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【遊びましょう】能力者スレ【壊れるまで】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 23:18:38.54 ID:Gt.Wnl20
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。
【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1291393339/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713062467/

2 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/10(金) 23:21:05.51 ID:ubK.Tas0
>>1おつ
3 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/10(金) 23:31:27.77 ID:F2HakUSO
>>1乙であります!
4 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 00:13:19.31 ID:KSfgZMAO
>>1
5 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 00:26:24.53 ID:mhsWOzwo
>>1
6 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 02:08:22.07 ID:lVaedEk0
>>1乙!

>>999

……それじゃ、往こうか。
確か、Justiceの御城って、この国だよね……よし。

【そう言って、彼女は銅鐸を、敢えて言うならばスコップの様な感覚で軽々持ち上げ、また肩に乗せて】
【ラベンダァイスの隣に並び、周囲を哨戒しつつ、最寄りの市街地へと出ていく事だろう】

『ヒャッハー!!幼女だー!』
あ……取り敢えず、『重体』で許してあげようか?

【道中で遭遇した、ガラの悪い男―――然し、銅鐸を軽々振りまわして風を押し潰しながら、乾いた笑顔で凄む聖輪を見ると】
【顔の表面に冷たい汗を浮かべながら、この世の終わりでも見たかのように、一目散に走り去って往く】
【―――なんて事が、有ったりして】

…んー、ここらへんまで来れば、もうだいじょぶでしょ?
また今度、私から伝えたい事が有ったら…お城の方に、往くから。
私の方も、この国に居る事が多いから…何か、有ったら。

【表立っては犯罪行為に至れない様な大通り―――風雲統主の城からも、そう遠くは無い其処で】
【聖輪は、ラベンダァイスを見送ろうとする事だろう】
【小さな紅葉の手を、姿が見えなくなるまで、ふらふらと振って―――】

(キョーコさんがああなっちゃったの……サージに、教えた方がいいよね)
(………私じゃ、『全部』止めちゃうもん。)

【漸く、自分に関わる問題を思い出して】
【少しばかり浮かない顔で、夜の闇に消えてゆく事だろう】
7 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 02:15:32.65 ID:UvcAqNco
>>996,>>997

【倒れていたのに、立ち上がってこちらを向いてくれた──】
【そんな彼女の様子を見て、きっと話す価値はあるだろう、と少女は内心で思う】

そう……一人二人じゃない、もっと大勢の力が必要になる
私たちに今の所、あんな大きな兵器はないから──

──でも。あなた達は、あれを倒した
……『兵器』じゃ決まらない。確かな“手”が、必要なの

>>997を一瞥しながら、少女はそのように語る】
【二つ目の質問の答えだと言う意味なのだろう】
【彼女が知りうる中で現状有している兵器、と呼べるものは、近くで立っている機械人形一体のみ】

>>997

戦っていたなら、たぶん見たと思うけど……
あの兵器のどこかに、『カノッサ機関』の紋章があったはず

……“誰”が造ったのかは分からないけど
あれが一体“何処から来たのか”は、分かる──

【そう言って彼女がそっと指差したのは──少女の右方、遥か先】
【町を取り囲う無骨な防壁が肉眼でも確認できる、あのブレイザーシティだった】

>>ALL

【少女は全員の瞳へと真っ直ぐな視線を向ける。一人一人、順番に】
【そうしてから、シティ方面を指していた指をそっと降ろし、息を吐く】

【──彼らならば、今此処で話しても大丈夫】

【そんな気持ちを強く持って。再び開かれた口】

 ────あの街を取り戻すの

 ここにある、“人”の手で
 …………──お願い 

【──そう言って彼女は、右の手を前へと差し伸べた】
【確かに戦う力と意思を貸してくれるなら、この手を取ってくれ、と言わんばかりに】
【もしもそこへ手を添えたなら。ここを引き上げた後に、彼女は自らの知りえる事の全てと、】
【そして来たるべき戦いの詳細を、語るだろう。手を取るか取らないかは、全て自由だ】

【──燃え盛っていた火炎は次第に勢いも弱まり、】
【残るものは人の手で消せる程度の小火と、小さく燻った火種のみ】
【月も大分傾いて、静けさを告げる夜風が一陣、吹き抜けていった】

//全体としてはこれでフェードアウトの〆です! お付き合い、ありがとうございました
8 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 02:18:33.62 ID:MyW2vcg0
>>1

>>6

はい……ありがとうございます

【控えめな所作で、聖輪とともに行くラベンダァイス】

【途中現われた『変態』に関しては――――これ以上なく暗い眼を向けて睨みつけたりして】

はい……あの、傷の手当てとか、案内とか……なんていうか、本当にありがとうございました…………
それで、一つだけ…………―――――『額に穴のあいたゾンビの群れ』が居たら、気をつけてください…………!
多分、そばに『あの男』が、居るはずですから…………!

【別れ際、ラベンダァイスは聖輪に、自身の持つ情報の一部を話す】
【ただ単に、魂を吸うだけに留まらず、その死体を『使役』していると言う】
【言うまでもなく、その理由は――――より効果的に、魂を集めるためだろう】

(お父さん…………あの男…………人間…………兵器…………
結局、私はどうすればいいんだろう…………?
――――あの男を、倒さなきゃならない…………?
お父さん、もろとも…………?)

【一人になり、結局その心は先の問題を蒸し返してしまう】
【だが、そこに進歩は無かったのか――――否】
【己を『人間』だと信じられる、ほんの少しの要因が、ラベンダァイスの思考の方向性を大きく変えた】
【少なくとも、その意識は漂流状態から脱したようだ】
【切実に、自分の置かれた状況、そして未来を見据えながら、一人ラベンダァイスは、久々に居城へと戻るのだった】

/乙でしたー!
9 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 02:28:36.89 ID:3vwJT6Eo
>>7
【少女は、只彼女の言葉を聴き続ける――】

ブレイザーシティ…

【カンナの示した方向に視線を向ける――何故だろうか、この時彼女の表情は、無意識にキツイものになっていた】
【しばらくそちらに視線を遣った後、再びカンナの方を見て―――】

――わかった。手伝ってみる

【数歩前に踏み出し、その右手を伸ばした――その手は、カンナの右手に向けられていて】
【燻る炎は、彼女の中の小さく、しかし確かな闘志を具現したかのよう―――――】

/お疲れ様でしたー!たー
10 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 02:30:51.44 ID:mhsWOzwo
>>1000

ええ・・・・・でも遭難して、漂着した場所は素敵な所だったわ
勿論「故郷」も懐かしいけれど、『此処』でも私は良いと思うの
一度きりの人生、貴方の言うようにそれくらいの“捻り”が無いと、ねえ?

【遭難・漂着―――それらが具体的にどう、とは言わない】
【言う必要もないし、言わなくても問題は無い――ちょっと位“神秘的”なほうが楽しかった】

【ふと隣に座る少女に「馬が合うな」といった思いを抱きつつ、彼女はまた口を開いて――――】

「シャローム」に「シャムロック」・・・連合関係ではシャムロックで通したほうが良さそうね?
でも今は二人しかいないのだし“シャロームちゃん”、って呼ばせてもらおうかしら
新人どうし自分の出来る事を―――どんな形でも頑張りましょうね、よろしくシャロームちゃん

――――大正解。今のあの子みたいに名乗るのなら私は「サリナ・ロンド」ね
もっとも、あまり母親らしい事は出来なかったけれど・・・・貴方は、今の彼を知っているのかしら?

【何となくではあるが目の前の彼女と、血を分けた彼――既知の仲で有るように感じられた】
【諸事情あって、サリナは“今”のシェンを知らない、だからこそ知りたい】
【それゆえに半ば勘から、相手の視線を一寸もぶれない優し気な雰囲気で受け止め、また尋ねる】

/申し訳ない、そろそろ眠気が厳しかったりな時間です
/もしよろしければ後日続きということでお願いしてもいいでしょうか?
/自分は一応、土日であれば時間が取れると思われます
11 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 02:36:19.88 ID:9YZvVRIo
>>7
【少女の口から返ってきたのは、予想していた組織の名前だった】

【ちらり、と。「アレ」が遺した焦げ跡を見る】
【もしその時に顔が見えたなら、そこに怒りも憎しみもない、哀しい表情をしているのが見えるかもしれない】
【が、それも一瞬。少女の方に直った時には元の表情に戻っていた】

(カノッサ機関。僕の、最初の「敵」…)
ふん。

協力というのがいささか不満だけど…まあ、良しとしよう。
少なくともブレイザーシティ奪還まで、対機関連合に協力する。

【少女──黒野カンナの差し出した手に、すっ、と自らの手を添え、すぐに離す】

一応名乗っておいた方が良いかな。僕は……あー…………


妖怪ウシロマトイだ。

【それで通すんかい】

(しかし、やはりここに来て正解だったな。不本意な形にこそなったが、退屈せずには済みそうだ)

【ブレイザーシティ、アウグスト城塞。聳え立つ外壁を見据え、ウシロマトイはにやりと笑い】
【やがてコートを脱ぎ捨てっぱなしにしていたことを思い出し、いそいそと取りに戻るのだった】


/乙っした!遅くて申し訳ない!
12 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 02:37:47.94 ID:KSfgZMAO
>>10
/了解しましたー、遅くまでお付き合い頂き有難う御座います
/こちらも土日は空いておりますので、最速でも土曜日午後には再開出来ます
/都合の良い時間帯に舞台裏で呼んでくだされば有り難いです
/それでは一旦、お疲れ様でした!ごゆっくりお休みなさいませ
13 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 02:54:19.70 ID:xyqhiCco
>>1乙ですっ

>>984

―――――――――、…………。

【一言一言を確りと耳にし、胸中で反芻する】
【言っていることに嘘偽りは無いだろう。コレが芝居だとしたら、それは其れで恐ろしい】
【という事は詰まり、少女は相手にそう言われ、そうなる物だと信じていたと言う事】

(だとしたら、酷い事だよね……)

【抱き締める手に、自然と力が篭る。震える少女を無理矢理押さえ付けるかのように】
【ぎゅ、と抱き締めていた手は、然し言葉を詰まらせる少女に少しだけ緩み】

――――っ!?

【突然、不意を打っての突っ撥ねに、思わずその身を離してしまう】
【至近で聞く少女の声。耳に響く高い声を聞いて、驚いたような、戸惑いの表情】
【怯えを露にする彼女に対し、引いてしまった両手を再び伸ばし、両肩を掴もうとする】

/非常に申し訳ないです、意識が吹っ飛んでました……
14 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 03:22:36.73 ID:b3hZLIE0
>>13

ぎゅってするのも、なでるのも、違うの、ちがうんだからぁっ!

【ずり、と。ベンチの上を僅かに逃げるようにしながら言うのは、なんだかよく分からないことで】
【ただ、本人的にはどうやら重要な事柄のようで。相手から僅かに距離を取れば、自分の肩を抱くように身体を縮こまらせて】

忘れちゃう、ねぇ、忘れちゃう、の、忘れ、ちゃう……ん、だからぁ……。

【それから、相手に向けるのは。怯えたようなものと追い詰められたようなものが混ざったような、そんな表情で】

【両肩を掴まれれば、甲高い悲鳴のような声を上げて。さらにぎゅぅっと身体を縮こめてしまうだろう】
15 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 03:35:08.46 ID:KSfgZMAO
>>10
……ええ、きっと。きっと、そうだわ
人生は、冒険の連続だもの。“遭難”も“漂着”も、その一つ一つが始まりに繋がる
そうして始まった刺激的な冒険は、人生に潤いを与えてくれる――そうでしょ?

【“冒険”に想いを馳せながら、つらつら語って悪戯っぽく笑ってみせるシャローム】
【言葉の具体的な意味に関しては、寧ろこちらから言及することが無い】
【“明かされぬ謎”もまた、人生のスパイスと成り得るのだから】

どちらの呼び名でも構わないわ。一応姿も隠してるけれど、特に支障は無いし……
――ん、自分の出来ることを、ね……お互いに頑張りましょう

ええと、最近は会ってないけれども……
シェンの事なら知ってるわよ、会話も何度かしたからね

【一言前置きを添えて肯定する。彼女の勘は、確かに当たっていた】
【“サリナがシェンに対して母親らしい事が出来なかったと言うのは、何故か?”】
【そんな疑問が泡沫の如く生まれては消えてを繰り返し、然し結局尋ねることは出来なかった】
【彼女、家族に関しての話題だけは、敷居が高すぎて中々踏み越えられないのである】
【況して、初対面の人間の内側にずけずけと踏み込もうとする程の厚い鉄面皮は持ち合わせていない――】

【――して、「今の」と言う言葉を添える辺り、サリナは現在のシェンを知らないのだろう】
【そう推測したシャロームは僅かに視線を泳がせつつ、回顧して過去の記憶を探りゆく】

……そう、彼、物凄く身長が高かったわ。2mくらいあるんじゃないかな
それに金髪も凄く長くて綺麗で……女の人に特に優しくしてるみたいよ

【そうしてポツリ、ポツリと語り出すのは、最新のものではない、やや断片的な情報ばかり】
【仕方ないと言えば仕方ないのだろうが、ふと「……ああ、そうだ」と声を上げて】

――あと、シェンの人としての芯≠ヘ、……“お母さん”が作ったんだって

確か、そう言ってた気がする

【言い終えれば、彼女はベンチに浅く腰掛け、再び仰け反るようにして背凭れに凭れた】

/返しておきます!
16 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 03:50:40.12 ID:xyqhiCco
>>14

……違う?


【ぎゅってするのも、撫でるのも、さっきから自分が取っている行動で】
【其れが違うと否定されれば、何がどう、どの様に違うのかも判らず】
【身体を縮こませる少女に出来ることは、ただ見守ること】

――――鈴音、ちゃん……。

【両肩に触れた瞬間、上げられた甲高い悲鳴に驚き両手を引っ込め】
【その手をベンチにぺたりとついて。身を乗り出すように、少女に心配そうな表情を向けて】
17 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 04:11:21.13 ID:b3hZLIE0
>>16

ちがう、の、もっと、もっと、違うの……、違うの、違う、の……。

【なんだかともかく違うらしく、何が違うのかは言わずに】
【ふるふると首を振れば、そのたびに鈴がりんりんと甲高い音を立てて】

【いい加減に泣き疲れて来たのか、それとも泣くのさえ出来なくなってきたのか】
【ほんの少し、泣くのが治まってきたような気がして】 
【向けられた心配そうな表情には、先ほどと同じ、追い詰められたような怯えたような、そんな表情を返して】

……も、やだぁ、やだ、……助けて、誰か、助けて……。

【言ってから、がつりとか、ごつりとか。そんな音を立てながら、足をベンチの淵に乗せて】
【妨害やらがなければ、そのまま。体育座りな体勢になろうとしてしまうだろう】
18 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 04:34:41.51 ID:xyqhiCco
>>17

……………。

【りん、りん、と鈴の音が響く。投げかける言葉は無い】
【ただじっと、悲痛な面持で涙を流す少女を見守るのみで】

【泣き声が収まってきた様子を見て、再び少女に少しだけ身を寄せて】

――鈴音ちゃん、今日は、帰ろう?

【ベンチの上に体操座りしている彼女に、そう声を掛ける】
【きっと、疲れているんだろう。一晩寝れば落ち着くかもしれない】
【そんな理想を少しだけ胸に秘めて】
19 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 04:51:15.70 ID:b3hZLIE0
>>18

【顔を隠して、身体を小さくした、体育座り】
【非常にコンパクト。時折しゃくりあげる以外に、ほとんど動きはなく】
【鈴だけが、風や動きに反応してうるさく鳴いて。深夜というよりか朝のこの時刻。土下座でもして回るべきである、近隣住民の家を】

【そうして、声をかけられれば】
【数秒の間は、反応を返さずに。少しの間の後に】

……。

【ゆっくりと顔を上げ、顔を向けることなく、視線だけ向けて】

……、……もっと……、さがす、から。

【返したのは、そんな拒否の言葉で】
【言ってから、ゆるゆると首を横に振って。再び、顔を伏せた】
20 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 04:58:02.76 ID:xyqhiCco
>>19

……ほら、もうこんな時間じゃない?
きっと相手も、今はお家で寝てると思うの。

だから、今日はゆっくり休んで、また明日探そう?

【静かな否定の言葉に、然し未だ挫けず】
【一度空を見上げ、周囲を見渡して時計を確認】
【時既に明け方、早い人なら行動を始めるほどの時間帯】
【寝ずに人を探すのは、経験上やめたほうが良いと判っているから】
【顔を伏せている少女に、優しげな声を掛け続ける】
21 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 05:07:06.42 ID:b3hZLIE0
>>20

……でも、いるか、も、しれないし。

【時折しゃくりあげるため、言葉はなんだか途切れ途切れ】
【粘る相手に、ほんのちょっと顔を上げてから、視線を向けて】
【何となく眠たげに垂れた瞳。しばらく同居したこともある相手ならば分かるだろうが、基本的に早寝なのである】
【しかも、眠くなったら基本的に即就寝。暇つぶしに寝たりする程度にはよく寝る子。なのに育たない胸。……おや誰か来た】
【涙を拭うためか、それとも眠たいのか。ぐしぐしと目元を数度擦ったりして】
22 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 08:39:45.61 ID:xyqhiCco
>>21

貴女だって、今は眠たいでしょう?
眠いまま会ったって、ちゃんとお話できないかも知れないよ?

【じぃ、と向けられた視線に視線を合わせ】
【大切なのは諦めないことだと言わんばかりに説得を続ける】
【少女が何処か眠たげな様子なのは、雰囲気も含め伝わってきている】
【その為、もう直ぐ説得できるだとうと踏んで、言葉を連ねる】
23 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 13:24:45.56 ID:e9F9K3Yo
【魔術協会敷地内】

ニート生活も飽きてきたな……かといって仕事もねぇし
どうしたもんか

【芝生の上に眼鏡をかけた青年が寝転がっている】
【青年は黒い髪に色白の肌を持ち、大人にも子供にも見える顔つきをしている】
【服装は白衣を羽織っていて、その下に黒いズボンと茶色のYシャツを着ている】
【右腕には手から肘までを覆う灰色の、何だかSFちっくな盾がついている】
24 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 13:45:38.93 ID:mhsWOzwo
>>15

こうして貴方とお話出来ているのも冒険の過程にあるのだものねえ・・・・
そう考えれば私を攫った“高波”にも感謝したくなってくるかしら
貴方が言うとおり、今まさに充実した道を進んでいるのだから――――・・・。

【「うふふっ」という笑いは何処か妖艶でもあり、無邪気な子供の様でもある】
【それは例えどちらであろうと本当に楽しげで、言葉の儘で在る事を示していて】

【それからは彼女の言葉に頷いたり、件の彼の話となれば「聞かせて?」と言って静かに聞き入り】
【自らでも言い表せない奇妙な心持で今の外見、特徴、性格――それらを頭に焼付け】
【過去、良く見知った姿と比較をするのだが―――――】

随分と・・・・少なくとも私が知っているあの子からは成長しているみたいね

身長は160cmもなくて、髪を伸ばすなんて考えもしなかった
女性に優しくどころか自分にも優しくできないような子だったのよ?
それが今や世界的組織の大幹部、親としては少し鼻高々よねえ
・・・・勿論、やっている事はとても正しいとは言えないと思うけれど

【サリナが言うとおりであれば、とても現在の彼とは似ても似つかない】
【年月という違いもあるが、人間がそこまで変われるものなのか―――】

本当にありがとうシャロームちゃん、御陰でなんとなくだけど「掴めて」来たわ
あの子が機関で何をしたいのか・・・・それは未だに解らないけれど、ね

【どちらにしても受け入れるしかない、齎される情報を疑う事も無く】
【二人が出会ってから大した時間も過ぎてはいないのだが、サリナはそういう人だった】
25 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 15:00:44.53 ID:b3hZLIE0
>>22

だって、でも、……。
……会いたい……。

【だって、やら、でも、やら】
【数度、ぶつぶつと言ってから。結論的には結局そうなるようで】
【せっかく治まってきたというに、また目元を潤ませながら、ふるふる首振ったりして】
【会いたいけど会いたくないのに会いたいのである、寝てから作業したほうが効率はいいと思うのだが】
26 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 15:15:08.54 ID:xyqhiCco
>>25

会いたいのは判った。けど、会った時おねむじゃ笑われちゃうよ?
私も探してあげるから、今夜は一旦帰って休みましょう?

【どうしても探したい様子の少女に、然し此方も諦めず】
【眉を下げて困った笑みを浮べつつも、声色は変わらない】
【頭を撫でるために手を伸ばしながら、一度帰るよう諭す】
27 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 15:28:18.86 ID:b3hZLIE0
>>26

…………。

【諭されて、頭も撫でられて】
【それでも探したい気持ちはあるのか、表情をむぅっとさせつつも】
【元々三大欲の9割が睡眠欲で独占されてるような子、「ぅー」とか、何か微妙に高いトーンで唸ったりしてから】

……、う、ん。

【なんて、ようやく小さく頷いて】
【一度寝に戻ることに決めたみたい、それから、ぐしりと目元を擦って】
28 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 15:42:35.85 ID:xyqhiCco
>>27

――――ん。

【漸く納得してくれた、というか我慢する気になってくれた事に】
【安心と少しの喜びが混じった息を吐いて、ニコリと微笑】
【撫でていた手でぽんぽんと頭を軽く叩いて】

お家帰る? それとも、宿まで行く?

【少女が今寝泊りしているところへ帰るか】
【それとも、自分が寝泊りしてる宿に来るか】
【ベンチから立ち上がり、少女の前まで移動して尋ねる】
29 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 15:48:13.33 ID:b3hZLIE0
>>28

【ぽんぽんと叩かれて、目を細め】
【それから、相手の言葉に。ちょっぴり悩むような仕草】

…………、どっちでも。

【ほんの少し悩んでから、結論はひと任せで】
【不貞腐れたような、困ったような、そんなよく分からない表情で相手を見上げ】
【ちょこんと、首をかしげた】
30 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 16:02:57.52 ID:xyqhiCco
>>29

…………そか、そか。

【答えを丸投げされ、少しだけ驚いた表情】
【然し、納得したように二度、三度頷いて】

じゃ、今夜は一緒に寝よ?
偶にはそういう日があっても良いと思うの。

【如何いう日なんだ】
【ともあれ、此方を見上げる少女に手を差し伸べて】
【「行こっ?」と、首を同じ様に傾げながら、誘った】
31 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 16:10:32.18 ID:b3hZLIE0
>>30

【最優先の捜索が潰えた現在、次に実行したいのは眠ることで】
【眠れればどこでもいいや、的思考がちらほらと見え隠れ。寒さやらがなければもういっそここで寝てもいい、などと言い出しかねない勢い(?)である】

……うん。

【相手の言葉に頷いてから、差し伸べられた手をじぃっと見つめ】
【ほんの少しの間。その間に、足を地面に降ろし】
【それから、差し出された手を、ちょっぴり控えめに取って。取れば、ゆっくりと立ち上がるだろう】
32 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 16:18:25.86 ID:KSfgZMAO
>>24
【「それは良かった」シャロームは嬉しそうに笑って、手袋を嵌めた両手を膝の上で組む】
【そうしながら今度は、首肯だけの相槌を打ちつつ聞き手に回り――】

――へえ……、シェンってそんな子だったんだ、結構意外だったな
ちょうど育ち盛りだったのかしら、今とは色々と大分違うようだけれど……
まあね、親ですもの。自分の子供が何らかの偉業を成し遂げれば、絶対に嬉しいわ
……その組織が、世界にとっての善であればもっと良かったのかもしれないけど、ね
個性を大事にしつつ、間違った道を正すのがきっと親の役目だから

【――興味深げに、それはもう熱心に聞き入っていた】
【普段あまり聞くことのない彼の子供時代に、少女の好奇心が擽られたのだろう】
【ここで新たに「劇的な成長の背景」や「母子の年齢差」など、幾つか疑問が生まれるのだが】
【今すぐに聞いては勿体無いだろうと考えて、心の奥底に仕舞っておくことにした】
どういたしまして、役立てたのなら私は嬉しいな、ありがとう
本人に会えたら、尋ねてみると良いんじゃない?「貴方の将来の夢は何?」――って

【くすくすと控えめに笑うけれど、楽しげな様子は終始変わらず】
【会話の一旦の区切れになったところでシャロームは徐に立ち上がり、ううんと背伸びをする】
33 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 16:21:27.31 ID:xyqhiCco
>>31

……大丈夫?眠かったら負ぶって行こうか?

【控えめに取られた手を軽く、然し確りと握って】
【立ち上がっても尚眠そうな少女に、そんな事を尋ねる】

【負ぶっていくにしろ、歩いていくにしろ】
【向う先は見覚えのあるだろう宿。見た目は何も変わっていない】
34 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 16:29:55.70 ID:b3hZLIE0
>>33

……大丈夫。歩けるの。

【なんて言いつつも。捜索に行かないことが決まったせいか、眠気はだいぶ表に出ていて】
【眠たげに垂れた目とか、何となくふらつく感じとか、とてつもなく眠そうなのだけれども】
【何度尋ねたとしても、答えは全て大丈夫、で】

【そのうちたどり着く見覚えのある宿に、特に反応は無く】
【中に入ったならば、居るであろう宿の中の人にぺこりと頭を下げるくらいで】
35 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 16:37:47.11 ID:mhsWOzwo
>>32

そうね、確かにこれから楽しみって時だったものねえ・・・・
何があったのかは解らないけれど、元気にしていてくれたのならそれでいいわ
つながりを求めて、その結果が途切れていたりするよりは今のほうがずっと、ね

・・・・あの子ももう立派な大人ですもの、親の言う事なんて聞いてくれるかしら、なんて
そうは言っても、親である私にしか出来ないのだからやってみる価値は有るわよね

【彼女の疑問に拍車をかけるだろう物はいくつでもあることだろう】
【二人の外見年齢を始めとして、関係や家族構成も上げられる―――】

【―――だが、今はそれを話すよりもすることがある、成すべきことも幾らでもある】

機関の議員と対機関連合員、確実に会えるとしたら戦場なのかしら
想像できる場所は近く、ブレイザーシティ・・・・少し狙ってみるのも良いかもしれないわね

・・・・そろそろ冷え込むわね、シャロームちゃんはお帰りの時間かしら?

【全ての話を心の中で一区切り、立ち上がった少女にそう尋ね】
【自身は座ったままにして金色の瞳を彼女に向け、仄かに白い息を微かに吐く】
36 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 16:40:01.50 ID:xyqhiCco
>>34

判った。転ばないようにね?

【手を握ってはいるものの、足元ふらふら、うつらうつらで】
【明らかに眠たげな少女に、大丈夫かなと心配しながらも】
【何事も無く、何時もの宿まで辿り着く】

【少女と同時に宿に入り、フロントの彼に小さく会釈のみを残して部屋へ】

【綺麗に掃除された部屋は、逆に生活感を感じさせなかったりするが】
【中途半端な室内の暖かさがあり、この時期にしては寒くは無い、だろう】

【部屋に入れば何時もの様に、マントとシルクハットを片付け始める】
37 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 16:46:53.09 ID:b3hZLIE0
>>36

【そうして、室内に入れば】

……、ふぁ。

【なんて、あくびをひとつ。空いた手で口元を隠して】
【ボタンを留めていなかったコートを、なぜだか脱がずに袖だけ抜いて】
【この際、未だ繋いでいたとしても手は離し。それから、まるで誘蛾灯に誘われる蛾の如く】
【ふらふらとベッドに歩いていこうとしているのは、やっぱりとてつもなく眠かったご様子】
38 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 16:56:48.71 ID:xyqhiCco
>>37

―――眠たかったら、先に寝てても良いよ?
後で勝手にお邪魔するから。

【帽子掛けにシルクハットを引っ掛けた後、ベッドの方を振り向いて】
【マントを脱ぎ、折りたたみながらそう声を掛ける】
【寝る前にお風呂とか、シャワーとか、そういったことは無いらしく】
【畳んだマントを手近な椅子に置き、備え付けの箪笥に近付き】
【寝巻きに着替えるために、其の場で服を脱ぎだした】
39 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 17:05:45.52 ID:b3hZLIE0
>>38

んぅ……、うぅん、と……。
……じゃ……、……おやすみ、なさい……。

【ぽふりとベッドに座って、ぐしぐりと目元を擦りながら、しばし考えて】
【なんというか、室内に入ったことでさらに眠気は急加速。最終的に出した結論は先に寝る、で】
【挨拶の言葉を言ったその直後、ぼふりとベッドに倒れこんで】
【身体にかけていたコートが掛け布団的状態。倒れこんでほんの数秒、きっと3秒程度】
【聞こえてくるのは寝息で、夕方近くまで寝こけた、とかなんとかかんとか】

/おつかれさまでしたのー
40 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 17:18:53.55 ID:KSfgZMAO
>>35
うーん、これから、……ねぇ
ええ、元気ならそれで。……親としても、やっぱり心配でしょうけれど――

――親子、なんでしょ?大人だとか子供だとか、そんな事は関係無いと思うわよ
「人としての芯はお母さんが作った」って言った時のシェンは、何処と無く誇らしげに見えたもの

【腕を下ろして肩越しに、そう言ってみせたシャロームの顔には妙に大人びた柔和な微笑が浮かぶ】
【「やってみる価値はある」、その言葉への肯定と、サリナを後押しするという意味を含ませて】

ええ、きっとその方が手っ取り早いわ
……そして、そのブレイザーシティの事だけれど
近々“奪還作戦”と“決戦前夜の集会”が行われるそうだから――その時にでも。

うん、もうこんな時間だしね、頑張って眠る努力はしなくちゃ
それにきっと、娘たちも心配してるから

【くるりと踵を返し、ローブを翻して腰掛けたままのサリナへと向き直る彼女は】
【身長もそこまで高くなく、子供っぽい顔立ちや言動も相俟って、本当に少女らしい少女であった】

それじゃあ、体調を崩さないように気を付けて……
……またね、サリナ

【そうして、別れの言葉を告げると共に、女性へ小さく手を振れば】
【今一度、無防備に過ぎる程度にはその小さな背中を晒して、その場を去っていくだろう】
41 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 17:20:48.46 ID:xyqhiCco
>>39

ん、お休みなさい。

【もぞもぞと、布地の少ない衣装を脱ぎながら挨拶を返し】
【下着姿になってから、箪笥を開いて寝巻きを取り出す】
【部屋が暖かいからこそ出来る芸当でそそくさと着替えを済まして】
【足音を立てないよう、静かに静かに少女の寝るベッドへ】

――――――探さなきゃ、ね。

【コートを掛け布団代わりに寝る少女の顔を覗き込み、ぽつり】
【その後、何とか少女に掛け布団を掛けベッドに潜り込み】
【寄り添うようにして、深い眠りへと落ちていった】

/お疲れ様でしたーっ
42 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 17:48:55.37 ID:mhsWOzwo
>>40

・・・・そうかしら、そう言ってもらえると助かるわ
あの子が私を忘れていないって事だけでも嬉しいのだけれど
“ブレイザーシティの奪還”に“集会”、頭の片隅に置いておかないとね

【自身のすべき事、サリナの現時点での目標はまさに今決まった】
【その決心と視線の先に在る微笑への返事として、幾度目かわからない笑顔を見せ】

あら、子どもがいるのなら尚更早く帰らないとダメよ?
親が居ないと子は育たないもの、倒れてしまってもダメだもの、ね

ええ、それじゃあ・・・こう見えても元気だけが取り柄なの
夜道には気をつけて、またねシャロームちゃん―――――。

【そう言う彼女は徐々に小さくなっていくその背に向かって手を振って】
【やがて夜闇と建造物に阻まれて見えなくなると、やや名残惜しそうにそれを下げ】
【ふと辺りを見回して人が居ないことを確認して一つ大きく息を吐き】


―――――それで、私に一体何の御用かしら?

【小さな呟きと共に、儚げな街灯の光が音もなく消えていった】

/最後の最後遅れたー!お疲れさまでしたッ!
43 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 17:50:24.35 ID:KSfgZMAO
>>42
/いえいえ!長時間お疲れ様でした、有難う御座いましたー!
44 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 19:23:47.58 ID:UJ1cxbgo
【公園】

・・・・・・働きたく無いでござる

【無精髭を生やした男が、ベンチに腰かけている】
【嫌でも目立つ、兜の無い赤い具足に身を包み、腰にそれぞれ長さの違う三本の太刀を帯びており】
【乱雑に切られた黒い髪をボリボリと掻いていて】

【なんともまぁ、退屈そうである】
45 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/11(土) 19:31:17.00 ID:TUknqRUo
【魔術協会】
【既に日も落ちて幾らか経ち、寒さも増してきている時間】
【学生の口元からは白い息が零れ、衣服の厚さは夏の比では無い】
【きっとこれから部屋に掛け込んで、暖かい食物を腹に放り込むのだろうと】
【そんな時間帯】

『えーと、それじゃ後はこれを運べば良いの?』

「ああ、そだ。すまんなあ、嬢ちゃん。終わったら駄賃やるからなぁ」

【学生姿の少女が、用務員と思しき男と共に、布の被せられたリヤカーを引いている】
【がらがらと車輪が回る音は、少々賑やかで、だが日常的なもの】
【向かっているのは学生寮。車輪の地面への沈み方から見るに、思ったよりは多くの荷物が有る様で】

『ところでさー、これって何が入ってるの?食べ物っぽい臭いはしないしさ
んー……鉄っぽい臭いは有るから、機械類か何か?』

「おお、魂消た魂消た。嬢ちゃん、鼻が利くねえ……」

『まあ、狼だし?』

「あん?………ああ、此処らで良いや、ちょいと降ろしてくれい」

【やがて、二人は目的地の直ぐ傍、やや開けた場所で立ち止まる】
【けん引する部分を地面に置いて、車輪にストッパーを掛け】
【少女はリヤカーに寄りかかる様にして、用務員風の男に向き直った】


「御苦労さん……ちょいと待っててな、財布何処にやったか……」

『んー、いや、良いよ別に。小銭貰っても、しまうのに困るし
それより、私はもう行くね?』

「あ、ちょっと待っt」

………それは、困りますね


【ズッ】【ビチャッ】


『………………え?』

【ドサッ】

【背後から聞こえた声に、振り向く前に】
【少女の右胸を、剣の切っ先が貫いていた】


/続きますー
46 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/11(土) 19:31:45.64 ID:TUknqRUo
【冷えた大気は、音を遠くまで届かせる】
【芝を血が染めた際の水音も、少女がうつ伏せに倒れた音も】
【何れも、静まり返った空気の中では、妙に大きく強く聞こえた】


………あら、この距離で避けるなんて……即死させようと思ったのに
あんまり暴れられると形も崩れますし、直ぐに死んでくれれば……

「おいおい、其処までにしとけえ……余計な時間使うな
放っときゃ死ぬだろ、今は仕事だ仕事」

それもそうですね。じゃあ、これは死んでから持ち返るという事で

【少女の胸を貫いた長剣は、リヤカーの荷の下から突き出ていて】
【用務員風の男の言葉に答える声は、外気より冷たい女の声】
【布がばさりと斬りはらわれ、『それ』が荷台から飛び降りて】
【左手の拡声器のスイッチを入れると、淡々と喋り始めた】

……御町内の皆様、まいどお騒がせしております。アルマゲスト≠ナ御座います
本日は兼ねてより予定しておりました、廃品回収を行おうと思います
不要になった教授の脳髄、御友人の腕、または自分自身の脚、心臓
その他人体など御座いましたならば、手間賃は頂きません。その場で解体の上、残りのパーツを返還致します
然し廃品が集まらなかった場合―――

【パチン、と中指が打ち鳴らされて】
【降り立った『それ』を守る様に、二体の異形が出現する】
【形は、ただの大きな蜘蛛。だが、腹の位置に人の顔】
【この異形に、見覚えがある者は………野次馬ならずとも、居るだろう】

―――非常に遺憾では御座いますが、先日同様の回収を行わせていただきます
願わくば賢明なる教授先生一同、早々に私共の目的の品を此処へお届け下さいますよう

……これ以上、学生が死ぬ所を見たくないのでしたら

【拡声器がリヤカーに放り戻され、それを使っていたメイド服の女は】
【戦闘用に作られた頑丈な靴で、倒れた少女の傷口を踏みつける】
【腰の鞘から長剣を引き抜いて、右手に構えて。左手で、眼鏡の蔓を押し上げた】
【ネクロマンサー<宴Cブラ・ユースティティア。過去二回、此処を襲撃した主犯である】

一時間ほど、猶予を差し上げます。それまでに、此処に届けなさい
この協会が隠しているというシリーズ、残りの二つを

【目的不明、構成員の全容不明。犯罪集団アルマゲスト=z
【遂に、正面切って、その姿を現した】


/アルマゲスト¥P撃イベント、開始です
/参加者の方、此方にレスをお願いします
47 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 19:38:39.02 ID:DFISF.SO
>>46
…………じゃあお前らが死にな
【そう機械音声が響くと】

【蜘蛛二匹とライブラの顔に向かい三つのナイフが放たれるだろう】

/レン中ですー
/今回はよろしくお願いします
48 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 19:49:04.51 ID:4o9TjuQo
>>46

おお、来たか来たか。
【ズル、とどこからか表れた黒い影】
【囚人のような服を着た男だ】
【十字傷の刻まれた両目を覆う眼帯を付けている】

む・・・俺の仲間が見あたらねぇな。
おぅい、どういうこった?
【目当ての姿が見当たらないらしく、首をかしげながらメイド服の女性に声をかける】
【この男はいったい・・・?】

/とか言ってますがアヴェスタですー
/今宵はよろしく!
49 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 19:52:10.95 ID:xyqhiCco
>>45>>46

――――――廃品回収か。

ならばコレをくれてやる、ありがたく受け取れ。

【少女の声と共に、メイド服の女性の前に落ちるように何かが投じられる】
【直径3cm程の小さな球体。ただの鉄の塊――廃品だ】

【飛んで来た方へ視線を向ければ】
【紺藍色の髪を赤いリボンでツインテールに結んで、青渕のメガネ】
【ベージュ色のセーラー服に紅と青のチェックのミニスカートを穿いて】
【右腕に腕時計の様な機械、腰の左右には白と黒のハードポイント】
【頭部に茶色の犬耳、大き目のヘッドフォンを装着し、スカートから茶色の尻尾を覗かせている】
【140cm程の小柄の少女が、やや遠い位置で仁王立ちしている】
【襟元に付けられたボタンのマークから、“魔術協会”の生徒だと判るだろう】

/月読 陽です、宜しくお願いしますっ
50 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 19:52:46.61 ID:sV3hWyAo
>>45-46

貴様、その汚らわしい足を退けろ
協会の麗しき花が一輪、枯れてしまう

【野次馬の中から歩み出た】
【赤ジャージに青染めの白衣、サイケな服装の男】
【黄色と黒色の輪が重なり合って出来た瞳をギラギラと輝かせながら】
【その赤い舌に、要求を乗せた】

その少女には、この俺に背負われながら医務室の場所まで案内するという
いかにも青春チックでほんのり甘いアフターファイブを送る予定が入っているのだ!
邪魔翌立てするようならば、このフィール・ベイナル、容赦はせんぞ…!

【――否、9割以上、妄言だった】
【大業な所作。マントのように翻した白衣の下、右腰に鈍い銀色の輝き】
【魔術協会に似つかわしくない科学の利器――拳銃がチラと見えた】


/フィール・ベイナルです!よろしくお願いします!
51 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 19:53:30.31 ID:lVaedEk0
>>46

「―――こちら、『マスカット』……表示地点にて、アルマゲスト≠ニ遭遇。」
 各員は、現在待機している棟と周辺で、みんなの誘導と、敵がそっちまで寄らないか…見張っててくれ。
 寮に居る奴らは、パニックを起こさなそうな奴から巻き込んでけ、同じ手は二度、遣われるかどうか解らねぇ。」

【其処へと、状況確認を図る様な少女の声が、疾駆を以って一つ近付いていく】
【良く通る凛然とした声は、この協会のメンバーにも、聞き覚えのあるモノは少なくないかもしれないが】
【――――今日ばかりは、その言葉は、刺して穿って、なお余りあるほどに鋭く、冷たかった】
【誰か、或いは誰かたち≠対象に、無線通信を試みていた冷徹な音は―――矛先を、ライブラへと向ける】

「……代わりと言っちゃあナンだけど、よ…てめぇの魂魄、地獄まで送り届けるんじゃ、駄目かい?」
 説明するだけバカらしいかもしれ無ぇが………――こちとら、ブチ切れてんだ…ッ!」

【現れた影は、墨色の綺麗な髪を臍の裏ほどまで伸ばした、澄んだ丸い漆黒の瞳を持つ、身長160cmほどの大和撫子風の少女】
【黒を基調とした制服ブレザーを身に纏い、その校章部に配された、『魔術協会』の紋章が、彼女の所属を黙示している】
【指先から手首までを紅蓮の手袋型ガントレットで覆い、5メートルほど先から見据える瞳は、嚇怒に染まる】
【背負うのは、1メートルほどの戦鎚を想わせる角製鈍器……に見えるかもしれないが、一応『ブブゼラ』という事に成っているらしい】
【――――無道 武美=c…怒髪天を衝く激情が、既に凄まじいまでに燃え上り、今にも襲い掛からんばかり、だったが】
【駆け寄って来てから、まだ敵の方へと、其れ以上の接近を図る様子が見られないのは】

「(………ッ、吟……雪!)」

【――――謀らずともライブラが、彼女の動きを止めるには、最大級の策を用意する事となったから、に相違無かった】
【ねめつけるような酷薄な視線に、慕情が混じって……――其れでも、彼女は】
【愛するひとり≠フチカラを信じて、ベルト状の固定具から、骨色の『相棒』を解き放ち、構えた】

【その頃―――事件現場周辺の、授業棟のひとつ】

『……――面倒事に首を突っ込むのは、嫌いでは御座いませんよ。
 殺しに感傷を覚えないからと言って、殺してはならない……そんな法も、有りませんし』

『………おや? …法って、なんでしたっけ』

【硬く閉じられ、冬の寒さを受けて締まり上がる様な錯覚すら受ける、分厚いガラスを】
【一陣の『穿風』が、一撃のもとに粉砕して―――儚い煌めきと、無数の軽いざわめきを、残して】
【白い翼の影が、最大航行速度を以って、今宵の催しに飛び入りを決め込んだ】
【その姿は、未だ未確認飛行物体≠ナしか無い、が――――】

/武美&霧之藤(霧之藤遅れてるけど!)です、宜しくお願いします!
52 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 19:58:17.26 ID:Z5uzFnoo
>>45>>46

…今日はこの魔術協会という新天地での初勤務、今日からはりきって魔術を学び
ここの平和を守ろうって意気込んでいたのに…

あいつらッ!何を…何をしているんだ…!?

【さらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年が鎖を引きながらその場に駆けつけていた】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、首には季節に合った赤いマフラーを巻いているその青年は…ただただライブラを睨みつけている】

【傍らにいた垂れた耳に丸い目、ソフトモヒカンのように中央の頭の毛がこんもり盛り上がった、首輪に複数の鍵をぶら下げた
茶色い体毛に覆われ小さな子犬、いや…レッドカラーのトイ・プードルはヴヴヴヴと唸りながら彼の言葉に反応を返していた】

「こんな大掛かりにこの土地に攻め入ってきた奴を見るのは何時以来じゃったかのう…!なんちゅう奴じゃあッ!
生徒が深手を負った!なんちゅう事をしよるんじゃあ!…クソッ、クソッ!!今日がアルカドラとの待ち合わせの日じゃと言うのに…!」

見てたよ…来ていきなりこれだなんて、せめて警備員の制服を着る時間くらいはあると思ってたよ…!
悪いムク、早速お仕事の時間で待ち合わせには間に合いそうもない

【そう告げて青年が見るのは…2mほどの上から見ると細長い六角形のような形をした重厚な箱…人一人が入れそうな高級感の溢れる箱】
【安定感のあるのっぺりしたフォルムを紺色で彩っており、蓋の表面に真っ黒な三日月を象った模様が塗られており】
【そして中央部に『魔術協会』とロゴが張られていた】
【どこから見ても棺桶だった…そしてそれには銀色の鎖がくっついている】

【彼は何も刻印されてない手持ちの鍵で錠前を開け中から取り出すのは…刀身に赤みがかかった魔術文字の刻まれたナイフ】

…そこのお前!その子からその癖の悪い脚をどけな!さもないと…今度は俺の脚の方が癖の悪さを見せる事になる

【そう告げると彼はたった今鍵を開けてギザギザの溝の所から外殻が二つに分かれたデザインと化している錠前をライブラ目がけて蹴り放つ】
【極めて頑丈で…おそらくはちょっとやそっとじゃ破壊できなさそうなほどに堅固なその錠前がライブラの顔面へと突き抜ける!】
53 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 20:17:57.95 ID:UJ1cxbgo
【雑草の生えた野原】

【草鞋を履き、赤く長い鉢巻をした黒髪の男が居る】
【衣服は白いスクール水着にふりふりスカートの着いた魔法少女の服…とある大会の参加賞だと解る人物は居るのだろうか】
【白スクミズの前面にははち切れそうな程発達した大胸筋や6つに割れた腹筋が浮かび引きしまった外腹斜筋も特徴的である】
【背面には己の体以上のモノを楽に支えれそうな広背筋、肩の周り・・盛り上がった僧帽筋も視惚れるには十分すぎて】
【そして、白スクミズでは隠されない四肢】
【クッキリと形の浮かぶ三角筋は肩と腕の境目をはっきり見せ、弛み易い上腕三頭筋、二の腕の下部分であるソレはキッチリと線が浮かんでおり。上腕二頭筋も逞しいが度はすぎておらずむしゃぶり着きたくなるほどだ】
【前腕部、腕橈骨筋から総指伸筋、尺側手根伸筋に橈側手根屈筋も程良く引き締まって手首や握力の強さもうかがえる】
【フリフリスカートに邪魔されて全ては視えないが、大腿四頭筋や大腿二頭筋も無駄な脂肪は無く形をくっきりと写し】
【下腿三頭筋…いわゆる脹脛(ふくらはぎ)も脂肪を着けず2つに割れているのが窺える】
【まさに「よく鍛えられた」肉体の男性が居る!】

…………聖地、か

【大量の雑草を抱えたその男は、薄っすらと笑みを浮かべていた……】
54 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/11(土) 20:24:00.24 ID:TUknqRUo
>>47
あら、随分と盛り上がりに欠ける方
余り面白い手は使ってくれない様ですね………ナイフ、とは
……それとも。怒りに震える余りに言葉も出ないというパターンでしょうか?

【ライブラは、自分の顔に飛来したナイフを、首を傾けて避けつつ】
【蜘蛛へ向かったナイフは敢えて「受けさせて」、その蜘蛛を自分の足元へ移動させる】
【ナイフ、何となく覚えが有る。爆発でもするんじゃなかったか】
【じゃあ、通りすがりの少女Aも巻き込んでしまえと、思考の経由は至って単純】

>>48
【この場に於いて、敵対行動を取らない。それは、当人の自由だ】
【だが、不用意に射程内に近づいて、呑気に話しかけて】
【それで真っ当な答えが帰ってくるかどうかは、話しかけられた側の気分次第】

……………?

【その一言だけでは、余りに情報が足りない。女は、どう答えたら良いのか分からないようで】
【怪訝な表情を向けただけ、直ぐに視線を周囲に戻す】

>>49
……ゴミですね、只の。別に要りませんよこんなの
最近の学生は冗談や皮肉というものを理解出来ないのですか情けない
いや、犬なら仕方が無いのでしょうか?飼い主は何処です?骨は有りませんよ

【落下した鉄の塊には、軽く視線を落とすだけ】
【特にそれに何をする事もなく、相手の姿を確認して】
【減らず口だけは決して欠かさないのは、習性なのだろう】

>>50
【そして此方の言葉に耳を傾ければ、表情の薄い顔にすら呆れが浮かぶ】

……何処の小説から借りて来た文言でしょう。それとも、戯曲ですか?
もし、これが戯曲なら、なんて酷いストーリーでしょう……これも借り物ですが
………これが欲しいなら、あげますよ?脚を切り落としてから

【言葉を並べながらも、右手の長剣を持ち上げ、心臓をカバーする】
【銃の初撃は警戒すべきと判断しているのだろう、白衣の下に冷たい目が向けられた】

>>51
………えーと、これで何人でしょう。其処の怖い顔をしてる少年、どうかしましたか?
生憎と今日は楽隊の出番は有りません、投げる小銭も有りませんが
それともそれは、鈍器ですか?だったらちょっと貸して頂ければ幸いです。骨を砕きたいので

【此方に向けた言葉の中の勘違いは、きっと本心のものではない。ないのだろうが】
【頭に浮かんだ瞬間それを口にする習性、すらすらと用意したかの如くに綴る】
【傷口を踏みつけた右足に、自分の体重を掛けるように移動したのは】
【きっと、周りに比べて彼女の怒りが、何段階か強く感じたからだろう】

/次へ続く
55 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/11(土) 20:24:38.99 ID:TUknqRUo
>>52
そしてあちらは…………えーと、歩く死人が一人
目に悪いですね、その配色。マフラーが特に。焼きましょうか?
………それと。行動は、周りを見て行うのが得策、かと

>>47のナイフを回避する際に傾けた首、その角度をキープ】
【顔面狙いだった錠前を、そのまま後方へ逃がす】
【回避行動を、最低限の労力で完了。相手の顔を視界に収めて】

【これで、この場に集まった全員、記憶した】


>>ALL
【女、ライブラ・ユースティティアは、左手を胸の前で曲げて深く一礼をする】
【すると、地面がグラグラと振動を始め、その場に居る者を襲うだろう】
【ただ立つばかりならば問題無いが、移動しようとすれば厄介な地面の揺れ】

【それと同時、ライブラの足元に居る蜘蛛が、小さな針の様なものを、周囲に射出する】
【近くに居れば居る程、大量に命中するだろうそれは、威力自体は低い。衣服をようやく貫く程度】
【だが、皮膚に突き刺されば、その周囲に焼ける様な感覚が訪れる事になる】
【痛みだけを与える、毒のようなものだろうか】

………本日は、ようこそお集まりくださいました
参加者各位におかれましては、それぞれ健康な手足が有る様で何よりです
そうですね、一本ずつ置いていってくれません?幾ら有っても足りないので
……それと、皆様には質問が御座います

この協会には、非常に興味深い玩具が有ると聞きました
そう………皆様のご学友を大量に殺害または負傷させたものの仲間が
先日、一つは頂きましたが………まだ、有る。ならば欲しくもなります

破壊兵器とやらは、何処に有るのです?

【恭しさとは対照的な言葉の中に、所詮噂と一笑される類の話を混ぜて】
【すうと頭を持ち上げる頃には、また別の気配が二つ程近づいて来る】

もし、それを今すぐ私共にお譲り頂けないのでしたら……
これから、この協会の生徒と建築物を破壊します
ああ、今私が踏んでしまってるこれも、そうなるでしょうね

………邪魔をする為に暴れるのは構いません。が
それをする事によってどの程度の被害が出るか、考えて頂きましょう

【それらは―――】


/そしてまだ続く
56 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/11(土) 20:25:11.21 ID:TUknqRUo
>>49>>50(陽&フィール)
【―――ガシャガシャという音を立てて、隠れるという概念を知らないかの如く】
【夜間にしては異様な明るさを引き攣れ、背後から2人に近づいて行く】

『ゲッハハハハハハァ……隠すとタメにならねぇぜ?おお?
なあおい魔術協会のボンボン共よぉ、さっさと俺様達の言う通りに……
兵器とやらを出しやがれ、ってんだよぉ……!』

【下半身のみを覆う重厚な黄金の鎧に、これまた黄金の兜を身に付けた】
【やや蟹股で猫背気味だが筋骨隆々の、如何にも自信に満ちた顔の男】
【見た所、武器の類は身につけていないようだが……?】


>>48>>52(アヴェスタ&ジャイアン)
【―――とっとっ、と軽い音を立て、2人の側面から掛けて来る】
【もし幾らか前からこの状況を見ていたのなら、その男の顔にも見覚えが有る筈】
【先程リヤカーを引いていた、用務員風の男だ】
【だが、装備が違う】

「……んあ、お前達……大人のいう事は聞くもんだ。なぁ?
うだうだ言ってねぇで、頭を下げる。そうすりゃ死人は少なく済むんだ」

【血赤色のシャツの上に鋼の胸当、左肩から指先までを覆う籠手】
【左前腕に小型の丸盾を装備した、身長190cm弱の男】
【顔に刻まれた深い皺と白髪混じりの髪は、男が決して若くない事を示している】


>>47>>51(紅蜥蜴&雨武)
【そして残りの二人に対しては、ライブラが】
【これまでより幾らか鋭い視線を向け、一歩踏み出す】

………ああ、そうだ。一応聞いておきましょう
貴女達、新鮮な死体もってません?脳が残ってるのが良いですね
持ってきてくれたら代金として、誰か生き返らせて差し上げても良いですよ?

……もしかしたら、踏んでしまってたこれが早々に死ぬかも知れませんけど
その場合、これを生き返らせてみるのも良いかも知れませんね

【蜘蛛による先制攻撃、その反応を見定めて】
【おそらくは次の挙動から、攻撃を仕掛けてくる積もりだろう】



【敵は三人、それに加えてライブラの使役するアンデッド】
【数の優位は、あまりあてにならないと考える方が良い】
57 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 20:37:12.58 ID:4o9TjuQo
>>55

んあ―――
【相手が大した反応を返さないことを確認して】
【バリ、と灰色の髪を掻く】

質問には俺が答えてやぁろう。
一つはな、よそのどっかが持っていっちまった。
現在全力を持って捜索中、されど結果は芳しくはなし――。
【やれやれといった風に腕を振る】

んで―――だ。
もう一個だが・・・目の前にあるぜ?

――――俺だ。
【そして、揺れる地面に、慎重さをもって擦るような足運びで】
【少しずつ、ゆっくりと進んでいこうとするが・・・】

>>55

む・・・何の用だ、オッサン。
【向かってくる男に、一瞥を向けるも】
悪いが、あんたにようはねえぞ。
【無視して、ライブラのほうに向かおうとする】
58 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 20:38:19.33 ID:DFISF.SO
>>54>>55>>56
【今回は爆発はしない普通のナイフだ】

…口数は元々少ない…お前と違ってな…
【少し離れた木の後ろに】
【黒い、フード付きマントで全身を覆い】
【顔を不気味な笑いをした仮面で隠した人物が現れる】
【仮面には紅いトカゲが描かれている】

【木に隠れながら針を防ぎ】

【針が止んだら木から出て少しずつ近づこうとするだろう】

……死体が欲しければ自分の身体を使え…腐れ外道…
(困りました…人質を取られてる上にあのアンデット達…厄介すぎる)
(アートマンを使う?周りに被害が出る…却下)
(ギミックナイフを投げる?…間違いなく、また人質や蜘蛛を盾に使われる…却下)
(宝月の技?…距離が離れ過ぎてる…難しいが)
【少しずつ近づこうと歩きながら】

【そして武美をチラッと見るだろう】
59 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 20:53:56.39 ID:xyqhiCco
>>54-56

勘違いするな。出来ないんじゃない、しないんだ。
お前等のような血生臭い連中の戯言、毛ほども理解しようとは思わないからな。

【ふんっ、と鼻を鳴らす様はまるで子供のようだが、実際子供である】
【だが、自信満々な発言は、本人はそう思っているということ】
【理解する必要なんて無いと決め付け、理解しようともしない】
【犬だと呼ばれたことは完全にスルー。言われなれているのか、スキルの問題か】

【飛ばされた毒針は距離が遠かったため少なく、見てからでも十分回避が出来たようだ】

……破壊兵器? 何の話だか、見当もつかないな。
只でさえ被害が酷いことになっているんだ、面倒は起さないで欲しいのだが……

【この少女、魔術協会の深部については知識は浅いらしく】
【意味の判らない話題、疑問符を一つ浮かべ、それでも破壊活動は止めなくては為らない】
【スカートのポケットから一つのフラッシュメモリを取り出し、右腰のハードポイントへ】
【――と、そこで背後からの気配。犬尻尾がふわりと揺れて、少女は身体を反転させる】

―――知らない、と。そういえば帰るのか?

【そこに立っていた筋骨隆々、酷くガタイの良い男に睨むような視線を向けながら、問うた】

【不意に、少女の右隣に、2m程の桜色の鳥居型エフェクトが出現】
【若干の魔翌力が感じられる其れは、向こう側が不透明で、空間が歪められている様にも見える】
60 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 21:00:23.10 ID:b3hZLIE0
【街中】

……………………。

【人通りも少なくない通り、そこにある店の壁に寄りかかって、通るひと達を観察する人影がひとつ】


【綺麗に切り揃えられた黒髪をポニーテールに結って、その髪先にいくつもの鈴を結び付け。真っ黒な薔薇のコサージュをつけて】
【ところどころにフリルをあしらい、腰元をリボンで絞ったドールワンピース、その上に黒のコートを羽織って】
【黒のハイサイブーツを履いた、少女】

……。

【ただただ、人通りを眺めるだけでも十分不審者だと言うに、髪に結ばれた鈴がりんりんとうるさく、かなりの不審者ぶりをかもし出していたり】
【近くを通るひとなんかは「何この子」的視線を向けてらっしゃる】
61 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:00:52.72 ID:L3KeEOYo
【廃墟】

展開、抱懐、“つづく”から
転回、後悔、くるくるり

【原型を止めない程に朽ち崩れた或る廃屋の中、一人の少女が椅子に腰掛けている】
【背中に掛かる程度に伸ばされた茶髪、前髪は眉よりも下で切り揃えられ】
【服装は白いシャツの上に橙色のベスト、紺色のスカート】

回り回って、空回り
いつか止まって、閉じるよう───きっとどこかで、消えるよう

【独り言を呟いているのか、誰かに向かって歌いかけているのか】
【ただ、屋根は疎か四方の壁でさえ崩れ風に曝されているその空間に他の人物は見あたらず】

【少女の視線の先に在るのは、取り残された一本の柱と、文字盤に亀裂の入った丸い掛け時計】
62 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:01:12.85 ID:sV3hWyAo
>>54-56

ハーッハッハッハッハ!!
幕はまだ上がったばかり!
そう無粋なことを言うな、マッドエコリストよ!
疑わず、純なる心を持って、一言一句漏らさずに!俺の言葉を聞くがいい!
悪の天才魔術師である、この俺の力の前に晒されるお前は、終幕のセリフを聞き届けられぬのだから!

【演技掛かった動作で、大胆に両腕を広げ】
【全く恥ずかしげも無い大音量で、セリフ≠紡ぐ】

【小さな蜘蛛が発射した小さな針は】
【男の前に展開された、高さ1.5m程の薄い土塀≠ノ防がれる】

手足はやらん、質問にも答えん
貴様らのような輩に報いることなど一切――――

>>56

――をををぅ!??

【突如現れた、明るさを持つ人影に対して】
【かなり機敏に――、小動物の防衛反応とも呼べるべき速さで――振り返る】

貴様、何者だ…!
俺の背後に、無手で立つとは――ツワモノとみた!
しかし、資本主義的潤滑油を教育的指導の名の下に搾取された俺は、ボンボンなどではない!
呼びたいならば、こう呼べ!!
フィール・ベイナルッ!
俺の真名をっ、愛を籠めてっ、熱烈にっ、叫ぶがいい!
全力を持って報いy

……ぐ、ぁぁぁっ、こんなときに…
やめろ、暴れるな……!邪悪なる波動、呪われし力……!
貴様の助力は必要ない…っ!
ここでお前の力を借りれば、みんなを巻き込んでしまう……、魔術協会が焦土と化す…

【突如左腕を抱え込み、上半身だけを屈めたサイコな青年】
【銃を手に取る様子は無い。男よりも更に猫背だ】【>>57を見て】

(……くっ、なんということだ…! セイエーの助けは期待できない…! 分断されてしまった…!)

【ちなみに、セイエー=アヴェスタの渾名である】
【威勢良く男と話す>>59の方を見遣ると】

――――そこな少女よ! 俺が暴れれば壊滅的大破壊が起こってしまう……! 仕方ないがこの場は貴様に任せよう!光栄に思うのだな…!

【殴られても仕方ないような事をほざいた】
【青年の瞳の奥、玄と黄の折り合う部分の、その先で――内部に秘められた魔法陣が廻り始めた】
63 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 21:08:00.28 ID:lVaedEk0
>>54-56

「……知りたいなら、あたしの心臓にそのチンケな剣を突き立ててみれば良いんじゃねぇの?
 それと、『楽隊』の出番なら、今来てるんだよ……てめぇと、一緒に。」

【知らない、とも知っている、とも言わず―――少女は、挑発の言葉を吐くのみである】
【相手の感情に訴える意図は毛頭なく、ただ単に、思ったところをぶちまけて、自分を鼓舞する目的、だが】
【振動波を感じた途端、そう長々と話しこんで居られぬ、と踏んだ様子】

「…ああ、あと、ひとつ。
 ……――あたし乙女なんだよ、これが、ぬぁぁぁッ!!」

【『裂帛』―――そう呼んで差し支えのない声と共に、ライブラの言葉が終わる前に、ブブゼラを、両手で想い切り地表に叩き付けて】
【すると少女の身体から、魔力と闘気の『波動』が噴き上がり―――少しずつ、ケティオ・コルムへと、蛇の様に巻き付いていく】
【それが何重にも折り重なり、ひとつの『綾』を成した所で、曖昧な実態しかもたなかったチカラが、確固たる存在を示す黒に染まる】
【総てをありのまま受け入れる色でありながら、何物にも染まらぬ、輝ける漆黒―――骨色の喇叭は、武美の色に塗り上げられた】

「(……、漸く、安定した『形に成った』…! ……此れ、なら!)」 ≪ブブォォォォーーッ!!≫

【どういうわけか―――ブブゼラが変質した直後から、武美の周囲では、宥められたかのように『振動』が停止していた】
【其の上で、吹き口はきちんと原形を保っているブブゼラを持ち上げ『咥え』て、思い切り吹き鳴らせば】
【魔力を受けて空気の振動≠ニ言う本質を解き放たれた音波が、武美の周囲の空間を歪めるのに似た作用を齎して】
【服の裾や肩などを寸での所で裂かれ、皮膚を一部から露出する事に成りながらも、直撃を免れさせる】
【――――或る程度小さな、実態を伴う存在にしか効果は無いだろうが、中々に強力な防壁、か】

【最小限の動きだけで、ボクサーの様に軌道を見切り、飛来する二つの物体を往なし、銃の鈍い光を見た途端、護る胸部】
【武道には然程明るくない無道 武美の眼にも、ライブラの熟練はハッキリとした形を伴って見える】
【そして脇を固める様に顕れた、二つの影―――位置関係としても、煮え滾る怒りを考慮しても、今は主眼を置くべきで無いと判断】
【突き抜けるような視線の向かう先は、剣を携えた少女と、その脚元に有るモノへと絞られる】

「新鮮な死体? ……生憎、残らないだろうな。
 あたしは死なない、其処のそいつは助ける、他の連中にも手は出させねェ、そして……」

「………――てめぇは、原子のチリ一つ残さず消滅するから、な。」

【厳然たる、交戦の決意―――武美から放たれたのは、徹底抗戦・不退転を示す、暴力的なコトノハ】
【予告ホームランの様な形で、ライブラへとブブゼラを突き付け、オーバーな殺人予告を、開戦のGONGに代える】
【今度は左手だけで持つ形となったケティオ・コルム……――震えを殺して握り緊めた手から、更に魔力が流れ込んでいく】
【そして、その姿勢のまま―――蜘蛛に対して、一本ずつ破壊光線≠ェ飛んで行くことだろう】
【魔力を熱と光波に変換した其れは、軌道こそド直線だが、速度・威力共に、牽制と呼ぶには上質すぎる其れ】

/続きます
64 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 21:08:42.88 ID:lVaedEk0
【そして、魔術協会≠フ、僅かに上空】
【流星のように空を駆けていた『天狗』―――霧之藤 雨彦は、後背から戦場に迫っていく】
【上空から鋭い鷹の眼で狙いを定めたのは、既に情報を受けている、特徴的なメイド服の女】

『――――……対空砲火のひとつやふたつ、無いのでしょうか?
 アルマゲスト、名前通りに星見をやれば良いと言うのに……ふ、ふふ…。』

【ライブラの後ろ数メートルほどで、何かが『羽音』と共に、重力に半分逆らって、落下する音が聞こえたかと想えば】
【数秒後……――薄い『風の刃』が、背中を縦に裂くように、高速で一枚襲い掛かってくる事だろう】
【気づけば回避は不可能ではない、深く食い込む事も無かろうが、肉体の芯を狙った攻撃は、スウェーバックや身の逸らしの類で避け切るには、無理がある】
【嘲り笑う、謡う様な声が、真空の刃が通り抜けた大気の道を揺るがした】

>>58
「(……味方かい、あたしは『無道 武美』…この魔術協会に所属する人間だ!)
 (あれが踏んでるの、大事な人なんだ……魔術協会の仲間だって、代えはきかねぇ。)
 (だから、あのクソ女退けるの………手伝ってくれ、頼む!)

【視線に気付いたか―――怒りによって覚醒状態の能力によって、其方に「のみ」聴こえる様に、調整した声を飛ばす】
【彼女らしいと言うべきか、然し此れまでとは違って、素直に乞い願うのは、厭味や格好付けの無い、切実な声だ】
【――――妖しい服装の人間でも、何故か信用が置ける≠ニでも思っている様子、である】

「(……ん、……アイツはッ!)」

【声には出さないが―――流星を気取る誰かさんの降下を、この辺りで感じ取る】
【それを見て、雨彦の攻撃を見て、レンがどんな反応を取るも、取らないも自由】
65 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:10:50.25 ID:Z5uzFnoo
>>54>>55>>56
【服装の事を言われて…うるさいな、と顔で語る青年】
【そもそも彼は替えの服は2着くらいしか持ち合わせておらず衣変えのためのコートすら変えない財政状況だったのだ】
【その新しい服を買うために働いてんだよ、と行ってやろうかと思った青年だがそれはやめて錠前がライブラの後方にカン、と音を立てて地面に転がった】

【此方から攻めようとして…それは来た、足元の蜘蛛が放ってくる針!】

「来るぞクソガキ!」

あの蜘蛛あいつの命令で動いてるのか!…焼き払え『サバトのナイフ』!

【彼のナイフが所有者の想いに応じて…その魔術に応えるように炎をまとう】
【本当に火がともったよ、と少し驚き気味の呟きを口走りながら彼はブン!ブン!とナイフを振り回して針を焼き払う】
【しかし右腰に一発被弾、そこでこの針の効力を知る】

…ウッ!

(この蜘蛛の針…威力は低いみたいだ、痛みを与えるだけの毒?根性ある奴なら簡単に耐えられそう、とは思う…)

今日から、が先につくけど俺はこの魔術協会の警備員なんだよオッサン
死人は出さない、あんた達の好きにもさせない、両方やらなきゃいけないのが『警備員』のつらい所だよな
でも…そのために俺がいるってんなら…俺はあんたに頭も下げないしこれ以上何もさせない

覚悟はいいか?俺はできてる、刃叫流 『紅葉』!

【左の拳を腰に引き右のナイフを持つ手を初老の男へと向ける、彼の剣術の基本の構え】
【この魔術のナイフを使わなくてはいけない相手…悪意を持って人を傷つけ命を奪うことにためらいを持たない『危険』な敵、すでに意識は切り替わっている】

刃叫流19代目師範の一番弟子!剛田剛太郎!推して参る!…燃え上がれ『ナイフ』!

【攻撃はこちらから仕掛ける事にした、重心を前に移動させ突進、右手のサバトのナイフにはすでに炎を纏わせている】


>>味方
【棺桶の上に立ちあがりながらムクは後ろへと転がる錠前を睨んでいた】
【続いて相手側の敵の戦力、そして…ジャイアン以外の味方の戦力を把握する】

「(こっちの味方は人のはずなのに犬っぽいのと言うとる事が抜けとる言動の妙な拳銃使い…
思わせぶりな囚人服の男に妙に冷たい雰囲気の蜥蜴の仮面の戦士、
そして…あの女子…ブブゼラを背負ってると言う事はあの巷で噂の『有名人』か?)」

【後ろでムクは何かサポートができないか?すでに取りついて時間がたち力が抜けつつある自分はおそらくマシな戦力にはならないと見る】
【まずは彼は互いの状況を把握して置く係をしようと考えてキョロキョロと見る】

「(剛太郎の前の男…タッパは剛太郎以上じゃな…年は若くない
しかし…どういう戦いをしてくるのかまるで読めんのう…!)」

【そんな時…妙な男が前へと飛び出していくのを見て…ハッ、と驚く】

「…おい!何をしとるんじゃあ!!下がらんかいッ!!」
66 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:11:36.84 ID:Z5uzFnoo
/追伸、ちょっとメシで次、遅れます
67 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:12:18.24 ID:PX3YjmMo
>>60

【黒/黒/黒/黒/黒/黒】
【肩までの髪も丸い瞳もゆったりした服もヒールの高い靴も細い腕も脚も。青白い顔以外はぜんぶ黒】
【頭からすっぽり被った「飾りの無いヴェール」もこれまた黒だった。とにかくそんな、黒い子供が一人】
【彼若しくは彼女もまた、少女が眺めるであろう通行人の一人】

……えぇー、なにあの子……ちょう怪しーい……

【歩く最中に、鈴の少女をちらりと見て。抜かす子供の容姿復唱、「全身黒ずくめ」+「黒いヴェールを被っている」】

【……DOKKOI☆DOKKOI!】
68 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:12:48.13 ID:e9F9K3Yo
>>61

誰か居るのかい?

【ギシ、と床の軋む音がした後、青年らしき声がした】
【音のした方を見れば、魔術師のような格好をした青年が見えるだろう】
【黒い短髪にあまり日に焼けていない色白の肌。はっきりとした目鼻立ちの顔を持ち、そこから歳が10代後半ぐらいだと分かる】
【格好は黒いローブに身を包んでいることしか分からない】
【外からこの廃屋から出る声を聞いたのか、発生源を探すべくきょろきょろしている】
69 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:17:07.85 ID:Z5uzFnoo
>>65
/あっと、纏わせた炎のナイフは右肩を狙ってます
70 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 21:18:59.69 ID:b3hZLIE0
>>67

…………、いや、鏡はなくてもガラスは至る場所にあると思うんだけど。

【ぼんやりとひと通りを眺めながらも、「怪しい」発言には、ぽつりとさり気なくヒドいことを返し】
【反応は薄く、既に怪しいと言われたり見られまくったりしたのだろう、感覚が麻痺していらっしゃる】
【それから、怪しい発言をした子どもへと、緩やかに視線を向け】
【相手と目が合ったりするならば、次いで視線を移すのは、自分が寄りかかる店のほうで】
【洋服屋なのか、大きなショーウィンドウ。つまりは、大きなガラスがあるわけで】
【……発言の通りに、ガラスを見ろといわんばかり。ヒドい】
71 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:23:11.65 ID:L3KeEOYo
>>68

……………

【「すぅ」、と深くゆっくりと溜息を吐いて】
【茶髪の少女は、声と音のした方向へと振り向いた】

─────誰かは、居るのかもしれない
きっと、何処でも、何時だって……

【青年を──正確には“青年の居る方向”に視線を向ける】
【何処か霞んだような色素の薄い瞳の焦点は、その青年に合わせられているかは分からない】

【呟くような声も、それまでの独り言の延長のような雰囲気で】
72 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:24:00.38 ID:PX3YjmMo
>>70

硝子ー? ああ、君が寄りかかっているソレのことかい?
ふむむー……

【くるりと黒い瞳が丸まって、布の向こうから硝子を凝視】

……黒いなぁ、僕も君も。

【見りゃわかる。そんなことを抜かしながら、一歩・一歩ゆっくりと歩いて、接近してみる】

君のその鈴は、何だい?
お化けが怖いから、着けているの?

【子供が興味を示したのは、少女の髪先に生って/鳴っている「鈴」】
【やや失礼気味に、訊ねる】
73 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/11(土) 21:26:45.98 ID:TUknqRUo
>>57>>65(アヴェスタ&ジャイアン)
「あー………分かんねえかなぁ、お前が、用が有る無しじゃねぇんだ。俺達がどうか、なんだ
早い話がお前、あの女に相手にされてねぇのよ……まあ、相手にされる奴の方が少ねぇんだが
………分かるか?なあ。あれがまともな人間だと思ってると、馬鹿を見るぞぅ……」

【自分を素通りしようとする相手に、一応忠告だけを投げかけて】
【攻撃してくる意思が無いなら、其方への関心は最小限。素通りした振りの奇襲だけ警戒し、もう一人の方へ】
【戦わないのも、戦う相手を変えるのも、選択の一つである。間違いではない】
【そして男の言葉の通り、ライブラは其方へ意識を向けていない】
【実際の行動が見られない為、意識から外しているのだろうか】
【いや、正確に言うなら、行動を行わない相手に意識を「向けて居られない」というのが正しいだろう】

【一方で、自分から突撃を行ったジャイアンには】

「警備員……はっ、物好きだぁなあ?
若いうちは仕事も幾らでも有るだろう、もう少しマシな所で働けぇな」

「………まあ、良い。今の内にさっさとやっちまうかぁ……もう一人、のんびり構えてやがるからなぁ」

【トン、と呼応するように飛び出して、一気に間合いを詰めていく】
【両者とも接近という手段を取った、距離はたちまちに埋まるだろう】
【そして、手が届く間合い。相手のナイフも、自分に届く間合いで】

「知ってるかぁ?そういう流派ってのなぁ、大半が言ってる程続いてねぇのよ」

【籠手に覆われた左手を、ナイフに向かって突きだした】
【金属部分でその刃を掴んでしまおうというのだろう。火傷を負っても、懐に飛びこめるならプラスと判断したか】
【右手は軽く開かれた状態、拳は握らない。だが、体術を用いるのは確か】

【一対一、では無い。此処には、ライブラが居る。いつ増援が来るかは分からない】
74 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/11(土) 21:27:19.48 ID:TUknqRUo
>>58>>63-64(紅蜥蜴&雨武)

口数が少ないというより、私との会話を回避しているだけにも思えますね
全く酷いものです、平和的解決の糸口になる会話を放棄するとは
そして対話を行わないが為に学生はこの協会に潜む危険を知る事なく
結果、兵器が盗難の憂き目に遭い、死傷者が多数出る事になりました

……えーと、イモリか何かですか?それともサンショウウオ?
悪趣味な格好ですね、全く

【思考というフィルターを通さないのか、あまり関係の無い事まで】
【それこそ、頭に浮かんだ言葉をそのまま並べる様な口調】
【然しながら、常に警戒はしているのか、長剣の柄を強く握りしめ】

では、実力行使。その脚、置いて行って頂きま―――

【攻撃に出ようとした瞬間、聞こえたのは。そして、蜘蛛の目に映ったのは】

――――――と、行かないようで
守りなさい、貴方達が死んでも別に問題無いですから

【背を高角度で狙う刃一つ。致命傷にはならないが、軽傷でも済まない】
【攻撃に移ろうとしていたライブラは、敢えてその体勢を崩し、前方へと逃げるように踏み出して】
【それでも回避しきれない分を、横に居た蜘蛛が飛び込み、身代わりに受けた】
【人間の様な断末魔を上げて、蜘蛛が両断される。耐久力は低いのか?】
【開いていた間合いが、これによって幾らか詰まり】

【更に武美が放った光線は、もう一体の蜘蛛。その腹を貫く】
【やはり、耐久力の低さが目立つ。ライブラは、使い捨ての盾という感覚で扱っているのだろう】

………あら、酷い。折角作ったのに……どうしてこう何度も何度も壊されるんでしょうね
全く、作り直すのに何人分必要だと思ってるんです蜘蛛型。脚が多いから面倒なんです―――よっ!

【まだ、4m近く残っている、武美とライブラの間合い】
【だが、それに構わずライブラが長剣を振るうと、その切っ先が『伸びる』】
【中心を走るワイヤーが、刃を固定したまま延長。鞭のように、真っ直ぐに武美の右胸を狙う】
【ライブラの後方に倒れている少女と同じ部位を狙ったのは、きっと意図したものではないのだろうが】
75 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/11(土) 21:27:55.34 ID:TUknqRUo
>>59>>62(陽&フィール)
『血なまぐささ上等ォ!そして帰る訳ねえ、ってのは言わねえでも分かるなぁ?
おう、其処の犬と……あー、何だ、良く分からねえの!
特に怨みが有る訳でもねえが、此処に居たが運の尽き。協会への見せしめにしてやらあ
………そっちの女の方は分からねぇが……そっちの野郎、拳銃なんざ持ってても……
なぁんの役にも立たねえって事を教えてやるぜ?』

【自分の敵、2人。いや、きっと当人には、敵という意識は無い】
【「見せしめ」、むごたらしく痛めつけて曝す為の相手と、認識している筈だ】
【増長、という他無い。だが、その増長を支えるのは】

『行くぜぇ………≪ Strongest Stiffest Solidest Shell / 鎧甲如鋼 ≫!!』

【ギィンという音と共に発動する、この男の能力】
【何も装備が存在しなかった男の上半身に、強い光が収束して】
【やがてその光は、背に巨大な金属板の様なものを生成】
【更に、両腕の外側にも一つずつ、巨大な円形の盾を生成する】
【もしも腕を身体に引き付ければ、盾はすっぽりと男の上半身を覆ってしまうだろう】

【見ただけで防御主体と判断出来るその能力を、男は発動して】

『邪悪なる力がどうしたってんだ協会の平和ボケどもがあっ!
反吐ぶち吐いて潰れて無様曝しやがれッ!!』

【そして男は、右腕の大盾を前方に構えて】
【フィールへ目掛けて、正面からの体当たりを仕掛けようとする】
【自分自身の耐久力に任せて、魔方陣から遠ざけようという積もりだろうか】
76 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:28:03.82 ID:e9F9K3Yo
>>71

……?

【返事をされて少女へ視線を移すも、すぐにその瞳や声から出る雰囲気を感じ取り、怪訝な表情をして首を傾げる】
【違和感を覚えてはいるが、それが何なのか分からない様子だ】

どうも。ここは廃屋のようですが、こんなところで一体何を?

【ぺこり、と一度お辞儀をして挨拶し、それからゆっくりと少女の方へ歩み寄りながら質問をした】
【歩きながら廃屋の内装などに視線を巡らせている】
77 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 21:29:47.94 ID:b3hZLIE0
>>72

……まあ、怪しいのは分かってるから、いいけど。

【そのうちに、ショーウィンドウへ向けられていた視線は子どもへと戻り】
【軽く肩を竦め、自嘲めいた笑みを浮かべて見せて】
【どうやら、自覚症状あり。それなのに怪しい格好をしているあたり、よほどの変人か馬鹿か理由有りか】

それは、見た目的な意味? 中身的な意味?
後者なら、全力で遠慮するの。

【浮かべた笑みはそのまま、首を傾げてみせて】
【中身が黒いといわれるのは嫌なようで】

お守り。
……お化けは出来れば会いたくない。嫌いじゃないけど好きでもないから。

【尋ねられるのも慣れているのか、至極簡潔にそう答え】
【それから僅かに子どもから視線を逸らし、ほんの僅かに笑むのは、いかにも苦手です、といっているようなもので】
78 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 21:30:35.13 ID:AKPuFi.o
【水の国――街中】

【閉店間際の食品店の前、店のおばちゃんと何やら会話をしている人物が一人】


…………卵。 ……もう、無い?

