う】
【彼の雰囲気は気怠げで覇気も元気も感じられないが、それなりに人を思う気持ちもあるようで】

「マスター、まずは自分の暗いお顔を直してはどうでしょう」
「そんな夢も希望もないようなお顔では、そのお方も怯えてしまいます」
【相変わらず主人をちくちくなじるメイド】
【それを青年は華麗にスルーして、少女が取り出した“自衛手段”を眺める】

…なーるほど、そんなもん持ってりゃ変な奴も逃げ出すわな…ま、それがパンピーだったらの話だが
…にしても、最近のガキは物騒だなーおい、そんなもんどこで拾ったんだ?つーか撃てんのか?
【拳銃を見て、少女がこのような場所で休める理由を察知】
【しかし疑問もあるらしく、紫煙を空に吐き出してから尋ねた】
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:09:58.38 ID:G2YPH.DO
>>307
/追記
/>>294ただいまっす
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:10:38.13 ID:jqYhhZco
>>304

ぁ・・・・イヤまァ、元から期待なんてしてねーよ
タダで飯が食えンならオレ様はそれで大変結構だからな

【少しばかりの残念そうな声――そしてそれを誤魔化す言葉】
【見た目より少々幼い印象を受けるだろうか】
【それでも食べられるというだけで声には喜色が舞い戻り】
【「早く食おう」と言わんばかりに早足で進んでいく】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:10:59.27 ID:LxFNMADO
>>295>>303

弱い奴は地べた這い蹲ってりゃアいいじゃない。それじゃ満足出来ないの?
どろどろに汚れて踏み潰されても構わないマゾヒストなら何かしてもイイんじゃない

タイミングだなんて。ボクはいつだって的確な事を適切な時に言ってるしィ
それともやっぱり、そのチビちゃんはオバサンが庇わなくちゃいけないくらい弱いのかな

【人を小馬鹿にしたような陰険な、しかし年相応の無邪気な笑みを浮かべ】
【鳥の羽か何かのように、ふんわりと地面に足を伸ばして降りて行く】

強いよォ、少なくとも君たちよりは
むしゃくしゃした気持ちをコントロール出来ずにぱんぱん破裂しちゃう癇癪玉よりは、ネ?

【何らかの力を持ってしてかつま先からゆっくりと降り立つと、二人を前にして背筋を伸ばして立つ】
【140cmあるかないかという背は、女の子の方とは大した違いも無い】


/やっふう!生意気なシャバ憎ですがよろしくお願いしますの
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 23:12:45.23 ID:7INv87A0
【路地裏】

――――……勿体無い

【鮮やかな緑色の髪、そこから二本ピンと出たアホ毛。通称、触角】
【右赤、左緑の虹彩異色症。通称オッドアイ】
【赤の長袖に緑のケープを羽織って、赤と緑のチェックのスカートを履いて】
【赤や緑の小さめのボトルが腰周りに幾つも吊り下げられている少女が】

…それにしても、人、いない……

【右手の黒いボトルに、倒れている死体から血を集めている】
【だが、少女の服に返り血などはない】
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:13:11.27 ID:9MQ/BoSO
>>297

【足を引き抜いた事で何とか『緑色の何か』から逃れる事が出来る】

――――・・・馬鹿スね・・・僕と殺しあおうなんて・・・
【少年の表情は今だ不敵な笑みなままだ】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 23:14:23.98 ID:U2l6jHg0
>>299
他の面々も……みんな無事だったなら良いんだけどね
(でも……昴の仇を一人殺す事が出来た……あたしにとっては、それだけで十分すぎる……!)

【分断されてしまった他の面々の事を、今さらに思い返し、顎に手を当てるレイド】
【――――だが、その心中は、先の戦いにおいての『復讐の悦び』が、またぞろうずき始めていた】
【あの時見せたレイドの姿――それは、相手が相手だったために見せた、『一応』特別なものである】

あ、そうなの……?
ともあれ、ゼノア、ね……覚えておくわ

【知り合いにも、似たような事をしている者がいる事を思い出しながら】
【その名前を覚えておこうと脳内で反芻するレイド】

まぁ……簡単に言えば、入院しちゃったのよ……
「……回復の見込みも、限りなくゼロって話だ」

【あまり、深入りさせても不味いだろうと、最低限の事情のみを話すレイド】

(……家族に、コンプレックスを持ってるみたいだし……あたし達の家庭の事を話すのは、空気が読めない事よね……)

【わずかに眉を潜める。自分たちの家庭は、理想というものからは程遠い、崩壊しきったものだった】

うん……索敵なら出来ない事もないんだけど……さっきも話した通り、中々掴みづらいのよね……
「厄介な相手だって言うのは、間違いねぇ、か……」

【眉間にしわを寄せながら、周囲を見回すアストラ】
【せめて、自分たちを追う理由だけでも分かれば、また違うのだろうが】

――――そうよね。こんな形で会うのも、妙を感じさせてくれるものよね
(――エルフェスにまで、厄介が及ばなきゃ良いんだけど……ね)

【笑顔を見て、わずかに表情を緩めるレイド】
【出会った回数は少なくても、間違いなくエルフェスは機関に敵対する志をもった仲間なのだ】
【――だが、心の中では焦りに近いものを覚えるのを、抑える事が出来なかった】

/了解です。では、明日適当な時間に呼びかけさせてもらいます
/その時も体調が悪ければ打ち切りって事で
/お大事に
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:16:58.32 ID:mIKMt1Qo
>>309

≪今は持ち合わせが少な ザザ てな──≫
≪次に機会があれば、もっといいものを食わせ ザー やる≫

【二人はそのままハンバーガーショップへと】
【青年の若い反応を見て笑みが隠せなくなったのだろう】
【先ほどよりも口元は僅かに吊りあがっている】

【店のメニューは普通。どれを選ぶかは青年の自由だ】
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:18:23.58 ID:Sgx7Wnwo
>>313
/了解です、ありがとうございます
/多分9時にはここにいると思います、今日の所はお疲れ様でした
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:18:34.83 ID:/p/FAkSO
>>298>>305
……くっ…
【やはり近接は向こうの方が有利】

【回し蹴りをくらい動きを止めるが】

………ハァァァァァァァア!!!!!!!………
【左足を軸にし、右足を左回転からの回し蹴りを吟雪の胴体辺りを狙い放とうとする】
【威力や速さは吟雪の動きに比べたら低いかもしれない】
【だがそれをカバーするために】

【ブオン!!!】

【右足での左回転蹴りを放つさいに風のエレメントが集まり、蹴りが吟雪に当たる瞬間に風の衝撃波を一緒に放とうとする】

【ベリルが作ったリングには気付いている】

【もし風の衝撃波に相手が吹き飛ばされれば相手はリングのを利用するだろう】
【その時の対処方を練りな始める】
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:21:33.17 ID:Hi5EmxAo
>>307

【――――確かに彼は気怠げで覇気も無いかもしれない――――……けれども
彼のその言葉は、ほんの僅かでも篭った思いは、きっと
隠し味のように、一滴だけ心に染み入って、彼女には何よりの、安心感となった】

【紡がれるソプラノの旋律は、先刻までのような、ただただコード通りに打ち出す音ではなく
奏でられる創造的で思いの篭った、言葉になった――――……ほんの僅かではあるが、心の変化が
言葉の変化として、現れたのであろうか】

【青葉が紅葉になって、やがて雪化粧をされるといった、そんな綺麗に目に見える変化ではない
けれどもそれは、虹色が如く変化する、透明な心の――――……静かな変化だったのであろう】


――――……ご、ごめんなさい……何だか、余計な心配をかけてしまったようで
そ、それに!十分明るい顔だと思いますよ!


【ぱっと顔を上げて、ぐぐっと、見上げるように、翡翠色を向けながら
彼女はやはり心の篭った言葉を、紡いで、彼へと注ぐ
――――恐らく、メイドさんの言葉を聴いて、慌ててフォローしたのだろうか――――……
なってない気がするのは気のせいか】


し、失礼ですね!こう見えても射撃には自信があります
……そ、それに――――……先ほどから、ガキ、ガキ、と呼ばないで下さい

ヴェアトリーチェ≠チて名前があります


【彼の言葉に、不服といったように、むぅと僅かにほっぺを膨らませ、反論する
仮面のように、変化が少なかった表情に、少しずつ、その薄氷の仮面が溶け始め
――――少女独特の、豊富な表情の片鱗を魅せ始めた】

【きっと、もっと話していけば、色んな表情が見れるのだろうか――――……】
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:22:07.62 ID:Iwc5MRgo
>>312

ふぅん………?

【少年の表情に余裕が見て取れる】
【しかし一方のリジィにもまだ焦りの色などは見えない】

坊や、あんまり人を舐めるもんじゃねェって―――

【呟くように静かにゆっくりと、右肘を上げると、】
【思い切り煉瓦造りの路地の壁に叩きつける】

―――教わんなかったのかい?

【ガスン、と小気味よい音が夜の路地裏に木霊し、】
【一拍遅れて、罅割れた煉瓦の欠片が大きな音を立てて地面に落ちる】


ヒヒッ……な、あんまり手間掛けさせねぇでくれないかなァ……
アタシ、今すげェ腹減ってんだよ―――なァッ!!!

【その一つを器用に足で蹴り上げ右手に運ぶと、間髪入れずにそれを少年の顔面へと投擲する】
【相当の速度と質量。】
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 23:22:40.46 ID:WSVOpqo0
>>305>>316

……あ、これ、ちょっとキツいかもですね

【四本の結晶柱と、エネルギィによる結界の展開】
【それは明らかに、ベリルハーツの能力≪結晶操作≫の限界ギリギリライン】
【或いは、自身の『感情を結晶化する』という彼女の最終奥義を発動した状態なら、問題は無かったろうが】
【「それ」をするとベリルハーツは『心をもたない人形』になる……『この場』において、最優先されるのは『心!』】
【ならば、辛くても耐えるのである。「友人」のために】

【――息付く暇も無い激戦のさなか、ベリルはふと思う】

(……あれ、ユヒカ……?どこ……?)

【だが、ベリル自身これを見届けるという決意と、結晶操作のために動けない】
【…………?】
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:24:18.91 ID:jqYhhZco
>>314

お・・・・おォ、期待してやる・・・ぜ?

【先程とは反対、更に増大した喜色が彼の心境を如実に表す】
【そもそも隠し事などが出来ないタイプなのだろうか――】
【ともかく、食に興味を引かれる青年は暫しメニューを眺め】

・・・・・・コレを二つ・・・いや、三つ良いか?

【選んだのは肉、肉、肉ばかりの超スタミナバーガー】
【あまりの高カロリーから客に敬遠され、更に他の物より数百円高い商品だ】
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:26:22.29 ID:ZCOqouMo
>>303

……む、難しい横文字使いやがるです
最近の流行は直感的な分かりやすいネーミングなんです

まあ、ネーミングが多少アレなのは認めるです
あの車を作ったときのように、横に誰か居たら丸投げしたい気分です

【手に持ったキャンドルを全て、火の中に投げ入れて】
【小さく息を付いた】
【新たな名前を付け直す気力は無いらしい】

…………

……翠は……、誰かに負けた事って、あるです?

【指摘を否定できない】
【――敵わないな、と思いつつ、ゆっくり顔を向けて】
【聞き取りにくいくらいの、小さな音量で問を発した】

>>310

満足は……出来ないです
でも、コテンパンにどろっどろになったら、動きたくなくなることだって、あるんです
頑張っても、結果が付いてこなかったら、意味無いです

【不貞腐れたように呟いて】
【少年が降りてくる様子を、ちら、とみつめた】

……、浮翌遊能力者さん、です?
ずいぶん応用性の高そうな能力です

いつでも世界を俯瞰できるなら、それは、余裕も持てそうです

【痛いところを指摘されて、つい、言葉にトゲが出来てしまう】
【そんな自分もいやで――】
【ちいさく溜息を吐くと、その場に体育座りしてしまった】
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:27:40.05 ID:EzugZggo
>>301

「ハハン!まぁだ引きずり込まれませんか…!ならば叩き落とすまで!」

【という言葉を最後に海の中に潜むシャーククレムリン】
【そして糸電話でノビタに話をしてくるキョーコに対して…ノビタはフェルトハットを深くかぶり直しながら告げる】

…なるほど、どうあろうとも自由でない現状では絶対にこの子の下に戻ってくるんだから
いくらでも待ち伏せする方法が作れるって訳だ、いいアイデアですね、二つの欠陥を除いた場合は
まず、その方法でこの少年の安全を確実に保証できる手段もちゃんと同時に用意できてるんですか?オレは出来てない

【カシャン!と服の反作用衝撃拡散器を展開させて、ホルスターに手を伸ばしながらノビタは淡々と告げる】
【糸電話の先の相手はハットを深々とかぶってその表情を見せず…伝わって来る声は極めて平坦】

…そして二つ目に


『ハハハン♪海の中での私の『速度』に蜘蛛がついてこれるわけがないッ!あまりに有利過ぎて彼女の倒し方を優雅に考えてしまいました
まずこの右手を持ってキョーコ・ミハイロフに『ホージロミキサー』を深々とえぐり込ませ確実に海に引きずり降ろし絶対回避不能となる!
そのまま合理的にあのなだらかな女体を3枚降ろしにして盛りつけて差し上げれば私の勝利なのですから!』

【確実に勝てる!そう確信したシャークナイトメアが海面に挟まれた港の、キョーコの背後に回り込んで後ろから攻撃を叩き込む計画を練る!】
【怪人とはいってもやはり此方の方が錬度は上であると判断、もはや負ける気はしない】
【ならばこのまま死亡させてあげるべきだろう】

『…ホージロミキサァァァァ――――――――ッ!!!!!!』

【キョーコの腹部に亀裂が走るとほぼ同時のタイミング…何かをやらせる前に確実につぶせる!そう思った】
【そう、援護がなければうまく行ってたのかもしれないが】

…二つ目に、そんなまどろっこしい事しなくても奴はこうして向かってくる気満々なんだから…
ここで叩きつぶせばいいんじゃあないか…?

【気がついた時にはズドォン!と言う音と共にその一撃はワンタイミング遅れて、キョーコに攻撃のチャンスを与えていた】
【そのままだとキョーコの右肩に当たるラインだが…回避も反撃も余裕のタイミングではある】

『…何ッ!?ミキサーが…逸れ…て!?』
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:29:19.46 ID:mIKMt1Qo
>>320

≪そのくらいであれば、 ガガッ でも5つでも≫
≪ああ、私はカフェオレを1つ≫

【持ち合わせが少ないといっても、それなりにはあるのだろうか】
【通常のレストランに行くには金が足りないが、ハンバーガーショップには十分過ぎる】
【彼女の懐は今そんな具合なのかもしれない】

【一方女性の方はというと、飲み物だけをオーダー】
【空腹ではないのだろう】
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:30:53.91 ID:ZlMA6h6o
>>311

いやァ、蚊か蛭でもなきゃ、落ちてる血が勿体ねェだなんて、言わねェと思うが。
……それとも、ご先祖にそーゆー心当たりがお有りで?

【砕けた調子の声が、通路の先から響いてくる】
【声の主は、黒目黒髪の男性だ。年齢は、二十歳頃だろうか】

それに、死体から血ィ抜いて回る猟奇少女に近づく、物好きも少なかろうし。
……あー、一応聞いとくけど、コレ、アンタの仕業?

【真っ白なカッターシャツのスソを、黒いスラックスからだらしなくはみ出させ】
【緩く締められた紺色のネクタイを、わざわざ律儀にネクタイピンで留めているのが、印象的といえば印象的だろうか】

【冗句のような言葉を矢継ぎ早にまくし立てながら――へらへらと軽薄な笑みを浮かべている】
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:33:02.57 ID:yQzC2Coo
>>316>>319

(この間合いで……負ける気がしない)
(次の挙動、次に来るのは……)

【攻撃終了後、相手の瞬間の硬直】
【その間に向き直り、両足を軽く開いたスタンスへ移行する】
【攻撃よりは回避を中心とした、360度全てに動ける構え】
【然し、左手側から向かって来た足に対して】

(タックルか、横へ飛びながら威力を吸収するか、後ろに避けるか)
(飛び上がれば落ちるまでに間が有る、他の選択肢……)

………下!

【開脚と同時に上体を倒し、一気に姿勢を低くする事で、蹴りの軌道に頭部の端を合わせ】
【それでも避け切れない部分は、左腕を頭の横に。少し離して用意し、遊びの幅を作る】
【蹴りはまず左腕に。続いて、押された腕が頭部に】
【発生した風邪の衝撃波は、位置関係上、吟雪の上から下へと吹きつける事になる】

(……只の蹴りじゃあ無い、って訳ね………直ぐに蹴り返してくる根性は中々だけど)
(それじゃ、こういう手はどう?)

≪ 水鏡 / 術式平行制御システム ≫

【地面に押しつけられながら、吟雪の両目が紫色に変化した】
【精神的な変化は『真紅』に近いが、それにややブレーキを掛けた様な物】
【自分の専門分野である近接は、敢えて最低限に残すだけ。この形態が特化するのは】

………状態変数4、Move.
『水術・長言術式「幻海万里」』機動!

【本来なら身に慣れぬ武器で有る筈の、魔術】
【風によって地面に押し付けられた吟雪の体、その直ぐ下に】
【小さな水溜りが一つ、湧きあがった】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:33:26.19 ID:G2YPH.DO
>>317
「マスター、小さな女性に気を使わせてはいけませんよ?」
どちらかと言うとお前のせいだろーが
…ま、その慰めは受け取っとくよ。受け取った所で表情が明るくはならねーが
【鼻で短く笑い飛ばし、うっすらとした笑みを少女に向ける】
【…言ってる事が多少捻くれてはいるが】

あぁ、わりぃわりぃ、ヴェアトリーチェ、な
大層な名前じゃねぇか、どっかのお姫様みたいだ
【頬を膨らませた少女を宥めるように両手を前に出し、ニヤリと笑う】

あー…お前だけ自己紹介して俺達が無しって訳にはいかねーよな
俺は毒牙巳異(どくがみこと)、んでこっちのが
「メイドのヨミ、と申します」
【青年が左手で頭を掻きながら名乗り、メイドがペコリと頭を下げた】
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:35:09.13 ID:9MQ/BoSO
>>318

残念スけど、この通りそんな教育を受けられる環境になかった物スから!!

【投げられた―――という事は投げられてしまえばそれまで!『一直線に頭に飛んでくる』!ただそれだけ!後は既に投げられてしまった瓦礫の動きは、狙いはもう変えられない!】
【彼女がそれを可能にするような何かを持っているなら別だが】
【少年は横へ移動する事で瓦礫を避ける】

【そしてそのまま女へ駆け出す!】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:35:11.60 ID:lpLRMXg0
>>306

【「友達」、という言葉に、一度驚いた様に彼を見詰めていたが】
【あどけない少女の様な其の顔立ちに、陽だまりの様な笑顔を浮かべた】

……君は、優しいよ、恭平君
……優し過ぎるぐらい、優しい

【誰かの事を、心から想う。―――簡単に見えて、本当に難しい事だ】
【】
【ふと―――彼は、何故機関員になろうと思ったのか、気になった】

……恭平君

【細い肩に両手を置かれ、浮かべる笑みは更に深くなる】
【置かれた手の上に、自分の手を重ね様として】
【―――彼に危険が迫った時、絶対に護ろうと、彼女は思った】

僕を、姉さん…?……――――――――――

【そして、其の言葉に――――ぴしり、と一度固まってから】


―――――勿勿論良いよ!!恭平君!!
姉さんでもお姉ちゃんでも姉上でも姉さまでもしすたーぷりんせすでも好きな様に呼んで呼んじゃって呼んで下さいお願いしますっっ!!


【テンションが】
【テンションが、なんか、すごい】

【―――彼女は、無類の少年好きだった(二回目)】

【数秒固まってからはっと我に帰り、顔を赤らめながら「ッホン」と咳払いをして】
【彼のアドレス等が書かれた紙を、震える手で受け取ると】

…僕も、君と家族になりたい、かな

【恥ずかしさを誤魔化す様に、視線を逸らしながら、そんな事を】
【照れ隠しなのか、彼の頭へと手を伸ばして、ぽんと置こうとする】

/すみません、遅れました…
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:36:22.69 ID:jqYhhZco
>>323

【相手への内心での感謝もそこそこに、既に視線はトレイに置かれたソレへ】
【女性のカフェオレが出てくるのに少々遅れてトレイをひょいと持ち上げて】
【手近な席か、或いは女性の近くに腰掛け】

・・・・・ォおぅ・・・美味そう、だな・・・・・・

【包み紙を開いて脂の滴る超バーガーをしげしげと見つめ】
【不意に視線を女性に向け、「食べていいか」と無言で訴えかける】

330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:39:17.70 ID:x7D3YFUo
>>310
【挑発的な発言をしながら降りてくる少年を見ながら確信する】

(こいつ・・・馬鹿だ)

あーら、汚れたことも踏まれたこともなさそうなおぼっちゃまは言うことがきついわねー
それにその歳でもうロリコンも併発しているみたいだし、なかなか見どころがあること

【とりあえずは慇懃無礼な発言でもって挑発返しを試みる】
【張り付いたような笑みが却って彼女の内側の黒さを滲み出させている】

でも子供がこんな所うろついてちゃ駄目だと思うな〜?

【にっこりと笑みを浮かべたまま見下す状態で言葉を続ける(ちなみにこっちの身長は160弱)】

>>321
直感的?じゃあ・・・「ベンチは死んだ、子供は去った」かしら?

【どこの哲学者か】
【萌える(?)ベンチに眼を遣りながら、翠はハニーの質問を考える】
【風使いの力も相まっての地獄耳、そうそう聞き逃すことは無い】

負けたこと?うーん、負けの種類に依るけど…
感覚的には「勝っていない」が多いかしら、うん、この表現がしっくりくる

【過去の自分に会ったことを反芻しながら言葉を返す――「勝っていない」の意味するところとは…?】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 23:40:04.01 ID:7INv87A0
>>324

…心当たりは無い。でも、血は使える。

【黒いボトルを地面に置き、男性の方に首だけを向ける】
【まだ流れている血が、ひとりでにボトルへと動いている。とはいえ、もうすぐその血も枯れ果てるが】

――――それは認める。でも、抜いて回ってるわけじゃない。たまたま見かけたから回収しているだけ。
…私がやったと、思う?

【先にも書いたが、少女の服にも、体にも、何処にも血の後は無い】
【だが、何かの手段を用いて血を抜いたならば、やってないという証拠にはならない】

【死体は斬殺体。しかし少女は刃物を持っていない】
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:41:40.36 ID:mIKMt1Qo
>>329

【店員に料金をきっちり払った後、そのまま彼女は席へと向かう】
【彼らが座ったのは二人掛けの席】
【格好がそれなりのものであったら姉弟や恋人にも見えたのであろうが、女性の仮面のせいでとてもそうは見えない】

【相手の視線に対しては僅かに口元を吊り上げ、すっと手を動かすことで応じるのみ】
【食べてもいい、ということだろう】
【その後彼女はカフェオレのカップにストローをぶっさし】

≪ところ ザガッ 名前は?≫

【ふとそんなことを尋ねる】
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:42:22.57 ID:Hi5EmxAo
>>326

【宥める様に差し出された両の手に、押さえつけられるように、しゅるると萎んでいって
きゅぅっと、白いほっぺたに苺のシロップを零したように、赤みが増していって
そして、そっと嬉しそうな微笑を浮かべた――――きっと、大好きなんだろう、この名前が】

【頭を下げたヨミに対し、彼女も慌てて頭を下げた、両手を身体の前で合わせ
ふんわりと金色の髪の毛を、風になびかせながら揺らして――――……】


――――……あの、この近くに――――……どこか寝泊りできる場所、ございませんか?
……何だか、目がかゆくて……このままだと、此処で眠ってしまいます
今度は巳異さんのように、優しい人と出会えるか、分かりませんので――――……


【顔を上げた彼女は、翡翠色の瞳を、どこか不安げに濡らしながら
Five-seveN≠袖口にしまい、そう尋ねた】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:43:05.08 ID:/p/FAkSO
>>319>>325
……
(避けた…なら…そっちなら)
【そのまま踵落しをしようとするが】

(何か来る)
【嫌な予感を探知し一回間合いをとろうと後ろに跳ぶ】

(左手がダメ…ならホイッスルは意味がない……なら)
【右手に闇のエレメントが集まり始める】
【今は行動に移れない】
【だが相手の行動を見逃さないと神経を集中させてる】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:45:46.76 ID:fc6vDHg0
>>322

少年の安全?そんなの知らないわよ。
さっき言ったでしょ、「優先順位低い」って…。

―――…『残念だけど』。今の私からすれば、一人救うより、一匹殺せるほうがよっぽどキモチイイわ。
まあ、殺られる前に殺れれば、言うこと無いけど…相手は、機関員よ?バラバラに引き裂いて、脊髄ブチ抜きたいじゃない。

【複数の眼の利点―――鋭敏な感覚の利点―――潮の騒ぎが、相手の動きで変わる。相手はわざわざ喋ってくれる】
【切り裂かれる波、飛び出したヒレ、数多くの視点で実質先を読むカタチで、鮫の動きを追い続けながら】
【狂気=\――敵の攻撃を、弁えぬ地上への進出を待ち詫びる彼女は、甘い声でノビタに告げた】
【悪びれる様子など一切ない、此れが『今の』彼女―――表情は分からないが、間違い無く歪に微笑んでいると、解る】

で、二つ目は賛成ね。
…そう自信満々に言うからには、あんたにも何かしら在るんでしょ?

【鮫が、トビウオの様に飛び出そうとする―――腹の亀裂は、益々広がって行く】
【一度言葉を切ったキョーコは、両手を腹の前に差し出して、じっと波の動きに神経を集中していた】
【バキン―――裂け目が合わさり、穴≠ニ成り、其処から一本の『漆黒の機械剣』が…!】

なっ……! はや……

【間に合わない、これは危ない、危険危険危険危険―――!】
【回避姿勢だけを作れ、手を伸ばし直して、『糸』を出せ。何か掴まれる<cmは…そんな思考が巡った、刹那】

……セェェイ、ヤァァァァッ!!!

【タイミングを逸した突撃は、最悪エクストリーム・自殺でしか無い―――敵の動きが止まった瞬間に、飛び出した剣の柄を、両手で握り】
【弐歩分程度、後ろにステップ。装甲がはち切れんばかりに、内部の筋肉組織の出力を増して、収縮させて】
【飛び出して来た鮫の勢いを利用する形で、剣を横一文字に振る―――さながら、ホームラン・バッターとでも言うべきか】

……やっぱり、何か有ったじゃないっ!

【恐らく、攻撃は成功する可能性が高い―――眼の一つがノビタを向いて、無邪気故に邪気に満ちた、そんな声が放たれた】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:46:59.03 ID:Iwc5MRgo
>>327

…………………………。

(かなり、すばしっこいのなァ。)
(どうするか……………)

【あの至近距離で投擲された瓦礫をいとも容易く回避してみせた少年を見て、】
【ほんの一瞬、リジィは考える。】

(とにかく、あの緑のよく分からねェ奴が割れねえ事には……迂闊に近寄れない)
(先ずは様子見、だなァ)

【どことなくまだ冷めた表情で、素早く二歩バックステップ】
【と、同時に右足に履いた靴を素早く少年に向けて脱ぎ飛ばす】
【大した威力ではないが、一瞬の妨害程度にはなるだろう】

【次の一歩で大きく上方に跳躍。】
【壁に伝う配管の一つを掴み、そのまま後退時の勢いと腕力だけを用いて下半身も相応の高度まで引き上げる】
【少年の身長の二倍ほどの高さまで行ったところで、裸足になった右足を器用に配管に引っ掛け、そこで状態保持】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:48:37.17 ID:jqYhhZco
>>332

・・・おォ、いただきまー―――――・・・・・。

【『す』と発音する前に、その口元は多量の肉に覆われて】
【意外に大きな口で食いちぎるかのように一片を食し】
【数度噛むだけで口内の物を飲み込んで、二口目】

んァ・・・・番天・・・・ッ・・―――

【こちらも数度噛んだだけで飲み込んで、味にニヤリと小さく笑う】
【その際に見えるだろうか――彼の歯、鮫の様な三角形をしているのだが】

―――俺の名前は『番天 零』/『バンテン レイ』、アンタは・・・?

338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:49:48.15 ID:L0YSwT2o
>>328
【彼女の太陽のような笑顔】
【本当に嬉しくて嬉しくて】

優しすぎるぐらい?
う〜ん、お姉ちゃんも優しすぎるけどな・・・
【どうやら恭平は姉さんの事が好きみたいだ!!】
【今後の行動が怪しすぎるが】

・・・・姉さん
【その肩の感触を十二分に味わってから】
【突然、むぎゅって抱きつこうと手を伸ばした】
【もし、成功したなら、彼女の頬に】
【甘い口付けをする事だろう】

じゃァ!お姉ちゃんか姉さまか姉様とか・・・
どっどっれが良いんですかっ!姉さんっ?
【こちらもテンションが凄く上がった】
【この男、姉好き】

じゃぁ、俺は姉さんの弟になりたい・・・良い?
【頭に手を置かれ、「撫でて」などと呟く】
俺・・・家族に憧れてたから・・・・
特に・・・姉さんに・・・
【恥ずかしさのあまりか、顔が熟れた林檎のように真っ赤に染まり】
【昔から憧れていた家族になれる人が見つかりそうで】
【いろいろな物が、こみ上げて】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/12(火) 23:50:45.80 ID:WSVOpqo0
>>325>>334

(……強い。吟雪……やっぱり近接戦闘ではボクやルミナの数段上を行く)
(だからボクは≪結晶≫と≪浮遊石≫を絡めたトリッキーな戦法で対処するしかなかった……)

(近接的には劣っても、手数やレパートリーで勝るのはボクもルミナも同じ)
(でも、吟雪には持ち前の爆発力と身体能力がある……差し引いたら五分五分)
(……目が離せない、ですね)

【ベリルは――静かにその様を見守りながら、自らの内でも戦闘内容を分析する】
【それは、両者ともに、かつて全力で戦ったからこそ解る事柄だろう――】
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:52:40.20 ID:ZlMA6h6o
>>331

……使える、ねぇ。
輸血用にしたって、汚れすぎ、酸化し過ぎで使いモンににゃあ、ならねェ様に見えるケド?

【気圧や水圧で動いていないことが明らかな、ボトルに吸い込まれていく血を見ながら】
【だというのに、一般的で、それゆえにとぼけたことを聞く】

さぁてね。
俺が死なない限り、俺にゃ関係ねェしな?
(……返り血なし、創傷、刺傷。ま、判断材料にするにしちゃ、少ねェか)

【自分から訊ねておきながら、ソレに対する少女の問いには、はぐらかすような答え】

アンタがやったと思えば、アンタがやったようにも見えるし。
アンタがやってねぇと思えば、アンタはやってねェ様にも見える。

……俺個人の希望を言わせてもらうなら、そうだな。
カワイイ女の子は、血に餓えてない方が、好感が持てるなァ。

【のらりくらりとした、意味の無い言葉の連なり】
【彼の話法か、あるいは警戒心の発露か。青年の笑みは、場違いなほど軽薄で、まるで街頭で少女相手にナンパしているかのような気軽さだ】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:52:45.05 ID:G2YPH.DO
>>333
寝泊まり?…そうだなー、この近くだと
…俺んt「マスター、誘拐罪で通報しますよ?」…冗談だよ
【怠そうに頭を掻きながら、何かすごい冗談を言いかけた】
【表情が全然変わってないからもしかしたら本気だったのかマジに冗談だったのか…】

…この路地をあっちに抜けりゃ、確かボロいホテルだか宿屋だかがあったと思うぞ
ボロいから安いが、部屋とサービスは最悪かもな
【今いる路地裏の向こう側へと指を指して】

342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:52:46.23 ID:LxFNMADO
>>321

じゃあ、頑張らなければいいのにねェ
知ってしまうから欲しくなる、出来るんじゃないかと錯覚するから妖しく見える
何もかも投げ出してしまえば、ほら、快適デショ?
『キミ』がやらなくたって、『ダレカ』がやってくれるんだから

【こつり、こつりと一歩ずつ近づいては言葉をゆっくりとしたリズムで紡ぐ】
【少年の言葉は甘く、誘うような響きを孕んで遠く耳の奥底を揺さ振るかのよう】
【だが、その言葉が少年自身に当て嵌まっていない事を鑑みれば戯言であると理解するのはたやすいだろう】


>>330

当然。家畜臭い田舎娘と違ってボクは高貴な身の生まれなんだからァ
惨めに泥水啜るような灰被りなんかとは較べるべきですら無いんだもの
……ロリコンって。まさかボクがこのちんちくりんに盛るような犬に見える?冗談やめてよネ

【屁理屈と皮肉を生み出す技量はともかく、少年が道徳的に酷く未熟なのは見るに明らか】
【つらつらと滑らかに動く舌で横目に反論をし、隻腕の肩を軽く揺らす】
【果たして知能指数は高いかもしれないが、状況判断は出来ていると言えようか】

それ、そこの「ロリ」に先に言うべきじゃないの?

【片眉、下げて僅かに吹き出す――同じく皮肉の合戦では、どうやら鼻にもかけないようだ】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:53:36.74 ID:L0YSwT2o
>>328
/追伸
/気にしないで下さいっ!!大丈夫ですっ!!
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:54:47.60 ID:yQzC2Coo
>>334>>339

(………チャンス)
(何処に置いたかなー………ああ、有った有った)

【体の下に出現した水溜り。それに、吟雪が左手を触れさせる】
【すると、左手は底なしの沼にはまったかの様に、ずぶずぶと沈んで】
【再び引き抜かれた時は、一本の鞘を掴んでいた】

【両端に、それぞれ幅広の鍔を持った五寸の柄が存在する、四尺の鞘】
【漆黒の表面は複雑に隆起しており、鈍い輝きを放っている】

【鞘の中心を口に加え、片方の柄を左手で掴んで引き抜き】

≪ 水鏡 / 我流二刀・幽鬼 ≫

【刃渡り一尺三寸の短刀を手に、吟雪の瞳が黒く変色した】
【身体能力、魔翌力等、一切のブーストは掛からない】
【然し、精神の不動と、それにより得られる戦闘の安定は、他の形態には無い物】

【左手をダラリと体の横に下げると、ふらふらと左右に揺れながら前方に進み始める】
【回避動作から一度に踏み込んで攻撃する、おそらくは受けの構えだ】


【かつて戦ったからこそ、ベリルは気付くだろうか】
【この戦闘で、吟雪が選択している技の種類、系統に】
【他者から得た技を使用している、その様な事では無い】
【最初の構えの際に最も顕著になったそれに、気付くだろうか】

【真紅、紫、黒。此処まで見せた三つの『色』】
【本来の色と種族としての特性が、残り二つ。これらは、数えないとして】
【もう一つだけ、『色』が残っている事にも、気付くだろうか】
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:55:16.93 ID:mIKMt1Qo
>>337

(・・・・・・ん?)

【人間ではありえない、歯の異常な形を見て女性は僅かに眉を顰める】
【眉を顰めると表記はしたものの、実際には仮面で隠れてみえないのであるが】

≪番天・・・ ザザ ・・・番天か≫
≪私は ザー ラウス。クラウス・アヴィット≫

【──Claus Avitto】
【カフェオレのカップについた水滴を使って、机の上に文字を書く】
【よろしくな、と女性は最後にそう言い。やっとカフェオレを飲み始めた】
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/12(火) 23:59:18.12 ID:Hi5EmxAo
>>341

【彼の指筋に引かれる様に、そちらへと視線を向けた彼女は
彼の言葉を信じることに決めたのか、一歩――――そちらへと踏み出して】

【そっと、振り向き――――……彼等へと視線を向けた】


――――……何だか、ご迷惑をかけてしまい、申し訳御座いませんでした
是非、今度――――……お礼をさせてくださいね


【そういうと、そっと微笑んで――――……ホテルへと歩いていくだろう】


/っと、そろそろ時間なので落ちるねー乙でしたー!
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/12(火) 23:59:27.75 ID:EzugZggo
>>335
【…歪んでいる、それがノビタがキョーコに抱いた感想だった】
【だがそれ以上に彼が表に出した感情は…『呆れ』である…呆れてもはや何も言えないとでもいいたげだ】

…なるほど、悪の敵は正義じゃないって訳ね…なんて頼りにならないダメ怪人だろう、このダメタロスめ
いいさいいさ、こうなったらオレ一人でも彼を助けるんだからな…!今、息吹き返したしよォォ…!

…ああ有るとも!むしろオレにはこれしかねえ…オレを戦力たらしめてるのはなッ!!

『(がッ、しまった…速度で勝負してはいけない人材があちら側にいたのを…余裕すぎて見逃していた!)』

【思わず隙を作ってしまったところを相手が新しく剣を装備している事に動揺を抱く】
【そしてタイミングは完璧、キョーコの剣は見事に…】

『ギャアアッ!!』

【入ったッ!ガキンと火花を散らし港の上に再びシャーククレムリンを引きずり出したッ!】
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 00:01:02.91 ID:ceSBXwSO
>>336

【靴は女の思惑通り、少年の顔に当たり、怯む】
【そして当たった靴を拾い顔を上に上げる】

・・・どうしたんスかぁ?諦めちゃったんすか?
【女の靴に指を引っ掻けてグルグル回す】
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 00:02:04.35 ID:HexeThg0
>>340

――――…使い方を知って、貴方に利点は有る?
無いなら、聞いても無駄。

【血を吸い終わったボトルを拾い上げ、蓋をする】
【全ての行動は、無表情だ】

なら、貴方の血を全部、貰える?

【抑揚の無い声からは、感情を推し量るのは難しい】
【だが、殺気や闘志などは、発していない。空気で大体分かるだろう】

だったら、そのどちらか。それだけのこと

【その二択でしかないのだから、当然である】

貴方の希望は聞いていない。……けれど、まだ血は足りない。

【可愛い、かどうかはともかく、気軽さはそのまま軽く、そよ風のように受け流す】
【眉一つ動かさない、無表情だ】
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 00:02:52.49 ID:8qnAYgDO
>>346
…はっ、礼なんていらねーよ
…ガキに礼求める程、困っちゃいねーし
【去っていくヴェアトリーチェの背中にそう呟いて、煙草を捨てて】
【煙草を踏み潰しながら振り向いて】

…っあー…毒気抜かれちまった…寝てから考えるか
「テキトーですね、マスター」
【怠そうに言いながら去っていった】

/乙でしたー
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:03:41.14 ID:0Mnjs/go
>>345

ラウ・・・・あァ、ク“ラウ”ス・アヴィットか・・・・
今度は期待してるぜ?よろしくなクラウスサン

【今も食べているというのに、既に次回の話】
【この青年、食に関してはかなり現金な類なのか】
【ともかく一応の挨拶を交わすと、またガブリと食らい付き―――】

【――――おおよそ、三分と三十秒後】

あー・・・・・味はそこそこだが量は十分だな
たまに食う分には良いモンだ・・・・

・・・・なァその、ありがとよ

【アッという間に三つの巨大バーガーを食らい尽くした彼は満足気な表情で】
【異形の歯を覗かせながら先程の様に笑い】
【恥ずかしいのだろうか、本当に小さな声で女性へと感謝の言葉を口にする】
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 00:07:23.40 ID:FIZClkSO
>>339>>344
(刀……なら)
エレメント・黒
【右手で闇のエレメントから箒に変化させ】

【サバトは吟雪の腹部に視線をやり】
【サバトの目がキュピンと光る】

【その瞬間、サバトの両目から打撃系の衝撃のビームが二つ吟雪の腹部に放たれる】

【だが吟雪ならそれを防ぐだろう…ならその隙を狙う】
【問題は相手の刀の腕前…更に片手が使えない自分は二つの刀を捌ききれるか…いや右手だけでは無理だ】
【冷静に分析しながら】
【背中から悪魔の翼を生やす】
【なら…左手の代わりを作る】

【サバトの持ち味は手札の多さもあるが、その身体の特製を利用したトリッキーな技】
【ベリルもよく知ってるサバトの長所はカオス等に利用してる身体の異常な変化や動きだ】

【だが果たして吟雪に通用するか…】
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:08:07.96 ID:G32os32o
>>330

……まだ去ってねーです
むしろ増えちゃってるです

【突っ込みに愛と勢いが足りない】
【少年を短く瞳で差して】

……勝っていない、です?
それは、負けと同じじゃないんです?

【膝を抱えたまま、不思議そうに翠を見上げた】
【作品名:「ベンチは死んだ、子供は去った」の光に、温かく照らされる少女】
【白を基調とした装いの為、今はオレンジに近い赤色に染まっていた】

>>342

……『ダレカ』って誰です?
欲しいものがあるのに諦めたら、あとはずっと辛いだけです
こんな意地悪な世界は、望むものを降らせちゃくれねーんです

前に、途中でゴールしようとして……、
結局その部分はわたし≠カゃ無くなっちゃったんです
まあ、右腕のないあなたさんに言うべき事かは、分かんないです

【膝と腕の中に、顔を半分埋めて返答】
【右手を、ぎゅっと握り締めた】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:08:31.24 ID:0JmEBNko
>>348

ヒヒッ、挑発は相手を見てしようなァ?
それでノコノコ降りるほど間抜けじゃねぇし、今のでアタシのフラストレーションがかなり溜まったってだけだぜ?

【表情を崩さず、そのまま配管に身を支え続ける】

(とはいえ、なァ)
(このまま待ってた所でどうになるわけでもねェし………)

【じっと、何かを考えて】


………お前、機関員なんだろ?

【差し当たっての質問を始める】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 00:12:11.06 ID:64OgVSw0
>>338

【其の言葉に、――――彼女の笑顔が、一瞬消えた】

……僕は、優しく無い

【痛みを堪える様な表情を浮かべ、低い声音で言い放つ】
【何か思い出す様に黙っていたが、直ぐに笑みを戻して、其れきり、何も言おうとしなかった】

……恭平k―――――――――――

【抱き締められ、驚いた様に瞳を見開く彼女。緊張しているけど、大人しく抱き締められてる】
【彼の身長の方が高かったら、ばふっと顔埋める形になるかもしれない。ちなみに167cm】
【そして頬のへの口付けを受け、いよいよ顔が赤く染まった】

【暫く呆然として、取り合えず彼を抱き締め返すと、再び呆ける。なんだこいつ】
【其れから、漸く我に帰ったのか、呼称はどうするかという問いに】

―――ど、どれでも好きなので良いよっ!
うん、あ、うんっ!あ、あははっ!

【壊れた様な笑顔を浮かべながら、そんな事】
【もう、なんか照れ過ぎて軽くショートしてる。だめだこいつ】

【そして、彼の問い掛けに、静かに笑みを浮かべながら】

―――――……断る筈、無いじゃないか

【片手で彼の頭を静かに撫でて、ぽそり】

……、……家族

【其の単語を口にして―――瞳を、閉じた】

……絶対に、護るよ、恭平君

【そう告げると、彼の存在を確かめる様に抱き締める】
【過ぎるのは、自分の家族の事。自分が嘗て失い、再び手に入れた、彼等との絆】

【暫く撫でて、ぎゅーっとしてから、彼から離れるかも】

……じゃあ、僕は、そろそろ

【柔和な笑みと共に、別れの言葉を】

/携帯移行します!
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:12:18.08 ID:ceSBXwSO
>>354

ええ、まぁ、下っ端の下っ端の末端スけどそれが何か?
【見上げたまま質問に答える】
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 00:12:57.52 ID:2.S7QBQo
>>351

≪くく・・・・・・ ザア 期待しておけ≫

【ストローを加えてるのに喋れるのは、偏に人工声帯のおかげだろうか】
【兎も角クラウスはまた小さく笑い】

≪・・・・・・余程空腹だったんだな、驚いた≫
≪それと・・・・・・ ザザ どういたしまして、だ≫

【驚いたような声色も表情も見せないが、それは仮面と声帯のせいなのだろう】
【感謝の言葉へは、どういたしましてと短く返してまた笑う】
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 00:13:55.01 ID:dvCRJ8Y0
>>347

…3枚下ろしなんて、生温い事は私はしないのよ。
頭蓋骨だけはキレイに残して、後はグチャグチャにでもズタズタにでもして、あんたと同じ魚の餌にしたげる。

【剣を手に持った瞬間、更に表層化する暗黒の魔翌力―――どうやら、剣はその『コア』に、限りなく近い様だ】
【内在していたモノか?全て悲劇の卵が悪いのか?判断などさせる間もなく、少女は彼女の正義を行わんと】
【右手で軽々と、長大な刃渡りを備えた剣を持ち。すっと伸びた左手を、シャークナイトメアに向けて】

アハハハっ……。
―――サージちゃんに遭った時、魅せる『正義の』戦利品が、また増えるわっ…

【周囲の事など目に入っていないかのように、狂乱の言の葉の数々と、抜かり無い噴射=c直ぐに本体と切れる糸を、鮫に浴びせかける】
【相手の身体を、その場に固定する為の一手―――引き摺り出された際の斬撃と、地面に打ち付けられる衝撃の威力は、大きいと見て】
【魔獣の足音を響かせて、壱匹の『怪物』が、じりじりとシャークナイトメアに接近しながら、次々と糸を放っていくだろう】
【5発程度の其れは、ひとつ回避に失敗した時点で、『次』を非常に困難なモノに変える筈だ】

……アハハハハハ、アハハハッ…。
達磨さんにしてあげるっ…達磨さんにしてあげるゥゥゥっ!!

【疾走する幽鬼は、自らの攻撃が効果を発揮した、と判断した場合】
【ナイトメアの両腕・両足を弐度に分けて―――詰まるところ、『X』の字状に、思いっきり滅茶苦茶に引き裂こうとする筈だ】
【一連の攻撃に対処する力が、ナイトメアに残されているか…全ては、其れに掛かっている】

/眠気が少し危険なので、巻き気味です…御免なさい。
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:14:11.88 ID:8byo8k2o
>>349

メリットが無いなら聞かねぇさ。
ただ、俺のメリットをアンタに話して賛同が得られるわけでもなけりゃ。
そんな義理もねェ。 そうだろ?

【ついさっき『どうでも良い質問』をぶつけておきながら、それを棚に上げるような言い様である】

全部ねェ。 カワイイ女の子の頼みだ、くれてやりたいトコだが……。
……俺の命がアブねェだろ?
400mlまでなら、考えないでもねェけど。ジュース一本と交換で良いぜ?

【献血でもするような、気軽な言い回し】
【殺気が無いことを見越してか、単に鈍感なのか――】

そうだな、それだけのこった。
……で、どっちなのかな?

【下らない質問だと自分で断じておきながら、なおも同じ質問を重ねる】
【抑揚の無いな少女の声とは対照的に、どこか挑発的な、意地の悪さを見せる声】

あ、そ。
ビョーインで輸血パックもらってくれば良いんじゃね?
言った通り、俺の血ならあげてもいいけど、400mlまでだぜ?

【青年もまた、その表情は揺るがず、この見ようによっては危険な――この会話を楽しむような、笑みのまま】
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:17:28.02 ID:v/QKu/Ao
>>342
「自称」ほど虚しいものもまぁないわよねぇ、ま、とりあえずそういうことにしてあげる
ロリコンの常套句よ?「16で熟女、18でババア」って。てっきりそういう宗教の人かと思っちゃったわ

【(少なくとも表面上は)平然とした様子で言葉を連ねていく少女】
【こういう人間が下手に出ると頭に乗る手合いだと把握しているからか、上から目線の態度を崩そうとはしない】

私のそばに「ロリ」という生命体はいないわねぇ、それにいたとしてそれを言う意味があって?
私はリアリストなのよ、あなたと違って

【感情が安定したのか、落ち着いた様子で平然と受け流す――】
【さっきから少女は少年を見ていないが、それは大した興味が無いことの現れと見るべきか】

>>353
…私には見えないわ

【滑らかな動きで(少年を無視しながら)周囲を見回し、再び焚き火の方に視線を寄せる】

んー、「試合に勝って勝負に負けた」と換言してもいいわね
何が悪いのかは知らないけど、私は形の上では勝っても満たされないことばかりなのよ
一番欲しかったものを・・・いや、これは感傷的過ぎるわね

【自身の中で思うところでもあったのか、顔を僅かに俯ける翠】
【燃え盛るベンチを見て、何かを思い出しているのだろうか・・・?】
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 00:21:33.01 ID:n3.sW3Y0
>>344>>352

……『剣』!?

【吟雪が水溜りから取り出だしたそれに、静観を決め込んでいたベリルも思わず声を上げる】
【『剣』――自分が知る吟雪のウエポンは、ただ『篭手』のみだろうか】
【一時、『魔銃』を使っていたような記憶もある――だが、主に『篭手』のみ】
【自身との戦闘ではそれよりも、もっと野性的な『爪や牙』を武器として――】
【……――――『野性的な』……『爪や牙?』】

……(……あれ?)

【ここで、ふとベリルは気付いた】
【残念ながら、その瞳の色のバリエイションから、パターンや残った色までは見抜けなかったが】
【もっと決定的な違いに、かすかな違和感を覚えて】

(……吟雪……『型』を?……「野性」……――?、……?)

【――思えば、“スデに”“掌底”だった。鋭利な『ツメ』や『キバ』ではなく】
【そして今――『剣』……まったく明確なる『武器』を扱わんとしている】
【…………――――】


(……でも……ルミナ――あの『天魔』の身体は自由自在)
(ある意味、ボクの≪結晶≫なんか及びもつかないようなバリエイションの攻撃が飛んでくる)

(吟雪のズバ抜けた動体視力と判断力なら、それに「追いつけないこともない」)
(でも、幾ら吟雪でも予想の外の外から来る攻撃は難しい――)
(いや、それすらも……「予想外が来る」と「予想」できていれば……)

(……わからない、ですね。きっと今、現状は五分五分)
(ただ四肢のダメージを別の要因で或る程度カヴァーできるルミナにとっては、その点で有利か……)

【静かに分析を続ける――結界は衰えない。自分は見届ける、それが使命だ】
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:22:05.50 ID:0JmEBNko
>>356

【配管に引っ掛けた足を降ろし、若干の振りをつけて少年と少し間をおいた地点に着地】
【引き続き一応の警戒はしている模様】

ぶっちゃけた話さァ、お前普段何やってんの?

いやな、アタシも一応"機関"には入ってんだけどさ、活動らしい活動とかしたことないんだよねェ、ヒヒッ!

【へらへらとそんな事を尋ねるものの、まだ少年への敵意はその瞳に残留している】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 00:24:33.69 ID:HexeThg0
>>359

…聞くことの利点が有るなら、聞きたい。
それと使い方の等価交換なら、応じる。

【果たして等価であるかは不明だが、とりあえず「義理」という言葉を無視している】
【が、使い方を聞くチャンスでは有る。一応】

…駄目。全部か、零か。その二択。
ついでに、私はジュースも、それを買うお金も持っていない。

【後半の情報は不必要である】
【そんな情報を混ぜ込むあたり、どうやら相手の血液が是が非でも欲しいわけではなさそうだ】
【本当に必要であれば、無駄なことは省いて伝える】

そのどちらか。

【同じ質問に対して、同じ答えを重ねる】
【声の調子がそんなに簡単に変わるわけも無かった】

言い訳が立たないし、それは他に使えるから、その使い道を優先する。
そして、全部か零。

【他の使い道とは、普通の輸血の事を指しているのだろうか】
【それならば――――随分と非執着的である】
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:25:11.84 ID:0Mnjs/go
>>357

ン・・・・まあ、確かに結構腹は減ってたな
つっても前々から『大食らい』ってヤツでも有るんだが―――

【相手の言葉に口元の笑みは微細な肥大を見せ】
【青年――番天は何をするかを考えていた】
【帰るか、この妙な相手と話を続けるか―――】

【―――結果としては、彼は帰る選択肢を選ぶのだが】

――ッ―――お、オレ様ァ帰るからな・・・!?
次に奢って貰う時だ、カクゴしとけよ!

【「聞こえていたのか」、と真っ赤になった顔を隠すように慌しく立ち上がり】
【ゴミの乗ったトレイを持って屑篭へとそれを片付けて、早足で出入り口へ】
【要は次回を楽しみにしている、という趣旨の捨て台詞(?)を其処で吐き】

【左手では入り口を、右手ではクラウスを指差した】
【青い髪でより目立つ赤顔の青年はその場を去ろうとするだろう】

【もっとも、何かしらの呼びかけを聞くぐらいの間は十分にあるのだが】
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:27:12.88 ID:sMI6oJwo
>>355

(姉さん・・・なんか過去に・・・あったのかな?)
【突然の姉の変わりように内心驚くが】
【その事は表情に出さなかった】

・・・・・姉さん、大好きだよ
【そう言いながら強く抱きしめる。寄寓に青年も167cm。中の人と同じだね!!】
【息が段短と荒くなる】

【彼女に抱きしめ返されると、これ以上ないくらいに赤面し】
【少しずつ、照れのためやら感極まってやらで、涙目に】

じゃぁ!姉さんか姉御か姉貴あたりで行きますよ!姉さん!
【笑顔があふれまくり】
【ついに2人とも軽くショート】

・・・・ほんと?
【撫でられて、気持ちよさそうな顔になり】
【少し頬を伝う透明な雫が出てきて】

・・・・・姉さんと家族になれるんだ
【シンクロ擦るかのように瞳を閉じて】

・・・・俺も、姉さん護るから
【抱きしめられると、何かに吸い寄せられるかのように】
【ゆっくりと、顔を近づけ】
【唇と唇を重ねようとする】

【撫でらるは好きらしい、昼下がりの猫みたいな表情で身をゆだねている】

あっ!林檎!!
【不意に思い出し、ハキハキと喋る】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:28:05.13 ID:sMI6oJwo
>>365
/追伸です!
/了解です!!
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 00:30:38.03 ID:ceSBXwSO
>>362

うーん、正直な所、僕も今は特には何もッス、
末端ですからね、命令が無い限りは動かないッス。

何だ、アンタも僕と同じだったんスか、ならもう辞めにしないッスか?同士討ちなんて
【とそんな事を提案する】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:33:08.38 ID:h9hOwMAo
>>352>>361

(………………………次)
(狙うなら………肩、肘、膝)
(動きを止めるなら………膝)
(右肩も一撃入れて有る、壊すのは簡単)

………………左か、右か

【攻撃すべき部位はあらかた見当を着けた、後は左右の区別のみ】
【近接に持ちこんで終わらせるなら、動かない部位の左右の違いは大きい】
【思考は直ぐに纏まる。右しか無い、と】
【自分が使える腕が左。右を鈍らせれば、ガードも回避も全てが抜きやすくなる】

【下げられた左手が、バネ細工の様に跳ね上がる】
【短刀が空を切り、それにやや遅れて、釘状の魔翌力の塊が、サバトの左膝目掛けて射出される】
【刀は盾でありフェイントの道具。本命の魔術で、機動力を削ぐ事を狙う】

【腹部へ向かうビーム二発、これを同時に防ぐ事は難しいとみて】
【体の振りを一度だけ大きくし、二発とも右脇腹へ当てさせる】
【回避するのではなく、負傷個所を広げないように受ける】
【腹部への打撃はスタミナを奪う。これが重なれば、効果も有ろうか】


【ベリルの気付いた事実】
【用いる凶器の選択が、技の選択が、違う】
【触れれば容易く肉を切り裂く爪も、骨を砕く牙も顎も使わない】
【内臓を抉る指先の攻撃も、組みついて喉元を狙う斬撃も、使わない】

【明確に、『技』を。身体の特徴と数値から来る技では無く、『技術』を】
【それも、普段行うような、≪対生物殺傷技術≫では無い】
【叩き伏せるという目的は同じだが、然し、その為の手段が違う】


≪ 水鏡 / Son gI≫

【そして、いよいよ吟雪は最終段階へ】
【持てる技術の全てを動員する、最後の衝突へと向けて己を高める】

【右の瞳が、自分自身のそれより強く輝く『白銀』へ】
【左の瞳は、“黎明の空”をトレースしたかのような漆黒と灼熱の混在する、≪夜明け色の瞳≫に】

【両足に纏われる水の魔翌力と、左腕に纏われる雷の魔翌力】
【受けたダメージを僅かでも回復させる為、一度大きく息を吸い込んで】

【もう一度、音が鳴る程に、強く歯を食いしばった】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 00:34:45.90 ID:2.S7QBQo
>>364

≪ザー なるほど、なるほど。では、次に会う時は財布を十分に膨らませておかなければ、 ザザ≫

【喉をならして笑うクラウスではあったが、その笑いはノイズにしかならず】
【彼女なりの冗談は彼に通じたのかは不明なところである】

≪ああ、そうだ ザー≫

【そして、最後の最後】


≪もう少し素直になって ガーザザザザッ  罰は当たらんと思うぞ?≫


【楽しそうな笑みを浮かべ、クラウスはそう言った】
【その台詞を聞いた彼の反応が見たいという、彼女の悪戯心も加わっての事だろう】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 00:36:17.24 ID:sDAPWkDO
>>353

分かってるじゃないサ。なのにぐずってるんじゃ勿体ないなァ
動きなよ。そんでもって退屈なこの世界をぐちゃぐちゃに掻き回してくれればいいのに

【相手の言葉を聞くと、に、と口を端を引き上げる――正真正銘、子供の笑みだ】
【しかし、それも次の相手の言葉を聞くまでのみで】

……何? おかしい? 片腕が無いのが?
笑うんだ。そう。僕の誇りを。君が?

【冷笑、わずかながらそれにすら及ばないような歪んだ表情と抑揚の無い言葉】
【真っ直ぐな相手の言葉は少年の言葉を凍り付かせ、へばり付いたような嘲笑を薄れさせ】
【もう一人の少女に横顔を向け相手には正面きって向かい、だらりと左手をも脱力させた】


>>360

【――が、少年にとって慣れきった皮肉を耳にすると、途端口調は生き生きとし始める】
【光に蛾が群がるように、少女との悪意のみの世界に全面的に体ごと意識を向けて】

馬鹿みたいに可能性だらけのこの世界で真っ向から否定するのも、ちゃんちゃらおかしいケド
だってボク12歳だもん。10代後半なんて、お肌曲がり角のオバサン以外の何者でもないよね

【ジェスチャーは適度に、言葉の抑揚は自然且つ大袈裟に】
【身に染み付いたような手順、手法、仕種を忠実に守り】
【炎を照らして赤みを強める瞳は、どこか楽しげにも見える】

リアリスト。現実主義者。
……実際的に考えれば、まず年齢の下の者から保護するべきじゃないの?

【こちらに一切の興味を示さず川が流れるように言葉を紡ぐ相手に対し】
【むしろ、優雅に対話を楽しむかのように背を反らせる】
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:37:54.02 ID:8byo8k2o
>>363

【少女の等価交換、という大仰な言葉を聞いて、青年は意を得たり、とばかりに笑みを強くした】
【すこし、言葉の前に間を作り――】

聞くことの利点? 言うまでも無い。
……好奇心、だよ。

【そんな下らない回答を、まるで特大のジョークでも披露したかのような、楽しそうな笑みで答えた】

All or nothing?
お硬いねェ。もうちょっと柔らかく行こうぜ。
……んー。
アレだ、ンな仏頂面してっからだ、ほら、笑ってみな?

【全か零か、ではない。妥協を許さない、と言う意味合いで、少女の言葉をわざわざ直訳し】
【自分の顔を――ムカつくくらいの笑顔を――親指で示す】

ま、無理に答えろとは言わねぇケド。
俺に義理が無いのと同じ、アンタにも義理はねェからさ。

【強硬な少女の態度に閉口してか、青年の側から、投げやりに応酬を打ち切った】

それもそーか。
んじゃ、地道に自分の血液集めておいたら?

‘ムダ’にするくらいなら、その方が良いかもよ?
俺の血液はプレゼントしてやれねぇからさ。

【最後に、いやに皮肉げな物言いで、そう言った】
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:38:53.10 ID:RKdX2W.o
>>358
【悔み続けたのもつかの間最後の噴射を持って…シャークナイトメアの身体が固定されていく…!】
【最後の一撃を放つ気か、とノビタもこの動作から悟る!】

「ぐっ、があッ!これはッ!?身体が…ッ!!や、やめろッ!やばい、やばいッ!」

【回避失敗はそのまま彼の命の終わりへと繋がったのだ…キョーコの手に確かな手ごたえが伝わると同時に】

【ザクゥ!と堅い物を叩き切ったような音がそこに響き…シャークナイトメアの身体に『X』の文字の軌道の残像を残したまま】
【切り口から白い灰のような物を流し始め、全身から大量出血でもしたように青色の炎が勢いよく発火し始めてうめき声をあげて】

「ああ、あああ、うわあああああああああああああああああああああああああッ!!!!!」

【前方にバタリ、と倒れたと同時に…断末魔を残してシャークナイトメアが港の上で大爆発を起こし…キョーコの狙いとは違い『頭蓋骨もろとも』塵と化してしまった…】

…ふう、ふう、流石の怪人といえども…奴らはオレらとなんの代わりもなく『死ぬ』ことがある存在、というわけか…
今さらセワシの奴が戻ってきたようだが…あいつに聞くまでもなく体験した、という事かな…

…正直アンタの戦いには嫌気がさしたがそれでもこうして倒してくれたことを感謝し、労おうか…お疲れ様

【爆発の衝撃で腰を痛めたらしいノビタは、一応キョーコに手を差し伸べようとする】
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:42:29.71 ID:0JmEBNko
>>367

ふゥん、何だ。アタシと一緒か……ヒヒッ!

【楽しげに笑うと、肩の力を抜いて腕を下ろす】


うーん、まぁ、なァ? 正直お前とこれ以上やり合ってもリスクにリターンが見合わねえしな……

【頭を乱暴にバサバサ掻いて、何という事もなくそっぽを向く】

――アタシはリジィ。リジィ=ザナドゥ=キールシュタインってんだ。ヒヒッ、長いだろ?
お前は何て名前だい、坊や?
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:46:56.42 ID:RKdX2W.o
>>372訂正
【爆発の衝撃で腰を痛めたらしいノビタは、それでもなんとか自力で立ち上がり、一応キョーコに握手を求めるように手を差し伸べようとする】
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 00:48:49.24 ID:HexeThg0
>>371

――――そう。…同じ理由。

【答えを簡略化する。早い話が、血を集めているのは好奇心からということである】
【信じるか信じないかは、自由だ】

笑わないことに、何の不利が有る?
感情を発するのは、顔が疲れるだけ。
そう感じていないのに、その表情を作るなんて、もってのほか

【うわべだけの笑顔すら、いや、うわべだけだからこそか、作ることを拒否する】
【笑顔を見ることは、諦めた方がいいだろう】


…それは出来ない。私の血は、限りがある。

それに、どうせこのまま乾いていく血。誰の得にも損にもならない。
それを集めることが、無駄であると言える?

【皮肉は、通じない】
【勿論、皮肉が理解できないという意味で】
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:48:53.33 ID:0Mnjs/go
>>369

―――っ、な・・・にォ・・・・・・!

【熱く熱した鉄か、或いは茹で上がった甲殻類か】
【どちらにしてもこれ以上無いほどの、“赤”】
【羞恥か何かからか、その指先はぷるぷると震え始め】

【割と素直な彼は色々と耐えられなくなったのか、両手を出入り口に当て】

お、オレ様はッ・・・・だァ―――!!!

【腕が先か体が先か、その身をこじ開けた入り口の向こうへと躍らせて】
【その場から逃げるかのごとく、猛ダッシュで姿を晦ませた】

/お疲れ様でしたー!全体的に返しが遅くて申し訳ないです
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 00:50:24.30 ID:0Njm52DO
>>365

(……、……「好き」、て)

【その言葉に、更に顔が真っ赤に染まる檸檬。兄弟的な意味だよね、と自分に何度も言い聞かせて】
【彼の問い掛けに、こくりと頷きながら】

わ、分かった!じゃあ、僕も恭平って呼ぶかもしれないけどなんかごめんッッ!!

【 何 故 謝 っ た 】

【某カチューシャ君の顔を思い出しつつ、言い表せ無い感じの罪悪感に襲われながら、ぼうっと抱き締められていると】

……恭平、君

―――って、あ、あわわっ!

【唇が近付き、はっと我に帰って咄嗟に顔を俯かせた】
【恥ずかしいのか、直接キスは守りたいのか。ともかく、彼の唇はおでことかに当たったりするかも】
【このショタコン、おでこでも恥ずかしがってたりするけどNE!】

【彼の言葉に、檸檬も漸く思い出した】
【凄く恥ずかしがりながら、視線を逸らしつつ】

あ、そ、そうかっ
じじ、じゃあ、あの、9個!

【増えてる様に聞こえるのは、きっと気の性です】
【代金を彼に渡し、林檎を受け取るかもしれない】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 00:51:14.21 ID:dvCRJ8Y0
>>372

け、けほっほっ………え?

【爆発―――いわゆるお約束≠ナあるからか、視覚的な意味が強いからか、キョーコは大したダメージを受けていない】
【敢えて言うなら、撒き上がった煙に視界を暫時覆われ、ゴホ、と咳込んだことが、損害】
【然し、手ごたえは確か―――爆発の中でも肉片は保たれているかと、煙を剣で払って見えた光景は、灰の山】
【からん。急激に脱力した手から墜ちた剣は、数秒して、『元の鞘』―――キョーコの腹部に吸い込まれ、亀裂が塞がる】

…あ……私こそ、死体を残してくれない相手との戦いは、もう御免よ!
どんな味がするのか、確めて見たかったのに…。

【茫然とした勢いで、興奮の波が急激に引く、冷たい潮風が、怪物の頭を撫でる】
【手を差し伸べて来るノビタの声に答える事にさえタイムラグが生まれたが、彼女は怪人の姿のままで、ノビタの手を握り返すだろう】
【ゴツゴツとして、蜘蛛と言うよりは蟹の甲羅の様だが、力の加減はかかっていて、危害を加える事は無い】
【言葉は相も変わらず、異常性を纏っていて】

……何はともあれ、協力には感謝するわ。
あの狙い撃ち、かーなーり鍛えられてるわよね。

【手を離せば、彼女は変身を解除し、スクール水着の少女に戻るだろう】
【ノビタについて評価するとき、薄く微笑む―――強い人間は、嫌いでは無いらしい】

…さむっ。
ローブ何処だっけ〜っと。

【そして―――人の姿では、温度変化への耐性が急激に低下する】
【少年には目もくれず―――恐らく、港にボロ切れの様に放置されたままの茶色いローブを拾いに、彼女はのそのそと歩き出すだろう】
【オーバーニーブーツとスク水のコンビネーションは、彼女の精神とは別の方向性で「可笑しい」】
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 00:54:56.72 ID:FIZClkSO
>>368
!!
(刀はフェイントか!?間に合うか?…)
【杭が飛んで来た瞬間、右手の箒の持ち手の先部分で突くように杭の軌道をずらそうとする】
【だが軌道をずらしても左足の膝から少し下を深くえぐられるだろう】
【そこから血の代わりのエレメントが噴出する】
【表情を歪ませるが】

【だが】

【サバトの悪魔の翼の形が変化し始める】

【それは巨大な金色の体毛に覆われたケモノのような悪魔みたいな両腕】

【ベリルなら見た事あるはず……それは】

……天魔の腕!!!!……
【右足を軸に右回転させ】
【左側の天魔の腕で鋭い爪の斬撃と横に振るった時の空気の衝撃波を吟雪の右側に向かい襲い掛かってくるだろう】

【成功失敗問わず左の天魔の腕は悪魔の翼に戻るだろう】

(……次で…私の全力の技を叩き込む…次で……次で決める!!!)

【右足の足輪から膨大な天魔の力が溢れ出してくる】
【それは視認できるほど不気味に歪み、足輪から小さな天使と悪魔の翼を左右にだし】
【次の自分の最大の技を叩き込む準備にはいる】
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 00:55:48.60 ID:8W8DOMSO
【路地裏】

【ちき、ちき、ちき、ちき】
【スズメバチの警戒音にも似た、場にそぐわない異音が響いて。一定のリズムを夜に刻む】
【音の聞こえる方を見れば、区切られた空の許、月明かりの届かない建物の影の中】

……久々のオフ、煩いヤツが居ないのは嬉しい限りなのですが。
羽を伸ばそうにも、遣り方が判らないのは困った話――――ワーカホリックだなんて、笑えませんね。

【アッシュ・グレイの長髪を後頭部で一纏めに括った青年が、物憂げな表情で佇んでいた】
【真っ赤なトライバル柄の炎が描かれた、白いシャツ。迷彩柄のカーゴパンツ】
【カーキ色のミリタリージャケットを羽織り、コンバットブーツを履いて】

【その手には――――カッター、ナイフ……?】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 00:56:02.21 ID:FIZClkSO
>>379追加
>>361もです
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 00:58:19.91 ID:n3.sW3Y0
>>368>>379

【――ふわり、と】
【微かに――ほんの微かに漂う、懐かしい気配】

……「ボス?」

【思わず、呟いた】
【ベリルハーツの根幹を築き上げた、白銀の彼のことを】

【更に、サバトから溢れる天魔の魔力と、視覚化した天魔の腕】
【忘れない――ドブロクとの共闘で、なんとか捻じ伏せた『天魔』そのもののパワー】
【その再来――ベリルは悟る。『全力』だ……両者ともに、『出し惜しみ』は無い、と】

【同時に、僅かに脳裏を過ぎる『実感』がった】
【『クライマックス』が――『近い』】

【自分は――最後まで、見届ける】
【一瞬たりとも目を離すまいと……】

――……ルミナ、……吟雪……

【無意識に、ぎゅう、と祈るように。両手を重ねた】
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 00:59:12.03 ID:2.S7QBQo
>>376

≪くくく・・・・・・ ザザザザザ──ガー≫

【彼の後を追いかけるようにして聞こえたノイズは、彼女の笑い声だったのだろう】
【ザザ、ザザ、とその雑音は楽しげに夜に響いており】


≪やれやれ──男のツンデレとは、 ザザッ≫

≪そういえば・・・・・・最近は“あいつ”のツンも ザザー 貴重だな≫

【そんな、意味深な言葉を残し】
【クラウスもまたしばらくして店を出て夜の街へ姿を消すのであった】

/こちらもたまに遅くなる事あって申し訳ありませんでした・・・
/お疲れ様でした!
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 00:59:58.06 ID:G32os32o
>>360

【ロリという生命体はいない、その言葉を聞いて、硬くなった表情に若干の柔軟性が戻る】
【もし両人からロリ認定を受けていたら、ちょっとは憤慨したかもしれない、と外見10歳ほどの女の子は思った】

……、……あはは

護られる側なのは、この前から変わってなくて、微妙に悔しいです

【未熟な少女にとって、彼の言葉は剃刀の刃のように鋭く感じられる】
【もっとも、だからこそ再燃する部分もあるのだけど―――】
【彼女の仕草は、自分を庇護してくれているような気がして、少しだけ温かかった】

……その反対なら、よく聞くです
でも、わたしは、負けの数が圧倒的に多いんです……、だから……

……勝って満たされないことって、あるんです?
その場で手に入らなくても、近付いていけるなら、それは―――

【言い掛けて、途中で口を噤む】
【彼女の表情を見て、迷いが生じたのだ】
【一番欲しかったものが、何なのか。 聞いても良いことなのか】

【焔を一度経由して、少年の方に視線を向ける】

>>370

……強い方が、言ってくれるです
動けるなら、真っ先にテメーさんを掻き回してあげたい気分です

【挑発にも聞こえる言葉で、心に薪がくべられる】
【少しだけ、熱の戻った表情で見つめ返す】
【どうせ返り討ちにされる=\―そんな冷たい感情が、奥底で邪魔をするものの】
【ひとまずは平静―――】

……人を笑う気力なんて無いです

でも、ホントに誇りなんです?
それならもっと、らしい表情をしたら良いです

【初めて、少年の赤い瞳を同色で見つめ返して】
【平坦な口調で返答した】

/すみません!遅れました!
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 01:02:43.05 ID:8byo8k2o
>>375

同じ理由?
……あァ。 そういうこと。
ま、人の趣味にケチつけるほど俺もリッパな人間じゃねーし、良いけどさ。

【少しの間があったが、簡潔な答えの意味は、とりあえず飲み込んだようだ】
【血を回収する少女に平然と声をかけるような男、だという自覚はあるらしい】

そうさなぁ、色々あるぜ?

【そういうと、右手を掲げ、指折り理由を数えていく】

まず、笑顔ってだけで悪い奴に見られにくい。ましてや、アンタみたいな女の子は。
次に、表情筋の退化が早い。シワや、たるみが若いうちから目立っちゃうぜ?
三つ、笑うことは正常なホルモンを正しく分泌する。長生きできるし、精神病にもなりにくい。

最後に……アンタのかわいい顔がもったいない。

【最後の理由だけ、やたらと個人的な理由ではあったが――】
【それなりに真っ当に、青年が答える】

ま、笑いたくないときに笑えとは言わんが。
もうちっと、こう――『イイ』顔、してみなよ。
お人形さんみたいな無感情な女がイイなんて男は、変態だけだぜ?

【なんというか、女性観にはうるさい男であるらしかった】

合理的なお答えで。ご自由に集めりゃ良いんじゃね?

……できれば、人の目は忍んでやって欲しいが。
怪奇! 夜な夜な血を抜いて回る美少女の悪夢! なんてゴシップが作りたいなら、止めねェケド。

あとは、こんな物騒なところに、女の子一人ってのも、良くねェ、かな。

【呆れた声音で、少女の機会のような答えに、嘆息を漏らす】
【まったく論点のズレた忠告を、二つほど、言い訳のように返しておく】
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 01:07:03.28 ID:v/QKu/Ao
>>370
【一方の彼女は淡々と言葉を返す――今は少年の様子を見る方向に意識を優先しているのだろうか】

10代後半になったときにどんなことを言いだすか、実に楽しみな物言いね
まぁ馬鹿みたいに理不尽だらけのこの世界、それまで生きられる保障も無いけれど

【フレーズをそのまま使いまわしての反応、まぁ言うまでも無く、軽い挑発の様なものだ】
【言葉を紡ぎながらその顔に浮かぶのは――苦笑】

この世界で、肉体的、物質的な年齢にどれだけの意味があるのかしら?

>>384
勝って満たされないこと?あるある

【ふぅ、と一息ついて――】

例えばハニーが大切に思っている「誰か」がいるとするじゃない
もし――その「誰か」が、ハニーを殺そうと襲いかかってきたとしたら―――
あなたは「勝てる」?

【唐突な――しかし、翠は既に直面したことのあるだろうシチュエーションの提示】
【自身が傷ついても、相手を傷つけても、完全な勝利とは言えまい―――その時、彼女はどうしたのだろうか?】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 01:10:06.41 ID:RKdX2W.o
>>378

…喰う気だったのかよ!?モンハンじゃねーんだから!
一条さんに爆発しないで殺せる弾丸を用意してもらうんだったな!

【声の可愛らしさの割にごつごつした感触とグロテスクな見た目にたじろぎながらノビタはどうも、と頭を下げて会釈する】
【そして元のスク水の姿に戻るキョーコを見届けながら彼は座り込む】

能力のないオレは格闘性能は一般人に毛が生えた程度(だいたい路地裏のチンピラくらい)しかなくってね…
早撃ちは得意だったがそれを精密に当てるようになるまでには…かーなーり血反吐を吐く苦しみを味わったぜ
ともあれ、あそこまで鍛え上げられたのは石にかじりついてでも生き延びようとしたからなんだよな…

【あ、ローブならそこに…と、指をさして教えようとしたところで…キョーコを見る】
【なにせ由緒正しいスク水だ、武骨で飾り気がないように見えて脚部には凶暴なほどに目を引く露出度】
【オーバー二−ブーツとの組み合わせで見える絶対領域の視覚から見ても…なんとも柔らかそうな太股に目が行く】

(ダメ…っ!これはダメ…っ!オレはあくまで月音ちゃん一筋…っ!それがオレの…オレの人生なんだ…っ!
こんな誘惑に…惑わされるな…っ!立ち向かえ…っ!浪花節だろ…っ!人生は…っ!)

【ボロ…!ボロ…!と今にも涙を流しそうなノビタを後ろから複数のハリセンが頭部を叩く】
【後ろには…ノビタの仲間らしい人々が現れていた】

「まったく、ノビタ君いつまでこんなところでジロジロスク水に目をやってるんだい、このスケベ野郎」
「おまえはあれだな、まともそうにみえていちばんだめながわなんだな、つきねがいってたとおりだ」
「もう彼の搬送は終ったよ爺さん、もう帰ろうよ」

…あれ!?もうそんなに時間たってたのか!?いつのまに…!?

【きょろきょろと見まわしてノビタが慌てるように港を見回す】
【…もう夜も深い、良い子は寝る時間だ…】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 01:12:53.33 ID:HexeThg0
>>385

だったら、首を突っ込まないこと。
…もっとも、良いことをしていない自覚は有る。

【一応、普通の行動でないことは認める】

一つ目、善人に見られるメリットが薄い。
二つ目、筋肉が退化しない。
三つ目、病気にかからない。
最後、…言い返す気すら失せる。

【真っ当に答えられた理由に、至極簡潔に否定意見を述べる】
【一部に、人とは思えないような言葉が混じる】

…まず、男、それに限らず他の人が寄ってこないなら、血を集めるのが五月蝿くなくてすむ。
そして、貴方は変態?

【女性らしさ、というより少女らしさからとことんかけ離れた言葉を放つ】

これでも一応隠れてやっているつもり。たまたま発見されただけ。
そんなゴシップが作られようと、五月蝿くなるだけで余り関係は無いだろうけど。

それに、こんな所を無防備で歩く少女が、いると思う?

【論点がずれようとも、しっかりと自分なりの言葉を返す】
【けじめなのか、性格なのか、癖なのか】
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 01:13:21.73 ID:ceSBXwSO
>>373

でしょ?・・はいッス
【女――リジィに何かを投げ渡す】
【先程までグルグル指引っ掻けて廻していたリジィの靴だ】

僕は『祭明寺(さいみょうじ)』ッス!ヨロシクッス!
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 01:13:48.11 ID:h9hOwMAo
>>379>>382
【向かってくる巨大な腕、それを視界に収めて】
【吟雪は、二つの事に、思考を集中させた】

(防げるか)(仕留められるか)
(避けられるか)(当てられるか)
(避けた後にどうするか)(当てても倒せなかったらどうするか)

(守るか)(攻めるか)

【自分よりは僅かに多く、サバトは動き続けている。それは見えて居た】
【だったら、此処でもおそらく止まらずに攻撃を加えて来るだろう】
【其処までは、予測の範疇】
【然し、この間合いでの攻撃、そうは思わなかった】
【一度力を蓄えて距離を取って、其処から向かって来るかと思っていたが】

(………右。回避までは間に合わないかも知れないけど)
(一挙動さしはさむ位なら出来る、そして……)

(……其処で終わらせる)

【次など、与えるつもりは無い】
【サバトが止まるなら、其処に叩き込む筈だった。的が胴体から腕へと変わるだけだ】
【水の魔翌力に覆われた足に力を込め、体を右側へと回転させる】
【魔翌力を水流へと変え、ジェット噴射の様にして回転を加速】

【左腕の雷の魔翌力の一部を、筋肉に直接流す】
【左腕を動作させる為の筋肉を強制的に収縮させ、意識下で動かすより速く】
【更には腰の回転を加えて、より速く】


………こっちだって、重ねてきてる物が有る
大技ぶつけ合ってお終い、なんてやり方は合わないよ
そんな………相討ちしか選択肢の無いやり方はね

本気で、仕留めに行く

【バチィッ】
【電流の炸裂音と共に、左の短刀の突きが放たれる】
【狙いは、自分へ斬撃を叩き込もうと向かって来る、巨大な腕の『手首』】
【横薙ぎの一撃を止めるなら、これより効率良く留められる場所は、現在の吟雪には見つからない】
【そして、もし短刀が手首に突き刺さったのなら】

【刀身から巨大な腕に、直接電流が流し込まれるだろう】
【健康体を一撃で仕留める力は無くとも、此処までダメージを少しずつ重ねて来た】
【攻防一体の、無駄を徹底排除した一撃。対策が無ければ、危ういか】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 01:16:27.31 ID:ceSBXwSO
>>389
/追記
/すいません、名前考えてて遅れました。
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 01:19:57.50 ID:0JmEBNko
>>389

さいみょーじ、な。覚えとくよ、ヒヒッ!

