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【遠慮も謙虚も】能力者スレ【必要無い!】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 05:05:21.42 ID:j1ubDnso
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。
【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。
また、有志によって制限のない分煙所も作成されました。どうしてもあかんねん、あかんねん!というときにはご利用を。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1288618758/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/】 
分煙所【http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12877/
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/

ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 12:08:41.75 ID:b.eRMkAO
>>1乙だー
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 13:29:20.96 ID:yvlM/9s0
>>1乙っ!
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 15:13:45.59 ID:zYVRRsco
んふー、超>>1乙です!
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 15:21:26.54 ID:FUyKIKIo
>>1
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 15:51:01.77 ID:N6eFScEo
>>1乙ッッッ!
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 16:23:42.94 ID:nGZsBsgo
>>1
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 16:30:35.06 ID:4n.coIU0
>>1

>>999

2−2…成立。

…エルネスティーネ、覚えていられる間は覚えておく。
私の名前…本体はリナ。西谷リナ。

【右手の☆を、左の胸元に着ける】
【右側に3個、左側に2個】
【「本体」などとおかしな表現を使ったが、それでも名を明かす】


…さあ、始めようか?

【後方へのステップを踏み、距離を取る】
【右手を腰の緑のボトルにかけるが、出方を伺っているのかそれ以上の行動は取らない】
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 16:38:37.41 ID:N6eFScEo
>>1000
(不気味だな、さっさと離れたい)

【表情には其れを微塵も出さず思った】
【そして男性のアドバイスに】

了解、まあ元々特殊なものなんて使う機会無かったしな、分相応ってやつだろ。

【取り敢えずベルト通しに杖を刺しておく】

『justice』の一員、ね。
(後で情報を集めておこう、いや……むしろjusticeの城へ行けば分かるかも知れねぇな)

【少し考えて、そう結論づける】
【ならば近いうちにjusticeの城へ行くことに鳴るだろう】
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 16:40:29.76 ID:zYVRRsco
>>8

リナ様──ですわね。
では、よろしくお願いいたします

【ふわりと】
【吹いてきた風に、ウェーブのかかった髪が揺れる】
【胸元の☆と、彼女のつけているチェーン付のコインもまた風に踊らされ──】
【──かつん】
【五芒星と円が擦れあい紡がれた、小さな音。それが合図だった】

【ぱぁあ、と彼女の服が赤色を帯びはじめたかと思うと】
【靴に、炎のように赤い小さな羽根が生まれ】
【左腕には、炎をデフォルメしたような小型の盾が取り付けられ】
【胸元に、蝶々を真似たブローチが表れる】
【そして彼女の足元に、彼女を中心とした直径1mほどの炎の円が一瞬浮かび上がった】

【装着型アートマン──】
【名を、≪ラヴァーズ・コンチェルト≫という】

【たんっ!とリナと同じく後方へ数度跳躍し、近距離の間合いでは確実になくなった】
【そして寒さを打ち消すような暖かな光がエルの周囲に舞い踊る】
【──火の粉?】
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 16:43:31.12 ID:Ofsjuac0
>>9
それは良かった……
ならば、先の伝言、間違いの無いようにな

【良かった、と口では言っているが、これに関しては大した興味もないようで】
【どうでも良い、と言った風に感じられる様な口調で呟く】

――――ではな

【一言だけを残し、男は飛び去る】
【その場には、おびただしい血の跡と、額を穿たれ、足を砕かれた1体の死体が残るのみとなった】

(さあ……ラベンダァイス……一刻も早く、私の元へと来るがいい……
時間は、それほど残っている訳でもない、ぞ……!)

【空高く飛翔しながら、男はもう一度不気味に笑む】
【彼の中で、既に何かが動き始めていたのだろう】
【目的のため、彼はただ一人の少女の到来を待つ】

/乙でしたー!
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 16:46:14.39 ID:N6eFScEo
>>11
【消え去る男を見送った】

――さて、証拠は杖と、justiceの一員だったって点ぐらいか。

【相手の情報を整理、メモしておく】
【ランクB、重要案件に登録。そして辺りの惨状を見回し録画し終えてから少年も歩き去っていった】
【ジャーナリストの目が見る真実は、いかに】
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 16:53:19.71 ID:4n.coIU0
>>10

(…第一印象は炎。もし本当にそうならば…最良封殺が可能)

【ボトルをしっかりと握り、指のみで栓を開ける】
【ボトルから噴出した水が、まるでそうあるのが自然であるかのように、ひとりでに一振りの剣の形を成す】
【その剣を振りかざす傍ら、左手を赤のボトルにかける】
【まるで透明な氷を剣にしたかのような、そんな印象を与えるだろう】

(まずは…試してみるのが良策?)

【剣を振りかぶり、一歩踏み込んでエルに向かって横薙ぎに一閃。勿論、その斬撃そのものは届かない】
【剣の軌道から飛ぶのは、水の粒。水滴といった方が正しいか】
【何の変哲も無い水滴である。小さな火なら消せるだろうが、大きな火であれば簡単に蒸発してしまうくらいの大きさだ】
【エルの腹部、そこから更に横にはみ出すように水滴は飛ぶ。だが、そのスピードはかなり速い】

【攻撃が目的でなく、水による相手の反応を見るのが目的のようだ】
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 17:05:57.13 ID:zYVRRsco
>>13

(やはり水──となると)
(理論上は≪D・デイジー≫との組み合わせが有効、でしょうか──)
(対水属性……実戦においてはよい経験となり得ましょう……)

【相手が踏み込むのを見て、エルは更に大きくバックステップを取る】
【リナからしてみれば、或いは「近距離戦闘」や「水」を嫌っての行動に見えるかもしれず】

【それでも届く、水滴──それらがエルの周囲に舞う火の粉に触れるや否や】
【火の粉が、「爆ぜた」】
【小ささに見合った爆発と、僅かな爆風。通常の炎の反応では決してありえない反応である】
【エルネスティーネ──きっと彼女は、単なる発火能力者(パイロキネシスト)ではない】

(≪アディオス・A≫──……)

【その回避行動の最中。エルの右手に現れたのは炎の塊】
【塊は瞬時に棒状の何かへと変化し、現在も尚変化を続けている】
【棒状──それは明らかに、武器としては近距離戦闘において意味を成すものだ】
【「距離を取った」のに「近距離用の武器形状」──?】
【──不可解】
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 17:17:59.70 ID:4n.coIU0
>>14

(「退いた」…水への耐性無し…?)

【後方への移動、それが「逃げ」の形に見えたのか】
【しかし、火の粉が爆ぜたのを見て、その考えを改める】

…違う。水で爆発するならば、耐性無しとは言い難い…
(ならば…何故?)

【右手の剣の切っ先をエルに向けながら、左手は別の動きをする】
【赤のボトルの栓を指で開ける。そこから出て来るのは、黄色がかったような透明の液体】
【明らかに、水ではない。その液体が、先ほどの水と同じように、一振りの剣を形成する】
【この液体、油である。仮にそう認識できたならば、一つの疑問が浮かぶだろう】
【「何故可燃性の液体を出してきたのか」と】

(近距離を回避しているわけでもないはず。あの武器は明らかに近距離用)
(…いや、私のものと同じように遠距離攻撃できるのかも)

【疑問を頭の中に抱えながら、左の剣を先ほどと同じように(ただし、軌道は逆である)振るう】
【先ほどと同じように飛ぶ油滴。わずかな火でも簡単に燃えそうである】
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 17:27:26.95 ID:PIvhPJs0
前スレ>>742です。
おそらく明日までこれなくなりそうです
絡んでくれた人ありがとうございました。
迷惑かけますがあの絡みはスルーして別の人と絡んでくれると幸いです
落ちますすみません
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 17:27:30.82 ID:b.eRMkAO
【金の国/公園/広場】
【ぺたぺたと小さな足音を鳴らしながら、黒い人影が落ち着きなくうろついている】

【装飾の無い真っ黒なテント状の布に身を包んだ、黒装束の小柄な人物】
【布は一般的に“ブルカ”等と呼ばれる外衣で、頭から足首までのほぼ全身を覆い隠している】
【視界の確保のため目の部分のみが網状になっていて。裸足ゆえか、発せられる足音は最小限にまで抑えられていた】

(……迷ってたらもうこんな時間だなんて)

【胸に光るのは五芒星、☆の形のバッジが五つ。どうやら大会参加者のようだ】
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 17:32:12.94 ID:zYVRRsco
>>15

【形成される、油の刃】
【それが形を成すのと時を同じくして──エルの右手に握られる棒状の炎も、変化を終えた】
【現れたのは片手剣──赤い赤い刀身を持った、細身の剣だ】

(別種の液体──)
(単なる色水、というわけでもなさそうですが……)

【黄色がかった液体──そのようなものは、油以外にも多く存在する】
【故に見た目だけではそれが「油」であると分からず】
【また、常温の油の臭いはさほど強くない】
【距離を取ったこの状況で、特徴的な芳香を感知することはまだエルには出来なかった】

【再度、後方への回避行動】
【しかしやはり、油滴自体の完全回避は儘ならず。再び炎が爆ぜる】

────あら?

【だが、文字通り火に油を注ぐリナの行動は、エルの予想を超えた結果を導き出した】
【爆ぜた炎。注がれた燃料──】
【それにより、油のあたった火の粉が小さなビー玉ほどの火球となったのだ】
【数は6──更にはエルの周囲に舞っていた火の粉がくるくると回転を始め。なにやら成長を始めた】

火に油を注ぐという言葉がございますけれど──……
このようなことが起こるとは……。
やはり、実戦においては、一人のトレーニングだけでは得られないことが得られますわね

【その言葉は、リナと彼女の行動によって作られた6の火球に向けられていた】
【どうも、成長し始めた火の粉はエルの能力により成長し続けているらしい】
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 17:36:50.88 ID:G5B1dgSO
>>17

――――もし、そこの御方……

【細い、細い、糸のような】
【ぷつんと切れてしまいそうな、弱い声――高さからして、女の声】

……あの、大会の、参加者さんで。いらっしゃいますか?

【白い髪/白い肌/灰青の瞳/黒い服/黒い靴】
【色彩と言う概念が抜け落ちてしまったような、細く小柄な少女】
【「右の眼を覆い隠す長い前髪」は、その下を見せたくない、と語るように世界と視界を遮断する】

【その少女の胸元にも――輝く、金の5つ星】
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 17:39:08.09 ID:QWXb2bYo
>>16
/ログ辿ったけどその場合は試合放棄であらかじめ決めた通り☆一つ、もしくはそれ以上でもいいけど
/☆は渡した方がいいと思うよ、明日までの限られた時間の間時間を割いてくれたのに
/急にやめられたせいで本戦出場まで☆足りなくなったら昨日の時間無駄にした事になるし

/相手にだって都合もあるわけだし…自分の都合で取れたかも知れない☆を無駄にさせるのはダメじゃないかな
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 17:39:37.27 ID:Udu1kPco
【金の国 草原地帯】

――さて、参加してみたのはいいですけれど
どなたかお相手してくださる方は居らっしゃらないでしょうか?

【胸部・腕部・脚部に白銀の装甲を身に付け、その下に水色を基調とした清楚なローブを纏った】
【身長170cm程の、先端のウェーブがかった腰下までの水色の髪と紅色の瞳をした女性が歩いている】

【腰には複雑の文様を刻まれた剣の鞘を差し】
【左腕部の装甲に重ねるようにして、渦巻くような模様の装飾を施されたバックラーが装備されている】
【胸部装甲に付けられた5つの☆から見て恐らくは、戦闘目的の大会参加者だろう】

(……もっと、人通りのある場所を選んだほうが良かったでしょうか?)
(しかし、周囲の公共物に被害を出すことは好ましく有りませんしね……)

【歩いていても中々大会参加者が見つからなかったようで】
【少し困ったと言った表情を見せながら、唇に指を添えて「んー……」と考え事をしている】
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 17:44:33.51 ID:4n.coIU0
>>18

――――…こう、不可解な結果だけが出てくると非常に気になる。
…けれど、今はその原因を考えるより、結果を重視するべき
(水を飛ばしても、さっきみたいに爆ぜるだけだろう)
(もっと一撃の量を増やせば恐らくは大丈夫だろうけど、準備に時間がかかる)

【右の水の刃、左の油の刃、その二つが混ざり合い】
【結果、油の中に数多の水滴が浮いた、反射と屈折のせいで異様な色合いを出す一振りの剣と化す】
【エルの剣が細身ならば、リナの剣は太刀。その剣を右手に持ち直し、切っ先をエルに向ける】

(…さて、こちらの準備は整った。…仕掛ける?)
(それとも…)

【開いた左手を後ろに回し、緑のボトルの栓のみを開けていく】
【何かをやっているのは感づかれるだろうが、何をやっているかまではわからないだろう】
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 17:47:03.64 ID:N6eFScEo
>>21
【草原地帯を歩く黒い服に身を包んだ少女が一人】
【まるで喪服のように黒い服は、しかしながらフリルや装飾であしらわれており、まるで花のような印象を与え】
【足を彩るのは血のように紅いエナメルの靴、鮮やかな金髪は艶やかに縦ロールにしている】
【そして一つ異彩を放つのは、そのような華やかな姿には似合わない重々しい装丁の本だ】
【胸元に着けられた3つの☆が大会の参加者だと言う事を物語る】
【小柄な見た目も相まってその姿は黒い薔薇に埋もれる愛玩人形のように見えた】

――あの。

【少女は女性に話しかけた】

大会参加者、ですわよね?

【鈴のように澄み切った美しい声が草原に響いた】
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 17:51:35.36 ID:Udu1kPco
>>23

……あ。
はい、私は大会参加者で間違いありませんよ。

こうして訊ねていらしたということは、貴女も大会参加者の方ですよね?

【声を聞くと、ふわり……と優しげな風に髪を靡かせながら振り向き】
【少女に柔らかな微笑を向けて、確認するように言葉を掛けた】
【状況や胸に着いた☆から少女が大会参加者であることは判っていたので、挨拶代わりといったところだろうか】
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 17:51:49.46 ID:b.eRMkAO
>>19
【ひたり。話し掛けられた瞬間に足音は途切れ、黒装束の人物はそちらへと向き直る】
【落つる夕日の中に立つ二つのモノクロームは影の様で、然し酷く対照的な其れ】
【網の奥から覗くのは、今のところは瞳ではなく視線のみだ】

……御明察。星は幾つ賭ける?

【問い掛ける声は大人とも子供とも判らないが、確かに女性のもの】
【陽の輝きに照り煌く星々が、その存在を静かに主張している】
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 17:55:09.21 ID:N6eFScEo
>>24
そうですわ。
いい戦いを、よろしくお願いしますですの。

【華やかな微笑を以て女性に相対する】

そして――☆はいくら賭けますの?
私は3つしか有りませんし……出来れば二つ程がいいんですけど。
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 17:55:22.36 ID:zYVRRsco
>>22

【リナの油によって精製された火球】
【それらは、エルの周囲に舞う火の粉とは違い成長しようとしない】
【恐らく、外部から影響の加わった火の粉はエルの能力支配下から僅かに逃れるのかもしれず】

(海里様との戦いとは違い──ある程度準備期間が与えられるのが幸い、ですわ)
(恐らく戦闘スタイルとしては同系。遠距離も近距離もある程度こなせるタイプ、でしょうか)
(違いは水か炎か──それだけ、ですわね)

【相手の戦闘スタイルを自分なりに分析していくエル】
【しかし、実戦の数自体をこなしているとは言えない彼女の分析はどこか甘いもの】
【じりじりと後方へ下がって徐々に距離を取りつつ、盾を軽く構えて攻撃へ備える姿勢を見せ】

【ぱっと】
【赤かった火の粉が、急に蒼い色へと変化する】
【そして、変色と共に火の粉の回転は更に勢いを増し──ぐわりと】
【火の粉同士が互いに互いを吸収し。突如テニスボールほどの大きさの蒼い火球へと成長する】
【蒼火球の数は10──ビー玉ほどの火球と合わせると、エルの周囲に浮かぶ火球は計16だ】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 17:57:03.30 ID:G5B1dgSO
>>25

【……見えない人だ、と少女は思考する】
【視線が、年齢が、――思考が。布に隠されているから見えないのか、そうでないかも見え難い】

……私は、ふたつ。
一気に無くしてしまうと、痛いと思うので、そう提案します。

【――だからと言って、怖じ気付く訳にはいかないだろう】
【白に程近い灰の瞳をすぅと細めて、言葉を溢す】
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 18:01:00.56 ID:puc.JPMo
>>16
/了解しました、ですが、出来れば勝敗は決めたいです
/私の性格的に本戦に出れるとは思っていないので、どちらが勝ちでも良いのですが、それは戻ってきた後で話しましょう
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 18:04:45.62 ID:Udu1kPco
>>26

はい、私の方こそよろしくお願いします。
正々堂々、悔いの残らない良い試合にしましょう。

【自身の胸に片手を添えて、折り目正しく一礼】
【甲冑や装備からして騎士に属する身分なのか、仕草や言動に儀式的なものが見て取れた】

貴女の希望通り、☆は二つで構いません
――――では、時間も限られておりますので……挨拶も早々ですが早速試合を始めましょうか。

【少女の希望通り、二つ賭けで良いと返事をすると】
【女性は腰の剣を鞘から抜き、右手に持って構えを取る】
【剣身は約90cm程、剣腹には鞘と同様に複雑な文様のようなものが刻まれており】
【非殺傷ルールの大会に合わせたものか、刃は落としてあるようであった】

――騎士リィオ・テュエライ。いざ尋常に……勝負です

【短い名乗りと共に、剣の文様に魔力が宿りぼんやりと淡く発光が始まる】
【――初手は、相手の動きに合わせるつもりなのか。ある程度の距離を取ったまま前進する様子はない】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 18:05:57.41 ID:4n.coIU0
>>27

(…炎が変化した)
(単に温度が高いだけか…それとも性質が普通の炎ではないか…)
(赤い方は…大きくなる気配は無い)

【目の前の現象に思考を巡らせる】
【根幹は「炎使い」。この認識はすでに固まっている】

(問題は、ここまで攻撃らしい攻撃を見せていないこと)
(武器の形状は明らかに近接。…しかし、そこから遠距離に転じる可能性がある)
(それに、炎の玉。操作できると考えれば立派な飛び道具になりうる)

(…考えてるだけじゃ戦闘は進まない)

【痺れを切らしたように、剣を一旦引きながら駆け出す】
【剣の切っ先が届く間合いになったら、エルの右脇腹から左肩にかけて斬るように剣を振るう】
【ただし、駆け寄る最中に何らかの妨害があれば、すぐさまその対処に転ずるだろう】

【なお、油と水の剣は、普通の剣となんら変わらない強度、切れ味である】
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 18:06:31.99 ID:puc.JPMo
【金の国――砂浜】

・・・

さて・・・予選の相手を探さないとな・・・・・・

・・・・・・! ――くッ・・・俺の・・・俺の額が疼くッ・・・!
静まれ・・・静まれ俺の額ッ! ――うおおおおお・・・・・・ッ!

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年が、海岸で体育座りをして黄昏ていた】
【今は、額を右手で押さえて何か変なことを言っている・・・】

【左手には、大会予選参加者の証である☆が1つ握られている――ポケットからも、幾つかそれが覗いている】
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 18:12:17.62 ID:N6eFScEo
>>30
【相手の態度を見て、好ましいと感じる】
【決めた、自分の全身全霊を以てこの相手とぶつかろう、と】
【魔導書を握り締める】

――La

【声を、旋律のようなその声が響くと同時に、少女から漆黒の魔力が吹き上がる】

―――メアリ、と申します。
私の全霊を以て、打倒させていただきますわ。

【華やかで有りながらもふてぶてしい笑みを浮かべた】
【吹き上がる魔力によりフリルがふんだんにあしらわれた服が揺らぐ】
【その姿は――正に黒き薔薇】
【黒薔薇の歌姫は騎士リィオに相対する】


Old King Cole was a merry old soul(オールド・キング・コールは愉快なお方)
And a merry old soul was he;(愉快なお方はコール王)
He called for his pipe, and he called for his bowl(パイプを持って越させ ボールを持って来させ)
And he called for his fiddlers three.(ついでに三人のバイオリン弾きを連れて来させた)
Every fiddler he had a fiddle,(バイオリン弾きは一つづつバイオリンを持ち)
And a very fine fiddle had he;(一つづつのバイオリンをバイオリン弾きが持った)
Oh there's none so rare, as can compare(どれもこれも比べようも無く素敵に見える)
With King Cole and his fiddlers three.(コール王とバイオリン弾きとバイオリン)

【歌のように聞こえ、其の実歌であるが之は詠唱】
【イギリスの童謡マザーグースの一つ、古き王、オールド・キング・コール】
【魔力が指向性を与えられ、少女の目の前に漆黒の甲冑を纏った王が現れる】
【王は相手に向かい駆け出す】
【其の右手にはいかにもよく切れそうな剣が握られていた】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 18:14:57.30 ID:b.eRMkAO
>>28
【対して此方が少女に抱くのは、どうにも儚く朧気なイメージ】
【「白」と「黒」。全く正反対の色で構成されていると言うに】
【“無彩色”ということも理由だろうが、それよりも貴女のグレーの瞳≠ェ酷く印象的だったから――】
【――恐らくは、きっと……そうに違いない】

君は「二つ賭けよう」と提案した
……ならば、私も二つ。これで、交渉成立だ

【そうして交渉は成立。この戦闘に於いて賭ける星の数は“二つ”に決定する】
【一つ頷き、布下より引き抜くのは二振りの刀剣だ。右手には、両刃の長剣を】
【左手には、柄に籠状のガードが付属した、短く幅の狭い直刃の短剣を握る】

――“レペンス”
私の事は、そう呼んでくれ

【レペンスと名乗る人物は、どうやら二刀流の使い手のようだ】
【双方の刃を胸の前にて交差させ、深く一礼を為した】
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 18:20:05.51 ID:Udu1kPco
>>33

(――歌?……いえ、特殊詠唱の類ですね)
(詠唱を介した典型的な後衛型のソーサラーでしょうか)
(スタイルは――――)

【剣に魔力を通していることから、リィオも魔術の類に知識があるのか】
【見て分かる部分を冷静に捉え考察を始める】
【詠唱が始まると同時に、決して急がず、早歩きのようなペースで前進を始め】

(――召喚、形成を基本としたものでしょうか?)
(でしたら攻略は定石を踏み、障害を取り除き前進するのみです)

――――……シッ!

【迫る甲冑の王を静かに視界に捉えると】
【リィオは近寄る其れに対して大きく一歩――地面を小さく鳴らしながら踏み込み】
【王に近接戦闘を仕掛けようとする】

【接近することに成功したならば】
【リィオは左腕部のバックラーを前面に押し出し、甲冑の王の剣に打ち合わせようとする】
【この行動に成功した場合――バックラーが淡く輝き魔力を放出、小爆発を引き起こし体勢を崩させようとするだろう
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 18:21:19.63 ID:zYVRRsco
>>31

【そう──リナとの対戦相手は明確なる炎使い】
【だが、明確に通常の炎とは異なる反応を見せる炎ばかりを使役している】
【爆ぜる火の粉。剣へと変化した炎。色の変わった火球】
【ヒントは示されている──後はそれをどのように繋ぎ合わせるか、だ】
【最も、今の戦闘目的は「能力解明」ではなく「試合への勝利」──】
【エルネスティーネの能力にばかり気を取られていては、本末転倒である】

【リナが思考をしている最中も、エルは着々と攻撃に転じる機会を作り出すべく動いていた】
【具体的には火球をより大きく成長させていただけであるが──】
【その甲斐あってか、火球は先ほどよりも一回り大きい、林檎ほどの大きさの火球と化していた】

(最初から≪D・デイジー≫を仕込んだ≪T・アクセサリー≫──……)
(ここまでは、普段の応用に過ぎません……)
(問題はここから──!)

【妨害行為は一切行わず、ただひたすらに回避を続けるエル】
【もう何度目かになるバックステップをとるも、僅かに剣の切っ先が服を切り裂き】
【服の下から白い肌と──巨大な針に穿たれたかのような円状の古傷が露出する】
【そして相手が剣を振るい終わった直後──ようやく、攻撃へと転じる】

【初撃はまず蒼の火球】
【それを2つ、リナの腹部と剣を持つ右手に放った】
【当たればその火球は蒼い炎で出来た雛菊へと転じ──リナやその周囲の熱を吸収し始める】
【雛菊は弱い力では引き剥がすことができないが、叩き落とすなどある程度強い力を加えれば除去は容易だ】

【蒼い火球:残り8】
【赤い火球:残り6】
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 18:21:51.13 ID:aLxc1dIo
【金の国・公園にて――――】


(……課程は別として、結果として――――……私の手には、これだけの☆が残りました
――――……本戦に行けるか、はまだ判断しづらいですが
いずれにせよ、無様な敗北だけは、避けたいところです)


【壱つ、たたずむ少女が居た】

【紫苑色の長い髪の後方を三つ編みにし、一つにまとめ腰の辺りまで垂らした
白いオフショルの長袖のトップスに純白の手袋、両手首にかけた黄色いリングそして黒いレースのミニスカ
やや濃いめの紫苑色のニーソックスからみえる脚線美が素晴らしい巨乳の少女】

【彼女は、掌に持っている☆を全て広げ、そこに視線を落としている
揺らめく紫苑色の瞳に映る色は、光の加減で揺らめく灯火が如く――――
百花繚乱に色を変えながらも、くっきりと――――その元となる色は変えず】

【――――……何にも染まらぬ彼女の色を、在らせている】


……もう少し、強くなれたら――――……
きっと、こんな思いなんて、消えてしまうんでしょうね


【彼女は――――静かに思案する】

【その様子はさながら、崖上に咲く、一輪の花が如く
今にも、崩れてしまいそうなほど、Fragileな危うさを含みながら
刹那的な美しさを、そこはかとなく潤ませているようで――――……】
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 18:23:55.71 ID:G5B1dgSO
>>34

……はい。解りました。
私は、カゲツ――白坂、カゲツと。申します

【今にもぽきり、と折れてしまいそうな、危なっかしい白い腕】
【その先、これまた細い小枝のような指先が、すぅっと空気を撫でて】

【――――ずる、る、るるるるるる】

【下に向けた掌から、何かが「生える」――白銀に煌めくそれは、刃だ】
【一メートルほど刃を伸ばし、鍔と柄が現れて、切っ先が地面に軽く触れたころ】
【とさ、と音を立てて、刃が地面に突き刺さり、凶器が全貌を顕にした】

……剣士さま、です?
奇遇なことも、あるのですね……

【――一本の、刀】
【掌から産み落としたそれを軽く握って、構える】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 18:28:00.16 ID:N6eFScEo
>>35
【王は相手が近づいたのを感じ、剣を振り下ろす】
【そして相手のバックラーとぶつかり合い、甲高い音を立てる】
【直後の爆発】
【王は数歩分後ろにさがり、体制を崩していた】
【其れを見ながらメアリは次の詠唱を開始する】

Hickory, dickory, dock,(チク タク ボーン)
The mouse ran up the clock.(鼠は時計を駆け上がる)
The clock struck one,(時計は鳴るよ 夜中の1時)
The mouse ran down,(鼠は驚き 逃げ出した)
Hickory, dickory, dock.(チク タク ボーン 夜中の1時)

【時計の音が辺りに響き渡ると少女の足元から黒い無数の鼠が現れかけ出した】
【かけ出した鼠はリィオの体にまとわりつき噛み付こうとする。その歯はかなり鋭い】
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 18:30:35.06 ID:QWXb2bYo
【金の国・プレジール通り】
【茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯に長そで長ズボンの黒を基調としたスカルメッキ入りの…軍人のような戦闘スーツの上下
銃を収めたホルスター付きベルトに仕込みブーツの青年が通りに並ぶように生えた木の木陰で銃のメンテナンスを行い…たった今終えた】
【胸に光るは☆が7つ…勝利によりすでに二つ入手】

…矢車風コートが燃えちまったので現在新しく服を用意しましたよ、と
しかし治療を受けてみたが大会スタッフの医療技術はマジパネェな!あっという間に次の日ケロリとか…

…さて、☆をめっちゃくっちゃに持ってる奴らが山ほどいるわけで…
あと二つ、できれば後二つは確実に手に入れたい…時間は明日もあるからな
今日のところは賭けるのは☆一つ…というのが望ましいんだが、さあて今日はどう攻めていくか…

【立ち上がり彼は見まわす、自分がこれからどう取りに行くか…?】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 18:32:04.61 ID:CiGL5pc0
>>37

【灰色のズボン、フード付きの黒いマントを着用し】
【マントの隙間からは渋めの緑色の衣服と灰色のズボンが垣間見え】
【身長は180cm代前半ほど、紺色の瞳、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

奇遇だ・・・まさかシオン・・・

【ゆっくりとではあるが力強く、近づいてる者あり】

・・・ならば挑もう・・・俺にも、目的がある

【力強く拳を握り締めながら】
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 18:34:50.04 ID:FUyKIKIo
【金の国、王城】
【此の国が栄華を誇ったその時より、丘の上に佇むその城は】
【堀と城壁に囲まれた外観とは裏腹に、内部には華やかな庭園などが有る】

【此処に足を踏み入れる者も、普段はそうは居ないだろう】
【然しながら、大会予選期間である今、其処は大々的に一般公開されていた】


【庭園中央、噴水の前に佇んで】
【流れ落ちる水を手に受けながら、細く歌を口ずさむ者が一人】


…………さあ、誰かは来るのかしら?
折角我が国で予選が行われるのだから……ね

願わくば、大きな賭けが出来る相手を………

【絹のような黄金のツインテールと瑠璃色の瞳、リボンコサージュを付けた紫のドレスを着た少女】
【腰には装飾の施された鞘の長剣、背には単発式のライフルが】

【そして、ドレスの左腕部分には、大会参加者の証、五つの☆が付けられていた】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 18:37:41.14 ID:nGZsBsgo
>>40

星が五つ・・・・“最強”のオレ様としちゃ少なすぎるなァ、っと
オーイ其処のお前、大会参加者だろォ?

【小動物の様な耳が隠れる青い髪、純朴そうな黒の眼】
【サイズの合わない黒のジャージを素肌に羽織った】
【身長160cm程の青年が正面から声をかけながら歩いてくる】

【その手元には五個の星が在り、大会参加者だとわかるだろう】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 18:43:01.70 ID:aLxc1dIo
>>41

【ちりん、とさやかに鈴蘭の音が響いてきそうな程
潤んだ仕草で、彼女は、そちらへと首を傾けた――――……】

【どこか憂いていた表情は、彼を確認すると、まるで暖められたように
優しげな微笑みにかわって――――】


……良いところで、会ったとでも言いましょうか
親しい貴方になら、全力をぶつけても、ごめんなさいで、すみそうです


【――――……らしくない、と言えば、らしくないか
少し、悪戯っ子のような、発言をする彼女】

【夜を撫でる、紫苑色の髪の毛――――クルリ、とターンをし、彼女は、全身を彼へと向けた
小柄な彼女は、彼を見上げ、視界の端に絡まる前髪を、少々うっとうしげに、むぅと声を上げながら
彼へと、綺麗な――――まるで、パレットから、零したばかりのような――――紫苑色の視線を注ぐ】


――――……自分で言うのも何ですが、あまり、こういう言葉繰りは向いていないようですね
冗談のつもりで言ったんですが――――少々心が痛みます


【と、前言を撤回し、どこか、子供っぽい表情を見せて――――ほっぺたを、軽く掻いた
仄かに赤みを交えて――――他の人には見せない、表情を覗かせるのはきっと――――親しい貴方≠セから】


……と、あまり無駄話を咲かせるのは趣味ではありません
積もる話しは後にして、今は――――つまらない話しでも

☆はいくつになさいましょうか?


【空中に跳ね上がる、スターダスト――――……彼女の掌から零れ
もう一方の手でキャッチされるそれら≠ヘ――――10個在る】

【現時点ではトップタイである――――貴方がいくら要求しようと
おそらくは、それを受け入れるだろう】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 18:43:07.87 ID:Udu1kPco
>>39

――――ハッ!

【下がった王に対して、リィオは疾風怒涛とばかりに鋭く踏み込み】
【其の喉元へ右手の装飾剣を容赦なく突き立てようとする】

【切っ先も若干丸みを帯びているため、刺さることはないだろうが】
【此れだけの質力の金属で思い切り喉を打ち込まれれば、致命の一打にも成り得る】
【対象が術師本人でないためか、純粋に破壊と制圧を目的とした一撃だ。】
【直撃した場合、剣先から先程のバックラー同様小爆発が発生し、其の身体を吹き飛ばそうとする】

……今度は数、ですか。此れは的確ですね。
私のような騎士には、対一の創造物よりも捉えがたい複数の刺客を差し向ける事が正解です。
しかし――――

【鼠は、甲冑を掛け昇り身体に纏わり付く】
【踏み込み一撃を繰り出したためか、若干の隙が生じており回避することは適わなかった】
【リィオは現状と相手の練度を冷静に分析しながら】

――――少々、小手先すぎますね。
牽制としては優秀ですが、決定力という点で考えましたら……『軽い』です

【纏わり付かせたまま、装飾剣を足元に強く突き立てようとする】
【突き立てることに成功したならば、その場でリィオを中心とした魔力爆発が発生し】
【纏わり付く鼠を吹き散らそうとするだろう】
【しかし、この行動の前に鼠はリィオの左肩と腹部に噛み付いている。其処からはじわり……と血が滲み出していた】

【此処迄見た限り、リィオは近接に特化した選手だろう】
【手札は二つ。魔力爆発を生み出す剣とバックラー。それ以外に異能らしきものは見せていない】
【単純明快だが、堅実で基本に忠実とも言える戦い方だ。――此れを打倒するには、何が有効であろうか】
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 18:46:22.40 ID:b.eRMkAO
>>38
……白坂 カゲツ。

【確かに覚えた、という言葉の代わりの、名前の復唱】
【掌より出現する少女の得物を眺めながら、レペンスは足を肩幅より狭めに開き。腰を据える】

……ああ。確かに奇遇だ
しかし私は成りたてのひよっ子、況してや二刀流など初挑戦
剣士と呼ぶには、……まだ程遠い

【交差させた刃が触れ合って、カチンと無機質な金属音を響かせ】
【それと同時に、長剣の刃が白い靄らしきモノを纏う……】

それでは、良い勝負に成るよう――
――『愛せよ、汝の敵を』

『第\:ニセジュージ』

【軽く前傾姿勢へ移行しつつ、交差させた剣を前へと振るう】
【刃自体は決して命中しない位置から放たれたのは、十字架の形状を擬えた「水」の斬撃】
【相手の胴体を狙い、目に見える速度で直進する。命中までに何らかの対処は可能であろう】
【――また、“斬撃”とは表記したが、命中しても裂傷は負わない】
【精々が体勢を崩せるくらいで、命中箇所を「水」に濡らすだけだ】
【ただ、この季節である。水を被れば少々動きづらくなるかもしれないという事に、注意せねばならないだろう】

【命中の如何に関わらず、レペンスは歩みよりやや速めのスピードで接近を開始する】
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 18:52:46.22 ID:N6eFScEo
>>45
【バキリ、と王の甲冑に罅が入り、首が折れる】
【魔力で構成された王の限界に達したのか、体が徐々に霧散していく】
【最後の一撃とばかりに右腕を振り上げ剣を振り下ろした】

ッ――昨日と良い今日と言い――私の相手はなんでこうも強いんですの……。

【少し愚痴を漏らしつつも、魔力を操り、次の詠唱につないでいく】
【魔力の爆発で鼠が吹き飛ぶが気にしない】
【まだ何匹か残ったねずみが死も恐れず襲いかかっていく】

Lizzie Borden took an axe(リジー・ボーデン 斧を取り)
And gave her mother forty whacks.(お袋40回斬りつける)
And when she saw what she had done (我に帰って気がついて)
She gave her father forty-one.(親父を41回斬りつけた)

【影から巨大な斧が二つ現れる】
【普段の戦闘では飛ばしたり操ったりするのだが、無謀なことに少女は其の二つを】
【手にとった】
【端よりも重いものを持ったことの無さそうな其の腕では振るうことなど不可能、そう思わせる――が】
【再び少女の歌が響く】

Punch and Judy(パンチとジュディ)
Fought for a pie;(パイを巡って決闘だ)
Punch gave Judy A knock in the eye.(パンチはジュディの目にパンチ)
Says Punch to Judy Will you have any more ?(未だ足りないかとメンチ切る)
Says Judy to Punch,(ジュディはパンチに侘びを入れ)
My eye is sore.(パンチで目が腫れ痛いの何の)

【――身体強化術式だ】
【持てないのならば持てるようにすればいい。シンプルにして明確な理論だ】
【一時的に爆発的に強化された全身の力】
【鼠がリィオに噛み付こうとすると同時に弾丸のように飛び出していく】

鎧を着てますもの――一撃ぐらいなら、死にませんわよね?

【豪風と見間違う程の勢いで右腕の斧が横薙ぎに振るわれた!】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 18:56:42.95 ID:CiGL5pc0
>>44
【優しげに微笑む彼女とは裏腹に、知り合い、友人に出会ったような顔をしていない】
【──その顔と瞳に渦巻くのは強い目的へと辿ろうとする意志───そして何よりも激しく燃え盛る炎のようない怒りの激情】
【──決して彼女に向けられた怒りでは無いけれど──今の彼は隠そうとしても隠せない──その怒りを】

全くだ・・・本当、良いところで・・・生憎とこういった形の大会は余り慣れていない
元来、人付き合いもそう得意では無い性分だったしな・・・出会ったのがシオン、あんたで僥倖だった

【フードを被っているけれど、その顔は真っ直ぐに相手を見据えていて、精々見えないのは頭頂部くらいな物】
【歩く際に振る腕も────何処か力んでいて、ただ大会に出たくて、力の証明の為に出る、とかそういう理由では無さそうなのだ】
【───そのような事を一挙一動、体から滲み出ている】

気にする必要は無い、俺は・・・本気でやる・・・!
もしかすれば、あんたに酷い怪我を負わせるかもしれん、そのような怪我を相手に負わせる覚悟がある奴に、心を痛める必要など、無い

【会話に適正な距離で立ち止まりながら言葉を紡ぐ】

【あくまでも相手が自分に非情になるように──そしてその言葉は自身にかける言葉でもある】
【なぜならば、絶対に果たす目的があるから────もしかしたら、彼は知らないけれど、集積情報に載ったヴェイス家に関することかもしれない】


・・・四つだ・・・!積もる話など、無駄話など戦いの最中に行えば良い!!

【最後の一声と共にダン!と一歩足を踏み出し、その拳を構える】
【彼女に話したか話してないか、剣、彼は今自分の腰に挿してある剣を振るえない───精神的にも、肉体的にも】
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 18:58:09.98 ID:G5B1dgSO
>>46

(……水、)

【た】

(それ自体に威力があっても、勿論。厄介、だけど)
(受けた上から電撃でも、被せられたら。たまったモノじゃあ、ない)

【た・た】

(……なら、受ける。は、不正解?)
(避ける、が、正解、です?)

【た・た・た】
【た・た・た・た・た――】

【――――たん】

【軽い軽い、ステップでも踏むように。前進していた少女は、突如横に飛び】
【迫る水の十字を、回避――――たん】

【そして、斜め前にステップ】
【レペンスから、三・四歩離れた――腕を伸ばせば、刀の切っ先が当たるであろう位置】

――――ふッ

【そこで足を止めて、左から右への、薙】
【先程述べたとおり、当たったとしても切っ先が擦る程度の傷しか負わないであろうに】


【――――白い少女は、何故刃を振るった?】
【解答権は、レペンスにあり】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 19:03:15.62 ID:4n.coIU0
>>36

(…「液体」を「炎」に置き換えれば…大体、いや、本質は変わらない)
(問題は、特殊な性質があるかどうか。あるなら、どう使われるか。…そこが違いか)

【考えるのもそこそこに、火急/火球の対策を打つ】
【ただ、降り抜いた直後である。高々刃渡りと同程度の距離しかない。回避に転ずるには時間が足りない】
【降り抜いた剣が液状化。握った手の中を通り抜けるようにして移動。そして剣の形を形成】
【瞬時に逆手に持った形になる】

――――…冷たい
(冷却…放って置くのは、危険…?)

【形状を変化させたのは、火球を受け止めるため】
【油への引火を想定したが、想定外の影響に、若干戸惑う】

【蒼い雛菊を、剣から引き離す】
【ただし、剣を固体から一時液体にし、重力に任せて雛菊の付いた部分を落としただけである】

【右手に付いた雛菊をそのままに、後方へステップを踏む】

/すみません、遅れました…
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 19:03:23.73 ID:QWXb2bYo
>>40
【チラリ、と彼は前を向いて…その青年の姿を見る】
【フェルトハットを外してツンツンした髪を露わにしていた彼は埃を払い落すと改めて被り直す】
【銃のリロードは完了、続いて彼はすっくと立ち上がる】

…最強?おまえ校長とじーさんと孫をムシャムシャ食べた事があるおじさんの息子か何かか?
ともあれ…なんだ、何の用だ、もしかしなくても大会参加者だけどなあ
じゃあアンタも大会参加者か…オレはこういうものです

【す、と名刺を懐から取り出す…名刺の中に書かれているのはこう】
【『野比探偵事務所』所長 野比信太】
【尻の辺りで砂を払って彼は青年を見て…今度は黒のジャージ】

(…今度は武器も本も持ってない、殴り合いが得意とかそんな感じにも見える、と…)

…で、そちらは?
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 19:03:29.70 ID:puc.JPMo
【金の国――砂浜】

・・・・・・! ――くッ・・・俺の・・・俺の額が疼くッ・・・!
静まれ・・・静まれ俺の額ッ! ――うおおおおお・・・・・・ッ!

――――――――・・・・・・・・・・・・静まったか・・・だが・・・


――――・・・・・・・・・静まり方が中途半端すぎるわ・・・バーカ・・・・・・


【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年が、海岸で額を右手で押さえて何か変なことを言っていた・・・】
【今は、右手を額から離して、海の方向を向いてorz体勢となっている】

【左手には、大会予選参加者の証である☆が1つ握られている――ポケットからも、幾つかそれが覗いている――恐らくしなくても大会参加者だろう】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 19:07:50.87 ID:Udu1kPco
>>47

(――なるほど、此れでも簡単には倒れませんか)
(一つ一つの純度が高く、フィードバックダメージもありませんか)
(強力な術師ですね。一つ一つ障害をクリアしていては届かないやもしれません)

【リィオは焦ることもなく、振り下ろされる剣を右肩に軽く掠らせるようにして回避する】
【近接に特化した戦法に違わず、自分の距離においては簡単に攻撃を通すことを許さない】
【派手さもなく特徴的な挙動も見せないが、騎士の名に違わず冷静に目の前の事象を突破していこうとする】
【恐らくは剣技や魔力爆発よりも、驚異となるのはこの思考か。】
【それ故に――】

え――――?
はぁ、急所を外して頂けましたら致命傷は負うことはないでしょうが。
余りご無理はなさらない方が懸命かと思われます。

【――身体強化した彼女の奇襲にも、動じることなく対処する】
【再び身体に纏わり付き始める鼠をあえてそのままに、優先順位を脳内で組み立て】
【先ずは目の前の術者を、そして同時に鼠に急所を取られないように】
【そんな簡単な思考を形成し、瞬時に行動を開始した】

【地に足をつけたまま、体を強く捻り振るわれる斧に対してバックラーを叩きつけるように合わせる】
【そのまま接触したならば、先程見せたように魔力爆発を起こし彼女を吹き飛ばそうとする】
【また、身体を捻る動作で纏わり付く鼠を振り払うことも狙うが――如何なる結果になろうか。】

【事、近接に置いては堅牢】
【無策の突撃か、後手に何かを隠した複線か。リィオはただ静かに戦況を眺め分析し、行動し続ける】
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 19:08:14.72 ID:HNUdc7so
【金の国、公園】

――――さて、ここからだよなァ……

【白いカッターにジーンズという簡素な出で立ちの長身の女性が】
【ベンチを大きく占領しながら誰にともなく呟いた】
【整えていない茶髪を肩まで伸ばし、似合わないメガネをかけている】

人、いんのかなァ?

【胸にはバッジを一つ、これ見よがしに付けている】
【胸ポケットの膨らみを見れば、まだいくつか持っている事が分かるだろう】
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 19:11:50.21 ID:zYVRRsco
>>50

【雛菊は熱のあるものに寄生すると遠慮なくそこから熱を奪っていく】
【最初はただ、「冷たい」という認識しかないかもしれない──】
【だがその状態になって尚、熱を奪われたら?】
【可愛らしい蒼の花は、リナの熱を喰らい咲き誇る】
【そのまま放置しておくと凍傷になり、しばらく剣が握れなくなる可能性もある】

(次ッ──!)

【バックステップを取ったリナを見て、今が好機と思ったのか】
【かんっ!と片手剣の剣先で赤い火球を2つ、勢い鋭くリナへと弾き飛ばす】
【普段は行わぬ行動ゆえに、狙いはあまり定まっていない】
【強いていうならば──「だいたい」胴体と剣のある辺りを狙った、という感じだろうか】

【そして突如。浮かんでいた蒼い火球のうち2つが赤い火球となる】
【大きさはそのまま──】
【この変化の意味するところとは、一体】
【蒼い火球:残り8(うち赤い火球2)】
【赤い小火球:残り4】
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 19:13:37.34 ID:OlluCUSO
>>52
…………
【背中に大剣を背負い灰色の長い髪に緑のジャージを着て眼鏡をかけて、首に黄色いペンダントをかけ、腰に黄色い石が装飾された斬れないように刃のつぶれた西洋剣をおさめた小さなナイフの装飾のついた鞘と深緑色の簡素なフォルムをした拳銃を装備した18歳くらいの女性が】

…ツッコミ待ちか?
【呆れながら近づいてくる】

【胸には☆7つ】
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 19:15:52.22 ID:N6eFScEo
>>53
倒せですの――ッ!

【叫びと共に斧を振るう】
【爆発で吹き飛びそうになるが二つの斧の重みが少女を踏みとどまらせる】
【右の一振りは吹き飛び、後ろに吹き飛ぶ】
【だが、まだ左が残っている】

My mother has killed me,(お母さんが私を殺した)
My father is eating me,(お父さんは私を食べている)
My brothers and sisters sit under the table,(兄弟姉妹はテーブルの下)
Picking up bury them under the cold marble stones.(冷たい大理石の下 そんな私を埋めるのだ)

【左の斧を振り上げながら歌を歌う】
【未だ斧は振り下ろさない】
【無音で現れるのはメアリと大差ない背丈の少女】
【少女のシルエットはところどころ食べられたように欠けている】

どごっ

【そして其の少女が現れると同時に其の真横に斧が落ちた】
【迷わず少女は斧を手に取り両手に握りしめて駆出――さなかった】
【少女は人間ではありえない其の腕力を以て斧を投擲したのだ】
【空気を裂きリィオに斧は飛んでいく】

そろそろ、ですのっ

【斧が自分にぶつかる瞬間、右に飛び回避】
【斧の振り下ろしではなく遠距離からの投擲が襲いかかる】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 19:17:42.99 ID:nGZsBsgo
>>51

用事は言わなくても解るだろ、参加者同士が会ってする事は一つだからなァ
それとオレ様はどっかの真っ黒なアレじゃねェ、称号が“最強”なんだ

【つまるところ、自称最強という事か――名刺には視線だけを向け】
【手元の星を弄るのを止めて立ち止まり、続けて相手の銃を眺め】

オレ様は「番天 零」だ、呼び方は何でも構わねェが・・・

・・・まァそんな事ァ置いといて、三つ辺りでどうだ?

【三つ――言わずもがな、賭ける星の数だ】
【僅かに笑いを湛える口元に三角形の歯をぎらつかせ、僅かに首を傾げつつ提案する】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 19:18:25.45 ID:aLxc1dIo
>>48

【――――……瞳は時として言葉以上に心を紡ぐ
寸刻、交錯し、彼女から思わず逸らしてしまった貴方の瞳からは――――……
まるで、ガラス細工のビー玉のように、貴方の心の奥の激情を、のぞき込めるように】
【思わず、その唇の端をかみしめてしまうほど、その気迫は、凄く
――――同時に、彼女に、思いをかみしめさせた】


(……――――ダメですよ、きっと――――……それでは)


【彼の強さも知っている、力も、心も、頭も、彼女にとっては、かなりの強敵であろう
しかし――――……目の前の、まるで、業火のような、彼は
今にも、その熱で、自らをも――――……傷つけ始めそうなほど、危うく見えて――――……】


(まるで、昔の――――……私ですね)


【仄かに、記憶と、オーバーラップしてみせた】


……その言葉を聞いて安心しました、流石、と言いましょうか――――相変わらず、と言いましょうか
そして、生憎と――――戦闘中に大言壮語を紡げるほど、ビッグマウスではありませんので
言葉の代わりに行動で示すことにしましょう


【ふわり、と眼前に舞う、右手――――……しゅるり、と軽い夜を切る音と共に
彼女の手首のリングから、ワイヤー≠ェ伸び、夜を飾り立てる】
【――――……心は、まるで、湖のように静かで
彼の激情と、対を為す、冷静さが、しんと満ちあふれているようで――――……】


それでは――――……文字通り、火ぶたを切ることにしましょう

……Thnks fr th Mmrs


【右手のリングから伸びるワイヤーが、その手前で、収縮していく
リングから無限にも思えるほどのワイヤーが現れ、彼女の右手の前に絡まり合い、一つの形を為していく】
【凜――――と、その細さを強調するが如く、右手が伸ばされ、そして、出現する黒
Cz 75≠ニ呼ばれる拳銃が、彼女の右手に握られ、その無慈悲な口角を、貴方へとさらけ出す
肩に掛かる髪の毛が――――そちらから見れば、黒と白に混ざる薄紫は――――……きっと、彼女の全ての証明に見える、ほど】

【――――――――――――ッ】

【錯音が壱つ、刎ねた――――……狙いは一直線に、左肩を狙っている
仄かにきらめく、彼女の垂らされた左手は、恐らく、迎撃する為、であろうか
いずれにせよ、銃弾自体の回避は、銃口をしっかりと、そして――――……トリガーにかかる
その華奢な指をよく観察していれば、そう難しくはないだろう】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 19:18:51.83 ID:FUyKIKIo
>>54

………待っていても仕方が無いですわね
此処は、自分から外へ………

……そうすれば、直ぐにでも見つかる事でしょう

【絹のような黄金のツインテールと瑠璃色の瞳、リボンコサージュを付けた紫のドレスを着た少女が、其処へ向かって来る】
【腰には装飾の施された鞘の長剣、背には単発式のライフルが】
【そして、ドレスの左腕部分には、大会参加者の証、五つの☆が付けられていた】

……参加者、なのは見て分かりますわね
点数が吊りあうようなら、全点賭けを希望したいのですけれど
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 19:23:42.64 ID:c4DaRYSO
【金の国/プレシール通り】
【石畳の敷かれた、城へと続く長大な往来。俗に言うメイン・ストリートの……外れの、そのまた外れ辺り】
【なんか黒いの、としか形容出来ないような格好の、ひょろりとした長身痩躯が其処に有る】

……さーて、と。
参加したは良いものの、往来で派手にドンパチやるのは気が引けるねー。
とはいえやっぱり、遅れは取り戻したいし……こういう所の方が、相手も見付け易そうだし。

(忘れ物無し、調子はばっちり。……でも、ハイペースで試合すれば疲労も酷くなるだろうね)
(態々秘密兵器≠燉p意して来たんだ、能力の使用は成る可く控えられる……かな)

【ブラック・スーツを着崩して、上はソフト帽から下はレザースニーカーまで同色に統一。ある種、葬儀屋じみた装い】
【色彩と言えば、ちらりと覗く白のカッターシャツと、鈍く輝く銀のリボルバー位のものだろうか】
【へらり、飄々とした――――悪く言えば軽くて微妙に胡散臭い笑みを浮かべて、彼は所在なげに佇んでいる】

【――――ちゃら。手袋に包まれた左の掌の上、金色の五つ星が擦れて小さく音を立てた】
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 19:24:20.84 ID:puc.JPMo
>>56

・・・ツッコミ待ちかって?
わりと・・・そうでもない・・・・・・と、言ったら嘘になるかな
【orzのまま、声の主へと話す彼】

そうだ・・・俺は・・・大会参加者を探して居る者だが・・・・・・
あんた、大会参加者を知らないか?
【今の体勢の関係上、女性が☆を身に付けていることを知らない】
【故に、このような言動をとったのだ】

教えてくれたら・・・・・・まあ、何もあげられないけど・・・
強いて言うなら、感謝をあげられるかな
【そして、頼むぜーっと念をおして】 【・・・体勢は変えず】
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 19:27:09.74 ID:OlluCUSO
>>62
(……なんだろう……天然?)
私は大会参加者だ
っていうかお前もだろ?
持ってる☆の数はなんだ?5以上ならお互い全賭け
それ以外なら数によって☆を決めるが…
【相手と距離をとり保ちながら】
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 19:28:58.72 ID:b.eRMkAO
>>49
【……ぱしゃあっ】

【回避された十字は、なんとも軽い音を立てて少女の後方、やや離れた場所の地面を濡らす】
【攻撃は当たらないことが第一である。少女の行った回避行動は、現時点では“正解”にあたるだろう】

【前進からサイドへのステップへ移る彼女を目で追いながら、振り抜いた二剣を再び交えようとして】
【レペンスは、浅い傷しか与えられない位置からの攻撃に不可解さを覚える】

(この位置なら、与えるのは傷だけ――では無さそうだが!)

……其処からでは、少々っ!浅く、――ないかッ!?
くっ……――!!

【……何やら追加効果でもあるのか?ぼんやりとそう考えはするものの、回避行動は取らない】
【右手に握る長剣の切っ先を地面へ向けつつ。腹を浅く裂かれる刹那、上体を更に前方へと傾けて】
【さながらカウンターの如く、――左手の短剣で“突き”を放つ!狙いは矢張り胴体だ】
【互いの距離が距離である、命中したところでそう深い傷にはなるまい】
【此処で網の奥から初めて覗く瞳――鮮烈な色彩の浅緑色が光る】

【――そして、攻撃の間。少女が周囲に注意することが出来ていれば、ふと、足元が涼しくなることに気付くだろう】
【長剣の刃が纏う白い靄らしきモノ≠ェ、地面を這って少女の後方へと移動し始めている……――】
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 19:29:26.71 ID:Udu1kPco
>>57

堅実な守りは奇手、奇策を以て突破する
其れも定石です。基本に沿っているが故に、計謀に脆弱と見られがちですが……

【清らかなる聖域の風のように】
【安らかな微笑を表情に宿したまま、独り言のように言葉を重ねていき】

基本とは戦いの基礎。基礎を治めるものは地盤が固く揺るがない。
其れを打ち穿つには小手先の技や二手三手の策謀では足りません―――

【投擲された斧、ギリギリまで彼女の背に隠され奇襲されるようにも見えるが】
【――距離の問題がある。振り上げたまま停止した彼女は、リィオから見れば練習用の木偶と然程変わらない】
【吹き飛ばされた斧をシルエットが拾い投げるまでの時間。それは何秒だろうか?】
【リィオは娘に物語を聞かせるように語りかけながら、ゆっくりと魅せ付けるように手を動かし――】

――貴女は、悠長すぎます。

【――タァン!】
【身を屈めながら鋭い踏み込みでメアリへと肉薄しようとする】
【メアリは近接のスペシャリストの「目の前で」「斧を振り上げたまま」「歌を歌い」「距離を取らず留まり続けた」のだ】
【其れはわざわざ忠言のようなものをせず、間髪入れずに剣技を繰り出していれば何度仕留められるか判らない隙だ】

【メアリの回避動作に合わせた踏み込み】
【成功したならば同方向への移動により投擲された斧を回避する事になるだろう】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 19:32:00.08 ID:CiGL5pc0
>>59
【師にも言われた事がある、感情に流されるまま──中でも怒りに身を任す事だけはあってはならないと──】
【だが、だが…】
俺はまだ・・・!それほど人間できちゃいねぇ!!!────…

【ダッと地を蹴り、走ろうと足を動かす】
【怒りを向けるべきでは無い相手に向けて、彼もまた戦いの火蓋を切る】
【例え相手に感情をぶつける気がなくとも──戦いという激しい状況の中、自分に渦巻いてる感情を発露させないのは至難の業】

・・・まぁそう言うな!俺ァまだ聞かずじまいの事だって残ってるんだ!!例え戦いの中でも聞きたい事がな──!
───…そう、ロゼッて奴の事とかな!!だからテメェも・・・戦いの最中だろうと言いたいことがあるなら言ってしまえ───……

【走る彼は右腕を動かし方を庇う風に構えつつ走る──】
【彼のそう短くも長くも無い青い髪が暗い闇を疾走する──夜の中、黒いマントで身を包んだ彼の唯一目立つところ】
【そう、彼の手は義手、金属で出来た手、故にそれで銃弾を防ぐつもりだ】
【暗い中で気付けるか?左肩を庇う右腕が黒いマントを掌で掴んでいる事に──?】

【やはり接近戦が得意らしく走って近づき接近戦に持ち込む気か】
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 19:33:23.66 ID:puc.JPMo
>>63

何だ・・・お前・・・・・・

大会参加者だったのかよォォォオオオーーーッ!
【突然、叫ぶ彼】 【勿論、体勢はそのままである】

そのとおり、俺も大会参加者だ・・・
☆の数か・・・まあ、全部は賭けたくないから・・・1~3つ、でどうだ?
俺・・・結構、慎重派なんだよねーなんだよねーなんだよねー
【星の数自体に関しては、具体的なことを一切言っていない】
【しかし、提案はしてきた】 【――そして、全くもって信用できない最後の言葉】

【そして、彼はゆっくりと立ち上がる】
【その額からは、――x印の刻まれた小さな角が生えていた】
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 19:34:48.67 ID:N6eFScEo
>>65
【斧は回避、メアリは隙だらけ】

――ッ!

【術式は優秀、戦術としては正しいかもしれなかった】
【だがしかし――決定的にこの少女には、『実戦経験』が足りなかった】
【元々戦いに身を置くような生活をして居ないうえに、慣れない近接攻撃に手を出したのが失敗だったのか】

(ヤバいッ!)

【相手の間合い、近接に優れる相手にとってはもはや必倒の位置だろう】

――Humpty Dumpty sat on a wall!(ハンプティ・ダンプティ塀の上!)

【一説のみの簡易詠唱】
【本来発揮する性能を大幅に落し、しかし少女を守るように漆黒の殻が権限する!】
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 19:35:09.21 ID:N6eFScEo
>>65
//もうすぐご飯ができるので次返すの遅くなります
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 19:36:33.61 ID:4n.coIU0
>>55

(…冷却、持続…何処まで吸い取れるのか…)
(知りたいところではあるけれども、それを行っている暇は無い)

【リナの背後から伸びる、水で出来た一本の触手】
【それが右手の雛菊を掴み取り、引き剥がす】
【水が徐々に凍りだすが、その先端部を切り離す】
【液体の操作範囲を弄っての行動である】

【くるりと、手を反転させると同時剣の持ち方も反転させ、普通に順手で持つ形に】
【だが、剣の構造が変わっている。水の中に油滴を散らしたような、先ほどまでと真逆の構造】

【その剣で、飛来する火球を「両方とも」上に弾き上げる】
【剣の形状は変幻自在。変形の時間も殆ど無いため、隙さえあれば一応の対応はできる】

…さて、今度は大々的な実験でも

【リナの後方に形作られていく、大きな水の玉】
【現段階で、リナの身長の半分は有る】

【作り出した水触手から、拳大の水球が撃ち出される】
【数は三発。一発は蒼から赤に変化した火球】
【残りの二発はそれぞれ、エルの右足と、頭部】
【火球へと飛ぶ水球はただの水でしかないが、エルへと飛ぶ水球は鉄並みに硬質化されている】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 19:37:00.62 ID:OlluCUSO
>>67
じゃあ3賭けだな
【右手で西洋剣を抜き】
【抜いた西洋剣からモワモワした魔翌力が纏わり、それがバチバチした魔翌力に変化する】

名前は?
私は愛野海里(あいの かいり)だ
【相手を見据え】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 19:37:52.76 ID:QWXb2bYo
>>58

…ええ…

【見るからに嫌そうな顔で自分の胸の星を見る】
【昨日死ぬような思いをして手に入れたこの2つでさえその価値は重いのに…そう思うとノビタはやりきれない気持ちになった】

零、オレは昨日顔の半分しかも左肩を貫かれたり…その☆を昨日より奪おうってのか?
せめて2つにしてほしいもんだが…ダメか?
明日までに8個以上手に入れるのに4つじゃあな…最強なんだろ?こっちは弱いからなあ…負けるかも

【などと言って、負けさせようとしている…基本マイナス思考か彼は】

/遅れて失礼!
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 19:41:20.02 ID:puc.JPMo
>>71

・・・・・・
【そちらの方を向いて】

(剣、か・・・近距離タイプの戦闘をしてくるのか?)
(いや、・・・剣=近距離とは限らない、故に分からない)
【少し、星の数では無いことを考えた後――】

・・・ん、あ、ああ・・・3つで良いぜ

俺の名前は・・・ヴァルトスラットだ
まあ、適当に縮めてもらったりして構わんぜェー
【そう言って、何か・・・技を出す準備をした】
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 19:42:33.20 ID:Udu1kPco
>>68>>69

――――ふッ!

【屈めた姿勢から、踏み込んだ右前足で強く地面を叩きつけ】
【身体の各所に回転動作を加え、力を一箇所へと向かい川の流れのように伝導し】
【バックラーを装着した左腕、しかし盾を使わず装甲を身に付けた金属の拳で殴りつけようとするだろう】

【メアリを対象にするべく放った一撃のためか、あえての体術であった】
【強力ではあるが、バックラーや剣を使った攻撃よりは数ランク威力は落ちることになる】

【簡易的とはいえ、防御が間に合ったことは幸いだっただろう】
【殻に向かい左拳が突き立てられようとするが、特別な効力もないただの打撃だ】
【殻が物理防御性能に優れるならば、突破できずに留まることになるかもしれない】

【また、左肩は鼠に齧られたため若干威力が落ちており】
【攻撃の成否に問わず叩きつけた衝撃で、傷口から鮮血が噴出することになる】

/把握しましたー、ごゆっくり
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 19:42:43.78 ID:QWXb2bYo
>>72
/オレは昨日顔の半分潰されたんだ、しかも左肩を貫かれたりして手に入れたこの☆
/に訂正
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 19:44:24.93 ID:nGZsBsgo
>>72

顔の半分も左肩も特別大した傷は見えねーなァ
8個以上を目指すなら全賭けでもすりゃァ良い・・・・・ン?

【現在5個の星を持つ彼からすれば三つ賭けは美味しい話】
【出来ればそれで通したい―――が、ここで弱点が一つ露呈する】
【「最強なんだろ?」、という言葉が聞こえて直に言葉が途切れるのである】

・・・・・・まァ、オレ様は最強でついでに親切だから二つでもいいけど、なァ

【このときもし彼の頭部を見れば小さな獣耳がひょこひょこと動いているのが見えるハズ】
【煽てられるのに弱いのか―――兎も角として、二つでも構わないという結論に】
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 19:44:41.18 ID:fUqzkQAo
>>64
//パソコンに移動しましたーっ

……っと、と、っ

【付けた傷は、引っ掻き傷と大差無い、浅い浅い】
【傷の深さには、対して関心を持っていないのか。薙いだ刀を構え直し】
【少女から見て右、そこから放たれる突きに対して。上半身を左に倒すことで、その威力を掠り傷程度に留めた】

浅くて、良いのです。ほら、……私、力が無さそうに見えるでしょう?

【だから、どうしたのだ――そう返したくなるような問いを投げ掛けて、】

【にぃいいぃぃいい――――っと、白い顔に、三日月のかたちの亀裂が走ったかのように】
【少女が、嗤った】

【じわ、】
【レペンスの、腹部に引かれた赤い線を、中心に。軽い、軽い……不快感が襲うだろう】
【「今はまだ」多少の、違和感。なんだか、くらっとする。その程度のソレしか与えられないし】
【レペンスが「毒」に対して対抗する術を持っているなら、ソレは発動しない】

【……「毒」。それが、刃に仕込まれている――!】
【今はまだ、量が少なすぎる。けれど、後々蓄積されては、厄介になることこの上なし】

――――ふ、ッ!

【ちらり、横目で靄の移動を確認。現段階ではどうしようもなさそうなので、「放置しておく」ことにした】
【きりっと腕を撓らせて、右上から左下へ、胴へ向けての斬撃――「袈裟斬り」、相変わらず浅いそれを、繰り出した】
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 19:48:04.45 ID:OlluCUSO
>>73
それじゃあ行くぞ
【柄を両手に持ちかえ、正眼に構え】

愛野海里……参る!!!
【そう言い闘気や威圧を放ち】

(《ライトニング・ブリッド》)
【西洋剣から魔法陣が現れ、そこから銃弾と変わらない形と質量の雷を腹部に向かい放つだろう。貫通能力があり、当たったものに電流を流す特性がある】

【それが終わると全身の筋力のバネを足に集中させ、前へ一気に跳び距離をつめ接近しようとする】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 19:48:16.77 ID:aLxc1dIo
>>66

【怒りの本質は――――とどのつまり、アンリミテッドなところにあるのだろう
制限のたかが外れた、行き場の無いフラストレーションをぶつけるのだ、小手先の業など、飲み込んでしまう】


(――――……っ……!!大丈夫です、落ち着いて対処すれば……っ!!)


【彼の気迫に押されかけるも、彼女は――――静かに展開を始める
加速する思考は、瞬く間に、幾重もの可能性を紡ぎ始める】

【銃弾は、大した抵抗も見せず、義手にぶつかるだろう――――……生じるであろう
金属と金属が触れる、特有の――――……赤光にも似た、刹那的な音は
彼女が聞き零すには、少々、自我が強すぎるだろう】


――――……そのお誘いには、その手を握るわけには――――……いきませんね
今の貴方に話すことなんてありません――――どうしても、と言うのなら
力づくで、この私を押し倒してからにしてください


【冷たい冷たい、拒絶の一言は――――……彼を覚ます為に向けられる、言葉
その激情の暑さを知っているが故の、言葉】


……そう、迂闊には近寄らせませんよ――――……っ!!
Dead Memories=I!


【右手のCz 75≠ェ元のワイヤーへと変化する――――……するり、と彼女の手の前でそれは踊ると
彼女が右手を振り上げると同時に、空中へと、舞い上がる】

【そして、空中で、ワイヤーを根元から切断、当然重力に引かれ、ワイヤーは地面へと――――……つまりは
空中から、貴方へと向け、落下してくるだろう――――……そこで、壱つ、異変が起きる
――――貴方と同じく、紅く紅く、色を変え、形を変える――――さながら、リキッドの如く、血液が如く
紅蓮へと昇華したワイヤーが、貴方へと滴り落ちる――――……】


Dead Memories≠フ能力で、ワイヤーを練成前の高温の鉄の状態へと変化させました
文字通り触ってられない程の高温=\―――……受け止めてみるなら、どうぞご自由に


【わざと煽るのは、状況を示し、冷静な対処を――――望むが故
滴り落ちる速度は存外に遅く、お互いの距離は5m程度しかない
もし、彼が、高速でコチラに近づけば、回避できるであろう速度だ
それを防ぐためか、彼へと逃げ道≠作り出し、彼の思考能力と、己が保身を考え、この策をとった】

【彼女の後方直ぐには、広葉樹があり、インファイトに持ち込まれると
少々不利なのがあるから、であろうか】
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 19:51:48.39 ID:HNUdc7so
>>60

【真っ直ぐとこちらに向かってくる少女に目をやり、】
【左腕に付けられたバッジを見、】
【少女の言葉に耳を欹て、】

ふぅん……いきなり星5個賭けんのかい?
アタシは別に構わないけど、ヒヒッ、5個は大きいぜ?

【と言いつつも胸ポケットから丁度5個分のバッジを取り出し、】
【右手に乗せて少女に示すように見せる】



/早速見逃しておりました・・・!
/まだおりますでしょうか
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 19:54:57.63 ID:zYVRRsco
>>70

(なるほど……≪D・デイジー≫では強大なダメージを与えられません、か)
(考え方を改めなくてはいけませんわね……)
(「水」をどうにかするより、術者であるリナ様をメインの標的へと)
(術氏タイプは本体を──なんてこと。基本中の基本でしょうに)

【自身の甘すぎた認識を今更悔やんでも、もう遅い】
【それよりも今は、ただ眼前の相手への攻略へと思考を切り替え】
【蒼くなっていた火球が、まるで何かが抜けるかのように徐々に徐々に赤色へと染まっていく】
【そして──最初に変色した2球は更に色を変え。赤黒い火球と化し】

【弾かれた小火球はそのまま。その勢いに負けて空中で四散する】
【その、剣を弾きあげる動作を見るや否や】
【エルは即座に赤黒くなった火球をリナへと解き放った】
【狙いは相手の胴体と剣】
【赤黒い火球にはとある特性が付与されており──】
【1つが「何かに接触すると2匹の蝶へ変化する事」】
【1つが「変化後の蝶が何かに接触すると、黒煙をあげて大きさ相応の爆発を起こすこと」だ】

【だが、その赤黒い火球が放たれた直後。リナの水球もまた放たれる】
【恐らく彼女の、火球を狙った水球は2つの赤黒い火球のうちどちらかに当たると思われるが──?】

くっ……!

(特性付与──!?)
(これでは……≪L・コンチェルト≫と全く同じ能力──!)

【飛来する、硬質化された水球】
【頭部めがけて飛ばされたそれは、身体をぐいと横に反らせてなんとか回避するも】
【右足に放たれた水球は痛々しい音を立てて見事命中】
【その結果、かくんとエルの体勢が僅かに乱れ】

【大火球(元・蒼い火球):残り6】
【小火球(元・赤い火球):残り4】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 19:55:17.24 ID:QWXb2bYo
>>76

…知らないのか?この大会の医療スタッフの技術力を…
いっくら暴れようが次の日また戦えるようにコンディションを整えてくれるんだ

【だから、互いにボロボロになっても明日また戦わせてくれる、とノビタは教えてくれる】
【ともあれ明日に備えてカードは極力温存しておきたい…何せ自分は昔と比べて弱くなっているのだ】

【なんとしてでもこの大会を勝ち残りたい、そのためには話術の交渉から何もかもを完璧にこなしたい物だ】
【早撃ちという長所への驕りはまさに吟雪に指摘されメアリとの戦いで得られた弱点、これをまず克服するためにも…身長に】

(やっぱり自分の強さに傲慢なほどに自信を持っているタイプ、そしておだてに弱い単純なタイプでもある、と
OK…だいたいわかった)

…そうか、ありがとう…これで交渉成立
つまりここからようやく始まるって訳だ…異存はないね?

【彼は懐からグリコマイルドカフェオーレのパックを取り出して飲みながら…零に確認を取る】
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 19:55:50.51 ID:FUyKIKIo
>>80

もし、仮に。ここで1点か2点賭けたとしましょう
おそらく活発な選手は二戦行い、上位は8点以上にはなる
そうなれば、それでは私は先へ進めません

かと言って3点以上を賭けて負けた場合、残りは2点以下
全点賭けを二度行った所で、先へ進めるかどうかは分からない
ならば、本気で進む気が有るなら

此処で全得点を賭けた上で、更に次を
それが、得策かと思いますわ

【早速、腰の鞘に左手を当てて】
【右手を懐に入れ、何かを掴む】

………2点や3点残した所で、もう勝ち上がれるとは思えない
ならば、自分の対戦相手に全て委ねるのが良い。私なら、そう考えるだけの事

……その行動は、同意と見て良いのですわね?


/まだいるぞー
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 19:56:17.11 ID:puc.JPMo
>>78

――けけッ、いきなり来たか
【彼は、まるで嘴のような形状の口を持ち、体系は人間に近く、爪は人間よりやや鋭く、尻尾があり】
【鱗は緑青色で、短めで同じ緑青色の羽毛が生えており、皮は海色で、同じく短めで同じ海色の羽毛が生えており】
【目の虹彩や爪、口内は朱色で、後頭部には羽毛が集まってできた6つの角が逆三角形状に滑らかに並んでいる龍になると】

いきなりGAMEOVERは嫌だぜェーッ!?
【魔法陣が現れ、何か来ると察知し――】

そいやァー!
【彼から見て、右へと2連続でサイドステップをし、それを回避すると】
【次に、彼は全身に空気の鎧を纏った】 【そして、服を脱ごうとしている――】

【だが、地面は砂だ】 【着地直後、ほんの僅かだが・・・バランスを崩している】
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 19:59:12.23 ID:LzUcSNYo
【街中】

【人々が行きかう、道のど真ん中に一人の女が立っていた】
【その容姿は肩まで伸びたボサボサの脱色した薄い白けた金髪、
 薄汚れたため、原色である赤みがかかった黒がただの小汚い黒に変わっているコートとズボン】

………誰であれ、公平に参加が可能

【ボソッ、と見た目に反し割かし綺麗な小声が漏れる】
【女の表情、顔には左頬に眼のような物を中心として四方に伸びる茨のような刺青もどき】

ふふっ、自分がその身になってそれが本当だと実証するはめになるとはな
死ぬまで何が起きるか本当に分からないものだ

【何処か諦めたかのようなテンションの低そうな声色。だが、その表情は子供のように喜々としている】
【コートの襟には五つの星が輝いている。大会の参加者だ】
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:02:20.07 ID:nGZsBsgo
>>82

・・・・・だァったら昨日の傷なんざ関係ねェだろォ?
つってもまァ、そりゃ良い話を聞いたなァ
オレ様はケガなんざしねーが、“万が一”って言葉が有るしよォ

【ジャラ、と音を立てる五つの星をポケットへと押し込み】
【空いた両の拳をパキパキと鳴らして彼なりに態勢を整え】

異存無し、だな・・・・・ってェよりは、もう始まってるぜェ?

【今立っているその場からゆっくりと、普通に歩く形で相手へと近付いていく】
【武器も無し、仕込みの類も持っているようにも見えない】
【唯一有るのはその拳と――――僅かに周囲を戦ぐ風のみだ】

/申し訳ない、次遅くなるやも知れません
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:02:26.64 ID:HNUdc7so
>>83

まァ、アンタがそれでいいならいいさ、お嬢ちゃん?

ボーダーがどの辺かは分からないにしろ、全賭けで進もうとする奴もわんさか居るってのは「今」分かったし……
―――ちまちま賭けてる場合じゃないのかもねェ、ヒヒッ!

【そう言うと、バッジを一度胸ポケットに全て仕舞う】
【そしてゆっくりと立ち上がり、ジーンズの埃をパンパンと手で払う】

いいさ、それで乗ってやるよ
アタシの名前はリジィ。リジィ=ザナドゥ=キールシュタイン
嬢ちゃんは何て名前だい?

【そして自身の左側を前にした半身の姿勢を取る。まだ腕は下がったままだ】
【手を伸ばして届く距離ではないため、まだ動く気配は無い】
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 20:02:31.08 ID:N6eFScEo
>>74
【殻にぶつかった左腕により、殻全体にヒビが入る】
【簡易程度では其れが限界か】
【殻の内から歌声が響く】

――、Humpty Dumpty sat on a wall,(ハンプティ・ダンプティ塀の上)
Humpty Dumpty had a great fall.(ハンプティ・ダンプティ落っこちた)
All the king's horses,(王様の馬でも)
And all the king's men,(兵隊共でも)
Couldn't put Humpty together again.(バラバラ・ハンプティは戻せない)

【後述詠唱。跡からもう一度同じ術式を重ねることにより其の術式を強化するものだ】
【爆発であれば、2発程防ぐだけの力が込められている】

さあ――唄いますわよ。

【魔力は残り少ない】
【残りの魔力を有効に使うために、歌を紡ぐ】

まずは前座――。
場を盛り上げるのは大切ですものね。

I’ll sing you a song,(君に歌を歌ってあげよう)
Though not very long,(それほど長くは無いけれど)
Yet I think it as pretty as any;(とってもすてきな歌なんだ)
Put your hand in your purse,(だから財布に手を入れて)
You’ll never be worth,(僕に一文投げておくれ)
And give the poor singer a penny.(君にはたいした額じゃない)

【魔法の知識を持つものならば分かるだろう】
【一時的な魔力のドーピングだと】
【この歌の能力は、この歌の次に歌う一曲で全ての魔力を使い果たす事を条件に一時的に魔力を数倍まで引き上げるもの】
【減少したメアリの魔力が増大し、満たんにも達するほどになる】

――La

【声が響く、それだけでざわりと周囲の空気がざわめく】
【まるでそれは、空気すらも魅了してしまったかのようであった】
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 20:03:03.34 ID:OlluCUSO
>>84
【まずは避けた相手に接近し】

ふっ!!
【地面を右足で蹴り上げ、砂を相手の顔にかけ目潰ししようとする】

【それと同時に相手の左腹部を狙い西洋剣を振るおうとする】

【刃はなく斬れないが打撃ダメージはあるだろう】
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 20:04:36.43 ID:CiGL5pc0
>>79
【口を開く余裕はまだある──だがしかしそうとは思えないような…そう、彼の顔は既に鬼の如き形相に変化している】
【歯を強く噛み締め、目を見開き、ただ戦いに集中している】

【顔に一筋の赤が零れる】
【弾かれた弾丸が紙一重で彼の頬を掠めたのだ───運が悪い、心の中で毒づく。】
だが!こんなん闘いじゃ怪我にも入らんっ!!!

そう言うなぁ!聞きたいことが・・・沢山、ある!
生憎と・・・押し倒すような技は多く知らん!!故に!   ──殴 り 倒 す ! ! !
【構えつつも攻撃のために使えるような位置に無い左手、脇腹に添えている左手に一応魔力を篭めておく】
【──何処か空の青にも近くも空の青というには少しだけ濃い色の魔力】

もう身を隠す必要など・・・無くなった!!!

【理由は語らない───でも・・・それには色んな理由がある。その身を黒き衣で隠した時に色んな意味があったように】
【隠した意味が全て晴れたわけじゃない、全ては解決した訳では無い】
【そして右手で掴んでいたマントを───】


【──思いっきり力強く引っぺがして自身に振る攻撃に向けて──上へと投げつける】
【それをまた盾にするが彼も走る最中だ、所々背中や肩に高熱が走る、嫌でも僅かに足が遅れる】

【だから出来る、その気になれば時間を稼ぐ事も】

【そしてマントが無くなった其処には漆黒のロングコートを着た男の姿あり】
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:08:02.79 ID:FUyKIKIo
>>87

双方同意、賭けは成立
ベットが必要ないのは良心的、とも言えますわね

私はルーミア・ゴールドウィン
些か………戦闘からは遠ざかって居りますので

『遅延せよ』『停滞せよ』『逆流せよ』

【懐から取り出したのは、三枚のコイン】
【それ等を纏めて投げ上げると、当然ながら空中から落下に転じて】
【少女の顔の高さで、三枚とも制止する】

………手加減頂ければ、非常に嬉しい所ですが
大会で加減を望む等は無意味、ですわね?

さあ、どうぞ。始まりですわよ

【右手を腰の鞘にやって、長剣を引き抜き】
【切っ先を地面に向けて、軽く両足を開いて構えた】
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 20:10:49.61 ID:puc.JPMo
>>89

っとっと・・・相手は・・・・・・接近型か?
まずは、相手を近づけないように・・・何か策を練らなければ
【接近してくる相手を見て、そう判断したのだろうか】

(この鎧じゃ、一発一発が痛ェーしな・・・此処は海岸、よし)
【そう考えながら、魔翌力を溜め始める】

【砂の目潰しを回避するべく、再び彼から見て右へサイドステップ】
【しかし、距離が足りず、砂の目潰しは左目へと命中し、振るわれた剣は彼の左腕をぶっ叩く】
【普通に当てた時より、ダメージが大きく感じられるだろうか】
【そして、その腕から――血の代わりに、魔翌力が噴き出した】

【よく見れば、左腕の大半には包帯が巻かれている事がわかるかもしれない】
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:10:48.47 ID:QWXb2bYo
>>86

…いい話だろ?なんとなく面構えを見てりゃあ分かるよ
お前は自分のダメージを問わず大暴れして勝ちを得に行くタイプの奴だ
無論競技用の殺傷力のある武器なんて使わないが…それでも派手なのをしこたまぶつけてくる奴はいるからな

【フェルトハットをかぶり直したその右手が見えたなら…同時に零は見たかも知れない、彼はいつの間にか両手を上げている】
【すでに彼を狙っていたのだ、もうそれだけ見たら彼の持ち味が『早撃ち』にあることが即座に分かるかもしれない】

―――――なんだ、もう気が付いていたのか…もうちょいベラベラ喋って気を引きゃあ良かった

【脚は左右…どちらにだろうと走りだせるように、地面をどちらにも踏み出せるような…まるでネコ足立ちのかまえのごとく】
【そして彼は引き金を引くだろう、左手の拳銃が零の右肩を狙って…『凍結弾』が飛び出す…いきなり特殊弾か―――着弾したら表面が凍りつく!】

/いえいえ、問題ないです
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 20:13:45.83 ID:4n.coIU0
>>81

(更に黒く…蒼→赤→黒)
(そして…黒からは蝶)

【水球と火球の衝突により生じた、二頭の蝶】
【今まで使われた異質な炎の性質から、警戒すべきと判断し】
【バックステップを踏みながら、水触手を水塊に分散するるように射出】
【水球一発は黒い蝶に当てて直接爆破】

――――…爆発。どうやら爆発系統の技が好きなようで


【挑発などの意味はない。思ったことが口を付いて出てきただけである】
【水球二発をそれぞれ、待機中の大火球と小火球一つづつに飛ばす】
【そして一発、エルの中心軸に沿って縦に切ろうとする様に刃上の水塊】
【残りの水が、リナの正面に薄く広がり、壁のようなものを作る】
【薄いが、液体の性質を持っている。固体ではない】
【放置した球と蝶が、これにどう反応するかのチェックでも有る】

【剣の腹の部分をエルに向けて、自身は防御の体制をとる】

【リナの背後の水球は、身長の3/4ほどに膨らんでいる】
【これ以上チャージの時間を取らせては、危険であろう】
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 20:15:40.23 ID:aLxc1dIo
>>90

【――――……彼の、言葉に、行動に、表情に――――……彼女は、圧された】


(っ……なんでしょうか――――とっても……――――……)


【言葉にも、思考にも、表情にも――――表すことができない、彼に対する畏怖
しかし、行動に出た、一歩引いて、彼への追撃を取り逃してしまったのだ
しまった、と無数の平行に繰り広げられる思考の壱つが、紅く点滅する】

【彼女と、後方との差は五歩程度しかなく、このまま彼が攻めてくれば
近いうちに――――……彼女が追い詰められるのは、目に見えている――――……
それは、明確なヴィジョンとして、彼女にはより一層、鮮やかに感じられる】


――――……女性に物事を尋ねるときは、丁寧なエスコートが一番、かと思いますが……
貴方がそう来るというのなら、私も、そう返すことにしましょう……っ!!


【右手が絲が切れたように、垂れ――――……左手が眼前に躍り出る
スタッカートに刎ねる指先は、そのしなやかさを、より一層協調するように
黒鍵を叩く、ピアニストのそれが如く、強く強く、己を主張する】

【左手の手首から伸びたワイヤーは、指の動きに惹かれるように、その軌道を変え
彼の両足首へと向かい、襲い掛かるだろう――――……結果的には、一直線で、あるが】


押し倒すのに技なんて必要ありませんよ
――――ただ一筋の絲と、タイミングさえあれば


【パチン、と左手の指が鳴る――――……貴方へと向かったワイヤーが大きく旋回し
くるり、と貴方の両脚を縛り上げようとするだろう、成功すれば、彼女はほぼ同時に、そのワイヤーを引く
回避しなければ、必然的に、バランスを崩し、仰向けに倒れる可能性が非常に高いだろう】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:16:30.08 ID:HNUdc7so
>>91

賭け事はやっぱりゼロサムがいいねェ……面倒臭くなくていいや、キヒヒッ!

【「待ち」の姿勢、そう笑い声を漏らしたが】
【空中に静止するコイン、構えられた剣】
【相手の臨戦態勢に、表情はそのままで脳をシフトさせる】

(なァんとなく……苦手なタイプ臭ぇな……)
(まぁ、ボーっと突っ立ってても始まらねぇしなァ)

―――ふッ!

【右脚を振り抜き、履いていた革靴を少女の右肩口に飛ばす】
【攻撃の成否に関わらず、左足の靴もその場に脱ぎ捨て、一歩後退するだろう】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 20:16:41.75 ID:b.eRMkAO
>>77
/了解ですっ

――っふ、……うぇッ……!

【顔を覆う面紗が無ければ、顰めた顔のレペンスが見えただろうか】
【軽い、軽い、然し確かな違和感に、さも不快そうな呻きを零しながら、突き出した短剣を引き戻す】
【浅い裂傷の痛みだけなら、まだ耐えられた。だが、この身体を蝕んでゆく感じは、全く以て快くない】

浅くて良い――か、ふふ、……なるほど。そういうこと……
足りない力を補うため、それに何やら仕込んでいるらしいな?

【視覚だけでは見えない表情、けれども声音の中には確かに僅かな憔悴が雑じる】
【袈裟に薙がれる刀の斬撃、斬られれば確実に「毒」が蓄積してゆく】
【どうする?――どうしようか。対処法を考える前に、手の方が動いた】

嗚呼ッ、それは、厄介だッ――!

【動いたのは、短剣を握る左手。こちらから見て右下から左上へ、同様に袈裟斬りを放ち】
【刀を剣身で受け止めようとして、あわよくばそのまま弾いてしまおうとしつつ】
【一歩、二歩。両者の間合いを詰めんと、踏み出してゆく】

【……また、右手の長剣から流出する靄らしきモノが、一時の終息を見せ】
【同時――“パキリ”。薄氷のひび割れるような音が、少女の後方から、はっきりと響いた】

/すみません、ご飯で遅れます
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 20:18:07.66 ID:Udu1kPco
>>88

……――さて、これはどうするべきでしょうか?

【「どうする?」其れは如何なる意味か?】
【歌は聞こえている。そう、其の歌がどれだけの時間歌われているかも】

【歌い終わるまで、リィオは軽く数十の剣閃を放つことが出来る】
【其れを全て叩きつけたならば制圧は然程難しくないだろう、とリィオは予想していた】

【後衛を主体とする「術師」が近接のスペシャリストを相手にする場合、常に距離と時間を意識する必要がある】
【自身の間合いに於いて一撃を繰り出すまでにかかる時間は一秒と掛からないのだ】
【特別な策でもない限りは、留まり続けることは得策ではない。適切な行動は、殻で足止めをし、後退しながら術を編むことだったか】

【しかし――リィオは攻撃を殆ど繰り出す気はなかった】
【其れは何故か――理由は、非常に単純で人間臭いものであった】

(良い歌声です――ずっと、このまま聴いていたくなるほど……)
(いけませんね……勝つためならば、こうしていることは正しくありませんが……)

【リィオは――終ぞ攻撃を繰り出す事無くバックステップ】
【殻を其のままに、3mほどの距離を取った】
【そして、ゆらり……と流れるような動作で剣の切っ先を持ち上げ、左手も添えて両手で構える】
【位置は肩に担ぐようなモノだ。宛ら、引き絞られた弓矢のようにも見えるだろう】

――この先を、見たくなりました。
貴女の紡ぎ出す旋律が、この世界に如何なる形で響くか……この目で、耳で感じたい。そう想って、しまいました。

故に其の一曲、お付き合いさせて頂きます
無作法な奏でしか心得ておりませんが、お許し下さいませ

【そう――リィオは魅了されたのだ。メアリから紡がれる魔的な歌声に】
【切っ先に竜巻を生み出すようにじわ……じわ……と魔力を充填し始める】
【メアリの必殺の一撃に合わせるように、こちらも一オクターブずつ魔力の純度を高めていく】

【互いに狙うは強大なる一撃。】
【結末を知る者は、今の時点では誰も存在しない――――】
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:20:41.51 ID:FUyKIKIo
>>96
【空中に浮かんだ三枚のコインは、横一列に並んでいる】
【その内の二枚、両サイドのコインが】
【片方は少女の足元へ落下。もう片方は、再び高く跳ね上がる】
【そして、少女は残り一枚、その位置に留まっているコインに左手を触れて】

『前方』『始動』『加速』『停止』

【コインに魔翌力を流し込む】

【すると、コインは弓で放たれたかの様に射出され、飛来した革靴へ】
【接触すれば、コインと革靴は、二者の中間地点に落下するだろう】

(……後退した)
(術師にはあまり見えないけれど)

【右手の長剣の切っ先を、足元の地面に突き刺し】
【右足で、自分の足元に落ちたコインを踏みつける】
【前後への移動は行わない。相手との距離は開いたままだ】
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 20:26:13.71 ID:OlluCUSO
>>92
ちっ……
(さて…まずは相手の戦闘スタイルはまだよくわからない…)
【相手を見据え、西洋剣を構え】
【バチバチと魔翌力をためながら待ちにはいる】
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:27:51.09 ID:fUqzkQAo
>>97

……はい。「非力」な私でも、「厄介」になれる、そんな――っ

【か、きぃいいいぃぃいん】
【高く澄んだ金属音――刃同士がぶつかる音が、響き渡る】

【折れてしまいそうなほどに細く小柄な。少女の弱点、】

………………あ、ッ――!

【皮肉にも。数瞬前に自分自身が放った言葉――「非力」】
【鍔迫り合いになるまでもなく、弾き返されて。「胴体」が、ガラ空きだ!】
【苦虫を数十匹、いっぺんに噛み締めたような表情で、「後ろ」に跳んだ――跳んでしまった】

【少女の持つ利点、「身軽」故に「機動力が高い」こと】
【それを過信して――「回避のために移動」してしまったのだ】
【……そして、この利点、言い換えるなら?】

/ごゆっくりどうぞ!
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 20:28:56.51 ID:CiGL5pc0
>>95
【心の中で申し訳なく思う──目の前の相手に】
【一つは自分が剣を振るえない───誇りを見失った身で挑む事に】
【二つは激情支配するこの身で挑む事に】

【だが・・・この大会で・・・この大会で優勝じゃなくとも、目立つ事が出来れば】
【もしかするとこの激情を起こさせた人間の一人は出てくるかもしれない】

【もし、聞かれたら答えよう、この戦いが終わった時にでも─────】

【だがその前に聞きたいことがある、大切な物以外は余り積極的に護らないといったけど】
【それでも旅の中で背負ってしまったから、中途半端に見捨てるのはこの上なく残酷だから】
【だから、道を探してみよう── 一滴の希望を求めて──】
聞きたい!・・・お前の能力で…人の記憶を蘇らせる事はできるか!?お前の力で…人の記憶をまた別の他人に見せる事はできるか!?

友の・・・為
【一人は記憶を失いその穴を機関に付け込まれた一度しか会っていない友のため】
【一人はjusticeでも話に上ったミーナ・ヴィリクの身の治療のため】
【最後の一声は・・・小さい小さい呟き】

(接近戦を望みたい相手に対して敵は如何する?・・・決まってる、足だ!足を狙う!)
【左拳を前に突き出し】
【次、地面が足についた瞬間に地を走るためではなく飛び込むために力強く蹴る】
【飛び込んで拳を敵の胴体にぶつける気か】
【飛び込んだ際にそのワイヤーも回避したようだ】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:29:25.98 ID:nGZsBsgo
>>93

ほォ・・・・さァすが探偵、推理させるとそれらしいじゃねェの
“最強”のオレ様も万能じゃねェからなァ、少しばかり憧れるねェ

――――それが当たりなら良かったんだがなァ?

【ザッ、という音と共に番天の姿が消える――視界から一瞬だけ、だが】
【頭部の耳から解るかもしれないが彼は恐らくして人間ではなく】
【それゆえの野生、動体視力が存在していて―――】

【両脚を広げて一気に体勢を落として弾丸を避け、僅かな間を持って顔を上げ】
【ニタリと笑うと再度行動、風を切り地面を蹴って距離を詰めようとする】

【――――そういえば、少し風が強まったか】
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 20:30:40.90 ID:N6eFScEo
>>98
【メアリは、其の相手の言葉に、殻の奥で笑みを深める】

ふふっ、ありがとうございます。

【歌を、求められた。ならば歌わねばなるまい】
【何故なら、――歌姫なのだから】

では、歌わせてもらいますわ――!

【息を深く、深く吸い込む】
【嗚呼、聴衆は只一人だけ。だが、一人でも聴衆がいるのなら、そこは彼女のステージだ】
【始まる、最後の一撃が】
          コ ン サ ー ト
【始まる、彼女の必殺の魔法が――!】
【鈴の音……其れよりも美しき魔を孕む声が響く】

Ten little nigger boys went out to dine ;(10人の黒人少年 食事に出た)
One choked his little self, and then there were nine.(ひとりが喉に詰まらせて そして一行は9人になった)

【殻が、開く】
【開いた殻は、薔薇の花びらとなり、辺りに舞う】
【そして、歌唱により魔法が発動した――】
【黒い霞がリィオの周囲に展開】
【リィオを押しつぶし窒息させようと襲いかかる】

Nine little nigger boys sat up very late ;(9人の黒人少年 全員寝坊)
One overslept himself, and then there were eight.(ひとりがとうとう眠りから覚めず そして一行は8人になった)

【霧に催眠効果が追加】
【それほど強くはないが注意力を散漫と指せる程度の威力は有る】

Eight little nigger boys travelling in Devon ;(8人の黒人少年 デボンへ旅行)
One said he'd stay there, and then there were seven.(ひとりがそこに居残って そして一行は7人になった)

【メアリの足元に椅子が一つ】
【優雅に椅子に座り込み、次の歌詞へと移っていく――】
【マザーグースの一つ10人のインディアン――アガサ・クリスティの小説、そして誰もいなくなったで有名な物だ】
【アガサ・クリスティの小説では――この歌詞を再現するように屋敷の虜囚が死んでいったとされる――】
【歌の歌詞から要素を抜き出し、魔法と化す少女の術式、なれば結果はアガサ・クリスティと同じくなるのだろうか】
【最後の歌唱が、何よりも高らかに、美しく、気高く草原に響きわたっていく――!】
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:30:53.62 ID:HNUdc7so
>>99

なァんかさ………

【射出されたコイン、それに阻まれる革靴を視認】
【否や跳躍、先程まで自分が座っていたベンチの真後ろに飛び降りると】

お前みたいな感じの奴にのこのこ近付くとロクな事ないんだよな―――っとらァっ!!

【ベンチの座面に一度ぺたりと右足の甲をつけると】
【思い切り少女の方へと蹴り飛ばした】

【何も妨害が入らなかったなら、弧を描いて少女の真上に落ちるだろう】
【蹴り上げたと同時に、今度こそリジィは少女へと距離を急速に詰め始める】
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 20:31:27.96 ID:zYVRRsco
>>94

だって──花火みたいで、綺麗でございましょう?

【「爆発」の使用頻度の高さ──】
【それは相手から指摘され、始めて気がついた事】
【或いはその理由は彼女の出生に基づき、無意識下で行われた行為なのだろうか】
【その詳細を思考するのは、しかし今ではない】
【ふわりとした笑みを浮かべてリナの言葉をさらりと受け流し】

【足をやられたせいか。回避行動はとれず】
【大火球と小火球、それぞれ1つが水球にあたり消滅する】
【だがその直後に放たれた刃状の水への回避はしなければならないと思ったのか──】
【ぐっと身体を横に傾け、倒れる形でその攻撃をなんとか避ける】
【しかしこれで、完全にエルの体勢は乱れたが──?】

【一方、放置されたままの球はそのまま壁にぶつかるとやはり蝶と化し、そのまま何事もなければ爆発するだろう】
【固体であっても液体であっても、「接触した」という現象には変わらないのだ】
【残す蝶も、そのままでは壁にむけて飛んでいき爆発するかもしれない】
【更に──蝶たちが引き起こした黒い煙は風に流され、≪煙幕≫としての役割を果たす】

(あの水球をどうにかしなくてはなりませんわね──)
(炎が水に邪魔されるのであれ、ば──ッ!)

【少なくとも、蝶は1匹爆発している】
【他の蝶がどうなるかは分からぬが、僅かにでも張られた黒煙の膜】
【それを利用せん手はないとばかり】
【地面に倒れこんだまま、エルは片手剣をリナの背後の水球へ向け投擲する】
【鋭利な刃物だ──あわよくばリナの正面の水膜をも壊した上での水球の破壊が目的か】

【大火球:残り5】
【小火球:残り3】
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 20:32:51.64 ID:puc.JPMo
>>100

っつ・・・目がァー・・・目がァーッ! 後、腕がァーッ!
【左目に入った砂は、彼の左半分の視界を潤ませる】
【すなわち、相手が良く見えていないのだ】

野郎・・・じゃあないか、とにかく・・・てめェー

 お 返 し だッ!

【彼は、少し後退して、ときおり波がやってくる海岸辺りへ移動すると】
【地面に右手を付けて、魔翌力をそれへと注ぎこむ】
【すると、高さ2m程度の小竜巻が発生し、湿った砂と海水を巻き込み、辺りへ撒き散らしながら、その場に留まる】
【彼自身の手は、竜巻に巻き込まれないようにしているが――】
【いかんせん、竜巻の近くだ、湿った砂と海水の被害は彼も受けている】

【竜巻――1/5】
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 20:36:13.41 ID:Udu1kPco
>>104

――――此れは、少々邪魔ですね。

【リィオを中心として、強い「気流」が発生する】
【それは歌姫と自身の間を妨げる無粋な客を、追い払うかのごとく】
【魔力により編み上げられた「気流」が霧を吹き流さんとし】
【成功したならば催眠効果や窒息から身を守ることが出来るだろうか】

【剣に溜まる魔力は、気流をも取り込みながら竜巻のようになっていく】
【暴力的であり、かつ慈悲すらも感じる風の奔流がジワリ……ジワリ……と大気を侵食し】
【いずれ訪れるクライマックスに相応しい乾坤一擲の一撃を繰り出すため――リィオは自己を高め続ける】
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:36:58.75 ID:FUyKIKIo
>>105
【相手が後方に跳躍した、丁度その頃】
【先程打ち上げたコインは、少女の足元に落下した】
【それを、左足で後方に蹴り飛ばし】

(………単純な軌道。前後左右どう動いても避けられる)
(なら、こうした方が良いわね)

【自分の右手側に一歩、とんと踏み出す】
【ベンチが自分の左手側に落下するのを見ながら、長剣を今度は中段に構えて】

先手必勝、ですわ

【向かって来るリジィの左肩に、真っ直ぐ長剣の切っ先を突き出した】
【避ける方向によっては、次の挙動がベンチに邪魔される事になるだろう】

【現在のコインの位置】
【ベンチの下に一枚、少女の左斜め後方に一枚、左斜め前方に一枚】
【丁度、三角形を作るように並んでいる】
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 20:39:00.31 ID:4n.coIU0
>>106
/すみません、一時落ちなければならなくなりました…
/深夜に再開お願いできますでしょうか
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 20:40:24.41 ID:zYVRRsco
>>110
/おっと、了解いたしました
/何時ごろ戻ってこられるか、今の段階で分かります?
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 20:41:28.52 ID:4n.coIU0
>>111
/早くて11時頃になるかと…
/戻ってきたら舞台裏で呼びかけます
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:41:34.12 ID:QWXb2bYo
>>103

(…もはや、オレの早撃ちなど…絶対先制でもなんでもねえッ!だがここから!
ここから…オレが得るべき物は…手に入る!)

【野生児的、アメフトでは守備に適したタイプの性格をした男だなとノビタは思う】
【こっちの動きを…筋肉から悟っているかのようだ、と彼は思う、この大会に参加するような奴は矢のように飛ぶ銃弾などに恐れを抱かないのか】
【これが戦場に自ら赴く者たちの器か、と彼は目の前の相手にも称賛を贈る】

(…そしてアイツが現れてから少し気になるのは…この風!そう…『風』なんだ…アイツが現れる前と後との相違点は
風の能力者…?遠くからぶつけてくるか…?あるいは…)

【体制を落とした零は地面をけって距離を詰めてくるのかと気がつく】
【それに気がついた彼が撮るのは…なんと右脚の膝を大きくあげている…彼がすぐそこまで近づいているのを見て、だ】
【空いた右手はホルスターの銃に手を伸ばさず…腰の後ろのナックルホルスターに手を伸ばしてグリップを握りしめた】

殴り合いを…仕掛けてくるって訳かよ!いきなり電パンチからのお披露目かい!

【ダンッ!と左脚を…まるで日本の国技…ぶつかり合いの格闘技、相撲のように四股を踏みわざわざ『ホッパーブーツ』の爆発まで起こしながら】
【あまりの衝撃に地面さえも踏み砕くかのように彼は踏み出し…そして距離を詰めてくる零に相対した】

【こちらからも1〜2歩分距離を詰めて近寄り…振るうは電撃を纏う彼の近距離武器、暴徒鎮圧用の『ストライクナックル』!】
【ぶつけた相手に50Vの電圧をぶつけるほどの品を…さらに自分の腕力をそのまま叩きつけるかのように大きく振るう…狙いは零のドテっ腹だ!】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 20:41:45.53 ID:N6eFScEo
>>108
【霧は物理的な重さを持つがそれでも徐々に気流により流されていく】
【しかし、メアリは其れも気にせず歌を紡ぎ続ける】
【歌声に答えるかのように黒い薔薇の花びらが周囲を舞い続けている】

Seven little nigger boys chopping up sticks ;(7人の黒人少年 薪を割る)
One chopped himself in half, and then there were six.(ひとりが自分をブッた切り そして一行は6人になった)

【黒い刃が5つ形成され勢い良くリィオに飛ぶ】
【重さは先程の斧ほどだ】

Six little nigger boys playing with a hive ;(6人の黒人少年 蜂蜜を採る)
A bumble-bee stung one, and then there were five.(ひとりが失敗 蜂に刺され そして一行は5人になった)

【そして黒い魔力により蜂が形作られる】
【ブゥゥゥゥウンンと言う羽音を響かせ、猛る蜂の群が襲いかかる】

Five little nigger boys going in for law ;(5人の黒人少年 法律を学ぶ)
One got in chancery, and then there were four.(ひとりが逆にパクられて そして一行は4人になった)

【そしてメアリを中心として地面から鎖が引きずりだされる】
【鎖は蛇のように蠢き、リィオの剣に巻きつき其の動きを邪魔しようとしている】
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 20:43:15.84 ID:zYVRRsco
>>112
/あいよ。いってらっしゃーい
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 20:45:09.82 ID:OlluCUSO
>>107
(……竜巻か…厄介だよ)

なら…
【西洋剣を地面に刺し魔翌力を注ごうとする】

【すると最初にヴァルトスラットが避けた雷の銃弾が当たった地面から魔法陣が出て】

グングニル!!
【その魔法陣から大きな槍と変わらない形と質量の雷がヴァルトスラットに放たれるだろう】
【海里の声が違う場所から発射されるから見えないヴァルトスラットは混乱するかもしれないが】
【魔翌力を感じる事ができればで攻撃の場所がわかり回避はできるだろう】
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 20:45:29.30 ID:aLxc1dIo
>>102

【その言葉は彼女を刺激する――――……
彼の言葉を全て、冷淡に扱ってた彼女から、零れる、一滴の、雫】


――――……愚問ですね、私が、できないと、答えるとでも?


【懐へと飛び込んできた彼へと対し、その攻撃を回避するわけでもなく、彼女は受けた
もし、彼の攻撃が右≠ナあれば、眼前で踊る左手の肘を使い、防御ができたのだが
――――……左からでは、それは、単なる絵空事にすぎない】

【彼女の高速思考は、彼が彼女へと触れる――――……紙一重で、新たな戦略を紡いだ
右足が跳ね上がる、彼の拳に対し、内側から膝で蹴り上げるように――――……
狙いは一つ、彼の拳を弾き、攻撃を外側へと、逸らすためであろう】

【タイミングがずれたなら、彼女は、その衝撃を、ノーガードで受けることになるが――――……】


……貴方は知ってるんですか?私が――――……貴方をどれだけ頼った事か
あの時だって、機関に攻め入って、私が戦意を失った時も、貴方は一人、戦ってくれました

そんな貴方に、頼られて――――……できない≠ネんて紡げるはずがありません


【きっと、記憶を蘇らせるなんて――――……初めての行いだ
できるかどうか、すらも分からない】


私の信念は――――方法を知らないのなら知れば良い、それが出来ないのなら出来るようになれば良い
記憶≠ノ関して、私の手が及ばないところなんて――――……認めませんよ、そんなもの


【――――……しかし、彼女は、そこに僅かでも在るなら――――それを追い求めようとする
向けられるまなざしは、透き通すように――――……心を、映し出すように】
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:47:26.81 ID:HNUdc7so
>>108

(まぁ、これで喰らってくれるほど間抜けじゃねェか……)

【少女の回避に合わせて軌道修正】
【真っ直ぐ正面を晒す形でスピードを上げながら突っ込んでいく】

―――――――っ。

【突き出される長剣に反応】
【飛んでくるボールを手で受け止める様な形で】
【その切っ先を開いた左手で受けとめようとする】

【左手、その真ん中に剣先よりも一回り大きいサイズの「口」が開いている】
【歯は鋭く尖っており、舌は見えない。その奥は暗がりになっていて確認する事が出来ないだろう】



【走るリジィからは影になり、少女の蹴り飛ばしたコインは見えなかった】
【リジィが把握しているコインの位置は、ベンチの下以外の二枚のみ】
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:47:57.05 ID:HNUdc7so
/安価ミスです…!
/>>118>>109宛て
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 20:51:31.61 ID:Udu1kPco
>>114

(――五つの魔力刃、無数の蟲、そして……鎖ですか)
(一息に此れだけを繰り出すとなると、並の使い手では最後まで聴くことも適いませんね)
(ですが――最後までこの場で立ち、聞き届けると決めたからには……)

……此の程度、蚊の一刺しと受け流しましょう

【リィオは、襲いかかる数多の攻撃にただ冷静に思考を研ぎ澄まし対処を始める】
【避ける場所もなく、先ず避ける事すら封じられている現状】
【――並の使い手では間違いなく「詰み」だ】
【しかし、リィオには未だ打つべき手があり生きた札が存在する】

はッ――――!

【ダァン!と、その場で足を踏み鳴らすと】
【周囲を漂っていた魔力の気流が其の方向性を変える】
【其れは屈強なる旅人すらも退かせる「向かい風」。生半可な事象ならば、到達させることすら許さない風の息吹】

【其れによって、向かい来る刃と蜂を纏めて在らぬ方向へと吹き散らしていこうとする】
【こうなれば、届かせるには並の飛び道具で突破する事は難しい】
【其れこそ本番――クライマックスを迎えるまで耐え忍ぶべくリィオは術を繰り出し続けた】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:52:04.19 ID:FUyKIKIo
>>118

………口?

(……いや、問題無い。何処まで大きくなっても、所詮はあの手より大きくはならない)
(横に薙ぎ払えばそれまで、それだけの事よ)

【開いた口の中に切っ先が付きこまれ、そのまま更に押し込まれる】
【何もなければ、刀身の中程まで、長剣は押し込まれるだろう】

(次、外へ払うワンアクションだけで良い)
(この腕を切って、返しの一撃を……)

【両手で長剣の柄を握り、両足を踏ん張る】
【今回の行動に、ただ一動作だけを繋げる事が目的だ】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 20:55:51.47 ID:nGZsBsgo
>>113

(探偵、銃撃・・・・一手二手先を読むってェよりも、分析する感じだったなァ)
(動きの先読みがされねェのならどうでもいいが―――ッ!)

あッ――――っぶねェなァ―――!!!

【動物――犬や猫、或いは他の獣とはまた違った軽く鋭い動き】
【例えるのなら“鼬”の様に彼は距離を詰め―――急激にその速度を落とす】
【「銃撃だけじゃない」、となればさっさと作戦を変えたほうが良い】
【ましてや相手は何らかの道具を装備しているのだから―――――・・・・。】

【そう思って速度を落とすも、どんな物体にも慣性は存在していて】
【相手に思い切り殴られる手前、両腕を腹部に回して攻撃を受け、軽さからか僅かに“浮き上がり”】
【軽い電流の流れる意識の中――――彼は能力を使用する】

ッ―――――≪“猛風”≫ッッ―――!!!

【それは風、周囲を戦ぐ風はその全てが彼の能力によるものなのか、動きを止め】
【一方で局地的に、青年の体を後方に浮かび上がらせる形で数瞬凄まじい風が吹き上がり】

【ほんの数秒でアニメの様に番天の身体は地上4m程の空を舞うこととなる】
【電流のせいか直に動く気配も無いが―――そういう方面でキレる奴だと、解った筈】
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 20:56:28.30 ID:puc.JPMo
>>116

よし・・・目の砂、取れてきたかな?
【最初に避けた雷の銃弾は、回避方向から考えると、彼からみて左の方向にあるだろうか】
【ようやく、砂が目から取れてきたところで飛来する槍の回避に間に合わず】
【辺りへ飛び散る砂や海水が、威力を多少減衰させたとは言え――】

ぬ・・・グオオオッ
【彼は魔翌力を感知する力が弱く、位置を確認できたのは近くに来てからだった】
【それは、左腕に命中して、魔翌力で構成されていたそれを半壊させる】
【ついでに、胴体へも多少被害があったようで、流血が見られるだろうか】

【彼は、今、電気で痺れている為、動きが鈍っている】 【追撃するのには、格好の状態だ】

【だが、彼はその場で大きく息を吸い込み始めた――動けないなら動かなければ良い】
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 20:58:55.78 ID:N6eFScEo
>>120
【息を継ぐ其のタイミングにすら魔力を込める】
【気流により蟲と刃は流され吹き飛ぶ】
【さぁ――残るインディアンは4人。あと4度の攻撃が相手を襲う事となる】
【歌は続く、朗々と、高らかに】

Four little nigger boys going out to sea ;(4人の黒人少年 海へ出る)
A red herring swallowed one, and then there were three.(ひとりがニシンに飲み込まれ そして一行は3人になった)

【黒い水流の線が3本相手に向けて伸びる】
【そしてそこを過るいくつかの黒い影】
【魔力で構成された魚型の魔弾として、水流からニシンが打ち出された!】
【ギャグとしか思えないが、其の威力は、其の魔力は――洒落にならないレベルだ】

Three little nigger boys walking in the Zoo ;(3人の黒人少年 動物園へ行った)
A big bear hugged one, and then there were two.(ひとりが熊に襲われて そして一行は2人になった)

【熊が現れ、相手に向けてかけていく】
【尖い爪の一振りがリィオを襲うだろう】

Two little nigger boys sitting in the sun ;(2人の黒人少年 日向ぼっこ)
One got frizzled up, and then there was one.(ひとりが焦げ付き干上がって そして一行は1人になった)

【そして一つの炎弾が形成され、相手に飛ぶ】
【残る攻撃は一度、其れを耐え抜かれれば彼女の魔力は尽き、リィオの勝利が決まる】
【だが――、この怒涛の攻撃を耐えぬくことが条件となる】
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 20:59:17.95 ID:CiGL5pc0
>>117
【その言葉を聞いた瞬間、少しだけ呆けた顔をした後にふと───軽い笑みが零れる】
【今まで激情に突き動かされていた彼が一瞬だけ見せる顔の緩み】

───────・・・・・・・・頼もしいなぁ・・・シオンよ・・・!

【彼女の行った防御の行い、タイミングがパッチリとまではいかずとも】
【効果が無いわけではないようだ──勢いが僅かに減少し、狙いも少し反れた】
【最初彼が狙っていたようなダメージは期待出来なさそうだ】

・・・ありゃあ・・・あの後俺はその事について責め立てた
誰だって・・・知り合いが敵に回ればあの反応はあってもおかしくない。不条理をあんたに押し付けてしまった───

だから・・・その件についてはノーカウントだ、ノーカウントで・・・頼む・・・

【だから・・・無理はしないでも構わない】
【何故ならそれは・・・記憶を蘇らせたい相手は・・・】
記憶を戻して欲しい相手は機関のbP0・・・記憶が無いところに嘘を吹き込まれ・・・機関の魔手となった友人、だ
・・・最初の会合の時、ラギデュースって奴とラベンダァイスって奴も・・・気にかけていた

そして記憶を他人に見せるという件・・・ミーナという龍を治療の為に故郷に送り届けるため、ミーナの記憶を俺に見せて欲しい
・・・俺には・・・空間転移術、俗に言えばテレポートが使える・・・だが、場所を知らないのではどうしようもなくて、な

【一応・・・案件は伝えておく】
【これは希望だ、願望だ、別に、別に】
無理ならば・・・無茶をしなくても構わない・・・
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 21:00:59.17 ID:OlluCUSO
>>123
……さて、竜巻もあるし下手に近づけねえな
(息を吸い込んだ…姿からしてブレス系の攻撃かな?)
【とりあえずジリジリと擦り足で接近しようとする】
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:03:43.86 ID:HNUdc7so
>>121

―――――――――――――

【にィ、と】
【リジィは笑った】

――いいのかい、そんな踏ん張り方で?!

【刀身の丁度中腹まで突っ込まれた所で】
【思い切り掌の「口」を閉じ、その長剣を「挟む」】

【リジィの咬筋力は、本気を出せば路地裏のパイプに齧り付き楽々ぶら下がれるほど】
【裏を返せば、「全体重を預けても尚足りる」程の力―――】

【滑らかな刀身を万力で挟んだかのように】
【刀と口の位置関係はそこで固定されるだろう】


【そして】
【リジィの猛ダッシュした勢いは、全てその剣へ伝わり―――】
【全力のタックルと同等の激力が、両手に握った柄に掛かるだろう】
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 21:08:36.66 ID:b.eRMkAO
>>101
――――吁、そして確かに「非力」な様だ
して……切られなければ、どうと言うことはないのだろう?

【気分の悪さを紛らわすため、一度大きく深呼吸するレペンス】
【カゲツが後ろに跳躍すると、体勢を立て直し胸の前で二剣を交差する】
【腰を据え、問い掛けを一つ。それはきっと、確認のための質問であり】

……近付きすぎれば、それは拙く
離れすぎても、また拙い――!

背後に気を付けるべきだ=Aカゲツ!

