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【虚無の闇は】能力者スレ【夢幻への誘い】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/01(月) 22:39:18.27 ID:Kf3o7k60
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。
【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。
また、有志によって制限のない分煙所も作成されました。どうしてもあかんねん、あかんねん!というときにはご利用を。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1287668132/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/】 
分煙所【http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12877/

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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/01(月) 22:41:09.02 ID:eYQkeZE0
>>1乙様
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/01(月) 22:41:20.63 ID:KW6xQI.o
>>1乙ですよ!
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/01(月) 22:42:19.47 ID:1UToa1ko
一乙ッ!
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/01(月) 22:46:00.19 ID:DzzCSRMo
>>1乙!
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/01(月) 22:59:01.66 ID:EfrTvlIo
1乙!
/前スレはこっちかもです、一応
/http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1288015767/
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/01(月) 23:12:50.04 ID:JrIBbMAO
>>1乙だー
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/01(月) 23:13:13.34 ID:b0sJqzMo
>>1乙なんだぜ
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 00:02:21.09 ID:EpVDuJ2o
>>1


【金の国】
【メインストリート、プレシール通り】

【もう、深夜と言っても差し支えない時間だろう】
【通りを歩く者は少なく、気温の低さも相まって声は良く通る】
【偶然近くを訪れた者は、二つの声を耳にするかも知れない】

「………やっぱり変よ!普通じゃないわ!」

『………そうだね、此処まで来ると……そう言わなきゃ』

【明確に表情を曇らせて歩くのは、150cm程の身長の二人組】
【片方は、白のシャツにネイビーのネクタイ、ズボン、ロングジャケット。肩までの髪を、後頭部で小さく纏めている】
【もう片方は、ウエストとスカート部にワイヤーを入れたロングドレスにネイビーのコート。髪は肩まで伸びている】
【二人とも、藤色の髪と真朱(まそお)の瞳。衣服と髪型の違いが無ければ、区別は付かないのではないか】

【襲撃の爪痕か、建築物は時代を感じさせるものは随分少なく】
【立ち並ぶ家々の窓からは、小さな灯りが零れている】
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 00:07:42.76 ID:jTu0bys0
>>1

>>前999

あのオッサンよォ、週一くらいでシスターに蹴り飛ばされてねぇか?
なぁ、枢機卿ってそんなにユルいモンじゃねェよな?ぼくの認識が間違ってるんじゃねぇよな?

【 採 用 】
【しかし、それでいいのだろうかメルフ導師。たぶん、やる時はやるのだろう】

……へッ、……ズイブンと恰好の良いこったぜ。
【紅丸は――その透き通った瞳を見据えると、独り言のように呟いて】

精々そのキモチを忘れねーようにしてくれや、戦場の濁った風はやがて心をも曇らせる。
オタクみてーな『純心(ピュア)』は珍しいくらいだぜ、……だが、それが重要でもある。
……オタクの大好きな『神の御許』に行くのはぼくの後にしてくれな、それが自然の理なんだからよ

【と、回りくどく「死ぬんじゃねーぞ」とエールを送ってくれることだろう】
【立ち上がって、椅子を机に戻すと、紅丸は――】


――――決まりだ

【かしゃ、と軽く、己の拳を打ち合わせた】
【その際、通常の「ぱん」という音ではなく、何か硬質のものをぶったような音が響いたのは――】

じゃあ……外に出た方が良いかい?

【ばさ、と白い陣羽織を脱ぎ払い、肩に引っ掛け、紅丸はエルメアを見やる】
【黒いタンクトップに――露になるのは、左腕の肘から先――『鋼の義手』】
【エルメアは、スデにこれを知っていただろうか?――『隻腕の戦士』……『紅丸』】
【その瞳は、『自信』と『力』……そして『わくわく』に輝いていた】
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 00:11:06.41 ID:Bz7bjq2o
>>1乙です!

>>927

…。
あの人はあなたの執事さん、なのですか?

【何故執事が、仕えるべき主人に刃を向けるのか理解ができないでいた】
【が先程の行動を見る限りでは怨恨の類ではなさそうだ】
【生憎、トチ狂った美的センスを彼女は持ちあわせていない】

【向けられた殺気にぞくっとした寒気が背筋を走る】

───嫌です、と言ったらどうします?
…というかお願いします
もしここで逃げて、アルトさんに何かあったら悔やんでも悔やみきれません!

いい忘れてましたが、私の寿命はそう長くない可能性があります
…残り少ないかも知れない人生、後悔だけはしたくないんですっ

【彼女が何より恐ろしいのは自分の身が傷つくよりも】
【せっかく知り合えた人が目の前から居なくなってしまうこと】

大丈夫です。丈夫さが取り柄ですから、そう簡単に私は死にはしません
さっき檻を壊したのをぶち込めば、倒せないまでもこの場はなんとかなるのではないでしょうか?
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 00:16:46.27 ID:HmFEnHs0
>>10

……そ、そうでしたっけ?
いえ、多分メルフ導師が特別なんじゃないかと……。……他の人にやったらどうなるんでしょう?

【まさかの^q^】
【……だが、意外と枢機卿≠フ面々の中にもノリが良い人は居るかもしれない】
【然し、其れを確かめる為にはどれ程の犠牲が必要になるかは、定かではない――――】


そう、ですね。本当は聖職者としてこんな事を云うのは拙いのかもしれませんけど……。
未だ私は、主の御許に招かれたくはありません。やりたい事が、沢山ありますから。

【教会の人達には、あんまり言わないで下さいね≠ニ。エルメアは、口許に人差し指を当てながら云う】
【彼女自身、信仰心が薄い訳では決して無いのだが――其の割に、宗教的に色々拙そうな事もやらかしている】
【――正義の活動と宗教は別だと割り切っているのか、それとも……其れは、彼女のみが知る事、である】


……。……まあ、流石にお城を壊す訳にはいきませんし、ね。
じゃあ、もう一度外に出ましょうか。コート……は……、すぐに要らなくなるでしょうし、いいですね。

【――彼とは前回の出会いが始めてである為、義手である事を知ったのは、今が始めてである】
【其れでも、驚かなかった――或いは、押し殺した――のは、彼女がヒーラーでもあるが故か】
【……若しくは。其処で驚いても、どうしようもない≠ゥらであるかもしれない】

【すっ、と。彼女は立ち上がり、部屋の外へと出て行こうとする。道案内は――先程通った道であるから、分かるだろう】


【※ちなみに、一応おしるこを食べたお皿とかは処理していきました】
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 00:25:14.44 ID:jTu0bys0
>>12

さァな?何ならオタクが試してみりゃあどうだい。
ただし、その後路頭に迷ってもぼくは知らない。導師の権力で何とかなるんじゃねェか?

【聞いてるだけだと、都合の良い時だけ職権乱用させようとしてる感じである。紅丸ェ……】
【しかし(当然だが)試さないほうが無難だろう。メリットに対してデメリットがてんこもりである】

……アーン、それが当然だろォが、ケツの青い小娘が『サッサと死にたいです』とか吠えてたらぼくが殴ってたぜ。
信仰に関してはぼくはノータッチだが、ヒトの生きる道ってのはたったひとつのそれッ限りだろ。
だったら、テメーのやりたいことを先ず一番にやれってな。ぼくの父上の口癖だ……

【紅丸は、エルメアのそんな言葉や様子に、軽く笑みを零してそう返した】
【おどけてみせるように肩を竦め、そんな言葉を並べる】
【――ひょっとすると、オープンな感じがする彼が、自分の父親のことを『父上』と呼ぶのは意外かもしれないが】

コート?そんなもの着てこのぼくと戦ったら、脱水症状になっちまうぜ?

【エルメアが零した言葉には、冗談なのか本気なのか、そう返して――】


ああ……出来れば湖からあまり離れない方が良い。万が一のため、な……
……≪能力≫は?≪全解禁≫で行くのかい?アーン?

【そして、やや意味深な注文と共に、訊ねるだろう】
【「もしくは……オタクは魔術OK、ぼくは能力無しでもいいんだぜ」と、半ば挑発的なセリフを】
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 00:30:59.95 ID:wlzX9BIo
【霧深い森の中】

んー……?あれ迷ってるんかコレ?
というかさっきまで霧なんて出てないような気がしたんやけども……

【白の中に黒い影、それは思いのほか大きく凡そ190cm位だろうか】
【その足取りはどこか不安定で正に迷っているといった所か】

【迷いに迷っていると突然に霧が晴れていき】

おっ晴れてきた……ってここどこや!
(いやまて慌てるな落ち着いて状況を整理や、確かウチは……)

【その人物の姿】
【白に近い水色の髪に大きな黒い瞳】
【シャツの上にブレザーを着て、そしてその胸は大きく膨らんで】
【下は黒と白のチェックのスカート白いロングソックスに黒いローファー、つまりは学生服である】

(…………うーんよう分からん、ただよう分からんのは良く分かった)
さっきまでこんな風景じゃなかったしなあ、まるで異世界に来たみたいや
あかん自分で言うとって不安になってきた……

【肩に掛けたエナメルバッグに携帯でも入っていれば良かったのだが】
【生憎と所持してはおらず連絡手段もない】

寂しいのは慣れてるからええけど、自分が何処にいるか分からんのはちょっとなあ……

【不安そうに眉をハの字に曲げてきょろきょろと辺りを見回し続ける】
【口ぶりからして異世界から来たのかもしれない】
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 00:36:14.88 ID:HmFEnHs0
>>13

……いや、私はドロップキックを使えるような性格をしていないので……。

【苦笑しながら、彼の提案をやんわりと断った。当然といえば当然の返答である】
【そもそも、付き人に職権乱用させられるメルフ導師の立場とは一体……?】


まあ、本当は死にたい≠ニいう事は聖書には含まれてはいないのですけど……ね。
それはもっと別の、異世界の宗教にそんな思考がある……と聞いたことはあります。

……やりたいことを、一番に……。ポジティブで良いですね!

【――彼の言葉の端々からは、若者らしからぬ重み≠感じることがある、と。彼女はそう感じる】
【其れは、彼の実直な性格から来る物であり、或いは彼の生きてきた経験から来る物であり――】
【どちらにせよ、真理を突いた重い言葉であるのに、不思議なまでにすっと入ってくる言葉……其れが彼】
【……不思議で、羨ましい力だな、と。彼女は笑顔と共に、心中でそう零して】


……ん、大丈夫……だとは思います。其方の訓練がメインですし、此方の事は気にせずどうぞ。
ただ――申し訳ありませんが、こちらの能力≠ヘ、今は使えませんけど……。
まあ、普段が魔術だけしか使ってませんし、おっけー……です、よね?

【――本気でこの戦いにあたる=c…然し、或いは、全力と受け取られないかもしれない=z
【単純に、自分の能力の 発動する条件を、自分で理解できていない ≠セけなのであるが――……】
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 00:41:29.57 ID:p5kiX/6o
>>11

正確には元・執事ね。今はただの殺人鬼。

【チリチリと空気が焦げる臭いが鼻に付く。アルト側からは、初老の執事・日夜月昼の姿が陽炎に揺れて見えるだろう】

【恩を売った気は、更々無かったのだが。…というか自分は生まれて此の方、買ったことはあっても売ったことは無い】

【ミーナの真摯な言葉】

残り少ない人生…、ね。なら、尚更の事、こんな場所でうろうろしていられないわねぇ…。

【っていうか、龍なのに「人生」って。大分、人に近づいたようで…】
【アルトはクスリと笑い】

【ミーナの提案。確かに直撃させれば、死ぬだろうけど――】

――あれは時間がかかりすぎる。ただでさえ、アイツは戦闘と殺戮のスペシャリスト。
下手な攻撃は――

【こちらが死ぬだけ。――皆までは言わない。通じただろうか】

【今は、即座に発火させられるギリギリのところまで準備をして、近づかれないように日夜月昼の行動を抑制している状態】
【接近戦に縺れ込めば、確実に負ける。例え、龍の盾だろうが、魔翌力の障壁だろうが、「あの両手」には関係無い】
【規律を、構造を無視し乱す能力の前では、どうしようもない。幸いなことは、ヤツには遠距離の攻撃手段は無い、ということか】

【ミーナは逃げない。日夜月昼は引かない。――さて、どうしようか。どうするも何もない。ならば、ミーナと一緒に逃げるだけだ】

さぁて、やりますか…。

【何かを仕掛ける気配。日夜月昼の口元が微かに吊り上がる】
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 00:47:20.98 ID:jTu0bys0
>>15

モノは試しだ、意外とやってみればハマるかもしれねーぜ?
5年後には『あれは教会¥椛ョ、≪ドロップキックのエルメア≫だ!』とか騒がれてた――なんてのは止してくれよな
【ねーよ^q^】
【……とはいえ、最初のイメージよりは、随分と打ち解けた、か?】


アーン?鋭い言葉で申し訳無いが、『主の御許』なんてのは要するに『死』だろーよ。
それをあたかも幸福なことであるかのように説いてるが、ぼくはそう思わない。
なんせ死んじまったら幸せも不幸も無ェもんなぁ……っと、ぼくは宗教批判をするつもりは無いんだぜ?
ただ……知りたいだけだなァ、純粋に、『エルメア=ミルフォード』をッ!

【――外、『跳ね橋』に至れば。エルメアを、城の入り口付近で待つように制して】
【こつ、こつと橋の上を歩み――数歩分離れたところで、止まる】
【そして振向く――はたはたと靡く、首元のチョーカーに結んだ二枚の赤い羽根】
【タンクトップ一枚で、寒くは無いのだろうか?湖上に吹きぬける夜風――――『いや』】

【……微かに、だが……『温度』が――『上昇』しているのを、エルメアは感じるだろうか?】

『ルール』は……『シンプル』だ……――

【――紅丸は、すぅ――と。自身の両手を、横に突き出して】
【掌を開き、エルメアに見せるように――まるでこれから舞踏を開始する演者のように、研ぎ澄まされた様子で】
【最早、先刻まで冗談めいたり、口は悪いが根は優しかった青年の姿は、其処には無い――】

『能力』『魔術』……使用OK。
『決着』の条件は――『相手の身体に一撃叩き込む』か、『寸止めで一本を取る』
……ま、もし当てちまったらオタクの術で治してくれな

【そう冗談めいて、にやりと笑むも――其処には不敵さすら感じ取れて】

【――ぽぅ、と。両手の掌――(左掌は鋼)――の前に、一粒の明りが灯った】
【ゆらゆらと小さく揺れるそれは、まるで儚い生命の灯火のよう】
【紅丸は――――】

ついでに『バトルフィールド』はこの『跳ね橋の上』だ……
『リング・アウト』は『失格』。もしくは、ヤバいと思ったら自分から橋を離れればいい。
『空中』はこの限りじゃねーぜ、オタクがもし、浮翌遊する術を使うなら……だがな

【――――ゆらりと、音も立てずに、空気が燃焼する】
【紅丸の両掌に在った小さな火の玉が――無音で細い細い火柱と成って行く】
【立ち昇るように、或いは蛇のように――火焔が細く、やや短い棒を成して】


そんでもって……あとは、『フェアに』やる……だけ、だッ


【炎が掻き消えた時――そこには、夜空を引き裂くように鮮烈な赤をした『棒』が在った】
【やや短めと言えども、一般的な傘ほどの長さはある『棒』――】
【――――『杖術使い?』と、そんな推測が脳裏を過ぎるかもしれない】
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 01:03:14.72 ID:HmFEnHs0
>>17

……まあ、死にたい≠セと積極的=c…ですけど。
本来は、主の御許に行く≠ゥら死ぬのは怖くない=c…って事だと思います。
つまり……死ぬのが怖いっていう、普通の人達の為の、救いの言葉なんです。

……其れが間違った方向に加速した時、命を捨てる′Rが出来てしまうのですけど。

【――と。其れだけは律儀に解説をすると、エルメアは紅丸へと真剣な眼差しを向ける】
【熱気は――感じる。然し、ブレザーを脱ぐのは多少拙い。一応此れには、マジックガードが掛かっている】
【彼が、彼の云う通りの実力を持っているのならば――いざと云う時の為の防護壁は、必要となろう】
【ぞくり……彼の闘気に、背筋に伝う感覚。暑さと寒さで五分だ≠ニ、下らない思考で自らを落ち着かせ――】


あ、はい。分かりました――けど。……一応、跳ね橋は木製ですからね?
損壊しない為の強化術式を掛けてはいるのですが、何分此処で戦闘するのが始めてなので、どれだけ持つかは……。

……うーん、そんな事を気にしていては立ち回れません、か。

【この城の住民でもあり、護る立場である彼女――流石に跳ね橋が消失するとなったら、其れは其れは拙い事になる】
【だが――其れでも、今宵この時だけは、其れを瑣事だと切り捨てて。彼女もまた、目の前の人物に集中する】
【……すうっ、と。翠蒼の――世界を模した瞳≠ェ、凛と輝く。宛ら刃物のように、或いは絶えぬ流水のように】
【其処に居るのは、笑顔でおしるこをすする少女でも、純粋に親友を心配する普通の少女でも、無い――……】
【一週間前、此処で≪R.I.P.≫が幹部を討ち果たした歴戦の魔術師≠ニしての、エルメアの一面である】


……では、始めましょう……。

【がさり。やおらポケットに右手を突っ込み、取り出したのは――小さな、一枚の何の変哲も無い銀貨であった】
【彼女は其れを指の上に乗せ、反動をつけて、空中へと高く、高く弾き上げる――……】

         【――きぃん】

【跳ね橋の上に其れが落ちる音が、開戦の合図に変えられる――――!】
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 01:04:28.64 ID:Bz7bjq2o
>>16

元、ですか
事情は察しかねますが…何にせよただものではありませんね

【瞬きを忘れそうなほどじっと見つめて】
【善悪の判断が緩い彼女でも雰囲気からでやばいかどうかぐらいはわかる】

ふむ…。
確かに戦隊モノみたく準備を待ってくれるほど優しい相手では無さそうですが…

ちなみにアルトさんのその発火能力でどのあたりまでいけるのですか?

【気配を敏感に感じ取り、構えを取り臨戦態勢に入る】
【しかし片足は一歩引いてあり、逃げるときには素早く身を翻すことが出来る】
【神経を、意識を、身体の末端まで研ぎ澄ませ集中させる】
【アルトがどんな手を取ってもすぐにそれに合せられるように】

【あたりを流れる時間がゆっくりに感じ、鼓動の音すら聞こえてきそうだ】
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 01:22:07.06 ID:jTu0bys0
>>18
……なるほどなァ。
じゃ、オタクはどうだい?死ぬのは怖いかい?
……怖いなら、それでいいんだ
【紅丸は――短く、それだけ告げると】
【両手に持った二本の棒をたん、と橋の上に打ち立てて】
【まるで天を穿つように構えたそれ――紅丸は、すぅ、と眼を瞑り】
【……そして、まるで先刻までの威圧感が嘘のような、静寂】

【――エルメアが銀貨を放る刹那までは、だが】
【  ――エルメアが銀貨を宙に託した瞬間、紅丸は、かっ、と眼を見開き――】

――――さァッッ!!目を剥け耳を張れ手を開け、天地人妖我を聞けッ!!
五代前より連なる脈々の、気高き槍の嘶きは火を穿つッ!!
並々平伏す上座の華に、一迅烈風石火雷影、今宵暴るは紅櫻、御覧に入れるは白裂閃ッ!!

この穂の先には誇り在り、櫻の戦場我は在り、我裂く向こうに栄華在りッ!!

『槍の紅丸』六代目、
『紅丸紅斗』は此処に在りッ!!


【――――ズドォン、と。轟音が夜空を寂寞を撃ち抜くだろう】
【見れば――紅丸の周囲に、凄まじい『火焔の流れ』が螺旋の渦を生成している】
【その『焔』は徐々に収束し――その二本の『棒』の先端へ】

――――『撃空覇(ウスバ)ぁッ!!』 『夜薙牙(ヤナギバ)』ァッッ!!!

【そして、それは『棒』を生成した時と同じ用に――火焔が掻き消えれば、其処に現れたのは『刃』】
【『違う』……『棒』じゃない――先刻の口上にもあった。これは――『槍』だ】
【『柄』を短く切り詰めて、両手で扱えるようにした『短槍』――――言うなれば『二槍流』ッ!】

……――≪ウォー・ブリンガー≫……

【ぼしゅゥ、と火焔を掻き消し――二本の槍を、すぅ――と構え、紅丸は】
【小さく呟いて、鋭くエルメアを見据え――――】


――――爆ぜろや…… 正義ィッッ!!!


【――だァん、とまるで爆発音のような衝撃と共に、猛然とエルメアに向かって駆け出すだろう】
【見れば――何時の間にか黒かった紅丸の髪が、真っ赤に染まり、まるで火焔のように逆立って】
【黒かった瞳も灼熱を封じ込めた紅に――アシメだった髪が逆立ったゆえに露出した『左目』】
【その目の周囲には――崩した『紅』という漢字の刺青が、彫られていた】

往くぜ……エルメアぁッッ!!

【そして、接近と同時――いや、剣よりも幾分長いリーチから、右手の槍を鋭く突き出すだろう】
【柄が切り詰めてある分通常の槍よりは短いが、それでも突き出すというモーションは、十分なリーチを生み出す――】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 01:24:36.08 ID:p5kiX/6o
>>19
【鈴が鳴る。澱んだこの空気を浄化するように、高く、高く、澄んだ音を路地裏に響かせる】
【空気が焦げる。空気が爆ぜる。パチン、パチンと、温度は然程、変わっていないのに沸騰した熱湯のように音を立てる】

どのあたり? どの辺りまで行ける…?
…そうねぇ。距離で言うなら、音波の届く限り、かしらねぇ…――

――炎熱奏操・追復曲(フレイムベル・カノン)!!

【不意打ちにも見える、というか完全に不意打ち。会話の途中で、いきなり攻撃に転じた】
【アルトの一声に応え、鈴が一際強く、鳴る。前面に放たれた音波を追複し、炎が空間を走る】

接続、交響円舞曲(メドレー、シンフォニーワルツ)!

【狭い路地、放たれた鈴の音は、壁に当たり、地面に当たり、反響し、空間を縦横無尽に走り回る】
【音波を追復する炎は、壁に当たり地面に当たり、四方で交わり八方に響く。交響】
【交わり響く音と炎は、全てを灰燼に帰そうと踊り狂う。瞬く間に路地の一角は炎の海に飲み込まれた――】

【(炎で撒いて、その隙に逃げる。これだけ。難しいことは何もない。だからこそ、失敗のしようが無い)】

【――かに見えた、刹那】

ハァ!!!!!!!!!

【と、アルトの炎熱奏操(フレイムベル)発動とほぼ同時に、日夜月昼が、先ほどミーナが放ったような爆発音のような大声を出した】
【展開された音速の火炎は、まるで日夜月昼の周りに見えない球体の壁があるかのように、避け、霧散した】
【空間に炎が走ったのは、ほんの一瞬の事。可燃性物質を見つけられなかった空間の炎は瞬時に沈静化した】

――…、は…?

【そのサファイアのような青い瞳を目を丸くして、信じられないモノを見てしまったかのようにアルトの思考が止まる】

お嬢様の能力、炎熱奏操(フレイムベル)は、確かに強力な能力でございます。
音波振動に炎を伝播させ、音速での火炎による攻撃は、一度、発動してしまえば避ける事も逃げる事も叶いません。

【身振り手振りを加え、まるで舞台上で役を演じているかのように揚々と初老の執事、日夜月昼は語る】

しかし、お嬢様の能力には致命的な弱点がある。それは、お嬢様の能力の最大の強みである、音波振動。
――そう、お嬢様の能力の弱点。それは、音波振動を媒体としなければ、炎を展開できないこと――。

…このように、お嬢様の炎を乗せた音波が届かないほどの大きな音を出してしまえば、炎は届かないのです。

【当たり前のように言ってのけるが、瞬時に周囲の音を掻き消すほどの大声を出すなど、人間技ではない】
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 01:37:15.18 ID:HmFEnHs0
>>20

――……へぇ……。

【名乗り口上=\―櫻の国にはそんな文化がある、とは聞いていた物の――実際に見るのは、これが始めて】
【……何と勇壮で、何と豪胆で。何と――絶対的なまでの自信に満ち溢れた、其れであろうか】
【自然と溜息が洩れる。敵でさえなければ、何時までも見ていたくなるような彼の其の雄姿に――……】

【……気圧される?逃げ出したくなる?】    【――――冗談ッ!】


残念ながら、私は口上は持ち合わせていませんが……。
エルメア=ミルフォード……全身全霊を以て、迎え撃たせていただきます!

【――叫ぶようにして、自らも名乗りを上げ。彼の一手目に対処をすべく、エルメアは軽く身構えた】
【槍=\―其れも二本。突きからの発展の切り上げ、切り払いがある以上、下手な回避は負けに繋がる】
【かといって、後方へと逃げてばかりでは、狭く区切られたフィールドでは自分のレンジを作れない――】

【――……そう考えている内にも、此方へと突き出される槍――今、此れを受け流す手と云えば……】


―――― グロリア <bッ!!

【短い魔術名宣言と同時。彼女の左手から、光が伸びて――彼女は槍を払うように、左手と其の光とを振るう】
【紅丸の攻撃が早かった故に、完全な形成は成らなかったが……次の瞬間には其れは完成するだろう――光の翼=\―!】
【――本来武器に魔力付与≠ニして使用する魔術を、自らの体に無理矢理適応して防御に回す、暴挙=z
【然し、此れは彼女の接近戦も多少なら出来る∞特殊な術故、体と魔力の親和性は高い≠ニいう自信≠ノ依る物だ】

【――下手に踏み込めば、二槍目が飛ぶ。かといって、避ける事も自分を不利にしかねない】
【速攻タイプにも思える彼の一手目を捌く手として、彼女の中で最も安全そうな物であるが――果たして……?】


/申し訳ないです、此処で限界です。
/また今日と同じくらい(早くて8時、遅くて11時)位に呼ばせていただきます。それでは……
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 01:50:12.56 ID:Bz7bjq2o
>>21

わぁ…!
すごい炎です!熱っ!

【燃え盛る空気の何と頼もしいことか】
【アルトの作戦を完璧とまでは言わないが8割方理解していたミーナ】
【手順通りに身を翻し、一歩踏み込んだ時の砂利の音がしたと同時に】
【逃げるはずだったのに振り返らざるを得なかった】

そ、そんな消えるなんて…
何か…何か油とか燃料さえあれば、撒いて火をつければ一発なのに…!

【あたりを見渡すが路地裏にあるのは壊れた檻や煉瓦、小さく生えた草などである】
【場所によってはガソリン等があるかもしれないが運が悪い】

絶体絶命、って奴ですね
でも、あきらめてはいけませんよ!
きっと、なにか手立てが…!この極めて短時間で見つけなければ…

【とはいえど不安からかアルトの手をぎゅっと握る】
【その瞬間、ミーナの力がふっと抜けた】
【知覚できるかどうかは別にして触れた手から電池のようにアルトへ魔翌力が流れこむ】
【当の本人はてっきり執事が何かやったのでは!?と手を離さぬまま執事をきっと睨んだ】
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 02:22:13.84 ID:p5kiX/6o
>>23
お嬢様の攻撃の本質は、炎ではなく、音波。……そういえば、音波の操作は、昔から苦手でおいででしたね――

【ゆらりと日夜月昼が揺れたかと思うと、その俊足で駆ける。アルトの思考が停止した一瞬の隙を付き――、】

――お嬢様?

【――あっという間にアルトの眼前にまで接近し、深いお辞儀の体勢から、ゆっくりと頭を上げる日夜月昼】
【160cm程度のアルトに対し、185cmを越える日夜月昼。その身長差は、至近距離で見れば尚更の事】
【「あ――、」とアルトが声にならない声を出し、日夜月昼を見上げた。その顔は、叱られる子供のような】

お嬢様には、もう一つ弱点がある。殆どの発火能力者(パイロキネシスト)が持っているであろう、耐熱、耐火の力。
それが、発火能力者(パイロキネシスト)にとって必須ともいえる、付属能力が、全くと言っていいほど、お嬢様には、無い。
そう。この距離まで近づいてしまえば――、もう、お嬢様は能力を使えない。

【「音波操作の代償でしょうか?」と、白髪の混じった長髪をかき上げ、日夜月昼の右眼、モノクルの向こう、その瞳が歪な虹色に輝く】
【同時に、その両手の周囲の空間が捻じ曲がる。一撃必殺の能力。触れてしまえば、そこで終了】

【突然、アルトの身体がビクンと跳ねた。何かが身体の中を走っている。これは?】
【何かは分からない。だが――、力だ。何かの力】

さぞ…、美しく崇高な作品が出来上がることでしょう…。

【日夜月昼は、幼き龍、ミーナの睨みもなんのその、酔った様に、恍惚とした表情で言う】
【構造を無視し、分配も配合も規律も、その他全てをデタラメに作り変えてしまう「混沌創生(カオティックロマン)」の能力】
【体の構造を滅茶苦茶に作り変えられた人間は、絶命する。何故なら、構造を弄られた身体の器官は生きるための義務を果たせなくなるからだ】

【龍の魔翌力がアルトの身体を廻る。それは奇しくも、アルトの能力的欠陥をを埋めることになろうとは誰が予想できただろうか】
【彼女は、こう言っていた「高温なら大丈夫」「熱いのはバリバリ大丈夫」。耐火、耐熱という点において、火炎を吐く龍よりも優れた生物がいるだろうか】

【その力を手に入れたアルトは、今まで感じたことの無い高翌揚感に満ちていた。元々、誰かの力を受け入れることには特化した能力なのだ】
【静かに、アルトは宣言する――「フレイムベル」、と】

!?、――心中する気ですか…!?

【流石の日夜月昼も、この至近距離で撃たれたら、間に合わない。愉悦に歪んでいた表情が、驚愕へと変わる】

違うわ。フレイムベルはフレイムベルでも、――「炎熱奏装・舞曲(フレイムベル・メヌエット)」よ!

【宣言と同時に、左足を俊足で振りぬく。下から上に。振り子のように。全力で。眼前で立つ日夜月昼の両足の隙間を抜け、足は振られる】
【股間を狙い撃つは、アルトの左足、金的。紛れもない金的。急所。男性であるが故の急所。そこへ振るわれた凶器が綺麗にヒットした】
【油断はあった。フレイムベルを宣言され、同様もしていた。普段なら避けれたであろう、その攻撃を受けてしまった】

【アルトの左足が日夜月昼の股間にめり込んだ瞬間、ズンという重い音。そこから突然、弾けるは、炎。真っ赤に燃えた炎】
【耐火、耐熱を手に入れた、今のアルトには炎を装備することなど容易い。そのなことは無いと高をくくっていた日夜月昼は完全に不意を付かれた】
【これには、流石の殺人鬼も怯んだ。後ろへ跳び、四苦八苦。最高に気持ちの良さそうな笑顔で、アルトは言う】

ミーナ!逃げるわよ!

25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 02:42:38.76 ID:Bz7bjq2o
>>24
【やばい。あの能力は不味い。当たるとただではすまない】

────っっっ!
だめええぇぇぇぇ!

【万策尽きたか、何も思いつかずただ叫ぶことしか出来ない】
【後悔と自責の念がどっと押し寄せ目を白黒させる】
【せめて美しさはどうであれアルトが眼前で散る姿なんて見たくない】
【ぎゅっと瞼を閉じて一種の現実逃避をする】

【しかし瞼の向こうに聞こえてきたのは悲鳴…ではなく元気な声】
【瞼にはりつくのも死の気配ではなく、熱】

えっ!?えっ!?一体何が…!?

は、はいっ!!

【何故急にここまでレベルアップしたがわからないが、今は考えるより先に逃げなければいけない】
【まぁ、そう考えるより先に身体は動き出していて】
【こんどこそ砂利を踏みしめ、表通りの明るみ目指して一目散に走る】
【風とともに使い切ったミーナの魔翌力がアルトの身体から抜けていく】
【ゴール地点に付いたときにはもう元に戻っているであろう】
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 02:59:17.94 ID:p5kiX/6o
>>25

――ぐっ!、ま、待ちな、さ!、お嬢…、さ!

【アルトがミーナの手を引き、両足を鳴らして、走る。その度に、アルトの靴底から足音に合わせて、炎が波紋のように小さく盛る】
【後方で日夜月昼が喚いているが、あまり聞こえない】

バーカ!テメェなんざそこで一生「自主規制」燃やしてろ!!バーカ![ピーーー]!!このクソストーカー野郎が!!ざまぁ!!

【ハイテンションなまでにハイテンション】
【容姿に似合わない汚い言葉で元・執事を馬鹿にする。最後に、振り向き様に中指を突き立てると、もう振り返る事はなかった】

【炎熱奏装・舞曲(フレイムベル・メヌエット)は、元々、アルトの構想にはあったものの、その耐火能力の異常なまでの低さから封じられていた技】
【至近距離での火の展開は、危険すぎた。だが、今の状態はどうだろう。熱くない。火傷しない。鈴もいらない】

【「最高だぁ」――と、裏路地を抜けたところで】

あっつい!!!

【アルトは跳ねた】

【炎熱奏装、解除】
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 17:58:20.54 ID:OeMJ5Eso
【カフェテラス――――にて】
【中世ルネッサンスに描かれた絵画が如く、壱つ、まるでそこだけ
切り取られたかのように、隔離された光景がある】

【外を歩けば、少し寒さが身に染みるものの、このカフェの野外のテラスは
魔翌力を使用した熱空間を構成し、さながら――――……温かな日差しが照りつける、優雅な午後が如く
薄着でも十分なほどの温もりがある】


【――――……そこに佇む一人の彼女は、先刻も述べたとおり、絵画から抜け出してきたかのように】


【肩を大きく露出した、黒のレースのドレスから覗かせる瑞々しい白雪の肌は
ナチュラルで飾り立てない若さの持つ、潤沢さに満ち溢れ、今にも、解けてしまいそうなほど】

【絹のような、スラリとした体躯で、スカートの裾から零れた細長い脚は、黒のニーソックスに包まれ
仄かに白を映し出し、まるで――――……Fragileを壊さないように包み込む優しげな抱擁にも似て
女性らしさを強調する豊満な胸は、大きさだけでなく、形もまた、揺らぎの無い、ふんわりとしたホイップクリームが如く
少々窮屈そうに黒に押し込められ、それでも水面から顔を上げて、覗かせる谷間はくっきりと――――……】

【そして、露出した肌を、あまりにも心無く保護する、薄手のオーガンジーショールを羽織り
スラリと伸びた手は、黒のロンググローブに包まれピアニストのような指を、強調させる
その指は、輪郭をなぞるように、白いコーヒーカップに触れ、その温もりを感じ取った】


(――――……少しずつ、感じ取れるようになってきましたわ
きっと、もう長くは無いのでしょう……できるだけ早く、完成させないと)


【均整の取れた、完璧なラインの輪郭、パッチリとした睫は、彼女の――――……なにやら不穏で、それでいて魅力的な――――
例えるなら、禁忌を犯す、心にも似た、艶やかな紫色の瞳を、そっと飾り立て
窓に添えられたカーテンが如く、長い紫陽花色の髪が、彼女の横顔を少し、隠す】

【そんな彼女の表情は少し、曇り気味で――――】


(その為には、きっと――――……手を汚すことが必要なのでしょう
……仕方ありませんわ、この身体を――――貰ってしまいましたし……)


【――――それは、揺れる、崖上に咲く花が如く、震えて怯える――――……
もふっとした雲のような、ふわふわとした彼女の心は、からん、とその指で、コーヒーカップを弾いてしまった】


ふぁ……ど、どうしましょう――――……!?


【白いテーブルクロスを黒が侵食する様子に、彼女は両手をあわせて、口元に添えて
ぱたぱた、とまるで、親とはぐれた子供のように、慌てふためく】

【周囲の視線が彼女へと注がれ、彼女の肌に、そっと――――紅い波紋が広がる】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 18:36:58.73 ID:TFtK9MAO
>>27
/まだ居ますかー?
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 18:37:01.32 ID:OFELKkY0
>>27にどうからんでいいかわからん……
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 18:39:44.46 ID:OeMJ5Eso
>>28
/いますぜー!

>>29
/絡みの方法なんて無限にあるんだぜっ!
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 18:55:13.91 ID:TFtK9MAO
>>27
【其処に通りかかった視線の一つは、思考する間も傍らに置いて其方に歩みを向けていき】

何やってんだよ、お前。
ほら使えよ。
服にしろ何にしろ、黒は落ちにくい。
【長身の体躯に纏われた漆黒のスーツの奥に、挑発的に胸の大きく開いたカッターを覗かせ。背ほどまで伸びる闇色の髪を一つに結いながら、右前髪の一房だけを深紅に染め上げ。その髪に縁取られた、細い輪郭に収まる顔は見れば見るほどに整っていて】
【全身を黒で統一したその姿は異様と呼ぶに相応しく。気品と優美さを兼ね備えながらも、傲然たる凶暴性を秘めた射抜くような目つきを有する女性がポケットからハンカチを取り出して差し出す】
【あまりにも自然に、どこかで一度出会っているのかと思わせるほど。その行動には迷いがなく、悪く言えば馴れ馴れしい】
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 19:02:51.24 ID:LUJPGwwo
【街】

あー……

【白い服に白いズボン、白い手袋に白い靴を履いた、くしゃくしゃの黒髪の少年が】
【通りの上空、かなり高い位置をふよふよと移動している】

そういえばハロウィンだったなー
お菓子貰い損ねちゃった……

【どことなく浮かない顔でくるくると、伸ばした腕を無造作に振り回している】
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 19:08:42.33 ID:OeMJ5Eso
>>31

【彼女もまた――――……本来ならば、貴女と違わぬほど、馴れ馴れしい性格をしている
しかしその様子を今は微塵も感じさせないのは――――……きっと少し思考が固まっているから】

【数刻、差し出されたハンカチに視線を揺らめかせ、そして、彼女は視線を、貴女へと上げる
誰にも染まらぬ黒の、凛とした気高さに――――……思わず、彼女の紫陽花色の瞳がその色を艶やかに濃くする
そうして、ようやく事態を飲み込んだ御様子】


……あ、有難う御座います!!


【紡がれるソプラノの音は、心が透けて出るほど――――……透明で
彼女の、感謝の気持ちと、嬉しさが、交錯しているように感じられる】

【彼女の黒い薄布に包まれたしなやかな指先が、そのハンカチの裾を摘み
そして、テーブルクロスに広がる、黒い液体を拭き取っていくだろう
――――……数刻、彼女の行動が継続され――――……】


ふぅ……これぐらいで宜しいでしょうか……

それにしても、助かりましたわ、あまりにもポカポカと暖かいもので
思わず、意識が飛んでしまいましたー


【まるで、駄目ですねーと笑いかけるように、ゆるやかな――――……彼女のおっとり、とした雰囲気に見合うだけの
羽毛布団のような、ふんわりとした口調で、彼女はそっと、その表情を微笑色に染め上げる
パチクリ、と瞼が一瞬、紫陽花色の瞳を隠すと――――……一種の安堵感を、感じるかもしれない
否、むしろ――――その瞳から何か圧するような気配が放たれているが、如く】


あの――――……初めまして、で大変心苦しいのですが
良ければ、お詫び、とでも言いましょうか、できれば私と、お付き合いしていただけませんか?
こんな美しい婦人に出逢ったんですもの、もう少し、この繋がりを大事にしたいのですわ


【よろしいですか?と少し俯き加減になりながら、視線を向け、言葉を細くする
柔らかそうな唇に、キスするように両手の淵を優しく添えながら
僅かに小首をかしげ、紫陽花色の髪の毛を、ショールの上に、零し――――……白い首筋を強調する】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 19:32:45.72 ID:TFtK9MAO
>>33

確かに、此処は暖かいよな…
【ぽつりと言葉を零すようにして心ない賛同。なにもかもを敵対させ浸食し圧倒するような――確かな力を持った真紅の瞳だけは意識的に真っ直ぐ向けたまま】
【彼女の隠しきれぬ凶暴性や破壊的な雰囲気すら中和する。否、包み込んでしまうほどの可憐でいて気品に溢れる仕草や言葉の端々に一瞬だけ言葉を途絶えさせ】

へぇ…お前、やっぱり珍しい奴だな。

私にしても願ってもない誘いだよ。
来る者を拒む理由はねえよな。
【まるで期待通りの言葉だったかのように、小さく笑みを浮かべながら心よく快諾をしてみせた】
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 19:39:37.19 ID:EpVDuJ2o
【金の国】

………まだまだ、ね。形だけの復興は進んでる
だけど、根本的な所で………まだ、この国は治っていない

【数度の争いの爪痕、その復興作業が続く通り】
【其処を、何事か呟きながら歩く者がいる】

……何よりも武力。その為に……能力者の確保が先決よ
いや、それだけじゃない……武器。武器が全然足りないわ……

【絹のような黄金のツインテールと瑠璃色の瞳、リボンコサージュを付けた紫のドレスを着た少女】
【腰には、装飾の施された鞘に収められた一本の長剣が有る】

【時折立ち止まり、作業中の人間の顔を見て】

………まだ、余裕が有りそうね

【何気なく、ぽつりと零した】
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 19:43:15.52 ID:OFELKkY0
>>32
【全身黒で決めた少年が、屋根から屋根へと飛び移っている】

今日も暇だな…ん?

【少年の視界には浮かぶ一人の人間】

なんだありゃ…暇つぶしに声かけてみるか。
おいそこのお前。
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 19:48:28.55 ID:OeMJ5Eso
>>34

【その賛同で十分といったように、そうでしょうと言いたげに、彼女は顔を綻ばせる
敵意を感じさせない、ニコニコとした表情で、彼女は貴女の言葉を聴く】

【――――意識的に向けられたその瞳には、一瞬、警戒するような色を覗かせたものの
それでも、信用しているのだろうか――――……直ぐにその色は、元の透明な、硝子細工の色へと果てる
心を伺うのは難しいが、彼女からは、そんなことをせずとも――――……まあ、大体伝わってくる】


あら、そうでしょうか?
私が殿方でしたら、こんなに美しい女性を見過ごすことなど、致しませんよー


【さも、当然といったような、無垢な白色の言葉を紡ぐと同時に、嬉しそうに、ぱんと、両手を合わせた
彼女の表情に浮かぶ笑みは、本当に嬉しいのだろう】


では、交渉成立♪ですね


【パッチリと瞳を開き、まるで音が聞こえるほど――――……見事なウィンクを壱つ、貴女へと零すと
数刻、その笑みに――――ぼーっと見とれたような、様子になる】

【やや上向きに傾く小さなその顔に、貴女へと注がれる視線は――――少なからず、羨望を身に纏っているようで
それは冷然とした、鋭き刃を連想させる貴女への憧れ、に近い】

【スーツを着こなすその体躯はフォーマルな、大人の女性と形容するに相応しいほどで
まるで、一流のファッション誌の表紙から飛び出してきたかのような、その統制の取れた様子は
さながら――――ルネッサンス期の一流の画家達が、苦心して描き上げたが如く――――……完璧で】

【幼さを感じさせる彼女からしてみれば、十分に憧れ≠フ対象なのだろう】

【だからきっと――――……彼女は、貴女の快諾に、きゅぅっと、胸が暖かく握られるような
そんな感覚を受けた筈】

【貴女が彼女の対面のあいてる席に座ったなら、彼女は――――よいしょ、とメニューを取って
貴女の前に、ぱたっと開いて差し出すだろう、か】
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 19:50:30.20 ID:LUJPGwwo
>>36

んー……?

【ぎこちない動きを止め、首だけで声のした方向を見る】
【宵闇に紛れて見辛かったものの、目を凝らして見ればそれは屋根の上の一人の少年】


――――ねー、人に名前を聴くときはまず自分からって習わなかったのー?

【売り言葉に買い言葉、と言うばかり】
【にやにやと子供っぽい笑顔を浮かべながら乱暴に返す】

【台詞から滲み出ている幼稚さに違わず、まだあどけなさを残す顔立ち。10歳前後だろうか】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 19:53:10.84 ID:wVt.HgI0
【公園】

……、……うなぁ。

【綺麗に切り揃えた長い黒髪、真っ黒な薔薇のコサージュ】
【喪服染みた黒いワンピースに、黒いロングブーツの、少女が】

【ベンチの背もたれにぐたりと寄りかかって、空を見つめつつ】
【なんだか、よく分からない鳴き声を発していたり】
【知ってる人が見れば、やたら鈴つけてた少女と同じ容姿だと気が付ける、はず】
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 19:54:49.11 ID:OFELKkY0
>>38
ん、俺?

【少し間を開けて答える】

俺は灰田海。おまえは?

【別に名前を聞こうとしたわけではなかったのだが】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 20:02:58.09 ID:LUJPGwwo
>>40

【そのままゆっくりと少年の前に移動、両ポケットに手を突っ込む形で静止】

ボク? ボクはフューレ・ミュー。
ねーねー。こんなとこでなにやってんの? どろぼーさん?

【初対面の相手にも馴れ馴れしく言葉を投げつける】
【屋根の上を移動している人→泥棒、という認識のようだ】
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 20:10:13.24 ID:TFtK9MAO
>>37

あんま褒めんなよ、外見なんざただの飾りだ。
と言っても、お前の飾りは出来すぎだがよ…

じゃ、遠慮なく。
【其方に品定めでもするような視線を這わせて】
【一瞬たりとも遠慮という他人に配慮した行動は見られないが、満足げに向かい合う席の片方に腰を深く落としてから】


さぁて、肉は無いのか?
ちょうど腹も減ってきた…
【眼前に開かれたメニューを一瞥するような速さで眺めてから】
【そのメニューを両手で受け取ると共に、なぜか閉じて】

が、口は一つしかねえからよ。
食べながら色々と喋るなんて器用な真似はできないのさ。


ブラックコーヒーを一つ貰うか。
【軽く右手を挙げ、店員を呼びつけるように手を振って】

お前は?
【閉じたメニューを片手で渡そうとしながら、小さく首を傾げて問い掛ける】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 20:15:58.84 ID:rLGzVgSO
【公園】
ハァッ!!ヤァァァア!ッ!!!!
【背中に大剣を背負い灰色の長い髪に緑のジャージを着て眼鏡をかけて、首に黄色いペンダントをかけ、腰に小さなナイフの装飾のついた鞘と深緑色の簡素なフォルムをした拳銃を装備した18歳くらいの女性が】

ふぅ……今日はこのくらいにするか
【黄色い石が装飾された斬れないように刃のつぶれた西洋剣ですぶりをしていたらしく】
【ハンカチをとりだし汗をふいている】

【近くには】
【黒いハンドルに金メッキで牙の生えた猛獣の顔のモチーフの描かれた…前輪の上に突撃翌用の武器らしき…猛牛の角のようなデザインの物が施されており、黒と赤のベースのボディとホイールの銀色がまぶしいオフロードタイヤ…そして後輪の辺りに特殊ブースターらしきものがついているバイクがとめてある】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 20:16:21.94 ID:HuKNEWco
【水の国―――とある繁華街】


(もし、街の中≠ゥら攻めた場合の『一般人の保護』……実質、不可能に近い。)
(多かれ少なかれ、「犠牲」は出る――……駄目だ、正義≠ェ仕掛ける以上は不味い。)
(……なら、飽くまでも一般人の蜂起≠チて形にすれば『組織』には――――――……)


―――――――…いや、……そういう問題じゃ、無いよな。


【歩くのは長袖のブラックシャツにホワイトベスト、其の上から灰色のファーコートを重ねた青年だ】
【下に履いているのは真紅のベルトを通した黒のスラックス、銀縁の『伊達眼鏡』を掛けている】
【肩甲骨ほどまで伸びた後ろ髪はゴムで纏められており、前髪は双眸にかかる程を左右に分けた黒髪】
【両手には甲の部分に『魔方陣』が記された白手袋――厚さは其れほど無い部類に入るだろう】


「…………………、…………――。………。」


【―――……ぼーっ、とした様子で歩く彼の方向から、追い抜かそうとするのは初老の男】
【思わず、と言った感じで青年と衝突し、「ああ、すいません」と謝ってから――喧騒に消え】



ああ、こちらこそスイマセ―――……、…ん、………――。


………………え。

………………………え。


……………………あ、れ、……―――無い?
……いやいやいやいや、洒落にならない。僕の全財産あの中なのにちょっと……いやいやいやいや……え。



【―――どうやら財布でもスられたらしく、呆然とした表情でポンポンとポケットを叩いている】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 20:19:55.82 ID:yCgVbmEo
【路地裏】

僕は「ラダム・イデンダー」・・・
それ以外に、何も知らない・・・・・・
【そこで、うろうろとしている、悪ガキの様な風貌の者が居る】
【その背中は何処か元気がなく見えて】

いや・・・もう一つ・・・僕の能力・・・・・・
何となくだけど、分かる気がする・・・・・・「ヒップ・ワーズ」・・・・・・・・・
【両手を見て、再び路地裏を徘徊する】

誰かで試してみようかな・・・
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 20:20:47.73 ID:OeMJ5Eso
>>42

【貴女の言葉に、彼女は嬉しそうに微笑む
瞼がほんのりと――――紫陽花色の瞳を薄くさせ、依然与えるであろう
彼女に似合わぬ覇気≠ニでもいおうか――――……その残り香を、僅かに緩めながら
――――……肉感的な唇が、開く、触れ合うたびに、雫が零れ落ちそうなほど、潤沢を含んだそれは
ルージュの衣を纏いながら、踊り続ける】


ですが、例えイミテーションとしても、それだけ美しければ、十分ですわ
それに――――……私には、内面的にも、十分――――憧れてしまいますよ?


【品定めするように這わされる視線は、貴女の真紅の瞳と合わせて、少々彼女には圧迫感があったのか
ただでさえ華奢な体躯が、やや窮屈そうに寄せられるのを感じ取れるだろう――――……ぎゅっと、豊満な身体つきが
押し込められ、零れ落ちる――――……色香】

【そんなに観られたら恥ずかしいですよ、と言いたげに、視線を送り返しながら
桃色の雫を、水面に零したように、ほっぺたに赤色のシロップを馴染ませる】


そうですねー、では私ももう一杯、ブラックコーヒーを貰うことにしましょう


【少し悩むように、唇に左手の人差し指を沈め、数刻うーんと悩むと
貴女にあわせるように、微笑を添えながら、その答えを紡いだ】


あ、そういえば名前――――……まだ名乗ってませんでしたね
セシニア=イリス=フリードリヒ、どうぞイリス≠ニお呼び下さい
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 20:26:54.07 ID:EpVDuJ2o
>>44
【やがて、その前方の喧騒が、一段と激しくなる】
【とは言っても、銃声や爆音等が聞こえる訳では無い】
【野次や罵声といった、所謂「上品でない」類の男の声が幾つか聞こえ】

【直ぐに、人の波が割れる】


……レディの懐に手を差し入れようとするとは……常識が御座いませんのね?
生憎と、その様な方に対する敬意は持ち合わせて居りませんが………

………あら、前科は一つでは済まないようね

【其処には、地面に倒れた男と、それに剣を突き付ける者が一人】


何方か、この盗人の被害者はいらっしゃらないかしら?

【絹のような黄金のツインテールと瑠璃色の瞳、リボンコサージュを付けた紫のドレスを着た少女】
【腰には、装飾の施された鞘に収められた一本の長剣が有る】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 20:28:13.12 ID:OFELKkY0
>>41
いきなり人のことドロボーってのはないだろ

【少し不満げだ】
     ココ
道歩くより屋根とおった方がすいてる、それだけだ。
そんなこと言えば、お前だってなんで浮いてんだよ。下手なドロボーより怪しいぞお前。

【屋根の上を走る少年と中に浮く少年】
【怪しさ的にはあまり大差ないと思う】
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 20:33:52.18 ID:HuKNEWco
>>47

【「お隣さんにお米分けて貰おうか」とか、「蛙の調理法は如何だったけな……」とか、走っていたのは微妙に前向きな思考】
【それでも半分ぐらい泣きそうになりつつ、スリの去った方向に目を遣って―――――】

………、……あ、はい。 スイマセン、僕も盗まれたみたいです。

【ほっ、と安堵の溜息をついて、少女の言葉にそう返す】
【『作った』と言うよりは、『自然に出た』と言う感じの笑みを顔に浮かべつつ、其方に歩き出して】


あのー――……黒い長財布なんですけど、その人持ってませんかね?


【「捕まえてくれて有難う」と云う旨の言葉を投げかけると、少女に笑いかけた】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 20:34:05.89 ID:pd7d8qwo
【街中】

ふぅ・・・・!!
新しいカクテル開発は忙しいなぁ・・・

【息を切らせながら歩いている少女が一人】
【その少女は170cmほどの身長に狐色のポニーテールに蜜柑色の瞳】
【白色で前をきっちり閉めた長袖シャツに黒色のワンタックパンツ】
【そして首には蝶ネクタイ。頭には栗色の鳥打帽を被っていた】

・・・・ふぅ、私の腕も訛りますからね、この辺でカクテルを誰かに作らないと・・
【そんな彼女は右手にに30cmほどのシェーカーを持ち】
【左手には40cmほどのバースプーンを持っていた】
【そして背中には酒が入っているだろう、巨大なクーラーボックスを背負っていた】

みなさーーーん!!
誰か見習いバーテンダーのカクテルを飲む方を募集していまーす!!
無料で何杯でも飲めるのでどなたでもお気軽にーー!!
【口に両手を当てて、道行く人々に酒を勧める】
【一応真昼間、誰か来れば良いが・・・】
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 20:38:00.82 ID:LUJPGwwo
>>48

へぇ、図星ー?

【にやにや】
【勿論本気でそう思ってるわけではないだろうが……見え透いた挑発のつもりかもしれない】

ふん、ボクの勝手でしょ! こっちだって空いてるからに決まってるじゃん。

【浮かんでいることへの質問ははぐらかしつつ、またも生意気な口調で答える】
【そのまま宙に浮かんでいる状態で、ポケットに手を突っ込み小さなガムボールを一つ取り出す】


そういえばハロウィン……気がついたら終わっちゃっててさー
ねえ、何かお菓子くれないっ?

【唐突に、そんなことを初対面の人に要求し始めた】
【ガムボールを口に放り込み、青年に顔を近付けるようにしながら尋ねる】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 20:39:57.29 ID:EpVDuJ2o
>>49
【男に突き付けている長剣、その切っ先が僅かばかり進む】
【衣服を裂いて、皮膚に到達したらしい。うっすらとだが、赤色が滲みだした】
【その光景を少女は、外出用の作り笑いで眺めながら】

黒い長財布?さあ、盗人の懐は、まだ細かく漁っていないので
どうせなら、貴方御自身でお確かめに成られては如何でしょう?
私は……これが逃げない様に、見張っていますので

【右手は剣の柄、左手で小さく手招きをする】

……他人の懐から自分の懐へ
余りに愚かしいやり方ですわね……全く

【それから、左手で男の懐を指さす】
【衣服のやや膨らんでいる部分、きっと其処に財布でも入っているのだろう】
【何人から盗んだのか、本当に青年から盗んだものが入っているのか】
【そもそも、青年が本当に盗まれて失くしたのかは、また別問題ではあるのだが】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 20:41:20.71 ID:pd7d8qwo
>>50
/絡まれてもないけど修正
/最後の一文はなしで
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 20:44:15.02 ID:OFELKkY0
>>51
お菓子かぁ…

【何かないかとポケットを探る】

お、ガムがあった。

【そういって差し出す】

てか、お菓子あげて俺に何かメリットはあるのか?
まさかもらいっぱなしで何も無いとかはないよな?

【もちろん彼はそこまでケチでは無い】
【ただ少しでも得すればと思っただけだ】
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 20:46:31.29 ID:OFELKkY0
>>54
/ドロボーのくだり忘れてました。
/「図星で悪いか!」を追加でお願いします
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 20:47:46.36 ID:HuKNEWco
>>52

あー…、……そんなに剣近づけなくても、大丈夫だと思うのですよ。
ほら、怖がって泡吹きかけてますし―――…逃げたら、僕が捕まえますから。

【ね、と人当たりの良さそうな笑みを浮かべつつ、少女の言葉通りに男の懐に手を伸ばす】
【見れば実際、男の顔は真っ青で―――……何処か、スリにしても場慣れ≠オていない感じだが……?】


えーっと……―――ああ、有りました有りました。 此れです。
こっちのは……この人の財布みたいですね。 他に被害者は居ないみたいです。


【黒い長財布を取り出すと、コートのポケットに財布を滑り込ませる】
【遠くから聞こえるのは――誰かが通報したのだろうか、自警団か警察かは知らないがサイレン的な何かだ】
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 20:49:01.19 ID:LUJPGwwo
>>54

へへっ、ありがとー!

【現金に無邪気な笑顔を見せると、ガムを受け取って直ぐに包装を取る】

えー、そうだなぁ………
こんなのならあるけどー?

【わざとらしい悩み顔を一瞬だけ見せ、ポケットから赤いガムボールを取り出す】
【「特製!辛さ100倍ハバネロ味」】

いる?

【二コリ、と笑うとそれを少年に差し出す】


/次、遅れるかもしれません
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 20:52:21.24 ID:EpVDuJ2o
>>56

罪には、罰。この世界には、些か根付き方が浅い思想ではありますけれど
生活の糧を他者から奪う行動は、非常に重いと私は思いますわ
犯罪に使われた道具は没収する、それが常識。なら………

【青年の制止に従ってか、一度剣を持ち上げた】
【鞘に収めるのかと思ったが、然しそうはしない】
【その切っ先を、男の右手に向けて】

………窃盗の道具である手も、没収されても文句は有りませんわね?

【一瞬、振り下ろす様な動作をする】
【尤も、実際に剣が振り下ろされる事は無く、今度は正しく鞘に収まって】

そう、それは良かった。盗人がもう一人居たら困りますものね
全く、大会が近いからと下見に来たらこのありさま……

……あら、手際の良い事ね

【男から離れて、青年の方へ一歩】
【爪先から頭へと視線を滑らせていく過程で、遠くの音へ振り向いた】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 20:54:30.23 ID:TFtK9MAO
>>46

私の内側をもう知った気になったのかい?
それはちょっと早すぎだ。
そんなに浅はかな人間じゃねえよって言えるほど、複雑な人間ではないがよ…

そんなに急いで結論をだす必要なんてねーよな?

もっと知りたいだろ?
お互いに…
余すところなく、全部な。
【どんなに優しく言葉を紡ごうとも、揺るぐことはない眼光は貫くように真っ直ぐと向けられ】
【何とも言えない。外見の飾りからは伺い知れない“何か”に、不敵で愉しげに口角を吊り上げて】

わかった。

ブラックコーヒー二つ。
あと、零れちまったから換えてくれよ。
頼むわ。
【寄ってきた店員に注文と先程零して汚れてしまったテーブルクロスを指差しながら告げると、店員は手際良く純白の真新しいテーブルクロスを敷いてから去っていき】

黒岩 凌子。
それが私の名だから、なんとでも呼べよ。

――イリス。
【名前が知れたのが嬉しいのか、それとも他の要因があるのか】
【テーブルに両肘をついて手を組ながらそこに頭をのせ、身を前に倒して前傾姿勢のまま無邪気な笑みを零して】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 20:58:34.71 ID:rLGzVgSO
【公園】
疲れた……大会の為に朝からずっと鍛練していたが…やはり堪えるな…
(けど…出る人達みんな強いんだよね…今回こそは予選突破はしたいな)
【灰色の長い髪に緑のジャージを着て眼鏡をかけて、首に黄色いペンダントをかけ、腰に黄色い石が装飾された斬れないように刃のつぶれた西洋剣をおさめた小さなナイフの装飾のついた鞘と深緑色の簡素なフォルムをした拳銃を装備した18歳くらいの女性がベンチに座りながらスポーツドリンクを右手に持ち休憩している】

【近くには】
【黒いハンドルに金メッキで牙の生えた猛獣の顔のモチーフの描かれた…前輪の上に突撃翌翌翌用の武器らしき…猛牛の角のようなデザインの物が施されており、黒と赤のベースのボディとホイールの銀色がまぶしいオフロードタイヤ…そして後輪の辺りに特殊ブースターらしきものがついているバイクがとめてある】
【そのバイクに大剣が立てかけられてる】
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 21:00:31.52 ID:OFELKkY0
>>57
【ハバネロじゃねーか!】

手渡されたのは赤いガムだった。
……ハッ!驚いて一瞬モノローグとセリフが入れ替わってた!

【驚いたにしてもあんまりだ】

お菓子もらっていたずらするとかハロウィンと反対じゃねぇか!
…まぁいいや、そのガムで十分か?
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 21:03:31.80 ID:HuKNEWco
>>58

【「ひっ!」――そんな怯えた声を男は出し、目を閉じて…自らの手の安否に気付くと、心底「ほっとした」顔をした】
【其の動作に若干顔を引き攣らせた青年の言葉通り、男は逃げようともせず――…そのまま、静止】


………、……ああ、速いですね――……盗んだの、誰かが見てたんでしょうか。


【……何気ない言葉では有るが、そうとしか思えないほどに『早い』】
【青年が財布を盗まれた時点で通報していなければ、これ程に「直ぐ」では無いだろう】

ああ、大会――……観光客狙いだったんですかね、この人……。
この辺りで盗まれる事は無いと思ってたんですが……―――と、其れよりも、ですね。

【倒れている男から目を離すと、少女に向き直り――先ずは、一礼】


どうも、本当に有難う御座いました――…何かお礼が出来ればいいのですが………。
……兎に角、聴取されると面倒ですから少し離れましょうか。


【そうこう言っている内に、国家権力が到着し――このままでは、『事情を聴く』と連れて行かれるだろうか】
【青年はキョロキョロと辺りを見回すと、少し向こうの脇道に向かって歩き出した】
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 21:10:11.63 ID:EpVDuJ2o
>>62

…………何となく、不愉快ですわね
こう……監視している第三者が居る気分、とでも表そうかしら?

……武装が、軽すぎたかも知れないわね

【タイミングの、明らかなおかしさ】
【当事者でない何者かが居る事を臭わせるこれが、どうにも気に入らないらしく】
【剣の柄に左手を乗せたまま、一度周囲を見渡す】

【然しながら、意識は直ぐ、青年の声の方に】

いえ、偶然居合わせただけですから
……ですが、お礼を断るのもまた無礼。何処か静かな場所で、お茶の一杯でも
屋根と壁がある所が好ましいですわね

それと、何か聴取されて不都合になる様な事でも?
日の下……この時間では月の下、堂々と歩けぬ理由でもあるのかしら?

【歩きだした青年の後方を、全く急ぐ様子もなく付いて行く】
【マイペース、と言ってしまえばそれまでだが、国家権力に怯える必要は無いと確信している様子】
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 21:14:41.80 ID:OeMJ5Eso
>>59

【あら、それは残念ですわ、と紡がれる言葉は、どこか――――……含みがあるようだ
それはきっと――――……貪る欲求にも似た、満たされぬ事に、満足するということ
追い求めた結果≠ナはなく、追い求める過程≠ノ、悦楽を感じる、ような感情に似た――――】


ふふ、ええ――――……私も、貴女のことを、もっと知りたいです
それに、私も少し、秘密という衣を纏っているつもりですわ
裸の私が現れるまで、一枚一枚、堪能しながら――――……脱がしてくださいね?


【そっと彼女の胸に触れる、彼女の華奢な右手は彼女にしては珍しい、誇示に似ているように思えた
ふわりと彼女たちを撫でるであろう夜の風は、仄かな街の熱を帯びて、夕闇色に温もりを運んできながら
彼女の咽喉の渇きを僅かに加速させた】

【むぅ、と去っていった店員を見送る――――……否、待つように
人差し指を唇に沈めこませながら、どこか、寂しげな視線を、そちらへと注いだ
貴女から観れるであろう横顔は、まるで――――……お預けをくらった子犬のように、淋しさを感じさせるようで】

【貴女の言葉を知って、その横顔が向けられて、そして――――微笑へと変わって】


では、凌子さん、って呼ばせてくださいねー
――――……それに、そんな体勢で、名前を呼んでもらえたら、暴走しちゃいますよー?


【それは寸刻、冗談のようにも取れた、他愛の無い――――それ、だと
否、正確に述べるなら、それは彼女の心を、僅かに滲ませながら、零れ落ちた、言葉に近い】

【彼女の唇に触れていた右手の人差し指が離される――――……飛び立つ鳥が、僅かに水面を汚すように
唇がゆれ、僅かに彼女の味を、指と、空気に染み込ませるだろうか
温もりを依然含んだ、黒布に包まれた指が、そっと、舞い、貴女へと向かった】


――――……それに咽喉が渇いてしまいました
飲み物が届くまで、まだ時間がかかりそうで――――……少し、貴女を分けて欲しいのですわ


【貴女の下唇に触れようとする――――……指の先、成功すれば、僅かに圧力をかけ、唇に沈み込み
貴女の口内へと入り込もうと試みる】

【布越しに感じるであろう彼女の温もりは、少々彼女の見た目に合わぬ、冷たさがあって
レースの感触は、まるで、一流の料理を食べたような舌触りにも似た――――高貴な滑らかさで
貴女の神経を、その一点に、吸い取ろうとする】
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 21:21:04.52 ID:HuKNEWco
>>63

【「じゃあ、其の辺りの喫茶店にでも。」と返しつつ、進むは『風情』の有る脇道】
【路地一本入るだけでこれほど違うのか、とでも言いたくなるような繁華街との空気の違い≠セ】

いえ……、単に、この時間からだと明日の朝まで拘束されそうだからなのですよ。
国家権力って名前付いてても所詮は『お役所仕事』ですから……僕、早寝早起き派なんです。

【そう返す青年に、特段他意は有りそうに無い――元々、半分≠ヘ本当だからだ】
【『警察内部の機関員』への警戒も有るが、所詮は軽犯罪。「何とかなる」とは思っていた】


……・・・、…あ、こんな所にお店がありますね――此処、入りましょうか。


【道の脇に見付けたのは、これまた『落ち着いた』印象の喫茶店――木製の扉】
【扉に手を掛けると、其れを開いて脇にずれ……先にどうぞ=Aと云う奴だろうか】

【店内に入れば、『逆に』落ち付いた雰囲気とは正反対のウェイトレスが応対するだろう】
【「何名サマですか〜?」とかキャピキャピと応対―――何事もなければ、窓側の席へ案内されるはずだ】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 21:28:45.65 ID:EpVDuJ2o
>>65

役所の仕事には仕事なり、抜け道はあるものですわ
あまり乱用するべきではないけれど………急ぎの用がある時は仕方が無いでしょう

それより、随分と口の重い方ですわね
必要最低限の事しか口に出さないのは好感が持てますけれど……
それは、レディをエスコートするのには不向きではなくて?

【喫茶店に辿り着くと、扉が自分の為に開かれる事に、何の違和感も覚えず】
【腰の剣の柄に相変わらず手を掛けたまま、店の最も奥の席へ進んで行く】
【ウェイトレスの案内を完全に無視しての行動、どんな表情をしているかは見ようともしない】
【ただ、右手の指を二本だけ立てて、人数の問いに答えた】

【奥の席に座り、メニューは開かない】
【店の中の様子に一度目を通して、それから青年が来るのを待つ】

エスコートするなら、言葉の方も重要と思いますわ
誠意があるばかりでは、やがては退屈に負けてしまいますもの

……お礼と言うのなら、知りたい事も多いですし
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 21:33:22.71 ID:LUJPGwwo
>>61

むーッ、分かっててもあえて引っかかるのがシンシのタシナミだよ!
いや、美味しいよ? ほんとほんと!

【頬を膨らませて理不尽に怒り始めた。ガキである。】


えー、ハロウィンの間本当になんにも貰えなかったしなーっ………?

【すぅっと音もなく少年の傍へ移動】
【ふよふよとうっとうしく纏わりつく】

【さりげなく首元辺りに抱きつこうとしているが、回避しようと思えばできるだろう】
【抱きつかれた場合も、宙に浮かぶ少年のその体重は感じられない】


/遅れました・・・!
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 21:38:32.30 ID:OFELKkY0
>>67
シンシ、ねぇ。

【手に持ったガムを見つめる】

シンシも辛い物は苦手なんだよ。

【そう言って自分のポケットに突っ込んだ】

それはお前が生意気だからだろうなぁ?
自業自得ってやつだ。

【少年が近づいてきたが、別にきにしなかった】
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 21:38:44.84 ID:HuKNEWco
>>66

【少女の言葉に青年は、『困ったような』笑みを浮かべ――…後を付いて行く】
【擦れ違ったウェイトレスは、「プロ根性」的な何かの為せる業か、愛想の良さは変わらない】
【「お決まりになられましたらどうぞ〜」と言葉を返しつつ、二人の他には客の居ない店内を掃除し始めた】


残念ですが、それほど育ちが良くないのですよ――…能弁でも無いですし、ね。
『エスコート』ではなくて、単なる僕の『思いやり』だとでも思ってください。


【此れは実際――彼自身が、思っている事である】
【「其れほど話す事に長けては居ない」……話題が尽きる事には耐えられないのだが、】
【どちらかと言えば受身型≠フ人間であると言えるだろうか――――】


――――――――…………知りたい事?


【手を挙げてウェイトレスを呼びつつ、微妙に間抜けな格好で不思議そうな顔――見当も付かないらしい】
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 21:45:00.39 ID:EpVDuJ2o
>>69

沈黙で間を取るのは、その先に話すべき事がある時だけにすべき
明確に言いたい事が無いなら、差し障りの無い話題をひたすら散らせば良いと思いますわ
話題が尽きて、言葉が途切れる。それ以上に気不味い事、なかなかありませんもの
育ちの良し悪しを言い訳に使うようでは、マイナス評価を与えてしまいますわよ?

………で、知りたい事と言いましても、大層な事を聞きたい訳では無いのです
ただ、一般的な見解を。一般的な目線から見た答えを聞きたいだけ

……黙秘権は当然差し上げますが、答えて下さるとうれしいですわね

【一度座ってしまうと、大きな動作は無くなる】
【余所行き用の笑顔をキープして、姿勢良く座って】
【後は、視線を青年に向けて固定するばかり】
【今一つ、会話に乗り気で無さそうな青年に対し】

ところで、そろそろ大会が開催されますわね

【世間話のように話題を振ってみる】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 21:47:18.30 ID:LUJPGwwo
>>68

べ、別に生意気だったからじゃないもん!
不親切な人が多かったからだもん!

【と、自分の事でもない事を断言】
【続けて少年の頬をつまんで左右に引っ張ろうとする】

でー、こんな所でなにしてんのー?

【それほど力は強くない】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 21:51:16.63 ID:z9TI8YDO
【河原】

―――――――………

【旧い血の色をしたボブヘア、右頬に一文字の傷痕が在り】
【時々不気味な七色に変化する、蝋燭の炎の様な橙の両眼】
【赤いトレンチコートを着て、黒のストッキングとブーツを履いた】
【微妙に子供っぽい雰囲気を持つ、二十歳ほどの女性が】

【河のほとりにしゃがみ込んで、冷たい河の水を掻き回している】
【この寒い中、何してるのだろうか】

……、……はぁ……

【何故か溜息】
【無表情というか虚ろな表情で、パシャパシャと音を立てながら遊んでいる】
【色んな意味で大丈夫そうじゃ無い女だった。危ない】
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 21:53:48.29 ID:TFtK9MAO
>>64

脱がせていく必要なんてねえよ。
お前が勝手に脱いでいくのさ。
それを眺めるのが私の趣味とやり方だ。

言っておくが私に秘密とか謎とかそんなもんは存在しないぜ。
【事も無げに告げると、どこか邪悪な笑顔をつくり】

我慢は大切だ。
何事もな…
【体制を変えることなく、紅い瞳を瞼を少し落として隠し】
【嘲笑うかのような、高圧的で妖艶さを含んだ微笑を浮かべながら其方の瞳を見つめたまま】

まぁ、私はしねえがよ。
【独り言のように呟いてから、柔らかな唇の感触をしなやかな指に伝わせた瞬間、迎えいれる様に口を開いて】
【口内に招き入れると、その感触を味わうことなく歯を軽く突き立て甘噛みしようとし】

私が欲しけりゃ奪いとるしかねえよ。
【指をくわえられたのならそのまま、ニッと意地悪な笑みを向けるだろう】
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 21:54:55.45 ID:OFELKkY0
>>71

そうかいそうかい。

【全然信じてない】

ひはふふひは(ひまつぶしだ)

【少年の手を頬からはずす】

とくに理由は無い。


/次たぶん遅れます
/ID変わるかもです
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 21:56:17.42 ID:HuKNEWco
>>70

【あはは、と浮かべるのは只管に苦笑い】
【多弁の人物との会話は、根本的に『合っていない』のだろうか……兎に角、】
【ウェイトレスに自分の珈琲を注文し、彼女にも「何か飲みませんか」と振ってから】


『大会』……そうですね、街中でも宣伝をよく見かけます。
エキシビジョン≠ネらこの前有りましたが――……結構久しぶり、ですね。
あなたも出場するのですか?………えーっと――。


 【――少女に言われた事を気にしているのか、ちょっとだけ頑張っているらしい】

【「そう言えば名前聞いてない」と気付いたが、意味は伝わるだろうから良し】
【……そんな思考が過ぎ去ったのかは定かでないにしろ、取り敢えず言葉を切った】
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 21:57:11.56 ID:wVt.HgI0
>>72

【その背後、じゃり、じゃり、なんて】
【石同士が擦れる音がして。それと同時に、近づいてくる、薄い人の気配】

……、……つめたく、ない?

【振り向いても振り向かなくとも、どこか細い声色で、誰かはそんな質問を投げかけて】
【もしも振り向いたならば】
【綺麗に切り揃えた黒髪、黒い薔薇のコサージュ】
【喪服染みた黒いワンピースに、黒いロングブーツの】
【鈴だらけの誰かさんによく似た、少女が。ぼぅっと、幽霊か何かのように立っていて。微ホラー】
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 22:01:19.07 ID:LUJPGwwo
>>74

ほ、ホントだよ! 嘘じゃないもんっ!

【 ☆ ダ ウ ト ☆ 】

【少年の上に肩車の要領でひょいと跨る】
【相変わらず体重は感じないだろう】

ふーん………
なに、おにーちゃん普段は何してるの?

【そして真上から覗き込むようにして再び尋ねる】
【視界の邪魔かもしれない】
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 22:02:56.01 ID:EpVDuJ2o
>>75
【注文を聞かれるとメニューを開いて一瞥】
【あまり悩む事もなく、自分もコーヒーを選んだ】
【メニューを畳んでテーブルの脇に寄せ、左手を剣から放し】

名乗りを要求するなら、自分から名乗るのが筋ではなくて?
尤も………この場の居心地が悪いというのでしたら、残る事を強制は致しませんけれども

【どうも、自分との会話を望んでいない様子の青年に、とげとげしい口調で言葉をぶつける】
【その時ばかりは、余所行き用の笑みも崩れるが】

……と、虐めてばかりいても行けませんわね
ルーミア。ルーミア・ゴールドウィン。貴方の御名前は?

【直ぐに表情を作りなおしての名乗り】

そうね……出場しようかとも思いましたけれど、忙しい時期ですので
実際に出場した方が、選手の力の程は分かると思うのですけれど……

ところで、前評判などはあるのかしら?
前回出場者がどうこう、今回だれそれが有望だ、そんな話は
生憎、そういう話しを余り耳にしないものでして
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:05:30.57 ID:z9TI8YDO
>>76

……冷たく、無いよ
……寧ろ、高熱を出したい

【ぽそり、か細い声で呟き、一度うな垂れる彼女。髪で表情が見えない】
【どMみたいな返答をして暫し黙りこくってから、静かに立ち上がり】

―――――……

【後方へと、身体ごと振り向いた】

【そして、見覚えのある少女の姿】
【そういえば七夕以来かな、と思考しながら】

……久しぶり、鈴音

【少しばかり、頬を緩めた表情で挨拶をして】
【その後、「イメチェンしたの?」とか聞きやがった】
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 22:06:59.18 ID:9lYprJ.o
【路地裏】

何時来ても、辛気臭ェのには変わりねェな……

【常盤色の髪/金の瞳/着崩した灰色の学生服/黒いコンバットブーツ/左の手には缶コーヒー】
【それだけ見れば、何処にでも居るであろう「不良染みた少年」】
【――首にぐるりと巻き付いた、「重苦しい金の首輪」、それだけを除けば、の話である】

……ま、良いか。

【がつん、がつん】
【重ための靴底を鳴らして、薄暗い夜道を行く】
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/02(火) 22:08:25.82 ID:kaKeTQA0
【森】


【灰色のズボン、フード付きの黒いマントを着用し】
【マントの隙間からは渋めの緑色の衣服と灰色のズボンが垣間見え】
【身長は180cm代前半ほど、紺色の瞳、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!

あの野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
【その目を大きく見開き、血走らせ、】
【狂戦士の如く目の前の樹木に何度も何度もその拳を、脚をぶつける】

【一体どれほどの時間、どれだけの力を込めて樹木を攻撃していたのか】
【その樹木はひび割れ、あと少しの時間この嵐が止まらなければ倒れてもおかしく無さそうだ】

【しかし何故、ここまで酷い八つ当たりをしなければならないほど憤っているのか】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 22:11:58.84 ID:wVt.HgI0
>>79

……ない、の?
熱は、……辛いけど。

【相手の言葉に、なぜだかちょっぴり驚いたような声を返して】
【それから、ぼそりと分かりきったことを。熱出さずとも風邪でさえ辛いけどな!】

…………、……ぅ、あ?

【振り向いた相手をじぃっと見つめて】
【相手の言葉に、なぜだか数秒、黙り込んでから】
【まるで、それが自分の名前だと認識してなかったような、曖昧な声を漏らして】
【目をまん丸にして、首をかしげ】

ぁ……、……、ごめん、なさい。

【首をかしげたまま、なぜだかしょんぼりな表情。それから、なぜだかそんなことを】

【見た目も相当変わってるけど、なんか雰囲気的なものも変わって、る、ような】
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:13:09.01 ID:rLGzVgSO
>>80
【その前方】

んっ?
【背中に大剣を背負い灰色の長い髪に緑のジャージを着て眼鏡をかけて】
【首に黄色いペンダントをかけ】
【腰に黄色い石が装飾された斬れないように刃のつぶれた西洋剣をおさめた小さなナイフの装飾のついた鞘と深緑色の簡素なフォルムをした拳銃を装備した】
【18歳くらいの女性が】

【黒いハンドルに金メッキで牙の生えた猛獣の顔のモチーフの描かれた…前輪の上に突撃翌用の武器らしき…猛牛の角のようなデザインの物が施されており】
【黒と赤のベースのボディとホイールの銀色がまぶしいオフロードタイヤ…そして後輪の辺りに特殊ブースターらしきものがついているバイクのハンドルを持って押しながらやってくる】
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:16:37.38 ID:WFsFppw0
【魔術協会=c…屋内ドーム型実験場――――通称、『アリーナ』】
【端的に言えば、安全が確保された『広場』……主に、大々的な機材の実験や、破壊力のある魔術のシミュレイトに使われる】

【整備・清掃の時間を除けば、四六時中なにかしらの―――『不穏』の部類に入る音が、どこかしらで響いている、其処】
【だが、今宵ばかりは―――ある区画で、躍動するリズムと、完成された音調を持つ旋律≠ェ奏でられていた】
【流石に一流の芸術と呼ぶには語弊があるが、玄人裸足レベルの技量は備えた………――――『縦笛の音色』が、その正体だ】

久々にやると、やっぱ腕が鈍ってるっちゅー訳だ。
どうしたもんかねぇ…管楽器、ってえ選択は左程間違ってるとも思えないけどなぁ……。

………って、無理に曲目を演奏させる必要も無いか! …量産目的≠ネらっ。

【やがて、演奏は途切れ―――すぅ、はぁ、と大振りな呼吸で、被る様に空気を吸い込む音が、代わりに空間を満たす】
【その更に次は、僅かに疲労の色を帯びながらも、快活で健康的な印象を与える、からりとした少女の独り言が、右に左に拡がった】
【最初は、幾分かの『悩み』を孕んでいたそれは、最終的に―――合点のいった≠サれに変わって、常温に調製された空気の中に溶けていく】

……よーし、お茶飲んだらもう少し。

【総ての音源は、黒色の綺麗な髪を臍の裏ほどまで伸ばした、澄んだ丸い漆黒の瞳を持つ、身長160cmほどの大和撫子風の少女】
【あの時より、僅かに『余裕』と『自信』が増した声―――『真新しい』黒の制服ブレザーを身に纏い、校章部には『魔術協会』の所属を表す印】
【背負っているのは1メートルほどの、戦鎚を想わせる角製鈍器―――に見えるかもしれないが、一応『ブブゼラ』という事に成っている】
【そして、右手には――――こなれた手付きで、一本の『ソプラノリコーダー』を握っていた】
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 22:17:53.34 ID:9lYprJ.o
>>83

……ぉお……

【立ち止まって、思わず感嘆の声を漏らす】
【少年――男と言うのは、メカに弱いのだ】
【女性の押しているそれ、バイクに視線を留めて】

かっけー……!

【月のような金色の瞳を、さらにキラキラと輝かせた】
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:18:52.38 ID:HuKNEWco
>>78

【飽くまで外面的≠ノこそ会話を望んでいない様に見えるが――どうやら、『地』でこれらしい】
【彼女の突き刺すような言葉は…と云うか、『そう言う類』の言葉は気にしない性質の様で笑顔を浮かべると】

あはは、そんなに苛めないで下さい。 帰ったりなんてしませんよ。
えっと、ルーミアさん、ですね。 ………、…ん?

【『何処かで聴いた事が有る』――……感じたのは、そんな違和感】
【恐らくは何時かの新聞記事≠ナも読んだのだろうが、思い出すまでには至らなかったようで】

……、…ああ、スイマセン。 『他人の名を聞くときは自分から』、ですね。
僕の名前は――――………橋立=A橋立 椿≠ニ言います。

 【――――…一瞬、言葉に詰まった】

【言うまでも無く、偽名=c…「使うべきか否か」の問いにはGOサインを出したものの、思い浮かばなかったようで】
【何処から引っ張り出して来たのかは定かでない名前を名乗ると、少し妙な顔――『思い出そう』としているのか】


前評判=c…いや、大してそう言う話は聞きませんね。
結構、『新顔』が多いみたいですよ。 前回大会の出場者は少ないんじゃ無いでしょうか。


【結論―――…「はっきり言って、あんまりよく分からない」】

【知り合いこそは何人か居るものの、『強さ』となるとハッキリしない】
【加えて、『新顔』が――彼の知る限りでだが――多い、と云うのもまた事実である】
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:23:39.09 ID:z9TI8YDO
>>82

…何て言うか……
……色んな事が、進展しなくて……逸れで、むしゃくしゃして……
そしたら、熱出したいな、と思った

【なんか意味不明な発言である】
【よく分からないが、辛くても熱を出したいらしい】

……?

(……鈴音?)

【きょとんとした感じの少女に、瞳をパチクリさせ】

……ごめんなさい、って……

……あ……もしかして、人違いだった……?

【謝った彼女に、そんな事を言った】
【容姿が似ているから、自分が鈴音だと決め付けて、間違えてしまったのだろうと考えたっぽい】
【「もしそうだったなら、謝るのは僕の方だよ」と声を掛けた】
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:24:15.44 ID:rLGzVgSO
>>85
なんだ?そんなにこのバイクがカッコイイか?
【ニカッと笑いながら立ち止まり相手に話しかける】
【目つきは悪く睨んでるようにも見え、口調もなんか姉貴とか言われてそうな感じだが】

【心の中では】

(やっぱり男の子ってこういうの好きなんだね〜)
【なんかノホホンと和んでる!!】
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 22:27:53.66 ID:wwLxesYo
【森】
【極めて静まりかえった夜の森の中、草原ばかりで木が少ないために広場みたいになっている部分があり、その中央から一筋の煙が上がる】

【組み木を四角型に折り重ねて、それに発火剤を撒いて火をつけ大きな炎を生みだす…キャンプファイアーの体制だ】

【そのすぐ傍で一人の人物が座り込んでじっと炎を見つめていた】
【その人物は真紅に染め直した髪を最近さっぱりと切ったばかりのように整った短髪に中性的な顔立ち】
【服装はゆったりした黒い上着と、さっぱりと皺がほとんどない黒の長ズボン、右には白の、左には赤の手袋をした人物がまっさらなノートにいろいろシャープペンシルで書き込んでいる】

…新作はクランクアップ、そしてしばらく潜り詳しい情報を集めた結果…やはり『入口』はあの国にあるという考えでいいみてえだな
未だに手元には悪魔のカギ一本、残る二つのありかはすでに両方場所が『わかっている』

【自分の傍に置いてあった―――――小型のスーツケースに入れている荷物に手を触れる】
【それが自分の最も必要とする物であるかのように】

…ベルトも手に入った、後は乗り込む『乗り物』と、それを使用するための『パス』、そして…『サイクロプス』

と、ここまではいいんだがモチベーション及び人員が足りねえな、最近新聞読んでなかったな、そろそろ読み直して
何か面白い事でもねーか探ってみるか?クケックケックケッ

【スタジオ不死鳥座『監督』 ミカルゲウス・F・クルーガー】
【帰らないまましばらく旅に出ていたようだが――――何かを探りようやく帰ってきた】
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 22:27:57.17 ID:EpVDuJ2o
>>86

橋立 椿………あまり此方では聞かない名前ですわね
櫻の方なのかしら?髪の色も、あちらの色に見えますけれど

………と、それは然程大きい事でも有りませんわね
どうか、なさいました?

【自分の名前に対して反応を見せた相手に、一応それを訊ねてみる】
【尤も、この反応も或る意味では当然に慣れている為、流されても気にはしないだろう】

【今気に掛けるのは、大会の話題。どうやら、大会自体より参加者に興味があるようで】
【結果が「分からない」と出ると、首をカクリと傾けた】

そうですの………それでは、実際に本戦を待つしかありませんわね
出来るなら早急に、てだれを集めたいのですけれど……

……そうね、これでは話が此処で終わってしまいそうに聞こえるけれど
まだまだ、お尋ねしたい事は有りましてよ

【此処までを口にすると、今度は暫しの思考に耽る】
【訪ねれば答える相手だが、訪ねなければ貝の如し。どう、話を持っていこうかと】
【まだ終わりでは無いと釘を刺してから、言葉の構成を組み上げ始め】

………そう、もっと聞きたい事は有ったわ
一般的に=A今、危険視されている『集団』は……果たして、何処だと思うかしら?
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 22:28:04.39 ID:9lYprJ.o
>>88

うぇっ、はいっ! 超かっけーッス!
うわー良いなー俺も免許取りてェなー……!

【あまりよろしくない目つきに少々怯えながらも、そろそろとバイクに近づいて】
【ほー、だとかへー、だとか、言葉にならない感嘆の声をあげる】

これ、オネーサンがカスタムしてるンすか?

【興味津津那視線を、女性に向ける】
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 22:29:22.64 ID:wVt.HgI0
>>87

……そっ、か。

【相手の発言に、なんだかちょっぴり寂しそうな表情】
【寂しそうで、なんかちょっとだけ悔しそうな。よくわからないけども】

ルシアが、そうだって言った、けど。
……私は、知らないから……。
……だから、……知らなくて、ごめんなさい。

【顔を若干俯かせ、なんだかめっちゃ申し訳なさげな表情】
【曇った夜空みたいに黒くて何にも無い瞳を涙で若干潤ませ、そっとそちらを上目遣いで見やったりして】
【しょんぼりなう】
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 22:29:46.79 ID:wVt.HgI0
>>92
/ついき、晩ご飯にしますんー
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:31:14.09 ID:OFELKkY0
>>77

ふ〜ん、本当ねぇ…

【確かに今の世の中親切に菓子をあげる大人なんていないのかもしれない】

何してるか?
バイトやって食って寝て…『盾』売ったりしてるな
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:37:07.73 ID:rLGzVgSO
>>91
ふっ…
【その様子を見て楽しそうに笑い】

いや、カスタムしたのは私じゃなくバイク屋の人だ
結構ハイテクな技術を使ってるみたいでな
最大200だっけな?出せるみたいだぜ
【ニカッと笑い】

触ってみるか?ただし変なところとか触るなよ?
【バイクを止め相手に言う】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:37:09.46 ID:2mKdvASO
【大通り】
【人混みの中で……何だろうか? なぜか、半径3m程の「誰も居ない」空間が出来ている】
【いや、正しくは……一人の人物を中心に、だ】

(おいおい……)

【黒髪で、髪型はツーサイドアップ、前髪は眉毛に掛かる程度で、開いているか閉じているか分からない糸目】
【服は所謂「ゴスロリ」と呼ばれている物。フリフリが沢山付いた黒い服で】
【赤と青の縞柄のニーソックスの上から黒いブーツを履いている】


(俺の伊達男っぷりに、皆照れているのか?)


【……ここまでは良いのだが、これらを着ているのは二十代前半と見られる「青年」だ。無論、女顔という訳でも無い】
【しかも、右手には「ショットガン」のような物を持っている……完全に危険人物だ】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 22:38:52.90 ID:WTCqsGIo
>>81
/まだいらっしゃったりしませんでしょーか?
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 22:40:00.45 ID:LUJPGwwo
>>94

【疑わしげな少年の言葉に、黙って意味もなく手で目隠しをしてみる】
【反抗の仕方が幼子のそれ】

ふーん………盾? 盾って、どんなの?

【食いついた。何やら興味ありげな様子で少年に尋ねる】
【自分の知らない事に興味を示すお年頃なのだろう】
【本人は気付いていないかもしれないが若干目が輝いている】
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 22:41:47.11 ID:9lYprJ.o
>>95

はー、200……!
そんだけ速度出したら、すげー気持ちいいんだろうな……

【ほああ、と溜息一つ。そして、女性の一言に】

え、いーんスか!? じゃ、御言葉に甘えて……ッ

【目を輝かせて、手を伸ばす】
【触ろうとしたのは、前輪の上の猛牛の角のようなパーツ。先程から、気になっていたのだ】

……これ、戦闘用のカスタム……?
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:42:06.40 ID:z9TI8YDO
>>92

【彼女の返答に、申し訳無さそうな苦笑を浮かべて】
【「引きたいな、風邪……」と名残惜しそうにぼやいたりしたが、スルー推奨だよ!】

……『知らない』……?

【ショボーンな少女を見詰めながら、眉をひそめて】

(ルシア……友達の名前……かな……)
(その子が鈴音を知っていて、鈴音が知らない……?)

【んん、と小さく唸りながら思考し】
【やがて、何かに気付いた様な表情で】

……詰まり……記憶喪失?

【他の人が彼女を鈴音だと言って、本人は自分を鈴音だと知らないならば、記憶を失ったとかかなと考え】
【取り敢えず、瞳を潤ませる彼女を慰め様と思ったのか、近付こうとするかもしれない】
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:43:11.28 ID:z9TI8YDO
>>93
/了解しました!いってらっしゃいませー
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:46:31.07 ID:rLGzVgSO
>>99
まあな
その代わり街中とかは危なくってそんなにスピード出さないが

ああ。最近物騒だし、たまに乗り物にのって悪さする奴とかがいるじゃねえか?そういうの用の奴でもあるのさ
……それにバイク乗って戦うのってロマンだろ?
【目を輝かせながら言う】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:47:55.10 ID:HuKNEWco
>>90

多分、櫻の出……――――なんですか、ね?
物心付いた頃には、水の国の孤児院に居たので何とも……ん、いや、何でも有りませんよ。

【此れも事実。 『親が物心付く前に死んでるから判らない』、と云う事らしい】
【尤も、彼女の言うように髪の色や名前等から判断すれば――恐らく、ルーツは櫻だろう】

【軽く質問を流すと、「実際に待つしかない」との言葉に首肯】

ええ、正直言って前評判≠燒wど通用しないのが大会ですから。
手錬れ≠ニ言っても、色々な類別が出来るでしょうし――…まぁ、『表』の手練れを探すのなら大会が早いでしょうね。

【「何故、手練れを探しているのか」―――興味は有ったが、聞く必要性は無い】
【機会が有ったら聞いてみよう、位の気持ちで、取り敢えずは心の奥底に沈めておいた】

【「まだ終わりではない」との言葉に、「どうぞ」と返す――どうやら、彼なりに楽しんではいるらしい】
【何分、人と話す事自体が少ない=c…精々、同じマンションの住人と意味の分からない遣り取りをする位だ】


一般的に=c……―――なら、『機関』が僅差で≪R.I.P.≫に競り勝ってる具合じゃないですかね。

この間、≪R.I.P.≫がJustice≠ニ戦ったと聞きましたが……「危機感」はあんまり無いです。
飽くまでも『一般人』としての立場から見れば、同時多発テロ≠フ『機関』の方が怖いですよ。
まだまだ「余力」は有りそうですし、何より“統一された思想が無い”―――つまり、何されるか分からない=B


………まぁ、『正義組織』からすれば≪R.I.P.≫の方が厄介なんじゃないでしょうか。
天秤が云々≠ニかの思想を聞く限り、一種“決死”的な――一個の弾丸≠ンたいな印象が有ります。


【運ばれて来た珈琲をブラックで口に運び――少し、話し過ぎたかと後悔】
【する事が無い分、どうしても『客観的な情勢』について考える事は多いのだ】

/申し訳ない、遅れました
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 22:50:38.95 ID:9lYprJ.o
>>102

まー、速度は確かに……

【たし、たし、控え目に。角を撫でるように触ってみる――かたい。当たり前だ】

…………っですよねーッ!
ロマンっすよ、なんかこう昔の騎士が馬に乗って戦ってるのと同じような格好よさっていうか、
なんかその……とにかく格好いいッ!

【多いに同意。大きく頭を縦に振った】
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:51:17.79 ID:OFELKkY0
>>98

『盾』は、適当な大きさのものに俺の能力をかけることで最大三回までどんな攻撃も無効化できるようにしたものだ。
結構高値で買われてな、買われた月は心なしか財布が暖かい。

【まぁそもそも彼の盾の情報じたいなかなか耳にしないのだが】
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 22:55:49.08 ID:wVt.HgI0
>>100

……そうじゃ、なく、て……。

【近づいてくる相手を、申しわけなさげな、潤んだ目でじぃっと見つめ】
【胸の前で、両手を合わせ、指を絡ませて】
【きゅ、と。小さく身体をちぢこませて、怒られる寸前の子どもみたいな、そんな様子】

…………知らない、の。
覚えてないんじゃなくて、……知らない、の。

【ふるふると、首を緩く振りながら】
【大事なことなのか2回。訂正して】

/もどりまたんー
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/02(火) 22:56:43.58 ID:kaKeTQA0
>>97
/遅れました、まだ居ますか
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 22:57:27.71 ID:rLGzVgSO
>>104
だろっ!?よくわかってるな!!
コレで戦場とか駆け抜けながら、剣で戦闘して戦ったり、どっかの特撮みたいに空中までバイクで跳んで互いの力をぶつけあって戦ったりしたいだろ!?
私は女だけど結構そういうのに憧れてるんだよ!
(それになんか戦場に舞う戦乙女みたいで美しく戦いたいな〜)
【目をキラキラさせながら少年の背中をパシパシと叩こうとしながら】
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 22:57:27.44 ID:LUJPGwwo
>>105

へえぇ………。 ……………、………………………。

【少しだけ何かを考えるように口を噤むと、】
【目隠しした手を降ろし、ゴソゴソとポケットを漁り始める】

ねーねー、それっていくらくらいなのー?

【と、取り出したのはいかにも高級そうな皮財布】
【どうみても少年の持ち物には似つかわしくない】
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 22:58:32.45 ID:wlzX9BIo
【街中】

あかんなあコレは……
(こんな街並み見たことないで……)

【白に近い水色の髪に大きな黒い瞳】
【シャツの上にブレザーを着て、そしてその胸は大きく膨らんで】
【下は黒と白のチェックのスカート白いロングソックスに黒いローファー】
【つまりは学生服を着た少女がキョロキョロと辺りを見回しながら歩いている】

(ってかこの格好目立つなあ……でも替えの服いうてもジャージしかあらへんし)
(……いやまあ身長でも十分目立つんやろうけどね、うん)

【ははは……と乾いた笑みを浮かべながら】
【彼女の身長はおよそ185cm程度、ただし少し猫背なのできちんと測ったのならもっと大きいのだろう】
【身長と服装も相まって周囲からは奇異の目で見られている】
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:00:35.79 ID:EpVDuJ2o
>>103

そう、『表』の手練れなら。裏の人間なら、お金を積めばどうにでもなりますけれど……
……生憎、それがあまり易々と出来る訳でも無い、というのが辛い所ですわね

ですから、『表』。出来る事ならば、その存在だけで抑止力になる程の者が
そうすれば……最小の労で最大の利、期待出来ますわ

……少々脱線しましたわね、話を戻します

【何気なく、店の奥の方へ目を向ける】
【口を動かし続ければ喉は乾く。潤す物は来ないのか、と】
【何秒間かは、其方に目を向けている】

【問いの答えが戻って来ると、視線も其方に戻した】
【自分の視線とは違う、一般からの見解】
【余程重要に思っているのか、呼吸音すら絞れる限り絞る】

………やはり、カノッサ機関≠ナすか
深く考えずとも、あの集団以上のビッグネームは有りませんものね
そして……それに並ぶ名前として挙げられるのが≪R.I.P.≫、と

……対象が絞られるか絞られないか、一般の危機感はそれ次第
裏を返せば………対象が明確に自分達であると知った時の危機感は……
≪ネル・ナハト≫動乱の際の緊張感、うなづけるわね……

【後半は、どちらかと言えば独白気味に】
【ようやっと出て来たコーヒーに砂糖とミルクを溶かし、スプーンでかき混ぜる】
【一度喉を休めよう、意識をコーヒーの水面に落とした】
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:04:16.43 ID:9lYprJ.o
>>108

ッスね! バイクで並走しながら戦うのとか、俺すっげー憧れる!
格好いいのに男も女もねーッスよ! むしろなんてーの、女騎士的な!? また違った格好よさが在るッス!

【背中を叩かれて、うんうんとさらに頷いて。声を張る】
【……路地裏の住人にとっては迷惑であるが】

やー、オネーサン格好いい! 名前、教えてください!
俺は天金ミツキ、ミツキって言いますッ!

【尊敬の色を混ぜた瞳を、女性に向けた】
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:06:21.71 ID:WTCqsGIo
>>81>>107

―――俺の記憶が確かなら、君は魔法剣士だったはずだが

【不意に青年の背後からそんな声がかけられる】
【ガサガサという音も混じっていて、今まさに近づくそれだと解るだろうか】

熟達した格闘家でも無い限りそんな真似はしない方がいいんじゃないか?
木にひびを入れるのは結構だが、自身の骨にも入りかねないだろうに

・・・・・と、言ってもその様子じゃ止めないんだろうが

【近付いてくるのは異様に髪の長い長身の男性だ】
【色褪せた金の髪に同色の瞳、見え隠れする腰元には一本の刀】
【全身を覆い隠すかのような肩章付きの白いマントコートを着込んでいる】

/居ます居ますってことで突撃してみたり
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 23:07:05.23 ID:2mKdvASO
>>110
【本来の用法とは違うのだが……木を隠すなら森の中とでも言おうか】
【少女に向けられた奇異の視線が、ほぼ同時に「別の一点」「もっと大きく深刻な奇異」……少女の、後方に向けられた事に、気付けるか】

【そこに在るのは】
【黒髪で、髪型はツーサイドアップ、前髪は眉毛に掛かる程度で、開いているか閉じているか分からない糸目】
【服は所謂「ゴスロリ」と呼ばれている物。フリフリが沢山付いた黒い服で】
【赤と青の縞柄のニーソックスの上から黒いブーツを履いている】
【……ここまでは良いのだが、これらを着ているのは二十代前半と見られる「青年」だ。無論、女顔という訳でも無い】
【しかも、右手には「ショットガン」のような物を持っている……完全に危険人物だ】
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 23:09:45.37 ID:rLGzVgSO
>>112
だよな!!わかってるな!!お前!!
【ニカッと笑い】

私か?愛野海里(あいの かいり)だ
よろしくな!ミツキ!
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 23:13:02.24 ID:z9TI8YDO
>>106

……知らない、か……

【忘れたのでは無く、そもそも知らない】
【では、目の前の少女は、一体何者なのか。―――あの、髪の鈴を揺らしていた少女、桜花鈴音なのか】
【そんな事を考えつつ彼女を見て、その小動物的なションボリ反応に、若干胸がときめいたが】

……んー……取り敢えず、君は、『鈴音』……で良いのかな

【悩みつつ、そんな確認を取ってみた】


―――――……君は……自分を、誰だと思う?


【顔を覗き込もうと、若干かがもうとしながら】
【何か答えにくい感じの質問をしつつ、頭を撫でようとするかも】

/お帰りなさいませ!
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 23:13:40.24 ID:tEkal/.0
>>22

ッお――――ッとォっ!!

【紅丸の放った右手の槍は、見事左手の「光の翼」に打ち払われ】
【それも当然――真っ直ぐに伸びる力のベクトルに対する左右からの衝撃は、単純に強い】
【がん、と力強く橋板を踏みつけブレ―キングを行い、なんとか体勢を崩すことは耐えて】

アーン、流石に一筋縄では行かないなァ!?
だが……ぼくも、簡単にやられてやるつもりは毛頭無ェぜッ!!

【赤赤と逆立った髪に、灼熱の如き紅眼。威圧的な『紅』の刺青】
【それが彼本来の色とすら思わせるような錯覚と共に、放たれる言葉と――】

ぉ、ォォォォォォォォォォォォォ、おッ――――

【腹の奥から漏れる低い咆哮――ぐん、卓越した筋力で突き出した右の槍を引き戻し】
【一瞬だけ刃の根元を掴んで操作することで操作性を高め、それを自身の左腰へ――】
【同時に、左の槍は右腰へ――そう、それはまるで両手の『居合斬り』のようなフォーム】
【間合いは『短槍の間合い』……ぐぐ、と身体を丸めるように、力を溜めるように――やがて】


――――≪戦斬(センギリ)≫ッッ!!


【ドンッ、と空気を叩き付けられたかのような衝撃と共に放たれたのは】
【交叉した両槍による、下から上へ、X字型の連鎖斬撃】
【単純に考えて、その交点では斬撃威力が二倍となるだろう――槍で斬撃?と思うかもしれないが】
【彼の振るう『双短槍』の先端はどちらかというと切り詰めた『刀』のような――『薙刀』という表現が正しいか】
【しかし、攻撃が相手を撃破する気満々である。一応、ヒットした瞬間に刃を炎に戻して威力を最低限に抑えるつもりはあるようだが】
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:13:40.98 ID:9lYprJ.o
>>115

海里さんッスね、覚えたッ!

【ぐっと親指を上げ――たところで、路地裏に怒声が響く】
【煩い! だとか近所迷惑だゴルァ! だとか、そういった。がづんがづん、と重たい足音が近づいてくる】

……あ、やっべ……
俺、そろそろ帰ります! また会えたら、そん時!

【び、と手を上げて。少年は街の明るみのほうへ、走り去って行った】

//ありがとうございましたー!
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:14:10.72 ID:mEeOlESO
>>110
【少女の後方――】
【一人の少年が少女を見ていた】
【その顔立ちは幼く「童顔」、良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい。そんな顔立ち】
【また少少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが分かる】

【但し】

(あの人、身長大きいな・・僕もあれくらいだったらな)
【少女を見る目はその周囲の人々の様な奇異の視線ではなく、】
【単純に憧れに近い視線である】
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 23:14:37.99 ID:OFELKkY0
>>109

(わぉ、こいつどこかのボンボンだったのか?いずれにせよ今月はぜいたくができそうだ。)
一番高いのが80万、一番安いのが30万だ。
どれが性能いいかは言わなくてもわかるな?

【なんだか今までお偉いさんとばかり取引していたから調子が狂う】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/02(火) 23:14:50.26 ID:kaKeTQA0
>>113
【その最初の声がかけられた瞬間】
【一際体を強く捻り、その体重を思いっきりかけた右拳を木にぶつける】
【別に拳に魔力を篭めてはいない、いや、魔術行使が出来るほど頭に余裕が無いのだが、それでも樹木はその一撃を最後に倒れた】

はぁ・・・はぁ・・・んなこと・・・知るかよ・・・!!!!
【その声に秘められるのは怒り以上に悲痛な感情】
【悔しくて悔しくて仕方がない、許せない、そんな言葉が言わずとも、雰囲気が語っている】
【その左拳からは強く握り締めているせいで自身の爪で傷つけられ血がぽたぽたと流れてもいる】
【これが普段の彼ならば、「体術も出来ない剣士は二流だ」などと返していたのだろうが】

貴様が・・・何の・・・用・・・だ・・!!!
この前は・・・大した・・ご活躍を・・した・・・そうじゃないか・・・!
【この森の暗さでは解り辛いかもしれないが、彼の奥のほうの森で何本か、既に倒れている木がある】
【一体何時間此処でこうしていたのか、少なくとも短い時間ではない、故にこれほどに息切れをしているのだろう】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 23:15:08.48 ID:HuKNEWco
>>111

(――――………理想は大会上位入賞者=Aか。)

【彼女が「何をしたいのか」――…朧げにしか見えないが、『何となく判った』】
【理想としては、「戦わずして“敵”を黙らせたい」のだろう、と推測した】

【……そうなって来ると、一層に『どういう状況なのか』が気になる】
【傷つけられない敵≠ニいう一種の「パラドックス」――…彼女の身分を知っていれば、見当も付いたのかも知れないが】


例えば……そうですね、星の国≠フ人達なんかには≪R.I.P.≫が一番危険視されてると思いますよ。
金の国≠ネんかだったら、「≪ネル・ナハト≫に比べれば何処でもマシ」って感じかも知れません。
借金抱えてる人なら取立てに来るヤクザ≠フ組織が一番危険でしょうし、ね。

そう言う『差』を均せば、機関≠ェ一番怖い――僕の意見としては、そんな所です。



………どうです、少しは役に立てて頂けそうですか?


【此れまで強張っていた表情を緩め、微笑を浮かべ――珈琲を一口啜る】
【店内には、かち、こち、と古臭い壁掛け時計の音が響いていて……ウェイトレスは、裏に引っ込んだらしい】
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:15:50.68 ID:wlzX9BIo
>>114

あかんなあ……どうしたもんかなあ……ん?

【ん?という声それと同時に振り向けば】

(……あかん、色々とぶっ飛んだ人がおる)

【なんで男でゴスロリ?恥ずかしさは?というか何この状況は?】
【混乱という言葉が最も合うそんな脳内状況で、しかし青年から目を逸らす事は出来ずにいた】

(こ、コレはあれや熊や目を逸らした瞬間に襲われるわ)

【顔を特に頬を引きつらせつつ】
【青年、そして青年の持っているショットガンを注視したままゆっくりと後ずさり始める】
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 23:16:21.09 ID:rLGzVgSO
>>118
おう!じゃあな!また会えたらあおうか!
【手をあげ見送り】

さて…私も帰るか
【バイクを再び押し去っていった】

/乙でしたー
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:17:26.46 ID:mEeOlESO
>>119
/すいません、リロードしてなかったです。
/ここは引かせて頂きます
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 23:19:16.12 ID:wVt.HgI0
>>116

【相手の言葉に、こくこくと。数度、小さく頷いて】
【知らない、が大事なところらしい。よくわからない】

……皆が、言うから。
多分、……そう、なの。

【なんて】
【なんだか曖昧ちっくな発言】
【皆がそう呼ぶから、そうらしい。これでいいのかこの子】

……しら、ない。

【しょぼん】
【顔を覗き込まれ、少しだけ困った風に視線を少し横に逸らし】
【頭をなでられれば、ちょっぴり瞳を細め】
【さらさらした髪は結構冷たく、結構髪質はいい、ような】
【撫でてるうちに、なんかやたら身体冷たいのが分かるかもしれない、けども。まあ頭撫でてるだけですし分からなくともきっと大丈夫】
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:20:58.95 ID:LUJPGwwo
>>120

はちじゅーまん………えっと、ちょっと待って……

【不慣れな様子ながら、財布を指で摘まんで開ける】
【いくつかついているファスナー、その内の札入れと思われる所を開けるが……】

……あれぇ?

【紙幣は殆ど入っていない】
【意外だったのか少し驚いた様子を見せ、もう少しごそごそと漁る】


【少年の角度からなら見えるだろう】
【小さな脇のポケットには、キラリと輝くプラチナカード】
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 23:23:54.65 ID:2mKdvASO
>>123
くっ……

【突然、青年が声を出した】
【「く」……この一言にどれだけの深い意味があるのか……?】
【彼に向けられた奇異の視線の主達が、固唾を飲んで見守る中】

クックックック……ハハハハハハハハ!!!!

【なんと……彼は、いきなり笑い出した!!】
【奇異の視線はより強くなるが……彼は恥じらう様子すら見せない……この青年……何者だ?】
【次の瞬間】

……あー、笑い疲れた。こんばんは、お嬢ちゃん。

【気の抜けた声で、少女に声を掛ける】
【奇異の視線は若干薄く……なる筈も無い。むしろ初対面としか思えない少女に声を掛けた事で、余計に濃くなったか】
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:26:12.15 ID:WTCqsGIo
>>121

おやそうかい、俺の身体じゃないから実際どうでもいいんだがね
“剣術で勝負”って約束してる相手が剣を握れなくなっちゃ困るわけだ・・・と

【耳障りな音を立てて倒れる樹木、それに目をやる事も無く近くの木に背を預け】

これはどうも、と適当にお褒めの言葉として受け取っておこうか
もっともそのご活躍のせいで名誉の戦死と相成ったわけでね
実に不快で苦悔に満ちたモンだったよ、二度と経験したくない

・・・ああ、用があるとお思いだったりする感じかい?
残念ながらウロついてたら偶然通りかかっただけなんだ、悪いね

【コートの内で両腕を組み、少々視線を青年からずらす】
【そうして目に入る幾本もの倒木に小さく溜息を吐いて】

で、まあなんだ・・・・たまにはただお話、ってのは如何かな?

【他意、含みの類は一切無く―――静かにそんな提案をする】
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 23:29:16.14 ID:OFELKkY0
>>127

おっ!一番高いのか〜
いいねいいね〜

【テンションが上がっている】

ん?やっぱ安いやつにしとくか?

【心配になって見てみると】

んなっ!