【靴を足でダイレクトに受け取り、器用に履き直す】

ところでさァ……さっきの、なんかグチャグチャしたよくわかんねーの、ありゃ何だよ?
最近変な奴ばっかりに会ってる気がするなァ……

【愚痴混じりにそう尋ねる】




>>391
/大丈夫でしたよー
/むしろ決めさせるような形になってしまって申し訳ございません
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 01:24:12.29 ID:dvCRJ8Y0
>>387

…これ、普段着だから。
けっこう便利なのに、何でみんな過剰反応するのかしら? ホント。

【ローブを着直し、ポーチを再度腰に装着しつつ、呟くレベルの声でボソリ】
【彼女にとって、スクール水着を着用して街を歩くことは、朝昼晩三回食べるのと同じ程度には、至って普通の行為である】
【こういう面に於いても、キョーコは『ズレ』ているのだ】

あら、皆さんこんばんは…。
…でも直ぐにさようなら、ね。何だか疲れちゃった。

【ノビタの知り合い達に、軽く手を振って挨拶する―――その手は直ぐに、戦闘の疲労による欠伸を抑える役割を与えられた】
【さり気無く、大量の魔翌力を籠めた『糸』で止血はしたものの、裂かれた痛みは簡単には消えない】
【『慣れている』とはいえ、脊髄を奪えなかった脱力感も相まって、辛くないと言う事は決して無い】

ノビタ、セワシくん、今日は有難う。
また遭うことが在れば、脊髄抜ける敵を一緒に倒しましょ?

【快活な―――そう、咲き誇るかの如く、快活な笑顔を、本人にとっては「自然な流れで」浮かべて】
【彼女は踵を返し、夜の闇の中に消えていくだろう】
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 01:25:18.84 ID:8byo8k2o
>>388

生憎、首を突っ込むのが性分でね。
アンタが血を集めて何するのか、とか、どうやって集めてんだ、とか。
疑問になったらとりあえず聞きに行く。ゴーリテキだろ?

ただ、どうにもナンパと間違えられやすくてね。
こんな誠実な男を捕まえて、ナンパ扱いとは、世の中スレてる。そう思うわねぇ?

【頭を振って、大げさな身振りで、100人のうち99人が同意できそうにない意見を口にする】

……つれないねェ。

【一つ一つの提案を、言下に斬って捨てられて、さすがにこたえる物があったのか】
【やや消沈した声でそう呟いて、頭を掻いた】

さぁて。嬢ちゃんにはどう見える?
俺は変態かな? アンタがそう思うんならそうだし、そうじゃないならそうじゃない。
男になんかトラウマでもあんの?
……アンタの年頃なら、異性の注目なんてキョーミシンシンでしょーに。

【もったいない、とでも言いたげな、そんな論調だ――】
【再三、その傾向の話題は、論議すら拒否されているというのに】

……ま、無防備に見えるから言った。
その派手カラーなビンは、実は爆薬とかそういうオチ?

【少女の問いに、もう一度その全身を観察しなおして――】
【――年頃の少女にしか見えない、という結論を下す】
【一応、武装に見えなくも無い腰に提げられたボトルにだけ、言及しておく】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 01:26:27.95 ID:sDAPWkDO
>>384

ボクを蹂躙したいのなら挑戦してみれば? 随分減らず口叩けるようになったみたいだし
……ま、しぼーさいぼーの無駄遣いに過保護に守られてる自覚があるんならそっから抜け出すのが先だねェ

【迎え打つ表情は、先の歪みの残滓を残しながらも妙に無邪気で】
【踊り子が壇上に客を誘うような年齢にそぐわぬ艶やかさを写し、異様なままに安定している】
【左腕をゆっくりと動かし腰に当て、顎をやや上に動かしてこまねく】

――……っるっさいなァ
右腕の無いボクに言う事は無いんデショ? だったらボクも言う事は無いんだけど

【普段の饒舌さに対して、振り払う言動は短くただ高圧なだけでしか無い】
【明らかな苛立ちを語尾やそこかしこに表しながらも、押し隠すように話題を切らんとする】


>>386

問題無いね。だってママもパパも美しいし、ボクはその上を行って可愛いもん
そこらの凡人と違って清く麗しくお肌もつやつやの美青年になってる未来が見えるしィ

【――……すごい自信だ……――】
【一点も疑うところは無く堂々と言い張り、迷いすら無く断言する。やっぱり馬鹿なの(ry】

そういう事。つまり、ボクも夜中に出歩いて支障は無いワケ

【話は原点に返り、相手の言葉を掲げて大きく一人頷く】
【言い張る態度は、さっきの自信満々っぷりはやや抜けて平静である】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 01:26:48.15 ID:sDAPWkDO
>>384
/お気になさらずですよー!
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 01:30:32.00 ID:ceSBXwSO
>>392

これッスか?
【と掌を見せる】
【掌には先程の『緑色の何か』が沸きだし垂れている】

何って、能力ッスよ。僕の能力。

/いえいえ、作った時点で名前を考えてないこちらが悪いです。
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 01:30:51.66 ID:FIZClkSO
>>382>>390
(炸裂音?…そしてさっきから感じる雷の魔翌力……マズイ!!)

【振るった天魔の左手に小刀が刺さり、電流が流れるが】

ぐっ………
【天魔の左手をサバトの咄嗟の判断で天魔の右腕で切断させ自分本体に来る電流を咄嗟に弱めようとする】

【だがそれでも彼女に来るダメージと痺れが動きを鈍くさせる】

【だがサバトだって負ける訳にはいかない…】
【負傷した左足で踏み込み、地面に皹がはいり、空気が振動し始める】
【左足でバッと跳び上がろうとする。だがそれで左足はこの戦闘で完全に使い物にならなくなる】
【相手目掛けて猛スピードで落下し】

天魔!!!サバトキック!!!!!!
【相手に落下しながら膨大な天魔の力を溢れ出させてる右足で背中に向かい蹴りを放とうとする】
【当たれば足輪からサバトの右足経由で膨大な天魔の力が一気に放出されかなりの衝撃を与え吹き飛ばそうとするだろう】

【だが電流の残留によりサバトの動きは鈍くなってる】
【吟雪の動きな速さなら避けられるかもしれない】

【この技が対処されれば…吟雪の勝利は確実だろう】
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 01:32:50.06 ID:HexeThg0
>>394

最後に取り返しのつかないことになるタイプ。
それは一旦置いておくとしても、聞くべきものと聞かざるべきもの位は、見分けた方が良い。

そんなことは世の中にでも聞いて。私はどうとも答えようが無い。

【「ナンパ」自体言葉がわかっていないのか、それとも関わりたくないのか、どちらかだろうか】

そのどちらかに見える。それだけ。大体、貴方が変態かどうか、私には関係ない。
――――…そんなことも有ったような気はする。覚えてはいない。

【自身で聞いておきながら関係性を否定する】

…流石にそれは無い。けれど、無防備に見えるだけなら、返り討ちに合わせることが出来る。
そうすれば血も集まる。少しは合理的じゃなくて?

【少女にしてみれば、腰周りのものは全て武器】
【故に、普通の少女には見えない、と思い込んでいたようだ】
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 01:33:44.79 ID:0JmEBNko
>>397

【歩み寄り、それをしげしげと眺める】

能力ってのは分かんだよ。………触っても平気かい?

【一応を考え素手で触ろうとはしない】
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 01:34:55.80 ID:RKdX2W.o
>>393

…身体の要所要所が凶暴になるから過剰反応するんだろう…!普段着に分類したら多分胸の谷間開ける服よりもきわどい…!
うわっ、二−ブーツとの組み合わせとかマニアックすぎ…やべえ、わかってやがる…!

「…爺さん…もういいよ、オラにもその良さはわかったから少し落ち着こう」

【登場から1年近く使っているがついにそっち方面で壊れ始めたノビタの肩を叩きながらセワシは呆れ気味に引っ張る】
【そしてすぐに分かれる事になりそうなことを悟りノビタは疲れ気味の顔を見せながらふう、とため息をついて】

…なぜ脊髄にこだわるのかわからないけど出来ればもう共闘したくない…次はもっと平和な時間帯に会いたいもんですな

「…オラがいない間に何が起きたか知らないが初めてでナイトメアを倒すなんてすごいなキョーコさん
手伝ってくれてありがとうな…じゃあ、行くよ…ありがとうねー」

【あばよー、じゃあねー、と仲間たちが去っていくのにノビタ達もついて行き、そのまま去っていく】

【シャークナイトメア―――――死亡】
【←To Be Continued...】

/乙でしたー
/二日間もお疲れ様です、ちなみにクレムリンの死に方はファンガイアとグロンギの
ナイトメアの死に方はオルフェノクとイマジンを参考にしていたり
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 01:37:21.72 ID:n3.sW3Y0
>>390>>398

――――――――ッッ!!

【此処から先は――】
【『瞬きすら許されない領域』だ】

【まさしく『一瞬』――それですべての決着が付く】
【目を見開き、1コマ1コマすら見逃さずに――すべて視界に納める】

……ルミナッ!!吟雪ッ!!

【思わず、叫ぶ】
【極限の世界――究極の刹那――残るのは『結果』だけ――すべての信念や決意が溶け合って、純粋に輝く『結果』だけが――!】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 01:41:34.11 ID:ceSBXwSO
>>400

ええ、『今はもう』大丈夫ッス
【先程までは危険だったのだろうか】
【触ればやはり「気持ち悪い」】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 01:43:18.06 ID:h9hOwMAo
>>398>>402
(………止まった)

爪も牙も使わないなら………一撃で殺せる技は随分減る
そりゃそうだよ。或る程度まで鍛えてれば、一撃は耐えるから
脳震盪でも、腹の痛みでも。関節へのダメージだって、無茶をすれば通せる
………だから、次に繋がる様に。次へ次へ、先を考えて部位を狙う

【自分で自分の腕を切り落とす。再生出来るのならば、オーソドックスな戦術】
【実行に移した事で悟る。ダメージは通った、と】
【ならば、後は追撃のみ】
【左手を開いて、短刀をその場に落とすと】

……私の間合いで、そのスピードじゃ……
飛ばないで蹴れば、そっちの勝ちだったね

【踏み込んできたサバトに応じるように、自らも前に踏み出して】
【飛び上がるサバトに遅れて、それを追いかけるように跳躍した】
【吟雪の負傷部位は上半身ばかり。両足は、未だに無事】
【サバトが落下に転ずる頃に、其処よりやや低い位置まで飛び上がり】

『天堕穿弓腿』

【攻撃に転じようとしたサバトの右足に、両足を同時に伸ばすようにして蹴りを放ち】
【落下の勢いを更に加速させて、自らの勢いで地面に突っ込ませようとした】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 01:44:46.10 ID:8byo8k2o
>>399

まるで取り返しがつくことがあるみたいな言い方じゃないか?
そんなものは無いんだよ。

【その言葉を口にした、ほんの刹那。その黒瞳に、何かを耐えがたく渇望するような虚が宿って――】
【だが、それも本当に一瞬の事。次の言葉を紡ぐ間には、やはり軽薄な青年の顔に戻っている】

だから、世の中のコト、全てが聞くべき事、知るべきことさ。
知らなければ良かっただの、聞かなければ良かっただの、そりゃただの泣き言。
己の探究心に向き合えない人間の、弱音ってヤツさ。

【得意げな、偉ぶった話し方で、ことさら冗談のようにそう言った】

アンタに話しかけてる人間が、変態かどうかが、どうでも良いと? そりゃ素晴らしく無防備ってもんですよ嬢ちゃん。
第一、アンタがどれだけ腕利きだろうと、返り討ちに出来る変態ばっかじゃないでしょーに。

【どこかズレた少女の物言いに、どれだけその身体に価値があるか、の自覚が無い事を理解する】
【しかし、こういった手合いがひどく強情であることも、またよくある話で――】

(さて、どうしたもんかね。痛い目にあわせる? 論外。俺弱ぇし)
(……ま、俺が背負い込むこっちゃねェやな)

【すこし、少女にその辺りを自覚させるべきか、と思索をめぐらせたものの】
【そこまでする義理もなし、とあっさり見切りをつける】
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 01:47:54.47 ID:0JmEBNko
>>403

へェ……「今は」、ねぇ。

【そう呟きつつも、それ以上突っ込む事はしなかった】
【緑の物体には触れず、話を続ける】


つーかさ、さっきまで聞かねーでやったけど………

【そう言うと、少年のすぐ後ろを見やる】

ヒヒッ……あの生ゴミの山はお前がこしらえたのかい?

【血溜まりに浮かぶ重なった死体達】
【実に愉快そうに、その所以を尋ねた】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 01:54:04.98 ID:FIZClkSO
>>402>>404
ぐっ……!!!!
【膨大な天魔の力を溢れさせた右足に両足の蹴りが決まる】
【それにより吟雪に天魔の力の衝撃が伝わるかもしれないが】

がぁぁぁあ!!!!!!!!
【そのまま地面に叩きつけられ】

………
(カノン以来に久々に負けた……なんだろう…私殺されるだろうな…けど…)
(……楽しかった…)
【そのまま天魔の魔翌力はおさまり、天魔の腕も消えサバトは気絶するだろう】

【勝負はついた……勝者は吟雪】
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 01:54:06.41 ID:G32os32o
>>386

【唐突で、少し残酷な質問に目を丸くした】
【代わりに薄くなる、表情の陰り】
【大事な人と問われて、思い浮かぶのは誰だろう】
 【自分を大切に思ってくれていた猫の王様】
 【本質に触れさせてくれた、仮面を付けた小柄な少女】
 【少なからず因縁のある焦げ茶ローブの呪術師】
 【約束を交わして、一緒にチョコレートを食べた藍髪の吸血鬼】
 【かつて敵同士だったのに、砂の国では協力した異質なオートマン使い】
 【―――、まだいっぱいいる】
【しかし、彼女の想定する「誰か」とは、少し違うだろう】
【弱い自分が彼らを護るという選択肢は、そもそも存在しないから】

【だから仮定するのは、本当の意味での「誰か」――】

……物を知らなかった頃なら、勝てると言えたです
でも、今は――

【自信無さそうに、炎に視線を逃がす】
【赤い揺らめきを瞳に映しながら、囁くように口を開いて】

……一人だけなら、逃がしてあげられるかも、です

【確実だと思える答えを紡いだ】

……でも、その喩えだと
「試合に勝って勝負に負けた」なんて答えには、ならない気がするです

【続けて生まれるのは、疑問】
【自分の回答は恐らく、正反対の物だから】

>>395

……そ、そっちこそ、うっさいですっ
そんなのに護られちゃいないですっ
そもそも温かい言葉を掛けるって選択肢は無いんです?
手合わせする覚悟がお有りなら、とりあえず着替えを持ってくることを推奨するですっ

【言葉に触発されてか否か、自力でスタッと立ち上がって】
【ビシッと彼を指差した】
【反骨的な方向で、元気は出たらしい】

誇りじゃないんです?
義手だってある御時勢、それを買えない身分だとは思えないです

言うべきじゃないと思ったのは……、傷つくから、と思ったからです
その逆なら……、わたしが触れたって、何ともないんじゃないんです?
【首を傾げて、浴びせる言葉に容赦は無い】
【強がりである事などは考慮に入れない、本当の意味で子供っぽい発言だった】
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 01:57:33.65 ID:n3.sW3Y0
>>404>>407

【――――決まった】
【その「実感」がささやかに在る……『これが決着』】

……ルミナぁっ!!

【ふ、と】
【その瞬間、周囲を囲んでいた「結界」と『結晶柱』が消滅し】
【思わず、ベリルが気絶したサバトに駆け寄る】

…………吟雪

【その場にしゃがみ込んで、サバトの生命無事を確認すると】
【ふと、吟雪を見上げるだろう――余計な言葉は沿えない。視線だけで十分だ】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 02:00:32.03 ID:ceSBXwSO
>>406

それは半分合ってて、半分は間違いッス。
【?】
【どういう事なのだろうか】

死体自体は元々そこら中に既に死んでるのが散らばっていたので、僕はそれ集めて「遺品回収」をしてただけッスよ、まともな収穫はなかったッスけど
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 02:06:14.91 ID:v/QKu/Ao
>>395
今度はナルシストでも発症したかしら?
…まぁ、それはもう何も言うまいね。言っても仕方ないし

【自己言及に突っ込みを入れるのは不毛と判断したか、白旗宣言めいたことを言う少女】

…ああ、そこで最初のやり取りに戻ってくるか。これは私が迂闊だったわねぇ
・・・そう言えば、名前をまだ聞いてなかったわね。自分に自信満々そうだし、名前も自慢のものだったりするのかしら?
一応言っておくと、私の名前は翠。蛍川翠よ

【言い合いが一段落して、今度は純粋に少年に興味が湧いてきた模様】
【表情も苦笑から、より楽しそうな笑みに変わっている】

>>408
その一人は―――ハニー?それとも相手の方?

【彼女の笑みが酷く冷酷な気配を帯びていく】

私の前に現れる選択肢は―――ことごとく私に二者択一を強いてきた
そして今も――いや、これはハニーとは関係無かったわね、ごめん

【翠が思い浮かべるのは一人の「紫苑色」――彼女は…】

ともあれ、私は戦いで完全な勝利を得たことなんてないのよ
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 02:08:55.87 ID:h9hOwMAo
>>407>>409
【上から下へ打ち下ろした足に伝わる衝撃】
【それは、軽量の吟雪の体を、垂直に更に打ち上げる】
【空中で体を捻り、左手と足で着地の体勢を取り】

………近接相手との経験が薄いね
あれだけ近いなら、飛び跳ねる脚力で蹴った方が早い
攻撃個所を絞らないから、最悪避け切らなくても済む
……自分に余裕が有る時の戦い方を、最後まで続けてたね

【着地の瞬間に手足を蛙の様に縮めて、衝撃を限界まで軽減】
【十数秒程、その体勢のまま蹲っていた】

【やがて、衝撃を受けた足が、自分の体重を支えられる程度に回復すると】
【地面を左手で押して立ち上がり、見上げてくるベリルと視線を交差させる】
【瞳は、自分自身の二色の片方、金色。夜間でも、僅かな光でものを見通す目】

……………一つ、聞いておくよ
もし、今のサバトに、私が手を出そうとしたら……
貴女は、一体どうする?

【跳躍前に手放した短刀と鞘を探して、首を一度横に動かして】
【直ぐに戻し、ベリルに顔を近づける】
【左手は体の横にぶら下げて、笑う様に開かれた口には牙を並べて】
【以前の様に、会話するには近過ぎる位置にまで】
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 02:10:27.23 ID:0JmEBNko
>>410

遺品……回収? よくわかんねぇ趣味のガキンチョだねェ、ヒヒヒッ!

【人の事は言えない】


【つかつかと死体の山に向かうと、足で適当に死体を乱暴に調べ始める】

うわァ、こいつらまだ全然喰えんじゃんよ……勿体ねェな。
このまま肥やしにすんのも惜しいがなァ、どいつもこいつも不味そうだしな……

【そんな事を呟きながら、一人の腕を思い切り"蹴り千切り"、切り口の部分から口に運ぶ】
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 02:12:09.24 ID:FIZClkSO
>>409>>412
【サバトは気絶していて動けない】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 02:13:44.28 ID:D6CnTEUo
>>408

暖かァい言葉ァ? 何? 例えばどんなもの? ……思いつかないなァ
着替えなんて女児のもの持ってるわけないデショ、常識的に考えて

【フン、と鼻を鳴らして肩をすくめる姿は――いつしかの誰かの姿に似ている】
【尤もそれを知らない相手にとっては、単に鼻につく姿でしかないだろうが】

誇るべきものだからこそ、他人に言うべき言葉は持ってないんだけど?

【やはり、短い。目を細めて吐き出す言葉は取り付く島も無く、酷く素っ気無い】
【親しくなれば或いは、だがどちらにしろ今は聞きだすことは出来ない様子か】


>>411

【超陶酔系自己完結ナルシズムは父親譲りです(どーん)】

ね、ボクの方が正しかったでしょう? ……ああでもつまらないな、正しいだけじゃ
正しくない言葉や意味分かんない言葉をもっと聞きたい、ねぇオバサンもそう思わない?
そのためにボクは夜を歩き路地裏を歩いて、馬鹿みたいに大仰な組織に掌を添えるんだよ

ボクはね、オーベール。オーベール・ブノア・リシュタンベルジェル。
いつかまた聞くことになるだろうね、翠ちゃんが等しく歩き身を投じてくれるなら

【皮肉を言い合っていたときとさほど変わりの無い、無邪気で酷薄な笑みを浮かべたまま謳う】
【求めるのは言論の争いか、はたまた己と違う意見を引き出すことなのか】
【――ともかく促されるままに答えた名前は、なんとも長ったらしくてきらびやかだ】
【高貴な出というのもあながち嘘ではないかもしれないが、反して向ける表情はそこらの子供と変わらず純粋だ】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 02:23:20.78 ID:n3.sW3Y0
>>412>>414

……でも、ルミナはきっと全力を出した
キミの言う通り、本格的な近接格闘、ルミナはあんまり得意じゃないから
だけれど、その「領域」で……『今の自分』が出来うる全部を出し切った。ボクにはそう見えたよ。
……ルミナにとっての『天魔』って、結構大きいんだ。力の片鱗はよく使うけど、あそこまで具現化はなかなかしない

【ひとつ、それだけ付け加えると――ベリルは】
【立ち上がる吟雪に合わせるように、此方も立ち上がって】
【――至近距離、交錯する視線と視線】

【あの日と同じ】
【『接死の領域』――並ぶ牙、引き起こされるトラウマ】

【しかしベリルは、身震いひとつせず、まっすぐに吟雪の瞳を見据えると】

……止めるよ、キミを

ルミナに、もう戦う力は残ってない……

ここから先は、“ただの殺戮”に過ぎない。

【――身震いしなかったのは、ベリルの精神力が強いから?】
【いや、違う。さっきだって彼女は言っていた。まだ怖いんだ、と】
【でも、カラダが震えなかったのは】
【きっと、吟雪の瞳の「更に奥」を、見据えていたから――】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 02:32:44.21 ID:h9hOwMAo
>>414>>416

大方、どの相手とやる時も、遠くからやってたか……
カオス言い訳に煙に巻くか、なのかな
そこそこに生きてれば、場数は踏んでる筈だろうけど………

【ガチン、一度牙を打ち合わせる】
【まずは鞘を蹴りあげてキャッチ、それを腰のベルトに差して】
【次いで、短刀を拾い上げ、逆手に持つ】
【中指だけ伸ばし、頬を掻きながら】

………止める、ねー
正直この状態だと、三十秒持つかどうかって所だし
困ったねー、これじゃ止めはさせないや

【覗きこまれた瞳は、同じ部屋で過ごした時に見て居ただろうそれと同じ】

【短刀が鞘に収まると、長く伸ばした髪に一度指を通し】
【それから、長大な鞘を引きずらない様に、角度を付けてベルトに差し直す】

どーせ貴女の事だし、この先も飛び込んで来るんだろうね
一対一で負ける気はしないけど、流石に連戦は辛いし
……貴女が生きてる内は、まずこれ以上は無理そうかな

【そして、二人に背を向けると、大きく首を仰け反らせて】

次。もう少し近接は身につけておいて貰わないと困るね
爪か牙か、私だって使ってみたいんだし
そうじゃないと楽しくないもん。ね?

【振り向きはしない。だが、正面に独り言として発する訳でも無い】
【中途半端な場所に、言葉だけ放り出して】

【その答えも聞かず、吟雪は、聖都の方へと歩き始める】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 02:35:13.06 ID:G32os32o
>>411

【彼女から放たれたのは、考えもしなかった問】
【即座に向き直って、反動で長い髪がざわめいた】
【視界に入った笑み、――とても厭な感じがする。腕から不意に、力が抜けた】

……翠、お姉さん?

【不審げに眉を顰めて、名前を呼んだ後】

わたしは、後者です

……正直に言えば
先程の問いに当て嵌まる方なんて、わたしには居ないんです

でも、迷わず後者を選べるから大切に思っている「誰か」≠ネんだと思ってたです
翠お姉さんには、そういう方がいるのに……、迷ってしまうんです?

【表情は変わらない、惧れにも似た不信感】
【感情を隠すように瞼を閉じて、少年に視線を移す】

>>415

…………それはもう期待しねーです

つーか誰がわたしのって言ったんですっ!?
テメーさんのです、テメーさんの!
水系統の能力者とか、土系統の能力者とか、大体想像つくと思うんですっ
心底嫌味な方です!

【肩をいからせて、心外そうに怒鳴った】
【元気になれば、なったで喧しい少女である】
【顔が少し赤いのは、焔のせいだけではなさそうだ】

……っ
もう、分かんないですっ

【誇るべきものは、普通自慢する――少女はそう考えていたようだ】
【理解できないものには触れず、そっぽを向いた】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 02:39:20.00 ID:FIZClkSO
>>416>>417
【今までの対戦相手達の中で近接特化されてた相手で策をねってきた相手は今のところ吟雪のみで】

【他の近接メインの対戦相手は純粋なパワータイプだったり、サバトの動きに翻弄されるタイプだったりしました】

【ついでにサバトはまだ気絶中】
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 02:42:52.81 ID:n3.sW3Y0
>>417>>419

いや、ルミナは純粋格闘は……にゃ、これ以上はボクが言うことじゃないですね。
『結果』だけ……『結果』だけが『真実』。

【ベリルは、そこで一度目を伏せると】
【「これじゃ止めはさせないや」と零した吟雪に、僅かに苦笑して】

……うにゃー、今度やったらボクだって負けないもの。
甘く見てると痛い目見るですねー

【しゃー(にゃー)と、まるでヘビ(ねこ)のように威嚇してみせて】
【背を向けた吟雪を、追うような素振りは見せず――】

…………全く、みんなみーんな不器用だよ

【――爪や牙を使ってみたかったなら、「今」使わなかったのは何故か】
【ベリルは、思わずくすりと小さな笑みを零し――】

……たまには帰ってきてね、吟雪!
ボクもわんこもちょっぴり寂しいですねー!……ルミナ起きてないよね?

【去り往くその背に、思わずそう叫んで】
【それからちらりとサバトに視線を落とし――よかった、起きてない】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 02:43:24.69 ID:v/QKu/Ao
>>415
意味のわからない言葉は意味がわからないから出来ればごめんだわ…
世の中はもっと単純にできていても罰は当たらないと思うのだけれど

【肩を竦めて微妙な心境を表現してみる】

・・・大仰な組織?まぁいいわ
よろしく、オーベール。再会が互いの死の前触れにならないよう祈っているわ

【ニヤリ、とこちらも冷酷そうな笑みを浮かべて言葉を紡ぐ】
【そこにあるのは、興味と、狂気―――次に会ったとき、向けるのはどちらになるだろうか?】

>>418
【ハニーの回答に黙って耳を傾け――】

まぁそうよねぇ、前提に無茶があったかしら
真っ当に生きてれば、そんな相手と戦うことになんてそうそうならないし

【僅かに浮かべた残念そうな表情は、理解を得られなかったことへの落胆か】
【しかし次の瞬間には再び残酷さを帯びた表情を浮かべ―――】

どれだけ大切に思っていても、自分の命と天秤ならきっと迷うはずよ
それからその質問は愚問よ――「殺した」から今私はここにいられるのだから

【自らの過去の狂気を、罪科を、苦渋を、あっさりと告白した】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 02:49:07.43 ID:h9hOwMAo
>>419>>420

普通なら、『首を洗って待っていろ』って言うんだろうけどさー
帰って来て欲しいなら、私はこう言うよ

『首とその周囲を消毒して、傷が付いても問題無い様にして待ってろ』って
わんこにも伝えておいた方が良いかもよ、ああいうタイプは虐めたくなるし

【背に掛けられた声に、最低限の答え】
【負傷の少ない左手をひょいと持ち上げて、降ろす】
【目に掛かる前髪を払いのけながら、何気なく右腕に視線を落として】

こっちは………大丈夫そう
……背中治せる人、居れば良いな

【壊れたそれを見ながら、思考に乗せるのは見えない部位】
【かつて治すかと問われた時には、Noと答えた其処】

【今日は大の字でゆっくり寝ようと、そう思った】

/それでは、此方は一足お先に
/お疲れさまでしたー、予想外から始まったけど楽しかったぜー
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 02:51:08.05 ID:D6CnTEUo
>>418

ボクの能力、系統とかよくわかんないんだよねェ
ここじゃ明かさないけど――独自の解釈してるけど、それだけじゃ説明つかなくってよくわかんない
でもま、キミ、ハニーちゃんだっけ? 相手なら十分過ぎるだろうねェ

【口ではつらつらと言うものの、発する前、明らかに「ああそうだったんだ」というような色を見せる】
【子供である事には変わらない、ということか、しかしながら繕う技術は一級品】
【反して冷静というか平然と言うか、鉄面皮のままさらりと返す】

【ほの暗い誇り、とでも言うべきそれは、口を閉ざすに値するのだろう】
【聞かれないと分かるとあからさまに肩を撫で下ろし、表情を最初のものに戻して】


>>421

理解し得ないものを理解して、その上で突っぱねる作業は楽しいよ
今も沢山蠢いてるじゃない、理解しがたいものばかりがさァ?

【そうして見上げるは空――意味するのは、休む間もなく新世界を襲う幾つもの出来事・組織・偶然】
【心底楽しそうに緋色の目を輝かせ、少女のように口元に手を当てて笑う】

別にボクはいいけれどね、次が最期の分かれ目でも
だって、それはかなり楽しそうな過程と結末を経てるんでしょう?

【言葉の真意は享受か、挑発か】
【とん、と二人から一歩退くようにステップを踏んで宙に僅かながら浮き】


さて……おチビちゃんは元気いっぱいになったみたいだし、翠ちゃんの事はちょっとだけ知れたし?
ボクはそろそろ仮眠を取ろうかな。さすがにこのまま書類仕事はきついしね
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 02:54:07.99 ID:FIZClkSO
>>420>>422
【サバト気絶中】

【その内隠れてたウザイのが今来ましたよ的な感じで救急セットを持ってやってくるだろう】


【………余談だが】
【ここからかなり離れた場所で気絶したサバトを狙おうとしたシニマと影でサバトを支えてるアズミヤが戦闘を繰り広げていたとかいないとか】

/乙でしたー
/こちらこそ楽しかったです

/サバトに格闘技覚えさせた方がいいかな
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 03:00:11.48 ID:n3.sW3Y0
>>422>>424

うにゃ……ボク、たまになら、吟雪になら首を噛まれても……
……って、何言わすですねーー!!
【※勝手に言ったのはお前です】

【やがて、見えなくなるまで吟雪を見送ると】

……やれやれ、ですね
でも、とりあえず……この場は、良し……なのかな?

【やがて、また倒れこんでいるサバトの隣にしゃがみこむと】

……おつかれさま。よくがんばったね、ルミナ

【にこりと笑顔で、そんな事を囁いたとか】


【なお、その後ウザイのに対して「にゃー!やっぱテメーウザいですねー!!」とキレたのは別のお話】

/お二方、お疲れ様でした、ありがとうございましたー!!




……あ、ウザいの、ルミナを先に連れ帰ってて
ボクは友達を探すから……ユヒカ、どこ行っちゃったんだろ……?


/ ―――― Next...>>
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 03:15:42.64 ID:n3.sW3Y0
【公園周辺:森――深夜――漆黒】
……ユヒカー?どこ行っちゃったですねー?
どっかに隠れてるですね?もう出てきて大丈夫だよー……?
【さく、さく、と葉っぱや小枝を踏みしめて歩む影】
【小さな影、闇に溶け――然し、帽子の月飾りはささやかに煌き】

……おかしいですね、ユヒカは……一言も無しにどっか行っちゃうヤツじゃないですね
幾ら戦いが始まって逃げたからって、……?

【――――かさ、】

…………あれ、あそこ……何か、落ちて……――いや……
……「ユヒカ」?

――ユヒカっ!どうしたの、ねぇ!?なんでこんなところに倒れて――
……なに、これ……周り……「焼け焦げ?」
…………ユヒ、カ……?……――――

【  ―――― ―――――――――――――――】
【 ――――――――】

…………
  【 ――――――――        “背後?” 】

  えっ?

    【 ドッ=@】

ッ!? く、ぁッ……? !?

【――――“ドサッ”】


 『(クハハハハッ……呆気ないものだな、元・≪ネル・ナハト副官≫というものもッ!
  しかし、まさかエンジと友人関係にあったとは……好都合だッ!!風は矢張り、このオレに吹いているッ!!
  ……で、確かなんだな?この小娘が……―――――……だというのは?)』

 「(……確かだ。情報に間違い無い……間違いなどありはしない
  重要な“カード”になるだろう……切り方を間違えるな、レルゼクム)」

 『(クククッ……心配は要らない。このオレを誰だと思っているんだ?
  しっかりと有効活用してやるとも……ああ、しっかりと……なァ……
  ……ククククク……クハァーーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッッ!!)』



……、……ぎん、……せ…………  ル、  ミ……    な …………

【―――― ――――――――――――――――】

/ Next...>>(絡み不要)
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 03:17:25.50 ID:G32os32o
>>421

…………っ

【少女は、落胆に敏感だ】
【信頼を置いていた者との間に、溝が出来ることに敏感だ】
【風使いが大気の振動を拾えるように、少女にもまた、そういう性質がある】

【短く、息を吸い込むと】

先程の仮定なら、「殺した」のは襲ってきた方ですっ
なんでそんな顔をしてるんです

それじゃまるで、お姉さんが残酷な人間みたいですっ

【一気に喋って、呼吸を整える】
【彼女が平気そうにそれを言ったことが悲しいのか、自分にそんな表情を向けられたことが悲しいのか】
【目の端には、水滴が堪っていて――それは一気に、袖で拭った】

>>423

【もう一度、呼吸を整えて向き直る】

……じゃあ、わたしも明かさないです
どーせ負けるなら捨て身で行って差し上げるです
そういう手合いが一番怖いって事、覚えとくと良いです、オーベール

【むすっ、とした表情で語る言葉は、やはり自信の無さが透けて見える】
【名前を呼ばれたことに応じるように、返して】

背が低いのはお互い様ですっ

……わたしも、なんだか騒ぎ疲れたです
すっごいペースが変です、考え事は家に帰って仕切り直しです

【一度息を吐くと】
【両肩から、がくん、と、力を抜いた】
【またね≠ニかは、言わないらしい】
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 03:18:45.86 ID:2.S7QBQo
【街中】
【黒のパンツスーツを着た、顔の上半分を黒い仮面で覆っている、肩にかかる程度の長さの黒髪の女性が】
【首にはチョーカー型の電動人工声帯が付けられている】

≪さて・・・・・・どのように動こう ザザ か・・・・・・≫

【漏れる声は男とも女とも分からぬ機械じみたもの】
【人工声帯は安物なのか、時折雑音が混じっている】

≪・・・・・・もう少し ザー いいものを発注すればよかった・・・・・・≫

【本人にとっても、混じる雑音は悩みの種らしい】
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 03:31:26.60 ID:v/QKu/Ao
>>423
理解した上で拒絶する、か。やっぱり年に合わない趣味だこと

【オーベールの動きに釣られるように夜空に視線を移す】
【そのまましばらくじっとしている――翠なりにこの世界のことに思案を巡らせているのか】

それはその時にならないとわからないからなんとも
平和主義的な立場に立つなら「そうならなければいいのに」ね?

【不確定な未来にオーベールほどには興味が湧かない様子の翠】
【宙に浮いた少年にも驚くこと無く見送る姿勢を取る】

・・・睡眠不足は美容の大敵と言うしね、自慢の綺麗な顔が荒れないように気を付けなさいな
じゃ、私もそろそろお暇しようかしら

【それにしても、最後まで皮肉が大好きな女である】

>>427
【一方で翠はといえば、その様子は冷静そのもの】
【その冷静さは、つまり彼女の中でその出来事を既に消化していることに他ならない】

――自分で大切だと公言しているものを、理由はどうあれ自身の手で破壊する
そんな矛盾含みの真似が出来ることが残酷で無くてなんというの?

【立ち去るつもりなのだろうか、足を公園の出口の方に向けながら】

覚えておくといいわ―それこそが私の強さを支えているもの
私は、どんな相手でも殺し合うヴィジョンをイメージ出来る――今更誰を[ピーーー]も躊躇はしない

【最近気付いた――「大切な人」を殺したことで生まれた心の歪み――それが今の自分の核だと】
【ハニーから顔を背けるようにして向きを変えたので表情はわからないが―――少なくとも声に震えは無い】
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 03:40:48.06 ID:D6CnTEUo
>>427

ふふ、いいね。その時は見るも無残なくらいぼろぼろにしてあげるよォ
捨て身って言うくらいなんだから、本当に捨てられたって構わないよね?

【言葉尻を捕まえては、さもおかしそうに喉を鳴らして笑う】
【にんまりとわざと裂けたように口端を引き上げた様はさすがに不気味だろうか、外灯にぼんやり浮かび】

そ。間の抜けてそうなところは寝たって変わりそうにないけれど
じゃあ『次』に期待してもいいってことだよね? ボク、待ってるからね

【まるで恋人との再会を待つように敢えて甘く、誤解を招きそうな様子で言い連ね】
【くる、とつま先を相手から逸らす】


>>429

未来の話ほど楽しいものはないデショ、やがて今になるものなんだから
ボクは今にしか興味は無いの。ボクが楽しくなけりゃ、意味なんてないじゃない?

【≪理解≫も、≪理想≫も、全て己が楽しみのためにあるとする】
【一切の躊躇も無しに言い含めると、そのまま階段を登るように外灯の光の届かない方へと歩いていく】

この場合はそっくりそのまま返そうかな
ビタミン不足になるって怖いよね。すぐぼろぼろになるもの。ましてやオバサンじゃ、さ?

【皮肉好きはこちらも同じか、如何ともしがたいようなコメントを残して登っていき】


>>all

それじゃあ、ね
次はぜひともオモシロイ舞台の上で、サ

【暗がりに消えかかる姿は夜色の外套ごと融けて行き、いつしか夜空に紛れ】
【完全に見えなくなった後には何処に行ったかも知れぬ、まあ、ぶっちゃけ歩いて帰ってるのだけど】


/それではお先にお疲れ様でしたー!
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 04:10:21.02 ID:G32os32o
>>429
【翠が持つものを、ハニーは持たない】
【ハニーの持つ大切なものは、自分では壊せないものばかりだ】
【だから、何も言えない】

…………

【別れの言葉より先に背を見せた彼女に対して、酷く悲しさを覚える】
【拒絶されているようで、追いかけるための一歩も踏み出せない】

……誰を殺すも躊躇はしない
それが、お姉さんの強さ、です?

――――……

【自分の強さは何だったのだろう、と思い返す】
【答えは、簡単だった】【――全てを丸呑みすること】
【戦闘で得た敗因、悪手、相手の戦法を学習して、自分の能力で補う】
【今までは、そうだった】

(――誰を殺すも躊躇はしない)

【そして、これからもそうだろう】
【心の中で、受け取った言葉を何度も復唱して、ハニーは翠の強さを学習した】

>>430
ちょっ、なんで笑うんです!?
人が折角、本気を出そうと言ってるですのに……
捨てるとか捨てないとか
オーベールの所有物みたく言わないで欲しいですっ

【驚きから憤慨へ、スムーズな移行】
【元気を、半ば強制的に注がれてからは、表情がコロコロ変わるようになった】【実に子供っぽい】
【腕組みをして、ジトッと睨むと】

……偶然遇ったらって話です
待ってたって、迎えにいってあげないです

……内容は、どうだって構わねーです
出来ればその演目の終焉が大団円あることを、望んでるです

【一度だけ、すん、と鼻を鳴らして彼を見送った】
【それから一度、盛る炎に目をやって】
《REQUEST >> Gracious Shower》
【健康に悪そうな薄い黒煙に紛れ、焔の上に現れるのは巨大なティーポット】
【グォンと大きく傾いて、火の粉の舞踏会に水を差す】
【降り注ぐのは一縷の紅茶。焔は「シュゥ」と小さく啼いて、姿を消した】
【不意に暖かい光源を失い、人工的な街灯に照らされるだけになった公園はいつもより少し、寒々しく見える】
【それからゆっくり、少女は魔術協会へ戻って行った】
/お疲れ様でしたー!ありがとうございましたっ!
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 04:36:30.57 ID:v/QKu/Ao
>>430
私は即物的なのでいいのよ、今を最優先に生きるのは賛成だけど――
だからこそ未来の思案は無粋にして無意味だと考えるわ

【自分最優先という点で両者のスタンスは共通しているらしい、まぁ過程などは色々違うようだが】

…まさか私が自分の健康に気を使う殊勝なタチとでも?

【そんなことを言いながら、振り返ってオーベールを見送った】

/お疲れ様でしたー!

>>431
…そうよ、それが私の強さ
哀れで非情な私の源

【ぽつりとそう呟き、そのまま公園の外に向けて歩いていく】

…じゃあね、ハニー。出来れば敵として会わないことを

/お疲れ様でしたー!
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 15:58:40.93 ID:ceSBXwSO
>>413
/昨晩はすいません、眠いと書き込みより先に寝てしまいました。
/さて続きはどうしますか?長期間縛り付けてしまうのも悪いですし、このまま適当に話して別れた事にしますか?
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 17:11:03.31 ID:FIZClkSO
【公園・近くの森】

……ベリル!!!!……ベリル!!!…何処!?……
【血のように真紅に輝く瞳に、闇夜に輝く月の如き長い金髪に蝙蝠みたいな耳が生えた、青いハートの髪飾りを左側につけ、首に4つのホイッスルと黒曜石のペンダントをかけ、両腕に宝石が埋め込まれたブレスレットをして、右足に宝石が埋め込まれた足輪をしたどこか疲労したような少女がフラフラと叫びながら】
【大親友の名前を叫びながらさまよってる】

【目が覚めたら、自分は屋敷にいて】
【ウザイのがベリルは友達を捜すから先に帰ってっていって】
【連絡が一切つかず戻って来てない…】
【嫌な予感がする……嫌な予感がする!!!!】

……ベリル!!!………!?
【そして彼女は発見する】

……う…嘘だ……
【見間違えるはずはない】

……なんで…コレが…ここに……
【ベリルが肌身離さずつけてた彼女のトレードマークである】

……………ベリルゥゥゥゥ!!!!!!!!!
【ネコミミ帽子が】
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 17:40:52.44 ID:odX85ZYo
【魔術協会/中庭】

【青々とした芝生が敷かれ、遮るものの無い陽光が存分に踊る】
【木製のベンチは、昼飯時になると学生たちで埋まるのが常】
【とはいえこの時間ともなると人気も無くなり、深々として虫の声が響くのみ】

【そんな中を、蛙がぴょこぴょこと飛び回っていた】
【穏やかな夜気を馬鹿にするかのように、元気よく飛び回っていた】

かーえーるーのーうーたーがー

【仕舞いには歌いだした――!?】
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 18:04:46.17 ID:bMEnGEMo
【公園・そこいらのベンチ】

――――――――ん、…………。

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】

【マントに包まる様な形で、器用にベンチの上で横になっている】
【端から見たらベンチを占領して寝ているホームレスにも見えなくも無い】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 18:54:00.74 ID:sMI6oJw0
>>377

姉さんのこと大好きです!!
男としてもです!!
【より一層、強く抱きしめて】
【「付き合って下さい」なんて小声で言いながら】

恭平がいいよ!姉さんっ!!

【もうどうにもとまらない】

【唇をおでこににつけ、なんか違うような感触に浸り】
んっ・・・・・・・ん?

【目をゆっくり開くと、唇があった場所には おでこが】
姉ちゃんの意地悪っ!!
俺のファーストキスだよ・・・姉さんにできてよかったけど・・・
【ぷぅ、と頬を膨らませ子供のように怒る】
【おそらく、あと一回しそうだよ!!】

了解でっす!!
【その辺にあったビニール袋に林檎を詰めながら】

檸檬姉ちゃん・・・・俺から頼みごとが2つあるんだけど良い?

【くいっと振り向き、ほほえみながら尋ねる】

/よろしくお願いしますっ!!
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 18:58:35.63 ID:0Mnjs/go
【路地裏】

ァあー・・・・・・腹ァ、減ったなー・・・・・
どっかその辺に喧嘩売ってくれる馬鹿でもいねェかな

【海の如く青い髪、言わずとも純朴さの伝わる様な黒い瞳】
【対してサイズの合わない派手なオーバーコートを素肌に羽織った】
【身長160cm程の青年が周囲に目を向けながら歩いている】
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 19:13:03.30 ID:64OgVSw0
>>437

―――――――――――、み゛っ!?

【其の言葉に更に顔を赤くして、死に掛けの猫の鳴き声みたいな声を上げた】
【其れから、めっちゃ顔を横にぶんぶん振りつつ】

い、いや、その―――ご、めん!
僕、もう好きな人が居るっていうか、何ていうかうわああああああああ!!

【其の発言をして、頭からケムリみたいなものを出し始めたりしている】
【なんかもう、ショートした。羞恥で死にそうな感じだった】

じゃ、じゃあ……恭平

【彼の返答を聞いて、はにかみながら、呼び捨てで呼んだ】
【そういえば、文章中に色々矛盾が生じたりしているけど気にしたら負k ごめんなさい】

【「ファーストキス」という単語を聞いて、顔を真っ赤に染めながら涙目になると】

お、落ち着いて!落ち着いてよ恭平!

【凄い焦った様子で、もう一度しようとしている彼を宥めようとした】
【「そういうのは本当に好きな人を見付けたらするものでぇぇ!」とか、恥ずかしそうに色々言っていた】

は、はいはい!なななっ、何、かなっ!?

【目をグルグルさせて(然し笑顔)、恥ずかしそうに、彼の頼み事を聞こうとする】
【混乱しているのか、ぐいぐいと自分の髪を引っ張るという謎の行動に出ている。危ねぇ】
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 19:21:20.00 ID:78xF08Uo
【草原】
【穏やかな風が吹き抜けるその場所にただ一人佇む少女】

きっといつかに絶望した、もっとなにかと切望した

【背中に届く程度に伸ばされた茶髪は、前では眉よりも下で切り揃えられて】
【服装は白いシャツの上に橙色のベストと、やや短めの紫のスカート】

ずっと、きっと、だから───始めましょう、終わりのために、そのために

【少女が立つ場所は緩やかな傾斜になっているため、恐らく地平線は少女の視界の半分より下に在る】
【僅かに肌寒い大気の先に、透き通った光を放つ無数の光源が鏤められ、不規則に強弱と濃淡を描いていて】
【それは、人間の運命程度なら幾らでも読み取れそうな程に複雑な、或いは雑多な点の配置】

【少女は、その景色を掬い取ろうとするかのように、ゆっくりと両手を伸ばしながら】

“夢は、叶いますか?”

【誰に対してでも無く語りかける、誰かに対して尋ねる】
【風が草を撫でる音に乗せられた声は、無表情に、クリアな響きで周囲に広がる】
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 19:36:36.55 ID:sMI6oJwo
>>439
ねっねっねっねねねねねね姉さんっっっっ?
だッだッ大丈夫でででっすかっっ?
【予想外の死に掛けの猫の登場に体のあちこちがブルブル振るえ】
【顔がこれ異常ないくらいにに真っ赤に染まり】
【顔から湯気が立ってきました】

そうかっ、姉さんの好きな人ってことはァァ!
俺のっ義理の兄さんっつ!!
【頭のケムリと湯気のコラボレーション】
【二人して完全にショート、だめだなんとかしないと】

檸檬姉ぇ・・
【返すように、はにかみ、両手で檸檬の頬を】
【ぷにぷにしようとする】

お、俺はっ落ち着いてるっ!!
ただ本当に好きな人にファーストキスができてっ喜んでるだけだっ!!
【激しい動揺に目を大きく開き】
【極限まで朱色にそまった顔から湯気やら煙やらだしながら】
【首を横にぶんぶん回しまくるッ】


1つは、姉さんを姉さんの家に送りたいんだけど・・・・
林檎もいっしょに!!
【右手で、人差し指を立てて1のポーズ】
【左手はなぜかサムズアップ】
【凄く恥ずかしそうに、早口で言った】

/PC変更しました。ただいまッ!!
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 20:07:29.17 ID:64OgVSw0
>>441

だっだだだ、だだだだだだだだ大大丈夫だようんッ!

【「大丈夫」と何度も何度も呟き、冷静を保とうとしてるよ!】
【既に冷静じゃ無いだろっていう突っ込みはしたら負けでs】

いやまだ告白はしてない!してないけど!!

【ぶんぶんと首を横に振り、必死で否定したりする】
【だめだこの二人…早く何とかしないと…と某頭脳派新世界神に言われそうな状況である】

【頬を突かれ、「ふぁふ」とかいう謎の声を上げてから、大人しくぷにられている】
【一瞬彼の顔を見てから、恥ずかしそうに瞳を伏せて】

―――――――、……恭、平

【返答に、一度呆然とした表情になってから、何故かぷるぷる震え始めた】
【困惑していると言うより、戸惑っている様に見える】

【其の言葉に、安堵した様に小さく微笑んで―――はっと、何かに気付いた様な表情を浮かべる】
【もう、夜も遅い。彼が送ってくれる事も、嬉しいのだが―――】

…僕の家は、水の国に在るけど…

此処からだと、かなり時間掛かるかもしれないよ…?

【「それでも、良い?」と彼に確認を取ろうとして、じっと見詰めながら】

/遅れてごめんなさい…
/変更把握&お帰りなさいませっ!
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 20:20:12.48 ID:sMI6oJwo
>>442
よよおよっよよっよよおっ良かったッッッ
【いろいろと冷静じゃないよっ】
【通称:壊れたレコード作戦】

大丈夫ッ!!姉ちゃんならOKだよ!
血の繋がっている弟がいうから安心だよっ!!
【血も繋がっていないにもかかわらず、妙に安心できるような返答】
【某甘党探偵曰く「何が何だかわからない…」】

【高橋名人レベルでぷにぷに連射】
姉ちゃんのほっぺ気持ち良い・・・
大好きだな・・・このほっぺ・・・
【相変わらずぷにぷに】

ごっ・・・ごめん姉さん・・・
姉さんの弟なのに・・これじゃぁ・・・
【ぷにぷにをやめ、檸檬の両手を握ろうとする】
【少し責任を感じているのだろうか】

大丈夫!!俺風車の九十九神だからっ!!
しかも我が家は水の国っ!!近いね!!
【そういうと頭上に黄色い風車】
【俗に言うタケ○プターが出現し】
【背丈ほどある大きな赤色の風車も】
【彼の背中に出現した】

ジェット機並みの速さでお届けするよっ!!
【くるくる3回転し】
【ビシッとサムズアップ】

あと、もう1つ・・・良い?
【きょとんと、彼女を見つめながら】
【ゆっくりと確認した】

/大丈夫ですたいっ
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 20:24:05.50 ID:8qnAYgDO
【森林】

………………………
【学生服に学生帽を被って下駄を履いた黒髪ショートカット、マフラーを巻いて眼鏡をかけ、顔に『厄』と描かれた紙を貼ってエレキギターを背負った青年】
【が、静かに木に寄り掛かり佇んでいた】

【佇んでいる、だけ】
【他に何をしているでもなく、ただそこにいる】
【起きているのか寝ているのか、ましてや生きているのかすら解らない】
【だが、しかし】

【その青年からは微かに…妖気が滲み出ている】
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 20:26:24.13 ID:bMEnGEMo
【公園】

…………んー……。

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】

―――――はぁ、進展無いなぁ……。

【ベンチに腰掛け背もたれに肘を乗せ、片手でシルクハットを押さえながら空を仰いでいる】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 20:38:27.28 ID:64OgVSw0
>>443

そ、…そう…かな…?
……あ、の……ありがとう、恭平……

【彼の言葉に、なんか照れつつも礼を告げる彼女】
【此の間彼の事忘れ様としたばっかだろうっていう突っ】

【ぷにぷにさせられて、瞳を閉じながら「ん」、と小さく声をあげ】

――――――〜〜〜〜〜っ、……、

【彼が突くのを止めて、両手を握ったのを感じてから、薄く瞳を開く】
【其れから、ぎゅーと両手を握り返しつつ】

……きょ、恭平っ。僕は気にして無いよ!
むしろ、気持ち良かったというか……

【照れ臭そうに笑いながら、そんな事を言いやがった】

そう、なの……?
……じゃあ、無理、しないでね?

【申し訳無さそうだったが、彼の言葉に甘える事にした様だ】
【「僕、もしかしたら体重重いかもしれない…」と、若干落ち込みながら語る檸檬】
【色々と後悔している様子だよ!身体は細いが、胸の量がアレなので40キロぐらいある】

――――勿論、良いに決まってるじゃないっ

……どうしたの、恭平?

【小さな笑みを浮かべながら、彼の顔を覗き込む様に】
【首を傾げ、彼の純粋な赤より、少しくすんだ紅色をした髪を揺らした】
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 20:44:26.00 ID:X4sMqYco
【郊外──廃墟】

【瓦礫の上に青年が座っている】
【黒い短髪、年齢の分からない顔つき、裾の長い白衣】
【傍らには大きな刀がある】

【更に目の前に、赤の棒、青の杯、黄の短剣、緑の円盤が置いてある】
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 20:51:52.24 ID:sMI6oJwo
>>446
檸檬姉ちゃん可愛いからっ!
いえいえ、どういたましてですっ!!
【小刻みに何回か頭を下げ、謙遜してみたり】
【見取られていた恭平が言うんだから間違いないよって感じですたい】

【強く握られ、俯いていた顔を元に戻し】
ありがとうです!!我がシスタープリンセス・檸檬姉様っ!!
たまには姉弟でこーゆーこともいいですよねっ?
【負けじと強く握りかえしてみる】
【季節外れのひまわりのような笑みを浮かべ、彼女の瞳をみながら】

だいじょぶだよ!!可愛い姉ちゃんの為なら!!
弟はなんだってするぜ!!
【右腕で小さい力拳を作って、カッチカチやぞ!!】
【「姉さん軽そうだから大丈夫、胸大きいけど」などと呟きながら】
【彼女の胸のふくらみを見つめる】

今日一日でもいいんですが・・・
姉ちゃんのうちに泊まらせてください!!

【遠足に行くときの幼稚園児のような】
【はしゃぐような声で、元気いっぱい言ってみた】
【彼が小刻みにジャンプするたびに、林檎のような赤髪は】
【ふさふさとそよ風に当たって揺れていた】
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 21:00:32.80 ID:6PD8j/Uo
>>447

もう10月──ですか……
……この1年、色々な事が──あら?

【かつん、という小さな靴の音と共に少女の声が青年に近づいてくる】
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 21:01:23.74 ID:s8lpVoAO
【公園】
【もう人気の無い、虫の鳴き声と涼風に吹かれて揺らされる草木の音が通り抜けていく場所で】


随分と実戦らしい実戦をしていないと、どうもちゃんとした手入れを怠ってしまう。
【艶やかな背の中ほどあたりまである黒髪を一つに括り、紺色のブレザーとスカートという一切の乱れがない制服の上から左腕に『風紀委員』の腕章をつける精悍な顔立ちの少女は、街灯に照らされるベンチに座り】
【小柄な少女には到底不釣り合いな、四尺ほどもある大太刀『迅雷』の刀身を紙の様な物で拭き取るようにして手入れをしている】


いつ何時にでも、完璧な力を発揮できるようにしておかなければな…
それに、使いもしないで錆びさせでもしたらとてつもない説教を受けそうだ。


うむ、こんなものか。

【迅雷を眼前に掲げながら刀身を満足そうに眺め、一つ頷く】
【腰には更に純白の木刀が下げられており、小太刀を後ろ腰につけていた】
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:01:23.67 ID:X4sMqYco
>>449

(何か違うな……)

【前にある四つの物をじっと見つめている】
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 21:06:40.14 ID:6PD8j/Uo
>>451

(怜司様──?)

【ふわりとワンピースを揺らし。彼の近くに一人の少女が近寄ってくる】
【ショコラ色のクラシカルなワンピースの胸元や裾はレースで飾られており】
【彼女の首にはチェーン付のコインが下げられていた】

【何やら考え事をしている彼への配慮だろうか】
【少女──青年の義姉且つ姉弟子に当たる彼女は声を出さずにゆっくりと彼へ近づいていく】
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:08:26.33 ID:X4sMqYco
>>452

……エルか

【視線だけ動かして相手を確認しその名前を呟く】
【何か考え事をしていたのか、ふぅと一息ついた】
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:11:33.02 ID:XdD6oWAo
>>313

無事……かどうかは分からんけども多分大丈夫だろうさ
奴らそんな弱い生命力してねーさ

【すんなりとそんな事を言う】
【確かに心配ではあるが、心のどこかでは無事だと確信しているそんな感じ】

ん、会ったらでいいぞ会ったらで
……ってオレが言うのもおかしいか、ま良いや

【随分と適当でした】

おまっ軽く言ってるけどソレ大変じゃねーか
しかも回復の見込み無しって……

【大丈夫なのか?とでも言いたげに二人の顔を交互に見つめる】
【彼にとって例え他人の家族でも離れているのはよろしくないのだろう】

出来るだけ良いじゃんか、索敵……
姿が掴みづらい、となると忍者か――――

【キリっとした表情で「忍者」】
【そんなイメージを持っているのか、という話である】

……?

【そんな事を思っているレイドと対照的にキョトンとした表情で首を傾げ】
【彼女の心配など何処吹く風である】
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:13:49.29 ID:G32os32o
>>445

進展が無いのも良いことだよ
今が幸せなら、ずーっと幸せが続くって事だもん

【誰かがサクサクと、素直踏みしめながら歩いてきて、ベンチの近くで立ち止まる】

それともルシアは今、幸せじゃないの?

【もし視線を下げれば、そこにいるのは】
【焦げ茶色のハーフパンツと、真っ白なTシャツを着用した少女】
【赤いカチューシャを付けた栗色のセミロング、10代半ば程の顔付き】

【もしかしたら顔を見ずとも、声だけで分かるかもしれない】

/まだいらっしゃいますか?
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:13:56.51 ID:h9hOwMAo
>>450
実戦、ね………嫌という程味わえそうな所も有るけど
ちょっと本気の次元が幾つかずれてる、そんな場所だけどね

【その幾らか前方、おそらくは風が通り抜ける場所】
【独り言に答える様に、呟きながら現れたのは】

へえ……刀の手入れしてる所、あんまり見た事無かったけど
やっぱりそういう風にやってるんだ………

【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトから銀のチェーンを何本か垂らした、灰色のロングポニテの少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 21:14:15.69 ID:6PD8j/Uo
>>453

はい──お久しぶり、というわけでもないですわね

【ふふ、と小さく笑うエルであったが】
【怜司の前に置かれているものを見て僅かに首を傾げる】

あの……それは?

【傍目からはがらくたか玩具のようにしかみえない道具】
【それらを目の前にして何故彼が考え事をしていたのか、その理由は彼女には思いつかなかった】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:16:45.59 ID:X4sMqYco
>>457

儀式魔術用のアイテム。それぞれが四属性に対応してるらしい

【らしい、と不確かそうに答えた】
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 21:23:14.97 ID:4kjaBUU0
>>454
……確かにね
機関と戦うって言う人たちなら、そう簡単にやられる訳でもない、か……

【既に、仲間の一人の無事は確認している】
【その仲間の実力の程は分からないが、少なくとも自分の様に急場を凌げた者は少なくないだろう――そう推測して】

まぁ……どんな縁で会うかは分からないけど……
その時が来たら、って事でね?

【今のところ、レイドとそのゼノアという人物との接点というものは皆無である】
【しかし、一度だけ顔を合わせただけの仲間とこうして再会しているのだ】
【何かの拍子に会わないとも限らない】

――――――――色々、あったのよ……
「…………」

【詳しく語ろうとはしない――――否、思い出したくないと言うべきか?】
【二人ともに、この事に対しては饒舌とは言い難い態度を見せた】

に、忍者……?
「……そうなると、本当になんでつけ狙われてるのか、見当もつかねぇな……」

【二人ともに、中々突飛なイメージを聞き、思わず頬を掻く】
【その様な人種に狙われる覚えともなると、皆無と言わざるを得ないが――】

≪……………………あ!≫
"!! 我が主よ、何かが近づいてくるぞ、とてつもないスピードだ!!"
「な……何だと!?」
――――!?

【その時、アストラの袖から一匹の蛇が顔を出し、唐突に人語を口にして、警告を飛ばす】
【その言葉に、二人は身構える】
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 21:23:45.24 ID:64OgVSw0
>>448

……、僕は、可愛く無いよっ
でも、ありがとう。……なんか、元気出たっ

【其の言葉に、小さな声で唸ってから否定したが】
【其れでも、嬉しかった様だ。笑みを浮かべて、感謝の言葉を言う】

……ふふ、偶にはアリかも、だねっ

【悪戯っ子の様な笑みを浮かべ、そんな返答をする】
【彼の笑顔を見て、「此の笑顔を護りたい」と、「喪いたく無い」と、強く思った】

むぅ……あんまり、無理しないでね?
――――そして、あんまり見られたら恥ずかしいから止めて…っ

【彼の言葉に、心配そうに語って、其れでも、安堵した様な笑顔】
【視線を逸らして、恥ずかしそうにもそもそと告げた】

【恭平の申し出に、ぱち、と一度瞬きしてから】
【嬉しそうに微笑むと、橙の瞳を細め、直ぐに返答した】

勿論、良いよっ

【そして、微笑みを絶やさぬまま】

いつでも、僕の家に来なよっ
何なら、住んでも―――――

【とか言いやがっている。既にマンションには3人程住んでたりするのだが】
【小刻みに跳ねる彼を見詰めながら、そう告げた】

…それじゃあ、行こうか?

【其れから―――彼へと片手を差し出して、水の国へ行こうとする】
【彼が家まで送ったら、そのまま泊めたり添い寝しようとかほざき出したりするかもしれない】

/すみません、再び遅れてしまいました…
/そして、30分後に落ちる事に…uaaaaaaaaorz
/キリも良い感じなので、続けるか否か、恭平君の方がお決め下さい…
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 21:26:59.87 ID:6PD8j/Uo
>>458

魔術……ですか?

【ぱちくり、とエルは不思議そうに瞬きをする】
【確かに彼女の戦闘スタイルは魔術師や魔法使いそのものではあるが──】
【実際エル自身が魔術に通じているかといわれるとそうでもなかった】

【例えばお城の舞踏会にいくために現れる魔法使い。例えば肌が緑色の魔女】
【例えばお菓子の家にいる人食いのおばあさん。例えば声を奪う代わりに人の姿を与える深海の女】

【彼女の中で魔術とかのイメージは、そんな童話の中の登場人物たちを連想させるものでしかなく】
【それを考えると、彼女の不思議そうな表情は当然とも言えるだろう】
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:27:45.45 ID:bMEnGEMo
>>455

……今が幸せなら、ねー。

【聞こえた声に、無意識とも言える反応】
【反論とも取れる言葉を空に呟いた後、話し掛けられた事に気付いて視線を下ろす】
【そして視線を下ろした先、見知った姿の少女を見止め】

止まってるのが世界だったら、また其れも幸せなのかも知れないけどね。

【にこり、と。浮かべられた笑みには、何処か覇気が無い】
【普段の80%程(当社比)程の元気をもって】
【「こんばんは、サージちゃん」と夜の御挨拶】

/此方に居ましたよー!
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:29:07.32 ID:X4sMqYco
>>461

そ。まぁ流派が違うが、その違う流派のことを調べようかと思ったが、やる気が出ない

【そんなエルの心中は知らないので、魔術に対する説明はしなかった】
【やる気が出ないせいか、難しい顔をしている】
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:30:52.62 ID:0Mnjs/go
【街中】

(昨日のアレが一つ、二つ、三つ、・・・・四つ!)
(金は路地裏の連中で足りたしなァ〜)

・・・おォーし、いっちょ公園辺りまで走るか

【海の如く青い髪、言わずとも純朴さの伝わる様な黒い瞳】
【対してサイズの合わないオーバーコートを素肌に羽織った】
【身長160cm程の青年が人垣を器用に避けながら走っている】
【手元のジャンクフードの紙袋からは安い油と肉の匂いが漂っている】
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 21:32:45.65 ID:s8lpVoAO
>>456
【声の方へ迅雷を掲げたまま視線を移す】
【そして、それが誰かわかるとその表情はみるみるうちに花が咲いたような笑顔へと変わった】

吟雪!
久しいではないか!

元気にしていたか?
【弾んだ、見るからに嬉しそうな口調で声をかけ】
【迅雷を下ろし鞘におさめながら、ベンチの右側にスペースを空け】

それにしても貴様は急に現れるな。
顔くらい見せに来てくれないと、私も心配なのだぞ?


ん、なんだ?
吟雪は刀にも興味があるのか?
【首を傾げつつ、問い掛ける】
【その傍らには手入れに必要な道具が揃えられていた】
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 21:36:07.80 ID:6PD8j/Uo
>>463

魔術にも、流派というものがあるのです、か……?

【もし魔術に対する説明を彼がするとするならば、いずれ流派の違いも話さなければいけないだろう】

【銃による近代的戦闘を好む師匠とはほぼ対極に位置するであろう魔術】
【周囲の環境のせいもあり、彼女の魔術的知識はほぼ皆無ではあったが──】
【好奇心旺盛な性格が幸いしてか、少しではあるものの魔術に興味を持ち始めたようである】
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:37:16.15 ID:XdD6oWAo
>>459

(あ、結構無責任な事を言ったかもわからん……)

【少しばかり軽はずみな言葉を反省するのであった】

ふふ……だなっ

【縁が結ばれればいいなあ、なんてぼんやり思って】

んー、すまんこれ以上聞かん
家族内の問題は他人が介入するこったないもんな

【二人の様子から察したのか小さくそれだけ言って】
【もう少年はこの件に関して立ち入らないようにするだろう】

もしやストーカーとかだったり、かも
げに恐ろしきは現代社会の闇だな……

【ふざけ半分で適当な冗談を言うが】

――――――――!

【突然袖から現れた人語を話すヘビに突っ込みたかったが】
【その切羽詰まったような口調から、するり――――と腰に掛けたナイフに手を掛けて】

ん、だよ……オイ

【ゆっくりと鋭く周囲への警戒の色を強めていく】
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:37:56.63 ID:h9hOwMAo
>>465
ん、お久しぶり
前に森で会って、それ以来かな?
其処まで極端に昔の事でも無いけどね

【街灯だけで互いの顔が十分確認出来る距離まで近づくと、軽く右手を上げ】
【口元を軽く持ち上げて、薄い笑みを浮かべて、歩く速度を落とす】

そりゃねー、貴女だって私だって一か所にじっとしてる訳じゃないし
会おうとしたら、どうしたって突然になるよ

で、うん。結構ね、興味が有るというか、何と言うか
新大陸行ってきてから、二振り程打ってもらったしさ
一応手入れの方法は習ったんだけど……別な誰かがそうしてる所って見た事無くて

【十分に近づくと、座りはしないで腰を曲げ】
【まずは手入れの道具、次は水月の顔と、順に視線を移動させる】
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:38:14.40 ID:G32os32o
>>462

……「ちゃん」は余計っ

サージで良いよ、ルシアちゃん

【ボスラッシュのときにも、行った遣り取りだろうか】
【表面上は、余裕を持った微笑みを返してみる】

難しいことは分かんないけど、遠くの物ばっかり見てたら気が滅入っちゃうよ
星なんて、ただでさえ動いて無いように見えるんだからさ

【趣味が天体観測の少女には、言われたくない言葉である】
【覇気の無さそうな笑みを、少しだけ見つめた後】
【ベンチの開きスペースに目を移して】
【「となり、いいかな?」と首を傾げた】

/わーい!よかったー!
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:38:15.66 ID:sMI6oJwo
>>460
元気でたの!?よっしゃー
【両手を上に挙げ、万歳三唱】
【本当に嬉しかったようである。その証拠に笑みがまたあふれ出した】

ホント?姉さん!!じゃぁ、偶にしていい?していい?
【純粋で無垢な子供のような笑みを浮かべ】
【やったやったとモンキーダンスを踊りだす】

大丈夫!姉さんは安心して!!弟の成長を目の当たりにするのだ♪
・・・・・・・・・ごめんなさいっ、あんまり綺麗だから
【恥ずかしそうに、視線をそらし】
【一応詫びてみる「お風呂いっしょに入りたい」って呟いたのは別だが】

ありがと!!
【此方の微笑みもいっそう深まって】

ほんと!!住みたかったんだ!!姉さんの家!!
【ひょいっと後ろに一歩下がると】

不束者ですが、今日から同棲生活よろしくです
【ペコリと一礼をした】

そうですねっ!姉さん!
添い寝もしたいです!!いっしょに生活も楽しみ・・・
【そのまま手を受け取ると、お姫様抱っこで空へと飛んだ】
【姉さんのうちについてから勿論泊まって添い寝をしたのは言うまでも無い】

/良いですかね?こんなんで!
/自分としてはこれで返していただけたらOKです!!
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:39:43.31 ID:X4sMqYco
>>466

ある。やる事自体はそこまで変わらんが、解釈の違いがある

【質問に対しゆっくりと答える】
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:44:10.61 ID:bMEnGEMo
>>469

ん、りょーかい。サージちゃん。

【人の話は聞いてない様子】
【右手で頬を軽く掻いて、少し言葉を探すように視線を移ろわせ】

……如何かな、遠くであればまだ良いんだけど。

【中々否定的な言葉を紡ぎ、ふ、と一息】
【溜め息とまでは行かない物の、何かを漏らすように】
【が、サージの言葉に瞳をぱちくりとさせ】
【ゆっくり掛けていた肘を下ろし、「どうぞ」と隣を掌で指す】
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 21:47:43.10 ID:6PD8j/Uo
>>471

そう、なのですか……

【ふぅん、と頷いてから再び怜司の前にある道具に視線を移し】

うぅん……あまり詳しくないのですけれど……
赤が炎で、青が水で、、黄色と緑、は──?

【「電気と、土、でしょうか?」】
【そんなことを言って僅かにまた首を傾げた】
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 21:48:12.09 ID:64OgVSw0
>>470

【彼の返答を聞き、嬉しそうに微笑んで、空へと舞い上がる】
【すっかり冷えた気温に身震いし、彼を抱き締めながら、夜の街を上空から眺めて】
【静かに、瞳を閉じた】

―――――――

【また一人、家族が出来た】



【――――ふと。 護れなかった、あの少女の顔を思い出した】

/では、返信…すみません…そして、ありがとうございます
/無理矢理な感じになっちゃってごめんなさい…今度は、ゆっくり絡みましょう!
/お疲れ様でした!
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:49:28.37 ID:X4sMqYco
>>473

黄色が風で緑は土
火、水、風、土が所謂フォース・エレメンタルだ

【説明しながら道具を白衣のポケットに入れてしまう】
【考えるのをやめたのだろうか】
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/13(水) 21:49:27.94 ID:rTFEbiko
【街中】

【がつんがつん、堅い靴底を鳴らして少年が歩く】
【右の手には何処ぞの菓子店の箱、包帯の巻かれた左の手には缶コーヒー】

……ふが、ふぁ……

【口には、メロンパンを咥えて】
【ぼろんぼろん屑が零れている】
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 21:52:14.18 ID:4kjaBUU0
>>467
(まぁ……多分あの場にいたのは、顔も名前も知らない面々がほとんどなんだろうけど……
それに…………『あの男』も…………)

【エルフェスの心中など露知らず、レイドはふと、自分はほとんど孤立したような状態で戦っている現状を思い出す】
【志を同じくしている仲間といえども、そのほとんどは顔も名前も知らない者達ばかりなのだ】

――――ごめんなさいね。変な事聞かせちゃって……
「んー……まぁ、色々あんだよ。戦いの中の人間関係だったり、家族の問題だったり、なぁ……」

【追及を諦めた様子のエルフェスに、少なからず安堵の表情を見せる二人】
【繋がりの薄いエルフェスにまで、この『事情』を話したくは無かったのだ】

そんなもので済めば、良いんだけどね……
「そうも、済みそうにねぇ、か……!」

【その様な程度の低い相手ならば、何も恐れる必要はない】
【だが、状況はどうやら、そうも言ってられないようだ】

[――――――――まどろっこしい真似はもう止めだ……ヴェイスのお二人さんよぉ……]
――――!!
「――――!!」

【唐突に、路地裏の入り口に人影が現われ、絡むような口調で声を掛けてくる】
【反射的に、二人はそちらを振り返ると、そこには】
【白のビジネススーツに身を包んだ、赤の不健康そうな長髪をした痩せ身の男が】
【胸元に、逆三角形の金のプレートに蜂を象ったバッジを留め】
【その場にいる人間たちを見下すような下卑た笑みを浮かべながら、腕を組んで仁王立ちをしていた】

[こんな風に、人目につかない空間で話しが出来る機会ってのは貴重だからなぁ……
ちょっと、余計な部外者が紛れ込んでるようだがよぉ……]

【ギラギラとした眼で、レイドとアストラを見据える男】
【ちらりと、エルフェスの方にも眼をやった】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 21:52:46.94 ID:6PD8j/Uo
>>475

黄色が風、ですか……
むぅ、色は兎も角として──どうして風が短剣、なのでしょうか?

【風のみを聞いた、ということは他の象徴の理由はなんとなく想像がついたのだろう】
【ふわりと人差し指を唇にあて、道具がしまわれていったポケットを名残惜しそうに見つめる】
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:53:46.69 ID:sMI6oJwo
>>474
姉さんは、眠っててくださいよっ
【背中の風車で上手く空を飛びながら】
【目を閉じて、微笑んでいる姉にそう告げて】

(姉さんか・・・家族って良いな・・・)
【そんなことを思いながら、これからの生活に】
【たくさんの期待と幸せを感じながら】

/お疲れ様でしたーっ
/昨日は寝落ちしてすみませんでした・・
/また今度、ゆっくり絡みたいものですね!!マジで!!姉さん可愛すぎるよ姉さん
/それでは、お疲れ様でしたッ!!
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:55:51.75 ID:X4sMqYco
>>478

そこまでは知らんな。多分、斬れるからじゃないか?
ま、大概神話か何かが元だがな

【ふぅ、とため息】
【あまり詳しくないようだ】
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 21:58:56.09 ID:XdD6oWAo
>>477

謝る必要はねーだろ、バッカだなあもう
っとそんな事よりお客さんだぜオイ

【気にするなよ、とでも言いたげに軽く笑い飛ばし】
【流れるようにナックルガードの付いたナイフを引き抜いて逆手に構える】

だろうなあ……空気の読めないヤローだぜ全く

【じっとりと湿度を持った瞳で、現れた男を睨みつつ】
【「なんだろうかコイツはどちらかと言えば嫌いなタイプだ」と見た目で判断し】
【それと同時に視線の冷たさも増す】

部外者で悪かったな、というかそういうお前も部外者じゃねーのかよ
みろ調子に乗ってるから見事なカウンターで返される

【ざまあみろと嘲り、ちょっと子供っぽかったかと反省】
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 22:00:25.90 ID:G32os32o
>>472

………………もう子供じゃないのに……

【口を尖らせて呟く仕草は、完全に子供】
【実に不満げに睨んだ後】
【トスンと、力を抜くようにベンチへ腰掛ける】

……それは、身の回りのことで、進展を望んでるの?

元気が無いのは、らしくないね

【自分勝手な推測を言って】
【控えめに彼女の顔を覗き込んだ】
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 22:01:26.93 ID:6PD8j/Uo
>>480

斬れる、ですか……
確かに風の妖として、櫻の国にはカマイタチの伝承がございますけれど──うぅん?

【どうやら一度気になったことは徹底的に解明しないと落ち着かないらしい】
【「斬れる」「風」──その二つの事象から真っ先に思いついた妖怪カマイタチを糸口に】
【風の象徴が短剣であるその理由を探ろうとするも──】
【如何せん、つい数分前に魔術に興味を持ち始めたド素人では知識が不足し過ぎていたのだろう】
【結局、ふぇえと小さくため息をついて残念そうに唇を尖らせる】
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 22:02:38.68 ID:X4sMqYco
>>483

ま、象徴がどうだ、神話がどうだ、天使がどうだと言われるより、科学的に説明された方が俺はしっくりくるがね
で、修行でもしに来たのか?

【表情から心中を察したのか、話題を変えた】
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 22:04:20.05 ID:s8lpVoAO
>>468

私はいつでも化狐道場に居るぞ?

だから、何の用が無くともたまにはこうして会いに来てくれると心配事が一つ減るというか何というか…
まぁ、その、なんだ……単純に嬉しいという事だ!
【気恥ずかしさからか、ほんのりと頬を赤らめながら目も合わせずに告げて】

刀も扱えるのか?
貴様は本当に多才だな。
少し羨ましいものがあるぞ。

私も正しいやり方かどうかは不安なところではあるが、一応こうした事も調べて覚えた。
今は持ち運べるような道具しかないが、他にも色々とあるようだな。

これは刀を錆びさせない為に塗る油で…これは柄を外す道具だな。
【置かれている道具は砥石の微細粉を紙でくるみ、さらにその上を綿と絹でくるんだ打ち粉というものと。油塗紙、他に油や目釘抜きや木槌などが揃えられており】
【それを真剣に、どこか楽しげに手に取りながら説明している】
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 22:07:55.82 ID:4kjaBUU0
>>481
えぇ……ともあれ、今はそれよりも……!