【――その忠告は、果たして真なるモノだったのだろうか?】

【たん!少女の機動力の高さを意に介することなく、黒装束の人物は前方へとステップを踏み】
【この接近の動作と並行して、彼女は交差させたまま剣を突き出し――――】

『第T:ニセシグレ』

【切っ先すらもマトモに当たらないだろう位置で、剣をそれぞれ左右に振り抜けば】
【少女の後方――(先ほど音が鳴った箇所、少女が近付いてしまったであろう地点)――より。】
【バキリ!という大きな音が響き、漂う強い“冷気”と共に『何か』がひょうひょうとカゲツの背へ飛来する……!】
【もしも振り向けば……振り向いてしまったのならば、見えるだろう。彼女へ肉薄せんと迫るのは――】
【――片手で数えられる程度の数の、球体状の“雹”だ。大きさはピンポン玉にも満たない、が】
【直線的に、目で追える程度の速度にて飛来する其れが直撃すれば、少ないダメージでは済まないかもしれない】
【然し飽くまでも直線的に過ぎず!<Jゲツの機動力ならば――冷静でいられたならば、の話だが――対処は可能であろう】

【因みに、先程「水の十字」で濡れた箇所が、今は消え失せてしまっている】
【“白い靄らしきモノ”――「冷気」が這っていったことを考えると、其処から「雹」が発生したのだと考えられる】

【――レペンスが狙うのは挟撃でもあり、ダメージでもあり】
【だが彼女が真に狙うのは、カゲツに対する極端な$レ近である】
【その証拠に、接近速度は先程よりも……“速い”】

/お待たせしました、戻りました!
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 21:08:44.71 ID:puc.JPMo
>>126

(よし・・・左腕が使えなくとも、口はまだ使える)
(竜巻は背後――直線攻撃であることを考慮して・・・・・・)
【彼は、相手の位置をちらりと確認し、竜巻の方へと体を向けて、目を閉じながら口を開けて】

ブグオオオッ!
【吐き出すのは、大量の小さな空気刃で構成されたブレスだ】
【速度はわりとあり、空気刃1つ1つの威力は小さいが、それを数で補う形となっている】
【しかし、それを吐き出したのは――相手ではなく、竜巻だ、今の位置より上の高さのそれ。】

【竜巻にブレスが当たると、それが巻き込まれて――】
【そして、勢いを付けてそれに伴って威力/速度が若干上がった、そのブレスが相手へと襲いかかるッ!】
【もっとも、強度は皆無に近いため、うち消すのは簡単だろう】

【竜巻――3/5】
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 21:11:58.46 ID:Udu1kPco
>>124

ぐっ……――!

【鎖に繋がれ、ニシンと熊の攻撃、炎弾を回避することは出来ない】
【気流に関わらず放たれたそれらは、向かい風をいとも容易く突破しリィロを傷つけていく】
【動くことの出来るのは上半身のみ、ニシンの一撃を脇腹を掠めるようにしてやり過ごし】
【熊の爪の一撃を、わずかに身を反らし胸部装甲を削らせる形で対処】
【そして最後の炎弾は――防ぐことの出来る状況ではない。胴部に直撃し、其の身体を鎖の長さの限界程まで後退させた】

ぐっ……――か、はっ……!
はっ……はぁッ――――――!!

【其れでも尚、膝をつかないのは騎士の誇りか】
【炎弾により胸部装甲は焼け爛れ、ローブも焦げてその下の白い肌に醜い火傷を刻んでいる】
【詳しく見るまでもなく、重体だ。かろうじて致命傷を避け、倒れることをギリギリで防いだ……それだけに過ぎない】

【しかし、一点だけ変わらないものがある】
【其れは、歌の始まりと共に取った剣の構えだ】
【魔力は数レスに及び貯め続けられ、破裂寸前の爆弾のように膨れ上がっている】
【メアリのフィナーレに相応しい音を奏でるため、その為に維持し続けた魔力だ】

……は、ぁ……!
……聴衆は、未だ観客席で貴女の歌を待ち望んでいます……

……さぁ、お聴かせくださいませ
……私も、全霊を以て其れにお応えしましょう……

【――攻撃を、かろうじて耐え切ることに成功した】
【ならば残るは互いの最後の一撃。……此れが、勝負を明確に分けることになるだろう】
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 21:13:23.82 ID:Udu1kPco
>>130
/ニシンの一撃 ☓ ニシンの攻撃 ◯
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:14:07.60 ID:FUyKIKIo
>>127
【突きこんだら、外へ払う】
【事前に決意した動作、移るまでは非常に早い】
【自分の左側へ。丁度、切り返しで相手の体の前面を狙える方向へ】
【長剣を振りぬこうとして】

【ギッ】

【振り抜けない、刀身が止まった】

(………?)
(掴んだ、いや、噛んだ)
(直進、振るって位置関係は―――)

【口が幾ら噛みつこうとも、口自体が不動という訳ではないだろう】
【左側へと振るった長剣に合わせて、おそらくは左腕も横へ振られる】
【そうして、猛牛をいなす闘牛士のように、正面から衝撃を受ける事を避け】

………思ったよりは体重がお有りですのね?

【自分の左手側、ベンチに向かって突っ込ませようとする】
【振った長剣の位置の為か、ダメージが主に通ったのは左腕】
【肘関節と上腕に、まるで砲丸を野球のフォームで投げたかのようなダメージが襲い来る】
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 21:14:12.73 ID:aLxc1dIo
>>125
【腹部に入る鈍痛は――――……思わず彼女を震わせ、体内の空気を吐き出させる
ハァ、ハァ、と荒い呼吸は、決してダメージが軽くない、ということを示しているようで
――――……それでも、零れる、一瞬の微笑みは、それを吹き飛ばしそうなほど――――……】


っ――――……当たり前、ですよ
いつまでも……頼ってばかりの幼子では、いられませんしね


【少し、苦しげに微笑む彼女は貴方の微笑みに、釣られるようで
返すように――――……言葉を紡ぐ】


私にとって記憶≠ヘ肉体≠フ同義です、勝手に消すものでも、改竄するものでも、ありません
――――あのときの、私が在ったからこそ、今の私が在るんです


【だから――――……と付け足す言葉は
いつの間にか、最初に出逢った時と比べて――――……どこか、頼もしげに、聞こえるかもしれない】


その二つに尽力します、私の――――……能力を持って、貴方の望みを適えます
……それと引き換えで、あの時の事をノーカウントにしてもらえますか?


【お互いの距離は――――……肉薄するほど、近く
彼女の吐息のような淡い言葉も、くっきりと形になり、流れ込む
鼓膜を震わすその言葉は、きっと――――彼女の思いで、紫苑色に染まる、言葉の雫】


貸し借り無しで――――……そして、対等に貴方と、親しくなりたいんです
――――……そうすれば、この戦闘でも、お互いに全力を、尽くせるでしょう?


【今の彼女は、貴方に借りてばかりいる――――……から、彼女としては
貴方の側に立ちたい、同じ景色を見ていたいから――――そして、何より――――……
怒りを転嫁する様な、そんな貴方ではなく、本当のライク・ヴェルトゥスと、戦いたいから】

――――……次は、私の番ですね

【パチン、と指先が、刎ねる音――――……その瞬間、彼の眼前へと――――……否
彼を包み込むような大量の木の葉≠竍木屑≠ェ出現するだろう】


Dead Memories=\―――……落葉樹の落葉の記憶を再生≠オました


【彼へと降り注ぐ大量の木の葉≠竍木屑≠ヘ、僅かずつであるが、質量を帯びており
塵も積もれば、山になるように、彼の行動を阻害しようとするだろう――――……この隙に、彼女は数歩、後方へ下がろうとする
しかし――――……これは、悪手でもある、彼女の小さな背中は、後方の木にぶつかるはずだ】
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:14:23.58 ID:QWXb2bYo
>>122

…当た…おおッ!?

【この一撃は確かに接触させた…だが…なんだ?必要以上に自分の押し出し吹っ飛ばす力が…伝わりすぎていないか?】
【否、彼は能力を使って自身の身体を吹っ飛ばしたのか…!】

(こりゃまた…予測通りだけど実際に戦ってみるとやり辛ぇのなんのって…
それにあの戦闘の中でのカンに優れた動き…大脳より小脳のほうが優れているタイプかよ
ドラっちもまさにあんな感じだよな…)

無論、迎撃しかないよなあ

【右腕のナックルをしまいなおし右の拳銃を引き抜きながらノビタは左の拳銃を空に向かう相手に向ける】
【その次に右を向かう零に狙いを定めて放つ事になるので…まず銃弾が飛び出すのは左の拳銃だろう】
【続いてまた左から飛び出し、次は右の拳銃から…全て『打撃弾』を飛びださせる】

【狙いはだいたい相手の身体の中央に着弾するように…どこまでも迎撃する!】

/飯なので次少し遅れます、と
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 21:15:35.55 ID:1swMSnI0
【金の国=\―――王城前広場】
【噴水が絶えることのない詩を紡ぎ、勝利の女神像は、人々が忘れた栄光の記憶を留め、夢見がちに剣を掲げる】
【そんな、この国の現状から遊離した場所の一角、走り回り討ち合うに十分に広い場所に、立つ影が一つ】

……感覚自体は、だいぶ取り戻したな。
一種のロジックである魔術と比べれば、能力は実戦を伴わなければ調整しきれん……。

【白い無地のTシャツの上に、十字架の意匠――『教会』の紋章が配された、真紅の革ジャンパーを纏う、中性的な人物】
【緩やかにカールした蒼い髪を肩にかかる直前まで伸ばし、頭頂部付近には一本の太いアホ毛。精悍な双眸は明るい茶色で、背丈は170cm程】
【本来の仕様と呼ぶには、どうにも深い傷が所々に刻まれたブルー・ジーンズを履き、ベルト部分には複数本の、革のナイフホルダー】

(……姉さんは、愚直…というか、馬鹿だったんだ)
(………私ほど悪い女だったら、もっと長生きして、墓標でも爪痕でも刻めただろうに)

【羽織った上着の胸元に輝くのは、昨日の勝利を示す8個の綺羅星――月影に照らし出され、その光沢は更に磨かれている】
【だが、彼女≠ヘ、墓前に居る様に浮かない表情を浮かべていて―――やがて、其れに、眼を細めた渋みの強い苦笑が成り替わった】

………眠くなる前に、帰るか闘るか…。
八つ星は信用しきれん、だが……私は、ギャンブラーには成れん。

【誰にとでも無く、弾まないのに必要以上に良く通る声で呟く彼女―――穿った見方をすれば、少し危ない$lとも考えられるのだが】
【装着したバッジを見るに、大会の参加者である事には相違無いだろう―――。】
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 21:17:12.60 ID:OlluCUSO
>>129
(来た!!)
待ってたぞ!!!
【ブレスが放たれると同時に】
【そのブレスと竜巻に突っ込むように】
【全身の筋肉のバネを両足に集中させ、前に跳び一気にブレスを突っ込みヴァルトスラットに西洋剣を向け、《跳ぶ》勢いを利用し全体重を乗せた突きを腹部に放とうとする】

【ブレスを放つ隙を狙った捨て身の攻撃だ】

【全身に切り傷などのダメージを受けるだろうが……まさに肉をきらしてなんとやら】
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:20:57.17 ID:fUqzkQAo
>>128

――――――ッ!!

【白い顔を歪めに歪めた狼狽の表情】
【言葉を発することは無くても、「はい、その通りです」と言っているも同然】
【ぐりん、と、罅割れる音がしたほうへ、反射的に顔を向け】

しくじっ、―――――ぁ、ああああぁぁあッ!!?

【た。その一文字を発音する暇すら与えずに】
【宛ら、氷の弾丸――雹が、少女の脇腹を抉る――!】
【痛みに顔を歪めて、交代する動きがぴたり。止まって、少女は腹を抱えて蹲る】

【「身軽」故に「機動力が高く」、そして何より――「防御が薄い」!】
【ぎ、っと。白に程近い灰色の瞳を光らせて……覚束ない動きではあるが、迎撃の準備に入る――】

/おかえりなさいませ!
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:25:58.61 ID:nGZsBsgo
>>134

っツ〜・・・・・小細工大好きっ子かァテメェはよォ・・・・
・・・・まァ良い、多少面倒になっただけだからなァ

【ただ空中に居ては的に成るのみ、と感づきながらも彼は降りない】
【先程の道具に銃、自身とはまったく違ったタイプの相手と理解したからだ】
【つまるところ、下手な手を打てば“カウンター”という別の道具が出る可能性が有る】

【ならばやる事は一つ、自らの“場”で――――】

全力全開フルスロットルってトコロ―――ッ、ぐォ―――!?

テメェ――――――≪“仁王”≫ッッッ――――!!!

【未だ空中、打撃弾の一発が腹部を捉えるも墜落はせず】
【強い風を周囲に吹かせて多少弾道を変えて避けるという手を使い】

【また防御のみでなく恐らくは攻撃の手―――彼の背後に風の塊が発生する】
【それは金剛像のような形をしており、青年の左右斜め後ろに一体ずつ、計二体】
【姿は薄らとして“完全”という感じでは無いが――――】

/了解ですー
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 21:27:25.71 ID:N6eFScEo
>>130
【相手は、メアリの最後の攻撃まで耐え切った】
【ならば、メアリも――、渾身を以て相対せねばならない】
【吹き上がる最後の魔力が踊り狂い、舞う花びらも狂うように激しく踊る】
【最後の一節が――戦いの最中だと言う事を忘れる程、美しく、清らかに響き渡った――】

――One little nigger boy living all alone ;(1人の黒人少年 1人で暮らしてた)
He got married, and then there were none.(しかしそいつが結婚すると そして誰もいなくなった)

【唯一、攻撃を思わせぬその一節を紡ぎ終えた、其の直後】

ざぁぁっ――

【黒いゴシック&ロリータの服と、真紅のエナメル靴が分解された】
【分解された其れは――舞う黒き薔薇の花びらと混ざり合い、少女の姿を覆い隠す】
【舞う花びらが、静かで優しい音を出す】

ざぁぁっ――

【黒で彩られた場が――変わっていく】
【何処か退廃を感じさせる其の色彩と少女の雰囲気】
【――漆黒から――純白へと――】
【色を変えた花びらが少女に纏わり付き、其の姿を変えていく】

さぁ――最後ですの。

【其の言葉と共に、少女を隠していた花びらが散り、場を満たすかのように舞う――】
【そこに現れたのは――純白のウェディングドレスに身を包んだ少女】
【嗚呼――其れは正に歌姫の姿に相応しい装いだ】

――La

【呼びかけのような声が、変わった世界に響いていく】
【その声に答え、花びらが少女が伸ばした右掌の先に集まっていく――】
【其の形は――新婦の持つブーケだ】
【そしてメアリは躊躇い無く、其のブーケをリィオに向けて投じた――】
【リィオに飛んでいくとともに、花びらが散り、無数の純白がリィオの視界を埋めていく】
【一枚一枚が高密度の魔力で構成されたものだ】
【触れれば其の魔力が解き放たれ爆発する】
【一枚の爆発に他の花びらが巻き込まれれば連鎖反応で爆発は巨大化していくだろう――】
     メアリ                               リィオ
【之が、花嫁のフィナーレ……最高のフィナーレに鳴るかは、聴衆に任された――!】
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 21:27:59.04 ID:puc.JPMo
>>136

・・・はふゥー、やっぱりブレスは疲れるな
【相手の選択は正しかった】 【目論見通り、彼がブレスを吐き出した後には隙が生まれる】
【ましてや、彼は相手に背を見せている】 【――――攻撃の結果は、息を吐く様に『簡単』、そして『単純』だった】

なッ・・・
【彼が振り向いた時には、時既におすs・・・遅し】
【腹部へと、"一撃が命中"して、その勢いで】

ガ・・・ファ・・・・・・ッ!
【海へと、飛んで行き、そして落下】 【"じゃばん"と音を立てて、彼は海へと沈んだ】

【終わったのか?】 【否――】
【彼の落下地点から、血や魔翌力は浮上してくるものの・・・"あぶく"が立たないのだッ!】
【しかも、彼の身も浮いてこない――】 【『奇妙』ッ!】 【実に、『可笑しい』ッ!!】

/次のレス、遅れるかもしれません
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:29:14.95 ID:HNUdc7so
>>132

(しまッ…………!)
(――――いや、まだだッ!)

【自分から見て右側にいなされ、バランスを崩す】
【急に勢いを緩めることもできず、少女への直接的なアタックは諦めるも――】

花も恥じらう乙女に―――それは禁句じゃねぇか、なァッ!!

【左手の口に挟んだ長剣を放そうとはせず】
【力比べなら分があると見たのか、それをあわよくばむしり取ろうと左手を捻りながら】
【右腕で衝撃に備えつつそのまま少女の左側へ抜ける】

【実際ここで挟む力を緩めれば、外れた拍子にかなりの深手を負う可能性がある】
【もし少女が本気で止めに掛かれば左手の筋などを痛めるかもしれないが―――】
【それでも長剣を放す事は無いだろう】

【上手くバランスが取れれば、また反応の余裕があれば、ベンチに手をつきダメージをいなし回避しようとする】
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 21:30:24.64 ID:CiGL5pc0
>>133
【この男のダメージ、それは背や肩に蓄積している──そう、先ほどの液体と化した金属の・・・】
【火傷とは与えられたらそこで終わりではない、じわじわと、しつこく痛みが残る物】
【しかも其処は刺激されると・・・さて、彼女はそれに気付けるか?】

は・・・そんなに頼られていた事自体俺は知らなかったがな・・・!
(───・・・昔を・・・思い、出すな・・・)
【脳裏に幼い頃の記憶を思い浮かべる】
【と、それも一瞬の事で戦いに意識を戻す、僅かだが失念してしまった】

・・・あぁ、その通り、だけど、それは皆同じだ。昔があるから今の自分が成り立つ・・・!
【そう───今自分が失念して思い浮かべていた時期があったから】
【自分は成り立っているのだ!】

最初から言ってるさ・・・元々ノーカウントだ、寧ろ俺が詫びを入れるべきことだよ、ありゃあ────
───それと、安心しな。最初から俺は本気だ・・・やらなきゃいけないことが、優勝は出来なくとも本戦に行かなければならんからな、最初から全力さ・・・

【そうだ、拳を情で鈍らせることなんか無い───ましてや目の前にいる相手】
【何度か戦場で顔を合わせたことがある──その実力、決して侮れる物ではない、決して油断して良い物ではない!】

【そして彼の思考は彼女と正反対、貸し借りなど殆ど無いと考え、動く、動いてる】

っ!?
【目の前に現われる木葉】
【本来ならば炎で焼き尽くしたい、水分の無いそれはさぞ燃え易いだろう】
【しかし近い、近すぎる───例え自分が炎に強い体、装備でも限度がある──】


【だから自分の手を足を何度も振り回して木の葉を振り払おうと足掻くしか無い】
【これは・・・隙か?】
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:31:18.14 ID:FUyKIKIo
>>141



【近接戦闘の唯一の札、それを奪われれば文字通り詰む=z
【その様な展開に持ちこまれてしまう事は、何が有っても許されない】
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:32:04.74 ID:FUyKIKIo
>>143
/途中送信したすまーん
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 21:34:02.17 ID:OlluCUSO
>>140
ぐっ……やはり痛いな…
【全身に切り傷を受けながら相手が落ちた場所をにらみ】

……これで終わりじゃないだろ?明らかに《飛び》すぎだ!
【油断はせず西洋剣を構えながら海から離れようと後ろに下がりながら】

/わかりました
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:35:25.77 ID:FUyKIKIo
>>141

(……これを取られる訳にはいかないわね)

【近接戦闘の唯一の札、それを奪われれば文字通り詰む=z
【その様な展開に持ちこまれてしまう事は、何が有っても許されない】
【何としてでも奪い返す、その為に】

≪World is mine.≫

『下方』『始動』『加速』『加速』『加速』!!

【ダメージで握りが緩んだ左手を、ただ長剣に触れさせるだけに留めて】
【其処から、長剣越しに、相手へと魔翌力を流し込み始める】
【もし妨害手段が何もなければ、相手は、頭上から強く地面に押し付けられるような感覚を味わうだろう】

【回避手段は、長剣から口を放すか、魔翌力の流れを阻害する事】
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 21:38:25.68 ID:Ofsjuac0
【街中】

やぁれやれ……大会って事もあるのか、ここら辺は閑散としちまってるなぁ……

【黒い質素なドレスの下に何故かズボンを履き、表が青で裏地が赤と言う不気味なマントを羽織り】
【手には先端に玉が施された細い金属製の杖を持ち、悪魔のような意匠をした禍々しいデザインの金の冠を被った】
【腰まで届くような銀の長髪が印象的な「少女」が】
【辺りを見回しながら、ゆっくりと歩いていた】

――――せっかくだから、俺はこの赤のゲームセンターで時間をつぶすぜ……!

【暇を持て余しているのか、適当に目に付いたゲームセンターへと足を踏み入れようとする】
【そのゲームセンター、特に何が「赤い」と言う訳でもないのだが……】
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 21:39:15.00 ID:Udu1kPco
>>139

ハッ――――

【自身に向かい飛来するブーケ】
【其れが高魔力の集合体であることも、破壊的な力を秘めていることも看破した上で】
【ジャリ……と鎖を鳴らしながら、振り上げた剣に力を籠めて】
【ただ一点。其れにだけ視線を向け、研ぎ澄まされた一撃を――】

――――アアアァァァァァァァァ――――ッッ!!

【――繰り出した!】
【鎖により固定され、剣を振る動作を行うことが出来ないが】
【凝縮された魔力は発射する命令を下すだけで其の力を発揮する】

【ブーケと正面から撃ち合うようにして放たれるは、極大の魔力爆発】
【リィオの正面で爆発同士が重なりあい、互いの音色を綺羅びやかに、荘厳に鳴りたてさせ】
【夜の草原にたった二人のオーケストラを響き渡らせた――】

――――――……

【――カラン……。と、リィオの装甲が剥がれ落ち、バックラーが地面に転がった】
【腕には既に力は宿らず、弱った握力は止まぬ痙攣を続け柄を握るだけで限界だ】
【爆発の余波に巻き込まれたリィオの身体は、ダメージを負っていない箇所を探すことも難しい】

【しかし――彼女は立っていた】
【其れは勝者の証か?勝鬨をあげる一人の騎士の姿か?いや――】

――――……私の負け、ですね。
いえ、とうの昔に勝敗など決まっていたのでしょう……。

貴女の術を好ましく想い、魅了されたその時点で……
私は勝ち筋を失っていましたよ……。
良い物を見せていただきました……有難う、御座います

【――ふわり……と、母性的な微笑みをメアリに向けながら】
【包みこむような温かな声で、自身の敗北を認めた】

【戦場となった草原に、柔らかな風が吹き抜ける】
【秋気の中を駆け去る南東の風は、二人の頬を擽るように撫でて通り過ぎていった……】

【リィオ・テュエライvsメアリ……勝者:メアリ】
【星の譲渡、二つ。リィオ残り星数三――――――――。】
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 21:40:54.97 ID:aLxc1dIo
>>142

【彼女は彼の痛みを殆ど気づいていない――――……故に、そこを狙った攻撃など出来ない
その為、彼女のする攻撃は、どうしても、クリーンヒットを与えるには弱すぎるだろう】


……それを知って、余計負けられなくなりましたね――――私も、この星は――――……受け継いだモノです
だからこそ、差し出す相手も、私の全力を、上回る相手で無いといけないんです


【身体の底に響くような、ダメージは重く、彼女の右手は腹部へと添えられている
その為、彼女の迎撃は、左手によって行われる、こととなる】


さあ――――……これで、終わらせます……っ!!
Dead Memories=I!


【左手からワイヤーを伸ばし、彼女はすぐさまソレを切断――――……
取る戦術は同じく、ワイヤーの過去の記憶――――つまり高熱≠フ再生
そして、奇しくも、彼が取ろうとした策と、同じ】

【寸刻、燃え上がるであろう――――……落ち葉、勢いはそれなりに凄まじく
いくら、ライクが耐性がある、としても――――そのままでは、苦しいかもしれない】

【――――……逃げ道があるとすれば、落ち葉自体に、であろうか
落ち葉自体の強度は触れれば直ぐに消えるほど脆く、裏を返せば、燃え盛っているものの
それ自体に衝撃を加えれば、炎は確実に消えていくのだ――――……】
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 21:44:14.57 ID:b.eRMkAO
>>137
【脇腹を抉ったものを含め、「雹」は暫し空を飛んで行くと、ある一点にて罅割れ蒸発する】
【どうやら能力によって産み出された「氷」等がカタチを保っていられる時間は、そう長くないらしい】

ぅ、……ふふっ――実に、良い目をしている……!
行くぞ、カゲツ!このレペンスに、君の底力を魅せてみろッ!

【……腹のダメージや「毒」が存外に身体に響いているのだろう、しばしば速度を落としながらも】
【レペンスは高らかにそう叫び、足を止めずにカゲツへ接近。互いの間合いに充分踏み込んでから】

――はぁぁあッ!!

【左右へ振り抜いた二剣を、少女の両側から挟み込むように振るう】
【「冷気」「水」及び「氷」は発生させず、ただ、ただ純粋な剣撃≠与えんがために――!】
【――但し、黒装束の人物はまだ成りたての“ひよっ子剣士”……彼女の放った攻撃は酷く大振りだ!=z
【必然的に生じるのは大きな「隙」!その隙を、カゲツはどう活かすか――!?】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:45:57.85 ID:HNUdc7so
>>146

――ッぐ、あァっ?!!

【唐突】
【何者かが上方からのしかかってくるような感覚に襲われる】

【下に押しつけられる事によって勢いは軽減、ベンチの手前で止まるが】
【リジィは左側を上にした横向きに倒れ込んだ状態から動けない】

(―――な、誰………ッ!)
(いや、別の誰かに乗られてる感じじゃねェ――何か、"何か"されてる――!)

―――――――――ッ!

【自身に起こっている出来事を未だ把握できず】
【咬み挟んだ左手の長剣を力任せに思い切り引っ張る】

【腕の筋力も少女一人を持ち上げられる程度にはある】
【抵抗しなければ、剣を?ぎ取られるかリジィの方に引き摺られるだろう】
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 21:46:27.88 ID:c4DaRYSO
>>135

【見渡せば石畳の敷かれた、城へと続く長大な往来。俗に言うメイン・ストリート――今亡き王子の名を冠す、プレシール通り】
【なんか黒いの、としか形容出来ないような格好の、ひょろりとした長身痩躯が、ぽつりと其処に】

……さーて、と。如何したモンだろーね、此れから。
参加したは良いものの、お相手さんも見付からないし……場所、間違えたかなぁ?

(時間が時間だ。ちゃっちゃと済ませて宿に帰った方が、明日にもよさ気な……あれ?)

【ブラック・スーツを着崩して、上はソフト帽から下はレザースニーカーまで同色に統一。ある種、葬儀屋じみた装い】
【色彩と言えば、ちらりと覗く白のカッターシャツと、鈍く輝く銀のリボルバー位のものだろうか】
【へらり、飄々とした――――悪く言えば軽くて微妙に胡散臭い笑みを浮かべて、彼は所在なげに周囲を見回しつつ歩いて来た】

【――――ちゃら、ちゃら。手袋に包まれた左の掌の上、月照を映した金色の五つ星が擦れ合って、小さく澄んだ音を奏でる】
【闇も深ければ、顔だけが夜に浮き上がるような出で立ちに、些か怪しい雰囲気。大会参加者=\―――か】
//まだいらっさいますかー?
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 21:48:40.76 ID:N6eFScEo
>>148
【爆発による衝撃でヘッドドレスが吹き飛ぶ】
【もはや魔力は尽き、之が文字通り、最後の技となる】

さぁぁぁぁ……

【爆発が消えて行き、そこに現れたのは――立っていたリィオだ】

――、流石ですわ、ね。

【寂しげな微笑を浮かべ、自らの敗北かと思う】
【だが――】

カラン

【――、敗北ではなかった】
【リィオの微笑と、言葉を聞き。心の中をメアリの語彙では説明の仕様もない感情が埋め尽くしていく】
【歓喜――?否、之はもっと複雑で名前のつけられないものだ】
【リィオに、花のような微笑を見せ、メアリは言う】

勝利の歌を――謳わせて頂きましたわ――。
私の歌を聞いていただき、感謝ですの。

【深々と、リィオに礼をする】
【メアリは自己の初勝利が、この騎士で良かったと、心からそう思えた】
【勝者は、メアリ。星を二つ手に入れ、メアリの星は5つ――初期の数に達した】
【ここからならば、賭け方によっては本戦にも――】
【本戦で戦うと宣言したあの男の為にも、メアリは強くなろうと、ココロに決めたのだった】
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 21:50:33.77 ID:Udu1kPco
>>153
/お疲れ様!
/そしてお付き合い、有難う御座いましたー!
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:51:23.68 ID:QWXb2bYo
>>138

…惜しいぜ!勝つために出来る事全部やるのが好きなのさ!欲張りによォォォ〜
貰える物は病気と負債以外は全部手に入れるのもオレは大好きだ

【見える、後ろに相手は何かやって来るのが見える】
【おそらくこっちにぶつけてくる、真っすぐ来るのだろうか…】

【ダンッ!と地面をけって後ろにジャンプを行い回避の用意をしながら彼が行うのは逃げ撃ち】
【両方の銃から一発づつ、おそらくは悪あがきと分かりながらも】

/ただいまー
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:53:11.76 ID:FUyKIKIo
>>151

(力で対抗するなら、それも良し……然し、これは所詮試合=j
(殺害を目的としないなら………相応のやり方もある)

【魔翌力を長剣に流しながら、左手の握りを少しばかり強くして】
【その代わり、両足の力を一気に抜いた】
【引っ張られるまま、少女はリジィへと近づいて行く】
【立ち位置からすれば、リジィの顔の側に少女の足が近づく形になるだろうか】

……些か卑怯な手段では有りますけれど

【そして少女は、背のライフルを右手に持ち】
【その銃口を、リジィの右胸へ向けようとする】

殺さなければ良いなら、死ぬギリギリの重傷は認められますわね?
無意味に傷付けるなどは私も不本意。大人しく諦めて下さればよろしいのですが

(……殺し合いじゃないなら、ハッタリは使いやすい)
(失敗した所で、それで負けが決まる訳でもないのだから)

【実際に仕留め様とすれば、先の口も有るし、回避される危険性も有る】
【だから、敢えて攻撃をせずに、その素振りだけ見せて降伏を促した】

【尤も、このまま地に伏せていては撃たれるまでそう遠くもない】
【対策を見つけられなければ、引き金を引かれる事は間違いも有るまい】
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:53:36.95 ID:fUqzkQAo
>>150

(やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、痛いのはいやだ、いやだいやいやいやいや)

【ふー、ふーっ、と。獣のような荒い呼吸、ぐらぐらして、支えの役割を果たしているのか疑わしい脚】
【刀を握る手が小刻みに震え、口から血が零れ出ようとも。少女は立っていた】

(……でも、でも……)

【両側から。鋏のように迫り来る刃】
【エモノの数が違うのだ、片方を処理できても、もう片方で喰らうだろう】
【――防御は、無理だ。ならば、と少女は思考して、刀の切っ先をレペンスに向けて】

………………負けるのは、もっと、嫌だッ!!!

【選んだ行動は――「全速力で、レペンスへ突っ込む」】
【剣を大きく振るうレペンスの、腕の中へ。切っ先を、彼女の腹へ向けたまま】

【黒の少女の刃と、白の少女の刃】
【モノクロームのふたつは、まるで抱擁でもするかのように――交錯する!】
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 21:56:49.01 ID:CiGL5pc0
>>149

俺は・・・負けられん・・・!!!リイロの嬢ちゃんに謝りに行く為!!
そのリイロを攫った奴を見つけるために!!
【ここで出る一言───以前彼の不注意で悲劇に招かれてしまった人の名前】
【それが・・・攫われた?────大会で目立つ事と攫われた事と何の関係が?】
【瞳に出る強い意志は───この事か?──】

終わ・・・らせて・・・堪るかァァァァァァァァァァァッッッ─────!!!!!
【炎は高熱は・・・上へと行く・・・だったら・・・】

【身を屈めて膝を曲げて体を下に持っていきながらまた前進、いや、その勢いは突進か・・・その勢いで、消せるか解らない、炎を】
【屈め方が少し妙だ、彼の利き腕、右腕とは反対方向に屈めている】
【この身が・・・限度を越えないうちに!近づく・・・!】
【幾ら衝撃で炎が消える可能性があっても消えるまでの時間がこの身を焼くのだ、その身を焼き尽くす前に!】

【彼女に上手く近づく事が出来たのなら】

【リーチに入り次第、その身を伸び上がらせると同時に】
【フックとアッパーの中間を描く体重を乗せたパンチを繰り出すだろう】
【隙が大きい、この拳は・・・だがそれだけあって威力の事は言うまでも無く高い・・・!】
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:01:58.82 ID:HNUdc7so
>>156

【少女の"宣告"に、返すは一言】

――――やってみろ………ッ!

【言うが早いか、左掌を地面に水平になるようにしながら、下げる】
【少女がこのまま剣から手を放さないつもりなのならば、左手を地面に付くほどに下げなければならないだろう】
【そしてリジィに十分近づいた状態から目一杯左手を下げては、右手のライフルの可動範囲はかなり限られる】


【リジィは、動かない頭でじっと銃口だけを注視している】
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 22:04:15.75 ID:1swMSnI0
>>152

【夜の静寂に波を立てる、星たちのさざめき―――暗夜路に浮かび上がった、白い顔】
【自分の方に歩いてくるのなら、歩み寄る必要はない。右手で胸のバッジをぴん、と弾いて、誘うだけ】

……相手なら此処に居る、場所を間違えたかどうかは知らん。
何故か? ………何処其処でやれ、などと言う規定は無い。言うなれば金の国がリングだ。

【男とは対照的な―――良く言えば、遊びが無い。悪く言えば、面白みの無い仏頂面と、抑揚の浅い声を向けた】
【聞いても居ないのに理由を付け加えて、今度は体ごと青年の方に、重い二歩でくるりと向き直る】
【そして、視線は俄かに絞られ、眉の描く弧は摘まれた様に歪み―――相手を探っている、そう思えるかもしれないモノに】
【なお、余談―――寧ろ、「頭部を破壊したら失格」の方が、この大会には合っているでしょう】

/少し反応が遅れましたが、居ますぜー!
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 22:05:22.89 ID:puc.JPMo
>>145

【 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ 】 【海面が盛り上がり――そして】

【それは津波となり、相手に襲いかかるッ!】
【最初こそ、高さ,幅,奥行き全てが2m程だったのだが】
【それは海水を、砂を飲み込み、"徐々に肥大し行く"!】
【もっとも、『押す力』が強いだけであって、与えるダメージはそこまででもないだろう】
【やや、砂が痛いかもしれないがそのレベルだ】 【また、傷口に海水が当たった時、沁みるかもしれない】

【その津波は、ある程度進むと消えるだろう】

【また、その攻撃の結果に問わず、彼は海からゆっくりと現れるだろう】
【ただし、鎧は空気の鎧ではなく海水の鎧を纏っている】
【現れた彼の腹部からは、血が水道水のように流れていて、それでもって海を染めていて】
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:06:14.04 ID:FUyKIKIo
>>159

では、遠慮なく

【一言返った瞬間に、少女は躊躇なく行動に移る】
【可動範囲が限られようが、狙いをあれこれ変える訳ではない】
【そして極端な事を言えば、銃口が密着している状態で放っても問題は無いのだから】

【左手を下げて腰を折った様な体勢、それでも向けた銃口はそれず】

【右胸、決して致命傷は与えない様に、狙いを付けて】
【そのまま引き金を引こうとする】
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:07:53.08 ID:nGZsBsgo
>>155

甘いぜェ探偵サン、オレ様の“力”を舐めて貰っちゃァ困る

さァ≪“仁王”≫―――――≪“風神”≫ッッ――――!!!

【ゴウッ、という音の鳴る強風――それでこちらへと飛来する弾丸を横に退け】
【また同時に背後の金剛像が姿をはっきりとしたものに変えていく】
【更に変化はもう一つ―――“仁王”から強い風が懇々と吹き出しているのを感じるはずだ】

【“仁王”は番天に付いて回るものらしく、徐々に下降する彼と共に地に下りて】
【止む気配の無い風をビュウビュウと吹かせながら相手を睨む】

―――風ってェのァ“無形”だ、形が無いから“風”なんだぜ探偵さん
オレ様も一緒・・・・・読もうと思って読めると思うなよォ、・・・・っと、あと一つ

『オレ様の距離に入ったなマヌケ』――――!


―――――――≪“疾風双刃”≫ッッッ――――!!!

【延々と吹く風は“溜め”を必要とさせず、瞬く間に青年の両手に風の刃が出来上がる】
【半月型で、鋭利―――40cm程の大きさであるそれを相手の腕を狙って送り出す】
【飛来する速度は人の走る程度、風であるからか少々見え難いだろう】
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 22:12:07.14 ID:OlluCUSO
>>161
ちょっ!?……洒落にならねえな!!
【津波を見て】

くっ……ええい!!一か八か!!
【直後、海里から正体不明の力が、流れ出し顕現した力が、何かが取り巻き、自分に襲い掛かる津波の力を弱めようとする】

ぐっ…
【砂や海水は防げたが押されるだろう】
【海里の手には、何時の間にか奇妙な絵柄のカードが握られている】

【そしてヴァルトスラットを睨む】

/おかえりんこ
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 22:12:25.96 ID:b.eRMkAO
>>157
【交錯。全く色彩の正反対な二人は、互いに衝突し――……】


――――、……、ッあ――…………


【 ――――    “カチン”】


【“振り切った刃が触れ合って”、“無機質な金属音が”、“カゲツの後方で鳴り響いた”】

【白い少女に新たな傷は出来ていない筈だ。代わりに、黒い少女の腹部より鮮烈な色彩の赤色が流れ出す】
【生温かでどろどろしているバイタル・サインは流れ続けて、一方カゲツは確かにレペンスの腕の中】

……負けるのは、嫌かい、……カゲツ?

【囁くが如く小さな声で少女に問い掛ける黒装束の女の腹を――】

ふ……、心配するな……
――だって、君の“勝ち”だからな……

【――確かに、少女の刀が穿っていた。】
【立ち続けるレペンスは、手の塞がったまま器用にカゲツの身体を抱き留めている】
【覗き込むエメラルドグリーンが、相手の少女の様子をじっと眺めていた】
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 22:14:46.32 ID:aLxc1dIo
>>158

【炎を抜け、眼前に躍り出る――――……彼
本来ならば、彼女の常識ならば、もっと――――理知的に、ロジック的に、回避すると、思っていた
しかし、その予想など踏破し、彼は乗り越えて≠ォたのだ】

【回避するには、彼女の能力では限界がある
攻撃の軌道は、彼女の中心を狙っており――――……回避には、非常に大きな動作が必要
ともすれば、残る選択肢は――――防御=z

【――――……しかし思考に入る幾重もの道筋も、そのどれもが答えには程遠く
積み上げられていく、塵の山――――……そんなことをしている内に、彼の攻撃は――――……彼女へと迫る】


誰かの為に戦うのは――――……素晴らしい事です
ですが――――……その為に、自らを傷つけるのは……っ!!


【彼女の思いは、この言葉に集約させられる――――……彼の思いは、十分に推し量っている、つもりだ
以前、彼にも聞いたのだから、彼の悩みを、そして、少しは手助けをした、つもりであった
しかし――――己の身を省みず、ただ燃え続ける彼は――――……あまりにも、見ているのが――――……辛く】


……気づいて下さい――――貴方が傷ついたら、悲しむ人がいるってことに――――……!!


【右手首のリングから零れたワイヤーを、右手で握りそこから上空へと伸び、くるり、と彼女の後方の木の枝へと絡みつく
すかさず――――今まで通り、ワイヤー≠高熱状態へと変化させる――――……否、違う――――今までとは、決定的に】


っぁ……ぐぅ――――……んぅ……!!


【思わず、零れる痛みは、手のひらを焼く痛みはワイヤー≠ェまだ、その形を維持していることを示す
彼女は離さない≠サのまま――――……下方向へと力を加える
高熱による、ダメージは、人だけでなく、木々にも――――被害を与える
彼女のか弱い力では、無理なことも――――消耗の後なら、十分な筈だ】

【鈍い音を立て、零れ落ちる、木の枝……それなりに太いそれが、落ちてくるだろう
丁度、彼女の眼前に――――……しかし、高い、彼の拳の上である――――……楯≠ノすることは非常に難しい
それを補うのは――――彼女の、左手――――……枝へと触れ、そして、言葉を爆ぜる】


Dead=\―――……Memories=\―――!!


【枝は姿を変える、文字通り――――過去≠フ姿へと
彼女の能力の果てを見せる、満開の、巨大な広葉樹が、そこへと――――彼女の眼前へと躍り出るだろう
通常の木と異なるのは、キチンと根が生えておらず――――非常に、不安定である、ということか
このまま、いけば、彼女の眼前に現れたソレ≠ヘ、彼の拳を、防ぎきろうとするだろう
真っ向からぶつかるべきか――――はたまた、矛先を変えるべきなのだろうか――――……!!】
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:20:25.01 ID:HNUdc7so
>>162

【ばすん、と】
【銃弾はカッターに大きく穴を開けるだろう】

【血は流れない】【勢いに仰け反りもしない】【ただ、銃声の残心だけが公園に響き渡る】
【手応えの無さを、少女側もすぐに理解できるだろう】

(――――二回目)
(そろそろ、早めにひっくり返さねェと不味い……!)

【リジィの取る行動は二つ――】

【まず右手を伸ばし、剣を握る少女の左手首を思い切り握ろうとする】
【成功すれば少女の手首を砕かんばかりに"締め"始める】

【同時に体を丸めるように左膝を腹まで持っていき、】
【少女の右手に構えられたライフルを左爪先で蹴り飛ばそうとする】
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 22:21:08.54 ID:puc.JPMo
>>164

・・・・・・
【海から出てきた彼】 【流血も酷く、立っているのも辛そうである】

ふゥゥ〜・・・・・・
【彼は、海水の鎧の代わりに、大地の鎧を纏う】
【そして、右手に力を溜めて――――】

(流石に・・・此処から持たせるのはきついぜェ・・・)
(ならば、捨て身で・・・反動を覚悟して、――――攻撃をするしかねェ!)
【ドゴオン!】 【地面を、おもいっきり叩く】 【すると】
【――そこから、"小さな小さな"『ヒビ』が生まれ、相手の手前へと進んで止まるだろう】
【そのヒビは、せいぜいアリが落ちれば良いほどの小さなヒビだ――――】

/ただいまん・・・ゲフンゲフン
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:23:10.57 ID:fUqzkQAo
>>165

は、……は、――――ッ

【レペンスの胸へ、凭れ掛るように】
【身体を倒して、浅い呼吸を繰り返す】

……く、は。……え、へへへ……や、たぁ――

【こぽこぽと音を立てて、脇腹に開いた穴と走る切り傷、それから口。三か所から器用に血を流して】
【目の前の、黒い少女の血と混ざり合い、地面を汚す】

【少女は、笑っていた。戦いの最中に見せた、嫌らしい亀裂の笑みではないそれを浮かべて】
【能力により創り出された刀、レペンスの身体に回る「毒」は――操るものが居なくなり、消え失せた】

【――――勝者・白坂カゲツ】

/ありがとうございましたーっ!
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 22:27:12.47 ID:CiGL5pc0
>>166
【言葉が耳に痛い───人のため?・・・それは・・・どうなんだろう──違う気がする】

【だから、言葉を紡がなくては──誤解だと・・・人の為ではなく】
違う・・違う、人のためなんかじゃない・・・!これは俺がやった馬鹿だ・・・!
だったら!!その落とし前をつけるのは・・・自分でなくてはいけないのだッッ!!!!

【悩んでいるのだろうか、彼は・・・辛いかもしれないが悩んでいないのかもしれない】
【辛いけれど・・・ただ自分のやったことだから自分が頭を下げて出来る事をしなきゃいけない──それに一心に向かっているだけかも】
【例えこの身が燃えていても、植物人間になるほどにショックを受けた人は、今の自分より辛かったはずだから】
【だから・・・体は動く、動かせる────!!】

ウゥゥゥゥゥゥゥァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッ!!!

【此処で彼の愚直、真っ直ぐな性格が出る】
【盾?そんなもの、打ち砕け!!】
【ただでさえ、この拳は強靭、余計な盾がそれを阻むなら】

この手に魔力を!!!
【純粋な威力強化のため、そのために魔力を篭める──此処で普通の人間なら炎を選び、それで木を燃やそうと考えるだろう】
【だが、彼は愚直な一面がある──その一面が盾を砕くと、燃やすより非効率な手を取った】
【仮に木の盾を砕けても木を砕いた頃には魔力は残るまい。肉体の勢いに任せた拳が残るのみ】

・・・これが・・・これが・・・!
【先は紡がれるか?この拳、このパンチの名前を】
【きっとその先が紡がれるとしたらそれは盾を砕いて拳を当てられた時だけだろう───】
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:28:01.18 ID:QWXb2bYo
>>163
【一歩引く…最初に自分が射撃し、拳を放った所よりもさらに後ろへとたどり着いた所で】

さあ…来るかッ!!

(多分避けられねえ…!だから、ここは…腹ァくくっていきますかよッ!)

【両腕を身体の前でクロスして身構え、仁王の攻撃に備える】

(さあ思い出してみようかッ!ドラっちから教わった戦いの思考と言う物を!戦いの思考その1…敵の立場で考えよ!
その2…恐怖をわが物としろ!呼吸を乱さず戦える…その三、北風はバイキングを作った…厳しい北風とはすなわちピンチ
厳しい北風は気骨あるしたたかなバイキングを生む…ピンチを逆に勝機としろ…!それらの戦い方をモノにするのがオレに求められたこの大会での課題ッ!!)

【偶然にも…ノビタは相手が自分から見て北の方角にいるのをふと見えた星のおかげで理解し…ちょっとの苦笑と燃えたぎる闘志を身にまといながら】

…きやがれ北風ッ!まず…おまえにぶちのめされる覚悟は出来たぜッ!

【北風は吹いた、ノビタを切り裂かんとこちらへと拭いた、身を低くして…しかし目を凝らして相手の攻撃はいかなるものかを知りに行った】
【通り過ぎ様に切り裂かれたのを悟った…左腕!…肩から肘にかけての部位にその刃をモロに食らってしまう!】

ぐ…ううッ、イテェッ!!全然ダメだった…!ダメだったがよォォォ…!決してオレにどうにかできない相手ではないな!
さあ…次はオレが…お前をぶちのめす覚悟を…お互い腹をくくって決める番だなッ!


【彼は何を言っているのか?よくはわからないが…そこそこ左腕に大きなダメージを与えた…】
【彼は痛みを抑えてはいるが…冷静に左の銃のリロードを行っている…】
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:28:50.65 ID:FUyKIKIo
>>167

………仕留めt

(仕留めた、筈………?)
(何かがおかしい、明らかに………)
(…………しまった!)

【この少女が想像した相手の能力は、「手に口を出現させる事」】
【本来なら予想が付いてしかるべきだった、出現個所の可能性】
【「全身」という可能性に、気が向かなかった】

(弾を入れ直す暇が無い、ライフルは……)
(まずは一度間を)(武器を奪って)(出来る事は)

【混乱する思考の中、右手がライフルから放される】
【弾丸を失ったそれは、リジィに蹴り飛ばされてやや離れた位置へ】
【掴まれた左手は、締め上げられてうっ血を始める】
【特に強度が有る訳でもない。長時間此のままなら、ダメージは増して行く】

【何よりも、武器を取り戻す事が先決。その判断は変わらない】
【空いた右手を、長剣に触れさせて】

………くぅ……このっ!

『上方』『下方』『始動』!!

【右手から長剣に魔翌力を新たに流し込む】
【魔翌力が妨害されなければ、長剣に噛みついている口が、無理矢理押し開かれようとするだろう】
【もし食いしばる歯を緩めれば、少女は長剣を後方に引き抜こうとする】
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 22:33:32.91 ID:b.eRMkAO
>>169
君はそう笑う方が、……きっと可愛いだろうな

【細められる瞳は、存外に穏やかなもの】
【腹部を貫かれても、彼女は呼吸を荒らげるのみで顔を顰めることはない】
【やがて失せる「毒」に安堵の溜息を一つ。新鮮な空気を改めて肺に取り込む】
【――暫くして、レペンスは応急処置を施した後。カゲツと共に、大会会場・医務室へと行くのだろう】
【腕の良さで評判の治療班が、彼女らの治療に専念してくれる筈だ……――】

/お疲れ様でした、ありがとうございました!
/wiki編集しておきますねー
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:35:12.12 ID:fUqzkQAo
>>173
/わ、ありがとうございます! わざわざすみません
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 22:35:24.75 ID:aLxc1dIo
>>170

【パラリ、と砕け散る木――――……彼女にとっては、予想もしていなかった事であろう
故に、対処は遅れる、彼の渾身の一撃を、いわば、無防備で直撃してしまうのだ】

【――――……声が出ない程の、一瞬――――……彼女の身体へと、拳が沈み込んだ】
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 22:37:56.64 ID:c4DaRYSO
>>160
【――――ひゅう。己の鳴らした其れでない漣の一つ、目を向け確認すれば、軽く口笛を吹いて応じ】
【綺羅星を胸ポケットに仕舞い込むと、返す手でホルスターの内の鋼を引き抜く】
【射撃態勢に移るでもなく、くるくるとトリガーガードに指を引っ掛けて弄ぶ】

――――成る程ね、其れは重畳かな。そう長引くと明日に差し支えるから、さ。
確かにまあ、道理。そう言えばそうなのだけれど……さておき、二つで好いかな?

十有れば安泰とは言い難くも遊びが出来る。負けても、全賭けすれば取り返せる。

【ガン・スピンを熟すだけの空白が有ると言う事は、作動方式はシングルアクションか。当然、撃鉄は上がっていない】
【浮かべた笑みは人懐こくも、何処かチェシャ猫じみていて。心情を読む事に長けるならば、仮面のようだとも見て取れる其れ】
【さて。歩み寄りつつ、青年は撃鉄を押し上げ、銃口を虚空に掲げた――――合図≠セろう】

【距離が約4〜5mに詰まり、互いにとって過不足の無い物に為ったなら。乾いた音色を皮切りに、戦端は開かれる】
//では宜しくお願いします!
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:39:26.70 ID:HNUdc7so
>>172

ッこの………!

【ライフルを蹴り飛ばしたその足で、今度は勢いよく膝を伸ばし】
【少女の喉元を突くように蹴り、距離を離そうとする】

――――――――?!

【同時に正体不明の力が左手の口に掛かり、】
【突然の事に力を緩めてしまう】
【抜こうとしているならば、少し力を加えるだけで抜けるだろう】


【もし頭を押さえつける力から解放されたなら、直ぐに起き上がり体勢を整えようとする】
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 22:40:13.41 ID:OlluCUSO
>>168
(皹…だが小さいね。けど油断しないよ)

ペルソナ!!!
【カードを握り潰すと、カードが黒い靄に変わり、海里の前にあらわれ】


奏でろ!!《イスラーフィール》
【黒い靄は、全身を黒い布で覆い、口だけを露出した黒い仮面を被っていて、右手にラッパをもった天使の女性の姿になり】

『♪〜♪〜♪〜』
【イスラーフィールがラッパを吹くと】
【そこから音の衝撃波となる】
【だがイスラーフィールの能力は音の衝撃波にあらず】
【音の衝撃波に地形の力を加える……つまり】
【波が荒れ、砂が舞い】
【水と砂が音の衝撃波と混ざりあい】
【砂と水と音が混ざった螺旋状の衝撃波がヴァルトスラットへ向かうだろう】
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:40:38.59 ID:nGZsBsgo
>>171

避けねェか・・・・・心意気だけじゃァ戦いに勝ちァ無いんだぜ?
今のはまだまだ序の口、次ァ痛ェじゃすまねェぞ――――!

【仁王より吹き来る風を身に纏い、ギラつく牙を覗かせて】
【腕を組むという行動はただの余裕か――――否、集中の為】
【自身の左右、仁王それぞれの前方にうっすらとした3m程の車輪が姿を現し―――】

オレ様の距離に入ったこと、うだうだと“そんなモノ/銃”に頼る事・・・・
テメェの負ける原因は全てテメェにあるんだぜェ探偵さんよォ――――

――――――≪“風車”≫ッッッ――――!!!

【“仁王”の為せる技だろうか、巨大な風車――見た目は水車のそれに近い―――】
【それはアッという間に出来上がり、ガラガラと音を立てて凄まじい勢いで相手へと進んでいく】
【大きさ故か軌道は読みやすいが威力や質量は桁違いの一撃である】

【だがこの攻撃の間、“風車”が現れてからはほんの少しだが風が凪ぐ】
【理由は不明――――だが“仁王”と青年の笑み、良い予感はしないはずだ】
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 22:40:59.07 ID:1M7mlvMo
【路地裏】

【暗い面持ちの青年が壁に背凭れていた】
【裾の長い白衣に色白の顔、身長は160台後半の青年】
【左手には身長に近いほどの大きさの刀を持っている】

【青年は酷くつまらなさそうな表情をしていた】
【その視線の先には不良が倒れている】
【それも一人ではなく何人も】
【彼が倒したのだろうか】
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 22:41:26.21 ID:CiGL5pc0
>>175
【炎と火傷が蝕む体】
【もし・・・これで沈んでいなかったらそれこそもう彼には打つ手が無い】

【全体重をかけるパンチ、その名は──】

これが・・・・・ガゼル・・・パンチ・・・!!!
【だが、彼はこれに全体重どころかこの戦いの全てを賭けた、賭けてしまった】

【拳を叩き込み終わった後、彼は左膝をつき咳き込む、それは酷く酷く激しい】
【これ以上無い隙だ】
【炎が色々と体を蝕んでいたようだ、炎がある中では呼吸は難しい】
【そんな中、全身の筋力を、酸素を使うパンチ───きつかったきつ過ぎた】

【敵は・・・シオンは・・・立てるか?】
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:47:14.22 ID:FUyKIKIo
>>177
【喉へ向かう足を、長剣を掴んだままの右肘でカット】
【外側へと長剣を振り抜きながら、それを引き抜く】
【長剣が体から離れた瞬間に、加わっていた力は無くなるだろう】

【だが、触れている場所は其処ばかりでは無い】
【何時までも左手を掴んで居れば、次の攻撃が来る危険は十分に有る】

(まずは一度、この手を引き剥がして……)
(此処まで一度もまともなダメージは与えていない、早めに一撃を加えないと)
(その為にどうするか………距離を取るか、近くで戦うか)
(片腕壊れてる状況で近接、この怪力相手は…………流石に無謀かしら)

(…………そう、この手が有るじゃない)

【引き抜いた長剣を、少女は右手一本で高く振りかぶる】
【蹴りを受けた分のダメージは小さくとも、ゼロでは無い】
【片手で振るうという悪条件も加わり、攻撃前に威力は低いと予想出来るが】

………はっ!

『―――』

【あまり大きいとは言えない気合いと、そしてそれに続く小さな呟きと共に】
【長剣の「柄を」リジィの頭部へ打ち下ろそうとする】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:48:22.97 ID:aLxc1dIo
>>181

【――――……ふわり、と浮き上がる脚は彼女の体重の軽さも手伝って
静かに、ぱたり、と沈み込んだ――――……】


――――……ぐぅ……


【目を閉じて――――どうやら気絶してる様子――――……後方の木にもたれかかるように座り込んでいる
当然の事ながら、立ち上がる様子も無く、彼の勝利と、見て良いだろう】

【――――……彼女の考える、可能性
それは文字通り、幾千――――否、幾万にも及ぶ――――それこそ、絲のごとき細い確率すらも
彼女はシュミレートし、とった、戦法】


【しかし、それを、彼は――――……真正面から打ち破ったのだ
思いの強さは時として、全てを凌駕する――――……彼女も何か、この戦いで学べればよいのだが
きっと、それは――――まだまだ、先の話】

【情熱が勝っていた分、彼の方が上手だったのであろう
彼女はあの時点では最善を尽くしたのだ――――……それで負けては、仕方ない、というもの】

【何はともあれ――――……勝者が決まった】
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 22:52:09.68 ID:puc.JPMo
>>178

ハァー・・・ハァー・・・・・・右腕が反動で・・・・・・・・・
【無理矢理、技の発動を短縮させた反動で右腕が痛む】
【勿論、流血、流魔翌力は止まらない!】

【ヒビの行方――】
【相手はその場から動いていない】 【行ける、これなら行けるッ!】

なッ・・・!
【だが、彼は――迫る、螺旋状の衝撃波】 【それを避ける体力も無く、そもそも鎧自体が回避を捨てたものだ】
【故に、その攻撃は――痛む右腕を無理矢理動かし、それを盾にして受ける】
【左腕は動かせなかった】 【攻撃は鎧を砕き、身を裂いて】 【ズササザサ・・・と、彼を大きく後退させる】
【その軌道は、脚の進んだ跡だけではなく、流れだした血でも分かる】

やべェ・・・ダメージが・・・・・・ッ
【先程のヒビから、"溶岩"が噴き出す】 【量は大体、1リットル程だろうか】
【特に何の変哲もない『ただの溶岩』――】 【∴――故に、危険ッ!】
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:54:08.92 ID:QWXb2bYo
>>179

…ハハン、だろうな…まだ左腕ちょっと切れ目入っただけ、これが真打ちのわけはねえか
OKOK!かかってきやがれッ!ホッパァァァァ―――――――ッ!!!

ハイジャンプッ!!!!

【再び前に差し出していた右脚を…思い切り地面に叩きつけて爆発!】
【それにより彼は…なんと上へ上へと跳躍!飛蝗の足を模した飾りはポンプアクションのための物】
【この空気圧縮による爆発での…跳躍のためにこの装備はあったのだ…】

どっかァァァァァ―――――――んッ!!!!!!

【あろうことか風車をその跳躍だけでみごと回避しきり…しかも思い切り勢いよく着地した…】
【ガキィン!と大きな衝突音、大きな衝撃でわざわざ派手に着地したならば】

…銃はオレの…唯一の長所だぜッ!それを言うならテメーだってほとんど能力ばかりじゃねーかよ
そんなものはオレの負ける原因になんかならない、今の世の中…力なんてものはクソガキでも手に入れられる

…そう、クソガキでも手に入れられるからこそ…

【その後の言葉は聞こえない、両手の銃はすでに彼の方向に向いているのだ】
【2歩後ろに下がり姿勢を低くして…彼は拳銃を連射するだろう】


…おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!


【左から3発、右から4発の弾丸が飛来、それぞれ零の右腕と肩に二発ずつ、左足に一発、胸に2発、左肩に一発狙いを定めて…】
【最後に右の銃から飛び出す弾丸は…『電撃弾』、着弾すれば…先ほど同様再び電撃が来るッ!!】
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 22:55:26.22 ID:OlluCUSO
>>184
【ペルソナは消え】

!!……アレはマズイだろ!!…
【息を荒くし、痛む身体に鞭をうちながら】
【熔岩が来る前に移動しようと右に走り出す】
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 22:57:40.31 ID:CiGL5pc0
>>183
【激しい咳も段々と落ち着き・・・カ、コホッ、という軽い咳を最後に何とか深呼吸に持ち込む】
【そしてシオンが沈み込むのを見ると・・・安堵と申し訳なさが滲み出た顔で何とか腰を下ろして、空を見上げる】

・・・っはぁ・・・っはぁ・・・──強い・・・

【強かった・・・仮にあの木が魔力を篭めた拳でも貫けず、仮にあの木が自分にぶつけられていたらどうなっていたか・・・】
【─── 一瞬身震いをする──想像したくない】
【剣は振るえなかったが体術における全ては此処で全てをさらけ出した────剣をメインで戦ってきた彼には、これが初めてだ。今まで体術で戦ったことが無いとは言わないが】


・・・薬は・・・いるか、な?・・・何にせよ、勝手に持って行くのもアレだ・・・
(暫くは・・・こいつが起きるまで適当に待つとしよう)
【近い位置で待っているのも悪い、無礼と思ったのか】
【ふらつく足である程度の距離を離して、其処で彼は待つ───】

【あぁ、此処まで強かったか・・・そう思いながら】
【彼女が・・・自分の頼んだ事を無理なく成功する事を祈りながら────………】
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:58:17.34 ID:HNUdc7so
>>182

【蹴りはガードされるものの、大きく足を伸ばし】
【左手は放し際に一度強く捻り、そのまま距離をある程度置こうとする】

(中々、やっぱり面倒だなァ………!)

【このままの位置関係で立ち上がる事が隙に繋がると考えたのか】
【腰立ちのまま腕を曲げ、接近戦に対応できるような姿勢へ】

(「口」はまだ二回しか出してない……が、)
(そうポンポン出しても消耗するだけ……!)

【考える間にも少女が剣の柄を振り上げ―――!】

――っ!

【咄嗟の判断で、右手でパシリとそれを受ける】
【「口」は出しておらず、対策無しの単なるガード】
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 23:02:07.64 ID:puc.JPMo
>>186

【溶岩は、何かに操作されもせず、噴き出した位置からはあまり移動しない】
【その為、回避することは成功するだろう】
【もしかすると、跳ねた溶岩がそちらへと行くかもしれないが、威力はとても小さい】
【そして、溶岩は冷えて固まる】 【――しかし、触るとまだ熱い】

フゥー・・・ハァー・・・・・・
(かわされた・・・か・・・・・・) (体力も、そろそろ・・・限界だ・・・――)
【ゆらり、彼が揺れる】 【何を成すわけでもない揺れ、ダメージによるものだ】


 (――――"アレ"を・・・撃つしかない・・・・・・ッ!)

【彼は、鎧へ魔翌力を流しこみ始めた】
【――魔翌力に敏感な者ならば、それが分かるかもしれない】
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 23:03:41.90 ID:1swMSnI0
>>176

(……銃使い、軌道さえ読めれば『敷線』でも魔術ででも、落すのは難くないが)
(四方や其れだけで能力者に…大会に挑むつもりでは有るまい………増して、この距離……。)

二つ、ああ其れで良い。
勝ったなら多少は枕を高くして寝られる、負けても希望は終えない…。
良いじゃないか、何故って後腐れ≠ェ無い。

【思考を巡らせながらも、冷静かつ淀みの無い声を響かせつつ、小さく首肯した】
【何を考えているか分かったモノじゃないな、と―――確かに、そんな考えが頭を過るも、昨日戦った相手よりは余程マシだ】
【飢えた舌ならば、木の皮でも食べられるように……と言うと些か大仰に過ぎるが、普通に話が通るのが有り難い】

【夜天を銃口が突き刺し、号砲が鼓膜を揺るがし、蝸牛を流れれば―――スチャリ、ヤゴの顎よろしく敏捷な両手で、一本ずつナイフを抜いた】
【左手に持った方は、剣を受け止めるに適する、隆起した鍔を持ち、右手に持っている方には其れが無く、どちらも手に馴染んだダガー】

……教会≠ヘ異端狩り部所属、「ルブハティル=レヴィンツェン」。
…………―――推して、参るッ!

【くるり―――曲芸のように両方のナイフを一回し、留めて、強く掴む―――すると、どくり。掌から流れ込む、粒子型の魔力】
【血の流れを、外にまで延長した様な、天然自然にして、確固たる拍とパーソナリティを持つ奔流……其れを吸い取り、ナイフの形が変化する】
【構造はそのままに、紫色の禍々しい色彩が刀身に沁み込み、黒かった柄は、悪魔の革で拵えた様な艶と歪さを帯びた】
【異端狩り=\―――彼女の口から飛び出す肩書とは、暴力的なまでに不釣り合いである】

【どうやら、相手の動きを見る心算―――いざ≠サの時が来れば、長い脚も、しなやかな腕も、直ぐに振るわれることだろう】
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 23:05:57.66 ID:aLxc1dIo
>>187

【――――……寸刻して、彼女はパチクリ、と目を覚ますだろう】


……っ――――……やっぱり、ライクは強いですね
正直言って、勝ったって、思ったんですが――――……
やっぱり、まだまだ遠いみたいです


【そういって、どこか、満足げに微笑む彼女――――……
一種の陰りも混ざっていないそれは、恐らく、満足しているのだろう、この結果に
それはつまり、彼女が全力を尽くしたことを、示す証】


あ、それと――――……貴方のお願い、しかと、聞き入れました
理論上は、ですが、恐らく良い方法があります――――……また、いつでも呼んでください
こんな私で良ければ――――いつでも、力になりますよ


【そういって、よっと――――立ち上がった】

【まだダメージが抜け切っていないのか、ふらっと、一瞬ふらついた身体を
思わず木を背中に、もたれかかることで支え――――……彼へと手を差し出した
握手の意味もあるのだろう――――同時に、手のひらの中には☆が四つ、握られている】


――――……もし、本戦で会えたなら
今度は、絶対――――負けませんからね?


【僅かに首をかしげ、彼女は、その言葉を強調する
大人びた彼女――――よりかは、少し――――年相応の、女の子っぽい仕種で
そっと、その横顔を、紫苑色の髪の毛が、飾り立てた】
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 23:06:43.44 ID:FUyKIKIo
>>188
【殆ど使用不可能だった左手が、完全に使用不可能になる】
【違いが其処まで大きいかと言われればまた答えに困る所だが】
【其処から伝わる持続的な痛み、それすら増すのは文字通りに「痛い」】
【放された左手は、そのままだらりとぶら下がり】

………受けられたわね

【振り下ろした右手は、力を失ったかの様に、長剣を取り落とす】
【頭上へ柄を落とそうとした、その位置の為か、長剣はリジィの背後へ】
【取ろうと手を伸ばすにも、リジィの体が邪魔をして、そもそも左手が使えもしなくて】

……もう、こうなったら

(最後、通るかしら………?)
(何処まで化け物じみてるかは知らないけど………)
(………流石に、シマウマの様には行かないでしょう)

【現在、少女の武器は右手のみ】
【その右手で、リジィのシャツの腹部部分を掴もうとする】
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 23:08:44.71 ID:nGZsBsgo
>>185

チッ・・・・・ハッ、一つ教えてやるよ探偵サン
オレ様が能力に頼りきりだと言いたいようだが、違うなァ
テメェなんざ能力だけで十分だっつーの、お分かりィ?

【風車は交わされると空気と混じるように消え去って】
【自信の塊のよう言葉を吐き―――そこで銃口が向けられて】

(しっかし、こうまで小細工を使うヤツと戦うのは初めてかァ・・・)
(銃はまだしも電撃系統は―――――ッ!!)

っ、く・・・・・“カ”・・・“み”・・・・・グォ、ア・・・!

【丁度運悪くも凪のタイミング、急な風を吹かせるも全ての弾丸はそらしきれず】
【そのうちの何発かが着弾、感電する――――】

【後ろに仰け反った体勢、背後の仁王から吹く風によって倒れる事は無いものの】
【動くのは僅かに瞳だけ――――視線は相手の、その後ろに向けて】
【気付けるだろうか、その位置に小さな旋風が二つ発生していることに―――!】
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 23:11:56.72 ID:OlluCUSO
>>189
はぁ……はぁ……
まだやるのかよ……
【鎧が纏われてるのを見て、魔翌力を感じ相手がまだ戦闘する意志があるのを感じ】

いい加減にしてほしいな!!
【西洋剣に魔翌力をため、バチバチと音が鳴らし相手を睨む】

【こちらもかなり疲労している為】

【お互いコレが最後になるか?】
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 23:14:45.62 ID:IJlVLcSO
【金の国】
【その全域で「第九会大会」の予選が行われている中……】
【一人の……『とてつもない』雰囲気を持つ人物が、大通りを闊歩していた】

んっふぅ……食った食った。食った後は運動でもしたい所だが……

【黒髪で、髪型はツーサイドアップ、前髪は眉毛に掛かる程度で、開いているか閉じているか分からない糸目】
【服は所謂「ゴスロリ」と呼ばれている物。フリフリが沢山付いた黒い服で】
【赤と青の縞柄のニーソックスの上から黒いブーツを履いている】
【……ここまでは良いのだが、これらを着ているのは二十代前半と見られる「青年」だ。無論、女顔という訳でも無い】
【しかも、右手には「ショットガン」のような物を持っている……完全に危険人物だが】

まあ……「大会参加者」である以上は、やはり戦うべきか……

【左胸に煌めく、五個の「星型のバッジ」……この青年もまた、大会参加者】
【「大会参加者」という部分を強調して……周囲に聞こえる程度の、独り言】
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 23:15:34.70 ID:HNUdc7so
>>192

っ!

【その一瞬】
【明らかに少女への隙とその瞬間を】
【リジィは、背後に落下した剣を後ろに伸ばした右手で払い飛ばす行動に費やす】

【先程までの謎の力はこれが絡んでいると見たのか】
【あながち間違っても居ないが、そのコストとしてカッターの腹部を少女に掴まれる】


【次の一瞬で、右手を戻しその手を払おうとするが―――?】
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 23:19:52.47 ID:whJG65k0
【公園】

…………。

【綺麗に切り揃えられた黒髪、真っ黒な薔薇のコサージュ】
【喪服染みたワンピースに、黒いロングブーツを履いて】
【鈴だらけの黒尽くめさんにとてもよく似た、少女が】

【昼間はきっと、子ども達がサッカーでもしていたのだろう場所に立っていて】
【その目の前には、ちょっとだけ大き目の石ころ】
【そっと右足を引いてから、動作を見れば予想通りといえば予想通り、真正面に向けて、その石ころを蹴り飛ばして】

【もしも前に誰か居たならば、当たってしまうかもしれず。結構危ない、か、も?】
【※当たったとしてもそんな大きくないしそんなに痛くもない、はず】
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 23:21:48.11 ID:QWXb2bYo
>>193
【クイックローダーで右の拳銃をリロードしながら】

…おっとここで敗北フラグ立てちまったな最強さんよう!
オレは…テメェなんざ仮に小細工だけで十分だったとしても手持ちのカード全部叩き込んで
確実に仕留めてやると考えているのによォォォ―――ッ!!

【そう、まずは驕らない…こっちの戦いの数も決して少なくない、これまで自分の唯一の長所を必死に繋いで】
【それでなんとか能力者と渡り合ってきたのだ…無能力者の身のままで、だ】
【相手が着弾、感電する…】

【…そして、彼はなぜか嬉しそうな顔をして彼をじっと射抜くように、狙いをつけるように】

さあ…行くぞこの野郎ォォォォォ――――――――――――ッ!!!!!

【右脚のポンプが唸り始める、ガシュ、ガシュ、とエネルギーをチャージするように蒸気機関車のように音を立て始める】
【彼は前へと走った、助走をつけるかのように…同時に両の拳銃を構えて左右2発コントローラーのボタンを連打するようにガシュガシュと放つ…】
【しかし引き金を引くのが早すぎた、路面撃ち…地面に跳ね返る形で2発逸れて残る二発は零の両肩へと飛びかう】


【だがそれらの攻撃は次の技の布石か…続いて左足がまたドガンッ!と爆発しさらに加速】
【もう一度爆発、さらに助走をつけながら】
【どんどん距離をつめて…零へと向かっていくッ!!】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 23:22:32.40 ID:CiGL5pc0
>>191

・・・紙一重、正直な話、勝ったと言っても僅かな差だ・・・
───・・・そのテクニック目を見張らざるを得ない・・・

【心から、そう思う──もし仮に、ガゼルパンチを何とかしのぎきり、僅かでもシオンが攻撃できたのなら】
【本当に沈んでいた、自分自身が──】
【満足といえば満足だがそれを顔に出せない、それほど、疲れた・・・──】

あぁ・・・bP0、スノードロップは・・・会ったら早く自分から特撮ヒーローのように名乗りをあげるからすぐ解ると思う・・・
ミーナの嬢ちゃんは・・・長い翡翠色の髪の少女の容姿をしている。龍も人間の姿を取れると感心したよ

それと・・・この件に関してはシオン、お前だけが頼りだ。「こんな」なんてつける必要は無い

【龍の事は龍に任せる、だから彼はミーナなる者を故郷に送り届けたい】
【三者一同、中々難しい・・・だから彼女等の特徴を伝えておく──希望を託して、自分の力だけではどうしようもない事を】

【同じくふらつく足でそちらまで近づき、物を受け取るのに均整な距離へと】
【そして冷たい金属の右手で星を受け取り───生身の左手で握手を返そうとする】
【彼が右手が義手になってから、握手に右を使ったことは無い】

・・・そうだな、会えれば良いな
俺も出れるかは解らんが、精進する・・・出れるよう、また勝てるように

【実際、今度戦って勝てる自信は無い、だが諦める男ではない】
【・・・ただ努力しよう、強くなるためにも──目的の為にも】

【話すことは恐らく全て話した・・・彼は集積情報に載っている事を知らないから、ヴェイス家に関すること】
【仮に知っても言わないだろう───justiceの相手は多い、この件に関わればjusticeもまた・・・】
【ヴェイス家の私兵に立ち向かう気がする。それはあってはならない。組織の、彼女の負担は増やすべきではない】
【少なくとも彼らは・・・関わらない限りは敵対する事は無いだろうから・・・】
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 23:22:33.50 ID:puc.JPMo
>>194

・・・良い加減にしてくれ・・・だとォォー?
お断りだ――――俺だって・・・勝ちたいんだよッ! 大会の本戦に出たいんだよォッ!!
そして・・・自分の力を確認できたら・・・・・・
【そこまで言い、言葉に詰まる彼】 【果たして、これ以上言っても良いものだろうか】
【これは私事だ】 【これはいずれやるべき仕事だ】 【同情を誘う必要は無いんだッ!】

・・・・・・
(この技の性質は俺が一番分かっている・・・)
(・・・最後に撃たなければ、負けがほぼ確定する事を、な)
【鎧にヒビが入り】 【そして、破裂するように砕けて】



  ――――地鎧飛撃[ジガイヒゲキ]ィィィイイイーーーーッ!


【その鎧が、1つの大きな、先端が鋭く尖った弾丸となる】
【それは、相手の中央に向けて、一直線に発射される】
【強力な一撃だ】 【しかし、決して速度は高くない】 【果たして、どうなるか】
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 23:22:38.22 ID:FUyKIKIo
>>196

………甘いですわね
一度避けてしまえばもう向かって来ない、その認識が甘いですわ

【払いのけられた長剣は、落下の予定地点より2mほど後方に落ちて】
【然し、少女はそれを見て、小さく小さく微笑んだ】
【この戦闘で浮かべる余裕の無かった余所行きの笑み。それを纏い直して】

『停滞』そして―――

【腹部が掴まれた瞬間、また再び奇妙な圧力が掛かる】
【今回は、上から下などといった方向が決まっている訳では無い】
【リジィの体全体に、まるで粘性の低い液体の中に居るような感覚を味あわせる程度に】
【弱く、力が掛けられる】

【だが、それにしても弱い】
【右手で、少女の右手を振り払う事に、リジィは成功する】
【何故、此処まで弱いのか?】

【もう一つ、制御するべきものが有るからだ】

―――『追随』……『始動』

【後方、リジィに弾かれた長剣が、その切っ先を彼女の背に向けて】
【腹部の高さに有った少女の右手目掛けて、高速で射出される】

【単純な体力で劣る少女、負傷と魔翌力の消費を考えて、おそらくは最後の一手】
【見えなければ口で受ける事も叶うまいとの策、果たして通るや否や】
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 23:25:32.95 ID:aLxc1dIo
>>199

【彼の心を推し量るには少々――――彼女の疲労はピークにあった
彼と握手すると、まるで、絲が切れたように、ふらり、として――――……】


っと……――――そうなれば、あまりのんびりしていられませんね
今日のところは帰って、明日に備え、英気を養うことと、しましょうか
――――……お疲れ様、でした


【そういって、彼女は去っていくだろう】


/っと、そろそろお風呂に入るので落ちるぜー!
/愉しかったぜー乙
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/06(土) 23:28:40.40 ID:CiGL5pc0
>>202
/お疲れ様でした     此方も大変楽しませて頂いて本当にもう
/ありがとうございました
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 23:32:24.11 ID:OlluCUSO
>>200
確認できたらどうする!?
私は……自分の力で何処まで戦場で生き抜け!力に負ける弱者を救う!!偽善と呼ばれるかもしれないがその意志を貫く!!!
【西洋剣を向け】
【そこから魔法陣が現れ】

暴れろ!!!《スレイプニル》
【魔法陣から巨大な馬と変わらない形と質量の雷を放たれるだろう】
【荒々しくまるで生きてるように動きで破壊力も高い】
【それが真っ直ぐ来る弾丸に向かってくるだろう】
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 23:33:57.81 ID:HNUdc7so
>>201

何………?
………………っ?!

【少女の笑み、その言葉に、一瞬だけ頭を巡らせ】
【欹てた耳が、剣の不自然なバウンド音と風を切り近付いてくる音を捉え―――】

―――ッッ! ―――ぅ、あ……ッ!

【咄嗟に左手を背中側へ出鱈目に伸ばすも、】
【その腕をやや掠り、僅かに軌道の逸れた長剣は、リジィの脇腹へ深く突き刺さった】

【目の前の敵への闘争本能か否か、ほぼ同時に少女の鳩尾へと右蹴りを突き出しているが】
【リジィの周りにかけられた力により、酷く弱まっている】
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 23:35:32.42 ID:nGZsBsgo
>>198

だ、まレ・・・・・テメェ・・・・グ、・・・ァ――――!

【満足に口も回らない、傷もダメージも決して多くは無いハズなのに】
【予想以上に感電が効いているのか――――効果の程は、謎】
【先程までのニヤけた表情も今では冷や汗の流れる苦渋のモノへと変貌し――】

“カ”―――“み”―――ガ、ッァ――“カ”――――

【痺れる身体を無理やりに動かして、右手を相手へと向ける】
【何か意図があるのか―――そのせいで体勢を崩し、片膝を付き】
【幸か不幸か銃弾は右肩にのみ命中、更に動きは鈍っていく】

【一方で“仁王”―――先ほどまで凪いでいた風が再び吹き始め】
【また一方、“つむじ風”―――先程相手の居た場所で小さく渦を巻き続けている】

【風そのものが能力である彼にとってこの環境、決して悪いものではない】
【―――が、肝心なのは“今現在彼が動けない”だろうということか】
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 23:37:44.96 ID:c4DaRYSO
>>190

諒解、か。此方としても有り難い次第だね、流石に一戦目から玉砕する覚悟は無いし……さ?
其れじゃあM.C.もそこそこに、始めるとしようか。

(様子見、か。参ったね。踏み込ませて捌いてから、カウンターで先制打を取るハラだったんだけど)
(実弾撃ち込むのも気が引けるし、能力は温存したいし……秘密兵器=A意外と早く使うコトに成るかも)

【へらへらと舌を回しつつ。火蓋を切っておきながらも数瞬、攻めあぐむ】
【思考猶予はそう多くは無い、解っている――だが。現状、持ち札は大分少なかった】
【仮面の内側で迷うのもそこそこに、取り敢えずは撃鉄を押し下げる】

【銃口は――――脚か、腕か。いや、此処で狙うべきは肩=B相手の右肩に狙いを定め、一拍置いて#ュ砲】
【加えて、ゆっくりと歩いて°覧」を潰しに掛かる。煽って焦らして先手を狙い、其処から先は出たとこ勝負】

……嗚呼、自己紹介がまだだった――――か。
俺はカイ、カイ・スケイプヴェルト。職業は何でも屋さん、ご縁が有ったら宜しくねーっ!

【ロクな戦術とも言い難いが、其れが彼にとってのニュートラル。一見すれば、余裕にも見える】
【その実。魔力の燐光を、禍々しい意匠の刃を、視線は仔細に観察していた】
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 23:41:10.29 ID:FUyKIKIo
>>205

ふふ………決まった

…………げぁ、っ……

【刺さった、それだけで良い】
【既に手は尽くし、策は動かした】
【これ以降の展開も、予測は出来ている】

【腹へめり込むリジィの右足】
【それを受けた少女は、潰れた蛙の様な声を上げつつも】
【明らかに大袈裟な程、たたらを踏んで後退する】

【そして、少女が後退するにつれ】
【リジィの脇腹に突き刺さった長剣は、更に刃が深く進もうとするだろう】

…………私の能力、≪World is mine.≫の一端……

その長剣は、私の右手を貫くまで=Aこの手を追って飛び続ける
止めるには……「目標を果たす」か「私の意思で中断させる」か「私の魔翌力が尽きる」しかない

……もう一度勧告します、降伏なさい
さもなければ………私は、全力で後方へと逃げ続けます
そうすれば、その長剣がどうなるか………

………言うまでもありませんわね?

【手に持って振るえば受けられる、銃弾も単発ではダメージを与えられない】
【これ以降背後に攻撃手段を置く事も出来ないだろうが】
【然し、この最後の一撃は、継続するのだ】
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 23:44:11.78 ID:puc.JPMo
>>204

・・・・・・仕方が無い、お前から聞くだけじゃあ申し訳ないからな、言おう・・・ただ、これは俺だけの事だ
――――・・・過ぎた者を葬りぶち殺しそして果たす・・・ただ、それだけ
お前のように・・・良いことでも何でもない――――
【その言葉からは、酷い憎悪と恨みまでも感じられるだろう】

ッッ・・・・・・
【弾丸と、馬が衝突する】 【ギギ・・・バチ・・・】
【押す、押される】 【強力な一撃同士が衝突し合う】

【バキィ】 【どちらかが破壊される】 【どっちだ?】
【弾丸の方だ】 【彼の放ったそれだ】
【馬は、彼へと命中し、トドメを刺す】 【威力が弾丸で減衰されているとは言え】
【・・・・・・攻撃の反動と、今までのダメージは無視できなかった】

【どさり、彼は砂浜へと崩れるように倒れた】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 23:47:33.07 ID:OlluCUSO
>>209
……復讐か?
【そう言いスレイプニルが消え】

ぐっ……
【膝をつき西洋剣を地面に刺し身体を支えるだろう】
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/06(土) 23:48:35.10 ID:raqohKE0
【海浜公園】

……そうゆっくりもしていられない「時期」ではありますが……
こういう『息抜き』の時間も取らなくては……ズッと気を張っていても疲れますし、ね

【隻眼にメタルフレームの眼鏡を掛け、真っ赤なスカーフを巻いた青年が、海を眺めながら立っていた】
【黒地にメタリックグレーのラインが幾つも入った凄いスーツを纏い】
【首から、鎖のように絡まった『C.C.R』の三文字をあしらった銀色のメタルなペンダントを下げ】
【ベルトから何故か刀身が無い、剣の柄だけをぶらさげ、左腰に在るホルスターは、意味深な空である】
【そして深いガーネット色の髪は、後ろで小さく結ばれていて】

【青年は、右手に缶コーヒー(微糖)を持っており、それを時折口に運んで】

……しっかしまぁ……寒くなりましたね……

【※シャツの下に何も着ていないせいである】
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 23:49:11.44 ID:HNUdc7so
>>208

ッぐ……ぁ!

【更に深く突き刺さる長剣】
【そしてかけられる少女の言葉】

(刺さったままじゃ「口」は出せねぇ……)
(今から追いかけるにも立ち上がろうと素振りを見せた瞬間にアイツは走り始めるだろ……)
(こんなのが深く刺さったまま追いつけるか――――)

【数瞬、リジィの頭に様々な考えが過り――】

【おもむろに左手を胸ポケットに伸ばすと、乱暴に星のバッジを取り出した】


――――あァ、参ったよ……降参だ。正直、すげぇ痛ェ。

【その内の一つを掌から取り零すも、拾おうとせず少女に左手を差し出す】
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 23:50:13.10 ID:puc.JPMo
>>210

【へんじがない きぜつしたようだ】

【星は、彼の脱ぎ捨てたコートにあるだろう】
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 23:52:08.39 ID:QWXb2bYo
>>206

【…キッ、と睨みつけたまま近づいてくる】
【彼は思考する、この自分の必殺の一撃…なんとか当てたい、しかし間違いなく相手は何かしてくる】
【そう考えて…彼はどうすればいいかを思いついた】

…おい、零!苦しそうだがよく見てみな!

【確実にしとめるためには…命中の一瞬に動かさせないためだ…そのために彼がとった手段】
【それはこれまでにやってきた事の、何度か張った伏線をネタばらしする事にあった】
【互いの間合いは4mまで近づいた、後は…彼は下に指を差しながら宣言する、それが彼の最高の策】

…どうやらお前…オレを仕留めるために奥の手を張ったみたいだけどな…


――――――――オレの後ろの風!ちょっと砂ァ吸い過ぎてるんじゃないか!?


【相 手 の 奥 の 手 を バ ラ す ッ !】

【彼は肌で彼が現れてから風が吹き始めた時点でもしかすると風使いではと推理はしていた】
【風と言っても空気の移動、それがわかっても目に見えない物はなかなか避けられるものではない…】

(そう…零自身が言ったのだからな…形が無いから風、読もうと思っても読めるものではない…だがそんなことはオレだって知ってる
別に風使いと戦うのが初めてな訳じゃあねえんだから)

【ノビタの指の下、地面を指させば…過剰にひび割れた地面がそこにある事が分かるだろう】
【過剰にひび割れて…石だの砂だの粉々になり軽くなった地面のかけらを…自身の風が舞いあげてしまっているのを!】

(だからあの最初のパンチのあたりから張らせていただいた…目に見える形がないんだったら目に見える物をまとわせて
探知する物は煙でも砂でも灰でもいっくらでもあるからよォォ〜、仮に後ろから攻撃を行ったとしても…地面の砂をオレの後ろへと吸っていくのをみれば
後ろに目を光らせなくても分かると言う事…!)

【最初の拳を放とうとしたモーションからすでに始まっていたのだ、彼はホッパーブーツで過剰に地面をける事がこの戦いの中多かった】
【先ほども路面撃ちなどをワザと行っていた…風使いとの戦い方を知っていたのだからこそ】
【そしてそこから来ると言う事をわかっているなら確実に避け切って見せる、と!】

【だが彼はそれにより一瞬でも心理的ショックを受けさせてわずかでも自分の攻撃を当てる確率を上げるために!心理を誘導させる!】

トォッ!!

【今、彼は『ホッパーブーツ』を使って飛び上がった、彼にトドメを差すために!】
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/06(土) 23:56:26.79 ID:FUyKIKIo
>>212

………≪World is mine.≫………『終焉』

【戦闘終了、それを告げる相手の言葉】
【魔翌力の制御を完全に終了し、長剣の操作を途切れさせる】
【自分の剣に差し貫かれる事なく終わった右手、その掌を眺めて】

……殺害禁止というルールは難しいですが……
ルールが有るからこそ取れる戦術、というものも有るのですわね
中々、良い経験をさせていただきましたわ

【右手を前方に出してリジィに近づいて行き】
【差し出されたバッジを受け取ろうとする】

……所で、その脇腹の傷はどういたしましょうか?
私が抜くより、医療班の到着を待つ方がよろしいかと思いますけれども

【受け取れば、ドレスの懐から携帯電話を取りだして、医療班を呼びだす】
【然程の時間も掛からず、大会のチート医療班が到着する事になるだろう】
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 23:57:12.48 ID:OlluCUSO
>>213
……気絶したか…
【ヨロヨロとコートから☆3つとると】

さて…大会運営側に連絡するか
【ケータイで大会運営側に連絡し自分も倒れるだろう】
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/06(土) 23:59:33.38 ID:puc.JPMo
>>216

【多分、彼らは――】

【おっそろしい程チートな回復術を持っているらしい大会の回復班によって回復されるだろう】

【勝者――愛野海里(☆x3)】

/乙でしたー、wiki編集してきますね
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 00:01:54.64 ID:0fFBIcSO
>>217
/乙でしたー
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 00:04:25.92 ID:5p8XF0o0
>>207

(……『線』を引いて弾くには、少々近過ぎるな…弾道を読む間に、或いは魔力を練る間に撃ちこまれる、アートマンは少し温存したい)
(かといって、能力者と仮定した場合、まだ下手には詰め寄れんか……アレだけが武器と言う保証を、誰が呉れる?)

【相手の指の動きを、撃鉄の引き戻りを凝視する―――神経を張り詰めさせて、出来るモノなら全身の毛孔で、発砲音を読む】
【一拍置いての射撃は、回避される………使用したのは、ずざ、と地を削り、滑り込むような低いサイドステップ】
【最小限の力と動きで、最大限のパフォーマンスを発揮できる研究された動き―――だが、掠めかけた其れには、流石に辛い<cmが有る】

【思った以上に精緻な図柄で、丈夫な素材の仮面=Bその向こうで流れる脳髄の息遣いを探るのは、容易ではない】
【正しい行動のヒントを得るには、相手の反応をおびき出す必要が有る】

……小説の中の探偵みたいなモノか? 浮気調査、猫探しから、犯人やら隠し部屋やら探すのに、戦闘行為まで。
………だとしたら、特に考えるまでもなく、戦闘に長ける理由には成る、な……期待させて貰うぞ、スケイプヴェルト。

【隠し部屋=\――彼女がこの大会に参戦した理由の一つとなっている、自らの罪を清算するための鍵となる言葉】
【それとなく、酷薄なまでに平静な儘に、言葉に織り交ぜて―――声を切ると、少し楽しげで、女性らしさが滲む薄笑いを構築】
【同時に―――魔力の鱗粉を、変成した刀身に再度注ぎ込んで、光を塗された右腕を一度引いて】

…―――≪レイ・ソニック≫ッ!
                                                 コール
【瞬―――鞭ではたくようにして、右腕で左から右に虚空を薙ぎ、返す刃で、逆の軌跡を素早く描きながら、詠唱する】
【すると、飛んで行くのは、半月型の黄金の魔力刃が、時間差で二枚……狙いはそれぞれ、カイの腹部と、銃を持つ腕―――教会式魔術≠フ、亜流だ】
【横に広い攻撃であり、銃弾には幾分か劣るものの、この距離ならそれなりに脅威となり得る速さ……だが、威力はそこまで高く無い】
【完全に命中したところで、表皮に覆われた肉の、ほんの上っ面を弾き飛ばす程度……牽制として、特化された術式と言えよう】

【そして―――刃の切っ先のルートをなぞる様に、空気中に一筋の『紅い線』が刻まれる】
【何を意味するのか、現状は一切不明―――裏を返せば、今この瞬間は、微動だにせずに、只『在る』のだが】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 00:05:39.88 ID:w.L1L1Q0
>>211

【その後ろの方から、こんこんと】
【小さな何かが、転がって来る、だろう】
【それを見やったならば、3センチほどの石ころ。もしもぶつかったとしても、痛くないはずで】
【いかにも誰かが適当に蹴りましたよな風を漂わせる石ころさん】

【それの少しあと、小さな足音。きっと、底のある系の靴】

…………?

【振り向いたらば、後ろのちょっと離れたところ】
【明かりが無ければ闇に紛れるように、少女がきょときょとしていて】
【綺麗に切り揃えられた黒髪とか、黒い薔薇のコサージュとか、喪服染みたワンピースとか、黒いロングブーツとか】
【とにかく黒尽くめな、鈴だらけの誰かさんによく似た少女が。まるで何かを探すかのように、きょときょとしていて。多分石蹴った犯人】
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 00:06:04.58 ID:5p8XF0o0
>>219

/見事に読み仮名がずれた!
/コールは、詠唱にかかるのです。
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 00:06:54.14 ID:dSXo5Eg0
>>106

…受ける側はそんなことを気にしている余裕はない。

【涼しい顔でエルの言葉を一蹴する】
【余裕は無いといいながらも、やや余裕の残っているような口ぶりである】

(球は相殺可能…本体はすぐには対処出来ないはず…?)
煙幕…これは何処に向けて攻撃すればいいのやら…

【爆風によって壁は四散。液体だったのが災いしたか、煙がその位置に濃く留まる形となる】
 【背後の水球に攻撃するためには、どうあがいても少女の近くを攻撃が通ることになる】
【二、三度剣を薙ぎ、煙を振り払おうとするが、黒煙の中から不意に飛んできた剣に対応できず】
【慌てて右側へとステップを踏むが、剣は左肩を掠め、服と皮膚を裂き、そのまま水球にぶつかり】
【そのまま水球は、大量の小さな水滴と化した】

【絶好の攻撃のチャンスを煙に遮られた上、負傷と水球の破壊】
【リナにとって大きな痛手となった。筈である】
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 00:08:50.27 ID:BkV55zwo
>>214

【そう、確かに―――確かにノビタの取った行動は有る意味で非常に正しい】
【見えない存在である風の位置を知る―――その一点に於いて、実に正しかった】

【―――――――しかしながら】

形が無いから風、“俺も一緒”―――――・・・・。

テメェは、『読み違えた』・・・・・いや、『読みきれなかった』・・・・・・ッ!
・・・・ハハッ、ざァんねんだったな探偵サン
オレ様の奥の手はテメェの後ろじゃァねェ、目の前に有るんだよ―――!!!

【ヒュウ、と強くは無い一陣の風が吹き抜ける】
【それは番天の身体を“通り抜け”、ノビタの背後に位置する旋風へと吹き込んで】
【スゥと青年の細い身体が―――番天がその姿を消していく】

【未だその姿が完全に消えたわけではない、まだ在る】
【何時からか仁王は送風をやめていて、旋風は砂塵を巻き上げ続ける】
【感じるだろうモノは圧倒的違和感――――――“何”だ?】



224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 00:08:52.70 ID:J3h0rh2o
>>215

ふん………まぁ、難しい事はわかんねぇや
負けは負け、だしねェ。ヒヒッ!

【そう乾いた笑い声を漏らすと、少女の言葉を待たず】
【脇腹に刺さった長剣をゆっくりと自分から抜いていく】
【血が大きく噴き出たが、直ぐに止まった】

―――あァ。お嬢ちゃんそういえば、何かアタシが重いだとかなんだとか
そんな事言ってなかったっけかなァ………?
次に会ったら今度こそ思い切りブン殴ってやっから、楽しみに待ってなよ、ヒヒヒッ!

【言葉とは裏腹な愉快そうな笑いを表情に浮かべながら、そう少女に告げた】
【間もなくしてチート医療班が現れ、適切な応急処置を施しつつリジィを運び去っていくだろう】


【リジィ=ザナドゥ=キールシュタイン、現在バッジ2個】

/乙でしたー!
/戦闘描写をもう少し練習したいです…!
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 00:13:13.60 ID:.cjfock0
>>220

……――――おや

【転がってきた石ころに小さく反応し、視線をやって】
【特に『敵意』『殺意』の類は感じていないためか、身構えることもなく】
【片手に持った缶コーヒーを再び傾け、それからゆっくりと振向いた】
【その隻眼が、相手の姿を確認するやいなや細められ――】

……ほう、珍しい奴に会うものです。
随分見なかったんで、あのままクタバったのかとでも思っていましたが……

【と、ブラック・ジョークを交えつつ、独り言のようにそう呟くだろう】
【どうやら完全に鈴だらけの誰かさんとしか思っていないのか、そんな雰囲気だ】
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 00:13:37.99 ID:Lg8cgtgo
>>224

生憎ですが、事実に関しては撤回する事は出来ませんわ
私の信念は、嘘を付かない事ですの
……殴りに来るのなら上等。警備兵を潜りぬけていらっしゃいませ
次はショットガンを用意しておきますわ

【長剣を鞘に納め、ライフルを背に戻して】
【手の内に収まったバッジを数えてから、自分の足で医療班の下へと向かい始める】

………あと、1個か2個有れば……確実なのよね
だけど、負ければ落ちる危険が有る………難しい所、かしら

……本戦に出る。こればかりは譲れないのよ

【そして、左腕の袖部分。新たに入手した5つを付けて】
【大会の先行きに、思案を巡らせた】

/お疲れさまでしたー!
/数有るのみよ数有るのみー
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 00:14:54.83 ID:A3mN9mQo
>>223

…何ッ!?

【姿が消えていく…その零の姿を見て彼は思った】
【何か来ている…おそらくは…読み切れなかった何かの手段!】
【しかし…押し切らなくてはならない、空中に上がった以上は…もう後戻りはできないのだ】

ホッパァァァ―――――――ッ!!


【溜めこんだ右脚のエネルギー】
【完全に消えたわけではない零の身体をなんとか右目でとらえ…そしていく】
【もはや小細工だけではなく、自分の失敗さえも乗り越える勇気がなくてはいけないッ!】


…マッハキィィィィィ――――――――ックッ!!!!!!



【まだ見えるうちに…叩き込むッ!俊足の空気爆発の大技となる蹴りをッ!】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 00:22:10.98 ID:w.L1L1Q0
>>225

【鈴だらけさん(仮)は、やっぱり何か探してる風に、きょときょときょろきょろ】
【視線は地面に向けられていて、探してるものは下のほう、っぽく】

【ふと、相手の方へ視線を向けて、それから相手の体を伝うように視線を相手の足元付近へ】
【そこで、ぴこんと「!」を出して、ぱたぱたと、そちらの方へ。歩いて行く】

【相手のことは、気がついてるのにスルーという風ではなく】
【なんというか、知らない人を見るみたいな、目?】
【そして現時点の視線は足元の石ころさんである。明らかに石ころ目当てでそちらに歩いてらっしゃる】
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 00:24:25.57 ID:R/GEQeoo
>>222

【その言葉に、返ってくる声はない】
【リナと違って、或いはエルの方は余裕がないのかも知れず】
【或いは──戦闘中に言葉のやり取りを交わすのはこれまで、という意味なのかもしれない】

【黒煙と投擲された片手剣にリナが気を取られている隙】
【ふらりと、右足をかばいながらエルは立ち上がる】
【そしてそのまま、大火球の色が赤から桃色へと変化し──】
【今までと同じよう。リナへ向けてその変色した大火球を放った】
【黒煙があるため視界が悪い。故に相手が移動していた場合に備えてなのだろう】
【リナのいた場所だけでなく、その周囲に向けても放たれた大火球】
【これで決着を付けるつもりなのだろう──開放されたのは、残された大火球5つ全てだ】

【この桃色の大火球にも矢張りというべきか──特性が付与されている】
【何かに接触すると、その近辺にある物質に向けて「イチゴの葉が寄生した縄」が大量に向かい】
【対象物体の動きを阻害しようと絡みつく、という性質だ】
【更に絡みつかれた部位に熱を集めるというおまけつき、である】

(く……これ以上──)
(これ以上──負けられない……ッ!)

【するり──】
【ジャージのポケットからエルが取り出したのは、この場にそぐわぬ無骨なハンドガン】
【もしリナの水球が飛んできたときのための保険、であろう】
【ず、と痛んだ足を気にかけつつ】
【どこか慣れた手つきで安全装置を解除し──スライドを、引く】
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 00:27:24.44 ID:.cjfock0
>>228

……?

【その様子に、青年は首を傾げて】
【明らかに他人に向けられる視線に、自分が記憶違いをしているのかと疑問を抱く】
【が、自分は記憶力に関しては悪くない方だと思っている。寧ろ、記憶力が悪くては義賊なんて務まらない】
【それに、ただ街角で数度会話しただけの相手ではない。色々とよく分からない面倒事を交えた相手である】
【ましてあの鈴まみれ、印象に強く残っている――現在は無いが――……とりあえず】

……何してんですか、鈴音

【と、半ば呆れたように言って】
【それは無意識なのか意地悪なのか、片足の革靴の爪先で、小石を後ろに蹴りやった】
【当然それはころころと転がり、手すりの下をすり抜けて海の方に転がり落ちてしまうだろう】
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 00:36:42.98 ID:BkV55zwo
>>227

【まだ見える――消えるか―――否、まだだ―――】
【一秒も無いだろうか、トドメとなるべき蹴りは――確かにその体を捕らえ】
【確実な手ごたえと、急激な喪失感――その姿が消失するのを感じるだろう】

【だが“入った”――――――果たして、声はノビタの“背後”から】

ガ・・・・ァ、はッ・・・、実にマヌケだッ、・・・ぜェ探偵サン
つむじ風は最初から攻撃じゃあねェ、“この為”・・・・!
位置入れ替えの≪“カみカゼ”≫の為に用意したもんだってェーの・・・・ッ!!!


・・・ハハッ、オレ様の声に心引かれるかも知れねーがよォ
一度言ってみたかったンだよ・・・・・“チェックメイト”だ――――!

【何時しか旋風は消え去り、其処には砂塵に塗れ倒れた青年の姿】
【ノビタが走り、飛び、技を繰り出した距離分だけ“背後”―――!】

【そして、前方は――――言うまでも無く、二体の“仁王”】
【3mを越すかと思われる体躯、非の付けどころの無い創られた像】
【それらはノビタを挟むようにして一歩大きく踏み込んで】
【風の塊でありながらも矛盾した質量を持って―――ノビタの左右から巨大な拳を振るう】
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 00:37:37.09 ID:w.L1L1Q0
>>230

【ぱた、ぱた、ぱた、ぱた】
【そんな風に、そちらへ近づいて】

……、……ぅ?

【名前を呼ばれて、ぴたっと。一時停止ボタン押したかのように、その場に止まって】
【きょとん、と。まん丸な目は、なんだかつや消しブラック】
【目をまん丸にしたまま、じぃっと相手を見つめて、見つめて】

……!

【それから、蹴られた小石に再び「!」】
【今度は、さっきの「!」とは違って、なんだかがーんとかいう擬音がついてきそうなやつである】
【そして、なんだか怨めしそうなジト目で相手を見てみたり】
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 00:40:49.27 ID:dSXo5Eg0
>>229

(後ろの水は散った…「好都合」)

【リナの背後の大量の水滴が、大きさを増していく】
【散った水滴同士が、空気中の水分を巻き込んで次第に凝集した結果である】
【数は次第に減っていくが、逆に大きさは増大していく】
【結局――――出来上がるのは、拳大から頭大まで、大きさこそまちまちであるものの】
【増やしてきた大きさに見合った量の、数え切れないほどの水球】

(後は、視界を開く)

【左手でスカートのポケットから、ライターを取り出し、再び油と水を反転させた剣に着火】
【同時にそれを正面へ投げつける。燃える油は、内包した水を急激に沸騰させる】
【ここまでくれば、何が起こるかはわかるだろう】

…水蒸気、爆散

【剣が爆発、燃える油が爆風と共にはじけ飛ぶ】

【煙が晴れようが晴れるまいが、背後の水球をすべて、ガトリング弾のように次々と撃ちだして行く】
【大体エルがいた位置を狙っているが、移動しているのを考慮して、更に広い範囲を狙っている】
【考えることは、大体同じのようだ】

【火球に干渉するのは、四散した油、水球の順である】
【空中での衝突の結果、それがどうなるか。リナには、すぐに打てる手はない】
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 00:41:46.94 ID:7a5kczco
【公園】

【淡い青緑色の髪を頭の後ろ側で小さくツインテールにして、橙色の瞳をした少女がベンチに座っている】
【白いシャツ、黒いスカートに黒ストッキングを履いたものというシンプル衣装、
だが、全体的にゴシックの意匠が含まれているので外見的にはむしろ派手である】
【更に腰の両側には、服装に合わせて白黒の模様の大きめのウェストポーチが】

減っちゃったか、バッジ・・・さて、ここから巻き返す手はあるかな・・・?

【手の平にあるのは三つの星型のバッジ――言うまでも無い、大会参加者である】
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 00:44:55.51 ID:A3mN9mQo
>>231

…位置入れ替えの…能力だと!?こっちが本命かッ!

【いつの間にか…彼は背後から来ていたッ!】
【そして来る…相手が放ってくる仁王の大きな拳を見て…もはや避けられない事を悟った】
【来る、着地して…ホッパーブーツで飛ぶ…しかし間に合わないッ!】

う…おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!

【ドゴォ!と空気の塊で挟みあい、その圧力からノビタの身体がすっぽ抜けて】
【クルクル空中できりもみ回転しながら…ドサァッ!と大きな音を立てて胴体着陸した】

…ガッ、ああ…うあッ…ゲホッ、ゲホッ!!

【仰向けになり、胸を押さえて今の大きなダメージにもだえ苦しんでいる】
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 00:45:57.60 ID:.cjfock0
>>232

……鈴音?

【まだ人違いだという選択肢は無いのか、改めて訊き直して】
【何処か怪訝そうな、片方だけの眼差しを相手に向けるだろう】
【眼鏡越し、相手が視線を逸らさない限りは此方も逸らさない】
【つや消しブラックを見据える、深いガーネット】

…………

【やがて相手の反応につられて、ちらりと背後の海を見やり】
【あまり風は無い。静かな波が、舗装された岸に打ち寄せている】

……石ですか?

【そのうち、ぽつりと呟くように問うだろう】
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 00:53:13.63 ID:BkV55zwo
>>235

ハァ・・・・どうするよ探偵サン
クソ情けねェことにオレ様は満足にァ動けねェ・・・・ッ、が・・・・!
まだだ・・・・“仁王”が、“力”が未だ振るえる―――!!!

【気概や言葉だけではない、といった所か―――】
【言葉の通り、確かに番天は血を吐き地に這い蹲って動けるようには見えない】
【だが二体の“仁王”は動き、今もまたノビタを追って近付いて行こうとする】

(呼吸が辛ェなァ・・・・・肺、かァ・・・・?)
(クソったれが・・・・泣き言呟いてる場合じゃァねェだろォがオレ様はッ!)

グッ・・・く、・・・・ハッ・・・さァ、どうする・・・・!

【左手で胸の辺りを押さえ、右手を支えにしてゆっくりゆっくりと立ち上がり】
【相手がどうなったのか、どう行動するのか、それを見極めようとする】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 00:56:10.92 ID:w.L1L1Q0
>>236

……、……、あ、の。
……ごめんなさい。

【改めて呼ばれた名前に、数秒黙り込んで】
【その沈黙の間に、すっかりと表情を落ち込ませながら、右手でぎゅっとワンピースの生地を握って】
【なんだか怯えたように震える声で紡がれたのは、なぜだか謝罪の言葉で】
【相手の視線から逃げるみたいに、目を伏せてから】

……みんなそう言うから、そうなんだろうけど、……しらないから。

【しょんぼりと。すっかり落ち込んでらっしゃる】
【怒られた子どもみたいに、視線は地面を右に行ったり左に行ったり】

……ずっと、蹴ってたの。

【微妙にズレた答えな気がしないでもないけれど、ぼそっと答えて】
【探してたのは石だったご様子、彼(彼女)はもうこの場に居ないけれど】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 00:56:46.89 ID:R/GEQeoo
>>233

【黒煙により、エルはリナが何をしているか全く分からない】
【だが──何かが起きていることはなんとなく察しているのだろう】
【警戒したように黒煙の向こう側を睨みつけ──】
【ちゃき、と。軽い音を立ててハンドガンを構えた、その時】

────ッ!

【ぶわり、と】
【突如爆風により黒煙が晴れる】
【その後放たれた無数の水球の嵐──それに気付いたときは、打つ手は限られていた】

【ば!とその場に低くしゃがみこんで身体の前に左腕の小型の盾を構え】
【そうする事で少しでも水弾にあたる面積を減らす】
【無論ハンドガンを撃っている余裕などない】
【コレは殺しあいではないのだ。狙いも碌に定まらぬ状況において適当に銃を撃てば、最悪の結果すら予測できる】
【防御体勢に入って尚、盾の小ささのせいで完全に水弾の蹂躙から逃れきれる事は出来ない】
【急所は外しているものの、足や腕、肩口などに次々と攻撃が掠めていき】
【服だけではなくその白い肌も水弾は容赦なく切り裂き──傷口から、赤いものがじわりと滲み始める】
【それと同時。香るのはリナの用いる油とよく似た、オイルの臭い】
【エルの傷口からその芳香は漂ってくるも、果たして今その事に気付く余裕はあるだろうか】

【四散した油と水球】
【それらが衝突し、火球からあふれ出た縄は確かにずたずたに引き千切られるI】
【「だが」「それでも」】
【1つの火球が内包する縄の数がそも相当数あるのだ】
【それが5つともなれば、油や水球では相殺しきれない可能性すら、あった】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 01:01:31.90 ID:.cjfock0
>>238

…………?

【数拍、その謝罪の意味を捉えることが出来なかった】
【同時に、自分の知る鈴音はこんな性格、こんな雰囲気だったろうか?と記憶を探る】
【だが、その行動、思考は、次なる相手の言葉に全く遮られることになる】

……は?

【「みんなそう言うから、そうなんだろうけど」――『知らないから』――……】
【……青年――クロワールもバカではない。まして彼は酷く頭がキレるタイプだ】
【とりあえず、思考。言葉から推測、導き出せる答えは、現時点ではシンプルな唯一つ】

……ああ、……
……とりあえず、コーヒー飲みます?

【と、1人で勝手に納得したような(本当は全く納得していないが)声を漏らした後】
【なんとなく、その怯えたような落ち込んだような様子がいたたまれなくなって】
【片手に持っていた、半分ほど残った缶コーヒー(ホット・微糖)を差し出してみた】

【石に関しては――】

それは……すみません。

【妙に素直に謝った。現在彼の頭の中では、彼女の言葉だけが何遍も何遍も繰り返され、それどころではないのだろう】
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 01:04:32.99 ID:l/IqhUSO
>>219

(……未だ能力を切る時じゃない、右腕は使わずに@スぎたいね。残りの札は?)
(秘密兵器≠ェ一セットだけ……どうだろ。動揺する性質には見えないし、厳しいかな?)

【関節を柔軟に使ってリコイルを逃がし、歩調を変えずサイドステップに追従しつつ撃鉄を押し下げ】
【跳ね上がった左手を重力に従わせつつ、二射目。広場外周の街灯を一つ、撃ち抜きに掛かる】
【位置的に破片の降り懸かる事は、先ず無いと見て良いだろう。実はこの行動には、意味は無い】

【強いて言うならば、計算高い相手ならば深読みしてくれるだろうか、という酷い理由を含んだ其れ】
【この男、冴えないようで冴えている――――ように見せて、やっぱりイマイチ冴えていない】

そうそう、そんな感じそんな感じ。犬の散歩から要人の護衛まで、信条に反する仕事じゃなければ何でもやるよー。
まあ、正直なトコ今の俺≠ノはあんまり期待しないで欲しいんだけど、ね!

【続けざま、放たれた一撃――いや、二撃への対処を計る。再び跳ね上がった銃身で以って、腹部狙いの刃を叩き落とし】
【二撃目、予想外の速さに完全な対応が出来ず、咄嗟に差し出す右前腕の外側に横一文字の深い切り傷が刻まれ……ない。】

――――あっ。

(……やべっ、右手使っちゃった。慣れない縛りなんてするから……)

【布の裂け目から覗くのは、漆黒。当の本人、やっちまった≠ニいう顔をした。……やっぱり、冴えない】
【血は流れない。残るのは金属同士がぶつかったような、厭な音色の残響だけ――――この右手が、能力か=H】

【早くも露呈しかけた内面、繕うように銃をもう一射。狙いは右腕の剣。歩調は、俄かに速まって】
//済みません、初っ端寝落ちてました……!キャラ同様やっちまったですorz
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 01:07:58.78 ID:A3mN9mQo
>>237
【はあ、とため息をつきながら彼は呟く】

…そうかい…奇遇だな…オレも地面踏みぬきすぎて足がイカレててよ…
しかも今無理に逃げようとしたせいで…足くじいた、もう逃げられねえ…おまけにそのどでかい空気砲みたいな拳で…
ゲホッ!胴体の骨のどっかをやっちまったらしい…

【大きな咳の中に混じったのは…赤い液体、内臓を傷つけたのか…?】
【続いて彼は今脱げ落ちていたフェルトハットをボロボロの左手で手さぐりで探しながら呟く】
【しかし…見逃してはいけない、彼は無事な右腕をそっとホルスターに伸ばしている最中だった】

…さて、どうする?右腕だけは動かせる…逃げられない代わりにこの距離からでもお前より早く弾丸を徹底的に叩き込めるかもな
しかし…その戦法がとれるのは…特に3日以内とか取りきめられてない本戦の最中しか取れない戦法なんだよな

そのかわりおまえの拳はオレに確実に意識刈り取れるレベルまで撃ち込まれたとしても確実にオレの意識を刈り取れるだろうな
いくらここの医療班の技術が高くてすぐに直せるにしても…必ず意識が今日中に目覚める保証はない
…3日は目覚めなかったせいで最終日の全賭けバーゲンセールに間に合わなかったら笑い話にもならねえ…9つでも足りない可能性なんて大いにあり得るんだよ…ここではな

【ふっ、と彼の身体から一気に力が抜けて安らかそうに、顔までもほころばせた】
【ハットを探していた左手も、銃を抜こうと動作していた右腕も、全て重力に任せる体制になっている】

…よし、意識が確かなうちに切り上げる…今日はお前の勝ちだ…やれやれ、こんな事になるんじゃないかと思ってたから2つに負けさせて正解だった
本戦で待ってやがれ、予選よりも過酷で、その分より一層無茶できる本戦だったら…今度は負けねえ

【やれやれ、と言いながら彼は仰向けのまま胸からバッジを2つ取り出し始めた】
【そしてチラリ、と勝者に顔を向けながら】

…おい、オレのフェルトハットはどこにあるかわかるか…?お気に入りなんだよアレ

【と、ハットと交換だとでも言わんばかりにバッジを見せながら拾わせようとする】
【ハットはノビタの横1mすぐそこにある、簡単に拾えそうだ】
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 01:11:27.04 ID:w.L1L1Q0
>>240

【何かに怯えたような、不安げな、そんな表情】
【睡眠薬漬けになってたときもこんな表情してた気もするけれど、まあレアであることには変わりないか】
【ちょっと前までの彼女基準で考えれば、何か悪戯でも企んでそうなものなのだが】
【どうやらそうでは無いらしく。そのうちに、左手でもぎゅっとワンピースを握って】

…………?

【相手の言葉と、差し出されたコーヒーが何となく視界に入って】
【いつの間にか結構な角度で俯いていた顔を上げて、視線も上げて】
【差し出された缶コーヒー(微糖)をじぃっと見つめて】
【ちょっぴり困った風ではあるものの、「なんか渡されてるし……」的雰囲気で、そっと手を伸ばして】
【差し出された缶コーヒー(微糖)を、受け取ろうと。なんか恐々】
【もしかしたら缶を受け取る際に指が触れてしまうかもしれず。そうしたら何か冷え性にもホドがあるってレベルで超冷たい体温に気がつける、かも】

……やめ時分からなくなってた、から。
…………いい、かも。

【石さんについては、そんな反応】
【最終的には微妙に感謝、で落ち着いた(?)らしい】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 01:13:33.53 ID:AFIcgESO
>>234
/まだ居ます?
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 01:14:22.94 ID:7a5kczco
>>244
/光は己の背後にうんたら、いますよー
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 01:17:55.27 ID:BkV55zwo
>>242

・・・・九つでも厳しいってのか、まいったなァオイ
こりゃ最後は全賭けかァ・・・・・?
・・・・っとォ、≪“仁王”≫――――!

【服が汚れる事に抵抗は無いのか、ジャージの袖で口元を拭い】
【自身もゆっくりとノビタに近づきつつ仁王を操作】
【大きな手で器用にフェルトハットを拾わせ、跪いてそれを差し出し】
【彼がそれを受け取れば仁王は消滅、風となって】

オレ様は何時までも“最強”だ、本選でもどこでもかかって来やがれっての・・・
腹ァ減って無きゃいつでも相手してやるからよォ

【そんな事を話す内に距離は縮み、おおよそ1m程度の位置へ】
【ガクリと倒れる様にしてノビタの近くに膝をつく】

247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 01:19:51.01 ID:dSXo5Eg0
>>239

【数え切れないとはいえ、数は無限ではない】
【撃ち出された全てを防ぎきってしまえば、リナは完全に打つ手無しの状況である】
【そう、終結を急ぐあまりに、全ての水球を撃ち出してしまっていた】
【常に油の扱いに慣れているせいか、それでなくとも燃えた油の芳香が漂う中、エルのそれに気づくはずもない】

これは――――
(防ぎようがない…?)

【火球と反応したがために見えた縄。その動きに危機感を感じ】
【相殺しきれなかった縄から逃れようと、左右、後方へとステップを踏むが】
【数の多さに逃げ切れるわけもなくその足に縄が絡みつき、仰向けに転倒する】
【余った縄が他の部位にも絡みつき、満足に動かせるのが左腕だけとなる】

…っ、熱い

【絡んだ部位に送られる熱。皮膚に容赦なく火傷の跡を刻んでいく】
【さらに、その熱のせいで左手の動きがもたつき、満足な動きが取れない】
【それでも、緑のボトルの栓を一つ、外す】
【まだ、抵抗の意思はある】
【それでも、水は動かない】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 01:20:34.79 ID:.cjfock0
>>243

…………別に、欲しければ全部飲んでいいですよ

【と、要点を捉えているのかズレているのかよく分からない言葉を零して】
【缶コーヒー(微糖)は、手に取ればほんのり温かいだろう。購入から時間が経っているのか、超熱いわけではない】
【それと対照的に、やけに冷たい相手の体温に関しては――】
【クロワは一瞬眉を顰めたが、気にしないことにしたのか、それとも内側に秘めることにしたのか】

……桜花はどうしました?……そもそも、ご存知で?