【幻のカードがあった】
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:29:49.98 ID:EpVDuJ2o
>>122

………「≪ネル・ナハト≫に比べれば」?
そうね、私はあまりそう考えては居ませんわ
確かに、あの一件は、金の国に大きな爪痕を残した
数百年後に書かれる史書にすら、必ず多くのページを裂かれる事でしょう
……だけど。≪ネル・ナハト≫は、絶望を与えない。寧ろ、希望をすら与える力が有った

≪R.I.P.≫………上に居る者を引きずり降ろせ
カノッサ機関=c…我欲の赴くがままに
この二つは、下になったが最後。そう感じさせる……だからこそ決して負けられない、そう思わされる
と、私は見てますわね

【≪ネル・ナハト≫、結果的に見ればテロリスト集団と纏められるかも知れないそれに対して】
【少女の見解は、ともすれば高評価と取れなくもないもの】
【いや、もっと適切な言葉を選ぶのならば】

………≪ネル・ナハト≫に比べれば、何処も最悪。そう、見えるわ

【まるで、夜の鐘に共鳴する様だった】

【砂糖とクリームで十分に甘味を付けたコーヒーを、舌を火傷しない様にゆっくりと飲み】
【カップは音を立てずテーブルに戻すと、姿勢を正して座り直す】

……そうね、中々考えさせて貰いましたわ、有難う
最後に一つ……と言おうと思ったけど
良く考えたら、殆ど一方的に私から訪ねてばかりでしたわね

交換というのもおかしいですけれど、貴方からも何か有るのならどうぞ
私が知りたいのは、あと一つ

絶対的な力≠ニは、何だと思いますか?

【問う事も無くなったのか、最後と明確に括って】
【彼女が持ち掛けた質問は、非常に抽象的ともとれるもの】
【然し、表情は、これまでの質問のどの場合よりも真剣】
【余所行きの笑顔が、口元から消える程には真剣だ】
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 23:30:23.49 ID:HmFEnHs0
>>117

――……んぅ。

【槍の対処に関しては、多少ではあるが知っている。横へと払い、相手の体の前を空ける=\―……】
【然し。此れが双槍≠ニなってくると、話は全く違ってくる。一度の攻撃で、払い切る事ができないからだ】
【逆に、下手に払えば当然別の手で反撃を貰う事になる――上手いこと出来てる、と彼女は嘆息する】
【だが――思考、其れも自らの戦う気を殺ぐような事を考えていても仕方が無い。ふと瞑目……すぐに開き】


……私も、そうそう簡単に負ける心算はありませんよぅ?
っと、―――追撃ですかっ、厄介な……!

【次なる彼の手――十字を描くような槍の斬撃に対し、エルメアは再び左手の翼を体の前へと持ち上げて】
【迫り来る攻撃に対し、軽く後退。左手を軽く、肩の高さまで上げ、テイクバックを取ると――】


ふ―――――……ッッ!!

【斬撃――其れも、 二つの斬撃の交点 ≠ヨと向けて、エルメアは左手の翼を勢い良く振り下ろす】
【……其の攻撃が完成する前に翼を差し込めば――或いは、彼の攻撃の威力を減衰させられていたかもしれない】
【だが、其れでは何時まで経っても受動的にしかならない。仮令危険でも、自分の攻撃への転回点が必要なのだ】
【――其の為に、彼女が選んだのは。 彼の技と、真っ向からぶつかってみる ℃魔ナあった】

【この行動の結果に関わらず、左手の翼は破壊され、光の粒子となって雲散霧消してしまうことであろう】
【元より、無茶をして体にエンチャントした魔術だ。不完全な魔術に耐久力を求める方が酷である】
【そして――暫くは、左手が痺れて使い物にならなくなるであろうことも、補足しておく】
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:32:28.30 ID:wlzX9BIo
>>128

(わ、笑いおった……いよいよヤバイ人間やこりゃ)

【引きつったままの表情はどうやら固定されてしまったらしく】
【額から嫌な汗がたらりと落ちる】

(いよし、逃げよそうしよこんなワケの分からん所でお陀仏になってたまるかっちゅーに)

【ある程度は生命の危機を感じているようです】
【ずりずりと摺り足で後ろに後ろに移動をして……】

…………………
(あ、あかん反応するべき所やったかここは!?)

【まさか目の前の人物が自分に話し掛けるだなんて思わず】
【むしろ何も言わずに襲って来ると思っていて、言葉を返す事が出来ず】
【ずーりずーりと相変わらず摺り足で逃げている、ナメクジみたいだ】

/>>125
/又の機会によろしくお願いします
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:35:19.06 ID:LUJPGwwo
>>130

え、えっと…………んぇ?

【あてにしていた財布の中身の薄さに、急速な焦りが生じていたが】
【横から聞こえてきた少年の驚愕の声に、思わず間抜けな声が漏れる】

え……これ、のこと?

【サッとそのカードを取り出し、まじまじと眺める】
【キラリーン☆】
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/02(火) 23:35:43.33 ID:kaKeTQA0
>>129
御生憎だな・・・そんな心配が無くとも・・・!
【相変わらずギラギラとした目でそちらの方を向き】
【ダン!とでかい音を立てさせ、その拳を自分の右後ろにある木に叩きつける】
この拳は既に剣を握る事は出来ない!!
【握れぬ一つの理由は自分自身の意志の問題、二つは己の体の問題】
【二つの問題を抱えて、この身は剣を握る事は出来ない】

そりゃあ良いことだ・・・悪党が不快な事になるほど世の為になる事はそう無い!
で・・・?戦死したお前は幽霊って訳か?幽霊なら幽霊で呪い殺して欲しい奴がいるもんだが・・・な!
【完全にその身は怒りに任せている、もはやそんなこと言うまでも無いだろうが】
【以前沈んでいた時と比べれば、ある意味良い方向にはいっているのだが】

・・・一つ言っとくが・・・俺の方から話の種を蒔けると思うなよ・・・
【憤っている、怒っている、今でもこの感情の爆発は収まらない】
【だが先ほど木に八つ当たりしていた人間とは思えない思考で、目の前の人間に八つ当たりしても無意味だ、という考えがこの男から芽生えている】
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 23:41:04.15 ID:z9TI8YDO
>>126

……皆がそう呼ぶから……か
まあ、君が逸れで良いなら……良いんだけどね

【苦笑を浮かべて、そんな事を】
【彼女を何と呼ぶか悩んでいるらしく、呼称では無く「君」と呼んだ】

【「知らない」という返答に、そっか、と小さな声で答えて】
【さわ、と髪を撫でつつ、暫し沈黙した】
【その柔らかな黒髪の感触を楽しんでから、口を開き】

……でも、……
君は―――名前は、鈴音でも良いって言うけど……

『君自身』は、『桜花鈴音』じゃ無いのかな……?

【何気なく、そんな事を尋ねた】
【ちょこんとした仕種や、髪の手触りは似ている。喋り方も、似ている気がする】
【でも彼女自身は、自分が鈴音だと『知らない』】
【ならば彼女は、自分が知っている鈴音という少女では無いのか、と考えたらしい】
【書いている内に中身もオバヒし始めた。何か意味不明な思考である】
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 23:41:27.39 ID:2mKdvASO
>>133
(後退り? ……成る程……オレの「まほうしょうじょ」っぷりに……惚れたな?)

【……何か変な事考えてるぞ、コイツ】
【思考が纏まったところでにやりと笑い、少女へと歩を進め】

おいおい…………照れるじゃないか。

【彼を中心にした半径10mに、少女以外の人類は居なくなった!】
【ショットガンを左手で撫でつつ、更に少女へと近付いて行く……本人は「友好」を表現しているつもりだが……】

【完全に危険人物だ】
【不審者とかそういうレベルじゃねえ】

>>125
/またの機会に!
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 23:41:33.54 ID:OFELKkY0
>>134

うおっまぶしっ!

【この少年はカードの使い方が分からないのだろうか】

あの〜もしかしたらですが、カードでお金を下ろす方法をごぞんじないとか…?

【だとしたら普段カードを使わなくてもいいほど金が入っていると言うことか】
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 23:44:29.34 ID:tEkal/.0
>>132

ッが……!……アーン、カオに似合わずイキなコトするじゃねーか、カッコイイなァッ!!

【『戦斬』の『弱点』とも取れる唯一の一点――それは、斬撃の交点に“差し込んで”、攻撃を完成させないこと】
【一見すれば高威力の斬撃×2のド派手な技だが、突破口は実は立ち向かうことにある】
【万が一単なるバックステップで回避していれば、即座に槍の突きが飛んでくる――それが『罠』】

【『攻撃は最大の防御』とはよく言ったもので、そしてそれはこの『VS・紅丸紅斗』においてはより確かなものとなる】
【彼のスタイルは完全なる『火力特化』――『防御』を棄て、手数とパワーで押し切る速攻タイプだ】
【その脅威的な攻撃を無効化する最も手っ取り早い方法こそ、『攻撃』による『相殺』――】
【しかも、なまじモーションが大きいため、この技の出鼻をくじかれるというコトは――】

く、ぐッ……!

【ビリビリと紅丸の両腕がシビれる――そう、それは威力が大きければ大きいほど、返される威力も大きくなる『カウンター』の原理】
【思い切り振りぬこうとしていたのを途中で止められれば、両腕にかかる負担は半端無い】
【そのうえ下から真上に振り抜くという逆行した一撃を、上から下への振り下ろしで止められるのだ】
【そこには『重力』という概念が付加され、実質の威力(反動)は更に増加する――!】

(だ、がッ……奴(やっこ)サンにもダメージは『アリ』……かッ!
 あの奇妙な『光の翼』は破壊できた……当然だ、ぼくの『戦斬』……そう簡単にノーリスクで止められるかよッ!)

【「攻め」たい……恐らく、この一撃と一撃の交錯は完全に五分五分。互いが互いに体勢を崩している】
【だが、それゆえに――もしエルメアに、更に『手札』があれば、不完全な状態で相手の懐に飛び込むのはまさに自殺行為】
【まして自分は『双短薙刀』を扱えるため手数やリーチの面から見ればエルメアに劣るが】
【エルメアには『魔術』がある――大きな、或いは無限にも等しい『不確定要素』が存在するのだ】

【仮に現在表層に出ている戦闘力、手数やパワーを総合した数値で、紅丸が『100』エルメアが『50』だとしても】
【エルメアには『200』近い『秘められた力』『潜在的能力』がある――それが魔術。と、(少なくとも紅丸は)そう考えている】
【ゆえに『躊躇』する――『追撃』を。ゆえに紅丸が取った行動は、≪仕切りなおしのバックステップ≫だった】

アーン……オタク、やるじゃねェか……面白くなってきたなァ?
……だが、まだまだここからだろう――――?……≪ ウォー・ブリンガー ≫ッ!!

【そして――ごゥ、という灼熱音と共に、槍の穂先に『火焔』が纏われる】
【バックステップによる体勢建て直し+能力付与による後々の決定力アップ――紅丸が取った行動は「それ」だ】
【だがこの『隙』は、同じ用にエルメアにも『チャンス』を与えるだろう】
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 23:47:48.00 ID:HuKNEWco
>>131

【――――…『違う道を行っていたなら』、の話だ】

【この青年は、≪ネル・ナハト≫に共鳴していたのかも知れない】
【……その一歩横を歩く%y壌は間違いなく備えているからこそ、“惹きつけられた”かも知れない】


―――――……、…………。


【――…だが、今の彼には沈黙≠ナ以って其れに返す事しか出来なかった】
【「判らないでも無い」、と言うのが正直≠ネ感想だが――其れを口に出すには、『淵』から離れすぎた】
【……尤も、感想≠烽ネいほどに“正義”へと傾いては居ないのだろうが】


 【―――、―――こつん】


【彼女の質問に続いたのは、よく響くカップの音】

【ルーミアの視線に向かった#゙の双眸は―――…何か、彼の深いところ≠ェ露に成った様で】





                          暴 力 




            【―――――……一言、理想もクソも無い答えを、彼は応えた】
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:49:19.73 ID:wlzX9BIo
>>137

(うわぁ……うわぁ……)

【生命というかもはや自分の存在レベルの危機に瀕しているような気がしてきました】
【挙句にやりと笑い近づかれれば……】

(むっ無理っ!勘弁っ!!さいならっ!!!)

【くるん、と反転背中を青年に見せながら】
【脱兎の如くに走り始める、少女の脚はそれなりに早い下手をすれば見失ってしまうだろう】
【なんだか涙目になっているような気がしないでもない、というかなっている】
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:49:42.05 ID:WTCqsGIo
>>135

へぇ・・・・・・、・・・成程ね

それで君は俺との約束、如何するつもりなんだい?
俺個人としては割りと楽しみにしていたんだがね

【普段通り、死んだという前から一分も変わらない薄笑い】
【それを打ち消す怪訝な表情で調子を変えずに尋ねかける】
【身体を預けたばかりの木からは背を離して、腕組みも解いて】

悪党とは失礼な、機関員だからって悪扱いは止めていただきたいもんだ
こっちからみりゃ君らの正義だって悪なんだよ、お分かり?

相手にもよるが、呪い以外の方法でよければやらんでもないがね
幽霊かどうかは・・・・・そうだな、触りたきゃ触っても構わないよ

【落ち着いている、と自分で認識できる程度の自身の精神】
【対して噴火する火山のような相手のそれには、やや頭を悩ませた様子で】

ふむ・・・・・そうだな、単刀直入にネタを振ってみるが
どうやったら其処まで怒れるのか、とでも聞いてみようか
俺の場合“そうなる”ってのは先ず無くてね、良ければ話してもらいたいもんだが

・・・・ああ、勿論イヤなら話す必要も無いし別の事に変えてもいいが
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/02(火) 23:51:58.04 ID:wVt.HgI0
>>136

……ん、いいの。
私は、何も……知らないから。

【この子としては、それでいい、らしい?】
【人に合わせておけばとにかく大丈夫、とか思ってそう】
【こくっと頷いて、撫でられる感覚に、何となく機嫌よさげな表情を浮かべて】

ルシアがそうだ、っていったから……、そう、なの。
……だって、それ以外は、私……知らない、から。

【人がそう言うから、と】
【なんだか、自分の意見の欠片も無いようなことを返して】
【ぎゅ、と。若干怯えたような、困ったような表情で。胸の前で合わせた両手を、握って】
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:53:40.12 ID:LUJPGwwo
>>138

え、え? ………?

【完全に訳が分かっていない様子】
【カードを手にし、ぽかんとしている】

【もちろんこの財布は少年の物ではない】
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/02(火) 23:58:14.69 ID:OFELKkY0
>>144

あー…わかっちまった、わかっちまったよ。

【少年はその財布を誰かから盗んだのであろう】
【違うにせよ、そう考えるのが常識的だ】

その財布はどこから手にいれた?

【取引不成立である】
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:59:27.29 ID:EpVDuJ2o
>>140
【間も、流れる空気の温度も、何れも】
【静かに待ち続けるのに、障害は無い】
【たった一言の答えでも、それは十分すぎるほどに理解出来る】
【理想を持たない者の言葉、そう取られても仕方が無い物、と】

暴力=Bええ、近いのかも知れませんわね
但しそれは………飽く迄、『個』の力に過ぎません
例え、ライオンであろうと……群れを為した猛牛には及ばない
いいえ、力を結集すれば、人間でさえライオンを狩る事が出来る
爪も歯も脆く、顎は叩けば砕ける。皮膚は土と擦れれば避ける、かよわき生物ですら

故に、私は私の問いに、こう返します
絶対的な力≠ニは?何者にも異論を唱えさせず、目的を通す力とは?
思想を交わす事など無く、ただ動かすだけで意思を叶えられる絶対≠ニは?



              軍 事 力 



【己の見解、其処に理想は見えるのだろうか】
【個の力ではなく、個の集合の力。個を歯車として完成するカラクリの力】
【それを、己の絶対≠フ解釈として述べて】

……御馳走様、偶にはコーヒーも悪くは有りませんわね

【席からすうと立ち上がると、小さく頭を下げた】
【奢らせるつもりで居たのか、財布は取りだそうとしないが】
【青年が何か動作を見せるまで、直ぐ隣に立ち続けるだろう】
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 00:01:08.79 ID:XZ4N3zo0
>>139


――ふふ、それはどうも……ッッ!!

【カッコイイ=\―歳若い少女に余り相応しいような言葉ではないが、彼女は褒め言葉だと受け取ったらしい】
【一つ、不敵に微笑んでみせながら――思考する。自らが打つべき、その一手。否……彼の手も合わせた、“戦況≠】


(……現時点で、ダメージに関しては五分、ですね。状況も五分――)
(パワーに関しては圧倒的に私が劣りますし、このセッティング……跳ね橋の上のみ≠ヘ、魔術師不利。)
(ですが――こっちには、まだまだ様々な手札が残されている。其れを上手く使えば勝機はある――!)


……今度は、此方が攻撃する番ですッッ!

【彼の見立て通り、エルメアも紅丸と同じく、体勢を崩している。――――崩してはいる、のだが……】
【魔術≠フ利点は、体術から切り離されている%_にある……つまり、充分な体勢が取れずとも】
【自らの、魔術を発動するという意志≠ウえ確りしているのなら、此処からの攻撃も可能となる――!】


―――― レインボウ・ジャッジメント <bッ!!

【横に倒れかけながら、エルメアは紅丸を右手で指差す。同時に彼女の頭上に展開される、魔法陣=z
【其処から光のレーザー≠ェ発射され――紅丸目掛けて宙を裂き、暗い夜闇を駆けて行く】
【速度は、其れ程大きくは無い。だが、角度の付いた一撃――対処は、普通の攻撃と多少違ってくる】
【……この魔術に於ける彼女の目的は、牽制=\―其れに尽きる。そう判断できるであろう】

【――――其れを証明するかのように……!】


……ふ、ッッ!!

【一瞬だけ、彼女の背中に現れた――希薄ではあるが――光の翼=c…レビテーション=c…?】
【其の翼が――倒れかけていた彼女の体を、無理矢理起き上がらせ、しっかりと橋の上に立たせる】
【――きっ、と睨み、一歩前進をする彼女。手間取れば、何時でも踏み込めるぞ≠ニ――――!】
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 00:01:12.46 ID:WSkExISO
>>141
あっ!

【小さく、そう言って】
【舌打ちを一回。流石に自分の失態に気付いたのか……程々なスピードで、少女を追いつつ】

(またこのパターンか……最近の女の子は照れ屋なのだろうか)

【……駄目だこいつ全く気付いていねえ】
【スピードも程々な訳でも無い……こいつただ足が遅いだけだ!!】

待て待て待て! オレは不審者じゃない! ただの可愛いコスプレイヤーだ!

【駄目だこりゃ】
【まず可愛くは無い】
【不審者だ】
【極めつけに、走り方もなんかキモい】
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:02:19.08 ID:2bwDer2o
>>145

な、なんだよぅ。誰のだっていいだろっ!
っていうか……この財布、ボクのだもん……!


【しどろもどろ。完全アウトです】

【咄嗟に財布を隠すように後ろ手に回す】
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 00:03:54.34 ID:zq4MLaI0
>>142
あの契約に期限など決めていなかったはずだ・・・精々気長に待つことだ・・・
・・・生憎と俺も剣士、そう長く剣を捨てたままでいる気は無い
【木を叩きつけていた腕を下ろし、力なく両手を下に下げる】
【半分、嘘だ。あくまで握れないのは自身の腰に挿してある剣】
【あの剣は見た目よりかは重く、彼にとっては誇りであり形見、故に揺らいだ信念のまま持つことを良しとしない】
【彼は、この剣以外ならば持っても良いのだ、本当は。だが、あえて剣を握れないというのはある一種の策だ、誰と敵対しても戦力が半減していると思い込ませるための】

君ら?・・・何を言っている・・・俺は俺、俺自身の信念、正義を持って生きている
何処の誰のことを指しているかは知らないが、一緒くたにまとめられるのは迷惑だ・・・!

ああ、ああ!本当!藁にも縋る思いだから言っとくよ!水の国の資産家!ヴェイス家の家長!
自身の娘をクローンのサンプルにし、その為に誘拐をも行う糞野郎!
【名前を知らないのか、ファミリーネームは知っているようだが】
【内心悩んでもいる。この件に関して自分は憤る資格があるのか、だからつい、この怒りの矛先を向けている相手の話をした時、僅かに顔を下に背けてしまう】
【しかし、悩む以上に憤る感情が強いようだ、圧倒的に】

・・・自分の娘を、実験対象として扱う最悪な父親を見たら、だよ
自分の子供を自分に逆らったからって何の迷いも無く私兵部隊差し向けて殺しにかかれる糞な父親を見たらだよ!!
【嘘は言って居ないが真実を全て言っている訳ではない】
【自分がある人間に謝りに行こうとした、だがその人間は攫われてしまった、それが奥底にある理由】
【だがそんな事を彼に言うのは、悪党に自分の弱味を見せるみたいで嫌だった】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 00:04:13.36 ID:1HMKgSgo
>>146

【人間は大きく分けて、『二種類』に大別出来る――彼は、そう考える】
【即ち、力に屈する人間≠ニ力に屈さない人間=c…『強い』者と、『弱い』者】

【――――――……圧倒的な暴力≠ヘ、卑怯だ】

【屈する人間≠ヘ傘下に置き、屈しない人間≠ヘ排除する事が出来る】
【有り得ない事にしろ、“誰よりも強ければ”……『最強』なら、其れは絶対的≠ノ直結する】

【其れは何も、世界全体≠フ話ではなくともいい……「国」でも、「仲良しグループ」でもいい】
【『コミュニティ』の中で最強ならば=\――その中では、『絶対的暴力』が発揮出来る】
【その意味では、或いは軍事力≠内包した物……其れが、彼の言う暴力≠ナ――――……】





             …………ああ、駄目だ。 僕、あなた嫌いですね。



152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 00:04:41.37 ID:1HMKgSgo
>>151
/途中投稿、少しお待ちを
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 00:09:09.09 ID:1HMKgSgo
【人間は大きく分けて、『二種類』に大別出来る――彼は、そう考える】
【即ち、力に屈する人間≠ニ力に屈さない人間=c…『強い』者と、『弱い』者】

【――――――……圧倒的な暴力≠ヘ、卑怯だ】

【屈する人間≠ヘ傘下に置き、屈しない人間≠ヘ排除する事が出来る】
【有り得ない事にしろ、“誰よりも強ければ”……『最強』なら、其れは絶対的≠ノ直結する】

【其れは何も、世界全体≠フ話ではなくともいい……「国」でも、「仲良しグループ」でもいい】
【『コミュニティ』の中で最強ならば=\――その中では、『絶対的暴力』が発揮出来る】
【その意味では、或いは軍事力≠内包した物……其れが、彼の言う暴力≠ナ――――……】





             …………ああ、駄目だ。 僕、あなた嫌いですね。




            【――――……だから、森島は暴力≠ェ嫌いだ】





【理解≠ニ共鳴≠ヘ違う……―――丁度、≪ネル・ナハト≫の其れと同じように】
【「判っているからこそ」、彼には其れが反吐の出るような&ィに感じられた】


【彼は無言で立ち上がると――…レジに札を一枚叩きつけ、足早に店を出るだろう】
【制止するもしないも、追うも追わないも彼女の自由……何もしなければ、去る事になるだろうか】

/訂正版です
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:09:20.01 ID:.kV1TdAo
>>148

(嫌やー!こんなキモイのに追われるのは嫌やー!!)
(でも逃げな何されるか分からんし!)

【恐怖が足音を立てて追ってくる】
【精神状況とか色々とグチャグチャだった】

じゃかあしいっ!そんなキモイ格好のヤツが不審者じゃないわけあるかっ!
しかも自分で可愛いとか言うなっキモイわっ!!存在がゲヘナやっ!

【いちいち返す辺り几帳面なのか、或いはノリなのか】
【振り返らなかったのが幸いしたのかその走り方は見ずに済んだとかなんとか】

(……と、取り敢えず路地に隠れ……まてよ……)
(こういう場合は殺られる前に殺れ、や……)

【よからぬ事を考えたらしい】
【その瞬間の表情は悪者のそれだったとか何とか】

……あそこやっ!

【走る途中、見えてきた路地に飛び込もうとする】
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 00:09:47.54 ID:PRTYHdY0
>>149

…はぁ

【溜め息一つ、その直後】

よいしょっと!
ドガン

【少年の足元のレンガが丸く浮かび上がった】

キュウゥン
これでよし、ほら。

【少年はそのレンガに何かすると、彼に手渡した】
【『盾』だった】
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 00:11:17.39 ID:1HMKgSgo
>>153
/うぬぁぁぁぁああ!!!>>146へのレスですッ!!!
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 00:12:33.00 ID:wuZ6NEs0
>>147

――先に言っておくぜ、安心しな。ぼくはこの『焔』でオタクを焼き払うよーな真似はしない。
ここが『戦場』であるなら容赦無く、ぼくはオタクにこの火焔の突きや薙ぎを叩き込むだろう……
この刃がオタクに直撃すると見た瞬間、ぼくはこの焔ごと刃を消滅させる。そこは「安心」してれていい……

【まるで巨大な『トーチ』にも見える――二本の火焔を纏った『双短薙刀』を構え】
【或いは彼の燃え盛るように変質した髪型と合わせて3つの炎――紅丸は佇む】
【湖風に、ややサイズの大きい黒いタンクトップがはたはたとはためく】
【気温は決して高くないが、露出した筋肉質な腕や肩、その額には、じわりと汗すら滲んでいた】

だが――“なら 何故”今、ぼくはこの穂先に火焔を纏わせたのか?
単純な理由だ……オタクの「恐れ」を引き出そうとしているからだぜ、エルメア……
「生物」は……『火』を「恐れ」るんだ……それは「好き」「嫌い」を超越した『本能的次元』!

『戦い』という領域においてなら……それは“殊更”になる……
“幾重の恐怖がオタクを包み込み……動きを鈍らせる……『躊躇』させる……
 ……そして『躊躇イコール敗北!』”……それが『方程式』だ……

【――きぃ、と紅丸の左腕の義手が小さく鳴く】
【これだけハードなバトル、槍の扱いにも耐えられる高性能――奇しくもエルメアが先日撃破した、『アクセルヘッド』の作品なのだが】

……脳ミソ筋肉のパワーだけの阿呆じゃねェってことを丁寧こいて説明したうえで……
さぁ……『カチ込む』ぜ……今再び……――――


――――『上』かッッ!!

【エルメアの頭上に展開した魔方陣――本能で、其処から攻撃が放たれることを悟ったのか】
【或いはエルメアの言葉、指差すというモーションが推測のキーとなったのかは定かではないが】
【一直線に放たれる流星の如き一閃に、紅丸は――】

(――元より『防御』なんてものは無ェッ!槍二本で受けられる範囲なんざ、交叉した柄の極めて薄い一点のみッ!!
 『振り下ろし』には強くても、基本は『受け流し』――まして『射撃』なんてェのはトコトン分が悪いッ!
 つまりぼくの中において『選択肢』は『ただの一点ッッ!!』)

――――『突破』あるのみだろォォォォがァァァァァァァァッッッ!!!

【紅丸は――だん、と。あろうことか、強く一歩を踏み込んで】
【限りなく体勢を低く、低く――或いは無謀にも、エルメアに向かって突っ込むように駆けようとする】
【『角度』のついた一撃――『理論的』にはそうだ。エルメアに近付けば近付くほど、上下という観念から見た『回避スペース』は大きい】
【射撃が届くよりギリギリで早く踏み込めば、しゃがみでも回避できる地点に至れる――】
【――駆け抜ける閃光が、紅丸の逆立った髪を一部掠めていく。だが、紅丸は怯まず、歩みを止めず――】

――『手間』なんてかけさせねェッ!初ッパから『激突』あるのみッ!!
『来い』エルメアッ!!オタクが行かずとも!!ぼくが其処に突っ込むぜッッ!!!

【両槍に纏う火焔が引き摺られ、橋上に赤い軌跡を描く】
【レインボウ・ジャッジメントの閃光と紅い煌きが交錯し――今、再び迫る激突――!】
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:16:31.12 ID:2bwDer2o
>>155

わっ?! ………………?

【突然起こった破壊音に一瞬身を竦めるが、】
【手渡された『盾』を、ポカンとしながら受け取る】

え、いいの? これ?

【ちょっと重かったのか一度屋根の上に置きつつも】
【拍子抜けしたように少年を見つめる】
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 00:17:13.09 ID:SYKGvUDO
>>143

……人が、言ったから……
……そもそも、何故ルシアさんは、君を鈴音だと言ったの?

【うーむ、と悩みながら】 
【逸れでも撫でてる女性。傍から見れば危ない光景です本当にry】

……、……

(……やっぱり、鈴音にしか見えない)
(雰囲気、容姿……余りにも似過ぎてる)

【ルシアさんが、彼女を鈴音だと言った理由も分かるけれど、と考えた】

【そこまで考えて――――漸く彼女は、こんな事を思う】


【目の前の子が、鈴音だとしたら】
【あの、自分が知っている鈴音の身に――――何か、あっただろうか?】
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:18:59.21 ID:sISgIo2o
>>150

・・・・そうかい、ならこれ以上は何も言わないさ

【「それでいい」、と先程までの薄い笑いをその表情に取り戻す】
【彼としては戦えればそれで良い―――或いは、それが数年後であってもだ】
【それだけの価値が有ると踏んだ約束だからこそ口出しはせず】

君、Justiceの御方々、対機関連合の皆様
一様に機関を悪と見ることに変わりは無いだろうから、君“ら”
イヤだってのなら区別して考えておくがね

・・・・へえ、あのヴェイス家にも家長ってのは居るんだな
憤る理由も殺して欲しいって対象もソイツ、か・・・・・

【暫しの沈黙―――顎に手をあてるだとか、そういったポーズは無い】
【とはいえ言葉を切った事や表情の変化、それらで思考中とわかるだろうが】

父親、ね・・・・俺の親父も褒められた野郎じゃなかった、実にイラつく相手だったよ
殺してやりたいと何度も思ったモンだが、他家でもそういうヤツがいるとはね・・・
ふむ・・・・ま、機会があれば私的に動いて狙うくらいは構わないさ

機関の軍を動かすのは難しいけどね、俺にも立場ってのが有る
もし出会ったら人となりを確かめ次第ってとこだな


161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:20:28.43 ID:74vbvGEo
>>153
【指一本動かすだけで、声一つ掛けるだけで、その目的が達成出来るのなら】
【東西に奔走して南北に跳梁し、目標の為に邁進する事を省略出来るのなら】
【それを可能にするのは集団の力で有り、『個』の集合の力だ】
【暴力≠フ加算、それを繰り返した先には】

……軍備なくして、国は語れませんわ
力が無ければ、何を言おうとも机上の空論なのですから

【絶対的な軍事力≠フ形成が待つ】
【『個』でも、只の暴力≠ナも決して届かない境地】
【その下に有るならば、全ては懸念事項足り得ない】

嫌い、というのは非常に感情的な言葉ですわ
例えるなら……そう、「9という数字が3つ続いたから今日は良い事がある」。そう考える程に
理性を伴わぬ感情は………飽く迄、『個』の中に留めておきなさい
それを表に出してしまえば、其処までですわ

だから、私は貴方にこう言葉をお返しします
「貴方が私を嫌いでも、私は貴方が嫌いでは有りません」と

【最後に、もう一度余所行き用の笑みを作る】
【自分の好悪の感情は、裏に隠して鍵を掛けて】


尤も……私は、好き嫌いが少ないのが自慢の一つではあるのですけれど

では………ごきげんよう

【ドレスの裾をつまんで、舞踏会の如き一礼】
【去り行く彼の背が見えなくなるまで、彼女は其処に立っていた】


/お疲れさまでしたー
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 00:22:52.78 ID:1HMKgSgo
>>161
/お疲れさまでしたー!
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 00:24:25.82 ID:AStVON20
>>159

ぇ、あ……。
……それは、聞いて、……無いけど。

【相手の質問に、なんか困ったような声を漏らして】
【少し小さな、声で。そう返して】
【そこは分からない、みたい】

…………。

【相手の思考など読めるわけも無く、相手が黙っていれば何となくこちらも口を噤んで】
【……いたのだが、ふと。何かを思いついたように、そっと顔を上げて】
【相手を、じぃと見つめてから】

……、あの、……名前、は?

【なんて。唐突に、そんなことを尋ねて、ちょこんと首をかしげた】
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 00:25:48.02 ID:PRTYHdY0
>>158

ハバネロガムのお礼だよ

【本当はたんにこの少年が気の毒だったからなのだが】

いいか何て聞いたらダメって返されるかもしれないぞ。
効果が通用するのは三回まで、発動っていったら発動、停止っていったら停止だ。
発動してないときはただのレンガのかたまりだから気を付けろよ。

【少し考えてから】

財布の持ち主から逃げるときとか使えるんじゃないか?

【そういって笑った】
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:26:51.69 ID:WSkExISO
>>154
ひ、ひどいぞ! オレほどのナイスガイに対してゲヘナだなんて!!

【その独特の走り方で少女を追い掛けるその姿……まさに変態という名のド変態】
【青年の背後では自警団とかが騒いでいるが……青年はそれすらも気にしない】

(この辺りの路地はオレの庭だからな……ま、追い付けるだろ)

【少女の思惑等知る筈も無く……その後を追って、路地へと入って行く】

/遅れました
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 00:32:57.84 ID:XZ4N3zo0
>>157

――……。

【――彼の云う事は、然りである。 炎 ≠ニいう物は、生物の恐怖心を非常に強く煽る物なのだ】
【燃えるから、熱いから……否。人が脳で考える以前に、もっと深い所にそう“刻まれて≠「るのだから】
【……戦略的に見ても、そういう観点から見ても――炎を纏った彼に対し、突っ込む事は躊躇われる】
【だが然し――この状況、死中に活を見出す心算で当たらねば、逆に手酷くやられかねない……!】

【ならば……此処から打てる一手など、もう決まってしまっているような物ではないか―――ー】


――云われずともッ!コッチのやる事なんて……もう、決まっています!
だから――真っ向勝負あるのみ、ですっ!

【すうっ、と。先程彼がしたように、右手を左腰の近くへと降ろす。――……居合いの構え≠ナある】
【一見、彼女は丸腰……武器の一つも持ってはいないように見えるが、此処に於いて其の行動をするという事は――】


Call→Gospel=\― セイクリッド・ロアー =\―――ッッ!!

【当然、何らかの意味を為しているという事であり、其れが何であるかは――紅丸は、すぐに見る事となろう】
【彼女が、右手を斬り上げの形で振るうと同時、右手から発される白い光……抜刀=z
【其の手に握られたるは、聖銀の杖件、ゴスペル=\―彼女の所有する、唯一の物理攻撃用の武器である】
【突進してくる紅丸へと合わせるように彼女が放ったのは、剣による斬り上げであった】

【――其れが単なる斬撃であれば、紅丸の槍の一撃で、容易く破れる筈だ。何せ、相手は女子供なのだから】
【然し、其れが魔術師が放つ、仕込みを孕ませた剣の一撃≠ニなれば――どうであろうか?】

【セイクリッド・ロアー=c…其の魔術の効力は、天使術による単純な光の魔弾≠ナある】
【彼女は其の光の魔弾≠、今しがた抜刀した銀の杖剣から、斬り上げと同時に放つ――!】
【其れは、左手が不自由な分減衰する威力を庇う為であり、彼に間合いを測らせ難くするためでもあり】
【何より――奇襲=c…この一撃が功を奏したならば、彼の領域へと踏み込む大きな足がかりとなる筈だ――!】

【――魔術と剣術、二段構えのエルメアの一手。対する紅丸の一手や、如何に――……?】
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:33:49.36 ID:2bwDer2o
>>164

………! …………………………。

【少年の言葉を真に受けたのか、微妙な表情をする】

へえ。はつどう、ていし……うん。
―――三回まで。うん。

【確認するように何度も呟いてみた】
【顔に「わくわく」と書いてある】

そんなのボク一人でもちゃんと逃げれr………
あ、いや、っていうかこの財布、ボクのだもん!

【アウトー^q^】
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:34:03.03 ID:U0Ztemco
>>26

わわっ!
おっとっとっと!?

【身長差故か歩幅が悲しいほど合わない】
【手を引っ張られ、半ば片足跳びになりながらもなんとか付いていく】

あ、あんまり汚い言葉使わない方がいいと思いますよっ!?
女の子…というか、お嬢様ですし…!

あと───ごめんなさいっ!
やけどに気をつけて!
出来ればアルトさんのことは諦めて、元気に過ごしてください!
それではっ!

【その端麗な容姿のどこから飛び出したのかわからない汚い言葉に苦笑い】
【同じく一度だけ振り返り、謝罪の言葉と敵なのに心配する言葉をかけると向き直った】
【今更ながらこの子は戦闘に対して致命的にまで甘すぎる】

……出れたー!
はぁっ…はぁっ…
思った以上に、疲れました…

【安心感のある綺麗な街灯と通りゆく人々】
【魔翌力を託した分、疲弊が大きいのか息が上がっていて】
【もうそろそろ寒くなる時期か、夜空に白い吐息が舞い上がる】
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 00:34:50.31 ID:zq4MLaI0
>>160
ふん・・・もういい・・・悪党からどう見られようと、他人からどう見られようと俺は俺だ・・・
【そんな当然の事も気付けないほどに頭の中身は疲れ切っているようで】
【しかし多少の余裕は戻ったようだ、まぁそれもそうだろう】
【目の前にいる相手が冷静で、自分が何時までも感情を爆発させているのは色々アンバランスだ】

あぁ、最悪な父親どころか最悪な人間だ・・・顔も知らんがそいつのことを考えれば
機関の事すら霞んで見えるほどにな!!!
【更に余裕を戻したのか、左の拳に魔力を篭めてまた、別な木を殴る】
【力と魔力の両方を篭めたせいか、一撃で大きいヒビが樹木に入る】
【何はともあれ、魔術が使えるほどには落ち着いている】

褒められない人間なんて何処にでも転がってる・・・!どこもかしこも・・・!
そういうことを思う時は自分自身の運はまだ良いと改めて思うさ・・・自分はなぁ!
【自分自身の、と言う事は彼の家庭は、彼の父親はヴェイスやロンド等のものとは違い高潔、だったのだろうか】
・・・私的にだけ動くのはありがたいねぇ・・・ロンド個人に借りを作るのと機関に借りを作るのならまだ前者のがマシだ

私兵軍隊が大量に居るそうだからな、クローン人間だとかな、精々沢山殺して最後に相討ちになってくれ・・・
【一応、彼なりのこの県に対して動く際の注意なのだが、最後に憎まれ口を叩くのは相手を最終的には敵となると認識しているからだろう】

・・・そういや、機関といえば、この前カリナトゥスにあったな・・・身分を詐称してだが
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 00:38:36.96 ID:SYKGvUDO
>>163

……ん、そっか……
でも、ルシアさんが君を鈴音だと言っていたの、分かる気がする

【薄く微笑みながら、そう答える彼女】
【姿が変わっても、彼女は紛れも無く鈴音だと思った】

【そして、彼女の問い掛けに】

……、あっ、そ、そうか……まだ、名乗って無かったよね

【一度慌ててから、少年の様に頬を掻き】

僕は、夢幻檸檬
職業は、フリーターに近いかな

【無しょ…誰か来た様だ】
【そして、一度瞳を伏せてから、話を纏める様に】

……とにかく、君は……鈴音なんだね
……だとしたら、君の身に何が起こったのか、気になるけれど……

【「その辺は、誰か知ってるかな」と呟き】
【恐らく、人に尋ねたりするつもりなのだろう】

改めて―――久しぶり、鈴音

【気を取り直す様に、一度撫でるのを止め、右手を差し出した】
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:39:40.06 ID:.kV1TdAo
>>165

いっぺんでええからその格好を鏡で見てみい!

【そんなこんなで路地に入って】
【直ぐに少女は作戦を行動に移す】

(…………これで顔面をぶっ潰したるっ!)

【その作戦は至極単純なもので】
【路地を入ってすぐに角に身を隠し、数秒後に追って来るだろう青年の顔に向けて】
【肩にかけていたエナメルバッグをぶつける、というものである】

【顔面を狙う辺り結構酷い】

おら゛ァ!!いてまえっ!!

【そんなこんなで青年が路地裏に入った瞬間に肩掛け紐を掴み遠心力を加えながら】
【顔面に向かって振る、中身に教科書などが入っていれば相当なダメージを負うだろうが】
【入っているのはジャージやら弁当やら比較的その重量は軽い】

【振りかぶる瞬間の顔は悪者の(ry】

/いえいえ大丈夫です
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 00:43:40.01 ID:AStVON20
>>170

……そう、なの?

【なんて。知らないから、そんなことを口にして、首をかしげて】

…………檸檬、覚えた。……檸檬。
うん、覚えたの。

【なんか、嬉しそう】
【相手の名前を、数度呟いたりして、最後にこくっと頷いて】
【結構笑顔。きっと嬉しいんだとは思うけれど】
【ドア開けちゃ駄目だよ!】

【それから、相手の言葉には】
【「知らないけど」とか、何とか。もごもごと小さく呟いて】

……ぁ、と……。
……その、……はじめまして。

【相手の言葉とは違う挨拶を返して】
【左手でぎゅっとワンピースを握りながらも、そっと右手を差し出して】
【恐々、という言葉がぴったりな感じに、相手の手を握れば】
【相手に伝わるのは、暖かさではなく。お世辞にも生きてるとは思えないほどの冷たい体温、だろう】
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:47:49.32 ID:sISgIo2o
>>169

(最悪な人間・・・・・まあ、話を聞く限りじゃ相当アレだ)
(クローンだの実験だのと何処かの議員を思い出させるようなのが気に入らない)
(取り合えず接触があれば気をつけるに越した事はない、か・・・・)

・・・・まあ、取り合えず落ち着く事を薦めてみるけどね
何時までもそうやってようが勝手だがガキっぽいぞ?
どうせだったら大嫌いな機関辺りの連中を倒したほうがお得だろうに
ブレイザーシティ辺りになら幾らでもうろついているだろうしね

【活火山の如く樹木へ怒りをぶつけるライクの様子に小さな溜息を一つ吐く】
【続けて言った内容は議員らしからぬソレだが―――理由はある】
【それは簡単に言ってしまえば“自身に直接の関係が無いから”なのだが】

カリナトゥス・・・・ああ、どうやら『裏切り者』って扱いだそうだね
俺としちゃなんとも信用ならない話だと思うよ、彼女の元上司然りだ
・・・・しかし、裏切り者って事は見つけたら排除するべきなのかね・・・?

【薄い笑いと肩を竦める動作――冗談でも言うかのように、ポツリと零す】
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 00:49:21.57 ID:PRTYHdY0
>>167

じゃ、『おまえの』財布が盗まれないよう願ってるよ。

【そう言うと、足元のレンガを吹き飛ばし、普通ではあり得ない跳躍力で跳ねていった】

/乙でした!
/盾は発動可能回数が三回、発動時間が1〜2レスです。
/発動中の盾に触れた攻撃は絶対に防げます
/ただあくまで盾でばりあではありません
/そこらへんはバランスを見て使ってください
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 00:51:30.59 ID:cRxeXh60
>>166
(――――来たなッ!)
【『斬り上げ』だ――『問題無い』……このままの勢いで『左の槍を上方から叩き付け』れば潰せる】
【恐らく突進の勢いをそのまま利用すれば、彼女の力が見た目どおりなら――剣を弾いて『一本』取れるッ!】
【紅丸が、その赤い双眸で『勝利』を見据えはじめた――その瞬間、或いは交錯の一瞬だった】

――――なッ!?
【放たれた『セイクリッド・ロアー』……それは確かな『奇襲』と相成った】
【一瞬よりも一瞬の領域で、紅丸の思考が疾風の如く駆け抜ける】

(“やりやがった”――!タイミングは『完璧!』完全に『奇襲』!『喝采』しか無ェッ!
 予定通りのモーションでは『届かない!』槍のリーチゆえにエルメアに届く一手前にあの光弾がぼくに当たる!
 かといって、あの光弾を相殺すれば――止まらないッ!その「隙」を突かれてぼくは負けるだろう)
【もう『小回りの利く行動』という選択肢は排除されている――全霊で、低姿勢で此処まで駆けてきたのだ】
【今更ブレーキなど間に合わない……ならばどうするか?……『ならば』……(――“いいぜ……「ならば」……!”)】

【突如――どし、と橋全体を揺るがすかのような力強い『右足の踏み込み』】
【それに『全体重』を乗せるかのように(――光弾が迫っている)――紅丸は――】

“お、ォっ……オ、ぉぉォォォォおおおおッ……!”
【びし、びき、と足の筋肉が悲鳴をあげているのを感じる――だが『構わないッ!』】
【突進の勢いをすべて、“殺さずにこの足一本で変換する”――『上』へ……『上へ』ッ!】
【そう、『ならば』“止まる必要などない”――ブレ―キングはいらない。『変換』する……『ベクトルを上へッ!』】
【この『右足』はそのための『レールチェンジ』だ……脅威的な速度で突進してきたトレインの方向を変えるッ!】
【そう、ならば『突破』する――如何なる困難逆境障壁も、まとめて『突破』する……『上』へッッ――!】

【突破――】

おおおおおおおおオオオオオオオオ、
【突破――ッ】

オオオオオオオオオオオオオらぁあああああああああああああああああああああああああッッッ!!!!
【圧倒的に突破ッッッ――――!!】


飛びやがれェェェェェェェェェェェェェェェェーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!
  ≪ 荒 嶺 斬 ≫ィィィィィィィィィィィィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!

【突進、踏み込み、全体重を右足に乗せ――低体勢から、反動を利用した脅威的『バネ』ッ!】
【立ち上がる、或いは飛び上がるような勢いと共に振り抜かれる、右手の短薙刀の火焔を纏った上昇斬】
【『選択肢』――『セイクリッド・ロアーを破壊し!』更にそのままそのリーチで『エルメアを追撃するッ!』『攻撃』あるのみ!】
【完全な『上向き』ではない。やや『前進』を加えた一撃――死神のカマの如く、或いは意識を断ち切る拳士のアッパーの如く】
【天を穿つ勢いで放たれる≪荒嶺斬(アラレギリ)≫――まさしく荒々しい嶺の如く、聳えたつような火焔ッ!】
【もしくはその火焔と相俟って、『火山の噴火』の如くエルメアに襲い掛かる――】

【だが――この一撃は確かに派手であるし、威力も相当のもの(――直撃の瞬間に消すが――)であることが伺えるが】
【同時に大きな隙も存在する――もし対処できたなら、紅丸の身体は完全に伸び切っているのだ】
【即ち“対処さえできれば!”この攻撃に『カウンター』を叩き込むことは全くもって容易】
【カウンターを放つ暇がなくとも、“対処さえできれば”もう紅丸の右足に残ったダメージは甚大だろう】
【斬り上げのモーションでエルメアも伸び切っているかもしれないが、セイクリッド・ロアーが齎した一瞬が、彼女に立て直す隙を与える】
【残るは眼下迫り来る『大噴火』――その『恐怖』を『凌駕』することこそが、『勝利』へと直結するのである――!】
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:52:36.15 ID:C7Aqc8oo
>>168

【闇を抜け、肩で息をしているが、少しだけ落ち着いて】

本当に疲れたわ。本当に…。

【全くやれやれ――、と笑う。ふぅ、と息を付く。脅威から逃れた、一時的に逃れた安堵】

【月昼は死んでいないだろう。そして、死なない限り、また追われるのだろう】
【だが、今は。今だけは、もう安全だ。確証にも似た、そんな予感】

大丈夫? 大分、疲れているようだけど…。

【聞きつつ、左腕を掲げ、おもむろに指を鳴らす。パチンと音が弾け、そこから放射状に炎が小さく空間に走る】

あっつっ!――…むぅ。。。

【左手をにぎにぎ】

【やはり熱い。ならばさっきのは何だったのだろうか。火事場の馬鹿力的なもの? 死地にて熱さを忘れて感じなかったのか――】
【何かが身体を駆け抜け、その瞬間、全てが上手くいきそうな気がした。誰にも負けない、そんな気がしたのだ】
【あの力は、一体――】

【魔翌力を持たず、知識も無いアルトが、その謎を解くには、今しばらくの経験と時間を要するだろう】
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 00:52:58.08 ID:WSkExISO
>>171
ハハハハ!! 見れば見るほどナイスガイ!!

【もうやめて!】
【見れば見るほど三枚目なこの青年……】
【彼が路地に入ろうとした瞬間、その顔面にエナメルバッグが直撃!!】

【と、思われたが】

フンッ!!

【なんと、目の前に迫ったエナメルバッグを……あの有名な「イナバウアー」或いは「マトリックス」の動きで回避】
【この青年……やはりただ者では無いのか……と、次の瞬間】

オウふッ!!?

【反り返りすぎて、背骨がイっちゃった☆】
【口から泡を噴いて、その場に崩れ落ちる】
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 00:57:49.58 ID:zq4MLaI0
>>173
そうさ、その言葉の通り、俺はガキだ、子供だよ
だがなぁ・・・今下手に街出ると・・・悪党でも無い奴まで殺しちまいそうなんだよぉ・・・!!
【以前と違い、機関員に八つ当たりしないのはそういうことらしい】
【先ほど殴りつけた木から拳を離さず、ただ、打ちつけた場所を殺意の目で見つめるのみ】

あの目を見て一発で解ったな・・・ありゃあ・・・てめぇらにとっても裏切り者かもしれないが
こっちにとっても有益な人間とは絶対に言えない。間違いなくこっちにでかい被害かけるためにこっちに入り込もうとしてやがる
快楽主義者が・・・

化けの皮を何枚と被ってそうなあの女だが機関の味方だろうよ、安心しろ
自分の快楽を満たすのにこの上ない条件が揃っているから・・・アレはまだ機関のパイプを持っている

・・・お前の考えも俺とそう変わるまい?
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:58:36.07 ID:2bwDer2o
>>174

言われなくても盗まれなんか……うわぁっ?!

【突然大きく跳躍して身を翻した少年に、思わず顔を腕で覆う】
【再び恐る恐る目を開けると、そこには既に黒服の姿はなかった】

/乙でした!
/了解ですー
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 00:59:15.02 ID:SYKGvUDO
>>172

……、うん
だって、凄くそっくりだもん……

【嬉しそうに笑いながら、そんな返答をして】

ふふ、……ありがとう、鈴音

【頬を緩めながら、覚えたと言う彼女に礼を告げた】
【橙の双眸が、彼女の瞳を見詰めて】

【おずおずとした様子で初めましてと言った彼女に、思わず笑みを浮かべて】

――――――――――――

【触れた体温の低さに、びくりと一度震えた】
【ぎゅう、と握りながらも、嫌な思考が過ぎる】



【何だろうか、この冷たさは】
【まるで、生きていない様な】

                                   【―――――死人の、様な】


……逸、れじゃ、……鈴音
僕、そろそろ、しなきゃいけない事があるから……

【笑顔を浮かべながら、ゆっくりと、手を離すだろう】
【そして、成功したならば】

――――また会おう、鈴音

【再び会おうと言い残して、その場を去ろうとするかもしれない】
【――――やけに、頭が冴えていた。嫌な考えが、いつまでも頭を駆け巡った】
【手の中に残った彼女の冷たさを逃がさない様に、無意識に拳を握っていた】

/すみません……眠気がMACHなので、この辺で…!
/何か質問ばっかりでごめんなさい…orz
/お疲れでした!ありがとうございました!
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 01:04:17.82 ID:AStVON20
>>180

……そ、か。

【なんて。なんか照れた風に笑んで。にこっ】

ぁ……、どういたし、まして、でいいの?

【ちょっぴり不思議そうではあるものの、ありがとう、に返して】
【困ったような表情だけども。困り笑い。結構楽しそう】

…………?

【手を握って、握られて】
【震えた相手には気がつき、不思議そうに首を傾げるも】

あ……、……うん。

【相手の言葉に、ちょっぴり残念そうな表情を浮かべ、そっと手を離し】

ばいばい、またね。

【子どもみたいな挨拶を返して、右手でもワンピースをぎゅっと握って】
【立ち去る相手を、見えなくなるまで見送った、とか】

/おつでしたのー
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:06:07.77 ID:.kV1TdAo
>>177

なっ……(避けおっただと!?)

【まさかこのタイミングで避けられるとは思わず目を見張り】
【青年に当たらなかったエナメルバッグは壁に当たるに留まった】

――――――――っ!

【唯一の攻撃も避けられ】
【殺られる!と思い咄嗟に身構えるが何の攻撃も来ず】

……?………・?
……なんやコイツ阿呆ちゃうか、いや助かったからラッキーか

【ハン、と青年を見下ろし鼻で笑う高い身長も相まって凄く偉そうです】

そのままそこでじっとしてろや、待ってれば多分優しい人が助けてくれるんちゃう?

【つまりは自分は優しくないよ、という事で】
【少し汚れて傷が付いてしまったバッグを軽く払って肩に掛け直し】

ま、変態を喜んで助けるような変態はおらんだろうけどなあ!
ざまあみさらせ、警察にでも捕まってブタ箱でクサいメシ喰っとれ

【なにこれ酷い】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:10:28.37 ID:U0Ztemco
>>172

そうですね…
緊張感が解けた所為か、余計にそう感じます

【ちょっと足元がふらついたが地べたに座るのが抵抗あったのか近くの木箱に腰掛けた】
【貯めていた分を吐き出すように長いため息をつく】

あぁ、心配駆けてすみません
恐らく、大丈夫です
このぐらい、寝たらすぐに回復しますよ!

【カラ元気でぐっとガッツポーズを取ってみる】

わっ危なっ!

…ところで、さきほどのアレは何ですか!?
アレですか?
必殺技とかそう言うのですよねっ!?

【龍とはいえど子供が憧れるものはそう大差ないらしい】
【目をきらきらと輝かせている】
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 01:12:38.76 ID:XZ4N3zo0
>>175

な――――ッッ!!

【――やられた。彼の性格を考慮すれば、小賢しい奇襲%凵A全力の一撃で纏めて穿たれる=\―!】
【非力な彼女の剣術――例えば、高速の二連撃Glance=\―は、云わば詰みの一手≠ナしかない】
【完全に不意を衝いた上で懐に飛び込み、別角度からの一撃を入れる事こそ、魔導剣士<Gルメアの真髄】
【然し、だからこそ。スケールの大きな一撃に対した時、真っ向から受けられる技は存在しない=\―……】


(――ク、ッッ!こうなれば完全にロアー≠ヘ悪手でしかありません……!)
(決めるならば、先のタイミングで中級魔術を発動するべきだった……、……流石は紅丸さんです。)
(……あそこで一気呵責の攻めに転じられなかったのは、彼の云う恐れ≠ナしょう――……。)


――でもッ!!ここまで戦ってきておいて、簡単に負けたりするものですか――ッッ!!
はぁぁぁぁぁぁぁぁァァァ――――ッッ!!

【彼女は、裂帛の叫びを上げて――斬撃の勢いを其のままに、天へと右手の聖杖ゴスペル≠掲げる】
【――此処で終わる訳には、いかない。何とかして、この状況を――――突破≠ケんと――――!!】


――――星々よ煌け、打ち破れッッ!! アルカナム・スター <b!!

【――魔術名宣言をするが早いか、彼女の剣の先に、蒼白い光……先程までの其れとは違う魔力≠ェ集う】
【そして――轟ッ!と、空を裂く強烈な音を伴って――其の光は、紅丸の大噴火≠ヨと一気に駆ける――!!】
【星魔術=c…宛ら其れは彗星の如く。速度と威力を鑑みれば、彼女の持つ魔術の中でも最大級の其れである】

【――――……然し。】


……う、あぁぁぁぁぁああッッ……!?

【……流石に、若干体勢を崩したままに、其の一撃で生じる余波――衝撃を、受けきる事は出来なかったのだろう】
【行動の結果に関わらず、華奢な彼女の体は、ふわりと宙を舞い。真っ直ぐ、後方へと吹き飛ばされる――……】

【――……さあ、一連の力と技術、そして想いの辿り着く先は、果たして……?】
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:14:00.63 ID:sISgIo2o
>>178

これまた成程、って感じのご回答をどうも・・・・
君なりに考えての行動だってのも良く解ったよ
今後君の行動に口出しするのは一切止めといた方が良さそうだな

【そうして言葉を切り、相手の言葉を静かに聞き止めて】
【更にソレを頭の中で反復させて思考を幾度か繰り返し】

・・・そっち側に大打撃ってのは、俺としても願っても無いことだ
いかに卑劣で汚いと罵られようが戦いってのはそういうものだしね

とはいえ、君が言うように彼女は機関のためというよりは自身の為に動く節がある
少なくとも俺もそう踏んでいるよ、君の御明察どおりってワケだ
使えるコマが有るから機関に居て、自己の為にそっちにちょっかいを出している、と

さてこう考えると実に迷惑な話があったもんだな
大方繋がりの大本だろう蛇さんも、カリナトゥス自身もまったくもって迷惑だ
機関員は悪だろうがコマじゃない、貴重な人員だ
俺としちゃそれが無為に消えていくような行為を見逃したくは無いんだが・・・

・・・・・どうしたものかね?

【ニヤリと笑って、そう返す】
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 01:16:03.60 ID:WSkExISO
>>182
うががががが……

【暫くの間、泡を噴いて喚いていたが……】
【変態とは、やけに回復力に優れている場合が多い……彼も例外では無いのであろう】

がっ…………ふう!!

【ゴキン、と】
【嫌な音を背中で鳴らしながらも、何事も無かったかのように立ち上がって】
【なんと……その場で宙返り……着地に失敗して尻を強打したが……】

ケ、ケツが……ああ……そういえば自己紹介がまだだったな!

【何故このタイミング? とか。何を今更? とか】
【言いたい事は沢山あると思われるが……ここは我慢していただきたい】


【ちなみに少女の暴言は華麗なるオールスルーだ……いや、ただ聞いてなかっただけか?】
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 01:24:00.96 ID:zq4MLaI0
>>185
有益があるからあの女を手元に置く、パイプをつなげておく・・・
別に悪い訳じゃない、ただ、長い眼で見なければの話だがな
【カリナトゥスの話になると急遽落ち着いた感じが出てくる】
【アレには憤るとか感情を爆発させるとか、そう言ったものを通り越した黒いものを感じているのだろう】

組織に属しながら組織のために動かず自己を最優先させるような奴は後々間違いなく組織を食い潰す、もしくはそれに近い状態になる
貴様が本当に機関と言う組織を思っているのであれば、アレは排除するべき、だな。他の人員が、潰されても知らんぞ?
【冷たい目、無感情な目で顔でそちらに振り向く】
【先ほどとは打って変わって・・・という言葉すら生温いほどに】

・・・あの女繋がりで思い出したが、以前取った録音な、こちら側で草陰ハルと親しい人間には大変評判が良かったのだが・・・
張本人に聞かせたら凄い形相、物凄い台詞の数でカリナトゥスの擁護と録音の否定を激しく騒ぎ立てた・・・
さて、この草陰ハル、いや、スノードロップの反応、どう見る?
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:27:20.25 ID:.kV1TdAo
>>186

げ、復活しおった……

【ざっと4m程距離を取る】
【ショットガンの存在もあるのでついでにエナメルバッグを目の前で盾のように構え】

(なんで宙返りしたんやコイツ、意味が分からん……)

【またずりずりと後ろに下がっていく】

変態に教える名前は無い、変態は変態のネットワークがあるんやろう?
ウチの名前がそれに乗ったら洒落にならんからな……

【言う気は無いらしい】
【警戒度MAXである】
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 01:29:41.63 ID:cRxeXh60
>>184

おッ――――

――――ぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!?!

【――――まるで、落雷でもあったかのような、劈く轟音が響き渡り】
【同時に、星が、火焔が、周囲に爆散する――煌きと炎、或いは幻想的な光景】
【あまりの衝撃に、周囲の湖が波立ち――木々が、ざわざわと揺れる】

【あらゆる爆風が収束した時――――】


……「安心」……しな……

【――橋の上には――静かに、紅丸が――『立って』いた】

直撃の瞬間の瞬間……『焔』と『刃』は消した……『ウォー・ブリンガー』……
『火焔を操り、実体化させる能力!』……自在ってワケさ、刃は……この「柄」も……
とはいえ……チョッピりイタいだろうのは否めねぇ……ギリギリだったからな……

【――ぼぅ、と。彼の両手に握られていた真っ赤な『柄』が、炎に戻り。静かに燃焼し、天へ帰ってゆく】

【――真っ赤に逆立っていた髪が平生の黒に戻り、瞳からも灼熱の気配が消え去って】

……だが……最後まで立っていたのはこのぼくだ……ぼくの勝ちだ、エルメア――……



……って……カッコツケたいものの……

……『相討ち』かッ……実際、のっ、 とこ、ろッ……っ!

【――その言葉を皮切りに、まるで糸が切れたように、紅丸の身体がくず折れて】
【ど、と橋板に膝を付き、左手の義手を付きながら荒い息を零す】
【――右手で強く押さえつけられた腹部付近のタンクトップは破れ、其処には流星の如き力の奔流が、確かに直撃した痕があった】

【根性で立っていただけ……完璧にエルメアの一撃は、紅丸を捉えていたのである】

……『いや』……『ルール』は……『一撃入れたら勝ち』……
……それに“照らし合わせる”なら――――

【――エルメア=ミルフォードVS紅丸 紅斗、模擬戦――】


……オタクの『勝ち』……かッ――――

     【 勝者―― 】  ……『エルメア……ミルフォード』ッ……!!


【――ざぁ、と。湖上を撫でる、風が吹いた】
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 01:32:41.60 ID:cRxeXh60
>>189
/直撃してねェっつーの!無理矢理だけど「直撃の瞬間」の前に『届いたかどうかは分からねェーが』を追加で。
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:33:40.40 ID:C7Aqc8oo
>>183

そう…、ならいいのだけど。
なんだか先が短いみたいなこと言ってたから、余計に心配だわ。

【心配しているのか、配慮が足りないのか、抜け抜けと言い】

必殺技…、あぁ、メヌエット(炎熱奏装・舞曲)ね。メヌエットはー…、まぁ、確かに自分自身に対しては必殺ね。
通常の私の炎、炎熱奏操(フレイムベル)は、遠〜中距離専用の能力なの。その方が強いし、何より近くで撃つと私が火傷するから。

…あのクソ野郎が言っていた通り、私には耐火能力が無いのよ。炎を扱う能力者の癖に、炎が熱くて…、触れない。近づけない。欠陥品。

【「何なのかしらね…?」と、飄々と語る。その裏の悔さは微塵も出さずに】
【自身を完璧と言い張るアルトが唯一、認める、自身に足りないもの。それ以外にも、色々とある気がするが…】

炎熱奏装(フレイムベル)は、遠〜中距離攻撃を捨てて、自分の体の表面にだけ能力を使い。炎を纏う技。
私が殴って音が鳴れば、私が蹴って音が鳴れば、そこから炎が噴き上がる。私の周囲で発する音を捕まえると問答無用で炎に変換する技。
…ただし、そんなに近くで燃えられると、私も火傷するから…――

【「――使えないわね。」、と】


【炎を纏う打撃。試行錯誤を繰り返したが、結局、完成しなかったもの】

まぁ…、さっきは何故か成功してたし、改良の余地はあるのかも…、、、

【最後は独り言のように呟いた】
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:36:03.98 ID:sISgIo2o
>>187

なんともね、同僚の蛇さんはハッキリいって得体が知れない
彼女とのパイプを繋げておくのだって理由は不明だ
益は益でも誰にとってどう有益なのか・・・・まったく

【以前会った時の事でも思い返しているのか、色々と面倒そうな口調で】
【僅かに渋い顔をしつつまた溜息を吐き】

まったくもって君のおっしゃるとおりさ、だが問題は件の蛇さんだ
実力だけは本物なんで下手に手を出すと噛み付かれかねないってのがある

・・・・・ん、まあスノードロップについては「予想通り」ってところだろう
その反応が確信になっているようなモンだ、催眠か何か受けているに違いないさ
一度身動きを取れなくして問い詰めればいい、返事の綻びは幾つでも見つかるハズだ
逃げられない、言い返せない、そうなれば次の反応は・・・・試す価値は有ると思うがね

【みすみす“貴重な人員”を見捨てるようなこの発言―――やはり、個人的な意図なのか】
【こういった所において彼は甘い、機関のトップに数えられる一人で有りながらも、だ】
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 01:37:36.57 ID:XZ4N3zo0
>>189

【――……爆風の晴れた、其の先に。紅丸は……、見えるだろうか】
【跳ね橋の、其の奥――城と繋がっている、僅かな部分に横たわっている、エルメアの姿が】

【ルールでは、こうだった筈である。跳ね橋から外に出たら、其の時点でアウト≠ナあると】
【其の事を考慮するのであれば――果たして、彼女が出たのが先か、一撃が先かは不明だが――】

【――この模擬戦の勝者は、紅丸紅斗……となるのである】

【ゆっくりと、エルメアは上半身のみを何とか起こして、彼へと視線を送る……――】


……ふ、ふ……。……相討ち……、……いや。
本当の戦闘≠ナあれば、貴方は解除しなかった……そうなれば、私は唯ではすまなかった。
それに……、この通り、跳ね橋の外にも出ていますし、ね。

……お強いんですね、紅丸さん……!

【苦しげに、搾り出すようにそうとだけ告げるエルメア。……彼女の服もまた、魔力と炎で焼け焦げていた】
【彼と同様に――エルメアも、紅丸の一撃≠貰っていた事になるのである】
【流石に、普段の回復魔術を使う気力も無いのであろう。はぁ、と溜息を一つ吐いて、其の場を動こうとしない】
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 01:45:12.37 ID:cRxeXh60
>>193

アーン、フォローのつもりか?抜かせ、
もしこれがマジだったら、オタクの『魔術』……もうワンランク威力がアップしていたはずだぜ?
ぼくにはそう見て取れた……たとえオタクが、今の攻撃を加減なく撃ったとしても……
オタクはきっと、『護るべきもの』のために『強くなれる』タイプだ……
互いがもし戦場でブツかったなら……そンときゃ分かんねーよ

【と――ひょっとすると、この紅丸の言葉こそが、『フォロー』なのかもしれないが】
【紅丸は膝をついたまま其方を見やり――同様に、暫く動けないようでいた】

アン?当たり前だろ、オタクもたいしたもんだが……ぼくを誰だと思ってるんだ?
ぼくは櫻の用心棒、紅丸 紅斗……


……あとついでに、≪R.I.P.≫の『元幹部』だぜ?


【……さらりと、何かものすっごい、少なくとも「ついで」では済まされない言葉が聞こえた気がするが】
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 01:47:09.40 ID:WSkExISO
>>188
待った、勘違いしないで欲しいが、俺は変態では無いぞ。

【コレを変態と呼ばずに何を変態と呼ぶのかは不明だが…………】
【彼自身は、どうやら自覚が無いらしいぞ】

良く考えるんだ。オレは笑って挨拶したらいきなり逃げられたから追いかけただけだ決して不審者では無い。

【そんな変態野郎は、物凄く都合の良いように脚色した事実(笑)を早口でまくし立てる】
【もう、通報なり何なりするのが一番早い気がしないでもない】
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 01:48:26.11 ID:zq4MLaI0
>>192
俺はその蛇ってのがなんなのか全く知らんが・・・
部下ではなく同僚と言っているあたりはそいつも議員か?

大方その蛇も益は自分のことしか考えていないんじゃないのか?カリナトゥスと繋がっているのだろう?類は友を呼ぶ、という奴だ
【そしてカリナトゥスとその蛇とやらは利害が一致しているから、か。彼の言う予測は】
【口にはしないものの、彼は予測する。そいつらは機関と言う組織そのものを・・・】

・・・蛇には・・・毒がある奴も居るからな?噛み傷だけで済むように気をつけることだ

困ったことにな、返事の綻びを追及すると夜の国機関支部では皆口頭上だけで事を済ます、みたいな事を言って証拠は無いからと言ってはぐらかす
・・・仮に草陰の記憶が戻ったとして、問題がまだあるナンバーズの93、アレは草陰の記憶が戻ったら草陰を幽閉するか、殺すか
そういう風に受け取れる趣旨の発言をしていた。仮にbP0に元に戻って欲しいという気持ちが少しでもあるのなら、こいつを抑えて欲しい物だがね?
【値踏みするような視線で、様々な方向で目の前に居る男がどんな奴かを調べようという目だ】
【最終的には敵だ、だが、戦力という方面以外で敵を知るのも、また悪くは無い】

・・・反吐が幾ら出ても足りないような悪党の話をしたら、一時的にではあるだろうが、冷めたな・・・
【ふらり、と、後ろを向く。今日はここらで終わり、話をすることなど今日はもう無いのだと身振りで示しているのだ】
【その様子は、戦死したという誰かよりも幽鬼に近い雰囲気を醸し出していた】

/お疲れ様でした
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 01:52:01.25 ID:XZ4N3zo0
>>194

……ん、其の言葉……、ありがたく受け取っておきます。
〜〜、あー!でも、出来ればスッキリ勝ってみたかったですねー……!

【――お互いにお互いの事をフォローしあっていても仕方が無いだろう、と。彼女は素直に礼を良い】
【悔しげに微笑みながら、夜空を見上げ。率直な心中を、思い切り空へ向けて叫ぶのであった】

【――が】


……。
……えっ。

【さらりとしすぎていた上、疲れきっていたので、聞き逃しかけたが――何とか耳に入れたセリフ】
【紅丸紅斗=\―……彼が、元≪R.I.P.≫の幹部だ、と。そんな言葉が聞こえたが――……】
【……にわかには信じ難い事である。当然だろう――今までこうして戦っていた、彼が……?】

【目をぱちくりさせながら、エルメアは唖然とした様子で紅丸を見つめ続ける】
【――彼の性格だ、嘘ではないだろう。そうだと分かっているからこそ=\―――】
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:53:43.08 ID:U0Ztemco
>>191

…あくまでも、「かもしれない」に過ぎませんよ
良い事してれば、きっと神様も助けてくれます!

【1ヶ月後、下手すれば明日、毎日突然死ぬ可能性を孕んでいる】
【だけど他人に余計な心配をかけまいと、いつもにっこり笑うのだ】

近距離で逃げ場を無くして発火させるわけですか
なるほど、それならあの執事さんみたいに無効化されませんね!
けど相応のリスクがある、と

ほんとになぜあの時は…?

【首を傾げるものの、要は考えるふりである】
【なんたって考えようにも全く思いつかないから】

ええ、その意気です!欠陥品なんていっちゃだめです
努力はいつか報われますからっ

あの執事さんもラクラクと追い払うことが出来るようになりますよ!…ふわぁ
【ぐっと親指を立てたが、ミーナに言われても何の保証になるのか】

【まだまだ聞きたいことはいっぱいある】
【しかしそれを欠伸が、眠気が遮ってしまう】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:58:27.50 ID:.kV1TdAo
>>195

はぁー……取り敢えず敵意は無いんやな?
ええかその格好は男が着る服やない、男が女の服着とったら変やろ
さらにショットガンなんて持ってたら変態の二乗や、変態オブザイヤーや

【少女の視線、それはもはや浮浪者でも見るようなそんな感じ】
【というか完全に見下している】

アンタがよう考えや常識は何処で落としてきたんや阿呆
そんな姿で挨拶すんなや、携帯があったらとっくに通報しとるわ

チッ!けったくそ悪いわほんま……なんでこんなモンに常識教えなならんねん
ま、変態は変態であるべくして変態やからウチの言葉で変わるとも思えんし

【ついには舌打ちをしやがった】

今後は出来るだけウチに会わんといてや、んじゃさいなら
……ああ、そうやこの街の名前って何ていうんや?

【去ろうと思ったがふと足を止めて尋ねる】
【少女を見た限りでは旅の人とは思えない……】
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 02:00:09.00 ID:sISgIo2o
>>196

そうとも、現在も動いている数少ない議員の一人だ
ナーガとでも呼んでやってくれ、“ウロボロス”のナーガだよ

・・・・・・まぁ、性質の悪い毒蛇も居るってことで、な

【「今日は溜息ばかりだな」、と考えながら視線を暗い夜空へと向け】
【どの星とも無くそれを見つめて少々の間黙り込み】

No.93か・・・・会った事は無いと思うが、まあわかったよ
いずれ会うことがあればそれとなく話をしてみるとしよう
代わりと言っちゃなんだが、そっちはそっちでよろしく頼むよ?

・・・さて、二度死なない健康な体の為にも帰って寝るとするかな

【誰にとも無く独り言、マントを靡かせて森の暗闇へと歩いていく】
【やがて音と共に白いその姿も小さく―――やがては静かに消えていった】

/お疲れ様でした〜
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 02:00:40.49 ID:cRxeXh60
>>197

アーン?そいつはぼくのセリフだぜ、不完全燃焼ったらありゃしねェ!
しゃあねェな、識槻とやる時は完ペキに叩きのめして勝ってやるッ!

【……と、またエルメアの勘違いを助長しそうな呟きを零し】
【――紅丸は、真っ直ぐ。真剣さを込めた瞳で、エルメアを見据える】
【髪が元に戻った為再び『紅』が刻まれた左目は隠れ――】

……ぼくは、隠すつもりも、この事実から逃げるつもりもない。
ぼくは『紅丸 紅斗』……間違い無い。≪R.I.P.≫の、『元幹部』だ。

加入の経緯、ぼくが幹部まで上り詰めた理由、そしてリスクを承知で組織を脱退したワケ……
色々とあるが……あまり語る気はない。言い訳がましいことは、したくないんだ。
ぼくは、この事実を背負って生きていく覚悟がある。弁解はしない。
そして、『覚悟』しているからこそ、ぼくは此処に来た。
このぼくの、≪R.I.P.≫の『情報』と、元幹部としての『戦力』をオタクらに提供し――
――――共に、≪R.I.P.≫を……≪暴帝ポポル≫を、ブッ潰すために。

【……偽り無き、澄んだ瞳と言葉だ】
【きっと伝わるものがある……手加減無しに、ぶつかりあったからこそ分かるものがあるだろう】
【この紅丸という青年の一直線さ、素直さ――きっと、伝わると信じて】

……それでも、ぼくに興味があるってンなら、識槻のヤツに訊ねりゃぁいい。
あいつには貴宝院にハナシを通してもらう都合上、ぼくの身の上を話してある。
今度、貴宝院との話し合いの場になれば、貴宝院にも話すつもりだがな……


……どうだ?怖気づいたってなら、泊まりのハナシは無しでいい。そこまで贅沢は言うつもりは無い、さ。

【――ぐぐ、と。よろめきつつなんとか立とうとしながら、紅丸はそうおどけたように言うだろう】
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 02:10:10.35 ID:XZ4N3zo0
>>201

……。

【――疲労と怪我の為、ぼやけかけた視界で、彼の姿を、其の瞳を真っ直ぐに捉える】
【そして、ふと彼女は微笑んだ。――この人はやはり、とてつもなく強いな……と】
【今は見えない紅の瞳≠ヘ……、然し、確かに彼の奥底で煌々と輝いている事を、彼女はひしひしと感じて】
【――――為らば。正義の組織Justice≠フ一員として、覚悟≠ノは応えねばなるまい】
【否、仮令其処に義務≠ェ無かろうとも、私は――――……】


……歓迎しますよ、紅丸紅斗さん。
ありがとう、ございます――……とても心強い、助っ人です。

……ぁぅ、でも……今、あんまり難しい話はやめてください……。
もう、ちょっと、げんか……、……。

【彼女の瞳に一切の澱みは無く。彼に歓迎の意を表すると、小さく微笑んでみせた】
【――……何とか、彼女は其処まで言い切ると。ぱたり、床に倒れ臥してしまった】
【すぅ、すぅ……と、規則的な息をしている辺り――寝てしまったのだろう】

【――ちなみに、紅丸の部屋の鍵は、彼女が前もって城門近くに置いていたとか、何とか。】


/ここら辺で〆でしょうか。3日間お疲れ様でした!
/いやもう、レスが遅かったり長い時間動けなかったりで長くなって申し訳ありません。
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 02:12:52.36 ID:C7Aqc8oo
>>198

【アルトの宝石のような青い双眸が気丈に振舞うミーナの瞳を見つめる。心まで覗こうと】

――…。

【それも一瞬の事】

…そうね。でも…、いえ、何でもないわ。

【「助けて」という言葉を教えるには、自分はまだまだ幼すぎるのだろう。どちらにせよ、似た物同士か】
【寿命が買えるのならば、安いものなのだが…、――下らない。全てを受け入れる白々しい程に真っ白なこの龍は、死をも受け入れるのだろう】
【他の命に口出しするほど、アルトは賢くもなければ、愚かしくもない。それでも生きていてほしかったら、自分はどうすればいいのだろう】


アイツの能力は両手でしか、効力を発揮しないから。両手以外はただの人間よ。

【と、言ってみるが、そもそもが人間離れし過ぎているのも、事実】
【アルトの知っている頃の日夜月昼は紛れもない人間だったが、――今となっては、本当に人間なのかも疑問だ】

そうね。

【アルトは自分の掌を見つめ、グッ、と握る。まだまだやれることはあるのだろう。ならば、やるしかない】

ありがとう。――まさか、貴女に励まされるとは思って無かったわ

【クスリと笑い】

さて、子供はもう寝る時間…、は、とっくに過ぎたわね。

【ミーナの欠伸を見て、金糸のような髪をかきあげて、んー、と伸びをした】

ところで、貴女、帰る場所とかあるのかしら?

【檻の中で寝ていた少女。それを一人置いて帰る、というわけにもいかないのか】
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 02:13:11.70 ID:WSkExISO
>>199
馬鹿め。此処は能力者と変態と気狂いが集う「新世界」……オレなんてまだまだ、実害が無いだけマシだ。

【そう言いながら、青年は右に視線を移す……】
【視線の先には、弾丸が撃ち込まれた跡と思わしき穴が空いた壁】
【……御丁寧に、乾いていない血がべったりと。新世界では、なんら珍しく無い光景である】

ハハハハハ、まあいいじゃないか俺のファッショナブルファッションは……それよりその強気な性格……あまり「お勧めしない」ぜ。

【……ファッショナブルファッション? 良く分からないが、とにかく変態だ】
【が】
【一瞬だけ】

−本物に会った時、破滅しちまうからな。

【一瞬だけ、だ】

……なんちゃってね。ちなみに俺は「パーフェクトナイスガイまほうしょうじょ」のクードィ=フードゥルだ。……ヨロピクね☆

【一瞬だけ……目の前に「変態」は居なかった】
【そこに居たのは……まさしく「歴戦の戦士」である】
【研ぎ澄まされた、「殺気」は……一般人なら竦み上がる程】
【が……次の瞬間には「変態」だ……どちらが本質か……と言われれば「変態」と答えるのが正解か】

……此処は「能力者」の世界「新世界」……この街は「聖都」……ま、あんたも程々に楽しく生きな……放浪者。

【そう言って、フードゥルも、また】
【少女に背を向けて、キモい走り方で。路地の奥へと走り去った……】


/キモくてゴメンネ☆
/乙でしたー!
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 02:19:05.14 ID:cRxeXh60
>>202

【紅丸は――その言葉を、半ば意外そうに聞いていたが】
【やがて力尽きて眠ってしまったらしい彼女に、ふ、と笑みを零して――】

……アーン……なんだ?「Justice」ってェのは、皆こうなのか?
とびきりの甘ちゃんで……児戯みてぇな『正義』を本気で遂行する連中だと?

はッ……


……なるほどなァ識槻。オタクみてェな人斬りがどっぷりハマる理由が、よォく分かったよ


【くくく、と喉を打ち鳴らし――おかしそうに、1人で】
【なんとか完全に立ち上がると、ふらつきながらも其方に歩み寄り――】

メルフ導師……意外と、コイツらはやってくれるかもしれないぜ……
ぼくには見えたよ……ひょっとすると、それは幻かもしれないけど……
この世で最もカッコイイ……『輝ける意志』ってェもんが……


……で、どうしろってンだ、この状況?

【――手負いの青年と、手負いの少女(睡眠中)】
【この状況――次がエルメアに目を覚ました時は、きっと彼女はベッドの中だろうが】
【たぶん、紅丸が頑張ったのだろう。お疲れ様、紅丸】

/お疲れ様でした!ありがとうございましたー!
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 02:28:42.85 ID:U0Ztemco
>>203
…?

【変わらず不思議そうな顔をして首を傾げるが】
【今回だけはアルトが何を考えてるのかぼんやりとだけ分かったような気がして】
【絵に書いたような一際無邪気な笑顔を見せると数歩距離を取って】

はい!
とある親切な方に居候させてもらってるんです

…っとあんまり遅くなったら心配させてしまうかも知れないのでそろそろお暇させていただきます
今日は本当にありがとうございました
アルトさんが居なかったら、今頃どうなっていたことやら…

また後日、何らかの形でお礼させてください!
…特に、あの超々が付くほど大金の分を!

それではっ!

【あと一息、と頬を両手でぺちぺちして立ち上がって深々と頭を下げた】
【頭を上げると手を振って最後まで笑顔で、帰路へと踏み出し始めた】
【しかし何mか進んでは振り返って手をぶんぶん振って、を繰り返す】
【それでもその姿はどんどん小さくなって見えなくなるのにそう時間はかからないだろう】

/ここいらでしょうか?ありがとうございました!
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 02:43:27.16 ID:.kV1TdAo
>>204

おー……成程な、まあ変態はどうあがいても変態やけど

【その辺りの実情は薄々とは察していた】
【ここの人間の言葉があればそれは確かなものになる】

(良くないから言うたんやけどなあ……)
ん?ああ、ええのええのウチは本当はもっとお淑やかやからね、ちょっと変態に会って気が動転しただけやし
それにウチはそれなりに丈夫やし(銃弾持ってこられたら分からんけどね……)

【ケラケラと明朗に笑いバッグを肩に掛け直し】

【青年の殺気にびくりと震え上がり、後ろを振り返る】
【その時の少女の表情は怯えと少しの好奇に混じった得も言われない物だった】

(いかんいかん変態に感化されてどないすんねん……平常心、平和な心……)
いっぺん「少女」の意味を辞書で引いてみい、後ヨロシクなんてせんからな

【最後までツンケンしたままさようならも言わずに大通りへと歩いていった】

/ツンケンしててゴメンね☆
/お疲れ様でしたー!
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 02:43:50.86 ID:C7Aqc8oo
>>206

そう――、なら、ここで大丈夫ね。

【確信にも似た言葉。帰り道は1人で大丈夫だろう。ミーナの言葉には不思議な安心感がある】

私も貴女がいなかったらどうなっていたか…

【たまたま見かけた幼龍。龍の力。龍を買い、月昼とのもう何度目かの殺し合い】
【久方ぶりに、随分と濃い夜だった】

えぇ、また、ね。

【「お礼」】
【なんだか、もう随分と、いろいろなものを貰っている気がするのは気のせいか――】
【別に気にしなくていいのに、と思いながら、アルトもミーナに釣られて、微笑み、何度も何度も手を振る】
【やがて、その姿が消えると、「さて」と、ようやく宿へ歩を進める。少しだけ焦げた黒のスーツと、ガタガタの身体を引きずって】


【彼女が向かったのは、今、連泊している街一番の高級ホテルのロイヤルスイートだったとか何とか】


/というわけで、3日間お疲れ様でございました。最後まで来れて感無量です
/ありがとうございました!
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 09:24:24.87 ID:kADL68A0
【公園】

――――――――レイドが、重体……だと?
"うむ…………今は、どうにか匿ってもらっているが、意識もなく、移動も困難な状態だ……"

【フード付きのマントと半ズボンを着た、顔に大きな傷があり尻尾の先が二つに分かれた、猫人間という表現がしっくりくる眼つきの鋭い二足歩行の猫が】
【地面にしゃがみ込み、一匹の蛇と仏頂面を突きつけ合っている】
【猫人間と喋る蛇とのにらみ合い――――何とも異様な光景だ】

"ついては…………今後レイドが回復した際に、あなたに匿ってほしいとの、我が主の願いだ
状況を鑑みるに、だいぶ先の話となってしまうだろうが、な…………"
――――ふむ、どうしたものか、な……

【しかし、見かけは異様でも、その会話は当人たちにとって深刻なものだ】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 09:47:50.93 ID:XB.By2SO
>>209

/未だ居たりしてくれていませんか?
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 09:50:07.35 ID:kADL68A0
>>210
/もちろん、今ここにいるのも私だ
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 10:08:02.15 ID:XB.By2SO
>>211
/了解、では絡ませて頂きます。

>>209

【とそこへ】
【一人の少年がやって来る】

ふぅ、お腹すいたな・・
【白のカッターシャツに青のネクタイをした少年】
【その顔立ちは幼く「童顔」、良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい。そんな顔立ち】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが分かる】

そろそろ寒くなって来たしお鍋食べt・・・――――なんだ、アレ・・・
【そこでやっと異様な二匹に気がつき】
【少年の視線は二匹への奇異の視線へ変わる】
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 10:18:35.96 ID:kADL68A0
>>212
"……ともあれ、死に至らなかったのは不幸中の幸いだ……
しかし、レイドもそうだが、我々はヴェイス家の大旦那に目をつけられ、命を狙われる羽目になってしまった……
下手に道を歩いていれば、いつ刺客に襲われるか、知れたものではない……"
……レーザーで狙撃され、一命は取り留めたと言うのは……確かに運が良かったのだろうな
だが……リイロに次いで、レイドまで再起不能の可能性がある、か……

【異様な会話は相当の熱を帯びているようだ】
【その会話の一部が、漏れて聞こえるかもしれない】

(――――む)
……とにかく、これ以上は場所を変えよう。ここでは色々と目立つ
何時刺客に襲われるとも分からんのだろう?
"……そうだな。では、失礼する……"

【そこで、猫人間の方が耳をピクリと動かし、唐突に移動を進言する】
【どうやら、少年が側にいる事を感知したようだ】
【猫人間が蛇に手を差し出すと、蛇はその手から袖口へと器用に滑り込む】
【その姿は、少年の記憶の中に残っていれば、とある青年の首に巻き付いていた事が思い出されるかもしれない】
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 10:33:26.85 ID:XB.By2SO
>>213

リイロ・・・レイド・・?
【猫人間の口から二人、知り合いの名前】
【そして猫人間に巻き付く蛇――――】
【その二つは少年の頭の中の記憶の引き金を引いて】

(アレ?あの蛇は確か――あの時アストラさんの)
【少年はふと思い出す】

あ・・あのっ?!待って下さい!
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 10:42:31.03 ID:kADL68A0
>>214
――――何かな、少年……

【呼び止められた猫人間は、その場で立ち止まり、ゆっくりと振り返る】
【わずかに身構えている――唐突に呼び止められた事を、訝しんでいるのだろう】

"き、君は……『justice』の……護、と言ったか……?"
『justice』……ほぅ――――

【猫人間の袖から顔を覗かせた蛇――アストラの使い魔も、相手の事を思い出したようだ】
【それを聞き、わずかに表情を緩める猫人間。身構えた姿勢も解除して力を抜く】

『justice』の人間が、俺に何の用だ……?

【あくまで、今の会話に即した対応は取らない】
【相手が自分たちの何に興味を抱いているのか。もしレイドの事であれば、どれほどの関わりであるのか】
【それを相手の口から語らせることによって見極めるためだ】
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 11:01:58.35 ID:XB.By2SO
>>215

【聞きたい事は多々あったが】
【まずは―――】

リイロさんに次いでレイドさんまでって・・レイドさんに何かあったんですか?!アストラさんは?彼も無事なんですか?!
【兄妹の身を案じて彼女の事を尋ねる】

それに追っ手って!?一体貴方達に何が起こっているんですか!?

217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 11:07:27.01 ID:kADL68A0
>>216
――――むぅ……
"……詳しく聞きたいのなら、ついて来てもらえないだろうか……?
先ほども言った通り、場所を変えようとしていたところだ
……正直に言うと、こんな所で立ち話していること自体が、危ない……!"

【少年――護の放つ言葉から、どうやらかなり深く兄妹に関わっている人間であると見抜き、押し黙る猫人間】
【一方、アストラの使い魔は、表情にわずかな焦りを見せてまで、場所変えを進言する】

"……しかし、これからどこへ……?"
俺の家だ……
もう店は閉じている時間帯……今から行くとしたら、他に行く当ては無いだろう……?
改めて聞くが、君も一緒に来るか?

【猫人間が、どうやら蛇に先んじてイニシアチブを握っているようだ】
【護に、ついてくるかと問いかける】
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 11:18:09.19 ID:XB.By2SO
>>217

――解りました。
【少年はそう呟き歩き出す】

行きましょう、それで何が起こっているのか知れるなら、着いていくしかありませんよ
【猫人間の後方を歩く】
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 11:27:36.34 ID:kADL68A0
>>218
うむ……では行くぞ
"…………"

【護の返事を聞き、猫人間はアストラの使い魔を伴って、先導を切って歩き始める】

【それからほどなくして】

【辿りついたのは、さしたる特徴もない、コンクリートで固められた平屋の家】
【中は、一人暮らしの気楽さか、色々と散らかっており、テーブル、ベッドなど、いたるところに刃物が突きたてられている】
【ただ、一角だけ綺麗に整頓された個所があり、そこには遺影と思しき一枚の写真が飾ってあった】

「にゃー」[うみゃー]
よしよし……後で遊んでやるから、待ってろよ……

【中に入るや、淡いグリーンの毛並みをした、2匹の猫が猫人間の足元にすり寄る】
【猫人間は、それを軽く撫でてやると、冷蔵庫から麦茶を取り出し、コップに注ぐと、護に差し出す】

さて、では改めて……
俺は、アーディン=フラゴール。酒場『八福尽星』の用心棒頭だ
"そういえば、自己紹介がまだだったな……
我は、アストラの使い魔でダハルという。以後お見知りおきを……"

【テーブルに着くと、自己紹介をする二人】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 11:44:07.85 ID:XB.By2SO
>>219

お邪魔します・・
【そう家に入ると】
【あまりに普通の平和的な家と言うにはは程遠い刃の突き立てられた家の中を見渡す】
【そして】

あ、有難うございます
―――僕は《Justice》所属、護です。同じく以後お見知りおきを。では・・聞かせて貰います、何が起こっているのか
【何の躊躇もなく】
【早速本題へ入る】
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 11:56:35.29 ID:kADL68A0
>>220
うむ……俺も概略は聞かせてもらったが……
"……了解した。話そう……"

【護に、そしてアーディンに促され、ダハルは重々しく口を開く】

"――――結論から先に言うと、レイドはレーザーによる狙撃を受け、現在危篤状態にある……
とりあえず、峠は越えた様だが、現在も状態は一進一退……助かるかどうかは、何とも言えんようだ……
其れをしたのは、レイドの父親、ヴェイス家の大旦那に当たる、シュバルツ=L=ヴェイス様の命令を受けた者だった"

【まず、護が気にしているであろうレイドの現状を、何の飾りもなく報告する】
【しかも、それを指示したのは、レイド達の実の父親だと言う】

"レイドは……『対機関連合』への参加の意欲を見せていたのだが、シュバルツ様……大旦那がそれに異を唱えたのだ
しかし、レイドはそれを無視して、大旦那の逆鱗に触れてしまった、らしい……
それがなくとも、先の禁術の事もあって、大旦那はレイドの事を見限っていたようだが……"

【言う事に従わない娘を、躊躇なく殺す】
【ダハルの話からは、シュバルツなるレイドの父親は、冷酷な人物と言う受け止め方が出来るだろう】
【――――さらに】

"それだけではなく……昏睡状態にあったリイロの体細胞から、クローンを作りだし、それを手駒として従わせているようだ……
レイドを狙撃した狙撃手も、リイロのクローンから作り上げた兵士……『クローンサイボーグ カテゴリー:リイロクローン』との事だった……
挙句、リイロ本人の身柄も、大旦那の手のものに奪われ、現在どこにいるのか、全く分からなくなっている……"

【植物状態になったリイロを、兵器に転用すると言う事まで、その男はやってのけた】
【それだけにとどまらず、リイロ本人にまで、その男は手を回したと言う】

――――なるほど、お前たちの状況は非常にまずいものにあると……そういう事だな?
"うむ…………"

【用心棒として、また酒場近辺の顔役として、一人の情報屋として】
【アーディンがすっと眉をたわめ、渋面を作る】
【資産家の当主であり、この様な事態を作り上げたシュバルツ=L=ヴェイス】
【その恐ろしさの一端を、垣間見たと言ったところか】
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 12:15:16.25 ID:XB.By2SO
>>221

え・・・?レイドさんが危篤状態・・?リイロさんが・・行方不明・・?
・・・クローン・・兵士?・・・『クローンサイボーグ カテゴリー:リイロクローン』・・?
【護に不安の表情、心配が含まれた声質が現れ始める】
【それはどれもこれも護にはあまりに衝撃だった】
【そして何より―――】


―――それが・・・全部・・・シュバルツ=L=ヴェイス・・・ヴェイス家の・・レイドさん達の・・お父さんの仕業・・?
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 12:27:09.83 ID:kADL68A0
>>222
"うむ……そうであると、言わざるを得ない……
あの男は……リイロクローンを率いていた、大旦那のボディーガードを兼ねた男は、確かに大旦那の命令だと言っていた……
それに、リイロのクローンを作り上げると言う真似自体、他に出来る様な人間など、そう多くもないだろう……"

【あんまりな事実に呆然となっている様な護に、ダハルは肯定の言葉を投げかける】
【彼の知っているシュバルツと言う男なら、その程度の事、平気でやってのけるのだろう】

"……大旦那は、後継者争いの時に、自分の大伯父や従兄弟達を悉く追放し、謀殺した人物だ……
財力と、裏からの影響力……そして冷徹な行い……
正直に言おう……我は、大旦那が恐ろしい……ッ!"

【ダハルの目に、一瞬ではあるが、明らかな恐怖・畏怖の色が現われる】
【多くを語るまでもなく、これだけで既にその男の恐ろしさは分かるだろう】

――――それで、シュバルツの影響力の及んでいない、そして及びにくいだろう俺に、匿ってほしいと言う事か
"……正直に話そう。もしあなたにこれを拒絶されれば、我らは路頭に迷い……路地裏辺りで、人知れず殺されるのがオチだろう……"

【アーディンの元にダハルが一人でやってきたのは、その為の交渉だったのだ】

――――条件次第だ。相当のリスクを抱える事になるのだからな
確かにレイドとの付き合いは長い……考慮はしてやるが、な……

【アーディンの表情は、決して明るくない】
【確かに、もしその話が事実であるならば、個人として抱えるリスクとしては決して小さくないだろう】
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 13:00:23.84 ID:XB.By2SO
>>223

【護に伝えられた事実は――あまりに残酷で】

何で・・・?自分の息子、娘じゃ・・無いんですか?・・・小さい頃、親に捨てられて僕も親に裏切られて家族は居ないけど僕にも・・わからない・・そんな残酷な事が出来る父親の気持ちは・・

――でも今なら解る・・・何であの時、レイドさんはあんなにも人を信じられなかったか・・

225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 13:15:30.66 ID:kADL68A0
>>224
"何故……か……
我にも、大旦那の考えている事、そのよりどころは分からん……
ただ……「ヴェイス家時期当主候補としての立場を忘れたか?」という言葉があった……
……恐らく、家への不利益は、大旦那には許せないものなのだろう……"

【ヴェイス家は普通の家ではない。無論、ただ資産家であると言う事ではなく】
【代々受け継いできたそれなりの由緒がある家。そして、独自の禁術などを抱え込んでいる家】
【その家を護るため、必要ともあれば娘ですら、一切の情なく切り捨てると言うのだろう】

"……レイドだけではない……我が主も、アストラも……親に愛されず、心を歪めた人間だ……
もし、レイドがリイロを守ってやらなければ……リイロもまた、どうなっていたか……"

【家庭――――最も身近で、最も基本となる人間の手段、社会である】
【そこで、通常ではありえない異常に晒され続けてきて、アストラとレイドの兄妹は、歪んでしまったのだろう】

――――俺からしても、信じられんな……
最悪、人を殺す事はあっても……家族は、そして未来を担う子供たちは、護るべきものではないのか……?

【ポツリ。アーディンも一言だけ、苦言を呈する】
【やくざ者として、仕事場の周囲にある程度の名を知られているアーディンでも、子供だけは大事にしている】
【それは、家族を大事にしていた事の延長――――そんな彼には、この経緯は、理解はできても納得できないものだった】

"条件、か――――――――
となると、我一人の一存では決められん、か……
分かった。戻ったら、その旨を我が主やジェムに伝えよう……"
悪いな……俺の最もすべき事は、店を護る事だ……
それに支障が出るようでは、俺としても庇いきれなくなる……

【二人の交渉は、何とも言い難い結果に終わった】
【最も、レイドの傷は一朝一夕で癒されるものではない模様である】
【この交渉も、効力を発揮するかどうか、知れたものではない】

"……そうだ
護……かつてレイドが『justice』に、『卵』の事で助力を申し出ていたが……
状況が状況だ。現状今すぐに『卵』の破壊は行えなくなったと、伝えてくれないだろうか……?
ジェム一人と、バックアップがいれば問題は無いが……今はジェムがそれどころではないだろう……"

【ダハルが、護に伝言を頼む】
【レイドの齎した「『卵』は破壊できる」と言う希望】
【それも、今となってはおいそれと行えないと言う】
【ここを見誤っては、『卵』の感染者などを抱えた場合、良からぬ事が起こりかねない】
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 13:44:20.71 ID:XB.By2SO
>>225

・・・・解りました・・他の皆さんにも連絡しておきます・・。
【そう伝言を承る】

・・・あの・・変わりと言っては何ですが・・僕に何か出来ませんか?
【苦しむ人が居れば無条件で助ける――それが彼ら《Justice》という組織だ】
【現に今、レイド達は苦しんでいる。ならば我々は助けねばならないのではないか?】
【更に言うならば彼女は『対機関連合』に入ろうとしていた―――同士が苦しんでいるのだから『助けなければならないのだ』】
【何よりここまで首を突っ込んでおいて、彼らを放っておけない】
【護にとって彼らヴェイス兄妹とその周りの使い魔達はいつのまにか『護りたいもの』のその中に含んでいたのだった】

貴方達兄妹を、僕の友人を放っておくなんて、そんな事出来ません。だから力にして下さい。
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 13:54:49.17 ID:kADL68A0
>>226
"ありがたい……どうか、頼む……!"

【本来なら、ダハル一人といえども、保護されている結界から足を踏み出し、外をうろつくのはあまり賢明な方法ではない】
【それこそ、誰かに接触して連絡を取ると言うのは一苦労だ】
【そこを引き受けてくれた護に、ダハルは飾りの無い感謝の念を伝えた】

"む…………!
――――それも、ありがたい。ありがたいのだが……"

【護の申し出に、何故かダハルの歯切れが悪くなる】

"……現状、こちらから襲撃者たちに打てる手と言うのは、ほとんどないのだ……
ましてや、保護を頼んだりした日には、君たち『justice』の全てが、大旦那の手の物と戦わなければならなくなる……
レイドが動ければまだしも、ただの荷物になる事は、レイド自身恐らく望まないだろう……!"

【襲撃者を率いていたスーツの男は「『対機関連合』の総意として刃向うなら、お前らも首領の敵だ」と叫んでいた】
【この言葉は、例え別の組織であろうとも、そっくりそのままあてはまるものだろう】
【そうなれば、彼らの力になる事を望んでいたレイドの存在は、ただの大きな足枷となり果ててしまうだろう】
【ダハルの勝手な推測であるが、レイドは、そういう事態を望まないだろう】

"だが……新たな居場所が欲しい事は、事実、か……
ならば、勝手な願いだが、もし我らに行く当てが無くなった時に、再び『風霊統主の城』の門を叩かせてもらっても、構わないだろうか……?"

【しかし、事態はもはや生きるか死ぬかのレベルに達している】
【それに、現状最も有力な避難先であるアーディンの保護は、確実に受けられるかどうか分からないのだ】
【もしもの時には、最後の砦として受け入れてほしい】
【ダハルは、そう願い出た】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 14:11:20.61 ID:XB.By2SO
>>227

大丈夫ですよ、むしろ今更ながらです
【そもそもJusticeは悪を裁つための正義組織】
【機関や《R.I.P》、その他テロ組織等ただでさえ敵は多いのだ】
【今更敵の一つ増えたところでなのである】

いつでもどうぞ、僕達は待ってますから
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 14:17:36.66 ID:kADL68A0
>>228
"……すまない。感謝する……!"

【深く首を垂れるダハル】
【主たちの――――アストラやレイドのために、危険を引き受けてくれると言う護の言葉は、ダハルを強く打った】

…………ならば、ダハルは戻るのか?
また、俺の服の中に紛れ込ませてやってもいいが
"うむ……そうしてもらえると正直ありがたい
適当な場所で放り出してもらえれば、我はすぐに我が主と合流し、帰る事が出来る……"

【話がまとまったとみて、アーディンが立ち上がる】
【ダハル一人をこのまま外に出すよりはましだろうと考えての事だ】

さて……護とやら、君もそろそろ帰ってくれないか?
そろそろ俺は眠らなければならない……今夜も、酒場で仕事なのでな……

【家の主であるアーディンは、俗に言う「昼夜逆転型」の生活をしている】
【そろそろ眠らない事には、身体が辛いのだろう】
【立ち上がり、ダハルを懐に忍ばせながら、そう告げる】
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 14:39:49.21 ID:XB.By2SO
>>229

ええ、いつd―――――あ
【ここで護はある人物をついこの間、城に保護した事を思い出す】
【――――その人物は機関の元ナンバーズにして元《No.2》】
【とある事情により護が取引の元、彼女を保護したのである】
【機関の事を憎み、滅ぼそうとする彼らが悪名高かった機関員だった彼女と城で出会ってしまえば城の中で喧嘩を起こされかれない】

・・・いや・・なんでもないです・・・。

そうですね、じゃあ今日の所は僕はこれで失礼させて頂きます。
【そう言い立ち去ろうと扉にむかう】
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 14:48:59.57 ID:kADL68A0
>>230
"む……?
(何を躊躇した……。『justice』内部で、何か起こっているのか……?)"

【その態度を、ダハルは訝しげに捉える】
【何か、その言葉を躊躇させる要因が、彼らの中にあるのかもしれない。そこまではダハルにも考えが及んだ】

"(しかし……ここを追求しても、仕方のない事か……)"

【それ以上の事は聞かない】
【話すのを躊躇したと言う事は、あまり話すべきではない事なのだろう】

あぁ……気をつけてな

【そう言いながらも、アーディンは立ち上がり、護を見送りに行く】
【――実際には、先ほど頼まれた通り、ダハルを外の適当な位置に放り出しに出る】

(……ここで良いか?)
"(十分だ……ありがたい)"
(では、気をつけてな……)

【小声でダハルと連絡を取り合うと、懐からダハルは飛び出し、近くの茂みに姿を潜める】
【後は、本人の言うとおり、レイドの元へと帰って行くのだろう】

――――しかし、レイドが重体、か……
どこまでも不運な女だ、な……

【再び家に戻り、ため息をつくアーディン】
【兄といがみ合っていた頃からの付き合いだけに、ある程度の思い入れは禁じえないものなのだろう】

「にゃー……」[ぬぁぁーん……]
あぁ……ほったらかしにして、ごめんな……?

【ともあれ、彼には彼の日常がある】
【猫たちを抱きあげ、アーディンは頭を切り替え、今晩の仕事のための急速に、身をゆだねた】

/乙でした―!
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 14:53:52.45 ID:XB.By2SO
>>231
/乙した―!
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 16:20:09.00 ID:74vbvGEo
【金の国】
【復興が続く街並み、通りの中心を歩くものが居る】
【あまり脇見が酷い為、時折は通行人にぶつかってしまっているが】
【それでも当の本人は、視線を前に向けようとしない】

ここが、ねー………私達が獲る筈だった場所
他の国よりは、幾らか過ごしやすそうだけど……

……んー、根っこの部分から違うのかな?
宝石と騎士の国、だったけ……昔は、だけど

【やがて、小さな飲食店の前で立ち止まったのは】


軽くお腹もすいて来たし……此処で良いかな?

【シャツカラーの白ブラウス、前を止めない灰色のイートンジャケット】
【膝丈のスカートと黒のニーソックスを穿いた、灰色のロングポニテの少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

【今日は何故か学生スタイルらしい】
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 16:52:14.85 ID:yjRSGxw0
【魔術協会=c…屋内ドーム型実験場――――通称、『アリーナ』】
【端的に言えば、安全が確保された『広場』……主に、大々的な機材の実験や、破壊力のある魔術のシミュレイトに使われる】

【整備・清掃の時間を除けば、四六時中なにかしらの―――『不穏』の部類に入る音が、どこかしらで響いている、其処】
【だが、今宵ばかりは―――ある区画で、躍動するリズムと、完成された音調を持つ旋律≠ェ奏でられていた】
【流石に一流の芸術と呼ぶには語弊があるが、玄人裸足レベルの技量は備えた………――――『縦笛の音色』が、その正体だ】

久々にやると、やっぱ腕が鈍ってるっちゅー訳だ。
どうしたもんかねぇ…管楽器、ってえ選択は左程間違ってるとも思えないけどなぁ……。

………って、無理に曲目を演奏させる必要も無いか! …量産目的≠ネらっ。

【やがて、演奏は途切れ―――すぅ、はぁ、と大振りな呼吸で、被る様に空気を吸い込む音が、代わりに空間を満たす】
【その更に次は、僅かに疲労の色を帯びながらも、快活で健康的な印象を与える、からりとした少女の独り言が、右に左に拡がった】
【最初は、幾分かの『悩み』を孕んでいたそれは、最終的に―――合点のいった≠サれに変わって、常温に調製された空気の中に溶けていく】

……よーし、お茶飲んだらもう少し。

【総ての音源は、黒色の綺麗な髪を臍の裏ほどまで伸ばした、澄んだ丸い漆黒の瞳を持つ、身長160cmほどの大和撫子風の少女】
【黒の制服ブレザーを身に纏い、校章部には『魔術協会』の所属を表す印】
【背負っているのは1メートルほどの、戦鎚を想わせる角製鈍器―――に見えるかもしれないが、一応『ブブゼラ』という事に成っている】
【そして、右手には――――こなれた手付きで、一本の『ソプラノリコーダー』を握っていた】
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 17:28:08.84 ID:C/GJtWco
【中心都市の付近に広がる草原地帯。】

本当――――…全く見知らぬ場所ですね。
何処なんでしょうか、此処。

【――ポツリと人影があった。】
【“金色の瞳の少女”が、辺りをきょろきょろと見回している。】
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 17:57:59.16 ID:a3wbmkQo
【魔術協会/階段、踊り場】

【その巨大さ故、当然”協会”には多数の階段がある】
【そのうち、特に幅の広い一つ 即ち利用回数の多くなる中央部の講義室付近の其処で、2人が会話していた】

【よく言えば純朴そうな、悪く言えば集中力の無さそうな、そんな顔の男子】
【強制されているわけではない”制服”を、休日でも着ているあたり、なかなか真面目なのだろう】

【緑の黒髪、漆塗りの瞳、白磁のような肌 赤のシュシュでまとめたポニーテール】
【赤と白と基調とした、フリルたっぷりのゴスロリ服は、この学舎においてはそこまで場違いとも言えない】


「えと、あとは丑の刻に精巧な魔方陣を組み立てる蛙…とかあったと思う
新呪文開発班が、魔法を失敗させた結果蛙にされちゃった研究者がいて、失敗を隠すために…」

これで5番目ですね どうして蛙なのでしょうか…? 普通蛇とか人魂とかじゃないですか?

【少女の方が、男子生徒に”協会七不思議”の話を聞いている】
【正確には、”読んでいる”が正しい 彼女の触れたものから情報を読む力は、表層心理にまで及ぶ】
【聞くよりも読む方が良い 思い出す作業の過程で、曖昧な部分に肉付けされてできる挿話を、その能力で判別していけるからだ】
【そのために、話しかけた直後から相手の手を握ったままであり、彼が幸せな勘違いをする羽目になったことはそう攻められないだろう】

(違和感がありすぎる”蛙”… 逆に真実味がありますね)
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 18:05:50.77 ID:C/GJtWco
――…まぁ、仕方ありませんね。取り敢えず動く事から始めましょうか…
あの街に誰も居ない、なんて事は考えられませんし――。

【街の方角に向かって歩き始める少女。】
【時折溜め息を吐いて休憩しつつも、徐々に街の入り口へと近付いていく】

やっと到着――――ですが…

【ううむ、と少し困った様子で立ち止まる。】
【道の真ん中で立ち止まっているので、目に付き易い。】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 18:06:06.66 ID:3bMQfASO
>>236
うにゃ!他にはどんな七不思議があるんだにゃ?
【何処からか声が聞こえる】
【少女が振り向くと】

気になるにゃ!!
【身長30cmで、黄金に輝くネコメで、闇のような漆黒の長髪に、ネコミミが生えた少女みたいな謎の生物が】
【wktkしながら正座している】

【いつの間に!?ってツッコミは後で受ける(キリッ】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 18:15:33.67 ID:a3wbmkQo
>>238

え…?

【その”第三の声”にただ驚いて動作を忘れる男子】
【そして、素早い動きでくるりと振り向いた少女】

あれ?何時からそこにいました?

(空気の流動に変化があれば分かるはずなんですが…話にのめり込み過ぎましたか)

【眼で見てセカンドインパクト 初めて見る何か―亜人?―に歩み寄る】

そもそも、この協会の関係者の方ですか…?
いえ、この区画は開放されてますし、別にそれに問題があるわけではありませんが

【手を繋いだままで、尚且つ放心状態で―】
【少女の動きに釣られた男子が体勢を崩して、無情にもそれを察知した少女は手を離し】
【彼は鈍い音を立てて床に頭を叩きつける羽目になっていたりした】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 18:16:02.25 ID:8WSwVRYo
>>237

【───ドカーン、と、】

【至って普通な爆発音が、辺り一帯に響く】
【どうやらその音は、近くの路地裏の方向からしたようで】
【音がした方向を向くと、煙が上がっていることに気づくかもしれない】
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 18:22:27.59 ID:C/GJtWco
>>240

へあっ!?