「あー……、ごめんねお嬢ちゃん、さっきのお客さんで品切れだよ。」


【黒い羽根の付いた真紅のミニチュアハットを被った150cm程の少女である】
【其の身を包む漆黒のスーツ、何処か『歳不相応』な其れの胸ポケットから覗くのは白いハンカチ】
【印象的な純白≠抱くのは、煌くような彼女の髪――…所謂、「ボブカット」と呼ばれる髪型だ】

【どうやらお目当ての物が無かったらしく、「そう」と一言】
【そのまま、ペコリと一礼して――右手の買い物籠を揺らし、店先を離れようとしている】
79 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:35:53.44 ID:L3KeEOYo
>>76

【表情に表れているのは無関心か……いや、単に眠た気なだけかもしれない】
【二つ目の“問いかけ”に対しても、ただ惚けたような雰囲気で】

………?

【かくり、と首を傾げてみせた】

ここは、廃屋です。人が、居た所です
人が居た所に、居てみているだけ、かもしれない

【そのままの角度で、口をゆっくりと動かしながら、言葉を紡ぐ】

【建物には「人が生活していたのであろう形跡」が幾つか見られるかもしれない】
【例えば、柱に掛かった「ひび割れて止まった時計」】
【少女が腰掛けている「苔の生えた椅子」】
【その横の「足が折れ天板を地に落としたテーブル」】
80 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 21:37:34.37 ID:DFISF.SO
>>64
(……………知ってるよ。というか対機関の会議であったろ…この姿で)
【内心そう思いながら、武美の返答に頷き】

復讐代理人…紅蜥蜴…参る

>>74
……言っとけ
【相手の言葉を聞きながら無視し】

【相手が武美に向かい蛇骨剣を使ったのを見て】

【全身のバネを使い後ろ足を蹴り、前へと跳び、一気に接近しようとし】

【それと同時に、マントから二つのナイフを持った右手を出し、相手の両肩に向かい二つのナイフを投げよう】

【接近するのに蜘蛛達が邪魔する事を考えながら人質奪還の隙を作る算段をねっている】
81 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:38:10.89 ID:PX3YjmMo
>>77

自ら怪しい格好をしている癖に「怪しい」と言われて怒るのは、三流のやることさ。
怒るくらいなら最初っから全身ユニ●ロ装備にしておけばいい。

【良く解らない持論を持ち出して、ドヤ顔。うっぜぇ】

そりゃあ見た目さ。だって僕と君はあったばかりで、お互いについて何も知らない。
そうだろう?

【ひらひら手を振り、ふむむ、とちいさく唸る】

……お守り、かぁ。ふぅん、特別な細工がされているとか、そんなの?
僕もお化けはあまり会いたくな……うぅん、そう言うと自分自身を否定していることになるような。

【逸らされた視線も大して気にしていないのか、飄々と】
【至ってマイペースに会話を続ける】
82 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:38:50.89 ID:e9F9K3Yo
>>79

…………。

【少女の答えにまた一度怪訝な表情をして、改めて廃屋の中を見回していく】
【だがどこからどう見ても、ただ昔人が居たであろう、今は朽ちた建築物に過ぎない】
【何か特別なものでもあるのだろうかと疑ってみたが、無駄に終わった】

では、特に深い理由は無い、ということですか?

【単独では答えに辿り付けなかったので、もう一度首を傾げながら聞いてみた】
83 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 21:43:45.22 ID:b3hZLIE0
>>81

怒ってないから、遠慮しとく。
いくら買い揃えてもどうせ真っ黒だしね。

【相手のドヤ顔をさらりと流し、そんな返し】
【どうやら私服の黒率が9割を超えるタイプの人種らしく、結局は黒尽くめの運命】

……あっそう、じゃあいいや。
だって、黒楽なんだもん……。私服ほとんど黒いし。
……まあそうだけど。

【見た目についての黒さならば、至極どうでもいいとばかり】
【私服が黒ばっかのはついさっき判明した事柄なのだが、まあ、うん】
【それから、最後に相手の言葉に肯定は返して】

細工もしてあるけど、鈴自体がお守り。魔除け。……だいたいそんな感じ。
……私もあんまり、言えないかもだけど。

【大体そんな感じ、らしい。ともかくは安全グッズか】
【最後に、ぼそりと呟いたのは。声量や鈴の音の関係で相手には聞こえないかもしれず】
84 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:48:49.76 ID:L3KeEOYo
>>82

【傾いた首を、一度正面に戻してから、今度は反対方向にそのまま倒してしまう】
【少女の茶髪はその動きに合わせてゆらゆらと揺れ動いていて】

“深い理由”……?


【と、再び口を開いた瞬間───少女の隣に在ったテーブルの上に“光源”が現れる】
【もし仮に少年がその外見の通り、魔術に通じる者ならば】
【その光が、“魔翌力”に類する力に依る何かだと分かるだろう】

人の想いに、“深い”と、“深くない”が、あるのかな?
深い……不快、そのまま、風解した、忘れ物が、……あるのかな

【少女はそのまま霞んだ瞳を閉じてしまう】

【そして、光源の中から現れるのは、縫い目の解れたクマの人形】
85 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:49:25.18 ID:4o9TjuQo
>>73

なに、だったら相手にさせるだけだ・・・なーんつって。
【彼の擦って足跡が、突然光る】

手近かなヤツからつぶすのが、普通だろJK。
【くるりと振り返る】
【が、それだけ】
【光るラインも、光るだけである】

まだ焦るような時間でもないしな、じっくりと行こうぜ。

【両手はポケットに入れるだけ】
【なにをするつもりなのか、何もするつもりがないのか、いや後者はありえないだろう】
【なぜなら・・・そのつもりだったら最初ッから『走っているから』だ】

>>65

(もうかたっぽのアンちゃんは・・・まあ使えそうだな)
(あと後ろっかからなんか犬が叫んでら・・・魔術協会の新しい技術かぁ?)
【『多分味方』と判断した二人の人物(?)を確認する】
【かといって、別にどうこうするつもりはない。そもそも自分は共同戦には向かないのだ】
【まずは・・・どうするか考える】
86 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:51:21.60 ID:PX3YjmMo
>>83

ふーん、まあいいんじゃあないかな。
君、黒。似合っているもの。

【さらりと言ってみる子供のその言葉、本気で言っているのかどうかは限りなく怪しくて】
【にぱっと笑って見せても、やっぱりどこか胡散臭い】

……ここで僕は「知らないのだから、お互いに知ってみようよ」。と、言ってみたいところだけど。
なんだかさらっと流されてしまいそうだなぁ、今までの会話からすると。

【拗ねたように唇を尖らせてみる、(・3・)←こんな感じで】

魔物が鈴ってのを怖がるのは、何故だろうね。音が済み過ぎているからかな?
ふむむ、今度調べてみようか……ぅむ?

【(・3・)<?】
【何か言ったかい、とでも言うように。首を傾げてみた】
87 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 21:52:10.62 ID:UJ1cxbgo
>>78
/まだ居られますか〜?絡んで大丈夫デスカ〜?
88 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 21:56:33.67 ID:AKPuFi.o
>>87
まだ居られますよ〜眠くなって短めになるかもですが〜
89 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 21:58:29.67 ID:UJ1cxbgo
>>88
/諒解。絡ませて貰います!

>>78

【少女の歩く先に、人だかりが出来ている】
【人々は“何か”を中心に集まっており、それを遠巻きに見ている】

【覗けば、赤く長い鉢巻と、綺麗だが年季の入った道着と袴を着用した短い黒髪の男がぶっ倒れているのが見えるだろう】

【ゴォォォォ………】
【まるで獣の咆哮の様な音を、その身体から響かせて】
90 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 21:58:43.96 ID:e9F9K3Yo
>>84

【テーブルの上に光源が現れると、青年はすぐそこに注視した】
【少女の言葉を聞きながらも、返事はせずにそこへ意識を集中させる】
【しかしクマの人形が出てくれば、無害と判断したのか、少女へと視線を戻した】

あはは、これは困ったな……

【苦笑いをしながら、小さな声で独り言を呟き、人差し指で頬を掻く】
【話は間違いなく通じているのだが、暖簾に腕押しというか、逸らされているようなずらされているような、手ごたえの無さを感じていた】
【このまま話をすべきか、それともこの場を立ち去るべきか、考えあぐねているようだ】
91 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 21:59:22.18 ID:b3hZLIE0
>>86

……それはそれはありがとう。

【どこか胡散臭いような相手の言葉や笑顔に、こちらが返すのは、笑顔で】
【褒められて嬉しいといえば嬉しいのだろう、そんな本心に上からわざとらしさを被せて、嬉しさを隠したようなもの】
【なんとも微妙かつ複雑そうな笑顔を相手に向けて】

どうかな、気紛れだから。

【自分で気紛れを自称するのはいかがなものか】
【「やってみたら」とでも言いたげに、首を傾げてみたりして】

……さあ、そこは知らないけど。
悪い神様だか悪霊だかを祓って、いい神様を呼ぶ、んだっけ?
……知らない、後で勝手に調べて。何か分かったら私に教えてね。
こんなだから、図書館とか入れないの。速攻追い出されるの。本好きなのに。

【首を傾げて、いかにもうろ覚え風に、そんなことを言って】
【それから、なんだか他力本願な発言。口の前でちょこんと両手を合わせ、可愛いフリ(重要)しながら、首をちょこんとかしげ】
【首をかしげる相手には、「何にも?」的視線を】
92 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 22:03:49.37 ID:AKPuFi.o
>>89

【正しく『感情の見受けられない』顔で、少女は歩く】
【ふらふら、ふらふら。 恐らくは、荷物と体のバランスが取り難いのか】


………、……?


【暫く歩いた後――見上げれば、喧騒】
【人並みに興味は湧いたのか、とことこと人だかりに入り――顔を出して】


…………。……行き倒れ?


【こくり、首を傾げると――男に聞こえる程度の音量で、呟いた】
93 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:04:18.29 ID:xyqhiCco
>>62>>75

――――――マッドなのが来た者だな。類友って奴か。
光栄でもKOEIでも構わないが、お前の仕事はお前もやれ。

【ハイでサイケでノリノリで偉そうな男に対し、少女の視線は醒めたもので】
【軽く一瞥をするのみで、視線はすぐに見るからに屈強な男へ】

……ああ、お前達が面倒なのはよーく判った。
判ったから、適当な所で帰ってくれ。見ての通りの面倒具合の奴も此処には居るんだ。

【明らかに此方を見下すような発言をされても尚、テンションは揺るがない】
【左腕を抱え込む白衣の男を軽く顎で指して、面倒な奴の例として挙げる】
【仲間内で結構酷いこと言ってるとか、そんなことはきっと無い、気がする】

――――――だから、ボクはボクの思う侭に行こう。
どうせ戦うのはボクじゃない。高みの見物とさせてもらおうか。

【男が発動した能力によって、その背と両腕に鉄壁を纏うとほぼ同時】
【桜色の鳥居が一瞬、一際強い光を放ち、魔翌力が光となって周囲を照らして――】

【月光を受け鈍く輝く白銀の装甲に、その装甲を縫う様に奔る漆黒の内部装甲】
【一種の幾何学模様の様に、まるでそういったデザインであるかのように隙間を覗かせる装甲を纏い】
【頭部――瞳に当たる部分に薄碧色の硝子枠。奥には碧色の灯りの燈る視覚センサー】
【1.8m程、人の形を模した機械――機人が、桜色の鳥居から姿を現した――】
【魔翌力を感知できるならば、体中を血が巡るように魔翌力が流れていると判るだろう】

――紹介しよう、ごんざれす君だ。

【無い胸を張って腕を組み、自身の自信作の名を告げる少女】
【敵たる男が白衣の男に対し攻撃を繰り出している事については、何も言及しない辺り】
【案外性格は悪いほうなのかもしれない】
94 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 22:04:49.64 ID:lVaedEk0
>>74-76

【趣味の悪い前衛芸術が真っ二つに成る瞬間を、相手が自分の攻撃を前に退くのを、茜の双眸は狂いなく捉える】
【其れから間髪いれず、大体成人男性の頭ほどの高さから、ふわりとかろく、翼の影は垂直落下した】
【体の重みがもたらす圧力を集中する様な高下駄は、意外な事に土に突き刺さらず、立て膝の体勢から流れる様に立ち上がって】

『……そこのワンころは、確かどこぞの離島の調査で見えました、か?
 なんとまぁ、ボウガンを自分の身体で支えるとは、中々柔軟なお脳味噌をお持ちのお方だと思って居りました、が…。
 最も解せないのは、…あぁ、あそこでガタガタガタガタガタガタ唸っている喧騒ブブゼラ怪人を生涯の伴侶に選んだ事ですよね、ええ。
 ………――ん、そう言う関係、という認識は正しいのですよね? 間違っていたら哀しいですもの、尋ねましょう。

 …そうだ、逃げられるなら逃げてしまえば? 口が悪いのが沢山、手癖が悪いのは……さて、何人でしょうか、ふふふ…。
 ああ因みにワタクシは貴女を助けませんよ……久方ぶりに溢れる血の気、発散したいですから…ねぇ?』

【追撃を入れずに、蓄えるのは魔力=\――すると、彼女の左手の中に、鈍い光沢を放つ銀色塊……――カメラ≠ェ顕現して】
【周囲の動きに眼を遣りながら、確実な一撃を加える為に、今度は自らの右手に魔力をチャージする】
【その流れの中で、倒れ込んだ少女の姿を一瞥すると、乾かぬ舌の根と言う糸車は、ライブラほどで無いにしても酷い¢芬撃紡いだ】
【然し、何時もの抑揚が『うた詠み』だとすれば、今回は『ロック歌手』の様―――相手をこきおろす為だけにしては、如何にも速い】
【此の場の切迫を差し引いたとしても――――何やら、舌を回す事に焦っている様な其れ、だ】

『さぁて……≪Dream Theater≫……映写≠チ。』

【そして、吟雪の反応に関わらず―――彼女は出現した時点で『電源』が入っているそのカメラを、ライブラの背後2メートルほどの地に向けて】
【其処を、幽鬼のようにぼそぼそ呟きながら撮影≠キると、イリュージョンの如く、高さ3メートル程の石垣≠ェ競り上がる】
【横幅は其処まで広くはないが、廻り込むにも一応は不便さを覚える程度―――そして、その上に、飛び乗る℃魔試みるだろう】

「……ッ、ぬぅぉぉっ!! こいつが蛇腹剣ッ!クソ……何と奇怪なるか………!」

【一方の、武美……――彼女、何故か『飛ぶ斬撃』と言うモノに、運命めいた縁が有る】
【然し、有線式≠ニ言うのは、今回が初体験】【百足の様にうねる軌道は、怜悧な思考と、的確な対処を阻害する】
【結果として、右拳の籠手≠胸に宛がい、咄嗟に防ぐという手を取ったが―――完璧とは往かず】
【拳骨には確かな衝撃が疾走し、弾いた刃は頬を掠め、朱色の線を縦にひとつ、薄墨でも彫り込んだかのように刻む】

≪ブブブォォォーーーッ!!≫

【時系列としては、雨彦の城壁≠ェ顕現する直前―――武美は一度、ブブゼラを咥え直し、天高く吹きならし】
【魔力を練りあげながら、能力と同化・変質した『術式』を、積み木を組み合わせて家を造る様に、組み合わせ始める】
【指揮者の様に揺れる右手、痛みを隠して踊るその手の前の空間が、じわりと滲んで=z
【ブブゼラ本体とは対照的に、正午の太陽よろしく、眩い『白』で構成された魔法陣が、顕現する】

「………舐め腐りやがって、心臓を潰さず、あいつと同じこっちを狙うたぁ!
  ―――≪乙女の爆砲・スパーク=スフィアー≫ッ!!」

【勇壮たる宣言と共に、魔法陣から産生され、弾丸の如く猛進するのは―――バチバチと唸る、電光の珠】
【其れは『現在ライブラの居る座標に至る』か、何らかの物体に命中した時点で炸裂して、高熱を周囲に開放し】
【その上で、近くに居れば耳を劈き、平衡感覚の正常な機能の阻害、難聴、最悪の場合は鼓膜の断裂を喚起する爆音も、弾けるように放たれる】
【爆ぜる事に依って破壊を撒き散らす、輝ける『卵』とでも言うべき、だが―――回避は、其処まで難しいわけではない】
【然し、受け切る≠ノ難しい攻撃範囲の純粋な広さこそが、その特徴と言えるだろうか】
【攻撃の成否にかかわらず、武美はブブゼラを半身に構え、疾駆に向いた低姿勢を取ろうとする】
95 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:07:15.34 ID:Z5uzFnoo
>>73

知ってる、俺の流派一度滅んだらしいから
ただ、昔の誰かがその事をずっと覚えていたらしくってさ、今こうして…復活してる
名前変わっちゃってるけどね、叫ぶ刃って文字に

【互いも接近戦重視の戦士か、と相手も接近した時に確信した】
【しかもこれはサシの戦いではない…アヴェスタを一応戦力として考えても…まだ相手側がもう一人は出てくる可能性がある】

【火傷を覚悟でその刃を握ってきたとき…彼はわずかに息を飲んだ、動揺している】

…まさか刃物を掴むなんて…でも、片方握ったくらいでなんだ!
『刃物』は…両手に持ってるぜ!切り傷出来たくらいで泣き叫ぶお坊ちゃんじゃないよな!俺とは違って!

刃叫流奥義!『快刀乱麻』ッ!!

【即座に左手の手刀の突きを至近距離から放つ、そう、手刀、何も持ってない無手の左手】
【しかしそれは確かに『刀』だった、その放たれた手刀がなんと人体を貫く!?】
【とはいえ彼はまるで血管の場所などを把握したように…急所は外すだろうが】

【一方ムクは何を思ったか?何を考えて始めたのか】

『ウウウウウ・…オオオオオオオオオオ――――――――――――――――――――ンッ!!!!!!』


【遠吠えを始めた…まるでこの場所を誰かに知らせているかのように】
【知らせているとして…誰に知らせているのか?犬の遠吠えが誰に対する合図なのか…】
96 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 22:07:18.70 ID:UJ1cxbgo
>>92

……………

【ゆっくりと、彼女の方へと顔を向ける……顔に砂が着くが、男はそれどころではなくて】

【ゴォォォォ……】
【奇妙な、獣の咆哮を体から漏らしながら】

……お腹、が…空いて…………

【行き倒れで大正解だったらしい。】

【ゴォォォォ……】
【※因みにコレは腹の蟲が鳴いているだけである】
97 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:09:17.20 ID:sV3hWyAo
>>75 >>93

KOEIなら去年辺りテクモと合併してホールディングス、技術的研鑽に期待が出来ますね――
――って、なななななぁ!?

【金属を纏った男の装備を視覚から機械的に走査して――転写≠キる】

    ―――≪Fact Gespenst≫っっっ

【フィールの身体の前に出現する、男とほぼ同一形状の円形盾≠ェ二枚】
【これが、彼の魔眼:ファクト・ゲシュペンストの能力だろうか】
【同一と呼ぶには、些か『ピンボケ』してるデザイン】
【恐らく、男が走っていたために、見切れなかったらしい】

お前の事は、ネーミングセンス零で、性格キッツイ犬っ娘に任せたと言うとろうが…貴様っ 俺の方に来る前に耳鼻科に行けっ!
ちなみに銃は使えん!漢の腰をクールに彩る飾りだ!悲しいことにな!懐もクールな今は弾薬がもったぃ゛な゛

【作り出した物質がクッションの役割を果たすものの】
【――効果は元より、材質、硬度、強度などもコピーしきれないらしい】
【その上、貧弱な身体能力では、男の豪快な体当たりを受け止めることなど敵わず】

【自分が作り出した「紛いものの盾」ごと、後方へ大きく吹き飛ばされた】


…………ぐ、がぁっ…!

…お、おのれきさま! かっこくのしゅのうじんさえほしがるわがのうさいぼうにきずでもついたらどうするのだ!
せかいてきそんしつはまぬがれない…!じんるいのまじゅつはさんびゃくねんおくれをとるだろう
てんけいてきのうきんであらせられるおまえにはりかいできないきぼでな…――

【図らずも言葉通り、無様に地べたを舐めたフィール】
【しかし、魔法陣は絶対位置生成でなく、相対位置再生。瞳の奥に固定されているらしい。共に吹き飛ばされてしまった】
【彼はといえば、血反吐を撒き散らしながらも、まだ喋る】
【はた、と何かに気がついて】

――おう、しぃぃぃぃっと!!!
すでにはつげんが、あほのこっぽくなってるではないか!

そのつみのおもさみをもって――――ああ、ええっと…!

……だぁぁぁぁりゃぁぁぁくらえぇぇぇっぇぇっ!!
べいぱァァァァァだァァァァうんッッ!!

【頭上から降り注ぐ、男の纏っている装備=z
 【おそらく、青年の魔眼の性質は見たものの転写...?】
 【初めの土塀も、今更解説するならば、「地面」を回転複製したものだったのだろう】
【装備の硬度に自信があるならば――紛い物とはいえ、痛いかもしれない】

【前面のガードを固めているなら頭上から―――そんなことは考えている筈もなく】
【錯乱しただけである】
98 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:09:42.13 ID:PX3YjmMo
>>91

ふふーん、どういたしまして、だねっ。

【どや、と言わんばかりに胸を張るその仕草だけは幼い子供のそれ】
【やたら偉そうな口調とはあんまり釣り合わないポーズは、結構笑いを誘えそうではある】

……ふむむ、では、お互いを知るにはまず名乗り合いから。だと思う。
とは言え僕は名前を忘れっちまったので、仮に「エクリプス」と名乗っているよ。
お好みで省略して頂いて構わない!

【さあ君は? と言わんばかりの、期待面】
【少女の反応を待つその姿、尻尾を振る犬のような感じがしなくもない】

鈴の、妖怪? 櫻のほうの魔物は、神様を呼ぶんだっけねえ。
ふむむー、要調査だ。わかったよ……ありゃ、図書館に入れないのは結構、痛いねぇ。
ここら辺にある大きな図書館って言ったら……えーっと、魔術協会、だっけ?

【勘違いだったかな、と思いながら、別の思案を巡らせる】
【可愛いふりを見ていないのか、それとも先程ドヤ顔をスルーされた仕返しにそうしているのか。無反応でありました】
99 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:10:27.11 ID:L3KeEOYo
>>90

そう……きっと、“理由”なんて無いのでしょう

【「ズレている」と感じたのならば、少年の感覚は正常だろう】
【まるでずっと夢を見ているかのような言動の、その少女】

何かをするのは、何かをしたいからじゃあ、ないのかな
“理由”は、何かをしたくないのに、しなくちゃいけないから、要るんじゃないかな
“深い”、だから“負戒”、そして“不解”、──────傷のよう
「それはきっと悲しいオハナシです」……昔の人は言いました

【魔.力により生成された物質、それ自体は珍しいものでは無いだろう】
【そして『無害』という判断もまた正しい】
【少女は瞼を上げると、テーブルの上に横たわったクマのぬいぐるみを抱え、それを軽く撫でて】

【苔生した椅子から立ち上がる】

……貴方は何かをしたいと、思いますか?
それとも何かをする理由がありますか?
どっちも、無かったら─────────“遊んでみる”か、帰ります
100 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:14:06.96 ID:sV3hWyAo
>>97
/ごめんなさい!最後訂正です!
/【相手の頭上から降り注がんとする、相手の纏っている装備=z
/と、もっと不確定にすべきかと思いましたので、すみません
101 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 22:15:38.18 ID:AKPuFi.o
>>96


――――……そう。

【返した言葉は、聊か無感情にも感じられるそんな声】
【『彼に限定した態度』と云う訳ではなく、此れで彼女の常態なのだろう】

……。

…………。

………………。

【ごそごそ。 そんな音が暫くと響き渡る】
【彼女が袋を探っている音なのだが――――何か、食べ物を……】


 ……はい。


【    こ    ん    に    ゃ    く    】


 【未だ嘗て、この物体を行き倒れの人物に差し出した者が居ただろうか】
 【言うまでも無く、KON-NYAKU≠ニかそんな得体の知れない物ではない】
 【おでんとかに入れると美味しいアレである。 名前はこんにゃく。】
 【どの位こんにゃくかというと、パッケージに『特選こんにゃく』って書いてるレベルである】
 【と云うか、こんにゃくに特選も糞も有るのだろうか。】
 【それ以前に、パッケージぐらいは剥がして渡してあげても良いのではないのだろうか】


【まぁ、確かな事は――男が、「此れを食え」と態度で示されている事である】
102 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:17:36.63 ID:e9F9K3Yo
>>99

(──何か、か)

【青年は瞳を伏せて少し考えた】
【この状況で答えなくてはならない理由は何も無い。答えたところで自分に得があるかも分からない】
【帰ると言っているんだから帰らせればいい。或いは何も答えず、踵を返して廃屋から出て行ってもいい】
【だが、】

その両方。僕にはしたいこともあればそれをする理由もあります

【青年はどれもを選ばずに少女へ答えを言った】
【簡単な質問の答えとしてはあまりにはっきりと、しっかりとした目線で】
103 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 22:18:31.08 ID:b3hZLIE0
>>98

たまには別の色も着たいんだけどね。
……無いや、借りるかな……。

【きっとドヤ顔しつつ胸を張る相手、ただし少女の視線はそこになく】
【視線の向いている先は、先ほど子どもに示したショーウィンドウ】
【女の子向けの服を扱う店なのだろう、ショーウィンドウの中には可愛らしい服を着たマネキンやらが居て】

……、かわいすぎるかな。

【なんて、ぽつっと呟いてみたりしてから、ようやっと子どもに目線を戻し】
【なんだか、哀れんだように微笑ましい感じの笑み】

…………あぁ、好きにしていいの?

【相手の名乗りと、次いだ言葉。好きに省略していい、とは言われたが好きにしていいとは言われていない!】
【にっこりと笑む表情は、何となくダークな感じがするかもしれず。そして、忘れたのか何なのか、自分の名を名乗らぬ少女】
【ただ、自分に向けられる期待に満ちた表情に。十数秒たった頃にはっとして】

……あ、っと。鈴音。

【なんて、ずいぶん遅い名乗り。りんね】

その辺は知らないけど、ね? あんまり詳しいわけでもないもの。
他のひとの迷惑になるから、って追い出される、た。

【首を傾げて、さらりと何かから逃れつつ】
【さり気なく過去形も交えつつ、ともかく追い出されるらしい。まあ、こんな騒音発生器を入れるわけにも、いかないか】

知らない……、行った事ないの。

【それから、相手の疑問系な感じの言葉に、そんな風に返して】
104 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 22:23:58.59 ID:UJ1cxbgo
>>101

【ほろりと、彼の瞳から思わず流れたのは涙である】

あ、……あ………

【何とか言葉を出そうとするが、嗚咽に交じって上手く声が出せない。】
【伝えたい、伝えたい言葉が有る】
【感じた“想い”がある】

ありがとう……御座い、ます・・・・……

【喉から搾りだした言葉は感謝っ・・・・!圧倒的感謝っ・・・・!】
【そうだ・・・・・・・・!この餌付けにより彼女は為し得たのだ・・・・!この男…犀宮京都の・・・・・・奇跡の救出を・・・・・・!】

【犀宮 京都(18歳)主食は雑草である】

【無論、パッケージごと口に詰められても文句など言える訳がない。】
105 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:24:08.29 ID:.XS3si2o
【路地裏・空き地】

【繁華街からは幾分離れた地区、そのどこかの建物の跡地】
【ざりざりとスニーカーで地面に線を引く男が一人】
【身長は175cm程、黒髪でそれなりにがっしりとした体格に赤い長袖のTシャツと迷彩色のカーゴパンツ、更にその上から…真っ黒な、布…?を纏い】
【うむ、と時折二色の瞳――灰色の右眼、黒く石のような左眼――で確認しながら、うむうむ、と頷いている】

こんなものでしょうかね……あまり目立つのはよくないでしょうし。これだけやれば大丈夫でしょう、多分
さて、始めますか

【地面に描いた円――直径おおよそ10m程――の中心に立って、魔翌力を練り始める】

106 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:26:48.88 ID:PX3YjmMo
>>103

ぐぬぬ……!

【まさかの二連続ドヤスルー、流石の子供もぐぬぬと言わざるを得なかった】
【「かわいすぎるかな」、という少女の呟きにようやく我に帰り、彼女の視線を追ってみる――】

……白系の甘ロリ着た僕ってどうだろう、愛くるしさアップだろうか?

【 そ れ は な い 】

ふ、むむぬぬぬぬぬぬ………………はい回答きたっ!
鈴音だね、よろしく、だ!

【ぐぬぬ顔で少女の回答を待つ数十秒間、なんとも間抜けな、前傾姿勢のポーズを取っていた】
【回答が来たその瞬間、ぱっと顔を明るくして――バランスを崩してこけかける】

お、ととととっ……まあ確かに、図書館は「お静かに」がモットーの場所だしねぇ。
行ったこと、無いのかい? まあ僕も入ったことは無いが、結構立派な建物だから、中もしっかりしているのかなーって。

【想像を巡らしながら、今度行ってみようかなぁ、と呟いてみる】
107 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:28:42.94 ID:L3KeEOYo
>>102

………そう、それは良い、のかもしれない

【青年の返答に対して、僅かに微笑んだような表情を見せてから】
【手許に持っていた“クマの縫いぐるみ”に視線を落として】

だから、私の“理由”は、それだったのかもしれない

【少女はその解れたクマを……「少年の方向に向かって投げた」】

【投げ渡した、のだろうか。攻撃の意図は無いようだが、ただ無表情で投げた】
【プレゼント──だとしても、それは少年にとって“得”にはなりそうにはないような】

うん、それで、良いのかも知れない

【そしてそのまま建物の出口の方向を向く】
【どちらにしても、帰るのか】
108 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 22:28:46.12 ID:AKPuFi.o
>>104

【軽く鳴る音――……コイツ、こんにゃく投げやがった】
【放物線を描き、意外にもジャストな位置で彼の手に其れは渡るだろうか】


……お礼は、いい。


【※お礼言われる方が特異な状況です】

【ニコリともせず、彼を見て静かに響かせる声】
【「用が、有るの。」と群集に話しかけると――ツッコミたげな顔で、彼等は解散し始めた】
109 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/11(土) 22:33:16.43 ID:TUknqRUo
>>80>>94(紅蜥蜴&雨武)
言葉を交える余裕もないんですか?いきなり追い詰められてますね
そうですね、紅井守だか何だか知りませんが、人生に余裕を持ちましょう
貴女のは無駄を省いてるのでは無く、無駄を味わえていないだけですとも
……にしても、この距離で投擲とは面倒な事を。払うの難しいのに

【右足を軸に左足を一歩後退、左肩をその位置から外し、左手で右肩を覆って手の甲にナイフを受ける】
【末端ならば、動きに大きな影響は与えない。右腕が有れば、まだ攻撃は出来る】
【自分の体のパーツにすら優先順位を付けての、機械的な動き。刃は手の甲の側から掌まで、骨の隙間を縫って貫いている】
【引き抜かなければ危険かも知れない。だが、咥えて引き抜くのは尚更危険】
【直ぐに対処を行う事は無く、左手を身体から離す様に降ろし】

【そして天狗の問いかけに対しては、ヒュウヒュウという、隙間風の様な音が帰るばかり】
【言葉を、当人は紡いでいる積もりなのかも知れない。然し、言葉として成立していない】
【近づけば聞きとれるのかも知れないが、現在位置では。武美の能力を以てして、どうにか可能だろうか】

………巻き添えにしてしまうのも良いかも知れませんけど、私が危ないですね
なら………アラン!!

【右手首の捻り一つで、切っ先は長剣へと帰り】
【長剣を構え直し、向かって来る珠に対する方策の選考】
【性質が分からない以上、近くで受けるのは危険。ならば、何時もの手段を使おう】
【か、と地面が踏みつけられると、其処からまた新たな異形が現れる】

【形は、確かに人間だ。それだけは、保障出来る】
【然し、その両足は、巨大な獣の骨がネジで固定され、膝を曲げる事が出来なくなっている】
【両腕は異様に長く、関節は手首と肘の間にもう一つ、肘と肩の間にもう一つ】
【背中には、翼の様に、ボロボロのマントが釘でうちつけられて】
【顔の右半分は、食いちぎられた様な痕跡と、露出する頭蓋】
【右手には、190程の身長よりまだ大きい鋸の柄。以前の襲撃でも使用した、ライブラが頻繁に用いる一体】
【それが、ライブラの前に立ちふさがって、身代わりに珠を受けた】

【生体を用いて構成している為か、高熱が肉を焼く臭い。ジュウジュウとなる音は、爆音に掻き消された】
【また、爆音は異形とライブラ、両者の聴覚を短時間だが奪う事になる】
【攻撃の予兆が音である場合、それを察する事は難しくなるだろうか】
110 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/11(土) 22:33:40.86 ID:TUknqRUo
>>85>>95(アヴェスタ&ジャイアン)
「ああ、そうそう……お前に良い事ぉ一つ教えてやる。よーく覚えとけ
刃物ってのはな……確かに強え。刺して捻ればそれでお終いよ
だがなあ………」

【掴んだ刃物を身体の外側へ押しやる様に避けて、右足から一歩】
【踏み込みを終えれば間合いの内、だが右手は拳を握らない】
【いや、形は作った。握りこぶしから只一本、中指だけを真っ直ぐに伸ばした形に】
【そして、その指に急速に集中する魔力】
【それが全身の量だとしたら、然程多くは無い。だが、指一本に集中するものとしては、規格外】
【明らかに、指一本に集めるにしては多すぎる、そう経験則から測れそうな程】

「……俺も持ってんのよ、世界最強の槍
その手に風穴開くぜぇ………≪ Sting Like a Marder / 穿刺必殺 ≫」

【シャ、と風を切り裂いて、立てられた中指が突きだされる】
【狙いは、自分へと向かって突きだされる手刀。もし、男の右手中指が何かに接触したならば】
【男の中指は、触れたものが何であれ。鉄であれダイヤであれ、それが液体であるかの如く、容易く貫いてしまうだろう】
【手で受けたなら、手を中指が完全に貫通する事になる】

【右手を突きだし終えると、左手はナイフから離す】
【此処まで然程の時間は経過していないが、金属越しに炎に触れていた】
【左手の火傷は決して軽くは無い。それは、推測出来るだろう】
111 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:34:02.81 ID:e9F9K3Yo
>>107

【パシッ、と小気味良い音は立たないが、ぬいぐるみをキャッチする】
【その直後にやはり首を傾げた。渡された理由が分からないのだろう】
【そんな状態のまま、出口の方向を向く少女を黙って見送る】

//お疲れさん、かな?
112 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/11(土) 22:34:24.95 ID:TUknqRUo
>>93>>97(陽&フィール)
『ゲッハハハッハハハハハァッ!!!
おう、思ったより随分と貧弱だなあ協会のボンボンってのはよお!?
ちったあ身体を鍛えた方が良いぜえ、そうだろう!?』

『おうら、次はお前だぜ女あ………ぁあ?』

【相手の一人、なにやら奇妙な言葉を続ける者を吹き飛ばして】
【さあ次だと方向を変えた所で、二つばかり気になる事に出くわす】
【一つは、相手が生成した盾。あれは自分の能力のそれじゃないか?】
【もう一つは、鳥居の向こうから】

『………っち、機械人形かよ……ああ面倒くせえ女だなあ!
女は台所で飯でも炊いてりゃあ良いんだ戦地にまで出しゃばるんじゃねえ!
どいつもこいつも、俺様の行く先を邪魔しやがってえ………!!』

【現れた機械とその主人の少女に、理不尽に過ぎる怒りをぶつけ】
【男は、その「ごんざれす君」へと突撃を始めた】
【その狙いは、フィールにしかけたのと同じ。脚力と防御力に任せて吹き飛ばす事】

【だが、その突撃の速度は、途中から大きくそがれる事となる】

『………おおおおおぉっ!?こいつは……こいつは俺の盾≠ゥァ!!?』

【左腕を頭上に構えて盾で頭を守るも、ガギンガギンと響く衝突音】
【重量と衝撃に腕がしびれ頭が揺られ、明らかに走る速度が落ちた】
【ごんざれす君にしかける体当たりは、これで威力が削がれただろう】

【尚、もしこの時に、観察する余裕があるならば】
【男はダメージを受けている。然し、その盾には筋程の傷も付いていないのが見えるだろう】
113 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 22:35:16.65 ID:UJ1cxbgo
>>108

【柔らかい感触、久々に人の食べ物(こんにゃく)を食べれる事に、彼は歓喜していた】
【しかも、行き倒れた状態で渡されたのだ。感謝しないわけがない】

………頂き、ます…

【その場でキッチリと正座すると、コンニャクのパッケージを剥がして】
【少しずつ、少しずつ……その味を、思い出せる様に味わって食べ始める】
【雑草食生活は、こういった味を思い出せないと辛いらしい・・・・】

【もぐもぐタイムにつき、少々待つか】
【それとも何か言う事、若しくは命令が有れば言うと良いだろう】
114 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 22:37:36.15 ID:b3hZLIE0
>>106

……さぁ、どうだろう。
私は、甘ロリそんなに好きでもないんだけど……。
ああ、嫌いじゃないよ。……着たら暑苦しそうだなぁとか、動きにくそうだなぁ、とか。

【相手に言葉に、曖昧な言葉を返し】
【誰も少女の好みなど聞いてないのだが、そんな発言をして】
【考えるのは、そんなことらしく。困った風な表情で、自分の腰を抱いて】
【現在彼女が着ているのは、動きの不自由や暑苦しさからは比較的遠いような、ドールワンピース】
【個人的趣向以外にも、戦闘方法のせいなんかでもあったりする好みなのだが。まあ余談なのでカット】

黒ちゃんとか……。名前にかすらなさすぎる?
……あ、よろしく。

【腰を抱いたまま、そんな発言をぽそりと。本人が言うように、まさしく一文字も掠っていない。完全見た目で考えてやがる】
【それから、挨拶の言葉を返して。バランスを崩す相手を見れば、ちょっぴり目を丸くして】
【思わず、だろうか。腰を抱いてない方の手、左手を差し出して受け止めようとしちゃってたり】

……もうちょっとうるさくしても許される場所、あればいいのに。
友達が本好きだから、その子から借りてるの。……それで苦労してないんだけどね。
全然ない……興味もなければ行く理由もないもん。……魔術とか、どーでもいいの。
……中が張りぼてだったらギャグじゃない?

【なんだか、基本的無理そうな願望。苦労していないなら図書館に行く必要はないのでは、と思えるものの】
【まあ確かに読む本くらいは自分で選びたいか。ついついタイトルに惹かれて借りる予定の無かった本まで借りてみたりは楽しいわけで】
【なんだか、魔術師の眼前で言ったらタコ殴りにされるんじゃないか、と思えそうな発言。ヒドい】
【そして最後に笑いながら言うのは、そんなことで。基本黒いんじゃなかろうか、やっぱり】
115 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:39:37.07 ID:gLdTRcSO
【路地裏】

あぁ、駄目だ、思いつかない
【元々何色の物だったか分からくなってしまう程に汚れてしまったローブを身に纏い】
【顔中に包帯を巻いた少女がそこに居座り】
【何かを考んでいた】

にしても元々『名前』なんて概念を気にしてなかったような私がまさか人に名前を考えてくれなんて言われるとはねぇ・・・
116 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 22:40:25.48 ID:AKPuFi.o
>>113

【しかし少女、意外にももぐもぐタイムをスルー――早い話が、背を向けた】
【「用は済んだ」、と。 早い話が、そう言う事になるのだろうか】


………っ、…。


【――然し、去り行く背中がやたらと危なっかしい】

【ふらふら、ふらふら。 原因は右手に持った買い物袋だろうか】
【重心バランスが取れない≠フだろう、今にも誰かにぶつかりそうである】

【無論、男が此れを見送れば、彼女は其のまま去るだろう―――】
117 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:42:29.98 ID:L3KeEOYo
>>111

【縫いぐるみは、何の価値も無いような、唯の布の塊だ】
【愛らしさよりは、何処か不気味さのような物を感じる人間も居るかもしれない】
【そのままその辺りに放置してしまっても、何ら問題は無いような】

【“深い理由は無い”と、先に少女は語った】
【そう──────きっと、その少女には、“理由”なんて物は無いのかもしれない】


……───たったそれだけの、ことなのです


【立ち去る間際に、少女は呟いた】

/はい乙でした〜
118 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 22:45:54.12 ID:UJ1cxbgo
>>116

…………

【もぐり、コンニャクを咥えたまま…少女の方をふと見て】
【のそりと巨体を立ち上がらせるとコンニャクを右手に持ち】

…危ない、です………

【早足で追いかけ、少女の右隣に並ぶ様に歩くとその買い物袋を左手で取り上げ様とするだろう。言うまでも無く、代わりに持つつもりだ】
119 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:49:01.26 ID:PX3YjmMo
>>114

ああ、それはあるなあ……パニエがいっぱい着いてると煩わしそうだ。
まあお値段が高いから、買えないんだけどね。

【ふむむ、と再度唸りながら、他の店のウィンドウを眺めてみる】
【……黒でいいや。そう思ったのであった】

黒ちゃん……それで言ったら君は鈴(すず)ちゃんになるのだがよろしいかッ!
わ、っと、ああ、ごめんごめん。

【字的には掠っているのだが。だが――ッ】
【大人しく受け止められる黒い身体、体温が無くてすこしだけ吃驚するかもしれない】

ふつーの、本屋とか……立ち読みしてたら怒られるなあ。
苦労してないならいいではないか……! ちょっぴり憐れみ掛けた僕の上から目線が台無しじゃあないかッ!

【台無しでも何ら問題ないね!】

まあ、ねぇ……「魔術」協会だし。興味が無ければ、そんなもんか。
それはもう……ギャグ通り越して、よくこんな大掛かりな張りぼて作ったね、と称賛を送りたくなるね。

【実のところ子供は魔法使いに分類されるのだが、どうでもいいらしく】
【そして内心、やっぱり黒いんじゃなかろうか、と思っていた。当たってるんだかないんだか】
120 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 22:50:16.96 ID:AKPuFi.o
>>118

【男に買い物袋を取り上げられ、びくり、と体を震わす】
【一瞬、意味が判らなかったのだろうか――浮かべたのは、不思議な表情】


………、……ありがとう。


【数瞬の後、疑問の色を氷解させると――矢張り、無表情で礼を言った】
【そのまま、確り≠ニ歩く彼女に着いて行けば……恐らく、『家』に着くのだろう】

/キンクリ大丈夫でしょうか
121 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:51:50.13 ID:4o9TjuQo
>>95
>>110

(うっし、組み合ってる今がチャンスか)
【状況を眺め、手を差し出す】
【すると、そこに光があふれてくる】

軍隊が相手じゃないんでな、出力は抑えざるを得ん。
『影星・短槍』
【光が形を成す、其は細長き槍】
【ぐ、と右手で硬く握り締め】

来るなら来いよオッサン・・・。
【男に向かって近づき始める】
【わざと足音を立てて歩く】
【囮になる算段だろうか?】
122 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 22:53:12.48 ID:UJ1cxbgo
>>120

……お気に、なさらず………

【其の儘、コンニャクを食べながら彼女について行く】

【だがスーツを着た少女とコンニャクを食べながら歩く道着を着た筋骨隆々の男という絵は、嫌でも注目を集めそうだ】
【早々にその場から離脱した方が良いきさえする】

/どうぞ〜★
123 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 22:58:24.23 ID:DFISF.SO
>>94
(あれは…妖か)
(まあ…ライブラの後ろに下がる手段はなくなったな)
【天狗をチラリと見て】

>>109
……くだらんな
(一々、反応するの疲れる…まったくもって口がよく回るな)
【マントからナイフを持った右手を再び出し、ちょうど現れたアランの近くまで近づき】

……
(さて…成功するか?)
【アランに繰り出すは】
【殺人の奥義】

【すぐさまアランとライブラが直線状になる方を向き、右肘を曲げ右手で逆手に持ったナイフを相手の腹部に向けた状態で左脇あたりに移動させ、左手て柄の底を押さえるようにそえ】

【《宝月流殺刃術》】

【上半身を後ろに下げ】
【勢いよく――全身の筋肉のバネをつかい前へ押し出し】
【左手でナイフの柄の底を押し出すように掌底を放ち――前へ押し出し】
【ナイフを逆手持ちした右手を右肘を伸ばす力を利用し――前へ押し出し】

【《伍の型》】

【その3つの押す力を利用した突きをアランの身体を貫き、ライブラに吹き飛ばそうと放つ】

【《仏撃一打》】

【硬い鎧などを打ち砕くのに使われる殺しの技】

【それを今回はアランに攻撃しライブラにもダメージを与えるために使われた】

【果たしてアランが攻撃する前にコレは成功するか】

【なおこの技を使ったら技の衝撃により、ナイフの刃は、柄から壊れナイフの刃はアランに突き刺さった状態で吹き飛ぶだろう】
124 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 22:59:33.93 ID:b3hZLIE0
>>119

……パニエも、ちょっとならいいんだけどね。
最終的には、そうなる、……かな。
…………はぁ。

【パニエいっぱいは、どうやら少女的には駄目らしく】
【それでも、パニエ自体は嫌いではないのか。そんなフォロー(?)】
【ショーウィンドウに改めて向けられた視線は、値札的なものを見つめていて】
【最後に、小さく小さくため息。※現状無職】

……別にそれでもいいかなぁって。
まあいいや……、……呼ばれたい名前の希望は?
ん、別に。

【鈴ちゃんでもいいみたい。なんだか軽いノリで言ってから、そんなことを尋ね】
【最終的に自分で決めるというのを破棄しようとしていらっしゃる】
【素っ気無い風に返しながらも、目は僅かに丸くなっていて。その僅か後に、なぜだか自分の身体へ視線を落としたり】

本屋ね、……たまに追い出される、かな。
……誰なの? 本は静かに読むものって決めた人。殴りたい。
…………でも自分で読む本くらい、自分で選びたいじゃない。
基本的に、本の趣味一緒だから、いいんだけどね……。
……いろいろ台無しになるのが生きるってことよ?

【本屋も結構駄目みたい】
【それから、ぼそりと。無表情で物騒なこと。決めた人逃げて。全力で逃げて】
【最後に、なんだか真面目な風にそんなことを言っていたり】

そ。そんなもん、……で? 
………………。

【相手の言葉を軽く復唱し、それから、なぜだか少女はそこでフリーズ】
【相手の言葉にフリーズするほどの負荷があったとも思えず、それなのに。なぜだか、固まっていて】
【その後の相手の言葉には返さずに、もしくは返せずに。まん丸になった黒い瞳は、どこにも焦点があっておらず。こわい】
125 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 22:59:47.81 ID:xyqhiCco
>>97>>112

ふん、何を頑張ってもKOEIはKOEI、無双に夢想していては――と。
これ以上メタな話は止めとするか。何より風情が無いからな。

【「誰がネーミングセンス零だ天災め」等と悪態を吐きながら】
【白衣の男が体当たりで吹っ飛ばされる様を一歩引いた位置で見守り】
【耐えた耐えた、等と非常に暢気な事を言っている】

――――ふ、面倒なのはお互い様だろう?
それにでしゃばって来たのは戦地の方だ、ボクじゃない。

……ごんざれす君、ある程度は任せるからな。
試運転だ、何も考えなくて良い。

≪――――Go ahead.≫

【理不尽な怒りにも動じない。戦地にたった回数も少ないだろう少女は】
【自信を守る盾たる機人――ごんざれす君の背後に回り、左腕の機械に声を送る】
【と、ごんざれす君のアイカメラが淡く光りを放ち、機械音が響き】

【白衣の男の能力――攻撃によって威力の削がれた体当たりに対し】
【ぐ、と腰を沈め、左足を少しだけ前へ。右手を引いて握りこみ、小さな構え】
【生身の人間の様な滑らかなモーションは、然し間接の駆動音が中途半端に機械的で】
【傷一つ付いていない盾を構え、突撃してくる男に――正確にはその盾に向かって、力強い正拳突きを放った】

【元より全身が機械の身体、重量も強度も、男の盾と比べて申し分の無いものだろう】
【正面衝突すれば、反作用も相俟って多少弾かれるかもしれないが】
【そうなれば、盾越しとはいえ男にもそれなりのダメージが通る、かも知れない】
126 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 23:01:22.20 ID:AKPuFi.o
>>122

【そのまま、物静かな二人連れは街を歩く】
【商業地区を抜け、住宅街も抜け――到達したのは、『オフィス街』】

【無言の内、慣れた様子で彼女は其処を進んで行く】
【偶にサラリーマンが見受けられる他、人通りは少ない――…と、彼女は停止すると、男に顔を向け】


…………ここ。


【目の前に聳え立っているのは――所謂、『ツインタワー・ビルディング』だった】


【恐らく、二十階は有るだろうか……純然と、双塔は其の存在を主張する】
【嫌味にならない程度にライトが取り付けられており、入り口からは受付の様子が垣間見える――】


【……おおよそ、こんにゃくを持った少女≠ニは場違いに見受けられる『会社』であった】

【若し彼がこの場で買い物袋を渡したなら、此処でお別れ、となるだろう】
127 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 23:04:24.92 ID:Z5uzFnoo
>>110

「…!?」

【その非常事態に真っ先に気がついたのはムクだった】
【最初、大した魔翌力でもないと思っていた…しかし視認した事でそれは間違いだと理解したのだ】
【その指一本にどれだけ収束させているのだ、自分のエネルギーを…!?】

「バカな…!あんな量いきなり収束したら一気に枯渇するんじゃあないんかあ…?
避けろッ!避けるんじゃあ――――――ッ!!!」

…ッ!!!

【即座に腕を引き避けようとする…しかしわずかに反応が遅い】
【左手の中指と薬指の間の肉に触れた事で見事に貫かれて…肉がはじけ飛んだ】
【ブシュウ!と肉と血が背後へと飛び散っていく…結構勢いよく、顔色にも若干の変化が起きた】

があッ!!…あ、あがあッ!ぐあッ…ううッ…があ!

【よろり、と後ろに下がりながら彼は炎のナイフで左手の傷を焼き血を止めようとする】
【ジュウ、と肉の焼ける音、そして…苦悶に満ちたジャイアンの表情…】

…クソッ…刃叫流『木蓮』!!

【彼とてただでやられるつもりはない…放つは右脚の膝蹴り!】
【膝を男の顎にめがけて叩き込み後ろにのけぞらせればそのまま次の技に繋げる事もできると狙う】
【はたしてこの至近距離の膝は当たるか…?】

「剛太郎!マズイ…アイツのあの『槍』と呼ぶ技…危険じゃあ!」

【早く『来い』、そう祈りながら彼は…ひそかに男やライブラが気がつかぬうちに戦いの間をすり抜けようとする】
128 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 23:07:02.80 ID:lVaedEk0
>>109

「……アホ之藤ィ、てめぇ吟雪に何言ってんだ!、野次馬しに来ただけならブッ潰……んおっ?」

【此処に来て僅かな余裕が生まれた武美は雨彦と、獅子面の如きしかめっつらと、舌峰で斬り結ぼうとする】
【先程は意図的に『無視』していて、何を言っていたのかも良く聴こえなかったが―――輪郭だけでも、聞き捨て成らなかった】
【そして、日ごろ斜に構えている彼が、此処で手を貸す意図も曖昧……――声は訝しむ響きで、耳への触りも悪いが】
【反り立った壁と、現れた更なる異形の影を眸底に捉えて、言葉は中断した】

「…徹底して反吐みてぇなセンスだな、スカタンがッ! 
 …吟雪、もう少し待ってろ…救護の人を呼べるくらいまでは、アレら痛めつけねぇと!」
『(……連中の肉、ワタクシの翼……吸音材が少なければ、どうなっていたか)
 (と、そんな事よりも……トチりましたね、あそこまで傷が深いとは思っていませんでしたよ、無道に恨まれても困る…。)』

【現れた敵、徐々に引いていく爆音と、夜を熔かす灼熱の波―――天狗と人間、反応は二者二様だ】
【『手ごたえ』は、有った。故に相手の聴覚を瞬間的にでも杭破れたと解釈して、好き勝手な台詞を吐きつつ、吟雪に切な叫びを届ける】
【一見して、薄情な様だが―――協会を守る≠アとと、恋人を守る℃魔ニ、敵を倒す℃魔フジレンマに煩悶している事は、伝わるだろうか】
【其れと同時に―――能力≠フ限定発動。吟雪の声の波長を、この屍の戦場の中から探し、拾い上げようとするだろう】
【一方の霧之藤は、城壁に恙無く飛び乗り、魔翌力に灯る腕を組みながら、周囲の状況を見据える】
【武美と異なり、焦燥感を口に出すことはしないが、何やら既にひとつ、奇策を叩きつける、もとい焚き付ける事に失敗してしまったようで】
【そして、聴覚が壊滅したわけではないが、まだ揺れる頭―――少しの間こそ、怖気に似た脅威を、仲間の筈の人物に抱いたが】

『………――≪秘拳・鷹の爪≫ェェェェッ!…あな、有り勝ちな。』

【最終的に、到達した結論は―――眼前の二人は、自分よりも音による傷が深いであろう、と言う事】
【彼女の腕が、黒曜石のナイフの様な鋭い爪と、蜥蜴鱗めいた堅固な構造を持つ、天狗の腕に変化、幻の様に制服の生地が消失した】
【この機会を逃すまいとして、人間離れした身体能力と翼を活かし、バサバサと羽ばたく鋭い風斬り音と共に、ライブラに接近し】
【彼女らしくない≠ニ言うべきか―――憎々しげな絶叫と共に、風の魔翌力を受けて『加速』した右手で、その右肩から左腰にかけてを、一気に裂き下そうとするだろう】
【放った後は、取り繕う様に、自分のネーミングセンスを批判する台詞を、ひとつ語散る】

【然し―――ライブラの事、背後からも、何かを飛び出させないとは限らない】
【そして、風の流れの微妙な変化を感じたのならば、その身を翻す事も可能、か】

「……チッ、不本意だけど……霧之藤、勝手に手ぇ借りるぞぉ!!
 …オーケスタ≠フ手は、あたしの為だけには煩わせられないからなッ!」

「―――どぁぁぁぁっりゃぁぁぁ!!」

【先ほどの攻撃の余波に、掻き消されるだろうか……――昂然と猛る叫びと共に、ブブゼラを思い切り地に叩き付けると】
【ライブラへの道をふさぐアランの方へと、地響きとともに地を伝って、魔翌力光を伴う増幅衝撃『波』が、奔り出す】
【若しも命中すれば、外傷と言うよりは正しく『骨身』に堪えるタイプのダメージが、下半身に襲い掛かり】
【場合に依っては、アランの脚部を破壊したり、ライブラへも波が伝播する、と言う事も有るかもしれない】
【なお、>>94の紅蜥蜴とはタイミングをずらして放っているらしく、普通には%ッ士討ちは有り得ないだろう】

【………――がたり、と言う厭な音と一緒に、城壁の頂部が瓦解しはじめ、色もどことなく薄く$ャり始める】
129 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 23:07:34.75 ID:UJ1cxbgo
>>126

…………此処?

【えっ、何処?  とでも聞きたそうに首を傾げた】
【目の前のツインタワー・ブィルディングを見上げて、「嗚呼、マンションか」とかちょっと現実から逃避気味な考えを持ちながら…】
【普通、マンションに受付は存在しないはずだが………】

え、っと……何階、でしょう…か?

【出来る限りは、持ってやりたいのだろう…そんな風に尋ねて】
130 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 23:07:43.49 ID:lVaedEk0
/>>94ではなく、>>124です!
131 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 23:09:51.53 ID:PX3YjmMo
>>124

五枚くらい重ねてふんわりさせるのが最近の流行り、だろうか。良く解らないね……
…………はふぅ……

【子供の目線も、値札へ滑り落ちて――溜息】
【うわぁ〜、ぜろがいっぱいあるぅ〜!(CV金朋先生あたり) ……子供はニートでありました】

……いいんだ、うぅん、まあ。鈴でいいなら、鈴ちゃんで。
この前冗談で「えくりん☆と呼んでくれたまえ」と言ったらマジで呼ばれて、ちょっとだけ鳥肌立ったね。
ふむむむ……、……黒ちゃんでいいや。

【考えても思い浮かばなかったので、妥協】
【どうかしたのかい、と訊ねようとして、さっきも流されたなあと思ったのでやめた】

ああ……まあ、静かに読んだ方が集中できる、けどもね。
そりゃあそうだ、……って一緒なのかい。ノリツッコミ、苦手なんだよね僕……、

【変わらぬマイペースな速度で回る唇が、こわばる】
【少女が何故、固まったのか。焦点の合わない瞳が、何を意味するのか】

……、どうした?

【今度こそ、子供は訊ねた】
132 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 23:10:54.40 ID:sV3hWyAo
>>109
>>110
>>112

いったダロウ…!
オレハ……世紀の大天才…!頭脳労働者だ…
おそらくは、そこの生意気な犬っ娘もな…
……ネーミングセンス零で、胸も零だが、ロボを作る技術だけは一流のようだし…
…金肉マンと同列に考えてくれるな

ここの同胞は全員……
身体を鍛えるより先に、頭で補うのさ……

【ちなみ、筋肉隆々で黄金の鎧だから金肉マン――説明させられて妙な気分になる中の人】
【青年とも男とも見える容姿の、サイケな彼は、ふらりと、立ち上がり】

…もっとも、俺だって
マッドエコリスト共よりは、よほど健全な肉体を持っているつもりだが…

【念仏のような言葉を紡ぎながら――内蔵でもやられたのか、口の端からは、血が垂れている】
【フィールの攻撃を防ぐ男の様子を観察】
【腰の拳銃に手を伸ばした】

――弱いな、お前の盾は
もっと攻撃に力を注げ、トゲとか付けろ
その方が、ロマンに溢れてるし――

俺が、弾を浪費することも無かっただろう

 【自らの双肩が貧弱であることは知っている】
 【両手を使ってしっかり構えるのは、鈍い輝きを放つ銀の銃身】
【大口径マグナム自動拳銃】
【高威力の弾薬に耐えうるガス圧作動方式】
【シングルアクション、最大装弾数七発】

【Desert Eagle .50Action-Express】

【こちらの世界では、そう呼ばれるものに類似した<fザイン】
【命中精度に難ある≠烽フの、市販されている自動拳銃の中で最高と謳われるその破壊力は】
【恐らく、さほど変わらないだろう】

【腕を上げて、狙って――――、引き金を絞る】

【その動作の中で対処するタイミングは、幾らでもあるだろう】
【相手の男の防御は鉄壁だ】【天才じゃなくても――凡人でも分かっていた】
【ごんざれる君の攻撃があって、初めて被弾させる芽が出たようなもの】
133 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 23:11:49.60 ID:sV3hWyAo
>>132
/すみません、アンカー先>>125さんもでした
134 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 23:16:44.43 ID:eMls7Qko
【公園】

・・・とはいえ、何をしたものかしら

【腰近くまである赤茶色の髪に琥珀色の瞳をしたスタイルのいい少女がベンチに座っている】
【胸が強調された真紅のミニスカートドレスを着ていて、脚はガーター付きの黒いニーソックスで覆われている】
【左腰には灰白色の鞘に収まった青白い鍔の刀を提げ、両ふとももには柄の長い刃物が各4本ホルダーに収まっている】
【それから、左人差指には翡翠の如き色合いの水晶のように透き通った指輪を嵌めている】

…そしてあいつらは何をしたいのかしらね。風龍玉はまだしも「こんな物」を欲しがって

【そう言って彼女は「こんな物」であるところの、手の上の小さな箱を弄ぶ―――】
【箱の封には「取扱注意」の文字、そしてその中からは黒い魔翌力がほんの僅か、漏れ出ていて―――】
135 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 23:18:09.02 ID:AKPuFi.o
>>129

【「うん」――こくりと頷いて、発したのはそんな声】
【『何か可笑しいの?』……少女が多弁なら、そんな言葉も接合させたかも知れない】

【彼の質問にも、表情は変わらず――】


       ……一番上。


【此処で、構造について補足の描写を挟みたい】

【『双塔』と表記したが、正確に言うなれば『三箇所で接合された双塔』である】
【即ち、一番下∞真ん中辺り∞一番上=c…少女が指すのは、一番上=z

【「一番上の真ん中」――もう、此れは普通に上流階級の居るべき場所である】


…………エレベーター、使うから。 大丈夫。


【――彼女に着いて受付に入ったならば、大きなK≠崩した様なロゴが見えたかも知れない】
【受付の上に――受付は彼女に「おかえり」と声を掛け――大きく、恰も社章≠フ様に掲げられた其れだ】

【其のまま従ったなら――やたらと高級そうなエレベーターに、二人は乗り込む事になるだろう】
136 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 23:18:55.58 ID:lVaedEk0
/あばば、凄い混乱してる……
/今更ながら、>>130で訂正した先は>>123です
137 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/11(土) 23:19:13.54 ID:TUknqRUo
>>121>>127(アヴェスタ&ジャイアン)
「……………お」

「(………ようやく動いたかぁ……ったく、トロくせえガキだ)」
「(そうだな……こっちの喧しいガキと同時に相手すんなら、この場所は不味い)」
「(一度引き剥がして、両方とも正面に置きてぇが…………)」

「まずはお前だぁ……あんまり動かないでれば楽に終わる……っと
おお、おお、中々諦めが悪い様だなぁ?」

【触れた瞬間、貫通は確信した。天地に於いて、自分の中指が貫けぬ物体は無い】
【だが、相手は即座に対応し、その傷を焼いてみせた】
【戦闘狂で無くとも、この様な姿を見れば自然と頬が緩む】

「十年掛けて右腕一本、十年掛けて右手。そしてまた十年掛けて中指
生まれついての能力に胡座ぁ掻いてる連中と、俺は違うぞお……!
……おおらっ、こいやぁっ!!」

【傷を焼くという動作の為に後退したジャイアン。それは男に、攻撃を見切るチャンスを与えた】
【火傷を負っている左ではガードは難しいと判断したか、右腕をもう一度突きだし】
【額へ向かってくる膝に対し、肘を強く打ち下ろす】
【肘は、強化は為されていない。此処は痛み分けとなるだろうか】

【一対一で、徒手の戦い。これなら、互角に見えるのかも知れないが】
【この初老の男の戦闘経験、装備、能力。そしてライブラの使役するアンデッド】
【このままならば、戦局は不利に傾くだろう】
【打開する一手は、もう一人。其処に居る者が持っている筈だが………?】
138 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 23:23:02.67 ID:b3hZLIE0
>>131

……うわ、絶対うざったい……。
動きが絶対阻害されるもの。……やっぱいいや、甘ロリとか、着ない。

【感想:うざったい】
【可愛らしい格好をするならば、多少の我慢は必要だと思うのだが。少女はあっさりとそれを放棄】
【つまらない、と言いたげに小さくため息を吐いてから、そんな結論】

…………じゃ、えくりん☆。
☆はアレだから……、うん、えくりんでいいや。
いいよえくりんで。鈴ちゃんでいいから。うん。

【!?】
【少女は、あっさりかつ何の躊躇いもなく、そんな呼び方をして】
【☆はなんだか気に入らないらしく、しかしえくりん呼びをやめずに】
【最後に、鈴ちゃんでいいと。いいらしい。何となく気に入ってそう。なんだか笑ってらっしゃる】

……私は、ある程度の賑やかさがあったりしたほうが読みやすいけど。
なくても読めるよ? 読めるけど、ね。
大体一緒。というか、あの子が雑食すぎるの……、本なら何でもいいみたい。

【本なら何でもいい、は雑食の範疇なのだろうか】
【恐らく範疇なのだろう、きっと多分恐らくメイビー】

…………うん、魔術。魔術ね、うん。
……あぁ、なんでもないの。なんでもないのよ?
失せ者の場所、もしかしたら、分かったかも。ありがとね。

【数秒のフリーズの後、浮かべたのは、すごく嬉しそうにも、一切嬉しく無さそうにも見えるような、よく分からない笑顔】
【なんでもない、と言うほどに何かあったりするのだが、ともかく彼女はなんでもないと重ねて】
【それだというに、にこりとした笑顔で。そんなお礼の言葉】
139 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 23:23:29.56 ID:9YZvVRIo
>>134
こんな物とは何ぞや?と。

【ふと気がつけば、真後ろに立つ赤毛の男が一人】
【Yシャツとカーゴパンツを身につけ、長いコート(ところどころに焼け焦げや穴が空いている)を羽織っている】

是非ともそう聞かせていただきたいものだね。
こんばんは。

【そう笑顔で話しかける】
140 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 23:26:39.92 ID:UJ1cxbgo
>>135

…………
(こんなところにも、住める……か…)

【と、異世界出身の彼は唯々驚きながらも受け入れるだけである】
【順応するのはいいが、おかげで少々間違った人間が出来上がっている気もするが……】

あれ…は……?
(K………?)

【形を崩したロゴを見るが、彼はこの世界についてはまだまだ知らないことが多すぎる。】
【其処で、彼は少女に問う様に声を漏らし】

………そう、言えば……
名前も、聞いてません……でした

【すいません。言葉尻に小さく付け足して】
【其の儘、エレベーターへと乗り込む―――が】

【この男、見た目に比して遥かに重く。体重は100kgを優に超えている】
【他に人が乗って居たら、余裕で危ない気もするが】
141 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 23:29:32.31 ID:eMls7Qko
>>139
【経験による鋭い勘は、後ろからの来訪者に即座に気付く】

つまり、あなたとはなかなか関係ないものということよ

【座ったまま顔も向けず、そう素っ気なく答えて見せる】

それよりも、私はあなたがどうやってそんなところに入り込んだか聞きたいわ

【背後に誰かが現れたのは一瞬の事だ――能力や魔術を疑うのはある意味当然だ】
142 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/11(土) 23:31:55.00 ID:TUknqRUo
>>123>>128(紅蜥蜴&雨武)
……何も考えずに大技を放つのは自殺行為ですよ?
アランは焼けてますけど、私は無傷に近いですし。ストックが残ってませんけど

【全身の力を合わせての突撃に対して、地中から現れた異形は右足を後方に置いての前屈姿勢で対抗する】
【この異形は、木偶人形では無い。生前は戦士、それも一流と形容して問題は無い程】
【ずず、と足が地面に跡を残すも、1m程も後退せずにその身体は制止し】
【更に、開いている多関節の左腕が、巻き付くように紅蜥蜴を捉えようとする】
【ナイフが突き刺さったのは腹部。然し、ナイフである以上、刃より大きい傷は出来ていない】
【人間相手ならば致命的かも知れないが、アンデッドに対してはまだ少々火力が不足か】
【尚、減らず口が減ったのは、聴覚の麻痺が原因だろう】

【アランが紅蜥蜴を捉えようとすると同時、ライブラも行動を起こす】
【長剣を振るって切っ先を伸ばす、その狙いはアランの背】
【その巨体に隠し、背を貫いて、アランごと紅蜥蜴の腹部を狙うつもりだ】


【一方、音を探る武美の耳には】
【「…………人、じゃ、な………臭い、しない……」】
【とぎれとぎれの声と、やはりひゅうひゅうと風の抜ける音】
【片方の肺が潰されている。生命力の強い人狼で無ければ、意識が有る事すら信じられない状況】
【この言葉を最後に、声が途切れる。声を出すのも辛くなったか】
【だが、それでもこの情報を届けた理由。それはきっと、相手が人でなければ戦いやすいだろうと踏んだから】

【上空から襲う天狗の爪。此処で、ライブラの手が足りなくなる】
【剣とアランは紅蜥蜴を狙い、武美に対する手も考えて。結果、反応が遅れ】
【然しながらやはりと言おうか、只では終わらない悪党。爪に向かって、左手をぐっと突き出した】
【右肩へ着弾する筈のそれを左手で受け、振り下ろされるに合わせて引き降ろし】
【自らの身が抉られるのを、浅く喰いとめる】


【だが、此処まで、攻勢を続けて。2人が、守りを意識から失い掛ける頃】
【ライブラは、傷を負った左手で、パチンと指を鳴らす】

《……ははは、はははは、はははははははははははっははっはっはっはっは……はは、は》
《…………痛みが無い、痛みが無い、腹に穴が開いて肉が焼けて痛みが無い、無い、無い》
《…………至極不愉快、だ》

【ずん、と音を立て、アランの持つ鋸が地面に突き刺されると】
【そこから地面へと、衝撃波が発せられる】
【くしくも、武美と同系統の攻撃。だが、その規模は】
【ライブラとアランへ向かう波を打ち消した上で、紅蜥蜴と武美の脚元を破壊する事を狙う程】
【これによって、一時的に行動を不能にするのが狙いだろう】
143 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 23:33:19.02 ID:AKPuFi.o
>>140

【男が乗った瞬間――がくり、と若干エレベーターが揺れる】
【だが、「それだけ」。 結構頑丈と呼べる部類の物らしい】


…………ミヅハ。


【ミヅハ=\―恐らく、彼女の名前なのだろう】
【其れだけを返すと、彼女は『最上階』と書かれたボタンを押し……エレべーターは上昇を開始】


……あなたは。


【平坦なトーンだが、「疑問」の籠もった言葉である】
【彼女はそう言って、階数表示を見上げると――13階≠ェ点灯した】
144 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 23:34:00.82 ID:PX3YjmMo
>>138

ああいうの着て戦う魔法少女って、実は物凄い運動神経、なのかもなぁ……

【プリティでキュアキュアな方々、とか】
【まあ、どうしても可愛らしい格好をしたいわけでもないし。そう結論付けて、子供も値札から視線を外した】

え……あ、うん……うん? うん……
いいの、かな……うん、じゃあ、よろしく、鈴ちゃん?

【ぎこちなく首を傾げ傾げ、やはりぎこちなく笑いながら、改めての「よろしく」】
【でもまあ、……悪くは無いよな、と思いながら。笑う】

BGMをかけながら読むヒトも居るしなあ、そこは人それぞれか。
本の虫というヤツか、まあ煩いよりはマシだろうね。

【会話をしながら、ああ自分は何かを「踏んだ」のだろうな、と。そう、なんとなく、思った】
【「ワルイモノ」を踏んだのか、そうではないのかは定かではないけれど。少女の笑顔を見て、思ったのだ】

いや、……解ったのかもしれないなら、いいさ。よかった、ね?
失せモノ、見つかるといい、ね?

【口ではそう言っても、隠せない疑問符】
【……まあ、どうでもいいだろう。だって、】

さ、て……それじゃあ、僕はいい子だからそろそろ帰ろうかな。
またね鈴ちゃん、夜道、気をつけて。

【きっとこれは、「面白くなる」。そんな無責任な期待を無意識に感じ取って】
【ひらり、手を振って、来た時と同じように。雑踏に紛れて、黒い姿は見えなくなるだろう】

/ありがとうございましたー!
145 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 23:38:36.23 ID:9YZvVRIo
>>141
さいですか。
何となく妙な気配があったから、何かと思ったんだけどね。

【顔も向けられず、気の無い返事を返される。仕方ないね】
【ベンチを回りこみ、女性から少し離れた位置に立つ】

どうやって。
こう……ぴょーん!と。

【意訳:ジャンプしました】
【人間にできるのか否か。この場合、その問いはあまり意味を為さない】
146 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 23:39:27.43 ID:UJ1cxbgo
>>143

【一歩踏み込んだところで、ガクリと揺れた事で……少々ビビったのか】
【もう片方の足はそろりと…エレベーターの中へついて】

ミヅハ、ちゃ……さん。
今回は…ありがとう、御座いました。

【と、改めて礼を言う】
【ちゃん付けは失礼と思ったか。言い切る直前に訂正した】

……犀宮、京都(さいぐう みやこ)…と。申し、ます
恥ずかしながら……Justiceの末席を、汚しております……

【彼女の疑問に答える為、軽い自己紹介をする】
【しかし正義の組織の一員が行き倒れるなよと突っ込まれないものなのか…寧ろ雑草何か食ってるなよと言われないものなのか】
147 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/11(土) 23:40:59.03 ID:TUknqRUo
>>125>>132(陽&フィール)
【盾と拳との正面衝突。ぐわんと鐘の様な音が響いて】
【だ、だん。たたらを踏んで二歩、男は後退した】
【そう、二歩。機械と正面衝突をして、僅か二歩なのだ】
【骨格ごと歪んだその両脚は、重量物を運び続けた証。この男の武器は、硬い盾と強靭な足腰】
【然し、腕はどうか。弱くは無いが、脚に比べれば見劣りはする】
【びりびりと痺れる腕を、身体の横に降ろし、回復を図り】

【だが、その次の攻撃。銃弾はと言えば】
【全く、予想通りの結末と言ってしまって良いだろう。かあんと高い音を立てて、男の左腕の盾に弾かれた】
【銃弾は、貫通力は有るが、軽い。あまりに軽すぎる。貫通出来ない防具に対しては、無力と言ってしまって良い】

『………何だ、その程度か?ああ、そうだよなあ、そんなもんだよなあ!?
どいつもこいつもこんなもんだ、俺の盾をぶち抜ける奴なんざいやしねえ!
これは無敵だ、最強の絶対防御≠セ!これに勝てる奴は、世界の何処にもいねえんだよぉ!!』

【そして、男は再び、突撃の構えを取る】
【絶対に倒されないなら、攻撃自体は弱くても問題無い。何時かは勝てる】
【この男の戦法を単純に表せば、そうなるのだ】

【そして、この盾を貫くには、現状では火力が足りない】
【衝撃は盾を越えて直接伝わるが、然し銃弾では到底不足だ】
【防御の隙間を縫うか、攻撃の手段を変えるか。選択を迫られる事になる】

『……そろそろ、本格的にぶっ潰すぜぇ……なまっちょろいボンボンどもよお!?』

【ドン、地面を蹴り飛ばして男が走り出す】
【狙いは再びフィール、攻撃手段はまた体当たり】
【右腕の盾で自分を守って、初撃と全く同じ形だ】
148 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 23:42:46.62 ID:eMls7Qko
>>145
【理解:聞くだけ無駄か】
【はぁ、とはたから見てわかるほどに呆れと諦めの意がこもった溜息をひとつ】

それで、後ろから人に話しかけるというのは、あなたは親に人付き合いの仕方を習わなかったのかしら?
それとも自殺志願者と言うのならそれはいいけど今の私は人を斬る気はないわよ

【じっと、警戒の眼差しで男を観察する――
今更だが、妙な気配のことを話すつもりは無いようだ。まぁ不審者認定してるくらいだし仕方ないね】
149 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 23:47:18.93 ID:4o9TjuQo
>>137

オッサン、背中晒しっぱなしは不味いぜぇ・・・?
【移動の仕方が、「歩」から「走」に変わった】
【急速に、男との距離を縮める】

白兵戦は嫌いじゃねぇ・・・!
【男の後頭部を狙って短槍を突きつける】
【そのまま接近し、必殺の一撃を決めるつもりだ】
【空振りした場合、槍を捨てて、また元の場所に戻ろうとする】

(さっきの女が使ってる動死体どもは別に問題ねぇ・・・)
(俺にとっちゃ、量より質のほうが厄介だ)
【そんな考えを脳裏に浮かべながら、槍を両手で握る】
150 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 23:47:34.43 ID:AKPuFi.o
>>146

………ミヤコ。 ……うん、覚えた。
言ったはず……お礼は、要らない。 荷物も、持って貰った。

【そんな一種他愛ない会話≠フ間にもエレベーターは上昇】
【13階=\―其処で停止し、電子アナウンスと共に扉が開くと】


「……、……何だ、君か。 ――其方の青年君は誰かな。」


【黒を基調とした士官服に重ねるは、“射抜く”が如き『金獅子』の刺繍が施された紅の短外套】
【怜悧な印象を与える碧の双眸より視線を上げれば、銀髪に重ねた塵一つ無い軍帽が存在している】
【左腰には銀の拳銃、右腰には黄金の指揮棒――……青年と男性との境目、と言った年代の人物だ】

【――此方も此方で、おおよそこの場に似合わない$l物である】

「……いや、先に名を名乗らねば失礼に当たるな。」
「私の名前はロロケルム・ランガスター=\―其処の少女の、同居人だ。」

【ロロケルムはそう名乗って、一旦背を向けると――『閉まる』ボタンを一押し】
【エレベーターは奇妙な同乗者を増やし……上昇を再開した】
151 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/11(土) 23:47:36.21 ID:b3hZLIE0
>>144

あぁ……、そうかも。
それとも、なんだかすごい素材で実はとっても動きやすい、とかね。
……ガチな魔法少女なら、身体動かさないだろうからかえっていいんだろうけど。

【相手に言われて思い出すプリティな方々その他大勢】
【しばし考えて、結論はそんなもの。途中で考えるの破棄したんじゃないか、と思うほどにはなんだか適当】

うん、よろしくね、えくりん。

【にこり。笑いながら首をかしげ、改めてのよろしくに、改めてよろしくを返し】

普段はある程度賑やかがいいけど、集中する時は無音かな……。
ん……、そういえば、名前も虫っぽいし。あってるかもね、本の虫。

【ほんの少し、考えるように視線をどこかへ運び】
【それから、そんなどうでもいい豆知識。至極どうでもよろしい】

そこに居るかは、分からないけど。……探さないより、多分いい。

【浮かべた笑みを隠すように口元にやられた右手、それでも隠せないほどの笑み】
【発音的には物と者、あまり違いは無いのだが。居る、と言った事で、それが人や動物、生きているものと分かるかもしれず】
【分かったところで、それはきっと相手には関係の無いことで。それから、帰ると告げた相手に】

……あぁ、うん。
そちらこそ。……ありがと。またね?

【気をつけて、と。相手の言葉を、相手に返し】
【それから。再びのお礼の言葉、それから首をかしげ、挨拶を送ってから、相手を見送り】

……ふふ、見つかると、いいな?