【頭を掠めたのは、「もう1人」のこと】
【“記憶を失った”――というなら、それはそれ。特に驚きもしないし、思う事も無い】
【元々がそういうさっぱりとした、或いは物事から一歩引いた人間だ――クシャルクス・クロワール・レッドスカイは】
【そう、“元々は”――最近は人との触れ合いによって、随分感情的であり、人付き合いも良くなっているが】
【根本に在るのはそれだ。ならば、もう開き直って、そうやって接する】

……暇潰し程度にするのが最適ですよ、ええ。
それを主体に捉えても、何のメリットも無い。疲れるだけです。

【と――やたら理屈的に呟いて】
【ふぅ、と何の溜息か、それから眼鏡をくい、と押し上げた】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 01:26:41.92 ID:A3mN9mQo
>>246

…金の国受付の掲示板見て点数状況を確認してみろよ
全賭けしないとどうしようもない相手しかいそうになかったら…やればいい

【フェルトハットを差しだされた所で彼はバッジを二個、零めがけて放る】
【そこでようやく戦闘終了、とでも言わんばかりに彼は医療班を連絡で呼んだ】

…あ、もしもし…ハイ、2つ賭けでオレの負けです
ではお願いします…ハイ、さて…最強だとか言っていたが…最強だったらなおのことさっきみたいな『能力で十分』なんて油断はするべきじゃねーな
なぜならオレは無能力の分おそらくこの大会参加者の中で一番弱い可能性がある…だが

…お前も含めて、この場の全員『無敵』じゃない、そして無敵じゃ無けりゃあオレのように絶対最後まで優勝をあきらめない奴が
最終的に勝利する事もあるんだよ…そうやってオレは弱いながらに能力者と戦う術を身につけたんだからよう…
力なんてクソガキでも手に入る、銃でもナイフでもミサイルでも…ならこういう大会で勝利する奴ってさ…簡単に手に入れた力が一番強い奴が勝つのか?

【二ィッ、と】
【ここまでただの一度だって見せてなかった獰猛な笑みが彼の顔に浮かんだ…】
【彼は間違いなく狙っている…元はただのケンカすら弱かった少年とは思えないほどに…精神的成長を勝利から、そして敗北から学んでいく】

―――違うから、オレに優勝するチャンスはまだ、あるよなあ…


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


【しばらくして、彼らを搬送するために…医療班は来た】
【これで明日の用意もできることだろう】
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 01:27:47.56 ID:AFIcgESO
>>245
/なら絡むしか無いですね

>>234
【そこに近付いて来るのは……最早『化け物』】
【そうとしか形容出来ないような…………「悍ましい」姿】

おっ、大会参加者……

【黒髪で、髪型はツーサイドアップ、前髪は眉毛に掛かる程度で、開いているか閉じているか分からない糸目】
【服は所謂「ゴスロリ」と呼ばれている物。フリフリが沢山付いた黒い服で】
【赤と青の縞柄のニーソックスの上から黒いブーツを履いている】

オレと一戦やらないか?

【……ここまでは良いのだが、これらを着ているのは二十代前半と見られる「青年」だ。無論、女顔という訳でも無い】
【しかも、右手には「ショットガン」のような物を持っている……完全に危険人物だ】

【左胸には……星型のバッジが《五つ》……】
【つまり、このモンスターボーイも、大会参加者という事】
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 01:31:47.46 ID:R/GEQeoo
>>247

く、ぅ──……

【撃ち尽くされた水弾──】
【それをしのぎきった後のエルは、無事とはとても言いがたい状態であった】
【両サイドのずたぼろになったジャージ。そこから染み出す血を模した液体】
【赤色は乾いた服の布地に即座に染みこんで。まるでジャージが斑模様であったかのようにすら錯覚させる】

【「鉄のような水球に打たれた右足」「まだ痛む」「無理に動かすべきではないか──?」】
【「左太ももが火の様に熱い」「ああ──」「穿たれている」】
【「これでは」「歩けない」「でも」】
. .コレ
【「銃は」「届く」「範囲」】

【地面にしゃがみこんだまま、構えっぱなしの盾を僅かに動かし】
【そこから、顔と僅かに覗かせ──ハンドガンの銃口を、リナへと向ける】

────降参、を。
銃で撃たれてしまえば後々傷跡は残ります

【向けられているの、リナの唯一動かせる左腕。その、根元】
【だが、エル自身これ以上の戦闘続行はきついのだろう】
【相手へ、最初で最後ともいえる警告を投げかけた】
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 01:32:47.35 ID:7a5kczco
>>250
――ん…

【ふと掛けられた声に視線をそちらに向け―――】

…賭けは何個にするの?わたしはあんまり持ってないわよ?

【視線を反らして言葉を続ける。何故反らした?――お察し下さい】
【ともかく、会話を続けるということはやる気が無いわけでは無いらしい。先に相手の希望を伺うつもりのようだ】
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 01:32:51.37 ID:w.L1L1Q0
>>248

……、……えと……、……ありが、と?

【相手の言葉には、やっぱりなんか困ったような不安そうな表情のまま、首をかしげてそんなお礼】
【それから、受け取った缶コーヒーの微妙な暖かさにつや消しブラックな目を細めて、ぎゅっと握って】

ぇ、……、……、……だれ?

【尋ねられた名前に、目を見開くように丸くして】
【真っ黒な瞳の中でさらに真っ黒な瞳孔が、きゅぅ、と縮まって】
【そのまま、数秒。何かを考えてる風でもなく、フリーズのような沈黙】
【その後に、今度はきょとんとしたような表情で、首をかしげ】

ん……、あったから、蹴ったら。止められなくなっちゃったの。

【なんて、何となく言い訳っぽい言葉】
【それから、手に持った缶コーヒー、その口の部分にふーっと息を吹き込んで】
【湯気は出ないかもしれないが、数秒、口の部分を見つめたあとに】
【そぅっと口をつけて、緩く、缶を傾けて】

……、……っ。

【><な表情に。きっと苦かった】
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 01:34:54.86 ID:BkV55zwo
>>249

掲示板、かァ・・・・・ま、後で見ておいたほうが良さそうだなァ

【放られた星をうまく風で捉えて手中にし、数を確かめてからポケットに押し込んで】
【相手の言葉を無言で聞きながらまたゆっくりと立ち上がり】

・・・“最強”はどんな対応でも出来るから“最強”なんじゃねェ
自分のことをそうだと認めるタフネスがあるから最強なんだ
もっとも、テメェの様なタイプにァわからねェだろうが――――

―――――負けねェよ?

【人に在らざる三角形の歯をニヤリと見せ、耳をひょこりと動かして】
【気丈にも自力で歩いてその場を後にする――――】

【―――ほんの数歩先でぶっ倒れ、大人しく医療班のお世話にもなったが】
【順風満帆では無いにしろ―――まずまず、か】

/お疲れ様でした〜
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 01:35:19.17 ID:5p8XF0o0
>>241

……アレ、弁償しなくても良いんだよね?
…何に使うか知らんが、私は金を使いたくない。何故か? ……焼き肉を喰いたいんだ。

【その行為―――純粋な成功、とはいかずとも、多少は此の女性の注意力に罅を入れたらしい】
【半信半疑、ハッタリか技の一環か、行動を阻害するには至らない迷い。そして―――酷く俗っぽく、地べたに貼り憑いた金銭的な苦渋】
【戦闘の構えを解かないまま、僅かにもじ、と眼を伏せる………アホ毛が前方に倒れ込んで、起き上がり小法師よろしく、直ぐ立ち直った】

…成程、うむ……古き良き仕事人、という感じだな…良いんじゃないかな。
(……スラッシュに似ていなくもない、な。何だかんだ、ハッキリした理由が見えてくれば、理解も出来ようもの)

【相手の素直な所作に、持つ好感―――闘う分には面倒な相手だが、話す事に限定してみれば、まあまあ楽しいかもしれない】
【とはいえ―――知り合い∴ネ上に深く踏み込む気には、まだ成らない……或いは、此れから出会う、誰に対しても】
【とある罪≠フ意識が、心のどこかで、彼女を縛り付ける―――其れを何時もは億尾にも出さないし、元来が醒めている為、判らないが】
【そんな彼女の脳内を、つむじ風の様に吹き抜けた或る名前は、矢張りまあまあ楽しかった£j性の其れ】

………ん?

…………―――異端≠ゥ?

【だが、カイが『右腕』を使ったその瞬刻――――ルブハティルの茶の双眸が、僅かな一瞬だけ狙撃スコープを思わせる非業の冷徹さを見せる】
【頭の中には、疑念がある。身体を金属化する能力だと解釈すれば、それで良いはず―――なのに、口をついて出た本能的な声、怯えにも似た台詞は、以上のモノ】
【耳に残る、不穏な摩擦音が、覗く漆黒が、何故か………言葉を吐く声帯を、喉の中から動かしているように、思えた】
【とはいえ、大会の試合としての戦闘である事を差し引いても、殺意などの類は極限まで希薄―――本当に、判らぬ≠ニ逡巡する瞳が、今は浮かんでいる】

………ぬ、っ…!
仕方ない、此方も……来いッ=I

【そうやって―――不覚にも、忘れていた。音に先を越されすぎた反応で、弾くように振るう刃―――紅い軸も、輝きを増した】
【その結果、線=c…能力の片鱗たるそれを伝うようにして、斬撃が波動♂サ―――平たく広がって、狙いを付けずに、壁の様に銃弾を斬り飛ばした】
【しゅわり………。泡が溶けていくような、空虚な音を散らして、一筋の紅は消失する】

【弾いた際の衝撃は、波を通していくらか伝わるのか―――右腕に鈍い衝撃を覚えつつも、歯をきつく噛み締めて】
【苦々しげに叫ぶと……女性の傍の空間が、糸を撓ませる様に歪み≠見せ始めた………――何か、来る=H】
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 01:44:55.45 ID:dSXo5Eg0
>>251

(…チェックメイト?)

【向けられた銃口、その狙いを、わずかに視界の中に認め】
【抵抗のメリットデメリット、降参のメリットデメリットを天秤にかける】

【焼けるの域を超えて、もはや皮膚は黒変している】
【服もあちこち炭化し、下手に動かせば擦り切れてしまうほどの状態になっている】
【肩の出血は全く無いが、それでも傷の痛みと熱は着実に体力を奪う】
【いくら能力が使えようとも、いくら相手が傷ついていようとも、これ以上の戦いは、危険】

――――…わかった。降参する
(これで…終わりか)

【一言、涼しげな、或いは無表情で告げる】
【その言葉に込められた意思は、ただ「ああ、終わった」と】
【諦めなどではない。達観に近い。あるいは、淡白というべきか】
【その目は、ただ視野全体を見ており、何処も見ていない】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 01:45:02.25 ID:sTae96DO
>>253

構いませんよ、元々コーヒーが際立って好きというわけでもない

【なら何故買ったのか、なんて突っ込みは野暮だろうか】
【クロワは何を考えているのか、ぼんやりと彼女を見つめていて――】

…………、……いえ。
知らないなら、結構です。

【告げられた言葉には――半ば予想していたが、少し言葉が途切れた】
【然し、ならば今、桜花は一緒に住んでいないということ――】
【いや――そもそも『本当に鈴音なのか?』といった思考も生まれてきたが】
【だからといって、自分に何かが出来るわけではない――】

【――と、そんな風に思考を重ねていたが】

……貴方にはミルクコーヒーか……寧ろカフェオレがお似合いですかね

【ふ、と。呆れたように、薄い笑みを溢して】

……クシャルクス・クロワール・レッドスカイ。
クロワ、とお呼びなさい。恐らく、貴方と知り合いでした

【……と、何処かぶっきらぼうに言うだろう】

/パソコンが頑張るのを止めてしまったので携帯移行、返事遅れます
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 01:48:12.92 ID:A3mN9mQo
>>254

…ほほう、別にわからねーわけでもない、それは個性で、オレは違う個性を持っているだけ
つまり…負けねーために強いと言い張る男の子の意地って奴だろ?それならオレも持ってるぜ
本戦はいい、そんな気持ちを燃やすにはきっと丁度いいだろうよ…

…絶対勝つ、絶対貫き通してやる、負けたら終わりな戦場だってんなら死に物狂いで食らいついてやる
そして…皆の鼻を明かしてやる、何時以来かな…こんな気分になるの

だから、負けねえのはオレの方だ

【開戦前日の会話がおそらく皮切りとなったのだろうと彼は思う】
【メアリ、零、ここまでの戦いで自分自身と言う物を大きく見直す事が出来た、と彼は思う】

(…なら、次はそれ全部をひっくるめて…勝っちまうだけだよなぁ…!)

【医療班はようやく来たみたいだ、ようやくか、と彼は思いながら受け取ったフェルトハットを被り直した】
【←To Be Continued...】

/乙でした―!
/どんどんテンションが上がっていくー
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 01:49:54.18 ID:AFIcgESO
>>252
おいおい……照れ屋か?

【キリッ、と】
【自信満々な表情で……もしかすると「自分に対して相手が好意を抱いている」などという下らない幻想を見たか……】
【とにかく、『気持ち悪い』のは確かだが】

『ベット』…………そうだな…………潔く「全」でどうだ?

【「全賭」……大会において重要な《星》を一戦で全て使い切る、最大の賭け……この青年、腕に自信<あり>か】
【或いは……「油断」しているか?】

……まあ嫌なら良いんだが。あんた、全賭でもしないと本戦には進めないだろうぜ?

【若干強制染みた台詞だが……断る理由も無い、と判断したのだろう】
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 01:52:54.38 ID:R/GEQeoo
>>256

──試合、終了……ですわ、ね。。

【ふ、と】
【気の抜けるほどの、ふにゃりとした笑みをエルは浮かべた】
【抵抗されれば対処する術は手にある銃がなかったのが現状】
【降参の提案が相手に受け入れられるかどうか──】
【エルにとって、それは一種の賭けでもあった】
【結果として上手くいったそのやり取りのせいで、緊張も抜けたのだろう】
【かしゃん、と銃を地面へと置いてくたりと肩の力を抜き】

【まず優先的に解除するのは、リナを絡め取っている熱の縄】
【縄を完全に消した後、ようやく周囲に舞う火の粉や小火球を消し】

大会──医療班、を……
あぁ……携帯電話、私持ってない、です。。
リナ様、は……携帯電話の類をお持ちでしょう、か──?

【先ほどまでのエルと同一人物とは思えぬくらいうろたえた様子でおろおろと】
【その場に座りこんだままうろたえている】
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 01:56:28.83 ID:w.L1L1Q0
>>257

……そう、なの?
ん……、でも、ありがと。

【きょとんとした表情で、首を傾けてから】
【大事なことなのか、もう一度。今度は、軽く笑みながら。お礼の言葉を告げて】

……そか。

【なんて、短いお返事】
【ちょっぴりだけ、眉を下げて。申し訳無さそうな、そんな表情】
【なんというか、全体的に覚えてないとか知らないのが申し訳ない、らしく。表情の良く変わること】

……、……平気だもん。

【相手の薄い笑みに、なぜか、むぅっとしたような表情を浮かべて】
【意地にでもなったのか、もうひとくち。一口とはいえ、超少量なのだけれども】
【それでも、くっと眉を顰めて。苦いもの耐性無さすぎである】

クロワ、……クロワ。……おぼえたの。

【コーヒー(しかも微糖)に負けかけた若干の涙目を、ぐしっと拭ってから】
【相手の名前を指示されたとおりに鸚鵡返しして。こくこくと、なんだか子どもっぽく頷いて】
【缶コーヒーを持った両手を、そっと下ろして。飲むのは諦め、しかしカイロ代わりには利用する模様】

/把握しましたー
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 02:02:35.87 ID:7a5kczco
>>259
【彼からも見えるだろう、背けた顔が手品か何かの様に青ざめたのを】

…さ、流石に自信満々ね、ぇ
っで、賭けだったっけ?

【平静を繕いながら(表情や手足の震えで嫌悪感丸出しだが)、自分の状況を再考する】
【今の自分の手持ちは三つ、本選を狙うなら目安として十つは持っておきたいところだが――】
【この点は青年の指摘通り、何所かで大きな賭けに出なければいけないだろう】
【思考して多少は落ち付いたのか、大きく息を吸って、吐いて】

わたしの残りは三つ――お互い三つ賭けってことね?

【そう言いながらベンチから立ち上がる少女――了承、ということでいいのだろうか】
【改めて青年を見てう、と引いた様子を見せるも、それを出来るだけ表情に出さない様に気を付けつつ】

わたしはメリナ=サーカスジェット。知り合いからはリナって呼ばれてるが

【自己紹介と同時、ウェストポーチから二体のメイド服を着た30cmほどの大きさの人形が飛び出、リナの足元に降り立つ】
【二体の人形はどちらも短槍持ち、そしてリナ自身は何処からともなく取り出したトンファーを両手に構えている――出所は本当に聞いてはいけない】
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 02:04:29.51 ID:dSXo5Eg0
>>260

【縄が解かれても、立ち上がろうとはしない】
【気力、体力の限界であろう】
【降参を選んだのは、そういった理由も有る】
【もっとも、気力や体力があったところで、抵抗していたかは定かではないが】

【栓を開けたボトルから水が静かに溢れ出し、黒く変色した皮膚を覆う】
【冷却のつもりなのだろう】

【ピン、と、左側についていた☆2個が外れる】
【バッジの軸の部分に、水でも仕込んでいたのだろうか】

…生憎。そんなものは持ってない。
でも、医療班ならすぐに来るはず。ほら…

【全くうろたえる様子は無い。このままここで果てても構わないといったような口ぶりにも取れる】
【だが、少し経てば聞こえてくる足音。戦闘を感じ取って駆けつけてきた医療班だろう】
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 02:05:41.93 ID:sTae96DO
>>261

ええ。どうせ、眠気覚ましです。
あと、温かいものが飲みたかったですから。

【なんて、さらりと言って】
【余談だが、彼は水以外の飲料を滅多に飲まない。たが、温かい水なんて無い】
【ゆえにコーヒーは飲む。微糖なのは、謎の拘りだ】
【……最近誰かさんの影響で紅茶もぼちぼち飲むようになってきたらしいが、閑話休題】

……苦いなら無理なさらず。カフェオレくらいなら奢ってやりますよ?
とはいえそうそうあるものではないんで、其処の自販機のミルクコーヒー程度なら。

【くい、と右手の親指で近くの自販機を示して】
【ぼんやりと光る、ホットのミルクコーヒー、値段120】
【そして――ふと改まったように、じぃ、と彼女を見下ろして】

……で、『貴方』の名前は?

【――“それとも、名前があるのだろうか?『今』?”】
【そんな思いを内包したまま、問うた】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 02:13:43.34 ID:R/GEQeoo
>>263

あ、あぅ……そ、そう、だ
冷やさなくて、は……えと、えと、えと、

【リナの皮膚を水が覆っていくのを見て、はっとしたように口元に手を当て、またおろおろ】
【戦闘中に見せた蒼い雛菊の花──あれは確かに対象から熱を奪う技ではあるが】
【適度に使用すれば火傷の治療にも成り得る】
【自身の技の事などだれよりも熟知しているはずのエルではあるのだが──】
【どうも、戦闘後の疲労やリナの予想外にひどい傷を見て動揺しているらしく】
【あわあわと視線は右往左往し、思考は明後日の方やら千マイル先へやらの無作為転移中】

【☆のことなど全然頭にない、といった感じで始終そんな感じであったが】
【リナの指摘と足音を聞き、ぱぁっと嬉しそうな、安堵したような表情へと変わり】

こ、こちらです、わ──!

【少しでも医療班の到着を早めようと、声をあげて自分たちの居場所を医療班へと知らせる】
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 02:15:36.73 ID:AFIcgESO
>>262
(ふふふ……あんなに青くなっちゃって可愛らしいな…………)

【決して口には出してはいない……いないが………】
【何か言い知れぬ『不快感』……そして寒くなる『空気』……】
【それを、感じるかもしれない……というか感じるぞ】

うむ……それで良いだろう。

【右手のショットガンを、左手で撫でる】
【その様子から感じ取れる……どこか「威圧」めいた……『臨戦体勢』に入ったのであろう《気配》】

オレの名は……クードィ=フードゥル。本職は『異端狩り』だが……

【魔翌力、解放】
【びりびりと震える『空気』……この青年……かなりの「強者」】

……今は「パーフェクトナイスガイまほうしょうじょ」だ……それにしても、今日は良い月だ。この後一緒にデートでもどう?

【……締まらない】
【吐き気のしそうな提案をしつつ……まだ行動はしない。そちらの出方を見るつもりか】
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 02:15:54.81 ID:w.L1L1Q0
>>264

……そっか。
暖かいの、……いい、よね。

【相手の言葉を一切疑わず、というか疑ったところで良いことは特に無いのだが】
【馬鹿素直に受け取って、それから、目を伏せてふっと笑い】
【まだ暖かい缶を、ぎゅーっと握って。まあ冷え性ですから】

あ、……ん、……、……ん、んー。

【相手の言葉に、一瞬嬉しそうな表情になるも、ぐっと堪えて】
【目を伏せて、んー、とか小さく唸って。多分遠慮】
【それでも、口の中は苦いわけで。苦いのは嫌なわけで】
【そんなこんなで、数秒後】

…………、……ココアが、いい。

【何か拗ねた風にむぅっとしながら、顔を横に向けて】
【視線ははるか彼方、どこかを見ていて。なんか拗ねてらっしゃる】
【そしてきっと、ココアとホットコーヒー、きっと大体同じ値段である】
【売り切れたりしてなければ、きっとココアさんも自販機に居る、はず、たぶん、きっと】

……え。
えと、……鈴音、って。
桜花、鈴音、って。

【相手に名前を呼ばれて、それに反応して。彼女の中ではきっと、それで何かが終わってたんだろう、なにかが】
【そんな感じで、一瞬きょとんとしたあと。昔と同じ名前を、ひどく自信なさげに、返して】
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 02:22:08.41 ID:dSXo5Eg0
>>265

…ああ、そういえば

【ふっと何かを思い出したように水触手を伸ばす】
【それで掴んだものは、氷。蒼の雛菊によって熱を奪われた結果、凍ってしまった水である】
【一番酷い足の火傷に、その氷をあてがう。ゆっくりと凍ったために氷は透明で、雛菊もくっきりと見えるだろう】
【もっとも、雛菊がすでに消えていなければ、の話だが】

【戦う気力は無くとも、これくらいのことなら出来るようだ】

…そういえば、貴方の怪我は?

【次第に足音が大きくなってくる】
【やってくる医療班は、最終的には担架で二人を運び去るだろう】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 02:24:07.76 ID:l/IqhUSO
>>255

多分……大会スタッフが一日そこらで何とかしてくれる、と、思う。
ともあれ、お褒め頂き恐悦至極にございます、なんちゃってねー

【……効果は有ったようだな、と青年は内心で語散る】
【とはいえ、結果オーライとは言い難い。安牌と誤魔化しの一手を積み重ねても――恐らくは、無意味だろう】
【先に言った通り、彼は冴えない。兎に角冴えない。だがまあ、其れ位の事は解っているのだ】

【へらへらと道化めいた言葉を重ねつ、内心で焦る。話していて楽しい相手では有るが、そう長く待ってはくれまい】

あー……、ぅ…いや、異端≠カゃないと思う、似たようなモンだけど……

(所謂一つの、ほら。バレちまったもんは仕様がねえ≠チてヤツで行こう)
(所詮銃はサイドアームだし、態々慣れない戦法なんて、取る必要性が無いというか何と言うか……)

【綻んだ仮面の内側、ああでもないこうでもないと脳内で自問自答を重ね。其れもピークに達した、刹那】

【ぴしり。空気を軋ませる幻聴を響かすように、零下の視線が青年を射抜く】
【其れはオーバーヒート気味の脳髄に、瞬く間に冷却剤と成って染み込んだ。拡大の一途を辿る迷いが、反転、収束し】
【遅れて右腕が希釈された害意を嗅ぎ取り、無意識に手袋を食い破る程に握り締められた。五指は産声を上げるが如くに、ぎちりと軋む】

(――――早い話、開き直り=c…って、ヤツ?)
(さて、状況の整理。術式の残滓が残り一、相手は能力か何かの発動途中。)

取り敢えず……出される前に叩くのが、定石。

【僅かのクール・タイムを挟み――ぶづっ。布地の裂け散る厭な音と同時、右腕が更に変質≠オた】
【そこそこ仕立ての良いスーツの袖が無惨に千切れ、出でたるは漆黒の異形】
【一回りも二回りも肥大し、鎧甲に包まれた長い右腕。肘と肩には其れぞれ鋭利なスパイク、五指には鉤爪を帯びて】
【禍々しい雰囲気は、確かに悪魔の――異端≠フようでも有った。だが、其れより遥かに無機質だ】

【ぎちり、右腕がまた一声啼く。彼は一際分厚い、前腕外側に備えた菱の鎧甲を楯にして―――吶喊。繰り出されるのは、単純無比のタックル】
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 02:24:07.24 ID:7a5kczco
>>266
(・・・呑まれちゃ駄目よ、わたし・・・!)

【常識的判断に詰んだので、もう「精神攻撃の一種」と認識することにしたようだ
――実際結果的にはそうなっているのだが、まぁもう突っ込むまい】
【トンファーを構え直し――それらに褐色の魔翌力がまとわりつく】
【まぁ基本的ににトンファーを丈夫にする程度のものなのだが――この段階で詳細を把握するのは厳しいか】

異端・・・!?まぁいいわ、こっちからいくよ!

【考えたこと:こいつこそなんとかしないといけない『異端』じゃないの!?(外見的に)】
【焦燥か恐怖に駆られたか、若干焦った様子でリナの方からクードィに向かって駆け出す】
【人形二体はそれぞれ両サイドへ、ゆっくり回り込むような動きを見せている
――が、こちらは間合いに入るには遠いか。武器小さいし】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 02:25:52.54 ID:sTae96DO
>>267

……ええ。悪いことは、無い

【と、何処か興味なさげに言うが】
【その実、気を取られていたのだ】
【溢した笑顔に、『――ああ、まだ、笑えるんですね』と】
【当り前のありふれたことかもしれないが、何故かクロワにはそれが大きなことに思えたのだ】

……ココアね。
成る程、思ったより子供だったらしい

【と――どこか茶化すように、からかうように溢して】
【コツコツと革靴の音、自販機まで歩み寄れば】
【ちゃら、ちゃらと硬貨を投入し、ココアを購入】
【また其方まで戻って】

ホラ、熱いですよ

【と、先刻の缶コーヒー(微糖)よりも熱いココアを手渡そうとするだろう】
【紡がれた名前には、一瞬だけ隻眼を見開いたが――】

……鈴音。桜花 鈴音……成る程、覚えました。
よろしくお願いします、鈴音。

【なんて、次の瞬間には目を伏せて軽く唇に笑みを湛え、紡いだ】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 02:33:01.24 ID:R/GEQeoo
>>268

【雛菊は、まだ残っていた】
【というのも術者であるエルが雛菊の事をすーっかり忘れてしまっていたため】
【奇跡的、というか偶然、技解除の対象外となっていたのだ】

……、え、と。。
た、たいした事、ないですわっ!……、、ない、ですっ!

【そして、相手の問いに対してはそんなこと】
【実際は右足を痛めていたり左足に水弾を諸に喰らっていたり、上半身は上半身で血(?)だらけである】
【どっからどう見ても強がりであり、エル本人も強がりであると、薄々自覚してはいるらしい】

それよりも、リナ様はご自身の身体を心配してくださいませっ!

【更には、自分ではなく相手を気遣う発言まで】
【きっとそれは、エルが人間ではなく機械の身体を持つ人形であることからくる発言なのであろうが──】
【どうも、自分の身体を粗末に扱っているようにも聞こえなくはない】

【担架に乗せられている最中も──】
【矢張り、自分ではなくリナの方を心配していたとか、なんとか】

/この辺で〆、でしょうか?
/あ、まだ続けたい場合はどうぞどうぞです!
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 02:35:15.83 ID:AFIcgESO
>>270
……俺は「空気を読める男」だぜ。

【意味不明な発言】
【この青年…「イカれているのか?」そう質問されれば……誰もが「イエス」と答えるだろう】
【すっ……と。クードィは静かに……ショットガンの照準をリナに合わせて】

『魔術書《原本》』……<愚者が望んだ結末>…………起動。
「ターゲット」……ロックオン。魔翌力エネルギー充填完了…………

FIRE……ッ!!

【ドンッ!! と】
【ショットガンの銃口から放たれるのは《大型の魔翌力弾》……!!】
【ショットガンというだけあり……弾丸はリナに命中する直前に「拡散」……腹部を中心に全身に襲い掛かるッ!!】

【一発一発の威力は低めで、弾速は普通だが……全弾直撃は危険だ!!】
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 02:37:08.83 ID:w.L1L1Q0
>>271

……うん、暖まる、の。

【満面の笑み、とは程遠い、ふんわりとした笑み】
【何となく、どこか寂しそうにも見えるような笑顔で、そんなことを言って】
【もう一度、缶をぎゅ。と】

……だって、……甘いの、すきなの。

【子ども趣味なのは認めるらしい】
【やっぱり拗ねたように顔を横に向けつつも、視線でそちらをちらっと見やって】

……、ありが、っ!

【手渡された缶の熱さに、びくっと。びっくりした子猫みたいに一瞬跳んだ気がした】
【それでも落としたりはせず。女の子の意地ですね、たぶん】
【さっき触れた指の冷たさから考えると、きっと多分もの凄く熱いんだと思う。たぶん】
【それでも一生懸命頑張ってらっしゃる】

あー、ぅー、……あの、……はい。

【熱さのせいか、軽く唸って。唸ってから、なんだか反応に困ったみたいに、そんな風に返して】
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 02:45:48.85 ID:dSXo5Eg0
>>272

…そう?
…まあ、それ以上言及はしない。

【絶対に虚勢である、と思ってみたものの口には出さない】
【実際の傷の深さまでは分からないが、パッと見大怪我を負ったようにしか見えないのが理由になる】

…この程度なら、心配は無い。多分。
その程度は見越して言っている。それに…いや、やめておく

【密かに、エルの傷から出た血のようなものに対しても能力をしようとしていた】
【だが、条件は「血」としていたために、能力の干渉力が弱かったせいもあるが上手く働かなかった】
【故に、こう結論付けた。「血が流れていない」】
【その先からどういった考えに至ったのかは、リナのみが知る】

【餞別でも渡すかのように、エルの乗った担架に、☆二つを乗せて】
【自身もまた、運ばれていった】


【エルネスティーネVS西谷リナ 勝者:エルネスティーネ】

/この辺りで、お疲れ様でしたー
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 02:46:43.12 ID:7a5kczco
>>273
狂ってる・・・・・・!

【とうとう口から漏れ出す本音――というか、色々と衝撃が大き過ぎたのだろう】
【と、そこに飛来する散弾――!】

ふっ――くっ!

【ショットガンが見えた時点で散弾は想定済み――たんっ!と右側に跳ねるようにして回避を図る】
【流石に速度などは計算しきれず脇腹を掠めるが――歩みを止める程度のものではない】
【そのまま相手に動きが無ければ、次スレ辺りで近接戦闘の間合いに入るか】

【その間に、二体の槍人形はそれぞれクードィの斜め後ろの位置に陣取ろうとする
――陣取ると言っても、そこそこ距離が離れているが】
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 02:46:46.38 ID:sTae96DO
>>274

…………(…………――――)

【その、何処か寂しそうな笑みに、またぼんやりと。無言】
【今、彼は何を思うのか――……他人の領域には深くは踏み込まない。それが彼の主義】
【主義であり、生存率を上げる手段。これは冷酷ではなく、冷静なだけ――】
【――なんて、“オレも随分甘くなっちまったものですね……”とは、心中の呟き】

……ええ、悪いとは言ってませんよ。
好きなものを好きなだけ……上等じゃないですか。
……フ、だから熱いと言ったでしょうに

【……なごやかに。ひょっとすると、ひどくレアな光景かもしれない】
【クロワが、身内や昔からの仲間以外の前で、こんな風に柔らかい微笑みを溢すのは】
【記憶を失ったのか、或いは何か想像も出来ない能力の産物か、自己を見失ったかつての知人】
【もしかつての彼女がクロワの中で友人レベルまで捉えられていたら(クロワにとっての友人ラインは相当高いが)、別だったろう】
【或いは彼女の『友人』たちは、もっと衝撃を受けたりするのかもしれない】
【もしかすると――クロワ『だから』――こんな風に、奇妙なワンシーンが生まれるのか】

……さて、そろそろ良い頃合いですね。
鈴音。オレはぼちぼち行きますが……連絡先程度でも渡しときましょうか?

【――だから、クロワとしてはとびきり珍しい、こんな言葉が飛び出す】
【どことなく、放っておけないのか――深く踏み込まないはずが、なぁ】
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 02:53:44.58 ID:w.L1L1Q0
>>277

……苦いの、きらぁい。

【……なんて。ピーマンやだーとか言う子供とまったく同じである。表情も声色も】
【そもそもピーマンが嫌われるのは以下略。要するに子どもにいらない成分だからなのであって、苦いのはこの子にいらない成分なんだろう。たぶん】

…………、うー……。

【熱いと言った、という相手のセリフには。怨めしそうな視線を投げて】
【それでも、手が慣れてきたのか、当初よりは熱がっては居ないか】

ぁ、うん……、……、ぇと。
…………、クロワ、きめて。

【頷いてから、相手の言葉にちょっと詰まって】
【数秒考えてから、相手任せの返答。自分で考えるの放棄しやがった】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 02:54:33.56 ID:5p8XF0o0
>>269

…能力のデザインセンスを、神様が間違えてしまっただけの人間?その解釈は許されるのか?
……嗚呼、だとしたら―――……。 似たような<cmだ、私も。

【黒鋼を以て形作られた、鬼神の右腕――――ふと考えるのは、此の場が此処≠ナ無ければ、この男の息の根を止めるか、と言う事】
【一しきり、但しごく短い時間、想い浮かべて。戦闘思考に混じるノイズの様に、答えが―――捻り出せない】
【出会い頭であれば、ほぼ確実に背後から首を掻っ切って、サッカーボールより軽やかに宙に舞わしているだろうに、こう話し込んでしまうと………。】

【結果として、判断基準となったのは―――異端に執着する理由の一端である、自らの醜い能力と、相手の口から直に放られた、否定の言葉】
【理由は、ある。きっと∴ル端では無い―――結論を急いで、頬を歪めて、唇全体で描いた微笑の弧は妙に大きかった】

………ぬふ、重っ…ッ!

【人型の砲丸とでも言うべきか―――明らかに間合いの向こう側に位置する腕の付け根、至近への踏み込みを許さぬ楯】
【正面突破は不可能と判断、すばやく身を翻し、深めの靴跡を残しながら、左側にステップ………完全とは成らない】
【元から怪物なら、まだ好い。唐突に、飛び越えるように変化した間合い―――右腕の付け根を、肩の周りの神経が、鈍痛に苛まれ悲鳴を上げる】
【3メートルほど吹き飛ばされて、樽の如く転がる肉体……衝撃は可能な限り逃がしたが、土で打った部分も苦しくないと言えば、ウソになる】
【幸いにも、脚はほぼ無傷だったので、左手で土を突っぱねながら、彼女は立ち上がろうとする事だろう】

(……だが、だ…。≪U.F.O.≫に、疵は無い…!)

【その中で、はらり。宙を舞う二本のナイフ―――だが、取り零したにしては、余りにも綺麗に=c上へ】
【更に、一瞬経って。―――何らかの力に導かれたように、命を吹き込まれたように、紫紺の色彩を強める前兆と共に、ナイフが『飛ぶ』】
【狙いは、青年の機動性を支えていて、尚且つ腕で庇いにくいであろう脚部=c…如何なる原理かは判らずとも、狙いは正確だ】

【そう、原理=\――攻撃された後でも、或いは、突進のスキを潰して、その前に反応した時でも、疑問に思うかもしれない】
【ルブハティルの傍を観れば、その一端に触れられる筈だ―――『歪み』が収束して、或いは集束して、一つの『影』が、低空中≠ノ現れるのだから】

【彼の姿を、既存の認識された物体で形容するなら―――いや、其れは難しい。奴は未確認飛行存在】
【裂けた口で固定され、憤怒を顕す“鬼面”が、全体に付着した、傘だけの″gい越前海月の様なカタチの『躯』から】
【『黒く長い女性の腕』の如き触手が、天を指さす様に7本生えていて、それが忙しなく、呼吸する様な調子で、もぞもぞと動き続けている】
【裏側、つまり下から見た『傘』の中には、目を凝らせば判るだろう…「教会式」の魔法陣が、烙印の如く在る】

【フィードバック無し、リンクあり、全方位の視界と低空浮翌遊力を常備、パワー1、スピード2、正確性5のアートマン】
【皮肉染みて―――異端≠フフォルムを持つルブハティルの能力の『核』たる存在―――≪Unsung-Fang-Orchestra≫である】
【「何で似てるか、判っただろ?」―――自嘲めいた声が、凛と揺れた】

/当方眠気が微妙にヤバスです、文を書くのも遅く…
/出来れば、明日の正午ぐらいから、延長戦をお願いできますか?
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 02:55:21.63 ID:R/GEQeoo
>>275

──?
そうでございます、か……

【「やめておく」──】
【そう告げられた言葉の意味。リナの発動された能力】
【そのどれもが、エルの知るところではなく】
【どこか困惑した表情で、彼女はそのまま、☆2つの乗せられた担架と共に運ばれていく】


【────そして、金の国に来て2度目の、大会運営の所持する病室にて】


そういえば私──……
リナ様と戦っている最中──ジョン様の事、考えて、なかったです。。

【「戦う相手を見ずにして勝とうなど愚の骨頂!!」】
【──昨日、戦った相手の言葉がぼんやりと思いだされた】
【戦う前。その相手の台詞なんて全く意識してもいなかったのに】

【──戦いを重ね。言葉を重ね】
【少女は、またひとつ強くなる】
【永遠の存在たり得る彼女は】
【刹那の幸せを求め──】
【ただただ、強さを手に歩む】

【Never Ending Story】【→side:E→】
【The next PARADE is......?】

/お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 02:59:45.35 ID:AFIcgESO
>>276
良い回避だ……! だが無策な接近はお勧めしないぜ?

(……斜め後ろに槍。前方にトンファー……成る程?)

【ショットガンに再び魔翌力を充填しつつ……】
【地面を蹴り……『気持ち悪い』くらいのハイジャンプ……高度はなんと5m以上……!】
【着地は大丈夫か?】
【……その時】
【一陣の強い風が吹き……偶然か、それがフードゥルの着地を和らげる】
【着地位置は……先程より後方。遠距離戦に持ち込む気か……?】

ふーむ……槍で刺されるのは痛いからな。やめてくれると有り難いからその辺はヨロピクね☆

【そんな事を言いつつ……あろう事か、ショットガンを空中に「放棄」】
【次の瞬間】
【ショットガンはくるくると回りながら……青年の頭上で「浮翌遊」!!】

【これが青年の《能力》か……!?】
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 03:02:08.67 ID:sTae96DO
>>278

……苦いのが好きなヒトなんて、居るんですかね。オレもあまりスキではありませんが……
……とりあえず、バランスよく食べてればいいんじゃないですか、多分

【と、よくわからない結論に落ち着いた】

……なんですか、その目は。
『すこぶる熱いから超気を付けなさい』とでも言えば良かったと?
抜かしなさいよ、餓鬼じゃあるまいし…………餓鬼ですか?

【明らかにからかっている風だが、そうやって肩を竦めて】
【そして、決断を委ねられたなら。やれやれですね、と小さく溢して】
【胸の内ポッケから取り出すのは、一枚のメモ切れ】
【それを、鈴音に差し出して】

……持ってなさい、無いよかマシです

【――それはきっと、彼の連絡先が書かれたメモ切れだろう】
【手渡せたなら、彼はくるりと海に背を向けて】

……では、オレはそろそろ。
じゃあ、鈴音。縁があれば、また。
…………。

【そう言うや否や――ひらひらと片手を振って、歩き去ろうとする、だろう】
【その表情に何が浮かんでいるのか――今は、見えない】
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 03:10:58.95 ID:w.L1L1Q0
>>282

……居る、と。……思う。
…………そうする。

【何か曖昧なこと言ってから、こくっと頷いて】
【バランス良い食生活を心がけるらしい。いいことです】

だってだって、……、……熱いもの。
子どもじゃないもん、……、……たぶん。

【言い方が非常に子どもっぽかった】
【まさしく拗ねた子どもである。※17歳】

あ……、……ありが、と。

【それから、差し出されたメモ切れを。そっと、受け取って】
【じぃ、と。数秒、見つめてから、ココア缶持ったもう片手も使って、両手で持って】

……うん、……ばいばい。また、ね。

【なんて、やっぱり子どもっぽいご挨拶】
【ココア缶とメモを左手で持って、右手をちっちゃく振って】
【そのまま、見送って】

【誰も居なくなったらば、そこでようやく。ココア缶を開けた、とか】

/おつでしたのー
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 03:13:41.61 ID:7a5kczco
>>281
そっちこそ、全賭けなんて言いだした割には逃げ腰じゃない!?

【本音半分、煽り半分の発言をクードィにぶつけ――そこで強風が起き、とっさに脚を止める】

(まったくやりにくいったらない・・・)

【――だが、ただ脚を止めたわけでもない。リナは身を屈めながら、自身の持つ二つのトンファーを地面に向け――】

こっちから攻めさせてもらうわよ…!
≪Tetrahedron break≫!

【トンファーを地面に叩きつけると同時、そこに込めていた魔翌力を地面に打ち込むっ!】
【一瞬の間をおいて――そこからクードィ目がけて地面が隆起していく】
【対応をしなければ、飛び散る土塊や岩石の襲撃、更に足場の破壊という二重攻撃に見舞われることになる】

【人形は若干動きを変え、右側のものはリナに、左側のものはクードィを追うように動き始める】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 03:19:05.56 ID:sTae96DO
>>283

【相手の姿が、見えなくなったころ――】

……ふぅ、やれやれ……

そんなコト、してる余裕は無いというのに――


……なんで、ですかね。
オレも、随分甘くなっちまったな……なんて、簡単な言葉で片付けていいものか……


でも、ま……
悪い気分はしないじゃないか……≪J.E.S.U.S.≫――――……。


【なんて……そんな独りごとが、宙に溶けたとか】

/お疲れさまでした、ありがとうございました!
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 03:24:38.32 ID:w.L1L1Q0
【公園】

…………♪

【綺麗に切り揃えられた黒髪、真っ黒な薔薇のコサージュ】
【喪服染みたワンピースに、黒いロングブーツを履いて】
【どこかの鈴だらけと同じ容姿の、少女が】

【ベンチにちょこんと座って、上機嫌そうに、缶ココアを飲んでいたり】
【本当に上機嫌なのか、足ぱたぱたさせてたり。どこの子供か】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 03:27:32.44 ID:AFIcgESO
>>284
はっはっは!! 良く逃げ、良く攻める! それがクードィ=フードゥル!!

【迫る地面の隆起を回避する方法……それは!】

……ソイヤッサ!!

【「再び」ハイジャンプ……!! しかし今度は……何か「違う」!?】

【跳躍後の落下速度が……ひどく、ひどく…………「スローモーション」なのだ】

これぞ奥義「ぶらり途中スローモーション」……イかしてるだろ?

【さらにタチが悪い事に……スローモーション落下中に、ショットガンをキャッチ!!】
【そのまま引き金を引き……魔翌力散弾発射!!】
【狙いは当然「リナの腹部」! 顔面を狙わないのは、紳士的だ!】

【フードゥル:現在空中、高度は2mくらい?】
【ショットガン:同上】
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 03:39:13.96 ID:7a5kczco
>>287
芸が無い!それじゃあ策士には遠いわよ!

【ショットガンの一撃も、跳躍による回避も容易に想定出来る
――というか、あの攻撃を避けるなら上空が最良なのは明らかだ】
【――かくして、ショットガンの射線とリナの間に割り込む小さい影――】

『ヤッパリコーナルノネー』

【ショットガンの弾丸の前に立ちはだかったのは先程引き戻しに来ていた槍人形
――それが壁となって散弾のほとんどを受けながら何所かに吹き飛ばされていく】
【それとほぼ同時、リナも迷うことなく左手を振り上げ――否、
アンダースローの軌道でトンファーを投擲する!】
【回転しながら飛んでいくトンファーの狙いはクードィの胸元辺り――何かしらの手段で軌道を変えなければ直撃コースだ】
【投げた直後、体勢を立て直したリナは右のトンファーを胸の前に構えて数歩後退――守りに入る?いや…】
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 03:55:14.49 ID:AFIcgESO
>>288
芸? おいおい、それは聞き捨てならんが……ッ!

【一陣の風……クードィの足元から上に向けての局地的なそれと共に……更なる「上昇」】
【それによりトンファーの投擲を回避しようとするが……「完全回避」には至らず】
【右足の足首に、直撃−ブーツでいくらかは軽減されているが−する】

痛つつつつ……こいつは困ったな……!! どうもあんたはオレのセクシーさに嫉妬しているらしい……そ・こ・で!

【この期に及んで訳のわからない事を呟きつつ……クードィは新たな「試み」】

ジャジャーン!!

【何処からともなく取り出したのは……】
【取り出したのは……】

【……?】

【「何も無い」……しかしクードィは……右手に「何かを」掴んでいる……?】

行くぞ……「未確認アグレッシブ」!!

【……まさに未確認】
【奇妙なフォームで……クードィは見えない何かを、投擲した!!】

【ひゅんひゅんと、風を切りながらリナの右肩に迫る……それは……「空気の刃」】
【「鎌鼬」……と。そう呼ばれるモノだ】

【切れ味は人の身体を斬るには十分だが……速度はそれ程でも無い】
【音を聞いてから回避しても、十分に「間に合う」だろう】
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 03:56:49.26 ID:AFIcgESO
>>289訂正
/×【右手に「何かを」】
〇【左手に「何かを」】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 04:07:16.65 ID:7a5kczco
>>289
【強風に顔を顰めながら相手の方をしっかり見やり――】

まったく面倒臭いなー…!

【思えば先日戦ったのもやたら防御力の高い能力者だった・・・
――根気強さでも試されているのだろうか、とか益体も無いことを考えてみる】

・・・

【ナルシスト発言に危うく思考を硬直させそうになるが――さっきから意識づけていた通り、相手の作戦だと聞き流す】
【――そうしてる一瞬の間に、クードィが次の攻撃を構えており――】

やばっ――きゃっ!

【とっさに身を捩って避けに行くが、間に合わず右肩近くに浅くない傷を負う】

どうしてくれようかしら・・・まったく

【トンファーを左手に持ち直し、再びそれに魔翌力を充填する――まだ動かない、というか動きようがないのだろう】


292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 04:15:59.16 ID:AFIcgESO
>>291
さて……そろそろ攻めるか。……攻めに回すと俺は怖いぞ☆

【クードィ、下降】
【低空飛行……と言うのが最も相応しいであろう状態で、ショットガンを前方に向けて構えて】
【なんと、リナに向けて……尋常では無い−とは言え、目で追える程度だが−で、接近開始】
【その際……リナの左腕に向けて、ショットガンを放っておく】

なぜなら俺は……空気を読める男だからな。

【仮に接近に成功すれば……そのまま、リナの右を通り、「すれ違い」を狙うだろう】
【また、先程放っておいたショットガンは、妨害が無ければほぼ同時にリナに到達する】
【接近した際……特に擦れ違った場合、高速飛行に伴って彼の身体から放たれる微弱な「衝撃波」と……何か「見えない力」が、リナの全身に襲い掛かる】
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 04:29:01.72 ID:7a5kczco
>>292
・・・

【あ、黙った】
【ショットガンが構えられるのを見て、逆に一気に突撃を図る】
【散弾の長所が広がることでの避けにくさにあるなら、広がる前に対処してしまえ――そんな考えだ】

ふっ・・・!

【身体を右側に動かしながら身体を逆時計回りに動かすことで、掠める弾丸の衝撃を受け流す
――更に、戦闘で使えないと踏んだか、右腕を楯にして他の部位を弾丸から庇っている】
【そして、クードィが突っ込んできたところに――】

てぇいっ!

【逆回転の勢いそのままに、肉薄したクードィに向けて左腕のトンファーを裏拳の要領で叩きこもうとする!】

【ちなみに。飛びまわるクードィに人形は置いてきぼりを食らったのだろう、リナの元に戻る動きを見せている】
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 04:49:00.54 ID:AFIcgESO
>>293
ぬおお……っ!?

【左手のトンファーが届き難いと判断した上での……「右からの攻め」】
【しかし……リナが一枚上手か。迫る裏拳じみたトンファーを回避しようとするが……】

【間に、合わず!!】

…………ッ!! これは……『効いた』ァッ!!

【後頭部をぶち抜いたトンファーの一撃……仕留めたか?……否!!】
【寧ろ……後頭部から血を流しながらも、殴られた勢いで「加速」!!】

どうしようも無いな…………仕方ない、絶望を見せてやる……!!

【ひ、と。空気を切り裂いて……音に匹敵する、狂った速さで−】
【切り札に数えられる技の一つ……人間を超えた「音速飛行」!!】

ッ……!! 〜〜ッ……

【凄まじい衝撃波を撒き散らしての「上昇」だ……次に待つのは当然】

(最大速度の「垂直落下衝撃波」……コイツで薙ぎ払うッ……!!!!)

【「下降」】
【自らを守る「空気の防護膜」が裂け……全身から血を吹きながら……垂直に落下……!!】
【リナに向け一直線……命中すれば、待つのは無惨な「死」のみ】
【無論……そんな事をするバカでは無い。限界ギリギリの高度で……「上方」に方向転換! スピードを落とし、停止するだろう……!!】

【その際に発生する「衝撃波の嵐」が……凄まじい「超音波」と共に、リナに襲い掛かる……!】
【降ってくるクードィを止めるのは至難……だが、攻撃を撃ち込めば速度は下がり、或いは方向を狂わせて撃墜出来るかもしれない……!】
【彼自身の技だ……心配しなくとも、何かにぶつかって自殺……等という事にはならない】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 05:00:13.89 ID:7a5kczco
>>294
【確かな手ごたえ――相手頭部に直撃したことで勝利を確信――出来なかった】

――きゃっ!…やるじゃない!

【一撃を受け、尚加速の姿勢を見せるクードィに、衝撃波に煽られながらも驚嘆する】
【このタイミングでの加速――そして上昇、仕掛けてくるのは間違いない…!】

跳びなさい!わたしの人形
『ビバ、カミカゼー!』

【その呼びかけに応じて、戻ってきていた人形が跳び上がり、更に――】

飛んでけえぇぇぇえーーー!

【トンファーに残っていた魔翌力を撃ち出し、人形に乗せて一気に加速させる!】
【人形の狙いはもちろんクードィ、ちなみに槍は石突きを向けているので間違って刺さったリナしない】

くっ・・・ひゃああ!

【人形の特攻の成否に関わらず、クードィの起こした衝撃波の余波によって、リナは地面に叩きつけられるだろう】
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 05:09:54.88 ID:AFIcgESO
>>295
ガッ…………

【−結論から言おう】
【クードィ=フードゥルVSマリナ………勝者は、マリナだ】
【人形の特攻は、フードゥルの身体に直撃……先程の飛行の影響もあってか、フードゥルは墜落】

【そのまま、勢い良く地面にたたき付けられた】
【この時点で既にフードゥルは気絶しており……都合良く、星型バッジが三つ、彼の左胸から外れて地面に転がっている】


【既にフードゥルが起き上がる気配は無い……】
【勝敗は、誰が見ても明らかであろう】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 05:26:13.94 ID:7a5kczco
>>296
・・・う〜

【呻きながらなんとか上体を起こし――倒れたクードィに目を遣る】

勝った…ってことでいいのかしら?でも、動けないわ…えーっと

【相手はもちろんのことだが、自身も身体的ダメージは相当なもの】
【動く左手で懐を探り、まずは大会スタッフに救護要請、それから――】

出て来なさーい…

【その言葉に応じてポーチから現れたのは二体の白衣で注射器を持った人形】
【片方はリナの元に、もう一方はクードィの元にテクテク移動し―それぞれ注射器を思いっきりブッ刺した】
【と同時、二人それぞれに回復魔術が発動する――リナが声を出さずに悶えている辺り激痛が走っているのだろうがまぁ気絶なら問題ない】
【ともかく、一応起き上がれる程度に回復したリナは、まだふらつき気味の足取りでクードィの元に歩み寄り――】

…あー、あの事聞きそびれちゃった…仕方ないか

【しっかりちゃっかりバッジを回収した後、スタッフを待つべく近くのベンチ――】

・・・

【が戦闘の余波で壊れていたのでその場に座り込んだ】

/えーっと、この辺ですかね?お疲れさまでしたー!
/夜遅くどころか朝早くまで申し訳ない・・・!
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 05:43:14.64 ID:AFIcgESO
>>297
/自分から絡んだとは言え眠いっす……楽しかったです、乙でしたー……
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 05:48:29.69 ID:0AnLE0ko
【公園】

さみぃ……

【公園のベンチに青年が座っていた】
【裾の長い黒のコートに黒い帽子、黒の手袋に青と白のマフラーという完全防寒装備】
【色白の顔をした黒髪の青年だ】
【何とも寒そうにしている】
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 05:54:18.84 ID:w.L1L1Q0
>>299

【寒いなら家に入ればいいのに、と偉い人はいいました】
【まあそんなのはどうでもいいとして、多分青年の視界内。公園の入り口の方を見ていたらば】

【クリーム色の髪をツインテールにして、カラフルなアネモネの髪飾りをつけて、右目の下に毒タイプぽい蝶のシール貼って】
【フリルでもっくもくしたゴスロリドレスに、おでこ靴な感じの女の子が】

【なんか至極当然、時間なんか気にしませんよとばかりに公園内に侵入してるのが見える、はず】
【※まだ6時にもなってない】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 05:58:20.28 ID:0AnLE0ko
>>300

【残念、彼は平然と空を見上げていました】
【しかしそれではお話が進まないので、視線を下ろします】

(ガキは早起きなんだな……)

【早起きで済ませてしまいました】
【ともかく子供を視界内に収めて目で追っている】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 06:01:19.35 ID:w.L1L1Q0
>>301

【一方女の子。特に目的があって公園に来たわけでも無いらしく、きょろきょろ】
【すれば、相手を見つけるのは仕方ないわけで。仕方ないな】

【「!」ぴこん、とか。何か出した気がした】
【それから、ぱたぱた寄ってくよ!】
【顔見知りよね】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 06:04:18.40 ID:0AnLE0ko
>>302

(…………あ)

【※視力超悪い。本来は眼鏡が必要なレベル】
【ある程度近づいてきてからお子様が誰か気づいたようです】
【ぽかーんってしてる】
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 06:07:01.80 ID:w.L1L1Q0
>>303

【ぱたぱたぱたぱた、近所迷惑でない声量で会話できる距離よりか少し近いくらいまで来れば、ぴたっと止まって】

おはようございます、なのよぅー!

【元気にご挨拶。近所迷惑意味無かった】
【ついでに、ぺこりと頭を下げて。ツインテールがばさってなるも、攻撃範囲外だ問題無い】

お兄ちゃんもお散歩ですか、なのよ?

【ぱっと頭を上げて、ちょこんと可愛らしく首かしげながら、にっこにこ】
【朝から元気ですね】
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 06:11:03.00 ID:0AnLE0ko
>>304

朝っぱらから元気だな鳥娘

【変なあだ名つけやがった】

散歩っちゃ散歩だな。あんまり寒いもんで後悔してるが

【と、ちょっと身震い】
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 06:16:57.63 ID:w.L1L1Q0
>>305

……鳥じゃないのよ! 今日は鳥さん、居ないんだからぁ!

【あだ名に対しては、こんな反応】
【むぅーっと頬を膨らませて、非常に子どもっぽい。子どもだからいいんだけれども】

お兄ちゃん、寒いの苦手なのよぅ?
あのね、良かったらね、暖かいお茶くらいは奢って上げてもいいのよ、なのよ!
この前のお礼なんだからっ!

【完全武装な相手の格好を見やってから、首をかしげて】
【公園内のどっかに備え付けてある自販機の方に視線をちょっと向けてから、また青年に視線戻して】
【そんな提案。何か奢ってくれるみたい】
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 06:21:29.97 ID:0AnLE0ko
>>306

んー? そういや居ねぇなぁ

【若干めんどくさそうに頭の上を見て、まためんどくさそうに視線を戻した】

礼かぁ……

【お礼と言われ、少し考えるように呟きながら視線をまた落とす】
【少しの間黙った後、いきなり立ち上がった】

だったらこれでいい

【と言って、鳥の居ない頭の上に手を乗せようとする】
【乗せれたら、そのままなでなで】
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 06:29:12.28 ID:w.L1L1Q0
>>307

……、居て欲しかったのよ?

【うわぁ、的表情】
【軽くジト目、結構ジト目、かなりジト目】
【じとじとーっと相手を見つめ】

お茶より甘いものがいいですか、のよ?
だったらね、多分ね、ココアとかあるのよぅ。
無かったら自販機の意味が無いのよね、なの! ……うな?

【自販機の存在価値:ココア】
【少なくともこの子の脳内ではそうみたい。完璧にそうでなかったとしても、9割くらいそうだと思われる】

【それから、なんだか急に立ち上がった相手にびっくりしたみたいに目丸くして】
【この子の体型は大体5歳児女子くらい。そりゃあまあ170近い人がいきなり立ち上がったらビックリもしますね】

……え、ぇー。
寒いの、治らないのよ?

【なでなでされて、なんだか若干不満げな声漏らしたり】
【「寒いって言ってたじゃない」とでも言いたげな目線。でもそんなに嫌じゃなさそうな】
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 06:34:09.97 ID:0AnLE0ko
>>308

いいんだよ。礼なんだから俺が決めたっていいだろ

【18にもなって我侭なやつ】
【でも撫で方だけは無茶苦茶丁寧。超優しくしてる】
【猫の撫で方とも言う】

ホットココアの無い自販機に存在価値が無いってのも同意だ
お前の分も買ってやるよ。ココアでいいんだろ?

【とか言いながら撫でるの止めて自販機の方に歩いていく】
【奢る側が変わっちゃってる】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 06:39:24.01 ID:w.L1L1Q0
>>309

……それはそうだけど、何となく違う気がするでしょ、なのよぅー!

【何かちょっと違うみたい。ちょっとだけわがまま言ってらっしゃる】
【でも撫でるの自体妨害したりはしないから、多分結構喜んでる、はず】
【もしかして:若干のツンデレ風味】
【どうでもいいけれども、髪は結構さらさらすべすべ。撫で心地ばっちりです】

まぁね、あのね、他にも甘いものがあればちょっとは許してもいいかなぁって気分になるんだけれどね、……。
……お兄ちゃんが買うんじゃなくて、私が買うのよぅ!
違うんだからー!

【要するに自販機の存在価値=甘いもの、らしい】
【甘ければいいのか、甘ければ】
【それから、数秒の間の後になんか違いに気がついて】
【わぁわぁ言いながら、後をぱたぱたぱたぱたぱたぱた追いかけて。ごめんなさいごめんなさいとか言い出さないけれど、足音がひとつ多いくらいは、うん】
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 06:43:22.48 ID:0AnLE0ko
>>310

【ツンデレwwwwww】

あー? 礼はさっき撫でさせてもらったのでいいっつってんだろ
それに年下に奢られるほど金に困ってねぇよ。研究者ナメんな

【学生兼本業持ちというそこだけ聞くと凄い人】
【お子様の我侭超スルーして自販機にお金入れちゃう】

で、何がいい

【まず最初にお子様の分を買うつもりらしい】
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 06:48:24.24 ID:w.L1L1Q0
>>311

私が納得してないのよぅー!
だって私、お礼なんて何もしてないもの、なの!

【わぁわぁ喚いてらっしゃる。※まだ朝早い】
【お礼っぽいことがしたいらしい。お礼っぽいこと。それが何なのかは分からないけれども】

研究者とか、知らないのよぅ!

【すっぱり】
【子どもだから知らないのは当然なのだけれども、すっぱりと】

……しぃらない!

【ぷいっと】
【拗ねた風に頬膨らませて、そっぽ向いちゃったり】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 06:50:45.50 ID:0AnLE0ko
>>312

んー? じゃあしょうがねえな。俺の分をお前が奢って、お前の分を俺が奢ればいいんじゃね?

【良くない】
【適当言って誤魔化そうとしてるよ】

そう拗ねるなよ

【また撫でようとする】
【でも今度はこう、わしゃわしゃっと、ちょっと雑に】
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 06:56:59.14 ID:w.L1L1Q0
>>313

…………。

【ジト、っと】
【かなり低い位置からジト目でじぃーっと】
【目つき悪かったりはしないんだけども、何か、手馴れてる感(?)】

【そのまま、ジト目でじぃーっと見ながら数秒。何か考えて】

……うー、うー、……しょうがないからそれで許したげるのよぅ。

【何かもの凄く妥協してくださったようです(?)】
【何かちょっぴり偉そう。子どもにありがちなヤツである、うん】

拗ねてないんだからぁ!
……ぅな、髪がばさばさになるじゃない、なのよ!

【ばっと言い返してから、何か乙女っぽい返し方】
【実際、少しばさばさになってたり】
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 06:58:56.86 ID:0AnLE0ko
>>314

はいはい。で、お前何が飲みたい?

【超適当なあしらい方】
【ちゃんとばさばさになった髪を撫でながら整えてる】
【因みに自販機にはちゃんと色々ある。色物含め】
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 07:01:08.27 ID:w.L1L1Q0
>>315

ぅー……、……、甘いのがいいの!

【唸ってから、それでも甘いものの誘惑に勝てなかったのか、ちゃんと要望言う子】
【しかしそれもずいぶん大雑把。イロモノが鎮座してる自販機相手ではちょっと地雷発言だったかもしれない。ていうかきっと地雷】

【ちょっとくちゃってなったくらいならそれで直るけども、一部がちょっぴり直ってなかったり】
【ぴょんってしてる。ぴょんって】
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 07:07:27.64 ID:0AnLE0ko
>>316

んー……じゃあココアで、ぷっ!

【具体的な名前を言いながらお子様の方を向いた辺りで吹いた】
【肩震わせて笑い堪えてる。ツボに入ったらしい】
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 07:13:32.75 ID:w.L1L1Q0
>>317

……にゃ?

【ココア云々スルー、なんか笑い堪えてる相手をじぃっと見て】
【数秒きょとーんとした後に】
【はっ、と。ようやくさっき髪ぐしゃぐしゃされたことを思い出したのか、ぎゅ、と頭抑えて】

……お兄ちゃんがいじめたぁ!

【※この時間に発せられる声としては大声の部類】
【秋の空みたいな深い青の目潤ませて、ばっ、と後ろに一飛び】
【その動作の途中から着地、その僅かな隙の間に無駄に洗練された動作で髪ゴムを二つとも、外して】
【涙目で再び相手をきっ、と睨みつける頃にはストレートになっておられる】
【※地味に初ストレート】
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 07:19:32.32 ID:0AnLE0ko
>>318

いや、ごめんごめん……くくく……っ

【手を向けて謝ってるけど笑ってるせいで誠意が全く無い】
【何か結構長く笑ってる】

さて、じゃあホットココア二つと

【お子様が睨んでる間にさっさと二つ買って、片方を投げ渡す】
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 07:26:47.53 ID:w.L1L1Q0
>>319

…………。

【まだまだ睨みつけておられる】
【女の子的に弄られたくない弄られ方しちゃったみたい】
【外した髪ゴム手首に留めて、超ジト目で見てる。めちゃ見てる】

……鳥娘とか言うし、次苛めたら絶対許さないんだからぁ!
絶対絶対許さないんだかr、みきゃぁっ!?

【もの凄く拗ねた声色で、わぁわぁそんなこと言って】
【言ってる途中で投げられたので、思わずキャッチ→自販機のあたたかい特有のあの凶器的な熱さをガチキャッチ→悲鳴】
【思わず手を離し、ばばっ、と後退り】
【缶ココアさん地面に落ちちゃった。ぼすっと】
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 07:34:21.20 ID:0AnLE0ko
>>320

あ、おい大丈夫か?

【ほんの少し慌てたように駆け寄る】
【結構心配したような声だ】
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 07:37:40.70 ID:w.L1L1Q0
>>321

……大丈夫だもんー、……。

【手ぷらぷらさせながら、強がりなのか何なのか、そんなこと】
【熱かった上にビックリしたのか、ちょっぴり涙目】
【でも大丈夫みたい。大丈夫というならば大丈夫でしょう(棒】
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 07:41:38.15 ID:0AnLE0ko
>>322

まぁ何だ、悪かったよ。ついいじめたくなったんだ
ごめんね?

【一応今度こそちゃんと謝って、もう一度頭撫でようとする】
【最初と同じように優しく丁寧に】
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 07:46:50.45 ID:w.L1L1Q0
>>323

……そんな言い訳、今日び流行らないのよぅ。

【じとー、っと見てるけども】
【涙目では攻撃力半減である。別の攻撃力が上がるかもしれないけれど、それは今関係無い、はず】
【撫でられてちっちゃくうーうー唸ってたり。そのうーうー言うのを止めなさい】

……櫛無いからちゃんと縛れないし、どうしてくれるのよぅー!

【問題点はそこ、なのか?】
【適当なツインテとかは乙女心が許さないのか、そんな苦情である】
【熱いココア投げたことよりそこである】
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 07:51:46.65 ID:0AnLE0ko
>>324

言い訳じゃなくて本当なんだけどなぁ

【苦笑いしてる】

んー、困ったな。流石に櫛は携帯してないし……

【ある程度撫でてから、足元に転がってるココアを拾い上げる】
【で、今度はちゃんと差し出す】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 07:56:26.58 ID:w.L1L1Q0
>>325

じゃあそんな属性窓辺からそぉいしてやるのよぅ!

【お気に召さないようです】
【全体的に拗ねた表情をしてらっしゃる】
【多分一番怒ってるのは笑ったことである、女の子的に考えて】
【好感度下がってますよ赤木さん】

降ろしてると……、……邪魔なのよぅー。
……ぶー。

【ぶーぶーなんか言ってるも、やっぱり撫でられてれば何となく嬉しそうで】
【その辺がきっとお子様なんだろう、きっと】
【改めて差し出されたココア缶を、一瞬じとぉっと見るも、今度はちゃんと袖越しに受け取って】
【それから、ぱたぱたと。空いてるベンチに歩いてこうと】
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 07:59:23.96 ID:0AnLE0ko
>>326

…………

……はぁ

【お子様がベンチへと歩いていった後】
【一度だけ、ため息をついた】

【それから自分のココアも持って、ベンチへと歩いていく】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 08:04:20.69 ID:w.L1L1Q0
>>327

……お兄ちゃんが笑ったから、なのよぅ。

【相手のため息、どこ吹く風】
【ベンチにぽすん、っと座りながら、何となく怨めしげな視線が一瞬】
【ながぁい髪の毛を、背中側に全部ばさーってして】
【前に垂れてくる横の毛は、耳にかけて。髪型違うだけで相当印象違ったり】

…………そういえば、お兄ちゃんの名前聞いてたかしら、なのよ?

【ことんっと、ココア缶ベンチに置きながら、ふとそんな質問】
【首を傾げれば、ざぁっと。長い髪が流れて】
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 08:06:29.47 ID:0AnLE0ko
>>328

あぁ、悪い。お前のことでため息をついたんじゃないんだ

【ここだけ何だか真面目】
【でもそんな雰囲気もすぐになくなっちゃう】

名前? 赤木、赤木怜司

【かなり短い自己紹介をする】
【それからココアの缶を開けて、ずずーっと飲んで、はぁ、と息を吐く。何かおっさんっぽい】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 08:11:42.52 ID:w.L1L1Q0
>>329

う? そんなこと、言ってないのよぅ?

【相手の真面目さをブレイキンする勢いできょとんと首をかしげて】
【表情もきょとん。予想外だったらしい、何かが】

怜司お兄ちゃん、なのね、……覚えたの、なの。

【こくこく頷いて、それから、横に置いたココア缶を回収】
【ちょっぴり苦労しつつも、ぱかっと開けて。こくこく飲み始め】
【……あれ、名乗る気配が無い】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 08:16:56.86 ID:0AnLE0ko
>>330

あー……そうか、悪ぃ、それもそうだな

【はは、と変な笑い。表現すると自嘲か】

お前は何て言うんだ? 教えたくないなら、それでもいいが

【名乗ってもらえなかったのでこっちから聞く】
【何か熱いはずなのに結構なペースでココア飲んでる】

! げほっ!

【あ、むせた】
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 08:23:42.08 ID:w.L1L1Q0
>>331

髪ぐしゃぐしゃにしたこと言ったんだからぁ!
責任取ってよね、なのよぅ。

【何かぶーぶー言いながら、相手の笑い方とか特に気にしてないみたい?】
【何か10年くらい早いようなセリフ。お子様には早いですよと】

……教えてほしかったらねー、あのね、もっかいなでてくれたら教えてあげてもいいのよぅ?

【こくこく、と。流し込む数秒の間、そのあとに、なんだか偉そうなセリフを吐いて】
【セリフの割りには笑顔は純粋。にっこりと】

あう、……急いで飲むからそうなるんだからぁ。
ぐちゃぐちゃにした天罰なのよ!

【※心配そうな表情】
【表情とセリフがなぜか合わないお子様】
【相手との距離にもよるけど、手が届きそうなら背中ぽふぽふしようとしてたり】
【ちょっと届かない程度なら、身を乗り出して。届かないわーって距離なら、心配するだけである】
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 08:30:09.09 ID:0AnLE0ko
>>332

げほっ! げほっげほっ!!

【撫でるとかそれどころじゃない御様子】
【むせるのが妙に長い。人によっては本気で心配するレベルである】
【因みにちゃんと届く位置に居ます】

あー、ありがと、もう平気
あんがとね

【しばらくたっぷり咳き込んでからようやっと喋りだす】
【で、要求された通りに頭ぽんぽんして、なでなでしようとする】
【ちゃんと優しい。紳士(笑)】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 08:35:56.76 ID:w.L1L1Q0
>>333

女の子苛めた天罰なのよぅ。

【まだ言うか】
【ぽふぽふというか、ぽんぽんというか、さすさすというか】
【とにかく、なんかそんな感じで背中さすってあげたり】
【この辺女の子。優しい!】

神様はちゃんと見てるんだから、女の子苛めちゃ駄目なのよぅ!
……大丈夫なのよー?

【(`・ω・´)な表情。この子は何を言っているのか】
【きっと親の教育が悪いんだと思う。きっと】
【それでもさり気無く(?)心配してるあたり、誰が悪いのかもう分からない】
【それでも、撫でられたらやっぱり嬉しそう。頭撫でられた猫みたいに目細めて、足ぱたぱたさせてるの】
【紳士(笑)】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 08:39:22.70 ID:0AnLE0ko
>>334

あはは、違いない

【さっきと違って明るく笑う】
【内心半分は天罰だと思ってるあたり純粋?】
【撫でるのが楽しいのか、こっちもにこにこしながら撫でてる】
【何か嬉しそう】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 08:42:47.54 ID:L9ZT60ko
【金の国/公園】

【短く切り揃えられた茶髪 根元に綺麗な黒が残っていることから染めたものなのだろう】
【淡褐色の大きな瞳 ボーイッシュな顔立ちの、身長130cmに満たない少女】
【白のTシャツの上に薄緑のパーカー キュロットスカートは白とピンクのチェック柄】

【胸元には大会参加者であることを示す星が、二つ】

【少女はブランコに腰掛けて、包帯の巻かれた右手を見つめていた】
【漕ぎ出す様子は一向に無く、遊具は椅子として扱われ続けている】

ここで挽回、時間は足りる? 怪我してて、流れも無くて、どうするのー

【少女から見て右横のブランコの方には、分厚い本が無造作に置かれていた】
【新共同世界訳/注解・索引付き:初版――ようするに、”聖書”だ】

/投下してみたものの、10時から2時あたりにかけて離脱するという…
/それでも絡んでくださる奇特な方がいらっしゃいましたらどうぞ
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 08:46:51.34 ID:w.L1L1Q0
>>305

……もうー。

【むすむすー】
【まだちょっぴりだけ機嫌悪そうだけど、最初よりはずっとマシか】
【だいぶ笑うようになってたり。にこにこしてらっしゃる】

えっとね、それでね、私ね、ファラエナって言うのよ?

【流れに沿ってるようなぶった切ってるような】
【何か嬉しそうーに撫でられ撫でられ】
【それから、唐突にぴこんと何か思いついたような効果音(空耳)】

そうだ、櫛が無いならお兄ちゃんにやってもらえばいいのよ?

【なんか期待をこめた目で見ていらっしゃる。やれと遠まわしに言ってる気がしないでもない】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 08:52:14.64 ID:0AnLE0ko
>>337

ファラエナか。ちゃん付けの方がいい? ファラエナちゃん

【教えてもらった名前の呼び方をすぐに聞く】
【飲み物何がいいかいちいち聞いたり、呼び方聞いたり、結構細かい人】

手櫛? やっていいなら、喜んでやるけど?

【意外と乗り気】
【それもそのはず。彼は手櫛をするのが結構好きなのだ】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 08:57:43.27 ID:w.L1L1Q0
>>338

どっちでもいいのよぅ?
だってそれ、長いでしょ、なの。

【きょとんと首傾げて、そんなこと】
【まあ確かに長いけども。呼び捨てでもちゃんでも構わないみたい】

変な風にしたら超至近距離で目潰しなんだからね!

【なにそれこわい】
【そんなこと言いつつ、手首に留めたゴム(ふたつ、黒)外して、相手に渡そうと】
【正直この服ならゴムよりかリボンとかのが似合う気がするんだけども、まぁゴムなのである】
【わがまま言おうと今現在ここにあるのはゴムなのである。しゃーないね!】
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 09:00:13.20 ID:0AnLE0ko
>>339

じゃあファラエナでいいかな

【呼び捨てに決定】

……

【ゴム二つを受け取ったところでちょっと固まってしまった】
【何故か】

(他人の髪留めたことなんかぬぇ)

【そう、手櫛は好きだし経験もあるが、髪を留めたことは無いのだ】
【経験値不足である。レベルが足りないのである】

(まぁ何とかやるか)

ツインテールがいいの?

【髪型も一応聞く人】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 09:03:11.39 ID:w.L1L1Q0
>>340

それでいいのよ、なの。

【いいらしい。変なところで乙女分不足してますね】
【こくこくと数度頷いて】

……できないなら、別に他のでもいいのよ、なの。
あっ、でもね、変にしたら至近距離バルスなんだから! 本当なんだからねっ!?

【妥協。別にツインテじゃなくてもいいみたい】
【でも変なのは駄目みたい。当然といえば当然だけれど】
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 09:06:32.51 ID:0AnLE0ko
>>341

ただでさえ目ぇ悪いのに視力潰されたら人生観変わっちまう
よし、怜司兄ちゃんが流行りの可愛いポニテにしてやろう

【ポニテに流行りとかあるんすか赤木さん】
【ともかく、ポニーテールになるようだ。完全な趣味である】

……いや、ツインテールにするか
後ろ向きな

【中断しやがった】
【何やら無表情になって変更しちゃう。何なのかしら】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 09:11:52.52 ID:w.L1L1Q0
>>342

きっとね、しばらく放置すれば治るのよ、なのよ?
……あっ、もしも治らなくてもね、責任取れないんだけれどね。
……えーと、だから、きっと大丈夫なのよ!

【なんというか駄目だこの子】
【何がどう大丈夫なのか。何がどうしたら大丈夫という結論にたどり着いたのか】
【全然大丈夫じゃないことを平然とのたまってくれました】

ポニーテールって、やたら時間かかるイメージ……、なのよ?

【※彼女のイメージを作った元は母親です】
【※母親さんは髪が膝までありますコワイネー】
【そういえばどっかの鈴だらけの子も毎朝やたら時間かけてポニテにしてたとか。平均製作時間30分くらい。たぶん】
【まあとにかく、時間かかりそうねー、って反応。それでもちょっとだけわくわくした感じ】
【女の子だもの、たまには冒険したいよね(キリ】

…………ぇー。

【未知の領域(笑)への道が閉ざされ、ちょっぴり不満げ】
【それでも、きちんということ聞いて、ベンチの上ずりずりして、相手に背中向けて】
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 09:15:59.81 ID:0AnLE0ko
>>343

…………

【ポニーテールの話題に一切触れてくれないお兄ちゃん(笑)】
【どうでもいいけどなげぇ】

【まぁともかく慎重に慎重に痛くないように決して引っ張らないように超気を遣って手櫛で髪を整えていく】
【このへん何か変わらない】
【んである程度整えてから、手を離してちょっと考えて、髪を纏め始める。最初は右から】
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 09:19:51.83 ID:w.L1L1Q0
>>344

…………。

【相手が黙ってるなら、こっちもだんまりのファラちゃん】
【長いのは髪か時間か。時間ならポニテ綺麗に作るの大変なんだからなと微妙に擁護しておく】
【髪? 長すぎるんで切ったらどうですか?】

……もうちょっと強くしても大丈夫なのよー?

【めっちゃ慎重な手つきに対して、そんな突っ込み】
【ついさっきまでツインテだったせいもあって、少しクセのこってて髪まとめやすいかも】
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 09:22:42.21 ID:0AnLE0ko
>>345

お、おう

【何か緊張してるっぽい】
【何でかっていったら女性の髪=神聖で扱い方間違えるとやばい、だからである】
【まぁ要するに大事なわけだ】

【お子様の一言で作業スピードアップ。しかしツインテールに慣れてないせいでちょっともたついたり】
【そんなこんなで必死こいていい感じにツインテに仕上げてみせた】
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 09:28:34.89 ID:w.L1L1Q0
>>346

【女の命ですか分かりません】

【ツインテが完成したらば、もちもち触ってみたりふるふる首揺らしてみたりなんかして】

ふふー、ありがとうございます、なのよぅー!

【結構上機嫌。満足の出来だったらしく】
【ずりずりと、元の向きに戻り。にこにこしてらっしゃる】

んっんー、……今度こそお礼にジュース買ってあげてもいいのよね、なのよ?

【にこにこにこにこ。何か若干黒く見えるのは気のせい】
【そこまでしてジュース奢りたいんだろうか】
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 09:32:56.87 ID:0AnLE0ko
>>347

ちっ、覚えてたか

【上手く撒けたと思っていたらしく、ちょっと笑いながら舌打ちのフリをする】

とはいえ、飲み物はもう十分だしなぁ

【両腕を組んで考える素振り】
【ココアはもう飲みきったらしく、空の缶が隣においてある】
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 09:35:58.20 ID:w.L1L1Q0
>>348

忘れたと思ったら大間違いなんだから!

【やけに自慢げ。どうしてもこの前のお礼はしたいみたい】
【鳥さん頭から取れなくて困ってたみたいですし】

えー、……じゃあ何がいいのよぅ?

【首傾げて、相手が考えてるのじぃーっと見てるの】
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 09:40:01.96 ID:0AnLE0ko
>>349

んー? うーん……

【右手を頬に当てて少し首を傾げる】
【いい加減朝食がほしくなってきた頃合だが、流石にお子様にそんなものを奢らせる気にはならない】
【かといって飲み物は勘弁。奢らせないのもの悪いだろう】

思いつかん

【正直に考えを答えた】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 09:45:30.86 ID:w.L1L1Q0
>>350

…………えぇー。

【相手の答えに、ひどく不満げである】

じゃあ、じゃあ、何かしてほしいこととかぁ!

【ベンチぺしんぺしん叩いてらっしゃる】
【そんなに恩返しがしたいのでしょうか、蛾の恩返し】
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 09:49:24.34 ID:0AnLE0ko
>>351

えー、ぶっちゃけ撫でさせてくれりゃそれでいいんだがな

【撫でるのがよっぽど好きらしい】
【何かこっちも不満げではある】
【蛾の恩返し(笑)】
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 09:55:14.97 ID:w.L1L1Q0
>>352

……うーうー、だって私何もしてないじゃないー!

【めちゃ不満そう。それだと駄目みたい】
【むーっと頬膨らませて、ベンチにぺたん座りでそちらをじぃぃっと】
【何かした実感が欲しいらしく。まあ自己満足といえば自己満足。なんかやった感は大事である】

【鱗粉ばさばさしてくれます。部屋の四隅のスイッチを押して云々】
【……あれ、恩返せてない】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 09:58:27.96 ID:0AnLE0ko
>>353

んー、じゃあまぁ大人しく飲み物を頂こうか
カルピ○を買ってきてくれ

【超素直に飲み物を奢って頂くことに】
【ホットじゃなくアイスを要求】

【駄目すぎるwwwwwwww】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 10:03:43.83 ID:w.L1L1Q0
>>354

はぁい!

【やっとこさまともなお返事に嬉しそうにお返事】
【ぴょんとベンチから飛び降りるみたいにして、じゃりっと着地】
【ぱたたー、っと自販機まで小走って】

【傍から見たら特によく分かるけど、自販機のサイズとこの子の身長から見るとなんかもうお手上げ状態である】
【カル○スとか届くの、ってレベル】
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 10:30:39.39 ID:0AnLE0ko
>>355

……思った以上に身長差があるな

【実際対比してみてようやっと分かったその差】
【でもすぐには駆けつけず、しばらく見守ってみたり】

//ごめん、遅くなった
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 10:40:28.49 ID:w.L1L1Q0
>>356

【お金を頑張って入れてから、自販機さんをぺしんぺしんしてらっしゃる】
【指はボタンに全然届かず。何かちょっと表情的にイラついてるご様子。まあ気持ちは分からんでもない】
【ぺしんぺしんぺしんぺしん。数回繰り返したあと、数歩後ろに下がれば】
【その場に現れるは光の階段(仮)。キラキラ流れ出したら小鳥にボコされなきゃいけない気がするのだけれども】

【それを利用、ぽちっとカ○ピスのボタンを押して】
【無事お買い上げ、ぱたたーっと戻ってきて】

買ってきたのよぅー!

【なんて。超笑顔で手渡し。めちゃつめたい】

【え、能力使った? 駄目なんて誰も言ってない(キリ】
【階段さんはそのうちふわーっと消えちゃうとか何とか】

/意識が飛ぶところだったぶーぶー
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 10:45:56.90 ID:0AnLE0ko
>>357

(能力? フォトンに質量を? いや違う。あれ自体が発光しているだけか)
(なら純粋な物質生成。子供ですら能力者、か)

ん、ありがとよ

【かなり真面目な表情でじっと光の階段を見ていた。それこそ消えるまで】
【礼は言うものの、お子様の方向いてない。失礼】
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 10:49:19.90 ID:w.L1L1Q0
>>358

【結論:魔力が光ってるだけ】
【小鳥が歌ったら私をボコしに来るので全力で逃げるのを推奨せざるを得ない】

……あんまり感謝されてない気がするのよぅ……!

【こっち見てないでどっか見てる→あんま感謝されてない!(イマココ)】
【むー、と頬膨らませて。まだ相手が○ルピス受け取ってないなら、超冷たいカルピス相手の首筋に当てようと。ささやかな仕返し】
【※良い子はまねしてはいけません】
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 10:50:55.38 ID:0AnLE0ko
>>359

ごめんごめん

【ちゃんと受け取ってはいるよ!】
【今度はお子様の方見て笑いかけながら御礼を言って、頭撫でようとまでする】
【いっぱいサービスである】
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 10:54:51.04 ID:w.L1L1Q0
>>360

……まあいいけどぅー。
鳥さんとってくれてありがとうございました、なのよー?
……あっ、でも、鳥さんぶった切ろうとしたのは駄目なんだから!

【まあいい、らしい】
【それから、改めてお礼の言葉】
【鳥さんぶった切っちゃ駄目みたい。当然といえば当然だけれども】
【頭撫でられて、きゃっきゃってしてて何かすごい嬉しそうだったり】
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 10:57:22.05 ID:0AnLE0ko
>>361

ん、どう致しまして

【微笑みながら優しくなでなで】
【ちゃんと言葉も返してあげる】

じゃ、俺はそろそろ帰るよ
またね

【最後にぽんぽんってして、公園の出口へ歩いていく】
【何にもなければそのまま居なくなっちゃうのよ】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 11:01:18.52 ID:w.L1L1Q0
>>362

これで貸し借り0なんだからね!

【なんて。きゃっきゃと嬉しそうにしながら、そんなこと】
【貸し借りを気にしたいお年頃なのだろう、きっと。知らないけれど】

あう。……うー、……またねー、なのよぅ!

【ほんのちょびっとだけ残念そう。※頭なでられるの好き】
【だけども、ちゃんと挨拶返して。引きとめたりしないみたい】
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 11:02:07.77 ID:0AnLE0ko
>>363
//お疲れさーん
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 11:05:24.30 ID:w.L1L1Q0
>>364
/おつでしたのー、のー
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 11:22:51.06 ID:sTae96DO
【水の国――とある屋敷の庭】

…………朝……
(……久し振りに……外、出たな……)

……眩しい

【――外ハネの金髪に、白いストール。首から透明なホイッスル】
【トレード・マークの朱色のネコミミみたいな帽子は被っておらず、代わりなのか防寒なのか毛布を羽織って】
【濁った、深い紫色の瞳で太陽を見つめる少女が居た】

【この庭は外からも容易に覗き込めるし】
【平生の彼女を知るものなら、その変化に驚愕し――】
【例え知らずとも、爽やかな朝から切り取ったような『どんよりオーラ』は、際立つだろう】
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 11:38:36.39 ID:9MhrNjo0
>>366

【灰色のズボン、漆のように黒いロングコートを着て、明るめの青色の頭髪】
【紺色の瞳に、右手には透けるほどではないが薄く白い布地で作られた手袋】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

【仏頂面して屋台を引きながら歩いている】
【庭を覗けるならば庭からも覗けよう、屋台なんてでかい物引いてりゃ更に】
【それとなく屋台からは食べ物の匂い】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 11:45:38.26 ID:A3mN9mQo
>>366
【少女の視線の向こうに、気になる物が見えたかも知れない…何か燃えているような煙】
【そして、誰か二人が言い争いをしているようだ】

…だから俺はちゃんと前方確認してたって!!

『アアン!?俺が悪いッつーのかァ!?前方確認してたがブレーキ出来なきゃ意味ねェだろッてンだテメェ!!』

こっちだってまさかカーブをドリフトで突っ込んでスピード全く落とさないバイクがいるとは全然思いもしなかったんだよ!

【言い争いをしているのは片方はさらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年だった】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、首には季節に合った赤いマフラーを巻いている】

【そしてもう一人の小さな背丈の方は…茶髪を逆立ててその前髪に一房金色のメッシュが入った荒々しい顔立ちに青のパーカーに茶の短パンにスニーカーの少年】
【何か前に会った時よりもだいぶ印象が変わっているが…その顔は『親友』のそれと同じ顔だった】
【事実、糸目のはずの彼の目は…今は大きく見開いている】


『ていうか俺のバイクは潰れておまえのはピンピンしているってどォォォ―――――いうッ!理不尽だァ!?』

…お、俺のはムクの特注品だから…

【片方のバイクは炎上しているが…もう片方はよほど頑丈なのか、ヘコミ程度で済んでいる】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 11:46:23.26 ID:A3mN9mQo
/しまった、リロードしてなかった
/ここは引いた方がよろしいかな?
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 11:46:54.04 ID:sTae96DO
>>367

…………ぁ……

【ぽつりと、まるで一瞬空気が抜けたかのように呟いて】
【良い匂いに釣られて、其方を見やれば】

…………(……屋台……)

【ふら、と。糸が切れたマリオネットのように、不安定にふらふらと】
【ゆっくり、其方に歩み寄ろうとするだろう】
【とはいえ、何故か屋敷の敷地からは出ず、門のところで止まるのだが】
【門と通路は接しているため、会話や、やろうと思えば売買も可能だろう】
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 11:50:26.16 ID:sTae96DO
/おっと、どうしましょう?一応複数絡みにも対応できるようにパソコンは起動しましたが

/ライクの人、複数でもよろしいですか?
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 11:54:40.48 ID:9MhrNjo0
>>371
/拙僧は構わんでござる

>>370
【仏頂面しているのは思考を頭に広げながら歩いているからなのだが・・・】
【そんな事しながら歩いてるから・・・】

っ!!?
【ドカンと一発、電柱に良い感じの音を出して衝突】
【丁度門の近く辺りで立ち止まり、ふと、以前出会った事がある少女へと目を向ける】

【一度しか会っていないが解る、以前とは比べ物にならない彼女の落ち込みよう】
【決して自分も人の事は言えないのだが】

【と、其処で聞こえる喧騒の音、目の前の少女を見過ごせるわけではないが自然と意識と顔は>>368の方向へと向く】
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 11:54:48.96 ID:A3mN9mQo
>>371
/いや、失礼…たった今雑用を押しつけられまして
/ここは引かせていただきます…失礼
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 12:00:46.10 ID:0AnLE0ko
【路地裏】

(何だこの付き纏う違和感は……)

【暗い路地裏に青年が居た】
【黒い帽子、裾の長い黒いコートに黒の手袋、更に青と白のマフラーという完全防寒装備】
【色白で、身長が160台後半の青年だ】
【右手に納刀状態の刀を持ち、右肩に乗せている】

【青年の足元には不良が数人倒れていた。路地裏では珍しくない光景だ】
【何故か青年は怪訝な表情をしているが……】
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 12:02:14.33 ID:sTae96DO
>>372

【電柱なのに土管】
【……などと、凍てつくほどにクソ寒い文言は置いといて】
【この少女。小気味よく電柱に激突した知人に対して――】

……………………。

【無言】
【無表情】
【無感情】
【物 凄 く 気 ま ず い】
【失笑すら無しである。リアクションとしては一番困るパターン、だが】

【目が合えば、一度ぺこりと会釈。恐らくは『久し振り』の意なのか】

…………なに、してるの?

【そして、蚊の鳴くような声で訊ねるだろう】
【無論、電柱にぶつかったことを指すわけではない】

>>373
/と、把握しました。また機会があれば!
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 12:05:48.64 ID:sTae96DO
/と、ライクの人申し訳ないです。次の返事遅れます
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 12:10:15.09 ID:9MhrNjo0
>>373
/了解いたしました
>>375
【しかしこの男、ぶつかったにも拘らずその事について全く痛そうにしていないのは・・・】

【まずは思い出す、そのために頭を動かす──まだ一度しか彼女と会った事は無い】
【以前はどんな出会いだったか、以前はどのような様子だったか──】
【思い出せば思い出すほど一致しない───以前会った時と今の彼女の様子は─────】

【だけど問われたからには答えるのが礼儀というものであろう】

・・・ご覧の通り物を売るために屋台を走らせている
売っている物は基本的に惣菜料理・・・まぁそこら家庭に出てくる普通の料理さ

【決して明るい様子がある声では無いが】
【特段声が小さいわけでも無くはっきりと聞こえる大きさの声だろう】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 12:20:56.24 ID:sTae96DO
>>377

【恐らく、この少女も電柱の件に関してはもう触れまい】
【かくして、此処に普通なら間違いなく話題に乗るであろう一種の事故を】
【二人ともが完全スルーするという奇妙な光景が誕生した……閑話休題】

【少女の瞳――宝石のような深い紫水晶を湛えていた、綺麗な瞳】
【だが、其処には煌めきなど微塵と無く。全く光が失われていた】
【水晶を研磨する前の、石くれのように、濁り切っていた】
【まるで別人――だが、声も顔も、間違いは無い。それが違和感を生む】

…………惣菜料理……

【ぽつりと、その言葉を反芻して】

…………お腹、空いたから……
……何か、欲しいですね

【とてとて、と門まで歩み寄り、背伸びして屋台を覗き込もうとする】
【其処までするなら門を開けて出てこいとも言いたくなるが、少女は頑なに屋敷の敷地から出ようとしないだろう】
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 12:29:24.33 ID:9MhrNjo0
>>378
【彼は居合わす事が無かった───かのR.I.Pがあの城を襲った時に──】

【あの時は今と同じ様に屋台を走らせ一人の人間に、また料理を売っていた】
【その時、ひしひしと何処かで感じてはいた、何処かで大きい戦いがあると───だがそれが何処でどんな戦いか、其処で何が起きたかを、彼は知る由が無い】

…そう、か
【だから彼にはどんな言葉をかけるべきなのか、その見当が全くつかない】
【知らないのに下手な言葉をかけるのは良くない、かけられない】
【だから、屋台を引きつつその屋敷の敷地へと入るだろう──門の外に出ないのも、瞳がにごってしまったのも──恐らくは同じところに理由があると思いつつ】

・・・家庭料理と呼べるものなら何でもあるつもりだ、欲しいのが無ければ一応簡易的な設備もあるし作らせても構わない
【その言葉に偽りは無く、屋台に載せられている料理は多種多様。パックやらなんやらに入れられた数々の料理】
【比較的作り立てなのか、少しの温かみがまだそれらには残っている】
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 12:37:09.41 ID:sTae96DO
>>379

…………あ、……ごめん

【わざわざ屋台を引いて敷地に入ってきた相手に、感謝の意の謝罪】
【これも、普段の彼女なら『ありがとうですねー!』と、快活に返していたのだろう】
【全てが後向きに転じてしまっているのだ……ローブのように羽織っている毛布を、きゅ、と握って】

……キミが、作ったの?

【屋台を覗き込みながら、並ぶ料理たちを見てポツリ】
【やがて、視線が一点で留まり――】

…………さむい、から……
コロッケ、欲しいですね

【どうやら、コロッケが目に留まったらしい】
【やがて、毛布の下でもぞもぞする。財布を探しているのだろうか】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 12:45:19.44 ID:9MhrNjo0
>>380
何、此方も商売だからな・・・
此方は金を貰うんだ、気にする必要はあるまい
【丁度良い位置まで引っ張り屋台のブツをすぐに取れるよう準備をする】
【準備と言っても単に体を別の位置に動かすだけだが】
【そして自分が動く人件費?みたいな事も込みで金を貰うから大したことではない、と言いたいのか】

ん・・・あぁ、俺が作ったんだ
基本的に・・・家事は得意でな・・・
【単純に家の手伝いが好きだったのか、せざるを得なかったのかは知らないが】
【これだけ多種多様な料理が出来る辺り他の家事も得意なのかも】

ん・・・コロッケなら・・・これが一番新しく作った奴だな
・・・こいつはサービス
【そう言ってコロッケの入ったパックに手を伸ばして、それを手に取り】
【彼女へと手渡そうとする。大体人が食べるのに丁度良い温かみを持った温度だ】

【そしてサービスと言って渡そうとするのはホットココアである、スチール缶】
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 12:58:37.32 ID:sTae96DO
>>381

…………ありが、と

【相手の言葉を掘り下げることもなく、ただ受動的に返答する】
【人はここまで変貌できるのか――驚かざるを得ないだろう】
【外見的なことも相まって、随分と――180度与える印象が違うだろう】

……そう、なんだ
ボクも…………料理、得意ですね
……ボクより、下手だったら……お金、払わないですねー……えへ、へ……
……………………。

【――結論から言えば、今の言葉は無論冗談である】
【だが、あまりにも感情が薄くなっているため、冗談としてはやや受け取りにくい】
【申し訳程度に供えられた、ぎこちない笑顔が痛々しい――】

…………ココア、?

【そして、差し出されたココアとコロッケを受け取り、お金を支払うために毛布の切れ間から手を伸ばす、が――】

……………………。

【――僅かに見える手首や、指先】
【『包丁で切っちゃった』程度では有り得ない、異様な絆創膏と包帯――――】
【――少女は、微かに俯いて】

/申し訳無い、来客で遅れました
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 13:06:28.96 ID:9MhrNjo0
>>382
そいつは困ったな・・・売り物に出来る程度の自信はあるんだが・・・
仮に下手だったとしても其処を何とかお情けで恵んでくれ
【ぎこちない笑顔が・・・冗談と受け取りにくいそれを冗談だと思わせる──】
【その痛々しい笑顔をどうにかする術を知らない、知るはずも無い・・・】

・・・あんまり得意じゃないんだけどな
まぁ失敗するほどアホでもないさ
【自分に出来る事などそんな物だろう】
【本当に小さい事】

【──彼はその傷だらけの手を取ろうとし、それが上手く言ったのなら治癒魔術を施すだろう】
【あまり効果の強い物ではない、傷の完治など到底望めない】
【・・・仮に傷が感知できるような術が使えたとしても、身体の傷は治せても精神的な傷を治せるなど】
【彼女と接点の少ないこの男に出来るはずが無い】
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 13:12:14.01 ID:dvpTH860
【金の国――プレシール通り】


(……うーん、これならバレません、よね?)
(真名≠ナはないから、色々と制限は加わってしまいますが――。)

【――きょろきょろと、周囲を見渡しながら歩く人影が、一つ】


うーん……人は、いるかな。
えーっと、大会参加者の人とかさ……?どうかなー?

【短めのフェアブロンドの髪と、大きめの灰色のキャスケット帽、蒼色の澄んだ瞳が特徴的な】
【ファーの付いた黒のコートとタイトなジーンズを着た、18歳程度の外見の少年である】
【其の澄んだ声、其の華奢な体付きと顔立ちは、何処か中性的にも感じられるような其れだ】

【胸ポケットに付けられたるは、星5つ――彼も、れっきとした大会参加者≠ネのだろう】
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 13:13:20.62 ID:sTae96DO
>>383

……大丈夫、……冗談だから
ボクも、流石に……それは、わかってるですね
それに、……

【どうしようもなく不安になったのか、わざわざ言葉でも補足して】
【言う途中に、コロッケを。はむ、と一口ついばむように】
【咀嚼して、飲み込み――ふぅ、と暖かな吐息を溢して】

…………おいしい、から

【そう言って、ふわりと笑ってみせた――】


――――……っ?

【手を取られた一瞬、反射的に身体がびくりと震えたが】
【体にしみ込んでくるあたたかな波動に、回復術を使われたのだと気付いて】

……ごめん……ね

【また、感謝を示す、寂しげな笑顔――】
【きゅ、と。缶ココアが、微かに強く握られた】
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 13:16:20.79 ID:qR4UZ.6o
>>384

【壱つ、眼前から流れてくる紫苑色の香り――――……
それは、新たな来訪者を告げる、賛美歌にも似た、甘い甘い香りで】

【――――……香りの持ち主である彼女は、目の前の貴方に気づいたように、視線を泳がせる
花の香りに似た、紫苑色の瞳は、パッチリと開いて、彼へと注がれるだろう】


えっと――――……大会の、参加者さんですよね?


【耳に心地よい、淡い色のソプラノボイスが、そっと空気を揺らす】

【紫苑色の長い髪の後方を三つ編みにし、一つにまとめ腰の辺りまで垂らした
白いオフショルの長袖のトップスに純白の手袋、両手首にかけた黄色いリングそして黒いレースのミニスカ
やや濃いめの紫苑色のニーソックスからみえる脚線美が素晴らしい巨乳の少女】

【彼女の膨らんだ胸にはまた――――……星が六つ、輝いている】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 13:22:18.49 ID:9MhrNjo0
>>385
・・・こっちの言う事も冗談だ・・・
相手の冗談を理解できる余裕が無いなら・・・あんまし無理すんな
【先ほど彼女が浮かべていた物とは質が違うが】
【彼もまた痛々しい笑みを浮かべている】

【だけども─────】

・・・そうか・・・また・・・何処かで見かけたら、もうちっと暖かい出来立ての奴作ってやる
【何処か、そのふわりとした笑みに痛々しさが消えていく】
【違う違う────痛々しさを消されるのではない、消してやらなければならないのだと】

ごめんじゃない、こういう時は謝るものじゃない
ただ適当に笑ってありがとうって言うもんだ───
【ただ一度しか会っていない少女に何を此処まで気にかけているのだろう】
【過去の経験で何か似通うことがあるのだろうか】
【それとも単なる気性なのだろうか────】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 13:22:26.13 ID:dvpTH860
>>386

……そう、だけど。
キミも――どうやら、大会参加者さんのようだね。よろしく!

……先に名乗っておこうかな。ボクはエリオット。
賭ける星は 全部 =\―……あ、其方は何個でも構わない。


【丁寧に名乗りを上げ、賭ける星の個数を高らかに宣言する――全賭け≠フようだ】
【……無論、其方が其れに応じて全部の星を賭ける必要は無い。其れでも、少年は一向に気にしないであろう】
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 13:31:26.80 ID:sTae96DO
>>387

……えへ、…………ごめん、ね

【少女は、相手の言葉に、漸く気付いたように『ああ』と声を漏らしてから】
【必死に作り上げたらしい笑顔とともに、本日何度目かの謝罪】
【そして、次会ったときには暖かいものを、という言葉には】

……うん、ボクも……
次は、元気に、なってるから……

【――ここにきて、初めて自身のことに、自ら触れた】
【弱々しい微笑み――濁った紫水晶が、細められて】

……それじゃ、ボク。そろそろ、行かなきゃ。ごめんね、……

……コロッケ、ココア、あったかい……
…………ありがとう

【そうやって――踵を返す、間際】
【また、ふわりと。春の日差しのような、柔らかな微笑みを】
【まるで、ふっと吹けば掻き消えてしまいそうな、儚い微笑みを――残して】
【少女、ベリルハーツは。ちゃんとお金を払ってから、屋敷への道を、ゆっくりと歩いていくだろう――】

/このあたりで!
/お疲れさまでした、ありがとうございました!
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 13:32:28.07 ID:qR4UZ.6o
>>388

【彼女は――――旧記の文章を借りるなら、少々奥ゆかしい性格をしている
要するに、受け手であり――――……そんな彼女にとって、ぐいぐいと己≠押してくる
貴方は、それなりに対処しやすい……の、だが】


あ、はい――――……申し遅れました、シオン・エルミオール・オルテンシア、と申します
……ならば、私もそれに応えるが道理、でしょうか――――……

星六つ、少々アンバランスかもしれませんが
後が無い、という貴方の立場に合わせてこそ、私も……少しは、頑張ってくれるでしょう


【――――……小さく、紡がれる言葉は、きっと――――彼女に向けた言葉
二連敗しているのだ、実質――――……これに負けてしまえば、敗北の色がより一層、濃くなる
かと言って――――彼女が勝利するには、少々……自信が無い、そんな色が、映し鏡のように、表情に映る】

【本人も分かっているのか、パタパタと首を振り、その色を消し
深呼吸を壱つ、鼓動を落ち着けると、数歩――――後方へと下がる】

【互いの間合いは――――……5m程度、戦闘には丁度良い、か】


高速思考……展開
――――手加減できるほど、器用では無いので――――さっそく行かせてもらいます!


【脳内で弾かれる、幾重もの思考の群れを、一つずつ見極め――――彼女は最善手を紡ぎだす
彼女の特技の一つ高速思考=\―――世界にとっての寸刻は、彼女にとっての寸刻では無い】

【軽く、彼女の左手が彼女の眼前へと動く――――……手首のリングが煌き、そこからワイヤー≠ェ
たらん、と垂らされるのが、昼間でも確認できるだろう
銀の絲は、どこかクッキリと外界から隔離されたように――――それが人を傷つける玩具だと、伝えるが、如く】

【左手がそっと、外側へと凪ぐ――――……ワイヤーが、動きに追従し
その先端を、貴方へと向け、一直線に襲い掛かる
速度は速いものの、軌道は一直線に足元へと向かっている、回避に苦は無いだろう】

【狙いは、貴方の右足首を絡め取る気であろうか、事実、足元まで接近できたならば
急激に旋回、その柔肌へと食い込もうとする】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 13:35:11.13 ID:9MhrNjo0
>>389
ん・・・
【そう親しくも無い人間が無駄にこれ以上口を広げても無意味と判断した】
【だからただ、力強く頷いた・・・】

それじゃ・・・俺も金の国に戻らなきゃいけないから・・・大会で・・・本戦に出なきゃいけない
【大会の予選中わざわざこの国に来ていたのか?何の為に?】

【まぁそれは自分を狙っているであろう暗殺者の本拠地が此処だと目処を立てているからなのだが、それが彼の口から語られるのはまた今度、か】

/お疲れ様でした
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 13:40:20.16 ID:OCYzp.AO
【金の国/公園/広場】
【その場を忙しなくうろつく人影が、一つ】

……矢張り此処が一番良い、か

【装飾の無い真っ黒なテント状の布に身を包んだ、黒装束の小柄な人物】
【布は一般的に“ブルカ”等と呼ばれる外衣で、頭から足首までのほぼ全身を覆い隠している】
【視界の確保のため目の部分のみが網状になっていて。裸足ゆえか、発せられる足音は最小限にまで抑えられていた】

【胸に光るのは五芒星、☆の形のバッジが三つ。どうやら大会参加者のようだ】
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 13:41:30.48 ID:dvpTH860
>>390

ん、シオンさんか。良い名前だね。
じゃあ、始め――ん、先手を取られたみたいだね……っ!

【――糸の一閃に対し、エリオットを名乗る少年は、シオンから見て右へと跳躍。其れを回避せんとする】
【同時に、思考を展開し始める。彼女の手から受け取れる情報、それから推測される戦闘スタイル――】
【特技≠ナある彼女の其れと比べれば些か劣るが、其れでも充分早いと云える、思考の展開】


(……糸って事は、操作系の能力?厄介……こっちの手札に大火力が無いから無理矢理突破はできない)
(切り抜けて接近したら一気に行けるだろうけど、そもそも其れが難しそうだなぁ……)

……ま、なるようになる―――― フォトン ≠チ!

【跳躍した体勢のまま、シオンを右手で指差すと――少年の指の前に光弾が形成され、シオンへと飛ぶ】
【速度は然程大きくない。弾の大きさは、ドッジボールを一回り小さくした程度であろうか?】
【――恐らく、少年は魔道師タイプ、其れも、光の魔術をメインに据えた魔術師のようである】
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 13:51:30.18 ID:qR4UZ.6o
>>393

【回避され行き場をなくしたワイヤー≠ヘ、アスファルトへと落ち
彼女はそれをすぐさま、手元で切断、はらりとワイヤー≠ヘその身を、アスファルトへと転がすだろう】


――――……なるほど、魔術師さんのようですね
……少し、羨ましいです――――……その魔術の才能は、無かったみたいなので……


【正確には、少し違う――――彼女は、その才能と引き換えに、とある安息を手に入れた――――のだが
あまりその話は、今とは絡まず、彼女は思考を、眼前へと迫り来る、攻撃へと注ぐ】

【たらん、と垂らされた右手が、その体勢のまま、僅かに揺れる
右手首のリングから、再びワイヤー≠ェ伸びる――――……先端は大体2m程度、先の地面へと垂らされて】


ですが、その程度なら――――障害にすらなりませんよ!


【跳ね上がる、右の手
まるで、一閃が如く、下から上へと振り上げられ――――……虚空を凪ぐ
狙いは一つ、右手のリングから伸びるワイヤーを、眼前へと迫り来る攻撃へと下からたたきつける≠アと】

【それと同時に、空中へと跳ね上がったワイヤーの先端は、恐らく空中にいるであろう貴方へと同時に絡み付こうとするだろう
空中ならば、回避が難しい、と読んでの攻撃だ、狙いは彼女を指差した、右手――――手首を食いちぎらんと――――……そんな勢いで
くるり、と尾を巻いて、その肉体へと自らを沈めようと欲する】

【尤も、どちらかといえば、攻撃への防御が重点的に置かれており、この攻撃自体はオマケのようなものであろうか
彼女の思考の半分は、辺りの観察へと回される】


(縦にも横にも広い道ですね――――……街灯もありますが……少々遠い
距離にして、私の10m程度後方、エリオットの15m程度、後方ですか――――……
横にも広いため、街路樹の使用は少々手間がかかりますね……)


【――――大丈夫、と心を落ち着ける――――……幾重にも、手は打っている、と自身を安心付ける
そうでもしないと、今にも、不安で――――押しつぶされそうだから――――……】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 13:52:43.52 ID:HXcttVI0
【公園】

……こうしてるのも、偶には悪くないな……

【黒い質素なドレスの下に何故かズボンを履き、表が青で裏地が赤と言う不気味なマントを羽織り】
【手には先端に玉が施された細い金属製の杖を持ち、悪魔のような意匠をした禍々しいデザインの金の冠を被った】
【腰まで届くような銀の長髪が印象的な「少女」が】

【ベンチに腰掛け、左手で袋から取り出した菓子パンを頬張っている】
【どうやら、少し遅めの昼食の様で、ベンチには他にもハンバーガーの包み紙と、半分入っている緑茶のペットボトルが置いてある】

しばらくは仕事が暇になるだろうから、今のうちに研究を進めてた方がいいんだろうけどなぁ……

【菓子パンを口に運びながら、何気なく空を見上げる】
【空は、気持ちの良い秋晴れを映していた】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 14:03:03.29 ID:dvpTH860
>>394

……うわ危な――っ!?

【微妙に緊張感の無いセリフを吐きながら――彼は、反射的に其の腕を戻す】
【直撃は叶うだろうが、彼の手に巻きつくまでには至らないだろう。其れでも、ダメージは小さくない】
【彼は着地すると、血の滲む右手を眺め……にぃ、と、妖しげな笑みを一つ浮かべて】


(うぅん、冷静だ。まあ、始まったばかりだからかもしれない、けど。)
(……どの道、変にこの辺で飛び回ってても意味はなさそうだ。だったら――)

――――無理矢理にでも、踏み込むッッ!!

【たぁん、と――軽やかに地を蹴り、シオンの方へ向けてダッシュ。彼は、接近を試みた】
【左の手には、魔力が込められ始めている。如何やら、魔術の使用に腕の左右は問わないらしい】

【――暴挙にも見えるが、彼の狙いは一体……?】
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 14:16:47.90 ID:qR4UZ.6o
>>396

【彼へとダメージを与える事ができたものの、彼女にも被害は発生している
鞭のようにたたき付けたワイヤーは、地面へと垂れ、そのままで行動するには幾許か、困難が必要になる】


(少々勿体無い気もしますが――――……仕方在りません
まだ私は無傷、このまま押し切れれば……っ!!)


【手元で切断されたワイヤーは、地面へと落ちて――――そして、ほぼ同刻、彼が接近してくる
まるで、風に漂う羽根が如く、軽やかな演舞のような、体重を感じさせない接近は
実際の速度以上に、早く、早く――――感じ取れるほどの加速感を思わせて】


……舐められたものですね、愚直な突進を通すほど
私のガードは軽くありませんよ!


【それはまるで、脅迫されるように、強要されるように――――冷静さを欠いた、行動に思えた
右手首から氾濫するワイヤーの群れ、それは一つの形を成していく――――右手に絡まり、集まり、描く】


Thnks fr th Mmrs=\―――!!


【やがて、創造される――――Cz 75≠フ名を持つ、拳銃、右手にそれを握り
右手をしゃん、と伸ばし、その銃口を、接近する彼へと向け――――爆ぜる
狙いは、彼の右肩――――早々に軽薄な決断を下した彼女は左手に込められる魔翌力を見逃した≠フだ】

【そして、悪手をもう壱つ――――……至近距離での拳銃は殆ど、意味を成さない、ということ
距離が近すぎるため、彼女の銃口は僅かにぶれ、上へと傾く――――……当然発射される銃弾も、上へとそれる
彼が体勢を低くすれば――――それも、攻撃の為に、意識せずに低くする程度でも――――……彼女の銃弾は回避されるだろう】
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 14:24:35.63 ID:dvpTH860
>>397

――全く、イチイチ怖い武器を使ってくるね……ッ!
こっちの攻撃はコレ……意趣返しっ、 ライト・ウィップ =I

【彼の左手が、白い光に包まれ――彼は其れを、肩より少し高い程度まで軽く振り上げると】
【ふっ、と軽やかに振る。すると、其の瞬間――遠心力を受けたかのように光が伸び、其の名の通り鞭≠ニなって襲い掛かる】
【狙う場所は、拳銃を構えたシオンの右手。上手く当たってくれれば、拳銃を叩き落す事もできるだろう、と】


……くっ、痛いな……!

【――だが、彼の右肩に拳銃の弾が掠り、コートが破け、其の場所から血が流れ始める】
【これで、彼はこの戦闘中、右腕を満足に動かす事はできないだろう――】
【余談だが、彼の利き腕は右腕である。使われるかは分からないが、接近した際の攻撃手段を、未然に大きく制限した形となる】
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 14:39:22.20 ID:qR4UZ.6o
>>398

【それはまさに予期せぬ¥o来事、彼女の意識の外にあった攻撃
当然の事ながら――――……回避は遅れ、その攻撃に叩き落される、右手】


んっ……ぁっ……ぐぅ――――……!!
っ……い、痛いです……ねっ……


【右手へと奔る、まるで焼かれたかのような痛みは――――空気に触れるたびに痛みを増す
切り傷でも、刺し傷でもない、蚯蚓腫れのような、鞭による攻撃は――――しかも、光熱を帯びた攻撃だ
白い手袋から覗かせる柔肌は、真っ赤に染まって、皮膚を破り、僅かに血を滴らせ
ほんの少し、動かしただけで、そのずたずたになった神経を刺激され、思わず――――甘い甘い嬌声が零れる】

【――――……拳銃が地面へと落ち、元のワイヤーへと変化するだろう
彼のダメージと同じく、彼女へのダメージも十分に大きく、彼女の行動手段も大幅に制限されることとなった
ぎゅぅ、と左手で右手の傷口を庇うが、如く、そっと、押さえた】


(不味いですね――――……思考の一部が、染まっていきます
――――……それに、手袋が破れ、悪性情報が流れ込んで――――……思考速度がかなり落ちてしまいます)


【冷静に、自身の状態を確認し――――……ハァハァ、と荒い呼吸を落ち着ける
大きく身体を上下させるたびに、震える胸は――――彼女の体力の減少を反射鏡的に、示すが如く】


強い、ですね――――……羨ましいぐらい、軽やかに動いて……感服いたしました
ですが……その脚も、止めさせていただきます……っ!!

Dead Memories=\―――!!


【かくん、と崩れるように、彼女の身体が落ちる、左ひざをたてて、右ひざを地面に付け
左手で右手に触れながら、座り込み――――……右手を地面へと触れさせる】

【刹那――――……彼の足元が、がくんと――――まるで、沼に沈み込むが如く、地面≠ノ沈み込むかもしれない
彼女の能力、Dead Memories≠フ能力、物体の過去の状態の再生
彼女は、彼女の目の前のアスファルトを、元の液体状へと変化させたのだ】

【アスファルトは重い液体であり、早々に抜け出さないと、服へと染み付き、行動の阻害を行おうとするだろう
沼≠フ深さは、あまり深くないが、このまま接近する、のは難しそうだ】

【視線を横へと逸らせば、やや遠回りになるが、右に5m進めば、そこから先の地面は沼≠ノなっていない
広範囲をするには、少々魔翌力が足りなかったのだろうか、直線的な接近は難しいものの、そこからなら行動も可能だ
彼の接近を制限しようと狙うものの、同時に、ミドルレンジの攻撃に対する制限は無いも同義
組み崩す方法の一つとして、悪手ではないだろう】
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 14:41:24.36 ID:h7VQbsEo
【金の国──公園】

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女がいた】
【そのウェーブがかった金髪はラメ入りのヘアゴムによってポニーテールに纏められている】
【何故かその少女は、大会運営局のロゴが入ったジャージを着ているが──】

2つ失い、2つ得た──
これで振り出しに戻り、本日が最終日、ですか……

それにしても、2戦とも服がボロボロになってしまいましたわ
これは戦法の見直しを視野に入れるべき、でございましょうか……

【彼女の胸元には、確かに☆が5つ──】
【間違いようが無い。この少女もまた、大会参加者だ】
【──きぃん、と】
【まるで対戦相手を募るかのように】
【右人差し指にはめられている紅い石の指輪と、首に下げているチェーン付のコインが時折鈍く光を反射する】
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 14:49:33.06 ID:dvpTH860
>>399

【――攻撃が終了すると、光の鞭は粒子となって空気中へと融けて、消えていく】
【どうやら、発動速度を早くした分、術の持続時間を犠牲にしていたようである】

【然し、彼の表情には笑顔は無く。一歩だけ後退すると、警戒したように身構えて――】


(……あの表情=c…何かやる気だ……っ、けど、何処から来るか……。)
(ワイヤーは地面、銃は叩き落した、ならば――何が……ッ――、)

……――下ッ!?く、地面を崩したか……ッ!