【ビクリと飛び上がり、オーバーリアクション気味に驚く。】
【驚くあまり変な声が出てしまっているのは仕様である。】

――…醜態を…

【良くも悪くも、そんな光景に慣れてしまった住民達からジロジロと見られてしまい、顔が微かに赤い】

…一発殴りましょう、そうしましょう………

【不穏なオーラを纏いながら、路地裏の方面へと駆けていく】
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 18:23:01.93 ID:3bMQfASO
>>239
蛙の話からにゃ!!
【目をキラキラさせながら言う猫か獣人かはたまた未確認生物か】
【ついでに出現方法…床からニュルリ】

まったく関係ないにゃ!友達が以前見学に来たとき入るか入らないか悩んでたから私が見に来たんだにゃ!!
【首をクルクル回転させ】

……ってそこの少年が倒れたにゃ!!七不思議聞けないにゃ!!起きるにゃ!!ザオラルにゃ!!!
【そう言いながら倒れた少年を見て立ち上がりながら首回転をやめる】
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 18:30:17.96 ID:8WSwVRYo
>>241

【──その路地裏には、見るからに不良な金髪の男と】
【此処では極"普通"である死体があった】
【死体は全身を炎か何かで焼かれたのか、黒焦げな上原型を留めていない───】

……───あぁ、ウゼェウゼェウゼェ。
てめぇらみたいな雑魚が、このオレ様に楯突くとかマジ頭おかしいんじゃないですかァ!

【イライラした様子で、舌打ちを一つ】

───で、てめぇは何なの?

【そして歩いてきた少女の方へと向き】
【妙にメカメカしく赤い瞳で睨みつける──ジロリと】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 18:34:38.49 ID:a3wbmkQo
>>242
【眼を見開いたまま微動だにしない 打ち所が果てし無く悪かったらしい】
【だが、気絶であって死亡ではないためザオラルは効かない】

見学に来たにしては遅い時間ですよ 聖都にお住まいですか…?

【完全に接近に気付けなかった… 自戒の意味も込めて、警戒心が最上級の武装を始めようとする】
【だが、相手の特異性―言い換えれば非常識さ―が、彼女の心をこじ開ける】

実は私、既に8つ知ってます 教えてあげないこともないです

【七不思議なのに8つ…?】

【立ち上がった”ネコみたいなもの”に、呼応するようにして膝をつき】
【抱きしめようとするよっ】

【触れることが出来れば、彼女の能力―pistis=sophiaが発動する】
【名前、年齢、種族、所属、表層心理などが読めるはず
――なのだが、立ち振る舞い同様に心中も混沌としたものなら、上手く読めないかもしれない】
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 18:38:44.73 ID:C/GJtWco
>>243

【その光景を目にした瞬間、立ち止まり】

――…なんだ、“人殺し”――ですか…ふふ…
手加減は――要りませんよね…

【質問に答える様子も無く、独り言のように呟く】
【虚空に伸ばす右手、その掌の中に白銀の光が宿り――剣のような形へ変質する】

【どうやら、攻撃してくるようだ】
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 18:43:19.26 ID:Mx/qCeso
【街中】

うーん・・・

【淡い青緑色の髪を頭の後ろ側で小さくツインテールにして、橙色の瞳をした少女が歩いている】
【白いシャツ、黒いスカートに黒ストッキングを履いたものというシンプル衣装
だが、全体的にゴシックの意匠が含まれているので外見的にはむしろ派手である】
【更に腰の両側には、服装に合わせて白黒の模様の大きめのウェストポーチが】

相変わらずメリナは見つからないし、その上――

【そんな彼女は何所とも無いところでふと立ち止まり――】

――迷ったわ・・・

【そんな残念な事実を呟いてみたりした】
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 18:46:04.32 ID:8WSwVRYo
>>245

ハッ、てめぇもこのオレ様に楯突く気なんですかァ!?
正義の味方気取りのバカか、戦いに狂うバカか──それともただのバカか。

まぁどうでもいいんだがよ、てめぇみたいな美少女とならオレ様も吝かじゃねぇ。

【少女へと右手を向けると、その手の中へと炎が集まっていき───】

精々良い顔でも見せて、とっととおっ[ピーーー]やッ!!

───《 スーパー・ダイナマイト・ブレイズ・スペシャル 》ッ!!!

【その炎がサッカーボール程の大きさになったところで、一直線に放たれる】
【狙いは少女の腹部──軌道こそ単純であるが、威力はそれなりにはあるようだ】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 18:51:21.65 ID:3bMQfASO
>>244
うにゃぁぁあ!!大変にゃ!!!救護班にゃ!!ドクターにゃ!!ブラック・ジャック先生呼ぶにゃぁぁぁあ!!!!
【三匹に分裂し始め騒ぎ始める】

うにゃ?違うにゃ!水の国の幽霊屋敷にゃ!!
【グルグル回り】

教えて欲しいにゃぁぁぁあ!!!先生!!!
【分裂した一匹が抱き着かれ】

【名前】ネコサバト/白鯖 汐(しろさば しお)/《――――》(この世界、時代の言語とことなる言葉。聞き取りにくい読みにくい)
カオスカオスカオスカオス
【年齢】検索により削除されました
【種族】猫/ネコ?ネコナノ?さあ?/ネコサバト/エレメント体/天魔と同化した謎の生命体のカケラ/古代種/獣/《――――》(この世界、時代の言語とことなる言葉。聞き取りにくい読みにくい)
【所属】ない
【表層心理】教えるにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーにゃー………アレ?なんか干渉されてる気がするにゃ
【……情報量がカオスだが多分正しい情報】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 19:01:07.92 ID:a3wbmkQo
>>248

わひゃっ!?

【何の前触れも無く自然に”分裂”した…!?】
【そして押し寄せるエンコードできない情報群の波浪】

【完璧なまでに予想の上を行かれた―わりと稀少かもしれない、彼女の驚く顔である】
【元々大きめな眼をさらに見開いて、小さく開かれた口は特に意味を成さず】

【見た目相応の温かさと、木目細かい織り込みの作るすべらかな肌触り】
【ゴスロリ服が伝える感触は、とても心地よいものだろう】


えと、落ち着いてください… むしろ私を落ち着かせてください



【一方その頃少年の意識は、お花畑の中で追いかけっこをしていた】
【お相手は、ザオリク!ザオリク!を連呼する、白衣を着て、顔が継ぎ接ぎな男】
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 19:06:27.06 ID:C/GJtWco
>>247

≪術式接続――――≫
≪セットアップモジュール『Sagittarius』 第2章16節の術式を参照――――≫
≪攻撃可能座標取得――――≫

正義の味方を名乗るつもりはありませんけど、貴方に一つだけ言いたい事はあります。
…私の中で、私が悪になる事は在り得ない。

≪攻撃位置確定――――≫

――――いかなる事を、してもです。

≪出力開始――――≫

【――】
【炎が二人の間の空間の中間に達した頃、右手の剣を、炎に向けて振り抜く】
【空に描かれた線から、刃の形をした光線が炎に向け発射される】

【刃は炎に触れた瞬間に爆発し、炎の爆発を誘発させるだろう】

//文章考え過ぎました、やたら時間掛かってすみません。
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 19:06:50.84 ID:3bMQfASO
>>249
【ついでにネコサバトの感触はぬいぐるみみたいだよ!!】

落ち着いてるにゃ!!落ち着くにゃ!!待て慌てるにゃ!コレはこうめいの罠にゃ!ここここけにゃぁぁぁあ!!!素数を数えるんだにゃ!!けど素数ってなんだっけだにゃ!!!
【そう言いながらドロドロ溶け始め、他の分裂したのも溶けスルリと抜け出そうとし】

【倒れてる少年の前で再び元のネコサバトになり】

ザメハにゃぁぁあ!!!
【ドラクエの眠気解消魔法を叫んだ…しかし何も起こらないだろう】
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 19:15:59.60 ID:a3wbmkQo
>>251

と、溶け…

【あまりにも規格外―開いた口が塞がらない、というのが実際の事柄なのを知り】
【ああ、新しい事を知れて幸せ…などと思考が明後日への遊覧飛行を始めようとする】

【当然、抜け出そうとするネコサバトに対しての抵抗など何も出来ない】


えーと、とりあえず…その、そ、素数はあれです 自然数のうち合成数でない数ですっ

【”一応”専門用語である素数の説明に、別の用語を使う、お世辞にも頭が良いとは言えない説明】
【酷く混乱しながら、ともかく立ち上がって振り向き、少年を、ネコサバトを視界に戻す】



【マッドな医者に追い回される夢が覚めたら、目の前に想い人が立っていて…という新展開へと突入する少年】
【現実の影響を強く受けているあたり、意識はわりと現実に近いところを漂っている様子】
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 19:16:12.98 ID:74vbvGEo
【金の国、剣の丘】

【墓標は無く、丘一面に突き刺さるのは剣ばかり】
【国の中心を一望する其処に】

……理想がどうの理屈がどうの……も、良いけど

こういうのは……見えないんだよね

【シャツカラーの白ブラウス、前を止めない灰色のイートンジャケット】
【膝丈のスカートと黒のニーソックスを穿いた、灰色のロングポニテの少女が、当てもなさげに歩き回っている】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

………別に、祈るつもりもないけど

【誰かの墓参りに来たとか、そういう事では無い様だが】
【少女は、丘を登って行く】
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 19:17:58.49 ID:8WSwVRYo
>>250

だったらオレ様も、一つだけ言ってやるよ。

──オレ様が正義で、オレ様に楯突くものが悪だってなァ!!

【炎が爆発し、少女に届かなかったのを見ると】
【男は、少女に向かって一目散に駆け出していく】

【狙いは接近──男はガタイが良く、"一般人レベル"ではかなり速い方だと言えるだろう】

/いえいえ、自分も遅いのでお気になさらず
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 19:26:24.99 ID:3bMQfASO
>>252
成る程にゃ!流石は姉者にゃ!頭がいいにゃ!!
【少女にそう言いながら少年をユサユサユサユサユサしようとする】

うにゃ!まだ起きないかにゃ……こうなったら最後の手段にゃ!!
『お兄ちゃん!!朝だよ!!起きないと………悪戯しちゃうよ///』
【『』内はエロゲに出てきそうな理想の妹みたいな声で言うだろう】
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 19:28:09.66 ID:C/GJtWco
>>254
【攻撃を終えた後に、掌に宿る白銀の光が剣から元の形へと回帰する】
【其れを確認すると同時にそのまま右腕を前に突き出し、被せる様に左手を右腕に添える】

≪セットアップモジュール『Sagittarius』 第15章1節の術式を参照――――≫
≪攻撃可能座標取得――――≫

【金色の瞳が、近付く姿を見据える】
【空間的には少し離れている場所である為、辿り着くまでには数秒掛かるだろう】

≪攻撃位置確定――――≫
≪出力開始――――≫

【少女は魔翌力を掌に込め、しゃがみ込み地面に触れる】
【ある程度男が能力者との戦闘に慣れていれば、その動作からそのまま少女に突っ込む事は危険だと判断出来るだろう】

【突如少女の前方の地面から、“そのまま突っ込めば当たる場所”に、ピンポイントで間欠泉の如く光が噴き出す】
【少女が操る光は、総じて爆発性を持つようだ】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 19:34:31.58 ID:a3wbmkQo
>>255

【ぼーっとした表情のまま、その場を動かない少女】
【いろいろと突っ込むべきところがあるのは理解できるのだが、頭の整理がまだ終わらない様子】
【そういえばハロウィンに悪戯し忘れた…とかそんな取り留めのないことばかりが泡となって心を包む】



【ついに少年は夢の中で、「ユキちゃん愛してる」と言いながら理想の彼女へと口付けを…】
【相手の像は、ネコサバトそっくりだったりするが、顔がはっきりとしていない】

【夢の内容に導かれて、少年の手がネコサバトの首に回り、ゆっくりと唇を近づけていく!】

【※ユキちゃん……少年が幼少期に一度だけ出会った幼女 詳細は「さくら☆すとーりーず-トリニティ」公式HPにて】

/ご飯食べてきますっ!
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 19:35:58.85 ID:8WSwVRYo
>>256

チッ…………メンドくせぇ。

【危険を感知したのだろう】
【そのまま突っ込んだりはせず、足を止め】

だったら、コイツでどうだァ!?

───《 フレイム・ディストーション・Ω 》

【男の掌から放たれる火炎弾】
【噴出す光へと向かっていくソレは──】
【光や少女、或いは何か進行を妨害する物体に当たった瞬間、爆発するだろう】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 19:42:56.52 ID:C/GJtWco
>>258

ぃ!
…!!…迂闊でしたね…

【少し離れてはいたが爆風を受け、軽く吹き飛ばされて後ろ向きに転ぶ】
【即座に起き上がる事が出来ず、体勢を取り直すには時間が掛かる】

≪セットアップモジュール『Sagittarius』 第15章1節の術式を参照――――≫
≪攻撃可能座標取得――――≫

(もう一度…!!)
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 19:45:53.88 ID:3bMQfASO
>>257
【そしてピカーンと光り】

【白銀に輝く瞳で、雪のような純白の長髪に、腰にナイフを装備して、左腕にコネクタがついてる腕ベルトをし、首に蛇みたいな形のホイッスルをぶら下げた少女に変化し】

んっ…
【キスしようとするだろう。成功したら生命エネルギーを流し目覚めさせようとするだろう】

/わかりましたー
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 19:48:14.72 ID:8WSwVRYo
>>259

オラオラオラ、守ってるばかりじゃ勝てねぇぞッ!!
攻めても勝てないけどな、ギャハハハハハッ!!!

────《 クリムゾン・ブラスター 》ッ!

【右手の掌の中へと、再び火球を創りだすと】
【野球ボールか何かのように、少女の左肩を狙って投げた】

【速度を重視しているのだろうか、威力は若干落ちている】
【──だがそれでも、その攻撃が"炎"であることには変わりない】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 19:48:46.53 ID:1HMKgSgo
【 街中 】


……、………ああ、金の国の王女様≠フ名前だったのか。


【―――携帯電話を眺め、『合点が入った』とでも言うような様子の人物が一人】

【長袖のブラックシャツにホワイトベスト、其の上から灰色のファーコートを重ねた青年だ】
【下に履いているのは真紅のベルトを通した黒のスラックス、銀縁の『伊達眼鏡』を掛けている】
【肩甲骨ほどまで伸びた後ろ髪はゴムで纏められており、前髪は双眸にかかる程を左右に分けた黒髪】
【両手には甲の部分に『魔方陣』が記された白手袋――厚さは其れほど無い部類に入るだろう】

【彼が立っているのは道の端、けたたましい騒音の鳴り響くゲームセンター≠フ前】
【扉の前に立ってブツブツ言っている為に、なんと言うか―――…変な人っぽい=z
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 20:00:13.70 ID:a3wbmkQo
>>260

もう、一々動揺してるのが馬鹿らしくなってきました

【立ち直った…のだろうか】
【2人のキスシーンを何故か冷めた眼で見つめている】

「ふぁ…」
【一度少年の瞼が閉じられて、再度開いた眼には、粉雪のように儚げな様相の少女】

「えっ ええええー!? ごめんなッ ごごごごっ ごめんなさいっ!」

【寝ぼけて無理矢理ファーストキスを奪ってしまった…と思っている】
【尚、ファーストキスでなかった可能性は考えていない】
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 20:01:31.39 ID:C/GJtWco
>>261

≪攻撃位置確――――≫

【全く回避出来ずに、炎が左肩に直撃】

くぅ…は……痛…

【倒れた状態で相手の顔を見据えたまま、左肩を抑えて蹲る】
【爆発と火傷両方によって傷付いた様子で、戦闘を続けられそうには思えない】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 20:09:18.42 ID:zq4MLaI0
【街中】

【水色を基調とした服、淡い青のスカートをはいた】
【灰色の瞳に物静かな雰囲気を醸し出している】
【腰まで届く長い銀髪の21くらいに見える身長166程の女性が】

・・・はぁ、此処暫く、店主が不在で仕事の量が多くて適いません
尤も・・・いえ、ここで愚痴をぼやいていても仕事は減りません、か
【数箱のダンボールを乗せた台車を押しながら憂いの見える表情で街中を歩いている】
【彼女の進む先には、五階ほどの大きい大きめの店がある】

【妥当に考えれば其処の店員、だろうか。制服のような服では無さそうだが】
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 20:12:50.00 ID:3bMQfASO
>>263
ぷはっ…あら?なんか急に冷静になったけど大丈夫?
【首を傾げながら少女を見て】

ふふふっ…ご馳走様♪
っと冗談は置いといて次からは起きた瞬間に人にキスしちゃダメよ♪
【ウィンクをし】
【ついでに回復させたりするのにキスするからファーストじゃないよ】

そういえば自己紹介してないわね?
私はシロサバトの白鯖 汐よ
ついでにさっきの姿はネコサバトよ!!
【説明カオス】

/おかえりー
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 20:14:21.23 ID:8WSwVRYo
>>264

あ? もう終わりだと?

……──ギャハハハハハッ!
マジでもう、強すぎるってのも罪だなおいッ!!

【──先程から垣間見える、彼の圧倒的自信】
【確かに、"炎操作"という単純故に強力な能力を備えた上】
【本体もそれなりの身体能力を持つ彼は──強い部類に入るかもしれない】

【だがそれは無敵の強さではなく、あくまで底が見える強さ──】
【現実、彼は"そこそこの強さ"に慢心して──今、隙だらけである】

……じゃ、もう死ぬか、てめぇも。

【彼の掌の中へと、炎が集まっていく───】
【確実に少女を[ピーーー]ために、力を溜めているようだが】

【それは同時にチャンスでもある──活かせるかどうかは、少女次第だが】

268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 20:19:47.69 ID:cRxeXh60
>>265

【と、そこへ――ふらりと現れる影があるだろう】

…………ようやく、1人で出歩けるように、なった……
……いか、なきゃ……“あの場所”……に……

【ドクロの飾りのついたハットを被り、首にベルトチョーカーを巻いた少女が、覚束無い足取りで近くを通りかかろうとしていた】
【パッと見セミショートだが後ろで長い髪を一つ結びにしており】
【襟と袖にファーが付き、至る所にベルトをあしらった、細身のシルエットの黒いフルジップジャケットを着込んでいる】
【ジーンズは暗い灰色のものを着用し、靴にもドクロのワンポイントの装飾が施されており】
【また、左腕にもベルトタイプのレザーブレスレットを着用している】
【そして、首から鏡映しのような逆向きの「S」を象った銀色のペンダントを下げている】

【――その歩みは、かなりフラフラと安定せず――見ていて少し危なっかしい】
【例え全くの見知らぬ他人であっても、声をかけたくなる程度には、明らかにまだベッドで寝ているべき人間の足取りだ】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 20:20:47.68 ID:yjRSGxw0
>>262
/あなたはそこにいますか?
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 20:20:54.90 ID:uANf79Io
【路地裏】

僕は「ラダム・イデンダー」・・・
それ以外に、何も知らない・・・・・・2日目・・・
【そこで、うろうろとしている、悪ガキの様な風貌の者が居る】
【その背中は何処か元気がなく見えて】

「ヒップ・ワーズ」・・・・・・・・・僕の能力・・・
使い方は難しいけど・・・幅は無限大・・・・・・
【両手を見て、再び路地裏を徘徊する】

誰かで試してみた・・・その結果を元にして言ってみただけ・・・
【そして、その服には、彼のものではない血が付着していた】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 20:22:30.68 ID:a3wbmkQo
>>266

個人名ではなく、形態の名称なんでしょうか…?

【悩むより今は、より多くを知ることができるよう心がけるべき、と方針を定めて】
【後ろから飛び掛るようにして抱き付いてくる 結構な勢いがあり、シロサバトごと少年を押し倒すことになるかもしれない】
【成功すると、傍目に危なく見える光景ができあがりそうな気がするよ!】

(再度読み直したら、名前が変わっているのでしょうか?)



「本当にごめんなさいっ もうしません!…キスの前にほっぺ抓る習慣つけます!ええ!」

【慌ててシロサバトの首元から手を離し、あたふたと残念な滑舌で喋る】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 20:23:11.55 ID:1HMKgSgo
>>269
/ファフナーはよく知らない中身なら此処に
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 20:26:03.81 ID:C/GJtWco
>>267

うるさい――ですね…
【ギリ、と歯を噛み締める】
【少女の攻撃は基本的に、発動までの時間が掛かる】
【攻撃を見切り、動作に入った瞬間に発動するカウンターが定石であったのだが、感情に任せて作戦も無しに戦い、現状に至る。】

【加えて、少女は今周りが見えていない――】

//という事で、お一人様救援募集したりしなかったりします。
具体的には相手方の次のレスへの介入を。
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 20:27:31.93 ID:uvtXA6s0
>>270

【徘徊しているにしても前を向いているなら、気づけるだろう】

【濃い灰色のローブを身に纏い、首から「L」の字を模った首飾りを下げ】
【身長と同じくらいの大きさの槌を背負った、両手の親指に銀色の指輪をはめた少女が】
【壁に寄りかかって、ぼんやりと空を眺めている】

【どうということは無い風景である。少女の周りの壁が、ひび割れたり壊れたりしていなければ、の話だが】
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 20:28:15.08 ID:3bMQfASO
>>271
むっ!?危険回避!!
【ドロンと溶け避けようとする】
【ついでにドロドロを通過すると先程のカオス情報がまた読みこめるだろう】
【ついでに表面心理は『キュピーン!!』】

ふふふ…ところで貴方達の名前は?
【避けるのに成功したらスライムみたいに移動し近くで元に戻るだろう】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 20:31:07.02 ID:zq4MLaI0
>>268
【ちらり、とそちらを見やって、一声漏らす、面倒臭そうに】
・・・正直、この荷物を置き去りにするのは気が引けるのですが

【何らかの端末を取り出し、何処かに、手短に連絡を取る】
【台車ごとそちらまで歩いていき】

はぁ、何をやっているかは知りませんが・・・如何見ても貴方、出歩いて良い状態の人間では無いでしょうに
【と、言いながら支えるようにその腕をつかもうとする】
【面倒臭い、とは言いつつも面倒見が良いのか?】
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 20:33:36.37 ID:uANf79Io
>>274

・・・人が居る・・・・・・
【ニヤリ】 【彼は小さく笑った】 【何故か?】

第二号・・・お試しの・・・・・・
【少女の肩を、片手で軽く2回ポンポンと叩こうとする】


【成功したら】

相手・・・!
【おもむろに、もう片方の手でファッキューのジェスチャーをして】

ヒャッハー・・・! 僕は何者か、誰も知らないなら・・・・・・ッ!
暴れて暴れて自由に生きて・・・責任を持たずそしてそのまま死にたい・・・!
【そして、戦闘の意思を見せるだろう】
【その眼は輝き純粋で、それでもって曇りよどんでいて、その矛盾がコントラストを生んでいて】
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 20:36:47.90 ID:8WSwVRYo
>>273

ハッ、寧ろ感謝されるべきだっつーの。
──最後に聞けたのが、このオレ様の声だなんてな。

【充分に溜まったのか、力の上昇が止まり】

んじゃ───死ねやッ!!

───《 ストライク・ブライズ 》ッッ!!!

【少女へと、巨大強大強力にして必殺の一撃が放たれる】
【それは炎。男の荒々しさを体現したような、暴虐的な一撃を秘めた。】

【確実に、少女を殺すために放たれた一撃──このような状況を、所謂"ピンチ"と言うのだろう】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 20:40:05.23 ID:cRxeXh60
>>276

【台車ごと女性が自身に接近していることも気にも留めず、少女はどんどん進もうとする】
【だが、その足取りの危なっかしさゆえ、すぐに追いつけるだろう】
【その腕を掴もうとすれば、何にも阻まれることなく簡単に掴めるはずだ】
【支えるように腕を掴まれれば、少女は驚いたように其方を振向いて】

……あ、ご、……ごめん、なさ……

【澄んだアクア・マリン色の瞳が見開かれて、女性を見据え】
【素直に謝罪を口にするが――心なしか、その頬は赤く、息もやや荒い】
【もし、まさかと思って、帽子を少しズラして額に触れてみたなら――或いは予想通り、相当に熱いだろう】
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 20:40:21.18 ID:jIed3Vco
【路地裏】

ぬあー……まだ痛む、早く治れっちゅうに

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【無難な半袖無地のシャツに迷彩柄のチョッキを羽織り、手には指穴の空いた黒い手袋】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【ズボンのベルトにナックルガード付きのナイフをホルダーに入れ腰の左右に掛けた少年が当てもなく歩いている】

利き手を犠牲にするべきじゃなかったかなやっぱ……

【少年の右腕は白い包帯で隙間無く巻かれている】
【つまらなさそうに手を掲げてそして溜息と共に降ろす】

まあ動くだけ幸い……か

【白い腕を目立たぬようにポケットに突っ込んで一人ふらふらと歩きつづける】
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 20:40:53.87 ID:yjRSGxw0
>>272

(……久々に、『第二世界連合vsネオ・マルドゥーク』をやったは好いが、今回のアップデート酷過ぎるよな…)
(何であたしの大好きなヴァルリオンMk-Vがあんな弱体化喰らってんだ、あんなのギガバースト爆散砲じゃあ無いんだよ!)
(原作じゃ2話で退場なかませの、38身合体ハルターマルトは糞強ぇし、つーか全体的に大型機と格闘機強すぎだし…泣けてくるぜぇ)

【声に出さず、苛立ちに満ちた言葉を、胸中で吐き散らす誰か=c…ゲームセンターの中から、その足音が接近する】
【恐らくは、常人離れして耳敏いか、そういう能力≠ナ無ければ、認識の対象を絞ることすら難しい、そんな音】
【やがて―――恐らくは、気付かれないまま、『彼女』は、此の手の施設特有の、重厚で幅広のドアを圧し開くことだろう】

…うぉっ……。

【青年は、開かれたドアと激突することはない―――恙無く、俯き加減に暗い舗道を見つめる『少女』が現れる事だろう】
【黒色の綺麗な髪を臍の裏ほどまで伸ばした、澄んだ丸い漆黒の瞳を持つ、身長160cmほどの大和撫子風の少女】
【真新しい』黒の制服ブレザーを身に纏い、校章部には『魔術協会』の所属を表す印―――時間切れ≠ナ弾き出された、学生だろうか】
【背負っているのは1メートルほどの、戦鎚を想わせる角製鈍器―――に見えるかもしれないけど、一応『ブブゼラ』という事に成っている】

【特に恐ろしげな人相でも無い相手だし、店の前に人が居る事だって、特段珍奇な事では無い】
【それなのに、彼女が驚いていたのは―――青年の雰囲気が、何となく変な人っぽい℃魔ェ、一因として上げられるのだが】
【青年が少女の姿を、その双眸に収める事が在れば―――探る様な視線が、携帯電話…………――を、握る『手』の『甲』に吸い込まれている事が、判る筈】
【若しくは……活気の抜け切らぬ、或いは却って増長した夜の街の電光の中で、目立つ白色……その中心の魔法陣に、と言った方が、適切かも知れない】

/言いたかっただけだから大丈夫です(ギョリっ) 宜しくお願いしますね!
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 20:41:48.06 ID:uvtXA6s0
>>277

【声に気づき、少年の方を見やる】
【そして、肩に触れられる前に壁から退く】
【移動先は丁度、少年と正対している位置になるか】

……一つだけ言ってもいいですか?
意味が不明瞭すぎて理解を超えています。

【のっけからなんか酷い】
【ただ、戦闘の意思は汲み取ったのか、右手を背負った槌の柄にかける】
【逃げる、という選択肢は、思考から外したようだ】

【向けた瞳は黒く、何処かにくすみを残した、とらえどころの無いもの】
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 20:43:23.97 ID:a3wbmkQo
>>275

【間のシロサバトがいなくなれば、彼女は自然少年に抱き寄る羽目になるわけで】

相変わらず、上手く読めませんねー
「わっ!       ――― はぅ…」

【少年の唇が少女の頬に押し付けられて、嬉しいやら申し訳ないやら、少し危ない溜め息が出た】

サナ・ローウィンと申します 一応、この協会の住人でしょうか

「えーと、僕は菊開綾(きくさきりょう)です さっきは本当にごめんなさいっ サナさんも、ごめんなさい」

【上に乗るサナの方が動かず、だからといって振り払うわけにはいかず、当惑気味の菊開】
【何かしなくては、と思いつつも謝る以外の選択肢が頭に浮かばない】
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 20:44:43.55 ID:yH1dt/Ao
【路地裏】

【白い髪/白い肌/灰青の瞳/黒い服/白いマフラー/黒い靴】
【色彩と言う概念が抜け落ちてしまったような、細く小柄な少女】
【長く伸びた前髪は、誰にも見せたくない、とでも言うように顔の右半分を覆い隠している】

……コート着たら、これはこれで邪魔でした……
面倒臭いものです……

【左の腕で白いコートを抱えて、溜息を吐きながら歩いていた】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 20:46:23.95 ID:yjRSGxw0
/ぬああ、消し忘れ!
/>>281、最初の地の文のカタマリ二行目冒頭の「恐らくは」は脳内で消して下さい! 些細ですけど一応。
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 20:48:44.39 ID:3bMQfASO
>>283
何が読めないのかな?かなー?
【首を傾げ】

サナと綾ね
よろしくね!!

それで七不思議教えてくれない?
【wktkしながら正座し】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 20:49:07.84 ID:zq4MLaI0
>>279
【近づき、その容姿、顔を再確認すると、ポツリと言葉を漏らす】
・・・・・・この容姿、何処かで聞いた覚えが・・・まぁ、今はそんなこと気にしている暇はありませんね
【と、そんな事を言っていれば先ほど連絡していたと思しき人間の到着は意外と早く、制服姿の男性が現われる】
【ここに来て、呼び出した女性に軽く礼をすると台車を持っていき早々に立ち去っていく】
【制服着ている辺り、この女性の荷を持っていく辺り店員である事は確定的か】

・・・幸運でしたね、こんな身なりではありますが、私も医者の手伝いをしている者ですから
【まぁ経験はあるようだ、額に触れることなく、頬の色や息遣いだけで判断するには十分と感じた】
こちらに来て下さい、あの店の中の、事務所なり何なりに行きますよ
【要はスタッフオンリーだとか書かれている場所まで連れて行って休ませる気だろう】
【その肩を貸そうとし、そのまま店に向かおうと試みる】
【特に力が強いわけではない、拒否をしようと思えば可能だ】
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 20:49:46.30 ID:1HMKgSgo
>>281

【「金の国王女が面会謝絶」と言った、何時の物かも判らない記事】
【携帯電話に映し出されていた其れを、最後に数秒見詰め……携帯を閉じ、コートにしまって】


………、……あ、スイマセン。 此処、邪魔でしたね。

【ペコリ。頭を軽く下げると、少女の進路を確保する為横へずれた】
【次いで、その双眸は少女の全体像を捉え――「学生さんか」、と云う感想に続く第二の感想が生まれる】
【『ブブゼラ』に関して大して気にしていないらしく……「彼女が“何か”を見ている」、と理解】


えーっと……どうか、しましたか?


【彼女の目線を追うと、食い入るように見詰めているのは『手の甲』……魔方陣=z
【“魔術教会”については『校章を見れば判る』程に精通していないらしく、微笑を浮かべて尋ねた】
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 20:49:52.76 ID:sISgIo2o
>>273>>278

――――――≪“暴風雨”≫ッッ―――!!!

【突如として発生する―――いや、飛来するのは“風の塊”】
【1m程の球体であるそれは少女へと向かう大きな炎とぶつかりあい】
【内部へと炎を巻き込むようにしてその攻撃を打ち消していく】

っとォ・・・・オレ様、いじめはよろしくねェと思うわけだが
お邪魔しちゃァ悪かったかねェ・・・・ン?

【ヒュウ、と風の球体が消えると共に響く声は、二人の横から】
【小動物の様な耳が隠れる青い髪、純朴そうな黒の眼】
【サイズの合わない黒のジャージを素肌に羽織った青年が“邪魔者”だ】
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 20:49:58.60 ID:uANf79Io
>>282

おっと・・・ごめん・・・・・・日本語になってなかったね・・・
まあ、路地裏が不作で暴れることが出来なかったのさ・・・!
要するに、お前をファッキュー・・・! つまり、ぶっ[ピーーー]ってことさ・・・・・・!
【ついさっき出会った相手をぶっ[ピーーー]という少年】
【物騒にもほどがある】 【もっとも、姿自体は悪ガキそのものだが】

僕は何故だか戦わないといけない・・・気がするのさ・・・!
【そして、少女との距離を5m程度取ると】

「スロウ」!
【当たると、ネバネバが噴射され、それによって動きを制限される可能性のある弾を1つ生成して少女の脚を狙って飛ばす】
【ダメージ自体は、殆ど無いだろう】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 20:51:03.57 ID:haFTVTko
【街中】

ふぅ・・・・!!
新しいカクテル開発は忙しいなぁ・・・

【息を切らせながら歩いている少女が一人】
【その少女は170cmほどの身長に狐色のポニーテールに蜜柑色の瞳】
【白色で前をきっちり閉めた長袖シャツに黒色のワンタックパンツ】
【そして首には蝶ネクタイ。頭には栗色の鳥打帽を被っていた】

・・・・ふぅ、私の腕も訛りますからね、この辺でカクテルを誰かに作らないと・・
【そんな彼女は右手にに30cmほどのシェーカーを持ち】
【左手には同じく30cmほどのミキシンググラスを持っていた】
【そして背中には1mほどの馬鹿でかい バースプーンがあった】

みなさーーーん!!
誰か見習いバーテンダーのカクテルを飲む方を募集していまーす!!
無料で何杯でも飲めるのでどなたでもお気軽にーー!!
【口に両手を当てて、道行く人々に酒を勧める】
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 20:53:27.98 ID:cRxeXh60
>>287

あ、え……?でも、私はっ……医者……?

【或いは、その熱のために判断力も鈍っているのか】
【相手の話を半分理解できているのだろうか?そんな様子だが】

……あ、ぅ……はい、……

【なんとなく逆らえず、素直に肩を借りて歩こうとする】
【拒否をする様子は無い。肩を貸した途端、なかなかの重みが其方に伝わるだろう】
【無意識のうちなのか、結構体重を預けている……実は相当厳しかったのか】
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 20:55:23.94 ID:uANf79Io
>>290
/すみません、次遅れると思います
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 20:55:38.39 ID:.RDIpc6o
>>284
【それと対照的に、青と白のウェイトレス風の服装とローズ色の髪を持つ何かが接近してくる】
【それはとても慌しく、まるで何かから逃げているかのようだった】

「ここまでくればもう大丈……ちょ、わわわわわっ!?」

【曲がり角から不意に現れたため、避けたりしなければそのまま体当たりするようにぶつかってしまう】
【パンを口に咥えて「ちこくちこく」と言うような状況とだいたい合ってる】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 21:00:09.86 ID:a3wbmkQo
>>286
あなたの行動が、です

【サナはゆったりとした動作で立ち上がって、壁に身を預ける】

【その最中、女の子の体って柔らかいんだな、とか良い匂いがするって本当だな、とか】
【シロサバトちゃんの唇瑞々しかったな…とか、本能に振り回される思考を手懐けようと苦心していた菊開】

「七不思議…最初のから? 吸血病って知って…」

あんまり長いこと踊り場にいるのもあれですし、私の家にでも行きませんか?

【菊開の声を遮って、サナの言葉はシロサバトだけに向けられたもの】
【もう、菊開君の知っている七不思議は読めている 立ち上がるまでの間で、読み取りは終わった―彼には興味が無い】

(珍しい生物ですから、雨彦さんにも見せてあげたいです)
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 21:00:32.09 ID:zq4MLaI0
>>292
はぁ・・・貴方はそんな身で一体何をしようとしていたのですか・・・?
そんな身で飛び出すくらいなのだから相当大事な用なのだとお見受けいたしますが、本当に大事な事であれば体調を万全にして望むべきでは?
まぁ、初見の人間の説教など聞き入れなくとも結構ではありますが
【何度目かの嘆息を漏らしつつ】
【説教じみた発言を発しながらその肩を貸し、店へと向かい】
【店へと入り、書類仕事なんかを行いそうな部屋の前まで行き】
【その扉を開け・・・た瞬間】

【彼女の視界には何が入ったのか、一瞬開けたと思ったらすぐ閉ざしてしまった】
【肩を貸してる状態ならば彼女の視界に入った物が貴方にも見えたかもしれない】

【そう、殆ど黒で埋め尽くされた人影を、頭の部分が青かったけど】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 21:00:51.21 ID:uvtXA6s0
>>290

……要約すると、返り討ちにあって死にたいということですね?

【この少女の思考もかなり物騒なところがある】
【もっとも、こんな所にいる少女である。物騒でない方がおかしいといえばおかしい】
【また、本人の思考回路もその通りであり、相手に対しての嫌悪感などは一切、抱いていない】


(距離を取った……ということは遠距離?)
(……考えるまでも無いか)

【背中から槌を引き抜き、上から弾目掛けて振り下ろし、叩き落す】

……っ?
(と、取れない……)

【勢い余って、噴射されたネバネバごを巻き込んで地面に叩きつける形となった】
【地面とくっついて、取れなくなっている】

この距離はしょうがないですね……「Λ」

【相手の喉元目掛けて、棘が一本撃ち出される】
【弾速は早いが、距離がある。まともな運動能力であればかわすのは容易だろう】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:03:38.42 ID:C/GJtWco
>>278,289
―――ぅ…あ…

【死を目の前にして、声が出ない】
【半端な力で手を出した、その行為を悔み――目の前の景色から逃れるかのように、堅く目を閉じた】

【――暫く目を閉じていたが予測していた攻撃は来ず、少し混乱しながら瞳を開く】

……無様な所を…見られました…

【その姿をしばらくの間見つめ、漸く理解すると息を乱しながら立ち上がる】
【少女の傷は通常の能力者同士の戦いと比べれば少ない方ではあるが、体力はあまり無いようでふらついている】
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:03:51.93 ID:yH1dt/Ao
>>294

でも脱いだらちょっと寒くて……着てたら邪魔です……
何と言うジレンマ……あれ、ジレンマってこういう使い方で合ってるんでしょうkヴぇえっ!!?

【ぼんやり思考しながら歩いていた少女は、目の前に接近する人影に気づくことすらしなかった】
【当然ぶつかって奇声を上げ、後ろに軽く吹っ飛んで】

あ、だぁあっ!!?

【盛大に尻餅をつく】

……ぉ、おう……何事です……?

【腰のあたりを擦りながら、ぶつかったそれを見定めようと――】
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 21:06:16.83 ID:3bMQfASO
>>295
何を言うの!私の動き程わかりやすいものはないわ!!
【グニャグニャと人体ではありえない動きをし】

いくいく!!
【キュピーンと目が光り】

聞かせてくれる御礼に私の作った奴あげるから
【空き缶を取り出しながら】
【空き缶には『使い魔缶』と書いてある】
【綾くんアワレwwwwww】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 21:07:49.94 ID:cRxeXh60
>>296

……ごめん、なさい……

【少女は――ひょっとすると意外だったかもしれないが、素直に謝罪した】
【だが、荒い息を交えながら、覚束無い足取りで少しずつ進みながらも】
【そのか細い唇から、小さく小さく】

……で、も……どうしても……すぐに、会って……、
……あやまらないと……いけ、ない人、が……

…………

【そう紡いでいる最中だった。女性が一瞬扉を開けて、すぐ閉めてしまったのは】
【少女は、その行動を不思議そうに――女性の瞳を、アクアマリンの瞳で覗き込もうとする】
【視界がボヤけているためか、其処に在った「もの」は認識できなかったらしい――】

/申し訳無い、次の返信遅れます
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 21:08:00.36 ID:yjRSGxw0
>>288

…………お、そんなに堅く出なくても好いさ、あたしも前方不注意気味だったから。

【見た目に続いて、声や物腰の総合的な印象から得た相手への認識は、「思ったより紳士的」である】
【元より外出時の警戒心は比較的強く、最近は人を疑り探る事も覚えようとはしている、が―――本質的には、明るい人付き合いを臨む少女】
【新世界の住民として見れば、『普通』に近い―――多少不躾な口調ではあるが、視線を合わせつつ落ちついた声で紡ぐと、返す様に頭を下げて】
【再度、深い興味を視線に満載して、手袋へと向けようとした、その刹那……】

……? ………あ、あぁっ、そういうことか…。

【魔術に対する興味は、もはや心の根幹に塗された様なもので、そのせいか相手の言葉の意味を呑み込むのに、無駄な時間を要する】
【瞬きを2回繰り返して、首を縦に振りながら呟いてから、また首を上げて、青年の貌をまじまじと見上げて】

あたし、聖都で魔術の研究をしててさ…その手袋、ついつい気になっちまったのさ。
見るに、こけおどしで書いて有るモノじゃ無くて、何かしら術式をエンチャントしている、そういうモンだと思うんだけど…。

【「良ければ、どんなモンだか、差し障りない範囲で教えて呉れないかい?」……微笑に対して、微笑みで返しながら、付け足した】
【愛想笑いなどでは無い、御幣を恐れずに言えば『本気』のモノ―――まだ信用しきっては居ないが、其れよりも好感と好奇心が重たい】

【魔術協会の校章については、知らなくても恥じる程度の存在では無い(恐らく、この世界でも割とマイナーな象徴であろう)と解釈し、追及せず】
【但し、其処まで≠フ情報量でなくとも――――『聖都』というキーワードで、何かしらの思考が巡る可能性は有るかもしれない】
【ゲームセンターのドアから、少女は更に数歩離れ、人々の往来を遮らず、かつ多少青年に近い位置へと脚を進めた】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:08:23.12 ID:RJmfbfIo
【街中】

【コツン、とやや大粒の石を蹴飛ばす者がいる、それはテールコートを着ている黒髪の青年だった】
【さらにシルクハットを付けていて、両手に白い革手袋を着けているその姿は手品師か、あるいは紳士か】

ううむ、子供の時はこうして石を蹴って家まで帰る事も有りましたが。

【蹴られた石は、それほど力を加えていなかったので数m先で落ち軽く転がり、やがては止まった】
【てくてくと歩いて行き、石が落ちた箇所にたどり着くと、さらにそれを蹴った】

家が無いとやめ時が分かりませんね、───いやはや、困りました、非情に非常に。

【などと、悲しい事を呟き彼の右肩には鋼色の雀が止まっていて、はあ。とため息を吐く】
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:09:30.11 ID:.RDIpc6o
>>299
「と、とっ、と……と」

【不意の事態にも関わらず、前のめりになる上体のバランスを器用に整えて転ぶ事は無かった
 猫耳っぽい形をした帽子は微動だにしないが、ぎゅっと被り直して乱れた髪を整える】

「あっちゃー。ゴメンゴメン。っと……ふう。もー追ってこないかぁ
 起きれる?」

【左手に何か包みのようなものを持ちながら、右手で目の前の彼女に手を差し出し起き上がらせようとする
 包みの中からは、肉か何かを焼いたのであろう良い香りがしている】
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 21:12:41.03 ID:8WSwVRYo
>>289>>298

……───あ?

【自身の必殺の一撃が、突如飛来してきた風にかき消される】
【目の前の少女のものとは思えない──だとしたら、可能性は一つ】

【──"邪魔者"の少年へと、怒りの籠った視線を送り】

ハッ、てめぇも正義の味方気取りって奴なんですかァ?
まぁどうでもいいけど、オレ様に楯突くって意味は分かってるよな。

───てめぇもこのオレ様の手で、ぶち殺してやるよッ!!

【男の右手の掌の中へと炎が集まっていく──戦う気、否、殺す気満々である】
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:14:29.44 ID:yH1dt/Ao
>>304

ぅあ、はい……尻餅ついただけですので……

【手を取って、立ち上がる――あ、いいにおいだ、】

……ぁ。

【そう思った瞬間には、くぅ、と。からっぽの胃袋が悲鳴を上げていた】
【……夕御飯、食べてから出れば良かった! と考えて】
【顔を赤くして、俯いてしまった】
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 21:16:21.93 ID:zq4MLaI0
>>301
・・・あぁ、店長の姿を見て思い出しました
・・・貴方、天ヶ谷昴様、でしょうか
【彼の事が体調が悪く、視界に入らなかった彼女には解らないとは思うが】
【この女性が見たのは店長らしい。店長の姿を見て思い出した、と言う事は店長は彼女の知り合い?】

謝りたい?・・・

【と、すれば、彼女が謝りたいという人物におおよその予測がつく】
【彼女が謝りたいという対象は自分からすればトラウマそのもの、そして何よりその人物は自分の自宅に保護されて昏睡状態のまま】

【彼女の瞳を覗き込めば、覗き込んだ人物とは裏腹に青ざめた顔がそこにあり、心なしか震えているようにも見えるだろう】
【思い起こしただけでこれだ、いや、名前を聞いただけでもこうなるのだが】
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:16:37.99 ID:C7Aqc8oo
>>291

【左右非対称の黒髪、後部は背中につく程の長さ、鈴のついた紐で普段は一つに結い上げている。肌は白く、男にしては線は細い】
【黒の履き古した軍靴、暗緑色の軍服。その上から、美しい桜の刺繍の施された黒の着流しを羽織っている。後姿からは女性的な印象も受けるだろう】
【一目で流浪人であることは分かるが、不思議と不潔さは無い。腰には何も入ってなさそうな巾着と短刀を一本差している】

【しゃなりしゃなり、と特に用も無く街を歩いていたが】

――…無料!?

【なんと甘美な響きであろうか。無料。あぁ、無料。タダで酒が飲めるのならば、感無量である】

【「無料」という言葉に、男の貧乏レーダは敏感に反応し、恐ろしいまでの俊敏さで少女へと駆け寄り】

お嬢さん…!――いま、――無料、…と。

【眼差しは真剣そのもの。怖いくらいの眼力で】
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 21:17:44.19 ID:a3wbmkQo
>>300

ちょっと気持ち悪いですよ、その動き
あまり人外を全面に出した動きは控えることをお勧めします……折角容姿に恵まれてるんですから

【言葉とは裏腹に、興味深げに凝視する 冷たい炎を閉じ込めたような、独特な視線を突き刺すように】
【底の見えない真黒な瞳が、シロサバトの眼の光りと真っ向から対立するようにして交錯した】

さあ、ついて来てください こっちです

【階段を下るサナについていこうとすると、立ち上がってきた菊開が無言でシロサバトの手を掴むよっ】
【そこまで強い力ではなく、振りほどくのは簡単だ ただ、箱入りの猫のような眼で何かを訴えている】
【初心な彼にとっては、手を掴むだけでなかなかな冒険 此処までの異常体験で感覚が麻痺しているからこその行動】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 21:18:05.83 ID:a77d3AAO
>>303

【――コツン】

いてッ。

【青年の蹴った石が、路地裏から出てきたヒトガタの何かに丁度命中した】
【ゆらあと幽鬼の如き緩慢な動作で明るみに出るヒトガタの何か】
【グルンと頭部を回し視線をそちらへと向けるヒトガタの何か】

おいィ……
ダレだか知らンがア、星に還るか?エ?

【口調は幾らか荒んだそれであったもの、憤怒の感情はさほど込められておらず】
【頭部を覆い隠す棕櫚皮の面越しに、青年をじろじろと睨み付けている】
【纏う黒い着流しの下、身体の数ヶ所より水漏れするよう溢れているのは“黒い魔力”】

【――見覚えの、あるやもしれない、姿かな……】
【青年の肩に留まるシルバーなんとかは判るかもしれないし、判らないかもしれない】
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:21:30.43 ID:sISgIo2o
>>298>>305

ザァンネン・・・・オレ様は“正義の味方”じゃあなく“最強”でなァ
腹減った所に武ってのを振るうヤツが居たから手を出した、ってとこだ

・・・・しっかしそこのアンタ、大丈夫かァ?

【ニヤリと笑う青年は口元の三角形をした歯をギラつかせて視線を返し】
【ふらつく少女には声だけ、安否の確認のみをして】

さァて逆に聞いてやるが、“オレ様に楯突くって意味は分かってんだろォなァ?”

【男の火勢が増していくように、青年の周囲に吹く風が強さを増していく】
【微風であったそれは何時しか強風と言われるものへと変貌を遂げ】
【青年の身体を覆う形でひゅうひゅうと―――万全の態勢を作り上げている】
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 21:22:14.77 ID:3bMQfASO
>>309
あら?主(サバト)に比べたらまだ普通よ?
【サバト……】
そんな目で見つめると照れちゃうわよ〜
【クネクネ】

じゃあいk……ん?
【着いていこうとした時綾に掴まれ】

一緒に来る?綾?
【首を傾げながら】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 21:22:58.55 ID:1HMKgSgo
>>302

【学生=c…『聖都』……そんなキーワードから、察しが着いたのか】
【「ああ」、と手でも叩き出しそうな勢いで納得の声を出すと、にっこりと笑って】


成る程、魔術教会≠フ生徒さんなのですか。
其れぐらいならお安い御用ですし、大した術式でも無……―――

「……お兄さん、D@Lるけど買わないかい? 安くしとくよ。」


【突如、横から話しかけて来たのは、少し怪しい&オ囲気を纏った男】
【口振りから察するに――――「真っ当」とは言えない物を売っているのだろうか】

【青年が軽く手を振って、「要らない」と云う意思を示すと……あっさりと、彼は別の人物に声を掛けに行った】


――――………最近、変な『クスリ』売ってる連中が多いのですよ。この辺り。
危ないから、あんまり遅くまでうろつかない方がいいです……制服じゃなければ、問題無いと思いますけどね。
そうですね……歩きながらでも、お話しましょうか。 寮に帰るのでしょう?


【何故かこの青年は寮の場所を知っているらしく……―――そんな提案】
【もし彼女が同意すれば、現在位置が聖都ならば寮へ、他の国ならばワープ施設的な何かへ向かって歩き始めるだろう】
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:24:02.32 ID:.RDIpc6o
>>306
「よっこらしょっと……こんな所で何してたのさ
 こんな所にばっかりいると、ヒョロヒョロのモヤシみたいになっちゃうよ。もっとおひさま浴びないと」

【わざわざ「こんな所」と二回も言う辺り、あまりこの場所を好んでいないのだろうか
 ウェイトレス風の格好をしたこの少女もやや小さいが、持ち上げる手は力強くしなやかだった】

「……む!」

【空腹であるだろうという声を聞き、やや焦ったように一度辺りを見渡した】

(せっかくこれ手に入れたし……でもこのままほっとくのも後味悪いよなぁ……
 でもタダっていうのもあれだし……)

【一度、目の前の相手がどのような力の持ち主で、どんな物を持っているのかじっくり観察してみる事に
 お金をたっぷり持っていそうなら、思いっきりふんだくろうとは思っているが】
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 21:24:53.87 ID:uANf79Io
>>297

違う・・・あんたの首が欲しいだけさ・・・・・・
【ネバネバは、恐らくこのレスの間に消滅するだろう】
【どうやら、持続性はさほど高くないようで】

何の・・・これ位でくたばらないよ・・・!
【自分の喉元へ向けて発射された1本の棘をかわそうと、彼から見て右へとステップ】
【だが、それは彼の肩を軽く抉って、鮮血を吹き出させて】

・・・・・・「ウェーブ」!
【彼は、直径10cm程の波打つビームを発射する】 【狙いは、彼女の腹部の位置だ】
【速度は、さほど速くない】 【ネバネバが消える時間を考慮しても、防いだり回避をする時間が無いわけではない】

(次は何にしようか・・・中々難しい奴が来たな・・・・・・)
【そして、思考を巡らせて】 【ふと、相手は槌を振り下ろしたことを思い出す】

(槌・・・槌は手持ち武器・・・近距離も、危なそう・・・・・・だな・・・)
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:26:09.20 ID:haFTVTko
>>308
お気軽にっお気軽にーーっ!!
【キョロキョロと周りをちょくちょく回転しながら声を掛け】
【目の前に何処ゾぞの軍隊の方らしきものが現れ】

はっ!!!軍曹!!!
無料と書いてタダと読むですっ!!
【びしっと右手で敬礼をしながら答える】
【そして男のあまりの素早さに恐れをなしたのか、後ろにじりじりと下がる】

/いきなり遅れましたっすみませんっ!!
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:27:49.40 ID:C/GJtWco
>>305,311

…少し、頭が……

――すみません、あれの処理をして頂けないで、しょうか…
このままだと…術式を組むのは…困難で…すので…

【「あれ」とは、転がる死体(>>243)の事を指している。】

私は………。

【外に向かって歩き出す。恐らくは逃走するつもりだろう】

//申し訳無いですが、時間が足りないので離脱します。。。
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:27:56.42 ID:cMgSThgo
【公園】

……教会。
詳しいことは分かりませんが……。

【一人の少女が、ベンチに腰掛けて、薄っぺらいチラシのような物を真剣な目で見つめていた】
【サファイアのような蒼い双眸、作り物めいて整った顔立ち】
【腰ほどまでに伸びた金の髪は柔らかになびき、少女のむき出しの白い肌をくすぐっている】
【年の頃は、15に満たない頃だろうか。胴体を白い、大きな布で巻きつけただけ、というあまりにもはしたない格好だ】

せめて、場所が分かれば……。

【少女が覗き込んでいるソレは、どうやら周辺の地図のようだが】
【明らかに雑な調子で書かれた地図には、ろくに建物の名前も書き込まれておらず】
【正確かどうかすらさだかでない、道がマッピングされているだけだ】

……でも、ハロウィンなんてものがあったんです。
私より昔に、この世界に飛ばされて来た人間が、教えを広めたのかもしれない。

【ぶつぶつと小さく呟きながら、その乱雑なマップに、通りを書き足し、建物の特徴を書き込んでいる】
【どうやら、手製の地図の作成と言ったところだろうか】
【――御世辞にも、マトモな出来とは言えないが】
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:28:45.42 ID:yH1dt/Ao
>>314

……いや、その……御散歩、してただけです……

(うぅわ……厭だ、今の絶対聞こえた……物乞いみたいに見られてないかな……
 ……ていうか私食べ物貰いすぎじゃない……?)

【目を逸らしながら、ぼそっと】
【メタいことを思考しながら、どう言い訳をしようか考えていた】

【白い少女の持ちモノ・腕に抱えたコート以外、特になし】
【外見的特徴・細くて小さくて青白くてぶっちゃけ不健康、右目を前髪で隠している】
【……以上】
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 21:30:15.59 ID:a3wbmkQo
>>312
この世界で”普通”なんて逆に目立ちそうです

【出来うる限り自分のペースを保って―ようするに冷たい声色で―言う】

「はぃ…」

【消え入りそう音量は、シロサバトにしか届かない】
【こくりこくりと頷いて、どちらが男か分からない情けなさ】

あ、菊開君は帰ってください レポートがまだだって言ってましたよね

「はいっ そうです すいませんありがとうございましたーッ!」

【心無い言葉を受けて、名残惜しそうに手を離す】
【少し紅潮した頬を隠すようにして、階段を駆け上がっていってしまった】
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:30:50.87 ID:74vbvGEo
【水の国、大会会場付近】

【其処に、一つの立て札が(許可を得たのかどうかは分からないが)立てられていた】
【道行く者が目を止め、足を止める程度には奇妙な立て札】
【その文言は?】


【「急募:強者」】
【「人数:無制限」】
【「給与:低賃金」】
【「労働時間:長時間」】
【「採用基準:面接官の独断」】
【「備考:名誉以外に殆ど何も手に入りません」】

【人を舐め切った様な、人材募集の文面】
【その立て札に寄りかかるようにして佇むのは】

………これで、人が来るのかしらね?

【絹のような黄金のツインテールと瑠璃色の瞳、リボンコサージュを付けた紫のドレスを着た少女】
【腰には、装飾の施された鞘に収められた一本の長剣が有る】
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:31:20.81 ID:RJmfbfIo
>>310

「ちゅんっ!」

【真っ先に反応したのは雀ちゃんだったとか、どうとか】

むむ。

【当たった石は、明後日の方向に跳ね返って】

───蹴った石は止まれません。
つまりは飛び出してきた貴方が全面的に悪いですね。

【青年はというと、落ちた瞬間を確認する前に目の前の人物に注目してしまったため、石の場所が分からなくなる】
【といっても、無理は無いはず、目の前の奇妙な面を装着した人物を見れば、誰でもそうなる、俺でもそうなる】

………。

【キョロっと周囲を一瞥するも、他の石やら、破片やらと混じって、蹴っていた石は完全に分からなくなった】

はぁあああ……。何かの始まりの終わりとは呆気無いものです。
まあ、───良いでしょう、その代償としては面白そうな見た目の人に出会えたのだから。

【がくり、とうな垂れるも。顔を上げてすぐに立ち直り】
【ちらり、と自分の肩に止まり、目の前の人物を凝視している雀を一瞥すると】

その皮の面?実に良い趣味ですね。見るのは多分二回目ですよ。尤も、その人は死んでしまったようですが。
流行りのものでは無いんでしょうねぇ。

【顎に手を当て、軽く首を傾げながら。褒めてるんだか、貶しているんだか】
【多分、淡々と紡いでいく彼の言葉には両方が込められていない】

323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 21:34:54.70 ID:8WSwVRYo
>>311

最強だと? 
ギャハハハハッ! あんまり笑わせんなよッ!!

このオレ様の前で、"最強"とか──戯言もいい加減にしろよ、おいッ!

【男のターゲットが、少女から青年へと変わった】
【故に、逃走は何の障害もなく成功するであろう】

ここに一人死体が増えるってことだろッ!? てめぇの死体がなァ!!

────《 ブレイズ・オブ・ブレイズ 》ッ!

【青年の腹部へと、炎が集まる右手を向けると】
【その手から球状の火炎が、一直線に放たれる───】

/了解です、乙でしたー
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:35:39.75 ID:C7Aqc8oo
>>316

――軍曹?

【言われた男の方がキョトンとして(―こんなにも、ひょろい軍人がいるのだろうか)】
【「あぁ、」と男は自らの恰好に】

軍服を着ていますが、軍人ではないですよ?
これはとても動きやすいので気に入っているのです。

【先ほどの眼光は何処へやら。ふにゃら、と人懐っこそうに微笑んだ。少女の恐れを消せるかは不明だが】

【――かと思えば、再び、その顔は真剣さを取り戻し】

ほう―、なるほど。――やはり、タダ(無料)。ありがとうございます。

【何も貰っていないのに、お礼が先行する】


/いえいえ。30分までは許容範囲です。私も遅いのでお覚悟を
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 21:36:11.78 ID:3bMQfASO
>>320
逆に考えるのよ!実は皆変だと思ったら実は普通だったと
【ニコリと笑い】

あら?帰らせちゃっていいの?
【帰っていく綾を見て】

また会えたら会おうね!綾!
【手をふり見送りサナについていくだろう】

/スイマセン…一時間ちょっとほど落ちます
/大丈夫でしょうか?
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:37:46.13 ID:.RDIpc6o
>>319
「そっかー。んー……」

【悩む素振りをしているものの、何か悪い事を企んでいるように見える
 口の端が僅かに歪み】

「……食べふ?」

【左手に持っている包みを口に咥え、そこから左手で串焼きを差し出す。動作しながらなので最後は若干訛った
 脂の乗った豚肉らしきものと、程よい焼き目の付いた南瓜らしきものが刺さった串焼きのようだ
 表面的には無害に見えるが、起き上がらせた時に掴んだ右手は未だ離していない】
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 21:38:18.90 ID:uvtXA6s0
>>315

……私の首? 確か前にも狙った人がいたような……

近距離の火力の方を重視してるんです、っとと……

【ネバネバが消え、槌を思いっきり引っ張っていた故に後ろにバランスを崩す】
【その状態から回避するという考えは消え、後ろに踏みとどまりながら槌を前に構える】
【槌の頭でビームを受け止めるが、ぴしりと、皹が入る】

(使いすぎはやっぱりこういう結果になるのか……)

【そのまま槌が霧散するように消え、受け止め切れなかった分が腹部に直撃する】
【左手で腹部を押さえながら】

……近距離に持ち込むのも面倒、となると……やっぱり遠距離戦になりますかね、ここは。
「凵v

【槌が消えた後釜は、弧を直角に曲げた小型の弓。弦の部分を掴んで、一応の体勢を整える】
【この少女、矢を持っているような感じはない】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 21:40:21.09 ID:cRxeXh60
>>307

……え、……?

【少女は、ぼんやりと熱に浮かされた状態ながらも――その単語だけは、脳にクリアに浸透してゆく気がしていた】
【無理も無い――何故ならその「単語」……『名前』は】

……たし、かに……私の名前は、……『天ヶ谷 昴』……だけ、れど……
…………どこかで、……お会い、しましたか……?

【自然と敬語になって、女性を見据える】
【見れば、きょとんとしている自分とは対照的に、心なしか青褪め、震えて――】

……あの
……どうか、しましたか……?……

【今、心配されているのは自分だろうに――それでも、心配せずにはいられなかった】
【何処か不安そうなアクア・マリンが、女性を見つめるだろう】

/申し訳無い、遅れました
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 21:42:08.52 ID:yjRSGxw0
>>313

…おっ、その通りなんだぜ。
あたしは魔術協会の生徒でねぇ、主に戦闘寄りの術式構成と、音を利用した魔道具の………

……あー、だから此処に来るの嫌なんだよなぁ…。
案外、こう言う所だと、あたしはやりたいのに彼方此方で撤去されちまうゲームとか有るんだけど、さ。

【『無』に等しい程の起伏しか備えぬ胸を、鳩胸に張って―――少女が紡いでいた言葉は、招かれざる男に阻まれた】
【面倒なので、此処は反応の早かった男に任せて、一応は背中のブブゼラを振り抜ける@lに、ごく小さく無表情に構えていたが】
【相手は、それを戦闘術≠フ一環だと認識出来る前に、去ってくれた―――苦笑を浮かべて、語散る】

【かなり余談で、読み飛ばして貰って構わないが、『第二世界連合vsネオ・マルドゥーク』―――少女がプレイしていた、ゲームは】
【水の国のアニメ・スタディオで製作されているリアルロボットアニメ『機兵戦線ヴァウンティオン」を題材にした、3D対戦アクション】
【武美が愛用している機体であるヴァルリオンMk-V≠フ、作中での役割は―――『重砲撃』による、防衛線や大型兵器の強行突破である】
【自らの使用する攻撃術式が、広範囲かつ高威力の攻撃を軸≠ニして据えたものであるからか、共感を抱いているらしかった】

この制服、かなり性能が良いから、重宝してんだけど……冬服、買ってくるかな。
っと、それも正解っ。 出来る事ならば、寮まで……。

【青年の言葉に、かろく首肯して、恥かしそうに言葉を投げかけながら、武美は歩き出すことだろう】
【此処は聖都の中でも、場末―――わざわざ、当地では無いかのように『聖都で』と言ったのは、堕落した日常が渦巻く場所への違和感故、か】
【青年の横に遠慮なく並び、脳髄深くにインプットされた道を、遡ろうと、歩き出した刹那―――上がった脚が、『その場』で降りた】

……貴方、何で寮の場所をそんな正確に覚えてるん?

【咎める訳でもなく、純粋に知りたい≠ゥら、体ごと青年に向き直り、問うた】
【「友達が居るとか?」―――濁されない様に、余分なトッピングは、声として形にせず喉で潰し、呑み込む】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:42:17.23 ID:yH1dt/Ao
>>326

へ、

【ぱち、ぱち、と】
【二回、大きくゆっくりと瞬いて】

……いい、ん、です?

【白に程近い灰色の瞳、そこに僅かな光が灯る】

【掴まれたままの右手、悪戯っぽく歪む口の端、そこに対した疑念は抱かずに】
【少女は、空腹に忠実だった】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:42:50.02 ID:haFTVTko
>>324
軍人ではないのなら・・・・・
【右手のシェイカーをパンツのポケットに差込み】
【そのまま右手で顎の辺りを掴み、右斜め上当たりを見ながら】

わかりました!!軍人カフェの従業員ですね!!
【凄い勢いで突進しながらハキハキと尋ねる】
【その瞳はキラキラという擬音が正しいのか、光り輝いていた】

それではそれでは!!
何かオーダー的なものとかありますかでしょうかっ?カクテルなら大体いけますよっ!!
【そのまま何故か抱きつこうと、両手を彼の後ろに回す】

/すみません。ありがとうございます。此方はいつまでも大丈夫ですよーっ!!
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:45:48.23 ID:sISgIo2o
>>317

ン、おォ良いぜ・・・・・つっても、直ぐには無理そうだがなァ
何せ最強でも余裕が幾らでも有るわけじゃねェ

・・・・ま、精々気をつけやがれよォ

【そのまま逃走していくだろう少女を見やり、声をかけ】
【手元に風を収束させながら意識を男へと真っ直ぐに向ける】

/お疲れ様でした〜

>>323

そりゃオレ様に勝つってェジョークかァ?
だとしたらよォ、随分とセンスがねーぜテメェ―――

【こちらも右手、身体に纏う風が形を持って収束する】
【形は槍、螺旋を描く先端を持った風の槍】

―――――――≪“風槍”≫ッッッ――――!!

【それを球状の火炎へとブンッ、と投げる】
【目的を記すのなら“火球を貫きつつ相手へのダメージを狙う”こと、か】
【風の槍を放った青年は未だ風を纏ったままで、その勢いが変わる事は無い】
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 21:47:35.11 ID:uANf79Io
>>327

そう・・・まあ、要するにぶっ[ピーーー]・・・ってことだ・・・・・・
・・・ぶっ[ピーーー]ぶっ[ピーーー]言ってばっかりだな僕・・・・・・・・・
【ビームが、相手の槌に命中して、そしてそれを霧散するのを見】
【ニヤリ、と、心の中で笑い】 【だが、表は無表情で】

・・・弓、みたいな感じだな・・・・・・
でも・・・"矢"が見えないな・・・・・・だが・・・矢が無い弓は弓でないも同然・・・ううむ・・・
【相手が弓を生成し、そして矢を持っていないと感じて】
【そこから生まれた疑問を解こうと考えて】

ん・・・ーっと・・・・・・そうだ・・・「ブラスト」!
【そして、思い出したかのように発射するのは無数の小さな弾丸】
【だが、狙いを定めていなかった】 【そのため・・・】

あわわわわ・・・やばい、ミスった・・・・・・貴重な攻撃が・・・
【それは、相手ではなく、近くにあったタルに命中して、そしてその一部を破壊した】

早く、次の攻撃を考えないと・・・・・・
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 21:49:38.26 ID:zq4MLaI0
>>328
【震えは止まらず、青ざめた顔の青が引くわけでもなく、だが言葉を紡ぐ】

・・・私のマスターの御友人・・・その方は貴方と御会いしており・・・その方から私は貴方のお話を聞かせていただきました
正確にはその友人が私のマスターに・・・話していたときに同席していた・・・だけではありますが
【ドクンドクン、と鼓動が大きくなる、それは決して良い方向の物ではなく】
【悪い方向での、精神的な動揺による物だが】

・・・ライク・ヴェルトゥス、それが私の・・・マスターの御友人
もしかすれば・・・貴方にとっては・・・憎い名前かもしれませんが・・・
そして、その人物は、この扉の先に、居ります
【何とか言い切ることが出来た、話の順序を組み立てるまでにまず、此処まで話さなければならない】
【だがこの先は、難しい、自分には。何故なら彼女が謝ろうとしている人物の行方や現状を知っていても】
【自分にとってはこの上ないほどのトラウマなのだから】

【して、彼女にとってはもしかしたらその名前は憎いかも知れないだろう、彼が知らせた情報により彼女の精神は不安定な状態になったのだから】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:49:39.68 ID:.RDIpc6o
>>330
【串焼きを掴まれるその瞬間、手を引っ込め口に咥えた袋をその手で掴み
 瞬間、その身体から波動のようなものが放たれる】

「れでぃごぉー!」

【そのまま彼女を右手でがっちりホールドしながら、突然路地を全速力で駆け出す
 一秒ほどした所で向きは建物の壁のほうへと向けられ、そのまま壁を垂直に駆け上る】

「やっほー!
 あ、はいこれ」

【そのまま空高くへと舞い上がり、程なくしてそれ程高くない建物の屋上へと着地する
 すぐ後に手を離し、持っていた串焼きを手渡す。落っことされるのを心配していたようだった
 太陽で照らされ、悪意の感じられないその笑顔は少々眩しい】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:54:51.27 ID:C7Aqc8oo
>>331

軍人カフェ…?
行ってみた…――いや、やだなぁ…

【彼の脳内で、一体、どんな想像が描かれていたのか】

この服は、その昔、私が旅の途中で追い剥ぎに襲われた際、その方から
「これを差し上げますから、どうか命だけは!」と快く譲って頂いたものです。

カフェは残念ながら―、未経験ですねぇ。いやはや重宝してますよ

【うふふ、と、懐かしい思い出を語るかのように】

オーダー、ですか…。恥ずかしながら疎いもので、(―っていうか飲めれば何でもい…―)、お勧めなどあれb…

【ふぅむ、と思案するように腕を組み】

―おぉ!?

【突然、腕を回してきた少女に驚きつつも、死線を幾度と無く越えてきた彼の身体と腕は、悲しいかな反射的に腰の短刀を掴んでいた】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 21:55:34.00 ID:8WSwVRYo
>>332

そりゃあ事実だからなあ!!
笑えなくても仕方ねぇよ、むしろ泣きわめく場面だぜ?

【火球は風の槍に貫かれるものの】
【男自体は右に跳び、風の槍を回避しており】

おらッ、次だ次ッ!

【今のような攻撃では効き目が薄いと踏んだのか、右手へと炎を溜め始める】

/すみません、風呂行ってきます。
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 21:57:33.15 ID:1HMKgSgo
>>329

【『戦闘術』の初手を取った少女の様子に、若干目を細め……彼女には、判った≠セろうか】
【角度からして「流し目」であったにしろ、彼が其れを理解したと言う事は――案外、青年は『戦い慣れ』しているのかも知れない】


普通の『クスリ』なら、偶に見かけてましたが……あの、D≠ニかいう奴は此処最近ですね。
水の国≠ナもよく見かけます。 “どういう効能”かは、小耳に挟んだ程度にしか知りませんが。

―――……ちょっと危ない≠ンたいですから、この辺りで遊ぶ時は本当に気を付けた方が良いかも知れませんね。


【そんな言葉を返しつつ、青年は通りを歩き出し――正確に、其の足は寮≠ヨと進む】
【――――……かと思われたが、少女が足を止めたのに合わせて其れも停まり】


ん、あぁ、友達=c…そうですね、ちょっとした『知り合い』が居るのですよ。
用が有って二、三回足を運んだ事が有ります…――ま、単なる引越しの手伝いだったんですが。


【「さ、行きましょうか」と――…こちらも、単なる会話の一環として捉えているのだろうか】
【あっさりと応えると、懐に手を差し入れてから再び歩き出した】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:58:15.01 ID:yH1dt/Ao
>>335



【ぐん、と、引っ張られる感触】
【次いで、視界がぐるんと直角に回転】
【細い身体にぶつかる空気が、寒くて痛い――やっぱりコート着ときゃよかった、とぼんやり考えて】

……うぇ?

【思考が現実に、追いつかない】
【一体今、何が起こった? ――――ただ、ぽかんと口を開けて、差し出された串焼きを見つめていた】

【……まぶしいな、と、うっすら思いながら】
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 22:00:26.63 ID:cRxeXh60
>>334

……「マスター」の……「御友、人」……?

【その空気を感じ取ってか――少女、昴もまた、鼓動が早くなるのを感じていた】
【変に胸騒ぎがする。“こんなに出来すぎたストーリィが……”……『定め』『宿命』……或いは『業』】
【無意識のうちに昴は、自身の胸あたりを、右手でぎゅ、と握り締めていた】

…………、……『ライ……ク……、……ヴェル、トゥス……』……
……――――『ライ、ク』……っ、

【思わず――その名前を復唱する。そして、目を大きく見開き――わなわなと震え出す】
【が、昴は――ぐ、と唇を噛んで】

……だい、じょうぶ……おぼえ、てる……
……『記憶』……ぜんぶぜんぶ、取り戻した、から……覚えてる……


――――“ただ”……


……私は、……『ライク』のことを、憎い、と……なんか、「思ってない」……です。
結局、突き詰めれば……事の根源は、ぜんぶ……私、だから……
ライクは、伝えてくれただけ……大丈夫、……です……

……この先に、ライクが居るって、いうなら……会わせて、もらえませんか……?
もっと、聞きたいことがあるんです……もう、私は……目を背けない、向き合えるからっ、……


…………『レイド』のこと、きっとライクは、色々と知ってッ……!


【――縋りつくように、必死で女性にそう語りかける】
【熱は酷い……立っているだけでも辛いだろうに、昴は賢明に言葉を紡いで】
【荒い息と、無理を続けているためかやや潤んだ瞳で――紡ぐ。その『名前』】
【昴が最も『謝りたい人物』であり、女性の『トラウマ』になりつつある、――その『名前』を】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 22:02:22.38 ID:a77d3AAO
>>322
……ホウ。
流石わたしの分身、優秀な雀だな?

【クク、と低く喉で笑いつつ、さも当然の如く自画自賛】
【青年に正面を向け、腕を組んで仁王立ちになる。随分と偉そう】
【こちらも石の行方は目で追わず、項垂れる青年の様子を見て愉快げにくつくつ笑声を零し】

しッかし、“被害者が全面的に悪りィ”だなんてさァ。
よくわかッてンじゃアねーか、流石スズが目を付けただけあるよなア!
くくッ……わたしは全面的に同意するぜ?

【やや皮肉じみた物言いで宣いながら、我慢ならなかったのか笑声のボリュームを上げる】
【手で面を押さえつつ笑い続けて、それも短時間で沈静化してくると】

なアに、オワリが呆気ないからこそ出会えたンだろ?
わたしに出会ッてなけりゃ、寝床見つけるまで石蹴り続けてたかもしれねンだからなァ!

【青年の淡白さも意に介すことなく、彼奴は饒舌さを失わないまま、面を頭部から引き抜いた】
【露になるのは、無彩色の髪と唐紅の瞳。顔付きは……青年の言うその人≠ノ、似ているようで似ていない】
【似ていると言えば精々、目付きの鋭さを際立たせる三白眼くらいである】

な、イイ趣味だろ?やッぱよくわかッてンじゃアねーか、お前サン
ソイツが死んだのも流行りじゃねーのも、確かに間違いねェな

……“パッセル”代理、銘打たれた名は“玖雀”
お前の肩に居るヤツの大元だ、わたしの名前くらいは聞いたコトあンだろ?
リロード・ザ・マジシャン――、否、コード・ネームを「ミルウス」ッつッたか

【口上を述べながら、愉快げな笑みは中性的な顔に貼りついたまま健在】
【そのまま棕櫚皮の面を青年へと差し出して――】

そのシルクハット、実に良い趣味だよなア
コレとお前さんのその雀、交換しないか?

【いろいろ突飛すぎた】
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 22:03:53.26 ID:a77d3AAO
>>341
/訂正
/【こちらも石の行方は〜】→【こちらは石の行方を〜】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:04:37.94 ID:.RDIpc6o
>>339
「ほら見てよ!おひさま!
 やっぱこうじゃないと元気出ないよね!」

【青空をバックに光が輝き、じっとしていると陽光でほんのり温かみを感じる
 自分も早速串焼きをほおばりながら、嬉しそうにクルクルと踊ってみたり】

「まぁーだ元気出ないの?ほら、風も気持ちいいしあったかくて元気出るじゃん!
 さっきっからずっとぼーっとしっぱなしで。風邪引いちゃうよ?」

【危なげに揺れるスカートと風に靡くエプロン、そして心底ご機嫌そうな女性】
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:04:55.20 ID:sISgIo2o
>>337

泣き喚いて土下座すンのは寧ろテメェの方だっての
ほォら、そんなノロノロ火を焚いてちゃァ吹き消えちまうぜェ?

【相手が攻撃を避けた事には反応せず、すぐに風の収束を始める】
【手や足―――身体の部分にではなく、自身の背後に、だが】

―――――≪“仁王”≫ッッ―――!!!

【そうして薄らと風で形作られていくのは金剛像のような二つの風塊】
【未だ完全では無いように見え、何かしらの攻撃をするでもない】
【直に起動する技では無いのか―――兎も角、男には現状何の影響も無い】

/了解しましたー
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:06:34.34 ID:haFTVTko
>>336
追い剥ぎ・・・・っ!!!
なるほど、追剥を追っ払ったですね!!なんか凄い!!
【彼の上下左右を拍手して回る、このバーテンダーもどき】

いいなぁ・・・軍服・・・痺れるゥ!!
【右手でサムズアップをしながら「グゥー」ん?チョイスが古い?】

カフェに行った暁には是非着て下さいな、もしオープンするならバーテンで雇うように!!
【右手の人差し指を突き出し、左右に小刻みに揺らしながら断言する】

おすすめは、ブルドック・・・ですかね?
【ブルドック・・・・ウォッカ 30mlにグレープフルーツジュース 適量のカクテル】
【そのまま腕を伸ばしながら尋ね返す】

うぉっ!!
【腕を戻し、バックステップを3歩ほど行う】
【少し顔から冷や汗が流れ出す】
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 22:11:10.82 ID:uvtXA6s0
>>333

殺す殺す言ってると返り討ちにあうのが世の常です。

【槌が壊れたショックはゼロに等しい】
【使い捨て、と考えた方が良いだろうか】

(壁面の様子は平らと考えて……)
矢の無い弓はただの飾りです。そんな飾りが戦闘の場にあると思いますか?

【弓を左手に持ち替えて、「まるで矢がそこにあるかのように」右手で弦を引き絞る】
【弧の曲がりで大体の狙いは分かるだろう。上半身である】

……「Ο」

【動かしたのは、右手でも左手でもなく、「右足」】
【右に振った右足から鎖が伸び、路地裏の壁にぶつかり反射する】
【反射させて狙ったのは相手の左足。先端を絡ませるか、ぶつけるのが目的である】
【弓に気を取られていたならば、かわすのは格段に難しくなるだろう】

/次遅れます……
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 22:11:21.22 ID:41d99kDO
【風霊統主の城周辺、森林】

…………さて、と
【森林の中、開けた地点】
【そこにいる男は一人、呟いて】

……いきなり突撃なんてできねぇだろうし…どうすっかな…
【彼は煙草を口にくわえ、その死んだ爬虫類のような目を空に向けて】

…正直ノープランは反省してる……
【ふぅ、と吐いた紫煙が風にさらわれ飛んでいく】
【その風に長い白髪と血まみれた白衣が揺れた】

「…マスター、少しは考えてから行動するという事を覚えたらどうですか?」
【彼の傍らには、小さな人影が浮翌遊していた】
【水色の長髪の、赤い目をしたメイド】
【無表情で青年を見つめ、うさ耳のカチューシャが風に揺れている】
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:11:39.09 ID:yH1dt/Ao
>>343

……、あ。

【なんとなく合点が行った】
【このひと、私が「元気がない」のだと思っていた、のかな?】
【別に元気がないわけでもないし、細いのも青白いのも生まれつきだ。だけど、】

……あったかい。です

【この暖かさは、嫌いじゃない】
【微かに微笑みながら、串焼きを一口。嬉しそうに頬張った】
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:11:39.28 ID:LihA0oMo
【街中】
【茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、腰まで伸びた防弾仕様・特殊素材のレザーコートに
黒い特殊ジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトに仕込みブーツの少年がメモを取りながら歩いている】

…まずいな、織守さんはあの時間違いなく消耗していた
情けねえ、オレがネル・ナハトと最後まで戦えたのは彼女のおかげなのに…まるで恩を返す事が出来てねーとは

【ペンとメモを懐に仕舞いなおし前方の注意だけ向けながら深く考え込む】
【護がカリナトゥスを城の中に招いたという報告のあたりから薄々思っていたが現状、justiceは士気的に考えても安泰とは言えないのではないか、とノビタは思う】
【だがそのために自分は何ができるか…そんなことを深く考えていた】

…いざとなったら、ちょいとオレが動いた方がいいかもしれないのかもな
ただ、具体的にどう動けば…いいんだろう

【はあ、とため息をつく彼の足取りは…極めて重い】
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 22:12:47.96 ID:zq4MLaI0
>>340
【ガクン、とレイド、その名前を聞いた途端に膝をつこうとした───その身震いはもう気のせいというレベルではなく見て解るほどに】
【実際受けた身体的な被害は大したことが無い、が、レイドの使ったナイフの効果が彼女と相性が悪かった】
【しかし、その膝をつこうとした瞬間、扉が開き、その倒れそうな彼女の腕を引っ張り上げる者が出た】

【───この状況からすればそう──そんな事をするのは】

「・・・あいつから借りている身だ、リディフィールに何かあると俺が殺される」
【以前会った時とは違い、何処までもギラギラとした目をしている】
【灰色のズボン、黒いマントを着用し】
【マントの隙間からは渋めの緑色の衣服と灰色のズボンが垣間見え】
【身長は180cm代前半ほど、紺色の瞳、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】
【──ライクが、其処に立つ──】

「・・・昴、か。・・・悪いが其処の客用の椅子に勝手に座るなり横になるなり好きにしてな」
【機嫌は非常に割るそうで、言葉のところどころに棘がある──決して、スバルに向けた不機嫌の感情ではないのだが】
【彼は扉が閉まらないように扉についてる滑り止めを足で引っ掛けて】
【そのまま部屋に入り、横に長い椅子まで先ほど倒れた女性を横に寝かせる】
【どうにも、友人の手前、彼女を疎かには出来ないという事か】

【まぁスバルが動くのが無理そうならこの行動を終え次第そちらに向かい、先ほど寝かせた彼女のように椅子まで連れて行こうとするだろう】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 22:17:07.24 ID:yjRSGxw0
>>338

……知りたくもないぜ、ったく…。
まぁ確かに、不届きな連中に囲まれたら″「るし、もう少し全うな場所でも探すよっ。

【『敵』の動きと、自らの背後を主として神経を集中させ、身体に力を籠めたあの状態…正直、青年は良く見ていなかった】
【見る場所を絞る、という点では失敗では無いのかもしれないが、結果は結果。青年の言葉に、僅かに不機嫌そうな台詞を重ねる】
【街を蝕む悪への殴りつける様な憎悪と、お気に入りのマイナー・ゲームを遊ぶ環境の狭まりに対する、子供っぽい惜しさを、混ぜている】
【緊張の途切れから弛緩した腕をだら、と垂らし、肩も下げて、吐くのは溜息】

……へぇ、知り合い、引越しの手伝い、ね…。
そーいや最近、あたしも友達の引っ越しを手伝った…けど、荷物が少なすぎて疲労の欠片すら湧かなかったなぁ。
そっちは、二、三回ってことは、割と多かったんかい?

【術式の話も、頭の中で燻っているが―――引越し≠ニいうワードが、耳に粘っこく張り付いた】
【言葉にしない『間』の中で、頭を過る恋人の姿……そして、此処最近の、自らが住んでいる寮棟への引越しの記憶】
【記録を付けている訳では無かったが、真っ先に思い浮かべるのは―――当然、あの少女≠ナある】
【そういえば、彼女は荷物を運ぶ事を、聞く限りでは何処かに委嘱していた……何か、面白い話が聞けるかも知れないな、と思う】
【普通の会話の流れで、問いを投げかけて】

【「……おう、行こうか」と、忘れていた『会話の一環』を完成させて、煩わしい人通りに呑まれぬよう、青年の傍で歩き出す】
【割と至近距離だが、矢張り無遠慮なのは―――この少女の、性癖≠フ問題であろうか】
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:20:31.53 ID:.RDIpc6o
>>348
「んー、んまいっ!こんなもの作れるんだから、あいつらも侮れないよね!」

【そうこうしているうちに二本目、三本目と食べていく
 彼女もお腹が空いていたのだろうか、一々リアクションが大きい】

「そそ。隅っこでじっとしてるだけでも、結局お腹空くだけだもんね
 隅っこと言えば何であんなトコいたの?私は……〜〜、えへへ、秘密」

【自分の事を言おうとして、何故か照れたようにはにかんでしまう
 あまり宜しくない手段で串焼きを手に入れていたので、言い出すに言い出せないでいるのだが】
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:20:40.76 ID:C7Aqc8oo
>>345

【チャキリ――、と金糸の刺繍が施されている正絹の時代鉄の柄を握り、桜透かしの鍔が数ミリ上がり、下ろされた】

【飛び退いた少女の顔。圧倒されたのか、否、圧倒されていたのは此方】
【戦意も無い人に刃を抜くなど何事か。それだけの凄みがあった? 否、修行不足。いつから、こんなにもピリピリとしていたのか】

――あはは、

【と、ばつが悪そうに空笑い。少女の冷や汗を見て】

失礼、失礼。いやいや、流浪の身が長いせいか――なんとも、いやはや…、唯でさえ死に体質なもので…。

【言葉にならない謝罪のようなものを繰り返すと、パン、と拍手を打ち】

……それで、ブルドックとは、如何様な酒でしょうか?

【知らねぇのかよ、誰かに突っ込まれそうなセリフで、半ば無理矢理に話題を逸らした】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 22:20:52.07 ID:cRxeXh60
>>350

……っ、大丈夫、ですか……!?

【と――いつもの昴なら、崩れ落ちようとした相手に咄嗟に反応して、その身体を支えることができただろう】
【だが、今の昴は相当弱っており、当然反応速度も鈍く――動けたところで、女性を支えるほどのパワーも無い】
【そのため目を見開き、動こうとするも動けず――ライクが居なければ、肩を借りていた昴も一緒に倒れるところだっただろう】

【昴はややふらめきながら片手を壁について、なんとかして立っているといった様子で――】

…………ライク

【ぼんやりとした瞳で彼の姿を確認し、ぽそりと呟いて】

……ごめ、ん

【そう返すなり、ややふらつく足取りながらも、なんとか客用の椅子に座り込むだろう】
【ふぅぅ、と大きく息を吐いて、背もたれがあるならそれに背中を完璧に預けて――】

……ど、ゆ……こと……?

【その「質問」は――きっと、昴のあらゆる疑問を一緒くたに内包したものだろう】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 22:22:08.12 ID:uANf79Io
>>346

・・・そんな事・・・絶対ないよ・・・・・・
有言実行・・・すれば良いだけだから・・・
【「槌が壊れたのに、大したアクションも無い?」と彼は思う】
【ならば、後にまた現れるのだろうか、それとも違うのだろうか】

そんなの・・・僕でも知ってるさ・・・
僕が誰なのか、名前と能力以外知らない僕でもね・・・
・・・弓と矢はワンセット・・・弓だけあっても、矢だけあっても、本来の力を発揮できない・・・・・・
が・・・何故・・・矢は見えないのに、引き絞っているんだ・・・
【彼には疑問だった】 【何故、弓だけを引き絞っているのか?】

(何らかの方法で・・・矢が現れるのでも言うのだろうか・・・?)
(それとも・・・元から矢はあったのか・・・・・・)
【だが、その思考は飛来する鎖が命中することで途切れる】
【鎖は、彼の左足に絡みついて、そしてバランスを崩して転倒し】

ウ・・・ガァッ・・・・・・此処は反撃しなければ・・・
と・・・と・・・と・・・「トースト」! ・・・やべッ・・・・・・また"と"だ・・・・・・くッ・・・
【だが、彼は"一辺30cm程の正方形の鉄板"を2枚、生成する】
【まだ攻撃には移らないものの、その鉄板からは熱を感じられる】

/了解しましたー、23時頃になると、落ちてしまうかもしれません
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:25:25.76 ID:yH1dt/Ao
>>352

ん、あー……御散歩、です。

【散歩をするには、路地裏は聊か治安が悪すぎるであろう】
【加えて、言葉の頭がやけに濁る……おそらく、「嘘」】

……あなたは、給仕さん……では、ないのです?
給仕さんが、路地裏で何かから逃げる場面には、出くわしたこと、ありません。

【女性の服装がなんとなく気になっていた……串焼きをちびちび齧りながら、訊ねる】
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:26:07.81 ID:74vbvGEo
>>349

具体的にどう動くか?
そんなの、良いお手本とこの間戦ったばかりだと思ったけど?
どうすればいいどうすればいい、そう言うより先に……
参考にしてしまえば良い、そう思うけど

【そのやや斜め後方、独り言を拾って割り込んで来る声】
【聞き慣れたと言う程ではないだろうが、知っているだろう声だ】
【やがて横に並ぼうとするだろう、声の主は】

ま、やるとしたら……何処まで、本気になれるかだろうけどね
自分の意思より集団、言うは易し行うは難し?

【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトから銀のチェーンを何本か垂らした、灰色のロングポニテの少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 22:27:39.71 ID:ztD5VQSO
>>349
【から、から。から、から――――きし、っ】
【彼が暗澹とした思考に沈んでいる中、そんな規則性を帯びた音が周囲に響き、そして止まる】

【直後、外界に僅かでも意識を向けていれば聞こえるだろう怒声が複数。何やら、諍いでも起こっているのだろうか】
【斜め前方、10m程。顔を上げれば、チンピラ然とした男達で、一寸した人の壁が出来ていた】

――――……っさいな、耳障りだ……。

【言い掛かりを付ける男の声に紛れて、凜、と】
【然程は無い声量に反して、妙によく通る声音――――加えて、微量の……殺気=H】

【何やら、穏やかでは無い】
//まだいらっしゃいますかー?
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 22:28:34.10 ID:8WSwVRYo
>>344

てめぇのそよ風程度で消えるとか、この星が引っ繰り返ってもあり得ねェっての。
ノロノロでもねえ、これは"余裕"って奴なんだよッ、てめぇに対してのなッ!!!

【少し時間をかけ、炎が溜められた右手。それを青年へと向け】

───《 クリムゾン・ディスペアー 》ッ!!

【放たれた炎。それは壁状に広がっていき、青年へと襲いかかろうとする】
【先ほどのような"点"の攻撃ではなく"面"の攻撃】
【また貫く事は簡単だろうが、それでは全体をかき消す事は出来ないだろう】

/ただ今戻りました
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:29:44.48 ID:haFTVTko
>>353
・・・・・おいおいジョニー?
桐生御流の教えは弱きには剣を抜かないだよ・・・?
【さらっと、冷や汗を拭いながら彼を見つめる。その瞳、冷酷な光が宿り】
【一応、此方方も剣士のような振る舞い方である】


なるほどっ!!!死にそうになると人間怖くなるですもんね!!
【先ほどまでの表情に早代わり。先ほどのは一体なんだったのか】
【そのまま男性へと、1歩2歩慎重に歩み寄り】

ブルドックはウオツカのグレープフルーツ割りですっ!!非常にさっぱりしております!!

でも甘いのがお好きなら『アレキサンダー、アレクサンダー』もお勧めです!!
此方は甘口で口当たりに、
とろみが有って!!色も味もチョコレートみたいでデザート的なカクテルですっ!!

【凄い勢いでぺらぺらと話しはじめる】
【因みに中身は未成年。飲んだ事無いです】
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:29:54.10 ID:LihA0oMo
>>357>>358

/おや、複数絡みいたしますか?
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:30:17.52 ID:RJmfbfIo
>>341

───はて、分身ですか。
私が覚えの悪い男でなければ、この雀は小刀だったものらしいですが。

【こてり、と反対方向に首を傾げる】
【すると、必然的に、肩に留まる雀がむぎゅ、ってなる、むぎゅって】

フフ…。お褒めに預かり光栄の極み、と言いたい所ですが。
それでは、まるで私の性格が悪いみたいじゃぁないですか?

【シルクハットを片手で外し、おどけた感じで胸に手を当て、軽く会釈し】
【再びハットをかぶると。嫌味のある上品な感じで手を口に当ててくくっと笑い】

【スズ≠ニいう単語には反応はしなかった。彼の中のピースは十二分に揃っていたからだ】
【そんな面を付けている人物で雀の事を加えたら。正直、それだけで考えるまでも無い事だった】

はい、玖雀さん。ご存知です。貴方から連絡貰いましたから。では、改めて、初めまして?
代理って言っても。代理すべき、その彼女は死んでしまわれたのがなんとも。

そう、彼女は死んでしまわれたのですが。彼女に変わって貴方がソレを遂行する意図とは?

ええ、認識で大丈夫です、はい、私の名前はリロード。リロード・ザ・マジシャン。またの名をミルウス。

【差し出される、その面を苦々しい表情で見て】

「ちゅっ」

【雀ちゃんはえっ!みたいな感じで鳴いて】

当たり前の様に、嫌ですよ、
そんなの私にどうしろって言うんですか。

【即答して。一歩、後退しながら】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 22:30:30.92 ID:zq4MLaI0
>>354
【昴が椅子に行くのを確認すれば】
【棚まで行き瓶を取り出し、流しで水を汲むとそれらを椅子の前にあるテーブルに置く】
【錠剤の風邪薬だ、店で商品のためにある、という類の物ではなさそう】
【それらの行動を終えると昴の向かい側に居る横になってリディフィールがいる椅子の後ろの壁に背を預ける】

熱に浮かされるのは止めようが無いが・・・
せめて人と話をする時は深呼吸して落ち着けろ、全くなっちゃいない

【この凄く悪い機嫌は何に向けられているのか】
【まぁ実を言えばレイドに関することではあるのだけれど】

謝罪をしなければならんのはこちらの方、お前が謝るのは筋ではない
【と、壁に背を預けたまま腕を組む】
【その顔には影が差し、顔半分が薄暗く隠れる】

どういうこと、か
・・・さて、何から話したものか・・・(そして、何処まで話してよいものか・・・)
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:31:25.94 ID:74vbvGEo
>>361
/俺は複数歓迎だぜ!絡む相手増やせるしねえ
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 22:32:09.36 ID:1HMKgSgo
>>351

多かった、と言いますか……そうですね、大事な物≠セったみたいですよ。
僕は『中身』を知らないんですが、丁度「小箱」位の物でしたね。

【―――詰まりは、「もしもの事が有ってはならないから」と云う事か】

【此方も此方で、そう言う方面≠ノは鈍いらしく、少女との距離は余り気にしていないらしい】
【むしろ、「渡す」には都合の良い距離であったらしく――左手から外した手袋≠、彼女に差し出した】


学生さんなら判ると思いますが――…熱≠フ流れを制御する術式の『筈』です。
僕も「読めない」事は無いんですが……他人に組んで貰った物でして、ね。


【魔方陣≠ヘ、“真面目に勉強していれば分かる”レベル……恐らく、彼の言う通りの其れと判るだろう】
【少し気になる点としては、熱を発生させる°@構は組み込まれていない、と云う点だろうか】
【早い話が……『手袋に術式を組み込んでいる理由』が、よく分からないかも知れない其れである】


【また、受け取る時――彼の右手≠ェ、少し『機械的な動き』をしているのが分かったかも知れない】
【何かの拍子に『触った』なら、“金属的な硬さ”を感じるだろうか】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:33:09.50 ID:ztD5VQSO
>>361
//此方としたら喜んで、ですが……絡みに差し支えるようでしたら、可及的速やかに退かせて頂きます
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 22:34:51.45 ID:uvtXA6s0
>>355

その有言実行、どれだけ難しいと思っているんですか?
(遠距離だけだときついのは確かだけれど……さて、近距離に持ち込むとして……)

本来の力は発揮できなくても、違う力は発揮できるんですねこれが。
こうするだけでも、結構戸惑うでしょう?

【弓だけを引き絞っている理由の一つは、フェイク。もしくはデコイ】
【つまり、意識をそちらに向けさせる為のおとり】

【右足を引っ張り、相手を一気にこちら側に引き寄せようとする】
【それが成功しようが失敗しようが、相手に照準を合わせて】

……勿論、弓矢であってこそ至高なんですがね。「Ι」

【引いた弦と、折れた弧の部分の橋渡しをするように矢が精製される】
【同時に弦を離し、矢を撃ち出す】
【狙いは、大体胴体部】

(……「また」? 「ト」……これの前は「ブラスト」……)

【何かを、動作の間に考えている】

/予定がずれ込みました……今度が遅れます……
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:35:10.12 ID:.RDIpc6o
>>356
「ほいさ。お腹が空くのは相身互いだよ」

【会話の端で、もう一本串焼きを手渡しながら】

「このカッコは……可愛いでしょ?
 お洗濯もしやすいし、意外と動きやすいし、イイ感じだと思わない?」

【見せ付けるようにスカートの端をふわりと持つ。串焼きの袋を脇に抱えて、帽子が風に飛ばされないようにしながら
 元からスカートをふんわりとさせる服(パニエ)を中に着ているので、より一層それが際立つ】

「……で、お散歩ってホント?あんま良い趣味じゃないと思うけど」

【直感というか、閃きというか。そのようなものを感じ取って確認するように問いかける
 知恵比べなどではなく、そう感じたからこその問答】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 22:37:52.84 ID:cRxeXh60
>>363

【目の前に用意された錠剤に、昴は目をぱちくりとさせて】

……これ、は……?

【大体は、分かっている。恐らくは解熱剤か、風邪薬か――と、だいたいの“あたり”はついている】
【だがモノがモノゆえに、念のために訊ねざるを得なかったのだろう】

……、……ごめん、なさい……
はぁっ、…………どうしても、…………すぐに、行きたかった、から……

【昴は、やや俯き気味で、膝のあたりをぎゅぅ、と握って絞りだすように言う】
【「行きたかった」とは――当然、レイドの元へ、だろう】

……ライク。……整理し辛いなら、……ふぅ、…………私の質問に、答えてほしい……
そこの女の人の……反応から、……どうしても私は、嫌な想像を……しちゃって、……

……ねぇ、…………レイドは、……『生きてる』……よね?

【と――唇を強く噛んでいるのが、此処からでも分かるほどだ】
【女性――リディフィールは、レイドの名を聞いてから明らかに異変に囚われた】
【そこから悪い方向へ悪い方向へと推測を重ねてしまうのだろう】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 22:38:33.09 ID:a3wbmkQo
>>325

【家へと向かう道の上、第一の怪談・吸血病の話をしながら歩いていく】
【協会内で、密かに新しいウイルスが生まれ、感染すると吸血鬼になる、とかそんな話だ】
【途中、慣れないスニーキングミッションに挑戦していた菊開に、サナの注意が入ったりとかした】

【しばらく時間をキングクリムゾン→サナと雨彦の家】


【デフォルメされた線路や電車の絵が描かれた、五月蠅くて子供染みた、其れで居て意図不明の壁紙の部屋】
【テレビや、救急箱が乗ったちゃぶだい、真っ白な冷蔵庫、二組の椅子に挟まれた食卓といった平凡な家具達】
【そして、テレビの上、冷蔵庫の上、ドアのすぐ側からキッチンの脇までに比較的大きめのぬいぐるみ群が分布している】

どうぞ、座ってください

【自らも腰を下ろしながら、椅子のもう片方を指し示して、着席を促す】
【もう一人の同居人は留守の様子、この家には2人だけだ】
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:39:45.14 ID:yH1dt/Ao
>>368

あ、りがとうございます……
……まあ、可愛らしいですけど……動きやすい……?

【本当かな、とでも言うように首を傾げて】
【むぐむぐと小さく咀嚼、一本目の串焼きの最後の一口を呑み下して】

…………んー、……なんとなく、ですけど。貴女に、嘘は、通じなさそうです。
白状しますと、……少々、身体を動かしに。行ってました。

【晒された左の視線が、下へ下へと降りてゆく】
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:40:19.82 ID:sISgIo2o
>>359

おォ、“そよ風”たァ言ってくれるじゃねェか
テメェのトロ火がオレ様のそよ風に勝てるかどうか、試してやるぜ――――

【両腕を広く、十字架に磔られたかの如く左右に上げ】
【ほんの数瞬だが風が弱まり、炎の壁が迫る】

【―――が、勿論無意味に風が弱まるわけも無い】

≪“仁王”≫――――≪“風神”≫ッッ―――!!!

【未だ薄かった背後の仁王が急激に色を付け、威圧感を放ち、そして何より】
【青年の数倍に思われる量の風を発生させ、炎の風を押し返そうとする】
【先程の槍や球体のように攻撃翌力は無いが―――如何せん風力だけは強く】
【その風は仁王が消えないように延々と、留まるところを知らずに吹き続ける】


373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:41:13.10 ID:C7Aqc8oo
>>360

桐生御流…? ジョニー…?

【首を傾げるも、深くは読めない】

所謂、必死、というやつでしょうかねぇ…。

【歩み寄ってくる少女にはアクションを起こさず、うんうん、と、何やら感慨深げ】

ウオツカ…? アレキサ…?

【捲くし立てられる横文字の連発に男の回路はショート寸前。飲ませた方が早いかもしれない】
【というか、放浪していたのならば知っていてもおかしくないようなものだが、どうやら、そっち方面の知識は無さそうである】
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:45:02.35 ID:.RDIpc6o
>>371
「意外とね。それにお気に入りだし、いいでしょいいでしょ」

【少々見せびらかすようにポーズを取ってみせる
 串焼きが無くなったので、袋を端から折りたたんでエプロンのポケットに仕舞い込んだ】

「……?」

【さっぱり分からないとでも言いたげな、動物的な首の傾げ方をして】

「運動するなら、もっと明るい場所があるんじゃない?
 なんかくらーい感じしてるし……」
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 22:45:59.04 ID:zq4MLaI0
>>369
・・・風邪薬、用法はラベルでも見てろ

【身動き一つ無く、淡々と口を動かす】
【それはまるで必死に溢れ出す感情を抑えようとしているからだ】
【少しは落ち着いていたのだが、ヴェイスの事が関われば、自然と強く頭に思い起こされる屈辱の記憶】

・・・そもそもあいつの居る所を知っているのか?・・・仮に水の国の実家に向かおうとしていたのなら
それは自殺行為だ、良かったな、リディフィールに拾われて
【そもそも彼はレイドと仲がよろしくない、レイドの方に至ってはライクを何が何でもこの世から消そうとしている内の一人とされている】
【して、自殺行為、とは。この言葉からもかのヴェイス家で大きい何かが起こったのは推測できるだろう】

・・・生死だけで言えば生きている。そして、あの女を見ている医者の腕を鑑みれば間違いなく良い方向に向かうだろう
・・・俺からすればあいつが生きるという事は自身の命を脅かしかねない事だがな
【生死だけで言えば生きている、と言う事は容態はよろしくないようだ】
【その一言だけでは希望の少ない言葉だが、彼が言うには余程腕の良い医者がついているようだ】

【しかしその一方、自分を殺そうとしているレイドを生かす術を探しているのもこの男だ】
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 22:47:13.18 ID:yjRSGxw0
>>365

………そんだけ? …自分で運べばいいのになぁ。
(…ありゃ、割とヤバいモンかねぇ? …そーいや、華蔵院≠チてえ…)

【黒真珠の様な眼を丸くしてから―――微笑と共に、率直な感想を外部に排出しつつ、浅い思考…と言うよりは、記憶の引き出しに近い】
【アレから、独特の響きを持つ苗字が頭に残って、戯れ半分にインターネットや協会のデータベースで調べてみたことが有った】
【結果として、得た目ぼしい情報は3つ―――剣術≠ニの関連性と、大企業≠フ存在と、面識のない教師の名前=z
【妙な品物を取り扱っているのかしら、と…………―――疑念に先行して、心肺が首をもたげるあたり、彼女らしい】

……えーっ、と。どれどれ……うん。
『筈』じゃあないわな、間違い無いん、だけど……コレ、大丈夫か?
此れじゃあ、肝心の熱が造れ無ぇじゃないか、精々……軽い扇風機ぐらいの扱いしかしてやれやし無いんじゃないかねぇ?
………その調子じゃ、自分では術式を作れないんだろ?

【この少女、戦闘や緊迫感から離れると、能力≠ワわりの考えが薄らぐ―――眼の前の青年を、『魔術師』の類だと仮定していた】
【言葉を進めていくながらで、少しずつ考えは纏まって来て、終わり際には多少のもしや≠抱いていたが、中途で留めるのも可笑しい】
【と、言うことで、首を多少左後ろに傾げつつ、青年の耳に瞳に尋ねた】

【なお、手袋を受け取る際に、この少女も位置関係としては遠い″カ腕を使っている…が、蓋を開ければ利き腕で有ると言うだけ】
【但し、機械的な動きには、或る教師の『魔術製品』を視て解して、感度が上がっているようで―――ぴくり、と眉を吊り上げた】
【ただし、感触自体は、二重の手袋という攪乱幕に阻まれて、此の場に於いて認識することはない】
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 22:47:38.82 ID:uANf79Io
>>367

・・・知らないよ、僕には知識はあっても経験はないからね
でも、出来ると思っていればいつか出来るはずさ・・・・・・!
【それは、決意の口調】 【暴れて暴れてそして死を望む者の】

・・・・・・まさか・・・本当に矢を無しに弓を引き絞っていたのか・・・・・・・・・
確かに・・・色々推測して・・・騙される・・・が・・・・・・
【そう、考えている間に、"ぐいい"と引き寄せられる体】
【ああそうだ、さっき鎖が脚に絡み付いていて・・・・・・】
【生成した鉄板2枚は、彼が元居た場所に留まる】

まずい・・・矢が・・・ッ!
【そして、飛来する矢】 【回避や防御が間に合わず、胴体へクリーンヒット】
【何処か、口と繋がる場所を痛めたのだろうか、命中した場所以外にも口から血が出ている】

フゥゥ〜・・・ハァ〜・・・ッ・・・・・・
と・・・と・・・と・・・・・・と・・・・・・・・・
【ひたすら考える彼】 【ダメージを負った体では、思考力が落ちる】

・・・「鳥」ッ!
【鳥が一羽、彼の近くに現れて――】
【相手の腹部目がけて、それが突進してくる】 【この鳥は、何かに命中するとその時点で消えるだろう】

【鉄板は、消滅した】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:48:22.29 ID:jIed3Vco
【街中】

(得物も買った、工具も買った、素材も買った……後は)
……何か必要だっけか?

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【無難な半袖無地のシャツに迷彩柄のチョッキを羽織り、手には指穴の空いた黒い手袋】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【ズボンのベルトにナックルガード付きのナイフをホルダーに入れ腰の左右に掛けた少年が】
【紙袋を抱えながら道の端で立ち止まっている】

(んー……これで十分な筈だよなあ……)
ま、何か忘れてたらまた戻っていやそれも面倒だけど
とにかく考えるな感じろ、だ……

【がちゃがちゃと紙袋の中身を鳴らしながら覚束ない足で歩き出す】
【誰かにぶつかるかもしれない】
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 22:50:24.65 ID:3bMQfASO
>>370
なるなるにゃー
ちょっと軽目のを作ってみるかにゃ?ちょうど吸血鬼も一緒に住んでるしにゃー
けど危ないからやめようかにゃ?
【いつの間にかネコサバトに戻りながらついていき】

うにゃ
【チョコンと座り】

/ただいまー
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:50:29.55 ID:yH1dt/Ao
>>374

……どこかのお店の、給仕さんと、間違えられません……?

【ありそうで面倒。そう考えながら、二本目】

あー、ええと……んー、
……路地裏の、ちょっとアレな人相手じゃないと、出来ない運動でして……

【言葉を濁し、濁し】
【それでも、この少女が言っていることは、なんとなく「暗い」のだろうと解るだろう】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 22:50:37.15 ID:8WSwVRYo
>>372

試す? 何言ってるんだ?
そういうのは格上──つまりは、このオレ様が言うべき言葉なんだよッ!!

ハッ、ちったぁ馬力があるじゃねぇか!

【炎の壁が押し返され始めるのを感じると、その炎を消した】
【更に力を加えるという手もあったが──ただ単純に、それは面倒くさい】

だけどよォ、そよ風はそよ風だなおいッ!!
そんなんじゃこのオレ様が涼しくなるだけだっつぅの!!

【そして吹いてきた風に押されるも、なんとか踏みとどまる】
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:51:00.52 ID:haFTVTko
>>373
必死とは、必ず死ぬ事!!
私は何を言っているんだ!!

【何故だが荒ぶる鷹のポーズを取る】

めんどくさいので、作りますよ!!!
【そういうと右のポケットからシェイカーを取り出し、左手のミキシンググラスをポケットに入れ】
【そのままシェイカーの蓋を開け、両手からにゅるっと】
【クリームやら茶色の液体やらが出てきて、シェイカーに溜まっていった】

ん、ちょっと待っててください!!
【にこっと微笑みかけ、シェイカーの蓋を閉めると】
【小刻みにシェイクを開始する】
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:51:51.89 ID:LihA0oMo
>>357
【ぐいっ、とフェルトハットを上げながら残っている方の目でその方向の声を向くと】
【見覚えのある少女の姿が見えるので、少し顔がほころんだ】

…吟雪か、奇遇だな
お手本ってのはあの妖怪たちか?…あそこの妖怪には嫌な目にあわされたな
オレのトラウマをそのまま映して化かしてきた妖怪がいたんだよ…あの時は嫌な思いをした

【あの鏡の妖怪には嫌な想いをさせられた、自分の心の中でくすぶっていた恨みの心】
【それを見透かされたかのような気分になり…怖かったというのが彼の真相だった】

…オレは織守さんとこの世界には命より重い大恩がある、やるからには本気だ
まあ、待ってくれよ…なんとか思いついて見せる

【と、胸の辺りで拳を握るが】

>>358

…ん?吟雪、なんか騒ぎが起きてるぜ
ケンカみたいだ…行くか?ああいう暴動を収めるのもjusticeの仕事だよな

【じっと片目の上で手をかざし暴動に気がつく】
【足早にチンピラ達のいる場所まで走って行こうとする…が】

【――――だが、突然彼の耳に届いてくる、この暴動とはどこか空気の違う声】

【ん?と首を傾げてこの暴動の中で妙によく通る声に…微量の殺気を感じ取り】

(…ん?なん、だ?今のは…
今、騒ぎとは違う声が聞こえたような…この騒ぎの中でも通るような声…が?)

【す、と両手を腰へと伸ばしながら…どこから声が聞こえてくるかきょろきょろと探し始める】

/では、お二方、今日はよろしくです
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 22:54:49.05 ID:cRxeXh60
>>375

…………あり、がとう
【昴は――そんなライクの様子に何処か違和感と心配を抱きながらも、ゆるく頭を下げて】
【瓶を手に取り、蓋を開け。ラベルに記載された、自身の年齢の適切な摂取量分、錠剤を取り出し】
【それを一気に水で流し込み、嚥下するだろう】

んくっ、…………はぁ、……
【こと、と――まだ半ばほど残ったコップをテーブルに置いて、一度息を吐き】

……、……水の、国の……レイドの家に、向かってたんだ……
…………自殺行為、って……
【案の定、というべきか。普通に考えれば当然なのだが、矢張り昴はヴェイスの家を目指していたらしい】
【そして聞こえてきた不穏な言葉に、思わず額に冷や汗を伝わせて】

【……そこからは、昴は暫く無言だった】
【少しの沈黙の後――ようやく、重々しい口を開いて】

……つまり、……相当に危険な状態にある……ってこと、かな……
でも、いい……生きてさえ……いてくれれば、私は……兎に角、レイドに会って、謝らないと。
許されなくたって、…………殺されても、……文句は言え無い。私は、そこまでのこと、しちゃったんだ……

【――この少女もまた、その身に凄まじい覚悟を秘めて、レイドを探していたのだ】
【が、「自身の命を脅かす」――その言葉を聞きとめて】

……どういう、こと……?
レイドは……そんなに、ライクのことを……怨んで……?