【なんて。呟く少女の表情は、先ほどまでと一転して。なぜだか、至極寂しげだったとか】

/おつでしたー!
152 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/11(土) 23:53:05.79 ID:DFISF.SO
>>128>>142
(吹き飛ばない……ちっ!!)
【アランが予想以上に頑丈だったのに対し心の中で舌打ちをし、一歩後ろに下がるが】

予想はしてたが…流石に回避は無理か
【伸びた蛇骨剣に腹部に突き刺さり、血を流す】

【下がり剣を抜こうとし】

……うるさいコンビだ
ドラゴノイド!!《ウィング》!!
【そう叫ぶと】
【背中のマントが一部破れ、そこから炎のように赤き翼を背に生え】

【空へと逃げようとする】

【……前回戦った時、予想してたかもしれないが】
【レンから紅蜥蜴になった時、アートマンは消えていた】
【つまり彼女はアートマンと一体化した状態なのだ】

《フレイ》
(奥の手だが…仕方ないアートマンの力を借りるのは嫌だが)
【マントから左手を出し】
【仮面を外すと】
【そこには、赤いフォルムで、顔全体をおおう金色の瞳の龍の鉄仮面があり】
【口部分からバレーボールくらいの火炎弾をアランに向かい放とうとするだろう】
153 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 23:55:23.14 ID:9YZvVRIo
>>148
【正直に話したら溜め息を吐かれた。一体僕が何をしたというのか】

親。んん…昔のことなんて碌に覚えてないしなぁ。
ま、後ろから話しかけるのはそういう妖怪だから、ってことでここは一つ。
案外、本当に妖怪だったりしてね。

【少し考えたと思ったら突拍子も無いことを言い始めた】
【にこにこと笑顔で話しているので、相手によっては「馬鹿にされている」と思われても仕方が無い】

生憎と自殺願望は無いね。
…そんな怪しい人を見る目で見ないでほしいな。話しかける以外、別に何かする訳でも無いし。

【やれやれ、といったポーズを取る】
【その側。意識の端では、気配を発する箱をまだ気にしている】
【…が、どうやら話す気は無さそうだと判断。内心がっかりしたようだ】
154 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/11(土) 23:59:53.90 ID:e9F9K3Yo
【街中】

夜も更けてしまったな……Justiceの方々を探すのは諦めようか……

【時刻は深夜に差しかかり、人通りがすっかり無くなってしまった街中】
【一つの建築物の壁に背凭れながら、陰鬱げにため息を漏らす青年が居た】
【短く整えた黒髪を持ち、それとは反対の色の白い肌、目鼻立ちがはっきりしている顔つきをした青年だ】
【格好は黒いローブに全身を包んでいて、中に何を着ているかは分からない】
【すぐ傍には、先端から黒い毛の束のようなものが出ている、包帯でぐるぐる巻きにされた彼の身長よりやや高いぐらいの”何か”が立てかけてある】
155 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 00:00:00.55 ID:JutwInIo
>>150

【ふるふる……ゆるりとした速さで、首を左右に振って見せると】

……受けた恩は…7割2分増しで返せと………言われて、ますから

【一体どんな教育であろうか。兎に角彼は気が済まないらしい】
【一旦止まったエレベーターの扉が開くと、其方へ目をやって】

―――――……

【ペコリ、一度は会釈だけで済む―――と、思ったが】
【彼女の知り合い、そして名を尋ねられたなら、答えない道理が無い】

……Justiceの、犀宮、京都と…申します
ミヅハ、さんに……食べ物を、頂きまして………お礼…――――には、なりませんが。荷物を、持たせて…頂いて、おります

【ペコリ、と・・…改めて彼に向けて一礼する】
156 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 00:03:30.55 ID:KqM7wxo0
>>142 >>152

【人間離れして、素早い反応―――砂漠の中心に在っても汗を滲ませない筈の雨彦の額に、脂ぎった滴が浮いた】
【外観通りの逞しさを持つ腕、攻撃を弾かれた衝撃と、反作用による痛みは然程無い様だが】
【指の間に挟まったライブラの肉をぱたぱたと振り落とす様は、疑いようもなく、日頃見せない『敵意』に染まっている】

「(……、いのちまでは、消えちゃあ居ないみてぇだ………でも、さっさと片付けねぇとッ…!)
(放って逃げるのも気に病む、でも助けられなきゃあたしは……あぁーァッ、考えるなッ!!)」

【息も絶え絶えの、大事な人=\――ふと胸の中で巡るのは、三年前の悪夢の舞台、燃え盛る病院】
【あの時は、自分の治癒術式は通用しなかった。恐らく今回も、ただ魔術を掛けるだけでは、声も出ぬような傷は癒せない】
【ブブゼラを強く握りしめ、空を見上げて咆哮することで、弱さの鎌首を擡げようとする自分を、一たび黙らせる事にした】
 【―――魔術協会の仲間たちとの通信は、現在切っている。其れは、まだ他の棟の大部分が無事である事を示すのと、同時に】
 【此処で、武美が責任と闘志をかなぐり捨てて、吟雪を助ける事のみに専心する事を、妨げてもいる】
【……――この心の声は、能力の不安定化により、先程矢文≠ニでも呼ぶべき通信の対象となった紅蜥蜴に、聴こえてしまうかもしれない】

「……何ィッ、あたしを越えるインパクトッ…!!」
『………あーら、ら。 ≪短期時限術式・魔風弄風≫ッ……不本意ですが、ね。』

【先程まで存在していた城壁≠ヘ、既に半ばが崩れ落ち、後二十余秒があれば、魔翌力に分解されてしまいそうな状態】
【破壊する事や、何かをぶつける事も、恐らく可能だが……――現状、霧之藤は其れに価値を感じない】
【其れよりは、武美に向かって往く衝撃波に対して、対処するための術を講じようと考えた】
【カメラ≠、ライブラとアランの中間地点ほどに向けて、軽快然し無機質な音と共に、シャッターを切れば】
【『映写』されたかの如く、その場へと、緑色の『魔法陣』が展開される】
【若しも、それに気付いて、すぐさま其処を離れなければ――――凄まじい『暴風』が展開し、体の動きを阻害する筈だ】
【紅蜥蜴の事はいまいち考慮していない様子で、タイミング次第で彼女を巻き込んでしまう可能性も、無きにしも非ずだが】
【吹き荒れる乱気流は、武器を振り回す腕は勿論、蛇体の侵攻の道筋すら、歪め得る風速・風圧が在る】
【そして本体は、風の圏外僅かの所で構えながら、敵対者と味方(仲間では無い)の動きを、一通り観察しながら、次の手を探すだろう】

「…ぐ、ッ、……許さねぇぞォッ!」
≪ブブブォーーーッ!!≫

【一方の武美は、ブブゼラを携えているとは思えないほど軽やかなステップにより、衝撃を回避しようと試みるが】
【『完全』は成らず―――浸透する余波にも対抗しきれず、右脚首を捻り、痺れるような痛みに苛まれる】
【こうなれば、少しの間は『砲台』的な役割に終始する事に成るのかもしれない、格闘戦向きの周囲を見て、そう判断】
【立て膝の状態で構えて、吹き鳴らすブブゼラの≪行軍歌≫によって、その表面には『五色の魔翌力光』が迸り】
【吟雪の語る通りに、人間では無い¢カ在に大打撃を与える為の、決戦級術式の準備を開始するだろう】
157 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 00:04:07.57 ID:gTYKrjko
>>153
妖怪ね。面妖ね
でも種としてそういう生き物だと言うのなら否定しようもないか

【A:こそこそ?人の後ろに回り込みましたね】
【妙に落ち着いた様子の青年に違和感を募らせながら話を聞く―――】
【「怪しい人を見る目で見ないでほしい」→初対面の人に後ろから話すのは怪しすぎです】
【「話しかける以外、別に何かする訳でも無い」→ナンパですらないとか却って胡散臭い】
【心中で青年への評価をグングン下げながら、手の上の箱を適当に仕舞う――隠す】

・・・変人ね

【あ、口に出た】
158 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 00:05:49.58 ID:fyTUvgso
>>137

…うッ…ああッ!クソ…簡単に防がれてやがる…経験の差で負けてやがる…!
もっと鋭い…アイツの必ず貫く槍をも超える刃を持たねえと…!

【とはいえどうするのか…?この相手に今さら棺桶を使って戦いでも挑むか…?】
【否、全ての防御がまるで意味を持たない、それほどの攻撃をどうさばけばいいのか…?】

…生まれついての…能力に胡坐をかいてる奴…?

【その言葉に、男の顔から見てもすぐにジャイアンの反応が…彼の言葉に予想以上に興味を示している事が見て分かったかもしれない】
【なぜかそこに興味を持った、何か思う事でもあるのか…?】

【無論、この状況から攻めの手を緩めるわけにもいかない…彼はなりふり構わず右手のナイフを振るう】
【左手をかばいながら彼はナイフを向けて…ここでアヴェスタ>>149が短槍を後頭部めがけて振るってくるのが見える】
【彼はそれを見て…思う、足音を立てるのがワンテンポ『早い』、この一撃には気がつかれる】

【だが彼と手命が惜しいはず、と思う、そして今攻撃を潰されて此方はどうしてもワンテンポ遅れる】
【しかしこの一撃を確実に防御、または回避した軌道を狙えばもう一度深く斬れる!】

…焼き切れ『ナイフ』ッ!!

【彼の必死に答えるように少しずつ熱を上げて行くナイフの炎を燃え上がらせながら彼の一撃は振るわれる】
【とはいえ…先ほどからこの青年…妙に委縮している…?】
【実戦に不安を持つ男なのか…臆病物なのか…そんなひ弱な精神でこの戦場に飛び込んできたのか…?】

【炎のナイフを使うのは刺したと同時に相手の傷を焼き止血も兼ねるためか…炎だけはまるで尽きない】


【そして一方取り残された棺桶に近づく影があった】

『…おやおや、なんだか物騒な所に来てしまった、私…こんなにひ弱で戦いが苦手なのに
無玖、君は私がこういう争いの場を本能的に避ける小心者だと知ってここに呼んだのか?
そうだとしたら、私ゾクゾクしてきたぞ』

【質素な茶とベージュのインバネスコートに鹿撃ち帽を被りその下から白く艶やかな髪の毛をはみ出させた華奢な人物】
【顔立ちからでは女にも男にも、若者にも年寄りにも見えるその人物を見て錠前の近くまでたどり着いていたトイ・プードルは叫んでいた】


「…アルカドラ!こっちだ!早くしろ!そこに飛び散った『血』がその若造の血じゃあ!」
『おやおや、グッドタイミングでいいのかな?この様子もう今すぐにでも用意した方がよさそうなんだねえ
まあまずは味見でも』

【戦いから一歩引いた場所からアルカドラと呼ばれた人物は特に手も貸さずに】
【貫かれた時に飛び散ったジャイアンの血を救い取り…舐めてみる】

『…おいおい、RH−のAB型じゃあないか、何と甘美な…こんな貴重な物を地面にまき散らすな』

【…なんだこのマイペースな人物は…?】
【しかしそれをしってるのか構わず次の行動を考えておこうとしているムクは…倒れている少女の方に目を移している】
159 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 00:06:29.53 ID:pRcxN82o
>>132

【自身は第三者的立ち位置に居るが故、戦場を広く見渡すことが出来る】
【自らは戦わず、機械に戦わせるということは、単純に1:2の構図を作り出せるということ】
【現在は意図せず1:3だが、此方側が3である以上問題は無い。ただ――】

…………胸も零は余計だ天災。それに“だけ”とはなんだ、人の事も知らない癖に。

【外付けの犬耳は、小さな台詞も逐一拾う。白衣の男へ睨むように視線を送り】

【響いた硬音。硬質な物がぶつかり合う音は低く、然し響いて通る】
【ザザッ、と地を削る音とともに、ごんざれす君の身体が数十cm後方へ滑る】
【重量のある機械の身体が押されるほどの衝撃、間近で見た少女は驚いた様に目を開き】

――なるほど、予想以上に面倒な相手らしいな。
無敵だの、最強だの言ってしまう辺り、噛ませの心得はあるようだが……

【ニヤリと。見たままの現状を捉えれば勝ちの見えぬ戦いを前に】
【少女は然し、自分の勝ちは決まっていると信じ込んでいるように、口元を歪ませる】
【そして、左腕の其れを口元によせ、小さく何かを呟いた直後】

真坂、アレがごんざれす君の拳の全力だとは思ってはいないだろうな?

【轟、と】
【爆発音のような風の音が響き、ごんざれす君が瞬間的に“消えた”】
【否、正確には“消えた”のでは無く“跳んだ”のだ】
【脚部、背部に搭載されたスラスターより魔翌力を爆発させ、その反動を推進力に鋼の機人は宙に舞う】
【その高さ、凡そ5m程。空中に飛び跳ねたごんざれす君は、幾つかの小型バーニアで空中制動】
【重力に引かれ、上昇が止まる。完全に空中に静止した状態になった】
【とはいえ、スラスターで飛んでいる訳では無い為、数秒後には重力にならい落ちるのだが】

【跳んだ時の空気の爆ぜる音、そして空中でのバーニアの音で】
【ごんざれす君が急に消えたように見えたとしても、見つけることは難しくは無いだろう】
160 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 00:07:05.27 ID:pRcxN82o
>>159
/>>147も追加です!申し訳ない!
161 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 00:10:28.79 ID:06JOPzIo
>>155

「ほう、Justice=c…ん、“食べ物”だと?」

【此方は少女と違い、Justice≠ニいう単語に反応――恐らく、一般常識での認識か】
【……が、其れも直ぐに消え去り、ミヅハへ向けるのは『怪訝』な眼差し】
【当のミヅハは其れを気にする様子も無く、階数表示に目を遣っていて】

「……いや、まぁ、いい。」
「それにしても――Justice≠フ拠点に食料ぐらい置いて居ないのか、犀宮君?」

【彼是している内に――エレベーターは、最上階に到達】
【恐らく京都が質問に応えると同時に、電子音声と共に扉が開いて】


…………着いた。


【広がっている光景は―――― 玄 関 ≠ナあった】

【“エレベーターの出口が玄関”……この階の構造も、推し量れるだろうか】
【ロロケルムとミヅハは、京都に先立って玄関――相当広い――に出ると、彼に振り向く】
162 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 00:17:07.21 ID:rpBVR2oo
>>157
【…なんだか怪しい人どころか虫か何かを見るような目で見られている、気がする】

変人。んー…
不本意だけど、君がそう思うならそうなんじゃないかな?

【少し考えた後、笑顔でそう返す。なんかもうダメだコイツ】

さて。話しかけたのはさっきの箱のこともあるけど、ついでに聞きたいことがあるんだ。
「機関」、って言って分かるよね?それについて何か知らないかな?
働いた悪事だとか、どんな兵器を扱うだとか、どんな奴がいる、とか。
とりあえず何でもいいんだけど。

【「敵」を倒すには、「敵」のことを知れ。誰の言葉だったか】
【とにかく、「機関」がどのような組織であるのか。その全容が知りたいところだ】
【こんな風に聞いたところであまり意味は無さそうだ。が、構わず目の前に問うた】
163 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 00:19:23.57 ID:CuKABXso
>>147 >>159

ちょっと待ってもらおうか! ゼロゼロナイン!
それは言外に、俺を噛ませーくんだと罵っているのか!
実に心外だな、時間が許せば、万の言葉を持って違うという事を証明したいところだが――

【犬っ娘さんに、律儀に声を返して】

く、ははははは――――!
レパートリーを増やすのだな!
――どんなに完璧な戦法も、一度見せれば対策を取られてしまうのだ!

それに貴様、いま、俺と同レベルのことを言っているぞ――!!

【酷い自虐を高らかに叫んでみるものの】
【魔眼を持っているだけの凡庸な男に、盾を打ち抜くだけの火力は無い】
【プロでもないし、目も悪いために、精密射撃できる訳でもない】

【だから――、相方に任せる】

【地面を自分の目の前に転写=z
【即席の土壁が出来上がる――、もっとも、彼のタックルを受け止められるほどの硬度は無い】
【相手の男は世界最強の防御力を自称しているし、その硬さは、先程から見せ付けられている】

【土壁の役目は、フィールの姿を一瞬隠すだけ】
【――だが、それで十分】
【左右の、どちらに回避するか分からなければ、ホーミングしきれない】
【相手に硬度≠ェ分からなければ、立ち止まってくれるかもしれない】

【フィールは、空に居るごんざれす君と自分とで、金肉さんを挟み撃てる立ち居地に】
【自身から見て右側方に、突進を回避した】
164 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 00:23:17.68 ID:JutwInIo
>>161

…コンニャクを、頂きました………

【本当に感謝しているのだろう、思い出して泣きそうになっている】
【そして、彼の質問には…またも左右に首を振って見せ】

……食堂は、使われて…いません。から。
そして………Justiceは、“仕事”では…無いん、です

【彼にまともな収入は無く、また彼の“持病”…それによって彼が一日に消費するカロリー、並びに必要とするカロリーは常人の倍以上である】
【そんな状態で行動すれば無論、空腹になるのも早くて・・・・】

熊の、掌なら……獲ってきて、いたのです…が……

【下拵えがまだ、終わっていないそれは…食べれなかったらしい。】

【そんな状況で“コンニャク”なんて渡されたら、我慢できるわけがない!!】

【話し終えると、丁度エレベーターが着いたらしく】

……………………………………………………………………………………………………………………本日、は…有難う。御座いました

【目の前に突然広がった玄関に、暫く言葉を失うが…なんとかお礼を言って…買い物籠を差し出すだろう】

   【一刻も速く―――離れないと】
                       【彼の一般常識は再起不能になりそうだった】
165 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 00:27:41.20 ID:gTYKrjko
>>162
【A:まるで言ってることがわからんぞ!】

反論もしないとは…増々分からん人だこと

【皮肉っぽくそう言い―――青年が質問をしてきた】
【機関についての情報――少女の眉がピクッと反応する
少女は「それ」についてはそれなり以上に知っている立場だが―――(彼女視点において)不審者に話す訳ないだろ、常識的に考えて…】

働いた悪事なら新聞やニュースでも見ればいいんじゃないかしら
扱う兵器?機関に殴りこみをかけるのが確実ね。運がよければ素敵な兵器で出迎えられるかもよ
人員は…機関に入れば名簿くらい手に入ると思うわ

【つまり、取り付く島もない返事を返す。間違ってはいないのだろうが、あまりに解決になってない】
【不審者認定はしたものの、値踏みするような視線を向け続ける―――青年はなんで機関に興味あるんだろうなーとか、そんなことを考えて】
166 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/12(日) 00:30:48.29 ID:jdsVlW.o
>>149>>158(アヴェスタ&ジャイアン)
【後方からの攻撃、狙いは悪くない。命中する可能性は十分に有っただろうが】
【幾ら他の敵を相手にしている間だろうとも、即死に繋がる攻撃を受ける程に男は鈍くは無い】
【近づいて来る相手の行動を、気配と音であらかた察知して】

「………嫌いじゃねぇなら、練習しとけ
どこの誰が、素直に頭ぶち抜かれるかって話だ………なぁ?
それからそっちのガキ……ビビるくらいなら出て来るんじゃあねえや」

【すとんと落下するように、男はその場にしゃがみ込む】
【それによって槍とナイフを頭上に素通りさせつつ、後方へ左腕を叩きつけるように振るい】
【背後の相手の腹部へ、籠手の一撃を打ちこもうとする】

【二者の行動が噛み合わない。その為だろう、有効なダメージは未だに少ない】
【ただ力を振るうだけならば、この男と戦うのは難しい】
【一撃で仕留めようなどと欲を出せば、それは付けこまれる隙になるばかりだ】

「……ちっ、結局兵器は見つからずじまいになりそうだぁなあ………
逃げる事を考えた方が良い状況、になって来ちまった……」

【しゃがんだ状態から右手に大きく跳躍し、横を向き】
【相手2人を正面に置きながら、男は周囲の状況を確認する】
【総じて、有利とは言い難い。今の内から、撤退は視野に入れるべきか】
【思考の端に逃げを置きながら、右手を腰に構えた】
167 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/12(日) 00:31:20.21 ID:jdsVlW.o
>>152>>156(紅蜥蜴&雨武)
……思った以上に、手こずる。けれど……
そうですね、もう一体の兵器がどうこう、喚いてたのが居た様な気がしましたが
見た所、それに該当する戦力は無し………と、なると
私達が頂いた一体、それ以外は無かったのでしょうか

………では、回収の事は考えず
私が負傷を少なくして逃げる事を考えましょうか
アラン、後で良いパーツで修理します。また死んでください

【ナイフが手の甲に刺さったままの左手で、パチン。強く指を打ち鳴らす】
【すると、多関節の腕が大鋸を持ち上げ、大上段から振り下ろした】
【狙いは火炎弾。風圧と刃で両断し、自分自身への直撃を避ける】
【火勢が弱まったそれを受ければ、先に既に焦げていた肉が更に焦げて、また黒く】

【そしてまた、次。天狗と演奏者に対する策】
【最大の駒は既に切ってある、現時点で防御に使える策は殆ど無い、筈】
【……いや、只一つ】

……私が、無傷で逃げる為。こういう時に、どうしましょうか
アラン、動くな。私の盾になりなさい
それから………盾を、もう一つ用意しましょう

【身を縛る様な暴風は、アランの体を其処に釘付けにしてしまう】
【動作を終えたその姿勢のまま、動けない。仕留めるなら、今だ】
【だが、武美がその次の攻撃を行うより先】

………使い古された手段ですが、攻撃を止めなさい
さもないと、私の左手に刺さってるナイフを、この子の喉に移し替えます

【倒れたまま、回収をされていなかった少女の下へ、ライブラは歩み寄った】
【爪が届く間合いにまで近づかれた時は不味いかとも思ったが、相手はそういう性格では無かった】
【これは、嬉しい誤算というべきか】

【今度は、踏みつけたりして無駄に相手を煽る様な事はしない】
【自分だけでも逃げる為の手、当然なのかも知れないが】
168 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/12(日) 00:32:08.32 ID:jdsVlW.o
>>159>>163(陽&フィール)
【突っ込む、ただそれだけで良い。他の選択肢は要らない】
【触れて吹き飛ばして勝つ、何年も続けて来た戦術だ】

『(苦労も知らねえ面したボンボン共に……負けるわきゃあねえんだよぉっ!!)』

【己への過剰とも言える自信、然し当人には根拠が有る。未だ、破られた事が無いという根拠が】
【そして、不本意ながらも幼い頃から鍛えられ続けた、強靭な足腰への信頼が】

【鎚の様な音を立てて、男は土壁に突っ込んだ】
【「真っ直ぐ突っ込んで、避けられたらまた突っ込む。その内相手が疲れる」】
【壁を破れないという考えなど最初から持たず、全力で男は走り抜け】

『はっ、見つけたぜぇ!?おうこら、そこ動くんじゃあねえぞ!!!』

【ギャリと地面に足の跡を残しながらブレーキ、方向転換】
【再びフィールに狙いを定め、脚に力を込めた】

【爆発的な音が男の耳に届いたのは、その時だった】

『…………ああ?』

『(飛んだ?それだけか?踏む?んなもん支えて投げてやらあ)』
『(あそこからどうする、殴ってくるか?)』
『(後ろは守ってある、あいつに撃たれる心配なんざ………)』

【より火力が高いのは、方向転換をした際に後方に回ったロボット】
【突撃を中止し、其方に振りかえり。両腕の盾を重ね、防御の体勢を取る】
【片腕ではダメージが残っているが、両腕でなら支え切ってみせると、何処までも自分の力を信じ切る】
【男は、完全に受け≠フ大勢に入った】
169 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 00:36:29.42 ID:06JOPzIo
>>164

【熊の掌=\―ロロケルムがそんな単語を聞いたのは、子供の頃以来だ】
【父に連れられて向かった北方の地とか、色々な記憶がフラッシュバック】

【……然し、少し眩暈を感じたのはそんな理由ではなく】


「……す…、……少し待っていてくれ……。」
「ミヅハ……――貴様、矢張り……どうせなら“ちくわ”か“卵”を渡せ……!!」

………卵は、売り切れてた。

「誰がそんな話をしているッ!!」


【どうやら、おでん≠作る予定だったようで】


【一連の会話が終了すると、ロロケルムは奥に引っ込み――直ぐに、戻って来た】
【彼の右手には、“白い箱の入った袋”……左手で買い物籠を受け取りつつ、其れを彼に握らせようとして】


「私の作ったケーキ≠セ――こんにゃくよりはマシだろう、食べてくれ。」
「と云うか、食べろ。 此れは一種の命令≠ニ判断して貰って構わない。」


【引き攣った笑みを浮かべつつ、そんな言葉……何かもう、こっちはこっちで精神的にキツいらしい】
【「帰る」という旨の言葉を聞けば、ミヅハもロロケルムの脇から顔を覗かせて】


…………ミヤコ。 今日は、ありがとう。


【そう、一言声を掛けると―――ぺこり、と一礼した】
170 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 00:37:24.69 ID:13SM.boo
>>166

チッ、そりゃ簡単にゃあいかねえよなぁ。
【篭手と男の腹部が接触しあい、ガギンと硬質的な音が響く】
【硬質的?】

おいおい、何度もいわせんなよ・・・。
【どうやら、その服の下に装甲でも仕込んでいるのか、ほとんど動じていない】
俺がその兵器だっていっただろうが。
【そのまま再び距離をとり、今度は手の中に片手剣を生成】
【また握って、構える】
171 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 00:44:17.33 ID:zldA9wSO
>>156>>167
【天狗の暴風の巻き添いを間一髪避け】

【武美の声が聞こえ】
【……ああ。彼女も私と似たようなんだ】
【そう思いながら】

…焦るな…私が奴と彼女を離す…成功したら私事…
【そう小さく武美なら聞こえるかもしれない声で呟くと】
【落下スピードと翼での飛翔による全速力のスピードで】
【ダメージ覚悟でライブラにタックルをし吟雪から遠ざけようとする】

【ナイフを左手から抜かれる前に――速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く速く】

【間に合うか?】
172 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 00:45:36.20 ID:c6u9ZkIo
【路地裏・空き地】

【繁華街からは幾分離れた地区、そのどこかの建物の跡地】
【土の地面、そこに描かれているのは直径が10m程の円】
【描いた素材は、黒い砂のような何か】
【中心から、放射状に、螺旋状に、幾何学的に】
【幾重に渡って描かれた、陣】
【そしてその中心に立つ】
【身長は175cm程、ツンツンと立つ黒髪にそれなりにがっしりとした体格、服装は赤い長袖のTシャツと迷彩色のカーゴパンツ、更にその上から…真っ黒な、布…?をマントのように纏った青年】
【その双眸――灰色の右眼、黒く石のような左眼――をゆっくりと開いて】

……成程、こんな感じですか

【ふぅ、とため息をつき】
【額の汗を軽く拭う】
173 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 00:48:02.57 ID:JutwInIo
>>169

……申し訳、ございません

【おでん…それにコンニャクが無いのは、確かに耐えられない】
【自分があそこで行き倒れてさえ無ければ――――申し訳なさから、謝罪を口にし】

えっ……しか、し…

【白い箱の入った袋を、受け取りながら…袋とロロケルムを交互に見る。因みにケーキが1ホールなのか、それともコンビニとかで売られてる様に既に切られているのか、気になるところだ】
【本当に良いのかと尋ねる前に、命令であると言われて――――】

ありがとう、御座います………

【ペコリ、もう一度頭を下げて礼をすると】

………今度、熊掌を…送らせて、頂きます

【下拵えを終えたそれは、普通に美味いらしい……ゼラチン質でモニュッモニュとした食感をしている】

【顔を覗かせ、礼をしたミヅハの方を見ると】

……いえ。此方、こそ
…このお礼は、必ず――――

【二人に受けた恩を、彼は忘れないだろう】
【そしてきっと、間違った恩の返し方をするかもしれない。その時は――――頑張って貰いたい】

では……失礼、します

【最後に一礼し、それに合わせて…エレベーターの扉は閉じるだろう】
174 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 00:50:08.25 ID:rpBVR2oo
>>165
【「機関」という単語に、少女の眉が反応したのが見えた】
【見えたはいいが、そこからどう交渉するのかを彼は知らない。残念】

あらら、気の無いお返事で。
詳しい情報が欲しいんだけどなぁ…

【困ったような顔(笑顔)で、うーん、と頭をぽりぽり掻く】

んー、なら交換条件でどうだろうか。
情報を提供する代わりに、僕が君の要求に応える。
どうだろう?

【言った直後、無茶な要求をされたらどうしよう、と思ったが後の祭り】
【笑われても仕方が無い程に必死だ】
175 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 00:59:17.38 ID:gTYKrjko
>>174
実際問題として、一般人が知りえない情報を手に入れたとして――それからどうするつもりなの?
とりあえず機関を糾弾して危険な機関の連中に追いかけられる?それとも単身戦って無様に散る?
ただでさえ長生き出来なさそうなのに、そんなことをするのは死にたがりの所業じゃない?

【長生きできなさそう、とは最初に後ろから話しかけてきたことだろう――
流石にあれに好感を持つものはいるまい、と少女は思う】
【一方、青年はなにやら申している――聞けば、交換条件か。それを聞いて、少女は―――】

論外ね

【まさに一笑に付す、といった態度で拒絶の意を示した】

私にはあなたにして欲しいことなんてないし―――そもそも交渉とは信用出来ない人間とはしないのが普通よ

【その発言は、彼女が青年を信頼してないことを言外に示している――やはり胡散臭いと思っているのか】
176 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 00:59:27.44 ID:06JOPzIo
>>173

【ケーキは“ホール”――正直言って、『かなり美味い』部類に入るだろう】
【ロロケルム、菓子作りのスキルは相当に高い様で】


「……気持ちだけ、受け取って置こう。」
「では、な。 ドライアイスは入っているが、早めに冷蔵庫へ保管してくれ。」

……じゃあ、ね。


【ロロケルムは地味な拒否。 ミヅハは相も変わらずの無表情。】
【二人は並んで、京都を見送ると――】


「ミヅハ………おでんの具では、何が好きだ?」

……ちくわ。

「……―――、地味に謀ったな?」


【――――その後、どうでも良いような陰謀説が浮上していました】

/お疲れさまでしたー!
177 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 01:01:58.59 ID:pRcxN82o
>>163

――――お前、少し黙っていろ。話なら来世で聞くからな。

【噛ませ云々発言は白衣の彼に言った訳では無いが、振られた話題には言葉を返す】
【それだけの余裕が、少女にはある。何より少女は立っているだけなのだから】

……さて、ボクは此処で少しばかり科学者っぽい事を言ってやるとしよう。

「壊れないものなど無い」と。

―――科学者らしくない? しらんぞ、そんな事は。
兎に角、如何に盾が硬く造られていようと、其れを扱うのは飽く迄も人間だと言うことだ。

お前の自信、撃ち抜いてやる。

【≪Over≫と響く機械的な合成音声。重力に絡め取られた機械は静かに遊落下を開始する】
【直前、再びの爆発音。背面のスラスターを用いての二度目の跳躍】
【然し其れは先ほどとは違い上方向ではなく斜め下――盾を構える男の居る方向へ】
【防御が在るならば、貫けば良い。盾をも貫く矛となれば良い】
【身体を鍛え、そこに能力の補強が上乗せされた相手に対し、無謀にも力比べを挑む積りらしく】

【直線的な軌道で、“受け”の体勢を取る男へと斜めに“落ちて”行き】
【空中で右拳を握り締め、構えられた盾に向かい渾身の右ストレートを放った】

【スラスターによる推進力、機人としての重量、そして――】

≪Pile Bunker≫

【右拳が盾に当たれば、ごんざれす君は再び合成音声を鳴らし】
【右手の甲、初期装備でもある鋼鉄の杭を追加で撃ち込むだろう】
【拳という面の攻撃から間髪入れない、杭という点の攻撃】
【無敵を謳う鉄壁の男は、機械の身体から繰り出される其れ等をどれだけ受け流せるか―――】
178 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 01:03:08.63 ID:JutwInIo
>>176

【エレベーターを降りると、まず片手に持ったホールケーキを一瞥し】

……帰ったら、切り分ける…か

【小さな笑みを浮かべて―――彼は彼の家へと帰っていくだろう】

【※後日、ちゃんと熊掌は送られる筈である】
【オマケに熊の肉のオススメの部位まで添えて……】

/お疲れ様でしたー!
/ロロケーキひゃっはー!!
179 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 01:06:33.81 ID:hUSSlKQo
>>172

あれ、ここどこだ……?

【そこに一人の青年が歩いてきた】
【短く揃えた白髪に、色白の肌、それらのせいで際立つ紅い瞳。目鼻立ちがはっきりした顔つきをしている青年だ】
【格好は黒いローブで全身を包んでおり、中に何を着ているかは分からない】
【背中には彼の身長よりやや高いぐらいの、包帯に包まれた”何か”を背負っている】
【独り言は誰も居ないと思っているのか大きめで耳が悪くないならばっちり聞こえるはずだ。それに加えきょろきょろしているあたり、迷子らしい】
180 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 01:10:58.60 ID:fyTUvgso
>>166

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

【ビビるくらいなら出てくるんじゃない、それは戦場において最もだ
【手が震えている…相手の戦力に委縮している用にしか見えない…今すぐにも逃げ出してもおかしくはない…?】

【にもかかわらずこの青年全く退歩の動きを見せない、その目は決して男を逃がそうとしない徹底的に追い詰めてやろうという目をしていた】

…ビビってる?戦いに?いいや違うね
正直に言うと…オッサン、あんたはまぎれもない正真正銘の戦闘者である事に『焦り』を感じているんだ
刀と槍、そっちの槍の方がよく研鑽された武器だ、なんとも相手が悪いなと早すぎた出会いを呪っている

未熟な武道家とうぬぼれが強いシロート同然の能力者程度じゃあ…まともにやってたら勝てないとわかった

【正直に答えた、相手の方が強いと】
【彼は過小評価せず、過大評価もせず、戦士として相手の方が上回っていると認めていた】
【同時に彼は隣に並ぶ男>>170をあんまり強いと感じていない…天然で人の心を抉るタイプだった】

だから…勝利するにはもっと背伸びするくらいは必要だ、もっとあがかないとダメだッ!徹底的に全勢力をアンタに叩き込む…
ここにいるのは俺であり、そこの囚人服のオッサンであり、そしてムク達だ

…今から全員の力を合わせてお前をボコる!もっとうまく合わせれば…必ず勝てる!
俺だってあんたほどでないにせよ…勝つための必死な努力の回数はゼロじゃあない!刃叫流…『椿』から『毬栗』!

【彼が取るのはクラウチングスタートの如き前傾姿勢…狙うは速度に乗せた攻撃か!】
【飛び出した時に彼が取ったのは…わずかにステップに手心を加え一瞬左方向によじって別方向からぶつかる攻撃!】
【狙うは相手の右手!響く打撃を与えて一瞬でも片方の手をしびれさせる戦法に出た!】

【そして後ろで先ほどの華奢な人物、その人物は手で血を救い取ると…】
【すでに鍵の空いている棺桶の蓋を開いていた】
【同時にその人物は…棺桶の中に救った血をしたたらせる】

『どうだ?これほどの甘美な血にはなかなか出合えない、さあ欲しかろう、飲むといい
そして与えたまえ…祝福を、呪いを、喜びを、悲しみを、安堵を、恐怖を、そして…気まぐれな救いを与えてやってくれ
なにせ…若い芽だ、詰み取りたくはない』

【ポチャリ、と中身へと垂らす…一滴、二滴、しばらく垂らしていると…】

【―――ゴトリ、と…何かが動く音がする】
181 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 01:12:57.53 ID:KqM7wxo0
>>167 >>171

「……先ずは吟雪を離して、この場から去ね。
 其の気に成ったならさっさと消えろ、じゃねぇと………ッ!!???」

【『攻撃を止めろ』と言う言葉を、裏切らないよう―――魔翌力でブブゼラを満たし、後ワンステップと言うところで、止めた】
【若しも吟雪を連れて帰ろうと試みたり、吟雪を傷付ける事が在れば、直ぐにでも魔術による砲撃が飛び込んで来る形】
【此方の場合、心の中はマグマの様な殺意で沸き立ち、疼いていたが、それ以上に護るべきは仲間の命】
【相手の所作に余裕が無くなった事、霧之藤も戦意自体は捨てていないと言う事を確認して、半ばライブラの心臓を握った心算になっている】
【――――釘付けに成って、紅蜥蜴からの声にも、気付かない。全てを察したのは、動きが顕現してから、だ】

『……やれやれ、話が込み入って来ました、ね。
  ……――面白い。こうも馬鹿だから、人間と言うのは……ふ、ふ。』

『―――≪映写術式・六道魔風≫……死ぬ気になって、生き恥を晒した方が面白いでしょう?
 参考記録は、価値を持ちませんからね……言うだけで有れば…ふ、ふふふ…。』

【一方の霧之藤――天狗故の慢心か、暴風でライブラを押し留められなかったときは流石に頬を蒼ざめさせる】
【彼は根本的にマトモ≠ネ存在では無い……――『協会を護る』のと、『スリルを楽しむ』のと、アンビバレンス気味な意志を、疑い無く両立できる】
【故に、何処かでこの状況を愉しもうとさえ思っていたが―――紅蜥蜴の声を聞き付けてしまったのか、感情は明確に『笑み』と言う形を取った】
【カメラで紅蜥蜴の姿を撮影=\――その背中に貼り付ける様にして、突風の魔法陣を精製しようとするだろう】
【成功すれば、その疾駆の勢いは正にミサイルの様なモノとなり、ライブラの反応力を越えたモノに成る可能性は高まる】

「……ッ、ぬぅあぁぁぁぁああぁぁぁぁッッ!!
 ≪乙女の咆哮・ギガビートダウナー≫だぁぁぁぁぁッ!!」

【この状況を見て、武美も当然動かない筈が無く―――アランにトドメを加える様に、ブブゼラの魔翌力の大部分を解き放とうと試みる】
【放たれるのは、彼女の叫びを魔術式と能力によって変換・増幅した、大気が捻じれて見える程の、凄まじい衝撃波の帯】
【魔翌力光によって可視化された其れは、熱を帯びるほどの圧倒的な振動を以って、アランの骨格を破壊し尽くそうと迫るだろう】
【魔術的な影響に依ってか、速度は波の伝わる其れとは言い難いが、動く暇を与えない状況で有れば、如何だろうか?】
【そして、この攻撃の成否に関わらず、武美は――――愛する吟雪の許へと、体の痛みも顧みず、わき目も振らずに疾走を試みる】
【勿論、紅蜥蜴の行動が失敗に終われば、ただ空しい行動と言わざるを得ないが……――恐怖を見詰める事は、敢えてしなかった】
182 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 01:16:29.79 ID:c6u9ZkIo
>>179

……む、こんなところまでも人が入ってくるものなのですか。
今度からは場所を改めるべきでしょうか……

【声に気付き周囲を見回し、姿を認める】
【む、と眉根が歪む。不快なわけではなく、若干困ったような顔】
【ひとまずこの状態をなんとかせねばなるまい、と思い。距離が開いたまま声をかける】

こんな場所までどうしました?繁華街なら向こうですよ

【くるん、と向き直って自然体で立ったまま】
183 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 01:17:34.63 ID:CuKABXso
>>168 >>177
【「酷いやつだ」と、軽く笑う。でも、来世云々は――強ち外れてない】
【盾の男の後方、視覚外から語りかけてくる声】

そうだ、その姿勢でいい。 俺は非力だから――『最強の盾』は、矛であるゼロゼロナインに任せた。
貴様は、あのロボットの攻撃を受けきれない。俺がさせない。
俺の魔眼に死角も弱点も存在しない。 貴様を視[ピーーー]る、最強の銃だ。 

 【――――妄言だった】
 【――哀しいくらいの、妄想だった】

 【2,3週間前、後天的に手に入れた『魔眼』】【能力にも近しき代物】
 【使えもしないくせに――魔術の研究≠セけが出来る程度の≪凡人以下≫から、脱却したと喜んだ】
 【神は俺≠ノも才能を与えてくれたのだと、感謝すらした】

 【――だが、研究してみて判った】

 【これは魔眼なんかじゃない】
 【ただの、事故の後遺症だ。失敗作だ。クズなんだ。ゴミなんだ。廃品回収業者が見向きもしないほどの――】

 【悪くなった姿勢、老人のように弱くなった視力、衰えていく体力、情緒不安定が加速したことも――自覚している】
 【このペースで悪くなれば、きっと余命は一ヶ月以内】【マルムの予想では、もっと早い】
 【引き換えに備わったのは、視界に入ったものの劣化コピー能力】【プラス、副次的な空間把握能力】
 【貴金属や、宝石、硬貨など――価値があると思える大凡の物質は歪んで生成される】【原因は解明できなかった】
 【それが、研究の結果の全てだ。資金があれば、もう少し探れたかもしれないが――】

 【――もういい。もう諦めた】
 【アルバイトをして、余生を潰す気もない】
 【せめて、楽しく好きなように、生きようじゃないか】

 【俺は、太く短い人生を授けてくれた神に感謝している――】

――俺は、幸せな男だ。人を殺したくなるほど、誰かを恨んだ記憶がない。
願わくば、その鎧が、貴様の信頼に耐え得る物であることを――

【男の背に拳銃――デザートイーグルを向けて、引き金を絞った】
【――夜闇に閃くマズルファイア】
【銃口から吐き出される一発の.50口径の実包マグナム弾】

【その位相を】

  ≪ Fact Gespenst ≫

【転写の魔眼で、ズラす=z
【実弾の周囲を巡るように生成される8発の同威力銃弾】
【更に、そこから8発生成、生成、生成――――】
【――放たれてから、刹那のことだった。銃弾は、散弾銃≠フ如く広がって】
【一発一発の威力は、大口径マグナム弾と同じ】【単純に、散弾銃以上の火力】
【しかし、反動は一発分】【盾の男がその場を動かなければ、続け様に六発分全てを打ち続けるだろう】
【毀しきれなくとも、その衝撃は、姿勢を崩させる≠ノは十分か――】
184 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 01:18:46.67 ID:rpBVR2oo
>>175
死にたがり。否定はできないね。

【はははと笑う。笑ってどうする】

僕としては、「機関」は「敵」だ。「敵」は必ず潰す。それだけさ。
しかし、敵は強大にして深遠。嫌でも敗北が見える。
だからまずは地道に情報収集、と。まあそんなところかな。

【話しながら、つい先日の戦闘を思い出す】
【巨大な人面蜘蛛。血飛沫。焦げ跡。全てを鮮明に覚えている】

あらら。ま、当たり前と言えば当たり前か。

【提案を一蹴され、はははと苦笑い。手詰まりである】
【と思ったら、遊戯盤の外から光明が差した】

【ふむ、と思考し右手を懐へ】
【引き抜いた銃のスライドを引き、戻す。更に撃鉄を戻し弾倉を抜き取る】
【1発の弾丸が装填された銃。それをベンチに置き、数歩離れる】

見ての通り、弾は1発だ。
たとえ情報を与えたところでコイツでは「機関」を倒すことはできない。
そう思ったなら、僕を撃ってくれ。

【それだけ言って目を瞑る】
【情報が得られればそれで良し。撃たれれば、その程度であったということ】
【要はどれだけ本気か、というのを見せたいらしい】
185 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 01:20:02.74 ID:c6u9ZkIo
>>182
/うわぁコピペ間違えた!

【魔翌力を認識できるのならば】
【描かれている陣、それに使われた黒い砂から】
【微量の魔翌力を感じ取れることだろう】
【その中心に立つ青年からも同じこと】

/を文末に追加でやんす…
186 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 01:24:17.66 ID:hUSSlKQo
>>182

え? あぁ、ありがとうございます。助かりました

【声をかけられて一瞬驚き、間があいてから返事とお礼を述べた。きょろきょろしながら歩いていたため、気づかなかったようだ】
【一度お辞儀をし、言われた方角へ歩いていこうとするが】

ん……?

【青年の足元に描かれている”もの”に気づき、首を傾げながら少しの間注視した】

失礼、それが何か聞いても?

【といいながら、青年の足元を指差す。どうやら興味を持ったらしい】
187 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 01:36:59.79 ID:gTYKrjko
>>184
なるほどね。まぁ情報収集自体は間違ってないと思うけど

【諦めの様子を見せない青年に鬱陶しさを感じながら、彼の発言に耳を傾ける】

【―――と、何を思ったか、青年は横に弾が一発の銃を置いてきた】
【なんのつもりだ、と心中怪しみながら銃を見つめ、青年の発言を聞く】
【―――途方も無い馬鹿だな、と思うと同時に、その諦め悪さに苛立ちを感じだす】

(・・・命を懸けて戦う意思を示すって奴かしら―――…はぁ)

【しばらく考えていた少女―――青年は完全に前提条件を取り違えているのだが――】

(・・・どの道、ね)

【そう考えると、銃を持ち、徐に立ち上がり―――】

それで、何が聞きたい、のっ…!?

【そう言うと少女は、銃を思いっきり青年の顔面めがけて投げつけた】
188 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 01:38:18.16 ID:c6u9ZkIo
>>186

いえいえ、このあたりは入り組んでいますから。
困ったときはお互い様、とも言いますから……

【どうやらただの通りすがりらしい、と思い。内心ほっとしたのも束の間】
【視線に気付き僅かに警戒心をもたげつつ】

あぁ、これですか?……ちょっとした実験、試験、練習、そんなようなものです
正確には、その練習結果、名残、カスみたいなものですが

【言いつつ、視線は相手が何処を見ているのかを観察する】
【陣のようなそれは、実質ただの能力使用の名残】
【どういう人物なのか図りかねたため。】

これがどうかしましたか?

【直接問うことにした。】
189 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 01:43:21.12 ID:hUSSlKQo
>>188

いえ……特に深い意味も無く、ただの知的好奇心から来る質問です

【視線は動かさないまま、どこか上の空のような、別の何かに集中しているような声色で返事をした】
【だがしばらくすればまた一つ首を傾げて、目線を青年へと移す】

道案内ついでに、もう一つ教えて頂きたい事があるのですが……『Justice』という組織をご存知ですか?

【今度は全く別の、道とも関係の無い質問を投げかけた】
【その表情や声色はかなり真剣なもので、この質問や答えが彼にとって重要なものであると簡単に分かる】
190 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/12(日) 01:43:50.94 ID:jdsVlW.o
>>170>>180(アヴェスタ&ジャイアン)
「……分からんかぁ……お前が兵器だと、とても思えんのよ
明らかに、なあ……戦いにやる気を見せてない、そう見えるぞ
それとも協会の兵器ってのは、人っこ一人ともまともにやりあえない安全設計か?」

「(ったあ言うが……ああ、何か仕込んでやがるなあ……ぶち抜くのは簡単だが)」
「(……逃げるなら、どうするか。こっちのは良いとして問題は………)」

「………こっちの威勢のいいガキかぁ………」

【逃げられるなら、逃げた方が良い。だが、今の時点で】
【この相手を仕留められるなら、きっとこれから先に厄介になる相手を仕留められるなら】
【欲を出しても良いかも知れない。そう、男は判断した】

「……当年四十九、うち戦いの人生三十五年
シャウラ・スコーピオ………ぶっ殺すつもりで相手になるぞ、ガキぃ」

【飛びかかってくる相手に対し、先程の様に一歩踏み出して】
【然し直ぐ、今度は後方に一歩。肩透かしの様にして、タイミングをずらす】
【それによって、攻撃の来るタイミングを遅らせて、防御の成功率を上げた上で】

【振りあげるのは右の膝。手を狙う攻撃を、より強度の高い部位で受けた】
【時間が経過し疲労が蓄積しようと、この男の技術はまだ衰えない】
【戦って居れば分かるだろう、この男の技術は一対一特化だという事が】
【そして、一対一で徒手の相手は、これ以上無い程に相性が良いという事が】

【腰だめにされた右手は、まだ解き放たれてはいない】
191 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/12(日) 01:44:29.59 ID:jdsVlW.o
>>171>>181(紅蜥蜴&雨武)

………攻撃を止めなさいと、言った筈でしたが
貴女は会話を放棄するだけではなく思考も放棄しているのですね
意識が無い人間……人間じゃなさそうですけど、殺すのは簡単ですよ?

……と言っても止まりそうが無いので

【助けに誰かが入る、ここまでは想定可能】
【来るとしたら飛び道具だろうと予想していた為、これは少々驚かされる】
【が、寧ろ直接突っ込んで来られた方が、反撃手段には困らない】
【右手の返しを一つ、それによって長剣を振るいつつ、刃のロックを解除】
【相手の速度を利用する形で、カウンターで刃を伸ばし、突き刺そうとする】
【霧之藤による加速が為されれば、当然ながら刃の相対速度も跳ね上がる】
【攻撃を命中させるなら、避けず止まらずに攻撃を防ぐ手段が必要だ】

【そして、ライブラは、逃亡という選択肢を正式に決定する】
【放たれた攻撃が届くより先、自分が作った傀儡が破壊されるのは理解出来たからだ】

………ああ、本当に話を聞かず、考えない人達ですね
じゃあ……そうですね。殺してしまうと餌になりませんので
こういうやり方、どうでしょう

【だが、自分の言葉が無視される形になったのは気に入らない。ならば、どうするか?】
【その答えは、誰しも予想が付く程度の、非常に分かり易い行動】

【異形、アランは衝撃波の帯の前に、棒立ちしている】
【回避を行えないその状況で、然し鋸から衝撃波を発し続け】
【その背後に居るライブラにダメージを届けない様に、最後まで耐え抜いた】
【衝撃波が止んだその時、其処に立っているのは、殆ど人体模型の様になってしまったそれ】
【骨と僅かばかりの肉が、木の板と釘で固定されていて】

【ゴキッ】

【その後方から、鈍い音。その発信源を見れば】
【ライブラの右足は、倒れた少女の背、左側に深く食い込んでいた】
【既に右の肺は大きく損傷している。此処で狙ったのは、左の背中側の肋骨】
【肋骨が折れて、外側から押されれば。折れた骨がどうなるか、想像に難くはあるまい】


【掛け寄る武美から逃げるように、ライブラもまた走り出す】
【手駒は尽きた、これ以上の干渉もない。このまま、協会の外まで逃げるつもりだ】
【最後の最後まで、相手に被害を与える事だけは考えていたが】
192 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/12(日) 01:44:58.97 ID:jdsVlW.o
>>177>>183(陽&フィール)
【この男は、『受け流し』などしない】
【全ての攻撃を正面から受けて、耐えるのが誇り。それがたとえ、津波であろうとも】
【重量だろうが推進力だろうが、自分が耐えられない筈が無い、と】

『……お、おおおぉぉ……ぉぉおおおおおらああァァッ!!』

【今回の衝突音は、文字表記するならば「ギィャッ」とでもなるだろうか】
【重ねた腕の上にかぶせられる拳に、男は軋む程に歯を食いしばる】
【踏みとどまろうとする足と、吹き飛ばそうとする拳。力と力の正面からの押し合い】
【衝突の瞬間をピークとする攻防は、やがて薄れていく】
【言葉を発する時間は無い。だが、思考する間だけは有る】
【男はきっと、「勝った」と一言、心中にて呟いた事だろう】


【背に出現した金属板も、強度は盾と同じ】
【銃弾による貫通は、対戦車ライフルを以てしても不可能。そう、断言しても良い】
【そう、飽く迄「貫通は」不可能。衝撃を喰いとめるのは、男の両の脚だ】

【合計六発の、大口径散弾。点では無い、面の破壊の連射】
【きっとこれですら、平常ならば止めにはならなかった。一歩か二歩、男を歩かせただけだろう】
【然し今は、その二歩で十分だった】

『(防いだっ!こいつを防いだ、後は叩き落として……)』
『(あの女は後でも良い、変なガキをグシャっと潰して―――)』
         【ガン】
『――――――――――――あ、ぁ?』

【一歩、二歩。つんのめるように押し出され、身体を支えようと左手が前方に出て】
【姿勢を立て直すその瞬間、男の目に映ったのは】
【先程まで防いでいた拳。今は自分の胴体へと向けられている拳】
【そして、それに装着された、杭】

『ぁ……あ、ああがっ、がが、がああああああぁっっ!!?』

【無敵を謳う盾に比べれば、鍛え上げた腹筋も、紙に等しい】
【パイルバンカーは男の腹を貫き、その背骨までを砕き】
【そしてスラスターの推進力と落下の勢いが、それを後方へと吹き飛ばす】

【がらん、がらん。二枚の盾が地面に転がって】
【能力が解除された証、煙の様に消失した】
193 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 01:56:48.21 ID:rpBVR2oo
>>187
おぶちっ!!

【そこそこの重量がある鉄の塊が、勢い良く顔面に刺さる】
【みしみしめりっ、と音がした…ような気がする】

……んん、その発想は無かった。
聞きたいことはさっき言った通り。とにかく何でもいいから情報が欲しいんだ。

【顔に文字通りめり込んだ銃を引き抜く。めり込んだ跡が痛々しい】
【ここまでやってしまった手前、「あ、やっぱいいです」なんて言おうものなら、斬り捨てられても文句は言えまい】
【そして今更(あるいは漸く)自分が「勘」だけで動いていたことに気づいたようだ】

(……ミスった。まあいいや、何か知ってそうだし)

【反省終了】
【本格的にダメだコイツ…未来という名の前が見えねェ】
194 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 01:59:16.83 ID:13SM.boo
>>190

当たり前だ。マジでやったら建物崩れちまう。
・・・といってもだな、ここで攻め込まれても面白くねえ。
【ぱ、と手に持った槍を放り捨てる】
【ザン、と思い切りしこのような動作を行う】
【両手を膝に添え、深く深く息を吐く】

よーし、そこまでいうなら俺が兵器だって証拠見せてやろう。
アンちゃん・・・少しだけでいい、時間くれ。
【すぐそこで気張る>>180に向かって、一声かける】

そうすりゃ・・・簡単には負けねえ。

【光が、足をはって登っていく】
【発光する魔翌力が、集まっていく】
【何かが、始まった】
195 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:01:01.59 ID:c6u9ZkIo
>>189

(ふむ、別に悪漢というわけではないようです)
【若干の警戒心は融解。余裕のある笑顔を浮かべて】
【警戒で『緩ませていた』身体を元に戻す】
【ついでの質問、と問われて】

(ふむ、どうにもそちらが本題のようですが)
ええ、存じていますよ。ですが……
名前とその理念、まぁその程度のことだけですね

【ここ数日で姉たちにある程度の知識を教えてもらい、また自分でも情報を集め】
【本当に『名前だけ』ではあるが、知ってはいる】

それだけでもよろしければ、お教え致しますが

【一般人にも知れ渡る程度の知識でしかないが】
【必死なのだろう。役に立てば、との思いからそう言った】
196 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 02:02:06.04 ID:zldA9wSO
>>181
(ありがたい…)
【背後に現れた魔法陣の風によりスピードが更に上がり】

>>191
(行けるか?いや…やる!!!)
【相手が攻撃してくるのは予想していた】
【故に速き世界の中、翼で自分を包むようにし、迫ってくる刃を弾こうとする】

【だが……】

ぐがっ………クソッ…
【ライブラは先に逃げてしまい自分は壁に衝突し、全身にかなりの衝撃ダメージを受け…左腕の骨は完全に折れてしまってるが】

……うるせぇ…テメーはいちいちよ…
【舌打ちをし】
【ライブラは今無視をし吟雪を治療しようとヨロヨロと近づく】

【マントから青い液体状の回復薬がはいった瓶を吟雪の口に流そうとする】

【完全には治らないだろうが命を繋ぎとめる為に使おうとする】

………スマナイ
【そして武美と吟雪に向かいポツリとあやまるだろう】
197 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:05:08.62 ID:gTYKrjko
>>193
そもそも人を[ピーーー]気がないと言わなかったかしら?

【一応最初のほうで「今は人を斬る気にはならない」とか言ってましたが】
【やっぱりうんざりした調子は変えずに言葉を放つ】

だから質問がアバウト過ぎるのよ、もう少し絞りなさい。でないとこっちも何を話せばいいかわからないし
まさか知ってること洗いざらい吐けとは言わないわよね、それしたら「今から」日が暮れかねないわよ

【もはや銃を投げたことなどどうでもいいかのように流し、そう催促する】
【今からまた日が暮れるまで…何時間かかるというのか。というか、それほどの情報を少女は持っているというのか?】
【毒々しく、殺意にも似た強い警戒心を持ったままの瞳を青年に向ける】
198 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:05:46.20 ID:hUSSlKQo
>>195

名前と理念だけ、ですか……

【うぅん、と唸りながら困ったように頭を掻く】
【どうやらそれぐらいの情報は既に持っているらしい】

それらの情報は既に持っているので……ご協力、感謝します

【そう言い、すっ、と一つお辞儀をした】
199 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:18:19.97 ID:c6u9ZkIo
>>198

【やはり知っているよなぁ、と。予想はついていたのか苦笑い】

すみません、お役に立てなかったようですね

【と、いうより】

……もしや、『そういう』関連の組織だったんですか、その『じゃすてぃす』というのは?
いえ、その、訳のわからぬようなら妄言として捨て置いて頂ければ結構です

【能力覚醒すら最近でしかない、魔術師とはいえ田舎から出てきて日も浅い、協会にも所属していない】
【知識量としては一般人のほうがマシかもしれないレベルの、そんな奴である】
【自然、そのようなアホな質問が出てくるのであった】


200 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 02:18:38.17 ID:KqM7wxo0

>>191

……ぁ……っぁ………ぉぉぁあっ……。
ぐ、ッ………――≪テンダー・ケア≫ッッ……!

【『信用』して、手を貸して、己の力も尽くして―――結果としては、裏切られた】
【不甲斐無い自分を、恥じる……――最初に『軽率な判断』に出た紅蜥蜴への怒りも、理不尽だろうと自分の中に呑み込んで、無理に消化して】
【宵闇に紛れようとするライブラの背を、形振り構わぬ『破壊力』で、総てを怨恨に委ね、撃ち抜きたい気持ちを抑えて】
【ブブゼラの中に残った魔翌力を、半ば自分自身の生命力の波にまで干渉する様な形で、増幅】
【戦闘中には起動できない、比較的大がかりな治癒術式を、吟雪に施そうとする】【詠唱の為だけに、嗚咽に耐えた】
【とはいえ、内蔵の傷を塞ぎ切る事は、いかにも難しく―――出来て、片方の機能を回復する程度、か】

『良い絶望です、が………余り、胸が空きませんね。
 ……………………このままでは、断華さんに怒られる様な気がするから、でしょう……ね、きっと。』

【そして、雨彦―――彼の『天狗』としての一面は、日頃倦んでいる武美と言う存在が此処まで揺らぐ事に、確かな悦楽を覚えていたが】
 【その一方で、何時もの様に、竈の中に居る様に熱くなりきれない気持ちの焦げ付きすらも、感じざるを得なかった】
 【今この場では、これまでの人生で最も長い関わりを持ち、或る事情で『感謝』の念を抱いている人物に、ココロの往き場を託した、然し】
 【深層心理を紐解けば――――其処に在るのは、武美が爆発させている恋慕≠ヨの、深過ぎるが故に気付かない理解ゆえ、だろう】
【サナ・ローウィン。彼にとって、その名前は……――最上の玩具と、無二のスイート・ハートとの間で、大きく傾き始めている】
【ふと過る甘い疼きは、出逢ったあの日以来の奇妙なモノだったが、『気の迷い』として、少なくとも今日の彼は切り捨ててしまうのだろう】

『…申し申し、此方公式留学生≠フ霧之藤雨彦。『アルマゲスト』の襲撃により、重体者が。位置は(省略)で御座いまして。
 この区画の敵は追い払いましたから、可及的速やかに救助をお願いしますよ、ワタクシは面倒ですので任せます…。』

【霧之藤は、懐から『大量のストラップの付いた携帯』を取り出して―――そんな連絡を、医療班へと飛ばした】
【電話の向こうに居る相手は、彼の名前を聞いた時点で俄かにびくつき出し、言葉が切れる頃には、すでに動き出している様子】
【其れを理解してか、一方的に電話を切ると、殆ど崩壊しているアランの周囲に立ち、その動きを見張る筈だ】
【可能であれば、風の刃を起こして、完全な両断まで試みようとするかもしれない】

>>196

「部外者が……気に、するな………ッ。」

【湧き上がる感情、舌に滴る毒―――総て、全て、相手に向けることはしないで】
【労をねぎらう、と言うほどでもないが、憎しみも特に感じられない台詞で、お茶を濁す事にした】
【――――……どちらかと言えば、吟雪にすべてを集中している、と言う様子か】

【………――この言葉が、終わってしまえば】
【吟雪の状態を見て、場合によっては人工呼吸などの処置を取るため、返答は期待出来ない】
【医務室に向けて、懐から取り出した端末で連絡を取ろうとすると―――「もう往ってます」と言われて、首を傾げた】
【術式行使の無茶も相まって、霧之藤に眼を向ける余裕も、ライブラの背を睨む余力も、無い】
201 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:20:23.40 ID:rpBVR2oo
>>197
【アバウトすぎるんだよもっと絞れ爆発しろ、と少女が不機嫌な様子で言い放つ】

(やはり人と接するのは苦手だ…)

質問を絞れ、と。んん…

【遅れて垂れてきた鼻血を垂らしつつ考える。流石に全てを根掘り葉掘り聞く気は無いが…】
【どうしても知りたい情報を厳選。案外あっさりと決まった】

…そうだな。
君が知っている注意すべき人物と、「機関」が使用した兵器──いや、生体兵器について教えてくれないかな?

【なるべく懇切丁寧に聞いてみる】
【ついでに鼻も押さえておく】
202 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 02:20:34.10 ID:KqM7wxo0
/>>200に、の>>196に、台詞追加!

「…ってか、呼吸出来ないんだから、液体は止めといてくれや……」
203 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:24:41.55 ID:hUSSlKQo
>>199

そういう……?

【言葉をそのまま返しながら首を傾げた。どういう意味か分からないらしい】

お時間を取らせてしまい申し訳ありませんでした
最後に貴方の名前をお聞きしても? 僕の名前は灰羽、灰羽祐司(はいばねゆうじ)です

【また一つ、お礼のようなそうでないようなことを言い、名前を聞くべく自己紹介をした】
204 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:30:32.19 ID:gTYKrjko
>>201
【問われたのは危険人物、それから兵器―――んーと軽く考えてから言う】

そうね、私が会った中で一番相手にして厄介そうだと思ったのは…42番目の彼女かしら

【「42番目」――機関について触れたことがあるならわかるだろう、それがナンバーズの数字だと】

和服で刀使い、あと黒っぽい髪。彼女はなんというか――情け容赦とは対極に位置してるような奴ね
戦闘能力はあまり把握してないけど――機関で戦うことに迷いがない感じだから、相手するに厄介であることは間違いないかしら

で、生物兵器ねぇ・・・そっちは直接会ったことがないから何とも
ただ、人に植えつける「哲学者の卵」なんかもあるし、そっち方面は色々やらかしてるんじゃないかしら?

【とりあえず思い当たる節を当たり、言葉を作っていく】
205 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:31:37.98 ID:fyTUvgso
>>190

シャウラ・スコーピオか…OK、推して参る

【手に対して右の膝を持って迎撃し弾かれる】
【この男、同じ近距離戦闘の達人でありながら一対一の戦いに置いてはこれ以上ないほどに相性がいい】
【まともにやられていては勝てない…弾かれた事で後ろにのけぞりながらも炎のナイフを向けて…】


【そして、その瞬間彼は自分の手に『ナイフ』が無くなっている事に気がついた】

…えッ!?
(バカな…サバトのナイフはどこに…?ずっとこの手に掴んでたッ!落としたら気がついたはずだぜ…!どういう事なんだッ!?)

【一瞬動揺する、ナイフが見つからない事に…しかしその疑問はすぐに氷解した】
【『気配』がするのだ…ジャイアンのすぐ後ろだった、鉄仮面を付けたかのようなその背後の影が…ジャイアンの後ろに立っていた】
【それは、グチュリグチュリと音を立てて…サバトの炎のナイフを貪るように食べていたのだ】

【ジャイアンがその事をなんとなく理解した瞬間…手にある物を持っている事に気がついた】
【それは彼が持っている棺桶のカギだった…ただし…そのカギの淵には赤い宝玉のくっついてなにやら熱エネルギーのような物を生みだしている】
【そして腰の所に違和感を覚えると…ウィィィィン!と音を立てその腰にベルトが!】

【成功したのだ、顔がほころんでいたのに気がついた…ここでの勝利を勝ち取れる唯一の手段を手に入れたのだ】

【アルカドラの方を見れば、してやったりという表情でサムズアップを向けて来たので彼も上機嫌でサムズアップを返してやる】
【そして気がつくのはムク、この戦いを振り切っていつの間にか移動している事に気がつく】

…ムク!できたか!?
「成功じゃあ剛太郎!お前さんが格上を倒すために今、必要な装備の用意は出来た!よくぞ持ちこたえたぞ!
お前の心の友のナイフを喰らい…今起動する!そのカギはそれを発動するための起動キーじゃあ!」

とは言うけど…このカギを入れるカギ穴って…それしかないよな、そうか…蹴り飛ばさなきゃよかった

【そう告げて彼が左手で拾い上げるのは…ムクが持ってきてくれた、最初ライブラに蹴り込んだ『錠前』だった】
【否、この横に細い六角形の錠前はただの錠前じゃない、二つに割れた外殻をカチリを音が鳴るまで両サイドから押し込んで戻す】
【そして右手に持つそのカギ…赤い宝石に『Flare』と刻印されたカギを!】

…待たせたな…シャウラ・スコーピオ!たった今用意が完了した所だぜ…あんたに勝利する大逆転用の秘策!
秘密兵器!切り札の用意がな!そして…アンタはそれを使ってようやく勝利できる相手として認め…

未熟者ながらアンタをねじ伏せて見せるぜ!ただしそのころには…アンタはさぞかし泣きっ面だろうよ!

/続きます
206 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:32:20.04 ID:fyTUvgso
>>
【難しい事をするわけでもない、その使用方法は何度も頭に叩き込んでいた】
【自分の、そして大切な人の命の危機をもたらす脅威と相対するための切り札を切る時が来た】

【錠前とカギを持った両手をクロスして前に威圧するように差し出して…次に肘を引いてカギを持つ右手を顔の横まで引く】
【そしてその錠前を持つ左手を右手へと持って行きそのままカギ穴に差し込んでガチャリとひねる】
【するともう一度錠前の外殻が溝にそって割れ、内側から赤い輝きを放つ】

『Flare!!』

【そのまま引き抜いて錠前を前に威圧するように差し出し…叫ぶ】

変 身 ッ !

【内側から赤く開いた錠前をベルトの中央部押しこむと…キィィィィン!と甲高い音が鳴り響く】
【エネルギーが内側から満ち、その身に震えを感じる】

…おおおおおおおおおおおおおおッ!!!

【彼はまず真っ先に飛び出して、その右の拳をただただ相手の胸へと叩き込みに行った…!】

【…そして、その右手が…なにか銀色の、というか鉄の色をした何かのエネルギーに包まれて行っている…?】
207 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:39:25.32 ID:c6u9ZkIo
>>203
あぁいえ。"表側"のみの組織でなく、"裏側"の力も持っているのですか…と。
いや、なにぶん若輩者でして。素人同然にそういう知識がないのですよ

【お恥ずかしながら、と続け】

おっと、お忙しいようなのにお手数とらせてしまったようですね…
俺は黒曜・F・緒伏(コクヨウ・フレンドリ・オブシ)、魔術師見習いです。
といっても、協会に名を連ねているわけではありませんが

【居住まいを正しつつ礼一つ。同時に名乗り】
208 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/12(日) 02:40:12.80 ID:jdsVlW.o
>>194>>205-206(アヴェスタ&ジャイアン)

「(………ああ、あいつやられやがったな……能力に胡座掻くからそうなるとあれ程)」
「(ライブラも……多分さっさと逃げたなありゃ……ああチクショウ、俺一人か)」

「……おい、ガキィ。何をやらかすかは見てえ、そっちの木偶の坊のもな
だが……見てられる程、時間がねえんだ。やるならちゃっちゃっとやりやがれ……
でもなきゃあ、俺も逃げる。さっさとしねえと機会がなあ………」

「………つまり、こいつが今夜の最後って事だ」

【遅い。それが、第一の感想。実際に攻撃の動作が始まるまで、遅すぎる】
【長々と身内の間で芝居をしている間に、どれ程に攻撃を打ちこめるのか】
【然し男はその時間を、自分の回復と周囲の状況の把握、攻撃の用意に使った】

【最後まで、攻撃は単発。一人で行われた】
【此処までで得られた情報から考えれば、カウンターで相手の拳は完全に破壊出来ると】
【そう判断し構えるのは、やはり右手中指。防御を無効化する、最強の槍】

【衝突。何らかの特殊な防御が無いかぎり、右手中指の貫通力は衰えない】
【然しながら、指全てが役目を終えてその残り、拳の部分に至れば】
【そのエネルギーがどういう効果をもたらすかは分からない。だが、何らかの効力は発揮するのだろう】
【現在の状況では、それは命中する筈だ】
209 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 02:41:37.75 ID:zldA9wSO
>>200
………
(自分の判断ミスだ……馬鹿だ…私は…)

……気にするよ…私のせいなんだから…ごめんなさい…ごめんなさい……
【口調が……どこかできいたようなものになる】

【だから貴女には私を殴り[ピーーー]権利はある】
【大事な者が奪われた時の気持ちは……】

……スマナイ。
【そして武美に言われ液体を飲ますのを止めるだろう】
210 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/12(日) 02:41:53.79 ID:jdsVlW.o
>>196>>200(紅蜥蜴&雨武)
【左右の肺に損傷、かろうじて呼吸が出来る状態】
【口に流し込まれた薬品は、本人にしてみれば呼吸を塞ぐ以外の何物でも無く】
【ゲホゲホと整った音はしない。ガッ、グ、可愛らしいとはとても言えない様な音】
【口に流し込まれた薬品の大半は、吐き出してしまう】
【プラス思考で考えるなら、気付けの効果なら有ったかも知れない。閉じかけていた目をゆっくりと開く】

【治療術によって修復されていくのは、刃が貫通した右の肺】
【左側は未だに肋骨が刺さっている状態。此方は医務室で治療すべきか】
【片方だけ、或る程度。それでも、回復して行けば、発する声も大きくなる】

………ー、ぁ………武美、と…………だれ………?

あれ、は…………何処、にっ………痛ゥ……

【自分が声を出せる事に、驚いた様な表情。常人でも聞きとれる程度には回復した声量で】
【おそらくは目ではなく嗅覚で判断しているのだろう。鼻をヒクヒクと動かしながら問う】
【薬品による治療なら、このタイミングで行えば成果を上げた筈、と蛇足】


【一方で、朽ち果てたアランは】
【突きでもすればそのまま崩れて、地面に広がるだろう程の損傷】
【生前の姿が想像出来ない程のその有様は、もうゾンビというよりはスケルトン】
【破壊しようとすれば、思った以上に軽く崩れる事となるだろう】
【丁度、長い間放置した骨が、触れるだけで崩れる様な状態】


【耳を済ませれば、何処かでもう一つの戦闘が終了した、それも悟れるか】
【残るは一戦闘、それもおそらくは終わりが近い】
【救援に向かうか、其処に居る者に任せるか。判断は、各人の自由】
211 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 02:42:47.59 ID:zldA9wSO
>>209はミスです
212 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:42:58.49 ID:hUSSlKQo
>>207

あぁ、なるほど。恐らくそういう事は無いかと思われますが……

【どちらともつかない表情でうぅん、と一つ唸った】

黒曜さんですね
では僕はこれで。またご縁があればいつかお会いしましょう

【名前を言い返し、すっ、とお辞儀をする】
【それから繁華街の方へと歩いていった】

//お疲れさーん
213 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 02:47:09.38 ID:zldA9wSO
>>200
………
(自分の判断ミスだ……馬鹿だ…私は…)

……気にするよ…私のせいだから…
【口調が……どこかできいたようなものになる】

【だからお前には私を殴り[ピーーー]権利はある】
【大事な者が奪われた時の気持ちは……】

……ごめんなさい
【そして武美に言われ液体を飲ますのを止めるだろう】

>>210
………対機関連合の黒野カンナの協力者…紅蜥蜴だ…
……ごめんなさい…私のせいで…ごめんなさい…
【機械音声で解りづらいがそれは泣いている】

【もう一つ回復薬を出し飲ませてあげようとする】
214 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:48:46.42 ID:CuKABXso
>>192

――――……

【魔眼をフルに使いすぎた。夜の黒に侵食され、狭窄していく視野】
【頭から引いていく血の流れに身を任せて、ガクン。膝をつく】

【痛みを訴える双肩の感覚だけが、鮮明に伝わってくる。実に貧弱だ】
【彼の言うとおり、鍛えてみるのも面白いかもしれない】
【吹き飛ばされた彼の方を見遣って】
【――よく見えない。今は尚更、夜目が効かない】

【彼の声が聞こえないので、戦闘不能状態に陥ったのだと判断した】

――……い゛…

【鼻を突く鉄錆の匂いと共に、しわがれた声】
【血で潤ったはずの咽喉が、乾いている】
【一度、赤黒い痰を吐き捨てて】

…ぃ…きてるか?

【芯のない、濁りのない、弱弱しくも清涼な声で彼に呼びかける】
【予備のマガジンなど、持つ余裕がなかった。起き上がって来れば、今度こそ彼女に任せ切りになるだろう】

もし、死んでても、立ち上がれ……。 それから、逃げろ…。
ミイラ取りがミイラなんて、情けないだろう…?

稀代の天才魔術士である俺は…、知ってるぜ…、身をもってな…。
貴様の素晴らしい部分は、盾だけじゃない…。
一つの事を成す為だけに、愚直に鍛え上げた足腰……、評価してやる…。
最高のパーツ≠セ。

……だから、死んでても、逃げろ。
それは、お前だけの物だ。オ゛ぇには、壊す力が、もう無いか゛ら――

【視界なんて、もう無いのに】【目がまわる】【魔法陣を閉じ込めた瞳が、まだ稼動している】
【三半規管は、自身が中空で空転している幻感を明確に伝えていて】
【――もはや、座ってすら居られない】【頭から、その場に倒れこんだ】

/陽さんの方、もしまだ書き途中でしたらスミマセン、飛ばします
215 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:50:14.55 ID:rpBVR2oo
>>204
…42番目。「哲学者の卵」。ふぅん…

【情報を加味して考える───フリをする】

(「哲学者の卵」はいい。卵と言うくらいだ、人体に何かしら影響を与えるものだろう)
(それはいいとして…「42番目」?序列?何の?勤務態度?)

【素知らぬ顔をしているが、知らない単語に頭の中は大混乱である】
【そもそも現状、「機関」に対して「悪の組織」程度しか認識が無い時点で大問題なのだが…それはさておいて】
【混乱する頭から記憶すべき情報を整理、記憶。キーワードを聞き出せただけでも僥倖、と謎のプラス思考】

…成る程。
他に何か…そうだな。知っておいた方がいい情報とか、拡散したい事柄があるなら教えてくれないかな?

【僅かに眉間にシワを寄せつつ、再度質問する】
216 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:50:38.33 ID:13SM.boo
>>208

・・・ふっはは、スマン、久々で調子がわからねぇ。
【男は、なぜか笑っていた】
【光が這っていって、右腕に集まる】

もし「次」があれば、ちゃんと整備して出なきゃぁ・・・だな、これは。
【光が、どんどん集まって、光って、膨らんで】
【簡単にいうと、男の右腕はでかくなっていた。およそ3mほど】
【“その腕を基準とした”刃渡り1mの光の短刀を握って】
【しかも光っているせいで、やたらと目立つ】

>>205-206
おお、強そうなことだ。
ガンバレ。
【右腕を振り上げ、すぐに自分も追従できるように構えて】
(ま、もうケリはつきそうなもんだが)
【心中でそんなことを考えながら】
【その攻撃を見届ける】
217 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 02:54:20.47 ID:c6u9ZkIo
>>212

ふむ、……そうですか
(『justice』……ふむ、俄然興味がわいてきましたね)
(帰ったら早速調べてみることにしましょう)

【オラワクワクしてきたぞ、と言わんばかりの表情を浮かべ】

ええ、是非お会い致しましょう。
調べ物が上手くいくことを祈りますよ、灰羽殿

【にっ、と笑顔を返し、見送れば】

……さーて、まずは片付けますか

【魔翌力が収束し】
【ずず、ず…と 黒い砂が 巻き上がって】
【彼に吸い込まれていくように消えていき】
【やがて跡形もなくなれば】
【ダッシュで夜闇へ紛れ込む】

/おおおおおお疲れ様でございましたー
/遅い時間からの絡みありがとうございますですはい
218 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 03:00:02.54 ID:gTYKrjko
>>215
【そんな青年の事情など知る由もなく―――】

知っておくべき情報?んー…
あんまり。普通に生きていて警戒する必要のあることは、普通に調べれば出てくるものだし

【そんなもっともらしいことをボヤイて、再び青年の様子を伺う】
219 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/12(日) 03:07:28.04 ID:jdsVlW.o
>>214
【自らの意思に因らない能力の解除】
【それは即ち、維持するのが不可能なほどのダメージを受けた事を示す】
【頭と下半身だけが守られた、登場当初の奇妙な姿】
【その状態で男は、仰向けに倒れていた】

『…………チクショウ』

『ああチクショウ気に入らねえ………気に入らねえっ!
所詮生まれか!?才能ってやつか!?最初からもってるもんで決まるのか!?
平和な場所に生まれた≠チてだけで!金が人並みに有った≠チてだけで!
それがねえ奴より上に居られるって決まってやがんのか!?』

『鍛え上げただ!?知った口を叩くんじゃあねえや!
この脚はなあ……ガキの頃から毎日毎晩木材運びだ石材運びだ
延々とやり続けてひんまがった脚だ!
机にかじりついてインクと羊皮紙に向かってる連中とは―――』

     【ザン】   【斬】

『―――んだよ、人が話してる間くらい待てや気が利かねえ………』

【叫ぶ男の声を妨害するかの様に、夜闇に響く刃の音】
【振り降ろすものも、刃本体も何処にもない。ない筈なのに】
【倒れ伏した男の両脚は、『切断』されて何処かへと消え失せていた】

『………最後に格好付けて大物気取ってんじゃあねえぞボンボン、ああ?
殺しにかかった相手、情け掛けて…………はっ、自己満足にも程が有らあ』

『あばよ、お上品な偽善者の坊ちゃん…………ゲハハハハハハッハハッ』

【返せる言葉は、残された時間に比例し、少ない】
【その少ない言葉全て、男は悪態を選んだ】
【名乗りもしないままに戦って、負けて。最後の最後まで、相手に好意を抱く事は無く】
【短い笑いが鳴りやむ前に、両脚の断面から噴き出す大量の血】

【時限式の魔術か、それとも敗北をスイッチに作動する類のものか】
【捕獲されて尋問を受ける事を考えれば、この方が効率が良いのかも知れないが】
【ならば、脚を回収した理由。それは、深く思考を巡らさずとも分かるかも知れない】


【もう一つ、戦闘が集束した気配。そして、もう一つ終わりそうな気配】
【過去二回の襲撃に比較して、今回は被害はほぼゼロに抑えられた】


/時間が時間ですので、此方側は一応の終了とさせていただきます
/ですが、まだ主催も残りますので、行動に対するレスポンスは可能です
/やりのこし、別な場所へ向かう場合など、対応させていただきます
/ご参加有難う御座いました、お疲れさまでしたー
220 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 03:11:00.17 ID:fyTUvgso
>>208

【彼の身体中を纏っていくエネルギー…そしてそれがバリン!と割れると…その姿は変わっていた】

【顔の正中線を赤い刃が突き出した横縞の溝のついた防護の鉄仮面の下から赤い複眼を覗かせた異形の顔立ち】
【肩や胸に肩衣半袴を思わせるデザインの堅いプロテクターで覆われた肘や膝に鮫肌のようにザラリとした手触りのサポート】
【手の淵や踵は鋭く尖った鉄となっており…本気を出して叩きつければ本当に斬れそうなデザイン】

【そこにいたのは…仮面の戦士、魔道の力を持って変貌を遂げた仮面の戦士!】

オオオオオオオオオオオオオオオオオオ―――――――――ッ!!!

【ぶつかる、完全にその右手を貫いたはずだ…だが、彼からわずかなうめき声が漏れるだけでまるで怯まない】
【そう、最初からそのつもりでいたのだと言わんばかりに】

完全に変身のタイミングを間違えたな…だがまあいいさ、試運転はどうせ必要だったんだ
そして…コイツの装甲であろうとアンタは間違いなくこの手を貫通すると…信じていたぜッ!
そして貫通すると言う事は…アンタの右中指はわずかな間俺の拳に食い込み食らいつかれているッ!

【あえてその右手を犠牲にしてでもその一撃をくらってでもわずかでも自分から離れるタイムラグさえあればよかった】
【そこからならたとえ両の拳を経験通りに潰してくるこの男でも、意表をつく一撃であれば…必ず大きな一撃を通せる】

【すう、と息を吸う…すると驚いたかのように自らの肺へと空気がいつもの比ではないほどに流れ込んでくるのを感じる】
【まさか肺活量を強化されているのか…?そう思うほどのこの鎧の余剰効果が彼の身に流れ込む】
【予測はついた、彼のこれから放つ奥義は…さらに上を行く破壊を生むと!】

とっておきを喰らえッ!刃叫流六の奥義ッ!!