【カウンターの攻撃≠ェ来ると踏んでいた彼は、咄嗟の出来事に反応できない。取り敢えず、行動の阻害は成功だろう】
【だが、其れでも周囲を見渡し、何とか体を動かす(――小さな声で彼は レビテーション ≠ニ呟いていたが――)】
【――向かう場所は、当然の事であるが、未だ沼≠ヨと変わっていない右方5mの地点である】


(――……く、やっぱり′牛\やり手みたいだね……。)
(……仕方ない。バレる≠ゥもしれないけど――使うしかないか。)

【その過程で、再び彼は魔力を左手に溜め始め……ぶつぶつと、何かを呟く。魔術師の紡ぐ言葉――詠唱=c…?】
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 14:56:34.74 ID:7a5kczco
>>400
【淡い青緑色の髪を頭の後ろ側で小さくツインテールにして、橙色の瞳をした少女が歩いてくる】
【白いシャツ、黒いスカートに黒ストッキングを履いたものというシンプル衣装、
だが、全体的にゴシックの意匠が含まれているので外見的にはむしろ派手である】
【更に腰の両側には、服装に合わせて白黒の模様の大きめのウェストポーチが】
【そして、シャツの左胸には星型のバッジが6つ――言うまでも無い、彼女も大会参加者ということだろう】

うぉっ、まぶしっ!
・・・お、大会参加者、かな?

【アクセサリーが反射した光を眼に浴びて眩しそうにするものの――すぐに気を取り直してそこにいた少女に目を向ける】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 14:59:27.44 ID:qR4UZ.6o
>>401

【足元に絡みつくであろう液体状のアスファルト、じっとりとその重さを感じるかもしれない
しかし、即効性の効果とは言いづらく、彼女の魔翌力の消費には少々割りのあわない結果であろうか】

【痛む右手に、僅かに顔をしかめながら、彼女は少し時間をかけ、立ち上がる
詠唱≠ノ気づいた、としても――――……妨害するには、彼女から見て、左に居る、彼への接近が必要となる
そうなると、傷ついた身体には、少々荷が重い】


ハァ……ハァ――――……

(強い……っ……このまま遠距離の攻撃で削られては……手も足もでません――――……っ
かといって――――攻撃するには、少々……この傷が痛みます……)


【んぁっ……と小さく零れる、ため息にも似た、声は――――……
彼女の現在の心情を、たった一音に、リキッドのように溶かしこんでいるようで
空気に溶け、彼女の心に流れ込む――――……】


(――――……何とか、迎撃を……!!)


【左手を、右手から離し、風に触れ、喘ぐ神経を――――……ぐっと、唇の端を噛み、耐えて
右手首のリングからワイヤーをスルリ、と零していく、だろう】

【左足を外に向け、追従するように身体を揺らし
紫苑色の髪を、風になびかせながら、身体ごと、貴方へと向き直る
右手の沼≠ヘ依然、液体のまま、僅かな異臭を放っている】

【おびえたような呼吸は、彼女の身体を震わせ
ぎゅぅ、と服に押しこめられた、豊満な胸を、たゆん、と揺らして――――……助長させるが如く】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 14:59:43.54 ID:B8PpKQA0
>>400

【とそこへ】

ブヒヒヒ・・・やっべぇな
【ニ足歩行の豚がやってくる】
【だがそれは決して、[ピザ]の人間のことをを比喩表現でも、もしく過剰な描写で表している訳もなく】
【ただ純粋に生物学上に、「豚」と分類されているもの】
【しかも胸元には――☆4つ】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 15:01:18.57 ID:B8PpKQA0
>>404
/おっと引きます

406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 15:01:24.83 ID:L9ZT60ko
【金の国/公園】

【短く切り揃えられた茶髪 根元に綺麗な黒が残っていることから染めたものなのだろう】
【淡褐色の大きな瞳 ボーイッシュな顔立ちの、身長130cmに満たない少女】
【白のTシャツの上に薄緑のパーカー キュロットスカートは白とピンクのチェック柄】

【胸元には大会参加者であることを示す星が、二つ】

【少女はブランコに腰掛けて、包帯の巻かれた右手を見つめていた】
【漕ぎ出す様子は一向に無く、遊具は椅子として扱われ続けている】

ここで挽回、時間は足りる? 怪我してて、流れも無くて、どうするのー

【少女から見て右横のブランコの方には、分厚い本が無造作に置かれていた】
【新共同世界訳/注解・索引付き:初版――ようするに、”聖書”だ】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 15:02:37.72 ID:h7VQbsEo
>>402

──?

あ、はい……どうやらあなたも、参加者さんのようですわね

【最初は相手に気付いていない様子であった少女だが】
【ふと前方から聞こえてくる声──それを聞いてふと其方へ視線を移し】
【相手の容姿と胸元の☆を視界に入れると、ふわりと小さく微笑んだ】

では、することは一つしかございませんわね
☆は幾つ、ベット致しましょう──?
生憎と最大5つまでしか乗せる事は出来ませんけれど……

あぁ、それと──お名前を窺ってもよろしくて?
私はエルネスティーネ、と申します
よろしければ、エル、と。そうお呼びくださいませ──

【少女──エルの口ぶりからして、恐らく相手の望む数だけ此方も賭けようということなのだろう】
【ウェーブがかったポニーテールを時折風が揺らし】
【エルは、その蒼い蒼い目でじぃと相手を見て──返答を、待つ】
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 15:06:14.09 ID:h7VQbsEo
>>402>>404
/この際だから三つ巴戦闘でも闘らないかッ?
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 15:09:47.58 ID:dvpTH860
>>403

……スマナイね。
こうなった以上は、ボクは此処から動けない。術を使ったキミは、その事を分かっているだろう。

だから――この距離から。魔道師の得意とする中距離以遠≠ゥら――最後の攻撃をさせてもらうよ。

≪清廉の魔道砲≫――…… セイント・カノン =c…ッ!

【――彼は左手を空に掲げる。すると、彼の頭上に、光の線が走り……形成されるは、魔法陣】
【其れも……単純な其れではない。複数の魔法陣が折り重なり、球状に形成された――立体魔法陣=z

【――きぃん、と。高音と共に、其れは駆動を始める。魔法陣の中心へと、光が集まっていく――……!】


……正真正銘、ボクの全魔力を込めた魔術だ。コレ以上≠熈コレ以下≠燒ウいよ。
さあ――ボクを打倒したいのならば、コレを超えてみろ――シオン・エルミオール・オルテンシアッッ!!

【彼女へと、彼は言葉を掛ける。まるで、初めて出会った対戦相手でしかない彼女を励ますかのような其れを】
【魔術を形成しても尚、攻撃を仕掛けようとはしない。――――待っているのか=\―彼女の一撃を?=z
【其の表情は、決してシオンを下に見た物では無く。戦士として、彼女との最後の決戦≠心から望む――……】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 15:13:17.27 ID:dvpTH860
>>409
/修正^q^
/コレ以下→コレ以降
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 15:15:04.63 ID:7a5kczco
>>407
そう!わたしが参加者なのよ!

【何故反復したし・・・快活そうな笑顔を浮かべてテンション高めに返事をする】
【――と、相手の視線に気付き自分の胸辺りに視線を下げ――すぐに「相手の」胸元へと視線を移す】

もちろん、そうなるよねぇー
賭けはお互いに全賭け、勝った方が11個総取りでどう?
半端に残しても挽回する時間は残らないだろうし、11個ならほぼ確実に本選にあがれるんじゃないかな?
――行くわよ、≪Cubic Maneuver≫

【提案は全賭け――豪快だが、ちゃんと考えた上でのことというのが続く発言で伺えるか】
【言いながら徐にウェストポーチを開けると、そこから飛び出るのは二体の人形
――大きさは3〜40cmほどで、それぞれ短剣と楯を持っている(以下短剣人形、楯人形)】

わたしの名前はメリナ=サーカスジェット!親しい人からはリナって呼ばれてるよ

【更に何所からともなく取り出したトンファーを両手に持ち――それらに魔翌力が纏っていく】
【人形は二体ともリナの足元に――こちらの戦闘体勢は整った、か?】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 15:22:34.13 ID:qR4UZ.6o
>>409

【思わず――――……視線が、向く――――……宙空へと現れた
神々しい、それはまさに――――太陽の如き、魔方陣≠ヨと
これが魔術師の、集大成かと、思わず身震いしてしまうほどに――――その密度は、濃く彼女へと染み込んでくる】

【彼女の思考が伝えるは幾重もの、回避や、防御の――――方法
きっと、そのうちの一つは、この場に於いて最善手があるのだろう――――……故に、彼女は、選ぶべきなのだ
その手段を――――……でも】


(きっと……それじゃ、変わっていません――――……オイチャンに負けて、ライクに負けた――――私と
これは最善≠ナはないかもしれません、けど――――私が取りたい最良≠フ手段)


……分かりました、私は貴方を乗り越え――――今までの私を乗り越えることと、しましょう!


【右手のワイヤーが、沈み込む――――彼女から見て、右にある沼≠ヨと
そして、巻き上げる、大量の、液体状のアスファルトを――――……それはまさに、巨大な奔流となり
彼女の眼前へとうねり、現れる】


――――……これが最後ですDead Memories=I!


【彼女の左手が、奔流に触れる――――時が加速し、アスファルトが凍っていくように
液体から固体へ、中心にワイヤーを埋め込んだ奔流は、アスファルトの彫像へと姿を変えていく
物体の記憶≠再生するのだこれらのアスファルトは液体≠ナあり、固体≠ナもあった】

【竜の形を模す、巨大なアスファルトの塊が彼女の眼前へと躍り出る
彼女の右手が、揺れる――――……アスファルトの内部のワイヤーが舞い――――……それに追従するように竜≠燉xる
そして、その頤を、貴方へと向け――――……いざ、穿かんと、襲い掛かる】

【防御を棄て、回避を棄て、攻撃を選ぶ――――彼女もまた、この攻撃がラストであろうか
今、この状態において、この攻撃は、最強の矛、といっても過言ではないだろう
それを阻むか、もしくは――――それを踏破するか――――……
選択は、今――――貴方へと移る】
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 15:23:10.65 ID:h7VQbsEo
>>411

──異存はございませんわ
負ければ終わり、勝てば──実にシンプルで分かりやすい、素敵な考えですわ

【これから星を賭けた戦いが始まるというのに──】
【エルは穏やかな笑みを浮かべたまま、そっと頬に手を当てる】
【しかし、その笑みは長くは続かない】
【メリナのポーチから人形が出現するや否や、エルの戦意は瞬時に燃え上がり】

────≪ラヴァーズ・コンチェルト≫

【ぱぁあ、と。彼女の服が赤色を帯び始めたと思いきや】
【靴に生まれる、炎のように赤い小さな羽根。胸元に表れる、蝶々を真似たブローチ】
【左腕には炎をデフォルメしたような小型の盾が出現し──】
【刹那。彼女の足元に、彼女を中心とした直径1mほどの炎円が顕現する】

.                 . ラヴァーズ・コンチェルト
【装着型のアートマン──≪愛しい者との協奏曲≫】
【発動時の副作用か、顕現した炎円は一瞬で消えてしまうも】
【変わりに、エルの周囲にぱちん、ぱちんと大量の火の粉が舞い始めた】

メリナ様、ですわね──では、よき試合になるよう……

【──試合、開始】
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 15:30:59.71 ID:7a5kczco
>>413
――う

【エルが戦闘体勢に入るのを見て――その属性が炎と見るや、一瞬引いた態度を見せる】
【実は彼女は火を見るとパニックになる――なんてことは無く、「やりにくい相手だなぁ」と心中で毒づいたのだ】
【ちなみに人形は可燃性。火を付ければきっと景気よく燃える】
【装着型ということを考えれば近接戦もあまり上手くは無い、が――やるしかあるまい、と心中で覚悟を決める】

・・・ふぅ
じゃあ、こっちから行かせてもらうよ――!

【そう言うと、魔翌力を纏わせたトンファーを構え、エルの元に駆け寄り始める】
【二体の人形はメリナを楯にするように後ろに付いてきている
――前述の通り可燃性なので、いきなり燃やされないよう警戒したのだろうか】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 15:35:47.13 ID:dvpTH860
>>412

――フフ、其れでこそ……!

【にやり、彼は小さく微笑みを浮かべる。心底嬉しそうに――この戦いを心から楽しんでいるように】
【ゆっくりと降ろされ、アスファルトの龍へと向けられた左腕。すうっ、と、手の平が翳されて――……】


良しっ……術式、起動ッ!
セイント・カノン =\―――いっ、けぇぇぇぇぇ――――――ッッ!!

【――轟音。魔法陣から放たれるのは、正しく彼の最大魔術に相応しい、強烈に圧縮された光のレーザーだった】
【太陽光の如く輝く其れは昼の空を裂き、アスファルトで形成された龍へむかって一直線に駆けていく――……!】


  【――――ばきぃぃん】


お、ぉぉぉぉぉぉ……ッッ!!

【……乾いた音は、双方の攻撃が衝突する音だ。其処に均衡が生まれ、お互いがお互いを削りあい】
【永劫のようにも思われる龍と光砲との鍔迫り合いが続き、――其の果てに……】

【轟音と、爆風。広いプレシール通りを、衝撃が駆け抜けて】
【――ばりん、と。ガラスの割れるような音と共に、光のレーザーは爆ぜ消えて。其れを放っていた魔法陣も、雲散霧消した】


……流石は、シオン。ボクの――――……いや。

【ひゅぅ、と。爆風は彼のキャスケット帽を、後方遠くまで吹き飛ばしてしまい――】
【……その中から現れたのは、金色のサイドポニーテール。まさか――― 女性 =H】


私の負けです――シオンさん。

【エリオット≠ェ瞑目し、再びその目を開いた時には――瞳の色は、蒼とも翠ともつかない色へと変わっていた】
【この瞳の色、金髪のサイドポニーテール、そして、この戦いに於いて繰り出した数々の光の魔術=\―】

【其処に居たのは、最早エリオットという少年≠ナはなく】
【……前回大会の優勝者にして、シオンの同僚―― Justice ≠ェ一人、エルメア=ミルフォード】


【――龍の攻撃は、未だ生きている。このままだと、彼女――エルメアへと直撃するだろう】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 15:39:22.40 ID:h7VQbsEo
>>414

(人形を潰して手数を奪うか──)
(メリナ様はあの様子では近距離特化型──まずは近付かれないようにしなければ──!)

【た、たんっ!と軽快なステップで後ろへと数度跳躍するエル】
【その行動。メリナへは「近距離戦闘を嫌って」取った行動に見えるかもしれないが──実際、その通り】
【エル自身、近距離での戦いは全く出来ないというわけではないのだが】
【矢張り、近距離を専門とする者との戦いはどうしても不利になりがちである】
【故に、バックステップを取る事によって数秒、数瞬でも相手が間合いに入る事を遅らせようとし】


【その回避行動を取っている最中。エルの周囲に舞う火の粉に変化が現れる】
【「成長」しているのだ】
【火の粉の全部が全部、そうではない。しかし見える範囲で5……6……7──10だ】
【計10個の火の粉が徐々に徐々に成長し──火球を形成し始めている】
【今はビー玉ほどの大きさであるが、十分な「危険因子」──!】

【更に、相手がエルの半径1m以内に近付いたのであれば──】
【先ほどから彼女の周囲を舞っている「火の粉」が小さく爆ぜ。僅かな爆風を起こすだろう】
【それは或いは、メリナの思考や行動を阻害する一因となるやも知れない】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 15:47:48.42 ID:qR4UZ.6o
>>415

【彼女は今回の戦いで、慮外の出来事をいくつか受けた――――……そして、その中でも最上級であろう
実際に話したことは無い、けれども――――以前の大会で、その戦闘を見ていたことはある
そんな彼女にとって、貴女は、一種の憧れ≠ノも近い存在で――――……】


――――……っ!?ふぇ……っと、あ、貴女は――――って……
そんな場合じゃ……!!


【思わず、能力を止めようと――――しかし、ここで能力を解除し、もとのアスファルトへと戻したとしても
慣性の動きから、ワイヤーは止まらない――――つまり、液体状のアスファルトが――――熱を持って、貴女へと襲い掛かる
それは、向ける刃では無い、貴女へと、向けて良い刃ではない――――……】

【彼女の思考が染まる、痛みや、疲れや――――その感情の色を、上から覆い隠してく
貴女を助けるため=\―――思考のベクトルが向かう先は、白色の、竹光にも似た心】


Dead=\―――……Memories=\―――!!


【色を変える、竜、アスファルトの元を辿れば原油≠ノ行き着く
黒色に染まる竜――――原油の色をしたそれは、火をつけると、文字通り、燃え尽きる】

【彼女の能力は、非常に燃費が悪い、その為、連続で使用するのは――――今まで、殆ど避けてきた
でも、今――――この瞬間は、それだけに――――値する、価値の在る寸刻=z

【彼女のワイヤーの原材料は鉄=\―――それが、ワイヤーの形になっているということはつまり、かつて、高温で溶かされた、ということ】

【爆ぜるような勢いで、燃え上がる、竜、彼女の力を食いつくし、朽ちていく、それは――――……彼女の限界を伝えるが如く
貴女の眼前で、燃え尽きる姿と、ぱたんと、座り込む彼女が――――オーバーラップして、見えた】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 15:54:05.60 ID:7a5kczco
>>416
(下がった――近接特化じゃない?アレは)

【こちらの接近に対し、距離を取る動きを見せたエルに対して抱く疑念】
【そして彼女の周囲を舞い続け、一部は大きくなっている火の粉――新たな仮説は、中距離に対する手数での広域対応】
【歩を進めながら対応策に思案を巡らせるが――】

(広範囲型だとなおさらやりにくいわね…人形を何時突っ込ませるかが難しいわ)

【人形が特攻や緊急防御に使われるのはいつものことだが、不意に炎上するリスクを考えるとこれまでよりも動かし方に気を使う】
【とりあえず人形は戦力から置いて考え―――ふと、接近する足を停止させる】
【そうした直後、中腰気味に体勢を下げ、左腕のトンファーを振り上げ――】

なら、これはどうかしら――≪Tetrahedron break≫!

【トンファーを――いや、そこに込めていた魔翌力を足元の地面に打ち込む!】
【それに応じて、叩かれた部分の地面が砕け――小さめの土塊や石がエルのいる方向に飛んでいく】
【一つ一つは小さいが、数はそれなりにある――手数には手数、といった調子で出方を見る意図だろうか】
【一方メリナ自身はこれのために脚を止めている――回避し辛い点で、攻撃を受ける隙にもなりうるが――?】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 15:54:30.99 ID:dvpTH860
>>417

……うわ、わ。……っと、此れは……。
うーん、やっぱり凄い能力ですよぅ……。

【最早、先程までの少年口調ではなく、平時の彼女の何処か抜けた口調であった】
【左手を顔の前へと掲げる。燃え上がる龍の火の粉から、自分の体を護れるように】
【……一頻り龍が燃え終わると、彼女は安心したように腕を下げて、微笑んだ】


うーん、と。シオンさん、大丈夫ですかー……?
お疲れ様でした……貴方の勝ちです。……ぅゎ、そういえば近づけませんね……。

【――彼女の服に染み込んだアスファルトは、いよいよ以て彼女の動きを完全に止めた】
【若干困ったように微笑みながら、心配そうにシオンへと声を掛ける――】
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 16:02:50.32 ID:qR4UZ.6o
>>419

【彼女は、と言えば――――……極度の疲労、と眼前の出来事に、あまり処理が追いついてないようで
目をパチクリ、とさせながら、眼前の貴女を見ていた――――……】


(そういえば……最後に貴女を見たのは、大会の会場でしたっけ……
――――……で、ではなく!何とかこの状況を……!!)


あ、す、すいません……あの――――エルメア、だとは思っていなくて
その――――やりすぎてしまいました……


【しゅん、とまるで……叱られたばかりの幼い娘のように、少し沈んだ表情で
慌てて、立ち上がり――――貴女へと、その歩みを進める
彼女が貴女の服に触れると、服の最善の状況を――――再現しようとするだろう】

【もし、貴女の服が特殊な素材であれば、彼女の能力が及ぶところでなく
普通の素材であったなら、綺麗さっぱり、元通りになるだろう】


――――……えっと……まだ、信じられませんね……


【どこか、心此処に在らずといった様子で、貴女を見つめる、彼女
見とれるような様子なのは、綺麗ですね……と、でも思っているのだろうか
――――それもこれも、どなたかのせいで、百合属性が目覚めたからか】

【しばし、ボーっと、眼前に立っているだろう】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 16:07:07.33 ID:h7VQbsEo
>>418

【展開される火の粉。装着されたアートマン】
【それらを見るに──恐らくエルは魔術師タイプ。更に細かく分類すれば「魔法剣士」タイプにあたるだろうか】
【メリナが動きを止めて尚、するするするとエルは素早く後ろへと下がっていく】
【近距離の間合いから、中距離の間合いへ──】
【距離を詰めるにしても、相手からの妨害手段が考えられる距離までエルは退く】

【その間も、ビー玉ほどの火球は休むことなく成長を続けていた】
【ビー玉からピンポン球へ、更にはテニスボールほどの大きさになった、その直後】

(くっ──矢張り妨害してきますか──……)
(ですが……そのための≪フェアリー・スター≫──!)
(簡単に≪T・アクセサリー≫を潰されるわけには参りません!)

【飛来する、大量の土塊】
【その弾丸の如き勢いに、エルは現状対処する術を持たない】
【いや──対処する必要がないのだ】
【なぜなら既に。既に初手で簡単な防御手段を確立させていたのだから】


【ぱっ、ぱっ!と】
【火球に当たる前に、土や石はまずその周囲に舞う火の粉に衝突する】
【その瞬間に火の粉は爆ぜて微風を起こし。エルや火球を護る】
【それでもメリナの攻撃の幾つかは火の粉の弾幕を擦りぬけ──】
【運悪く石に当たった形成途中の火球の1つが、ぱっと火の粉と化して掻き消えた】
【火球には当たらずとも、相手の土による攻撃はエルにも当たっている様子】
【証拠として──彼女の頬に、今しがた出来たような切り傷らしきものが一筋見えるだろうか】

【火球:残り9】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 16:09:12.68 ID:dvpTH860
>>420

あ、いえいえ。全力でやって頂いて嬉しかったですよぅ。
んー、凄く強いですね、シオンさん。ワイヤーの扱いも凄いですし、能力も凄いです!

【何処か子供じみたような褒め言葉を彼女へと掛けながら、エルメアはにこりと微笑んで】
【気にする必要は無い≠ニ、そう言う風に。彼女の肩をぽんぽん、と左手で軽く叩くだろう】


……ん、そんなにビックリして頂けるのなら、まあ男装は成功……でしょうか。
声とか頑張ってちょっと低めにしてたんですよぅ?帽子も買ったし、目の色を変える魔術も使ったし。

【イタズラ(――でもないのだが――)に成功したのが余程嬉しかったのか、色々と説明を始める】
【彼女の信じられないという言葉を、女だった事が=\―という風に受け取ったのであろう】

【因みに、彼女の男装が成功した一番重要なファクターが胸が小さい事≠セった事は公然の秘密である】
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 16:18:45.54 ID:qR4UZ.6o
>>422

【――――……そんな、貴女と比べたら、まだまだです、と言いたい
何たって前大会の優勝者だ、彼女と比べ、雲泥の差があるのは事実――――……
きっと、その言葉も、お世辞だと――――感じている――――でも】


……卑怯ですよ、そんな表情されたら――――……嬉しくなっちゃうじゃないですか


【その微笑に釣られるように、彼女も微笑を返す
心に漂う――――幾重もの、感情が、透明感を増していくのは――――……きっと、貴女だけが為せる技
――――ゆっくりと、胸の中へと流れ込む、充足感はあまりに暖かくて――――】

【そして、まるで、絲が切れたかのように、彼女はぱたんと、座り込んだ
慌てて、立とうとするが、脚が言うことを聞かない――――……限界なのだろう、ここらで
申し訳なさそうに、恥ずかしそうに、きゅぅっとほっぺたを紅く染めながら、彼女は視線を、上へと上げる】 


少し羨ましいですね――――……私なんか、男装しても、多分直ぐに気づかれてしまいます
やはり、一流はこういうところから違うんでしょうね


【うーん、と少々悩んだように、瞼を下ろし、瞳を休める彼女――――……
まあ彼女が気づかれるのは貴女と対照的に胸≠フ要素があるのだが、まあ――――言及しないでおこうか】
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 16:19:52.92 ID:7a5kczco
>>421
【火の粉によって飛礫が相殺されること――まぁこれは想定の範囲内
だがそれより気にかかるのは―――未だ攻める気配が見えない】
【当たり前だが攻撃しなければ相手を倒すことは出来ない
――だが、現状積極的な攻撃どころかカウンターのそぶりもない。明らかに妙だ】
【そんなことを考えながら体勢を立て直し、エルを見て――あることに気付く】

(いくつか火球が出来てる――いや、大きくなってる?)

【成長する火球――それの時間稼ぎが狙いなら、一向に攻撃の気配が無いのも納得できる】
【だが、まだ確証が無い――だが、揺さぶるのは簡単だ】

――行ってこい!
『ヤッパリナノカー』

【立ち止まって放った鋭い命令と共に短剣人形が飛翔、狙うのは――成長する火球の一つ】
【火球が本命なら、そちらを狙えば何かしらのリアクションが起きうる――そんな判断だ】
【妨害が無ければ火の粉で身を焦がされつつも人形は突貫し――火の球に突撃、炎上するだろう】
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 16:27:19.72 ID:QGVpTHMo
【金の国――――広場】


【大会参加者への配慮による物か、正しくおあつらえ向き≠ネこの場所である】
【相当な広さを誇る広場―――『障害物』と言える物は殆ど撤去されていた】
【本戦会場でもある『大会会場』と、地面が“石”で有る事を除けば「よく似ている」と言える】

【其のほぼ中心―――……ばけーっ、と腕を組みつつ立つ人間が独り】


―――…………さて、リハビリがてらに出たのはいいけど………。


【長袖のブラックシャツにホワイトベスト、其の上から灰色のファーコートを重ねた青年だ】
【下に履いているのは真紅のベルトを通した黒のスラックス、銀縁の『伊達眼鏡』を掛けている】
【肩甲骨ほどまで伸びた後ろ髪はゴムで纏められており、前髪は双眸にかかる程を左右に分けた黒髪】
【両手には甲の部分に『魔方陣』が記された白手袋――厚さは其れほど無い部類に入るだろう】

【また、両腰にはホルダーに収まった『ナイフ』―――覗くハンドルの大きさからして、其れほど大型の物では無い】


………、……うん、どう考えても“拙い”よなぁ……いっそ、わざと負ける――のは、無理。
『本気で戦って』……――――まぁ、いいか。 勝ったら勝ったでいいし、負けても別に良い……よし。

………ま、出来れば森島 京≠フ知らない人ならベストなんだけど。


【ブツブツ呟く青年の胸元には、星が五つ=c…『大会参加者』に、間違い無いだろう】
【最後の言葉はフラグと受け取っても構わないし、単なる呟きとして処理しても構わない。早い話が言ってみただけである。】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 16:31:46.28 ID:dvpTH860
>>423

……ん。云っておきますけど、お世辞なんかじゃないですからね?
っとと――大丈夫でしょうか。やっぱりお疲れのようですね――。

【座り込んだ彼女を見て、エルメアもまたゆっくりと膝を折り――ポケットの中から、小瓶を取り出す】
【魔力を感知できる物ならば、判断できるだろう――魔力にも似た何かが、この中に入っていると】
【中に入っている液体をゆっくりと口に含み、飲むと。彼女の右手……先程自身が攻撃した右手を、左手で取って】


…… グレイス ≠ナすっ。

【行使するのは、回復魔術――傷の回復、魔力の多少の回復。そして、精神を安定させる魔術だ】
【柔らかな魔力がシオンを包んでいく――……戦闘中では無いため、ルール違反にはならないはずだ】


一流だなんて、そんな……!私なんて、まだまだですよぅ。

【謙遜するように、微笑んで。彼女は手を離し、立ち上がるだろう】
【……そして。何時の間に?シオンが右手を開けば、其処には星が5つ――エルメアが持っていた其れだ】


次からの試合――もっともっと厳しくなると思いますけど、頑張ってください。
私との試合で見せてくれたような信念≠ェあれば……きっと、何処までも勝ち残っていけるでしょう。

それでは、また会いましょう、シオンさん!

【最後に言葉を掛けると、エルメアは一つ礼をして――背を向けて、歩き去っていくだろう】


/ここで〆でしょうか。お疲れ様でした!
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 16:31:54.29 ID:h7VQbsEo
>>424

(後僅か──残りは9発……)
(2つは≪A・アミゴス≫──恐らく、3つを≪S・クランベリー≫に)
(≪ストロベリー・H≫に1つか2つ──余りは2)
(──……無駄遣いはできませんわ、ね)
(かといって、半端に残すのは形勢が不利になる。使える所で使え、といったところでしょうか・・…)

【中距離あたりまで移動したエル】
【それでもまだ動きを止めることなく、一歩、一歩と今度はゆっくり後退している】
【その間にもまだ火球は成長し──林檎ほどの大きさへなったその時】

其方からお迎えに来ていただけるとは──
──ありがたいことですわね

【人形が向かってくるのをみて、エルは小さく口元を歪めた】
【そして刹那。弾かれたように火球の1つが人形へ向かっていく】
【更に、メリナの胴体部を狙ってまた火球が1つ放たれた】
【この火球。火の性質としては当然であるが、「可燃性のもの」に当たると燃え広がる特性がある】
【元より特攻してきた人形は兎も角。メリナ本人の服にあたれば少々まずいか──?】

【浮かぶ火球は残り7】
【そのうちの二つが、じわりと赤黒く変色していく】
【その変化。気付けるか】

【火球:残り7】
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 16:34:44.12 ID:qR4UZ.6o
>>426

【夕闇へと溶けていく、その背中を見送りながら
そっと、手のひらに零された星へと視線を落として――――……】


ええ、また会いましょう――――……エルメア


【――――……静かに、礼をした】


/乙でしたー!愉しかったぜー
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 16:39:27.75 ID:pmje3AUo
>>425



――今宵も《水鏡》が……あ、まだギリギリ夜じゃないかな……!



【白ワイシャツの上に漆黒のスーツを纏い、紺色のネクタイを締め、両手には白い手袋を着けた、】
【濃紺のショートヘアーで、サングラスを掛けた身長150cm弱程度の子供が前方よりゆっくりと歩いてくる】
【「白銀色の金属の指輪」と「銀色の鈴」を鎖に通した首飾りを首に下げ、両耳には涙の形をした透明なイヤリング】
【また、右手には「刃」の部分が「氷」で薄く覆われた、抜き身の刀を持っている】

……えと……そうそう、闘いってのは水の如し――
流れるままに……流れるように……相手を受け入れ、受け流し、そうやって水流の箱庭は織りなされていく――

【涼しげで落ち着いた、しかし幼さの残る中性的な声が空気を震わせ、】

そして時には「負けないように本気で負けるために闘う」……そんなスペクタクルもアリなんじゃないかな?
水ってのは逆巻き、渦巻き、複雑な濁流を形成することだってあるんだから、ね

【会話に不自由しない位置まで接近したところで足を止める】

私は通りすがりのシークレットサービス、「零(レイ)」――
胸に掲げた星は覚悟の証……星の多寡に価値の差は無し……己のすべてを心意気として示そう
……さあ、よければ、闘おうか?

【自己紹介をしながら左手を開き、五本の指をピシッと立てる】
【零のスーツの左胸には、5個の星――】
【そう、これは、星の5個賭けを意味するジェスチャーであった】
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 16:40:14.67 ID:AbtIMYDO
>>425
ぬううううううううううううううぅぅおおおおおおおぉ!!!!
【静かな広場、その静寂をかち割る雄叫び】
【そして、何かが走る音】

☆がっ!!☆が足りないぜええええええぇぇ!!
【背中に鳳凰が描かれたライダージャケットに革パン、指貫き手袋、左右を白真ん中を赤に染めたリーゼントの低身長の青年】
【が、雄叫びを上げながら青年の元へと走ってくる】
【彼の胸には六つの☆…大会参加者の明かしが輝いている】
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 16:40:55.70 ID:AbtIMYDO
>>430
/遅れたぜ、無しでおねがいします
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 16:45:47.85 ID:7a5kczco
>>427
『アッー!』
来たわね!――≪Pyramid shoot≫!

【人形は火球に接触し、その場で炎上し始める】
【一方メリナは、右側のトンファーを振り―そこに纏わせていた魔翌力を今度は弾丸として射出、火球と相[ピーーー]る】
【そして火球の、そしてエルの様子を伺いながら次の手を考える】

(仕掛けてきたわね――!…でもまだ変化してる火球がある…「逆に」早回しで来た?)
やるじゃない・・・!まだまだぁ!

【口では挑発的なことを言っているが、実際のところ結構余裕が無かったりする】
【現状メリナには、今ある火球を一掃するような広範囲攻撃は無い――さらに、撃ち合いは言わずもがなこちらの得手では無い】
【人形が攻め手として使えない以上、優位に立つには近距離戦に持ちこむしかない
――そう判断して、再び駆け寄っての接近を試みる――左のトンファーに再び魔翌力が纏っていく】
【ちなみにその人形の片方、楯人形はメリナの背中に張り付くようにして付いて行ってたりする】

433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 16:51:42.43 ID:OCYzp.AO
【金の国/公園/広場】
【ぺたぺた、小さな足音と共に彷徨き回る人影が一つ】

全賭けしても望み薄、時間も無いが諦める訳にもゆかず……

…………どうしよう

【装飾の無い真っ黒なテント状の布に身を包んだ、黒装束の小柄な人物】
【布は一般的に“ブルカ”等と呼ばれる外衣で、頭から足首までのほぼ全身を覆い隠している】
【視界の確保のため目の部分のみが網状になっていて。裸足ゆえか、発せられる足音は最小限にまで抑えられていた】

【胸に光るのは五芒星、☆の形のバッジが三つ。どうやら大会参加者のようだ】
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 16:55:32.94 ID:QGVpTHMo
>>429>>430

ええっと、「負けないように本気で戦う為に戦って」……――ん?
……つまり、本気の僕に貴方が勝てる≠チて事なのですか?

【にっこり―――……微笑む彼からは、零の知る人物の印象を受けるかも知れない】
【……と言うかなんと言うか、口調と声と背丈とetc≠ゥら一発でバレそうな物でも有る】

じゃ、戦いましょうか。僕の名前は橋立 椿=\――…っと、もう一人、ですね。

【其処まで言葉を紡いで、走り来る燃える鶏男に気付いたようで其方を向き】
【両手で「ストップストップ」とジェスチャーをしながら】


えーっと、僕とこの人は星五つ%qけますが、貴方も五つでいいですか〜〜〜!?


【彼の声に掻き消されぬ様、大声で叫ぶと――突っ込んでくる可能性を考慮し、微妙に身構え】


435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 16:56:40.74 ID:h7VQbsEo
>>432

【相殺された火球はそのまま、火の粉となって夕暮れ時の空へ溶け】
【ひゅぅ──】
【冬の空気を孕んだ風が、小さく唸りをあげた】

【駆け寄ってくるメリナ】
【それを見て、再びエルはするするするとすり足で後退を始める】
【矢張り近距離を嫌っての行動であり──】

(武器があるからこそ、「蝶」が映えますわ──!)

.     .スターリー・クランベリー
( ──≪ 黒死の炎 ≫ ッ! )

【迫ってくる相手へと向け、その赤黒く変色した火球を2つとも解き放つ】
【この火球──先ほどのものとは違い、「衝撃を受ければ1つの火球から2匹の炎蝶が生まれ」】
【更に「蝶に触れれば、蝶が黒煙をあげて大きさ相応の爆発を起こす」という特性が付与されている】
【狙いは腹部と下半身──足の部分】
【火球に衝撃を与えてしまえば、最大4匹の蝶が彼女を襲うことになる──!】

【一度燃え上がった炎は、簡単には消えない】
【それを表すかのように、エルは自身の手元に2つの火球を引き寄せ】
【引き寄せられた火球は互いに互いを喰らいあい──やがて、棒状の炎へと変化を始めていく】

【火球:残り3】
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 17:01:01.25 ID:pmje3AUo
>>430>>434

さて……盛り上がってきたね――

【雄叫びをあげる>>430を見遣って、】

――星はあくまで参加権利……私は腕試しが出来ればそれで良し
むしろ闘う前に譲渡しちゃってもいいくらいだ

【次に椿へ向き、柔らかくも冷静な笑みを浮かべる】

まあ、細かいことはいいんだよ……ってことで――
最後に立ってた者が、星を奪い取る……単純だよね?

【言いながら、ヒュン――と、刀で空を切った】

――さあ、やろうか

【最後にバックステップで両者から離れつつ、返事と様子を窺う】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 17:01:10.15 ID:dSXo5Eg0
>>433

――――…その望みは、0?

【その広場に入ってきた一つの影】

【鮮やかな緑色の髪、そこから二本ピンと出たアホ毛。通称、触角】
【右赤、左緑の虹彩異色症。通称オッドアイ】
【赤の長袖に緑のケープを羽織って、赤と緑のチェックのスカートを履いて】
【赤や緑の小さめのボトルが腰周りに幾つも吊り下げられている少女】
【一直線に、歩き回る人物に歩み寄る】

【右胸に付けられた☆三個。大会参加者であるらしい】

もしそうならば、譲渡。そうでなければ、勝負。
あるいは、ここで☆の変動を起こさない、それもまた一つの選択
…さあ、どれを選ぶ?

【半ば一方的に言葉をかける】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage ]:2010/11/07(日) 17:03:02.24 ID:l/IqhUSO
>>279

神様ってのは、時たま悪魔みたいに捻くれてるからね……嗚呼、そう取って呉れて構わないよー。
――――……どっちかってーと、コイツ≠ヘ人の業だけれど、ね。

【仮面に、ほんの僅かの自嘲と冷たさとを含ませて、曰く。だが実の所、自分でも非常に疑わしいとは思っていたのだ】
【生体兵器≠フ居場所なぞ、どだい天に在るとは思えない――いや、自分は未だ人間だ。そうだ、人間の筈なんだ――】
【ぷつん。余分な思考を強制遮断し、再接続。機械的に修正された回路が、戦闘論理を組み上げてゆく】

【迷いや小細工を投げ棄てて仕舞えば、軽くなった其れは、驚く程に単純な解を導き出した】
【――――能力の、全力稼働=Bこれからを考えると酷く馬鹿げた答えだが、そう悪くも無い】

【自然と緩む口許、無機質の闘争本能をそのままに、青年は嗤う。――いや、果たして其れは青年だったろうか】
【矢弾の如く馳せる一撃を叩き付け、石畳に靴痕を刻んで踏み止まれば。相手の負傷を検分せんと、眼を向けて】
【上空の二刃には、気付かない。いや、気付けない――死角=A加えて意識の虚。完全な奇襲だった】

(有効打は取った、消費弾数は四、このまま一気に畳み掛け………!?)

っ、痛う――――嗚呼、そうは問屋が卸さない、ってヤツ、だね……参ったなぁ。

【刃の一つは、幸運にもだらりと提げた右腕に弾かれるが。そうして出来た空隙、滑り込んだもう一つの刃は、彼の左太腿に深々と突き刺さる】
【交換にしても、随分と部位が悪い=\―――青年はそう呟いて。火を噴くような疼痛と異物感の元を、見ずとも解る】
【ナイフを抜き取れば、恐らく相当酷く出血するだろう。能力≠ナ止血を試みても、完全には往かない。程遠い】

(浸蝕を広げて無理矢理、ってのは――――冗談にも無いね。莫迦げてる)
Executioner's Sword=A構築開始。平行して限定解除を……取り敢えず、やれるだけやってみて。

【歪みを見据え、唸るようにして宣言すれば。肯定を返すように、傍らで黒鋼の悪鬼が気配を強める】
【空を揺蕩う――――何と称せば良いのやら、フォルムのみに注目すれば、確かに同じく奇形だが】
【内心で逡巡しつつ、「ちょっとだけ、ね」と曖昧に応えた】
//寝過ごしくぁwせdrftgyふじこlp
//済みません、一応返しておきますのぜ……
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 17:08:43.40 ID:AbtIMYDO
>>434>>436
ぬおおおおおおおおおおおおおおぉぉ!!!!!
【雄叫びを上げながら走り、ブレーキ】
【椿と零二人を視界に入れる位置に立って】

俺はあぁ!!!火鳥鶏治(ひとりけいじ)ぃぃ!!!大会参加者だあああぁぁぁ!!!!
【二人共名乗っていたので自分も、と大きな声で挨拶】

ごちゃごちゃすんのは嫌いだからさっさと始めんぞ!!!二人纏めてかかってきやがれ!!!!
時間がねぇ!!半端な数じゃ共倒れだ!!!全員☆全部賭けろ!!!
【自己紹介も口早に、すぐさま右足を上げるファイティングポーズ】
【しかも全賭け強制しやがる】

コケコッコオオオオオオオオォォォォ!!!!!
【そしてニワトリのような雄叫びを上げる】
【すると、彼の体から炎が上がり】
【燃え上がる炎の巨大な爪が両足に装着された】
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 17:08:56.15 ID:7a5kczco
>>435
【相変わらず逃げ一辺倒なことに苛立ちを感じ――】
【そこに、接近を阻むように放たれる二つの黒い火球】

しつこいわね―――っ!?

【脚狙いのものは跨ぐように飛び越え――腹部に飛んできた方の火球を左手のトンファーで「弾いてしまう」】
【現れた二匹の蝶に驚きの表情を見せるが――】

まだまだぁ!
『イツモコンナシゴトダー』

【背後に構えていた楯人形を蝶に突っ込ませ、楯と自身を犠牲にしながらそれらを誘爆させる】
【蝶の対処は人形に任せ――メリナはなお進撃を止めない】
【右手のトンファーにも再び魔翌力が宿る――戦闘体勢は万全、か?】
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 17:13:53.89 ID:BkV55zwo
【金の国・プレシール通り】

(さっき見たトコだと多いヤツで10個・・・オレ様は7個だ)
(今戦ってるやつも最終日で全賭けだろうしなァ―――・・・。)

・・・・さァて、どうしたもんかなァ

【小動物の様な耳が隠れる青い髪、純朴そうな黒の眼】
【サイズの合わない黒のジャージを羽織った】
【身長160cm程の青年が通りの中央に立って辺りを眺めている】

【その手元では7つの☆が弄ばれており、大会参加者だとわかるだろう】
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 17:14:52.50 ID:QGVpTHMo
>>436>>439

あ、あはは……いや、それは状況に応じて、ですね。
星の全賭けは了解しました。 じゃ、お互い全力を尽くしましょう。

【「自分にかかって来い」と云う言葉と、戦闘態勢への直結――苦笑いが顔に浮かぶも、】
【彼は自分の力に、其れだけ言う自信≠ェ有るのだろう、と表情を引き締めて】

(―――……あの刀…、どっかで………いや、まぁ、いいか。)

【零の持つ氷≠纏った刀に感じるのは、微かな『既視感』……が、思い出せはしないようで】
【彼にの言葉に頷きを返し、左腰のナイフ≠「右手に逆手で」持つと、同様にバックステップ】

【鈍く光る黒の刀身――……おおよそ、『20cm』を少し越えるほどの長さだろうか】


(――――……この戦い方=c…、…鈍って無きゃいいんだけど。)


【すぅ――――と、音も無く腰を若干落とすと……臨戦態勢≠ニ言った所だろうか】
【全身の筋肉を張り詰めて、『何時でも動ける』状態…―――何処か、“小慣れた”感じの動作である】

【同時に、彼の手袋の魔法陣≠ェ蒼い光を放ち―――全員が、戦闘の準備≠完了した】
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 17:17:33.43 ID:h7VQbsEo
>>440

【脚狙いの火球はそのまま地面にぶつかり、蝶が二匹出現する】
【もし出現地点の傍に人形がいれば、その人形へ向け蝶はひらひらと向かっていくだろう】
【そうでなければ──】
【まるで目的を見失ったかのように、所在なさげにひらりとその場をしばらく飛んでいるが】
【やがて、火の粉と化して淡く消えていくだろう】

(人形がこれ以上現れなければ──残すはメリナ様のみ!)

.         .アディオス・アミゴス
( 顕現── ≪ 決別の刃 ≫ ……! )

【棒状の炎──それはやがて、一振りの片手剣へと変貌する】
【赤い赤い刀身を持つ、まるで炎を固めたかのような細身の片手剣──銘は≪アディオス・アミゴス≫】

【この段階で、ようやくエルは後退を止め】
【メリナと真正面からぶつかる姿勢を見せるかのように、ちゃきりと剣をフェンシングの如く構える】

【そして──残る3つの火球】
【それらのうち1つが不自然に。エルの正面の地面へと「堕ちた」】


【残り火球:2】
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 17:20:32.99 ID:0fFBIcSO
【金の国】

……さて☆10じゃまだ不安
だから最後は博打に出るか
(……よし!!今回こそ!!)
【背中に大剣を背負い灰色の長い髪に緑のジャージを着て眼鏡をかけて、首に黄色いペンダントをかけ、腰に黄色い石が装飾された斬れないように刃のつぶれた西洋剣をおさめた小さなナイフの装飾のついた鞘と深緑色の簡素なフォルムをした拳銃を装備した18歳くらいの女性が】

【胸に☆10をつけ歩いてる】
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 17:22:06.37 ID:OCYzp.AO
>>437
【声を掛けられれば、黒装束の人物は立ち止まってそちらに顔を向ける】
【網の奥から覗くのは、今のところは視線のみ。少女の姿を認識してから、正面へと向き直り】

……まさか。“望み薄”とは言ったが、全くの“ゼロ”ではないさ
それに大会参加者同士、折角の邂逅なのに、“星の変動無し”というのも勿体無いだろう?

【発せられる声は、大人とも子供とも判らないが、それは確かに女のものだ】
【此処までの返答は実に曖昧、然し譲渡も星の変動無しも選択せず】
【布下より引き抜かれる、ほっそりとした蒼白い腕。その先の手にて、立てられた三本指が示すのは】

――「三つ」。三つ、だ
私はこの“勝負”にて、三ツ星を賭けたく思う

……どう?

【勝負の意思と、星の賭け数】
【これで交渉は成立するか、と問い掛ける】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 17:23:17.44 ID:pmje3AUo
>>439
その意気や良し――
了解、ケイジ君、星の数に関しては最初っからそのつもりだよ

【小さく頷きながら、引き締まった口調で了承の意を伝える】
【怒声にも負けないよく通る声だ】

>>442
ふうん……なるほどねー
まあ、私とケイジ君みたいな直情型が二名に対し、
『ツバキ』君みたいな「よく考えるタイプ」が一名……

――面白いんじゃないかな?

【余裕を持った笑みを湛える零】
【『ツバキ』という呼び方を強調していたのは気のせいではない】

>>439>>442
――じゃあ……遠慮無く……!

【両手で刀の柄を握ると、そこに意識を集中させる】
【分かるだろうか?】
【零の全身に魔力が纏われていくのが】

――行くよ!!

【かけ声と共にビシッと刀を真ん前に突き出す】
【――と、魔力が刀を集中的に覆う】

【魔力を持った「氷の刀」――】
【零と相対するに当たって、この得物に注意するに越したことはないはずだ】

【ただし今は様子見なのだろう】
【ツバキとケイジを交互に見ながらも、動くことはない】
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 17:24:17.91 ID:A3mN9mQo
>>444

…おっ、あれは…

【茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯に長そで長ズボンの黒を基調としたスカルメッキ入りの…軍人のような戦闘スーツの上下
銃を収めたホルスター付きベルトに仕込みブーツの青年が】
【胸に光るは☆が5つ…なんと最初の数と同じだった】

…やあ、そこの…名前は確か…愛野海里さん
お久しぶり、あまり話はしたことなかったけど…君もこの大会に参加していたのか?

…ずいぶん、☆を多く持っているみたいだけど

【す、と彼は胸のバッジを指さし…訪ねてくる】
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 17:27:48.07 ID:5p8XF0o0
>>438

…「教会」の人間が言うのも問題だろうが、それについては同意を示さざるを得んよ。
……何故か? ……―――神を信じるかどうかとは、別の話だしな。

【ゆらり、殺し合い、で無いのなら潰し合い=\――その最中に浮かべるモノとしては、柔らかに過ぎる小さな笑みを浮かべた】
【溢れ出る闘志も、意思の眼光も消さぬままに、ひっそりと表現する、相手への……同情≠ニ移入≠ェ、一番近似する感情だろうか】

【女性の能力は、魔術による付随効果を除けば―――刀剣を『牙』として加工し、操作する≠ニいう、余りにローカルな代物】
【出来ることと言えば、『牙』と化し、異形のドレスを纏った武器を飛ばす℃魔ニ、先ほどの様に軌跡を残す£度】
【但し―――単一であることの反動か、単純とは言いきれない幾つかの効力を、内包する】

(……刺してしまうと、『所有権』が移って、触らないと此れ以上は直接動かすことが出来ない…何で突撃が不利なのとばかり当たるか)
(さて、お互い本腰を入れたところで……今ある傷を深めるべきか、どうするか)

【思考する間に、アートマンは腕の一本を、意識的に『振る』―――すると、弾かれた方のナイフが、帰って来た】
【此方は、左腕に持っていた方……金属の衝突による多少の歯零れが見られるが、魔術・能力媒体として考えれば未だ『刀剣』として扱えるレベル】
【吸い付くように、巣に帰る鳥の様に、ルブハティルの左腕に再度収まり―――残り4本の1本、有り触れたダガーを右手で抜く】

………≪レイ・ソニック≫

【短い詠唱と、魔力の発光を伴って―――突き刺さったナイフの周囲と、右足首を狙って、先ほどと同様の斬撃魔法】
【どうにも、時間稼ぎの感がある……攻撃の幅は先ほどより狭く、必然的に命中時の疵の大きさや、負傷率も小さくなり、対処もしやすい】

【その一方で、ルブハティルに接近し、触手をぞろりと伸ばしていくアートマン―――残存3本のホルダーを、疣に触る程丁寧に、開けようとする筈だ】
【完全に成功すれば、抜こうとしただけ、その『支配下』に収まり、ルブハティルが触れた時と同様の形態に、醜悪な成長を遂げるだろう】
【何かしらの牽制を加えれば、阻害できる可能性もあるが―――?】
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 17:29:39.95 ID:7a5kczco
>>443
『サイゴハコーナルノー』

【蝶は楯によって焼け損ねた人形に向かい、その身を焼かれていくだろう】

(人形は打ち止め――ここからは直接削り合いに持ち込むしかない…!)

【――と、そんなことを考えているところ、目前の地面に落ちてきた火球】
【何か仕掛けがあるのは確実――どうするか・・・一瞬考え】

≪Pyramid shoot≫!

【左のトンファーから火球目がけてエネルギー弾を射出、更に自身は迂回するように右側に膨らんだ進路を取る】
【先程火球が蝶に変わるという「手品」を見たばかりだ――何が起こっても不思議ではない】
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 17:29:50.56 ID:dSXo5Eg0
>>445

なら、選ぶ道は勝負。接触だけで流すのはあまりにも惜しい

【告げられたのは曖昧な言葉ではあったものの、候補を消去していけばおのずと答えは導ける】
【自らの誘いである。断るつもりも勿論無い】

――――マックスベット。私も☆を三個賭ける。
3−3で成立。異論は無し?

【元から全部を賭すつもりだったのか、返事は早い】
【勝負のベットの内容を繰り返して、間違いないかを尋ねる】
【言い換えれば「間違いで無い場合は、承諾した」ということになる】
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 17:30:24.83 ID:0fFBIcSO
>>447
ん?
【フッと視線を向け】

確かノビタだっけな…まさか同じ組織の人に会うとはな…
………大会じゃなきゃ組織について相談したかったんだが……
【西洋剣に手をかけ】

予選で出会ったんだ…やる事は一つだろ?
もちろん……お互い全賭け
私が負ければそっちは、予選突破確実だ
【ニヤリと笑うが】

(あぅ…………か、勝てるかな?あわわわわ)
【心の中ではガクガクブルブル】
【まあ表情に出さないが】
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 17:32:12.34 ID:AbtIMYDO
>>442>>446
いいいぃぃよっしゃあああああぁぁぁ!!!!いくぜいくぜいくぜえええぇぇ!!!!
【全員の戦闘準備が完了したのを見て火鳥は叫ぶ】
【二人の得物と体制を見て何か警戒するでもなく、いち早く彼は行動をした】

うぅぅううううううおおおおぉぉぉ!!!!!
【上げた右足を更に高く、真っ直ぐに伸ばして天へと向け―――――】

いくぜ俺の新必殺!!炎津波!!!!
【そのまま足を振り下ろし、思い切り地面を踏み付ける】
【すると地面に着いた右足周辺の地面から半円に近い形で炎が噴き出し、壁のようになって広がっていく】
【炎の壁は物凄い勢いで広がり、椿と零を纏めて巻き込もうとする】
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 17:34:14.85 ID:bL.r/kDO
【金の国/エルポタの森】

……、……

【一人の女性が、きょろきょろと周囲を見渡している】

【旧い血の色をしたボブヘア、右頬に一文字の傷痕が在り】
【時々不気味な七色に変化する、蝋燭の炎の様な色合いを持つ橙の両眼】
【赤のトレンチコートを着て、黒のストッキングとブーツを履いた】
【少しばかり幼い顔立ちの、二十歳ほどの女だ】

(……あの子の情報、未だに得られて無い状態なのに……)
(……つい、ノリで参加してしまった)

【緩やかに首を振ると、彼女の右手に魔翌力が集束】
【生成されたのは、虹色の輝きを放つ、宝石で造られた長剣】

……、戦闘に慣れる、良い機会だし……取り敢えず、頑張ろう……
……星バッジが欲しい人に、僕の五個全部を賭けて戦うのも面白そうだし……

【ぽつり。か細い声で呟くと、再び対戦者を探し始める】

【数秒立ってから、無意識に駄洒落っぽい発言をしていた事に気付いたのか】
【恥ずかしそうな表情を浮かべたりした】

【――――そのコートの裾には、小さな星が五つ】
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 17:37:51.66 ID:9MhrNjo0
>>453
【木の上から声が響いてくる】
【その性質はどうやら男の物のようだが】

・・・妙なところに予選に出ようとする奴もいる、な

尤も此処に居る俺も人の事は言えないのだが
【発言からするにこの男も大会予選に出ている男の模様】
【と、すれば目的は・・・】
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 17:39:46.58 ID:h7VQbsEo
>>449

.   .ストロベリー・ホイップ
──≪ 呪縛の蜜 ≫ ッ!

【堕ちた火球にエネルギー弾がぶつかり】
【まるでそれが合図だったかのように──火球から大量の何かが蠢き溢れだす】
【赤い赤いそれは、日も暮れた公園の地面の上でぞろりとのたうちまわり──】

【────ざぁ!】

【「ソレ」は真っ直ぐに鋭く、メリナへと向かっていく】
【火球から零れ溢れた「何か」──その正体は、大量の縄だ】
【イチゴの葉が寄生した、赤い炎で出来たような縄】
【恐らくはメリナの行動を阻害することが目的なのだろう】
【妨害策が放たれなければ、ソレらは彼女の脚や腕に絡みつこうとする】
【もし絡みつかれたのであれば、絡みつかれた部位が熱くなるような感覚を覚えるだろう】
【「この縄」──「発熱」している──!?】

【更に、エルの周囲に浮かぶ、残った2つの火球】
【それらが、それぞれ赤黒い色と桃色に変色し始めた】

【残り火球:2】
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 17:40:39.42 ID:OCYzp.AO
>>450
それに勝負をすれば、きっと“楽しいから”
……無論。異議も異論も、無し

【承諾。少女の確認に間違いは無い】
【示していた指を折り畳んで握り拳を作り、腕を布下へ収納しながら名乗り上げる】
私はレペンスだ。宜しく頼むよ

【そして再び抜き出されるのは、両の腕。各々の手に握られる、二振りの剣】
【右手には両刃の長剣を。左手には、柄に籠状のガードが付属した、短く幅の狭い直刃の短剣を】
【双方の剣身を胸の前でバツの字に交差させ、深く一礼を為し。――此方の戦闘態勢は、整った】
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 17:43:07.20 ID:A3mN9mQo
>>451
【フェルトハットをくい、と頭の上で位置を直しながら眼帯に覆われてない右目で海里の顔を見つめる】
【組織についての相談、その言葉を聞いた時に彼はこの大会に参加するきっかけを得た時の会話を思い出した】

…おう、もしかして吟雪か朔夜さんあたりにすでに聞いているのか?
もし聞いてなかったとするなら…オレから話した方がいいかもな
まあ、戦闘終了後でも十分間に合うか…

【お互い全賭け】
【彼は確かに聞いた、この時点で☆を10個も賭けてくれるとは思いもよらぬ好都合だったのだ】
【流石に驚いている、それが顔に表れているようだ】

…ほう、あんたはすでに☆10個もあるというのに…仮にここで☆2〜3個賭けて負けたとしても
海里さんはまだ本戦出場できるかもしれないぜ?

―――だがもらえる物は病気と負債以外はなんでももらう主義だ、全部賭けよう…じゃあ始めようじゃねーか

【今世紀最大のチャンス、とでも言わんばかりのスゲエ嬉しそうな表情を彼は隠さなかった】
【西洋剣に手をかけた事、そして賭ける星は決まった、ならばもうこの戦いは始まったと認識していい】

【――――そう、わずかでも動揺があってはすでにホルスターから引き抜かれている拳銃に気がつくことは難しいかもしれない】

【彼女が気がつくころにはおそらくその引き金を左右二発、海里の右脚と剣を持った方の腕の肘めがけて射撃】
【放つのは通常の『打撃弾』だが…プロボクサーのパンチをも超える勢いで飛んでくる物が当たれば、激痛は間違いないだろう】
【justiceにいればたまに耳にするかもしれないその『早撃ち』を彼は再び不意を突く形で行った】

/少し遅れるかも、すまない!
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 17:43:09.51 ID:QGVpTHMo
>>446>>452


(―――……! 半円状=c…『後方』に回れば避けられる!!)


【準備=c…功を奏したのか、彼は即座に行動を開始する事が可能であった】
【此方も円弧を描くように走行を開始し、徐々に加速……―――速い<b!】

【まるで、『追い風』を受けているような……否、実際に「風を受けて」走っているのだ】
【“温度変化”による、局所的な―――空気の対流現象≠ノよる、追い風の発生……!!】


……ッ……――――間に合えぇぇッ!!!


【ボワッ――――――!!!】

【炎の波が『後方』を通り過ぎ……正に間一髪≠ナ、半円からの脱出は成功】
【ガリッ、と地面と靴を擦らせて『ブレーキ』……地面に左手を突いて、側転≠ナ勢いを殺し、反転する】

【が、目の前に見えるだろう火鶏の背中とは『結構な距離』……どうやら、零の行動を静観する積りなのか】
【其の場で両足に熱≠蓄えつつ、申し訳程度の速さで火鶏の方向へと歩き出した】
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 17:47:00.14 ID:dSXo5Eg0
>>456

…なら、よろしく。
私は…リナ。西谷リナ

【ほんの少しだけ、殆ど分からないほどに小さく礼をする】
【礼から直り、すぐさま後方へ距離を取るためにステップを踏む】

【右手で緑のボトルを、左手で赤のボトルをそれぞれ掴み、栓を開ける】
【緑のボトルから噴出す水が、一振りの両刃の長剣を形作り、右手に収まる】
【見た目には、まるで透明な氷で作られたようである】

(恐らく戦闘スタイルは近接…主体)

【剣の切っ先をレペンスに向ける】
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 17:47:05.67 ID:pmje3AUo
>>452>>458
おお、派手だ……

【落ち着いた様子で炎の壁を目視】

ただ、私は私で後先考えないよ

【なんと零は右手だけで刀を持ち直して、刃を胸の前に持っていくと、】

スーツ代は……この際しょうがない

【その刃を以てして、ザックリとスーツのボタンを一気に上から下まで斬り捨てた】
【そしてすぐさまボタンが取れたそのスーツを左手で脱ぎ去る】
【ワイシャツ姿になった零は、次に火鳥へ向かって駆け出し、】

危険を冒す者が勝利する……ってお姉ちゃんが言ってた気がする

【左手に持ったスーツを大きく身体の前で振るい、炎から身を守る幕とする】
【無論ノーダメージとはいかない】
【直火焼きは避けても温度は通る】
【軽度の火傷を身体の各部に負いつつ、零は壁を突破して刀を振りかぶる】

――で、派手な技には隙が付きもの……ってね

【このまま火鳥が零の接近を許せば、次の瞬間には刀が胴体めがけて水平に振るわれるだろう】
【しかし零の腕力は強くなく、まさに子供……強いて言えば少女と言って差し支えない】

【ちなみにこの「氷の刀」は、氷に覆われているために切れ味を持っていない】
【刀型の鈍器だと考えれば理解しやすいだろう】
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 17:48:28.92 ID:7a5kczco
>>455
――うひゃわぁ!?

【予測して無かったことは無いが――流石に殺到する縄に驚いたか、変な感じの声を上げてしまう】
【人形も使いきった今、縄を捌ききる手段も無く―――
いくらかの縄が絡みついてメリナを拘束、その進攻が中断させられる】

熱っ・・・!こ、のぉっ!
(大胆にやってくれる・・・!これは流石に苦しい、か?)

【激しく腕とトンファーを振り回し、縄を引き剥がそうとする――】
【火球が残り二つあったことは覚えているものの、縄の対処に追われて気に掛ける余裕が無い】
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 17:51:11.80 ID:KtYcG.Io
【金の国 草原地帯】

――残り三つ、ですか。
特に本戦には興味はありませんけれど、もう一度くらいは戦えそうな数ですね

【胸部・腕部・脚部に白銀の装甲を身に付け、その下に水色を基調とした清楚なローブを纏った】
【身長170cm程の、先端のウェーブがかった腰下までの水色の髪と紅色の瞳をした女性が歩いている】

【腰には複雑の文様を刻まれた剣の鞘を差し】
【左腕部の装甲に重ねるようにして、渦巻くような模様の装飾を施されたバックラーが装備されている】
【胸部装甲に付けられた5つの☆から見て恐らくは、戦闘目的の大会参加者だろう】

――さて、陽も暮れて参りましたが
何方かお相手してくださる方はいないでしょうか……。

【女性は周囲をきょろきょろと見渡しながら、対戦相手を探していた】
【リィオ・テュエライ選手――☆3】
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 17:52:26.14 ID:pmje3AUo
>>460
/補足
【刀のことだが、ボタンを切るときだけ氷がすっごく鋭利になっていたのだ!】
【能力と魔力って凄いね!】
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 17:52:39.03 ID:bL.r/kDO
>>454

【木の上から聞こえて来た声に、ぴくりと反応して】
【人物の姿を確かめ様と、ぐるりと辺りを見渡しながら】

――――――……貴方も、大会参加者、なんだよね……?

【確認を取る様に、やや大きな声量で問い掛け、表情を引き締めた】
【やがて彼の居る木が分かったのか、そこを見詰めるかもしれない】
【然し、木の葉や影に隠れて、彼の姿は全く見えない様だ】

……、僕と、戦う?

【橙の瞳が、どろりとした不気味な虹色に変わって行く】
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 17:54:12.15 ID:AbtIMYDO
>>458>>460
この程度でいきなりやられたりしねぇよなぁお前ら!!!かかってこいや!!!!
【各々の方法で壁を抜ける二人を見てまた叫ぶ】
【椿が背後に回ったが、現時点で気にしている暇はない】
【今は…正面から来る相手のみ!】

ぐふっ!!!
【接近してきた零の攻撃に、やはり隙が大きい攻撃だったか対処出来ず】
【脇腹に刀が当たり、息が吐き出される】
【しかし、その程度でよろめく彼ではなかった】

そこだ!!!
【攻撃が当たった次の瞬間には、右手を伸ばし零の胸倉を掴もうとする】
【もし掴めたなら、そのまま振り向きながらぶん回し、腕力で強引に椿へと投げ付けようとするだろう】
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 17:54:49.59 ID:Lg8cgtgo
>>462

………丁度良い時間、かしら

其処の貴女、宜しい?

【歩く彼女へ、気軽に声を掛けて来る者が一人】
【散歩の途中だったのか、随分と気の抜けた表情をしているが】

時間からすればこれが最後
ならば、大きく遊ぶのも……良いのではないかしら?

【絹のような黄金のツインテールと瑠璃色の瞳、リボンコサージュを付けた紫のドレスを着た少女が、其処へ向かって来る】
【腰には装飾の施された鞘の長剣、背には単発式のライフルが】
【そして、ドレスの左腕部分には、大会参加者の証、十の☆が付けられていた】
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 17:57:48.03 ID:9MhrNjo0
>>464

…………無論
【その反応に対する返しはもしかすると聞き覚えのある声かもしれない】
【音も無く木の上から下に着地して、正面に姿を現すその姿は】

【灰色のズボン、漆のように黒いロングコートを着て、明るめの青色の頭髪】
【紺色の瞳に、右手には透けるほどではないが薄く白い布地で作られた手袋】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年】

当然……貴様は何個賭ける
【先ほどの声を聞いていなかったわけではないが】
【それでも一応聞いておくのが礼儀か───…そう考え彼は問いを出す】

【彼のその目はただ大会に出るというには余りにもギラギラとした目】
【その紺色の瞳の中に渦巻く激情の炎────その炎は大きくも静かに燃えている……───】
【彼は…何の為に大会に出ているのか・・・──?】
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:00:05.38 ID:h7VQbsEo
>>461

【炎の縄と言えども、強度は通常の、至って普通の縄と同じくらいなのだろう】
【刃物や魔翌力攻撃による切断は容易。されども常人の力では引き裂けないもの】
【メリナが落ち着いて対処し、絡みつく縄を一本一本除去していけば拘束から逃れることは可能である】


(動きが止まった──!)

【明確なる隙】
【それをエルが見逃すはずもなく──追撃するかのように桃色の火球をメリナの足元へ放つ】
【火球が地面に当たれば、今メリナに絡みついているものと同じ縄が出現して彼女を襲うだろう】
【桃色火球が放たれて地面に当たり、縄が顕現するまでに僅かではあるがタイムラグがある】
【その時間内に最初の縄から逃れることが出来れば追撃の縄への対処は出来ない事もなく】

【そんな中でもエルは、緊張した眼差しで剣を構え。じぃっとメリナを見据えている】
【もし何らかの攻撃を相手が仕掛けてきた場合に備えて、だろう──】
【赤黒い火球はエルの正面にふわりと浮いている】

【残り火球:1】
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 18:01:59.41 ID:KtYcG.Io
>>466

――はい、大丈夫ですよ。
声を掛けてくださったということは、貴女も大会参加者の方ですよね

【見渡す動作を止めて、声のした方へと振り返ると】
【柔らかな微笑みを浮かべながら少女に視線を送り、確認の言葉を含めて返した】

大きく遊ぶ、と申しますと?
生憎と賭け事や遊戯の類には疎い性分でして……お聞かせくださると幸いです

【大体の予想はついている。……☆3賭け。勝とうとも6。予選突破にはならない数なのだから】
【しかし、それを確定的なものとするために自身の口から予想を言わず少女の言葉を待った】
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:02:40.89 ID:QGVpTHMo
>>460>>465

――――…………勿体無いなぁ、スーツ。

【無一文≠ナは無く、ギリギリ生活できるレベルで貧乏≠ネ青年である】
【『熱操作能力』を悟られぬ為のコートを買った時点で、服など買う余裕は無くなったらしい】

【零が火鶏と近接戦闘を開始した=c…認識すると、『ナイフの刃へ熱を流し込み』】
【逆手持ちのまま、「眼前を一閃」すると、二人の方向へ飛び出したのは紅い氷柱状の物体=z
【速さは其れほどでもないが、零を投げた後直ぐに対応するには難しいかも知れない】


(………、……――――火鶏さんの場合、狙うなら足=B)
(零さんの方は……刀≠ノ注意しつつ、本体を狙うべきか。)


【狙いは火鶏の大腿付近=c…彼の『武器』と見られる足を、“無効化”させてしまおうと言う腹か】
【当たれば小規模に爆発する其れの斜線は、零が投げられた場合≠フ彼j……彼の軌道からは、外れている】
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:04:04.60 ID:0fFBIcSO
>>457

いや、私はその二人と会話した事ないが…
まあいい…後で聞こう
【そう言い戦闘に集中】

(速!!)
ぬっ!?…
【相手を見つめ、油断してなかったおかげか?…はたまた様々な戦闘経験からの本能か?】
【右足を左足の後ろに移動させに半身をずらし】
【右足への銃弾はなんとか回避する】

【だが左腕の肘への銃弾が当たり顔を引き攣らせ】

(聞いた以上の早打ちだよ……かなり痛い…左腕が痺れてる)
【だが西洋剣の柄には触れておりそこからフワフワした魔翌力が西洋剣に纏わり、バチバチした魔翌力に変わる】

(だけど……)
私も負けないぞ!!
【全身の筋肉のバネを両足に集中させ、左足で地面を蹴り、前へ《跳び》】
【一気に3mは跳ぶ移動で距離をつめ】
【その勢いでノビタの腹部に移動の勢いと自分の体重を乗せた右手でのストレートを放とうとする】

【彼女の戦いのスタイルは剣、魔術、能力《ペルソナ》は聞いた事あるだろうが】
【格闘技は聞いてないはず】
【……まあ余談だが彼女はこの世界に来る前は空手を習っていた】
【戦闘での実戦は初めてだが】

(この戦いで…私は更に強くなりたい!!)

【彼女の恐ろしい所は能力や剣術や魔術にあらず……】
【戦闘での経験などで学習し成長する成長能力だ】
/わかりましたー
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 18:07:17.77 ID:Lg8cgtgo
>>469
大きく遊ぶ。言葉通りの意味ですわ
尤も、打算も含まれてはおりますけれど………

仮に此処で私が一点でも失えば、時間の問題も有る
そうなれば、本戦参加は難しい。上位の得点を見ると、そう思いますわ
かと言って、貴女は貴女で、勝利する旨味が余りに少ない
これでは、互いにモチベーションが高まらない。ならば………

【歩いて距離を詰めて、5mほどまでに近づけば足を止めるだろう】
【開始の合図も同意も無いが、間合いを保ちたいらしい】

………勝者が13ポイントの総取り
何処の誰とも分からない者に利益を与えるより、自分に勝った者を先に進ませる
そして何より、自分が勝てば先へ進める可能性が非常に高い

折角の大きなお祭り、この程度には遊んでみてはどうか、と

【3賭けではない。7点と6点の二人が生まれても、何の意味も無い】
【要求したのは、互いの¢S得点賭け】
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:07:29.81 ID:0fFBIcSO
>>471訂正
成長能力→成長力
です
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 18:08:48.51 ID:7a5kczco
>>468
【縄の強度が実物のそれと同じ――メリナにはかなり苦しい事実である】
【当たり前だがトンファーは刃物ではない――今は魔翌力を纏わせたそれで対応しているが――
これまでの挙動からわかるとおり、彼女の魔術の多くは魔翌力をトンファーを経由して起動させている】
【理由や理屈はここでは割愛するが――とにかく重要なのは、縄の対応をしている限りエル本人に攻撃を向けられない】

あーもー、しつ、こいっ!

【最初の縄をどうにか振りきったところに再び飛んでくる縄弾
――今度は自ら突っ込み、根元の広がる部分を狙うことで先程よりいくらか早く縄を片付けていく】
【だが、先程書いたとおり、縄に対処している間はエルへの対応はザルと言っていい】
【縄の処理に時間はかからないが――エルが次の手を打つには十分すぎる時間が稼げていることだろう】
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 18:09:07.84 ID:pmje3AUo
>>465>>470
――――!?

【胸ぐらを掴まれる零】
【そして掴めば分かるだろうが、零は相当軽い】
【つまり、投げようと思って掴んだ相手が投げきれない道理はなく――】

――わーーっ!!

【――椿に向かって難なく吹っ飛ばされる羽目になる】
【悲鳴がやけに女の子っぽかったというのはもはや言うまでもない】

【で、投げられたおかげで椿の遠距離攻撃命中には至らなかったものの……】
【右手:刀】【左手:焦げたスーツ】
【そんな感じの零が椿に飛来することに――】

【しかし宙に飛んでるとなれば、攻撃も回避も出来ない零はどうしようもない】
【椿にとっては、ただの邪魔な特攻兵器だろう】

【なお椿が零を避けた場合、零は受け身を取れずに地面激突である】
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 18:10:15.81 ID:OCYzp.AO
>>459
西谷リナ。

【確かに覚えた、という言葉の代わりの、名前の復唱】
【肩幅よりやや狭く足を開きながら腰を据えつつ、相手の動向を窺う】

(……液体、剣、然し距離を取る
 恐らくは、こちらと似たスタイルか、或いは――)

……先ずは、やってみなきゃ解らんなっ!

【――戦闘中の思考は、彼女は得手としない】
【向けられた剣先を合図とするかのよう、接近のためか前方へと駆け出すレペンス】
【カチン!二剣の刃が触れ合うと、長剣の刃に“白い靄らしきモノ”が纏われ始め】

『第\:ニセジュージ』より『第]:ニセシグレ』への転向

【剣の間合いより幾らか離れた位置で、接近を続けながら二剣をそれぞれ左右に振り抜く】
【そうして発生するのは、“バツの字の水の斬撃”】
【ある程度直進すれば、それは片手で数えられる程度の「氷柱」へと姿を変える】
【尖端は全てそちらに向いているが、大きさは握り拳ほど、さほど速度も無く命中しても貫くことはない】
【狙いは少女の胴体、直線的な軌道のため対処は容易であろう】
【但し回避した場合、「氷柱」は直進後やや離れた位置に落下する】

【レペンスは、「氷柱」の後を追うように駆けている】
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:12:53.43 ID:bL.r/kDO
>>467

【青年の姿を確認し】

―――――僕は、五個全部
……飛び入り参加で、最終日に貴方とが初戦だから……

勿論、貴方が決めても良……

……って、あれ

【自分の身を説明し、五個全部賭けても構わないと告げた】
【逸れから、きょとんとした表情で】

もしかして、ライクさん…?通りで聞いた感じの声だと…
…久しぶり、貴方もこの大会に参加してたんだ

【突如笑顔で、そんな事を言ってきた】
【青年に久しぶりと声を掛ける女性だが、多分初対面だと思う】
【然し、女性の顔立ちに、あのゴスロリ血色髪の少女の面影的なのが有る】

【その瞳に、一度怯える様な表情を浮かべてから】

……ていうか……どうしたの?

気合いが入ってるというか……、……怒っている様子にも、見えるけど

【その激情の炎に戸惑い、思わず剣を握り締め直す】
【何か、嫌な予感がする様な。そんな気がした】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 18:13:05.22 ID:OCYzp.AO
>>476
/おっと、本当に些細なことですが訂正です
/『第]:ニセシグレ』→『第T:ニセシグレ』に脳内変換お願いします
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:15:15.08 ID:AbtIMYDO
>>470>>475
【零を投げ付けた後の彼の行動、それはお世辞にも“何か考えている”とも思えない行動だった】

ふん!!
【まず、零から手を離した瞬間に視界に入る氷柱針】
【その一瞬で「かわせない」と本能的に判断した彼は――――】

それが…!!!
【振り向いた勢いのまま左足を振り、自分から当たりに行った!】
【太股に針が刺さり、彼が足を振る相対的な勢いで貫通する!】
【そしてそのまま…】

どうしたぁ!!!!
【左足を、振り抜くっ!!】
【左足の爪が強く燃え上がり、炎を噴き出して】
【サッカーボールサイズの炎の塊が一つ、椿と零を纏めて巻き込もうと打ち出されるっ!】

【塊は当たれば熱い…では済まない】
【打ち出される勢いは凄まじく、当たれば衝撃的ダメージも上乗せされるだろう】
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 18:15:57.42 ID:KtYcG.Io
>>472

成程、貴方が持ちかける理由が不明瞭でしたが
――其の様な意味の「遊び」、でしたか。

私としても、互いに全力で試合に臨みたいですしね。
十と三……少々釣り合いの取れず申し訳ありませんが、貴女が良いと仰って下さるのでしたら……

【間合いを詰めず、その場で足を揃え】
【右手を腰の鞘に添え、柄に指を通すと……】

……騎士リィオ・テュエライ。
申し出をお受けします。互いに、正々堂々良い試合にしましょう。

【……すらり、と剣を引き抜き軽く腰を落としながら構える】
【遊びの申し出に応える意志を見せたリィオは、短く名乗りをあげると戦闘の体勢を自然と整えていた……。】
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 18:16:02.99 ID:A3mN9mQo
>>471

……剣を抜かずに…徒手空拳!?

【ペルソナ、剣技、そして魔術に関しては彼も情報だけなら手に入れていた】
【しかし剣を抜く事もなく拳で来るとは…自分も予想外だった】
【味方でさえも情報があれば安心できると言うわけではない…またしても彼はこの予選で一つ学んでしまった】

【…が、流石に3回もこう予想外の展開が来ると自分もおのずと身構えているもので彼は気がつけば左手を接触面へと持って行った】
【ガードできるほどには目が慣れていた…☆5つとはいえ決して無駄に2日も過ごしていたのではない】

【ガン!と肉を打つ音と共にわずかにのけぞるように一歩分後ろに引きずられるが…彼はカチリと銃の拡張を押してスイッチを入れる】

…おおッ!!…ステゴロもできるとは驚いたぜ…情報になかったからなあ!
だが…それができるのはあんただけじゃあないッ!!

【ドガンッ!と音を立てて右脚の膝をホッパーブーツの爆発で押し上げながら彼女の顎めがけて打つ】
【いきなり高い威力のひざ蹴りを至近距離で発射、オールレンジに対応できるよう鍛えられてはいるようだ!】

/すいませんね…なんかとぎれとぎれ気味になりそうで…
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:16:20.79 ID:0fFBIcSO
/あばばば更に間違えてた
>>471で左足で跳ぶんではなく右足で跳ぶです
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:18:12.85 ID:h7VQbsEo
>>474

(対処が早い──ですが……!)
(これでラスト──もし防がれても…・・・ようやく全てを使いきったのです)
(火球がやっと、やっと再度生成できます──!)

【ぱぁん!と。弾かれるように放たれた最後の火球】
【性質は戦闘中盤に放ったものと同質──「爆発する蝶」が出現するもの】
【狙いは腹部。もしかしたら爆風によってメリナの予想より早く縄が解ける可能性もあった】

【火球によって導き出された結果がどうなろうとも──】
【ぱちぱちぱち──!と火の粉を周囲に舞わせつつエルはメリナへの疾走を開始する】
【先のメリナの接近によって、エルが相手へ近付くのにはさほど時間がかからないだろうが──】
【ここでようやく、後退ではなく前進の選択肢を取ったエル】
【その意図とは、一体──?】

【ぎゅ、と】
【強く強く、彼女は手元の片手剣を、握り締める】

【残り火球:0】
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 18:22:05.27 ID:Lg8cgtgo
>>480
知らぬ者ばかりの本戦など、観戦する楽しみが大きく削がれますわ
ならば、こうして……その先の手を打っておく事も、楽しむ為には重要
然しながら………

【長剣を鞘から引き抜いて、左手に】
【右半身を後方に引いて、更に右足に体重を掛ける】
【右手は懐に、取り出したのは3枚のコイン】

………然しながら、勝てば最高の舞台で選手の力を楽しめる
遊びとは言え、易々と譲るつもりは有りませんわ

ルーミア・ゴールドウィン。騎士との手合わせなら、慣れていますの

【明らかに、後方に下がるための姿勢。重心は高い位置に置いて】
【長剣を中段、切っ先を空に向けて構えた】
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:23:28.32 ID:0fFBIcSO
>>481
油断したか?だが!!油断は命取りだ!!!
【そう言い鞘から離した痺れる左手を無理矢理動かし】

ぐっ!?
【左手を犠牲にして膝蹴りを止めようとし】

【左足を軸にした右足での中段回し蹴りを相手の左脇辺りに放とうとする】

/危なかったら安定するまで待ちましょうか?
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 18:24:34.67 ID:7a5kczco
>>483
【縄に対処しきるのと火球が飛来するのはほとんど同時――】

くっ、はぁ!

【体勢を立て直す前に火球を受け、転がりながら吹き飛ばされるメリナ】

ぐっ…≪Pyramid shoot≫!

【出現した二羽の蝶に対し、トンファーからの魔翌力弾で迎撃する】
【だが、完全に苦し紛れ――体勢は崩れ、トンファーへの魔翌力供給も時間がかかる
――エルにとっては絶好のチャンスだろう】
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 18:24:35.47 ID:9MhrNjo0
>>477
……俺は負ける気が無い、負けるつもりなど一欠けらも無い
…故に、全て賭ける、俺の星の数は九個・・・!
【保身のことなど一切考えない───彼の思考の中では負けない、それが既に確定している】
【実際どうなるかが解らないのが戦いだが・・・要はそれだけ気合を入れているのだ】
【彼は握り締めた両手の拳を自分の前に持っていき、構える】

?・・・異な事を言う・・・少なくとも、今まで何処かで会った、と言うような事は無いと思うが?
【脳裏に僅かに浮かぶある少女───それに似ている、確かに】
【世の中色んな不思議なことがある──かと良い一目見ただけで目の前にいる相手が急成長した知り合いなど想像する事などまず出来ない】

さて、な?今の俺は・・・予選通過を目的とした挑戦者だ
今はそれを越えている訳でもそれ未満の者でもない、故に、それが聞きたければ・・・
俺と闘ってからにしろ───────!!!!!
【下手に自分の事情を聞かせて相手の振るう力が鈍らないとは限らない】
【本当なら形振り構わず、どんな手を使ってでも勝たなければならない】

【だがしない?出来ない?───何にせよ、戦いの火蓋は切って落とされたのだ】
【だから彼は駆ける、その両手に魔力を灯しつつ敵に向かって─────】
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 18:27:10.66 ID:dSXo5Eg0
>>476

(…あれは…霧? 煙?)
…確かに、踏み出さなければ始まらない

【剣を引きながら、まるで刀を鞘に収めるように、左の腰元に構える】
【その間に左手で、別の緑のボトルの栓を開ける】
【その状態で、接近されたからなのか更に後退する。言葉に反した行動である】

(…水? 今度は大分似通った相手になりそう)

【後退しながら、剣を左下から右上へ、そちらから見れば×字の\の方に対応する軌道で振るう】
【その軌道に沿って飛ぶのは、拳大の水球。数は氷柱と同じくらいである】
【ただし、線一本あたりの球の数は、リナの方が多くなる】
【必然的に、\一本分が入れ替わる形となり、他方がリナ、他方がレペンスへと向かう形になる】

…でも、氷柱…?
(となれば、冷気?)

【以前後退を続けているが、氷柱が一本胴体にぶつかる】
【ただし、相対速度のせいで大したダメージにはなっていない】
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:30:06.45 ID:QGVpTHMo
>>475>>479

【投げられた際のやけに女の子っぽい声≠ヘ、何となく『知ってる人』の気もするが考えている暇は無い】
【戦略的に考えれば、“避ける”がベスト……が、彼の性格的に菩薩心≠ェ湧いたのだろうか】

(………アレ≠モロに喰らう+石畳激突は可哀想だな……――。)
(と言うか何と言うか……、…――後で何か言われそうな予感がひしひしとする。)

【火鶏の攻撃=c…『捨て身』で撃ち出された其の威力の凄まじさは、よく判った】
【「直撃すれば只では済まない」…――“零を伴っての脱出”を決断すると、ナイフを『振り被り』……】


零さん、スーツ離してッ!!


【ヒュ―――と、風斬り音と共に、渾身のナイフがスーツ≠ヨと放たれる】
【『声での注意喚起』……『ナイフによる強攻策』……この二つで、スーツを離させる積りだろう】

【以下、スーツを離した場合の描写――離さなかった場合は、少なくとも椿は攻撃をモロに喰らう】


【もし零がスーツを離したならば、体を大きく使い……手を地に突いて=A『零を自分から見て右に蹴り飛ばそうとする』】
【この行動の為には、勢いを[ピーーー]<Xーツの存在は邪魔――成功すれば、零は飛ばされ、斜線上から脱出するだろう】

【後、椿は手に力を込め=c…『零と同じ方向』へ、自分の体を押し出そうとする】
【が、其の行動は幾分“遅かった”―――左腕に火鶏の攻撃をモロに食らうと、零の付近に倒れるだろう】

490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 18:30:59.98 ID:BkV55zwo
【金の国・公園】

探すといねェがどうでもいい時にァ見つかるんだよなァ参加者は
ったくテレビのリモコンか何かかっつーの・・・・

【小動物の様な耳が隠れる青い髪、純朴そうな黒の眼】
【サイズの合わない黒のジャージを羽織った】
【身長160cm程の青年がベンチに寝転がっている】

【ジャージの袖には七つの☆があり、大会参加者だとわかるだろう】
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:31:02.45 ID:QGVpTHMo
>>489
/右じゃない、『左に蹴り飛ばし』ます。申し訳ない。
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 18:31:05.98 ID:KtYcG.Io
>>484

――ルーミア様、ですか。
では、参ります。無骨者故、舞の作法も知らぬ当方ではありますが
今持てる全力を以て、この試合に臨ませていただきます……。

【ルーミアの意志を胸で受け止めると】
【彼女の取った構えをじっと、静かに観察しつつ、ジリ……と摺り足気味の前進を始めた】

(手に在る物は……硬貨でしょうか。)
(構えから察するに自身から攻めこむタイプではないとお見受けします)
(ならば前試合同様。立ちはだかる障害を一つ一つクリアし、私の間合いに到達する。……それだけです)

【右手の装飾剣、左腕部に装着されたバックラー。それらに刻まれた文様に淡く光が奔る】
【だが、其れ以外に特殊な技能や異変を見せることはない。】
【無能力者だろうか?立ち回りは清流の如く。相手の動きをじっと観察しながら、冷静に事を見極めようとしていた】
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:31:53.74 ID:h7VQbsEo
>>486

【迎撃された蝶──それらは黒煙を伴う爆発を起こし】
【闘いあう二人を遮るかのように、夜闇とは違う種の黒がその場に漂う】

(黒煙──!)
(昨日の戦いでは有利になり得ましたけど……逆に己の視界を塞ぐこともございますか)
(矢張り──実戦は違います……何もかもッ!)

【そして──何の妨害もなければ】
【ば!と。その黒煙の中からメリナ目掛けエルが飛び出してくることだろう】
【右手に剣。左手に盾──】
【プラチナブロンドを煤で汚しながらも、彼女は『今』──前に進む!】

【近距離。剣の間合いへと入るや否や、エルは剣を振るい】
【メリナの首筋へ、剣を突きつけようとする】
【最も、命の奪い合いが禁じられている大会なのだ──実際は「寸止め」で終わるその行為】
【相手の反応次第では、行動が途中で中断されることも十分に考えられる】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 18:35:59.23 ID:l/IqhUSO
>>448

センスがズレてるんだろうなぁ……大分酷い造形してる天使、とかもザラに有る話だし。
――――……まあ、悪趣味とは言えど神は神、だよね。然したる信仰も無い俺が云うコトでもないけれど……。

【能力の発動が深まるに比例して、心の底から沸き上がる暗澹とした衝動=B反して、語り口はてんで場にそぐわぬ程穏やかに】
【遣り辛いモノが有るな、等と考えつつも、同じく戦意を押し殺す真似はしない。こうなって仕舞えば、するだけ無駄な代物だ――】

【対して、青年の能力は身体の生体兵器化=B拡張性の高い能力だが、宿主に過剰な消耗を強いる諸刃だ】
【効力は単純明解な破壊一辺倒、タネも仕掛けも有った物では無く。だが単一性能故に、バリエーションは兎角多い】
【例えば、今は右腕の内に秘められた、断罪の剣の名を持つ火砲然り――――】

(……傷が抉られないのは僥倖。でも、ああいう小回りの利く武装は、右腕一本じゃどうにも)
(武装を殖やすにも、体力との折り合いを付けなきゃ、な)

【変質した右腕での攻撃は、見た目に違わず大振りに成りがちだ。一本一本叩き落としていては、めった刺しに成るのが関の山】
【接近戦に持ち込み、本体共々アートマンを叩く心算で足を進める――とは言え歩みは鈍く、傷口は動かす度に赤い飛沫を散らす有様】
【だが、其れが幸いしてか対応は比較的容易だ。右腕を楯に足首を守り、左足の傷の防御は放棄して距離を詰める】

【太腿に赤い線を引きながらも接近が適えば。アートマンの触手の一つを掴んで、此方に引き寄せんとするだろう】
【とは言え、行動に移るのは些か遅い。適えば拳銃を突き付けて、腕に零距離射撃を放つ】
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 18:38:28.04 ID:7a5kczco
>>493
【立ち込める黒煙――そしてそこから躍り出てくるエル】
【エルの接近までに体勢を立て直すことは叶わない―――武器に関しても同様だ】
【そうこうしているうちに剣が突きつけられ――メリナはため息とともに瞳を閉じた】

――詰んじゃった、か。わたしの負けねー、悔しいけど

【そういうとやや芝居がかった動きで両手から武器であるトンファーを手放す――戦意が無いことの表明と見るべきだろう】
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 18:40:13.00 ID:Lg8cgtgo
>>492

(………胸、腕、足。軽装の部類ね)
(最低限の攻撃だけを防具で受けて、後は盾か剣)
(速度は有る、と見ても良い)

【前進を始めたリィオに対し、右足だけを一歩下げて】
【両足を前後に開いた、やや低めのスタンスに移行する】

(騎士の性格は………大体は、皆同じ)
(進んで突き破る、骨を取られても命を取り返せば勝ちという性分の者ばかり)

……なら、こういう手は如何かしら

『右方』『始動』『停滞』『停滞』!

【右手に持ったコイン三枚に、僅かに魔翌力を流し】
【手首のスナップを用いて、リィオから見て右側2mほどの位置へと投げる】
【すると、三枚の内二枚は、其処で空中に留まり】
【残りの一枚は、通常の物理法則では有り得ない程の鋭角的なターンをして、リィオの右脇腹へと向かう】
【コイン程度の質量、速度はそれなりに有るが、拳打程の威力も無い】
【寧ろ、反応を見る為の攻撃だろう】
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:43:08.08 ID:bL.r/kDO
>>487

……九個……!?

(ライクさんも全賭け……随分大胆な……)

【彼の大胆な行動に、ぎょっとする女性。九個と言えば、かなり上位の部類に入る筈】

え、あ、そっか……僕だよ僕、む……

【自分が成長している事を思い出したのか、慌てた様子で】
【名乗り掛けて、今はこんな事をしている場合では無いと気付いた】

……戦ってから……

……うん、分かった
……ライクさんと勝敗を着けてから、ゆっくり聞かせて

【彼の事情が気になったが、今は戦いに集中するべきだ、と彼女は考えたらしい】
【小さく笑んでから、駆けて来た彼に、静かに刃を構えた】

【剣は刃に丸みを帯びている為、恐らく撲る攻撃が主なのかもしれない】
【臨戦体勢。刃を構えながら、じっと彼を待つ】
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 18:43:06.85 ID:pmje3AUo
>>479>>489
――ッ……!!

【突如として発せられた椿の注意――】
【その上、後ろからはなんか凄い攻撃が迫っている明らかな「気配」――】
【素直というか何というか、とにかく今の零には考える暇もなかったので、】

りょーかい……!! ええい!! "Depend on Ice"!!

【椿の言葉を了承し、スーツを離し、そして叫んだ】
【間を置かずして、刀に纏われていた氷がビキビキと音を立てながら形を変えていく――】

《ハイパー即席氷シィィイーールド》ッ!!

【完全に「素」……少女の声そのものだった】

【……それはともかく、氷は刀より離れ、炎の塊を遮る歪な円形の「盾」となった】
【――が、技名通り即席の品ゆえに防御力は高くない】
【零はこれで背後から迫り来る火鳥の攻撃を防ぐ算段だったのだが……】

――なっ……!!

【まず椿に蹴り飛ばされる】
【痛みを理解した瞬間に、零は既にぶっとんでいる】

【次に、《ハイパー即席氷シールド》が、零ではなく「椿を」護ることになってしまう】
【予期せぬハプニングだが、椿にとっては幸運か】

【しかし即席の盾は、「負ける」】
【溶かし、割り、砕き、炎塊は氷の盾を突き破る】
【盾は、炎塊の威力が削ぐのが精一杯であった】

【最終的には「もろに喰らう」よりは多少マシな炎塊が、椿を襲うだろう】

――けほっ……

【――何にしても零は蹴られた結果、椿と共に地べたに倒れている】
【隙アリもいいところ、というわけだ】
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:44:09.12 ID:h7VQbsEo
>>495

【──降参の声と共に、突きつけられた剣がちゃきりと首から離され】
【そのまま、ふわりとエルの手の中で火の粉と化して消えた】
【メリナの宣言を聞いたからか、既にエルの周囲に舞っていた火の粉は消えており】

……、ふぇう、、よかった、です。。

【すとん、と】
【気の抜けた声を出してエルはその場に座りこむ】
【先ほどまで戦闘慣れした立ち回りを見せていた彼女ではあるものの──】
【今の彼女はまるで、「普通の女の子」みたいで】
【そのギャップが、或いは戦闘後の軽いジョークにも見えるかもしれない】
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 18:48:44.06 ID:KtYcG.Io
>>496

ふっ――――

(投擲……いえ、操作系統の異能でしょうか)
(魔力反応から考え術の可能性もありますが、大した違いはありませんね)

【浅く息を吐きながら、剣の柄で脇腹に向かうコインを下方に叩きつけるようにして防ぐ】
【動作は最低限、必要がないため手札も公開しない】
【取るべき対処を取り、空中を停滞するコインの位置を軽く確認をすると】
【「耳を研ぎ澄まし」つつ、ルーミアへと向かい前進を続ける】

【歩みは然程速くない】
【一工程一工程を機械的にクリアしていく様は、宛ら歩く大楯と言ったところか】
【自身に向かう攻撃や行動をクレバーに受け流し、勝利への軌跡を紡いでいく。地味だが基本に忠実とも言える行動であった】
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 18:50:51.04 ID:7a5kczco
>>499
つっかれたぁ・・・
えーっと、エル、でよかったんだっけ?まだ決まってないけど、きっとおめでとう!

【どっと疲れた調子で言いながらバッジを外していき、それらをエルに渡す】
【ノリの良さは、基本的にいつでも適用中らしい】
【そうした後、ふぅ、とため息をついて一言】

勝つことが目的じゃなかったけど、負けるとやっぱり悔しくはあるなー

【そう言うとゴロン、と身を投げ出し、仰向けになって空を見上げる――目的?】
【ところでリナ、へそ周りの露出がエライことになってるぞ(最後に食らった火球のせいで)】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 18:53:05.80 ID:9MhrNjo0
>>497
そう、九個!状況は刻一刻と変わる・・・例えこの数でも周りはもっと多いかもしれないのだ!
【焦っている・・・どうしても本選に出たい、本選に出たいのだ】
【九個でも満足どころか焦っている彼からそれが読み取れるか?もしかすれば優勝を狙っているように見えるかもしれないが】

僕と言われて思い出せるかぁっ!!
【ご尤もな話だと思う、流石に一人称だけで人を思い出すのは・・・】
【よっぽど知り合い少ない奴だけだな・・・】
【走る中捻るのは左腕と左腰──これだけで判断は出来るだろう、攻撃は左手を使って繰り出すと・・・フェイントかもしれないが】

一つ言っておくが聞かすのは戦いの後以上にお前が何者なのかを知ってからだ!!

【見ず知らずの他人に聞かせる程度の事情では無いようだ】
【彼はそのまま疾走し、彼女に近づき────左拳のボディブローで狙うのは肝臓】
【相手が刃を持っていることを警戒してか、その拳、腕には魔力を篭めており頑丈になっている】
【だがそれは同時に攻撃の際にも功を成せる───】
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 18:55:45.17 ID:Lg8cgtgo
>>500

(……成程、「剣でも」受ける)
(ならば、腕を交差させる策は通用しない………その代わり)
(取るべき位置は、決まったわね)

【自分の先手に対する反応を見て、その次の策を思考】
【自分の予想と相手の実体のずれ、それを少しずつ埋めていく】

【長剣を両手で持ち直し、右半身と左半身の前後を入れ替え】
【リィオを軸に反時計回りに、二歩程移動する】
【バックラーの側へと向かう動作。攻撃を受ける頻度を抑える為か】

【そして、長剣の切っ先を地面に突き刺し】

≪World is mine.≫『一部制御解除』

(……序盤に出し惜しみしていられる相手、では無さそうね)

【何事か呟くと、前進から滲みだす魔翌力】
【それがまるで薄い鎧にでもなったかの様に、ルーミアの体を包み込む】

【今回の行動は、どれも守りに属する行動】
【機を待つ、それに徹する事にした様だ】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 18:58:16.31 ID:h7VQbsEo
>>501

あ、ありがとう、ございます。。
大会でるのは……始めて、で。。
えと……、でも、まだ本戦に出れるかどうか、分からないん、ですよ、ね。。

【☆を渡され──現在所持数が11となったエル】
【「おめでとう」と言われた事に対しては素直にお礼を言うが──】
【どうやら、自分に自信がないタイプらしく】
【困ったような、ちょっぴり怖がっているようなそんな表情を浮かべた】

……、って、目的で、す──っっ、、
メ、メリナ様……あの、お腹、が。。

【だが相手の発言。「目的」という言葉を捉えてきょとんとした様子で首を傾げ──】
【それも一瞬。次の瞬間には彼女の露出した肌を見て顔が赤くなり】
【あわあわとした様子で目線が右往左往】
【なんともまあ、表情がころころと変わる子である】
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 19:00:20.68 ID:OCYzp.AO
>>488
……でも、後退しなきゃ!
見つからないことだってっ、くぁ――

【尚、少女の胴体に命中したものは砕け散り霧散するだろう】
【それを除き、失速した氷柱は軽い音を立てて地面へ落下】
【袈裟に薙がれる剣の軌道は横目に見つつ、迫り来る水球を(こちら視点での)左斜め前方へのステップにより回避を試みる――】
【が、右肩・右脇腹にそれぞれ一つずつ水球が命中。その衝撃にややたじろぎ、接近速度が落ちて】

――きっと……あるよなっ!

(……後退を続けるのは、接近されたくないためか――?)

【ちかり、胸元で何やら光が灯される】
【よく見ずとも、それは衣服越しに“何か”が光っているらしいことが判るだろう】
【また、魔力を感知出来るのなら、長剣の纏う“靄”が魔力を孕んだことも判るかもしれない】
【レペンスは、先程リナが行ったように長剣の切っ先を彼女――正確には、彼女の手前。「氷柱」の落下した地点――へと向け】

……次だっ!
行くぞ、リナ――!!

『第U:カムフラージュ』

【勢いよく噴出させるのは、強く、真っ白で、魔力を含有した――「冷気」!】
【リナの想像通り確かにそれは「冷気」だ、針のように刺さる冷たさを孕む「冷気」はそれなりの速度を持って地面を這い】
【落ちている幾つかの「氷柱」を掬い上げ、リナの両膝を狙って射出される。流石に弾丸程の速度は無いが、それでも先程よりは“速い”】
【ゆえに威力も上昇しており。――尤も彼女が後退し続けるのならば、矢張り大ダメージを与えることは出来ないだろうが】
【軌道は相変わらず直線的ゆえ、対処も可能。命中の如何に関わらず、氷柱は砕けて消滅するだろう】

【また、「冷気」は足元に滞って気温を幾らかひんやりとさせる】
【現時点では、いささか冷たい以外に何の弊害も無い筈だ。気流を発生させれば蹴散らすことも可能だろう】
【一方で、レペンスは接近のための足を止めない。矢張り近接戦闘主体なのか】
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 19:05:21.18 ID:bL.r/kDO
>>502

――――――――――――ッ!!!

【一瞬対応が間に合わず、攻撃を回避出来なかった】

【肝臓の位置に拳が直撃。細い身体から、みしりと嫌な音が聞こえた】
【まるで、自分の身体を穿つ様な感覚が走り、一瞬ぐらりと意識が揺れるが】

……は、あああぁっ!

【接近している状態で、剣を(かなり目茶苦茶だが)横薙ぎに振るった】
【彼の脇腹を狙い、思いっ切り叩こうとする】

【一般女性ほどの腕力、若しくは逸れ以下しか、力が無い彼女】
【あまり威力は無いかもしれない】
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 19:06:25.08 ID:5p8XF0o0
>>494
          ケルブ  スローネ
……そうだな、智天使と座天使なんかは、最早冗談の領域だ。どうしてあんなに神は車輪が好きなんだろうか。
世の中は、実際はそうも円滑には回らんと言うのに……可笑しな話…最も、神がいなければ軋みながらにすら回らんだろうが、ね。

【平坦な語り口で、滔々と―――小川の流れを思わせる声は、天上より見下ろす者の『批評』はしても、『否定』はしない】
【お互いに、こうも日常的で荒れの無い語調を長々紡げるあたり、微妙に通じるところだとか、バックボーンの類似等が有る……のやも】

…むッ……ええい、二本だけでもッ!

【生ける重機たる其の接近―――罷り間違えば、それ以外に攻撃の手段が無いのか、と思わせるばかりの強襲に眉をひそめた】
【とはいえ、アートマンの肉体ダメージは、本体には反映されない―――其の情報は、まだ開示していないが、切るハッタリの札としては悪くない】
【ぽたり……冷たい石畳を温かく濡らす緋色の水滴に眼を遣りつつ、アートマンが捕縛される様をほぼ静観……】
【その時に、攫まれていない腕のナイフ―――否、『牙』が、ルブハティルの左右両側面にまで飛んで行き、夫々紅い線≠残し、そして浮遊】

「―――――ミギャッ」

【目論見どおりに、その異形の右腕は、女子を引き寄せるように容易くその手を掴みんで、鋭く一射―――穿たれた腕は千切れ、貫通した弾が傘を傷つける】
【アートマンに、具体的な意思や、言語能力は無い―――不気味さの演出のレベルで、猫を潰したらこうだろうか、と言う感じの悲鳴が、何処からとも無く漏れるだけ】
【ジワリ……血液の代わりに漏れ出たのは、ルブハティル当人と共有している魔力の粒子………まばらな光の粉雪が、地に付くまでに霧散し、ぼとりと落ちる一本の刃】
【そう、決して無駄≠ナは無い……アートマンを攻撃すれば、直接の斬撃を除く技に必要な魔力を、そして攻撃の数を、或る程度は削れるのだ】

………―――ハァァァッ!!

【其れなりには魔力を奪われ、右腕は時間経過で治ったりはせず―――少しずつ、此方も痛みの蓄積が増加している】
【そこで、一気にアドバンテージを奪わんと……ルブハティルは、二本の『紅い線』をレイルよろしく辿り】
【飛翔と呼べるレベルの迅さで、青年のごく近くに向かって、直線的に飛んで行くだろう】
【位置的には、青年のほぼ『左前』に降り立つと、側面から斬り抜けていくように、脇腹を左腕のナイフで裂こうとする筈だ】
【確かに、素早い動きだ。狼が喉元に食い付く姿すら、想起させる―――だが】

(……っ!)

【相手の背後に回ろうとする中で、急激な機動が響いて、体勢を崩す―――転ばなくても、クロスレンジでのよろけは金程の価値を持つ】
【浮遊する二本の『牙』は、先ほどの位置から動いていない……その追撃を考慮したとしても、大きなチャンスだろう】
【本体を攻撃し、その思考を一瞬でも飛ばせば、無慈悲な刃の突撃を暫く制することもできるかもしれない―――!】

/お風呂言ってきます!
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 19:06:35.71 ID:AbtIMYDO
>>489>>498
【攻撃をかわし、その為に一カ所に倒れ込んだ椿と零】
【そして唯一立っている火鳥は、未だ健在】
【一番のチャンスを持っている彼は二人に向かって―――】

――どぉしたあああああああああああぁぁぁ!!!!??それで終わりかあああああああああああああああぁぁぁぁぁ!!!!??
【追撃せず、両足を踏み締めて】
【なんと激励の言葉を叫んだ】

俺はまだピンッピンしてるぞおおおおおおおおぉぉぉ!!!!!
お前らもこれで終わる訳ねぇだろうがああああああああああああぁぁぁぁ!!!!!!
立てえええええええええぇぇ!!!!!立って俺と向き合いやがれええええええええええ!!!!!!
【空気も…大地さえも揺らすような大声で、二人に「立て」と叫ぶ】
【二人がそうするまで、攻撃の様子は見せないだろう】
【相手と自分の全力と全力をぶつけ合いたい…そんな想いがあるのだろうか】

/ただいまっす
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 19:06:41.73 ID:KtYcG.Io
>>503

(移動……距離を取るようなものではありませんね)
(ルーミア様を覆ったものは、形式から考えて結界の類でしょうか)
(対物、対魔、反物、反魔、攻撃結界の可能性もありますが)
(この状況、私を相手に選択するならば、対物結界と予想する事が妥当でしょう)

【リィオの構えは、右足を前に出し腰を僅かに落としたものだ】
【剣を持つ腕は軽く曲げ、切っ先は自身の喉ほどの位置で止めている】
【バックラーを装着した左腕部は軽く縦に折り曲げて、左耳を隠すような位置取りになっていた】
【構えの特徴から、半身を逸らすようなものではなく胴体を真っ直ぐに向けたものとなる】

(前進しましたら、硬貨との距離も取れますね)
(同時にタイミングを合わせられると厄介です。操作に特化した術師でしたら常套手段とも言えますから)
(――私は、如何なる策が在ろうとも前進を以て其れを打ち破る。それだけです)

【相変わらずの摺り足移動。しかし、ここまで進み続けたならば大分距離も縮まっているか】
【ルーミアを射程圏内に捉えるべく、身体の向きを真っ直ぐルーミアへ当たるように調整しつつ、リィオの進軍は続いていた】

【――此処迄は互いに様子を窺う静かな立ち回り。激化するならば……この先数手となろうか】
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 19:07:27.62 ID:5p8XF0o0
/>>507追記!
/「背後にまわろうとする」下りは、斬ろうとしてからの動きです!
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 19:09:22.35 ID:QGVpTHMo
>>498>>508

(…………しまったな…、……温度変更≠オか使えない上に――――)

【最期まで地に突いていた右腕=c…『完全では無い直撃』であったとしても、“弊害”は有った】
【其の爆炎は手袋を焼き払い=A「魔術の補助」を必要とする青年の能力を大幅に弱体化――そして】

                    ギシュ
           (………、…『右手』、持って行かれた。)


【右腕≠ヘまだ動かせるが、「意味はゼロに近い」―――…“右機械義手の欠落”ッ!】

【辺りを見れば、破片が飛び散っている様を確認出来るか……安物≠ナあった為に、相当脆い】
【一部の素材など、半分『融けて』いる。 幾らなんでもチープ過ぎるだろう、という素材だ】

【彼は左手を使い、ヨロヨロと立ち上がると――残った右腰のナイフを、左手で逆手に引き抜き】


(……やられたのは右手≠ニ能力=c――『近接』なら、まだ戦えるな。)
(“追風”なら、まだ使用可能……―――撹乱さえ出来れば、或いは……。)


【「言われなくても」――そんな言葉を返すと、彼は立ち上がって……後方に下がると、二人を視界に収めるだろう】

/ごめんなさい、ご飯です!
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 19:09:26.73 ID:2pbhMkAo
/>>16の方いますかー?
/>>29について、話したいと思うのですが
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 19:11:44.42 ID:A3mN9mQo
>>485
/すいません!急なお使いを頼まれて
/今戻りました、これから返します

/ちょっと安定するのに時間がかかるかもしれません
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 19:11:46.61 ID:7a5kczco
>>504
他の参加者がどうなってるかリアルタイムではわからないからね
まぁ11越えが幾らもいるとは思わないけどね

【初期所持数5個の人物同士で全部賭けをしていても合計は10個
―少なくともどちらかはメダル的に勝ち越していなければ11以上は得られない、そういう意味でこの数は一つのラインにもなりうる】

そう、尋ね人。メリナ=ヴェロニカっていう子を探してるんだ
――先に言っておくけど、名前が同じなのは偶然の巡りあわせだからね?
おっとと・・・、あー、これはもう駄目ね

【相変わらず明るそうな口調――だが、その名前を出した瞬間、微かに表情に影が差したのがわかるだろうか】
【そして服の惨状に気付き、流石に苦い顔をした後――徐にその服を脱ぎ始めた】
【フリル付きのシャツを脱ぎ捨てれば、現れるのは素肌にブラジャーを付けただけのあられもない姿
――何気に一般女性の平均以上のものを大きさと柔らかさを持っていると見られる双丘(そこまでよ!】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 19:14:13.43 ID:Lg8cgtgo
>>509

(………此処が屋外で助かったわね)
(いざとなれば幾らでも下がれる、それが有るだけで……心の余裕が違う)
(屋根も無い、壁も無い。これで地面もなければ最高だったのだけれど)

(頭、剣の位置は全方向に対応)
(足腰は鍛えてあるから?鎧任せの防御ね)
(と、すれば………)

【間合いが詰まるにつれて、後方にかかっていた体重が、両足に均等に分配されていく】
【残り2歩で射程という距離まで到達した瞬間】

…………いきますわよ?

【切っ先を地面に刺した長剣を、思いっきり振りあげる】
【真っ直ぐ引き抜くのとは違い、地面を抉りながらの振り上げ】
【切っ先が掬いあげた土が、リィオの顔へ少量だが向かうだろう】

【それに合わせてルーミアは、殆ど上体が地面と平行になるまで体を下げ】
【頭と背中を守る様に長剣を背面に回し、リィオの右足目掛けて踏み込む】
【接近が成功すれば、左手でその膝の外側を、軽く触れようとするだろう】
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 19:15:03.76 ID:0fFBIcSO
>>513
/わかりましたー
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 19:15:04.65 ID:9MhrNjo0
>>506
【本来ならばこれに続け、とある強力なパンチを浴びせたかったが】
【敵は木偶人形のようにただ動かないだけの的ではないのだ】


【死に物狂い、滅茶苦茶、それは当たった場合力ない者でも好機を生める物だ】
【彼は次のパンチのために体を動かそうとしていたから回避のために動けない】

【ならば魔力を狙われた箇所に流して防御しようとするが】
【なんせ急な事だ───彼女の刃のおかげで脇腹には一筋の血】
【一筋の血しか流れなかったが・・・打撃としての衝撃は十分、彼はよろける、それは隙だ・・・───】
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 19:19:49.24 ID:h7VQbsEo
>>514

あぅ……た、確かにそうですけれど。。

【メリナの言葉を聞き、うぅんと困ったような唸り声を上げるエル】
【「確かに本戦には出たい」「後1戦勝てば恐らく確実」「でも、このままでも或いは──」】
【そんな葛藤が、彼女の中にあった】
【どうやらこのような状況においては、最後の最後で大博打を打てるほどの性格ではないらしい】

メリナ──メリナ=ヴェロニカ、様……
申し訳ございませんわ……お名前も存じ上げない方で、

〜〜っ!!め、メ、メ、メリナ様────ッッ!?

【メリナが名の同じ探し人のフルネームを口にし、残念そうに首を振る】
【だが、その直後に彼女が取った行動に対しては思わず両手で顔を塞ぎ】
【それでもどこかしら気になるのか、指と指の隙間から恥ずかしげに彼女の肌を覗き見──】

(あ、あぅ・・・…う、羨ましい、です、わ……)

【無乳とは言わぬまでも大きさのそこまでない彼女の胸】
【これまで何人もの人にからかわれ、微妙なコンプレックスが生まれている彼女に、メリナのそれは刺激が強かった】
【顔を真っ赤にしていると思いきや頭の中ではそんなことを考えたりと、どこか矛盾したエルである】
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 19:23:22.86 ID:pmje3AUo
>>508>>511
あー……いったいなー、もー……

【ボソリと呟いて、緩慢な動作でよろめきつつ立ち上がる】

もうね……やっぱり「こんなの」は性に合わないね――

【零は両手の白手袋を外し、ぽいっと投げ捨てる】
【そして瞳を閉じ、更に左手でサングラスをつまむと――】

二人とも、訂正……私は、「零」じゃない――

【――サングラスを勢いよく投げ捨て、】


私は、『スペクタクラー・ミズガネ・比叡山延暦寺・シズク』――!


【ワイシャツの胸ポケットから青いメタリックなハーフリム眼鏡を取り出し、ピシッと装着】

さーて、痛みと火傷にも挫けないシズク様の活躍、刮目せよー!

【パンパンと服に付いた土をはたき、】
【右手の刀を天に向かって掲げた】

……それと、女の子だからって手加減は無しだよ? ハハハー!!

【先程砕け、地に散った「氷の盾」に使われていた氷片――】
【それらが刀の魔力に反応するかのように、かすかな冷たい魔力を放っていた】
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 19:23:55.16 ID:KtYcG.Io
>>515

牽制……目眩ましからの奇襲。
成程、良い一手ですが――――

【顔に向かう土に対して、リィオは腰を落として回避する】
【土は風に靡くリィオの髪に掠るようにして後方へと飛んでいくことになろうか】
【首から上への動きに対しての、最低限度の対処方法であった】

――――一手では、通すわけには行きません。

【腰を低くしたことで、身体を下げたルーミアとの「位置」も近づき】
【視認し、対処することも然程難しく無くなる】
【リィオは右腕を強く振るい、踏み込んでくるルーミアに対して剣を叩きつけようとする】
【狙い位置は、長剣に護られた頭部。武器の防御の上に向けてのものだ】
【接触した場合――剣の文様が輝きエフェクトを発動。小規模の魔力爆発を起こし、吹き飛ばそうとするだろう】

【なお装飾剣は、非殺傷ルールに合わせてか刃を落としてある】
【切断力が存在しないため、魔力爆発以外には鈍器による打撃に近くなるか】
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 19:26:09.41 ID:bL.r/kDO
>>517

【ぎゅっと柄を握り締め、よろけた彼を視認する】
【先程の殴打で、骨に皹でも入ったのか、酷く痛む】

【逸れを堪え、汗を流しながらも、再び刃を振り上げた】

……っ!

(追撃するなら……!)