【――――昴は、まだ。レイドの妹・リイロが、変わり果てた姿になっていることを知らない】
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:56:10.46 ID:.RDIpc6o
>>380
「う゛っ、確かに……」

【思い当たる節がある、とでも言うようなあからさまな反応
 猫耳っぽい帽子を再び被り直す。癖のようなものだろう】

「んー……さっぱりわかんないけど……
 そだ、それって私じゃ駄目かな。ちょうど食後の運動にはイイ感じかもだし」

【雰囲気以上の暗さというものは伝わらないので、何となく暇そうに欠伸をする】

「変な人ばっか相手にしてると、バカが写るよ。……あいつみたいに」

【この場にいる誰かではない誰かを指して、ぽつりと一言】
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 22:57:20.95 ID:a3wbmkQo
>>379

え? 作るって何をですかにゃ

【卓を挟んだ対面 その身長差故、見下ろす形にならざるを得ない】

【…語尾が移ったのは、気付いていないのか、はたまた無かったことにしたいのか】
【何食わぬ顔で、ネコサバトを見つめている】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:58:39.43 ID:sISgIo2o
>>381

対してテメェは馬力も勘も足りてねェみてーだなァ、あァ?
オレ様がただ風ェ吹かせる為に“仁王”を出したと・・・そう思ってるのかァ?

【ニヤリ、黒のジャージを風に靡かせながら青年は笑う】
【三角形の歯は攻撃的で、獲物を求めるかのようにギラギラとしていて】
【それと同じような輝きが青年の両手に現れる】

【目を細めるなり、良く見れば解るだろうそれは―――“刃”】
【大きさは40cmといった所か、半月型をしていて非常に鋭利】

さァて―――――≪“疾風双刃”≫ッッッ――――!!!!

【その二つの刃を特別狙いを付けずに男へと飛ばす、が】
【刃とはいえ風は風で有るという事を忘れなければ対処も難しくは無いハズだ】

【そして気付けるだろうかこの“仁王”による風は所謂溜めを無くすというもの】
【つまりは仁王が無くなれば―――消耗が無い、というほど軽いものにも思えない】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:00:13.33 ID:74vbvGEo
>>383

んー?あの妖怪達は、むしろ私達の方に近いよ
お手本にはならない……というより、しちゃいけないと思うね、これからはさ
私が言ってるのは、ね……

ついこの間、招待状も持たずにパーティーに参加しようとした集団の事
マナーは兎も角、あれが今の所、<Justice>に必要だと思うけど………

………と、その前に

【婉曲な表現、とは言ってもそれが差すものが分からない程ではなく】
【然しその話題に入る前、前方の喧騒が目に留まる】


>>358
【その喧騒から感じるのは、奇妙な安心感】
【まず、少数の側が危険な目には遭わないだろうという確信、とも言えようか】

んー、確かに喧嘩は喧嘩みたいだけどさー……
うん、多分あれ、放っておいても大丈夫だとは思うんだよね
保障は無いし、匂いもあんまり細かく覚えてないけど……
声と気配、何となく覚えがあるしさ

【だが、平和が一番という思想とはかけ離れた狼は】

………そーいえば、お腹空いたなー

【チンピラ達の服装に目をやり、そして条件に該当する者を探す】
【「布地に肌が覆われていない部分が多い」相手を、だ】

【トンと地面を一蹴り、其方へと走り出す】


>>二人
【そして、その光景を、近くの建物から見降ろしている者が一人】
【気配を消している訳でもなく、然し殺気を消している訳でも無い】
【風上にいる、臭いなどが届く位置だろうが】
【然し、嗅覚に優れたこの人狼は、それに意識を向けようとしない】
【危険と判断していない、という事だろうか】
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 23:00:41.14 ID:6JTt4wAo
>>377
/すみません、寝落ち防止の為落ちます
/続けるか、切るかはそちらに任せます
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:00:55.93 ID:C7Aqc8oo
>>382

おぉ…!強そう、だ…!

【荒ぶる鷹のポーズを見た男から、謎の感嘆】

作る? ――酒を?

【男の言う「酒」とは、言ってしまえば日本酒のようなもので――】
【カクテルという言葉も、そのような酒があると聞いたことがあるだけで、見たことはない】
【酒を造るとなると、先ずは酵母と醗酵が必要になるわけで――】

――?

【謎の器具が登場し、その、流れるように鮮やかな手付きと少女の微笑みに相変わらずの、ふにゃらとした笑みで返すも】

(彼女は一体…、何を…? ――っていうか、今、手から何かが出たような…)

【と男の中では様々な疑問が、カクテルと一緒にシェイクされていく】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 23:01:21.86 ID:1HMKgSgo
>>376

【右手を引き戻すと、再びポケットへ――無意識だが、『見られたくない』のだろう】
【こくり、と前を向いたまま頷いて、彼女の言葉の大部分を肯定し……―――】



          (……………あー、……―――っと。)


         【――― 不 味 い 、 と 感 じ た 】



【――下手に“熱操作能力者”等と言った日には……“森島京”の材料を増加させる事となる】
【目の前の少女と『初対面』なのは間違いなく事実だが、世間と言うのは意外と狭い物だ】
【何処から機関員≠ヨと伝わるか知れた物ではないし――「切れた」者なら“理解”するだろう】


…………暑がりなんですよ、僕。
其の術式、意外と便利で―――あなたの言うとおり、ちょっとした空調程度にはなります。


【……苦しい言い訳だが、表面的には≠ワるで其れを感じさせない】
【何だかんだ言って、数ヶ月前に取った杵柄=\―“スパイ”の経験が役に立っているのだろうか】



【――――……遠くの方に寮≠ェ見えて来た。直に到着だろう。】
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:01:43.10 ID:yH1dt/Ao
>>385

……普通のお店で、食事してると、ちょっと面倒。そうです

【図星だったかな、と思いながら、視線を戻す】

あいつ、というのはよく解りませんけど……えーと、貴女の御手を煩わせる訳には……
その、ちょっぴり危ない運動でして……えーっとその、月に一度の発作的な……

【まごまごもごもご、よくわからないことを口走って】
【困ったように、眉を寄せている】
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 23:03:39.73 ID:a77d3AAO
>>362
おいィ?わたしが苦しそうだろうがやめろ、首を傾げるのをやめろ、「むぎゅっ」ってなッてるからやめろ
まあな、小刀で合ッてるぜ?となりゃ、わたしも小刀になるワケだが
つまるトコロのヒトに化けるコトが出来る妖刀ッてワケよ、コレで解ンなきゃ知らねー

【どうやら説明が面倒らしく、簡潔に説明後、理解出来なければそのままでいい、と】
【それとむぎゅってなってるのを打って変わって真剣な表情で注意。あくまでも注意】

……くく、バァカ、性格悪りィクセに何言ッてンだ
そーゆー厭味ッたらしいトコがまた性格の悪さを表してるッつーか、嫌いじゃねーけどな
嫌いになれない≠ンたいな?まさかコレが恋だッたりすンのか?

【完全に巫山戯ている元仮面の人物もとい玖雀】
【分かりやすい冗談を吐き捨てれば、肩を震わせて笑う始末】

ハイハイ、改めて初めまして、だな
……死人の代理をする意味だァ?ンなの考えるまでもねェだろが
単純に暇なンだよ、家が無けりゃ暇を潰す娯楽も無い
路地裏で舌を狩れどもそれじゃあ飽きる、どうせ暇なら刺激が欲しい――ッてな
ま、大した意図なんかねエよ!単なる暇潰しッてこッた!

【暇人の極みであった。高笑いする玖雀の言葉からは、まるで責任感が感じられない】
【彼奴にとっての最大の敵は暇≠ニ言ったところだろうか、極めて適当なヤツである】

ちェッ嫌なのかよ、まッたくツレねーよなァ〜〜ッ!
どうこうしろッてワケじゃあねェ、ただ被りゃイイんだよ!嘲笑ッてやるからさア!
しッかし良いのかわたしの分身ー?こッち来りゃ人生……いや、鳥生安泰だぜェー?
【チュンチュン、と玖雀はヒトらしからぬ声で囀ずってみせる。言ってる意味は俺にもわからない】
【面を引き戻しつつ、片方の手では数回手招き。そんなに雀を返却してほしいのか】

……取り敢えずソレはソレとしてよォ
リロード、わたしの身体から何かダダッ漏れてンの判るか?

【と、小鳥みたく首を傾げながら、玖雀は唐突に問い掛けた】
【――前述の通り、玖雀の身体の数ヶ所からは“黒い魔力”が漏れている】
【魔力感知能力が無くとも、イヤな感じ≠ニ知覚出来る程度には濃密だ】
【もしも認識して覚えているなら、ソレが以前渡した『哲学者の卵』のものであるということが判るかもしれない】
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 23:05:26.34 ID:3bMQfASO
>>386
私はにゃ!自分の魔翌力とかエレメント使って色んなの作ってるにゃ
例えばにゃ
【さっきの使い魔缶(野菜ジュース)をプシュッと開けると】

『クェッ』
【空き缶からなんと植物に覆われた雛鳥がでてきた】

こんな感じで色んな魔道具(?)を作ってるんだにゃ!コレは野菜ジュースの使い魔缶から出た植物系の使い魔にゃ!ちゃんと成長するんだにゃ!

それでさっき言った吸血鬼ウィルスみたいの作ろうかにゃって思ったんだにゃ
けど危なそうだから効果は一日にしようかにゃ
【雛鳥を頭にのせながら】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:10:16.17 ID:.RDIpc6o
>>392
「みなまで言わなくても良いでしょっ!」

【あっさり白状しながらも、やや気恥ずかしそうに
 お気に入りとはいえ、やはりそのような視線を集めるのは避けられないのか】

「あいつはあいつで十分。それよか、貴女なんて他人っぽくしなくても、ソロウって呼んでくれれば良いよ
 てか、串焼きあげたんだからわざわざ遠慮する事ないんじゃないのー。お互い様だよ、お互い様」

【近づき、肩に手をかけようとしながら
 その笑顔はやや作り物っぽい】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 23:10:28.47 ID:8WSwVRYo
>>387

……───あ?

【飛んできた二つの刃に対し】
【サイドステップ、右へと飛ぶが】
【回避しきれず、左肘が風の刃で切り裂かれ】

あぁ、悪い悪い、てめぇなんかが相手じゃ考える気も起らなかった。
ま、この程度──丁度いいハンデだろ?

【怪我を負った個所からは、血がドクドクと流れていくが】
【腕が使い物にならなくなる程ではない──】
【当然、ある程度動きは制限されるし、ダメージはダメージに違いないのだが】

んじゃ、お返しだ。このオレ様に傷を負わせた悪い子へのな───ッ!

───《 クラッシュ・ヒートダウン 》ッ!!

【男の手の先に、サッカーボール程の大きさの火球が出来上がり】
【其れを、青年の目の前の地面へと飛ばす───】

【その火球は、何かモノに触れた瞬間爆発するようになっており】
【もし地面にあたったのなら、爆風以外にも礫などが飛ぶだろうし──】
【爆風や煙によって、一時的に視界が遮られる事もあり得る】
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:10:40.56 ID:haFTVTko
>>390
酒じゃないですっ!!!カクテルですっ!!
酒と酒が合わさって出来るのがカクテルです!!

【凄く、説明になっていない】
【それでも笑顔でさらりと返す、妙な安心感】

ふんふんふ〜♪
【鼻歌交じりに、20回ほど激しくシェイクすると】
【突然シェイクをやめ、シェイカーを右手に持ち替え、左手で空気を触ると】
【左手から、カクテル・グラスが製作される】

ふぁっと!!これで完成ですッ!!
【そのグラスを男性に突き出した。そのまま男性がグラスを持てば】
【シェイカーから淡茶褐色のショートドリンクを流し込み】
【右手人差し指当たりからナツメグを振りかけた】

結構甘いですよ!召し上がれ
【ニココと陽だまりのように笑う彼女】
【彼女が差し出したカクテルはチョコレートケーキを連想させる味わい。】
【その味ゆえにアルコール度数の高さを感じさせにくい特異なカクテル。】
【さて、男性の舌に会うのか?】
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 23:10:45.77 ID:zq4MLaI0
>>384
・・・一つ言っておく、これから言う事を聞く覚悟が無ければ今すぐ耳を塞げ
俺は耳を塞げば聞こえない程度の声で物を言う
【大事な確認だ、以前のように自身の言葉で】
【また精神を蝕む事の無いように】

さて、名前は知らんがな、私兵軍隊をお持ちのヴェイスの父君は・・・
自身に従わぬレイドを良しとせず・・・その私兵部隊をレイド抹殺の為に動かした
そのレイドに協力しようとする奴もな
【ついでに言えばこの男自身も狙われている、その事を彼ははっきりと知らない】
【薄々自分も別の目的で標的にされていることは感づいているが】
【無論、レイドの友人となれば殺されるか人質にされるか、どちらかは免れられないだろう】

ふん・・・どいつもこいつも・・・言う事がそっくりで聞き飽きる
【一体何処で誰に何回聞いたのやら】
【レイドも、似たことを言っていたらしい、直接聞いた訳では無いけれど】
【そこで横に伏しているリディフィールに対して】
【でも何より聞き飽きている理由は一つ、自身もまた、許されなかろうと謝りにいかねばならない人間が居るから、その事を何度も自分の頭で繰り返したからだ】


・・・レイドは強力な力を手に入れる術を行使する代わりに自身の殆どの寿命を犠牲にした

俺はその推測を口にしたらそれが図星だったらしくてな、それはリイロの嬢ちゃんの前で言っちまったのさ
・・・そしてリイロの嬢ちゃんはその精神的なショックで植物人間に、だ。レイドが恨むのも解るだろう?お前も・・・俺を恨みたくなったろう?

・・・今は、寿命を減らす魔術の効果が止まっている、と聞くが・・・詳しいことは知らん、解らん
【淡々とした口調、心が無いかのように、機械の様に言葉を紡ぐ】
【まるで自分が悪い事をした、と思っていない人間の言葉のように聞こえるかもしれない】
【だが、彼は彼で下手に自分は馬鹿なことをやりました、と下手に反省している姿勢を見せてお人よしの同情を誘いたくないと何時の日か考えた故の行動だ】
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:11:49.27 ID:ZESC8DUo
【街中】

ふぅ……寒い日のホットココアは身に沁みる……。

――――舌いたひ……。

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【湯気がたつ紙コップを両手で包むように持ち、舌をちろりと口先から覗かせたまま歩いている】
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:13:06.00 ID:yH1dt/Ao
>>395

……あ、実際にあったんですか。

【解りやすいひとだ。と、小さく笑う】

ソロウさん、ですか……私は、カゲツ。白坂カゲツといいます。
遠慮と言いますかその、……

【また何かもごもごと言い始める、と同時に伸びてくるソロウの手を見て】
【ぴくっ、と、無意識に肩が震えた】
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 23:16:29.37 ID:a3wbmkQo
>>394

おお…ここまで精度の高いホムンクルスは初めて見ますよっ

【触れてみようと手を伸ばすが、若干遅かった】
【雛鳥はネコサバトの頭の上へと逃げてしまう】

大変興味深いお話ですが、危なすぎるのでやめて頂きたいです
協会がパニックになりますよ?

それにやるなら、魔法陣を書く蛙の方…かな

【一番事実に基づいている公算の高いのが八番目に登場した怪談・復讐蛙だ】
【それが再現されれば、オリジナルが探りを入れてくるかもしれない、と考えての発言】


【ネコサバトに雛がなついているのは、創造主を認識しているからか、刷り込み効果か】
【なんてことを考えつつ、雛鳥を熱心に見つめる】
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:21:42.44 ID:sISgIo2o
>>396

なァにがハンデだ、強がって痛ェのを我慢しなくてもいいんだぜ?
マ、いずれ無駄口も叩けなくなるだろうがな―――ッ!!?

【次の攻撃へと移るためか、両腕を前方へと翳したその瞬間である】
【自身の目の前、その足元で火球が爆発し無数の礫が襲い掛かる―――!】

【―――とはいえ、背後からの風もあってその全てが全身に突き立つような事態にはならず】
【左足の脹脛と両腕に数箇所の傷を負い、風には僅かに血が混じって】
【ただそれでも青年はギラついた笑みをやめずに両腕を掲げ直し】

―――――――≪“禍王”≫ッッ――――!!!

【“仁王”が現れた時のように薄らと、背後の二像が姿を変える】
【力強い金剛像の姿がボヤけ、変わりに現れるのは悪鬼のような表情をしたソレ】
【背後から吹く風は未だ変わらずだが、その風は先程の血の如く淡い赤色を成して行く】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 23:22:22.38 ID:yjRSGxw0
>>391

……ああ、補助的に使う術式、そういう商品ね…あたしの先生は、そういうの造る人間だし、自分も興味あるぜ。
確かに、手袋とかガントレットは携帯性バツグン、あんまりデケェ事は出来ないけど、便利だろうなぁ…うし、計らずとも参考になった。

【生きながら、死ぬ=\――そんなコトを、何カ月も継続している人間が隣に居るなど、夢にも思いはしない】
【何処か、色々と頭を悩ませる要素が貌を覗かせているが、ゲーセン+罅の研究の疲れか、性格からか、此の場では追及せず】
【「触らせてくれて、有難うな」と―――にこやかに感謝を述べつつ、相手の『左手』に手袋を握らせようとする筈だ】

【………とはいえ、この少女も、此処最近は特に思考を深めようと努めている為、只の研究馬鹿、或いは普通の少女とは言い難い】
【強引な展開でも、言いくるめられたのは――――矢張り、経験と言う名の握り慣れた武器のお陰、か】

うぁーっ、と…そろそろ、だな…。
今日は助かったぜぃ、この界隈も段々危なくなってきてるって、再認識できたし…中々、面白い話もできたし!

【見慣れた風景が、開放感を与える―――欠伸が僅かに混入した声を吐きつつ、凪を打つ人の流れの途絶えた、時に小さく背伸びして】
【ふと、暗い話をしてしまいそうになる自分を、判り易く$ァした―――不自然なほど楽しげに上昇する語尾で、判るだろうか】
【幾ら正義組織に所属し、悪を憎む人間でも、そればかり考えてはいられない……否、理想論に法れば、考えたくなんて無い】

……そう言えば、貴方、何て名前だい?
あたしゃあ無道 武美………肩書は此れまで話した通り、男っぽい名前だけど乙女さ。

【終わり≠ェ近いのを、悟って―――この会話の記憶を明確にしようと、青年に『名前』を尋ねた】
【その流れで、短い自己紹介……集積情報で、≪Justice≫の名簿を3か月半以内に見たことが在れば、見覚えも有るやも知れぬ名前】
【流石に…………―――肩書≠ノついては、偽りのヴェイルをかけるのが、彼女の常である】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 23:22:50.55 ID:ztD5VQSO
>>383>>388

「ワカってんですかぁ?なんつったっけ、道では歩行者様が一番偉れェんだよほら」
『車輪の付いた乗りモンでぶッかって来たらかくかくしかじかなんだぜェ!?』

はいはい、詭弁詭弁。解ったからさっさと退けっての……

【近付けば男達の隙間から見えるだろう、藍の髪に漆黒の眼、中性的な白皙の容姿――女性、だろうか?――が車椅子に掛けていた】
【黒地に燕と流水模様の紬を纏い、薄紫の帯を締め。臙脂色のジャケットには袖を通さず、肩に掛けるように羽織って】
【彼等の罵声もどこ吹く風とばかり、呑気に欠伸など噛み殺している】

【そう深い仲でも無いが、一応両者とは面識が有ったか。名前と顔が、朧げに符合する程度には】

【尚、男達の台詞を大幅に端折っているのは仕様である。数は両の手指で足りる程度、容姿は脳内で適宜補完して頂きたい】
【戦力としては特に見るべき物も無いが、ひょっとしたらナイフの一つや二つは持っているかも知れない。大体、そんな所である】

「…………ん?なんだァ?」

【「」の男を加えて二、三人、どうやら不幸にも条件に当て嵌まった者が居るようだ】
【「」の男は、リーダー格と言うヤツらしく。割に察しが良いのか、振り返るも】
【少女にとっては、明らかに遅い。恐らくは少年にとっても、また同様だ】

…………あ。

【一方、女性――識槻朔夜は、今更になって見知った顔を視認する】
【潜む気配には、気付いているのかいないのか。今は気付いておらずとも、そう遠からず気付くだろうが】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:23:04.02 ID:.RDIpc6o
>>400
「そっ。ファミリーネームはセプテンバー。だから、ソロウ=セプテンバーかな
 っていうか、さぁ……」

【ハッキリしないような態度に少々ムッとしながらも、肩に手を伸ばすと震えられ】

「……#」

「だーもう!そんなうだうだしてるとこっちまでうだうだしてくるじゃん!
 別に連れ去って縛り上げて言う事聞かせようって訳じゃないんだよ!?
 ……話だけでも聞かせてよ。せっかくだからさ」

【半分は興味本位、もう半分は感情に任せたままだが
 話の最中に自分の実体験を交えている事に気づいてはいない】
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 23:24:51.99 ID:yjRSGxw0
/>>403に修正
/罅の研究→日々の研究 で御座います。
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 23:25:12.22 ID:3bMQfASO
>>401
ホムンクルスとは少し違うにゃ
グラトニー怖いにゃグラトニーにゃ
【なんかガクガクブルブル(()(゚Д゚;)))しながら】

わかったにゃ
魔法陣をかく蛙にゃ?私みたいな猫がいるから蛙は不思議じゃない気がするがにゃ?
【首をかしげ】

ついでにこの使い魔缶は開けた人を親と認識するんだにゃ。コレは見本用だにゃ
【そう言いながらネコサバトは雛鳥に何か言うと雛鳥は空き缶に戻っていき未使用の使い魔缶にもどった】

よかったら好きな使い魔缶あげようかにゃ?
【なんか色んな使い魔缶を出しながら】
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:27:08.17 ID:RJmfbfIo
>>393

なるほど、それで分身。
まー、雀になったりする時点で普通じゃないですしねー、驚く所ではないですね。
────嗚呼、失礼。「わたしが」…つまりはそういう訳になるんですよね。

【指で雀の胸元をわしゃわしゃ撫でながら】
【とりあえず目の前ではすっごい仲良しアピール】
【いや、仲は良いんだけれども。普段はボール代わりにしたり云々】

恐ろしい事を言わないでくださいよ。
「刀・雀・変な面被ってる・素直になれない・デレ」ですか。
もの凄い新ジャンルですよ。

【新ジャンルってレベルじゃねーぞ!】

は────……。
すっごい、しょっぱい理由ですね。浪漫が無いなぁ。
かくいう私もそんな感じなのですが。まあ、人が戦う理由なんて実際の所、そんなものですよね。

【いや、そんな事は無いと思うよ…】

あ、───そうだ、仇討ちしましょうよ、仇討ち。カッコいいじゃなぁ、無いですか?仇討ち、響きとか………あ。
そういえば、相手も死んだんですっけ。駄目ですね。

【はあ、とため息を付くと】

嘲笑うって、ソレ着けてるの貴方じゃないですか。ソレでいいなら私も笑いますよ、存分に。
駄目ですシルバー・ウィングが居ないと寝る前、あと暇な時の呟きを独り言ではないと言い張る事が出来なくなって困ります。

【お前にとってその程度の存在なのかと雀ちゃんは「がびーん!」ってしてる】
【そして凄い名前が付けられていることが判明しました】

はいはい、まあ、───何となくは。
生理現象だったら失礼だと思ってスルーしてたんですが、違うようですね。

【雰囲気こそ感じ取れてはいたが】
【魔翌力感知能力を持ちあわせていないリロードはハッキリと気づいていなかったのだが】
【それを誤魔化すために、冗談っぽく返したが、顎に手を当てて。ふむ、と玖雀を見据えて集中すれば】

覚えの無い感じでは───無いですね。
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:28:33.85 ID:C7Aqc8oo
>>397

カ――、カクテル…!

【その勢いに押され、「カクテル、カクテル」と、うわ言のように繰り返す】

【突然、現れたカクテル・グラスに男の細い眉が、一瞬、顰められ、「能力者」という単語が脳内を駆ける】
【まぁ、無いとは思っていなかったが、こうも自然に出されると、ビックリしてしまうのも事実】
【敵対しているわけではないし、別に実害もないから、いいと言えば、別にいいのだけど…】
【にしても、ならば能力は何なのか。グラスの生成。カクテル。そこから推測されるものとは――】

【あっけに取られたまま、グラスを受け取る】
【そして、そこに注がれるは淡茶褐色の液体】

【「召し上がれ」と言われても、先ほどの能力を見てしまうと、それが何だか、飲んでもいいものか】
【毒? 罠? そんな人も過去にはいたなぁ。――…まさか、無料でカクテルを配るような少女が罠を張ってどうするというのだ】
【裏路地ならばともかく、ここは人の行き来する通り。こんな場所で罠も何もない】

【多少、躊躇われる。しかしながら、あの陽だまりのように笑顔をされると、飲まざるを得ないのも事実】

【その様は、初めてのカクテルに戸惑っているかのように見えたかもしれない】

…。

【軽く匂いを嗅いでみる。甘い。砂糖というよりは、洋菓子のような。そして、少しばかり、アルコールの香り】

――…。フッ…!

【っと、気合い一発。グラスの中身を一息に飲み干す】
【どうみてもカクテルの飲み方じゃない。一気に胃に流れ込んできたアルコールが食道を熱くする。意外と度数が高いのかもしれない】

…。

【そして、男は――】

美味い…!

【と、呟いた】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:30:24.74 ID:yH1dt/Ao
>>405

うひぃ……!?

【びくっと縮こまって……視線は地面に縫い止めたまま】

……、……一飯の、御恩がありますし。全部、話してしまいましょう。
えーっと、何処から……んー、では。ソロウさんは、呪いだとか言う概念、信じます?
信じて頂けないようでしたら……まあ、いいか。とにかく、

【そろりと、右目を隠す前髪に手を掛けて】

……こんな感じで。私、この花……シキミ、っていう神木なんですけど、どうでもいいですね……
とにかくこれに、「呪われている」んです。

【露わにする右の眼窩、本来ならば眼球が植わっている其処に】
【白い花が、咲いていた】

この花に取り憑かれてから、私は月に一度、「どうしてもヒトを斬りたくなる」衝動に、襲われるように、なったんです。
……此処まで、宜しいですか?

【左の視線は、やはり地面に向いたまま】
【声は、だんだん小さくなる】
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 23:30:39.08 ID:cRxeXh60
>>398
…………はぁ、……
【昴は――その言葉に、もう一度だけ深呼吸して】
【き、と――澄み渡るアクア・マリンの瞳で、真っ向からライクを見据えて】

……大丈夫。私は……もう、どんなことからも逃げない。
「向き合う」必要がある……目を背けすぎたんだ……真っ直ぐ、前を見るよ
【――耳は、塞がない。塞ぐ筈無い。ありのまま、すべてを受け入れる姿勢だ】
【だが、膝を掴む手には、自然と力が加わっていて――】

……レイドの……お父さん、が……
……なら、今のレイドは……その、『私兵部隊』に、やられて……?
【……ショックを受けていないわけではない。だが気丈に振舞っているのだ】
【詳しいことを追求しながら、「……続けて」と促し】
【……――――そして――】

…………、…………。
…………――――――――。
【――天ヶ谷 昴の時間が、停まった】
【その表情からは全く色を失い――まるで人形のように、一点のみを見続けて】

レ、……、……リイ、ロ……ちゃ、……
【――流石の彼女でも、この衝撃は受け切れなかったのか】
【一度俯き、はぁ、はぁと息を整えて――】
【視線を合わせぬまま、ぽつぽつと言葉を絞り出しはじめた】

……そ、か……
――――…………ライク、……私だって、……『人間』だよ……
「感情」がある……『心』があれば、……『好き嫌い』や……『愛憎』っていうものも、ある……
……どうしたらいいのか、わからない……レイドの友達として……リイロちゃんの知り合いとして、君を怨めばいいのか?

……この心に……君に対してわきあがる「何か」が……無い、とは言い切れないよ
……でも、……完璧な事実関係を把握するまでは、……いや、そんな「理詰め」じゃなくて……
…………自分が怨まれる、かもしれないリスクを犯してまで……君は、私に『事実』を教えてくれた……
自分の口から伝えなくても、いずれきっと分かっただろうに……君は逃げずに、自分の口で伝えてくれた……

……だから私は、……君に『有難う』を言いたい……“有難う”……ライク

【――再び顔を上げ、真っ直ぐライクを見据え――昴は、確かに紡いだ。感謝の言葉を】
【ただ真摯に――座ったままだが、深く頭を下げて――】

…………「魔力」が……練れるように、なってきた
……一時的な『回復』なら、できそう……ここから『天ヶ谷家』まで、歩いて帰る程度なら……
【――残った水を飲み干すと、ゆっくりと椅子から立ち上がろうとするだろう】
【その表情にはやや生気が戻り、視線もしっかりとしている――少しはマシになったらしい】

ありがとうライク……お世話になっちゃった、ね……
でも、最後にひとつだけ、いいかな……
――……『アストラ』……レイドのお兄さん、『アストラ』さんの居場所は……わかる、かな?
レイドは……君の知り合いの、医者のところにかかってるんだよね……?
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 23:33:34.03 ID:8WSwVRYo
>>402

強がりじゃねェ、余裕ってやつだよ。
そりゃそうだな。相手が話せないのに、延々独り言なんてつまんねぇしなッ!!

【右手を固く、強く握りしめると】
【その手を中心として、辺り一帯の気温がじわじわと上昇していき】

そろそろ、てめぇのそよ風にも飽きてきたしなァ!!

【真正面から、一直線に、相手へと走って接近していこうとする】
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:33:41.99 ID:LihA0oMo
>>388

…招待状も持たずにパーティ…?どういう奴らの話だ?
オレはあの妖怪以外でそんな集団と呼べる奴らと交戦した記録及び報告がないんだが…
はて…≪R.I.P.≫かな、だとしたらオレは直接戦ってない、現場にいた事があるのはドラっちと…ジンジャー博士だ、いや博士はあくまで協力者だけど
どちらも対戦相手はエルヴァレッタ・ウェリルドーシェだった…織守さんに≪R.I.P.≫の事を報告したのも博士とジャンクちゃんだったはず

【だが彼はドラが戦った時の報告の方が印象深い…あの戦いは彼にとってとても得る物の大きかった戦いだったから】
【親友としてはそんな出会いと別れは…『この上なく大歓迎』だったのだ、親友の別れを歓迎するとはずいぶん酷な事をするものだが…】

お、おいおい…一応騒ぎになってるし止めた方がいいと思うが…知り合いがそこにいるのか?
…放っておいて問題ねえって言うほどの人材がいるなら、まあ…

ってか、なんだその妙に不安をよぎらせる発言、お腹すいたならドネルケバブを奢るから…な?

【吟雪の言葉がやけに危なそうな予感がしてきて、なんとなくフォローをするように吟雪に声をかけようとする】
【しかし突然、彼は気がつく…どこからともなく感じ取れた気配】

…?また別の人間の気配がしやがる…なんだ?見張られているのか?
どういう事だ…

>>404

【そしてその人物の姿が見える…その和服の中性的な容姿を見て、彼は脳裏の記憶を刺激される】
【否―――ノビタがそこまでしないと思いだせなかったのは単に彼女とはあまり話をしたことがなかったからである】
【だが顔くらいは知っていた、何せ戦場で同じ相手と戦い続けていた同士なのだから】

…NO〜、知り合いっつーか…あれ『身内』じゃねーの
放っておいてもいいってのはそういう事か…てか待て、あいつ…車椅子じゃないか?
ちょっと…手助けした方がいいかもな

【そう告げて、横の吟雪が走りだした事もあり後に続くように走りだし、朔夜の傍までやってくる】

…よう、識槻朔夜だよな…オレの顔に見覚えはあるか?この野比信太の顔に
あんたとはあまり話をしたことがなかったもんだから不安でさ…お困りなら手を貸すよ、微力ながら
どっちかと言うとこっちの吟雪のほうが力になってくれるかもだが

【頭をかきながら、不良を仲裁しようと、朔夜より前に出ようとする】
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 23:36:21.27 ID:a3wbmkQo
>>407

ぐらとにー…?

【ネコサバトの動作を真似て首をかしげてみる 無駄に高い再現性だ】

っと、お願いします なんか、儀式魔法の最中に巨大化して赤に染まっていくらしいーです

【とりあえず一つ、協会への探りを入れられる】
【間違いなく後で騒ぎになるだろうが、彼女ははっきりいって、協会などどうなってもいいと思っている】

ありがとうございます いいんですか?かなり高度な魔術みたいですけど

【一つ一つ、触って見て能力で性質を読んでいく】
【全ての缶を読み終わるまで、その作業を続けていくだろう】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:37:11.78 ID:74vbvGEo
>>404>>413

あー、当たった当たった……微妙に状況は違うっぽいけど
ま、別に直ぐに死ぬほど弱ってもいないだろうしねー
……暫くは放置、で良いでしょ

【車椅子に座っている誰か、その姿を何処で見たのかは直ぐに思い出す】
【記憶の内では二度。会合と、何時ぞやの水辺だっただろうか】
【死ぬ事も有るまいと、そのフォローという選択肢を最初から排除した】

【目を向ける先は、振り返るリーダー格のチンピラ】
【チンピラの目には、少女の表情が一瞬だけ映る事だろう】
【真紅の瞳を煌々と光らせて、口が裂けた様な笑みを浮かべる少女】

【相手が理解出来る≠ネら、数の優位性を保つチンピラは少々面倒かも知れない】
【然し、理解出来ない¢且閧ネら?自分達と違うと、明確に理解出来る相手なら?】

ちょっと、話がしたいんでね
明日の朝食のハンバーグの具になりたくないなら……

……さっさと消え失せろ人間の屑

【リーダー格のチンピラ、その右腕に視線を向け、笑みを一段と大きくすると】
【口内に立ち並ぶ鋭い牙を以てその上腕を抉り、骨をも砕く顎を以て肉を引き千切ろうとする】
【先制攻撃にしても些か物騒な選択肢、噛み付き】

【そしてそれに成功すれば、吟雪はその肉を咀嚼し始める事だろう】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 23:37:47.09 ID:1HMKgSgo
>>403

【左手で手袋を受け取ると、其れを嵌め直しはせずポケットへ】
【「お安い御用です」と、微笑みながら告げて――――…ぶつからない様、ゆっくり立ち止まると】


僕の名前は、橋立=B橋立 椿≠ナす。
また会う事が有ったなら、其の時は宜しくお願いしますね、武美さん。


 【――――どうやら、今≠ヘ初対面の相手に対して『偽名』を使う事にしたようで】


【無論、無道 武美=<Justice>の図式は脳内で成立しているが、おくびにも出しはしない】
【一種の『慣れ』……如何でも良くない嘘≠ノ限れば、この一年ほどで相当に上手くなった】

【大分と接近した寮≠双眸の射線上に置くと―――ん、と軽く唸って】

そうだ、“華蔵院 フィスカ”って子を知ってましたら、宜しく言っておいて呉ださると有り難いです。
―――……あぁ、後、コンビニ弁当ばっかり食べないように、とも。


では、僕はこの辺りで―――……お休みなさい、武美さん。


【そう言って、人の良さそうな笑みを浮かべると――反転し、軽く手を振りながらその場を去るだろう】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:39:07.41 ID:jIed3Vco
>>399
/まだいらしゃいますか?
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:39:22.45 ID:.RDIpc6o
>>410
「呪いかぁ。あるよね、そういうの
 実際受けるほうになったらたまったもんじゃないけどさ」

【素直に受け止めながら、肩に手を置きつつ覗き込むように身体を動かして右目を覗き込む】

「うわあっ!?」

【オーバーアクション気味に肩から手を離し、後ろに数歩よろめいて】

「び、び、び、ビックリしたー……う、うん。だいじょぶ……シキミさん、だね
 んー……まだいまいちよくわかんないけど、食べるのとは別なの?」

【山などで動物を食べる為に斬ったり、殺戮したりするのとは別なのかと補足をしつつ
 ちなみに、自分はそういう事をしてるし、時々ふとそうしたくなる事があるとも付け加えて】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:40:29.26 ID:haFTVTko
>>409
カクテルです!!!
【此方もよくわからず、繰り返す】

【カクテルグラスの作成、カクテルの原料の作成―――】
【別に敵意などの意識は無いが、商売柄しなくては生きなられい能力】
【はたまた男性の推測と違うのか。それともぴたりと一致しているのか】

さぁてどんなお味ですか・・・・?
【男性の不安そうな顔にもまして、彼女も不安そうな顔だった】
【もし、まずいとでも行ったら途端の泣き出してしまいそうな】

・・・・・おぅお!!
【一気飲み。まさしく前代未聞。何故か拍手をする彼女】
【そして次の言葉で彼女の表情は一気に明るくなった】

美味しいですかっ!!!やったっ!!
【大きく跳ねて、ガッツポーズ】

/すみません。明日早いもので、明日の午後9時頃から再開というわけには行きませんでしょうか?
/まことに勝手で申し訳ございません
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:44:10.90 ID:sISgIo2o
>>412

おォーおー好きなだけ言ってやがれヤセガマン君
もっとも、その意見には同意してやるがなッ―――!!

【一時的な弱風化、これも先ほどまでと同じ―――】
【となれば、恐らくは似た類の技を繰り出すつもりだったのだろう】
【が、予想外であったのは中・遠距離型と思っていた相手の接近】

チッ・・・・――――-≪“風向”≫ッッッ―――!!!

【そのために“禍王”を取りやめて、別の技を整えようとする】
【とはいえ直に発動できるものではないらしく、今は何も起こらない】

【つまりは、男の攻撃が早ければ早いほど―――その隙に付け込める、ということだ】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/03(水) 23:45:00.10 ID:zq4MLaI0
>>411
・・・(本当ならばその襲った私兵部隊はリイロのクローンなのだが・・・伏せておくべきか)
一つ言っておくが、お前がその私兵部隊に会うことがあれば、敵の姿が何であろうが迷う事無く力を振るえ、惑わされるな
【真実を全て言うわけでは無い、降る部分も今まで無かった訳ではない】
【だが、最低限の注意を、言葉だけを受け取れば何の事か解らないだろうが】
【洞察、推測を行えば相手は精神的にも何か此方に脅しをかけるものなのだと解るだろうか】

…怨むべきだ、仮に俺がお前の立ち位置にいたのであれば俺は間違いなく怨む

俺の言う事が全て完璧な事実関係だ、それを越えているわけでもなくそれ未満でもない
トンだ御人好しだ、友人の仇に何感謝の言葉言ってんだお前?
【なんてこと言ってるが話していない事実もある】
【レイドがそのような危険な術を行使した理由、その理由は話さない。まさか友人昴の復讐のために術を行使したのだなどと何故言えようものか】
【そして自分が何よりもレイドを嫌う理由が、何よりも大事にすると言っていた妹を差し置いて友人の復讐を優先した事、信念を曲げた事を理由に嫌っているなど】


・・・アストラ・・・あの快楽殺人鬼の糞野郎ならな、俺の知り合い、レイアムって医者の家で一時的に隠れている
【此処まで言えば言わずとも、彼の友人と医者がイコールで繋がるだろう】
【つまりアストラとレイドは同じところにいる、と】

【この件でライクはリイロに如何思われているかは解らないが、それ以前はリイロだけとは仲が悪くなかった、ヴェイス家の中で】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:46:13.68 ID:ZESC8DUo
>>417
/何時でも貴方の傍に!
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:46:19.49 ID:C7Aqc8oo
>>419
/大変申し訳ないのですが、当方、明日、明後日と帰宅時間が深夜12時頃になります…。。。
/深夜の絡みが難しいようでしたら、ここらで一旦切るか、土日で。という形になります。
/お任せしますので、都合のいいようにしちゃってください
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:48:51.33 ID:haFTVTko
>>423
/でしたら土曜日に宜しくお願いしたいのですが、ご都合宜しいでしょうか?
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:50:33.02 ID:0.g8SgSO
>>418

【後退ったソロウを見て、僅かに俯いて】
【前髪を戻して、話し始める】

……ソロウさんの言うそれは、生きる上で植え付けられた、本能でしょう。
私が受けた呪いは、「新たな本能を植え付けられる」呪いです、多分。
誰かを傷付けなくては、気が納まらなくなってしまう、……そんな身勝手な本能を。

【俯いたまま、溜め息】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 23:51:19.78 ID:8WSwVRYo
>>420

ハッ、接近戦はお嫌いですかァ?
そよ風なんてヘナチョコな力じゃ、仕方ねぇだろうがな───ッ!!

【接近自体には成功するが】
【技を繰り出すには、あと僅かばかり時間が足りない】

【放とうとしている技の間合いは非常に狭く】
【拳が届く距離でないと、技が決まらないからだ───】

【とはいえ、本当に後僅かで届く──つまり、次のレスには攻撃が放たれるであろう】
【何事もなければ、だが】
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:51:55.95 ID:C7Aqc8oo
>>424
/土曜日なら一日開いているので、いつでも大丈夫です!時間の都合はいつ頃でしょうか?
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:53:10.64 ID:haFTVTko
>>427
/同じく午後8時半ほどからでどうでしょうか?
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 23:53:49.55 ID:3bMQfASO
>>414
グラトニー…まあ暴食って意味だにゃ
まあなんでも食う人型ホムンクルスって感じにゃ
【説明し】

うにゃ…魔法陣が使える蛙を作ればいいのかにゃ?そして赤く巨大化できる奴かにゃ?
【首を傾げ】

別に構わないにゃー
なんせ私が作ったからにゃ
【そう言いながら調べられる使い魔缶は】
【コーラ缶…炎系龍型使い魔】
【ソーダ缶…水系魚介類型使い魔】
【野菜ジュース缶…植物系鳥型使い魔】
【お茶缶…風系不定形型使い魔】
【栄養ドリンク缶…雷系鬼型使い魔】
【珈琲缶…土系獣型使い魔】
【スポーツドリンク缶…光系聖獣型使い魔】
【ココア缶…闇系悪魔型使い魔】

【ついでに能力とかはどれも最初の時の幼体は弱めの属性攻撃や属性強化などで成長して大きくなるにつれそれは強化されます】
【まあ後はお好きに考えてOKです】
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 23:55:02.50 ID:yjRSGxw0
>>416

…橋立 椿……見て思ってたけど、同郷っぽいなぁ……ふふん、中々嬉しいぜ。
おう、此方こそ宜しくっ。

【無道 武美の容姿は、典型的な和風≠ナあり―――詰まるところ、この世界では『櫻』の出身であることを意味する】
【もっとも、彼女は椿、もとい森島青年に、故郷の記憶がない事を知らないのだが……。】
【経歴の紆余曲折は一切重ならないとしても、その点≠ノついては、武美も等しく覚えていない=z
【其れでも、彼女の場合は、自らの源流に其れなりの思い入れが有る様で―――浮かべる笑みは、何処か沁み入るモノを内包していた】

……華蔵院 フィスカ=c…諒解だぜ。
コンビニ弁当についちゃあ、料理ベタのあたしがどうこう言いたくもないけど…ああ、椿が言った事だから、良いか。

おっす、じゃあな椿……また、会おうぜ。

【沈黙を作りすぎては、妙な印象を与える―――瞳をどくん、と。鼓動に呼応して跳ね上げさせつつも、直ぐ定位置に戻す】
【或る程度、『予想』が立っていた事が手伝ってか、精々『知り合いなのか?』と僅かに思わせる程度に、反応は収束して】
【今度は逆に、面識など無い様にその名を反復し、『料理ベタ』の部分は、些かの恥じらいを含んで】
【最終的には―――相手に、より深い関心と、一定以上の好意を持った証とも言える、再会への望みで言葉を斬り、一人歩み始めた】
【振られる手を振りさけ見て、返す笑いでは、白い歯を見せて―――やがて、武美の姿は、寮の入口に吸い込まれることだろう】
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:55:34.74 ID:C7Aqc8oo
>>428
/了解です。ではその辺りで舞台裏の方で呼んでみますので(呼んでいただいても大丈夫です)
/それでは、一旦、お疲れ様でした&ありがとうございましたー
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 23:56:51.22 ID:cRxeXh60
>>421

……わかった。……たとえ相手が何であろうと……レイドを殺そうとするやつに、容赦はしない。
『敵の姿』が……なんであろうと…………――――大丈夫。撃つよ

【昴は――ライクの意味深な言い回しに、一瞬眉を顰めたが】
【一度目を伏せると、確かにそう言いきった。……確かな推測は出来なかったが――】
【――心中で、(大丈夫、……慣れてるから)と呟いたのは、当然昴しか分からない】
【ライクには知る由も無いが……昴は、“かつての仲間”を撃つことには、慣れてしまっているのだ】
【……――それが、≪R.I.P.≫――元『暗殺・裏切りの粛清』担当、≪四刃≫――『スバル=エルデピアス』】
【自身の心を殺して、使命のためだけに動ける『技術』だった】

……だろうね、可笑しいのかもしれない。
友達の妹を……ほとんど「仮死状態」に……追い込んだ原因に、感謝するのは……
……でも、「ありがとう」なんだよ、ライク。
……「ありがとう」で、終わらせてよ

【――その言葉は、ライクの方を見ずに。まるで、独り言のように零して――】
【昴は――その最も凄惨なる事実を知らぬまま、今のレイドたちの現状の概要を把握し、受け入れた】
【ぐ、と……まだ力は入りにくいが、右拳を無意識に握り締めて】

……『レイアム』……そ、か
……ありがと、ライク。何もかも、世話になったね……私、もう行くよ。
そこの女の人にも、ありがとうって伝えておいて……

【やがて、また昴は小さく頭を下げると、先刻よりは幾分しっかりした足取りで店を出ようとするだろう】
【だが、出て行く際に、もう一度ライクに振向き――】

……確か、苦手だ、って……言ってたかもしれないけど……
『双葉』……おにいちゃんのことも、……よろしく、ね?
……私も、お兄ちゃんの隣で……戦えたら、いいんだけれど……。

……それじゃ、また。薬、ありがとう

【――と、それだけ告げて――去り行こうとするだろう】
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/03(水) 23:57:09.09 ID:haFTVTko
>>431
/了解ですッ!!それではそれでは、とりあえず、お疲れまでしたっありがとうござくいましたっ
!!
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:57:39.60 ID:jIed3Vco
>>399

【肩辺りまで甕覗色の髪、墨塗りのような黒の瞳】
【シャツの上にブレザーを着ている、胸はやたらと大きくその存在を主張している】
【下は黒と白のチェックのスカート白いロングソックスに黒いローファー】
【つまりは学生服を着た190cm程の身長の少女が同じく歩いている】

(おお、かわええ子がおるやん……)
(しかしシルクハットなんてもんかぶってる辺りこの世界の住人なんやろか)

【小学生でも見るような微笑ましい視線を少女に向け】
【しかし彼女の異常な身長な高さ故にその視線には威圧感がある】

へ、へっくし……寒っ……
(かなわんなあ……コートかなんか持ってくればよかったわ)

【大きめのくしゃみ、鼻を少しすすって】
【羨ましそうに少女の持っている素敵な飲み物を見つめるのだった】
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/03(水) 23:59:12.79 ID:a3wbmkQo
>>429

初耳です 何時、何処で、誰が作ったか、 聞きたいことはいろいろありますが…
とりあえず今は後回しにしておきましょう

蛙についてはそんな感じです もともと怪談ですしね 設定は曖昧で大丈夫ですよ

【自分の知らない世界を、たくさん見せてくれる】
【その方向性が、善だろうか悪だろうか、混沌としたものだろうか関係無い】
【それだけで、サナにとってのネコサバトは稀少にして貴重な存在なのだ】

うーん… これ、頂けますか?

【最終的に手に取ったのは、ネコサバトが最初に見せたものと同じ、野菜ジュース缶】


/そろそろ中断か、もしくは怪談説明して一夜泊めてってな形にしてもらってもよろしいでしょうか
/中身の体調が不安げなので… すいません
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:59:19.18 ID:.RDIpc6o
>>425
「あ、わわわ!ゴメン!ちょっと驚きすぎちゃったけど、別に嫌だとかそうじゃないから!
 ほんとゴメンね!」

【自分が知らずに傷つけたと思い、慌てながらも】

「……そうなの?
 なんかそれ、すごい嫌じゃん。自分が自分で無くなるみたいじゃん
 そんな事したのはどいつ!?行ってブッ飛ばしてやる!」

【失言からの焦りと、自我を特に大切にする自身の感情から特に許せないという気持ちを大きくし
 熱り立ち上がり、激情を自身から迸らせる
 それと、自分の感情が本能だという事は良く分からなかったようで】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 00:01:10.92 ID:amnv6UAO
>>408
そう、つまりそういうコト――ッじゃねーよお前何やッてンの?!
仮にもわたしだぞ!そりゃあ今は雀のカタチしてるけど、わたしの胸わしゃわしゃしてンのと同じコトなんだぞ!!
なンかムカつくわ!そして無性に腹が立つわッ!!理由はわかんねーが嫉妬じゃないのは確かだな!
つか、コイツわたしの分身じゃなくて彩色された至って普通な別の雀なんだろ!
分身がお前なんかとこんなに仲良くなるワケがない!!

【うぜええ!!と喧しく文句を垂れる玖雀、全く包み隠すことも無く。なんとも酷い言い様である】
【兎も角も、彼奴は、自分の分身にすら辛辣であろう言葉を投げ掛ける……見境がないというか、何と言うか。】

うわ……物凄すぎて引くわ……
ま、カワイコちゃんなら流行りそうだがな?
きッと、わたしだから気色悪いンだよ

【新ジャンルと言う発想が恐ろしいかもしれない、私は密かにそう思ったのであった】

……浪漫が無いたア言ッてくれるねェ
私も同じ――ッてそりゃ自虐かい?戦ッて面白けりゃソレでイイんだけどよ
アア、そーそ、そんなモンそんなモン、確かにソレで違いねーよ
『何かを護るタメに戦う!』ッてのはァ、少数派に居るだろうが、少なくとも、わたしにゃ合わねーなア

まァな、スズは殺られて、相手は自殺よ
にしても、あのイカレスズメのカッコ悪さと言ッたら!とんだ笑い種ッてモンだよなァ!
因みに仇討ち<bて言葉は、わたしは好かねェ。どォせ使うなら……報復≠ニかが良いねエ

【仮にも所有者であり主人でもあったパッセルの死を嘲笑する元妖刀……忠誠心のかけらもない】
【して、凄い名前が付けられていることに玖雀も「がびーん!」と驚愕の表情】

し、「シルバー・ウイング」ッて……
……ネーミングセンスねェンだなお前……
不覚にも二つの意味でかわいそうだと思ッちまッたよ

【  ひ  ど  い  】

ン、確か前に『卵』渡したろ?
アレと同じモンが六個くらい埋め込まれちまッてな
……そういうワケで。ミルウスに特別任務≠ェあンだけど――どォだい?

いわゆる、――トップ・シークレット<bてヤツさ。

【そうして彼奴は面を被り、目元までを覆い隠しながら】
【玖雀は、露出している口元を大きく歪めて――――“ミルウス”に特別任務≠持ち掛けてきた】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 00:02:27.60 ID:dsimxj20
>>389
/ただいま戻りました……
/明日……は都合がつかないので明後日の夜にでも呼びかけてください……
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:03:14.96 ID:yhfw9B.o
>>426

ハッ、バカ言ってンじゃねェよこのひょっとこ/火男野郎が
全部が全部能力頼りって考えが“浅い”ぜマヌケ―――!

【ほんの僅かに身じろいで、ただそれでも下がりはせず】
【相手の攻撃を避けようともせずにひたすら集中を高めていく】
【何だかんだと口をついても結局のところ能力は便利だからだ】

【―――そうして、相手が攻撃を放つと同時か、その前後】

≪“風向”≫――――≪“仁王”≫ッッ―――!!!

【背後の仁王とも悪鬼とも付かない風の塊、それそのものが動き出す】
【見た目と同じような質量を持ち、且つ風そのままの速さを併せ持つ】
【簡単に表すならば“風の衝撃波”と言うのが近いか―――兎にも角にも、それは進み】
【青年の体をすり抜けるようにして、突進するように男へとぶつかろうとする】

【尚、男の攻撃次第では、仁王の行進よりも早く一撃を入れる事も可能である】
【速度自体は拳によるそれよりは遅い―――そういった具合なのだ】
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:06:35.42 ID:aOstI2SO
>>436

いえ、驚かれるのには、慣れましたので……

【慣れた、と言っても、やはり少しは寂しいのだ】
【慌てて謝ってくれるソロウに、少しだけ微笑んで】

……そう、ですね。自分が自分でなくなるような、気味の悪い感覚。
私も、呪いを解きたいのは山々ですが……掛けた人物が、解らないのです。
だから、今、探してはいるのですが……

【見つからないんです、と小さく溢して、また溜息】
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 00:06:37.35 ID:7bPUhmso
>>430

【―――同日深夜、水の国、マンションの一室】


【――――帰宅した青年が手袋を外せば……現れたのは、鈍い銀色が輝く機械義手=z
【所詮は『二束三文』の安物、大分と慣れた今でも上手くは動かない――が、問題は別に有った】


【彼は左手≠突き出すと、熱≠集中させ――――数秒の後、『球』が掌上に出現して】




       ………、……魔術≠フ補助無しじゃ、只の『歩くエアコン』だな。




    【――――…… 軽 く “ 火 花 ” を 散 ら し 、 球 は 消 え 去 っ た 】



【魔方陣=c…『能力』に対して“補助”する等と言ったものでなく、むしろ逆≠ネのだ】
【『右腕』の欠落――“対照性”の崩壊――は、繊細さ≠必要とする「熱操作」へ影響≠与えていた】
【欠落後数日で、熱の固体化≠ヘ“不可能”となり、残ったのは温度変化=c…『ベース』のみ】


【――――魔術≠ノ依存する『能力』しか有する事の無くなった青年の、自虐的な声が響いていた】

/お疲れさまでしたー!
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 00:07:50.14 ID:iukixESO
>>435
まあ異世界の漫画の話だけどにゃ
この世界にいてもおかしくないにゃ
【簡単に説明し】

うにゃ!任せろにゃ!出来たらどうするにゃ?
【首を傾げ】

構わないにゃ!
【そういいながら残った使い魔缶をしまい】

じゃあ他のも聞きたいにゃ
【目を輝かせ】
【サナの話――怪談をキラキラさせながら聞き発明のアイデアとしてとりいれようとするだろう】

/わかりましたー
/ではここで絡み終わりにします?後は七不思議聞くだけでしょうし
/体調不良なら仕方ないですよ
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/04(木) 00:10:19.18 ID:eDvEYPo0
>>432
・・・
【小さい声で一つ、呟く】
・・・アレがあの時の天ヶ谷昴と同一人物、なのか?・・・俺と戦ってた奴を後ろから撃った時とは・・・
【何故だろう、はっきりとした敵意を示したのは片手の指の半分の数も無い。本当、御人好しが多い、自分の周りには】
【そういえば、今思い出せばそう】
【以前敵になっていた人物が元鞘に戻っていたのに不思議と驚きも何も無かった】
【それ以上に切迫した事態が降り積もっているからか、何もヴェイスに限らず、いろいろな問題が】
【以前敵だった人間が元鞘に戻っているのを気にしていられないほどに】

・・・精々道中気をつけろ、何処から撃って来るか、全く解らん敵が来た物だから、な
【暗殺行為を行われている時は近くに居なかった、だからどのくらい暗殺行為をする人間が気配の遮断が上手いだとか暗殺技術については全く知らない】


【そうして見送る、今回言わなかったのか、言えなかったのか、どちらかは定かじゃないが言葉にしなかった事実を思い返しながら】
【リイロが・・・その父親に攫われている事とか、ね】


/お疲れ様でした、遅れ気味で申し訳ないです
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:12:33.37 ID:IeMiD5go
>>434

ぅー……どうしようかなぁ……、―――――?

【痛む舌先を外気に当てながら、両手をココアで暖めて】
【当ても無く歩いているのか足取りは虚ろで、若干ふらふらしている】
【未だ街を歩く人の群れを適当に捌きながら、適当に歩いている途中】
【ふと、此方を――正確にはホットココアだが――を見る視線に気付き、振り向く】

(―――うわぁ、背ぇ高……)

【振り向いてみれば、長身の女性】
【思わず下から上へ全身を一瞥し、内心ポツリと呟いて】
【目が合えば足を止め、小さく首を傾げて見せるだろう】
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:13:35.96 ID:54Z.c4so
>>440
「ムチャクチャだよ、そんなの……」

【説明された呪いを我が身に置き換えて考え、カゲツの境遇に自分まで悲しくなってしまう
 勢いも衰え、ぺたんと屋上に座り込んで】

「ほんとごめんね。そんな事も知らず驚いたり、変に聞こうとしたりしちゃって
 ……んー、やっぱり、カゲツには元気になってほしいな。……ほら!」

【空を見上げると、陽だまりのお陰か僅かに暖かい風が吹き】

「きっとそいつも見つかるよ。だから溜め息なんてつかないで
 一番大事なのは、生きる事――それを追い求める事だってお爺ちゃんに聞いた事あるもん」
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 00:15:39.38 ID:WYBOk8co
>>439

そんな事言っておいて、結局は能力だよりなんですかァ!!
能力が強いから"最強"って事かッ!?

【動き出した仁王に、ほんの数瞬であるが動きを止めてしまう】
【警戒心の所為で、身体が反応してしまったのだろうか──】
【普段は気にする事無いその数瞬も、この間合いにおいては大きなファクター】

【そのたった数瞬の所為で、青年の身体に一撃を入れるのは間に合わず】

だったら、そのてめぇご自慢の能力に、このオレ様の一撃を刻み込んでやるよッ!!

───《 ストライク・ブレイズ・セカンド 》ッ!!!

【向かってくる風の衝撃波に対して、握りしめた右拳を振るう】
【その拳が衝撃波に触れた瞬間、拳を中心とした爆発を起こすだろう】
【規模は小さいものの、その分威力が凝縮されている───】

【尚、本体であるこの男も爆発を受けているが、能力の持ち主だからかダメージを受けない様子】
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 00:16:16.96 ID:dN.LwYSO
>>413>>415
【思えば、対ネル・ナハト連合の会合の際が初対面だっただろうか。直接言葉は交わさなかったものの】
【そう言えば確か、彼女は近接格闘に長けていた筈だ。腰に差した短刀と太刀からも、容易に知れよう】
【だが、車椅子=\―――脚が使えないというのは、接近戦に於いて相当に厳しいものが有る】

あー……ご丁寧な自己紹介ありがと、信太。その通り、だ。
名前は相棒の方とごっちゃになってたけど、まあ、無いと言えば嘘になるな。
――――さておき、恩に着るよ。助けられるなんて柄でも無いけど、状況が状況だし……っ、と、な!

【従って、助け舟を無下に断る真似はしなかった。涼しい顔のまま、つらつらと礼を言う】
【一方、やっちまえ、等と言いつつ男達。聞かせて解る性質でないのはお約束、五、六人が少年と朔夜に向かい合って】
【先走った男が一人、彼女にテレフォンパンチを浴びせようとしたが】
【進行上の都合により、当て身、掌底、アッパーカットのコンボを浴びてグロッキーに】

【見れば解る。早業の三連打だが、重心移動が儘為らず、明らかに手打ちになっていた――仕留め切れないのが、何よりの証拠だ】

【まあ、概ねは少女の予想通り。数さえ居なければ、そうそう押されはしない】
【そうこうしている内に、ずぶり、と。少女に接近され、リーダー格は為す術も無く噛み付かれる】

「っ、あ……え!?あ、俺の、俺の手……!!」

【前腕の肉――どうやら、動脈には損傷は無いようだが――をごっそりと持って行かれて、混乱する相手】
【異状に視線を釘付けにされ、男達はあっさりと腰の引けた状態で固まった】
【言葉が解る状態には見えないが、少し脅せば蜘蛛の子を散らすのは明白。もう一押し、である】
//済みません、遅くなりました!
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:18:33.50 ID:JckjMYwo
【街中】

うわ、もうこんな時間!?

【淡い青緑色の髪を頭の後ろ側で小さくツインテールにして、橙色の瞳をした少女が歩いている】
【白いシャツ、黒いスカートに黒ストッキングを履いたものというシンプル衣装
だが、全体的にゴシックの意匠が含まれているので外見的にはむしろ派手である】
【更に腰の両側には、服装に合わせて白黒の模様の大きめのウェストポーチが】

なかなか慣れないわね、この場所は…とにかく戻らないと

【そう言いながら、両手で地図を広げて歩くのを】
【傍から見たら不注意極まりなくも見えるが・・・】
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:19:18.20 ID:aOstI2SO
>>445

いえ、……もごもごしてたら、逆に気になってしまう、のは、当たり前です。

【こちらもごめんなさい、と、頭を下げる】

……生きること、ですか。
生きていれば、きっと、この花も消えて。また、お家に帰れる、でしょうか……

【同じように空を見上げる】
【広い、広い――終わりが見えなくて、少しだけ怖いけれど】

……あったかい、ですね。

【太陽の光に目を細めて――少しだけ、笑った】
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 00:21:25.46 ID:KCYpktY0
>>443

【暫く経った後――街中にて】
【昴は――】

…………、…………っ、……

【突如、その場にしゃがみこんでしまった】
【近くにあった街灯のポールを片手でぎゅ、と握り締めて――】
【――別に、体調が悪化したわけでは、ない】
【昴は――】

……っ、はぁッ、はッ……ぁ、……はァッ……!
……れい、ど、……なんで……レイドっ、……ふぅ、……っ、……はッ……!
「寿命」……『代償』……?!……わ、私の、せい……?私の所為、なの……?

【昴は――顔を真っ青にして、がたがたと震えながら独り言を零す】
【そう――彼女も、幾ら強気で、大人びていようと、まだ17歳程度の少女に過ぎないのだ】
【自身の友達が、その寿命を代償にしてまで力を欲した――ショックじゃないわけがないのだ】

……はぁ、……はぁっ、……は……
……いや……立ち止まらない……逃げない……向き合うんだ……
リイロちゃんのこともあるけど……絶対、絶対絶対逃げたりしないッ……!

レイド……レイド、待ってて……レイド……
絶対、……絶対にッ、……私がッ……!

【そうして、鋭く月を見上げ――力強く、左拳を握りこんだ】


/お疲れ様でした、ありがとうございました!
/いえいえ、此方こそ度々返事が遅くなって申し訳無いです。お相手感謝ですー。
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:23:37.26 ID:1N9my4so
>>444

(うぉぉ……こっち見とる、お近づきになりてぇ……)

【少女の視線に気付き頬を染めながら慌てふためく】
【見ようによっては変態です】

ど、どうもこんばんは……?
えっと、随分と寒いですねー……なんてアハハハ……
(仕草すらかわいいとか反則やろ……)

【ぱたっとその場で止まり恥ずかしそうに頭を掻きながら……】
【ナンパでは無いですよ?……多分】
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:23:42.38 ID:Gz7BN56o
>>437

え、そういうものなんですか、それはたいへんもうしわけありませんでしたー。

【わしゃわしゃ】

「ちゅっ…!?」

【別の雀扱いをされ、絶句。確かにキャラが作られ過ぎて別の雀化している気がしないでもないが】
【「ちゅんちゅん!」(約:そいつぁ、本体と言えど、聞き捨てならないぜ!リロードの兄貴には人には分からない魅力ってもンがあるのヨ!)】

【うん、別の雀化してますね。すいませんでしたとしか言いようが無かった。しかし、人に分からないって辺りが悲しい】

まあ、得てして、そういうものには、隠しステータスとして
「※ただし可愛い子に限る」が入りますからね。

【肩をくすめながらHAHAHAHAとアメ公みたいに笑いながら】
【微妙に侮辱されている気がするのはきっと気のせい】
【そもそも性別があるのか分からない相手だが】

そもそも、本気で守るものが居る人なんてこの世に何人居ることやら。
何だかんで皆、自分が可愛いんですよ。いや、まったく。

【それはお前が孤独だからだと突っ込んであげてはいけない】

は?自殺?うむむ……相打ち辺りかと思ってましたけど。
仇討ち、報復。どう違うんですか。仲間をやられたから!みたいじゃなくて「やられたから、やり返す」みたいな?
まあ、その方がイメージ的にはあってますね。貴方も、私も。

【変な仲間にされたぞ!】
【ネーミングセンス無いとか、かわいそうとか言われると、首を傾げ】

───え、どこが?

【!?】

嗚呼…貰いましたね。今は手元に無いですけど。
六個────うはぁ。それは、なんて言うか災難な。
しかし、開花したら、凄い素敵な事になりそうですが、どうでしょう。

【どうでしょう。って君】

───やります。

【内容も聞かずに即答だった】
【特別任務≠ニかトップ・シークレット≠ニいう響きに惹かれたのだ】
【思えば、故パッセルとの最初の出会いの頃から、この男はそんなノリだった】

胸が踊りますね、───で。
どんな事を私にやらせようってんです?
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:25:46.99 ID:54Z.c4so
>>449
「そうそ。何ていうのかな、んー、這ってでも……?ちょっと違うかもしんない
 ……ポジティブ!そう、前向きにがんばろ。辛いし、怖いかもしれないけど、ちょっとでも進めたら嬉しいし」

【見上げた視点から、にっこり笑ってみせる
 屈託のない、希望に溢れた表情で】

「あったかいね……ご飯食べたし、眠くなるかも
 ……そういえばさ、その――人を斬りたくなるココロって、私みたいなのにも起こったりするの?」

【特に前触れもなくネコミミの形をした帽子を取ってみると、フサフサの獣耳(どちらかというと犬系)が姿を現す
 秘密を教えてくれたんだし、これくわい訳ないよねと笑いながら】
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:26:29.49 ID:yhfw9B.o
>>446

そんな考えだからマヌケだってーンだよテメェはァ!
オレ様の高尚な拳はテメェ如きに使うまでもねェって事だ――!!!

【ズォ、と迫る二体の仁王―――それは青年の身体を通り抜けると一体となり】
【男に向かって破壊的な突進を行おうとする――――が】
【聞こえるだろう音は鈍い音ではなく高い音、ピシリとヒビの入る音】

【それは仁王に―――風の塊に拳が食い込み、爆発する直前の事】
【一秒も無い間の後に爆発が置き、ヒビの入った仁王は砕け、そして―――】

くッ・・・・・≪“仁王”≫ォォォ――――!!!!

【第二の爆発が起きたのか、と思わせるほどの強烈な暴風を引き起こす】
【熱などの直接的威力は無いものの、その衝撃は実際の爆発にも引けを取らず】
【使用者である青年も風に押させて一歩二歩―――最終的には四歩ほど後ろに押されてしまう】

【――――残るのは僅かな風と青年、この二つは殆ど確定した事項といっていい】
【ただ彼が気がかりなのは男がどうなったのか―――来るか、来ないかだ】
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:31:01.72 ID:aOstI2SO
>>453

……ですね。その場で足踏みしてても、何も起こりませんから。

【青白い肌に僅かに紅を差して、笑って頷いた】

んー……その時の気分次第、になると思います。
さっきは、路地裏に入ったとたんに金槌持ったおじさんが奇声上げながら襲い掛かってきたので、それをやり返すかたちで……

【ふと、目に入るふさふさの耳】

……ぉお……

【考えたことはただ一つ、「さわりたい」……!】
【そろり、と、白い腕を耳に伸ばしてみる】
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 00:32:11.72 ID:qkKs2Sw0
>>441

【同じく、11月4日深夜―――無道 武美の自室。帰宅から時間が経っているからか、彼女の柔肌と髪は風呂上りの様相で、服はパジャマ】
【愛しいあいつは、居ない。研究は、或る程度完成に近付いているが、新しいアイデアを盛り込むには時間がない】
【例の『機兵戦線』を視るのと同じ、安物のテレビのリモコンに手を伸ばし―――赤外線が閃いて、濁りかけのビジョンが点る】

……「植田エリック」こいつなーんか苦手なんだよなぁ、パス。
………って、あっ…やばい…。 『魔鋼神ソルファード2nd season』と『銀河勇者ギャライザー』見てねぇ……ッ!!

【最初に眼に映ったのは、動物の被りモノをして、変態芸と高慢キャラで売る芸人―――嫌いなので、早々に別のチャンネルに変える】
【深夜帯特有のスペシャル番組や、微妙に古くて退屈な映画や、目星を付けていないアニメなどが、次々ザッピングされて】
【結局、見る事に決定したのは―――聖都放送局が、魔術協会やその他研究機関とのパイプを生かして造った、自然ドキュメンタリ(再放送)】
【雷の国に生息する、奇妙な昆虫や、陸棲甲殻類の生態を寝転がりしながら見つつ、眠気が湧くのを待っていたが】

 …………―――――ッ、え、えッ…?

【突如…ピロン、ピロン―――焦燥を誘う、固定されたテンポの電子音が、二度響いて。浮かび上がるのは純白のテロップ】
【示された情報は…………櫻の国の魔術協会附属博物館=c小さな支部を兼ねた、其処から】
【或る展示品が、忽然と『消失』―――としか言いようがない程、形跡を残さず、唐突に盗まれた≠ニ言うこと】

【…………―――1500年以上前の、少女の乾燥死体≠ニ、その副葬品である】
【こんな事を教えられては、眠れないじゃないかい……気が付けば、少女はコーヒーメーカーに向かい、三つもコップを用意していた】

/お疲れさまでした〜!
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:33:31.30 ID:IeMiD5go
>>451

……、こんばんは、?

――――こんばんは。ほんと、一気に寒くなったよねー……。

【目をぱちくりと、不思議そうに女性を見詰め】
【疑問符が一度ついたのは、相手の仕草に対してか】
【改めて挨拶をし、ふぅ、と一息】
【溜め息に煽られたコップから、もぁっと湯気が上がる】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:35:50.02 ID:3YD9ZDko
>>415

…そうか?…一応あの場から引き離してやる事もアリだと思うが

【と、声をかけて…しかし吟雪はすでにあのチンピラの方に会話を始めている】
【あまり手荒な事をするな、と言おうとして】

【…突然始めたチンピラの腕を捕食しにいった吟雪にド肝を抜かれ…ゾッとしたように片目を見開く】

お、おい!?いくらなんでもやりすぎだッ!よせ――――ッ!!

>>447

…チッ、こういう話し合いも通じず…数だけしか強みにしてない相手にはよォォォ…!

【やると決めたなら彼の行動は早かった、なにせこれが彼の数少ない特技】
【チンピラ達めがけて両のホルスターから拳銃を…一人ならともかく三人もの相手に警戒しながらでは見逃してしまいそうなほどの速度で拳銃を引き抜き】
【朔夜がアッパーカットを放とうと動作した時には両のリボルバーから残る複数の少年たちの胸辺りに『電撃弾』―――当たるとテイザー銃を喰らったかのように鎮圧用の電気ショックが身体に流れる】

【殺傷なしでただ暴徒を鎮圧させるための弾丸の発展型の一つ、それを残るチンピラの―――半分程度の数に叩き込もうとする】

―――そして全員素人に毛が生えた程度だってんなら!このオレの方が有利だ!全員こっから去ってもらおうか
オレ一人ならともかく三人相手におまえら5、6人程度じゃ不利だぜ、こっちは一応お前らより真面目に鍛えてますからよォ!

(さ、流石に相手の肉を喰らうのは…やりすぎだけどな…!何考えてるんだ吟雪…!

【理由は、そうして不利を感じ取らせた残りのメンバーに気絶した人員を回収させるためだ】
【吟雪の行動に表にこそ出さないが…内心焦りを胸に抱きながら…先ほどの攻撃が成功にせよ失敗にせよそう告げるだろう】

/では、また明日7時と言う事で…申し訳ないッス
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:38:21.95 ID:54Z.c4so
>>455
「お腹空いたままじっとしてるより、お腹いっぱいになったほうが良いもん
 ……そっか。そういうのって、カタチとか、そういうのに関係してるのかなーって思ってさ
 気分じゃあ、全然わかんないよね。困っちゃうね」

【自分なりに考えたつもりらしいが、分からないならどうしようもないし、手伝えそうにもなさそうで
 今まで耳が外気に当たっていなかっため、少々寒そうに身体を震わせる】

「あうっ!?」

【そっと触られるとびくりとして】

「ん……優しく、優しく撫でてね。突然掴まれたりするの嫌で帽子被ってるんだから」

【そこまで拒絶する訳ではなく、目を瞑ってくすぐったさを堪えるようにしている】
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 00:40:04.17 ID:WYBOk8co
>>454

チィッ─────!

【自身の身へと襲いかかってくる暴風】
【まず、体勢が悪く──強力な一撃を放った反動で、隙も大きかった】

【故に、暴風により身体が後方へと吹っ飛ばされるが】

(このオレ様が、体勢を崩して倒れるだと────)

────んな、ふざけるなァ!!

【彼のプライドの高さが、今回はプラスに働いたか】
【体勢を立て直すため、地面を強く踏み締めようと、右足を振りおろすが───】

【───その足を、下ろそうとした先が悪かった】

……───な、ァ!?

【その先にあったのは、自身が焼き払った死体】
【人間、想定外の事態には弱いものである───】
【階段を昇りきったと思ったら、実は段差が一つ残ってたようなものだ】

【結果として、男は来ないどころか──無様に尻もちを着く姿を晒すこととなった】
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:40:53.36 ID:vvhsFw.o
>>447>>458
【食いちぎった肉を、首を上へと向けて咀嚼する】
【大型肉食獣がやる様に、重力に任せて喉へと肉を運ぶやり方】
【決して手は使わない。滴る血は、舌で掬うばかり】

【ごくん】

【喉の動き、音。そして、動きが止まった口】
【食いちぎったその肉を、確かに飲み込んだ】
【唇の周囲を一度、ぺろりと舐めてから】

………あんまり美味しくない。良いもの食べてないの?
そーだね、それじゃ………

【手足を全く動かさず、首だけを動かして視線を降ろす】
【カチカチと音がする錯覚のしそうな、時計の針の様な動きでチンピラを一瞥し】

……次。もう少し上等のを味見してみようか

【舌舐めずりをもう一度。笑みは、消さないままだった】
【過剰なまでに芝居じみた一連の動作。然し、小道具が全て本物】
【ビビった方が負けのチンピラのやり方に、或る意味では完全に従っているとも言えよう】


やり過ぎー?別に良いじゃん、時間掛けるのも面倒だし
一人一人叩き潰すより、この方が早いし怪我人も少なくなる
まー、これで引かないなら怪我人が増えるだろうけどさ

……それに、こっちはチンピラとの遊びに時間を裂くつもりないし
一応……時間が幾ら有っても足りないような話し、するつもりで来てたからね

【窘める言葉には、素直に従う素振りを見せない】
【元々、善悪の感覚は人とかけ離れている、という事も有るが】
【それより今は、何か急いでいる様子】
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:42:18.48 ID:1N9my4so
>>457

せ、せや……いや、そうだねアハハ
(いかんいかん、変な言葉遣いは引かれてまうわ)

【途中で普通の言葉遣いに戻す】
【素の言葉遣いは引かれる要因だと思ったのだろう】

特に夜の冷え込みと来たら……ら?
あれ、季節は元の世界と同じなんだ…………

【ふと思い出したように呟いた】
【察しが良ければ少女の言葉から彼女が異世界人だと分かるだろう】
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:45:41.18 ID:aOstI2SO
>>459

んーと、最近は、お月様がきれいな時、よく斬りたくなるような……

【そろそろと、耳に触れ――】

……わぁ、ふさふさ、もふもふ……

【嬉しそうに、軽く撫でる】
【あったかい、と呟いて、くすくす笑った】
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:52:33.40 ID:yhfw9B.o
>>460

【“仁王”はその効力、込められた風――様々な点から負担が大きい】
【それが打ち壊された今、仮に襲い掛かられれば能力には頼れない】
【必然的無意識にファイティングポーズをとって、晴れた煙の向こうを見れば―――】

・・・・ハッ、中々面白ェ態勢だことでェ、このマヌケ
さァてさっさと止めでも差して―――――

【杞憂に終わった警戒、だが未だ僅かながら風は残っている】
【追い討ちに使える程度の――“風槍”を作る程度の風は―――!】

【―――だが、手元に形作られた儚げな風の槍はかき消され】

と、行きてェ所だがな・・・・オレ様は命を簡単に取ってやらねェ主義でなァ
あのガキももう居ねェ、テメェのクソ無様な姿もじっくり見れた・・・・

―――ってェわけだ、オレ様の勝利でここはオサラバさせてもらうぜェ?

【最後にニタリと一つ笑むと、青年は身体に纏わせていた風をも掻き消して】
【まさしく風のように飄々とその場を後にした】

/最後の最後で御免なさい、眠気が限界なのでこれにてっ!
/楽しかったです、お疲れ様でしたー!
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:53:16.80 ID:54Z.c4so
>>463
「あーわかるわかる。そういう時って何かムショーに暴れたくなるんだよねー
 お月様が綺麗だからかな?」

【妙な共感を覚えながらも、ふさふさと耳を触られて】

「ひゃひゃ、くすぐったぃ……」

【ムズムズした感覚に耐えられないのか、ぺっとりと身体をくっつけてくる
 先程までの強気な様子と違って、か細い心の本性みたいなものが垣間見える】
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:53:40.83 ID:IeMiD5go
>>462

…………?

【良く判らない言い直しに、不思議そうに首を傾げる】
【が、その後の呟きに瞳を開いて】

元の、世界?

【ぽつりと、その言葉を拾い上げる】
【異世界から来た、という話は聞かないわけでは無いが】
【周囲で良く聞く話でもなく、直ぐに其方へは思考は向かなかったようだ】
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:58:31.27 ID:aOstI2SO
>>465

狼人間は、満月の時に暴れると言いますけど……どうなんでしょう。
お月様って、じーっと見てると、なんとなく気持ちが上ずる気がします……

【もふ、もふ】
【ふにふに、優しく触れながら】

……えへへ、あったかい。本当に眠くなってきました……

【とろんと瞼を垂らし、耳から手を放して――欠伸を噛み[ピーーー]口元を、隠す】
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 00:59:50.88 ID:WYBOk8co
>>464

ま、待ちやがれッ、テメェエエエエエエ!!!

【いくら叫んでも、相手が待ってくれるはずもない】
【火球も間に合わず、走っても当然追いつけない】
【去っていく青年の背中を、ただ見ることしかできず】

【立ち上がると、イライラした様子で近くの壁を殴り】

クソが、このオレ様とした事が痴態を…………。

───あの、ガキイイイイイィィィッッ!!!

【一人の男の叫びが、しばらく路地裏に木霊していたという】

/お疲れ様でしたー
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 01:02:39.91 ID:amnv6UAO
>>452
うわ!軽くあしらいやがッたコイツ!
帰ッてこいシルバー・ウイング、そんなヤツの傍に居たッてなァ――、…………なッ!!!
【シルバー略の言葉に口をあんぐり開けたまま暫し硬直、よほどショックだったらしい……】
【面を持つ手が離れて表情は完全に見えなくなったが、それでも沈痛な(?)雰囲気は衰えず】

……バッカヤロォ、お前なんかもうわたしの分身じゃねーッ!
情報提供以外に二度と帰ッてくンじゃねーぞッ、解ったな!?

【ビシィ――ッ!と指を突きつけて、シルバー・ウイングへ勘当宣言!】
【その瞬間シルバーなんとかの翼以外の体色がふっつーの雀のソレとなるだろう、翼は鋼色のままだ!】

だよなア、ま、そりゃどうでもイイんだ
【おい軽くあしらったぞコイツ】

この世界じゃあ絶対数は少ないたァ言え、比較的多いとは思うけどよォ
お前サンがそう思うのは、石蹴りのやめ時が判らないホームレスのぼッちだからじゃね?

【腕組みをしつつ、おどけた様子は無く、然し躊躇すらも無くそう言ってのけた】
【突っ込んじゃったよ!】

そ、面倒だから詳しくは話さんが、要するに戦闘じゃスズが負けたッてコトだ
私的に「やられたらやり返す」方がスッキリするからな、あと勝手に仲間にすン…………

………………

【……無言のまま数秒経過……】

……スチール・ウイングだッけ?
そッちでも頑張れよ!
【――うん、結局諦めた。】

さあ?どうだろうな、そもわたしに負の感情だか死のフチだかあるか分かンねーし
寧ろリロードに六個埋め込んだ方が、きッと面白かッただろうによォ――

――だが、良い返事だ!個人的にもパッセルの代理としても感謝するぞ、ミルウス?
何、……“簡潔”にして「単純」なコトよ。機関員をブチのめす『ついで』≠ナ良い……

――『哲学者の卵』を集めろ

ただソレだけだ、単純明快だろう?
先ずは……そォだな、二・三個程度で構わん
わたしの中にある『コレ』が邪魔で堪らんのでな、一つ“可能性”に懸けてみるのさ
【自身の力を過信している玖雀にとって、『卵』の存在は不必要で余分なモノだ】
【一度言葉を区切り、一息ついて話を続ける】

……毒を以て毒を制せ、血清の大元は一体何だ?
むろん魔術師の協力が必要不可欠になってくるが、こちらはわたしが自ら捜そう
キョウカイとやらも在るらしいからな

遂行した暁には――まァソレはそン時考えよう、どォだい?
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 01:03:47.25 ID:54Z.c4so
>>467
「狼人間……ん、ふーっ、ふーっ……」

【耳から手を離されると、感極まったようにカゲツに身体を擦り付ける
 ややあってから、くすぐったい感触にブルリと全身を震わせ、息を整えてから帽子を被り深呼吸をする】

「ふぅ……そういえばここ、屋上だっけ
 眠いならここに置いてけないね。私もそろそろ行かなきゃだし……よいしょ」

【シャキンと立ち上がってカゲツをお姫様だっこしようとし、そのまま建物から元いた裏路地へと落下しようとする】
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 01:07:08.90 ID:1N9my4so
>>466

あ、ああ気にせんで……いや気にしないで、自分の拘りみたいなもんだから

【困ったような笑顔で癖のようにまた頭を掻く】
【まあ言い直したのはこの言葉遣いでかわいい子に嫌われたくないとかそんな程度の事だった】

あー……そのなんて言うか気づいたらこの世界にいて
まあ違う世界だなあって本格的に分かったのは昨日なんだけどね
いやあ困った困った、お金使えないからさお腹も空くし……

【自分の事を説明するのが微妙に恥ずかしいのか少し俯いてこれまでの経緯を適当に説明した】

ま、まあ私の事なんかどうでも良いんだっ!うん!
えっとお嬢さんお名前を聞いても宜しいでしょうか……?
あ、私は祁答院 京と言いマス……

【どうでも良い!と謎の力説をしつつ少女の名前を尋ねる】
【ちなみに読みは「けどういん」だそうです】
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 01:07:31.33 ID:dN.LwYSO
>>458

【鮮やかなクイック・ドロウ。銃を抜いたと認識した頃には、発砲は既に為されており】
【恐らく、男達には何が何やらさっぱりと言った所か。回避も成らず、直撃】
【連射速度たるや、銃声が一つに重なって聞こえる程――――ノビタの手腕に内心舌を巻きつつ】

………あぁ、期待するモノを間違えてたよ。
話してどうにかなる程、賢い訳でも無かったよな……。

――まあさておき、エグい手口だけど良いんじゃないか?単純な示威だろ。嫌いじゃないよ、ああいうの。

【更なる追撃。跳ね上がった首筋への手刀に続けざま、鼻っ柱に拳を叩き込んだ】
【ずるり、意識を失って車椅子に凭れる体を、車輪を軽く動かして払い落とせば】
【鼻骨をへし折った手応えの残る手を一振るい、肩を竦めつ宣う】

>>461
【見るからに、効果覿面。支離滅裂な口調で叫び、片手を押さえて痛みを訴えるリーダー格】
【あっさり意識を奪うよりかは、苦痛を以って身体に解らせた方が、こういう手合いには効きが良い】

【真に迫った……と言うより真実その物の演技=B顔を見合わせて、仲間を回収しつつチンピラ達は後退り】
【加速度的に拡がる怯え、一度溢れてしまえば後は容易だ】

――――……女優になれるんじゃない?
……なんて冗談はさておき、本題に入ろうか。

【一目散に尻尾を巻いて、恐怖に足を取られ取られ。我先にと180゚方向転換して駆ける相手を眺めつつ】
【割合楽しげに言って、悪びれる様子も無く目配せを一つ。車輪で軽く傍らの男の手を轢いて】

【痛みに目覚めて呻く男に、遠ざかる仲間と少女とを差して見せると。彼もまた、全速力でその後に続いた】
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 01:11:59.23 ID:aOstI2SO
>>470

……そういえば、ソロウさんって、何と言う種族なんでしょう?
獣人さん、でいいんでしょうか……

【ふと、気になったことを口にして。擦り寄るソロウを見て、微笑んだ】

わ、たた……びっくりした。

【抱き抱えられて、重力に伴って元居た暗い路地裏へ】
【あたたかな陽だまりのあった屋上を、少しだけ名残惜しそうに見上げて】

……ん、ありがとうございました。
それではまた、会いましょうね!

【た、と地面を踏み締めて】
【にっと笑って、歩き出し――数歩歩いたところで振り返って、手を振る】

【――踵を返し、たたたっと軽い足音を残して、路地裏を後にした】

//ありがとうございましたー!
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 01:16:11.40 ID:IeMiD5go
>>471

……そう? 無理に話し方、変えなくてもいいからね?

【何度も言い直す様子に、無理しているのかと考え】
【態々言い直す必要は無いと伝えておく】

ふぅん……別世界、か……。
話には聞くけど、実際見るのはどれ位ぶりだろ……。

【俯き加減の女性に対し、少女は見上げるような形で】
【身長差からして、丁度良い顔の向きと言えなくも無い】

……どうでも良いなんて事は無いけど――。
祁答院、さん、ね。ん、覚えたっ。
私はルシア。ルシア・マリカ。見ての通りの、手品師やってます。

【謎の力説にまたしても首を傾げつつ】
【相手の名前を復唱、確りと記憶に留めた上で】
【自己紹介を返し、片手でシルクハットを抑えながら静かに頭を垂れる】
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 01:18:38.22 ID:54Z.c4so
>>473
「私達はジャーストって呼んでたけど、あいつらには狼人間とか、獣人とか言われたりしてた
 それ以外にも他の種族?……っていうか、ちょっと違った集まりがあるんだけど、あいつらどうでも良いみたい
 うん、じゃーねー!」

【初めて見た時よりも元気そうなカゲツに、思わず嬉しそうに手を振る
 見えなくなるまで手を振った後、自分も街中の雑踏へと身を投じた】

//こちらこそありがとうございました
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 01:27:34.64 ID:Gz7BN56o
>>469

「──ちっ!?」

うわ、色が変わった。

【なんじゃこりゃぁ!見たいな感じで変化していく体毛を啄む雀ちゃん】
【さらに、一向に変化しない翼を見て「ちゅんちゅん!」と抗議する】
【(どうせなら翼の色も変えて銀色にしてほしいっす!)みたいな事を言ってたり、言ってなかったり】

ま、それは置いといて。

【雀ちゃんの事は置いといた】

ぼっ──────────────…………。
【おい、ひどい事言うなよ!沈んじゃったぞ!】

そーゆ───事ォ!思っても、言わないのが優しさってものなんじゃないですかねぇ!?
【あ、戻った】

……………シルバー・ウィングです!
スチールだと響きがカッコ悪いからシルバーなんですヨ。
【ひどいです】

貴方じゃないんですから、私にンなもん6個も入れられたら面白いとか以前に確実に死にますよ、普通に。

───で、特別任務≠ノ付いてですが。

撤回する気は有りませんが。血清≠ツまりは卵の除去?を目的としているのなら。まあ、一個情報でも。

卵の除去に関してレイドってぇ人が方法を模索しているようですよ。
パッセルさんに貰った卵も別の人を通して、彼がペテン師でない限り、その人に渡したんですが。
まあ、───長いこと会ってないんで今、どうなってるか知りませんけど。

しかし、───人間と小刀じゃあ、事情も違ってくるかもしれませんし。
一個潰すのにも結構な労力が必要らしいですし、貴方のやり方でやった方が良いかも知れませんねぇ。

とりあえず、貴方がそれで任務撤回しない限り、私の回答は変わりませんよ。

【つまりは了解って事だ】
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 01:31:00.21 ID:1N9my4so
>>474

え、そうかぁ?ほんなら元に戻すわ
実際コッチの方が楽やしねー、良く舌も回るし

【内心ほっとして微笑み】

というとウチ以外にもそういう人がおるって事かな?
へー……そうなんや……、どうも異世界人です
(……まあ無理して戻ろうなんて思ってへんけど)

【この状況を楽しんでいるのか随分と軽いノリで】
【挙句自分を異世界人と銘打って手を振る】

ウチ自身の話なんてつまらんもん、どこにでもいるようなフツーの女子高生やし
フツーよ?全然フツーただ身長がデカイだけやね、うん……ごめん

【首を上げたままにするのも辛いだろうと膝を曲げて背骨を曲げて】
【ルシアの首が疲れない程度の高さに顔を合わせ】

んーありがとっ!ウチも覚えておくわ、えっとマリカちゃんね
なるほどっ!せやからシルクハットなんねー、ウチもこんな近くで手品師見んのは初めてや

【それなら合点が行くと両手をポンと合わせ】
【ジロジロとルシアの服装やらを観察する、ちょっと目付きが悪かったり】

あ!あれよマリカちゃん寒いんやったらはよう家に帰らな
それに時間も時間や、不審者或いは変態が活気付く頃やよ?

【思い出してみれば既に深夜帯】
【目の前のいたいけな少女が彷徨くのはよろしくないと思ったのか心配そうな顔でそう諭し】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 01:53:11.63 ID:IeMiD5go
>>477

ん。只の雑談で肩肘張る必要ないもんね。
楽にしてくれたほうが、こっちとしても嬉しい。

【相手の微笑みに対し、返すように微笑を浮かべ】

うん、この世界には結構、別の何処かから来たって人が居るみたいよ?
探せば結構出てくるんじゃないかなー……。
まぁ、その割りに「帰れた」って報告は全く聞かないんだけどね?

【もし相手が帰りたがっていたら如何するつもりだったのか】
【帰る手段は皆目検討も着かない事をさらりと言ってのけ】

ふ、普通の女子高生……。

(身長……胸……)

【遠回しに自分は普通じゃないと言われた気がして、ちょっとしょんぼり】
【相手の、そして自分の胸元に視線を向け、両手で自分の胸をぺたり】
【無いのを気にする性分ではないが、言われれば気になる難しい心情】

……手品師も、此処まで露骨な格好を普段からしたりはしてないものね。

【寧ろ私は極端だから、と。少女は羽織っているマントを摘んで示し微笑む】
【確かに、少女の格好は色んな意味で極端である】

―――――ぁー、もうこんな時間なのね……。ん。
そうだね、これからもう少し冷え込むかもだし、そろそろ帰ろっかな。

祁答院さんも、寒いなら暖かくして寝ないとだめだよ?

【女性の言葉に空を見上げ、時間を確認】
【ぶるる、と身体を小さく震わせて苦笑を浮かべ】
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 01:57:07.61 ID:amnv6UAO
>>476
うるせエよ文句言うな、もうウチの子じゃねーだろ銀羽雀(ギンバネスズメ)

【仮面越しの視線が何故だか鋭く冷ややかだ!】

あとリロード、残念なお知らせがある
わたしにゃ負の感情は無いだろうが、優しさのカケラはソレ以上に無いンだ、全く無いンだ、つまり皆無だ!
……しッかし分かりやすいヤツだなお前サン、コレで“弱味”を握ッたワケだ

【沈んじゃったリロード青年を見てニヤリと一言。玖雀……なんて性格の悪い子……!】
【まあすぐに戻ったなら大丈夫だろうとの思考なのであまり深くは考えなかったり】

えっ。でも鋼ッてスチールじゃね?
……えっ。てか翼が鋼色だからシルバー・ウイングだなんて、何て安易な……

【「クジャク」には言われたくないだろう。】

ちェッ、死にゃしねーッての。

【ブツブツ呟いてはいるが、パッセル死亡の背景には『卵』を撃ち込まれたことも関係していたりする】
【戦闘による外傷があったことも原因だったりするのだけれど、玖雀自身には直接撃ち込まれていないという事実も】

ふゥン、「レイド」ッてヤツが、『卵』の除去をねェ……
一個潰すのに結構な労力、しかしそッちのが安全で確実ッてンなら一回会ッてみるかなア
血清ッてのは大体がリスキーだからよォ、まあ折角の機会なンだし任務は撤回しねーけどな!

兎も角、だ……ミルウス、其方の情報提供と協力を感謝する
『トップ・シークレット≠フ特別任務』、其方の功績に期待しているぞ?
“わたし”と“きみ”だけが知ッている、最高機密なのだから。

――では、去らば、また。

【今一度、彼の心を擽った言葉を口に出し、特別扱いしていることを仄めかせ】
【パッセル代理・玖雀は、ミルウスの隣を擦れ違ってゆこうとする】
【此処で引き留めねば。彼/彼女は、足音も無く闇に紛れて去って行くのだろう】
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 02:10:13.87 ID:Gz7BN56o
>>479

「…!」

【がびーん。本日何度目かのがびーん。だ】
【なんか、しょぼーんってして丸まってしまった】

───くっ。
大体、そういう貴方こそ友達居るようには見えませんけどねぇ!全く、誰がぼっちですか、誰が。
そんな弱味、握った所で使いどころはありませんからね!

【シルクハットをずり落ちさせながら、ぎゃーぎゃーと抗議する】
【しかし、事実なのであまり声を高く出来ない】

安易の何が悪いんですか。そういう貴方だって、玖雀じゃないですか。
雀の分際で、く・じゃ・く?ですって、私からしたら大差ないですよっ!

死にますよ、絶ェ〜対、死にますって。
頑張って2,3個が限度だと思います。頑張れば4個行けるんじゃないですかねっ!

【ふふっ。親指を立ててと胸たかだかに言い放つ】
【なんだろう、その妙な自信は】

───でも、リスクのある方が燃えません?

【人事だと思って^q^】

くくっ………。
そんな露骨な言葉に釣られるほど、私は易くはありませんよ。

しかし。はぁい、はいはい。了〜、解。────…。
では、いずれまた会う時まで、さようなら。

【フフフ…。と左手で意味もなく表情を隠すようにシルクハットを唾を抑えながら】
【彼/彼女の横をすり抜けて行き────彼もまた、夜の街へ消えてくだろう】

/お疲れ様でしたー!
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 02:10:35.49 ID:1N9my4so
>>478

マリカちゃんええ子やなあ……

【和んだようなそんな声色でつられて笑みを浮かべ】

じゃあ異世界難民やね、あかんなんだか自虐っぽく聞こえるわ
ぬ……まあその辺はどうでもええんよ、例え帰れたとしてもなあ……
あれよ!毒を食らわば皿までやね、うん

【その笑みに少しの陰りを混じらせて】
【それでも悟られないように直ぐ明朗に笑い掛ける】

うん、身長さえなけりゃあなあ……
マリカちゃんちょっとウチの身長欲しくない?お裾分けするよ?

【女にしては大きすぎる身長はやはりコンプレックスのようで】

……ん?…………あー……

【胸に向けられた視線に気付き、何といえばいいやら気不味い雰囲気に】

確かにそうやね手品師っぽい格好した手品師なんてそうそう見ないわ
でもマントって格好ええなあ……

【ひらひらしているマントに視線を降ろしなんだか羨望の眼差しで見つめる】
【どんな趣味だ】

ん!ウチは大丈夫やから、体丈夫やし
ほなマリカちゃんさいならなー風邪引かんようにー!

【肩に掛けたエナメルバッグの位置を直し】
【ルシアに軽く手を振ってその場から去り出す】

(異世界なら新しく自分を始めるには丁度ええよなあ……ククク)
(我良からぬ事を考えたり……や)

【昏い夜に静かに笑って……】

/乙でしたー!
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 02:12:55.57 ID:amnv6UAO
>>480
/度重なる遅筆ごめんなさい
/夜遅くまでお疲れ様でした、ありがとうございました!
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 02:20:13.89 ID:IeMiD5go
>>481
/お疲れ様でしたーっ
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 17:04:52.48 ID:O65uOh.o
【魔術協会敷地内】

【シックなバッジが数個ついた赤いニット帽を被っている14、5歳ほどの少女が歩いている】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【少しぶかぶかな紺色のプルオーバーパーカーの胸元には赤と青でKNと縫われた刺繍があり】
【プリーツのついたミニスカートは落ち着いたベージュ色】
【ニット帽と同じ赤のハイソックスの上からは茶色のおしゃれなワークブーツをはいていて】

──2人のインディアンが日向に坐った
──ひとりが陽に焼かれて、1人になった

……うぅん、「かくれんぼ」を仕込んだのはちょっと超まずかったでしょうか
黒野君や梧堂さんに渡すときには超術式を解除してたほうが……
それとも本人の希望を超聞くべきでしょうかね。答えは超予想できますけど

んふー、それにしても久しぶりの外です。超3日くらいでしょうか?
そろそろ冬物の時期でしょうけど……超必要なのかは超疑問ですね

【そんなことを一人ごちる少女は何故か掃除機に乗っていて】
【更にその掃除機はどういうわけか、地面から2mほど離れた所を浮遊して移動していた】
【極めつけには彼女の頭上には1体の「髪の長いお人形」が座っていて】
【まるで生きているかのように、掃除機の僅かな振動に合わせて左右にゆらゆらと揺れている】
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 17:20:39.49 ID:mvPy6.co
・・・
(――傷は癒えましたが、調子はあまり良くないですね)

【当て所も無く街中を散策する、“金色の瞳の少女”】

【――先日路地裏に赴いた際、自分から挑んでおきながら返り討ちに遭うという失態を犯している】
【恐らく暫くの間は路地裏に自分から望んで行く事は無いだろう】
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 17:25:21.47 ID:mvPy6.co
――…?
何の建物でしょうか…

>>484
【敷地内に辺りを見回しながら足を踏み入れる人影が一つ。】
【協会に関連のある人物では無さそうだ。】

【どうやらこちらをじ、と見つめているような気がする。】

//あ、立ち入り不可能なら無視して下さい。
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 17:32:12.77 ID:O65uOh.o
>>486

──んぅ?
なんだか超視線を感じますね
まさかこの超利織ちゃんの超ファンでしょうか。
それともそれとも、超私のうわさを聞き付けて超魔導具の製作依頼とかっ?

【相手の視線に気付いたのだろうか】
【頭に人形を乗せた少女はきょとんとした表情でぐるりと周囲を見渡し──】
【ふと。此方を見ている人影の存在を見つけた】
【そしてそのまま、じぃとその人影をほんの少しの間見つめた後】

……、はっ!
えっと、超こんにちはです!
協会超見学希望の方でしょうか?

【一番可能性のある選択肢を口にし、ふわふわと掃除機を動かして人影へと近付こうとする】
【それにしても、「超」「超」と五月蝿い少女だ】

/魔術協会は一部区画を除き誰もが入れる場所さ!
/詳しくはwikiの魔術協会(http://www31.atwiki.jp/nouryoku/pages/1824.html)を参考に!
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 17:37:17.54 ID:mvPy6.co
>>487

…“キョウカイ”?
(教会…では無いですよね、なら協会の方…)

――すみません、話がよく読めないんですけれども…此処は何の協会ですか?

【そこまで困惑はしていないようだが、むむむ、と書き文字が横に現れそうな表情をしている。】
【「超」に関しては…今の所聞き逃しているようだ。】
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 17:46:29.44 ID:O65uOh.o
>>488

っと……どうやら超迷子さんですか?

【少女の乗る掃除機はやがて、難しそうな表情をしている相手のすぐ傍に到着し】
【相手と丁度同じくらいの目線になるよう、自分の乗る掃除機の位置を微妙に調整する】
【その後彼女はにまりとした悪戯っぽい笑みを浮かべ】

では超説明しましょう!
ここは「魔術協会」──魔術師の超教育及び魔術の研究を超目的とした場所です
図書館なんかは一般開放されてて、普通の方でも本の閲覧は超可能なんです
ま、大学みたいなもんですねー

【「なにか超質問あります?」】
【最後にそう付け加え。相手の反応を窺うかのようにかくんと首を傾げた】
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 17:50:46.07 ID:mvPy6.co
>>489
――超迷子さんって何ですか、もう…
【実際そうなのだが気付かれたく無かったらしく、溜め息を吐く。】

魔術…という事は、術式等を研究する施設――ですかね。ふむふむ。
……教育はともかく、研究する事柄ってそこまでありましたか?
過去の魔術に関しては殆ど解析が済んでいる筈ですし、新しい術式構成にも限界が――

【なにやら、認識がズレている気がする。】
【――結論から言えば、彼女は異世界から突然この世界に飛ばされて来ているのだ。】
【彼女の元居た世界では彼女の言う通り、もう既に魔術は解析済みの事柄であってわざわざ研究する必要性が無くなっている。】
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 18:00:05.74 ID:O65uOh.o
>>490

あれっ? 超違うんですか?

【そんな相手の様子を見て、今度は反対方向に首を傾げる掃除機少女】
【にまりとした笑みは変わらず浮かんでいる】
【故にもしかしたら、からかわれているような印象を受けるかもしれず──】

んふー、まぁ超迷子さんかどうかはこの際超関係ないですね。
それより超気にすべきなのは、なんだか私たちの会話に超齟齬が発生している可能性があるってことです。
この施設では古文書の超解読や新呪文の開発、未知の術式を解析したり、超魔導具を作ったり超してますけど──

【迷子の話題はさておき。目の前にいる少女の発言内容の方が彼女は気になった】
【生じたズレ。その原因として真っ先に思い浮かぶのは「相手が異世界人であること」──】
【この世界を訪れる別世界の人間は多く、現に掃除機少女の知り合いにも3人ほど異世界人がいた】
【故にその選択肢を一番に思い浮かべるのは至極当然とも言える事で】

──もしかして、あなた超異世界人です?

【そっと自分の唇に人差し指を当て】
【悪戯猫のような表情で彼女は尋ねる】
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 18:09:02.51 ID:mvPy6.co
>>491
……率直に聞きますけど、からかってませんか?
後さっきから超が超うるさいんで超やめてください。
【じとー】

――異世界…うーむ。
何となくそんな気はした事はしたんですが、流石にそれは無いだろうと考えなかったんですよ。
この近くに転移される前に[Seventh Element]でセットアップモジュール『Aquarius』の序章を読み込んで――…

【ここで、あ、と何やら思い付いた様子を見せる】

…えっと、逆に聞きたいんですけど私の話分かります?
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 18:15:49.57 ID:O65uOh.o
>>492

いえ、別に超そんなことないですよ?
加えて超言いますけど、これは超口癖なんです。
そよ風が吹いているものだと思って超スルーしてください。

【にま、と再び少女は笑い】
【「スルースキルは超大事ですよ?」】
【そんな台詞を、楽しそうに付け足した】

──……。…………。
えっと、超ごめんなさい、超わかんないです

【だが、彼女の浮かべる笑みも相手の話を聞き進めて行くうちに徐々に消え】
【最終的には「うっわぁこの人超何言ってるんですか?」と言いたげな表情になり】
【表情はそのままであるものの、割とどころかかなり真面目な声色でそう告げた後】
【更に釘を刺すかのように、自分の顔の前で右手をひらひらと振ってみせる】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 18:26:04.31 ID:mvPy6.co
>>493
…超うるさいそよ風ですね。

…そう、ですか…
【ショックを受けた様子で俯く】

―――…あー、あの部屋に私物置きっぱなしでした…
これから色々と散策するのに手ぶらは少し心配ですねー…
【…が、帰りたいとは口にしないようだ。】

…あのっ、ちょっ、頭の変な人とか思ってないですか?

≪術式接続――――≫
≪セットアップモジュール『Sagittarius』 序章の術式を参照――――≫

【透明感のある声で小さく呟くと、右の掌に白銀の光を宿らせる。】
【因みにこれが彼女の使途する魔術の詠唱である。】

これが、私の言う[Seventh Element]です。一応言っておきますと、妄想なんかじゃないですよ?

【頼まれていないのに態々見せたのには、理由があるのだろうか?】
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 18:39:20.33 ID:O65uOh.o
>>494

気付いてます?
超移ってますよ、口調

【にま、と彼女が浮かべるのは相も変らぬ悪戯笑い】
【何が楽しくてそんな表情をしているのかは定かでは無いが──】
【或いはこの表情も、彼女の口癖同様身に染みついてしまっているものなのかもしれない】

っと……そこは超大丈夫です。多分。超多分

【「変な人とか思ってないか」という質問に対しては、彼女は素直にそう答える】
【若干不安の残る回答ではあったが──】
【人間、自分の知覚が及ばないものに出会うと拒絶反応を示すケースも多い】
【この掃除機少女の場合もそうだったのだろう】
【しかし思考をすぐに切り替えたのか。妙なモノを見る表情はやがて興味津々なものとなり】

セブンス・エレメント──うぅん、やっぱり超意味は分かりませんけれど、魔術っぽいのだけは超理解できますね
ところで、どうして超見せてくれたんです?

【顎に手を当てて考え込む姿勢を見せながらも】
【突然、ぱっと相手の方に視線を移してそんなことを問いかける】
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 18:51:38.32 ID:mvPy6.co
>>495
…。うー。とりあえず超なんて超意味が分かりません。…じゃなくて、意味が分かりません。
【半分肯定しているのだが、なんだか嫌そうな顔をしている】

思ってました?思ってましたよね?ね?ね?

【にこー。にこにこにこにこ。近い。笑顔が近い。どんどん近付いているような気がする。】
【そんな事は露知らず、完全に思っていたのだと認識。】

えと、それはー………。まぁそんな事よりもっ。
【理由らしき物はあるようだが、答えようとはしなかった。】
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 18:57:12.94 ID:3YD9ZDko
>>461
【吟雪はこっちのほうが怪我人少なくなると言い張るので自分はあまりうるさい事を言う事は出来ない】
【しかし何か煮え切らない物があるらしく…バツが悪そうにフェルトハットごしに頭をかきながら】

…そりゃあ怪我人は少ないほうがいいかもしれないけどさあ…ちょいと危険すぎるぞ
牙が動脈に達してたら怪我だけじゃ済まなかったかもしれないんだぜ…?出血多量で死人が出ていたかも…

【ともあれ、彼は思い出した…ここ最近路地裏を見回った時に見つけた荒事の光景を】

…まあ、最近のチンピラはあんなザコだけじゃあなくガチで能力者とやりあえる程度に武器にしろ無手にしろ
大真面目に技術を鍛えてくる奴も増え始めているから…今の時代はそう言う奴相手にはそれくらい衝撃的な手段も
用意しないと手早い行動ができないかもしれないけどさあ…

【ともあれ、一名前腕の肉を削ぎ取られる大怪我を負う以外には軽傷だったのは事実、しかしその一人の大怪我がなんだか胸が痛くなってくる】
【そして…どうにも急いでいる感じの吟雪の様子に気が付き…む、と身構える】

…話?もしかして『例の件』か?
だとしたら申し訳ないが…現在滞っているとだけ言っとく

【後半は一応小声でそう吟雪に告げる】
【事実、今彼の手元にはその辺を歩いているだけでも耳に飛び込んでくるような誰でも知ってる聞きかじり程度の情報しか手元にない】

>>472

…あ、あんたまでそんなことを…

【味方が一気に減った、その事に少ししょげかえるノビタだ…事実自分の価値観はまだこの世界とはずれている可能性もあるのだ】
【これ以上何を言っても…そう、この場で思いつくような言葉などぶつけてどうにかなる話ではないなと彼は真剣にそう思った】

とりあえず、一目散に彼ら去って行ったみたいだな
それで、とりあえずご清聴したほうがいいみたいだな、朔夜さん

【なにやら急ぎの話題とのこと、落ち着いて聞いた方がよさそうだ】
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 19:03:42.55 ID:vvhsFw.o
>>472>>497

弱い振りと強い振りと可哀想な振りと無邪気な振りは基本スキル
出来ると出来ないとじゃ随分違うからねー
……あんまり美味しくないのだけは本当。量も少ないし
それとノビタ、そっちの話は今はどーでも良い
多分、何処から動こうとしても暫くは進展が無いんじゃないかな、と思うし

【口の周りをパイロットコートの袖で拭って、笑みは消して】
【瞳の色も、通常時の灰色に戻して、逃げるチンピラを見送った】
【人間の割に本能で動く連中、考えようによっては楽な相手なのかもしれない】
【そんな事を思いつつも、一度周囲を見渡して】

……ん、本題。と言っても、私よりノビタの方が気にしてるみたいだけどね
私は私で気にしてる事も有るけど

具体的にいうなら。今、<Justice>を潰そうと思ったらどうするか
これ、最短の回答が物凄く簡単に出てこない?

【まず最初に、最も重要な部分から斬り込む】

ノビタの言ってた独り言、それが引っ掛かったんだけどさ
「まるで恩を返す事が出来てねーとは」……まあ、大体分かるよね
それをどうするべきか、って話をしたいの

………何が、足りないか。それは、何となく分かるんじゃないかな
まずは其処から、埋めていく必要があると思う
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 19:05:39.02 ID:O65uOh.o
>>496

んふー、そうですか。じゃあ超そう言うことにしておいてあげますよ

【なにやら超偉そうな態度でまたにまり】
【本人にはからかっているつもりなどさらさらなく、ただこの状況を純粋に楽しんでいるようだ】

大丈夫ですよ!超大丈夫です!
あ、でも一瞬くらいは超思ったかもしれませんけど今は思ってません!
はっ!なんだか今超墓穴を掘ってしまったような感覚に超襲われましたよ!?