『高 山 流 水 』ッ !!BOOOOOOOOOHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE――――――――――ッ!!!!!!!


【彼の最後に放つ奥義とは…『絶叫』の技だった】
【これは相手を怯ませる、あるいはその震えだけで至近距離の人間の内部を震わせて平衡感覚レベルで相手の身体能力から侵していく奥義のはずだった】


【しかしこの『絶叫』は妙だ、絶叫がもうすでに一つの『打撃翌力』を持っている…】
【即座に彼の顔の向きから脱出しないと遠距離まで弾き飛ばされる…!おそらくはこれが最後の一撃!】

【ちなみに避けた場合でも耳がキ―ンとなるレベルのダメージくらいはどうしても起きるだろう…極めて微々たるものだが】
221 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 03:15:33.70 ID:rpBVR2oo
>>218
ん、さいですか。
ありがとう、助かったよ。

【笑顔で礼を言う】
【近いうちに図書館に行こう。そう固く誓う赤毛であった】

…さて、そろそろお暇するとしようかな。
なんというか、色々と悪かったね。

【右手に持ちっ放しになっていた銃に弾倉を挿れ、ホルスターに収める】
【鼻血は既に止まったようだ】

何か礼ができればいいんだが、生憎今は持ち合わせがなくてね。
次に会った時にでも礼をするよ。

【それじゃ、と踵を返して歩き去ろうとする】
【止めなければ、闇の中へと消えるだろう】
222 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 03:17:38.82 ID:KqM7wxo0
>>210

【吟雪が明確に意識を取り戻したと見えて―――武美の表情が、却って恐いほどの安堵を帯び、一筋の涙が頬を伝う】
【ライブラの攻撃を弾いた際に刻まれた薄い裂傷を、なぞる様に流れて、固まりかけた血を潤し、創部にに文字通り塩を塗る】
【そんな痛みも、多少とはいえ命を削った事に起因する、胸郭が潰れるような苦痛も、愈々無茶で通せなくなった足の痺れも】
【吟雪が与えられた苦しみと、その生命を何とか救い上げたと言う想いの前には、其れこそ死ぬほど些細で、どうでも宜しい事である】

「……あたしと、…確か、紅蜥蜴。会合に居たアレ。
 ライブラは、逃げやがった。もう少しだったけど……片せたのは、附属品どもだけ。」

【アランはとても『雑魚』と呼ぶ気にはなれないので、『附属品』と】【意図せぬ表現は、脅威に思う気持ちの表れ】
【先程までよりは余程冷静さを取り戻した言葉で、状況確認的な台詞を紡いでいく】
【――――……吟雪に触れたいのに、自分の胸に引き留めて置きたいのに、其れを行う事に危険が有ると言う事が、言語化出来ぬ程にもどかしい】

『……此れは、撮影する必要はございませんね。
 ………――ぶしゃっ、。』

【釈然としない感情を抱く自分に、それまた釈然としないモノを感じて、加速する奇妙な感覚がサウナの様に薄ぼんやりした世界を見せる】
【――――満ち足りた日々を護るための闘いと言うのは、如何にも情緒不安定になる】【今日の自分自身が、把握しきれない】
【仕方無しに、能力の実体化であるカメラを後方に投げ捨て、自然界に在るモノと同じ、雑多な魔翌力のパレットに放り込み、混ぜ込んで】
【風の刃で縦一銭に引き裂いたアランを、高下駄の一本歯を活かした横蹴りで二重に粉砕―――十字を切る様な、軌道で】
【余り意味の無い行動――――つまり、彼の言うところの『霧之藤』らしい行動でココロの口直しをしてみる事だろう】

>>213

【――――どこかで聞いたことが≠ネどと言う発想に至るほど、今の彼女は機知に富んでいない、複数を同時に為す、チカラが無い】
【武美にとっては、紅蜥蜴が幾ら謝罪をしようと、吟雪の容体が良くなる事は無い、という前提が有る】
【寧ろ、必死に腹の底に溜め、今こそ忘れ去ろうとしていたニヒトの感情を呼び起こされるようで、『鬱陶しい』とさえ思っていた】
【但し、灰を回復したと言う自信があったからか、薬を飲ませる事までも精子したりは、しない】

『……無道、ワタクシは周囲を哨戒飛行しながら、断華さん達への報告に向かいます。
 戦闘を行うには、妖力を喰いました。 ……敵の一人は、自決した様ですし? 嗚呼人間って阿呆らし。』

【一方、この天狗は、此処まで全速力で飛行してきたことや、『D.T.』を連続運転した事によって、武美程で無いにしろ、疲れた様子】
【念を入れて、ライブラたちが何かを企んでいないかを確認してから、窓の破壊を彼らの責任にしつつ、『シチゴサン』へと向かっていく】

  【――――……状況を引っ掻き廻したようで、一番引っ掻き廻されたのは自分で有る、と言うファクトを、認める事は無い】

【ザッ、ザッ、ザッ】
【少しずつ拡大されていく複数の足音は、魔術協会が誇る医療班の者達の其れで、決して次なる襲撃ではないのだろう】
【前回の様に、大量に傷付けられてしまえば。或いは、一撃のもとに命を奪われてしまえば。プロ中のプロである彼らにも、打つ手はない】
【または、今この戦場に居る某人の様に、原理不明の特殊なチカラに体を浸食されている様な状況も、苦手とするところだろうが】
【吟雪の生命力であれば、余程の事が無ければ、その命、運命のタペストリーを、繋ぎ続けてくれる事だろう】
223 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/12(日) 03:23:07.26 ID:jdsVlW.o
>>216>>220(アヴェスタ&ジャイアン)

「………はん。ガキィ、お前は甘っちょろいな
甘いも甘い、甘過ぎる。ちょっと自分に力が手に入ったからって……
世界法則全てが、自分の味方になる。そう勘違いしてる様だなぁ」

「触れりゃあ、防御無視して全てぶち抜く。掴もうったってそうはならねえんだ
最後の最後で詰めが甘いぞ温いぞガキィ…………」

「……………いや」

【食い込み、然しくらいつかれればくらいついたその骨すら削り落とす】
【超高密度の魔力を指に覆う事で、ありとあらゆる物理的防御を無効化する】
【効果範囲は非常に狭いが、効力は絶大。男の能力は、そういう代物】
【だからこそ、攻撃を敢えて受けて動きを止める。その戦術は効かないと、「たかを括っていた」】

「詰めが甘いのは俺の方だったようだなぁ………!
ああ五月蠅えぞこの野郎夜中にゃ静かにしろって母ちゃんに教わらなかったかあぁぁぁぁぁぁぁぁっ―――」

【引き戻した右腕を腰に溜めて、追撃。それで仕留められると】
【そう踏んでの一歩。其処で、脚が浮く感覚】

【音に打撃の性質を与える、奇妙な力を受け】
【男の体は風に吹かれるようにして、後方へと吹き飛んだ】


【大分離れた位置で、男は其処に着地する】
【負傷自体は然程大きく無い。だが、疲労と最後の一撃のダメージ】
【それと味方の状況を照らし合わせれば、此処で取るべき選択肢は一つだろう】

「………っかあ〜………最後の最後まで出し惜しみすんじゃねえや良い若いもんがよぉ
そういうのは年寄りの特権だろうが………ったく」

【ぶつぶつと呟きながら、男は立ち上がり】
【走る速度は速くないが、2人に背を向けて逃走を開始しようとする】
【御叮嚀にも、一度振り返り】

「おおう、悪いが今夜は此処までで逃げさせてもらうぞぉ……これ以上はヤバそうなんでなぁ」

【声を張り上げて宣言していくおまけつきだ】
224 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 03:26:35.87 ID:gTYKrjko
>>221
どういたしまして。機関と戦おうとは、そっちも大変ね

【社交辞令気味な調子で、そんなことを言って見せる】

そうね、私も戻ろうかしら
まぁ縁があればまた会うでしょう

【相手の謝罪と謝礼は丁重に無視して、青年とは逆側の出口に向けて歩き去り、夜に消えて行くだろう―――】

/夜分お疲れ様でしたー!



【―――帰宅後】

さて、「哲学者の卵」が1、2、3、と。…あいつらの所望は3つでよかったっけ?
「はい、確かそう言ってました――翠様」

【並べられた小箱の前で、ふたり分の声が響いていた―――】
225 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 03:27:59.70 ID:rpBVR2oo
>>224
/乙っした!
226 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 03:32:52.85 ID:13SM.boo
>>220
>>223

おう、さいならさいなら、そしてもう二度とくんなアホウ。
【逃げるシャウラに、でかい右手で手を振って見送る】
【どうにも、追う気はないらしい】

ああ・・・出席損だった。やれやれだよ全く。
【光が散って腕が元に戻っていく】
【そして、ジャイアンの元に歩いていって】

今の・・・スゲェな。
最近の『外』はそんなことできるヤツが増えてんのか?
【楽しそうに、声をかける】
227 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/12(日) 03:36:24.64 ID:jdsVlW.o
>>213>>222(紅蜥蜴&雨武)

…………とか、げ………ね
知らないけど…………わかった

………前はたすかったし、だい じょうぶ…… … …

【普段の様に軽口でも交えたかったのだろうが、然し纏まり切らない言葉】
【自分は大丈夫だとそれだけ伝えると、また言葉を切って呼吸を落ちつける】
【両手を腹の上で重ねて、血の抜けた身体を温めようとして】
【然し、目に映った「それ」が、どうしても。寒さよりも痛みよりも気になった】

……………武美、ねえ

………もったいない

【負傷が幾らか治療されて動かし易くなった右半身。右手をすうと持ち上げて】
【向ける先は武美の頬。流れ落ちる涙を、その指先に掬おうと】

【そして、紅蜥蜴に渡された回復薬を口に含んだ後、その指先も同様にして】
【ごくん、と一度喉を鳴らし、また目を閉じる】

………ああ、誰かきてるね…………医者?
獣医の方が、良い、かもよ………

【最後の最後、軽口は幾らか帰ってくる】
【下手に動く事はせず、担架で運ばれる事になるのだろうが】
【素の回復力に治療施設、回復魔術の存在】
【明日明後日とは言わないが、直ぐにでも元の様に回復はするだろう】

【前回、前々回に比べ、この時点で死者はゼロ。負傷したものも非常に少ない】
【目的とされていた兵器も持ちだされる事は無く、大局的に見れば損害は無いと言っても良いかも知れない】
【個人の怨恨、思いに関してはまた別だが】

【兎にも角にも、アルマゲスト≠ヘ撤退したのである】

/それでは、此方も同様に此処で終了とさせていただきます
/行動に対してはレスポンス返せますので、何か有ればどうぞ
/ご参加有難う御座いました、お疲れさまでしたー
228 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 03:39:43.45 ID:CuKABXso
>>219


【瞼で、地面で、過負荷で、視界は真っ黒に塗り潰されていて、男の姿は見えなかった】
【声だけが、相手の彼の生存を伝えてくれていた】
【――きっとこの安堵は、自分が最期まで、手を血に染めなかったことに対するもの】
【彼の言うとおり――偽善者なのだろう】

【漫画みたいなセリフを言われて、少しくすぐったくなったのは、不謹慎だろうか】

――は、ははは…っ

名乗りもしなかったくせに、良く喋ってくれる…。
……でも、安心した。
その足が、戦いの為のものじゃないって、分かって。
さいしょから、悪事に身を窶していた訳じゃないって、分かって。

――あと、な
俺が格好つけてるのは、最初っからだ
そこだけは判っとけよ、大馬鹿野朗が……

【耳朶に響く、無慈悲な音】【何の音か、ワカラナイ】【見えないから、シラナイ】
【空間把握能力で、彼の大きさが半分になったことが伝えられる】【イミガ、ワカラナイ】
【あえて、理解しない】【赤くて厭な水音も、聞こえない】

【寝転がったまま、所定位置に手を伸ばして】


【引き抜くのは、鈴のストラップが結わえられた黒塗りの携帯】
【片手でパチッと開くと、プッシュもせずに耳にあてる】
【誰が、どうみたって、通話状態じゃない】

――マルムか?

俺だ。少々厄介なことに巻き込まれていた。
……いや、サポートはいらない。既に事態は収まりを見せているようだ。

見えないがな。

…あぁ、すまないが迎えを一つ、寄越してくれ。
出来るだけ、早急に頼む。――いや、なに、魔眼の疼きが、……。

フ、フフ、―――― ラ・ヨダソウ・スティアーナ。

【言う事はキッチリ言い切って、彼は意識を手放した】
【滑り落ちた携帯には、やはり原電が入っていなくて――】

/お疲れ様でしたー!
/非常に楽しかったです!ありがとうございましたー!
229 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 03:41:07.10 ID:zldA9wSO
>>222>>227
………
(……私じゃ…誰も救えない……悲しみを増やしてしまった…)
(……どうしたらいいの?…師父…いや初代・紅蜥蜴…)
【救護班がきたのを確認し】
【その場から去っていった】

/乙でしたー
/戦闘ロール上手くいたらずスイマセンでした…
230 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 03:47:43.54 ID:fyTUvgso
>>223

…すごいぞ…ただの『高山流水』だけでこの威力…!
コイツの本気を出したら…一体どうなっちまうんだ…!

【シャウラを吹っ飛ばした今の絶叫の奥義が…みごとに不意をついた】
【そして自分も粘ったおかげでなんとか相手の疲れくらいは誘発する事もできたようなので…自分に合格点は上げてもいいと考え始めていた】
【バックルの錠前を外すと…元の姿に戻っていく】

…すごいぜコレ!まだ使いこなせてなかったけどこれをちゃんと使いこなせるようになったら
これからの警備員業ずっとやっていけるぜ!

「おう、だが…お前が予想している以上にお前は未熟じゃあ剛太郎…コイツを使いこなせるよう
びしばし鍛えて行くから覚悟せいよ」
『うんうん、久々に来てみたら…なんだか面白い事になってるもんだねえ』

>>226

【そして共闘していた男が近づいてくると…彼はニコリと笑ってサムズアップを向けてくる】
【その笑みを固定したまま彼は告げて来た】

…おまえ兵器って言うからには威力には自信があるみたいだけど実戦では全然使いこなせて
なかったみたいだし、もっと鍛えた方がいいんじゃないかなあ?…まあ生き残ってるからいいや


【そう告げると、彼は棺桶をバイクに変形してそこに乗り込むと】

…それじゃあお疲れ様!俺は仕事終わったから帰るなー!バイバーイ!
【←To Be Continued...】

/乙でしたー!
/時間のペース配分がつかめていれば…申し訳ない
231 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 03:50:59.48 ID:13SM.boo
>>230

いいんだ、平気なんてな、使われずに錆び付いてたほうがずっといい。
【ずいぶんと平和思考な兵器である】
【其れが理想であることも、分かっているのだろうか】

ではな。俺もそろそろ寝るか・・・。
【ふが、と一つ欠伸をして、魔術協会本舎へと歩いていった】

/お疲れ様でいした!
/いやぁー・・・これはひどい
232 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga !nasu_res]:2010/12/12(日) 03:56:59.60 ID:jdsVlW.o
>>226>>230>>参加者ALL

【逃げて、逃げて、路地裏へ】
【其処でちゃちゃっと治療を済ませて着替えれば、人の中に紛れる事も出来る】
【後は聖都を抜けて、ライブラと合流。撤退するばかりだ】

「ほう………あー、しんどいしんどい。若いのの相手はやっぱりしんどい
んで?お前の方は……聞かんでも分かるな、言うな」

兵器は、発見出来ず。というよりは探索が出来ず
既に一体入手している以上、それで十分と判断しましょう

「んだな………無理に取ろうとしても、無理そうだ
やっぱり駒が足りねえんだよなあ……」

ええ、そうですね。増やさないと


【ドスツ】

【ヒュッ、ドサッ】


えーと、今日の収穫は脚が一組に右腕が一本頭が一つですか
思ったより少ないですね………つまらない


【もしも、路地裏で起こる事件を詳しく乗せようとする新聞が有るのなら】
【腕と首の無い死体が発見されたという、何処にでも有りそうな記事が一つ増える事だろう】

【アルマゲスト%P退】
【被害、常識的な見解で言えば、多数】
【首謀者の主観から言えば、皆無】


/それでは、これでイベント全体を終了とさせていただきます
/主催者はまだ残りますので、何か行動が有ればレスをする事は可能です
/ご参加有難う御座いました、お疲れさまでしたー
233 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 04:00:31.76 ID:KqM7wxo0
>>227

……体に毒、だろうに…。
あたし、AB型Rh+………貴女の役には、立てそうにない…ッ。

【涙を拭うその行為に、尚更感極まるのであるけど―――計らいを無碍にするのは、罪で有ると考えて、瞼をキツく閉じた】
【魔翌力の大量消費による混濁が、危機的状況の緩和に依って、再認識される】【目立つ傷は無い、敵も居ないが、視界は殴られるように揺れ始めた】
【アドレナリン生産量の曲線は、ゼロに近づいていく】【コンサートを開くズキリとした痛みを口に出そうとしないのは、吟雪に申し訳が立たないから】
【そんな状況も有ってか、吟雪に返す言葉は、的外れだらけ】

………無道家じ………死ぬ……寂……からっ、て……ペットは、飼わな………ん……。
従って、そん………り合いは………居ないん、さ、ね…………。

(……パパ、ママ…『術式』、きっと…………役に、立…………)

【言葉が途切れている事だけは実によく理解できて、自分が何を言っているのかは、世界の裏側の事の様に判らない】
【吟雪なら、断片でも感じ取ってくれるだろうと言う安心感から、無理をしないと言うのも有るが】
【武美自身の視界も、隅から侵されていくカタチで、徐々にブラックアウトを始める】
【ブブゼラを覆っていた武美の魔翌力は霧散し、乙女の其れとしては余りにも武骨な、白濁色の角笛に戻って】
【体を吟雪のすぐ隣に横たえて、重々しい足音の数々を肌で味わいながら、武美も完全に眼を閉じた】
【――――眼が醒めれば、二人は、隣り合う二つのベッドを夫々に占有して居る事だろう】
【武美の『部下』達には、霧之藤から話を受けた断華が通信を送り、今後の命令を下してから、一先ず解散の号令を与える筈だ】


 【アルマゲスト¢謗Qの襲来―――魔術協会は、迫りくる脅威を、ひとまずの所退けた】
 【願わくば……――世界を覆う暗雲に、此れからも、呑み込まれる事の無いよう……】

/此方からのレスは、これで終わりです! みなさま乙でした。
/そして主催さん、楽しいイベントをありがとうございました。
234 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 14:30:24.21 ID:DT0it4A0
【とある街角】

【ここは殺人を始めとした様々な犯罪が多発する、危険地域とでも言うべき区域】
【そこへ一定速度で、幾つかのガラス窓が付いた四角い“鉄の塊”が走りこんでくる】

<〜〜♪〜〜〜♪>

【知識があれば、その何かが俗に言う“ワゴン車”であることに気づくかもしれない】
【だが、技術差が大きいこの世界にとってワゴン車というものは珍しいかもしれない】

【そのワゴン車は路地裏の前に来ると停車し、ほぼ同時に脇のドアがスライドする】
【そして中から現れたのは、作業着のような水色の清掃服を身に付けた複数の男たち】
【それぞれに古風なサングラスやピアス等の、細かい小さな特徴が見受けられる】
【だが、清掃服とキャップ帽の着用は共通しているようだ】

「――でさー…処刑人℃繧ュね?クソマジ使えねーよな」

『光の国ん時、俺らだけで何人捕獲と殺害できたかっつーの!』

でもよ、アイツ三級≠セったよな?
一級&モりになるとかなりヤベェらしいぜ?
尚更特級¢且閧セと俺ら相手にならないって言ってたじゃん?

{確かに〜。実際あん時さ、別の処刑人は能力者相手で数人は殺ったらしいぜ?}

でもよ、実際アレは酷かったよな〜
指名手配犯4人相手でさ、1人も殺せなかったとかマジありえねぇーよ!
近くに居た能力者の手借りてやっとこさ1人って、俺らにも泥塗るなっっての
おまけに黒斑と顎鬚の班に助け求めてさ、駆け付けた時にはボロボロだったとか…
刺し違えてでも誰か殺しとけってんだよ!

『マジ言えてるっしょ、それ!ちょー笑えるんっすケド!』

「ま、お陰で手柄を横取りするチャンスが増えた訳だ、プラス思考でいこーぜ」

≪あ、開始の連絡来てるぜ。何かあったら連絡よこせよー≫

{じゃ、そろそろ行くか…あ、女は後で俺が“玩具にする”から[ピーーー]なよ?}

【この世界と比較するとどこか浮いている、淡白かつ近代的な会話口調だ】
【彼らは路地裏を見据えると同時に、腰から何かを取り出した】

【拳銃―――これも、この世界ではあまり普及していない技術の一環である】
【しかも、歩いていく全員がそれを取り出している上に、ダブルアクションの銃だ】
【それぞれが弾倉を込めると、右手に持ったまま路地裏へ入っていくだろう】
235 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 14:41:21.56 ID:sMu7Oa.o
>>234
【そこにたまたま通りかかった少年】
【茶色の短髪をツンツンに逆立て、学ランを適当に木くずした姿】
【ちょっと悪ぶっている風の普通の男子高校生にみえる】
【そして、少年の優れた五感は少々離れた所に居る少年に会話の内容を聞こえさせた】
【事件の予感――!】
【スクープを求め日々街中を駈けずり回っている少年は躊躇うこと無く男達の後ろへついて行った】
【極力足音を絶てずに、こっそり、こっそりと……】
【すでに鼓膜と接続されたマイクと、コンタクトレンズ型のカメラは起動しており、録画と録音が開始されている】

(さて……、何をするつもりだ?)
236 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 14:51:35.14 ID:sMu7Oa.o
//スイマセンちょっと急いで御飯食べてきます
237 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 14:59:44.22 ID:DT0it4A0
>>235

『やべ…今日、何人“やれる”か想像したら興奮してきたんスけど…』

おい、“やる”ってどっちの意味だよオイ

{そりゃ両方に決まってんだろ}

【何か憑依的に会話を続ける男たちに少年は見えていない】
【余程目立つ事をしない限り、少なくとも彼らに気づかれる事はほぼ無いだろう】


【入り込んだ路地裏は今日も凄惨な光景を見せていた】
【壁には血飛沫が描かれ、今もその香りは漂う】
【勿論、この世界ではこれが“当たり前”として片付けられている光景だ】

『あーあー、相変わらず一般人ばっかり派手に[ピーーー]ねー、コイツ等…』

「どーも、掃除屋でーっす。お邪魔しますよっと」

〔掃除屋?何それ?どこの奴?〕
[知るかよ、殺しちゃおーか?…]

【当然ながら人々の反応は薄く、不信感に満ちた目を見せる】
【ある者は今にも襲いかからんとする様子だ】
【が、しかし】

[………う、うわぁっ―――に、逃げろ!やべぇぞ!!]

【そのうちの一人が急に顔色を変え、逃げ出そうとした】
【――その刹那】

[殺され――!]

【瞬時に放たれた弾丸は、男の太腿に命中していた】

[痛ぇぇぇぇえええぇぇぇえ!!痛ぇえよぉおおおぉお!!]

【地面へと転がりこむ男を尻目に】

{はいどーもー!今居合わせてる皆さんには死んでもらいまーす!}

【清掃服の男たちは銃を構え、次々と前方に点在する犯罪者を撃ち始めた】
【中には悪事を働かない、彼らの子供等といった家族も混じっているだろう】
238 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 15:00:52.47 ID:DT0it4A0
>>236
/ごゆっくりどうぞ!
239 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 15:12:35.61 ID:sMu7Oa.o
>>237
【ゆっくりとその後をついて行き、男達の行動を記録していく】

(……。やらかす前に、なんとかしなけりゃ……)

【腰のベルトポーチに有る物を確認】
【爆薬と、可燃性ガス、ジッポライター、閃光弾。後はよく切れる仕込杖が一振り】
【なんとかなるとは思えないが、見捨てる訳には行くまい】
【そして始まる暴力の宴を見ることになった】
【もともと取材として、此の様な所に来ることは多々有り、こう言うことも幾度かは見てきた事はあった】
【故に、驚くことはない】
【だが、少年には、自分の立場や信念がある】
【芯入りであるとは言え、自分はJusticeであり。故に、この場の罪もない者まで巻き込む掃除屋のやり方には納得できない】
【そのため、少年は動き出した】

壁を崩すのに十分な量と、ここらへんの区画の構造は……。

【壁や、電柱に爆薬を仕掛け、爆破用の機械を取り付ける】
【コンタクトレンズは、網膜投射型のディスプレイも兼ねており、それと、高速通信が可能な最新スマートフォンを接続し、周囲のデータを収集していく】
【肉体的には、一般人の域をでない程度にしか優れない少年】
【そのため、小細工こそが少年の戦い方である】
【周囲の構造を確認し、最小の爆薬で最大の効果を狙える様にした】
【目的は、周囲の建造物の崩壊に、掃除屋を巻き込むこと】
【正義の戦い方とは到底思えぬ、小物の戦略】
【だが、少年はそれを恥とは思わない】
【体を使う奴は、体を使えばいい。自分は悪知恵の回る頭を使うべきだ】

……。開始ッ!

【掃除屋に向けて全力で閃光手榴弾を投擲】
【閃光手榴弾が爆発すると同時に、建造物や電柱に仕込んだ爆弾が爆発するだろう】
240 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 15:26:43.59 ID:Vqj0LIwo
【風霊統主の城―――そこから暫く歩いた場所、水辺にほど近い平地】

暖かな日差しに耳心地の良い風水の音、ピクニックには最適かしら
これでもう少し人が多かったりすればもっと楽しいのだけれど……ねえ?

「……………知らねェ」

【辺りに薫る数種の茶と菓子の匂い、発生源は地に敷かれた大きなシートの上である】
【静寂に響く声は二人分の女性の物で、どちらもそのシートに腰を下ろしていた】

【一人は金髪に金の瞳、紺の下地に蘭模様という和服に肩掛けという出で立ち】
【簪を差した髪は上手く結われていて、なんとなく気慣れた感を醸し出し】
【片手に持った湯呑みからはうっすらと湯気が漂う―――それがまず一人】

ところでそのサンドイッチ私が作ったのだけれど、おいしいかしら?
「……………うめェ」
――――「おいしい」、かしら?
「……………おいしい」

【そんな具合で「」の不貞腐れた様子でサンドイッチをほうばるのも金髪の女性】
【ただし前述の人物よりは些か色が淡く、また瞳に関しては見事なまでに真っ赤】
【服は白黒のドレスなのだが明らかに気慣れた様子はなく、何処と無く気恥ずかしそう】

【こういった何処と無く微笑ましげな風景であるが、その中には少々の“違和感”が存在する】

【一つは赤い眼をした女性の顔、およそ左半分と表しても差し支えない程の大きな傷跡】
【二つ目は同じ人物にかけられた手錠と足枷、どちらも真新しい銀色を放っている】
【繋ぎは緩いようだが決して取れない形になっており、罪人か何かに見えなくもないだろう】
241 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 15:37:32.79 ID:DT0it4A0
>>239

【ちなみに、彼らは何故か下半身を中心に銃を放っている】
【[ピーーー]なら上半身を狙う方が効率的なのは確かだ――何か理由があるのか?】
【無論、今の彼らはその銃声で音が、狙撃で目が潰れている】
【この状況であれば、不意打ちなど容易いものであろう】

【だがしかし―――少年には、唯一の盲点となる因果が存在した】


<―――…?>

≪…ん、どーしたんだよ≫

<…見ろよ、アレ>


【――ワゴン車の中に――まだ、人間は存在したのだ――!】


【運転席に座り窓の外を眺める男が、助手席に座っている男へと声をかける】

<あれさ、何やってんのかな?>

≪――おい、マジ勘弁してくれよ〜…≫

【隠密な準備を要しての攻撃は、不意打ちを始めとした多数の利点がある】
【しかし、その情報が相手に知られた瞬間に幾つもの逆効果が生まれてしまう】
【慌てて車内に取り付けられている電話を取り出し、声を上げた】

『んだよ、オイ!今いい所――!』
≪ちょっとケツ撃たれる可能性出てきたぞ、気ィ付けとけ≫

{なんだそりゃ?まあ了解したけどー…っ、うおっ!?}

やべぇぇ!!逃げろおおぉぉ!!

【まさにその瞬間、眩い光が彼らを襲い、各所から爆発音が響きだす】
【崩れる建物に、路地裏へ突入した掃除屋達は一目散に路地裏奥へと逃げ出していく】

<―――!?>
≪…やりやがった!!≫

<――ちょっと、始末してくる>

【運転席のドアが開くと同時に、中から拳銃を構えた清掃服の男が現れた――!!】

/遅れました、ごめんなさい!
242 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 15:45:10.14 ID:2KTud2SO
>>240
【とそこへ】

へぇ・・・こんな気持ち良い場所があったんだ、
【白のカッターシャツに青のネクタイを着け、腰には二本の刀を携えた少年がやってくる】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

ふぇ・・・せ・・先客がいたんですか・?
【と大きく伸びをした所で二人に気がつく】
243 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 15:46:22.66 ID:sMu7Oa.o
>>241
さて……。と、5割は成功、5割は失敗って所か……。

【逃げていく男達を確認し、息を付く】
【そして、後ろを振り向き、拳銃を構える男を見据える】
【能力を発動】
【あらゆる五感に関係する情報と、神経の伝達と、思考を加速していく】
【少年のコンタクトレンズは、閃光手榴弾の閃光を防ぐ事も出来るように鳴っている】
【そして、ベルトポーチに有る手榴弾はあと2つ】
【相手に投げつけ、其の隙に武器を奪う――】
【其の結論に到るまでが、コンマ2秒。そこから脳が肉体に指令を送るのが光速】
【受けた腕が行動を開始するのが、見てからコンマ3秒目】
【ピンチと判断し、アドレナリンが少年の筋肉を普段の数倍の速度と膂力で駆動させ、手榴弾を投げる動きを開始させた】
【振り返ってから、0.5秒目。投擲完了】
【1秒後には、閃光が相手を襲うだろう】
【そして、もうすでに少年は前に駆け出す準備を済ませていた】
【閃光と同時、駆け出すのは必然だ】
244 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 15:55:43.72 ID:Vqj0LIwo
>>242

先客と言うような身分でもないけれど、まあかれこれ1時間くらいは此処にいるかしら
森も見れて、湖も見れて、ついでにお城も見れるから気晴らしにきたのだけれど……

……貴方は学生さん、で良いのかしら?

「―――――――――・・………。」

【丁寧な対応をするのは着物の女性、湯呑みを両手で持ち直して相手に向き直り】
【視線を腰の剣に向け、続けて相手の服を見て―――その違和感から質問をし】

【対してもう一人の女性はジロリと、睨めつける様な視線で彼を見る】
【それは明らかに敵意的なものだが、手錠などもあってか危険さは感じられない】
【そもそも、卵とハムを挟んだサンドイッチを食べながらそんな事をされてもむしろ可笑しいかもしれないが】
245 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 16:03:58.85 ID:DT0it4A0
>>243

<てめっ――!!>

【口元にピアスをした清掃服の男は、慌てて銃を構える】
【訓練か何かを受けているのか、そのスピードは割と速い】
【しかし、少年の動きには付いていけていなかった】

<―――!!>

【強い光に目を奪われ、照準を合わせる隙さえ男にはない】
【完全に無防備な男から銃を奪うのは、容易いだろう】
【勿論、追撃を始めとした様々な選択肢が、今の少年には選択できるだろう】

【この男と対峙している今、完全に戦局は少年の下に存在している――!】

≪お、おいっ!?≫

【危機を察知したのか、反対側の助手席からも男が飛び出してくる】
【だが、車の構造から分かる通り、駆け付けるまでに時間が生じるのは言うまでもない】


『――ってーなー…やってくれるじゃねーか…』
「…おい、これからどうするよ?」

【一方、突入した掃除屋達は仲間の通告により、どうやら被害はそこまで大きくなかったらしい】
【しかし、先程の爆発で路地裏へ突入した掃除屋の退路は塞がれてしまった】
【この爆発は、彼らを分断するには十分であったのだ】
246 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 16:08:19.11 ID:2KTud2SO
>>244
えぇ、まぁ、はい・・・
【和服の女性の問いにそう答え】

あ・・・あの・・お邪魔してしまったならすいません・・
【赤目の女性が向ける敵意にそうビクつきながら、そう言う】
247 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 16:09:54.44 ID:sMu7Oa.o
>>245
【爆発の規模からして、自分の背後からの増援は来ないと判断】
【目の前の相手に対する事に全てを集中させる】
【閃光に飲まれる相手に対する最初の攻撃は、ローキック】
【靴には特殊金属が仕込まれており、蹴りの威力は特に能力で強化されていない普通の人間の骨を織る程度にはある】
【先ずは相手の機動力を奪うのが少年の常套手段】
【速度は波以上であるが、それだけ】
【後は機転と、小細工のみで立ち回らねばならない】
【残りの手榴弾は一つ。しかし、同じ手が通じるとも思えない】
【ローが当たれば、次は顔面に踵が入り、意識を奪おうとするだろう】
【意識を失えば、少年の手に拳銃が渡る事となる】
【もう一人が駆けつけるまでに、銃が手に入るか否か、それが問題だ】
248 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/12(日) 16:15:28.82 ID:Dq13X2AO
【聖都・街中】

…………あー?
そォいやキョウカイ<bてドコだ……?

【頭部を全て覆い隠す棕櫚皮の面と、黒い着流しを身に付けた人物】
【大通りのド真ん中で仁王立ちしつつ、何やら呟きながら周囲を見渡している】
【往来の人々は、彼奴の奇異な姿を行きずりにちらりと見遣って】

「ねえねえ、お母さんあれ何ー?」
「こらっ!見ちゃいけません!」

【――なんて声まで上がる始末である】
【その一方で、当の本人は全く気にしていないようであった】
249 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 16:15:49.57 ID:Vqj0LIwo
>>246

あら、それじゃあお勉強も大変でしょうし良いストレス発散になるんじゃないかしら

あぁそれとこの子は気にしないでちょうだいね、「番犬」みたいなものだから
ちょっと目付きと口が悪くて少ないけれど、別に悪い子ではないのよ?
少し人付き合いが下手なだけで……ねえ貴方、もし暇だったら一緒にゆっくりしていかないかしら?

【「そうすれば良さも分かるし」、と唐突ながら柔和な笑みと共に女性は誘う】
【あまりに平和的でのんびりとした雰囲気に害意は感じられないだろう】

【尚、前述のとおりシートは大きく食器などが広げられていても人一人程度は容易に座るスペースがある】
250 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 16:25:05.42 ID:DT0it4A0
>>247

<見えね―――っ――!!!>

【男に炸裂する一撃――足元は完全に留守だ】
【閃光に気を取られていたこともあり、ダメージは予想以上であろう】

<ぐっ!!>

【そして、そのまま踵は顔面へ吸い込まれるように喰らい込む】
【清掃服の男は車体へ叩きつけられ、意識を失うはずだ】
【そのまま銃は、少年の手に渡る事になるだろう】

≪―――!!≫

【仲間が車体に叩きつけられた音を聞き、慌てて身を引く男】
【やはり、ただ甘い基礎訓練だけを受けた人物達ではないらしい】

≪(ただのガキだと思って、少し油断しちまった…)≫

【身を引き、車の陰から銃をいつでも撃てるように構え、少年の出方を待つ】
【今は車が遮蔽物となり、少年にも男にも、互いの姿は見えていないはずだ】



『もしもーし…おい、あっくーん、応答しろよぉー…

 ………出ねぇ』

{タバコ吸ってんじゃね?}

【一方の突入した清掃員達は、ワゴン車への連絡を試みている】
251 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 16:25:44.87 ID:2KTud2SO
>>249
ば・・「番犬」・・ですか?
【と赤目の女性に付けられ足枷と手錠に目をやる】

言いんですか・・?じ・・じゃあお言葉に甘えさせてもらい・・ます、
【そうシートの手前で靴を脱ぎシートに座ろうとする】
252 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 16:32:05.60 ID:sMu7Oa.o
>>250
【迷いなく拳銃を手に取る少年】
【少年はすぐ駆け出す事無く、一端停止】
【腰の閃光手榴弾は、未だ使用しないほうがいいだろう】
【爆薬は後僅か。建造物を破壊する程度には足りない】
【しかし、ワゴン車を破壊するには十分すぎる程度には存在する】
【結論。――先ずは足を奪おう】
【そう思考した少年は、躊躇いなく起爆装置を付けた爆薬をワゴン車の車体の下に投擲する】
【少年は戦場に身を置くものではない】
【だが、動きに躊躇いがないのは何故か】
【其れは長考するに足る時間が少年は確保出来るからだ】
【常人の数十……、ともすれば数百倍の速度で展開される少年の思考】
【どんなバカでも、普通の人の100倍も考えれば名案は一つは浮かぶと言う物】
【故に、少年は平凡ながらも、こうしてプロ相手に立ちまわることが可能となっている】
【起爆装置が爆発を起こすまでは、5秒】
【爆発の煽りを避けるために少年は全力で後ろ側に向けてかけ出した!】

(修羅場過ぎてヤバいが何とかなりそうだ!)
253 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 16:32:59.26 ID:Vqj0LIwo
>>251

まあ、本当の所は「番犬」でなくて「捕虜」なのだけれどね?
ずっと檻に閉じ込めておくなんて可哀想だから連れ出して来ちゃったかしら

【サラッと言ったが、この容貌と迫力で檻に入れられるということは―――?】
【そもそも何処の檻なのか、普通の家屋にそんな施設はないはずだが】
【尚手錠足枷については外れず縛らず、犬の首輪と言うのに相応しい加減でかけられている】

どうぞどうぞ、ちょっと作り過ぎちゃって困っていたのよ
サンドイッチは彼女がいくらか食べてくれたけれど、お団子やお饅頭がね?
もしよければどれでも食べ飲みしてちょうだいね

【彼女の言うようにシートには確かに女性二人にしては多すぎる量の菓子と飲料が在る】
【コップや取皿もご丁寧に置いてあるので、特別どれを取っても問題はないはずだ】
254 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 16:45:04.31 ID:2KTud2SO
>>253
捕虜・・?貴女達・・一体・・
【少年の中で二人の女性の謎が深まる】
【二人の素性、関係性が未だにうまく読めない】

【因みに上の描写だけだと凄いシリアスな感じだが】
【実際のところは少年は饅頭や団子、飲料を飲み食いしながら喋っているのでシリアスモードが台無しである】
255 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 16:45:47.41 ID:DT0it4A0
>>252

≪(さぁ、来いよ―――いつでもやってやっからよー…)≫

【拳銃を構えて息を荒げていた瞬間に、足元から聞こえた何かの音】

≪(ん…?)≫

【不意打ちを考え、慎重に腰を屈め、次の瞬間一気に銃を構え下を覗く】
【―――そこにあるのは“よくわからない何か”】
【だが、車体の下にある“それ”は一体何なのか】
【状況からして、瞬時にあまり良いものではないことは本能的に察知した】
【まさか――男は的中する予想を立てる】

≪(―――――オイオイオイオイオイオイィィィィ!!!)≫

【瞬時に全力でワゴン車の反対方向へ逃げ出す男】
【次の瞬間、爆発音と共にワゴン車は車体の面影を残し爆破される】
【男は直撃こそ避けられたが、逃げ遅れにより爆風で2m程度吹き飛んだ】



「――………」

『――………』

{――オイッ}

ああ…ちょっと、やべーかもなコレ…。

【通信音がノイズに切り替わった瞬間、突入隊の表情が変わる】
【彼ら4人のうち3人が爆破で生じた瓦礫へ後戻りし、そこをよじ登り始める】
256 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 16:49:17.02 ID:Vqj0LIwo
>>254

んー………私は所謂正義の味方かしら
で、捕虜の彼女は悪の組織にいた人間、ねえ

……まあ、対機関連合とカノッサ機関の事だけれど

【ふぅ、と息を吐くのは湯呑みの中身を静かに飲み干した着物の女性】
【語る調子や彼女の持つ独特な雰囲気、どれも今ひとつ緊張性に欠けるが―――】
257 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 16:53:18.82 ID:sMu7Oa.o
>>255
うっし、成功。

【爆風の煽りを避けた少年】
【銃を構えながら周囲を警戒する】
【強化された五感は、よじ登る男達の音を捉えた】
【結果】
【少年は路地裏から飛び出すように駆け出すこととなる】
【置き土産は最後の閃光手榴弾】
【追手を撒くための手だ】
【そして、スマートフォンを能力で手を触れずに操作し、警察に連絡しようとしている】
【少しでも相手がこの場から離れられないようにするため、吹き飛ばされた男の方へ行き、足を攻撃しようとしている】
【死人ならば見捨てると言う手もあろうが、けが人であれば見捨てるわけには行かない場合もあるだろう】
【意識があれば、情報などを奪われる可能性は十分にあるのだから】
【そして、歩けない人間を二人連れて逃げるのも又難しい】
【嫌らしい思考で、徐々に少年は“部隊全体の”機動力を奪っていくだろう】
258 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 16:56:01.83 ID:hUSSlKQo
【街中】

さて、今日も人探しと情報収集だけど……正義組織の人って普段どこにいるんだろうか。路地裏のパトロールとか?

【日もだいぶ落ちてきた時間帯。薄暗くなり始めた街中で、人通りを見つめている青年が居た】
【短く整えられた白い髪と、それに類似する色白の肌、その二つがより一層際立たせる紅い瞳を持ち、目鼻立ちのはっきりした顔つきをしている】
【格好は黒いローブに全身を包んでいて、中に何を着ているかは分からない】
【背中には彼の身長よりやや高めの、包帯が巻かれている”何か”を背負っている】
【彼の独り言は独り言にしては声が大きく、耳にすることは簡単だろう】
259 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 17:09:46.91 ID:2KTud2SO
>>256
!・・・対機関連合の方でしたか。
それでそちらが機関の方・・あぁ、なるほど、そう言えば集積情報に書いてありましたね、
【少年の中で一致が合ったらしく】
【そう納得している】

・・って事は貴女が長谷部さんですか?
あ・・自己紹介してませんでしたね。僕、《Justice》の護って言います。
【モグモグ、ゴックン】
【口の中の物を一端飲み込み、食べるのを辞めるとそう自己紹介する】
【が、口元に饅頭の中身が少しついていてやはり台無しである。】
260 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 17:12:34.49 ID:DT0it4A0
>>257

≪(――ってー…くっそ…)≫

【男は肩を押さえて立ち上がり、吹き飛ばされた帽子を拾い被り直す】
【路地裏の外へ駆け出していく少年を見据え、敵が逃亡していく事を悟る】
【どちらにせよ、この傷では少年を追うことは不可能であっただろう】
【ゆっくりと歩き、そのままワゴン車の近くで黒くなった男へ声をかける】

≪おい、ノブ。≫

【反応は無い】

≪…―――死んだか?≫

【やはり、反応は無い】

≪………≫


『おいっ!』

【すると瓦礫の上から声が響く。どうやら仲間のようだ】
【3人の清掃服の男達は瓦礫を滑り降り、一気に走り出す】
【傷ついた仲間の下へ―――】


【いや…駆け出した少年の下へと―――】


【おそらくそれは、大抵の人間が見れば異常性を感じる光景だ】
【生死不明の仲間を前を何一つ言わず過ぎ去り、傷ついた仲間もその光景に対して動じない】
【貴重であろう、壊れたワゴン車も一切目にくれず、ただ少年を目指し走ってくるのだ】

【何よりこの不気味さを強調するのは、彼らがそれを“当たり前のこと”と想定しているように動くこと】

【警察が来るまでの時間と彼らが少年に追いつく時間は、比べるまでもないはず】
【だが、瓦礫をよじ登るのに時間を掛けたため、少年と彼らに距離は十分ある】
261 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 17:18:26.46 ID:Vqj0LIwo
>>259

ええ、まあ……私は新入りではあるけれど、ね?
それでも出来る限りは頑張るつもりよ、よろしくね護君

【相手の様子――つまりは饅頭の事だが、それを見てうふふと笑い】
【一言詫びを入れると手をさし出して握手を求める】
【その手は細いが肉付きはよく、何処と無く茶以外の温かみを感じるだろう】

……それで、集積情報をチャックしているのならわかると思うのだけれど
彼女、本名は教えてくれないから通称で“リジード”は昼の国支部所属だったらしいの

そこでもう一つ、少し情報を遡ってみると……少し面白い事が解ったのよ

【一度、そこで口を閉じて話を切る】
【まずは前座といったところで、簡単に話の土台を作るためだ】
262 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 17:21:13.30 ID:sMu7Oa.o
>>260
チッ――!この展開は予想外だぞ!

【予想が甘かった】
【相手の異常さを鑑みるべきだったか】
【少年はその場で持ちうる情報のみで戦わねばならない故、仕方ないとも言えるだろう】
【それでも痛恨】
【視界を奪う手榴弾はもう無く、持つのは使い慣れない銃器と、仕込杖と、護身用のライターとガスボンベ】
【あくまで有利に立ち回ったからこそ、ここまである程度の主導権を得られていた】
【だが、正面からの戦闘と成れば、鍛えられているであろう男達から生き延びる可能性は低い】
【足を止める少年】
【ベルトポーチからガスボンベを取り出し、地面に置くと、其れに仕込杖で傷をつけ、周囲にガスを散布する】
【内部には思ったよりのガスが入っているようで、ぶしゅぶしゅと音を立てて周囲に白いガスをまき散らしている】
【近づこうとは思えないだろう】
【右には拳銃、左手にはジッポライター】
【ライターには、何時でも火をともせるように指を駆けてある】
【近づくならば、火をつけるだろう】
【相手が近づけないようにすることで相手の思考を限定化させ、逃げる手段を見つけるつもりだ】
263 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 17:34:56.74 ID:2KTud2SO
>>261
よろしくです。
【そう握手する】

!・・・昼の・・国・・っ・・・。
【少年―――護は思わずそこに反応してしまう】 【集積情報を見てるならその理由は言うまでも無く―――】
【一瞬、表情に曇りが見えるが】

―――・・・あっ!あぁ・・・すいません。
面白い事・・ですか?
【そう話を続ける様求む】
264 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 17:38:43.44 ID:DT0it4A0
>>262

≪…閃光…使ってくんぞ…≫

【傷ついた男が、彼らが追いすがる瞬間にボソリと呟く】
【次の瞬間、少年が置き土産として仕掛けた閃光手榴弾が爆発する】
【先程のように単純な考えで動くのなら、この攻撃は絶大であろうが――!?】

『うわっ!』

【案の定、仲間の1人は目を潰され、目を押さえたまま倒れこむ】
【だが、残る2人は拳銃を素早く腰に仕舞うと目を強く閉じた】
【また閃光だけでなく音が出る事も想定していたのか、両手で耳を押さえこんでいる】
【仲間の声に瞬時に反応する所、これもまた当然のような素振りだ】

【だが、少年の行動はやはり彼らにも驚異となるもの】
【やろうとしている事は大方予想がつく】
【残り2人の清掃員はその場で足を止め、何か隠れられる場所へとそっと向かう】

「おい!掃除屋なめんなよ!!」

【――しかし、接近せずとも彼らには“銃”がある】
【それを再び引き抜くと、物陰に隠れつつ少年へ向けようと試みる】
【しかし、白いガスが目くらましとなり、ここからの射撃は困難である事は少年にも分かるだろう】
265 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 17:45:50.13 ID:sMu7Oa.o
>>264
【このまま立ち止まるのは得策ではないだろう】
【そう判断した少年は躊躇無くジッポライターに火を点け、ガスの中へ投げ込んだ】
【瞬間、膨れ上がるように爆発が起きる】
【火力自体は車を壊した其れよりも弱い】
【しかし、其の爆音と爆発の範囲は、自己と相手を分断するには十分すぎるほどである】
【爆風が収まるまでは凡そ2秒程。しかし、その後に残る熱と延焼で、追うには少々のタイムラグが発生するだろう】
【すでに少年は近辺の地理データを手に入れている】
【故に、爆風で勢いづいた速度で少年は全力で逃げ出した】
【少年の走る速度は、同年代の高校生の中では恐らくトップクラス】
【逃げ足と、機転。この二つのお陰でこれまで命を失わずにニュースの最先端を追ってこれていた】
【故に、迷うこと無く逃げ出し、網の目のような路地裏に入り込もうとするだろう】
【追ってくる相手が近辺の地理を知っているかどうかで、追いつけるかどうかが決まる筈だ】
266 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 17:50:40.80 ID:Vqj0LIwo
>>263

……恐らく、というよりこれは殆ど“彼”の事よ
つい先日貴方も出会って苦い思いをさせられた、ね
でも集積情報を見た限りでは気にすることなんてないと思うかしら
私だって複数の戦闘員なんて相手に出来ないもの

【フッ、と柔和な笑みを浮かべて握手した手を湯呑みに落ち着け】
【ほんの少しだけ呼吸の間を置いて口を開き】

ええ、一つは結構古い情報で『機関の支部が昼の国に在るらしい』という物ね
これは彼女を捉えたときにも判明した事実だけれど、まだ続けるわね

二つ目は、以前の同時襲撃テロの時、『シェン・ロンド撃退』と『端末・刀の入手』というもの
ここで私が気になったのは『端末』なのだけれど―――……。

【単に集積された情報を抜き出しただけの着眼点、されど昨今の事情を加味すれば】

今此処にいる彼女、リジードとシェン・ロンドは同じ支部の所属
そしてリジードが持っていた証明証によれば彼女はそこの高位にあった
そこで私が思ったのは―――彼女を尋問すれば“謎の端末”のパスワード、吐くんじゃないかしら

……もっとも、その端末が今何処にあるのかわからないのだけれどね?
267 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 17:53:06.61 ID:KqM7wxo0
/絡み不要です!

【魔術協会=\――第七研究棟五階三番研究室、通称『シチゴサン』】
【機械油や薬品、煤けた臭いに……――雑多な臭いのコラボレートが不快味わいを生む、リノリウム張りの一室で】
【どこかに通う雰囲気を持った二人の人物が、話し込んでいた】

「……彼方此方飛び回ってみましたものの、少なくとも『敷地内』での被害は殆ど零。
 それは勿論傷付いた者は無道はじめ幾人か居りましたが、其れも手を使えば数えるに事足りる程度、でして。」

『エハハハ、そりゃあ良かった…。
 私としても迎撃に往きたいのは山々でしたが、自分は貴女方ほど強く無いのが悩ましくも有り妬ましくも有り
 まぁ、この『シチゴサン』と、魔道具搬入所を。銃後を護るのが、私の様な人間の務めだと解釈しときましょ。
 ………然し、それにしても、此れで終わる気はしませんが、ねぇ…。』

「…アルマゲストは、見るに魔術協会を襲撃する目的を半ば喪って見えましたが……?
 ……地下封印室≠フ一件だとすれば、ここは寧ろ奪還を図りたいぐらい、で御座いますが、ね。」

『そう、地下封印室=c…――私が思うにね、武美が思うにもねぇ、あの話…まだまだ、根ぇ抜けてませんよ。
 つい先日の話ですけど、この魔術協会…そして私たちの『シチゴサン』に、金の国の……』

【片方は、銀縁の眼鏡と鋭い緑色の瞳が印象的な、三十代に見える女―――独特の口調の中にも、薄らと『緊張感』の筋が通る】
【そして片方は、慇懃無礼に言葉を運ぶ、黄昏めいた茜色の瞳を備えた、背の低い少女―――何処か、不満げな声色だ】

【かなり長々と言葉を交わす事になるため、背の高い女の言葉以降は、記す事を控えるが】
【……――会話の中で、少女の方の表情が、少しずつ愉しげに輝き始めた事と、何やら思考に没入し始めた事は、漏らさないで置く】
【其れからも、まだ話は細々と続いていたようだが―――……唐突に、『準備室』と刻まれたドアが、きぃ。と押し開かれた】

<…ふぅー、ようやっと『イグニオ』の調整が……っ。
 ……雨っさんも、来てたんですか………!>

「……まぁ、そう言う事になります。見ればわかるでしょう? …あぁー、あと。
 御節介な話でしょうけど、『前・魔術協会医務班主任』の娘さんも、偶に来ますねぇ…ふふっ。」

<………!! ……やっぱ、り…!>

【クリアブルーの髪の毛を、縦ロールにした、白衣の少女―――出てきたのは、其れである】
【腫れた眼の下には、隈やら水の伝った痕跡やらが出来ていて、特に精神面に於いて健康な状態とは思えない】
【彼女の鳶色の双眸も、其れと交錯した茜色の瞳も、驚きやら、喜びやら、複雑な感情で歪みを見せる】
【その原因の大部分は―――『主任』の立場にあった人間の正体に、集約されている様だが】

『……やーれやれ。
 千佳、言っておきますけど、今武美は医務室ですよ。往く事はお勧めしませ………ありゃ。
 ……霧之藤、追っかけなさいな。 相変わらず…面倒臭いんですよ、あの子。貴女と一緒で。』

「………妖にとって最大の褒め言葉を、判っていらっしゃるようで……と、では飛びますか。
 余計な事に、余計な事を重ねる……嗚呼、良い口直しに成ります」

【――――気が付けば、部屋の中に在る気配は、また二つに成っていた】
【それも直ぐに、飛び出した一人を、奇妙な瞳の一人が追うことで、ただ壱つになるのだろう】

/絡み不要です!
268 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 18:08:17.09 ID:DT0it4A0
>>265

「うおわぁっっ!!」

【彼らは考えていた】
【爆発を起こしてまで自分達を振り切ろうとする“度胸”が少年には備わっていない】
【しかし、少年が選んだのは爆破―――裏をかかれたのだ】

【足を動かそうともせず、そのまま立ち尽くす2人】
【彼らは逃亡する人間を好んで追い、捕獲し、殺してきた】
【だが、彼らは地形もロクに知らず、少年の様々な策により時間を浪費した】
【何より、今の彼らには“足”が無い―――】

【このま少年を追いかけても、自分達が“負ける”のは目に見えている】


【――暫く立てば、警察の人物が彼らと駆け出していくだろう】

「オイ、きやがったよ」

あーくっそ、本当面倒なんだよな、こーいうの…
通報が無きゃ、働きもしねーダメ警察がよ…

『頭グラグラすんな…っつーか、マジイライラしてきた…』

≪…おい、何だ…俺らに恨みあるヤローの差し金か?それとも別の正義語りの所属か?≫

「アイツの身元調べようぜ、今度会った時は拷問掛けて口割らせるか」

{おーい、とりあえず大方の奴等は足撃っといたわ、早い所聴衆集めて処刑始めようぜ}

おい、イイ女かショタロリは[ピーーー]なよ!!後で“楽しむ”んだからよ!!
…んで、ノブどーした?

≪ああ、さっき死んだ≫

「そうか。じゃ、とりあえず本部に連絡しとくか」

【彼らの会話は本当に淡白で率直で、感傷というものが全く見受けられない】
【少年を追う事は、“今は”もう無いだろう――】
269 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 18:09:29.11 ID:2KTud2SO
>>266
シェンさんの・・・

つまり・・・その人が答えてくれれば・・その『端末』の中身を見れられれば・・・
【ゴクリ・・と唾を飲む】

昼の国支部の情報・・更には機関の情報が得られるかも・・・って事ですか?
270 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 18:12:59.05 ID:2KTud2SO
>>269
/すいません、一旦飯落ちします

271 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 18:15:33.58 ID:Vqj0LIwo
>>269

そういう事になるわね、あくまで素人探偵の私の推理によれば、だけれど

……実を言ってしまえば、彼女から吐かせる事自体は可能なのよ
少なくとも私にはその“能力”と時間があるのだから、多少無理にでもね?
ただ問題は『端末』が何処にあるのか、これは「情報の中にはない情報」だから……

【ふぅ、そう息を吐くのは二度目、とはいえ今回は茶を飲んだわけではない】
【単に話疲れたから、視線をリジードへと向けて僅かに首をかしげて見せれば】
【知ったことじゃないといった具合で彼女は視線をそらし、紅茶を口に含む】

……そこで、護くんに一つお願いがあるのだけれど
行方不明のこの『端末』、よければ学業の片手間に探してもらえないかしら?
272 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 18:16:19.39 ID:sMu7Oa.o
>>268
【掃除屋の集団から大分離れた路地裏】
【服は焦げ、体は泥や砂に塗れていた】
【だが、なんとか逃げ切ることは出来たようだ】
【もともと戦場で、“戦う”事は無かったが、取材の為に“駆け巡る”事は幾度もあった】
【故に、度胸は十二分であったのだ】
【そして逃げ切れればこちらの物だ。男達の顔は録画済み、自分のニュースサイトに乗せることになるだろう】
【そこから狙われる場合があることは百も承知】
【だがしかし、警察にその旨を連絡することにより、あえて自らを撒き餌とするつもりだ】
【どこまでも狡猾、どこまでも打算的】
【悪知恵を以て、正義を成す少年の名はジャーナリストにしてJustice所属、谷山基樹であった】

//絡み乙でしたッ!楽しかったです!
273 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 18:22:24.14 ID:t4lisgAO
【火の国───ブレイザーシティ】

【正面入口───検問前】


【検問の近くに、巨大なコンテナを乗せた大型装甲車両が止まっている】

【近くに機関の兵士は居らず、ただ一人の男がコンテナに寄りかかりながら電話をしている】

はい、そろそろ“殻”も危なくなって参りましたのでねぇ……
さっさと移す事にしましたよ……

場所はどうしますか?『魔術協会』にでも致しますか?

クッフフフフ………

【口元を三日月のように歪めながら笑うその男は───】

【透き通るような金色の腰までかかる長髪に“蛇のような”鋭い金の瞳】
【シャープな印象を与える黒いスーツの下に白いドレスシャツと緑のネクタイ】
【黒いスラックスに緑のベルトを二本通して、そこから黒いチェーンを垂らして、黒いブーツを履いた】
【“歪な雰囲気”を醸し出す180cm程のスラリとした長身の青年】

【両手には黒と金のブレスレットを付けており、腰のベルトにはホルダーに入った細長い金属の杭が何本も付いている】


【男はただ笑いながらそこに佇む】

【もっとも辺りには交代時間なのか兵士は一人もいない】

【近づこうと思えば容易に近づけるが……】
274 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 18:36:04.15 ID:DT0it4A0
>>272

【一方、先程の場所では警察と彼らによる睨み合いが起こっていた】

‘あんた達、何やってんのか分かってるんだろうね!?’

{マジ暑っ苦しいっての、いーから銃下ろせ}
「うっぜーな、もう…ほれ、見とけよこれ」

【彼らが取り出したのは、殺人許可証≠ニ書かれた書類】
【偽装ではなく、殺しの許可を警察から下ろした本物だ】

‘――!?――’

いーい?俺達は見てのとーり一般人は殺さねー主義な訳よ、分かる?
あんたらが何も取り締まろうとしないからさ、こーして代役やってんのよ?な?
敵視されるっつーか、むしろ味方な訳だ、っつーことでだよ?

分かったんならとっとと消えうせろや、汚職警察

‘―――も、申し訳…ありません…’

【確かに犯罪者の家族は虐殺している、だが、一般人を巻き込んでいないのは事実】
【しいて言えば、彼らの行っている事は“極端過ぎる過剰正義”と言い切れるだろう】
【警察は何もしない、というこの世界の最も過ぎる正論を突きつけ、罵声を浴びせる】
【警察官としてのプライドを傷つけられ、それでも静かに警察官は去っていった――】

【本当にこれは正義≠フ形としてあって良いものなのだろうか――】



〔やっ、やめてぇっ!!〕

『いーから姉ちゃんはお楽しみと参りましょーねー!悪いことしてきたんだろ!?』

{あ、ロリショタは俺が先だかんな!}

≪じゃ、残りはここで撃つぜ…皆殺しだ≫

「はい皆さん、こういうクズは死んで当然だよねー!っつーことで!」

【一般市民が集まる中、銃声は響き渡った――】
【歪んだ正義と共に街角は、血に染まる】

/お疲れ様でしたー!なんかハードボイルド感があって楽しかったです!
/長ったらしくでごめんなさい、ありがとうございました!!
275 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 18:46:26.09 ID:hUSSlKQo
【路地裏】

Justiceの人なんかがパトロールしてると助かるんだけど……

(まぁ仮に絡まれたとして、これのテストにもなるからいいんだが)

【すっかり暗くなった路地裏を変わった格好の青年が歩いていた】
【暗い場所でも比較的見え易い短く切りそろえた白髪、それに類似した色白の肌。それらのせいで余計に際立つ紅い瞳を持ち、目鼻立ちのはっきりした顔つきをした青年だ】
【格好は全身を黒いローブで包んでいて、中に何を着ているかは分からない】
【背中には彼の身長よりやや大きく、真ん中あたりが太くなっている、包帯が巻かれた”何か”を背負っている】
【独り言はそれにしてはやや大きめの声で、近くに居れば簡単に聞き取れるだろう】
276 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 19:01:41.18 ID:2KTud2SO
>>271
ぼ・・僕が・・ですか?
【とその時、】
【ふと偶然、端末を見る】

・・・どうやら、凄いタイミングのおかげでその必要もないようですよ
【中身もガチでびっくりである】

あ・・・あの一つお願いが
【護もそう切り出す】

長谷部さん・・どんな方法かは知りませんが・・そのあくまでも「尋問」でお願いします。
痛いのは止めてあげて・・・下さいね?
【あろう事か「拷問は止めあげて」と】
【護はそう止める】
277 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 19:02:52.23 ID:2KTud2SO
>>276
/追記
/ただいま戻りました。
278 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 19:07:54.05 ID:ZNyIKvMo
【街の外れの森の奥の奥、】
【普段はあまり足を踏み入れることはないであろうその場所】
【そこに居るのは、一匹の魔獣と、それにゆっくり近づく一匹の少女】
【魔獣の身体には一本の矢が刺さっていて、血がどくどくと垂れている】
【弓の類を持っていないところを見ると、矢は彼女のものでは無さそうだ】

───あうっ!!

【魔獣の鋭そうな爪が彼女の目の前を一閃し、後ろに転がる】
【見ると腕や足には、擦り傷やら爪痕やら生々しいのが一杯で】
【服や翡翠色の髪も土で汚れているところを見ると、これが初撃では無いようだ】

…げほ…げほ…
警戒しなくても…大丈夫です…

……私はあなたに危害をくわえるつもりはありませんっ!
でも、その矢を刺さったままにしておくと───あぐっ…!

【怯えさせないようにゆっくりと何度も近づくが、その度に弾かれ、傷が増えていく】
【それでも翡翠色の瞳を見開き、何度も何度も立ち上がる】
279 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 19:17:53.46 ID:Vqj0LIwo
>>276

ええ、そう、その端末有れば…………え?

【まさか此処にあるのか、と――驚きに言葉も出ない】
【が、短い時間ながら話した限りではこの少年はそういう嘘をつかない人間だ】
【少なくともサリナはそう思って、すぐに気を持ち直し】

……あ、ええ、それに関しては問題ないから安心して頂戴?
私の能力は“生命”というものを操る力だから、上手く使えば――― ……。

【拷問、そういったこととはかけ離れた方法で情報を得ることができると言って】

【コトリと湯呑みを置き、動くに動けないリジードへと手を伸ばし】
【その頬をそっと両手で包みこんで、顔を近づけ】
【額を合わせるようにして能力を――――近くにいる護にも、何かしらの温かな力の様なものを感じるはずだ】

/おかえりなさいませー
280 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 19:27:30.49 ID:2KTud2SO
>>279
よかった・・・。
【そう安心して呟く】

生命を操る・・?でもそれでどうやって聞くんですか・・?
【そう尋問行く末を見守る】
281 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 19:30:58.61 ID:JutwInIo
【路地裏】

あ〜あ……ゲッター線でも降り注がねえかなぁ

【草臥れた青味の強い紺の2つボタンの着いたスーツとセンスの悪さを象徴する黄色いネクタイを着用した坊主頭の青年が、物騒な事を呟きながら歩いている】
【足音を鳴らす真新しい白いローファーがよりセンスの悪さを際立たせるだろう】
【思わず踏んでしまったのか少しフレームの歪んだ上縁メガネをかけ、その奥の双眸の下には深い隈が出来ている】
【0.5mmしかない毛髪は最早頭皮を隠しておらず、ネクタイの位置を気にする右手は見れば深爪で】
【ボタンは上側だけ止められており、ワイシャツもズボンから出ている】

【左手をポケットに入れて当ても無く歩く姿は…無防備以外の何でもない】
282 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 19:38:24.89 ID:Vqj0LIwo
>>280

…さっき、この子は本当は悪い子じゃない、と言ったでしょう?
此処は殆どJusticeの居城で、手枷足枷には能力を封じる物が使われている
加えて言えば、割と今の状況が好ましいから……解っているのね、逆らう意味はないと

でも意地っ張りだから喉から先には出てこない、だったらそれを少し覗ければいい
あくまでこういう特異な状況ならだけれど、心を覗くような真似もできるのよ、私の能力は

【そうして十数秒―――やがて二人は離れて、サリナは疲れたように座り込み】
【対して赤眼の女性はといえば、大きな顔の傷が驚くほど見事に治っていて】

端末……護君、パスワードを打ち込む画面は出ているでしょう?
そこに六文字――――『SARINA』、と…お願いしてもいいかしら

【なにやら相当に疲れた様子、とはいってもけっして言葉を途切れさせることはない】
【クタリと無防備にもリジードに体を預けつつ、そう頼む】
283 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 19:39:17.21 ID:rpBVR2oo
>>278
/まだいらっしゃいます?
284 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 19:44:32.74 ID:KqM7wxo0
【火の国=\――ブレイザーシティ内部】
【壁にぺたりとくっついた一枚の貼り紙を、しげしげと眺めている人物が居た】

―――……『お尋ねモノ』と言う奴、か。

【それは、観た様子では丁度17歳ぐらいで、身長約165cmの細身で胸は小さめの少女】
【緑のリボンをあしらった黒い中折れ帽を被り、髪は肩を少し超えるぐらいのブロンド、右は冷たい灰色、左は明るい緑色の、オッドアイ】
【長袖ワイシャツに、膝まであるピンク色のスカートを着用していて、胸元には赤白ボーダーのネクタイ、足は白ニーソに黒いローファー】
【――――気付く事は難しいが、タイの裏地には『No.28』と、金字で刺繍されている】

全く、救いの英雄気取りと言うモノは、本当に気に入らないね…。
……――出来もしない、癖に。

【眼差しの先に在る、前述の紙―――どうやら一枚の写真がプリントされ、その周囲にはでかでかとした文字が躍る】
【何かの『名前』と、『金額』らしきモノが書かれている様だが、肉眼で遠くから確認するのは、少し難しい】
【少女は、殆ど向かい合う状態だった貼り紙から、二歩程度離れて、文字通り斜に構え始めて】
【―――……きゅっ、と。微細なずれを起こしていた帽子の縁をつまみ、『正位置』に戻す為、回転させた】
285 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 19:47:56.59 ID:ZNyIKvMo
>>283
/→左に居るぞ!                                            こっちは右です!                          
286 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 19:50:46.76 ID:2KTud2SO
>>282
心を読む・・・ですか?そんな事まで出来るなんて凄いです!
【そう感心して】

あ・・はい!えぇと・・えっと『S』・・『A』・・『R』『I』・・『N』・・『A』と、出来ました!【6文字を打ち込むと】

あ・・・あの二人共・・大丈夫・・ですか?
【二人の顔を心配そうに覗き込む】
287 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 19:51:02.37 ID:rpBVR2oo
>>278
【男が一人、木々の隙間から様子を伺っている】

…酔狂だねぇ。
いや、こんなところで通りがかる僕が言えたことではないんだけど。

【ひょろりとした赤毛の男。Yシャツにカーゴパンツを身に着け、長いコートを羽織っている】
【ガサガサと繁みをかき分けて進み、少女の後ろの方から話しかける】

それ以上はやめておいたほうが良い。
あの獣が死んだとしても、それはなるべくしてなることだ…それを捻じ曲げようとすれば死ぬだけさ。



/ナ、ナンダッテー!!
288 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 20:00:12.97 ID:Vqj0LIwo
>>286

あら、そうかしら…そう言ってもらえると嬉しいわね……
…それより、端末の方は――――……?

【『パスワード認証―――Welcome―――』】
【表れるものは機関のデータベース、とは言っても基礎的な情報ばかり】
【何処に支部があり、何処に基地があり、どれほどの物資が在るのか】
【全体的に大雑把な情報ばかりであり、どうにも先がありそうではある】

【―――が、そこから先を見るにはまたパスワード、重要な項なのだろう】
【しかしこれ以上リジードから聞き出す体力がアリナになるようには見えず】

あ、ええ…少し疲れたけれど、私は大丈夫よ
彼女も、少なくとも健康面では安心してもらって構わないハズだけれど……

【ゆっくりと起き上がるサリナに、呆然と座り続けるリジード】
【心を覗き見られたのだ、それはどのような形であっても好ましい行為ではない】
【双方それぞれの疲れを持ちながらも、見た限りでは元気であると――そう見えるだろう】
289 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 20:09:18.98 ID:JutwInIo
【路地裏】

あ〜あ……隕石でも降り注がねえかなぁ…っと

【草臥れた青味の強い紺の2つボタンの着いたスーツとセンスの悪さを象徴する黄色いネクタイを着用した坊主頭の青年が、物騒な事を呟きながら歩いている】
【足音を鳴らす真新しい白いローファーがよりセンスの悪さを際立たせるだろう】
【思わず踏んでしまったのか少しフレームの歪んだ上縁メガネをかけ、その奥の双眸の下には深い隈が出来ている】
【0.5mmしかない毛髪は最早頭皮を隠しておらず、ネクタイの位置を気にする右手は見れば深爪で】
【ボタンは上側だけ止められており、ワイシャツもズボンから出ている】

【左手をポケットに入れて当ても無く歩く姿は…無防備以外の何でもない】
290 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 20:10:12.63 ID:2KTud2SO
>>288
/あれ?ぎやああああぁ、すいません。ミスってお互いに誤解している事に今気が着いたあああ!!すいません!!護がみたのは自分の端末で「集積情報の最新情報」を見たであって、今機関の端末を持ってる訳じゃないです!!今こちらも今の今まで長谷部さんが自分の端末にパスワードいれたとばかり!!
/こちらの描写不足のせいでとんでもない事に!!
291 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 20:14:27.51 ID:Vqj0LIwo
>>290
/取り敢えず落ち着くんだ、うん

/今から絡み帳消しというのもあまり、といった感じだし
/そちらがよければ「昼の国の戦闘時に偶然戦闘員の物を拾った」でいかがでしょう?
/詳しくは解らない状態にしてありますし、襲撃部隊のパスは同一でしたということで
292 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 20:17:59.76 ID:ZNyIKvMo
>>287

…人っ!?

…お願いです!
あと少しの間でいいので、そこからこっちに近寄らないください!

【後ろから人の声がして驚きながらも後ろを振り返る】
【もしかしたら、この人が弓を射った犯人かも知れない】
【そんな疑問も思い浮かんだが、それよりも優先するのは】
【別の人間の登場によりさらに警戒心を剥き出しにする魔獣の事】

なるべくしてなることなんかじゃないです!
この矢を射たなければこの魔獣さんは、苦しまずにすんでるのです!
……つまり、元から捻じ曲がっているのを───

【そちらにすこし意識を逸らしてしまったせいか】
【結構深そうな一撃が彼女の腹部に入る】

…はぁ…はぁ……こ、このままあの子を見殺しにするのは…
自分が死ぬより、ずっと悔いが残ります…
何もせずに、終わりたくはありま…せん…

【傷からの出血が結構多かったか、ふらっと魔獣の方へ倒れてしまう】
【しかし、それを受け止めた魔獣は打って変わってそれ以上は傷つけなかった】
293 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 20:18:39.51 ID:2KTud2SO
>>291
/えっと勝手にそんな事実改変して大丈夫なんでしょうか?
294 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/12(日) 20:18:52.96 ID:/rkxGBE0
【水の国 『風霊統主の城』城門前】

……事前にアポイントメントを取れなかったのは、失策でしたね…………
とはいえ、これは必要な事…………

【グレーのビジネススーツに身を包んだ、淡褐色の肌に明るめの紫色の髪をした女性が】
【胸元に、逆三角形の金のプレートに蜂を象ったバッジを留め】
【跳ね橋の前に、一人佇んでいた】

――――しかし、この状況で『justice』の、責任者クラスにあたる人は居るんでしょうか?

【何気なくそこに立っている様ではあるが、さりげなく周囲に意識を張り巡らしている】
【姿からは、ただのビジネスマンにしか見えないが、注意深く観察すれば、いくらか戦いの心得があると言う事が分かるかもしれない】
295 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 20:21:17.94 ID:Vqj0LIwo
>>293
/シェン使っているのも自分だし、問題は…多分無い筈
/絡みの内容も所々脳内補正で大丈夫じゃないかと
296 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 20:32:25.42 ID:JutwInIo
【路地裏】

祝ってやる〜、末代〜まで〜・・・・・はぁ。

【草臥れた青味の強い紺の2つボタンの着いたスーツとセンスの悪さを象徴する黄色いネクタイを着用した坊主頭の青年が、ため息を吐きながら歩いている】
【足音を鳴らす真新しい白いローファーがよりセンスの悪さを際立たせるだろう】
【思わず踏んでしまったのか少しフレームの歪んだ上縁メガネをかけ、その奥の双眸の下には深い隈が出来ている】
【0.5mmしかない毛髪は最早頭皮を隠しておらず、ネクタイの位置を気にする右手は見れば深爪で】
【ボタンは上側だけ止められており、ワイシャツもズボンから出ているだらしない恰好だ】

かぁのじょさん欲しいねぇ。
……まぁあと4014日で魔法使いなオイチャンに出来る訳も無いか

【白い息を吐きながら、左手をポケットに入れて当ても無く歩く姿は…無防備以外の何でもない】
297 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 20:32:35.86 ID:QBsYbOQo
【公園、ベンチに座る小さな人影ひとつ】

【白い髪/白い肌/灰青の瞳/黒い服/黒い靴】
【色彩と言う概念が抜け落ちてしまったような、細く小柄な少女】
【右の眼を覆い隠す長い前髪は、「その下」を見せたくない、と語るように、世界と視界を遮断する】

……う、ぅううん……行動範囲が狭いと言う自分の欠点が見つかったことには万々歳なのですが、
ぶっちゃけそんな場合じゃない……どうしよ、っかなぁ……

【はぁあ、と大きく溜息ひとつ。背凭れに小さな背を預けて、空を見上げて、もうひとつ】
298 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 20:32:49.76 ID:rpBVR2oo
>>292
【少女は来るな、と叫んだ】
【特に近づく理由も無いのでその場で立っていたが、続く少女の言葉に】

んん。
人と獣は互いに狩る狩られるの関係な訳で、ならそいつに矢が刺さってるのはむしろ自然だと思うんだけどなぁ…。

【などとのほほんとした雰囲気で小言を返している】
【と、ついに限界を迎えたらしい少女が魔獣へと倒れ、魔獣がそれを受け止めた】

…やれやれ、面倒だがこれも縁か。さて。

【ただ少女を助けるのは容易い。懐の銃と鍛えた体で獣を駆逐すれば良いだけだ】
【しかし、少女が助けようとしているものを[ピーーー]のは少々偲びない。獣は少女を受け止めはしたが、かといって放っておけば食われるやも知れない】
【本音を言えば、男にとって少女がどうなろうと知ったことではないのだが、一度出会ってしまった以上そうも言っていられない】

要は向こうの出方次第。なら…これでどう動くかな?

【大きく右脚を上げる】
【だんっ!と大きな足音を立て、獣に向かって一歩を踏み出した】
299 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 20:37:24.36 ID:2KTud2SO
>>295
/長谷部さん=シェンさんの人だと・・
/よし、じゃあ、それでお願いします!本当にすいませんでした!


駄目・・・です・・・すいません・・・
【護は思わずそう謝る】
【その声は―――今にも泣きそう、というよりもう既に】

ごめんなさい・・・・ごめんなさい・ごめんなさい・・・・僕は・・・皆さんの・・・何にもお役に立てない・・・ッ!!!
あの時も・・・あの時も・・・・・・あの時、僕にシェンさんを止める程の力があったならッ!!
護れたんだ!昼の国の人達の平和を!!!
救えたんだ!!あの《No.119》の人を!!
なのに・・・なのにっ!!!救えなかった!!奪ってしまった!!
・・・・・・・・・
【護の口から思わず心の思いが吐き出される】

結局・・・僕は・・・能力を手にいれても・・・何も変わらないじゃないか・・ッッ!!!何も護れないじゃないか!!
・・・く・・しょ・・・畜生ッ!!!
300 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 20:53:28.74 ID:Vqj0LIwo
>>299
/気にすることないさ、自分も最初の頃はよくミスを…
/とまあ、ちゃちゃっと忘れて続き行きましょー!


……貴方が悪いんじゃないわ、護くん
人には出来ることと出来ないことがあるの
貴方はただ、運悪く出来ないことに当たってしまっただけ
綺麗事は言わないわ、どうしようもない事は存在するもの

…でも、貴方は自分なりに必死になってそれに当たった、成そうとした
その努力は次に生きる糧になる、それで良いと……少なくとも私は思うかしら

【ゆっくりと語る内容はどこかで同じような経験をしたかのようで】
【ある種悟った、或いは冷めたとも表現できる考えは熟成していた】

【しかしその言語には彼女なりの優しさが込められていて、最後に一つ息を吐くと】

能力があるのもないのも関係ないの、結局最後の所は“自分”だから
だから貴方が変われれば……きっとなんでも護れるようになるわ

…さあ、そろそろ冷え込む時間なのだしお城に戻るとしましょう
私あそこに部屋を借りているのよ、荷物を運ぶのを手伝ってもらえるかしら?

【フッ、と柔和な笑みを浮かべて彼に微笑みかけ、食器等を片付け始める】
301 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 20:57:07.88 ID:ZNyIKvMo
>>298

「ォォォォォーーーッッ!!!」

【一歩を踏み出した瞬間耳を劈きそうな鳴き声を上げた】
【瞳をギラリと光らせ、激しくそちらを睨んでいる】
【一方、そんな音を耳元で聞かされたのだから彼女も流石に意識を取り戻す】

う、五月蝿いです…すこし静かに…
…あの人は多分無害な人ですから、落ち着いてください…!
大丈夫です…大丈夫ですから…!

【自分の5倍以上の体積を持つ相手に、ぎゅっと身を寄せなだめようとする】
【荒い息を立て、今にもそちらへ攻撃しようとしているが───】
【少女の思いが通じたか、少しずつ落ち着いていく】

【同時に、見計らって矢をできるだけ痛くないように引き抜いた】
【魔獣はそれのせいか暴れ、彼女は弾き飛ばされた】
【攻撃してくる、と思いきや身を翻してのっそのっそと森の奥へと歩き出す】

…ふぅ……魔獣の回復力なら、なんとか………なるかなぁ?
とにかく、一件落着です……

【それだけ見届けて、そちらに「ね?できるでしょ?」といった感じの表情を送ると】
【血まみれの矢を落とし、目を開けたままその場に崩れた】

/遅れまくりでごめんなさい
302 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 21:05:13.89 ID:2KTud2SO
>>300
―――・・・・・・は・・せ・べさ・・・ん。
【護はグズグズと泣きっ面で長谷部の励まし聞く】
【精神的なダメージがあまりぬ大きいのだろう、言葉もたどたどしい】

【それから護も荷物回収を手伝いだそうとする】
303 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 21:06:19.66 ID:rpBVR2oo
>>301
【魔獣は踏み出した一歩に反応し、大きく轟く鳴き声を上げる】
【上げはするが、それはこちらに対する警戒で、少女に手を出す気は無いと察すると】

ん、了解。

【踏み出した一歩を引き、成り行きを見ることにした】
【鳴き声で目を覚ました少女が魔獣を宥め、矢を引き抜く】
【魔獣は少女を弾き飛ばすと、森の奥へと消えた】

【少女はそれを見届けると、こちらを意味有りげな表情で見た】
【と思うと、その場に崩れ落ちた】

…言わんこっちゃない。生きてるかい?