【今しか無い、と呟くと―――瞳が、獰猛な光を放ち】
【今度は剣の腹で、彼の左肩を撲ろうと試みる】
【如何せん、初発の攻撃が効いているらしい。腕を震わせながら、振り下ろそうとしている】
【直撃しても、あまり力が入っていない逸れは、軽い一撃かもしれない】
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 19:28:13.44 ID:OCYzp.AO
>>505
/追記:すみません、ご飯のため遅れます
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 19:29:19.64 ID:7a5kczco
>>518
最初に持たされるのが5個ってことを考えれば、多分大丈夫だと思う、うん

【理屈はさっきのレス参照】

特徴としては、ブロンドヘアーに緑色の眼で、チャクラム使いの熱能力者…
まぁエルの能力を大分ダウングレードした感じかな?

【以上、ここまで上半身半裸の状態にて。締まらないったら無い】
【そうこう言っている内にウェストポーチを漁り、替えであろうシャツを取り出す】

・・・驚き過ぎじゃない?そんなに珍しくも無いと思うんだけど

【同性とはいえ初対面の人の前で平気で着替えが出来るのは珍しいんじゃなかろうか、妙なところで疎い女である】
【ボタンを留めながら「変な子だなー」とか思っているだろうメリナ。変なのはお前だ】
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 19:32:23.34 ID:Lg8cgtgo
>>520

一手で、通るとは思っていませんわ
既に、手は進んで居るのだから

(上から来る、それは分かっている)
(なら、触れた瞬間に………)

………『上方』『始動』『加速』!!

【ルーミアの体を覆う魔翌力の鎧が、僅かに揺らぐ】
【振り下ろされた剣が、長剣に触れたその瞬間】
【リィオはその手と剣に、『真上へと押し上げる様な力』を感じるだろう】
【それによって爆発が起こる位置を少しでも遠ざけようとしつつ】

【上から打ち下ろされた爆発で、地面へ押し付けられる様な形のルーミア】
【然し、もしも左手が、リィオの膝に触れたなら】
【今度は、リィオの右足に、下から持ち上げられる様な感覚が襲うだろう】


【爆発の位置が変わるかどうか、触れられるかどうか】
【互いの不確定要素が多い為、行動の結果も変わる可能性は有る】
【もし爆発が、ルーミアを後方に吹き飛ばす類のものならば、膝に触れる事は叶わず】
【そもそも剣を押し上げる事が叶わなければ、やはり手が届く前に爆発に押しつぶされる】
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 19:32:27.71 ID:AbtIMYDO
>>511>>519
よーし!!!なんか腕取れてたり眼鏡になってたりするけどまだ戦えるなお前ら!!!?
俺ももっともっと!!!死ぬ気と根性出すぜ!!!!そうでもしねぇと本戦なんかいけねぇからなぁ!!!!!
【立ち上がった椿と零…シズクを見て嬉しそうに笑い】
【バシン!と自分の拳と平手を合わせて音を鳴らす】
【何やら色んな動きがあるが、彼に全てを拾えるような頭脳は…無い!】

いいぃぃよっしゃあああああぁぁ!!!!!体もあったまったしテンション上がってきたああぁぁ!!!!!
【太股から血が流れる左足で地面を踏み、「まだ動く」と確認】
【そのまま腰を落とし、先程とは違う両足でガッシリと立つポーズ】

セカンドギアだ!!!まだまだいくぜぇ!!覚悟しな!!!!
【右手で自分の胸を掴み、捻るような動作をする】
【すると、心臓の辺りから炎が噴き出し、両腕に集まって】
【燃え盛る炎のグローブが両手に装着された】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 19:33:29.80 ID:9MhrNjo0
>>521

【何とか姿勢を取り戻す、いけなくは無い、此方が成したただの一撃、だが効果は絶大だった】
【それをまだ大きく動いてもいないのに相手に流れる汗からそれを推測する】

【此処のところの彼は勝利を優先するあまりただでさえ愚直な性格を更に増している】

【故に彼は防御も回避も取らない】
【相手が攻撃するなら此方も攻撃────カウンター ──】

【左肩にその攻撃を喰らう──体が左に少し沈む──例え力が無くとも上から下ろされた剣の質量は決して軽くないのだ──】
【左は攻撃を受けた──使えない──ならば右、その右拳を使って】

【拳を上へと振り上げる───相手の顎を狙ったアッパーだ──】
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 19:35:41.51 ID:h7VQbsEo
>>523

……、、そ、そうなることを願います、わ。。

【こく、と】
【自分に納得させるかのようにぎこちなく頷くエルであった】


な、なんだか見た目も少し私と似ている感じ、なのでしょう、か。。
チャクラムが大きな目印となりますわ、ね。

【その後、メリナが服を着るまでは両手で顔を覆ったままのエル】
【言葉の合間合間に「あぅ」だの「えぅ」だのといった変な鳴き声が混じっているのはご愛嬌】

そ、そういうもの、なのでしょう、か……
で、ですが……や、やっぱり、恥ずかしい、です、よ?
誰が見ているとも分かりませんの、に。。

【ぷるぷると、まるで小動物の如く震え。顔を真っ赤に染めたまま】
【やっぱり、指の間からじーっとメリナを。正確にはメリナの胸元を超見ている】
【「いいなぁ」だとか、「私も成長する事が出来たら良いのになぁ」とか】
【考えているのは、大体そのあたりのものだろう】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 19:35:44.36 ID:dSXo5Eg0
>>505

…それは、ある。確かに有る。
どう動いても、そこには確かに何かがある。
問題は、それを見つけられるかどうか。
(冷気…ともすれば凍る危険性がある)

【接近に対しての後退、と見れば、逃げているだけのようにも見えるかもしれない】
【だが、他の目的があるかもしれない】
【左手を後ろに回し、緑のボトルの栓をまた一つ開ける】
【開いたボトルは、緑二個、赤一個】

(…何が光った?)

【服越しの光に意識が移る、が、すぐに向けられた切っ先に意識を向けなおす】
【その矢先だった】

――――っ!
(冷たい、それに…!)

【再び動き出した氷柱に若干焦りを見せ、ステップのテンポがややずれる】
【両膝に氷柱がぶつかり、砕ける】

(長引けばまずい…)

【リナの背後、大きな水球が形作られていく】
【今のところ、大きさはリナの身長の半分ほど】
【それとは別に、赤いボトルから撃ち出される、黄色がかった液体の球】
【ただし、鉄には及ばないものの、かなりの硬さになっている】
【その正体は、油。三発ほど打ち出されたそれは、レペンスの両手元、そして額を狙ったものである】
【弾速はそれなりにある。接近の速度と合わせたら威力は更に大きくなる】
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 19:37:17.64 ID:0HZPUsIo
【金の国、街外れの小径】

さて……如何に致しましょうかね
勢いという物も重要であるとは言え、少々無計画だったと見るのが適当でしょうか

【大きな長方形のジュラルミンケースを道端に倒し、その上に座る一人の青年】
【身に纏う掠れた白衣は研究者のそれだろうか】

まあ、その都度修正を加えれば良いことだと、そう考えることに価値を与えることも出来る
或いは、全く期待しない位置へ向かうことにこそ特別な意味を見出しても構わない
何れにせよ、選択肢は………──そう、三択なのだから

【目の下に在るクマと、独り言と呼ぶには少々冗長な呟きに意味が在るのかは解らない】
【酷く憔悴したような顔色で、しかし何処か愉し気な雰囲気で】

【ただ、胸元に付けられている五つの“星”は、彼が大会参加者であることを示している】
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 19:40:28.97 ID:KtYcG.Io
>>524

――――!

(物体操作……では無い?)
(命令(コマンド)、干渉系、若しくは不可視物体の異能でしょうか)

【打点が僅かに浮き上がり、ルーミアの狙い通り爆発位置がズレる】
【物体操作に属する能力であると予想していたため、自身に対しての干渉は意表をつかれる形になる】
【結果――リィオの片足が浅く持ち上げられる事となってしまう】

(不味い――ですね)

【騎士は地に足がついていないとまともに戦うことが出来ない】
【足場や脚部が浮き上がるということは、其れだけで大きな行動制限、戦力削減に繋がる】

【リィオは状況を分析しながら、バックラーに魔力を通す】
【現状無理に攻めの一手を打つことは愚策。先ずは相手の動きを見て、其れに合わせた対処を取れるようにと思考を研ぎ澄ませた】
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 19:44:12.06 ID:7a5kczco
>>527
別に見た目とかが似てるわけでもなかったけどね
能力で何か具現化するわけでもないし。本当にちょっとした炎能力者って程度?
あとチャクラムは、内側にT字の持ち手を付けたちょっと変わったのだったかな

【そこを疑問形で返すな…
余談だが、チャクラムのデザインはキングダムハーツ知ってるならアレのアクセルのものほぼまんまだったり】
【ボタンを全て留めて、軽く伸びをした後立ち上がる】

――そのときは、その時でどうにかすればいいわよ!
能力者が暴れてる公園に来る奴なんてどの道命知らずなんだから、ね!――ん?どうかした?

【いや、その理屈はおかしい…と、エルの視線に気付いて彼女の顔を覗き込むように顔を向ける】
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 19:47:16.02 ID:QGVpTHMo
>>519>>525

(―――……やっぱり。)

【ニィ―――と、笑みを浮かべるのは、零=シズク≠ェ、思った通りだったから?】
【……否、其れだけでは無い――…彼もこの状況を、『楽しみ』始めているのだろう】

……シズクさん、後で僕の――森島 京≠フ義手、四分の一ぐらい弁償ですよ?

【無論、本気では言っていない――只の軽口。 むしろ、「名乗る」のが主目的か】
【あはは、と快活に笑うと、三人が正三角形を作るように立つ¥齒鰍ノ向かって】



     ―――……さて、偶には『昔』も思い出して…泣かないで下さいね、二人とも?


   【『挑発』……お前等も来い≠ニいう、一種の合図の意味をも持つ其れ……!!】



【ひゅん、とナイフを一閃すると――追風≠ニ共に“中心点”へと駆け出すッ!】
【“速い”が、意図的に速さを『セーブ』しているような……もしも二人が走ったならば、】
【丁度「中心点」でぶつかり合う様な、そんな調整された速さ=c…『此れで決める』積りか――!?】

/お待たせしましたー!
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 19:48:21.48 ID:bL.r/kDO
>>526

――――――――――っ

【自分の首下へと潜り込んだ拳に、対処が、反応が遅れた】
【次に視界が点灯し―――じりじりと痛み始めた顎、身体が一瞬だけ宙を浮いた様な感覚がして】

【彼女の身体が、ぐらり。後方へと倒れた】
【一度地面にぶつかり、逸れでも、未だ意識は有るらしい。急いで体勢を整え様として】
【四つん這いの様な姿勢を取ろうとするだろう】

……っは……、ぇふ……

【まるで呼吸を仕方を忘れた様に、か細い息を吐く】
【完全な、隙だ】

【彼女の右手に、魔翌力が集まり始めている】
【因みに、剣はアッパーを受けた際、落としてしまった様だ】
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 19:48:49.37 ID:h7VQbsEo
>>531

うぅん……そうですか。。
それにしても──特徴的なチャクラム、ですわ、ね。。

【立ち上がったメリナを見て、ようやくゆっくりと顔を覆っていた手を下へずらしていくエル】
【それでも、紅潮した頬はまだ収まる様子を見せず。表情も恥ずかしそうな色がほんのりと残っている】

そ、そういうものでしょう、か……ぴっ!?
あ、あぅ、え、えと、な、、な、な、な、なんでもございみゃせんっ!

【噛んだ^q^】
【顔を覗きこまれ。某ジブリ映画よろしくぶわりと髪を逆立たせ】
【ぷるぷるぷる、と小さく震えっぱなしで、あわあわと口をぱくつかせた】
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 19:49:40.58 ID:A3mN9mQo
>>485

…油断じゃない!意表をついたのさあんたは!
なにせ…油断が命取りになるのは昨日と一昨日でバッチリ学んだからなあ―――ッ!!!

【彼女の蹴りが左脇へと来ている】
【それをわかっていながらも対処はなかなか難しかったようだ…狙い通りクリンヒットする】
【勢い余って彼の身体が海里から見て左方向にバランスを崩し、ズサーッ、と地面に引きずられるように転倒した】

【…しかし、彼は立ち上がる、これくらい前の戦いでも受けた、とでも言わんばかりに】

…オーケーオーケー…最後の戦いだからこそ、気を引き締めるためにこういう隠し玉は取っとく物か
いいとも、本気で来いよ、絶対オレが本戦に出場してやる…!

【左の拳銃を向けて彼は立ち上がり様に『電撃弾』を発射、命中すると10Vの電撃が走るテイザー弾が…海里の胸ど真ん中へと飛ぶ!】

/い、今返しました!遅れて本当に申し訳ないッ!
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 19:51:56.66 ID:Lg8cgtgo
>>530

(………成程、爆発………こう来るのは予想外だったわね)
(髪が焼けるのは御免だけど、そんな事より………)

(……首、動くかしら)

【頭部付近で起こった爆発、まず心配するべきは首の負傷】
【ダメージを感覚だけで把握する程の技量は無い為、本人はどの程度の負傷なのかが分からない】
【実際に調べれば、後頭部から首、背に掛けての火傷と、むちうちの様な症状が有る】

【衝撃で地面に更に近づいて、殆ど跪く様な姿勢】
【左足の裏を地面に付け】

(此処で一撃加えて離脱、その後……)
(如何にかもう片足を奪って、弾丸で止め)
(狙うとしたら、この方針かしら)

……軸足、貰いますわ

【体を後方に追い出すと同時、長剣でリィオの左大腿を狙う】
【逃げながらの斬撃、身体が下がって左手が離れた瞬間、右足の浮かび上がる感覚も無くなるだろう】

【行動が終了すれば、双方の間合いは、剣の間合いまで一歩程度になる】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 19:53:22.42 ID:A3mN9mQo
>>535
/気を引き締めるためにこういう隠し玉は取っとく物か…いきなり見せてくるか、だな!
/に訂正
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 19:54:02.77 ID:7a5kczco
>>534
顔に似合わず凶悪なデザインだったわよ…流石にアレは驚いた…ってこれ以上は蛇足ね

【真っ赤になったエルの顔を見て「?」な感じの表情を浮かべるメリナ】

本当に大丈夫?体調が悪いなら言ってもいいよ?

【ひとまず顔を引きながらも、それなりに気にした態度を見せるメリナ】
【実は彼女は地属性繋がりで治癒魔術の類も使えたりする――エルに効くのかはいろんな意味で微妙だが】
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 19:56:16.85 ID:9MhrNjo0
>>533
【ドン、ドン、と重々しい足音を響かせつつふらふらと二歩後退】
【肩に来た重さは効いたらしい───パンチを終えた右手で左肩を抑えて恨めしい顔で見ている】

・・・戦闘に慣れる機会、だと・・・チィッ!
【嘘を吐け、そう胸の内で毒づくより他無い───彼とて数多の戦いを繰り返してきたのに】
【闘い慣れしていない相手にその自分がこうも押される?…馬鹿な!あって堪るか!】
【だがそんな毒を胸の内で吐いても此方に与えられた攻撃が無になる訳でも戦闘が有利に進むわけでもない】


【力なく左掌が相手に向けられて】
【其処から一つの魔力弾を放つ・・・威力はそう大したものではない、牽制程度だし本当に牽制になるのかと訊かれたら自信が無い】

【だがこれは布石、相手の隙は誘う隙に見えた・・・それを本当の隙に変える為・・・】
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 20:00:10.20 ID:h7VQbsEo
>>538

【ヴェロニカの武器について語るメリナに対してはこくこくと相槌を打ちつつ】
【まだ地面に座りこんだまま、ぎゅ〜っと目を閉じてふるふるふると首をふり】

だ、大丈夫、で、すっ……!

そ、それよりメリナ様っ、、えと、や、火傷っ!
火傷、負われてたり、なさりません、か……?
だ、だとしたら、早く治療しな、きゃっ……!

【恥ずかしさのせいか。僅かに震える声で、誰の目にも明らかな話題転換を図る】
【なんだかもう、分かりやすくて逆に彼女の策とも言えぬ策に乗りたくなってしまうかもしれない】
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 20:01:20.06 ID:pmje3AUo
>>525>>532
おおう、『ツバキ』君、そんなケチ臭いこと言わないで、大会で賞金稼いで払ったらどうかな?

【眼鏡をクイッと左手中指で挙げる仕草と共に、】
【どことなく軽薄で無邪気な、そんな微笑みを「椿」に返すシズク】
【彼女もたまには斜に構えた発言したくなるお年頃なのだろうか】

――そういえば……

【魔力がいい感じに刀に溜まる頃合い――】
【シズクは、グッと両脚に力を込めて、】

後にも先にも、私を泣かしたのは……珠音と……京君だけだったかな――!!

【「挑発に乗ってあげよう!!」とでも言いたげな台詞を吐いてから、】
【「三角形の中心点」へ走り出す】

【そして同時に刀を思い切り、何もない空間に振り下ろした】
【この瞬間、地面に飛散していた「氷片」が、刀へ集まり、刀の刃を包み込んでいく――】

【再び「元の姿」に戻った「氷の刀」によって、シズクもここで決める気なのか――】
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 20:03:12.72 ID:0fFBIcSO
>>535
ならよし!!!
戦場では油断が命取り!!お前が1番理解してるだろうしなぁぁぁ!!!
【息を調え、左手をブラブラさせ】
【相手を見つめ】

私はいつでも本気だ!!
勝利のカードは私が引き当てる!!!
【右手で西洋剣を掴み抜くと】
【海里の前方に魔法陣が現れ】

バリアー!!
【縦横1mくらいの壁と同じ質量と大きさの雷が現れ、銃弾を相殺させようとする】
【そして壁は消えるだろう】

(……やっぱり強いな…ノビタは…左手がもう使えない…)
(だけど……私は勝利を掴みたい!!!)
【ペンダントから雷の魔翌力が海里に注がれ始めるだろう】

/おかえりなさーい
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:04:22.85 ID:ljCri.Mo
【金の国/路地裏】

【白い髪/白い肌/灰青の瞳/黒い服/黒い靴】
【色彩と言う概念が抜け落ちてしまったような、細く小柄な少女】
【右の眼を覆い隠す長い前髪は、「その下」を見せたくない、と語るように、世界と視界を遮断する】

……なな。
縁起の良い、数字。ですけど……もうひと押し。欲しいところです。

【胸元に光る、少女が持つ唯一の色彩――金色の、七つ星】
【それは、彼女が大会参加者であることを語っている】
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 20:04:44.09 ID:KtYcG.Io
>>536

すみませんが――其れを差し上げる訳には行きません。

【リィオの強みは、窮地に於いても揺るがない基盤だ】
【シンプルかつ、基本に沿ったような戦闘スタイルであるがゆえに】
【ある程度奇策に弱くもなり、攻撃の予想も立てやるくなるが――反面、安定感という名の武器を持つ事が出来る】

【行動は瞬時に。ルーミアが動きを見せた瞬間にリィオもまた、一手打つ】
【元よりどう動かれようとも、リィオの取る行動は決まっていた】

【バックラーから魔力爆発が発生する】
【爆風、衝撃の質と方向に若干の操作を加え、「自身を巻き込む」爆発を生み出し】
【それにより発生した推進力で、自身の身体を浮かばせながら後退。脚部に軽く掠らせ表面に血を滲ませながらも回避した】

【互いに距離をとった結果、再び開いた間合い】
【リィオは、戻った右足で強く地面を踏みしめ具合を確認すると】
【戦況と硬貨やルーミアとの位置関係。それらを考えた後】

……受動的に立ちまわっては、ルーミア様のペースですね。
此処は私が攻め手に回ることが得策でしょう――。

【調整に一歩、踏み出した後――姿勢を若干低くしながら鋭くステップイン。】
【ルーミアを再び自身の間合いに入れようと動く】
【先程のような摺り足で様子を窺う消極的とも取れる動きではない。攻めを考え意識した行動であろう】
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:05:40.18 ID:7a5kczco
>>540
・・・?わかったわ

【何かが過敏なエルの反応に微妙な不信感?を感じながらも再び引き下がる】
【そして火傷のことに話題が及ぶと――】

ん?ああ、跡が残るほど大したものは無いかな―ほら

【シャツをがばりとめくり上げ、自身の腹部を露出しながらそんなことを言って見せる】
【実際深い火傷を負っている様子は無いが――それよりも(ry】
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:08:28.21 ID:BkV55zwo
>>543

――こりゃまた偶然、オレ様ももう一押し欲しいンだがなァ

【背後より不意にかかるのは若い男の声】

【振り向けば、其処には身長160cm程の青年が立っていて】
【小動物の様な耳が隠れる青い髪、純朴そうな黒の眼】
【サイズの合わない黒のジャージを素肌に羽織っており】

【その袖元には七つの☆――大会参加者だ】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 20:09:32.02 ID:bL.r/kDO
>>539

【彼が魔翌力弾を放って来たのを確認し、尻餅を着く様に彼へと身体を向けて】
【右手の魔翌力が、まるでスライムの様な、不気味な七色をした液状のうごめく物体を生み出す】

【スライムは―――ずるり、渦を巻く様に動きながら、魔翌力弾へと動き】
【周囲に自身を撒き散らしながら、弾を相殺した】

【なんか、彼女も虚を突かれた様な表情をしているが】
【ともかく、弾を相殺した後、彼女は油断してしまったのか】
【一瞬、隙が出来た】
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 20:11:29.87 ID:h7VQbsEo
>>545

あ、あわわわわっ!!
わ、わかりま、分かりましたからは、早く服!服を元に戻してくださいっ!!

【地雷を踏んだのだと理解できるのは、きっと頭が冷えて正常な判断が出来るようになってから】
【少なくともこの時のエルは、地雷云々よりも「メリナの露出した肌を見ないこと」に思考が向けられ】
【再度慌てて手で顔を覆ってぷるぷると小動物化】

【これまでの様子を見るに、肌を露出した状況に対しての耐性があまりに薄いのだろう】
【こんな彼女を温泉にでも連れて行けばどうなるか、それはそれで面白そうではある】
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:11:33.00 ID:Lg8cgtgo
>>544

あら………武骨なやり方ですのね
非常に既視感を覚える行動ですわ
……何処の国の騎士、なのかしら?

(……逃がした)
(これ以降、剣の間合いで立ちあうのは不利……突き離すか、それとも)
(それとも……逆に詰めて戦うか)
(密着すれば爆発に巻き込まれる、離れて戦うのが得策)
(なら、一撃で仕留められるタイミングを―――)

【体の前で、左手で剣を構える】
【中段、切っ先を空へと向けた、守り重視の構え】
【再び、体重は後ろに置いた右足に掛けて】

―――っと、考えてる暇も有りませんわね

【先程の様に、半身では構えない】
【首の左右の可動範囲が狭まっている為、そうすれば視界が失われる】
【殆ど正面から、踏み込んで来るリィオを待ちうけて】

………『制御解除』

【パチン、と右手の指を鳴らす】
【リィオの後方で、チャリ、と金属の小さな音がした】
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:12:12.17 ID:ljCri.Mo
>>546

【ゆっくり、白い頭を動かして。そちらを見、】

(…………、……かっ、わいいな……)

【少女の視線は、青年の耳に釘付けになっていたが――は、と我に返って首を振り】
【向き直って、首を振る】

……本当に、奇遇です。
幾つ、賭けます? 私は、二桁。欲しいので――みっつ賭けたいと思います

【す、と。手を持ちあげて、細い指を三本。立てて見せた】
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 20:15:58.17 ID:A3mN9mQo
>>542

おうとも…この国で徹底的に学ばされたからなあ…!
しかし、クソッ!防がれたかい!

【ペンダントに自身の魔力を注ぎ始めたのを確認しているノビタは当然その間に何もしないわけではない】
【左の拳銃、先ほど撃った分の弾丸をリロード】
【そして右の拳銃をホルスターにしまい腰の後ろのナックルホルスターから『ストライクナックル』を取り出してグリップをしっかり握る】

銃とパンチアクションを同時に行える体制になっておくか
さぁて…ちょっと大きいのが来そうな気がするぜ…

【彼の取る行動は…前進!】
【おそらく相手は接近戦で来るのだ、望む所だと応じてまずは一歩一歩ゆっくりと接近し…相手のリズムを崩せるタイミングで急にスピードアップする作戦だ】
【相手をあおるためにまず彼は今リロードした拳銃をそのまま向けて『打撃弾』を二発発射!狙いは彼女の両足か!】
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 20:16:18.38 ID:9MhrNjo0
>>547

・・・ダァァァッッ!!!
【予選が終わるまで数時間もある、いや、数時間しかない】
【ならば早々にけりをつける・・・情勢は間違いなく此方に傾いてくれている】
【その好機が別な方向に傾かないうちに・・・倒す!!!】

【走る───走る──とにかく疾走する──】
【近づくのだ───己の力をぶつけて倒すため──】
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 20:17:42.48 ID:AbtIMYDO
>>532>>541
【またもや真の名を言った椿…森島】
【シズクと森島の様子を構えながら見ていた火鳥、その感覚に眉毛がピクリと動く】
【この二人が知り合いなのはその様子から流石の彼でも解った、だが問題はその後】

(俺が!!この俺が!!無視されてやがる!!!!)
【そう、会話の様子を聞く限り彼からは『二人からして自分は眼中に無い』と取った】
【そう思ったが最後、「ナメられた」と、カルシウムが足りない彼の怒りが爆発】
【二人からして赤の他人なこいつを知り合い同士の話に混ぜろと言うのもおかしい話なのだが】

俺を…俺を…!!!!
俺を無視してんじゃねえええええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!
【リーゼントに炎が灯りブチギレモード、雄叫びを上げながら走り出す】
【その際燃え上がる両拳を後ろへと振りかぶりながら】
【拳の炎が尾を引いて、まるで炎の翼の様な形を取る】

お前ら纏めてぶっ飛びやがれえええええええええええええええええぇぇぇ!!!!!!
【そして全員が中心で搗ち合うタイミングで、両拳を一気に突き出す!】

熱波双翼拳!!!!
【その瞬間、拳の炎が盛大に燃え上がり、巨大化し、硬度を持つ】
【それは巨大な炎の鳥を象り、二人纏め吹き飛ばさんと燃え上がり、飛翔し、炸裂する!!】
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:18:12.54 ID:7a5kczco
>>548
さっきから反応がオーバー過ぎやしない?…まぁいいか

【なんかプルプルしてるエルを流石に不安に感じるが――
これまでの反応から詮索しても仕方ないと思ったのか、すぐに気にしないことにする】

それで、脱落もしちゃったことだし、わたしはそろそろお暇しようかなーとか考えてるんだけど

【トンファーを何所かに仕舞い、自分の持ち物を確認しながらそんなことを言いだす。もう夜だしね】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:20:12.73 ID:BkV55zwo
>>550

三つかァ・・・どっちか勝った方が10個・・・・・ン?

【「なンか見られてるなー」とでも感じたのか、僅かに首を傾げる】
【――が、彼としては思うところも無いらしく手に☆を取って】

負けたら五個だ、予選は今日までだから再起は厳しい・・・・
ってェ考えると本当は全部賭ける形で行きたいトコロなんだが

まァいい、取り合えずそっちが賭ける数に合わせるぜェ

【七つの☆をポケットへと押し込み、軽く首を捻って準備を整え】
【微かな一陣の風が青年の後方から――その首元を撫ぜた】
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:24:24.12 ID:ljCri.Mo
>>555

……全賭け……ですか……

【俯いて、ふむむ。と、思案】
【ややあって顔を上げ、口を開く】

……面白い。これが最終戦になりそうですし、乗らせて頂きます

【に、と口の端を吊り上げて】
【今にもぽきり、と折れてしまいそうな、危なっかしい白い腕を上げる】
【その先、これまた細い小枝のような指先が、すぅっと空気を撫でて】

【――――ずる、る、るるるるるる】

【下に向けた掌から、何かが「生える」――白銀に煌めくそれは、刃だ】
【一メートルほど刃を伸ばし、鍔と柄が現れて、切っ先が地面に軽く触れたころ】
【とさ、と音を立てて、刃が地面に突き刺さり、凶器が全貌を顕にした】

……申し遅れました、私、白坂カゲツ。と、申します。
さ、――始めましょうか

【――一本の、刀】
【掌から産み落としたそれを軽く握って、構える】

/うおおすみませ……マッハでご飯食べてきます!
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 20:24:29.27 ID:h7VQbsEo
>>554

そ、そんなこと……

【「ありませんわ」──そう紡ぎかけられた言葉は、メリナの台詞で中断され】
【これまたゆっくり、恐る恐る顔を覆っていた手を下へ下へずらしていく】

あ、あぅ……わ、分かりまし、た。。
引き止めてしまって申し訳ございません、わ……

……その、ヴェロニカ様という方。
私の方でも──余裕があれば、探してみようと思います。
最も──次にいつメリナ様にお会いできるとも限らないのですけれど、ね。。

【そうして浮かべる、はにかんだような笑み】
【頬を彩る赤はもう薄くなってきており──受け取った☆や、胸元のコインが小さく街灯の光を反射する】
【戦いの終わった公園を吹き渡る風は、もうだいぶ冷たくなっていた】
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 20:24:57.83 ID:bL.r/kDO
>>552

【こちらへと向かって走る彼に、】
【ぐ、と。腕に力を込め、少しずつ、立ち上がろうとする】

(―――――――――之で)

【既に意識は飛びかけている。痛みが身体に響く】
【逸れでも、全身全霊を持って、彼を迎え入れ様とした】
【彼に、自分の最後の力を、ぶつけ様とした】
【――――之は、勝負なのだ】

(之で、最後)

【彼がこちらへ近付く前に、もし、立ち上がる事に成功したならば】
【拳を振り翳し、ゆっくりと、彼に殴りかかろうとするかもしれない】
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 20:25:17.83 ID:KtYcG.Io
>>549

(――後方。制御解除、ですか?)
(口に出す命令がそのままの意味であれば、硬貨がその場に落ちた音ですよね)
(……何か策あってのことか。自ら手札を放した以上、無意味なものでは無いでしょう)

【金属が落ちた音を、ルーミアの言葉を合わせてコインを「落とした」音と判断する】
【しかし、ある程度警戒することは止めない。未だ相手の能力の全容が掴めていない以上何か、其処に策がある可能性があるためだ】
【――もっとも、こうして警戒させること自体が目的である場合もあるが】
【振り向いて確認する、などという愚が犯せない以上、その存在を匂わせるだけでも効果はある】

――――ハッ!

【踏み込んだ勢いを其のままに、リィオは攻撃を開始する】
【振るったモノは左腕。腕を横に曲げて、バックラーを叩きつけるようにした攻撃である】
【右手は微かに後方に逸らしながらの動き。盾を起点とし、剣を本命に据えたスタイルだろう】

【バックラーの狙い位置は胸部。接触した場合、小規模の魔力爆発が発生する】
【目的は相手の体勢を崩すこと、この一点だ】
【剣と盾の爆発エフェクト……単純だが、事近接に於いては防御の選択肢を狭める効果は捨て置ける要素ではないだろう】
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 20:25:56.40 ID:OCYzp.AO
>>528
嗚呼、動いても見つけられなければ意味が無い!
しかし動かねば見つけることすらも、きっと出来ないんだっ――!

【少女の左手の動きに怪訝そうな表情を面紗の下で浮かべ、網の奥からエメラルド・グリーンの瞳が覗く】
【後退し続ける相手に接近を試みるのは些か分が悪いか――思考の隅でそんなことを考えながら】
【何を為しているのか判らない左手へ、ほんの僅かだけ意識を向ける】

(――後退の乱れ、「氷柱」の命中……これは近付けるか?それともっ……!)

っあ――――

【……そして。相手の動向に気を取られた――!】
【射出され迫り来る三つの液体の球を認識し、憔悴するレペンスに思考の暇も与えない】
【当たればダメージが痛いけれども得物を失うことはもっと痛い、どうするかなんて考えが追いつかない】

【――――ここで初めて、レペンスは立ち止まった。】

【咄嗟に頭を下げ、「冷気」の溢れ出る長剣をガチン!と地面に突き立てる】

――ッつ、ぐぁあっっ……!!

【額へ飛来する一つは、頭頂部を深く掠めて頭を仰け反らせ】
【両の手に迫る二つは、直撃。突き立てていなかった方、左手の短剣が弾き飛ばされる】
【頭の布が若干破れて、破れた隙間から僅かに覗くのは栗色の頭髪】
【衝撃が存外に強かったらしく、レペンスはその場でよろめきながら、然し長剣は突き立てたまま】

……かはッ、……ま、だっ……、……――

――『第U:カムフラージュ』、よりっ……!!

【剣から溢れ出るものと、リナの足元に滞っているだろう「冷気」が再び動きを見せる】
【服越しの光がより一層強い輝きを放ち、レペンス自身の魔力を「冷気」へと伝えていく】
【パキパキパキ――白靄の中で薄氷の罅割れるような音。街灯に照らされ、輝くダイヤモンド・ダストの煌き】
【リナ自身は、凍結することは無い筈だ。形作られてゆく水球と共に、“煌き”も大きな“粒”へと成長していく】

/お待たせしました、戻りましたー
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 20:30:07.83 ID:0fFBIcSO
>>551
私はこの世界に来てすぐ知った!師匠が助けてくれなかったら今頃蜘蛛の餌だった!
【思い出すのは初めて命懸けで戦ったペシラとの戦闘】
【あの時が自分の弱さと命の危機を感じたのは思い知った時】

【そして今彼女が取る行動は】

ライトニング ギア
雷 光 速 度
【注がれた魔翌力が彼女の身体能力をあげ】
【全身の筋力のバネを両足に集中させ、右足で踏み込み、前へ《跳ぶ》】
【先程と同じ……だが違うのは】

【速さと筋力】

【そして両足に銃弾が当たり痛み顔を引き攣らせるスピードが落ちるも、先程よりやはり速い】

【もし接近できたら西洋剣のリーチをいかし、その速さの勢いを利用した突きを相手の腹部に放つだろう】

【貫かれる事はないが強い打撃ダメージを受けるだろう】
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 20:31:45.83 ID:9MhrNjo0
>>558
【近づく、相手へと───…何を、何を攻撃として繰り出せばよいか──】
【この場において…相手も必死、きっと何か、攻撃を仕掛ける】


【予想通り、彼女は立ち上がり殴りかかって来た】
【先ほどと同じだ───彼の考える事は──】

【また・・・カウンターパンチ──】
【相手の攻撃をその胸に受け、それでも尚、自分の右腕を伸ばし、力強く相手にぶつけようと試みる────!】
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:32:43.32 ID:7a5kczco
>>557
別に予定があるわけじゃないしいいわよ
むしろ話出来て色々良かった!

【去り際に見せるのは――やはり快活な笑み】

会ったときは「メリナが探していた」って言えば大丈夫、メリーとは長い付き合いだから

【尋ね人の方は「メリー」、ここにいる方は「リナ」が通称になっているらしい】
【そう言いながら公園の外に足を向けて―――】

それじゃあ、また何所かで会おうー!

【そう言いながら、ベタに手を振りながら器用にも後ろ歩きでその場を後にしていった――】
【後に残るのは、人形の残骸と、粉砕されたベンチ―――あれ?】

/お疲れさまでした――!
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:32:43.57 ID:je72t.Yo
前スレ>>419

【ガッツポーズをする少女の傍らで、男は静かに舌を転がす。先ず感じられたのは甘さ、とろけるような甘さ。この独特のリキュールは――】

貯古齢糖…、いや、チョコレート。

【男はキメ顔でそう言った。私は「カタカナ」だって使えるのですよ、と自慢げに。まったく自慢にはならず、使えて当たり前だというのに】

【しかしながら、あのまろやかなとろみは、クレーム・ド・カカオだけでは出せない。乳製品独特の乳臭さ。…牛乳? 否――】

生クリーム…!

【そう、生クリーム。最初からクリームを加えてまろみを出しているカカオ・リキュールではなく、クレーム・ド・カカオと生クリームを直前にシェイクしてこそ織り成される、このとろみ】

【最後に感じられたのは、アルコール分、だが、それは男が今まで嗜んできたものとは、根本から違う】
【アレクサンダーには通常、2種類の洋酒が使われる。1つは「ジン」】
【本来ならば、蒸留酒の中では比較的個性が強くないジンを使うのが正当だが…。チョコレートの甘さの影で微かに香る、この香りは紛れもなく、果実酒のもの。ジンの原材料は麦か芋。となれば――】

――「ブランデー」、…か。

【ワインを蒸留して樽に入れ、熟成することで製造される。白葡萄や林檎、時にはチェリーや木苺などの芳醇な香りと、40度弱〜50度程度になる高めのアルコール度数が特徴的な西洋酒】
【ジンを使用しなかったのは、恐らくリキュールであるクレーム・ド・カカオにもスピリッツとしてブランデーを使用しているからか】

(1人で先行しがちなチョコレート甘みをダブルのブランデーで香り高く包み込んでくるとは――)

【最後に振りかけられたアレは、独特の甘い芳香がした。恐らく、ナツメグ】

(――ナツメグを入れたのは、私が和装であったことから生クリームを始めとする乳製品が苦手である可能性を示唆したものだろう――)

【和装の男、しかも、初心者にいきなりアレクサンダーを勧める時点で、完全に舐めていたが、早とちりであったことを認めよう】

(――客(※金は払っていない)の好みを一目で見抜いた恐るべき観察眼。そして確かな技量。この少女…、…ただものではない…!)


【何故、戦闘描写よりも丁寧に味を解説しているのか――、素材を見抜くこの男の舌は、どこで鍛えられたのか――、正直、気持ち悪いほどの知識は何なのか――】
【そして、カクテル文化に疎そうな前フリは一体全体、何だったのか――、少女を試したとでもいうのか――。真相は闇の中。全ては謎である】


【少女の目にどう映ったのかは、置いておいて、1人、顔色一つ変えずに満足そうに、うんうん、と頷く男。深読みのし過ぎである感は否めないが…】

【結果としては、見事なまでに見事としか言いようのない、かの女王に捧げられたに相応しい「ブランデー・アレクサンダー」であった】
【罠だ、毒だ、何だと、のたまっていた数分前の自分を微塵切りにしてやりたい】

…オ見それイたしました、マスター。オにゃ前を頂戴してもよろしいですかにゃ…?

【何やら神妙な面持ちで、顔色一つ変えずに前後左右にふわふわと揺れている。男は酒に弱かった】
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:33:00.02 ID:BkV55zwo
>>556

ハッ・・・・そうこなくっちゃあ面白くねェもんなァ、っとォ

(・・・刀、か・・・・あァんまり近距離戦を挑みてェ相手じゃァなさそうだ)
(とはいえ、間合いさえ詰めればこっちのが速いたァ思うが―――・・・。)

【ヒュウ、ひゅうと―――たった一筋だった風は、何時しか無数に】
【穏やかな攻撃性を秘めた見えざる“力”として青年の肉体に纏われて】

オレ様ァ「番天 零」ってェンだ、ヨロシク頼むぜェカゲツ
手加減無しだからよォ、そこンとこもなァ―――!

――――――≪“強風”≫ッッ――――!!!

【速攻――シュ、と青年が拳を突き出せば風がそれを模倣して】
【一種の“飛ぶパンチ”として相手の腹部目掛けて進んでいく】
【当たればパンチそのままの衝撃だが、“浅く”―――牽制であるとわかるだろう】

/了解ですー
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:36:00.94 ID:Lg8cgtgo
>>559

(さあ、これから………)
(近接ならば全面的に自分に勝る相手、それをどう捌くか)
(単純な怪力より、また厄介な相手では有るけれど………)

(………一撃一撃が爆発を起こす)
(攻撃にも防御にも、何れにも十分すぎる能力)
(生身でこれ以上受けるのは………)

………仕方がない、ですわね

『後方』『加速』『加速』

【胸へと向かって来るバックラーに対して、右手の掌を突き出す】
【魔翌力等の防御が有る訳ではない。あの鎧の効果は、単純な防御とは別種】
【触れた瞬間の小爆発が腕を砕く様は、一瞬の事でルーミアの目には止まらない】

………たっ………くぅ………!

……片腕だけなら、まだどうにでもなりますわ!!

【その爆発の衝撃に、自分の能力を合わせて、体勢を崩しながらも大きく後方に吹き飛ぶ】
【連撃を受けない程度に間を開けて、左手を振りかぶり】

(此処からは、腕は……力を使わないで行ける)
(『追跡』『左手』『遅延発動』………)

届けっ………!!

【思いっきり、リィオの頭上を越えて更に後方へ、長剣を投げた】
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 20:36:04.42 ID:QGVpTHMo
>>541>>553

【――…この状況下でも、飽くまで冷静≠貫くのがこの青年だ】

【『燃えている』……だが、勝負は別=c…「刹那」ッ!!】
【“炎の鳥”を認識した「刹那」、意識は“最善”を求めて走り―――!!】


(―――………相殺は無理、だな。)


【――思った≠ニ言うよりは、“感じた”……「この距離でこの攻撃はデカすぎる」、と】
【ならば、受ける≠オか無いのは自明の理…――其の前に、『一撃を入れる』べく】



                 ≪ Over Heat ≫



【『熱の固体化』は不可能だが……片方の魔法陣なら、純粋なエネルギー変換≠セけは「可能」ッ!】

【魔法陣≠ヘ其の輝きを一層増すと、“最大出力”……――刹那、「足に運動エネルギー」を集中】
【森島は其れで以って爆発的に炎の鳥≠ヨ飛び込み、『火鶏の鳩尾へ』、“ナイフを突き出す”――ッ!!】


【高速移動≠フ勢いが付加された攻撃……狙うのならば、「炎の被害を受けない火鶏」と考えたのだろう】
【この攻撃が終了すると同時、森島は攻撃の衝撃波によって数メートル突き飛ばされる=\――!!】



【………尚、彼のナイフは人が斬れる様に作られていない=B 早い話が『鉄棒』と同じである、。】
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 20:40:23.56 ID:h7VQbsEo
>>563

あぅ……ふふ、そう言われると、なんだか恥ずかしいです、わ。。

【快活な笑みと、掛けられた言葉】
【自分とは全く性格の違うメリナを見て、矢張りエルははにかんだような笑みを浮かべた】
【「自分もあのようになれば、もしかしたら──」】
【そんな思考が一瞬だけ、頭を過ぎり】

「メリナが探していた」──ですわね。分かりましたわ!

それではメリナ様──ご機嫌よう!
また、ご縁が合えばいずれまた……

【浮かべた笑みは、ふわりとした笑みではなく】
【メリナの浮かべたそれを真似ようと頑張った、明るい笑み】


【明朗なメリナの影響を受けて、なのだろうか】
【今までは内向的であったエルがそんな笑みを浮かべたのは、きっときっと、初めてで】

【戦いをこえ。出会いを紡ぎ】
【今日もまた──エルは】


【Never Ending Story】【→side:E→】
【The next PARADE is......?】


/お疲れ様でした!ありがとうございましたー!
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 20:43:23.71 ID:bL.r/kDO
>>562

【けふ、と軽く血液を吐き、彼が拳をぶつけようとしているのが、虹色の視界に入った】
【力も無く、獲物も無く、ぼろぼろの彼女――――想定出来る結果だった】

―――――――――っ

【紡ぐ言葉は、無い】

【辺りに響いたのは、彼の拳が、彼女の頬に当たった音】
【彼女が、地面へと倒れ込む音だった】

【倒れてから、動かなくなる女性】
【完全気絶。目を渦巻きにさせる古典的表現状態】

【―――――勝者は、ライクだ】
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:46:35.56 ID:A3mN9mQo
>>561
…そりゃあいい!お前オレより強くなる才能あるぜ!オレも博士たちに出会っていたからギリで生き残れたっけなあ
そんな事にすら身をもって思い知ったのは…半年だか一年だか経ってからだぜ!

それまでずっと逃げてばっかりだったからな…情けなくよ…

【ぐい、とフェルトハットを押し込んで被り直しながら彼は海里がこちらに来るのを見て…こちらも駆けだした!】
【あの足の筋肉の『力の溜め』の動作を見て…気がついた、こちらに…すごい速度で来る、と!】
【しかし…フェルトハットの鍔から覗かせた彼の残る片目はそんな加速を感知してもまるで動揺しなかった!】

(早く撃つだけじゃあねえよ!臆病だからこそどうすればよけられるかはだいたいわかってるッ!
ここに来て何年戦ってると思ってやがるッ!戦い始めてから…決して短くはない時間戦ってきた!)

…こっちは撃つより遅いが…十分当てられると見たぜッ!ストライクゥゥゥ―――!


【…彼はステップを踏むように海里から見て左斜め前に足を踏み出してステップ!】
【それによりすんでのところで彼は突きをみごと回避したのを目で追えるだろう…だが彼はそこでは止まらなかった】
【カクンと尖ったカーブを描くようにステップを踏み真っすぐ来た突きを避けたように今度はすぐに接近して!】


電パァァァァァ――――――――――――ンチッ!!!!!


【自身の右のナックルをつけた拳を腰を大きく振るい腕力任せに力強く打ちに行く!】
【最初の大技!これを叩き込めばパンチのダメージプラス…50Vの電圧を直に叩きこまれるだろうッ!!】
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 20:46:40.98 ID:KtYcG.Io
>>566

――――!

(爆発に干渉……先程から「手」を介して行っているように見えますね)
(自身の手により接触することが発動条件なのでしょうか)
(何にせよ好機――攻勢を緩めるわけには行きません)

【大きな後退を許してしまったことにより、剣による追撃を行うことが出来ず】
【足を強く踏みしめて一度姿勢を戻すと】
【再び前方に向かい、開いた間を消して自身の攻撃範囲に入れようとするが――】

投擲―――上?
……しかし、この距離ならば策を成らせる前に――!

【――瞬間、投擲された剣に視線を向ける】
【真っ直ぐ飛んでくることを考え、バックラーを構えようとするも、予想を外れ上を通り抜けていく長剣】
【……最初に見た、コインの操作。剣もまた無意味な行動ではありえない】

【しかし、リィオは前進を選択する】
【単純な近接戦闘に於いては自身の有利を確信しているがゆえに】
【――今は、策への「対処」よりも対象の「撃破」。攻撃にシフトを置いて行動プランを組み立てた】

【リィオは、再び地面を強く蹴り踏み込んでいく】
【バックラーは胸から口までを隠すような位置。前方に構えつつ、次の手に向けて己の距離を作り出そうと行動する】
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 20:46:43.06 ID:pmje3AUo
>>553>>567

――ハハハー!!
ケイジ君!! 私はむしろ君を一番警戒してるよ!!
炎と水は前時代より対極の存在!!

【走りながら両手で刀の柄を持ち、】
【後ろに流すようにして持っていた刀へ、魔力を注ぎ込む】


さあ、決着だ!!


【そして――】

今日の私は真っ向勝負な気分――!!
打ーちー砕ーけェェエエーーーー!!!

【刃を覆う「氷」は「水」へと状態変化し――】

――《水鏡ィー……ス・パ・イ・ラ・ル》ーーッッ!!!

【それは、刀を軸とした螺旋の流れ――】
【言うなれば「水のドリル」となった刀を、彼女は遠慮無く三者が交わる一点へぶち込む――!!】

【水は変幻自在――、ドリルは二股に分かれ、火鳥と椿の両者へ向かうのだが――】


【――――――――】


【水量不足――水不足の地域に配慮しましょう】
【螺旋不足――練習あるのみ】
【腕力不足――それはそれで可愛いと思います】
【体力不足――もっと頑張りましょう】

……ああ、そっかー……――

【椿の高速移動によって、命中せずに虚空を貫く片方のドリル】
【火鳥の放つ燎原の火に押し負け、炎を破ること敵わないもう一方のドリル】
【圧倒的な敗北の予兆を感じつつ、シズクは独りごちた】

――やっぱり白衣とケースは……大切だね……

【シズクは、炎の鳥によって、大きな衝撃と熱を喰らう――】
【宙を舞う眼鏡と刀――、黒く焦げるワイシャツとズボン――】

【結論を言うと、彼女は後方に吹っ飛ばされて、仰向けにぶっ倒れた】

【最後の一撃が不振に終わったシズク――これ以上の戦闘続行は無理だろう】
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:47:09.46 ID:ljCri.Mo
>>565

【たん、と。灰色の薄暗い地面を蹴れば、少女は存外大きく移動する】
【た・た・た、と、規則正しい音を鳴らして、間合いを詰め――】

…………わ、ッ!?

【――よう、と。したところで、相手が拳を突き出したのを見】
【それに伴って、風が。同じように、拳を繰り出したのを感じる】
【慌ててサイドステップをひとつ。踏んで、しばし思考】

(……困ったな、風使い?)
(近寄ろうとして、吹き飛ばされたら……怖い、な……どうしよう)

【少女は「身軽」であり、「機動力が高く」。そして文字通り「恐ろしく軽い」】
【相手が風を操ることが出来るなら、接近できないのでは?――少女の白い顔から、さらに血の気が引いた、ようにも見える】

……、ッ!

【それでも、自分のエモノがエモノであるのだから、接近するしかあるまい】
【たっと、再度地面を蹴って。接近が成功したなら、「腕を振れば刀の切っ先が掠る」程度の浅い間合いで立ち止まり】
【どういうわけか、そこで刀を右から左へ。横薙ぎに振るうだろう】
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:47:37.79 ID:ljCri.Mo
>>573
/おっと追記忘れ 戻りましたっ
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 20:49:23.01 ID:9MhrNjo0
>>569
・・・これで2KОか・・・
【またも後退しつつその左肩を抑える───余程効いていた様だ】
【どうにも・・・新鮮だ、仕方が無いとは言え体術を主に使った戦い──この大会予選の二戦は体術メイン】

・・・別にプロレスラーとかボクサーって訳でもないんだけどな・・・
【後退して後退して───適当な木に背を預けられる位置まで後退】
【彼女が起きるまで待つとしよう。星も貰っていなければ先ほど自分が知り合いだといった】
【その真偽を確かめるためにも】
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 20:49:55.02 ID:l/IqhUSO
>>507

俺にもさっぱり、烏と書き物机がどうして似てるのか、って訊かれるような物さ。
――――まあ、神は天にいまし、世は全て事もなし、とも往かないのが世の常だね。

仕事してるとこ見たコト無いから、居なければどうなるか≠ネんて知らないけれど……っと!

【逸脱した存在の思考を無理に推し量らんとするのも、ナンセンスな話だと微笑んで】
【思想のスタンスは、大分と捻くれた中立に保っているよう、である】
【声だけ聞けば、誰も戦闘行動の最中とは思うまい。確かに、軽妙さすら感じるやり取りでは有った】

(出来る事なら、リンクしてて呉れると……助かるんだけどね)

――――っな、ぁ!?

【引き寄せ、銃口を叩き付けての一射。確かな手応えを感じつつ、再びハンマーを押し下げる】
【こうしている間にも、ナイフ二本が牙≠ニ変じ。阻害は上手く行ったとも言えず、だがダメージは確かに通した】
【落ちる牙の一つ、夜気に融ける粉雪より其れを感じ取り――実際の所、直接のダメージこそ無いのだが――】
【傘に目を向けたのも束の間、次の瞬間には迫り来る彼女。手には牙と変じた刃――――拙い。二射目を中断し、咄嗟に銃身を防御に回す】

(マズった、予想外に汎用性が高い……!)
(……こうなりゃ追撃は後だ。血が足りなくなって来る前に、武装面を何とかしないと)

【きぃん、一度澄んだ高音が響き。拳銃が左手から弾かれて、些か軽減したものの、裂かれた服の隙間から覗く肌には赤い線】
【稼働状態に有る二本の牙、停止した物も含めて四つ。背後の相手に腕を繰り出すとも、アートマン能力の奇襲を喰うかも知れない、と】

Tyrant<Zカンドフェイズに移行、武装限定解除。……Executioner's Sword$カ成完了。
――――……ドライブ、イグニッション。

【そう過剰に警戒してか、攻撃は行わない。ただ――此処に来て異形の腕が、変形を見せる】
【漆黒が右の肩甲骨までを覆って、スーツの生地を更に突き破り。紅黒い光の粒子が、血液に混じって夜に散り】
【飾り帯めいたエネルギー・コードが一つ、其処から這い出て蠕動し。右肩の突起は割れて、内から小さな三連銃身を覗かせた】
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 20:50:41.47 ID:xq8AbPko
【金の国──プレシール通り】

【ひゅうう──】
【この広大な大通りを吹き抜けていった夜風を受けて、】
【はたはたと衣服の裾を靡かせる人物が、通りの中央に一人】

(……七個、か……)
(多分、これから一気に変動するんだろうな……)

【──その容姿。真っ白な全身タイツに、ポーチの付いた赤いベルト】
【山吹色のグローブとブーツを着用し、同色のマフラーを夜風に靡かせ】
【額に太陽のマークの付いた白いターバンと覆面、その上からサングラス】
【更には長剣を背負い、全く表情を露しないまま、腕を組んで仁王立ち】

【そして、その最大の特徴として──】
【身体の各所に、電飾の如き『ビー玉』が散りばめられていた】

……きっと、ボーダーにはまだ足りない
日付が変わるまで、まだ時間はあるんだ……もう一戦──

【そんなセンスと恥じらいの絶滅した風貌の人物ではあったが、】
【その胸元には、今大会参加者を示す☆を七つ、煌かせていた】
【大会予選最終日。彼もまた、己が星を賭して剣戟を交える相手を探し、辺りに目を走らせている】
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 20:55:15.75 ID:AbtIMYDO
>>567>>572
【攻撃を放った後、彼には何も見えなかった】
【二人の声も聞こえない、自分の炎で前もよく見えない】
【とにかく前に、自分の全力のままに攻撃をした】
【そして感じる、自分の鳩尾に走る強い衝撃】

【そして炎が弾けて消え、見えた景色】
【気が付けば相手にしていた二人が吹っ飛んでいて、自分は立っている】
【…しかし】

……っ…が…!!
【森島の特攻、それによるナイフの一撃】
【ナイフは刺さらないにしろ、人体の急所に勢いを乗せて突き刺さった、そのダメージは凄まじく】
【口から少量の血を吐いて彼は膝を着いた】

………………ぐっ……!!まだ……だ…!!!
【だが、彼は諦めない】
【まだ戦闘が続行しているかもしれない、そうとなれば膝を着いていられる暇は無い】
【気力と根性を振り絞り、立ち上がろうと足に力を込め始める】
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:57:18.03 ID:Lg8cgtgo
>>571

(……利き腕で受けたのは失敗だったかしら)
(いや、距離を離す暇がないなら、ライフルは無意味)
(右も左も、そう大きな違いでは無いわ)

……忠告しておきますわ
あのコイン、良く見ておく事ね

【リィオの後方、長剣は地面に落ちて】
【先に落下していたコインとぶつかり、チャリとまた音を立てた】

(打てる手は打った………後は実行するだけ)
(『後方』『加速』……次の一撃で立って居られれば………!)

『追尾せよ』

【前進してくるリィオに対し、ルーミアは自分から一歩踏み出した】
【間合いは、リィオが予想していたより一歩だけ、早く埋まる事になる】

【進む勢いを利用して左手を突き出し、リィオの右肩を抑えようとする】
【肩を押さえて腕の可動範囲を狭め、剣を振るう事を阻害する事が一つの目的】
【そして、もう一つの目的は】

(………剣を振るう腕、貰うわよ)

【ひゅう、と風切り音】
【リィオの後方に投げられた長剣の切っ先が、『ルーミアの左手を差し貫かんと』飛来する】
【もし、その間に障害物が有ろうとも、最短の直線距離を飛ぶ長剣】

【長剣がルーミアの左手に突き刺されば、その動きも止まる事になる】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:57:18.20 ID:BkV55zwo
>>573

(ま、当たるとァ思っちゃいなかったが・・・・・)
(相手サンもオレ様と同じ『高機動型』ってェ感じだなァ)

ならオレ様の間合いは難しいが・・・・・・・・ァあ?

【自ら距離を開けようという動作は無く、その場に立ったまま相手を待ち構え】
【そこから如何にして交わすか―――考えた矢先、妙な間合い】

【青年はその獣耳や食いしばった三角形の歯からして人ではない】
【恐らくは犬猫とはまた違うナニカだが―――其処には強力な“勘”があり】
【「大丈夫だ」という確信を持って胴を横一文字に浅く斬られながらも】

どォゆーつもりか知らねェが・・・・“近すぎる”ぜェ?

【周囲に弱く吹き靡く青年の力、風を自身の後方に爆発させて】
【その勢いを利用し僅かな距離を一気に詰めようとし―――】
【成功すれば青年は自身の額を少女の頭部に叩きつけようとするだろう】

/おかえりなさーい
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:01:54.09 ID:kPLQSxco
>>564
そうっですっ!!!!チョコレートと同じ
カカオで作られたこのリキュール!!!美味しいでしょ!!

別名が「チョコレート・リキュール」だけあるでしょう!!

【そのまま男性の両肩を両手で押さえながら】
【凄く嬉しそうなあの笑顔でハキハキと早口言葉のように喋りだすその女】

そうなんですっ!!生クリームを入れるのです!!
でも手から出すときに失敗するとべたべたするのです・・・・

【少し俯き、暗い感じを想像させるその姿。しかしどこからか嬉しそう】
【自分が作ったこのカクテルが美味しがられるとどうやら表情に出てしまうタチらしい】

ブランデーですっ!!因みに白葡萄ですが、偶に赤井さんのところで取れた林檎を利用した
「アップル・ブランデー」なーんて言うのも使ってます!!

【偉そうに両手を組みながら言ってみる。このカクテルにはアップルブランデーは会わないとチョイスしたらしい】

【ふと何かに気づいたのか、意外そうな顔で。突然出てきたような声質で】

そーえば軍曹さんもカクテルにお詳しいのですね?何でです?
【右手を突き出しながら尋ねる】
【因みに中の人もカクテルについては軍曹さんから教わりました】

わたしはマスターじゃないですよっ!!
アイリッシュ・ウイスキーです!!因みにこれもカクテルの名前です!!

軍曹さんはなんていうんですか?あとまだ飲みますか?
【そのまま男性を抑えようと、両手を伸ばしながら】

/かなり遅れました。すみませんっ
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 21:03:16.14 ID:QGVpTHMo
>>572>>578


【火鶏が見るであろう光景は、眼鏡と髪留め≠失った青年の倒れている様】
【シズクが聞くであろうは、自分から数瞬遅れて『地面』に人が打ち付けられる音】


 …………あー、もう無理。 ナイフも能力使えないんで、降参です。


【攻撃の指向性からして、“火鶏とシズクの間”――……若干、シズク寄りの位置に倒れた青年は、降参を宣言した】

【コートの所々は焦げていて、見るも無残な状況……どうやら、『軽度の火傷』を負っている様だ】
【当然ながら右手は無く、ナイフは……――安物≠セったのか、半分ほど融けかかっている】

【―――とは言え『立てる』事は立てるようで、緩慢に立ち上がると星を取り外し始めた】
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:04:19.83 ID:ljCri.Mo
>>580

【がづんっ】
【嫌な音が響く――空間に響いているのか、はたまた自分の頭蓋骨の裏に響いているのか、わからない】

ぎ……っ、は……

【頭突きは見事命中、少女はぐらりと後ろに蹈鞴を踏んで】
【額から、細い血液の筋をたらりと流して――――「嗤った」?】

【じわ、】
【零の、胴に引かれた赤い線を、中心に。軽い、軽い……不快感が襲うだろう】
【「今はまだ」多少の、違和感。なんだか、くらっとする。その程度のソレしか与えられないし】
【零が「毒」に対して対抗する術を持っているなら、ソレは発動しない】

【……「毒」。それが、刃に仕込まれている――!】
【今はまだ、量が少なすぎる。けれど、後々蓄積されては、厄介になることこの上なし】
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 21:05:49.31 ID:bL.r/kDO
>>575

【―――暫くしてから、ぽつり、女の声が聞こえるだろう】

……あいたた……

【開口一番が逸れだった】
【堪える様な表情でむくりと起き上がり、きょろきょろと周囲を見渡すと、青い髪の青年を見付けて】
【殴られ、ちょっぴり腫れた頬を一度押さえながら、そちらへと歩み寄ろうとする】

【コートの裾にワンポイントの様に着いていたバッジを、五個取り外しながら】

あー…ライクさん、強いね
……、……嫁入り前の身体……

【ぼそっとなんか言いやがったけどスルー推奨です】
【大会参加したのは自分なのに、何でそんな事言うのか】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:06:53.49 ID:kgH8x6.o
>>577

――――参加者か?

【背後から呟くような女の声がする】
【振り向いたのなら其処にはまるでホームレスと見紛うばかりの容姿の女が居る】

【手入れがされていないボサボサの脱色した薄い金髪、小汚い赤みがかかった黒のコートとズボン】
【顔はやつれている様に見えるほどやや細く、左頬には眼のようなものから四方に広がる茨の刺青のような物―――】

【だが、ホームレスではない、と証明するかのように左手に白鞘の70cmほどの居合刀を手にし、コートの襟には五つの星】
【彼が魔力を感じる事が出来るのであれば、隠すつもりのない歪な魔力を撒き散らすかのように放っている事に気付くだろう】
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:08:57.81 ID:KtYcG.Io
>>579

――生憎と、相手を前にして
前以外が見れるほど器用ではありませんので。

【ルーミアの忠告を軽く流しながら】
【間合いに到達、攻撃を開始しようとするが――】

……!何を――ぐっ……!

【ルーミアの左手により抑えられた右腕】
【そして――間髪入れずに到達する長剣】
【「ルーミアの左手を刺し貫かんとする」剣は、当然接触したリィオの右腕から刺さることになり】
【ルーミアの左手と共に串刺しされるような状態になった右腕から、大量の鮮血が噴きだすと共に力が抜けた】

(この距離は……近すぎ、ますね……!)
(今の状況で取れる行動は……――)

【現在の位置では大きな動きを取ることが出来ず、当然剣を振るうことも適わない】
【リィオの取った行動は一つ。―――左半身に体重を掛けながら、左腕部バックラーを胸部に叩き込もうとするものだ】
【元より腕と密着したバックラーは、可動域が狭かろうと然程動かすことに苦はしない】

【だが――この状況は選択肢が極度に狭められているため】
【この動きを予測することは今まで以上に容易だろう】
【また、何故かこの攻撃が成功したとしても「爆発は発生しない」。これは何か意味を含んでいるが故のものか――】
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:09:08.60 ID:pmje3AUo
>>578>>582

――熱い……

【起き上がることなく、小さく一言】

――あー、京k……ツバキ君も降参……かー……
見ての通り、私ももう行動不能だから、負けだねー……

【そして、ふー、と大きく溜息をついて、】

さっきどっかに飛んでったスーツ……
あれに星が5個付いてるから……持ってってねー
悪いけど……動けない上に眼鏡がどっかいっちゃって何も見えないんで、セルフサービスで……!

【やはり倒れたまま、「お疲れー」という合図なのだろう、右手をひらひらと振った】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 21:10:59.56 ID:0fFBIcSO
>>570
ぐっ…!!
【パンチは海里の腹に入り】

【バチバチ】

【電圧が流れ、海里の口から血が吐かれた】

【バチバチバチバチッ!!!】

【だが……】

【バチバチバチバチバチバチバチバチ!!!】

【忘れてはいけない】

【バチッ!!!】

【海里の身体に雷の魔翌力が流れてある事……それが電圧のダメージを多少押さえ】

【バチバチバチバチバチバチ!!!】

【海里に流れる雷の魔翌力と流れた電圧が海里の西洋剣の雷の魔翌力にあつまり】
【それはまるで蒼く】

(ライジング・スラッシュ!!!!!)
【雷をまとわし、蒼き一閃をノビタに放とうとする】

【当たれば打撃ダメージと電流が襲い掛かるだろう】

【海里の目は…死んでない】
【相手の力を利用した一撃は果たして?】
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:11:53.08 ID:dSXo5Eg0
>>560

だからこそ、動き続ける。…と普通なら続く。
ただ、見つけられない者に、動く資格は無い。

【涼しい顔で続く冷たい言葉】
【更に左手で開ける赤いボトルの栓。そこから溢れ出す油が、地面に広がっていく】
【リナはその上を苦も無くステップを踏んでいるが、液体を制する能力が無ければ、たちまち滑ってしまうだろう】

…流石に、寒い
(これ以上長引くと危険…能力に支障をきたす)

【ダイヤモンドダストの形成。それはつまり徐々に気温が下がっているということ】
【流動する液体であれば、融点以下になってもまだ凍らない状態を保てるが、凍ってしまえばもう動かせない】

【背後の水球は、リナの身長の3/4ほどに成長している】
【一度右手の剣を地面に突き刺す】
【冷気によって、剣に氷の結晶が少し生じる】

/すみません、遅れました…
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:12:22.88 ID:5p8XF0o0
>>578

【追撃が無いのならば、素早く身を立て直し、言葉を交わす暇もなく】
【突撃の勢いが上乗せされた剣戟で、叩き落した小さな金属塊、本願通りではないが、確かな手ごたえが骨身に響く】
【飛び散った血液が吹き返しても、目立たない―――何の為にこんな変態臭のする上着をしているかと言うと、そういうこと=z

【尤も、『異端』の血には妙な色のも有る、異世界の黒≠ニ闘ったあの少女もどきも、異形の時には翠の鮮血を巡らせている】
【勿論ルブハティルはそんな事は知らないが、紫の白刃を染めるのが、活き活きとした赤である事は、有り難かった】

きゅふふ………話の続きをしたいところだが、な。
少しばかり焦らせて貰おうか…ッ!

【確信―――この男の能力とも体質とも断じる事の出来ない何かは、時間経過に従って、加速度的に威力を増す筈だ】
【たったこれだけの過程で、こうも強壮に……剣の名を冠す砲に違和感を覚えつつも、声に出して笑いつつ、ルブハティルは動く】
【相手が振り向く前に、薙ぎ掃う形で放つ左ローキック―――体勢を崩してしまえば砲撃は侭ならぬだろう、と言う狙いの元】
【そして、あわよくば―――横転によって無理矢理に体を動かし、地に叩き付けつつ、突き刺さった牙を受動的に暴れさせる事も、狙いの内】

【アートマンと牙は、相手の前方3メートルほどで静止し、無言のプレッシャーと、ターゲットへの余計な欲望を与え続けようとしている】
【尤も―――下手に動いて、魔力を消費しすぎても困る、という理由で、動く事を忌避しているのも然りだが…。】
【蹴りの成否に関わらず―――ルブハティルの右手の刃が、『牙』と化すと同時に、更に魔力を流し込まれる】
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 21:13:07.40 ID:9MhrNjo0
>>584
【俯きながら、目を閉じながらも】
【その様子は解っているようで】

・・・確かに受け取った
・・・責任を取れ、などと言われても俺は困る、とだけは言っておく
【その手を開き、受け取るように腕を伸ばす】
【スルー推奨な事に一々反応するのはこいつの愚直さゆえ】

で・・・あんたは何者だ?・・・どこぞでいつぞや転職を勧めた奴に似ている気はするがな
【片方の目を僅かに開いてチラリとそちらに目を見やる】
【何者だ?と】
【摩訶不思議な方向には未だ頭が向いてない】
【彼女がまさかその本人自身だとは考え付いても居ない】

592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:14:18.68 ID:BkV55zwo
>>583

っ、ハッ・・・・・こりゃ中々、オレ様でもキくなァオイ
なァンだか妙なアレも有るしよォ・・・・・だァがしかし、だ

【クラリと揺れる、毒によるものか、はたまた頭突きの反動か】
【だが彼は怯むでもなく歪な形状の歯を食いしばって】
【揺れる精神を無理矢理押さえる様にして強く一歩、大地を踏みつけて前に進み】

“コレ”ならまだまだ―――行けるぜェ、おォい――!

【グッ、と右の拳を強く握って―――俄かに周囲の風勢を強めつつ】
【未だ攻めるチャンスは続いている、と拳を相手の腹部を狙って下方から振るう】
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 21:14:27.95 ID:AbtIMYDO
>>582>>587
……あ…………?
【二人の言葉を聞いて、彼は動きをピタリと止める】
【「降参」?「負け」?】
【言ったのは俺じゃない…あの二人…】
【自分が負けを口に出していない中、残りの二人がそう言った、という事は―――】

……俺…………が…………!!?
【俺が、勝った…!?】




いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃよっっっっっっっっしゃあああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!
【次の瞬間、彼は右手を振り上げ、飛び上がり】
【空に向かって今までにない大声で叫んだ後】

―――ぐふっ!!!?
【口から大量に吐血して、仰向けに倒れた】
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:15:47.91 ID:l0ED9QDO
【公園】

………――――

【蒼色のTシャツの上に紺色の半袖パーカーを羽織り、首に橙色の宝石が付いたペンダントを掛けた、黒髪ショートヘアで黒と薄い蒼が混ざり合った%オを持つ、その顔立ちからは一見すると少女にしか見えない人物が、仰向けに寝転がってベンチを占領して―――独りボーッ…と夜空を見上げていた】

【その外見から年齢は15〜16歳程だと思われる】
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:16:25.74 ID:5p8XF0o0
>>590>>576宛てです、あばばば!
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:19:24.35 ID:xq8AbPko
>>585

(──……うん?)

【彼は、背後よりのその気配に気付くと、ゆっくりと身体を其方へ振り向けた】
【──ぶる。其処に在った姿を視認すると、一度身体の芯が震えた】

……ああ、もちろん──!

【──彼女を見やり、其処で彼は気付いた】
【自分は今、声に気付いて振り向いたのではない】
【彼女から溢れる歪んだ魔力の流れに反応して、振り向いたのだと】

(……なんだろう、この感じ……)
(良く分からないけど……良く識る)

【心臓が高鳴るから、余計な言葉はかけない】

──……やるかい? ……いや──

     . ...
 ──やろうぜ


【彼は、背の長剣をゆっくりと引き抜く】
【覆面の下の口が、知れずと躍っていた】

星は何個、賭ける?
……どうせ最終日だ、僕は全部賭けたって良いよ

【じっと相手を見据えながら、親指で胸元の七星を差してから】
【時が惜しいと言わんばかりに──ざ、と。後ろ足を引いて構えた】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:19:45.50 ID:Lg8cgtgo
>>586

あら、それは残念
折角、安全の保証を差し上げようと思いましたのに………

(………片腕、取った!)
(私の能力なら、触れてさえいれば何も問題なく戦える)
(互いに壊れた腕なら………私が有―――)

【自分の手に伝わるダメージ以上に、期待できる相手へのダメージ】
【8の不利を6程には詰めた、そう確信した矢先】
【その思考が完全に纏まる前に】

――――――っ、………か

(……もう片腕残ってる、当たり前と言えば当たり前よね)
(足を潰し損ねたのが失策……)

【胸へのバックラーの打撃。右腕が使えない状況で、まともに直撃する】
【今回は、大きく吹き飛びはしない。まるで、突き刺さった長剣が、その手を掴んででもいるかの様に】

【両足とも動きを完全に止めて、触れた手の一点で寄りかかる様な体勢】
【肺から抜けた息を取り戻す為、口を開いて喘ぎ喘ぎ】

………流石に、それをやったら死ぬと思った?

【その場で立ち止まったまま、爆発を起こさなかった理由を尋ねてみた】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:20:10.33 ID:ljCri.Mo
>>592

【後ろによろける足が、地面を踏み直して】
【体勢立て直し。頭は未だにくらくらするが、相手だって同じだろう】

――――し、ッ!

【刀を右上に振り上げて――下ろす】
【狙いは、「振るわれた拳」――自分に向かってきてくれるなら、好都合。斬って毒を蓄積させられれば、それでいいのだ――!】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:23:25.61 ID:1lrWe6Uo
>>594
【獣耳型の帽子を被り、ウェイトレス風衣装に身を包んだ女性は呆けた様子で空を見つめていた
 大会予選により出来た傷を癒す為の薬くさい包帯が、両手にぐるぐると巻かれている
 心地よい風が吹く、どこにでもあるような公園の一角】

「ボーっとしてても始まらない、かな
 今日はどこいこ……美味しい物食べて元気出したいな」

【首をぐーっと後ろに逸らすと、身体を跳ねさせ立ち上がり凛とした目で辺りを見渡す
 求めるは力と、おいしいものと、その他目に留まったもの何でも】

「ねーっ!そこのひとー!
 どっか美味しいものあるお店とか知らなーい?」
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:24:54.24 ID:A3mN9mQo
>>588
【なんと!とノビタは右目を見開いてあっけにとられる】

…オレ自身の力さえも…奪えるのか…!
本家本元は違うなあ…!!

【来る、とノビタは身構える…おそらくこれはかなり大きなダメージが来ると予想も出来た】
【必死に右のストライクナックルをあえて一閃に重ねるかのように西洋剣を拳でガードして身を引こうとする…だが】


【ガキンッ!!と堅い物が割れる音が響いた】

…なぁッ!?

【大きな打撃はナックルを砕くがある程度威力を殺しながらそのままノビタの身体を後ろに弾き飛ばすだろう】
【そして接触時に走るその電流が倍返しを行ってきて…身を焼かれるようなダメージを負うッ!!】

【ドサッ!!と音を立てて彼は後ろに身を倒すが…?】

…ぐ、あっ、ぐお…野郎…ナックルを破壊してくれやがって…
となると…残りは素手と、銃と…そして『蹴り』…攻撃手段一つ潰れた…!

【胸を押さえながら…膝立ちの状態まで起き上がり海里を睨みつけていた】
【かなり痛い思いをさせたようだが…彼の目もまた死んでいない】

【潰れた、と焦るようなリアクションをしたように見えて…よし、と少しでも思わせるために】
【そして彼は右から引き抜いた…そのリボルバーの拳銃を今度は3発!右脚一発、右腕2発叩き込むために!】
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:25:55.35 ID:je72t.Yo
>>581

アイリッシュ…、ウイスキー…。――

【少女に支えられて、頭だけがふわふわ、としながら、その名を呟く】

――オイしそうですにゃ(美味しそうですな)

【どっちが!?】


私はにゃ前が、にゃ(無)イのです…。昔、取られてしまイました、ウばわれてしまいました――…。
――エぇ…、そりゃアもう、スパッ、っと――。

【少女の手を振りほどくと、クルリと回り、「スパッ」っと同時に素手で刀を振るう真似】

な前を探して、国を捨て、幾千里…。放浪流浪の旅烏――…。
そにょアイだは、「神影(かがみ)」と名乗ってイます…。ア、これはですね。私の剣術の流派のニャ前にゃのですよ…。

【身振り手振りで身の上話し、なんだか楽しそう。口調は安定したり崩れたりと忙しない】

――カクティルは旅の途中で出アイました。好きですよー。私は。ってイうか飲めれば何でもー。

【アハハハー、と本音が零れてる】

/いえいえー
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 21:26:13.13 ID:QGVpTHMo
>>587>>593


…………。

【prrrrrrrrrrrrrrrr……】

………………。

【prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr……】

…………………………あ、スイマセン。怪我人二人です。

【何と言うか、大会参加二回目となると“慣れる”のだろうか】
【落ち着いた動作で携帯電話を取り出すと、救護班≠ヨ電話……―――二人=H】


えーっと、『星』は此処に置いておきますから……直に救護班が来るんで、じっとしててくださいね。


【火鶏に近寄ると、彼の傍らに『星』を置き――「本戦、頑張ってくださいね」と笑って一言】
【近辺に落ちているであろうシズクの眼鏡を拾い上げ、刀も掴み上げて今度は彼女の方へ】


はい、眼鏡と刀です……眼鏡、割れてませんよね?
もし割れてるのなら、僕の高機能サングラス眼鏡¢ンして上げますけど……。


【彼女の手が届く範囲に其れ等を置くと、自分の戸に散った装備やらを拾い始めた】



【何と言うか……すごく、元気です…………】
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:26:25.55 ID:A3mN9mQo
>>600
/最後の文訂正
/そして彼は砕けたストライクナックルを地面に投げ捨て、銃を右のホルスターから引き抜いた…そのリボルバーの拳銃を今度は3発!右脚一発、右腕2発叩き込むために!】
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:26:40.83 ID:BkV55zwo
>>598

―――オレ様が何の気無しに攻撃するとでも思ったかァ?

【振り下ろされた刀は確かに拳を――いや、拳に近い“何か”を捉えた】
【それは“風の鎧”、装備しているのは拳のみだがただの刀を止めるのなら十分な硬度】
【上手く受け止められたか、成否に関わらず彼は拳を止め】

おッ――――ラぁッ――!!

【先程踏み込んだ右足を軸として、左足を振り上げて】
【相手の右腕をその足で蹴りつけようとする】
【毒や反動が効いているのか威力は完全では無い】
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:30:18.44 ID:KtYcG.Io
>>597

……「此れ」は、余り融通が利きませんので。
もしこうして位置を維持しようとするならば、衝撃が致命になりかねません。

【固定。吹き飛ばされず支点を作り留まる場合】
【外に向かう衝撃が「殺せなくなる」】
【メアリと戦闘した際に、彼女自身を狙った攻撃が「拳打」であったように】
【相手の見た目の耐久力や状況に合わせて「万が一」の無いように配慮するのが彼女の流儀なのだろうか】

ですので此処からは――少々粗雑に行かせていただきます
騎士として、余り綺麗な戦い方ではありませんが……どうかご容赦の程を――――。

【リィオは、素早く足を組み替える】
【左足を前足に、右足を後ろ足に。組み替えた流れをそのままに、左足を前に出して】
【バックラーをルーミアに密着させるようにしつつ更なる接近をしようと試みる】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 21:30:54.11 ID:bL.r/kDO
>>591

【差し出された彼の手の中に、ちゃり、と音を立ててバッジを置き】

之で……十六個、だよね。之だけあれば、本戦、出れるんじゃ無いかな
ふふー、冗談だよ。責任取るって言ったら逸れは逸れで面し…何でも無い

【「頑張ってね」、と笑いながら声を掛けて】
【そしてもう二、三発ぐらい殴られても良いと思う発言ry】

……、実は、本人だったり

【そんな発言をしてから、えへへーと笑って】
【「夢幻檸檬だよ」と名乗り、何と無く彼の反応にwwktkしてるよ!】

【逸れから、一度咳ばらいすると】

……、ねえ

ライクさんは、何で大会に出たの?

【―――声色を変えて、質問した】
【彼が本戦に出たかった理由を、知りたい様で】
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 21:31:10.95 ID:QGVpTHMo
>>602
/×「戸に散った」 ○「飛び散った」
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:32:15.76 ID:kgH8x6.o
>>596

―――――

【最初はふざけた格好だ、と第一印象】    ナリ
【しかしそれは間違い、と素直に訂正。自分の形ぐらい分かる】
【それが相手の”スタイル”だと。だから笑う。その顔はコレから遊びを愉しむ子供のよう】


時間も時間だ


”全て”、だ


【返答は分かり易く、シンプルに】   ホシ
【試合内容は先に黙った方が勝ち。掛け金は全額、恐らく勝った方が本選へと進める事が可能かもしれない】
【どちらにせよ―――――戦うだけ】


では闘おう


【ザワザワ、と喋るように魔力が乱れる。女の喜びに合わせて動いているかのよう】
【女は得物を抜かず、ただ馬鹿正直に男へと駆ける】
【愚直、と言えるほどに真っ直ぐだがその分、速さは馬鹿に出来ないほど速い】
【瞬く間に得物の射程距離に入るかもしれないだろう―――】




【凡そ4,5mほどか。だが、このままの速度であればあっと言う間に女の戦域に入るかもしれない】
【男が気付くか否かは知らないが、女の右腕には歪な魔力が集まりつつある―――】
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 21:34:22.45 ID:B8PpKQA0
【金の国――街中】
【大会もいよいよ佳境であるがそんな中】
【参加者の中に明らかに人間ーーーいや生物ですらないのがひとつ】
【まるで蜻蛉という虫を模した様な姿の「人の形」をしたそれだが】
【胸元には確かに大会参加者の証拠である☆のバッジが五つついている】
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:34:29.43 ID:OCYzp.AO
>>589
――ふふっ、中々に手厳しいな、リナ……!
見つけられるかどうかなんて、先ずはやってみなきゃ解らないことだろう……?

【苦々しげに笑声を零しながら、レペンスは長剣の柄を両手で握り締め】
【カン!と剣先で地面を強く叩けば】

……『第T:ニセシグレ』への転向――ッ!

【――ひょう、パキリ】
【鳴り響く、小さな音。偽りの時雨≠ェ降る合図】
【リナの手前の「冷気」の中に現れるのは、先程同様の「氷柱」が数個。握り拳より一回り大きく、綺麗な横隊に並び】
【尖端を彼女へと向けて、数瞬其処に留まった後。リナ視点より、左から一つずつ、順に腹部目掛けて直線的に射出される】
【長いようで短く感じられるかもしれないタイム・ラグの間、リナが行動出来るのならば対処は可能となるだろう】

(……ち、どうにもフラフラする――)

【その「氷柱」に追従するよう長剣を握って歩き出すレペンスだが、些かばかり足取りが覚束ない】
【少女の背後の水球は、彼女に見えているのかいないのか。完全なる接近までには、程遠く】

/大丈夫ですよー!
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 21:34:52.53 ID:0fFBIcSO
>>600
……油断はしない…油断したら負けだからな…
【ノビタを睨み、纏ってた雷の魔翌力は四散し】

【そしてノビタが銃を引き抜いた瞬間、右へ跳んだ】
【おそらく銃を抜いた瞬間撃つ…そう思い咄嗟に跳んだのだ】
【全身が痛むもまだ動ける…】

【そして西洋剣に雷の魔翌力をためはじめる】

/スイマセン…次一時間程遅れます
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:35:00.42 ID:l0ED9QDO
>>599

…………っ

【ふと耳に飛び込んできたのは見知らぬ女性の声―――眠気に包まれ宙に浮いていた意識は、強制的に現実世界へと引き戻される】

【ふぁ……と。一度気怠そうに欠伸を漏らして、ごしごしと目を擦る】
【それから視線をそちらへ向けると―――数回、首を軽く横に振った。無論仰向けの体勢の、まま】

【要は彼女の質問に対して「知らない」という端的な返答だろう】
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:35:28.62 ID:pmje3AUo
>>593
今、「ぐふ」って聞こえた……!
見えないけど絶対アレ喉やられてるよ……!!

【なんだか呆れ気味】

――えーと、まだ私の声が聞こえてるかわかんないけど……
火鳥ケイジ君!! 本戦では必ず精一杯頑張ること!!
私を直火焼きにしたんだから、手ぇ抜いたら氷漬けにするからね!!

【起き上がることは無いが、残った体力で力一杯の声援を贈っておくのだった】

>>602
いや、だいじょぶだいじょぶ……
っていうか私用の眼鏡じゃないと落ち着かなくて発狂すると思うから結構です……!!

【発狂云々が冗談なのか本気なのか分からないが、】
【とにかく置かれた眼鏡を拾って装備】

ふう……やー、疲れた疲れたー
ま、慣れっこだけど……ね

【そしてシズクは、火鳥及び森島から特に話がなければ、】
【このまま救護班が来るまでじっとしていることだろう――】
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:36:07.24 ID:ljCri.Mo
>>604

……っ

【しくじった、と。少女が言葉を放つ前に】
【零の脚が、強かに少女の細い腕を打ちつける】

――――、あっ……!

【もともと耐久力が並の人間よりも脆いのだ、完全で無くとも十分すぎる】
【顔を顰めて、――思わず、手の力が抜けてしまった――刀を握る、その手の!】

【白銀の刃が宙に踊り、月光を受けて妖しく煌いて――少女の後方の地面に突き立った】
【あ、と。絶望の色が濃く滲む顔で、「背を向けて」刀を取りに、少女は走る……走ってしまった】
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:37:15.33 ID:kPLQSxco
>>601
私がですかっ!!
私は胸がAだし・・・軍曹に抱いてもらうほど可愛くないう・・・

【支えながら涙声で言うAカップ少女。かわいい貧乳ちゃん】

奪われたのですか・・・・・!!カッコイイですっ!!痺れるです!!

【振りほどかれたことに然程驚きもせず、平然と拍手】

神影さんですかぁ!!もしアレでしたら私が名前を付けて上げますよ!!
因みに私の剣術やら体術は桐生流ですねっ!!

【神影に駆け寄り子供のようにキャーキャー言いながら話す】

それでは他にカクテルとか作りましょうか?
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:40:12.21 ID:Lg8cgtgo
>>605

………騎士の胸に抱かれるというのは、余り悪くないけれど
それが同性というのは、少々惜しくも有りますわね

……何処までも、騎士らしい事ですわ

【ギリギリまで接近した状況を、冗談めかした表現で】
【もう一度パチンと右の指を鳴らすと、身体を覆う魔翌力の鎧が消え去る】
【この距離で仕留め切れなかった以上、次の一撃で落とされる】
【意識を失って運ばれるのは、余り誇れる事でも無い、と】

粗雑になど来なくても結構、騎士は騎士らしく見栄を張りなさい
土に塗れた戦い方をするのは………私の代では、認めません

………降参、貴女の勝ちを認めます

【体に触れさせられたバックラーに、自分の体重を預ける様にして】
【左手を引いて、突き刺さった長剣を抜いた】
【袖のバッジを外そうと思ったが、付けていたのは左側で有る事を思い出す】
【ふう、と息を付いて、そのまま膝からも力が抜けて】
【ストン、とその場に座りこむ事になるだろう】
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:42:03.59 ID:BkV55zwo
>>614

(捕らえたぜェ―――――!)

――――――≪“風槍”≫ッッッ――――!!!

【相手が背を向けた―――“絶好のチャンス”――!】

【周囲に吹く風は全て味方、足を下ろすと腰を下げ】
【僅かにふらつく重心を安定させて右手に『風の槍』を作り出し】
【それをビュウ!とまさしく風を切って足を狙い投擲する】

【槍は穂先が螺旋状になっており貫通力に優れ】
【風で有る故に重さや鋭さは言うまでもない、が―――】
【反面強度に関しては脆く、横から打撃でも加えれば瓦解する程度である】
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:43:30.06 ID:1lrWe6Uo
>>612
「そっ、かぁ……
 んー……」

【意思疎通はそれで十分に伝わったのか、うーんと首を捻って考える
 取り急ぎする事も無ければ、今のところ目新しい何かがある訳でもない
 ふとした拍子に地面の虫を見つめるような、何気ない好奇心を持つ目でその少女を見ながら】

「……どっか食べに行く?
 道の屋台とかでもさ」

【ベンチの後ろ側に首だけ出しながら、何気なく提案をしてみた】
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 21:43:32.60 ID:AbtIMYDO
>>602>>613
【最早――――】

………………………
【二人の行動も言動も、見えていないし聞こえていない】
【振り絞った根性と気力、体力を使い果たして、気絶している】
【しかしその表情はとても穏やかで、満足げで、やり遂げた表情をしている】

【この状態…果たして勝ったと言えるのかどうか】
【それでも彼は嬉しそうに、眠っていた】

/すいません、先に上がらせて貰います
/お二方乙でしたー!
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 21:45:10.05 ID:9MhrNjo0
>>606
・・・さて、な。最終日と言う事で全て賭けてる奴も多いだろう
もしかしたらとんでもないどんでん返しがあるかもしれない、が、もう闘う時間も無いか

面白そうの一言で済ませることか馬鹿者が・・・一生に、人生に関わる事に対して何気楽なこと言ってるんだ
【はぁ、と呆れた嘆声を漏らしつつその手で受け取りそれを懐へしまう】
【一々誇示しない位置に置いていた辺り相手から戦いを仕掛けられるという事態は避けたかったのか?・・・セコイ】

………あー……うー……は?

・・・大きく・・・なったな
・・・Why?What?
【あっち向いて唸ってこっち向いて唸って、最後に少しばかり信じられないと言った顔】
【そういうお前も人には信じられない体の状況があるのにね】
【大きくなったとか成長とか言える様な期間顔を会わせていない。にも拘らず一応目の前の相手が檸檬である事は認めたようだ】

…目立つためだ
【そう言う瞳の色は重々しく、単純に掲示欲の膨張のために大会に出た、と言うわけではないようだ】
【ならば何かの目的のために、目立たなければならない?】
【目立つ事で何が・・・?】

……
【だが彼はこれ以上語ることはあるのだろうか?】
【知り合いであると言う事を認識したとはいえ顔を合わせた回数は一度】
【以前会った時友好的な態度だとしても、全ての事を言える仲にはまだ、遠い】
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:48:37.03 ID:KtYcG.Io
>>616

……宜しいので?
私に取れる手段は既に拳足以外ありません。

貴女の術をダイレクトに通すことが可能な現状
覆すこともまた、難しくないように思われますが……。

【降参。これはリィオの予想外の言葉だった】
【手を通して能力を発動させることが出来るならば】
【現在のように密着している状態はデッドライン。そう考えていたがゆえに、確認の言葉を投げかけた】
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:49:30.34 ID:xq8AbPko
>>608

(疾い──!)

【女が駆け出した瞬間、その疾さに驚愕する】
【見る見るうちに縮まる距離。しかし即座にそれを迎え撃つよう、彼女が男の眼前すぐ真ん前、】
【射程距離へ至ろうかというその時に、──たんっ。彼が後ろへ一歩ステップすると同時、】
【彼の左前腕部についていた『ビー玉』三つから、レーザーのような光条が放出される】
【それが質量を持った攻性の熱エネルギー体。狙いは相手の鳩尾辺りへ向けられたものだ】

【放たれる光条の数は三本だが、それは瞬時に絡み合って】
【握り拳大程の太さを持つビームへと相成る。迎撃するように放たれ、尚速度は上々】
【決して見切れぬと言う程ではないが、もし直撃すれば、小規模狭範囲な爆発が起こり、高熱と共に衝撃を齎すだろう】

【命中の如何に関わらず、エネルギーを放出したビー玉は消滅する】

(──得物は、あの刀?)
(かなり身のこなしは軽そうだ……一撃見舞えるか、どうか──)

【──彼が両手に握り締めた其の長剣】
【竜を模った紋様が刻まれた、やや幅広な刀身を持ち】
【鍔元には、生きた瞳のような真紅の宝珠が埋め込まれている】

【戦闘開始と同時に、その妖艶たる宝珠に、徐々に純なる力が渦を巻き始める】

【因みに。彼の身体に散りばめられたビー玉は】
【両の前腕部と両脛に集中し、胴体部には円状に十個付いている形となる】
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 21:50:00.15 ID:ljCri.Mo
>>617

……っ、……!!

【はやくはやくはやく! 心の中で半ば喚くように突き立った刀に縋りつき】
【柄に手を掛け、ずるりと引き抜い】

が、ぎ…………はっ、

【た、その瞬間に。風の槍は、少女の脚――右の脹脛の部分を穿つ】
【まずい、まずいまずいまずい……膝をついて、考えられることはそれだけ】
【自分の持つ強みである「機動力」、それを殺がれた! ……然し少女はくるりと膝で回転し、零に向き直る】

【白に程近い、灰青の瞳――それは爛々とぎらついて、「まだ闘える」、そう告げて】
【刀を支えにして何とか立ち上がり、零を睨みつけるのみ――】
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 21:50:13.47 ID:QGVpTHMo
>>613>>619

…………ん、じゃあ僕はこの辺りで。

【眠っているかのように意識を失っている火鳥(さっきまで中の人が名前間違ってた)を見ると、そんな一言】
【彼自信も、相当の傷≠負ってはいる筈だが―――どうやら、医療班の治療は受けないようで】

【足を動かしかけた所で―――……ふ、と思い出したのかシズクを向き】


……あぁ、スイマセンが森島 京≠ェ生きてるって事は秘密にしてください。
ちょっと面倒臭い状況でして……特に、「機関」の人間には絶対に話さないで下さいね。


【「では」、と微笑むと――短めのコートを風に翻し、其のままその場を去ろうとする】

/火鳥(鶏ではない)さんの方、お疲れ様でしたー!
625 :622 [saga]:2010/11/07(日) 21:50:33.43 ID:xq8AbPko
//て、訂正……
//×【それが質量を持った〜〜
//○【それは質量を持った〜〜
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 21:51:17.41 ID:h7VQbsEo
>>609

【その蜻蛉の前方から──.一人の少女が歩いてくる】
【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女だ】
【そのウェーブがかった金髪はラメ入りのヘアゴムによってポニーテールに纏められている】
【どういうわけか、彼女は大会運営局のジャージを着ていたけれども】

……☆は11──
このまま、後は何も行動をしないほうがよいのでしょう、か……

【ふらりと歩む彼女の胸元には確かに、大会参加者を示す☆──その数11】
【右人差し指にはめられている紅い石の指輪と、首に下げているチェーン付のコインが時折鈍く光を反射するも】
【どうやら、自身の前方にいる参加者には気付いていないようだ】
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:51:49.47 ID:dSXo5Eg0
>>610

…それは言えている。やってみなければ分からないのはもっとも。

【珍しく言葉を同じくする】

(これ以上長引かせることは出来ない…!)

【剣を、地面を抉るように上へ振り払う】
【抉れて飛んだ土や、剣から飛ぶ氷解や小さな水球が、氷柱の進行を妨げる】
【が、それだけで対処できるはずが無く、右、左の脇腹に一本づつ氷柱が突き刺さる】
【ただし、そこから血は、流れてこない】

【地面に広がる油は、摩擦を小さくし、進行を妨げる働きをする】
【レペンスも、下手を打てば滑ってしまうだろう】

【不意に、背後の水球が三つに分裂する。大きさは、それぞれリナの身長の1/4ほど】
【その内の一つに跳び乗るリナ】

【水球のうち一つが、弾ける】
【数は多いが、密度はまばら。速度と硬度はあるが、足元が正常であればかわすのはたやすいだろう】
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:52:27.80 ID:A3mN9mQo
>>611
【…度重なる回避と防御に彼は苛立っているだろうと思うかもしれない】
【ちまちまと少しづつ攻撃する銃弾がいつまでたっても当たらず、今も読まれて放った弾丸が避けられたのだから】

【だが、それでも彼は全く冷静さを失わず対処していた】

もう…避けられても驚きやしねぇよ!!
バーッチリ、読んでたぜ…アンタの動き!

―――――動きは…だいたい見切ってたからなあァァァ―――ッ!!!

【すぐに左のすでに抜いていた拳銃が…右にとんだ場合の彼女のある程度予測できる先の位置へと向いていたのが見えるかもしれない】
【そのまま即座に大まかなルートに2発発射、まず最初の予測ルートへと先読みして撃った通常の打撃弾が発射され】
【もう一発は…だいたい海里の体の部位がある程度見えている状況での発射、よってもう一度右肩に向けて発射するのは…『凍結弾』!】

【当たっただけで…彼女の右肩が調整液体窒素弾頭の接触により急速に冷凍し動きを大きく封じるだろう!】
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:53:06.53 ID:A3mN9mQo
/追伸、了解しましたー
/オレも遅くなりましたし、大丈夫です
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 21:54:05.64 ID:pmje3AUo
>>619>>624

――ケイジ君から返事がない、ただの屍のようだ……

……っと、冗談はさておき――

【飛び入り参加:『水銀零』改め『スペクタクラー・ミズガネ・比叡山延暦寺・シズク』】
【敗北により、星5個を勝者:『火鳥鶏治』へ譲渡】

京君ったら、相変わらずだなー……
蜂蜜に砂糖を溶かし込んだみたいな性格なんだから……


『"The world is mine." ――世界は我が手に――』


【シズクは、とりあえずあとは救護班に任せて寝ることにしたのだった――】


/ではこの辺で!
/お二方ともお疲れ様ー! ありがとう御座いました!!
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 21:55:33.02 ID:QGVpTHMo
>>630
/お疲れさまでしたー!
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:56:10.23 ID:Lg8cgtgo
>>621

これは、ルールの有る試合
貴女が、私に対して使用出来ない手段が有るのと同様に……
この状況から私が行えるのは、使用出来ない手段です

互いに、どうせ殺されないからと意地を張っては……
ルールを制定した意味が無くなる。そうでは無くって?

【デッドラインで文字通りデッドさせる訳には行かない、ルールの上で当然の事】
【デッドさせてしまって良いのなら先に自分がそう成っている、それも重々承知】
【何よりも問題なのは】

(………頭を打たせた所で、一発で沈むとは思えないし)

【そもそも、次の一撃で仕留められる確証がない事】
【とりあえずのハッタリは効かせておきながら、コロンと仰向けになって】

……手が使えませんわ、代わりに救護班を呼んで頂けないかしら?
それと、袖のバッジも、貴女が外してくれれば嬉しいのですけれど

【余りまともに動作しない右手で、自分の左の袖を指さした】
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:57:09.21 ID:BkV55zwo
>>623

【風の槍は相手の脹脛を貫くと、空気と同化する様に消えていく】
【手の鎧も消えている辺り軽度のものは直に消えるのか―――】

さァて・・・・手加減は無し、って伝えといたよなァ
その目ェからしてまだまだ戦いは続行だ
こォんな嵐の中でもなァ――――!

―――――≪“台風”≫ッ―――!!

【青年――番天を中心として風が集う、収束していく】
【周囲にはまさしく嵐のような“引き込む風”が発生し、砂塵を薄らと巻き上げる】
【番天自身は動かない――これには毒が尾を引いている事もあるのだが】
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:57:48.44 ID:0AnLE0ko
【路地裏】

(何だこの付き纏う違和感は……)

【暗い路地裏に青年が居た】
【黒い帽子、裾の長い黒いコートに黒の手袋、更に青と白のマフラーという完全防寒装備】
【色白で、身長が160台後半の青年だ】
【右手に納刀状態の刀を持ち、右肩に乗せている】

【青年の足元には不良が数人倒れていた。路地裏では珍しくない光景だ】
【何故か青年は怪訝な表情をしているが……】
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:00:56.92 ID:je72t.Yo
>>615

【カクテル少女、アイリッシュ・ウイスキーの悲歌に「ノンノン」と指を振る。っていうかコイツ本当に和なのか洋なのか、どっちだ】

女性は自らの体けイを、必要以上に気にしすぎにゃのです――、本質は、そんにゃ所では無いのですよ――、多分…。

【締まらなかった】

カッコイイ…、ですか。

【少女の独特の感性に】

カッコイイですかね。

【にへら、と、顔が緩み】

おや、アイリッシュさんも剣じゅちゅの嗜みが…? はて、桐生流――、
――でしたら、是非とも、一度、お手合わせ願いたいものです。

【少女のテンションに押されたのか、何だか上機嫌】

2杯目は――、そうですね。「ジン・リッキー」をお願いできますかね…?

【ジン・リッキー。ジンとソーダ、ライムで作られる。非常にシンプルなカクテル。甘いアレクサンダー後の口直しだろうか】
【ポイントはソーダの注ぎ方。丁寧に注がないと、ソーダの炭酸が抜け、特徴的なシュワシュワとした爽快感が消えてしまう】
【ステアの腕も問われるだろう。ジンとソーダをかき混ぜる際、派手に回せば、味が壊れてしまう】
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:01:13.86 ID:l0ED9QDO
>>618

………―――

【唐突な提案にも、暫しの間は反応することもなく。彼女の顔を見やるわけでも、その誘いに悩む様子を見せるわけでもない】
【瞳を細め、変わらぬ目つきで果て無く広がる漆黒の孤空を見つめること10秒。その態度にはやや無愛想な印象を持ったかもしれないが―――】


―――んー……あまりお腹空いてないし、遠慮しておこうかな

【―――遅れて発せられた返答。その声質は、"少女にしては"少々低く中性的なものに感じられるだろう】
【それから、むくりというよりはひょいっと、軽い身のこなしで身体を起き上がらせると――初めて彼女と視線を交わせようとして】


っていうか、それはナンパかな?知らない異性をいきなり食事に誘おうとするなんて大胆だね

【ふふっ、と柔らかい微笑みを湛えながら冗談めかしくそう言ってみせた】

【―――異性=H】
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 22:02:50.13 ID:kgH8x6.o
>>622

―――

【正面から迫るビー玉から放たれたエネルギー塊と、駆ける前から視認している男が持つ長剣】
【その両方を僅かに考える。チラリと見えた他のビー玉………それらも含めて】


【正面から闘う事しか出来ない。そんな風に思わせる直進は即座に左へと側転する】
【正確には左手に持つ居合刀を利用し、地面に鐺(こじり)と呼ばれる刀、鞘の―先端を突き刺すようにし、支柱にする】
【左手に可能な限りの力を込め、大きく側転を行う】


【だが、無理矢理の回避なためか、滞空時間がやや長い。好機、と言えば好機か】
【空を舞うその姿は無防備ではある―――しかし何も策無しに空を舞うだろうか…?】
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 22:06:09.91 ID:KtYcG.Io
>>632

確かに……そうですね。貴女の言うとおりです。
でしたら、此処はお言葉に甘えて勝利を頂きましょう。

……お付き合い、有難う御座いました。
私の武がどれほど通用するは判りませんが
本戦に上がることが出来ましたら、貴女の分まで恥ずること無い試合をお見せ出来るよう勤めます。

【剣を鞘に納め、リィオはルーミアの傍に膝を曲げて屈む】
【だがリィオはバッジに手を伸ばさず、救護班を呼ぶ様子も見せず】

……其れには及びません。
此れくらいの負傷でしたら、「私に」お任せください
それに、出来るならば貴女の手から頂きたいものですから……。

【ふわ……とただ優しげに微笑んで、ルーミアの身体へと左手を翳した】
【瞬間――吹き抜けるは二人を撫でる包みこむような風。】
【雄大にして、母の胎内を想像させるような温かな魔力が周囲を包み】

――――<Subsolanus>

【「癒しの風」が、ルーミアとリィオに吹きかかる】
【特別な魔力耐性などが無かった場合、身体の傷を徐々に癒していくだろう】
【此れも、リィオが「大会で使えない」手札の一つ。治癒技能であった】
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 22:06:28.09 ID:ljCri.Mo
>>633

……脚の一本、潰されたくらいじゃ、私は堕ちませんよ……!

【精一杯の強がりを粗い呼吸に乗せて。ずるずると脚を引き摺りながら、風の流れに自ら身を投げる】
【ほとんど歩けないのだ、あちらから呼び込んでくれるなら。願ったりだ】

――――――ああ、

【痛みに喘いだのか、はたまた感嘆の符なのか】
【よく解らない声を漏らして、視線は上――――夜空に浮かぶ、月へと】


今宵も、――――――「月が、きれいですね」。


【何処かの物書きが、愛を捧げる時に使った言葉と一言一句違わぬその台詞】

【「さあ、愛し合おう」/「さあ、相死合おう」】

【二つの意味を持って、零へ告げられ――――刀を構えて、静止。相手の見方を伺うようだ】
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 22:08:17.71 ID:B8PpKQA0
>>626

【ふと蜻蛉は少女に気が付き】
【視線を向ける】

『―――お姉さん、大会の参加者の人?』
【それは少年の声だった】
【だがそれは蜻蛉自体から出ているようなものではなく】
【まるでスピーカーや通信機等を通して少女に声を伝えているようなそんな声】
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 22:10:21.66 ID:bL.r/kDO
>>620

……でも、ライクさんなら、きっと勝てると思うよ?逸れに、十個越えてるんだから、絶対大丈夫だって
人生で大事な事って…何そのパパさんっぽい発言ー

【嬉しそうに笑いながら、からかい始めたぞこいつ(^q^)】
【にーっと、子供っぽい笑顔を浮かべてから】

……まぁ、色々あったんだ

【ぎこち無い表情になり、視線を逸らした】
【色々あったらしいよ!】

―――――――目立つ、為?

【その言葉に眉を潜め、いつの間にか橙に戻っている瞳を瞬きさせた】
【それ以上語らぬ彼をじっと見詰めてから、何か理由があるのだろうか、と考え】
【―――あまり親しく無い自分に、彼が語れる事は、少ないだろうと思考した】
【瞳を逸らし、暫し沈黙してから】

……、そっか……

【返答は、呟きの様な、小さな声だった。何処か、申し訳無さそうな響きが有った】
【よろけながら、くるりと彼に背を向けて】

……大会、おーえんしてるよ、ライクさん
……あ、あと……失業しちゃったから、お店の件も、今度話せたら

【相談したいな、と付け足して、身体の痛む箇所を押さえながら】

じゃあ、会場で会おうね、ライクさん

【――――もう片方の手を、ひらりと降りながら】
【エルポタの森の奥へと行き、赤の人影は、闇夜に溶け込んだ】

/お疲れ様でした!拳Fight…!
/文章量少なくてすみませんでした…有難うございました!
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:13:07.52 ID:1lrWe6Uo
>>636
「♣♣♣」

【その間、特に何をする訳でもない。ベンチによっかかっては包帯の皺を引っ張ったりと
 退屈しないようなのか、単に落ち着きが足りないのか、気ままな一人遊びに興じている
 彼女自身、いつもならちゃぶ台をひっくり返す位の、じれったい応対にも対処出来る位の心の余裕があった】

「そっかー……んー、そうならそうかも
 そう思ったらそんな気がして……んん?」

【むくりと起きた相手を見る。声の感じや相手の美醜はあまり気に留めていない
 ベンチに顎をやったまま見上げるようにして】

「ナンパかな?んー、分かんないけどヒマそーじゃん
 たまたま誰かいたから、せっかくだし声かけてみよっかなーって」

【紡がれた言葉が思考の回路へと導かれるまで、多少の時間を要した】

「……異性?」
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 22:14:02.53 ID:h7VQbsEo
>>640

ふ、ふぇっ──?

【突然掛けられた声。その発生源はどこかときょろきょろ周囲に視線を移し──】
【ぴたりと。彼女の蒼い蒼い目は、前方にいる蜻蛉を捉えた】
【「まさか、この蜻蛉が──?」】
【人型蜻蛉。いや、これは最早蜻蛉人間だろうか?】
【巨大昆虫人間から発せられるグロテスクな雰囲気に少女は気おされ。緊張したかのようにびくりと肩を震わせるも】
【ようやく、彼女の目線は相手の胸元にある☆へと移った】
【その☆の示すところ──答えは、1つしかないわけで】

あ、あぅ……そうですけれ、ど。。

【こくり──少女は頷く】
【どうも虫はあまり好きなほうではないらしく、声に微か、怯えのようなものも混じっており】
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:14:44.76 ID:BkV55zwo
>>639

(“風光明媚”ってェヤツだなァ、・・・・・・ン、風光・・・・)
(・・・・・・・“風”、かァ・・・・ハッ―――・・・。)

・・・・さァて行くぜェカゲツ―――――

――――――≪“狂風”≫ッッ――――!!!

【未だ風は収まらず、青年の両手には有る程度の“風の備蓄”】
【一度で終わるとは考えないほうが良いだろうか――先ず、一つ】

【最初に番天の首元を撫でた様な――それとは違って“鋭い”一筋の風】
【それがヒュウと吹き、カゲツの胴へと向かっていく】
【非常に見えづらく、想像も付き辛いだろうが―――その風は“刃”】
【一筋の風そのものが太刀筋と言ってもいいような、凶悪なソレ】

【だがあくまでそれは風、対処は上手く気流を乱すだけでも良い】
【最初の≪“強風”≫と同じく牽制と考えるのが道理だろうか】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 22:16:22.58 ID:tHfUlEDO
【金の国・とある広場】

大会予選――参加したのはいいですが、この先の予定が悪いですね……
せっかく念願の参加を果たしたと言うのに、仕方がないです。

【背に掛かるほどの墨色髪――深淵の底を覗き込んだような暗黒色の瞳】
【純白のワイシャツと黒のスカート姿に漆黒の刀を携えた少女は一人、彳んでいた】

遣るからには父と母の名を穢さぬためにも、優勝を――と思って居ましたが、仕方がないです。
この☆は誰か、他の参加者に譲る事にしましょうか……

【大会参加者――「匿名希望」】
【現所持☆数:5】
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 22:17:54.75 ID:9MhrNjo0
>>641
・・・少なくとも本選で優勝は無いと思う、全力は尽くすがね・・・剣が、振れないからさ
・・・父親って言うほど歳食ってねぇ・・・せめて兄みたいと言ってくれ
【そりゃあもう彼にとって実年齢より上に見られることが多々なのが悩みです】
【その分兄と言う言葉は良い、年齢関係ないし、実際兄弟もいる】
【ただ年齢で酷い事を言われるといつもはブ千切れるが今日はそれが無いようだ】

・・・奇遇だな、俺も色々あった
【この答えは・・・剣が振れない事や目立たなければいけない、その双方に対する答えでもあるのだろう】
【重々しい顔だが、沈んでいる顔だが同時に力強い光もその瞳に同居している】

・・・店の席はいつでも空けとく・・・まぁ会場で会えたら、な
【同じ様に手を返すと】
【彼はこれより僅かな時間、仮眠を取る】

/文章量は多いです、はい、気にする必要が無いです
/お疲れ様でした
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 22:18:02.84 ID:xq8AbPko
>>637

(──避けた!)

【放たれた光条は、数瞬前まで彼女の身体があったその空間を鋭く駆け抜けていった】
【その軽やかな身の舞いに、彼は再びの驚愕を覚えたが──口を開いて見上げている程愚鈍ではなかった】

(宙──隙、)
(生半可な攻撃じゃ避けられる……なら此処を逃がす手は!)

【──す、たンッ】
【彼は、左へと舞う彼女に向かって強く地を蹴って踏み込む】
【彼から見て右斜め前へ、彼女から見れば左側手前へ迫っていく形】
【側転から着地するまでの滞空を、彼は好機と捉え、きッと相手を見据えると──】

──は、ぁッ!

【彼の右下から逆袈裟に斬り上げるように剣を振るう】
【丁度それは、彼女の肉体の落下軌道に合わせるように放たれる形だ】
【当たるとするならば、彼女の右脇腹辺りだろうが──、それは彼女が無策であった場合だ】

【彼は、宙を舞うその瞬間を、絶好の好機とだけ捉えていたが──果たして】
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:18:33.78 ID:Lg8cgtgo
>>638

武の通用する先。騎士個人の武が、何処まで通用するか
大会という舞台でも無ければ、先を見る事は出来ない
戦場では………個人の力は、軍勢の中に霞むのだから

騎士が騎士たる場として、公的な試合の場は最適でしょう
決勝まで進んでくれる事、期待していますよ

【仰向けに、視線の位置を低くしながら、何処となく上から申す様な口調】
【生来染み付いた態度ながら、リィオが勝ちぬく事を願う言葉を掛けて】

貴女に?あら、これは………

………成程、魔術も身に付けている……
ますます、「欲しく」なりますわね

【一休み一眠りするかと思った矢先、髪を揺り動かす風が吹く】
【爆発で壊れた右手、肉と皮膚が再生して行く様子を、興味深げに見つめて】
【それから、指を一本一本動かし、治癒の度合いを確認する】

【真っ当に動くと知ると、その手は左の袖へ】
【一つ一つバッジを外し、それを手に収めると】
【左手で地面を押し、すっと立ち上がる】

………では、確かに私の手から差し上げましょう
本当なら、騎士の誓いでも換わりに受け取りたい所ですけれど……高望みかしら?

【両手に収まった10の☆、屈むリィオの眼前に差し出した】
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:19:58.96 ID:kPLQSxco
>>635

そうですかぁ・・・・・なんか有難うございます!!

【右手で軽くサムズアップ。なんか前歯が光っていたり】

カッコイイですよ!!!自身持っちゃってください神影さんっ!!
【男性の周りをメリーゴーランドのようにぐるぐる回り】

何時かはやりましょうね!!結構私強いですよっ!!
【えっへんと言いながら何処か上機嫌で話す】

「ジン・リッキー」ですか・・・ちょっと待っててください!!
【そのままぺたりと座り込むと、左手からグラスとマドラーを作成し】
【そのグラスの中に右手のひらから出てきたライムの半分の絞り汁を適量入れると】
【グラスの中にライムをそのまま入れ、氷を左手で8割ほど入れると】

行きますよーー!!!

【左手からドライ・ジンを45mlを中にいれ、グラスを傾けると】
【お次は右手からソーダ水を流し込み、静かながら早いマドラーの使い方で】
【美味しそうなドライ・ジンを作り出す】

はい、どうぞ!!

【両手で笑顔を作りながらグラスを差し出す】

/また遅れましたっすみません
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 22:25:57.20 ID:ljCri.Mo
>>644

【――――ひゅう】
【風が吹く、風――それは「見えない」ことが何より厄介で】

白夜舞踏、責の型――――

【「感じ取れる」ことが、何よりやりやすい】

――――――「宵燕」ッ!

【ぐらり】
【無事な左の脚に、体重を傾ける――上半身も左に倒れ】
【風の刃が右の脇腹を斬り裂いたと同時。少女が、刀を振るう】
【ぐ、っと。左脚にかけた力を、反発させて。その勢いに乗せて、左下から右上へと】
【狙いは、零の胴体】
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 22:31:37.33 ID:KtYcG.Io
>>648

皆様の使う魔術……とは少し系統は違いますが、ある程度の心得はあります。
非殺傷のルールは「こちら」で戦うには不向きですので
試合中に余りお見せすることは出来ませんが……

【魔術、というにはこの風は余りにも「自然すぎる」】
【まるでリィオ自身の性質をそのまま滲ませたような、どちらかと言えば生態的に身に付けた「魔法」が近いだろう】
【どうやら、剣と盾のスタイルはこの大会に合わせたスタイルのようである】
【だからといって、手を抜いている訳ではなくルールの中で出来る限り全力は出しているようではあるが】

騎士の誓い、ですか?
この国の流儀は知りませんが、私流でよろしければ構いませんよ。

【ルーミアの言葉に、少しキョトンとした表情を見せたが】
【すぐに笑みを戻すと、屈んだままの姿勢で右膝を地面に着け、左膝を立てた姿勢から】
【両の手で☆に……ルーミアの手に自身の手をそっと重ねながら】

――我ら母なるアネモイの子ら。
大いなる風に従ずる騎士として、不退不朽の誓いを此処に現さん。

【凛――とした声色で「風の騎士」は形式的な誓いの言葉をルーミアに向けた】
【声に応えるようにして、周囲の風が囁き戯れるようにして流れていった……】

【ルーミア・ゴールドウィンvsリィオ・テュエライ】
【――――――勝者:リィオ・テュエライ(☆13)】
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:31:55.52 ID:l0ED9QDO
>>642

……―――そ。見た目通り貴方が女の子だとしたら、僕は貴方からしてみれば異性≠セよ

【彼女の疑問に、幾分か回りくどい言い回しで答えた】
【表情は穏やかながらも、内心では――やっぱり一目見ただけじゃ判ってくれないものなのか、と。小さく溜め息を吐く】
【でも、その反応には慣れている=\―それ故少しばかり説明口調になってしまう。それもいつものことだ】
【初対面で自分の性別を理解してくれた人など片手の指で数える程度にしか居ないから――】

【一筋吹いた冷たい夜風が彼≠フ黒髪を揺らして、頬に靡びかせる】
【そう、目の前の彼女にとって彼≠ヘ異性。少女ではなく、確かに少年≠ネのだった―――】
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 22:32:02.17 ID:OCYzp.AO
>>627
ふ、同意を頂けて嬉しい限り――!
――長引かせるのも、互いにそろそろキツいかな……?

(――――油?)

【「冷気」溢るる長剣を正眼に構え、ぱしゃり。素足のまま、油に一歩踏み込み】
【ぬらりと滑らかな感触に気付いて、そこで漸く液体の正体を悟る】
【流血しない傷口に幾らか疑問は覚えるものの、現時点では言及せず】
【転倒せぬよう後退しつつ、水球の分裂とリナの様子を見届けながら】
【長剣を握る腕を伸ばし、真正面の上下・右に点を描くみたく虚空を突いて】

“マルカブ”・“アスピディスケ”・“アヴィオール”……

【呟くのは、詠唱……だろうか?レペンスの魔力には確かに動きがあって】
【腕を伸ばしたまま迫る水球の破片をサイド・ステップにて回避しようとする――、が】

くぅ、……うぁ、あッ!
――いってて、結構堪えるな、それっ……!
どうにも“液体を操る能力者”、ってトコロらしいけど――?