【じりじり。じりじり。】
【近付く笑顔に対しては少女もじわじわと後退してなんとか言及を避けようとするが】
【途中で思いきり墓穴を掘り】
【更にそのままテンションに任せて喋り続ければいいものを、思い切り「墓穴を掘った」と言ってしまった】
【これではどのようなフォローもきっと意味をなさないだろう】
【最も──今の状況で掃除機少女をフォローする人間などいないのであろうが】

……?
ま、答えたくないなら超構いませんけどね

【答えようとしない相手を見て、「何か理由があるのだろう」と推測】
【そのまま相手が何もリアクションを起こさなければ、「理由」についての話題はここで終了してしまうだろう】
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 19:10:53.25 ID:mvPy6.co
>>499
【どんどん近付いていたが、突然立ち止まり】

私が気が触れたら――…

【右の掌に先程宿った白銀の光を見せた後に掌を返すと、球体の光が地面に落ちる。】
【球体の光は地面、それ以外にも何かに触れた瞬間超小規模の爆発を引き起こす。】

――バーン、ですよっ。
【返事が怖い。何処か変な人のようだ。】

…という冗談はさておき…
魔術協会、ですよね。中を見て回っても構いませんか?
調べたい事――…というかはっきりさせておきたい事が少しあるので。

【冗談だったのか?という突っ込みはさておき、割と真面目な顔をしている。】
//そろそろ落ちますです。
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 19:17:58.44 ID:O65uOh.o
>>500

……。…………。。

【( ゜д゜)】
【その爆発を見て、思い切りぽかんとしたような表情となり】
【(゜д゜)】
【「どうしてこうなった」と言いたげな眼差しで相手及び画面の外を超見る。こっち見んな】

【そしてその表情を貼り付けたまま】
【ぎぎ、とぎこちない機械音が聞こえてきそうな動作でふととある方角を指差し】

あっち、超事務です。超知りたいことある、超事務に聞くヨロシ
私、名前、南雲利織(なぐも かがり)
研究班、魔導具開発班、超所属してるアル

【──どうやら驚きのあまり言語機能が一部不調を来たしてしまったらしい】
【「超」に加えて更なる変な喋り方をして】
【指差した方向に事務室がある事と、分からないことがあったらそこで聞けばいい事を相手に教えた】

/了解ですー
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 19:34:08.27 ID:mvPy6.co
>>501
――あ、そうですか。ありがとうございます。
【にこにこ。満足気。】

それでは、先ずはそちらの方に往きますねっ。
んと、興味無いかもですけど、私の名前は――…と。

“ノヴァ”で、お願いします。フルネームは“色々と”面倒なので。
それでは!

【相手に与えるであろう疑問を放っておいて、勝手にてこてこと歩いて行く。】
【直ぐに人ごみに紛れて見えなくなるだろう。】
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 19:35:05.70 ID:dN.LwYSO
>>497-498

……成る程な。

詰まる所は、人の殺し方をよく識ってるなら逆もまた然り、ってコト。
そも、味方にしようと思う相手を間違えてる……さて。奴さん等、大分遠くまで行ったらしいな。

【――恐らく、ズレているのは此方だろうか。少なくとも正義の味方としては、王道とも言い難い】
【だがまあ、そんな事は如何でも良いとばかりに話を切って。少女と同じく軽く周囲を見回しつつ】

頭を潰せば良い、か……確かに指針を失えば、殆ど烏合の衆同然だ。
……司令系統から何から、今のJusticeは大半が織守任せだから、な。

【話が本題に移ると、目に見えて苦い顔をした。――どうやら、前々から危惧していた事らしい】
【「頼まれなきゃ動けないヤツが、多過ぎる」と、自嘲気味に吐き捨てて】

其れにあいつ、馬鹿みたいに抱え込むから。リーダーの責務がどうのって口癖みたいに言いながらさ……。
代案を用意せずに無理を止めろっつったって、先ず聞かないだろう。

早い話が、組織の構造からして見直す必要性が有る――――そういう意味で、≪R.I.P.≫に倣う、って事だよな?

//只今帰りましたー!
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 19:40:12.47 ID:O65uOh.o
>>502

ノヴァさん……超よろしく、ですダヨ
では、超ご縁が合えば、また超お会いしま、しょ……いたっ!

【ひら、ひらとぎこちなくノヴァと名乗った少女に利織は手を振り】
【なにやら死んだ目つきで歩きゆく彼女を見守っていたが】
【どういうわけか、利織の頭上に乗っていた人形がすぱこーん!と利織を叩き】
【それにより正気に戻ったのだろう──はっとした表情で再度ノヴァの歩き去った方向を見る】

……んふー、ノヴァ。ノヴァさん、です、か
今度は……魔術協会の一員として会えるといいです、ね

【そして最後にまた、にまりとした悪戯っぽい笑みを浮かべ】
【利織もまた、掃除機を動かしてふらふらとどこかへ消えていくのであった】
【──余談ではあるが】
【ノヴァの発言に対して疑問を抱いたのは、それから数時間も後の事だったとか、なんとか】

/お疲れ様でした!絡みありがとうございましたー!
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 19:47:51.08 ID:3YD9ZDko
>>498>>503

…女と言うのは…いや、味はどうでもいいけど
あれ、おかしいな…オレはズレたことなど言わなかったはずだが…

【二人に何か言おうともしたのだが彼はこれ以上は言わない事にした】
【そして吟雪が何かかなり重要な事を言おうとしている事に気がついた事が、なにより彼を真剣にさせた】
【彼女の持ちかけてくる話…それは】

…パッと思いついただけでもいくらでもあるな、今ウチはかなり問題抱えてるしさ
織守さんは目に見えるだけでも不調気味だし、櫻が夜行の一件は問題なかったようだがシオンの戦力としての疑問もある
護にいたっては…最重要危険人物をウチの敷地内にわざわざ大手を振って迎え入れたという失態…聞いた時は卒倒しそうだった

【ドラっちがすでにそのあたり厳重注意したらしいけどな…蹴りを込みで、と後に付け加えて】
【…同時に、思う…彼もこんな事は認めたくなかったが、認めるしかない】

そして朔夜さんの言うとおりだ、オレも思っていたんだけどな……ハッキリ言うよ、Justiceを潰そうって言うか
オレの見解ではそれ以前に…Justiceの壊滅の危機がすぐ傍まで来ているのではないか、と思うんだ…ラギーさんが未だに消息不明な事もあるし

…ちょっと仕方がないのかもと思う所はある、この組織は対ネル・ナハト連合からJusticeになった
そしてその組織に自分もぜひ、と結構な数仲間に入ろうとこの組織がjusticeになってから入った人員があまり育ってない
実力がねえとかそう言う問題じゃねーんだ、事実オレが実際に戦った時の暴走した武美さんとかはガチで強かったしな

―――ただ…なんと言うか内面的な気の入れようがちょっと弱いと言うか…ぶっちゃけあの『戦い』を経験している人間といない人間とで
何か大事なところでかなり差があると言うのがオレの見解だ…こんなこと本当は言うべきじゃないんだけどさ

【忘れる事も出来ない…この組織の誕生のきっかけとなったあの戦い、正直『彼』の影響はあまりに大きかった】
【だが逆に言うなら…それを経験していないころに入ってきた人員にどうしてもその『大切な物』が足りないと思うのが彼の正直な胸の内だった】

(…そう、だからオレもプランを考えていた訳だ…)

/ちょっと遅れ気味になるかもです…
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 20:01:20.92 ID:vvhsFw.o
>>503>>505
【元々、この集団の敵として動いていた吟雪】
【その目から見れば、後から加入した者がどうの先がどうの、大した差には見えていない】
【極端な話、ノビタや朔夜と言った「譜代」と、その他の「外様」に差を見出していない】

……朔夜、流石に話が早いね。面倒な説明、全部飛ばせるから良いよ
ノビタ、貴方の見解は……自分だけ高い位置に置いてるように聞こえる
だけど……そう、その通り。もし、私がまだ敵側だったら……単身暗殺を狙うね
ちょっと猫被って、普通の協力者を装って。相談する振りして近づいてザクリ
それで相討ちでも、最悪重傷に留まっても、駒一つ捨てただけでそれなら大儲けだもん

例えば、「夜行」。あれなんか、トップがいなければ多分何もしなかったよ
あの形でやっていけたのは、影に隠れてコソコソやってる集団だったからだと思う
例えば、≪ネル・ナハト≫。フェルナドーレさんが色々と動いてた、それも有るし……
……キルベルクさんのカリスマと精神力と強さ、揃ってるから成り立ってたと思う

【その、敵側としての目。それが目を付けたのが、今の新たな敵】
【聞こえる話と集積情報から見えて来るもの、それを鑑みて】

だけどさ、≪R.I.P.≫の方を考えてみなよ
あそこのボスが誰だかは、まあ知ってるでしょ?
でも、戦った事は?言葉を交わした?そもそも、何をした奴だか知ってる?
寧ろ、名前が知られてるのは………「カーネル・フェンダンス」と≪四刃≫だと思うんだよね

……今必要なのは、織守の「カーネル」だと思う
言いかえれば……「有名で」「強くて」「自分だけで動ける」「動かせる駒がある」誰か
そして何より、「絶対に裏切らないと保障出来る」誰か、ね

【何が必要なのか、その条件を列挙する】
【これを個人で備える者が、果たしてどの程度居るのか。そういう問題も有るだろう】
【高望みに聞こえるかも知れないそれを、まずは一通り出した後】

………ノビタ、貴方に一応言っておくよ?
貴方、キルベルクさんに勝って天狗にでもなってるみたいだけどさ……正直、他と大差ない
今、貴方が疑問に出したシオン。多分、貴方より肝心な所で強いと思う
周りとの関係とか、考えの深さとか、そういう所でね
他も、そう。「あまり育ってない」?そう言い切れる程、貴方は役に立ってるの?
私から、『あの戦い』で敵だった私から見ればね。皆、同じに見えるの
中から見てるなら違うのかも知れないけど、外から見れば同じにね

【他人の不足にばかり目を向けているノビタに、まずは一つ釘を刺す】
【吟雪が不足と思っているのは飽く迄集団の有り方=B個人の力量については、懸念を抱いていない】
【奇妙な言い方にもなるが、顔を合わせた事の無い誰かすら、或る程度は信用しているとも言える】
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 20:08:40.74 ID:98kof4.o
【とある図書館 内部】

……ふぅむ。
これだけ探しても成果なしとなると、この線は諦めたほうがいいかの?

【静かな夜の図書館内で、机に多くの本を重ねながら唸る人影があった】
【櫻を象った華美な着物を身に纏い、腰まで届く黒髪と黒曜石のような瞳が特徴的な】
【身長150cm程の童顔気味な面立ちをした東洋風の女性である】

【机の上にある本は、魔物や亜人の書物を中心として】
【呪術や魔術など多岐に渡るものであったが……様子からして目当ての情報は見つかっていないようだ】

ルガルム族、などユヒカの口から語られるまでとんと知らなかったからのぅ
やはり有名な種族でなければ情報もまた……か。
ならば、術師の知り合いでも当たってみるべきかの?しかしあの厄介極まる呪いを如何にして……う〜むむ

【腕を組みながら、少し瞼を下ろして思考に耽る】
【傍から聞いても何を探しているかよく判らない可能性が高いが、ある程度そちらに通じていれば理解できるかもしれない】
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 20:16:53.78 ID:iukixESO
>>507
あれ?織守か
捜し者か?
【そう言いながら近づくのは】

【背中に大剣を背負い灰色の長い髪に緑のジャージを着て眼鏡をかけて、首に黄色いペンダントをかけ、腰に黄色い石が装飾された斬れないように刃のつぶれた西洋剣をおさめた小さなナイフの装飾のついた鞘と深緑色の簡素なフォルムをした拳銃を装備した18歳くらいの女性…海里だ】

ルガルムって…確かユヒカって子のか
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 20:18:08.56 ID:7bPUhmso
【水の国――街中】


【繁華街の脇、少し目を移せば――其処には、血臭漂う路地裏】
【街行く人々は其処から意図的に目を離し、足を急がせて……ふと、其の深淵に『光』】

 ―――……、けほっ………。……駄目だ、やっぱり煙草は不味い。

【光≠ヘどうやら、煙草の炎であったようで――咳き込みつつ、人物が通りに出て来た】

【長袖のブラックシャツにホワイトベスト、其の上から灰色のファーコートを重ねた青年だ】
【下に履いているのは真紅のベルトを通した黒のスラックス、銀縁の『伊達眼鏡』を掛けている】
【肩甲骨ほどまで伸びた後ろ髪はゴムで纏められており、前髪は双眸にかかる程を左右に分けた黒髪】
【両手には甲の部分に『魔方陣』が記された白手袋――厚さは其れほど無い部類に入るだろう】


【左手に手にしていた煙草を下げると、青年は右手を目線の高さに上げ……――其処には、『袋』】
【中身こそは見えないが、精々が掌に収まる程度の、ごくごく小さな&ィである】



…………、……こんな物差し出されて謝られても、困るんだよな……―――。


【最前から其処を見ていたならば、数人の男達が走り出て――去ったのが、見えたかも知れない】
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 20:22:06.31 ID:WMwqD2SO
>>507

【とそこへ】
【白のカッターシャツに青のネクタイをした少年が】
【その顔立ちは幼く「童顔」、良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい。そんな顔立ち】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが分かる】

――――あ、織守さん・・
【女性を視認し、その名を呟く】
【その声は彼女に対し何処か後ろめたい様な気持ちがあるような声で】
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 20:23:54.49 ID:98kof4.o
>>508

――む?おお、海里か。
捜し物、といえば捜し物で違いはないのじゃ

【女性――織守は、海里の方へと軽く視線を向けながら返事をする】

うむ、おぬしもその場におったから事情は知っておるよな?
……その件でちぃと、手掛かりがないか当たっておったのじゃが、どうにも行き詰っておってのぅ

【以前の戦闘の際、語られることになったユヒカの事情の一端】
【戦い続ける事を強要される秘技】
【戦わねばその身を焼かれ、一度発動すれば暴走し殺戮に走る】

あの術を何とかできぬ限り……あやつを救うことも難しそうじゃからな
カーネルとかいう五月蝿い阿呆の元からすぐにでも引き離してやりたいが、まずはこの問題を解決せねばならん。

【織守はあの時のカーネルの様子から】
【語られた内容自体は真実であると考えていた。其れが故に、ただ連れ出すだけでは解決しない問題であることもまた……理解するに至る】
【手に持っていた本を無造作にテーブルに置いて、重い溜息をふぅ……と吐き出した】
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 20:24:29.66 ID:qkKs2Sw0
>>507

……うなぁー……死霊の資料…なんて、ダジャレ言ってるもんでも無ぇしなぁ…。
取り敢えず、此処も目ぼしいモノは無し……櫻≠ワで出向かなきゃ、やっぱ駄目かねぇ…。

【何処かで聞いた事が有る様な―――明るい少女の声が、すぐ近くから聞こえてくる】
【独り言レベルに絞られている事を差し引いても、その中には『眠気』だの『疲労』だの、余り歓迎出来ないモノが混じる】
【やがて―――ひとつの人影が女性の前にひょん、と現れて、視界に映りこんだモノを確認した瞬間、黒真珠の瞳を丸くした】

……ん、織守…?
こんな所で会うたぁ、あたしも思ってなかった…。

【それは、黒色の綺麗な髪を臍の裏ほどまで伸ばした、澄んだ丸い漆黒の瞳を持つ、身長160cmほどの大和撫子風の少女】
【更に、これまた黒の制服ブレザーを身に纏い、校章部には『魔術協会』の所属を表す印】
【背負っているのは1メートルほどの、戦鎚を想わせる角製鈍器―――に見えるかもしれないが、一応『ブブゼラ』という事に成っている】
【Justice構成員がひとり―――無道 武美≠ナある】

【独り言の内容のあらましを、拾っていたならば―――彼女が、織守同様調べ物≠フ最中だったと判断できる、だろうか】
【しかし、その少し目立つ筋肉質な手で、握るモノは無し―――織守同様、成果は無かったのであろう】
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 20:25:01.76 ID:98kof4.o
>>508>>510>>512
/お三方とも、複数絡み問題ないかーい?
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 20:25:19.18 ID:WMwqD2SO
>>510
/すいません、被りました
/ここは引かせて頂きます。
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 20:26:18.98 ID:WMwqD2SO
>>513
/えっと・・・よろしいのですか?
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 20:27:48.73 ID:qkKs2Sw0
/げげっ、ブブゼリング中、流石に4人絡みに適応する馬力も緻密さも無し!
/出足が一番遅いのは私ですし、>>512は撤回なのです
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 20:31:49.40 ID:98kof4.o
>>515
/オーケー、問題なしですよー
>>516
/うむ、其れは残念。ではまたいつか別の機会にでも

>>511に追記
>>510

む?お主もおったのか。
久しぶりじゃな護よ

【織守は、その姿を見】
【そして……声を聞いて大方の事を察すると】

……気にするな、済んだことじゃよ。
結果としては敵方の情報を探ることが出来たのじゃ、悪い結果にはなっておらん。
――次からは、この反省を活かし慎重に動いてくれれば良い。お主のみの心配もあるしのぅ

【安心させるように、柔らかな声色で告げる】
【表情は、台風が来ようと跳ね返してやると言わんばかりの勝気なモノであった】
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 20:32:41.63 ID:iukixESO
>>511
あの子の事か…
私も少し思う所が色々あってね…カーネルはあの子の事を人間って言ってたし呪いみたいなのとかと言ってたしな
【顔をしかめながら】
【ついでに今口調が姐御みたいな口調なのは周りに人がいるからである】

それに………カーネルの様子も色々変に感じたな…
ユヒカの事を話してる途中からとサバトが言った言葉に対する言葉……なんか…焦ってた?
……よくわからない事だらけだ…
【そう言いながら隣にいき】

まあ焦りすぎるのもよくねえぞ?
ちゃんと休んでるか?
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 20:33:32.03 ID:98kof4.o
>>517
/お主のみの心配もあるしのぅ☓ お主の身の心配もあるしのぅ◯
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 20:34:19.49 ID:j1k9.RIo
【街中】

あら、もうこんな時間…夕飯どうしようかしら

【淡い青緑色の髪を頭の後ろ側で小さくツインテールにして、橙色の瞳をした少女が歩いている】
【白いシャツ、黒いスカートに黒ストッキングを履いたものというシンプル衣装
だが、全体的にゴシックの意匠が含まれているので外見的にはむしろ派手である】
【更に腰の両側には、服装に合わせて白黒の模様の大きめのウェストポーチが】

今日は何にしようかしら?
カレーは…先週したっけ

【呟きながら器用に雑踏をすり抜けていく】
【傍から見たら不注意に見えなくも無い程度には無防備な様子だ】
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 20:34:38.14 ID:iukixESO
>>513
/こちらは大丈夫です
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 20:42:33.39 ID:dDwjbUDO
【路地裏】

………っ…
【路地裏の中、広い行き止まり】
【そこにいる男は一人、息を漏らす】

…………
【彼は煙草を口にくわえ、その死んだ爬虫類のような目を空に向けて】

…そろそろ残された時間もすくない……ってな
【ふぅ、と吐いた紫煙が風にさらわれ飛んでいく】
【その風に長い白髪と血まみれた白衣が揺れた】

「…マスター、また暴れだしましたか?右目が疼くのですか?」
【彼の傍らには、小さな人影が浮翌遊していた】
【水色の長髪の、赤い目をしたメイド】
【無表情で青年を見つめ、うさ耳のカチューシャが風に揺れている】
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 20:44:09.19 ID:dN.LwYSO
>>505-506

前にも言ったが、動かない手足は無いのと同じ。
誰がいないとか誰が馬鹿やったとか、そういうどうでもいい§bは抜きにして……。
此処で問題にすべきは動くか∞動かないか=B新参も古参も、極端な話覚悟の有無もどうでも良いよ。

……壊滅の危機≠ネんて冗談じゃない。他人事じゃないんだ、軽々しく言ってくれるな。

【事もなげに誰かに責任を問うても無駄だ≠ニ言い置いて、溜め息混じりに付け加える】
【彼女の望みは「Justice」という組織の、突き詰めて言えば貴宝院 織守≠フ負担を取り除く事】
【例え構成員だろうが、他人≠ヘどうでも良い、と割り切っているのが言外に見て取れた】

――……まあ、対ネル・ナハトの頃なら今のままでも良かったんだ。
あの頃の形式は、丁度夜行の其れに近いからな。小数精鋭、小回りの利く遊撃隊での電撃戦が主だった。
ただ、Justice≠ヘ其れじゃ駄目だ。拠点を置いて、人員を拡張して、方針を大きく変えて……
その癖、一番肝腎な指揮系統が変わってない。その皺寄せが、モロに織守に来てる。

誰一人だって、満足にあいつの支えになれて無い――――五十歩百歩、だ。

【立て板に水とばかり、つらつらと問題点を整理して。鋭く目を細めたまま、強い自責の篭った言葉を放つ】
【側に付いていながら、此処に至るまで何も出来なかった。概ね、その辺りを悔いているのだろう】

筆頭として挙げられるのはエルメア・ミルフォード=B名前は十分知れてて、実力と信頼性は言うに及ばず。
教会¥椛ョって立場は――――まあ、この際置いておこう。

……あと、補佐は複数で行うのがベストだ。今度はそいつに頼り切り、なんて事態が起きちゃ困るしな。
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 20:49:38.07 ID:WMwqD2SO
>>518 >>511

・・・・それでも僕は貴女に・・いや貴女だけじゃない。皆さん謝りたいんです。
【護は城に一番招いてはいけない最悪の人物を招いてしまった】

あの時、ああするしかなかった、するしか出来なかった。後先も考えずに行動して、皆に不安を与えてしまった。
【それ故に彼の罪悪感は大きく】
【中々消えにくい】

――――すいませんでした。
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 20:54:41.32 ID:98kof4.o
>>518

うむ……ユヒカが人間であるということと、厄介極まる呪いの存在。
其れがあの夜語られた事じゃ
カーネルと、ユヒカの関係は未だ読めぬが……あやつが鍵を握っておると見て間違いはなかろう

【隣に来ても、特に避ける様子はなく受け入れる】
【織守もカーネルが大きなヒントを持っていると思っているようで、神妙な表情で頷いた】

しかし、あのときの言葉が真実だとするならば
カーネルも根本的な解決法を掴めておらんと見える。それがあるならば、とうに何とかしておるじゃろうからな

――後天的に植え付けられたものならば、何処かに必ず綻びがある筈なのじゃ
それを見つけられればよいのじゃが、何にせよ未だ情報が足りん。
……あやつが望んで戦っておるようには見えぬ。Justiceの名にかけて、必ず救いだしてやらねばならんのじゃがな。
現状は手も足も出ぬ、歯がゆいものじゃよ――。

【海里に向けて、肩を竦めながら言葉を掛ける】
【調査の結果は言葉通り徒労に終わったようで】
【図書館の関連書物は漁りきったのか、図書館での線は諦めているようであった】

……ん?――余計な心配じゃよ。
このわらわが簡単に倒れるように見えるかの?
わらわの事など気にする暇があるならば、その分お主自身のこと、民の平和のことを考えておればよい。

【海里の言葉に、少しだけ意外そうに目をパチクリとするが】
【すぐに気を取り直し、ニヤリと元気そうに笑いながら海里の頭を軽く撫でてやろうとする】

>>524

詳しい事情は聞いておらんから判らぬが
御主の意思でなく、そうする以外の道がなかったならば尚更お主に積はなかろう

――じゃからの、その反省の言葉一つで充分じゃよ
何時までも暗い顔をされておってはその方が困りものというものじゃ。

ほれほれ、背筋を伸ばして笑顔を作ってシャキッとせぬか。折角の男前が台無しじゃぞ?

【謝罪の言葉に対して、許す意の言葉を告げて】
【後に付け足すようにして、不安や暗い感情をかき消すように殊更明るい口調で言った】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 20:58:35.05 ID:3YD9ZDko
>>506
【眉間にしわを寄せて目を瞑り、フェルトハットの頭をかきながら…少々険のある表情で呟く】

…ドラっちと同じ事言うんだな、あいつも言ってたよ…『シオンちゃんは君が思ってるほど弱くない
彼女の戦績芳しくなかった事は知ってるよ、でも芯が強くって誰よりもみんなのために戦いたいって思っている子で
互いに支え合って強さを発揮していく子だ、その点においては君にも負けない』ってさ

【かくり、と首を落としてバツが悪そうに吟雪に向き合って言葉を返す】
【はあ、とため息をついて頭をかきながら告げる】

まあ…悪かったよ、キルさんの一件から少々図に乗りすぎているかもしれないオレ
確かにオレはあの時より格段に弱くなった気がする、片目とギルファギアを無くした上に
ドラっちが成長している横でオレは…劣等感だらけだったころに戻り始めてるかも

…まあ、戦績だけで見過ぎたかも知れない、あいつに説教され返されるあたりオレにも問題あるかもな
ただ、シオンの場合はそろいもそろってシオンの方がオレより強いって一々突きつけられる事が多いのが最近ちょっとな…

【…もしかすると、最近にドラと彼女の事で揉めたことがあるのかもしれない】
【ただ…ノビタのちょっと煮え切らない表情と不機嫌な様子…まさか、彼はシオンに個人的に何か嫌な事があるのだろうか】
【ともあれ、吟雪の告げる≪R.I.P.≫の指揮系統について彼は苦い顔をして考え込む】

全くと言っていいほど情報がないな、ナンバー2のヴュネルドでさえ詳しい情報を知らないってさ、一方で指揮系統は現状カーネルが全てを賄っている

だが現状そのカーネルだけで≪R.I.P.≫は十分脅威足りている、だから此方も誰か現場指揮担当を用意して織守さんの補佐をしろ、と
…そして条件は名前が知れていて実力があり普段から戦いの用意及び敵の情報を探るような事をしていて個人的に動かせる駒がある
それでいて織守さんを絶対に裏切るはずのない誰か、か

【腕を組む、吟雪の言葉にノビタは具体的な案を述べた彼女を高い評価していたのだ】
【彼女のために戦えて、それでいて現場の指揮が行える人材、今それが必要となっている】

>>523

…いや、どうでもいいって事は流石に…まあ、朔夜さんの言う通りでもあるのは認めるけどさ…
でも悪かった、軽々しく言っていい事でもなかった

【少々、こちらの失態が続いている、カリナトゥスが去った事で少々精神的に気が抜けていたのか?】
【自分の顔を振るい、改めて話に参加する】

(Justiceは対ネル・ナハトとは違う…人員を拡張したら織守さんの負担が増えるなんて当然だったんだ…
それに、彼女だって完璧ではない事は誰だって分かっているがそれでも彼女個人に「もっといい方法があったのではないか」
とか言ってくる輩だっていくらでもいただろうしな…リーダーはまさにそういう苦労が多い職業なんだ)

【そう言う意味では朔夜の悔しそうな様子を感じ取って…苦しんでいるのはやはり自分だけではなかったのかと思う】
【かく言う自分もそうだ、あの会議の中でも織守に負担を極力かけないように配慮したつもりだったが…自分の行いがどれだけ貢献できているか怪しい物だと彼は思う】

…エルメアさんは信用できる、基本あの対ネル・ナハトを立ち上げる上で彼女のスカウトが極めて大きかった
実質もう一人のJusticeの生みの親として織守さんも深く信頼していた訳だし…無論そのエルメアさんに頼り切りでもいけないのはわかる
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 21:05:39.18 ID:IeMiD5go
>>522

――――残された、時間?

【こつん、と路地裏、続く道から足音一つ】
【足音と共に聞こえるのは、幼さの残る少女の声】

【声の方へと視線を向ければ】
【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【数m程離れた位置に、小首を傾げながらちょこんと立っている】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 21:09:26.12 ID:vvhsFw.o
>>523>>526

朔夜、本当に貴女は有り難いね………私が言いたい事の隙間を埋めてくれるから
そう、それ。色々変わってるのに、何故か上だけ変わってないのが問題なんだよ
今のやり方でやり通せるのは………それこそ、人間から抜け出してる様な人じゃないと

で………筆頭の名前にも、特に異存はないね
あの死亡記事の件……あれで、どれだけ有名か分かったしさ

【此処までの時点、噛みつきたくなるような言葉もなければ、意義を唱える所もない】
【ほぼ全面的に賛成を返しながら、自分の考えもまた新たに構築する】
【自分の出した条件が当てはまる「筆頭」。それに挙げられた名前を聞いて】
【あまり長く考えもせず、此方にもほぼ二つ返事の賛同】


………ちょっと、この話を聞いて欲しくないお客さんが近くに居るからさ
痺れを切らされる前に、私の意見を纏めるね

<Justice>の補佐を複数、それに賛成
そして、その補佐の下に直接誰かを配置する方式、なんてどうかなと思う
ほら、獣の群れだって、ボスだけで全部を見張るのは無理なんだしさ
ボスの下に中ボス、それがその下を動かせるようにすれば良いと思うの
そうすれば「動かせる駒がある」って項目もクリアできるし

例えば、エルメアの下に朔夜と……どっかの若隠居あたりを置いても良いかも知れないし、そう来るなら海里も?
ノビタの下にあのドラネコ、それから……話題に出てた護とかラギーとか?ラギデュースだっけ?
シオンと武美は組ませておきたい、それを何処に配置するのかはまた別に………で、私も加わっておきたいかな此処に

………と、この辺りまでが私の最初に考えてた案。半分くらい、受け売りが入ってるんだけどさ
最初期のメンバーは其処で固める。付き合いの長さ、独断でも織守の考え方に一番近づけるだろうからね
ノビタとドラ、シオンと武美、交友関係があるのは其処も纏める。動きやすいでしょ?
あとは、残りをどう配置するか、誰を所謂中ボスとするか……長く考えなくても決まると思ってた
ドラとノビタじゃ、ひいき目に見ても見なくてもノビタの方が……ん、人間としてはマシだろうと考えてたからね
…………今回、ちょっと不安になったけど

【そして持ち出した構想は、組織の細分化】
【「半分ほど受け売り」とは言うが、確かに考えながら言うにしてはすらすらと出て来る】
【「中ボス」が何処まで独断で動けるか、問題は其処にも有るのだろうが】
【現時点で吟雪がほぼ確定事項で挙げた二名「ノビタ」「エルメア」なら、やる気の面では問題無い筈、と】

【『聞いて欲しくないお客さん』を気にするように、近くの建物に視線をやりながら】
【長い言葉を切って、深く息を吸いこんだ】
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 21:09:47.78 ID:iukixESO
>>524
ん?お前が護か…
【相手の方を睨むような目で見て】

失敗は誰にもある…だから気にするな
問題はその失敗をどういかすかだ
【そういいながらため息をつき】

(素直そうな子だな…けどちょっと危ういかもね…)
(まあ……1番の問題は人が増え過ぎてちゃんとメンバー同士把握しきれてない…のもあるな)

>>525
確かにだ……
それにユヒカは望んでないのもわかる
その様子じゃ情報がないみたいだしな
【やれやれとした様子で】

……はぁ…
あのな…私が織守の心配するの変か?
正直に言うと思う。人間完璧な人間はいない
(この様子じゃ…休んでなさそうだな…)

それに正直言うと織守が心配だ……少しは休んだ方がいい。調べるくらいなら私や他のメンバーに頼めばいいことだろうし
それに余り気を張り詰めすぎないでリラックスした方がいいぞ?
(それに…織守に何かあったら間違いなくこの組織が危ない…多分気付いてる人も多いい)

(……結構問題だよ……)
【心に思った事は表情に出さず】
【織守の肩を軽く叩きながら】
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 21:13:30.51 ID:yhfw9B.o
【街中―――とあるカフェの一角】

「昼の国・水の国支部の軍縮」・・・・「各国支部の再配置」・・・・・。
「多数の人員確保」と「新技術の模索・研究」も含めておくか・・・?

【やや冷え込み、日も翳ったテラスのテーブルが一つ埋まっていた】
【無数の書類と湯気を立ち上らせるコーヒー、それとペンが数本】
【それらと格闘するかのようにして紙を睨む男がイスにどっしりと座り込んでいて】

・・・あぁ、それに「議員枠の削減」なんてのも入れてみたい所だな

【色褪せた金の髪は異様に長く、同色の瞳を持った男の身長は相当に高め】
【肩章の付いた白のマントコート、内には腰に携えた刀が覗く】


【余談では有るがこの街、世界の何処かに存在する“AOE”という場所で】
【世に名の知れた『カノッサ機関』の本部が在る――――と、密かに噂される街】
【もっとも、外見も何も世界中に存在する街並となんら遜色は無い】
【街に暮らす人も施設も、“機関の本部”など何処吹く風といった様子で過ごしている】
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 21:14:49.52 ID:dDwjbUDO
>>527
……………………

【その声が聞こえた時、彼は黙って紫煙を吐き出して】
【吐き出しながら、「まずい事を聞かれた」と苦々しげな表情を、少女には見えないように浮かべる】

………
【そして、彼は無表情を顔に貼り付けて振り返り】

……いや…適当だけどな…
【口にくわえたままの煙草を揺らしながら、そう答えた】
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 21:22:01.53 ID:WMwqD2SO
>>529 >>525

(この人が愛野 海里さん・・)
【彼女の一瞬睨む様な視線にビクっとするが】
お二方・・・有難うございます・・


僕なんかが言うのも何ですが・・僕も織守さんは少し頑張り過ぎだと・・思います
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 21:25:32.28 ID:IeMiD5go
>>531

……そ、なの?

【苦々しげな表情には気付くことも無く】
【不思議そーな顔で首を傾げたまま】
【ちょこちょこと、青年の傍まで歩み寄っていく】

…………ほんとに?

【歩み寄りながら、投げかけるのは問い】
【本当は何かを隠しているのではという、ほんの少しの疑いから】
【そして、本当に“適当”であって欲しいという、ほんの少しの願いから】
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 21:28:52.94 ID:.sG41oso
【街中】

んやー……すっかり寒くなったネー

【シグナルレッドの外ハネロングヘア/同色のツリ目】
【白いカッターシャツ/赤チェックのネクタイと同色のプリーツスカート/ガーターベルトで固定した黒ニーソ】
【そして、普通に歩くにも不便そうな、厚底の「赤いロッキンホース・バレリーナ」――その靴で、こつん。軽い音を鳴らす少女】

冬服、っつーかコートが欲しいネ。
出来れば赤いのがいいネー、どっかイイお店ないかネー?

【きょろきょろ、周りの店のショウウインドウを眺めながら、歩く】
【前なんて向いていないから、誰かにぶつかってしまうかも――?】
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 21:30:19.69 ID:dDwjbUDO
>>533
…ほんとに
【そう答える彼の目線は、少女から逸れている】
【付き合いがそれなりにあるなら解る、彼のどうしても直せない癖の、一つ】

536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 21:32:01.94 ID:98kof4.o
>>529
しかし情報がない、で泣き寝入りも出来ぬからのぅ
無いならば無いで、出来ることを探さなくてはいかん。

――このままでは、次に会う事があっても何も出来ずに見送ることになりかねん。
ユヒカは何時までも戦の世界にいていい娘ではない……望んだことでないならば尚更のぅ。

【織守は書物で駄目でも諦める様子は無いようで】
【飽く迄も前向きに、次のプランを練っていく】

じゃから、書物ではなく人物。
このような類の呪いに詳しい、術師がおれば話をしてみたい。
完全に呪いを消すことが出来ずとも、抑制することが可能ならば御の字じゃ。

……わらわにも一人二人、心当たりが有るがそれでも確実性はなかろう
お主の知人で優秀な術師などがおれば教えてもらえぬかの?

【次に織守が探す道は、ユヒカを救うことの出来る術を知る者】
【生態的に身についた先天性の能力ではなく、後天的な物であれば対処が出来るのではと考えているようだ】
【織守は、其れに付いて心当たりがないかどうかと訪ねて】

変、というよりはちと優先順位が違うかの?
機関にR.I.P.に、今は大人しくしておるがノアや不死鳥座もいつ動き出すか判らん。
そうでなくとも、各地で大小様々に騒動が起こっておるようじゃしな。
――今は、Justiceの正念場じゃ。此の様な時分にリーダーであるわらわがふんぞり返って寝ておるわけには行くまい。

【話は聞く、心配する様子は察する】
【しかし――休むという選択肢へは進まない】
【前線で現状を知っているからこそ、自身が今休んでいるわけではないと感じているからだろう】
【出来ることは多く、やるべきことも多い。故に、織守は己自身に対する心配よりも、別のことに目を向けて欲しと言ったところか】

>>532

……二人して、今日は何じゃ?
誰かから何か吹き込まれたかの?

【海里と合わせるようにして告げられた護の言葉に】
【織守は少々バツが悪そうに頭を掻きながら】

頑張りすぎるくらいでないと現状は乗り切れぬよ。
今の世がどれだけ困窮しておるか、理解できぬ訳ではなかろう?
Justiceも随分と同志を増やしたが、此れでも平和の世を築くには足りぬ。

【其処まで口に出すと、口を閉ざし数瞬間を置いた後】

「そんなこと」よりも、集積情報に書き込まれておった件
――何か、何処かで妙な動きでもあったのかの?もしなにかあるならば、詳しく聞かせて欲しいのじゃ。

【自分への心配を受け流し、方向転換】
【集積情報に書き込まれていた一件に関しての質問を投げかける】
【ただ話題を逸らそうとしたわけではない。織守の視線には、其の詳細を知りたいという明確な意志が宿っていた】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 21:34:28.06 ID:1mX3BEEo
【街中】

あの。‘教会’の場所をご存知ないですか?
あ、あの……。

【一人の少女が、往来の中で、通行人に声をかけている】
【腰ほどまでの金の髪が、街頭に眩しく反射し、白磁のような肌を、煌々とライトアップする】
【整った顔立ちは、どこか作り物めいていて、それだけを見れば、彫像か何かと勘違いしてしまいそうだ】
【だが、道行く人々は、その美しい少女を、迷惑そうな、胡散臭そうな表情で無視し、過ぎ去るばかりだ】

……あの。すみません。教会は……。
……あぁ。

【だが、それも無理からぬ事かもしれない】
【年の頃は15に満たぬ頃、まだ年端も行かぬであろうその肢体を覆い隠すのは、たった一枚の、大きな白い布】
【それを胴体にぐるりと巻きつけただけの格好で、往来のど真ん中をうろうろしているのだ】
【その口から語られる言葉が、宗教に関わるようなモノであれば、胡散臭く見られても、仕方があるまい】

……はぁ。

【気落ちした様子だが、それでも気丈に、少女は声をかけて回る】
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 21:38:10.60 ID:IeMiD5go
>>535

……………………。

【とこ、とこ】
【青年の直ぐ傍まで歩み寄った少女は】
【無言のまま視線を逸らす青年の横顔をじーっと見詰め】

……こっち、向いて。

【小さな声で、一言】
【少し、ほんの少しだけ不機嫌オーラが】
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 21:42:23.11 ID:dN.LwYSO
>>526>>528

今重要なのは、地盤を固める事だからな……組織としての在り方を改善すれば、そこら辺も自ずと変わってくるだろ。
そうじゃなくとも、此処を何とかすれば多少の余裕が出来る。お前の言う問題に取り組むのは、その後で十分に間に合うさ。

――――ああ。そうさせない為に、こうやってオレ達が話してるんだから……な。

【事実、問題は山積みだ。単純な戦力にバックアップ――情報面については一応の完成を見ているが、未だ至らない面も多く】
【加えて大衆の為の正義組織≠謳うJusticeには、付け入る余地も多い。先日のカリナトゥス然り】
【だがまあ、要は優先順位の問題だ。朔夜はそう述べて、軽く少年に笑いかけ】

――……思考パターンが似てるから、だろ。単純にさ。
こっちは思ったコト言ってるだけだし、そう褒めちぎってくれるな。付け上がるぞ?
まあ、キルベルク・シルバーソードに華秋太白……。確かに、どっちも化け物じみてたな。

遣り方が甘い点も多々有るけど、求心力は信太の言った通り。カードとしては申し分無いと思う。

【冗談を交え、特に面白くも無さそうに述べ。件の組織の頭目について、率直な感想を吐き出し】
【私情を廃した補足を一つ、問題は無い、とばかりに軽く頷いて】

ああ、成る程。道理で厭な感じがする訳だ…………了解。
その意見については、全面的に賛成させて貰うよ。メンバーの割り振り方についても、同じく。
エルメアに島津とオレが付けば、抜けた所も埋められるだろうし――まあ、飼い殺されるコトも無さそうで、何より。

然て――――大まかな所は、以上で問題無いって所か?

【視線の先を追いつつ、二つ返事に同意を返し。自身の身の振り方についても、コレと言った異存は無く】
【少女が言葉を切るに合わせて、漆黒の瞳が蒼を帯び――ふわり、朔夜の周囲に薄い霞が湧き出した】
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 21:44:29.91 ID:iukixESO
>>532
まあ…改めてよろしくな護
【ニカッと笑い】

(ん…この子も思ってたんだ…)

>>536
確かにな…

魔術師か…知り合いには何人か心当たりがあるけど…優秀か……晃さん。レイアム。アーチャーさん…その辺りかな?
一応こっちでも当たってみる

(……ダメだ…全然休む気ないな…私じゃダメか…エルメア辺りに言ってみるか……はぁ…)
わかったよ。確かに色々騒動がある
情報にも書いたと思うが路地裏でよくわからない封印されたなんかの意思みたいのとか不穏なのもある……

それと…ベリルの件だが
情報に書いた通りだ
だから今度サバトに頼んで彼女達の家に行こうと思うが
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 21:45:25.93 ID:dDwjbUDO
>>538
………………
【ただ黙って、目を反らす】
【本人もこの癖に気付いているのだろうが、出てしまった以上どうしようもない】

…はい
【少女に言われ、くい、と半ば諦めたように顔と目を向けた】

/すいません、風呂入ってきます
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 21:54:02.38 ID:j1k9.RIo
【公園】

【淡い青緑色の髪を頭の後ろ側で小さくツインテールにして、橙色の瞳をした少女がベンチに座っている】
【白いシャツ、黒いスカートに黒ストッキングを履いたものというシンプル衣装
だが、全体的にゴシックの意匠が含まれているので外見的にはむしろ派手である】
【更に腰の両側には、服装に合わせて白黒の模様の大きめのウェストポーチが】

・・・大会、かぁ
もしかしたら利用出来ないかしら?

【その手に持っているのは第九回大会を告知するチラシ】
【それとにらめっこしながら一人ごちる少女だが―――何か考えるところがあるのだろうか】
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 21:59:21.45 ID:3YD9ZDko
>>528>>539

オレの言う問題は足元を確かにしてから挑むべきの事って訳か…いやはや恥ずかしいぜ

【朔夜の言葉にまたバツが悪そうな顔をして、今度はメモを持つ手の手首をクルクル回して解す】
【ともあれ、朔夜の言葉で少し調子が戻ってきた事に自分で気がつき、少し声のトーンを上げて言葉を続けた】
【少し自信を取り戻しながら、だがまずは少し申し訳なさそうに吟雪に向いて前置きする】

…スマン吟雪、確かにオレはこれまでの人生多くの人間に不安を与えて来た…当時はもっと未熟だった事もあって
だが…どうか信じてほしい、オレは織守さんのために出来ることを全てやりたい…悪いようには絶対しないから

(…むしろ、彼女の言葉的に考えてなんかオレの事を信用してくれている事に驚いた…ほぼオレがやる事になってそうなところとかも)

【立候補する気はあるにはあったがすでにほぼ確定事項っぽく告げられていた事にも驚く…むろんやってくれと言われれば当然『やる』と答える気でいた】
【口をはさまない事でその職につくことを了承し、続いて彼女の編成に意見を述べる】
【取り出すのはいつものメモ帳、まずエルメア班とノビタ班と大きく書くとその下にそれぞれ名前をかく】
【自分の名の下に『ドラ』『護』、エルメアの下に『朔夜』『海里』、もう一度自分の下の名の…だいぶスペースを開けて『ラギデュース(保留)』と書いてエルメアの名前の下にペン先を置き】

…ラギーさんは今行方不明だからいない状態にしてくれ、ただ、オレの方に受け入れ用意だけしておく
若隠居ってのは綾菊嬢の事か?で…シオンと武美さんは交友関係があって、そこにできれば入れてほし…

【…言葉が止まる、そしてんー?と首を傾げて一瞬吟雪の顔を見る】
【残る名前の『?番怒』『犀宮』『秋姫』という名前を隣のページに書き『シオン』『武美』と並び合って書いた所で『吟』の字を書き終わったところで止まっていた】

(…なんだ?オレは今何に気付きかけた?)

…交友関係で固めるんだったらシオンと武美さんはオレのチームに入れる事を進めるがね、そこに吟雪が入ったら…
いや、吟雪が一度オレの言葉を信じて変わり果てたドラっちの姿に期待してくれるならあるいは…
それに、言い忘れていたが実質ウチの協力者として恒久的に戦力になっている人もいれば…ちょっとスカウトしたい人もいる

【朔夜の様子から綾菊と二人エルメアに付ければいいバランスをとれるという意見を聞き『綾菊』の名前をエルメアの下に書く】
【…そして彼の様子も変わった、ポケットにメモをしまいながら彼は呟いた】

…で、やっぱり気のせいじゃあないのか、この場のどこか、オレたちをこそこそ監視している奴がいるのは

【吟雪が近くの建物に視線をやる一方…ノビタは全く視線を向けない】
【彼は今、吟雪の目線そのものを照準にしていたのだ…どこで聞いているのか彼女の研ぎ澄まされた五感を頼り】
【次の瞬間どちらに銃を向ければいいかをあらかじめ、ある程度の狙いを決める事が出来たのだ】

(個人的にはこの通りよりいい先制攻撃ができるから特に察知に優れた吟雪を味方につけたいのが本音だが…まあ、それは後々)
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:00:05.54 ID:n.U0Lhgo
>>537
【そのような折、三角屋根の建物の上でその光景を見下ろす一つの影がある
 何かのチラシで作った紙飛行機をヒョイと飛ばすと、その行き先を見定めないまま地面に着地する
 青と白で彩られた、ふわりとしたウェイトレス風の服装をしており、獣耳型の大きな帽子を被っている
 背格好の割りにやや大人びた顔つきは、目の前の出来事への苛立ちを隠せないでいる】

「……あんたさぁ」

【チンピラのような、柄の悪い問いかけ。そして腰に手を当て仁王立ち】
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:02:26.27 ID:WMwqD2SO
>>540 >>536

皆、吹き込まれた様にこれほど意見が合うって事は、それほど皆が織守さんを同じように心配しているって事ですよ。
【無理矢理話は変えられたが】
【それだけは伝えておく】

ベリルさん・・・《R.I.P・》に拉致されてた例のネコサバトさんの友人ですね
とりあえず無事でよかったですね。
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:04:59.42 ID:vvhsFw.o
>>539>>543

自分で動ける、人を使える、この点でエルメアは上に置くのにまず良いね
甘い、それは同感。聖職者だから、ってのも有るのかな?
ただ……其処は、朔夜が居れば十分。あの若隠居はそっちは兎も角頭が足りないから微妙な所だけどさ

そうなると、後二人。初期メンバーをそうやって固めた場合……
私の本音としては、条件をあと達成出来そうなのは三人……ノビタ、シオン、武美だと思ってる
シオンは求心力、武美は暴走もとい行動力と正義感。ノビタの場合は……やる気?
行動力だけで良いなら私でも良いけど、私は正義側で上に立つのには向いてないと思うしね
それに……『最初期』『途中加入』『大戦以降』と揃えられる、っていうのも個人的に気に入ってるかな

それから本音。あのドラ猫と異性を組み合わせるのは私は絶対に反対しとく
大体にして、その配置だと二つにしか分けられないじゃない。それに、貴方一人で扱い切れると思えないし
正直、今回はちょっと幻滅した。それでも他が居ないからね、私はこう組むよ

…………まあ、そんな感じに思ってる訳だけど
私も気が付く貴方達も気が付く、それくらいに切羽詰まった話題だと―――

【自分の言うべき事を終えて、それから聞くべき事も聞いて】
【此処から先の話題に進みたい所、ではあったのだが】
【どうにも、『お客さん』の我慢もそろそろ限界らしい】


―――外から見てても、気になる事は気になるんだってさ

【視線を別な位置に向けて、然し吟雪は身構える事はしない】
【外壁を伝うようにして視線を上げていく、その先。屋上の柵】
【丁度其処に目が向かう頃】

【カタン】

【小さな音がした次の瞬間、誰かが落下してくる】
【頭を下にしての、飛び降り自殺の様な急降下。然しそれは、地上2mほどの高さで急停止して】

「………ごきげんよう。お話の最中に失礼」

【くるりと上下を入れ替えて、両足で音もなく、吟雪の正面に着地する】
【絹のような黄金のツインテールと瑠璃色の瞳、リボンコサージュを付けた紫のドレスを着た少女】
【腰には、装飾の施された鞘に収められた一本の長剣が有る】

「同盟者の危険は私達の危険。手をお貸ししましょうかしら?」

【余所行き用の笑顔は、武器と殺気の中でも保たれていた】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:05:34.20 ID:1mX3BEEo
>>544

え?

【まさか声をかけられるなどとは、考えていなかったらしく】
【いささか間の抜けた調子で疑問符を口にして、その声の方へと振り返る】

俺が……何か?

【やや尖った調子の言葉に、咎めを受けたものと理解して、遠慮がちに問い返す】
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:06:04.25 ID:IeMiD5go
>>541

……本当に、適当に言っただけ、なんだよね?

【此方を向いた青年の顔、目をじっと見詰めて】
【不機嫌、というよりは心配そうな表情】
【蒼の瞳は、不安にゆらゆらと揺れる】

/ちょっと遅れました……そしていってらっしゃいませー
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 22:11:51.03 ID:98kof4.o
>>540

頼んだぞ、海里よ。
わらわも流石に手が足りんのでな。他にもやるべき事が溜まっておるが、どれも疎かには出来ぬ。
こうして手を貸してくれると有り難いのじゃ

(レイアムに話をつけてくれるならば、わらわはジョシュアと話してみるかの)
(あやつの魔術は、此の様な呪いには強そうじゃし、他の者の力もあれば……)

【軽く顎を上げて思考を巡らせて】
【ユヒカに関しては術師の助けを借りるという方向でプランを固めた】
【必要な要素は術や能力、衝動等の抑制。出来るならば浄化、解呪となるだろうか】

確か――其れは随分と前の報告じゃったな
その後似たような事例は確認されたのかの?
……未だ、その事件が解決しておらんならば気に留めておく必要もあるか

サバト……ああ、あの時おった娘の事か
そうじゃな――海里よ。まずはそやつを診てやるといい。
集積情報に書いてあったとおり、あのような仕打ちを受けた後じゃからの……
情報は欲しい。しかし其れ以上にベリルの身体が大事じゃ……無理に聞き出すことは出来ぬからな

わらわからも、養生するように伝えてやって欲しい。
あやつには世話になったからな……早く元気になって欲しいものじゃ

【あの夜のベリルの姿を見ていたためか、心配そうに表情を曇らせる】
【彼女のことが心配なのは、織守も同じなのだろう。表情にはそれが分かりやすく刻まれていた】

>>545

……話せぬならよいよ。それも無理にとは言わん。
じゃが、Justiceとして動くべき事であるならば出来るだけわらわ、ないしは集積情報に伝えて欲しい。

その兄妹の事は人伝であるが聞いておるのじゃ
確か、卵を破壊する際に協力してくれたのじゃったな。
もし追われておるのならば、こちらで保護することも視野に入れることが出来るからの。

必要ならば、わらわが出向き話を聞くことも出来よう。
あの情報を見た限り、相当に深刻な状況なようじゃからな……伝えるべきことは、胸に仕舞わず教えて欲しいのじゃ

【応える様子のない護に、確認の意味も込めてそう伝える】
【Justiceは正義の味方であり、困った者らの味方である】
【余裕はない。しかし、見た限り捨て置けるようなものであるとも思っていないようだ】
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:12:55.70 ID:n.U0Lhgo
>>547
「…………あーっ!もう!」

【余りにも、見てられないというようなじれったさを隠せず頭を手で押さえつけ
 コンコンと二回ほど地面を蹴っ飛ばし】

「何やってんのさこんなトコで。どっから話せば良いのかわかんないけど、見てられないよ
 ……教会ならずーっとあっちと、路地の隅っこにもう一つあるよ」

【道の遥か先を指差す。その怒りはどちらかというと周囲の反応に向けられている
 教会というものに対し、特に何の価値観も持っていないからかもしれないが】
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 22:17:14.69 ID:dsimxj20
>>377

――……ならその「何時か」、何時叶えるというんですか?

【状況が状況である。「何時か」が何時訪れるかをこの状況に見出していない】
【もっとも、訪れないことを確信しているような口ぶりでもあるのだが】

フェイクは結構一般的だと思いますよ?
勿論、フェイクと見せかけた攻撃でもあったわけですが】
(ただ……初見殺し気味になることは……言わなくても気づくよね……)

【一度やってしまえば、二度は通用しない】
【弓→矢の流れがすでに相手に伝わってしまうからである】
【故に】

(もう少し引けば……届く)
「Ψ」

【弦を離した右手に精製されるのは、三叉の槍】
【更に右足を引いて相手を引き寄せようとするが、先ほど引っ張った故に鎖が弛んでいる事を考慮に入れていなかった】
【故に、自身の体重が後ろに移動するだけとなる。そこへ飛来する鳥】

しまっ……

【防御が間に合わず、回避動作も取れないまま腹部に直撃】
【ビームのダメージと重なり、その場で軽くよろめく】
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:18:19.45 ID:1N9my4so
【路地裏】

…………………………

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【無難な半袖無地のシャツに迷彩柄のチョッキを羽織り、手には指穴の空いた黒い手袋】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【ナックルガード付きのナイフをホルダーに入れ腰の左右に掛けた少年】

(やっぱ素人の、加えて怪我人の腕じゃ上手く出来ないか……)
(結構頭使ったんだけどなー)

【少年の近くの壁には柄の底部にワイヤーが付いたナイフ、それが2本刺さっている】
【ただそのワイヤーはそれぞれのナイフを繋いではおらず途中でブツンとちぎれている】
【口ぶりからして少年が自作したのだろう、その結果に残念とばかりに小さく溜息を吐く】

アレだな、素人が頑張るよりもその道のヤツに頼むかないし買うかしたほうが確実だ
調子に乗っちゃ駄目っぽい……残念

【仕方無しと壁に近付きナイフを握り壁から引き抜こうとするが】

……お約束ですかそうですか、チクショウ神は死んだ

【刺さり所(?)が悪かったのかナイフが壁と別れるのを拒むが如くに】
【抜ける様子は全くといっていいほど見られない】
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:19:54.59 ID:1mX3BEEo
>>550

……あ、ありがとう、ございま、す……?

【文字通り、天から降って湧いた僥倖に、半ば放心状態で、礼の言葉を返す】
【なぜ目の前の少女が苛立っているのかが理解できず、周囲を戸惑いがちに見回してから】
【そこに解決の糸口が無いことを悟って、躊躇いがちに目の前の少女へと視線を戻す】

あ、あの。目障りだったなら、謝ります。
その、まだこの辺りの地理に、疎いので……。

【特に卑屈な態度ではないが、おずおずと、謝罪の言葉と共に、腰を折って礼をする】
【言われたとおりの方角へ足を向けることは容易だったが】
【目の前の少女の怒りを買ったのが自分ならば、せめてソレを静める礼儀を、ということだ】
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 22:21:16.24 ID:iukixESO
>>545
まあそうなるな…

……ネコサバトとサバトは別だぞ?まあ確かにネコサバトもベリルの友人らしいが
(まあ、最初みた時つい可愛くって抱きしめたんだよね〜)
【そう思いながら】

>>549
(……自分の話題はやっぱり言わないか…困ったな………やっぱり他のメンバーにあったらそれとなく言うべきだね)
(……ってか私他のメンバーはエルメアとしかまともに話してないじゃん!!OTL)
【そんな事を考えながら】

まあ、なるべく皆で協力しないとな
(後一応光あたりにも聞くか…)

そっちの件はわかった

わかった。無理には聞かないようにするが…
ベリルもユヒカの友達らしいし恐らくそっちの事でもまいってるだろうしな……
【暗い表情で言い】

それとは関係ないが様子見けん実力試しに大会出る事にした
大会なら強い奴もいるだろうし…もしかしたら敵側の奴も出てる可能性はあるしな
【そして関係ない話題を言う】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 22:24:53.93 ID:dDwjbUDO
>>548
……なぁ…ルシア………
いつか言ったよな…俺の…昔の俺の事をお前に話すって……
【無表情な、死んだ目にふと影を落とし煙草を口から取り出して】
【ルシアに静かに語りかけながら煙草を地面に落とす】

……それ、今でもいいか?
【話を逸らしたかのようだが、ただ言い逃れの為だけにそう言ったとも思えない】
【そんな雰囲気を、身に纏っていて】

/ただいまっす
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:25:48.63 ID:.sG41oso
>>552

ひとつ学んだのネー、ニーチェって路地裏に生息する生き物だったのネ?

【薄暗いそこには少々合わない、能天気な声が響く】

【シグナルレッドの外ハネロングヘア/同色のツリ目】
【白いカッターシャツ/赤チェックのネクタイと同色のプリーツスカート/ガーターベルトで固定した黒ニーソ】
【そして、普通に歩くにも不便そうな、厚底の「赤いロッキンホース・バレリーナ」――その靴で、こつん。軽い音を鳴らす少女】

……あれー、ニーチェであってたっけネ?

【少年を見ながら、かくん。首を傾げた】
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 22:27:39.96 ID:mxMDrswo
>>551

何時かは何時になるかは分からないさ・・・
でも・・・いずれ来ると思うんだ・・・遠い、遠い未来にね・・・
【それは、期待と既成事実の物言い】 【そうなることは知っている】
【しかし、何時になるかは分からない――だから期待する】
【無論、その何時かが一生来ない可能性も――ある】

・・・僕には経験が無いからフェイクにとらわれたんだッ・・・・・・!
だから・・・もう、同じ手は・・・多分通用しないよ・・・?
【何処か、自信に塗れた表情でそう言う彼】
【相手が生成した三叉の槍を見て、思考を張り巡らせる】

(槍・・・まあ、ぶっ刺すか、投げるかだな・・・多分・・・)
(どちらにしても・・・警戒が必要だ・・・)

(そうだ・・・"り"・・・・・・厄介だな・・・"り"・・・・・・)
【そして、別の思考へとシフト】 【攻撃が飛んでこないことを良い事に――】
【次の攻撃をどうするか、考える】

【既に気づいているかもしれないが、彼の能力は"しりとり"である】
【それによって発した単語から連想されるモノによる攻撃をするものだ】
【幅は広いが、狙った攻撃を出すのは少々難しく】
【また、そのモノのイメージが具体的であればあるほど、具体的で強い攻撃が可能だ】

り・・・り・・・り・・・・・・そうだ、「りんご」!
【彼が"りんご"と言うと同時に、空から飛来するりんご】
【重力に従って、そのまま、2人の大体中間地点だろう地面へと落下】

・・・駄目だッ! これじゃあどうしようも・・・無いじゃあないかッ・・・!
【しかし なにもおこらなかった!】
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:30:35.62 ID:n.U0Lhgo
>>553
「そういう事を言ってるんじゃないの!……謝んなくていいから」

【わざわざ礼までされて、却って逆上したように。言葉の終わりは棘々しさが収まっていたが】

「私がしようと思ってしただけだし……こういうのは助けなきゃって思わないのかな
 ……まあいいや。何か寒そうだし、私も向こうに用があるからついたってあげる」

【後ろ手に手を回し、周囲から向けられる視線に対しやや威嚇するようにしながら傍を歩いて】

「そんなカッコじゃあんまりだよ。服くらいどっかから盗ってくれば良いのに」
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 22:33:58.18 ID:dN.LwYSO
>>543>>546

辛辣だな。あいつ、てっきり大分切れる方だと思ってたんだけど……
……さておき、オレも武美は信用が置けると思う。見た感じだと甘いけど芯が通ってるというか、何というか。
シオンとは面識が無いけど、お前が言うんなら間違いは無いだろう、として。

【島津に対する評価には少し意外そうに目を細めたものの、武美に関しては同意見らしい】
【あまり他人を信用する事をしない朔夜にしては、珍しく高評価だ。命を救われた点を差っ引いても】
【さて。此方も話題を切り、釣られて目線を上へ上へ――物音に反応し、落下する誰か≠視線が追う】

【ぴしり、大気に皹を刻むような音。誰か≠ェ着地すると同時、朔夜の周囲の空間に、無数の蒼が具現する】
【鋭く研ぎ澄まされた結晶。槍衾宛らに、視線の先へと切っ先を揃えて】

礼を欠くのは良いけど、自殺志願なら他を当たれよ。構ってる暇が――――――……。

…………え、同盟者?

【ややあって、頭を垂れるように落下し。墓標宜しく、地面に深々と突き刺さった】
【一方、当の術者は拍子抜けしたような顔。謝るような事は、性格上無いものの】
【面識は無い、だが吟雪が敵意を向けないと言うのは――そういう事なのだろう、と自身を無理矢理納得させている様子】
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:36:23.04 ID:IeMiD5go
>>555

……そう、だっけ…………?

【若干話題逸らしの様な気もしたものの】
【内容が内容、ただ逸らす為の口八丁でも無いだろうと】
【口元に指を添え、いつかの事を思い出すように思案顔】

……、貴方が、話してくれるなら。

【今でも構わない、と】
【小さな小さな微笑を一つ浮かべ、青年から一歩離れる】

/お帰りなさいませーっ
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:37:09.33 ID:1N9my4so
>>556

そうそう路地裏の生き血を啜りその生命を永らえている邪悪な……
……いやねーよ、誰だよニーチェって

【突然の声に少し驚きつつも……いやノリツッコミをしているあたり驚いていないのかもしれない】
【声の根源を確認すればそれは少女、多分危ない人種では無いだろうと判断したか】
【がきりがきりとナイフの刃を上下に動かしてそれを引き抜く事に集中し始める】

んのっ……もう少しっと、抜けた抜けた

【削れた壁の欠片が舞い散って銀色の刃が顔を覗かせる】
【ただそれも大分無理をした為か傷だらけで刃こぼれをして見るも無残な姿だった】

耐久力っていうか強度に難があるか……ま、問題点が見つかったから良しとして
……お前こんな所で何やってんだ?

【ナイフをチョッキの裏にしまい少女に向き直り尋ねる】
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:38:19.41 ID:1mX3BEEo
>>558

【鋭い声音の裏に隠れた、自分に対する気遣いを感じ取って、微笑む】

……ありがとうございます。
お優しい方なんですね。

【誠意を持って、改めて礼を伝え、少女に連れ添って歩き出す】
【自分の出で立ちに視線が集うのは、ある程度仕方が無いことだと理解していたが】
【周囲の不躾な視線を咎めるような、隣の少女の気遣いは、やはり嬉しいものだった】

……ご冗談でも、そういうことは仰らない方が、良いですよ。
服、買おうとも思ったんですけど……その、いろいろと、ありまして。

【わずかに気落ちした表情を見せて、自分の衣服とも言えないような、布に目を落とす】
【――いろいろ。さまざまな意味が含まれては居た。が】
【通りすがりの少女に、逐一を詳らかにするようなことでも無い、ということだろう】
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 22:40:07.09 ID:.3IkJDs0
【公園】

……することなぁい、……のよぅ。

【長いクリーム色の髪をツインテールに結って、カラフルなアネモネの髪飾りをつけて】
【やたらフリルなゴスロリドレス、黒のおでこ靴。そんな格好の、女の子が】

【なぜだか、公園のど真ん中でくるくるくるくると。回転なう】
【そのたびにツインテールがぎゃんぎゃん荒ぶっているのだが、まあ、ご愛嬌(?)】
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:40:25.38 ID:WMwqD2SO
>>554 >>549

レイドさん達の件ならば・・、集積情報に書いた通りです。
あ・・、後書き忘れていましたが、もしも行き場が無くなったら城にくるそうです。
なのでその時、僕が城にいたら僕が対応しますがもしいなかったら、他の誰かに対応して貰えます様によろしくお願いします。
【そう答え】

大会・・出るんですか?頑張って下さいね。
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:41:04.41 ID:j1k9.RIo
【公園】

うん、うん…そうね、これはいいわね

【淡い青緑色の髪を頭の後ろ側で小さくツインテールにして、橙色の瞳をした少女がベンチに座っている】
【白いシャツ、黒いスカートに黒ストッキングを履いたものというシンプル衣装
だが、全体的にゴシックの意匠が含まれているので外見的にはむしろ派手である】
【更に腰の両側には、服装に合わせて白黒の模様の大きめのウェストポーチが】

やっぱりこれは利用できる、後は・・・

【左手で第九回大会の告知を握りつぶしながらそんなことを呟いている】
【微妙に危ない人に見えなくも無い・・・】
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 22:41:08.42 ID:dsimxj20
>>557

……未来ばかりじゃなく、ちゃんと今を見なさいっ!

【論点がずれだした辺り、まともに考える余裕が無くなってきたのだろう】
【よろけた重心を元に戻して、それでも左手で腹部を押さえているが】

その可能性は多大。だから……これは必要なくなったということです。
(……使う可能性は無きにしも非ずだけど)

【自信、慢心は、小さな綻びを生み出すことがある】
【その自信が、隙を作り出すことを期待して】

(これ以上引き寄せるのは不可能……ならこっちから!)

【槍の穂先を相手に向け、槍を脇に密着させるように構え、走り出す】
【いつの間にか鎖が、消えている】

【不意に落ちてきた林檎を】

……っ、この!

【槍を下から上に薙ぐことで、弾き飛ばす。飛ばした方向は、相手の頭部】
【スピードはなかなかだが、束縛するものが無い状態ではかわしやすい物であると言える】
【無論、ダメージが大きすぎなければの話だが】
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:41:50.33 ID:.sG41oso
>>561

異世界の哲学者なんだネ、ニーチェさん。
「神は死んだ! もういない!」って、ロボに乗って腕組みしながら言った人なんだよネ!

【それは某天元突破の弟です】
【まあそれは置いといてネ、のジェスチャー、少年に向き直ってニカッと笑った】

お散歩なんだよネ。夜の路地裏ってスリルたっぷりで厭きないからネ!
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:41:51.50 ID:3YD9ZDko
>>546

(…オレやる気だけか、まあ…仕方ない)

ゴメンアイツの唯一の不安要素が頭からすっかり抜け落ちてた
…じゃ、改めてアイツはオレのメンバーで…で、その二人が指揮としてやっていける…か
いやまあ、詳しい話はまたいずれって事にして、だ

【まいった、少々信用を失ったらしい、さっきの発言がだいぶ響いているようだ】
【失敗はなかなか取り返す機会がやってこない事を知っているノビタは自分の発言を悔む、個人の感情はあまり外に出すべきではないと感じた】

【だからいつまでたっても『ハードボイルド』って奴になれないのだな、などと考える】
【ともあれ信用を取り戻す時間は今から始まる…そう気を引き締めて『お客さん』に挑もうとして】

【…一気に隠そうともしない嫌そうな顔を向けていた…ヴェルチェリとは別ベクトルで『苦手』な人間と思わぬ再会をしたからだ】

…うううええ…る、ルーミア…いや、とりあえずこんばんわ
つーか、初耳だぞ…ルーミアと同盟組んでたなんて…なんでまた唐突に

【以前話し合って言い負かされた事を彼は覚えていた…アレ以来彼女は苦手なのだ】
【はあ、とため息をついて彼女と向き合う】
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:42:28.80 ID:3YD9ZDko
/>>559が抜けてました
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 22:47:41.88 ID:98kof4.o
>>554

ユヒカの友達?ベリルがかや?……ふむ。其れは余計に辛いじゃろうな。
わらわもそのクチじゃが、恐らくはあやつの事情を知らずに友達になったのじゃろう

――あの時意識があったならば、真相を知ってしまっている可能性も高いじゃろう
……そのことで思いつめておらねばよいがの

【軽く顔を上げながら、ベリルの顔を頭の中に思い浮かべ想う】
【前大戦では多くの恩がある相手だ。織守は、ベリルが精神的に大きな傷跡を作ってしまっていないことを祈り】

大会か、よいのではないか?
経験を重ねる意味でも良いじゃろうし、戦いの中で必ず得るものがあるじゃろう。
わらわも何度か、出場した覚えがあるのじゃ……懐かしいのぅ

【昔を思い出し、数秒感慨にふける】
【今大会は余裕が無いゆえに参加を断念したが、この催しの有意義さ自体はかなり評価しているようで】
【海里が其れに参加する事に大して好意的な反応を見せていた】

よし、大会期間中は他のことを置いて其れに集中してくれて構わぬぞ。
何もわらわと海里の二人でJusticeを動かしておるわけではない。見舞い以外は、他の者の協力も仰げようからな

【そして、織守は海里に大会期間中は其れに集中するようにと告げる】
【此れは深い意味はない。言葉通りに意味を込めたものであったが…………】

>>564

――むぅ、其れは書き忘れてはならんことじゃろうに……まあよいか。
判ったのじゃ。顔は判らぬが、名を聞けば分かることじゃろう。
集積情報にその旨を書き込んでおくので、其の様に動けるよう準備しておくのじゃ

【護の言葉に納得したのか、そう返しつつ携帯電話をポチポチと弄り】


>>二人
……さて、こんなところかの?
わらわも此処での調べ物も済んだことじゃし、そろそろ別所に向かわなくてはいかん

二人とも、まだわらわに伝えたいことや頼みごとがあれば聞くのでな
今のうちに言っておいて欲しい。――特に何も無いならば、今日は此処で解散と行くのじゃ

【周囲の本を手でかき集めて積み重ねながら】
【机の隣の台車にゴトゴトと載せていく動きをしつつ、二人に向けてそう尋ねた】

【ここで特に言うことがないならば、今夜の会話はここで終了することになろう】
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 22:48:17.49 ID:dDwjbUDO
>>560
…何から話すか……覚えてないが…あれは14…いや、16年前の話だったか…
まぁいい…とにかく昔だ
【青年は、ぽつりぽつりと語り出した】
【詳しい年数は覚えてないのだろう、それ程昔から話は始まる】

…ガキの頃の俺は、捨てられてたんだ…どっかの孤児院だかの前にな
…その時点で俺は呪われていた……今は体ん中にいる奴が入った刀持って、な

そんなガキがみんなと仲良くすくすく育って…なんて事はなくてな
…勿論、大人からも他のガキからも避けられ嫌われ…孤独だったそいつも他人を嫌うように育ちました…とさ
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:48:48.74 ID:n.U0Lhgo
>>562
「周りが無神経すぎるだけだよ。それ以前に、あなたも何でこんなトコに、
 しかもこんなカッコでいるのさ……コラ!見せものじゃないんだからね!」

【好機の目――不審感や、あるいはそれ以外の様々な視線に牙を剥きつつ
 それ以前に不思議で、自分からすれば非常に動きにくそうな格好をしている隣の少女を、あくまで気遣うようにしながら】

「ふん。そうじゃなくったって、ある所にはたっくさんあるんだから一つくらい分けられるでしょ
 それをちょっと貰うだけなのにさ。お腹空いてる人がいたら、みんなで分けっこするのが当然じゃん」

【咎めの言葉も意に介さず、自身の経験からの、文句とも取れるような言い方をする
 そよそよと危なげに揺れる(しかし一線は越えない)その服装は、別の意味で注目を集めるような気もするが】
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:49:34.30 ID:1N9my4so
>>567

異世界なんぞ知らん……?というともしかしてお前は異世界人か?
(子供もさ迷って来るもんなんだなあ……)

【ロボ云々は華麗にスルー(キリッ】
【少女の言葉からもしかしたら異世界人なのかも、と一応聞いてみる】

お散歩って……あのなあ昼ならまだしも夜のこの場所は危険地帯なんだぜ?
スリルを求めてうっかり死んだー……なんて望むところじゃないだろ

【月明かりの薄い路地裏を良く見れば乾いた血が壁に地面に赤く染めている】
【少女の楽観的な口調を叱りつけるように、その笑みに笑みでは返さず】

悪いことは言わないお前みたいなのは表通りで遊んでろ
つーか家に帰ってとっとと寝ろ

【ぶっきらぼうにそう言って包帯でグルグル巻きの右手をシッシとこの場から追い出すように振る】
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:51:13.75 ID:vvhsFw.o
>>559>>568

戦う事と、人の色恋沙汰に関してだけは鋭いねー………でも基本は馬鹿だから、あれは
まあ、そっちの話はどうでも良いんだよ。ここからは、本題の後のおまけという事で
………はぁ。割と早めに纏まったのは良かったけどね

「おまけ、とは聞こえが良くない事ですわね」

【自分の正面に落下した少女から離れるように、二歩程後退する吟雪】
【その様子を目視する事もなく、少女は、笑顔をノビタと朔夜に向けている】
【両手でドレスのすそを掴むと、ちょんと持ち上げるようにして一礼し】

「その刃も銃弾も、私に向けないで頂ければ幸いですわ
生憎と私は非力、対≪ネル・ナハト≫の英雄と戦う程の力は御座いませんもの
いえ、寧ろ尊敬と憧れの対象とも言うべき存在、刃を向けるという考えが有りません
こうしてその英雄に出会えた事、心から喜ばしく思いますわ」

【余所行きの笑みに相応しい、感情が籠っているのに何処か歯の浮く様な白々しい挨拶口上】
【少なくとも自分からの攻撃の意思が無い事を表した】

【下げた頭をもう一度上げると、左足に体重を掛けた自然体の立ち方に】
【然程背は高くないのだが、姿勢には歪みが全く無い。実数以上に、長身にも見える】
【笑みに細められた目は、その場に居合わせた二人の表情を観察しながら】

「ええ、同盟を。尤も、≪ネル・ナハト≫の終焉を期に有名無実と化したものでは有りましょうけれど
あの折は、我が国の騎士団に代わり防衛に努めて頂いた事、礼を申し上げます
戦力で劣るとは思えませんが、何分国内の治安維持業務は多忙。彼のテロリストに忙殺される訳にもいかず
貴方方の奮戦は、非常に我が国にとって有益なものとなりました」

【礼を述べつつも、飽く迄自国の非力は認めず。力だけは有るのだ、と主張して】

「………ところが。その同盟相手、聞く話を総合すれば余り宜しくない状況の様でして
恩義は返すべき。是非とも力になりたく、こうして場を探しておりましたの
組織の構造上の難点、その解決策―――」

「―――金の国第一王女、ルーミア・ゴールドウィン。愚策を抱えて参じました」

【長いフルネームではなく、簡略な普段の名乗り】
【向かう嫌悪も何処吹く風、小さく首を傾げた】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 22:51:34.90 ID:mxMDrswo
>>566

過去を知らない僕は・・・未来を見るしか・・・無いんだよ・・・!
僕はラダム・イデンダー・・・――ずっと前から色々な世界に居たような気がするが・・・
全然分からない・・・ずっと前から生命として・・・動いていた気がするが分からない・・・
それはどうでも・・・良いとして・・・・・・僕は暴れる、それだけさ・・・ッ!
【しかし、それは絶望や不安の口調ではない――】
【むしろ、希望や安心から来る口調に感じられる。】

そう・・・それはもう通用しない・・・多分ね・・・・・・
だから・・・捨てたほうが得策さ・・・ふふ・・・
【相手はもう、弓による攻撃をしないとふんだのだろうか】
【そう言い、弓を捨てさせようとする】 【結果の期待はしていないようだが】

槍で・・・ミスで生成した・・・りんごを・・・ッ!
【全くもって、予想していなかった】 【りんごを弾き飛ばされることを】
【その一瞬の隙が、命取りとなる】 【それが戦い――戦闘――殺り合い】

【ブァシコォーz_ン】

ぐ・・・あ・・・ふッ
【りんごは直撃して、彼の頭でバウントし】 【そして、何処かの地面へと落下した】
【――それが命中した当の本人は、頭を右手で押さえて】
【そして、後ろへ数歩蹌踉めく】 【―――大きな隙だ】
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:55:48.59 ID:.sG41oso
>>573

んーにゃ。ちゃあんとこの世界で生まれ育ったのネ。
むかーし住んでたところに異世界のヒトがいて、その人に教えてもらったのネー

【けらけら。何もおかしいことは無いのだが、少女は機嫌良さそうに笑う】

そーんなこたぁわかってるのネ。あたしは自殺なんかしたくなーいのネ。
ちゃあんと、路地裏を無事に歩ける程度の能力と経験は持ってるのよネー!

【やーだぷー、あひゃひゃひゃひゃ! ……イラッとくる笑い方】
【自分の身は自分で守れる、そう言う少女は見たところ手ぶらのようだが】
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:57:24.86 ID:IeMiD5go
>>571

……、―――――。

【青年の、呟くように紡がれる昔話】
【少女はただ黙って、その言葉を耳に入れる】
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 22:58:42.29 ID:iukixESO
>>564
レイドの事は確かに心配だな……
【心配そうにし】

ああ。前回。前々回も予選落ちしたからな…今回もがんばりたいが

>>570
…確かにな
(ただ…もし…ベリルとユヒカが友達になってベリルが拉致されたのが偶然じゃないなら……いやコレはまだ決めるのは速いね)

私はベリルの事は余り詳しくないからわからないが…思いつめてる可能性もあるかもな……
厄介すぎる…
【顔をしかめ】

……ありがとうな。織守

じゃあ私も行くか…
それじゃあまたな。二人とも
【そして海里は調べものがあるらしく奥に去っていった】

/二人とも乙でしたー
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 22:59:08.37 ID:1mX3BEEo
>>572

うーん、話すと長くなるんですよね……。
えっとですね、俺、実は異世界人なんですよ?

【向けられて当然の叱責に、しばし考え込んだ後。冗談めかした口調で、そんな言葉を返した】
【それは真実ではあるのだが、突拍子も無い話でもある。冗談だと思われたら、それはそれで構わない、という腹積もりだ】

それで、一文無しだったもので。服を買うお金が無かったんですよ。
……なぁんて。

【しかし、語るうちに恥ずかしさが出てきたのか、最後に自らを茶化すような、そんな調子で締めくくった】
【少しばかり、顔が赤くなってしまっているかもしれない】
【行きずりの相手に、真実とは言え、馬鹿げた話をしてしまった、そんな後悔ゆえだ】

皆が、あなたみたいな人間だったら、良かったんですけれど。
身を削ってまで、他人を助ける余裕がある人は、少ないんですよ。きっと。

【少女の誰とも無く吐き出された言葉に、同意を見せて】
【その言葉だけでも、十分です、とでもいいたげな声音で、同時に周囲の人間へのフォローもする】
【博愛主義者、とでも言うつもりだろうか?】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 23:08:48.01 ID:dsimxj20
>>575

……知らないからといって、過去を蔑ろにするのは……許しがたいです。
知らないなら、探せばいい。見つからなくても……

【――ふ、と過ったビジョン。言葉が止まる】
【一部だけぼかされた記憶。その空白が脳裏に映る】
【説教が、自分に跳ね返ってきた】
【過去を受け入れなかったのは誰だ? ――自分だ】


【しばしの沈黙、他の言葉が耳に届いていない】
【だが、ふ、と我に返り、再び走り出し、槍を振りかざす】

(こんな時に……何やってるんだろう、私)

【そのまま、大振りに相手の左のこめかみを、槍の反対側、石突きで薙ぐように狙う】
【明らかに、殺すような攻撃ではない。だが、下手を打てば失神してしまうだろうか】
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:09:35.18 ID:1N9my4so
>>576

成程伝聞なワケか、それなら至極納得がいくわ
よくよく考えればオレって異世界人の知り合いって少ない、というか殆どいないなあ
まあ自分の世界でいっぱいいっぱいだからそんな興味もねーけどさ

【やたらと笑う少女だな、これじゃあ感情の機微な変化も分かりにくい】
【そんな事を考えながら不思議そうに見ている】

(……なんだろうコイツ、もしかしてからかわれているのだろうか)

【複雑な物をその心中に抱えつつ】

ふん、それなら別に……と、能力者か
んじゃ別に好きなようにすれば良いんじゃねーの、野垂れ死にするなり何なりお好きなように……だぜ

【不機嫌な表情でフンとそっぽを向き】
【そして直ぐに仕方無いとばかりに向き直り】

でもなあたまにお前の想像しないような化物みたいに強い化物とかもいるんだし
あんま自分に自信を持ちすぎるのはよろしくねーぞ?

【結局心配性なヤツでした】
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 23:11:01.25 ID:.3IkJDs0
【公園】

…………、退屈すぎて回っちゃうんだからぁ!

【長いクリーム色の髪をツインテールに結って、カラフルなアネモネの髪飾りをつけて】
【右目の下に、毒々しい色の蝶のタトゥーシール】
【やたらフリルなゴスロリドレス、黒のおでこ靴。そんな格好の、女の子が】

【よくわからないひとり言を大声で叫びながら、くるくるくるくると】
【なぜだか、回転なう。そのたびに、長いツインテールがびゅんびゅんと。荒ぶっていたり】
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 23:11:26.63 ID:dDwjbUDO
>>577
…ま…人嫌いに育った訳だ…俺は……
…でもよ、一人だけ…例外がいたんだ…

…あの時の俺はいつも一人で、うさぎ小屋のうさぎと遊んでた…
…あいつらなら何も言わないし、俺にも寄ってきてくれた……多分、俺の嗜好の一つはその時に出来た物だ

……そんな事をしていたら、一人のガキが現れたんだ…
…年下の、小さな女の子だったよ……なーんも、人の汚い所知らないような目をしてた

そいつだけはさ、俺を嫌わないで仲良くしてくれたんだ、多分俺の事情を知らないから
気付いたらそいつは俺の妹みたいになってて…いつも一緒にうさぎの世話をしてた
【そこまで話して、一旦休憩】
【深く深呼吸をして、また口を開く】

…でもよ、俺にそんな幸せが長く続く訳無かった…なかったんだ……
…とある事件があって、俺はまた独りになった
【そう言いながら、彼は自分の左手を広げる】
【広げたその掌を上に向け、静かに見つめて】
【左手を握り締め、また下ろす】
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:11:59.96 ID:n.U0Lhgo
>>579
「イセカイじん……何それ、食べられるの?」

【異世界という言葉にいまいちピンと来れず、真剣だがどこか間の抜けた表情で少女を見る
 口に手を当てて考え込んでいたが、良く分からないので次の言葉を待つ】

「てことは、食べられそうになったからその格好で逃げてきたのかな
 そっか、それなら服を買うお金も無い訳だね。うんうん」
「でも、それじゃ何でそんな格好してたの?趣味なの?それともちくわごっこかな?」

【ポンと手を打ってまで納得し、うんうんと大きく頷いてまで見せて
 残りの疑問をそのままの表情で問い直す】

「……ふん。人間なんかと一緒にしないでよ。汚くて狡くて、とんでもない奴ばっかり
 そんな奴なら思いっきりブッ倒すし。あんただってそうなら、そうしてる」

【それでも彼女を見てられなかったのは、無意識の内に過去の自分と重ね合わせていたから
 自分でも良く分からない感情にやきもきしながらも、近くなった教会の尖塔に目を凝らす】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:15:16.37 ID:.sG41oso
>>581

あたしも異世界人の知り合いはそのヒトしかいないけどネー
ていうか世界っていっぱいありすぎてどれがどれだかよくわかんないネ! そう思わないかネ?

【ぴしっと、人差し指を突きつける】
【からかっている、と言うよりは。ただ単にテンションがアレな子なだけなんです><】

そだネー、そん時は逃げるから多分大ジョブなのネ!
ていうか心配してくれてるのネ? 優しいのネー!

【ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ、笑い声がアスファルトの壁に反響して…… か な り 煩い】
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 23:19:51.30 ID:mxMDrswo
>>580

僕には過去がない・・・だから未来に期待する・・・・・・
未来になれば・・・自然と・・・過去が産まれる・・・

きっと・・・・・・ッ!
【本当に彼に過去は来るのか、いや分からない】
【しかし、彼は来ると信じている――ようだ】

・・・正確には、昨日という過去があるんだけどね・・・・・・それだけさ・・・
とにかく・・・なんで急にだんまりしちゃったのか分からないけれど・・・
戦おう・・・殺し合おう・・・・・・もっと・・・もっと・・・ッ!
【りんごによる怯みや隙は、もう既に無くなっていた】

【そして、薙ぐように振られた槍】 【狙いはすぐに分からなくとも】
【対策をしなければ、駄目なことくらいは分かっている】

ご・・・ご・・・・・・ご・・・・・・ご! 「ごま油」!
何やってんだ俺・・・無茶だ・・・! もっとましなのがあっただろ・・・!

だが・・・やるしか無い・・・一度言った言葉は取り消せない・・・・・・
【その場でしゃがみ、槍による攻撃の回避を試みるが】
【頭の皮の差でかわし切れず、頭皮を痛めてそして勢い良く血を噴き出させる】

【そして、彼は「ごま油」を生成すると、地面へとばら蒔く】
【量は大体1000ml程度だろうか】 【もしかすると、滑るかもしれないし、引火させることも可能だろう】
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:22:09.73 ID:WMwqD2SO
>>578 >>570

あ、あともう一つだけ報告する事がありました
【ふとその事を思いだす】

僕、ついこの間やっと目覚めました。
【『やっと』―――『目覚めた』】
【その意味はその二つの単語の組み合わせから考えれば一目瞭然だろうか】

・・・でも僕はそのままじゃ駄目なんです。もっと『飢えないと』いけない、だから僕少し雷の国に行ってきます。
そこで剣術を習ってきっともっと強くなってきます。
【ドラに言われた言葉が頭の中を駆け巡る】

・・・では織守さん、愛野さん。僕はこれで失礼します。
【そういい彼は歩みだす。】

/乙でした。
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:22:21.69 ID:IeMiD5go
>>583

年下の……。

【“年下の小さな女の子”、“妹みたいに”】
【話に出てきた兎小屋。彼の兎好きの理由】
【小さな声で反芻し、目を少し見開いて青年の顔を見る】

―――、…………何が、あったの?

【見詰めた先、自身の左手を見る青年の姿】
【先を促すように、少女は問いを投げかける】
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:22:23.17 ID:1mX3BEEo
>>584

【やはり突拍子も無い話だったな、と後悔の念はあるもので】
【少女の無邪気な質問には、誤魔化すように笑みを浮かべてノーコメント】 

ちくわごっこ……。
気がついたら、この格好だったんです。
もしかしたら、誰かがくれたのかも知れないですね。

【ちくわごっこ、なる珍妙な言葉に、苦笑する】
【だが、次なる質問は、少女自身にとっても、答えられない問いだった】
【目が覚めたときには既にこの格好だったのだし、むしろ裸でなくて良かった、くらいにしか考えたことは無かった】

……。

【自分が今身に着けているものは、最初に来ていた布とは違うものだ】
【だから、特別な意味があって、あの布を着ていた、と言う訳では、ないだろう】
【そんな内心の葛藤は、口には出さず、少し、自分の身体を覆う布を、指でつまむのだった】

人間だからって、皆が皆、そんな風じゃないですよ。
……あまり、悪く言わないで上げてください。

【人間なんかと、という言葉に、引っかかるものはあった。だが、コレまでにも、害を為さない化生の類に、出会ったこともある】
【なので、あまり深くは追求しないことにした】

【十字架でも架けられているのならば、教会が近づいてきたことに、気付いているだろう】
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:25:11.14 ID:1N9my4so
>>585

世界が沢山も何も他の世界を直接見た訳じゃないから知らないよ
大体他に世界があろうともそこまで関係ねーだろ実際のトコあるとするならさっき言ったみたいに異世界人が来る
……程度の事さ、普通に暮らしてりゃ交わるようの物でもねーんだ

【差された指を鬱陶し気に斜に睨み】
【立ちっぱなしも疲れたのか腕を組み壁に背を体重を掛け】

心配じゃねーただそういうのが面倒臭いから言ってるだけだ
あと五月蝿いよ、もし強いヤツらが声を聞きつけてここまで来ちまったらどうするんだ
悪いけどオレは尻尾を巻いてとっとと逃げるぜ?

【忌々しそうに包帯で隙間なく巻かれた右腕を見下ろして】
【左手で少しつねってみる、もっとも痛いだけで意味なんてないのだけど】
【ただ思い通りに動かない腕に対する微かな抵抗である】

助けてくれるなんて思わない事だ、そこまでオレは良いヤツなんかじゃないからな
まあ精々気をつけることだな……

【なんだかやたら偉そうです】
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 23:28:11.46 ID:98kof4.o
>>578

うむ、達者でな
大会に出るからには、優勝を狙うのじゃぞ〜

【去っていく海里に言葉を掛けると】
【軽く手を振ってその背を見送った】

>>587

目覚めた――ほぅ、とうとう能力を身に付けたのかや?
それはよかったのぅ……異能も持たず身一つで戦って行ける者は少ない。

慢心せず、技と己を磨いて行く意味でも正式に武術を学ぶ案はいいかもしれぬな
雷の国といえば三道館……じゃったか、其処に向かうのじゃよな?
お主ならばきっと、何かを掴んでこれることじゃろう。……次に会うた時は、別人のように見違えておるやもしれぬの

【そんな護に、頼もしげな微笑を向けて】

ではな――修行中も健勝であるのじゃぞ護よ

【護を見送ると、図書棚に本を返すべく台車をコロコロと動かして織守もまた去っていった……】

/お二方ともお疲れ様ー!
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 23:30:35.91 ID:dDwjbUDO
>>588
…表に目立った変化は無いが…今でさえ俺はアイツに蝕まれてる……飲み込まれてるんだ、俺に協力するふりしてな
…それがある一定を越えると、俺の体に色んな変化が起こる…体調が悪くなるだけならまだいい、一時的に乗っ取られたり、能力が変化したりな

……それが、あの時にも起きたんだ
…よく覚えて無いが…多分乗っ取られてたんだろうな…初めてアイツを認識したのもその時だ

…気が付けば左手に刀持って、血の海の中に立ってたよ
…御丁寧に、目の前に一番仲が良かった女の子がいた
【ふ、と目を閉じてまた休憩】
【その時を思い出したか、彼の額には微かにシワが寄っている】
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 23:32:09.34 ID:dN.LwYSO
>>568>>574

…………えっ。

【何か、脳内での印象が音を立てて崩れ去ったような表情――――を、即座に立て直して】
【表情を何処か値踏みするような仏頂面に変えると、会釈を返し】
【地面に突き立った刃をそのまま、腰の短刀を掴んでいた手を開き。膝の上に組み直して】

嗚呼、成る程…………無論の事。

実が有るにしろ無いにしろ、同盟相手を斬ってJustice≠フ旗に泥を塗る腹積もりは毛頭ない。
互いの利害が一致している限り、其れは無用な心配だよ。
……英雄なんて柄でも無いけれど、お褒めの言葉は有り難く頂戴しておく。

【物怖じせずに淡々と、極めて事務的な態度で以って応じる】
【慇懃な口調とは対照に、無礼とも取れる無機質な言葉。だが、少なくとも敵意は消え失せていた】

Justice所属、識槻朔夜。取り敢えずは、お目に掛かれて光栄……とでも。

【端的に名乗り返して、そのまま続くであろう彼女の話に耳を傾ける】
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:32:18.41 ID:n.U0Lhgo
>>589
「ちくわマニア……ムッ、何見てるのさ」

【何やら見た目通りの印象を受けているらしい事に対し、ボケた思考を漏らしながらもムッとした表情で抗議の意を送る
 身の丈、思考共にその通りなのだが、心の中は一人の立派な大人のものらしい
 「それとも芋虫かも」等と少々小言が続く】

「嫌」

【頑なに、突っ撥ねるような返答】

「周りを見てよ。あんたにあのまま立ち尽くす事を選択させたのは、周りにいる人間ども
 それでもまだ良く言えっていうの?お人好しだね、あんたって」

【露骨に機嫌を悪くし、獣耳の形をした帽子をグイグイと深く被り直す】

「……見えてきたね。んじゃ、ここまでって感じかな
 次会ったら、イセカイじんの事教えてね。どんな味するのかとか、どこで採れるのとか」
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 23:32:28.85 ID:dsimxj20
>>586

生み出された「過去」は、消し去ってはいけない……

【返事ではなく、独り言に近い】
【要するに、人の話を聞いていない。何コイツ】


【槍をぶつけた反作用を利用して穂先が前を向くように構え直し、後ろにステップを踏む】
【その途中で、滑って転ぶ。形としては、後ろにひっくり返って尻餅をつくような感じだ】

ったたたた……油?
(近接が一気に不利に……これは危険……)

【何が起こったのか一瞬分からなかったが、言葉と、油特有の滑りですぐに見当はついた】

【槍を持ったまま、未だに持っていた弓の弦を引き絞る】
【狙いは頭部。矢は装填されていない】
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:35:04.69 ID:.sG41oso
>>590

ふっつー、ネー。何が普通で何がそうじゃないのか、そこらへんが曖昧になってるよネーこの世界。
まあそれが面白いのだけどネ?

【ぴたっ】
【突如、笑うのを止めて。能面のような無表情を形作り、呟いて】
【……次の瞬間には元通り。ひゃっひゃー、と笑う】

んもー、素直じゃないのネー。煩いのは我慢してほしいのネ、生まれつきだからネ
逃げるのはお好きにどうぞなのよネ!

【包帯を見て、ゲッ痛そうなのネー! と、大げさにリアクション】

助け、なんて最初から期待してないネー。君とあたしは見ず知らずの他人だしネ。
だいたい、いままでそんなの望んだって叶ったことなんざありゃしなかったからしないの、ネ……っとぉ

【ぐん、と上を向いて。月の光に目を細め】

もうお月さまがこんなに上に登っちゃったのネー! 帰るのネ!
んじゃあまた、会えたらよろしくなのネ!

【ぴっと手を振って、た、た、た。軽い足跡を残して、走り去っていった】

//ごめんなさい、なんかすごい眠気が……
//短くて申し訳ない、ありがとうございました!
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 23:40:20.14 ID:8b2UwPI0
魔術協会ってどうすればはいれるの?
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:42:14.40 ID:IeMiD5go
>>592

――――――っ、…………。

【予想は出来た答えだった】
【それでも、その痛みを想像出来てしまったから】
【少女は声を詰まらせたように喉を鳴らし、眉尻を下げる】

【眉間に皺を寄せる青年を、ただただ心配そうに見詰めて】
【必要最低限の言葉以外は話さず、聞く事に専念している】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:43:06.78 ID:3YD9ZDko
>>575
【なんとなく、心の中で感想を述べる】

(…馬鹿だったんだ…)

【まあ、ともあれ笑顔を向けられているのだからいつまでもヘンな顔はしていられない、ノビタは居心地が悪そうではあるが真面目な顔に直り】
【そこから、相も変わらず飾った感じで本音がどこまで籠ってるのかわからない言葉に少し参った感じの顔に変わり彼はホルスターに動いていた手を戻し前で組む】

…お久しぶり、相変わらず探偵を続けている野比信太でございますが

…その後金の国の調子はどうかな、と聞いてもいいですかな
というか…なんでまた策なんて用意してきたんだ、何のつもりだい一国のお姫様が一組織に自ら加担しに来るなんて
だいぶ自信があるみたいですけどさあ…

(このルーミアの場合何やろうとしてくるか本当に気が抜けないからなあ)

>>593

【とりあえず朔夜の斜め後ろに近づくと、口を拭う様な動作をしながらヒソヒソ声で告げる】
【口の動きで何を言っているかバレないようにこんな事をしているわけだが】

…朔夜さん、彼女口論になったらガチで強い
というか…腹の底がまるで読めないタイプの人だから気をつけて

【どんな策があるか知らないが…彼の過去の記憶から考えるとロクな事を言いそうにないと思うのだ】
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:43:15.35 ID:1mX3BEEo
>>594

え?

【予想外に強い反発が帰ってきたことに、戸惑いの答えを返す】
【何か、少女の触れてはいけない部分に触れてしまったか、と少女の冷たい声を聞く】

良く、言われてしまいます。
ごめんなさい、貴方に強要するようなことでは、ありませんでしたね。

【お人好し、と呼ばれることに抵抗感は無い】
【ただ、それを他人に押し付けてしまったことをようやく悟り、謝罪した】

ええ。ここまで案内してくださって、ありがとうございました。
また、いずれお会いしましょう。このお礼を、させてもらいますから。

【そう言って、頭を下げる】
【なにやら勘違いされたままになってしまったが、また会ったときに正せばいいか、と】
【今は、近くに迫ってきた、教会へと視線を向ける】
【――懐かしむような、後ろめたいような、そんな視線を】
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 23:44:05.43 ID:mxMDrswo
>>595

・・・んもう、わりと上の空だね・・・・・・
別に、これは僕が・・・言いたいから言っただけだし・・・
どうでも良いといえば・・・良いんだけどね・・・
【そして、"ごま油"――次の文字は"ら"】
【彼の答えは1つ】 【勿論、ラーメンではなく・・・】

痛い・・・頭が、肩が、胴体が、・・・
もう・・・でも・・・まだ・・・・・・・・・

――――「ラー」ッ!
【バシュン】 【高温の太陽光レーザーが1つ、発射される】
【"ラー"と言ってから、レーザーが発射されるまでに】
【五秒ほど、レーザーのもとを貯める時間がある】
【その為、その間に様々な対策をすることは可能だろうか】

【そして、その狙いは・・・相手ではない】

ごま油・・・外れじゃあなかった・・・ありがとう・・・
【先程、油を撒いた地面だ】 【そう、狙いは――】
【引火させること】 【勿論、自分にも炎の被害は来る】
【むしろ、レーザーそのものを相手に撃ったほうが効率が良いはずだ】
【だが、彼は地面の油へ撃って、そして引火させた】

【何故か?】

ふふふ・・・炎の海での戦いってロマンがあるよね・・・
【それだけの理由だった】 【なんとも単純、そして明快】
【ごうごうと燃える炎が、彼の脚を焼き行く】 【油はどんどん燃える】
【しかし、この炎――次のレスには、引火した分も含めて全て消えているだろう】
【油と共に】

弦を引き絞ったね・・・矢を飛ばすか・・・それとも・・・・・・
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 23:46:28.00 ID:98kof4.o
>>597
/入るのは自由です。手続きも不要ですし、特に何か必要ということはありません
/あと、質問は出来るだけ舞台裏の方でお願いします
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:48:07.95 ID:1N9my4so
>>596

何が普通かなんてその観測者次第に因る……なんて下らない事言うなよ
相対主義みたいな見方じゃ答えなんか見つかりゃしないんだ

………………………

【一瞬の少女の無を見てか見ずか】
【「ふん」と小さく笑うことも無しに地面をじいっと見つめ】

弄れて弄れ過ぎて逆に素直なんだよオレの場合は
……だろうな生来のモノなら治る見込みも無さそうだ、ただ変なモノだけは呼んでくれるなよマジで
ああ、今直ぐ逃げ出したい気分だ……

【それなら逃げ出せば良いのだけど、それをしないのはなんだか負けたような気がするから】
【という子供っぽい理由だった】

ふーん、あっそそりゃ大変だったな
まあそんな事を口にするからには……か、なんていうか皮肉にもなりゃしないな
……いやオレの自身の事か

月……そろそろ帰るか

【下から上、軽い首の動作で空を見て】

ああ、気を付けて帰れよ月夜ばかりじゃないんだから

【腕組の隙間から手を振り返し】
【少し経ってから少年もどこかに歩き出した】

/お疲れ様でしたー!
/眠い時は眠っていいんですよー

604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 23:50:45.47 ID:dDwjbUDO
>>598
…正直、自分でもその時の気持ちは解らなかったよ
…嫌な奴ら殺してスッキリしたのか、好きな奴殺して悲しいのか、自分が嫌なのか、アイツにムカついたのか……
…よく解らなくなって、俺は逃げた…とにかくそこからいなくなりたかったんだ……

…それから、どう生きてきたのかは覚えてない…
…いや、多分思い出したくないんだろうな……
…でも、まぁ今はなんとか生きてるし、頑張って生きてたんだろうな

……これが、つまらない俺の昔話さ…ありがちそうな不幸話だろ?
【自嘲気味に笑って、顔を伏せ】
【彼はそれから、何も喋らずにただ黙っていた】
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 23:53:00.55 ID:mxMDrswo
>>601
/ちょびっと修正です
/【だが、彼は地面の油へ撃って、そして引火させた】→【だが、彼は地面の油に引火させようと、レーザーを発射したのだ】
/その下に追加【発射と貯めの時間があり、対処の時間が無いわけではない】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:55:35.85 ID:n.U0Lhgo
>>600
【むぎゅー、と深く被り直した帽子からようやく手を離すと、僅かに帽子がたわんだ】

「……別に、押し付けてなんかないから
 自分だって他人から決め付けられるの嫌だし……だから……っ、もう、いい!」

【思い出したくない記憶の捌け口を、近くの相手にぶつけた事に対し謝ろうとするも
 先にむこうから(自分からすれば)丁寧すぎるくらいの謝辞を述べられて言い出せず終いのまま
 むすっとしたような、照れ隠しのように暫く向こう側を向いていた】

「いずれなんか言わないんじゃない?あんたがここにいるって事は分かったから
 どうせまたすぐ会えるよ。気が向いた時にさ
 あ、そうだ、私の名前はソロウ。次会った時はもうちょっと自信もった表情で、私が見ても分かんないくらいになっててよ。じゃね!」

【別れを惜しむようにそう告げた後、教会の天上目掛けて跳躍し、そのままの勢いで姿を消していく】

/絡みありがとうございました!
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:56:19.94 ID:vvhsFw.o
>>593>>599

「本当ならば時候の挨拶の一つも述べたい所では有りますけれど生憎の稚拙な語彙
あまり遠回りなどせず、直接に本題に入りたいと思いますわ」

「……さて、外側から見て<Justice>という組織を見ますならば
その理想は気高く、拠点や人材確保の姿勢も整い、非常に組織としては先に進んだ集団と見えますわ
過去の実績は大きく、そして現在も実績を積み上げ続ける。これも大きなポイント
然し、それを支えているのは誰か?私は、その名前を存じ上げませんの
交渉の場に立った二名。それ以外の名前は、ね」

「思うに、組織とは『蛇』の様では何れ破綻する事は明白
その例外は、蛇の頭が常識を超えて頑丈で有る場合に限りますわ
彼の英雄を有する<Justice>であろうとも……こればかりは、システム面の問題
決して、其処から逃れられるとは思えませんわね」

………それくらい、私達だって分かってるよ

【此処までの言葉は、要はこれまで三人が話し合っていた事と同じ問題点を示している】
【一人が全てを背負う組織は、その一人が余程卓越していなければ成り立たない、と】
【少数精鋭ならば兎も角規模が大きくなれば当然。それを、まずは指摘して】
【だが、その先に続く言葉は、また違ってくる】

「ですが………そう。何故、一人だけに負担が掛かるのか?その答えは明白。その一人が、トップに居るからですわ
ならば発想の転換………傘を、一つ設けましょう。負担という雨を傘で受けて、その傘は金の国が支えましょう」

【耳打ちをするノビタを目で追って、それから朔夜の顔に視線を落として】

「そうそう、その前に探偵さんの質問に答えなくてはいけませんわね
復興は日々進展を続け、金の国は過去の栄華を取り戻しつつ有ります
戦果の爪痕は姿を消し、騎士団の武具は光を増し。宝石産業に変わる活路を探っています
然し、今は我が国は、僅かでも兵力は多い方が良い………ブレインは居ても、手足が足りないのです
そう、個人で能力者と戦闘し得る戦力が―――」

【パチン、突然指を打ち鳴らす】
【この行動に、直接の意味は無い。強いて言うなら、その音が意味だろうか】
【言葉を切って、突然の音。単調になりかねない音、慣れた耳と脳を入れ替えて】

「―――利害は、一致する。そう、思いません事?」

…………ちょっと、どういう意味?

「同盟者として、力を貸して頂きたい。そう言っているだけですわ
その代わり、あらゆる苦情も思想への追及も、全ては我が国が受け止める
貴方達は……その正義を貫く障害を、金の国という傘でやり過ごせば良い。そう、言っているのです」

【口にしたのは、表面だけならばそれなりに整っているのかも知れないが】
【少しばかり踏み込んで思案すれば、明らかに利益を自国にのみ誘導する提案だった】
【表に出す看板を、<Justice>から金の国≠ノ張りかえろ】
【余所行きの笑みを浮かべた少女は、言外にそう言っていた】
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/04(木) 23:56:26.70 ID:8b2UwPI0
【公園】
っしょ!
【全身黒い服で決めた少年が、何やら看板を建てている】
【そこには雑な字でこう書いてあった】
「模擬戦協力者求む!練習に付き合ってください」
こんなもんでいいかな…
【いやはや、世の中戦いたがっているやつらは多いものの、ここまでストレートなやつはそういない】
はぁ…どうしたもんかなぁ…
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/04(木) 23:58:52.65 ID:dsimxj20
>>601

よくよく考えてみれば、戦闘に話を挟むこと自体、あまり推奨されることではない気がしますね……
(でも、言葉を挟めば揺さぶることもあるし……)

【それは言っちゃ駄目だ。思ってても言っちゃ駄目だ】
【しかし、本当に思ったことは言っていない】
【非常にどうでもいいが中の人は油繋がりで「ラー油」を想像した】

「ラー」……太陽神!

【威力が計り知れない。もっともこの少女、核融合などの更に物騒なものを考えていたようだが】
【立ち上がりながら、あろうことか、弓をもう一度引きなおす。そこに装填されていたのは】
【右手に持っていた、槍。柄に、銀色の指輪がはめ込まれている】

――えいっ!

【矢を、否、槍を撃ち出した。しかしその狙いは相手ではなく、地面】
【完全に弦から離れる前に槍は地面に突き刺さり、その反作用を利用して、上に跳躍】
【もっとも、こんな動作をした理由は「地上だと滑って逃げづらい」からである】

【空中でも逃げづらい気はするが、これが功を奏して、炎に飲み込まれるのをかろうじて避けた】

熱い、熱いです! ……この場合は「暑い」の方が正しいんでしょうか?

【着地したのは、突き刺さった槍の柄の上】
【流石にバランスを取るので精一杯のようだ(それでも槍の柄に乗れるバランス感覚はなかなかのものだが)】
【また、炎の熱で、かなり精神力が削がれている】
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 00:01:47.45 ID:VZhaxmwo
>>606

そうですね……。ここで、用が済めば、良いんですけれど。

【曖昧に笑って、まだこの教会に逗留すると決まったわけでもないことを、伝える】
【名を教えてくれた少女が、去っていくのをみて、慌てて声を張り、名乗り返す】

俺のことは、クルスと。そう呼んで下さい。
ソロウさんも、お元気で!

【去り行く少女に、別れの挨拶を終えると】
【目の前の建物に、目を向ける】
【少しの深呼吸の後、クルスはその門を叩いた――】

/おつかれさまでした!
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 00:05:31.40 ID:9ep9Uzoo
>>604

……おにーたんは……。

【ぽつり、と】
【青年が言葉を止め、話を終え、俯いてしまった後】
【少女は小さな声で、青年に対し言葉をかける】

…………好きだったんだよね、その子の事。

【一歩、自分から離れた距離を歩み寄って縮めて】
【尋ねる。その少女の事を、どう思っていたのか。例え聞くまでも無い事でも】
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 00:08:50.82 ID:ANgx91Yo
>>609

それは・・・禁則事項です・・・
無言の戦いは・・・つまらない・・・・・・
それに、こうやって言ってると・・・何かカッコ良い気がするんだ・・・
【この悪ガキ、やはりカッコよさを重視している】

・・・ラードにしてたら今頃・・・燃えるどころかぬるぬるだっただろうな・・・・・・
ラーにしておいて正解・・・だ・・・
【ごうごうと燃える炎に焼かれながら言う彼】
【そうしているうちに、炎はふうっと消えて――――油も消えて――】

・・・中々・・・・・・回避が上手いね・・・・・・・・・
良い・・・槍使いだと思うよ・・・・・・でも・・・勝つのは僕さ
熱いだろう・・・! 熱いだろう・・・! ミディアムに焼かれよう・・・ぜ・・・!