【呆れたような感心したような表情でフラフラと少女に近づき、無事かどうかを確認する】
【もし意識が無い、万が一死んでいた場合はその身体を背負い、街まで運ぼうとするだろう】
304 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 21:13:40.97 ID:Vqj0LIwo
>>302

ほらほら、そんな風に泣いていると護るものも見えなくなっちゃうわよ?
男なら〜なんて私は言わないから、過去より今、そして未来を大事になさい

………なんちゃって、ゆっくり休むのが一番よね

【荷物は案外に早くまとまり、なんとも見事に大きなバスケット一つに収まる】
【座り込んだリジードはサリナが急かして立たせ、ささっとシートも畳込み】

それじゃあ護くん、お城までの道のり、護衛をお願いできるかしら?

【両手で抱えるようにしたバスケットはどうにも和服には似合わない、が】
【何にも似合うアクセサリーの様な柔らかな表情でそう言って】
305 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 21:13:55.30 ID:koV12LIo
>>890

むう……なんだよ冷たい返答だなー
でも「自分が人の手足になる真似なんて出来っこない」なんて何で言えるんだ?

【ない頭を絞って出した答えに目の前の彼女の反応はあまりよろしくないようにみえた】
【幾分かムスッとした表情を浮かべて】

やってみなけりゃわからない、黙ってオレを信じろ、なんて無責任な言葉を言うつもりはないけども……
出来っこないなんて断定も出来っこないとオレは思うぜ?
それに、さ……そんな悲しい事言うなよ、自分の可能性を[ピーーー]ような言葉は……

【辿々しい言葉を連ね】

頼っていたい……か、むーう最近オレも余裕があるといえばあるし……
確かにさっきの言葉だとオレの自主性が無いようにも思える

なんて言えばいいのかな、もっとちゃんとした言葉があるんだろうけど見つからないし
…………とにかくオレを頼っても良いぞ、人1人くらいの面倒なんて余裕で見てやるよ
困った時でも、なんか辛い時でも、どうしようもなく寂しい時でも……な

【でもそれだけで良いのだろうか】
【何か彼女に自分だけできる事でも見つかれば良いのだけど】
【具体的なそれが思い浮かばないのが少し悔しくて少し唇を噛んだ】
306 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 21:16:22.26 ID:JutwInIo
【路地裏】

クリスマスなんか、爆ぜれば良いのになぁ・・・・・はぁ。

【草臥れた青味の強い紺の2つボタンの着いたスーツとセンスの悪さを象徴する黄色いネクタイを着用した坊主頭の青年が、ため息を吐きながら歩いている】
【足音を鳴らす真新しい白いローファーがよりセンスの悪さを際立たせるだろう】
【思わず踏んでしまったのか少しフレームの歪んだ上縁メガネをかけ、その奥の双眸の下には深い隈が出来ている】
【0.5mmしかない毛髪は最早頭皮を隠しておらず、ネクタイの位置を気にする右手は見れば深爪で】
【ボタンは上側だけ止められており、ワイシャツもズボンから出ているだらしない恰好だ】

………彼女、欲しいねぇ

【肩を落とし、白い息を吐きながら、左手をポケットに入れて当ても無く歩く姿は…無防備以外の何でもない】
【……魔法使い予備軍の彼には、クリスマスなんて関係なかった】
307 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 21:16:48.87 ID:ZNyIKvMo
>>303

はいっ!
…なんとかっ!

【満足気に、にこっと笑って元気よく頷いた】
【その顔はどこか誇らしげでもあった】

……あ、あれ?
身体に力が入らない……えいっ…えいっ…

…………え、えと…
───ごめんなさい!
手を引っ張ってもらってもいいですか?

【やはりすこし無理をしていたか、立ち上がれない】
【申し訳なさげにお願いすると、弱々しく手を伸ばした】
308 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 21:21:46.30 ID:rpBVR2oo
>>307
ん、そうかい。
何ならおぶっても良いけど?

【笑いながら言って手を握り、ひょいっと持ち上げる】

…自らの命を懸けて生命を救う、か。
一つ聞くが、あの獣は君が昔飼ってたペットか何かかい?

【微妙に的外れな質問をしているような気がする】
309 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 21:26:16.63 ID:2KTud2SO
>>304

ごえ・・い・・?
【たった今自分は何も、出来ない、護れないと】
【そう自分で確信したのに】

・・・・・はい・・。
【――――未だ、こんな自分を頼ってくれるのか、この人は】
【護は二人について夜道を歩きだす】
310 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/12(日) 21:27:34.15 ID:jdsVlW.o
【魔術協会、医務室】
【昨日はなんやかや騒ぎが有ったが、終わってみれば静かなもので】
【実質唯一と言っていいかも知れない被害者は、ベッドの上でごろごろ転がっていた】

……………ふう

……もの凄い退屈なんだけど、此処
あー、なんかもう異世界のなんかひらひらした服の子がワープして来たりとか無いかなー

【思春期男子の様な独り言を言いながら、枕に顔を埋めているのは】
【灰色の髪と瞳、寝巻の様なズボンに、上半身は包帯ぐるぐる巻きの少女】

【時折、窓から外を眺めて】

………照明でSOSサインとか………いや、紛らわしいか
あー、退屈ー………

【それでもやっぱりやる事が無く、うだうだぐたぐた】
311 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 21:36:46.35 ID:Vqj0LIwo
>>309

うふふっ、よろしく頼むわね、小さなナイト様―――♪

【歩調はゆっくりと、時折リジードに合わせて立ち止まったりもするが】
【基本的には散歩のようにして湖畔を歩き、空を眺め】
【冬の寒さに身を震わせながらも、やがては家――風霊統主の城へとたどり着き】

ふう……それじゃあ私たちはこれで失礼するわね、護くん
今日は楽しかったわよ、ありがとう――それとさようなら、かしら

【歩き疲れたように息を吐いて、他に表情はないのかと思えるような微笑を見せ】
【おそらくはこれで別れだろうと、その言葉を口にする】
312 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 21:38:06.71 ID:ZNyIKvMo
>>308

っとと…
…ありがとうございますっ

でも、そこまでしてもらうのは…
ほら、血とか服に付いてしまいますし!

【引っ張ってもらってなんとか立ち上がる】
【人間一人であることを考えるとかなり軽いだろう】
【やんわり断るがあっちへふらふら、こっちへふらふら、傍から見ても危なっかしい】

…へ?
いやいや、全く初対面ですよ?
このあたりを歩いていたら矢が刺さっているのを見かけてしまって…

…というか、そもそも魔獣ってペットにできるんですか?
いや、別にする気はないですけど…

【純粋にそれがどうかしましたか?、と首を傾げる】
【それからこちらも負けじと(?)的はずれな質問をした】
313 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 21:38:21.34 ID:JutwInIo
【路地裏】

クリスマスなんか、爆ぜれば良いのになぁ・・・・・はぁ。

【草臥れた青味の強い紺の2つボタンの着いたスーツとセンスの悪さを象徴する黄色いネクタイを着用した坊主頭の青年が、ため息を吐きながら歩いている】
【足音を鳴らす真新しい白いローファーがよりセンスの悪さを際立たせるだろう】
【思わず踏んでしまったのか少しフレームの歪んだ上縁メガネをかけ、その奥の双眸の下には深い隈が出来ている】
【0.5mmしかない毛髪は最早頭皮を隠しておらず、ネクタイの位置を気にする右手は見れば深爪で】
【ボタンは上側だけ止められており、ワイシャツもズボンから出ているだらしない恰好だ】

………彼女、欲しいねぇ

【肩を落とし、白い息を吐きながら、左手をポケットに入れて当ても無く歩く姿は…無防備以外の何でもない】
【……魔法使い予備軍の彼には、クリスマスなんて関係なかった】
314 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 21:46:38.90 ID:2KTud2SO
>>311
【護はただ、二人の後ろを歩く】
【だがその足取りはフラフラ危うくて】

・・・ではお二方、今日は有り難う・・・ございました。・・・ではお休みなさい。
【そう言い護は自分の家へ帰ろうと歩きだす】
【その表情や目はまるで死んだ様な――】
【いや、自分が今まで生きてきた意味を自分で否定してしまった今、彼はもう―――『死んだ』のだ】

【――――――はたして彼に復活はあるのか】
【それは未だ誰にも分からない】


/乙でした!
/本当にすいませんでした!!
315 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 21:47:50.44 ID:Vqj0LIwo
>>314
/お疲れさまでした〜
/いえいえ、誰にでも在ることですし気にしないほうが吉ですよー
316 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 21:50:40.23 ID:CuKABXso
>>305

……そ、その…

【僅かに、微妙に、顔を上げて、蒼い瞳にエルフェスがぼんやりと映り込む】

……出来っこないなんて、疑ったのは
真正面から捉えていいか、迷ってしまったからで…
エルフェス様という人を、一瞬見失ってしまったからで…

……そう、ですね
今だけ、正直になるなら――、嬉しかったです…

【言い難そうに唇を尖らせつつ】
【囁くような声量で、改めて返答した】

だけど、その言い方だと、エルフェス様…?
なんだか……、その……

……告白でもされてるように、聞こえてしまいますよ?

【自分で言いつつ、頬が赤い】
【否――、何でもしてやる≠ネんて言われたときから、照れくさかった】
【ずっと、彼の顔がまともに見れていない】

……先程の発言。
本気だって証明するために、……口付けでもしてください

なんてお願いしたら、本当に叶ってしまったり、するのでしょうか…?

【目を逸らしたまま、冗談めかして言うのは、そんなこと】
317 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 21:56:40.17 ID:rpBVR2oo
>>312
はいはいそうだね、っと。

【適当に流しつつすっ、と後ろへ引く】
【ほぼ同時に、少女は自分の身体が浮くのを感じるだろう】
【一連の動作が終わると、男は少女を正面で抱えていた。いわゆるお姫様だっこ状態】

そんな千鳥足で歩かれても危なっかしくてかなわんよ。
さっさと街へ行って、傷の手当でもしてもらおう。

【そう言って歩き始める】
【普段フラフラと歩いている男に言われても説得力は皆無である】

初対面。ふむ。
人間でもない獣に、自らの命を懸けて。
恩だの礼だの、そういった見返りも無しに助ける。

【しばしの沈思黙考。やがて少女に微笑みかける】

いいね。すごくいい。
君と僕。どうやら似た考えを持っているみたいだ。だが…

【それは永劫、交わることは無い】
【そう言おうとして、蛇足であることに気づいて止めた】
【魔獣のペット云々について答える気は無いようだ】


/今更ですが、多少遅れても全然大丈夫ですぜ
318 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 21:58:26.34 ID:13SM.boo
>>310
/マ・ダオリマ・スカー
319 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 22:01:06.04 ID:puVuY2SO
【自然公園】
【周囲を林に覆われた広場。石畳の敷かれ遊具やベンチの配置された、その中央の噴水の縁】
【着流しの和装の上から、臙脂のジャケットを肩に掛けるように羽織り。ミリタリーブーツを履いた痩躯が腰掛けている】

――――捗らないな、どうにも。

【腰には太刀と短刀二ツの、計三振りを帯びて。胸元には、蒼水晶のリングネックレスを揺らし】
【夜空にも似る、肩ほどに伸ばされた濃藍色の髪。白皙には朱みが差し、激しい鍛練による物か、僅かながらに息は荒い】

やっぱり……そう簡単に往くものでも無い、かぁ。

【深呼吸で息を整えつつ、星辰の満ちた夜空を仰瞰して。デフォルトの仏頂面は憂いを帯び、どうも浮かなかった】
320 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/12(日) 22:06:54.12 ID:jdsVlW.o
>>318
/\ここにいる………が少しずつ眠気が来てるのであまり長時間は絡めないと思うぞ!/
321 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 22:09:49.72 ID:13SM.boo
>>320
/むっ・・・確かに明日は強敵「月曜日」・・・今回は遠慮しておきましょう・・・またの機会に!
322 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 22:10:11.31 ID:JutwInIo
>>319

ふ、くぁ……誰か居るのか…?

【欠伸を漏らしながら、ガシャガシャという金属のぶつかり擦れる音と気配が痩躯へ誰かが近づいていく】
【音の発信源は痩躯の前方から。少し待てばその正体は明らかになる】

………ども、でござる

【茂みからひょこりと出てきたのは無精髭を生やした男だ。】
【嫌でも目立つ、兜の無い赤い具足に身を包み、腰にそれぞれ長さの違う三本の太刀を帯びており】
【乱雑に切られた黒い髪をボリボリと掻いている】


【 ――――あ、やせいの ぶしが あらわれた! 】
【コマンド: たたかう えづけ いしをなげる】
323 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 22:11:56.73 ID:koV12LIo
>>316

んー……良く分からないけども
そう言ってもらえるとなんだかオレも嬉しいな、うん

【自分が少しでも他人の力になれたのなら】
【少年は満足で、にこりとだが照れくさそうに笑い】

……………フワッツ?

【え……?とでも言いたげ、というか言っている】
【酷薄ならまだしも告白、いやいやいやと自分の言動を少し辿って】

……いや、そのなんというか売り言葉に買い言葉といいますか
えっとそんな気はなくてですね、いやいやだからといってゼノア氏が嫌いって訳でもなくて
つまり、その……えっと、多分そう聞こえたのは気のせいですハイ

【1つ1つと思い出す度に、少年の頬に赤みが差していく】
【さらに叩かれた鐘のように小刻みに震え、目が泳ぐ】
【それはどっちも恥ずかしさ故の現象で】

にゃ……にゃんですとぅ……?
いや、おまっ……落ち着け慌てるような時間じゃないぞいいか落ち着け

【頼っていいぞとか言った手前後には引けない】
【しかもその言葉を証明しろだなんて……しかも証明方法が口付け】
【ついには少年の顔は真っ赤かも真っ赤かになって】

そ、そそそそっそういう行為はだなっ!!
こう互いに好き合っている者同士でやる事であってだなっ!!
っていうか好きでも無い奴に「口付けでもしてください」なんていうのはよろしくないと思うなっ!!
でもだからってさっきの言葉は嘘って訳でもなくてだなっ!!…………

【誰だコイツ】
【とでも言わんばかりに慌ても慌ててそう捲し立てる】
【証明の為の行為をしたら恥死ぬ、しなかったらしなかったで口だけ野郎になりそうで】
【混乱の極致といったところだろうか】

な、何が言いたいかって言うと!そういうのは本当に好きな奴とするべきだと思うのさ!!
オレみたいなダメな奴でなくて、お前に合うようなもっとちゃんとした奴となっ!!

………………ぬぁ……

【そして謎の力説タイムへ……】
【暫くしてからなんだか更に恥ずかしくなったらしく】
【両手でその真っ赤な顔を抑えるのでした】
324 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 22:12:05.43 ID:CxUzY.M0
325 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 22:13:46.24 ID:ZNyIKvMo
>>317

きゃっ…!?

【ふわりと地から離れる感覚に戸惑い可愛らしい悲鳴をあげる】
【遅れて自分が何されたかを理解すると顔を赤くして俯いた】
【誰にも見られない場所とはいえど、お姫様抱っこは恥ずかしいようだ】

人に限定せず誰かが困っているなら手を差し伸べるのはとても良い事です
たまに、余計なお世話になってしまうこともありますが…

───それに、見返りはあります!
悔いが残らないことです!
助けようともせずに諦めるのと、助けようとして駄目だった、とでは大きく違いますから
…自己満足と言われればそれでお終いなのですが…

【とてもではないが、嘘や偽り、綺麗事で自分を塗り固めようとする感じは全くない】
【子供らしくまっすぐにそう信じてるようだ】

そうなのですか!?
…それはとってもよかったです!
物騒な世の中ですからね、あなたみたいな人がもっともっと居てくれたら…

【だが、の後に付いてはぴくりと反応はしたが、何なのかは聞かなかった】
【一点の濁りもない瞳をきらきら輝かせ、とても嬉しそうだ】

/ありがとうございますー
326 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/12(日) 22:15:34.23 ID:jdsVlW.o
>>321
/すまんねー、時間と体力の余裕のある時にでもまた!
327 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 22:27:35.59 ID:puVuY2SO
>>322

――――……此方の科白だ。

【呼吸音、呟き、そして金属の擦れる音色。この音量なら、大凡全身鎧か】
【そう当たりを付けて、物憂げに空を眺める視線を再び地上へと下ろせば、双眸を鋭く細め】
【ぼそりと小声で呟きつつ、男に正対。左手で腰の太刀の鞘を掴むと、一応鯉口を切る】

どうも、今晩は。こんな夜分に如何なさいましたか……って、武士?

【機嫌の悪さの顕れか、そのまま取って付けた様な敬語で応じようとして】
【男の格好に、郷の者かと首を傾げる。――にしても、これはやり過ぎだろうに】

【ニア ようすをみる】
328 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 22:31:34.96 ID:rpBVR2oo
>>325
【抱え上げられ、赤面した少女はしかし、男に向かって力説する】
【小さな口から語られる言葉の一つ一つ、全てが真っ直ぐで美しく】
【男はとても、とても眩しそうに目を細めた】

ん、そうだね。
自分にとって、悔いの無い選択をすることはとても大切なことだ。
ただ、それを承知してなお、その選択をすることができる人間は多くは無い。
その点、君は強い。それも眩しいほどにね。

【そう言いながら。頭の奥の奥の更に奥、普段は気にも止めないところで】
【何かが、疼く。そんな感覚】

ふふ、そうかい。
僕は君のような人間が増えてくれれば、と心底思うよ。

【笑顔でそう言って、今日はいつになく正直だな、と思う。らしくもない、とも思った】
【やがて木々も疎らになり、街に近づいてきた】

さて、ここまでだ。ここからなら一人でも大丈夫だろう?
すまないね。応急処置でもできれば良かったんだけど。

【そう言って少女を降ろす。傷に障らないよう、腫れ物を扱うよう、なるべくそっと】

せっかくだ、名前を教えてくれないかな?
329 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 22:34:54.61 ID:JutwInIo
>>327

こんばんは。寝床が無いから夜通しで遊んでるんでござるよ

【茂みから出ながら、不機嫌さに気付いていないかのように、特に抑揚も無い言葉で答え】
【まるで家出少年の様な事を言って、しているが…この人物からすればマジなようで】
【完全に茂みから出ると、左腰の鞘に左手を乗せて】

…武士?

【怪訝そうに反芻しながら一度背後を振り返り―――】

………えっ、拙者?

【自分を指さして確認するように問いかけた】
【寧ろコレ以外に武士らしいのが居たら驚きである】

【きっとただの野生の怪しい武士もどきだと推察出来るだろう・・・】
330 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 22:42:54.09 ID:CuKABXso
>>323

【彼の言葉、一つ一つに返事を返す事なく】
【黙って耳を傾けていた】
【恥ずかしさで赤くなった耳は、冷たい外気に晒されて、敏感に音を拾う】

――――

【ちら、と】
【彼の方を見遣って、――なんだか慌てていらっしゃる?】
【まるで鏡写しのように、彼の頬が紅葉していることに気が付いて】
【自然に緩やかな笑みが零れてしまう】

――ふふっ

照れてるんですか?

【右手で口元を覆い隠しているものの、目は確実に微笑んでいて】
【――彼が、同じ位置まで降りてきてくれたから】
【少しだけ、いつもの余裕が戻って来たらしい】

『好き合っている者同士でやる事』……
分かってるじゃないですか

――何でも≠チて、そういうことなんです。
一番好きな人、一番大切な人の為に、取っておいてあげてください。

ゼノアなんかに言ったら、勿体無いです。

ね?

【口元を隠すのを止め】
【柔らかく、同意を求めるような笑みを浮べたあと】
【ゆっくりと右手を伸ばして、彼の頭を撫でようとする】
【「私≠ヘ、別に、されても平気でしたけど」なんて強がりを、唄うように囁きながら】
331 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 22:45:44.49 ID:2KTud2SO
【公園】
【静かなこの夜に】
【ただ一つ、とても綺麗な音があった】

〜〜〜〜♪
【銀髪と紫の髪が混じった長髪で】
【上は青のセーラー服に下は青のスカートを履いた】
【背中にはギターケースを背負う少女のその歌声が】
【その音の正体―――】
332 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 22:47:37.17 ID:ZNyIKvMo
>>328

…へ?

…えへへ。ありがとうございます!
でも、私もそんなに強くはないですよ?
落ち込んだりしますし、今だって送ってもらったり…

【まさか褒められるとは思っていなくて、目をぱちぱちさせた】
【それから照れくさそうに、はにかんだ】
【相手が目を細めている理由も、露知らず】

はい、どうもお手数掛けてごめんなさいっ
十分お家に帰るなり病院に行くなり出来ます

【まだ多少はふらついているが、街なら壁も多い】
【壁伝いにゆっくり進むなり他の人の手を借りるなりできるだろう】

私の名前ですか?
ミーナって言います!ミーナ=ヴィリクです!
…こちらからもあなたのお名前を聞いてもよろしいですか?
333 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 22:56:20.41 ID:rpBVR2oo
>>332
ミーナ=ヴィリク。覚えたよ。
僕はウシロマトイ。妖怪ウシロマトイだ。

【さらっと妙なことを言い、じゃあね、と後ろ手を振って去っていく】
【声をかければ引き止めることもできるが…】
334 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 23:00:20.99 ID:koV12LIo
>>330

て、照れって……――――
こんなんで照れないほうがおかしいだろうが……

【顔に当てた掌が冷たい】
【体温が上昇しているのは風邪のせいだけだろうか?】
【ゆっくりと顔の温かさの移った手を顔から離し】

まさかお前オレをからかって、というか試したのか……?
……そういうのはズルイぞ、すっごくズルイまるでオレが全然余裕が無いみたいじゃんか

【彼女の笑みとは対照的なふてくされ顔】
【若干涙目になっている瞳をキッと向け】

ズルイ……そうやって「なんか」なんて言葉を使うのはもっとズルイ
そうやって後付けの言葉を言うのはもっともっと……ズルイぞ

――――だから仕返ししてやる

【頭に伸びる手を左手で逸らし】
【結構な勢いでゼノアに抱きつこうとする】
【もしそれが成されたのなら風邪のせいだけでは無い肌の熱さは伝わるだろうか?】
335 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 23:01:04.00 ID:puVuY2SO
>>329

……成る程、な。解らないでも、無いよ。

【微かな溜め息を零すと、曖昧に一つ首肯して。平淡な語調を保ったままに、そう答え】
【特に疑問は抱かない。同情も侮蔑も興味も、彼に向けた瞳の中には有りもしない】
【メイン・ストリートでは見ないというだけで、そういった者が掃いて棄てる程に居る事は、見て識っていた】

そう、お前―――ってか何だよ、拙者って。

もうね、馬鹿かと阿呆かと。お前の外に武士が居るのかと。
寧ろ武士じゃないならお前は何だと問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。

【悲しいかな、この人には武士もどきと出会った経験は皆無であるからして】
【その発想は、思考の隅にすら浮かびはしなかった。半ば呆れたように、誰何――ってか、口撃】
336 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 23:04:01.67 ID:ZNyIKvMo
>>333

ようかい…ウシロマトイさんですね
って妖怪っ!?

【一瞬そのまま受け入れそうになったが、やっぱりはっとなった】
【しかし、自分もまた人外の身。すんなりと受け入れた】

それでは、さようならっ!
また会いましょうー!

【壁に手をついて、もう片方の手をぶんぶん振る】
【姿が見えなくなるまで振り続けるだろう】

/ここいらでしょうか?
/長文がびゅんびゅん湧きでて楽しかったです!ありがとうございました!
337 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 23:07:27.16 ID:rpBVR2oo
>>336
/ここいらでしょうな。乙っした!
/こちらも普段よりサクサク書けて楽しかったです。
338 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 23:10:05.36 ID:JutwInIo
>>335

もっとも、拙者夜遊びとか言う年齢でも無いでござるけど
と言うか遊ぶ余裕何か無いでござる。……出来れば、何処か雨露と夜風を凌げる場所を教えてくれぬか?

【一度(チラッ とみてから】
【両手を合わせて頼んでみる。なんとも…うん、大の大人が見っとも無い】

拙者は自分の事でござるよ

【と、一度はマジレスして】

………ああ、なんだ。
“見えてる”訳じゃないでござるか

【ふぅ…と、安心した様に息を吐き出した】

【見えてる…とは、きっとオバケさん的な意味だろう。しかし安心するポイントがずれている気もする】
【そして口撃を絶妙にスルーする辺り天然の気が窺えるだろう。】

…そう言えば、君はこんな場所で何を?

【そして今更、と言う様に尋ねて】
339 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 23:37:10.79 ID:puVuY2SO
>>338

夜遊びに年齢なんざ関係無いだろう。夜遅くに遊んでりゃ大概は夜遊びにカウントされるし……。
ひとり隠れんぼとか、鬼ごっことか、はないちもんめとか、かごめかごめとか、な。

―――――………善処する。

【なんか怖い事言い始めましたよこの人、夜遊びってそういう意味違う^q^】
【と、頼みに対してはあからさまに目を逸らしつつ。何やら政治家さんの逃げ向上みたいなアレな口調で、一言】

知ってるよ、んな事。こちとら、伊達で紬なんざ着てる訳じゃないんで。

【取り敢えずは此方もマジレスを返して、】

――――居る≠フか?
今はピントが合ってないから、視えないけれど……

そっちが難儀してるなら、殺そうか=B

【ただでさえ鋭い目付きを、更に鋭く。此処まで来ると凶眼の域であった】
【どうもこの人、そういったもの≠ノ全く縁が無い訳でもないらしく】
【性質の悪い事に、半端な相手ならば――――と。左手を短刀に移し替えて、一気に鞘を払った】

…………ああ、一寸ばかり鍛練をね。思うように捗らなくて、休んでた。

【抜き放った短刀、見れば何処か清浄な気配を纏っていて。見る人が見れば、霊剣か何かと気付くか】
340 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 23:37:17.96 ID:CuKABXso
>>334

……あ、あはは

試したなんて、人聞きの悪い…
えと、えと、そうですね
あれは、不本意なお願いを本気でされたら……、というシミュレーションであって――

【睨みにたじろぎながらも、――涙目に可愛らしさを感じている矛盾】
【一応&ル解っぽいことを言ってみる】
【からかっていた、とは認めなかった】

――きゃぁっ!?

【反射的に咽喉から弾ける小さな悲鳴】
【右手は逸らされて、左腕は塞がっている】
【咄嗟には対応できず、無抵抗に抱きつかれて――】

――……ぇ、え、 えぇっと…?

エルフェス様?
な、な、なにを――

【元々低い彼女の体温】
【外的要因で上がっているとはいえ、彼よりは低くない】
【温かさを伝えられながら、戸惑いの声をあげる】
【そこには余裕なんて、もう欠片もなくて。緊張で肩も強張ってしまう――】


【―――ペシャ】

【水気を含んだ微かな音】
【少女の左腕に抱えられていた5つのタマゴが、全滅していた】

【粘性のある半透明の液体と黄色が、水兵服に撒き散らされ】
【純白だった生地も、別の色に染まっていく】

【ぬるり、と服の中に浸透する不快感】
【――自分の処理能力を超えて展開される状況に、もう、どうしたらいいか分からず】
【少女はあわあわと右腕をパタつかせながら、棒立ちである】
341 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/12(日) 23:51:08.97 ID:JutwInIo
>>339

………1人で隠れんぼしたり1人で鬼ごっこしたり1人ではないちもんめとか1人でかごめかごめとか。……虚しくなりそうでござる

【…と言うか出来ないだろう。鬼は誰がやるんだ】
【因みに頼みの方は大して期待していなかったのか、わざとらしく息を吐き出して見せるだけで】

…怒られたでござる

【グスン……涙目である。ダメだコイツ】

ん、構わぬよ。
憑いてようが憑かれてまいが

【痩躯の右掌を相手に翳し、停止を促す】
【それはきっと――――】


…己の罪くらい、背負わねば。

【そう、誰でもない、“己”の罪なのだから】
【それは、消してはならない。それは、無ければならない。それは、彼が背負わねばならない】
【故に、当然の如く…彼女の申し出を断って】

ほう、鍛練……

【言われて、改めて彼女の短剣、並びに太刀へ視線をやって】

…………ふむ

【一度頷き、「なれば…」と言葉を続け】

拙者と1つ、手合せしてみぬか?

【実践の内に、学べるモノもあるだろう。】
【彼女もだが、勿論自分も。故に…そう申し出て】
342 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/12(日) 23:56:01.48 ID:koV12LIo
>>340

仕返し……ただの仕返しだから
…………なんだお前冷たいのな、気持いいから良いけどさ

【ゼノアの肩に自分の顎を乗せるような形になるのだろうか】
【身長の関係は良く分からないのでその辺りは適当に】
【ただ不機嫌そうな声色でボソボソと呟いて】

む、また「様」って付けたな学習能力の無い奴め
そういう学習能力の無い奴には……――――

【意地悪半分好意半分】
【仕返し+αとして更に抱きしめようとするが……】

ん、ベシャ……?oh……大惨事じゃねえか

【音の主、先ほどちょっと待ってくださいといって取り出してもらった物が】
【それこそ跡形も無く散っていた、どうしよう】
【そのタマゴだったものを暫く見つめた後】

…………―――仕返しが終わるまでもうちょいな

【何事もなかったかのように】
【今度こそ更に抱きしめようとする】
【もしその時に彼の表情を見る余裕があったのなら彼は満足そうに目を瞑り】
【それはどこか幸せそうだったとかなんとか】
343 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 00:20:52.17 ID:vkIN32SO
>>341

――――気が付くと増えてそうだな。

【やだなあ、居るじゃないか其処彼処に。ハハッ】
【ぼそり。時間が時間だけに洒落にならん事を宣って、涙目の方は知らん顔】

……ああ、なんだ。お前もか=B
別にさ、そう気負わなくても好いと思うぜ。火の粉は余さず払う可きだ。

罪≠ニやらを背負うのと大人しく取り殺されるのは、てんで別モノだと思うしな。

【その解答。意味が解らぬほどに、人影は安穏とした生活を送ってはいない】
【にも関わらず、返事は全くの無味乾燥な其れであった―――恐らくは、その本質′フに】
【言いつつも、無駄な節介を焼く気は無いのか。食い下がる事なく、納刀して】

好いけど、そう長くは出来ない。――少し疲れててな、其方が満足出来る程には振るえないんだ。

其れでも……そうさな。十合だけなら、差し障り無く付き合えると思うよ。

【暫く逡巡した末、事もなげに申し出を受けた】
344 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 00:27:51.66 ID:7C2CpS6o
>>340

【強く抱きしめられて、かぁぁっ、と顔が熱くなる】
【その温度は外気越しに、揺らいで伝わるだろう】
【軽くウェイブの掛かった長い髪からは、薄いシャンプーの香り】
【彼の胸板に触れる柔らかな膨らみはDくらい】

……え、エルフェス……?

そ、そんな、ひっつくと貴方も汚れちゃいますよ…?
ただでさえ、風邪引いてるのに――

【様付けしないのは、きっと今だけ】
【照れ隠しなのか、離れる口実なのか】
【そんな事を口に出すものの】
【彼の幸せそうな表情を見て――、口を噤む】

――し、仕方ないですね……。

【あくまで「仕返し」を主張する彼に、『意地っ張り』と言おうとして、やめた】
【余計なことを言って、彼が離れてしまったらイヤかも――】
【そこまで考えて、自分の思考回路が明らかに『寂しがり』だと気づいた】


…冷たいんじゃないんです
エルフェス様が、あったか過ぎるんですよ
……抱き枕みたい

【頼り甲斐も含めて。――もっとも、その喩えは彼女にしか分からない】
【楽しげに口元を綻ばせると、瞼から力を抜いて】
【右腕で自分からも、エルフェスを抱きしめようとする】

【ちなみに、左腕はベシャベシャなので使用不能だった】
345 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 00:28:37.34 ID:7C2CpS6o
>>344
/アンカミスごめんなさい!
>>342宛てですよー!
346 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 00:36:13.74 ID:M3tg.h6o
>>343

………………

【そっと、両手を耳に宛てて聞こえなかった……とでも言いたげである】
【洒落でももう少し気のきいたことをお願いしたかった筈である…】

ハッハッハ。多分、君のと拙者のは、似ている様で違うでござるよ

【何処か無機質な笑いを漏らして、それだけ答え】
【かちゃり……左手を、もう一度一番小さな太刀の鞘の上に置いて】

【君には“見える”―――だろうか】
【この男の背後―――憑りついたソレ達は、数が多すぎる】

【君には“理解”出来るだろうか】
【この男の背後の“彼等”は――――この男が、望んで斬った者達だと】
【それを、罪と知りながら斬った…この男の無念が―――――】

【否―――既に死した“彼等”のそれは理解出来ても、生きているこの男の信念は理解するものでも、出来るモノでもないだろう】

【それで、良いのだ】

……なに、大事なのは少しでも多く積み重ねる事でござるよ。

【構わない…そう言いたげに、小さく笑んで】
【特に3種の太刀を抜くわけでも無く―――】

いつでも。

【 短い始まりの合図を告げる 】
【右手は左腰の太刀に着けても居ない ――― 居合だとしても、それでは“遅すぎる”】
【徒手空拳にて、戦うつもりなのだろうか――――?】
347 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 00:45:50.36 ID:K7P5OO6o
>>344

……あ、そういえばそうだった風邪引いてたっけ
まあ汚れるのは全然構わないんだけどな、洗えば済む問題だし

【微かな甘い香りが鼻孔を刺激する、不思議と気分が良い】
【そして「様」を外してもらって少しの満足】

そうそう仕方ない、仕方ないから黙って罰を受けるんだな
自分を卑下するような奴は罰を受けて然るべきだもの……オレが言うのも変だけどな

【抱きしめ返してくれたその事実にただただ表情が緩む】
【しかしその笑みを恥ずかしさからか隠そうとしてなんだか微妙な表情になっている】
【変な所で不器用だった】

きっと熱が出てきたんだろうよ、その……気にするな
お前も十分あったかいし、な

【温かいのはきっと心】
【自分だけでなく彼女もそうであれば良いなあと少年は思うのだった】

…………ところでそのタマゴは一体何に使うつもりだったんだ?
なんだかオレのせいで割っちゃったみたいだから弁償くらいはするぞ?

【抱きついたままこのタイミングで聞きやがるのでした】
348 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 01:11:25.32 ID:7C2CpS6o
>>347

【構わないと言われたので、ベショベショの左腕も使うことにした】
【右腕でしっかり抱きしめて、逃がさない】
【ぎゅっ、と引っ付かられれば、大惨事である。主に黒いロングコートが】

卑下すると罰を受けるって、どういう原理なんですか
よく分かりませんけど……

……エルフェス様の方が、たくさん受けそうな気がします

【彼女は、そう思ったらしい。】
【笑みを隠そうとしている表情を、薄目で見て】

――ふふふっ

素直な方が可愛いですよ?

【人肌が暖かい。優しい気分になってしまう】
【それに反して――、否、乗っかるように、からかってしまうのは、性格故だろうか】
【気持ち良さそうに、軽く息を吸い込んで】

あ、えっとですね
普通に、飲んで頂こうかと…
…ほら、体力つくって言いますし

元々差し上げようとしていたので、弁償はしなくて平気ですよー

【ふっつーに言いました】
【えへへ、と微笑んで、悪気無さそうな表情】
【エルフェス君の予想は全面的に当たっていたようです】
349 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 01:12:39.28 ID:vkIN32SO
>>346

増えている=B真逆の神隠し≠ニ同じで、民間伝承にはよく有る話だ。
座敷童か若葉の魂か、或いは……お勧めはしないけど、どうにも気になって困る。

どこへ隠れた、どこまで逃げる。あのこが欲しやと影を追う。
草木も眠る夜明けの晩に―――後ろの正面、立つのはだあれ。なんて、な。

【何が面白いのか、童唄めいた抑揚と節回しを付けて、澄んだ声で謡い上げれば】
【くすりと一つ喉を鳴らして、また元の仏頂面に。「何なら口笛でも吹いてみようか」と嘯き】

――――同じだろう、何の違いが有る。
葬列だな、まるで……揃って辛気臭い面して、馬鹿みたい。

【不可解だ。そう言わんばかり、怪訝そうに眉を顰めて】
【ぱしゃり、空いた右手を水面に遊ばせつつ、溜息を一つ吐き出す】

【見える。感じられる。数えるのが面倒な程の量の其れに、漸く両の瞳がピントを合わせて】
【だが。呆れた表情のまま呟くのは、霊の無念を嘲るような。何処までも淡泊な、其れだった】

【望んで斬ろうが已むなく斬ろうが、同じ事。ヒトと人で無しの、根本的な心性の差異】
【初対面の相手に行き成り懺悔じみた話をされて、それで以ってこんなにも不愉快な、妄念の塊を見せ付けられて】

【内心、少しだけ頭に来ていた。鏖殺して呉れようかと、彼の肩越しに@竄スい殺気を向けつつ】

――――抜かないのかよ。

【ぽつり、問い掛ける】
350 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 01:31:28.70 ID:K7P5OO6o
>>348

ってマジでやる奴がいるとは思わなんだぜ
帰って洗濯せねばいけなくなった……

【洗剤あったっけか、と偉く現実的な事を考えて】
【絡まってきた腕を拒むことはしない】

む……言い返せないのがちょっと腹立つぞ
でもしかし日頃の行いは良いからきっとそれで中和されるに違いない
フフフ……そんな訳で一方的に罰を受けるのはお前なのだよゼノア

【どんな理論だ】
【クスクスと直ぐ隣りで笑い】

ばっか、オレが可愛いとか誰が特するんだつうの
…………!、というかまた「様」付けで呼んでるじゃねーか……全く

【三つ子の魂〜というアレだろうか、これはそうそう直りそうもないな】
【少年は薄らとそう考えながらまた薄く漂うシャンプーに微睡み】
【少年の襟首からは柔らかな石鹸の匂いがするとかなんとか】

せめて調理しようぜ、生で素のままは相当キツイと思うんだ
それにこのクスリがあれば体力的には十分だろうし……
まあそのなんだ、一応礼は言っておいてやるよサンキューな

【相変わらずの弄れ者で、彼はぶっきらぼうに礼を言う】

でも平気って言われてもなあ、服汚しちまったのはオレのせいでもあるし……
そうだそれじゃあ今からオレの部屋まで来るか?代わりと言っちゃあなんだが洗濯くらいならしてやれるぞ?

【抱きしめた腕を少し緩めて頭を引き】
【じぃっとゼノアを見つめながらそんな提案、洗濯程度なら出来るそうです】
351 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 01:57:59.54 ID:7C2CpS6o
>>350

【抱きついて、何も言わない】
【しかしその表情は、歌詞の無い歌でもくちづさんでいるかのように愉しげ】

暴論ですよ、それは
……一緒に罰を受けてくんなきゃ、嫌です

【彼の肩に顔を近づけて、ごそごそ】
【小動物が懐いて、擦り寄るような仕草】
【柔らかな質の髪が、ふわふわ。左右に揺れて】

突然変えるのは、ちょっと難しいです

……それに、嫌がるエルフェス様を見るのも、嫌いじゃなかったり――

【くす、と短く浮かべた笑みは、冗談なのか区別が付かない程度の黒さだった】
【矯正を試みれば直るかもしれないし、悪化するかもしれない】

熱を通すと栄養が飛んでいってしまいません?
……料理に明るくないので、ちょっと分からないですけど――

【破滅的料理下手――、ありがちな設定ではあるが、彼女もそうらしい】【多くは語らない】
【クスリの事については、首を横に振る】
【買ってもらうことが商人の仕事なので、本来お礼を言うべきなのはこちら】
【ぶっきらぼうであったとしても、気にはならない】


【顔を離されて――、何を言われたのか、一瞬理解できなかったらしい】
【ん? と首を捻って】

【きょとん、とした表情から、嬉しそうな表情へ】
【端から見ても分かりやすい変化だった】

……そ、そうですね!
ここから近いなら、そうさせて頂けると、ありがたいです

今は暖めてもらったから平気なんですけど
ぬるぬるが冷えたら風邪引いてしまいそうで…

【返答は、YESらしい】
352 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 02:14:06.09 ID:K7P5OO6o
>>351

毒を食らわば……いんや何でもない、ってちょっと近い
……いや今更か

【ぽんぽん寄り添った頭を軽く撫でて】

前からちょっと思ってたけどお前って結構酷いよな
この間だって腹の怪我した部分をワザと蹴ったりしてさ……酷いよな

【大事なことなので2回】
【根に持つタイプという訳ではないけれど思い出したので言ってみたのでした】

お前は一回料理の本とか読むべきだ
なぜ熱が加わると栄養が飛ぶと思ったんだ、オレよりバカっぽいぞそれ

【少しこの少女の食生活はどうなっているのだろうと不安になった】
【そして自分の食生活もそれほど褒められた物じゃないのを思い出して】
【同じ穴の狢か、と小さく呟いたのであった】

ん、了解ーじゃあ取り敢えず行くか……まず腕を解いてくれると助かる

【この格好で歩くのは些か挑戦的過ぎる、いろんな意味で】
【絡めた腕を完全に離し、ゼノアの腕も離れたならば……】

【エルフェスの部屋のある風霊統主の城まで歩き始めるだろう】
【キンクリしますか?】
353 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 02:44:59.45 ID:7C2CpS6o
>>352

頼っていいと仰いました

【撫でられながらも、正当性は主張するらしい】
【――蹴った話題に移ると、パッと顔を上げて】

――あれは!
その前にエルフェス様が……

……胸を…触ったから……

――――変態

【ぐ、とも、なんともつかない、苦々しい呻き声をあげたあと】
【右腕を解いて、重さを感じない拳骨を落そうとする】
【効果音を文字にするなら、『ポコっ』】
【命中すれば、次の話題に移るか受け止められるまで、繰り返されるだろう】
【最後のフレーズを壊れたラジカセのように繰り返しながら、である】
【傷口を蹴った話そのものについては、フェードアウト――】

ば、ばか、って…!
バカって言った……!言われました!

【前言撤回】
【次の話題に移っても繰り返されます】
【「心外です」、とでも言うような表情でむくれている】
【料理関係は、彼女の重大な欠陥なのだろう】
【以上の行は、場面変更に伴ってスルーしても構わないのです】

【意外と従順に左腕を解くと、彼と並んで歩き始める】
【次の場面が城の入口を通過後であれば、トパーズ色の髪を、頭の後ろで2つ、チアリーダーのポンポンのように纏めた少女≠ェ窓を磨いている様子が見れたかもしれない】
【絶対に声を掛けてこないので、この話には全く関係ありませんでした】

【ニアはい】【ピロンッ】
【  YES】
354 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 02:57:23.09 ID:K7P5OO6o
>>353

言ったけどさ……いやまあいいや

【深く考えるのはやめたらしいです】
【突然向けられた顔になんだか嫌な予感がががが】

む、胸ってしかも変態って……だってどこを殴れば良いかわかんなかったんだもの
仕方ないだろ…………痛い痛い止めろー

【殴らないという発想は無かったのか】
【そんな話を続けつつ――――】

うしーついたぞー

【色々あってエルフェスの部屋の前】
【道中のゼノアさんの拳は甘んじて受けたとかなんとか】

まあそんな珍しい物もないけどどうぞどうぞっと……

【ノブに手をかける前ドアの上部に一瞬だけ視線を移しその後問題無く入っていく】
【よく見ればドアの上部にはセロハンテープ】
【これが剥がれていたら自分の部屋に誰かが侵入したかどうか一発で分かる代物である】
【もしかして:ガキの浅知恵】

取り敢えずその辺に座っててくれよなんか代わりの服出してくるから

【部屋、それはなんというかごく一般的な感じ】
【例えるなら大学生とかが適当にコーディネートしたような】
【ベッドがあって小さい机があってetc……】

あ、やっべ男物しかないわ……まあいっか良いよな?

【タンスから引っ張りだしたるは普通の白いシャツ、それをゼノアに見せて渡すだろう】
【男物も女物もあってないような物ではある】
355 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 03:24:43.10 ID:7C2CpS6o
>>354

【エルフェスの視線の先を追って】
【ドアの上部のセロハンテープを見つけた】
【役割はぼんやりと理解したものの、不思議そうに首を傾げ】

――城内に、敵でも出るんですか…?

【どうでもいい質問を一つ。部屋内に招き入れられる】

【待っているように言われて、物珍しげに部屋内を見渡し――】
【――0.03秒で丁度良さそうなベッドを発見】
【まず寝具に目が行ってしまうのは、居眠り好きの悲しい習性である】
【ベトベトがスカートに付いてないか、何度か振り返ってチェックしたあと】
【ぽふん、と腰を下ろす】

                 【ギシギシギシ】
  【グワングワングワン】
         【キシキシキシ】

【部屋内に響く謎の音】
【シャツを渡すために振り返れば分かるだろう】
【ベッドに座ったまま、スプリングの強弱を確かめるように―――上下に跳ねている】
【寝具好きの悲しい(ry】


……あ、……ありがとうございますっ

【ようやっと気がついて、シャツを受け取り】
【自分の前で広げてみる】
【「――着れるかな」と呟いたあと】

普通……ですね?
もっとミリタリーちっくなものが好みなのかと…
…いえ、なんでもないです

あと、ごめんなさい
タオルがあれば、お貸し頂けると助かります

【ぬるぬるは既に浸透しているらしく、若干気持ち悪いらしい】
【何事もなかったかのように、苦笑いを浮かべて、お願いしてみた】
356 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 03:35:06.61 ID:K7P5OO6o
>>355

いやその辺は気分でやってるだけ……っていうかよく気づいたな
そしてお前は何をしているんだ……トランポリンじゃねえぞ

【その時の少年はガラスの向こう側の動物でも見るような冷たい目をしていた】

礼には及ばんよ、多分着られると思う
もし入らなかったらコートでもなんでもその服が乾くまでの間貸してやるよ

【タオル、と聞いて洗面台まで行こうとするが途中でくるりと回ってゼノアの方を向き】

あ、そうだどうせだったらシャワーでも浴びても良いぜ拭いただけじゃ気持ち悪いだろうしな
その間にオレはお前の服を洗って、んでもって干して……という訳よ
そんな訳でささ早く早く

【もちろん他意は無し】
【急かしつつゼノアをシャワールームへと案内するだろう】

/すいません眠気がヤバいことになりつつあるのでこの辺で……という訳にはいかないでしょうか?
/切るきらないはそちらにお任せいたしますのででででで
357 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 03:53:03.25 ID:7C2CpS6o
>>356

……そ、その目は止めて下さい
誰にだって、好きなものくらいあります…!

良いじゃないですか、むしろ良いベッドじゃないですか…!

【柄にもなく、若干熱くなっている】
【身を乗り出して、右手でパタパタとベッドを叩く】

え? あ、ああ、そうですねー
シャワーを浴びれたら匂いも落ちて助かりますけど…

…って、えっ、えっ

【服を洗う?誰が?何で?what?】
【急かされて、シャワールームに放り込まれるように、案内される】
【要求通りの行動を取って、――もし水兵服が全部洗われてる、なんて事態が起きなければ、特に問題は起きない】
【シャワールームから、シャツの前面の裾を引っ張りながら現れた困り顔の人魚が、ベッドの上でゴロゴロしたがるくらいだ】

/了解しました!
/では、この辺りで…、お疲れ様でしたー!
358 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/13(月) 15:08:25.81 ID:9wj7b2DO
【風の国/草原】

「………。」

「……………。」

【黒いゴシック調の服の少女は、蒼空を見上げて佇んだ】
【セミロングの金髪を、ただ静かに吹く風が優しく撫でる】

【その体躯は華奢で、触ったら壊れてしまいそうなほどに繊細で】
【どこか儚げな雰囲気の彼女の左手には、あまりにも不釣り合いな赤い刄の剱が握られていた――】

「…………………。」



「あれから、どれくらいの時間が過ぎたっけ?」


     「懐かしい――」
359 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 18:16:13.82 ID:K7P5OO6o
>>357

寝具好きかお前は……
ま、寝たきゃ寝ても良いぜ時間的にももう遅いしむしろ泊まっていけよ

【少女の主張も理解出来ないことは無い】
【暖かい寝床というのはそれだけで心を豊かにするものだ……というのは少し言い過ぎか】
【ちなみに毛布もあってやたらと暖かそうな寝床である、枕からは微かな石鹸の香りが】

ついでに身体も温めて来い、ゆっくりしてて良いからなー
その間にオレは選択に勤しむ……ぞっと

【彼女の善意の物であるタマゴを壊してしまった謝罪替わりの行為としての洗濯】
【流石に服1枚で洗濯機(が、あるかどうかは知らないが)を回す気にはならないのか】
【洗面台に産湯を張ってそこに洗剤を落として軽く洗う、ついでとばかりに水兵服まるごと……】

うんこれくらいで良い……かな
問題は乾くのに時間が掛かるってのだけど、まあいっか

【シワができないように布地を張りハンガーに掛け干す】
【部屋干しだから地味に時間が掛かるのだろう、シャワールームの乾燥でも使えれば良いのだけど】
【今は彼女が入っているし、それはいけないと理性で抑える】

…………なんだかどうでも良いスキルを身につけているような気がする

【洗濯自体はとても早く終わり少年はベッドに腰掛けてそんな事を呟いた】
【ちなみに水兵服は脱衣場に掛けてある、更に言うならばその近くには新品の大きめの長ズボン】
【布地は柔らかく言うなれば家着といった所、洗ってしまった代わりとして置いておいたらしく】

げほ……ん、はあなんだか地味に疲れたかも分からんな
……なんだか、眠くなってきたし……いやいやアイツが戻るまでは起きてない……と

【睡眠欲には勝てなかったのかゴロンと布団に寝転がり】
【彼女が戻ってくる頃にはエルフェスは完全に眠っていることだろう】
【ちなみに水兵服は翌朝乾いていたとかご都合主義です】

/お疲れ様でしたー
/何日間も拘束して申し訳ない限りです
/しかし凄く楽しかったのですありがとうございましたー!
360 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 20:06:52.09 ID:9DXXAzAo
【 水の国――街中 】


…………裏で流れてるので済ますか、それとも―――。


【長袖のブラックシャツにホワイトベスト、其の上から灰色のファーコートを重ねた青年が歩いている】
【下に履いているのは真紅のベルトを通した黒のスラックス、顔には銀縁の『伊達眼鏡』】
【肩甲骨ほどまで伸びた後ろ髪はゴムで纏められており、前髪は双眸にかかる程を左右に分けた黒髪だ】
【其の『左手』はボロボロなコートの袖から覗いておらず――欠落≠ェ見て取れるかも知れない】


(ツテって言っても、パッと思い浮かぶのは……増野さんぐらいか。)
(『お嬢様』に頼んで作って貰うのも何だかなぁ――そもそも、資金が無い。)


 ―――……どっかに、百万位落ちてないかな。


【何と言うか、危ない発言をすると――立ち止まって、大きく伸びをした】
361 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 20:29:59.95 ID:NgU8/sSO
【公園】

―――・・・・
【そのど真ん中、地面に倒れている人物がいた】
【雪の様な色をした白髪の長髪をしており】
【その顔には眉毛はなく、変わりに眉からは小さな角が生えた少女が倒れていた】
【その小さな身体には、、こんな季節だというのに何も身につけていない】
【何故か全裸である】


/新キャラ故に未だうまく調整されていませんがそれでも良ければ
362 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 20:38:03.27 ID:8XlO5YDO
>>361
【そして、それを黙って見詰めている者もいた】

……………………な、何が何なんだ…?
【蝶が描かれたトレーナーにポケットの多いズボン、目にかかる黒髪に二本のアホ毛が触角の様に揺れる長身猫背で左目に眼帯を着けた青年が、困惑の表情で少女を見詰めている】

(……え?何か事件?)
【やましい気持ち等はない、ただ困惑している】
【…多分】
363 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 20:50:14.48 ID:NgU8/sSO
>>362

うぅ・・・
【倒れた少女からそんな呻き声がして】
【少女の上半身が勢い良く起き上がる】

はっ!!ここは何処?!
私は・・・・――――
【とそこまで口にした所で青年に気が付き目線があう】

――――・・・・あぁ・・ぎゃあああああああああああああああ!!!!変態いいぃ!!
【手で色色と隠しながらとにかく叫ぶ】
【そりゃもううるさい、うるさい】
364 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 20:55:35.29 ID:8XlO5YDO
>>363
…あ、起きた……よかった…このまま起きなかったらどうしようかと――――――
【少女が起き上がったのを見て、一先ず安堵】
【取り敢えず何があったか話し掛けようとした瞬間―――】

――――へ?
【少女の叫びが木霊すると同時に、顔面蒼白】

ちっ、ちが…ちがあああああああああああああああああああああああああう!!!!!
【違うとは言う物の、どう見てもこいつが犯人です本当に(ry】
365 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/13(月) 20:57:46.19 ID:eYgzfWwo
【郊外】

【街並みを臨む小さな山の頂上付近に、とある展望台があった】
【街からは然程離れている訳でもなく、麓からはものの十数分程度で辿り着く場所】
【あまり規模の大きいものでもないため、少し錆びれた望遠鏡と自販機が設置されている程度】

【陽は既に落ちて夜。足先から染み込んでくるような寒さと静寂の中】
【ドーム状の屋根を備える簡素な木製の休憩所のベンチに、一人の人物が腰掛けていた】

(……機関部、演算処理装置、共に異常はない。攻性魔弾の備えも問題なし)

【二十代前半程だろうか、暁色の緩いパーマヘアを持つ長身の青年だ】
【所々に装飾的な鋲が縁取るようにして打ち込まれた象牙色のロングコートを羽織っており、】
【その下には白のドレスシャツと黒のスラックス、同色の革靴を履いて銀金具のベルトを着用している】

【彼は街の夜景などに目はくれず、なにやら物々しい武装品の数々を点検しているようであった】
【彼の周りには、何処か機械じみたフォルムを持ち、鍔元にトリガーのついた長剣と、そして数個の実包】

………………────

【沈黙したまま、彼は点検動作を続けていた】

【純銀色をした十二口径の魔弾薬筒を掌の上でちゃらりと鳴らすと、専用の収納ケースに収める】
【そして左の片手に握っていた機械長剣の切っ先をすう、と虚空の一点に突きつけたまま静止】
【すると、その長剣は突如、黒や銀色をした無数の小さな立方体となって弾けるように広がり、】
【次の瞬間には、再び集合して全面漆黒のルービックキューブへ姿を変え、青年の懐に収まった】

……ふう

(やれるだけのことはやってきた……)
(……いや。まだ少し、残っていたか──)

【長く息を吐き出しながら、硬い木製の背もたれに背を預けて】
【昨今の様々な情勢に思惟を巡らせるが、数拍後にそれを中断し、また沈黙】

【ぱち、と。やがて何気なく、懐から飾り気のない黒の携帯端末を取り出して】
【自身の登録連絡先名簿を開くと、背をもたれたまま首だけで画面を見やってみる】

【かち、かち、かち。……かち、かち】
【ボタンを押してスクロールしていくが、ある一件の登録者を見たときだけ──僅かに手が止まった】
【が、またスクロールを再開して、名簿の最後尾まで辿りつく。その登録者数は、片手で数えられるものだった】

【また一つ、溜息が出た】
366 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 21:08:19.20 ID:NgU8/sSO
>>364

嘘つけ!!変態!!変態!!ド変態!!!!
嫁入り前の乙女の裸体を見といて!!謝りも無しなの?!!!

謝れ!!!今すぐに!!
【何が合ったのかなど】
【叫ぶのに必死で、そんな余裕などない】
367 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 21:09:44.82 ID:M3tg.h6o
>>349

いいや、全然違うさ。
…拙者は、変わり者故。

【のほほんとした雰囲気で、曖昧にそれだけ言う】

【背負うモノは、明らかに重い。それこそ、肩に食い込む程】
【それこそ、膝が折れそうな程―――】

【背負った大量の殺意、怨恨、それらすべては―――、この男だけに向けられ、背負わされるモノで】

コレは、貴様が断罪するものに非ず。
拙者が墓まで背負うモノよ

【それでも、気にしないで欲しいと、背負ってるモノの重さを感じさせぬよう、伝えて】

【相手の問いかけに、一度キョトンとした表情を浮かべると】
【ニィ―――明らか過ぎる、歪な笑みを浮かべて】

………「よーいドン」 と言われてからでないと、戦えぬか?

【そう、挑発した】
368 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 21:13:41.22 ID:3BvjDCQo
>>365
今日は半月。山羊座が凛々しく空に映えているのですわ
のんびり庵でくつろぐのも良いですけれど、こうやって冷たい風を身に浴びていると
思わず何だって出来そうな気がしてくるのですわ

【一人で面白そうに語りながらも、夜空を見上げて満足げの人影
 全身真っ赤なローブに身を包み、帽子も同じ色の三角形。大きな箒を両手に携えたその姿は
 そのまま魔女の容姿にふさわしい。背は170cm程だろうか、やや幼さが残る声色をしている】

闇に溶けし氷の白刃、全てを虚空の彼方へ消し飛ばせ! エ タ ー ナ ル フ ォ ー ス ……なんちゃって
そんな事をする程、私は子供じゃないのですわ。ふふ〜ん♪

【実に機嫌が良さそうだ。軽くステップを踏みながら鼻歌を歌っている】
369 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 21:16:21.03 ID:8XlO5YDO
>>366
ちがっ、違う違う違う違いますってば!!
そりゃまあ見てしまいましたよ!?見てしまいましたけども!
そんなやましい気持ちは無くてですね寧ろそのあのええと
【少女に負けずまくし立てるように言い訳、謝罪、そして…】

すいまっせんでしたああああああああぁぁぁぁ!!!!
【THE・土下座】
370 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/13(月) 21:23:13.28 ID:eYgzfWwo
>>368

【何だか楽しげで邪気い声が響いてきたので、】
【青年は携帯端末を懐に仕舞いながら、緩慢な動作でそちらへ首だけを向けた】

(……魔女。またはウィッチ)
(主に『魔法』と呼ばれる異能を使役する古典的な──)

【眠たげに細められた瞳でぼーっと彼女を見やりながら、】
【あれは一体何だったろうか、と自身の脳内データベースに検索をかけた】
【──分析結果、魔女。既に詠唱を開始している模様。非常に興味深い研究対象候補、これよりコンタクトを試みる】

……良い歌だ。もっと近くで聞かせてもらえるかい

【首だけで彼女を見ながら、そのような声をかけた青年】
【本気で行ってるのか茶化して言ってるのか、そのぼーっとした表情からはどうにも伺いにくい】
371 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 21:25:09.98 ID:NgU8/sSO
>>369
・・・・・はぁ、しょうがないわね。土下座に免じてここは一端、通報は勘弁しといてあげるわ。
【通報するつもりだったんかい】
【というか正直、ほぼコイツが悪いのだが・・】

これからはこんな事がないようにするのよ、これからもし同じ様な場面に遭遇しても、ちゃんと直ぐさま自分の眼球を潰す事、わかった?
【恐ろしい事サラッと口にしたぞ、オイ】
372 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 21:33:16.01 ID:3BvjDCQo
>>370
なななっ! 誰か居るですの!?

【闇からの不意打ちに相当焦ったのか、軽く飛び跳ねるくらいの驚きを見せ
 かなり焦りながらも周りを見渡す。やがて木製ベンチに座ったいい男の姿を見つけ】

あばばばばばば、ま、魔女は秘密を何より重視するのですわ!
ざざっざ、残念ながらここで消えてもらうのですわ!トトット、トード!

【暗闇で良く見えないが相当照れている。突如両手に持った箒を振りかざすと魔法の呪文を唱えた
 やがて>>370を緑色の煙が包み込む。素早く逃げ出すか、呪文に抵抗する等しないと
 約3分程ウシガエルになってしまう呪いが込められている】
373 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 21:34:37.90 ID:8XlO5YDO
>>371
有り得ませんから、こんな場面有り得ませんから
というかどうして裸なんですか、風邪引くってレベルじゃないですよ凍死しますよ

それになんで裸なのにそんなに落ち着いていられるんですかまず俺よりそっちに驚きましょうよ
【土下座の体制のまま、返答】
【ヒュウと吹いた冷たい風にアホ毛がそよいだ】
【結構凹んでる】

/すいません、風呂入って来ます
374 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 21:44:59.03 ID:/CkSuISO
【公園】
なあ、デイドリィム……君は何を覚えているのかな?

【背中に背負うは金色のギターケース。首に巻くのは赤く長い毛糸のマフラー、首から掛けているのは蒼いペンダント型のオルゴール】
【被っているのは黒いテンガロンハット、瞳はくすんだ蒼で、目は虚ろ】
【服は「黒古龍の鱗」をベースにして作られた黒いトレンチコートと、焦げ茶色の長ズボン】

それが分からないと……今後の事も、考え辛いし、さ……

【メタリックブルーの長髪が風に揺れ、右腰には「古黒龍の牙」製のマシェットナイフが、左腰には黒い数枚のチャクラムが輝く、二十代後半と思わしき青年が、ベンチに座って煙草を吸っている】

『何をって、アキハタと会ったのが記憶の始まりですから?』

【その隣にちょこんと座っているのは】
【首から掛けるは、赤いペンダント型のオルゴール、縦ロールのお下げにした銀色の髪、色白な肌、左が鮮血色、右が黒っぽい赤色の所謂「オッドアイ」】

『その前なんて、あったかどうかも覚えていないですから!』

【裾に白いフリル、胸元に小さな蒼いリボンが付いた黒のワンピース、その上から羽織っているのは両袖に黒いフリルが付いたケープコート、ズボン代わりか白いドロワースを履いており】
【靴は黒く、赤いリボンが付いた、モコモコとした素材のブーツと、人形のような服装の幼女である】
375 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/13(月) 21:47:01.60 ID:3oaHpZ6o
【ブレイザーシティ、検問の外】

あー、寒い。別に禁煙の場所なんかないんだし、此処で吸う意味もないんだよなあ……

………まあ、良いか。あーだこーだ五月蠅いのが居ないだけ、な

【例えるならコンビニの前にたむろするヤンキーの様にしゃがみ込んで】
【寒さとは別な理由で白い息を吐きだしている者が一人】
【時折立ち上がって周囲を見渡して、特に何も見つからずに溜息を一つ】

……平和だよなあ、最近
良い事なんだか、どうなんだか

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上には余り丈の長くないコート】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪の、身長160cm程の少女】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】

………まだ、戻らないで良いか

【地面に転がっている石を靴の上に乗せて、ぽんと高く蹴り上げて】
【落下してくるそれで、リフティングを始めた】
376 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 21:48:20.04 ID:NgU8/sSO
>>373
何で裸なのか?あのねぇ・・・
そんなの私自身が一番聞きたいわ
確か私、さっき――――
【と思い出そうとするが】
【口が止まる】

――――あれ?私・・さっきまで・・何してたんだっけ・・・いやさっきまでだけじゃない・・昨日は・・・?一昨日は・・・?あれ?・・・私今まで何してたんだっけ・・・?
というか何故私でここにいるの?あれ?ていうかここは何処なの?――――あれ?

―――――そもそも私・・・・誰だっけ?
【少女の口から次々疑問が出る】
【どうやら記憶がないようで】
377 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/13(月) 21:48:49.36 ID:eYgzfWwo
>>372

 【──意識外からのコンタクト結果。対象に混乱の様子を確認】
 【「ですの」「ですわ」 うん、悪くない。反応は上々、コンタクトを続行する】

【彼女のあたふたと驚き照れるその様子でさえも、】
【まるで機械の部品の一部のように、青年は解析していく】

……トトット・トード
うん、聞き慣れない呪文だ。一体どんな──

 【緑色の煙幕の発生を確認。詳細は不明、やや攻性か】
 【うん、恐らく問題はないだろう。効能の分析を試みる。テクマクマヤコン】

【と、緑色の煙が自身を包んでいく中、おや、とか呟きながら】
【興味深げに自身の周りを眺め回しながら、抵抗する素振りさえ見せなかった】

【──結果】

 【詠唱反応から察するにいきなり心臓を止める訳でもないだろうが】
 【さてどのようなものか──うん? 何だかベンチが大きい?】
 【いや、視界の位置が何故か極端に低い──なんだ、これは──】

 ──ゲコ?

 ……ゲゲゲゲッロ! ゲゲゲロゲロゲロン、ゲゲロンパッパ!
 (──と、とうさぁん! 僕父さんになってしまった!)

【自身の掌を確認して、それが両生類特有の何か湿ってるそれである事に気付き】
【青年は、驚愕と歓喜の入り混じったいかにも鳴き声を発し始めた】
【その場でぴょんぴょんと飛び跳ねながらゲロゲロパッパ、やがて彼女に向けても鳴き始めるが】
【それにどんなメッセージが込められているのかは、恐らく謎。そして仮に人語は話せる呪いであったとしても、彼はゲロゲロと鳴く】
378 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 21:50:05.04 ID:NgU8/sSO
>>376
/追記!
/分かりました!いってらっしゃい!!
379 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 22:00:53.43 ID:3BvjDCQo
>>377
ふう、危なかったですわ。この輝きの赤、夜半に恥ずかしい言葉を叫びながら
深夜徘徊していると思われたら品性を疑われてしまいますから。さて、と……

【つかつかと近づき、ベンチの前に座り込んでそのカエルを見つめ(睨み付け)る
 目元を少し拭ったのは、驚きと安堵によって涙でも出てしまった為だろうか】

良いですか!?あなたはさっき何も見なかった、何も聞こえなかったのですわ!
いいえ、そういう事にしなさい!そうしないと捕まえて焼きガエルにするのですわ!
ううん、焼きガエルにしてもまだ足りないですわ!子々孫々七代に渡ってお祟りするですわよ!

【今にも掴みかからんばかりの勢いからの必死の魔法、というより説得
 余程恥ずかしかったのか、声にもその懸命さが滲み出ているように思える】
380 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 22:03:22.25 ID:vkIN32SO
>>367

(―――ああ、駄目だ。話が噛み合ってないな、価値観が違い過ぎる)
(背負う事と縛る事は違うだろうに、それを―――)

お前一人の身が朽ちるまで、苦界の道連れに引きずり回す心算か。

【それだけ呟いて、これ以上続けても無駄と思ったか――話題を、打ち切り】
【そもそも、他人の殺した相手になぞ、然したる興味は無かった。ただ、嫌だっただけ】
【撒き散らす殺意と怨恨の行き先など、如何でも良い。――そう、自分が気にしなければ済む話】

……断罪じゃない。不愉快なだけだ。
とっとと冥途に叩き込んでやれ、見るに堪えない……。

【きっと、真っ当な人間であるところの彼には気付けない。人影が抱く感情が】
【道端に打ち捨てられた芥を、潔癖症の人間が眺めた時の&s快感に、極めてニュアンスの近い物である事に】

【――――これもまた、知らない方が良い話、か】
【続いて紡ぐ挑発に、首を傾げて。――ああ。小娘と思って、手を抜く手合いかと独り合点した】

………単に、気になっただけ。随分嘗めてるんだなぁ、って。

【ゆるりと立ち上がり、腰の短刀――先程とは別の一振りだ――の、柄を握って】
//済みません、急な電話で遅くなりました……orz
381 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 22:12:18.96 ID:ltlIziAo
【町中】

【一人の男が、ティーカップを片手に街灯の上に座っている】

【髪の色は黒く、瞳も同じくして黒い。さらに言うと鋭い目付きで、その下には薄っすらとクマを浮かべている】
【白い皮手袋をはめていて、そして黒いテールコート、シルクハット、肩には白い鳩…では無く、鋼色の翼を持つ雀】
【彼はやや惜しいが、一見して手品師っぽい格好をしている青年だった】

フフフ………。

【ズズ…。と左手に持っているカップからほかほかと湯気を立てる緑色をしたお茶をすすり】
【格好を付けている自分に酔い、悦に浸るのであった】
382 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/13(月) 22:15:56.38 ID:eYgzfWwo
>>379

【やってきた彼女の目を、黒い瞳でじっと見つめる元青年現蛙】

 (成る程、あれはどうやら呪文ではなかったらしい)
 (主に少年期に見られる一種の演技遊び、通称ちゅうn──)

【このような状態になってもまだ興味深げに、ゲエエ、と一つ鳴いて】

 (一般的にこの種の遊戯は人に見られる事を極度に嫌う傾向がある)
 (時折、衆目に晒される事を好む傾向にある者もいるが、)
 (その場合も大抵、後にその過去に対して酷く羞恥を覚えるようになる)

 (よし分かった、研究の発展の為にはこれを貴重なサンプルとして広く公表したところだけど、)
 (僕も個人の人権を侵害してまで研究を続けるつもりはない、この事は僕の胸に秘めておこう)
 (ただし、公表はしないけれど今後の研究に色々と役立ててもらうよ、ゲココ)

【焼いた餅のように喉元をぷくーと膨らませて、ゲココ、とひと鳴き】
【こくこく、と頷いてから、再び喉を膨らませて、ゲココ】
【まともな言葉が出ない為にそれぐらいしか意思を伝える方法がないのだが、】
【首肯している様子から、恐らくは了承したと言うことだろう】

【さてそろそろ解除される頃合だろうか】
【もしここで解除された場合、青年は「実に興味深い」とか呟きながら、】
【自身の手と背中などを見回したあと、指でピストルを形作って、僅かに笑みながら彼女をチェックする】
383 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 22:18:11.09 ID:8XlO5YDO
>>376
…成る程…流石にこんな時期こんな所にしかも裸で倒れているのはおかしいですよね
…これで合点がいきました、まだ確実ではないですが

――あなたは、もしかしたらなにか過去に事件があり、記憶が消えてしまったのかもしれません
ただの記憶喪失にしては、何かが引っ掛かります
【少女の様子から、彼なりに推測、それからの一旦の結論を出す】
【…体制は土下座のまま、微動だにしてないが】

/ただいまっす
384 :382 [saga]:2010/12/13(月) 22:19:32.25 ID:eYgzfWwo
//脱字訂正
//×広く公表したところ ○広く公表したいところ
//×色々と役立ててもらう ×色々と参考にさせてもらう
385 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 22:21:34.80 ID:M3tg.h6o
>>380

……ああ。早々と拙者が朽ちれば良いのだが。そうもいかぬでな

【彼らは決して、成仏することは無い】
【恨んでいるのだから、辛いのだから。この男が何等かの“罰”を受ける事を、“死”を望んでいるのだから】

いやすまぬ。
それじゃあコレ等も納得せぬであろうからな

【それを、理解しているから…そう言って】
【話しが終わろうと―――未だに3種の太刀の1つも抜かないで】

実戦の練習故。一々抜かせて貰う訳にもいくまい

【ニッと白い歯を見せて笑って見せ】

ほらほら、来ると良い―――――
――――立ち上がるのも、獲物を抜くのも――待っていてやろう

【緩慢な動作で立ち上がり、短刀の柄に手をかける相手へ向けて―――再度、挑発した】
386 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 22:26:38.28 ID:3BvjDCQo
>>382
よし、よし、よし……どうやら私の『誠意』が通じてくれたようですわ
これもひとえに人徳の為せる業。冬の寒い最中に焼きガエルという季節外れの料理を
作らずに済んで何よりですわ。いや、炭焼きにして薬の材料にすれば良かったのかも……それっ、ディストード!

【一通り言いたい事を言い終えると、クルンと箒を振り回して呪文を唱える
 自然に魔法が切れるより少し早めにウシガエルから人間へと戻れる】
【その後の青年に対する扱いは、カエルから人間へとワンランク上がる】

夜分遅くにこんばんは、ですわ。こうも寒いと色々着るものが欲しくなるですけど
生憎私のファッションセンスでは良いようには望めないですわ。どこかに良いものが転がっていないかしら……


/チェックって何ですか
387 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 22:32:17.52 ID:NgU8/sSO
>>383
駄目・・・今は何か思い出せないわ。
【と考えるのを一端辞める】

―――そんな事より、・・・!!寒いわ・・・何か着れる物はない?何か着ないと――
【こんな寒さ、全裸で堪えれる訳がないだろう】
【少女は何か着る物をよこせとそう要求する】
388 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 22:35:35.19 ID:NgU8/sSO
>>387
/追記
/お帰りなさい!
389 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 22:39:40.02 ID:8XlO5YDO
>>387
…そんなもんです…落ち着いてゆっくり思い出しましょう…
こういうのは慌てる程上手くいかない物です
【なんか良いこと言ってるようでもポーズは土下座】

…少し…待ってて下さい
【ずりずりごそごそ、土下座のままトレーナーを脱ぐ】

…これでよければ
【そんで脱いだトレーナーを差し出す、土下座のまま】
390 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/13(月) 22:49:34.50 ID:eYgzfWwo
>>386

【人間への帰還を果たした元蛙の青年は、】
【自身の身体に異常がないかと、軽く眺め回し】

(……闇に溶けし氷の白刃、全てを虚空の彼方へ消し飛ばせ、エターナルフォース )

【一人で勝手に頷きながら、青年はちゃっかりと呪文を記憶】
【帰ったらしっかりメモに残しておこうとか密かに企みつつも、もうこれ以上それについて触れる事はせず】

……それは、オールシーズン通用する由緒正しき魔女の衣装だと思っていたんだけど
最近の魔女は違った服も着るのかい、いや面白い。その箒にも何か秘密が? 僕でも乗れたりしないかな

【と、彼女の真っ赤なローブと帽子、そして箒を一瞥しつつ】
【依然として研究対象候補として彼女を見ている青年は、気になったところをつらつらと並べて尋ねた】

//おっと失礼そこも訂正でした
//彼女を指差して、何かをチェックするような仕草、と言った文面にするつもりでした
//特に深い意味もない手慰みみたいな描写ですので、そこはスルーしちゃってください

//で、お待たせしてすみません、只今戻りました
391 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 22:50:58.72 ID:NgU8/sSO
>>389
そうね、何事も地道に一歩一歩が大切よね。
【そう言い】
【土下座する青年から
トレーナーを受け取ると】
【それを着る】
392 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 22:54:47.09 ID:8XlO5YDO
>>391
…もう顔上げていいですか…?
【Tシャツ一枚となってもまだ土下座のまま】
【少女が裸だったので気を使っていたのだろうが、それにしても土下座はどうなんだ】

…へっくし
【流石に冬にTシャツは寒い】
393 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 23:01:27.69 ID:vkIN32SO
>>385
【待って呉れるなら、お言葉に甘えよう。よーいどんを聞く迄も無く、試合を受けた時点で、当に人影は始めている=z
【此れが実戦だと言うなら、男の甘さは命取り。精々侮れと心中で毒吐きながら息を整え、石畳を踏み締めて】

(―――居合、か?いや。一挙で斬って捨てるのが居合の利点の一つ、其れは無い)
(確かに実戦では、抜く暇を与えて貰える方が稀だが。……この余裕は)

褒められた物では、無いな。

【ざりりと響くその音に紛れて、ぱきり――霜柱を踏むような硬質の音色】
【構えは左の自然体。繰り出す初手に応じるには、鞘走りの音を聞いてからでは些か遅い】
【膝の抜きを意識した、予備動作も無しに初動から最高速へと至る、剣士の足捌き。左足で右斜め前へと踏み込みつ】
【短刀を逆手に抜いて、擦れ違い様に切り抜ける。狙いは相手の左太腿、角度を付けて具足の隙間を狙うでもなく、敢えて上から一閃し】

【一撃目の成否は問わず、そのまま背後を取らんとする。その刹那、彼の目に飛び込むだろう物が一つ】
【―――刃だ。蒼い結晶様の刃が、死角となった人影の背後の宙から、彼の喉笛目掛けて飛来する】
【これの対処に気を取られ、背後を取るのに成功すれば。加えて反転し、回転の勢いを乗せた背後よりの一閃】

【此方の軌道は敢えて、掠らせるだけに留める。三段構え――相手の寝惚け眼を覚ますには、足りるか】
394 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 23:02:59.86 ID:3BvjDCQo
>>390
…ほっほう、ふむふむ。一遍に聞かれるのも少し照れくさいのですわ
まあでも教えてあげるですことよ。この格好はいわゆる仕事着みたいなもの。メイドがあんな格好するのとおんなじですわ
基本的には瞑想の時と、後は占いのお仕事をする時。それ以外は…要はオフみたいなもので、私だってこんな街中に居るのですもの
偶にはお洒落もしてみたいのですわ
……まあ、ちょっと服を欲しいと言っただけなのに、いきなり笑い出してボコボコにしてくる変態が要るみたいですけど。うう…

【色々聞かれてもまんざら悪い気はする事も無く、気楽なお喋りを続ける
 何かの歌を口ずさみながら、箒を後ろ手に回して
 最後の一行は少々悔しそうに、何かを思い出しているかのよう】

これですの?一応乗れない事も無いですけど……基本的には私と合席という事になるですわ
れっきとした名前の持ち主か、もしくはそれ以上に力の強い者なら大丈夫なのですけど…
395 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 23:08:08.68 ID:NgU8/sSO
>>392

ん?ああ、そうね。いつまでも正座をさせているのも何か悪いわね

うん、立ち上がっても結構よ?
【そう立ち上がる事を許可する】
396 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 23:13:52.19 ID:8XlO5YDO
>>395
ありがとうございます
【お前はドMか】

【取り敢えず立ち上がったが、何をすべきかわからない】
【取り敢えず服の土を払ってみた】
【額を思い切り擦りむいてたりもする】
397 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/13(月) 23:15:17.70 ID:eYgzfWwo
>>394

なるほど……魔女にも魔女なりの生活がある、と

しかし生憎、僕は女性の服はあまり分からない
そっちに関しては力になれそうもないけど……

……──服を欲しいと言ったら笑いながら殴られた?
それは少し論理的じゃないな、機があればその人と一度顔を合わせてみたい

【聞いた事に対して返ってきた言葉に逐一頷いて】
【相槌を入れながら、何処か真剣みすら混じる様相で話を聞いていた】

──……れっきとした名前? それはつまり、本名か何かってことかい
僕はダンドク、黒野ダンドク。本名だけど、これでれっきとした名前にはならないかな

【と、箒を見やりながら興味深げに尋ねる青年】
【彼の意識は既に、大空を舞うビジョンが鮮明に浮かび上がっていた】
398 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 23:24:04.24 ID:3BvjDCQo
>>397
そうですわ!本当にひどくってよ!めちゃくちゃに蹴られたお陰で四日は腫れが引かなかったし
最後はげんこつ喰らって気絶させられて……今生きてる事にちょっぴりの感謝を、ですわ

【肝心な所を大幅にカットした内容を、本気で悔しそうに話していた】

大体そんな感じですけど……えっと、一応これの名前を知る者の事ですわ
魔法のかかった品物なので、そう簡単に名乗ったりは出来ないのですけど
ちなみに私は輝きの赤。これでもまだまだ修行中なので、真の名を貰えずにいるのですわ。ダントクさん

【箒の掃く部分には、バラけない為なのか赤い大きなリボンが丁寧に巻かれていた】

へーちょ。そろそろ冷えてきたですわ……何かの縁ですわね、何処か近くまでならこの箒で送ってあげます事よ
399 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 23:26:33.11 ID:NgU8/sSO
>>396
【ふと額の怪我に気が付いて】

ん?怪我してるわよ?
【と表情を覗き込む】
400 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 23:29:36.05 ID:M3tg.h6o
>>393

【カキン…やけに軽い鍔鳴が聞こえただろうか】
【左腰に携えた太刀を右手で抜くのは当然である。この男のそれとて例外ではない】

【だがしかし――――】

―――――影打

【―――最高速で、己へ駆け寄る剣士の眉間へ向けて、一番短い太刀が“飛来”するであろう】
【この男の右手による高速の居合―――それは否】

【“左手”である】
【彼と出会った当初から、一番短い太刀の上に置かれた彼の左手が撃ち放ったのだ】
【太刀の鞘は加速する為のレールと化し、それに加えてもう1つの要素……右足を引いて、体を捻じる事で更に加速させた太刀の銃弾である】

【思えば、戦いは当の昔に始まっていたのだろう】
【明らかすぎる――“挑発”】
【それに乗った相手が、間違いなく此方へ来てくれる様にする為の“布石”であり】

【…その意表を突いた攻撃すら――――“布石”である】

【一番短い太刀を抜き放つと同時、右手は一番長大な太刀へと奔り】
【その柄を握ったまま、身体を丸める様にしながら回転して】

飛魚――――!