【ぬらり。先程油に突っ込んだ足が滑ってその場に片膝を着いてしまい、弾けた水球の多くを身に受ける】
【物理的な衝撃は、まばらとは言えマトモに食らえばそのダメージは決して少なくない】
【地面に左手をついて倒れないよう身体を支え、剣を持つ手は、たとい震えようとも曲げることはない】
【今回、レペンスから攻撃を仕掛けることはなく。――良く言えば大きな隙、攻撃の絶好な機会であろう】

私としては……次か、或いは、その次で!
決着を、勝敗を付けたく思うんだが――どうかな……!?

【限界が近いのだろうか、彼女はそんな提案を持ち掛ける。無論、聞き流しても構わない】
【所持者の意志に比例するかのよう、剣からの「冷気」もまた、より一層強く溢れ出す】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 22:32:37.11 ID:B8PpKQA0
>>640

『そう、じゃあお姉さん、僕の思い出作りに付き合ってよ』
【思い出作り――その言葉を代行したが】
【大会の参加者がこんな街中で、出会ったのだ】
【ならこの言葉が意味するのは――ひとつ】

『――さて、じゃ早速始めようか、☆はいくつ賭ける?』
『僕としては本選に出る為に五つは欲しいんだけれども』
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:32:37.04 ID:je72t.Yo
>>649

【なんだか楽しい人に出会っちゃったなぁ、と――、楽しくなってるのは神影自身なのだが】

おぉ――

【やはり何度見ても、不思議なものだ。カクテル用具が出てくる瞬間というのは】

【いつの日にか来たる彼女との手合わせ】
【カクテルと剣術――】

【?】

【接点が見えない。――まぁ、いいか】

頂きます。

【受け取り。グラスを傾け、清涼なその味わいに】

うん。流石ですねぇ…。

【自然に零れる表情。余計な言葉はいらないだろう。その笑みこそが美味しさの証拠】

カクテルの立ち飲みというのも、どうして、なかなか乙なもんですねぇ。

【うんうん、と、また独りごちる】

貰ってばかり、というのもアレですねぇ。お金は無いですけど…。

【やはり気が引けるのだろうか。それでも金は無いらしい】
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 22:35:08.78 ID:dSXo5Eg0
>>653
/すみません、遅れることをあらかじめ言っておきます…
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 22:36:16.39 ID:OCYzp.AO
>>656
/了解しました。こちらも度々遅れてしまい申し訳ありません……
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 22:37:33.44 ID:kgH8x6.o
>>647

―――――ハッ

【口から吐き出した息はまるで笑っているかのよう。しかし女に他意は無く、溜まった二酸化炭素を吐き出したに過ぎない】
【しかし顔は心なしか笑っているようにも見える…かもしれない】

【正直な所、彼女は無策、と言えば無策であった】
【考えた所で、ビー玉による自分への砲撃、場合によっては長剣を投擲、など基本遠距離攻撃を考えていた】
【結果は地上からの迎撃。まともに受けたのなら最悪真っ二つ。死にたくは無いが無きにしも非ず、と何処か冷静に考えていた】

【女の行動は基本本能的、とも言えるほど行き当たりばったりなものだ】
【左に無理矢理側転したのは右腕を使いたくない、と言う思考から―――じゃあ今使おう、と女は思いつく】


(―――爆弾)


【関係の無い話ではあるが、女は魔力を持っているとは言え、魔術師ではない。なろうと思えばなれるが実際には否、である】
【故に詠唱とかしないし、魔力の使い方なんてロクに把握していない】
【だからこそ、右腕に溜まった魔力を放出し、目の前で爆発させるなど思いつくのだ】

【女は右腕を男の方へ向けると頭の中でぽつり、と呟いたとおりに即興の魔力爆弾を生み出す】
【歪な魔力で作られた爆弾握り拳大ほどで、赤とか紫とか黒とか――直視し続けると実に眼に悪そうな色合いだ】
【しかしそれはすぐさま消え、風船のように破裂―――いや、爆発する】

――――――

【自分自身にさえ害を成す魔力の塊を間近で受けた女は爆風をモロに食らい、吹っ飛ばされる】
【身体に長剣を食らうかどうかと比べればどっこいどっこいだ。だが、距離と最悪の死に繋がるダメージは避けた…筈】


【爆発は大きく、爆風ともいえる魔力の奔流もまた大きい】
【長剣のリーチ次第ではあるが女に近付いた男もまたダメージを少なからず負うかもしれない】
【爆発する前の男の位置から凡そ5,6m程女は吹っ飛ぶ。女の滞空時間は続いており、追撃は―――?】
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 22:37:40.60 ID:9MhrNjo0
>>645
【後ろから響く眠そうな声】

そいつは良くないと思うぜ?
・・・俺が言える台詞じゃないかもしれないんだが・・・まぁ、そのなぁ・・・

【灰色のズボン、漆のように黒いロングコートを着て、明るめの青色の頭髪】
【紺色の瞳に、右手には透けるほどではないが薄く白い布地で作られた手袋】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が・・・眠そうな顔で所々に怪我をしながら歩いてきている】

まぁ・・・その・・・俺が言えた事じゃないんだが皆戦ってるし、なぁ
そのまま川に捨てた方が健全と言うか・・・収拾趣味のある奴に大会終わった後に渡すとか・・・
【この男の手元に星は14、こいつもまた大会参加者、か?】
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 22:38:08.76 ID:h7VQbsEo
>>654

思い出作り──でしょうか

【なんとなく。その単語に儚さを感じた】
【普通の人間であれば。普通に生きるものであれば──きっと、そんな言葉は紡がない】
【ならば──きっと目の前にいる相手は、自分と対極なのだと】
【永遠の生を生きる可能性のある自分とは、全く逆の存在なのだと】
【ようやく、齢1年となる少女は。子供特有の鋭敏な感覚で、それを悟る】

──そうですわね。恐らくこれが、予選において最後の試合となりましょう
ならば出し惜しみするのはあまりに興がなさすぎます──

互いに、全ての☆をベット致しましょうか──?


【その言葉を告げるや否や──彼女に訪れた僅かな変化】
【ぱぁあ、と。彼女の服が赤色を帯び始めたと思いきや】
【靴に生まれる、炎のように赤い小さな羽根。胸元に表れる、蝶々を真似たブローチ】
【左腕には炎をデフォルメしたような小型の盾が出現し──】
【刹那。彼女の足元に、彼女を中心とした直径1mほどの炎円が顕現する】

【これが彼女の能力】
【装着型アートマン──≪ラヴァーズ・コンチェルト≫】
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:38:29.28 ID:BkV55zwo
>>650

【振るわれた毒刀、切先は先程よりも深く斜めに食い込んで】
【ギリギリという音が聞こえるのではないかという程に番天は歯を食いしばり―――】

まァ―――――てッ、よォ―――!

「―――――≪“誘風”≫ッッ――――!!!
―――――≪“強風”≫ッッ――――!!!」

【グッ、と左手を伸ばす―――追う先は刀、相手の手】
【自身の手に収束された風を掃除機のように“吸い込む”モノへと変化させて】
【相手が振りぬききるその前に、痛みで一瞬のみ目が覚めるタイミングで掴もうとし】

【また右手では最初の一撃と同じように、風の拳を相手の腹部目掛けて打ち放つ】
【相手を怯ませつつ攻撃の手を封じようといった作戦か―――】

【どちらにせよ“斬られた”、悠長に構える事はとても出来ない】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 22:39:30.47 ID:l/IqhUSO
>>590
【レイライン接続、背部フィールド・ジェネレータ充填開始。Tyrant¢謫段階、正常に稼働中――】

【背部の右側から紅黒い粒子を隻翼のように散らしつつ、振り返り様に彼女から見て右へとサイドステップを踏み】
【青年は半ば滑るようにしてローキックを躱すも、着地の衝撃が傷に響いたか――ぐらり、態勢を崩して転倒する】
【傷は彼女が思ったよりも深いらしい。傷を抉って抜け飛んだ牙に、盛大な血飛沫――色は、やはり鮮紅色――が追従して舞った】

…………出来る事なら、焦らずじっくりと行きたい、けれど……賛成だね。

【そう。発動後より時間経過に連れて強化、選択肢が増えてゆく――事実、彼女の選択は正しい】
【この能力は、血液や身体組織を浸蝕、置換。其れを媒体として強化される】

【その為、速攻を掛けて出血を増やせば、大それた手は打てなくなる――――無理の有る強化を行えば、生命活動に危険が生じるが故】
【兵器で有りながら人間であるという歪みが生んだ、其れが青年の欠陥だった】

(……参ったね、下手すりゃ動脈が逝ってるんじゃないのか?)
(こう成れば、多少無茶する他に無い………っ、……!!)

【どう、と地面に倒れ込めば、エネルギー・コードを左手に掴み。一拍置いてその先端より、光の刃が現出する】
【彼は紅黒い其れを太腿に宛がい――じゅう。傷口を焼灼して、無理矢理に止血を計った】

【更に一拍、肩の三連銃身を彼女へと向けて。たたたん、と、バースト射撃が警戒なリズムを刻む】
【小口径、熱と衝撃に因るダメージを与える光弾。狙いは定めぬ牽制射、数は三、速度は其れなりに高い】
【成否問わず、僅かな煙と人肉の焦げる臭いとを左足より漂わせ。彼は、態勢を立て直さんとする】
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:42:36.72 ID:Lg8cgtgo
>>651

誓いなど、個人の信仰心情をそのままに述べれば良い
国の流儀など、其処まで硬く守る必要もないとは思いますが……
……どうも貴女は、留まりそうな騎士には見えませんわね

【毛並みの違う風と、誓いの言葉の内容】
【きっと、この騎士が仕えるのは、また別な誰かなのだろうと】
【退かない、大会の決意とも取れる誓いを受け取って、惜しむ様に苦笑して】

【風が流れていく様に、時間も流れていく】
【暗さを増した空と、位置の変わった星を見上げて】
【ふぅ、と小さな溜息と共に呟くのは】

……分かっててやってるとしたら、いじわるですわね
騎士の誓いを、私の様な者が求める。その意味は……
召抱えたい、という事だというのに

そう返されては、どうしようもありませんわね
私は人で、風にはなれない。風から臣下を奪う事も無理でしょう

それでは、ごきげんよう
本戦の戦勝………プレシール通りの最奥で、楽しみにしていますわ

【勧誘を上手く返されて、ややふくれた様な表情を見せ】
【そして、街の方へと歩いて行こうとする】
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:43:04.94 ID:kPLQSxco
>>655
やったぁ!!!!!

【ハンチングを取り、彼へとぺこぺこ連続で礼をする】
【その笑顔は心からの笑顔の証で】

あぁ、よかったら街中ですけど座っちゃって良いんですよ♪
私は立たないと・・・・・っ!!

【よいしょっと大きな声を立て、ジャンプするように立ち上がる】
【結構軽快な身のこなしである】

んじゃー、感想と今日神影さんとこに泊まらせてくださいっ!!

・・・ホームレスでも大丈夫ですよっ!!お酒振舞いますし・・・!!

【お金のことは気にしていないらしい。一応見習いだからか】
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:46:19.64 ID:1lrWe6Uo
>>652
「そうだったんだ
 んまあ、ニンゲンならよくある事だよね」

【感嘆するような調子で、然程驚かない様子。彼女にとってはそれよりももっと大事な区分――
 己が恨む憎いあんちくしょうの一派に属するか否か、即ち相手が人間か否かのほうが余程重要だった
 もっとも、その判断は殆ど独断による決めつけなのだが】

「……でも、こーやって見てるとちょっと羨ましいような、ムッとするかも」

【ローズ色の髪を持つ、肉付きの良い頬をふくらませる
 目の前の相手が男性であるという以上、少なくとも何かのエネルギッシュな力を持っているだろうと彼女は感じている
 それに加え、女性と見間違うような容姿を持つ事にやや不平等感を抱いていた】

「じゃあもうさ、ナンパで良いんじゃない?男だ女だなんてカンケーないよ
 退屈だし、ちょっと付き合いなよ。大会に出ようと思ったらアッサリ負けちゃってヒマなんだもん」

【獣耳型の帽子を揺らし、薬臭い包帯の巻かれた両腕を目の前で振り回しながら】
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 22:46:35.12 ID:ljCri.Mo
>>661

――――――ぁ、

【吸い寄せられる自分のエモノが、酷くスローモーションに見えて】
【――――掴まれた、あ、やばいな、】

けふ、っ

【右の拳が、細い腹に突き刺さり。小さく咳き込んで】
【くらっと、後ろへ倒れ込む――――】


【――――右目を覆い隠していた長い前髪が、風に持ち上げられて】
【本来、眼球が植わっている筈の右の眼窩、そこから「白い花」が咲いているのが、見えるだろうか】


【見えていても、いなくとも。少女は後ろに倒れこんでいる――「隙あり」】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 22:48:04.48 ID:0fFBIcSO
>>628
(……焦らないか……中々冷静だね…)
【そして放たれる銃弾……コレは避けられない】

【打撃弾は腹部に当たり】
【凍結弾は右肩にあたり】

ガハッ……
【その場で膝をつき】

………正解
流石……
【そう言いながらまだ持ってる西洋剣に魔翌力をためる】

だけど……次で最後だ
【そして】
【直後、海里から正体不明の力が、流れ出し顕現した力が、何かが取り巻く】
【そして海里の足元には、何時の間にか奇妙な絵柄のカードが踏まれている】

/ただいまー
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 22:51:11.11 ID:KtYcG.Io
>>663

――申し訳ありません。
私には使えるべき主がおりますので、貴女の元には居れません。

主従はともかく友人として、でしたら歓迎しますけれどね。

【ふふ……と小さく上品な笑い声を漏らすと】
【リィオも身体を起こしてルーミアの背を見送りながら】

ええ、是非とも御覧くださいませ。
騎士リィオ。騎士の名に恥じぬよう、互いに悔いのない良い試合に出来るよう臨ませて頂きます。

ごきげんよう、ルーミア様。
次は紅茶の一つもご用意して、ゆっくりと語らってみたいものです

【ルーミアへと深々と礼をして】
【リィオは折り目正しい動作で身体を翻すと、草原を進みどこかへ向かい歩き去っていった……】

/お疲れ様ー!
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 22:51:26.10 ID:tHfUlEDO
>>659
――貴方は……っ、以前一度お会いしましたね。
お久しぶりです。

【少女の刀の鞘を掴むその左手を、ふと、離した】
【警戒態勢を解き――リラックスして彼女は振り返る】

誰もがコレを欲して戦って居る事は理解しています。
残された時間は極僅か――とすると、その手段が限られる事も、また同じく

【すると、指差しながら彼の持つ☆の数を数え始める】
【一から順に声に出して確かめながら】

あなたは――いち、にぃ、さん、し……十四個
それだけの数があれば予選通過は確実でしょう―――いえ、100%確実です。

だからですから、余裕があるのも――どれだけ苦労して手に入れたかも、ある程度の想像は出来ます。
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:52:10.07 ID:Lg8cgtgo
>>668
/お疲れさまでしたー!
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:52:44.60 ID:je72t.Yo
>>664

感想と、…泊まり…!?

【チビチビと飲んでいたが、噴きそうになり】

【何やらごそごそ】

一杯の恩ですからねぇ…。

【※2杯飲んでます】

野ざらしというわけにも

【最初から何も入ってなさそうな巾着は無視して、袖の中やら、軍服のポケット中やら、ごそごそ】
【そうして、かき集めたのは、最底辺の安宿ならば、ギリギリ一泊できそうな、小銭。――最初から払えや】

っていうか、アイリッシュさん。帰る場所とかは…?

【素朴な疑問】
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:57:46.39 ID:BkV55zwo
>>666

【目が覚める―――それは一時、鋭い痛みがあったからこその話】
【鈍く焼けるような痛みに変わると一転してただ立つのも不快に感じられ】
【それでも視界に入るのは倒れた相手―――決めるのなら、今だ】

―――――≪“風刃”≫ッッッ――――!!!

【ゆらりと大きく一歩踏み込み、続く二歩目は少女の真横へ】
【付いたのは足ではなく膝、なんともいえない生々しい音が鳴り】
【膝と胴の痛みに苦痛の声を堪えながら、右手に風の刃を作り出し】

(勝負、・・・・・ッ・・・あってくれよッ―――・・・!)

【倒れこむようにしてその刃をカゲツの首元に突きつけようとする】
【もう立ち上がるな、刀など取ってくれるな、と―――割と必死な形相で】
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 22:58:17.35 ID:B8PpKQA0
>>660

『いいね、じゃあそうしようか・・!!面白いよ!!』
【現在この大会一位の☆は16個】
【つまり、この試合、どちらが勝ってもその時点で同着一位だ】
【どちらにも圧倒的チャンス!!】

『へぇ・・・君も能力者・・・』
【少女の変化を見てそうつぶやく】
【その声はどこか嬉しそうで】

『しかも僕の能力――つまりは「この子と同じ」アートマン能力みたいだね』
『まぁ、君のは装着型のようだが』
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:58:38.79 ID:kPLQSxco
>>671
一杯の恩に一杯の感謝ぁ〜〜!!!

【ビシッと右腕を突き出す】

いいですよっ!!野ざらしがいいですからっ!!
お客さんに喜んでいただくにはお客さんの事を知る事が一番です!!
だから私はいつもの神影さんの暮らしの中にお邪魔したいのですっ!!

【小銭を持った手を両手で大事そうに持ち、そのままポケットに戻そうとする】

う〜ん、あるといったらあるのですが・・・・
此処4ヶ月ほど研究を一杯してて帰ってないんですよ!だから大丈夫ですっ!!
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 22:59:34.26 ID:xq8AbPko
>>658

 【──腕利きの能力者達が集う大会の参加者】
 【その肢体から嫌という程感じ取れる、歪な魔力】
 【疾走の疾さ、身の軽さ、そして未だ知れぬ異能】

 【それら全てを考慮に入れれば、彼は何の躊躇いも無くその剣を振るえた】
 【決して剣に熟練した訳ではないこの自分が繰り出す一撃などで、終わるわけが無い──と】

 【──相手との力量差を測るには、自分の全力をぶつけてやれば良い】

【ぎゅる──】
【そんな、見知らぬ相手を或る意味で全面に信頼する彼に呼応するかのよう、】
【生ける龍の瞳が如く、内部で爛々と力を渦巻かせる、長剣の宝珠──であったが、】

 (──入っ──……ッっ!?)

【彼の振るう長剣の刃が、びゅうと空を裂いて彼女に迫る最中、】
【突如、目の前に出現した──『異物』。その毒々しい姿に、刹那、怖気が奔ったときには】


 【──號】


【目の前が真っ白に染まっていた】

 ────ッぐ、ああああああぁぁーっ!!

【その爆風を真正面から受けて、自らの前方への慣性が真逆に上書きされた】
【彼の身体が大きく後ろに吹き飛ばされ──身体を地に打ち付けて尚、変な体勢で後ろに転がりそうになるのを】
【何とかに身を捩って体勢を整えつつ、咄嗟に剣を地に突き立て──ずざざ、とブレーキをかけながら後退を止める】

【──女よりかは、爆弾との距離が離れていたのが幸いした】
【衣服が焼け焦げ、火傷と身体を打ちつけた痛みが響くものの──なんとか、続行は可能な状態】

ぐ……はッ……──
──……なんッ……爆弾……ッ!?

【彼は、剣を支えに荒い息を吐き出しつつ、よろよろとその場に立ち上がっていく】
【互いに出来上がった距離は、10m強。遠距離の間合いだが──青年は、未だ動けず】
【故に追撃は相成らず──しかし、彼の様相に反して、その刀身だけは煌々と緋光を纏い始めた】

【彼が動けぬ今、隙と見えるか──?】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:00:35.33 ID:A3mN9mQo
>>667
【彼は取り巻き始めた力を見ながらも冷静に左の銃を再びリロードして…そして告げる】

…へえ…最後なのかよ
最後なんて言わずもっと楽しもうぜ…海里さんよう!

【再びホッパーブーツを起動する…ここから先は蹴りを主に使っていく】
【一体どう来るか?すでに見極めつつある…】
【おそらくこれが最後にて最高の攻撃が来る、と見えた】

(…吹っ飛ばされた時点で助走距離は十分稼げた…OKいける
さあ…この辺りで言っちょ決めようかなあ!?)

【右脚のポンプが唸り始める、ガシュ、ガシュ、とエネルギーをチャージするように蒸気機関車のように音を立て始める】
【両の拳銃から一気に放たれる、右から3発、左から4発、全て打撃弾を胴体や両肩めがけて徹底的に連射していく!】
【そして走り出した、ダンッ!と音を立てると左足から空気爆発によって彼の助走が速度を帯びるッ!】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 23:02:47.16 ID:ljCri.Mo
>>672

――――――――

【とすっ、と。背中が地面に打ち付けられて】
【伸ばした腕が刀を、】

――――――――。

【握ろうとして、視界が暗転】
【喉元に喰い込む刃が、猛烈に熱い、気がする】

――――ぅ、く、っそ…………

【取りこぼした刀が宙を舞って――地面に倒れ込む、二人の後ろへ】

【――――敗者:白坂カゲツ】
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 23:06:06.36 ID:h7VQbsEo
>>673

ふふ──交渉成立
この試合に勝てば☆16個を勝者が総取りですわね

【その約束を確認するかのように、少女は胸元のバッジに軽く触れ】
【ちゃき、と。金属の擦れ合う音が小さく響く】

えぇ──
大切な方を護るため。大切な方と共に歩むため──
そのために身に付けた能力ですわ

【ぱちん、ぱちん】
【少女の周囲に、火の粉が舞う】
【それはこの寒空の下──暖かな空気を覚えさせる光でもあったが】
【『火』は強く燃えると、焔と化して危険な存在にもなり得るものだ】

アートマン──その言葉から察するに、遠距離操作型、ですわね。
あまり戦った事のないタイプ──矢張り、大会に参加したのはよい経験となりますわね

さて──試合の前に貴方様のお名前を窺っておきましょうか
私の名前はエルネスティーネ
よろしければ、エル、と。そうお呼びくださいませ

【「折角の思い出作り、なんですから、ね?」】
【凡そ試合前とは思えぬ雰囲気の笑みを少女──エルは浮かべ】
【最後にそっと、悪戯っぽくそんな言葉を付けたした】
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 23:06:50.87 ID:9MhrNjo0
>>669
【ん・・・と、会った事があると言われたのは今日二度目】
【またも記憶の中を呼び戻して思い出すのは・・・】

・・・あー・・・
【何かを思い出したように握った右手を広げた左手にポン、と叩く】
【あの時は・・・どういう会話をしていたか、それも記憶にはうっすらとしか残ってないが】

・・・マニアに売ったりして自分の所持金にするとか・・・
まぁ皆大会の本選には行きたいだろうな・・・俺は大会があるって事は目立てると言うことで飛びついてその先に何があるかろくに知らないのだが
【ウムム、とやや俯いて、目を細めて唸る】
【どうにも大会には目立つために参加したらしい・・・ただ目立ちたいがために参加した、と言う風には見えない・・・はず】


俺にはこの世界での大会の経験は薄いから確実とかは良く解らないのだが・・・
俺は・・・本当に苦労したのだろうか・・・?いや、闘ってきた相手を馬鹿にするつもりは無いけど
ただ賭け数を多くして狡賢く星の数を多くしたと言う感じが・・・

【台詞からするに賭けた数が多く闘った回数が少ないと】
【ただ、それが何処か狡賢い事に感じられた・・・確かに戦いには勝った、二度だけでも、かなり苦労した】

【今、彼はその少ない戦いを思い浮かべる】
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 23:09:12.13 ID:0fFBIcSO
>>676
【クルリと後ろを向き、背中に背負った大剣で銃弾を防ごうとする】
【未だにこの戦闘で使ってない大剣を盾に利用足した】

《怪物達の父》
【そして再び前に向くと同時にカードを踏み潰すと、カードが黒い靄に変わり、海里の前にあらわれ】

嘲笑え《ロキ》!!!
【黒い靄は、笑ってる仮面をつけてローブを羽織った道化師みたいな姿のペルソナに変化し】

『我が息子達よ……ショータイムだ!!ケケケ』
【ロキが両手を翳すと】
【右手から巨大な狼――フェンリルがノビタに目掛け鋭い牙で噛み付こうとし】
【左手から巨大な蛇――ヨルムンガルトが海里を護るように現れる】

【そしてロキは消えるだろう】

681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:09:29.03 ID:BkV55zwo
>>677

ハッ・・・・・終わり、で良いよなァ・・・・ッ?

【数秒、相手の喉元に刃を突きつけ―――そう呟いて】
【不意に刃を風として掻き消すと手を退け、へたりと腰を落とし】
【乱れた呼吸を整えるように深く息を吸って、吐いて】

ァあ、クソッ・・・・おォいカゲツ、携帯とか持ってるかァ・・・?
もォし持ってンのなら救護隊でも呼んで欲しいトコなんだがよォ・・・・

【激しく動き、毒が回ったか―――今になって余計にソレが効いてきた】
【抑揚の感じられない声で、ただ尋ねる】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 23:10:57.47 ID:5p8XF0o0
>>662

【相手の転倒や、無茶な疵の埋め方を確認しつつ―――右手から、さらに刃へと魔力を送り込んだ】
【だが、使うのは術式ではなく、能力。一射目を斜め後ろ方向への二連続ステップで回避し、第二波に対しては、刃を前方に突き出して、魔力を放射】
【すると、前方のごく小さな空間が『紅い線』の集合に塗り替えられるようにして、穿たれ=\――触れた弾は、僅かに『引き寄せられ』てから、弾かれた】
【だが、直ぐに力尽きて消えるその狭小異界―――予想以上の威力であった。その結果、最後の一撃が、右手を庇ったルブハティルの左手を寸分違わず殴りつける】
【ばしん―――押し弾かれた手首を強引に捻ることで、自分の身体を自分で傷つけることだけは回避したが、却って腕は尚更に痛めた】

………ぐが、っ…。
読みが甘かった、このサイズで……これかッ!

【光熱、小爆発―――男から上がる煤けた煙も、ルブハティルの手から拡がる小さなそれも、視界を隠すには至らない】
【故に、まだ転倒している男の姿がよく見えたが、同時に表面が炭になりかけている自分の手と、其れをまともに動かせない事も認識できてしまった】
【するり、力を抜いて=\――表層がじり、と溶けた左の『牙』を、此れまでのモノの様に飛ばして。狙うはカイの……僅かに、頭上…フェイント、でである】

(……不味いな、アレ以上≠右手にも喰らったら、決定打を下す技はほぼ失くす)
(序に言えば、アートマンの欠損も予想以上に大きく、昨日の試合で失った分の『魔力』補填も完ぺきでなかった……出る≠オか無い)

【腕の浸蝕を放っておくことの恐ろしさは、立証された―――こうなれば、此方の手札を一気に投入するしか在るまい】
【歯噛みしながら、念じて……今度は、先ほどの位置で待機し続けていた『牙』が、青年めがけて襲来することだろう】
【何となく致命的≠ネモノを感じたか―――エネルギーコードは狙わず、両足を甲から地に縫い付ける様に、狙いを定めている】

……光よ灼け、闇あらば喰らえ、影あらば呑み込め
     その御心、その閃き、我が刃の路にて示さん……ッ!

【そして、詠唱=\―――恐らく、最後の一撃の下準備≠ネのだろう。此処までの攻撃も、妨害を防ぐため、動きを止めようとする布石だ】
【その右手で、月光を押し退けるまでに煌めく魔力……だが、逆に言えば、此処からの猛攻を耐える事が出来れば―――!】
【なお、魔力に余裕が無く、火力が小さいアートマンは、此の場では動かないようである…】

683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:11:01.33 ID:je72t.Yo
>>674

私の暮らしといっても、あっちへふらふら――、こっちへふらふら――、ですけど…?

【ふらふら〜、っと、身体も揺れる】
【少女の手に促され、小銭はポケットへ】

4ヶ月も…!真面目なんですねぇ…。っていうか、大丈夫なんですかそれ…。心配している人もいるのでは。

【とはいってもこの男の放浪歴は年単位だ。まぁ、少女と違って帰る場所も無いので、どれだけ彷徨っても問題ないが】

まぁ、ここにい続けるのも何ですし…、そうですねぇ、近いのは公園でしょうか?

【流石、流浪人。ホームレス生活が板についている】
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 23:13:11.25 ID:kgH8x6.o
>>675

【魔翌力爆弾が炸裂したため、粉塵が舞い、僅かながらも視界を遮る】
【しかし、それは邪魔だ、と言わんばかりに吹いた風によりあっさりと取り払われる】


―――――


【其処に立つのはボロボロになった女の姿】
【粉塵が去った後には身体が焼かれ、着衣が見るも無残な物となり果て、タンクトップ一枚だけの上半身は右半分、露出している】
【焼け焦げた身体は細く、しかし、しっかりとした筋肉が盛り上がっており、針金のよう】
【不思議と無事な五つの星が爛々と光り、自己主張をする。「”オレ”は無事である」、と】

――――ハッ

【口の中に溜まった血を地面に吐き出し、身体半分を黒くしながら女は立つ。否、立っている、と言うほどにボロボロだ】
【だが―――――】


じゃあ、再開だ


【再戦を所望し、身体の痛みなど感じない、と思わせるほどのしっかりとした足取りで男へ駆ける】
【しかし、長剣の輝きを警戒してか、右へ、左へ、右へ、左へ、とステップを踏むようにテンポ良く駆ける】
【さながら狼か。ならば女は手負いの獣か―――その牙、刀は未だ抜かれていない】



【速度は先ほどよりも遅いと感じるほど。だが常人よりは速い。やはり負傷は少なからず影響しているようだ】
【10mという距離は大体3分(3レス)ほどで走りきるか。だが、先ほどとは違い、即座に回避、移動は出来る】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 23:14:17.46 ID:ljCri.Mo
>>681

【けほ、けほ。腹に頂いたダメージが存外重くて、咳をいくつか】
【能力で創り出された刀が、そして毒が。じわじわと消えていく】

……もって、ません。大体、持ってても、あんだけ動けば壊れるでしょう……

【ごろんと寝返り、じとっとした目で零を睨んで】
【胸に輝く、七つ星――それを覚束ない手取りで外して】

…………えいっ

【零の頭に狙いを定めて、ぽぽぽぽぽぽぽっと連続で投げた】
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:16:10.88 ID:kPLQSxco
>>683
では、一緒にふらふらしましょー!!
ふらふら〜っと!!

【つられるように、少女もふらふら】

いやいや、1人暮らしですし!!家族いませんし!!
にゃんにゃん!!!!

【何故か右手を顔の前に、左手を顎の周りに置く、猫のポーズを取る】
【意味も無くさまようホームレス2人?2人の行く末が心配である今日この頃】

そうですねっ!!・・・とりあえず移動しますかぁ!!
【何故だが手をつなごうと右手を男性に寄せる】

【キンクリしても良いですよっ!!】
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 23:16:51.72 ID:7nYngoAO
【街中】

はっ………はぁ………
(もう、限界かな………)
【ふらりふらりと定まらない歩調】
【息も荒ければ、視線もあまり定まってはいない】
【おかげで人の視線をよく浴びてる】

【黒いローブを纏った、短い銀髪と深い赤色の眼をした女性】
【隣には心配そうな表情をしながら歩く短い薄いグレーの毛をした子猫が一匹】

【そろそろ、誰かにぶつかりそうな気がする】
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 23:17:03.01 ID:tHfUlEDO
>>679
マニアに売ってお金にする事の方が、私は赦し難い行為だと思います。
他の大会参加者たちの、血のにじむような努力を――踏みにじる行為です。

【静かに舞は言った――「血の滲むような努力」だと】
【それだけ、この大会の存在は舞にとって大きなものなのだ――】

実は、過去に大会実況をしていた方に聞いた話なのですが――
「9個もあれば後は皆で潰し合ってくれるんじゃない?」との答えでした

この予選、今まで苦労してこなかったと感じるなら――貴方にとってこの大会はその程度のものだったんですよ。
あなたは本当に、そのバッチが欲しかったのですか――?

【僅か、舞は不機嫌そうに呟く】

………まぁ、いいです

否が応でも、本戦で苦労するハメになりますよ?
本戦はきっと、恐らくトーナメント形式ですから――
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:18:56.77 ID:l0ED9QDO
>>665

へっ…??

【彼女の言葉、頬を丸く膨らませたその意味がよく分からずに、きょとんとした表情を浮かべる】
【確かに彼女の瞳に映る彼は男性ではあるのだが――この少年の実態=A主に性格的な面の脆弱さは一人の男子にしてはちょっとばかり情けない部分があるのも事実だった】
【尤も、それは未だ彼女が知るところでは無いのだが】


大会……―――ああ、そっか。そういえば……

【その単語を聞いて、現在金の国で開催中である大会の件を思い出す。負傷でもしたかのように彼女が包帯を巻いている理由も思い当たった】


んー……いいよ。僕も暇なのは否定しないし。眠いのも吹っ飛んじゃったみたいだし

【そう言って、彼女の誘いを快諾した】
【覚めてしまったばかりの頭を再び夢の世界へ誘うのも難しい。たまには長い夜の暇潰しに誰かと散歩を決め込むのも悪くはない】
【―――独りで水浴びに行ったとして、またどこかの誰かさんの悪戯に振り回されるよりは……なんて一瞬考えて、少しだけ苦笑いを零した】


/遅れて申し訳ありません
/それと次の返信も遅れそうです……ごめんなさい!
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:20:03.20 ID:0AnLE0ko
>>687

(最近、こいつの声が聞こえない。話しかけても反応が無い)

(どういうことだ?)

【その前方辺りに、俯きながら歩いている青年が居る】
【裾の長い黒いコート、黒い帽子に黒い手袋。更に青と白のマフラーという完全防寒装備】
【色白の顔をした、身長160台後半の青年だ】
【左手に大きな刀を持っている】

【やっぱりぶつかりそう】
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:21:15.81 ID:A3mN9mQo
>>680

【向かってくる、数が増えたのがわかる…ペルソナで召喚したか】
【彼はフェンリルが攻撃、ヨルムンガンドが防御を行ってくるのを見た…つまりこれらを全て対処するには手数が必要】
【これより放つべきなのは…『連射』か、とノビタは感じ取った】

――――おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!

【ヨルムンガンド目がけて残る弾丸…2発を全て叩きこみながら、彼は飛ぶ】
【この『ホッパーブーツ』のモチーフとなる最高の必殺技を今こそ発動する時が来たのか】
【右脚のブーツから…なんとリボルバーのような回転式のサーバーだった】

【ポンプアクションで溜めた右脚の蹴りを…連続で叩きこむための武装だと海里は分かったかもしれない】

トォッ!!

【彼は飛び上がった!鋭い牙で噛みつきに来るが…速度は普通にしか見えないフェンリルの動きなど物ともさせないとでも言わんばかりに!】

(まずこの狼を叩き壊してやるッ!最後の最後まで…死んでもあきらめてたまるかってんだよォォォ―――――ッ!!!)

最後の予選だからなッ!昨日みたいに引き際を良くなんか絶対しねーぞッ!行くぜッ!!
ホッパァァァァァ――――――ッ!!!!!!キィィィィィクッ!!!!!!


【踏み砕くように!狼にその必殺の爆発する右脚の蹴りを叩き込もうとする!】
【成功した場合は…そのフェンリルを足場にしてさらに海里へと空中から接近しようとするだろう!】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:21:38.92 ID:BkV55zwo
>>685

大丈夫かよ・・・・ってェ、オレ様が言うことじゃァねェな
・・・あァったく、≪“仁王”≫・・・・・・ッ!

【体の不快感が消えていく―――次いで、救護を呼ぶ手段無しの言葉】
【ならば自分が、と金剛像のような風の塊を作って表の通りへと向かわせ】

・・・・ンだよ手加減しねェっていったッォおンだコラ第三ラウンドかあァ!?

【七つの星はぺしぺしさくっ、っと全て違わず頭部に当たり】
【言葉だけは返しながらもそれらの☆を回収していく――――】


【――――、暫くもすれば救護隊が姿を見せるだろうか】
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 23:25:13.57 ID:7nYngoAO
>>690

【距離が徐々に縮まって、縮まって………】
【あぁ、これは直撃コースですね】

っ……くっ………!

【ぶつかったのなら、そんな声を出しながら】
【尻餅でもつくのだろう、うん】
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 23:25:24.82 ID:ljCri.Mo
>>692

……それだけ星があったら本戦に出れるでしょう。

【少女は、肩を小さく震わせて】

いいですか、絶対、絶対。勝ちなさいよ……負けたら、赦しませんからねッ……!

【歯を食いしばって、泣いていた】
【身体を起こして涙を拭った頃には、救護隊がやってきて】

…………次。会ったら、今度は私が勝ちますからね……!

【憎まれ口、ひとつ】
【担架に乗せられ、運ばれて行った】

/ありがとうございましたー!
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 23:26:26.87 ID:9MhrNjo0
>>688
なるほど・・・一理ある・・・少なくとも、大会中、誰かに売ると言う行為は良くないな
あくまで大会中、だが・・・流石に効力を失った後のことは・・・な?
【深く、ゆっくりと頷きつつその言葉に賛同の意を示す】
【まぁあくまでそれは大会中では、と付け加えての事だが】

・・・皆で潰しあう?・・・

・・・大会はその程度、か・・・大会そのものにかけている思いは・・・もしかすると他の人間よりも薄いかもしれない
・・・だが───だが──…大会に、本選に出ることによって得られるもの・・・それがどうしても必要なんだ・・・!
【それが何なのかは語らないけれど】
【彼は強い意志でそれを欲している──戦いの後で幾許か感情は落ち着いているけれど──】
【その前までは激情が、怒りとも呼べる強い感情と共に何が何でも星を手に入れると言う光が目で渦巻いていた】
【今は激しい感情がその瞳には無い・・・だが激しくなくとも強い光だけは変わらず其処に、瞳に、残っている】

・・・それだけは間違いないな・・・今俺は腰に挿してあるブツが使えないし・・・
何より予選で闘った相手と再戦の約束をしてしまった・・・それまで負けられないと意地を張るから大変だろう、な
【また賛同の意を示しながら嘆声を漏らす】
【その嘆声は自分に向けられた物───どうしようもない、少し愚直すぎる自分の性格に自分で呆れている──】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:27:03.69 ID:0AnLE0ko
>>693

うおっ

【こっちも尻餅ついた】
【※超軽い】

あぁ、申し訳ない。大丈夫か?

【素早く起き上がって声をかける】
【結構申し訳無さそう】
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 23:29:25.61 ID:B8PpKQA0
>>678

『護るためか・・・』
『またしても良いねぇ、護りたいという思いは何より人を強くする』

『僕かい?』
『僕は・・いやこの子は≪I was born≫』
【少年の声は何故か自分ではなくこのアートマンの方の名前を名乗る】
【それは――】

『僕は「この子で大会にエントリーした」からね』
『だからこの大会で名乗るべきは僕じゃなくてこの子なんだよ』
『それが無礼であろうがマナーなんだよ。ごめんねエルのお姉ちゃん』
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 23:29:46.85 ID:xq8AbPko
>>684

 はあ……はあ……──っは……はっ……

【気付けば、覆面に覆われていた彼の素顔が露になっていた】
【爆風を受けた際に吹き飛んだのだろう、ターバンもサングラスも既に無く】
【其処にあったのは、擦り傷と煤に塗れた、金髪癖毛の青年の顔であった】

【響く痛みに、ぎり、と歯を食い縛ってはいるものの、】
【その灰色の瞳だけは、衰える様子も無く確固とした力を保っていた】

【その瞳が見据えたのは、鋼と見紛うかの如き強靭そうな肉体】
【頬に汗が伝い、戦慄する。ヤツはまだまだ、動く──】

 ────っ、……!

【案の定、彼女は動き出した。惑わすような、かつ舞うような跳躍交差】
【多少、動きに衰えは感じたものの、それでも猶予は決して多くない事を悟る】

(ぐ……今迫られたら、マズ、い──!)
(身体が、痺れて……──なら……──)

【すると。彼は地から剣を引き抜き、左手のみで握ると】
【その両腕を、自身の眼前で×字に交差させて──】

 ──ちょっと、卑怯な事、するぞ

【次の瞬間、右腕に付いていたビー玉の一つが、】
【相手の一時的な目晦ましを狙った強烈な閃光を瞬かせる】
【もし直視した場合は、目が眩んでしまう恐れがあるだろう】

【その成否を見届ける前に、青年は息を整えて──ざり、右足を一歩後ろへ。疾走の準備!】
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:30:33.56 ID:je72t.Yo
>>686

【――なんだろう。このノリの良さは。酔っているのか、素面が酔面なのか】

【目的が無いのならば、これもまた一興――?】

にゃ…、にゃんにゃん…!

【押しに弱いのは、元々の性格か。その内、悪いセールスとか引っかかるタイプだ】

【擦り寄る少女。身長差もあるので、その頭は神影の肩にすっぽりと収まるかもしれない】
【というか、連れ込む先が公園というのが、なんともまぁ、この男の甲斐性の無さを表しているようで】

【っていうか、なんだこの状況は。いつの間にやら、ふわふわとふらふらと…】
【どうやら、普段の思考を取り戻し始めたようで、今更、何がどうなるわけでもないし――】

【勢いに巻かれる】

そうですね。行きましょう。

【よっこいせ、と親父臭い掛け声で歩を進める。秋風に黒髪を靡かせ、一路、公園へ】

【それでは参りましょう。キング・クリムゾン!】
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:32:36.79 ID:BkV55zwo
>>694

・・・・おォよ、オレ様は“最強”だからな
お前に言われなくても・・・・、・・・任せろってェの

【手元の星は自らの物と合わせて14つ―――】
【行ける、そう確信して黒い瞳をカゲツに向け、強く頷き】

何時でも何処でもかかって来やがれ、負けねェからよォ―――!

【彼女が運ばれてから少々して、彼は救護隊に肩を借りてその場を後にした】

/お疲れ様でした〜!
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 23:32:57.19 ID:7nYngoAO
>>696

……すまない、大丈夫だ……
【そう言って、少しふらつきながらも立ち上がった】
【そちらとは違い、かなりゆっくり】

【言葉でこそこう言ってはいるが】
【立ち上がる様は見ていて非常に大丈夫か?と、不安になる様な物で】
【息も荒いわ、視線も定まっていないわ、と】
【大丈夫には見えない、とても見えない】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:34:21.34 ID:0AnLE0ko
>>701

……明確に病気のように見えるが。余計なお節介だが、病院へ行った方がいいのでは?

【様子を見て、お節介とは分かりながらも病院を勧める】
【聞き入れてはもらえないだろうと、思ってはいるのだが】
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 23:35:43.56 ID:h7VQbsEo
>>697

≪I was born≫──それがその子のお名前、ですか。
ふふ、その子の奏者である貴方のお名前は、それではまた次の機会へ回すことに致しましょうか

では──そろそろ始めましょう?

【轟!と】
【エルの周囲にある火の粉が激しく燃え上がり喰らいあい奪い合い──】
【形成されるは10の火球。大きさはまだピンポン球程度、だろうか】
【よく見ると出来たばかりの火球は未だに成長を続けており】
【このままでは何らかの危険因子となる事が十分に予想される】

【──ぱちん】
【それが合図とでもいうかのように】
【火球の周囲に舞う火の粉が小さく、爆ぜた】

【残り火球:10】
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 23:36:16.11 ID:0fFBIcSO
>>691
『フシャァァア!!!』
『ガッ!!!』
【ヨルムンガルトは銃弾で怯み】
【フェンリルはノビタに蹴りを叩き込まれ】

【海里への道が開く】

【このまま蹴りを海里に……】



【忘れてないか?】

【海里はまだ西洋剣に攻撃せず2レスためた魔翌力を放ってない】
【そして西洋剣から魔法陣が出て】



【忘れてないか?】

【ロキには息子が三匹いる】
【フェンリル】
【ヨルムンガルト】
【……そして母親が違う】

スレイプニル!!!!!!
【空中で恐らく移動手段のないノビタに向かい】
【西洋剣の魔法陣から巨大な馬と変わらない形と質量の雷が放たれる】
【荒々しくまるで生きてるように動きで破壊力も高いその《雷/馬》はノビタの蹴りとぶつかり合うだろう】

【さあ……結果は?】
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:36:54.83 ID:1lrWe6Uo
>>689
「そうだよ。だって、男なのに綺麗な髪の毛だし、見た感じだって初めは女の人かと思ってた
 それで男なんだからちょっと羨ましいの。わかるでしょっていうか分かりなさいよねそれくらい!」

【呆気に取られた様子にかなり不満があるようで、分かってないとでも言いたげに捲し立てる
 先程からも表情がコロコロ変わっており、淑やかさとはあまり縁が無さそうだった】

「こんな所で寝っ転がるのは、嫌な人間どもを返り討ちに出来る位の力があるからじゃないの
 私、戦ったのは良いけど負けちゃったんだ。惜しかったなぁ……恭平のやつ、ちゃんと決勝出れるかな?
 まあ、負けたら負けたでおしおきしてやるから別に良いんだけどね
 そん時に大事な爪も折られちゃって……ほら」

【立ち上がり、青と白で彩られたウェイトレス風の服装に不釣合いな大きなグローブを外すと
 喉笛を易々切り裂きそうな鋭利な爪が見えた。左手には腕の延長で包帯が巻かれており
 やや血が滲み、中程で折られた(それでも頑強そうな)爪になっている】

「情けないよね。もっとこう、ググーッと強くなる方法って無いのかな?」

【公園の噴水に向かい、縁に立ってバランスを取りながらヒョイヒョイと歩く】

/了解しました。慌てず急ぎながら無理しない程度に
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:39:04.13 ID:kPLQSxco
>>699
これで晴れて仲間の猫さまです!!
貴方と私でネ・コですっ!!

【にゃんごろっ!と可愛く鳴いて見たりする彼女】

こうしてみると夫婦ですね・・・・まだカップルの関係ですが・・・・

【手をつなぎ、肩より下の大きさにすっぽり収まった少女】
【兄妹に見えるのか親子に見えるのか、ホテ・・・・じゃなかった公園へ歩みだそうとしていた】

それでは、れっつごー!!
【大きく左手を伸ばして、ジャンプ!!】

【KING KURIMUZON】

とうちゃく!!
【公園の入り口に着地する二人。なんかのロケっぽい】
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 23:40:25.92 ID:tHfUlEDO
>>695
大会が終わった後は、どうですかね?
そればかりは私の主観では判断出来ません――人それぞれの答え≠ェあります。

【ジャラ――右手に5つの☆を持って音を鳴らす】
【その存在を示すかのように、それらは舞の意図の通りに擦れ合う音を立てた】

要約すれば、時間が立てば立つほどに差が開くって事ですよ
参加者30人、総数150個の☆の大半を上位が占める事になります。
☆を6個持った方と3個持った方――二人とも予選通過するには厳しい個数です
しかし――お互いが勝った方が9つの☆全てを手にする≠ニ決めて戦えば、別です。
全体で見れば、まさに潰し合いなんでしょうね―――。

【スッ―――と、彼女は右手を差し出した】
【5つの星を彼に見せつけて、彼の瞳を真っ直ぐに見つめる】
【静かだが、怒りにも似た炎を宿した瞳を――真っ直ぐに向けた】

そう思うのなら、受け取りなさい―――。
私のこの行為は善意≠ナはなく、裏のあるものであると伝えておきます

貴方は何も言わず、この☆を受け取るべきです―――


あるいは、訊きたいですか?
私の意図≠、この行為の目的を――……
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 23:41:32.85 ID:7nYngoAO
>>702

大丈夫……大丈夫だ………
【語気は非常に弱々しく、どうも不安になる】
【傍らの子猫は、変わらず心配そうな非常で見てる】

ぶつかって悪かった……
【それだけ言って去ろうと歩きだしたが】
【歩調は非常に遅い】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/07(日) 23:44:03.75 ID:dSXo5Eg0
>>653

…御名答

【「液体操作」それが自身の血液にも作用できると考えられるならば】
【傷口から血が流れないのも、「有る程度」納得は行くだろう】

決着を付けにくるなら、私はそれで構わない。
…ただ、私が今の貴女なら、そんなことを言っていられるとは思わないけれども

【そして、レペンスの周囲には、大量の油】
【そう、例えるならば、レペンスは今、リナのテリトリー内の獲物】

【レペンスの脚に、地に付いた手に、周囲から油が絡み付こうと触手のように伸びてくる】
【絡み付かれた場合、油独特のぬめりは感じられないだろうが、その代わりきつく絞める感覚は襲うはずだ】
【ただ、この動作のために、レペンスの足元の油は薄くなる】
【言い換えれば、逃げ出しやすくなった】

【リナの乗っていない水球から、棘のように硬質化した水がレペンス目掛けて幾つも飛ぶ】
【狙いは大まかに、剣の刀身、右手、右肩】
【早い話が、剣の使用を封じるためのものである】

【棘に気を取られれば油に捕まり】
【油にかまけていれば棘が襲う】
【二者択一か、或いは両方脱却できるか――――?】

/お待たせしました
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:44:41.50 ID:6MLK6DYo
【路地裏】

大会で盛り上がっている一方で悪事をやっているヤツはいる……と

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【無難な半袖無地のシャツに迷彩柄のチョッキを羽織り、手には指穴の空いた黒い手袋】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【ズボンのベルトに鞘に収まったナイフを腰の左右に掛けた少年が歩いている】

いるっちゃいるんだろうけど……会わねえな
あっちが盛り上がっている分こっちも違う意味で盛り上がりそうなもんだけどなあ

【首の後ろで手を組んで鼻歌交じりに路地裏を進む】
【少年のいる路地裏には喧騒と呼ばれるような物は特に無く、酷く静かだった】
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:45:55.19 ID:0AnLE0ko
>>708

(どうしたものかな……)

【ゆっくりと歩く女性の背中を見つつ、彼は少し悩んでいた】
【明らかに様子がおかしい。病気か或いは別の何かか。ともかく治療が必要そうなのは確かだ】
【ここで助けるのが、俗に言う人の情というやつだろう】

【しかし本人はそれを拒否した。それにも相応の理由があろう】
【なら仮に生きようが死のうが彼女の自由。それに対し何かを無理にするのは本当にただのお節介だ】
【それは自分のやりたい事ではないし、そんな義理は無い】

【だが】

……

【少し後ろから後を追う事にした】
【倒れたら助けようという魂胆だ。しばらく追っても何も無ければ帰るだけ】
【今思い浮かんだのはこれだけだった】
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 23:47:27.88 ID:kgH8x6.o
>>698

【女が青年の身体に対して思った事は単純に斬り難い、という事だけ】
【女は別に”雌”を捨てているわけではないが、異性に”今のところ”興味が無い】
【だからと言って同性に気があるかといえば無く―――過ごした日々の影響で女はただ闘争が優先されているだけである】

―――――チッ!

【青年の台詞で何かをするだろう、と思い、瞬間的に6mほどの距離で右へのステップの時に停止―――同時に閃光】
【確かに卑怯だ。だが、卑怯だとは思わなかった。当然の処置だと、女は思う】
【正攻法で闘うような男が自分で卑怯だと思う行動を取る、という事は手を出されたくない、という事。ならば、逃がすわけが無い】

シッ!

【思考するより本能的に感じ取りようやく己の牙、刀を抜く。だが、居合いという距離には余りにも遠い距離】
【だが、この刀は女の牙であって、牙ではない。己の拳を痛め続けたくない、と言う思考により入手した仮初の牙である】
【だから躊躇いも無く、足音のした方向、より前へと”牙”を投げつける。移動を考慮しての事だ】


【視界は封じられている中での投擲】
【狙いなど付くはずも無いが、当たれば御の字、当たらずとも牽制にはなるだろう】
【抜刀する際に、音は少なからず出る。刀を抜いた、という事実は青年の耳に届くかもしれないが行動を判別できるか―――?】
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/07(日) 23:50:15.55 ID:9MhrNjo0
>>707
・・・友人が欲しがっているから、そう言って大会が終わった後に集めているのもいた
大会さえ終わってしまったらただのバッチなんだ、俺は終わった後なら煮ても焼いても良い。これが俺の答え、だ
【人それぞれの答えがある──そう聞いた彼はあくまでも自分の答えを提示する】
【他人と重なる事があるかもしれないがあくまでもこれが自分の答えなのだと──真っ直ぐと相手を見てそう、答える】

ん・・・そうだ、な・・・確かにこの試合は潰し合いだ・・・
その三つと六つの割に合わない賭けも・・・こういう最終日だったら幾らでも成り立つ話だ
【何処か重々しい顔つきでまた頷く】
【差し出された手に返す手は出ない──何故ならば】

受け取らない・・・!俺は確かにどうしても本選には出たい・・・!だがその目的を果たすのにお前は十分だと言った・・・!
ならばこれ以上手にしても無意味、あくまで本選に出ることにより、副次的に起きる事が俺の目的、だ。バッチじゃないんだ・・・!

だから・・・星を受け取らずに聞こう、何を・・・考えている
【気を緩めてるわけでも自分の強い意志が相手に負けているとも思わない】
【にも拘らず、珍しく、この男は他人の瞳に秘められた意志に少しだけたじろいだ、心の中で】
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 23:53:50.76 ID:7nYngoAO
>>711

【青年が彼女の後ろを歩き始めてから数分】
【数分と経ってはいるが、あまり歩けてはいない】
【精々数十メートル程度だ】

……何か用でもあるのか

【その事に気付いたのか、足を止めて】
【青年の方に顔を向けた】
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/07(日) 23:54:35.02 ID:B8PpKQA0
>>703

(『火の玉・・・コイツはまた・・・随分と相性が悪い』)

『だがいいよ、始めよう・・・いつでもおいで――』
【アートマンは動かない】
【まるでこちらにおいでと誘い挑発しているような】
 
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:57:09.16 ID:0AnLE0ko
>>714

倒れられると目覚めが悪いと思ってね
本当に体調が悪いわけではなかったり、助けが必要ないのなら謝る。それこそお節介だ、悪かった

【そう、そも彼は体調が悪いのかどうかを疑っていた】
【今はコートで隠れて見えないが、彼はかなり細身だ。知人がしょっちゅう心配するレベルで】
【しかしそれは病気でもなんでもなくただの体質】
【故に彼は見た目だけから全てを測ろうとはしていなかった】

【それでももし、という考えが過ぎるため、こうしてお節介になりそうなことをしているのだが】
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:58:30.48 ID:je72t.Yo
>>706

【夫婦とかカップルとか、よもや、生きている内にそんな言葉を聞こうとは――、人生とはどこに転ぶか分からないものだ】
【別にそういう関係にはなっていないのに――。というか、少しは浮かれたりするべきなのだろうか】
【いやいや、少女を夜半に連れ回す男など、はっきり言って裁かれるべきではなかろうか】
【あれ?――もしかして、身が危ういのか。法的に拙いのか。昨今の巷では、そのような話題もひっきりなしと聞く】

――…。

【なんということ。隣でにゃんにゃん言っている少女。名をアイリッシュ・ウイスキー、というらしい少女。見れば、まだ十代のようではないか】
【満更でもない表情で擦り寄ってきているが、――これは…!破滅への序曲(オーヴェルテュール)…!社会的抹殺…!】
【待て。元々、身分など無いではないか。いやいや、例え、人の目は無くとも、天の目は逃れられまい】

【不肖・神影。人生最大の窮地か。死中に活を見出せ。誰かが言っていた。活。どこに喝を入れればこの気弱な性格は直るのか】


【冷や汗が一つ。頬に流れる】
【少女の花の咲き乱れるかのような笑顔に流され、ふらふら、――と】

【こうして、公園についてしまった訳で】
【人気は――、無い。通報(即死)は免れたか】

とりあえず…、座りましょうか…?

【と、適当なベンチへとアイリッシュを促す神影】
【こんな言葉しか出てこない自分が情けなくなってきた】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 00:00:45.34 ID:/nEtlCYo
>>715

安い挑発、ですわね
それとも──今動けない理由というのがあるのでしょうか?

【アートマンの言葉を聞いて、エルは薄っすらと笑みを浮かべる】
【彼女はそう言ったものの、実際「動けない理由」があるのは彼女のほうだ】

【くるくると舞いながらも成長する火球】
【先ほどまではピンポン球ほどの大きさだったソレが、今ではもうテニスボールほどの大きさになってしまっている】
【そこまで成長して尚、火球はまだ成長をやめようとしない】

【──これが、彼女の「動けぬ理由」】
【まだ未完成の火球では、満足な結果を引き起こせないと考えているエル】
【その思考を隠すため。彼女もまたそんな言葉を紡ぐ】
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 00:01:54.94 ID:8xth4gDO
>>713
なるほど、私が思っている以上にこのバッチを欲しがる人は多いんですね
参加者以外にも――私が思っていたよりは居るみたいです

潰し合いと言った意味は大会予選と言う枠組みの中での話
貴方は、その潰し合いに競り勝った―――後は傍観するだけ
貴方はそう思って居ませんか―――?
貴方が他の参加者を見ているように、他の参加者も貴方を見つめています

【フッ、と――舞は微笑んだ】
【柔らかい、しかし、邪な感情を孕んだ笑みを彼へと向けた】

それは注視≠ニ言うレベルには留まりません
………きっと、貴方は警戒されて居るでしょう。
貴方は、貴方が思っている以上に注目を浴びる可能性がある事を理解するべきです。

注目されるから、大会に参加した――。

だとしたら、解せないですね。
☆が多ければ多いほどに、より注目を浴びるはずですよ?
19個ものバッチを手に入れて1位で予選通過――素晴らしい事じゃないですか?

逆に、本戦は辛い戦いになるでしょうけどね。


【最後に、満面の笑みを浮かべて舞は答えた】


―――私の意図、伝わりました?
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 00:06:22.42 ID:p8zMuMAO
>>716

……君が謝る事でもないよ
その気持ちは、素直に嬉しい、ただ……今は、あまり関わらないでくれ……

【初対面である以上、それなりの距離を置くのは仕方がない事ではある】
【ただ気になるのは、『今は』】

【ただ単に体がだるく、相手にするが面倒なだけかもしれないが】
【そう言う訳でも無さそうだ】
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 00:10:59.95 ID:XrxxhrQ0
>>718

『そう・・・・でもエルのお姉ちゃんも動かないんだね』
『なら―――』
【ダッ!】
【言い終わるより早くアートマンは駆けだす】

『おいでと言いつつ僕から行くよ?!』
【エルに接近していく!!】

/すいません、風呂落ちand次から携帯です。
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:12:52.21 ID:.Kp1SeAo
>>720

そうか、分かった。君が倒れないことを祈るよ

【そう言われては彼は引き下がるしかない】
【素直に頷き背を向けて歩き出す】
【何も無ければそのまま歩き去るだろう】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 00:14:36.88 ID:P3jgenE0
>>719
【不気味だ・・・自分で気付いていないだけで星の数の多さに安心し──気が緩んでいるのか?】
【こんな不気味な形で気圧されるのは──少ない──自分の考え過ぎ?・・・】

どうだろうな・・・確かに・・・武装した人間が今の金の国を闊歩していたら・・・
俺を参加者と思いみている奴がいるかも・・・いや、居るだろう、居ただろう・・・

【言葉が少ない───本当に自分は如何してしまったのか】
【邪な笑みなんて・・・何度と無く見てきたじゃないか・・・】

星の数が多い事は・・・そう、注視される物か?・・・俺は・・・本選での活躍の方が・・・重視されると考えて・・居る

・・・!
【全く持ってその通り、ある目的があって、それを果たすために注視される事を望んで大会に参加した】

何故・・・(見透かされている?)
く・・・!例え予選で一位だろうと中に無償で贈与された物があると知れれば注視どころではない・・・!
【気付いていない、そういったこともまた注目の的になる事を・・・自分の考えも見透かされ、焦っている、正常な判断が出来ない】

・・・解らない・・・な
【嘘だ、本当は解っている・・・だが、最初に気圧されすぎた・・・気圧されることなく進んでいたら?・・・その時は負けじと何か言っていただろうに・・・】

【何処か悔しそうに・・・彼はゆっくりと振り返って何処かへと立ち去る・・・】

/時間かかってしまいました、申し訳ありません、乙かれさまでした
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 00:15:42.58 ID:p8zMuMAO
>>722

……すまない
【最後に小さな謝罪の言葉】
【うなー、と子猫がないて、彼女も歩き始めた】


/ 短い絡みになってしまった
/ 絡んでくれたのに申し訳ない、お疲れ様したー
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:16:14.06 ID:.Kp1SeAo
>>724
//お疲れさーん
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 00:16:58.56 ID:CSiuWzgo
>>712

 【交差した×字の腕は、言うまでも無く、自身の目まで眩まぬ為の遮蔽】
 【しかし其れが意味するのは、一時的とは言え、相手の姿を視界から消す事を意味する】

 (良し、やった──)

【相手の舌打ち、それ以降止んだステップ】
【手応えはあり、と青年は判断し──】

【そして迸った閃光から一拍後。腕を解きつつ左手の剣を右手に持ち替えるが、その際、】
【空いた左手で、右腕部分に付いていた残りビー玉を全て、服から千切り取る】
【その総数は、五つ。それらを、自身のすぐ真下の地面に、ばら撒く──のだが、】

 【──「   」──?】

【僅かに耳が拾った、異音】
【両手で剣を握り、駆け出そうとした刹那──】

 (──刀──……ッ!?)

【ひゅう──と空を裂いて飛来する“牙”!】
【我武者羅に放られた其れではあったが、ほぼ真っ直ぐに青年に向かって来ていた】
【ビー玉を地面に撒く事に意識を向けた為か、それは既に、思っていたよりも近く──】

 ──う、くッ!!

【──が、きィン!】
【青年は、咄嗟に長剣を構えて刀を防ぐ。防いで、しまう】
【金属との衝突音は、その位置を掴むのに十分な程、煩く響いた】

 ────っ、う、くっそぉおおおー──っ!!

【駆け出そうとしていた出鼻を挫かれ、さらに自身の居場所まで知らせてしまう失態──】
【そんな計画狂いに、彼はとち狂ったか──剣を振り上げ叫びながら、彼女に向かって疾走を始めた】
【但しその軌道は一直線ではなく、彼女の左から迂回するように弧を描いて迫っていく形だ】

【もしそのまま接近を許した場合は、彼は彼女の背後へと回り込まんとし】
【其処から、右上からの袈裟斬りを、彼女の右肩目掛け(察知して正面を向いた場合は左肩目掛け)放つだろう】

【──金属の衝突音から、自らの位置を知らせるかのような自棄じみた叫び】
【そして目も次第に慣れ始めてくる頃だろうか、攻撃を察知する事は決して難しくないかもしれない】

【──それでも青年は、雄たけびを上げる事を止めない】
【寧ろ──“ワザと”やっているとすら思えそうな程、愚直に──?】

 (……──卑怯な、事だ)

【──彼が落としたビー玉。その音は、聞き取る事も決して不可能ではないが──如何出るか】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:18:29.36 ID:9Qza/IIo
>>704

…そうか、そのチャージしていた魔翌力はそのために…ここでまたオレがただの人間である事がネックになるのか
昨日もそうだったよ、オレは昨日空にいて最後番天 零の攻撃を避ける事が出来なかった
ただの無能力者では…空なんて飛べないからな

【昨日と同じ状況が目の前に来ている…ノビタはもはや達観した目でこちらに飛び込んでくるスレイプニルを見つめていた】
【それは諦めの目線にも良く似た物だった、あまりにも巨大な馬は昨日の巨人の拳のように直線的に飛び込んでまともに飛び込んで耐えられる保障はゼロに等しい】
【彼は顔色一つ変えず懐からいつもの、妙にごつごつしたデザイン携帯電話を取り出した…最期に友に言い残す言葉を言い残したいとでも言うように】

―――――けどなあ、そう…昨日もそんな状況に出くわしてるんだぜ?この状況に対処してこなかったと本気で思うかい


【ニタァ、と彼はそんな破壊力の高いスレイプニルにしてやったりといった感じの顔をした】
【そう、携帯電話である…彼がメアリ戦や番天 零戦が終了した時も医療班に連絡するためにもこの携帯電話を使用していた】
【だがこの携帯電話は…ノビタとドラの持つ携帯電話はただの携帯電話ではない、彼らはこのガジェットを使ってこれまでにも何度も偵察を行ったことがあったが】

【――――USBメモリらしきものを取り出している野が見える、それを彼は携帯電話の一番下に差し込んだ】

本戦までとっておくつもりだったおなじみユースロットガジェット!ここが使い時かなあ――――――ッ!?
『stag』

【ピロリーン!ピロロロロロと音を立てて彼の手のひらから携帯電話がクワガタムシの形に変形して飛び出した】
【飛び出したクワガタがジェットはスレイプニルへと突っ込むのではない、彼の足元へと…ぶつかるために回りこむような軌道を描いて飛んだ】

【ドガンッ!!と音を立ててブーツはクワガタの足場を…衝撃で一気に吹っ飛んだクワガタガジェットにみじんの慈悲も与えず砕きながら爆発させてハイジャンプ!】
【ハイジャンプによってなんと…渾身のスレイプニルの軌道から大きく外れていく!】
【あろう事か…彼は空中での回避を…現実のものとしたのだ!】

…経験値はッ!オレとて決して負けてはいないッ!
そして喰らえ…ホッパァァァァァァ――――――――――――――ッ!!!!!!


【山鳴りの軌道を描き…もう海里の頭上まで飛び込んできた】
【今度は何で来る?もはや何が来ようとも…力技でけり落としてやる、と心から決意しながら…止めの一撃を送る!】


反転キィィィィ―――――――――――――クッ!!!!!!!!!!!!


【足のリボルバーはあと4発、踏みつけてももう一度ジャンプして叩き込んでやれる…彼は思った、出し惜しみなどしない、全部撃ちつくしてやるッ!!】
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 00:20:34.43 ID:/nEtlCYo
>>721

【──ひゅぅと】
【唐突に、火球の回転が止まった】
【大きさは林檎ほどであろうか──その火球の周囲には時折火の粉が爆ぜていて】
【──。よく見ると、火球の成長が止まっていた】
【「既に」「完成」したのか──?「10の」「火球」が──?!】

(遠距離操作型──それならば範囲攻撃を主とする能力であるはず)
(なのに接近、ということは……なんらかの目的があっての事、でしょうね)

【接近してくるアートマンを見て、エルは即座に思考を巡らせる】
【相手の能力/耐久力は未だに未知数】
【それを確かめるには、相手から攻撃をうけるか此方から攻撃を仕掛けるかしかない】
【となると──】

お出迎えご苦労様ですわ──!

【ぱぁん!と】
【弾かれたかのように、エルの周囲に浮かぶ火球の2つがアートマンに向け射出される】
【狙いは腹部と胸部】
【この火球。可燃性の物質に当たると火が燃え広がるという性質を持っている】
【しかし相手はアートマンだ。炎によって燃えるという心配の必要はないか……?】

【残り火球:8】


/了解しましたー
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 00:26:10.92 ID:qs7n5kAO
>>709
……ふふ、正解していて良かったよ、安心した
では、こちらからも一つだけ。

―― 私の能力は、“痛覚操作に関するモノ”だッ!

【面紗の下の顔は血と汗に塗れ。余裕の失われた声音で告ぐのは、きっと真実】
【捕食者のテリトリー内で、獲物は逃走の道を選択しなかった】

【地に着く左手・両足の三脚に力を込め、油の触手から逃れんと前方へ軽い跳躍にも似たステップを踏み】
【肉薄し穿たんと迫り来る棘に、然し臆する事なく真ッ正面より突っ込んでいく】
【吁、正しく暴挙。頭へのダメージの所為で脳が上手く働いてくれないのだろう】
【棘が身体を貫き続けては、時折びくびくと痙攣し、接近速度は瞬く間に落ちてゆく】
【それでも剣だけは、離さない。呼吸を荒らげようと、足取りが不安定になろうと】
“デルタ”・“ΔΙΚΕ/第\:”――

【――然しながら、痛覚を操作(――“遮断”)出来るとは言え、集中的にダメージを喰らった右腕はマトモに動きなどしない】
【震える右手の長剣で真正面に描いたのは、先程の“点”と“点”とを繋いだ、小さく歪な形状の――】

――――『ニセジュージッッ』!!

【 十字架=@】

【今回は「水」でなく、「氷」の斬撃】
【小ささに見合わない、尋常ならざる強き強き「冷気」を孕んだ斬撃】
【レペンスはソレを射出するよう長剣を袈裟に振り切って、唐突に足が止まり】
【斬撃は白い尾を引きながら、リナと水球の丁度接触している点を狙って、一直線に飛来する】
【皮膚に命中すれば斬れるかもしれない。水球に命中すれば、凍結することもあるかもしれない】
【但し後者の可能性は低く、水球次第。更に大きさが大きさであるため、先ず到達するのかすらも判らない】
【スピードは速いが、目で追えない程度ではなく。しようと思えば、対処は可能なほど】
【切れ味は鋭く、「冷気」も異常な強さ。全身全霊、最後の一撃と言っても良いだろう】

っあ、――や、 ば  、

【気付けばレペンスの足元は、血の海だった】
【否、「海」と言うには些か小規模過ぎるが、少なくとも血溜りは出来ている】
【ふらり、無抵抗に後方へと体勢を崩すレペンス。攻撃の結果が明かされる頃には倒れ込んでいるだろうが――――果たして……!】

/お帰りなさいませー!
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 00:27:02.39 ID:8xth4gDO
>>723
私から一つ忠告≠ナす。

本戦は、厳しい戦いになります。
決して気を緩めないように――と

私の母は、第2回大会で優勝した実績を持ちます――なので、言います。
私自身、この大会と言うものは大きな存在だと思っています。
大会優勝者である母の下に生まれる事が出来た事を、強く誇りに思っているんです……
だからきっと、貴方が進むべき道も、茨の道であるべきだ―――……

予選が終わった後で、遣り遂げた感覚≠ェ残らないのでしたら――悪い事は言いません
初めからするべきではなかったんだと――断言します。

【ガリッ!!!!】
【強く、その手から紅き鮮血が滴るほどに強く――バッチを握りしめた】
【冷徹冷静なフリをして、彼女は割と感情が豊かで激しい方の人間だ――】

私がアナタに言える事は、そう多くありません――。
なので、私に出来る事はこれくらいです……

このバッチは、妹にあげる事にでもしましょうか……
「一人だけで大会に出てズルい」と言われそうですが、ね。

【くるり、と舞は振り返った】
【空を見上げ、一息衝くと一歩を踏み出し歩き出す】

【彼へと、別れの言葉の一つも告げずに―――】


/いえいえ、お気になさらずー
/そして、お疲れ様!!
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 00:27:45.13 ID:8M1Z7kSO
>>727
……そう来るか
【スレイプニルは空を切るが何も当たってないからまだ消えない】

だが……避ける時間をくれてありがとうな
【ニッと笑い】
【右横へ跳び回避しようとする】

……だがこのままだと多分意地のぶつかり合いだ…
だから降参する
【このままじゃ恐らく避け合戦になる】
【そう思い海里は降参を宣言した】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:34:16.83 ID:FoLotoMo
【金の国】

んー、まだ賑やかだけど……落ちついて来たっぽいね
この時間にもなると、終わりになってるのかな……

ま、本戦で見れば良いだけの事なんだけどさ

【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトから銀のチェーンを何本か垂らした、灰色のロングポニテの少女が、のんびりと街中を歩いている】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

そーだねー、大会期間中だし、遅くまでやってる店も有るだろうし
適当に覗いてみるのも良いかなー……
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 00:35:18.57 ID:/MrlTcSO
>>682
【警告、出力過剰。フィールドジェネレータ、一時ダウン――Executioner's Sword<Tブユニット、最使用可能まで10セコンド】
【―――メインユニット、ドライブにダイレクトリンク。出力正常、発射可能です】

(……此方としても、予想外の火力。御するのが難しいな……暫く使って無いと、不安定になる類の力だしさ)
(一応、主砲≠ヘ使えるけれど……姿勢制御に難有り、非推奨、だね)

く、っ……!!

【咄嗟に放った牽制射、影響は予想以上。相手と自分との状態をざっと検分し】
【放たれたフェイントに、あっさりと食いついた。出血で余裕が無くなっているのか、此れ以上の負傷は避けたい、らしい】
【現に、止血も完全に適った訳では無く――――閑話休題、光刃を振るってフェイントの牙を弾いた】
【此方の刃も、熱と衝撃に因る切断作用を有している。然程に高出力でも無いが】

【因みに実体剣と打ち合えるのは、浪漫仕様である】

(拙っ――――……しまった、フェイント!?)


――――――ッ!チャージ開始と同時に掌部装甲破棄、コードExecutioner's Sword=A起動!!

【続けざまに放たれた、二の矢、三の矢。フェイントを交えた複数の牙に翻弄され、反撃どころの話では無い】
【右手で右足狙いの一つを払うも、左足が石畳に縫い付けられて。呻きを噛み殺しつつ、彼は宣言する】
【ばきん――掌を突き破って現れたるは、漆黒の砲。断罪の剣の名を冠した其れの本体=z

【速射性を重視した肩の三連銃身に較べて、重厚且つ口径も大きい。問題はチャージに掛かる時間と、反動の大きさ】
【脚を手酷く痛めた現状、マトモに使いこなせる代物では無いが――――相手の詠唱≠ェ、其れの使用を踏み切らせた】

(―――あれは、駄目だ。こっちで当たらなきゃ、確実に押し負ける)
(そも、最大火力でも突き破れる代物か、否か……今の状況じゃ、詠唱は止められない……)

【凛と闇を震わせて、光の訪れを高らかに謳い上げる声――知らず肌が粟立ち、首筋には冷や汗が伝う中】
【「間に合ってくれ」と、青年は祈るように砲身を擡げる――――】
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:37:00.78 ID:9Qza/IIo
>>731

…うおッ!!避けられた!?

【ダンッ!と大きな音を立てて彼は海里の右に着地する】
【少々困惑した状況で彼は少し悔しそうにしながら海里を見ている】

…くそう、くそう…せっかくの隠し玉まで出して放った大逆転技が…見事に避けられちまった
なんだか凹むが…だが…

【少しバツが悪そうにも、機嫌が悪そうにも見えるノビタが膝に手をついて見ながら告げる】

…いいのか、ここで降参して?銃弾は全部撃ち尽くして、蹴りも避けられたが…まだ殴りあえる
そっちはだいぶ魔翌力を消費したみたいだが…まだ超至近距離でボコボコになるまで
殴り合う事も出来るかもしれないんだぞ…?

【少々不完全燃焼である事もあってか、彼女はまだ戦えるのではないかと彼は持ちかけてくる】
【彼女はまだ素手と素手のぶつかり合いならやっていける可能性もあると思うのだろう…】
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:42:02.85 ID:u1eptwDO
>>705

………?
えっ…と。女の人に見えるけど、実際は男だからズルいってこと?つまり、その……な、何が?男の子になりたいってこと?

【相手の言ってることが分かったようで分かってない。頭の上に疑問符を浮かべたまま、怪訝そうに小首を傾げた】
【そんな困惑した風な動作も表情も、やはり少女のよう。だが然し、頭の回転力はどうも若干足りないらしい】


………っ、痛そう……

【視界に映った彼女の爪を見ると、眉を潜めて思わず呟いた―――それには二重の意味が込められていて】
【ひとつはその怪我の度合いを見たそのままの感想。もうひとつは獰猛な獣が持つような鋭い"爪自体を見た"感想】
【こんなもので斬り裂かれてしまったのなら並の人間なら一溜まりも無いだろうことを想像して、背筋が寒くなる】


☆を全部失っちゃったってこと?僕も半年前に水の国で開かれた大会に参加した時は予選で敗退しちゃってさ……☆を全賭けして見事に全部持ってかれたんだよね
僕には強くなるアドバイスなんて出来ないけど、たまたま貴方の対戦相手が凄く強かっただけなのかもしれないし、気に病むことはないんじゃないかな?

【敗れた悔しさに理解を示しながら、そんな言葉を選んだ】
【正確に言えば、彼の大会成績1勝1敗の1敗≠ヘ―――最終的に戦闘で決着が着かなかったことによるジャンケン負けであった。サッカーにおけるPK負けのようなもの、だろうか】


/ただ今戻りました!
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 00:42:08.33 ID:8M1Z7kSO
>>734
はぁ……あのな…私は両手が使えないのにどう殴りあえっていうんだ?
【左手は使い物にならない、右手は肩をやられまともに上がらない】

それによ…こっちは体力限界…スレイプニルも避けられちゃお手上げだ
【そう言いバタンと座り込み】


第一…コレは殺しあいじゃないあのままじゃ死ぬまでやりそうだ……
……本選に行きたかったけど…私は文字通り手のうちようがない
【両目から光るものが】

だから……お前の勝ちだ。ノビタ
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 00:42:24.26 ID:4QDSA56o
>>726

―――……

【高く響く金属音。是非問わず命中した事は確か―――】
【では続く、咆哮とも言える叫び声を足音は何を表すか?】

【此処で始めて女は人間らしい思考をする】
【自棄になった?策略?―――――コンマにも満たない時間のうちにその思考は破棄されただ本能に基づいた方が楽だ、と脳は下す】


あはっ


【女は少女のように笑った―――――何故笑う?】
【本人は分からない。本能に任せた結果、笑ってしまったのだから】


                              ターン
【本能は青年の立てる音に敏感に反応し、素早く反転】
【音からして背後に回りこむ、と判断したのだろう】
【反転と同時に瞼がゆっくりと開き、正面に青年と振るわれる得物を視認―――状況を残り少ない時間で思考する】

【本能が下した判断は青年への接近】
【可能な限り接近し、ダメージを軽減するつもりのようだ】


【刀と剣との違いは前者が切断、斬る、と言うことに特化しているのに対し、後者は鎧ごと叩き潰す、と言う考えの下生まれたものである】
【しかしどちらも共通している事は、鍔、根元に近い部分で受ける分にはダメージが少ないという事である】
【だが、必ずしもこの話が正しいというわけではない。女は回避よりも接近し、青年にダメージを叩き込む事を考えているようだ】


【故に長剣を振るう青年に対し、カウンターとして右腕を振るう。狙うは顎。殺さず、しかし相手を気を失わせるには十分な場所だ】
【左から来る長剣に対しては左腕を使い潰すつもりで防御へ回す】



【ちなみに、ではあるがビー玉には気付いては居ないようだ………】
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 00:50:56.67 ID:kN1On2k0
>>729

…痛覚操作
(なら、増幅や、遮断?)

【右腕への大量のダメージにも拘らず攻撃出来たのは、それが理由だと、飛来する十字架を見て思う】

【右手の剣を十字架に向けて投げつける。剣は即座に形を変え、皿状の壁を作る】
【だが、十字架の纏う冷気によって凍結し、十字架そのものによってたやすく破壊される】

(…流石にアレは、無理か)

【十字架に接触したかしないかのタイミングで真上に跳躍】
【冷気は、冷えていた水球を凍結させ、十字架の一端がかすり、水球、否、氷球は大きな破片となって砕け散る】

【肝心の、リナは――――?】

…やはり、これは…対処の方法を失敗した

【すとっ、と、油の海の上に着地し、しかしバランスを崩して前に転倒しかける】
【上体を、両手で支える。体勢を崩す前に見えただろうか、十字架の一部のような傷跡と、その周囲の爛れた凍傷の跡】

…とはいえ、私にはまだ、武器が残っている。
…降参、する?

【最後に残った水球は、先ほど棘を撃ち出したとはいえ、それなりの大きさで残っている】
【息も絶え絶えに、降参を要求する】
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:52:34.71 ID:9Qza/IIo
>>736

そういえば、両腕潰してたっけ…右肩凍結してるし…
…普段使用してる携帯電話破壊してでも避けてなんとしてでも勝利したかったわけでさ

【相手は女の子、自分の体力の限界まで突き合わせていたら確かにきつい物があったのかもしれない】
【座り込んだ少女に目線を合わせるように彼は腰を落とした】

【…両目の光る物を見て彼は声を発さなくなる、自分は今奥の手として仕事道具を破壊してまでこの一撃を避けた】
【隠し玉を使ってでも、それほどの勝利への執念はあったつもりだが彼女だってそれに並ぶ勝利への欲求があったはずだ】

【…何か言うのは、礼儀に反する、と彼は思った】

…いいんだな?オレがこのまま勝ってしまっても…なら、ここで終ろう
で、頼みがあるんだが…携帯壊しちまったから医療班を呼べない、助けてくれ

【はあ、とため息をつきながら彼は胡坐の姿勢になっていた】
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:59:05.41 ID:MmVZDQUo
>>735
「そうだけどそうじゃないような……男なのに可愛いのがズルいの!
 でも別に男になりたいとかじゃなくて……ああもう!男なんだからウジウジしないでよ!」

【本当は、男である以上持っている(と考えている)力と、自分より可愛く見える事自体が(男とかに関わらず)羨ましいのだが
 こちらのほうも思ったことを上手く伝えられず、もやもやした態度に対し唸るように文句を言う】

「へへん。こいつがあればどんな奴だってバラバラだよ
 けど、街にいると色々嫌がられるから仕方なく手袋してるんだけどね」

【そんな思いを知ってか知らずか、丁寧に磨かれた爪を誇らしげに構えたあと
 手袋をして爪を隠す】

「あなたもそうなの?なあんだ、それじゃあ一緒じゃん!私も全部賭けて負けちゃった
 けど後悔はしてないよ!だって、あの時負けたら多分そのまま出れなかっただろうし……
 そのぶん、正々堂々戦ってくれて、それで勝った奴には私の代わりに頑張ってほしいから!
 ま、私に勝ったんだから苦労しなさいよって事だね♪」

【後悔する様子はなく、その表情はむしろ清々しいくらいだった
 対戦相手への親しみ、そして公正に戦い合った事への誇りだろうか】

「あなたも男なんだから、がんばんなさいよ」

【負けた者同士だからか、気軽にそんな言葉を口にしつつ】

/おかえりなさい
/時間のほうは大丈夫ですか?
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 01:00:55.96 ID:wbpGkmc0
>>733

【詠唱は、完了―――獄彩色の紫を、福音めいた白光が照らし、夜の闇にぽっかりと穴が開く、奇妙な光景が展開された】
【盆をひっくり返したように、急速かつ大量に大量の光が溢れ、空中にて凝結……小さなテーブルほどの直径が有る、魔法陣が生まれる】

………此れで、決める。決めねば、成らぬ=c…ッ!

【そう、此の場で勝敗を決することが出来なければ――――久々の実戦を、非殺傷の制約付きで行っている彼女に、出す手も、手を動かす力も無くなる】
【重々承知しているからこそ、そんな言葉を口にして、ほんの刹那、瞑目して―――開眼、そして】

―――――……≪G・テスタメント≫ッッ!

【術名を天高く神に誓約し、魔法陣を、十字に斬る、十字を切る―――ざくり、その表面に紅い線≠ェ刻まれた】
【カーテンを開く様に、線≠ヘ拡がり、作り上げるは聖なる魔力が圧縮された空間、刻むはその『カタチ』】
【青年に向かって、真っすぐと――――女性の背丈と同じくらいの、十字架型の魔力光線が、勢いよく放たれるだろう】
【命中すれば、劫火を思わせる熱によるダメージ……本来ならば、その上で『切断』の属性すら併せ持つのだが、大会仕様と言う事でスポイルしている】

(………不味い、な。)
(飼い殺しを嫌がって出て来たは良いが、それにしても鈍りすぎたか…いや、若しかすれば…。)

【攻撃の成否に関わらず、ルブハティルは膝を付き―――戦闘態勢を、崩落させる】
【勝利を確信した訳ではなく、肉体的・魔力的限界が訪れただけ―――弾かれた牙は、女性の許に戻る道半ばで、墜ちて】
【アートマンも、腕を萎びさせて、壊れた気球の様に地べたと抱擁を交わし、消失することだろう】

【詰まり―――青年の対処の状態と、その意思によって、勝敗が決定されることとなった……!】
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:03:07.84 ID:JcblRDoo
>>732

「待ちやがれっ――――!!」

【そんな少女の遥か後方から突然の叫び声が発せられる】
【その声は男の物で加えて足音が2つ】

待て言われて待つようなど阿呆はおらへんわ!
「ンの糞アマ!ふん縛って身売りしてやる!!」

【その声につられて振り返れば】
【肩辺りまで伸びている、墨塗りのような黒の瞳】
【白のシャツの上に紺色のブレザーを着ている、服の上からでもその胸は十分な起伏を描いて】
【下は黒と白のチェックのスカート黒いロングソックスに黒いローファーを履いている】
【つまりは学生服を着た少女が見たとおりにチャラい男に追われている】

ふん追いつけもしないのは普段から鍛えてないからやね情けないわー……
鬼さんこちらやね、まあどっちが鬼か分からんけども

【肩に掛けたエナメルバッグを揺らしながら追ってくる男をみてフフンと笑う】
【前方不注意のまま甕覗色の髪の少女は走り続けて行く……】

バテるまで遊んだるわヴァーカ――――

【したり顔のまま走っていけば前方にはのんびりと歩いている少女】
【急に止まれる程スピードは遅くは無くこのままだともしかしたらぶつかってしまうかもしれない】

/まだいらっしゃいますかー?
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 01:03:37.14 ID:8M1Z7kSO
>>739
………当たり前だろうが!!馬鹿!!
三回目の大会!!今まで全部負けて、やっと今回の予選で二回勝ち予選突破できる思ったのに………コレで本選初戦負けとかだったらぶっ飛ばすだけじゃすまさねえぞ!!!
【涙を流してるのに気付かずノビタに怒鳴る】
【悔しかった…だから相手の前では本当の自分を出さない】
【出したら相手に迷惑かける上に泣きわめていしまう……だからこの態度と口調を続ける】

……ズボンの中だ
【携帯をとろうにもできない】
【だから視線でノビタに言う】
【私のズボンから取って自分で連絡しろと】
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 01:03:40.60 ID:qs7n5kAO
>>738
ぁー、も、……無理だ、動けない。視界が真っ赤っかで何も見えない
どうにかすればどうにかなりそうだが、それじゃあきっと私が死ぬかも
嗚呼、降参だ――と言えば、確かに降参だが……それよりもだな

【倒れ込む直前、レペンスは霞む視界の中で少女の傷痕を視認する――が、こちらは既に行動不能】
【敗者と成った彼女はリナの要求もすんなりと聞き入れて、降参の言葉を吐き出しつつ】
【くは、と仰け臥した状態で浅く呼吸を繰り返しながら、握る手を開いて長剣をその場に落とす】
【――からん。無機質な金属音と共に、「冷気」も「魔力」も雲散霧消】

――君の勝ちだよ、リナ。

【改めて、西谷リナの勝利を告げた】
【いやあ学ぶことが多かった、等と呟きながら、レペンスは自身のバッジを全て手に取り、リナへと示す】
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:10:51.44 ID:R984UgSO
>>728

『――――ぬぉぉっ?!』
【二つの火はそれぞれ命中】
【だが、予測通りやはりアートマン】
【燃える事はなく、】
【更に言うならばダメージはアートマン=アートマン】
【故に本体の少年にはダメージはない】

【――――だがもし次の動作を見たなら】
【アートマンが少し苦しむようなそんな動作が目に入るだろう】
【どうやらアートマンその物への熱によるダメージはあったようだ】

/ただいま戻りました&携帯です
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:13:32.48 ID:9Qza/IIo
>>743
【はあ、とため息をつくと彼は海里の頭の上にぽふっ、と右手を置こうとしながら】

…心配しなくても…オレは吟雪たちに…オレは決して、大して変わり映えしない程度の人材では終らないって
ここに証明するためには…意地でも優勝を勝ち取らないといけないだろうよ…だから絶対にその拳は食らってたまるか

他にもオレよりもシオンの方が強いって言われるのも気に入らなかったし…本戦で絶対倒したいって思ってた事だしな
最も、この全賭けバーゲンセールに乗り遅れて…予選敗退なんてマヌケな状態になってる可能性もあるがな

【はん、と気に入らなさそうな顔をしながら彼はそんなことを呟くが…しかしその後で海里の顔をじっと見て】
【そしてズボンのポケットへと手を伸ばしながら彼は携帯を取り出そうとしながら】

…じゃ、失礼…そういえば海里さんさっきの話だが、織守さんの消耗を感じてさ…最近オレたちで現場指揮を担当する人間を増やして
最終決定権を一人に任せていた織守さんの負担を軽減しようって言う作戦を締結しようと思っているんだ
多分海里さんはエルメアさんの班になるかもってあの時言ってたけど

【そう告げながら、彼は海里の携帯で医療班を呼び出そうとしている】
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 01:13:37.19 ID:CSiuWzgo
>>737
【がづっ──鈍い手応え】
【──刀身の打点が、根元!これでは、勢いが通らない】
【斬る事は愚か、叩き潰すのでさえ、そんな根元では威力がかなり殺がれてしまう】


 【ごっ】


 ────、っあ……?


【──そんな思考を、揺らぐ世界の中で巡らせていた】
【気付けば、世界が反転していた。いや、反転しているのは自分か】
【そんな認識さえあやふやになるような──強烈な、脳震盪が、起こっていた】

 (──……え、あれ、──目の前、壁が……)

【──どさり】
【青年の身体が、崩落するように地に伏した】
【彼女の左腕に浅く防がれた長剣も、そこからずるりと滑って】
【落つ右手に緩く握られたまま、青年と共に地に倒れ伏した】

 ──……っ、……? ……っッ……──?

【──朦朧とする意識の中で、ようやく気付く】
【自分はいつの間にか地に倒れていて──身体が動かない】
【必死に脳が立ち上がれと指令を下しても──ごろん、と。うつ伏せが仰向けになっただけ】

 ────…………、……

【意識の混濁に、しぶとく抗おうとして──地から見上げた彼女は、】
【多重の視界の中で、わらっていた。何人も、何人も、只管に】

 (──だ……──メだ……動かな──い……終わ……)
 (へ……へへ──……何でわらってるんだろ……う……)

 (……あの顔……貌……かお……カオ……──貌、貌、かお)

 (──か、ヲ──)

【──ひゅ】

【瞬刻】
【彼女の背後に落ちていた、ビー玉の五つから迸る光条】
【それらは瞬く間に絡み合い、砲丸大の太さを持つ一本のビームへと相成ると】
【真っ直ぐに──彼が地から見上げるその顔の、後頭部目掛け、空を穿ち飛来していく!】

【──もし、直撃した場合は、高熱と共に、丸太で打突するような衝撃を齎すだろう】
【それが齎す結果は、果たして──青年の意識は、蕩けて──決着は近い】
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 01:13:42.54 ID:kN1On2k0
>>744

――――正直、すこしきつかった。
これ以上長引いたら、どうなっていたかも分からない。

【吐く呼吸と吸う呼吸のリズムをやっとのことで取り戻し、レペンスへと歩み寄る】
【特に怪我の酷かった左足――凍傷を伴った怪我は、両足――をかばうようにして】
【出された☆を、右手で受け取り、右胸に付ける】

…ところで、携帯電話は持ってる?

【戦闘終了、となれば、次にするべきことは怪我の処置】
【生憎、リナは応急処置の心得は無い。そうなると救急班を呼ぶことになる】
【もっとも、通信機がなくても戦闘終了の空気を感じてやってくるだろうが】
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:14:05.76 ID:FoLotoMo
>>742

…………おー

この時間に分かり易い追いかけっこと分かり易いよそ見した人間
こういう状況になってやることって言ったら………

……まあ、これしかないよね

【走ってくる少女が、自分の方を確認していないのを見て】
【避けない警告しないそして受け止めようともしない三重奏】
【腰を深く落とし、左後屈立ちに】

【左手は真っ直ぐに突き出し、加速の為の道具兼狙いを付ける照準器】
【折り曲げた右足に体重を乗せて、肺に空気を溜めて】

………しゃあああぁっ!!

【体重を左足へと移しつつ、腰に連動させての上体の回転】
【空手の正拳突きの要領で、向かって来る少女に掌底を打ち出す】

【別に恨みが有る訳でも、実害が有った訳でもなく】
【敢えていうならば深夜テンションが生んだ行動である】

/もしかしたらやや短めになるかも知れんが居るぜー
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 01:19:27.25 ID:/nEtlCYo
>>745

(熱に弱い──?)
(全く効果ない、と言うわけではないですわね……)
(となればする事は限られております──!)

【苦しむようなアートマンの動作を見て、エルは火球のうち2つを手元へと引き寄せる】
【それと同時、彼女の周囲に漂う火球のうちの2つがじわりと赤黒く染まり始めた】

【そして手元に引き寄せた火球。それらは互いに互いを飲み込むと急激に変化を始める】
【火球から1つの塊へ。塊から、棒状の物へ】

【色の変わった火球と、形状の変わった火球──】
【2種類の変化を、そのアートマンはどのように捉えるだろうか?】

【残り火球:6】

/おかえりー
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 01:25:07.23 ID:8M1Z7kSO
>>746
……勝てよな
【プイッと横を向きボソッと言う】
【………何コレ?カワイイ】

【ついでに待受はぬこ】
【女の子らしい上に癒される】
【今の海里のイメージだとかなりギャップがあるだろうが】

……そうか。やはり皆、織守の消耗を感じてたか
アイツに何回も休めとか言ってるのに聞く耳持たない……だからエルメア辺りに説得を頼もうと思ってたんだが
……その意見は賛成。だがまず織守に自分が無茶しすぎなのを自覚させないと話にならないと思う
いくら軽減させてもアイツは休む事や息抜きを知らない……いつか倒れるぞ?
【はぁ……っと溜息をはく】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:25:23.90 ID:u1eptwDO
>>740

あぅぅ……っ、そ…そんなこと言われても……それに、可愛くなんか……
………ごめんなさい

【未だ彼女の言いたいことが理解出来ぬまま、然し捲し立てられる勢いに負けてついつい謝罪の言葉が口を付いてしまう】
【なんだか自分のせいで怒らせてしまったような気がしてきたようで―――意図せずとも上目遣い気味に、申し訳なさそうな瞳で彼女の顔を見つめて】


うん、それでいいんじゃないかな。もし次に手合わせする機会が有れば、その時こそ勝ってやろうって思えるしね。ライバルが増えるのは良いことだと思うよ?

【大会はあくまで腕試しの大会であり、本当の殺し合いでは無い―――悔しさは生まれても、そこから学ぶべきことの方が遥かに多い筈。そうして自身を高めていくものだと、彼は考える】
【だから――彼女の前向きな姿勢をハッキリと肯定することが出来るのだろう】


あはは……まあ今回は参加してないけど。大会に限らず今後何かあれば、その時はもちろん僕は自分の全力を尽くすよ

【柔らかい笑みとともに、そう答えた。それは当たり前のようで難しいことだけど―――心構えだけは忘れてはならないものだから】


/今のところは大丈夫だと思います
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:27:42.86 ID:JcblRDoo
>>749

そもそも悪いのはそっちやん……ん?掌ぁ?

【やっとこさ正面を見たら目の前には構えを取った少女の姿】
【さらに向かってくる掌底、それを避けるのはおよそ不可能で】

ちょ……まっ!アカンて待ってy……ぐぇっ!!

【ずざざざざと足で地面を捉えて止まろうとするがそう簡単には止まらず】
【掌は腹部にクリーンヒット!】

(な、なんでや……っ!)

【腹部を起点に身体をくの字に曲げながら吹っ飛ぶ】
【少女の後方を走っていたチャラい男が「ラッキー」とか思ったのもつかの間】

「うぇ?ちょ待っ……ぐぇあっ!!」

【吹っ飛んだ少女の身体が丁度良く当たって二次災害】
【身体が絡んだまま浮翌力を失い土煙を上げながら地面に着地、というか墜落】

……………………!
「……………………」

【そして煙が晴れた数秒後、1つの高い人影が起き上がり】

お痛たた、なんやいきなりけったいな……
ウチが何かやったかぁー?……

【起き上がった少女は難儀そうに服についた埃を払う】
【受身でも取ったのか怪我という怪我は見受けられない】
【もう1つの倒れている方、チャラい物は全く動かず】

(おわノビとるご愁傷さまやね……)

【思い出したように浮き飛ばした張本人の少女を見つめて近寄り始め】

ちょ、嬢ちゃん酷いじゃんかー私何もしてないよー?
そりゃぶつかりそうになったけどだからっていきなし掌底って……

【笑顔を振りまきつつもその額には青筋を浮かべ】
【加えてその190cmもの身長はそれだけで威圧感を放っている】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:28:39.68 ID:JcblRDoo
>>749
/追記
/了解です、止めたい時は仰ってください
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 01:29:18.18 ID:4QDSA56o
>>747

【ぐぢ、とか、ごり、とか、づぶ、など”潰れた”左腕から響いてくる】
【過去に幾度も無く身体を破壊され、痛みで死に掛けてきた】
【今回も自分の爆弾、今の一撃―――受けたダメージは決して少なくない。それなのに――――】


――――あはっ


【と、童子のように女は嗤う。自分の状況に満足するかのように、ただわら―――――】












――――――――――――――――【命中】

【何が起きたか女の脳は処理しきれて居なかった】
【ただ愕然と解っている事は頭、後頭部に何かを受け、身体が機能停止状態に陥っている事】
【相手はまだ意識がある。だから――――――――――――――――――――――――】




【脳は其処で停止する。青年に覆いかぶさるように倒れた女は完全に意識を手放していた】
【後頭部からは焼け焦げた臭い、ビームが直撃した事によって血が流れ出ている】

【青年がどう感じるかは分からないが女の身体は針金、と言えるほど細く硬い】
【細さは女特有の物でもあり、女の食生活が悪いのか、一般人よりは痩せている】
【硬さは女には無い、鍛えられた筋肉の硬さ。その硬さは年月を感じるもので、露出している半身には幾つもの傷がある】

【青年が手配書などに眼を通していれば女が殺人鬼、として手配を受けていることが分かるかもしれない】
【最も今の状態ではそれは叶わないだろう。女は意識が無く、青年も危うい】


【どちらにせよ、この戦いは青年が勝ちをもぎ取った。女は意識が目覚めるまで子供のように寝ていることだろう】



【女、ペレグリー、星0 青年、星12】

/久し振りの戦いで満足できました!お疲れ様でしたー
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 01:31:25.81 ID:qs7n5kAO
>>748
ふふ、それは私も同じことさ。地面に撒かれたのが油とも気付かなかったし、……ね
――まあ、重畳。大怪我こそしたが、個人的には良い勝負になったと思うんだ
戦ってくれてありがとう、リナ

【顔を覆い隠す面紗が無ければ、きっと彼女の清々しい笑顔が見られたのだろう】
【大丈夫?とリナを気遣いつつ。問い掛けに対し、暫時無言になって】

……携帯電話……あ。
ああ、うん……壊れてなければ、一つだけ
まあ、壊れてないことを祈っててくれ……医療班に連絡しとくかい?

【やや不安な言葉を零しながらも、左手で布下より一台の携帯電話を取り出す。ぴかぴかで新しいピュアホワイト】
【折り畳み式のそれを開けば、ディスプレイが点いて確りと電源が入っていた。ちゃんと生きてた】
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:31:48.51 ID:9Qza/IIo
>>751

…もちろんだ、任せておきやがれOK?
…というかうわッ、なにこの待ちうけの猫可愛い、海里さんの飼い猫か?もふらせろよ

【…勝利したのをいい事になんかずうずうしい事を言っている】
【ともあれ、海里が了解してくれたのを見て彼は少女に手を伸ばしながらもう片手で医療班の人間たちが来たのを指さす】

―――最後に、バッジを貰おうか…そろそろ
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:33:32.25 ID:9Qza/IIo
>>757追記


【と、そこまで告げた所でこてん、と地面に倒れる】
【手を上に伸ばす形になったまま彼は動かず】

…とはいえ、オレ普通に電流浴びてるからね?ボロボロだからね?
おねがい、意識があるうちに勝利を実感しておきたいのさ…

【と、ガクガク身震いしながら懇願してくる】
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:35:07.03 ID:FoLotoMo
>>753

んー、今一つ手ごたえが軽かったねー
もう少し速度を乗せた方が良いかな、力み過ぎないで
飛ぶには飛んだけど………

【突いた右手を引き戻し、残心まで取って】
【それから構えを解いて、吹っ飛んでいった相手の方へ】

何かやったか?よそ見して突っ込んで来たね
無駄に図体でかいんだから、ぶつかったら危険だと思うけど

………ああ、言っとくけど
そーいう顔は見慣れきってるから、どうとも思わないよ
寧ろ………味が良さそうだな、とは思うけど

【30cmの身長差も、表情も、全く気にもせず】
【そもそも路地裏等で見かける連中に比べれば、ただでかいだけの少女では怖いとも思わず】
【逆に、明らかに牙の形状になってる歯を見せて、口が裂けた様な笑いを返す始末】

で、それ何?

【何やら玉突き事故に巻き込まれた男の方を指さして訊ねる】
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:36:02.76 ID:MmVZDQUo
>>752
「……!
 ううっ、駄目駄目!そんな目で見たって駄目なんだから!」

【段々と、自分がどうして怒っているのかが分からなくなり
 吐き出す先の無いもやもやの中、プイとそっぽを向いてしまう
 心の中では、ここでガツンと言ってくれたほうが自分ばかり悪くないような気がして良いと思っているが】

「そうだよね……そっか!次、次があったよ!ようし、次は絶対負けないよ!ありがとう!
 ライバルかぁ。例えばあなたと私でも、ライバルになれたりするのかな?」

【喰うか喰われるか。星の賭け合いでもそれを意識していた彼女にとって、再戦の機会は意外なものだったらしい
 思いがけない知恵をくれた彼に対し、先程の怒りとは調子が変わって感謝の言葉を述べる】

「まっ、その時私が相手でもちゃんと全力出しなさいよ!
 しっかりやんないと(文字通り)食べちゃうんだか……おわ、わわわ、わわわああ!!」

【得意気に語っていると噴水の縁から足を踏み外し、そのまま水の中にまっ逆さま】
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 01:39:36.86 ID:kN1On2k0
>>756

なかなか、初見で油だとは気付きにくい。
…否定はするつもりは無い。色々、分かったことも有る。
こちらこそ有難う。レペンス

【余談では有るが、仮にこれが大会の予戦でなければ、油に点火していた】
【表情こそ変わらないが、感謝に似た感情は、言葉から滲み出す】

…大丈夫。むしろ、貴女の方が重傷に見える。
私は特に呼ばなくても問題はない。…けれど、恐らく貴女には必要。
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 01:48:05.04 ID:8M1Z7kSO
>>757>>758
任せたぞ
【ニカッと笑うが】
【ノビタの次の言葉を聞いた瞬間顔をしまったって顔になり】
【カァー///】
【顔を真っ赤にさせ】

うるさい!!うるさい!!サッサッと私の胸にあるのをとれ!!
【話をごまかすように胸につけてある☆をとれという】
【忘れがちですが両手が使えない】

……って!!……無茶しすぎだろ
【倒れたノビタを見て苦笑いし】
【とりあえず手が届く場所に自分の☆がついてる胸の場所を近づける】

…………まあコレからも仲間としてよろしくな
『我は汝…汝は我…』
【突然、海里の頭に声が響く】


『汝、今ここに絆を得たり』



『絆、それは即ち汝の希望』



『今こそ汝には見ゆるべし』



【〔星〕の力〔アヌ〕の汝が内に目覚めんことを……】



【海里の中に、のペルソナ『アヌ』が生まれた】
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:50:13.50 ID:JcblRDoo
>>759

う、うぐぅ……で、でもこう避けたったら良いじゃん……
な、なんて思ったりー……あはははは

【自分の言っている事に途中で無茶があると思ったのか言葉を濁し】
【ついでに目を逸らしはぐらかすように頭を掻く】

(おお、物怖じしないんや……良いなあこうフレンドリー?な人がおると……?)
え、ちょとお嬢さんやたらと歯が尖ってるけども……もしかして人間やなかったり?

【自分の掛けた脅しも軽く返されて、だけどそれも少し嬉しくて】
【何故かと聞かれたら元いた世界では身長だけで周囲から距離を置かれていたからだった】
【少女の牙に目を大きく開きながら驚いて萎縮したように恐る恐る尋ねる】
【人ではない者と出会うのはこれが初めて、所謂未知との遭遇に素の言葉遣いが出てしまった】

ん?あれは、なんていうか……路地裏的な所を歩いてたら「金出せよ姉ちゃん」って脅されて
で腹が立ったんでぶん殴ってやったらあっさり気絶してね
今度は逆に身包み剥いでやろうってモタモタしてたら起きちゃって、それで怒ったアレに追っかけられたってワケです……

いや、でもお嬢さんに怪我が無くて良かったようん……
本気でそう思ってるよ?本当だよ?

【ミイラ取りがミイラになってそしてまたミイラ取りになって、みたいな感じらしい】
【なんだか謝り方が嘘臭かった】
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 01:56:47.20 ID:qs7n5kAO
>>761
【変化の無い表情の中でも、言葉から確かに滲む彼女の感情を読み取る】
【こくり、と一つの首肯を、短く簡潔な返事と成し】

……そんなに重傷に見えるかなー……?
折角だし、腕の良い人らの治療を受けといて損は無いと思うのだけれど
ん、じゃあ一応呼んでおこうかな。待つも待たぬも君次第、来る者拒まず去る者追わず――って、……ね

【はてな、と首を傾げるも気を取り直し、軽快なタッチで連絡先を入力】
【大会の医療班への連絡を至極簡単に終えれば、レペンスは携帯電話をしまい込み】

(『愛せよ、汝の敵を』……、か)

ふー……勝負が終わったら急に疲れちゃったよ、リナ
今度はそのアホ毛触らせてね、おやすみ

【何か言い残して、数秒後聞こえてくるのは穏やかな寝息。ぶっちゃけ聞かなかったことにしちゃってもいいと思う】
【――なにはともあれ、暫くすれば。医療班が彼女……或いは、彼女らを迎えに来るのだろう】

/ここいらで〆かな、夜遅くまでお疲れ様でした、ありがとうございました!
/wiki編集しておきますねー
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:59:14.59 ID:9Qza/IIo
>>762

お、おいわかったよ!悪かったッ!
OK!全部いただくぜ!

【倒れたまま彼女を抑えるように両手で制し、そのまま10個の星を取る】

…ああ、やった…15個だぜ15個…
これで…本戦出場だぜ…へへへ、さてお休み、後よろしく

【…こうして、彼は本戦出場権を得たまま…ぐっすりと眠ってしまった】

【野比信太―――――勝利、星を15個手に入れたため本戦出場者8人の中に加わる】
【←To Be Continued...】

/乙でしたー!
/長い事振り回して申し訳ない…特に最初の突然の呼び出しは非常に申し訳なかった
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:59:52.93 ID:FoLotoMo
>>763

だってさー、なんか避けたら負けっぽいじゃん。なんとなく

【理由が一々適当】
【まあ、深く考えずに行動しての結果、筋道だった理屈が有る訳でもなく】
【本人の意識としては、落ちている小石を蹴った様なもの】

……さあ、ねー。人かも知れないし、そうじゃないかも知れないし
そもそも、何処から何処までを人間と定義するかが面倒なんだよねこの世界
亜人多すぎて、何処から獣と見るべきか分からないから

………まあ、良いや。そんな事より
聞いた感じ、これ………どうしても良さそうだね

【人間なのかどうかの問いに、どちらにも取れそうな答えを返しつつ】
【ダウンした男の顔を覗き込みながら、その説明を受ける】

………この辺り、最近面倒だからね、サクっとやっちゃおう
まあ、運悪く目が覚めなかったらそれまでって事で

【そして、また何やら物騒な発言をすると】
【一歩助走を付けて、ターンと高く飛び上がり】
【靴の踵から、男の顔面に落下して行く】
【念を入れて気絶させる+初対面の相手をビビらせるつもりらしい】
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 02:01:14.70 ID:kN1On2k0
>>764

…最後は断る。これには触れさせない。

【携帯電話の操作を終えて、そして眠りに付くまでを見届けて】
【何かポリシーでもあるのか分からないが、聞こえたかどうか分からない呟きを残して】
【広場を、静かに立ち去った】

/お疲れ様でしたー
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 02:09:09.01 ID:JcblRDoo
>>766

(あかんなんかエキセントリックな性格やこの娘……)

【同意もせずに乾いた笑みを浮かべたまま】
【あまり逆らったりするのはよろしくないかも、なんて思ったり】

へー……そんなに一杯種類があるんだー
じゃあここなら私の身長なんかも普通に見えるかなー

【ぽん、と軽く自分の頭を叩く】
【少なからずその身長はコンプレックスのようだ】

うん……まあ結構どうでも良い、かな
あ!でも息の根は止めなくて……ああ……

【注意を促そうとしたけれど少女は既に宙に浮いていて】
【「ごきゃ」やら「どごぉ」やら痛そうな音を立てて男は完全に落ちた、でも多分死んでいない】

(いややわぁ、この娘エキセントリックというかアグレッシヴや……)
……うん、あんま逆らわんでおこう命キケンや

【少女の目論見は成功したようで、小声でそんな事を言って】
【乾いた笑みは引きつった笑みに変わっていた】
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 02:09:33.06 ID:CSiuWzgo
>>755
 ────ぁ、は……

【白んだ視界の中で、何を見たのか聞いたのか。彼の唇は躍っていた】

 【──当たるかどうかの行く末など、正確に見届ける事等出来はしない】
 【ただ、イタチの最後っ屁を出し切れさえすれば、それで自分の全力を出し切った事になる】
 【勝ちであれ敗けであれ、それだけ出来れば心残りは──と、その事だけが、彼の細く薄い意識を繋いでいて】

 【そのまま、意識を手放す──前に】

【──彼には、果たすべき義務があった】
【殺し合いであるならば、その命と共にすっぱり意識を手放してしまえば良いが】
【どちらにも、更なる飛躍と共に今後がある──大会の予選であるからして】

 …………──ッッ

【──がりっ】
【舌の横を噛んで、強制的に、意識に今一度だけ止まって貰う】
【鋭い痛みが脳を刺している間、自身の胸の星へと手を伸ばそうと──】


 ────ッげほっッ!?


【──した、その時に。その胴体を、上から押しつぶしたものがあった】
【大きく見開かれた目と共に、青年の口から飛び散った鮮血】
【今度は何だろう、いや、もうこれは既に夢なのか? ──と、瞬時に渦巻く脳幹に】
【じわり──滲んでいく感触があった。細く、硬く、血の臭いと、息遣い──人間?】

 ……──あ、ぁ? 
 ──……やっ……た……──?

 ……は、……あはは……は……──……ぅ……え……────

【──彼は、その瞼を硬く閉じた。目尻から滲む、透明の雫】
【動かない身体が、もう一つの静かな体温を感じていて、決着を悟った】


【──それから、ほんのすぐ後。青年の掠れた呻き声を、巡回中の大会医務班が発見し】
【すぐさま医療措置を施すと共に、医療施設へと担ぎ込んでいくだろう】

 (……その、笑顔ってさ──)

 【──手持ちの七個に加え、素性を知らない彼女の、五個】
 【計、12個の☆。彼は、それらを両手の中に抱いたまま──瞳を閉じた】

//うおお……上手く〆られない!お疲れ様でした!わー、ありがとうございました!
//もう、度々お待たせして申し訳ありませんでした……でもすごく楽しかったです、是非また!
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 02:14:27.00 ID:8M1Z7kSO
>>765
……おやすみ
頑張ってね
【そう言うとこちらも眠りについた】

/乙でしたー

/いえいえ
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 02:16:55.55 ID:FoLotoMo
>>768
大体50m位有りそうな竜とか居るしねー
人間の身長で一々驚いてたら、街を歩くだけで心臓発作になりそうだし
貴女くらいのは……普通には居ないけど、見ない事も無いかな

……で、身ぐるみ剥ぐんでしょ?
別にこんなのの服は要らないし、私は現金だけ抜けば良いけど
それと貴女、最後の一言も出来れば心の中で言うべきだった

【がっちり意識を吹っ飛ばした事を確認して、早速男の懐に手を伸ばす】
【そのまま、金目のものが有ればひょいひょいと頂き始めるだろう】

………あんまり時間掛けると、今この辺り不味いんだよね
最近、何処もかしこもやたら遅くまで起きてるからさ
ほら、早く早く、さっさとこれ隠したいし

……いやまあ、口を利けなくしちゃえば見つかっても別に良いんだけどさ
どーせ私の姿ははっきりとは見てないと思うし

【さっさとお前もやれとばかり、小声で催促】
【きょろきょろと周囲を見渡したり、ひくひくと鼻を動かしたり】

【尚、同じように周囲を見渡せば、気付くだろうか】
【「やたら遅くまで起きてる」との言葉通り、近くの建物は灯りが付いているものが多い】
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 02:31:32.00 ID:JcblRDoo
>>771

おおーそれはちょっと見てみたいカモ……龍って格好良いよね、強そうだし
ともかく私はそれなりに普通、と……良い塩梅かな

うん身包み剥ぐ……って聞こえてました?あはは耳良いんやねー
お嬢さんはもしかして犬系統の亜人なんかな、それなら納得いくんやけども……?

【少女の持っている知識で牙と耳の良さとくれば犬だったらしく】
【自分も金目の物を漁りつつ尋ねてみる】

(んーなんやシケてるなあロクなモンもっとらんわコイツ……)
(しゃあないこの趣味の悪い時計で我慢しとくかー)

【少女のサイフを頂こうとしたからには金に困っていたのだろう】
【サイフはあるといえばあるが2万程度しか入ってなく、レシートやチラシの方が多かったり】
【他にもガラの悪い者が好むようなネックレスやリングや腕輪などをしている、勝手に取っていっても大丈夫だろう】
【そんなこんなで少女は金ピカに光ったいかにも偽物臭い時計を強奪してポケットにしまい】

今?というと前は皆早く寝とったの?……
うわ、ズルイなあお嬢さんだけ見られてないから大丈夫ってー
(鼻ひくひくしとうよ、なんかかわいいなあ……)

【目の端で街の灯りを捉えながら質問を加えた】
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 02:32:59.16 ID:/MrlTcSO
>>741

(―――……此処は、耐えないと。耐えなきゃ駄目だ、その為には……撃たないと)

【出血が酷い。身体の隅々まで酸素が行き渡らない所為か、視界が白くボヤけてゆく中、左手に構えた光刃を消し去る】
【エネルギー・コードを破棄、返す手で右腕を支え、保持。視界を染め行く純白の光に向けて――構えた】
【虚空に切った指の軌道を拡大、投影して、闇を喰らったように嵩を増す聖十字。放たれた其れに対し、青年は――――】

【十字の中央、鮮やかに浮き上がる同心円を幻視する――――紅のターゲット・サイトに添ってブレる手元を修正してゆく】

そうだ――――そうだ。あれを、ブチ壊さないと……俺は、まだ=c…!!