【エルフェスの言葉通り、今は唐突に現われたこの男に関しての事の方が先だろう】
【レイドはすっと腰を引き、右手をジャケットのポケットに突っ込む】
【そこには、愛用のナイフが忍ばせてあるのだ】

[部外者……? ッッハハハハハハハハハハハハハ!!
俺が部外者かっ……面白い事を言う……!!]
「――――そうだ、てめぇは確か……!!」

【お前こそ部外者という言葉を浴びせられ、一瞬面食らった様子を見せた男だが、次にはとち狂ったような笑い声を上げる】
【その顔を見て、アストラは相手に覚えがある様に顔を顰める】

兄上……この男、何者なの……!?
「……父上の腰巾着だ……!」
[腰巾着とは随分な言い様だなぁ……首領(ドン)のお坊ちゃんよぉ……
俺は、その『父上』様からのメッセージを伝えに来たんだぜ……?]
!! 父様、の……!?
「何だとっ……!?」

【――――奇しくも、先ほど言葉を濁した『家族』に関する問題】
【それを端的に示す様なメッセンジャーの役割を、この男は持っていたようだ】
【父親からの伝言。そう聞いて、二人の顔に戦慄が走る】
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 22:09:32.27 ID:6PD8j/Uo
>>484

魔術を科学的に──ですか
それもまた面白い物の見方ですわ、ね

【こくん、こくんと頷くエルではあったが】
【意外にも、続く彼の問いにはふるふると首を振り】

いえ──忘れ物を取りに……
確かこの辺りに置いたと思ったのですけれど──あ。。

【その後何かを探すかのようにきょときょとと周囲を見回していたが】
【怜司の座っている瓦礫から少し離れた所に視線を向けた瞬間、ほっと安心したような表情となり】
【ぱたぱたとそちらへと走っていく】
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 22:14:59.14 ID:X4sMqYco
>>487

……

ふぅ

【エルの動きを目で追いつつ、結構深いため息をつく】
【普通に話していても肩に力が入るようだ】
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 22:15:29.59 ID:h9hOwMAo
>>485
道場ねー………剣術道場
どういう場所なのか、見た事も無いし……一度出向いてみるのも良いかな
それと水月、リアクションが何か変
私の周りに居る人間、みんな何かおかしい方向へ進むんだけど………まさか貴女までそうはならないよね?

【態々、水月の視線の先に自分の顔を移動させて、無理矢理にでも目を合わせようとして】

んー、扱えるっていうか……素手だと絶対防げない攻撃って有るでしょ?
籠手で受けるにしても限界が有る攻撃……重さの有る刃物とか
そう言うのを受ける、手の延長……武器って言うより、防具代わりにね
剣術の方は………「お前にはあまり向かない」ってはっきり言われたし

で、これが………ふんふん
成程、結構色々有るんだねー………
柄と刃を一体型にしてるのは、珍しいのかな

【目釘抜きや木槌等を見ながら、自分の扱う短刀の構造を思い浮かべ】
【普通の刀とはやっぱり大きく違うのだという事を、改めて理解する】

………ところで、水月
「実戦らしい実戦」ってさ、どれくらいの事を考えてる?
もしそれが………そうだね、試合よりちょっと過激な程度で良いなら

……私も、丁度退屈してたところなんだけど
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 22:18:28.72 ID:XdD6oWAo
>>486

ほいよっ!

――――っと?知り合いかオイ?
やけにテンション高いぞアイツ……

【他人らしからぬ言葉を放つ男に臨戦態勢をちょっと崩し】
【アストラに向けて首傾げ、なんだか不恰好】

腰巾着?……秘書的な?
(また家族関係の話か、うーん……)

あれか?耳でも塞いだ方が良いか?

【目の前の男が少なからず彼らに関係しているなら】
【本当の部外者は自分であって、更に父親のメッセージときたら】
【なんだか関わってはいけないような気がしたのだろう】
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 22:19:33.38 ID:sDAPWkDO
【港】

【潮気を孕んだほんのり温い秋風に、艶やかな髪を乱れさせ】
【黒い長着物に黒の羽織を着た、一見女にも見える人物が立っていた】

……秋……か

【切れ長の目は黒く、鼻は癖無く唇は薄く、黒髪は襟足にかかり前髪は長い】
【足袋を履き黒い下駄を履き、手には紫の線が一輪描かれた黒い和傘を持っている】
【一見その体は薄く面は白く、その声もまた、どこか中性的な掠れを持ち】
【和で統一された姿を裏切るように、首元には幅広のチョーカーをつけている】
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 22:19:52.20 ID:6PD8j/Uo
>>488

【そのまま彼から離れた所にある岩陰にしゃがみこみ、何かを拾うような仕草を見せていたが】
【すっと立ち上がって再び怜司の傍へと戻ってくる】

【彼女の腕には小さなポーチが抱えられており。どうやら忘れ物はそのポーチのようだった】
【エルが動くたびに何かが擦れるような音がしていることから、それなりに荷物は入っているのだろう】

……そういえば、詩織が怜司様と始めてお会いしたのはいつごろ、でしたの?

【普段は人を様付けで呼ぶエルではあったが、その例外が妹たち】
【自分の妹の名前に「さん」や「様」を付けずにそう呼び、ちょこんと首を傾げて尋ねた】
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 22:20:22.67 ID:bMEnGEMo
>>482

もっと大人っぽく成ってから言おうねー。

【こいつは自分の事を棚に上げて――】
【不満気な視線を涼しげな表情で軽くスルーして】
【隣へと腰掛けられれば、視線だけを其方に向ける】

身の回り―――そう、割と身近。手を伸ばせば届くかも知れないくらい。
けど、手を伸ばしても触れられないんだ。何処にあるか判らないから。

【割と遠回しな表現をするのは、自分でも良く理解していないからか】
【やや俯き加減に、少しだけ内心を吐露】
【覗き込まれれば視線を合わせるように其方を向き】

……らしくない、かなぁ。

【ぽつりと、呟いた】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 22:20:53.83 ID:X4sMqYco
>>492

確か冬だが……それがどうした?

【唐突な質問にきょとんとしている】
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 22:22:07.57 ID:0JmEBNko
>>433
/ただ今戻りました
/判断はそちらにお任せするですよー
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 22:24:38.31 ID:6PD8j/Uo
>>494

いえ……ただ、なんとなくお聞きしたかっただけですわ
最近、詩織とも会ってないですわね……

【ふふ、と小さく微笑んで頬に手をあて】
【以前はほぼ毎日のように顔を合わせていた妹が突然居候先から消えた寂しさか】
【ほんの僅かに、俯いた】
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 22:28:17.04 ID:X4sMqYco
>>496

…………

【ぐっと俯いた】
【何か落ち込んでる風にも見える】
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 22:29:05.80 ID:Hof9/MYo
【公園】

……さて、どうにもこうにも休まる気分ではないな。
動かねばならんが、まずは何からしてよいものか。

【公園のベンチに座り、何やらブツブツと考え事をしている人物がいる】
【櫻を象った華美な着物を身に纏い、腰まで届く黒髪と黒曜石のような瞳が特徴的な】
【身長150cm程の童顔気味な面立ちをした東洋風の女性のようであった】

しかし、焦って闇雲に動こうとも解決する問題ではない
さてさて……どうにも悩ましいものじゃな。

【ふむ……と小さく声を上げると、手元にある袋から錠剤のような物を取り出し】
【無造作に口に放り込みガリ……と噛み砕く】
【静寂に包まれた夜の公園に、その音が妙に大きく響いた気がした……】
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 22:31:05.17 ID:4kjaBUU0
>>490
あたしは知らないんだけど……兄上?
「……父上の雇ってるボディーガード兼便利屋の様な奴だ……っ」

【知り合いかと聞かれ、同じく首をかしげるレイド】
【アストラは、二人の言葉に答える――――どうやら、一方的に知っている関係の様だ】
【言葉尻に、少し苦いものが混じり、表情にも苦々しさが現われる――あまりこの男に対して良い感情を抱いていない様だ】

[秘書、か……それは俺のよくする所じゃねぇやな……
ま、聞いたって分からねぇだろう? ……別に邪魔さえしなけりゃ、いようがいまいがこっちとしてはどうでもいいぜぇ……?]

【どうやら、公衆の面前でなければ多少の部外者は問題にならないと言う態度の様だ】
【エルフェスの事もさして気にしていない様子で、男は怪しげに眼を光らせる】

[ともあれ、首領からの伝言だ……
『『対機関連合』だのなんだのと、つまらない事に関わるのは止めて、家で大人しくしていろ』……とよ
『リイロの仇打ちはこっちで進めるから、お前たちは関わるな』とも言ってたぜ?]
――――!! そん、な……
「ばれてたってのか……じゃあ、最近つけ回ってた気配ってのは……!」
[……てめぇらの事を、逐一首領に報告してただけだぜぇ……
そっちのお嬢さんが『対機関連合』に興味を持ったから、接触して『警告』しろ、と命令されてなぁ……]

【レイド達の感じていた気配というものは、どうやらこの男で間違いない様だ】
【そして、その会話の内容は――――端的、かつ断片的ながら、様々な情報が詰まっている】

[ま、おめぇらの妹さんの仇打ちはするって言うんだ……首領もリイロとやらはちゃんと気にかけてた様だなぁ……
ライク何某の始末は、確実につけるとよ……]
…………――――
「…………どうする、レイド……?」

【伝言を聞き終わり、レイドは沈黙して考え込む仕草を見せる】
【気遣わしげな視線を送りながら、アストラが声を掛ける】
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 22:31:56.45 ID:6PD8j/Uo
>>497

……どうなさりました?

【彼の様子を見て、やや真剣な表情となるエル】
【本来は主人と共に行動する爆弾娘がその行動をしないのは余程の理由がある】
【そのことにやっと気付いたのだろう】
【暗に「詩織と何かあったのか?」という意図の質問を怜司へと投げかける】
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 22:33:09.07 ID:8qnAYgDO
>>498
……………………
【その女性の背後から、微かに人の気配がするだろう】
【振り向けば、茂みの中に何かがいると感じるかもしれない】

【しかし、何やらその気配は少し特殊で】
【なんだか『わざと気配を察知させようとしている』ような…そんな気配】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 22:33:26.94 ID:X4sMqYco
>>500

……別に

【意図を理解してか理解せずか、彼は質問に答えなかった】
【雰囲気的にも、続けて答えてくれそうにはない】

いいのか帰らなくて

【非常に分かりやすく話題を変える】
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 22:38:36.03 ID:Hof9/MYo
>>501

――――はぁ。……まったく。

【女性は大げさな溜息を一つ吐くと】
【錠剤の瓶を懐に仕舞い、振り向きもせずに茂みの方へと意識を向けて】

……「何じゃ」?わらわに入り用ならば正面から来るがよい。
何処の手合いかは知らぬが、そのような事をしたところでわらわを警戒させるだけじゃよ

【気配のする方向へとそう告げる】
【足元には軽く力を込めて地面を踏みしめ、何か動きがあれば瞬時に行動に移れるようにしている】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 22:39:28.67 ID:s8lpVoAO
>>489
私はただ貴様には返せない程の恩があって、返そうにも偶にしか姿を現さないからずっと心配で……

それを貴様は…
私の好意が…変だと…?
【妬ましそうな眼差しを吟雪に注ぎ】
【明らかに睨みつけてから顔ごと逸らして】

もう良い!二度と心配などしてやるものか!!

それに私は至って普通だ!
【完全にご立腹の様子で腕を組んでしまう】


武器である刀を防具として扱うとは珍しいな。
刀も扱う者次第という訳か。

ただ、剣士としては少しして欲しくない扱い方だ。

うむ、確かに柄と刃を一体化にしているものもあるが。
やはり外せる様になっているものの方が多いのではないのか?
鍛冶屋ではないからそこのところはあまり詳しくは無いのだ。
【唸りながらも、やはり答えは出ずに】
【吟雪の提案を聞いて、身を乗り出しながら立ち上がり】

勿論、受けて立つ!

しかし、怪我のない程度でとは言えぬかも知れぬ…
貴様はそれでも良いのか?吟雪。

私はやるからには、全力で叩き伏せるつもりで行くぞ。
【迅雷を鞘から抜き、不敵な笑みを送りながら距離を取る】
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 22:39:37.25 ID:G32os32o
>>493

……身長なら十分足りてるもん
年だってもう、14になったし……

【言い訳するように紡がれる言葉】
【つまり、自信があるのは身長だけっぽい】
【半目で不満そうにルシアの姿をジトジトと見つめて】
【――顔付きには、「ルシアにだけは言われたくない」と書いてあるようだった】

【瞼をパチンと、不思議そうに瞬かせて】

…………

【細くしなやかで、器用そうな両手は、重ねて揃えて腿の上】
【首を捻って、彼女の話に意識を向けた】
【やや抽象的な部分は反芻して理解しようと努め、無理であるならば丸呑みする】

……それは、私にも手の届くものなのかな?
それとも、ルシアの身近なだけ?

【要するに、手伝えることは、有るか否か、と言う質問らしい】

んー、私はもう少し、快濶な性格かと思ってたかな?

でも、思えば二回しか会った事無いし、勘違いかもしれない
私の感覚なんて、あてになんないよ

【呟きを聞いて、明るい微笑みを向けた】
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 22:42:24.56 ID:UaWURf60
【海を臨む断崖絶壁――】

……≪J.E.S.U.S.≫……『運命』とやらは……どうやら何をしても、必ず追いついてくるらしいですね……

【隻眼にメタルフレームの眼鏡を掛け、真っ赤なスカーフを巻いた青年が断崖に佇んでいる】
【黒地にメタリックグレーのラインが幾つも入った凄いスーツを纏い】
【首から、鎖のように絡まった『C.C.R』の三文字をあしらった銀色のメタルなペンダントを下げ】
【ベルトから何故か刀身が無い、剣の柄だけをぶらさげ、左腰に在るホルスターは、意味深な空である】
【そして深いガーネット色の髪は、後ろで小さく結ばれていて】

【彼はぼんやりと崖の向こうの黒い海を臨みながら、独り言を零し――】

……そろそろ……オレも、腹を括らないといけないらしい……

……『覚悟』……する『時』……ですかね……。

【――そう呟いて、彼はぎゅ、と静かに右拳を握り込む】
【どうやらワケ有りの戦士が、決意を新たにしているようだが――】
【この場所と、ひとりで俯きながらぶつぶつ呟いているというシチュエイション】
【なんだか、】

【自 殺 志 願 者 に見えなくもない】
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 22:43:55.03 ID:8qnAYgDO
>>503
【女性の声に答え、がさりと音を立てて茂みから出て来る気配の主】
【その背丈は相手の女性と同じくらいで、同じように黒い髪を揺らしている】

あ…あの…す、すみません!
その、警戒させるおつもりは無かったのですが…
【桃色の着物、桜の髪飾りをした長い黒髪の小柄な少女が、女性の後ろに立って開口一番頭を下げた】
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 22:46:01.47 ID:XdD6oWAo
>>499

(ボディーガードを雇えるとか何気にブルジョアなのかこの兄妹?)
へー、そうなのかー

【目の前の二人に金持ち属性が付与された瞬間でした】
【そんな表情をするという事は、父親とも上手くいってないのだろうか】

う……まあ分からないけどさ
アレだよプライバシー権的な?ま、野次馬精神で聞いてるから続けていいぞ

【取り敢えず敵意は無さそうなのでナイフをストンとホルダーにしまい】

(リイロ……さっきの妹の事かね、しかし仇討ちとなると――――)
つうか、え?レイドって対機関連合に入ってるんじゃねーの?

【なんだか色々と勘違いしていたようで】

(お……?というとライクってヤツがリイロに何かやらかして結果……って事か)
(つうかコイツペラペラ喋り過ぎだろ……)

【適当に言葉のパズルを組み立て】
【アストラ同じくレイドに視線を移す】
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 22:47:24.46 ID:6PD8j/Uo
>>502

……そう、ですか。。

【雰囲気から察したのか】
【エルもそれ以上は無理に怜司から何かを聞きだそうとする事はなく】

──、ふふ、それもそうですわ、ね。
もうこのような時間です、し……

【──何故、だろうか】
【ジョンのことを「まっくろくろすけ」と呼ぶだけで悪意敵意殺意を怜司に対して抱いた彼女が】
【まるで彼のいるアパートへもどるのを躊躇うかのような、そんな表情を見せた】
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/13(水) 22:48:52.93 ID:h9hOwMAo
>>504
……うん、だってねー
頬を染めて目も合わせないで、それじゃまるでさ……まあ、言わなくても分かりそうだけど
最近やたらと多くてさー、別に問題は無いんだけどちょっとね
マイノリティとマジョリティが入れ替わっちゃってる気がして

……ってそれは割とどうでも良いんだよどうでも
必要な事にだけ答えるなら

【リアクション云々の話題は一度横に置いて打ちきって】
【流しても良いのだろうが、それでも聞き逃せない言葉が一つ】

……こっちはね、命賭けてるの。殺す殺されるのレベルで戦ってるの
刀は武器だからー、なんて慣れない使い方して死ぬ位ならね……
間違ってようが何だろうが、私は生き延びる為に刀を盾にするよ
まともに使えるなら使ってるっての

【地面を両足で蹴り飛ばし、一度後方に大きく下がり】
【両者の間合いを3m程に開けて、腰を落とす】

怪我、なら問題無いよ。指と目が全部残る程度ならね
私だって、怪我をさせないよりはさせる戦い方の方が得意だし……

……叩き伏せられるつもりなんて、端っから無いしね

【左腕の籠手で頭部、右腕の籠手で腹部を守る様に】
【背中は軽く曲げて、前方へ踏み出す用意を整えた】
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 22:49:31.83 ID:X4sMqYco
>>509

……どうした?

【そこを察したのか、怜司が聞いてきた】
【きょとんと、首かしげながら】
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 22:51:26.18 ID:FIZClkSO
【街中】
……ベリル………ベリル……ベリル………ベリル………ベリル……ベリル……ベリル……ベリル……ベリル……ベリル………何処?…………ベリル……ベリル……
【血のように真紅に輝く瞳に、闇夜に輝く月の如き長い金髪に蝙蝠みたいな耳が生えた、青いハートの髪飾りを左側につけ、首に4つのホイッスルと黒曜石のペンダントをかけ、両腕に宝石が埋め込まれたブレスレットをして、右足に宝石が埋め込まれた足輪をした何処か疲労したような少女がフラフラと幽鬼のようにさ迷いながら】

【ブツブツつぶやきながら右手にネコミミ帽子を持って歩いてる】

【なんかホラー】
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 22:52:09.38 ID:Hof9/MYo
>>507

……ならば、どういうつもりじゃ?
人の背後を取りに走る手合いなど、大抵はろくな者では無いのじゃ。
今もそうじゃ、謝るならば余計前に回ってするべきものじゃよ。

【現れ、前に回る様子もなく己の背後に立とうとするその気配を感じた瞬間】
【ダン!と叩くようにして地を蹴り、ベンチから立ち上がって振り返る】

もう一度聞くのじゃ。「どういうつもりじゃ」?
見たところ面識はないようじゃしな、こうしてわらわの背後を取りに来た理由を簡単に教えてくれると有り難いのじゃ

【相手が小柄な少女であろうとも、其れで警戒心を緩めることはない】
【最初の気配が「妙」であることを感じていたからこそ――余計にその気持ちは強く表面に現れていた】
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 22:53:41.36 ID:6PD8j/Uo
>>511

……何がですの?

【そんな表情を見せたのも、たった一瞬だけであった】
【次の瞬間にはまたいつものような笑みを浮かべ。ふわりと怜司に笑いかける】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 22:54:27.12 ID:dvCRJ8Y0
>>506

【心中が、思わず漏れ出す―――そんな、明るい雰囲気の内に、一抹の『苦悩』を含まないでも無い声が、近付いてくる】
【声のボリュームが距離が縮むに従い大きく感じられる中、こつこつ。小さな足音も、後を追う様に自己主張を開始して】

……やっふー、夜の海は良いねッ!
聖都じゃなかなか出合えねーし、絶好のブブゼリングスポットだし…

【黒色の長い綺麗な髪を中ほどで束ね、澄んだ丸い漆黒の瞳を持つ、身長160cmほどの大和撫子風の少女】
【凛とした美しさといえば聞こえはいいが、この世界では少し地味かも知れず、服装は『魔術協会』の紋章が入った制服ブレザー】
【――それ故に、背負った巨大な龍角製の「ラッパ」…今や、この世界でも有名になった、あの煩い「ブブゼラ」が、見る者に衝撃を与える、かも】

…んなっ!?

【そんな彼女の声は、見るからに『切羽詰まった』男の姿を見て、突拍子もなく飛び跳ねた】
【此の侭放っておいたら、眼の前で死ぬほど後味の悪い光景を目にするかもしれない――過去、シチュエーションは違うが、その経験が有る】

…おいっ、大丈夫か?
そんなに肩肘張らなくたって、人生…結構、楽しいもんだぜっ!?

【ばたばた。焦りからか抑える心算もない足音で、少女は男の後ろ数メートルまで、駆け寄ろうとするだろう】
【今肩肘を張っている≠フは、度合いが違うとはいえ、間違いなく『共通』だというのに――――】
【岩場を僅かに削りながらキキッ、と身体を急停止して、注意を引く為に出したコトバは、何処か要領を得ていない気もする】
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 22:55:15.75 ID:X4sMqYco
>>514

……いや

【答えないところは追及しなかった】
【言わないのなら、聞かないのだ】
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 22:58:16.59 ID:4kjaBUU0
>>508
「(……父上のそばにちょろちょろと……!!
俺たち家族でも、父上のそばには居られなかったというのに……!!)」

【この兄妹が、中々いい家に生まれたと言うのは、確かに的を得ている】
【だが、アストラの中に抱かれていた思いは、父親に対する憎悪というものとは、少し違うものだった】

[ん、あぁ……そういう事かよ?
知ってどうこう出来る物でもあるまい……野次馬根性働かせたいなら、勝手にしてろよ]

【確かに、現状でどうこうと言うほどには、男から敵意は感じられない】
【だが、その物言いはどこか突き放したものだ】

いや……まだ『対機関連合』には所属してないわ……
ただ、あそこのリーダーの家族とは、個人的な付き合いがあってね……個人的に協力してたのよ

【エルフェスの問いかけに、短く、だが的確に答えるレイド】
【仲間の事について詳しくないのも、正式なメンバーではないからだろう】

――――その警告、嫌だと言ったらどうなるのかしら?
あたしは、目指すもののために努力を重ねてきた……今さら立ち止まるつもりはないわ……!
[おいおい……首領の『命令』に逆らうとどうなるか……娘であるあんたが一番知ってるはずだろ?
首領はあんたにゃ良い感情を持ってはいねぇ……『娘であろうと、どうなるか分からねぇ』んだぜ?
――――その方が、俺にとっちゃ面白いがな……!!]

【レイドは、キッと顔を上げると男の眼を睨み返す】
【だが、男は愉快そうに顔を歪めるだけだ――――その瞳に、妖しい光が満ちてくる】
【明言はされていないが、この男、ひいてはそのボスに当たるレイド達の父親というのは、害意を以ってレイド達に当たろうと言うのだろう】
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:02:12.16 ID:bMEnGEMo
>>505

14だったらまだ子供じゃないの。
駄目だよ、あんまり夜更かししてたら。

【身長だけ見ればルシアもまた其れ位の年齢なのだが】
【馬鹿にする、と言うよりはからかう様な軽い口調で煽る】
【どれだけ不満を表に出そうとも、暖簾に腕押し】
【まるで気にする様子も無く、視線だけをじぃ、と合わせて】

さぁ、如何かな。私より先にサージちゃんが見付ければ、簡単に手が届くと思う。
要するに人探しだよ。話したい人、会いたい人が何人か居るけど、中々会えなくて。

【「会わない事には何も始まらないしねぇ」と】
【ぼやき混じりの――基、ぼやく】
【如何でもいいような悩み、焦っている様子も無い為】
【実はそれほど大した問題でも無いのかもしれない】

………偶にはほら、センチメンタル? って言うの?
弱々しい部分を表に出してさ、誰かに癒して欲しいなー、とか。
そういった打算的な思考の下動くのも一興かな、と……。

【明るい微笑みに対し、浮かべたのははにかむ様な微笑を返した】
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:06:28.52 ID:RKdX2W.o
【公園】
【三日月の髪飾りで黒髪をポニーテールにしている耳にアンテナヘッドホンのような機械のついた黒を基調とした服と白いエプロン…俗に言う侍女服の少女と】
【黒髪に白い鉢巻き、黒いシャツに赤色のベストと銀の腕時計、カジュアルなベルトに青いダメージパンツにウエスタンブーツの少年が…ポーカーやっている】
【メイドの方がチップを賭けて宣言する】

五枚チェンジデスヨー!
「散々悩んで5枚かよ…さて、ぼくのカードは『このままでいい』」

【二人の間にセットした…ディーラーがおらず二人だけで対戦するためのポーカー用の機械、『オートディーラー』にメイドの方が5枚送って五枚引き出す】
【賭け金の設定を完了させて準備完了、コールする】

コール!…五枚チェンジからのまさかのフルハウスデスヨー!
「引きいいね、でも勝った…フォーカードだよ、残念だったね」

【ハートの3と2が4枚の手札を見せびらかしながら少年は勝ち誇る】
【そ、そんな弱いカードで強い手を…!とメイドは悔しがりながら少年に再戦を持ちかけている】
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:06:38.14 ID:6PD8j/Uo
>>516

……そうです、か。

ふふ、では今宵はこれにて失礼致しますわ
それでは御機嫌よう、怜司様。

【ふわ、と。ワンピースを軽く摘んで持ち上げるいつものお辞儀をした後】
【何事もなければ──彼女はそのまま、廃墟を立ち去っていくことだろう】
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:06:57.97 ID:8qnAYgDO
>>513
あ…あの…その…す、すみません!私とした事がとんだ失礼をしてしまい…
【声を張り上げる女性に跳び上がって驚き、また深く頭を下げる】

その…実は…私…最初貴女様を見た時は、普通に正面から向き合って挨拶をと、そう思っていたのです
ですが…その…近付くにつれて段々と緊張してしまいまして…
思わず物に隠れてしまい、そのままどうしようかと考えながら近付いていけば、いつの間にやら貴女の後ろ…
嗚呼、すみません…このような勝手な理由、言い訳にもなりません
【泣きそうな顔で言って、右袖で目元を隠し】
【涙を拭うような動作をして、右腕を下げる】
【少女の言っている理由はともかく、パッと見特に女性に何か危害を加えようとしていたようには見えないが…】



(…成る程中々鋭い、気配はわざとにしろ背後取った所からこうまで警戒できるか、いや当たり前か?)
(…にしても容赦ねぇな、相手は女のガキだってのに…いや、中身は俺だが、な)
【外からは見えない腹の内は…?】
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:08:16.80 ID:XdD6oWAo
>>517

ん、精々勝手にするさ

【フンと鼻で笑うように返す】
【突き放した物言いが癇に障ったのだろう】

あ、そうなの……成程ね
(いい加減情報端末を買おう、そうしよう)

【そんな事を堅く誓い】

(おお、随分と気の強いねーちゃんだな……)
……ってオイ、父親の癖に娘に手ェ上げるだと?どんな了見だよオイ

【気に入らない、気に入らないどころではないとばかりに】
【レイドと同じく片眉を上げながら男を睨みつける】
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:09:22.03 ID:FIZClkSO
>>519
………ベリル………ベリル………ベリル……何処??………ベリル………帰ってきて……どこ?……一人にしないで……ベリル……ベリル……
【血のように真紅に輝く瞳に、闇夜に輝く月の如き長い金髪に蝙蝠みたいな耳が生えた、青いハートの髪飾りを左側につけ、首に4つのホイッスルと黒曜石のペンダントをかけ、両腕に宝石が埋め込まれたブレスレットをして、右足に宝石が埋め込まれた足輪をした少女がフラフラと幽霊のようにそちらに歩いてくる】

【手にはネコミミ帽子が】
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 23:09:29.61 ID:UaWURf60
>>515

…………――――?

【――突然だが、青年は歴戦の修羅場を潜った猛者である】
【目を見張るような強力も、凄まじいスタミナもタッパ(身長)も無いが、それでも彼が生き抜いてきたのは】
【冷静なる状況判断力――そして、周囲への探知能力と適応力のためである】
【ゆえに気配を察知する能力も優れており、まして隠す気も無い陽気な声なら尚更で】

(珍しいですね……こんなところに人?声からして女の子でしょうか
 別にどうだっていいですが、今は他人とツラを合わせる気分じゃあない……帰りま――)

……え?

【そんな、他愛も無い思考も束の間】
【突如突拍子も無く飛び跳ねた相手に、此方も思わず素っ頓狂な声を上げて】
【思いっきり此方に走ってきた少女に、その隻眼を丸くしてぎょぎょっ】
【若干身を引き気味にしながら――】

……は?
……えっと、『人生ワクワク楽しもう会』の方ですか?生憎と勧誘はお断りするタチでして

【なんか逡巡の末、漸く叩きだした当り障りの無さそうな答えがこれである】
【どういうことなの、となること間違いなしだが気付くだろうか。青年の、少女を見る目が、頭がピーチクパーチクな人を見る目だということに】
【うわぁ^q^】
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:10:14.69 ID:X4sMqYco
>>520

ああ、気をつけて……

【怜司は立ち去らず、その場に留まり続けた】

//お疲れさん
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:13:20.69 ID:hpaLe5oo
【公園】

う〜ん…
流石に秋になりましたね
空気が冷たく感じるようになりました

【翡翠色のさらさらとしたロングヘアを夜風に揺らし】
【白いワンピースにまるで何かを包み隠すような黒いカーディガン】
【そんな格好の、身長約140cmほどの少女が】

ふんふふ〜ん♪
早く孵らないかな〜?

【翡翠色の凛としたくりくりの瞳を愛しそうに細めて】
【ベンチに座り何かとても大切そうに抱き抱えているようだ】
【白地にバレボール程の大きさの斑点模様の入った楕円の球体で】
【時折軽く転がしては、耳を当てたりしている】
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 23:14:36.18 ID:Hof9/MYo
>>521

……ああ、もうよいもうよい。
お主が何者かは知らんが、わらわに挨拶をしたかったという事でよいのじゃな?

(――いつの間にやらわらわの後ろに、のぅ?)
(……ただの娘が、このわらわに気づかれずにあそこまで近づく?ふむ……)

【女性は、表面上は少女を宥めるように振る舞いながら】
【構えた態度と警戒心を薄めるように見せて確認すようにして尋ねた】

【女性――貴宝院織守は死線を潜り抜けた経験からか、術者というスタイル故か】
【気配を察する力に関しては鋭敏である。名前と顔を売って歩いているがゆえに尚更であった】

【警戒心を緩める、しかし表面上のことだ】
【実際のところは瞳孔が細く収縮し、少女の正体を見極めんとしている】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:16:28.80 ID:r9FiiDE0
>>526

【灰色のズボン、フード付きの黒いマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、紺色の瞳】
【腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年がその近くへと歩いてきて】

・・・ミーナの嬢ちゃん、か
【彼の内で渦巻くのは怒りたいけど怒れない、そんな感情】
【それを心底に隠して表情自体は凄く悩ましい顔で近づいてくる】
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:17:25.32 ID:BES/36AO
【裏路地】

……暫く用事で動かなかった間に、身体が鈍りきってるね。
これはマズいよなぁ……。

【月明かりすら差し込まぬ、路地裏の闇の中、気絶したチンピラ風の男の側に、十字架を想わせる形の長剣を背負った、黒髪と緋色の眼が印象的なコート姿の青年が立っている】
【その頬には切りつけられたような一筋の傷痕、足下のチンピラがナイフを持っている事から察するに、これで傷つけられたのだろう】

まさか、能力者どころか訓練すらしてない一般人に怪我させられるなんて……笑い話にすらなりやしない。
『護る』なんて格好付けて言った僕がこんなんじゃ、駄目だよなぁ……。
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 23:18:43.39 ID:4kjaBUU0
>>522
……それで、あたしも正式に『対機関連合』に接触して、メンバーに入れてもらおうと思ったんだけど……
「――そのタイミングで、父上からこの『警告』って訳か……」

【対機関連合に加盟していなくても、目指すところは同じ――――それは過言だとしても、非常に近い物であった様だ】
【その為に、『対機関連合』に所属しようとしたのだが、それが彼女達の父親には気に入らなかったらしい】

[……ハッ、父親の癖に、か……
『部外者のお前』には、分からんだろうなぁ……首領を敵に回す意味が、首領に逆らう意味がよぉ……]

【先ほど野次馬を自称していたところへの牽制なのか、ヘッと鼻で笑いながら顔をエルフェスに向ける男】

[首領にとって、自分の意に従わない奴はみんな敵……敵とも言えねぇな。排除されるべき『罪人』でしか無ぇんだよ……
それこそ、自分の娘だって関係無ぇ……そうだろ? お嬢さんよぉ
……それを分かってて、首領の『警告』を無視すると、そう言うんだなぁ……!?]
――――……………………ッ

【この男の言葉が、どこまで信用に足るものかは分からない】
【だが、言葉の矛先をつきつけられたレイドは、反抗の態度を見せながらも、その顔にわずかな怯えを走らせる】
【レイドがここまで怯えると言う事は――――男の言葉は真実に近いものなのだろう】
【そうしたレイドの様子を見て、男は悦に浸る様な笑みを浮かべる】
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:21:22.73 ID:6PD8j/Uo
>>525

【そして、廃墟を立ち去った後──】


  ──……苦しい、です、……


  【誰かを好きになるのは、こんなにも痛いのか】
  【誰かに想いを寄せるのは、こんなにも辛いのか】
  【誰かを愛しいと思うのは──こんなにも……】


【つぅ、と。少女の頬を一滴の涙が伝う】
【それは。その行為は────あまりに、人間に近いものであった】

【Never Ending Story】【→side:E→】
【Do Androids Love an Assassin...?】
【The Answer is ────→     】

/お疲れ様でしたー!
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:23:53.11 ID:RKdX2W.o
>>523

…サバトさん…?

【悔しそうにドラに詰め寄っていた少女は…そこに歩いてくるひさしぶりの相手に気がつく】
【まるで精気を感じられない少女を見た時…彼女は気がついた、そのサバトの身体はボロボロでつい最近殴り合ってきました的な状態になっている事に】
【治療は終えているようだが、それでも彼女の尋常じゃない様子から…ただならぬ『不安』を感じ取っていた】

…さ、サバトさん!?どうしたデスヨー!?何が一体どうなってそんな事に…!?
お、落ち着いてください!大丈夫デスヨー!?

「…『買い置きしていた紅茶』〜!っと、ノビタ君が月音ちゃん用に用意してた紅茶葉くすねてきたよ
今淹れるからとりあえず落ち着かせよう」

【妙に仕事の早いドラ少年がサバトを落ち着かせるために紅茶を用意している間】
【ジャンクちゃんがサバトの手を引いてベンチまで連れて行こうとする】
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:25:37.82 ID:hpaLe5oo
>>528

あ、ライクさん
こんばんわですっ!

【見知った顔を見て手をぶんぶんと振って】
【いつものような表情ではないことに敏感に気づいたようで】

…ありゃ?
どうかしましたか?
何か厄介ごとに巻き込まれた、とか?

【心配と不安の織り交じった表情を浮かべ】
【首を傾げて尋ねる】
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:25:42.27 ID:s8lpVoAO
>>510
【戦闘の前に精神を一度落ち着けるが、吟雪の言葉に対して眉を潜める】

………。

命を賭けているのは何も貴様だけでは無い。

剣士は…
少なくとも私はこの刀、迅雷に命を――全て預けている。
これを戦いの最中で失った時、それはすなわち私の死に直結するだろう。

それを貴様は、軽々しく盾にすると言ったのか?
この迅雷の“重み”を知らぬ訳では無いだろ…。


どうにもそれは、私を侮辱しているようにしか聞こえない。
【薄く怒気を孕んだ瞳を向けつつ、迅雷を正眼に構え右足を一歩退き】


自分の想いも命も乗せれぬ軽い攻撃で、どう相手の命を奪う?
そんなものでどう相手と渡り合う?

生温いレベルの世界で戦っているのはどちらだ?
まぁ良い。
必ず訂正、して貰うぞ…

――吟雪。
【静かな口調ではあるが、確かな怒りを込めた言葉が真っ直ぐに吟雪に向かう】
【いつになく、怒りを露わにして敵意を剥き出しに見つめる】
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:28:31.10 ID:dvCRJ8Y0
>>524

………あ、ららら?
そういう会、この世のどっかにあるの…か?

【『疑問』―――確かに、状況を把握せずに話しかけに行ったこの少女の、過剰気味な一種の『使命感』や心配も罪、ではあるが】
【振り向いた、近付いた。其の事によって見えた青年の、独特な容貌と、(少女の視点で)唐突な言葉に、等しく目を丸くして】
【あらゆる感情を制して、『疑問』の間欠泉が、脳味噌から湧き上がる―――が】

【ド派手な服装の後に視線を移した、『眼』――――自殺志願者のモノとは、重ならない。割とキッツイ眼で、見られてる】
【隻頑の物理的な凄み≠熨鰍ワって、自らの軽率な行動に、顔が赤くなりそうな気恥ずかしさと申し訳なさを覚えて、声の尻が窄んだ】
【顔を逸らしそうになる、後ろに引きたくなる――普通なら確実に抱くであろうそんな気持ちを、敢えてグッと堪えて、圧し殺して】

いやーっ…えーっと、だな。
勧誘とかの心算じゃ無くて…その…言っていいのか、分からないけどさぁ…。

――――あんた…何だか、崖から落ちそうに見えたから…うん。
ついつい、今思うと自分でも良くわっかんねぇ行為に及んじまった…嗚呼、申し訳無いぜっ!

【彼女独特の、男性的とも取れる口調と、明るく屈託のない雰囲気は崩さずに、謝罪】
【矢張り、初対面の相手には、少々『アレ』な態度―――馴れ馴れしいと言うべきか、何と言うか】
【とはいえ、彼女の『澄んだ漆黒』―――羞恥と混乱の中でも、真っ直ぐと相手を見据える双眸には、確かな誠意が宿っている】
【ばさっ、と髪を振り乱しながら、一度だけ。深く短く頭を下げて、素早く持ち上げた】
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:28:53.98 ID:G32os32o
>>518

【透き通った瞳は、見入られてその動きを止める】
【数秒後、たじろぐ様に目を逸らした】

……だって、この時間に散歩するほうが楽しいし
路地裏で生活してた頃は、夜型だったから……

……それにルシアだって、夜更かししてるでしょ?
と、ともかく! 私のことはいーのっ

【これ以上からかわれると、自分の子供っぽさが露呈してしまう】
【些か手遅れ気味だが、無理矢理話題を打ち切ろうとしているようだ】
【上体を後ろに倒して、背凭れに体重を預ける】
【口を動かしている間、顔は正面を向いていて】
【目を合わせようとはしなかった】

……あれ?
それは、意外だね

ルシアはてっきり、探される側かと思ってたよ
シェンって機関員さんからは『「探している人が居る」と伝えて欲しい』って、伝言を貰ったし
集積情報には、毒牙って人が心配してるらしいことが、載ってたから……

【んー、と考え込んだ後に、さりげなく伝言も伝えてしまう】
【それに関係のある、人探しなのかな、とは思いつつ、直接は聞かなかった】

……むぅ
通りかかったのが私で悪かったね

いいもんいいもん
どーせ子供の私には包容力なんてありませんよー

【さっきのことを根に持っているのか】
【微笑を横目で見た後】
【ふくふくと、頬を膨らませて、そっぽを向きっぱなし】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:30:59.08 ID:r9FiiDE0
>>533
・・・あぁ・・・こんばんわ・・・
【非情に重々しい顔で言葉を詰まらせつつも挨拶だけは返すが】
【仕方ないと言うか呆れというか・・・まぁとりあえず複雑な表情なのだ】

厄介事に巻き込まれてるのはお前の方だよ・・・
ただでさえ泣きたい気分なのにもっと泣きたくなってきたぞ

・・・カリナトゥス、て言えば大体は解ると思うんだが・・・
簡潔に自論だけ言わせて貰えばお前は心身ともに弱っているところをあの女につけ込まれているだけだ・・・
あれは・・・口先は最大の武器、とでも言うか、アレの言葉は信用しちゃいけない、うん
【どうにも言葉が纏まらないのはそれだけ起きた事が】
【大きく、複雑で面倒な事だからか。どう手を打てば良いのか四苦八苦している】
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:31:08.05 ID:8qnAYgDO
>>527
は、はい!そうです!
許してもらえたのですね!嬉しいですわ!
【織守が自分を宥めたのを、許してもらえたと判断】
【ぱあっと表情を明るくさせ、笑顔になる】

あ、申し遅れました!私、justiceさんに所属させてくださっている、秋桜(こすもす)と言う者です!!
貴女様は私の記憶と情報が正しければ、justiceさんのリーダー、貴宝院織守 様とお見受けいたします!!
私!組織に入らせていただいたはいいものの、まだ挨拶をしていないと思いまして!
その、結果的にあのような貴女様を怒らせてしまう事となりましたが…
あ、改めて!よろしくお願いさせてもらっております!!
【緊張しているのは本当なのか、慌てたように、早口気味に挨拶を言い切って】
【またペコリと頭を下げる】


(…警戒心が薄れた…が、こりゃ信じた訳じゃあねぇな)
(…安心させて、油断させるって所か)
(とりあえず、足元は成るべく掬われないように…というか聞けるだけ聞いて早目に切り上げるか?)
【やはり、腹の中は何か…別人のように真っ黒】
【警戒心が薄れたのを素直に良しとせず、こちらは裏で警戒心を強める】

【その腹の中の考えも、警戒心も、鋭い人がかなり注意しても解りにくい位表に出していないが】
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:31:35.11 ID:FIZClkSO
>>532
………ジャンクちゃん?…ドラ?……………
【二人に気付き】
【何処か……何処か不安で今にも崩れそうな……あの時ハンクを亡くした時より酷い悲しみの眼で見る】

………ベリルが……ベリルが……ベリルが………ヒクッ…
【彼女の眼から涙が溢れだし】
【強く引っ張ったら崩れ落ちるんじゃないかという力の弱さで】

うわぁぁぁぁぁぁぁあああん!!!!!!
【泣き出してしまう】

【そして気付くか?】

【彼女が持ってるネコミミ帽子は………】

【二人もよく知る】
【彼女の《家族》で《大親友》のトレードマークであり肌身離さずつけてるはずの…………】

【悲しみのメロディが響き渡る】
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 23:36:09.16 ID:UaWURf60
>>535

いや、あるわけないでしょ。オツムは大丈夫ですか?それとも一般論においてバカと言われるお方ですか?
悪いですがオレはバカと語り合うのを良しとするほど酔狂じゃないんです。そんなに暇でもない。
だいいちバカというかバカというかネジが足りないというか突き詰め電波を相手にするのはオレのツレだけで十分です。
お見受けしたところ貴方は少なくともあの電波アンテナびんびんのバカよりかはバカじゃないバカみたいですが
少しは話せる頭をお持ちならどうぞお引取り戴きたい、オレも本当に暇じゃないんでね
これから帰って調べるべきことが山とあるんです、貴方がそれを知ってるなら話は別ですが確率はそう高くない
いやですがこの世界には縁という考え方があります紅斗の好きな言葉でした案外無くは無いのかもしれない可能性とは限りなく稀薄ですが
稀薄ゆえに何が起こるか解らない無限の可能性を秘めているともいえるこの世の全てを確率論で割り切るのは不可能な話ですし
ましてやこの世に蔓延る因果とか輪廻とか運命だとか言葉づくでは説明しきれない大きなパワーみたいなもの
バカげた宗教論みたいで酷く面倒臭いですがありえなくはないからこそ今という時代まで根付いている概念
たまにはその概念とやらを信じてみるのも悪くは無いJ.E.S.U.S.たまにはオレにも微笑みかけてくれるんでしょうか?

……と、失礼。あんまり久々の登場なんで、ついオレ以外のキャラでは出来ないマシンガントークを
【――と、青年は取繕うように眼鏡を指で押し上げ】
【ものすごいメタ発言だ!!】

それはそれとして……
……オレが?崖から?落ちそうに?

……フフッ、それはそれは、どうも。しかし、オレはそんなに思いつめた顔をしていましたか。やれやれですね。

【――ともすれば、青年は案外砕けたような調子で、くつくつと肩を揺らしてみせた】
【少女は、此処にも不可思議な『違和感』を覚えるかもしれない――もし少女が『歴戦』を潜り】
【そして、『ヒトの本質たる気配、オーラ、威圧』を見抜く力を少しでも養っていたなら、それは如実】

【先刻、ひとり佇んでいた青年は「氷」――まるで『氷のような威圧感』を持っていたのだ】
【絶対の冷気……静かに漂うひんやりとした感覚は、夜の断崖ゆえ“だけではなかった”】
【そんなある種『圧倒的』なものを、ただ佇むだけで周囲に散らすほどの『スゴ味』があった――】

お気遣い、どうも。ですが、ご安心を。
オレはまだまだ死ぬワケには行かないんですよ、死にたくもないんでね

【それを踏まえてみれば、今だって】
【静かな湖面を映したかのように揺らがない、隻眼の紅榴石(ガーネット)】
【どこかに僅かな「空虚さ」を湛えつつ、少女を映しているようにも見えた】
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:36:54.94 ID:h9hOwMAo
>>534
……上等、だよ
軽々しいかどうか、その目で判断すれば良い
理想だけ並べてやってられる様な甘い所か、ね

………訂正だなんだ、そんなのに興味は無いけど
どっちが生温い所でやってるか……分からせてあげようじゃない

【軽く握っていた拳を両方とも開いて、指を真っ直ぐに伸ばす】
【指の先から生えている爪が、長く鋭く、短剣の様に変化する】
【次いで、唇の隙間から見える犬歯が肥大化し、牙と呼べる程の物に】

想いだ命だ言うのは良いけど……じゃあ、逆に聞こうかな
貴女は、そもそも相手の命を奪うつもりなの?
違うよね、それは貴女のやり方じゃあ無い筈

……貴女の理屈が通るなら、貴女は誰とも渡り合えない様な気がするけど

【水月の構えを見て、姿勢を更に低くする】
【限界まで上体を地に近づけた姿勢から、地面を蹴りつけて飛び出す】
【そして、間合いに入れば、自分の左足を水月の左足の後ろに置こうとする】
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:37:04.55 ID:8W8DOMSO
【森の奥、拓けた一角にて】

――――……、遠い。いや、届かない。別離、剥奪、歪曲、或いは崩壊。
突き詰めた負の方向性、一点に集束する感情、非現実への回帰、拒絶。
無機的な不変が渦巻く楼閣に雍かれて。其は自を囲う箱庭か、他を締め出して鎖す檻か。
死も殺意も平静も幻想も孤独もなにもかも、元を糺せば根源は――――。

…………言葉で表すと、酷く陳腐だな。トレースしようにも、どうにも。

【その中心に、ぽつり。一株だけ植わった古木に身を預け】
【群青色の紬を纏い、臙脂色のジャケットを袖を通さず肩に掛け】
【宛ら瞑想するように緩く瞼を閉じて座する、白皙の影が有る】

【咒いか何かのような言葉の羅列を、夜風に遮られ。彼女≠ヘ乱れた濃藍の髪を軽く払って、溜息を一つ】
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:37:28.44 ID:ceSBXwSO
>>495
/すいません、遅れました。
/では勝手ながらもやはり縛るのは悪い気が切りましょうか、
/乙でした!
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:38:26.15 ID:hpaLe5oo
>>537
えっ…ええっ!?
な、何に巻き込まれてるんですか!?
何だとしてもこの子は関係ありませんよ!

【さっぱり何のことか検討がつかず】
【取り敢えずさっきまで抱えていた球体を自分の影に隠す】

って、
カリナ、トゥス…?

【首を再び傾げて視線をやや上に向け、頭の上に?マークが上がる】
【※この子は自己紹介されてないので名前を知りません】
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:39:24.90 ID:XdD6oWAo
>>530

おかしな話だな、なんというか適当な感じなオレが対機関連合に入ってて
確固たる意思があるレイドが入ってねーってのは、まあそれにしても……だ

【ふう、と小さく息を吐き】

あ゛ー?知らねえ、知らねえ、知りたくもねえよ
万に一つでここのレイドの事をテメーの言う父親が心配して「対機関連合に関わるな」って言ってんならわかるさ
正しいよな、そりゃあ父親としては正しい判断で行動さ

【冷静に努めているが段々と段々と声が大きくなっていく】
【エルフェスにとっては父親は子供を心配するものであって、その逆は許せないし信じられないし嫌悪する】

しかし、だ――――
言うに事欠いて「自分の娘だって関係無い」「自分の意に従わないヤツはみんな敵」だと……バッカじゃねえの?

オイ!レイドそんな親父の言う事なんか聞く必要ねーぞ
娘が言う事聞かねえからって武力で抑えつけようなんて最低の最低だ、胸糞悪い

【レイドと男の間に入り、レイドに指差しそう告げる】

仮にレイドに手ェ出したら対機関連合のヤツも許さねえしオレも許さねえ
ああ、もう気に入らねえ気に入らねえ気に入らねえ気に入らねえ!!

【大分大言壮語的な事を吐き捨てる】
【しかしちょっとの後悔も何も無い、ただシンプルに「気に入らない」言動理由はそれだけ】

大体なんだその面は?オレのいっちばん嫌いな表情だぞ
テメエもテメエだよ何様のつもりだってんだ飼い犬みてーなヤツの癖して偉っそうに……

【くるりと男側に振り返り】
【敵意むき出しに睨む、それこそ穴が開くくらいに】
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/13(水) 23:39:46.00 ID:Hof9/MYo
>>538

――……ああ、成程。お主が秋桜という者であったか。
確かに、お主の言うとおり……わらわが貴宝院織守で間違っておらぬよ。

伝達は見ておる。此度のJusticeへの加入、歓迎するのじゃ。

【頭を下げる秋桜に対して、織守はふっと柔らかに微笑み】
【緊張した様子の彼女を解きほぐすようにして、先ほどとはうって変わり優しげな振る舞いで臨んだ】

……そうじゃの、挨拶代わりに聞いておくか。
互いを知ることでより親睦を深めることも出来るしのぅ

秋桜よ、一つ聞かせてもらってもよいか?
お主はどのような意志を以てJusticeの扉を潜ったのじゃ
組織の長として、此れは知っておきたいことなのでな。語ることに支障がないならば、是非とも教えて欲しいのじゃ

【小さな前置きと、自然な仕草で質問を一つ投げかけた】
【概要にもあるが、戦闘力よりも意志や協力意識に重点を置いているがゆえの質問であろうか】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:43:21.20 ID:r9FiiDE0
>>544
お前が何を隠し持っているか
・・・それがカリナトゥスから貰った物じゃなければどうでも良い・・・
【親指と人差し指で額を押さえつつ喋り続ける】
【何だろう、一筋の汗が流れている】

・・・どこぞでお前を助けると言い、Justiceとの接触を望み、
機関を裏切るとかどう見ても嘘丸見えな事を言った、テレビ放送で大虐殺をしていたクソババァの事だ・・・!
【彼がこの情報を知った経緯を底まで辿れば複雑すぎるので割愛する】

【微妙に切れ気味なのだが決して目の前にいる竜にではなくカリナトゥスに対してである】
【決して無邪気で疑う事を知らない幼い竜には怒っていないのだ、多分】
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:44:46.07 ID:0JmEBNko
>>543
/はいなー、了解しました
/乙でしたー
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:46:47.01 ID:vwfkLV2o
【公園】

・・・

【鮮やかな黒髪黒目で、比較的胸の大きな少女がベンチに座って、本を読んでいる】
【長く伸びた漆黒の髪は綺麗に切り揃えられている。いわゆる姫カットというやつだ】
【一方夜色の瞳は、透き通るような輝きと吸いこまれるような暗さを兼ね備えている】

うーん…流石に応用編は単純じゃありませんね

【疲れたのか、本を読むのを中断してんーっと軽く伸びをする】
【彼女は紳士服と呼ばれるようなスーツを着ており、伸びに合わせて胸周りが強調されたようになっている】
【それなりの視力があれば、左手に持った本が魔術の教本だとわかるだろうか】
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:50:34.73 ID:bMEnGEMo
>>536

お昼に散歩するのだって十分楽しいじゃない。
街も活気付いてるし、夜には無い良さがあると思うけどなー。

……私は、大人だからいーの。
大人ってのはそーいう所でずるいんだから。

【無理矢理話を終わらせようとするその様子に苦笑を浮かべ】
【視線はずっと相手の顔を覗いていたものの】
【途中から此方を見ようとはしなかったので、仕方なく前を向くことに】
【外灯に照らされて中途半端に明るい公園へと視線を向けて】

それは――まぁ、色々あるんだよ、私にもさっ。
拾ったり、拾われたり――――ん? 探している人?

【話の流れで伝えられた伝言】
【聞き覚えのある名に、ふと首を傾げる】
【実際にはこの探し人問題は数ヶ月前に特殊な形で解決しているが】

其処はあれだ、見た目とのギャップを狙ってさ。
「私で良ければー」的な事を言ってくれると個人的に嬉しかったなー、なんて。

【足をふらふらと揺らしながら、顔は正面、視線のみを隣に座る少女へ】
【子供の様に頬を膨らます少女に、苦笑を浮かべた】
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:52:10.30 ID:RKdX2W.o
>>539

…ベリルさんが…?

【あのいつも軽快な生き方をしていたサバトのこの変わりようはなんだ…?】
【不安が胸を襲う…このサバトの動揺の仕方は…間違いない】

【確実にベリルの身に何かあった…!】

どうしたんですか!?ベリルさんの身に何が起きたデスヨー!?
なにかヤバい事態が起きているのでは…!?

【サバトにつられ…パニックを起こしかけた所で助け船を出すように、湯気の立つマグカップを持ちながらドラがしゃがんで告げる】

「…落ち着いて!泣いているばかりでは何も解決しない
それよりパニックになると息を吸うばかりで吐く量が減って苦しくなる、まずは息を思いっきり吐くんだ
そうすればおのずと息を吸いたくなる、そうして呼吸を整えたら…紅茶でも飲んで落ち着いてくれ

ベリルちゃんの身に何かが起きたらしいけど…そうしなくては助けにも行けない」

【もう片方の手を差し伸べて、猫耳帽子の持つ方の手を取ろうとする】
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/13(水) 23:53:23.92 ID:hpaLe5oo
>>547

あ、そうですか…
それなら良かったです
【とりあえずほっと一息、安堵の溜息】
【再びだきかかえた】

あぁ、あの人ですか!
へぇー…カリナトゥスさんって言うんですね
【納得して手をぽむっと叩き、ようやく知った名前にふむふむ頷く】

あんまり人の事を悪く言うのは感心できませんよ?
悪事は誉められたことではありません
しかし、心を改めて善い方向へ向かおうとしているのです!
止めてはいけません!
【そういう情報や噂に疎いのもあるが】
【彼女は、カリナトゥスが何をしたことがあるのかほとんど知らない】
【───そして何より、致命的なまでに疑うことを知らない】
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:56:47.80 ID:dvCRJ8Y0
>>540

…あー、委細承知したぜ。
出番が来なかった件も含めて。

【実際は、相手の話は八割程度しか理解できていない―――8割は『解る』事が凄いのか凄くないのかは、正直良く判らない】
【なんとなーく「紅斗」なる人物名らしきモノだけは、脳のメモ帳の端にでも挟み込んで置いて】
【利き手である左手で軽く頭を掻きながら、苦笑いを浮かべて答えた】

顔は視えなかった。夜眼が無茶苦茶利く訳じゃ無いからねぇ。
どっちかっつうと…『雰囲気』とか『声色』の部類? …うん。めんどくせぇから『オーラ』で良いかな。

【ぶつぶつと呟く姿は、死神との対話。墨色の海は、手招きして待ち構える永遠の深淵≪ABYSS≫―――宵闇が、イメージを膨らませた】
【それも一因として、少女は言い知れぬ不安を感じて、ほぼ『気が付いたら』という形で此処まで疾駆して来た訳である】
【つっけんどんな様で、言葉を拾えば間違いなく『素直』の部類に入る彼女は、そんな感想を正確かつ曖昧な言葉にして返した、が】

……ふんっ、死にたい奴なんか、居て堪るかってのさ。
そう想ってなきゃ、多分ああゆー事はしないぜ、あたし。

【生き残りたい、この新世界では多くの人間が胸に秘めているだろう、ごく有り触れた考え―――其れが、異様に重く見えた】
【そう、この少女とて、十全とは言えずとも、非日常の死線は幾つか潜って来た存在、『養成』は、或る程度成っている】
【夜の風でも、アンバランスな一つ目でも無い、内在した『何か』―――潰して砕かれる様な、強烈な感覚】

【恐怖≠ニは違う。然し確かに尖鋭なこの感覚、この意志は、何処かで感じたことが有るか?無いか?】
【其処まで思考を巡らせている暇は、残念ながら無く―――結果として、周囲に露出したのは、一般の会話では不自然な『間』と】
【ぴり、と僅かに絞られた少女の視線、そして僅かに震えた『左手』だけであったが…次の話題を振るのが、妙に躊躇われて】
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/13(水) 23:56:59.69 ID:8qnAYgDO
>>546
あ、あぁ…!ありがとうございます!リーダー様自らに歓迎の言葉をかけられるなんて…!
その…ふつつか者ですが、どうかよろしくお願いします!!
【織守の笑みに感激の表情を浮かべ、またお辞儀】
【相手が目上だからか、やたらと腰が低い】

…意志…ですか?
(…やれやれ、またかよ…そんなに意志が大事かってーの)
(…えーと、この姿の時の設定は何だっけ)
【右袖で口元を隠し、疑問の表情を織守に向ける】
【腹の中はいい加減だが】

…私は、人々の為に戦いたいのです
…いえ、出来れば戦いたくはないのですが、それは近頃の世界事情では難しい事
ならば私は、せめて力と成りたいのです
力が無く、悪事に逆らえない人々の代わりに悪と戦う為の力と、そんな風になりたいのです
…私の母の様な悲劇は、もう二度と起きて欲しくはありませんから
【両手を胸に当てて、ゆっくりと語るように言って】

…これが、私の意志です
【語り終えてから、織守に柔らかい笑みを向ける】

(…こんな感じだったか、設定)
(…既に話してる奴に話が渡って矛盾が出来てたら困るな…)

…あ、その、すみません
この話、少し恥ずかしいので他の方には内緒にしていただけませんか?
(…これでよし)
【言い終えて暫くしてから頬を少し赤らめ、人差し指を唇の前に立てる】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/14(木) 00:00:00.06 ID:zB6exWo0
>>545
色々、あったのよ……組織に縛られないで、フリーに動く必要性って、奴がね……

【レイドのこれまでの動きは、ほとんど『必要に応じて助力を請う』と言ったものだった】
【それは、あるいは『卵』を破壊する手段を手に入れるため。あるいは『友人』に託された『秘密』を守るため】
【仲間を得ないで動く必要性と言う、実に面倒で辛い選択を続けてきたのだ】

「……次期ヴェイス家当主候補として、無駄に危険に首を突っ込むのは愚かな行為……そういう事なのか?」
[ま、そうなんじゃ無ぇのか? ……そう言ってレイドの譲さんを突き放してた電話、俺も聞かせてもらったぜぇ]

【アストラが、思い当たりを口にする。確かに心配と言うのは間違っていないのだろう――――だが、ベクトルは著しく歪んでいる】

くっ……!!
"レイド……不味いぞ。おおっぴらに大旦那に反目する事は、ほとんど死と同義だ……!!"

【エルフェスの言葉を受けながらも、レイドは顔をこわばらせたままだ】
【アストラの袖から顔をのぞかせていた蛇――使い魔も、普段の冷静な様子にそぐわず、その顔に危機感をありありと示している】

[ほぅ……その言葉、『対機関連合』の総意としてのたまってんのか?
おめぇにそんな権限があるとは思えねぇが……もしそうだとしたら、てめぇら全員、後悔することになるぜぇ……!?]

【さも愉快そうに、エルフェスの言葉を受け止める男】
【その顔には、自分の行い、そして自分たちの主に対する絶対的な自信に満ち溢れている】

[ハッ!! 飼い犬か……!!
飼い犬なんて馬鹿な身分じゃねぇよ……首領直々に与えられたこのバッジ……俺は首領の親衛隊さ……!]

【エルフェスの敵意も、まるで意に介していない様子で男は愉悦の表情を崩さない】
【どこまでも、他人の意と言うものに自分を乱されない、独特の男だ】

[――――ともあれ、レイド……てめぇの意志はよく分かった……!
首領が次に『俺たち』に何を命令するかは知らねぇが……覚悟しておけよ!?
――――面白ぇものも拝ませてやることになるかもな!!]
なっ…………!?
"ま、待て!!"

【男は、最後にこれ以上ない侮蔑と殺意をレイドにぶつけて、まるで風に掻き消える様に路地裏から去った】
【来る時の『とてつもないスピード』と言うものが再現された様な、一瞬の出来事だった】

――――――――…………………………………………
「レイド……………………」
"これから……どうするのだ……?
大旦那に逆らって、我々は上手く立ち行く保証はどこにもないのだぞ……?"

【呆然と立ちすくむレイドに、アストラと、その使い魔がおずおずと声を掛ける】
【彼等にとって、正にその父親の言葉は、自身の運命をも左右するだけの力があるのだろう】
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 00:01:09.97 ID:z73s8.AO
>>541
初めから相手の命を奪う気が無い人間の攻撃は、誰とも渡り合えないほど弱いと言いたいのか?


馬鹿にするのも…大概にしろ!!


私は誰かの命を奪いたくて戦っている訳ではない!

この命を賭けて――自分自身の為に戦っている…
【吟雪が姿勢を低くすると同時に、迅雷を右脇に退き絞り切っ先を吟雪に向け】


それを貴様は否定するというのか?

吟雪ッ!!!

【迅雷の間合いを最大限に生かし、吟雪が肉薄してくる前に一歩右足で地が割れんばかりの踏み込みを行うと共に】
【射出するかのような鋭さと速さを合わせた突きを右肩に放つ】
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 00:01:31.52 ID:8IQ0hcI0
>>552
【ニコニコと凄く笑ってるのに】
【どうしても心の底から笑っているようには見えない笑みで近づいていく】
世間に疎すぎるぞ
一般人ですらこいつを知らない奴はいない程の大虐殺者なんだな♪


良いですか?あの女は町の一つや二つ軽く阿鼻叫喚の地獄絵図にしたことがあります
その町で殺された人々はね、それはもうこれ以上無いくらいに惨い殺され方でした

そんな奴がな、心を改めて良い方向に行く?そんな信用が何処にある?どうできる?
例え四肢をもいだとしてもほんの僅かな信用しか得られないだろうよ
奴が嘘を吐いてJustice、対機関連合に甚大な被害をもたらした場合、お前は責任を取れるのか?
【その満面の笑みも一転、百八十度変わる】
【鬼気迫る、そんな表現が合うほどに気迫の込められた瞳、顔】
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/14(木) 00:05:22.19 ID:Zjv4XtYo
>>554

……ふむふむ。
良い意志じゃ。この貴宝院織守、しかと胸に刻んだぞ

――唐突な質問をしてすまぬな。
じゃが、お陰で少し「お主のことが判って来た」のじゃ。

【「お主のことが判って来た」。その部分をほんの少し語調を変えて上げ気味に】
【強調しつつ告げると、薄く……口の端を吊り上げた】

ふむ?恥ずかしがるようなことではあるまい。立派なものではないか
なに、言われずともお主の事情を勝手に話すような真似はせぬよ。安心してくれていいのじゃ

【手をひらひらとしながら、そう返事をして】
【しかし、織守から特に大きく働きかけることはしない。相手の取る行動を見ているようであった】
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 00:07:15.33 ID:n/dtAwSO
>>551
……わからない……わからないよ…連絡も…念話も通じない…うわぁぁぁぁぁぁあん!!!!!!!
【泣きながらパニックになり】
【ドラにネコミミ帽子を持ってる手をとられる】

『事情は私が説明するわ(゚-゚)』
『責任は私にもあるし;;;』
『貴女はサバトを落ち着かせて^-^』
【突然サバトの後ろに着物を着た長い黒髪の女性幽霊が現れる】

【少しウザイが真剣な表情でドラに言い、ジャンクちゃんにサバトを落ち着かせるように頼む】

【どうやら彼女は事情を知ってるようだ】
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/14(木) 00:10:00.06 ID:K48Vf.A0
>>553

此方にもね、色々と事情があるんですよ。
おかげでずぅっと家に引き篭もってたみたいになっちまったじゃないですか、困り者ですね
【やれやれ、と彼はハリウッド・スターのように大袈裟に肩を竦めて】
【そろそろこのメタ交じりをやめるんだァーーッ!】

【――しかし】

……ほう、『雰囲気』……『オーラ』ね。
先程は失敬……どうやら、少しは『出来る』部類らしいですね。
これは失礼を働きましたか……とはいえ、貴方もオレを勝手に自殺志願者にしてくれたんです。
五分、でしょう

【ざ、と左手をスラックスのポッケに突っ込み、右手でエモーショナルに空を撫でながら話す】
【風にさらさらと靡く真紅のスカーフと、小さく結ばれたガーネット色の髪――】
【隻眼を通すガラスのレンズが、ささやかに海明りを映して】

まさしく『考えより先にカラダが動く』タイプの人間、ってことですかね。
そういうタイプ、悪くは無いですが……『時と場合』は見極めたほうが良いですよ。
『戦場』では――……その安易な考えが命取りになったりするものですからね。
っと……これこそ、余計なお世話でしたか

…………。

……さて、何も用事が無い、勘違いだと解ったならオレはもう行きますが?

【やがて青年は、この「間」に――そそくさと会話を切上げ、何処かに行こうとする】
【だが……きっとここで、少女の脳裏を掠めるのは『不自然な焦燥』】
【『何か』――『何か』自分は……とても『大きなチャンス』を、眼前にしている気がする……】
【不思議な『同じ気配』を感じるのは何故?この青年から――何か『圧倒的な……気配』】

【…………「あの病院?」……『あの集団?』……】
【「違和感」……だが、急に訊ねるのも不自然――なら、どうにか『探れない』ものか?】
【当り障り無く、まるで日常話題のように……或いは、気遣うように……】
【この不可思議な『違和感』の正体は……?少女は――確かにこの気配と『同質』のものを知っている……】
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/14(木) 00:12:40.91 ID:MQjUlUAo
>>556
「どう命を奪う」って言いだしたの、貴女じゃない
「どう相手と渡り合う」?それも貴女の言いだした事だよ
馬鹿にするもしないも無い。私だって、殺す為だけにやってる訳じゃあ無いしね

(右、肩か腕か……そのどっちか?)
(掠らせれば避けられる、止まれば受ける分には十分……)
(……十分、だけど)

【突きを、前進しながら完全に回避する事は不可能、そう判断するが】
【同時に、こうも考えが浮かぶ】
【受けた所で、まだ右腕だけ。なら、それが影響する前に仕留めれば良い】

【放たれた突きに合わせるように、自分から右肩を突きだして】
【留まる事無く更に一歩。肩に深く、迅雷を「突きささせる」】
【切っ先だけに留めず、その長い刀身全て、肩に貫通させる様に】
【右腕一本の使用不能と引き換えに、それを引き抜くまで水月に刀を振るわせない腹づもり】

……想いだ命だ乗せる
自分の言葉に酔う暇が有ったら歯ぁ食いしばれっ!!

【そして、左手で水月の右手首を掴もうとしつつ、左足を外へ払い】
【踏み込んできた水月の右足を払って、体勢を崩そうとする】
【体勢を崩す事に成功すれば、自分の体重を預ける様にして、後方へ押し倒そうとするだろう】
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 00:13:37.40 ID:WaiO4E2o
>>555

そっか!良く頑張ったな!

【半ば投げやりにそう相槌を打つ】
【今は目の前の男が問題だと、言わんとばかりの勢いで】

んなぁー!『対機関連合』の総意としてのたまってんのか?って言い方はズルイぞコノヤロー!

【男の言った通りこの少年にはそんな権限は全く無い、気持ち良い程皆無だった】
【そして男に極めて理性的に返されて、全くまともな言葉を返せなくなっていた】

なーに偉そうにそんなバッジ見せてんだ、自分に価値のある物が他人も同じく価値があると思ってんじゃねーぞ

【そんな所に噛み付いている辺りどこか情けなく】

二度と出てくんなこのバカ!

【既にいなくなった男に中指を立てたかどうかは知らないが】
【額に青筋を立ててけたたましく吠えるのであった、負け犬の遠吠えと思え無くもない】

……――――うー
オイ、レイドお前とっとと対機関連合に入っちまえ
少なくともあそこの連中は悪いヤツじゃないし、きっとお前の力になってくれるぞ

【散々喚いた為か肩で息をしつつ、レイドに鋭い視線を向けてそう告げる】
【それはどうしようも無く強引で、強引過ぎるかもしれない】
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 00:14:17.69 ID:sE0VOqMo
>>550

それは同意できるかもしれないけど……
夜にお散歩するとね、昼間眠くなっちゃうんだ
星は夜にしか見えないし、さ

……えっ
年、同じくらいだよね?

【外灯による蛾を、何気なく見つめていたものの】
【大人を自称する彼女へ純粋な驚きを覚えた】
【不意に顔ごと向き直る】

えぇっと、誰が探してるのかは、秘密って言われてたんだけど……いっか
五ヶ月も前の話しだし、隠して何かが進む訳でも無し……

……『レミアとレミカ』って子、らしいよ
ルシアをもっと、ちっちゃくした感じなんだって
――私には、今以上は、ちょっと想像できないんだけど……

【口元に軽く握った右手を当てて、少し考えた後、正直に伝えた】
【中の人も正直になるなら、「遅くなってごめんなさい」という感じ】
【微妙に失礼な事を言っている気がしなくも無い】

う、うれしい?

や、でも、ルシアも私相手じゃ癒されづらいと思うし……
癒し方とか、わからないもん
私には、お話を聞くだけで精一杯っ

……その、期待してくれてるなら、つぎは、がんばるよ……

【その対応は予想外だったらしい】【少しだけ戸惑って目が泳ぐ】
【彼女はもっと、自分の事を子ども扱いしているのかと思っていた】
【最後の一言は、本当に小さく、聞こえないくらいの音量で呟いて】
【両手をきゅぅと握り締めた】
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 00:15:50.96 ID:/zy79zoo
>>557
う、うえええっ!?
ほほほ、本当ですかっ!?
そんな人には見えません…いえ、人を見かけで云々とは言いますが…
【息をごきゅっと音を立てて飲んだ】
【表情がみるみる穏やかなものではなくなって行く】

でも…でも…
うぅ…責任…ですか
【自分の所為で他人、しかもかなりの人数に迷惑がかかる
【それを想像するのは容易で、黙りこくってしまった】
【手がわなわなと震えている】
【命という、何にも代えられない弱みを握られているのも一つの事実で】
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 00:17:05.37 ID:2Pm21YDO
>>558
(…『わかった』、ね…かなり不安だ、な)
(…やっぱり設定が少しそれらし過ぎたか?…まぁ、こんな時は逆に堂々としてりゃばれないって定石が決まってる)
(…ばれたらばれたで、その時の対応を考えるだけだが、な)
【少女の表情や、見た目等にはさほど怪しい動きはない】
【しかし腹の中は真っ黒に、織守の言葉や動作全てを警戒し、策を練る】

…あ、あの…一つだけ、質問をしていいですか?
あ、いえ、駄目なら駄目でよいのですが…私もその…織守様の事を少しでも知りたくて…
【もじもじと、恥ずかしがる様子を見せながら怖ず怖ずと織守に切り出した】
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 00:20:42.95 ID:vBJoVLco
>>559
【言われたとおりに彼女を落ち着かせに行くジャンクちゃんだが…その表情は晴れない】

サバトさん!しっかりしてくださいデスヨー!
(マズイ…!こんなに取り乱しているなんて…当然、彼女達の仲はワタシたちも良く知っていた…
こんな状態のサバトさんを落ち着かせられる事ができるとしたら…やはり『彼』くらいしか…)

【一方ドラは、ジャンクちゃんの横に直りながら幽霊のほうを向き】

「うわ…なんか腹立つノリの子がでてきた…一応聞くけど真剣だよね?
…とりあえず聞こうか、今のサバトちゃんはずいぶんと…話を聞ける状態じゃないし」

【清聴を始める】
【おそらくはこの二人にとっても重要…最悪の事態でないことを祈りながら話を聞き始める】
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/14(木) 00:24:02.14 ID:Zjv4XtYo
>>565

(――ふむ……特に妙な動きは見せぬか。)

【強調した理由は、察しを付けた事が理由ではなく】
【藪をつつくことで彼女から「反応」を炙り出そうとする事を目的とした探りであった】
【秋桜(仮)の判断は正しい。取り乱していれば、織守は瞬時に相応の動きに掛かっただろう】

わらわに質問かや?うむ、わらわもお主の事情を聞かせてもらったわけじゃしな
何でも……となるとちと難しいが、語れることならば答えるのじゃ

【恥ずかしがる様子には、特に惑わされることはなく応えた】
【織守は百合は百合であるが、特定の個人にのみ向けられるものであるため、おそらく「そういう効果」は期待できないだろう】
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 00:24:24.93 ID:8IQ0hcI0
>>564
むしろ見かけが良い奴ほど詐欺師なモンだ
見た目からして疑われてたら騙す以前に取り合ってくれないからな
【タイヤのピンが外れて空気が抜けるように怒ったからか】
【この男の怒りもそれで一気にどこかに吹き抜けて行った様だ】

そりゃあお前もお前の命に危険が迫ってるとは聞いたさ。だからこそ都合の良過ぎる甘言には気をつけろ
・・・ちなみにお前の件を俺の友人に聞いてみたんだが・・・打つ手無し、研究する時間も無いそうだ・・・が、一つ助言を貰った
【手を下ろし、ハァ、と息を吐く】
【幾らあの大悪党が絡んでるとはいえ少し怒りすぎたと顧みたようだ】

しかし・・・お前はまだ良い。弱味があるし、歳相応とでも言うべき無邪気さ、人を疑うにはまだ早い年齢、だからな
誰だか知らんがあの大悪党を気安くJusticeの本拠地に招き入れた阿呆がいるのだから・・・
【少々、擁護しすぎな気もするが先程切れすぎた反省から来るものだろうか】
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/14(木) 00:24:37.47 ID:zB6exWo0
>>562
えぇ……おかげで、あたし達の友人も、あと少しで救える……!

【レイドの方も、眼前の男に意識が向いていた】
【それ故に、端的な返事を返すが――その一言には、レイドのそれまでの行動の土台となった理念が、これ以上なく詰まっている】



≪……姉貴?≫
…………あの男の言っていた、『面白いものを拝ませてやる』って……どういう事なのかしら……?

【男が去って後、レイドの放った第一声はそれだった】

『対機関連合』に…………
"レイド……悩みが出たか。このまま『対機関連合』に所属すれば、下手をすれば『対機関連合』そのものに迷惑を掛けかねない……それに悩んでいるんだな……"

【エルフェスの勧めを受けてなお、レイドの表情は晴れない】
【――――と言うよりも、今の出来事があって、元々決まっていた心づもりが揺らぎ始めたと言った方が、正しいのかもしれない】

「――――レイド……お前がどうしてもって言うのなら、止めはしない……お前の好きにしろ
そうと決まっても、俺はお前を支えてやるぜぇ……」
兄上……!!

【悩んでいるレイドを後押ししたのは、兄のアストラだった】
【妹を失った時に、兄妹として支えると誓った言葉を、もう一度持ち出したのだ】

分かったわ…………!
エルフェス、悪いけど……天ヶ谷 双葉さんに連絡を取ってくれない?
『対機関連合』に……今のリスクを話した上で、入る事を承諾してくれるなら、所属したいって……!

【さっと顔を上げたレイドは、エルフェスにそう願い出る】
【恐らく、リーダーである天ヶ谷 双葉と会った上で、加入を願い出るつもりなのだろう】
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 00:32:29.57 ID:2Pm21YDO
>>567
あ、ありがとうございます!それでは、恐縮ですが…
【ペコリ、と織守に頭を下げてから、胸に手をあて深呼吸】
【深呼吸中の自然な短い時間の中、考える】

(…さて、重要な時がきたな)
(…いくらなんでも、いきなり戦力や能力なんて聞いちゃあ怪しまれる、あっちもただでさえ警戒してるんだ)
(有用な情報は聞き出すより相手に自然に話させる物、ここはガールズトークとやらでお茶を濁して警戒心を薄れさせておくか)

そ…その……
【顔を赤くして、真剣な表情で織守を見詰め、そして―――】

…す、好きなお人とかは…いらっしゃるんですか?
【まさかの質問をぶちかます】
(…とりあえず好きな奴の事とか聞いときゃ女は盛り上がるだろ、多分)
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 00:33:35.26 ID:WgXPZvI0
>>560

(……可笑しい、だろ。アレ…。)
(あたしも人んコト言えやしないけど、お節介で言う言葉じゃない…)
(其れに、あの空気―――近いのは『誰だ』…『吟雪』『朔夜』…少し近いかも、だけど、いや…『あッ』…そんな…でも、まさかッ!)

【自分の胸中を観察された様な、鮮やかで鋭い言葉が胸に刺さる………彼女の恋人(?)や、最近知り合った剣士に近い、圧倒的な『強さ』が】
【だが、そのベクトルは矢張り完全には一致しない―――更に記憶を漁る、掘り下げる、そして至った近似値】
【『双剣』…『光刃』…『哄笑』…背負い続ける何かに裏打ちされた、絶対絶大の『自信』を持つ男―――少女の言うところの『バカ』】
【そういえば、あの日も夜の海だった―――直接の関係は無い、だが不気味なまでの同一性が、彼女に想起させるのだ】

せ、戦場……いや、また心配に成って来たぜ、『貴方』のこと。
確かにあたし、戦わねぇコトも無いけど、急にそう言われるとは夢にも、ねぇ。

………其れに、そんなに色々と言われたら、気にもなっちまうだろ?
心配なんだあたしは、偉い人間じゃないのは分かってるけど、ほっときたく無い。

【急激に、戦略的な言葉運びの思考を組み立てる能力―――『課題』である。鍛えつつはあるが、十全では無し】
【かと言って、この男―――『氷の様な』彼の興味を引くための手段が、未だに見つからない。でも黙っていれば、疑問は永久凍土と成る】
【故に、選ぶ選択肢は、本音を交える形で経験不足をカヴァーする、『気遣い』―――引き止める声に見据える瞳に、嘘が無いのが強み、か】
【先程と同じカタチを、彼女の『優しさ』を保ちながら、空気の流れに些か明度を盗まれた感のある言葉を、彼に告げようとするだろう】

(……そういや、背中見られてないよな?)
(ええい、ままよ!駄目元で持ってみるかねぇ!)

【駄目押しで、敵意を見せない様に、ゆっくりと、背中のブブゼラを引き抜いてみる】
【ずしり、龍角の確かな重みを両手で支えたその刹那―――少女の魔翌力に載せて流された『意志』が、『柔らかな光』として発散される筈】

572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/14(木) 00:39:20.20 ID:Zjv4XtYo
>>570

……は?
何じゃ、どういう話の流れでそのような質問が飛び出すのじゃ?