・・・・・・そういや、これ・・・自滅だよね・・・まあ良いや・・・・・・持続力が低いよ・・・本当に・・・・・・・・・
【結果、脚の大半が焼け焦げて、先程与えられた複数の傷と合わせて】
【結構なダメージを負っている彼】 【そういえば、胴体や肩等からの出血はまだ止まっていない】

そろそろ・・・大きいの・・・出すよ・・・・・・! 出来たらね・・・・・・ッ
【ラー】 【Next Words is ―――― "あ" or "らー"】 【難しいな・・・と、思う彼】
【ダメージもバカに出来ない】 【何か強い攻撃を・・・まだ立っていられるうちに・・・そう思っているのだろうか】

次の単語・・・単語・・・何にすれば・・・・・・
【考えている】 【脚だけではなく、頭まで熱くなりそうな勢いでだ】
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 00:11:07.42 ID:mD0mmYDO
>>611
…さぁ、な……どうだったのかな…
…ガキの頃だ…そういう事は解ってなかったかもしれねぇ……
【ゆっくりと俯かせた顔を上げ、近付いたルシアを見る】
【その表情は、目は、何も感じ取れず、ただ穏やかで】

…でも…今考えると……そうかもな
…好きだったんじゃないか…そいつの事
【何か、考えて言った訳じゃない】
【ルシアの問いに、思い出した事から導き出した答えを口にする】
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 00:19:12.74 ID:FyIay5c0
>>612

【流石にバランスの限界が来たか、半ば倒れるように槍から降りる】

かっこ良さよりも……重点を置くべきものはあるはずです……
(頭が回らない……)

【熱で相当参っているのに加えて、傷こそ無いがダメージがずっしりとのしかかっている】
【だが、ダメージが多いのは相手も同じ。そろそろ終着の時が見えてきたか】

残念ながら……槍使いじゃないんですよ……
まあ、それはこの際置いておきましょう……。これ以上熱いのは御免です

【どうやら熱さに弱いようだ。今更な上に割とどうでもいい情報だが】


(次に来るなら……叩き潰す)

【何処と無く物騒なことを考えながら、唱えだす詠唱の言葉】
【言葉の意味は分からずとも、大きな攻撃が来ることくらい、簡単に予想がつくだろう】
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 00:29:14.30 ID:9ep9Uzoo
>>613

…………。

【持ち上げられた顔、何も感じ取れない瞳に視線を合わせ】
【じ―――っと見詰めて黙ること数秒】
【ふぅ、と大きく溜め息を吐いて】

……ありがと、お話してくれて。

【にっこりと、笑顔を浮かべた】
【ほんの少し泣きそうになっていたりするが】
【それでも、確りとした笑みを浮かべ、青年の顔を見詰める】
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 00:34:01.39 ID:ANgx91Yo
>>614

・・・たまには・・・いや、まだ二日分の記憶しかないのに・・・
たまにはって頻度じゃあ無いが・・・とにかく、・・・・・・
カッコ良いのが・・・一番良いんだよ・・・・・・僕にとっては・・・
【痛い】 【だが、もっと戦いたい】 【勝ちたい】 【戦いたい】

槍使いじゃあないのか・・・でも・・・良い感じだよ・・・
僕の方が、・・・もっと良い感じだけどね・・・
【彼は――次の単語を考える】 【あ・・・もしくは、らー・・・・・・】
【選択肢は2つ・・・】 【勿論、同じ単語を言うのは無しだ】

そうだ・・・思いついた・・・
一気に締められそうな良い単語・・・でも・・・イメージが・・・・・・
・・・・・・・・・よし・・・OK・・・・・・
【いったい、何の単語を思いついたのだろうか】

詠唱・・・・・・でも・・・・・・僕はもうやる・・・!
――――・・・「アーメン」・・・・・・! しりとりは終わった・・・・・・
【"ん"が付いた】 【もう、しりとりは続けられない――正確には、続けられなくもないのだが、それがルール】
【相手の頭上10mの高さ、相手から見た左方向10mの距離に、それぞれ明るい橙のエネルギー1つずつが集まりゆく】
【恐らく――それから少し経つと、エネルギーの集まりが終了して】
【相手に向けて、同時にそれがレーザーとして発射されるだろう】

【2つのレーザーの速度は同一だ】 【もし、かわした場合は、十字にレーザーが交差して、そしてまた進む】
【進む方向は下と右、何かに着弾したら消える】 【御丁寧に、エネルギーが集まるとき、それっぽい効果音がある】
【エネルギーの位置の把握はそれがあるため、多少楽だろうか】
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 00:34:15.38 ID:7J60Co.o
【街】

もう遅いなあ…………

【大きなリュックを背負った15,6才ほどの少年が、大通りをゆっくり歩いている】
【古いデザインのつなぎ服に鳥打帽をかぶっていて、そこから短い金髪がのぞいている】

お店開いてるかな? 流石にお腹空いてきたなぁ……
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 00:37:25.16 ID:mD0mmYDO
>>615
…どういたしまして……いや、礼を言うのはこっちか
…俺のつまんねぇ話を聞いてくれてすまねぇな
【そう言いながら、ルシアへとゆっくり近付いて】
【出来るだけ近付いたら、目の前で屈み込み】

…………………
【何も言わないまま、自然な動きで】
【ルシアを抱きしめようとした】
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 00:47:12.88 ID:aoUD8QSO
>>599>>607
【ノビタの忠告を聞くも、返す言葉は無い。目線を向ける事はおろか、表情の一つすら変えはしない】
【ただ、す、と懐からメモ帳と万年筆とを抜き出して――――】

「……煮ても焼いても食えそうに無いのは、見た感じで何となく解る」
「義理よりかは打算で動きそう、だな。交換条件が有るか、或いは」

【背後から視線を落とせば見えるだろうか。さらさらと筆を走らせ、要点を纏めつつ】
【筆談で、耳打ちに対して返答する。初対面だが、そういう所には聡いらしく――概ね、同意見らしい】

「……要らん褒め言葉は、十分過ぎる位に回りくどいと思うんだがな。お前も此れに呑まれたクチだろ」

【ついでに、余計な事を一つ書き記して。見かけ通りに口が悪いよう】

……人、だ。蛇は少しばかり古い。歩く足も、頭を庇う手も、今誂えている所だ。
形が悪いなら作り変えれば良いだけの話、態々其方に頼り切るのも気が引け…………嗚呼、済まないが=B

【相手に対しては相槌を交え、同じ問題点に至った事、解決策を講じている事を】
【言動が一々端的に過ぎる朔夜にしては、出来るだけ婉曲に断りを入れようとして――】
【貧相な語彙にも限界が訪れたか、早々に取り繕った上っ面をかなぐり捨てた】

――――まどろっこしいのは嫌いだから率直に言うが、其方に取り込まれる気は無いよ。
確かに風雨は凌げるだろうが、其方のは傘じゃなくて檻だろう。飼い慣らされるのは御免だ。

まあ、此れは只の私見。話半分に聞き流して貰って構わないよ、ご気分を害したなら申し訳無かった。
決めるのはリーダーだ、彼女の意見には従うさ……ただ、時期が悪い。

悪い話じゃないけど、一朝一夕に首を振れる話でも無いね。

【表情は変えず。口調はややフランクな、尚且つ、刃のように鋭い、さばさばとした物に。一国の王女に利く口では無い】
【率直に過ぎる性分に加えて、致命的に足りない我慢強さも相俟り】
【彼女、こういったややこしい相手は大の苦手である。ペースに巻き込まれるより早く、早々に話を蹴って】

同盟を結んだ以上は、飽くまでも対等な関係を築きたいと考えるのは当然の事…………違うか?

【悪びれもせず、斯くの如くに宣った】
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 00:47:55.13 ID:FyIay5c0
>>616

【詠唱の途中に、言葉は挟めない】
【故に、すべての言葉に返ってくるのは、無反応という反応】

(散、威力を跳ね上げる……)
(direction break……)

【そして最後のワード。発動を告げる言葉】

――バースト

【少女の周囲に現れる、文字の形を表した凶器】
【鈍く輝くそれらが、一瞬の沈黙の後、方向を定めずに飛び交う。荒れ狂う】
【勿論その一部は相手へと焦点を定めずに、また一部は、レーザーから影を作るように】
【下手に当たれば、致命傷になりかねない】

【問題は、レーザーを減衰させることは出来ても、着弾扱いにはならないこと】
【物でありながら、物体ではないのだ】
【故に、レーザーが肌を焦がす。あまりの光量に思わず目を瞑る】
【じわりじわりと焼ける肌。それでも、倒れない】
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 00:49:18.30 ID:9ep9Uzoo
>>618

ううん、嬉しかった。
おにーたんの事、私全然知らなかったもん。

【ふるふると首を振って、再びの笑顔】
【昔の事、それも嫌な思い出を話してくれた】
【それを嬉しいと思わない理由は無かった】

――――、おにい、たん……?

【突然抱き締められ、驚いて身を強張らせる】
【何を? という意図の込められた問いが自然と言葉として漏れ】
【為すがまま、抱き締められる】
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 00:54:57.58 ID:mD0mmYDO
>>621
【抱きしめたまま、口をルシアの耳に寄せて】
【静かに、こう言った】

最後かもしれない…俺の話を聞いてくれて…ありがとう

【その言葉を言ってから、軽くルシアの頭を撫でて】
【やがて手を離して立ち上がり、後退りで離れていくだろう】
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 00:58:54.70 ID:ANgx91Yo
>>620

【もう、彼にかわす余力は無い】 【ゴフッ】
【次々と、凶器が命中してゆく】 【ヅサッ】

はは・・・ははは・・・・・・
グランド・・・クロス・・・当たった・・・かな・・・・・・
【だが、彼は笑っていた】 【否、笑うしかなかった】

ふふ・・・ふふふ・・・
サイコー・・・だ・・・戦いは・・・サイコーだ・・・ぜ・・・・・・
【意識が、死にそうだ】 【もう、無理だ】
【でも、良い】 【楽しい】 【最高だ!】

・・・僕はまだまだ・・・死なない・・・・・・
未来に辿り着くまで・・・絶対・・・・・・に・・・・・・・・・
【スゥォウ――】 【彼が光の粒子となってゆく】
【そして、そのまま・・・空へと飛んでゆき、そして何処かへと消えてしまうだろう】

【彼がいた場所には、一枚の小さな板が残される】
【それは、古い古い古びた、しかしとても丈夫でかたい板】
【うまく加工すれば、矢先や槍先やカッターの刃程度にはなるだろうか】
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 01:04:29.59 ID:w.Wb4xgo
>>607>>619
【朔夜の言葉を聞いて、あまり言い返す事が出来ないのをちょっと悔しそうに】

(…言い返す事は、まあできないな…だが実際厄介なんだこれが
織守さんとエルメアさんか、おそらく金の国と提携取りつけた時の交渉の話
カリナトゥスとの会談の時織守さんが終始冷静な態度をとって交渉を行えたのは…)

【このルーミアとの会談の際の失敗が元だった、という話だったか―――などとノビタは昔の話を思い出す】
【それにしてもどうしたことか、彼女のあらかじめ原稿でも用意してそれを喋っているかのようなもの言いが妙に気になる】
【まさに自分たちはそこを理解して問題となっている今この時をどうやって解決するかの話をしていた所だ】

【…だが全てを聞き終って、彼は答えを用意した】

…ああ、オレもNOだぞ答えは…同じく最終的な決定だけはリーダーにしかできないけどな
Justiceは国とか区別せず全部の特に悪いことしてない人々の味方して所属国に関わらず悪事働く奴は叩く
基本、それが正義の組織と呼ばれる奴らの仕事なのであって、オレたちはお国にこき使われるためにいるんじゃない、とオレは思うんだ

(…吟雪はたった今所属メンバー全員で解決していくべき問題だと言っていたからな…よその人間の力を借りたらいけないって事くらいわかる)

…というか、こちらからもう一つ質問いいかな、まずオレ達の力が必要とか今言っていたが…
何か、戦闘人員が必要な事態が金の国で起こっているという事なのか?

【彼女の話を聞いて一つ浮かんだ疑問、金の国の世話になるとかそういう事を考える前に、まずその辺りの事情から知るべきだろう】
【そう考えて、彼は質問を投げかけた】
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 01:06:25.23 ID:FyIay5c0
>>623

【瞼越しにでも分かった圧倒的な光が薄れていくのを感じた】
【焼ける感覚が、次第に無くなっていくのを感じた】
【何より、笑い声が、聞こえなくなった】

――――?
(消えた……?)

【うっすらと開けた目に映った視界に、少年の姿は無かった】
【その場に残された板一枚、それを認識してから、意識を手放し、その場に倒れこんだ】

【尚、大事に至る前に誰かが板と一緒に病院に送ったらしいが、それは別の話】

/お疲れ様でしたー
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 01:09:17.60 ID:7UoruZko
>>619>>624
【ただ一言の拒絶=Aそればかりでは、些かに】
【この少女の笑みを崩すにも言葉を押し留めるにも足りないのだろうか】
【選んで拾い上げたのは、その言葉の内の一つ】

「『決めるのはリーダーだ、彼女の意見には従う』……そう、それですわ
それこそが、組織の長が疲弊を続ける明確明白な理由ですのよ
全てが、リーダーが動かなければ進まない。それをリーダー自身が理解している
そうなればどうなるか?リーダーは、自分から動き続けるでしょう
物事を滞らせないため、それだけに………その結果がどうなるか、分かっていまして?」

「私の案に賛同して頂けるなら、その点が解消されますのよ?
些細な事物の決定は、我が国が引き受けます。貴方達は、重要な事実のみ係われば良い
人員の加入?組織に取り込む戦力?末端の兵士一人に至るまで、トップが目を配る事は有りませんわ
ましてや……兵士が、勝手に問題を持ちこむなんて以ての外
対外交渉を引き受けましょう、宿を剣を貸しましょう。貴方達は戦えば良いのです
……その正義のままに、理想のままに」

【<Justice>の最大の欠点は、織守の言葉が無ければ動けない事に有る。そう、ルーミアは見ている】
【トップが一人しか居ない集団には往々にして有りがちな事。見抜けない程複雑な事でもない】
【そして述べられるのは、それを解決する策】
【但し、乗る事は出来ない策、でも有るのだが】

「今、我が国の国民と騎士団は……火の国の現状に心を痛めていますの
機関が大都市を支配し、近隣住民はその恐怖に曝される。決して、他人ごとでは有りませんわ
ですから……是非、ブレイザーシティを解放して差し上げたいのです。人員が必要なのも、その為」

「対等な、同盟です。貴方方も、機関とは敵対する立場の筈
あの都市を陥落させるには、手勢が足りないのでは有りませんの?」

【最後の最後、取引の道具として持ち出したのは、機関に占領された街の名前】
【小競り合いが続いている事は知られている。だが、大きな動きは無かった】
【それに目を付けた、理由は?】

【尤も、それを考える必要など無いのかも知れない】

………私は、反対するね。織守に持ちこむまでもなく、此処で
こっちはこっちで対策を練って、組織も組み換え始めてる
申し出は有り難いけど………受ける訳にもいかないよ、<Justice>の為には
外から手助けがなきゃ変われないようじゃ、この先やっていけないと思うしね

【この場に居る<Justice>の三名は、反対で意見が揃っている】
【飽く迄この瞬間はだが、反対意見で統一されているのだから】

……金の国に張り付けにされると、他の国で動きにくくなるしね
貴女の騎士団なら、『中のいざこざ』なんてどうにでもなるでしょ?

【本音が今一つ隠し切れていない吟雪の言葉】
【その後は両者とも押し黙り、残り二人の反応を待つ】
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 01:09:34.89 ID:ANgx91Yo
>>625

【ザリッ】

【何処かで、光が集まった】

【また、希望と絶望が産まれた】

/乙でしたー
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 01:26:22.54 ID:9ep9Uzoo
>>622

………………、え、ぁ―――?

【耳元で囁かれた言葉】
【“最後”という単語に、目を見開いて驚く】
【頭を撫でられた事に対する反応もそこそこに】
【離れようとする青年に手を伸ばして】

――――ま、まってっ。

【焦ったように、制止を求める言葉】

/申し訳ない、遅れました……
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 01:30:58.92 ID:mD0mmYDO
>>628
…………………
【ルシアの制止も聞かず、振り向いて背中を向けて】
【まだ何かあるのか、足を踏み出さず…】

……大丈夫だ…多分、最後なんて事はない…
………じゃあ、な…
【それだけ言って、歩きだした】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 01:41:48.22 ID:9ep9Uzoo
>>629

ち、違っ、そうじゃなくてっ!

【青年が背を向けて、大丈夫だと伝えた後でも】
【少女の焦りを帯びた声は止まらず】

【今振り返れば、綺麗に包装された長方形の小箱を持った少女が見えるだろう】
【が、振り返るも振り返らないも青年次第だ】
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 01:45:37.83 ID:mD0mmYDO
>>630
………………
「マスター、どうやら違うようですよ」
【と、ここで今まで空気だったメイドが気を効かせた】

【青年はふと立ち止まり、ゆっくりと振り向く】

……なんだ、それ
【そして、ルシアが持つ小箱を見てそう一言】
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 01:52:41.50 ID:9ep9Uzoo
>>631

ぁ、その……誕生日、プレゼント――。

【「ヨミちゃん有難うっ」と内心感謝の言葉を述べつつ】
【真坂止まってくれるとも思っていなかった為しどろもどろに】
【凡そ一月のズレはあるが、青年の誕生日にと買った其れ】
【「もう一ヶ月位遅いけど」と申し訳無さそうに小箱を青年に差し出す】

【小箱の中身は、銀色の蛇モチーフを同じく銀のチェーンでつないだだけの、簡素なネックレス】
【見た目通り大した値段でもなく、特に特殊な効果の付いた物でもない】
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 01:59:05.23 ID:mD0mmYDO
>>632
…誕生日…?あぁ…そういや少し前にあったな…
【まるで忘れていたかのように呟いて、差し出された小箱を見詰め】
【左手で受け取る】

……ありがとう…大切にする…
【ほんの一瞬だけ、優しく、照れ臭そうな笑顔を浮かべ、ルシアを見て】
【また、背中を向ける】

/すいません!時間的にちょっとやばいので続きを明日に回させてもらって良いですか!?
/もう終わりそうですけど、切りたいならそれでも構いません!
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 02:01:30.46 ID:aoUD8QSO
>>624>>626
【図星だ。確かに、そういった姿勢がリーダーに負担を与えているのやも知れない】
【ふとそんな事が脳裡を過ぎり、深く考え込む。自分の望みは、織守の負担を除く事≠ナはなかったか】

――――そうだな。確かに、あいつに全てを任せ切りでは酷だろう。
このままでは先が見えている。遠からぬ内に、旗は重圧に押し潰される……このままでは≠ネ。
そうならない為に態々此処で雁首揃えてるんだよ、オレ達は。有り体に言えば、大きなお世話だ。

更に言うならば、ウチのリーダーが誰かの息の掛かった道を進みたがるとも思えない。

【……いや、違う。仮にこの申し出に従うとして、果たして織守は其れを望むか】
【組織としてのJustice≠ヘ、これまでの通りに立ち行くか――――偏に、問題は其処であって】

だから、さ……願ってもない申し出だが、独断で蹴らせて貰うよ。
只でさえやるべき事が多いのに、この上ややこしいしがらみまで抱え込むのは御免被る。

【答えは言うまでも無く、否≠セ。言葉が無くとも、頭の意を酌む事は出来る】
【その程度の付き合いは有るよ、と――一方的ながら、彼女は内心自負していた】

(大体、自国を放っといて他国の街をどうにかしようって考えが理解出来ない。……単に出汁に使っただけ、か?)

人形師と人形が、対等な関係……か。
ところで、吟雪――――「中のいざこざ」が何だって?

【対して、本音を隠そうともしない朔夜。「良い眼鏡屋を紹介してやる」と言いかけて、慌てて口を噤み】
【咄嗟に話題を切り替えようと、吟雪に助けを乞うた】
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 02:04:35.65 ID:9ep9Uzoo
>>633

……ん。
今日は色々、ありがと。

―――またねっ。

【プレゼントを渡してしまえば、呼び止める理由が無くなる】
【本当はもう少し話をしたかったりもするが、時間も時間】
【結局、話をしてくれた事に対する感謝の言葉を述べるに留まり】

【再び向けられた背に、再会を願う言葉を送り】
【少女もまた青年とは別の方向へと、駆け足で去っていった】

/な、長引かせてしまって申し訳在りませんっ
/きりも良いと思うので、この辺りで終わりと言うことで――お疲れ様でしたっ
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 02:07:21.51 ID:mD0mmYDO
>>635
/乙でしたー、すいません
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 02:09:48.24 ID:w.Wb4xgo
>>626>>634
【…と、ルーミアの言葉に口を尖らせて反応する】

…ああ、何か最近そのセリフを何度も見た…というかオレが多く多用してる気がして違和感があったんだけど…まずはそれか
スマンなルーミア、やっとわかったよ…そして吟雪、鈍くて気付かなくて悪かった…で、そう意味でも…オレたちはルーミアの世話になるわけにはいかない
【とりあえず最後の言葉を多少小声で…吟雪にしか聞こえない程度にぼそりと告げる】

(火の国か…まあ、確かに人員は必要ではあるけどさあ…
でも…策は一応ある、荒技で危険なのしか思い浮かばなかったがな)

【だがそこで朔夜の言葉に少しハッ、とする】
【今、吟雪が口走った言葉、そちらこそが真の『Justiceを取りこもうとした理由』か?】

……………

【ここで口は出さない、自分もその質問の答えが気になるからだ】
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 02:17:56.95 ID:7UoruZko
>>634>>637
【話題が「中のいざこざ」に変わると、ルーミアは体ごと吟雪の方に向き直る】
【きっと、笑顔は継続しているのだろう。声の調子も余り変わらず】

「……御心配なさらずに。先代の団長が死去してより、少々混乱が続いていましたが……
それも、数日内には解決する見通し。全く、問題有りませんわ
彼女が亡くとも、我が国の騎士団の戦力は未だに保たれている。何も、問題有りません
それこそ、貴方達が考えなくても良い些細な事物です」

「………≪ネル・ナハト≫の動乱がなければ、そもそも起こりもしなかった事ですが」

【最後の一言を言いたいが為だけに、身体の向きを変えていたのだろう】
【また直ぐ、ノビタと朔夜の方へ向き直り】
【いや、その先、適当な建物の壁へ目をやって】

「上の意を酌んで己の裁量で行動出来る
その様な臣下は、得ようと思って得られるものでは有りません
偶然に得るか、そうでない臣下がそうなるか………」

「然し、私はこうも考えます。上に立つ者が決して折れぬならば、臣下は手足を存分に動かせる
頭を使う事などに労力を裂かず、思う様にその力を振るう事が出来るのです」

【真っ直ぐ、壁へ向かって歩き始める】
【正面衝突寸前で壁に足を当てると、今度は壁に垂直に立ち】
【まるで地面を歩くかの様に、かつかつ靴音を立てて壁を登っていく】

「………私の下でなら、全ての兵士が、その力の十割を発揮できる
この言葉を覚えておきなさい、勇敢なる我が国の同盟者達」

「それでは、ごきげんよう」

【別れの言葉を告げて、壁を上へ上へ】
【このままならば、やがて屋上に姿を消すだろう】

【その過程を見上げながら、吟雪は小さく】

…………あれ、嫌い

【本当に小さくだが呟いて】

………兎に角、方針は決まった。後は、動くだけだよね?
私としてはさ、織守に持ちこんだ時には、もう実行出来るようにしておきたいんだよね
それぞれが、<Justice>の面々に有った時に、自分達の口から話して
後は、「やれ」の一言だけで全てを動かせるようにしちゃいたい。そう、思うな

【ルーミアの長話に疲弊したのか、普段よりも一段疲れた様な顔】
【それでも、此処から先の方策を、最後に確認しようとする】
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 03:12:31.10 ID:aoUD8QSO
>>637-638

…………そう。

(数日中に解決する=\―――か。確かに何等かの問題は発生してる、と見て良いってコトだよな、其れ)
(……脚が治り次第、出向いてみるか。一応、同盟関係は有るんだし)

【信憑性の有りそうな事柄のみを反芻し、ふむ、と小さく鼻を鳴らして】
【最後の一言を聞くと、ノビタに目配せして肩を竦める。次いで告げられた言葉については、考える事もせずに口を開いて】

後者だ。紛う事無きあいつの才能だよ。
頭を使わされてる訳じゃないさ、こっちは好き好んでやってるんだ――リーダーの為に、な。
そも、前提が間違ってる。オレとあいつの関係は、臣下と主君なんて単純なもんじゃない…………。

最後に、一つ。
お前に兵士の十割が引き出せても、人で無しの十割は、引き出せない。
覚えとけ、聡明なる&P君……縁が有ったら、また何れ。

【即答。べた褒めと言っても良いだろう、語る表情は何処か誇らしげでも有った】
【「下手に賢いから、解らないんだろうな」……等と、心中で胡乱げな思考を巡らしつつ】
【去り際のルーミアへと、挨拶と非常に解りやすい皮肉とを吐き捨てて】

――――……同感。

【くすり。吟雪の言葉を耳に留め、小さく笑うと】

問題無いよ。取り敢えず、見掛け次第片っ端から説明して……其れで良いんだろ?
簡単さ。あれに比べたら可愛過ぎる位だ。

【此方も疲れたのか、げんなりとした顔を見せつつ、溜め息混じりに大口を叩いた】
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 03:19:39.92 ID:YyRpZZko
【路地裏】

いけねもう1本回収し忘れた……と、どこだ

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【無難な半袖無地のシャツに迷彩柄のチョッキを羽織り、手には指穴の空いた黒い手袋】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【ナックルガード付きのナイフを鞘に収めズボンのベルトに2本掛けた少年が暗い道を歩いている】

懐中電灯でも持ってくればよかったな
ナイフーナイフー出て来いやー……・まあ言って出てくるわけもなく

【見る限り聞く限りではナイフを落としたらしい】
【そしてよく見れば少年の近くの壁にナイフが突き刺さっている】

むう……朝まで探すのは流石にダルいぞ、どうするか……

【立ち止まって狭い空を見上げて困ったような顔で見えもしない月を睨む】
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 03:21:37.44 ID:w.Wb4xgo
>>638

(そうかな、レティシアさんを失ったのはあんたにとっては痛いんじゃあないのか…?
つか、アンタの下にいたってこれといってモチベーションがあがるわけでもないし、メリットはないな)

【などと邪推こそしたが…とりあえずそう告げて去っていくルーミアを見て…その小さな呟きを聞き】

オレも…『苦手』だな

【ともあれ自分もすでにその方針に賛同しているのだ】
【彼女の言葉に応じるまでもなく吟雪、朔夜の顔を見回して了解した事を確認させていく】
【メモにも書き込んですでに用意も出来た】

…もちろん今この時から動く用意はできてる
この手で織守さんの負担が少しでも軽減できるってぇなら…いくらでもやってやるさ
とりあえずあのクドクド姫様にいいように扱われるくらいなら…絶対自分たちから動いた方がいいに決まってる

【本当、苦手なんだよなあ、とぶつくさ呟いた後、彼は吟雪の顔を最後にまた見る】

…さっきは、考えなしな事言って悪かった、みんな好き好んで、自分が信じたいと思った織守さんのために必死に戦ってるのにさ
そんなみんながあのお姫様の下に着くような事になっちまったらそれこそ…心配事項にしかならない
この現場指揮制度…絶対通して全員で肩合わせて戦っていきたいと心の底から思ったよ

…そろそろ、解散かな
じゃあ、オレはそろそろ行く…お二人とも今日はありがとう…朔夜さんも早く脚治るといいな

【ルーミアの登場がよほどぐったりさせるほどのストレスをかけたのか、かなり疲れ気味の様子のまま、去って行った】
【←To Be Continued...】

/乙でしたー
/お、お先に失礼…
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 03:24:08.30 ID:7UoruZko
>>639>>641

同じ理屈屋でも、あの刺青の方がまだ楽だねー
あのお嬢様口調?あれが駄目。無理。疲れる

……ってそれはどうでも良いや
兎に角、方針は決定。やる事も決定
私は私で動くし………そうだね、まずは武美に打診
武美が無理そうなら、私が代わりに『補佐』の位置を受け持つかな
後でもっと良い感じの人が来たら、そっちに譲る感じでさ
朔夜は、エルメアに話を持ち掛けてくれればいいだろうし……
ノビタは、そうだねー……ん、とりあえず自分の所のは、お願いしたいな

【とりあえず、見かけたら片っ端。それは正しい認識だが】
【その中でも特に急ぐべき相手を、一応指名しておく】

【それから、不意に】

………私さー、其処までお酒に強くないんだ。弱くもないけど
だけど、近くにいて飲める人っていうと……
あの若隠居は飲み過ぎで付いていけない、刺青の方は話が盛り上がらない
シオンは一杯でグデングデン、武美も変な方に暴走するし
織守と、香美那とくらいしか、丁度良く飲めないんだよね

【関係無い方向に話題を飛ばし、他人の酒癖を評価して】
【最終的に落ちつくのは、この帰結】

……飲む相手が沈んでると、つまらない
頼むよ、二人とも。出来るだけ早く動きたい

【三者三様、思いの丈は、言葉は違えどきっと同じだろう】
【硬く握った右の拳、ぐっと前方に突き出して】

【そして、トーンと地面を一蹴り】
【近くの建物の壁へと飛んで、それもまた蹴って高く高く】
【夜の街の中へ、姿を消して行く】


/おうさー、ノビタの人は御先にお疲れ様でしたー
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 04:13:47.82 ID:aoUD8QSO
>>641-642

そう気に病むなよ、信太。間違いは誰にだって有る……まあ、仕方ないさ。
そんな事は割り切って、これから≠考えるのが先決だ。差し当たっては、早いとこ此れを通しちまおう。

応、ありがとな。
【ぱたん、メモ帳を閉じて万年筆と共に仕舞い込み、口の端を曲げてノビタへと笑いかけ】
【激励の言葉を一つ、次いで吟雪へと向き直れば】

仕事仲間にはしたくないタイプ、だな。口調はさておき……。
取り敢えず委細了解。お前が気持ち良く呑めるように、尽力させて貰うさ。

――――余談だが、まあ、オレも其処まで弱い方じゃないし……その時は、混ぜてくれよ?

【快く応じ、軽く左手を振って見せ。きぃ、と車輪を軋ませて】
【涼しい笑みを浮かべてそんな事を告げると、踵を返してその場を遠ざかる】

………ライバル≠ノ潰れられちゃ張り合いが無いよ、なぁ?

【残された刃は霧に還ると、風も無いのに朔夜に追従し――――暫くして、彼女共々見えなくなった】
//長時間お疲れ様でしたー……。
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 04:24:00.53 ID:7UoruZko
>>643

「………やはり、外に置いたままにしたのは失策だったわね」

「まだ未熟なうちに完全に取りこんでおくべきだった、失敗したわ」

「いいえ、構わない。きっと、これから先は上手くやってみせる」

「その為にも……………―――」


【翌日、おそらくは夕ごろ】
【テレビニュースなら、数十秒の尺。新聞なら、小さな囲み記事】
【然程珍しくもない、小競り合いについての情報が載る】

【「一部過激派市民団体、代表者が逮捕」】
【「代理人によれば、当該団体は解散を決定したらしい」】
【「団体の主張は、『無能な王族から市民の手に政治を』………」】

【金の国についての、小さな小さな記事だった】

/お疲れさまでしたー
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2010/11/05(金) 18:00:20.39 ID:YQMoEKQo
【大会会場】

───大会参加者、大会参加者の皆様にお知らせです。

予定通り、ただいまより大会予選を開始します。

予選会場は金の国全域、予選期間は 11/7(日) 24:00までです。

また、予選期間中に限り、飛び入り参加も歓迎させていただきます。


────では、"第九回大会"、予選開始ですッ!!


【水の国に在る会場より出された開始の合図が、全国に響く───】

【"第九回大会"は始まった──各々で自由に投下し、また突撃し、星を賭けて争って欲しい】
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 18:02:25.77 ID:ycwporYo
【予選会場――金の国、森の中でもひらけた、湖のある場所】

・・・

18時になった・・・・・・予選開始か・・・頑張ろう

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年がその畔にいる】

【彼の手には、5つの☆バッジが握られている】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 18:08:12.66 ID:6WS4VVs0
>>646

お〜もう始まったか。

【全身、黒い服でまとめた少年がつぶやいた】
【身長は低く、小学生のようにも見える】
【なぜか、背中に鍋のふたを背負っている】

お前参加者?
なら早いとこ始めようよ。

【その手には五つの星バッジ】
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 18:09:02.73 ID:aujJecSO
【金の国…エルポタの森】
さて…予選が始まったか
【背中に大剣を背負い灰色の長い髪に緑のジャージを着て眼鏡をかけて、首に黄色いペンダントをかけ】
【腰に黄色い石が装飾された斬れないように刃のつぶれた西洋剣をおさめた小さなナイフの装飾のついた鞘と深緑色の簡素なフォルムをした拳銃を装備した】
【18歳くらいの女性が木によりかかってる】

【胸には大会参加者の証の☆が5つある】

(今回は予選突破できるかな?)
【心の中ではドキドキである】
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 18:13:48.31 ID:ycwporYo
>>647

・・・まあ、そうだな・・・俺は大会参加者だ
そして・・・その言い方、察しなくてもお前の目的は分かった
【少年の声に気づき、その方向を見て】

――OK、さっさと始めようぜェ〜、善は急げってよく言うしな
【その場に、5つの☆バッジを置いて――】

ただ・・・ちょいと、先に準備させてもらうかな
【彼は、まるで嘴のような形状の口を持ち、体系は人間に近く、爪は人間よりやや鋭く、尻尾があり】
【鱗は緑青色で、短めで同じ緑青色の羽毛が生えており、皮は海色で、同じく短めで同じ海色の羽毛が生えており】
【目の虹彩や爪、口内は朱色で、後頭部には羽毛が集まってできた6つの角が逆三角形状に滑らかに並んでいる龍になる】

どォーも・・・この姿じゃあないと戦い難くてな
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 18:20:23.63 ID:6WS4VVs0
>>649

話が早くて助かる。

【そう満足げに言う】

ん?☆五つかけるのか?
できれば少なくかけたいんだけど…

【そこまで自信が無いらしい】

…のわっ!

【彼は、まるで嘴のようなけいz(ry】

(怖ぇ〜!何か龍みたいなのになってますからァ〜!聞いてねぇぞおい!)

【はは、パニックになってるよこいつ】
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 18:26:07.40 ID:hGaCXeco
【金の国、公園にて――――……】


(参加、したのは良いですが――――……正直言って、あまり良い思い出が無いんですよね……)


【紫苑色の長い髪の後方を三つ編みにし、一つにまとめ腰の辺りまで垂らした
白いオフショルの長袖のトップスに純白の手袋、両手首にかけた黄色いリングそして黒いレースのミニスカ
やや濃いめの紫苑色のニーソックスからみえる脚線美が素晴らしい巨乳の少女が少々憂いた表情で立っている】

【誰を待つわけでもなく、ただ静かに立ち尽くす彼女は、壱つ、ため息をついて】


……いえ、思い出とは作るもの、今回の大会で今までの思い出を乗り越えるとしましょうか――――……


【ぐっと、右手を握って、なにやら決意をしているご様子】
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 18:27:18.46 ID:ycwporYo
>>650

ちょっとまってくれ・・・誰も5つ賭けるとは言ってねェーぜ
そうだな・・・まあ、初戦だ、堅実に1〜2個を賭けたいと思うが・・・どうだ?
【右手の人差し指を立てて】 【左手の人差し指と中指を立てて】
【それらを、相手に見せてそう言う】

・・・おいおい、驚かないでくれよ
大丈夫だ、・・・はっきりと言う、俺は人間に毛が生えたレベルの強さの龍だということを!
けけけッ――まあ、始めようぜ
【その言葉を信用するか否かは自由だ】 【ちなみに本当らしい】

まずは・・・じっくり行こうじゃあないか
【彼は、全身に空気の鎧を纏った】 【ついでに、コートを脱ぎ捨てた】
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 18:37:29.65 ID:6WS4VVs0
>>652

そうだな…自信ないし一個でいい?

【そう言って人差し指を立てる】

いや…いきなりだからつい…
へぇ〜(つまりどんぐらい強いかがわからねぇ〜!例えがまずわからん!)

【ちなみに彼は龍を見たことが無い】

…お手柔らかにお願いしますよ

【そう言って構えた】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 18:45:08.95 ID:ycwporYo
>>653

・・・オッケー! 一個賭けで戦おう
【そう言い、同意の意思を見せる】

ああ・・・まあ、"何時もの癖"で変身してしまったからな
正確には違うが、――――それはともかく・・・驚かせてしまってすまんよ
【こうは言っているものの、特に最後の方――棒読みだ】
【・・・全くもって、申し訳ないと思ってはいないようである】

――こちらこそ・・・お手柔らかに頼むぜェ〜ッ
【彼は、圧縮空気球を2つ生成しながら、少年との距離を取ろうとバックステップを3回】
【ちなみに、池からは、およそ1mの距離を取っている】 【そして】

まずは小手調べだッ! ――[圧縮空気刃]!
【圧縮空気刃を1つ生成し、少年の右脚に向けて飛ばす】
【速度は中々だが、威力は控えめだ】 【また、防御力は皆無に近い為、ちょっとした攻撃で簡単に消えるだろう】
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 18:45:24.85 ID:vFCc5jYo
>>651
/まだ居るでしょーか?
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 18:46:43.15 ID:hGaCXeco
>>655
/Exactory!
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 18:51:33.30 ID:J/CSbOwo
【金の国──街中】

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女が歩いている】
【そのウェーブがかった金髪はラメ入りのヘアゴムによってポニーテールに纏められていた】
【少女の着ているショコラ色のクラシカルなワンピースは、ふんわりと下の部分が膨らんでおり】
【白いチュールの上に何種類ものレースが施された上品な装飾が首元から胸元を飾っている】
【腰の後ろの方では、ワンピースと同じ色のリボンが大きめにきゅっと結ばれており】
【そのリボンの端に加えてスカート裾や袖の辺りにも控えめに白のレース飾りが彩りを加えていた】
【彼女のはいている黒いワンストラップシューズもまた、どこか落ち着いた印象を与え】

──なんとしてでも、勝ちぬかなければなりませんわ、ね。
アポロニア様との約束を果たす、いい機会ですから。。

……。……。。
よい成績を残せば──少しはジョン様も認めてくれるでしょう、か。

【彼女の右人差し指にはめられている紅い石の指輪と、首に下げているチェーン付のコインが時折鈍く光を反射する】
【左胸には☆が5つ──】
【このような風体の少女ではあるが、間違いない。大会参加者の1人だ】
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 18:51:43.94 ID:6WS4VVs0
>>654

それじゃあ一個がけで

【安心した様子だ】

そうか…
大丈夫だ、少し驚いただけ…

【結構ビビってたくせに】

ああ…よろしく

【あいての攻撃に備える】

(見えない刃!?…とりあえずここは…)

【そう言って地面をける】
【その瞬間足元に緑色の衝撃波の塊のようなものが生まれ、刃に向けて進みだした】
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 18:52:50.61 ID:vFCc5jYo
>>656
/絡んでも良いかな?答えは聞いて無い

【こつ、こつ】
【軽く響く足音。小さくも無く大きくも無い、至って普通な足音】
【それが胸に脂肪を携えた少女に近づいて行く】

いや久々に着て見れば楽しそうな事してるじゃあ無いか
おいちゃんお祭りは大好きでね

【何とも気の抜けた声。それはきっと、彼女にかけられたもので】

つーわけで、おいちゃんも混ぜて貰おうかな。
懐かしい顔にも会えた事だし

【草臥れた青味の強い紺の2つボタンの着いたスーツとセンスの悪さを象徴する黄色いネクタイを着用した坊主頭の青年が、姿を現わす】
【足音を鳴らす真新しい白いローファーがよりセンスの悪さを際立たせていて】
【思わず踏んでしまったのか少しフレームの歪んだ上縁メガネをかけ、その奥の双眸の下には深い隈が出来ている】
【0.5mmしかない毛髪は最早頭皮を隠しておらず、ネクタイの位置を気にする右手は見れば深爪で】
【ボタンは上側だけ止められており、ワイシャツもズボンから出ている】

【左手をポケットに入れて当ても無く歩く姿は…無防備以外の何でもない】
【胸には―――5つの☆のバッジが輝いて居て】
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 18:55:41.74 ID:aujJecSO
>>657
……大会参加者か?
【ユラリと現れる一人の影】

なら戦わないか?
【背中に大剣を背負い灰色の長い髪に緑のジャージを着て眼鏡をかけて、首に黄色いペンダントをかけ】
【腰に黄色い石が装飾された斬れないように刃のつぶれた西洋剣をおさめた小さなナイフの装飾のついた鞘と深緑色の簡素なフォルムをした拳銃を装備した】
【18歳くらいの睨むような目つきの女性だ】

【胸には大会参加者の証の☆が5つある】

【ついでに心の中では】

(あぅ…緊張する…)
【ガクガクブルブルだったww】
【まあ表情には一切出てないが】
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:01:48.17 ID:hGaCXeco
>>659

【声に惹かれて、まるで操り糸を手繰られるように、彼女はそちらへと振り返った
寸刻、固まる表情は――――……きっと、幾重の感情が混じった、閃光にも似た、一瞬で】


それは良い事を聞きましたね、是非――――また別のお祭りにでも、二人きりで愉しみたいものです
――――尤も、いくら未来の話をしても、仕方ありませんね


【直ぐにその表情は微笑へと変わり、貴方へと向けられる
僅かに身体を傾け、そちらへと真っ直ぐに向く――――……ふわりと舞う三つ編みは
猫の尻尾のように揺らめき、彼女という存在を飾り立て、印象付けるかもしれない】

【彼女もどこからか封筒を取り出し、中から☆のバッジを五つ、取り出した】

【白い手袋に広がる五つの煌きは、その存在感を強調させるが如く
彼女の小さな手のひらの中に在っても、強く強く、輝き続ける】


さて、星の数はいかがなさいましょうか?
私個人としては、二個程度が相場かと


【彼女の手のひらから二つ、☆が打ち上げられ、それをもう一方の手が
パシンと音をたてるが如く、掴んだ】

【声を聞く限り――――まるで、穏やかな水面のように、彼女の感情には何の漣も無い様に感じる
しかしながら、かみ殺しても、にじみ出る、微笑みはきっと――――……喜んでるから、貴方の――――邂逅を】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:01:58.90 ID:J/CSbOwo
>>660

──答えは1つしかございませんわね

【声を投げかけられ。金髪の少女は小さく口元を歪める】
【浮かべた表情の意味は自信か、それとも不安の裏返しか】

【少女が台詞を紡ぎ終えるその前に──】
【「選択肢などない」とでも言いたいかのように、少女の姿に変化が起こる】
【ぱぁあ、と彼女の服が赤色を帯びはじめたかと思うと】
【靴に、炎のように赤い小さな羽根が生まれ】
【左腕には、炎をデフォルメしたような小型の盾が取り付けられ】
【胸元に、蝶々を真似たブローチが表れる】
【そして彼女の足元に、彼女を中心とした直径1mほどの炎の円が一瞬浮かび上がった】

……ベットする星は、いくつをお望みでしょうか?

【大会初戦──】
【戦いの駆け引きは、既に始まっている】
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:02:07.88 ID:ycwporYo
>>658

/おっと、描写不足すみません、圧縮空気刃は一応見えます

なら良いけど・・・まあ、別に戦闘には関係ないだろうしね
【自らが飛ばした圧縮空気刃――牽制程度にしか考えていないようだが】
【その刃と、衝撃波の塊のようなものが衝突した場合――】

【まず最初に、圧縮空気刃は即滅するだろう】
【前述通り、強度は皆無に近いからである】

【次に、その衝撃波の塊のようなものが、圧縮空気刃を消した後も残るならば】
【彼は、それの動きをしっかりと見極めようとする】

・・・ふゥゥウウ〜・・・落ち着いて、だがしっかりと・・・・・・
攻撃を当てる準備をしなければな・・・隙は極力見せたくない・・・が・・・
火力を得るには、隙も必要だ・・・そことの兼ね合いを上手くしなければな・・・――
【様々な結果問わず、彼は、圧縮空気球を3つ生成して、自らの周りへと浮かせる】
【圧縮空気球――5つ】
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 19:04:20.77 ID:7UoruZko
【金の国中心部】

うーっし、始まった始まったぁ!!
喧嘩やるにゃあ良い口実、ってえ奴だねえ全く
さーあさあ、威勢の良い馬鹿は居ないもんか……

【通りのど真ん中、どっかりと胡坐をかいている者が一人】
【通行の邪魔だとか、そういう事はもう気にしていない】
【何せただいまは大会期間、その程度の迷惑は承知の限り】

……近くに聞いてる奴が居るなら出て来なあ!!
大会だなんだと格好付けようが、結局やる事は一緒なんだ!!
『櫻国無双の独角酒天』、伯陽長 幻舞が相手をするよ!!!

【190cmを越える身の丈、額には30cm程の一本の角】
【腰から爪先までを覆う鋼の鎧、両腕を肘まで覆う獣の革の籠手】
【虎と龍が睨みあう法被、襟から胸元にかけて金糸で綴られた『櫻国一之大剛成』との刺繍】
【その上に、前を止めずに重ねた羽織、背中に大きく『櫻』の一文字を染め抜いて】
【3mの柄を持つ大斧をその肩に担いだ女】

【その羽織りの胸元には、大会参加者を示す☆バッジが5つ付いていた】
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:08:37.74 ID:aujJecSO
>>662
…………そこは望むところですわとか言って欲しかった
【なんか落ち込んだΣ( ゚Д゚)】
【止まり、相手と一定距離をたもちながら】

じゃあ…2つでどうだ?お互いまだ5つだしな
【そう言いながら右手で西洋剣をぬく】
【西洋剣にはモワモワとした魔翌力がまとわり始め、それがバチバチとした魔翌力に変化し始める】

(……相手は炎使いかな?最初でいきなりペルソナ使おうかな?どうしようか…)
【まずは相手の様子を見ながら】

……で名前は?
私は愛野海里(あいの かいり)だ
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:10:53.18 ID:6WS4VVs0
>>663

/あ、見えるんですか。了解しました。

(今の空気の刃…そこまで威力は高くなさそうだな、増幅なしの『カタマリ』で消せたし)

【元の構えに戻る】
【『カタマリ』はそのまま進み続けてどこかへ行ってしまった】

(空気の玉が五つ…また刃か?)

【用心していつでも防御できるように備える】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 19:11:20.13 ID:HteUneMo
【金の国/剣の丘】

【地面に突き刺さる剣群 形状の統一されたそれらは王家直属騎士団のもの】
【現実的モチーフを取ったフラクタルが視界を埋め尽くす光景は、多くの者の心に何かしらを訴える】
【言葉に出来ない衝動を覚えて、しかしこの場を二度訪れる者は、一般人には殆んどいない】


【その丘の最も高いところ―…の上に少女が座っていた】
【剣の柄の、さらに上 何も無い空中で脚を組んで座っていた 地面からは3mほどだろうか】
【右手を顎に添えて、ただぼんやりと剣の墓標を眺めている】

【短く切り揃えられた茶髪 根元に綺麗な黒が残っていることから染めたものなのだろう】
【淡褐色の大きな瞳には精力が溢れている ボーイッシュな顔立ちの、身長130cmに満たない少女】
【白のTシャツの上に薄緑のパーカー キュロットスカートは白とピンクのチェック柄】

【胸元には、大会参加者であることを現す、5つの☆バッジ】


【よく見れば分かるだろうか、正確には分厚い本を椅子にしている】
【新共同世界訳/注解・索引付き:初版  ようするに、”聖書”だ】

【持ち主に限り重さを軽減する魔術をかけたり、魔術・物理の両方に対して簡易結界を張ってあったり】
【障害者への配慮が魔術への好奇心に変わってゆき、結果としてコストが膨れ上がってほとんど売れなかったもの】
【”教会”関係者であれば、知っているものがいるかもしれない――黒歴史として】
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:12:24.16 ID:vFCc5jYo
>>661

別の祭りか。
何か君の口から聞くと全部卑猥に聞こえる不思議な現象をおいちゃんは現在進行形で体験してる訳だが

【ハッハッハ、と愉快そうに笑って見せると】
【右手が己の胸の星を“全て”掴み】

祭りに出し惜しみは無し!
出店の風船のオモチャを買うが如く無駄遣いしないと勿体無い!

【不敵な笑みを見せながら、掴み取った星を全て―――毟り取る】

さ、生まれ変わったNewおいちゃんを見せてあげようじゃないか
そして楽しもうじゃないか。

この再会と戦いの祭りを、ねぃ

【ニヒッ…笑んで見せて、彼女へ☆を象ったバッジを、地面へそっと置いて】
【其の儘。だらりと腕を垂らして……構えた?】

/久々の戦闘、至らない点も多いと思いますが宜しくお願いします
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:18:48.37 ID:ycwporYo
>>666

(やはり・・・圧縮空気刃では威力不足なのは確定的あき・・ほぼ確実だな)
(だが、大地の鎧を活躍させるためには・・・相手の状態や、能力を把握しなければならない!)
(――・・・此処は、じっくりと、――だが、スピーディーに・・・・・・行こう)
【衝撃波の塊のようなもの――『カタマリ』が、何処かへと言ったことを確認し】
【相手は、攻撃こそはしてこないものの・・・防御体制を取っていることを考慮】

ちょいと・・・頭を使ってみようかなッ
まあ・・・これは、相手の戦闘スタイルに依存するが・・・
【圧縮空気球を3つ生成し、その内の2つを自らの足首の手前へと移動させようとし】
【同時に、その圧縮空気球を変形させ、圧縮空気刃とした】
【すなわち、彼の手前、足首の高さには――圧縮空気刃が仕掛けられようとしているのだ】

(相手が何を使って何で攻撃するか、まだ情報が不十分だ――)
(下手に大きな行動を取ると、鎧とも相まって非常にデンジャーだッ)
【そして、設置が終わったら、彼はバックステップを取るだろう】
【もし、何らかの方法で設置に失敗した場合は、違う行動を取る】
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 19:19:08.86 ID:hGaCXeco
>>668

【中の人と違って(←ここ重要)彼女は意外と下ネタ関係が苦手である
その為、彼の発言に対し、心に起こる、揺らめきは、くっきりと彼女の表へと波状を広げる】


な、なっ――――……何を!!


【きゅーっと顔を紅くし、やや震えたソプラノの旋律を紡ぐ眼前に、事前に
むしりとられる、全ての☆=z

【何を言うんですか――――……続きのスコアは書き換えられ
それは言葉になるわけでもなく、ぐっと、彼女の白い咽喉に飲み込まれた】


……ここで、反対するのは、無粋というものですね――――……
貴方が脚が砕けるまで踊ると言うのなら、私もお供するとしましょう


【更に三つ、彼女の手に残った☆は、もう一方の二つの☆と一緒にされ
前かがみに、地面に置かれ――――……ふんわり、と彼女の顔が上がる】


――――……尤も、憑いてこれるなら、ですけどね


【クスリと微笑む彼女は、軽く構える】


/コチラこそ!
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:20:58.03 ID:J/CSbOwo
>>665

ふふ、申し訳ございませんわ
星2つ──私も異存はございません。

【落ち込む相手を見て、ほんの少し悪戯な笑みを浮かべる少女】
【ふわりと浮かんだそれは、これから戦いが始まるという場面にはそぐわぬものであり】

海里様……よろしくお願いいたします。
私の名はエルネスティーネ。
よろしければ、エル、と。そうお呼びくださいませ

【名を名乗った相手に習い。少女もまた己の名を紡ぎ】
【ワンピースの裾を軽く摘んで持ち上げて膝をちょこんと曲げる、西洋風のお辞儀をした】
【その直後──】
【夕闇から夜闇へとかわりつつあったその場が急に明るくなる】
【まるで黄昏時のようなその灯り──光源は、エルと名乗った少女から】
【どうやら戦闘態勢に完全に入ったらしい】
【エルの周囲には、まだビー玉ほどの火球が10球。くるくると彼女を彩るかのように舞い踊っており】
【更にその火球から零れ落ちたのか。小さな小さな火の粉がぱちぱちと明滅していた】
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 19:25:09.94 ID:D6TwQqko
>>664

 っとうあァー──ッ!

【──すたっ。突如、三日月から滑り落ちてきたかのよう、】
【上空から彼女の前方数mの地へと、一つの人影が降り立った】

【伸脚の如き体勢で片手を地に付けた状態から、ゆっくりと顔を起こしたその人物】

──風が啼く、月が泣く……そして今宵は鬼が哭く
グレートマスク・ザ・ウロタ──見参

【──真っ白な全身タイツに、ポーチの付いた赤いベルト】
【山吹色のグローブとブーツを着用し、同色のマフラーを夜風に靡かせ】
【額に太陽のマークの付いた白いターバンと覆面、その上からサングラスをかけて、長剣を一振り背負っている】

【そして、その最大の特徴として──】
【全身至る所に、電飾の如き『ビー玉』が散りばめられていた】

 【その声こそ若者のようであるが、それ以外の素性は一切不明】
 【つい最近聞き覚えがあったとしても、それはきっと気のせいで】

……良く響く声だったから、探し回る手間が省けた
さあ。不肖ながら、この僕が初戦の相手を仕ろう

【──キラン。右胸の☆五つが、僅かに煌いて】
【ゆっくりと立ち上がったその人物の瞳は、真っ直ぐに彼女を見据えていた】

//まだいらっしゃいますか?
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:26:02.22 ID:6WS4VVs0
>>669

/そっちの足元に空気の刃をセットしたってことでおk?

(相手がどんな攻撃をしてくるか、全貌をつかめたわけじゃないが…おそらく遠距離がメイン)

【足元に落ちていた小石を拾うと、またもとの防御姿勢を取った】

(単純な技だが…まずは準備完了だ)

【石を拾っている間に、相手が空気の刃を設置したのに彼は気づいていない】
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:29:18.68 ID:aujJecSO
>>671
んじゃあ……始めるか。エル
【雰囲気が変わり、闘気や威圧などを放ち】

愛野海里……参る!!!
【直後、海里から正体不明の力が、流れ出し顕現した力が、何かが取り巻きはじめるだろう】

ペルソナ!!!
【海里の左手には、何時の間にか奇妙な絵柄のカードが握られている】

《戦争の女神》
【カードを握り潰すと、カードが黒い靄に変わり、海里の前にあらわれ】

撃て!!《ベローナ》!!!
【黒い靄は銀の髪に目元が隠れ下半身が戦車のキャタピラーみたいので右腕がキャノン砲で左手に盾を持った女性の姿のペルソナに変化し】

『さあ!戦争の始まりよ』
【ベローナは右手のキャノン砲をエルに標準を合わせ】
【圧縮したエネルギーの光線を真っ直ぐ放とうとする】
【いきなり威力が高い攻撃だが避けたりする時間はあるだろう】

【だがベローナは囮】

【成功失敗とわずベローナは消え】

【海里はその隙に相手に向かい接近しようとするだろう】
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:30:17.62 ID:aXVBtBI0
>>667

【そこに近付いて来る、気配というモノが如何にも希薄な足音】
【其れでも、徐々にその響き方は拡大されて―――やがて、墓場らしい沈痛な声色の独り言と、人影が現れた】

……やれ、やれ。 …どうしても、『此処』に来てしまう自分も受け入れられないが。
ソレ≠ェ資料としてでは無く現存していると言う事実にも、私は親しめないね。

【白い無地のTシャツの上に、十字架の意匠――『教会』の紋章が配された、真紅の革ジャンパーを纏う、線が細く中性的な雰囲気の人物】
【緩やかにカールした蒼い髪を肩にかかる直前まで伸ばし、頭頂部付近には一本の太いアホ毛。精悍な双眸は明るい茶色で、背丈は170cm程】
【本来の仕様と呼ぶには、どうにも深い傷が所々に刻まれたブルー・ジーンズを履き、ベルト部分には複数本の、革のナイフホルダー】

【少女―――ではなく、その臀部の下に有る一冊に向けられた瞳は、呆れているだけにしては、少しばかり暗い様子】
【そして、羽織ったジャンパーの左胸に、無造作に纏められて突き刺さるは―――鈍い光沢を蔵した5つの星】

…どういう経緯で手に入れたか、私の好奇心が多少なりとも知りたがっている、が……。
早速だ、何枚≠ナ遣るか、決定しようじゃないか。話はいつでも出来るし、な。

因みに、私の希望はふたつかみっつ…………―――何故か? こんな所で終わるのも、堅実に往き過ぎるのも詰まらんからな。
(……負けても、予選を突破出来なくても、プライドとかとは別の面で…都合が悪い)

【かつ、かつ。軽いとは言えない足取りで、少女の2メートルほど前に堂々と進み出た彼女≠ヘ】
【薄笑いを浮かべて―――聞かれてもいないのに理由まで明らかにしてから、少女の双眸を値踏みする様に見つめるだろう】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:31:12.47 ID:vFCc5jYo
>>670

【最初の嘘は取り合えずスルーすれば良いのだろうか。きっと貴女は酔っているのだろう】

アッハッハ。普段の行いと言動と生態をじっくり顧みるんだなぁ

【愉快そうに言って、数度…両手の指を動きを確認する様に動かして】

ああ、大丈夫だよ。
おいちゃん多分幽霊さんにはならないから

【無い無いと、手を左右に振って見せて】
【憑きはしないらしい。安心である】

……其処で足腰が立たなくなるまでって言わないのは進歩なのかなぁ

【等と、変な感慨に耽って】
【小さな笑みを浮かべた直後―――顔を上げ】

うーし。暖まってきたなぁ。うん

【ゆるりと、ぶら下がっていた手を、軽く握り込んで上げる】
【右手は丁度顎の先端の前当たり…脇を締めて】
【左手は顎と右手の直線状に在る】

【ボクシング――だろうか?】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 19:34:30.98 ID:7UoruZko
>>672
/\ここにいるぞ!/

【突如響いた声、着地音。然し目を向けるまでもない】
【陰形を伴わず堂々と目の前に現れた、今宵の挑戦者】
【さあ、どんな伊達男が―――】

―――ああ、悪い。あたしの世代じゃないわ、それ

【一昔前のヒーローだとは予想外でした】

【組んだ胡座を解いて立ち上がり、首をゴキゴキと鳴らして】
【然しながら、構えるより先にどーしても言いたい事が一つ】

えーと…………いや、うん。変な趣味だねえあんた……
大体にしてその声は確k

…………………

……上等だかかって来なぁ『謎の仮面男』!!!

【でも、言ったら負けな気がして】
【大斧高く振りかざし、左手を突き出しての大見栄切り】
【大音声を更に一段、地鳴りもせんが程に吼えてから】

あ、そうそう。幾つ賭けるつもりで居るんだい?
あたしとしちゃあ、一発やって満足出来りゃあ良いから5つでもなんでも良いんだが

【重要な事を忘れていたので、話題を巻き戻し】
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:36:27.91 ID:ycwporYo
>>673

/大体そんな感じです、ただしバックステップをしたので、設置場所は足元から幾らか離れました

ようし・・・差し引き、8個もあれば、幾らかは行けるだろうか?
【圧縮空気球を3つ生成し】 【計8個となったそれを】
【全て、融合させる】 【そう、1つの大きな圧縮空気球を作ったのだ】

――[圧縮空気刃]・・・8個分の体積ッ!
喰らえやWUUUURYAAAAAA!!
【その圧縮空気球を、圧縮空気刃に変えて――】
【相手の、腹部に向けて飛ばす】 【性質は先ほどとほぼ変わらない】
【変わった点は、体積が増えたことによる、威力の微増加程度だろうか】

・・・・・・・・・
【そして、彼は相手の隙を、目線を、観察している】
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:42:19.28 ID:hGaCXeco
>>676

【これ以上話をしていたら――――感情の切り替えがあまり上手くない彼女はいつまでたっても
彼の望む戦いはできないだろう、しっかりと口を閉じて、彼の様子を確認する】

【数刻、沈黙の後、彼女は一歩、踏み込んだ――――……】


高速思考――――……展開


【出し惜しみなど無く、プレリュードから既に全力を尽くす
それが彼女ができる貴方への最高のおもてなし】

【彼女の眼前に躍り出る右手=\―――……手首のリングから、するりと零れ落ちる
ワイヤー≠フ先端――――タン、とスタッカートのようにその手が刎ねると、火蓋が切られたが如く
その頤を開いて向ける、蛇のように意志を持つように――――ワイヤー≠ェオイチャンへと襲い掛かる】

【速度自体は早い部類に分類されるだろう、しかしながら直線的であり回避についてはそこまで技量は要求されない
狙いは足首、何も為さなければ、両脚の足首に絡みつき、行動を阻害しようとするだろう】


(あのスタイルから予想できるのは――――……ボクシング、でしょうか
間合いの関係上、あまり近づくのは得策、と言えませんね)


【互いの距離はおおよそ5m~6m程度か、踏み込めば三歩程度で貴方の牙は彼女へと届くようになるだろう
チラリ、と彼女の視線が後方に奔る、後方の広葉樹までの距離は大体五歩程度、か
インファイトに持ち込めれば、彼のペースへと持ち込むことは難しくないだろう】
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:42:31.43 ID:J/CSbOwo
>>674

【ペルソナが現世に顕現するまでの僅かなタイムラグ】
【その時間を使い、くるくると廻りながら火球は成長を続ける】
【ビー玉ほどの大きさから、やがてはテニスボールほどの大きさへ】
【そのような大きさになって尚、火球の完成はまだらしく】
【未だにくるくると舞いながら火を纏うのをやめようとしない】

(カードの絵柄を実現させる能力──?)
(いえ、まだ初撃……どのような力なのか予測を立てるのは早計というものですわね)

【たぁん!とエルは地面を蹴り。斜め後ろへと大きく2、3度跳んでその光線を回避する】
【ただ横に跳ばずに斜め後ろに飛んだのは、恐らく攻撃を避けると共に海里の接近を数瞬でも遅らせるためであろう】

【エルに近付いてくる海里──】
【しかし、もし彼女との距離が1m以下となってしまえば、僅かな熱を相手は感じるかもしれない】
【その原因は先ほど火球から零れ落ちていた火の粉】
【それらも彼女の使役する炎の1つで──】
【「術者以外の何かに触れれば大きさ相応の超小規模爆発を起こす」という特性を与えられている】
【最も、超至近距離にこない限りはこの火の粉の効力を海里が受ける事はない】
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:43:05.03 ID:6WS4VVs0
>>678


(8個?何の話…あれは!)

【彼がそれに気付いた瞬間】
【特大の、彼の測定に間違いが無ければ結構な威力の空気の刃が迫る】

(避けるには気付くのが遅すぎる…ならこれで)
「10倍!」

【そう言って、先ほど拾った石を投げる】
【石は、空気の刃にあたった場合、刃に通常の10倍の破壊力を与えるだろう】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 19:45:50.72 ID:D6TwQqko
>>677

……僕の世代でもないよ
でもコレ、イカすだろう? ノスタルジックな感じで

──……と、兎に角。話が早くて、助かる

【覆面の下で顔が少しニヤついていたのは誰の知る由も無く】
【オホン、と一度咳払いをして場を改めると、相手の言葉を聞いて僅かに思案】

うーん、そうか……賭け数──

【ものの数秒、片手で顎を撫でていたが】
【やがて──勢い良くVサインを彼女に向かって突き出した】

──二つ、でどうだい
負けを見越して言うんじゃないけど、僕はまだまだ始まったばかりだからね

【ざ、と右足を軽く後ろに引きながらそのように提案しつつ】
【既に体勢は整っていると言わんばかりに、軽く顎を引いて構えた】
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 19:47:54.24 ID:HteUneMo
>>675

分かってるとは、思いますー 口外禁止…秘密ですっ

【独特な節の付いた声―櫻の国の、和歌を詠む調子に近いか】
【しかし愉快げに語尾を跳ねさせる様子は、風格を壊すというか、現代風アレンジというか…】

――私も同じ、心持ち ここは三つでやりません? 三位一体、きりが良いー

【淡褐色が見下ろす先は五星のみ 相手の視線を気にせずに、空の星々を視界の外に、地上の星へと視線を刺す】
【細い脚を動かして、降りる気なのかと思えば、左足を上に組みなおしただけ】

ん、教会ですかー……

【視界に入った”教会”マークに対する言葉は、一言だけながら複雑な混色―当然ながら、混ぜ過ぎれば暗い】
【何か悪いイメージを持っているとしか思えない、確かな重さを持った声】
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:51:07.64 ID:vFCc5jYo
>>679

足元から―――ふむ

【普通なら良い選択だ。と、口だけが動いた―――直後】
【ザサッ!!!】

【彼の身体が―“滑った”】
【一度彼から観て右前方へ出る。】
【体勢を、構えを変えるどころか彼自身が動く事無いかの様、まるで地面が直接彼を運んだかの様なその“高速移動”】
【直後、彼女から観て左前方より“真っ直ぐに”彼女へ移動してくるだろう】

【ギシリ―――ほんの一瞬、右拳を強く握った】
【それに気付けば、右ストレートと予測するのは容易か】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:51:30.89 ID:ycwporYo
>>681

チッチッチ・・・けけけッ
【彼は、先程足元に設置した圧縮空気刃2つ――】
【それらを、相手の脚目掛けて飛ばした】
【威力、速度、性質等――全て、最初に飛ばしたそれと同程度だ】
【――――足元から迫る攻撃、果たして気付く事が出来るだろうか】

・・・・・・ひょオォ〜、中々良い攻撃してくるじゃあねェかッ
(まあ・・・圧縮空気刃は防御力が皆無に近ェー、攻撃と攻撃のかち合いじゃあ中々勝てんぜェ)
(あくまで圧縮した空気の塊だ・・・強度を求める方が無茶って話しさァ〜)
【石が圧縮空気刃に命中し、圧縮空気刃は消滅する――意外なまでにも、手応えは無いと思われる】
【その石のその後を、脇目で確認しようとし、相手は眼の中に捉えておいて】

さて・・・次は何を撃てば良いだろうか・・・・・・
【そして、次の手を考えようと頭を働かせて】
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:54:03.90 ID:aujJecSO
>>680
(なるほど……大会参加者であり戦闘なれてしてるね…勝てるかな?私)
【相手が斜めに飛んだのを見てそう思考しながら1m付近まで接近すると】

【熱を感じ】
(迂闊に近づくとマズイな…けど接近を許さない所を見ると接近が苦手なタイプかな?まだわからないけど)

まずは試すか!!
【西洋剣を持ってない手で銃を抜き、相手の足元に向かい風の銃弾を3つ連射しようとする】

【基本的に速度は常人でも目で追える程度であり、殺傷力も低い。だが接触した瞬間に小さく爆発するような風圧が発生する】

【もし地面に接触したらそこから砂や小石等が飛び散り、火の粉や火炎球に当たるかもしれない】

(あの成長する火炎球……危険だね…早くなんとかしないと)
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 19:54:07.42 ID:v3WbMISO
【金の国 街中】
【大会で、あちこちで戦闘が起こる中】

ブゥヒヒヒ・・さぁてと・・・
【二足歩行の豚がそこにいた】
【それは決して、[ピザ]の人間の事を過剰描写で、もしくは比喩表現で表している訳でもなく】
【純粋に生物学上、豚とされるもの、それが二足歩行で歩いていた】
【しかも、胸には大会の参加の印である☆五つがついていて】
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 19:54:26.97 ID:7UoruZko
>>682

ほう、二つ………成程
あんたも、結構な喧嘩好きだねえ?

【過去の事例から考えて、二点程度のプラスでは先に進む事は難しい】
【かと言って、一点でもマイナスを受ければその時点で不利なのは同じ事】
【本戦に勝ち上がる事だけを望むなら、高得点の賭けを行うのが手っ取り早い、とこの鬼は見ている】

【二点。これを取って、更にまた戦って勝つ、それを前提とした条件】
【中々面白そうではないか、と。此処まで纏まった文章でなくとも、頭の中を過ぎていった】

………上等!二つで良いだろうさね
さーあさ、準備は出来てる様だし………いきなり行かせてもらうよ!!

【ズン、と地面を一度、強く右足で踏みつける】
【魔翌力を感知する技能があるなら、鬼の右足から地面に、魔翌力が伝わって行った事が分かるだろう】

【大斧の柄の中ほどを両手で持ち、遠近両方に対応出来るようにして】
【刃は肩越しに自分の背の方へ。振り降ろしと横薙ぎ、どちらにも派生出来る様に構えた】

/次、もしかしたら何分かばかり遅れるかも知れません
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:57:16.83 ID:6WS4VVs0
>>685

…意外ともろいんだな、この刃。

【素直に感想を漏らす】
【そして次の瞬間】

これならなんとかなるか…イテッ!

【目立たずに飛んできた空気の刃が、足に当たった】

…なるほど、さっき仕掛けてたわけだな
気付かなかったよ

【そう言いながら、後ろに三歩ほど下がる】
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 19:59:56.42 ID:mD0mmYDO
>>687
いいいぃぃよっしゃあああああああああぁぁぁぁ!!!!!
やるぜやるぜやるぜええええええぇぇぇ!!!
【突然、雄叫びが街に響き渡る】
【街の人々が驚くなか、雄叫びを上げるそいつは走ってきた】

大会参加者でてこいやごるあああああああぁぁぁぁ!!!!
【背中に鳳凰が描かれたライダージャケットに革パン、指貫き手袋、左右を白真ん中を赤に染めたリーゼントの低身長の青年】
【が、豚の目の前から物凄い勢いで走ってくる】

【彼の胸には五つの☆…大会参加者の明かしが輝いている】
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:02:23.97 ID:hGaCXeco
>>684

【虚空を撫でるワイヤーに、一瞬気を取られ――――直ぐに彼女は、視線をスライドさせ
彼の移動に対し、賞賛の言葉を心中で紡いだ】


(能力の可能性もありますが、体重移動だとすれば――――……感服の一言、ですね
一流の剣道家の脚裁きは、ニンジャのそれ、と形容されますが、一見したところではそれ以上ですよ)


【――――……そして、心で刻む逆接=z


あいにくと、まだ体力は心もとないので――――……大きな運動は控えめにさせてもらいますね


【壱つ、弐つ、参つ――――……軽く歩く≠ニほぼ同義の踏み込み
成功すれば、彼女は三歩、彼女から見て右斜め前≠ヨと、踏み込むだろう】

【それはつまり、彼の左横をすり抜け、彼の後方へと回り込もうとするということ
当然の事ながら、握りこんだ右拳は、彼の左側へは届かない
必然的に、彼の追撃は――――……彼が能力を使わない、と仮定するなら――――左手一本に絞られる】

【それは心地よいリズムに紛れ込む不協和音
握りこんだ右手を透かし、相手のペースを乱す、影の侵略にも似た――――……小さな一歩
柔よく剛を制すの格言が通り、地力で負ける彼女は、自身のペースへと引きずり込もうとする、だろう】

【――――……そして、彼女が後方に回り込めれば、ポジションチェンジが行われた事になる
彼の少し行った後方には広葉樹があり、行動の制限に繋がる、だろうか】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:02:42.09 ID:ycwporYo
>>689

よく気づいたな・・・そう、まあ・・・脆いな
空気に防御力を求める方が酷ってモノさァーッ

よおし・・・
(圧縮空気刃2つ、命中したな・・・)
(これで、どの程度のダメージを受けたか果たして・・・・・・)
【空気の鎧――それは、速度を重視する鎧だ】 【攻撃翌力は並より高く、しかし防御力は紙で】
【ちょこまかとした立ち回りを得意とするのが特徴だろうか】

何時まで経っても圧縮空気じゃあ・・・ワンパターン過ぎるだろう?
――俺だってこれ以外の攻撃はしっかりと持ってるさ・・・ッ!
【彼は、大きく息を吸い込み始めた】
【何をするかは分からなくとも・・・何かの予兆であることは、確かだろう】
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:04:58.71 ID:J/CSbOwo
>>686

(カード、剣──それに銃)
(手数が多いですわね……全てを見極めるより、畳みかけたほうが得策かも分かりません)

【目で見える範囲で、相手の手数は3種類】
【それらから繰り出される技や相手の戦闘スタイルを見極めてからの反撃は、あまりに後手にまわりすぎる】
【そのような思考を彼女は叩きだすも──今は風の魔弾を回避するほうが先決だと捉えたのだろう】
【再度大きく後ろに跳躍し、元よりエル自身には当たらぬはずの銃弾、その着弾地点から距離を置く】
【しかしその風に煽られ。副産物として生まれた地面の破片が周囲に拡散】
【ようやく林檎ほどの大きさへとなった火球のうち1つが運悪くその欠片にあたり、ぶわりと消えてしまった】

【そしてその後更に2、3度跳んで相手と距離を置こうとするエル】
【どうやら「接近が苦手なタイプ」という海里の推察は外れてはいないらしい】
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:06:40.62 ID:aXVBtBI0
>>683

……私は性格が悪いからな、そう言われると尚更気になるのだぞ?
…まあ、宜しい。どちらにせよ積もる話になるならば、詳しくはCMの後と言う事にしようじゃないか。

【独特の調子に敢えて突っ込むコトはしない―――と言うよりは、思考の海の岸辺にも置いていない、というところ】
【自分から自己の性質を否定する……否、悪質な側面を持つ自分を肯定し、「口外禁止」の前提など、端から踏み越えたがっている】
【『教会』の人間らしいか、そのイメージに合致するか? ―――問われれば、きっと多くの首が横に揺れる事だろう】

ああキリが良いね、3つのバッジでコンボ……おっと、今のは忘れろ。
同意が得られて助かる―――大会参加者として、『教会』として、ルールだけは護らねばならんようだからな。

【抑揚の抑えられた声、起伏の振れ幅が小さい表情、薄い唇と眉―――無愛想と言うか、不器用と言うか】
【自分の口から直接的に初めて言及する、その所属に対してさえも、大した感情の移入は無い様に見えるだろう】
【実際は、そんな事は無いのだが―――本人ですら、生まれる前の事の様に忘却していそうなまでの、乾いた調子で、舌だけが回る】

………何か、問題でも?
坐ったままの方が強いのでもなければ、立つと良いよ。 ……不意打ちは好きじゃあ無いからな。

【暗に批判された、と言っても過言ではない声の重量に対しても、その台詞の酷薄なまでの冷静さは変わらず】
【或いは―――更に、研ぎ澄まされたか。少女に向けられた視線を、僅かな一瞬だけ槍ほどに尖らせて、刹那の内に元に戻す】
【正々堂々とやりましょう、などとは絶対に言わず、好悪の問題で事を片付けて、少女から中距離≠ノまで離れていくだろう】
【とはいえ、スデに戦闘態勢―――背を向ける事はせず、腰から一本のナイフを抜き放ち、何らかの阻害にも対応できる状態だ】
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:08:25.37 ID:v3WbMISO
>>690

ブゥヒヒヒ・・・なら少年。お望みの者はすぐここにいるぜぇ
【豚は少年の胸元の☆を確認すると】
【少年に呼び止めるように声をかける】
【そして自分の☆を挑発的に見せつける】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:08:35.74 ID:v3WbMISO
>>690

ブゥヒヒヒ・・・なら少年。お望みの者はすぐここにいるぜぇ
【豚は少年の胸元の☆を確認すると】
【少年に呼び止めるように声をかける】
【そして自分の☆を挑発的に見せつける】
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:08:40.05 ID:6WS4VVs0
>>692

(空気を吸い込み始めた?…何か来るな)

【いつでも避けられるように準備をする】
【自然と背中の鍋のふたに手が伸びる】【しかしこれはあくまでも保険だ】
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:09:30.12 ID:v3WbMISO
>>696
/おっと、重複しました。すいません。
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:13:16.95 ID:mD0mmYDO
>>695
なあああぁぁぁにいいぃぃぃぃ!!!?
【彼は豚の声を聞くと急ブレーキ、砂煙を上げながら豚の目の前に止まる】

…ってなんじゃあああああぁぁ!!?豚だ!豚が歩いてやがるううぅぅ!!?
【驚く声まででかい、ていうか喧しい】
【何やら彼の周囲は少しだけ気温が高い気がする】
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:13:52.57 ID:vFCc5jYo
>>691

おいおい、体力ねぇと

【彼女が横を―――通り過ぎた“直後”】
【ギュルン、空気の螺旋を描くかの様に左へ反転し】

―――オイチャンに付いて来れなくなるぞぉ!!

【彼女の“後頭部”を狙って右ストレートを放とうとする】
【ラビットパンチ…相手の後頭部を狙った一撃。ボクシングでは反則だが、之は実戦】
【ボクシングでは、無いのだ】

【しかし、この挙動は彼女が通り過ぎた直後に行った】
【彼の動きに気付けば、回避する事は可能だろう】
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:14:46.57 ID:w.Wb4xgo
【DORAEMON外伝・ノビタと仮面紳士たち!前回の3つの出来事!】

【一つ!ノビドラの日本にいたころの旧友、ジャイアンこと剛田剛太郎が吸血鬼やドッペルゲンガー、そして剛力の鬼から新世界の洗礼を受ける!】
【二つ!織守とノビタ、悪鬼カリナトゥスと三者会議、ブレイザーシティの情報を手に入れる!】
【そして三つ!織守の消耗を感じ取ったノビタと朔夜、吟雪の案に乗って現場指揮制度の締結を三人で決意する!】

―――――――かいそう ここまで―――――――

【金の国・大会のエントリー受付】
【受付前において茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、腰まで伸びた防弾仕様・特殊素材のレザーコートに
黒い特殊ジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトに仕込みブーツの青年が装備の確認をしながらモノローグ】

(前略、天国の父さん…貴方の愚息、野比信太は今水の国においてちょっと調べ物をしに来ました
というのも、つい先月…家に帰ってTVのニュースを見ていたらこの会場のエキシビジョンの事をやっておりまして…その映像を見て目を疑いました
驚かないでください、なんと私が日本に置いてきたかつての旧友、ジャイアンが鬼女相手に殴り合っていたじゃありませんか)

【ことり、ことり、と銃弾やスタングレネードを置いて装備の確認、そんなことをするのは主に銃撃戦をメインとするノビタゆえ】
【この大会は殺人は当然ながらご法度、装備の中に実弾などが入ってないか調べてもらっているのだ、ボディチェックも込みで行われながら彼はモノローグを続ける】

(…で、彼がもしかするとまだ水の国にいるかもしれないと思って私はここまで『ケルベロスV』を駆ってここまで来たのですが…そこでもうすぐ金の国の大会が
始まる、という情報を手に入れ、さらにここで彼の特徴に一致する人物を今日の朝見たという情報を手に入れました、
そこで吟雪の言葉を思い出しまして…そう、オレは彼女と話して以来自分の実力を改めて知っておきたかったわけで
そこで実戦並みに激しい戦いの行われるこの大会にエントリーして自分の実力を知りながらプラスさらに実戦で成長を望み満を持してここに来たわけです)

「…では、野比信太さん、改めて今大会予選のルールの説明を行います、まず対戦相手の命を奪う行為を堅く禁じます…破ったら当然刑務所行きです
試合中の回復の使用は禁止、止血はグレーゾーン、息を整える程度の行為なら勿論セーフ、予選期間中は戦闘行為中のみ回復行為を禁止するルールを適用いたします
なお、選手は予選期間含め大会開催期間中は大会会場の医務室は自由に使って良いものとする物といたしますのでぜひ使用してください
そして不意打ちスタートは禁止、予選中はお互いの準備の、本戦は司会者の合図がされた瞬間を以て試合開始とする…と言う事でよろしいですか?」

…了解しました

「野比信太さんの装備はレギュレーション違反の恐れがありましたためチェックをさせていただきました、弾薬は打撃弾・競技用非貫通式打撃弾頭
電撃弾・暴徒鎮圧用非貫通式テイザー弾頭、凍結弾・競技用非貫通式調整液体窒素弾頭、
その他競技用スタングレネード、競技用スタンナックル、空気圧縮式衝撃炸裂ブーツ、全てユースロット商会のスポーツ競技用の装備である事を確認」

【もう一人、ボディチェックを行っていたスタッフが受付に一つ頷く…完了した、と言う合図だ】

「…ボディチェックで、殺傷力のある装備を隠し持ってない、と確認…エントリー及び安全確認完了いたしました
では、こちらが当大会の予選で使用するバッジとなります、全て目に見える所に付けてください…それでは、ご武運を」

【☆を5つ、確かに確認】
【全てを付け終わったノビタは歩きだす…まずは勝ち残りに行くべき予選に満を持して挑みに行く】

…やっば、急激に緊張してきた
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:15:43.11 ID:ycwporYo
>>697

――ヴオアァァァーーーーッ!
【彼は、相手の方を向いて――】
【多量の空気刃で構成された、ブレスを吐き出す】
【ブレスは、ある程度の時間が経つと止まるだろう】
【中々の速度だ】 【空気刃1つ1つの威力はたいしたこと無いものの、それは数で補う形となっているようだ】

空吐息[エアロブレス]・・・やっぱり、龍と言ったらブレスっしょ!
鳥も混じっている俺が言っても説得力は低いかもしれないけどな
【彼は龍だ】 【しかし、鳥でもある】 【・・・恐竜に近いのかもしれない】

・・・ふゥゥ〜、やっぱり結構くるな・・・・・・
【ブレスを吐き終えた後、彼には隙が生まれるだろう】
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 20:17:04.04 ID:D6TwQqko
>>688

喧嘩? ……ああ、そうか
……きっと君程じゃないけど、結構そういうの──好きかもしれない

【覆面の下の口が、知れずと躍った】
【賭け数こそは二個。しかして、そこに様子見などといった生温い念は微塵も存在しない】

【びっ。右拳は顎先へ、左拳はその前方直線上へ】
【まるで拳闘でもするかのように構えると、数瞬の思考が脳で巡る】

(地面に力の流れ……魔力。そしてあの大斧……)
(……“あの時”戦ったから識るけど、あんなの、まともに受けるワケには行かない……)

(……身は軽くしておこう)

 【──真新しい記憶の海から引っ張り出してきた、相手の情報】
 【彼の脳裏にも鮮明に焼きついて離れなかった、あの断頭台の如き重刃が思い起こされる】
 【迂闊に受けられるような攻撃ではない、との認識の上、且つ、どうやって強靭な肉体にダメージを入れるか──】

【──ごくり。一度唾を飲み込んで】

──っ行くぞ!

【互いの距離は遠くも無く近くも無く、か。左手を肩に添えながら、右拳を相手へと向けると】
【次の瞬間、右拳についていた五つの『ビー玉』から、レーザーのような光条が放たれる】
【五本のそれらは瞬く間に互いに絡み合い、握り拳よりかは幾らか大きい、砲丸程の太さを持つ一本のビームへと相成って】
【相手の胴体、正確には鳩尾の辺りへ目掛けて、矢のような速度で持って一直線に飛来していく】

【質量を持った攻性の熱エネルギー体。もしも直撃すれば、高熱と共に丸太で打突するような衝撃を齎すだろう】

//はいー、把握ですー
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/05(金) 20:18:35.99 ID:udOCoSwo
【金の国――路地裏】

【白い髪/白い肌/灰青の瞳/黒い服/黒い靴】
【色彩と言う概念が抜け落ちてしまったような、細く小柄な少女】
【「右の眼を覆い隠す長い前髪」は、その下を見せたくない、と語るように世界と視界を遮断する】

……さて、と、
せめて入賞して、賞金を頂きたいものです……無職のまま毒牙さんの御家に居座るのもあれですし。

【真っ白な外見に反して、思惑は真っ黒であった――】

【モノクロで構成された少女の胸元、唯一の「色彩」を持ったそれ――「星のバッジ」が五つ。微かに煌いている】
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:19:03.11 ID:aujJecSO
>>693
(火球が一つ消えた……つまり何か大きくなる前に何かをぶつければ消えるのかな?)
(銃弾は残り13発…ペルソナは次発動するのにまだ時間がかかる…)
【相手と残りの火球を見て】

どうやら攻撃に時間がかかるみたいだな
【そう言いながら相手に西洋剣を向け】

(ライトニング・ブリッド)
【西洋剣の先に魔法陣が現れると、そこから銃弾と変わらない形と質量の雷を相手の腹部に放つだろう。貫通能力があり、当たったものに電流を流す特性もある】

【もし避けた場合、後ろに何かあればそれに当たるだろう】
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:24:09.25 ID:6WS4VVs0
>>702

うわっ!
(避けれ無い事もないが…余計なダメージをなくすためには仕方無いか。)

【背中から鍋のふたを取り出した】

『発動』

【その瞬間、全ての破壊を拒む盾が出現した】

『発動可能回数:残り二回』

/そういう道具みたいな感じです。
/うまく伝わって無かったらwikiで『盾』で検索してください
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:26:20.82 ID:v3WbMISO
>>699

ブゥヒヒヒ・・・おいおい、今更驚くなよ?この世界じゃ俺みたいなのなんていくらでもいるぜぇ?
【豚は自分の容姿を、驚かれた事には、別に反応せず】
【むしろ今更かよと受け流す】

―――でここに二『人』、大会参加者が遭遇したんだ。ならやる事解るよなぁ?

/すいません、飯落ちします
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:26:48.59 ID:6WS4VVs0
>>706

/スキのこと忘れてました
/スキができてるうちに離れたということで
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:30:16.81 ID:hGaCXeco
>>700

【彼女の身長は160cm前後であり――――……当然、オイチャンより幾許か低いだろう
そして、通り抜けようとしている彼女の後頭部を狙うのだ、位置は確実に水平、というわけではなく
当然ながら、僅かに打ち下ろし気味の軌道になる――――……そして、当然威力も高いで、あろう】

【彼女の耳に流れ込む風の音が変わる、穏やかなアンダンテは姿を潜め、急かすようなアレグロが
鼓膜を叩き、彼女に危機の訪れを告げる――――……咄嗟に、彼女の右手が、後頭部へと添えられるだろう】


【ズシン――――……と身体の奥底まで、響き渡る鈍い音は、すぐそばの脳内をかき鳴らす】


んぁっ……くっ――――……


【ぎゅっと、紡いだはずの口から零れる声は、ダメージの深さを示しているようで
逃げるように彼女はさらに前へ出て、左足を軸に回転、彼へと向き直ろうとする
位置的には、彼の後方――――移動後の彼からしてみれば、左手側であろうか】

【ハァ、ハァと少々荒い呼吸と、ワイヤー≠ェ繋がったままのリングをつけた左手で
先刻、拳の直撃を受けた、右腕を押さえている――――……やや低めの体勢が、上下するたびに彼女の胸が揺れる
思わず崩れ落ちそうになるほど、衝撃は重く、依然、身体へと圧し掛かっているであろう】


(……っ反則だと――――……言いたい、です――――……けれども、コレは実践……
なりふり構っている場合では、無いんでしょうか……)


その、凶暴な両腕には、キチンと首輪をして
――――少々、眠ってもらいましょうか――――……っ!!


【右腕のリングから伸びたワイヤーが、するり、と伸びる
ワイヤーは彼の目の前まで伸びると、大きく旋回、彼の両腕を、彼の胴体ごと縛るように襲い掛かるだろう
心なしか、速度は前回よりも落ちているように感じられる――――……先刻のダメージが、深いからだろうか――――……
軌道は依然、直線的で、回避にそこまで苦労することは無いだろう】

【しかし、右か、左かの回避では、それを包み込むようにワイヤーが襲い掛かるのは、文字通り、火を見るより明らかであろう
回避の選択肢をいくらか削ったとしても、十分に選択肢は在るだろう】

710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:30:43.10 ID:mD0mmYDO
>>707
…それもそうだな!悪かった!!
【納得すんのかよ】

…なんだお前!?俺とやる気か!?
いいぜ!!かかってきな!!調度相手を探してたんだよ!!
【くるりと宙返りして豚から距離を取り、右足を上げてファイティングポーズを取る】

焼豚にしてやるぜ!!コケコッコォ!!
【楽しそうな笑みを口元に浮かべながら豚を見て】
【ニワトリ的な掛け声を上げた】

/把握っす
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:30:51.46 ID:7UoruZko
>>703

【前回の―――身も蓋もないかも知れないが、前回の戦闘と表記する】
【其処で、互いに手は全てでは無いにせよ見せ合った】
【自分が出来る事は知られているが、それは平等】
【寧ろ、二対一で切りきり舞いさせられていた自分の手の数は】

(……向こうよりゃ、見せてない方に入るんだろうねえ)
(小器用そうではあるが、それを考えりゃ不利は無しってかい?)

【現時点で、優位性はどちらにもないと判断する】

【先手は相手が取った、防御の手段を選択】
【一撃と一撃の交換なら損はしないと、絶対の自信を持ち】

………ふんっ!!

【籠手と斧の柄を重ね、それを鳩尾の前に置いてビームを受ける】
【重量物の衝突音は、金属の棒をまるで鐘の様にぐわんと打ち鳴らして】
【然し、鬼は左足を後方に滑らせただけで、其処に踏みとどまった】

おー痛おー熱、流石にこの距離だと避けられないねえ
悪くない手を持ってるじゃあ無いかい………だが
だが、まーだまだあたしにぶつけるにゃあ重さが足りないよ

【衝突の衝撃、痺れたように左手を振るものの、そのダメージは余り大きい様には見えない】
【寧ろ、革の籠手越しの熱の方がダメージが大きかった様で、ふうふうと息を吹きつけている】
【生物である以上、熱はどうしても一定のダメージを受けるという事か】

………じゃあ、次はこっちのお返しだよ!!

【ズン、もう一度、右足で地面を踏みつけた】
【すると、鬼の足元から、その姿を隠す程の高さで、薄い岩が立ち上がる】
【尤も、薄さは側面から見なくては分からない。ハリボテの家の様な物だ】

【同時、大斧が、その岩の上を越えて、太郎へと投げつけられる】
【重厚な金属の柄は3m、その先端には、柄を挟むように刃が二つ。刃は縦80cm、横30cm、非常に分厚く且つ鋭い】
【大きく、山なりに投げられたが為回避は容易。然しながら、数字が色々と常識からずれている】
【直撃どころか、足の指に当たるだけでも相当痛い目にあうだろう】
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:31:21.25 ID:J/CSbOwo
>>705

えぇ──ご明察
ですがそれもここまでですわ

(魔方陣──!)

ぁああぁあああ──ッ!?

【その魔方陣を見て、何らかの攻撃の予兆と捉えたのだろう】
【咄嗟に相手から見て左へと跳躍するも、流石に雷の完全回避は儘ならなかった】
【エルの周囲には確かに爆発を引き起こす火の粉があったものの──】
【その程度の風で雷の軌道を変異させることはほぼ不可能】
【結果としてその雷は彼女の左腕に取り付けられていた盾に直撃する】
【ばちりと身体中を駆け巡る電流──機械である彼女とその雷の相性は悪い】
【びくんと上半身を仰け反らせて悲鳴を上げ。苦痛の表情を浮かべるエルではあったが──】

(い、け……っ!)

【痛みの中でも、思考回路は焼ききれていない】
【既に林檎ほどの大きさとなっていた火球──恐らくこれが完成形なのであろう】
【そのうちの2つを海里の足と腹部めがけて放つ】
【──反撃、開始】
【残り火球:7】
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 20:31:38.64 ID:HteUneMo
>>694

自覚してれば尚悪いー 直したほうが、いいですよ
…CM前に、終わらせたいわ

【その教会らしく無さは本来であれば間違いなく加点対象になるところ 歪んだ性格は嫌いではない】
【人を覚えるのが余り得意でない、というかやる気無い彼女としては、相手の個性はありがたい物だ】
【だが、身長の高さが全てにマイナス1を掛ける 平均身長以上なら問答無用で脳天唐竹チョップをお見舞いするのが少女の主義】

【相手の性別のはっきりしなさが、彼女に制止をかけている状態 ±が外れない】
【女性なのだと確信できれば、”外れる” 一度動き出せば、不愉快かつ必要不可欠な摩擦抵抗は力を弱めてしまう】

【理解できない言動には、別段興味は示さない】
【友人ではなく、勿論恋人でもなく、未だ”誰か” 理解する必要を感じない】

ではお言葉に、甘えますー

【傲慢この上ない、限定品の椅子からすらりと降り立って、脚が立つのはやはり中空…?】
【安定した体勢は空中に見えない床でもあるかのよう――そして、実際に”ある”のだ】

【浮いたままの聖書を両手で抱え、不可視の道を歩いて彼女へと近づいていく】
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:32:03.42 ID:ycwporYo
>>706

・・・何だァ〜、あの盾は・・・・・・
中々強いぜェー、だが・・・まだまだ、俺の攻撃は止まらんぜェ
【ブレスは、その盾によって拒まれて消える】
【もしかしたら、盾に命中せず引き寄せもされなかった空気刃が相手を襲うかも知れないが】
【その威力は微々たるもの】 【さして、気にする事はなさそうだ】

相手は離れたか・・・・・・ううむ、悩むぜェ

そうだ・・・此処は池の畔だ、周りには森もある・・・・・・
・・・うまく利用したいぜェー、どう使おうか・・・よしッ
【今度は、彼は魔翌力を溜め始めた】
【彼自体は、その場に留まっており――場所は、先ほどと変わらず】
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:32:55.92 ID:JnxhUEwo
【金の国、剣の丘】

――、大会ついでに観光と想いましたが……。

【無数の剣が刺さる墓地を風が走り抜けた】
【ざぁぁぁ、と木々がざわめき葉を散らす】
【赤と黄に染まった賑やかなコントラストはしかし――、この墓地の寂しさを隠すには足りなかった】

――寂しいところですわね。

【声の主は、墓地の中でも少し小高い処に立ち、街を見下ろしていた】
【まるで喪服のように黒い服は、しかしながらフリルや装飾であしらわれており、まるで花のような印象を与え】
【足を彩るのは血のように紅いエナメルの靴、鮮やかな金髪は艶やかに縦ロールにしている】
【そして一つ異彩を放つのは、そのような華やかな姿には似合わない重々しい装丁の本だ】
【小柄な見た目も相まってその姿は黒い薔薇に埋もれる愛玩人形のように見えた】
【街を見下ろしながら黒薔薇の人形は待つ】

――戦いましょう、彼らも楽しんでくれるかも知れません。

【自らの全力を叩きつけるに足る相手を】
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:39:50.46 ID:6WS4VVs0
>>714

…無駄に盾を使っちゃったか〜これは痛いな
(ある程度距離を取った方がいいな)

【先ほどよりも二歩ほど後退する】

(相手が止まった?用心しておいて損は無いな…)
とぉ!
【三発ほどの『カタマリ』が相手に飛んでいく】

(これで牽制になればいいんだが…)

【そのまま片足を上げて待機する】
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:40:28.23 ID:vFCc5jYo
>>709

防いだか!!

【驚き…歓喜に似たその声を漏らしながらも、彼女へ向き直るかのように体勢を整えて】
【腕を引き戻して構え直す】

(ワイヤー……ダッキングでは回避出来ない高さか)

【後方には木が有った…下がる事は出来ない】
【左右ならば…曲がり来る】

【先端を掴めば―――動きを止めれるか?】

チッ―――!!

【結局、彼の選んだ方法は周り込んで来たワイヤーの先端部】
【其処を掴もうとする】

【だが、先端部以外を動かせるとなると…あっさりと捕縛されるだろう】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:41:43.88 ID:w.Wb4xgo
【金の国】
【茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、腰まで伸びた防弾仕様・特殊素材のレザーコートに
黒い特殊ジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトに仕込みブーツの青年がゆっくり歩いている】
【☆を5つ、胸に光らせながら…彼は辺りを見回した】

…さて、満を持して出たまではいい、問題は…突然声をかけられた時のパターンだ
急に声を出してスゲーびっくりして取りみだしたらどうしよう

…今のうちに声をかけられたときのパターンを考えておこうかな

【リボルバーの残弾及び装填されている弾丸の種類の確認】
【これで、最初に飛びだすのが何かを決めているのだ】
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:41:45.01 ID:aujJecSO
>>712
なるほどな!!
(意外に効いた……って)

アレはマズイな
ぐっ…!?
【咄嗟に西洋剣を盾にし腹部への直撃を防ぐが衝撃と熱のダメージを受け後ろに少し飛ばされる】

まだまだ!!!
ライトニング・ブリッド
【再び西洋剣から魔法陣が出て、銃弾と変わらない形と質量の雷を放つだろう】
【だが今度は相手の足元】
【一歩下がれば避けられ地面にぶつかるだろう】

(まずは…布石を!!)
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:46:38.67 ID:JnxhUEwo
>>718
動きましょう……。

【呟きしばらく歩いていると胸に☆をつけた男がいた】
【少女の胸元にも☆が5つ着けられている】

(相手だなぁ……、いくかッ)

【しばらく逡巡した後、少女は足音を隠そうともせず男に向けて歩いていく】

あの、すいません。

【少し緊張しながら話しかける】

えっと、大会の参加者ですわよね?
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:47:02.16 ID:ycwporYo
>>716

よし・・・魔翌力、溜まってきてる
後はこれを・・・・・・
【魔翌力をその場で貯めていた彼――】
【飛来する、3発の『カタマリ』】 【それを回避しようと、行動をとる】

ふん・・・ぬッ!
【池の淵ギリギリの位置へと移動し、そしてしゃがむのだが】
【一発、左腕に命中した】 【一発、頭部を掠めた】 【一発、回避成功】
【普通に攻撃が命中した時より、彼が受けたダメージの量が大きく感じられるだろう】
【頭部から流血し】 【左腕――描写を忘れていたが、左腕の殆どに巻かれた包帯のあるそれ】
【左腕から流れるのは血ではなく、魔翌力――陸海空のそれだ】

【彼は、右手を水面に付けた】
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:51:38.58 ID:v3WbMISO
>>710

ブゥヒヒヒ!面白いガキだな!!鳥ガラスープのだし汁にしてやるよ!!チキン野郎!!
さあ!始めようじゃねえか!いつでも来な――――


――――と言いつつ、こちらから行くんだけどなあああああああ!!
【と言い切るよりも速く】
【青年に突っ込んでいく!!】

/ただいま戻りました。
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:52:23.57 ID:gi5V01oo
【金の国】

【熟れた林檎のような赤い髪の毛に、巳代治の通りの紅色の瞳】
【そして黒いインナーに赤と黒のチェックのシャツを腕まくりし】
【ジーンズに動きやすそうな漆黒のスニーカーを履いていた】

ん〜!!!ついに始まったかっ!!!!!
大会は初めてだから緊張しないぜ!!ハハン!!

【どこぞのソウル○ーターのエク●カリバーのような軽快なステップを刻みながら】
【路地裏を激しく駆け回るその男。】

今のうちに体操体操っと!!
【その男は右腕に赤色の林檎が3つほど入ったビニール袋を下げていた】
【そして右胸の部分には彼が大会参加者であることを示す5つの☆のバッチが着けられていた】
【彼の爽やかスマイルと胸のバッチが闇夜に照らされ、妖しく光っていた】
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:52:29.98 ID:hGaCXeco
>>717

【ワイヤーの先端を握られ、彼女は思案する。
確かに、先端部以外を動かすことも可能である――――……しかしながら
その状態で捕縛しようとするなら、必然的に、根元でそのワイヤーを裁断せねばならない】


(そして、新たなワイヤーを出し、縛る――――……その間に、脚を使われ逃げられるのは、決して低くないですね
ならば――――……握れなく≠キるまで!!)


……捕まえましたよ――――Dead Memories=I!


【彼女のDead Memories≠フ壱つ、物体の過去の状態を再現する、能力
彼女は、手元で――――……彼の握ったワイヤーの根元を切断する――――と、同時に能力を発動する】

言うまでも無く、ワイヤーの原材料は鉄≠ェ主です
そして、鉄がワイヤーになる際、元と為る鉄は高温で溶解され、ワイヤーへと錬成されます
――――……つまり、どういうことか、騙るに及ばず、ですね

燃え上がれ、Rage Against the Machine


【彼の掴んだワイヤーは、高温の、溶解された、鉄へと姿を変えるだろう
当然、それは文字通り触ってられないほど≠フ高温である、直ぐに手を離さなければ
――――否、直ぐに手を離しても、火傷を追う可能性は高いだろう】

【が、しかし、それに耐え、反撃へと移行するならば――――……今≠ヘかなりのチャンスであろう
右手のワイヤーは今、裁断した、再び出すには数刻であるが、時間が必要となる
そして、左手は、依然痛む右手のフォローに回っており、彼女自体は無防備だ――――……】


んぐぅ――――……


【ぎゅ、っと苦しそうに――――……彼女の瞼が、彼女の紫苑色を覆いつくし、た】

725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 20:52:41.04 ID:D6TwQqko
>>711

……岩?

【突如と前方に聳えた岩の壁──その前兆たる踏みつけに一度身構えんとしたが】
【その岩自体が攻撃ではないと感じ取ったが数瞬後──ぶおん──上空に重厚な気配】


(──冗談……ッ!)


【──斧、と言うにはあまりに常識外れなその鉄塊が上空から迫り来る様を】
【その目に捉えた瞬間、背筋を天に引っ張り上げるような怖気が奔り、】
【咄嗟、青年は相手側から見て左側へと転げるように飛び退いて、斧を回避する】

──それ、投げるヤツだったのかい

(……くっそー、やっぱりタフだ──けど、)
(アレが無い今なら──!)

【たんっ──】
【両手両足を地に付けた低姿勢から、勢い良く地を蹴って】
【相手の左方より緩い弧を描きながら、疾走を開始した】

【脅威と見ていた大斧が相手の手元を離れた今こそが好機と睨んだ青年は、】
【その隙に一気に接近を試みる。が、壁が相手の姿を遮っている以上、直線距離で到達する事は叶わない】
【接近を許すか、或いは迎撃に出るか、その猶予は無くはないだろうか】
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:54:33.30 ID:J/CSbOwo
>>719

【西洋剣を盾にされ、火球はすぐに消えてしまう】
【しかし──もし直撃していたのであれば。或いは海里が「可燃性のもの」を盾にしていたのであれば】
【火球に纏わりついていた炎はきっと燃え広がっていたことだろう】

(なるほど、あまり回避をしないタイプでございますか──)
(それにしても……剣は厄介ですわ、ね……!)

 テンカラット・アクセサリー     スターリー・クランベリー
(  ≪T・A≫  ──to─→  ≪S・C≫  )

【今宵幾度目かの、後方への跳躍。それにより雷はそのまま地面へ直撃した】
【その回避行動の最中──火球のうち2つが僅かに揺らぎ。ほんの僅かに黒ずんだ】
【時刻は夜。何かに意識を取られていれば火球の些細なる変化は気付けないかもしれないが──?】

【そしてエルはそのまま、その変化した2つの火球を再び相手へと放つ】
【1つは腹部に。1つは胸元へ向け】
【先ほどの火球と違う点は、黒ずんだ火球は何かにぶつかると「炎で出来た2匹の蝶」に変化すること】
【更にその蝶は何かに接触すると黒煙をあげ、大きさ相応の爆発を起こすことだ】
【放たれた火球は2つ──すなわち、全てがなにかにぶつかれば計4匹の蝶が出現することになる】
【残り火球:5】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:55:49.39 ID:6WS4VVs0
>>721

よしっ!当たった!
(ダメもとで三発も撃っておいてよかった)

【彼はまだ片足を上げたまま、同じ姿勢で待機している】

(手で水に触れた?水で回復でもできるのか?)

【とりあえず行動を起こさずまっている】
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 20:56:51.99 ID:w.Wb4xgo
>>720

(よし決めた、いつも通り名刺を渡しながら自己紹介をすればいいさ…ん?)

【そう決めると聞こえてくる物音…ちらり、とそちらを見て見えるのは胸に光るバッジ】
【ついに、実戦の時だ…と、首をこきりと鳴らして身体を向ける】

【まず胸のコートを掴んでバッジを見せる…そして懐から名刺を取り出して】

…どうも、『野比探偵事務所』、一応所長の野比信太と言う者です
この大会が終わった後も困った時はぜひ自分にご相談ください

…そして…貴女は?

【名刺には今告げた通りの肩書き、彼は少女の顔をじっと見て質問を投げつけた】
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:56:53.53 ID:aXVBtBI0
>>713

(……あの身体で、あの欠陥商品を抱え闘える道理は無し…物体浮翌遊能力……?)
(だとしたら、気になるのは『歩いている』というコト………――何故かって、飛んだほうが速そうだ)

【相手からの、接近―――体躯で勝る自らに、格闘戦を挑む心算か、と抱くは小さな驚愕。能力者で有れば些かの不思議も無いが】
【中途半端にそのチカラを解き明かすピースを提供された今では、白紙よりも歪んだ像が出来てしまう】
【相手を屈服させることに特化したその思考に、何が来ても、意外に思うな≠ニ、こお世界では黄金律とも定義できる言葉を言い聞かせて】
【「幾らアレでも、聖書を斬ったり殴ったりは、些か興が乗らんな」……押し殺した声で、呟くと】

……教会≠ヘ異端狩り部所属、「ルブハティル=レヴィンツェン」。
…………―――推して、参るッ!

【右手に持った一本のナイフを、準手でしっかりと構え―――存外に高翌揚した声が、その喉を震わせた】
【それと同時に、まるで、最初からその場に居たかの如く…………―――おどろおどろしい風体=Aそうとしか言いようが無い、何かが】
【水槽の中を浮かぶように、余談では有るが、性別不詳さに胸が拍車をかける女性……ルブハティルの傍の低空を、漂っていた】

【彼の姿を、既存の認識された物体で形容するなら―――いや、其れは難しい。奴は未確認飛行存在】
【裂けた口で固定され、憤怒を顕す“鬼面”が、全体に付着した、傘だけの″gい越前海月の様なカタチの『躯』から】
【『黒く長い女性の腕』の如き触手が、天を指さす様に7本生えていて、それが忙しなく、呼吸する様な調子で、もぞもぞと動き続けている】
【裏側、つまり下から見た『傘』の中には、凝視すれば「教会式」の魔法陣が、烙印の如く在るが―――この距離では、未だ判らないだろう】

【フィードバック無し、リンクあり、全方位の視界と低空浮翌遊力を常備、パワー1、スピード2、正確性5のアートマン】
【皮肉と言うべきか、異端≠フフォルムを持つルブハティルの能力―――≪Unsung-Fang-Orchestra≫である】

……色々と気になる事が有る、喋れる内に片付けるぞ。

【ルブハティルは、勇壮な先程の宣言を台無しにする、差し戻って平坦な口調で少女に声を飛ばすと】
【左腕で、腰から更にナイフを抜き、投げつける―――アートマンの触手≠ノ…?】
【妨害が無ければ、4本―――黒い手の本数とお揃いの7つのホルダーのうち、此処までの総計5個が空になるまで、投げ続ける筈だ】

【触手の方と言えば、それはもう精密だ―――本体の意思を受けているのも有るが、未来を読んでいるかと思わせるほどに、手際が良い】
【此方の方も、邪魔が入らなければ。少なくとも、投げられた数だけ、その手の中に収める事だろう】
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 20:59:24.56 ID:ycwporYo
>>727

痛ェーぜェー・・・この鎧だから、余計な
【魔翌力と血を流しながら、そう言う彼】
【水面につけた右手から――魔翌力を放出すると】

【グオオアオオアーーz__ッ!】

【それは竜巻】 【高さ2m程の、小さな竜巻】
【それが、彼が右手をつけた水面から発生する】
【その際、彼は素早く右手を離しているので、被害は少ない・・・が】

【竜巻によって、湖の水が辺り一帯へと撒き散らされる】
【ダメージこそは無いものの、色々と行動に影響が出るかもしれない】
【竜巻の経過――1/5】
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:00:38.21 ID:7UoruZko
>>725

ものを投げるなんてえのは、喧嘩じゃ常套手段だろう?
ほら、そんなんでビビってるようじゃあこの先持たないよお!!

【斧が地面に突き刺さり、ドンと重苦しい音が響く】
【見た目も十分に重そうだが、それよりも更に実際の重量は有るらしい】
【技を持たずに戦える理由、幾つかバグった様な単純な筋力が原因か】

【然し、そればかりでは、能力者とやりあうには不足する】
【それを補うのが、この鬼自身が持つ能力】
【先の言葉は、長身の頭部がある位置から響いた。だが、その次の言葉】

さあ、来な!思いっきりぶん殴ってやるからねえ!!

【それが、やけに低い位置から聞こえた事に、気付いただろうか】

【壁を迂回して接近し、その姿を視界に入れようとすれば】
【鬼が居た筈の其処には、ぽっかりと地面に穴が開いている】
【薄っぺらの岩は、ただ其処にカーテンのように有るばかり】

【接近してくる青年、彼我の距離はたちまちに縮む】
【おそらくは、青年が壁の薄さを確認出来るまで近づいた頃】

おーーおうりゃあさぁっ!!

【地面から突然手が付きだされ、青年の右足首を掴もうとする】
【もし掴まれてしまえば、そのまま足が引っ張られて】
【地面に、右膝までが引きこまれる事となるだろう】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:01:38.29 ID:vFCc5jYo
>>724

…えっ、マジで

【切れるとか聞いて無い…そんな表情をした―――直後】

あッッ゙!!!

【“触って居られないほどの高温”】
【確かに、そうであろう】

【しかし余りに熱すぎるそれは皮膚を、肉を溶かす】
【鉄がすぐ乾いても、ベリベリと音を立てて皮膚と肉が合わさったモノが剥がれ爛れた左掌を視る事となる】

………やって、くれるねぇ

【彼はこんな状況でも、彼女に向けて不敵に笑って見せるのだ―――楽しむ為に】

【乾き、爛れた掌に着いた儘の鉄を無造作に抉り取る】
【コレで、拳の1つは使えないだろう】
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:01:38.97 ID:mD0mmYDO
>>722
【ブチン】
【豚が何気なく言ったであろう、その一言で】
【青年から、笑顔が消えた】

誰が……!
【上げた右足を一気に踏み込み、地面を揺らす】
【そのままぐぐっと力を溜め、そして…】

誰がチキンじゃごるあああああああああああぁぁぁ!!!!!
【そのまま豚へと一気に飛び込み、顔面目掛けて左足の膝蹴りを打ち出す!】
【飛び込む途中、彼の体から炎が上がって足に集まり】
【両足に、巨大な炎の爪が装備された】

/おかえりっす
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:01:53.91 ID:JnxhUEwo
>>728
あ、ご丁寧にありがとうですの。

【微笑みながら丁寧に名刺を受け取る】
【そして野比の問いに】

メアリ、と申します。
肩書きは……少し簡便していただけると嬉しいですわ。

【この見た目でファミレス店員だなんて言えない】
【そして、緊張しているのか右手の本を握り締めながら言った】

それで、☆は何個賭けますか?
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:04:11.77 ID:IMzncOwo
>>723
「暗くなってきたなぁ……来るの遅すぎたかも。今日は諦めたほうがいいのかな
 ぅうー、お腹空いてきたし……」

【ネコミミ型の帽子に参加者用の☆バッチをくっつけ、とぼとぼと歩くローズ色の髪を持つ女性
 青と白のウェイトレス風の服装は、闇の中でも白く清潔に輝いていた】

「……うえっ、何かすごいのとエンカウントしたかも
 ちょっとあんた!見た感じ大会の人だよね!この私、ソロウ=セプテンバーと勝負しなさい!」

【暗闇でも確かな足取りのまま、スマイル輝く彼の元へと一直線】
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:07:53.04 ID:aujJecSO
>>726
くっ…厄介だな
(けで布石はすんだ…)
【西洋剣にバチバチと魔翌力がたまり】

(……なんかの呪文?)
【相手が言った言葉を耳にし何かあると警戒し】

また同じ手か!!
【そう言いながら西洋剣で二つの火球を縦に斬りを放ち同時に防ごうとするが】

なっ!?
【火球は二つとも蝶になり】
【4匹の蝶が西洋剣に当たり大爆発を起こし全身に火傷をおい吹き飛ぶだろう】

ぐはっ…
(よし……次で布石が放てる)
【西洋剣を地面に刺し、立ち上がろうとする】
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:08:03.16 ID:6WS4VVs0
>>730

だろうな、防御力低い所に当たれば痛いわ

【言いながらも警戒を解かない】


(水があたり一面に…下手に移動すると滑るな)
でもダメージは無いからだいzyぶっ!

【顔に水が直撃した】
【目と鼻に水が入った状況と言えばいいか】
【激しくむせていてスキが大きそうだ】

/しばらく落ちますすみません
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:11:38.60 ID:gi5V01oo
>>735
大会の人?大会の人ォ!!!!
【そのまま回転しながら、3回ほどジャンプを行い】
【チラッと、彼女のほうを1回ほど確認すると】

キミがッ!!あの有名なっ!!!ソウル=セプテンバー13!!!
会いたかったぜっ!!ジョニー!!!
【そのままバックステップを回転しながら行い】

因みに俺の名前はっ!!!!
そのまま食べても安心安全、旨い、安い、安心の赤井林檎屋店主ぅ〜〜!!