【其の儘相手から見て右下より左上へと切り上げようとする】
【相手が小太刀を避け、無防備になった所を狙うそれ、丁度―――相手ごと蒼い結晶を切り抜ける様に放たれるそれは、太刀の刃でなく“峰”を向けていて】
401 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/13(月) 23:39:54.77 ID:8XlO5YDO
>>399
…あ、ほんとだ
【少女に言われて気付いた、右手を咄嗟に額に当てて確認】
【額に触れれば痛み、掌を見たら土に汚れた血が少量付着している】

…まぁ、これくらいのかすり傷、舐めてたら治りますよ
それに、慣れてますし
【弱々しい笑顔を少女に向ける】
【慣れてるのはいいがどうやって舐めるんだそこの傷】
402 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/13(月) 23:42:51.67 ID:eYgzfWwo
>>398

【彼女の語る言葉だけを聞き、疑おうともしない青年は、】
【このような可憐なる魔女を足蹴にするとはなんたるか、とハラハラした表情で聞き入り】
【それはよくない、非常によくない、大変だったね、などと心底同情したように眉を顰めた】

【そして、一番の興味である箒──】

【「ああなんだ、そういうこと」──ぽん、と自身の掌を拳で打って】
【興味だけが先行して早とちりしたことを、しかし恥じる様子もなく】
【様々な角度から見たりしながら、益々まじまじと箒を観察し始めた】

成る程、つまりは一種の認証プロテクトだ
そうか、魔女だけあって『名前』か……いや面白いね、中々古典的だけどそれ故に趣がある

【魔女の箒、あはれなり。と言った様子で、また青年は一つ唸ってみせた】
【が、そんな有益な時間ほど速く過ぎ去ってしまうのが常であり──】

(……おっと、つい話しこんでしまった)
(そろそろ研究室に戻らないと──)

……ああ、ありがとう。そういうことなら、お言葉に甘えよう
すぐそこなんだ、此処からも見える──あそこ、『魔術協会』

【彼女の言葉を聞いて、青年は時の流れにはっと我に戻ったように息を付き】
【ベンチから立ち上がると、夜景を臨める方面へと歩み始めて、街並みの一点を指差した】
【聖都──魔術協会。様々な魔術師たちの集う学び舎であり、また魔術の粋を集めた研究の最前線でもある】
403 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/13(月) 23:52:32.47 ID:3BvjDCQo
>>402
お洒落な言い方をすれば認証パスワードみたいなものですわね
ふふん、私のすごさをほんの片鱗だけでも知ってもらえて嬉しいですわ

【余り人目に付かない生活からか、元々このような性格からか
 感心したようなの葉にも素直に反応し、嬉しそうに身体を揺らす】

その程度、お安い御用ですわよ!……魔術教会。ちょっぴり興味がありますわ
都会のカジュアルな魔法使いはどんな感じなのか。少ししたら私も行ってみるですわ
さあ、お乗りなさい!しっかり?まらないと落っこちますわよ!

【箒にまたがると、一本の棒である箒の柄の部分に乗るよう催促する
 ?まる部分はその棒切れと、彼女のローブとその身体しか無いが】
404 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 00:06:38.48 ID:NrnMoMSO
>>400
【挑発に乗った所を狙い撃つ。それが相手の狙いなら、真っ向迎え撃って上回る事で、目を醒ます】
【反撃は元より織り込み済み。とは言え、この一撃は半ば予想の外だった】

(―――存外に速い。だが一挙で崩したいなら、眉間は狙う可きでは無かっただろうに)

【だが、態勢は崩さない。眉間を狙った点の一撃ならば、多少姿勢を屈めれば事足りる】
【踏み込みは止まらず。左の逆手に抜き放った短刀の一閃で、左脇を擦れ違い様に相手の切り上げ一閃を流して】
【蒼い結晶は、峰に弾き飛ばされる。二段構えと、三段構えの二段目】
【先ずは一合、互いに有効打は無し。然し、未だ終わらない】

――――「芙蓉」。

【間髪入れず彼の背後にて反転し、三段構えの最終段、回転の勢いを乗せた一閃を放った】
【狙いは後頭部、先程の描写通りに掠めるのみ。躱さずとも髪の一房を削ぐ程度に留まる】
405 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 00:07:29.28 ID:2T1yskSO
>>401
擦りつけていた時についたわね・・・・
唾なんか化膿なんかしたらどうするの全く、
【そう少し飽きれた風にそう言う】
406 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/14(火) 00:07:28.91 ID:YqPx63Io
>>403

色んな魔術師たちがいるよ──
そのどれもが個性的で、独創的な魔術を扱う

そうだ、僕も個人的に研究室を持っているんだ
『第504研究室』──暇なときにでも来てくれたら、ぜひ歓迎しよう

さて、それじゃあ遠慮なく──

【ついに来たかこの瞬間、と待ち侘びていたように箒に跨った青年】
【そして跨る流れのままに彼女のウエスト辺りに手を伸ばそうとしたのだが】
【──はて、と。持て余した両手のひらをわきわきとさせながら、数拍の間黙考】

(……──掴まるのはいいけれど、何だかこの構図、僕はあまり好きじゃないな)
(逆なら絵になるのかもしれないけど──いや、魔女の間ではこっちが普通なのだろうか)

【と、何だかしょうもない事を学術的観点から色々悩んでいたらしいのだが】
【やがて──ええい、ままよ。要は落ちなければいいのだ──と】
【はっし。とりあえずのところ、彼女の肩に両手を乗せてみようとして】

──さあ、行こう。『輝きの赤』

【色々あったけれど。覚悟完了──いざ!】
407 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 00:08:46.88 ID:2T1yskSO
>>405
/すいません遅くなりました
408 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 00:15:01.56 ID:KOsY.MDO
>>405
…あ、はは…大丈夫ですよ、慣れてますから…
【こんな限定的な状況でつく傷に慣れてるという事はつまりそんな体制になる事が多いと言う訳で】
【つまりそういう事である】

…へっきし、うぅ寒…
…えぇと、その、あなたはこれからどうするつもりなんですか?
409 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 00:19:06.58 ID:md/6E4Eo
>>406
、、どうしました?早く乗らないと飛び立って――っと。こんな感じでオッケーですわ
さあ行くですのよ!し っ か り 掴 ま っ て なさーい!!

【地面を蹴った瞬間、垂直にガクンと持ち上がったかと思うと
 急に速度を出してグライダーのように滑空、魔術教会まで一気に近づいていく】

ひょー!やっぱりこういうのは素敵ですわー!
……あ、とりあえず協会(教会?)のここらへんで良いですこと?

【風に金色の髪がなびき、リボンの帯がひらひら揺れる
 最後にクルリと一回転、ひょいと降り立った先は魔術協会の門近く】
410 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 00:23:04.44 ID:tkI3RUgo
【ブレイザーシティ】
【街を囲む壁の外側、検問の近く】

…………そろそろ、客は帰った頃か?
あー……寒いし腹も減るし……

【真面目に仕事をしている兵士達を、その視界の端に留めて】
【寒さに時折震えながら、紫煙を燻らせている者一人】

……ってもなあ、まだ居たら何か居づらいし
もうちょっと……ってんな事言って何時間だこれで

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上には余り丈の長くないコート】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪の、身長160cm程の少女】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】

【検問の方へ数歩歩いて、結局戻って】
【そんな事を、何回か繰り返す】
411 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 00:23:52.15 ID:I1Sj/SMo
>>404

【最初に擲った短い太刀は、カッと音を立てて少し離れた電燈へと刺さり】
【また二段目も相手自身には当たらず流され、水晶を破壊するだけに終わる】

【だが、其方が背後を取る為には―――“それ”では足りない】
【己の太刀を振り切り、相手が脇を通り過ぎる―――】

【背後を取る為には―――太刀の“長さ”分とこの男自身を通りすぎるだけの“間”が必要があり】
【それだけあれば、この男は十分であった】

はっ…!

【今度は右足を軸に時計回りに反転、短剣の間合いから逃れつつ相手と向き合う】
【振り上げた太刀はそのまま頭上へ掲げられ、上段の構えとなった】
412 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 00:35:24.40 ID:2T1yskSO
>>408
(それは大丈夫なのかしら・・)
【この青年の日常が色色心配である】

そうね・・・とりあえず色々と記憶を取り戻す努力はする、これが当面の目標ね。色々な人と交流して情報の収集をしてみるわ
413 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/14(火) 00:40:12.90 ID:YqPx63Io
>>409

 【──後に彼は述懐する】
 【「魔女の箒の乗り心地はどうだった、って?」】
 【「いや……あれはなんと言ったらいいか──」】
 【「世界には、やはり重力と言うものがあるんだと、改めて実感した」】

【上昇】
【ぐン──身体中の臓腑が押しつぶされる感覚】

【加速、飛翔】
【ばひン──瀑布をその身に受くような烈風の抵抗。或いはその錯覚】
【青年の顔の肉が波打ちながら後ろに引っ張られて、何だか物凄い顔になりながらも、】
【生まれて初めて『魔女の箒』なるものに乗ったこの貴重な体験を見逃すまいとして、】
【あびょろびょろびょろ、とか何とか、風の抵抗のあまりにまともに喋れないまま感動の鳴き声をあげていた】


 ────ウワアーアーアーアーアーアー!!!


【──飛び慣れている彼女ならばいざ知れず、】
【生まれて初めて空を飛んだ彼の主観からすれば、上記のような表現も決して誇張ではなかった】


【──そして】
【彼女が魔術協会の門付近へ降り立ったとき、後ろに青年の姿はなかった】
【最後の一回転した際に力尽き、べしゃりと地に落ちてしまったからだ】

 ……う……ん──

 あ、ああ……ここでいいよ、もう十分だ、十二分だ……
 いや……非常に……興味、深かった、よ……──

【建物の壁にすがりながら、よろよろと立ち上がっていく青年】
【しかしその瞳だけは少しだけきらきら、或いはギラギラ、といかにも満足した色を輝かせていた】
【やがて服の埃をぱんぱんと払うと、彼女へ向けて淡く微笑みながら、口を開く】

今日はありがとう……輝きの赤
いつの日か、大いなる祝福の下において、君に真なる名が齎される日を、僕も楽しみにしている

……それじゃあ、僕はこれで失礼するよ。また、会える日があれば

【そう言って、彼は多少覚束ない足取りながらも、】
【後ろ手を振って協会の内部へと入っていくだろう】

 【──すっかり寒くなった冬の日だったが、】
 【彼にとっては、燃え盛る真紅の灼炎のような、忘れ難い一日となった】


//ではお疲れ様でした、ありがとうございましたー!
414 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 00:46:38.24 ID:KOsY.MDO
>>412
そうですね、きっとそれが一番でしょう
記憶喪失とかに詳しい方がいればいいのですが…すいません、俺にはそういう人はいないんです

…取り敢えず、その服は差し上げます
寒いですので―――――――
【と、ここで彼は気付いた】
【少女は最初裸だった、一応服はあげたが、トレーナー…つまり上だけ】

(下はまだ…裸!)
【ここで脳内会議が発生する】
【こんな冬空の下、果たして衣服がトレーナーだけの少女を放っていく人間なんているのか】
【否、いたとしてもそれは変態のみ、深夜の公園なので心配はないだろうが周りで見ている人間がいないとも限らない】
【しかし、下を貸したとして自分は下着とシャツ、冬に外でそんな格好、帰宅路で誰かに見られたら変態確定】

(…どちらにせよ…!俺はハイリスクローリターン…だと…!)
【それを理解した、冷汗が吹き出す】
【良心に従い、少女の為に変態となるか】
【良心に背き、少女を見捨て変態となるか】
【どちらにせよ、待つのは地獄】
【ならばと彼が取った行動は――――!】

…あの、それとこれ…
…腰にでも巻いて、下隠しといてください
【A:Tシャツを脱いで渡す】
415 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 00:47:34.52 ID:KOsY.MDO
>>412
そうですね、きっとそれが一番でしょう
記憶喪失とかに詳しい方がいればいいのですが…すいません、俺にはそういう人はいないんです

…取り敢えず、その服は差し上げます
寒いですので―――――――
【と、ここで彼は気付いた】
【少女は最初裸だった、一応服はあげたが、トレーナー…つまり上だけ】

(下はまだ…裸!)
【ここで脳内会議が発生する】
【こんな冬空の下、果たして衣服がトレーナーだけの少女を放っていく人間なんているのか】
【否、いたとしてもそれは変態のみ、深夜の公園なので心配はないだろうが周りで見ている人間がいないとも限らない】
【しかし、下を貸したとして自分は下着とシャツ、冬に外でそんな格好、帰宅路で誰かに見られたら変態確定】

(…どちらにせよ…!俺はハイリスクローリターン…だと…!)
【それを理解した、冷汗が吹き出す】
【良心に従い、少女の為に変態となるか】
【良心に背き、少女を見捨て変態となるか】
【どちらにせよ、待つのは地獄】
【ならばと彼が取った行動は――――!】

…あの、それとこれ…
…腰にでも巻いて、下隠しといてください
【A:Tシャツを脱いで渡す】
416 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/14(火) 00:55:09.66 ID:NrnMoMSO
>>411
【剣速は十分。具足を着込んでいると思わせぬ程に、身のこなしにも隙が無い】
【人間としては、理解の往かない相手だが。此の剣捌きは、悪くない】
【背負う物など、始めから刀で語れば良いものを――】

覚めたようだな――――寝惚け眼じゃ、幾分辛い相手だろう。
たかが五合、然れど五合。ちゃちい挑発なんざ止めて、思う様刀で語れよ。

でないと、後腐れを残すぞ………では、尋常に。

【互いの一手。それぞれ並の相手との実戦ならば、容易く屠れただろう物】
【だが蓋を開けたなら、此方に傷の無いように、彼にもまた傷は無く】
【その手練は、今迄殺めた命の数を嫌が応にも思わせた。――面白い】

――――次ッ!!

【裂帛。相手が反転するより速く、空の右手には小振りのダガーが握られていて】
【紬の袖――暗器術か。先の異能といい、随分と多芸らしい】
【其れを反転と同時、返す手で左の短刀と共に投擲すると】
【そのまま姿勢を低く低く屈め、獣じみた前傾姿勢で踏み込んだ――接近は、先程同様に速い】

【いや、主観的でない単純な速さならば、先程より上か。先の踏み込みが敵の虚を突く流水のような動きなら、今度の其れは疾風だ】
417 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 01:05:29.81 ID:2T1yskSO
>>414
【因みに少女はちゃんと、下は今まで手で隠していた】

え・・・良いの?有り難う・・
【少女は、青年の脳内会議など知る訳もなく】
【Tシャツを受け取り腰に巻く】
418 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 01:09:53.76 ID:KOsY.MDO
>>417
(よし…これで安心……)

(……じゃない!!)
【そうなのだ、別に上半身裸になる事で変態にならない訳ではない】
【というよりこちらの方がまずいかもしれない、冬に、外で、上半身裸で、夜に、裸に布二枚の少女と二人きり】
【見る人によっては『マニアックな性癖の変態が少女に趣味の格好をさせて襲い掛かろうとしている場面』に見えなくもない】

【しかし、伊達に幸薄ではない】
【そんな状況を打開する策は瞬時に練られた】
【その打開策、それは…っ!】


――――すいませんでしたあああああああああああああぁぁぁ!!!!!
【THE・逃走】
419 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 01:16:22.31 ID:2T1yskSO
>>418
あ、そうだ、よかったら名前―――――って?!
【名前を聞こうとした瞬間】
【青年が走りだしてしまう】

え?!何で?!ちょっと?!
【訳も分からず逃げる彼の背中を見送り】

有り難うねえぇえ!!!
【最後に彼にそう叫ぶのだった】

/乙でした!
/楽しかったどすえ !
420 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 01:21:55.97 ID:KOsY.MDO
>>419
/乙でしたー
421 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 01:23:57.13 ID:2T1yskSO
>>420
/あ、すいません、
/トレーナーとTシャツが何色か教えて貰えたらありがたいです
422 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 01:24:16.59 ID:I1Sj/SMo
>>416

“疾う疾う荒べ”ぃ――――

【其方が多く語る内に、短い言葉を、呪詛を、祝詞を、吐き出す】
【それは、誰にでも無い、己が獲物へ向けたモノで】

【間に合わぬ―――ぞわりとした背筋の毛穴が開き嫌な汗が噴き出る感覚で察知したのだろう】
【上段と八相の中ほどの構えの儘、反転しながら呟いて】

【突如、鋼色だった太刀が“緑”へと変色し】

――――暴風の太刀

【ボッ―――】
【一瞬だけ爆ぜる様な音。それだけを残して】
【彼の動きが、いや、彼の“太刀”が“加速”した】
【大量の“風”を纏って振られようとするソレは、疾風を飲み込む“爆風”である】
【構え直す等と言う悠長な事をする暇は無いと判断したか、其の儘彼の左肩を狙う】

【相手から見て左上から袈裟に振り下ろされる太刀。先に投げられたダガーへ当たれば爆風の余波が彼を押し退けようとし】
【もし彼に当たれば……ただの“切り傷”では済まない事になるだろう】

/明日も仕事ですので…そろそろ寝ないとつらいです。
/スイマセンが、お先に失礼させて頂きますorz
423 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/14(火) 02:44:21.71 ID:NrnMoMSO
>>422

(神刀?――――だが、此処で退けるか!!)

【吹き荒ぶ爆風。ぎィん、嫌な金属音を響かせて、ダガーの刀身が圧し折れる、が】
【続く短刀はそうは往かない。如何なる業物か、見た目以上に重厚な其れは】
【何故だか砲弾の如き勢いを孕み、瞬きする程の間だが、風を裂き剛の剣に耐え。確かに拮抗してみせた】
【その瞬き程の隙間を、疾風≠ェ貫く。弾かれた短刀に入れ代わるように、轟々と叫ぶ風を肩で切り裂いて】

疾ッ――――『逆凪』!!!

【二足目、左足の踏み込みと共に、左の逆手にて抜き放つ短刀。真名を呼べば霊剣たるその抜き身に、魔力が迸る】
【そのまま肩の捻りを乗せ、アッパーカットじみた左下から右上への逆袈裟切り上げ。雷にも似た白光を帯びる一閃で以って】

【受け止めた後僅かに逸らすと、左足を軸に時計回りの一回転、剣閃を流しつつ此れを回避した】
【ダガーが折れて運動エネルギーを緩和し、短刀が余波を穿って拮抗し。重ねて威力を削いだ所に割り込んで、霊剣での渾身の一撃】
【此処まで遣っても完全に受け止め切れず、流す外の選択肢が無かった辺り――傍目に見ても、威力の程が伺えようか】

【事実人影もまた、首筋に伝う冷や汗を禁じ得なかった。だが、もう相手は渾身の一太刀を振るい終えた後】
【あれだけの風を纏い、加速する太刀を御したのだ。負担は大きく、即応は困難と見た――まして、今の間合いは至近】

おおぉおぉ――――っ、らぁッ!!

【拳の間合いで、両手の自由に為らない相手と自分とでは。動き易さが、違う】
【身体の回転に乗せて、回避行動から繋げる一打。顎を狙った、バックハンドブロー気味の鉄槌打ち】
【打ち合いは先ので二合――此処で脳を揺さ振って、残る三合を有利に進めんとする一手】
//済まない、キンクリ喰らってました……orz
//了解です。此方こそ長引かせて申し訳ない。今日の所は、一先ずお休みなさいませー
424 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 19:22:19.78 ID:2T1yskSO
【街中】

さて、街に出たのは良い物のこれからどうしようかな・・・
【雪の様な色をした白髪の長髪をしており】
【その顔には眉毛はなく、変わりに眉からは小さな角が生えた少女が歩いている】
【上は蝶が描かれたトレーナーを着ており、下半身には腰にTシャツが一枚だけ巻かれていて】
【その凄く奇抜な格好が道行く人の視線を少女に向けさせる】
425 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 19:53:41.31 ID:LhgSkZso
>>424
/ノックしてもしもーし
426 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 20:00:54.92 ID:2T1yskSO
>>425
/ウェルカム!待っていたよ!
427 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 20:04:31.05 ID:tkI3RUgo
【火の国、温泉街】

やーれやれ、昼の国でバカンスでもしようと思ったらあの通り
どーにもタイミングの悪い事ですねえいや全く全く
……流石に、議員さんじゃ顔を合わせるの怖いですしねえ

【茶屋の店先に腰掛けて、通行人を観察している者が一人】
【場所が場所とは言え季節の事もあり、アンバランスな服装になっているその人物は】

………そろそろ、次の一手を打ちたい
然しまあ、私の隠れ蓑と万が一の備えも欲しい
両方やるなんざ面倒くさい、さてどーしましょ

【風呂上がりなのか頭から湯気を立てつつ、コーヒー牛乳をごくごく飲んでいる】

【黒地に血の様な紅薔薇の模様を散らした浴衣と、それより少し明るめの赤い帯】
【そしてその上に黒い厚手のラボコートを確り羽織った女】
【緑の目を青のカラコンで誤魔化し、髪には短めの簪。珍しく格好に気を使っている様子で】
428 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 20:07:28.82 ID:LhgSkZso
>>424
【その少女にフラフラと近づく赤毛の男】
【Yシャツにカーゴパンツを身に着け、長いコートを羽織っている】
【長身だが細身であり、ひょろっとした印象を受けるかもしれない】

や。
恐ろしく前衛的な服装だけど、君の趣味かい?

【角に気づいてはいるが、男にとってはどうでも良いようだ】


/ヒャッハー!よろしくお願いしまう!
429 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 20:18:49.78 ID:TsuKvnMo
【公園】
【妙に分厚い本を手に取りベンチに腰掛けてじっくりと呼んでいるらしい人物がそこにいた】

…魔術ってのは最初存在を知った時は心躍ったもんだが才能がないって
いざ思い知らされて見るとくやしいな、せめて何か一つ身につけたい、ああ『チンカラホイ』は例外で

【茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、首周りにふさふさした毛の帯がついた黒の革製コートに黒いシャツ
青の膝が破けたジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトにウエスタンブーツの青年、世間では探偵として仕事をしている人間だった】
【だっらーん、とベンチの後ろに頭を落として背もたれにおもいっきりのけ反るように体重をかける】

…ああくそ、不調だなあ…腹立つな…なにかスカっとしてぇもんだ、ここらで一挙おもしろな話を誰か運んでこないか?

【と、かなり人任せで責任感など皆無なセリフが飛び込んでくるあたり本当に面白くないらしい】
430 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 20:21:29.41 ID:2T1yskSO
>>428
・・・この服はあくまでも「間に合わせ」だよ、
【そう突然現れた青年に言い】

で何?それは、もしかして所謂ナンパなのかしら?
生憎私にそんなの相手にしてる暇はないのだけど?

/すいません、早速ですが飯落ちです
431 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 20:35:43.53 ID:LhgSkZso
>>430
んん。
僕が女性に話しかけると、何故口を揃えてナンパと言うんだか…。

【頭をぽりぽりと掻きながら苦笑い】
【思い返せば、ナンパと疑われなかったことが無い気がしないでもない】

興味本位で話しかけただけなんだけどな…髪の毛綺麗だったし、あと寒そうだし。

【そう言いつつ、改めてまじまじと少女の服装を見る】
【上半身は問題無いだろう。だが何故下半身にTシャツを巻いているのか】
【「間に合わせ」という言葉からも、下着を着けているかすら怪しいものだ】

一般人ではなさそうだけど子供みたいだし、何か出来ることがあれば、と。それだけさ。

【頭の中でコインを弾いたら表が出たから、という本当の理由は話さずにおいた】


/奇遇だな、私もだ(キリッ
432 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 21:01:24.83 ID:I1Sj/SMo
>>423

【「見事だ」と】
【もしこの男に余裕が有れば、惜しみなく賞賛の言葉を送っていたであろう】

【だが今は、その僅かな余裕すら有りはしない】
【事実、先程の爆風を纏った太刀を振るった右腕は痺れており、何とかそれを持っているのが精一杯である】
【此処まで追い込まれる事は実戦でも中々あるまい、此処まで尽くしてくれる相手に―――全力を尽くさずしてどうするか】



“盛れ”ぃ――――


【「トッテオキは、最後まで取っておいた奴の勝ちだ」と、まるで心の内側を映したかの様に―――笑んだ】
【彼の恐ろしさの一端は、既に彼も見ているだろう】
【己の得物を、いとも簡単に放る大胆さ。それすら布石にする綿密さ】


――――焔の太刀

【目の前で回避の為に一回転しようとする彼の背後より、不吉な言葉が奔る―――先の必倒の一撃とて、単なる“時間稼ぎ”】
【彼の持つ太刀の1つは、最初に投げて電灯へ刺さった】
【もう一本は、今し方振り下ろした長大なモノだ】

【彼の所持する太刀は、三本である】
【――――未だ腰には、1本残っている】

【無事な左手でそれを掴んで、抜き放つ】
【威力は無くとも焼き切れそうな赤い“熱”を孕んだそれを―――彼の首筋へと奔らせる】
【もし避けるか防ぐ事が出来ないなら、ソレは彼の首筋から薄皮一枚分隔てた場所で止まるだろう】

【因みに、彼が止まらなければその直後に普通に鉄槌打ちを喰らう筈だ。情けねぇ】
433 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:02:58.76 ID:MZ7.K9Eo
【街中を歩く人影、ひとつ】

【白い髪/白い肌/灰青の瞳/黒い服/黒い靴】
【色彩と言う概念が抜け落ちてしまったような、細く小柄な少女】
【右の眼を覆い隠す長い前髪は、「その下」を見せたくない、と語るように、世界と視界を遮断する】

……対、機関連合の皆さん、と……るしあ、さん?
知ってる方と掠りもしませんね、当然ですけれど……

【どうしよう、と。溜息を吐きながら、俯き気味にとぼとぼと。歩き続ける】
434 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:08:07.47 ID:2T1yskSO
>>431
見ず知らずの異性の話しかけてきた一言目が突然自分について尋ねるような言葉だったからナンパに聞こえたんじゃないかしら?
【と少女なりの考えを言ってみる】

何かその理由もナンパっぽいわよ、
ま、昨日よりマシよ、昨日なんか全裸で何故か冬の公園で倒れてたんだから
435 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:16:03.46 ID:2T1yskSO
>>434
/追記
/ただいま戻りました!
436 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 21:16:39.94 ID:tkI3RUgo
>>433
【その進行方向に、白黒の人影が一つ】
【左右に避けるという事を知らない様に、道のど真ん中に立っている】

……ふむ、周囲を見ずに歩く者は確かに多い
多いが然しそれを呼びとめようとしたところで特に何を言える訳でもなく……と無意味だな

おーい、独り言は良いが程々にして前を見ろー

【腰までの長さの濡れ烏の髪を高い位置で結い上げ、それを簡素な髪留めで固定した】
【白の小袖に漆黒の裃、顔の中心に横一文字傷の有る女】
【腰にはそれぞれ長さの違う四本の刀を佩き、背には巨大な剣が有る】

【右手の買い物袋、ぶつけて中身を壊さない様に背中へ回し】
【声は掛けるが自分は結局避けない】
437 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/14(火) 21:16:55.57 ID:YqPx63Io
【火の国】

【様々な戦火飛び交う、火出づる国。その一部には、】
【自ら焔を纏う植物が生息すると言われる、『火炎樹の森』なる一帯が存在する】
【そのお陰で夜でもさして暗くはなりきらないこの森の中から、とある騒乱の気配】

 「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、く、はあ……ッ!」
 「ここは一体何処で僕は一体何を、というか“アレ”は一体なんなんなん──……!」

【酷く息を荒らしながら、時折後ろを振り返りつつ全速力で駆けている一人の人物──】
【『旅人の服』とも呼ばれるやや古風な装束を身に纏い、長剣を背負った金髪癖毛の青年だった】

【何かに追われているのだろうか。かなり切羽詰った様子ではあるが、】
【しかし、彼の振り返る後方には、特にこれといった何かの姿はなかった】

【が、その次の瞬間】
【ずだぁんっ、と重厚な気配が空から舞い降りて、青年の行く手を塞いだ】

 「(しまっ……回り込まれ──)」

【ひゅ──風切り音】
【間髪を入れずに次の刹那、水面を叩くような凄まじい音と共に、青年の肉体が横向きに吹き飛んだ】

 「えぐっ──……っ!」

【ずだんッ、と青年は木の幹に衝突。そのままずるりと地に落ちると──沈黙した】
【死にこそはしなかったようだが、そのあまりの衝撃でどうやら完全に気を失ったらしい】


 號ォォオオオオオー────ン──……


【天へ咆哮する凶獣。不意打ちとは言え、その青年の意識を一撃で奪い去った者の正体がそこにあった】

【体長はおよそ2m超ほどだろうか。とりわけ“巨大”だと言う部類に入るものではないが、】
【樹木を捻って形成したような強靭な前後肢部と、その指先に生える鎌のように鋭利な五本の爪、】
【研磨されたように黒光りする漆黒の鱗で全身を隈なく覆い、剣のような牙を備える口腔からは、火炎の残滓──】

【それは一言で形容するならば、人型に極めて近い骨格を持つ『竜種』であった】
【翼こそ退化しているものの、鞣革の鞭の如くにしなやかで長大な尾を持ち、それがたった今青年の身体を打ち据えたのだ】

【その方面の知識に詳しいものならば、コレは害獣指定されている亜竜属の一種だと分かるだろう】

【──先端に向かうにつれて紅い色になっていく黒鱗が覆うその尾は、月明かりを受けて艶めいた】
【ひゅぱぁん、と再び地面を打ち据える。そして青年が気絶したのをその獰悪な紅蓮の瞳で一直線に捕捉すると、】
【首を低く撓め、ぐるると喉元を鳴らしながら、青年へ向かって一歩、また一歩と、枯れ葉を踏みしめながら接近を開始した──】
438 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:20:37.51 ID:z6w3Pv.o
【繁華街】

……うーん……。

【時刻は宵、人通りの未だ少なくない通りの一角で、異彩を放つ存在があった】
【年の頃は15に満たぬ頃だろうか。身長は150cmほどの少女だ】

機能性を考えれば……うぅん。
でも、服着ろっていろんな人に言われてしまいましたし……。

【木枯らしが街路樹を冷たく揺らす中、少女の出で立ちはと言えば】
【僅かに、白く大きな布一枚。それを胴体に巻きつけただけの格好であった】
【白磁のようになめらかな肌を、肩と言わず腿と言わず、大胆に露出させている】
【腰ほどまでの、柔らかい金の長髪だけが、かろうじて、うなじを隠していた】

うぅーん……。
や、やっぱり……じょ、女性らしい格好が必要なのかなぁ……。

【装飾具と言えば、その長髪をとどめる、白いカチューシャのみ】
【人形じみて整った顔立ちは、それだけでもその美貌を輝かせている】
【――その左腕が、欠損してしまっているその外見は、ますます持って、少女をパーツの外れた人形のように見せていた】

う、うぅーん……。

【ぶつぶつと独り言を口にしながら、少女は先ほどから何をしているのかといえば】
【衣料店のショーウィンドウを覗きこんでいる――哀れみと興味の視線が、その全身に浴びせられているのにも、気付くことはなく】
439 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:22:49.08 ID:MZ7.K9Eo
>>436

……、へ、は、わっ、たたたた!?

【ぼんやり歩いていた少女は、女の声が響いてから一、二拍置いて。我に返って前を見る】
【ぶつかりそうでぶつからない、文字通りの「紙一重」の位置まで女に接近して、急停止した】

あ、す、すみません……ぼーっとしてました……

【体格に似合った、小さな声で謝罪。ぺこりと頭を前に倒す】
440 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:26:04.09 ID:I/l7lcgo
>>437
(おいおいおいおいおい……ッ!マズイなこりゃぁ……)

【その光景を見てしまった少年】
【ジャーナリストとして事件の多い火の国の取材に来たのが運の尽きだったか】
【短い茶髪をツンツンに逆立て、制服を着崩した一見悪ぶっている様に見える少年】
【腰には仕込杖とベルトポーチ、右足のホルスターには拳銃が入っている】
【そして、竜種が気絶した青年に近づいていくのを見て、なんとか助けなければならないと思う】
【だが、少年は強くはない。一般市民よりは出来るが、それだけ】
【戦闘を生業とする者では無かった】
【しかしながら、そこで助けるのを諦める少年ではない】
【ベルトポーチには爆弾が10個に、閃光手榴弾が5つ】
【これらをうまく使い、青年を助けだす為に少年は動き出した】
【能力により、神経の伝導を最大加速、思考の情報伝達も加速し、常人の数十倍の速度で思考を展開していく】

【先ず最初】
【青年と反対、竜の真後ろ辺りに爆弾を投じ、爆発を起こすつもりだ】
【竜がそちらに気を取られれば、少年は青年を助けに走りだすだろう】
【彼我の距離は50メートル程】
【少年は健脚の持ち主であり、50メートルならば6秒掛からない程】
【クラウチングスタートの体制を取り――】

Go!

【――起爆ッ!】
441 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:28:29.87 ID:LhgSkZso
>>434
ふむ…そうか。参考にさせてもらうよ。

【こちらがそのつもりで無くとも、聞き様によってはそう聞こえることもある】
【気づくのが少し遅すぎる気もするが、気づかないよりは幾分マシだろう】

おお。それはまた何ともハードなプレイで。

【全裸で冬の公園に倒れている少女。なかなかシュール…だと思う】
【ついでに、この少女は下着を着けていないという大変どうでもいい情報が確定した】

…ん?公園で倒れてたってことは、宿無しかい?
元住んでた場所に帰るアテは?
442 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 21:30:06.61 ID:tkI3RUgo
>>439
夜間は確かに人は少ないが……居る時には居るものだ
相手によってはつまらんもめ事に巻き込まれるぞ?
まあ、気を付けて歩く事だ……

【街では割と良く有る光景、ぶつかりそうになった人間の謝罪する姿】
【頭が上がるのを待って、女はまた歩きだし】

………と、そうではないそうではない
これでは何の為に声を掛けたか意味が分からんな

【そして、数歩歩いてからビデオの巻き戻しの様に戻ってくる】

(独り言……にしてもまあ、一応触れるべきかも知れんが)
(……とは言え、あまり単刀直入でも、な)
(それとなく聞き出してから……にするか)

……どうした、寝不足か何かか?

【気になる事は有ったが、それをいきなり訊ねても間が持たないと思い】
【最初は、何処にでも有りそうな話題から持ちかける】
443 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:32:39.11 ID:mTdaQ5go
【星空のカーテンを見上げると、オルゴールのように流れてくる鈴の音
聞きなれた旋律は思わず少女の吐息のような歌声をぎゅっと引っ張り出して、響かせる】

【夜空の寒さに、零れ落ちた言の葉に、霜がついて白雪となって
白い吐息は彼女の、同系色の手袋へと沈んでいく】


すっかりと、もう――――……町もクリスマス、一色ですね
10日もあるというのに、気が早いです


【それでも、ふっと――――頬が緩むのは、それが彼女にとって、特別な日だから――――……
一人にやけているのに気づいたのか――――……
おっきめのダッフルコートから、小さな手をよいしょと出して、パンパンと頬を叩く】

【薄いクリーム色の優しい肌色が、ふるるん、と揺れて、ここ数日ごろりん、としていた影響を伺わせる
――――はは、と一人苦笑し、ほっぺたを掻いて……今在る、平和を噛み締めるが如く】


……さて、と――――どうしましょうか……
夜も遅いですし……さくっと夕食を食べたいところですが……


【辺りをキョロキョロ見渡すのは
紫苑色の長い髪の後方を三つ編みにし、一つにまとめ腰の辺りまで垂らした
白いオフショルの長袖のトップスに純白の手袋、両手首にかけた黄色いリングそして黒いレースのミニスカ
やや濃いめの紫苑色のニーソックスからみえる脚線美が素晴らしい巨乳の少女】

【水の国の商店街近く、噴水広場の前で立つ彼女は――――……どこか、話しかけやすそうな雰囲気で立ち尽くす】
444 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:37:39.55 ID:MZ7.K9Eo
>>442

はい、申し訳ありません……それで、は?

【歩きだす背中を見送り――かけて、戻ってきた女を見、首を傾げる】

(……私、何かした、かな……あれ?)
(ぶつかっては、ないから……何か壊した、とかではないよね……お金、無いんだよなあ……)

…………え、は、はうぇ?
寝不足、ですか……あ、確かに最近は……結構、出歩くので。

【再びぼんやりとした思考の世界に入りかけて、戻ってくる】
【確かに、先程口にしていた人々を探すために出歩いては時間を削ってはいたのだが。不足、と言うほどではないような】
445 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/14(火) 21:40:02.05 ID:YqPx63Io
>>440

【両の前肢を地に付いて、二足歩行から四足歩行へ移行した竜種】
【完全に捕食体制に入り、今まさに、青年へと喰らい付こうとしたその刹那──】

 グル──……ッ!!

【後方で爆発。爆ぜた金属片が散弾のように竜種の背を強襲し、】
【思わずその竜種は悲鳴を上げながら、青年から離れるように真横に飛び退きつつ身体をそちらへ転換させた】
【飛び掛らんとする獅子のように姿勢を低くし、目を配らせて索敵するも──姿は見当たらない】

【そうこうしている間に──青年が倒れていた方で、物音】

 グルル……ガアアアアァァァァー────ッッ!!

【──気付いた。青年を助けようと走り込んできていた少年の姿に】
【但し、既に少年は青年の下へ辿り着くだけの猶予は与えている】

【竜種は、すう──とその紅蓮色の双眸を細め、少年の姿を捕捉すると、】
【牙の生え揃った口腔を大きく開き咆哮、獲物を奪い取った彼を明確な『敵』として認識した】

【──標準的な人間と比べれば確かに巨躯と呼べるものではあるが、】
【その動きは野生で研ぎ澄まされたもの、かなり俊敏なものだ】
【この場から完全に逃げ切って戦闘を避けるのはかなり骨が折れそうだが──果たして】
446 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:41:11.33 ID:2T1yskSO
>>441
だろうね
【そう曖昧な言い方で返答する】

――――私、記憶がないんだ、昨日気が付いたらなぜか全裸で、倒れていた。自分の名前もその詳しい内面も、ここが何処が一体全体どういったところかすらも、何も覚えていないんだ。
447 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 21:43:06.65 ID:lzoeVMso
>>438


 ――――……どう、したの。


【ふ、と――感情の希薄な声が後ろから聞こえる】

【若し背後を振り向けば、『異常な近さ』に無表情な少女の顔が見えるだろう】

【――黒い羽根の付いた真紅のミニチュアハットを被った150cm程の少女である】
【其の身を包む漆黒のスーツ、何処か『歳不相応』な其れの胸ポケットから覗くのは白いハンカチ】
【印象的な純白≠抱くのは、煌くような彼女の髪――…所謂、「ボブカット」と呼ばれる髪型だ】

/まだ居られますでしょうか?
448 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:44:24.30 ID:4lFx36so
前スレ>>736

でき・・・るんだなっ!!
凄いでしょ!リジィ姉さんっ!でも食べられないよっ!

【地面から垂直に飛び上がり、体を大の字にしながら】
【やたら元気よく騒ぎ始めた】

炊飯器かダンボールかリヤカーいんすとーるしてだな・・・
俺のお姉さんを作ろうかなー、とか思っててさ!!
まぁ相棒を作りたいんだけどね!!!

/改めて寝落ち申し訳御座いませんでした・・・
449 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 21:44:27.25 ID:tkI3RUgo
>>444
(………反応の薄い娘だな)
(……いや、もう少しばかり……)

いや、随分と無防備にふらふらと歩いているものだと思ってな
この時間帯に出歩いているにしては……どうも、合わないと言おうか
……上手い表現が見つからんが、どうにも危なっかしいと言おうか
眠いなら、家で寝て居れば良かろうに

【言葉を発するまで、暫くの間。発し終えてからはまた沈黙】
【どういう言葉を掛ければ良いかで、随分と悩んでいる様子】
450 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:47:02.53 ID:I/l7lcgo
>>445
やっぱりなァ!腐っても竜種、そう簡単には撒けねぇか!

【青年を抱え上げて言う】
【さて、問題が一つ有る。人を抱えながら逃げるのは恐らく不可能】
【そして、倒すのも恐らく難しい】
【どうするべきか長考しなければならないような絶望的状況】
【幸い少年は能力のおかげで考える時間“だけ”は十二分に確保できる】
【力は足りない、道具はある、頭を回せ】
【勝てないなら勝てる状況を創りだす。それが少年の戦い方である】
【状況確認から1秒。結論を出す】
【男を左肩に担ぎ、右手に持つは爆弾と閃光手榴弾】

Dash!

【そして、少年はそれを纏めて竜に投じ、逆方向に走りだした】
【逃げきるつもりはない】
【行動においてじゃまになる青年を安全地まで運ぶのがこの行動の目的】
【安全地に青年を非難させればなんとでもするつもりだ】
451 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:51:33.04 ID:MZ7.K9Eo
>>449

合わない……ですか。んー……

【確かにそうだとは思う、言ってしまえば自分は折れてしまいそうな細さの小さな子供】
【もう少し、食べる量を増やそうかな、と考えかけて。「家」という単語に、ぴくりと反応】

……家、に、誰も居ないんです。
居候させて頂いているんですけど、その……家主さんの行方が、解らなくて。
だから今、自分で探すのと同時に、その人のお知り合いにも訊ねてみようと……思ってるのです。

【半分本当、半分嘘。視線をちらと逸らす】
【「家主」である恩人の青年、行方が解らないのは本当――しかし少女は、「彼が危険な状況にある」とは言いださなかった】
452 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:52:21.10 ID:z6w3Pv.o
>>447

……はい?

【抑揚の無い声に、何気なく、自然な動作で振り向いて――】

っうわっ!

【あまりにも接近した位置に立っている少女に、驚きの声を上げて飛び上がった】
【ついさっきまで覗いていたショーウィンドウに背中を貼り付けた格好で、相手の姿を確認する】

……。
こ、こんばんは。

【垢抜けた少女ではあるが、不審者と言う風ではない、と判断】
【跳ね上がった鼓動を押さえつけるように、右手を胸に当てて、挨拶する】

ええっと、服を探してるんです、けど。

【声をかけられた理由が分からず、簡潔に、しっかりと聞き取っていた質問に対する答えを返す】

/まだ居ましたー
453 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:54:38.26 ID:LhgSkZso
>>446
記憶喪失…成る程。
僕と一緒だね。尤も、僕の場合はまだ運が良かっ…いや、悪かったのか?

【しばしの間、頭を押さえてうむむと唸っていたが、まあいいやと少女に向き直る】

しかしまあ、これも縁だ。
君は自分の記憶を取り戻したいと思うかい?
君さえ良ければ、僕に手伝わせてはくれないだろうか?

【微笑みながら少女の顔を見て、一つ問うた】
454 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/14(火) 21:55:08.62 ID:NrnMoMSO
>>432

(―――カウンターだった筈、なんだがな。流石と言うべきか)

【取っておき=\―易々と鬼札を切らせる程の油断は、無い。鯉口の鳴る音に、即応し】
【回転から放つ鉄槌の一撃。その狙いを僅かに下方へと移して、太刀を抜き放つ中途の左手首に叩き付け、辛うじて挙を潰した】
【じり――――未遂に終わった一太刀が帯びる熱が、空気を通して伝わって来る。これもまた、際どい】

【抑えたまま態勢を変え、再び正対する形に。バックステップを踏んで間合いの外に逃れながら】
【人影は、左手に握った短刀を振るう。と―――纏った白光が更なる刀身を形作り、剣閃の間合いを伸ばした】

【祓魔の特性に加えて、単純な刀≠ニしての性能も有する光の刃】
【狙いは額。回避しつつの攻撃の為、ほんの僅かに掠めて薄皮を切る程度に留められる】


――――果て、然て。こいつまで遣わされるコトに成るなんて、な……楽しかったよ、有り難う=B


【結果はどうあれ、またも仕切り直し。次の交錯にて、切り上げると決めたのだろう】
【人影も、取っておき≠遣う覚悟を決めたらしい。左手で腰の太刀の鯉口を切ると、右手に柄を握り】
【瞬間、周囲の明度が目に見えて下がる―――封を解かれた鬼札≠ェ纏う、鋭い妖気の所為であった】
455 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 21:56:27.33 ID:TsuKvnMo
>>443
/まだいらっしゃる?
456 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 21:59:00.96 ID:tkI3RUgo
>>451

……………ふーむ

何ともまあ、只の通りすがりには何ともし難い話だな
家主が誰なのかも知らんのだから仕方が無い、とは言うものの
……いやまあ、聞けば良いだけの話だがそれはさておいて

……お前、もう少ししゃきしゃきと口を利けんのか?
黙り込んでばかりでは何も進まんぞ?

【話を進めたいものの、この調子では何時までも進みそうに無い】
【一応釘を刺して、沈黙の支配する時間をあらかじめ削った上で】

………で、だ。遠まわしな話はやはり苦手だ。単刀直入に行く

独り言が聞こえていたが、どうかしたか?

【前提条件を示せば、この訊ね方でも意味は伝わるだろうと、少々大雑把に】
457 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 21:59:11.31 ID:lzoeVMso
>>452

……服。

【全くの『無表情』――そのまま、僅かにイントネーションの上昇した一言】
【其処で初めて、相手の服装≠ノ気付いたのだろうか……少しだけ、目を開いて】


――……なら、買えばいい。
こんな所に、そのまま居ると。 変な奴が、来る。


【要約すれば、「さっさと買わないと変態に襲われるよ」って所であろうか】
【『早く買ったほうが良い』――と、そう主張したい様である】

【無言で彼女が指差したのは――相手の見詰めていた、衣料品店だ】

/わーい、宜しくお願いしますー
458 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/14(火) 22:00:17.59 ID:YqPx63Io
>>450

 【投擲物──石? 確実なのは攻撃の気配】

【投擲されたものが何であるのかは知能の低いこの亜竜種に分かろうはずもないが、】
【しかし、野生の勘とも言うべき研ぎ澄まされた本能が、それは危険だと警鐘を鳴らす】

【ざンッ──四足歩行の体制から、一度身を低く沈め、ほぼ右横に跳躍】
【投擲の軌道上からは身をそらしたものの──それは爆弾、再び爆ぜて左肩部を金属片の群れが襲う】

 ゴアアアアアアー──────ッッ!

【噴出す真紅の血、二度までも同じ攻撃を受けた事に竜種は激昂】

【そのために、竜種の意識は完全に少年一人に集中した】
【明確な敵を前にして、安全に捕食に勤しむことは出来ないからだ】
【まずは少年を仕留める事が先決。捕食はその後、二人まとめて──】


 號ォオオオオオアアアアアアアアアアー────ッッ!


【竜種は、ざん、と足の爪を地面に付きたてると、上体は起こして嚇怒の咆哮】
【びりびりと大気が打ち震え、葉に小さな焔を纏った辺りの樹木たちも、ざわつき始めた】

【しかし、そうしている間に、青年を何処かの茂みの中にでもほっぽる位は出来るだろう】
【竜種が本格的に戦闘行動を取るのは、そこからだ】
459 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:04:46.94 ID:2T1yskSO
>>453
私は何も覚えていない。自分の名前も、中身も
でもただ一つだけ『覚えている』―――いやそんな次元の話でなく『解る』、本能が私に教えている。どうやら私は探究心は旺盛だったらしいわ――――


―――証拠に今も、自分が何者か知りたくて知りたくて仕方ないのだもの、
だから手伝って貰おうかしら?
【そう青年に答え返す】
460 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:05:34.23 ID:mTdaQ5go
>>455
/いるぜー
461 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:07:16.67 ID:TsuKvnMo
>>460
/おいっす

>>443
【平和で柔らかな空気を―――カツン、と高い足音が割りこんでくる】

季節はすっかり冬、流石のオレも寒空の中震え続けるのも苦しかった所だ
クリスマスを有意義に楽しめる奴はうらやましいな、その代りオレは特になんでもない日に不定期で楽しめるが

【今は失われた左目の眼帯を左の人差指でなぞりながら茶髪に黒のフェルトハットに、首周りにふさふさした毛の帯がついた黒の革製コートに黒いシャツ
青の膝が破けたジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトにウエスタンブーツの青年がゆっくりと無表情のまま歩み寄って来るのが見えるだろうか】
【右手で銃をホルスターから抜いてクルクルクル、と人差し指で回すと再び戻すという行動を何度もやりながら彼は近づく】

夕食を食べてないのか、おやおやそいつはいけねえな…オレから振舞えるのはスイーツ程度か?
だが調子よさそうだな、お元気で…ただ、最近に魔術協会で事件が起きたようだが

【一歩、また一歩…今の距離感は8m程度だろうか?少しづつ歩み寄って来る】
462 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:07:21.29 ID:I/l7lcgo
>>458
【暫く走り、深い茂みを見つける】
【どうやら匂いの強い草が集まるようで、臭いも分かりづらいだろう】
【さて――ここからが問題】
【先ず、武器。拳銃は大口径では無いため、鱗を抜けるか分からない】
【仕込杖はよく切れるが扱いが苦手で主戦力には心もとない】
【使えるのは、特殊金属を中に仕込んだ革靴だろう】
【コンクリート程度なら容易に砕け、足技はある程度鍛えているのだから】

……うし。

【施工終了】
【爆弾と、閃光弾をうまく使い立ち回り、“負けてもいいから死なないように”戦う戦略だ】
【右手で爆弾を掴み、よく見えるように掲げる】
【二度、同じ物を食らっている竜の警戒を誘っているのだ】
【左手には拳銃】
【気をそらすつもりだ】
463 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:07:42.94 ID:MZ7.K9Eo
>>456

あうっ……

【一応気にはしていたらしい、喋り方の癖】
【すみません、と小さい声で謝って。女の問いを受けて――数秒だけ、視線を地面に這わせる】

その家主さんが、対機関連合に所属していた、みたいでして。
それで、特に仲の良い方が、……ええと、「るしあ」さんと。仰るそうなんです。

一回だけ、数週間前くらいに。その家主さんと逢ったのですが――様子がおかしくて。
私に攻撃して来られて……応戦したのですが、止められなかった。だから、お知り合いの方々に力を貸してほしくて――

【特に当てもないのに歩き回っていた、と】
【そう言う少女は、悔しいのか悲しいのか。少しだけ俯いた】
464 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:07:50.35 ID:z6w3Pv.o
>>457

【ようやく落ち着いてきたのか、ウィンドウから背を引き剥がして、居住まいを正して】
【少女の抑揚の無い声に、その意図を図りかねていた】

(……心配してくださってる……のかな?)

……お気遣い、ありがとうございます。
その、お恥ずかしながら、どんな服を着たものか、迷っていまして……。

【今度は羞恥に僅かに頬を染めて、そう答える】
【次に、丸く、つるりとした皮が張った左腕の断面を示しながら】

左腕も、こんなですし……普通の服でも、良いのかとか。
その、『イロイロ』と、悩みがありまして……。

【そんな物は、さっさと店に入って店員にでも相談すれば良いだけの話だが】
【そうしないのは、そうしないなりの理由があるのだろう――店員に話しかけたくない、という単純な理由かもしれないが】

/よろしくお願いします!
465 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 22:14:02.41 ID:tkI3RUgo
>>463

…………ん?

ちょっと待て。そうなると………対機関連合の者が、行方不明と
端的に言えば、そういう事にならんか?
………それも、数週間も前から?

(……ふむ、この間会合が有ったらしいが………その様な話は聞かなかった)
(いや、私が聞いていないだけで話はしたのか?)

【行方不明者が出たというだけならよく聞く話だが、それが対機関連合の一人だというなら話は別】
【正義組織の構成員、能力者かそれに準ずる者である事が多い。それが行方不明?】
【あまり変わらぬ表情の中、右の眉だけがやや持ちあがり】

……その上に、襲ってきた、と。ふーむ………

……直接の知り合いでは無いが、話を回せそうなのは居るな
今から、私が行こうと思っていた場所に、丁度一頭

【記憶の中の人脈を辿って、この場合の最適解を求めて】
【丁度それは、自分の行き先に居るという結論を出した】
466 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:16:20.20 ID:mTdaQ5go
>>461

【ふと視界の端に止まった貴方に、後ろ髪を引かれるが如く――――……そこに打ち付けられたように、視線を注いだ】

【紫苑色の瞳が、貴方を撫でる、彼が行う行為を――――静かに観察しながら
やがて、ふわり、と表情を崩し、彼女へと向けられた言葉を飲み込んだ】


……ええ、いつまでも――――いつでも夕食が食べれる、といった平和が続くとは限りません
もしも≠考えて行動していかないといけないんですが……


【向けられる微笑は、恐らくは彼女の素の表情であろうか
意識せずとも向けられたそれには敵意はなく、ただ純粋な硝子細工の微笑みのように思えるかもしれない】
467 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 22:16:35.09 ID:lzoeVMso
>>464

【「こんな」、と迄に言葉が及んだ時点で、次は目線が左腕へ】
【『無感情』なのか、『抜けている』のか定かではないが――一瞥を送る】


……貴女は、綺麗だから。 気にする必要は、無い。
――……迷ってるなら、一番安いのでも、買えば良い。


【言葉こそは簡潔に過ぎる物だが、回答としては成り立っている】
【「テンションが低い」とかではなく、地≠ェこの様な話し方なのだろう】

【それから、少し目を細めて――首を、右にちょこんと傾げて】


――……まだ、不都合が有る?


【不思議そう=\―と、そう形容される表情から感情を三割引したような物を浮かべた】
468 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 22:16:50.96 ID:I1Sj/SMo
>>454

いっつ――――ッッ

【抜ききる前の太刀は、鞘の中へと戻っていき】
【叩かれた左手に鈍い痺れが奔る】

【右の大太刀を振り切った儘、前傾姿勢だった体勢を立て直して彼の剣閃を完全に避けると】

【ぐっぱと、右手の痺れの解れ方を確認―――大丈夫だ】

…………なれば、拙者とて最高の一撃を以て応えよう

【奇策等を用いるのは、1つの手段である】
【彼の真骨頂は、最初に見せた投擲等の太刀…人斬り包丁の“扱い”に在り】

【ヒュッと、風を切る音を立てて右手で上段…切っ先がほぼ真後ろへ向く位掲げて右半身を前に、半身に構えると】
【ギシリ――――左手の親指と人差し指で、太刀の刀身を“掴んだ”】

―――――――死ぬでないぞ

【普通のモノより長大な太刀は、彼のそれより長いだろうか】
【そんなものを片手で扱う化物染みた身体能力と合わさって、かなりの威圧感がある】

【否―――この威圧感の正体は“それ”だけでは、無いのかも知れない】

参れ……拙者もそろそろ腹が減った

【等と、最初のとは比べ物にならないほど情けない、“挑発”をしてやって】
469 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/14(火) 22:22:11.88 ID:YqPx63Io
>>462

【茂みの中へ放られた青年は、竜種の意識から完全に外れた】
【少年を追うように四足歩行で追従していき、】
【一度低空跳躍、凡そ10m強、中距離以遠の間合いに着地】

 【また何かを取り出した。危険物──】

【紅蓮色の双眸が彼を捕捉。そうそう何度も後手に回る凶獣ではなかった】
【爆弾が取り出されてから瞬時の警戒──背を丸めた二足歩行の体制。そして】

【ひぃん──】
【炎属性である事を示す真紅色の魔力粒子が、】
【空気と共に鼻孔へ大きく吸い込まれ──】

 ────號ォッ!

【ぼふう、と竜種の口腔から小さく火炎が漏れ出したかと思えば】
【次の刹那、竜種は口を開き、中から直径1m程の火炎球を吐き出した】

【軌道は一直線、速度も目で終えぬほどではないが、】
【それは凡そ彼の中心──腹部辺りを目掛けて、飛翔していく】
470 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:22:45.39 ID:LhgSkZso
>>459
よし来た。
生憎と身体以外に取り得も無いが、僕に出来ることなら遠慮なく言ってくれ。

ああそうだ、名乗ってなかったね。
僕はウシロマトイ。妖怪ウシロマトイだ。よろしく。

【笑いながら、しかし男は密かに少女を観察する。まず視線が止まったのは「角」】
【図書館で少し調べてみるか───用事もあったし、と笑顔の裏でそう決めた】

さて、とりあえずコレを渡しておく。

【懐から取り出したのは、いくらかの金。それを少女に押し付ける】

まずはそれで宿を取るといい。
僕の相部屋なら金は浮くけど、流石に嫌だろう?


/遅れました申し訳ないあばばばば
471 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:24:00.16 ID:MZ7.K9Eo
>>465

はい……そうなると思います。
家主さんの彼、……きっと、「乗っ取られて」いた。乗っ取った奴は、「もうあいつは戻らない」とも言っていた、んです。

【きゅっと唇を噛んで、思い出すその言葉】
【ふるふると首を振って思考を立て直す。そして、女の話を聞いて】

ほ、んとうですか……!?

【単位が少しおかしいのではないか、と言うことはとりあえず置いておくことにして】
【縋れる者がいることに、大きく反応を示した】
472 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:26:56.78 ID:z6w3Pv.o
>>467

【訥々とした口調で、しかしはっきりと賛辞と分別されるべき言葉をぶつけられて――】
【ボッ、と音が出るような勢いでその白皙を真っ赤にした】

え、ええっと、ありがとうございます。
お世辞でも、そう言ってくださるのは、その、喜ばしい、です。
あなたも、すごく、綺麗です、よ。

【動転しているのか、言葉遣いすらどこか変調をきたしていたり、無意味に褒め言葉を返したり】
【そして、あのその、などと継ぎ句を口の端に上らせてから】

えっと、その、この格好だと、やっぱり人目を引くみたいで、その、普通の格好がしたいなーとか。
あの、普通の格好って、その、どんなのだろうなー、とか。
たたかう……じゃない、運動する時、不便な格好だと、やだなーとか……。
その、慣れない事をするのって、大変、じゃ、ありませんっ?

【ところどころ声が裏返ってすらいる――】
【目の前の無感情な少女の褒め言葉が、そんなに恥ずかしかったのだろうか】
【わたわたと、身振り手振りを交えながら、矢継ぎ早に、そう話す】
473 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:29:10.50 ID:TsuKvnMo
>>466

そいつは結構、今すぐに平和が崩れるくらいの覚悟くらいは出来ているか
オレらその平和を守るために戦う側はさらなる戦闘力の向上に努めなくてはいけないわけだが

【かつり、かつり、と彼は淡々とセリフを吐きながら少しずつ表情を表に出さないまま近づいてくる】
【片目の青年…名前は確か野比信太、ドラといつもコンビを組んでいた10年来の親友だったと言う話のはずだ】
【そのノビタが…ふう、とため息を吐きながら近づいてくる…この気温となると流石にため息も白くなるようで彼もわずかに反応した】

吟雪の奴は元気か?ヴェルチェリのあんちくしょうとアイツがジンジャー博士経由で『拳銃以外の武装を預かる』っつって来たんで
その答えを伝えてやろうとする前に…やっこさん後ろから貫かれて深手を負っちまったようだ
理由はなんだったかな?そう確か…『仲間にすら劣等感を抱き、その為本当の意味で信用をしていない様に感じる』だったか?

【うーん?となんだかわざとらしいしぐさで人差し指を額に突くように置きながら少し間を置きその時の理由を告げる】
【そしてまた間を置いて次にそのセリフの答えを返そうとした】

オッケーいいだろうただしこちらからも要求をさせてもらうって言おうとしたら面会謝絶されたが…まあ伝えておいてくれ
親しいんだろ?君たちはよ

【そのセリフの意味は…『知っている』と言う事なのだろう、表情を全く変えずそう告げて来た】

【…違う、『表情を押し殺している』のが分かるだろうか、まるで…このシオンという少女と話をしに来た事すら嫌々だとでも言いたげに】
474 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:29:33.76 ID:I/l7lcgo
>>469
【少年は爆弾を投擲せず、足元に置き右横に飛ぶ】
【五感の全てが最高に強化されているため、打ち出されたその瞬間に動き始めることが出来る】
【だが、身体能力自体は一般のアスリートと大差ない程度ゆえ、完全に回避することは叶わず左袖に延焼】
【腕の一部に火傷を負う】

流石、竜って所か。

【真っ向から挑むはバカの遣ること】
【少年の持つ爆弾は、指向性爆薬で構成されており、ある程度爆発の被害や範囲を制御出来るようになっている】
【少年は、竜に背を向け走りだした】
【置き土産は爆薬】
【爆発の条件は爆弾の付近1メートルを竜が通る事】
【竜のいる方向に向けて爆風が伸びる様になっている】
【そして、走る少年の右手には二つ目の閃光手榴弾が握られている】
475 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 22:30:07.56 ID:tkI3RUgo
>>471

なんとまあ………一時期流行った様な出来事だな
あの時は、外的要因が有ったが………
まあ、良い。此処で考察していてもどうにもなるまい

……良し。時間は友好的に使うべきだ
説明すべき事が有れば説明しろ、移動の間にな
向こうに到着してからでも、悪くは無いが………

【其処まで言うと、自分の進行方向へと】
【やや急ぎ足で、靴をかつかつ鳴らして歩きだす】

【目的地は魔術協会の医務室】
【特に何事もなければ、この過程はキングクリムゾンによって消し飛ばされて】
【清潔に保たれた一室に、到着する事になる】
476 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:33:05.71 ID:kRTqKdAo
【路地裏】

【霜の降りるような冷たさの中、月影が照らすのみの薄暗い通り】
【その行き止まり。喧騒からはおおよそ縁のない区画】
【そこに、常にはない騒がしさ】

「てめッ……がッ!?わかった、やめ、もうb」
    「ひぃッ…!?なんだよこいつ、くたb…あg」
 「聞いてn……ごhy」
                  「も、もう勘弁st…べr」

【うっすらと白い地面に転がっているのは】
【曲がった鉄の棒、折れたナイフ、砕けた拳銃】
【とても大きい布袋……の、残骸】
【それと、7〜8人ほどの男たち】
【そして】

あぁもう…何だったんでしょう。突然こんなことをされるような身分ではないと思うのですが

【ぱんぱん、と手を払う動作をしながら】
【唯一立っているのは】
【身長は175cm程度、ブーツにジーンズ、青いニットのトップスに黒い袖なしハイネックベスト】
【白い肌、短めの黒髪をツンツンと立たせた、それなりにがっしりとした体格の青年】
【灰と黒、色の違う両の目を、溜息と共に頭上の月へと向ける】
477 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:36:14.80 ID:2T1yskSO
>>470
うん、有り難うね、ウシロマトイ君、
【そう言い押し付けられた金を受ける】

私は――――・・・って記憶ないから名乗る名前もないわ、うん、まぁ、次までには名前考えておくよ
478 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:36:45.44 ID:MZ7.K9Eo
>>475

はい……私が傷を受けて、隙が出来た瞬間があったのですが。
彼はその隙に攻撃をせずに――いや、多分「出来なかった」。何かに苦しんでいて。
もしかしたら、まだ元の人格は消滅しきっていないのかもしれないです――!

【早口で説明しながら、小走りで女の後をついて行く】
【キンクリにて、病室に到着。一礼してその部屋に足を踏み入れた】
479 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:36:51.24 ID:mTdaQ5go
>>473

【――――……胸の辺りがきゅぅと締め付けられる、その感覚は、彼から零れ出る彼女への敵意から、か
言葉を両手で掬ってみても、指の間から零れ落ちる中に、その感覚の理由は見つからない
故に、彼女も――――その正体をつかめぬまま、彼の言葉を受け入れる】


……分かりました、それでも、その情報は初耳ですね――――……できれば、その、もう少し詳しくお聞きしたいものです
ご存知の通り、私と彼女≠ヘ親しい関係にあります、興味こそあれ、聞き流すには少々――――……


【言葉はまるで、つかみ所の無い雲のように、精一杯心を隠す曇天のように、不定にして、不形、冷たい響きを持っていた
――――しかしながら、真剣な表情が緩み、新たな言葉を紡ぐ】


そして、同じ組織に属するのに立ち話もいかがなものかと
良ければ一息つきながら……という提案はどうでしょうか?


【恐らくは、160cmの彼女は貴方を見上げる形で――――……そう提案するだろう
言葉はまるで、手を差し伸べるが如く、柔らかく暖かい響きを持っている】
480 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 22:38:45.13 ID:lzoeVMso
>>472

【此方は対照的に、賛辞≠ヨと反応する事は無い】
【只、彼女の返答と共に緩慢な動作で首の角度を戻し――正位置】


……でも。 『挑戦の無い人生は塵』――って、ロロケルム≠ェよく言ってる。


【ロロケルム=c…人名であろう事は推測出来るが、誰なのかは定かで無い】
【何処かの政治家なのかも知れないし、はたまた彼女の知り合いなのかも知れないが】
【其れよりも彼女が伝えたいのは、「何事も挑戦」と云う事なのだろう】


……運動、するのなら。 パンツ≠フ方が、良い。
冬だけど、『ストール』は動くのに向いて無い。 から、コート≠フ方が、マシ。

……兎に角。 中に、入る。


【――あらやだ、この子勝手に服買う方向に行ってます】

【言葉を吐き切った彼女は、少女の右腕を取ろうとし――店内へ、入ろうとするだろう】
481 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 22:40:32.96 ID:7cxF9cSO
>>476
多分それはカオスの前触れにゃー
【身長30cmで、黄金に輝くネコメで、闇のような漆黒の長髪に、ネコミミが生えた少女みたいな謎の生物が歩いてくる】


んにゃ?先に言うが私は何処にでもいる普通のネコだにゃー
【何故かビシッと指を指しながら】
482 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 22:43:49.44 ID:tkI3RUgo
>>478
【其処は、学校の保健室などと比べれば随分と設備が整っている】
【実験などの失敗を考慮してか、薬品やベッドの数はそこそこに有り】
【それでも普通に考えれば、こういう場所に日をまたいで人間は置かない】
【病院に移すなり、動けるようになっていれば部屋に返すなり、方法は有るだろうに】

「あ、やっと帰って来た?遅いー………って何かおまけついてるけど何?食玩?」

箱に入らんのと大量生産出来んのでおそらく採用はされんな……ほれ、適当に買ってきたぞ
それと、これは一応お前への客、という事になる。名前は……知らん、聞くのを忘れた

【ベッドの一つ、日曜から占領しているものが居た】
【上半身は包帯ぐるぐる巻き、下半身は布団の中。長い灰色の髪の少女】
【枕元の雑誌を適当に眺めていたが、入室者二名に気付いて目を向ける】
483 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/14(火) 22:46:36.22 ID:YqPx63Io
>>474

【火炎球で大したダメージは与えられていないと見た竜種は、】
【背を向け逃げ出していく少年へ更なる追撃を与えんとして、四足で地を蹴り追跡を開始】

【──が、爆薬の置かれたそこを通過した瞬間】
【爆轟と共に、刹那の灼熱が地面から拭き上がり竜種の腹部を下から強襲した】

 ──────ッ!?

【──竜種とは言え低級のもの、剣戟や銃弾を弾ききる事など到底出来はしない】
【先の爆弾による金属片が背や左肩に突き刺さっているのがその何よりの証拠】

【致命傷か──? 答えは否だった】

……──グウウウ……

【しかし──この竜種は、たった今明らかになった通り、炎を扱う種だ】
【この火炎樹の森の何処か奥深くで生息していた結果、炎や熱へ適応したのだろう】
【よって、爆風による『炎・熱』に対してはそれなりの耐性を備えており──衝撃は受けたものの、大したダメージは通らなかったようだ】

【だが、背や肩から滲み出す真紅の血液は、確かにその濡れ黒の鱗を伝い、地面に滴っていく】
【逃げる者を追うのは、思いのほか消耗する。ならば──と、追う足を止めて、竜種は少年の背を見据え】

 ゴオオォオオ──……

【ひいぃん──】
【大口径のマグナムが如きその鼻孔で、大きく空気を吸引】
【口腔付近には再び真紅の粒子が火の粉のように舞い踊り──大きな攻撃の予兆】
484 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:48:40.53 ID:z6w3Pv.o
>>480

ち、塵ですか……。
いえ、仰ることは、よくわかります、けど……。

【その言葉に戸惑うように、論駁を行おうとしたのか、それとも反射的に反発したのか】
【ごにょごにょと消えていく語尾からは、たいした言葉は出てこない】
【――そんなに大袈裟な話でもないのだし、とでも言ったところだろうか】

へ、あ……う……。
……はい……。

【右手を取られて、しかしコレと言って顕著な抵抗の言葉も動作も無い】
【いざこうなると、尻込みしてしまっているが――そもそも、服を買いたいと言っていたのは自分だったわけで】
【同じような背丈の少女に腕を引かれ、羞恥に紅潮した頬のまま、店内へと入っていく――】
485 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:48:42.75 ID:LhgSkZso
>>477
ウシロマトイ君。君付けされるような年でも無いと思うけどね。
宿を取った金が余ったなら、服でも買うといいさ。

さて、僕はそろそろ行こうと思うけど…ふむ。流石にそれだけでは寒いだろう?

【そう言って、羽織っていたコートを脱ぎ、差し出す】
【コートに隠れていた両肩のホルスターと、それに収まって鈍く光る2丁の拳銃が露になった】

これ、着るといい。
穴も空いているし、少々匂うかもしれないけど…ま、無いよりマシだ。
それじゃ。

【そう言ってくるりと踵を返し、フラフラと何処かへ行こうとする。一声かければ引き止めることもできる】
【差し出されたコートを言われるがまま着たなら、裾が長すぎて地面を擦ってしまうだろう】
486 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:49:57.32 ID:MZ7.K9Eo
>>482

しょくが……ではなくて、白坂カゲツと申します!

【(少女にしては)勢いよく頭を下げて、何から話そうか、と】
【一瞬だけ考えて、口を開く】

えと……貴女様は対機関連合の皆さまへ情報を回せる、と、其方の御方から教えて頂きました。
早速ですが、拡散して頂きたい情報があるのですが――

【宜しいでしょうか、と訊ねる瞳は、殆ど縋るようなそれだった】
487 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:53:01.76 ID:kRTqKdAo
>>481
なるほど普通のネコですかそれなら仕方ない目覚めて以降常識というものとはとんと離れてしまったと思っていましたがそれでだいたいあってたと成程そういうわけですねならばまず俺が最初にすることといえば

【ここまで一息。言い切った後でくるりと謎生物に向き直り】

まぁ、挨拶ですね。
お噂はかねがね。はじめまして、ネコ・カオス嬢

【よっ、と声を出しながら足元の袋の残骸を拾いつつ。背景に似合わない笑顔を見せる】
488 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:54:23.29 ID:I/l7lcgo
>>483
おいおいおいおい!

【誘導で爆風を食らわせたものの、予想外のダメージの小ささに絶望の表情を浮かべる】
【それでも、駆けるのをやめるわけには行かず、しかし、相手は恐らく強い攻撃を放ってくるのだと予想】
【所持爆弾は残り6つ】
【攻撃に使えないのなら、その他の使用法を考える】
【一瞬の長考の後、結論】
【一つを左手に持ち、竜に向けてかざす】
【そして、残りの5つを全て足元に置く】
【爆発反応装甲と言う物を知っているだろうか?】
【分かりやすく言うと、攻撃に対し、其の攻撃と同じ衝撃を返すことにより攻撃を中和すると言うものだ】
【要するに少年は指向性爆薬の爆風を相手の攻撃に合わせることにより防御】
【その際に、足元の爆弾の爆風を、龍方向に斜め下に放つ事により、地面の土砂を巻き上げ、目眩ましをするつもりだ】
【右手には閃光手榴弾が1つ】
【他の3つと比べて、長い間強い閃光を放つ。大体30秒程である】
【少年は目元にコンタクトレンズがたの特殊な機械を装備しており、そのなかでも少年は活動できる】
【にやり、と笑い。挑むように龍を待ち構えた】
489 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 22:56:06.44 ID:tkI3RUgo
>>486
「……今、食玩だって認めようとしなかった?まあ、良いけど
白坂カゲツ………ん、多分覚えた」

「……で、ちょっと待った。話の展開が早いのは良い。けど、私が理解追いつかないから
そうだねー……うん、情報を回すのは確かに出来るよ。でも、別に私だけじゃない
そっちの顔に傷のも、一応出来る事は出来るからさ
何で私の所まではるばるやってきたのか、其処を理解しないと」

【灰色の髪の少女は、女が持ってきた買い物袋を受け取る】
【ガサガサと中を漁って、取り出したのはミカンが一つ】
【普通に指を使って向くのでは無く、爪で皮を切断しながら】

「えーと、どういう状況?」

対機関連合に行方不明が一人。割と前かららしい
何やら様子がおかしい、それで知りあいを探していると言うが……
この前、会合に出たのだろう?そんな話を聞いたか?

「いや、記憶にないね………聞けば思い出すかも知れないけど
カゲツ、だよね。『誰が』?分かるなら、『どうして』?」

【向いたミカンを口に放り込んで、ややもごもごさせながら】
【それでも、思考は正常に回転させて、聞く用意を整える】
490 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:56:25.94 ID:2T1yskSO
>>485
あ、有り難う・・・――――・・・暖かい・・
【とコートを受け取り着る】

うんじゃあ、色々と有り難うね、ウシロマトイ君。
【そう言い、去っていこうとする彼を見送るのだった】

/乙でした!楽しかったぜ!!
/にしてもこの娘、どんどん他人から服を貰っていくな・・
491 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:56:51.40 ID:I/l7lcgo
>>483
//シャワー浴びてきます!
492 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 22:58:52.26 ID:lzoeVMso
>>484

「いらっしゃいま――――……ぇ?」

【出迎えた店員は、『布一枚』という服装に言葉を詰まらせ――二人は脇を通り抜ける】
【接客も忘れ、訝しげな目線を送る他の店員達……どうやら、他に客は居ないらしい】

【有る程度入り口から離れた場所――フィッティングルーム≠フ近くで彼女は手を離し】


……質問。

『機能性』、か、『見た目』。
もっと言えば。 「動きやすい」、か、「可愛い」か。


――――貴女は、どっちが良い。


【最終確認≠ニでも、言った所だろうか……こくり、首を傾ける】
【無論、彼女が「自分で選ぶ」と主張すれば、其れは通るであろう】
493 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 22:58:53.79 ID:LhgSkZso
>>490
/乙っした!
/服を貰う…つまり妖怪着膨rうわなんだ貴様やmくぁwwsでrftgyふじこlp;@
494 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:00:23.41 ID:TsuKvnMo
>>479
【す、とメモ帳を取り出しながら彼は言葉を続ける】

おうおうオレもこの一連の事件にある『かなり気になる情報』が入っている事に気がついてなあ…自分なりに調べて来た訳だが
…吟雪は一昨日アルマゲストの主犯格『ライブラ・ユースティティア』という奴に胸を後ろから貫かれて重体だそうだ

【そして次の言葉で見上げてくる身長15p下の少女を見下ろしながら左手で首の後ろを掴みながらコキリと首を鳴らしながら】

オレは拒否したいね、なぜならオレはアンタの事が嫌いだからだ、なんだかイライラする
そしてヴェルチェリがオレには協調性がない、そんな態度がオレにある原因はぶっちゃけ思い当たるのは
あんた絡みしかないな、シオン・エルミオール・オルテンシア…なんで嫌いだと思う?理由が聞きたいか?

アールグレイ入りの魔法瓶とティーカップをくれてはやるがオレはあんたと一緒では一息つける気がしない

【チッ、と苛立ちを隠さないように舌打ちをするとしかし彼女の言葉にそう答える】
【くつろぐための茶は用意できている…彼が淹れたのか?ともあれ用意はしてくれた】

もっと大切な用件は他にあるが、だがアンタに教えておいて吟雪に知れ渡るなら非常に助かる、吟雪を見舞いに行くなら
言っておいてくれ、『しばらく銃で戦う』と…オレもこのままではいけないってのは思っているんだ
【しかし彼はまいったとでも言いたげにフェルトハットの頭をかきながらそう伝えてはおく】
495 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:01:14.36 ID:2T1yskSO
>>493
/あ、また聞くの忘れてました
/貰ったコートの色とかの描写を教えて貰えたらありがたい
496 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 23:02:12.71 ID:7cxF9cSO
>>487
うにゃ?何処から噂が流れたのかにゃ?
まあ、私みたいなスーパープリティーキャットは有名になるから仕方ないにゃ
【クネクネ動きながら】

けど私の名前はネコサバトにゃ!!確かにカオスだけどにゃ!
つうか私を都市伝説や怪奇現象みたいな存在だと思ったかにゃ!?
【ぐにゃぐにゃと動きながら】

まあ、はじめましてだにゃ!!
497 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:04:44.54 ID:MZ7.K9Eo
>>489

あ、失礼しました……

【焦る唇を押さえて、深呼吸を二つ。ややあって、話し出す】

――「毒牙巳異」さん、私は「彼に襲われて、その様子がおかしいのを確認しました」。
恐らく、「他の人格に乗っ取られた」のだと、思います。しかし私が呼び掛けると、彼は一瞬だけ自我を取り戻しました。
だから、私よりももっと親しい方に呼び掛けてもらえば、彼は帰ってくると思うんです――だから。

対機関連合の皆さま――その中でも、特に「るしあ」さんという御方が、彼と親しいと聞きました。
その方々に、彼――毒牙さんを引き戻すことを、協力してほしいのです。

【そこまで言って、喋るのを一旦止めた】
498 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/14(火) 23:09:02.51 ID:YqPx63Io
>>488

【魔力の充填を完了した竜種は、双眸でじっと彼を捕捉したまま】
【ぐぐ……と、全ての肢を地につけて、体勢を極限まで沈めると──】

【──だンッ】
【竜種はその強靭な四本の肢で地を蹴って、やや斜め前方へと大きく跳躍】
【翼により空を飛べないこの竜種は、こうして跳び上がることにより、上空から少年の姿を捕捉する】

【目標確認──そして、その上下顎が大きく開かれて】

 【──號っ!】

【1m強の直径を持つビーム砲ならぬ火炎砲が、勢い良く吐き出される】
【真紅、橙、山吹等の火炎色が渦を巻きながら、指向性を持って一直線】
【上空4mほどの高度から、少年のいる地点目掛け、斜め下に撃つ形だ】

【互いの距離は10m超、遠距離の間合いだ】
【そこから飛び上がって放たれた業火の砲撃──確実に仕留めんとする攻撃だが、】
【前述の通り、この竜種は翼で空を飛ぶ事が出来ない──よって、この後にはただ地面に落下するのみ】

【もし、その目論見通り攻撃を防いだのならば、】
【竜種が炎砲を放ち終え、地面に落ちるまでの間──そこには、確実な隙が存在する】
499 :498 [saga]:2010/12/14(火) 23:09:44.63 ID:YqPx63Io
>>491
//おっと追記。把握しました、ごゆっくりどうぞー!
500 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:10:10.96 ID:kRTqKdAo
>>496
む、どうしたことか。最近よく名前を間違ってしまうようだ…申し訳ないネコサバト嬢。
ええ、カオスの権化そのものと聞いていましたし実際に見た感想も等号ですね

【はっはっは、とぐねぐね動く謎猫を観察しつつ】

あぁ、話の出所ですか…姉ですよ。
黒曜・F・緒伏(コクヨウ・フレンドリ・オブシ)と申します。どうぞお見知りおきを

【スーパープリティーの部分は華麗にスルー】
501 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:10:46.15 ID:LhgSkZso
>>495
/【鳩羽色の長いコート。全体的にくたびれており、所々に焦げ跡や小さな穴が空いている】
/【鼻の良い者なら、硝煙の匂いを嗅ぎ付けるかもしれない】
/って感じでどうでしょう?
502 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:11:16.39 ID:AvtbohAo
>>448

おう! 食べらんなくてもいいさ、凄ぇもんは凄え!
アタシでもんなこたァできねえしさ、ヒヒッ!