【目をパチクリとさせて】
【質問の意図が分かりかねるという様な仕草を見せた】

おるにはおるがの……今、語るべきことかや?
そのような話題は市井の娘としておればよいじゃろうに

【質問には答えたが、興味関心は薄そうである】
【弛緩したような空気を象徴するように、夜空を白い鳥のようなものが穏やかに飛んでいた】

……聞きたいことがそれだけならば、今日のところはここまでかの?
わらわもそう時間があるわけではないのでな、他になければ行かせてもらうのじゃ

【半身を翻しながら、横目に秋桜へと視線を向けつつ確認する】
【言葉に嘘は無いようで、特に話題がなかったならば織守は立ち去っていくだろう】
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 00:41:00.84 ID:n/dtAwSO
>>566
……だって……だって……ベリルが…ベリルが……ベリル……ベリル……
【ジャンクちゃんに言われながらもやはりパニックになってるサバト】
【普段の彼女のカケラすらない】
【歳相応の少女みたいに泣きぐずってる】

『失礼だー(;0;)私はいつでも真剣よ(゚-^)♪』
【ウ ザ イ !!】

【だが急に真剣な声色で】

『まず説明するなら最初からね』
『昨日サバトがいつものようにカオスしに言ってたらベリルとベリルの友達の子が猫と遊んでたのよ』
『それでサバトが二人にカオスをしようとしたらたまたまサバトと仲の悪い関係になった吟雪と遭遇したの』
『それでサバトが嫌われてる怖さで逃げ出そうとし吟雪はサバトに恨みをぶつけに襲ってきた』
【そして昨日会った出来事を話す】

【説明が長くなるので話を中略します】
【詳しくはスイマセンが昨日の三人の絡みを……】

『それでサバトは吟雪に負けて、なんとか場は納まった』

『………問題はここからよ…』
『そのあと見守ってた私が出てベリルとサバトを迎えに来たら』
『「友達を探すから先に行っててですねー」って言われ私は気絶したサバトを連れ帰ったの…』

『けど……朝になっても昼になっても夕方になってもベリルは帰って来なかった』
『連絡してもサバトが起きて念話をしても返事が帰って来ない……』
『それでサバトが慌てて昨日の場所に行って、私も尾行したわ』

『………そしたら、ベリルのネコミミ帽子が落ちてたのよ…それも辺り一面が燃えたような後がある場所で』
【暗い表情で説明し】

『………完全に私のミスだわ…ベリルを一人残した私の……よく考えたら彼女は元ネルナハトの副官…もしかしたら狙う人がいるかもしれないのに』
【その顔には後悔が溢れてる】

【………だがここで出て来る問題は…その《ベリルの友達》とは?】
【もしかしたら最初から見て聞いてたこのウザイのはその名前を知ってるかもしれない】
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 00:41:48.72 ID:WaiO4E2o
>>569

『面白い物』が何かは分かんねーけども……
思い通りにさせちゃならねーのは確かだな、多分ろくな事にならん

【その言葉を思い出すだけで胸がムカムカとする】
【男の言葉を聞く限り、やはり良い事とは受け取れないようだ】

(お、やっぱこういう時は他人よりも肉親の言葉が一番力になるな)
やっぱ家族はこうあるべきだぜ、うん――――

【自分で納得するように頷き小さく呟く】
【2人の姿を見守るように、しかしどこか羨むように見つめ……】

うっし!任しとけ!……あ

【胸をトンと叩きようやく自分が何か出来ると喜ぶが】
【突然何か思い出したように固まり】

その、なんだ双葉の連絡先知らね……
ああ!いや、そのだな今から全力で双葉探すから問題は無いぞ!オレに任せて大丈夫
なんとか探してお前と会うように約束取り付けてやんよ

【携帯を持っていないのは痛かった】
【でもまあある程度は信用しても大丈夫だろう】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 00:42:01.70 ID:F5pyeEIo
>>563

そりゃ、夜に起きてればお昼眠くなるのは当然ってもんでしょ。
まぁ星が見たいとなると話は別だけど……。

……4っつも違うけどね。

【顔を此方に向ければ、ルシアは未だ正面を見詰めており】
【何処と無く、その横顔は笑っているようにも見える】
【が、矢張り見た目は少女。言葉の信憑性は薄い】

―――あの子達……って、五ヶ月も前の話?
だとしたら、もう会った事があるから大丈夫だよ。
確かに、私をちっちゃくした感じ……というかこのまま縮小したら出来るような子達だけど。

【五ヶ月も前となれば、その情報も幾分古いもので】
【紆余曲折はあったものの、先述通り合流は数ヶ月前に完了している】
【自分の小ささの話をされているとは気付いて居ない様子】

ん、嬉しいよ?

私は誰の癒しでも受けるっ!
と言うのは流石に言い過ぎかもしれないけど……
ほら、撫でて抱いてぎゅーってすれば良いと思うよ、多分。

…………次なの?

【ぐ、と両手を握り締めて】
【方法が判らないという少女に、伝えるのは“自分がされて嬉しい事”】
【万人に通用する方法では無いものの、ルシアは基本そうしてきた】
【単純に考えが無いだけだが、其れでも其れなりの効果は在ると思い込んでいる】
【そして、小さな一言に対しても耳聡く反応して視線をサージへと向け】
【ちょこんと、首を傾げてみせた】
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 00:43:28.65 ID:/zy79zoo
>>568
なるほど。
理にかなっていますね…余計不味いです…
【もしかして、自分は大変なことをしたのではないだろうか】
【そんな思いが一秒ごとに彼女の胸を苦しめる】

はい、といっても、もう気をつけるには遅い気もしますが…

───やはり、他に道は無しですか…
…助言?なんでしょうか?
【彼女は、彼女なりの考えを巡らせる】
【治さなければ、即ちここで死ぬのを選べば止めれるかもしれない】
【治してもらえる可能性にかければ、代わりに多大な迷惑がかかるかもしれない】
【その場合の責任は彼女が死を以てしても取り切れないだろう】
【途端に虚しくなって、ふぅ、とため息を吐いた】
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 00:47:47.09 ID:2Pm21YDO
>>572
(…あれ、反応薄い、な)
(…あの雑誌嘘書いてやがったな、編集長に怪文書送り付けてやる)
【逆恨み】

…あ、い、いえ…唐突にすみません!
相手が女性なら、この話題を出せば打ち解けられると聞いた物で!!
【「変な事を聞いてしまった」と恥ずかしそうに頭を下げる】
【ある意味、これだけは本心からの行動かもしれない】

はい!その、お時間を取らせてしまい申し訳ございませんでした!
これからもよろしくおねがいします!
【去っていく織守の背中に頭を下げ、見送る】
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/14(木) 00:50:04.88 ID:K48Vf.A0
>>571

……、…………

【去り往こうとした足は、静かに止まる】
【革靴が静かに、夜に濡れた草を踏みしめ、振向く】

……ほう、心配してくださるのは嬉しいですよ。好意として受け取っておきましょう。
ですが、それまでだ。オレに余計な口出しは無用。あまり踏み込まないのが身の為です。

それに、オレもバカじゃあないんです。
一目見て、会話も交えれば、貴方が『戦士か?』『そうでないか?』それくらいの判断は付く。
でしたら忠告しておくのがニンゲンというものですよ、幾ら知らない相手だからって無駄に命は落としてほしくない

【彼はまるで風に揺らぐ柳のように、少女の疑念と心配を巧みにすり抜け、交わしてゆく】
【そこには一種の『拒絶』――『自分の領域に踏み入るな』という『警告』さえ感じられる】

……まぁ、色々話過ぎたのはオレのミスでもあります。
そのために貴方が心配してくださるというなら、それを無下にするのも些か心苦しいですが――

それとも……「それ」は、『戦意』の表れですか?『まさか』ですよね

【――『凍った』。『世界が』……風が、びし、と】
【氷の……『鋼の威圧』――鋭い抜き身の刃のような、隻眼の眼光と存在感が少女に襲い掛かる】
【少女のその『龍角笛』を『武器』と認識したのか?漏れ出る魔力にカラダが反応してしまうのか?】
【今、青年の警戒は完全な『マックス』に至った――並大抵の気配ではない。相当な実力が伺えるほどのプレッシャー】

【青年は……右腰のベルトからぶら下がっていた、『刀身の無い剣の柄』を、右手に持つと】
【ゆるりと、『構え』の初期状態のようなものを取って少女の動向を鋭く見据えている、が――】


【――――「不可解なデジャヴュ?」……!?】

【少女は――気付くだろうか?その『剣の構え方』】
【『二刀流』ではないが……『あの男』が『剣を1本扱う時』は、まさに『こう』だったはず】
【その『刀身の無い剣』を構える姿――『型』は――】
【ひどく、あの≪双閃≫たる『男』に、酷似していた――?】
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/14(木) 00:51:29.69 ID:zB6exWo0
>>574
そうよね……………………嫌な予感もする…………

【ロクなものではないと言うエルフェスの意見には、無条件で賛成なのだが】
【この時、レイドはそれだけではない、得体の知れないものを感じていた】

ありがとう……兄上……!
「気にすんな……言ったろ? また俺たちは『兄妹に戻った』んだってよ……
これくらいの事は、当たり前だっての……」

【困難を乗り越えるほどに、絆と言うものは深まると、俗に言われる】
【この兄妹に関してもその例に漏れず、複雑な経緯があったのだが、現在の結びつきは強いものになっているようだ】

え…………
「おっ……おい……これは予想外だな」

【連絡先を知らないと言う言葉に、きょとんとした表情を見せる二人】
【アストラに至っては、顔を俯けて苦笑してしまうのを隠そうとまでしている】

……ともあれ、そういう事なら気長に待たせてもらうわ
双葉さんへの口聞き、どうかよろしくね……!

【先ほどの会話で気が抜けたのか、顔のこわばりがほぐれ、凛とした表情でエルフェスに願い出るレイド】
【その眼は、しっかりと自分の道を見据えている――――のだが、その中に、わずかに含んでいる怯えを、完全に除く事は出来なかった】

それじゃあ……そろそろ帰りましょうか兄上……?
「そうだな……時間も時間だ……引き上げるとするか」

【アストラを振り返り、帰る事を提案するレイド】
【その提案に、アストラも首を縦に振る】

それじゃあ、頼むわねエルフェス……また会いましょう……!

【そういうと、レイド達は路地裏の外へと歩き出そうとする】
【呼びとめなければ、そのまま二人は歩き去っていくだろう】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 00:51:47.41 ID:vBJoVLco
>>573

「…うざいな、こりゃあ…」

【などとつっこみを入れようとしていた所で…急に真剣な声色になったのを見て本当に真剣であると悟る】
【吟雪はそういえばサバトに恨みを持っていたな…丸く収まって良かったと言った事を胸の内で考えるジャンクちゃん】
【表情一つ変えないドラは状況を整理するためにある質問をする】

「待った、ぼくちょっとわからないことがあるんだけどさ、吟雪ちゃんとサバトちゃんは戦いを経て
丸く収めた所まではわかった、一件落着と思いきやベリルちゃんが何者かにさらわれたのはわかった
でも、そういえばその場にはもう一人いたよね、ベリルちゃんの友だちだと言っていたその子…どこのだれ?」


【と、そこまで質問したところでドラはハッ!としたように後ろを向く】


【誰もまるで気がつかなかった、あまりに異様な風体の人物がすぐ傍まで来ていたのに気がつかなかったのだ】
【ジャック・オー・ランターンのようなカボチャのマスクに黒いマント、そしてその下に調理服を着て手に巨大な肉切り包丁をもった人物がそこにいたと言うのに】

「(い、いつからそこにいたんだ…?敵襲か!?)」

…不死鳥座の…『ブギーマン』!?なぜここに!?

【ドブロクのお世話役のように常に無言で動いていた謎の人物、『ブギーマン』】
【サバトはおろかこの場の誰も知らない事柄だが…かつてハンク・ウォーケンとも交戦した経験のある人物『ブギーマン』】
【しかし『ブギーマン』からは敵意を感じない…ただ静かに泣きじゃくるサバトを見つめている】

/ちょっと風呂オチします!
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 00:51:49.12 ID:z73s8.AO
>>561

――!

(避けない!?)
【渾身の力を込めて放った突きを、まさか避けないなどとは予想だにしていなかった】
【深く迅雷が突き刺さったまま。吟雪の手が届く範囲内までに入り込まれる】


くっ!!!
【そして踏み込んでいた右足には重心が乗せられていた為。当然、右手首を持たれたまま足を払われ後ろに倒れていくが】

【その際に左膝を曲げて二人の間に足を挟もうとするだろう】


では、私から刀を取れば何が残る!?

そんなもの――何一つ残りはしないだろッ!!!
【開ききった瞳孔で背を打ちつけつつも吟雪を捉えながら、耳をつんざくような叫びを発し】

貴様の様な獣人でもなければ、特殊な能力すら持ち合わせていない!

刀を持たなければ自分の思いも行動に移せないほど非力な私が、どれだけこれに命を賭けているかも知らずに!!

ふざけるな!!!
【もし間に左足を挟み込めたのなら、両手で迅雷を握り締め引き抜こうとしながら】
【更に吟雪を左足で蹴りつけようとするだろう】
【それが叶っていなかった場合、押し倒され身体の上に乗られる形となって無防備に近い状態となる】
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 00:52:32.62 ID:8IQ0hcI0
>>576
うん、弱味を付け込まれようてそこを狙われ優しくされようとその人間が本当に良い人物なのか見定めようと頑張る事
後学としてそれを忘れないようにしてくれ、それだけが私の願いだ
【何か妙に偉そうに、威風堂々とこいつが言えるような立場にある訳でもないのだが】

俺が言ったのはあくまで俺の友人じゃあどうしようもないって話だぜ?
・・・竜の事は竜に聞くのが一番何じゃないか?・・・出来れば故郷な
【ここで続けるべき言葉もあるのだが】
【一先ずこの言葉から相手の反応を待つ気でいるようだ】
【人差し指を軽く相手に向け、片方の目を閉じ得意気な表情で提案する。この男の案では無いのに】
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/14(木) 00:57:59.74 ID:Zjv4XtYo
>>577

……まあ、構わんのじゃ。別に気を悪くしたわけではないのでな。
取り敢えず、次また話すことがあるならば背を取るようなことはせずに正面から来るがよいぞ?

突然背を取られて警戒せぬ者はそうはおるまい。
――――忍び寄る業が、卓越したモノであるほどな。

【最後に一度――漆黒の瞳で秋桜を見つめる】
【数秒……5秒にも満たない時間だろうか。じっと、瞳の奥にある何かを探らんとするように】

……ではな、秋桜よ。
今度もJusticeの仲間として、正義を掲げる同志として、良い関係であれればいいな

【そして、彼女から目を離すと見送られるままに去っていった】

/お疲れ様でしたぜー!
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 01:00:21.57 ID:WaiO4E2o
>>579

(その場合は……まあ対機関連合のヤツらもなんとかしてくれるだろ、多分)

【表現し難い物を感じつつも実体はおよそ今のままでは掴めそうにない】
【想像するにも足りない物が多すぎる、何にせよ警戒するに越したことはないが】

ん、良きかな良きかなってやつだな

【ニヒヒと小さく笑い声を上げて】

こればっかはゴメンとしか言いようがない
でも絶対なんとかすっから待っててくれな――――

【大丈夫と言わんばかりに胸を張り、キリっとした表情で応える】
【レイドの瞳に少しの不安めいたもの覚えつつも、しかし言及はせず】

あいよっ!確かに任されたっ、ほいじゃまたな!

【ピラピラ手を振って二人の姿を見送った後】

さーて……双葉ちゃんを探しに行くかー

【速攻で行動を始めていたとかなんとか】

/乙でしたー!
/レイドさん家の事情に触れられてラッキーでしたハイ
/こちらの体調の為に今日に持込してしまい申し訳ありませんでした
/ともあれ楽しかったです!
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 01:05:05.65 ID:2Pm21YDO
>>583
【織守が去った後、静まり帰った公園】

…ちっ、あれは失敗だったか…つい癖で死角から現れちまった…
…あの時に闇討ちでもしていれば、案外上手く言ったかも、な
【秋桜から、今までとは全く違う、若い男の声が出されて】
【ドロン!と黒い煙が上がって秋桜の姿が消える】

…まぁいいさ、バレちまったら対処法を考えるまで
…影ってのは、そう簡単には消せやしないのさ
【秋桜の姿が消えたのとほぼ同時、公園の木の上から電線や建物の上を素早く飛び交う黒い影があった】
【影があったのも一瞬、すぐに影は消え去り、辺りはまた静寂を取り戻した】

/乙でしたー
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 01:05:19.55 ID:n/dtAwSO
>>580
『丸く納まったどうかはわからないわ…前よりはマシ…かな?』
『待ってて……確か……』
【思い出す…ベリルが白い猫を追い掛けてた際にその友達に向かい叫んだ名前を】


『ユヒカ』
【…………ドラなら見た事ある名前だ】
【蓄積情報に掲載されてた名前】
【嫌な予感が……加速する】


『!?』
『(嘘……私も気付かなかった?いつからいたの?何者?)』
【幽霊であり気配に敏感な妖《百目鬼》の一種であるウザイのでも気付けなかったその訪問者を見る】
【ただ見るじゃない…いつの間にか彼女の両腕から沢山の目が現れブギーマンを見つめる】

……ヒクッ……ヒクッ……やだよ……一人にしないで……ベリル……ベリル……
【だがサバトは気付いてない…ただ泣きぐずりしゃがみこんでる】
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 01:05:35.89 ID:/zy79zoo
>>582
本当に良い人物なのか見定める……ふむふむ
…そうですね!努力してみます
【言葉こそこれだけど、正直、馬の耳に念仏、かもしれない】
【ええ、おそらく何もされなければ疑うことを放棄してしまうでしょう】

だとしたら、余計にカリナトゥスさんに頼らなければいけない可能性が…

それはいい案かもしれませんが…できません
故郷にもどることが、できませんから
【一番重要な部分が不可能だった】
【故郷、と言われると寂しそうに顔を俯かせる】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 01:06:10.54 ID:MQjUlUAo
>>581
(………取った!)

【押し倒す事に成功したと、傾いて行く体から確信】
【手首を抑えたまま肘を引き下げ、自分の鳩尾に当てる】
【下段からの攻撃なら、可能性として有るのは拳か蹴りか】
【刀に拘る今の水月なら、拳は使わないだろうと確信して、警戒するのは蹴り一つ】
【半ば予想に沿った形、腹の下に膝が潜り込んだ】

刀振るう二本の腕も技量も有るだろうがっ!!
剣筋見る目も踏み込む足も全部残ってるだろうがっ!!!

それだけ刀使えるならこっちだってまともな刀の使い方してるんだよ!
使い方知ろうと習いに行った結果が「お前には合わないから止めておけ」
それを渡されるどころか、握り方一つ襲われなかった……

【手首を掴んだまま、腹に可能な限りの力を込めて】
【蹴りあげられる勢いで、掴んだ手首を支点に、水月の右手側にしゃがみ込む形になる】

………そのくせに、只の刀信者になり下がって
そんなに大事なら神棚にでも飾っておけば良い

【長い刀身、この距離ならばまだ引き抜く事は出来ない】
【水月が立ち上がるか転がるかして離れようとするまでの間、自分は息を整えようと】
【深呼吸を繰り返し、腹部へのダメージの回復に努める】
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/14(木) 01:07:56.61 ID:zB6exWo0
>>584
お休みなさい、エルフェス!
「道中、気をつけろよ!?」

【そう言い残し、二人は路地裏を後にする】

"……良かったのか、レイド……今回の事は……"
……そうね。あたし達が父上の怒りを買えば、いくらもこの世にいられないかもしれない……
「レイド……」
それでも、あたしは昴を救わなきゃいけない……!
≪R.I.P.≫の手から、そして『卵』の呪縛から……!
そうして……ジェム、あなたをらぶみに託せれば……父上に粛清されても、あたしは悔いは無いわ
≪姉貴……!≫
「――――ま、なにはともあれこれからの事だな……これまで以上に、考えて動かなきゃならねぇか……」

【道中、二人とその使い魔の会話が弾む】
【強い覚悟と、少しの不安を抱えての、力強い歩みだったが―――――――――レイドも、アストラも知らない】
【昴は、既に≪R.I.P.≫の手から解き放たれていると言う朗報】
【友人の一人であるらぶみは、肉体を失って放浪していると言う事実】
【そして――――――――――――――――先ほどの男が口にした『面白いもの』…………その意味する中身、その絶望を】

/乙でしたー!
/やり過ぎのあまり、こんな時間まで引っ張ってしまって申し訳ないです!
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 01:08:09.45 ID:WgXPZvI0
>>578

(…ッ、『トチった』…! 思えばこの男、警戒心が半端じゃ無かったッ!)
(下手に興味を引こうと想ったのがマズい、此処は『素直に』出るしか無い…)

「知らない相手だからって無駄に命は落としてほしくない」…?
あぁ、あたしもさ。其れで、お節介焼きはクセみてぇなモンさねぇ!
見てるの苦手なんだよ、そうやって、自分だけでとんでもない深みに潜ろうとして…!?

【此の少女―――一人で何かと背負い込みがちだからか、心配と同時に、一方的かもしれない同族嫌悪に近い感情も抱いていた】
【問題は、矢張りその『背負ったもの』のサイズや、歴史の違い―――無道武美は、未熟すぎる】
【故に唇から洩れるのは、論理も何も無い感情的な言葉。無意識下に、自らの心身を苛む、当たらない諸刃の劍】

【動かない―――ただ、相手に攻撃の意思を向けないで、其れでもブブゼラを背負うまでは信じられない、中途半端な弱さを露呈して】
【認識の違い、其れは即座に理解したのに、崖を背にした状況で、矛を収める事も出来ず、身体の力を抜いて動く準備だけをしていた、が】

…………―――カーネル・フェンダンス……!?

【言葉が、『斬り落とされる』―――威圧感の中でも、冷静さを取りこぼしながらでも、続いていた彼女の声が】
【喉で抑え込めない、心の声。其れは、恐らく一つの『確信』―――刀身の無い剣の武術など、この北極の様な空気など、そうあって堪るか】
【好奇心とフラッシュバックが脚を止めて、自分から動くことは無く、ただただ漆黒の双眸が、青年に荒削りな鋭さの視線を向けた―――!】
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/14(木) 01:16:22.01 ID:8IQ0hcI0
>>587
・・あの女に頼ったところで玩具にされて終わるだけだ
俺の知っている人間も、記憶喪失になったところを付け込まれて今や記憶が無いまま機関のナンバーズをやっている有様・・・

・・・俺が言った奴が大悪党というのはあの女に会っても口にするな、本当にどうされるか解らん、騙されている振りをしていろ
【顔を少し横に背けると同時に舌打】
【知人がそんな羽目に会ってあまり嬉しい物ではない、彼の彼とて記憶を失う前の面識は一度だが気が会ったものなのだから】

そこで、だが。俺でも俺の友人も転移の魔術が使える
そこで一つの問題が浮上する。お前自分の故郷の空間座標とか言われても訳が解らんだろ?
・・・と、なれば記憶。お前の故郷の記憶をどうにかして俺に伝播させる事が出来れば?という事だ
【記憶を伝播、言葉で言うほど容易くない】
【だが妙な自信に溢れている理由は一つ】

・・・俺の友人にな。記憶に関する能力を持った奴が・・・一人いる
もしかしたら・・・そいつの能力を頼りあわよくば、な?
【賭けだ。その能力者が他人に記憶を見させることが出来るかどうか】
【だがどこぞの悪党に頼るよりかはまだ縋って良い物、可能性がある方向だろう】

しかし少し運が悪い。つい先日その知り合いに会ったばかりでなぁ・・・会う順番が反対なら良かったのだが・・・
ま、こんな事を言ってても仕方あるまい。俺はそいつを探しにでも行くかね
他にも色々やることがあるからそう感けてばかりいられないのは悪いのだが、な
【そういい、彼は右足を軸に体を回し、後ろを向く】
【そうして公園の出口へと少しだけ軽くなった足取りで出口へ向かう】
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/14(木) 01:17:03.99 ID:K48Vf.A0
>>590

そうやって、とんでもない深みに潜ろうとして――……
ここでオレに、命を散らされるワケにはいかないでしょう?
さっさとそれを納めろ。職業柄、どうしてもそういうモノには警戒してしまうんですよ。

【青年は――張り詰めた氷の糸に護られるかのように、不動】
【鋭い紅榴の眼光が、この夜空を一閃に裂いて少女を――武美を見据える】
【片方だけの目……だが、だからこそなのか?宿っている異様なまでのパワー】
【「逃げられない」……この紅い眼差しの威圧感から……『怖い』……――『強い?』】
【……だが、それは刹那に一転することになる】


……“カーネル?”

【ふと、彼の唇から――その『名』が復唱され】
【  ――――ズァ、と】

……「手前」――『何故』その『名前』を知っている?

【段違いの……そうだ。ドス黒い――『殺気』が、付与される】
【氷結した漆黒の雷流が駆け巡る――スサまじいプレッシャーの世界】
【鷲掴みに叩き潰そうとする――無道 武美という存在を、眼光と威圧のみで完膚無きまでに――】
【……だが】

  ……≪R.I.P.≫の『関係者』か……!?

 「答えろ」……!場合によっては、オレは手前に一切の容赦をしないッ!

【……?……何か……『奇妙』だ……この「質問の仕方」は】
【そう――いうなれば、まるで『≪R.I.P.≫』と『敵対』しているかのような……?】
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 01:19:39.03 ID:sE0VOqMo
>>575

……ホントに?
…………そんな、年上なの?

………………背伸びしてたりしない?

【ルシアの自己申告には、半信半疑の様子】
【一度目を丸くした後、ジッと細めて、顔を僅かに近づける】
【外見だけであれば、ちょっと信じなかったかもしれない】
【でも、ボスラッシュ時の判断力や、今の彼女の横顔を見ていると】
【納得できなくも無いような気がしてくる】

【難しそうに呻って、顔を離した】

……縮小って、そんなに似てるんだ
なんか、珍しいねっ
年が離れてたら、姉妹でも或る程度は差が付くと思うけど……

【そういえば、自分の義妹達は全く似てないなー、なんて、どうでも良いことを考えつつ】
【不思議な所に関心を見せた】

…………ぅぅ

【聞かれていたことに、小さく声を漏らす】
【要求された内容は、少女にとって割と高度だ】
【気恥ずかしそうに目を伏せて、重ねた両手の指を組んだり、解いたり――】

……それは、
上手く出来ないかもしれない、けど……

……それでも、構わないなら

【意を決したように、顔を上げた】
【ベンチから立ち上がり、一歩だけ前に進む】
【右足を軸に、180度近くターンして】
【ルシアに向けるのは、はにかむような笑み】
【「おいで?」と言うように、首を傾げてみる】
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 01:31:50.20 ID:/zy79zoo
>>591
……。
【ベンチから立ち上がりライクを呼び止める】

いえ、いいです、ライクさん

お気持ちだけは受け取っておきますが、転移で龍の住処にねじ込むとなると…
多少、踏み込んではいけない領域に入ってしまう気がします
【幼いなりにも其れがどうなるのかぐらい多少、想像がつくようで】
この間も人間に領域を踏み荒らされ、怒りに我を忘れ、悲しい結末を迎えた龍さんがいます
【ちらりと先程まで抱き抱えていたものに視線を送った】
【───そしてもう一つ、彼女は翼を失っている】
【他人から見るとそうでもないかもしれないが、彼女にとっては親からもらった唯一無二のもの】
【会う資格がない、彼女はそう考えているようで】

一番簡単で、早くて、楽な方法は、私が生き延びるのを諦めればいいのです
私がいなくなれば、カリナトゥスさんがjusticeに入る理由の一つが消えるでしょう
そうすれば、トップの方が何らかの形で追い出してくれると思います
【妙に大人びた表情と口調で、】
【とても冗談は言っているようには見えない】
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 01:34:51.17 ID:WgXPZvI0
>>592

……カーネル・フェンダンスはあたしの敵だッ、いけすか無ぇクソ野郎!
『病院』で出合って、一目見て嫌いになって、生憎と殺し損ねたバカーネル!

【声を張り上げる―――強烈な視線、月光だけが照らす世界に於いて、下手な懐中電燈より、余程凄絶な光源は、一つ】
【負けじと睨み返す、声を張り上げて、正確な情報を主張する…正直この時点で、『負けている』とさえ思えた】
【其れでも、強さへの意思が、愛するモノの為に生きて帰らんとする願いが、視線を落す事も、上げる事も許さないで】
【此の場に於いては磔にされた様な直線性を持つ澄んだ眼の輝きが、逃げるコト無く、逃げるコトさえ出来ず、青年を見据える】

…この答えで、敵か違うかハッキリすんだろ!どうなんだよッ!
……あたしだって、どうせなら『コイツ』、戦い以外で吹き鳴らしたい気分なんさっ…!

【まだ、収めない―――『カーネル』さえ記憶を掠めなかったら、遺された余裕でもう少しまともな弁解も用意できたかもしれない】
【上手く行けば、場を盛り上げる為にブブゼラを吹こうとしていたのは事実―――右手で、左手に持った骨色の巨笛をツン、と指さして】

【一通り大きな声を出せば、思考が幾分かは廻る、恐怖が紛れる―――相手の言葉尻を拾えば、何か『オカシイ』のだ】
【生まれ出づる、ある単純な推測―――明確な信用は置けないが、カーネルと『重なり切らない』、その理由としては成立する】

………ああ、成るように成っちまえ!

【其処で、武美は―――『共通の敵』を持つだろう青年を前に、ブブゼラをそっ、と背に戻そうとするだろう】
【最悪の場合、効率良く♀Cに墜ちねばならないか…そんな意地の悪いヴィジョンが脳裏を躍る中で、時間の流れが遅れて感じられた】
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 01:40:16.56 ID:z73s8.AO
>>588
【意地とでも言うべきか。引き抜くことが叶わなくとも迅雷の柄を握り締めたまま吟雪と共に右側に振られ】


私とてどうしても譲れぬものくらい持ち合わせているッ!!
【息を荒げながらも身体を勢い良く起こし、迅雷を掴んだまま吟雪に身を乗り出そうとして】


私を必要としてくれたお前が、私の存在価値でもある物を卑下するような事を言ったのだぞ?

この迅雷を使って手助けしてやりたいと思った相手に、そんなもの生きる為になら盾にだってすると言われたら…

誰だって頭にくるだろうッ!?
【心の底から悔しそうに、血が滲むほど下唇を噛み締めたまま】
【今度は此方が上の体制を取ろうと覆い被さろうとする】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 01:40:47.53 ID:F5pyeEIo
>>593

……信じる信じないは、サージちゃん次第だけどさ。
まぁ、此処でこんな嘘ついても仕方ないよね。

【何処か信じていない様子の少女に】
【然し、実はこれといって証拠の品も持ち合わせていない為】
【信じてもらえなければ、それだけの話】
【向けた顔に微笑を浮かべ】

うん、すっごく似てる。
サイズが違うだけの双子とか、そんなレベル。
偶に街中歩いてるから、見かけるかもしれないねー。

【初めて見たときは不思議にも思ったものだが】
【今となっては酷似している妹達の存在も受け入れた様子】
【特に疑問も持たず、姉妹として普通に接しているらしい】

……………?

【小さく漏れた声に小首を傾げるも】
【次いで紡がれた言葉、距離を取って此方を向く少女に】
【ぱぁ、と目を見開き、驚きと喜びの入り混じった満面の笑み】

――――――――♪

【此方を誘うように首を傾げたサージに向けて】
【勢い良くベンチから立ち上がり、大きく一歩踏み込むことで彼我距離を顕界まで縮めて】
【がばっ、と両手を左右に広げ、ザージに思いっきり抱きつこうとする】
【思い切りといっても力強く絞める訳でもなく、ぎゅーっと抱きつくだけだ】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2010/10/14(木) 01:51:20.35 ID:MQjUlUAo
>>569
なら刀に縋りついたまま死ねば良い!
武器を後生大事にして、そのせいで死ぬなら……私は何だって盾にする
自分の手足だって、生き延びる為なら盾にする
……刀が命より大事なら、何時までも傷付けない様にしてれば良い!

【乗り出して覆いかぶさって来る水月に対して、首を仰け反らせる】
【左右に飛ぶにも刀身が肩に突き刺さったまま。大きく動けはしない】
【ならば。逃げられず、倒されるのが避けられないならば】

人の言葉を曲解して言葉遊びしたいなら幾らでも付き合うよ
だけど………屁理屈相手に下げる頭は持って無いっ!!

【覆いかぶさってくる水月に、仰け反らせた首を一気に逆に曲げて】
【その顎へと、額を思いっきり叩き込もうとする】

【その後、地面に倒される】
【丁度先程と逆、今度は此方が背を打つ番】
【頭だけは打たない様に体を丸め、ダメージの軽減を図る】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 01:53:05.55 ID:vBJoVLco
>>586

吟雪さんですか…大丈夫でしょうか

「吟雪ちゃん相手に『前よりマシ』まで行けば十分、彼女は人間の好き嫌いが極めて大きいタイプだからね
すぐには仲良くなれないにしても喧嘩友達あたりから始めればそこそこ通じ合う仲にはなれるかもね」

【吟雪が自分を嫌っていることを敏感に感じていたドラは…複雑な顔をしてそう呟く】
【そして幽霊が呟いた名を聞いて…二人がハッとしたような顔をする】

「…それって!織守さんが言っていた≪四刃≫の一人の名前だったんじゃないの!?…確か、『エンジ』の…!」
ワタシもジュニアハカセからその方の名前については聞いております…でもなんでベリルさんと…!?
ベリルさんが≪四刃≫と通じていたというより…この状況は…

…さらったのはそのユヒカさんなのではないデスヨー?

【犯人はユヒカ…否、≪R.I.P.≫なのではないのか…?】

【無言で常に生きているのか死んでいるのかよくわからない存在『ブギーマン』】
【傍によられたことでドラはある事を感じ取った】

「(彼は…わかる、間違いなく生きた人間であることは間違いない…だがなんだ?この感覚は…
まるで気配も感情も殺気も存在も…『感じる事が出来ない』かのようだ…何者なんだろうか…?)」

【『ブギーマン』は多くの目に迎えられながらもサバトの方に歩み寄る】
【見ればわかったかもしれないが…この『ブギーマン』を観察するうえでこのカボチャのマスクは特に多くの情報を『遮断』してくるような感覚がある】
【どうやら気配だの、存在だのを、そしてなにより正体を掴む事が出来ないのはこのマスクが理由のようだ】

【『ブギーマン』はサバトに歩み寄るとしばらく何も言わずじっと泣きじゃくるサバトを見ていたが…やがて】
【包丁を持っていないもう一つの方の手でサバトの胸倉を掴もうとしながら】

「…いつまでそうやって泣きじゃくっているつもりだ、サバト!そうしていれば何もかも他人がうまくまとめてくれるとでも思っているのか?
ただベリルを助けるヒーローが来るのを待つ気か?そんなヒーローはどこにもいない、お前がどうにかするしかないというのに」

…!?

【…『ブギーマン』が…喋った…!?】

/ただいま戻りましたー
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/14(木) 02:06:13.49 ID:8IQ0hcI0
>>594

バータレ!そんな命の危機が迫ったらそれこそ転移で俺は逃げ出すっての
お前を故郷に送り届けて其処で逃げ出すね、うん。
大体なぁテメェの命がかかってるって時に俺みたいに逃げられる手段を持つ奴を心配してどうなるんだって
【ある一種当然の答えをまた堂々と大声で宣言する】
【だがそれを口にするのはどうかと思うが・・・】

大体そういうところは竜の嬢ちゃんの紹介で何とかするくらい言ってくれ・・・
それにあの時見せたボロボロの翼を直せる機会になるかも知れないだろうが・・・

バーカ!!それは自己満足だ。良いか?ミーナの嬢ちゃんのせいでカリナトゥスに付け入られたんだぞ?
そのくせして自分は死にますって何だ?最後まで見届けろや、
元気な姿になってあの大悪党の力なんか借りる必要なんざ無いって大声で馬鹿にしてやれ

それが本当の責任の取り方ってモンじゃないのか?あ?
【何処か中途半端な不良のような喋り方で】
【稚拙ではあるが色々叫び続ける】
【実際死なれてはそれをもカリナトゥスはつけこんで来る可能性がある。「一人の少女を見殺しにしたJustice」と言った具合に】
【彼に其処までの考えがあるとは思えないが】
【彼は死ぬということを逃げと言いたいのだ。責任を取りたいならカリナトゥスを見返してやれと、それがお前に出来る事だと】

ま、そういう訳だから今度死ぬって言うたびになんかペナルティ課す予定なのでよろしく〜
【何処までも軽く、ネジが抜けてそうな調子で】
【自分の言う方法を押し付ける。まぁ死ぬ、なんてことはそう言った組織の人間も許す事では無いだろう、多分】

【そうして出口を通り抜けていったそうな】

/お疲れ様でした、最後の最後で遅れて申し訳ない
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 02:06:51.83 ID:sE0VOqMo
>>597

(……サイズが違うだけの双子……)
(それは、一度見てみたいかもしれないなー)
(……そういえば、性格は違うのかな)

【彼女の言葉に耳を傾けて、まず考えるのは性格だった】
【同じであるならば、もし年下だとしても、自分が手玉に取られるのは間違い無さそう――、と推測する】
【流石に、口には出さなかった】

――――

【誘うなら、腕を広げるくらいすべきなのだけど】
【その体勢は、待っている間も、万が一心変わりされた場合も恥ずかし過ぎて耐えられない】
【サージの対応としては、これが一杯一杯】

―――……っ!

【だから、笑顔を見せてくれた彼女に対して感じるのは】
【最大級の安堵と、同じだけの緊張】
【――ぎゅーっと抱きつかれて、はにかんだ表情なんて、飛んでいってしまう】
【羞恥か焦りか、頬が桜色に染まった】
【焦点を目の前の少女に合わせつつ】

………ぇ、……えっと…っ

【ルシアの行動に応じるように、腕を控えめに回そうとしてみる】
【身体は緊張でガチガチと強張っていて、関節の動きは錆付いたように固い】
【柔らかさや温かさは伝えられるものの、やはり何処かギコチナイ】
【「これでいいのかな」――なんて、初心な戸惑いも混じっていて】
【本当に注ぐべき感情が欠如しているのかもしれない】

【年下の拙い抱擁は癒し≠ニして、及第点に達するだろうか】
【両腕をちゃっかりホールドされている感じなので、撫でる事が出来ないのは、減点対象かもしれない】
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 02:12:24.87 ID:n/dtAwSO
>>599
『まあ後は本人達しだいよ(゚∀゚)』
『……待って…話はよくわからないけど………かなりマズイって事よね?』
『ユヒカって子がさらったかはわからないけど…関係してる可能性は高いわ』
【少し顔を引き攣らせながら】

【だがその顔の引き攣らせたのは別の要因】

【それは……】

『(どういう事!?見てるのに何も感じられない!?幽霊でさえも感じるものもない!?……いやまさかあのマスクが原因?)』
【このブギーマンがいるのに何も感じれない奇妙な感覚にだ】

!?
【突然、胸倉を掴まれブギーマンを見て】

……ブギーマン?……
……私は……
【ブギーマンの言葉にサバトは我に帰る】
【また逃げるのか?】
【見たくない現実から?】
【昨日だって逃げてた】
【私はまた逃げる?】
【『いつまでも逃げ続けるの?昨日学習したんじゃないのかしら?サバト』】
【そうだ。私は逃げないって決めたんだ】
【『なら…アレの言う通りよ。彼女が私から貴女を助けたヒーローになるように、貴女が彼女を助けるヒーローになったら?』】

……そうだ……私は……
【その目に……少し光が宿り始める】

/おかえりなさーい
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 02:17:44.67 ID:z73s8.AO
>>598
確かにこれは綾菊から譲り受けた唯一無二の宝物だ!
それに間違いはないだろう!!

しかし、この刀自体が命より大事な訳ではない!!

…ぐあっ!!!
【顎に吟雪の額がぶつかり仰け反る様にして天を仰ぎ、それでも迅雷からは何とか手を離さずに倒れ込む吟雪に引っ張られるように膝をついて】
【歯を食いしばりながらも、吟雪を睨みつけ】


この刀で守るモノこそが、命よりも大事なのだ!!!

それがわからぬ相手に、もうかける言葉など無い!
嫌でもその頭を下げさせるまでだ!!!
【今度は見下ろす体制から、左手で吟雪の身体を掴みとろうとしながら】
【一気に頭を振り下ろし額をぶつけ合わせようとする】
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 02:29:05.35 ID:/zy79zoo
>>600
本当の責任の取り方…ですか
もう少し、頑張ってみます!

【誰もいなくなった公園でぽつりと呟いた】
【いつまにか頬をつーっと雫が伝う】
【少しだけ、勇気と元気をもらえたような気がして】

【少女は気持ちを新たに公園を後にした】

/お疲れ様でした
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 02:30:06.79 ID:F5pyeEIo
>>601

ん―――――……♪

【少女の内心など計り知る事もなく】
【僅かにぎこちなく硬直する少女の身体を、ぎゅ、と抱き締める】
【同性の友達同士がじゃれあう様な、身体のくっ付け合い】
【相手の温もりを感じる為に、自分の身体を密着させる】

【幸せそうに顔を綻ばせ、身体を擦り付けるように抱き付く様子は】
【子供と言うよりも、猫などの愛玩動物を思わせるかも知れない】

【頭を撫でられなくとも、抱き締める事が出来れば気に為らない】
【ぎこちなくだが、此方にも腕を回されれば、嬉しそうに喉を鳴らす】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 02:30:31.99 ID:MQjUlUAo
>>603
……守るモノがどうの命がどうの、自分で何言ってるか分かってる?
結局貴女、何に対して怒って何に反論したいのさ?
論点が支離滅裂になって来てて、こっちも返す言葉に困るんだけど

何?刀が大事なの?守るモノとやらが大事なの?
それとも、とりあえず言い返す事?私に頭を下げさせる事?

侮辱がどうこう言うならね………

【体を掴まれると同時に、水月の手首から手を離し】
【左側に大きく、二人の視界から外れる程に伸ばして、拳を握る】
【次の一撃の用意は成った。後は、これを耐えるまで】

……人の言葉の揚げ足取って勝手に喚いてるそっちも十分侮辱してるよ
まともに人の話を聞く気が無いなら、最初っから口を閉じてれば?

【もう、声を荒げる事も無い。主張のぶつけ合いでは無く、ただの言葉遊びでしか無くなったのだから】
【声を出す代わりに歯を食いしばり、後頭部を地面にぶつけられない様に頭を浮かせる】

【頭蓋同士が衝突し、ゴツンと鈍い音が成る】
【衝突の勢いに負けたか吟雪の額が切れ、血が顔に広がり始める】
【尤も、出血自体は所詮額。寧ろ大きいのは、衝撃による脳震盪か】
【立って居なかったから倒れる事も無いが、一瞬目の焦点が飛んだ】
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 02:34:19.15 ID:vBJoVLco
>>602

…容疑者は≪R.I.P.≫デスヨー…いずれにせよ放ってはいけません

「…≪R.I.P.≫…ますます訳が分からない…いい人たちが悪事を行う組織のようでもあり…
突然人攫いを行う謎の集団でもあり、もうぼくには彼らをどう扱えばいいのかわからない…」

【『ブギーマン』は最初の檄からはほとんど声に感情をこめない】
【声を出してようやくわかったのだがこの『ブギーマン』は男性、思いのほか若い男の声であることがわかる】
【『ブギーマン』はサバトにそのマスクに隠された顔を近づけながら言葉を告げる】

『サバト、…ベリルハーツ・ミャオマオの無二の親友ルミナ・デモンベルト、お前は何のために力を持っている
お前は戦いを経て知ったはずだ、踏み出さなくては何も得る事は出来ない
消えてしまったくらいで悲しんで動かなかったら…いいか、もしかすると行動しなかったたびに『もう一人』消えるなどという事も起きるかもしれないんだ』

【『もう一人消えるかもしれない』?ずいぶんと奇妙な例えをあげるが『ブギーマン』は言葉を続ける】

『お前は一人でも立ち上がれる強さをここで手に入れなくてはいけない、能力はすでにあるのだから問題は心の強さ
ハンク・ウォーケン神父は無能力者でありながら拳を握って立ち向かってきたぞ、野比信太は無能力のコンプレックスを感じながら
シルバーソードに何度危機に陥れられても決して戦いを投げ出す事だけはしなかった

能力ではない、お前が掴むべきなのは『気高き飢え』だ、それはお前の友がもう手のひらに乗せてくれているぞ…後は掴むだけだ』

【立ち上がらなくてはならない、やがて来る過酷に屈してはならない、愛する『家族』のために拳を握らなくてはならない】
【『ブギーマン』はそう告げに来てくれたのだ、ならば彼はずっと見守り続けてくれていたのだろうか】
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 02:47:45.02 ID:n/dtAwSO
>>607
『まったく厄介だわ…どこかに協力を求めないとマズイわね(-0-)』
【そう呟くウザイの】

……《気高い飢え》……
【ブギーマンの言葉に皿に目に光が宿り始める】

【そうだ……自分は逃げてばっかりだ】
【いつも…いつも………】
【いつからだ?ハンクが亡くなってから?アズミヤが亡くなってから?】
【掴まないと…ベリルが私を助けてくれたときみたいに……】
【今度は私が………】

………うがぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!
【急に大声で叫び気合いを入れ直す】

……そうだ……私が……私が…逃げてちゃダメだ……
……落ち込んでる暇なんていらない……掴まないと……幸せを……そして自分から運命の鎖を作り出さないと!!!……
【完全に目に光が宿り】

……ブギーマン……ありがとう……
【グッと親指でポーズを決める】
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 02:59:24.71 ID:sE0VOqMo
>>605

……ル、ルシアっ!?

【擦り寄られるかの如く、密着されて】
【口を付いて出るのは、至ってシンプルな驚きの声】
【咎めるでもなく、止めるでもなく、ただジッと、視線を落として】
【彼女が伝えてくれる熱を感じていた】

――――……

【抱きとめる腕に力を入れるなんて、大胆なことは出来ず】
【暫くそのまま、ルシアに身を任せていた】
【二人の身長差は、10cmほどだろうか】
【彼女の仕草を眺めていると、緊張が少しずつ、解れていってしまう】
【肩の張りが抜けて、腕の関節もしなやかに――】
【これでは、どちらが癒されているのか分からない】

【分からないように、小さく息を吐いて、心を落ち着かせる】
【自由になった両腕で、同じように彼女を引き寄せて】

【向ける感情は、愛情でも友情でもなく、暖かな感謝】
【囁きにも似た声量で、一方的に語りかける】

……えっと、ね、ルシア
今だから、素直に言うね

……私の妹、……人魚なんだけど、さ
死なせずに、止めてくれて……ありがと

あの子も、もう大丈夫だから
――お姉ちゃんから、少しだけ、……お礼

【唐突に、ぐっ、と爪先立ちをして】
【ルシアの額へ、柔らかな花唇を落そうとするだろう】
【もし軽くでも触れれば、すぐに顔を離して、爪先立ちも解除してしまう】
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 03:01:00.21 ID:vBJoVLco
>>608

【グッ!とブギーマンからも力強く差し出される親指】
【そして彼は…マントの中からある二つの物を取り出す…まず一つ目に見えた物はずいぶん見慣れた物】
【エヴァン・メ―ストル作の『モンスター・ホイッスル』、サバトがメインウエポンとして使用している中で、彼は新たに金色のホイッスルを持ってきた】

【もう一つの品は頭部全面を覆いヘルメットのように護ってくれるであろうヘルメットだった】
【デザインは『ブギーマン』のカボチャマスクに空いた顔の穴ボコをよりフォーマルに、そしてどこか蝙蝠をイメージさせるデザイン、どことなくドブロクが変身する仮面の戦士の顔にも似ている】
【横で見ていたジャンクちゃんはそんなしゃれた物を持っているなら自分で被ればいいのにと一瞬思ったが、よく見るとそれは子供の頭程度のサイズしかなかったのだ】

【口のところは顎の辺りまでのっぺりしていたが、下にカチッ、と2cmほどスライドさせると小さな長方形のスロットが中から見えた】
【このスロット…そう、これを被りながら『モンスター・ホイッスル』を吹くにはちょうどいいくらいのサイズにも見えるだろう】

【ブギーマンは何も言わずそのヘルメットをサバトに被せようとする】
【抵抗せずにかぶったなら、突如たった今サバト顔に被せたはずのその『仮面』はひとりでにヒュン、と消えてしまいまたサバトの顔を外に見せるだろう…『これ』はなんだ?】
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 03:11:09.98 ID:n/dtAwSO
>>610
……コレは……モンスター・ホイッスル……
……それに……このフルフェイスヘルメットは?……
【その持ってきた2つの品を見て】

……わふっ…
【そしてヘルメットをすんなり被せられ】

……あれ?…コレは?……
【その現象に驚きブギーマンに問う】
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 03:12:50.53 ID:z73s8.AO
>>606
【衝撃は吟雪の方がより多く受けただろうが、勿論衝撃は此方にも伝わる】
【無論、額に血が滲む程度ではあるが】

――――。
【叫び散らした後だからか、それとも元からこうだったのか、言葉を発さずにいる公園は静寂が包み込んでいて今は息を吐き出す音だけが響く】


何を一人で熱くなっているのだろうな…本当に…
貴様の言う通りだ。
【額を合わせたまま口を開き、そして迅雷から手を滑り落とすようにして離して】
【静かな口調で語り掛ける】

刀に、命を賭ける。
それで大切なモノを守りたい。
それは本心に違いない。

だが想いを詰めるあまりに、何に腹立たしかったのか失念していた。
【顔を少し離して】


私は貴様に自分の命以外に大切なものなど無いなんて、言って欲しくなかったんだ。
例えそれが替えがきく物であろうとも…

ただそれだけが言いたかったはずなのに、子供のような喧嘩をしてそれを見失い、守りたいとほざいた刀でこうして傷つけるなんて。


綾菊の時もそうだった。
本当に愚か者だ、私は…
謝ることすら出来ない。

抜くぞ…耐えてくれ…
【顔に陰を落としつつ、迅雷に再度手をかけて一気に引き抜こうとする】
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 03:26:47.33 ID:F5pyeEIo
>>609

………、――――♪

【ぎゅ、と抱き締め、きゅ、と抱きつき】
【強く弱く、まるで存在を確かめるように強弱をつけながら】
【喉を鳴らし、身体をぐいぐいと押し付ける】

【どれだけの間そうしていただろうか】
【不意に少女に身を引き寄せられて】
【元々密着していた身体が更にくっつく】
【抱き締められて嬉しそうにするものの、語り掛けられる事で】
【ふと甘え重視の思考を一時的に止め、言葉に耳を向ける】

………人、魚……?
……ぁ、――――――。

【私の妹。人魚。人魚の知り合いは一人しか居ない】
【然し、“私の妹”――? 彼女とサージちゃんにそんな関係性があったとは】
【でも結構身長差とか――――等と思考を巡らせている内に、額に触れた柔らかな感触】

【抱きついたまま、口を小さく開けて】
【驚いたような、呆気に取られた様な顔で、少女の顔――主に口元を見詰める】
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sages aga]:2010/10/14(木) 03:34:22.33 ID:MQjUlUAo
>>612

(……顎をやられるよりはマシだけど……防御出来ない分、来るね)
(でも、この距離、この位置………はっきり見えなくても、この位置なら……)

【歪む視界では相手の姿を捉えられないが、然し近くに居る事だけは確実】
【引き離した左手で顎を打ち抜いて落そう、そう考え、拳を硬く握り直し】

(……この位置、なら………?)

【予想される次のアクションは、迅雷を引き抜くか水月自身が立ち上がるか、もしくはこのままでの打撃か】
【その何れも実行には移されず、水月の顔が近づいて来て】
【言葉が聞こえて来るにつれて、ようやく状況を理解する】

……命以外に大切なものなんて幾らでも有るよ
でも、命よりも大切なものなんて……幾つも無い
自分が死んでもなんて言えるものは……物質には、無い
この籠手だろうと自分の手足だろうと、死なずに済むなら捨てても安いよ

………私は絶対死にたくないし、[ピーーー]ない理由も一つじゃ無くなったからさ

【迅雷の柄に手を掛けて、それを引き抜こうとする水月】
【その行動を見て吟雪は、痛みに顔をしかめながら】

待った、まだ終わって無いでしょ?
「全力で叩き伏せるつもりで」来るなら、此処で退くのは得策じゃないと思うけど
もし、それでも退くなら……

【握った左の拳を顔の前に運び、突然大きく開いて】
【人差し指の付け根、甲側の出っ張りで、水月の目と目の間を打とうとする】
【打たれ慣れない部分への打突、そればかりでは無く、一瞬視界を手が覆う攻撃】
【口喧嘩と戦闘は別物。此の状態に持ちこまれたのは、戦闘の流れ】
【まだ、吟雪は戦闘を諦めていない】

/申し訳無い、そろそろ眠気が危険な領域になって来ました
/明日の夜は、おそらく確実に居る筈ですが、都合の良い時に舞台裏で呼びかけて下されば続きに応じられます
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 03:36:31.88 ID:vBJoVLco
>>611

「…似ている…ジンジャー博士やエヴァン師父の発明したいろんな武器に…なんだこれは?
これと似たタイプのヘルメット、前にどこかで…」

何より、何故彼がこの装備を持っていて、彼女にそれを渡してくれるのデスヨー…?

【ドラはどうやらこれに見覚えがあるようだが『ブギーマン』は気にせず説明する】

『感情に任せているうちに天魔の力に飲み込まれコントロールできなくなる時があったんじゃあないのか
アレは確かに恐ろしいほどに強力だが使い勝手も悪く隙が大きく、なにより消耗が極めて激しいしお前にひどい負担がかかる
だから戦闘の際はこいつを展開して天魔を制御しろ、感情が抑えられなくなると自動的に展開するし、自分の意思で戦闘してやろうと考えるだけで呼び出す事も出来る』

【つまり制御器…これを被っているだけでこのヘルメットが完全に抑えつけ、感情任せに『天魔』を暴走する事もなくなると言う…だがそれだけではない】
【この装備にはまだ続きがあると、金のホイッスルをサバトに向けながら】

『これを使用して呼び出した物を使えば、お前の『天魔』の強制制御を多少緩和し、一撃一撃がより強力に、そしてより効率よく
何より以前よりも遥かに負担を軽減し、最適な循環を持って本当の『強者』に、本当の『戦士』へとおまえを変えてくれるだろう
天魔は強力だ、だからお前がやったように感情を高ぶらせると完全に開放したりするのは良くない、フルで開放するのはそれこそ『最後の一瞬』あれば十分のはずだ』

【もう一度金のホイッスルを指さすと、『ブギーマン』はここが重要だと念を押すようにその指を次にサバトに向けて】

『もう一度こいつを使用すると一時的に『天魔』の力を完全に使用している状態になる、そして以前のように全身から垂れ流しになっている状態から
最後の一撃を放つために攻撃部位へと流し込み、叩き込めるようになるはずだ』

【おそらくは、サバトが戦ううえで最も必要としていたであろう装備、『ブギーマン』はこの緊急事態にそれを用意してくれた】
【戦いは避けられないかもしれない、そう悟ったかのように彼は彼女のための装備を用意したのだ】

…でも、なぜアナタがそこまでサバトさんにしてあげようと思うのデスヨー?…何故?

【だが、そう…ジャンクちゃんの疑問も仕方ない、彼がなぜここまで?】
【ブギ―マンは応える気がないとでも言うようにサバトに背を向ける】
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 03:45:14.96 ID:z73s8.AO
>>614
/わかりましたなのです
/絡む度にご迷惑をかけて付き合わさせてしまい申し訳ないのですよ
/本当にやめた方が良いのかもしれないのです


/僕は切って貰っても全然構わない所存なのですが、もし最後までお付き合いくださるのなら明日に呼び掛けさせて貰いますです
/それでは、おやすみなさいなのですよ!

617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 03:50:51.37 ID:n/dtAwSO
>>615
………
【説明を静かに思い実感する】
【レイアムに作って貰った腕輪や足輪より確かに天魔の制御ができる】
【だが…どうしてここまでの物ができるのか?】
【私の天魔の力を理解してないとできないような……いや心当たりが一つ】

……ドブロク?……
【まさか?】
【けど…天魔の力を理解できるのはサバトの細胞で一回天魔の力を使ったドブロクなら…】
【……疑問は増える……だが…】

……ありがとう!!!!……
【去っていくブギーマンに笑顔で手を降りながら見送るだろう】
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 03:51:50.07 ID:sE0VOqMo
>>613

【両の踵が、トン、と地面に付いた】
【夏の間にセミロングに変わった髪が、しゃらり、微かに音を立てる】

【――口元に視線を感じて、バツが悪そうに結ばれる】
【ルシアの眼差しから逃げるように逸らされる瞳、上気した顔】
【柄でもない事をしてしまったことに対する羞恥が、早くも表情に浮かんでいた】
【もし抱きつかれていなければ、一目散に逃走していただろうことは、想像に難くない】

……す、素直になるのは、ここまでっ
あとは、秘密……っ

【ゆっくり、ゆっくり腕を外しながら、そう言って】

……それに、あの子は、あの子、私は私
全部把握してるわけじゃないから……

大丈夫、っていうのも、本人から聞いただけなんだけど……

……ルシアが止めてくれたから、辿り着けた結果って事には、変わりないし……
ありがとう、ね

ルシアも、探してる人、見つかると良いね、応援してるよ……

【此処までずっと、目を合わせてません】
【背中側にジリジリと重心を下げて、ほんのり脱出しようとしているらしい】
【それでも、腕を解かれない限り、無理に出ようとはしないのだけど】
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 03:56:17.21 ID:vBJoVLco
>>617

(…心当たりがあるなら…ドブロク?彼は『ブギーマン』と特に繋がりがあり…サバトさんの事をよく知っているはず
でもそれだったら直接渡しに来ればいい、とも思いますが…何か抜き差しならない多忙な状況にでもなっているのデスヨー?)

【ジャンクちゃんもどうやら同じ結論に行き当たっていたらしく疑問と共にブギーマンを見る】
【しかしブギーマンは、後ろ手に手を振った後すぐに去って行ってしまった】


【―――訪れる静寂、しかしその静寂はドラのパン、パン、という手拍子と共に破られる】

「…どうやら元気は出たみたいだね、良かったじゃないの…さあ、その元気が尽きないうちに
今日はそろそろ一旦帰ってゆっくり休み、ベリルちゃんを救出する計画でも練るといいよ」

ベリルさんの危機とあればおそらくジュニアハカセは率先して前に出てくれるでしょう…心強い味方はいっぱいいます
ですから…信じてくださいデスヨー

【後ろからサバトを支えるように、ジャンクちゃんが腰の辺りに手を当ててくる】
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 04:07:11.73 ID:n/dtAwSO
>>619
……うん……ドラもジャンクちゃんもありがとう……だがウザイの…お前はダメだ…
『ガーンΣ(゚Д゚;)ひどいよーん(T□T)』
【いつもの調子を取り戻すサバト】
【そしてウザイのウザイ】

……うん!…
【ジャンクちゃんに支えられながら微笑む】

…じゃあ……私達…帰るね…幽霊屋敷のみんなにも…報告しないと……
……またね…ドラ…ジャンクちゃん…
『バイビー(^0^)ノシ』
【去っていくサバトとウザイのだった】

【運命の鎖を作り出すために】

/夜遅くまでありがとうございます
/乙でしたー
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/14(木) 04:11:22.76 ID:vBJoVLco
>>620

/お、乙でした―
/なんてこった、スゲー眠い…今日のところはこのまま退散させていただくぜー…
/遅くまでお疲れさま―

./ウソみたいだろ、オレ今日6時起きなんだぜ
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/14(木) 04:13:35.96 ID:n/dtAwSO
>>621
/ギャー……ス…スイマセン…わざわざこんな遅くまで…
/おやすみなさい…
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 18:05:39.36 ID:KnBWkdco
落ちた時用>>280

【人通りこそ少ないものの、通りには割と様々なお店が立ち並ぶ】
【本屋、服屋、生鮮食品店等などあるが、この辺りで広い軒先を設けているのはパン屋辺りだろうか】

(……もう慣れたけど、我ながらつくづく便利な能力だと思う)
(でも、あの人は──やっぱり、傘持ってないみたい)

【ひとまず彼女が何処に行ったにせよ、駆けていく様を目で追う少女】
【水も滴る良い男とは言うけれど、女の人にはなんて言ったらいいんだろう──】
【──等と無駄な思考をぼんやりと重ねながら、少女は彼女の方へと歩いていき】

【やがて、其処までたどり着けば】

──……あの、良かったらこれ、使ってください

【片手でケーキの箱と傘を持ちながら、もう片方の手を彼女に差し出す少女】
【瞬間、再びその腕から、装甲を纏った藍色の腕が出現し、あっと言う間に一本のビニール傘が手中に出現する】
【──知識があれば、それがその腕がアートマンである事に気付くのにそう難しくはないだろう】

【即ち、少女は何らかの能力を使って傘を生成し、それを彼女にあげようとしているのだ】
624 :623 [saga]:2010/10/20(水) 18:06:49.48 ID:KnBWkdco
//もう六時だけど誤字
//×【──知識があれば、それがその腕がアートマンである事に気付くのにそう難しくはないだろう】
//○【──知識があれば、その腕がアートマンである事に気付くのにそう難しくはないだろう】
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 18:16:37.08 ID:SkiwVoSO
>>623
(パン屋…あそこなら。《瞬歩》で…けど人が見てる前で殺し屋の技は……まあバレないか。それに強い武術家でもできる人はいるみたいだし)
【そう考えながら全身の筋肉のバネを足に集中させ一気に《跳び》】
【まるで消えたかと錯覚させるように《駆け》】
【パン屋の屋根にはいり雨をしのごうとするだろう】
【……なんという殺し屋の技の無駄な使い方………】

ふぅ…
【雨がおさまるまで待とうと安心してると】

えっ?
【声をかけられフッと見るとさっき自分が見てた女性が傘をさしだしている】

ええっと……悪いですよ
貴女の傘ですし!
【慌てながら断ろうとする】
【けど普段の彼女はおしが悪いので引かなかったら多分受け取るだろう】

【アートマンの腕に関しては何も言おうとはしない】
【だが彼女もアートマン使いなんだろうなとは思ってはいるだろう】
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 18:33:13.05 ID:KnBWkdco
>>625

(──うん? あれ? 消え……──あ、いた)
(……何、今の? ……見間違いかな)

【なんかすごい移動方法を目の当たりにした少女は、】
【一度軽く目頭を揉んで、ぱちぱちと瞬きを数度】


(──ああ、そっか……そうだよね)
(私からしてみれば減るものじゃない、のと同じだけど、)
(人から見たら──私の持ち物だもんね、遠慮されるのも当たり前か……)

【と、彼女に断られて初めて、普段は気にしていなかった世間とのズレを思い出す】
【傘一本生成するのに使う魔力など、どうせ少し休めばすぐに回復する程度のもの】
【まさしく、少女にとっては減るものじゃない上、また困ってそうな人を目の当たりにして素通りできる性質でもないらしく】

──……いや、確かに私のですけど、減る物じゃない、っていうか……
ホラ、“そういう力”なんです……──だからお困りなら、遠慮しなくって、大丈夫です

(……あんまり、説明になってないかな)

【言いながら、じっと傘は差し出したままの少女】
【状況が状況だけに、ついつい声をかけてしまったものの、】
【いきなりこんなの押し付けて怪しい人みたい、等とぼんやり思惟を巡らしてた】
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 18:37:44.31 ID:SkiwVoSO
>>626
えっと……いいんですか?
【首を傾げながら渋々と傘を受け取ろうとしながら空いてる手でココアを飲み】

けどそしたらなんか御礼しないと…
【人の好意を無駄にしてはいけないなと思いながらそんな返答をする】
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 18:50:01.71 ID:KnBWkdco
>>627

【さして勢いは強くないものの、雨はしとしとと降り続く】
【秋の夜長に降る雨は、足の先からじわじわと体温を奪うような冷気を齎す】
【少女は、そんな秋雨をちらりと横目で一瞥すると、再び彼女に視線を戻して】

──雨……いつ止むか分かりませんし……
その間ずっとこんな所で立ってたら、寒いでしょう?

【ふ、と唇で淡く微笑みながら、少女は傘を彼女に渡す】
【特に何の変哲も無い、ごく普通のビニール傘である事が分かるだろう】
【そして、少女には特に他意も無かったようだが、彼女の言葉を聞いて再び口を開く】

……や、お礼なんて──そんなつもりでやったんじゃないですし

【少女はそう言いながら、片手でぶんぶんと横に振って遠慮を示す】
【少女自身、それほど大仰な事をしたとは思っていないのだろう、少し慌ててすらいた】
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 18:54:25.31 ID:SkiwVoSO
>>628
それじゃあお言葉に甘えて
【傘を受け取り】

いいんですよ。私が御礼をしたいと思ったからするだけです
【ニコリと微笑む】
【人形みたいな顔立ちもあってまるでどこかのお嬢様のようだ】

それとも迷惑でしたか?
【少ししょんぼりしながら】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 18:54:25.93 ID:C69jlgso
テスト
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 19:09:00.74 ID:EIrNQmAo
【路地裏】

【いくつもの小さな鈴が括り付けられた金糸のような腰までの長髪を流した女性】
【その瞳はブルー。瑠璃の如く鮮やかで、蒼穹の如くどこまでも深い、青。宝石と言っていいだろう。六条の光を映す様は正にスターサファイア】
【美を追求した神がオーダーメイドで作ったとしか思えないほどに完璧に整えられた、彫刻作品の如き顔立ち】
【身体の凹凸こそ女性にしては控えめ過ぎるほどに控えめだが】
【一目で高価だと分かる仕立ての良い漆黒のスーツに身を包んだ姿は下手な絵画よりも絵になっている】

【そんな宝石を宝石で着飾ったような女性が「――フッ、フッ、フッ」と浅く短い呼吸を繰り返しながら、路地裏を縫うように走り抜ける】
【長髪に括られている、いくつもの小さな鈴達が女性の動きに合わせてリンリン、リンリンと路地裏に鳴り響く】
【それは助けを求めている救難信号にも、退避を知らせている警告音にも聞こえる】

「待てやぁ!」「ハッハッハァ!どこまで逃げる気だぁ!?」

【と、背後からいくつかの怒声と下卑た笑い声。女性は数人の男に追われていた】

【どれほど逃げ回ったのか、走りぬけ、曲がった角の先は行き止まり。袋小路】
【女性が眉を顰め、振り返る。ぴたりと後を付けてきたのだろう。既に出口は4人の男によって塞がれている】
【後方には5mを越える壁。前方には4人の男】

――チッ、

【と、小さく舌打をして苦々しげと女性は男達を睨む】
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 19:11:07.81 ID:KnBWkdco
>>629

いや、迷惑だなんてそんな──!
……でも、お礼って言われても……──

【相手の様子を見て、より一層激しくぶんぶんと手を振って否定の意を示した少女】
【少女にとっては決して迷惑なことではなかったが、どうしても戸惑いは抑えきれず──】

【──ふと、その時。雨音に混じって遠方より複数の足音が近付いてきていた】

「…………」
         「…………────」

【それは、五、六人程だろうか──】
【彼らは皆、機関の軍服の上からレインフードを被り、突撃銃と思しき銃器を携えていた】
【カノッサの紋章を腕に刺繍された彼らが、機関兵であると言う認識するのはそう難しくなさそうだ】

 「(……元No.2の捜索の命を独断で受けたとは言え、こんなドブ攫いのような事を何故我々が……)」
 「(ナンバーズなど、放って置けば良いのだ……我々が出向いた所で、どうせ帰ってきはしないのだから──)」

【彼らは銃器を乱射する──様子も無く、ただ粛々と行軍しているが】
【もし彼らに気付いたなら、まるで何かを探しているかのように、辺りへと気を配る様子が見て取れるだろうか】

 「…………む」

【──すると、軒先にいる二人の姿に気付いた彼らは、ゆっくりと其方へと歩みを進め始めた】
【気配の察知に鋭ければ、何か敵対する意思はなさそうに見えるだろうが──これは一体】

【未だ、二人の下へは到達していないが──明らかに、彼らは二人に向かって接近してきている】
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 19:18:36.10 ID:SkiwVoSO
>>632
ん〜……なんか奢りましょうか?ちょうどパン屋さんですし
【悩んだように言い】

先にパン屋さんはいってなんか欲しいのあるか見てくれませんか?
ちょっと濡れた服の水少し落としたいんで
(……誰か近づいて来てるな…殺意はないが………まったく)
【表情一つ変えず機関員達の気配に反応し、雨の音に紛れてる足音にも察知し】
【ごく自然な動作で少女をパン屋にいれようとする】
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 19:23:53.65 ID:JIP0.EAO
>>631
/絡んでも良いかい?
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 19:30:09.39 ID:EIrNQmAo
>>634
/どうぞどうぞ
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 19:31:09.99 ID:xemZkMSO
>>631

これは正しく――――デッド・エンドと云うヤツだね。
やっ、お困りかな?

【S.O.S.を奏でる鈴の声。入り組んだ路地に、虚しく響くばかりだった救難信号に――】
【ふと、そんな応答が有った。声は――まだ若い、青年だろうか?】
【修羅場にそぐわぬ、へらりとした人懐っこい其れであり】

【――――高い高い塀の上から、響いていた】
//まだいらっしゃいますかー?
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 19:32:18.04 ID:xemZkMSO
>>636
//あわわ、リロ忘れorz
//申し訳ありません、安価先のレスは無かった事に……。
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 19:35:31.47 ID:JIP0.EAO
>>631
【男達の背後から足音が聞こえてくるだろう】
【そしてその足音は其方に迷いなく近付いてくる】

今日の晩飯は何にすっかな…
【ぶつぶつと何かを呟きながら暗闇を抜けて現れたのは】
【長身の体躯に纏われた漆黒のスーツの奥に、挑発的に胸の大きく開いたカッターを覗かせ。背ほどまで伸びる闇色の髪を一つに結い。右前髪の一房だけを深紅に染め。その髪に縁取られた、細い輪郭に収まる顔は見れば見るほどに整っている】
【全身を黒で統一したその姿は異様と呼ぶに相応しく。気品と優美さを兼ね備えながらも、傲然たる凶暴性を秘めた射抜くような目つきを有する女はふらりとその前まで近付いて行く】

639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 19:36:30.97 ID:KnBWkdco
>>633

え……パン────

(パンか……でも、ケーキ買って来ちゃったんだよね……)
(……両方食べたら、流石に太りそうな──)

【少女が片手に持っていた白い紙製の箱には】
【既にショートサイズのケーキが幾つか入っていた為、】
【年頃のおなごにはありがちな煩悶をぐるぐると巡らしていたのだが──】

【ちらり、と店内を一瞥した所──少女の目がある一点に釘付けになった】

(……『数量限定! 期間限定新食感スイーツ──
 ──“瞼が落ちる程の美味しさ” 《クロロホルムパイ》』?)

(……なにあれ、ちょっと美味しそう……)

────あ、はい……じゃあ、ちょっと見るだけ……

【その店が偶然に展開していた新商品に心を奪われ、】
【少女は彼女の促すまま、一足先に店内へと駆け込んでいった】


【──その数刻後、機関兵達は彼女の目前で足を止めるだろう】
【リーダー格の男が一歩前に出ると、彼女の姿をじろりと眺め回してから、口を開く】

 「──……我々はカノッサ機関の者である」
 「おとなしくしていれば危害は加えん。少しばかり、尋ね事をしたいのだが」

【男は、軍人然とした無駄に威圧するような口調でそのように問いかけた】
【一足先に店内へと入った少女はパンに夢中で外の様子に気付かず──】
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 19:43:07.38 ID:SkiwVoSO
>>639
いってらっしゃい
(さて……鬼が来るか蛇が来るか…)
【チラッと見て】

(なんだ……機関の下っ端か)
なんでしょうか?えっと…私何かしましたか?
【困ったような反応をしながら】

あ…私《雑誌記者見習い》ですけど、もしかして機関さんに失礼な記事書いてしまいましたか?
けど機関さんの記事は書いてないと思いますけど…どうしよう編集長に怒られる…
【ごく自然にあわわと一般人の反応しながら】
【自分は雑誌記者だという】
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 19:46:15.88 ID:VQ9oVOg0
【路地裏】

…………、おいし?

【街の喧騒から、そう遠くも無い路地裏、暗闇の中】
【道のど真ん中にしゃがみこむ、随分通行に邪魔な人影がひとつ】

【綺麗に切り揃えられた黒髪、黒い薔薇のコサージュ】
【喪服染みた黒のワンピースに、黒のロングブーツ】
【色彩? なにそれ美味しいの? とでもいいたげな、少女】

【その視線の先には、鼠か何か、暗くて小さくてよく分からないものを食べている、三毛猫が1匹】
【なんだか若干の笑顔な辺り、何かを楽しんでるのかもしれないが、とにかく。邪魔である。通行の邪魔。とにかく】
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 19:49:07.59 ID:RlhXs3o0
【とある廃ビル――5Fの一角】
【完全に廃れているというのに、何故かその窓の無い一室だけは電気がついており】
【がらんとした何も無い空間に、申し訳程度の椅子が2つ備え付けられていた】

【そこのひとつに座るのは隻眼にメタルフレームの眼鏡を掛け、真っ赤なスカーフを巻いた青年】
【黒地にメタリックグレーのラインが幾つも入った凄いスーツを纏い】
【首から、鎖のように絡まった『C.C.R』の三文字をあしらった銀色のメタルなペンダントを下げ】
【ベルトから何故か刀身が無い、剣の柄だけをぶらさげ、左腰に在るホルスターは、意味深な空である】
【そして深いガーネット色の髪は、後ろで小さく結ばれていて】

…………、…………。

【静かに静かに、「誰か」を待っているようで……?】

/武美の方どうぞー
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 19:51:45.72 ID:EIrNQmAo
>>638

【足音に気付く5人】

「あ?何だテメェは?」

【4人のうちの1人が現れた女性に食って掛かる】

「助けに現れたナイト様かと思えば女かよ」「獲物が増えただけだな」

【そのすぐ後方で2人が口々に言う】

――…。

【追われていた女性はというと、助けを求める事も無く静かにその姿を見つめている】
【見極めている、というべきか。それは現れた女性の力量か、逃げ出すタイミングか、それとも――】
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 19:52:25.38 ID:YI9L32Yo
【 街中 】


【『建設途中』と表現するのが正しいだろうか、鉄骨が剥き出しにされたビルが建っている】
【街の中心部と云う事も有って、人通りは多い――…が、其れに気付く℃メは少なかった】


……………………。


【丁度、完成した暁にはビルの“四階”となるであろう場所……通りに面した其処に、独りの人物】
【どうやら其処までは簡素な階段が続いているようで、勝手に登ったらしい】

【黄金の双眸、西欧人的な容貌ををした―――肩までの黒髪を持つ男である】
【黒髪は耳元辺りで一部が左右に跳ねており、少し特徴的な髪型だ】
【身に着けているのは、紅の着流しに漆黒の帯と羽織、極彩色の『蝶』の髪飾り】
【衣服と相貌とのアンバランスさが何処か、浮世離れした印象を放っている】

【―――彼は鉄骨に座って足をブラブラさせつつ、天上人のように人通りを見遣る】
【彼の存在に気付く者は笑って手を振ってやり――そうすると、狂人とでも思って立ち去ってくれるのだ】


【フッ―――、と風が吹きぬけると同時、反対側から差し込んだ『月光』が彼の手を照らして】


―――――………、……ったく…………堪え性の無いオッサンだね。


 【―――――骸骨≠フように骨が露となった右手を見遣ると……苛立たしげに、舌打ちをした】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 19:58:59.29 ID:KnBWkdco
>>640

「……雑誌? フン、ジャーナリスト気取りのハイエナか」
「貴様のようなチンケな記者が書く三流雑誌に右往左往する我々ではない」

a『(……どォーして奴さんはあんな無駄にエラそうな事言うのかね)』
a『(相手はレディーなんだぜ、もうちょっとこう、ダンディズムにさー……)』
a『(あんなんだから何時まで経っても出世できnムグムグ)』

b『(……兄者。聞こえる)』

【彼女に向かって憮然とした様相で口を利く男の後ろで、】
【体格の小さい男がヒソヒソと喋っていたのを、隣に居たビヤ樽のような男が制止した】
【男は、その二人のやり取りには気付いていないようで、懐に手を入れながら続けざまに口を開く】

「用件はそんな下らん事ではない」
「……この近辺で、このような女を見かけなかったか」

【そう言って、男が懐から取り出して少女に向けたのは──】
【指名手配の人間を描いたかのような、リアルな一枚の全身像の絵であった】
【其処に描かれているのは、眼鏡をかけた緑髪緑眼、研究者然とした細身の女性】
【服装は、黒いラボコート姿と、軍服姿のものが一枚ずつ描かれていた】

【──これは、一体?】
【メディアに露出した事もあるような、とある有名な悪党の姿に酷似しているが──少女はそれを知っているだろうか】
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:00:49.05 ID:T5Zhb2DO
>>641
…おいしーにゃー……なんて猫が答える訳ねーだろ
…おいそこのガキ、猫がかわいいのはいいがこんな時間にこんな所いるとあぶねーぞ
【少し離れた所から、少女に声が掛かった】
【腰まである長いポニテ白髪、死んだ爬虫類の様な紅い目は半開きにされ、口に煙草をくわえ、黒いパーカーの上に血まみれ白衣を着た青年】
【が、煙草を吸いながらふらりと現れ、少女へと歩み寄る】

「マスターのように危険な方が沢山いますからね」
【青年の傍らには、水色のロングヘアーに赤い瞳、メイド服を着てうさ耳カチューシャを付けた30cm程の少女が浮翌遊している】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 20:01:16.05 ID:xemZkMSO
>>641

うん、美味しーにゃんっ。

【暫くの間を置いて】
【等と声が掛かるけれども、決して猫が喋ってる訳では無いので悪しからず。ちなみに裏声】
【声は後ろ側から響いてるので、そこら辺は結構簡単に解ります】

【振り向けば――――なんかこう、へらーっと笑って青年が突っ立ってるだろう】

【ブラックスーツにレザースニーカーに手袋にソフト帽に、負けず劣らず黒ずくめ】
【ワイシャツと腰の銃だけが違うけれど、それでもやっぱり色彩なにそれryな格好である】
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:01:33.70 ID:dY.RDkDO
>>644

あ、

【運よく相手を見つけたか、階下にて僅か声を漏らすもの】
【少しばかりの間をおいて、トンテンカンと律儀に一歩ずつ昇って来るものがいるようだ】

ぼっちがァ、こんなところにいるゥ

【未だ仕切も少ないだろう構造なれば視認もたやすいか、やってくるのは】
【ようやく十を過ぎた頃か、垢抜けず性徴もはっきり表れぬ金髪赤目の少年】
【黒い帽子を目深に被り、同じく黒のマフラーで口元を覆っており】
【体に纏うは黒紫の繿褸外套、長袖のシャツに短パン、ブーツ】
【右手の袖は、中に通すものを無くしたように風にはためいている】
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 20:03:39.36 ID:KnBWkdco
>>645
//あ、「少女」じゃなくて「彼女」と表記した方が良さげですかね、失礼
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:03:48.34 ID:xemZkMSO
>>647
//奇跡的な間の悪さwwwwww
//このレスはフィクションであり、実際の絡みとは云々
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 20:04:56.72 ID:E/2UiEg0
>>642

【かつ、かつ、スニーカーの軽快な足音が、少しずつ近付いてくる】
【約束の時間まで、後少し―――時計の針が半周ほどすれば、その刻が訪れる、そんな時間に】
【そして――――コン、と拳骨が二度響いて、がしゃり。ドアノブが回されて、錆びかけたドアが啼きながら開け放たれた】

お邪魔しまーすっ、と。
こんばんはクロワ、大体一週間ぶりだねぇ?