【安全装置解放、リミッター、カット。出力は現状75%が限界、単発方式を推奨。エネルギー集束率を85.7%に、平行してF.C.S.起動。】
【皮下流体装甲、並びにエネルギーフィールドを起動、単発射撃モードに推移。対ショック態勢に移行して下さい】
【照準補整、ロックオン完了。推定命中率80…87…95――98.42%、】

【捧げ持つ砲口の内の深淵に、少しずつあの%ナ々しい光が満ちてゆく。紅と黒が混じる、酸素に触れて劣化した血液の如き色彩】
【震える手では、踏ん張りの利かない脚では、信頼が為らない。もっと近くで、もっと精確に】
【伸ばした鉤爪の先を焦がす程、砲口に触れる程に――――忌ま忌ましき悪魔の顎と、十字架が接吻を交わす寸前まで、引き付けて】

【――――……刹那、轟音と爆光。地に恒星を叩き落としたが如き、人間大の十字閃光と、其れに比肩するサイズの光球の二重奏】
【相殺の結果、詠唱の通り、闇は残らず食い尽くされて。余波で暴風が吹き荒れ、陽炎がじりじりと周囲の空間を揺らがす】

【ぶつん、嫌な感覚を左足に残して反動で吹き飛び、青年は仰向けに地面に叩き付けられる。そのまま根こそぎ肺の空気を吐き出して、咳込む】
【一瞬、意識がトんでいた。嫌な感覚≠ェ、反動で抜け飛んだナイフが、左足の甲から中指と人差し指の間に掛けて断ち切った時の物だと気付くのに、少し】
【衝撃で左太腿の傷が開いた事に目視で、肋骨に何本か皹が刻まれた事に酷い息苦しさで気付くのに、もう少し】

――――……えーっ、と……医療班、呼んでくれない、かなぁ。
一寸どころじゃなく、ヤバい感じなんだよねー……あは、は。

【掠れた声で問い掛けるだけにも、随分と時間を要した。指の一本さえ動かない、戦闘は言うに及ばず】
【大勢が決した事を悟るのは、存外に早い。命が懸かっていない勝負に、張る意地も何も無かった――――自分の、負けだ】

【救援を願う言葉には、そんな意味も多分に含まれていた】
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 02:40:44.66 ID:FoLotoMo
>>772

残念、狼。犬と一緒にされるのは心外だね
近い様でもやっぱり全然違うんだよ、犬と狼
具体的に言えば……まあ、戦力とか色々

………んー、大したもの無いねー
金額も微妙、飾りは………質屋で良いか

【財布の中身を抜いて、ついでに装飾品はポケットに押し込んで】
【御叮嚀にレシートやらなんやらだけは男の懐に戻した後、財布を爪で布地レベルまで引き裂いてみたり】
【無駄に手際よく事を澄ませて、男の首根っこを掴んで】

んー?其処まで極端に早い、って訳でも無いけどさー
時間が時間でしょ?この時間まで、この数が起きてるのは……他の国だと少ないんじゃないかな
そりゃ、24時間営業の店なら、都市部には幾らでも有ると思うけど………

【この光景の奇妙さについて、軽く説明する】
【早く寝ていたと言うより、今が遅くまで起きているだけ、と言った方が早いか】
【そんな光景の中、男を引きずって行こうとして】

………あ、誰か来るっぽい

【ひくつかせていた鼻を止めて、風上の方に目をやった】

/申し訳無い、眠気が少しずつ
/そろそろ危ないかも知れないので、此処で一度中断させてもらって良いでしょうか
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 02:43:06.07 ID:JcblRDoo
>>774
/了解です
/多分9時頃にはいますので呼んでいただければ
/ひとまず乙でしたー
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 02:51:04.70 ID:JcblRDoo
>>774

あー狼かあ、確かにそれならあの強さも納得やね
それにしてもなんや狼って格好ええなあ……

【それなりにデカイ図体の自分を吹き飛ばしたあの攻撃も目の前の少女が狼の系譜ならば納得がいく】
【とばかりに「うんうん」と頷いて見せ】

(地味な嫌がらせやなあ……)
ほーそうなんやー……

【どちらかと言えば分かっていないような声を上げながら頷いて】
【この男が目を覚ました時の事を思って心の中で南無と祈ってやるのだった】

そうかー誰か来るんかー……?ってアカンやん!?

【がばっと少女の視線の先を見て】
【急いで両手で顔を隠す、なんだか情けない姿だった】

/そして一応返しておきます
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 03:00:46.61 ID:wbpGkmc0
>>773

【エネルギーの激突、生じる余波―――敵を引き裂いた場所から、バックステップ弐度程度で、潰せるモノだろうか?】
【まして、動けない……超新星爆発すら想起させるインパクトを受けて、生じる怒涛の熱風、砕けそうな空気の膨張を受けて】
【体のあちこちに火傷を負う、耐火仕様の筈の戦闘ジャケットが爆ぜるんじゃないかと言う気がする―――そんな状態で、女性も吹き飛んだ】
【受け身を取る程に、体は動かない。今度は無意識のうちに、右手から刃の感覚も、カタチも消えている……どすん、脆くも叩き付けられ】
【幸いな事に、粉砕と言う程でも無いが―――右足だの、脇腹だの、手の指だので、肉より深い場所が、壊れる音がした】

………良い、だ、ろう、私からは……頼まんだろうからな。
何故、か……? ……何時か、教えてや………ごふッ……!

【相手への敬意からか、或いは自分への戒めか―――慌てず、騒がず、悲鳴は上げず】
【青年を、痛覚と疲労、魔力の欠乏に揺らぐ視線に重ね、視界に映し込み、上着ポケットから女の子らしい桜色の携帯≠取り出す】
【恐ろしい事に、焼け跡一つ、傷一つ無い―――そして、何処か時代遅れ=c…年代物と呼ぶには、少し新しすぎるデザインが特徴だ】
【魔術協会の或る教師が作り上げた魔道具である其れを開き、肺自体が傷ついたか……喀血しつつも、驚くほどテキパキとボタンを押していく】
【繋がった先は、大会の医務拠点………手短に、場所と選手二人の名前と、救援の意図だけを、伝えて、切ったかと思えば閉じる】

……そして、その言葉……『降参』の意思と………けほッ! …受けと…。

【歩く事が出来ない―――性格が悪い≠ニ自認する彼女は、意思が交わったからいいモノの、失礼極まりない台詞を吐こうとして…唾と血を、吐いた】
【バッジを投げることが出来れば受け取るだろうが、事情を説明して、医務部隊や大会関係者の処置を待つ、という手も有る】

……………。

【やがて―――どうあろうと、ルブハティルからの返事は、聞こえなくなる…意識と言うモノを、手放してしまったらしい】
【それから少しして、聞こえてくる複数の足音―――しかるべき装備を備えた、医療チームだ】
【彼らは、二人を等しく運んで行こうとするはずである―――お互いに、試合には見えない程傷付いている事に、顔を苦くしているが】
【そこは新世界の医術の最右翼たる彼らの事、目覚めたら天に召されていました、というコトは無いはずだ……。】
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 03:04:17.17 ID:R984UgSO
>>750
/すいません、少し母と喧嘩してました。
/まだ大丈夫ですか?
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 03:07:46.05 ID:/nEtlCYo
>>778
/MOTHERの妨害があったなら仕方ないww
/此方は大丈夫だぜ
/そっちの眠気に問題がなければ、継続可能だよー
/それと、「今日一杯で終わらなかった試合は無効試合として、星の移動は無しとします。」らしいから注意ね
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 03:30:26.72 ID:R984UgSO
>>750

『(形が変わった・・て事は能力はきっと炎の形状変化とか・・かな?)』
【アートマンの向こうで少年は思考する】

『じゃあ、こちらもそれに一手を打とう、そろそろ見せようか』
【そう呟くと】
【アートマンは『白い何か』を吐き出した】
【『白い何か』―――それはよく見れば大量の白い粒、これは――卵だ】
【そしてはアートマンは卵を産み終えて、その役目を終える】

【―――アートマンは体中にひびが入り、粉々に消滅するのだった】

/すいません、眠気の方は大丈夫です。
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 03:38:58.79 ID:/nEtlCYo
>>780

【「向こう側」にいる少年の思考──】
【それは確かに、正解だった】
【だがエルの能力は単なる炎の形状変化だけではない】
【≪ラヴァーズ・コンチェルト≫──その詳細】
【それはこれから、戦いの中で明らかにされていくことであろう】


たま、ご──?

(〜〜〜〜っ、)

【白い粒を視界に入れた途端、エルの顔が嫌悪感に歪む】
【元より彼女は、虫がダメな性格なのだ】
【今まで相手のアートマンと向きあえていたのが不思議な程度には、もうダメダメである】
【きっと戦闘中の緊張感が恐怖や嫌悪を抑えていたのだろうが──】
【産み出された卵を見て、その我慢の限界が来た】


      【 「 き も ち 悪 い 」 】


【その感情のみで思考が染まりきり──】
【ばしりと。まるで彼女の感情をそのまま表現したような色に赤黒く染まった火球を2つとも、卵に向けて解き放つ】
【その火球は何かにぶつかると「2匹の炎蝶」へと変化し】
【更にその蝶は何かにぶつかると黒煙をあげて「大きさ相応の爆発」をするという特性が付与されている】
【最大4匹の爆発する蝶が出現する可能性があるこの攻撃──】
【果たして、相手はどう出るか】

【残り火球:4】

/あいよー
/でもきつくなったらすぐ言うんだぜ?
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 03:50:05.94 ID:R984UgSO
>>781
【ワラワラと】
【卵が孵化し】
【中から大量の蜉蝣が生まれる】
【そして生まれると同時に自分達の命が危機に曝されているのに気が付いたのだろう】
【幼虫達は回避の為の移動を開始する】
【カサカサ―――】
【カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ】

/了解
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 04:01:51.03 ID:/nEtlCYo
>>782

【火球はもし卵に当たらずとも、確実にその下にある地面へとぶつかる】
【その火球から変じた4匹の蝶は、それでは】
【地面に触れるか?生まれ出た幼虫に触れるか?】
【どの道、蝶が何らかの形で爆発するという結果に変わりはなく】
【引き起こった爆発に、或いはその幼虫たちが巻き込まれる可能性も十二分にあった】

ひっ────!

【小さく、エルが悲鳴を上げる】
【こうなってはもう、プライドも何もあったものではない】
【戦略も、知略も。計略も策略も──全て、総崩れ】


いっ……


      ──やぁああああぁああぁあぁあああぁああッ!!


       こないでぇえぇええぇえええぇえ──────っ!



【深夜の金の国。その街中に】
【1人の少女の、壮絶なる悲鳴が響き渡った】

【先ほど彼女の手元に生成された棒状の炎】
【それはいつの間にか、赤い赤い刀身を持つ細身の片手剣と化しており】
【その片手剣を無作為にぶんぶんとぶん回しながら、彼女は残す火球全てを幼虫の大群に向けて放出する】
【火球にぶつかれば、可燃性のものであればまたたくまに炎が対象物に燃え広がることだろう】

【更に、火球を全て放ち終えたその瞬間】
【エルの周囲に再びピンポン球ほどの火球が10、浮かび上がる】
【生成までにやや時間のかかる火球ではあるが──】
【彼女の精神状態が錯乱している今】

   【常識は】   【たぶん】   【通用しない】


【残り火球:0→10】
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 04:12:36.96 ID:/MrlTcSO
>>777
【――――紅黒い光が、粉雪のように周囲に舞う。先の光球と違い、其れは防性=c…事前にフィールドを張っていなければ、どうなって居たか】
【躱せず、至近距離で、あの爆光の余波を浴びたのだ。少なくとも、今より酷い目を見ているに相違無かった】
【鼓膜が破れていないのは重畳だが――平衡感覚を揺らされて、擬似的に天地が逆転したような眩暈を覚える】
【強化置換された筈の骨格が、ぎしぎしと悲鳴を上げる。満身創痍の身体が、痛みを通り越して火を噴くように熱く。其れなのに、何故だか冷たくも感じる】
【――――なんて酷いていたらくだ、そう苦笑するより速く生じた吐き気。喉元で感じる鉄の臭いを嚥下して】

――――っ、ふ……らしいっちゃ、らしいよ、ね……何時か≠ニやら、楽しみにしてる。
……あー、うん。それと、もう一つ、だけ…………この後二戦する余裕も、自信も、今の俺には無いから、さ?

【顔だけを其方に向けて、邂逅の時と同じ笑みを浮かべる。予想外な携帯のデザインに、可愛らしいな、等と失礼な感想を抱きつつも】
【割合とスムースに降参の意志を言葉に出して、首肯。次いで、「頼む」と呟けば――――右腕が、一人でに動き出す】
【スーツの胸ポケットを引き裂き、取って差し出す黄金の星五つ=B最初の約定とは違うが――――全てを、託す心算だった】
【彼の能力が強いる負担は、肉体的な物のみならず生命力≠ネどと言った非常に根源的な部分をも蝕む】
【だから、きっと明日は戦えない。彼女が其れを知る由も、恐らく説明する事も有るまい。内心でそんな事を思って――――】

【意識を、手放す】


…………。………………。……………………。。。


【さて、キング・クリムゾンとでも言うべきか否か。気が付けば、一日が過ぎていた】

――――……知らない、天井だ。

【白い天井を、染みでも捜す小舅のようにしげしげと見つめ。ぼやける視界を擦って】
【よいしょ、と、実年齢に較べて老けた掛け声と共に上半身を跳ね上げる。流石合法チートの医療班、痛みも何も有ったものでは無い】
【医務拠点のベッドの上。まともな寝床で眠ったのは何時ぶりか、そんな事を思いながら次いで自己を検分】
【寿命どうこうに響く程でも無いが、生命力を随分と喰われた。外傷はさておき疲労が酷く、読み通り、戦える状況には遠い】

【右の掌に乗せて、差し出した五つ星。届いただろうか、もし届いたとしても、彼女は本選に出られただろうか】
【出来たら、そう成ると良い。如何なる理由が有っての出場かは知らないが、素直に、応援したいなぁ、と】
【もう直ぐの予選終了を告げる、夕焼けの空を眺めながら。カイ・スケイプヴェルトは、考える――――――……。】


【カイ・スケイプヴェルト V.S. ルブハティル=レヴィンツェン――――勝者:ルブハティル】
//長時間申し訳ない!お疲れ様でした、楽しかったのですぜー!!
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 04:18:32.19 ID:R984UgSO
>>783
【ドオォオン!】
【爆発】
【そして振り回される剣状の炎】
【だが数が数だけに数匹燃え広がり死んでしまおうがあまり被害はない】

【運よく燃え広がる炎から逃れた幼虫は成長し成体へと成長】
【そしてそのうち、一匹だけは違う形で成長―――人の形へ】
【次なる《I was born》へとなる】

『ふぅ、やはり女の人相手にこの能力はキツイかな?』
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 04:28:28.24 ID:/nEtlCYo
>>785

やぁああぁああっ──!
早く!早くどっか行ってくださ────ッ!

こないで、くださ……っ!!


【恐怖。嫌悪。忌避。不快。悪寒】
【負の感情の中でも更にネガティブなものばかりがエルの中で渦巻き】
【正常な判断力を殺ぎ。ただただ感情のままに動く殺虫兵器と化す】
【卵が孵化し幼虫へ。その幼虫を焼き消すエルではあったが──】
【彼女にとって、ころりと仰向けになっているであろうその幼虫の死体すら、嫌悪感の対象であり】

【エルの感情を示すかのように、急激に火球が林檎ほどの大きさへと成長】
【刃をぶんまわして幼虫たちが近寄れないようにしながらも、即座にエルは全弾を虫の群れへとぶち込もうとする】
【狙いなんぞ付けていないだろうが──】
【偶然にも約半分が成虫の群れへ。約半分が《I was born》へと向かう】

【残り火球:0】
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 05:23:03.64 ID:R984UgSO
>>786

『もう完全に恐怖で自我がヤバい感じみたいだね――うぉっ?!』
【思わずそういい】
【それと同時に本体と幼虫に炎が襲いかかる】

『(マズイ・・・流石にここまでになるとは、これでは試合にすらならない)』
【焦りがアートマンを襲う】

/すいません、遅くなりました。
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 05:36:45.06 ID:/nEtlCYo
>>787

も────や、だっ……
ジョン、様っ……! お父、様ぁ……!

【ぶわり、と】
【エルの正面の空間に、巨大な炎の円が生じた】
【円の内部では更に螺旋の如く炎が渦を描いており──】

【同時】
【こんな時間だというのにも関わらず、吹いてくる風が「熱い」ものだと気づく事ができるだろうか──?】
【熱風の発生源はエル。その正面に浮かぶ炎の円から】
【恐らく、通常戦闘でもあまり使用しない、所謂「必殺技」クラスの技なのだろう】
【初動だけで発生する熱風が、何よりの証拠だ】

【しかしこの技──危険すぎる】
【大会予選で使用するものとしてはあまりに驚異的な威力が予測でき】
【オーバーキル、という言葉がしっくりきそうなほど】


【錯乱状態のエル。技の解放まではまだ僅かな時間がある】
【それまでに彼女の精神状態を元に戻さなければ──!】


/いえいえー
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 06:01:46.79 ID:R984UgSO
>>788

『マズイっ?!』
【こんな時間に吹くはずのない熱風】
【それがエルから来るものだとすぐに気が付いて】
【何としても止めなければとエルに向かって駆け出す!】
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 06:08:50.52 ID:/nEtlCYo
>>789

虫っ……ゃ、です────
怖──ふ、ぇう……

【感情が既に臨界値まで達したのか】
【彼女が紡ぐ言葉が断片的に聞こえるだろうが、それらはほとんどが泣き言や弱音の類】
【このような状態で何故戦えているのか──】
【それは単に、虫への恐怖心が彼女を突き動かしているだけに過ぎず】

【アートマンの接近】
【それに気付く余裕もなければ対処する術もない】
【ふらふらと覚束ない様子で立つ彼女は今にも地面に座りこんでしまいそうで──】

【エルの正面に存在する炎円にさえ気を付ければ、彼女へ近寄るのは容易なはずだ】
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 06:40:24.87 ID:R984UgSO
>>790

『エルお姉ちゃん!落ち着いて?!』
【少年の焦り―――それは「巻き込んでしまう事」】
【こんな時間なのでまだ人通りは少ない、疎らが】
【そろそろ人々が目を覚まし行動を開始する】
【「大会で殺しは許されない」】
【いや最早、それ以前の問題!!】
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 06:48:52.40 ID:/nEtlCYo
>>791

違──、や……、ぅ、
たくさ、……卵──嫌……

ぁ──……、ぁ、あ……?


【思い返される、おぞましいほどの虫の群れ】
【大量の卵。孵化の瞬間。ぞわりとした移動音】
【それらが何度も何度も。壊れた再生機の様に彼女の頭の中で繰り返され──】

【ふと】
【ループする映像の中。違う声が、混じり始める】
【それは少年の声だった】
【自分を呼ぶ、声だった】

【ふわり──】
【彼の声に応じてなのか。或いは能力発動時間の限界が来たのか】
【彼女の前方にあった炎円が徐々に徐々に、薄れていく】
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 07:09:20.13 ID:R984UgSO
>>792
【聞こえたならきっと―――】
『エルお姉ちゃんが強くなりたかったのは護る為でしょ?!』
『なら!護るべき人がっ!護ると決めたはずのエルお姉ちゃんが!』
【その声は強くなっていくだろう】

『人の命を奪って!!どうするんだよおぉおおお!!!』
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 07:17:15.83 ID:/nEtlCYo
>>793

【その言葉に──ずきりと。痛むものがあった】
【護るべき人が、いた】
【でも】
【その人を護るためには】
【その人の傍にいるためには】
【誰かを、殺めなければならなかった】

【──彼女は】
【殺めなければならぬ相手を殺めずに済ますほど】
【まだ、強くはなくて──……】


────そう、ですわね

……申し訳、ございませんわ
私はまだまだ──弱いのです、ね


【強さも。精神も】
【まだ、未熟。まだまだ、弱い】

【「何事にも揺さぶられぬ強さが、欲しい──」】
【そう思うのは。もう何度目だろうか】
【少なくとも、両手の指だけでは足りないのは、確かなことだろう】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 07:29:28.04 ID:R984UgSO
>>794

『――良かった』
【エルが自我を取り戻した事に安心すると】

『さて・・・もう試合は続行不可能みたいだね』
【そう本題に話を戻す】
【これ以上続けて、またエルが自我を失ってしまったら】
【今度こそ死を撒き散らしかねない 】
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 07:32:30.27 ID:/nEtlCYo
>>795

そう、ですわね────

【どこか申し訳なさそうな。残念そうな笑みをエルは浮かべ】
【ちゃき、と。胸元の☆を全て手の中に収めてから相手の方へと差し出した】

これで、きっと本戦へは進めますわね
ふふ。おめでとうございますわ

【──】
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 07:54:54.29 ID:R984UgSO
>>796
【差出された☆を受け取らず】

『―――良いよ、僕は。もう十分に楽しんだから』
『本選に出るべきは僕じゃなくて、エルお姉ちゃんだよ』
【そういいこちらの☆五つを差し出す】

『本選には僕なんかより強い人がたくさんいる。その人達と戦いできっと何かを学べるはずだよ。だから護るべき人の為に』

『―――その人達と戦うと良いと思う。頑張ってね』
【そして☆五つを手渡すとその場を立ち去るのだった】


/時間なんで上がらせて頂きます。最後無理矢理でしかもなんで上から
物言ってんだよですがすいません。有難うございました。
/長時間乙でしたー!
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 08:05:36.98 ID:/nEtlCYo
>>797

──です、が……

……、いえ。敗者は勝者の命に従うべき、なのでしょうね。
≪I was born≫──次にお会いするときは、「向こう側」の貴方のお名前をお聞きしたいもの、ですわ

ありがとうございます。
貴方の分まで。そして──あの方のために。
本戦にて、全力を尽くしますわ……!

【最初は☆の受け取りを拒むような素振りを見せたエル】
【しかし、結果的に負けた自分が勝者である彼の指示に逆らうのは道理ではないと思ったのだろう】
【すぐに、どこか困ったような笑みを見せて差し出されたバッジを受け取り】

【本戦にて、再度自身の全てを出しきって戦うことを決意】
【きっと、彼女が口にした「あの方」というのが──エルの「護るべき人」なのだろう】
【去り往く彼へ、深々とした礼を向けた後】
【ふらりとした足取りで、彼女もその場を立ち去るのであった】

/いえいえ、楽しかったので全然構いませんぜ!
/此方こそ、ありがとうございました!お疲れ様でしたー!

/後、卵から孵化した虫はもうちょい派手に動かしてもいいと思ったぜ!
/相手さんに攻撃手段がないとやっぱり戦闘としては厳しいものがあるからね
/思ったところはそれくらいかな?キモさがいい感じでしたよー
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2010/11/08(月) 14:10:25.79 ID:NHGNiG.o
【水の国 大会会場】

先程、水の国で行われていた予選の全試合が終了いたしました。

これより、予選を勝ち抜き、本戦へと出場する資格を得た者たち。
───計8名の、予選突破者を発表します!

No.1 獲得星数16個 火鳥鶏治
No.2 獲得星数16個 エルネスティーネ
No.3 獲得星数15個 野比信太
No.4 獲得星数14個 番天 零
No.5 獲得星数14個 ライク・ヴェルトゥス
No.6 獲得星数13個 リィオ・テュエライ
No.7 獲得星数13個 ルブハティル=レヴィンツェン
No.8 獲得星数12個 グレートマスク・ザ・ウロタ

以上が、この厳しい接戦となった予選を突破してきた8名です。

そして明日から、この8名による本戦が水の国の大会会場で行われます。

更なる盛り上がりを見せる今大会、皆様も是非足をお運びください───


【少女らしき声が、放送が、全国へと響いた────】
【どうやら、第九回大会に関するお知らせのようだ】
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 16:07:01.98 ID:JqLRsjk0
【金の国・剣の丘】

まずっ・・・・・・・
流石に10個だけだったのは油断のしすぎとでもいうかっ!!

【国全域が見渡せるこの丘で、国全域に響くほどのダイナミックサウンドで叫ぶ青年が一人】
【青年は林檎のような、赤髪ショートヘアに赤い目】
【ジーンズに赤いシャツ、黒いインナーを着ていた】

このままじゃぁ、ソロウに合わせる顔がなぁ・・・・
こーユー時には酒を飲みたいっ!!でも一人っ!!

【彼が座っている所ブルゥニングシートにはたくさんの酒類とつまみ。そして林檎が無造作に置かれていた】

【くぅーとゆっくりシートに寝転がって一言叫ぶ】

だれかっ!!!俺と宴会してくれる方募集中っ!!!!
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 16:50:13.77 ID:5M6bs6DO
【森】

【少女と女の堺を生きている様な人物が、一人】
【ふらふらと、生気無く、まるで生きた屍の様に森の獣道を歩いていた】

【背中まで伸びた黒い長髪が、秋の冷たい風に嬲られ】
【頭の上に生えている―――異形の獣の耳が、小さく動く】
【黒のマフラー。同色のダッフルコートの下は、学生服の様なプリーツスカート。若い女なのだろうか】
【然し、今にも消えてしまいそうな、はかないというより病んだ雰囲気が、彼女の齢を判らなくさせる】

【烏羽の如く漆黒の瞳は、怒りや憎悪等、負の感情が混ざり合っていた】
【それらを押さえ付ける様に、一度立ち止まり眉をしかめ、ぎゅっと瞳を閉じた】

……畜生

【汚い言葉を吐くと、今にも泣き出しそうに顔を歪ませ】
【近くに在った木に背を預け、静かに俯く】
【首に巻いていたマフラーを脱ぎ捨てると、八つ当たりの様に、地面に叩き付けた】
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 16:52:07.08 ID:/13hb0Uo
>>800
【剣の丘を一人の少女が歩く】
【豪奢な金髪は艶やかな縦ロールに、そして服は漆黒を基調としたゴシック&ロリータ】
【足元を彩る真紅のエナメルの靴が目に鮮やかである】
【小柄な体躯も相まってまるで人形のような印象を与えるであろう】

ひぐっ……、えぐっ……

【そして今、其の少女は泣いていた】
【一勝一敗、最終保持☆数――5個】
【――予選落ちであった】
【彼女の手にはコンビニで買ったであろうあたりめとビール缶が】
【空を見上げて少女が言う】

やけ酒――やけ酒ですのーーーーーーーーーーーーーッ!

【美しいソプラノが、剣の丘に響き渡った】
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 16:58:45.26 ID:JqLRsjk0
>>802

ん・・・・?誰かいるのにゃ?

【よっと、反動をつけシートから立ち上がり】
【目の前の少女を見つめる】

ビールに泣き顔ということは・・・・・
【顎に手を当てて、少し考え】

一緒にヤケ酒するかっ!!!!お譲ちゃんっ!!
俺は大会に☆10個で落ちたんだ!!

【適当にその辺の酒パックを右手にとり、少女へと駆け出す】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 17:01:35.66 ID:/13hb0Uo
>>803
ん?

【涙で少し赤く染まった腫れぼったい目で男を見上げた】
【お酒、予選落ち――】
【たまには誰かと酒を呑むのも悪くないかも知れない】
【そう思い、メアリは微笑んだ】

いいですわよ。
☆10個で、でしたのね……。
私など、5個ですわ。

【悔しさと寂しさが入り交じった表情だった】
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 17:07:49.31 ID:JqLRsjko
>>804
なぁ、気に落とすなってさっ!!
こーゆー時こそアルコールに走るのが人間ってモンじゃないかッ!!
まぁ人間じゃないんだけどっ!!

【そのまま高橋名人もビックリ、脅威の20連射並みのスピードで】
【彼女のほっぺをぷにぷに使用とする】

5個かぁ・・・・でも数より内容っ!!
次にこの経験をいかせばいいじゃないかっ!!

・・・・・とりあえず、このブルゥニィングシートッにどうぞ!!

【満面の笑みで酒やら何やらが置かれたブルーシートに手招きする】

/PC変更しました
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 17:09:04.00 ID:QNg93gwo
【街】

【第九回大会、予選終了のアナウンス】
【参加者たちの命運を分けるピンと張りつめた声が街に響き、】
【それがやがて木霊を生みながら夜の空気に溶けて消える頃―――】


………今日のご飯は何にしようかなぁ


【大会の参加者ではない呑気な少年の声が、】
【通りの一角、都市のざわめきの中で小さく呟かれた】

【頭には鳥打帽、古いデザインのつなぎ服を着ている10代前半の少年】
【帽子の隙間からはちらりと短い金髪が覗いている】
【その体に不釣り合いな大きいリュックサックを背負って、通りをゆっくりと歩いている】

缶詰とかも少なくなってきたし……また買い物行こうかなぁ

【本当にのんびりと、どことなく自然な微笑みを浮かべながら】
【辺りの店をきょろきょろと探している】
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 17:10:12.07 ID:/13hb0Uo
>>805
あうううううううう!

【ぷにぷにされて目がなんか×になってあううううううう!】
【そして男の言葉に】

あう、そうですわね、うん――そうですの。

【少し、其の言葉で気分が晴れたようであった】

でも、今日は――呑みますの!

【そう言うといそいそとブルーシートへ座りに行った】

/了解
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 17:16:44.13 ID:JqLRsjko
>>807
そうですのとは・・・貴族のお嬢?

【その場で相変わらずクルクル2回転ほどダンス】

よしっ!!飲んで飲んで飲みまくれィ!!

【そのままブルーシートヘ行くと、回ったまま酒類をごそごそし始め】

まずはこれを一気飲みっ!!!さぁ飲んだ飲んだっ!!

【回転を止めるとアラ不思議、なんと彼の右手には】
【「赤井林檎やのリンゴ酒 破壊新」と書かれた、緑色の一升瓶】
【おそらく中身はリンゴ酒であろう物を、彼女へと差し出した】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 17:19:34.39 ID:/13hb0Uo
>>808
【もう既にいくらか飲んでいるのか、にへらと緩い笑いをしている】

飲んで飲んで飲みますのーっ!

【右手を上にふりあげて言う】
【そして赤井の差し出した一升瓶を受け取り】

……破壊神?

【と一瞬疑問的な表情を浮かべるも、迷わずそれに口をつける】

――おいしい。

【表情をほころばせて飲み始める】
【かなりペースが早い】
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 17:23:57.70 ID:JqLRsjko
>>809
破壊新だぜぃ・・・・俺の作った酒だぜィ・・・

【その場で、サケパックをがぶ飲みしながら2回転】

美味しいかっ!!そりゃぁ良かった!!!
【ぐるぐる回るものの、相変わらずサケパックを飲んでいる】

/すみません。急に出かける事になりましたっ!!
/9時ごろからなら再開できるのですみませんっ
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 17:27:15.42 ID:/13hb0Uo
>>810
【一升瓶を一気に傾けていく】
【ごきゅっ、ごきゅっ、ごきゅっ】
【勢い良く酒が減っていく】
【口を離して、息を吐く】

ぷはぁぁぁぁっッ!
おいしいですのーーーーーー!

【顔が真っ赤で、陽気にケラケラ笑っている】

//了解です!では一旦落ち
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 18:13:24.46 ID:OFQdGWEo
【路地裏】

暗い夜道を 私は歩く
暗い夜道を ひたすら歩く

あなたはだあれ 私はだあれ 誰も 誰も 教えてくれない
私はだあれ あなたはだあれ 誰か 誰か 教えてください

私は「ラダム・イデンダー」 記憶も 過去も 何も分からない
私は「ラダム・イデンダー」 私も 親も 何も分からない

だから 戦いましょう 分からないから
だから 戦いましょう あなたと私で――

【白いワンピースを身に纏った、一人の女性――】
【路地裏を、言葉と共に歩く】 【彼女からは、何処か――冷気を感じるだろう】
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 19:38:03.43 ID:8Cg9AIco
【水の国】
【闘技大会本戦開始まで後僅かとなり、祭りの空気で街が浮かれている時】
【一人の少女が、とある宿屋の一室を訪れていた】

──、お父様。お久しぶり、です。

【ウェーブがかったプラチナブロンドと蒼い目をした少女は、嬉しそうにそう呟く】
【彼女の胸元には、チェーンのついたコインが大事そうに下げられていて】

「もうどのくらい顔を合わせていなかったですかね……お久しぶりです、エル」
「遅れましたが、誕生日おめでとうございます」
「そして──闘技大会予選突破、本当におめでとう。一位通過とは、なかなかすごいことですよ?」

【少女の正面には、柔らかな笑みを浮かべた男が立っていた】
【腰まであるような長い黒髪を1つに束ねた、縁のない眼鏡を掛けた男】
【彼女は男を父と呼び。男は彼女をエルと呼んだ】
【恐らくは親子なのだろう。エルと呼ばれた少女は、どこか幸せそうな笑みを零す】

ありがとう、ございますわ。
ですが──それだけで満足は、できないのです。。

「そう、でしょうね。君は温和に見えて、一度決めたらその考えを曲げる事を嫌う子だ」
「──頑張ってきなさい。それがどんな結果であろうとも、その過程はきっと貴女の力になります」
「それと、これを。必要だろうと思って持ってきました」

【男は少女に、黒い服を差し出した】
【それは少女が冬に愛用していたコートであり──能力が目覚めたときに着けていた服でもあった】
【戦闘によって欠落した部位は綺麗に修復されており。紛失したパーツも補完されている】
【そのコートを見て。少女はまた嬉しそうに微笑んで一度だけ彼に抱きついた】
【親子がこのように抱擁を交わすのは幾月振りだろうか】
【時間としては然程長いものではなかったが、きっと彼らにとってはもっともっと短く感じられただろう】

……そろそろ、行かなくては。
お父様──この大会が終われば……一緒にお食事でも致しませんか?

「嗚呼。それは素敵ですね」
「それに……レディのお誘いを断るわけにも、いきませんし」

まぁ、お父様ったら

【くすくすと笑いあう彼ら。それだけみれば、まるで本当の家族のようにも見えた】
【その後数言ほどの会話を交わし。少女は宿を去る】
【向かうは、自分がこれから戦う舞台である大会会場】
【思考は早くも、「少女」のものから「戦う者」へと切り替わりつつあった】
【少女は、まだ知らない】
【不器用な父親がコートのポケットに潜ませておいた、「誕生日プレゼント」──】
【内蓋に写真の入っている懐中時計の存在を。少女はまだ、知らない】

/申し訳ないです、絡み不要なんです
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2010/11/08(月) 20:13:11.47 ID:NHGNiG.o
【水の国 大会会場】

───これより、第九回闘技大会本戦を開始します。

第一試合 ルブハティル=レヴィンツェン VS 野比信太
第三試合 番天 零 VS リィオ・テュエライ
第四試合 グレートマスク・ザ・ウロタ VS エルネスティーネ

呼ばれた選手たちは、それぞれ指定された会場に入場してください。

【大会会場内に少女によるアナウンスが流れる───】

【どのフィールドも特にギミックの無い「土」であり、純粋な力比べが行えるだろう】
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 20:24:49.29 ID:8Cg9AIco
>>814

さて────

【ざり、と。土を踏みしめる音が微かにし】
【第四試合会場に、1人の少女が入ってくる】

【それは、透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女】
【そのウェーブがかった金髪はラメ入りのヘアゴムによってポニーテールに纏められている】
【喪服のような、黒の強い灰色のワンピースコートの上から同色の短いケープを羽織り】
【コートの袖口と裾、襟には暖かそうな黒いファー。背中側には上品な編み上げの飾りも見受けられ】
【ケープの留め具としてなのか、首元には灰色の大きなリボンが結わえられている】
【そして彼女の胸元には、チェーン付のコインが大切そうに下がっていて──】

.      .ダンス・パートナー
──今宵の試合相手は……どちら様でございましょうか


【戦闘とはかけ離れた容姿や雰囲気を持つ少女は、そう言って小さく微笑んだ】
【少女の名はエルネスティーネ】
【ただひたむきに強さを求め。この場に、立つ】
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 20:25:05.50 ID:LCpZstQo
>>814

――ふぅ……。
本戦まで上がる気は特に無かったのですが
ルーミア様に良い試合を見せると言った手前、全力を尽くさなくてはなりませんね。

【胸部・腕部・脚部に白銀の装甲を身に付け、その下に水色を基調とした清楚なローブを纏った】
【身長170cm程の、先端のウェーブがかった腰下までの水色の髪と紅色の瞳をした女性が会場に現れる】

【腰には複雑の文様を刻まれた剣の鞘を差し】
【左腕部の装甲に重ねるようにして、渦巻くような模様の装飾を施されたバックラーが装備されており】
【見た目のまま、テンプレート的な剣士のスタイルを取ることが予想できるだろう】

――騎士、リィオ・テュエライ。準備はいいです。
番天様、でよろしいですよね?今宵の試合が互いにとって良い経験になるよう、正々堂々技を競いましょう

【試合相手に穏やかな笑みを向けて、足を揃えて深く一礼】
【堂に入った仕草から、騎士の名に恥じぬ気品と礼儀正しさを窺うことが出来るだろうか】

【礼を終えると、足を揃えたまま自然な動作で右手を剣の鞘に添える】
【――戦闘準備は万全。後は、試合開始の合図を待つばかりであった】
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 20:29:29.24 ID:wbpGkmc0
【水の国=\――大会会場】
【湧き立つ観客のざわめきやら、ブブゼラの遠い響きやら、夜を貫く喧騒の中に、ぽつりと浮いた人影】

(……差し当たっての目的は果たした、訳だが…。)
(下手な姿を放送されては不味い、ルブハティル=レヴィンツェン…この私は)
(――――………武力≠ニして、信用されねば、ならんのだ)

【それは、白い無地のTシャツの上に、十字架の意匠――『教会』の紋章が配された、真紅の革ジャンパーを纏う、中性的な人物】
【緩やかにカールした蒼い髪を肩にかかる直前まで伸ばし、頭頂部付近には一本の太いアホ毛。精悍な双眸は明るい茶色で、背丈は170cm程】
【本来の仕様と呼ぶには、どうにも深い傷が所々に刻まれたブルー・ジーンズを履き、ベルト部分には複数本の、革のナイフホルダー】

………野比 伸太、だっけか。
今宵は宜しく頼む……結果は神しか知らんだろうが、な。

【ぽつり、口を開いて―――彼女≠ヘ数メートル先で相対している、一人の男へ言葉を投げかけた】
【ともすれば、氷点下の海のような冷徹さと過酷さを宿した、落ち着いた声と、深いマリンブルーの頭髪】
【一通り、ハードボイルドな印象を撒き散らして―――ぴょこん、と前に倒れて、やじろべぇの様に元通りになったアホ毛が、全てぶち壊す】
【忌々しげに溜息を吐くと―――すぐさま、白刃の鋭さを取り戻して】

……教会≠ヘ異端狩り部所属、「ルブハティル=レヴィンツェン」。
…………―――推して、参るッ!

【静かな情熱を秘めた、大きくはないのに、良く響く声が、名乗りを上げた】
【両腰に当てられた、女性としては大きな両手は―――相図が在れば、直ぐにでもナイフを抜き放つことだろう―――!】
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 20:30:43.01 ID:ZQ2iljQo
>>814>>816

(予選は四位通過、かァ・・・・・)
(“最強”のオレ様にしちゃァ手加減しすぎたなァ、っとォ)

ま、最後はオレ様がナンバーワンを掻っ攫うだけだがなァ

【ステージは第三試合―――ザッ、ザッと僅かに擦る様な足音が】
【それにやや遅れて、身長160cm程の青年が入場を完了する】

【小動物の様な獣耳が隠れる青い髪、純朴そうな黒の眼】
【サイズの合わない黒のジャージを素肌に羽織った彼】
【それは正しく本選出場の選手―――「番天 零」】

・・・騎士サマねェ、戦いに正々堂々も無いたァ思うが
取り合えずヨロシク頼むぜェ、お手柔らかになァ――――・・・。

【騎士で有る相手に比べるのなら彼はチンピラと行った所であろうか】
【ニヤリと笑って三角形の歯を覗かせ―――彼の周囲にヒュウと風が吹く】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 20:32:24.02 ID:8M1Z7kSO
【水の国 大会会場】
【観客席】

はぁ……私もあそこで戦いたかったな
【灰色の長い髪に緑のジャージを着て眼鏡をかけて、首に黄色いペンダントをかけ、腰に黄色い石が装飾された斬れないように刃のつぶれた西洋剣をおさめた小さなナイフの装飾のついた鞘と深緑色の簡素なフォルムをした拳銃を装備した18歳くらいの女性が】

んっ…コレ美味しいな
【《火星人のタコ焼き》という謎商品を食べながら今まさに始まろうとしてる試合の見物をしている】

………あっ、エルは勝ち残ってるか…
ライクっていう人も勝ち残ってる
そしてノビタ……後は私が知らない人達か
【のんびりタコ焼きを食べている】
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2010/11/08(月) 20:33:40.62 ID:NHGNiG.o
>>816>>818

第三試合 番天 零 VS リィオ・テュエライ。

───試合開始!

【フィールドに声が響き渡る──試合開始の合図だ】
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 20:35:25.40 ID:CSiuWzgo
>>814 >>815
【──バッ】
【第四試合会場へ、策を跳び越えて姿を現す人影】

──よッし、行こうか!

【──その人物は、真っ白な全身タイツに、ポーチの付いた赤いベルト】
【山吹色のグローブとブーツを着用し、同色のマフラーを靡かせ】
【額に太陽のマークの付いた白いターバンと覆面、その上からサングラス】
【更に、その背には長剣を一振り、背負っていた】

【そして、その最大の特徴として──】
【身体の各所に、電飾の如き『ビー玉』が散りばめられている】

【センスも恥じらいも揃って爆死したが如き、至って妙な風貌ではあったが】
【彼は間違いなく、今大会出場者──グレートマスク・ザ・ウロタなる者である】

 (予選第一位通過……エルネスティーネ──エルだ!)
 (……まさか、こんな所で会う事になるなんて──)

 ………………────

【彼は、対戦相手である少女の姿を真っ直ぐに目に捉えると】
【ゆっくりと、彼女の真ん前にまで歩み寄って──】

 ──今夜は、良い試合にしよう。よろしく

【そっと、右手を差し出した。握手を交わそうというつもりらしい】
【──が、その際。もう一方の手で、サングラスを一度額まで持ち上げ】

 (……や、久しぶり)

【灰色の瞳でじっと見据え、小さくそのように呟くだろう】
【それがどうなろうと、彼はすぐに踵を返し、所定の位置にまで戻っていく】


 「「「エール! エール! エール! エール!」」」

【──そして、客席の一部からは熱烈な『エルコール』が巻き起こっていた】
【“死ぬまで焼き尽くせ! 死んでも燃え上がれ! L・O・V・E エルネスティーネ!”──】
【──等と書かれた横断幕が掲げられており、熱狂的な応援客が喉を枯らして叫んでいた】
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2010/11/08(月) 20:38:23.91 ID:NHGNiG.o
>>815>>821

第四試合 ソー……グレートマスク・ザ・ウロタ VS エルネスティーネ

いざ尋常に───試合開始!

【特に何事もなく、フィールドに試合開始の合図が響く────】
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 20:40:24.63 ID:LCpZstQo
>>818>>820

――では、参ります。

【試合開始の合図が奏でられると同時に、リィオは動きを見せた】
【先ずは揃えていた足の内、左足を前に、腰を落としながら右足を後ろに下げて】
【左腕部を横に曲げて、口元を隠すような位置に。右手で鞘から剣を引き抜き、肘を曲げて軽く引いた】

【――「盾」を主軸とした構えだ】
【左腕部に装着されたバックラー(小型盾)を前面に押し出し】
【自らは腰を落とすことによりヒットポイントを限定する。守勢に傾いたものであると、予想できるだろうか】

【リィオはその構えを維持したまま、ジリ……ジリ……と摺り足気味に前進を開始】
【相手にプレッシャーを与えるように、また、視覚を研ぎ澄まし相手の手札を確かめるように】

【騎士リィオ・テュエライの戦闘はいつでも、静かに始まる……。】
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 20:41:04.14 ID:8Cg9AIco
>>821

(……。個性的なセンスのお方、ですわね)

【遠まわしに、「超絶センス悪い」と思うエル】
【それでも思考を口に出さないのは、ある意味気を遣っているのだろう】
【このような類の気の遣われ方は、あまりされたくないものであるが──】


はい──互いに得るものがあるよう、全力を尽くしますわ


【差し出された右手を、ふわりと握り返すエル】
【だが、その時見せられた灰色の瞳と、呟かれた声】
【加えて──「ウロタ」】
【眼前の青年が何者であるかを理解するまでに、然程
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 20:41:34.53 ID:8Cg9AIco
/途中送信とかマジ[ピーーー]
/もうしわけない、もう少々お待ちを、、
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 20:42:42.35 ID:9Qza/IIo
>>814>>817

【茶髪のツンツン髪を露わにして顔のうち左目のほうに黒い眼帯をつけて覆った顔に、長そで長ズボンの黒を基調としたスカルメッキ入りの…
軍人のような防弾チョッキを込みにした戦闘スーツの上下とS&W M19…リボルバー銃を収めたホルスター付きベルトに仕込みブーツの青年が
五本の指までみごとにフィットし、指から手の甲に沿って手首にかけてしっかり覆われた堅そうな『籠手』を見せながら受付に話をしている】

…使用申請を変える、まず武装、ストライクナックルとガジェット、スタッグフォンを取り外して…ガジェット、スパイダーショックとフロッグポッドを追加
続いて特殊弾だけど…『火炎弾』『トリモチペイント弾』『バルーンボム弾』追加…最後に武装だけど
このスカルヘルメットと…この『新しい籠手』を新たに使わせてくれ

「了解いたしました…本戦用に新しくご用意したのですか?そちらの籠手は銃の手ぶれ補正と格闘戦強化用の新兵器ですか?
いよいよ本領発揮と言ったところで…期待してますよ」

…どうも

【彼が行っていたのは本戦に出場するまでは絶対に使用しないと思っていた各種切り札の使用追加申請】
【元より予選での自身に足りない装備をスカルヘルメットも付けずに普段着同然の装備で自身で研究しつくしていたノビタだったが…】
【至って冷静、彼はどうやら自身に必要な物を全て用意完了したようだ】

【スカルヘルメットを頭部にすっぽりとはめて全装備装着完了した彼は…戦場へと赴く】

【ざわめく観客の歓声を…初めて受けるこの歓声に流石のノビタもたじろいでいた】
【こんな歓声の中で戦った事はない、むしろこれまでそんな物を受けた事が彼の20年の人生の中でなかった故…ある意味当然の反応かもしれない】

【観客たちの一角がこちらの装備を見てざわめいている、前の大会に出場していたTJやキャットXのシルエットとそっくりな事を指摘しているのか】
【あるいは…彼に依頼をした時に会ったノビタの姿と様変わりしてしまっているからか…?それは彼にもわからない】

【両のホルスターから拳銃を引き抜きひゅんひゅんと人差し指で回している、右手、回したまま前に、そして円をかくように上にふるってまた戻し】
【今度は左を抜くとクルクル回して今度はすぐに戻してしまう、また右を抜いてクルクル回すと上にぽん、と跳ねさせてさらにそちらを見ずにキャッチしてまたホルスターに】
【左を抜いてクルクル回している最中に右のホルスターも回しそれぞれ上と下に回したまま前に、上に動かし、すぐに戻す】

【あれ間違いなくノビタ兄ちゃんだ絶対!という子供の声を受けながら最後にパチン、とヘルメットのフロントガラスを開けてルブハティルの顔を見て】

へえ、エルメアさんとテレサさん以外の異端狩りなんて初めて見た…ああ、よろしく頼む、本戦って事でちょっと装備リニューアルしてきたから期待してくれよな
『野比探偵事務所』所長兼、justiceの野比信太、人はオレをぐうたらノビタと呼ぶから油断してくれて構わない

【再び閉じて…す、と両手を下段の構えでも行おうとするように前に、そしてゆっくりと下げながら…最後に力を抜いて自分の身体の横にだらりと垂らす】

【…野比信太、戦闘準備完了】
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 20:48:09.27 ID:ZQ2iljQo
>>818>>823

(騎士・・・・見た感じだと“型”にはまったソレって感じァするが・・・)
(どっちにしろ武器持ちなら下手に近付くのはアウトだなァ)

・・・さァてどうすっかだが、特別する事もねェなァ

【対して番天、一歩たりともその場から動かず――――】
【ただ両手の指を鳴らし、首を曲げ、身体を解す様にし】
【唯一瞳と耳だけは動かずに相手へと向けられていて】

・・・・――――≪“仁王”≫―――――。

【ぽつり、何かを呟くと青年の周囲に吹く僅かな風が収束を始める】
【場所は番天の背後、形は未だ定まらないが―――3m程の人型だ】
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 20:48:18.91 ID:8Cg9AIco
>>821>>822

(……。個性的なセンスのお方、ですわね)

【遠まわしに、「超絶センス悪い」と思うエル】
【それでも思考を口に出さないのは、ある意味気を遣っているのだろう】
【このような類の気の遣われ方は、あまりされたくないものであるが──】


はい──互いに得るものがあるよう、全力を尽くしますわ


【差し出された右手を、ふわりと握り返すエル】
【だが、その時見せられた灰色の瞳と、呟かれた声】
【加えて──「ウロタ」】
【眼前の青年が何者であるかを理解するまでに、然程時間を必要とせず】
【「──お久しぶりですわ」】
【小鳥がさえずるように小さく紡がれた言葉と、落ち着いた笑顔】
【このようなところで知り合いに合えたのが予想外だったのか、或いは嬉しかったのか】
【彼女の笑顔の真意は不明であったが──すぐにその表情は戦いの時の。真剣なものとなる】

……。…………
(あの中にお父様が混じっていそうで怖いですわ)

【そして最後の最後。そんなことを人知れず思い】
【彼が所定の位置に戻り。試合開始のゴングがならされたその瞬間】


    ────≪ラヴァーズ・コンチェルト≫


【ぱぁあ、と。彼女の服が赤色を帯び始めたと思いきや】
【靴に生まれる、炎のように赤い小さな羽根。胸元に表れる、蝶々を真似たブローチ】
【左腕には炎をデフォルメしたような小型の盾が出現し──】
【刹那。彼女の足元に、彼女を中心とした直径1mほどの炎円が顕現する】

【これが彼女の能力──「装着型」のアートマン】
.  .ラヴァーズ・コンチェルト
【≪この歌を彼へと捧ぐ≫────!】
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2010/11/08(月) 20:48:33.57 ID:NHGNiG.o
>>817>>826

第一試合 ル「ブゥイイイイイインン!!」ツェン VS 野比信太

─「ブゥゥゥゥゥ!!!」───試合開始!

【会場に響くうるさ──美麗なブブゼラな音に、所々実況の声が掻き消されながらも】
【合図が、戦闘開始の合図がかかる────】
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 20:57:22.68 ID:LCpZstQo
>>827

(――……風。ですか)
(系統は形成?……いえ、風は形に囚われません)
(見た目通りに判断する事は危険、ですね)

【番天の周囲に現れた、風の人型】
【其れを目にしたリィオは、瞬時に思考を開始した】
【風は自身も得意とする属性だ。それ故に、風の持つ危険性も身に沁みて分かっている】

【リィオは、相手の出方を窺うようにして慎重に距離を詰めていく】
【焦らず、急がず。基本に忠実に。目の前の驚異を冷静に取り除くために感覚を研ぎ澄ませる】
【茂みに身を屈め、獲物の喉笛を狙う猫科の肉食獣のように――】

【互いの距離は徐々に詰められている】
【何事もなかったならば、次のレスには番天とリィオの間の距離は一足の間合いに突入するだろうか】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 20:57:30.15 ID:wbpGkmc0
>>826

(……大分吸った≠オ、感覚も取り戻した………弐丁拳銃程度では、恐るるに足らぬ)
(だが、重装は面倒だな……機動性の勝負ならば克てるだろうが、何を仕込んでいるやら)
(………む、あの応援楽器の音は、如何にも武美のアレに……。)

異端狩りなど、そんなに珍しいモノでは無いよ。
逆に……その肩書に私は、多少なりとも興味は有るが、話は後で、余裕が在れば。

【相手の戦闘スタイルについて、思考――――大会を勝ち進んできたからには、只の銃使いでは無いと判断】
【適当なところで、言葉と無駄な考えを切り、小さく司会へと相図を送れば、戦端は切って落とされた】
【すちゃり―――蟷螂の腕が伸びる様に素早く両手でナイフを一本ずつ取り出し、腰を落とし構える】

………金を積まれても、油断など出来ない体質でなッ!

【すると、じわり―――両手から粒子型の魔力光が、ナイフの姿を隠すほどに漏れ出した】
【弐秒ほどして其れが納まると、銀色に煌めいていた刃は禍々しい紫に塗り上げられ、柄は悪魔の革で誂えたような、くすんだ茶を呈す】
【そして、相手の周囲を回りこむ形で、直線状に立つ事を防ぎつつ、じりじりと接近を試みるだろう】
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 20:58:39.68 ID:FoLotoMo
>>776

……其処で顔隠してても、あんまり意味無いんじゃないかな
見つかったら、そのまま引きずられていきそうな気もするし

どうするの?其処に突っ立ってても仕方がないと思うけど

【どうせもう盗むものは盗んだし、この男にも用は無い】
【引きずって行くのを諦めて、適当な物影に隠れようとする】
【その家庭、何やら顔を隠しているだけの少女に声を掛けておき】

………まあ、別に逃げないならそれでも良いけど
私が捕まる訳じゃないしね

【それでも動かなければ、その姿を見失う事になるだろう】

【風上の方からは、がっしゃがっしゃと音がする】
【夜間の見回りか何かだろうか】
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 21:03:21.84 ID:7dpV5EAo
【大会会場・客席】


…………まぁ、偶にはのんびりしてもいいよな――…橋立 椿=Aだし。


【――そんな言葉を自分に言い聞かせつつ、試合を観戦する人物が一人】


【長袖のブラックシャツにホワイトベスト、其の上から灰色のファーコートを重ねた青年だ】
【下に履いているのは真紅のベルトを通した黒のスラックス、銀縁の『伊達眼鏡』を掛けている】
【肩甲骨ほどまで伸びた後ろ髪はゴムで纏められており、前髪は双眸にかかる程を左右に分けた黒髪】
【『右手』は、袖から覗いておらず……どうやら、右手が無い≠轤オい事が判るだろうか】


えーっと、火鳥さんの試合は……まだ、か。
『グレートマスク・ザ・ウロタ』……――何だろう、凄く懐かしい様なそうでも無いような……。
と言うか何で、焦げた猪のビジョンが見えるんだろう………疲れてるのかな。


【左手でポップコーンを摘みつつ、客席の中ほどで観戦する彼の肌に巻かれているのは『包帯』】
【また、コートの所々は焦げて≠「て……――どうやら、「最近戦闘をした」ようで】
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 21:04:24.76 ID:CSiuWzgo
>>822

(……いつだったかな)
(“試合”の時も、内臓がグルグルするような感覚を何度も覚えた)
(心臓を吐き出したくなる位、時には逃げ出したくなる位──)

(──でも、それが“イイ”んだ!)

【──ぱんっ!】
【青年は、片手の平を自身の拳で勢い良く打ち付けると】
【大きく息を吐き出して──開始のゴングと共に、身構えた】

 (エルの能力……あの時はちらっとしか見ていなかったけど……)
 (ラヴァーズ・コンチェルト……これが、エルの……──)

 (炎か……迂闊に、近づけなさそうだ……なら、)

【顕現した赫灼たるその炎舞に、青年は一度ごくりと唾を飲む】
【ポーチからビー玉を取り出して、両手に三つずつ握ると──】

 ──ッ行くぞ!

【左掌を相手に向け、手中にあったビー玉三つから、真っ直ぐな光条が迸る】
【それらは瞬く間に絡み合って、握り拳大の太さを持つ一本のビームへと成りつつ、】
【相手の胴体部分──正確には鳩尾辺りを目掛けて、一直線に飛翔していく】

【速度は上々だが軌道は単純、しかしもしも何かに当たれば、】
【ごく小規模な爆発を起こし、高熱とそれ相応の衝撃を齎すだろう】
【尚、エネルギーを放出し終えたビー玉は命中の如何に関わらず消滅する】

(──エルだって、勝ってきてるんだ)
(手加減は、しないぞ──)

【同時、彼は右手を背の後ろへ持っていくと、握っていた三つをその場の地面に落とす】
【──背の長剣は、未だ引き抜かない】

【因みに、ビー玉が散りばめられているのは全身と言う訳ではなく】
【両の前腕部に其々五つ、両脛部分にも五つ、密集して付いており】
【胴体の部分には、十個のビー玉が円状に並んで付いている形だ】
835 :834 [saga]:2010/11/08(月) 21:06:27.90 ID:CSiuWzgo
//安価に>>828も追加です!失礼!
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:09:27.60 ID:ZQ2iljQo
>>830

(“仁王”は幾らか時間がかかる・・・まァだその時じゃァねェ)
(かといって距離も詰まってきてるわけだが・・・・・・)

・・・・そういやァ騎士サマの“力”は武器だけなのかァ?

【やはり動かず―――腰を落とすでも膝を曲げるでもない】
【背後の人型は薄らと形を作り、金剛像か何かにも見える】
【――が、未だ其方も何かをする気配は無し―――完全では無いのだろう】

【風はやや強く番天の周囲を、というよりは番天が風を纏っている様な】
【そう思える動きで吹き続け―――――】

―――ってェグダグダやンのはオレ様あァんまり好きじゃねェんだ

「――――――≪“瞬風”≫ッ―――――!!
――――――≪“風刃”≫ッ―――――!!」
【瞬間、一際強い風がビュウ!と鳴り】
【それに加速される形で一歩二歩――、番天は一気に距離を詰めようと走り出し】
【ただの移動よりは速い程度のそれで相手の不意を突こうとしつつ】
【左手に風の刃を作り出して、相手の足を狙って近距離から刃を飛ばす】
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:11:08.16 ID:JcblRDoo
>>832

え……せ、せやねこの状況でここにいたらどうみても犯人やね
って自分隠れるの早っ!まってやちょっとー!

【もちろん小声でそう言って】
【向かってくる人影ととっくに隠れた少女を交互に見て】
【自分も直ぐに少女の後に付いて物陰に隠れ】

(それにしても最初にウチに喧嘩売ってきたんはアイツなのになんで隠れないかんのや……)
納得いかんわー……なんやヤケに重そうな音がするね、鎧かね?

【屈んだ状態で一緒に隠れた少女に尋ねるのだった】
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:18:26.03 ID:FoLotoMo
>>837

捕まると抜けだすの面倒だからねー
余計な時間取られるくらいなら、こうしてる方がよっぽどマシだって
………最近は、どうもおかしな感じだし

【適当な建物の影から、顔の半分だけを出して覗き込む】
【例えるなら、スパイアクションか何かの様な状態】
【がしゃがしゃ賑やかな音は、或る程度近づいて来ると急に速足になる】

………んー……多分、そうだね。火薬の臭いはしない
金属の臭いばっかりだし、この国なら多分鎧だと思う

【嗅覚からの予想、現れた影は予想通りに鎧を付けた騎士】
【やたらでかい少女に比べれば随分小柄にも見えるかも知れない、そんな背丈だが】

「……………街中で追剥ってなんだこりゃ」

【倒れている男を見ると、そのまま引きずって行こうとする】
【数歩歩いてから、周囲の建物の灯りを見て】

「おーし、今夜もきりきり働いてるな」

【満足げに頷いた後】

「………あん?」

【何かを感じたのか、二人が隠れている方に視線をひょいと向けた】
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:18:42.00 ID:9Qza/IIo
>>831

(異端狩りか…武器はナイフ、近距離戦闘を得意とするタイプか…多分オレより)
(おそらくスピードは両手はオレの方が、両足は彼女の方が…彼女だよな?まあ、早いと見ていい)
(いずれにしろこの距離だったら、間違いなくどう動こうと先手を取るのはこのオレだ)

【謙遜するルブハティルの言葉を聞きながらす、とホルスターに手を伸ばし銃のグリップに触れる】

…この世界探偵ってそんなに珍しかったっけ…まあそれはいいとしても
油断しないってんだったらオレの対応は一層厳しくなる、無能力者でも能力者に並ぶってのは何も装備だけじゃあないって所を

【みせてやる、と言う言葉が耳に届いたころにはすでに右の銃を引き抜いて銃口が回り込む彼女の方向にピンポイントで向いているのが分かるだろうか】
【否、正確には…彼女の動く方向の移動ルート上に銃口を向けてそちらに動く事を見越して照準を瞬時に合わせていた】
【引き金が引かれる…最初は2発の『打撃弾』!彼女のナイフを持つ方の手の肩と…右脚を狙って撃つ!】

【評判通りのノビタの早撃ち…その初撃はヒットするのか…!?】
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 21:19:38.79 ID:8Cg9AIco
>>834

(さて──まさか対戦相手が太郎様であったとは)
(予想外の事態ですけれど……重要なのはそこではありませんわね)

【周囲の、空気を揺らすほどの騒音の中】
【エルネスティーネは、静かに思考を巡らせる】
【思考先は、「知人」である青年に向けてではない】
【巡る意識は、「試合相手」である青年に向けてだ】

(風の国──あの島での戦いで太郎様は近接戦闘を主とされていた)
(近付かれるのは厄介、ですわね。性別を考えても、近距離では力押しされるのは明確)
(となればいつものように遠距離から戦うのみですけれど──)
(気になりますわね……あの、「ビー玉」)
(警戒対象へ入れ──……)

【ぱちんと】
【彼女の周囲に火の粉が舞い散り。ふわりと浮かび上がるは10の火球】
【大きさはまだ小さく。それこそビー玉ほどであろうか】
【よく見ればその火球はくるくると舞い踊り、周囲の火の粉を吸収して成長している】
【魔術師タイプの戦闘にはよく見られる、「技」の「溜め」──】
【火球の数を考慮すれば、「溜め」が終わった瞬間にその手数の多さを利用した攻撃がくることは想像に難くない】

(そうしているうちに──早速仕掛けてまいりましたか!)

【たぁん!と地面を大きく蹴り。相手から見て左へと跳躍する】
【その際。周囲の火球を、まるで護るかのように自身の背後へと廻らせ】
【完全には避け切れなかったのか。或いは最初から完全回避をするつもりがなかったのか】
【左腕に取り付けられている、炎をデフォルメしたかのような小型の盾で──ビームを「受ける」!】

(熱──っ、、)
(あのビー玉から、エネルギーを放出する能力、でしょうかっ……!)

【爆ぜる光。放出された熱】
【それによって僅かに崩れた体勢を立て直すため、更にエルはバックステップを数度取る】

(焦ってはいけませんわ……)
(予想通りの力を太郎様がお持ちであるならば──)
(まずはビー玉の完全消費。加えて……近距離への対策を)
(やることは──多いですわね)

【──先ほどの爆発によるものだろうか】
【早くも、彼女の服の一部が擦り切れてしまっている】
【だが戦闘は未だ序盤】
【今後熾烈を極めると予測されるこの戦いは、まだまだ始まったばかりだ】

【残り火球:10】
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 21:20:51.93 ID:LCpZstQo
>>836

勇敢ですね――しかし……

【速度強化。風系統の術では基礎とも呼べるものだ】
【リィオは意表をつかれることもなく、番天とは対照的に静かに行動を開始した】

【距離を詰める動きに合わせ、更に深く腰を落とし踏み込み】
【左腕部のバックラーを前面に押し出しながら、発生した刃に合わせ浅く下げる】

……生憎と、風は見慣れていますので。簡単にお通しする訳には参りません

【姿勢を低くする事で装甲に覆われていないローブの部位の露出度を低下させ】
【刃の上面に浅くバックラーを掠らせることで軌道調整を図り】
【成功したならば刃を「脚部装甲」にヒットさせることにより、ダメージを軽減しようとする】

【この行動が成った場合、脚部装甲に裂傷が発生し防御力が低下し】
【リィオは近接距離にてバックラーを相手に向けて突き出したような構えで待ち受けるだろう】

【今現在まで、不気味なほどに手札を見せない】
【温存しているのか否か――何にせよ、間合いに突入することになった。……ここからが、本番となるだろうか】
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:27:25.18 ID:JqLRsjko
>>811
おっ!
お嬢さん良い飲みっぷりだねぃ!!!

【回転をやめ、左手を左後ろに上げ、右手のサケパックを一気に】
【ググッと飲み干すと、パックをシートに乱暴に置きながら】

いいぜぃ!!いいぜぃ!!
もっと飲んでっ歌うわ踊るわのどんちゃん騒ぎっ!!

【その辺に無造作に置いてあった緑色のビンに筆で大きく書かれた】
【「鬼・一気飲み厳禁・テンションがクライマーズハイ」と書かれた一升瓶2つを両手で持つと】

さぁて、一気飲みチャレンジだぃ!!

【笑顔で一本差し出した】

/よろしくですっ!!
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 21:29:54.21 ID:/13hb0Uo
>>842
【少女は上気した顔で、楽しげに歌い始めた】

La――!

【声は酔っていても澄んでいて、とても楽しげに辺りに響いている】
【そして男の差し出した酒を迷わず受け取り、一気に――】

ごきゅ

【飲み干し始めたッッッ!】
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:32:26.31 ID:ZQ2iljQo
>>841

へェ・・・・なるほど、そりゃァ残念だなァ
やァっぱり一筋縄じゃァいかねェらしい

(・・・しっかし、仕掛けてこねェってレベルじゃねェぞ)
(攻撃動作も仕込みらしいソレもねェ・・・得意なのはカウンター、とかかァ?)

【小さく舌打ちし、一先ず装甲に傷を与えた事には満足して】
【ひょいと後方に下がり、早くも姿を完全な物とした一体の金剛像へチラと視線をやり】

≪“仁王”≫――――≪“風神”≫ッ―――――!!

【技の発動、3mの仁王は動かないが――青年の操作するソレとは違う風が吹き始める】
【発生源は明らかに番天背後の金剛像、風勢は些か強く在り】

(風は無形だからこそ風・・・何も正面から攻めるだけが戦いじゃァねェ)
(かといってあの手はただ後ろからじゃァバレる気もするしなァ・・・)
(・・・・・・全方位攻撃なんざ使った事がねェよ、ったく)

【ここで始めて青年は低く腰を落とし、膝を曲げて戦う姿勢を取る】
【背後に“仁王”、前方には騎士―――動かないことには自滅しかねない】
【両者の距離はリィオが先程のように進むのであればすぐさま縮む事だろう】
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:34:19.58 ID:JcblRDoo
>>838

確かにいきなり迷いこんで挙句牢屋生活は嫌やなあ
……おかしな感じ?

【自分も上の方でひょいっと半分顔を出し】
【段々と足音が近づいて来ると顔を引っ込めた】

あかんあかん本当に鎧やんあんなん初めて見たわ
絶対に勝てへん、隠れて正解やねーナイス判断やわお嬢さん
まあお嬢さんくらい強かったら分からんけどもなー……

【ただの人間の自分よりも感覚が鋭い少女に警戒は任せた方が良いと考えたのだろう】
【見つからないように大きな身体を縮こませるが】

……あん?てなんや、もしかして見つかってしもたか?
お嬢さん……んにゃあ面倒臭いわ、お嬢さん名前聞いてもええか?
あ、ウチは祁答院 京いいますどうぞよろしゅうお願いしますー

【こちらに向けられた声にドキリとしながらも少女の背中に小声で尋ねる】
【また完全に見つかった時を踏まえて身体を動かしやすいように中腰に姿勢を直した】
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:37:28.90 ID:JqLRsjko
>>843
おぉ!!綺麗な声だっ!!

さぁ!!もっと飲んでもっと歌おう!!おー!!

【少女の澄んだ美声を聞きながら、一升瓶の王冠を手で外す】

よしっ!!一気飲みっ!!!
【彼は一升瓶を口元にあて、少女の出るタイミングを刻一刻と見守る】
【そして、一気に飲み干し始めたのを確認すると】

ごくごくっごくっ!!!
【異常な勢いで飲み干し始めたッ!!】

/pcがトラぶって遅れました。すみません
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2010/11/08(月) 21:40:20.86 ID:NHGNiG.o
【水の国 大会会場】

これより、第九回闘技大会本戦。
第二試合 ライク・ヴェルトゥス VS 火鳥鶏治を開始します。

選手たちは、指定されたフィールドに入場して下さい。

【会場全体に、アナウンスの声が響き渡る────】
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 21:40:30.37 ID:/13hb0Uo
>>846
【一升瓶の中身が一気に飲み込まれていき、空になった】
【ちゅぽん、と音を立てて唇から瓶の口が外れると】

うわ……マジヤベェ……頭くらくらするし……。

【口調が変わっていた】
【メアリじゃなくて本山淑子です】
【貴族じゃなくてファミレス店員です実はって感じである】

キャハハハ、なんか楽しくなってきたしー!

【ぴょんぴょん飛び跳ねてケタケタ笑っている】
【スカートの裾とか色々まずい】
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:41:39.92 ID:FoLotoMo
>>845

………多分見つかってるんじゃないかなーと思ったりなんだったり
何となく似たような名前の人と何処かで会った様な気もするけど覚えた
祁答院、ね。私は吟雪………

……ってやっぱり確り見つかってるというか今見つかったんじゃないかと思う

【自己紹介、何処となくデジャヴを感じたのは仕方がない事かも知れない】
【自分の名前を答えながらも、耳と鼻は現れた騎士の方へ】
【声は潜めては居るものの】

「……………やーっぱり誰か居るんじゃねえか?
おーい、其処に誰か居るのかー?隠れてないで出てこーい」

【鎧の騎士は、隠れている二人の方へ歩いて来る】
【やはり、夜間では声を殺しても、隠れきるのは難しかったのか】
【がっしゃんがしゃんと音が近づいてくる】

【尚、男は、そのままズリズリと引きずられたままで】
【鎧の騎士が近づいて来るにつれて、吟雪はちゃっかり京の背後に隠れようとしていたりする】
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 21:41:42.48 ID:wbpGkmc0
>>839

(……サテライト移動程度は、流石に予見しているか…)
(傷を少なく接近するなら、銃自体を潰すか、能力の奇襲。流石に、弾切れを待つのは無茶が有ろう)

【スピードの速さは、驚異―――並みの男性に膂力・脚力で負けてやる心算など無いが、銃撃の雨を防ぐ傘は欲しい】
【近付き過ぎず、移動を続けて―――足への射撃を止め処ない移動の中で回避し、同時に左手のナイフで、虚空を薙いだ=z
【刃が描いた弧をなぞる様に、空中に真紅の線が引かれる……空気が血を流したか、と思われそうな一筋が僅かに『拡大』】
【そして、銃弾がその『線』に触れると、両断≠ウれた上で、速度を多少殺されつつ、横に弾き飛ばされてルブハティルを掠めもしない】
【もし、此の時に注意力を良く働かせていれば――――軌道の湾曲が、完全に『線』に沿っていた事が、判るだろうか】

珍しくは無いだろう、活躍するのが珍しいだけだね。
……安楽椅子に座るタイプの連中は、そもそも出て来ないから知らない、と言うコトかも知れんが。

【余裕を演出しつつも、熟練された射撃術に対して、宣言通りに油断は無し―――距離を更に詰めようと試みつつ】
【右手の刃に、魔力を滾らせ―――緩やかではあるが、弾む息を整えて、ひとつ唱える事だろう】

……―――≪レイ・ピアース≫ッ!

【右肘を軽く後ろに引いて、杭打ち機よろしく、飛び出す程の速度で、その腕を前方に突き戻す】
【鋭い刺突だが、やはり穿つのは虚空―――そう思った刹那、ノビタの脚部めがけて、長さ1メートルほどの『光槍』が一本、飛んでいく】
【軌道は直線だが、速度は上々。そして、命中した際には『貫通』する代わりに、『高熱』と『小さな爆発』を齎す筈だ】
【また、回避した場合にも、下方向へと突き進む槍は踏み固められた土の地面に突き刺さり、周囲に土埃や煙、高温を散らす事だろう――!】
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 21:44:34.08 ID:LCpZstQo
>>844

……

(『風神』、ですか。風の流れが……少し変わりましたね)
(単純に見るならばやはり、使役に属する系統の術ですが)
(先程の攻勢を見る限りは、基本的な風も十二分に使いこなせている様子)
(特化、でないとしましたら……別の何かを仕組んでいると考えるべきでしょう。)

【完全な形を取った金剛像】
【其れを見ても怯むこと無くただ、見て分かる程度の考察を頭に過ぎらせ】

(この場合、取るべき手段は……前進ですね)
(手が増えたと考えたならば、剣と盾での守勢では間に合わなくなる可能性が考えられます)
(前進……そして――攻勢。そろそろ頃合いでしょう。)

【リィオは先程同様一歩摺り足気味に前に進んだかと思うと】
【ダンッ――!と、後ろ足で地面を強く蹴り番天に向けて鋭い踏み込みを繰り出した】

【此処に来て初めての素早い攻勢】
【緩急をつけた動きで番天との距離を詰めながら】

ハッ――――!

【左腕部のバックラーを突き出して、番天の胸部付近を狙う】
【接触した場合、バックラーの表面文様が淡く輝き小規模の魔力爆発を発生させるだろう】
【物理攻撃と魔法攻撃を合わせたような攻防一体の一撃。リィオの初手に、番天は如何なる対処をするだろうか】
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 21:46:38.62 ID:CSiuWzgo
>>840

(──うん? 盾で受けて、火球を守った?)
(あれで相殺するって言うなら、まだ話は分かる……防御の薄い遠距離術師のタイプなら尚更)

(でもそうしないってことは──そうか、あれが手札の一つ)

【光条を防いだ、と言うことと、火球が成長している、という二つの事実】
【炎と騒擾と熱気の中に在って尚冷静に機能した青年の脳は、思考を重ねる】

(剣の一撃を入れられれば、多分それが一番確実なんだろうけど……)
(あの炎が、簡単にそうさせてくれそうにないな……──よし、)

【互いの距離は、7,8m程だろうか、中距離以遠の間合いであろう】
【剣による近接攻撃の間合いではなく──青年は、跳んだ少女に身構えた身体を向き直らせるが】
【その時、彼の両前腕部のビー玉十個が、魔力を帯びた鈍い光を纏い始め──同時、】

 ──ッ……は、ぁアッ──!!

【──たんッ】
【右手で背の長剣の柄に手をかけながら、左掌を相手へと向けつつ】
【全力、と言う程ではないが、地を蹴って相手に向かって走り始めた】

【相手の様子を伺いつつである為か、速度は小走りより若干速めな程度だが】
【彼が数歩勢い良く駆け出した後、やや剣を引き抜くかという大袈裟な素振りを見せてから──】

 ────っ

【ふっ──】
【一度、大きくその身を屈め、低姿勢になるだろう】
【その瞬間──彼の後ろに落ちていたビー玉三つから、迸る光条!】
【丁度、発射寸前まで彼自身の肉体を遮蔽物とするような、欺瞞(フェイント)からのビーム攻撃だ】

【その狙いは、彼女の喉元辺り。先ほどと全く同じ性質のビームが一本、一直線に迫る形だ】

【彼が駆けて行く中でも、彼女が行動する猶予は十分にあるだろう】
【が、もし、落ちていたビー玉に気を向けていなかったのならば、】
【身を屈めた彼の後方からいきなりビームが現れたように見えるかもしれない──果たして】
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:46:47.34 ID:u1eptwDO
>>760

えっと……気を悪くしたなら本当にごめん……そんなつもりは無かったんだけど……だから、その……っ

【視線を幾度か彷徨わせた後、再び彼女に向けた瞳は微妙に潤んでいて――何で彼女が怒っているのかは分からないけれど、それ故に困り果てて泣きそうになっている、らしく】
【そんな反応を見せても、困るのは恐らく彼女の方なのだが―――】


へっ?僕と?
うーん……何かきっかけが有ればならなくはないと思うよ?

【ライバルに―――それは意外な言葉だったらしい。きょとんと、僅かに面食らったような表情を見せた】
【もちろん、何かしらの"きっかけ"によって彼女の好敵手になるというオファーがあれば彼も拒否することはしないだろう】


そうなったらお手柔らかにお願いしま……――あ、危な……っ!

【気付いた時には時既に遅し―――バランスを崩した彼女は豪快に水しぶきを立てながら水中へと没していった】
【「やっぱり落ちると思った…」なんて予測していたのは内緒にしつつ―――慌ててベンチから腰を上げ、心配そうに噴水の方へと近寄ろうとする】
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 21:47:29.38 ID:u/4H5EDO
>>847
いよっし…!!☆の数はタイで一番…いい出だしだぜ…!!!
【入場口手前で体操をする小さな人影、その主が呟く】

…っしゃあ!!!初戦で敗退なんてしてらんねぇ!!誰が相手だろうと何がなんでも勝ってやる!!!
【彼は大声を出して、駆け足で会場へ飛び出した】

いいいぃぃぃぃよっっっしゃあああああああああああああああぁぁぁぁ!!!!!!
ここから俺の!!最強へのロードが始まるぜええええええぇぇぇぇ!!!!!!
【背中に鳳凰が描かれたライダージャケットに革パン、指貫き手袋、左右を白真ん中を赤に染めたリーゼントの低身長の青年】
【火鳥鶏治が、会場全体に響き渡るような大声で雄叫びを上げながら会場へと踊り出る】
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:49:48.59 ID:JqLRsjko
>>848
【最後の一滴まで繊細に飲み干すと】
【そのまま一升瓶をあたりに投げつけ】

ううーーーーーーんっ!!!!!!
このくらくらハイぐらっ!!ためらないっ!!!
(※訳 このクラクラ感が たまらないっ!!)

【凄まじい勢いで左右に揺れながら酒臭い声を出す】

おっおじょうちゃちゃんもっ!!!もっと飲むぅぅ!!!
パンツかわいいよっ!おあんつ!!
【もう色々判らない】
【分かる事はタダ一つ、サケパック(まる)を彼女の頭上からかけようとしている事だ】

/うぉい!また遅れましたっすみませんっ
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:51:46.93 ID:.Kp1SeAo
【路地裏】

「げうっ!?」

【路地裏に打撃音と妙な声が響いた】
【不良数人と一人の青年とで喧嘩が起きているのだ】
【青年は、裾の長い白衣を羽織り、青と白のマフラーを着けている。色白の顔で、身長は160台後半だ】
【右手には鞘に入れた状態の刀を持っている。目の前に倒れている不良は恐らくそれで殴りつけたのだろう】

(何か違う……)

【青年は無表情だった。怒りだとか悲しみだとか、めんどくささすら無かった】
【ただ何も考えていないように不良たちと対峙している】
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 21:52:14.81 ID:/13hb0Uo
>>855
【楽しそうに笑いながら辺りを走りまわり始める】

キャハハッハハハッハ!
パンツ見てんじゃねーよー!

【因みに縞でした】
【そして酒パックを頭から掛けられ、びっくりして】

ひやっ!
冷たいな!それぇっ!

【ビールを振って勢い良くプルタブを開ける】
【振られた炭酸がすさまじい勢いで係るだろう】

//気にしないでおkですよッ!
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 21:53:31.07 ID:P3jgenE0
>>854

【入り口から均整な歩幅、綺麗な姿勢でしっかりと会場へと歩み寄る影】

・・・威勢は良い様だが・・・!

【その影が次第に明るみに出て、その姿をあらわにしていく】
【灰色のズボン、漆のように黒いロングコートを着て、明るめの青色の頭髪】
【紺色の瞳に、右手には透けるほどではないが薄く白い布地で作られた手袋】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年】

・・・何が何でも・・・!あの野郎の影を掴むためにも・・・!

【その瞳に激しくも静かに熱く燃える強い意志を秘めて】
【そして何よりも此処での戦いをやり通すと言う強い意思をその手に握り締めて現われる】

859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:54:54.98 ID:MmVZDQUo
>>853
【ぶくぶくぶくと暫く気泡だけしか見えなかった
 どれだけ深いのだろうという矢先、唐突に水面から顔を出し】

「ぶっはー!ちっくしょー!
 きもちいーぞー!あんたも来なさいよ!」

【噴水の縁に手をかけつつ、すごく良い笑顔で彼のほうを見る
 落水した時に帽子が別の場所に流れてしまったらしく、大きな犬耳が顔をのぞかせており】

「っいった〜!あーもう寒すぎるってば!」

【傷を負った両腕が水でしみるらしく、ブルリと身体を震わせて
 内心では彼も水面に引きずり込めないかと狙っている】
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:55:38.42 ID:JcblRDoo
>>849

ウチと似たような名前なんてそうそうあらへんと思うけどなー
吟雪ちゃんやね素敵な名前やねー……

……ふぇ?見つかってるって、しかも今って
声が大きかったんかなあ、なあどうする吟雪ちゃん結構あかん状況のような……

【目に見えてあわあわと慌てだし】
【一歩また一歩と近づいてくる硬質な足音に鼓動を大きくしていき】

ばっか誰がこんな状況で……って何隠れてんのや吟雪ちゃん
アンタ少なくともウチより強いやろっ!一般人を盾にするって鬼かアンタはっ!

【※もちろん小声です】

(あーどないすれば……うー……くぅー……)
せ、せやっ!注意を別の所に向ければええんやっ!コイツ使うて……

【「せいっ」と小さく唸りながら上空に投げたのは先程奪取した金ピカの腕時計】
【それが大きく上空に投げられて、やがてカチャンと音を立てて鎧の騎士の後方に落ちるだろう】
【金ピカであるため光を反射しやすく、もしかしたら投げる瞬間を見られたかも知れない……】
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2010/11/08(月) 21:56:05.75 ID:NHGNiG.o
>>854>>858

第二試合 ライク・ヴェルトゥス VS 火鳥鶏治

どちらの選手も、意気込みは十分なようです。

それでは───試合開始!

【フィールドに声が響き渡る──試合開始の合図だ】
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:58:54.33 ID:JqLRsjko
>>857

だだだだっだって見れるものはしょうがないんだもんっ!!
もぅ!!露出おぅーーー!がぁ!

【彼女を追うようにして走り回り】

サケだからなッ!!うめぇだろぃ!!
【サケパックを4回ほど上下に振り、酒を全て彼女にかける】

うぉぉぉ!!ビーリュだっ!!ビーリュだ!!
【全身ビチョビチョになりながらビールを受け止める】
【狂ったような満面の笑みである】

/すみませんっ有難うございますっ
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:59:10.47 ID:ZQ2iljQo
>>851

【――時にこの番天という青年、耳や歯から見てヒトではない】
【人外、獣の類―――ある種の野生的な素質を持った彼は、鋭く動く】
【突き出されたバックラーを掻い潜るように両脚を開いて姿勢を異様に低く落とし】
【左手を地に突いて身体を支え、即座に視点を上――空いている筈の相手と盾の狭間の空間へ】

オレ様としちゃァ・・・・アンタみたいな防御型は苦手でねェ
割と速ェ動きってェのも対処に困る――――ッ!

【“風”―――「速度強化」、素の身体性能と合わせてできる限り早く】
【硬く握った右の拳を装甲の無い相手の腹部目掛けて叩き込もうとする】

【速度、威力、共に申し分ない―――ハズのこの一撃】
【逆を言えば速すぎて邪魔が入れば決してキマらない一撃でもあるが―――】
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 22:00:19.39 ID:8Cg9AIco
>>852

【ぶわりと。エルの背後にある火球たちが更に成長を続ける】
【ビー玉から、ピンポン球ほどの大きさへ】
【更にそこから、テニスボールほどの大きさへ】

【まるで子供を護る親のように、エルは火球の前に立ち塞がりその破壊を許さない】
【加えて火球の周囲には火の粉のヴェール】
【後々脅威になりうるかもしれぬその火球に到達するには幾つかクリアしなければならぬ問題があり】
【それを考えると、最初から術者であるエルを狙ったほうが早いようにも見える】
【しかし彼女の手には「盾」があり。本人の攻撃への反応速度もそれなり】
【散らばったパズルのピース。その組み合わせ如何で、今後の展開は無数の可能性を孕む】

(あの光線の性質は≪F・スター≫や≪S・クランベリー≫とよく似ています──)
(問題はそれが、「光線の持つ唯一の特性」なのか)
(或いは≪L・コンチェルト≫同様に「数ある特性の中の一つ」なのか──)


【駆け出した彼を見て、その到達を数瞬でも遅らせようという魂胆なのか】
【するするするする……とすり足で後退していくエル】
【その足運び。唐突な行動に出られてもある程度は冷静に対処できる判断力】
【──「闘い慣れている」】

(初手は反応を調べるためにも火球単体──)
(火球の準備が整い次第、≪蝶≫と≪剣≫の準備)
(≪タンゴ≫で揺さぶるのも良いかも────ッッ!?)

く、ぅ────っ!

【しかし、彼女は歴戦の戦士と言うわけでもなく。なにかの英雄と言うわけでもない】
【所詮は、戦いなれた「ただの」少女。ただの、人形】
【完全に剣による攻撃が来るものだと思っていたがため──そのビー玉による攻撃を見切ることが出来なかった】


  【「盾を」「頭の傍」「爆発が近い」──「弊害が」】
  【「回避」「後ろには──」「間に、合わないッッ!!」】


【ぐっ!と太郎から見て右側に思いきり身体を傾け。辛うじて光条を回避するエル】
【だがその行動が災いしてか。背後にあった火球の一つにソレが命中】
【ビームの性質ゆえに光は火球を巻き込んでの小規模爆発を起こし──】
【近くにあった火球が更にその爆発に巻き込まれる形で消滅してしまう】
【加えて放出された熱は、うなじをさらけ出している彼女にも微弱ながらもダメージを与える】
【僅かに赤くなった皮膚。しかし、それはしばらくすれば自然に治る程度のものであり──】

【残り火球:8】
【大きさ:ビー玉→テニスボール】
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 22:01:01.34 ID:/13hb0Uo
>>862
露出露出変質者ひゃっほーい!

【普段の彼女から想像つかないほどはっちゃけている】

ぎゃはははっははは!

【近くにおいてあった酒をひっつかみ一気飲みし始めた】
【――スピリタス、って書いてあったよ!】
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 22:02:50.16 ID:u/4H5EDO
>>858>>861
お前が俺の相手か…!!なんかヒョロいなぁお前…
…だが…!!
【トントン、と足で地面を踏み足の感覚を確かめながら】
【ライクを観察してニヤリと笑う】

…その心意気はでっけぇみてぇだな…!!!
【そう言って構えると、彼の周囲の気温が微かに上がった】

あっついバトルしようぜ!!!コケコッコオオオオオオオオオオオオオォォォォ!!!!!
【そしてニワトリのような雄叫びを高らかに上げる】
【すると、彼の体から炎が噴き出し】
【両足に燃え上がる巨大な炎の爪が、両手に燃える炎のグローブが装着された】

今回は最初っから2ギアだぜ!!!
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:03:17.05 ID:FoLotoMo
>>860

だってー、貴女見た目だけは強そうだし?
それにか弱い少女と強そうな少女が居たらさー
普通はこういう風な強さ関係になりそうじゃない
それより静かに、余計にばれるから

【他人を盾にしての体勢をがっちり整える吟雪】
【相手が一般人とかそういう事より、まずは自分の利益とでも言いたいのか】
【細身の為、かなり確り隠れる事に成功して居たり】

【一方、騎士の方は】

「ん?これ、なんだ?」

「……あーそうかそうか、烏が落していったのかー
とりあえず拾って……ってんな訳あるかー!!」

【安いノリツッコミをしながら、ちゃっかり時計は拾い上げ】
【それから、二人が隠れている方に詰めよってくる】

「あのなー………幾らなんでもそれで騙されねえよ
………何で隠れてたか知らねえが、お前達ちょっと話聞かせてもらおうか………?」

【流石に、頭上を越える軌道の投擲物には気付いた様で】
【隠れている二人に、物影の直ぐ前から声をかけた】
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:05:26.47 ID:JqLRsjko
>>865

俺ちゃ愉快な変態露出変質者ーだっ!!

【※あまり変っていない】

うにゅ!!おらも飲むゥ!!!
どだっ3本だぞ!!じゃぁーーんぼんっ!!

【スピリタスらしきあのビン3本を】
【まさかまさかの一気飲み】
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:05:37.42 ID:9Qza/IIo
>>850

…まあ、これでもこの2年ほどでだいぶ依頼人の数も増えてきていてさ、食い繋げていけてる
困った事があったらぜひお頼り下さい

(…引き裂きやがった…!大会以前はほぼ無敵の不意打ち初撃がこの大会が始まってから海里さんにしか当たってないとか…
クソッタレ、流石にそんな事が何度も続いたら…本当にオレのアドバンテージって射撃なのかな、と疑問を持ちたくなる
あの赤い線…それがあいつの技か…この大会無能力者はオレだけかな?)

【続いてくる、彼女が自分めがけて反撃としてその武器を刺突してくるのを!】
【あの赤い線の能力が彼女の戦闘技能と考えれば…まさか!とノビタは感知する】

…飛ばしてくるか!?

【すんでの感知で彼は足を引き回避しようとする、しかしワンテンポ遅かった…彼女の光槍が飛ぶ事を視認した時にはわずかに左足の動きが遅かった】
【左足の外をかするような軌道で槍は命中…ジュッ!とわずかに物を焼くような音がし、そして熱がノビタの内部の足まで届く】

…あっつ、クソッ、やってくれるじゃん…ちょっとお返ししていこうかな…

【こちらも回り込む軌道での接近を真似るように彼女から見て左方向から襲いかかれるように右カーブを描いて接近開始しながら】
【両のホルスターから拳銃を引き抜き終わったら左右二発づつ発射する…左の銃から打撃弾が胴体めがけて、そして右の銃は左肩を狙って放たれ】
【そして二発目は…『凍結弾』だ、触れれば調整液体窒素弾頭が瞬間的に接触部位を凍結させる!】
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 22:07:40.61 ID:/13hb0Uo
>>868
【ぶっちゃけ酒のんだせいで熱い】
【首元のリボンをはずしてブラウスのボタンを少し外した】

ふぅ、熱いんだよーーーーっ!

【そしてスピリタスの瓶を一気に飲み干して……】

きゅぅ

【そのまま顔面から地面にぶっ倒れましたー!】
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:07:53.41 ID:u1eptwDO
>>859

……―――っ!わわっ……ッ!!

【突如として水中から飛び出してきた彼女――】
【意表を突かれ、バシャッと冷たい水滴の飛沫が思いっきり顔に飛び込んでくると、目を瞑らずにはいられなかった】


もう……ビックリさせないでよ!
ほら、いつまでもそんな所に居ると風邪引くよ?

【呆れ顔でそう言うと、左手で顔を拭いながら何の疑いも無く彼女に右手を差し出すだろう】
【悪戯をするなら絶好のチャンス―――手を取ると見せかけて、少年を水中へと引き込むのは容易い筈だ】
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 22:11:02.23 ID:LCpZstQo
>>863

――――!

(速い――ですが……)

【凄まじい速度で懐に入り込む番天の動き】
【左腕部、腕を横に曲げるようにして突き出しているため隙は少ないが】
【踏み込み、攻撃姿勢を作っている以上急激な方向転換などは適わない】

(……貴方の姿勢が、目が。自ずと行動を教えてくれます)

【リィオが「ただの騎士」ならば確実に直撃し、痛打となるだろう】
【しかし、冷静沈着の観察眼と行動予測。そして――武具に付与された機能が其れを許さない】

【バックラーの「魔力爆発」】
【番天の拳がリィオの腹部に突き刺さる直前に其れが発動した】
【しかし、攻撃ではない。規模も小さく、爆風の方向は「リィオへ」向いたもの】

【其れにより、リィオは瞬時に身体一つ分後退し】
【間合いギリギリ……拳の先を掠らせるようなタイミングで回避を成功させた】

【堅牢鉄壁。単発の攻撃に対しては高次元の防衛性能を見せる】
【しかし――これで、リィオの持つ手札の一つを見せた。また、間合いも近く爆発させたバックラーから光が消えている】
【追撃するべきか否か。それとも、拳打の先に更なる手を含んでいるのか】
【リィオは弱点が少ないように見えて、其の実付ける弱点は多い。番天は、この騎士を如何なる手段で攻略するか――――。】
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 22:11:06.58 ID:P3jgenE0
>>866
本当にヒョロいかどうか・・・コートの上から判断されるのは堪ったもんじゃない
【確かにこの男は全身は服に包まれたところが多い】
【だから見えていないところを判断されるのは少しばかり気に入らないようだ──些事だと心の中ではき捨てすぐに心を切り替えるが】

・・・絶対に負けん!!!
【其処まで大きい声でも無いがしっかりと、凛とはっきり響く声】
【その左手を胸の少し前に置き、右腕を左手より少し遠いところに置いて構える】
【その手に腕に、光の魔力を篭めて自身の腕の攻防の力を高める】

駆ける!
【敵に向かって駆ける、駆ける・・・相手からもこちらに向かってくればすぐにでも近接戦の火蓋は切って落とされてもおかしくは無い】
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:13:33.75 ID:JqLRsjko
>>870

うぉ!!お胸が見えるかッ!!せくしーだねぃ!!

【ブラウスのボタンを外した事に過剰反応する変態露出変質者】
【此方は赤色のシャツを脱ぎ脱ぎ】

うーーーーんっ!!キクーーーー!!
【3本一気に飲み干すと・・・・・】

いおおおお!!!おおおおおじょおおおおおおお!!酒だっ酒だッ!!!
(※訳 お嬢ちゃん大丈夫?酔い覚ましの焼酎だよ!!)

【明らかに強そうな芋焼酎を、少女の口に流し込もうとする】
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 22:14:38.90 ID:u/4H5EDO
>>873
おっ!!お前も待つのは嫌いか!!俺もそうだ!!!
【駆け出したライクを見て嬉しそうに笑い、足にググッと力を込め…】

じゃあ…俺もいくぜっ!!!!
【そのまま飛び出す様にライクへと駆け出す】
【瞬発力が高く、短い加速でトップスピードまで速さが上がり…】

おらっ!!
【そのまま勢いを乗せ、燃える右拳のストレートパンチを放つ】
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 22:16:31.79 ID:8M1Z7kSO
【水の国 大会会場】
【観客席】

どの試合も暑いな……つうかノビタなんかヘルメット被ってるし……スカルライダーか?
【灰色の長い髪に緑のジャージを着て眼鏡をかけて、首に黄色いペンダントをかけ、腰に黄色い石が装飾された斬れないように刃のつぶれた西洋剣をおさめた小さなナイフの装飾のついた鞘と深緑色の簡素なフォルムをした拳銃を装備した18歳くらいの女性が】

にしても……予選敗退者で見学してるの私だけか?
【ジュースを飲みながら観客席に座って見学してる】

(………私あの場にいても勝ってたかな?)
【その眼は真剣なもので】
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:17:43.74 ID:MmVZDQUo
>>871
「あっはっはー!あーたのしー!」

【先程までの怒りや真剣な語りを全部吹き飛ばすかのような豪快な笑い
 気取った様子も飾り気も感じられず、バシャバシャと水を跳ねさせて遊びながら】

「ビックリしたのはこっちだよ!でも、心配して来てくれたんでしょ?」

【自分の目に狂いは無いとでも言いたげな、得意気な表情で
 こういう何気ない行動一つ一つが、彼女にとってはささやかな幸せであり】

「うん、わかった。だ〜か〜ら〜……そりゃ!」

【怪我をしているとは思えないくらいのしなやかで無駄の無い動きから
 まるで息をするかのように、ごく自然な動きで彼を――水中に引きずり込む
 自身は水底を蹴っ飛ばしてひょいと縁の部分に座る形となる】
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 22:18:01.29 ID:/13hb0Uo
>>874
うう――。

【地面に突っ伏して唸っている】
【酒は好きでも強さは普通、こうなるのはそりゃそうだって感じである】

ああう……。

【焼酎飲まされて更に顔が真っ赤に!】

……。
………………。
……………………。

【しばらくの沈黙】

うがーーーーーーーーー!

【がばっと起き上がった】

宴会とかモウ、どうでもいい!
私の歌を聞けぇっっっ!!

【黒い魔力が集まり、スタンドマイクを形成した!】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 22:19:55.18 ID:CSiuWzgo
>>864

【剣を引き抜く素振りこそ見せたものの、前述の通りそれはビームを当てる為の工作行為でしかなく】
【やはりその紫電を外気に晒す事は未だ無く、再び確りと鞘に納めると──】

(──よし、やった)
(でも、あそこから避けるなんて……戦い慣れてるみたいだ)

(さすが、予選を勝ち抜いてきただけはある……)
(いつひっくり返されるか……油断は出来ないけど、何だかすッごいワクワクしてきた──)

 ────よしっ

【彼は低姿勢のまま、一歩左斜め後ろ(彼女から見て右斜め方向)にバックステップを取る】
【同時、鈍光を帯びていた両腕のビー玉十個が、服から剥離し】
【右腰に引き付けられた両手の中に、一斉に集まっていき──】


 【常世に数多漂う光の精霊達よ──偉大なる太陽神を導く道を示せ=z


【──ぶ……ン】
【そして、密集したビー玉達が一層強い光を帯び始め、】
【多量の魔力の流れに伴った気流の乱れにより、】
【彼の衣服が、下から風に吹き上げられるように、はたはたとはためき始めた──】

 ──手加減しないぞ、エル!

【──明らかなる、弩級攻撃の予兆!】
【今現在、攻撃は繰り出されぬ為、彼女が何らかの行動を起こす時間は十分にあるだろうが──如何出るか】


「「「うううおおおおおおー──ッ!! エルーっ!! エル気をつけろ!!」」」
「「「てめえーっ!! エルちゃんに何かあったら、てめー! てめー!!」」」

【只ならぬ予兆に何かを感じ取ったか、観客(一部)もより灼炎の如き熱を増して行く】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 22:21:32.40 ID:P3jgenE0
>>875
【対戦相手である彼の言葉──決してライクは待つのが嫌いと言うわけでは無い】
【───ただ、彼はそう言った冷静さを捨ててまで勝ちたい理由がある──決してその冷静があるからといって自分から動かない、と言うわけではないが】


【視界に入る──彼の攻撃が・・・】
【最初からそう簡単に攻撃を受けては堪ったものではない】

【そう考えた彼はしゃがみ込む事でその拳を回避し───しゃがんだ体勢からやや上に向けてその左拳を】
【敵の腹を目掛けてバネが弾ける様に打ち出す───!!】
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:24:02.87 ID:JqLRsjko
>>878
【そのままほっぺをつんつんする】
【因みに1回出しそうになり、右手で強制的に押し込んだりしている】

じょうだじょ!そのみゃみゃまっちゃにそみゃルンルン♪
(訳 そうだよっ!!そのまま真っ赤に染まるのさっ!!)

【恭平の頭上からは蒸気機関車並の蒸気が発生しています】

うが!!うがうが!!うがーーーーーー!!!
【とりあえずスルメを取り出し、バキバキ喰いながら】

おぅ!!歌会?いさかい?まぁいいや!!
聞いてやるぞ!!何もかも!!
【カップ酒をぐい飲みしながらするめを食べ】
【うるさいぐらいに拍手をする】
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:24:23.93 ID:ZQ2iljQo
>>872

・・・・ハッ、なァかなか騎士サンもやるじゃねェの
流石のオレ様も今のを避けられるとァ思わなかったなァ
割とマジで突っ込んだ積もりだったんだが――――・・・。

(なァんて―――――≪“狂風”≫――――。)

【何気ない戦闘中の会話―――吹き荒れる風の中でも声は届くだろうか】
【この青年、その風に有る一つの策を仕込んで相手のもとへと吹き放つ】
【それは一筋の、それ自体が“刃”となる風である】

【刃と言ってもかなり見えづらく、注視しなければ気付くのは難しい】
【だが逆にただの風であるゆえに脆く、バックラーで払えば消えてしまう程度のものだ】

ところでよォ、オレ様の“仁王”ってェのは実に便利なヤローでなァ
普通“溜め”ってェのが必要なモンを“過程”省略して使えンだ、こォんな風にさァ―――

【前述の狂風による攻撃が成功するか、否か――それに関係なく彼は風を回し続ける】
【手を緩めて楽に勝てるような相手でも無い】
【それを表すかのように番天の左右に二つ、収束した風で出来た槍が出現する】
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 22:27:46.78 ID:/13hb0Uo
>>881
【息を深く吸い、アルコール臭い息を吐く】
【準備は万全!】

いよっしゃぁ!歌うぜええええええええッ!

【普段の彼女からは想像も付かない選曲】
【ドラムの音とギターサウンドがどこからとも無く響いてきた!】

じゃ、行くぜーーーーーーーーーッ!

【マイクスタンドをぶんぶん振り回し歌い始めた!】
【其のソウルフルなサウンドとボイスはこの場の空気をびりびりと震わせている!】
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:27:50.90 ID:JcblRDoo
>>867

人を見た目で判断しちゃいかんよ吟雪ちゃん!
それにウチはこう見えてメッチャか弱いんよ!?

【若干涙目になりつつ物言いたげに吟雪を見下ろし】
【そしてまた騎士の方へと耳を傾け】

(お……良い感じに勘違い……)
(ま、まさかのノリツッコミや……ありえんわ……)

【背中に名状し難い寒気を感じたとかなんとか】

って近づいてきよったわ……うぅー……
分かったウチの後ろに隠れときいや、なんとかしたるから

【とは言いつつも生まれて初めて見た「騎士」を恐れているのかその身体は目に見えて震えていて】

いや、そのなんやろうかちょっと恐い人が前から来たんでついつい隠れてしまったんよ
別に悪い事なんてなーんもしとらんよ?

【後ろの吟雪よりも目立つように立ち上がり】
【虚勢を張りやたらと挑戦的な態度で騎士の前に立つのだった】
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 22:28:35.10 ID:u/4H5EDO
>>880
【ライクが体制を低くした事で空を切る右拳】
【そしてがら空きになったそのボディにライクの拳が―――】

ぐふぅっ!!
【吸い込まれるようにヒット!】

【だが、しかし】
【一見彼は馬鹿で何も考えていないように見えて、実は彼なりに考えて行動する】
【そしてこの一連の流れも―――!】

思った…!通り!!
【攻撃を喰らった瞬間、左足を振り上げて】
【攻撃を放った瞬間のライクの顔面に左膝を突き出す】
【因みに彼の身長はかなり低く162cm弱、180cmはあるライクが腹に攻撃したなら、まだ完全に立ち上がった体制ではいない筈だ】
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:29:00.48 ID:QNg93gwo
>>876

なッ、姉ちゃん? どっちが勝つと思う?

【突然、その後ろから声が掛かる】

【白いカッターにジーンズという簡素な出立ちの長身の女性が】
【真後ろ、一段高い席から馴れ馴れしく肩を叩いた】
【整えていない茶髪を肩まで伸ばしており、似合わないメガネをかけている】
【典型的野次馬のテンション】

ヒヒッ、隣、空いてるならいいかい?

【図々しく前に移ろうとしている】


/まだおりますでしょうかー?
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 22:30:40.39 ID:8Cg9AIco
>>879

(削られたのは2つ──)
(失ったのは痛手ですけれど……早々に使いきれることが出来れば、また生成可能──)
(重要なのは──「半端に残さない」ことですわね……)

(それにしても、フェイントとは──)
(まだまだ、修行が足りませんが……今はそれを考える時ではございません!)

【背後を見ずとも、幾つの火球が失われたかどうかは感覚で分かる】
【毎日のように使い続けている能力だ。それによって生み出された炎の位置や数の掌握は容易】
【首筋に残る痛みに僅か表情を歪めながら】
【今はただ、火球の成長と相手の攻撃をどう凌ぐかに意識を集中させ】

(ようやく──ッ!)

【──唐突に。火球の回転と成長が止まった】
【大きさは先ほどよりも更に一回り大きい、林檎ほどの大きさ】
【成長が止まったのを見ると、恐らく火球は完成したのだろう】

【対戦相手の青年を、まるで静かに燃える炎のような視線でじぃと見つめ】
【エルはまず。自身の右手に火球を2つ引き寄せる】
【その火球は彼女に触れるとすぐに1つの炎の塊へと変貌し】
【然程時間を置くことなく、ずるりと。棒状の炎へと姿を変える】

  それは私とて──同じですわ!

【炎の形状を変えつつ、エルもまたするりと後ろへ数歩後退し】
【距離を取る行動を行いながら──やっと、反撃へと転じる】
【ぱぁん!と弾かれるようにウロタへと向かう1つの火球】
【狙いは腹部──回避や攻撃に当たった時の衝撃で、彼の意識を一先ずビー玉から逸らすのが目的か】

【更にエルの「手」はそれだけでは緩まない】
【残った火球のうち2つが、赤黒い色へ染まり始めたのだ】
【複数の変化や攻撃を1度に行う精密さ──】
【それは彼女の「強み」でもある】


【残り火球:5(内赤黒い火球2)】
【大きさ:テニスボール→林檎くらい(完成)】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 22:31:27.43 ID:wbpGkmc0



>>869

……存外に、その時は近いかもな?

【不意打ちの利点は、野良の殺し合いの方が大きいだろう―――銃を使うことが分かった時点で、スデに対策を講じている】
【それはさておき、ルブハティルは相手への確かなヒットを確認しつつ、先程の言葉に対して、かなり短く返した】
【重装備で有れば、内部に熱が籠れば籠る程苦しく…また、ルブハティルは意図していないが、ノビタは何かに付けて火薬を搭載している】
【そして何より、高熱と言うのは、生物の肉体を破壊する手段の王道である―――余談、あのブブゼラの娘も、そう考えているとか】

…寄らば、斬る。
お前の肉体だけでなく、その動きが産み出した『攻撃』とて――同じ事だッ!

【右手のナイフに魔力を滾らせ、先ほどよりも強く長く、空中に一閃を敷く―――結果として、肩への弾丸は、彼女の身体を捉えなかった】
【紅い線が分解され、光として大気に溶けていくや否や、今度はナイフの刃を体の前方で重ね合わせ、胴体への射撃を物理的に防ぐ】
【結果を見れば、凍結弾はナイフに阻まれて硬質な冷たさを増長させるだけだったが―――弾きが甘かったか、打撃弾が腹へと跳ねた】
【臓腑を分厚い腹筋の向こうから、ぐらりと揺らされる不快感と、少しずつ響いてくる痛みに、眉を潜め、鋭い視線は益々尖る】

(……接近、命中力を上げるだけなら、分が悪いだろうに)
(格闘術も修めてはいるのだろうな……ふむ、逆に手が読み難い)

≪レイ・ホーン≫………刺し≠ト、溶かせ=B

【敵の接近を、じろりと猛禽の如く見据えつつ―――ルブハティルは、思考する】
【異端≠ヘ主に、精神を苛むモノ、怪力を備えるモノ、得意な能力や人の枠を外れた骨格を持つモノ……この青年には、現状どれも当て嵌まらない】
【「ただの人間」との交戦経験や、科学技術の粋を集めた武装への対処法には、そう明るく無い―――未知の領域である】

【左手のナイフをノビタに向けつつ、魔力を注ぎ込むのと並行し、短い詠唱―――すると、投げてもいないのに、ナイフが握り手をするりと抜け出す】
【そして意思を持つかのように、ノビタの『右腕』へと、吶喊して往く事だろう……少し直進した時点で、その先端に異変≠ェ起こる】
【ルブハティルの『術式』の作動―――20CM程の光の刃が、角が生えるようにして継ぎ足されるのであった】
【熱を纏って揺らぐ其れは、単純に威力を強めると同時に、正面からの′}撃射への或る程度の耐性と、刀身自体を延長する効果を発揮する】

【そして、この行為の成否に関わらず―――ルブハティルの左手が、また一本のナイフを抜き取る】
【じわり―――その傍らで、何処となく違和感≠覚える、魔力の形成と、空気の移動が起こった】
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 22:31:50.29 ID:8M1Z7kSO
>>886
さあな…どっちが勝ってもおかしくない…そんな状況だな?
どの試合の事言ってるかわからないが
【振り向かずジュースを飲みながら言い】

構わないぞ
【そう告げる】

/います
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:31:52.52 ID:JqLRsjko
>>883
聞くぜええええええええええええええええええええええっ!!!

【赤井恩流水拳で、赤井君が3人に分身する】
【因みにアルコールの取りすぎでそう見えるだけ。多分】

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!
お嬢!お嬢!お嬢!お嬢!お嬢!お嬢!お嬢!お嬢!お嬢!お嬢!

【3人揃って熱い、酒ぐさい掛け声を送る】
【因みに手は助けてえーりん!】
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 22:33:02.85 ID:LCpZstQo
>>882

――――

(風、系統は攻撃的なものでしょうか?)
(……他の方でしたら、見つけることも難しいでしょうが――)

【リィオは、「風」の属性に関しては目の利く選手である】
【自身が風の系統に属するが故に、微かな風の流れも敏感に察知し】
【左腕部バックラーを振り、最低限の動作で消そうとするが……それ以上の対処はなかった】

【風に対して利があるとはいえ、無形にして自在の風を「読み切る」事は至難】
【この局面でリィオは「狂風」を単純に「攻撃」と認識し対応した】
【もし、何か別の効果が仕込まれているならば――それに応じる用意は現時点で出来ていない】

【――リィオは未だ、番天の風の底が見えていない】
【故に、「未知」という要素もこの鉄壁を切り崩す大きなファクターとなるだろうか】
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:35:05.93 ID:FoLotoMo
>>884
【近づいて来た騎士は、顔を鉄兜で覆っている】
【顔が全く見えないその騎士は、どんな表情をしているのか】
【少なくとも、声と口調からして笑っている様には思えない】

「俺が何か聞く前にいきなり喋ってくれるのは有り難いけどよお……
俺は『此処で何が有った』って聞こうとしたんだぜ?
いきなり『悪い事』なんて言い出したら………なあ」

「一応聞くぞ、こんな所で何やってんだ?」

【170を幾らか越えた程度の身長の騎士は、京を見上げるように近づいて立ち】
【それから、引きずっていた男の方に一度目をやる】

「………街中でこういう状態になってる奴、普通はいねえよなあ?
何か知ってるなら、素直に話して貰えると嬉しいんだが」

【そんな状況の中、この状況を作った元凶の吟雪はと言えば】

……こわいよー

【やや棒読み気味に、京の後ろに隠れたまま】
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 22:35:42.11 ID:/13hb0Uo
>>890
【歌が間奏に入り、メロディアスなギターソロが会場を拍手喝采で埋め尽くさせる】
【いつの間に観客がいたのか?知らないよ!】

ごきゅごきゅ!
さけ
【燃料を補給し、またマイクを引っつかみ始めた】

baby!
yo yo yo!

【凄く楽しそうだ】
【手を全力で振り、叫ぶ】

折らテメエらもおおおおおおおっ!

それっ!

【どこからかbaby!baby!と観客の掛け声が響きわたってくる】
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 22:37:04.07 ID:P3jgenE0
>>885
【骨が無く、筋肉だけでしか護れていないところ】
【彼は確かに其処を狙った──無論、これはボクシングではない】

・・・奇遇だ、な!・・・!俺も思った・・・とおり!
【しゃがんだ事に対して相手が足を使って攻撃する可能性を考慮していないわけでは無い】
【だが何か防護策や回避する策があるわけではない───今相手がしたことに近いカウンターを狙っている】
【その膝は狙い通りに当たり、ダメージを彼に与えるだろう───だが!】

【彼は自分を蹴り上げた足に対して】
【自身の右腕、金属で出来た重々しい義手を用いて──左足の向こう脛へと金属の拳を振り上げる──!】
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:41:12.18 ID:QNg93gwo
>>889

あァ……ほら、あそこのさァ。
あの派手なリーゼントくんと黒いロングコート野郎の試合さ。どうかな?
まだ始まったばっかだけどよ、ヒヒッ!

【そう言いながら、女性の隣にドカリと座る】
【どうやら第2試合―――ライクvs火鳥―――の事を言っているようだ】


……オネーサンも予選参加したのかい?

【と、ちらりと少女のナイフと拳銃を見ながら、そう尋ねた】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:41:39.50 ID:JqLRsjko
>>893
イエーーーーーーーーーーーーーー!!!!

【3人の赤井with何処からかの観客による拍手喝采】

ッサケィィイイイイイイイエエエエエエエエエエエエエ!!!

【3人の赤井with何処からかの観客もいっせいに燃料補給】
【因みに赤井は焼酎一升瓶を飲み干しました】

ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ワンツーグリグリッチュン!!
【返すように立ち上がり、腕を振る】

baby!baby!baby!baby!baby!baby!baby!baby!baby!baby!
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:42:28.74 ID:ZQ2iljQo
>>891

(やァっぱり・・・・確かに風にァ慣れてるらしいなァ)
(と、なると特性を生かすよりはガン攻めかねェ―――!)

―――――≪“風槍”≫ッッ――――!!!

【“狂風”は掃われ消えるのみ――無造作に繰り出せる攻撃ゆえか、仕込みも無い】
【そもそもからして、どうにもこの青年の風は一度きりで有ることが多い】
【風刃然り、狂風然り、螺旋の穂先をした二つの槍もまた然り】
【二本の槍はそれぞれ相手のバックラーと胸部を狙って一直線に放たれて】

【そして一方、例外的に発動し続ける“仁王”は風勢を俄かに強めている】
【何かしらの対策を施さねば番天の“武器”は増える一方となるだろう】

騎士サマはだんまりかァい、オレ様だって一人で喋るのは寂しいンだぜェ?
そう岩みてェに固まってねェで動いたらどうだい――――

―――――≪“疾風”≫ッ――――!!

【ギュ、と番天の手元に風が収束―――何やら今までのものとは密度が違う】
【緑色の物体として見えるほどのそれは淡く渦巻き、攻撃の準備で在る事を感じさせる】

898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 22:45:28.47 ID:/13hb0Uo
>>896
【凄まじい速弾きと、ツーバスドラムの織り成すロックなサウンドに、少女の清らかながらも、魂を震わせる声が乗る】

LALALALALALALLALALAaaaaaaaaaaaaaaaaah!

【ジャカジャカジャカジャカ――ドォンッッッ!!】
【余韻を残しながらも曲が終了、会場は歓喜の叫び声で満たされた】

皆、ありがとぉっ!
センキュゥッ!

【マイクを握り締め、観客に向けて叫び、ライブは大盛況で終了した!!】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:45:30.58 ID:u1eptwDO
>>877

へっ―――?ぁ、ゎ、うわわッッ!??

【彼女を引き上げようと、ぎゅっと手を握った瞬間―――思わぬ力で身体ごと引っ張られ、喉から突拍子もない声を漏らした】
【眼前に迫り来る水面―――何をされたのか頭で理解した時には、ザブーン!!と。心の準備も整わないまま勢い良く水の中へと落ちていった―――】


―――――、――――…………ぷはっ!!

【―――数秒の後、直ぐ様アザラシの如く顔を突き出して新鮮な空気を吸い込むと】
【フルフルと小動物のように首を振って、髪の毛先から水を振り払う。その仕草はどことなく幼く見受けられるかもしれない――】

【そして――見上げてみれば、そこに在るのは悪戯が大成功してご満悦の少女の表情であろう】

【が。当の被害者はというと】
【文句を言うわけでもなく―――たちまち、じわっ……と。両の瞳に水滴が灯り始めて】


ふぇ……っ、………うぁぁぁん………えぐっ………

【困ったことに、幼い子供のように泣きじゃくり始めてしまうのだった】
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:45:32.21 ID:JcblRDoo
>>892

(ぬぅ……なかなか鋭い……)
せやけどなんもしとらんのはしとらんよ?

【飽くまではぐらかすつもりらしくすっとぼけた声を発しながら首を傾げる】
【しかし微妙に心負けしているのかそれもどこかぎこちない】

あー……ソイツはあれや、ウチらが来た時には既にノビてたんよ
多分喧嘩っ早いヤツと肩でもぶつかって取っ組み合いになって結果的にぶっ倒れたんちゃう?
んでウチらが何故隠れたかっていうとその現場でウチらがいれば即犯人にされそうやったから

とまあこんな具合やね、うん
他になんか聞きたい事があれば答えるで?