【青年に釣られたのか俄然ハイテンション】
【それにしても無駄な自己評価の高さ】


ふぅん……い、いんすとーる?
まぁ、あれだな! そんな感じで相棒を作っちまおうってことだな!

【さっぱり分かっていません】

【そう騒ぐと、PC画面を覗き込んでみようとする】


/こちらこそ何日も空けてしまい申し訳ございません…
503 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:11:48.62 ID:z6w3Pv.o
>>492

【店員の奇異の視線よりも、己の腕を引く、少女の強引さの方が、今は羞恥を感じる対象だった】
【客の少ない店内で、そわそわと落ちつかなさげに、視線を彷徨わせている】

……え?

【そこへ浴びせられる、少女の抑揚の無い、冷静な声】
【素っ頓狂に、そう疑問符だけを上げて硬直――脳内で、少女の為した質問が駆け回る】

(ど、どうしよう……。っていうか、カッコいい、って選択肢は……ないですよね、今の俺は女ですもんね)
(機能性が良い方が、戦うときには便利だけど……あああ、でも男装っぽいと却って目立つのかな?)
(あぁ、でも、可愛い服のほうが目立たないのかな? いやでも、可愛い服を俺が着るなんて……うわああ)
(どうしようどうしよう、りょ、両方ってのは……ナシですよね?)

【――なんとも低次元なレベルで、悶々と頭を悩ませる】
【自分でコーディネートする、と言うのも考えられなくはないが――結局、男物の服を選んでしまいそうで】
【顔を真っ赤にして、小さく唸ること数分――】

あ、あんまり動きにくくなくて、フォーマルな格好が、良い、んです、けど……。

【マトモに正面から少女を見られないのか、そっぽを向きながら、目線だけをそちらへ向けて】
【――二択として出された質問の回答としては、おおよそ不適切と言える、優柔不断な答えを弾き出した】
504 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:12:20.27 ID:2T1yskSO
>>501
/了解しました!
/有り難うございます!
505 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/14(火) 23:13:03.44 ID:NrnMoMSO
>>468
【態度に気配に、口を開いて放つ言葉。何から何までが剣呑なモノを帯びた、その性質に寸分違わず】
【人影の挙動には、研ぎ澄まされた一振りの太刀の鋭さと。飛ぶ鳥のような、疾さが在る】

試してみたい、事が有ってな――――往くぞ、邂逅

【此れより放つ業は、死線を越えて磨き上げた、彼女と云う存在の精髄――――否】
【その更に上≠見出ださんとする、言わば求道の一手。涯へと至る為の一閃である】

【眼前には、試金石と呼ぶには上等に過ぎる相手。通用するか、否か――――】

(相手の反応から鑑みるに、縮地≠ナは先の先は取れない。為遂げる外に道は無し、か)
(具足は斬れなくも無さそうだが、あの太刀は相当だ。斬れるか――――いや。斬る心算で、望む)

(――――あいつ≠フ鍛った刀だ。オレが渾身を尽くせば、必ずや応えるだろうし、な)

【鞘の内の妖刀には、彼の太刀のような派手な異能は、何一つ有りはしない。恐ろしく鋭利で、強靭なだけ】
【ただ持ち主の魔力を喰らい精神を擦り減らし、際限無しに切れ味を増す。――たった、それだけ】
【だが、使いように因っては森羅万象を斬断する一振り。折れず曲がらず、よく斬れる。それだけで好い】

――――――――無論の事。

【歩みは初動から最高速を保持した等速の踏み込み、その極致――地を縮め、瞬きよりも尚速く】
【縮地≠ニ呼ばれる絶速の其れを、二歩分=B二足を一挙動に集束する、二歩一撃≠フ術理で以って】

【神速を飛ばし、絶速を越えて。限界を突破し――影すら残さぬ、その先の速度へ】
【左足、右足。二段の加速に加えて鞘走りと腰の捻りが、剣速を更に上へと押し上げる】

【抜刀より放たれた、人影が持ちうる中で最速、最剛の札】
【相手から見て左下より右上へ抜ける、逆袈裟気味の居合――――どう受ける】
506 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 23:14:49.14 ID:tkI3RUgo
>>497
「ふーん………分かった様な、分からない様な」

会合で、その名前に聞き覚えは?

「無いね。ルシアが居たのは見たけど、様子は其処までおかしいとも思えなかった
まあ、一回会った程度の相手……其処まで分からないけどさ
兎に角、この情報は初。多分、誰も知らないし……気付いてない」

「………まあ、とりあえず、内容は分かったけど」

【状況は理解出来ずとも、要求は理解出来れば十分、か】
【上がった名前二つの内片方は知っている様で、其処はつっかかりはしなかった】

「………で。分からない部分を聞くけど。様子がおかしいって、どういう風に?
一時期流行った哲学者の卵≠ンたいなのなら、大人しく居られる時期も有るっぽいんだけど
自我が残ってる、っていうのも………一瞬だけじゃ問い詰められなかったろうし」

……卵♀エ染者から言わせてもらうと、呼びかけ一つで如何にかなれば苦労はせんな
別な要因である事を祈りたい所だが………

【此処まで続けて口を閉じ、話を進めるように手で促す】
507 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:15:03.76 ID:mTdaQ5go
>>494

【――――……傍目には彼女は、冷静に見えた
そうですか、と言葉を一つ紡ぐと、口元にその手を沿え、唇に沈め――――……表情を曇らせただけた
アルマゲスト∞ライブラ・ユースティティア≠サの名は静かに、彼女へと刻み込まれた】


……ええ、是非とも理由が知りたいですね
少なくとも、私が貴方に対し不都合な事を成した、という記憶はございませんが――――……

そして同時に疑問にも思えます、このままではいけない、というのに
貴方がそれを改善しようとしない、という点についてです


【饒舌に語る、紫苑色の少女――――……淡々とソプラノが紡ぐ言葉は
静かに夜露を浴びた、紫陽花が如く、冷たく雪を溶かしていく】

【何時にも増して、言葉数が多いのは――――それだけ、その事実の重さから――――目を逸らし、たくて
今にも、叫びだしそうな胸の奥を、抱きしめるように
静かに、唇の端を噛み、言葉を続かせる】


貴方が単に私を嫌い、だというのなら――――……それはそれで構いません
できるだけ頑張って、貴方が嫌う点を改善したい、と思います

しかしながら、状況はそうも言っていられません、現に一人――――……吟雪が、吟雪が怪我を負っているんです……っ
ですから、貴方の持っている全ての情報を私に提供してください

このまま≠ナはいけないんでしょう?――――……それを潰すためには、あえて蛇の道を進むのも、悪くない選択だとは、思いますが……


【――――――――前言を撤回するなら、彼女は冷静にすら、見えない
ただただ崖の上で揺れる、一厘の紫苑だ――――少し吹けば、堕ちていきそうなほど
その足場は緩く、その姿は儚く、その声は残響にしか思えないほど、か細い】

【だから、故に――――彼女は、文字通り藁をもすがる勢いで、求める
今は嗜好を抜きにして、手助けしてくれと、貴方に問う】
508 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:16:25.30 ID:I/l7lcgo
>>498
来る――ッ!

【最大までに知覚を強化された五感を駆使し、火炎砲を目視】
【爆発に拠る相殺が一番行かせる角度、タイミングを無線起爆装置におくっていく】
【そして、起爆】

ッッッッッ!

【反動で吹き飛びそうになりながらも、左腕を前に突き出し、火炎砲を相殺せんとする】
【そして、ぶつかる爆炎と火炎砲】
【爆炎により火炎砲の威力をある程度削ったが、全て削る事は叶わず、左腕に焔を受けてしまう】

ッグァァアアアアアアアッ!

【焼けるような痛み、表皮はすでに炭化し、重症。動かすことは叶わないと言ってもいいだろう】
【だが、本来なら死んでも文句は言えないだけの攻撃】
【そして、閃光弾を起爆】
【百メートル程が太陽の光の如く鮮烈な閃光に包まれる】

(逃げるのは難しい……。だったらァッ!)

【作戦を変更】
【5つの足元の爆弾の上に仕込杖を置く】
【そして、起爆】
【爆炎を纏い、勢い良く竜の首目がけて仕込杖の刃が襲いかかっていく】
【高速思考により、軌道は計算されている】
【爆風の破片と、仕込杖の速度と切れ味】
【今の少年が持ち得る全ての手段を使用した一撃だ】
509 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:18:01.79 ID:NrnMoMSO
>>505
//【相手より見て〜】の所、【自分より見て〜】に脳内変換願います
//済みません……orz
510 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 23:18:27.98 ID:7cxF9cSO
>>500
間違いは誰にもあるにゃー!気にするにゃー!!にゃー!!にゃー!!!!にゃー!!!!!
【口からネコサバトの顔が出て来て、更にその口からネコサバトの顔が出て来て、更に(以下略】

まあ、いつの間にか聖都に私の銅像が作られてしまってるからにゃー
【やれやれとしながら、元の姿に戻り】

姉かにゃ?緒伏という苗字には覚えがないにゃー

後、今スーパープリティーキャットという部分を無視したかにゃ?したならモノクマ流お仕置きをしたいにゃ
【目がキュピーンと光り】
【ついでにネタバレ防止の為、どのお仕置きかは言わない】
511 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 23:22:27.24 ID:lzoeVMso
>>503

【一方、相手の内面の葛藤を感じているのか居ないのか――無感情な瞳は、揺らがない】
【返答を反芻すると、少しだけ目を細め、店内を見回して】

……『戦い易くて』。 『フォーマル』。

【――…どうやら、さっきの「たたか」が耳に届いていたようで】


――――…下着無いなら、探してて。……少し。 待って。


【諒解した≠ニ云う事だろうか、返す言葉は簡素なそれだけであった】
【彼女はそう告げると、歩き出し――暫し、姿を消すだろう】
512 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:22:37.68 ID:MZ7.K9Eo
>>506

ええと、毒牙さんは普段とってもダルそうでめんどくさがりな方なんです、けれど、
あの日遭遇した彼は「攻撃に関してとても能動的」で、「喰う」という単語を言っていた――ような?
私が発見した時にはすでに彼の周りに血が飛び散ってたと思います、……ひとごろし、していたのでしょう。

【一行目でさらっと失礼なことを言いながら、話す】
【トーンは最後の方で少し下がったけれど、聞き取り辛いレベルではないだろう】

……“卵”であるのかどうかは、解りません。ごめんなさい。
でもきっと、このまま放っておけば、毒牙さんが帰って来ないような気がするんです……
513 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:23:01.44 ID:4lFx36so
>>502
リジィ姉さんならなんだってできそうだぜ!!
なんか・・・こぅ・・・リジィ姉さんがパソコンになっちゃう的なっ!!

【※因みに中の人の素のテンションです】
【苦し紛れか何なのか、満面の笑みで彼女を褒めちぎる】

そうだぜぃ!!流石リジ姉え!!物分かりが早いっ!!
普通の人間ならコレを理解するのに3年はかかるぜ!!

【後ろから来た彼女をちらちら見ながら】
【グイグイとパソコンの画面を見せる】

【するとそのパソコンは背景が黒一色に、ひとつだけコメント欄的なものが出現し】
【その欄の上には無機質な白い文字で】

≪ナマエヲキメテクダサイ≫
/バリバリ遅れましたすみません・・・
514 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:26:36.89 ID:MZ7.K9Eo
>>512
/oh...書き忘れ……
/「戦闘中に私に隙が出来たのですが、彼は何故か攻撃をせずに『邪魔をするな』と叫んでいたんです、きっと『中』に彼が残っているんだと思います」
/上の文を「……“卵”〜」の前に挿入して脳内変換して頂けると嬉しいです
515 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:28:48.01 ID:kRTqKdAo
>>510
【飛び出す3Dネコを半身になって避けつつ】

実は銅像が本体と言われても納得できる気がしますね貴女。
"混沌"とはよく言ったものですねぇ……ふむ

【再度周囲を見回して。まあ話を続けて大丈夫だろうと判断しつつ】

フレンドリー、のほうに聞き覚えは御座いませんか?
……おっと、容易く読まれてしまうようですね。しかしそう簡単に受けるわけにもいきませんなぁ?

【黒い方の目が同じく光る。無駄に魔翌力と能力の併用が上手くなったようで】
【ついでに言うと中の人は元ネタを知らない】

/ロンパァー
516 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:29:08.25 ID:AvtbohAo
>>513
お、おぅっ?!
そっか、アタシがパソコンかー……

【何かを考えだすように視線を上に向ける】
【さっぱり意味も分かっていない上に、何だかまんざらでもなさそう】

どれどれ………えっ、と。ナマエ……?

【スクリーンに映し出された一つのメッセージに、】
【ふむ、と一度息を吐くと――――】

【モニターをカリカリと爪でひっかき始めた】
517 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/14(火) 23:30:33.00 ID:YqPx63Io
>>508

 【──手応えを感じた】

【火炎砲を放ち終えた竜種は、ぼふう、と残りの火炎を排気のように吐き出して】
【そのまま自由落下、着地の瞬間にそのしなやかな筋肉で持って再び飛びかかろうと計算していたのだが──】

 ────グウッ!?

【あの着弾地点から迸って来たのは、自らの火炎砲より尚赫灼とした明光!】
【それを直視してしまった竜種の網膜が灼かれ、視界が一瞬にして奪われた】

【それにより竜種は上空でバランスを崩し、そこからはただの的──】

 ──────っ、ッ!

【──ずしゃッ】
【結果、竜種が丁度地に落ちるその瞬間、一本の矢のように迫り来た杖の刃が、】
【無数に殺到する金属片に次いで、その漆黒の鱗を貫通し、喉元を深く穿孔した!】

 ……──コ、……フ……
 ──……ゴォ……──、……────

【ごぷり、溢れ出す鮮血】
【竜種は刃の慣性に従って──ずん、と後ろ向きに倒れ伏した】

【ぴくぴくと痙攣はして見せているものの、それは完全に絶命していた】
518 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:33:29.91 ID:4lFx36so
>>516
そうそう・・・可愛い名前を・・・っ!!!!

【真っ青に、まさしくカキ氷のブルーハワイの現役並みの】
【極限まで真っ青に染まったその顔で】

姉さん何やってんのっ!!!モニターを傷つけたらだめでしょうがっ!!

【精一杯悲鳴にも近い叫びを上げながら】
【少女が引っかいている手を止めようと右手を伸ばした】
519 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:34:02.78 ID:I/l7lcgo
>>517
【爆発の煽りを受け、数メートル吹き飛んだ少年】
【頭を強く打ち付けたのか、一瞬意識を失っていた】
【閃光が消える程度の時間を経て、意識を取り戻す】

ッ……ぅう。

【左腕の激痛と、頭からの出血が意識を一気に覚醒へと持っていく】
【ふらふらと立ち上がり、竜の死体のもとへと歩き出した】
【仕込杖の回収だ】
【杖を鞘に収め、腰に差すと朦朧とする頭で茂みに突っ込んだ青年の所へと歩いて行く】
【ぼとり、ぼとりと血が地面に落ちている】
【ふらふらと歩き、茂みに到着】
【青年を右手で叩き、起こそうとする】
520 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 23:34:45.21 ID:tkI3RUgo
>>512

……ふーむ、人殺しに能動的、か。確かに異常者だな
実際に食って居ればなおさらだが……其処はまあ、気にはすまい

「人間が人間を食うのは、流石にそうそう無いんじゃない?
それより………ん、やる気の無いのが急にやる気を出してた、と」

【二人とも(一人と一頭だが)、あまり他人の事を言えるほど正常でも無いのだが】
【正義組織に属する者の行動としては確かに異常、と同意を見せて】
【灰色の髪の少女は、枕元の荷物入れから携帯電話を取り出す】

「オーケー。何を伝えなきゃ無いかは、大体分かった
後、私が聞きたいのは………そうだね」

「これ、一気にかなりの人数に伝わるよ
同じ組織の人間に、もしかしたら無二の親友とか恋人とか要るかも知れない所に
本当に一瞬で広がって、消せない。そして、正義組織って言うのは以外に酷いもんで―――」

―――私の様な人斬りだの、此処の狼の様な人喰いだのと居る訳だ
早い話が、人殺しは殺しても良いだろうと思ってる様なのも居るかも知れないという事だな
此処で私達が何もしなければ、お前は自分で見定めた相手にだけこれを知らせられる
此処でこいつが情報を広げれば………万が一、も覚悟すべきだろう

【灰色の髪の少女は、親指をボタンの上で停止させて】
【最後にもう一度、本当に良いのかと念を押す】
521 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:34:59.21 ID:z6w3Pv.o
>>511

【少女の、答えを確認するための、鸚鵡返しの二言に、申し訳なさげに身を竦ませて】

……は、はい……。

【しっかりと、『戦い易くて』と、こちらの本意を悟られていることには、気付きもしない】
【そろそろ頭頂部から、熱暴走で煙を吹くのではないか、と言うほどの状態だったが――】

……え゛?

【少女が、トンデモナイ事を言って、あっさりと店内へと消えていく――】
【頭の中に、理解しかねたトンデモナイ台詞がリフレインする】

【『下着無いなら、探してて』】

……。

【機械のような動きで、ぎこちなく店内へと首をめぐらす――】
【女性向けの下着売り場が――色とりどり、カラフルな下着の数々が、吊り下げられたり、マネキンに引っ付いていたりする】
【その一角に視線を向けて――】

【いっそのこと、少女の指示を無視して、少女についていこうかとも考えたが――真剣に、その選択肢も吟味したが――】
【それでも、ゆっくり、ゆっくりと。下着売り場の方へとゆっくりと歩き出す――】

(イ、今の俺は女、女だから、何もオカシイことは無い、て、適当に選べば……だいじょうぶ、だいじょうぶ……)

【意味不明な励ましを自分にかけながら、下着売り場でふらふらする――】


【――服を選んで戻る頃には、女性スタッフに捕まって、抱かれ疲れた動物のようになった、少女の姿が見えるだろう】
522 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 23:39:19.28 ID:7cxF9cSO
>>515
何を言うにゃ!!私より主の方がカオスにゃ
『…呼んだ?…』
【血のように真紅に輝く瞳に、闇夜に輝く月の如き長い金髪に蝙蝠みたいな耳が生えた、青いハートの髪飾りを左側につけ、首に5つのホイッスルと黒曜石のペンダントをかけ、両腕に宝石が埋め込まれたブレスレットをした少女――サバトがニョキッと地面から生えてくる】

【しかもジョジョ立ちしながら】

呼んでないにゃー
『…残念…無念…また明日…』
【サバト――『真の混沌』はドロドロと溶けながらシュバッと去っていった】

フレンドリー?フレンドリーかにゃ?フレンドリーはわからないにゃー!!!
ついでに石像作ったのは確か楓梨だにゃ!
【残念ながらフレンドリー姉妹とは会った事ないネコサバトであった】

じゃあ罰を自分で考えるにゃ!!つまらないのはダメにゃ!!!もっと熱くなれにゃ!!!
【無茶ぶりを言いながら】

【嘘………だ?】
523 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:40:04.86 ID:AvtbohAo
>>518
んー………あれぇ?

【「上手く書けねえぞ?」】
【とばかりに眉間に薄いしわを寄せる】

【口を結んで、更に強くモニターを引っ掻こうとした時】
【がしり。】

――――――――?

【あっさりと青年に腕を止められる】
【子供のようにポカンとした表情で青年を見つめ、】

………なぁ、これ。上手く書けねえんだけど?
524 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:42:46.42 ID:TsuKvnMo
>>507

【改善しないとまでは言ってねえよ…と、やれやれとでも言わんばかりにため息をつきながら呟くと】

言っただろ、理由の大半はただの『妬み』だ…シオン、あんたは驚くほど人に好かれすぎる、不特定多数の男性に…実はその中に女性まで混じってる始末
元々オレはそういうタイプの人間を妬みたがる傾向があったってだけ…とはいえ君が他人だったらそこまで重要視はしなかった
別に気にもしなかっただろう、ただ…

【はあ、と腕を組みながら認めたくはなかったが…とでも言いたげの表情で言葉を続ける】

あのドラっちが巨乳美女たちなど眼中に納めずただただ一心不乱に走る姿を見る日が来るなんて思わなかったしな

【しばらくすると彼はぱらり、ぱらり、とメモ帳をめくりながら、シオンに言われるまでもないと言いたげに情報を喋ってくれるようだ】
【明確に嫌いと言った、だが嫌いなだけで…それでも自分が信用するべき味方だと言う事は認めているのか】

【あるいは…今にも折れてしまいそうな少女の姿に流石のノビタも必要以上の圧迫はするべきじゃないと判断させたか…根は優しい青年なのだ、そういう行動くらいはする】

…犯行時にいたのは三人、オレが調べ上げられたのは主犯格の名前だけだが、直接戦った奴からなら他の二人の名前も教えてくれるかもな
奴らの狙いは魔術協会の中に隠されているらしい『破壊兵器』だとの事、奴らの言ってる事が本当なら、だ
ライブラは死体を操るネクロマンサーだそうだ、後の事はお前との話が終った後でこれから会いに行こうかな、と思ってた奴から聞こうと思っていたが

【そう告げながら彼はメモの記述に再び右目を向ける】
【自分の筆跡で書かれた文字、『戦闘者の一人に無刀の流派を使う魔術協会の新いり警備員がいた』という記述を】
525 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 23:42:52.10 ID:lzoeVMso
>>521


――……何、してるの。

【『後方』――呆れた様な、驚いた様な物から三割を以下略な声色】
【振り向いたなら、矢張り此処に連れて来た無表情な少女≠ェ見えるだろうか】


……下着持って、こっちに来て。
試着室に。 全部、入れておいたから。
靴は、動き易いのが無かった。 から、運動靴でも、買えばいい。


【『全部置いて来た』――詰まり、彼女待ちの状態であるらしい】
【見遣れば、一つだけ存在しているフィッティングルームのカーテンは閉められていて……少女が取っている≠フだろう】
526 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/14(火) 23:43:09.35 ID:YqPx63Io
>>519

 【以下、青年に対し「」は用いない】

う……ん──
もうそんなにミスコン食べられない──……

【阿呆のように大きく口を開いて気絶していた青年だったが、】
【彼に叩かれると、うっすらと目を開け、ゆっくりと上体を起こした】

……ここは
そしてきみは一体……

……──はッ! そうだ、“アレ”は!
あのでッかい、『竜』は! 何処に!?

【寝惚け眼が一気に吹き飛んで、慌てて飛び起きると】
【背の長剣を抜き放って、その切っ先をあちらこちらに向けながら、警戒を始めた】
527 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 23:43:35.76 ID:6FMowgSO
>>520

――――――、

【息を呑んで、唇がこわばる】
【「人殺しは殺していい」――自分がそう思ったことはないとは、多分言いきれない】
【ならばそういう人間も他に居るはずであって】

【捨てられた自分を拾ってくれた恩人がいなくなるかもしれない】
【殺されるかもしれないし、消えてしまうかもしれない】

【――――どちらにしても、】

…………お願いします。時間はもう、残されてないのかもしれない。

【時計の針は止まらないなら、覚悟を決めたいと。少女はそう選択した】

/携帯に移動しましたー
528 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:45:53.07 ID:4lFx36so
>>523
リジ姉ぇ…

(まさか、リジィ家のパソコンは全てがタッチパネルなのか・・・・?)

【彼女と同等か、もしくはそれ以上のポカン顔で彼女をしばしば見つめる】
【目と目が合う。口が開く――目を見合わせた時間、30秒ほど】

【なんだか腹の中から搾り出すような、カッスカッスの声で】

言ってくれれば・・・書くから、ね?

【明らかな作り笑いではにかんだ】
529 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:46:03.14 ID:Wyaas86o
【公園のベンチにて】

「そろそろ起きて欲しいのですけど……」
『くー……くー……』

【仄かに草の爽やかな香りのする笠を頭に被り】
【その身に紫色を基調にした荘厳な法衣を纏った人物はベンチに座り小さく呟く】
【呟きに返答は無く、青年は今度は小さく溜息】

『ん……むう……』

【青年の膝に頭を乗せて小さく寝息を立てているのは】
【幼げな顔立ちに、墨汁のように真っ黒な髪に同じく黒い瞳】
【起伏の少ない身体に水色のタンクトップを着こみ、肩に被せるように白い薄手のコートを羽織り】
【同じく白い半ズボンを穿き、足には動きやすいようにとスニーカーを履いている少女だった】

「膝枕といえど結構疲れるものですね、長い時間やってきたから――――」
「な、なんだか足の感覚が……」

【膝上の少女の頭を柔らかく撫で】
【足をプルプルさせていた】
530 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:46:34.39 ID:I/l7lcgo
>>526
【呑気な青年の言葉に苦笑を漏らす】
【そして、慌てる青年を右手で制しながら言う】

一応、倒したよ。

【制す腕をずらし、首をかっ捌かれた竜の死体へと移す】
【その間も、出血は続き、ふらつくため地面に座り込んだ】
531 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/14(火) 23:47:17.41 ID:I1Sj/SMo
>>505

(―――――予想より、速い!!)

チィッ――――!!!

【―――彼のリアクションは、思った以上に“速く”開始されるだろう】
【それこそ、相手が動き出すと同時かそれの初動を嗅ぎ取ると同時】
【此方の方が得物が長い分…相手に己の間合いの“内側”へ入りこまれる前に勝負を決める必要が有った】

【ヒュ――――鋭い風切り音。並みの者ならば、風切り音と同時に彼の太刀の切っ先が消えた様に錯覚するかも知れない】
【否―――それは光速が如く、真直ぐな“振り下ろし”の始まりの合図である】

【右手一本では為し得ないその速度の秘密、それは左手である】
【左手で刀身を掴み、“溜め”を作る事によって初速を跳ね上げるという荒業】

【ただその発動は―――あまりにも“速すぎた”】
【此の儘では相手の“目の前”を通過するであろう神速の振り下ろし―――――これもまた、布石だろうか、それとも単に其方の速さに焦ったか】
【布石であろうと、焦ったのであろうと、どちらにせよ下手に怖じ気ずく必要は無かろうか――――?】



【答えは―――――否】
【速すぎると見えたその業の発動は正に“ドンピシャ”である】

【高速で太刀を振り下ろす一閃。その最中】
【彼の右手は太刀の柄の鍔元から柄尻まで“滑った”のだ】
【それにより、予想以上に“間合い”は伸び、丁度高速すら凌駕する相手の“頭上”へ振り下ろされるだろう】

【だが、覚えておくと良い。】
【彼の長大な太刀自体も、何の力は持っておらず。ただただ頑丈さだけが、自慢であると】


【相手の“頭上”で止めるつもりではあるが――――】
【彼女がソレを流すつもりなら、己の体そのものを押し込んで鍔迫り合いへと移行しようとするだろう】
532 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 23:51:27.67 ID:tkI3RUgo
>>527

……良し、決定だ。当然だが、私達が遭遇した時は私達の身の安全を最優先で考える
一応如何にかするつもりでは居るが、殺されるぐらいなら殺す。いや、四肢の一本でも危なければ殺す
他人の為に死んでやろう、などという親切な輩はあまり居らんだろうからな

「えーと………対機関連合当てだね?『毒牙巳異』がおかしくなって行方不明
積極的に人殺しを行っていた、元に戻るかも知れないけどその辺りは分からない
情報提供者は白坂カゲツ、数週間前からの事……と
後はこれを、適当に清書して………」

【灰色の髪の少女は、携帯の操作に集中を始める】
【文章を打つ速度自体は兎も角、文章の構成に時間がかかっている様で】

………情報は問題無く流す
おそらく……二十人近くは、目を通すだろうな
それ等が個別に動いて、手掛かりを見つければまた……
……然し思えば、お前に知らせる手段が無いのか

………兎に角、そういう事だ。これで、良いのだな?

【その間に女は、背の大剣を床に降ろして、椅子を引きだして腰掛ける】
533 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:51:39.37 ID:z6w3Pv.o
>>525

「はい、じゃあサイズはれで良いですよ」
「……あら、ごめんなさい、お友達は、お返ししますね」

は、あうぅ……。

【一応、下着は選んでもらえたようだ――サイズのために、と布を脱がされたり、黒やらピンクやらの下着を着せられたり】
【――イロイロと大変な目にあったのだが、余談である】
【ふらふらになったまま、白い下着のセットを持って、少女の方へと歩いてきて】

しちゃくしつ……。試着室。
は、はい。えぇっと、中にあるのを、着れば、良いんですか?

【まだぼんやりしている頭を、それでも回転させながら、少女との応答を交わす】
【ふらふらと、頼りない足取りではあるが、カーテンの閉まった試着室の方に、入っていくだろう】
534 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:52:09.70 ID:kRTqKdAo
>>522
貴様見ていたなッ!!……とりあえず言ってみただけです
あれですか、噂に聞くアートマンとかそんなのですか貴女。
もしくは使い魔的な何者か?
カオスの一言で片付く気もするあたり侮れないぜ……流石楓梨さんがあらかじめ教えてくれただけはあるッ

【黒い砂で無駄に┣¨┣¨┣¨┣¨・・・と踊る描き文字】
【しゅいん、と指先からそいつを消せば霧散する】

む、そちらは大丈夫でしたか。その楓梨さんとは現在同じ屋根の下で生活している仲でして

【混沌促進剤投下】

自罰とな。
ここであえて俺はむしろネコサバト嬢が自身のスーパープリティーさをアピる方向じゃないでしょうか、とあからさまな話題転換を振ってみましょう

【目には冥王 歯には覇王 無茶振りには無茶振り王】

535 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/14(火) 23:58:11.03 ID:mTdaQ5go
>>524

【彼女の表情からは、彼の評価は汲み取れないだろう
――――……怒っているような、思案しているような、静かな表情で
それでもきっと、彼の情報を静かに聴く辺り、ある程度の信用はあるのだろうか――――】


……なるほど、それだけでも十分な収穫です
魔術協会≠狙う、のならば待ち構えれば良いだけのこと――――……


【呟く言葉は、静かな――――ため息にも似た、思わず覗かせる心のかけら
堕ちる、表情が冷たく暗く、はらりと崩れていく氷の仮面に、彼女の表情が零れていく】

【――――――――後に残ったのは、いかなる色か】


っと、情報提供有難う御座いました、そして、先刻は……悪く言って申し訳ありませんでした
――――どうやら少し、頭に血が上っていたみたいです……ですので、その――――……


【こくん、と息を飲み込み、視線を貴方に向ける彼女
――――それは、眩しいくらい透明な、聡明な――――微笑で、柔らかく、そこに在る】


気にしないで下さい、私が言ったことは――――……例え、貴方が私を嫌っても、私が貴方を嫌うことはありません
だって、貴方のお陰で、こんな大事な事、知れましたし、そこまでしてくださる貴方が、悪人なはず、ありませんしね


【その場ではためく、彼女、夜風が一陣、彼女の後方から吹いて――――大き目のダッフルコートを翻すと
彼女はクルリ、とその場で回転、貴方へと背を向けて――――歩き出す、だろう】


そして、用件は受け入れました、吟雪に会いに行くとき……その用件を伝えておくことにしましょう
では――――……またどこかで、会いましょう


【ゆっくりと、踏み出す一歩は重く――――……夜も深く染まり、音が消えていく
ピチャン、と一滴、落ちる、血液……彼女の白い手袋から落ちたソレは――――握り締めた彼女の爪が、掌を傷つけた、証】

【夜へと紛れていく小さな背中に、一体どのような感情が渦巻いているのだろうか――――……】
536 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/14(火) 23:58:58.01 ID:6FMowgSO
>>532

――――はい。

【一回だけ、頷いて】
【「殺す」のたった三文字が、刺さるように冷たくて、潰れそうに重かった】

毒牙さんは帰ってきます。あの家に、ヨミさんを連れて。
だから私は、冷蔵庫に豆腐を準備しておいて。それから、私に怪我させたことを土下座させて謝らせます。
そう……信じることにしておこうと、今。決めたんです。

【声は少し震えたけれど、きっと笑えている。大丈夫だ、と】
【安っぽい言葉しか吐けないのがちょっと惜しいなあとも思いながら、言い切った】
537 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 00:01:57.06 ID:0BjOo6co
>>533

【こくり、――彼女の質問には、首肯のみを返す】
【そのままフィッティングルームの前に立ち、彼女が出て来るまで待つ気だろうか】


【……さて、置いてある服――箇条書きすれば、以下の通りである】

【・スキニータイプのデニムジーンズ&ベルト】
【・ロングセーター】
【・ダッフルコート】

【此方では色や丈、細かい所の設定は省くが、以上の通りである】
【ダッフルコートの前を留めれば、若干『フォーマル』……と言うか、『男っぽく』はなるかも知れない】



……気に入らなければ。 別に、貴女が選んでも、いい。


【何処と無く――『感情』の籠もった少女の声が、外から聞こえる】
【微かに感じられるのかも知れないのは……「不安」、だろうか】
538 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 00:03:38.51 ID:gX0SR56o
>>530

【彼の腕の動きを目で追って、その先へと視線を持っていけば】
【そこであの竜種の死体を目撃し、驚愕のあまりに息を呑んだ】

これ……きみが?
何てことだ……僕が此処で寝てる間に、あれを一人で!?

【青年は慌てて竜種の死体まで駆け寄ると、「本当に死んでる!」などと声をあげて】
【それからまた走って彼の元まで戻ると──そこでようやく、少年の重傷に意識が向く】

うぁ、酷い怪我だ……アレにやられたのかい
ちょっと待って、何かあるかもしれない──

【青年は、肩に袈裟掛けにしていた厚手の鞄を開けて、中をまさぐり始める】
【あれでもないこれでもない、と様々な道具を引っ張り出しては放って、】
【さんざん散らかした後になってようやく、「あった!」と目当ての道具を取り出した】

ちょっと口を開けてくれるかい
怪しいものじゃない、大丈夫。“たぶん”、回復の効き目はある

あとこれ……火傷に良く利く薬草
名前は忘れたけど、こっちは確かに効き目があると思う

【彼の右手には、何やら緑色の液体が入ったビンと】
【そして左手で、淡い緑色をした葉の束を差し出している】
【もしそのまま口を開けたなら、青年は前者のビンの栓を開け、中の液体をびゃっびゃっと振り込むだろう】
【自分で飲める余力があれば、そのまま受け渡すだろうが】

【──余談を交えるが。そのビンは本来、クッキー生地などに混ぜ込んで使うもの】
【原液で使用したことなど青年はなかったが、まあ混ぜ込んで利くんだからこのままでも利くだろうと大雑把に予測】
【結果、効能はあるだろうが──味は保証できない。清涼飲料水の原液も、そのまま飲むと喉が焼け付いたりするが、恐らくそうなる】
539 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:05:11.82 ID:WFaepYAo
>>535

…待った!

【背中を見せながらノビタは顔を向けずシオンを呼びとめる】
【彼女にまだ何か求める事があるのか、まだ伝えなくてはならない事があるのか】

…そのうちまたお会いしよう、吟雪に伝えておいてくれるか
『ヴェルチェリの誘いは受ける、そして言ってくれやがったな上等じゃねえか挑発に乗ってやる』って言っておいてくれ
吟雪経由でも直接でもヴェルチェリに伝わればいいんだ、だから

―――『さっそく銃だけで鍛えるためにもう一度ヴェルチェリと戦う事を希望する、だがその前にシオンと殴り合いをさせてくれ』
そう伝えておいてくれ、それがオレの望みだ、大会の時は叶わなかった対決を今度こそ実現させてくれ、とな

…味方である以上オレはあんたを嫌う一方であんたと仲良くするべきだとも思ってはいるんだ、そして…
言葉よりもただ戦う、それだけでも伝わる物はある、そう思ってるんで…了承してくれ、特にシオン、あんたはな

【その言葉の答えを聞く事が出来たなら…そのまま彼は去って行こうとするだろう】
【終始、その表情を押し殺したまま…その感情を押し殺し表には出さぬまま去っていく】
540 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:08:08.60 ID:KfaJh/.o
>>538
【木の幹に背を預けながら口を動かす】

まあ――、ちょいと死ぬ覚悟は必要だったがな。
まさか勝てるとは自分でも思ってなかったさ。

【死体に目線をやりながら】
【そして、戻ってきた青年の言葉に甘え、おとなしく口を開く】
【入ってきた液体を飲み干し】

ッ――ゥ!ゴハァッ!

【肉体は回復、味覚にダメージ】
【顔面は蒼白だが、出血などは少々収まったか】

一応、礼は言わせてもらうが、なんつーもん飲ませやがりゅ!

【慌ててまくし立てたため噛んだ】
541 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/15(水) 00:08:16.27 ID:8LwS5nco
>>536

ふむ………信じるのは、楽だがな
信じて待つのは……存外、いらいらさせられるものだ

………もし、仮に。お前に戦う力が有り、そしてその力を幾らかでも他人の為に振るうつもりが有れば
自分とは無関係な争いの為に大けがをする事も厭わぬ覚悟が有るならば
……その覚悟が有るならば、もう少し力を借りやすい方法も有る

「え………本気で?いきなり?」

【此処までで話題は終わり、この後は分かれるばかりだろうと】
【その段階になって突然、女はカゲツの方を見ないままに語りだす】

赤の他人よりは、身内の為に働きたい。それが人の考えだろう
お前が赤の他人のままで居ても、特に不都合は無い、が……
自分で情報を見る事が出来、発する事が出来る。これは利点だ

………名乗り忘れていたな
私は、島津 綾菊。<Justice>では、割と古い顔の筈だ

「所属は同じ、吟雪。人を見るのは……まあ、苦手とは言わないけど」

【この説明で、言わんとする所は伝わるだろうか】
【伝わったとして、どちらの道を選ぶかはまたカゲツ次第】
【女の視線は、窓から外の闇に向けられたままだ】
542 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 00:10:49.95 ID:QxezTwSO
>>534
『……いいえ…ただの…通りすがり…です……』
【顔だけ地面から出て、ニュポンっとすぐ去っていくサバトであった】

まあ、ぶっちゃけ言うとにゃ
私は別世界の太古に住んでいた6匹いる王の一匹・獣の王なんだにゃー
他の王達と互いの種族の生存を賭けて殺し合いをしてたんだにゃ
それが人の王によりこの世界に魂だけ飛ばされてさ迷ってたんだにゃー
それでとある剣にとりついたら、抜け出せなくなって色々な悪霊達と一緒に魔剣やってたんだにゃ
そしたら《まだ人間だった頃》の主――サバトに買われて、なんだかんだで使われてたんだにゃー
そんなある日、主が主(サバト)の実の姉を改造し精神を壊した悪の元凶が更に主(サバト)の好きだった相手を殺した事により、憎しみから殺そうとしようとした際に、自分の体内に埋め込まれてる《天魔》の力により《化け物》になったんだにゃ
そのに私が主にとりこまれて《身体の一部》になっちゃったんだがにゃー
なんとか猫化薬を飲んだ主の身体から分離した存在なんだにゃー
【……なんか長いし重い話だがマジ話である】
【存在はカオス…だが設定は重い奴らだった】

にゃるほどにゃー
ついでに私が楓梨の名づけ親にゃ
だから無茶ぶりにはなれてるにゃ

だから私のプリティーさを語るなら

す べ て にゃ
【真顔でキリッと】
543 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:12:12.32 ID:MPCAuF6o
>>539

【――――……言葉は紡がない、彼女はただ一片、絲を掌から落とした】

【振り向かず、彼女は立ち止まる――――……零れ落ちた絲が形を成していく
絡み合い、質量を持ち、大きくなっていくソレは――――やがて色をつけ、一つの形を成した
言うまでも無く、それはノビタ≠ナあった、彼と寸分も違わない彼≠ェ、絲で作られたのだ】


――――Thnks fr th Mmrs


【やがて、彼≠ヘ紡ぐだろう、貴方が彼女に託した言葉を
吟雪に伝えろと、ゆだねた言葉を――――……質問に答えは要らない、ただただそれは、数分の出来事
できた彼≠ヘ一片の絲へと戻り、彼女の掌の中へと、戻っていった】


望むところですよ、返り討ちにしてさしあげます


【言葉には、暖かい――――最初に会ったような、温もりがあって
彼女の言葉には確信があった――――……それはきっと、確かな、約束である
そうして、静かに歩き去っていった】


/乙でしたー!
544 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:14:32.20 ID:VRWpi9Io
>>528
え、え?

【ぽかん】

【じーっ】

【口が開いている。なんだか間抜け面】


そ、そう。書いてくれるか?
じゃあ、えっと………

【考え中】

名前、か………ァ
考えたこと無かったからな……

【腕を組んで、目を閉じ唸る】
【中々に悩ましげ。肩まで伸ばした茶髪が風で揺らめく】

というか、アタシが決めていいのかい?

【そのポーズのままで、青年に問いかけた】

/見逃してました……!
545 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:18:04.97 ID:7UPwYgSO
>>541

〈Justice〉、…………

【少女でも名は知っている、名前の通りの「正義」の組織】
【かち、かち、かち、――時計の針は止まらない】

(私は、……ひとごろしだ)
(「正義」の名前を掲げていいのか、わからない、けど)

【かち、かち、かち】
【音を遮るように、声を振り絞った】

――――私は、「正義」の力を、貸して頂きたい。
島津さん、吟雪さん……私を、〈Justice〉に……加入させて、頂けませんか。

【時が止まらないなら、進むのみと。決断を下した】
546 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:19:24.06 ID:q.we2bwo
>>537

【少女の首肯を確認し、手狭な試着室の中に入る――】
【当然、中には多きな姿見が設えられており、自分の姿が嫌が応にも確認できるようになっている】

(……)

【以前ほどは、もうこの外見にも嫌悪の念は抱かなくなった】
【その事実は、喜ぶべきことなのか――忌むべきことなのか。それは判断できず】
【少女が用意してくれたらしい、衣服を身につけることにする――】

う、うくっ……。

【慣れない下着を相手に格闘するため、呻き声を上げたりもしたが、普通の女性の数倍は時間をかけて――】
【用意された服を、着終わって、もう一度姿見を確認する――】

……。

【――見違えた、のだろう】
【考えてみれば、こうして明るい場所で、鏡を前にして自分を見るのは、この姿になってからは、初めてだっただろうか】
【――鏡に映った華奢な少女が、自分だと言う実感が湧いてこない――着こなしも、コレでよいのか分からない】

……はぁ。

【小さく溜息をついて、試着室のカーテンを開く】

ど、どうですか?

【デニムジーンズは、もとより細く長かった足を、より女性らしい繊細なラインで描き出し】
【一枚布が必死で隠していた部位は、たっぷりとした、ロングセーターの柔らかな生地に包まれ】
【店内では暑いのだろう、ボタンを外されて着られたダッフルコートは、ともすれば貧相に見えた、肩や二の腕を、愛らしく、暖かく演出する】
【欠点が挙げるとするならば、守るべき主の無い左袖だけが、悲しく揺れている――その事だけだろう】

……や、やっぱり、変、ですか?

【白皙を、慣れぬ行為からか、薄く上気させて、金の長い髪を優雅になびかせて】
【見知らぬ少女が、真剣に選んでくれたであろう、その衣服を纏って、少女は不安げに、そう問うた】
547 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 00:21:27.96 ID:gX0SR56o
>>540

【ぶっちゃけ青年も不安だったようだが、彼の様子を見ると、】
【「おお、利いた!」等と、身を仰け反らせながら拍手をする青年】
【そしてそのビンの栓を締めて、鞄に仕舞いこみながら】

いや良かった……僕もそれ、『原液』で飲んだ事はなかったんだけどね

ただ、大分を血を失ったようだから、後は安静して……
この……何だっけ名前が出てこないけど、この薬草を塗っておけば火傷には効くはずさ

【手に持っていた草束を差し出して】
【「えーと、マンドラゴラじゃなくて……ヨゥワッカラーヌ草? テキトゥーナ草……いや、違うな……」】
【と、他にもアレニーシヨ草だのナンデ・モイーカ草だの呟いていたが、結局その正式名称は出てこなかったようである】

……──それにしても、まさかあんなのに出くわすとはね
きみが倒してくれなかったら、僕は今頃食べられていたよ、ありがとう

そうだ、名前を聞いても?
僕は太郎、ソール・アルバート・太郎

【ふんす、と鼻息を鳴らしながら青年はそのような名乗りをあげ】
【立てるかい、と少年に右の手を差し伸べるだろう】
548 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:23:03.09 ID:WFaepYAo
>>543

【ちらり、と歩き去るシオンを数秒だけ見る】
【言葉はかけない、彼女の能力はドラから教えられているので疑問にも思わなかったのだろう】
【ふー、と今日朝から何度目だったか数えてもなかったため息をもう一度つくと】

…ごめんなあ、みんな…オレって奴は思いのほか不器用でなあ
嫌いな相手と和解しようとするにはいろいろめんどくさい方法を取らないといけない…ダメな男の子なんだわ

【しかしそれでも彼は一度は嫌った相手を『本当に好きになろうとする』努力を、そのためにまだ見ぬ姿を知る努力、視点を変えて考える努力をすると決意した】
【それはきっと…誰にでも出来る事ではない、誰もがやろうとする事ではない】
【世の中には一度嫌った人間など見たくもないと拒絶する事がほとんど、だが彼は違う…嫌う相手でも好きになれるかもしれないと受け入れようとできる
彼の持つ数少ない、しかし彼ならではの『強さ』がそこにあった】

【←To Be Continued...】

/乙でしたー!!
/いきなりケンカ腰で申し訳ないぞい…
549 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:23:13.67 ID:v684J1Ao
>>544
名前は名前で名前なんですからね・・・!!
考えているリジィの姉貴も可愛いですたいっ!!

【微笑みながら、なんとか落ち着き】
【彼女をその優しそうな瞳で見つめるている。】

俺も考えているけどね・・・・!!
姉さんの方でなんか良いのがあったらなーっと思ってさ!
一応俺の妹の嫁だから・・・・家族だしなっ!!

【なんだかよくわからないけどサムズアップを仕掛ける】

/大丈夫ですたいっ!
550 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/15(水) 00:23:54.04 ID:8LwS5nco
>>545
「ねえ、正気で言ってる?貴女らしくないじゃない
会ったばかりの相手、まだ力も何も分からないような、さあ」

そうだな、何も分からん。名前と、幾らかの性格以外
だが、一つ分かる事が有るぞ

【キン、とほんの一瞬、金属の音がした】
【それは、第三者の目で見るか、終わってからならば分かる筈】
【鞘の中を刃が走る摩擦音】

【視線をカゲツに戻すのとほぼ同時、女は刀を抜き放った】
【所謂、居合い。四尺五寸の刃が狙うのは、カゲツの首の右側面で】
【もし防がなければ、それは皮膚一枚を裂いて止まる事になるだろう】

………組織の理念としては、戦えずとも問題は無い
が……私個人の考えとしては、それではまずかろうと思うのでな

【この試験≠フ結果がどうなろうとも、彼女の願いは聞き届けられるだろうし】
【女は、抜き放った刃を鞘に再び収め、この会話の終了を案に告げる筈だ】
551 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:26:26.78 ID:yv5XQ1oo
>>542
……ふむ。
つまり…異世界のすっごい猫の王様なわけですね

【成程そうだったのか、と】
【スケールがでっかくてよくわからないのでわかる部分でのみ解釈し】

成程、すっごい猫の王は伊達じゃない
名付け親…ってごっどふぁーざー!?……わぁお

……うむ、負けた。これは負けを認めざるを得ない
貴女スーパープリティーだッ……!

【そしてよくわからんものによくわからん敗北感】

552 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:26:50.26 ID:KfaJh/.o
>>547
【暫く咳き込んで、だらりと背を木に預けて浅く呼吸をする】
【薬草を受け取り、右手で器用にベルトポーチに収めた】

ありがとさん。
(後で品種でも調べてみるか、気になる)

【気になることは知らなければ気が済まない男であった】

驚いたぜ俺も。
火の国は物騒なのは知っちゃいたが、あんなのが居るタァな……。

【青年の差し出す手を握り、ゆっくりと立ち上がりながら名を名乗る】

谷山――谷山基樹。通りすがりのジャーナリストで……新参だがJusticeのメンバーだ。

【いてー、と顔を顰めながら言う】
【戦闘を本職としない少年が竜に勝てたのは、まさに奇跡と言ってよかったのだろう】
【たった瞬間、血の気が引き、倒れそうに成る】
553 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 00:30:47.87 ID:0BjOo6co
>>546

【見詰め続けるのは、エアコンの風が微かに揺らすカーテン】
【彼女の呻き声が聞こえる度に、ビクリと体を動かし――一丁前に、心配だったのか】

【シャ――――……】

【軽やかな車輪の音と共に現れた彼女の姿を、双眸に捉え―――】


……やっぱり=B


【『やっぱり』――然し、其の言葉の“掛かる”意味は異なる】

【微かに……本当に、少しだけ′角を上げて】
【其の目に少しだけ@Dしい『感情』を顕して】


            ――……やっぱり=A綺麗。


【其れだけ、告げると――直ぐに“無表情”へと戻った彼女は、レジへと向かう】
【『黒いカード』を差し出すと……どうやら、支払いは其れで終了したようだ】
554 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:33:02.67 ID:7UPwYgSO
>>550

え、っ

【 きん 】
【高らかに鳴り響く、と言うには些か小さい、けれど研ぎ澄まされた鋭い音】

 【それは耳に馴染んだ懐かしい/恐ろしい音】
 【一年そこら、裏で暮らしていた少女は、一日一回はそれを聞いていた】

【反射的に、左後へ一歩。下がる】
【半ば刷り込まれたその動き、成功していれば、「紙一重」の位置で刃が止まっているはず】
555 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 00:33:50.67 ID:QxezTwSO
>>551
うにゃ!!猫だけではなく狼族や熊族など様々な動物をひきつれた獣の王にゃ!!
龍族をひきいている蜥蜴の王や空を支配する鳥の王や海を支配する魚の王に、眷属の数が多いし本人(?)は不死に近い蟲の王や魔術を使う憎き人の王と死闘を繰り広げていたにゃ
【ない胸をはり】

にゃははははははは!!!!コレが私の実力なんだにゃ!!
【笑いながら】
556 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:38:25.36 ID:VRWpi9Io
>>549
うーん………

【青年の視線を意に介したのかそうでないのか、】
【どうも真剣に考え始めたようだ】


……ネーミングセンス、欲しいなァ

【ぼそり、と中の人の想いを代弁すると】
【再び腕を組んで唸り始める】


―――――――ラータ。

【小さく、しかしはっきりと何か呟いた】
【心なしか焦点が遠い】

557 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/15(水) 00:39:02.74 ID:8LwS5nco
>>554

………ほう?

「へえ………これは、私でもなかなか出来ないよ
なんだ、見た感じはパッとしないけど、凄いもんじゃない」

【女から上がるのは驚嘆の声、少女は褒めているのかいないのか分かりにくい声】
【鞘に戻った太刀が、またキィンと音を立てる】

よし……今日の所は、これで良かろう
加入云々の方はこっちでやっておく、情報の書き込みもな
アカウントの方は………えーと、少し待て。メモ渡すから

【がさがさと其処等を漁り、紙とペンを引きだして】
【集積情報にアクセスする為に必要なパスワード関連を、右肩上がりの鋭角的な文字でしたためて渡す】

………白坂カゲツ、改めて覚えなおした
安心しろとは言わん。お前の問題でもあるのだからな
だが………これまでよりは、随分と楽になるだろうて

【そういうと、片手を上げながらカゲツに背を向ける女】
【椅子に座ったまま少女の方に向き直り、買い物袋から林檎を取り出して】
【少女はカゲツに向けて、小さく手を振った】
558 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:42:49.75 ID:q.we2bwo
>>553

……。

【少女の声は発声こそ綺麗だが、抑揚が薄く、その口調から、感情を推し量るのが難しい】
【つばを飲んで、やっぱり≠フ後に続く言葉を、待つ――】

……〜ッ!

【完全な『不意打ち』だった】
【僅か、ほんの僅かではあるが、少女が微笑み、なんのけれんも無く、綺麗だ、と】

あ、ありが、とう、ございます……。

【出会ってから何度目か、再び顔を朱に染めて、礼を告げる】
【少女は、しかし先ほどの表情は嘘だったとでも言わんばかりに、無表情に戻ると、レジへと歩いていく】

あ、待って、ください……。

【あたふたと、着ていた布と、その中にどうやって仕込まれていたのか、財布を試着室の中から引っ張り出して】
【少女の後を追いかけていく。その間に、少女がレジで支払いを済ませてしまったのを見て】

あ、あの、お金はありますから……。
おいくらでした? きちんと、お払いします。

【少女の近くに立ち――しかし、店員の目を避けるように(トラウマにでもなったのだろうか)立って、そう言うだろう】
559 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:44:10.78 ID:yv5XQ1oo
>>555
御見それしましたネコサバト嬢…
で、とりあえず忘れてましたが

【orzから瞬時に元の姿勢に戻り】
【それはおいといて、と手でおいておくモーション】

何故こんな場所に?
見たところ通りすがるような場所でもないでしょうに

【路地裏の奥まった場所】
【そろそろ周囲の倒れた男たちが意識を取り戻すかもしれない、と】
【若干心配している】
560 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:45:08.65 ID:v684J1Ao
>>556
ネーミングセンスねぇ…
俺の名前が知り合いの名前で妹が初恋の人…

・・・・いやいや、なんでもない

【瞳を閉じて軽くメタ発言をすると】
【そのまましばし時が過ぎるのを堪能する】

ラータか!"ラータ・エキスパート≠ニかどう?

【腕組を行い、右目だけそっと開くと】
【目の前の彼女にそう告げた】
561 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 00:46:18.79 ID:Q9RRVoSO
>>531
【視える――――確りと、相手の振るう切っ先が。僅かに伸びる間合いを目に灼き付けながら】
【抜刀のタイミングを大幅に速め。本来ならば飛び込んで振るう筈だった居合を、受けに用いる】
【絶速に加えて、磨き抜かれた眼と耳と勘。そして、化け物じみた反応速度――――】

(お互い、殺し切るには足りないか――。雲の耀くほどの速さなら、或いは捉えられたやも、な)

【其れが先程より幾度と見せた、無茶とも呼べる回避を支える根幹であり。どうやら今回もまた、人影の助けと成ったらしい】

【放つ居合は鞘で抑えられた分、溜めは永く捻りは深い。力では僅かに劣るが、速さのみならば、負けはせず】
【この間合いでは届かないが、居合の使途には初太刀で捌き、次で斬る≠ニいう選択肢も有る。問題は、無い】

――――『殲天』ッ!!

【敵の先制を速度の乗り切る前に叩き、左手を添えた返しの袈裟で以って応じる。後より出でて先を往く、閃光の如き太刀捌き】
【きぃ、ん――と、振り下ろしと逆袈裟が、触れ合う音が聞こえた頃には。既に、二ノ太刀が放たれていて】

【相手の太刀は、流さない。ただ二足目と同時に、自らの体躯を大きく左方へ流して、袈裟から右脇を擦り抜けながらの撫斬りに転じる】
【威力としては、肉を切り骨を断つには十二分。だが斬鉄ともなれば、些かに不安が残ると言った所か】
【篭手を胴を掠めれど、有効打には為らないだろう。右後方に回り込めば、太刀を左の片手に移して】

【ひゅう。振り返り様に首元目掛け、恐らくは寸止めに留めるのであろう一太刀を振るった】
【速さは有るが、先程の其れには大きく劣る。反転に要した一拍も有って、受け止めるのは容易だろう】
【此を受け止めれば、五合。互いに怪我も無く、持てる技量を存分に用いた、演武のような模擬戦も――終わる】

//其方もそろそろ時間でしょうし、取り敢えずは次の此方のレスで締めましょうか
//これ以上長引かせるのも、拘束するようで悪いですし……拙文に加えて遅レス、大変申し訳ありません。
562 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:48:45.18 ID:7UPwYgSO
>>557

み、みため……

【確かに白と黒でしか構成されてないけども、と突っ込もうとして、やめる】
【……正直死ぬかと思った、と後に少女は語ったとかなんとか】

――ありがとう、ございます。

【メモを受け取って、二人に向かってきっちり45度の角度の、お辞儀をひとつ】
【顔を上げて深呼吸ふたつ、何もなければ病室を去るだろう】
563 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 00:49:16.13 ID:gX0SR56o
>>552

 【調べれば、大陸にはあまり多くは自生しない珍種で有る事が分かるだろう】
 【名前は○○○──この『まるまるまる』には、ぬしの好きな名前が入るぜよ】 
 【要するに、命名主はあなただ!ということ】

 【因みにあの竜種についても後に調べたのならば、】
 【ブレイズテイル種と命名されているものだと言うややマニアな情報が得られるだろう】
 【害獣指定されたものの中でも、滅多に人前に姿を見せないタイプで、低級だが獰猛なため危険種である】

【まあそれはさておき──】

『火の国』……?
何だって、ここはもう『火の国』だったのか……道理で……

【と、ここの国名を聞いて、少し驚愕して見せた青年】
【どうやらここが何処だか良く知らずに彷徨っていたようだが──】
【「おっと!」少年が倒れそうになったのを見て、青年は咄嗟に支えんとして】

谷山 基樹──……そして『じゃすてぃす』?
その『Justice』って言うのは、一体……

実は僕、世界をあっちこっち行ったりしてて、
大陸のことについては殆ど何にも知らないんだ

良ければ、教え──

【と、そこまで言い掛けたところで、一旦口を紡ぐ】

──いや、それよりもまずは、この森を抜けよう
またあんなのが出てきたら、たまらないよ──

【青年はそういって、彼の片腕を背負うようにしながら】
【そのまま、街の医療施設まで歩んでいくだろう──】

 【道中、彼らは一体どんな話を交わすのだろうか】
 【焔を纏った樹木が淡く照らす並木道。まだまだ旅は終わらないのだが】

//では何かなければ、この辺りで!お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
564 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 00:49:22.49 ID:QxezTwSO
>>559
おいおい…いきなり何を言うにゃ?
【やれやれと手をやり】

私はネコだにゃ!!ネコが路地裏を通りすぎててもなんも違和感もないにゃ!!!
【ババーンと効果音がなりながら】

それに雑魚くらいなら簡単に倒せるにゃ
コレでも強いからにゃー
565 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:51:22.07 ID:KfaJh/.o
>>563
なんだ、オマエ何も知らねぇのな。

【呆れたような表情を浮かべ肩を預ける】

ま、道すがらに教えてやらァ。
つーわけで、病院まで頼むぞ。

【ふらふらと歩き、ともに街まで向かっていった】
【情報通の彼は次々といろいろな知識を教えることに成るだろう】
566 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:53:39.08 ID:VRWpi9Io
>>560

――――――――ラータ。

【もう一度だけポツリと呟くと、】
【ハッと我に返るように青年の顔を見て、】

あ……? あ、あぁ。うん。お前の初恋相手がなんだって?

【ちょっと混同している】
【口元には先程までと変わらない笑みが貼り付いていた】

「らーた・えきすぱーと」。ヒヒヒッ、いいじゃん?
ってか、本当にこんなのでいいのかい?
567 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 00:56:10.70 ID:0BjOo6co
>>558

【「待って」との言葉に足を止めるも、彼女が追いついた時点で再び前進開始】
【店員の送り出す言葉と共に、師走の寒空の元へと出――ショーウィンドウの前で、振り向く】

……どうせ、私のお金じゃない。 から、いい。
その、お金で。 靴を買うと、いい。

【「自分が払うのではないから」――何とも、妙な理由だ】

【若しも親の金であるのなら、一層無駄遣いはしないだろう】
【かと言って、仮に彼女の家が金持ちだったとしても……豪遊するようには見えない彼女である】

【言われた方からすれば、何とも返答に困る物であるのは確かだ】
【……兎にも角にも、彼女自身には“払って貰う”気は無いようで】


 ――……じゃあ、私は。 帰る。


【――何と言うか、発言が機械的≠ネ印象だ】

【「用件が済んだから帰る」と云う図式が頭の中で成り立っているのだろうが……どうも、違う=z
【発言自体は本気な様で、名前すら名乗らずに背を向けようとして―――】
568 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 00:57:58.68 ID:v684J1Ao
>>566
にゃんでもねぇ!!中身の話だ!!
なんでも好きだった先輩・・・・此処からはだめだな!

【返すかの如く笑みを浮かべると】
【ふふ、とあどけなく笑った】

もしくは「スカイ・エキスパート」とかにしょうかなとか思ってたんだけどさ!!
姉さんの「ラータが」が良かったからラータにするぜぃ!
569 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/15(水) 00:58:18.10 ID:8LwS5nco
>>562
【彼女の姿が見えなくなるまでの短い間、少女は手を振り続け】
【病室から抜けた瞬間、手を降ろして女の方に睨む様な視線を向ける】

「………幾らなんでも、決定早い。どうして?
どう考えてもらしくない、そう思うんだけど」

理由、一つ目。あの娘、随分と重苦しい話し方だった
それが、毒牙とやらの話になれば……随分と改善されていてな
それだけ思いの丈は有るのだろうが、いざとなればの道理を弁えている
これは……<Justice>に向いている思想と思ってな

「まあ、確かに……正義っぽくない正義が多い気がするけどさ
で?一つ目って言うからには、もう一つくらい有るんでしょ?」

【女は、懐から取り出した短刀で林檎を切り、皮を剥いている】
【兎の形に整えて小皿に乗せて、落とした皮は自分の口の中に】
【少女の問いに、幾らか表情を引き締め】

……この世界の流れは早い。何時、何が起こるか分からん
もしもの時、例えば今……私が一線を退いてお前が怪我をしていて。心配に、ならんか?
あのカゲツとやら………もしかすれば、とな

「……成長に期待、って事?
まあ、良いや。それより、おかわり頂戴。あと、卵おじや食べたい。それと甘酒もー」

はいはい、分かった分かった………

【然しそれも束の間の事】
【他人が居なくなった途端我儘を言いだす少女に苦笑しながら、携帯の作業を開始した】

/お疲れさまでしたー
570 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 01:00:27.09 ID:yv5XQ1oo
>>564
あ、それもそうですね
むしろホームグラウンドですか

【こりゃ失敬、と軽く謝り】

いえ、どっちかといえば個人情報駄々漏れの会話してるので逃げられるほうの心配を。
万が一聞かれてたらと思うと……どこかしょっぴいてくれそうな場所に心当たりはありませんか、ネコサバト嬢

【大好きな姉に必要以上に心配かけたくはない】
【普通に警邏にしょっぴいてもらっていいの?という疑問があった】

なにせこいつら、歩いていた俺を袋詰めにして拉致しかけた奴らなので

【手に持ったビリビリに破れた袋】
【それを見ながらしきりに首をひねる黒曜】
571 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 01:04:18.08 ID:q.we2bwo
>>567

【凍える夜気の中、白く色づいた吐息を吐き出しながら、少女の声を聞く】

……わかり、ました。
あの、本当にありがとうございました。

【奢ってくれる、と言う相手に、あまり強く食い下がるのも失礼かと、せめて、と腰を折って礼を言う】
【少女が、帰る、と言い出したのを見て――呼び止める理由は無い。無いが――】

あ、あの!
よろしければ、お名前を、教えてくださいませんか!

おれ……じゃない、私のことは、クルス、と。
そう呼んでください。

【このまま、名も知らずに去ってもらうのも、余りにも――哀しい=z
【次、出会うことがあれば――また、この少女に笑ってほしい。そんな風に、思えたのだ】

普段は、水の国のギルドに居ると思います。
だから、その……。

……また≠ィ会いしましょう。

【にこりと、ようやく優しげな笑みを浮かべて】
【クルスは、そんな言葉を、口にした】
572 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 01:08:20.45 ID:VRWpi9Io
>>568
ふーん、先輩? 先輩って?

【 ☆ 喰 い つ い た ☆ 】

あぁ、いいのかい?
ラータって、s――――――

――――今、思いついた、名前なんだけどよ。

【何故だか少し言い澱む】
573 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 01:10:27.21 ID:QxezTwSO
>>570
うにゃ?別に聞かれても問題ない情報だったけどにゃ?
【なん…だと…!?】

うにゃー、しょぴく場所と言ってもにゃー、警察は役に立たないような気がするにゃー
やっぱり自力で防衛した方がいいにゃー

うにゃ…そう言う奴らは完膚なきにボコボコにしたほうがいいような気がするにゃ
574 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 01:11:20.68 ID:0BjOo6co
>>571

【ざ、と――靴と石畳が擦れる音】
【見れば少女は立ち止まり、クルスを振り返っていて】


……クルス。

……私の名前は、ミヅハ=B


そう、言ってくれる――……なら。 お言葉に甘える。 かも、知れない。


【こくり――最後に返した首肯の対象は、言うまでも無い】
【其の表情は、無表情≠ノ――五厘、表情≠足した様な物で】

【もう一度前を向くと、ミヅハは歩き出し……そしえ、雑踏に消えた】

/お疲れさまでしたー!
575 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 01:13:51.93 ID:q.we2bwo
>>574

/おつかれさまでした!
576 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 01:14:07.61 ID:gjlZeoQo
>>561

(―――――押し、通す)

【此処に着て、漸く男は小細工を捨てた】
【速度の乗り切る前に叩かれた刃は、相手の短剣の上で刃を寝かされ己から見て右側へ薙ぐ様に滑り、其処から滑空させる】

【ロスは在れど、速度は丁度良い位か】

【相手に右脇腹を通過されるのを横目で追い】
【ギキィ、と赤い装甲を削られる音を聞きながらも、貫かれては居ないと確信する】

【“身体ごと”反転する余裕は無い。そう確信した彼は、相手と同時に上体だけ捻って振り返り】

【轟――――ッ!】
【先程滑らせた滑空する大身の刃が、彼女の首筋へ迫り、薄皮を1枚切った所で止められようとするだろう】

【それとほぼ同時に、彼の首元へ太刀を突きつけられる】

………袖を、着けるべきだったか
いや、詮無き事よな。フフフ…・・・・

【袖とは、大鎧の両肩に着けられる板状の防具であり、首を狙った左右からの攻撃を防ぐ役割も有る】
【今回―――それさえ有れば、この最後の最後で勝てていた“かも”知れない】

【クスリと、そのまま笑って見せて】

/ういさ、諒解しました
/此方こそ、拙いモノの相手をして下さり有難うございました
/あんまりポンポン相手の背後が取れてちゃマァズイかもねぇ。とだけアドバイス。
577 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 01:14:37.93 ID:v684J1Ao
>>572
弓道部の先輩だよ・・・引退した後に先輩が手をつなごうとか言ってきてさ・・・
最初はそうでもなかったのに段々と好きになっていってさ、告白しようとしたのに
結局告白できずに卒業だよ・・・しかも先輩3年で俺1年・・・

こういう甘酸っぱい思い出を俺の中身はしているのです・・・

【妹さんからメアド聞こうとしているとか絶対に言うなよ!】

そうれではジャッチは姉さんでよろしく!!
俺はラータでも可愛いと思うぜ!!

【はにかむ】
578 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 01:22:08.22 ID:VRWpi9Io
>>577

はァ?! バっカじゃねーのッ?!

【突然声を張り上げ、バシンと青年の方を叩く】

今すぐその先輩に言ってこいよ!
一言「好きです」って言えばいいんだって! そんだけ!
ぜってー悪いようにはなんねーからよ、ヒヒッ!
もし万が一、億が一相手にされなくてもよ、自慢話になるじゃんよ!

【何故か途端に饒舌】

言える時に言っとけってマジで! 恥ずかしくねーから!
相手が海の向こうに引っ越しちまったって奴もいるんだからな!

【いるんだからな!】



あぁ―――――ラータ、ねぇ。

【ふと、上を見上げた。】
【メガネのレンズの隙間から見える瞳の色は、何色だろう】

折角だし……うん。良かったらそれで、な。
579 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 01:24:07.90 ID:yv5XQ1oo
>>573
……そんなもんですか。次元が違うんですねぇ、いろいろと…

【よほどの自信からなのか、それとも別なのか】
【窺い知れないがまぁそこにはそれほどの興味はない、それよりも】

やはりありませんか。……この手の"群れる"輩は個人を叩いても仕方ないですからねぇ…
やはり俺自身がどこかへ所属するのが手でしょうか

まぁ既にボコボコにはしてあるので、というのもありますが

【ぐ、と拳を握ってみせる】
【腕にはそれなりに覚えがあるのだ】
580 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 01:29:50.39 ID:v684J1Ao
>>578
そ・・・そぅか!!
とりあえず告白する用に妹さんをストーカー・・・じゃなくて!めるあど聞き出すよ!!
あの人どこの学校行ったかも聞いてないしな・・・

【がんがん頭を前後に揺らす彼と中身】

とっとりあえず・・・出会えたら言ってみるよ!!一年近くあってないんだけどさ!!
とりあえずは同じ大山梨帝国にいるうちに告白するっ!!
がんばれ俺の中身っ!!

【この気持ちがせつないって奴か・・・】

よしっ!!!それじゃぁ入力するよん!!

≪ラータ・エキスパート≫
≪シバラク オマチクダサイ≫
581 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 01:31:59.15 ID:QxezTwSO
>>579
所属するなら対機関連合やジャスティスとかだったの方がいいんじゃないかにゃ?
【首を傾げ】

更にボコボコにするならこの人に頼めにゃ
『何故私が呼ばれた?』
【通りすがりの】
【2m以上の背で、筋肉ムキムキでガタイの言い、黒髪の《女性》を連れてきながら】
【ついでに通りすがりのモブキャラです】
582 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 01:43:19.62 ID:VRWpi9Io
>>580
めるあど、か! めるあどは大事だな!

【※わかってません】

よし、その意気ならその先輩もメロメロだぜ!
頑張れよ! 応援してやっからさ、ヒヒッ!

【異常なまでにノリノリなリジィ】
【一方その頃中身はモニターの前でズゥーンしていた】


おうっ!
――――――これで、どう、なんだ?

【何やら表示され始めたモニターを眺め、】
【吸い寄せられたように視線をそこから離さない】
583 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 01:44:39.30 ID:yv5XQ1oo
>>581
ふむ、対機関連合、と……『じゃすてぃす』?ふむ、そちらは聞いたことが
成程成程…調べてみねば。

【ふむふむ、と頷き】

またえらい迷惑なことを通りすがりの人に…
というか此処、もしかしたらそんなに人通りがないわけではない気がしてきました

【げんなり】

すみませんそこな猫が。あまり気にせずスルー推奨ですのでその方向でお願いできないでしょうか、レディ?

【超弩級インパクトじゃないか】
584 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 01:49:21.28 ID:Q9RRVoSO
>>576

…………。

【踵を返すと、納刀。短刀二振りを拾い上げ、そのまま立ち去った】

//申し訳ない。正直、あれだけの火力と反応速度に加えて全身重装甲だと、死角に回る以外の対処法が有りませんでした。
//一応割り込めるようにはしたつもりでしたが、確定気味の描写が目立ってますね……ログ読み返して猛省させて頂きます
//こんな未熟者に付き合わせてしまって御免なさい。お疲れ様でした、ごゆっくりお休みなさいませ

//………何言ってるか判らなくなって来た。少し頭冷やして来ます、こんな絡みにしてしまって本当に済みません
585 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 01:51:14.40 ID:QxezTwSO
>>583
うにゃ!それならいいにゃー
ついでに英文字でジャスティスって書いてあるみたいだにゃ

気にしたら負けにゃ
気にしてたらこの殺伐とした世界を生き残れないにゃ
【キリッとしながら】

『ふむ……そうか?』
『なら、私は行く』
【ドスン!!ドスン!!と足音を響かせながら超●●級な彼女は去っていった】
586 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 01:58:02.76 ID:v684J1Ao
>>582
なんとか告白してみるよ!!
リジィ姉さんが応援してくれてるんだったらいける気がする!!ただ中身のスペックが・・・

【赤井は相変わらずのハイテンションで】
【中身はなんだか感動せいている】

ちょっと待ってて・・・
≪NOW LODING 90%≫
【緩やかに、でも早めにそのバーは右に上がっていく】
【そろそろ完成すると言うことなのか】

≪COMPIT!!≫

【その表示とともに殺風景だったパソコンの画面は】
【マトリックス風の背景に切り替わり】

「こんにちはっ!!ご主人たま!!」

【金髪の髪の毛に柔らかい頬を撫でることができて嬉しいですっ!!】

.おそくなってすみませんでした。。。
587 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 02:02:37.90 ID:yv5XQ1oo
>>585
この世界は不思議に満ちている…

【その背を見送りつつ】

この先生きのこるためには、ですか
大事なものを失わない程度に頑張ることにしましょう、程々に

ふむ、『ジャスティス』……『justice』?成程、発音が間違っていましたか。

……さて、そろそろ俺は帰ろうかと思います
いろいろと有用な話を有難うございます、ネコサバト嬢

【そう言って軽く頭を下げる】
【ああ姉さん達に連絡もしていないや、などと言いながら】
588 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 02:03:38.66 ID:VRWpi9Io
>>586
あああぁぁァ、まどろっこしいなァ?!
スペックとかいいんだよどーでもッ!
聞いたことあるだろ? 「愛」だよ「愛」!
言っとくけどな、そこら中の歌で言ってる「愛は何物にも勝る」ってのはな、

ありゃ、実はマジなんだぜ! 知ってたか?!

【何だか熱く語っているが、言っている事が支離滅裂】
【あれwwwwwwリジィ中さんwwwwwwww泣いてんすか?wwwwwwww泣いてるんすか?wwwwwwwwwwww】


だからお前もつべこべ言わずにt………おおおおぉぉぉ?!

【突然PCから聞こえてきた可愛らしい声に】
【思わずのけぞって少し距離を取る】

【本気でPCがどういうものか知らないようである】


/大丈夫ですよ!
/こっちこそ遅れまくりでごめんなさい……
589 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 02:09:42.62 ID:QxezTwSO
>>587
まったくもってそうだにゃ
【不思議の代表格が何を言う】

うにゃうにゃ、どういたしましてにゃ
じゃあ私も行くにゃ
バイバイにゃー!黒曜
【そう言い】

 エマージェンジ   エマージェンジ
緊急事態発生!緊急事態発生!何処かで助けをよんでるにゃ
待ってろにゃ!!今日も何処かにネコがいくにゃぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!
【足から炎と煙を出し、飛び去っていった】

/乙でしたー
590 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 02:15:35.25 ID:yv5XQ1oo
>>589
ええ、何かご用などございましたらお気軽にホテル・ダイヤモンド☆ダスキンまでどうぞ
勿論普通のご宿泊も歓迎しております

【知り合いでも 宣伝】

……さて。とりあえず"対機関連合"と『justice』でしたか…それに接触しなくては
全く。記憶の戻らない自分自身が恨めしい

【つかつかと。野郎共を放置して歩み去る】


/乙でやんしたっ
591 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 18:25:59.31 ID:jdc6ZP2o
【水の国/森林部】

【残る葉も寂しい広葉樹が乱立する森の中】
【夜空が見える程度に開けた円形空間に少女が独り、立っていた】
【長く尖った耳に、日に焼けた薄い肌、自身の柔らかな曲線を僅かな葉と綿だけで隠す様は】
【スラリと伸びる肢体の美しさも相俟って、エルフやニュンペーを連想させる】
【しかし、横髪から飛び出した一対の巻き角が少しだけ悪魔的】
【わたあめのようにモコモコした髪は、彼女の背中を完全に覆うほどのボリュームで】
【もはや羊毛じみたそれは、暖めた羽毛布団よりも包容力がありそうだ】


【赤い月光に映し出されるのは、小空間に広がる純粋な死】
【少女を中心に転がる、動物達の骸】
【咽返るような鉄錆の香り】

……疫病の元

【多量の血液を吸って、赤黒く変色した腐葉土】
【少女が一歩踏みつけて】
【ビチャリと呪わしく滴ってみせる】

……まだ足りない、全然足りないよ
もっと集まって、もっと死んで、もっと培養して

私が街に届けてあげるから
お友達≠ヘ、もっとおいで――

 ≪ クフアルフ = メルパヒューム ≫

【少女を中心に漂いはじめる甘ミツの香り】
【血の香りを打ち消しながら、広範囲へ伸びていく】
592 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 18:40:20.79 ID:gjlZeoQo
>>591

………・・なんともまぁ

【小さく、呟く声が彼女の正面から聞こえたであろう】
【甘い匂いに吸い寄せられたのは、野生の動物だけでは無かったようで】


【がさり、落ち葉を踏んで現れた“人間”】

【無精髭を生やした黒髪の男である。】
【パリっとしたYシャツとスーツのズボン、嫌でも目立つ赤い小手に身を包み、腰にそれぞれ長さの違う三本の太刀を帯びている】
【乱雑に切られた黒髪は、程よく短く少し髪質は堅そうであった】

…………良い布団が作れそうでござるな

【彼女の正面、少し離れた場所からジィ、と…彼女のモコモコした髪をマジで布団にしたそうな視線を注ぐ】
593 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 18:56:40.19 ID:jdc6ZP2o
>>592

【呟きが耳に入り、彼の存在に気がついたらしい】
【黄金色の双眸を向けて、かすかに微笑んだ】

やぁ、珍しいなぁ

【爛と生気に満ちた妖しい輝きを放つ瞳】

もしかして、私の髪のことかなぁ?

……布団にしてみたいなら、試してもいいよぉ

だから、お兄さん
もっと近くに来てよ

【にこり、と愛想の良さそうな顔付き】
【間延びした口調で話しかけて、彼の様子を見ている】

【周囲に散乱する死骸。鳥類が多少混じっている他には】
【鹿や熊などの、中型から大型動物のものが多数を占めている】
【殺されたばかりで鮮度の良いもの】
【白い蛆に纏わりつかれ、腐りつつあるもの】
【肋骨を棘の様に露出させたもの、色々である】

【その殆どが、綺麗に心臓を突かれて死んでいることが、分かるだろうか】
594 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/15(水) 19:09:26.80 ID:gjlZeoQo
>>593

………生憎だが、今回は遠慮させて頂こう

【左腰に帯びた太刀の一番短いものの鞘の上に、左手を“置いて”】
【鞘を掴むのではなく、手を休める様に乗せただけの儘】

此処は、嗅ぎ慣れすぎた臭いがする―――――

【彼我の間に充満する“死臭”】
【死の海とも呼べるその中で眠れば、間違いなく“溺れ死ぬ”】

【死因は失血死か、ショック死…どちらも胸を貫かれた事によるものだと予想するのは易かった】
【しかし、問題は――――】

(…この女、“何”を用いた……?)