【黒色の綺麗な髪を臍の裏ほどまで伸ばした、澄んだ丸い漆黒の瞳を持つ、身長160cmほどの大和撫子風の少女】
【あの時より、僅かに『余裕』と『自信』が増した声―――『真新しい』黒の制服ブレザーを身に纏い、校章部には『魔術協会』の所属を表す印】
【背負っているのは1メートルほどの、戦鎚を想わせる角製鈍器―――と思っているかもしれないが、一応『ブブゼラ』という事に成っている】

……で、どういう話で終わったっけ、あの日は。
確か、“今の”連中と、あたしたち<Justice>の情報を話すってだけは決まってたけどさ。

【キィキィと、歪な蝙蝠の声の如く唸るドアが気に入らないのか、ばたむ!と少し強い力を入れて押し閉めて】
【手をパンパンと二度ほど叩いて、小気味良い音と埃、錆びの欠片を部屋に散らすと、また口を開いた】
【声の調子が、表情が、幾分か締まる――――丁寧な『確認』から入ろうとするその姿は、何時もの彼女らしからぬ慎重さを感じさせた、かも】

/宜しくお願いします!
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:06:02.07 ID:JIP0.EAO
>>643

まぁそう食ってかかんな。
お前らの前に現れんのが全部が全部、正義を掲げるナイト様って訳じゃねえだろ?


【食って掛かってきた男の肩をやけに馴れ馴れしく、愉しげな笑みと共に肩を抱こうとする】
【口調はその姿には似合わず、完全に場違いのような軽さとマイペースさで】

へぇ、こんな綺麗な奴がこんな所にいたら…
そりゃあ手を出さないってのが失礼だよな?

お前らのやってる事は存外間違えじゃねーかもよ。
【奥に居る女性を品定めでもするように、じろじろと見つめる】
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 20:07:08.28 ID:y7OkuQoo
【火の国】

………さーて、何処から手を着けますか
視察団みたいなもんでもいりゃあ、かなーり話は早いんですが………

【迷彩柄の軍服に黒のラボコート、眼鏡を掛けた女が、周囲を見回しながら歩いている】
【緑髪緑眼、身長は175cm程と高め、線が細いのが離れていても良く分かる】

……現地か、会議室か、それとも全く無関係な場所からのアプローチか………
ブレイザーシティに潜り込むのは危険、はて、さて、と………

【何やら考え事をしている様だが、それでも一応周囲への注意は怠らず】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:08:01.65 ID:YI9L32Yo
>>648

【男は人の気配を感じると、『月光』から其の手を遠ざけ――…同時に、骸骨≠ヘ右手≠ヨ回帰する】
【“声”を耳にすると、ようやく背後を振り向き……ニヤリ、少年を視認すると笑って】


ああ、“ぼっち”は否定しないね……昔から俺、友達が少なかったんだよ。
そう言う訳で、暇を持て余しつつ『建設現場のオッサンに見付らない様に鉄骨を登る』遊びをしてる訳さ。


【「そういう」と云う言葉の辺りから再び街を見下ろし―――紡がれるのは、“冗談っぽい”言葉】
【本気なのか如何なのかは定かでないが、兎にも角にも彼は其処に居る事を楽しみ≠フ一環として捉えているようで】
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:10:53.26 ID:SkiwVoSO
>>645
うぐっ…確かに言い返せる言葉がありません…
【ショボーンとしながら】

(なんか悪口言われてるな…部下に信用されてない人ですね)
【ちゃっかり聞こえてる女性はそんな事を思い】

あ…有名なカリナトゥスですね
ずっと前にテレビジャックとかして非道なことして有名な機関員ですね
その人をなんで探してるんですか?
あ…スイマセン。つい記者の癖で聞き返してしまいましたね
見てませんけど
【慌てたようにしながらきちんと質問には答える】
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 20:11:30.59 ID:VQ9oVOg0
>>646

…………、答えたら、コワいでしょ?

【そんな声に、小さく肩を跳ねさせてびっくりするも】
【少しの間の後に、そんなことを返しつつ。ゆっくりとそちらに振り向けば】
【きっと、青年は見覚えがある顔だろう。大量の鈴を髪に結んでいた、少女】
【どこか不思議そうにそちらをじぃっと見つめて。かくりと首を傾げて】

……、危ないの?

【青年の言葉と、少女の言葉に、もう一度首を、今度は反対側に傾げて】
【何となく警戒してる風なのは、きっと。少女の言葉のせいなのだろうが】

>>647

…………。
(今日は猫がよくお返事する……)

【裏声には、そんな感想。声には出さずに、心中だけでそっと抱いて】
【言い方を変えればノリのいい人に良く出会う、だろうか。しかしそう思わないクオリティ】
【そのうち、視線をそちらにも、やるだろう】

…………にゃーん?

【疑問系でそんなお返事。なぜ人語で返さなかったし】


【ちなみに、鼠か何かを食べているのであろう、猫さん】
【あまり人馴れはしていないのか、そっと食べかけの鼠さん(仮)を地面に置いて】
【今にも、逃げ出しそうな姿勢】

>>646>>647
/複数大丈夫でしょうかー?
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:17:46.11 ID:T5Zhb2DO
>>656
…そりゃそーだ…が
…こんな世界だ、有り得ない事もないからこまる
【少女の手前で立ち止まり煙草を吹かしながら少女の顔を見て】

…ん、…んん?
【どこかに見覚えのある顔、だが中々思い出せない】
【前会った時は鈴と言う大きな特徴があったが、今はそれがなく】
【そのせいか記憶が薄れているのだろうか】

…いや、一応危なくはねーが……

>>647
(…馬鹿がいたよ)
【にゃーんと言いながら現れた青年に気付き、そちらを見ずに溜息】
【紫煙が溜息と共に、空に上がった】
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:17:45.63 ID:RlhXs3o0
>>651

……来ましたね。

【クロワは、その足音を聞きとめると、静かにドアの方を見やって――】

……間違いなく、無道です

【どういうわけか……“扉を開ける前に”それが『無道 武美である』と、確信したように呟いて】
【警戒体勢も無く、そのまま椅子に腰掛けて待ち――】


……お久しぶり――というほどでもないですね。
息災そうで何よりです。ま、どうぞ掛けなさい、別に座ればトラップが発動するわけじゃあないんですから

【椅子から動かずに入ってきた武美を見上げ、淡々とそう紡ぐだろう】
【両足を組み、腕もまた組んでどかっと座りながら前方の椅子を隻眼の視線で示す】

別に……そこまで程度で、話しは終わっていたと思いますね。
その情報と、オレが持つ情報の交換……そんな話しでした、か。

では、早速お訊ねしたいです、無道。
その「Justice」という組織と、「向こう――≪R.I.P.≫」……
……は、スデに何度か交戦しているんですか?如何せん『裏』の方がオレの活動拠点なもので、『表』の事情は疎いんです。


/よろしくお願いしますー!
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:18:26.47 ID:T5Zhb2DO
>>657
/おぉっと、俺はかまいませんぜー
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:19:05.28 ID:dY.RDkDO
>>654
うっわあ、寂しい人生
かなしーい、むなしーい、こんな風になりたくなーい

【子供らしい幼稚な文句を歌うように返す頃には、相手と同じ階層に至るか】
【無い右手は相手と違って何をしようとも姿を現さないが、ひらりふわりと袖は揺れる】

最っ近、つまんない。オジサンみたいにお気楽な楽しみに夢中になれるの羨ましいねェ
ボクの愛しい人タチは最近動いてくれないし、世界がボクをおいてけぼりにするの

【不安定な鉄骨の上をするする渡り、やがて相手の近辺に近づく】
【愛しい人タチ、というのは何かの比喩か、ほのめかすような響きをもっている】
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 20:25:13.69 ID:KnBWkdco
>>655

「……貴様には関係の無い事だッ、見ていないのならばそれで良い」

【女性の答えを聞いて、鼻息を鳴らしながら絵を引っ込めた男】
【依然として威圧的に、何故探しているのかと言う彼女の問いを突っぱねてしまった】

a『(あーあー冷てぇでやんの、教えてあげりゃーいいのにね、減るもんじゃ無し)』
a『(そんなピリピリしてっとよーおー、部下だけでなく髪の毛もオサラバしちゃうぜぇー)』
a『(頭のてっぺんからとぅる〜んとよ、とぅる〜んと。ま、今日の天気は頭の皿も良く潤う河童日和でござーんす)』

b『(……兄者。聞こえる)』

【そんな男の様子を見て、小柄な部下は頭のてっぺんをくるくると摩りながら妙な踊りを始める】
【それを見た周りの部下たちは、プルプルと震えながら俯いて、思わず噴出しそうにになる息を必死に殺していた】
【そんな様子など露知らず、男は出していた絵を懐にしまいこみながら、再び口を開く】

「ならばもう一枚……こっちはどうだ。見た事があるか」

【言いながら、もう一枚の紙を取り出して、彼女が見えるように向ける】
【其処に描かれているのもまた先ほどと同じような全身像の絵であった】
【しかし、今度は男性の絵、かなり背が高めで、二十代半ば程だろうか】
【かなり長い黄金色の髪に、同色の瞳。顔の側に矢印が添えられていて「イケメン」とか勝手に注釈が入っているが──】

【答えるも良し、答えぬもまた彼女の自由だろう】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 20:25:41.93 ID:EIrNQmAo
>>652

「はぁ?」

【その軽さが癇に障ったようで】

「状況が分かってんのかテメェは!」

【最初に食って掛かった男が肩を抱こうとしてきた女性に殴りかかる】
【すぐ後方の2人は「あーぁ、またやっちまったよ」「アイツは切れやすいからなぁ」と他人事】

――…。

【その射抜くような目つき、品定めされるかのような視線に慣れているのか】
【そして、攻撃を仕掛けられ、襲われているということにも、まるでそれで彼女を試すかのように】
【特にリアクションもなく、前方を一瞥し、その髪をサラリと右手で流す。その先の鈴――後ろ髪に括られている鈴の一部がチリンと鳴った】


【そして、4人組の男の4人目】
【彼等から、さらに一歩引いた位置でその光景を眺めている男。何故か執事服に身を包んだ初老の男】
【若い女性を追い回すなど、どう見ても似つかわしくない、高級感漂う風貌】
【彫りの深い顔立ち、右眼にはモノクル。白髪交じりの髪を後ろで一つに束ねた初老の男】
【その薄い唇が微かに吊りあがった】
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:26:05.91 ID:YI9L32Yo
>>660

【軽く髪を掻き上げると、今度は街の灯りに照らされて煌く黒髪】
【別段『変化』は見受けられず―――……照らされた顔の、楽しげな表情も然り】


暇だったら働くんだねー、少年A。 どっかの偉い人も「若い奴は働け」って言ってる。
世界の大部分たるリーマン達と同じ速度で歩けば、埋没しつつ同化できるぜ。


【「あはは」、と発するのは楽しげな笑い――どうやら、美人が手を振り返してくれた様で】
【接近する彼を制止する事は無く、ビル風に流れる黒髪を再び掻き分けて】

【――「のらりくらり」、と云うよりも「馬鹿っぽい」と云う方が相応しいか】
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:32:49.87 ID:SkiwVoSO
>>661
(……うん。仕事熱心なのはいいけどハゲますね。この人)
【同意しながら次の紙を見て】

見覚えありませんね…見てませんよ
あの……そろそろいいですか?このお店取材したいので
機関員の方達がいますとお店の人が怖がって取材になりませんので……本当にスイマセン
【申し訳なさそうに謝りながら】
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:35:01.15 ID:xemZkMSO
>>656

うにゃーぅ……。

【……新世界語でおk(?)いや、何故に若干しょんぼりしてるの】
【葬儀屋めいた格好だが、着崩してるから雰囲気的には重くないよ!】
【そいで、なんかココア缶(飲みかけ)とか持ってたりする】

(あ、れ。どっかで見たり、見なかったり……?)

【あれ、鈴音ちゃんと絡んだ事有ったっけ。中が記憶をどうにかしてる間、黒いの(仮)は】
【猫さんを怖がらせないよう、音を立てずに一二歩後ずさり】
//こちらはおkなのですよー

>>657

……ー?

【一方こちらの青年は】
【にこーっ、と横目で相手を見遣って人懐っこい笑みなんか浮かべちゃったり】
【ええ、馬鹿です。お察しの通り、馬鹿です。大事な事だし二回言いました】
//宜しくお願いしますのです
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 20:38:13.32 ID:E/2UiEg0
>>658

うん、視ての通り無事だぜ、腕も脚もバッチリだ、、が…。
……む…その言葉、『フリ』だったらあたしは怒るぜぇ。

【先の『櫻が夜行』の最終決戦にて、彼女は重くはないが、負傷している―――が、事も無げに、無事だと断言】
【トラップ♂]々の発言に、白い歯を見せて軽く笑いながら、軽い調子で言葉を返し、小さな尻を椅子に乗せる】
【座り心地が余り宜しく無いのか―――ずず、と何度か身体を揺すって、そして静止】
【なお、此の時にブブゼラは『至極ゆっくりと』(座れないので)抜き放ち、左手でゆるく持って、膝の上に載せて支えている状態】

結論から言うと、その通りさね。確か、あたしの知る限りじゃ3回だ。
一度は海沿いの病院、一度は金の国、一度は光の国―――正直言って、割と神出鬼没な連中。でけぇ潜水艦も持ってやがる。
厳密には組織全体で攻撃を仕掛けたり、襲撃の阻止に往ってる訳じゃないけど、大部分は出撃してるし、リーダーも殆ど出陣してた筈。
……ってか、『機関』だの、『不死鳥座』だの、『ノア』だの、所謂テロ組織全般と敵対してるんだけどなぁ、うち。

【知る限りの情報を、脳髄から引き摺りだして――という表現の割に、言葉の途切れは少ない。思考速度『自体』は、早い様子】
【恐らく、学生としては其れなり以上に優秀なのだろうと推測できるが、その言葉には相変わらず飾り気は無く】
【先ずは聞かれた事について、補足も交えて答える――――その中で、頭を掠め駆ける、幾つかの記憶】

【『裏』の情報源――――今の=\―――そして、あの『バカ』に酷似した剣の型≠ニ『オーラ』】
【何と無く、感じる違和感…だが、眼の前の男への信頼を黒く塗り替える様なモノでは無く――ん?】
【この少女、前回は思考の半ばで有耶無耶に立ち消えた何か≠ノ気付いたらしく、言葉の切れ際で僅かに声を詰まらせ】
【それとなく、潰そうとする形で――――組織自体のあらましについて、付け足した】

【今は何かを自分から尋ねる事はせず、真っ直ぐと相手の瞳ひとつを見据え――或いは、自分の『ターン』を待っているとも、考えられるか】


667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:39:49.51 ID:dY.RDkDO
>>663
ご勝手な想像中悪いけど、ボク様ちゃんと職持ちだからァ
これだけ奇異な場所奇異な格好しといて唯の話しか出来ないなんて、ほんっとつまんない
平和ボケしちゃってるんじゃないの、あたま

【拍子抜けしたような顔で吐き捨て、そうじゃない、と首を横に振る】
【軽い身のこなしで体の方向を変えると、隣に座り込んで足を揺らし】

櫻が夜行はこの前散って、不死鳥は潜伏しっぱなし、R.I.P.は最近話を聞かない
退屈だよ。マジックアワーより前に昼にもなかなかならないみたい
ね? オジサン、戦える人? 遊ぼうよ、ヒマなんならさ

【無邪気な、例えるならば幼いながら許容を経た娼婦のように】
【あっけんからんとしながらも残酷な誘いを、夜気にぼかして問う】
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 20:39:54.67 ID:IE6sncMo
【街中】

……なんだろ、何か忘れてるような気がするなぁ……。

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【林檎飴片手に、首を傾げながら人の通りの多い道をふらふらと歩いている】
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 20:41:30.14 ID:VQ9oVOg0
>>657

……お話出来たら、楽しいかな。

【相手の言葉に、なんだか夢見る少女的な微笑みを浮かべて、なんだかメルヘンなことを口走り】
【それから、風に乗ってこちらにやってきたりする煙草の煙に、ぱっと無表情になって、眉を顰めて】
【右手で、鼻と口の辺りを押さえて。煙草の煙はお嫌いなご様子?】

…………?

【なかなか思い出せない、そんな相手を見て】
【少女は、きょとんと目を丸くして、また首を傾げて】
【相手が覚えてなくとも、こちらは分かるはずで。そのはずだが、なぜだか、初めて会った人に向けるような目を、向けて】

……だって、言ってた。

【それから、そっと。青年の横に浮かぶメイドさんへと、視線を向ける】
【「あの子が言ってたから危ないんじゃないの」とでもいいたげ。自己申告は信用に足らないらしく。無駄に手厳しい】

>>665

……みゃーう?

【人に理解できる言語でおk】
【こちらは、きょとんとしたような、何も考えていないような、そんな雰囲気】
【みゃーとかにゃーとか鳴きながら、さらりと相手を上から下まで、眺めて】
【途中、飲みかけのココア缶に2秒くらい視線を留めたのはきっと気のせい】

…………にゃん。

【後退りする相手を見つつ、もう一声。果たしてこの鳴き声に何の意味があるのか、それはきっと彼女だけが分かるのだろう】
【猫語(仮)で意思疎通が出来れば、きっと黒いの(仮)にも意味が分かるのかも、しれないが】
【絡んだことはあった、はず。お正月辺りに!】


【初期位置から一切変わらない人間、後退りする人間、こっちに近づいてくる人間】
【猫さんは、それらを冷静に(?)見やり、考え(?)】
【ちらりと、置いた鼠さん(仮)を見て、一瞬惜しむような表情(?)をしてから】
【ぴゃーっ、と。>>657の方へと、駆け出そうとしてしまうだろう】
【速度は所詮猫、捕まえることは出来るかもしれないが、人から逃げるような猫を無理に捕まえれば。手なんかを引っかかれるのは覚悟した方がいいかもしれない】
【そもそも、捕まえる義務も無いわけで。スルーOKである】
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 20:44:15.94 ID:RlhXs3o0
>>666
/申し訳無いです、はじまったばかりで悪いんですが眠気がすさまじいです
/正直この状態ではまともに絡めないと思うんで、明日にうつせますか?
/明日は夜10:30ごろからしか出来ないのですが、昼に余裕があるので予め展開を用意しておきます
/お手数かけます……もうしわけない
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 20:47:40.89 ID:E/2UiEg0
>>670
/わわ、スーパー把握です、その件については了承なのです…ご自愛ください。
/展開を楽しみにしつつ、時間になったら舞台裏で待機していますね!
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 20:48:04.31 ID:KnBWkdco
>>664

「……フン。そうか、手間取らせたな。もう用は無い」
「貴様のような平凡記者は、パン屋の取材がお似合いだろう」
「命が惜しくば、我々機関の事にはあまり首を突っ込まぬ方が身の為だぞ」

「……行くぞ」

『『はっ』』

【男が紙を懐に仕舞い込んで踵を返すと、笑いを堪えていた部下達は一斉に真面目な顔つきに戻る】
【何処かへ向かって歩き去り始めたその男に続いて、部下たちも再び行軍を開始した】

『(まったねー、綺麗なお姉さんー……──)』

【その去り際、小柄な男が彼女に向けて微笑みながら手を振る】
【レインフードに隠れていて、殆ど見えないが──緑色の短髪に、碧玉の瞳】
【その背こそ小さいが──】


 『(────…………おンもしれ)』


【──彼女に向けていた顔を前方に背けるその最後の一瞬、】
【その口の端が、獰悪な猛禽の如く、歪んだのを目に捉えられようか】

【──或いは、“近しい”何かを感じ取れそうな──鋭利な笑み】



【──からんころん】
【やがて、機関員が去っていくのと入れ違いになるように、店内の少女がドアを半開きにして顔を覗かせる】

──あの、大丈夫ですか?
まだ、水が抜けきらない……?

【中々店内へと入ってこない彼女が心配になったのだろう、】
【店外であった一連の事はまるで知らぬ様相で、小首を傾げながら問うた】
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:49:12.38 ID:YI9L32Yo
>>667

あ、職持ちね職持ち。 此れは失礼。

【今度の美人は手を振り返してくれなかったらしく――少し、がっかり】
【「少年の話>美人」という興味のベクトルが完成しているらしく、馬鹿にする響きを持った其れにも大した反応は無い】


こーんな“オニーサン”相手にしても楽しく無いだろうさ……其れに、今は怪我したくないんでね。
そんなに暴れたいんなら火の国でも行って、アウグスト城塞に正面突撃すればどうだい?


【誘惑≠ノ突きつけたのは――……明確な『NO』の意思】
【間接的に“戦える人”である事を認めているのだが、其の辺りは別に如何でも良い事らしい】


 【―――フワリ、と一匹の蝶≠ェ二人の後方に現れた】
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:49:32.93 ID:avO7X2DO
>>671

/ごめんなさい、ありがとうございます
/では、一旦失礼します。お疲れさまでした
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:50:43.27 ID:JIP0.EAO
>>662
【特に避けるような動作をする訳でもなく、あっさりと殴られてよろよろと後ずさりながら】

ったく…これだから血の気が多い奴は困る。
なんにせ、ペラペラと喋る手間が省けたのは良いことだよ。


私は単純でわかりやすい方が好きなんだ。
そして得意だ。
【それはそれは邪悪で企みをありありと見せつける様な、そんな満面の笑みで殴られた頬を一撫でして】


それと、お前らにはそこの女は勿体無い。
私が頂く。
【一歩、殴られた男に向けて小さな地響きを起こすほど左足で強く踏み込むと共に】


私と出逢った事に、後悔しな。
【右足を横から振り上げて、唸りをあげるような速さと共にハイキックを側頭部に決めようとする】
【その力たるは、女性のものとは到底思えないほどの威力だ】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 20:52:02.29 ID:Rb7sewgo
>>668
【こつん】
【少女の足あたりに当たる、軽い感触】

……あ、すんません!

【それは、緑の髪の少年が持っていた、白い箱がぶつかった結果】
【少年ははっとした表情を浮かべて立ち止まり、少女に声をかけた】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 20:53:49.87 ID:T5Zhb2DO
>>665>>669
(…えーとちょっと待て情報を整理しろ)
(なんか馬鹿と猫と見た事あるような感じのガキと……)
(…誰だっけあのガキ…あとあの馬鹿にゃんにゃんうるせぇにゃーん)
【混乱している!!】

いやだからこいつはふざけてるだけで俺は危険じゃ…
「あら、年下女性が大好きなマスターですから、てっきり危険な行動に出るのかと」
【クスクス笑顔で、主人をけなす】

……俺も猫と一緒に逃げようかな…
【逃げ出した猫を視線で追うだけ、止めはせず】
【紫煙と一緒に溜息を吐いた】
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 20:55:27.43 ID:E/2UiEg0
>>674
/お疲れさまでした、其れではまた明日宜しくお願いしますね!
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 20:58:15.36 ID:Cu.gQaco
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい舞積もる氷の国――の鉱山】

【視認できる距離に製錬・精錬工場がある大規模な区画で、機関製の掘削機械が幾つも稼働している】

えーっと、ここで取れるのはフィルニウムとグレイシウムとー…後何かあるのかしら?

【腰近くまである赤茶色の髪に琥珀色の瞳をしたスタイルのいい少女が、白い息を吐きながら尋ねる】
【胸が強調された真紅のドレスを着ていて、脚は黒いソックスで覆われている】
【両手に手袋をつけており、、左腰には1本の刀と細長い袋を携えている】

「後は大体希少金属ね〜、まとまった量の確保は難しいから貴方達の期待には適わないかも」

【隣で質問に答えたのは、紫がかったブロンドの長いウェーブヘアを靡かせる、やけに大人びた容姿と雰囲気の少女】
【グラビアアイドルの様なスタイルの肢体に纏うのは、白いシャツの上に灰色のベスト】
【フリル付きの黒いミニスカートとハイソックスの間に伸びる脚は、健康的な艶めかしさを醸している】
【ソフト帽と先曲がりのステッキを身に付けたその姿は、どことなく手品師を彷彿とさせるだろうか】
【カーマインとシアンのオッドアイは穏やかな目つきに似合わない眼力を持っており、、左手薬指には銀の指輪が】

ははぁ、しっかしこんなに平和的に機関の仕事が進んでいいものなのかしら…?
「氷の国は機関の進んだ機械で効率的に採掘が進められるし、そっちも余計な戦闘が避けられる分楽でしょう?
それで、取れた資源は山分けにすればことも無し、って思わない?」

【改めて言うまでも無いが、氷の国は国土の大半がこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいの降る寒冷地帯だ】
【外部の人間で襲撃を図っても地理的な問題で苦戦を強いられる可能性が高いのでまぁ理には適っている】

(一応命令では襲撃も入ってた気が…まぁいいか、鉱石入手が最重要…ん?まぁいいか)
確かにそうねー・・・ところでその格好、寒くないの?
「あら、何の話かしら?」
…いや、なんでもない

【というかそもそも赤いドレス女&手品師もどきというルックスはこの場にはあまりにも浮き過ぎている】
【だが実はこの馬鹿二人が現場で一番偉いクチだから誰も突っ込めない、そんな鉱山。こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 21:00:05.05 ID:SkiwVoSO
>>672
あ…お手数かけましt…
【ピクッ】
【気付いた】
【下っ端にあたいする機関員達の中に】
(ああ……同類が混じってたか)
【裏の者が一人混じってるのに気付き、口が獣のように笑い。目は冷たく…だが殺意のこめた瞳で見送る】
【その小柄の者も目があってしまっただろうが】

(………というかやはり裏の人には気付かれてしまうんですね)
【そして表情を戻し少女に振り向き】

渇きました!ちょっと時間かかってスイマセン
【ペコリと謝り】
じゃあお姉さんが奢ってあげますね
【そう言いながらパン屋に入ろうとするだろう】

(……にしてもナンバーズじゃなさそうなのにアイツは一体………)
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 21:01:18.84 ID:IE6sncMo
>>676

――――――ん?

【こつん、と足先に何か硬いものが当たる感覚】
【何事かと其方に視線を向ければ、何かしらの白い箱】
【そして此方に対し謝罪の意の込められた言葉を掛けられ】

………あ、いえいえ?

【とりあえず謝られたので、手を振って気にしなくてもいいと答えた】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 21:05:29.11 ID:dY.RDkDO
>>673
……チェ、ケチ
ボクはあくまで戦いたいんであって、一人で死にたいワケじゃないもの
戦ってハイになって、快楽に浸りたいだけなんだよねェ

【久々の素直な誘いも、難無く躱され不満げな色を表情に映す】
【そのまま立ち上がろうと身を翻しかけるが――ふと、後方の蝶に気づいた様子で】

……蝶? こんな時間に?
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 21:09:07.84 ID:Rb7sewgo
>>681

【よくよく見れば、その白い箱はさる有名菓子店のそれであった】
【少年――目つきの悪い、しかし何処か幼い顔をした彼は、わたわたしながら少女の顔を見、次いで箱の無事を確認する】

や、すんません……ちっと浮かれてて、注意逸れてましたっ

【申し訳なさげにぺこりと頭を下げる】

【――ひょこひょこ、緑のアホ毛が踊っているのは、気のせいだろうか?】
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 21:09:24.91 ID:xemZkMSO
>>669

……なーぁ。

【もういっそルルイエ語でおk】
【めっさふらっふらしてます。飄々としている、と言えば聞こえは良いのだけれども】
【なんか猫っぽいような(?)仕種で後頭部をかるーく掻きつつ首傾げ】
【一度ちらっと目を合わせて、視線を追い掛けたらココア缶見てたっぽいから取り敢えずもいちど首傾げ】
【※今度は反対方向です】

うなぅゅー……にゃお。

【最初の鳴き声はどう発音したのだろう、これが分かればあなたも猫語(仮)マスター】
【という事は多分黒いの(仮)は猫語が分かる筈で、もしかしたら通じてる……かも、知れない?】
【ですよねー。勘違いじゃなくてよかったよかった】

【猫さんに逃げられて黒いの(仮)しょんぼり】
【追い掛けないけど、猫さんカムバック的なじとーっとした視線で猫さんを見てるよ!】

>>677

にゃ、うにゃー?

【わけもわからず自分に攻撃するんですかわかりません】

【因みに(訳:君も混ざんないのー?)】
【事も有ろうにこやつ、混乱する彼の思考なぞ知る由も無ェとばかりの猛攻を掛けやがった】
【人懐っこそうな笑みを向けて、左手を招き猫宜しくひょいひょいっと上げて】

【猫語こわい。こわい】
【向けた視線は何やら頻繁に猫へと移って、どうやら気にしている様子である】
【……間が抜けていると言うか、何と言うか】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 21:12:36.17 ID:EIrNQmAo
>>675

――…!

【『私が頂く』――蚊帳の外で無表情を決め込んでいた女性が始めて、その言葉に反応した。微かな反応だが】
【初老の男への強い警戒色の隙間から、その青い瞳に僅かな興味の色が浮かんでいる】

【先ほど、髪を撫で鳴らした鈴の音が止まらない。「リィィィィィーー、」と小さな振動を続けている】


「なに言って―…!」

【ズン…!伝わった地響きに男の身体が竦み上がる、瞬間、男の身体は女性のハイキックによって飛んでいた】
【そのまま側面の壁に叩きつけられ、ピクリとも動かない】

「なん…!」「コイツ!」

【後方にいた2人の男の顔が驚愕と恐怖に染まる】
【瞬間、長身痩躯の初老の男が2人の男の頭をその両手で鷲掴みにしていた】

この程度では、貴女にとっては役不足…ですかね。ご退場頂きましょう。今日はご苦労様でした。…さようなら

【業務連絡でも告げるように、初老の男は別れを告げる】
【目の前の女性が何もしなければ、2人の男の断末魔が響くだろう】
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 21:16:10.29 ID:VQ9oVOg0
>>677

…………。

【混乱している相手を、じぃーっと見つめている!】
【状態異常回復系の呪文は無いのか、ただただ見つめるばかり】
【それ以前に、青年が混乱しているのかもわかっていないのかも知れず】

危なく無いなら、……いい、けど……。
……、……ロリコン?

【無表情気味だったのが、最後の一言と同時に「うわぁ」的表情に変わって】
【なんだか若干、引いたような態度。ヒドい】

…………あぅ。

【逃げ出す猫さん、小さくなる姿を見つめながら、しょんぼりとしてみたり】

>>684

…………。み、みぃー。
(…………)

【なんだか、ちょっぴり困り顔になったり】
【どうしようこの状況、とでもいいたそうな目で、>>677をちらっと見て】

みゃ、うなー。にゃぁー。

【返すこちらの発音は、なんだか簡単なものが多い気がする】
【要するに、こちらの猫語はひどく拙く、小さな子どもが喋るようなもののはずで】
【もしかしたら、文法的にはいろいろとおかしいのかもしれなくて】
【※猫語に文法があるかどうかは知りません】

…………いっちゃった。

【しょぼーん】
【猫さんは、舞い戻ってくることも無く】
【食べ残された鼠さんだけがその場に残されて――うわグロい】


【それから、少女は。ゆっくりと立ち上がるだろう、猫が居ない今、しゃがみ込んでいる理由はないのである】
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 21:17:47.81 ID:KnBWkdco
>>680

【──連綿と降り続く冷たい雨】
【心なしか、雨粒が屋根を叩く音が少しだけ強くなっていた】
【その場に殺気の欠片も残さず、雨の中へと消え入る気配】

【『裏』である者は、決して表舞台に立つ事は無いのだろう】
【己の力が真に発揮できる場所が何処であるか、知っているからだ】

【──果たして、あの謎の男と次に見える機会は】


【──────】
【────】
【──】


「いらっしゃいませー」

【からんころん、と安穏な音で客人を歓迎する扉の鐘】
【ふわりと漂う小麦の香りと、適度に輝度の落とされた優しい照明は、】
【先刻まで張り詰めていた剣呑な世界を断絶し、完全な日常を演出する】

──これとか、すっごく美味しそうじゃないですか?

【その中を嬉々として駆け回る少女が、一つのパンを指差しながら彼女に問うた】
【“思わず眠りに落ちそうな甘さ”がキャッチフレーズの『クロロホルムパイ』】
【かなり危険な薫りがしそうなそれ。価格、380。きっと劇物級の甘みを提供してくれるのだろう】
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 21:19:02.99 ID:IE6sncMo
>>683

ん、いいよ、私が気付かなかったのも悪いんだし。

【頭を下げられれば、手を軽く振って苦笑を浮かべ】
【相手よりも更に背の低い少女の割りに、不自然に落ち着いた様子で】

それ、あの有名なお店の、だよね?
私そういうのってあんまり詳しく無いけど……おいしいの、其れ?

【少年の持つ白い箱に書かれている文字に気付き】
【箱を指で指し尋ね、首を傾げる】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 21:22:46.08 ID:T5Zhb2DO
>>684
…猫語で話し掛けるな、一応俺は人間だ
【「やれやれ」と言わんばかりに疲れた声で答え】
【しっしっと右手を振る】

【流石に不思議空間には耐性が無いようだ】

>>686
…ロリコンって言うな、妹萌えなだけだ
「そちらは普通に言っても大丈夫なのですねマスター」
【言い逃れにも言い訳にもなんにもなってねぇ!】

俺に困った顔すんな、俺も猫語は知らないし元々お前が乗ったのが悪い
【左手で頭をガリガリと掻きながら、そっぽを向いて答え】

…そりゃこんだけ人が集まりゃ逃げるだろ
【はぁ、と紫煙を空に吐き出して】
【思い出せなかったり猫語だったり、訳のわからない思考を一度電源オフ】
【目を閉じて、深く息を吸い込んだ】

/すいません、速効風呂入ってきます
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 21:24:39.34 ID:Rb7sewgo
>>688

ふぁ、これっすか?
美味い、筈っ! ン時間並んでようやく買えた代物なのだからッ!

【ぱかり、箱を開けて少女に中身を示す】
【白い粉砂糖の載った、シュークリームが四つ。ちょこんと鎮座していた】

【ぴーん】
【アホ毛が誇らしげに天を衝く】
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 21:27:33.91 ID:SkiwVoSO
>>687
【気持ちを切り替え中に入り】

ふわぁ〜なかなかいい雰囲気の店ですね
【そんな事言いながら少女のオススメを見て】

クロ……なんか凄いネーミングセンスですね
【苦笑いしながら】

じゃあ私はコレ買おうかな?あなたは?
【興味半分でコレにひかれ買おうと思い少女は何にするか聞く】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 21:30:06.30 ID:y7OkuQoo
【火の国】
【ブレイザーシティ近郊の高台】

ふーむ………早い所接触するべきではあるんでしょうがあ……

……しっかしその時の手土産が、ちょいとばかし物足りない物足りない
あーだこーだと理屈を掛けられてもぶっ飛ばせるインパクトを……
どうしましょうかねえ………

………ま、まずは観察観察

【迷彩柄の軍服に黒のラボコート、眼鏡を掛けた女が、遠くから城壁を見つめている】
【緑髪緑眼、身長は175cm程と高め、線が細いのが離れていても良く分かる】
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 21:31:19.29 ID:kZTXDQ20
>>679

【灰色のズボン、フード付きの黒いマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、紺色の瞳】
【腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が一人の男と共にその場にゆっくりとした歩みで進んでくる】

・・・暫く見ない内に、か。以前は悲嘆にくれていたのに比べて色々吹っ切れてしまったようだ・・・


【もう一人は全身暗夜を思わせる黒いコートに黒いズボン、腰まで届く長く黒い髪】
【血のように赤く、限りない冷徹さを醸し出している瞳】
【その左右の腰には剣が一本ずつ、外見25、6歳その背丈は186cmほどの男だ】
「・・・貴様の知人か、しかしお前はこの組織と敵対しているのではなかったか?」


【二人揃って気配は薄く、後者の男は血の匂いをおぞましいほどに漂わせている】
【間違っても、此処の機関に友好的とは思いがたい、青い髪の男は敵意という物を隠す気が一切無い、その目も何処か雰囲気が鋭く柔和さの欠片も無い】
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 21:37:52.21 ID:IE6sncMo
>>690

ふぅん……ン時間ねー……。

【開けられた箱の中、ちょこんと並ぶシュークリーム】
【粉砂糖が綺麗に塗され、見るからに美味しそうな其れに】
【然し片手に林檎飴を持っている少女、更に其れは高級洋菓子】

………美味しいんだろうねー……。

【じぃ、と。シュークリームを見詰めながら呟いた】
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 21:38:17.59 ID:KnBWkdco
>>691

じゃあ、私も同じの一つ……お願いしても良いですか
……本当、タダの傘一本なのに、悪いんですけど

【若干節目がちになりながら、そのように尋ねた少女】
【やはり少女にとっては、上述の理由でどうしても遠慮がちになってしまうのだろう】

【すぐ近くにはトレイとトングが備えてあり、】
【どうやらトレイにパンを乗せてレジに運べば会計が出来るようだ】

「(はあ……いいのう……パン屋とはやはりこうでないといけない)」
「(……いつだったか……店内のパンをその場で根こそぎ食われた時は店じまいを決意したが……)」
「(苦節30年、そんな苦労も癒される……ああ、パン屋やってて良かった……)」

【カウンター内には、一人の壮年の男と、一人の若い女性が店員として存していた】
【男は、藹々と買い物をする二人の姿を、顔を綻ばせながら眺めていた】
【彼の回想を見る限り、どうやら過去に苦い思い出があるようだが──そんな事は露知れず】

【店員たちは、ニコニコと営業スマイルで会計に来るであろう二人を待ち構えていた】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 21:38:26.72 ID:JIP0.EAO
>>685

まるでお前は私を楽しませてくれるような言い方じゃねえか。

笑わせてくれんよ。
【眼前の男を倒した直後、間も置かずして前に疾走を始める】
【先程の緊張感が無くマイペースな雰囲気は消え去り、薄暗闇の中で光りを宿す紅い瞳が初老の男を捉え】


この私を相手にしといて雑魚の始末をするなんて、ただの命知らずかとんだ間抜けさ。

役不足はテメェの方だよ。
【その疾走は先程の踏み込みとは真逆に歩くような優美さで、一切の無駄なく両手で男の頭を鷲掴みにする男の懐に入ろうとして】
【もし懐に入れれば何の小細工もなければ技でもない、右腕を振り上げてから勢いをつけ右手で拳を作り出して単純に真っ直ぐ顔面へとそれを叩き込もうとする】
【その威力は当たればやはりただでは済まないほどのものだろう】
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 21:38:26.69 ID:E/2UiEg0
【星々が照らす、夜の公園】
【何かを抱えて、ベンチで佇む影が一つ】

むーっ、むーっ、むーっ……。
アレから約二週間、流石にまだ孵らないみたいだんねぇ〜。

【プラチナブロンドの長髪をお下げにしている、身長160cm程度。豊満な胸を備え、右手にピンクフリルの日傘を持った少女が、それ】
【黒と桃を基調にしたゴシックロリータ服は、過剰なまでの華美さを演出しつつも、よくよくその構造を観れば身体各所の可動範囲を保っており】
【幼い顔立ちや、本人のにこやかで、さくりと溶ける様な『軽い』雰囲気の中で、冷たい灰色の瞳≠セけが、不思議なアンバランスさを演出している】

【そんな彼女、悩ましげな脂肪の双丘と、フリルに包まれた両腕で抱える様にして、何かを持っている】
【ラグビー・ボールを二回りほど拡大して、更に形を多少球形に近付けた―――近付けば判るだろうが、極彩色の『斑点』を表面に点在させている、何か】
【もし、彼女の言葉を拾っていたのなら―――何らかの『卵』である可能性が高いだろうが……其れにしても、この大きさは?】

698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 21:42:24.17 ID:xemZkMSO
>>686

なーぅ………あー、飽きた。

【なんか今素が出たぞオイ、色々ひっどいぞgdgdだぞオイ】
【――ともかく、そんな事を宣いつつ小さく欠伸を噛み殺して】
【飲みかけのココアに口を付けて嚥下し、ほーっと小さく一息吐いて「うん、温い」等とぽつり】

うにゃー、にゃお、ごろごろー………と。ふむふむ、そういう訳だったのか。

【どういう訳なんですか><】
【まあ、所謂一つの基本会話ということも有るし表現の固い柔らかいで色々と変わるし】
【そこら辺は大丈夫なのだろう、きっと。多分。中の人にはわからないの】
【とまあ、きっと何がどうだったとしても猫語(?)会話は恙無く終わった。と、思う】

うーん、行っちゃったねぇ。何処行ったんだろ……。

【同じくしょんぼりー】
【鼠さんをちらっと見て、埋めたげるかほっとくかでちょっと悩んで】
【それから、猫の走り去った先を眺めて首を傾げた】

>>689

……ですよねー。一応という事は、実は猫耳が生えてますよー、とか?
まぁ、どうでもいーけどねー。

【へらーっと笑ったまま肩を竦めて、唐突にそんな事を宣い】
【無駄な詮索も野暮ったいと思ったのか、口にした言葉を無造作に断ち切って】

いやはや、「おにーちゃん!」って呼ばれるのはグッと来る物が有るよねやっぱり。

【――――どういう、事だってばよ?】
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 21:43:09.43 ID:anpuDHko
>>692

(…あれってもしかして…?)

【ゆらりと後ろで影が動いて接近してくる】
【その影は長い髪をしていて、手に何か球体の物と紙袋を持っている】
【…振り返らずにわかる情報はその程度だろう】

【別段、こっそり背後に回ろうとする意思は無いが】
【足元の石がじゃりっと音を立てて、しまったと言わんばかりの表情をした】
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 21:43:22.61 ID:SkiwVoSO
>>695
気にしないでください
今日は《良い日》だったので
【微笑みながらクロロホルムパイを二つトレイに置きレジに行くだろう】

【そして会計のオマケに取材(というかこのお店のクロロホルムパイの味の感想等を記事にしていいか)の交渉をしながら】

/スイマセン…一時間ほど用事で落ちます
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 21:43:37.30 ID:Cu.gQaco
>>693
…ちょっと、誰か来てるわよ
「あなたの知り合いじゃないの〜?」
あんな知り合いはいない、風邪で眼が狂ってるんじゃない?

【近づいてくる男二人の存在に気付き、ひそひそ話を始める女二人】

「捕まえる?そっちの敵対者っぽいし、この場所と人員なら難しくは無いわよ?」
いやー、要らんでしょう。とりあえず話を聞いてやってもいいじゃない

【そういうと、ドレスの方の女が前に立って、女二人が男二人に向けて歩を進める】
【そして、男たちから数メートル距離を取ったところで立ち止まり――】

はーい、そこの二人。ここは関係者以外立ち入り禁止よ?

【軽い牽制だろう、刀に右手を添える仕草をしながらそんなことを尋ねた】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 21:44:28.62 ID:Rb7sewgo
>>694

そりゃあ、それなりの値段はしたから――

【にまにまと幸せそうに菓子を見つめ、それから少女に視線を戻して】
【ぴたりと静止】

…………、……ひ、一つまでなら……分けてやっても……いいです、ダヨ

【ぎちぎちぎちぎちと脳を軋ませて、数秒悩んで絞り出した結果】
【「四つあるんだし、一つくらいなら」――】
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 21:45:50.91 ID:IBDD8cYo
>>697

(“最強”ってのを広めるならやっぱりそこいらのヤツをぶちのめす、かァ・・・)
(水の国には大会がどうって場所もあるらしいが――――?)

・・・・・・デカくてウマそうだな

【小動物の様な耳が隠れる青い髪、純朴そうな黒の眼】
【サイズの合わない黒のジャージを素肌に羽織った】
【身長160cm程の青年がフラリと公園に入って、一言零す】

【視線は“卵に”ジーっと向けられているのだが、この台詞】
【もし聞こえていれば違う方向に勘違いされるかもしれないが―――】
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 21:48:06.73 ID:y7OkuQoo
>>699
……あー……まーた背後からですか勿体付けて
やーれやれ、わたしゃ射撃の的でも何でもないっていうのにねえ……

【昨日の今日、接触しようとする人間がどちらも背後から】
【背後にまで聞こえるように、あからさまに溜息をついて】

……昨日の反省、真面目に受け答えると私に利が無い
ってなあわけで適当にはぐらかし誤魔化し相手にすると明言した上で

さて、聞きましょう。うしろの正面だーあれ

【振り向く代わりに、ラボコートのポケットに右手を入れる】
【ポケットの中で一度、がちゃりと音が鳴った】
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 21:50:05.53 ID:VQ9oVOg0
>>689

……血の繋がった妹がいいの?
……、……そっちの方が、アブなくない?
私、……繋がってないよね?

【「うわぁ」的表情、加速】
【立ち上がったために、だいぶ近くなった視線の高さ】
【ワンピースの裾を、ぱたぱたと叩いたりして、土を落として】
【それから、ぼそっとそんなこと】


だって……、……、だって。

【しょぼーんとしながら、困っておられる】
【まあ自業自得では、ある、んだと、……思う?】

……人、怖いのかな……。

【吐き出された紫煙に、若干嫌そな視線を向けるも】
【上がっていくそれを、目で追って。ぽそりと、小さな声で、呟いて】
【どこと無く、寂しげ、悲しげに、見えるかもしれない】

/把握しましたー

>>698

なうなー。

【鳴き返してから、相手の飽きたという発言にぴこんと「!」を浮かべて】
【ようやっと開始されるであろう、人語での会話。それへと意識をシフトさせ】
【※猫語が別に嫌なわけでは無かったけども、人語が恋しくなった人の図】

なーなー、ぅなー。
……、……どういうことなの?

【にゃんにゃんしてから、かくっと首を傾げて、質問】
【ここでようやく発覚する事実、「少女は猫語を理解していない」!】
【……いや、最初から分かってた気はする】

……人、嫌いなのね……。

【しょんぼりしながら、猫の行方を追う相手の視線をゆっくりと追って】
【猫さんのもう見えないそちらを見やるも、つまらないのか、自分の周りの人たちへ視線を戻し】
【二人に向ける視線は、どちらも、初対面の人に向けるような視線】
【何となく、違和感があるかも、しれない】
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 21:55:22.54 ID:IE6sncMo
>>702

――――――え、いいの?

【視線を箱の中から少年へと向けて】
【その表情は、素直な驚きの表情】
【じっくりと見詰めていたものの、分けてくれると言われるとは思っておらず】

………高かったんでしょ? 無理しなくても良いんだよ?

【こくり、と首を傾げて、最終確認】
【前言を撤回しなければ、シュークリームを一つ貰ってしまうだろう】
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 21:55:52.94 ID:anpuDHko
>>704

…あ、やっぱりそうでしたね
えと…カリナトゥスさん、でしたっけ?
あの時は名前聞きそびれてしまいましたけど…

【長く伸びた髪の影の元の色は翡翠色】
【そしてまっすぐそちらを見据える瞳も翡翠色】
【手にあった球体は白地に斑点模様の入ったバレーボールサイズの何かで】
【紙袋にはパンやらなんやら…とにかく食材が入っているようだ】

こんなところでなにしてるのですか?
って私もあんまり人の事は言えませんが

【白いワンピースの上に羽織った黒いカーディガンが風に揺れて】
【首を傾げて何故ここにいるのかを問う】
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 21:57:33.52 ID:kZTXDQ20
>>701
・・・いや・・・違う、か
風雪のせいでよく物が見えなかっただけか・・・ま、ここにいる以上敵と言う事は変わらん、か
【懐に手を入れ、その手の指の間にナイフを三つ握らせて止まらせる事無く足を進め】
【隣の男はそれより一歩ほど先に進んでいる感じで同じ様に足を進める】
【そしてどうやら完全に勘違いだったようだ】

「愚か・・・誰を捕縛するのが容易だと?身の程を知れ」
・・・お前も普段はいつもその態度か・・・あれは奇跡だったのかね・・・
【とてもプライドが高いのか自分を捕まえるのが容易と言った発言を聞いた途端】
【全身黒い男にも敵意、殺意といった物を発し始め、二人揃って立ち止まる】

関係者以外が此処に踏み込むとしたら大体の相場は決まっていると思わないか?
一般市民は間違ってもこんな所に足を踏み入れたくはあるまいて
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 21:59:44.35 ID:T5Zhb2DO
>>698
…そうだなー、三回位蘇生してるって所が一応人間かなー
【青年と口調を合わせるように、怠そうな声でさらりとカミングアウト】

…あーそうだな、とりあえずお前人語話せたんだ
【そっぽ向いて軽く流しやがった】

>>705
…繋がった妹…所か血が繋がった家族がいりゃいいんだがな……
【ふ、と表情に影を落として呟き】
あとお前とは絶対繋がってないから安心しろ
【ふぅ、と紫煙を吐き出す】

…そりゃあな、猫に限らず動物なんて大体そうだろ
ていうか人懐っこい野良動物って駄目だろ、人間なんて何するかわかんねーのに、警戒しない方がおかしいだろ
「マスターなんて人間なのに人嫌いですのにね」
「その人懐っこさがマスターに少しでも分けられれば…」
【一言付け加えて主人をけなすメイド】
【この間、常に笑顔】

/ただいまっす
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 21:59:50.39 ID:E/2UiEg0
>>703

……む〜っ、む〜っ。
温める、魔力を送る……うーん、やっぱり育成者としての道は地道なのかなぁ〜?
中身が少し動く様な感覚は在る、けどっ……。

【卵に夢中で、まるで気付いていない――――軽く揺らしたり、何を血迷ったか胸で挟もうとしたり】
【当然、その緩急・起伏の美しい肉体が、強調される…下着は付けているようだが何となく零れそう≠ナ、危ない】
【語りかけている心算か、退屈から来るモノか、ボリュームの割に『通りが良い』、透明感のある声で言葉を紡ぐのが、聞こえる筈】
【そして、じわり――――少女の小さな両掌から『灰色の魔力』が、卵の殻に吸い込まれた】

……んっ?

【はふぅ、と息を吐いて、余りの手ごたえの無さに辟易したか―――ふと、かくりと顔を上げて空を見て、また下げた】
【実は割と『近い』公園の入口が、視界の端に―――目に映るのは、自分の胴体を凝視している青年、背丈は同じくらいか】
【取り敢えず、自分からは未だ話しかけず、もう一度卵に視線と神経を集中し、作業的に見えて波のある動作を】

【……第一段階で無視された一因には、胸を見られたと認識している事も、在るかもしれない】
【勿論、どんなアクションを起こすも、青年の自由――――選択次第、である】
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 22:00:31.01 ID:KnBWkdco
>>700

……良い日? そうですか──
なら、ご馳走になりますね、ありがとうございます

【彼女の微笑みを見て、呼応するように淡く微笑んだ少女】
【会計に向かっていく彼女についていく最中、ショーウィンドから外を一瞥すれば、依然として雨は降り続いていた】
【しかしそんな陰鬱とした外の天気とは裏腹に、店員は二人へ満面の笑みを送って応対する】

「へいィ、いらっしゃいまっせェーイ↑」
「こちら二点で760になりまァーす!」

「……えェ? 取材ィイ↑? 」
「ウヒヒヒいや参ったなぁ、うちはパン一筋の頑固一徹でやってるから、メディアはお断りなんdぎゃアんっ!!」

『ええ、そりゃもう大歓迎です!』
『イチオシ新商品の“クロロホルムパイ”!』
『一口食べればたちまち瞼が蕩けそうになる甘さ、是非お試しあれ!』

【でれでれと頑固老舗を気取りたかった男が突如として悲鳴をあげて】
【すぐさま入れ違いに、傍らにいた女店員が身を乗り出しながら、嬉々として取材を受諾した】
【──カウンター内、女性店員の踵が男の足を“偶然に”踏みつけていたのは誰も知る由がない】

 【「──見た目には普通のカスタードパイなんですが、」】
 【「いざ食べてみると、さくっとした外の生地の中から、ふわあーっと甘みが広が……て……」】
 【「……、……一度……食べた、ら……やみ……つ……──Zzz……」】

【※クロロホルムパイを食べた、都内在住Aさんの感想】


//はい、把握しましたー、ごゆっくりどうぞー
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 22:00:50.04 ID:Rb7sewgo
>>706

い、いいんデスダヨ……!

【がさっ ごそっ ひゅばっ】
【勢いよく箱から一つシュークリームを取り出して、少女に差し出した】

ひ、とりで喰っても美味くねーし!
誰かと駄弁りながら喰った方が、美味い、気がする、し!

【何故かつっかえつっかえの言葉で、それでもにかっと笑いながら】
【シュークリームを持った手を、前へ】
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:03:11.12 ID:y7OkuQoo
>>707
………ああ、貴女でしたか
無駄に勿体ぶると、誰なのか確認する前に撃つ危険が有りますよ?
人の背後に回るなんざ、好まれる事じゃあ無い

……次にやったら無警告で撃ちます。OK?

(………あー……嫌なタイミングで面倒な……)
(治療の名目でどっかに隔離しとけば良かったですかねえ………)

【相変わらず振り向かないで、右手をポケットから抜く】
【その手に有るのは拳銃が一丁。撃鉄は既に起こして有り】
【銃口を背後に向けて、一度警告】

何してるって、特に何をしてる訳でもない
まあ、言うなれば………散歩?

【下手に乱雑な扱いも出来ないし、殺してしまう訳にもいかない】
【勝手に死なれても困るし、かと言って完治されても困る】
【どうしたらいいもんかと内心頭を抱え、まずは突き離しての様子見】
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:04:25.93 ID:EIrNQmAo
>>696

…目の前で人が殺されようとしている。たったそれだけで貴女は動いていただけるものだと
この「日夜月昼(にちやげっちゅう)」はそう、確信しておりましたよ…

【疾走する女性を自ら懐に招き入れるように、初老の男は2人の男を左右に投げ捨てる】

                       カオティック・ロマン
一目見た、その瞬間から、、、―― 「 混 沌 創 生 」

【初老の男、年齢による皺こそ刻まれど、その端正な顔が歪む。先ほどの一撃を見ても尚、怯えず騒がず】
【モノクルの向こう、右眼が虹色に輝く。両手が不自然に歪み、輝き、周囲の空間が捻じ曲がる】
【徒手空拳には精通しているのか無駄の一切無い動きで女性の振りかざす右手と、首を狙い両手が伸びる】

【女性の本能が告げるだろう――この両手に絶対に触れてはいけない、と】

【刹那。一際大きく、鈴の音が路地裏に響く】

          フレイム・ベル
――極点発火。炎 熱 奏 操

【もう一度「リィン…!」と鈴が鳴り、訪れたのは静寂、初老の男を中心に視認できるギリギリのレベルでチリチリと陽炎が揺れる】
【急激に空間温度が上昇する。初老の男の視線が目の前の女性から外れる。その虹色に輝く歪な瞳が驚愕に揺れ――】
【全力で退避しなければ―!】
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:09:17.99 ID:Cu.gQaco
>>708
勇敢と無謀は紙一重、とは言うけどねぇ…
それとそっちが勝手に来ておいてその言い草は酷くないかしら?

【男の一人がナイフを抜いたのを見て、ドレス女も刀を抜刀、右手で構える】
【後ろの手品師もどきは戦闘体勢に入ることはせず、男たちを値踏みするように観察している】

「あら、じゃあやってみるかしら?」
あなたは黙ってて。それにしても、二人きりで乗り込んでくる度胸は評価するべきなのかしら?

【ドレス女が、男二人に交互に目を遣りながら警戒をしている】
【恐らくは戦闘員であるドレス女はともかく、後ろの女も殺気に動じていないのはあるいは奇妙に映るかもしれない】

…最後通牒よ。黙って去りなさい

【刀を両手構えにし、そう言い放った刹那、氷の国のトラックが女二人の後方を通過していく】
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:10:14.16 ID:IBDD8cYo
>>710

(・・・・・―――――オレ様、あんまり料理は詳しくねェが)
(素直にブチ割って火ィ通すのは・・・あァ、サイズがアレか?)
(なーんか「温める」とか言ってるし、新手の調理なのか―――)

・・・いや、でもオレ様は塩コショウかけて焼くのがいいな

【思考のすれ違い―――間々有ることだが、困り者である】
【卵を孵化させる事と食べること、対極に位置する考え―――】


【――だとか、そんな難しい事は考えず、青年は食欲に足を押し進められ】
【割と小柄で細身だからか、音をあまり立てずに少女の前へと立ち位置を変えて】

なァオイ、ソレ・・・・何やってんだ?

【青年からすれば「どんな料理法なんだ」、と質問する】
【視線は相変わらず卵だが、考えも何もおそらくは少女とは異なるハズで】
【青年の口元で光る三角形の歯が余り良い印象を与えないかもしれない】
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:12:25.24 ID:IE6sncMo
>>712

…………そう、言うなら。
有り難く、頂こうかな?

【勢い良く差し出されたシュークリームを両手で受け取り】
【「ありがと」と、少年に対し微笑みを浮かべて見せる】

――――――え、と。
……頂きます。

【そして、受け取った以上其の場で食べる以外選択肢は無く】
【小さく口を開けて、シュークリームにかぷりと口をつけた】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:16:03.67 ID:anpuDHko
>>713

ひぃっ…!
え、えと、正直、あなたかどうか自信がなかったので…
人間違いしたら恥ずかしいですし…
あ、でも死ぬよりかはマシなので以後気をつけますです!

【取り出される玩具ではない本物の拳銃の色、艶】
【そして威圧感に身を震わせて、とりあえず銃口から横に逸れる】

散歩…ですか
…人の事どやかくいう権利はないですが、散歩向きではない危ない場所ですよ?
ほら、あの街とかもいつか占拠された街ですよね?

【人差し指でびしっと指さす先はブレイザーシティ】
【名前までは知らないがニュース映像が頭の片隅に引っかかっているようで】
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 22:20:39.05 ID:kZTXDQ20
>>715
違いない、その言葉の通りだ
されどもしかし、悪党に謝る舌と口は持っていない。その辺りはご容赦願うよ
【ナイフを抜いて戦闘の姿勢へと構える、青い髪の男】
【こんな所に乗り込んでくる辺りやっぱり悪党嫌いのようだ】

なに、何時でも逃げる手段がある。無謀でも何でもないただの打算だ
そう評価されるほどのことではない

「貴様は下がれ・・・貴様のつけた下らん制約のせいで私の喉は渇いて止まない、存分に戦う事が出来ない」
「こいつらはその制約によって護られる対象ではない。ならば存分に私が愉しむまで」
【他人が聞けば何が何だか解らん言葉。だが青髪が何かやらかして隣の黒尽くめが戦うのに何らかの制約があるらしい】
【黒尽くめの男は取り出す、腰につけた二振りの剣。血のような赤さをした剣と夜のように黒い剣】
【この二人は殺意に動じない事を奇妙に思っていない。機関員であると言う事はもう一方も場慣れしている可能性も低くない。】
【そんな相手が一々殺意にリアクションを起こしてたら忙しくて仕方ない、と考えているためだ】

他人の言葉ではい、そうですかと帰るなら最初から此処には来ない・・・!
【と、威勢良く言ってもこの男は黒尽くめの言うとおりに下がって観戦、格好悪い】
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 22:22:25.33 ID:Rb7sewgo
>>717

【微かにサクッとした歯ごたえのシューを破ると、中から溢れ出るカスタードクリーム】
【しつこ過ぎない甘さのそれは、とろりと口の中に広がるだろう】

……う、っまー……

【見れば、少年もシュークリームを食べ始めていた】
【この上なく幸せそうな表情で。アホ毛をぴょこぴょこ振りながら】
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:24:45.83 ID:y7OkuQoo
>>718
(………もう少し、ボロボロになってくれてりゃあ良かったんですがねえ)
(あちらが慌てるレベル……そうなってりゃあ、此方も手が有った)
(私以外に治せない、そのレベルにまで………)

……まあ、良いでしょう
言っておきますが一応私、最低限の射撃訓練は受けてますから

【どう扱ったものか、判断に困る】
【適当になあなあで済ませて、早く帰らせれば良いのだろうが】
【それが、不自然にならない様にするには】

見りゃあ分かりますってそんな事。ブレイザーシティですよ
占領されてようが何だろうが、中は―――

―――………ん

(そういや……此処はブレイザーシティでしたねえ)
(だったら………ふむ、良い手があるじゃあないですか)

【思考し、一手浮かび上がる】
【拳銃を手に持ったまま、ようやく振り向いた】
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 22:27:33.47 ID:xemZkMSO
>>705

…………!?

【浮かんだ「!」に目を遣って、驚いたのか視線は頭上と彼女の表情を行ったり来たり】
【何故だかこっちの頭上にも「!?」が浮かんだが。考えを振り払うよう、首を軽く左右に振れば】
【憐れ、「!?」は明後日の方向へと吹っ飛んでいきましたとさ。めでたし】
【ホームシック的なあれですねわかります】

んー?ああ、其れはねぇ……。
…………、………えー、と……どういう事なんだろうねー?

【質問されて緩く首を傾げ、口許に手を宛ててぼんやり考え】
【あれ……聞き返した、よ?】
【なんとこれは、「黒いの(仮)は猫語マスターだったような気がしたけどそんな事はry!」パターンでは無かろうか】
【……ねー。お約束というか様式美というか予定調和というか、云々】

人見知りする子だったんだよー、多分。慣れれば仲良しさんになれるさっ!

(覚えて無いの、かなぁ?そういや、色々がらっと変わってるし)
(……あれから長いなら無理も無い、道理かな)
【柔らかく笑ったままに、気休めにも似た言葉を吐いて――そも、また同じ猫さんに会えるか否か】
【ぱきっ。無造作に空き缶を握り潰して、ごそごそポケットに突っ込んで】
【中を探れば未開封のココア缶リターンズ。ぼんやりとそんな事を考えつつ、プルタブに手を遣る】

>>709

へぇ、凄いねー……。
俺なんか「早死にするタイプ」ってよく知り合いに言われるのにさ、
一回くらいしか無いよ、そんな経験。三回は色々と凄い。

【カミングアウトに此方もさらりと被せて、「さっすがー」と呑気に笑み】
【かしゅ。心地よさ気な音を立て、プルタブを親指で押し上げ】

……ふむ、反応無し。となれば君は兄貴派か…。
チェシャ猫だって喋るんだ、俺が喋れない道理は無いさ。

【へらーっと笑って、何やらよく解らない事を】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 22:30:02.03 ID:E/2UiEg0
>>716

んにゅ……温めてるんだよ、この卵。空飛ぶ珍しい生き物が中に入ってるんだってさ〜。
後は、魔力にも反応するらしいけど、中々どうして、外からじゃ成長の経過は分からないねぇ。

【眼の前に現れた青年を、ベンチに坐ったままに見上げる―――取り落とさないよう割らないよう、優しく卵を抱き締めて】
【のんびり紡がれる言葉は、ふわりと軽い印象を与えると同時に、確りと通った『芯』を感じさせる】
【見た目不相応な、この空気―――例えるなら、『母親』や『教師』…状況から見れば、言い得て妙ではある】
【とはいえ、過剰な説明を取り払った言葉には、彼女が四方や卵を喰われそうになっている≠ニは考えていない事が如実に顕れていた】

…ところで、こんな夜にいきなり話しかけると、ボクちょっと腰が引けちゃうなっ。
と言うわけで、こんばんは〜っ。

【会話の腰を折る様な、然し温かい笑み―――ごく自然な表情の変化で、咲かす】
【彼女にとっては、挨拶をすることが感覚のリセット≠竅A会話の準備≠ノ相当するのか、相手の顔に視線を送って】
【ぺこり、とお辞儀をしながら、彼女の雰囲気や口調を崩すことなく、柔らかな声で言葉を運んだ】

ところで……きみも、卵とか育てるの好きなの?
それとも、おっきいから気に成ってただけかな〜?

【次に跳び出すのは、質問――――首を大き目に傾げて眼を軽く視開く、人懐っこそうな表情に『移行』して】
【静寂の夜天の下、響くのは陽性で、前向きな調子の声、なのだが】

【となると矢張り――――浮いている≠フは、不思議な低温に包まれて見える灰色の瞳】
【眼を拡げても、細めても、拭い切れない『緊張感』を、常人には読み切れぬ眼底に孕んだ、そんな瞳】
【但し、敵意や悪意の類は無いのも、また事実ではある】
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:30:24.26 ID:Cu.gQaco
>>719
馬鹿は死ぬまで治らない、か…

【剣道の中段の構え、典型的な姿勢で相手の出方を見るドレス女】
【一方の手品師もどきは、数歩下がって観戦する気満々の様子だ】

まさか私が敵をまともに評価してあげるようないい人だとでも?
打算というなら算盤でも弾いていればいいわ

【そういいながら、先に仕掛けようとはしないドレス女】
【先程何度も警告したことといい、先に手出しするつもりは無いらしい】
【そして男二人の会話はよくわからないのでさっさと無視、視線は黒づくめの構えた剣に注がれている】
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 22:30:30.35 ID:JIP0.EAO
>>714

ふざけた野郎だ…能力者か?
【危機を知らせるようにぞわりと背筋に悪寒が走るが、その両手を前にしても本能が危険を察しようが一向に退こうとはしない】
【その悪寒はすぐに武者震いへと変わり、不敵で自信に満ち溢れた表情を崩さずに小さく口角を吊り上げ】
【右腕を振り上げたまま急遽、半身に移行し触れさせないように身体を反らせつつ】

汚い手で触れようとしてんじゃねーよ!
【右足を軸に、多少の体制を崩しながらも左足による前蹴りを放とうとするが】
【鳴り響く鈴の音に一瞬、動きが止まる】
【辺りの急激な温度変化。眼前に揺れる陽炎。初老の男の表情からも異変を感じ取ることは容易だった】


――ふざけやがって!
【それは本能でも何でも無く、明確に意識的にも危険を感じとり】
【目の前の事態がどういう事かを思考すらせずに、重心を後ろにやり身体を後ろに傾けながら地面を左足で思いきり蹴りつけ】
【全力でその力を跳び退くことに使う】
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:31:52.19 ID:IE6sncMo
>>720

……ん……おいし。

【小さくむしゃむしゃと、クリームを零さないように】
【時折啜る様に、時折舐めるようにシュークリームを食していく】

【食べているうちは其方に集中しているらしく】
【少年の方へと意識は向けていないようだ】

【暫くすれば程なくして、お互い其れを食べ終えるだろう】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 22:35:09.32 ID:VQ9oVOg0
>>709

……、居ないの?
…………、しらないのは、居ないのと、一緒かな。

【相手の表情に落ちた影、それに釣られるようにしょんぼりとしてから。そんなことを、呟いて】

…………、……ぇー。

【……なんだか、不満げな声を上げてらっしゃる】

そう、なの? ……猫以外って、鳥とかくらいしか、……見たことないの。
人懐こい子、……たまに、居るけど。……ぎゅ、ってね、出来るの。

【野良犬は見たこと無いようです。だから何だ】
【それから、ぼそっとフォロー(?)】
【なんだか嬉しそうに笑っておられる。動物は好きみたい】

……忘却の海玉とか、あれば。スキルの配分、リセットできるのにね……。
…………、人嫌いでも、いいと思うけど。

【メイドさんの発言に、そんなお返事。こいつは何を言っているのやら】
【それでも、その後真面目(?)にそんなことも返してるのだが】

>>722

…………!?

【浮かんだ「!?」。こちらの「!」に、「?」が追加される】
【それから、どこかへ吹っ飛ぶ「!?」を目で追えば】
【こちらの「!?」もなぜだか、それを追いかけるように飛んでいく】
【よく分からないが、数秒経てば、元の平和な現場に元通り。「!?」とか「?」とか「!」なんてなかった】

え……、えぇぇ。……、…………猫の言葉、分かるひとって、居るのかな。
居たら、たのしいのかな。

【不満げな声を漏らすも、そのうちに諦めて】
【ぼそっとそんなことを、呟いてみたり】
【視線は>>722へ向けられていて、独り言ではないことは分かるだろうか】
【ちょっと予定調和の最終決戦準備してくるわ。待ってろ】

……また会えるのかな……。

【しょぼーん】
【仲良くなるためには、最低もう一度は会わないといけないわけで】
【会えなければ、そこでおしまい。仲良くなる以前の問題である】
【その辺りがどうも不安なのか、しょんぼりと】

【……するも、新たなココア缶にきらりと瞳を輝かせ】
【なぜだか輝くつや消しブラックの瞳が。そちらへ。向けられるだろう――】
【※輝いてたらつや消しじゃないという突っ込みは受付ますん】
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:35:54.92 ID:anpuDHko
>>721

…あぁ、そういえば!
【突然思い出したようにぽむっと手を叩く】

多分、あなたが言った説が正しいと思います
この前、強引な方法で一時的にですが魔翌力量を上げたら翼を展開できたんです!
まぁその所為かどうかはわかりませんが、ここ最近体調悪い日が多いんですが…

【ポケットから取り出したのは異能の術式等の効果を引き上げる"狂贄の筆剣"と呼ばれるもの】
【※詳しくはイベント運営スレの>>553のDを見ていただけるとありがたい】
【ともかく、これですよ!と見せつけるようにくるくる回す】

へぇ、あの街、ブレイザーシティって言うんですか…
そういえばそんな名前をニュースで聞いたような聞いてないような

…って、どうかしましたか?

【思慮にふけるのを逃さず捉え、再び尋ねた】
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 22:36:39.62 ID:Rb7sewgo
>>726

【こくん、と小さく嚥下する音が響いて】
【満足げに笑って、少女を見る】

美味かった? よな? ……ふふっ

【何が可笑しいのか、彼は笑っていた】

最初、顔見た時、なんか浮かない顔してたような気がしたから。
元気出た? なら、いいけど
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 22:39:22.34 ID:kZTXDQ20
>>724
そうだなぁ・・・あんたの言う意味とは違うところだが俺は馬鹿、大馬鹿者さ
「貴様は口を閉じていろ・・・ここは戦士の聖地、何者にも穢されるべきではない高地、今ろくに戦えない人間が口出しできる場では無い!」
【黒いのは戦いというものに崇高さを見ているようだ】
【彼にとって戦いとは愉しみであり・・・】

ふ、まさか。単純なノリだノリ。生憎と算盤は苦手だしな
「・・・」
【腕を伸ばして手首を胸の前で交差させている黒尽くめ】
【なにやら黒い魔力が男と女の間に刃の形を成していき】

【それらがはっきりとした輪郭を成した時、その刃が】
【敵に向かって弾き出されるように飛ばされる。低位魔術、直撃しても致命打には程遠く】
【魔力を篭めた物、同じく低位の魔術でも十分に防ぎきれる程度の物。まずは様子見、か】
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:42:13.15 ID:IBDD8cYo
>>723

ッ・・・・あ、アァ、わりィな・・・・・・・
・・・・で、なんだ、その・・・こんばん、は・・・・

【“苦手”―――直接話してみて感じたのは、ソレ】
【この青年、見た目の通りに所謂不良という奴で、つまりは多少荒んでおり】
【それで居て妙に真面目なため、挨拶を跳ね除ける事も出来ず】

【結果としてはイヤにドギマギしながらつっかえつっかえ言葉を返し】
【少しばかり出所不明な羞恥に顔を染めつつ―――】

空飛ぶ・・・・って事はドラゴンとか、そんなんだよなァ・・・・・

(ン・・・?「育てる」っつー事は“卵”の状態じゃァ食わねェのか?)
(だとすると次に食うタイミングは・・・・・・育ちきって肥えた時・・・・・)
(・・・・・・確かに卵とは量も味も大違いだ、アタマ良いなコイツ――――。)

あァ〜・・・まァ、どちらかと言やァデカイから、だな
オレ様、動物なんかを飼った事がねェし、育てるってのも興味はあるんだが

(・・・・・―――――ン?)

【卵―――からは無理やりに視線という名の食指を離し】
【一応礼儀か、と黒い瞳を相手に合わせて――違和感】
【動物的勘というものから敵意こそ無いと解りはするが、探るようについ長々と視線をあわせようとしてしまう】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 22:44:08.85 ID:T5Zhb2DO
>>722
…一回で十分だろ、あんな経験何回もするもんじゃねえ
…生き返る度に、自分が持ってかれそうな感じがするしな
【紫煙を空に吐き出し、遠い目で何処かを見詰めて】

…分かってねぇなお前…呼び方なんてなんでもいいんだよ…
妹に大事な物…それはな……
…兄を思う気持ち、それだけだ
【短くなった煙草を足元に捨て、踏み付けて消火】

「マスター、良いこと言っているようでもそれはただのシスコンの戯言です」

>>727
…よくわからん話し方すんな、答えに詰まる
「マスターは余り人と会話をなさりませんからね」
【煙草を白衣から取り出して、口にくわえながら呟く】

…人間ごときに捕まるようじゃたかが知れてるな、そいつら
今頃何か他の奴の腹に収まってんじゃねぇの
【冷たくあっさりと言いやがった】
【煙草に火をつけて、紫煙を吐き】

「そうですよね、人嫌いでも別にいいですよね」
「だからマスター、余り自分に劣等感を持たないでください」
…誰が劣等感持ってるっつったよ…
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:46:19.52 ID:y7OkuQoo
>>728
ふむ、ふむ……………成程ねえ
大体の予想は、まあ当たってた、と……
なら、治療の方向性はそれで固めるとして……

………もう一度、それが出来ますか?

(糸を事前に張り巡らせておけば、何時でも網が作れる)
(どうやら………今回も、私の方が運が良かった様ですねえ………)

【取りだされたペンに目を落としながら、然し思考の向かう先は少々ずれて】
【未だに復活しない翼と、周囲の暗さとに割り当てられる】
【物影に隠れれば、照らし出されなければ見つかりはしない。そう確信して】

……………貴女は、ちょいと不味い所に来たかも知れない

…・…ですが、もしかすれば………かなーり良い所に来てくれたのかも知れない
危険だ、ってえのは知ってる様子。これから言う事を、別に断ってくれても構わない

……けれど、もし手伝ってくれるなら………是非とも
潜り込むのに、力を貸してくれませんかねえ?

【ブレイザーシティの方を、背中越しに親指で指さす】
【城壁に囲まれ、検問は東西南北に一か所ずつ。十分な防備を備えた其処に】

【「潜り込む」、潜入する。その意味は、分からない事もないだろう】
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:46:54.36 ID:Cu.gQaco
>>730
どっちかというともっと黒いのの方が言うことはマシそうね
まぁ、やるからには斬ることに変わりないけど

【口の端を歪めながら、そんなことを言うドレス少女】
【ドレス女の方も、戦いには何かしらのポリシーのようなものがあるらしい】

ノリで戦おうだなんてとんでもない…

【そういうと構えた刀に風が渦巻きだす――
魔翌力が感じられないことから、男とは違いこれが能力の産物だとわかるか】

はぁっ!

【男の放った魔翌力の刃を、刀から放った風の刃で相殺し――】
【すぐさま距離を詰めるべく移動を始める。ドレスと雪上ということが相まって動きは速くない。対策を打つには十分な時間だが――?】
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 22:48:02.04 ID:SkiwVoSO
>>711
そうですか……あっ!取材大丈夫なんですね
《世界の目》というマイナー雑誌ですがここのお店の住所とクロロホルムパイの感想等を記載しますので
【そう言いながらパンの料金を払い】
【説明等が終わったら少女の元に戻るだろう】

/ただいまー
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:48:56.25 ID:IE6sncMo
>>729

―――うん、美味しかった。
流石有名店、って感じかな……。

【頂いたシュークリームを食べきって、一言】
【貰っておいての割には、微妙な評価かもしれない】
【兎も角、小さな微笑をその顔に浮かべ】

……えっ。

私、そんなに浮かない顔してた?

【自覚が無いらしく、指摘されて、驚いた様子】
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 22:54:30.84 ID:Rb7sewgo
>>736

そんなら良かった。
んー……浮かない、っつーか、何かこう……
何かを一心に考えてた、というかこう、我ここに在らず的な……あークソ、何て言えばいーンだろ!

【むーっと眉間に皺を寄せて、首を傾げて】

……ま、考え事も悪くねーんだろうけどさ。考え過ぎは毒ってヤツだ。うん。
そういう時は甘いモン喰ってぱーっとすんのが一番だろ?

【ぱっと戻して、にかっと笑う】
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 22:55:05.15 ID:zK5/zoQo
【公園】

んー……
……特徴だけで人を探すのは難しいか…

【焦げ茶色のハーフパンツ、真っ白なTシャツ、ちょっと肌寒そうな服装をした少女が】
【樹木に背中を預けつつ、右手に持った藁人形を、もう片方の手で突きまわして弄ぶ】
【髪は栗色のセミロング、頭に乗っかる赤いカチューシャが彼女の活発さを強調していた】

……かと言って、呪術の勉強するのも嫌だし
また宝の地図でもあれば、気も紛れるんだけどなー

【しかし口から漏れる言葉はローテンションの極み】
【酷くつまらなさそうな表情で、手中の人形のみに視線を集中させていた】
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 22:55:14.72 ID:EIrNQmAo
>>725

――追復曲(カノン)

【漆黒のスーツの金髪美女が左手を腰に添え、右腕を真っ直ぐに初老の男へ伸ばしている】
【右手は、その細くて真っ白な人差し指が伸ばされた、いわゆるピストルの形】

―、BANG☆

【鈴の音と声、その音波を伝い追い炎が空間を走る。音速で展開された炎は、決められた一点で炸裂】
【瞬間、「ドォォン!」と初老の男がいた場所が爆燃した】

【直撃。完璧なまでの直撃。初老の男の死を確信したのか、クスリと笑い、身を翻す】
【髪の鈴の音は止まらない。今では括られた数十の鈴、その全てが震えている】

【女はフレイムベルの直撃から間一髪逃れた女性へ向き】

時間を稼いでくれた事には礼を言っておくわ

【と、その完成された容姿には少しだけ似合わないハスキーな声で、やたらと高圧的に告げる】
【正直言われても嬉しくないだろう。というか逆に、癪に障る言い方だ】
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 22:57:29.20 ID:kZTXDQ20
>>734
うるへー、会って間もない相手にそんな値踏みされたく無いわー!
【どうにも棒読み感が少なくない言い方】
【そういう風に値踏みされるのは嫌いという事と目の前にいるのが悪党だから悪党の発言などどうでも良い、というのが混じった結果だろう】

ノリは大事だ。精神状態というものに戦闘は左右される。
ちなみにそこに居る男の精神状態は最高だろうな。
こいつは今まで殆どろくな敵を相手にしていない、戦闘狂が久しぶりに骨のありそうな奴に出会った・・・愉快な事この上なかろう
【別に黒いのが青いのと話し合ったわけでもない、青いのが女と戦った訳でもないのに目の前の敵を骨があると言う】
【まぁつまりは見ただけの主観なのだが敵であろうとその力は高く買っているようだ】

「ろくに魔力も篭めていない魔術だ、この程度はしてもらわねばな、人間!」
【低位な上にろくな魔力を篭めず、様子見の中の様子見】
【用心深いのか侮っていたのか、それは定かでは無いが】

【男はそれから真っ向に立ち向かう、走る。両者が共に向かい合い走るならばその距離など高が知れる】
【右手の赤い剣で相手の左肩を狙い剣を走らせる】
【左手の剣には下方向に構え、特に攻撃行動は取らない】
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 23:01:01.87 ID:KnBWkdco
>>735

『ああ、《世界の目》ですねー! 私、これから定期購読しちゃいます!』
『今後ともご贔屓に! ありがとうございましたーっ!』


「……あ、ありがとうございましたー」

【会計が済み、女性店員は満面の笑みで、男の方は引き攣った笑みで】
【其々独自の営業スマイルを持ってして、二人分に分けられた品物を渡しながら接客を終える】

(──これ、どんな味なんだろう)
(ケーキは明日にして、これは今日の分にしよっかな)

【──医薬用外劇物に指定されるクロロホルムの名を冠する通り、】
【特別な耐性を持たない限りは、食べると殆ど味が分からぬままに眠りに落ちるという代物】
【間違っても車の運転中等に食べてはいけない。また、歩きながら此れを食べるのもオススメしない】
【※ベッドまたは布団の上で、用法容量を守って正しく食べましょう──との注意書きがさりげなく袋に印字されていた】

【特にこれ以上このパン屋に用がなければ、少女は流れのままに店の外へと出て行くだろう】
【依然として、雨は止む気配を見せてはいなかった】


//おかえりなさいませー
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:02:32.78 ID:anpuDHko
>>733
う〜ん…どうでしょうね?
おそらく出来ると思うんですが、実際やったのは一度ですからねぇ…
それに疲労が凄いので…

…あ、でも治療に必要ならやりますよ?
逆にいうと、必要の無いならあまりやりたくはないのです…

【使うことに関してはあまり乗り気でない様子】
【できないこと可能にするのだからそれ相応の代償が身体を襲うことを】
【前回使用時に身を持って理解したようだ】

ふーむ?不味い所に来たのに良い所に来た、ですか?
正直、おっしゃる意味が掴めないのですが…

…私にできることは少ないような気はしますが、いいですよ。わかりました!