【我乍ら上手い言い訳だと心のなかで自画自賛】

(こわいよー言いたいんはコッチの方や……・)

【溜息の1つでも吐きたい所だがそんな行動も嘘がバレるきっかけになりそうで】
【適当に折り合いをつけつつじっと騎士を見下ろし睨む】
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 22:46:34.94 ID:u/4H5EDO
>>894
【ガキィィン!!と義手と足がぶつかり合う】
【鋼鉄と生身だ、当然生身の足が負け――――る、のが普通だ】
【普通の、普通じゃなくても、人間なら当然】
【…しかし、そんな常識に捕われた策、彼には通じない】

それが…!!!!
【痛がる様子が無い、寧ろ更に闘志は強く、炎は熱く燃え盛り】
【一度突き出した膝を微かに引いて】

どうしたあああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!
【更に勢い余ってライクの向こうに回っていた右手でライクの後頭部を、左手でライクの側頭部をがっちり掴もうとする】
【もし捕まれたなら、その瞬間】
【頭がその場に固定され、引いた左膝がすぐさま顔面に叩き込まれるだろう】

【彼の戦い方…】
【余りに頑丈、余りに力任せ】
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 22:48:02.35 ID:8M1Z7kSO
>>895
あっちか……どうだろうな?
今の所は…まだわからないな
【ライクと火鳥の試合を見て】

ああ。最後の最後で全賭けして予選落ちだ
そこのノビタってのに負けてな
【顎でノビタとルブハティルの試合の方をさし】

【ついでにナイフは鞘に装飾された物で、今彼女が持ってる武器は西洋剣と銃です】
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:49:09.30 ID:JqLRsjko
>>898
ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

【某DMC並みの狂声の叫び声が響く】

ありがとおおおおおおおおおおおおおお!!
【酒をステージの彼女に向かって四方八方からかける】

グレエエエエエエエエエエエエエエエエエエトオオオオオオオオオオオオ!!
【両手を頭上に持ち上げて、勢いよく拍手をし始める】
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 22:51:19.52 ID:CSiuWzgo
>>887

 (炎が形を変えた……)
 (……あれは一体……──)

 (──……いや、ひっくり返される前に、一気に──)

 (────ッッ、って、な、疾い!)

 ────くっ、ッ

【相手の状況をうかがいつつ、更に魔力を練り上げる青年であったが】
【もう間もなくその準備が整おうかと言うその瞬間、彼の予想を上回る疾さでの炎弾!】

【咄嗟、集まったビー玉を腹部に抱え込むような形で、】
【青年は、彼女から見て左方向へと飛び退く、が──】
【ビー玉に意識を集中させていた為に、反応が一瞬が遅かった】
【空を穿つように飛来したその火球は、彼の左脇腹へと命中する】

 ……ッ、ぐああ──っ……、ッ!

【じゅぼう、と音を立てて衣服の一部が焼け焦げて、】
【臓腑に響くような衝撃と共に、内部の肌に、決して軽度とは言い難き火傷を負った】

【彼は飛び退いた慣性のままに一度地を転げてから、片膝立ちの体勢にまでは立て直しつつ】
【火傷と衝撃による耐え難い激痛に、歯を食い縛ってはいるもの──何とか、両手のビー玉だけは保持し続けている】
【ビー玉の光も、若干衰えはしたが──消える、と言う事はなかった】

(──……まずった……、あともう一瞬だけ、速く反応できてれば──っ)
(……炎の成長も、進んでる……くそッ、何とかしないと──ッ)

【青年は、傷口を押さえたくなるのを必死に堪えている為に、すぐにその場から動く事は叶わない】
【どうにか立ち上がろうとはしているが──更なる追撃に移れるならば、此処は好機と言えるだろう】
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 22:52:07.49 ID:/13hb0Uo
>>903
ひゃっはああああああああああああああああッ!!!

【いつの間にか出来ていたステージから飛び降り、観客に受け止められる】
【司法八歩からの酒が彼女にかかる】

いやぁ、マジ楽しかったわー!

【笑顔で言う、砕けた口調の少女】

そんじゃぁ、おやすみぃぃぃぃぃいぃ……。

【突然かくっと頭を垂れ眠り始めてしまった】
【飲み過ぎ+予選の疲れのダブルアタック。しばらくは置きないだろう】


//明日学校あるんで、そろそろお開きと言うことで!
楽しかったです!
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:52:53.49 ID:FoLotoMo
>>900

「ふーん………?」

「……まあ、分からないでもないけどよ
あんまり紛らわしい事すんじゃねえぞ?
そうでなくても、最近はあんまり治安が良いとは言えねえんだからよ」

【暫くは唸るような声を上げていたものの、大方は信じた様子】
【何時までも引きずっているのはどうかと思い、その男を肩に担ぎあげた後】

「……この国の人間………じゃあ、無さそうだな
あんまり夜遅くに出歩くもんじゃないぞ……勘違いされたくないなら
場合が場合なら………ああ、危ねえからよ」

【あまりはっきりとしない、警告の様な言葉を投げて】
【それから、先程まで向かっていた方向へと歩いて行く】

【その姿や音、臭いが遠ざかったのを待って】

あー、助かった助かった
いやー、思ったより言い訳上手いねー
どうなるかなと思ったけどさ

【背後から出て来て、大きく伸びをする吟雪】
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 22:54:52.43 ID:P3jgenE0
>>901
甘く見てるつもりは無い・・・!
【仮にも予選を勝ちぬけてきた猛者の一人───それが痛いところを一度突いた程度で倒れ伏すなど考えてもいない──】
【だが───一度通じなかった程度で諦めるような闘志は持ち合わせていない──】
【一度で効かなければ効いてぶっ倒れるまで続けるのみ───!】

【とはいえ、この体勢で戦闘を続けるには分が悪い】
【相手が後ろから手を戻して掴もうとする──相手が左手を、自分から見たら右から相手の手が迫ってくる】
【だったら左だ──左に飛び退く】

【左に飛び退いたのち、しっかりと地面を踏みしめて立ち上がり】
【相手の右肩に目掛けて投擲用のナイフを懐から取り出して投げつける──そのナイフの刃はそう大きくも長い方でもなく重い傷を負わせる物には程遠い】
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:57:08.17 ID:JqLRsjko
>>905

楽しかったカイ!!
ありがとうだぜええええええ!!
【再び彼女に酒が全身にかかり】

おやす・・・・・・・・Zzzz
【寄り添うように、爆睡する男】
【因みに酒はその後二人で山分けしました】

/それではお疲れ様でしたっ!!めっさ楽しかったですっ!!!!
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:57:39.32 ID:MmVZDQUo
>>899
「よっしゃ!大成功っ!
 ……あ、やばっ!」

【正に企み通り。悪戯に成功した子供のような、どことなく意地悪めいた笑い
 そこで自身の帽子が水面に浮かんでいるのに気づいたらしく、まだ痛むもう片方の手で無理矢理拾い上げ
 びしょ濡れのそれを頭から被った】

「えへへ。ほうら、油断してるとすぐこうなっちゃうんだよ?
 ホントは自分だけ落っこちたのが悔しかったのも……あれ、え、えっ、えっ!?」

【どうして泣いてしまったのかというのは彼女の頭では少々の時間を要した
 とはいえ完全に分からない訳ではなく、(自身にとって)デタラメな展開に驚き慌てて】

「あ、ちょっと!?泣かないでよ!え、えっと、ゴメン!悪かったからさ!
 ねえ、ほら!何でなのさ!?」

【とりあえず引きずり上げるように彼を水中から引っ張り上げ、あたふたしながら不器用に慰める
 彼女もずぶ濡れだった為に碌な物も持っておらず、泣き止むように言葉をかけ続ける位しか出来ないが】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 22:57:49.69 ID:LCpZstQo
>>897

ふっ――――。

【浅く息を吐きながら、リィオは飛翔する二本の槍に対応する】
【バックラーの位置は、口元を隠すような場所であるため胸部と非常に近い位置に存在した】
【放たれた瞬間、その切っ先の位置から命中箇所を算出すると】

【僅かな動作。二つの槍の狙い位置中間ほどの空間に腕を移動させると】
【瞬間的に爆発エフェクトを発動――その衝撃により槍の軌道を逸らし、肩口ギリギリの場所を通過させる】

語らいの時はいずれまた、別の機会に致しましょう。
そして、そうですね。ご希望とありましたら――――私からも反撃の一手を投じさせて頂きましょう

【リィオは高密度で収束する風に臆すること無く、姿勢を僅かに低くしながら番天に向かい踏み込む】
【バックラーが再び輝きを取り戻していき、今まで見せた通り爆発の準備が完成した】

【――リィオは、多彩な攻めを見せる番天とは対照的に非常に手札が少ない】
【爆発するバックラー。……そして、試合開始から今まで一度も使っていない「剣」だ】
【シンプルであるがゆえの安定感は強みでもあるが、反面脆さも孕む要素でもあった】
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 22:58:55.16 ID:8Cg9AIco
>>904

【エルの手元にある棒状の炎】
【それはやがて、赤い赤い刀身を持つ細身の片手剣と化す】
【盾と、剣──近距離戦闘において、恐らく重要な要素となり得るもの】
【火球と、火の粉──中〜遠距離戦闘において、防御も攻撃もこなせるもの】
【容姿だけ見れば、どの距離からの攻撃でもイケるように見える彼女であったが──】
【実際は、近距離戦闘は強くない】
【それを相手がどう判断するか──。それにより、またも戦況は変化を見せるはずだ】

(焦りは禁物──ッ!)
(どのように相手が傷ついていようとも……気の緩みは戦いにも影響いたします──!)

【容赦などしない──】
【そう告げるかのように、エルは赤黒い2つの火球を、動きを止めたウロタへと解き放つ】
【この色の違う火球には、先ほどの火球とはまた違う特性が付与されている】
【1つは「火球が何かに当たると2匹の炎蝶が生まれる」こと】
【更に「炎蝶が何かに接触すると、黒煙を伴う大きさ相応の爆発を起こす」ことだ】
【最大4匹の爆発する蝶が生まれる可能性があるこの技──≪スターリー・クランベリー≫】
【狙いは足元へ1つ。胴体部へ1つ】
【──危険】

【蝶の生まれる火球を相手へと放ったエルであったが──】
【攻撃の手を緩めないかのように再度、残す火球の内2つを赤黒く。1つを桃色へと変化させていく】
【しかしこれを次に放出してしまえば彼女の手に残る火球は0】
【果たしてこの局面。彼女はどう乗り越えるつもりなのか──?】

【その道筋を照らすかのように】
【ぱちんと。エルの周囲にある大量の火の粉の一部が】
【小さく、音を立てた】

【残り火球:3(赤黒2・桃1)】
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:00:02.17 ID:QNg93gwo
>>902

あァ、そりゃあドンマイだねぇ。
アタシも一勝一敗でバッジは二個。あえなく予選落ち……っと

【そう言って一つ溜息をつくと、】
【示された方を向き、とある二人の試合を遠目に眺める】

んー、あっちもまた派手にやってんなァ……
銃とナイフなら銃が勝つって相場が決まってっけど、なァ
何だありゃ……色々と、なんかもう、よくわかんねぇ事に、なってる、ような、うん。

【眺めながら、それを口に出して呟こうとするものの、言語化失敗】
【目を細めながら二人の一挙手一投足を見つめている】


あ、そうだ。名前はなんてーの?
アタシはリジィ。リジィ=ザナドゥ=キールシュタイン。
リジィでいいよ。長いからさ、ヒヒッ!



/おうふ、了解しました<西洋剣
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 23:00:58.78 ID:u/4H5EDO
>>907
おっと!!
【ライクがその場から離脱した事で両腕が空振り、既に攻撃する気だった彼の体制が崩れる】
【それを直ぐさま立ち直し、ライクに振り向くも】

うぐっ!
【タイミング良くナイフが右肩に直撃、血飛沫が飛び散る】

【…が】

それが…どうしたあああああああああああああああああああああぁぁぁぁ!!!!!
【ダメージ、気合いによりほぼ無し】
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:02:27.79 ID:JcblRDoo
>>906

あいあいーえろうスンマセンでしたー以後気をつけますう
心配してくださってありがとうございます、兄さんもお気をつけてー……

【騎士に軽くお辞儀をし、去りゆくその背中に手を振って】
【そして彼が見えなくなった頃に】

(ふ、ふふふ……流石ウチやファインプレーや……主演女優賞や)
(実際は結構肝を冷やしたけど、まあ良かったわほんま……)
……さてさて吟雪ちゃん?

【ほうっと胸を撫で下ろし】
【何か言いたげな表情で吟雪を見つめ】

ちょっとは助けてくれても良かったやん……
結構……恐かったんよ、……とアレ?

【恨み言を1つ2つ告げた後、緊張の糸が切れたのかその場にへたり込む】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:03:41.26 ID:.Kp1SeAo
【路地裏】

「げうっ!?」

【路地裏に打撃音と妙な声が響いた】
【不良数人と一人の青年とで喧嘩が起きているのだ】
【青年は、裾の長い白衣を羽織り、青と白のマフラーを着けている。色白の顔で、身長は160台後半だ】
【右手には鞘に入れた状態の刀を持っている。目の前に倒れている不良は恐らくそれで殴りつけたのだろう】

(何か違う……)

【青年は無表情だった。怒りだとか悲しみだとか、めんどくささすら無かった】
【ただ何も考えていないように不良たちと対峙している】
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:07:59.76 ID:9Qza/IIo
>>888

(クッソォ…熱ってのはよくない、本当によくない…毎度のことだがなあ…
腰の辺りが熱いぜ…異端狩りってのは戦う度によくわからない特徴を見せてくるな)

【スカルヘルメットの下で彼は苦しそうに顔を歪めながらルブハティルの顔を睨みつける】
【肩へと放った弾丸と凍結弾はどうやら防がれてしまったらしい、と見る…あのナイフの赤い線はだいぶ防御に秀でているなと彼は思う】
【これまでにないタイプの戦闘者、こういう細かい防御タイプに銃弾を使用し数で圧倒するタイプの彼は苦手とする面もある】

(ダメージはそんなに深くなさそうだなあ…クソッ、どうも難しいぜこいつの攻略
さあて…来るか!?アイツの攻撃ッ!)

【殺気がなんとなく感じ取れる、それが不幸中の幸いなのだ…ゆえに相手はナイフを遠距離から放って来る事を気がついてはいた】
【ゆえに彼の早撃ちにより防御…!左の拳銃をそのまま相対するように向けて打撃の弾丸を発射してナイフを弾く!】
【しかし投げてもないのにするりと彼の方向に飛んできてわずかに彼の予想したタイミングとずれたのが不幸だった…】

【さくり、と彼の右肩の皮を切り2cmほど筋肉繊維を切り裂く音が聞こえる】

(…痛ってェ…クソッタレ、遠距離の攻撃そのものがまず相性が悪いのか…?いや
まず近距離戦をしかける、そこで考えよう…さて、熱を使うのはオレだけじゃねえぞ…)

【距離2mほど近づきながら両の拳銃をしまいブオン、と彼の新たな装備として両手にくっついた籠手が…振動を始める】
【最初に…振動の中で熱を生み出し拳の接触時のダメージをあげる機能を起動、そのための何かしらの機構を搭載しているのか】

…さあ喰らえッ!!

【右、左、右、の順で放たれるジャブ!狙う順番は胸、右肩、左頬の順番で削るためのけん制の拳を放った!】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 23:09:14.14 ID:8M1Z7kSO
>>912
私は二勝一敗…あそこのエルってのには勝ったんだが…成長したなアイツ
【そしてエルとt…ウロタの試合を顎で指し】

ノビタは銃だけじゃなく格闘戦に…サポートアイテムみたいなので能力がないのを補ってる
それに対しルブハティルって言うのはナイフだけじゃなく恐らく能力で戦ってる………こっちも目がはなせない
【睨むように試合を見て】

私か?
私は愛野海里(あいの かいり)だ
よろしくなリジィ
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 23:09:17.23 ID:P3jgenE0
>>913
・・・大した気力だ、少々呆れたぞ
【やれやれ、と言葉の通り呆れたように首を左右に軽く振り】
【同時に表には出さないものの感心、関心と言うものを胸のうちに抱く──】
【まず並大抵の気力では刃物が刺さった事を感じさせない、なんて事はありえない】

はぁ・・・面倒な奴・・・
【別に今まで本気でなかったわけでは無い───だが、手っ取り早い手段】
【敵に確実に痛みを与える方法──それは・・・】

【パチン、と彼の左手の指が弾かれる────それと同時に彼の右手に粒子状の淡く青白い光が──】
【集束──そう、青白い光が右手に集束し、光が晴れ、其処には至って普通の長剣がその手に現われる】
【剣、それはリーチといい殺傷性と言い槍には及ばない物のスタンダードと言える武器】
【元来、この男は剣士だ──故にこちらの方が彼にとっては本来の戦闘スタイル──腰に挿してある剣は抜かれていない、が───】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:09:39.28 ID:ZQ2iljQo
>>910

【槍は弾かれ、敢え無く役目を終えると風へと溶け】
【一方で番天の手元に圧縮された風の塊――これは吹き荒れる風の最中へ】
【虚空を舞う緑の小玉は見えづらくも有るが、リィオならば問題は無いだろうか】

(一本だけじゃァだめ・・・かといって数を増やすだけじゃァ技量負けだァ)
(だが風が吹いている場所、このフィールド全体がオレ様のステージで在る事を―――)

後悔するぜェ――――≪“凶風”≫――――――・・・。

【両手を広げて呟く言葉、明らかに技の名前だが―――何処にも変化は無い】
【風の小玉は相変わらず空を舞い、仁王は風を吐き出して、番天は動かない】
【いや、番天の手元には小さな風の収束があるが―――これは先ほどの物の残滓だ】

【距離は直に詰められる、つまりはリィオが直に攻撃に移ることが出来る距離にまで】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:12:33.60 ID:FoLotoMo
>>914

えー?だって、私はねー……うん
或る意味前科持ちみたいなものだから、結構危ないの
まあ、有名税?だから、助けろって言われてもねー

……最悪、状況悪化するかもしれないし

【へたり込んだ京を、この会話で初めて見降ろすようにして】
【あまり反省する様子も無く、こちらは周囲をきょろきょろ】

………まあ、言った通りでしょ?
最近、この辺り……こういう事をするには、ちょっと息苦しいって
さっきの騎士も言ってたしさ

ん、後は警戒する必要は無い、かな

【安全を確認しつつ、物影から通りに出る】
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 23:14:43.58 ID:u/4H5EDO
>>918
ふん!!
【ずん!と両足で地面を踏み締め、己の拳同士をぶつけ合わせる】

こっからが本番だな!!!俺もようやく体があったまってきた所だ!!!
【剣を持ったライクに向かって楽しそうに笑いながらそう言った】
【剣と生身…通常なら圧倒的に自分が不利…の筈だが】
【彼の場合は逆、更に闘志が燃え上がる】

…所でお前!!
【と、いきなり右手の人差し指をライクに突き付けた】

お前は今!何を背負ってここに立ってるんだ!!!?
【唐突に、大声でそう聞いた】
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:21:32.31 ID:u1eptwDO
>>909

えぅ……グスッ……うぁぁぁん……

【抵抗無く引き上げられると、噴水の縁で彼女の隣に腰を降ろす形になるだろう】
【だが、彼はポロポロ大粒の涙を頬に伝わらせるのみで。全く泣き止む気配を見せない】
【男らしさ≠ネんてものは当然微塵も感じられない―――ともすれば、年下の少女を泣かせてしまったような罪悪感を与える結果になるかもしれない】


ひっく……えぐ……寒い、よう……バカ……大嫌い……っ、ぅぅぅ……っ

【俯き、擦れた弱々しい声でそんな恨み言をポツリと―――】
【Tシャツの上にパーカー一枚という薄着に加えて、水泳には季節外れの気温。体温が著しく奪われるのも無理はない】
【酷く寒気を感じるのか、ほんの僅か身体が小刻みに震えており、ぎゅっと自ら両肩を腕で抱き締めた】

【彼女の些細な∴ォ戯は大成功したと言える一方で、逆に言えば少年の想定外の反応により大失敗とも捉えられるかもしれない】
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 23:22:19.02 ID:LCpZstQo
>>919

【リィオという騎士は、特性上前面からの攻撃に対して非常に強い】
【故に、攻撃を前面視覚範囲内から放ったとしても大半は対処してしまう】

【だが彼女を護るものは二本の腕と握られた得物のみ】
【爆発を発生させたとしても、対応できる範囲は限られている】
【――其処が最大の弱みであることは、リィオ自身も理解するところであり、番天も気がつく点だろうか】

後悔などする位でしたら――初めからこの場に立っては下りません。
貴方が如何なる策を以て試合に臨むにせよ、私は正面から打ち崩すのみです

【その弱みをカバーする行動が、盾を前面に押し出した鋭い踏み込みからの攻勢】
【攻防一体。爆発の効果も含むこの行動は、シンプルながらに近接戦闘に於いては有効打と為りやすく】
【また相手の選択肢を削る結果にも繋がりやすい。】
【――己の距離で、己のスタイルを遂行する。基本ながらも、重要な要素でもある点だ】

【リィオは先程同様に、バックラーを押し出すような形で番天の胸部付近を狙う】
【――しかし今度は少しだけ、趣が違う】
【バックラーのエフェクト。その爆発のタイミングが接触するよりも僅かに早く、タイミングをずらしたものだ】
【今まで見せた接触発動とは異なる攻撃。攻撃力は然程でもないが、命中したならば衝撃により体勢を崩す可能性もあるだろうか】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 23:25:17.83 ID:P3jgenE0
>>921
っ!
【たった今、自身の獲物を手にしながら──自分が動きやすくなったにも拘らず】
【自身から進んで動かない、動けない、先ほど顔面に響いた蹴り、それは今も自身の体に牙をかけているのだ──】

【左手で額を押さえる───なぜならば・・・】
【鈍い痛みが顔面に残る───しかし・・・負けられない、食らわせた攻撃はこちらの方が多いのだ──】

【其処から聞こえる相手からの自身を問う声──普段ならば答えない、親しくも無い相手に──自身の事情を聞かせて何になるんだ?と──】
【されども今は違う───自分に痛みが残る今、時間稼ぎとして利用させてもらおう──】

・・・何を背負っている、か?・・・釣りだ・・・釣り・・・!
こういったところは目立つ・・・!成績を上げれば上げるほど脚光を浴びる・・・それ自体には何の興味も無いが・・・!
・・・もしかすれば・・・俺を追っている可能性がある奴が釣れるかも知れない!そいつの拠点は水の国だと目処をつけている
この状況は・・・これ以上ない好機!
【自分を追っている相手、それを釣り上げるためだと言う───大分ぼかした言い方だが大体の概要はつかめるだろう──】
【だが釣り上げたいと言うことはこの男もまた自分を追っている相手を探している──】
【言葉自体は単純───だがその単純さに似合わない──それに対して、望む事に対してかける思いの重さは】
【その紺色の瞳の奥に強く光るとおり強固──それも当然と言えば当然かもしれない──強固でなければそれ以前に予選を突破もしていまい──】
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:26:22.11 ID:JcblRDoo
>>920

なんや吟雪ちゃん危ない人やったんか
道理で形が出来とるっちゅうか慣れてるっちゅうか……んっと

【いつまでも座っている場合では無いと腹の奥に力を込めてのそりと立ち上がる】

まあこれで1つ恩を売ってやったからええわ、リターン期待しとるよ吟雪ちゃん?

【冗談のようにウィンクを吟雪にし】
【パンと頬を両手で叩き気を引き締める】

でも治安が良くなる事は良い事ちゃうん?
もっとちゃんとしてたらあのチャラいヤツもウチに会う前に取り締まりを受けてたんやろうし

(それにしても索敵範囲?が大きいのは便利やなー)
ふあー生き苦し……いや息苦しかったわー……

【よっこいしょとバッグを肩に掛け直し】
【自分も通りから出て、うぅーんと背伸び】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 23:29:16.89 ID:CSiuWzgo
>>911

【更なる火球が放たれたその刹那──青年は、ぎりと歯を食い縛った】

(くっ……──良し、今、だ……ッ!)

 ……──行っ……けぇええ゛えーっ!!

【同時──】
【まるで戦艦砲の砲口を描くが如く、彼のすぐ前方に、集まっていたビー玉が円状に浮かび始めて】
【一度、最後の灯火のように、十の煌玉其々が輝光を強く瞬かせた次の瞬間──】


 ────≪ 真陽玉砲 ≫!
        【Soleil Canon】

【──轟!】
【陽光を凝縮せしめたかのような、赫灼たる白光の瀑布が放たれる!】
【人を丸呑みに出来そうな程の太さを持ったビーム砲、彼が誇る最大の一撃】
【≪スターリー・クランベリー≫──火球より出でる蝶は、この中を尚生き抜く事は出来るだろうか──】

【しかし、それがどうあれ。放たれたのは斜め下向きの軌道──狙いは、エルネスティーネ本体へのものではなく──】
【飛来する火球二つを飲み込みつつ、今二人が存するこの会場の『地面』へ目掛けて、放たれていた】

 【──衝突。振動する空気】

【その光条砲撃は、放たれるがほぼ同時に、この土のフィールドに衝突し】
【隕石落下と見紛うかの如き轟音と衝撃を齎して──大量の土塊と共に、濃い土煙を巻き起こすだろう】
【それはどうやら、互いの位置を掴みにくくする事を狙ったもののようだが──】

(──っぐ、っふ……)
(くっ……身体に、響く……──けど、これで暫く、稼げる筈……)

【青年は、衝突の爆轟に煽られ、後ろに数歩分吹き飛ばされはしたものの、】
【同時に、片手で傷口を握るように抑えながら、もう一方の右手で背の剣の柄をぐっと握り締める】

(──はあ……はあ……はあ……)
(……生半可な一撃じゃダメだ……──何とか、時間を……!)

【──吟】
【彼の背負う長剣が、鞘の内部で──徐々にではあるが、】
【魔力とは僅かに色の異なる、純粋な攻性エネルギーが、渦を巻き始めていた──】

【──この土煙による目晦ましも、決して長い時間は持たない】
【此れが晴れるまでの間、取る行動が命運を分ける事と相成ろうか──】

//わーお待たせしました、ごめんなさい!
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 23:32:35.84 ID:wbpGkmc0
>>916

(刺さってはいない、が衝撃が大きすぎる……拾わずに『再利用』は無理かな)
(余り面積の大きい攻撃を仕掛けてこないのは有り難い訳で……っ!)

【爆進――猛虎の如く迫りくるノビタ、慟哭する籠手―――急激な接近に対し、ルブハティルは姿勢を下げ、極力敵との体躯の差を増やす】
【一発目の殴打は、その状態で身を翻して脇腹の外に逃がし、その時更に体を逸らし、肩への拳にも空を切らせる】
【然し、威力よりも速度を重視した、拳の連舞―――顔を逸らして回避しようとするも、命中……首を痛めない様にするのが、精一杯だ】

【痩せた頬の肉が、波立つ―――彼女はずさ、と後退しながら、今度は右手の刃を手放し、今度は『腹部』に飛ばし、突き刺そうとする筈だ】
【先程受けた堂への打撃の痛みは、今も或る程度は影響している……それを考えて、接近した相手には、等価交換以上の痛みを与えたい】
【ルールの関係上、致命的なまでに深く抉る事は無いが―――裏を返せば、暴虐の刃は、可能な限りまでは尖頭を潜らせんとしている】

……此処で、大きな札を壱枚………切らせてもらうぞッ!

【ノビタは、違和感≠ヨの対処を行っていない―――口の中を切ったか、少量の血と多量の唾を吐きつつ、彼女の声紋が拡がった】
【先程までの、ルブハティルの隣…つまり、ノビタのすぐ近くで、突如として現れる―――浮遊する、何か=z

【彼の姿を、既存の認識された物体で形容するなら―――いや、其れは難しい。奴は未確認飛行存在】
【裂けた口で固定され、憤怒を顕す“鬼面”が、全体に付着した、傘だけの″gい越前海月の様なカタチの『躯』から】
【『黒く長い女性の腕』の如き触手が、天を指さす様に7本生えていて、それが忙しなく、呼吸する様な調子で、もぞもぞと動き続けている】
【裏側、つまり下から見た『傘』の中には、目を凝らせば判るだろう…「教会式」の魔法陣が、烙印の如く在る】

【フィードバック無し、リンクあり、全方位の視界と低空浮翌遊力を常備、パワー1、スピード2、正確性5のアートマン】
【皮肉染みて―――異端≠フフォルムを持つルブハティルの能力の『核』たる存在―――≪Unsung-Fang-Orchestra≫である】

「ミチャァァァッ!」

【アートマンは、喉を枯らした猫を思わせる、不快な揺らぎを伴う声を発し―――7本の繊細な触手で、ノビタの足を絡め取ろうとするだろう】
【一本一本の力は稚児の様なモノだが、奈何せん『七本』……奇襲的な登場も相まって、対処には其れなりに手間取るかもしれない】
【若しも、成功すれば―――掴んだ脚を、外側に強引に引っ張り上げる様にして、体勢を破壊・転倒を狙う筈だ】

――――………セイヤァァァァッ!!!

【その上で、ルブハティルは、飛び魚の如く躍動―――左手のナイフを右手に持ち替えつつ、一気に深く踏み込み、突撃する筈だ】
【狙いは、ノビタの右手首……一般的な利き腕を、利刃にて引き裂き出血させ、動きの阻害と、血糊による手の滑りを誘発する事だ】
【然し―――アートマンというハッタリを信頼した攻撃、若し完全では無かったとしても、対処の方法はいくつでも有る】
【或る程度、覚悟を決める′`になるかもしれないが―――耐久力には其処まで優れない彼女に、手痛い反撃を追わせる事も出来るか…!】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:34:32.68 ID:ZQ2iljQo
>>923

後悔はしねェ、どっからでもかかってこい、ってかァ
それでこそ・・・・・上等だねェ、アンタ――――ッ!

【何か含みを持った、厭な笑い―――確実に何かをしている、が】
【未だソレを疲労する事はなく、先ずは防御に専念する】

【手元の圧縮された風の残滓を炸裂させ、盾を弾き返そうと】
【だが、己の予想は相手に上手を行かれタイミングにズレが生じ】
【“風の備蓄”と安定した体勢を失って―――大きく両腕を打ち上げられた形に】

【だがそれでも尚彼は笑いを収める事無く――――!】

―――――≪“風向”≫ッッ――――!!!

【やはりこれも変化なし―――両腕を打ち上げられた彼の背後には風の金剛像】
【逃れられる立ち位置ではない、ましてや胴はガラ空きの状態――――】

【―――ヒュウひゅうと吹く風が一部、仁王からのものが停止する】
【緑の小玉は空で踊りを止めてただ無音で降り来る、場所は―――リィオの背後、3m】
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:35:23.88 ID:FoLotoMo
>>925

リターン?鹿と猪とワイバーンとどれが良い?
料理はあんまり出来ないから全部生肉で持ってくるけど
それとも熊?グリズリークラスなら食べる所多いよ

【敢えて選択肢を生肉限定にした上で、普通に食べるのには躊躇しそうな物を混ぜて】
【良い事なのではないか、との問いに】

……………んー

……良くなってない、から困る。そんな感じかな
遅くまで人が起きてて、普通なら犯罪なんかそんなに起こる筈も無くて
なのに、騎士が態々……結構な頻度で見回りに来る

何処かちぐはぐというか………変なんだよね、最近のこの国さ
前に来た時に比べて、どうも何処かずれてるというか………

【どうにも腑に落ちない、という顔】
【夜間に「出歩いている」訳でもなく、「起きている」人間が多い】
【然し、治安は寧ろ悪化しているらしい現状】

………ま、良いか。気にしても仕方がないし
兎に角、助かった助かったー……えーと、祁答院 京だっけ?
私はこれから、水の国にでも行こうと思うけど……貴女は、どうするの?
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 23:37:58.82 ID:u/4H5EDO
>>924
【彼は見る】
【ライクを、ライクの顔を、目を、目の奥の、彼の宿す意志を】
【こちらも負けず程意志が燃えているが、それは相手も同じ事、と理解する】
【とすれば、全力を出して戦わねば失礼に当たる】

釣り!?お前釣り大会ならここではやらねぇぞ!!?
あぁそうか!!凄い釣竿が欲しいんだな!!?鯨も釣れるような奴!!?
【話の意味は理解していなかったようだが】

よーし!それじゃ俺が背負ってる物も教えてやる!!
俺はな!!
【高らかに叫んで、人差し指を伸ばした右手をそのまま空へと向ける】

俺が背負ってるのは!!この大会で戦って!負かしてきた奴の意志!!!
あの豚だって!椿だって!零だって!その他!皆みんな!!!
何か少し違っても!!一番になりたいって気持ちは一緒だ!!!!
そいつらの殆どは今いなくて!!俺と他の奴らが今戦ってる!!!!
今!俺が立っている場所に立ちたかった奴らの想い!!!それ全てを背負って!!代わりに一番になってやるって想ってる!!!!
そして俺が一番になって戦った奴らは!『一番になった奴と戦えた』って!!こう思わせてやる!!誇らせてやる!!!!
だから俺は!!!負けられない!!!!
【爽やかに…とは言い難いが、よく通る大声でそう宣言し、言い切って】
【右腕を下ろしライクに構え直す】
【その表情に迷いや影は一切無い、希望と闘志に満ち溢れていて】

お前の想いと俺の想い!!!どっちが強いか!!!!
勝負だ!!!!!
【豪!と四肢の炎が燃え盛った】
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:39:04.83 ID:QNg93gwo
>>917
二勝してたのか、そりゃあ惜しいなァ……

【そう一応の気遣いを見せるが、すぐにいつものへらへらした表情に戻り】

そうさなァ……あの銃の方はなんか、こう、武器も使うけどよ
体一つで戦ってるって気もするなあ……
あの気持ち悪いナイフの奴も、何してくるかわかんねぇ感じあるし、まだまだこれからだなァ、キヒヒッ!

………アタシだったらどうだか、勝てたかな?

【もう一度遠目でそれを眺める】
【小さな声で何か呟いたが、聞こえただろうか】


カイリ、な。覚えた。よろしくな、ヒヒッ!



/見逃してました、申し訳ありません!
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:42:29.41 ID:MmVZDQUo
>>922
「ああもう、どうしよどうしよ……」

【優しくされる事はあれど、それは往々にして相手の気まぐれのような物ばかり
 故に相手に対しての思いやりの心などそれ程持ち合わせてはおらず、それが彼女の戸惑いを加速させる
 自分の行動と相手の動作、及びに自分が傷つける側に回るという事は
 それを知るにはまだ時間が足りなさすぎた】

「着替えとかは置いてきちゃってるし、そもそもそんなの持って歩かないし……むかーっ!
 何ささっきからウジウジしちゃって!寒いのはこっちも一緒だってば!泣いて助けてくれるなら私はこんな所に居ないんだよ!」

【彼女、いや彼に対する罪悪感は勿論あるが、それ以上に彼の不甲斐なさ、弱さに憤りを感じる
 独りで何も出来ず震えているだけでは、それはそのまま死ぬだけだからだ。己の感情を罵声のまま彼へとぶつける
 己の境遇と重ね合わせるのは理不尽の極みだが、そうしないとどうにかしてしまいそうだった
 自分だって落っこちて寒い。だがそれは自業自得の結果なので、状況への覚悟や諦めは彼とは違うだろうが】

「っ……」

【その言葉を発してしまった事に、自身と恨み人を重ねて一層惨めな気持ちになり
 宿無しの彼女はどうにか出来ないものかと思案する】

「どこかホテルとか、寝る場所とかあればあったかいお湯もあるし身体も拭けるかも……
 ……ごめん。何も出来ないけど、きみはお家とかあるの?無かったら、どこか屋根のある場所取ってあげようと思うんだけど」
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:46:04.18 ID:JcblRDoo
>>929

猪と熊なら食べた事はあるけども……なんで肉、しかも生肉限定?
…………うーん、じゃあ猪がええかなあワイバーンは勘弁や何か恐いもの

【地味に野生児だったらしく牛や豚以外も食べた事はあるらしい】
【それでもワイバーンは常識の範囲外というか、見たことも無い生き物の肉を食べるのは躊躇った】

良くなってない……?
初めて此処に来たウチにはよう分からんなあ
ちぐはぐ、変、ずれてる……うーん分からん、さっぱりや

【比較材料も無ければ判断材料もない彼女にとってやっぱりこの状況が変とはそこまで思えず】
【首を傾げて考えても何も思い浮かばず、やがて思考放棄】

水の国?うーん……面白そうやし行ってみようかなあ
いろんな所見て回るのも悪くないやろうし、行く行くー……って一緒に行くんか?

【修学旅行の生徒のノリで適当に頷き】
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 23:48:02.02 ID:8M1Z7kSO
>>931
まあな…コレで三回目の大会参加
しかも過去二回は一勝もできなかった……今回は大丈夫だと思ったが負けた
【表情には出さないが内心泣き喚いている】

だな……向こうはアートマンも出したみたいだしな…アートマン含めれば2対1の戦いにもっていけそうだしな…アレがダメージリンクのじゃなければの話だが
【真剣に見つめ】

………やってみなきゃわからねえな
…大会だから殺しあいにならないとはいえな…
殺しあいで本領発揮する奴もいれば大会とかの非殺害の場で本領発揮する奴もいる……
【睨むように見つめながらその独り言に返事する】

/いえいえ
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 23:48:24.68 ID:8Cg9AIco
>>926
(不穏分子はあのビー玉──)
(まだ光を失っておらず。更にはまだ大量に数が残っております……)
(あれらを使われる前に、早期決着を図るか──或いはもう一度火球を生成するか……)

(──後者の方が安全、でしょうか)
(今の手札では早期決着を図るのも少々難がございますゆえに──)

【現状を見て、エルは更なる思考を巡らせる】
【早々に決着を付けにいくべきか、もう少々試合を延ばすか】
【前者を取った場合、勝負を付けにいった一撃が外れてしまえば形勢は一気に逆転してしまう可能性があった】
【そのことを考慮してか。彼女は後者の選択を取る】

【思考に基づいた行動は、至極簡単なものだった】
【すなわち──全ての火球の、解放】
【というのも、最初に生成した火球には実は弱点があったのだ】
【──「一度火球を生成したら、生成した分を使いきらない限り次の火球は作れない」】
【それが、あの10の火球を生成する技の弱点】
【故に彼女は、半端に残ってしまった火球を消費しての次弾装填をもくろむも──】

ふぁ──っ……く、ぅ……

【──襲い来る衝撃】
【両サイドに控えさせていた赤黒い火球のうちの1つがその土塊の被害を受け。蝶と化して至近距離で爆発】
【完全に予想外の出来事だったのか、碌な対処もすることが出来ずにぺたりとその場に座りこんでしまった】
【先ほど相手に放った火球。攻撃によって変じた炎蝶の姿は、もうフィールド上にはない】
【恐らくは彼の攻撃により力負けするかのように消えてしまったのだろう】

【しかし、一度燃え上がった炎は簡単には消えない】
【戦意の消えないその蒼い蒼い目で煙の向こう側を彼女は睨みつけ──先ほど決定した選択肢を、実行に移す】

【ぱんっ!】
【爆ぜるかのようにして煙の向こうへと放たれた赤黒い火球と桃色の火球】
【それは≪真陽玉砲≫が放たれる直前に太郎がいた位置に向けてのもの】
【これでまだ火球が残っていれば、弾幕の如く火球を放てていた可能性もあったが──今はない選択肢を悔やんでも、どうしようもない】

【赤黒い火球は先ほどのものと同じ、蝶へと変質するもの】
【桃色の火球にもまた、特殊な性質があり──】
【1つは、「何かに触れたら火球が、イチゴの葉が寄生した大量の赤い縄へと変じる事」】
【更にその縄は、火球着弾地点の近くにあるものへと絡みついて動きを阻害しようとすることだ】
【加えて──縄に絡みつかれた部位には、縄が発熱しているかのように熱が集中し始める】
【もしもコレに絡まれてしまった場合。早々に抜け出さなければ拙い】
【因みに縄の強度は通常の縄とほぼ同じもの】
【刃物や魔翌力攻撃での切断は容易だが、常人が腕力などで引き裂くのは難しいだろう】
【最も、縄の一つ一つに意識を移して焦ることなく行動すれば、縄を破壊することなく縄から逃れることも可能だ】

【土塊や蝶のせいで顔が煤で汚れてしまったエル】
【だが、その汚れを気にすることなく。片手剣を地面に突き刺し。それを杖代わりにしながらふらりと立ち上がろうとした】
【──ぱちん】  【また、周囲で火の粉が爆ぜる】
【残り火球────0】
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/08(月) 23:49:34.16 ID:P3jgenE0
>>930
【彼の回りから一瞬覇気がなくなる───そう、まるで焚き火から消え去った火の様に】
【だが・・・それは決して例えに出した焚き火のように消えるだけを待つためのものではない──】

・・・そうだなぁ・・・!俺が釣ろうとしてるのは鯨くらいドデカイの・・・!
釣った奴を釣り餌にしてそのくらいでかいのを狙ってる・・・!水の国の経済が傾いちまうほどでかいのを・・・!

【彼は狙う、狙っている───とある、水の国の資産家の命───】
【絶対に許せない、倒さねばならない相手に行き着くため───相手の目に行き着くところにあえて立つ、その位置を目指す──!!!】

【だから───…………】
俺は絶対に負けん・・・

【瞬間、彼の回りから自然を思わせる闘気─────そう、とてつもなく大きい───】
【雄大な自然を思わせる闘気が──噴火するように噴出する───】
【その彼が噴出させる、漂わせる雄大な自然─────その名は──…山也───!!】


【剣を出したその時からそう長く戦いを続けるつもりは無かった──焦っているのだ──】
【この男はとある目的を、追い、追われる相手に妨害された──それが彼にとってとても大きな事で、どうしてもやらなきゃいけない事】

【その焦りと言う隙を、突けるか────?】
【何にせよ、彼は次に自身を駆けた大剣技を使う気だ───…………】
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/08(月) 23:49:57.98 ID:LCpZstQo
>>928

――本気で行かせていただきます
貴方の温存してきた手札、此処で晒して下さいませ

【盾の爆発で体勢を崩した瞬間――リィオの剣が初めて動く】
【盾で崩し、剣により仕留める。リィオの得意とする常套手段だ】

【――しかし何故。此処迄一度も剣を使うことがなかったのか】
【使う機会がなかった、という可能性もあるが。そうでないことは明確に理解できるようになるだろう】

【剣腹に刻まれた文様が――輝く】
【しかし、その輝きはバックラーの其れと比較にならない程に眩いものであった】
【そして爆発的に顕現されるは膨大な「魔力」】
【――そう、温存していたのは番天だけではない。深く静かに……一手の好機の為にリィオもまた、時間をかけて強力な札を創りだしていたのだ】

【番天に向けて、右腕を叩きつけるようにして振るう】
【剣からは素人でも感じられるような凄まじいまでの魔力波動】
【エフェクトはバックラーと同様に「爆発」だが、其れが発生した時の威力と比べるべくもない】
【爆発は「剣が何かと接触した瞬間」に発動する――――。】

【剣の狙い位置は番天の左肩付近】
【しかし、この攻撃が「番天に直撃するよう」だった場合寸前で停止し効果は「発動しない」】
【相手の体勢を崩しているとはいえ、攻撃自体も分かりやすく特別速いわけではない】

【――――これは、言葉通りの意味を込めた一撃だ。番天という男の底を、切り札を引き出すための爆撃が迫る】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:52:58.93 ID:FoLotoMo
>>933

いや、私は一度魔術協会に戻って、其処からゲートまで移動するつもり
此処から直接向かうより、その方が多分早いだろうしね
だから、どっちにしても此処でお別れになると思う
まあ、運が良かったりしたら、向こうで会うかも知れないけどさ

で、猪は了解。忘れてる可能性はとても高いけど、ね

【後は、特にする事も無い、と思ったか】
【その場で首から下げたペンダントに触れて、術式を発動】
【足元に、小さな水溜りを出現させて】

それじゃ、何処かで会うにせよ、一度此処でお別れかな
大会会場でも、貴女くらいの背が有れば目立つでしょ

【その水溜りに、片足を触れさせる】
【何か呼び止められなければ、きっと次の動作で去るだろう】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:56:45.44 ID:QNg93gwo
>>934
そっかー……まぁ生きてりゃ次があるさ、なッ!

【事情を知らない彼女なりに適当に励ましてみる】
【バシンと強めに肩を叩いた。余計。】

アートマン……? だめーじりんく?
何だいそりゃ、アイツの事知ってるのかい?

【少し首を傾げ、そんな事を尋ねる】
【「アートマン」を固有名詞か何かだと思っているようだ】

……まァ、そうだねぇ
今回も勝つ気満々で言った割にはあっさり負けちまったし………
どうだかね、死ななかった分だけいい経験だと思うか、ヒヒッ!

――――飲み物かなんか持って回ってる売り子とか、いないのかなァ……

【と、キョロキョロと辺りを見回す】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/08(月) 23:58:37.73 ID:u/4H5EDO
>>936
…それじゃあ……
【ライクの覇気の変化を感じながらも、油断はせず】
【ただ、構える】

負けられないのは、同じだな…!!!!!
【グッ、と拳を握り、ライクと向かい合い、数秒】
【先に動いた方が負け…というありがちな展開な訳では無いが、その数秒が彼には数時間にも感じられて】


ぅぅぅぅぅうううううううううううううううううううううおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!
【先に動いたのは、こちらだった】
【別段何かしている訳じゃない、ただ雄叫びを上げてライクへと駆け出すだけ】
【ただ接近しているだけだが、近付かれればただで済むとも思えない】
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 00:03:20.53 ID:aNu7r6SO
>>939
……だな
【バシッと両肩を叩かれ励まされニカッと笑い】

いや、知らない
まあアートマンってのはああいう召喚みたいな感じの能力だ。わかりやすく言うならスタンドっていう異世界の漫画の能力みたいなのだ
【アートマンを指差し簡単に説明】
ダメージリンクってのはアートマンの受けた攻撃を能力者に本人にかえる事だ
【そして説明】

まあそうだな

【フッと横を見ると売り子が歩いてるよ】
【売ってるのはポップコーンやホットドックや飲み物だ】
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:03:30.71 ID:yWGK8r.o
>>938

魔術協会なんてあるんやねー流石や流石なんでもありやねー
(悪の秘密結社とか正義のヒーローとかもいそうな勢いやわー)

忘れてても構へんよ?むしろ忘れるの推奨っていうか……
(おお!魔法や……!)

【突然に現れた水たまりに声を上げることなくしかし目を見開いて驚き】

あ、さいならー元気でな吟雪ちゃん
……あんま身長の事は言わんといてや地味に気にしとるんよホンマ?

【ぱたぱたと右手を振って吟雪を見送るだろう】

/2日に渡り乙でしたー!
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/09(火) 00:04:49.73 ID:mMTyqNg0
>>940
・・・寄らば・・・
【静かに目を閉じ、辺り一帯に自身の意識を溶け込ませるかのように馴染ませる───】
【山は不動──山は大地────】
【ならばこそ、山を体現した剣技はあまり自分から動くべき物ではないのか───】

【ジャキ、と剣の柄を手の内で転がす音が鳴る───】
【準備は整った───】

斬る───!!!
【大きく目を見開き、やはり大きくも無いが凛と響く声を口にする】
【さぁ、来い───お前がこちらに来た瞬間・・・山を・・・大地の剣技を・・・】
【さぁ、全てを炎で包もうとする男──貴様は如何する?貴様は如何な手を使い此方を攻める───?】
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:06:26.16 ID:UP.mA5ko
>>942

この世界、ないものの方が少ないんじゃないかな?
人間の頭で考えつくものは……大体、有ると思うから
それが、どっちの方向でも、ね

【現れた水溜りに、足から沈んで行く】

ん、さよーならー
多分、身長の問題は避けて通れないと思うよー

【完全に沈み切る前、止めを刺すように付け足して】
【とぷん、と水音がした後、水溜りも消え去った】

/お疲れさまでしたー
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/09(火) 00:06:42.04 ID:/jMoDIUo
>>937

お望みの儘にってねェ、騎士サマよォ―――ッ!

「≪“風向”≫――――≪“仁王”≫ッッ―――!!!
≪“疾風”≫――――≪“怒涛”≫ッッッ―――!!!」

【先ず始動する物―――防御に、今まで一切の不動を保った金剛像が動く】

【3mもの大きさからは想像に難い速さ、伸ばされる大きな両手は番天を守る様に】
【自らの半分ほどしかない身体を確りと覆い隠し、剣を受ける】
【当然ながら番天に直撃は“しない”―――つまりは、剣の凄まじい魔力は解き放たれるハズで】
【その途轍もない爆発に瓦解させられる形で“仁王”は破裂―――暴風が発生し】

【またほぼ同時、リィオの背後に位置していた≪“疾風”≫の小玉が炸裂する】
【≪“怒涛”≫の名が付いた一撃は所謂衝撃波―――高密度の風の塊である】
【前方は瓦解する仁王の暴風――後方よりは強烈な衝撃波、と―――――】


・・・忘れるトコだったぜェ、なァ―――――≪“凶風”≫ッッッ―――!!!

【ザン――周囲の風が停止する、何故か――仁王が消えたからでは無い】
【風の全てが密度を濃く、小さな刃を無数に生成する為に停止したのである】
【それらは二つの風に揉まれながらまるで粉雪の如く―――戦場を敵味方の区別無く斬りつけるだろう】
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:07:07.08 ID:jsJ9VKEo
【路地裏】

「げうっ!?」

【路地裏に打撃音と妙な声が響いた】
【不良数人と一人の青年とで喧嘩が起きているのだ】
【青年は、裾の長い白衣を羽織り、青と白のマフラーを着けている。色白の顔で、身長は160台後半だ】
【右手には鞘に入れた状態の刀を持っている。目の前に倒れている不良は恐らくそれで殴りつけたのだろう】

(何か違う……)

【青年は無表情だった。怒りだとか悲しみだとか、めんどくささすら無かった】
【ただ何も考えていないように不良たちと対峙している】
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 00:07:17.55 ID:v3g60IDO
【大会会場・観客席】

……みんな、すごく工夫してたたかってる
やっぱり、本当に『闘ってる』人は……全然、ちがう

【大きなサングラスをかけた少女が最善席で集中している】
【ウェーブした水色の髪はふわふわと揺れ、どこか姿は危なげなく】
【白い総レースのワンピースとニットストール、翼のチャームのペンダントを着けている】
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:11:05.83 ID:ftaQaIAo
>>927

…ようし…このま…まッ!?

【そう思って彼はもう一度拳を握るが…彼は見る、腹部へと放っていくナイフ】
【ナイフで刺そうとしている相手に対して…どうしても反射してしまうのはノビタの臆病な所、腹部へと籠手に包まれた左手の甲を持っていき…防ぐ!】
【どうやらこの籠手は相手の刃を防ぐための局部防御策でもあるようだ】

【だがそのまま攻撃につなごうとして…彼は見てしまった】

スタ…おっと、アートマンッ!!やれやれだな…これがアイツの…能力のカタチ!
クソッ、このままでは…おおッ!?

【スタンッ!と大きくバランスを崩し…彼女のアートマンにみごとに転ばされたマヌケな姿を見るかもしれない】
【子供たちはあっけにとられたようにノビタのその姿を見たが…彼は全く恥じる気配もなく右のホルスターから拳銃を抜く】

【来る、相手は右手に持ち替えて突撃してくるのが見える、避けなくては彼は右手首をやられる】
【下がるしかないのか?否、倒れて下がる事は出来ないだろうこの状況で逃げる事は出来ない】

【すう、と彼は心を決したように心を決めて彼は避けて防御するのをやめることにした】

…じゃあ食らってやるしかないようだな、ただし…そのためにはアンタもだいぶ大怪我する事になるぜ

【するり、と彼は右のリボルバー銃をルブハティルのナイフを持つ右腕に沿って滑らせるように拳銃を前に突き出す…すると彼女の狙いとは違い彼女のナイフは手首に当たらない】
【腕の関節と上腕の境目辺りの薄い肉、身体の内側に向いた面にめがけてぐさりと突き刺さりながら…彼は残る2発の弾丸を一気にルブハティルの胸めがけて発射する!】

ぐ…おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!

【内容は『電撃弾』2発!接触したら胴体部分に直接20Vの電圧を一気に通電させてしまうだろう!】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:12:26.92 ID:8XUGjbEo
>>941

おう! またアタシも次頑張るさ。殴りたい奴も増えた事だしな、ヒヒヒッ!

【そう笑い返すと再び前方、試合を注視する】

ふぅん……なんだか難しそうだねェ?
分身みたいなもんならそいつ突っ込ませて戦えばいいけど、
ダメージが返るならそうそう無謀なカミカゼはさせらんない……ってことか、な?

【珍しくちょっと真面目に考え込んでいる】
【余程今回の負けが悔しかったのか】


お、ちょっと! 売り子の兄ちゃん! こっち! こっちだっつってんだろ!
うし、そーだな……ホットドッグ、こいつで買えるだけくれ、な!

【そう言うと、腰のベルトに挟んでいたのか丸められた紙幣を売り子に差し出す】
【最高額紙幣。何個買えるだろう】

【―――一分後、そこには腕一杯にホットドッグを抱えるリジィの姿が!】
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/09(火) 00:17:07.78 ID:VA8YTHUo
>>945

ぐっ――……!

(此れは……三種の風の、同時攻撃ですか……!)
(対処は――――)

【風を感知するリィオの鋭敏な知覚は、同時に発生した風の事象を理解した】
【しかし、理解した上で何が出来るか?鉄壁の防御は此れだけの攻勢に対応し切ることが出来るか】

【――答えは、否だ】

くっ……あぁぁぁぁぁ――――!!

【仁王の暴風は、剣より発生させた爆発エフェクトで散らし大した影響は受けなかったが】
【後方からの衝撃波、縦横無尽に奔る風の刃が容赦なくリィオに叩き込まれた】
【此処に来て初めてのクリーンヒット。同時数カ所、前面を避けた攻撃はリィオに対して最適とも言える突破手段だ】

【バックラーで首から顔を隠すようにして、身を屈め】
【衝撃波に身体を打ち据えられ前面に倒れ込みながら、その動きに逆らわず伏せて】
【――急所への攻撃を防いだ上で、体勢を極度に低くすることでダメージを抑えようとする】

【咄嗟に出来た防御手段としては悪くはないだろう】
【……しかし、そんなもので防ぎきれる攻撃では断じて無く】
【衝撃を受け、地面に叩きつけられるようになった折に体中の骨を軋ませ肺の息が全て吐き出され】
【リィオの背や足、肩などを風の刃が容赦なく切り刻んでいった】

【――此処に来て、リィオに最大の隙が出来ている】
【この時点で番天がどれだけ行動できるか……此処が、勝負の分かれ目となるだろうか】
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:17:12.28 ID:fttymIDO
>>932

………ッ!!あぅ……ぅ………

【唐突に声を張り上げられると、ビクッ!と肩を跳ねさせた。夜空と同調するかのような漆黒と暗い蒼色が混ざった不思議な色合いの瞳に孕んだのは、少しばかりの怯え=z
【―――そんなつもりじゃなかったのに。彼女を困らせるつもりも、『頼る』つもりも無かった、のに。そんな気持ちが心を過って、表情に浮かぶのは困惑の色
【彼がこんなことで涙を見せるのは、根っからの泣き虫であるが故―――それだけの、単純な理由だった】
【然しながら、自分の態度が彼女の苛立ちを煽る結果となってしまったことは否めない。自分のせいで彼女に迷惑≠―――】

【―――――っ】

【今の自分は、我が儘にも他人の救いを求める人間に見えてしまったのだろうか―――彼女の言葉により、そんな思いが彼の胸を内側から叩いた】
【『誰か』の優しさ≠ノ"縋って"生きていく―――なんて、絶対に嫌だ。半年前、あの路地裏で誓ったこの思い】
【捨てた筈のそんな"姿勢"を、今自分は少しでも見せてしまった、とでも言うのだろうか――?】


【噴水の溜まりに悪戯で引きずり込まれて、泣いて、怒られた―――それだけのことなのに。飛躍させた嫌な思考と感情が心を強く締め付ける】
【不安定な心をその身に抱く少年には、何気ない彼女の一言が強く胸を抉る感覚を覚えた】


…………―――ごめん、なさい

【彼女の言葉を遮るように重々しく紡いだ謝罪―――立ち上がり、ふらりと背を向けると】


もう……帰るから……気を遣わないで……―――

【寒さに震える身体を抱き締めて、顔を合わせようともせず歩き始めようとしてしまうだろう――帰る場所なんて存在しないのだが】


/すいません、遅れました!
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/09(火) 00:17:24.81 ID:zCepn3Mo
>>935
【エルが狙ったのは青年が攻撃直前にいた場所、であった為に、】
【微妙な位置のズレによって、青年本体には命中する事無く、すぐ脇を掠めていく】
【僅かに冷や汗をかいたが、外れた今がチャンス、軌道を逆算して打ち返さんとして──】

(……ッと! っぶなかった……)
(よし、お返しだ……ポーチからビー玉を……──)

【青年は徐に、腰元にあったポーチへと手を伸ばしたが──】
【──すっ、と。ある筈が感触が其処に無く、その手は虚しく空を切った】

 …………っッ──?

(──……ポーチが、無い……!?)

【──見れば、先ほどの衝撃によって吹き飛ばされた際の事だろう、】
【何かの弾みでポーチはベルトから切り離され、彼の更に後方へと吹き飛んでいた】
【更に、青年は気付く。左脛部分のビー玉五つも、衝撃の際に後ろに吹き飛ばされていた】

(……くそッ……!)

【──不慮の事態に、奥歯を噛む青年】
【まだ近くに無いかと、さっと辺りを見回して──自身の後方にも、軽く目をやったその刹那】

 【──ぼ、ぼんっ】

【と、何かが弾けるような音と、僅かに揺らめいた光】
【何事かと瞬時に警戒を巡らせていた、その時──】

 ……──う、ッ!? なんだ、これ──っ!?

【右の足首に絡み付いてきた、正体不明の感覚】
【怖気が奔り、反射的に目をやれば──其処には、真っ赤な縄の群れが群がっていた】
【──外れていった火球は、後ろの柵壁に衝突し、其処から蝶と縄が生まれ出でていたのだった】
【青年は、咄嗟に背の剣を引き抜いて──足に群がる縄目掛けて一閃】
【すぐに気付いた為か、幸いにして大事には至らなかったものの──底の見えぬ彼女の能力に、彼は戦慄した】

【──そして次第に晴れていく土煙】
【まだ薄っすらと土埃が舞ってはいるものの、互いのシルエットは十分に視認が可能だ】

(……──こっちから、攻撃は来ない? なら、この隙に──ッ!)

【ざっ、ざっ、と──】
【彼は、緋光を纏った長剣を構えながら──ゆっくりと、エルの方へと歩みを進め始める】
【──因みに、現在彼の服についているビー玉は】
【両前腕部の10個は既に無く、胴体の十個と右脛の五個のみ】
【つまり、彼がすぐに使用可能なには、計十五個と言う事になる】

【後ろへと飛んでいったポーチとビー玉を回収する素振りは見られない】
【──青年は、残ったビー玉と、その手の剣で、決着をつけようと打って出た】
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 00:18:12.37 ID:d1bStMDO
>>943
やれるもんなら!!!やってみろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!!!
【構えを取り、攻撃の準備が完了したライク】
【それに突っ込む時、彼の闘志が最高潮に達した】
【『自身と相手の全力をぶつけ合う』、それこそが、彼が戦いに求める物】
【それが今、この戦いでも満たされようとしている!】

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉ!!!!!!
【その時、走る彼の背中から炎が噴き出し、巨大な炎の翼となる】
【そして更に上がる炎…見る見る内に体全部が炎に包まれて】

旋風!!鳳凰連羽拳!!!
【右拳を前にして、特攻】
【その最初の拳が何かに当たればその技が始まる】

【次から次へと打ち出される、拳、拳、足、脚】
【息を止め、炎の超連打を叩き込む…正に息をも付かせぬ連撃!】
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 00:22:26.25 ID:aNu7r6SO
>>949
……って事はダメージリンク無しと考えるべきか…あのアートマンは
【観察するように見て】


『ウハッwwwwwwまいどッスwwwwww』
【売り子から無事大量のホットドックを買え】

………………………………………………………………
【(゚Д゚)】
【( ゚Д゚)】
【(゚Д゚ )】
【(⊇⊆)クシクシ】
【(Д)=゚=゚】
【(Д)==(ー゚)パクン】
【(゚Д゚)ニョキΣ(Д゚)】
【(゚Д゚)(゚Д゚)】

【って感じで驚いてます】
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 00:28:13.19 ID:lA0.jZEo
>>952

(火球以外は──使え、ない、です……!)
(これは殺し合いではございません──)
(≪悪夢≫系統の強烈なものは……使っては、いけ、ない……)

【彼女の能力は炎──】
【だからこそ、このような場所では使えぬ技も、あった】
【エルの認識の中では、実は「爆発する蝶」も試合においてぎりぎりグレーゾーンなのだ】
【それを超える技など、彼女の中の良心が認めない】

【再び彼女の周囲に火の粉が舞い散る】
【そして生まれる、10の火球──大きさはこの時点で既にテニスボールほど】
【恐らくは先ほどまで彼女が散らしていた火の粉の量が多かったためだろう】
【エルの周囲にあれほどまでにあった火の粉が少なくなっていることからもそれは窺える】

【しかし彼は知っている】
【火球が完成するまでには、あと幾許かの時間を要する事】
【火球を消させないために、彼女が防御にまわる事】
【きっと、次のレスまでには火球は完成し。再び彼を蹂躙せんがために使役されることだろう】

【剣を手に立ち上がったエル】
【ふらりと身体を揺らしてバランスを取っている事から、或いは予想外の攻撃により精神的に消耗したのかもしれない】
【だが、彼女はまだ戦える】
【まだまだ、彼女は動ける】


   (──負けられ、ない……)


【──もう、後退はしなかった】
【するべき時ではない、と。そんな感じが、したから】

【火球を周囲にくるりと舞わせ】
【彼女は静かに──剣を、構える】

【残り火球:0→10】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/09(火) 00:28:55.92 ID:mMTyqNg0
>>953
【当たる、敵の技は───】

【痛く、熱く、体に響く敵の技・・・】

【─────だが、ただ敵の業に当たって終わるなど──あり得ない──】

【───敵の攻撃を受けても尚、自分の剣技を放つ──】

【振るう剣技が名前───それは───】

       ────山高水長────!!!!!

【山のような一撃、振るうのは一撃───だがその一撃は重く、重々しく振り下ろされる───】
【単なる剣では無い、大きい衝撃波が剣の後ろについてくる──】
【一撃だけだが・・・それは業と呼ぶに相応しい───】

【彼はこれに全てを賭けた、故に、ライクが相手の技を受けて倒れようが倒れまいが】
【相手がこの技で倒れてくれなければ負け、なのだ─────】
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:31:28.23 ID:/lnQkHYo
>>951
「ったく。ちょっとでも羨ましいと思った私がバカだったよ
 ……怖いよ。すぐ泣いちゃうなんて。ふんだ、どうせ人間なんてさ……」

【怖い、というのは未知なる彼の仕草に対する恐怖心
 敵意を持つ相手なら簡単な事。自慢の爪でバラバラに裂いてしまえば良い
 しかし、他人をいたわる事にかけては自分の誇りでもあるその爪はさっぱり役に立たない
 知らない内に欠けていた己の感情に対し、ただただ空虚な気持ちを覚えるばかりで】

「もう謝ったりしないで……怒ったり笑ったりしてよ。私だって嫌なんだよ?ばかばか、ばかっ」

【何か真っ黒な影がこちらを向いている気がして、思わず目を逸らしてしまう
 彼の瞳の色にそれを見たのかもしれないが、それよりもずっと大きな悔恨の暗闇を感じていた】

「……あっそ。じゃあもう良い。……そのまま食べられちゃえば良いんだから」

【こちらから願い下げだ、とでも言うようにわざとらしくそっぽを向き、己も濡れ鼠のまま歩き出す
 今はただ、得体の知れない恐怖から少しでも遠ざかりたかった】


/これで終わりな感じでしょうか……?
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:34:30.74 ID:/jMoDIUo
>>950

【青年、番天は幸いな事に巨大な魔翌力爆発を仁王によって避けていた】
【瓦解した仁王の暴風に揉まれる事はあっても、相手の攻撃は食らわなかった】
【――――それが、あまり良くなかった】

ッ・・・ハッ、どォしたァ騎士サンよォ・・・・・
オレ様の攻撃を受けても後悔なんぞしねェ、と・・・・言ったよなァ?

【風の刃は敵味方を問わずに空間内を切り刻む】
【暴風に揉まれた番天の姿―――ズタズタのジャージは最早ただの布切れと言え】
【血に塗れたその姿はどちらが劣勢なのかもわからない】

【加えて、三つ同時の大技操作―――負担が無かろうハズも無い】
【肩で息をしながら一歩、もう一歩、距離を詰めて、右の拳を握り締め】

・・・・・一つ、言わせて貰うがなァ“リィオ・テュエライ”

【風は直には使えない――だが、相手の狙うべき場所は一目でわかる】
【そう、傷だらけの青年が狙う最後の標的は―――】

オレ様が“最強”だァァアァアアアァァ―――!!!

【バックラー――最も硬く最も大きな障壁となる敵の盾―――!】
【それを思い切り上から、バックラーごと相手を殴ろうという考え無しの一撃】
【重さだけなら十分――――徹かどうかは、また別ではあるが―――?】
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/09(火) 00:36:44.70 ID:Z0DlKcE0
>>948

(なっ……反応が速い、ダンチだッ……!)

【刺した筈のナイフを、相手の反撃を見越して抜きなおそうとする、が―――ノビタの行為による、状況の変動が大きい】
【視線を移すのに一拍、腕を伸ばすのにまた一拍、掴み直した頃には、二つの銃口が、火花混じりの硝煙を吐きだした】
【当然ながら、手首を引き戻すのも、すんでの所で、間に合わない、届かない―――。】

………ぐぅ、ぐぐぁ゛ぁ゛ッ……!

【弾丸は、吸い込まれる様にクリーンヒット―――激痛、焦げるTシャツ、全身の力の散逸、乱れる動悸………勝手に転びそうになる程、重大なダメージ】
【乱脈な呼吸、喉が肺が、新鮮な酸素を渇望している……無理やりに息を吸い込んで、低い呻きと共に咳込んだ】
【かぷ、かぷと慌てた魚みたいに口を開閉しつつ、ルブハティルは疵の無い脚を活かして、テンポを崩しつつも、連続で後ろに跳ねる】
【ノビタの血液で赤いパステルを帯びた右手のナイフに魔力を送り、禍々しい『牙』に変換しつつ、左手ではナイフを抜いて】
【アートマンの方向へと、力を入れ過ぎずに―――或いは、万全に籠める事が出来ない状態で、投げつけること2回=z

「ミキャァァァン」

【ノビタが邪魔をする事が可能なタイミングは、少ないが―――彼が転倒した時点で脚を開放していたアートマンは、逆説的に手が自由である】
【猫又の唸りを上げながら、飛んできたナイフの柄を、『神技』と呼べる程の精密さで、止まっているモノでも攫む様にキャッチすることだろう】
【それと同時に、アートマンは扁平な躯の角度をズラし、『傘の裏側』を、ノビタに向けながら後退する】
【其処に刻み付けられている、消えない傷跡―――青年を睥睨するかのような、純白の教会式魔法陣≠ェ、光っていた】

……ごほっ、出せ…ッ、≪スパークブラスター≫ッ!

【轟―――! その数秒後、光の増大を前兆として、閃光と爆音、肌で判るレベルの空気の振動が、ノビタとアートマンの間を走る】
【一度の戦闘で一度限りだが、少ない充填時間で放射することが出来る、清めの光波の奔流―――有体に言えば、聖なる光線だ】
【直径1メートルは優に在るその光は、ノビタに直撃すれば少なからぬダメージを与え吹き飛ばすと同時に、耳や目にも好いモノとは言えない】
【回避した場合には、すっぽりと―――砲撃された場所の土が、スプーンで掬われた様に、綺麗に削り飛ばされている】

【余談―――この技は、或る少女の操る魔砲の名前と同一であると同時に、そのオリジナル≠スるモノである】
【尤も、ノビタが聞いた事があるかは、定かではないのだが……。】
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 00:39:25.72 ID:d1bStMDO
>>956
【炎での連撃、それに対するは巨大な一撃】
【その攻撃に対する行動は―――――】

ううううううぅぅぅぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぁあああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁ!!!!!!!!!!
【なんと、途中でライクへの連撃をストップ】
【代わりに、その攻撃自体へとぶつけ合わせるようにして―――――】

いくぜいくぜいくぜいくぜええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!
【右足を大きく振り上げ、攻撃を放った剣に蹴りを放つ】
【連撃ラストの一撃、それに全てを賭けた】
【ライクの攻撃と自分の一撃、どちらが強いか…】
【最後の、根競べ】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:42:23.36 ID:8XUGjbEo
>>954
ふむふむ……そういう考え方もあるんだなァ……

【何か妙に納得しながら一人頷く】
【「戦闘の仕方」について考える所があるんだろうか】

―――だから、モグ―――こう……二人ってのを、モグ――ゴクン、生かしてさ、
両側からモグ、とかモグモグ――ゴクン――こう、いっぺんに……モグ

【抱えたホットドッグの一つを口に放り込みながら】
【彼女なりに次に生かすための考察をしているのだが、台無し】

【「ん?」と一目女性を見ると、そのホットドッグを一つ差し出す仕草】
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/09(火) 00:44:40.79 ID:VA8YTHUo
>>958

―――……後悔、など
誰がしたと言いましたか……

【距離を詰める番天に対して、下方から僅かに体を起こし視線を送る】
【瞳には諦めや怯えの色はない】
【ただ――試合続行の意志を竜巻のように宿らせて】

(負傷が……激しい、ですね)
(両足で立つのは……難しい、ですし……右腕が、もう動きません――。)
(しかし、まだ左腕は動き、意識も確か……ならば――)

……最強とは、随分大きく出たものですね――――。

【隙があったとは言え、接近する速度が遅々の歩みであれば動くことも出来る】
【だが――両の足と片方の腕は既に動きを止めて、堅牢たる護りも既に無い】

【リィオは、今使える唯一の手札とも言える】
【バックラーを倒れた姿勢から、振るわれる拳に向けて思い切り叩きつけようとする】

【此処に来て、単純な物理攻撃のぶつかり合い】
【バックラーはダメージにより魔力が宿らず、爆発も発生しない】

【番天の拳と騎士の盾の衝突――。恐らく、番天に「最後の決め手」があったならば、勝敗は決するか――】
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/09(火) 00:46:33.57 ID:VA8YTHUo
/つ次スレー http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1289231148/
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/09(火) 00:49:33.89 ID:mMTyqNg0
>>960
【相手は決して弱くない──寧ろ強い───改めて実感する──】
【相手と同じ様な叫び声は上げない───だがしかし──】

・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!

【大きく見開いた目が、気迫が声以上にその闘志を語らせるのだ───!】
【剣に・・・力が更に篭る、相手に勝たんとするため──】

【そして何よりも────道を歩むために──!!】
【ぶつかる技と技───……彼は全てを出し切り、最後の一押しといわんばかりに動く】

【そして業を出し切り・・・片膝をつきながらも彼は剣を杖にして立つ・・・】

【敵は・・・立っているか・・・?・・・立っていたら、相手が倒れなければ負けなのだ──】
【例え自分が立てる力があってももう戦いは終わりだ、全てを賭けた剣技を出したのだから───】
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 00:51:33.00 ID:aNu7r6SO
>>961
………すまん。何言ってるかサッパリだ
【苦笑いし】

……ん?
【差し出されたホットドックを見て首を傾げる】
【疎い!!】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:54:47.25 ID:fttymIDO
>>957

…………

【返す言葉も無いようで、トボトボふらふらと、覚束ない足取りで危なっかしく公園の出口へと向かっていく】
【時折、クシュンッ!と寒さによるくしゃみを溢しながら、今はお世辞にも心地良いとは言えない身に染みる夜風を身体を抱き締めることで耐えていた――】


【―――幾尺か歩みを進めたところで、ふと。両足を止めて、おもむろに彼女の方へと振り返る】
【向けられた表情は、彼女の願い虚しく笑みも怒りも含まれていなかった。感情が読み取れない、限りなく無表情で―――静寂な空間の中、ポタポタと黒髪から滑り落ちる滴の音が聞こえてくるかのよう】
【頬が若干朱色に染まっているのは、風邪を拗らせてしまったせいであろうか】


………―――アリエル。僕の名前はアリエル
………そっちは?

【抑揚の少ない声色で吐き出したのは、あまりにも遅く簡潔な今更ながらの自己紹介】
【それに付け加え、少女の名前を訊ねようとするだろう】


/もう少々お付き合い頂ければ幸いです
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/09(火) 00:55:40.37 ID:zCepn3Mo
>>955
 【──何かしら、背負うものが在るのは、この場にいる者ならば全て同じ】
 【予選で戦った相手の分ならば、全員が、背負っている】

 【ならば、より上に勝ち残る者が持っているものとは──】

  (──負けは、怖くない。それよりもっと怖いのは──)

【歩んでいく道中──】
【左脇腹に意識を向けて、傷の度合いを確かめる】
【確かに、酷い火傷による痛みは残っていたが、】
【喰らった直後に比べれば、何とか耐え切れる程度の痛みになっていた】

 【──火傷】
 【あの張り付くような独特の痛みは、忘れない】

 【身を灼くようなあの疵から、再び剣を握れるようにまでなれたのは──】

【──青年の握るその長剣】
【幅の広い白銀の刀身には、龍を模った紋様の刻まれ、】
【鍔元に大きく煌くのは、生きた瞳の如く妖艶たる、真紅の宝珠】

【彼は知っていた。彼女に時間を与える事は決して得策ではない事を】
【しかしながら。彼の攻撃は、そこでは繰り出されなかった】
【或いは、繰り出す事が出来なかった。その両方を孕み、彼の歩みは止まる】

(──鈍い、カラダだ。飛び込んでいったら、ラクなのに)

 …………────

【ざ、と。中距離ほどの、距離】
【右手で握った長剣を、肩に担ぐようにして構え】
【左手は、掌を開いて、真っ直ぐエルに向けて伸ばされていた】

 ──先に言っとく
 最高に楽しかったよ、エル

【──ずん】
【一斉に、渦を巻き始める力の流れ】
【宝珠の奥に、小さな鈍光の竜巻が巻き起こる】

 【──ぶつけてみたい】
 【自分と、彼女の違いを。思いっきり、何を躊躇う事も無く】

 【──準備は、間もなく整う。轟炎へ投じる己が全てと、覚悟が】
 【これは、美徳か、愚直か。結果に拘るのか、過程に拘るのか】
 【待つ必要なんて、有りはしないのに──全ての覚悟を終えて、彼女の一撃を待つ事を、選んだ】
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:55:54.83 ID:/jMoDIUo
>>962

【――ガスッ、という鈍い音は硬い拳に硬いバックラーが直撃する音】
【止められた―――観客も誰も、きっとそう思うことだろう】

【だが、この時の番天は違っていた、「剥ぎ取ってやった」と――そう思った】
【バックラーという障害、それを今まさにたった片腕で動きを止めた】
【言い方を変えてしまえば相手は最早身を守る術が無い――――】

よく言われるが、事実でねェ――――・・・・。

【ヒュウ、たった一筋の風が吹く】
【刃や槍や像や玉―――そんな形を作る必要など一切無い】
【シンプル且つ生身相手なら非常に強力な初歩の攻撃が存在した】

――――――≪“強風”≫ッッッ――――!!!!

【左手の拳は届かない、ならば拳を風にしてしまえ】
【一筋の風を左の拳が捉え、それを“風の拳”として―――射出】
【狙うは――――遂に露となった相手の頭部である】
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 00:57:18.18 ID:d1bStMDO
>>964
【炎の蹴りと、剣の一撃がぶつかり合った】
【全てを賭けた、お互いの攻撃がぶつかり合った】

【火鳥は、最後の攻撃のかちあいに押し負けて、衝撃波に吹き飛ばされていた】
【大きく吹き飛び、仰向けに倒れていた】
【体中の炎が消え、戦闘は出来ないように見えた】

【それでも】

…………ぐ……まだ…………やれ……る……!!!
【彼は、立ち上がろうとしていた】
【体全身に出ない力を入れ、産まれたての小鹿のようになりながらもまだ立とうとしている】

【まだ体は動く、まだ死んではいない】
【まだ心は燃えている、まだ負けてない】
【まだ勝負はついていない、まだ戦える――――】
【そんな根拠の無い思いと根性と気力だけで、まだ立ち上がろうと…まだ戦おうとしている】
【未だ瞳の奥は…燃えている!】
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:59:14.19 ID:8XUGjbEo
>>965

モグ、ゴクン! ―――いや、だからさ……えっと……………
…………あァ、何を言おうとしたのか忘れちゃった。

【鳥頭以下である】

ん、ホットドッグいる?
【と、もう一度一つ差し出す】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 01:03:11.10 ID:ftaQaIAo
>>959

よしッ!クリンヒットォォォ―――ッ!
ハッハッハァッ!やっとこさ苦しい面構えになってきたなッ!まるで小学校のめだか飼育の…えさを与え過ぎて水を汚したから!
酸素がなくなって…水面まで吸いに来ている飼育ベタなバカが担当になった哀れなめだかのごとき悲惨な面だなァ―――ッ!

【やってやった!とでも言わんばかりの笑みで彼は手をついて立ち上がり後退するルブハティルの顔に指さす】
【そのまま押し込んでやるとでも言わんばかりに銃の拡張を押しリモコン操作で彼のホッパーブーツの安全装置を解除する】
【そのうえで右の拳銃…右腕に負傷こそ負ったが念のため薬莢を捨ててクイックローダーでリロードを行う】

【だが残り3発残った左の銃も一応満タンにするかどうするか、判断する前にそれは来ていた】

…!?教会式魔法陣ッ!マズイ何かでかいのが来るッ!ホッパ―――――――――ッ!ジャァァァンプッ!!

【おそらくは巨大な砲撃魔法陣、そんな事を彼はカンで察知して…身体のバネを使うためかブン!と右腕で上にアッパーでも振るうように動作しながら】
【彼は後ろに向けて思い切り飛び上がるがそのほぼ同時だった…ノビタのたった今までいた地点にスパークブラスターがぶつかったのは】

う、ぐぅううおおッ!!

【砲撃場所の地面が…ぶつかった際に思い切り爆発し…その衝撃がノビタを思い切り遠くまで撥ねとばすのが見える!】
【きりもみ回転を行いながら彼は5mほど後ろに離れた地点に吹っ飛ばされて…受け身を取り激突ダメージはなんとかギリギリ殺しきった!】

…が、ああッ!クソッ、ずいぶんとデカイ砲撃魔法…じゃねーか…!
オレの方は流石にスティンガーミサイルを自重したってのによう…!
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 01:04:03.24 ID:/lnQkHYo
>>966
「……」

【ふと振り返って見れば、相手も丁度同じタイミングでこちらを向いていた
 その偶然に、ほんの少しだけ心を救われた。結局、強がりを言いながらずぶ濡れにしてしまった事への罪悪感はあったから】

「変な事聞くよね。ここにいれば、また会えるのかもしれないのに
 ……ソロウ、ソロウだよ。一応、セプテンバーっていう続いた名前も持ってる
 アリエル……か。今度会ったらお詫びさせてね。ナンパなんかじゃなくて、ちゃんとしたやつ
 まっ、そっちがもっと男らしくなってくれないと、こっちからお断りなんだけどさ」

【今の関係はただどうしようも無かったが、それでも振り向いてくれたなら次があるかもしれない
 そんな淡い期待を込めつつ、獣の瞳で嫌でも夜目が利くために見える彼の朱に染まる頬を愛しく見つめ返した
 ほんの少しだけ、優しさというものが芽生えたのかもしれない】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2010/11/09(火) 01:04:54.15 ID:mMTyqNg0
>>969
【・・・】
【特に何か感慨があるわけではない──確かにこれは目立ち、敵の目に入るチャンスであった──】
【だがそれは確実ではない、確実と言える訳では無いが縋った道──喪失感が無いといえばウソになるが少ない──】

【相手が立った、それだけが事実───相手が立った、それ即ち相手の勝ちを示す事なり──】

【相手が立ったのならば、此方は負けだ──自身の意地を今この剣に全て乗せた──】
【ああ、やっぱり、その事実を思い返せば先程のは気の迷い──喪失感は大きい】

【何よりも悔しさがその身を苛む──身体の面を言えばまだ闘える──だが自分自身で決めた事を自分で破る】
【自分を裏切る事など到底あり得ない──】

【──だからその剣は現われたときと同じ様に・・・青い光に包まれて──煌きながら何処かへと消えていく】

【剣を消した彼は──この場に来た時と同じ様に、綺麗な姿勢で、堂々としながらこの場を去り行く──】
【勝者は貴様なのだと──】


/お疲れ様でした
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 01:06:29.67 ID:aNu7r6SO
>>970
……………
(変わった人だな…)
【苦笑いし】

えっ?……いいのか?
【首を傾げながら】

くれるなら貰うぞ?ありがとうな
【ホットドックを受け取ろうとし】
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/09(火) 01:06:41.54 ID:VA8YTHUo
>>968

成程……――――

【顕現する一陣の風。リィオはその瞬間、理解した】
【護る術は既に存在せず、要塞とも言える防衛手段も失われている】

【平時であれば問題にもならない直線的な風の拳】
【しかし――回避することも防御することも出来ない今では決着をつけるには十分すぎるものであった】

――……私の負け。ですね……。
……番天様、お見事です……。悔い無く良き試合、有難う御座――――

【リィオは、頭部に放たれる寸前に……ふわり、と優しげに微笑みかけ】
【番天に対して敬意と感謝の言葉を述べると】

【――次の瞬間、リィオの頭部に打ち込まれた風の拳が、彼女の残った意識を深淵に吹き飛ばした】
【力なくその場に倒れる一人の騎士。……しかし、最後まで浮かべた顔は、満足気で誇りを失わぬ笑顔であった……。】


【番天 零vsリィオ・テュエライ――勝者:番天 零】


/長時間おっつかれさまっしたー!
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 01:12:03.01 ID:d1bStMDO
>>973
【薄れていく視界の中、ただ一つだけ考える】
【まだやれる、まだやれる】
【当然、相手もそうなのだと勝手に思い込んでいて】
【ライクが離れていくのが、曇った視界の中に移ると】

…おい…………まて…よ……!
……まだ………しょう…ぶ……は…つい…ちゃ………!
【右手をライクへと伸ばし、追い掛けようと足を踏み出す】
【しかしそれは叶わず、意志と違い限界ギリギリの体はバタリと俯せに倒れ】

………あれ……………まだ……たたかえ…る…のに………
から………だ…が…………動か………ね………
……………………………………
【そしてそのまま――――】
【彼の意識は闇に沈んで行った】

【勝者:火鳥鶏治】

/乙でしたー
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 01:17:49.55 ID:8XUGjbEo
>>974

……………モグ?

【苦笑いに、ホットドッグを咥えたまま首を傾げて返す】

モグ……モグ、ゴクン! おう、いいぜ!
中々うめぇなァ、ここのホットドッグ、ヒヒッ! ………モグッ

【と、新たにホットドッグをもう一つ頬張る】



―――――ゴクン、そういえばさ、お前もああいうの使えるの?

【と、前方の試合を指差しながら聞いた】
【恐らくアートマンの事を指しているのだろう】
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 01:19:58.29 ID:/jMoDIUo
>>975

【風が―――番天の時が停止する】
【自然の風すらも吹かず、ぴちょんと血が地面に滴る】
【“勝った”という事象、それはそれで受け入れ難いモノであった】

【体感ではどれ程の―――実際には数秒が経過して、番天は状況を把握する】

ったりめェよ・・・・・なんたってオレ様は“最強”だからなァ・・・・ッ

ハァ、ァあそうだ・・・オレ様ァ、次も勝つからよォ
後は任して存分に寝込んでやがれ騎士サンよ・・・・ォおっ?

【グラリ、倒れるのは後方へ―――小柄な彼には多すぎる出血であった】
【気絶した両名の下へはすぐさま救護隊が駆けつけるハズだ】
【どちらも似たような、それでいて違う笑顔で倒れる二人の戦士の下へ】

/お疲れ様でした〜!
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 01:21:53.98 ID:aNu7r6SO
>>977
ありがとうな
【ホットドックを小動物のように食べ始める】
【なんかカワイイ】

ん?アートマンとは違うが似たようなのを使える
私のはペルソナ能力と呼ばれてるがな
【ホットドックもきゅもきゅ】

……二試合終わったな
【試合の方を見て】
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/09(火) 01:22:12.71 ID:ve66akSO
【水の国――――大会♂場、観客席】

「向こうの青年、知り合いか何かかい?そういう顔してるけど」

同僚ってトコ、だな……さておき、お前はどっちが勝つと思うよ。
「彼女かなー。だって、俺に勝ったんだよ?勝ち上がって欲しいじゃんさ、やっぱり」

お前の希望は聞いてない。だが、まあ――――成る程、ならそう易々とは往きそうに無い、な。

【一つ席を間に挟んで、試合の観戦に興じる人影、二つ――片や黒尽くめ、片や和装に臙脂のジャケット】
【鋭く細められた黒と蒼の双眸は、瞬き一つさえ惜しいと言わんばかりに、眼前の戦いに見入っている】

「――……わぁお。まさか、あんな隠し玉が有ったなんてねー……俺と闘った時の手札が全てじゃない、と」
アートマンに予め術式が刻まれてる、な。詠唱を破棄した速攻発動であの威力、異端狩り≠ヘ伊達じゃないか。面白い。

「そうだね……ところで。どっちを応援してるんだい?朔夜ちゃんはさ」
どっちも応援してない。強いて言うなら、見稽古……お手並み拝見、って感じか。

「成る程ねー……然し良い勝負だ。見ててうずうずしない?」
……否定はしない。抑えるのに、大分難儀してる。
【片や飄々とした笑み、片や仏頂面。軽い遣り取りを交わしながらも、両者、矢張り視線は動かない――――】
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 01:23:00.58 ID:lA0.jZEo
>>967

(今からは正面勝負──)
(小細工は……もう、効かない)

(これで最後──全力、を)

【ぶわりと。形成された火球が火の粉と化した】
【技の解除──?】
【否。そのようなこと──このような局面ではありえない】


          【轟────!】


【火の粉が、渦巻く】      【熱が、爆ぜる】


【片手剣に火の粉が纏わりつき。文字通りの「炎の剣」と化す】
【彼女の背に見えるのは──強大な、炎……?】

    【違う】
    【あれは】

【────ばさ、と】
【聞こえたのは、羽ばたきの音】

    【翼、だった】

【大きすぎる炎──それは炎の翼となり、彼女を支える】
【盾と剣を持ち。人ならざるものを背に負う彼女の姿は】
【それはまるで──小さな、戦女神のようで】

【エルは、また成長する】
【敵を正面から見据え。正面から挑み──】
【強くなりたいという思いを胸に。愛しい人へ一歩でも近付くために】
【またひとつ──彼女は……】


    私も、ですわ──太郎様


【どっ──!】
【炎が、爆ぜた】
【翼によって生み出された推進力は風を切り裂き、会場の熱気をも撥ね退け】

【まるで、世界にたった二人しかいないような】
【そんな錯覚に、見舞われるかも知れず──】

/続くんだよ!
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/09(火) 01:23:39.25 ID:Z0DlKcE0
>>971

………良く判らん、私の知る学校と言うモノは、「めだか」なるモノは育てん。
鶏を育てさせられた記憶は有るが……と。

【少しずつ、息を整えていく―――此方は、悔しがるでも勝ち誇るでもなく、徹底的に冷静だ】
【痛みから気を紛らわすために、羽音の様な小さい声で応えた】
【金の国≠離れてから、明らかに彼女の頭は冴えている―――逆に言えば、あの国には、ルブハティルを駆り立て加熱する『何か』が有るのだが…】

……人間が真正面から当たっても、死ぬようなものではない。
それが使った理由だ………相手を焦がしては駄目、と言うルールも無いだろうし、な?

【相手がマネキンの様に吹き飛んで行く様を見詰めながら、アートマンの方に歩いて往き、合流―――ほぼ仕切り直し、と言った位置関係か】
【薄い氷を思わせる微笑みを被って、抑揚の付き方がかなり軽い、棒読みに近い形で紡がれた言葉が、開いた唇から飛び出す】
【その中で、左手を器用に用いて最後のナイフの封を解き放ち、魔力を流し込みながら、ルブハティルは体を一度休めるだろう】

(……チッ、予想以上だな…実弾だったら、もっと酷かったかもしれん)
(とはいえ、傷付いているのは同じこと……なら、手数とオールレンジ攻撃で押し込めばいいのだ)

【お互いの距離は、先ほどの移動を加味して6,7メートル程度、だろうか―――遠いとも近いとも言えぬ、緊迫と沈黙のラインが生まれる】
【アートマンの触手にも、二本の『牙』を構えさせつつ、ルブハティルは敵が再び動き出すまでを凝視していた】
【ごく数秒の、然し神経を掻き毟るような静謐――――次にノビタがどう出るかは、重要なファクターとなるだろう】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 01:23:51.44 ID:lA0.jZEo
>>967
>>981の続き


……っ、ぁ、ああぁああああぁああぁあああ────ッッ!!


【引き絞られた弓矢の如く。エルは青年へ向けて進撃する】
【無意識の内に、声が出ていた】
【ただ、全力を出す。それだけが、頭にあった】
【右手にある、片手剣。それはもう、固体としてでの剣ではなく。文字通りの「炎の剣」として存在していた】
【他者を斬ることなく。烈火によって焼く剣が、今の彼女の武器であった】

【進む、進む──ただ、ひたむきに】
【彼に近付くことが叶うかどうか。それは、分からなかったけれど】
【彼女は、ただ進み──】

【その剣の間合いに彼が入るや否や】
【一片の躊躇なく、それを振るうことだろう──】
【太刀筋は愚直な、腹部への一閃】
【決して「斬られる」ことのない、熱き剣による一太刀】

【これが、今の彼女の、全力】
【正々堂々と戦うことを許される場での──全てを賭けた攻撃】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 01:33:55.59 ID:8XUGjbEo
>>979

…………なァにちまちま喰ってんだよ、ガッと行けガッと!

【暫くその姿を眺めていたが、何か痺れを切らしたように彼女の持つホットドッグを手で思い切りその口へ押し込んだ】
【乱暴、かつ理不尽、かつ不条理】

ふーん、ぺるそな? どんなのだい?

【ちょっと興味があるようだ】


おぉ、あのリーゼント君は勝った……のか? 良く見てなかったや。
優勝ってどうなんのかな、決勝はまた見にこようかなぁ……ヒヒッ!
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 01:38:35.25 ID:fttymIDO
>>972

……―――ソロウ。ソロウ=セプテンバー……9月……長月……なっちゃん≠ゥな

【なっちゃん―――確かに彼はそう呟いた】
【アリエルの中で、響きはありがちだけれど元の名前と擦りもしない彼女に対する妙な愛称が完成してしまった。本人の許可も取らないで】
【September=9月。その異名は長月⇒なっちゃん】
【思考のプロセスはこうだった。それはあまりにも短絡的かつ身勝手で―――】

【―――だが然し。そのあだ名≠呟いた瞬間、冷ややかだった彼の表情に、ふふっ……と愛らしい微笑みが浮かべられていたのも事実で――】


会えるよ。きっとまた近い内に、ね。だから大丈夫……

【そう言って、彼は再び踵を返して歩き始めた―――と思った矢先、出口を目前にしてまたもや振り返ると】


―――なっちゃんのバーカ!!

【街灯の淡い光の下―――「あっかんべー!」と意地悪く子供みたいに紅い舌を覗かせたのだった】
【それは水の中へ引きずり込まれた"お返し"なのだろう。言葉と仕草には憎しみなど込められておらず、ただ少しだけからかうみたいに――】

【そうして彼女の反応を待たずに、そこから夜闇の中へと走り去ってしまうだろう】
【彼女の立ち位置から見えなかったかもしれないが、今日一番の愉しそうな笑顔を浮かべたまま―――】


【―――新しい『友達』ができたことの喜びを、その胸の中で膨らませたまま。少年は街中を颯爽と駆け抜けていくのであった】


/乙でしたーっ!楽しかったです!
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 01:42:53.53 ID:aNu7r6SO
>>984
むぐぉっ!!めぐみもがぁっ!?
(訳・むぐぉっ!!別にいいじゃねえかっ!?)
【押し込まれたホットドックを頑張って食い】

ここじゃ目立つし危ないから使わないが
アートマン能力とは似てるけど本質がまったく違うモノだ
【説明し】

ああ。ライクの降参みたいで火鳥ってのが勝ったみたいだ

さあな?
……決勝見る前に準決勝があるだろ?
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 01:53:00.33 ID:/lnQkHYo
>>985
「ポンジュース?」

【どうも奇妙な言葉の繋がりが理解出来ず、訳の分からない事を口走る
 きっとその意味を説明されても、二つ名とか通り名とかカッコイイ物を欲しがるだろうが】

「……ったりまえじゃん!
 で・も。その前にちゃんと男らしくね。泣き虫は駄目、もじもじするのも駄目だから――」

【彼の微笑みにまたも救われた気がして。もしかしたら魔法でもかかっているんじゃないか
 ふとそんな事が頭をよぎり、またまた上から目線の言葉を途中まで紡いだ所で】

「――んなっ、こンのやろー!今の取り消し!ぜーったい奢ったりなんかしないんだからー!
 ふーんだ!バカ人間め!これだからやんなっちゃうよ……♪」

【今までのは演技だったんじゃないか、騙されたんじゃないかという思いと共に
 見えなくなる彼へと叫び声を上げる。絶対に彼に届くように
 そして彼が初めて等身大の姿を見せてくれた気がして、ずぶ濡れで身体は寒くても心は温もりで満たされていた】

/こちらこそ乙でした。長い間ありがとうございましたー!
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 01:54:35.22 ID:8XUGjbEo
>>986
そう、そうやって喰うもんだよこんなのはなァ、ヒヒヒッ! ッモグモグ

【そう楽しそうに笑いながら、自分もホットドッグをもう一つ丸齧り】

そんな奴もいるんだなァ……路上で会わなくて良かった、な。うん。
うーん、初対面の奴とも対等に渡り合えるくらいの頭欲しいなァ……

【どうやら自覚はしているようだ】

準決勝か、正直……二つの試合を一遍に見るのはさァ……ごにょごにょ

【「脳が追いつかないっていうか・・・」は省略】
【ついでにホットドッグをもう一つ差し出す】
【まだまだ残っています。目測で残り30個ほど】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 02:03:16.17 ID:aNu7r6SO
>>985
はぁ……
【なんか呆れて溜息をはき】

まあアートマン能力者は結構いるみたいだがペルソナ能力者は私含めて4人くらいしか知らない
…まあこの火鳥っていう人も頭使うタイプじゃないみたいだし大丈夫だろ
【フォロー(?)をし】

……やれやれ
【苦笑いし、まだホットドック食うのかと思い】

さて…ノビタの戦いが気になるが夜遅くなったし一回帰るかな?
試合結果はビデオで見るとするか
【そう言いながら立ち上がり】
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 02:04:05.10 ID:ftaQaIAo
>>982

【ゼェ…ゼェ…と彼は無茶苦茶やって来るルブハティルをきっ、とヘルメットのフロントガラスの奥から睨みつけてくる】
【見える…彼の現存している片目、それは今もなお闘志を燃やして彼女への戦闘を続行する意思を見せていた】
【立ち上がった彼は真っすぐ接近し始める】

滅茶苦茶やってくれやがって…ここの医療スタッフの腕がものすごかったからよかったものの…
クソ、この痛み…ちょっと厳しい事やって仕返ししてやるとしますか…

【ヘルメットをぐい、と動かして少し角度を調整するような動作を行う】
【左の銃をホルスターにしまい右のホルスターから拳銃を引き抜くと…右腕が痛むのか彼にしてみれば珍しい事に一つの銃を両手で持って構える】
【またゆっくりと前に動き…しかし少しづつ動きの速度を上げ始める】

【彼はやがて一発の引き金を引くだろう…次にルブハティルめがけて発射したのは彼が本戦に進む際に申請し直した『バルーンボム弾』】
【この弾丸の特徴は発射されてから5mくらい飛んだ所でパッ、と音を立てて急速に風船のような弾頭が大きく膨らみ急速に速度が落ちて一瞬停滞する】
【しかしこの風船は何かに接触するか2秒したら破裂する、そして一度破裂すると周囲3mを吹き飛ばす衝撃(インパクト)の爆弾だ!大会ならではの非殺傷設定になった爆弾なのだ】
【ただ、特徴として爆発する前に妙に遅くなる事があるため膨らんでから1・5秒でその場から緊急回避する事が最も良い対処とされている弾丸だった…】

【そんな弾丸を彼はルブハティルの方向に両手で構えながら引き金を引くちょっと前に…次のセリフを述べた】

――――ん?今何か言ったか?聞こえなかったが

【そう告げて引き金を引くと同時に空からかつん、と音を立てて何かが落ちている…】
【そして同時に気がつくかもしれない、彼のずっと睨んでいた目が…カチャリと言う音と共に急にガラスの奥に見えなくなった】
【否、ヘルメットの何らかの機能で一時的に自分の目を隠したのだ…しかも声が聞こえないという事は…聴覚もふさいだのか?】

【タン、と足音を鳴らすノビタ、その空から落ちて来たものは何か?答えを上げるならそれはホッパージャンプでスパークブラスターを回避しようとした時】
【彼は力を込めるかの如く右腕をアッパーのように大きく上へと振るっていた…だがそれは力を溜めるためではなく空高くへと今落ちた物を投擲するためだったのだ】
【タン、ともう一度足を鳴らす…そしてそれは『バルーンボム弾』を発射したと同時に…落ちて来たのだ、落ちて来た物、それの正体は】

【―――――――予選でも使う予定を考えておきながら、結局使わなかったスタングレネードだった】

【タン、とまるで数を数えるように足音をまた鳴らすと突然目もくらむ白い閃光が会場内に思い切り発生する…!まともに見たら数秒間視界を封じられるような閃光!】
【そしてキィィィィィィン!!と聴覚に悪影響を及ぼす大きな音がスタングレネードから発せられるだろう!】

【…そして、たった今『風船』はルブハティルの近くで膨らんだ…接触または2秒経ってまた破裂するために】
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 02:12:46.01 ID:8XUGjbEo
>>989

ふぅん、覚えとくよ。難しいもんだねェ、モグモグ、知り合い増やさねえと知ってることも増えねえ……

【飽きもせずホットドッグを頬張っている】
【何処となく遠くを見つめるようにして、何か考えるようにポツリとつぶやいた】


――おう、またどっかで会ったらな、カイリ!
どうせ決勝まで見るんだろ? またホットドッグでも奢ってやるよ!

【いや、ホットドッグはもういい】
【立ち上がる彼女を見ながら、軽く手を振った】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/09(火) 02:16:51.83 ID:zCepn3Mo
>>981 >>983 (To Ernestine)

【青年──太郎は、担いでいた長剣の柄を、両手で握り締める】
【彼の頬を伝った一筋の汗が、エルネスティーネの巻き起こす烈火の灼熱によって、一瞬で蒸発した】

 (──綺麗、だ)

【彼の心ノ臓は、激しく躍動していた。視界が、聴音が、急速に狭まっていく】
【脳が、須臾の間にだけ存在しえるこの世界に不要な物を悉く遮断していく】
【照明の光、不要。観客の騒擾、不要。自分と、相手だけが、世界にいる感覚】

【──疾風であっても尚ぬるいような、空を斬る推進と共に迫る、彼女に】
【己が持てる全てを奉げるが為──その半身を大きく後ろに捻りこんでから】
【足裏で地を掴んでから、全体重と遠心力で持って──その剛剣と共に、前へと疾駆した!】


 ────≪ 炮 吼 一 閃 ≫!


 【──號】

【──気合が爆ぜる。空気が嘶く。烈光が巻き起こる】
【刀身より零れる輝光の粒子が、この場に発生した上昇気流によって舞い上がり】
【彼の背後に──劫炎の戦乙女へと相対する、白光に形取られた龍の御影が顕現した】

【そして。凝縮された純なる攻性エネルギーが、その白銀の刀身より指向性を持って爆噴!】
【先程の≪真陽玉砲≫に良く似た緋色の光条砲撃と同時に、彼はその剣を──逆袈裟に一閃する】

【光条の放射部分を刀身に見立てた、天を衝かんばかりの長大な光柱が】
【不斬不殺であって尚、勁く赫灼とした絶火の一太刀と──激突、切磋!】

 ────……っ破……あああ嗚呼ああアアアア……──ッッ!!!

【白光の御柱と、業火の剣戟が、激しく衝突し、質量と質量が爆ぜ、跳び、切削しあう】
【戦乙女と対峙する剛龍の御影が──激しく、嘶いた。本来ぶつかり得ないこの二つの力場】
【己が身体の芯からまで力を搾り出し、衝突した一太刀を押し返そうと、裂帛の気合と共に踏ん張る青年】


  ────ッく……これで──全部、だああぁあああああア嗚呼ぁああァアアアアアア!!


【絶叫と共に──龍が今一度咆哮し、太陽よりも尚明い光が爆ぜる】


      【──轟ッ!】


【そして──彼と彼女は、交錯した】

//……つ、続きます、
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 02:17:26.40 ID:aNu7r6SO
>>991
おう!今度は私が何か奢るぞ?
じゃあな!リジィ!また会えたら会おう!
【手を挙げ去っていった】

/乙でしたー
/夜遅くまでありがとうございます
994 :992 [saga]:2010/11/09(火) 02:17:52.88 ID:zCepn3Mo
(To Ernestine)


  ──────っ


【──彼女と擦れ違った青年の肉体は、宙に浮いていた】
【いや、それはこの青年の主観で捉えた場合の話であった】
【実際に、彼の身体が宙に舞っていたのは、ほんの数瞬の出来事】

  (……──負けより、もっと怖いのはさ……)
  (戦う事、それ自体を、止めちゃう事なん、だ──)

 【どさっ】

【仰向けで、地に倒れ伏した青年の顔は、しかし満ち足りていた】

【衣服の殆どが灼け焦げ、覗く彼の肉体は】
【その数々の傷跡を、重度の火傷が上書きしていた】
【彼の素顔を覆っていた諸々も既に焼去され、金髪癖毛が露になっていた】

【──言葉はなかった。或いは、発する事もできなかった】
【その代わりに。震える右腕が、親指を立てて、天を向く】

  (──きっと。もっと、強く在れるよ。エル)

【──どさり】
【天高く掲げられていた親指が、地に落ちて】

【それは、決着した】


【勝者──エルネスティーネ】


//あああああ本当に時間が飛んでしまいました、申し訳ありません
//お疲れ様でした、ありがとうございました!
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/09(火) 02:34:08.24 ID:Z0DlKcE0

>>990

………どうした、鼓膜を破るような技は……ん?
(……何だ、何だ、…読め、読むんだ、何を………聴こえない、あの眼塞ぎ、視聴覚の遮断……まさかッ!)

【ルブハティルの、最大の特徴―――其れは、異端狩り≠ニしての、知識と経験のアーカイブである】
【ノビタの挙動に眼を凝らしていた彼女は、結果としてその『異変』に対して、一つの仮説を立てる事が出来た】
【左手のナイフを一度放棄し、魔力を維持したまま、空中に浮揚させ、その場に停滞―――そして、無論相手に見られぬ侭『耳』を塞いだ】

……ぐ、わっ………!
眼が、見えん…!! (……と言うのは、実は半分嘘なのだよッ!)

【炸裂――――甲高い叫びに大気が軋み、会場中を満たす、黎明すら思い起こさせる閃光が、夜空の漆黒すら吹き払った】
【当然、ルブハティルの♀痰ヘ、閉じた程度では損傷を回避できないし、指の隙間を擦り抜けて、音波が頭の中を掻き乱す】
【だが此処で、メタ視点以外では開示されていなかった¥報―――『アートマンとのリンク=xが、活かされる】
【御誂え向きに暗黒色の触手を重ね、層を成し、眼隠しとして『鬼面』の一つを覆う事により、光を遮断……直ぐに、視界は蘇った】
【一方的に感覚を奪っている、この状況こそが最大のチャンス―――瞼の裏に投影された、アートマンの視る戦場を元に、動き出す】

……≪ランブリング・グリント≫ッ!

【ルブハティルが、小さく―――押し殺した声で、祈る様に、然し高らかに、術式の名を唱えた】
【アートマンから魔力を流し込まれた2本、そして先程右手からチカラを喰わせ孕ませた1本が、一斉にノビタへと襲い掛かる】
【光の尾を引いて、彗星の様に―――聖なる熱き魔力を後方に噴射することで、推進力を得るタイプの技らしく、先ほどまでより明らかに速い】
【狙いはそれぞれ、ノビタの両肩と、腹部―――突き刺されば、冷たく鋭い痛みと、疵口を拷問する熱の伝導に襲われる筈だ】

…ッ、ぐわぁ、ぁぁぁぁ、ぁぁぁぁッ!!!

【然し、急速に構築した『詠唱破棄』の魔術を操ッた結果、本体が動くまでの時間が、決定的に足りないッ!】
【爆心地から少しでも遠ざかろうとするが、彼女は風船が爆ぜるのに巻き込まれ、空中で一回転するほどの長さを弾き飛ばされる筈だ】
【土の欠片と一緒に、苦しみを抱えて空中遊泳―――やがて、平坦な土に、ボールの様に叩きつけられて小さく跳ね上がり、左腕や下半身に損傷を受けてしまう】
【最早、普通に走る事にすら、支障をきたして……―――のさり、と立ち上がるも、使いこなせない操り人形と化した肉体で、思わず地を踏み躙った】

【なお、此の時―――ノビタの視力が復旧すれば、アートマンの放った剣の軌道に沿って、ノビタの方へと『紅い線』が敷かれている事が、判るだろうか】
【更に、勘が良ければ気付くやも知れぬが―――此れまで『防御』に使ったように、この線はルブハティルの意思の許に、物体を運ぶ$ォ質がある…!】
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2010/11/09(火) 02:44:42.57 ID:lA0.jZEo
>>992>>994
【剣を振りきった後】
【その、生み出された力の余波に身体がついていかなかったのか】

【どさり──崩れるかのように、地面へと倒れ伏す】
【数瞬の飛翔。たったそれだけでも、彼女には莫大な負担となったのだろう】
【先ほどまでは握られていた剣も。それを握る力などもう残ってなくて】
【からりと、柄が手の中から転がり落ちた】

【戦いの終わりを告げるかのように──まずは剣が、ふわりとした火の粉となって宙へ溶け】
【やがては翼も。その先端からゆっくりと消滅していく】
【まるでこの世に名残を惜しむかのように、切なく、儚く】


【ふと。すぐ傍で倒れている彼を見た】
【彼女は気付いていなかったけれど、彼女の表情もまた、満たされたもので】
【それでいて──すぐにでも泣き出してしまいそうなほど、壊れやすそうな表情でもあった】


   太郎、様────


【空/天へと掲げられたその手を見て告げようとした言葉は、感謝か。それとも──】
【言葉にならぬ彼のメッセージは、刃と刃の交差を通して混じりあった光を通して、きっと彼女に届いたのだろう】

【翼が消えると同時──最後の力を振り絞って彼女は立ち上がる】
【気付けば、父から受け取ったばかりの服はあちらこちらがぼろぼろになっていたけれど】
【──ぐ、と。右腕を、天へと掲げる】
【勝者は、己だと。そう示すかのように】
【或いは──見せたかったのかもしれない】
【きっと大会なんて興味がないであろう己の師匠に──】
【強くなったのだと。それを、伝えたかったのかもしれない】

【だがそうしていられるのも僅かな時間だけ】
【ふらりと──エルは一度だけ大きく揺れると。その場にずしゃりと崩れ落ちた】
【体力の、限界が来たのだ】

【この後二人は大会の医療スタッフたちに医務室まで運ばれ、治療を受けることだろう】
【万能さではこの世界でも七不思議に入りそうなほど優秀な医師たち。傷も──あまり残りはしないはずだ】


【少女は愛しい人に近付こうとし。己の無力を知った】
【無力だった少女は、力を求めた】
【そして今──彼女は確実に、強さを知っていく】

【Never Ending Story】【→side:E→】
【The next PARADE is......?】

/わー!お疲れ様でした!ありがとうございましたー!
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 02:51:05.84 ID:ftaQaIAo
>>995

【スイッチを切ってもう一度見えて聞こえる状態になったところで…彼は気がついた】
【攻撃が此方へと飛んでくる!3本の術式を見た彼は身を低くして両腕をクロスしながら…なんと選ぶのは前進!】

ウアッ!!!

【身をかがめた事で両方の矢は両肩に当たり切り裂かれこそしたが…また内側に縮こまった状態のためになんとかモロに貫かれなくて済んだ】
【しかし中央の腹部へと向かう攻撃は右手の籠手を使って防ごうとするも…右腕を貫かれてしまった!大きなダメージが走る!】

ぐ…お、ああ…負けてたまるかよ!
ここから何を運んでくるつもりだ…!?その前に…潰しにかかるッ!!

【前進と同時にブーツの爆発を行い、どんどん急加速を持って近づいてくるッ!】
【だいぶ度重なるダメージを与えてバテ始めてはいるが…この攻防を終えるまでは倒れてくれそうにない!】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/09(火) 03:15:28.97 ID:Z0DlKcE0

>>997

(良かった=c…利き腕のダメージは浅い、が…。)
(そう長々と、やらせては貰えんようだな………)

【耳の中で、世界一下手糞なヴァイオリニストが、暴れているようだ。頭の中は、頭蓋の裏からハンマーで打擲されているのにも等しい】
【大会スタッフの驚異的な治療技術のお陰で、3日間の間に二度も左腕が妙な方向に曲がり、肋が崩れる、という時代を体験することに成った】
【声を吐きだそうとして、代わりに地べたに落ちるのは、消化酵素の混じった紅い液体―――何と何が混ざったものか、言うまでもない】
【声援も罵声も、蝸牛には届かない。ただ、鮮烈な痛みと、アートマンを経由して伝わる視界、敵の声が在るだけ】
【苦悶を言葉にできず、言葉にしたく無く――――歯茎を圧し潰す勢いで噛み合わせながら、自らも―――最後の疾駆に、雪崩れ込むッ!】

……多少ならずとも無茶は、承知。
運ぶのは………―――此の、私だッ!!

【手繰り寄せる様に、奔る――――戦場の爆熱に刻んだ、二ツの光条へ向けて、ひたすら身体を運ぶ】
【アートマンを消し去り、少しでも魔力をリカバーし、絞り出すように右手のナイフへ……最早、この身体は動く魔力のポンプと、一本の腕に過ぎない】
【そして、敵がこちらに接近仕切る前に、『線』へと辿り付き―――両足を強引に引っ掛け、レールウェイの様に、跨いだ】

………大いなる光よ、世を満たす光よ、罪照らす熱よ
              我が掌の許にて、汝が御心を示さん=c……ッ!

【ギリギリまで、敵を引き付け、惹き付け―――瞼のシャッターを閉じ、最後の一撃の為に、賛美歌にも似た玲瓏なる声を練り上げた】
【苦痛で喉が引き攣っている事など、ウソの様に鮮明に。術式の神秘を、その唱が解き明かし―――開眼、刃が無数の燐光を羽衣の如く纏う】
【そして―――『線』の上で、堰を切ったように、迸るまでの『加速』……教会式術式の二次展開により、身体を空中で制動…】

――――……≪S・プロビデンス≫ッ!!

【すれ違いざまに、或いは激突しながら―――半月を刃にて描き、ノビタの身を灼こうと≠キるだろう】
【風より早く、時を追い越さんとして、生みだされた怒涛たる加速―――総てが、一瞬で片付くはずだ】
【だが、それは永遠など比較にならない程、長大にして重厚な一瞬……最後の瞬間まで、立ち続ける者は―――嗚呼、天にまします神のみが……!】
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2010/11/09(火) 03:31:32.94 ID:ftaQaIAo
>>998
【走りながら、彼はただ冷静に観察していた…今まさに自分めがけて放とうとしてくる】
【詠唱しながら相手は此方を引きつけてきている…彼にしてみればそれほど難しくもなかった】

…やっぱりな…さっきまでオレの弾丸を防いでいた時と…だいたい用途は同じなんだ
相手は間違いなくこの線にそって…弾丸でも爆弾でも…斬撃そのものでも吹っ飛ばしてくる

…ここまでわかりやすい伏線はっといて避けねえ通りはねえなあッ!!

【ズドンッ!!と音を立てて…半月の斬撃が来る前に意気揚々と大ジャンプしてみせたノビタ!】
【引きつけていたのは…分からない振りして相手が攻撃するのを引きつけていたのはノビタも同じだった!】
【ケンカの鉄則と同じ…最初から相手が大ぶりになって放ち終わった後に確実な隙が出来るのを待っていたのだ】

【斬撃を飛び越えて衝撃のあまり空中半回転ひねりを決め込んだノビタが…両足を大きく伸ばしながら落ちてくる!】

ホッパァァァ――――ッ!!


『断』ッ!
             『頭』ォ! 
                         『台』ィィィィィィ―――――――――ッ!!!!!

【落ちたまま両足のブーツで落下地点にいるルブハティルの頭部を挟みこもうとする…もし成功したならば!】
【成功にしろ失敗にしろ尻から着地するであろうノビタの足の動きに沿って頭から勢いよく地面に激突するッ!】
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2010/11/09(火) 03:43:48.44 ID:Z0DlKcE0
>>999

……無粋、正面から受けて立たんとは…!
(貴様っ、騎士として、末代までの恥と……………………嗚呼)

【使いきる前提で導入された魔力は、直ぐには消えない―――ざざざ、と脚を擦らせ、仰向けに倒れ込む】
【骨を軋ませつつも、片膝を立てて起き上がり、正真正銘、最後の斬撃に挑んだ】
【徹底して冷たい面を覗かせていたルブハティル、想定していた≠ニはいえ、こんな事を云うのは……一体、どういう事なのだろう】
【この、意地っ張りにも似た一本気の性質、隠し通されてはいたが、無意識に顕現した其れは、武美の―――いや、今は言うまい】

―――……ヤエーーーッ!!!

【裂帛の斬撃を、奇声めいた掛け声とともに、落ちて来るノビタへ―――手首のスナップを利かせ、神速の光を振るった】
【狙いは、落下した来る彼の上半身…/を刻むように、たった一度だけ、振られた】
【但し、この攻撃の成否にかかわらず……。】

……ぬぉ、ぬ、ぬぅぅぅっ………!!

【如何にか受け身を取るものの、頭を打たないことで、全ての力が尽きた】
【起き上がることが出来ず―――表情には悔恨が滲んで、ぱかりと開かれた右手からは、ただのナイフ≠ェ、金属音と共に落下した】
【必死に手を伸ばしても、関節が想いに逆らう……状況を見れば―――誰が勝者かは、歴然であろう】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
スッテン スッテン ドゥダ ドゥダ @ 2010/11/09(火) 01:13:07.21
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【死力を尽くし】能力者スレ【栄光を勝ちとれ】 @ 2010/11/09(火) 00:45:48.55 ID:VA8YTHUo
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ポケモンダイパプHGSSBW 0なら配布してきた @ 2010/11/09(火) 00:40:41.89 ID:5zAY9YMo
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おまいらー @ 2010/11/09(火) 00:16:39.80 ID:xTwnUjUP
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 【ヤツが来る】 ここだけMS戦 MS以外もおk 第309回戦【シャアが来る】 @ 2010/11/08(月) 23:57:47.63 ID:Lj3ks7c0
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