地が呼ぶ!!天が呼ぶ!!女子が呼ぶ!!赤井〜〜恭平ーーとは俺の事だッ!!

【左手を突き出すのとほぼ同時に、左足を踏み込んだ】
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:13:33.41 ID:ycwporYo
>>737

(ぶべららら・・・今のうちに、鎧を替えよう)
【彼は、水に塗れながらも――鎧を、空気の鎧から大地の鎧へと変える】
【竜巻に対しては、彼の方が近いのだ――水による被害が大きいのは彼の方である】
【もっとも、予測していたため、実質的な被害は少なく抑えられているようだが】

(相手はむせている・・・)
【そして、竜巻に背を向けて、更に、相手を眼の中へ捉える】
【水から自らを守る為であり、次の攻撃へ備えるためでもある】

・・・ひいやッ
【・・・のだが、水が傷口に入って少々沁みたようで・・・変な声をあげている】

(沁みる・・・だが、竜巻は色々と便利だ・・・・・・)

/了解しましたー
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:14:19.49 ID:hGaCXeco
>>732

【本来ならば、彼の持続的な痛みと違い、彼女の痛みは即時性――――……直ぐに消える、筈であった
しかしながら、時間と共に、増す痛みは――――……単なる、傷で無いと、彼女が知るには十分であった】


(皹でも入ったのでしょうか――――……あまり長期の戦闘はきつそうです……でも――――……)


【パチリ、と開いた紫苑色の瞳、心に飛来する、その感情は、きゅうっと胸を締め付けるそれは
きっと――――貴方と、同じ色をしている】


――――……私だって、少しは成長したって事、知ってほしかったんですよ
安心してください、これからもっと――――……魅せてさしあげますよ!


【右手を左手で押さえながら、ぐっと顔を挙げ、その表情に浮かぶ嬉しげな表情を、彼へと注ぐと
彼女は追撃を為さず、その場に立ち尽くした――――……彼女の戦法には、基本的に待ち≠ェ多いのだ
単に、攻めているだけでは、彼女の少ない体力と、手数が直ぐに尽きてしまうから――――……】


(できるだけ長く――――……この時を――――……愉しんでいたい、から)


【ふっと、唇を撫でる、淡い風は、仄かな夜の甘みを含んでいて
刹那も気を抜けない、この白刃の上の一瞬を――――……反面的な、味を持って、彼女に伝える】
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:16:17.98 ID:v3WbMISO
>>733

ブゥヒヒヒ!切れるなよお?!『必殺』!―――おっと、こいつはルール上駄目なんだよな・・?訂正!『必倒』―――
【接近した所で】
【叩きこまれようとする膝に対して蹄を叩き混む事で技を相殺しようとする】

―――『電撃 豚の蹄大作戦』!!!
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:19:46.28 ID:6WS4VVs0
>>739

/すいません用事入ったから明日まで来れなくなりました
/明日また>>739への返ししますので
/ほんとにすいまsん
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:21:14.75 ID:IMzncOwo
>>738
「あたしはチンピラなんかじゃないし、アナタは恭兵じゃないでしょうが!」

【向かってくる相手――いわば狩るか狩られるかの獲物を、闘争心を露にした表情で見返し
 エヘンと偉そうに両手を腰に当て、不敵なスマイルを見せる】

「ホシはいくつ賭けるのかな?私はより確実に決勝まで出たいから
 5つだって構わないんだけどね!さあ!どうするのさ!林檎屋さん!」

【美味しそうな林檎が頭に浮かんだが、グッと堪えつつ】
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:21:26.40 ID:vFCc5jYo
>>740

…娘の成長を感じる父親ってこんな気持ちなのかねぇ
いや、悦んで良いのか寧ろ怖い子になったと哀しめば良いのか

【やれやれ、と…小さく肩を竦めて見せて】
【しかし、その口元は確かに楽しげにつり上がり】

さって、準備は宜しいかお嬢さん
おいちゃんだって暇じゃ……無い訳じゃないが
いやほら、楽しい事は―――熱が冷める前に続けないと

【云いながら、右手で拳を作り…ソレを腰へと溜める】
【彼はきっと、彼女がワイヤーの準備を終えるまで、待つだろう】

【そうじゃないと、愉しめない―――】
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:22:00.21 ID:mD0mmYDO
>>741
【ガキィン!!と音を立てて蹄と膝がぶつかり合う】
【しかし、彼の攻撃はこれだけではない】

舐めんな!コケッコォ!!
【膝と蹄がぶつかり合う状態から、右足を振り上げて】
【空中で宙返りしながら豚の顎を燃え上がる爪先で蹴り上げようとする】
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:22:34.26 ID:ycwporYo
>>742
/了解しましたー
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:23:28.80 ID:w.Wb4xgo
>>734

(…縦ロールにドレス…おいおい戦場に出向く人間の恰好かよ…腕とか脚とか見ただけでもあまり身体能力は高そうに見えないし
…となると、彼女は能力者か…術師だ、魔術を使って攻撃してくるタイプの奴だ、手に持っている本に見覚えがある
アレは月音ちゃんとかが持っていた…魔術の本だ)

【この時点で早速相手の戦闘パターンを予測、自分が早速有利に戦いを向けていけそうだ…と思う】
【しかし、ここで今自分は油断をしたのではないか?と考える…ここで躓いて負けたら…】

(いかんな、それは)

…初日だからな…まずは☆2つ
勝っても負けても次を期待できる数だ…それでよければ首を縦に振ってくれ
大きく賭けたいと言われても困る、オレとしては正直…もっと多くの人間と戦っておきたい…というのがオレの意見だ

【どうかな?と彼女に手を差し答えを返す】
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:25:06.26 ID:J/CSbOwo
>>736

(今が機──!)

【相手が拭き飛んだこの隙を見逃すほど、少女は甘くなかった】
【否──もしこれが別の形で行われていた戦闘であれば、或いは相手が立ち上がるのを待っていたかも知れない】
【しかし今回。彼女には明確な目標があった】
【それはこの大会に出場するほぼ全員が胸に抱いているであろう──「大会上位入賞」ないしは「優勝」だ】
【その権利を勝ち取るため。そしてそれを経過することでとある人間に認められたいがため──】
【──彼女は、非情になれる】

【周囲にあった火球のうち2つがエルの手元へと吸い込まれるように移動し】
【残す火球のうち更に2つが、赤から桃色がかった色の炎へと変化】
【そして、桃色の火球を立ち上がろうとしている相手へ躊躇なくエルは解き放つ】
【その桃色の火球も、今しがた海里が受けた黒ずんだ火球と似た特性を持ち】
【「何かにぶつかると別のものへと変化する」ことが出来る】
【今回のものは、「何かにぶつかればその地点から、“イチゴの葉が寄生した縄”が大量に出現」するというもの】
【狙いは海里の持つ大剣と海里本人──その動きを止めること】
【解き放たれた火球の狙いは海里の足元だ】
【もしこの火球が何の妨害もなく地面にぶつかれば、そこから例の「縄」が現れ】
【海里や西洋剣に絡みついてしまうことだろう】
【更にはこの縄──絡みついた部位に熱を集める特性がある】
【────厄介】
【残り火球:1】
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 21:26:16.16 ID:D6TwQqko
>>731

【然程遠くも無い距離を一気に詰め、その壁の有様が視界に入る】
【叩けば砕けそうなその薄さ、さしたる脅威も無いと見て】

思いっきりブン殴ってやるのは、こっち──さ?

【握り締めた左拳──迂回した壁の向こうにいる鬼へと叩きつけようとしたが刹那】
【違和感。声の発生源が、低い。それどころか姿が無く、代わりに在ったのは嘘のような穴】

【戸惑う猶予すらなかった、次の瞬間】

──う、ああッ!?

【地面より出でた腕が、彼の右足首をがっしと掴んでいた】
【下か!とそう認識した時には既に遅く、脚は見る見る内に膝まで引き込まれた】

なん……っ!
地面が……──!?

【がくん、と崩れる体勢。見当たらない相手の姿】

(なんだ……地面の中か……?)
(……くっそ、このままじゃ、マズいぞ──!)

(掴まれて……此処から動けな……──)
(──……掴まれて? 今、掴んでいる?)

(──ならいっそ!)

【ばっ。青年は意を決したように両掌を開くと】


 ────≪ ブリリアント・ダイモンジサンシャイン ≫!


【恥ずかしげも無く叫ばれた、センスの崩壊した技名と共に】
【彼が大きく両手を広げた次の瞬間、弾けるように光を放ちながら、】
【彼の全身タイツについているビー玉全てが、一斉に熱線を外側へと放出する】

【その目的は、掴まれた足から熱を放出する事で相手にダメージを負わせると共に】
【あわよくば、それをきっかけにこの状態からの脱出と計ろうとするものだが──果たして】
【それが如何なろうと、エネルギーの放出を終えたビー玉は消滅する】

 【下半身のものでだけでなく、上半身のビー玉も全て、】
 【其処彼処へ光と熱線を撒き散らし、辺りの建物へとけたたましく衝突していった】
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/05(金) 21:27:29.73 ID:JnxhUEwo
>>747
【少女はそんな男の打算など露知らずな様子で緊張していた】

(探偵さんとか強そうだな、勝てるのかな、勝てないかも?いや、でも頑張れば……)

【脳内で思考が渦巻く】
【思考に没頭している最中男に話しかけられ驚く】

ひゃっ!

【少し驚いた後、男の提案を考える】
【しばらくして少女は首を縦に振った】

――分かりましたわ。
二つで構いませんの。

(強いか弱いなんて戦わなきゃわかんないんだ、全力でぶつかろう)

【戦う決心がついたのか、強い瞳で男を見据えている】
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:29:19.98 ID:gi5V01oo
>>743
まぁ、赤井恭平だっ!!とりあえず握手握手!!

【此方もニコリと笑い返し、突然右手を差し出す】
【勝負?何ソレ美味しいの?】

ホシは刑事用語で犯人ッ!!

どうするんだっ!!俺も5個でいいけどっ!!一気になくなるぞ!!
・・・・あと林檎食わせて、能力の発動に必要っ!!

【ビニール袋から林檎を1個取り出し】
【子供っぽい、あどけない表情で尋ねる】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:29:53.39 ID:hGaCXeco
>>744

【娘≠フ一言に、心がとくん、と音を立てる
単なる比喩表現、きっと大きな意味は無い――――……けど、その言葉は
哀しいかな、誰にも――――辿られなかった、言葉】


では、お言葉に甘えて――――……背中を借りるつもりで――――参ります


【左手のリングから伸びるワイヤーを根元で切断、ひらりと一片落ちる、絲
そしてフリーになった左手が、踊る――――……リングから零れ落ちたワイヤーが
上へ下へ右へ左へ、荒れ狂う波が如く、不規則な軌道で襲い掛かる】

【狙いは残った右手=\―――……恐らくは、狙いの直ぐ前で、ワイヤーは最後の動きを追え
最終的には、右手へと真っ直ぐへと襲い掛かり、その手首へと絡み付こうとするだろう】

【貯めた割には、やや物足りない攻撃か――――……ダメージがよほど大きいのか
もしくは何か狙っているのか――――】

【――――……数歩、彼女が踏み込むだろう】
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:32:18.32 ID:v3WbMISO
>>745

ナメねぇよ!舐めても糞マズイ鳥ガラのの味しかしねぇだろうからn―――グオォ!!?
【そんな口悪い事を口にしていたが】
【そんな事をしている間に爪先がヒット!】
【豚は蹴られてそのまま吹き飛んでいく】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 21:34:47.66 ID:HteUneMo
>>729

全て小さき、者の友ー 鴨居障子と、申します

【小さく頭を下げての挨拶は、注意していれば分からないほど一瞬】
【形式として行われただけで、敬意など欠片も無い 名前を覚える気すらない】

【その一刹那の礼の後、眼前には”何か”がいた】
【自身の友人―人?―などより余程邪悪な造形を有している海月が如き何か】
【十人が見ればどう少なく見積もっても九人は嫌悪感を露わにするはずだ、やはり高身長には碌な奴らがいないと思った】


【飛来するナイフに対して、本を投げつけた後に、右前に前転 キュロットスカート故、中身の心配は無用】
【投げられた聖書は、不可視の床にそってルブハティルへと軽やかに滑って行き】
【その必要以上な防衛機構が作り出す物理結界は、緻密にして無駄の多い式でもってナイフを一本弾き返す】
【ある種緑色の発光で強調される芸術的な陣とヘブライ語の条件式とは、まさに骨董品】

【高位の柔道家を思わせる動きは、しかし全てを避けきることはできず、眼前に白銀の一矢が少女に迫り――】

《limit eden》―後ろ

【見えない壁に阻まれて、地へと落ちていく ナイフは地面に突き刺さって、剣の丘に新たな墓標が立てられる】
【殺害行為の禁止された大会で、墓を先に立てておくとは何とも臆病な―口には出さずに短く笑った】


【対象と自分とは、指定した方向への移動を許されない 方向は自分を基準に考える】
【一言で纏めればこれが彼女の能力・閉鎖庭園 もう少し詳しく言えば、その方向への移動行為に対して不可視の壁を作る力】

【ナイフをなぎ払った聖書が彼女の真上に到達すれば、その瞬間に下方向への制限を取り払い、聖書と自らを落とす算段だ】
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:35:02.58 ID:aujJecSO
>>748
(今だ…スレイプニル!!!)
【地面に刺さった西洋剣が魔翌力を地面に送ると】
【前に雷の銃弾が当たったエルの前方の地面に魔法陣があらわれ】
【そこから巨大な馬と変わらない形と質量の雷を放たれ。エルに向かい荒々しくまるで生きてるように動きで破壊力も高い一撃が襲い掛かるだろう】

負けるかぁぁぁぁあ!!!
【この布石……避けられるか?】

【そしてエルの攻撃を西洋剣で防ぐが、蔦が西洋剣に絡まり】

ちっ……!!
【西洋剣から手を離し急いで後ろに下がるだろう】

/スイマセン…一時間ほど落ちます
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:36:56.67 ID:7UoruZko
>>749
【鬼、伯陽長 幻舞の持つ能力、≪驚天動地≫】
【その力の本質は、地面を操る事】
【己の用いる魔翌力に比例し、己と操作する位置の距離に反比例して規模が増減するこの力】
【密着しているならば、この鬼にとって土は水も同じなのだ】

【地中に青年の右足を引き込んで、更にその下】

ハーッハッハァ!空だの水中だのってえ輩はごまんといるがねえ!
こういう喧嘩ってのは味わった事が無いだろう?

【地中からの笑いは、やはり地鳴りに似ている】
【ゴゴン、と音がした。きっと、地中で動きを取ったのだろう】

【もしこのまま掴まれて居れば、青年は更に引きずりこまれていただろう】
【地中でも動けるこの鬼に対してその状況は、不利という言葉で済ませるには不足】
【だが、羞恥を捨てた青年の英断が、この状況を切り開く】

………んあ?

……………っ、そう来たかっ!!

【地中に居れば、攻撃は受けにくいが、代わりに地上の行動が見えにくい】
【その為か、青年を捉まえていた右手は、熱を皮膚が感知するまで、反応が遅れた】

【先の防御と違い、斧も籠手も間に挟まらない。直接、熱が腕に伝わり】
【丁度、湯を沸かしているやかんに触れてしまったかの様に、反射的に手が引き戻された】

【数秒後には、青年の前方、四歩程の位置の地面が盛り上がり始めるだろう】
【潜るより出る方が手間が掛かるのは、重力やら土の重さなどから道理】
【もしかすれば、攻撃のチャンスと言えるのかも知れない】
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:37:19.01 ID:vFCc5jYo
>>752

お〜う。
背中でも何でも……背中?普通胸じゃね?

【と、おどけた様に言って見せ】
【内心。手前の顔なんか見たくねえなんて言われてるんじゃないかって深い悲しみに包まれながら】

【シュルリ―――彼の右手に、嫌にあっさりと…ワイヤーが絡みついた】
【元々、彼女の初撃を受ける気だったのか―――】

さて、愛し合おうじゃないか。

【クスリ…笑んで見せながら―――彼女を誘う】
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 21:37:19.05 ID:6ZazRD60
【公園】

……結局、すること無いのよぅ……。
大会とか参加した方が良かったかしら、のよ?

【クリーム色の髪をツインテールに結って、カラフルなアネモネの髪飾りをつけて】
【右目の下には毒々しい色の蝶のタトゥーシール】
【やたらフリルなゴスロリドレスに、服に合わせたようなおでこ靴の、女の子が】

【ベンチに座って、背もたれにくたりと寄りかかりながら。至極退屈そうに、そんなひとり言】
【声量は普通というか寧ろ少し大きいくらい。ひとり言にしては声が大きいような気もするけれど、会話してる相手は居なさそうなのできっと、ひとり言】
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:37:45.16 ID:mD0mmYDO
>>753
【吹っ飛んだ豚が膝から離れ、地面に着地】

誰がチキンじゃああああああああああああああああああぁぁぁぁ!!!!
【すぐさま跳び上がり豚に接近】
【追撃とばかりに右足で燃える飛び蹴りを放つ】

/すいません、風呂入ってきます
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:38:11.27 ID:IMzncOwo
>>751
「……うん?とりあえず?」

【いざ参ろうかと思った矢先、突如握手を申し込まれて
 戦いの前の握手の意味をいまいち掴めないまま、勢いに乗せられグローブ越しに握手をする】

「んん……良く分かんないけど、それくらいなら良いよ
 そのほうが手っ取り早いでしょ!どのみち、ここで取りっこしてから両方本選出れるなんてなさそうだし!
 やるんなら、しっかり相手のものになったほうが良いじゃん!決まり決まり!全部賭けるよ!」

【自身の力である感情の昂ぶりをやや制されつつも、闘志は未だ十分にある
 林檎を取り出している間に数歩下がってグローブを外すと、その手には人間には生える事の無いであろう鋭い爪が生えていた】

「次から行くよ!」
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:46:34.51 ID:gi5V01oo
>>760

うんうんっ!!
戦いの前と後は握手を行うのが俺流なのさっ!!

【其処までも自分流な彼のテンションについていけない女性を尻目に】
【笑顔でぶんぶん握手を交わす】

【少し、神妙そうな目つきで考え】

・・・・・まぁいっか!!
じゃあ俺が負けたら宜しく頼むぞ!!俺も全部を賭けるっ!!!

【そんな事を言っている内に、彼は林檎を1個食べ終わっていたのだ。】
【彼が林檎を食べ終わった刹那、彼の両目が赤色から血の赤に黒が混ざったあの色へと変色し】
【彼の左手からは金色の光が発せられた】

「了解―――いつでも来な・・・・」

【そして左手を腰に、右手を左手から握りこぶし一個分ほどの感覚の上に乗せると】
【その間から刃渡り66.8cmほどの黄色のサーベルが作成された】
【そのまま柄の部分を右手でしっかりと掴み、構えた。彼も次回から動くつもりだろう】
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:46:51.86 ID:hGaCXeco
>>757

【本気で中の人が間違えたのは内緒だ!!】


――――……っ!!


【ゾクリ、と背筋に奔る、一閃の――――……影
それはまるで、自ら崖へ追い込まれた、追われる獣のような
そんな形容できない――――……畏れに、襲われたから、か】


(――――……いや、大丈夫です、きっと――――……っ)


……望むところですよ――――あ、でも……一応こう見えても、恋人持ちなので
できればその……あまり、傷つけない方向で、お願いします――――……ね


【その言葉は――――……真剣なのか、そうでないのか
頬に奔る赤色が、その判断を紛らわすように、現れて――――……】

【彼女は、絡みついたワイヤーを、強く、締めようとする】
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:47:01.45 ID:w.Wb4xgo
>>750
【左手でフェルトハットを掴んで深くかぶり、眼帯に隠れていない右目で少女を見つめる】
【そう、眼帯をつけているのだ…片方の目をどうして隠しているのだ…というより…その後ろに眼球はあるのか?】
【ともあれ彼女が案を受け入れたのを見る】

…提案を受けてくれてどうも、互いにガチでやり合おうじゃねーか
じゃあ始めようぜ…言っておくがこの大会は…実戦として挑んでくる奴がいっぱいいる
ちょっとの油断が命取り、出来る限り自分が戦うに適した状態、最高のコンディションで挑んでくる

―――時にオレの疑問はその恰好戦闘に向いてるの?という疑問があるん

【だが、と告げた瞬間にはすでに彼は右腰のホルスターからリボルバー銃を引き抜いてメアリに向けていたのが見えるかもしれない】
【そして気が付いたら引き金を引くだろう…左右それぞれ二発!右の銃はメアリの右腿二発、左の銃は両肩へと叩き込むだろう】

【…もうその一挙動を見るだけで分かるだろうが、彼の持ち味は『早撃ち』だ…!】
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:47:11.85 ID:YyRpZZko
【静かな森の中】

…………………

【少し開けた月明かりが差し込む広場のような場所で】
【白紙のような真っ白い髪の少年が1つの樹に寄りかかって眠っている】
【その身体に真っ黒なロングコートを羽織って、多分寒かったのだろう】

…………………んう……

【思い出したように鳴く梟の声、りいんと鳴く虫の声、風に揺れる葉の音】
【それのどれもが音を発しながらも静かで不思議と調和が取れている】
【少年の好きな空間と言っても差し支えない、きっとそんな所だから寝入ってしまったのだろう】

……………………

【森の音に自分の規則正しい呼吸音を加えて】
【深い深い眠りをたゆたうように沈んでいく】
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:47:59.15 ID:VZhaxmwo
>>758
Boredom can kill you.ってな。
イイ慣用句だとは思うが、だからってわざわざイタい思いをしに行く理由も無いと思わねェ?

【そのやや大きな独り言を聞きつけてか、一人のいかにも軽薄そうな男が近付いてきた】
【白いカッターシャツを、黒いスラックスからだらしなくはみ出させ】
【緩めに締められた紺のネクタイを、わざわざネクタイピンで留めた、黒目黒髪の青年だ】

タイクツなら、話し相手くらいにゃ、なってやれるぜ、お嬢ちゃん?
もっとも、アンタが目を向けりゃ、退屈を満たすタネなんざ、そこらに転がってると思うがね。

【人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべながら、その口から溢れる言葉の洪水は、流れるようだ】
【口にする言葉は、少々小難しいが――新手のナンパだろうか?】
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 21:53:13.52 ID:vFCc5jYo
>>762

【…何だかデジャヴがry】

……ほぉ、出来たのか

【どんな奴だ?と、普通に尋ねながら】
【ガシ…と、彼女と繋がったワイヤーを再度掴み】
【締め付ける為の“引き”に応じる様に、此方からも強く引いて】

何とも残念。おいちゃんも君の事狙ってたのに

【と、おどけた様に言う彼は―――雲の様に本当の気持ちが掴み辛く】
【ザッ―――。一歩。彼女と硬いワイヤーで繋がれたまま、歩みよる】

【だが、右手は完全に使えない。飛び蹴りをしようにも彼女と繋がっている】
【普通に蹴る―――つもりだろうか?】
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 21:55:04.25 ID:D6TwQqko
>>756

……っ! やった!
身体に付けといてよかった──

せえ、のっ!

【自分を掴んでいた手が離されたのを感じ取って、】
【両の手で地面を押しながら、引きずり込まれていた右足を引き抜くと】
【前方の地面が徐々に盛り上がっていくのがすぐ目に入った】

──ふうう……なるほど『地中』って言うのは、初めて見た
……そうか、“あの時”の波は、そういうことだったのか──

【青年は背の剣を引き抜くと、それを両手でしっかと握り締め】
【盛り上がる地面と、かつての光景が青年の中でリンクする】
【恐らく、あそこから出てくるのだろうと結論を出すのに、時間は要らなかった】

ならもういっちょ……
モグラ叩きならぬ、鬼叩き──っだああああぁぁーっ!!

【だっだっ、だんっ──.一歩二歩、強く地を蹴って。三歩目、身体を逸らしながら大きく跳躍】
【盛り上がってくる地面に目掛けて、大きく振り上げた剣を、落下する体重を乗せて叩きつけるように振り下ろす】
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:56:01.35 ID:IMzncOwo
>>761
「あーあわわわわわ!」

【背丈は一般的な女性よりやや小さいほうなので、腕を動かされる度に身体が上下する】

「そう!でも負けないよ!いつだって全力全開全速勝負!恨みっこ無しのホンキ試合!
 金色……林檎……そういえば、どっかにそんな木があるって聞いた事あるけどホントかな?」

【そこでごちゃごちゃした思考を途絶えさせ、相手の姿を見て一瞬の判断を行う
 刃物を持ち、奇妙な力の使い手――打ち合いは負けるか、或いは己が耐え切れるか――
 身を低く屈めると、ウェイトレス風の格好そのままにかなりの速度で恭平に駆け寄る
 策を講じていないとすれば、そのまま下段から爪でサーベルの持ち手を切り裂くつもりだろう】
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 21:56:18.03 ID:v3WbMISO
>>759

ぐおぉ・・?!や・・やばい・・?!――――
【豚は吐血し痛みに顔が歪んでいた。】
【が】

――――なああああんてなあああ!?!!
【次の瞬間には歪んだ顔は】
【満面の不敵な笑みに変わった】
【まるで痛みを、このピンチを楽しんでいるかの様な】

わざわざ自分から近づいてくれて有難うなあ!『必倒』!!『三匹の小豚』!!!
【そう言い青年の足元を掴み攻撃を阻止しようとする】
【もし成功したならそのまま三発、足の蹄で顔面・鳩尾・金的と急所を連続して攻撃しようとする!!】

/いってらっしゃいませ
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 21:59:03.52 ID:6ZazRD60
>>765

……、日本語でおk、なのよぅ?
英語とかね、別言語は全然分からないのよぅ……。
痛いのは嫌だけれどね、強くなるにはいいと思うのよ、なのよ。

【ひとり言に対する返答に、ちょっとだけ間を開けてから、そう返して】
【そのうちに、うー、とか小さく唸りながら寄りかかっていた体を起こして】
【近づいてきた相手を、じぃと。秋の空みたいに澄んだ深い青の瞳で見やって】

あのね、ありがとうございます、なのよ?
でもね、あのね、夜にいきなり女の子に声かけたらね、今時通報されるかもしれないから……注意した方がいいかも、なのよ?
だってね、今時の親の教育は怖いんだから!
……地面にお絵描きも飽きたし、くるくる回るのも飽きたし、猫さんを探しても見つからなかったのよぅー……。

【話し相手が見つかって嬉しいのか、目をきらきらとさせつつ、なんだかそんなことを言う女の子(推定5歳ほど)】
【この歳の子が言うことでもない気がするのだが、まぁいいんだろう。多分】
【とりあえずまあ、暇つぶしはあらかたやって、それでも暇らしく】
【ベンチに深く座れば地面に届かない足をぱたぱたさせて。ナンパする相手にしてはいささかロリですよ!】
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:02:33.86 ID:/mpBj2AO
【公園】
【寒空の下、刺すような冷たい風に黒髪を靡かせる人影がベンチに居る】

【静寂の中、目の前に燃える炎に照らされながら】

…………
【背の中ほどあたりまで伸ばしたストレートロングの黒髪を一房だけを束ね、黒いスカートに白いダッフルコートを羽織った少女が分厚い魔導書を膝に置いて読んでいた】
【異様というならばその周りには本が何十冊も山積みされていた】
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:03:21.50 ID:J/CSbOwo
>>755

【先ほど>>748でエルの手に吸い込まれた2つの火球。それらは急激に姿を変え】
【球体から棒状へ。棒から鋭利な刃先をもった何かへと変貌】
【最終的に2つの火球は、赤い赤い刀身を持つ、炎で構成される片手剣と化し】

私、だって────ぅ、、ぐっ……!!

>>726でのバックステップ。それが功を成した】
【魔方陣との距離は1〜1.5mといったほどか】
【故に魔方陣が出現した瞬間。迫り来るであろう攻撃を回避するために相手から見て左へと跳び】
【そのまま──海里へと向け、疾走する】

【回避も何もあったものではなかった】
【あるのはただの、愚直ともいえる正面突破】
【残った最後の火球は少しでもスレイプニルの威力を減らすために消費してしまうも、焼け石に水】
【エルの左半身を暴れ馬が掠め。耳に不快感を残す皮膚の焼ける音が空気に溶ける】
【見れば彼女の左腕と上半身の殆どの服は焼け落ち──人工皮膚すら焼けて機械の骨組みが露出していた】
【それでもエルは止まらない。戦闘における興奮状態が痛みの認識を遅らせているのだ】

負けるわけには──いかないんですから────ッッ!!

【ダンッ!】
【再び、地面を強く蹴る】
【身体が妙に熱かった。どこかが、疼いていた】
【その感覚を──通常の感覚ならば激痛とも呼べるべきそれを──推進力へと変え】
【握り締めた片手剣を、海里に突きつけんと彼女は奔る──!】

/了解しましたー!
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/05(金) 22:04:22.26 ID:JnxhUEwo
>>763
【少女は力強い表情で男を見つめ、本を握り締める】
【其れと同時に漆黒の魔力が吹き上がった】
【花びらが風に揺れるように、少女の纏うゴシックロリータの衣装がなびく】
【黒薔薇の少女は、其の膨大なる魔力を吐き出すかのように、艶やかなその唇を開いた――】

La――

【魔力に指向性が与えられる】
【与えられたのは防御の性質、普通の弾丸ならば数発防げるぐらいは有る】

ガキィィィィィン!

【金属音の様な音を響かせ、銃弾を防ぐ】
【其れを皮切りに、少女の唇が旋律を紡ぎ始める】

My mother has killed me,(お母さんが私を殺した)
My father is eating me,(お父さんは私を食べている)
My brothers and sisters sit under the table,(兄弟姉妹はテーブルの下)
Picking up bury them under the cold marble stones.(冷たい大理石の下 そんな私を埋めるのだ)

【イギリスの童謡群――マザーグース】
【其れは、唄で有り、詠唱であった】
【言葉を紡ぎ終えたその瞬間、漆黒の魔力が亡者の如き人影と化し、男に向けて襲いかかる】
【その姿は幼き少女、体のシルエットのところどころが欠けており、其れはまるで何者かに食べられてしまったかのよう】
【少女の動きは早く、野比の近くに入り込むと素早い動きで拳を繰り出したッ!】
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:04:34.79 ID:hGaCXeco
>>766

【普通に尋ねられ――――……思わず、言葉が零れて
きっと、それだけ、嬉しいのだろうか】


……かっこよくて、それでいて優しくて――――……思わず、支えてあげたくなると同時に
支えて欲しいと思う人達ですね、吟雪と、武美は


【――――……人達≠ナある】

【ワイヤーを捕まれ、彼の引きに――――……思わず意識が集中しそうになるものの
やはり、彼の言葉は、聞き逃すには少々――――……彼女にとっては、大きかった】


か、からかわないで下さい!!……そ、その……迷っちゃうじゃないですか――――……
私も……似たような気持ちに、なっていたこともありましたし……


【けれども――――……その気持ちは、恋とはまた違う――――羨望に近い感情へとなった
暴走してしまった時、ロゼとして戦った時の貴方は――――……とても、魅力的で、大きくて――――……】

【歩み寄る彼――――憧れの存在が、直ぐ前に居る
文字通り、繋がれているのだ、ここで退く者が――――どこに居ようか】


お先に失礼します……っ!!


【彼女から踏み込んだ、眼前で刎ねる、紫苑色の三つ編み――――……下げた、彼女は――――体勢を
身長の差を生かした、攻撃、肉薄する二人の距離で、かくん、と沈み込んだ彼女は
さらに、強く地面を蹴った――――……】

【当然の事ながら生まれる、推進力を、そのままに――――……彼女は、彼の左脇下を通り、後方へと回ろうとする
左手にはワイヤーを握ったまま、だ――――後方へと回られれば、かなり、危険であろう】
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:07:13.50 ID:gi5V01oo
>>768
・・・・・・かわいい

【上下しながら一言、呟き。顔を赤く染める】

「バーロー、俺が勝つんさ。お嬢ちゃんっ!!!とりあえず本気で行くぜぃ!!
 あと金色の林檎は俺も知らんっ!!とりあえずお話は此処までっ!!」

「・・・・・赤井御流鎖寝付狩り!!」

【そう叫びながら、右手で大きくサーベルを腰元から引き抜く】
【それとほぼ同時に恭平はソロウの身長ほど、彼女の後方へとジャンプを行う】
【その隙に彼女が66cmの範囲以内にいれば】
【彼はそのままサーベルをソロウへと向け、首筋若しくは右肩周辺を切ることだろう】

【しかし斬りつける事に成功しなくても、着地した刹那体を裏に回し】
【そのまま結構な速度でサーベルを彼女に振りあげることだろう】
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:08:14.57 ID:VZhaxmwo
>>770

Boredom and indifference kill you.
ま、退屈してばっかじゃ、人は死んじまう、ってこった。

……強くなってどうするよ?
生きて行く必要条件とは思えないけどな。

【目の前の少女には、いささか難しいかもしれない選言】
【少女をからかっている、のではなく、誰に接するにしてもこんな態度だ】
【老若男女、相手を選ばず、だ】

あァ。そうだな。
だけど、こんな夜中にフラフラしてる女の子は、悪い男の人に襲われても、文句言えないんだぜ?

【ベンチの横に腰を下ろして、脅かすように少女に語りかける。まるで、自分が悪い男だ、とでも言わんばかりの論調】
【――無論、目的はナンパではない。単に面白そうだったから、声をかけただけだ】
【ただ、その軽薄な態度と、人の神経を逆撫でする趣味の悪いジョークに、たびたび勘違いを受けているが】

んじゃ、他にやりたいことはねェのか?

【その三つのやり飽きた事項を聞き終えて、さらに問う】
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:08:40.62 ID:7UoruZko
>>767

はっ、ようやく気付いたのかい?
あの時、あたしが何処から出て来たかくらい見てただろうにねえ!

(……とは言っても。次に来る手は大体予想が付くが)
(それを防ぐにゃあ………ああ、ちょいと難しい)
(使える手は……いや、そのまんま手があるか)

【長大なリーチとバカげた怪力、それを兼ね備えたこの鬼の意外な弱点】
【斧を手にしている時でもそうでなくても、共通する事項が一つ有る】
【斧は長さ故に小さな素早い動きには向かず、腕の籠手は強度に限界がある】
【即ち、近接の斬撃に対して、非常に防御手段が少ないのだ】

ぬぅ………ぐ、ガアァアッッ!!!

【額の角を両腕で挟むようにして、手の甲と籠手を青年に向け】
【頭部の防御を固めて、振り下ろされる斬撃に応じた】
【人間の体重と重力、合わされば流石に一歩後退させる程度は可能らしいが、寧ろ刮目すべきは】
【熱と衝撃によって脆くなった籠手が剣によって切り裂かれ、その下の腕に刃が食い込んだ事か】

【強靭な筋肉が鎧の代わりをすると言えども、火傷の負傷も有る】
【右腕はほぼ使用不能、左腕も力が衰えただろう】

【だが、まだまだ終わりはしない】
【刃の食い込んだままの右腕が、外側に開かれた】
【この動作によって、青年の腕ごと剣を外へ運んで、空中での姿勢を崩そうとしつつ】

生憎だがねえ………頭叩かれて引っ込むモグラほど気性優しくないんだよっ!!

【その角を、頭突きの要領で、青年の右肩目掛けて突き刺そうとする】
【この動作の終了後、鬼は、地面にまだ潜ったままの足を引き抜いて、構えを直そうとする】
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 22:16:24.60 ID:6ZazRD60
>>776

でもね、あのね、人でなくても退屈は嫌なのよ、よ?
だからね、それはね、きっとね、言葉を変えたほうがいいのよ、なの!

【相手の言葉に、そんなことを返して。なぜだかしゃきーんな表情をして】

昔私に勝った人に勝つんだから!
次は絶対負けないって決めたんだから、絶対勝つの!

【(`・ω・´)】
【ぐっと両手を握って、両足と一緒にばたばたさせて】
【要するに、勝ちたい人が居るらしいよ!】

ちょっとした悪い人くらいなら追い払っちゃうんだから、なのよ?
それとも、お兄ちゃんは悪い人ですか、なのよ?
だったらね、ちょっとね、駄目なのよぅ?

【追い払う自信があるらしく、そんなことを言ってから、首をかしげて】
【悪い人だったら駄目らしい。なにが】

強いて言えばね、誰かとお話とか……好ましいのよ、なのよ?

【にーっ、っと笑いながら、そんなことを】
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:17:00.61 ID:aXVBtBI0
>>754

……人間なんて、どうせみんな小さなモノだ。此れが私なりの『神』の存在理由の解釈のひとつ…。
物理的な話ならば、如何ともし難いがな? ……何故か?見て解らんなら、お前は愚昧極まりないね。

【湿気の無い、潤いも無い苦笑い――――然し、この時ばかりは、双眸だけが強い光を湛えていて】
【ぎゅ、と―――余程眼の良い人間でも、知覚出来るか、出来ないか。そんな時間だけ、握り手に過剰な力を込めた】
【次の瞬間には、そんな一途な様子は一秒たりとて無かった、と思わせる何時もの声で、皮肉を投げる】

【一方のアートマン―――以後、名前を縮めて『U.F.O.』と記載する―――の触手は、亀の首の様にずるり、と伸びる】
【夫々、最大の長さは4メートル弱、と言ったところか。力は確かに弱いが、小さな刃物であれば、掴めないと言う事もない】
【手首のスナップを、身体の踏み込みを代理する、自在の伸縮―――だが、一つの手はは虚空を掴み、そしてぐしゃり、と熟れ過ぎの果実よろしく、潰れた】
【それと同時に、空中に描かれる乱れた弧―――運悪く聖書の進路状に有ったナイフの一本が弾かれ、同時に腕を一個破壊したのだ】
【現状では本体へのダメージは無く、U.F.O.だけを考えても、大きな損傷ではないが……物理攻撃の通用が証明されたのは、大きいか】

(獲物が聖書だとしたら……却って、踏み込むべきか)
(致命……と言うか、やる気を削ぐだけの威力を与えるにも、必要不可欠な過程……『手』だって、何本も有る)

【ルブハティルは、直線軌道の聖書が、自らの頭上に至る前に―――スンッ。斜め前方に向けて、飛び退いた】
【ギリギリで、射線と交差しない―――この軽い身のこなし、男性並みの身長に恥じない運動能力も、ルブハティルの長所】
【ナイフを持つ手で、少しずつ『魔翌力』……認識能力があれば、光の粒子として眼に映るそれを集めて、練って】
【腕を伸ばすには些か遠いが、十分に近距離≠ニ呼べる間合いへと、疾駆で近づこうとしながら―――】

……≪レイ・ソニック≫ッ!

【一度だけ、手首だけを振って、ナイフで虚空を薙ぐ―――すると、半月状で黄金色の魔翌力刃が、飛んで行くだろう】
【教会式魔術の中でも、詠唱を短期で済ませるスタイル……詠唱破棄と呼ばれているモノに、近いらしい】
【命中すれば、本物の利刃に触れたように、肌が裂けるだろうが―――肉に深々と傷を刻むほどの威力はない、スピードが有るだけの牽制だ】

【一方、U.F.O……ルブハティルに遅れて、その数メートル程後ろに浮かぶ彼の『手』に、一度でも目をやれば】
【最早、その中には………――――何 ひ と つ¢カ在しないことに、気付くだろう】
【更に、注意力を働かせることができれば―――その背後に、『魔翌力を帯びた何か』が、追従していると理解できる筈である】

/文章が消えて遅れました、申し訳ない!
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:18:49.09 ID:IMzncOwo
>>775
「せりゃっ!」

【サーベルを引き抜かれる手前、上方向へと数メートル程跳躍、路地に大抵ありがちな突起物(窓枠や丈夫な蔦など)を掴む
 ぶら下がりながら相手の跳躍を見、此方を向く恭平の姿を確認した】

「タダじゃ見せてくれない、って感じかな……だったらこっちも行くよ!」

【壁を蹴り、重力にその勢いをプラスしたまま恭平の元へと突っ込む
 側面から来ると思うと、エアウォークにより突如虚空を蹴って逆方向から浅めの襲撃を繰り出し
 深手を負う事を避けるため、突っ込んだ形から振り向き
 すぐさまバックステップで反撃の被害を減らそうとする】
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:19:27.73 ID:vFCc5jYo
>>774

それはそれは―――

【小さな、小さな笑い声が漏れた―――それは言葉にせずとも、良かったな。と言う様で】

ハッ、そりゃ嬉しい。
まぁ、今もコレからも味方では居てやるから…棄てられたらオイチャンとこいらっしゃいってな

【おどけた様に言うが――彼の眼は、既に戦う為の眼差しへと代わって居て】

嗚呼――――

【小さく、息を漏らして】

―――賭けはオイチャンの勝ち、か?

【忘れて…居ないだろうか】
【彼の右腕は縛られている。そもそも遠い。使えない】
【間合いが近すぎ、両脚による攻撃も…使えない】

【だが1つだけ残っていた】
【左腕、である】

【最初に焼け、爛れた掌―――掌“だけ”である】
【他の部分は完全に無事なソレは、未だ武器になり得るのだ】

【身体を捻じり、彼女の下顎を狙う、一閃】

【鞭の様に撓らせた腕…当てるのは握れもしない拳で無く】

ォオラアアアァァァァ!!!

【手首――関節である】

【避けられれば、敗北は必至】
【当てれば―――勝てると踏んでの、一撃】

【これにて、終わるのだろうか?】
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:24:14.17 ID:w.Wb4xgo
>>773
【メアリが声を紡いで…打撃弾が打ち止められた…!?】
【ノビタはヒュウ、と口笛を吹いて早撃ちによる不意打ちをみごと防がれた事に…多少動揺する】

(…ワーオ、オレの初撃をまともに捕えた奴が現れるのはいつ以来だ…?一声簡易詠唱しただけである程度の防御壁が作れたか…
実戦的防御だ、それならオレがホルスターに手を伸ばしていれば反応できるかもな…出し惜しみせずにもっと威力の高い弾丸を放てば良かったぜ…!)

【昨日指摘されたのはこれか、確かに一件動き辛くて戦えなさそうに見える相手でも…腕っ節が弱そうに見えても当然その弱点を補ってくる】
【この大会に出るからには当然の対処、むしろオレは少々自分の長所を過信しすぎていたんだなとノビタは思う―――これが昨日などにも言われていた反省点だ】
【だが突然耳に聞こえてくる歌、ちょっとしか耳にした事はないがこれは…】

(…マザーグース?いや…これは…歌が詠唱になっているのか!?)

【そして来た、相手は幼い少女の形を作りだしてこちらに襲いかかって来るのをみる】
【これが彼女の戦闘スタイル…とっさに彼は銃を持つ左手を腹の前に出して拳にガードしに行く】
【ガンッ!という肉を打つような音と…左手の甲に走る痛み】

…う…ぐぉッ!!

【痛みにもだえながら…彼は向けていた、メアリに銃を】
【痛みには当然慣れている…ゆえに攻撃されながらこちらも攻撃するのは常識に近かった程の反応】

【右手の銃で狙うは彼女の左肩、プロボクサーの拳並みの速度で…キツく抉りこむような衝撃を与えるその弾丸を叩き込もうと…引き金を、引く!】
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:25:06.11 ID:mD0mmYDO
>>769
ぬおおぉっ!?
【飛び蹴りという技の特性上、相手の行動を見てから回避行動を取るのは難しい】
【簡単に右足を掴まれ、そして――――】

【ズガッ、ドスッ、チーン】

―――――――ッッッ!!!!
【全ての攻撃がきれいにヒット、主に三発目の攻撃によって悶絶する】

/ただいまっす
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:27:48.71 ID:VZhaxmwo
>>778

人じゃなきゃ、退屈を感じることなんて無いさ。
ま、亜人だのなんだのをその範疇に含めることに異論はねェけど。

【ベンチの背に両腕を掛け、だらしなく座った姿勢になり、会話を続けていく】

勝ちたいねェ……。
ま、そう急ぐ必要も無いんじゃねぇの。
これから嬢ちゃんには、何年、何十年、時間とチャンスがあるだろ?

【その明らかに成長途上にある肢体を眺め、逸っている様子の少女を諌めるように、言う】

そりゃ頼もしい。
俺も追っ払われたくはねェしな。
んじゃ、俺はイイ人、って事でヨロシク。

【左手を掲げ、そんな、あからさまにその場しのぎの台詞をのたまう。なにがヨロシクなのだろうか】

ふぅん、んじゃどんな話がしたい?
クラスの好きな男の子とか?

【その笑顔に、こちらも軽薄な笑みを返しながら、冗談じみた口調で、さらに重ねて問い】
【話し相手になることについては、異存など無いという事だろう】
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:27:58.14 ID:hGaCXeco
>>781


っ――――……!!


【彼の――――切り替えの早さに、彼女は寸刻、遅れを取った
彼女にミスがあったとすればその一瞬だけであったろう
結局のところ――――……彼女が及ばぬのは、彼との心構えの差であり――――……
そして、それは、彼女の最も足りぬところである】

【平坦な道に出来た一筋の皹は、引っ掛け、転ぶには十分に、大きい――――……】


しまっ――――……!!


【思わず声が出る――――……視界の端に輝く、その色は――――
小さいようで大きな、彼との差を感じさせるには、十分であった】

【感じる衝撃は軽く――――……静かに、彼女の意識を、ブラックアウトさせた
軽い音を立てて、パタン、と彼女はその場へと倒れこむだろう】
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:28:24.52 ID:gi5V01oo
>>780
「来るか・・・ならばっ!!」

【右腕のサーベルを、遥か空に高く上げると】

「赤井御流上空燐棟っ!!!」
【そのまま壁を蹴り上げ、此方も中に舞う。その刹那上で飛んでいたサーベルを右手に装着し】
【彼女目掛けて右手を突き出して上から突進して行った】

【彼女がもし避けた場合そのままサーベルを突き刺したまま、地面へと着地し】
【いくらか格闘術で戦う事になるだろう】
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 22:30:12.32 ID:D6TwQqko
>>777

(──よし! 入った!)

【篭手を裂き、確かにその腕へと入り込んだ刃の感触が、】
【腕に伝わる衝撃と共に、確かに感じられた。かつてのように、】
【その刀身から光が爆ぜることこそは無かったが、それでも十二分な手応え】

(このまま一気に畳み掛け──、……ッ?)

【──しかし】
【相手の、開かれた右腕。刹那の間に起こった僅かな行動】

【そのまま正しく着地する筈であった身体が、それによってぶらされた】
【故に、其処から繰り出された頭突き──それも、角を有した鬼のそれを防ぐ手立てが無く】

──ッっぐ、ああああぁぁーっ!!

【ずぶり。繰り出された鬼の角は、寸分違わずに青年の右肩を穿った】
【絶えかねる激痛が絶叫となって爆ぜ、青年は身体を捻りながら後ろへと崩れるように倒れ込む】
【がらん、と思わず手から零れた長剣。その鍔元に埋め込まれた、龍の瞳を模した宝珠もまた紅かった】

……っが、はッ……
……角なんて……ずっと飾りだと思って……──が、ふッ……

(……く……これじゃ剣が……剣が握れない……)
(まさか、突いて来る、なんて……──ッ……)

【左手で傷口を握り潰すように押さえながらも、一度身体を転がして】
【膝立ちの状態にまでは持っていくが、不意の激痛ゆえ、そこまでしか叶わなかった】
【攻撃に移る事も出来ず、歯を食い縛ったまま、明らかな隙を晒している】
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:31:20.53 ID:v3WbMISO
>>783

ふぅ・・甘いぜぇ・・砂糖で味付けされてるのかよォ?ブゥヒヒヒ
【そんな事を言うが】
【同時に】

ブヒ・・ブヒ・・
【口から血を足れ流す】
【やはり笑みを浮かべてはいるが先ほどの攻撃はダメージは確かにあったらしい】
【しかも】
【追撃はない、更にはスキだらけだ】
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/05(金) 22:31:35.28 ID:JnxhUEwo
>>782
(あ、危なかった!)

【背中を冷や汗が流れゆく】
【即席の防御だ、それほど強くはない】
【あの状態の防御で2,3発多く打ち込まれていれば防御は抜かれていた】

つかみなさいですのッ!

【少女の影に命じ、少女は男に掴みかかり拘束しようとする】
【そして飛来する弾丸】

――La!?

【唄を紡ごうとしたその瞬間、メアリの左肩に強い衝撃が来る】
【ごきり、と嫌な音がした。恐らく脱臼だろう】

ッ――。

【顔を顰め痛みに耐える】
【メアリは肩を抑えながらそれでも唄を紡ぐ】

Lizzie Borden took an axe(リジー・ボーデン 斧を取り)
And gave her mother forty whacks.(お袋40回斬りつける)
And when she saw what she had done (我に帰って気がついて)
She gave her father forty-one!(親父を41回斬りつけた!)

【魔力が斧を形作る】
【巨大な斧は勢い良く野比に向かって飛んでいった】
【殺さないように刃は潰してあるが、其の重さと衝撃は本物に勝るとも劣らない】
【もし野比が少女の影に拘束されているのであれば――、かなり有効な一撃と化すだろう】
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:32:48.16 ID:v3WbMISO
>>788
/追記
/お帰りなさい!
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:33:22.49 ID:vFCc5jYo
>>785

【ヒントは、確かに有ったのだ】
【見るからに、構えを変えた彼―――それは確かに、戦い方を変えると言う意味だった様で】

……よい、せっと

【拘束の弱まった右手で、彼女を支えて】

やっぱ、生身ってのは戦い辛いねぇ

【呟いて、彼女をその場に横たえるだろう】
【すぐに―――眼を覚ますだろうか?】
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:34:41.16 ID:mD0mmYDO
>>788
【豚が血を吐く、大きな隙】
【それを彼は――――】

〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
【見逃していた】

【ていうか、見ていられる状態ではなかった】
【金的をもろにくらったせいで、自分の股間を抑えて地面をゴロゴロ転がっている】
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 22:35:59.27 ID:6ZazRD60
>>784

そんなのね、分からないのよ、なのよ?
本とかだってね、口とかが無いだけで、退屈って思ってるかもしれないんだから!
そんなの分からないけれどね、そう思ったほうが何となく楽しいでしょ?

【そんな異論を唱えてから、くすくすくすくす、悪戯っぽく笑って】

でも、相手は大人の人なのよ、なの。
あんまり時間が経ったら駄目でしょ、なのよ?
病気とか怪我とか、無いって言えないんだから、やっぱりなるべく早くがいいのよ。きっとそうなの!

【年齢差があるからなるべく早く、らしく】
【まあこんな世界だし、早いほうが確かにいいのかもしれないが】
【超絶余談だが、全体的にフリルを多くあしらっている上、パニエでも着用してるのか、非常にもっくりもっくりしてらっしゃる】
【体型とか、ちょっと分かりにくかったり。もっくもく】

ふふー、それならいいのよ、なの。
よろしくね、お兄ちゃん、なのよ?
……あっ、そういえば、お兄ちゃんの名前はなんですか、なの。
私はね、ファラエナって言うのよぅ!

【ヨロシクされました】
【この場凌ぎでも、別にいいらしく。相手の名前を尋ねたりして】

学校とか、行った事無いのよ、なのよ?
だからね、なんかね、……えーとね、楽しいお話がいいな、なのよ。

【首をかしげながら、そんなこと言って。まあこの世界なら珍しいことでもない、はず、たぶん】
【それから、なんかたっぷり悩んで。結局そんな結論。ずいぶん簡単】
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:36:14.94 ID:IMzncOwo
>>786
「っ……!」

【サーベルによる串刺しを避けるため、刺突を躱しながらの攻撃。より浅くなり、服は切れても肉を裂くには難しいというほど
 そして自身の肩口を衣服ごと刺され、ワンピースから、血の滴る右肩が露になった】

「ととと……わわ、わ、わっ!」

【痛みによって動作のブレーキが利かず、地面に着地すると同時にずっこけてしまった】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:38:42.59 ID:hGaCXeco
>>791

【時間にして、数分程度経ったであろうか
んぅ……と、小さな声と共に、彼女が目を覚ました】

【キョロキョロ、と何か――――……困惑した様子で、上半身を上げ辺りを見渡し
貴方と視線が交錯すると――――……静かに、微笑んだ】


……どうやら、負けてしまったようですね
やっぱり、まだまだ貴方までの道のりは……遠いみたいです


【どこか自嘲気味の微笑みは、噛み締めているようにも――――思えて】
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:38:45.00 ID:7UoruZko
>>787

鬼の角が、只の飾り?
そいつは吸血鬼の牙が伊達衣装と言う様なもんさね
仮装で付けてる訳じゃあ無いんだよ、こっちもねえ

(………っとっとっと……ふーむ、こいつはしくじったねえ……)
(右腕がまともに動かない……ぶん殴れないのはすっきりしない)
(左の方は………時間次第。ちょいと深く斬られ過ぎた)
(首、腹、足、こっちは良し。総合して……)

【両腕の負傷を見比べ指を動かし比べ、そのダメージの程を見て】
【過去の喧嘩の経験から直ぐ、『もう使い物にならない』と判断】
【左はまだ、何十秒かは動かせる。然しそれも時間の問題】

………良い喧嘩だ、こうじゃなきゃあねえ
こんぐらいにやって貰わないとすっきりしない、そうだろう?

さあ、立ちな。これで終わりって訳じゃあないだろうに
最後にもう一発程度、派手な花火打ち上げてみせな!!

【ならば、それまでに此方も一発撃ち込もうと】
【右半身を青年に向けて、左手は拳を作らずに背まで振りかぶり】
【じりじりと、にじり寄り始めた】
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:40:20.47 ID:v3WbMISO
>>792

798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:41:41.36 ID:gi5V01oo
>>794

「もう少し、避け方を見直す事だな」

【そのままサーベルを地面から抜くと、自身の腰元近くに下ろした】
【サーベルからは先ほどの少量血液が垂れ始めていた】
【そのサーベル。黄色と赤が闇世に映えて大変美しい】

「隙あり・・・・赤井御流横流し」

【そういうと、彼女の腹目掛けて大降りにサーベルを横に切った】
【しかし大降り、避けられる時間はある。当たったら肉を裂くほどの衝撃が遅い以下かって来る】
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:44:01.71 ID:w.Wb4xgo
>>789

…掴まれるかよォ!!

【とっさに後ろに飛び少女の陰から逃げる…相手は魔術師、脚は遅そうだが有利なのは自分が動けるとき】
【ここで拘束などされたら…当然デカイ一撃をモロに受ける!】
【そう考えてノビタは3歩下がって拘束を避けたならメアリの右方向むけて走ろうとして】

【…ヒットしながらも再び詠唱…!いい度胸した女だと彼は敬意を胸に抱く】
【しかし逆にこの詠唱中がチャンスなのだ、彼はまず右手の薬莢三発分捨てて新しい弾丸を3発リロード】
【緊張の中でのリロード、しかし左手のリロードは間に合わない!メアリは詠唱を終えてしまった!】

(…斧!?刃は意図的になくしているみたいだが…!アレをこんな戦いの序盤から喰らったらまずいぞッ!
なんとしてでも…避けるしかねえッ!!)

【メアリの右方向めがけて走っていたノビタは自身目がけて飛んでくる巨大な斧を対処するために…身を低くしてスライディング!】
【ズサ―――ッ!!と地面を擦る音を立てて彼は必死こいて斧をギリギリのタイミングでよける】

【空を切って明後日の方向に飛んでいくであろう斧の、地面にでも落ちる斧の音にゾクリ、としながら】
【彼は身を起して…接近戦でも挑もうとしているのかダッシュで近づいてくる!】
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:44:20.40 ID:vFCc5jYo
>>795

ばーろー。ニュータイプなおじちゃんが負ける訳ねぇのよ

【なんて言いながら、右手をヒラヒラと振って見せて】
【少し、涙が浮かんで居るのは―――きっと左手首で彼女を叩いた際、掌の疵に響いたのだろう】

……・・ま、前進あるのみだ。
歳とったら歩くのも億劫になるんだ。今のうちに頑張っとけ

【等とからかいながら、彼女の傍へと屈んで】
【ただ―――違和感が、1つ有る】

【肉の焼ける、嫌な匂いがするのだ】
【きっと、彼の左手からだろうけれど―――】
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:44:52.78 ID:aujJecSO
>>772
焦ったな!!
戦場でその焦りは命取りだ!!エル!!!
【忘れてはいけない…海里にはまだ剣がある】

来い!!!ヘルヘイム!!
【海里の背中にある大剣が消えると】
【海里の両手にその大剣は移動する】

ウォォォォォオ!!!!!!!!
【震える両足を踏ん張らせ】
【大剣を横に構え面を向け、突きを防ごうとし】

薙ぎ払えぇぇぇぇえ!!!!!!!!
【そのまま全身の筋肉のバネで上半身を左に振るい】
【それは大剣を左に振るう力とし】
【エルを左側に吹き飛ばしそのまま剣の面を地面に向けさせエルを地面にたたきつけようとする】

【接近戦…果たして誰が勝つか?】

/ただいまー
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:48:11.35 ID:VZhaxmwo
>>793

……へぇ。
じゃあ嬢ちゃんは。
たまたま踏みしめた土の下に、苦しむ虫がいることとか。
誰の目にも触れられず、朽ちていく本の虚しさとか。
たまたま蹴飛ばされてしまった石ころが、痛みを訴えるような。
そんな世界を想像するのが、楽しいんだ?

【その無邪気な言葉に、青年は酷く――そう、あまりにも残酷な想像を差し出す】

オトナが相手だってんなら、嬢ちゃんとは過ごした時間が違うからなァ……。
ま、不可能ってワケでもないと思うが、頑張れ。

【内心では、そりゃ勝てんわな、と納得はしているものの、それを率直に語りはしない】
【無責任にエールを贈るだけだ】
【服装については、暖かそうだなァ、くらいにしか考えていない】

ファラエナ嬢ちゃん、ね。オーケー。
俺は梧堂渉(ごどう わたる)。ゴドーでも、ワタルでも、好きに呼んでくれ。

なるほど。
ま、楽しい会話になればイイな?

【意地悪く、楽しい会話にしよう、と提案】
【誰にとって楽しいのか、ソレについては言及されない】
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:50:27.93 ID:hGaCXeco
>>800

【――――……きっと、謝らないといけない、彼に与えた傷について
けれども、彼女の能力では、見た目を綺麗にすることしか出来ない――――そして、何より】


……っ――――……はぃ……


【――――今の彼女には、彼に、気の聴いた言葉、一つすら紡ぐことが出来ない
白い手袋が、彼女を覆い、零れ落ちる雫を――――そっと、隠した】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:50:34.37 ID:IMzncOwo
>>798
「うぐぐ……」

【数瞬、視界が霞むものの、彼女の中の或る想いが意識を冴え渡らせた
 それは誰にも負けたくないという強い意思の力。思念は潜在的な力を増幅させ、冷静な状況分析を下させる
 サーベルが恭平の腰元近くに下ろされた時間もまた、彼女にとっての幸運だった】

「……喋ってる暇あるんなら、身体動かしたらどうなの!」

【足から起き上がる勢いを利用して前方に高く宙返りをし、サーベルによる攻撃を避ける
 そのまま全身を丸めた状態で地面に着地すると、恭平の腹部目掛けて飛び掛るように襲い掛かり、拳による一撃を加えようとする】

「アッパカァーット!」
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/05(金) 22:50:43.74 ID:JnxhUEwo
>>799
【斧が外れ、少女からも逃げられた】
【役目を終えた少女と斧は霧散し空気に消えていった】

――ッ!
マズいですのッ!

【少女本体への攻撃など喰らえば即敗北】
【なれば、近づかせる訳には行かない】
【テンポを早め、しかし唄としては完全に成立するレベルを保ち歌い始める】
【目はノビタから外すことはない】

Ladybird, ladybird,(てんとう虫 てんとう虫)
Fly away home,(飛んでお帰り)
Your house is on fire(お家が火事だよ)
And your children all gone ;(子供は逃げた)
All except one(後には一人)
And that's little Aim(あの子が一人)
And she has crept under The warming pan.(アンカの中へと逃げ込んだ)

【魔力が無数の蟲を創りだす】
【蟲はてんとう虫によく似ており、それぞれが黒い焔のような物を纏っている】
【焔ではないが、かなりの熱量を纏った虫だ】
【蟲の群れを創りだした少女がノビタを指差す】

お家は――、あちらですわよ?

【其の言葉と同時に、無数の蟲の群れがのび太に向かい殺到していく】

ブブブブブゥゥゥウブゥゥウゥンブブゥ

【蟲の羽音が耳障り、一匹では可愛らしいてんとう虫もこうも集まれば醜悪でしか成らない】
【普通ならば生理的嫌悪感を催すほどだ】
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:52:32.27 ID:/mpBj2AO
【公園】
【冷たい空気が敷き詰められ、人の気配がほとんど感じられなくなったその場所に】
【紙がめくられる音が響いた】

………
【腰あたりにまで達する黒髪のロングヘアーを一房だけ束ね、白いダッフルコートを上から羽織り短くも長くもない黒いシンプルなスカートからスラリと伸びるを足をニーソックスが包む】
【整った顔立ちでありながらも表情というものを作らずに無愛想そのもので、垣間見える陶器のようになめらかな白い素肌は目を惹きつける事だろう。目鼻立ちには幼さがあるのだが、同時に端麗な容姿とその無表情が相まって─―不可侵の気品のようなものを薄っすらと漂よわせる】


…温かいものが飲みたいわ……
【少女の細い両手には武器にでも使えそうなほど重厚で重々しい黒の本が収められ、本来人が座るべきその傍らには同じような本が何十冊と積み上げられてさながら壁のようになっていた】
【ページを捲る手をとめ、ポツリと独り言のように呟きながら――目の前に本の燃えカスを舞い上がらせ揺らめく火を瞳に映す】
【公共の場という事を考えれば我が物顔で読書するその光景はあまりにも常軌を逸しており、不可思議なものに違いない】
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:53:54.38 ID:vFCc5jYo
>>803

………そぉい!

【ペチョン…と、彼女のデコを掌で緩く叩く】
【彼を視れば、仕方ねぇなとでも言いたそうな顔をしていて】

オイチャンが喧嘩して無傷で居られると思ってんのか、バーカ

【つまり、いつもこんな感じだから気にするな。と言いたいそうで】

それに――――久々に“生身の体で”痛いって想えたしな

【と、彼女に嬉しそうに話すのだ―――】
【生身の――体?】
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 22:53:55.28 ID:6ZazRD60
>>802

たまにはそー言うのも、嫌いじゃないのよ、のよぅ?
あっ、でもね、いつもは嫌なのよ、ね。飽きちゃうの、なの。

【なんて】
【にっこりと、ごく普通のちびっこな笑顔を浮かべながら、そんなお返事】
【別にそう言うのも嫌いじゃないらしい。子どもらしくないにもほどが】
【なんというか、駄目だこの子って感じがしたりしなかったり】

でもね、それでね、私が勝ったら、凄いでしょう、なのよ?
次はちゃんと勝つんだから。決めたんだから!

【しゃきん】
【子どもっぽいような子どもっぽくないような変なお子様である】
【足ばたばたしてらっしゃる、きっとやる気のサイン(?)】

渉お兄ちゃん、なのね。うにゅ、覚えたのよぅ。

【なんて、こくこく頷いてから】

……うーんとね、じゃあね、何でお兄ちゃんはこんなところに居たんですか、なのよ?

【唐突な質問タイム。首をかしげて、そんな質問】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 22:54:52.63 ID:gwZnndY0
>>792

ブヒ・・・じゃあそろそろ・・
【豚は高く、高く】
【―――飛び上がる!!】

とどめと行こうか!!!『必倒』!!
【そしてそのまま青年に蹄を向け』
【落下する!!】

『紅の豚』ぁぁぁぁあぁぁぁああ!!!

/すいません、パソコンに移ります
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 22:56:19.35 ID:HteUneMo
>>779

世の中、とっても不平等 だから神様林立するの


【眼を背けたくなる生々しさ、確かな生命を感じるから笑い飛ばすことができない 一巡してむしろ眼が離せないグロテスク】
【聖書の行方を追ったのもあって、ルブハティルの僅かな変化を悟る機会は彼女には無かった】

(殴れば傷つくようですが、あまり触れたくないですねー…)


【魔力は扱えずとも、異能の繰り手 その存在を視覚を通じて認識できた】
【蛍火のように躍る光子を狩って操る動作に気付き】

【聖書と自らを縛る、下方向への制限を解除する】
【この地上の誰もに平等に働く数少ない力―重力に従って落ちる、ことで黄金の刃を回避した】
【同時にルブハティルの背後でも、虚しい音を立てて聖書で堕ちることとなる】

っと! 愚かさ故に、神を待つ 愚昧で一体、何が悪い?

【四足を地面につける野生的な着地から体勢を立て直しつつ、能力を発動する】
【対象は相手、方向は自分から見て後ろ――すなはち相手の前 勢いよく走ってきたなら、真っ向から壁に突っ込む羽目になる】
【能力者であれば前方に一瞬の違和感を覚えるだろうが、逆に言えばそれだけしか兆候は無い】
【硬度はそれなり、耐久性は天下一品 ぶつかればかなり痛い――そう、痛いだけ】


【嫌でも眼を引く”UFO”の、その手から得物が消えていることには気付けども】
【同時にそのUFOが囮となって、背後のものにまで意識がいくことは無い】
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 22:58:39.01 ID:hGaCXeco
>>807

【むぅ、と彼女は涙で瞳を潤わせながら、叩かれたおでこを両手で押さえ
その瞳を貴方へと向けて――――……仄かに、微笑に変えた】


やっぱり――――……適いませんね、貴方には
……生身の、身体、とは?


【やはり、それが気になる様子で】
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:01:00.44 ID:gi5V01oo
>>804

「だったら黙って行くぜ!!」

【一言強気に発するがこの男の能力の高きもの。俗に言う計算である】
【見事に前方での攻撃を可憐にかわされた恭平。一瞬の時間で計算をし始めた】

(宙返りか・・・ならば爪での攻撃の線が高いか・・・)

【推測し終わる前に、体が動いていた。上体を低くしながら彼女へと振り向き】
【振り向き様にサーベルを腹部に横一文字にセットし、左手で刃を支え、攻撃を防御する】
【しかし、相当な衝撃が彼を包んだ模様であり、彼の左手首から少量の赤黒い液体が流れ出した】

「だったら行くぜ・・・・反撃開始ッ!!」

【するっと左手をサーベルから離すと、彼の左手が金色に包まれた】
【この色、先ほどの準備にも発生したあの色】
【つまりは左手からもサーベルを作るという事だろう】
【そのままバックステップを5歩ほど行おうと重心を後ろに掛けた】
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:01:28.96 ID:mD0mmYDO
>>809
く……そぉぉぉ…!!!
【何とか痛みから回復、よろよろと立ち上がって豚がいた方向を見る】
【が、既にそこに豚はおらず】

あん?…上か!!!
【彼が顔を上げて空中の豚を見た時、既に豚は落下を始めていた】

俺相手に飛び蹴りなんて上等だごるぁあああああ!!!!
【彼はそれを見て、回避しようとせず】
【腕をクロスさせ、なんと受け止めんとする体制を取った】
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 23:01:49.82 ID:D6TwQqko
>>796

はあ……はあ……はあ……──ッぐ……

(──大丈夫だ……急所は外れてる……)
(だけどもう……使い物には──……)

【必死に息を落ち着けて、痛みに火照りあがった脳を冷ましつける】
【冷静になってみれば、痛みこそあれまだ戦闘不能な状態ではないと、】
【どうにか理性に御された脳はそのように結論付けて、身体をゆっくりと立ち上がらせた】

【からんと、汗でサングラスが滑り落ちる】
【露になった灰色の瞳は、尚も力を失ってはいなかった】

……はっ……はっ……──花火、花火ね……
そうだね……とっておきのデッカいやつを……──打ち上げるさ……

【鮮血の滲む右肩から左手を離し、手にべっとりと付いた血糊を服で拭き取ると】
【にじり寄ってくる相手と一定の距離を保つように、此方もじりじりと後退る】
【その最中。相手を見据えていた瞳が、時折、ちらちらと地に落ちている長剣へと向きつつ】

(……月は……月は出ているか……)
(確か明日で新月だっけな……でも、まだ微かに……──ある)

【一度、何かを確認するように視線が天へと向いた。その数拍後】
【だらりと力なく垂れていた右腕の掌に、月光のように淡い光が収束していく】
【次の瞬間には、一つの『青いビー玉』が生成され──ぽろり、と掌から零れると】

……月は、好きかい

【落下するそれを、彼の右足が蹴り上げて】
【正確な狙いは無く、相手のすぐ前方へビー玉は放られる】

【──もし、そのビー玉が咄嗟に破壊等をなされなければ】
【ビー玉から、攻撃性の無い閃光を放出されるだろう】
【範囲は決して広くないが、カメラのストロボのように、直視した場合は軽く目が眩むようなものだ】

【その行動の成否に関わらず、青年は地面の長剣と手を伸ばしながら飛びついていくだろう】
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:02:57.23 ID:VZhaxmwo
>>808

……ふぅん。
ま、ずっと、同じことしてるのは、退屈だよなァ。

【幼さゆえの残酷さ――いや、思いやりの欠如か】
【だが、自分はファラエナの保護者では無いし、それを是正する義務はどこにもない】
【その少女らしからぬ答えには、曖昧な同意で、問答を終える】

嬢ちゃんが決めたからって、どうなるモンでも無いとは思うが。
頑張れば良いんじゃねェの?
……勝って、それでどうなるのかは知らねェけど。

【そこまでして勝利を望んで、勝って、それで終わりなのだろうか】
【――あるいは、その人物とはライバルであるのかもしれないし、あるいは師弟のようなものかもしれない】
【それを知る術の無い梧堂の答えは、漠然としたものだ】

俺? 散歩だよ。
退屈になったら、そうやって面白そうなものを見つけて回るんだよ。

【淡白な声で、答えた】
【面白そうな少女を見つけた、と言うことだが、捉えようによっては随分失礼な物言いでは、ある】
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:03:27.22 ID:vFCc5jYo
>>811

生身の身体は生身の身体だよ。
一々飯食う必要が有るメンドくさいボデーの事

【さらりと―――彼がもう改造人間じゃ無い事を告げやがり】
【一体何が有ったのか―――なんて、面倒くさがって話しそうに無いが】

……そういや最近、お前何してんの?

【と、唐突に尋ねて】
【最近のスレの動向を中の人はサッパリなのである】
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:04:30.92 ID:J/CSbOwo
>>801


ぐ──ッ、!

【攻撃翌力ではなく速度を重視したエルの剣が海里の剣と真正面から打ちあえるはずなどなく】
【まるで弾かれるかのように、片手剣を持ったエルの腕は大きく後ろへと反れる】
【無防備になった彼女の身体を襲い来るのは、小さな彼女の身体には凶暴すぎる攻撃で】
【ばし!という痛々しい音と共に彼女はそのまま地面へと叩きつけられ】
【その反動でか、
腕から片手剣が転がり落ちる】

【──決着?】
【否。油断をしてはいけない】
【彼女の使役するのは炎。技から技への変化など、簡単にやってのける】
【そして──今しがた転がり落ちた剣の原型は火球】

【かんっ──】
【剣が、地面へと触れたその瞬間】
【突如片手剣が2つの火球となり、海里の腹部と胸元へ向かう!】
【まさに最後の最後で見せる「隠し球」──】
【悪い言い方をすれば「悪あがき」とも言えようか】

/気付くのが遅れました、申し訳ありません。。
/おかえりー
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:11:47.15 ID:hGaCXeco
>>816

【――――そうですか、と彼女は次にでかかった言葉を飲み込み
次の唐突な彼の言葉に、ふぇっと――――……呆けた表情を向け
パタパタ、と首をふって、元の表情へと戻す】


えっとですね――――……先刻に述べた通り、一番大きいのは――――……恋人が出来たことでしょうか
吟雪と、武美……どうしましょうか……話したいことが一杯ありすぎて……


【どこから話したら良いか分からない、と言った様子で、ほっぺたを掻く彼女
その表情は、どこか嬉しそうに揺れていて――――……】


吟雪は、しっかり者で、私の足りない部分を――――……一杯手助けしてくれるんです
何だかいつまでたっても迷惑をかけっぱなしで……成長してませんね


【微笑む彼女の表情に、自嘲――――のような、思いは微塵も無く
それはどこか嬉しそうに、甘えられる存在が出来た嬉しさを伝えるようで】


武美は――――……私にお姉ちゃんがいたら、きっと――――こんな風なんだろうなぁって、良く思っちゃうんです
大人っぽくて憧れるんですが、たまに抜けてるところがあって……それで――――……


【――――……彼女に、ここまで、大切な人ができたのも
彼女が、今も、こんなに愉しげに過ごせるのも――――……きっと、貴方の影響が大きくて】


っと、長居してたら――――……その、夜が明けてしまいますね
ここら辺で、私は失礼するとしますよ


【そういって彼女は立ち上がり、去っていこうとする】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:11:54.84 ID:w.Wb4xgo
>>805
【焦っている、やはり近距離戦は苦手なのか】
【ならばなんとしてでも近づかなければ…そう考えるノビタは意気込んで走っていく】
【しかしそうしている間にも相手は歌を、呪文を唱えていく…!】

…やべえ物量攻撃だ!こっちにきやがるぞッ!!

【めんどくせえ!と半ばキレ気味に顔の前で腕をクロスして、低姿勢で左カーブを描きながら突っ切り最小限のダメージに抑えようとする】
【前半部分は避けて行くのが見える…しかし熱量を纏った虫はまだある】
【ガードをすり抜けて数発ほど身体に着弾し…バチバチッ!!とダメージを与えていく…!】

…ぐッ!あぐッ!!…おおおおおおお―――――ッ!!!!

【現在互いの距離は4m、火傷や着弾時の衝撃で苦しそうな顔を見せながらも両の銃を向ける】
【左で三発、右で二発狙いは正確に定めずただメアリの方向に撃つだろう】
【放たれるのは左、右、左、左、右の順…だが右の先ほどリロードした時に仕込んだものが強い】

(…さっきの…防壁、多少の限界があるはずだ…仮にこれで多少防御したとしても…相手も消耗している
防御を突っ切って…着弾させる事が出来るかも…!)

【――――右の二発目は暴徒鎮圧用の『電撃弾』、着弾すれば…10Vほどの電圧が身体に通電する!】
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:12:16.78 ID:7UoruZko
>>814

………月、ねえ。酒を飲む相手にゃあ物足りない
が、あーだこーだと言わないで其処に居てくれるのは良い男だと思うよ
出来る事なら、月一と言わず何時でもいてくれるんなら良いがねえ
ま、甲斐性の無い野郎さね

【月と影を友に酒を飲むのは何処の詩人だったか】
【酔わずとも、酔人の如き言動は保ち】
【ぐっと右足を大きく出して、開いている距離を一つ詰める】

(………やる事は一つ。近づいてきたらぶっ飛ばす)
(逃げ回るんなら………追い回すだけさね)

それ以外、何があるってんだろうねえ?

【蹴り飛ばされたビー玉を踏みつける様に、更に左足で一歩】
【ビー玉が閃光を発するのはそのタイミングとなる】
【足元からの発光、一度視線を落として】
【然し直ぐ、また目を上げる】

【見れば、青年が長剣に飛び付いた所】
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 23:12:27.84 ID:6ZazRD60
>>815

ずっと同じ本ばっかり見てたらゲシュタルト崩壊するし、ずーっと同じことしててもゲシュタルト崩壊するんだから!
たまには違うことしないと、体も心も飽きちゃうのよね、のよ。

【なんて、相手の曖昧さは対して気にしてないのか、こくこく頷いたりして】

だから、頑張るのよ、なの。
いっぱいいっぱい頑張るんだからぁ、……あ、そうだ。
あのね、私ね、勝手に決めてるだけだけれどね、渉お兄ちゃんにも、居るのかなぁ、って。
居るんですか、なのよ?

【有り余るやる気。若いっていいですね(?)】
【それから、ふとそんな質問】
【なんだか言葉が足りない気はするけれど、要するに勝ちたい相手が居るかどうか、である】

ふぅん……、じゃあ渉お兄ちゃんも退屈だったのね、なのよ?
ぅな……、……あれ、それって、私が面白そうだったのよ?

【尋ねてから、気がついて】
【きょとんと目がまぁるく。それでも、表情的に失礼とかは思って無さそう】
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:15:42.08 ID:aujJecSO
>>817
はぁ……はぁ……
【息をきらしかなり疲れた様子で大剣をあげ】

【油断はしない…いかなる時も油断したら命を落とす】
【彼女は様々な戦闘をおこなってきた】
【…だから】

そこか!!!
【飛んで来た火球に対し大剣を振るい防ごうとする】
【だが胸部に来る火球は防ぐが、腹部に来る火球には当たらず】

がっ…!!
【腹部に当たり火傷をおいよろめく】

……まだ…やるか……

/いえいえ
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:16:17.35 ID:IMzncOwo
>>812
「――〜〜ったぁー!」

【衝撃が相手に伝わったから良かったものの、サーベルを直にぶん殴った事によって手がヒリヒリするらしく
 ブルブルと手を動かして痛みを堪える】

「フンッ!反撃するって言いながら、逃げてるようじゃ話にならないよ!
 でりゃああああ!!」

【ヴァールナ・アドレニック!戦いを通して興奮状態が高まり、全身の神経が極端な緊張状態に置かれ
 傷付く事への恐怖を克己するだけの覚悟と気迫が備わった
 そして、彼女の身体が薄ぼんやりと燐光し、超感覚の使い手であればそれが紫色をしている事が分かるだろう】

【相手がサーベルを準備している傍らに突っ込み、右の切落し、左の横薙ぎを左右二回、そして右の切上げと
 まるで水が流れるような爪による四連撃を放つ
 強度もまともに打ち合い出来る程強化されており、恐れを知らないだけ動きに迷いは無いが、それに伴う一種の隙はある】
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:16:21.52 ID:vFCc5jYo
>>818

……そうか。

【と、彼女の楽しげな様子に小さく笑んで見せ】
【その瞳には僅か――羨望の様なモノが浮かんでおり】

っと、まぁ待て。忘れもんだ

【そう言って、彼女を呼び止め】
【散らばった☆のバッジを集めると】

ほらよ

【投げやりに彼女に、バッジを渡すだろう―――幾つ渡されるかは、彼女が受け取る準備を終え次第解るだろう】
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:16:58.19 ID:HxdcxzAo
【公園】

うーん、出遅れた

【淡い青緑色の髪を頭の後ろ側で小さくツインテールにして、橙色の瞳をした少女がベンチに座っている】
【白いシャツ、黒いスカートに黒ストッキングを履いたものというシンプル衣装、
だが、全体的にゴシックの意匠が含まれているので外見的にはむしろ派手である】
【更に腰の両側には、服装に合わせて白黒の模様の大きめのウェストポーチが】

ま、そんなこと言っても仕方が無いわね!今から探しに行きましょうか!

【そう言いながら立ち上がった少女の手の中には☆のバッジが5つ――ということは・・・?】
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/05(金) 23:17:56.04 ID:JnxhUEwo
>>819
【てんとう虫の勢いは激しく、其の熱量もかなりの物】
【しかし相手は其の攻撃を喰らいながらも攻撃を放ってきた!】

マズ、いですのッ!

【着弾】
【左右左の3発は防いだ】
【4発目、そこで防壁が砕け散る】
【ある程度威力は減ぜられたとしても銃弾、其の威力は押して図るべしというものだろう】
【腹部に弾丸がめり込み、嘔吐感が襲う】
【そして次の瞬間――】

バチィィィッ!

あぐっ!

【電撃弾が着弾、少女の体を電撃が駆け抜ける】
【全身の筋肉が痙攣し、倒れこむ】

(マズ……、やばいな……)

【このまま男に近づかれれば敗北は必至】
【どうするか……】
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:19:41.10 ID:hGaCXeco
>>824

【ここで再び呆けた表情――――ぽかーん、と一瞬、何が起きてるのか分からない様子で
取りあえず、飛んできた☆を両手でキャッチするだろう】


……どういうつもりですか?


【その視線には――――……力が篭っているように、思えた
――――……彼女としては、納得していたのだろう、この敗北に――――……】
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:20:33.01 ID:VZhaxmwo
>>821

そうだなァ。
勝ちたい相手ってのは……そうだな、世界、とか?

【頭の回る男は、言葉足らずな少女の言わんとするところを、即座に汲み取った】
【そして、しばしの沈思の後】
【冗談めかした口ぶりで、そんなぼんやりとした対象に、勝ちたい、と言った】
【今までの例に漏れず、ただの冗談だろうか】

ま、そういうこったな。
毛玉みたいな嬢ちゃんが、大声で独り言呟いてりゃ、興味も引かれるのがニンゲンってモンだろ?

【別に少女の独り言はことさら大きな声ではなかったし】
【そんな少女にわざわざ声をかけるのは、よほどの物好きだけだろう】
【だが、やはり大げさに、軽薄に、言葉に多くの修飾を足し付けて、渉は言葉を続けていく】
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:25:55.86 ID:vFCc5jYo
>>827

…成長したいんだろ?

【問いながら、彼女の眼前へ歩みよって】
【掌を視れば解るだろう―――飛んできた☆は、10】

オイチャンは歩くのも億劫でね
自分よか他人の歩みを観たいんだな。うん

【と、小さく笑んで見せると―――】

勿論、タダじゃやらないけどな?

【なんて、おどけて見せて】
【両手をポケットに入れ、返して貰う気は無いのを現わす】
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 23:25:58.16 ID:6ZazRD60
>>828

うにゅ……、世界、なのよぅ?
世界に勝つ……、って、方法私には分からないけれどね、頑張ってね、なのよ!

【相手の言葉に、きょとんと目をまん丸にして】
【首を傾げてから、にこっと笑って、そんな応援の言葉】
【相手が冗談だとしても、こちらは本気っぽく】

……むぅ、私は毛玉じゃないのよ?
毛玉ってね、もっとこう……、とにかく、違うんだからぁ!

【毛玉、の単語に過剰反応】
【しゅばっとそちらに振り返ってから、違うアピール】
【もこもこしてるし合ってなくはないとは思うんだけども。フリルだらけである】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:26:19.46 ID:Uv5T4kco
>>825

さって、早速出遅れたなァ………ヒヒッ!

【白いカッターにジーパンという質素な出で立ちの長身の女性が、公園にゆっくりと入ってきた】
【整えていない茶髪を肩まで伸ばし、似合わないメガネをかけている】

【手で無造作に、カッターの胸ポケットに☆のバッジを5個放り込みながら、】

まだ誰か居んのかなァ―――?

【気怠げに辺りを見回している】

/まだいますか…?
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:27:54.89 ID:J/CSbOwo
>>822

【「引き際を見極めろ」──】
【それは、彼女の師と始めて交戦した時に告げられた言葉でもあった】
【だが彼女は、まだ引こうとしない。もう勝ち目は何処にも無いはずなのに、それでも】

……こんなところで、負け、たら──

私は……あの方、には……、絶対、勝て……ないっ……
引か、、ない──引け、ない──ッ!

【どこか、齟齬を感じる】
【そうだ──彼女の見ているものは「大会優勝」などではない】
【そこを超えて初めて見える、何か別のものを見据えているのだ】

【体力など、殆ど残っていない】
【服は破れ。血を模したオイルがどくどくと溢れだして大地を濡らし。見るも無残な姿になってしまっている】
【それでも、エルは立ち上がるのだ。負け戦と化した戦いであっても、最後まで戦意を保ち続けているのだ】
【命がかかっているわけでもない。国がかかっているわけでもない──ただの、闘技大会】
【ただ、それだけであるはずなのに】
【どうして──ここまで────……】
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 23:28:40.54 ID:aXVBtBI0

>>810

……ぬ、…うう゛ぁっ!!

【背後で、ばたり―――重々しい、オルガンの一打の様な響きで、聖書が落ちる】
【それと同時。放った刃は、相手の頭上の空気だけを裂いて、10メートルほどオーバーランして、雲散霧消】
【ただの浮遊能力では、無い。まるで、二つの物体を千切れない鎖で繋ぐような―――前へ進む体を、奇妙な感覚が舐めた】
【攻撃の一環と判断、前方を見据えたまま、ほぼ平行移動の左跳躍で、身を翻し回避≠試みた、刹那】
【速度を制しきれず、当然ながら前方への『滑り』が有って―――結果として、肩から壁に衝突した】


【顎を引いていた事と、衝撃に反応して身体を丸めたことが功を奏したか、頭部への衝撃は無い】
【問題は、肩甲骨を強かに打ち据えた激突自体のダメージ、その身を倒された際に受けた、左半身への衝撃】
【無事な右腕で大地を跳ね飛ばし、現状動かすのに支障はない両足で、僅かに後ずさりながらも、再び直立した】
【なお、U.F.O.とフィードバックが無く、恐らく能力発動の対象としても『別』だと思われるので、其方に影響は無く、ルブハティルの背後で一時停止】

………ぬ、ぬ………。
驚きはした、した、が……。 ……『視えた』ぞ、お前の技の基礎が。
何故か? ……――――此れも、先刻のも、壁を立てるか寝かせるか、その程度の差しか無い!

【だが、無意味に痴態を晒したワケでは無い―――長い間、異端狩りとして刃を操る日々を送って来た彼女は】
【奔る痛みに、幾分かその声を荒ぶらせつつも、冷徹に回転させた思考と、鍛えられた発想力で―――相手の能力の一端を、見切った】
【未だ気付いていないことと言えば、相手が敵の進軍を止めれば自らは不退転となり、逃げる事を止めれば、ゴゥ・アヘッドが出来ない、ということ】

(……試してみる価値は有る、か?)
…私の邪魔をするならば、悪い。 ……言っただろう、私は性格が悪いと、なぁ?

【前方を一度平手で押して、進めないことを確認すると―――ルブハティルは、魔力を右手に集めず、アートマンの積極的活動に消費する】
【一般人の、ジョギング程度の速度で、のさのさ………常識的な空間を侵すように、U.F.O.は前方へと滑って行く】
【自分の動きが出来なくなったのは、相手が浮遊を止めてから―――そこに立脚し、同時に複数の対象を選べるか、調べるつもりなのだ】

【………その刹那―――ひゅん、と空気を斬る音を立てて、少女の足元めがけて、何かが飛んでくる】
【見れば、カタチは『刃物』……然して、先ほどルブハティルが持っていたナイフと較べると、紫に塗り上がった刀身は明らかに禍々しい】
【有機的な曲線を描く柄も、まるで悪魔の皮で誂えたような―――何はともあれ、それはアートマンの後ろから、一本だけだ】
【意思を持つかのように飛び回るが、アートマンの側面に飛び出してからは、軌道は直線……そして、狙いは脚。回避は難しいとはいえない】

【なお、迎撃されず純粋に回避された場合―――その刃は、綺麗に来た道をなぞってから、アートマンの手の一つに攫まれる】
【あくまでも―――徹底的に、敵の技の深淵を探るための行為であるが、果たして?】

/お風呂言ってきます!
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:29:35.93 ID:w.Wb4xgo
>>826

(…よし!)

【ヒット、こっちの根性の攻撃が通じた、とノビタは少々嬉しそうな顔を隠さない】
【即座に左手の薬莢を排出するとクイックローダーを使ってリボルバーに突っ込んでリロード完了させていく】
【相手のダメージは自分と同じ程度…?いや、まだ弾丸一発と電撃程度しか与えていない】

【…しかし彼女自身の耐久力の方が低いと言う事か…ならば殴り合いに持ち込めばこちらが有利になる】
【右手の銃をホルスターに戻し後ろのナックルホルスターに手を伸ばし…ストライクナックルのグリップを握りしめる】

…まだまだ…始まったばかりだよなァ――――――ッ!!!ストライクゥゥゥ――――ッ!!

【グリップを掴む指に力を込める、与えるのはこれまたただの電撃―――ノビタのある程度は鍛えてある腕力でど真ん中に叩き込んだなら】
【そこから追い打ちをかけるようにさっき以上、50Vの電圧をそのまま流し込みに行く…近距離用武器!】

電パァァァ――――――ンチッ!!!!

【それを的確にメアリの身体の芯にボディをくれてやろうと言う意気込みで叩き込もうとしてくるだろう!】
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:30:14.76 ID:gwZnndY0
>>813

ブヒ・・?!ほぉ・・・
【豚は一瞬驚いた顔になるが】
【再び不敵な笑みを浮かべる】

この・・俺の攻撃を・・受け止めてみるというか!!!おもしれぇ!!!オモしれぇよ!!
どうやら鳥は鳥でも――鷲だったということだ!!!ブヒヒヒヒh!!
【だが豚も止まらない!】
【そのまま突っ込んでいく!!】

/すいません、書いたのが一度消え遅れました、

836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 23:30:48.23 ID:D6TwQqko
>>820

 【──決死のダイブ】
 【最後のカードを切るべく、伸ばされた腕】

──ッよ!

【長剣を左の片手で捉え、飛びついた勢いのまま一度地を転げて】
【その衝撃で疾る右肩からの激痛を、何とか歯を食い縛りながら──】
【相手の方へと向き直りつつ、剣を肩に担いで片膝を付いた体勢へと移る】

【踏まれたビー玉は、熱を放つ事も無く、ただ淡い光を散らして儚く消え散ったが】
【対して、青年の瞳は頑とした光を帯びていて──長剣の宝珠は、それよりも尚一層強い光明を渦巻かせ始めた】

……甲斐性の無い、か

……月を酒を飲む人はいても、太陽と飲む人はいない
不思議だよ……月光だって、元は太陽の光なのに

どうしてこんなに、色が違うのか

【──吟】

【青年が一度大きく息を吐き出すと同時に、】
【龍を模った紋様の彫られた刀身に、緋光が徐々に収束していく】
【魔力とは若干気配の異なる、純粋な攻性のエネルギー──】

【──じりじりと空気を張り詰めるかの如き緩慢な後退は続く】
【現段階、青年からの攻撃は無い。一気に詰め寄るか、或いは待に徹すを選ぶか──果たして】
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:32:27.41 ID:hGaCXeco
>>829

……っ……


【本来ならば、何かに付けて、言葉を返すべきなのだろう
――――しかし、文字通り、返す言葉が見つからない、のだ――――
彼の行動に対し、何一つとして、彼女は、言葉を紡げない】

【それはきっと――――……彼に及ばない、故に、彼に反抗できないと
一種の、ポリシーとでも言おうか、そんな感情が燻っていて……】


――――……これだけの施しに見合う対価など……私には出せませんが――――……


【ようやく紡いだ言葉は、吐息のようにか細い】
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 23:32:55.58 ID:D6TwQqko
>>836
//×月を酒〜〜
//○月と酒〜〜

//orz
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:34:42.90 ID:gi5V01oo
>>823
「反撃の極意は、最後にやってくるもんだよ!
 光り輝く体とは・・・・お前・・・一体・・・・・・」

【どうやら気づいていないらしく、目をぱちくりしながらまじまじと見つめる】
【しかし、多少のオーラは感じているらしく、彼を一瞬であるが身震いに似た感覚が襲った】

「無駄無駄無駄ァ!!!赤井御流二刀流に今のところ敵無しッ!!」

【両手に一瞬で作成されたサーベルで起用に切り落としと横薙ぎを防ぐ】
【しかし、右の切り上げのみはどうしても防ぎきれず接触部分から結構な料の血液が流れ出す】
【そんな自体でも相変わらずの表情は彼の精神力の高さからであろうか】

「赤井御流二刀流礼法----海神切り」

【右手のサーベルを彼女の頭上に、左手のサーベルを彼女の左手の爪の部分に当てようと構え】
【そのまま体当たりの要領のスピードで駆け抜ける】
【尚、一瞬の隙は彼にも、彼の攻撃にもあるが、攻撃が彼に当たったからといって歩みを止める筈は無いだろう】

/遅れました。あと切上げの当たる位置をど忘れ・・申し訳ないです
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:34:59.33 ID:HxdcxzAo
>>831
―――ん

【歩き出そうとしたところで、公園に入ってきた女性に気付き、足を止めて視線をそちらに向ける】
【少女は女性がバッジを持っていたのを見ていない、故に何者か様子見の体勢だ】

こんばんわー、こんな時間に珍しいわね

【手の中のバッジを懐に入れる、隠そうとした動作でも無いので、或いは気付けるかもしれない】

――出遅れた?

【そう挨拶をしながら、先程自身も口走ったことを彼女も言ったことに気付く】
【もしかしたら彼女も・・・?と思案し、僅かに視線を鋭くした】
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:35:32.27 ID:VZhaxmwo
>>830

そう、世界。
……言われなくても頑張るさ。
ありがとうな、ファラエナ嬢ちゃん。

【少し、遠い目をして、公園の先に広がる闇へと目を向けて、こぼす】
【その目に映っているのは、果たして――いかなるものか】
【そうしてから、ぽんぽん、とその愛くるしい少女の頭を、撫でた】

いやァ、毛玉じゃなけりゃ、何だろうな? ぬいぐるみ、か?

【毛玉と言う表現が気に入らなければ、と言うことで、可愛いものに例えを変える】

そういや、嬢ちゃんこそ、こんな時間で一人で、何してたんだ。
言ったろ、一人で歩くにゃ、危ねぇ時間だぜ?

【そうしてから、ここに至って、ようやく健全そうな質問】
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/05(金) 23:35:53.84 ID:JnxhUEwo
>>834
【自分に向かって殴りかかる男を見て本格的に敗北を予見する】
【だが、ここで負けるわけには行かないだろう、まだ戦いは始まったばかり】
     コンサート
【少女の戦 闘も始まったばかりだ】
【震える唇で、唄を紡ぐ】

Punch and Judy(パンチとジュディ)
Fought for a pie;(パイを巡って決闘だ)

【次の瞬間】
【倒れこんでいた少女が立ち上がり、ノビタに向かって右拳を振りかぶる】
【喧嘩もしたことも無さそうな細く、弱々しい腕】
【しかし、其の一撃は早く重い】
【身体強化術式だ】

Punch gave Judy A knock in the eye.(パンチはジュディの目にパンチ)
Says Punch to Judy Will you have any more ?(未だ足りないかとメンチ切る)

【体に相手の拳が当る】
【電撃が全身を駆け抜け、視界がチカチカ明滅した】
【それでも、意識が一瞬遠のいても、其の拳をノビタの顔面に叩き込もうとする!】

Says Judy to Punch,(ジュディはパンチに侘びを入れ)
My eye is sore.(パンチで目が腫れ痛いの何の)

【消えそうな意識の中、少女は慣れない全力の拳を渾身の魔力を以て叩き込むッ!】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:35:56.72 ID:vFCc5jYo
>>837

んや、有るんだなコレが

【ポケットから右手を出し、ソレを一度見せつける様に上げて見せると】

【スッと、迷いの無い動きで彼女の衣服の襟を掴もうとする】
【掴んだ場合。其の儘引き寄せて、唇を重ねようとするだろう】
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:38:07.53 ID:aujJecSO
>>832
………
【エルのその様子を見て】

阿呆!!!
【怒鳴る】

その戦意は認める!!だが!!コレは殺し合じゃない!!
【ボロボロの身体で相手を睨み】

コレ以上やったらただの殺し合いだろう!!
お前の思いも志しも知らん!!だがな!!

引き際を知らないと……いつかは命を落とすぞ!!
【相手を気遣い】

お前は何を見てる?私か?……違うだろうがっ!!
戦う相手を見ずにして勝とうなど愚の骨頂!!

お前は誰と戦ってる!?
【彼女がもし命を賭けた戦いで命を落とさせない為に…そう思い怒鳴る】
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:39:03.47 ID:mD0mmYDO
>>835
うううううぅぅぅ…おおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉ!!!!!!
【交差させた両腕で、豚の攻撃を受け止める】
【雄叫びを上げ、自らを奮い立たせながらただ真っ直ぐに豚を見据え】
【両足を踏み締めて、攻撃を受け止める】
【…が、しかし】

ぐっ……ぬ…!!あああああああああああぁぁぁぁぁ!!!!
【攻撃の力にじりじりと押され】
【とうとうガードが崩れて吹き飛ばされる】

【そして、背後に倒れ込んだ】
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:39:20.41 ID:hGaCXeco
>>843

【――――……柔らかな唇は、肉感的な感触は
滑らかな、温もりを、そっと――――……貴方へと押し付けて】

【はてさて、一体――――どれくらいの価値があるのやら】


――――――――っ!!??


【目をパチクリさせて、慌ててる彼女――――……暴れることもせず
ただ、眼前で起きたことが理解できてないご様子
――――逃げるなら今かもしれない】
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:40:01.61 ID:7UoruZko
>>836

太陽はねえ………眩し過ぎるんだよ、ちょいとばかし
一人酒をするにゃあ、酷薄に過ぎるんだ
……日に晒されちゃ寂しいじゃないかい、ねえ?

【もう、これ以上は待てない。これ以上待てば、出血多量で終わる】
【距離を放されるばかりでは、何をする事も出来ないと】

…………ああ、最後の最後が「らしくない」
あたしとしたことが、どーにもさっぱりしない方法を選んじまったねえ

……うだうだ間合いだ何だとやって無いで、最初っからこうすりゃあ良いのか

【右足から大きく更に踏み込み、残る間合いを詰めて】
【体の捻りを用いて、左手で青年の横っつらをひっぱたこうとする】
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:40:58.30 ID:Uv5T4kco
>>840

―――んぅ

【ふと視線を感じ、顔を斜め前に向ける】
【どことなく特徴的な少女が一人、ベンチのすぐ前に佇んでいた】

やぁ、お嬢ちゃん! こんな遅くに出歩いちゃ危ないぜ、ヒヒッ?

【少女が懐に入れたバッジには気づかなかったようで、】
【そうフランクに声をかけながらそちらに歩み寄る】


いやさァ、こんな星型のバッジを持ってる奴を探してんだけどさ……
お嬢ちゃん、誰か見なかったかい?

【そう言いながら、胸ポケットのバッジを一つ取り出し、少女に見せる】
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:41:58.30 ID:vFCc5jYo
>>846

【唇を重ねたまま、小さく小さく…笑みを浮かべると】
【サッと、彼女の衣服から手を離し】

…ごっそさん。

【適当な感じにそう言うと、背を向けて歩き出そうとする】

【・・…その背は無防備である。殴れるし蹴れるし色々ぶつけても良い】
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:46:38.10 ID:hGaCXeco
>>849

【――――……絲の切れたマリオネットが如く、ぱたん、とその場に座り込むと
じーっと、去り行く彼の背中へと視線を向けて――――……】


――――……覚えておいて下さい、ここでした約束と、ここで行った行為を!
この借りは絶対に返しますからね!!


【顔をきゅーっと紅くしながら、大きく叫んで、彼を見送るだろう】


/乙でしたー!愉しかったぜー!
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/05(金) 23:46:39.44 ID:6ZazRD60
>>841

あのね、ちゃんと出来たらね、よかったらね、教えて欲しいのよ?
そしたらね、おめでとうくらいは言えるんだから!
なんかあげたりってね、出来ないかもしれないけどね、せめてね、それくらいはしたいのよぅ? ……にゃっ。

【右手を口元に当て、にこにこしながら、そんなこと】
【お祝いしてあげたいらしい、子どもらしいといえば子どもらしい提案】
【それから、ぽんぽんと頭を撫でられて、ちょっとビックリしたような表情になるも】
【撫でられたのが嬉しいのか、そっと目を細めて】

ぅな……、私はぬいぐるみでも無いんだから!
私は私なんだから、毛玉とか、ぬいぐるみじゃないのよぅ、なの!

【それでも駄目、らしい】
【むーっと頬を膨らませて、軽くじたばた】

あっ、えっとね、あのね、ちょっと前までおうちに居たんだけどね。
本読むの飽きちゃったし、お母さんね、本読んでてお話してくれないからね、お外出てきちゃったのよ、なのよ?

【なんて】
【なんか当然のようにそんなことを。態度とかから見るに、いつもやってそうな感じ】
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:47:10.17 ID:HxdcxzAo
>>848
それはお互い様じゃない?
こんな時間に出歩いてる人なんて―――

【女性が提示したバッジ――それを見て疑問は確信に変わる】
【一歩、二歩、おもむろに後ろに下がりながら懐に手を入れ――】

きっと大会参加者くらいじゃないかしら!?

【そう言いながら取り出した右手にあるのは、やはり女性が持っているのと同じバッジ――説明は要るまい】
【空いた左手は何やらウェストポーチを漁っている。戦闘準備・・・だろうか?】
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:48:07.10 ID:J/CSbOwo
>>844

私は──、わた、し、は……

【今まででも──そうだった】
【戦いの中。彼女はいつだって、相手とは別の人間を見ていた】
【思いだされる言葉も。動作も──彼女の思想の根底にあるほとんどが、「彼」のもの】
【全ての戦闘は、彼女にとっては「彼」に勝つための礎】
【時にはそれは彼女の強さとなり得たが──同時に、弱さでもあった】

【ずる、と】
【足を引き摺り海里へと一歩近付こうとするも】
【それだけで限界が来たのだろう──】
【べしゃりとその場に崩れ落ち、その身から溢れる赤が周囲に飛散する】

……、ジョン、さ、ま──……

【──紡がれた、名前】
【それの意味するところは──?】
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:48:47.37 ID:vFCc5jYo
>>850

…………

【歩みは止めず、肩越しに彼女を視ると】
【口元だけで小さく笑んで】

【はいはい。と言う様に―――ヒラヒラと手を振って、去って行った】

/お疲れでした〜
/久々なのがこんなので済まない^p^
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:49:21.10 ID:IMzncOwo
>>839
「隙が無いなら作るまでだよ!こんなトコロで立ち止まっちゃいけないんだから!」

【四連撃が終わると流石に攻撃にも間が開き、撃ち合いからなる間合いにふとした静寂が訪れる
 激しい運動により肩の傷は開く一方で、蒸気した吐息が闇を照らす明かりに輝く】

「来るっ――ぐううううう、、、あああっ!!」

【頭上のサーベルに警戒して身を屈めると、その状態で爪に強烈な一撃を加えられ
 押し返そうとしたのも一瞬の間、爪が中程で折られ、手のひらから肘まで一方的に刺し貫かれた】

「の……」

【右手の攻撃を避け、左手の攻撃を食らいきってしまい体当たりを直に受ける形となったが
 身体が密着したため、それを離す目的で彼の腹部〜下腹部に膝蹴りを放つ】

/接触部位は必要以上の出血を避けるため、初動にある相手の腕を〜という動きです
/受ける部位はそちらに任せようと思っていましたが、基本的には相手の武器を叩き落すスタイルで戦ってます
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:52:33.73 ID:w.Wb4xgo
>>842

(…来るッ!やはり仕込んできやがった身体強化術式!すでにフル装備プラス男の腕力の揃っているオレと互角か…あるいは勝っているか?)

【だがこの殴り合いに置いていちいち相手の拳がどう飛んでくるだの一々解析している暇はない】
【右の拳に手ごたえが感じ取れる、確かな一撃を与える事が出来たと彼は確信できた】
【だが喰らおうとも彼女の握り拳がこちらに来るのが見て取れた】

【グキィッ!と音を立ててノビタの左頬へと叩き込まれたのが目で追えば分かったかもしれない】
【いい音を立てて一撃が入った、ノビタは痛みで理解する、おそらくこれは頬骨がヘし折れた、今歯で唇を切ってしまったのが分かる】
【痛みと、くらりとくるこの感覚、ずいぶんと久しぶりだ、女性とガチで殴り合うのは何時以来だ?殴り合いならルカス・トゥアティ戦以来かなと思いだす】

ホッパァァァァァ―――――――――――!!!!

【銃の拡張を親指でぐい、と押しリモコン操作で『ホッパーブーツ』競技用バージョンのスイッチを入れた、火薬を使わず完全に空気の力で衝撃を操作するジャンプとキックの制御装置だ】
【そして競技用は競技用で…威力を落とした分より細かく制御した衝撃操作を行えるように微調整されている…ノビタは主に右脚を叩き込む事が多いために左の軸足にこそ特に多くその微調整式のブースターは付けられた】
【右脚を上げる、そして一回転させるように、ハンマー投げのように遠心力をその足に纏わせ、左足の衝撃操作爆発でその瞬間回転力をアップ!】


―――――――上段回しィィィッ!!!!!!


【強化された上段回し蹴り!渾身の力を込めて彼女の即頭部に叩き込もうと振るうだろう!】
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:54:30.55 ID:aujJecSO
>>853
………はぁ
【ため息をつき】

ジョン…それがお前が勝ちたい奴の名前か?
【予測を口にし大剣を地面にさし荒い息を吐きながらしゃがみこむ】
【こちらも火傷やらのダメージが大きく座りこみ】

はぁ……まったく…戦場に出たら間違いなく命を落とすぞ?少なくとも相手を見ないうちにはな…
【ゴホッと血を吐きながらそう言う】
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/05(金) 23:55:16.12 ID:gwZnndY0
>>845

ああああああああぁぁぁぁおぉぉぉおおおおあああああああああああ!!!!!!!!!!!
【まるで共鳴するかのように豚は叫ぶ】
【そして――】

ブヒ・・ブヒぃ・・・
【辛そうな足取りで倒れた青年に近づいていく】、
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:56:19.07 ID:VZhaxmwo
>>851

……あァ、そうだな。
そん時は、お願いしようか。

【ふ、とやや自嘲の含まれた笑みを零して、少女の頭から手を放す】
【その屈託の無い笑みに、おぼろげな約束を交わした】

んじゃ、そんなモコモコした服着なきゃ良いんじゃねェか?

【その拗ねた様子が面白いのか、からかう様に、追い討ちの言葉】
【謝罪するという選択肢はないらしい】

……そうか。
んじゃ、そろそろ帰った方が良いんじゃねぇか?
御母堂も、心配してるぜ、きっと。
送ってやっても良いからよ。

【普段から抜け出し常習犯なのだろうか】
【保護者で無い以上、そこまで面倒を見る必要もないのだが】
【こんなところでほっぽり出して、事件に巻き込まれたりしたのでは、寝覚めが悪いことでもあるし】
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:57:46.85 ID:Uv5T4kco
>>852

――――――――ふぅん?
お嬢ちゃんみたいなちっちぇえ子まで参加してるんだねェ、大会ってのはさ?

【意外、という表情を隠そうともせずに星のバッジを胸ポケットにしまう】
【静かに距離を取る少女を見つめながら、さりげなく左を前にした半身の体勢を取る】

まァ……見かけだけで人を舐めんのは良くねェ、かな?

【顔にはまだ余裕の表情を浮かべ、しかし隙を見せる様な事はしていない】
【「臨戦態勢」】

キヒヒッ……で、賭ける星はいくつにするんだい?
初戦だしアタシは二つくらい――にしたいけどねェ。

【ポーチに伸ばした少女の左手を注視しながら、】
【大会規則、「賭けるバッジの数」を尋ねる】
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 00:01:01.82 ID:N6eFScEo
>>856
【くらくら、ぐらぐら。メアリの視界が揺らぐ】
【只でさえ先程からの攻撃でのダメージが蓄積された上での無理矢理の身体強化】
【身体能力、防御力が平均よりかなりしたで有る少女としては辛いレベルだ】

ッ――

【歌を終え、身体強化が徐々に薄れてゆく】
【ケリが来るのは分かった。だが避けるのは不可能】
【ならば――】

――La――ッ!

【――ならば歌うだけッッッ!!】
【蹴りが側頭を打ち抜き、少女はそのまま凄まじい勢いで吹き飛ばされていく】
【しかし、幸いだ】
【いくら殴られ、蹴られ、電撃を食らおうとも】
【口が動けば少女は戦えるのだから】
【地面を這いずり、無様な少女は、しかし誰よりも気高く歌を紡ぐ】
【黒薔薇の歌姫――、花びらは散り、枯れかけたその花はしかし誰よりも気高く、誰よりも誇らしげに咲き誇るッ――!!】

I’ll sing you a song,(君に歌を歌ってあげよう)
Though not very long,(それほど長くは無いけれど)
Yet I think it as pretty as any;(とってもすてきな歌なんだ)
Put your hand in your purse,(だから財布に手を入れて)
You’ll never be worth,(僕に一文投げておくれ)
And give the poor singer a penny.(君にはたいした額じゃない)

【歌を歌い終える、それと共に減少していた少女の魔力が一時的に爆発的に増大】
【この歌は前座だ、この次の歌へとつなぐための歌である】
【乏しい魔力を増幅し、全力の魔法を以てメアリはノビタと相対する】
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 00:03:01.81 ID:ai6Udhoo
>>833

【思っていた通りの鈍い音が鼓膜に伝わる】
【聖書の落ちる音と、1拍置いての激突の音 脳内に描かれたスコア通りの演奏につい口元が綻ぶ】

視せません まだまだあなたは知りません

【嘘ではないが、その見せてはいない部分は基本的にデメリット―】
【その気配を露ほども見せず、笑みをその場に留めて】


ならば何ゆえ、エデンを目指す? 性格悪い子入れないー

【軽く齧った程度の知識―神の国は子供達のもの、その門は狭い】
【彼女にとっての聖書は、その身長を基準にした差別主義を裏づけするもの程度でしかない】


【浮遊する異形―UFOから放たれた魔弾 しっかりと視認できずとも、何らかの対策が必要なのは分かった】
【悪魔の洗礼を受けたナイフの投擲は、またも”壁”に阻まれる】
【対象はナイフ、方向は下 足元へと斜めの軌道を描く其れをすぐ前で止める】
【壁にぶち当たって跳ね上がるナイフの柄に軽く触れて、害がないようなら目の前で静止した其れを掴む】

【――推測は間違っていない 同時に選択できる対象には限りがある】
【きっかり、2つ 生死・男女・善悪…そんな二元論と関係があるかはともかくとして、”2つまで”だ】

/ナイフの軌道、この解釈で大丈夫でしょうか? ダメなら飛んで避けたことに
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 00:03:03.03 ID:qnpODUDO
>>858
【攻撃を防ぎ切れず倒れた青年】
【どう見ても、青年の負けは確実…の筈だった】

……まだだ……!!
【青年の手が動き、腕が動き、体が動く】

まだ…終わっちゃいねぇ……!!
【ゆっくりと、体を無理に動かすように起き上がり】

俺の反撃が!!!まだ残ってんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉ!!!!!!
【これまでで一番の声量でそう雄叫びを上げる】
【体中から炎が上がり、足の爪が更に激しく赤く燃え上がり】
【炎が背中に集まり、巨大な炎の翼が作られた】
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 00:03:04.38 ID:Cl0cwS.o
>>857

勝たな、きゃ──……
そう、しなく、て、は──、、一緒に、なれな、……、

【最早息も絶え絶え、といった様子】
【それも当然といえば当然かもしれない】
【左上腕部と左上半身──その部位は、服は愚か皮膚は焼け爛れ】
【ぬらりとしたオイルに塗れた金属の骨格が露出してしまっている】
【並の人間であれば。いや──例え能力者ですら、このような怪我をして意識を失わないものは殆どいないだろう】
【彼女の意識を繋ぎとめているものは「ジョン」という者への強い想いと、彼女が人形であるという】
【たった、その2つの理由のみ】
【しかしそのような理由だけで、彼女が命を落とさないというわけではない】
【つんときつい臭いのするオイルは未だに流出し続けている】
【このまま放置してしまうのは得策とはいえないだろう】
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 00:04:03.73 ID:whJG65k0
>>859

じゃあ、教えてくれなきゃ駄目なんだからね!
約束なのよぅ!