【『占拠された街を開放しに行くんですね!』とかそんな呑気なことを考えていて】
【丈夫さを自負してるぐらいだから、多少のことなら大丈夫、と判断したのだろう】
【特に内容も聞かずに、首を縦に振った】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 23:02:39.73 ID:E/2UiEg0
>>731

【一方、この少女――――誰に対しても、基本的には分け隔てなく接する@゙の人間である】
【良く言えば、善悪を決めつけると言う事が余り無く、悪く言えば―――『何処か』が、決定的に抜けている】
【自分のペースを、余程の事がない限りは瓦解させる事も無い、確固たる柱を持った人間】
【その『柱』が、本当に清廉潔白な白に塗りあげられ、天を衝くようにピン、と伸びたモノか―――それは、兎も角として】
【此の場の結論を与えてしまえば、青年に対して特に苦手意識を持つ事は、無かった】

……むむ、察しが良いねっ。(そういう子は、磨けば光……いや、考えるな)
これは、風の国原産のドラゴンの卵なんだー。
研究材料になりそうだったのを、割と穏やかな諸事情で貰ってきちゃいましたぁ〜っ!

【手に持った物体、透き通った白と、コレでもかと華を添える極彩色のコントラストが、得も言われぬ美しさを演出する卵】
【それを、誇る様に―――優しく腕をいったん崩すと、外観よりも軽々と卵を抱え、身体を前に突き出して、見せてみる】
【内部から分厚いカルシウムと魔力の壁を貫いて、ごぼ―――という確かな原初生命の胎動の調べを、感じるかもしれない】

【此の時、少女は青年の鋭い『野性のカン』に何かを感じていたようだが―――表には出さない…出さない事に、通じてしまっているから】
【閑話休題……少年は『研究材料』レベルの『爬虫類的な卵』とまで知って、食べる気が増すのだろうか?減退するのだろうか?】

……むむぅーん、確かに、ボクがきみの立場だったら、多分目を惹かれると思う。
残念ながら、この龍は鳥と同じで「最初に見たヤツ=親」って思っちゃうタイプだから、渡せないけど…。
確かに、何かを育てるってのは素晴らしいし凄い事だよ…其れができるから、哺乳類ってのはずーっと発展してきた訳だし、ねっ?

【視線を幾ら合わせても、ドス黒い意志≠フ欠片たりとも見えて来ない】
【『拒絶』が浮かんだとすれば、其れは卵を渡すことに、だ】
【但し――――かといって、その双眸が備えた、一種異様で威圧的な感覚がパッ、と消失する事も、有り得ない】

【そんな中、少女の言葉は相手への『共感』―――そして、育成賛歌≠ニも呼べるような、楽しげな言葉】
【余りにも流暢に、滔々と言葉が流れていくため、気付かないかもしれないが――――彼女の瞳が映す、『耳』の存在は】
【人間ってのは≠ニいう言葉を、哺乳類ってのは≠ノ差し替えて…詰まるところ、凄まじい速度での配慮である】
【同時に、それだけ相手の反応に敏い彼女の事―――瞳の向こうを覗かれている事にも、薄々とでは無く、気付き始めていた】
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:03:26.53 ID:IE6sncMo
>>737

んー……確かに、考え事はしてたかも知れないけど――――

【シュークリームを食べる前。少年と出会う前の事を思い返して】
【首を捻り、少しばかり悩んでいたと言うか、思い出そうとしていたのを思い出す】

……そう、だね。
貴方の言うとおり。考え過ぎず甘いもの、素敵かもねっ。

【実際は其処まで考え過ぎていたというものでも無いが】
【少年の言うことも一理ある。にこりと笑顔を返した】
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:04:36.97 ID:Gun1nn.o
>>738

〜〜〜♪♪♪

【白い服に白いズボン、白い手袋に白い靴を履いた、くしゃくしゃの黒髪の少年が】
【公園の上空、かなり高い位置をふよふよと移動している】

なーんか楽しい事ないかなぁっ〜〜♪♪

っと………んぅ?

【ふと下に視線を落として、公園の木に寄りかかる少女を発見】
【興味ありげにゆっくりと真上から下降していく】
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 23:05:22.02 ID:SkiwVoSO
>>741
はい。では
【そう言いながら少女の後に続き店を出て】

……なんか食べたら眠くなるみたいですから歩きながら運転しながら食べたらダメみたいですね
(……私は耐性はあるけど…コレ普通に悪用されるんじゃ…)
【そう思いながら少女の分のクロロホルムパイを渡そうとし】

雨まだ止みませんね
【ノホホンとしながら】
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:07:07.01 ID:Cu.gQaco
>>740
「なんだか可哀想な人・・・」

【何故かコート男に憐みの言葉を投げつける手品師もどき。大概失礼な奴だ】

随分買われたものね…!そんなに戦いたいならもっと他に行く場所があるんじゃないの!?
路地裏とかちゃんとした機関の施設とか、それから街中とか!

【普通の戦闘狂なら、わざわざこんな辺鄙なところに来る必然性はあるまい、とのドレス女の弁】
【手品師女はステッキをくるくる回しながら何やら考えている様子。さっきの制約云々を思い出したのか】

まるで人外のようなことを言うわね、黒男!

【そういうと女は刀を男の剣と打ち合わせる――片手と両手だ、男女の力の差を加味しても、受け止めるには十分だろう】
【打ち合わせた後、その状態のまま、身体を右側――男から見て右腕の方向に動かそうとする、恐らく左手の剣を警戒しているのだろう】
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 23:10:24.85 ID:Rb7sewgo
>>744

そういうことっ!
甘いモンは世界を救うんだぜっ!

【にかり。八重歯を見せて、満足げに笑んだ】

甘いモン喰いたくなったら、お勧めの店教えてやってもいーぞっ!
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:11:32.46 ID:y7OkuQoo
>>742
「良い所」。これなら、成功の確率が跳ね上がる
上手くいけば………深くまで潜り込める
重要書類、それも防衛に関しての。そういった物の写しが手に入るかも知れない
それどころか………ここのトップの暗殺まで、狙えるかも

………チャンスを狙ってこの時間まで待機してた訳ですが

【ミーナが考えている内容と、殆ど変わらない様な言葉】
【実際にそれが成功すれば、確かに後に攻め込む際には有利だろう】
【だが、続く言葉は】

「不味い所」。そうする為にゃあ、当然私があの街に突っ込む必要が有る
知っての通り、私は機関を抜けて来た人間。機関の統括する街じゃあ……ねえ?
見つかったらかなり不味い。そして、それに巻きこまれりゃあ貴女も不味い
………と、そういう事でして

【その計画の実行に伴うリスクの提示】
【敵が一人二人ではなく、下手をすれば街中に潜んでいる事にもなりかねない】
【其処へ策も無しに突入すれば、どうなるか?】

……私一人で実行するにゃ、ちょいとなんてえもんじゃ無く辛い
ですが、もう一人居るなら成功率は高くなる

………ですが、死人が出る確率も同様に跳ね上がる訳です
貴女と私とで、二人になる確率が

【「それでも、良いんですか?」と】
【ミーナに背を向けて、街の方へと歩き始めながら問う】

【背を向けたのは、表情を見られない様にするため】
【其処に浮かべていたのは、テレビに映っていた時と全く同じ笑い方だった】
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 23:15:06.40 ID:xemZkMSO
>>727

【よくわからない内にお空の彼方に飛んでった「!」「?」「!?」―――嗚呼】
【まさかこれが、世界を揺るがす大事件の始まりに繋がるなんて。きっと誰も思いはしなかっただろう】
【そして彼らの予想通り、繋がる事は有りません。無いったら無いんです。めでたし】

あは、はははー……。…………えーと、世界には色んな人が居るからね。居る所には居るかもよ?
………まあ、楽しいかと聞かれると……うん。俺なら楽しい、かなっ。

【苦笑を浮かべてしれっと目を逸らし、話の終わりを待って】
【へらり、また表情を前のような自然な物に移して、二言三言。要はその人次第という事だろう】
【だが断ります><】

…………会えるさ。じゃなきゃ、今日会えた理由が無い。

【意味深な、ともすれば気休めに過ぎない事を、また呟いて】
【くすくすと喉を震わせながらの語り種は、そこそこに説得力が有るっぽい】

【んー?と首を傾げて、もう片手でポケットからココア缶を取り出し……どれだけあるの。】

>>732

……違いないね、至極道理だ。失う物が多過ぎる。
それも、取り返しの利かない――適うなら取り返したい物ばかり。

【開封した缶を傾け、ココアを喉に流し込み。しみじみとした様子で、首肯】
【笑みの質を変えて、自嘲するように一つ喉を鳴らした】

ああ、成る程―――― 心 か 。
いや、為に成ったよ。何と言うか、大事な物を教えて貰った気がする

【―――なんか感動しています】
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 23:15:56.53 ID:KnBWkdco
>>746

あ……、ありがとうございます
……“眠くなる”……? アルコールでも入ってるのかな?

【※いいえ劇物です】

【店の軒先、彼女に再びの例を言いながら両手でパイを受け取ると、】
【袋の印字に気付いて、不思議そうに首を傾げていたが】
【彼女の一言でふと意識が雨の方へと向き──相槌を打ってから、暫し天を見上げて】

──……あ、そういえば……
せっかくですし、お名前聞いても良いですか?

私はカンナ……黒野カンナって言います

【思い出したように、その視線を彼女へと向けて名を問うた】
【暁色の髪、茜色の瞳。ぱっと見た限りでは普通そうな年頃の少女。黒野カンナ】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 23:16:08.65 ID:zK5/zoQo
>>745

【服装と髪の長さは違えど、以前焦げ茶色のローブを着ていた少女と同じである事は、顔や声で分かるだろう】
【少女の方はといえば、俯いて手元に集中している為、少年には気付けない】
【音を出すか、或は視界内に入れば認識も届くのだろうが――】

――……そもそも、呪いって使う場面が無いもんね
効果が強力なら反作用も大きいし……、そこまで憎い相手も居ないし……

【髪の毛の入っていない藁人形の腕を上げ下げしながら、ちょっと危ない独り言】
【たぶん、彼に向けてのものではない。たぶん】
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:17:05.13 ID:IBDD8cYo
>>743

ン・・・・まァ、ヒナの時からそのデカさの鳥なんて、イヤだろ
・・・あァ食うなら別としてだが・・・・そんなことァどうでもいいか

しっかし風の国にァ、こんな卵ォ生むようなドラゴンが居ンのか・・・・

【「へェー」、と髪に隠れた人外の耳をピクリと動かし、簡単の声を漏らし】
【いつの間にか対象の変わった視線と顔を卵に近づけ】
【その内部で蠢く、自身にとっての“謎の生命体”にやや大きく、ビクリと驚いて】

【それから少し身を引いた状態で、青年は一つ違った方向で考えを纏める】
【「流石に殻が分厚いなァ」、などというソレは取り合えず食欲を減退させ―――】

渡せとァ言わねーよ、オレ様、他人からモノを分捕るのは喧嘩を売られたときだけだからなァ
・・・・・――――にしても、『哺乳類』かァ

(今のオレ様は――――イヤ、いいか―――・・・・。)

【最早相手の瞳見出せるものは自らには無し、先程の事で食欲も消えて】
【ただしげしげと、少女の言葉に耳を傾けながら卵を見つめる】
【その表情は何処かさびしげだが、まるで寂しいという感情を知らないようなソレであって】
【小さくぴょこぴょこと動く動物の小耳が目を引くだろうか】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 23:19:43.98 ID:kZTXDQ20
>>747
ひでぇ、お前の身近にもっと可哀想な奴らいるだろ
そう、例えば・・・ここの近隣にいる町の住民とか町の住民とか、あと町の住民とか
【要するに近隣の町の住民しかいない。機関の脅威が近くにあって可哀想、】
【と言いたいのだろう。相手の言ってる意味とベクトルが違うのを気にしてはいけない】

「そのようなところに赴いてもろくな奴等がいない、皆有象無象。チンピラだのヤクザだの・・・能力者、とか言うのには精々二度三度しかあっていない」
「機関の施設、期待した事はあるが腕の立つ人間は常にそこに居るとは限らない」
【街中、路地裏では腕のたつ人間に会うことは無く、精々チンピラ、ヤクザ程度の相手にしか会った事が無い】
【運が悪いのか、路地裏ではこの男にとっては取るに足らない相手としか会えていないのだ】

「その通りだが?我、永劫たる闇、その原初から生まれ黎明の時から生きるもの。
人の血を何よりの美食とする、人間よりも遥かに上位の種。」
まぁ異世界の始祖吸血鬼って言いたいらしいぞ
【やけにプライドが高いのは自分の種が種だからだったようで。ご説明の通り吸血鬼の先祖の先祖、一番最初の吸血鬼】

ふん・・・乗ろう
【何を考えたか、相手が自分の右に回ろうとするのを見ると】
【自分から左に動いていく、だが忘れてはいけない、この男は先程魔術も使っていたのを】
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 23:20:28.97 ID:VQ9oVOg0
>>732

…………、……じゃ、どうしたらいいの?

【しょぼーん】
【この話し方ダメ→ならどうしたらいいの、な思考回路】
【教えたら素直にその通りはなして、くれ、……る?】

……そう、なの……?
それって、人を信じたから、殺されちゃったの?

【緩く首をかしげながら、なんだか、もの凄く寂しそうな悲しそうな、そんな表情で、疑問系】
【猫への同情にしては若干度が過ぎてる、ような?】

【それから、吐かれた紫煙に。また眉を顰めて】
【ずりずりと、半歩くらい。後ろに下がって】
【やっぱり、煙草の煙とか臭いは苦手な様子】

……私も、たぶん。人、嫌いだから。

【フォロー(?)】

>>750

【そのうち、新聞の一面に「!や?が暴れまわる事件が多発!」なんて書かれちゃうんですかわかりません】
【平和が一番ですね!】

そっか……、……。
……でも猫って、……偉そうって、言うよね……。

【嬉しそうな笑顔→しょぼーん】
【何で偉そうなところでしょんぼりとしたのかは謎だが、なぜだかテンションを落として】
【3人目が覚醒できないじゃないか!】

そっか……、なら、その時に仲良く、なるの。

【嬉しそうに、そっと微笑んで】
【なんだかとても少女的。とっても】

【……それから、もう1個現れたココア缶にきらりと瞳を輝かせ】
【じぃー、とそれを見つめ、つつ】

――……、いきかえる、の?

【きらきら嬉しそうな表情のまま】
【この場に居る自分以外のどちら宛でもなく、強いて言えばどちらにも宛てて、だろうか】
【そんなことを、呟いた】
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 23:20:57.67 ID:JIP0.EAO
>>739
【間一髪逃れ、目を細めながら爆発し炎上しその場を焼滅させたそれを見て】
【驚くどころか、深い溜め息を吐き出し】

おいおい、私の相手が木っ端微塵になったのは何かの間違いかい?

いくら美人だからって、他人の獲物に手をつけるのはルール違反だろうが…

ふざけんな。
【怒り心頭とまではいかないが、それでもわかりやすい怒りと不愉快をそのまま顔に貼り付ける】
【その理由は癇に障る喋り方云々よりも、どうやら戦う相手を失った事によるものが大きいらしく】
【眉を寄せながら凄みを帯びた声色で告げ】

勿論。
燃やされたそこの奴とは違って、不完全燃焼なままの私の相手は。
お前が引き継いでくれるんだろうな…?
【呆れた様子で肩の力を抜いて、真っ直ぐに心臓さえも射抜いてしまいそうな眼力で其方を見据え】
【ゆっくりとした足取りで近づけて行く】
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 23:21:12.97 ID:YI9L32Yo
>>682

【少年の視線を受けると、蝶≠ヘ彼を向いて――……『見ている』?】
【『視線』……人の気配=c…「意識の内在」……――勘が良ければ、感じるだろうか】
【決して“心地良い”其れでは無くて…………例えるなら、『下の下』――人間の本能の底、ドブ≠フ集まり】


…………そう言えば、さ。 君が此処に居るって事は――ん、完璧≠セ完璧=B
「血の匂い」はしなかったんだろうし―――……全部、『昇華』したって訳だね。


【声色≠ヘ同じ……――――が、明確に『意味の分からない内容』の話】
【雰囲気は全くと言って良いほどに、“平和ボケ”から変わっていない―――……なら、「何」?】



【そして――――……下か『バサバサ――』ら聞こ『バサバサ――――』える五月蠅い音『バサバサ―』は……「何の音」?】

/お待たせして申し訳有りません。
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 23:21:48.85 ID:SkiwVoSO
>>751
多分クロロホルムじゃないのかな?
【苦笑いしながら】

私は紅閻寺レンです
紅い閻魔の寺と書いて紅閻寺(こうえんじ)です
【ニコリと微笑み】
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:24:36.35 ID:Gun1nn.o
>>752

……………、………………………………。

【そのまま、努めて静かに降りていく】
【少女が"誰か"は、まだ気づいていない】

【たまたま道で見かけた、しかも服装も髪型も違う少女が】
【随分前にじゃれた少女と同一人物であると、】
【気づけないのも無理ないかもしれない―――――】


(にゅふふふ………っ!)


【白い服にそっと首から上を引っ込ませ、】
【とっても簡単に「おばけ」の恰好をしてみる】

【そして、】


――――――――――――ぅわあっっっ!!

【大声を出しながら思い切り肩を叩いた】
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 23:26:34.04 ID:kZTXDQ20
>>747
/真に申し訳ありません
/急に胃が痛くなってまいりました。次で切らせて頂いてももよろしいでしょうか?
/ちなみに頑張ればどうにでもなる程度だと思うので忌憚無くご意見を
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:27:48.02 ID:anpuDHko
>>749
なるほどなるほど…
アレですね、ハイリスクハイリターンって奴ですね
ふーむ…

【代償とそれに見合う対価を元に考え直す】
【しかし良く考えてみれば今の彼女を救えるのはカリナトゥスだけで】
【ここで死なれては自分も死んでしまう】
【別に乗り気ではないわけではないことも手伝い、考えは変わらなかった】

大丈夫ですよ、こんな身体でも多少のキズなら治りますから
あ、でもこちらからも条件が…

不必要な殺しは、しないでくださいね?暗殺も含めて、です

【どこまでも平和で、愚直な考えを平然と言ってのける】
【とてとてと2〜3歩ずらして付いていく】
【決してカリナトゥスより前に出ない事は怯えかそれとも…】
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 23:30:30.56 ID:T5Zhb2DO
>>750
…俺の場合、元々失うもんなんか無かったけどな
…ただ、後から色んなもんを手に入れすぎた…もう自分だけの体じゃねぇってな
【左手に煙草を持ち、右手で頭を掻いて】
【「どーしてこーなっちまったのかなー」と小さく呟く】

…適当ぶっこいただけなんだがな
…ま、お前がそう思うんならそうなんだろ
「お前の中ではな」
【おい敬語はどうした】

>>755
…知るか、ツンデレ風に話してみりゃいいんじゃねえの
【なんと無茶ぶりを…】

…人を信じたとかそう言う訳じゃねぇ
…人間っつー明らかに何考えてるか解らない生き物に懐く、そんな緊張感が無い奴だから食われるんだよ
…野生とか野良っつーのはな、本来可愛さだけじゃ生きていけねぇんだよ、生きてぇならまず爪と牙を剥けってこった
【至極怠そうに、めんどくさそうに答える】
【見たままめんどくさそうなのが解るが、一応ちゃんと答えてる】

…普通は生き返らねぇぞ、生き返るのが異常なだけだ
俺も、多分こいつも人として異常なんだよ
【空に向かって紫煙を吐き出し、また煙草をくわえる】
【時折「あーあ」となんか怠そうに唸っている】
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:30:34.35 ID:IE6sncMo
>>748

ふふっ、それは言えてるかもっ。

お勧めの店? あんまり並んだり、お高い店は辛いよ?

【少年の言葉に、驚いた様子を見せる】
【林檎飴を食べ歩くような少女だ、所持金は少ないのだろう】
【有名どころは難しいかな、と予め前置きしておく】

/申し訳ない、遅れましたっ
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:31:36.08 ID:Cu.gQaco
>>754
「その辺りの心配はいらないわ、既に付近の方々とは交渉済みだし、一部協力も取り付けたもの」

【相手の男には「?」が付きかねないことをさらりと言う】
【思えばトラックといい、製錬施設といい、武力で手に入れたにしては手際が良過ぎるが・・・】

はぁ、雑魚敵狩ってもつまらないってクチ?理解は出来ると言っておくわ!

【「理解は」出来る、だ。同意に至るにはもう少し考えの齟齬があるのだろうか】
【鍔迫り合いになりつつ相手の発言に耳を傾け――】

…胡散臭っ!

【遠慮なく一蹴】
【そして、自分の動きに合わせて、相手が回ったのを認識して――】

(膠着状態はこちらに不利かしら…?なら、)
ふっ・・・

【一旦後ろに足を運んで僅かに距離を取り――】

てぇい!

【即座に胴体目掛けての突き―――!隙だらけな動きではあるが、先に攻撃の対処をしなければ危険な軌道――どう出る?】
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:33:14.82 ID:Cu.gQaco
>>760
/そちらの都合優先で構わないですよー、次で別れる感じのロールしましょうか
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 23:34:18.92 ID:Rb7sewgo
>>763

大丈夫っ、結構安めの穴場な店の情報も結構知ってるっ!

【そこそこの歳をした男性が胸を張って言うような台詞ではないのだろうが】
【彼は自信たっぷりに言い張った】

んあ、そ言えば名前訊いてねーや。何てぇの?
俺はミツキ、天金ミツキだぜっ

//いえいえー
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 23:34:54.66 ID:E/2UiEg0
>>753

うん、居るのっ。流石に個体数は少ないけど…UMA何かじゃ、ない。
成長すると、そこらへんの家より大きくなる…けど、そうなるまで何十年とかかるだろうねぇ〜。
……まぁ、『引き継いで』くれる人さえ見つかれば、扱い易いってぇ事は否定出来ないけど。

【龍の寿命について、実は詳細な設定が無い――――メタ記述:景品アイテムの哀しさ】
【然し、当方・ブブゼリング中の意向・イベントログでの描写共に、取り敢えず『人間より数段は長い』という結論に至るモノである】

【少女の灰色の瞳、氷点下のまま穏やかな日向の感情を浮かべていた其れから、刹那の間隙、光が抜けて】
【ほんの少しではあるが、哀しげな声―――人の寿命を呪うモノか、龍を見届けきれないと嘆くモノか、或いは……】
【実際は、もっと複雑な問題が在るのだが――――顔を近づけてすぐさま後退する青年の動作に、くすりと軽い笑みを湧き上がらせた】
【そうなってしまえば、涙の水底よりサルベージされた感情は、もはや消えた蝋燭と同じ様に儚く意義の薄いモノでしか無い】
【其れは正に、多少の移り気と多分の割り切りを含んで、かつどこか抜けた=\―――?】

喧嘩を売られた時…うーん、そんなに感心できないけど、まぁ良いかな。
………って、どーかしたっ?

【「どーかしたっ?」などと尋ねて、答えて貰える事はそうそう無い―――判っては居るのだ】
【其れでも、表情と耳の動き≠フ間に在る、明瞭と不明瞭の断層が、大きく目について】
【ついつい、心配げに絞られた声をかけて、真摯な視線を送りたいと、ほぼ反射的に思ってしまう】
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 23:37:04.71 ID:KnBWkdco
>>758

く、くろろ……?

【彼女の言葉を聞いて、眉を顰めながら再び手元のパイに視線を写して凝視】
【薬物系の知識には疎い彼女、パイの名前まんまだけど──とか思っていたが】
【「まあ、何も毒が入ってる訳じゃないしね」と適当に流してしまう。その毒が入っているんですよ奥さん】

【ともあれ、近い将来彼女に訪れる危険(?)など少女は知る由も無く】
【微笑んだ彼女の顔へと再び視線を戻して、こちらも淡い笑みを浮かべる】

こうえんじ……──紅閻寺さん、ですね
今日はなんか、ありがとうございました……こんなパンまでご馳走になっちゃって

【少女は、身体を彼女の方へと向けて、一度軽く会釈のようなお礼をした】
【が、そこでポケットの中で携帯が震えて一件のメール着信を告げる】
【少女がポケットから半分だけ携帯を出して軽く確認だけすると、ディスプレイの時刻も目に入り】

……っと。もうこんな時間ですし、私もそろそろ帰ろうと思うんですけど──
──その傘、多分紅閻寺さんがおうちに着く頃には“消えちゃう”と思うので、気をつけてくださいね

……えっと、話すと長くなりそうなんですけど、“そういう力”なんです

【店頭の傘立てに立てておいたビニール傘を抜き取りながら、そのように告げた】
【元々彼女の能力によって生み出された傘、永久的に存在しえるものではないのだ】
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:37:41.04 ID:y7OkuQoo
>>761
……………そして、まーだまだ話は続く

作戦ですが………まず、考えられるのは二種類
一つは、私と貴女と二人で、街の中央の市庁舎へと向かう事
何かが有った時の生存率はちょいとだけ上がりますが、向こうに見つかる可能性は高い
なんてったって、防御固めてる所に直接突撃するんですから

もう一つは、私が街中に姿を現して、その間に貴女が忍び込む
万が一の場合も貴女一人なら、泣きつけば誤魔化せない事もない
………と、二つのルートが有ります

(……ま、こうやって提示されりゃ、大体の人間はこっちを選んだりしますがねえ)

【夜間の暗さがあるとは言え、或る程度以上近づけば検問の人間に気付かれる】
【街の灯りに照らし出されない、ギリギリの位置で立ち止まり】
【拳銃から弾倉を抜いて、別なポケットから取り出した物に入れ替えた】

………暗殺は、必要な殺しですよ
ここのトップをそのままにして攻撃すりゃ、結構な痛手を受ける
それとも……貴女が、どうにかしてみますか?

【左目を瞑り、右目で検問の方を睨みつけて】
【アキレス腱を伸ばして、走りだす用意を整える】

【舞台は街一つ、役者は自分と、一部のナンバーズだけ】
【多数の観客を騙す為の芝居、準備が整った】
【後は、観客代表が、二つのストーリーのどちらを選ぶかだけだ】
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 23:42:47.38 ID:zK5/zoQo
>>759

わわわっ―――!?

【真上から降ってくる大声】
【唐突に接触された事も相俟って、相当驚いたらしい】
【肩を竦ませて、子供っぽい悲鳴を上げた】

【反射的にその場から離れようと、一歩進んで】
【すぐさま振り返る】

………お、ばけ…?

【にしては余りに簡易的】
【一瞬の戸惑いと、逃げなくてはという防衛本能がパニックを起こした結果】

……―――ぁわっ

【足が縺れて、その場に尻餅を付いてしまった】
【少年が誰なのかは、まだ分かっていない様子】
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 23:43:19.97 ID:kZTXDQ20
>>764
あぁ・・・嫌な世の中だな
【思いつくのは機関の利益の一部を近隣の町にも・・・といった辺りか】
【そんな洞察をした彼は自身の利になるなら機関に見方することも辞さない汚さ、だが断れば武力行使されかねない、そんな危険性も考えて、板ばさみだらけで嫌だなぁ、と】
【全部洞察で推測なんで確信が一つも無いけど】

ならば試してみるか?このところ上質の戦いも無ければ上質の血も無い
私の喉は血を欲している、貴様の血を啜れば貴様はもの言わぬ骸になるか運がよければ吸血鬼になる。そのどちらかになれば私がそれだということを証明できよう?

【正に悪魔の提案、か。実際吸血鬼となれば強い力を得られるだろう。しかもこの男が始祖ならば受け継ぐ力も強固、か】
【相手がその提案に乗らないと解りきってていってるけども】


【その攻撃に対して身を動かしての反抗はしない】
【その剣は彼の左肩を貫く、が】
【それに対してのカウンターと言わんばかりに先程と同じ魔術を相手の脇腹目掛けて一つ】
【さっきのような様子見と違い、明確な攻撃の意思を持った上で魔力を篭めており、威力は先程より上】

・・・お楽しみのところ悪いが・・・ちと、連絡が入ったぞ、ディオル
「何事だ、下らん用事であれば許さんぞ、ライク・・・!」
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/20(水) 23:44:00.90 ID:SkiwVoSO
>>768
(というかクロロホルムなんてお菓子にいれていいのかな?)
【そんな事を思い】

こちらこそ傘ありがとうね
うん。わかったよ

それじゃあカンナちゃん。会えたらまた会いましょう
【そう言いながら彼女は去っていくだろう】

【翌日、ちゃんとクロロホルムパイの記事はのっただろう】
【面白半分の人達や犯罪なんか考えて買う人達や食通の人達が来るだろう】

/乙でしたー
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 23:44:11.31 ID:kZTXDQ20
>>765
/お願いします、本当中途半端ですみません
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:46:53.67 ID:IE6sncMo
>>766

そか、それなら安心。
穴場って言うくらいだから、期待しちゃうよー?

【自信たっぷりな少年の様子に】
【にやにやしながらそんな事を言って】

お、そういえば。
私はルシア。ルシア・マリカ。

よろしくね、ミツキくんっ。

【自己紹介をして、にこりと微笑んだ】
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:48:03.97 ID:Gun1nn.o
>>770

――――ぷっ……あは、きゃはははははははっ!

【途端、「おばけ」が盛大に笑いだす】
【聞き覚えがある笑い声かもしれない】


……っぷは。
へへへ、驚いたー? ねーねー、驚いたーっ?!
あははははははははっ! おかしーのーっ!

【すぽん、と服から顔を出し、】
【尻餅をついた状態の少女を煽るように指差して笑う】

【まだ、誰か分かっていない】
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:48:30.07 ID:IBDD8cYo
>>767

・・・・信じてるよ、目の前に在ンだからUMAはねェだろ
しっかし幾ら大きいからって家よりデカくかァ・・・・
そこまで行っちまうとどっちが飼い主が分からねェな

(にしても『何十年』って単位か――――残念だなァ―――・・・・)
(オレ様の“時間”は長くなったハズだが、流石になァ・・・・)

【人外――つい先日、時間の呪縛から逃れたばかりの彼である】
【どの程度まで生きられるのかはどちらも分からないが、恐らくは自分の方が長い】
【いつかはそのサイズが見れるのかと希望を抱くも、『数十年』はあまりに遠く―――】

【――――――――――――・・・・・・・。】

・・・・・――――ン、あァイヤ・・・なんでもねーよ
ドラゴンにも性別はあるだろ、コイツはどっちかって考えてただけ。

【“丸い”、と――――気付けるだろうか?】
【細かい発音ではあるが、荒んだ口調が僅かに常人のそれに近付いて】
【声をかけられたその時からパタリと、その耳も動きを止めていた】

・・・なぁ、アンタ名前はなんて言うんだ?
卵って事は何時かは孵るわけで、その・・・・また、様子を見たいんだが

【言ってしまえば、この瞬間の感情は青年自身にも分からないもので】
【そんなモヤモヤを晴らすかのように―――彼は話題を変える】
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/20(水) 23:50:37.61 ID:Rb7sewgo
>>774

るしあ、るしあ、ルシアっ。うっしゃ覚えたッ!
そんじゃ俺、そろそろ行くわ。考え事、解決するといーなっ!

【ひらひら、手を振って】

またなー!

【踵を返して、歩いて行くだろう】
【……店を教えるための連絡先を伝えていないことに気付いたのは、夜道を歩いて随分と経ったころだった】

//ありがとうございましたー!
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:52:16.38 ID:Cu.gQaco
>>771
「ギブアンドテイク、あるいはウィン・ウィンよ?お互いに利があるなら素敵なことだとおもうわ」

【にっこり微笑んでそんなことをのたまう手品師女。さっきからイマイチ考えの読めない表情を崩さない】

私の知ってる話じゃあ、吸血鬼の血を飲むと吸血鬼になるんじゃなかったかしら…!?

【言いながら突きが入り、男の肩を貫く―が、】

ぐッ…きゃあっ!

【突きの体勢でノーガードとなった脇腹に魔翌力の刃がモロに入る】
【当然突きを引き戻す余裕も無く、刀を手放し、腹部から血を流しながら後ろに転がりこむ】

「大丈夫?翠〜」
心配されるほどじゃないわ、瑠璃…ん?

【反射的に身体を起こして身構えた翠だが――何やら妙な二人の様子を見てそのまま制止してしまう】
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:52:30.60 ID:EIrNQmAo
>>756

あら、貴女も私に燃やされたいのかしら?
…それに、完全に炎熱奏操(フレイムベル)を起動できた私と、こんな場所で戦っても、勝ち目は無いわよ?
狭い路地、四方は壁、なんならこの路地裏。全てを炎で包んであげましょうか? …火葬も同時にできて一石二鳥ね。

【クスクスと笑い、挑発。相手の怒り、呆れ、その全てを受け流しているのか、気にする事ができないのか】
【一言で言えば、能力を完全に発揮できたことで、ハイになっている】


――誰が木端微塵ですか…、

【「んんっ!」と咳払いを一つ、燃え盛る炎の中から初老の男が現れる。所々火傷を負った様だが、死ぬような傷ではない】

直撃したはず…

【信じられないという表情で呟き、身構えるは金髪美女】

―しましたとも。…えぇ。この両手にね。

【ひらひらと手を翳し、何かを考えるような仕草を取る】

―…ふむ。些か、予定が狂いましたな。手駒も失いましたし、残念ですが…、今宵はここまでと致しましょう。
―いずれは貴女達お2人も、この私の芸術作品となる運命ですので…、それでは、また御会いできる事を…。

【一人で事を完結させ、勝手に恭しく礼をして、初老の執事は人とは思えないスピードで闇に消えた。彼もまた狂人の一人なのか】


なんなのよ…!アイツは…!

【能力を弾かれ、出鼻を挫かれ、気分を害された美女は、その綺麗な顔を歪めて呟く】
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 23:55:26.89 ID:KnBWkdco
>>772

……うん、お気をつけて。紅閻寺さん

【少女はそう言いながら、去っていく彼女の姿を手を振って見送っていた】
【そぼ降る雨が齎す冷気が、足元から染み入ってこないうちにと、】
【少女もまた傘を広げ、彼女とは反対方向へと歩みを進めて去っていった】


【──後日、パン屋の客足は急増した】
【店の側も『《世界の目》で紹介されました!』等と調子に乗って宣伝した為、】
【噂を聞きつけた者だけでなく、通りすがった者でさえも面白半分に買っていく始末】

【──それから暫くして、日々の事故増加率が増えていたりもしたのだが、原因は調査中との事だ】


//どうもー、長時間お疲れ様でした!ありがとうございました!
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/20(水) 23:56:36.92 ID:zK5/zoQo
>>775

――――いたた……

【呼吸に混じるような小さな声量で呟いた】
【もういちど、「おばけ」の方を見て確認―――】

……――――っ

【確認するまでも無かった】
【彼≠ノ煽られて、羞恥やら怒りやらで、瞬間的に赤く染まる顔】
【ただし、目の端に溜められた水滴だけは痛みによるもの】

【アイツだ――、と認識するが早いか、左手で石を掴んで少年へ投げつける】
【質問には、当然の如く無回答だ】
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:57:45.99 ID:IE6sncMo
>>777

/お疲れ様でしたーっ
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/20(水) 23:57:59.28 ID:anpuDHko
>>769

…そうですね…う〜ん…
では、後者で行きましょう
こう見えて、逃げ足も速いですから!

…もし何も取れずに逃げ帰ってきたらごめんなさい

【検問の表情や身なりからぼんやりと敵の強さとかを想像して】
【格好・装備から武器を持たない身軽さなら逃げ切れる】
【そう彼女は考え、おおよその思惑通りの答えを示した】
【紙袋等の荷物を、検問から離れた木の影にそっと置くと】

……どうにかしてみます
自信はないですが、後味が悪いのよりよっぽどマシです

【こくんと力強く頷いた】
【瞳は凛と強く据えていて、揺るぎはないようだ】
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 00:01:01.88 ID:oNwUly6o
>>781

あは、きゃははははっ………うわっ、とっ?!

【少女から投擲された小石が肩口に当たる直前、】
【空中に浮かんだままひらりと躱す。】
【ただ、余りに距離が近かったためかギリギリの所だった。】


―――――あ、危ないじゃんかーっ!
当たったらどうするんだよっ! ぼうりょくはんたーいっ!!

【理不尽な反論をおちょくり半分で返す】

【再び笑みに余裕が戻ると、今度はポケットを手でまさぐりはじめた】
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/21(木) 00:03:40.39 ID:jHhP0VI0
>>778
そういうのは武力をちらつかせて言うものじゃない、というのは解ってるだろうな?
お前らがそれをちらつかせずに交渉したとは、思いがたい
【忌々しさと呆れを混じらせた表情】
【機関の言う言葉を十割信用する事は無さそうだ】

貴様らの世界での事は知らん。だが私の世界、私の世界の吸血鬼はその血を吸い、
相手の運が、素質がよければ吸血鬼となる事が出来る・・・大概はもの言わぬ死体の出来上がりだがな
【付き添いの男のせいで興が冷めた、という顔だ】
【仕方無しに剣をしまい、己の肩を貫いた剣を荒く引き抜きそこ等に投げ捨てる】

・・・無防備になっている時の俺の護衛についてもらう。今やっていることより下らん、と思うのは勝手だが、そういう契約だ。魔術的な契約までしてな
「・・・ち、せめて貴様が何も出来んときに骨がある奴が来るのを期待する他無い、か」
【何だかよく解らんがこれからやるべきことが出来たようだ。それは以前から予定されていた物らしい】
【そしてそれでは青髪が無防備になり黒尽くめが警護するという形を取るらしい、一体何やるのやら】

「・・・その命、預けておいてやる」
肩に深いの貰っといてよくそんな上から発言できるわ・・・
【そんな馬鹿な言い合いをしながら彼らは空間を歪ませて消える】
【転移魔術、か。それぞれ二人が別々に出していた辺り青髪も魔術が使えるようだ】


/短い時間でしたがありがとうございました、此方の勝手な都合ですみません。
/いずれこの失態を取り返せるように精進したいと思います
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 00:04:32.42 ID:zFQxrQSO
>>755

【そうかもしれません。「!」「?」がお空の彼方で数を増やしてある日新世界を埋め尽くさんとry】
【ほのぼのな日常は良いよねー!】

うん、そうだね……。
――――……やだなぁ、其処が萌……可愛いんじゃないか。

【おいちょっとまて】
【きりっとした真顔でそんな事を言って。なにこのこMなの死ぬの?】
【パッシブスキルですかわかりません><ラットスレイヤーでも付ければいいよ】

……ああ、そうすると良いよ。お友達になれたら、大事にね?

【目を細め、深く頷いて。ふわり、柔らかく微笑む】
【暫くぼんやりと少女を見つめ、思い出したようにへらーっとココア(未開)を差し出して】

【要る?とばかりに小さく首を傾げてみせつつ】

――……運が良ければ、或いは悪ければ。針が極端にどっちかに振れていれば、ごくごく稀に、ね。
けれど、お勧めは出来ないよ。こっち側に余程の未練が無い限りは――。

【――「生き返るような羽目にならないよう、気を付ける方が余程有意義」】
【笑顔を保ったまま、それでも初めて気休めにはならない事を言って】

>>762
いや、確かに失ってる。ただ……そうだ。君にとっては、必要無い物なんだろうね。
その分、今持ってる物を大事にすると良いさ。月並み日並みな言葉だが、覆水は盆に返らず、だよ。

【軽く肩を竦めて、浮かべた笑みを一瞬、チェシャ猫じみた其れに変えて】
【「そういう風に出来てたからじゃない?」等と、適当な台詞を一つ】

………えっ。えっ。
な、なにそれこわい、アレあのその適当?今の適当?

うわどうしよ、割とじーんと来たのに……。

【しょんぼり】
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 00:07:54.67 ID:H4lpzeQ0
>>776

飼い主とペットの関係が嫌ならば、友達でも良いんじゃないかなぁ?
親と子の関係、師と弟の関係なら、独り立ちって概念も―――………いや、今考えても仕方がないなぁ。

【投げ出した脚をぷらぷらと振りながら、遠く高く、宇宙(そら)を見上げる――――しゃらりと揺れる髪、もふ、と張る胸部】
【きゅ、と強く卵を寄せて、言葉を濁して、悠久の時への敗北感を爽やかに滲ませる少女は、画になる】
【「今考えても仕方がない」その台詞が誰に、何に向けられた言葉か―――現世のモノ達に、知る由は無くとも】

……ほ、へ? …う、んっ、確かに気になるかな〜。
ボクは勝手に男の子だと思い込んでるけど、専門家でも学者でも無いし、にんともかんとも…。

【変化――――それが少女には『本当の自分』を見せて呉れたように思えて、戸惑いと嬉しさがマーブル模様】
【それを、表面上は『唐突な質問』に対する返しに、惑う様に見せかけて彼女は、はにかんだ笑みを見せた】
【性別は、確かに教育プランに関わるかも――――内心で薄く形作る思考は、そんな感じ】

…ボク? ボクの名前は『ランセット=ケルセート』。
そうだねぇ、機会さえあればボクは歓迎するけど…連絡先とか、居るのかな?

【相手の心情を察したか察さぬか、顔にも声にも出さず―――あっけらかんと、自分の名前を教え、連絡先の提案まで】
【ともすれば、無防備=\――それも、『この』相手が一定の礼儀を以って返してくれると、信じているからだろう】
【若しくは――――彼女の日常≠ゥらの逃避の意味すら在るやも知れないが、公園に佇む発育の良い少女から、不自然なまでに血と焔の匂いは抜けていた】
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 00:08:24.22 ID:zEjD706o
>>783
【一つ目の提案の最後に、マイナスの部分を紹介して】
【二つ目の提案は、大きなマイナスを見せない】
【ギャンブラーでも無ければ、後者を取る可能性が高い。単純な、詐欺の手法の一つではあるが】

………ならば、よーく聞いてください

私が突入して50数えたら、「走って」あのゲートを潜る
それに成功したら、今度は「歩いて」正面の道を真っ直ぐ行きなさい
十数分も歩けば、市庁舎が見えて来る筈。其処に侵入したら……

「エレベーターを使わないで」二階に上がり、倉庫の運搬用エレベーターで最上階に
最上階まで行けば………後は、扉は一つ。市長の部屋
今は………この街を統括する≪No42≫の部屋ですね

目的を何らかのやり方で達成したら………其処までの過程の逆を進んで、此処まで帰って来なさい
それまでに私は機関員を引き付けて、此処をガラ空きにしておきます

【この芝居の、最大の問題点は】
【平の機関員には、カリナトゥスは実際に裏切ったものとの連絡が回っている事】
【ミーナの名前も顔も知られておらず、下手をすれば侵入者として処理される事】

【同時に欺かなければならない人数が多すぎる。それでも】
【浮かべた笑いが、消したくても消えない程に、今は愉快な気分で居た】


…………それじゃあ、後を宜しく
間違っても、死なない様に。死ぬくらいなら、殺しなさい
今は……貴女の命とやる事の価値は、貴女一人に収まらないんですから

【そう言って、カリナトゥスは走りだす】
【検問に近づけば、それに呼びかけようとする二人の兵士】
【片方に銃口を向けて、バン。もう一人にすぐさま向けて、バン】
【即効性の麻酔銃弾を撃ち込むと、ゲートを潜って街の中へと消えた】

【此処から、ミーナがどう動くか】
【言葉通りに動いても、己の判断で動いても良し】
【当然、下がるという選択肢も、それはそれで『あり』だ】

789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 00:12:48.38 ID:RrQ5kPIo
>>784

(……う、ぐ)
(……そうだった…、飛び道具は当てにくいんだった…!)

【避けられて、僅かに悔しそうに眉を顰めた】
【いつまでもこの体勢だと、何されるか分からないので、ゆっくりと立ち上がる】

突然脅かすほうが心臓に悪いよっ

――ぃや、そんなに驚かなかったけど

【どう聞いても強がりです】
【お尻に付いた砂を、ぱんぱん、と左手で払うと】
【藁人形をポケットに突っ込んで】

それにしても、全っ然変わって無いんだね
半年もあったのに……、ずーっと子供のまんま

【僅かに意地悪そうな笑みを浮かべて、口撃開始】
【無能力状態なので、これくらいしか出来る事が無いとも言います】
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 00:13:43.59 ID:y0grksDO
>>757
ああ、コレオジサンのなの?
随分……いや、気味悪いねェ。原色の凝視を叩き混まれたみたい

【有り体に言えば、理解するにはあまりに情報が足りない】
【ただひたすらに合致しないピースに不快そうに眉を寄せ】
【耳を襲う羽ばたきのような音に、耳だけ向けて澄ませている】
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 00:14:44.79 ID:bMqJEgM0
>762

……、……べ、別にあんたのためにやってあげるんじゃ……ないんだからね……っ。

【……!?】
【数秒だけ悩む仕草をしてから、無表情でこんなことを】
【テンプレすぎてもうなんかダメである。しかも無表情。ダメダメすぎる】

……それって、人には、当てはまるの?

【全部、全部しっかり聞いてから】
【首を傾げて、そんな質問を返して】
【つや消しブラックな瞳は、細められていて。悲しげにも、寂しげにも、怒ってるようにも、見えたり】

……、……そかー。

【にこ、と】
【相手の言葉を聞いて、なぜだか、笑って】
【何となく、泣きそな目をしてるような、してないような、してるような】

>>786

【むちむちと蠢く!、?。想像したら案外かわいい気がしたので私は許す】
【平和が一番なんです><】

……、……偉そうな女の子を精神的に蹴り落とすのがいい、って?

【※だれもそんなこと言ってない】
【強いて言えば。本当に強いて言えば、どこかの誰か(私)の考えかもしれないが】
【ラットスレイヤーはそれまでが辛いry】

……えっと……、……かつぶしとかあげたら、仲良くなれるかな。
煮干の方が、いいかな……。

【餌付けするつもり満々なようです】
【仲良くなるつもりはあるらしいが、方向が若干ズレている気がするというか】
【野生生物相手にはこれが正しいのか、もう分からないが、とにかく。仲良くなるつもりだけはある模様】

……幸せだったら、運がいいの。
不幸だったら……、運が、悪いの。
…………たぶん、そうなの。

【小さな子どもが泣き出す寸前みたいな、どこか拗ねたような表情】
【つや消しブラックな瞳は伏せられて、地面の小石を見つめていて】

/パソ子の調子がMAXで急下降なので再起動してきまー。調子悪めなので時間かかるかもしれません
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 00:20:21.14 ID:8CMpSH.o
>>788
えーと、えとっ!?

50数えたら走ってゲートくぐって…!?
十数分正面の道を真っ直ぐ歩いて、市庁舎に入る

エレベーターは使っちゃダメで2階に上がって…
倉庫の運搬用エレベーターで最上階行く…っと…

【急なことで、しかも項目が多い】
【指折りで何度も確認して覚えようとする】
【そしてまだ微妙に自信がないうちに出発されて】

わわっ!?
待って!?まだ心の準備が…あああっ!

【50が正確に数えれそうにないぐらい慌てて】
【焦るあまり心臓がバクバクして動悸が激しくなる】
【頬をぺちぺちと叩き、なんとか50を数え上げると】
【可能な限り全力で、周りが見えなくなるぐらい走りに全てを注いで】
【ゲートを潜り抜ける】
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 00:21:28.11 ID:Icf3lLso
>>787

まァ、何にしても先ずはその殻を破って姿を見せてからだろォな
男か女か、どんなヤツかだってわかんねェし、もしかしたらドラゴンじゃねェかも・・・・・

【初めてだろうか、この青年は冗談と共に小さく笑顔を見せる】
【そして、空は見ない―――理由はとても小さなモノなのだが、とにかく見ない】
【代わりに目に入るのは少女の胸とその手に抱かれる卵】
【とは言っても、どうやらソチラに煩悩は働かないようで――――――】

『ランセット=ケルセート』・・・・ァ、オレ様はレイ、番天 零だ
で、まァ連絡先は無ェが―――・・・そうだな
“風”だ、風が吹く方向にはオレ様が居る、って覚えときゃ良い
逆にオレ様が・・・何て呼べば良いか知らねェが、テメェに会いたい時は適当に探す

・・・そんな感じで良いだろ?
オレ様は色々と“飛び回ってる”からなァ

【仕事で使うような言葉だが―――そんなハズも無い】
【と、なれば言葉のまま―――どう考えるかは、少女の自由】

【兎に角、青年は自らの名を名乗って、相手の名前を覚えたという事実が其処に在った】

794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 00:21:28.91 ID:oNwUly6o
>>789

ふーん? 驚かなかったんだー? へえー……?

【少女の眼を見ている。正確には、目尻の部分をじーっとみている】


んぅ………?

【少女の言葉に、僅かに首を傾げる】

おねーちゃん、誰?

【――全く覚えていない、という様子。どうやら本当のようだ】
【酷い目に会っても反省しないのが子供の長所であり短所でもある】

【ちなみに「子供」という言葉にはあまり反応しない。何故なら子供だからです^q^】







―――――――おねーちゃんみたいな間抜けな人、知り合いにはいないけどなーっ。

【ついでに思いついたのか、余計な事を付け足す】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 00:21:33.75 ID:YO9zMRgo
>>785
「それは機関という集団のイメージ問題だからなんともねぇ。とりあえずその札は使われてないんだけど」
まずあんたからして「機関=悪」の観念が固まり「過ぎてる」臭いしね。信用出来ないのはどっちだか

【微妙に困り顔の瑠璃と、痛みに顔をしかめながらも呆れた様子の翠】
【――「使われてない」ということは、手品師女の方は氷の国の方の人間なのか?】

まぁ吸血鬼もピンキリ、ってところかしら。異世界のそれならなおさら当てにならないわね
「護衛に、契約…ふぅん」

【契約関係にあるという二人のやり取りに、そこそこ興味がある様子の二人】

その言葉はそのまま返してくれようか・・・くっ
「怪我した状態で言っても説得力が無いわよ?」

【ごもっとも。二人は、ライクとディオルが去っていくのを確認した後、ひとまず近くの医務室に移動することにした】
【―――その道すがら】

うーん、色々反省点があるわね、今回の戦い。ねぇ、魔術の対策って何かいいの無いかしら?
「そうねぇ…私たちに協力してくれるのなら、いい物があるわ」
いいもの?

【?な表情の翠に、瑠璃がほほ笑みながら言う――】

「アウロリウム――極光石という鉱石を知っているかしら?」


/お疲れさまでしたー、無理はなさらぬようにですよ
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 00:25:11.01 ID:GHGbbgDO
>>786
…はっ、知ったような口利きやがって、占い師かお前は
…ま、今あるもんはそれなりに大事にするさ
【青年の笑みに、短く笑い飛ばして答え】

…俺が適当に話さない時なんてない
【そっぽを向いて紫煙を吐き出す】
【それもそれで酷い気がするが】

>>791
…お前、違う話し方できるなら元からもっとやりやすい話し方しろよ
【苦笑いしながら横目で少女を見て】
【すぐにまた目を逸らす】

…当て嵌まるな、あぁ当て嵌まる
…人なんてな、表ではどう着飾っても腹の中はどうなのかはわからねぇ、怖ぇ生き物だよ
仲良くしてる奴ほど、陰で悪口言われてるもんだ
…でもな、たまには信じられる奴ってのがいる…そういう奴には共通点もある…
…信じられるような奴は、そいつ自身も人を信じる、正直で真っ直ぐな奴だ
…何、長々と語ってんだかな
【しんみり、静かに語ってから、短い言葉を呟いて】
【紫煙を吐き出し、話を打ち止める】

…ま、いいか…ねみぃから帰るわ俺
後は頼んだぞーもう一人ー
【右手で頭を掻きながらその場から足を出して】
【右手を上げ、怠そうな足取りで立ち去った】

/すいません、先に落ちさせていただきます
/乙でしたー
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 00:28:27.37 ID:zEjD706o
>>792
【珍しい肉体労働、割と直ぐに息が上がってきたカリナトゥスの頭に、一抹の不安】
【状況を見ながら一つ一つ指示を出すのと違って、マクロを組んで実行する様なこの状況】
【組み損ねれば、そしてマクロが精確でも実行が失敗すれば、危険】

【それでも、検問の機関員を麻酔で眠らせて、適当な建物の中に潜り込むと】

………ふーい、こっからが面倒事
さって、やらにゃあ成らないのは………

【携帯電話に似ているが微妙に形状の違う、通信機を取りだして】
【モールス信号にも似た、単純な音の組み合わせの信号を、何処かへ送った】


【ゲートを潜れば、其処は静かな夜の街】
【静けさに響いた銃声の余韻は、待機した50カウントの間に薄れている】

【もし、指示通りに歩いて行くのなら、暫くは特筆すべき事もない】
【仕事帰りの人間と擦れ違ったり、夜間の見回りをする機関員と擦れ違ったり】
【然しそれも、市庁舎に近づいて行くにつれ、殆ど居なくなる】

【そして、やはり市庁舎に近づくにつれ、だが】
【先程潜ったゲートの方向が、少しずつ騒がしく成り始める】
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 00:29:13.02 ID:Li24fYAO
>>779

何だそれ…
そんなに自分の力をひけらかしてんのは、この私にビビってるってことなのか?ん?

それとも心配してくれてんのかよ。

可愛らしいところもあんじゃねーか。
戦いたいってのなら、いつでもどっからでもかかって来て良いんだぜ。
【淡々と挑発的ではあるが、その軽々しい雰囲気や態度からみるに戦意はすでに無いらしく】
【挑発も意に介することなく受け止めた上で涼しい顔のまま。あの技を見ても尚、余裕と自信に変わりは無い】

あぁ、なるほどね…
そういう手合いの奴かよ。
ったく、最悪に面倒くせえな……だが…

最高に面白くなってきやがった。
【そして、それは木っ端微塵になったと思われていた男が姿を現した時でさえ変わらない】
【瞳の奥は火が灯った様に揺れている】
【勿論、その顔には楽しくて堪らないとでも言いたげに笑顔が浮かんでいた】


そうだな、お前とはいつかケリをつけてやるよ。
あそこのお姫様に手出しされちゃあ、面白くない。
今日は見逃してやるよ。

“また”な。
【どこまでも不敵な笑みを見せつけながら言い放ち見送ると】


さぁてと…
【一段落ついたと、大きく両腕を上げて伸びをしてから】
【其方に向き直ると詰め寄るような勢いで歩みを進めて行き、ふいに顔を近付けてジッと見つめようとする】
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 00:37:24.99 ID:H4lpzeQ0
>>793

…そ れ は 流 石 に 無 い 
…かな。

【悪戯っぽく微笑んで、冗談を潰しにかかる―――或いは、其れが彼女なりの『冗談』なのか】
【右手の白い指先を艶の在る唇にあてがう姿は、年不相応≠ネ印象を与えるもの】

番天 零…レイくんだねぇ? 覚えたよ。
それで、どうやって探せばいいかも判った…こう見えても、風読みは得意なんだ〜っ。

【風の方向=\――如何にも、解釈に困る…強いて言うなら、『旅人』染みた言葉】
【だが、『飛び回ってる』という補足を耳に入れて―――少しだけ、ガテンが入ったらしく、無邪気な嬌声を上げた】
【余談…彼女の能力は、かなり限定的な気流操作を要素の一つとして内包する】

それで、次は………ふぁーっ!
……御免ね、こんな夜中になると、ちょっと眠くなって来ちゃう。
そろそろ、お家に帰っても良いかな〜?

【言葉を継ごうとした瞬間、ふっと腹の底から舞い上がり―――眠気が、派手な欠伸として実体をもった】
【幾ら能力者の彼女でも、外で眠りこける事には―――または、能力者故に£抗が在るのか、窄んだ声で赦しを乞うだろう】
【すくり、睡魔が追い付く前に立ちあがって、身体をぐっ、と伸ばして、卵を小脇に抱える】
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 00:38:13.52 ID:veqTNxco
【櫻の国、とある街】

はぁ…………

【白いシャツに暗い赤のネクタイ、その身を黒のスーツに包み】
【その胸はそれなりと言うに相応しいサイズだが黒いスーツは陰影を曖昧にするのでそれは目立たない】
【手入れをあまりしていないのか所々外側に跳ねている長い髪はネクタイと同じく暗めの赤色】
【両の手には動かし易いように機能美を追求した薄手の黒い手袋を装備している】
【昏い藍色の瞳は片方、右目は眼帯で塞がれているがそのツリ目と眉間に深く刻まれたシワによって】
【常に怒っているような印象を受けるだろう、そんな「癒し」という単語とは程遠い女性が溜息を吐きつっ立っている】

(今日だけでどれほど疲れたか、肉体よりも精神の疲弊の方が大きい)
(結構理性ってあるもんだな、本当冗談みたいだ……)

【どちらかと言えば今の顔色は怒りより疲労の度合いの方が多いようだ】
【その疲れは何かの仕事が残したものだろうか】

【夜になって人も少ない街中は人目など皆無に近く】
【自分を避ける人間がいないというのも楽と言えば楽だった、それに今は……】

ま、結果オーライだなキレなかったアタイに乾杯ってもんだ
(つっても酒は飲まねーけどさ……)

【今は彼女の足元には麻の布に包まれた巨大で長い何かが横たえられていて】
【その物体の異様さは伝わるべくして伝わるだろう、人がいない事が幸いだった】
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 00:38:50.27 ID:8CMpSH.o
>>797
ふっふのふー♪
割と簡単でした!カリナトゥスさんが捕まって無ければ良いのですが

【とりあえず束の間の休息にほっと一息を付いて】
【カリナトゥスのみを案じながら歩きへとシフトチェンジする】
【途中機関員とすれ違うたびにびくっとしながら】
【あからさますぎて逆に怪しいポーカーフェイスで進み続ける】

それにしても…人が減ったような…?
正直、不気味…ですね

【薄れる人気で、これ以上進むべきではないと肌で感じ取る】
【しかし背後に戻ろうにも戻れるわけはなくひたすら進み続けた】
【ゲートの騒がしさに走りたくなる衝動に駆られるものの】
【言いつけを守り、振り返らず黙々と進む】

【ここまでは、作戦通り】
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 00:40:46.15 ID:RrQ5kPIo
>>794

【少年の視線に、ハッと気が付いて】

……これはっ
違うから! 痛かっただけだから!

【手でぐしぐし、速攻拭う】
【「おばけ」が怖くて泣いた――、みたいに思われるのは嫌らしいです^q^】


………………

【忘れた――――?】
【あれだけの悪戯を仕出かしておきながら、忘れた――?】

【驚きで目がまんまるになる】
【それだけなら、「忘れられてよかった」と返せたのだけど】
【付け足された言葉が、ほぼトドメ――】

――――ふーん……
……それじゃ、私の人違いかなー……

…………暗くて顔が良く見えないから、もう少し近くに着てよ

【怒りを押し殺して、平坦な声】
【笑顔だけど、頭に四つ角マークが浮かんでいるように見える】
【おいでおいで、と手招きしてみたりする】
【――誰かって質問に答えてない!】
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 00:44:50.25 ID:sIuHt5.o
>>798

――芸術…、あぁ…、――とすれば…、

【なにやら思う節があるのか、ぶつぶつと呟き】

なるほど。そういう能力か…。

【分かったらしい】

あのクソゴミ偽執事風ストーカーじじぃ…、次に会ったら腐った脳ミソの隅々まで熱殺菌して、ぶっ殺 してやる…。

【美しい姿に似合わない汚い言葉で初老の執事を罵り、呪詛を吐く金髪美女】

【突如、近づいてきた女性にビクッっと反応し、身構える】
【端整な顔立ちに見つめられ、気恥ずかしいのか何なのか、視線を外すと】

なによ…?

【と小さく呟いた】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 00:46:58.68 ID:zEjD706o
>>801
【ゲートの方角から聞こえる騒音は、少しずつ少しずつ大きくなって】
【それが有る程度のラインに達したその時に、その騒音に交じる「バーン」という銃声】
【この街では、もはや普通の事なのか。家から飛び出そうとする者も居ない】

【市庁舎に辿りつけば、夜間だからか自動ドアは作動せず】
【横にある夜間用出入り口から、中へと入る事になるだろう】

【当然の事と言おうか、夜間には警備員が居る】
【市庁舎の建物に入って直ぐ、少々離れた位置からの足音が聞こえる筈だ】


【まず目指すべきは階段】
【外に面した非常階段を使うか、屋内の階段を使うか、それはミーナの判断次第】
【近づいて来る警備員への対応も、考えなければならない。此処まで踏み込めば、もう良い訳は利き辛い】

【上の階からは、足音のようなものは聞こえてこない】
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 00:47:59.97 ID:oNwUly6o
>>802

へーっ、そうなんだー?

【にやにやにやにやにやにや^q^】




【少しの間疑問符を顔にくっつけていたが、】

へへーん、これでよく見えますかー? べーろべーろべーっだ!

【(※「なるたけ腹の立つおちょくりの表情」をお好きにご想像下さい※)】
【鼻と鼻が触れ合いそうなほど顔を近付ける】
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 00:51:40.90 ID:Icf3lLso
>>799

おォしそうだな、お互い名前も“連絡方法”も解ったことだ
オレ様、他人を拘束するような趣味はねェからなァ
家でも何処でも、ソイツを割らないようにして帰れよォ?

【もう一度会って、経過を見届けたいと願い出た卵――割られては堪らない】
【そんな事はありえないだろう、と思いつつも気軽に声をかけ】
【相手が立ち上がるに合わせて身を引きながら両手をポケットへと突っ込んで】

(ドラゴンの卵を育てるかァ・・・一度、鶏辺りでやりてェとも思うが)
(ちょっとばかり、卵も鶏も食べるような気持ちにァなりそうにねェなァ)

・・・・じゃ、オレ様は此処でちょいとやることがあるんでな
歩きながら眠ンなよ、ランセット――――。

【そのまま、その場所から動かずに小さく微笑み】
【やがて公園から姿を消すだろう少女を見送ろうとする】
【何処からか―――その後姿に温かな春風を“吹かせ”ながら】
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 00:54:13.05 ID:zFQxrQSO
>>791

【………。確かに、某Pちゃんみたいなのを想像しなければ概ね可愛い。うん】
【そうですねっ><】

その発想は無かった、けど……――ふむ、どうだろう。
確かに、惹かれる物は……だが、ああ――――。

【なんか真面目に考え出しやがりました。いろいろと駄目だこいつ】
【取り敢えず、良い趣味してますね勿論良い意味で。同志よ】
【そうだったの……】

あげ過ぎは駄目だよ?餌は出来るだけ自分で取った方が良いからね。
飼うつもりなら、とやかくは言わないけれど……。

【手っ取り早い方法では有りましょう。なんか違うけれど】
【仲良くなろうと歩み寄る姿勢が大事だから、きっと間違ってはいないと思うよ!】

――――主観の違い、かな?其れとも……うん、言い得て妙では有る。
取り敢えず、そうだな。ココア、飲む?もう温くなっちゃってるかも、だけど。

【暫くぼんやりと考え込んだ後、ふと少女の表情を眺めて】
【話を打ち切り、軽く差し出した缶を揺らして水音を響かせ。へらり、また元の笑いを】
>>796

占いはやらなくも無いけど、どちらかと言えば詐欺師に近いかな?
とどのつまりは、ただの何でも屋さんさー…………うん、良い返事。

【へらり、割に洒落になってない事を宣い、後から真偽の境目も曖昧な件の笑みを浮かべつつ】
【満足げにくつくつと喉を鳴らして、薄く目を細めると】

しょぼーん……っと。
……ああ、確かに請け負ったよもう一人。おやすみなさい、良い夢をー!

【大袈裟に落ち込んだ様子を見せつつ擬音を吐き出して、】
【彼の台詞の一部を引用して、ひらひらと後ろ手を振り見送った】
//お疲れ様でした、おやすみなさーい!
//此方こそ、テンポがあれで済まぬのです。楽しかったのですぜー!
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 00:56:35.40 ID:RrQ5kPIo
>>805

う、うっさい!
本当にそうなんだから…!
……笑うなぁっ!

【ムキになって赤くなるところは、やっぱり子供】
【彼女も14歳で、精神年齢はそれを更に下回る】
【ポーカーフェイスも長くは持たない】


【内心、微妙にイラッとしながらも】
【さっきから怒りっぱなしなので、これ以上は揺さぶられない】

えー、よく見えてますよー
……ふふふっ

【両手を伸ばして、抱きしめるように捕まえようとする】
【たしか、そういう捕獲法には弱かった筈、と覚えていたらしい】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 00:58:14.78 ID:H4lpzeQ0
>>806

…何を言うか、割るもーんかっ!
流石に其処まで詰めは甘くないさ〜、ボクは。

【磔にされたかと思う程に、腕を固定して、左手で右手をかばうように――注意は、細心】
【ににっ、と、自信ありげな笑いを作って、最後まで甘く気の抜けた声を返して】
【炭酸の抜けたコーラ―――と呼ぶには、些か舌触りが良すぎるだろうか】

大丈夫っ、次に会う時まで、きっと。
割れてるとしたら生まれた後さっ……じゃあね、レイくんっ!

【にっこりと、鮮やかな笑いを浮かべて―――踵を返して、彼女は夜の闇に消えていくだろう】
【吹き寄せる季節外れの風に、薄い微笑みを浮かべ―――少し離れたところで、諦めの混じった溜息を、溶かして】
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 01:00:25.32 ID:bMqJEgM0
>>796

……つかれたん。

【はー、なんて、息を吐いて。しょんぼり】
【キャラに合わない行動は疲れる、らしい?】
【なんか全体的に無気力なだけな気もするのだけれど】

……そっ、か。
そっか。…………そっか。
……分かった、……ありがと。

【大事なことだからか、3回】
【ちょっぴり俯いて、目を伏せて。小さく頷いたりして】
【それから、ぽそりとお礼の言葉。納得したようです】

ん……、……ばいばい。おやすみ。

【それから、立ち去る相手の背中に、そんな言葉を投げて】
【じぃ、と。視線だけで見送った、とか】

/おつでしたのー

>>807

【ありがとうその言葉で目が覚めた】

気の強い子を泣かせるのがいいんだって誰かが言ってた……。
……わたしじゃないよ、わたしじゃないよ。

【大事なことだから2回】
【ふるふると緩く首を振りながら、否定して】
【同士よガシッ】

……そう、なの?
飼うのは……、……、ルシアに、聞かないと……。

【ぅ、と。言葉に詰まって】
【うむむむ、何て唸ったり】
【誰かに聞かないと大丈夫かどうか分からない、らしい。まあ同居人が居るなら聞くべきである】
【※猫アレルギー的な意味とかで】

……全部忘れたりできるなら、運が悪かった人はきっと、幸せ。
運が良かった人は、不幸せ。
……、……いるー!

【目伏せたまま、なんだかそんなことをぶつぶつ言っていたけれど】
【差し出されたココア、それに釣られてぱっと視線を上げ】
【きらきらと輝くつや消しな瞳が差し出された缶を射抜く勢いで見つめて】
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 01:01:25.78 ID:oNwUly6o
>>808

別にー? ボク何も言ってないよー?

【にやにやにやにやにやにやにやにやにやにやにやにや】
【子供か】
【子供だ】



―――――――とうっ!

【少女が腕を伸ばすや否や、瞬時に"落下"を始め】
【迫る腕を下方向にすり抜けようとする】
【流石に単純な対処法は覚えたのか】

【ついでに先程少女がポケットにつっこんだ「人形のような何か」を奪おうと手を伸ばす】
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 01:09:07.19 ID:RrQ5kPIo
>>811

【悔しそうに、ぐっ、と奥歯を噛んで】
【反応を我慢する、という対処】

……あっ

【両腕は空振りに終わり、隙だらけだったポケットから藁人形が奪われる】
【呪力が見えるなら、それには赤色の微弱なオーラが漂っていることが分かるだろう】
【いちおう、呪術用のアイテムらしい】

まて、このっ……!

【すかさず、彼の襟首へ右手を伸ばす】
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 01:09:47.59 ID:Li24fYAO
>>803
そうだな、お前の外見は可愛らしいとか綺麗だとか…そんなちっぽけな次元の話しじゃねーよな。
完成されたもんだよ。
別にそれが悪いとは言わねえけどよ。


にしても、その顔には似合わず中身の方は真っ当な性格してるぜお前。
【子供のような無邪気で明るい微笑みを浮かべ】
【観察した結果を率直に述べて】

やっぱり気に入ったよ。
私の目に狂いはない。

黒岩 凌子ってのが私の名前。

で、お前の名前は何て言うんだ?

あぁ…偽名とか嘘とか、そんなつまんねえもん吐くなよ?
そんなもん自分っていう人間を薄くするだけなんだからよ。
【首を少し傾けながら、言葉の端々に威圧感を持たせつつ問い掛けた】
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 01:10:15.51 ID:Icf3lLso
>>809

【彼女の姿が消えていく――闇に解けて、暫く経つまでの間】
【温いとも違う風は吹き続け、最後に一筋ヒュウと音を立てて】
【それが静かに止むのと零が動き出したのはほぼ同時】

(さァて、いくらオレ様が“最強”とは言え練習はしねーとな)
(こないだ戦ったオッサンにも一人で軽く勝てる程度には、よォ)

人は・・・・アイツで最後、だよなァ・・・・・?

・・・おォし行くぜオレ様の新技――――ッ!

【周囲を見回しても人は無し、ソレを確認してから両手を外気に晒して】
【もし公園の近くに誰かがいれば聞こえたであろう物は、風の音】
【台風の危険域に達するかのような、但し荒れ狂うソレとは違う何かで】

【―――やがて半刻ほども経つと、それも止み】
【満足気な笑みを浮かべる人型は静かに公園を後にした】

/お疲れ様でしたー!



815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 01:13:36.00 ID:oNwUly6o
>>812

とりゃっ! …………?

【上手いこと藁人形奪取に成功】
【しかし、】

…………なにこれ?

【まじまじと眺めつつ、首を傾げる】
【どのようなものか分からなかったようだ】
【ちなみに少年に呪力は感知できない。概念すら知らないだろう】


んー…………? ……………ぅわっ?!!

【そんなこんなしている間にまんまと襟首を掴まれてしまう】
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 01:21:01.34 ID:RrQ5kPIo
>>815

………危ない危ない…
空に逃げられたら、追いかけるのは手間だもんね…

【なんとか襟首を捕まえられて一安心】
【今は、親猫が子猫を捕まえているような感じだろうか】

……ん、もしかして興味あるの?
教えてあげよっか?

【などと言いつつ、少年の黒髪を一本、左手でぷちっと引き抜こうとする】
【痛くないように素早く行おうとするが、もしかすると痛いかもしれない】
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 01:21:40.01 ID:H4lpzeQ0
>814
/お疲れ様でしあ!
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 01:22:15.79 ID:RrQ5kPIo
>>816
/追記、というか猫の部分、比喩がイメージしにくかったらごめんなさい
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 01:24:47.11 ID:sIuHt5.o
>>813

なッ…!

【急に何を…!と2、3歩、後ずさり、少しだけ顔を赤らめて】

あ、当たり前じゃない!私の完成された容姿は神が美を追求した結果に基づいてオーダーメイドで創られたのよ!
そこら辺の大量生産品と一緒にして貰っちゃ困るわッッ!

【早口で意味の分からないことを口走る】
【どう見ても、照れている。このレベル人間なら容姿について褒められても聞き飽きており、はいはい、と聞き流しそうなものだが…?】

名前…? アルトよ。私はアルト。名字は…、いずれ教えるわ。まだ、時期じゃないから…、

――…。あと、さっきのクソゴミ偽執事風ストーカージジィは、日夜 月昼(にちや げっちゅう)、って名前  ――…元、私の執事…、
…、見つけたら教えてくれると助かるわ。私が殺 すから
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 01:26:07.12 ID:oNwUly6o
>>816

ちょ、ちょっと?! 離せーっ!離せよーっ!

【襟首を掴む手を掴み返しながら、じたばた暴れる】
【が、あまり少女にダメージはないだろう】

――――ッつ! ……?
な、なにすんだっ! いいから離せーっ!

【髪の毛を一本抜かれるが、暴れるついでに何かに引っかかったくらいにしか思っていない】
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 01:32:45.91 ID:zFQxrQSO
>>810

【ぴぴぴーぃ、ぴーぃ!どう致しまして、色々と夢をぶち壊した気がするけどどんまいなの】

……確かに、好い。敢えてそういう子のプライドを圧し折るのは……うん。
あははー、解ってるって。大丈夫だよ――――……多分、ね?

【口許に指を宛てて、なんか色々と不安な笑みを浮かべつつ。多分とかなにこいつこわい】
【まあ、強調されるとちょびっと怖がらせたくなるのはある意味真理】
【勿論紳士だから口だけです、きりっ……おお、同志よバシッ】

うん。……まあ、そこら辺は追い追い聞いてみるといーよ。
それに場合によっちゃ、他の知り合いに飼って貰う事だって出来るからねー。

【へらーっと笑ったまま、呑気にそんな事を返して】
【確かに、仲の良い知り合いに飼って貰えばいつでも会いに行ける。まさかの里親作戦(?)】
【アレルギーは大変らしいねぇ……】

(――……ああ。辛いことを忘れられるのは、確かに幸せだね…全部がそうとは、限らないけど)

――――はい、どーぞっ!

【ぼんやりと巡らす考えをおくびにも出さず、一度頬を掻き】
【にっこり笑って。彼女が手を差し出せば、そのままココアを引き渡す】
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 01:35:45.20 ID:RrQ5kPIo
>>820

【彼の髪を一旦ポケットにしまい】

ふふふっ
全然痛くないよー?
かわいーなー

【視線が合う高さまで襟首を持ち上げて】
【からかうように微笑みを向ける】
【彼を捕られることの大変さが判っているから、自分からは絶対離そうとしない】

……ほらほら
離して欲しいなら、返すものがあるよね?

【あえてお姉さんのような口振りで、藁人形の返還を求め】
【左手を人形の方へ伸ばす】
【ちなみに藁人形は、持ち逃げしても良い品です】
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 01:38:37.35 ID:bMqJEgM0
>>821

【夢なんて無かった。うん、なかった】

へし折って叩き堕として踏みつける……。
……、わたしじゃないもん。ホントだもん……、ホントだもん。

【むー、と頬を膨らませて】
【子どもみたいな表情で、そんな反論】
【必死になればなるほど怪しかったりするのだけれども】

ん……、……そうする、の。
……しってる人、全然居ない、の……。

【こくっと頷いてから、しょぼん】
【知り合いが少ないようですよ】
【猫アレルギーだけど一晩一緒に寝れば基本的に大丈夫になるタイプだから全然おっけ】

……えへ、……ありがとうー……!

【なんだかとっても嬉しそうに、きっと結構ぬるいのであろう缶を、なんだかとっても大事そうに受け取って】
【なんだか慎重に受け取ろうとするために、もしかしたら指同士が触れてしまったりするかもしれず】
【もしそうなった場合、気がつくかもしれない。なんかもうまるで死んでるかのように指先が冷たいこと】

【触れたとしても触れなかったにしても、こちらは対して反応を変えず】
【嬉しそうに缶を開けて、飲み始める、だろうか】
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 01:40:05.21 ID:oNwUly6o
>>822

う、ぐっ……くぬぅ……っ!

【ぐぬぬ】
【人形から手を離し、爪を立てて思い切り少女の手を抓る】
【しかし如何せん握力がないため、地味に痛い程度だろう】

【当然、人形は地面に落ちる】
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 01:51:47.19 ID:RrQ5kPIo
>>824

…………っ

【地味に痛い】【表情が、ぎゅっ、と歪む】
【でも、刀で斬られるよりは、かなりマシ】
【右手は余計に襟首を強く握り締めて、左手はさっと引込められる】

……ふ、ふふ…

……もしかして、怒った?
間抜けなお姉さんに捕まっちゃうなんて、もっと間抜けだよねっ

【強がって笑みを浮かべ、からかうような調子は止まらない】
【――でも冷静に考えると、少年は両手が空いていて、少女は片手しか使えない、この状況】
【そんなに有利では無いかもしれない】
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 02:00:05.37 ID:Li24fYAO
>>819
同じ顔の奴なんてそういねーよ。
外面なんて、中身を引き立てる為の飾りだろ?

まぁ、なんだ。
神様って奴にも好みがあって、それに基づいてお前を創ったってんなら…

相当良い趣味してんよ、ソイツ。

何にせよ――私は外身も中身もお前の事が気に入ってんだぜ。
だがな、次に私の獲物にちょっかい出したら…意地悪したくもなるかな。
【恥ずかしげもなくそんな事を言いながら、意地悪な笑みを投げかけて】

アルト、ね。
しっかりと覚えた。

時期なんて関係ないだろ?
今言うか言わないかの問題なんだから。
まぁ、良いけど。

あいつが元執事って事は、それなりに色々事情があるらしいな。
敵から追われてたお姫様ってのは、あながち間違えじゃなかった訳か。

でもよ、あれは私の獲物だから。
それは約束できねーな。
【ニッと笑みを浮かべたまま、頷きつつ納得して】

さて、アルト。
これも何かの縁だろ?
私の手につかまる事を許してやるよ。
【右手を差し出して、満面の笑みと共に握手を求める】
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 02:01:43.63 ID:oNwUly6o
>>825

く、ぅ…………っ!

【わなわな】
【唇を噛んで、少女を睨む】


…………………!

【サッとポケットに素早く手を伸ばすと、両手で二本のマジックペン(油性)を取り出し、】
【キュポン、と音を立てて口でキャップを取った】
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 02:05:13.32 ID:zFQxrQSO
>>823

【ぴぴー、ぴぴぴぴぴーぃ!】

ある程度まで墜ちたら手を差し延べて、引き上げると見せ掛けて墜とす……と見せ掛けて、反応を楽しむ、と。
………ふぅ、ん。ホントかなぁ?そう言われると、何だか怪しく見えてくるから不思議だねー。

【にやにやしながらえっぐい台詞吐くよこの黒いの(仮)。変な場所に片足突っ込んでる】
【対して、わざとらしーく首を傾げてそんな事を言って】
【どう見ても楽しんでます本当にry】

……お兄さんは何でも屋さんだから頼まれれば猫だって飼うよ、多分!
いや、流石にそう何匹もは無理だけど……あとでっかいネコ科動物も切にヤバいから無理だけど…。

【そこで何でも屋さんの出番らしいですよ。今ならなんと初回無料さーびす】
【……アレ、でも一週間お世話とかならともかく普通に猫飼って……まあ細かい事は(AAry】

【なんという適応力……!】

どう致しましてっ、と……?

(――――あ、れ?)
【左手に握った缶を渡して。指が、触れ合った――まあ当然と言えば当然、酷い冷たさに気付くわけで】
【暫くの間きょとんとするも、気の所為だろうとばかりに取り敢えず自分のココアを一口】

【ぷはー、と小さく息を吐いて、当座をごまかした】
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 02:12:06.18 ID:bMqJEgM0
>>828

【夢なんか無かったからお帰りください! 出口はあちらです!】

うわぁ……。
……、私じゃないもの。私、分からないよ。
……ホントだよ、分からないもん……。

【あからさまにちょっぴり引いて】
【ほんのちょっと、後ずさってみたりして】

……なんでもやさん?
猫飼ってくれるの、遊ばせてくれるのっ?

【きょとんとした表情で首を傾げるも】
【次の瞬間には、なんだかすっごく嬉しそうな笑顔で】
【後ずさった分の距離は一瞬で詰めて、さらにもう1歩】
【ぐっと近づいて、きらきらしたつや消しブラックな目で、相手をじぃぃっと見つめるだろう】
【※とっても期待してる】

【風邪とか引くと一気にダメだけどな!】

…………♪

【かしゅ、なんて音をさせつつ、缶を開けて】
【ココア缶を両手で持って、こくこくと、なんだか小動物ちっくに飲み始め】
【とってもとても上機嫌おーら。しあわせそうですね】
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 02:12:37.38 ID:RrQ5kPIo
>>827

【言葉を返してこない少年を満足そうに見ていたが】
【――素早く現れたマジックペン】

【 蘇 る ト ラ ウ マ 】
【背筋に寒いものが走り、笑みは完全に失われた】

……ちょ、ちょっと!
それは反則だから…っ

【明らかに動揺してる―――】

【思わず襟首から手を離して、両手で少年を押そうとする】
【まるで、嫌いなものを遠くへ退けるかのように、必死な動きだ】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 02:22:53.02 ID:oNwUly6o
>>830

んくっ……!

【突き離され、少女と距離が空く】
【一瞬だけ怯んだが、ハッと気づいたように慌てて宙に逃げる】


ふ、ふーんだ。ここまで来れば怖くないもんねーっ!

【あっかんべーっ!】
【ペンにキャップをはめポケットに戻し、慎重に距離をとる】
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 02:29:29.91 ID:zFQxrQSO
>>829

【ぴーぃ…ぴーぃ……ぴーぃ………(徐々にフェードアウト的な)】

――――ってのは勿論冗談だよ、うん!
ホントだよ、ホントだからね!?

【慌てて弁解。それでこそ黒いのである】
【…………アレ、立場逆転してね?】

そうだよー、犬のお散歩から大統領の護衛までっ!……いや、大統領は流石に無理だけど。
勿論さっ、かわいー依頼主さんの為ならばその位はお安い御用!

【大統領は無理だそうです。大統領は無理だそうです、大事な事は二回】
【すっかり調子に乗ってびしぃっとサムズアップしちゃったり】
【もうこれは後に退けない、やったねχちゃん!家族が(ry】

【めんえきりょくてーかというやつですねー】

(……前。確か、頭撫でられたよね?あの時は、冷たく無かった)
(いや、きっと気の所為だ――あの時は手袋か何か、付けてたんだ。身体の末端は冷えやすいから――)

(……何より、俺が気にする事でも無い)

【ちびちび缶を傾けつつ、遠くを眺めて考えに耽り】
【自分を誤魔化すような言葉を心中で並べ立てて、理由も無くへらーっとした笑みを貼り付け】
【「ですよねー」等と、ぽつり】
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 02:33:34.41 ID:sIuHt5.o
>>826

気に入ったって、全く…。

【両腕を組んで呆れた振り】

(あるわ…私の名は…――)

【声も無く、唇が微かに動いただけの、その呟きは聞こえなかっただろう】

黒岩 凌子。私も一応、覚えておくわ。

【忘れるはずも無いが、こういう言い方しか出来ないのであろう】

…そうね。それなりに、――ね。お姫様なんてガラじゃないけど。
別に貴女が殺してくれるのならば、それでもいいわ。私はアイツが生きていることが許せないだけだから。

【ふと、その表情は憂いを帯びる、しかし、その瞳は「復讐」という名の深い憎しみと怒りを蒼炎と代え燃え盛っている】
【一度は止まった鈴のざわめきが、深く深く、鳴る】

【差し出された右手。満面の笑み】
【「ヒッ!」と小さな悲鳴。恐怖。記憶。トラウマ】

【それも一瞬の事】

【差し出された右手を一瞥し、その手を握ることなく踵を返す】

私の手につかまる事を許してやる? ――何様よ。私は強いわ。見たでしょ? 音速の攻撃。
使えるまで、ちょっと時間がかかるけど。出してしまえば、誰にも負けないの。一人だって…、大丈夫なの。一人でも平気。

【背にしたまま一人で喋る。その言葉は止まらない。吐き出すように、自分に暗示をかけるように「大丈夫」と繰り返す】

――。…握手を求めるは、あの男の昔からの常套手段なの。見た目だけはまともでしょ? アイツ。
そして、貴女も見たと思うけど、アイツの能力は、その両手に宿る。
だから、分かり合った振りをして、満面の笑みで油断させて、握手を求めてくるの。で、手を握った瞬間に殺 す。
…貴女も、これからアイツと関わる気なら、気をつけて。

…、ごめんなさいね。

【何に対する謝罪なのかは、、、】
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 02:35:05.31 ID:RrQ5kPIo
>>831

【少年が自分から離れて行ってくれたので、ふぅ、と胸を撫で下ろした】

……そんなことは、私だって同じだもん!
その距離からは、何にも出来ないよね!

【赤い舌だけ、ちろっと出して、少年の表情に対抗した】

それと、あなたから貰ったインスタントカメラ
草陰ハルって子に叩き壊されちゃった!

……ごめんね?

【えへへ】


【えへへ、である】
【少年のお財布事情其の他を一切加味しない】
【全く誠意のない謝罪!】

【危なくない距離になってから話すと言うえげつなさ】
【汚いな、流石呪術師汚い】
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 02:38:30.08 ID:bMqJEgM0
>>832

【さようならPちゃん、君の事は忘れない!】
【次回、なんとかかんとか先生の作品を以下略】

……、……ホントー?

【じぃー、っと】
【つや消しブラックな瞳で、相手をじぃと見つめて】
【逆転しててもきっとこれが色彩にかけた人の運命なのである。いやわけわかりませんけども】

……大統領のお散歩はー?

【それは ごえいに はいるのでは ないでしょうか】
【なんだか無邪気な表情でそんなことを尋ね。それを知ったところでだれに得があるというのか】

…………、猫さん、どこから連れてくるの?

【それから、ふと。そんな疑問】
【きょとんとした表情で、首を傾げて――】
【ただ、瞳だけはきらきらと。きっとどうにかしてくれるよね、的思考が瞳に映りこんでいる!】

【そしてそれは死亡フラグですよ!】

【相手の思考? なにそれ美味しいの、とばかりにちびちびちびちびとココアを飲んで】
【すっごく嬉しそうな笑顔である、ココア好きみたい】
【暗いのでよく分からないかもしれないが、そういえばやたら血の気の無い肌の色してたり、そういえばなんだか気配が希薄だったりするの、だが】
【まぁ、きっと。気のせいなんだろう、たぶん、きっと、おそらく】
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 02:45:27.37 ID:oNwUly6o
>>834

ぅなっ?!!

【随分前に持ち去られてそのままとなっていたカメラ】
【その顛末を聴き、眼を丸くする】


――――――た、高かったのに………っ!

【と、深刻そうな顔で呟く】
【※実際はパチったものです】


【呟くとほぼ同時、】
【手慣れ過ぎている一連の動作で素早く癇癪玉を投擲!】
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 02:55:54.51 ID:RrQ5kPIo
>>836

……え、それは――

【珍しく深刻そうな呟きに、困惑気味】
【せいぜい悔しがるだけかと思っていた、らしい】
【思わず本気で謝罪しかけて】

―――ぅにゃ、ぁっ!?

【不意の破裂音に、思い切り目を閉じて、硬直】
【同時に出される変な声】
【彼女に猫の尻尾が付いていたら、きっと逆立っていたことだろう】
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 03:03:32.79 ID:zFQxrQSO
>>835
【ご愛読ありがとうございましたー!】

…………ほ、ホントだよー!俺の目を見て、これが嘘をつく人の目に見えるかい?

【……あ、噛んだ】
【と、あっからさまに怪しい事を言いつつ目を合わせて】
【どう見ても泳いでます、バタフライ()。黒い子は大体こんな感じ】

…………大統領は忙しいからお散歩できないんだよ!

【(キリッとごまかしました】
【多分きっと、そこら辺で聞き耳立ててる暗殺者が得をします。いないけど】

いつか会えるよ、今日こうして会えたんだからねー!

【自信満々に言ってるけど答えになってません】
【さっきのサムズアップが台なしだねχちゃん!】

【………^q^】

【悩みながら飲んでるけどやっぱりココアは美味しい。全部ココアパワーでどうにかなれば皆幸せ】
【だけどまあ、そういう訳に行かないのが現実である。ココアうめぇ】

(……寒いから、だよね。だいたい、本人が問題だと思ってないなら其れで良いだろうと)
(お門違いというか、何と言うか。ふむ……ただの低体温だったり)

【また一つ自分を誤魔化して、ちびちびちびちび】
【どうでもいいけど、咄嗟でそれを連想するって事は死体慣れ(?)とかしてるのだろう】
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 03:06:26.78 ID:oNwUly6o
>>837

―――――にゃはははっ!ばーかばーか!

【ボキャブラリーもへったくれもない罵り言葉を上げながら】
【今度は胡椒の小さな袋を投下】

【そのまま手の届かない所で浮翌遊を続けるつもりのようだ】
【飛び道具らしきものをほとんど持たない少女にはこれで対応できると思ったのだろう】
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 03:13:06.93 ID:bMqJEgM0
>>838

…………。

【じぃ、と】
【本当にじぃー、っと。相手の目を見つめ】
【つや消しブラック、ハイライトの一切無い瞳でじぃぃ。結構コワい】

……、……わかんない。

【数秒だろうか、数十秒だろうか、それとも数分だろうか】
【とにかく、しばらく見つめ続けて――出した結論は】
【「わからない」とか言う、ある意味ヒドい結論】
【だったらこんなに長々と見つめる必要はあったのだろうかと、突っ込みたくなるね!】

……そかー。

【なぜだか、しょんぼりと眉を下げて】

さっきの猫さんじゃなくても……、……。

【何か、言いかけました、よ?】
【さっきの猫じゃなくても別にいいとか、なんだか、そう言うことを】

【ココア美味しいよねココア。そろそろ飲みたい季節】
【なんて、ココアで世界平和されても困らない立場の人である私は、冷たい緑茶を飲んでいるのであった】

…………ふー。

【いくらちびちび飲んでようと、無限に酒の湧く某ひょうたんなどではなく】
【ただの缶ココア、そのうちに中身はなくなって】
【やっぱり上機嫌で、それを】
【べご、と。両手で持ったままに、握りつぶし】
【力を入れた様子は特になく、苦労した様子もなく】
【「あら綺麗なお花が咲いていますわ」なんて、お嬢様が花を摘む如く軽い動作。なのに缶はべっこべこ】

……ごちそうさまでしたー♪

【上機嫌ににこにこと笑いながら、そんなお礼を言う少女の足元、数枚の桜の花弁らしきモノが落ちているのは、まあ、スルーしていい事柄なのだろう。きっと】

【そしてこの無条件の無邪気っぷり。きっと、相手の思考には一切気がついていないのだろう】
【なんか死体慣れとかそう言う方向に行ってるのなんか、ミジンコほども気がついていないのである。きっと】
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 03:13:48.80 ID:Li24fYAO
>>833

そうかよ。
私も生憎、誰かのトラウマを背負ってだとかそれを助けてやるだとか…そういう内向的で小難しいのは苦手でな。

心配すんな、別に無理やりなんてのも考えてねーからよ。
忠告だけ頂いとくかな。
【やけにあっさりと手を引いて、初めから興味などなかったかのような淡々とした言葉で打ち切り】
【一つに括ってあった髪を解きながら】


あぁ、そうだ…最後に。
私の事を一つだけ教えて置いてやるよ。

私はな、欲しい物は必ず手に入れる主義なんだ。
お前との握手なんて何の意味もない。
ただの仲良しこよしの挨拶なんてもんは欲しくもねえんだわ。

私は言ったよな?

――お前を“頂く”って。
【気品に溢れながらも野性的で屈託の無い――見るものをすべからく魅力するような笑みを見せて】

それに何の偽りもねえし。
無理やり力ずくで支配しようって訳でもないから安心しろ。

ただ単に…

私の手を離したくても、二度と自分の意志では離せなくなるようにしてやるだけだからさ。
【流麗に背へと流れる黒髪をふわりと靡かせながら踵を返し】

じゃーな。
お前とは切っても切れそうにない縁ってやつがありそうだ。

心配しなくても、また会えるだろうよ。

あ〜、腹減ったなぁ…今日は羊の肉にするか…
【ふわぁと大きな欠伸をしつつ、来た時と同じようにして闇に溶け込むように去って行った】


/遅レス!圧倒的遅さッ!申し訳ないですっ!!
/こんな時間までお付き合いありがとうなのだよ
/お疲れ様でしたなのです!!
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 03:17:25.65 ID:RrQ5kPIo
>>839

へ、なにこ――――くしゅっ

【言い終えないうちに、小さくクシャミ】
【くしゅ、くしゅ、と続くものは、少年に背を向けて行う】
【一応、彼にも見せたくないらしい】

ば、馬鹿なのは、…―――くしゅんっ

【まともに喋れない^q^】

ん……くっ……このぉっ……!

【少年の下で跳ねて、両手を伸ばす】
【引き摺り下ろそうとしてるみたい】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 03:20:35.97 ID:RrQ5kPIo
>>842
/多分届きません!と補足です
/もし眠くなられたら仰って下さいね!
/切るのも続けるのも、大丈夫ですので!
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 03:37:27.46 ID:oNwUly6o
>>842

ふにゃははははっ! あーはははははははっ!

【わざわざ正面に回り込むようにして少女の反応を見ようとする】
【カメラさえあれば激写していた所です^q^】


えー、なにー? きこえなーいっ!
にゅふふふっ、ほーら、ここだよーっと!

【ジャンプしても決して届かない高度、少女の目の前で大きく旋回】


/遅レスごめんなさいorz
/ちょっと眠気が酷いので今日はこんな所でよろしいでしょうか……
/できれば続けたいですが、最終的な判断はお任せいたします
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 03:41:31.62 ID:zFQxrQSO
>>840

【心中穏やかじゃない状態で、じぃーっと】
【とにかくじぃーっと見つめられ、若干うっ…てな感じになるも】

………あ、ははー。そっか、其れもそうだよねー。

【結論がでるやいなや、小さく苦笑を浮かべて呟く】
【……笑い声が心なしか乾いてるのは、きっと気の所為】
【そうだね、でも彼にはツッコむ余裕がないよ!よ!】

いや、大統領じゃなくてよかったねぇ。

【何故か、こちらもしんみりした様子で頷いて】

…………えっ。

【えっ】
【……えっ】

【ココア美味しいよココア。でもホットチョコレートとどう違うのあれ】
【……とまあ、こんな話してたらココア飲みたくなってきたので取り敢えず玄米茶を淹れてみる】

ごちそうさまでしたー、っと!

……ほいっ。うーん、そろそろ時間が時間だねぇ。

【挨拶から少し遅れてココアを飲み干し、にっこり笑って挨拶を返し】
【気の抜けた声を一つ、時間の心配ついでに】
【すっかり空になった缶ココアを、右手でくしゃっと握り潰して。何と言うか二人揃って…うん】

さて、もうそろそろ帰ろっかー。

【季節外れの桜に目を遣るけれど、多分彼女の事だからいつものこと……だよね?】
【ってな感じに割とスルーしつつ。呑気ににっこり笑って、そろそろお開きの時間だよーと】
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 03:43:47.45 ID:sIuHt5.o
>>841

【「一つだけ教えておく」その言葉に、後ろ手のまま、半身を翻す】
【その笑みに打たれ、あとはただ、言葉を聞くばかり】

【彼女が闇に消えゆく、その後姿を見送り】

お前を…、頂く、ねぇ。…、――フン…!

【何故か、憤り、鼻を鳴らすと】
【「おい」とその辺に転がっていた、最初に彼女を追いかけていた男の1人を蹴り飛ばす。男は動かない】

死んだ振りが上手いのね。アンタ達と鬼ごっこしている内に、道に迷ったわ。出口まで案内しなさい。本当に死んでいるなら今すぐ火葬してあg…

【シュパ!っと、男が立ち上がり、ニコニコと気持ち悪い笑みで「いや、俺達も言う事聞かないと[ピーーー]っておどされてて…」と言い訳をしながら案内を始めた】
【「そんなことは聞いていないわ。道を間違えたら焼くから」と、女性は闇に歩を進めた】



【――某所】

【月の光も届かない暗がり】
【血の塊を前に、所々焼け焦げた執事服の初老の男が立っている。芸術家気取りの殺人執事、日夜月昼、その人】
【目の前にあるのは、人間だったもの。骨、皮、肉、血、その全てが、元がどうあったのか思い出せないほどにメチャクチャになっている】

ふむ…。まぁまぁ、と言ったところですが…、足りません…。
やはり、芸術の高みへ至るには、素晴らしい素材が必要ということですね…。
お嬢様のような、素晴らしい素材が…!

【その虹色の瞳を狂気に歪ませ、身を翻し、初老の男は闇へと消えた】



/長々とありがとうございました!!
/マジで初老の執事はいらなかったな…。ノリって怖い。なぜ2人も出したし…
/自分も遅かったですね…。本当に。精進します。
/お疲れ様でした。
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 03:50:17.50 ID:bMqJEgM0
>>845

わかんないの……。

【しょぼーん】
【しょぼくれつつも、なんだか余裕なさげな相手をじぃっと見て】
【「まあいいかー」的に、そっと視線を逸らし。追撃は免れた】

お散歩できないのは……やだー……。
……かわいそう。

【しょぼぼん】
【お散歩できない大統領に同情する女子の図。妙な図の気もするのだが、まあ、いいんだろう。黒いし(?)】

猫なら……、好きだし……。

【きらきら】
【つや消しなはずなのに輝く瞳、釣り上がる唇】
【全身から漂うwktkオーラ――】
【気を逸らさねば、何でもいいから猫を期待されるね! どういうことなの!】

時間、……、……!

【小さく鸚鵡返ししてから、再び現る「!」】
【「時間とか忘れてたわー」的表情を浮かべるも、「まあどうにかなるよね」的表情で上書き】
【妙なところが適当な子である】
【ココアの缶ってスチールだった気もするけど、新世界ならきっとよくあることなのである。きっと】
【この子も、そこに何らかの問題は見出さず。手に持った(元)缶をぷらぷらさせながら、軽くあたりを見渡して】
【ゴミ箱でも探しているのだろうか】
【先ほど、イメージ図としてつれてこられたお嬢様が怯えているのは、きっと気のせいだ】

はーい。

【なんだろう、このノリ】
【ひどく子ども染みてるというか、なんと言うか】
【とりあえず、帰ることに異論は無いらしく。にこっとしながら、お返事】
【手に持った缶を、そぅーっと足元に置いてから、なぜだか、相手の手をじっと見つめるだろう】
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 03:56:11.43 ID:RrQ5kPIo
>>844

……っ
変ふぁ――――ぅぅぅ…!

【今、変態って言いかけたよ、こいつ!】
【くしゃみが寸前で止まって、分かりやすく耳まで真っ赤】

(…なんで、今日に限って……、飛べないの…っ)
(それとも……、本を使う…?)

―――ぇぅ、くしゅっ

【どちらにしても、今の状態では絶対届かないと悟ったのか】
【虚空に向かって伸ばされた腕から力が抜ける】
【少年に挑発され、悔しそうに俯いて―――】
【――足元にあったのは、先程の藁人形】

……っ

【即座にしゃがんで拾うと、ポケットから少年の髪の毛を取り出して】
【藁の中に詰め始めた―――】

 【稚拙な藁人形から漏れ出す赤い呪力のオーラが濃くなっていく】
 【もしかすると禍々しい&オ囲気を感じ取れるかもしれない】
 【呪いが完成すれば、藁人形と感覚が共有されてしまう】
 【ただし、少女は呪術師として、超が付くほど未熟】
 【効果範囲は近距離限定で、直接的な外傷は負わせられない、という制限が付いている】

【そして邪魔をするなら、いま少女は隙だらけだったりする――】

/いえ、私も遅くてすみませんでした…
/了解です!明日は空いてますので、いつでもおよび下さい!
/午後には起きていると思います!
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 04:35:17.58 ID:zFQxrQSO
>>847

【「あはは、はははははー」と、何やら見られて気まずい風に苦笑してたけれど】
【興味が逸れて差し当たっては安心したのか、ほっと一息】

うぅん、偉い人って大変だよねー。
可哀相だけど、うん…………やっぱり、可哀相かなぁ。

【釣られてしょんぼりー】
【黒い→大統領っぽい色→だから親近感→同情、きっとこんな図式が展開されている筈】

あははー……また今度、ね?

【きらきら光る瞳に、大人な汚さとか色々と自覚してまたも「うっ…」てなりつつ】
【子供を宥めるみたいな口調で、そんな一言。みたいなと言うか、画的には間違ってない筈】
【wktkと言い笑顔と言い、精神的ダメージ大。それでも何とか堪え切った辺り、流石黒いの(?)】

!?

【またもや先程の繰り返し、である。いずれ増えに増えた記号がわさーっと新世界をry】
【よくある事。スチール缶でも何でも、右手なら何とかなるの。能力バンザイ(?)】
【ぺっちゃんこになった缶を、またしてもポケットに。どういう仕組みとか気にしちゃいけない】
【お嬢様憐れ。だいたいこんな感じだから気にせずお花とか摘めばいいと思うよ!】

さて、それじゃあおやすみな……さ、い?

【素早く10点なターンを決めてくるっと背を向け帰ろうとすると、なんか手の辺りに視線ががが】
【振り向けば置いてあった缶に、自然と視線が向き。……えーっと、拾うんだよね?ってな感じに首傾げ】
//あばばばば、ちまっと意識飛んでたのです
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 04:43:51.45 ID:bMqJEgM0
>>849

……偉くならない……。

【なんだか、(`・ω・´)な表情で、そんなことを言って】
【心配しなくても偉くはなれない気がするのだが。まあ子どもの戯言である、うん】

……、……そかー。

【(´・ω・`)】
【(`・ω・´)→(´・ω・`)、と。一気に表情が変わって】

……今度っていつー?

【そんなことを尋ねやがる。しょんぼりのまま】

【ちなみに、今回の「!」さんは】
【途中でまぁどうでもいいかー、な感じになったためか(?)】
【空中でゆるゆるとその形を崩し、やがて粒子(?)になってどこかへ飛んでいったとか】
【それら一粒一粒が「!」の形をしていた? ……またまた、ご冗談を】
【右手最強伝説! やったね!(?)】
【お嬢様は怯えて逃げてしまわれた!】

……、……?
…………。

【缶への視線、首傾げ】
【それの意味がよく分からないのか、こちらもこちらで首をかしげ】
【それから、そぅーっと右手を。手のひらを空に向けて、ほんのちょっと、出して】

……ぎゅー。

【なにかを仰っておられる】

/辛いようなら明日でも無理矢理ばちんっ、でも私は構わないよ!
/無理しないでね、なのよー?
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 05:06:04.87 ID:zFQxrQSO
>>850

……そだねー。俺も偉くはならないよ、うん。

【寧ろ、何でも屋さんがどうやって偉くなるというのでしょう。すっごいサクセスストーリィ略してSSS】
【それになんかこう、この人向上心が足りない気がする】

うむうむー……。
今度ってのはねー……えと、次に会った時だよー!

【 お い ち ょ っ と 待 て 】
【そのまんま、完ッ全そのまんまだよ。誤魔化すにもこれは手抜き過ぎるよね!】
【にこーっと笑って、なんか説得力ある事言った感漂わせてるけど駄目だこいつはやく何とかしないと】

【「!」さんマジ「!」。何処かで誰かが驚いた時に再び粒子を再結合して姿を現すんですね】
【いや、或いは風に乗って飛ばされた「!」の一つ一つが地に根を張ってやがて「!」の花をry】
【ちなみに「!?」は逃げたお嬢様追い掛けていきました。お嬢様後ろ後ろー!】

【右手凄いね!流石∀のお兄さん……じゃないけど】

んー………?

【やっぱりよく解らないのか、首を傾げたまま振り返って】
【そのままぱたぱた歩み寄ると、同じように右手を差し出してみたり】

//こっちはちょっと辛いけどまだ大丈夫っぽいのですー、そちらこそ無理はなさらずにっ
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 05:16:59.79 ID:bMqJEgM0
>>851

……お散歩したいもん。

【果たしてそう言う問題なのだろうか。根本から違う気がするのは私だけでないことを祈りたい】
【向上心<お散歩。この子はいろんな意味できっともうだめだ】

……そっかー……!

【(`・ω・´)】
【覚えちゃったよ! 次回って覚えちゃったよ!】
【しかも極普通に誤魔化される。人を疑うことも覚えましょう、30点】

【そうして増えた「!」はやがて意思を持ち、人間に――……あれ?】
【お嬢様はスカートを両手で持って全速力で逃げていきましたとさ……、気品なんか放り捨てたね、アレは(目撃者、なんとかかんとかさん)】

…………。

【きゃっきゃ、とでも笑い出しそうな程度には上機嫌】
【差し出された手をぎゅっと握ろうとして、それが出来たならば】
【路地裏から出る道へと、歩き出そうとするだろう】
【手が繋ぎたかったよう、です、……よ?】

【繋いだ場合、さっきの指先と同じく。なんだか冷えきったにしても冷たすぎる体温を感じることになるわけで。マジつめたい】

【避けたりした場合は、なんだか怨めしい目で見上げられるはずだ】
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 05:36:23.10 ID:zFQxrQSO
>>852

……そだねぇ、だいたい好きな時にお散歩出来るのは幸せな事だよねー?

【権力とお散歩度は必ずしも反比例するとは限らない、そう思うの。だから多分要するになんか違う】
【向上心=お散歩。それでもまあ子供と大人の違いが有るわけで、何が言いたいかというとこいつも色々駄目だ】

そうなのさっ。

【きりっ】
【えっへん、と何やら誇らしげに言ってるけど寧ろ恥ずかしい。だから胸を張るなやたら背筋を反らすな】
【だがまあ、覚えてしまったのなら仕方ない(?)】

【これは――――……つまり、人間の祖先は猿ではなく「!」だったんだよ!】
【そりゃまあ、平然と握撃並の空き缶プレス見せつけられておまけに変な記号の群れに追い掛けられりゃ、ね】
【気品は投げ捨てるもの……】

ふふー…………。

【得に抵抗も無しにへらーっと笑って、おてて繋いで歩き出したり】
【それでもまあやっぱり、冷たい訳でありまして。手袋越しに伝わる其れに、心中で「冷たいなー」等と】
【歩幅の問題やら何やらは、取り敢えず歩調を緩めて補って】
【髪に目に服装に、全部が全部黒。端から見れば年の離れた兄妹にも見えるだろうか……人いないけど】

【ともかく、そんな感じに路地裏から出て。後は取り敢えず、適当な所で各々帰路に着くのでしょう】
//取り敢えずこんな感じに〆……で、大丈夫かな。うむ。
//お疲れ様でした、遅くまでありがとうございましたーっ!!
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 05:43:13.94 ID:bMqJEgM0
>>853

……だって、お散歩行かないと猫とか……会えないでしょ?
だから、偉くならないの……、ね。

【にこにこしながら、緩く首をかしげて】
【何が「ね」なのでしょう。なにが】
【お散歩>>>向上心。目先の自由に捕らわれる】

……そっかー!

【きらきらお目目】
【つや消しなのになぜだか輝く黒目。相手の身体に穴でも開けんのか、ってほどにじぃーっと見つめて】

【な、なんだってー!】
【しかもどちらも一切の苦労もなく、である。空き缶涙目】
【記号の群は――……、召喚したのこの人たちだし、まあ、お嬢様は運が悪かったのである】
【この二人に近づきさえしなければ――気品を投げ捨てることも、無かっただろうに】

【手をつなげれば、本当に、本当に、本当に、嬉しそうに笑って】
【ぎゅー、なんて。相手の手を握ってみたりして】
【空き缶プレスした女の子に手をぎゅーっとされるのは何か恐ろしいかもしれないが、さっき空き缶プレスした握力はどこへ行ったの、って程度には普通の女の子女の子した握力である】
【寧ろ、弱い方、かも】
【やたらめったら黒尽くめ、闇夜に紛れる――と思いきや。空も若干明るくなってきたりして】

【手を繋いでいる間、やたらハイテンションで楽しそうで嬉しそうだったのは、まぁ、余談である】

/遅くと言うか朝早くまでおつかれさまでしたのー!
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 17:14:36.89 ID:oNwUly6o
>>848

「へんふぁ」? へんふぁって何ー? あはははははっ!

【大分図に乗っております】
【こちらも違う原因で大分顔が赤い】


あはは、にゃははははははっ――――――――?

【少女が手を降ろしたのを見、更に表情に余裕の色が見え隠れするが】
【それは直ぐに疑問符に変わった】

(さっきの、人形………?)
(で、今のは……何だろ。髪の毛、かな?)


(………………ッッ?!)


【ぞわり】
【上空、得体の知れない怖気が、唐突に少年を襲った】

【咄嗟に再び癇癪玉を投げてみる】
【何もしなければ背中に命中するだろう】
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 17:29:20.34 ID:Icf3lLso
【路地裏】

テメェら本ッ当に弱ェなァ・・・・・・
ンなじゃァオレ様の新技をブチかます間もねーじゃねーか、オイ

【小動物の様な耳が隠れる青い髪、純朴そうな黒の眼】
【サイズの合わない黒のジャージを素肌に羽織った】
【身長160cm程の青年が倒れ伏す数人の男を前に立ち尽くしている】
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 17:38:51.99 ID:RrQ5kPIo
>>855

う、う、うっさい!
そんにゃ―――ぅ。

【宙を舞う胡椒の量が減ってきたのか、クシャミをしそうで、それには至らない】
【鼻がむずむずするだけなのである】

そんな減らず口が利けるのも、此処まで―――きゃああっ!?

【 言 い 直 し た 】
【にも関わらず、容赦無く背中で爆ぜる癇癪玉】
【黄色い悲鳴にセリフは中断されて、もうグダグダ】

…………

………………ゆ、許さないから……っ

【怒りでぷるぷる震える背中】
【癇癪玉は一瞬の妨害としかならなかったようで、既に呪いは完成している】
【呪力が見えれば、人形と少年に赤いラインが目視できるのだが――ここでは関係無さそうだ】

【向き直って一睨み、藁人形の顔――鼻先の部分を指で軽く弄り始めた】
【もし、距離を取る、ラインを切るなどの対抗手段をとらなければ、鼻先で指を動かされる、こそばゆい感触が生じるだろう】
【どうやら、くしゃみさせようとしているようである】
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 17:48:12.53 ID:oNwUly6o
>>857

にゅふふふ、それでそれで? ここまで、何なのー?

【癇癪玉命中で気を取り直したのか、】
【更に相手を逆撫でる発言】



【すると、】

――――――――ふぇ?

ん、ふぇ……へ、ふぇっくしょんっ!!

………??! な、なにこれ、ちょっ……ふ、へくしょっ!

【普段くしゃみが出る時とは違う、明らかに不自然な感覚が鼻先を襲い】
【そのまま大きくくしゃみ。】

【その状態で混乱しながらも辺りをきょろきょろと見回している】
【原因が分からないようだ】
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 17:56:48.33 ID:RrQ5kPIo
>>858

(……うわぁ、初歩的な呪術だけど……、なんか、成功してる……)
(上手くいったのは凄い久々かも……)
(やっぱり、強い負の感情を対象にぶつけないとダメなんだね)

【少年がくしゃみをしている様子を、まるで奇跡でも起きているかのごとく】
【くりくりとした、まあるい瞳で見つめていた】
【でも、それも一瞬の事】

……ふふふ
風邪でもひいたかな?
今夜は見逃してあげるから、早くお家にお帰り?

【なんという上から目線】
【意地悪そうな微笑みを浮べて、手の動きは止めない】
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 18:13:43.88 ID:oNwUly6o
>>859

――――――ふえっくしゅ! ふぇえっ?! えっくしょっ!

【絶賛大混乱中】
【鼻の頭を押さえているものの、何の対処にもなっていない】

な、なんだよぅっ! お前には関係にゃっ……ふぇ、……っくしょん!

【少女を睨み、悪態を突こうとしてまたくしゃみ】


(………………っ!)
(さっきから弄ってる、あの人形………!)

【何かに気づいたのか、距離を詰めようとする】
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 18:24:20.30 ID:RrQ5kPIo
>>860

心配してあげてるのに
ほら、なんだか顔も真っ赤だし、熱もあるんじゃないかな?

【にやにやにやにやにや】
【混乱する少年を満足そうに眺めている】
【優位に立った途端にこれである】
【顔が赤い、というのは、事実で無くともそう言うだろう】
【煽れるなら何でも良いらしい】

――――って、やばっ

【帰ったり困ったりせず、むしろ向かってくる彼】
【にわかに驚いて立ち上がり】
【背中を見せて距離を離そうとする】

【足はやや速いものの、飛んでいるものと地面を走るもの】
【追いつけない事はないだろう】
【少女に余裕が無い為、鼻の不思議な感触も収まる】
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 18:33:22.71 ID:oNwUly6o
>>861

………むーっ!

【頬を膨らませて少女を睨む。凄く悔しそう】
【顔は真っ赤^q^】

―――あっ! ちょ、ちょっと! 待てーっ!

【即座に一旦地面に着地、地面を蹴って少女を追いかける】
【それとほぼ同時に、癇癪玉を一つ大きく弧を描くように投げ上げる】
【何も邪魔が入らなければ少女の目の前に落ちるだろう】
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 18:45:43.79 ID:RrQ5kPIo
>>862

【その様子を見れない事がとても残念!】

…………っ

【突然正面で破裂する何か――】
【びくっ、と髪の毛を逆立てて、本能的に急制動、速度が一気にゼロへ】
【猫騙しを喰らったかのように止まっていたものの】

……また癇癪玉、……芸が無いね…っ

【あれだけ喰らえば復帰も早い】
【負け惜しみのように悪態をついて、また駆け出し始める】
【しかし、このロスタイムは少々致命的かも――】
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 18:57:43.51 ID:oNwUly6o
>>863

【「掴むこと」「追いかけること」「追いかける人から逃げること」】
【この三点に関して、少年は天才的だった】
【ずっとこんな事ばかりしてきたのだから。それは決して褒められる事ではないのだけれど】

―――――――っとぉッ!

【蹴りだした初速のまま少女に向かっていき――】
【その背中にしがみつこうとする】
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 19:09:09.95 ID:RrQ5kPIo
>>864

――ぅわわっ!?

【勢いよく、しがみつかれて】
【しかし彼が軽い為に、衝撃は余り感じてないかもしれない】
【ずざざっ、と靴を滑らすように立ち止まって、軽く仰け反る程度】

ちょ、ちょっと!
離れて、よっ

【左肩越しに振り返って、焦り気味に抗議】
【藁人形を持った右手は、まっすぐ前に伸ばして、背中に居る彼から遠ざける】
【同時に左腕を回して背中をごそごそ、少年の一部分でも捕まえようとする】
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 19:16:23.10 ID:oNwUly6o
>>865

――――のりゃっ!
言われなくても離れてやるよーっだ!

【服にしがみつくや否や、思い切り下に引っ張り】
【その反動で自身は少女を飛び越えるように上へ】

【服を引っ張られても大したことはないだろうが、】
【少年はそのままある程度高度を上げると】
【そこから落下を始め人形を奪おうとする】
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 19:29:12.31 ID:RrQ5kPIo
>>866

【服が引っ張られた、、と思った瞬間、少年が視界から消失した】
【飛び越えられた、と気付いたのは藁人形が奪われてからだった】

……ぁ、このっ

手癖が悪さ、再教育してあげるっ

【教育、なんて言葉が使えるほど大人ではありません】
【僅かにずれたTシャツを直すことよりも、少年捕獲の方が優先順位は高いらしい】
【彼を両手で押さえ込むように掴まえようとする】
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 19:41:47.64 ID:oNwUly6o
>>867

――――っと!

【無事藁人形を奪取】
【そのまま前方に着地するも……】

っうわぁあッ!?!! …………ふぎゅッ

【藁人形をしっかり確保したと同時に抑え込まれてしまう】
【その際、何か変な声を上げたが……?】
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 19:47:27.64 ID:8CMpSH.o
>>804


【銃が放たれたということは撃たれた人がいるということ】
【撃たれたのがカリナトゥスでないこと、もしそうだとしても当たってないことを祈りながら】
【耳を両手で挟みこんで音を遮断する】
【建物の影に潜みながら進み、市庁舎の前まで来るとより真剣な面持ちになった】

流石にここからは、見つかったら迷っていたとかではすみませんよね…
気を引き締めていきましょう…

…しかしどの道を取るべきか…

【自分の両頬を両手でぺちぺちと叩いて】
【ここにきて震える足をなんとか奮い立たせ】
【警備員が来るより先に行動を開始する】

うん、こういう時は正面突破がいいってお父様が言っていました!
れっつらごー、です!

【怖くなって嫌になる前に、テンションが続く間に】
【建物の中へ踏み込み、一段一段、音を立てぬように慎重に階段を登る】
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 19:47:38.64 ID:Icf3lLso
【森林】

っとォ、強風・台風・誘風・瞬風・・・・旋風もかァ
今度どっかのトショカンでも行ってみッかな・・・・?

【小動物の様な耳が隠れる青い髪、純朴そうな黒の眼】
【サイズの合わない黒のジャージを素肌に羽織った】
【身長160cm程の青年が少々開けた草地に立っている】

【周囲を見れば青年の前方に位置する木々には幾つかの傷が付いていて】
【また付近を通りかかれば僅かな風を感じるだろう】
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 19:54:29.14 ID:zEjD706o
>>869
【かっ、かっ、かっ】

【一階の足音が、もう一つ増える】
【先に歩いていた音に、それは近づいて行き】

【「……………?」】
【『……………!』】

【小声で一言二言交わし、また歩きだす】
【警備員は、一つの階に一人とは限らない】


【二階も、構造は一階と殆ど変わらない】
【暗い廊下、夜間に付ける灯りの数は決して多くない】
【それでも、如何にか、扉に書かれた部屋名表示は見える】

【直ぐ近くには、倉庫は無い】
【道は、階段から左右に広がっていて、直ぐ正面には地図が】
【地図に従えば、どうやら倉庫は右手に有る様子】

【そして、左手の方からは】

【こつ、こつ、とまた規則的な足音】
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 19:54:56.80 ID:RrQ5kPIo
>>868

…………?

【上げられた声に、小さく首を傾げるものの】
【「まあ、彼なら大丈夫かな」という楽天的な考え方で疑問を打ち消す】

……さぁて、つかまえた、っと…
そもそも使い方も知らないのに
こんなガラクタ持ってたって、仕方ないでしょ?

素直に返してくれるなら、前回みたいなことはしないよ

【そういって、右手を藁人形へ伸ばす】
【押さえ込む事が成功して――、】
【少年が地面へ倒れる体勢であれば、その上に座ろうとするし】
【少年が立っているのならば、肩を抑えているような形のままだ】
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 20:06:50.61 ID:8CMpSH.o
>>871

(き、来ちゃったー!?)

【警備員からミーナは見えなくてもミーナから警備員は見えたようで】
【すぐ近くに居るという緊張感が彼女の息を荒くして】
【口を抑え、鼻で呼吸をして少しでも静かに過ごす】

(えーっと…確か倉庫の運搬用エレベーターで…)
(…うん、最上階に行けばゴール…もうすぐだっ!)

…っ!?
(向こうからも来てる!)

【地図を見つけ嬉々とした表情で、目を凝らして眺める】
【倉庫の位置を確認したのも束の間、足音と警備員の照らすライトの一部が見えて】
【音を立てないぎりぎりの速度で倉庫まで走る】
【場合によっては少しだけ、倉庫に入る影の端を目撃されてしまうかも知れない】
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 20:08:04.95 ID:oNwUly6o
>>872

【そのまま上に座られてしまう】

ん―――――――!! ん、ぅ―――――――――っっ!

【うつ伏せに倒れ込んだままじたばたじたばた】
【少し様子がおかしい……?】

【よく見ると、少年が抱えている藁人形の頭部が、少年の腕で圧迫されている】
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 20:14:30.79 ID:zEjD706o
>>873
【かん、かん、か―――】

【「…………………?」】

【音が止まり、何かを疑る様な声】
【足音が、倉庫の方へと近づいて行く】
【入口近くで立ち止まると、やがて、その声に】

【『………? ……!』】

【もう一つの音が合流した】


【二つの音が合流するまでに、三十秒程のラグがあった】
【そのラグの間に、ミーナはどう行動するのか】

【その行動如何で、警備員二人の―――いや】
【最低でも%人の行動は変わる事だろう】


【行動を選択する指針は、時間】
【限られた時間で、何が何処まで動けるかの見通しが必要だ】
【それを違えれば、この道のりは決して楽なものではなくなる】
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 20:18:32.62 ID:RrQ5kPIo
>>874

あぁっ!?

素人さんが下手に弄るから…っ!

【酷い言い草ではあるものの】
【苦しんでいる理由が何となく理解できた】
【少年の為に焦るのは、割と初めてかもしれない】
【腕を伸ばして――華奢で器用そうな両手に似合わない力】
【藁人形の位置をぐい、とずらして頭部を開放しようとする】

【――この体勢から無理矢理奪い取るのは、怖くて出来なかった】
【もっとも、この人形で死ぬ事はない】
【人形が壊れる瞬間、少し苦しい程度で、後に呪いは残らないのだ】
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 20:24:14.86 ID:oNwUly6o
>>876

―――――――ぷはぁっ!っけほ、けほ………!

【解放】
【数回小さく咳をして、呼吸を整える】
【そして、】


………もーっ! なにすんだよ痛いじゃんかー!
というかちょっと、どいてよッ、重いだろー!

【ジタバタ暴れながら悪態をつき始めた】
【なんとなく藁人形のせいだという事がわかったのか、朧気に少女の仕業だと理解】

【恩をあだで返すとはまさにこの事^q^】
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 20:26:23.68 ID:8CMpSH.o
>>875

─────!!!
(やばいやばいやばい!!!)
(死ぬ!バレたら殺されちゃいます!)

【倉庫に入るやいなや大きめのダンボール箱を拾い上げる】
【運良く、そのダンボールは空箱でらくらくと持ち運び】
【エレベーターに転がり込むと、ダンボールを影にした】
【小柄な身が幸を成し、その影はすっぽりと彼女を覆う】
【エレベーターの外から見ると単にダンボールが乗っているだけだろう】

(お願い…!早く過ぎていって!)
(気づかないでくださいっ…!神様お願いします…!)

【エレベーターを動かすと間違いなく気付かれるため、じっとしているほかはない】
【無限の長さにも感じる一秒が本当にゆっくりと過ぎていく】
【胃がきりきりとなって、心臓の鼓動がはっきりと分かる】
【顔面蒼白で手を合わせ、軽弾みでこの仕事を引き受けたことを後悔しながら神頼みをする】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 20:31:42.13 ID:zEjD706o
>>878
【やがて、倉庫へと二人の警備員が入ってくる】
【通路に居れば兎も角、此処まで来ればどうやら会話も容易に聞き取れる】

「………空気の温度は、廊下と変わらないな」

『相変わらず黴臭いばっかり、特に変わった所は………』

【床近くと天井近くにそれぞれ手を翳す、片方の警備員】
【鼻を動かして空気を吸い込み、空気に文句をつけるもう片方の警備員】


【十秒程も過ぎただろうか】
【片方の警備員が、突然その場にしゃがみ込んだ】

「………………」

【床に手を触れて、手を上げて。掌を、じっと見つめて】

「………行くぞ。そろそろ交替の時間だからな」

『おう………多分、お前の気のせいか何かだろ』

【警備員達は、何処かへと去っていく】

【エレベーターが動いて居れば、きっと到着して直ぐ、最上階に兵士が展開されていた】
【ミーナの判断は、この時点では完全に正しい道を行っていたと言えるだろう】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 20:35:24.77 ID:bShX5pAo

【スピーカー、テレビ、ラジオあらゆる電波】

【突然今まで流れていた番組、音楽、ドラマがブチッという音を立てて消える】
【視聴者の動揺をよそに、テレビでは辺り一面黒色の世界が。ラジオは何も流れていない。ましてやノイズも】

【ところ変わって街中】

【すっかり暗くなった空に某エルクトニカルパレード的に光り輝く集団が】
【よく見ると、空飛ぶジャックランタン(光る)に魔女っ子の集団が】
【さらにジャックランタンの口と魔女っ子の帽子はなにやらスピーカーになってるみたいで】
【ありとあらゆる国や町の上空に飛んで行った】

【今度は視聴者の皆様】

『なにやってんだよ!!』
[壊れちゃったのか!!おニューなのに・・・]

【再び電波の内容に】

【人々の心配が募る中に突然軽快な音楽が流れ出す】
【それこそは子供向けではなく、ましてやホラーチックな音楽でもない】
【流れてきたのは貴族のダンスパーティにでも出てくるような軽快な】

【シャル・ウィ・ダンス?のあの曲】
【現在テレビには真っ黒な映像にシャル・ウィ・ダンスが再生されるというシュールな光景が】
【さらにあの不思議なスピーカーからも流れ始める】

レディィィィィィィィィィィス!!アーーーーーーンドォォォォォォォォォォォ!
ジェェェェェェェントルメェェェェェェェェェン!!
【高らかなオペラ風の男性の声が響き始める】
【その刹那黒闇からスポットライトが真ん中に照らされる】
【どうやら此処は中世ヨーロッパ風のダンスホールのようだ】

さぁテレビやラジオの前のみなさん!!
遂にやってまいりましたっ!!!
ハロウィィィィィーーーーーーン!!!!!ダァァァァァァァァァァンスゥゥゥゥ!!パーーーーーーーティィィィ!!
【そのスポットライトに叫びながら現れた男が一人】
【その男は黒いシルクハットに銀色の仮面、赤色のバラを口にくわえていた】
【まさしく中世ヨーロッパの貴族といったところか】


/まだまだ続くよ!!
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 20:35:47.14 ID:RrQ5kPIo
>>877

……ふぅーん?

そういう口の利き方するんだ?
この体勢で? へぇー……

【吐かれる言葉には多少イラッとするだけで、要求を飲む様子は見られない】
【むしろ火に油、嗜虐心を煽るだけ】
【苛立ちと「どうしてやろうか」という思いの綯い交ぜになった、らしくない笑みを浮かべて】

……思ったんだけどさ
今の状況って、尋問をするのにピッタリだと思わない?

あなたに聞きたいこと、幾つかあるんだけどなー…

……名前とか、さ

【背中に腰掛けたまま】
【んー? と、回答を促すような声を出した】
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 20:35:55.42 ID:bShX5pAo
え?なんだって?知らない?
【右手で耳をカメラに向けながら】

明日から古びた洋館「ホーンナイト・アパート」・・・・一応洋館だよ!!
【突然タップダンスを踊りだす。ノリがあいつに似てるとかは気にしてはいけない】

そこのダンスホールでなっなんと!!!仮装をすれば誰でも参加ウェルカムな
ダンスパーティが始まるぜぃ!!
【そのままタップダンスを踊り続け、口の薔薇を何処かへ投げつける】

さぁ皆様!!やたらに光ってる洋館が目印ですよ!!!昼間でも朝でも夜中でもぶっ通しでやり続けるこのパーティ!!
皆様もぜひ参加してくださ〜い!!
【そういうと、画面へ手を振り】

それでは皆様洋館でお会いしましょう!!グッバ〜イ!!
【突然タンゴのリズムで踊りだしたかと思えばそのまま闇へと消えていった】
【そしてダンシング☆サムライが一曲流れた後、ぷつりと】
【何事も無かったかのように消え、再び番組が再開した】

【所変わって上空】

ぷわ〜ぷわ〜
【ジャックランタンが屋根ぐらいの場所へと降下していき】
【パカッと口をあけると、其処からはスピーカーではなく】

「ハロウィン☆ダンス会場はこちら 仮装をしてきてね!!
 →→→→→→→→→」

【みたいな看板があちらこちらに立てられたのである】
【更に魔女っ子が上空から】

みんな〜きてな〜うふふ!!
【イベントスレ>>935的なチラシを雨のように降らせた】


/絡み不要ですっ!!ハロウィンの告知にやって参りました!!
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 20:36:26.96 ID:bShX5pAo
>>882
/因みに>>881の続きです!!
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 20:37:21.01 ID:3lQJaREo
【人気の少ない公園】

ふぅ……――ようやくと、身体も落ち着いてきたかの?
万全にはちと遠いが……少なくとも、要所で無様を見せることはなさそうなのじゃ

【消えかけの街灯と月光が淡く照らし出す公園のベンチに、一人の女性が座っていた】
【櫻を象った華美な着物を身に纏う、腰まで届く黒髪と黒曜石のような瞳が特徴的な】
【身長150cm程の童顔気味の面立ちをした東洋風の女性であった】

今週末には来客と、来週にはカリナトゥスとの交渉かや……我ながら「はーどすけじゅーる」じゃな
それに、またもや何か嫌〜な予感がするのじゃ。……事が事じゃ、万が一が起こりうる。用心は欠かさずしておかねばな

【顔の前に小さなメモ紙のようなものをふよふよと浮かせながら】
【書き記された文字を指でなぞりながら、今後のスケジュールなどを確認しているようだった】
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 20:41:14.03 ID:oNwUly6o
>>881

う…………っ

【少女の言葉に、若干視線を泳がせる】
【背中に座られている状態、少年の力では脱出はできないし】
【ここからではポケットにも手が届かない】
【現在、完全に無力化されているのだが――――】

…………だ、だったらどうなのさ! ボクの勝手だろーっ!
いいからどいてよー! 重いって言ってるじゃんかこの[ピザ]ーっ!

【しかし反抗的にじたばたと暴れる】
【※悪口の内容は子供の言う事だと思ってあげてください※】
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 20:41:58.02 ID:e3do75wo
【魔術協会敷地内の、とあるベンチ】
【そこに、シックなバッジが数個ついた赤いニット帽を被っている14、5歳ほどの少女が座っていた】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【少しぶかぶかな紺色のプルオーバーパーカーの胸元には赤と青でKNと縫われた刺繍があり】
【プリーツのついたミニスカートは落ち着いたベージュ色】
【ニット帽と同じ赤のハイソックスの上からは茶色のおしゃれなワークブーツをはいていて】

……ハロ、ウィン。。
そーいえば──超そんな時期でした、か……

【疲労困憊した様子でぐたりとベンチに凭れかかり空を仰ぐ彼女の顔には、先ほど上空から降ってきたチラシがぺたりと貼り付いており】
【そのチラシを取る努力もせず、ただただぼんやりと無為な時間を過ごすのであった】
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 20:46:08.34 ID:c78WE5wo
>>884

あら、貴女どこかで見たことあるわね。
誰だったかしら?
【突然、女性の頭上から声がする】
【もはや声がかかる場所からして怪しいが、敵意は感じない】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 20:50:48.61 ID:zFQxrQSO
>>884
【ちかちかと、瞬く星のように点いては消えてを繰り返す街灯】
【夜空の月が見ていると言えど、些か物騒な事には変わりなく――】

【ふっ――――。唐突に、ベンチの後方に位置する街灯の光がまたしても消える】
【すわ寿命かと思えば、そんな事は無かったようで。数拍置いて、人工の灯は復旧する】

【かさかさ、秋風が木々の枝葉を揺らして。虫の合奏も、遠い遠い生活の音も】
【今までと、何等変わりない。ただ一つ、致命的に変わった所を述べるなら――――】

――――。

【彼女の背後から、細く影法師が延びている事くらいだろうか?】
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 20:51:34.95 ID:8CMpSH.o
>>879
はぁっ…はぁ…
なんとか、バレずに済みました…
ほんとに怖かったぁ…

【警戒を怠らず、警備員の話し声と足音が去って30秒ぐらいしただろうか】
【溜まっていた息を思いっきり、はぁ、と吐いて胸をなで下ろす】
【冷や汗もまとめてどっと出て、髪をべた付かせる】

…よし、足音もしません
今の内にエレベーターを動かしましょう

【ここで詰めを誤っては全て水の泡】
【音をたてないように立ち上がり、ボタンを押して最上階へ目指す】
【やはりエレベーターはそれなりの音がして】
【動かさなくてよかったと自分の判断を心の中で褒め称える】
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 20:53:07.70 ID:RrQ5kPIo
>>885

【視線を泳がせる少年の様子を、得意げに見つめて、口元が緩む】
【勝ちを確信しているのか、それは慢心では無いのか――】

……的外れな事を言われても、ね
ぜんっぜん効かないよ、ホントに

【笑顔である】【喜と楽の感情が乗っていない笑顔である】
【太っていないにしても、体重を気にしている事は割と図星】

……それで、名前は教えてくれないんだ?

【最初に答えなかったのでシークタイム無し】
【両手を少年の腋へ深く差し入れようとして】
【成功すれば容赦なく擽る】
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 20:55:21.70 ID:3lQJaREo
>>887

――――知らぬな、見間違いではないかの?

【声がかかった瞬間、女性は目の前のメモを指の間に挟み】
【目にも留まらぬ速さで「鶴」の形状に器用に折りあげると――嘴をナイフのように構えて天に向かい突き出した】

【恐らく余程近く……手の届く範囲にでも居ない限りは攻撃にはならないだろう】
【牽制や威嚇の意味合いを含んだ行為と推測される】

……先日の秋桜といい、妙な場所から声をかける事が最近の流行りかのぅ?
じゃがわらわは、生憎と市井の流行には疎いのでな……声を掛けたくば正面から来て欲しいものなのじゃ

【首を上げて、視線を声のした方に向ける】
【姿勢は右手に鶴を挟んで上に掲げながら、ベンチに体重を掛けて顔を上に向けているようなものとなっている】

>>888

――……全く、人気者は辛いのぅ?
どいつもこいつも正面から来る事も知らぬと見えるのじゃ。

【公園を襲う奇妙な感覚と淡く違和を生み出す現象ら】
【女性は其れを過敏に察すると、視線を上の声の主に向けたまま、朗々と響き渡る声をあげた】

/お二方とも、複数よろしいかな?
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 20:58:25.86 ID:zEjD706o
>>889
【市庁舎、最上階】
【運搬用エレベーターの扉が開けば、其処は廊下の隅】
【この階には、誰かの足音は聞こえない】

【少し歩けば下り階段。更にもう少し行けば、人が使うエレベーター】
【直ぐ下の階には、きっと警備員が複数居る。此処から戻るには苦労もする筈だが】
【かと言って、先程の様に倉庫経由の移動を、そう何度も出来るかと言えば不安が残る】
【一度なら見間違いで済むだろうが、二度目ともなれば】


【廊下を歩いて行けば、丁度この階の中央、一つの扉が有る】
【耳を当ててみれば、すうすうという規則的な息の音】
【もし開けようと思うなら、抵抗もなく開くだろう】


【そして、気付く事が出来るだろうか】
【最上階の筈のこの階。それより更に上】
【天井から、何物かのごくわずかな気配がする事を】

【例え暗殺者であろうと、この気配を完全に察知する事は出来ないだろう】
【それほどに、隠れている何者かの技量は卓越している】
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:02:26.25 ID:oNwUly6o
>>890

うるさいな[ピザ]ーっ![ピザ][ピザ][ピザ][ピザ]ーっ!

【ガキである。それもボキャ貧なガキである】


な、何でお前に名前なんか教えなきゃいk………うにゃはははははひゃッ?!!
やめ、ひゃめてちょっと、やめあははっははははははっ!!
うひゃんっ! あぅはははははっやめ、やめてやだやだやだあはははははっ!!

【弱点は治っていないようです^q^】
【何とか脇を閉じようとしているが、力が及ばない】
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:03:13.90 ID:Ccaj9BQo
【水の国 闘技場前】

……────ふぅ。
この辺りはこれくらいでいいでしょうか。

【メカメカしいゴーグルを首にかけた、髪型がインテークな少女がいる】
【鮮やかなミントグリーンの髪に、黒がかった薄茶色の瞳】
【白いワイシャツの上からの黒いスーツで全身をつつんだ、堅苦しい服装をしており】
【背には折りたたみ式ライフルを背負い、両腰のホルスターにハンドガンを納めている】

しかし、重大な仕事を任せられましたね……なんとしても、やり遂げないといけません。

【どうやら、闘技場の壁にチラシを貼っているようだ───】

【そのチラシの内容】
【小難しいことが長々と書かれているが、一言で説明すれば───】

         【『第九回大会開催のお知らせ』】
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:08:45.37 ID:7yctbsso
>>886

【貼り付いたまま放置されたチラシを、優しい手付きで取り払う手】
【荒く引き抜いて、その顔に傷をつける、という事の無いように、という配慮の結果だろうか】
【普段の彼からすれば、どちらかというと似合わない仕草にも見える】

……ふぅん。
ハロウィンね。

【あまり興味がなさそうな面持ちで、それでもチラシを流し読みしていく】
【そうして十数秒ほど、紙面に目を向けていたが、すぐに少女へと視線を戻す】

……よぉ。元気そうだなァ、利織?

【へばりきった利織を眺めて、からかうような一言を発するのは、二十歳がらみの男】

【真っ白なカッターシャツのスソを、黒いスラックスからだらしなくはみ出させ】
【緩く締められた紺色のネクタイを、律儀にネクタイピンで留めた、黒目黒髪の男だ】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:09:51.09 ID:c78WE5wo
>>891

んー・・・いや、どっかで見たことあるのよねぇ。
うん、間違いない。
【折られた鶴を武器と思っていないのか、それとも「戦る気」がないのか。それにはほとんど反応を示さない】
【のんきな声は続く】

あら?これは流行だったのかしら?
私も知らなかったわ。
【そして、スタッ、と上から下りてくる影が一つ】
【金糸の刺繍が施された黒いローブ、被ったとんがり帽子】
【そこに杖とくれば―――おそらく連想の果てにくるものはそう多くはあるまい】
【そう、その姿は魔女】
【どうも、電灯の上に乗っかっていたようだ】

>>888

・・・で、よ。何かいるのかしら?
【槍のような形をした杖で、肩をとんとんと叩く】
【妙な気配、というのは感じているようだ】

/こっちゃあ問題ありませんガァ!?
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:13:40.81 ID:8CMpSH.o
>>892

【エレベーターが到着すると転がり込むように外へと出る】
【かつかつ、という警備員の足音が聞こえ再び身を硬直させるが】
【足元から聞こえるものだとわかると動き始める】

【そしてついにたどり着いた、終着点、折り返し地点】

すぅ…はぁ…すぅ…はぁ…!
…行きます!

…中には一人、ですよね?何か、引っかかるような…

【誰も居ないことを祈りつつ、扉に手を触れる】
【───居る。間違いなく誰かが。少なくとも味方ではない】
【このタイプの息は、恐らく寝息】
【重厚にも感じ取れる扉をゆっくりと開いていく】
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 21:14:45.03 ID:RrQ5kPIo
>>893

【無言である】
【反論の為に口を動かすくらいなら、手を動かしたほうが効果的】

……ふふふっ

そんなに笑って、何か楽しいことでもあったのかな?
ずるいなー、私にも教えて欲しいなー

【自分の指に弄ばれて、良いように笑い転げる少年】
【心のどこかが満たされて、苛立ちも収まっていく】
【ついでに、片方の口角が自然と吊り上がって――】
【――どうみても悪い人の笑顔です。本当にありがとうございました】

【名前を教えたら止めてあげる、なんて慈悲は伝えずに】
【少年が自分から言うのを待っているらしい】

【逆に言えば、完全に油断している状態】
【――もし、反撃の手段を思いつけば、脱出も可能かもしれない】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 21:17:34.18 ID:e3do75wo
>>895

んぁ────?

【はらりという小さな音と共に、視界を覆っていたチラシが消え】
【それでもぼんやりと見上げ続ける夜空は曇り気味な浮かない天気】
【ひゅうと頬を撫でる風はもうだいぶ冷たく感じ、更には雨の気配を孕んでいる】
【最初はただ、チラシは風に流されでもしたのだろう、と思っていた少女──利織であったが】
【ふとかけられた男の声。ゆるりと視線を移すと見知った容姿】

……、んふー、超お久しぶりです梧堂さん
相変わらずチャラいですねー

【いつもよりは元気がないが、それでも確かににまりと悪戯な笑みを表情に混ぜ】
【弛みきっていた姿勢を、せめて人前で見せられる程度の座り方に戻した】
【彼女の目の下には、以前は見られなかったであろうクマが薄っすらと浮かんでおり】
【更には、トレードマークとも言える掃除機が彼女の周囲にないのが分かるかもしれない】
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:21:24.57 ID:0896rmEo
【DORAEMON外伝・ノビタと仮面紳士たち!前回の3つの出来事!】

【一つ!キャットX変身者・ドラこと源 猫太が20歳の誕生日を迎える!】
【二つ!櫻が夜行との最終決戦!ノビタが戦いを終えたと同時に負傷のため倒れ誕生パーティ中止!】
【そして三つ!戦いの最終局面!ドラが姉から貰った新兵器を持ってキャットが新フォームへと姿を変える!】

―――――――かいそう ここまで―――――――


【街中】

【一つの事件が終わりを迎えてからと言う物、町にもだいぶ平和な空気が戻ってきている】
【歩いていると少々今日の町は騒がしいようではあるが空気は極めて平和だった】

【商店街のあたりで、第74留置施設エリアの看守服が赤い腕章の男と今走り続けていたとでも言わんばかりの白衣の男たちに人を訪ねていた】

「あのー、すいませんがちょっとよろしいですかねー、この辺りで黒い髪で身長130cmくらいの軍用ゴーグルを常に付けているお嬢さんに心当たりはありませんかねー
名前はおそらく『サイクロプス』と名乗っていると思うのですが」

『知りませんよ!悪いが人を探しているのはこっちなんだ!源 猫太!この界隈では有名な病院嫌いの落語家でね!
派手な色の服に鉢巻きのチビッこい子供みたいなナリの人!あんたこそ見かけませんでしたか!』

「い、いえいえー、その人ならご存知ですが今日は残念ながら見かけませんでしたよー、お互い苦労いたしますねー
こちらも知らないならいいんです、それではー」

【看守服の男と白衣のみるからに医者らしき人々はそれぞれ別の道へと姿を消していくと商店街の人々が細々と話をするのが聞こえる】

「ドラちゃんったらまーた病院を抜け出しているのかしらねえ、全くハタチになったと言うのにいつまでたっても子供みたいな子だねえ」

「ヘン、むしろああいう元気が服を着て走りまわってるガキにしか見えん奴だからこそあんな辛気臭ぇ所にとどまってられんのだろーよ!
かくいうオレっちもまあ病院と注射はほんとに苦手でねえ!」

「あーたそんな小心者の旦那じゃあたし恥ずかしいってもんだよう!あんたこそいい年して!」

【あ、なんだと!やるかこのう!と八百屋の親父が奥さんに平手打ちを食らい制裁を喰らっている様子が見えるだろう】
【…源 猫太もこの世界に来てしばらく経つが、ご近所で評判の人間になってしまっているらしい】

/予約です
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/21(木) 21:21:28.18 ID:5h0Now2o
【路地裏】

【地面に倒れ伏して、呻き声を上げながら痙攣する男】
【それを、ただただ見下ろすだけのちいさな人影が在った】

【男は、死んではいない。未だにびくびくと魚のように身体を跳ねさせて、泡を吹いているだけ】
【体のあちこちに、浅い切り傷が幾つか走っている以外には、目立った傷は見当たらない】

……、……どうしましょう。自業自得と、言うことにしておきましょうか

【苦痛に悶える男を無感動に見つめる、白い頭の人影――声からして、少女であろう】
【それは、困ったように小首を傾げて。ただ、男を見下ろしているだけ】
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:22:19.44 ID:oNwUly6o
>>898

やだやだやだやだにゃはっははははははははっ!!
やめ、くしゅぐったぃってばあああはははははやめぅひゃははっ!!

【必死】
【しかしうつ伏せではできる行動も限られる】
【ましてこの状態では脱出方法など思い浮かぶはずもなかった】


ぁは、ははははははっ――――フューレっ!
フューレ・ミューだよぅにゃはははやめてもうやめてええぇえあはははははははっ!

【ようやく、涙目になりながらも自分の名前を告げた】
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:22:33.80 ID:zEjD706o
>>897
【扉の向こうに有る光景は】

【割と広い部屋、職務の部屋と私室を兼ねているのだろう】
【正面には大きな窓、その手前に机】
【机の上には様々な書類が置いてあり、上に文鎮が重ねられている】

【机の手前には、背の低いテーブルが一つ、それを挟むようにソファが二つ】
【来客用なのだろうそれは、座れば体が沈みこみそうな程】


【部屋の中心にはカーテンが引かれて、広い部屋を二分割しており】
【それを潜れば、今度は生活スペースが有る】

【部屋の隅に箪笥が一つ、もう片隅にベッドが一つ】
【然し、ベッドには誰も寝て居らず、冬用と思われるコートが置かれていて】


…………………すー

【そして、寝息に応じて床を見降ろせば】
【布団が敷かれていて、一人の少女が其処に横になっていた】
【眉と肩の上で切りそろえられた黒髪、胸に抱いているのは鞘に入った一本の刀】
【メディアへの露出は殆ど無いが、近隣の街の者ならば或いは知っているかも知れない顔】

【ベッドの上のコートには、≪No.42≫と書かれていた】


【この部屋まで辿り着いた】
【ならば、ミーナは此処で、何をする?】
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:24:59.42 ID:bShX5pAo
【街中】

ふぅ〜今日も疲れたな〜っ
最近はトラップが多いから大変だよ

【クールという印象になりそうな声が街中に加わる】
【しかし、声がするだけ。声の主はどこにも見えず】

なんで、こう私みたいなのに試練を与えるのでしょうか・・・?

【その声の主は圧倒的に避けられていた】
【むしろ、殺意を持った人間が2,3人ほどいるかもしれない】

まったく、新聞紙を持って追い掛け回すのはどうかと思います・・・

【ぶぅーんと言う音を立てて飛ぶそれは】
【黒茶色の研ぎ澄まされたボディに黒くカールの利いた可愛い触角】
【そして以外にも可愛らしく飛んじゃうそれ】

あぁ・・・・・なんか乳製品食べたい

【俗に言う‘GOKIBURI‘】
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:26:34.99 ID:7yctbsso
>>899

久しぶり……って程でもねェ気がするが。

【以前に出会ったときの快活さはどこへやら、その姿を見咎める】
【軽薄な笑みの裏で、少女を観察する――】

ま、お褒めに預かり光栄です、と言っておこう。

【チャラい、の言葉には肩をすくめて受け流した】
【注意して見れば、気怠げな仕草、目の下に浮かんだ薄い隈、わずかに充血した目――】

(……疲労、か?)
ん? そういや、あのキテレツな掃除機はどうした?
試行期間はオワリか?

【ついでに、以前に熱く語っていた魔導具の存在を思い出して、訊ねてみる】
【利織の身体が発する異常を、あえて当人に訊ねることはせず、遠回りな話題を選ぶように】
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:27:35.23 ID:zFQxrQSO
>>891

人気者か――――確かに、道理だな。

付け加えるなら、この立ち居振る舞いは常態だよ。実在する流行等とは一切関係ございません……ってヤツ。
流行り廃りには疎いし、何より然したる興味も持てないんで、ねっ、と。

【くすくす、愉快げに喉を震わせ。少し気怠げに、だが、凛と涼しい響きを帯びた声音】
【――――覚えが有る筈だ。更には気安い、中性じみた口調。このような洒落にならない悪戯を仕掛ける人物】

【恐らくは一人。いや、彼女の人間関係からすれば、もう二、三人は出て来ても可笑しくないが――――】

……だがまあ、些かばかりTPOを間違えた感は否めない、か。
驚かすにしても、相手は選ぶべきだった。

【とある人で無し≠連想したならば、果たして其れは的中していて】
【振り向けば、当の本人が。悪びれもせずに、薄く口の端を曲げて笑みを返すだろう】

>>896

――――何か居るのか、って言われても正直、困る。
すぐ近くと言うか何と言うか、見れば解るコトだろう?

【欠伸を噛み殺しつつ、告げる声の方を辿れば――そこにいる=B街灯の、根元】
【こうしている以上、踏み潰されているような事は無いだろうが。着地地点次第では、直ぐ真後ろに居る可能性も否めない】

【――――にも関わらず、気配は異常な迄に希薄であった】

【鋭い切れ長の目には、些かの険が浮かび。警戒か、左手で軽く腰の短刀の鯉口を切ったものの】
【敵意の無さを悟ったのか、抜く様子は愚か、柄を握る事すら放棄した】
//自分も大丈夫なのですよー!
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 21:30:44.43 ID:4dnco9ko
>>900

【――――……人と人の間を凪ぐ、紫色の風】

【触れた人々が、思わず、そちらへと視線を泳がせてしまうほど――――……その風は
するり、と夫婦喧嘩を成す八百屋の側を通る、とそっと、頭を抱えた】


……まったく、どうして私の友人にはマトモな人が少ないんでしょうか
もう、心配している身にもなって下さいよ


【前髪に触れた白い手袋に包まれた作り物のような華奢な手が泳ぐ
何の気なしに、それは彼女の胸元に動き、彼女と見合った】

【――――……手の大きさよりかは少し長い、しなやかな指と
スラリと伸びた手首に輝く、一筋のリング――――……そして、手を包み込む、手袋
そのどれもが、彼女にとっては、大事な品物で――――……】


(思えば――――……随分と、友人ができたものです
……大切な人も、沢山出来ました――――……)


【ふっと、黄昏る、爽風は――――……なにやら、むーっと考え込んでいる様子】

【紫苑色の長い髪の後方を三つ編みにし、一つにまとめ腰の辺りまで垂らした
白いオフショルの長袖のトップスに純白の手袋、両手首にかけた黄色いリングそして黒いレースのミニスカ
やや濃いめの紫苑色のニーソックスからみえる脚線美が素晴らしい巨乳の少女】

【彼女は、少々狭い無防備な背中を曝け出しながら、そこに立っている】
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 21:32:39.30 ID:3lQJaREo
>>896

そんなものわらわも知らぬわ。
じゃがな、尻だの頭だのから挨拶されて好ましく思う者などそうはおらんぞ。
印象を悪くしたくないならば、次は正面から堂々と来るがよいのじゃ

【手を降ろし、小さく溜息を吐きながら折り鶴を引き寄せる】
【上の「魔女」に対する警戒は、声を掛けられた場所やその容姿などの要素があるにも関わらず薄い】
【その理由は――――】

――名は覚えておらんが……確か、対機関連合の組員じゃったか?
会合の折じゃったか、何処かで顔を見た覚えがあるのじゃ。

【――記憶にある姿だったからだろう。】
【中の記憶が正しければ、確か……会合の時だっただろう。間違っていたらジャンピング土下座である】

>>906

当然じゃ、わらわは傾国の美姫じゃからのぅ
わらわ程の人気者になると、休まる暇がなくて困るのじゃ

【声を聞き、其の主が覚えのあるものであると気づくと】
【多少冗談交じりの口調で声を滑らせていき】

今は少しばかり面倒な時期じゃからのぅ、下手に寄られれば間違えて斬りかねぬ。
お主も同様じゃ、正面から真っ直ぐ向かってくるがよいのじゃ

【振り向きもせず、人差し指を立てて見せて忠告混じりの言葉を一つ】
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:35:44.64 ID:8CMpSH.o
>>903

…え?

【一つの街を占領するだけのことだから】
【相当イカツくて怖い大男とか想像していたのだろう】
【想像と180°かけ離れたその姿に思わず声が出そうになるのを手で抑える】

【もしかしたらこの少女は監禁されているとか人質の類かもしれない、】
【そんな風な考えもよぎったがこのくつろぎ様から、その考えを排除して】
【こんな姿でも油断は禁物、としっかり自分に言い聞かせる】

(さて、目的の物だけいただいて、なるべく早めに帰りましょう)
(…とはいえど、どれが重要な書類なのかさっぱりです…)

(ま、とにかく重要そうな書類を探しましょうか…)

【抜き足差し足忍び足で、机に近づき閲覧し始める】
【菓子パン予算など必要の無さそうなものはスルーして重要そうなものを探す】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 21:36:11.28 ID:RrQ5kPIo
>>902

フューレ・ミュー、か
……うん、不思議な響きだね
たぶん、忘れないと思う

【半ば強奪した名前を、それでも大切そうに復唱するのは、彼女の癖】
【ようやっと手を止めて―――しかし、引き抜かない】

……それにしても、そんなに可愛く笑えるんだ
さっきまで、あんなに憎たらしかったのに、ね
「もうやめて」だって……

……ふふっ
変わらないのも良いけど、弱点は直したほうが良いよ?
それから、人形から手を離して、ね?

【くすくすと、得意げで優しそうな声が降ってくる】
【内容はかなり悪逆非道、彼でなかったら絶対こんなこと言いません】
【「要求を呑まなかったら、擽っちゃうから」とでも主張するように、指を微妙に動かして】
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 21:37:09.42 ID:e3do75wo
>>905

そうですっけ?
んふー、まぁ細かい事は超気にしちゃだめですよ

【矢張り疲れたような表情であるが、相も変らぬその笑みは】
【態度や身辺の様子が変わろうとも、きっとそれだけは変わらぬ笑みなのだろう】

……、って、人の超芸術作品を超キテレツ呼ばわりですか?
梧堂さんって超そんな人だったんですか、チャラ度指数70に超格上げしてあげますよ

【だが、掃除機の話題を出されて拗ねたようにぷくぅと片頬を膨らませる利織】
【チャラ度指数とは一体全体何なのかは分からないが、あまり知らないほうがよさそうな部類の知識であるのは想像に難くなく】

それと、掃除機は今研究室の方で超お昼寝中です
ぶっちゃけると休憩中は超家電製品見たくないです。お断りです。
ここ数日一日中家電製品の解体術式書込再構成をし続けてるんです
超疲れました、でもお仕事なので超割り切りますと利織は利織は超自己主張

【そして、彼女の台詞から。何故彼女がこんなにも疲れている様子なのかが分かるかもしれない】
【語尾や口調が微妙に乱れている事から、身体以外にも疲労は出ているのかもしれない】
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:37:13.31 ID:0896rmEo
>>907
【さらに前で、三日月の髪飾りで黒髪をポニーテールにしている耳にアンテナヘッドホンのような機械のついた
黒を基調とした服と白いエプロン…俗に言う侍女服の少女が背中のジェットで飛びながら探し回るのが見えるだろう】

「ドラさーん!ドラさんどこに行ったデスヨー?
困りました、ノビタさんに頼まれているのに…どこに行ってしまったデスヨー?」

【このメイドはかつて珠音とシズクの結婚式の時、ドラを友人として招いていた白衣の青年の相棒だっただろうか】
【名前は確かジャンクちゃん、しかし彼女もまた、少女には気がつかないまま過ぎて行く】

【あの戦いの日に丁度成人したというドラだがどうも今でも結構多くの人を困らせているらしい】
【変わらないのが彼の特徴なのだろうか、などと思っていれば、左手の角、噴水公園のある方向から鳴き声が聞こえる】

「うなぁー」
「にゃー」
「ふかー!」

…よしよし、ドルジ、今日は仲間と一緒にラビットと遊びに行ってきたらどうだい?ぼくは君にのしかかられるのが
好きな訳ではないよ、ほらほら仲間と一緒に遊んでおいで

【…その方向から聞こえてきたのは猫の鳴き声だけではなく、かなり聞き覚えのある声である】
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 21:37:27.40 ID:RrQ5kPIo
>>910 >>902
/すみません!マッハで優勝区食べてきます!
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:46:11.87 ID:c78WE5wo
>>906

あら、影の薄い。
【ヲイ】
【振り返って、まず第一声がそれである】

まあそれは冗談として。
貴方も結構な変わり者かしら?
【くつくつと笑い、とんとんと叩く杖を止める】
【そして、「見た目どおりのような笑み」を浮かべる】

>>908

まあそうね、これは私が礼儀なってなかったわ、失礼失礼。
【お辞儀して謝る】
【・・・顔に薄い笑みが浮かんでるせいで、軽薄に見える】

ああ、そうそう!リーダーの知り合いだ!
あーやっと思い出した。
【「会合」その言葉で、ようやく思い出したようだ】
【ポンと手を打って、納得した顔】
【のどまで出掛かっていたものが出たと言うようなすがすがしい顔だ。しかし笑みはそのままである】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:46:33.23 ID:oNwUly6o
>>910

……………………っ!!