【了承された嬉しさからか、さらに笑みを強くして】
【そんなことを言いつつ、小指だけ立てた右手を、差し出してみたり】
【指きり、である。まあ一般的】

……だって、こういうの好きなのよぅー……。
夏は暑いけどね、冬は暖かいんだからぁ!

【頬を膨らませ、じとーっとした目で渉を見て】
【見るだけでとてもよく分かることを説明してくださる】
【いちいち本気で返しちゃう辺りが子どもっぽいというか。まあ子どもですし】

あぅ、んー。
……んー、じゃぁ、そろそろ帰る、のよぅ?
渉お兄ちゃんが送ってくれるなら、危なくないよね、なの!

【相手の申し出に、ちょっぴり考えてから】
【特に帰りたくない理由も無いのか、こくこくと頷いて】
【既に完全に相手を信頼したようなセリフと笑顔。にっこにこ】
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 00:05:35.51 ID:Mr7K526o
>>855
「−−−−−んぐっ!」

【切上げが彼の左腕に命中し、彼の左手首がざっくりと縦一文字に切れる】
【まだ切断、までは行っていないもののその影響で左手のサーベルを落としてしまう】
【しかし、彼女の四連撃が終了した静寂の一瞬を突いて再び奪還した】

「そうだそうだっ!!その息だぜぃお嬢ちゃ、ん」

【パカッと左手の傷が開く、手首から彼の腕を伝わって】
【地面へと2,3滴流れるその血。多少であるが彼女のものも混じっている】

「爪は、早めに斬らないと――負けるぜ?」
【その一言が自身にとって命とりかもしれない挑発と見れる発言を行う】
【しかし彼も相当な苦痛を背負っている。顔が笑っておらず、痛みをこらえ歯を食いしばっていた】

「赤井御流二刀流礼法火炎切り―――」

【新たな技を掛けようと、再び体を低くしようとするものの】
【彼女からの膝蹴りが不意に当たり】
【【そのまま両手のサーベルを反動で離してしまい】
【路地裏での彼女から見て右、恭平から見て左の建物に跳ね飛ばされる】

「ぐうううわっっ!!!」
【そのまま壁に頭を打ちつけ、座り込む】
【何とかサーベルを取ろうと手を伸ばす、この瞬間かなりの隙が空いた】
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 00:08:47.83 ID:QyOCOtko
>>847

(……やっ、ば────)

【──踏み込まれた刹那、彼は戦慄した】
【常人に在らざる、鬼の張り手。未だ、剣の出力は十分ではなく──】

【ぼんっ──と、軽々しく彼の身体は横向きの重力を叩きつけられ】
【頬肉が千切られるような痛みと共に、脳を激しく揺さぶられる──】

 (──────うわ、トび……──そ……)

【ごしゃっ、と痛烈に地面に叩きつけられ──肩からもより一層の鮮血が噴出す】
【痛みの果て、薄れ行く視界──ヘンに気持ち良く、このまま身を委ねてしまえば──】

 【単純明快だった──】
 【鬼の言う通り、喧嘩に間合いだ何だともたつくのは『さっぱり』しない】

 【やっぱり『喧嘩』であるならば──そうだ】

【左の片手に握っていた長剣は、未だに付いてきてくれていた】
【これを握っているだけの握力が、彼の正真正銘最後の力であった】

 【──自分のカラダでブンッ殴るのが、イッッチバンすっきりするんだ!】

【ぐ、と握った剣の柄。剣に秘められた固有異能を、解放するだけで、十分】


 ────≪ Mega Flare ≫


【──號!】
【瞬刻、黄金より陽光より尚明い、凝縮された攻性エネルギーが】
【夜気を千切り飛ばすような爆音と共に、指向性を持って放出した】

【但し、彼の後方へ!】

 ……これ゛でー──…………『さっぱり』だ──ッッ……──!!

【爆発の推進力で持って、彼の身体が弾頭の如く鬼へと一直線に向かっていく】
【先ほど受けた頭突きの返し、但し彼に角は無いが、己が肉体全てをその代わりと成し】
【乾坤一擲、その目標着弾地点は、彼女の胸部より上を狙ったものだが──】

【当たったにせよ、外れたにせよ、彼に訪れる反動は並々ならぬもの故、】
【出血多量も相まって、彼の限界は其処に訪れるだろう】

【──果たして】
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:11:05.86 ID:HdFUHzoo
>>865

【差し出された右手、立てられた小指。それが何を意味するか、知らないわけは無かった】

……。

【しばし、何の気も無い目で、その差し出された小さな手を見つめてから】

やめとく。保障はねェしな。
針を千本飲み込む胃も持ち合わせてねェ事だし。

【首を振って、その小指の立てられた手を包むように、手を重ねる】
【形としては、少女のグーを、渉のパーが包みこんだ、という感じだ】
【どうやら、約束を行う、その行為がイヤなようだ】

ほら。
さっさと帰ろう。もう、日付も変わっちまったしな。

【反論させる暇を与えないように、そのまま立ち上がり、少女に帰宅を促す】
【特にファラエナに対し、悪事を働く意図は無い】
【軽薄だが、それなりに優しくも見えなくも無い笑みを浮かべ、連れ添って歩き出そうとするだろう】
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 00:11:31.33 ID:OlluCUSO
>>864
………それで死んだら話にならないだろう!!ドアホが!!
【直後、海里から正体不明の力が、流れ出し顕現した力が、何かが取り巻く】

ペルソナ!!!!
【海里の手には、何時の間にか奇妙な絵柄のカードが握られている】

《月光樹の酒神》
【カードを握り潰すと、カードが黒い靄に変わり、海里の前にあらわれ】

治せ《ソーマ》!!
【黒い靄は、酒が注がれた杯をもった、無数の植物が人の形をしたような姿のペルソナに変化し】

『ふむ…人形か…やれやれ』
【ソーマの持つ杯から酒が溢れエルを包み込もうとする】
【成功したらエルの身体を修復させ、回復させようとする】
【相手が人形とはいえ、《命》あるものなら可能だろう】

【成功失敗とわずソーマは消えるだろう】
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:11:48.87 ID:j1ubDnso
>>860
そうねー、まぁ色々思うところがあるのよ、戦いとは関係ないけど

【更に二歩、三歩と後退。おおよそ4、5メートルほどまで距離を取る】
【こちらも右手のバッジを隠し――代わりに何所からともなく細い棒状のものを構える】
【しなりのある細いシルエット――鞭か、あるいは指揮棒といったところか】

アタシはそんなに素人でも無いからね、油断してると痛い目遭うわよ?
さて――出ておいで!

【ふふん、と不敵な笑みを浮かべて――左のポーチから数体の可愛らしい人形が飛び出してくる】
【サイズは彼女の膝程度――3、40センチ程度か、計4体ある内の二体はハンマー、残り二体は短剣らしきものを持っている】

二つ賭けはどう考えても初戦ですることじゃな――いや、まぁいいわ

【まぁ定石なら最初は一つ賭けであるが――とりあえずその点は了承したらしい】
【少女が右手の棒を軽く振り――少女の前方をカバーするように半円を描いて人形が整列する
――ちなみに正面に短剣人形二体が構えている】
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:15:46.27 ID:QWXb2bYo
>>861

――――――おおおお

【呼吸を整え、飛んで行ったメアリが…まだ歌い続けるのを見る】
【睨む、歌い続ける少女がまだ此方を狙い叩き込もうとして来ているのが見えている】
【彼女を見ていればわかる、まだ戦いを始めたばかりの未熟な少女、それでありながら彼女はこの自分の足元に徹底的に食らいついてくる】

(…本気でいかなきゃ潰される…ガチでぶち込みに行かなければ…オレが負けるッ!!)

――おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお――――――――――ッ!!!!!!

【走り出す、遠くへと吹っ飛ばした少女の攻撃に打ち勝つために…なにがなんでもこの戦いで自分自身の本当の強さを手に入れるために】
【これまで自分とて多くの障害、戦いを乗り越えて来た実績がある、それをフル活動してかからなくてはいけない】

【ガシュガシュガシュガシュ!と右脚のポンプが少しずつ空気の爆発エネルギーをチャージしていく】
【最後の最後で叩き込むために、ここをまず乗り越え、自分の歩いてきた道を、そして自信を確かなものへとしていくために】
【ダン!と一歩踏み出して左足のブーツが出力を上げて一歩の速度と勢いを上げる、ダンッ!ともう一歩踏み出してさらに上がる】

【おそらくはこれが互いにとって最後の相対か…?】
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 00:17:20.26 ID:whJG65k0
>>868

…………あぅ?

【なんて、間にきょとんと首を傾げ】
【包み込まれる右手に、さらに首を傾げ】

……え、ぇー。
…………、うー、じゃあ、じゃあ、ちゃんと教えてなのよ?

【そんな反論。いいながら、ぴょんと飛び降りるようにベンチから降りて】

はーい!

【なんて、元気にご挨拶】
【それから、ぱたぱたと歩き出し】
【歩くの自体は遅くは無いのだが、やっぱり小さな歩幅。そこまで遅くも無いが、早くも無い。そんな平均的な速度】

【キンクリかしら?】
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:17:22.61 ID:AgXLXRgo
>>866
「――!」

【己の刃、己の盾、そして己の誇りとも言える爪を汚されるような発言――
 出血と同時に体力は奪われていくが、衰える気力のグラフをほんの少しだけ持ち上げる効果はあった】

「っ……でえい!」

【膝蹴りと同時に突き飛ばすような動き。もとより、そうでもしないとそのまま共倒れになりそうな程
 爪と共に受けた右腕の傷は強烈なものだった。視界が霞み、崩れ落ちそうになるも彼女のオーラがそれを踏み止まらせる】

「はぁ…はぁ…」

【相手の戦意はまだ十分にある。ならばそれを挫かなければならない
 幸い傷を受けていない左腕、身体に力が入らないので隙を作ってでも遠心力を作り出し大きく振りかぶる
 そうして、まるで三日月を描くような軌道で――凶爪を相手の肩目掛けて振り下ろした】
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:19:45.30 ID:FUyKIKIo
>>867
【左手を振り抜いて、身体の横に降ろして】
【もうこれ以上は使えない、これ以上動けない、と】
【改めて認識する事もなく、棒立ちになる】

……そうそう、それで良いんだよ
飾り立てるのも良いが、それだけじゃあねえ
そういう風に、おかしな余分を切り落としゃあ……

太陽とだけ飲む奴が居ない理由、分かるだろうさね

【体重に防具を合わせて、おそらく総重量は100kgを越える体】
【その体が、衝突の衝撃に舞いあがった】
【落下するのは、自分が投擲した斧の丁度すぐ下】

【両腕、使用不可能。足腰は正常。視界がぐらつく、ぶつけた胸も痛む】
【こうして負傷個所を列挙するよりも、感覚的に理解する方が早い】

【動かない右手を無理に動かし、法被の☆二つを引きちぎり】

……そら、持ってきな
ちゃんと拾うんだよ?拾ってやれる様な状態じゃないからねえ

【それを、青年の方へと投げた】
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 00:20:23.34 ID:Cl0cwS.o
>>869

【海里の言葉に答える声は無い】
【意識はまだあるのだろう──時折指が動いていることからそれが判断できる】
【しかし、その意識ですら「まだ」あるといった状況だ】
【彼女の紡いだ台詞を理解できる余裕があるのかどうか──それすら、怪しい】

【だが──】
【ふわりとエルの身体を包み込む光酒】
【それにより、先ほどまでむき出しとなっていた骨格が徐々に徐々に、皮膚に包まれていく】
【オイルも元の量まで戻り。雷によって僅かに狂った回路も全てが戦闘前の状態に】
【──唯一戻らなかったのはエルの服】
【左上半身や腕の部分の布地がごっそりと削られ】
【普段隠されている部分が今も尚外気に晒され続けている】
【ふと、彼女の左上腕部を見れば引きつった火傷の痕が見えた】
【流石に海里のペルソナも、古傷までは治せなかったのだろう】
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:22:41.99 ID:HNUdc7so
>>870

――ふん、まァ聞かないさ。人には色々あるもんだ。

【距離をとる少女に、しかし詰め寄ろうとはせず様子を窺っている】
【まだ腕をだらりと下げたまま、動く気配はない】


言ったな? 二つでいい、って言ったからなァ? ヒヒヒッ!

【そして嬉しそうに口から笑い声を漏らしつつ、】
【思い切り右足を振り抜き、履いていた革靴を少女の顔面へ飛ばす】
【恐ろしいまでのスピード、だが所詮は革靴。当たってもそれほどダメージは無いだろうし】
【反応が間に合い防ぐにしても、伝わるのは軽い衝撃程度だろう】

アタシはリジィ。リジィ=ザナドゥ=キールシュタイン。よろしくねェ?

【成功にせよ失敗にせよ、少女への距離をじりじりと詰め始めるだろう】
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 00:25:01.84 ID:yvlM/9s0
>>858

・・・いや・・・終わりだ・・・
【豚は非情な現実を告げる】

【そして】

終わりだ・・・・俺の負け・・完敗だよ
【☆をひとつ、青年の傍に置くのだった】
【同情などではない】
【確かに力では青年はこの豚に負けた】
【が同時に思いは遥かに青年は圧倒的に勝っていたのだ】
【それを察しての行動だった】

ブヒヒヒ・・・楽しい試合だったぜえ?
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 00:25:15.59 ID:N6eFScEo
>>871
【息を深く吸い込む】
【さぁ――歌おう、楽しく、愉快に、誰よりも美しいその声で――】

Taffy was a Welshman, Taffy was a thief,(ウェールズの盗賊タフィー 盗賊タフィーはウェールズ人)
Taffy came to my house and stole a piece of beef;(タフィーは家へやってきて 牛肉1片盗んだぞ)
I went to Taffy's house, Taffy wasn't in,(そこでタフィーの家に行き 留守の間に家に行き)
I jumped upon his Sunday hat, and poked it with a pin.(お洒落な帽子を踏んづけて ピンで突き刺し 串焼きしよう)

【ノビタをウェールズ人に見立てる。ピンを突き刺し、串焼きに】
                           Nursery Rhymes
【歌の内容から魔法を創りだす少女の術式『気狂いの童謡』】
【基本的に歌詞の内容から要素要素を引き出し展開するものだ】
【そして展開された要素は、ピン、突き刺す、串焼き】
【ピンというには大きすぎる其れ……もはや杭と言ってもいいものが3本現れる】
【其れは焔をまとっており、刺されば串焼きと化すだろう】
【勢い良く杭がノビタに飛んでいく】

Taffy was a Welshman, Taffy was a sham,(ウェールズの盗賊タフィー 盗賊タフィーはインチキ野郎)
Taffy came to my house and stole a leg of lamb;(タフィーは家へやってきて ラム肉の足盗んだぞ)
I went to Taffy's house, Taffy was away,(そこでタフィーの家に行き 居ない間を見計らい)
I stuffed his socks with sawdust and filled his shoes with clay.(おがくず ソックスに詰め込んで 粘土を靴に詰め込んだ)
【靴――足元と解釈、粘土――大地に対応させる】
【足元の地面を隆起させ、相手の体勢を崩そうとする】

Taffy was a Welshman, Taffy was a cheat,(ウェールズの盗賊タフィー 盗賊タフィーは詐欺師の糞野郎)
Taffy came to my house and stole a piece of meat;(タフィーは家へやってきて 肉の塊 盗んだぞ)
I went to Taffy's house, Taffy was not there,(そこでタフィーの家に行き 留守の間を見計らい)
I hung his coat and trousers to roast before a fire.(ローストビーフのようにして コートとズボンに火を点けた)

【さて――、之でラスト】
【魔力も無く、体力ももはや限界、アンコールは受け付けられない】
【火をつけよう、燃やし尽くすのだ】
【少女の周囲に焔が展開される】
【其の焔が一つの巨大な炎弾と化して男に飛来するッ!】
【之で打ち止め、之が全力、之が少女の本気だ――!】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:26:55.84 ID:HdFUHzoo
>>872

あァ、俺の望みが叶ったら、な。

【教えること、それに異論は無いようだが、しかし、確りとした約束を交わすことは無い】

んじゃ、寄り道はナシでな。

【少女に先導を任せながら、その後ろを離れすぎないように】
【歩く速度は合わせながら、ぺたぺたと足音のする、だらしない足取りで、ついていく】

【キンクリせざるを得ない】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 00:28:30.82 ID:1swMSnI0
>>862

……自分のあくどさを知らず、自らの罪を数えて、その罪を背負う気のない人間も、天には召されんよ。
しかも煉獄の裁量に委ねられることすら出来ず、永劫の苦悶へとまっしぐら、だ。 ………判っていないのか?

【無味乾燥だが良く通る声で、苦々しげに言葉を吐き散らす―――シュールともとれる姿を、晒した】
【明らかに、感情を通り越した何か=\――もっと、精神の根幹に焼き付けられたモノが、表面に露出している】
【恐らくは、只教会を批判されたり、聖書を悪意的に曲解されたから、では無いだろう】
【そもそも曲解自体は彼女だって使っているし、絶対的な教会の走狗で有るわけでもなく―――何故?】

…立場上、余り派手にやれんのが残念だな。
焼き肉屋で、自分の肉を何かの間違いで掻っ攫われるのと感情としては似ている……そんな経験、した事はないが。
何故か? ……私はね、友達が少ないのだよ。仕方が無いのではあるが、な。

【言動が、少しずつ現実から遊離していく―――此の場には何か、少なからず彼女の精神を掻き立てる要素が、一つと限らず有るらしい】
【然し、言葉を紡ぎながらも、戦いからは目を背けない―――刃が閃いたその瞬間、自らを拘束する何かが消えた】
【伸ばした手に手ごたえは無い、ひたすら空気を押しのけるだけ―――僅かな隙をついて、ルブハティルは鴨居への急接近を試みるだろう】
【相手の反応の速度によって、だが。伸ばした腕とナイフと、猟犬の如き長くしなやかな脚の射程内にまで近づくかもしれない】

【一方の、U.F.O.―――のらくら、時折ターンテーブルの様に回りながら、宙を舞い少女へとにじり寄る】
【今度は、残された2本のナイフ―――否。能力の影響を受けて変成した、名を与えるなら『牙』を、ルブハティルの左右にまで移動させるだろう】
【成功すれば、二つの刃は、静止衛星よろしく、女性の歩みに合わせて浮遊移動して、常に相対的な定位置を保とうとするはずだ】

【なお、先ほど少女を穿たんと飛来した『牙』―――掴むと、水揚げされた魚みたいに暴れる】
【ただし、壁に衝突した衝撃で、刃は完全に崩壊し、持ち手だけの無様な品物となっているので、無視するか早々に投げ捨てるか、或いは…。】
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 00:28:36.43 ID:OlluCUSO
>>875
…………まったく…意識が朦朧の状態で戦うなんて本当に命を落とすよ?…
【口調と雰囲気が変わり】
【まるで少女のような口調で】

痛いな……速く大会の人呼ばないと…私も限界だよ……
【ケータイを取り出し大会運営側に連絡しようとする。ついでにエルの格好的に考え女性の人が来るように言いながら】

(………結構無茶してきたんだね…この人…)
【チラッとエルの古傷を見て】
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 00:30:14.89 ID:Mr7K526o
>>873
「・・・・・・・くっ・・・・・やるねぇお嬢・・・・」

【そのまま跳ね飛ばされ壁に跳ね飛ばされた恭平。肉体という肉体】
【器官という器官。その全てが痛みを発しし始めていた】
【オーラも何もないこの男。既に視界の半分が血で染まっており】
【先ほどの衝撃で顔は頭上から出血していた】

「・・・・あと少しで、届・・・ぐわあああっ!!」
【あと少し、サーベルに左腕を伸ばしていた矢先にその左腕に】
【彼女の、三日月の軌道に乗った爪が振り下ろされたのだ】
【彼の左肩の肉は切り裂かれ、異常なまでの出血が肩から手首へと伝わった】

(何とか・・・しねぇと!!)

【彼が下した決死の決断は―――そのまま右腕を彼女の左手目掛けて振り上げた】
【その一撃には執念すら入っていたものであった。】
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 00:32:58.44 ID:whJG65k0
>>879

【とまぁ、そんな感じでキンクリ】
【ちなみに道中、キャッキャしながら影踏んで歩いたり、逆に影踏まずに歩いてみたり】
【石ころ蹴ってみたり、縁石に乗って歩いてみたり】
【寄り道こそしないのだが、やたら時間かかりそうな歩き方をしたとか、しないとか】
【注意すればやめるので、注意さえしてれば時間はかからないのだけれども】

【そのうちにたどり着くのは、街のどこかにあるごく普通の宿屋さんで】

ここなのよぅー!

【なんて、元気なテンション】
【キャキャと笑いながら、宿屋を指差して】

【ぱたた、と数歩。渉から離れるように小走り】
【くるりと振り向いてから】

えっとね、あのね、送ってくれてありがとうございました、なのよぅ!

【ぺこり、頭を下げながら。お礼の言葉】
【頭を下げた勢いで、ツインテールがぶぉんっとそっちに向けて鞭みたいなことになるのだが】
【数歩あけた分の距離を詰めさえしなければ大丈夫である。たぶん。もしもぶつかったとしても、しょせん髪。ナントカ補正が無ければ痛くは無いはず】
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:33:29.00 ID:j1ubDnso
>>876
――実は、聞いてもらわないと困るんだけど。まぁ、それは戦いの後ってことで…

【ざ、と地面を踏みしめ、相手の出方を待ち――高速で飛来する革靴!】
【だが、それを認識しながら微動だにすることは無く――】

行ってこーい!

【掛け声が早いか、短剣人形の一体が大きく跳び上がり、少女の正面に立ちはだかる!】

『アーレー』

【・・・なんて大層なことは無く、身代りに靴を受け、人形は靴と共にあらぬ方向に飛んでいく】

なかなか面白いことするじゃない!
あたしはメリナ=サーカスジェット!さぁ、改めて始めましょう!

【そう言いながら棒をビシィ!とリジィに向け―】
【それに応じるように、もう一体の短剣人形がリジィの右足目がけて飛びかかる!】
【低いジャンプ?から脛辺りを狙った一撃――靴を飛ばした手前、下手に振りはらえば短剣に斬られかねないが――?】
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:38:55.25 ID:HdFUHzoo
>>883

【ファラエナが遊びながら歩いていることについては特に注意しない】
【いつもどおりのニヤニヤ笑いで、楽しげな少女の仕草を、眺めているだけだ】
【結局、たっぷり時間をかけて、少女の自宅へと辿り着いた】

どーいたしまして。
ま、あんまり夜歩きはしねェようにな。

【この忠告も、大して意味を為さないだろうが、建前として口にしておく】
【さらっと後ろに下がって、飛んでくる髪から、如才なく身をかわしていたり】

……んじゃ、またどっかでな、ファラエナ嬢ちゃん。

【そして、別れの挨拶もそこそこに、梧堂は去っていこうとするだろう】
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:39:36.91 ID:QWXb2bYo
>>878

【前方に見えるのは…巨大な杭、あれがピン?アレで串焼き?】
【だがこれで相手が何をしてくるかが読めた、ここで冷静に、静かに闘志を燃やせと自分に言い聞かす】
【右に身をよじって一本目を回避、しかし二本目が右脚をかすり痛みが走ったことでわずかに乱れ…三本目が彼の左肩に突き刺さる】

おお…おおおおおッ!!こんなもんがッ!!

【続いて踏み込まれる助走の一歩…そこで彼女の詠唱の内容が耳に響く…his socks with sawdust…『靴下』と…『粘土』!?】
【足元から来る、とノビタは読んだ、今この位置から仕掛けなければならない!と彼は背筋にゾクリと来る感覚を覚えながらも覚悟を決めた】

…ホッパァァァァァ―――――――――――!!!!

【左足を前に出し、踏み込んだ所でスイッチを入れてジャンプ用の跳躍を試みる!】
【飛び上がった、4mほどの高度…元よりこの飛蝗の足に見立てた装備は主にこれをやるための装備だったのだ】
【走れなくなる前に…飛び越えてやるしかない、しかし空中では当然…炎は避けられない!】

【服に炎が燃え移った、どんどん燃え移っていく、確かに大技を叩き込み…彼にとって立ち上がるのも過酷なダメージを与え切った】
【しかし…彼はすでに立ち上がって、その右脚を叩き込む体制になってしまっている、そしてその間に攻撃を受け続ける覚悟も…当然出来ている!】
【炎で火傷しながらも…彼は姿勢を崩さない、飛び上がっていなければ間違いなく崩れ落ちていた…この最後の『跳躍』が彼に最後の一撃を出せるかどうかにギリギリ繋がり…そして!】

―――火柱キィィィィ―――――――――――――クッ!!!!

【そして…助走と崩れぬ姿勢ゆえに、そして自分の身体に炎が燃え移ったころによりたまっていく熱量さえも自身の一撃へと利用して…最後の爆発の右脚を叩き込みに行く!】
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 00:40:04.25 ID:Cl0cwS.o
>>881

……ありが、と────

【「ありがとうございます」──】
【そう、言おうとしたのだろう】
【しかし暗闇に落ちつつある意識のせいか、その言葉は最後まで紡ぎきれることはなかった】

【よく見れば、彼女の身体に在るのはその火傷だけではない】
【破れた衣服に隠れてはいるものの、よく見ればわかるのは腹部にある3つの銃創
 それに加えて、巨大な針に穿たれたかのような円状の傷跡が1つ】】
【更に、海里には完全に見えていないだろうが──右上腕部にも銃創が1つ】
【左足の太もも部にも同じような銃創が1つ、刻まれている】
【残っている傷跡で、これだけあるのだ──】
【治った傷を含めてしまえば、彼女は今まで一体どれほどの痛みを受けてきたのだろう】

【────】
【──】
【─】

【しばらくすると、彼女たちの元へ大会運営の女性スタッフたちが駆けつけてくることだろう】
【もちろん全員女性のスタッフだ】
【スタッフたちは海里やエルのことを気遣いつつ、可及的速やかに彼女たちを医務室へと運ぶはずだ】

【言い忘れていたが、スタッフたちが現地に到着するまでには若干の時間がある】
【勝者は海里──となると☆は海里が得るべきはずであるのだが】
【対戦相手のエルネスティーネは受け渡し行為が困難な状況に陥っている】
【今の時間に☆をエルの胸元から2つ取っておくのが一番適切な行動、であろうか──?】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 00:42:31.19 ID:whJG65k0
>>885

……注意はね、するのよぅ?

【なんて。相手の忠告には、そんな対応】
【検討する、といって実際に検討した人を私はあまり知らないのだけども】
【まあ、とにかくそう言うことらしい】

うにゅ、またね、なのよぅ!

【去っていく渉に、元気に挨拶して】
【ぱたぱたと右手を振って、その背中を見送ってから】

……お母さん、まだ本読んでるのかしら?

【なんて、今度こそ、正しいひとり言の声量で呟いてから。宿に入っていったとか】

/おつでしたのー
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:43:06.28 ID:AgXLXRgo
>>882
「あんただって……しつっこいくらい……」

【自らの血か、相手の血かも分からない鮮血に汚れたエプロン
 衣服もボロボロで、まともな部分を探すほうが難しい位だった】

「せいやあっ!はぁ…はぁ…」

【時間の経過による出血は確実に進行しており、今は殆ど気力だけで立っているようなものだった
 膝を付き、未だ倒れようとしない相手に苛立ちを感じながらも、再び爪による一撃を加えるが――】

「っ……ああああああ!!!!」

【左手が斬られた。その傷は骨まで達し、両腕はもはや機能しなくなる。即ち、武器を無くした状態
 無意識の絶望によるものか、気丈にも立ち続けていた彼女もとうとう倒れた。動かない
 生への執着か、淡い光は出血を抑えているものの、まともな状況なら命すら危うい
 そして――立ち上がれないという事は、戦えないという事。彼女の敗北はもはや決定的だった】
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:43:54.74 ID:QWXb2bYo
>>886
/追伸、お風呂入って来るので返事遅れるよ!
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:45:30.54 ID:HNUdc7so
>>884

そうかい? なら後でゆっくり聞くさ、ねェ?

【不敵に笑いながら、そう少女に告げる】
【飛びかかる人形にも足を止める事は無く……】


【がちりッ!】


―――なかなか可愛い人形だねェ、お嬢ちゃん?

【確かに右脚を薙いだ筈の人形の短剣が、】
【ジーンズを小さく斬り裂き、そこで止まっていた】

【聞こえたのは、何か鋭い金属音―――太いペンチで鉄板を挟んだ様な】
【裂けたジーパンに隠れて切り口は見えないが、血が流れている様子は無い】

【リジィは人形を剣から引きはがそうとし、成功すれば襟首を掴み上げようとする】
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:45:58.67 ID:HdFUHzoo
>>888

……世界に勝つ、ね。

【後ろ手に手を振りながら、梧堂は誰にも聞こえない声で、そう呟いて】
【夜の雑踏へ、紛れて消えていった】

/おつかれさまでした!
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 00:46:27.87 ID:Mr7K526o
>>889
/先ほどの左手への攻撃はあくまでも「殴った」ことなんです!「斬って」無いです!
/実質今恭平はサーベルを所持していないので・・・・描写わかりにくくてすみません
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 00:47:22.63 ID:QyOCOtko
>>874
 【覆面とターバンは飛翔の際に吹き飛んで、露になる素顔】
 【金髪癖毛。確かに、櫻の国で見えた人物と瓜二つであった】

 【そして】

【が、ごン──ッ!】
【超重量への、只ならぬ速度で持っての突貫】
【その衝突により、当然ながら尋常ではない反動を彼も受ける事と相成って】

 ────ー……ッッぇ

【──肺の息が爆ぜるように身体の外へと押し出されて、呼吸が困難】
【慣性により、臓腑が身体の外へと弾き出されるような、おぞましい感覚】
【もう感覚の無い腕は、見ればおかしな方向に曲がっていた】

【どしゃり。一度軽く宙を舞った身体は、再び地へと落下した】

【もう、何も分からなかったが──】

……──ぁ

【──ぽとり。放られた流星が、青年の前方へと自由落下してきた】
【青年は、ぼんやりと霞むその瞳で、落ちた星をぼんやりと眺めていた】
【──彼はそこで、これが大会の予選であった事を思い出す】

────…………!

【はっ、と弱々しいながらも我に帰ると、もう残っていない身体の力の一滴を振り絞り】
【ずりずりと身体を捩って、数cm程這い寄ると──震える手で、その双星を掴み取って】

 ……──へ、えへへ……や、やり……!

【血と汗と泥で塗れた顔が、大きく歯を見せて笑った】


【──うつ伏せに倒れたまま、首だけで鬼の方へと向く青年】

 (……──わ、識った……気がする】
 【太陽と……ゲホッ……月と……──、酒と……嗚呼くそ、もっと喋り──声が出な──……)

 ──ぁ……ごほッ……
 ……──、ぇ゛……アリガ……ト──

【──今にも消え入りそうなしゃがれ声で、そうとだけ声を絞り出して】
【今一度、ニッとでっかい笑みを浮かべると──そのまま白目を向いて、言葉を発しなくなった】

 【鋭い三日月を、一層夜闇が侵食し、ゆっくりと新月に向けて痩せていく】
 【グレートマスク・ザ・ウロタ、≪驚天動地≫の伯陽長 幻舞との一戦にて、☆二つ獲得】
//この辺りでしょうか、長々とお疲れ様でした!ありがとうございましたっ!
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 00:47:25.75 ID:N6eFScEo
>>886
【すべての魔法を放ち終え、少女は其れを見守っている】
【其の魔法が、相手を妥当するか、否かを】

……倒せ、ですの。

【呟く、勝利を渇望するかのように】
【しかし、現実は無慈悲】
【相手は攻撃を受け、相応の傷も負った】
【しかし、だがしかしッ!相手は其れすらも越えてメアリの元のたどり着いた】
【――火柱キック】
【シンプルな其の攻撃が、少女の土手っ腹にぶち込まれた】

ぐ、ガハァァァアァッゥ!

【叫び声を上げ、少女は吹き飛ぶ】
【数メートル飛び、地面に叩きつけられ転がっていく】
【ぶつかった際頭をぶつけたのか、頭からは出血が】
【しかし、それでも意識は手放さない】
【負けはもはや確定、視界はぼやけ、ノビタの姿も判然としない】
【それでも只、ただ少女はノビタを強い目で見据え続けていた】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:52:30.74 ID:FUyKIKIo
>>894
【斧の柄を背もたれに、座りこむ様にして】
【☆が、相手の手に渡った事を、その目で確認する】
【意識を飛ばしたその様を、肴に飲もうかとも思ったが】

………明日まではお預けかねえ……やーれやれ
手が使えないってのも不便なもんだ

【盃を持つのには不便と、諦めた】

【何処かからか流れて来るのは、紫色の霧】
【斧と鬼の双方を、見えぬ程の濃さで覆い尽くして】

【ひゅう】

【一陣の風が霧を散らした時、其処から鬼は姿を消していた】

/お疲れさまでしたー
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 00:53:26.03 ID:OlluCUSO
>>887
……御礼を言うならちゃんと私の忠告を守ってからにしてね?
【そう言いながら彼女の怪我を見て自分の腹部をさする】
【彼女も戦いで様々な怪我を負った】
【だから……】

死なないでね?
【そう言い最初に約束した通りエルから☆2つをもらうだろう】

【そしてスタッフが来たら彼女達に運ばれ2人とも大会運営での治療を受けるだろう】

/乙でしたー
/いたらぬ所があったと思いますがお付き合いありがとうございます
/wikiにはどちらが書きますか?
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:53:35.04 ID:AgXLXRgo
>>893
/でもそう読み取っちゃったのは仕方ないですし、悪気は無かったとして続けられませんか
/ただ殴るだけだと却って難しい、というのもあるので(ソロウは立ってるので、実質描写し辛い)
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 00:54:14.20 ID:ai6Udhoo
>>880

洗礼で、全て綺麗になるのではー?
罪は委ねるものですよ、背負えるのなら、神さま不要

【間延びした歌声は、感情的な批判に対する返事としては不釣合い】
【何処まで本気で言っているのか掴み辛いあたりは、”聖書”を渡した者に近い】
【自身の能力を理解されていく、けれど相手の力はまだ不明瞭 けれど薄暗い不安は表には出さない】

いい気味ねー 異端狩りなどそんなもの 個性を狩って、何を得る?

【決して自分も友達が多いとは言えない 自分と同じかそれ以下の身長の者にしか友好を示さないのに、多いわけがない】
【自分の言葉が、同時に自身を責めるものだと知りながら、つい言い返してしまう】
【両刃の剣の、刃を持って  身長だけではなく、何か相容れないものを感じた】


【二本の牙への抵抗は無し、両翼となって彼女に仇成す者を討つ、文字通りの剣が浮かぶ】

【手の内で暴れる手負いの獣牙は、一度強く握ってから正面―ルブハティルへと投げる】
【下方向への制限が残っているために跳ねる度位置が高くなるわけだが、元々が低いので狙いが逸れることはあるまい】
【接近に対する手はこれ一つのみ、対処できれば2人の距離は一挙に縮まることだろう】
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 00:55:07.26 ID:Mr7K526o
>>898
/了解です・・・やっぱ殴るだけは難しいですね・・・反省です、すみませんでした
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 00:55:20.14 ID:j1ubDnso
>>891
―――!?
へぇ、まぁまぁの策士じゃない。そんなものを隠してるなんて!

【流石にこの対応は想定して無かったのか、若干の驚きを含んだ声を上げるメリナ】

言い忘れたけど、あたしは知り合いからはよくリナって呼ばれているから出来ればそう呼んで頂戴!

【メ「リナ」でリナということらしい。微妙な愛称である】
【そんなことを言ってるうちにリジィが人形を引き剥がそうとし――】

甘い!爆散!

【リジィが人形を掴もうとしたところで、その人形が煙を上げながら爆発する】
【とはいえ、爆発自体の威力はほとんどない。音と煙で相手を撹乱するのが仕事だ。実際煙ばかり尋常じゃ無く出ている】
【それと同時、二体のハンマー人形が両翼から、そしてリナ自身が正面から接近を始める】
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 00:57:21.67 ID:Cl0cwS.o
>>897
/お疲れ様でしたー!
/携帯からでは大変でしょうし、此方が編集しておきますぜー
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 00:58:50.55 ID:OlluCUSO
>>902
/わかりましたー
/ありがとうございます
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:02:10.10 ID:xo7PxYSO
/あれ・・?>>863の方はおりますか?
/携帯に戻りましたが一応、豚の人です
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:03:52.50 ID:HNUdc7so
>>901

―――ッぐ?!

【掴み上げた人形が爆散、咄嗟に逆の腕で顔を覆う】
【噴出する膨大な量の煙を視認、一拍遅れて状況を認識】

(………視界!)

【人形の残骸を前方に素早く放り、自身はバックステップ】
【足音は聞こえるだろうが、速い】

【そのまま煙の無い位置まで抜けようとする】


【地面に、短剣は落ちていない】
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 01:06:23.08 ID:Mr7K526o
>>889
「しつこさ・・・だけが取り得でね・・・・」

【チラッと微笑を一瞬すると先ほどの表情は嘘か幻だったかのように再び】
【痛みに絶え、ひたすらもがく恭平の表情が其処にあった】

「・・・まだやるのかッ・・・うぐわあああっ!!」

【再び肩に入れられた爪での一撃。彼の左肩が右肩よりも1段下がり、感覚が無くなって来る】
【その左肩からは異常なまでの出血に】
【さらに左肩は真っ二つといって良いほど骨と筋肉に溝を生じさせたが】

「・・・・やったか?・・・・!!」

【左手を破壊。これで彼女の戦闘は不可能となったのか】
【多少の安心感が生まれたが其れは直ぐに壊れてしまったのである。何故ならば彼女が‘倒れた‘からである】
【あくまでも勝負。――殺したら意味は無い。そして彼女が死んでしまったら可哀想だ】
【そのまま左手肩の痛みをこらえ、右手で必死に彼女を揺さぶりながら】

「大丈夫か!!がんばれ!!!生きてるか?お嬢ちゃん!!」

【何度も何度もゆすっている。その顔からは冷や汗さえも出てきている】
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 01:10:01.70 ID:qnpODUDO
>>904
/あれ、すいませんレスが見当たりません
/出来ればどのレスかお教えくだされ…
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:12:01.44 ID:QWXb2bYo
>>895
【すたッ、とやわらかく着地して…飛んでいく彼女を見送る】
【パン、パン、と手を払い…彼女に最後の一撃を叩き込みきったのを見送る】
【残る右目は彼女の強い目線を受け止めていた】

…英語苦手なくせによく気がついたなオレ、とぎれとぎれに理解できる単語を必死に聞き取ろうとして
ソックスとサンドって言葉をちゃんと聞く事が出来なかったら…感情だけに任せて
思考はクリアにしてなかったら…なるほど、あの足止めをモロに食らってオレは最後の一撃を放つ事も出来なかったな

【彼は着地したまま一歩も踏み出してこない、す、とホルスターに手を伸ばそうとする様子も見せるが】
【放ちはしない、彼の目には頭から血を流す少女が移る…ほぼ全焼したコートを脱ぎ棄て、下のシャツに燃え移った火をはたき落としながら】

…気分は大きく勝負する前にまずは手堅い賭け金にしておこうと思ったら…手元にロイヤルストレートフラッシュが来たみたいな、今そんな気分だよ
しかも君の手はエース三枚にジョーカーのフォーカードみたいな…そんなギリギリの戦いって感じ…どういう感じか具体的に説明してやろうか?

…とりあえずメアリ、どうする…まだやるか?

【どうするんだ?と彼は倒れるメアリの顔をじっと見つめたままそう聞いてくる】
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:13:36.38 ID:j1ubDnso
>>905
【もうもうと周囲に立ち込める煙――そしてそこに向かうリナ―――】

(・・・煙が濃すぎて見えない!)

【何のことはない、ただのうっかりさんである】
【飛んできた人形だったものを適当に払い、更に前進――煙の場所に到達するのは人形たちが先だ】

(だけど、このくらいは想定済みよ!)
下から行きなさい!

【煙地帯の数歩前で停止すると、再び指揮棒を振りかざし、人形に命令を出す】
【それに応じて人形が「跳躍し」――それぞれが違う場所を狙ってハンマーを振り下ろす!】
【手前側を狙った方は完全に空振りだが、奥側に行ったもう一体はなんとかリジィを捉えている】
【彼女から見て、右側から右肩狙いの一撃――半ば当てずっぽうなので狙いは甘いが、回避しなければ十分命中する軌道だ】

【そして命令を出した後、リナは更に「前進を」再開する】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 01:15:34.18 ID:N6eFScEo
>>908
【魔力は尽きた、体は動かない――完敗だ】

――、まだ星は三つありますわね……。
本戦でお会いしましょう、野比さん。

【言葉に悔しげな色を含ませつつも、少女は敗北を認めた】
【だが、まだ終わったわけではない、本線に出ることが出来れば――もしかしたら相まみえる事もあるかも知れない】
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:18:48.16 ID:AgXLXRgo
>>906
【彼の腕の中、血と埃にまみれた彼女は動かなかった
 命の糸が切れてしまったのだろうかと思うほど、身体に力が入っていない
 淡い光は相変わらず輝き続けていたが、やがてその光が吸い込まれるように消えていく】

「…………ぅ……わあっ!?ゲホッ、ゲホゲホッ!」

【突如目を見開き、驚きの声を上げる。何故なら血相変えた恭平の姿が目の前にあったから
 爪を突き立てようにも腕が上がらず、寝たまま横を向いて幾らか咳をしつつ呼吸を整える】

「……何してるの?
 うっ、いたた、たたたたっ……」

【間抜けな声を出したと思ったら急に痛みを訴え始めた
 まだ多少血は流れているが、先程よりずっと安全な程度になっている】

「くっそー、負けちゃったよ……あんたほんっとにしつこかったね、ったく。へへ……」

【痛みを堪えながらも、負け惜しみを言いつつ歯を剥いて笑った。淡い光はもうどこにもない】
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:23:44.38 ID:HNUdc7so
>>909

――――っく!

【煙を抜け、体を低くしながら体勢を立て直す】
【と、間髪を入れずに人形が煙の中から飛び出し……】

………んの、っしゃらくせぇッ!

【後ろへ仰向けに倒れ込むようにその打撃をいなし、】
【人形の顔面を鷲掴みにしようとする】

【成功すれば腰立ちの姿勢で、少女が先程まで見えた位置に人形を思い切り投擲しようとする】
【スピードはかなりの物だ。槌の重量も加わり、当たればそれなりにダメージがある】
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:24:00.41 ID:xo7PxYSO
>>907

/すいません・・・普通に安価ミスしてました・・
>>877です・・申し訳ありません。
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:25:07.70 ID:QWXb2bYo
>>910
【びしっ、と指を差してくる、まさにそれだと言わんばかりに】

…そう、大勝負に出ていい超強力な手札が来てるというのに賭け金は少なく
君は☆二つこそ失ったが…残りがまだ三つだなんて、今日動かず☆まだ5つの奴とかもいるからそいつらを狙ったら
普通に君は本戦に出れておかしくない…この世の中にはまだこんなにも強い奴がいたんだと実感して、同時にマジで自分の短所を反省出来たよ

…ちょっと予選の第一試合をやって…これだもんな

【そして相手は自分という戦力を知って来ているのだ、これで本戦に出られたら…今でさえ単語を聞きとれずに先読みできなければ自分の敗北で間違いなかったのだ】
【こんなダークホースが…まだこの大会には控えているのか】

…そう、君にはまだ息があるってのが一番恐ろしいんだ、そしてあらかじめ取り決めた☆2つは揺るがない
おそらく次の君との戦いは…とんでもない戦いになるって今から怖いよ…次は負けそうな気がしてならない

…でも、オレは絶対に勝ち残って見せるぞ…絶対にだ、だから…まずはその☆を二つこっちに放ってくれ

【気がつけば、彼は膝をついていた…額からは嫌な汗が流れ始め、口からは先ほどの拳のダメージで血が流れ頬も腫れあがっている】
【本当に、危険な戦いだったと言う事か…本当に安堵しているのだ、と顔からわかる】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 01:26:14.08 ID:1swMSnI0

>>899

それで良いのならば、幾らでも人々は洗礼するだろうな? アレは一度限りのリセットボタンに過ぎん。
そして、罪を背負って生きるモノの為にも、神と言う救いが在っても良いと思わないか?

(……金の国≠セからと言って、こうなる訳では無い………『姉さん』の墓標は、此処には無い、何処にもない)
(探しに来たって、永久に無い……だから、一点の誤差も間違い無く、どうあろうと、私はコイツとは………―――重なる事が、無い!)

【自らを罪人と定義し、完全には出来などしないと思いながらも、その十字架を背負い空虚の人生に挑む巨躯の女】
【子供らしい、と呼ぶには尖鋭すぎるその思想を正統化し、身体的劣等への敵意を振り回す、幸福な矮躯の少女】
【噛み合う筈がない、出在った瞬間から、サイコロの目の様に、運命的かつ絶対的に決まっていたのだろう】
【然し、言葉を交わせば交わす程、思った以上に激情の波は押し寄せて――――今ばかりは、聖職者として、自分を律する】

得る事はない、奪って護る、ただ其れだけ、だ。
人間はな、得る喜びよりも、減算された時に湧き上がる負の感情の方が大きい生き物なんだよ。

(そう、所詮は力を掲げる以外に私の道は無い……ならば、早々に『判って』しまえば良いのだ)
(正道に戻る? 元からそんな道は有り得なかったのに、考えるだけ無駄………ならば、せめてやるべき事に、力を振るえれば…。)

【爆ぜるように拡がる思考を、適当なところで纏めて、戦いに神経を張り詰める―――この答えで良いのか、そんな事は考えない】
【何故、その答えに至ったか。理由だけは、常にその小さな胸に抱いているから…やがて、抜かれた牙の軸だけが、ルブハティルを襲う】
【迅―――首筋めがけて吹き飛ぶ事になったそれは、冷たく堅い、ルブハティルの不器用な誓いを体現するような鋼鉄に弾かれた】
【鍛えられた動体視力を活かして、ナイフの側面で、ばしり。手首に鈍い衝撃を覚えながらも、はたき落して拒絶を示し、直撃を回避】

…………私に話せる事は、此処までだ。
人間としては兎も角、仕事人として見た場合、お前の様な人間は嫌いじゃない…と言うか、避けて通れないんだがな。

この際だ、オハナシは捨ててッ―――≪シャインニング・ペイン≫ッ!

【墓地特有の、実際以上に埃臭い土を、ダッと踏みつけ、半ば身を跳ね飛ばすようにして踏み込む】
【殆ど足払いに近い高さで、振るうナイフ―――狙いは、相手の腹部。深く突き刺すことも、廻して抉る事もなく、裂こうとするだけ】
【大会故の手加減と、痺れの抜けぬ手で放つから、相手に、自らの優位を示すためだけの、致命傷は狙えない一撃―――だからと言って、痛く無い筈はない】
【更に、そのあとに少女の胴体に飛び込んでくる、二本の『牙』―――ルブハティルの魔術を受けて、その先端を聖なる高熱の光刃に窶している】
【此方も、突き刺さることはない代わりに、かすめた際の威力が増している―――数少ないチャンスを、ここでモノにしようと、一気呵成の襲撃!】
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 01:27:56.79 ID:qnpODUDO
>>913
/おぉう…見逃してました、すいません

>>877
…あぁん?
【突然の豚の言葉、そして行動に、雄叫びを止め眉をしかめる】
【勢いがどこかにすっ飛んだのか、置かれた☆と豚を交互に見比べて】

納得いかねええええええええぇぇ!!!
舐めてんのか豚ごるぁああああああ!!!そんなおまけされなくても今から俺はお前をぶっ倒せるんだよおおおおおおぉぉ!!!
【そんな自分勝手な…】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 01:28:50.50 ID:Mr7K526o
>>911
「・・・・よかった・・・・・良かった・・・・」

【そのまま大粒の涙を彼女のおでこ付近に流す恭平が其処にいた。】
【動ける右腕だけを彼女の頭の裏に回し、呼吸が出来やすいように気道を確保する】

「何してるって・・・俺はキミの看病をだな・・・
 痛いか?じっとしてろ・・・・林檎食べる? 」

【恭平の左肩の血も大げさに言うほどの出血では無くなったのだが、それでも未だに流れている】
【そんな彼でも彼女に笑いかけ、痛みの激しい左手で彼女の髪を撫でようとする】

「粘り強いと言ってくれるかな・・・・?一応頑張ったんだぞ!!
 あと・・・・・バッチの掛け数変えない?」

【意外なことを尋ねてみた。無論こんな事が許されるのかは判らないが・・・】
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 01:31:19.30 ID:N6eFScEo
>>914
【野比の話を聞き、嬉しげに笑う】

っふふ、私も、勝ち残らせていただきますわ。
この☆分、本戦で奪い返させていただきます。

【猛々しい言葉を放ち、ゆっくりと、本当にゆっくりと立ち上がっていく】
【胸元の、もはやぼろぼろになってしまった高そうなゴスロリから☆を二つ取り、野比に渡す】

ッ……。

【足がふらつく、体は満身創痍】
【今日は休もう、明日からまた戦うために】

又、お会いできるのを楽しみにしてますわ。

【なけなしの魔力で杖を構成するとゆっくりと少女は歩き去っていった】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:34:32.60 ID:j1ubDnso
>>912
『イヤー』

【割とあっさり掴まった人形はそのままブン投げられ――】

な、きゃんっ!?

【煙の向こう側でリナと思しき少女のアレ気な叫びが響く、どうやら命中したようだ】
【ちなみに煙がまだ残っているのでリジィの側から視認するのは困難だが、左肩近くに命中している】

(やったわね――!今度こそ脚よ!)

【投擲を食らう刹那、人形が投げられた事実とその軌道からとっさに位置を推定し――】
【先程空振った方の人形が煙から低空で飛び出し、投擲直後のリジィの左膝を狙って横薙ぎにハンマーを振るう――!】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:38:10.91 ID:QWXb2bYo
>>918

…チッ、それにしても派手にやってくれた…お気に入りの新しいコートが台無しだぜ
新しいのまた買わないとな…いや、やさぐれようとして買った物だから実は家にまだあるんだけどさ…
うわッ、髪にちょっと燃え移ってた、髪って燃えると本当に焦げくさいんだよな

【ただの黒コゲと化したコートを処分のため手袋はめたまま回収して…しかし帰るだけのパワーが身体に入らない】
【去っていくメアリを動かないままじっと見送り…】

…参ったな、オレに至ってはもうこの体制から全く動けない
クソー、誰かに助けてもらって帰るか…

【ボロボロのコートと渡された☆をすべて回収すると…彼は携帯で仲間に助けを求めるのだった…】

【ノビタ―――――――――――予選第一試合――勝利】
【現在の所有する☆のバッジ――――――――――7個】

【←To Be Continued...】

/乙でしたー!!
/いやー、早くも決勝戦のノリになっちまったぜ!いい戦いが出来た、ありがとうです
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:39:41.04 ID:bthsDJko
【森の中】

むう……しばらく離れている間に大会がまた開かれていたとは
いやリベンジ、というタイプでも無いか……

【淡い真珠色をした髪をポニーテルに纏め、瞳は色は緋色に輝き】
【その身を銀の刺繍が入ったフード付きの紺色ローブに隠している】
【そのローブの上からでもその豊かな胸は起伏を描いて主張をして】
【袖口からは銀色の手甲が顔を覗かせ銀色の光を辺りにばら蒔いている】
【端正ではあるが無表情に近い顔立ちをした女性が草を踏みしめながら歩いている】

……――――――――

【憂鬱気にも見えるその表情でゆっくりと空を見上げ】
【ぼんやりと浮かんだ言葉は……】

――――眠い

【怠惰なそれだった】
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:39:45.89 ID:AgXLXRgo
>>917
「ゲホッゲホッ!……うわっつつ!ちょっと何してんのさ!」

【涙を流された事にかなりの驚きと、多少なりとも反感はあったものの
 自身が動けない事、そして彼のやろうとしている事を察して暴れたりはせず、大人しくしている】

「かんびょ?……うーん、別に私はだいじょぶだけど……できればあったかい所でゆっくり休みたいかな
 あ……そういえばお腹減ってたんだっけ……ほぁー…っちょ、これは駄目」

【空腹で切なそうな声を漏らし、上体を調節しつつ彼に身体を預けている
 被っていたネコミミ風の帽子に触られそうになると、やんわり拒絶の意を表しつつ】

「それだけはやだ。私があなただったら、何にもせずにバッチだけむしり取ってポイだったよ
 それに……ううん、何でもない。……じゃさ、どっかで休ませて。あなたに家があるなら、そこだっていいから」

【バッチに関しては断固として拒否した
 邪悪な事を口走るが、少なくとも血を流し合って誓った約束は守りたいという信念はあった】
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 01:41:53.13 ID:xo7PxYSO
>>916

そうかよ・・そうだよなぁ、
【豚は未だ不敵な笑みのままで】

だが今日はここまでだ
【豚は歩きだす】

今日は俺の負けで勝者はお前だ・・だが・・納得いかないなら・・後日いつでも俺の所に来い・・・

――――いつでも相手してやるよ。
【そう言い残して】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:47:14.86 ID:HNUdc7so
>>919

【煙の向こうで悲鳴が聞こえた】

ヒヒッ――――お嬢ちゃん、聞こえるかい?!

【大声で叫ぶと同時に、煙の中から飛びかかってくる小さな人形】
【振り上げたハンマーに、真っ直ぐに足を伸ばし―――】

【がちんっ】

――――この程度とは思わねぇが……万が一打ち止めなら、今のうちに降参した方が身の為だぜ?!

【またも先程の固く鋭い硬質音】
【煙で詳細は把握しにくい筈だ】

【数瞬の間の後、少女の方向目掛けて真っ直ぐに槌が投擲されるだろう
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 01:50:51.16 ID:qnpODUDO
>>923
約束だぞ!ぜってぇだからな!!
ぜってぇいつか!!てめぇを俺の技で完全に倒してやる!!
【去っていく豚に向かってそう叫び】
【置かれた☆を拾って胸に付ける】

てめぇの星!貰ったからな!!
【そのまままた叫んで、豚を見送って】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 01:52:57.90 ID:Mr7K526o
>>922
「この歳になると涙もろくてねぇ・・・・18だけど・・・・」

【左腕でなんとか目元を擦ると、思わず優しい笑顔を零し】
【「息できるかい?」と聞きながら、相変わらず右腕で気道確保】

「実家があったかいから大丈夫!!君が休むと思う部屋もエアコン完備で暖かいし
 今ならシチューやらコタツやらやたら暖かいよ!!!」

【拒絶されたのを受けてか、左手で今度はホッペをぷにょぷにょしようとする】
【因みにホッペフェチ。そのまま彼も上体を整えるを確認し、彼女が楽な位置に右腕を移動させる】

「そうか・・・・・わーった!君の分まで頑張るからなっ応援宜しくだぞ!!指きり拳万だ!!」

【左手の小指を彼女にむけ、指きりをしようとする】
【「痛かったから声だけでいいよ」なんて呟きながら】
【彼にも少なからず多からず、硬い信念があるようだ】

「あと・・・俺の実家でいいよね!!一人だけど!!安心して今晩は一緒に実家だから!!」

【流石にあの4人ほど同居している例のマンションへは姉のことも考えて遠慮してみた】

/遅れましたっ!すみません
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 02:00:31.83 ID:j1ubDnso
>>924
【煙が晴れてきて、お互いにその輪郭が把握できるようになる――】

(うーん、良くない、よくないわね・・・)

【左肩の調子を見ながら芳しくない状況に歯噛みする】
【最初と今の金属音からして、相手は随分防御が固い――そして、今の自分は重装甲相手の備えが明らかに不十分だ】
【さて、どうするか――と考えていたところに飛んでくる槌】

おっ、とぉ!二回も当たってたまるものですか!
(あーあ、実際やってみるとタイマンは辛いものがあるわね…「メリナ」がいたときはそっち任せだったからなぁ)
――戻ってきなさい!

【健在な脚で右側にステップを踏んでハンマーを回避、そして右手の棒を振り上げる】
【それに応じて、言葉通りすべての人形が彼女の元に集まってくるだろう】

/槌はそっちの自前って判断でいいんでしょうかー?
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 02:04:12.71 ID:xo7PxYSO
>>925

・・・待ってるぜ、俺はベイブだ、よろしくな

ブヒヒヒヒヒ・・・
【そうして、また一つの試合が終わった】
【試合結果:敗北】
【ベイブ 残り☆4(−1)】

/乙でしたー!
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 02:04:13.15 ID:AgXLXRgo
>>926
(やっぱ無理に逃げたほうが良かったかな……一つしか違わないじゃん)

【相変わらず血が流れっぱなしで動けないため、ソロウも思わず苦笑い
 「息くらい出来る」と突っ撥ねながらも内心楽しそうだった】

「へぇ……?何かすごいのかな、それって……あ、でもせまっこいのは勘弁だよ!
 そうだったら耐えられなくなって逃げるから!多分!
 こらっ!ほっぺぷにょぷにょするな!」

【今のところ住まいらしい住まいを持っていないため、どんなものなのか興味があるようで
 とはいえ頬をぷにょぷにょされるのは流石に許せず、無理矢理身体を起こして頭突きをかました】

「どこだってかまやしないよ。そんな違うもんでもないでしょ?
 うそついたら喉に爪、ってのは冗談だよ。じゃ、おぶってってね」

【ここまで来るとむしろ図々しいというか、本性らしきものをすっかり露にしている
 どのみち早めに治療を施さなければ、いつまでも尾を引く怪我になりそうな事を分かっているのか】
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 02:06:03.31 ID:qnpODUDO
>>928
/乙でしたー
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 02:08:45.14 ID:ai6Udhoo
>>915

それならば、死の直前に洗えばいいの
神さまなんて、選ぶものです

【もはや”教会”を否定しての”宗教”の肯定】
【この世の幸せを最大限まで享受して―都合の良い面だけを見ての暴論 それ以上を知る気が無い、思考停止】
【行き過ぎた思想は、方向に関わらず宿主を狂わせてゆく 少女の背負った其れは、痛みが無いからこそより性質が悪い】

誰もが何も、作らねば、この世の出来る、道理なし
マイナスだってー、利用できますっ

【なれば自らのマイナスすらも有効活用できてしかるべし】
【相手の言葉を砕こうと考えれば考えるほどに、自身が揺らいでいく 自分はこの答えで良いのか、分からなくなる】
【何故この場で、この相手に出会ってしまったか――完璧に真逆だけれど、始点が近いのだ】
【こいつは自分と同じだと―女性だ、成人だ、狂信者だと、確信を持った】


【下方向への制限の利用】
【軽く飛び上がって、その後体が落ち始めて”壁”が生まれる瞬間に、壁を四足で蹴り直してさらに高く】

【手慣れた動作は、平時であれば光熱の一閃を避けきれただろうが、先程手の内で暴れた”柄”が動きを狂わす】
【手に残る弱い痺れが、微妙にバランスを崩させて、猛進と共に振るわれた初撃が左足の腿を捉えた】
【浅い傷になったが、続く二本の片方が、さらに右足首を掠めて、肉の表層を消し炭に変えていく】

【熱量が一定を超えれば、その痛みはすぐには伝わらないらしい】
【再度同じ動作を繰り返して、星空をバックに、少女は相手を見下した 淡褐色の双眸が、星を騙るほどの輝きで睨みつける】

【能力の解除、稼いだ高さを―エネルギーを解放する 彼女にとっての平等性の象徴、重力】
【右手での手刀打ち―相手の頭へと開掌を打ち下ろす 単純にして明快、されど当たり所次第で相手を冥界送りにし兼ねない】
【風を切る音が気持ち良い 当たれば此方の手の痛めるのは確実なれど、聖書を落とした今は代わりの武器が無い】
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 02:11:02.26 ID:HNUdc7so
>>927

【そのまま体を低くした姿勢で出方を窺っていたが、】
【ある程度煙が晴れてきたことを確認し、ゆっくりと元の半身の姿勢に戻す】

(やっぱりいつでも「噛める」ように気張ってると消費も激しいなァ……)

(まぁ、相手もまだ本気ってわけじゃねえだろうし……)

【ゆっくりと再び歩を進め始める。標準時の徒歩程の速さ】
【まだ二人の間の距離は10m程】

【「戻れ」の声、耳を欹て】
【少女の姿、それに集う人形を視認】
【煙を払うように一度腕を大きく振る】

―――さて、どうする? リナちゃん
アタシもそうそう弱くは無いぜ?

【距離をじわじわ詰めてはいるものの、まだ「待ち」の姿勢】
【体の左半分を少女に晒すように、半身で立っている】


/申し訳ございません、そちらの人形の所持していた「ハンマー」です
/「煙の中」ということで描写を曖昧にしていたのですが
/必要最低限の描写すら省いてしまったようです、申し訳ありませんorz
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 02:12:37.92 ID:Mr7K526o
>>929
「そ・・・そうか!?でも俺が看病したいッ!!」

【相変わらず気道確保。そのはしゃぎっぷりはまるで無邪気な子供のようで】

「結構広いぜぃ!!なんせ元が民宿の家!!
 そしてそして寝るときは俺が添い寝してあげるよ!!
 ぷにょぷにょいいじゃんって!痛いっ!!」

【突然の頭突きに涙目になりながら、彼女を膨れっ面で見つめる】
【頬を膨らませてみたり、子供のような愛らしいことをやっている内に】
【彼の左肩の痛みはすぅと退いてった】

「はいよッ!!さあ俺のの背中に乗れ!!」
【そういうと、彼女に背を向け、おんぶの体勢に入る】

「あと怪我が治るまで家にいて良いぞっ!!3食付だぜ!!・・・・・・・・爪ごめんな」
【振り向かず、俯きながら呟くその背中】
【少し哀愁が漂っていた】
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 02:20:05.25 ID:j1ubDnso
>>932
【前方にハンマー人形二体(片方無いけど)を浮かべながら次の手を考える】

(あの防御は普通の鎧じゃない…能力か魔術か…とにかく同じ手では通らないわね)
あーっ!まどろっこしくなってきたわ!

【決定打が出ない攻防にしびれを切らしたのか?そう言い終わったところでリナの方から動き出す】
【距離を詰めるための疾走――もちろん人形も連れて――、右手の指揮棒も普通に振り抜ける構えに変わっている】
【まだ距離は開いている、対応を練るには十分な時間があるだろう――どうする?】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 02:21:40.47 ID:AgXLXRgo
>>933
「広いならおっけい!あと一人で寝れるから!大丈夫だから!
 あとぷにょぷにょしつこいと指かみちぎっちゃうぞー!」

【繰り出されるボケ(?)にツッコミを入れながらも、ケラケラ笑ったりと此方も楽しそうにしている】

「っとと、とと……ほい。んじゃ、よろしくね」

【手に力が入らないため、殆ど背中に寄りかかるような状態だった
 勿論血だらけなので互いにべっとり血糊もつくし、スカートなので抱える足には布地が当たってこそばゆい】

「ふーん!治ったらすぐ出てくよーだ。ずうっとじっとしてるなんて性に合わないもん!
 ……だいじょぶ。またすぐ伸びるって。けど、剣も使えるなら使ってみよっかな……やっぱ似合わないかなぁ」

【彼の気持ちを知ってか知らずか。顔(ほっぺ)を彼の背中にくっつけ、一時の安息を楽しむ事に】
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 02:32:07.69 ID:Mr7K526o
>>935
「一人で寝れるかそうか!!俺が一人で寝れないから寝させてくれ!!
 だってかわいいんだもん!!ぷにぷにしてるし!!」

【粘り強くぷにぷにをしている恭平】
【とてもさっきまで血みどろの戦いをしていたとは思えない和みようである】

「おぅ!っても案外近くだったりするから安心しな!!」

【勢いよく返事をするとゆっくりゆっくり歩み始めていった】
【実際家は意外と近い。直ぐに着いてしまうだろう】

「そんなぁ・・・・寂しいよ俺・・」
【がたっと項垂れるもの、次の言葉を聴き、再び顔を上げ】
「剣なら教えてあげるぜ!!君には才能と素質がある!!剣の天才になれるかもだ!!」
【そのまま3回ほどゆっくり回りながら】

「そえば君の名前なんだっけ?俺は赤井恭平 恭ちゃんでもなんとでも呼んでくれ!!」
【相変わらずのテンションで尋ねる】
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 02:32:18.15 ID:HNUdc7so
>>934

【少女が駆け出してきたのを見るや―――】

ふゥん、ガチかい? 面白いね、お嬢ちゃんッ!

【足を肩幅ほどに開け、完全に少女に対して正面を晒す姿勢を取る】
【そして両の口端を三日月のように曲げると、】

――上等さ、かかってきなッ!!

【採った選択は「立ち止まったまま、迎え撃つ」】

【「―――――口で。」】

【腕を斜め下に下げ、広げた両掌には】
【鋭い歯が生え揃った「口」が、貼り付いていた】

【半開きになっているが舌は見えず、口内は暗く見えない】

(――――――さぁ、)

【どのような反応を見せるか―――】
【このまま突進してくるならば、人形による多少のダメージは覚悟の上】
【少女の両肩に手を伸ばし、「噛みつこうと」する】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 02:38:55.48 ID:1swMSnI0
>>931

剋目しろ、その眼を見開け。
そうやって、下を見るのは、泥を観るのは、悪い事じゃあ無い。私もそうした。
更にその前には、蒼穹(そら)を観て、宇宙(そら)に夢見て……でも最終的に、目の前のことへと回帰していく。

【説法の資格を心の深海に投げ捨て、悪しき自分で外界と付き合うことに、剣で悪意と衝き合うことに逃げた、一人の女性】
【そんな彼女が口に出すには、その言葉は―――自分勝手で、禁忌的なモノなのだろう】
【但し、この狂信者は、『逃げる』という選択肢を選ぶほどには、選ばされるほどには、苦しみも哀しみも識っている】
【女のエゴは母性である、何かを守りたいから―――その脚は、時に天を翔け、時に底なしの沼に呑まれる】

地に足付けろ………――――痛い目、見せてやるッ!

【そう、此れは『オハナシ』では無い。互いが一方的に殴りつけるような、言語や対話の皮を被った『感情』―――願いに、過ぎない】
【体よく言えば、説得……誰かの声に耳を貸さない、そんなことには慣れている―――意地を張って生きていくのが、この女性のスタイルなのだ】
【間違いがあるとすれば、艱難辛苦、紆余曲折の果てに答えを見つけたのではなく、結局は目の前のこと≠盾に、理由を見いだせない事に逃げている】
【……という、重大な事実に気付いていない―――或いは、気付きたくなくて、無意識が拒絶しているということか】

…………―――せぇえぇいやぁぁぁぁッ!!

【睥睨には睥睨で返し、敵の垂直落下軌道を観る―――成程、受け止めるには相応の衝撃を伴うだろうが、体躯の有利は我に在り】
【狙いやすく、重篤に成りやすい部位……見切りをつけて、頭の前でナイフを構え、相手の勢いに任せる形で、背後に下がりながら、横一文字に振り抜く】
【手刀を、真剣にて払う―――とはいえ、狙いは不明瞭。右腕は万全でなく、何かの拍子に阻害があれば、狙った通りに腕が動かない可能性がある】
【そして―――攻撃を成功させた場合に味わうお互いの勢いの相乗効果―――右腕表面の肉が裂け、それとは別に、ささやかで厭な音】
【身体を打った痛みは、後になるほど肉体の敏捷性を緩やかに浸食していく……ダメージの蓄積は大きくなってきている】

【恐らく、そろそろ決着≠ニ呼んで良いモノが、その結果は問わず、訪れるはずだ】
【なお、少女を裂いた二本の牙は、ルブハティルの傍に今更戻ってくる―――闘いは、刹那のうちに大きく展開する、格闘なら尚更】
【どうやら、アートマンは遠く、本体は興奮状態……命令を出すことすら、失念していたらしい】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 02:44:52.22 ID:AgXLXRgo
>>936
「ばっ、馬鹿何言ってるのさ!子供じゃ無いんだから一人で寝なさい!
 ……まあ、私が呼んだり起きたりしてすぐ来れるように傍にいるのは良いけどさ」

【死を共有するという事は、彼女にとってとても大切な事なのかもしれない
 可愛いと言われてまんざらでは無さそうだが、ぷにぷに攻撃はあくまで拒む。稀に自分から触らせたりもするが】

「うわばばばば!酔う酔う、酔うってば!」

【グルグル回られると半分悲鳴のような声を上げ】

「そーかなー?んー……でも、爪があるとあんまいろいろ持てないんだよね
 だからどうしよっかなーって……」

【こっ酷く痛めつけられた事もあり、意外と真剣に考え込んでいる
 家のほうに辿り着けば、その頃には無理して歩き回れる位には痛みも治まっている】

「ソロウ=セプテンバーだよ。ファミリーネームがセプテンバーだから、普通にソロウって呼んでね
 あんたは別にぷにぷに星人で良いじゃん。名前くらいちゃんと覚えてるけどさ」

【軽口を言いながらもお気楽な調子で】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 02:47:39.09 ID:j1ubDnso
>>937
【リジィが構え、見せた「口」――それがあの防御の種だと理解するのは難しくは無い】
【――が、突進は止めない。そのための手、もとい人手、というか――人形がいる】

(そういうことね…!そちらから見せたなら都合がいい!)
お別れよ―――人形達!
『マジデ?』『ゴショウデスカラー』

【接近しながらリナのとった行動は簡単――二つの口目がけて二体の人形を突っ込ませる!】
【既に人形の一体を自爆させるところを「見せている」――「口」を塞げれば上出来だし、
そうでなくとも二体の人形を牽制に利用できる(特に右側―リジィの左手に突っ込んだハンマー人形は)という判断だ】
【先程の叫びに反して判断は冷静だ――というかあの叫び自体ミスリードを誘う狙いが少なからずあったのだが】

そして―食らいなさいっ!

【そして接近したリナが振るうのは鞭のようにしなる細い棒――やや上げ気味に右に振り抜き、リジィの喉元を狙う軌道だ】
【この狙いには、仮説の一つである「仕込み武装の類なら素肌は守れまい」という考えが反映されていた】
【迷わず振り抜くその動きは、相手の近接戦闘能力を把握しきれていないこの状況にあって、やけに思い切りがよく見えるだろう】
【自分の身体能力に自身があるのか、それとも何か策が――?何だ?何か「忘れていないか」?】
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 03:05:25.89 ID:HNUdc7so
>>940

―――――っ! ………………。

【二体の人形の「手で防御してくれ」と言わんばかりの突進に、】
【しかしやはり手で受けざるを得ない】
【先程の爆散を見ているためいっしゅん思考が硬直するが、】
【直ぐに人形を食い千切らんばかりに噛み、脇へと放る】

【そして、】

そして、何だって?

【リジィの首元、そこにしなやかに振るわれる棒――】
【それが吸い込まれるように接触し、若干めり込むほどの位置にまで到達し、】
【そこで止まっている】

【リジィの首元に新たな「口」が出現しており、】
【それがリナの振るった棒を挟み止めている】
【歯で受けて止めているのではなく、咬筋力のみで挟んでいる】

【しかし攻撃は止めたものの、両腕から人形を放るモーションはかなりの隙を生み出している】
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 03:08:43.42 ID:ai6Udhoo
>>938

【見つめた空は、黒かった 泥などよりも、余程底知れない闇を湛えていた】
【だから、その中で懸命に耀く小さな灯火に憧れた 自分の周りを照らすだけで十分だと―】

幸せでッ 何が悪い!?

【結局はエゴが、人と人を繋ぐ線を撚る繊維】
【ならばここに曳かれるラインは、この形以外に作りえない】

【縦に振るわれる手と、横に流れる剣線】
【その軌跡は十字を模って、そして――】

――――

【傷ついた脚では、着地も儘ならず】
【自分でも驚くほど呆気なく、地面との邂逅を果たしていた】
【右手へと視線を移せば、ぱっくりと割れて骨を曝している】

【案外、痛みは無かった 心の保護機構でも働いたか、思えば上手く立ち上がれない 脚も痛めたか、先程のが効いてきたか】
【なんだかまだ戦えそうな心持ちなのだが、事実体が動かないのだ】

【随分な苦労を経て頭を反らし、そこに立っているだろう勝者を見る 肺の奥から自然と溜め息が抜けていった】
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 03:18:13.40 ID:j1ubDnso
>>941
【二つの人形は爆発すること無く噛まれ、放り投げられる】
【爆発の選択肢はあったが、この間合いでは無駄にお互いのリスクを高めるだけだと踏んだのだろう】

幾つも幾つもっ・・・

【一撃を止められて一瞬苦い顔をする――が】
【次の瞬間、自信ありげな表情を浮かべて言い放つ――!】

じゃあ、これはどう!?

【その言葉と同時、彼女の背中から何かが――いや、短剣を持った人形が現れる!】
【最初に革靴アタックで飛ばされた人形――「戻ってこい」の命令でそれも呼び戻していたのだ】

(とはいえ――これは詰んだかしらね・・・)

【人形は飛んでリジィの頭上に位置した後、彼女の右肩に刃を突き立てようとする】
【だが、相手はかなり自由な位置に瞬時に「口」を出現できる。認識さえすれば、それを使えばまず止められるだろう】
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 03:29:15.15 ID:HNUdc7so
>>943

【首元の一撃を止め、一瞬の硬直】

…………終わりかい、お嬢ちゃん?

【一つだけ息を整えるように吐き、双眸を真っ直ぐに見つめる】
【挑発的に言葉を発しながら少女の首に両腕を伸ばしかけ――】

―――ッぐ?!

【少女の視線と発言から、右肩付近に飛びかかる人形に気づく】
【が、数歩間に合わず、反射的に下げた右肩をかなり深く斬り付けられる】
【戦闘不能になるほどではないが―――大きな弱点となりうるだろう】


【そして少女は気がついただろうか】
【少女の喉元に伸ばし、適わなかったその両掌】
【右肩の人形にリジィが反応したその瞬間に、あの二つの「口」が素早く掻き消えた】

【首元で止めた棒は、少女が手放していなければまだ「口」が咥えている】
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 03:31:50.22 ID:1swMSnI0
>>942

………私に聞いても、私をどれだけ絞っても、その答えは出ないね。

【その問いへの答えは出ない、出せない】
【幸福の定義などルブハティルは知らないし、興味も無い―――。】
【実感する衝撃に、痙攣に迫る勢いで振動する右手から、左でナイフを奪い取り、ぽつりと零す言葉は、諦めに似た色彩を帯びる】

……因みに、私は女だ。

【何故、今此処で其れを言うのか…? 本人も良く判らないうちに、見上げる少女の視線に、そんな言葉を投げかけた】
【勝利を確信した彼女は、ナイフを腰に収め、落ちたモノはアートマンに拾わせつつしゃがみ込み、鴨居の胸の星を、3つ左手で取り外すだろう】
【必要以上に丁寧な動作は、そわそわする自分自身を抑制する為にも見える―――?】

…出来る事ならば、あの本を持っている理由も聞かせて欲しかったが、ね。
私は、理由がはっきりしていないと、気が済まない……が、此れについては然程気に病む程でも無い、好奇心だ仕方有るまい。

さあ……言う事がないなら、帰るぞ。

【立ち上がれば、アートマンが『牙』と化したナイフを手品のように元通りにして、触手を巧みに操り、ルブハティルの腰に収納していく】
【結果として、完全に破損した一本以外が、元の鞘に収まり―――ルブハティルは鴨居に向けて、一方的にこう言うだろう】
【その返答の有無に関わらず、彼女は背を向け、痛む身体の各所をかばいつつ、最後までつっけんどんに消えていく筈だ】

【なお―――誰が連絡したのだろう=H もし、鴨居がその場を動く事が出来なかったとしても】
【市街地の方から、万全の装備を携えた、白装束の医療班が現れ、差し当たっての安全確保と、的確な治療を与えてくれる筈だ】
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 03:45:00.85 ID:j1ubDnso
>>944
【斬りつけた短刀人形は、クルリと回り込んで再びリナの背後で待機する――先程と違い、リジィからでも容易に見える角度だが】

(入った・・・!でも…)

【一撃入れたところまではいいが、正直優位に立てたとは言い難い】
【自ら大会に出るほどの人なら当然だが、肩に一撃入れたくらいで倒れはしない】
【問題は全般で、まず先程の突撃で人形二つが戦闘不能状態に置かれてしまったこと―動かせる人形は一体きりだ】
【では直接の殴り合い?――苦し過ぎる。武器を掴まれた(?)状況の上、左腕は先程の一撃が響いて万全ではない
そもそも肉弾戦だと「口」の餌食になる危険性が幾らでもある】
【そして最大の問題がその「口」――アレの限界が知れない状態なのが苦し過ぎる】
【「口が出せそうも無い場所」を狙うのは、道徳的にもルール的にも論外だろう
――持ち合わせの武器は止められる範疇、つまり口が健在な限り正面からダメージが通ることは無い】
【能力なら消耗させる手も無くは無いが――戦闘スタイルからして消耗戦はこちらの不利だ】

【――と、いうわけで】

これは、あたしの負けかなー?

【えらくあっけらかんとした表情で白旗を上げた】
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 03:46:40.77 ID:ai6Udhoo
>>945

【胸の星が、剥ぎ取られていく 動けないし、動く気力も無かった】
【燃え尽きた星屑は何も残せない 爆ぜた恒星は新たな星へ 自分はどちらか、そもそも星か】

これでも私、大人です

【最後に何か言い返さないと気がすまなくて、重い喉を締め付けて出した、自分らしくも無い声】
【言い終わって酷く胸が痛んで、何か引っかかったような違和感を覚えた】
【彼女に苦しむ様子を見せるのは嫌だったので、立ち去るまで必死で堪えてから激しく咽た】
【何となく、血を吐いて死ぬんだ、と思ったけれどそんなことは無く、じわじわと痛覚が仕事に戻りだすばかりで…】


【風が地面が、冷たかった――】

(何ていったっけ…? るぶは……)

/こんな時間まで、超お疲れ様でしたー!
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 03:50:34.87 ID:1swMSnI0
>>947
/エクストリームお疲れ様です!
/wikiの編集は、此方がやっておきますね! 楽しかったのです。
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 03:53:57.34 ID:HNUdc7so
>>946

【余りにも唐突な降伏宣言に】

―――――――――、―――――。

【怪訝そうな顔で腕を降ろし、少女を見つめる】
【戦闘態勢は、一応ではあるが解いたようだ】

………いいのかい? バッジ二つ分だぜ?

【そう、神妙に問いただす】
【自己のダメージを認識した直後であっただけに、少し混乱しているのかもしれない】
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 04:01:34.70 ID:j1ubDnso
>>949
あなたの「口」相手だとあたしの戦力は分が悪いみたいだし…
無理をしてお互いが今後の戦いに差し支えるようなことになったら最悪だし、ね?

【そう言いながら左手を懐に入れる、不自由そうに顔をしかめているのはダメージが残っているからか】

それに言わなかったかしら?優勝するのはあたしの本命じゃないのよ

【確かに思うところがあるとは言っていたが――?】
【言ってるうちに取り出された左手の上には、確かにバッジが二つ分】
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 04:08:43.93 ID:HNUdc7so
>>950

ん……まァ、アタシとしちゃあ願ってもないってことだけどさァ?

【右肩からはまだ出血。表情にはできるだけ出していないようにしているようだがほどほど深手】

【少女の左手に乗せられたバッジを左手で乱暴に受け取り】
【カッターの右ポケットに突っ込む】

ふゥん、まぁこのまま他の奴探しに行く、って状況でもねえし
暇があったら話でも聞きたいんだけど………なァ?

【くんっと、顎で公園のベンチを指し示す】
【勿論断ることもできるし、その場合も無理に引きとめたりはしないだろう】
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 04:14:41.87 ID:j1ubDnso
>>951
それならよかった、あなたが相手をぼこぼこにしないと気が済まないとかそういう人じゃなくて

【バッジを渡した左手を下ろし、右手の棒を懐に――え?そんな長いものしまえるのか?――気にするな】

いや、むしろそれが目的って感じでね・・・

【ベンチにキンクリ!】
【ベンチに座り、一息ついた後リナが話し始める】

あたしの目的を簡単に言うなら――人探しね。そのために注目度のあるこの大会を活用できないかと思って
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 04:20:14.32 ID:HNUdc7so
>>952

ふゥん? お嬢ちゃんが相手にぼこぼこにされないと気が済まないとかそういう人なら協力するぜ?

【なんか言い返した】
【きん☆くり!】

【その横にどかりと座り、背もたれに大きくもたれかかる】

人探し、ねぇ。何、誰かに見つけてもらいたくてとか、そういう感じ?

【割と軽い口調で尋ねる】
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 04:27:44.28 ID:j1ubDnso
>>953
生憎、あたしはSやMといった固定観念にとらわれないポリシーなのよ

【つまり・・・どういうこと?】

あたし自身の名前を広める狙いもあるわ。あたしとあの子は親友だったから、気付いたらきっと反応してくれるはず
――で、その本題。メリナ・ヴェロニカって子を知らない?
ブロンドの髪で、背や胸はあたしよりは小さめ――あとは、そう、ちょっと変わったチャクラムを使った熱能力者よ

【堪え切れなかったのか、その尋ね人の名前と特徴を一気に喋り出す】
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 04:35:58.39 ID:HNUdc7so
>>954

んー………? ん? ―――――、――――――――――?
――まぁ、よくわかんないけど、うん。

【「つまり、どういうことだってばよ……?」という表情】


メリナ・ヴェロニカ―――聞いたこと無いねェ……?
まぁ、覚えとくよ。もしそいつに会う事があったら伝えとくさ。

【そして少し首を傾げると】

そういえば、お前も「メリナ」って名前だったねェ? 親戚か何かかい?
あとついででいいけどよ、「熱能力者」っていうの、詳しく聞いてもいいかい?
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 04:42:54.72 ID:j1ubDnso
>>955
偶然の一致よ、だからこそ仲良くなったんだけど・・・これはあまり関係が無いわね
で、能力の話?メリーのはそんなに変わったものじゃなかったけど。弱めの発火能力者と言い換えてもいいかしら?

【そんなに変わった様子も見せずに答えるリナ。あっちの通称は「メリ」ナから来たらしい】
【彼女の話す通り、尋ね人の能力は単に熱を生み出す程度のもの
微妙につまらなさそうな態度からも、それほど特別なもので無かったと言うことが察せられるだろうか】
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 04:49:05.97 ID:HNUdc7so
>>956

ふぅん、まぁその辺の細かい慣れ染め話はいいや
発火能力ねぇ……色んな奴いんだなァ……ヒヒッ!

【そう愉快そうに、静かにひとしきり笑うと】
【再び少女の方に顔を向ける】

で、何でそいつを探してんの? 仲良しさんかい?
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 04:52:34.27 ID:j1ubDnso
>>957
馴れ初め話はいいって言ったそばからその質問?
まぁ、あなただって親しい人が音信不通になれば心配にもなるでしょ?…なるわよね?そんな感じよ

【真意の読めない態度に、微妙に不安感を持ちながら言う】
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 04:58:34.87 ID:FUyKIKIo
>>950
/次スレ大丈夫かーい?
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 04:59:06.56 ID:HNUdc7so
>>958

ん……親しい人が音信不通にねェ……
どうなのかな、ちょっと良くわかんねえや。ヒヒヒッ!

【そう乾いた笑いを残した後に、】

―――あ、いや。なる、かなァ。なるなる、うん。

【物凄い不器用に気を使う】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 05:03:40.02 ID:j1ubDnso
>>959
/はあくしてるよー

>>960
…薄情者

【ぼそっ、と心を抉る言葉を吐きつける、が、すぐに快活そうな表情を取り戻して言う】

さて、お互い明日もあるし、そろそろ休んだ方がいいんじゃないかしら?

【ベンチから立ち上がり、少し疲れた様子で伸びをする】
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 05:19:45.64 ID:j1ubDnso
じすれー
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1288987521/

963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 05:21:44.14 ID:HNUdc7so
>>961

薄情、っつわれてもなァ………まぁ、ね
人も、人生も、関わりも、色々さ。色々あんのさ。

【少しだけ、ほんの少しだけ、寂しそうな表情を見せ】
【直ぐに目を瞑り、こちらも大きく片手だけで伸びをする】

そうだねェ………疲れたし、どこか宿屋でも探す事にするかな
バッジありがとな! メリナ・ヴェロニカ、だっけ? 覚えとくよ

【ベンチからはまだ立ち上がらず、ぐったりと背もたれにかかったまま】
【少女に向けてひらひらと手を振った】


/遅くまでお疲れさまでした!
/ろくな絡みも出来ずに申し訳ございません…!
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 05:29:51.56 ID:j1ubDnso
>>963
色々、ね。うん、それもそうね。それはちょっと悪かったわね

【悲しそうな表情を浮かべたリナ。何か考えるところがあったのだろうか―?】

お礼を言う必要は無いんじゃない?
真剣勝負なら遠慮は無用、でしょ?
それじゃあ、またどこかで!メリーのことも、よかったらよろしくね!

【そう別れの挨拶をすると、公園の外に向けて歩き出した――】

/お疲れ様ー!
/こっちこそ一方的な話になってゴメンねなのよ
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 06:20:02.38 ID:Mr7K526o
>>939
「はいよっ!!・・・でも寂しいんだよね、これが・・・・
 とりあえず傍にいるから安心しなっ!!俺の可愛い友達を守るためにさ」

【相変わらずぷにぷには収まらないが、彼は彼なりに高い決意をしたのだろう】
【彼女を何があっても守り抜くと。これが死を共有した彼から出た答えであった】

「回る回るメリ〜ゴ〜ランド〜だっ!!」

【相変わらず回転する彼。左肩の痛みもすっかり治まったようだ】

「赤井恩流は誰でも剣が持てるように改良されたんさ、爪があっても大丈夫!!」

【やけに嬉しそうに後ろのソロウを見ながら答え】

「ソロウか・・・可愛い名前だぜっ!!あとプニプニ星人は気に入った!!
 これからそう呼んでくれよ!!俺の事はプニプニ星人っ!!」

「さてと・・・・此処が家だぜぃ!!今日の飯はシチューだ!!旨いぞ!!」
【そう言いながら入っていったのは「民宿 赤井や」と書かれた大きな旅館】
【きっと其処が赤井の家なんだろう。ソロウは客室で看病される事になりそうだ】

/お疲れ様でした。寝落ち、申し訳ございませんでした
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 12:54:55.00 ID:N6eFScEo
【街の路地裏】
【そこを全力疾走する少年が居た】
【着崩した学ランにツンツンに立てられた短い茶髪が特徴といえば特徴か】

チッ……スクープゲットしたら追いかけられるとか、よッ!

【舌打ちをして路地裏を走りぬけ、違う路地に滑り込む】
【その少年の後ろを黒スーツの男立ちが数人追いかけていた】
【ピンチである】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 14:04:02.59 ID:Ofsjuac0
【街中 大通り】

「った、助けてくれーッ!!」
「逃げろーーッッ!!」

【謎の混乱が、日中の街道に広がっている】
【みな、一様に恐怖の表情を浮かべ、逃げ惑う人々】
【彼らが逃れようとしているものは――――】

[ウゥア…………!]
「ぎゃああああああああ――――!」

【その光景は、何かのホラー映画の如きものの様であった】
【人が人を襲い、喰らう】
【30人ほどのヒトが、他の人々を襲っていたのだ】

――――フフフフ…………

【そんな有様を、物陰から一人の人物が顔に笑みを浮かべながら見守っていた】
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 14:18:57.36 ID:N6eFScEo
>>967
【物陰から其れを覗き込む少年が居た】

――Shoooooot!!

【両目の色が一瞬代わり、その光景を取り込む】
【コンタクトレンズ型デジタルカメラ"I shot"――取材用の便利道具だ】
【ひとしきり写真を撮り終えると、少年は其の混乱の最中に突っ込んでいく】

臨場感のある映像はッ、現場で取るものだァッ!

【ジャーナリスト魂と正義感が燃え盛り、少年は騒ぎの原因となっている、襲っている人間の群れに迷いなく飛び込む】

取り敢えず、黙れやぁっ!

【蹴りで足のすねを蹴ろうとしながら駆けまわる】
【靴には金属板が仕込まれており、痛覚が有るのならばついしゃがみ込むほどだ】
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 14:28:45.40 ID:Ofsjuac0
>>968
[ウア、ァ…………?]

【蹴られた者は、大きく身体をガクリと揺らがせるが、特に痛覚などを持ち合わせていないようで】
【そのまま虚ろな目で飛び込んできた少年を覗きこむ】
【――――よく見れば、人を襲っている一団は、全員が額に『何かに穿たれた様な傷』がある事が分かるだろう】
【それは明らかに頭蓋を貫通している――――言い換えればこの連中、全員死んでてしかるべき存在のはずなのだ】

[ウゥウァ……!]
[ガァァオ……!]

【残りのものたちが、少年を取り囲まんとする】
【それぞれ、容姿はバラバラだ。男も女も、大人も子供もいる】
【――――全員、その眼に理性と言うものが感じられない】

…………なんだ、あれは…………?
まぁ、いい…………食われればそれまで、アレを退けるくらいの腕前があるなら、私が出て行くまで……

【その有様を人知れず見ていた人影は、その顔の笑みを崩さない】
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 14:32:20.78 ID:N6eFScEo
>>969
ッ――!

【理解した、こいつらはまともな存在ではない】
【ならば、手加減は不要だろう】

よっ、ほっ。

【屈伸をして、息を深く吸い込む】

悪いが、喰われてやるわけにゃァ行かねぇよ。

【そう言うと同時、少年が弾丸のように走り、一番人の層の少ない処へ突撃していく】

食らえッッ!

【次は手加減無し、骨を砕くつもりで蹴りを放つ】
【取り敢えず足さえ潰せば追いかけられことはないだろうと踏んだ結果だ】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 14:41:51.60 ID:Ofsjuac0
>>970
「たす、け…………――――」
[ウゴァァァ……!]

【逃げ遅れた者は、例外なく彼等に『食い殺された』様だ】
【その場には、15体ほどの死体が転がっている】
【足をやられ、まだ息のあった最後の生存者も、たった今、息を引き取った】

[ガッ、オォォォ――――!]

【蹴りはまともに命中。其れを喰らった者が、その場にくず折れる】
【どうやら、身体的な能力としては、人間と大差がないようだ。足をやってしまえば、身動きが取れないらしい】

[ウァオ!!]
[ガァオ!!]

【だが、何分厄介なのはこの数だろう】
【足を砕いて行動不能にした1体を除いても、ザッと見渡した限り、まだ20体以上残っているのだ】
【その内の2体が、腕を振りかざして少年に向かって飛び込む】
【腕を振り下ろし、打撃を加えようとしているのだろう】

とりあえず、戦えるだけの力はある、か…………
まぁ、アレを全て壊されないうちに、どうにかするべきだろうが……次はどうする?

【人影は、まだ動きださない】
【ただ、少年の戦いぶりを観察するにとどまっている】
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 14:43:03.31 ID:jz5SN.DO
【公園】

んー…寒くなって来ましたねー

【闇夜を想わせる、前髪を切り揃えた黒の長髪】
【漆黒のワンピースに、同色のストッキング、メリージェーンシューズ】
【黒い細目、右目には黒縁のモノクル。肌は、まるで白粉でも塗ったかの様に白い】
【全身白と黒に包まれた、モノクロの少女。齢は、十代前半ほどに見える】

うーん、中々誰も、某を雇ってくれませんねー
…でも、某は負けませんよ!

この不況の波を、絶対に生き抜いてみせます!

【ジャングルジムによじ登りながら、そんな独り言】

【其の右肩では、ニヤニヤとした笑みを浮かべる三つ目の不気味なインコが】
【少女の声に答える様に、「げらげら」と、まるで人間の笑い声のように鳴いていた】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 14:46:50.98 ID:N6eFScEo
>>971
ッ……。

【死体を横目で見る。報道者――ジャーナリストとして死体を見る機会は多いが、何時までも慣れることはない】
【だが、今は怯えている場合などではない】
【飛びかかる2体を目で捉え、音でその他の化物の居場所を把握しておく】
Truth  News
【『超情報伝達』――。少年の持つ能力と、便利グッズでの五感強化】
【身体能力は平均より高い程度でしか無いが、少年の五感は全て超人レベル】

ッ、ぶねぇな。

【思考情報を高速化することにより瞬時に状況判断】
【二体の隙間を通りぬけた】

沈んどけッ!

【高速の足払い】
【この少年、動き自体は普通の速さだが、行動から行動に移るのが恐ろしく速い】
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 14:56:00.60 ID:Ofsjuac0
>>973
[グァオ!?]
[ウゥゥゥッ……]

【理性の掛けている様なこの連中に、少年の超人的な反応に対応しきれるはずもなく】
【2体は的確に足払いを掛けられ、その場に転倒する】

【――――だが、ただ転ばされて終わらないのもまた、理性の無いものの恐ろしさである】

[グアッ!]
[ウゥォウ!!]

【転倒させられた2体は、咄嗟に少年の足に手を伸ばす】
【足に掴みかかり、動きを抑えようと言う魂胆だ――――そして】

[グゥゥゥゥ!!][ウゴォォォォッ!!][ガァァァァッ!!]

【残りの人型――――なんと10体ほどが素早く互いの肩を組むと、横一列に並んで少年に向かって走る】
【パッと見には、足をつないでいない2人3脚の増量版の様に見える】
【だがその真意は――――横に回り込む事を許さず、取り囲んで袋だたきにしてしまおうという意図がある】

――――やはり、多少出来る相手なら、数を使うしかどうしようもない様だな……
そろそろ、私自らが出ずばなるまい……!

【観察者は、そこで初めて笑みを打ち消し、真剣な表情で少年の戦いぶりを見やる】
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 15:02:39.77 ID:N6eFScEo
>>974
【足払いは命中、しかし、其の足に相手が手を伸ばしてきた】

危ねぇ!

【無理やりつかまれそうに鳴る足を引き、距離を取る】
【少し足が嫌な音を立てたがまだ支障のでるほどではない】
【そして目線は二体に有ったが、耳で集団がこちらに向かうことを感じ取った】

さて、どうすっか。

【思考を加速、五感を駆使してその場の状況を多角的に処理していく】
【2秒後、少年の作戦は決まった】

さて、こっちだ――!

【自慢の足で逃げ出した】
【目指すは路地裏、いくら列で来ようとも、狭いところなら一度に来れる数には限界がある】
【確かにそこそこ腕は立つが、戦闘の専門家ではない少年は、こうして自分が有利な状況を創りだす事で弱さを補おうとする】
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 15:08:39.27 ID:Ofsjuac0
>>974
[ガアアアアアァッ!!]
[グゥオオオオオ!!]

【路地裏に逃げ込まれた少年に、悔しげな唸り声を放つ人型たち】
【当然、路地裏では大勢で取り囲むような戦い方はできない】
【止むなく、3体の人型が一列に並んで突進する】
【だが、正面から何の工夫もなく飛び込んでくるだけであり、後ろにさらに下がるなり、一気に撃退するなり、やり様はいくらでも存在する】

――――そこまでだ

【その時、表で立ち往生している人型の集団の中から、唐突に人の声が上がった】
【どうやら、事態を隠れて見守っていた何者かが、出てきたらしい】
【路地裏に飛び込んだ3体を除いた、大勢の人型たちが、路地裏の入り口から引き下がって行く】
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 15:09:35.69 ID:Ofsjuac0
>>976
/安価ミス
/>>974>>975
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 15:11:10.91 ID:N6eFScEo
>>976
――どう料理してやろうか……!

【不敵な笑いを浮かべ、飛び込んだ人形を見据える】
【そして次の瞬間に人の声が響く】

黒幕、って奴かね。

【油断はせず、五感を高感度で張り巡らせ思考は全力で加速させている】
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 15:14:43.29 ID:N6eFScEo
>>978
//すいません、突進してきた人形の対応下記忘れていました、書き直します
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 15:16:10.89 ID:N6eFScEo
>>976
――どう料理してやろうか……!

【不敵な笑いを浮かべ、飛び込んだ人形を見据える】
【放つは上段蹴り。真ん中の人型を蹴り飛ばし他の2体を巻き込むつもりだ】
【そして次の瞬間に人の声が響く】

黒幕、って奴かね。

【油断はせず、五感を高感度で張り巡らせ思考は全力で加速させている】
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 15:18:11.99 ID:Ofsjuac0
>>978
[フウウッ!!]
[ゴォォォッ!!]

【飛び込んできた3体の人型は、ここで一種の頭脳戦に出る――――即ち、フェイントだ】
【先頭にいた1体が突如その場にしゃがみ込み、2番目の人型が跳躍――――ジャンピングパンチを仕掛ける】
【更に、後方にいた3体目が、姿勢を低めたまま突進――――そのままショルダータックルの体勢へと持っていく】
【――だが、五感を極限まで研ぎ澄ましている少年ならば、あるいは反応できる範疇かもしれない】

…………まぁ、ここまで出来れば上出来だろう……
予想もしなかった邪魔は入ったがな……

【表の路地からは、相変わらず黒幕と思しき人物の声が届いてくる】
【その声質から見るに、どうやら声の主は男のようだが――――】
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 15:19:13.29 ID:Ofsjuac0
>>979
/おっと、申し訳ない
/こっちも>>980対応に書きなおします
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 15:19:53.09 ID:zYVRRsco
【金の国──公園】

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女がいた】
【そのウェーブがかった金髪はラメ入りのヘアゴムによってポニーテールに纏められている】
【何故かその少女は「大会」のロゴが入ったジャージを着ているが──】
【雰囲気としては大会関係者の試合をチェックしているといった様子ではなく。むしろ大会参加者を探しているといったもの】

「戦う相手を見ずにして勝とうなど愚の骨頂」──ですか
確かに……そうだったかもしれませんわ、ね

【右人差し指にはめられている紅い石の指輪と、首に下げているチェーン付のコインが時折鈍く光を反射する】
【その胸元には☆が3つ──間違いない。大会参加者だ】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 15:24:04.05 ID:Ofsjuac0
>>980
[ゴ、アッ!]
[ギィィッ!!]

【飛び蹴りを喰らい、中央の人型が吹き飛ばされる】
【それと共に、もう1体も同時に巻き込まれるようにして倒れてしまうが――――1体はそれから免れた】

[オォオオオオッ!]

【残った1体は、姿勢を低めてショルダータックルを仕掛ける】
【敵の攻撃で吹き飛ばされる事なく、勢いのまま仕掛ける事を選択した】

…………まぁ、ここまで出来れば上出来だろう……
予想もしなかった邪魔は入ったがな……

【表の路地からは、相変わらず黒幕と思しき人物の声が届いてくる】
【その声質から見るに、どうやら声の主は男のようだが――――】
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 15:28:01.49 ID:N6eFScEo
>>984
チッ!

【舌打ちをして、タックルを仕掛ける人型の顔面めがけて前蹴りを放つ】
【正確に鼻っ面を狙った一撃だ】
【そして其れを放ちながら少年は黒幕の声を聞き逃さないように聞き、そして録音する】
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 15:33:44.02 ID:Ofsjuac0
>>985
[ギャアアゥッ!!]

【顔面に蹴りを入れられ、大きくのけぞる】
【その際、確かに骨の砕けるバキッのいう感触が、足先から伝わるだろう】
【だが、突進の勢いをその一撃で殺し切るのはやはり無理があったようで】
【勢い、つんのめったままで人型は少年に飛び込んでくる】

――――さて、レヴナン……お前たちは戻れ……
それと……こいつらの相手をした者よ、生きていれば顔をだせ……

【その声と共に、何かが溶ける様な音が静々と周囲に響く】
【そして声の主は、明らかに路地裏の少年を意識し、声を掛けてくる】
【言葉の上では命令形だが、口調は、有無を言わさぬと言う様子は感じられない】
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 15:38:06.94 ID:N6eFScEo
>>986
【つんのめってきた人型を受け止めず突き飛ばす】
【そして男の声が聞こえ、少年は路地裏から飛び出した】

黒幕は何処だ?

【出て辺りを見回す】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 15:46:05.36 ID:Ofsjuac0
>>987
【突き飛ばされた人型は、そのまま沈黙する】
【頭蓋を砕かれた以上、もはや行動不能に陥ったのだ】

焦るな……呼んだのは私……
呼びつけておいて、姿を現さないと言う事はしない……

【表通りに一人、堂々と佇んでいたのは】
【くたびれたコートを着込み、ツンツンとした短い髪で、身体に黒い茨の様なものを捲きつけている、左目に眼帯を付けている深い青色の目をした男】
【腕を組み、その場に仁王立ちをしている】
【その身からは、黒い魔力が漏れ出ているのが、少年にその手の感知能力があれば分かるだろう】

【先ほどまで路地を埋め尽くしていた人型の姿は、最初に足を砕かれた1体を残して綺麗に消え去っている】
【同時に、人型たちに食い殺されたと思しき死体も、同様に消え失せていた】

……二つ、用がある
まず、お前は何者だ?

【冷徹な目で少年を見据えながら、男は口を開く】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 15:50:36.91 ID:N6eFScEo
>>988
【堂々と佇む男を見る】

(いかにも、って感じだな)

【両目のコンタクトレンズ型デジカメが魔力撮影モードになる】

(うわ、絶対強いだろ)

【心のなかで嘆息しつつも男の問に】

俺かい?
俺は――。

【不敵な笑みで男を見据え、言い放つ】

――通りすがりのジャーナリストさ。
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 15:55:09.96 ID:Ofsjuac0
>>989
ほぅ……面白い、ジャーナリスト、か……
それにしては、随分と実戦慣れをしていたようだが……?

【男の顔にも、不敵な笑顔が浮かぶ】
【この男、自身に相当の自信があるようだ】
【未だ、敵である少年を前に身構えもしていない】

ならばジャーナリスト、一つ頼まれて貰おうか?
――――『justice』の居城にいる、ラベンダァイスと言う少女に伝えろ
『雷の国の荒野にて待つ』とな……

【コートの男は、ハッキリとした口調で少年に告げる。これが目的だったのだろう】
【その内容は、『justice』――――ジャーナリストと言うのなら、当然その存在を知っているだろう】
【そこにいる少女に、伝言を伝えろ、と言うものだった】
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 15:59:05.26 ID:N6eFScEo
>>990
【苦笑し】

ハッ――、ちょっとばかし事件に巻き込まれる事が多くてな。
自然と身を守るくらいには強く慣れたさ。

【男の依頼に、こちらもふてぶてしい態度で答える】

其れは構わねぇ、だが報酬は?
ジャーナリストである俺に頼む以上、何も無いとは言わせねえぞ。

【敵である相手に、】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 16:01:49.28 ID:4n.coIU0
【公園】

――――…さて、ここで考えているのはあまり得策とは言えない気がする

【鮮やかな緑色の髪、そこから二本ピンと出たアホ毛。通称、触角】
【右赤、左緑の虹彩異色症。通称オッドアイ】
【赤の長袖に緑のケープを羽織って、赤と緑のチェックのスカートを履いて】
【赤や緑の小さめのボトルが腰周りに幾つも吊り下げられている少女が】

…とはいえ、何処へ行こうというのも考えてない。下手にうろついて街中で戦うのは危険。周囲が
…同じような人間が来てくれるのが一番助かるけれども

【ぶつくさ呟きながら、ベンチの上に立って周囲を眺めている】
【右手には水で出来たような玉を握り締めている】
【少女の胸元には、金色に輝く☆が3個、右手の玉の中にも、同じ☆が2個】
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 16:06:42.32 ID:Ofsjuac0
>>991
なるほど、な…………
ま、自衛に事足りると言うのなら、それに越した事は無い……

【明らかに「その程度では自分には敵わない」というニュアンスを含めたもの言い】
【だが、先ほどの人型を使役する現実と言い、身から溢れる魔力と言い――――確かに、この男の能力は底が知れない】

ふむ、報酬か……それは少し弱ったものだな……
こちらが用意できるのは、現金か、あるいは武器だな……
現金は、用済みのもの……武器は、かつて私が使っていた仕込杖……
好きな方を選ぶと言い……

【不敵な笑顔の中に、やや敵意の様なものが混じる】
【しかし、それを露骨に表に出す事は無く、男は自分の出せる『モノ』を提示する】
【先ほどから人を襲っていた男にとっての『用済みの現金』と言うからには、恐らく襲った相手から奪ったものだろう】
【仕込杖については――何とも分からない】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 16:08:32.96 ID:zYVRRsco
>>992

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女がふらふらと歩いてきた】
【そのウェーブがかった金髪はラメ入りのヘアゴムによってポニーテールに纏められている】
【何故かその少女は「大会」のロゴが入ったジャージを着ているが──?】

大会の──参加者様で、ございます、か……?

【右人差し指にはめられている紅い石の指輪と、首に下げているチェーン付のコインが時折鈍く光を反射する】
【その胸元には☆が3つ──間違いない。大会参加者だ】
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 16:12:52.35 ID:N6eFScEo
>>993
まぁ、お前相手なら辛そうだ。
だが、逃げきる自身はあるぜ?

【『戦う』では無く、『逃げる』と】
【そう宣言したところから少年の戦いに関する考えがわかるだろう】
【少年が戦うのはあくまで勝つためではなく生き延びるため】
【戦場で銃を持つ歩兵と戦うのではなく、其の歩兵に気付かれないようにスクープをゲットする】
【どこまでもこの少年はジャーナリストであった】
【そして報酬との言葉に暫し考えこむ】
【まぁ、思考加速をしているためはたから見れば一瞬だが】

(金は――有るに越したことはないが被害者の金だと警察とかめんどうだしな――ここは)

じゃあ仕込み杖で良い。

【一瞬の長考の末即答した】
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 16:15:38.20 ID:4n.coIU0
>>994

【広く、焦点を雑に絞っていた視線が、歩いてきた少女の胸元、☆に集中する】
【参加者だ、と、すぐに認識する】

【ベンチから、跳ぶようにして降りる】

…勿論。私も、貴方が参加者だと認識した。

――――なら、次に尋ねる言葉はこれしかない。
「どれだけの☆を賭ける?」

【不意に、右手に持っていた球体が割れ、構成していた水が、指の間から滴り落ち、地面を濡らす】
【掌に残る2個の☆。こちらの希望は、この二つのようだ】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 16:18:45.99 ID:Ofsjuac0
>>995
ほほぅ…………試してみるか?
――――冗談だ……これから頼みごとをしようとしている相手に、そんな事をするメリットなど、ない……

【男の眉がピクリと動き、同時に辺りに滲みでる魔力の量も増す】
【だが、それは一瞬の事だ。どうやら言葉通りに冗談らしい】

なるほど。分かった……少し待っていろ

【そういうと、男は組んだ手を解き、右手を中空に向けて突き出す】
【数秒後、男の手の中に、ごつい杖が現われた】
【グリップの部分には、浅く『FORCE GUARDIAN』と彫られている】

何の変哲もない仕込杖だが、刃は上質の物だ……精々取材に活かすがいい……
それと、ラベンダァイスと会った時にも、これを見せれば話はすんなりと通るだろう……

【説明しながら男は少年に向けてそれを軽く放る】
【そうして、男はこの杖で話が通るとも言う――――微妙に、『justice』との繋がりを、匂わせているのだ】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 16:22:05.71 ID:N6eFScEo
>>997
はは、そりゃ良い。
安心したよ。

【本心から言う】
【目の前の男を相手にして逃げきる自身はあっても『無傷で』逃げきる自身はないのだから】
【そして男の放った杖を受けとめ、しげしげと眺める】

へぇ、悪くない、悪くないな。

【重さと持ちやすさを確かめて言った】
【そして男の発言に】

(――ジャーナリスト魂がさわぐな)
なぁ、聞いてもいいか。
お前、何物だ?
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 16:22:43.75 ID:zYVRRsco
>>996

(水──ですか)
(果たして、≪L・コンチェルト≫が通用するか、どうか──)

……では、私も二つをベット致しましょう

それと──些細な事をお一つ……
お名前を、お聞きしておきたいのです。
私の名はエル──エルネスティーネ
──貴方様は?

【胸元に光る☆のうち二つ。それを軽く指で摘んでからそっと微笑み】
【彼女は──エルと名乗った少女は、相手の名を問うた】
【余談であるが──このような状況下】
【昨日までのエルであれば、相手の名を聞くなどめったにしなかった行為だ】
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 16:29:22.39 ID:Ofsjuac0
>>998
ふふふ…………

【不気味に、男は哂う】
【何を考えての微笑なのか。その本心を、男は決して口にしないだろう】

物が良い代わりに、特殊な効果などは何一つない
そこのところを、よく留意しておくのだな

【一応、少年に向けてアドバイスじみた事を口にする】
【伝言が伝わる前に、死なれても困るからだ】

――――ふん、私か?
名乗る程のものは無い。ただな…………

【男の周囲の魔力が膨れ上がる】

かつてあそこで、『justice』の一員として戦っていただけだ

【端的な返答に留まる】
【そのまま、男は魔力によってか、宙に浮き上がる】
【恐らく、呼び止められない限りそのままいずこかへと移動しようと言うのだろう】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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眼鏡うp なぜHIPHOPのPVはプールサイドでお姉ちゃんと戯れるのか @ 2010/11/06(土) 11:40:28.24 ID:GfSIyCAo
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