【かぁっと】
【顔が紅潮する】
【どのような感情から来たものであるのか、本人にすら把握できていないだろう】

―――な、なんだよぅ………ボク何もしてないのに……うぅ

【 ど の 口 だ 】
【僅かに動かされた指に、一瞬体を硬直させ、】
【かなり悔しそうに唇を噛みながら、そっと人形を手放す】
【擽りがよほど苦手のようである】
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:47:40.75 ID:Ccaj9BQo
【街中】

…………少し、休憩です。
結構チラシは貼りましたし……これで、それなりには宣伝できたでしょうか。

……いえ、この世界は広いですし───まだまだですかね。

【メカメカしいゴーグルを首にかけた、髪型がインテークな少女がベンチに座っている】
【鮮やかなミントグリーンの髪に、黒がかった薄茶色の瞳】
【白いワイシャツの上からの黒いスーツで全身をつつんだ、堅苦しい服装をしており】
【背には折りたたみ式ライフルを背負い、両腰のホルスターにハンドガンを納めている】

【近くの建物の壁には一枚のチラシが貼られており】
【また、この少女の手にも同じチラシがある────】

【そのチラシの内容は───『第九回大会開催のお知らせ』だ】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 21:49:24.98 ID:4dnco9ko
>>912

【――――……記憶≠司る彼女が、一度見聞きした事を忘れるはずが無い
しかしながら、それは彼女が、単なるコンピューターであるならの話
実際の彼女は、それすらも上回る力を持ちながらも――――……同時に、一介の少女でもあるのだ】

【馳せる相手の存在は大きく、彼女が認識したのは名前だけで
勿体無いことに――――……眼前を泳ぐ知り合い≠、彼女も見逃すだろう
もし、相手からの接触があれば、話は別であろうが】


【――――……そして、歩みを進めると、その先には、聞き覚えの在る声がする
それは流行の流行歌よりも、擦り減るまで聴いたレコードよりも――――……きっと、脳内に残っている、音の組み合わせ】

【声に惹かれるように、考えるより先に、脚が出る――――……それはまるで、新雪を見て
誰よりも、何よりも先に、自分の足跡を付けたくなる、そんな気持ちにも似た
心――――……ではなく、身体の、反応】

【そして、唄を口ずさむように、彼女も言葉を紡いだ】


……全く、この様子を見ていたら、私より年上なんて到底思えませんね


【――――……呆れ加減の言葉は、彼を知っているからこその、言葉
表情に苦笑を浮かべながら、彼女は彼へと近づく】
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:51:42.84 ID:zEjD706o
>>909
【机の上に並ぶ書類】

【住民の人口分布や収入の平均、街の地区ごとの環境から】
【街の警備を行う兵士達より集められた、不審人物の目撃情報】
【路地裏などで確認された事件の件数と、犯人の逮捕もしくは殺害報告】
【果ては、娯楽施設の件数と週別来客数、その日の収入に至るまで】
【多岐にわたると表してもまだ狭く聞こえそうな程、種類がバラついて居る】


【人口分布の書類】
【人口は、占領直後は幾らかの減少を見せたものの、日を重ねるごとに順当に増えている】
【増加率が最も高いのは、十代前半までの所謂「子供」。その次は、二十〜四十代までの女性、所謂「母親」】
【逆に増加率が最も低いのは二十〜四十代までの男性】
【老人は、増加率は其処まで低くもない。だが、占領直後の減少率が異常に高い】


【収入平均】
【占領当初は、街の区画別に収入のバラ付きが見られた。第二次産業と第三次産業、収入に差が大きかったらしい】
【だが、機関によって周辺の街が破壊され、兵器が大量に必要とされている今は】
【建築の需要は高まり電気・ガスの消費は拡大し、第二次産業における収入が増加している】
【結果、全体の収入の平均は増加。地区別の差異は現象している】


【そして、机の中心に、ペンを重ねておいてある書類】
【『人員配備』と書かれたその書類は】
【有事の際の市内への人員配備、地下水路の封鎖の手順等】
【見る物が見れば、完全に外敵を市庁舎に近づけさせない事を目的とした配置と窺い知れる】
【運用可能兵器と、部隊数に付いての記述も有る】

【『AGM搭載戦闘機:2』】
【『武装歩兵小隊:10小隊』】
【『第四世代G・F:20』】
【『レイント製人型戦車:3』】
【『二足歩行式爆弾人形(ローコストモデル)』:数体】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 21:52:39.39 ID:GHGbbgDO
【路地裏】

…ニンニン、忍具のチェックと改良も忍の嗜み…ってな
【路地裏の奥、少し広い袋小路】
【人通りの少ないその場所に、男の声とカチャカチャという音がする】

…こっちには天蚕糸でも付けといて…これの操作はもうちょい楽にするか…
…そろそろ何かありそうな気がするし、騙し討ちの為に仕込み武器でも作るか
【その姿は闇に紛れ、よくは見えないが】
【その呟く内容はどうやら平和そうではなさそうだ】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:53:12.84 ID:7yctbsso
>>911

キテレツなのはアンタに限った話じゃねェけどな。
んじゃアンタをうるさ指数80に指定してやる、喜べ。

【棺桶を改造し、それを犬に引き摺らせていた魔導具開発班の班長を思い出して、そう返し】
【ついでに、ならばこちらも、と。くつくつと喉を鳴らせて笑いながら、ヘンな指数を付けてみせる】

……ふぅん。

【話術に長け、機知に富む男のこと】
【早口にまくし立てられる少女の言葉から、現状を自分なりに理解した】

……ま、デカい組織に身を置いてりゃ、やりたくねェ仕事をやらされる事もあらぁな。
頑張りすぎねェ程度に。
手前のやりたいようにやりゃ良いのさ。

【気楽な、一切気負うことの無い口振りで】
【取りようによっては、ひどく無責任な台詞を口にして、利織が腰掛けるベンチの端に、自分も腰掛ける】】
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/10/21(木) 21:58:29.97 ID:5h0Now2o
【路地裏】

……あ、

【地面に転がった、大柄な男「だったもの」】
【それを見下ろす、白い頭の小さな人影】

……死んでしまいました、か。
ごめんなさい、もう少し「強ければ」、楽に死ねたのかも、しれなかったですけれど

【淡々としたか細い声を肉塊に掛ける、その少女は】

……まあ、自業自得と言うことで。

【面でも被っているような、無表情だった】
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:58:31.92 ID:Icf3lLso
>>916
【少女からやや離れた場所、件の建物の壁に貼られたチラシの前】

(「第九回大会開催」・・・・・大会ってェと、アレかァ?)
(能力有無に関係無しで一位を決めるっつー、アレ・・・?)

・・・・・・つまりは“オレ様最強”ってェ事が知らしめられンのか?

【小動物の様な耳が隠れる青い髪、純朴そうな黒の眼】
【サイズの合わない黒のジャージを素肌に羽織った】
【身長160cm程の青年がそのチラシをジーっと見つめて、なにやら呟いている】

【呟き、と言ってもその実は話し言葉と同程度の声量で】
【もしかしなくても少女にソレが聞こえるだろう】
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 21:58:59.90 ID:bShX5pAo
【街中】

ふぅ〜今日も疲れたな〜っ
最近はトラップが多いから大変だよ

【クールという印象になりそうな声が街中に加わる】
【しかし、声がするだけ。声の主はどこにも見えず】

なんで、こう私みたいなのに試練を与えるのでしょうか・・・?
あんな家に入ったら間違えなく・・・・・

匂いは最高なのに‘足拭きマット‘がなんか怖いんだよな

【その声の主は圧倒的に避けられていた】
【むしろ、殺意を持った人間が2,3人ほどいるかもしれない】

まったく、新聞紙を持って追い掛け回すのはどうかと思います

【ぶぅーんと言う音を立てて飛ぶそれは】
【黒茶色の研ぎ澄まされたボディに黒くカールの利いた可愛い触角】
【そして以外にも可愛らしく飛んじゃうそれ】

あぁ・・・・・なんか乳製品食べたい
最近チーズとか食べてないな

【俗に言う‘GOKIBURI‘】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:00:18.32 ID:0896rmEo
>>917

【足を踏み出してくれば、おそらくは彼が可愛がっていた猫たちなのであろう、そんな愛らしい哺乳動物が3匹いた】
【標準サイズのアメリカンショートヘアーと三毛猫は首輪がされてない割にまるで飼い猫のように毛並みの整った猫】
【そして少女がおそらく確実に見覚えのある…50cmくらいの体長の縞々の[ピザ]猫…テレサがドルジと呼んでいた猫ではないか?】

【…だが、今は行って来た時には姿を感じ取れたはずの彼の存在がなぜかそこにはなかった…確かに気配はあったのに】
【何故いない?まるで…少女が入って来るのを野生のカンのような物で察知して姿を消したかのようだ】

【にゃー、にゃーと泣く猫たちだけが残っている中、どうやらペット用のブラシが置いてある、間違いなくそこに…いや、すぐそばにいた】


…シオンちゃん、お久しぶり


【と、告げたらその場で後ろに突然覚えのある気配を感じ取る】
【間違いない、彼だ…そう思った時には】

【…後ろから腰の辺りに手が伸びて、抱きついてくる者がいた】
【後ろを見れば、腰を低くして黒髪に鉢巻き、黒いシャツに赤色のベストと銀の腕時計、カジュアルなベルトに青いダメージパンツにウエスタンブーツの青年】

【…なんだか騒ぎの中心にいたみたいである、ドラその人がいた】

…なんだか、会いたかった気分…かなー、ふふふ
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 22:00:49.82 ID:Li24fYAO
【街中】

さてと…
つまんねえ仕事も終わったし、何か食いに行くか。

今日は何にすっかな……
【スラリとした長身の体躯に纏われる漆黒のスーツの奥に、挑発的に胸の大きく開いたカッターを覗かせ。背まで伸びる闇色の髪を一つに結いながら、右前髪の一房だけを深紅に染め。その髪に縁取られた、細い輪郭に収まる顔は見れば見るほどに整っている】
【全身を黒で統一したその容姿は完成されている様で。気品と優美さを兼ね備えながらも、傲然たる凶暴性を秘めた射抜くような目つきを有する女性が腕を組みながら歩いている】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 22:03:15.82 ID:e3do75wo
>>920

……利織ちゃんは、別にソコまで超うるさく無いですよ?

【うぅん?と。超意味が分からないですよ?と言いたげな表情でかくりと彼女は首を傾げた】
【冗談なのか、それとも真面目にそう言っているのか】
【普段の彼女の態度を考えて見れば前者なのかも知れず】
【或いは愚者は己の事を愚者だと知らないように、本当に無自覚なのかも知れず】
【日頃の行いのせいで、どこか嘘つきの羊飼いの少年のようになってしまっている利織なのであった】

んふー、そう言ってくれると超幸いです
その言葉一つでなんだかちょっぴり楽になった気がしなくもありません

【そして、疲れを取り払うかのようにふぅとため息をついた後、にま、と笑みを浮かべる】
【無責任とかどうとかはあまり気にせぬ様子で。自身の都合のいい言葉の取り方をし】
【──ひょこんと】
【利織の着ているパーカーのフード部分から、髪の長い手縫いのお人形が顔を覗かせた】
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:03:29.45 ID:Ccaj9BQo
>>922

…………?

【その声に気づいたのだろうか、青年の方へと向き】

はい、その通りです。
いえ、厳密にはこの世界最強とは言えませんが、
かなり規模の大きな大会ですし、強さの象徴としては充分なものと思われます。

……───優勝出来ればの話、ですが。

【恐らくは独り言であろうその呟きに対し、淡々とした説明口調で対応した】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 22:03:37.09 ID:RrQ5kPIo
>>915

んー?
耳、真っ赤だよ?

【笑うような調子で指摘してあげる】
【そちらの方が楽しいと思ったから】

……本気で言ってるなら、脳の記憶容量を心配しちゃうっ
まあ、素直なのは良いことだねー

【両腋から手を抜いて、上半身を乗り出して、右手を人形の方へ伸ばす】
【同時にさりげなく、左手を少年の頭に乗せようとして】
【成功すれば、くしゃくしゃと、慰めるように軽く撫でるだろう】


/ただいま戻りました!
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:06:28.84 ID:8CMpSH.o
>>918

…。

(うぅ、正直難しくてあんまりわからないです…)
(とりあえず適当に一部ずつぐらいもらっていきましょう)

【一見、ものすごい真剣に眺めているように見えるが】
【実際には左上から右下に流し読みしているだけである】
【ただし兵器とか物騒な物の書いてあるのにはすこし目を止め】
【その辺りだけしっかりと集めた】

(さて、この人が起きる前に…)
…きゃあっ!?

【ギャグ的には美味しいのかも知れないがミーナに取っては非常に不味い事態】
【急いで帰ろうとするあまり机の角に足を引っ掛けてこけた】
【集めるのが大変そうに散らばる書類と、静寂を破るには十分な転倒音】
【一瞬で頭が真っ白になって考えがまとまらない】
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 22:07:58.30 ID:zFQxrQSO
>>908

此処まで言い切るのも、或る意味では才能だな……いや、羨ましい事しきりだ。
其れこそ、少しばかり忙しさを分けて欲しい位に、さ?

【冗談とも本音とも付かない口調で言いつつ――恐らく、背後では大仰に肩でも竦めているのだろうか――】
【職業病という物だろう、足音も立てずにベンチを半周。彼女の前へと歩み出れば、件の笑みを浮かべ】

オレみたいな、他愛もない悪戯を人生のささやかな楽しみにしてる身としては、ああ。
何とも、息の詰まる話だな――――ともあれ、ご忠告痛み入るよ。

【何処が他愛もないものか。そんなツッコミはさておくとしても、数少ないライフワークなのもまた事実】
【何とも残念そうである。だが状況が状況――二つ返事で、首を縦に振り】

>>914

……何ともまあ、酷い言い草だな。
煙とお友達なヤツに開口一番言われる科白としちゃ、些か心外だが…ま、好いや。

【負けず劣らず、酷い。「何とかと煙は高い所が」……とは、まあ】
【とは言え、悪意は無い。単に、一発には一発、という性分なだけらしく】
【事実、口調は鋭くも、至極さっぱりとした端的な物だった】

さておき。変わってません、と言えば嘘だな。間違いなく――さ?

【袖を通さず羽織った臙脂色のジャケットの下に、黒地に燕と流水模様の紬。薄紫の帯に、腰の刀】
【白皙。夜空を思わす濃藍の髪に、漆黒の眼。容貌は何処か中性的――である】

【容姿に違わず魔女めいた笑みを浮かべた相手に、此方も口の端を小さく曲げて微笑を返し】
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 22:08:26.08 ID:OlljdQSO
>>923
…………………ゴキブリが喋ったにゃ!?
ゴキブリが喋るとは驚きだにゃ!!
【通行人の中にツッコミが!?】

【声の方を見ると】

【身長30cmで、黄金に輝くネコメで、闇のような漆黒の長髪に、ネコミミが生えた少女みたいな謎の生物が!!!!】

【………え?ツッコミが逆に来るだって?またまた〜〜】
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:10:03.66 ID:Icf3lLso
>>927

ンー・・・まァ、オレ様はヒジョーに強ェから優勝するけどなァ
ってェかアレか?試合の様子は全世界に中継的なアレなのかァ?

【相手が誰なのか、その疑問よりは先ず言葉を返す】
【その中身は冗談の様ではあるが――本気以外の何に見えるのか、といった様子】
【かと思えば言葉を切って静かに唸りだし――――】

・・・・――――――“大会関係者”ッ!

【「だろ?」、と言わんばかりに少女を指で指し、遅れてソチラに向き直り】
【頭部の小さな獣耳をひょこひょこと動かせる】
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:11:19.51 ID:7yctbsso
>>926

ハ、じゃあ俺もそこまでチャラかねぇよ、って言っとくぜ?

【天然っぷりを発揮した利織に対して、若干の苦笑を交えつつ】
【こちらもまた、鸚鵡返しのように反論の言葉を口にする】
【少女との違いは、自覚の有無だろう――自分が軽薄な人物に見えることは、少なくとも理解しているのだから】

言葉一つでどうにかなるなら、楽なんだけどなァ。

【慰めの言葉をかけた自分への気遣いか――などと穿った見方が頭をよぎり】
【もしそうなら、余計な心労を重ねさせたことになる】
【前言を撤回するような、却って傷つけるような事を言いながら】

ん?
なんだそれ?

【無遠慮な仕草で、その人形に手を伸ばす――】
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:11:23.08 ID:4dnco9ko
>>924

【――――……彼女の思考を段階を追って説明するなら、まるで逆向きの放物線のように
正常から非常へ、アクセルを踏み込んで突っ走って行ったらしい】


っ――――……ふぇっ!?


【彼女から漏れるは、甘い甘い、ジェラードのような、舌触りの良い嬌声で
それと同時に感じるであろう――――……柔らかさ、健康的な小ぶりのお尻は
スカートごしに感じる薄布の感触を、余すことなく抱きしめて――――……】

【骨と骨の合間に在る柔らかい感触は、クッションどころか、それこそ彼女の胸にも似た、ふんわりと、指を包み込むような感触で
親指をそこに入れた場合、必然的に残りの四指は、彼女のお尻の輪郭を、くっきりと感じ取れることであろう】

【柔らかく、また、しっかりと運動もしているのだろう、肌に感じる、吐息のような暖かさが――――……温もりをそっと伝えてきて
思わずぎゅーっと搾ってみたくなるほど、想像力を書き立てることで】


あ、あの!?い、いきなりなんですか――――……んっ……ふぁ……あ、ぁなたは……っ!!
っ……ふぇ……は、はなひ……てください……っ!!


【かくん、と膝が曲がり、彼女のバランスが崩れ――――……前のめりに崩れかかるだろう
恐らくはお尻に触れる感触は、肌を撫でられるよりもビンカンに、彼女の神経を撫でたから
ふわり、と背中から落ちてくる、彼女の紫苑色の三つ編み――――……それは、自然が作った完璧な色で
華を撫でる、優しげなフレグランスは、彼女の名前の通りの、花の味】

【小刻みに震える彼女は、その凛とした、しなやかな両脚を――――……誘うように、揺らして】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:12:44.21 ID:zEjD706o
>>929
【静かな、静かな、市庁舎の最上階】
【人間程度の重量の者が倒れれば】

【ししおどしよりも尚、高く響いた様に感じる衝突音】
【部屋の扉から廊下へと、その音は漏れていった】

【数秒後】


【カンッ!】


【金属の鋭い音が、廊下から聞こえる】
【カッ、カッ。警備員のそれより、硬質的な足音】
【それは、廊下を歩いて扉へと近づいて来る】

【この部屋に、隠れる場所は?】
【机の影か、ベッドか、その程度しか無いだろう】
【そして、その選択肢を取るには】

……………んー………テフロン、まだ………?

【寝言を呟く、この少女がリスクともなろう】
【尚、この寝言の登場人物がこうなった理由は、きっと転んだ音を足音とでも勘違いしたせいだ】

【机の背後のガラス窓からは、傾いた月の光が指し込んで】
【梟成らずとも、鼠を捉まえるには困る事は無い程】
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:12:55.09 ID:oNwUly6o
>>928

………! ……………っ!!

【指摘され、更に赤くなる。物凄い悔しそう】


――――――?! なッ………!

【これ以上擽られるのが怖いのか、反撃せずにじっとしていると】
【突然頭を撫でられる】
【一瞬何が起こったのか分からなかったようだが、】


――――うぅ、うーッ!うーッ!
もーっ、早くどいてよーっ! 重いってばー!

【更にじたばたと暴れながら、なんだか理不尽に怒り始めた】
【今までにないくらい顔が紅く染まっている】
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:13:24.07 ID:bShX5pAo
>>931
ゴキブリとはなんですかっ!!
さんか何かをつけるべきです!

【ツッコミどころが違う?何言ってんだい?ジョニー】
【フラッと体勢を変更すると、なんとネコミミ少女が!!】

ぉお!猫さんですか?
猫さんが喋った!!

【そのままぷらぷらと少女に駆け寄る】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:14:18.85 ID:oNwUly6o
>>928
/と、次少し遅れるかもしれません
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 22:16:19.68 ID:3lQJaREo
>>914

知り合いのぅ……まあ、それでもよいか。
わらわの素性を知らずとも、特に困ることもなかろう

【納得した様子の魔女に、反応は然程芳しくない】
【先程メモを確認していたとおり女性は其処まで暇でも無く、余裕も少ないのだ】

それで、何か他に用でもあるのかの?
昔見た顔を思い出したかったなどというだけの用事ならば、悪いが長々と付き合ってやれぬのじゃ。

お主も対機関連合の一員ならば、ただその辺りをうろうろしておる訳でもなかろう?
連合員ならば、皆日夜機関に対抗すべく活動して居るはずじゃからな。

そしてお主らと同様に、わらわにもやるべき事がある。
――名乗り忘れておったな、わらわは貴宝院織守。<Justice>のリーダーじゃ
集積情報にも流れておるじゃろうが、色々と大変な時期じゃ……しかし組織に関わることで何かあるならば、相談にも乗れるがどうかの?

それと最近双葉との連絡もつかんので判らぬのじゃが
お主達機関連合は今どのように活動しておるのじゃ?わらわ達は同じ敵を倒すべく集った同盟関係じゃ。
もし、動く事があるならばいつでも協力する意志が在ることは、改めて覚えておいて欲しいかの

【ある程度前置きをした後、畳み掛けるようにして言葉を重ねた】
【しかし特に気分を害したというわけではなさそうで、口調は少女のように清らかな響きを踏んでいる】

>>930

自信を持てぬ者が上に立つなど、百年早いというものじゃよ。
それに――事実じゃしな。嘘を口にしても仕方ないのじゃ

【本気で自分を傾国の美姫と言ってのける口は、ある意味才能とも言えるだろう】
【女性――織守らしいといえばらしいが、最近なりを潜めていた要素でもあったりする】

忙しさを分けてくれ、などと言うておる暇があれば仕事を探すがよいのじゃ
まあ、お主は言わずともちゃんと力になってくれておるから……心配はしておらんがの?

【ニヤリ……と口元を軽く上げながら告げる】
【語調に混ざるは確かな信頼。数少ない友人に向ける感情であった】

相手が悪いとしかいいようがないのぅ?わらわもいい加減慣れてきたからな
やるならばエルメアにでもやってみるがいい、あやつならばいつでもよい反応を現してくれるじゃろうからな

――其れは兎も角、集積情報の件じゃが。
素性を伏せておったのには何か意味はあるのかや?これ以上素性の知れぬ者を城に入れたくはないのじゃがの

【軽口混じりの話を、唐突に切り】
【笑顔を浮かべていた表情を引き締めながら――リーダーとしての表情を見せて問うた】
【今は城にカリナトゥスと言う名の猛毒が居座っている。織守としては、此れ以上の不確定要素を避けたいという気持ちがあった】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:16:19.73 ID:Ccaj9BQo
>>932

でも、恐らくは貴方以外にも"非常に強い"方々が集まりますよ?
はい、中継されますね──過去に行われた大会をご覧になったことは?

【ツッコミはおろか、表情すら無に等しい】
【大会関係者として仕事をこなしているからか、それともこれが素なのか】

はい、確かに私は大会関係者です。
詳しく言わせて頂くと、大会の宣伝・進行・実況を任されております。

【コクリと頷き、青年の言葉を肯定した】
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 22:20:41.82 ID:e3do75wo
>>933

んふー、じゃあ一時的に超そう言うことにしといてあげますよ。超。

【疲労の所為で笑いの沸点が下がる、というのもこれまたよくあるお話】
【彼女の場合も、その例に漏れなかったのだろう】
【彼の言葉を、軽い冗談だと受け取ったのか】
【目を細めて小さく口元を吊り上げ。またにまり】

むぅ、それでもそれでも、利織ちゃんは少し超元気になったですよ?
少なくとも人とコミュニケーションを取るというのはある程度ストレスを軽減させる効果があると超感じます
誰とも喋らない日が続くと、やっぱり思考がネガティブの方面へ超行きがちですし!

【しゅぴ!と人差し指を立てて、得意げにそんなことを話す利織】
【これではどちらがどちらのフォローをしているのか分かったものではないが】
【今彼と話した事で、少なからず気持ちが落ち着いたのだと利織は言いたいらしい】
【なんともまぁ、自分の気持ちを他者へ伝えるのが不器用な少女であった】

……?
あれっ、超ついてきちゃってましたか。

【そのまま人形はひょいと彼の手の中に納まることだろう】
【しかし意外なのは利織の反応。どうやら彼女は、人形がフードの中にいることに気付いていなかったようだ】
【髪の長いそのお人形はどこか歪な気配を持ち】
【なんだか梧堂へ視線を送っているような──そんな印象をうけるかもしれない】
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:20:42.05 ID:0896rmEo
>>934

…うん、ぼくみたいな奴はたいてい胸にばかり焦点を当てがちだけどさ
シオンちゃんってウエストとか細いしお尻も悪くないよね、キレーな足してるしノビタ君も高い評価をしてくれるとは思う
…ま、どうせ自分の惚れた女が一番とか言いだすんだろうけど…

【幸福そうな顔をするドラは思わず強くぎゅー、と腰の辺りを強く抱きしめていると、シオンが前のめりに崩れかかるのをドラが気が付き】

…おっと!大丈夫かな?

【こういう何気ない場面で紳士的にエスコートしよう、そう前々から考えていたドラ】
【ゆえに彼の行動も極めて迅速な物だった、彼は抱きしめていた両腕を解くと、シオンの身体を支えようと右腕を差し伸べて支えになろうとする】
【自分に身を任せる体制になったところをもう片方の手で手でも握ってやれなどと彼は言われていたのだが】


【たしか、前のめりに倒れているのだ…無意識か?それとも体に染みついた本能か?】
【手がキャッチする地点はドラ自身さえ明確に意識せず、多分シオンの胸の辺りに行くだろう…】
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 22:21:47.05 ID:OlljdQSO
>>937
何を言うにゃ!!
頭をもがれても、体を潰されても、毒をまかれても、トラップにかかっても、その死因の殆どが《餓死》というにゃ
遥か太古の昔より、生き残っていきにゃ
一匹見ては50匹とも言われてるにゃ
誰かは言った黒い悪魔だとにゃ
しかして、奴らは何処にでもいて何処にもいないにゃ
人は奴らをこう言ったにゃ
《増殖王》!!!とにゃ!!!!
【なんか熱く語ってる謎の生物】

何を言うにゃ!!猫はゴキブリと違い頭がいいから喋るのにゃ!当たり前なんだにゃ!
ゴキブリが喋るのが恐ろしいんだにゃ!
【いいえ。どちらも普通は喋りません】
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:24:39.62 ID:Icf3lLso
>>940

“最強”ってなァ“最も強いヤツ”の事だからなァ、問題ねェ
『非常に強い』と『最も強い』なら最強が、つまりはオレ様のが強ェわけだ
・・・なンか話が長くなったが、まァオレ様が優勝するってことだなァ

前にチョロっと見た事ァ有るぜ、流石にじっくりは見てねェが
剣だの刀だの魔法だの、“一般のヤツには”刺激が強ェよなァ

【相手を指した指を戻し、その両腕を組んで意味も無くニヤリと微笑】
【その際口元に三角形の歯が覗くが――まあ、耳も妙な為気にはしないだろうか】

おォし正解かァ・・・・・ってよォ、それ大会の全仕事じゃねェか?
そりゃまァ裏方だのは有るんだろうが・・・・・・
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:24:58.82 ID:8CMpSH.o

>>935

───っっ!!
(どうしようどうしようっ!!??)

【予想していた以上に響き渡った音と扉の外に居る何者か】
【絶体絶命、それ以上の言葉がない状況だ】
【回らない頭を強引に回し、考えを搾り出す】

ぁ…ぁぁぁぁっ!
(えーっとえっとえっとえとえとえと…!?)

【景色全体がスローモーションに感じる中で彼女は動いた】

【木を隠すなら森の中、人を隠すなら…?】

【少女が起きないことを全力で祈りつつ】
【───布団に潜り込んだ!】
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 22:25:46.53 ID:RrQ5kPIo
>>936

【少年が赤くなっているのを見つめて――、ばたばた暴れる振動を感じて】
【んふー、と満足そうに息を漏らす】
【犬の尻尾でもついていれば、横にパタパタ振っていたんじゃないかって言うくらい上機嫌】

……えへへ
少しやりすぎちゃったかな? ごめんね?

でもコレで、前回落書きして逃げた分も許してあげるっ

【藁人形を胸に抱えて持ち】
【撫でながら髪の感触を楽しんでいた左手も離れる】

…そうだね、いつまでもこのままって訳にも行かないし…

………離れたからって、反撃するのは無しだからね?

いち、にー、の……

【さん、という前に、フライングして少年から飛びのいた】
【微妙にズルい少女である】



>>938
/了解しましたっ!
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:29:30.00 ID:bShX5pAo
>>943
私たちの繁殖力をなめるなーっ
【少女の周りを低空飛行】

紀元前3億2500年前にもご先祖様が居たんだよ!!
知ってますか?
台所で一番見かけるチャバネゴキブリは水さえあれば45日生きていたという記録があるんですよ!!
何も食べないでで2週間以上生きられるんですよ!!
さらにワモンゴキブリは水だけで90日間、
水も食べ物もなしでおよそ40日、研究室で生きていたすごい生命力を持ってるらしいです!!

黒い悪魔でも、黄色のが居たりするんです!!
【と、中の人がさっきググッたのを代読】
【なんか凄くヒートアップしている。触覚が小刻みに動いている】

私も頭が良いです!!猫さんには負けないです!!
そーゆー猫さんだってなんなんですか?化け猫ですか?
【2回ほど飛びながら回転する】
【ゴキブリ。普通はこんなことしません】
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:32:51.71 ID:7yctbsso
>>941

【少ない言葉から、少女はこちらの迷いを感じ取った――あるいは、単純に台詞の内容に対して反論しただけか】
【どちらにせよ、己の失言を悟って、梧堂は頭を掻いて、言葉を探す】

……ま。
暗いケンキュー室に閉じこもってんのが、アンタらしくねェのは確かだな。
俺のケータイに、連絡くれても良いんだぜ?
……技術の畑にゃ手は出せんが、話し相手くらいにはなってやるよ。

【結局のところ、態度を崩す必要なし、と冗談を飛ばして、誤魔化すことにした】
【もともと、他人を分析することに長けていても】
【それだけの資質では、カウンセラーに向いている、という訳ではないのだから】

……‘憑’いてきた?

【手元に人形を引き寄せて、胡散臭げな眼差しを人形に向ける】
【――生気の無い瞳が、見返してくる】
【梧堂は、ヒトカタと呼ばれるものを想起する。本来的に、呪術的な要素を強く含む、ソレ】

……これも、魔術のハツメーヒンなワケ?

【少なからず警戒をしながらも、利織の身体にくっついていたものが、それほど害を為すわけも無いだろうと】
【振り捨てるようなマネはしない】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:33:04.06 ID:Ccaj9BQo
>>944

……そうですか。
最強を証明するためではなく、最強を知らしめるために参加するのですね。
ならば、あまり相手を圧倒しないように──と、私は大会関係者として切実に訴えておきます。

【切実と言っていながら、やはり顔色一つ変えていないのだが】
【完璧なポーカーフェイス───どうやら、感情の起伏が乏しいようで】

詳しいことは私は分かりませんが、
刺激が強いからこそ、一般の方々が集まってくるのですよ。

そうとも言いますね。そう依頼されたから、私は仕事を遂行するだけですが。
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:33:16.98 ID:zEjD706o
>>945
【キィ、と扉が開けられて】
【廊下から入って来たのは、長身痩躯の老人】
【両手には『72』の刻印が為された黒い革手袋、足にはこれまた頑丈そうな革靴を履いている】

【視線がまず向かうのは、あからさまに荒らされた机の上】
【それに、周囲にちらばる書類】
【部屋の主はと言えば、布団に居るばかりで灯りも付けて居ない】


「………こうも成れば、分かるでしょうに」

【老人は、布団へと近づいて来る】


「愚かな鼠は、何処に?」

………………此処に

【もし、近づいて老人が声を掛けるまで、逃げなければ】
【突然、少女がミーナを、抱きしめる様に捕まえようとするだろう】
【同時、老人は右足を後方へ退く】

【掴まってしまい、逃げられなければ】
【金属で補強された右爪先が、布団の不自然な盛り上がりへと蹴り込まれる事だろう】

【書類を入手して、逃げられれば良かった】
【音で呼び寄せたのが第一の失策、逃げ場を間違えたのが第二の失策】
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:34:23.03 ID:c78WE5wo
>>930

くふふ、面白い事いうわね。
【片手で帽子のつばをつまみ、若干修正】
【藤色の髪が僅かに覗く】

まあ、そうでしょうね。
【あっけらかんと答える】
【飄々とした風に、笑みは崩れない】

>>939

用事は特にないわ、ただボーっとしてたらここに行き着いただけ。
一応、チンピラ締め上げるくらいはしてるけど、機関員ってのはなかなか遭遇しないわね。
ただ倒すだけのほうが簡単でいいのだけれど、それだけだ立ったら本当に楽なのだけれど。
【ただの脳筋とも流浪人ともとられそうなセリフ】
【見た目に著しく似合わない行為ではある】
【逆に言えば、それは別の目的があるからこそ、か?】

名乗られたから名乗り返すわ。
私はエストレア、姓はなし。一応全世界最強って名乗ってるわ。名乗ってるだけ、ね。
【目上の立場が相手でもこの口調は崩さない】
【ちなみに、最後のセリフは最近追加されたものだ】

リーダーねえ・・・この前会ったけど、眠いってんですぐ別れちゃったわ。
なんだかんだで突貫気味だし、あちこち走り回ってるんじゃないかしら?

・・・。いえ、こりゃ私らの問題だわ。
そこまで迷惑かけれないわよ。
(とか言っておきながらちゃっかり集積回路つかっちゃったのよねぇー・・・)
【若干後ろめたいものを感じながらも、そう返す】
【織守なら、その書き込みを見たことがあるか?】
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 22:35:33.03 ID:OlljdQSO
>>947
流石ゴキブリにゃ!水で生き残るのはなかなかにゃ!
だが!!!
猫はゴキブリだってしまうにゃぁぁぁぁあ!!!!
【10匹に分裂しながら】
【※本物の猫は分裂しません】

そして私はどっからどうみてもそこら辺にいる普通のスーパープリティーキャットォォォォ!!!!だにゃ!!
【※そこら辺にいるわけないです】
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 22:38:06.07 ID:OlljdQSO
>>952訂正
しまうにゃ→食べてしまうにゃ
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:39:38.83 ID:oNwUly6o
>>946

う…………?

(前回……?)

【本当に忘れていたようである】
【少年の辞書に反省の文字はありません^q^】
【だからこんな事態になるのだが】


―――――――――っ! !  …………?

【少女から解放され、慌てたように距離をとる】
【そして十分に離れてから振り返り、少女の顔をまじまじと見つめ】

………ああぁーッ!?

【相手を指さし、大声を上げた】
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:41:51.67 ID:bShX5pAo
>>952
猫さん・・・ゴースト?
アナログテレビですか?買え換えしてないんですか?
【ゴキブリが100匹ほどの幻覚を作り出す】
【※ゴキブリがリアルで出てきたら駆除しましょう】

スーパープリティなのは認めますが、キャットじゃないでしょう猫さん
【※その辺に居るのは黙認】

私は正義の戦士件ゴキブリさん件かわいい女の子です!
【変化もできるらしい※九十九ではない】
【いっせいに100匹のゴキさんがデスノop風に笑い出す】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:43:06.09 ID:bShX5pAo
>>955
/最初に

食べられるんですか!!美味しくないですよ!!
【ぴくぴくと触覚を動かし】

/を追加の方向でお願いします!!
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 22:43:49.72 ID:4dnco9ko
>>942

【腰の辺りに手がある状態で喋られたものなら、たまったものではない
彼の言葉から零れた吐息は、彼女のお尻へと染み込んでいき、彼女を更に震えさせる】


っぁ……んぅ――――……ふぇ……っ!!
やめ、やめてくださぃ――――……お願いしま……ぁっ……


【意外と感じやすいのは周知の事実、ビクビクと身体を震わせ、嬌声を漏らす彼女
そして、彼の思うがままに、事は進んでいくことで】

【その手に納まるふんわりとした、抱擁にも似た――――……感覚
ブラジャーの感覚が、より一層、彼女の皮膚の瑞々しさと柔らかさを強調するようで
彼女の胸のふくらみを、その手で、心で、感じ取れることであろう】
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:45:04.05 ID:Icf3lLso
>>949

おォよ、だがオレ様は一方的に何かを嬲るのは嫌いなんでなァ
心配しなくても圧倒なんざしねェさ、安心しろよ
・・・・・しっかし、大会の殆どを任せる依頼主ってどんなヤツだァ?

【対して青年、色々と自信に満ち溢れたその表情】
【後ろめたい事や不安など一欠けらも無いかのようで】

ま、実際そうなんだろうがなァ・・・よく考えるとコエー世界だな・・・・・

・・・ところで、進行も実況も宣伝もこなすスーパーマンはなんて名前なんだァ?
ァあ、スーパーウーマンか・・・?・・・・どうでもいいなァ
因みにオレ様は番天、番天 零ってンだがよォ

【腕組みを解いて左手を腰に当てつつ、そう尋ねる】

/っと申し訳ない、急に睡魔が忍び寄って参りました・・・
/もしよろしければ次辺りで一度切るか終わりにする形にして頂いても宜しいでしょうか?


959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 22:45:12.86 ID:e3do75wo
>>948

んふー、超ありがとうございます!
それじゃお言葉に甘えて、これから話相手が欲しくなったら超電話します。超ワン切りするかもしれません
多分これから数ヶ月ほどは、基本的に第504研究室にいると思うんで、梧堂さんも超遊びに来てくださいね?
差し入れとか、アイスとか、アイスとか、超期待してますよ?

【会話の内容が明るくなるにつれ、徐々に徐々に利織の表情も元気になっていく】
【冗談とも取れぬ冗談を飛ばしたり、「超」という回数が増えたりなど、言葉の端々からもその様子は伺えるだろう】
【にまりと笑う悪戯な表情も、先ほどとは比べ物にならないほどにキレのあるもので】

そ、利織ちゃんの超魔導具の1つです。
実験的に作ったものですけど、超よく出来てるとは思いませんか?
因みにその子以外にも他に9人のお人形さんがいて、10体1セットな感じなんです!
既に1人、1セット注文してくれた人がいるんですよ
梧堂さんも如何です?因みに1セット5万です。2セットだと8万と超お買い得ですよ?

【憑く──言葉の上では「ついて来る」と変わらぬために、彼の疑問には気付く様子もなく】
【いつもの笑みを浮かべて利織は嬉しげに人形の説明】
【果たして、お人形の歪な気配には気付いているのだろうか】
【彼女の性格からして、或いは「気付いているが放置している」というのが一番正解に近いかも知れず】
【そんな奇妙な人形に不審の目を向けている彼に対し。利織は暢気にセールストークを始める】

【──くすり、と】
【人形の口が、笑いの形を取ったような気がした】
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 22:48:14.10 ID:RrQ5kPIo
>>954

……ん?

【自分に向けられた指先を、きょとん、と見つめて】
【どうしたの? とでも言いそうな、穏やかな表情で首を傾げた】
【夏の間にセミロングになった髪が肩に触れて、しゃらり、と揺れる】
【緩やかに頭が回り始めたのか】

もしかして、今頃気付いたのかな?
……ごちそうさまでした

【ふ、ふ、ふ、と微笑んで、謎のお礼】
【挑発とも言います】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 22:48:27.32 ID:OlljdQSO
>>955
何を言うにゃ!!生きてるネコだにゃ!!!
そしてうちの幽霊屋敷はデジタルテレビだにゃ!!!
【更に100匹に分裂】
【※カオス絡みなので実際のバトルで100匹も分裂できません】

何を言うにゃ!ネコだにゃ!!
私はネコの王兼謎の生物兼発明家兼少女にもなれるネコだにゃ!!!
【ビシッと100匹が一斉にポーズをとりながら】
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:49:04.32 ID:0896rmEo
>>957
【…無意識のようにブラ越しにその手が揉み始めたが…ドラはハッとこの事態が不味い事に気がつく】

…このままでは不味いッ!このままでは…『理性』が吹っ飛ぶッ!そうしたら取り返しのつかないことになるぞ!
シオンちゃん、今日のところはここでやめにしておこうじゃないの…

【す、と噴水付近の腰をかけられそうな茶のタイルが敷き詰められた段差に、木の腰をかける部分にシオンを座らせようとしながら】
【ドラはシオンの顔をじっと見ようとして…】

【…目を逸らして何かを思い出したかのように顔を赤くした】

…そ、その…この間はお疲れ様、おかげでまた一つこの世界の問題は解決したんだね…
よかったよ、シオンちゃんも無事だったし、綾菊さんとかも戻ってきたしさ…

…ただ、ぼくの誕生日パーティはおじゃんになったけどね

【残念だな、と言った感じの顔でばつが悪そうに、彼は頭をかいてそう呟く】
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:52:22.18 ID:Ccaj9BQo
>>958

私が"ヒジョーに優秀"という事ではないでしょうか。
貴方の言い方を真似しますと、ですが。

【人差し指を立てて、可能性の一つを提示し】

……どこの世界でも、人の心は然程変わらないと思いますが。

私の名前は進藤 未来。
本職はナビゲーター兼なんでも屋であります。

番天 零様ですか……確かに、記憶いたしました。


/了解しました、次で終わりにする形でお願いします。
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:54:21.62 ID:oNwUly6o
>>960

――――――――――――――!

【最早声を出さない】

【素早くポケットに手を突っ込み、胡椒の袋を乱暴に投下】
【これで胡椒は打ち止めだが、かなり無差別爆撃】
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:55:28.64 ID:8CMpSH.o
>>950
………。

【部屋に明かりが入り込むのがぼんやりとわかる】
【そして何より人の声。今、誰かが部屋に入ってきている】
【逃げるか、否か。悩んでいる暇はあまり無いが…】

───今ですッ!

【野生の直感とでも言うべきか、蹴りが入るまさにその瞬間を突いて】
【布団をおもいっきり巻き上げた!】
【団子状になった布団は蹴りの衝撃を無効化までは出来ないものの大分抑える】
【No.42の少女は寒い思いをするだろう】

ハッハー!
バレては仕方が無いですが、その程度の蹴りはなんとも無いです!
街を占領する悪い輩を成敗する正義の使者、参上!

【何か調子が出てきたらしい】
【巻いた布団を脱ぎ放ちびしっとポーズを決めた】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:56:25.09 ID:bShX5pAo
>>961
生きてるのですか!!?お亡くなりになられたのかと・・
【かさかさと動き始める】

幽霊屋敷ですか?やっぱり幽霊じゃないですか!!!
【対抗するかのように500匹に分裂する】
【※此方もカオスでした(笑)】

謎の生物件生物発明家って・・・猫じゃないじゃすか!!
私はHカップにもなれる、ハイパーウルトラかわいい少女件最強のゴキさんです!!
【500匹が一直線に並び、Choo Choo Train】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:56:46.42 ID:bShX5pAo
>>961
/遅れました。すみません
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:57:59.94 ID:7yctbsso
>>959

適当に見学に行くつもりでは居たしな。差し入れくらいはレーギってモンでしょ。
……で、アイスが良いのか?
いや、他人の趣味にケチつける気はねェケド。

【クソ寒くなっていく中、奇特な人間だねェ、とでも言わんばかりの意を言外に含め】
【気軽に研究室へ遊びに行くことを、口頭とは言え、約束する】

高価ェなァ。
……こいつの効能は?

【人形を眺め、ポン、と出てきた‘それなり’の値段を押すセールスに、曖昧に笑みを返す】
【機能、と聞かず効能、と聞いた辺りは、サイエンス、というよりもオカルティックな雰囲気ゆえか】

【奇妙な感覚に、梧堂は軽薄な笑顔を保ったまま、人形を注視する――例えるなら、ソレは解剖者の眼】
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:59:05.50 ID:zEjD706o
>>965
【布団を巻きあげての蹴りの緩衝、良い発想と言えよう】
【然しながら、もう一つの効果には、対して期待できそうもない】
【そればかりか】

………………バトラー、入口を封鎖

………私が、此処で片を付ける

【刀を抱いて横になっていた少女が跳ね起きて】
【左手に鞘、右手に柄。完全に、戦闘態勢に成った】

【何時までも部屋に居るのなら、攻撃を受ける事は必定】
【早々に逃げる手段を見つける必要が有るが………?】
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 22:59:51.94 ID:4dnco9ko
>>962

【彼女はくたーっと、疲れたように、瞼を閉じて、ぐったりとしている
整った顔たちには汗が浮かんでいて――――……いかに彼の行為が予想外であったか、伝えてくる
――――……彼が話し始めると、彼女はゆっくりと瞼を開き、ぱたん、と座りなおす】

【彼の言葉を静かに聴き、彼へと視線を向ける彼女――――……きゅーっと紅く染めながら
どこか、興奮やら、驚きやら、嬉しさやら――――……入り混じった、グラデーションが、紫苑色の瞳に透けて見えるように】


……もう、貴方がいきなりこんなことしなければ――――……素直に、お誕生日を祝えたんですよ?
――――何だか、少しがっかりしました


【その言葉の通り、少し拗ねたように、彼女は三角座りをして、膝に顔を乗っけて――――……数秒、静かにしていて
そして、脚をMの字に開きながら、座り込み、彼へと再び視線を向けようとする】


それでも、めでたい事には変わりませんね
お誕生日おめでとう御座います、これで、成人になったんですよね?


【向けられる視線は、曇りなき――――……紫苑色】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:00:29.00 ID:Icf3lLso
>>963

ふゥん・・・・ま、オレ様は別に何でもいいけどなァ
“最強”って事が知らしめられれば、それでよォ

【小さく一つ笑い、その視線を先程まで向けていたチラシへ戻して】
【その内容・事項を確認すると少女へと向き直り】

残念ながら、オレ様は他の世界ってのを知らなくてなァ
何処でも一緒だってェのなら余計にコエーさ、それこそなァ

・・・・ンじゃまァ、“その時”は世話になると思うぜ進藤よォ
オレ様ちょいとばかり行くとこがあるんで、またなァ――――

【そう言うと一度手を挙げ、足を路地裏向けて動かして】
【やがて静かにその暗闇へと姿を消していった】

/本当に申し訳ないです、そしてありがとうございます
/それではお疲れ様でした〜
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 23:05:15.90 ID:RrQ5kPIo
>>964

ちょ―――わわ、わ……くしゅっ

……ふぇ、わ……、ぁ、くちゅんっ……くちゅんっ

【喋る暇がない^q^】
【小さなくしゃみを連続で――、やっぱり彼から顔は背ける】
【胡椒が目にも入ったのか、クシャミの反動か、瞳が潤んでいる】

……ま、まって…!

私が何を持って、ぅ―――くしゅっ

忘れたわけじゃ……くしゅっ……ぅぅ…

【苦しそうに猫背になりながらも、右手で藁人形を掲げてみせる】
【ようするに脅しらしい】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 23:05:29.73 ID:OlljdQSO
>>966
生きてるんだにゃ!!命あるネコだにゃ!!!
【こちらも負けじに1000匹に分裂……しようとしたが広さ的に考えやめ】

違うにゃ!!幽霊屋敷に住んでるネコだにゃ!!
それに自動人形や生きてる人や人魚や吸血鬼やカオス(サバト)や人外だっているにゃ!!
【何故かAKB48のダンスを踊りながら】

何を言うにゃ
元は異世界の太古の昔の獣の王だが魂だけこちらに来て何万年も待って人をやめた少女のカケラと融合してから生まれた普通のネコにゃ!!
【猫じゃないですね】
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:06:34.86 ID:Ccaj9BQo
>>971

……その通りですね。
私もただ、与えられた仕事を熟すだけですし。

【そう言うと、ベンチから立ち上がり】

…………ええ、ではまた。
私どもは、貴方の参加をお待ちしています。

【青年が去っていくのを見送ると】
【懐からフルーツ牛乳を取り出し、ゴクゴクと一気に飲み干し】

……───私も、仕事に戻りますかね。

【沢山のチラシを片手に、夜闇の街中へと去っていった】

/お疲れ様でしたー
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 23:08:21.41 ID:zFQxrQSO
>>939

――にしても、もう少し謙虚さと言う物をだなぁ。
いや、確かに事実だけどさ?知り合い云々の贔屓目抜きにしても…んー。

【呆れ半分、楽しさ半分、と言った風に。女性らしい仕種で口許を押さえ、くすりと小さく喉を鳴らし】
【緩く目を細め、しげしげと織守を凝視して。ややあって、首肯】

捜そうにもどうにも、めぼしい所は大体掠われちゃってるからさ。お前の肩の荷ぐらいしか、狙い目が無いんだ。
まあ、なんだかんだ言いつつ遣れば出来る子、って所だな。存分に頼ると良い。

【調子に乗ったか、えっへん、等と無――いや、控えめな胸を張って】
【軽い語調の遣り取りだが。隠せぬ程度に信頼が滲んでいるのは、彼女もまた同様】

だよなぁ。この所マンネリ感が否めないし、少し趣向を変えてみようか……ふむ。
ああ、言われずとも当然、何度もやってる。毎回毎回、反応が美味しいったら無いよ。

…………っと。その件に関しては、相手側の意向とオレの独断。
集積情報は<Justice>以外にも開示されてるし、今回はそう信用出来たものでも無いかな、と。

取り敢えず……協力者は二人。素性が聞きたいなら、話すけれど。

【切った話をそのまま放棄し、すらすらと言葉を紡いで】
【表情も一転。笑みは消え失せ、細めた瞳をそのままに眼光は鋭さを増す】
【筆談云々の選択肢も考慮に入れて、ジャケットの内ポケットから、万年筆とメモ帳を取り出しつつ】

>>951

……そうか?まあ、口の過ぎるのにはそこそこに定評が有ってね。
此ればっかりは性分だ。如何ともし難いが、気分を害したなら謝るよ。

【軽い言い回しに、所々に刺の目立つ端的な口調。人当たりが良いとはお世辞にも言えないが】
【慣れて仕舞えば、割合話せる相手では有るらしい。色々と、損な性格をしている】

……だよなあ?いや、慧眼の上、大分話が分かるようで助かるよ。
失礼――そういや、自己紹介が未だだった。オレは朔夜、識槻朔夜。正義の剣なんざ柄じゃないが、Justiceの末席を汚す身だ。

【苦笑を浮かべ、肩を竦め。雑談もそこそこに、さらりと自己紹介を】
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 23:10:33.98 ID:e3do75wo
>>968

ふっふっふ、それはそれは超ありがたいですね
それとそれと、差し入れはアイスがいいです。超アイス。超ケーキアイスでもいいですけど。
だってだって、あったかいお部屋の中でアイス食べるのって超贅沢じゃないですか。超

【にま、と嬉しそうに笑う利織】
【きっとアイスを食べている自分の様子でも想像しているのだろう。幸せなアタマである】
【その上更にずうずうしい事に、「あ、出来るならストロベリーがいいです。超ベリー」などと味にも注文】
【人をさん付けで呼んだり時折礼儀正しい態度を見せるかと思えばこの体たらく】
【相変わらず、よく分からない少女だ】

んー、でもでも、この超利織ちゃんの超手作りですよ?
ちくちくちくちく縫って作ったんですよ?
それとそれと、肝心の効果ですけれど──
この子は炎属性の子、でしたか。超炎はきます
他にも風属性、水属性、土属性、無属性の子がいます
基本的には所持者の言う事を聞いてくれる子たちですよ。こうやって勝手に歩いたりとかはたまにしますけど

【どうやら属性付の人形らしい】
【しかし勝手に動き回る、という言葉からもどこか魔術とはずれた印象を持つ】
【梧堂の手にある、髪の長いお人形の口元は確かに歪んでおり。口の色はワインのように赤い】
【ひとりでに笑う人形──やはりどこか、何かがずれている】
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:11:05.70 ID:oNwUly6o
>>972

あッ………!?

【少女の右手には藁人形】
【どのようなものかはっきりとはわかっていないものの】
【それが「脅し」であることは理解したようだ】

ちょっ……それ返して!

【あなたのじゃありません^q^】
【捕まる危険を覚悟で、慌てて距離をつめ始める】
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:11:19.45 ID:LaLF7AAO
【裏路地】

流石に簡単に機関の情報は手に入らない、か。
しかし馬鹿だよなあ、僕。
偶々会っただけの子の為に、何でこんなに頑張ってるんだか……。

【漆黒のコートを身に纏い、背に十字架を模した刃を背負う】
【肩まで伸ばした黒髪と、緋色の瞳が印象的な青年が、裏路地を歩いている】

……いや、理由なんて解ってるよね。
そんな事より、取り敢えず今は、怪しい奴を片っ端から殴り倒して機関の情報を集めないと……。
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:11:58.73 ID:8CMpSH.o
>>969

ふふふ…そんな刀なんて重たいもの着けてていいんですか?
私の動きは俊敏ですよ?

【じり…っと後ろにさがり】
【にへら、と笑うと目にも留まらぬ速さでしゃがみ込んだ】
【そしてその速度のまま、攻撃に転じ…………ずに】
【足元に落ちていた書類の一枚を拾い上げくしゃくしゃにしてポケットに放り込んだ】
【ぶっちゃけ単にしゃがみが早かっただけである】

あと、今ここで私を逃がしてくれるなら危害は加えません
でも止めるようなら、私も本気を出しますよ?
この部屋ごと、焼き去ってあげましょう

【羽織っていた真っ黒なカーディガンを脱ぎ捨てると】
【流出を抑えられてどろどろに濃くなった魔翌力が彼女を包む】
【魔翌力を知覚できる者ならば、かなりの強者に思えるだろう】
【もちろん言っていることはハッタリで、纏っている魔翌力も使えないのだが…】
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:12:29.43 ID:0896rmEo
>>970
【少々俯きがちの体制のまま彼はシオンの言葉を聞いて少し真に受けたように】

…ご、ごめん…なんか突然シオンちゃんが近くに来たんで…その、えっと…気が動転した
でも、シオンちゃんは柔らかいな、若干抑え気味にしても根が口より先に手が出るタイプのぼくだからさ、今日のところは大目に見てくれると嬉しいな

【…柔らかい、その言葉を口にしてまた隣の女性の事を考えて…思い出したのはあのシチューの味と…】

【…『それ』を思い出したとたん上せたかのようにどんどん血が頭に登り顔の色がどんどん赤みが差す、耳が普段以上に冷気を感じ取ってくれる、熱を持っているのか】

…ありがとう、うん…成人だよ、お酒もたばこもできる年齢だね
煙草はなんか波紋が練り辛くなりそうだから敬遠するけど、いつか大人になったら杯かわして飲もうぜってノビタ君と約束したっけな
まあ、20になる前から隠れて飲んだ事はあるけどさ…

…シオンちゃんだって時々は飲んでるでしょ?あの結婚式の一件を見る限りさ…うらやましいじゃないの綾菊さんのお尻を
こう、ぎゅっとさ…ぼくでさえ畏れ多いと思ってたのに

【彼の記憶の中ではシオンがお酒を飲んで乱れていたのはあの時くらいか…ああ、酒に弱いだなとあの時に知ったのだった】

…そうだよ、もう学生でもないから仕事してさ、そういえばもうすぐ二つ目になれるかもしれない、いやぼくならきっとなれる
おばあちゃんから長年叩き込まれたスパルタ教育で得た技術は今度はぼくの家族を護るために振るう事になるのかなあ…

【…綺麗な紫苑色の瞳に吸い込まれそうになる、すでに心のどこかを彼女の中に置き忘れたかのような感覚があるのだが】
【それでも、胸の高鳴りは彼の心が今も彼女のためにどくん、どくん、と音を立てている】
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 23:13:39.23 ID:e3sy3ag0
>>666

まさか。そんなことをしてもオレにメリットがない。
万一、悪戯して面白がりたいなら、家に何もしなくても面白いバカが1人居ますから。もう結構です。

【クロワは、冗談めいて(いるのか?)そんな風に返しながら】
【何度か身体を揺する武美とは対照的に、ここまで全く不動で椅子に座していた】
【吊り下げ電灯も不動、窓も無いため外のモーションも見えない……動くものと言えば、その表情くらいか――】

「3回」……もうそんなに活発に動いているんですか……マズいな。
そして……『病院』『金の国』『光の国』……病院の場所は不明ですが、金の国と光の国、地理的にも特に関連性は無い……
無差別にテロを行っているのでしょうか?或いは、現在は『プロパガンダ(宣伝)作戦』の途中なのか……
……潜水艦というのは『リヒトギルティ』ですかね、あの戦艦、流石に3年じゃ沈みませんか。厄介な……

【と――その不動空間に、ようやく緩む空気の流動。組んでいた腕を解き、眼鏡を押し上げてむむ、と唸り】
【そして何気ない一言だったが、このクロワ。戦艦『リヒトギルティ』の『名前』を知っている――】
【武美が感じた『違和感』といい、矢張りこの青年。まったくの無関係、ただ敵対しているというわけではなさそうだ】

……では、無道。組織としての状況は大体把握しました。テロ組織全般と敵対している、その一環としての≪R.I.P.≫……
とはいえ、今や奴らもかなりの勢力と戦力みたいですし、目下実質一番の敵ですかね。

さて……次は、貴方個人の交戦歴についてお聞きしたい。
カーネルとやりあって、よく生きていると褒めたいものですが――あいつ、大口だけじゃなくて実力も付随しているのが厄介ですし――
――他のメンバーは、何か情報が無いのですか?≪暴帝≫ポポルに関するものは恐らく何も無いでしょうが……≪四刃≫や、≪幹部集≫――。
“オレの知っている”メンバーが何人居るのか……3年の間に死んでいるか、新しいメンバーも増えているでしょうしね。
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:13:59.45 ID:bShX5pAo
>>973
間違えました。テヘッ
間違えたって良いじゃないか、ゴキブリだもの
【為になるお言葉?何故か499匹がその後復唱】

いっぱいいるねぇ・・・自動人形さんに生きてる人は普通ですね、
人魚って水がないと駄目なんじゃなかったんですか?吸血鬼さんは怖そうですね、
カオスさんには会ってみたいとか!!
【何故かやらないかを踊りだす!!】

結構昔があるのですね・・・
こっちは人間だった頃に呪文唱えたら間違えて、ゴキさんになった上に
人間モードは永遠に育たない巨乳の女の子!もうゴキブリの方が長いよ!!どーすんの?
【※ハムスター館長ではありません】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 23:14:51.55 ID:3lQJaREo
>>951
ただ倒すだけでも収穫はあろう。警戒させるにせよ、戦力を削るにせよ
あやつらの行動を抑止出来る可能性があるからの。
何も大きな動きだけが解決策ではない、小事とて積み重ねたならば後々結果になって現れるのじゃからな

【倒すだけ、それにしても意味はあるという内容の言葉を発するが】
【――特に、其れ以上の期待はしていない】
【皆が皆一丸になって取り組むことは理想的だが、人には事情があるため積極的に取り組むかは個々に異なる】
【織守は、魔女の言葉から彼女が積極的に組織に貢献するタイプではないと判断したのだろう】

エストレア、エストレア……か、ふむ。覚えたのじゃ
わらわ達は同盟関係にある仲間じゃからな、またいずれ顔を合わせる機会もあるじゃろう。
次は互いに忘れたなどということのないよう、よくよく覚えておかねばな

【未だ苦手な横文字の名前を、口の中でもごもごと数度反芻した後】
【頭に記憶すると、一人うむうむと頷く仕草を見せた】
【口調などの礼儀に対しては寛容なのか、其れを咎める様子は見受けられなかった】

――眠い、か。あやつも無理をしておらねばよいがな。
双葉の負担を減らしてやるのもお主ら連合員の仕事の内じゃ。しっかりと助けになってやるのじゃぞ?

【エストレアの目をじっと……見ながら告げる】
【以前会合で見た限りでは、織守は機関連合の繋がりに疑問を感じていた】
【集まった面々の殆どは双葉の発言に首を縦に振るばかりで、終わればリーダー格らの話が残っているにも関わらず、ろくに質問もせずに解散】
【分かりやすい、本来身内が指摘するべき矛盾があったにも関わらず――である】
【会議にもならぬ、ただ双葉の話を聞いて考えずに首肯するだけの集まり……それがあの時織守の抱いた対機関連合の印象である】
【今はどうか分からないが、そこには言い知れぬ不安を覚えていた】

それとな、「私ら」の指す範囲が「対機関連合」であれば
迷惑などではありえぬよ。むしろ、無意味に秘匿されたほうが困りものなのじゃ

そうでなくとも、人手がいるならば話の一つも聞くぞ?
時期が時期なだけに本腰を入れて協力することは難しいじゃろうがのぅ

【腕を組みつつ、現状を照らし合わせてそう告げる】
【話を聞く姿勢はあり、場合によっては協力も可能なようであった】
【書き込みに関しては――覚えていない様だ。他組織の個人単位の問題だったからだろうか】

>>975
――――ふむ……相手側の意向があるならば仕方ないか。
出来るならば聞きたかったが、其れが相手の希望であれば無理にとは言えぬな。

【朔夜の言葉を耳にして、少し考える様子を見せた後そう告げた】
【聞いておきたいが、相手の意向をねじ曲げてまで聞き出そうとする意志はないようである】

何にせよ、協力者との間を取り付けてくれたのは有り難いのじゃ
<R.I.P.>は未だ謎の多い組織じゃからな……少しでも、情報が欲しかったところなのじゃ

【事実、織守は戦った限りでの<R.I.P>しか知らない】
【内部の事情なども集積情報に乗っている限りが限界であったため、組織としても有り難い話である】
【今後の組織展開も視野に入れながら、織守は数秒――自身の顎に指を添えて言葉を発した】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 23:21:33.81 ID:OlljdQSO
>>982
今自分で元人間って言ったにゃ?なら間違えたから許さないにゃ
【100匹が一斉にフシャーッと威嚇しながら】

人魚は自分で水場を作れるから平気にゃ!だけど怖がりなんだにゃ!人恐怖症だにゃ
吸血鬼は幼女にもダンディーにもなれるにゃ!
カオスは元人間なんだにゃ。永遠の貧乳少女だにゃ!!
【負けずにハレハレ愉快を踊りながら】

私なんかカオスのカケラにとりついたから人の姿になったら永遠の貧乳少女だにゃ!!
【それ負けてるよ!ネコサバト!!】
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:23:21.82 ID:zEjD706o
>>979
……………………で?

出来るなら、やれば良い

【速度がどうの火力がどうの魔翌力がどうの】
【実際の行動を伴わない脅しが、どの程度の効力が有るか】
【少なくとも、この少女に対しては。自分の本拠で、味方がもう一人居る現状では】
【効力は極めて薄いと言わざるを得ないだろう】
【ハッタリでこの場を切り抜けるという選択肢は、もっと大きな数字の札が必要だ】
【ミーナに手を出す事が、此処に居る個人もしくは機関への損失になるという、確信が】
【それを見せつけられないのならば】

【逃げるか、戦うか】

【戦うならば、敵は一人では無い】
【逃げるなら、道は二つ。どちらへ向かうかはミーナの判断次第】



【一方、検問ゲート付近】

『……………遅いですねえ………あの子
私の予想通り、向こうに伝えた手順通りなら……そろそろ抜けられてる筈なのに』

『………翼を展開できた=A飛べるんだと期待してたんですが……
そうじゃないとしたら…………あーらら、御愁傷様です、か』

【兵士数人を麻酔銃で眠らせて、カリナトゥスは壁に寄りかかっている】
【遠くに見える市庁舎の窓、『異常感覚』を発動し、目をやって】
【窓ガラスに反射する夜景を、おぼろに見ていた】
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 23:24:49.06 ID:RrQ5kPIo
>>977

【びっ、と小さく舌を出して全力でお断り】
【――途端に真横を向いてクシャミをしたので、格好が付かない】
【でも、少女が涙目なのは胡椒のせいです】

……っ

……それじゃ、お返しっ

【このアイテムが在る限り、捕らえる必要はなかったりする】
【彼が接近しようと、構わず藁人形にデコピンを仕掛ける】
【恐らくは、額に痛みが走るだろう】
【ただし、我慢できない痛みではない】【この辺りが、彼女に出来る限界なんだろうか】
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:25:39.54 ID:7yctbsso
>>976

へいへい。
んじゃお伺いする時は、アイス持って行きましょ。

【無邪気な――そして現金な少女を、特に邪険にするでもなく頷いた】
【欲望に忠実な人間は、嫌いではないのだ――付け加えるなら、人はあるがままが良い、とも思う】
【疲労が癒えてきたらしい利織を、見やる笑顔は、まるで子供をあやすような人間のそれだった】

……手縫いの人形ねェ。

【機能を耳にしながら、注意深く人形を探る――】
【彼には魔術の才覚が無い。魔翌力を感知する術は、いずれ研究の中で学んでいくだろうが】
【魔翌力を持たない、その才能の点については、彼には動かすことの出来ない事実である】

【要するに、現時点では――‘解らない’】
【それゆえに、危険物を遠ざける、などという選択肢は無い】
【にぃ、と――】
【一人でに嗤う人形をこそ、嘲笑うような歪な笑みを、ほんの一瞬、口に浮かべて】
【梧堂は、軽く頷いた】

……んじゃ援助とでも思って買いましょ。
ワンセットでいーや。

【道端で軽食でも買うような気軽さの後に】

……ああ、それと。
買い上げたモンは、俺の好きにしていいんだよなァ?

【どこか、悪意のような――正しく評するならば、無垢な狂気を浮かべて――問いを重ねた】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:29:42.09 ID:4dnco9ko
>>980

【彼の言葉に、そっと――――……脳裏に戻ってくる、記憶
――――……それはきっと、彼女にとっては、恥ずかしい過去で】


も、もう――――……あんまり、あのことを言わないで下さいっ……
今思い出しただけでも頭が痛くなります……ホントに


【そう、恥ずかしそうに話す彼女は――――……単なる、どこにでもいる、一人の女の子みたいで
そして、彼の言葉が、そっと彼女へと染み込んで来る――――……時の流れは止められないのだ
砂粒は受け止めた手のスキマから零れ落ちて、静かに降り積もる】

【――――……彼女は、そっと立ち上がった】


……何だか、こう話していると――――……ドラが遠くへ行ってしまったように感じてしまいますね
喜ばしいこと、とは分かっています、大人になることは――――……そう、きっと


――――……だからこそ、こんなにも、早く大人になりたいって、思ってしまうんでしょうね


【紡ぎだす言葉は、きっと――――……水溜りに映った、彼女の心のように
そっと、紫苑色を溶かして、透明な心の色を覗かせるみたいで――――……】

【彼女の手が水溜りをかき消し、心の色を拭っていく】


っと――――……私なんかが長話して、ドラの時間を無駄にしてはいけませんね
ここら辺でお暇させてもらいますね、今度は是非――――……偶然以外で、出会いたいものです


その時は――――……できてるはずです


【そういって、彼女は――――半ば逃げるように、その場から去ろうとするだろう
月光に翳された彼女の手には、雨の名残が残っていて、僅かに反射し、光るだろうか】


/にゃー、すまん、もうちっとやりたかったけど予想以上に遅れてしまった
/ここで落ちさせてもらうね、乙でしたー
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:32:15.88 ID:oNwUly6o
>>986

あだぁッ?!

【かなり大袈裟に痛がる】
【普段そういったことをされた経験が殆どないためか、打撃に耐性が無いらしい】

う、うぅ………!

【涙目】
【しかしこの程度の攻撃なら我慢できると考えたのか】
【怯みながらも突進してくる】

【何とかして人形を奪おうとしているようだ】
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:32:50.60 ID:bShX5pAo
>>984
元人間なんだっ!一応少女のカタチには成れるけど・・・
心も体もゴキブリ道一直線ですよっ!だから許してっ

【500匹がいっせいに平謝り】
【鴨川ホルモーっぽいとかは聞きません】

やっぱり自分の生活場は自分で作るのですか!ゴキさんはギリセーフ?
吸血鬼さんはダンディーにもなれるんですか?変身ですか?
カオスさんも同じような人なのかしら?
【突然、魁!ミッドナイトを踊りだす】

カオスさんの欠片ですか・・・私は術を使ったのが21歳らしいから、21歳前の体しかできないのだっ!!
丁度21歳がHカップの巨乳ちゃんだったのだのだぁー!
でもどっちかというと貧乳のほうがいいのだっ!!
【※つまりは過去しか進めないという事です】

/かなり遅れましたっ!!
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:33:29.74 ID:8CMpSH.o
>>985

……。
(やはりハッタリでは通用しませんか…)
(雰囲気からして只者ではありませんね…!)

【ギリっと奥歯を噛み締めた】
【何か無いかとポケットに手を突っ込むと】
【先程丸めた紙と、もうひとつ指に当たる感触】
【翼を無理やり展開できるようにできた、件の万年筆】

(これを使えば、この現状を打開できるかも知れません)
(でも2回目はどうなるのでしょう?)
(正直、凄く痛いですし…どうしましょう)

【二つの出口を眺める。まず窓。翼なしではほぼ不可能】
【もう一つ、入ってきた扉。あの男をどうにか出来るだろうか】
【ちらちらと視線を送り、ただただ時間が過ぎていく】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:34:30.25 ID:c78WE5wo
>>975

んなことでいちいち角立てるほど私も堅かないわ。
【考え方はやわらかいと言うのだろうか】
【むしろ気に入ったらしく、笑みを僅かに強くする】

朔夜ね、さっきも言ったけどエストレアよ。
所属は対機関連合。
【くるん、と杖を回す】
【癖か何かか、槍のような変わった形の杖は、ヒュッ、と風を切る】

>>983

そうねぇ・・・たまにはまじめに仕事に取り組んでみようかしら。
【考え込む素振り、それは虚か実か】
【それでも、動くときは動いているのだろう】

そうね、そのときはよろしく頼むわ。
【目を細めて笑う】
【少し、穏やかな気配を感じる笑み。何で・・・?】

そうねぇ、体は大事にして欲しいものだわ。
あの様子、絶対無理してるわ。いろんな意味でね。
【向けられた視線、そらさず返す】
【奥にあるのは、道化か、悪魔か、もしくは―――人間か】
【まるで、おちょくるような印象を与える視線ではある】

・・・そうね、これはかえって隠すほうが逆効果かも。
(この人なら、人脈もある・・・頼りに出来そうか)
【認める事実、内には打算】
【そんな思いで、一つの事実を告げる】

身内がね、一人、行方不明。
誰かにさらわれたとかじゃなくて、消えてるのよ。家出みたいに。
【一転したように、うんざりとした顔】
【何がいやなのか、消えたことが嫌なのか、そいつが嫌いなのか】
【もしくは、両方?】
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:39:15.61 ID:zEjD706o
>>991

……………………

………ほら、見た事か

【間を空けて、それでも何も起こらなかった】
【結局の所、殆ど確信に近かったハッタリ説は、裏付けられた形になる】
【そうなってしまえば、もうすべき事は一つ】

【腰を落とし、極端な前傾姿勢に構え】
【鞘を帯に差して、左手を顔の前へと運ぶ】

【た、と軽い音が一つ】
【少女は、ミーナへと駆けよって、左肩に居合いを放とうとする】


「(………やれ、やれ。逃げるか抵抗するかしてくれれば此方も楽になる物を……)」
「(まあ、良い。これ以上動かぬなら、『止むを得ず』殺害したと報告する以外に有るまいて………)」

【老人は、入口に立つばかり】
【浮かべている表情は、かたつむりの歩みを見守る様なじれったさが浮き出ている】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 23:39:28.68 ID:e3do75wo
>>987

んふー、超ありがとうございます!

【にま、と。悪戯な笑みに混じる嬉しげで楽しげな──例えるならば、子供っぽい笑み】
【以前自身の事を20歳とは言ったが──どうやら、まだまだ精神年齢は身体年齢の方に近いらしく】
【お礼を彼へと告げ。矢張り子供っぽくぱたぱたと足をぶらつかせる】

【手縫いの人形──そこからして、魔術的ではなく呪術的】
【呪術の発祥は櫻の国であったか定かでは無いが、確かにあの国にはそのような術も存在し】
【この、見た目や名前が櫻の人間である彼女が呪術を使ったとしても不思議では無い】
【或いは人形を解体でもすればどのような術式が込められているのかはすぐにでも分かりそうであるが】
【そのようなことをすればどうなるか──最悪、縁を切られることは簡単に想像できる】

って、わ、わ、わ、ほんとですか!?
なんだか利織ちゃん最近妙に超ラッキーです!
それとそれと、……?
えと、……はい、購入した後は所有権は梧堂さんに移るので、好きにしても超いいです、よ?

【最初のうちは梧堂の選択を喜んでいた利織であったが】
【その直後。歪みのある感情を持ってして問われたその言葉に、びくりと肩を震わせる】
【「んと……、いつまでに届ければいいです、か?」】
【──感じた怖さから逃げるように、最後の最後でそんな質問を投げかけ】
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/10/21(木) 23:40:10.41 ID:OlljdQSO
>>990
許さないにゃぁぁぁあ!!!!
【100匹が一斉にお断りします(゚ω゚)という顔になりながら】

多分セーフにゃ!
どちらもかなりのカオスリストにゃ!!

それは貧乳に対する挑戦かにゃ!この脂肪の塊がにゃ!!!
【ぴょんぴょん跳び跳ねながら一匹に戻る】

/いえいえー
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:41:21.52 ID:0896rmEo
>>988

当分はネタに困らなくていいじゃないの、だめ?
…大丈夫だよ、シオンちゃんは多分ぼくなんかよりよっぽど大人びてるから
少なくとも子供はそんな出る所は出てる体型じゃあないはずだから
【腕を組み、ドラは自分の正直な気持ちを言葉にしてみるが、早く大人になりたいと言うシオンを見て、少し困ったように】

…ゆっくり、でいいじゃないの、20代の日々はあっという間に来てしまうんだ
だから、さ…もっと子供時代を謳歌して楽しむのってアリだと思うよ、ぼく…

それにぼくは、今のありのままなきみの事も好きだし、いつかきみがなるであろう成長したきみにも期待してるし…

【だが、突然去ろうとするシオンを見て、彼は見るからにさびしそうな顔をしながら】

ぼくの時間を無駄にするくらいの特権シオンちゃんは持っていいと思うから心配しないでいいと思うんだけどなあ…
ぼくはもっと、きみと話していられたら本当に楽しくって…

…うん、まあ、偶然以外で会いたいって言うなら、ぼくもきっと必ず会いたいね…ありがとうシオンちゃん
…最近冷えるようになったから、気をつけてね

【そんな彼女の背を彼はじっと見送っていた】
【←To Be Continued...】

/乙でしたー
/むー、しゃあないしゃあない、また別の機会に…
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 23:42:35.08 ID:ESv1TkU0
>>981

何かしら連中は、常に『目的』を持って動いてるぜ…単なる売名だけじゃあ間違いなく無ぇ。
『病院』は、天ヶ谷 昴≠チて子を攫う為だったみてぇだし、『光の国』は巨大発電所のシステムが半分程度クラックされたって話だ。
成功はしなかったようだけど、大量の物資を中身に積んだ列車も襲ったらしいし…ライフラインを奪って、支配下に置く心算だったんかもな。
あぁ、逆に言えば、売名っぽいコト『も』してる…『光』の都市部は爆撃や能力者の襲撃で被害を受けたし、『金の国』は……実質、派手な犯行声明だった、けど。
あそこの場合――――その頃あたしはニュースを遠巻きに見てただけだが、半年とちょいと前まで≪ネル・ナハト≫が暴れてたし、な…。

【可能な限りの量、但し深くは踏み込まない(一部は、踏み込むほど情報が無い)情報を出して、相手の出方を伺う】
【記憶を引き出す速度のスピードは、相も変わらず雷電の如く―――この少女、記憶力に関してはかなり高い方である】
【そして、今宵この会談に臨むことを想定して、『集積情報』を諳んじることまで可能なように、特別なメニューも組んできたようだ】

【魔術研究に要求される精微さや頭の捻り方とは異質な『真剣』―――そんな状況に、少しずつ適応していこうと、少女は深く思考を続ける】
【相手の言葉に耳を傾ければ、『リヒトギルティ』……確かにカーネルは自慢げにその名を賛したが、アレと接触する機会が多いとは思えない】
【違和感の濃度を増し、上塗りする要素として―――そして、比較的当たり障りのない付きつけの材料≠ニして、脳内に保存した】

ああ、他の組織は現状『水面下』の敵―――火の国の方じゃ動きもあるみたいだけど、其れは別件として。

あたしが個人として戦った相手は、≪四刃≫とかいう幹部級の「エンジ」に、例のバカー…カーネル・フェンダンス。
そして、スバル=エルデピアス……御察しの通り、さっき言った「昴」が、連中に洗脳された状態だ。今はどうか知らないけどなぁ。
他のメンバーが交戦した相手は、≪四刃≫のエルヴァレッタ、あと「キャノンボール・O.Z.」いずれも死亡。…あ、「ウェンズディ」なる女は生きてるっぽい。

…後は、「ノクトクルセイド」なる兵団を組織したって話もあるんだが、そいつらは=A知ってるか。
「戒能 鴉」ってのが所属してる、という程度の情報しか得てないけど、貴方が知らないなら新しい情報≠ネんだろうな?

【一通り、知っていることの羅列――――旧い情報の一部には、個人的な注釈を加えて、明朗な声が部屋に響く】

【耳にシミの如く残り、溜まる、相手の『情報源』…何故、昔はそうも詳しくて、今はこうも疎いのだろう?】
【彼ほどの自信と実力を併せ持つ人間なら、何度か敵の襲撃に合わせて、情報をつかんで遊撃≠ノ出ても、何らおかしくはない】
【然し彼は、表での活動を『放棄』している――――『そうせねば、ならぬ』理由――――んッ…!?=z

【脳裏に響く、確かな声―――ほぼ一週間越しに、然し数倍明白で筋道だった構造をもって、浮かんだ其れは】
【確かに、此処までの殆どのつじつまが合う―――だが、単刀直入に聞くのも、憚られてしまうもの】
【質問を終えて、一しきり迷い逡巡して、武美は…まだ、温める¢I択肢を取った】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:46:09.72 ID:bShX5pAo
>>995
それでは猫さん・・・私の胸の塊を少々譲りますからどうでしょうか?
一応、元忍術使いですからたやすいですよ!!
あと、人間に変身させてください、猫様

【500体がボディービルダーみたいにテカテカ光出す】

カオスリストかぁ・・・気が合いそうだなぁ!
【そのまま500体同時に宙返り】

猫さんは大きいほうが好きなんですか?
【宙返りをして重なったかと思うと、元に戻った】

/ありがとうございますっ
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/10/21(木) 23:46:14.13 ID:RrQ5kPIo
>>989

(効きすぎた、かな――?)
(でも……、向かってくるっ)

【これを奪われる事は、攻撃手段を失くすことと同義である】
【かといって、今の状態ではマトモに走れそうもない】

【左掌の上に藁人形を乗せると、右腕を大きく振り上げて】

……そこで、止まってっ

【向かってくる少年を凛と見据えた】
【きっと、止まらなければ藁人形を思い切り叩き潰す、という意思表示】
【痛そうではある】

これ以上、悪戯ひにゃ……っくしゅんっ

【何か要求を言い掛け――、横を向いて小さくクシャミ】
【グダグダ、act2】
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/10/21(木) 23:50:20.13 ID:7yctbsso
>>994

いえいえ、どういたしまして。
差し入れに報いるくらいの研究室を期待しようじゃないか。

【さり気なく意地悪な台詞を残すのも忘れない】
【もっとも、応接室で待たせるような真似をしても、応接室を調べまわるような人種だ】
【なので、彼を退屈させることなど、まず無いのだが】

オーケーオーケー。
大丈夫、ンな顔すんな。
バラバラにしたりはしねぇから。
ホラ、不可抗力で壊れたり汚れたりするかもしんねェだろ?

【すぃ、と潮が引くように。気がつけば、彼が浮かべる笑みはいつもの軽薄なソレで――】
【垣間見せた悪意は、もう、どこにも見当たらない】

金は、引渡しの時に交換でいいか?
……そうさな。完成したら、ケータイに連絡入れてくれ。
そん時に、アイス持って、研究室に伺おう。

【さして悩むでもなく、期日の段取りを提案する】
【連絡してくれ、ということは。要するに、いつでも良い、ということだ】

……忙しいんだろ?

【そもそも声をかけたときの、利織の惨状を忘れてはいない】
【ニヤッ、と皮肉げに笑う真意は、要するに、メンドクセェ事は後回しにするなよ、という彼なりの気遣い――なのかも、しれない】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

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2年3ヶ月と7日記念だぜ!!!!!!あ、メドレーです @ 2010/10/21(木) 22:59:38.59 ID:7L2ED.DO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1287669577/

2年3ヶ月と7日記念だぜ!!!!!!あ、メドレーっす @ 2010/10/21(木) 22:59:19.86 ID:rWnBplM0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1287669559/

Q.秋深し隣は御何をする人ぞ → A.変態RPGツクール @ 2010/10/21(木) 22:57:09.53 ID:/sNZuGAo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1287669429/

【無事に済ませられるなどと】能力者スレ【思いますまいな】 @ 2010/10/21(木) 22:35:32.84 ID:zEjD7060
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1287668132/


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