【それを実行した“凶器”である】
【見たところ、得物は持っておらず、彼女の巻き角は刺突には向いていない…】
【まして、分厚い筋肉に守られた熊すら屠るなど――――】


【…人生の中での“ハズレ”を引いたかと、思わず自嘲的な笑みが零れた】
595 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 19:20:29.29 ID:jdc6ZP2o
>>594

そう。

……そうなんだ。

【表情から笑みが消えた】
【眉が八の字に下がり、落胆を示す】

【ふにふにと、温かそうな指先で口元を触りながら】

うぅん、お兄さん、とっても鋭そうだしねぇ
誤魔化しきれなかったのかも?
武人って種類の人なのかなぁ

私、人間のお友達が少ないから、ちょっと残念だよぅ

【ぐしゅぐしゅぐしゅ、血染めの腐葉土を素足で踏みつけながら】
【彼に向かって3歩ほど、歩を進める】
596 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/15(水) 19:32:51.26 ID:gjlZeoQo
>>595

………………お兄さん……だと…!!?

【キュン★】
【この男、髭などのおかげで老けて見られるのか…お兄さんなどと言われるのは初めてで、微妙に口元が緩んだ】
【―――――ときめいている場合ではない筈だが】

【そしてそのおかげで、と言うべきか―――彼女は3歩、歩み寄れるだろう】
【まだ、一番長大な太刀の間合いにも入っていないか】


友人…か。
だが、似た者同士であろう

【半歩、右足を退いて】

――――拙者も人斬りに候。

【左手の小指と薬指で一番短い太刀の鞘を挟む】

【まだ―――攻撃はしない】
【まだ相手の得物すら解って居ない、“もしかしたら”彼女は人を襲わないかも知れない】
【頼むから―――襲わないでくれ…そう、心の中で願って】
597 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 19:46:05.36 ID:jdc6ZP2o
>>596

【少女にとってみれば、だいたいみんなお兄さんなのだ。相手が女性でもない限り。】
【だから、復唱されたことには、不思議そうに首を傾げて】

ほぇぇ、そうなんだぁ

【人斬り、と聞いて少しだけ嬉しそうな表情】
【彼の姿勢と手の位置を観察して】
【太刀の長さから、まだ相手の間合いでは無い、と判断した】

同族を喰らう人、さぞかし強いんだろうね
ちょうど良かったよ

【喰らう、などと、変な表現をしつつ】

≪人間のお友達≫、この前も一人、焼き殺されちゃったしね
二人だけじゃ寂しいから
補充したいなぁ、って思ってたんだぁ

  ―― クフアルフ = アンバースピア

【彼の前方70cmの位置。腐葉土に覆われた地面から】
【槍のように飛び出す樹木の根=z

【狙いは、寸分の狂いなく彼の心臓】
【斜め下からの不意打ち――、この軌道が読みきれるか否か――】
598 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/15(水) 20:08:22.03 ID:gjlZeoQo
>>597

………いや、何でもない

【不思議そうに頸を傾げられると、何か一瞬でも喜んだ自分が惨めになったようで】
【内心ちょっとだけショボンとしたのは言うまでも無く―――】

(ッ―――――下!?)

【ぞわり、背筋に走った悪寒が相手の殺気を感知し】
【下方からの予想外の攻撃、しかし剣の間合いにも似たその位置からの攻撃に体は自然と反応する】

【キンッ―――鯉口から刃の取り出される音…右手は不動である事からして、居合と言う訳ではない】
【否―――それでは“間に合わぬ”と踏んだ】

“盛れ”ぃ――――!!

【一番短い太刀の鞘を挟む左手の小指と薬指。それを滑らせ、鍔へ引っかけて太刀を押し出す】
【更に其の儘ハバキと呼ばれる刀身の根の部分を掴んで―――太刀を樹木の槍へ向けて“投擲”する】

―――赤刀!!!

【予定調和である一連の動作。それを一瞬で終えた直後の。呟き】
【樹木の槍へと飛来しつつ、ソレに切っ先を向けるように反転する太刀が―――赤く染まった】
【その正体は。赤い“炎熱”の魔力。投擲される太刀が孕んだソレは、樹木の槍を切り裂き、焼き尽くせるだろうか】
599 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 20:09:14.21 ID:0BjOo6co
【街中】


【とある“喫茶店”……程好い具合に古びた其処から出て来たのは、一人の人物】
【正面の道が大通りという事も有って、周囲は相当に『明るい』――視界に不自由は無いだろう】


……、…えっと…――そうだ、早く帰るべき…、だな。
『ドライヤー』と『書類』を今日中に片付けないと――間に合わない。


【髪型は艶やかなスカイブルーの髪をリボンで括ったサイドテール、身長165cm程の少女だ】
【双眸と同色の黒を基調としたブレザー制服をきっちりと着込んでいるが、スカートは短め】
【黒色のニーソックスから少し視線を上に向けると左腰には軍刀、紅い鞘には幾何学模様が掘り込まれている】
【また、制服の襟元に目を遣れば―――“魔術教会”の紋章を模したバッジが付けられていると判るだろうか】


【其の顔は、何処か――……疲れている≠ニ表現できる物か】
【目の下には色濃く隈が浮かんでおり、足取りはフラフラとしている――が、彼女は通りを歩き出した】
600 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 20:36:56.10 ID:jdc6ZP2o
>>598

『ギギギギギギギギ――――――――――』

【彼の右側方の、一番近い樹木から絶叫にも似た軋み音】

【樹木の槍は、闇を赤々と照らす“炎熱”の呑まれ、数秒立たぬうちに燃え尽きた】
【もっとも、槍のように鋭くとも、実質は根っこ=z
【地下まで燃焼は及ばず、本体≠ヘ無事である】

【――得物が根≠ニ特定できたならば、その先も予想できるかもしれない】

ぐぅ……

【眉を顰めながら苦々しげな声を漏らしたのは】
【一撃で殺しきれなかったからか】
【はたまた、彼の反応速度に感嘆してか】

お兄さんも炎使いかぁ…!

ちょーっと苦手なタイプかも…っ

いくよ、呪樹の64番!

【64番と呼びかけられたのは、彼の右側方に立つ――先程叫び声を上げた樹木】

【幹も枝も十二分に太く、筋肉隆々と喩えても差し支えなさそうなほど逞しい】
【殆どの葉を落として尚、余りある活力は】
【自身が枯木である事さえを忘れているかのよう】

【もっとも、それ自体の違和感は些末事】
【最大の特徴は、幹に精巧な人面が浮き出し始めていること――――之に尽きる】

【大きさは人と同じ、顔付きは凡庸】
【固定化されたアルカイク・スマイルを浮べていて】
【それだけがただ、不気味だった】


  ≪クフアルフ = ブラウンウィップ≫

【少女の愉しげな声に反応して、樹木が動き出す】
【幹そのものをギリギリと捻ることで】
【天に向かって万歳するように広げられた枝を、大きく振りかぶり】

【地面を抉る勢いで、彼になぎ払いを仕掛けようとする】

【――巨体ゆえ、威力はあるものの、動作自体は遅い】
【木の攻撃前にも行動を起こせるかもしれない】
601 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 20:39:51.05 ID:MPCAuF6o
【繁華街から少し離れた路地裏――――……町の喧騒とは裏腹に
ただただ静かに、オルゴールが如く、時折刎ねる水滴の音だけが、断続的に響いている】

【耳を澄ませば、そこに混じる、ため息にも似た呼吸の音
か細いそれは、未熟なソプラノ歌手が如く、高音を撫でて、音を奏でる】


今年一番の冷え込み……だそうです――――……ふぁ――――……っくしょん
……このままだと、風邪を引く、では済まなさそうですね


【金色の長髪に翡翠色の綺麗なパッチリとした瞳
菖蒲色の艶やかな着物に紅色の帯を締めたきょぬーの少女】

【無造作に詰まれた木箱の上に、そっと腰掛け、着物の裾から覗かせる――――……栄養が足りていない白い両脚
靴は無く、裸足のソレは、夜風に抱かれて、びくっと、彼女に声をあげさせた
すす――――と、すぐさま彼女は両脚を抱き寄せ、ぎゅっと三角座りをして
眼前を通りかかった、小さな来訪者≠ヨと――――興味を示した】


……――――キミも、一人?


【その言片は、来訪者へと通じたらしく、ソレは静かに、彼女へと歩み寄って魅せた
そして、己を証明するが如く、小さな鳴き声を上げ、彼女の胸元へと、スルリ、と潜り込んできた】


ひゃっ……も、もう……くすぐったい――――です……


【それでも、十分な温もりがあるのか、彼女はぎゅっと、潜り込んできたシマリスを抱きかかえるように、引き寄せた】

【――――――――路地裏を覗いてみれば、こくり、こくりと、寒空の下、寝息をたてかけている彼女が一人】
602 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 20:45:57.52 ID:ufDzEbU0
>>599
/まだおりますー?
603 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 20:47:54.92 ID:0BjOo6co
>>602
/すっげぇウトウトしてましたが、此処にー
/場合によっては早めに切り上げるか持ち越しするかも知れませんが、それでも宜しければ
604 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 20:52:48.94 ID:ufDzEbU0
>>603
/では、お願いしますー

――――ほぁ……寒い
考えてみれば、もう冬も近いですものね…………
たまの休みに雪が見れたなんて、運がいいと言いましょうか……

【厚手のコートと毛糸の手袋をはめた、淡褐色の肌に明るめの紫色の髪をした女性が】
【その手に食材などを詰めたと思しき買い物袋を提げて歩いている】
【その眼は、どこか嬉しそうに空を見ていた】

――――偶には、こう言う風情を感じながら、家でゆっくりすると言うのも、良いものですね……

【吐く息が白む】
【この寒さを、どこか歓迎している様子だ】
605 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/15(水) 21:01:13.76 ID:8LwS5nco
【魔術協会、医務室】

ねえ、まだー?お腹空いたんだけどー

「もう少しだから待てー……ん、醤油は何処だ醤油」

【間違いなく、医務室。調理室では無い】
【無いのだが、やたらと美味しそうな匂いが其処に漂っている】


【そして、本来医務室としての役目を果たすべき設備の一つ】
【具体的に言うなら、ベッドの方に目を向ければ】

……あ、それからさー、また林檎切ってくれる?
別に兎にしなくても、そのまま食べられるんだけど

「ああ、分かった分かった。分かったからもう少し……」

【上半身が包帯でぐるぐる巻きの、灰色の長髪の少女が】
【腰から下は布団の中に収まった状態で、カーテンの向こうの人間に催促中】
【誰かが料理をしていて、それを待っている様で】

【敢えてもう一度記すが、医務室である】
606 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 21:03:13.15 ID:0BjOo6co
>>604

(……ギリギリの『納期』が――、金曜日の朝、と云う所だろうか。)
(今日と、明日一杯使って……兄さん≠ノは、連絡入れておかないと……。)

【凡そ元気一杯≠ニ云う様子には見えない彼女は、それでも通りを歩き続ける】
【脳の中では、“義務”の予定表を組み上げ――ふ、と顔を上げた瞬間】


あ……っ、……――。 ……すまない。


【丁度、女性の進路を妨害する¥鰍ナ立ち止まっていた事に気付く】
【『自分でも、立ち止まった事に気付かなかった』――其の事実に、心の中では嘆息する】

【若し彼女の顔を見たなら――矢張り、調子が悪そう≠ネ印象を受けるだろうか】
607 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/15(水) 21:08:53.93 ID:gjlZeoQo
>>600

(植物…だと。)

【相手が植物使いだと知ると、絶叫に似た軋みを聞きながらほんの僅か…顔を顰めた】

(マズイな…)

【周りの植物を利用する相手ならば、此処は相手に絶好の場所である】
【…最悪“退く”事も、考えねばならない】

【だが、相手の得物から察するに―――それは、難しそうで】

覚悟を、決めるか――――

【スラリ―――最も長大…いや、大木すぎるとも思える太刀を右手で引き抜き、それを両手で持って上段に構え】

【「―――否」】
【低く短い声が、彼女の言葉を否定する】

【迫る樹木の枝へと向き直る】
【振り上げられ、振り下ろされる時を今か今かと待ち侘びる太刀はただ冷たく月光を写していて】

拙者は―――――≪ウォーロック≫、也

【返答と同時、強く歯を噛んで。迫り来る枝へ向けて、太刀の重さと己の力を十二分に乗せた一撃を見舞おうとする!】
【巨大すぎるそれを、真っ向から受ければ、当然彼は後ろへと押される―――しかし、耐えて見せた】
【彼の両足の着いていた地表が抉れ、二本の線が深く刻まれていたが―――彼は受け止めて見せた】

≪ウォーロック/男魔女≫…山本正勝だ。

【太刀の冷たい光の向こう側。更に強い瞳を携えた男が―――彼女を見ていて】

“轟け”―――――

【バチリ―――瞬間、刀身から奔ったのは鋭い音と黄色い光で】

―――黄刀。

【バチィッ!!!!】
【その名を呼んだ瞬間。太刀から電撃が奔る】
【火で燃やせぬならば、“木の水分”を介して内側から焼くつもりだろう…もっとも、太い樹木の全てを焼き切る程の電力は無いが】

【さて―――此方は名乗ったぞ。寂しがり屋よ】
【そう言いたげに、直後に小さく笑んで】

/スイマセン、暖房着けたらブレーカーがボトンしちゃってました・・・・
608 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 21:09:59.74 ID:ufDzEbU0
>>604

――――まぁ、ゆっくりするのは帰ってからにしますか…………
このままでは凍えてしまいます……そんな軽装でも無いですけど

【白い息を吐きながら空を見上げていた女性だが、流石にその寒さが身にしみてきたのだろう】
【ブルッと一つ身震いをすると、再び歩を進めようとする】

っ、あら…………失礼

【そこで、眼前に立ち止まっていた少女の存在に気づく】
【危うくぶつかりそうになり、さっと頭を下げる】

――――――――?
どこか、身体の具合でも……?

【その時、少女にややすっきりしないものを感じたか】
【女性は軽く首をかしげると、そう声を掛ける】
609 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 21:10:35.58 ID:Xs.pJBwo
>>601
/まだ居られますかなー?
610 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 21:14:31.61 ID:MPCAuF6o
>>609
/いえーす!
611 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 21:16:41.56 ID:0BjOo6co
>>608

【「身体の具合でも」――詰まりは、今の自分はしんどそう≠ネのだろうか】
【そう言えば、今日は三時間も眠っては居ない……駆け巡るのは、そんな思考】


え、っと――…そんなに、『不健康』な顔してるかな?
……熱は無い筈、なんだが――。


【話す彼女の頬は、若干上気している――寒さの為だけでは、無いだろう】
【……質問に応えるとすれば、「物凄く不健康そうです」と言って差し障り無いレベルである】
612 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 21:17:58.51 ID:WFaepYAo
【湖のほとり】

【突き刺すように冷たく一吹きで2度くらいは体温を奪っていきそうな冷たい木枯らしが吹く暗い湖に月明かり以外の明かりが灯る】
【キャンプファイアーというほど規模も大きくない焚火だ、そしてその光に照らされて小さな影がすぐ近くにいるのが見える】
【小さな影はファ〜ァ、と大きな欠伸をすると焚火のそばに刺さっていた串焼き魚を手に取りかぶりつき】

…あ、いただきますっていうのをわすれてたないただきます
まあそれはさておきなんかこうしてつったさかなをやいてたべるってことをなかなかやってなかったな…

【その小さな影は赤い髪のツインテールに毛糸の帽子、白いマフラーを首に巻き白黒シャツの上に赤いジャケットを羽織り
黒いミニスカートに黒と紫のニーソックスの少女の姿をしており、なんとも幸せそうな顔で食卓塩だけ申し合わせ程度にかけた焼き魚にかぶりついている】
【しばらく咀嚼して飲みこむと彼女は左肩を回して自らの体調を確かめる】

…ふー、もうすっかりからだのちょうしもよくなった
しばらくからだをならすためにしょうしょうきたえてたからな、むしろまえよりかろやかにうごけるきがするぞ

【そう呟くとその辺で上下関係を叩き込みお供にしたらしい野生の子ヤマネコを手招きして背中を撫でてやっている】
613 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 21:20:41.89 ID:Z7rNG0Ao
【街中、人込みを縫うようにして走る人物ひとり】

【常盤色の髪/金の瞳/着崩した灰色の学生服/黒いコンバットブーツ/左の手には缶コーヒー】
【それだけ見れば、何処にでも居るであろう「不良染みた少年」】
【――首にぐるりと巻き付いた、「重苦しい金の首輪」、それだけを除けば、の話である】

……っだー、油断して買い置き忘れてた……!

【……そんな彼。何故だか今日は、「黒いニット帽」を被っていた】
614 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 21:25:56.01 ID:ufDzEbU0
>>611

……なんとなく、ですが
熱とは言っても、こうも外気が冷たいと、気付かなかったりするものです

【女性の目は、控えめに、だが確実に少女を観察する】
【そうして得た感想は、確かに少女は体調が悪そうと言うものだった】

【人は体温が上がると、周囲の気温が低く感じられ、寒気が走る。これがいわゆる『悪寒』と言うものだ】
【しかし、もとより外が寒いと、それが分かりづらい――――体調不良で感覚が鈍っていれば尚更だ】

――――っと…………これどうぞ、遠慮なく

【女性は、手に提げていた袋をごそごそやりだすと、中から1本の栄養ドリンクを差し出す】
【丁度買い物の帰りで、それを持っていただろう】

でも、あくまで大事なのは休養です。あまり無理はなさらないように……

【――――だが、女性が栄養ドリンクを取り出す瞬間、袋の中身が見えただろうか?】
【パンや肉などの食糧、飲料、果物などはまだいい】
【先ほど取り出したものと同種の栄養ドリンク、更にはサプリメント、湿布薬、砥石――――】
【そうした品物が、食料品にも負けぬほど、大量に袋の中に詰まっていた】
615 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 21:26:35.11 ID:q.we2bwo
>>605

【ガラッ、と音がして――】

……鰻は煙を食わせろ、とか言うらしいケド。

【本来、来客を迎えるには甚だ不適切な場所】
【医務室の『窓』を開け放って、一人の青年が顔を覗き込ませた】

鰻屋どころか、洒落た小料理屋って風情ですらねェな。

【白いカッターシャツのボタンは、第二ボタンが留められているだけ】
【紺色のネクタイを緩く締めたその胸元からは、肌着の白いシャツが覗き、カッターシャツの上には黒い革のジャケットを羽織っている】
【浮かべた表情は、人を食ったようなニヤニヤ笑いで、総じてひどくだらしない印象がする】
【黒目黒髪の、二十歳ごろの青年だ】

俺が健忘症に陥ったってワケじゃなけりゃ。
……この部屋は、医務室だったハズなんだが?

【ちょうど少女が収まったベッドに面した窓を開け、おそらく、少女に対してなのだろう】
【最初から、返答を見越したような口調で、質問を投げた】
616 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 21:30:52.46 ID:Xs.pJBwo
>>601

【路地裏を一度通りすぎて、数歩戻って覗き込む影が一つ】
【真っ白なワンピースの上に、真っ黒なカーディガンを羽織っていて】
【首に巻いたマフラーの裾が夜風に晒され、ふわりと浮かんだ】

────むー…?

【同じく翡翠色のくりくりした瞳は路地裏の少女を逃さず】
【ゆっくりとした足取りで恐る恐る近づいていく】
【髪も同じく金髪…ではなく瞳と同じ翡翠色で】
【対照的に、悲しいくらいの絶壁である】
【そしておまけに、頭の上に何か蠢く物が乗っかっている】

もしもーし!

生きて……ますよね?
この寒い中に靴も履かず……‥ワケありとみました!

───キューちゃんはどう思います?

「きゅー…きゅー!」

【蠢く、もとい、きゅーきゅー鳴いているその生物は───】
【見ればすぐに分かるだろうがいわゆる、龍であった】
【まだ赤ちゃん龍らしく、頭の上に乗っかるその姿はとても愛らしい】

>>610
/ではいきますぜー!
617 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 21:34:55.66 ID:0BjOo6co
>>614

【女性の言葉を聞いて、ピタッ、と右手を頬に当てる】
【「確かに熱い」――そう、感じてから手を頬から離して】


確かに――…あ、あぁ、有難う。
「休養」、か……でも、そう言う訳にも行かないんだ。
その…、…レポート≠ェ溜まっていてね。 早く終わらせないと、教師に怒られてしまう。


【礼の言葉を返しつつ、ついたのは些細な「嘘」……武器製作で忙しい%凾ニ、言える筈も無い】
【其れでも、もう一度「有難う」と声を出す彼女の顔には、微笑が浮かべられていて】

(――……砥石なんて、何に使うんだ?)

【其の方面に明るく無い彼女――心中では、疑問を浮かべていた】
618 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/15(水) 21:36:47.97 ID:8LwS5nco
>>615
【反応その1、まずは沈黙】

……………………

【その2、相手の顔を見て】

………ん、嫌な顔

【その3、窓に手を掛けると】

………せいやっ

【掛け声と同時、開け放たれたそれを思いっきり閉めようとする】
【顔を突っ込んだままであれば、即頭部を窓枠が直撃。引っ込めて居れば、二人はガラスで遮断される】
【兎に角、その様にして先制の一撃を放った後に】


……此処が医務室じゃなかったら、なんだと思う?
あと、窓開けないでよ風入るから

【一応答える、という程度の反応】
【言葉通り表情が気に入らなかったようで、直視しようとしていない】
【それでも会話をしようとしている辺りは、まだ機嫌が良い方なのかもしれないが】
619 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 21:42:44.74 ID:MPCAuF6o
>>616

【うとうと、と半ば――――沈みかけていた意識を、貴女の言葉に引かれ、呼び覚ます
少女特有の、甘いヴァニラの囁きは、心地よい目覚めを彼女にもたらした】

【ぱちくり、と瞼が開き、翡翠色の瞳が――――水泡を携えながら、貴女を確認する】


――――……龍?ですか……ふぁ、凄い……初めて見ました……っ――――じゃなくて
危なかった――――このままじゃ、死んじゃう、ところでしたね……


【寝起きでイマイチ働かない頭をパタパタと振って、寒空に、夜に解けてしまいそうな意識を起こしていく
髪の毛が夜を染め上げて、ひらり、と金色の絲のような髪の毛が虚空に舞った
鮮やかに夜空を駆ける小金は、貴女の翡翠色に劣ることなく、綺麗な色をしていた】

【翡翠色の瞳が、貴女を撫でるように、見つめていく――――……同じ色をした瞳に
合わせ鏡のように、彼女を移しながら、そっと、見ほれるように、しばし、視線を交錯させるだろう】


えっと……助かりました――――……その、歩きつかれて、休んでいたら……
いつの間にか眠ってしまっていたみたいで――――


【木箱の上に、脚を伸ばして、貴女と視線を交錯させながら――――胸の奥で言葉がつっかえて、出てこないのを感じる
感謝の言葉が見つからないのはきっと、恥ずかしいから、か、恐らくは、見た目的に同じくらいの貴女に、こんなところを見られて
仄かに頬に赤色のシロップを落としながら、数刻の沈黙の後に、胸の谷間から、シマリスが顔を出した】

【シマリス君は、貴女の頭の上にのっかる子龍へと興味がいくのか、嬉しそうな鳴き声をあげながら、カチカチと両手を合わせた】
620 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 21:43:00.83 ID:jdc6ZP2o
>>607

ウォーロック…?

【耳慣れない肩書きだったらしい。思わず復唱してしまう】
【力強い瞳に見据えられて、ぼんやりと彼の一撃を眺めていた】

『ギ、ギギィ、ギギギギギギギギギギ――――――』

【呪樹が、内部から焼かれる痛みに悶え、叫ぶように大気を揺らす】
【駆け抜ける電撃は、もっとも太かった枝を発火させ】
【幹の主となる部分の半分以上を損壊させた】

【彼の笑顔を見て、彼女が返すのは悔しげな表情】

53番。

53番目のミスチーフ…。

……わ、私はまだ、負けてないよ!
お兄さん≠補充すれば、≪お友達≫の損失はプラマイぜろなんだから…!

【べー、と赤い舌を突き出して、名前は呼んであげないらしい】

【64番の呪樹が火を嫌い、枝を振ってのたうつたび、自壊が進む】
【もはや誰も見えていないのだろう】
【二人の居る方向の枝が全滅しているために、攻撃が当たらない】
【冷たくなった動物の死骸群を照らすだけの巨大トーチと化していた】

【少女は、綿と蔓草だけで出来たもこもこのホットパンツに右手を伸ばし】
【その横合いを一握り、ぷつ、と収穫するように引き千切る】


/大丈夫ですよー、というか、こちらが遅れてしまって…!
/あと、すみません、次、ご飯で遅れるかもしれませんっ
621 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 21:43:03.57 ID:ufDzEbU0
>>617

レポート、ですか…………なるほど
お見受けしたところ、そういうのが必要そうですからね
ですが、疲れを引きずっていては効率も落ちてしまいますよ?
少ない時間をやりくりしてでも、身体は休めるべきと思います…………まぁ、余計なお世話かもしれませんが

【『魔術協会』のバッジを認めたのだろう。少女の嘘≠真に受けたらしい女性】
【しかし、無理をしても結果は伴わないと、ささやかな警句を発する】
【それでも、最後には身を引く――――言葉通り、そこまで首を突っ込む気は無かったのだろう】

――――しかし、寒いとは言え、これはこれでいい風情ですね…………

【少女の心中の疑問を知ってか知らずか、女性は空に目をやりながら、他愛もない事を口にする】
【寒い夜というのは、空気が冷えて水分などが減少し、空が澄んでいる事が多い】
【それでなくても、寒空というのはこれで中々冬の風情を味わえるものだ】
【女性は、心底それを気に入り、味わっているのだろう】
622 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 21:44:20.08 ID:QxezTwSO
【公園】

……
(やっぱり寒いですね…)
(クリスマスはゼノアの為に豪華な料理を作りましょうか)

【茶髪のフワフワヘアーに、紅と蒼のオッドアイで】
【怪しげな模様のある剣を腰にさし、ローブを着て、リュックサックを背負った少女が夜空を見上げている】

【腰には怪しげな模様のある剣を装備してある】
623 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 21:51:13.66 ID:q.we2bwo
>>618

っと。

【事も無げに、顔をひょい、と窓の外へと引いて、窓枠と衝突するのを避ける】
【窓ガラスを隔てられた向こう側で、少女に向けて苦笑する】

元気だなァ、怪我人さん? ンな大袈裟な包帯、要らねェんじゃねェの?
メシの臭いがして、ミイラ男もかくやってレベルの包帯を巻いたお嬢さんが居て、ベッドがある場所……。
ナゾナゾにしたって出来が悪いぜ、そうだろ?

【大声を出すつもりはないらしく、窓ガラスに近寄ってそう言う】
【窓ガラスが、彼の言葉と共に吐き出された呼気で、白く曇る――】

換気だと思えよ、まァ換気扇回してんだろうケドさ。
ぬくぬくしてっと、身体も余計に弱るぜ。

【こういった過剰な反応の相手をこそ、からかうのが楽しいのだろう】
【あまり良い趣味とは言えまい――】

さて、中に入れてもらうわけにはいかねェかな、嬢ちゃん。
会話相手が、寒さで震えてんだぜ、気遣いって大事じゃねェ?

【自分から強引に窓を開けるつもりは、もうないらしい】
【白い息を、変わらず窓へと吹きかけながら、オーバーに身体を抱いて、両腕でさする仕草】
【――表情が、楽しげなニヤニヤ笑いでもなければ、それなりに説得力もあるだろう】
624 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/15(水) 21:51:47.38 ID:gjlZeoQo
>>620

おいおい………

【今の一撃を押し留めたのは、流石に無茶だったか】
【下手にカッコつけるもんじゃねぇよなとか思いつつ…僅かに痺れる己の腕を一瞥し】

……拙者が名乗ったんだ。御主も名乗ってくれても構うまい?
(第一段階でも、通用する相手と確認…しかしそれでは、決め手に欠ける)

【だりぃなぁ。呟いて…長大すぎる太刀を八相に構えて】

【ジリリ、と…彼女へ歩み寄って行く】
【まだ、間合いからは遠い】

/ご飯諒解しました〜
/一杯お水飲んできてね!
625 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 21:52:40.14 ID:9UryxwAo
【水の国・大通り】

(どの国に行こうが、やっぱり冬なんだから寒いのは当然か)
(折角だから何処か喫茶店にでも入って温かい物が欲しいトコだが……)

………刀が無いと身体が軽いな

【ゆっくりと、見るからに当てもなく歩くジーンズ+ジャケット姿の男が一人】
【身長は190cm強、金色の頭髪もその背丈と同じような長さで美麗】
【手に填めた茶色の手袋が暖かそうで、通りに於ける違和感の塊と言っても差支えはないだろう】
626 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 21:57:52.08 ID:0BjOo6co
>>621

うん……判ってはいるんだけど、な。
大丈夫、後二日位で終わるから――これ=A飲んで頑張ってみるよ。

【『余計なお世話などではない』と言いたげに、首を左右に軽く振って】
【其れでも休養≠ニ云う考えは無いらしく――返答は、そんな内容】

【右手に持った栄養剤を軽く揺らすと、微笑んで見せて……次いで、空に目を遣り】


……昔、『櫻の国』に住んでいた時――こんな雰囲気を、よく感じたよ。
あの国は何処か、そう、……幻想的≠ニでも言うのかな。 そんな風景が多いから。


……そうだ、名前をまだ名乗っていなかった。


【はっ、と今更気付いたのか――女性の顔を見ると、少し焦った顔をする】
【『生真面目』な部類に入る人間なのだろうか、名を名乗らないのが落ち着かない様で】


私は、華蔵院 フィスカ=\―「魔術協会」の生徒だ。


【華蔵院≠ニ云うワード――『株』や『実業界』に詳しければ、聞き覚えが有るかも知れないが】
【普通に暮らしている者にとっては、至って無縁……其れを名として名乗って、彼女は微笑んだ】
627 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 21:59:43.73 ID:Xs.pJBwo
>>619

───、あ…

【別にやましいことをしていたわけではないのだが】
【目の前の少女が目を覚まし、こちらに視線をぶつけている】
【ちょっと狼狽え、気まずさからか顔が赤くなって】
【ようやく口から出た言葉は───】

お、おはようございますっ!

でで、ではなくて!
えと…えっと…

【焦りすぎたか喉で言葉が詰まって全く出てこない】
【落ち着くためにすぅはぁ、と胸に手を当て深呼吸をする】
【何度か繰り返して、ようやくほっとため息を吐くと】

えへへ…珍しいでしょう?
ちょっと専門的な話になるんですけど…龍としてはかなり上位の種類なんですよ!
ちなみに、名前はキューちゃんって言いますです!

……ところで、靴も履いてないみたいですけど…
この寒い中どこから───きゃっ!?

【頭の上に乗っていた仔龍がぴょいんと跳ねるように飛び降りた】
【身体を四点で支え、綺麗に彼女の手のひらに着地すると、】
【まだ飛べないらしく、のそのそ歩いてシマリスへと近寄った】
628 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/15(水) 22:00:12.34 ID:8LwS5nco
>>623

ちっ、外した

【露骨に舌打ちをしてから、窓の鍵の方に手を伸ばして】
【二秒程思考時間を開け、結局今は閉めずにおく】
【それから、ベッドの上で身体の向きを変え、丁度左肘を立てて枕の様にした状態になり】

………ん、貴方を会話の相手にしたいと思わないんだよね
気遣いがどうこういうなら、先に私に対しての気遣いを見せてくれないかなー
別にこの程度の寒さ、寝なければ凍死しないと思うし

【相手の表情に、かなり分かりやすく顔をしかめて】
【右手で蠅を払う様な動作をしながら、それでも答えを返す】
【退屈は病人に付き物、だからなのかも知れないが】

私だってねー、会話する相手選べるくらいの交友関係あるからさ
嫌な相手なら門前払いにしても何にも困らないの、分かる?

【それでも、上から目線+相手の懇願却下の姿勢は変わらない】
【暖かい室内から、寒さに凍える相手を見物。さながら、窓から貧民窟を見降ろす資産家の様な】
629 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 22:05:57.04 ID:ufDzEbU0
>>626

そうですか…………まぁ、そう言う事が出来るのも、若さの良いところなのかもしれませんね
――――って、そんな年より臭いセリフを吐くほどには、衰えてはいないつもりなんですけど

【体力で押すと言うのも、一つの答えだろう】
【それを認めながらも、どこか老婆心から出てきた様な言葉に気づいて、少し慌てて訂正する女性】

私……幼少の頃は砂の国に居ましたから…………こういう風景はいくつになっても飽きないんですよね……
それに……昔は色々とありましたから……

【空を見上げながら、しみじみとした口調で語る女性】
【砂漠が国土の大半を占めている地域で育ったと言えば、なるほど四季を愛でるのも分からない事は無い】

華蔵院……フィスカさんですか…………
私はリーナ=ヴェイセシス…………某企業で、社長秘書を務めさせてもらっている者です

【『華蔵院』のファミリーネームにわずかに反応を見せたが、何でもないかのように名を名乗り返す女性――――リーナ】
【ここで、彼女もまた一つ、何でもない様に嘘をつく】
【社長秘書をしているのは事実――――だが、彼女には戦闘員と言う、裏の顔があるのだ】
630 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 22:11:35.17 ID:HCXwJUYo
【魔術協会敷地内―備え付けのベンチ】

―――――水曜日ももう終わり、か……。
もう土曜も近いな……事が終われば、暇になるものかな。

忙しいは忙しいで、充実感もあるものだが……ふぅむ。

【紺藍色の髪を赤いリボンでツインテールに結んで、青渕のメガネ】
【ベージュ色のセーラー服に紅と青のチェックのミニスカートを穿いて】
【右腕に腕時計の様な機械、腰の左右には白と黒のハードポイント】
【頭部に茶色の犬耳、大き目のヘッドフォンを装着し、スカートから茶色の尻尾を覗かせている】
【140cm程の小柄の少女が、カップアイスを片手にぼけー……っとしていた】
【襟元に付けられたボタンのマークから、“魔術協会”の生徒だと判るだろう】
631 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 22:13:19.05 ID:MPCAuF6o
>>627

【貴女の言葉の調を仄かに味わいながら、彼女は近くによってきたキューちゃんの顔を覗き込んだ
思わず触れてみたくなるものの、その歩みはシマリスへと向けられたもの、彼女へと向けられたものじゃなくて――――】


――――あ……嫌われてしまいましたね――――……
少し、お話したかったんですが……


【少し残念そうに、それでも――――シマリスが親しげに、きゅーっとキューちゃんの真似をするように、キューちゃんへと
その言葉の行く先を向けたのを見て――――ふっと、表情を崩し、微笑んだ
幼さの残る顔たち、ではあるが、それこそ、調度品のように――――整った微笑みは、可愛いというよりかは、綺麗の形容詞の方が正しいか】

【彼女は、視線を、貴女へと向けなおし、言葉を紡ぐだろう
心なしか、言葉には温もりがあるような気がする、先ほどの可愛らしい慌て方から、どこか緊張の絲も解れたのだろうか】


……――――とある酒場で、働いていたんですが……少々へまをしでかしまして……クビになり、放蕩していたところです
色々と、思う感情はありますが――――それでも、私が――――……撒いた種ですし、その、仕方ありません


【駄目ですよね、こんなことでは、と付け足して、彼女は少々恥ずかしげにほっぺたを掻いた
きゅぅと色を増す、頬の紅色は、彼女の――――白さを強調するように、しみこんで言って】


私は――――ヴェアトリーチェ、と申します、貴女のお名前も、良ければ教えていただけませんか?


【まるで、言葉一つ一つを、確かめるように、どこか堅苦しい口調で、貴女へと話しかけた】
632 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 22:13:38.99 ID:q.we2bwo
>>628

いやァ、俺の話術は聞いてて苦にならないと、もっぱらの評判ですヨ?
一時の退屈しのぎとしては十全、損はしませんぜ、旦那ァ。

【なぜかカタコトの言い回しで、十人中十人が信用できない、と答えそうな誘い文句】
【少女が、少なくとも会話を続ける素振りを見せただけで十分なのか】
【無理に部屋に押し入る雰囲気は無く、身体を抱いていた腕をあっさりと解いて、頭を掻く】

手厳しいこって。
一見反りが合わなさそうな人間を、会話相手として置いておくってのも、刺激があって良いもんだぜ?
360°イエスマンに囲まれたって、楽しいのはオツムの軽い成金だけだと思うんだがなァ。

【ニヤニヤと、多言を弄しながらも会話を紡ぐ】
【――これは話の枕なのか、それとも単にこうした世間話が好きなだけの男か】

……まァ、メシの臭いがしたから、お零れに預かろうと思ったダケなんだが。
ちょっと別の事に興味がわいたし、聞かぬは一生の悔いとも言う。

【変わらぬ笑顔のまま、ふと欲望を剥き出しにした、獣のような――猫撫で声で】

……酷い怪我だな、嬢ちゃん?
何かあったかい?

【なぜだか、そんな事を訊ねた】
633 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 22:18:56.84 ID:0BjOo6co
>>629

【――リーナに『知識』が有ったなら、以下の情報が浮かぶだろうか】

【『華蔵院』と云うワードから連想されるのは、華蔵院商会≠ニ云う社名】
【名前の通り、『海運』方面の事業を執り行っているのだが――“半財閥”とでも呼ぼうか】
【規模は中の上=A傘下には相応の数の企業が入っており、子会社の中にはそれなりに名の知れている物も有る】

(『砂の国』……か。)

【……とは言え、上記の物は――知られても、彼女にとっては構わない情報の様で】
【『社長秘書』と云う、華蔵院商会≠フ存在を知るかも知れない立場を聞いても、態度の硬化は無い】


リーナ=ヴェイセシスさん……、ん、覚えた。
『社長秘書』なんて、すご……い――?

……。

…………うん、やっぱり凄いよ。 私には出来そうにも無い。


【社長秘書=\―其の役職に、何か思う所でも有るのだろうか】
【若干妙な顔で言葉に詰まった後、再び口を開くと……素直に、尊敬の眼差しを向けた】
634 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 22:22:30.32 ID:jdc6ZP2o
>>624

(64番は、もう駄目かなぁ)
(向きが悪いね――…)

【ちら、と呪樹を見遣って使用は諦めた】
【彼に視線を戻して】

名乗ったよぅ 53番目って。

変な名前だから、名前って認識してもらえなかったのかなぁ
番号名がついてるしさぁ

【悲しそうな笑みを浮かべると、肩を竦めて】

でも、いいよ
きみも、もうすぐおんなじだ

――187番目くらい

【右手で握っていた綿片を摘んで、顔の前へ】
【シャボン玉を吹くかの如く、唇から優しく風を送り出し】

 ≪ ユッドザイン = カンバーサムフロックス ≫

【綿片から生み出される、大量の綿毛】
【5cmほどのふわふわの球体が、彼へ飛来する】
【多量に付着すれば、空気抵抗を強く感じる≠謔、になる――すなわち、体が重くなる】
【この技に攻撃力は無いが、回避が難しくなれば危険度は増すことになるだろう】

/ただいま戻りましたー
/いっぱいお水飲んできました!
635 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/15(水) 22:23:41.84 ID:8LwS5nco
>>632

そういう売り文句は、相手を楽しませてないと説得力無いよ
つまり、今の時点でもうアウト。既に聞いてるのが苦痛
それとねー、そりが合う合わないより、ファーストコンタクトが失格
オツムの軽いニヤけたナルシストって、苦手なんだよねー

………以上。私が損をする理由を上げてみたけれど
貴方はそれを覆せる話術や話題が有ると、自分で思う?
思うなら試せば良いよ、相手にするかどうかは気紛れ次第だけど

【ここまで言うと、手を伸ばして、カチャリ】
【窓の鍵をわざわざ閉めて、姿勢をそれ以前の様に戻した】
【声は聞こえるが、視界には入れない。そんな位置に青年を置いて】

……それを聞いてどうするつもり、と逆に聞いておくかな
興味本位で聞いてるんだったら、ふざけるなって返すけど
後、顔だけじゃなく声も腹立つ。ボイスチェンジャーでも使って

【表情の次は、作った様な声に駄目出し】
【鍵を閉めた右手が、軽く握り込まれた】
636 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 22:32:38.66 ID:ufDzEbU0
>>633

(華蔵院、華蔵院…………そう言えば)

【しばしの間、頭の中でその単語をリフレイン。記憶をたどり、その単語が何であったのかを探る】

(お頭様の傘下には組み込まれてはいないものの……それなりの財力を持ったグループだったはず……
と言う事は、この人は華蔵院商会≠フ関係者……?
いわゆる『和名』でも、華蔵院と言うファミリーネームは、多くは無いはず……とはいえ、なんでその関係者が『魔術協会』に……?)

【ぐるぐると、その脳内を情報と推測が交錯する】
【表面上は、何でも無い顔を装いながら、その名前に、必死に追いすがる】

(まぁ……後で調べれば済む事です……確か、お頭様とは協定も敵対も無かった相手のはずですし……)

【しかし、追及はそこで打ち切る】
【あまり考え込んで、フィスカに指摘されては良くないという判断が働いた】

いえいえ…………そんな大したものではありません…………
自分の力だけで、ここまで来た訳ではありませんので……
お頭様に……社長に、特別に目を掛けていただき、育ててくださった…………
それがなければ、私は…………ロクな生き方をしていなかったでしょうから

【フィスカの尊敬のまなざしに、居たたまれぬものを感じたのか、謙遜を口にするリーナ】
【だが、それは彼女の本心でもある】
【――――『社長』に、奴隷として買われた事から始まった道は、とても一般に尊敬される様なものではないだろう】
【その『社長』との巡り合わせがなければ、彼女は――――本当に奴隷のままの一生を過ごしていたはずだ】

だから…………こうして、忙しいくらいの仕事と、それに見合うお金と自由を手にした時……私は社長に感謝しているんです
私の生き方を決めてくれた……示してくれたのは、社長ですから

【リーナの言葉を顧みるに、相当に『社長』に感謝の念を抱いているのだろう】
【その表情は、どこか感極まったものすら感じさせる】
637 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 22:40:11.90 ID:q.we2bwo
>>635

オツムの軽いニヤけたナルシストねぇ……。そういう風に見える?
これでも、常識人かつ、誠実な青年を自負してんだけどね。
内外の乖離って怖いなァ、アンタも受け入れざる評価を受けて、落ち込んだりしたことねェ?

【さらに話を続けようとしたところで、目の前で鍵をかけられて――】
【少女には聞こえぬ程度の鼻息を一つ漏らして、肩を竦めた。やれやれだ、とでも言いたげな仕草】

気難しいお姫様には、困ったもんだ。
まァ良いや、ここんトコ、この魔術協会って場所が、何かと騒がしいんで、サ。

【無理に少女をこちらに向かせようとする言葉は無い】
【むしろ神経を逆撫でするような、楽しげな口調を変えぬまま、一方的に話し続ける】

やっぱ手前が身を置く場所の治安が悪ィとなりゃ、不安になるのも人の性。
アンタが、まァそういったごたごたに巻き込まれたんなら、そういうハナシを聞けるかな、と思ったんだよ。

【指摘を受けた猫撫で声はやめたものの、やはり興味本位の――悪く言えば、野次馬的な臭いはぬぐえない】

ああ、そうそう。
……世の中、全て興味本位で動いてるもんさ。
己の欲望に素直なことは、悪いこっちゃねェだろ?
なァ、俺と話したくない≠ニ思う嬢ちゃんは、どう思うよ?
638 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 22:43:41.30 ID:0BjOo6co
>>636

【彼女の言葉を聞き――はぁぁー、とフィスカは溜息を吐く】
【『呆れ』ではなく、純粋な『感心』の抱かれた其れ……リーナの様子から、フィスカの脳内での『社長』像が形成される】

【話を聞く限りでは、『下の者にも目を向ける立派な人物』なのだろう、と】
【彼女の中ではリーナも“立派な人”の部類に入っている事もあり――抵抗無く、其れを受け入れて】


(―――……それに比べて、『兄さん』は。)


【――溜息が出たのは、比較≠ノ拠る物だったのだろうか】


……リーナさんは、そんな社長さんの所で働けて『幸せ』だな。


【微笑を浮かべると、一言――柔らかい調子で、言葉を返した】
639 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 22:43:50.09 ID:Xs.pJBwo
>>631

【残念そうな表情が目に入り、元気付けるようににこっと微笑んだ】

───大丈夫ですよっ!
キューちゃんは誰かを嫌うような子ではないですから!

…よろしければ、抱いてみます?

【いつの間にかこちらも緊張が解けたようで、言葉の調子が自然に戻る】
【当のキューちゃんと言えば、シマリスと目の前の少女、】
【どちらと遊ぶか、どちらも捨てきれず葛藤しているようで】
【首と視線がシマリスと少女に向けて上下にせわしなく動く】

ありゃりゃ…それは可哀想に……
えと…偉そうなことは言えませんし、上手いことも言えないのですが…

───その、気に留めてはだめです!
きっとすぐに次のお仕事見つかりますよ!
…ごめんなさい、こんな事しか言えなくて…

【無責任といえば無責任だが、彼女の言葉はとても真っ直ぐで】
【元気が出そうなエネルギーに満ちた、そんな感じである】

あ、えと私ですか?
私はミーナって言います!種族は古龍で、フルネームで言うとミーナ=ヴィリクですね!

ヴェアトリーチェさん、宜しくお願いしますっ!

【一転、こちらは他人と知り合えるのが嬉しくてたまらない、といった感じに受け答える】
【変なことを言った気がしないでもないが、手を出して握手を求めようとする】

/大幅に遅れてごめんなさい!
640 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/15(水) 22:49:36.71 ID:gjlZeoQo
>>634

53番のミスチーフ。
――――――失礼した

【ペコリと、八相の構えの儘小さく頭を下げる】
【今まさに、戦っている相手に頭を下げる等、少々かわった所もある様で】

…だが拙者は、まだ死ねぬのよ

【呟き、更に距離を詰めようとして――――】

(綿毛―――――ッ!!?)

【ふわり、綿毛が僅かに体に付着したとき、その“特性”に気付いた】
【コレは、マズイ】
【身体が重くなれば、疲労も溜まり易くなり、攻撃の回避も困難となる…明らかに不利になると誰でも分かるソレを、放っておく訳にはいかない】

(第一段階…いや、第二段階で、吹き飛ばす)

“疾う疾う荒べ”ぃ――――

【八相に構えられた太刀が、鮮やかな緑色へと変色する】
【轟―――大身の太刀を中心に、旋風が巻き起こる】
【太刀が纏うのは、当に“風の爆弾”】

――――暴風の太刀

【ブンッ…と、風の爆弾を纏ったソレを飛来する綿毛目掛けて振り下ろす】
【強烈な爆風によって、コレ以上は綿毛を付着させないのが狙いであって――】

【ズシリ…重い身体での強力な一撃は、普段より己の身体に堪えた様で】

/おかえりなさ〜ぃ
/私は約12時間後の昼ごはんが楽しみです
641 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/15(水) 22:53:32.97 ID:8LwS5nco
>>637

うん、そう見える。ニヒルとニヤケ面を勘違いしてる様にも
時々ニヤリと笑うのは良いけど、何時もニヤニヤしてるのはいやらしいとしか思えないね
それと………やっぱり、興味本位みたいだね
私と貴方じゃ致命的に合わないよ

……そろそろ話を切っても良いかな?

【少女は、とうとう会話をする気すら失った様で】
【窓に背を向けて座ると、近くの雑誌を手に取った】
【きっとこれ以降、ちょっとやそっとの事では機嫌を治すまい】


【少女が会話を一方的に終了させた、丁度その頃】
【医務室の奥の方から、部屋に居たもう一人が現れる】

「………背中から胸まで貫通する、横幅10cm近い刺し傷
肺を大きく損傷、右の肋骨も一本罅」

「左の肋骨を背中側から四本程折られて、それが肺に刺さる
背中から切り開いて折れた骨を取り除いたが、骨の再生には幾らか掛かる
此方は、軽度の肺炎も併発。あまり騒がせてくれるな」

「総じて。応急処置が出来る者がその場にいなければ、まず死んでいた
此処に居るのはそういう重症患者だ、と教えておこう」

【濡羽烏の長髪を高く纏めて、裃の上から割烹着を着て】
【お盆に鍋や器を乗せて運んで来た、顔に横一文字傷のある女】
【ベッドの横の椅子に腰かけながら、窓の向こうの青年に、少女の容体を説明する】

「……さて、何処の誰だかは知らんが。騒がしいからと土足で歩きまわるのは止めておけ
この娘の気難しさ、そろそろ理解出来たろうに………なあ?
で?一人死にかけた大事を、興味本位で聞きに来たお前に逆に聞こう。何が、目的だ?」

【此方は、まだ友好的かも知れない。少なくとも、青年に対して何かを質問する姿勢を見せるだけは】
【鍋から茶碗にお粥の様なものを盛り付けて、ふうと息を吹きかけ冷まし始めた】
642 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 22:54:43.28 ID:ufDzEbU0
>>638

えぇ…………私は……『私は』とても幸せです

【どこか熱っぽく、何度も頷くリーナ】
【――――その『社長』は、決して人格者と言う事ではなく、徹底した能力主義と独裁主義】
【――――自身の子供たちですらも、反抗するなら殺そうとする、むしろ冷酷な人物】
【そして、リーナ自身、裏の顔では『そうした任務』に手を染める事もあるのだ】

【だが、『下の者にも目を向ける』と言うのは、間違っていないのかもしれない】
【奴隷の身であるリーナを、一から教育し、この様な一人の人間に育て上げたのだから】

さて……そろそろ私は家に戻ろうと思いますが……フィスカさんは、いかがなされます?

【ふと、夢から覚めたような表情になるリーナ】
【気がついてみれば、だいぶ長い時間立ち話をしてしまった】
【これ以上、体調のすぐれないフィスカを引き留めても悪いと思ったのだろう】
643 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 23:04:13.58 ID:0BjOo6co
>>642

【ふ、とリーナの言葉を耳に響かせ――空を見れば、相当に暗い】
【熱っぽさは感じていないが、矢張り早めに帰った方がいいのだろう、と考えて】

あぁ、もうこんな時間――引き止めてしまって、御免なさい。

私は協会≠ナレポートの詰めをしないといけないから……戻るよ。
『栄養剤』も貰ったし、まだ頑張れるだろうし――やらなきゃ、いけないから。

【やらなきゃいけない=Aと……其の言葉には、決意めいた物が内包されていて】
【「レポートに追われている少女」とは明らかに何処かが違った、そんな表情】


……じゃあ、今日は有難うリーナさん。 機会が有れば、また。


【そう告げると――彼女は、一礼してその場を去るだろう】

/キャラ自体は此れで終わりですが、『調べた』描写を入れて頂ければ其れに応じて情報だけ返しますー
644 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 23:09:59.02 ID:q.we2bwo
>>641

Hey Lolita. 寝ちまったか?

【雑誌を手にとって読み始めた少女の背に、青年は懲りる気配も無く、むしろ挑発的なまでの声をかけていたが――】

……?

【会話に、闖入者が現われたのを見て取って、その話しを黙って聞いた】
【会話が終わる頃には、肩を竦めて、割烹着の女性に向かって口を開く】

そりゃまたリッパな重症患者さんで。もっと専門的な施設に移した方が良いんじゃねェの?

【聞くだけでも、よく平然と起き上がったりできるものだ、と感心するほどの重傷である】
【機嫌を損ねてしまった少女との不毛な会話ともいえぬような会話は切り上げて、女性の方に話しかける】

なに、偏屈に嫌われんのはいつもの事さ。
で、ご忠告を下さった姉さんの方も、それなりに事情はご存知な様で。

【少女と接する態度と、なんら変わることは無い笑みと口調。どうやら、他人を嘲る意図でこうしているのではなく】
【――これが、この青年の素≠フ姿なのだろう】

言っただろ? 俺だって、ここに眠る知識を愛する一人の男さ。
どうにも、足元が緩いのは落ちつかねェ。それだけのことさ。

不思議を知りたいってのは、ニンゲン様の行動原理。
足場が悪けりゃ土足も履くさ、それがニンゲン様の知恵ってもんだろ?

【やはり、信用を置くには難しい、本意をうかがわせない表情と、無闇に挑発的な口調】
【――そろそろ、実力行使で追い出されても文句は言えない頃合だろう】
645 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 23:14:32.44 ID:ufDzEbU0
>>643

――――えぇ。それでは…………
お気をつけて、フィスカさん

【去りゆくフィスカの後姿を見送るリーナ】
【その表情は、どこか固く、何かを見据えているようで――――――――】

【――――――――数刻後、リーナ邸】

(華蔵院商会……データ)

【仕入れてきた荷物を整理するのもほどほどに、リーナは一人、PCの前に座り込み、何かの操作に明け暮れていた】

(『現在の華蔵院商会の経営陣』……それと、『ここ最近の華蔵院商会の目立った動き』…………調べておかなくては……)

【窓の外の景色には、一瞥をくれただけで、再び視線はPCのモニターに集中する】

(それと……華蔵院商会の人間の中で、『華蔵院の名を持つ人物』は……?)

【別に、誰かから命令された訳ではない。これは、彼女の『主』すらも、意識に及んでいない事実】
【しかし、いかなるきっかけであっても、接触を行った相手なのだ。ある程度の情報は、調べない訳にはいかないだろう】

――――こんなところ、ですか……?

【一通り情報を引き出し終わり、フゥとため息をつくリーナ】

…………いけませんね、体も心も休めないといけないと言うのに……

【用意しておいたホットココアを啜りながら、その眼は弛緩を許さず、輝き続けていた】

/乙でしたー!
646 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 23:18:18.00 ID:jdc6ZP2o
>>640

ふふふ、変わってるね
ウォーロックって人達は、みんなそうなのかな

【微笑むだけで、許容も憤慨もない】
【頭を下げた彼に対して、感想だけ述べる】

(――吹き飛ばされちゃったぁ)
(風も使えるみたいだよぅ、ちょこっとまずいかも…)

【暴風と呼ぶに相応しい一撃】
【すべての綿毛が吹き飛ばされて、方々に散った】
【しかし、如何せん大量】
【遠くには飛ばず、近くに叩き落されたものも、少なからずあった――】

【攻撃を吹き飛ばされ、動揺しているだけの少女ではない】
【攻撃に割ける力は、残り僅かであるものの】
【わざと、余裕そうな表情を作って見せて】

疲れてきたんじゃないかなぁ?

無理、しなくていいんだよぅ
腕から、肩から、頭から、力を抜いて――

――楽にしてあげる…っ

 ≪ ユッドギメル = エナジーアミシレート ≫

【設置していた綿毛のうち、五個が萌芽して緑色のイバラ蔓を伸ばす】
【右腕に三本、左腕に一本、腰に一本、蛇のように絡み付こうとする――が】
【如何せん距離があり、当初の木の根と同軌道】
【もし、巻きつけられれば、トゲトゲから体力を吸い取られる感覚に襲われるだろう】
647 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 23:19:36.20 ID:jdc6ZP2o
>>646
/訂正です。設置→接地、ですね
/あとついでに、朝御飯はちゃんと食べないとダメですよー!
648 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/15(水) 23:23:17.02 ID:8LwS5nco
>>644

「………それで、だ。傍から聞いていて、私もお前が嫌いになった
が、今この場で追いかえしても……あまりに無意味無価値
少なくとも、腹を立てた分の埋め合わせは欲しいな」

「所謂、交換条件だ。何か適当に、話でも置いて行け
つまらん話術だの、知識欲がどうの、余計な理屈は要らん
行動原理がどうこうなどという話は、生物学者に任せておけ
ニンゲン様だと主張したいなら、知恵を使う事だな」

【好悪の感情の表し方は、少女よりも或る意味ストレートだ】
【が、こちらの女は、少女よりはまだ冷静。少なくとも、一方的に会話を蹴り飛ばしたりしない】
【冷ました粥を少女に渡すと、懐に片手を入れて、何かを掴んだ】

「……別に、私達が教えるまでもなく
少し調べれば……其処等を歩いている学生を捉まえて訪ねれば分かる事だろうがな
敢えて私たちから聞こうというのなら、代わりに何か情報でも寄こせ
利害が一致すれば、気が合わぬ人間同士でもそれなりの付き合いは出来るだろう」

【窓は鍵が掛かったままで、それを開けようとはしないが】
【然し女は、窓の向こうにいる青年の、眉間に視線を向けている】
649 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 23:28:56.31 ID:qwYbV2SO
【街中】

さてと・・・今日も記憶復活の為に情報収集、情報収集と、
【雪の様な色をした白髪の長髪をしており】
【その顔には眉毛はなく、変わりに眉からは小さな角が生えた少女が歩道を歩いている】
【上半身には蝶が描かれたトレーナーを着て、下半身は腰にTシャツが一枚だけ巻かれている】
【更にその上に裾が地面についてしまう程、大きさが身体にあっていない鳩羽色の、所々に小さな穴や焦げ跡やらが付いたコートを着ていおり、】
【その服装は、通行客達の目をひいてしまう程にと奇抜な姿だ】
650 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/15(水) 23:31:25.69 ID:0BjOo6co
>>645


【『現在の経営陣』――此れについては、調べる事は容易い】
【常務、専務、名が並ぶ中、代表取締役社長≠ノ、『華蔵院 茶屋』の名前】
【この人物、『三代目』であるが……どうも、先代社長の急死によって二十代中盤で就任したらしい】
【現在、28歳。 ――しかし、データの上では彼が就任してからも華蔵院商会の縮小≠ヘ見受けられない】

【印象的なのは、『華蔵院 茶屋』を除いて一族≠ェ経営陣に存在していない事だろうか】
【単なる“能力主義”なのか、何か他の理由が有るのかは定かで無い】

【最近の目立った動きは、エキシビジョン≠主催した程度】

【少なくとも、出所の確実な情報≠ナは――以上の通りだ】


【若しも、『噂』程度の物を情報として捉えるなら……黒い物≠熨カ在する】

【曰く――私兵集団≠有している】
【曰く――先代社長≠ヘ今の社長に殺された】
【曰く――非人道的な研究≠ェ行われている】

【尤も、此れは“確証”の無い噂――信じるか如何かは、彼女に委ねられる】

/お疲れさまでしたー!
651 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/15(水) 23:34:37.20 ID:gjlZeoQo
>>646

な、ぁに……拙者が特別変わってるだけよ

【正面を向き、彼女へ向けてニィ…と、笑んで見せると】
【目に見えて解るだろう―――やせ我慢だ】

【確かに、体力と共に魔力を消耗しすぎた】
【そもそも此方は、相手に近づいてさえ居ないのに】

――――鎧を売ったのは、失敗だったか

【等とゴチながら、一歩―――進んだところで】
【漸く―――異変に気付いた】

【シュルリ―――腕に、体に巻き付こうとするイバラの鞭】
【咄嗟に回避しようとするも、綿毛の付着した体は重く】

ち――ぃっ!!!

【腰に、右腕にと…拘束されてしまう】

なっ――――

【がくり、彼女の命令に従う様に…両膝から力が抜けた】
【否、それは彼の意志ではなく―――単に体力を吸い取られるからである】

【大身の太刀を地面に突き立て、片膝を立てた状態で荒く息をする】
652 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 23:37:21.66 ID:q.we2bwo
>>648

いやァ、マ〜ジメ〜にお答えしたつもりなんだケドねェ?

【こちらの返答を余計な理屈、と断じられて、不本意そうに口元を歪めて、そう笑う】

まァいいや、ビジネスライクにギブ&テイク、ってのも話が早くて楽だしな。
……とは言うものの、だ。所詮は部外者、俺が知りえる情報なんてのは、アンタらも良く知ってると思うんだがなァ……。

【そう言いながら、頭に手をやって、青年は思案しているようだった】
【渡せるほど、確度のある情報を持ちえていない、と言うのが正直なところだ】

んん……。まァ、女子寮が半壊しただの、なんか襲撃があっただの、と。
騒がしい話題は聞くんだが……。

一応、確度の高い情報としては、パツキンのホスト崩れな不審者が、『地下封印室』について嗅ぎ回ってる、ってコトとか?

【手札を切り惜しんでいるのか、それとも単に情報不足なだけの、マヌケで無礼な男なのか】
【余りにも漠然とした情報の羅列ではあるが、それをどう受け取るかは、相手次第と言えるだろう】

【自分に目を向けている――否、自分の『眉間』に目を向けている女性の視線は意識する】
【――青年は、その視線を受け止めて、ニヤニヤと笑いながら――女性の目を見ている】
653 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/15(水) 23:46:12.22 ID:8LwS5nco
>>652
「………ふむ、成程成程
情報と聞いて何を思い浮かべるかと思ったが、此処の情報を考えたか
で、そういう事は知っている………と
さて、其処までを踏まえて」

「吟雪、お客様はお帰りだそうだ」

はーい。もう閉めちゃって良いね?

【何秒か、それなりに長い時間は考えていたろうが】
【視線が突然外されて、少女はカーテンを閉める】
【音だけは聞こえるが、互いの姿が見えない状況になり】

「別に、私達に何かを聞かずとも問題無かろう?
お前が知っているならば、きっと私達も知っているのだろうが
お前が知らんなら、私達も知らんのだ
……まあ、そういう事にしておくのが、互いの精神衛生的に良かろう」

【はっきりしない言葉には、遠回しな表現で張り合う】
【自分が知っているかどうかは、相手が知っているかに寄る。自分の知識が相手に左右される筈は無いのに】

【本当に必要なら、この程度で諦めもしないだろう。どうでも良いなら見切りを付けるだろう、と】
【カーテンの向こうの影は、あまり大きくは動いていない】
654 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/15(水) 23:58:32.04 ID:jdc6ZP2o
>>651

【体力を吸収するたび、イバラ蔓の根元が、太く肥大化していく】
【綿毛そのものは消え、完全に根を張っているようだ】

ふ、ふふ…… そうなんだ…
剣と魔法、両方使うところ事体、変わってたけどなぁ

――運は、なかったみたいだね

【鎧を売っていたことに、言葉を返した】
【体力の切れの近そうな表情を、笑みに下に押し込めて】
【一歩ずつ、自分から彼に近付き始める】

【足取りはふらふら。安定しない】
【彼女の動きに合わせて危なげに揺れる胸】
【綿と糾えた蔓草では、少々拘束力が無さ過ぎる】
【もっとも、自由な気質の彼女にはコレくらいが丁度良いのか】

【唐突に、右手を水平に広げて、動物の死骸を紹介するような動作】

――もうすぐ、なんだよぅ
もうすぐ、私の毒で新耐性を得たウィルスが
この天然の培養室で生まれるんだぁ
もうすぐ、もうすぐ、もうすぐ…!
明後日かも、明日かも、今夜かも、……遠くないってことは分かってるの

出来上がったら、即座に街に持って行くんだぁ

街はきっと、私のお友達で溢れかえるよぅ

――お兄さんは、ここで187番目の呪樹になっちゃって、それが見れないだろうから
今、教えといてあげたの

感謝、して

【人斬りの彼には、どうでも良い話だろうか】
【ふ、と軽く微笑むと、腰を落としてイバラ蔓の根元≠素手で掴もうとする】
【――今、イバラ蔓には彼の体力が流れ込んでいる】

【彼女自身が回復することは出来ないものの、――取り込んだ彼の体力を利用して】
【吸収力を引き上げることは可能】【決着を早めるために、動き出したようだ】
655 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/15(水) 23:59:11.61 ID:q.we2bwo
>>653

……いやはや、全く世知辛い世の中だわな。

【カーテンの向こう、応えた様子も無く肩を竦めて、カーテンと窓越し、かなり聞き取りにくくなった少女達の声を聞く】
【青年の表情から、初めて笑みが消えて、黒曜石のような瞳は、茫として的を射ない】
【どこか、虚無的な――図らずも、少女がニヒルを勘違いしている、と罵ったその言葉通り】
【虚無的な顔のまま、口調だけが表情に追従せぬまま、軽薄に音を零す】

【こつん、と一度だけ。影と紗幕だけが映る、硬いガラスを拳で叩いて】

オーライ、また会おうぜ。
俺の名前は梧堂 渉(ごどうわたる)。まぁ、俺の名前なんざもう知ってるかもしれねェが
……知らなかったなら、その可愛い頭の隅っこにでも、置いといてくれや。

【未練も文句も無く。初めからそこには何も無かった、とでも言うように】
【二人の少女に不快感を与えた青年は――静かに、その場を立ち去っていくだろう】
656 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/16(木) 00:08:39.64 ID:/UKQhUoo
>>654

嗚呼………本当に……

【運が無い……それだけ言う体力も、もう残って居ないのか】
【カラン…硬質な音を立てて、長大な太刀が彼の右手から落ちて】
【最初に投げた小さな太刀も、今は遠い……】


――――1つ、良いだろうか

【視界すらボヤけてきそうな今の状況で―――彼女を見ながらポツリと―――囁きかけた】

(落ち着け――――)

【心の中で、一度だけ反芻】
【余計な体力を使わず、未だ取られていない“魔力”を…身体の中心へ溜めこんで行き】
657 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/16(木) 00:08:56.18 ID:puvmm1ko
>>655
【遮蔽物二つを挟んで此方側】

………梧堂 渉だって。知ってる?

「いいや、知らんな。何処ぞの……そうだな、バンドのボーカル崩れか何かでは無いか?
少なくとも、私は聞いた事の無い名前だが」

【二人は顔を見合わせて、去って行く青年の名前を復唱した】
【記憶の何処にも該当しないその名前を、もう一度繰り返して】

「……やれ、やれ。あれでは、あのままだろうな」

文章として成り立って無いよ。言いたい事は分からないでもないけど

「そうか?で……金髪のホストモドキとやらは……」

多分それ、私が叩きのめした奴

【得られた情報を確認。一応だが、知っている事の範疇】
【空になった茶碗に、二杯目の粥を盛り付けて。今度は冷まさず、少女に渡した】

【実際、学生でも教員でも、訊ねてみれば襲撃についての情報は得られる筈だ】
【過去三度の襲撃、被害に遭った場所、主犯、等々】
【兵器≠ノ関する情報が何処まで開示されたか。それは、協会の上層部だけが知る所】

/お疲れさまでしたー
658 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 00:11:08.87 ID:q8evXzwo
>>657
おつかれさまでした!
659 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 00:18:11.12 ID:OT22Ox2o
>>656

…………

【無視しよう、さっさと終わらせよう】
【呼びかけられて浮上する、合理的な思考】

【――でも、強力な技を持ちながら、一太刀も浴びせてこなかった相手だ】
【恨みそのものは、まったく無い】
【イバラ蔓を軽く握りなおして】

……なぁに?

【彼に顔を向けて、言葉を返した】
【双眸が見せる黄金の輝きは好奇心ゆえか】

【ボリュームの多い髪が、ふわふわと揺れている】
660 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 00:30:27.90 ID:4rXAEsSO
【路地裏】
【闇に顔のみを浮き上がらせた、黒尽くめの人影が一つ】
【かつりこつりと靴音を打ち鳴らして、狭苦しく入り組んだ小路を駆けてゆく】
【夜もすっかりと更け行き、常ならば重い静謐に満ちた其処――だが今宵は、酷く賑やかなコトになっていた】

ああ、そうか……道理で、素気なく断られるワケ、だ。
――長生き出来るタイプじゃない、ってのは識ってたけど……。

【――「トラブル・メーカーのケまで、在ったなんて」――】
【そんな独白を打ち消して、引っ切り無しに響く音。悲鳴と怒声と足音と、それから銃声のパーカッション】
【追い討ちとばかりに、爆轟が耳を劈いて。熱風が肌を炙り、ばたばたとスーツの裾を靡かす】
【そんな事には構わず、数え切れない程の角を曲がり塀を乗り越え、彼は只管に逃げ続ける】

(……性質の悪いマフィアの抗争に出くわすなんて、ほんっとツいてない。)
(こうなると、この界隈じゃ動き難くなるなぁ。手懸かりも無いし、愈々以って手詰まりな感が)

――――どうしよっ、かなぁ……。

【困ったような笑みを浮かべ、溜め息交じりに吐き出す言葉は。喧騒の中で掠れて、夜に融けゆく】
661 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/16(木) 00:31:51.38 ID:/UKQhUoo
>>659

――――

【―――恐らく、この戦いが終わったとき。自分は死ぬ】
【コレを終えると共に、自分は倒れるだろう】
【確実に―――拙者は目の前の彼女に殺される】

【なに、人の為だ】
【今までの罪も清算がてら、殺されて来よう】
【ニィ――――緩んだ口元が、笑みを浮かべ】

―――その恰好。誘ってるのか?

【彼女の胸や腹、足を見て…そんな風におどけた様な問いかけの、直後】


“燃やし”“焼き”“尽くせ”――――


【さぁ、前人未到、初チャレンジ。3つの“赤”を重ねよう】
【先程見せた、第二段階の“暴風の太刀”の上を見よう】

―――――太陽の、神刀

【最後の最後まで残しておいた。中位の太刀を、左手で引き抜いた】
【鮮やかすぎる、眩すぎる、まるで太陽を思わせるソレは、彼自身持っているだけで掌の皮膚が焼け爛れて行き】

じゃあ、な

【ヒュ―――ソレを、投擲した】
【狙いは少女から大きく外れている。視界がボヤケて狙いを外した?】

【否――――気づけるだろうか】
【あまりにも“暑すぎる”“熱過ぎる”ソレの狙いは―――】

【彼女の後ろの死体達】
【ウィルスの培養室を直接、天の劫火で焼き尽くす事が目的だと】
【地面と接触すると同時―――ソレは爆発的に燃え広がる筈だ】


【かくり……体力より先に魔力が切れた彼は、其の儘力なく項垂れて】
662 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 01:06:46.90 ID:OT22Ox2o
>>661

――――っ

【唐突な問いを受けて、羞恥とも憤慨とも付かない赤に染まる顔】
【あいていた左手で、彼の視線から庇うようにお腹を隠して】

【――完全な不意打ちだった】
【彼の動作を止められない】

【後方から指し込む陽光の如き輝き】
【長い髪が熱風に煽られ、大きく靡いた】
【神刀の行方を追うように振りかえれば】

【天然のウィルス培養室の中心で】
【多くの死骸を焼べられて、天へと立ち昇る劫火】
【培養されたウィルスも、熟成した温床も、灰燼に帰していく】

【暴力的な輝きに、涙腺がジリリと熱された】
【熱風に撫でられて、乾燥していくココロと、イバラ蔓】
【ガクン、と両膝が地面について――、渇いた地面は、もう「ぐしゅり」と啼かなかった】


……あぁ、あああ…!

時間、いっぱい掛かったのに……
苦労なんて、知らないくせに……

【黄金色の瞳が一瞬だけ潤んで――、即座に涙が乾燥する】

…泣けも、しないし…!

【やつあたりするように呶鳴って、首だけで彼の方へ振り返る】
【余りにもショックで、一時的に立ち上がれないようで】
663 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/16(木) 01:19:01.58 ID:/UKQhUoo
>>662

(イバラも、解けたか……)

【頭の中で、そう理解するも…手足が動くことは無くて】
【それでも、彼女の方へ…重そうに顔を上げると】

……言ったろ。

【「拙者も、人斬りでござる」】
【間違いなく、熱い刃で斬れただろうか…彼女の心を】
【ならば、満足である…――――】

悪は、悪によって駆逐されるものよな。

【クツリ―――皮肉の様に、呟き笑んで】

【さぁ、立ち上がる気力も体力も無いこの身体――――】
【―――どう、処分する?】



/良い所だけどアレです。明日も仕事だから時間がとうの昔にヤバイです。
/宜しければ、持ちこさせて下さいorz
664 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 01:22:22.48 ID:OT22Ox2o
>>663
/りょ、了解です!
/というか、この時間までお付き合い頂きありがとうございました!
/想定外の展開で、次レスの思考に時間が掛かりそうなので、今日はこの辺りで……!
/明日、こちらは夕方頃から居ると思われます
665 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/16(木) 01:24:36.43 ID:/UKQhUoo
>>664
/有難うございます。
/夕方以降に仕事から直帰したら飯も食わず速攻で呼びかけさせて頂きますね
/それでは、おやすみなさい
666 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 01:27:58.30 ID:OT22Ox2o
>>665
/わわわ、無茶せずとも大丈夫ですからね?
/でも、ありがとうございます!おやすみなさいませー!
667 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 06:32:28.68 ID:OT22Ox2o
>>663

【奥歯が擦れ、軋む、不穏なサウンド】
【不機嫌そうに口を結んだまま、憎々しげに彼を見下ろす瞳】
【野望ごと叩き斬られた心は今、怒りによって支えられていた】

【――今を逃せば、優位性が崩れてしまう】
【落胆したココロすら奮い立たせて】

【無言で身体を動かし、彼の傍へ】

……そう。

そのとおりだよ。同意してあげる。
悪は、悪によって駆逐される

【いやにハキハキとした口調で】
【「彼が私を」/「私が彼を」――どちらにしても通じるだろうと、言外に示す】
【お互いに手の届く距離】
【少女はしゃがみ込んで、両膝を地面につけた。ヘソは彼に向いている】

でも、ね。
……山本正勝。 きみは責任をとらなくちゃいけないんだ。

【絶対に許さない――、そんな憎しみの感情とは裏腹に】
【少女の思考は、冷たく冴えていた】
【甘く間延びした普段の自分と、上手く均衡が取れているらしい】

≪友達≫にしそこなった分、お兄さんには人斬りとしての本分を発揮してもらうよ。
理由は知らないけど、それがお兄さんの肩書きだったんでしょ?
悪人が英雄として死ぬなんて、滑稽だと思わないかな?

退屈なお話で完結する前に……
53番目のミスチーフが、お兄さんの物語に続きを書き込むよ。
文句は言わせない。これは強制。決定事項なの。

……ぜーったい…
ただじゃ殺してあげないから。

【兩手は膝の上。視線は彼の眸底へまっすぐ】
【感情を押し殺し、冷徹な表情で独り、勝手なことを滔々と呟き続ける少女】

【おそらくは――、当初から言っていた≪お友達にする≫を実行するつもりか】
【何か手があるなら、優位性に酔っている彼女を出し抜くのは難しくないだろう】
【傍で燃え立つ業火も、第三者を呼ぶ事になるかもしれない】

【――少女の右手が、何気なく萎れたイバラ蔓を掴んだ】
【棘に親指を突きたて、柔らかい弾力を破って、ツプリ】
【傷口から流れ出すのは、赤――――ではない】
【透明に近い金色、馥郁たる甘い香り、尾を引くような粘性――樹液。メープルシロップ?】
668 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 16:35:28.51 ID:chk4CPYo
【公園】

随分と冷えてきたなぁ……

【公園のベンチに、変わった盾らしきものを右腕につけている青年が座っていた】
【青年は少しだけ長い黒髪に色白の肌、子供にも大人にも見える中性的な顔を持つ。黒いズボンと茶色のシャツの上に裾の長い白衣を羽織り、ナイロールの眼鏡をかけていた。白衣の隙間から腰にあるホルスターと、その中に納められたハンドガンが見えている】
【右腕には、手から肘までを覆う灰色の盾のようなものがつけられていた】
【研究者風のその格好と右腕の盾はこの場所に似つかわしくなく、それ相応に目立っている】
669 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/16(木) 19:24:06.39 ID:/UKQhUoo
>>667

責任、かぁ……拙者、御主を孕ませた覚えは無いでござるが

【責任の意味が違う……無論、おどけて見せただけ】
【ざまぁ見ろとでも言いたげに、意地悪く言っただけ】

【憎まれる事も、恐れられる事も、恨まれる事も】
【負の感情を受けるのは慣れていても矢張り辛いもの―――彼は漸く“死なせて”貰えると思って―――――“いたのに”】

………………どういう、事だ?

【“ただでは殺さない” “人殺しとしての続き”】
【じわり……背中を伝うじっとりとした汗の不快感を、なるたけ表情に出さない様に…問いかけて】

【夜の森林の一部を焼失していく音の中では、彼らの声など囁く様なモノでしかなく】
【無論、それに気付く人も居ない―――】
【3本の太刀を持つ体力も、立ち上がる気力も、今は無く】
【だが、それ以上に―――】

【鼻腔を擽る甘い匂いと、本来赤の垂れる筈の其処から流れ出た金色に視線は釘付けになる】
【否―――まるで森林を焼く炎の如き憎悪を以て“何か”をしようとする彼女に視線が釘付けになる】

(…………どうか、している)

【怖い筈だ。怖くない筈がない】
【普通の人ならば、身を捩ってでも逃げ出そうとするところだが―――】

(……矢張り、拙者は…)

【おかしいのだ―――怖い筈の彼女が―――綺麗だと感じるなんて】
【甘い匂いを振りまいて、まるで地獄の炎を背負った悪魔の様な彼女に、そんな感情を抱くとは】

【彼女に目を奪われたのは、どの位の間だろうか】
【その隙に、貴女は彼を好きなように出来るだろう】
670 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 19:37:30.77 ID:sxducUEo
【昼の国遠郊―――正確には水の国の外れに在る街の一角で】
【普段はまず無い喧騒、数人分の靴音が響いていた】

【彼らは皆一様に黒いコートを着込み、歪な形のアサルトライフルを両手に抱え】
【また同じく黒いヘルメットを被って軍靴を履き、背には言うまでも無く“機関”の紋章】
【時折発せられる「止まれ!」という類の言葉はその前方を疾駆する人物に掛けられた物で―――】

(―――まったく彼らときたら無粋な上にあそこまでしつこいとはね)
(ああにもなると接着剤もびっくりの粘着性だよ、全く……)

……相手に止まれと言うよりは自分たちで追いついたほうが速いってね!

【対象は異様に目立つ七色の、光の当たる角度によって色を変える髪の持ち主】
【瞳は緑の固定色で、白い軍服と左肩に掛けた紫に金糸のマントは総じて高級品に見え】
【留め金やボタンを初めとして腰のレイピアに至るまでゴテゴテとした装飾が成されている、といった出で立ち】
【身長は170cm後半といったところで、まあ高さだけならそこらにありそうな具合だが】

しかしなんだい、検問の一つや二つ素通りさせてくれたっていいじゃないかッ
「機関」だか「サーカス」だか知らないけど、なんたってボクは“貴族”だよ―――!

【その人物、色々と残念なことに男性―――その上、大きな独り言からして性格も可愛くはない】
【とはいえ状況が状況、追われている対象も言葉通りで有れば――――?】
671 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 19:56:32.24 ID:OT22Ox2o
>>669

………っ

【乗り出し気味に彼に近づけつつあった顔を、さっと、後方へ引き離した】
【頬が赤く染められたのは、燃え上がる劫火のせいだけでは無さそうだ】
【「この期に及んで、お兄さんは何てことを言うのだろう」と、苛立ちを交えながら】

【左手を、ゆっくりと彼の頬へ伸ばす】
【触れるか、触れないかという所で、くす、と微笑んで】

……すぐに判ることだよぅ

お兄さんは、意識を持ったままココロを弄られるの
人殺しとしての側面が強く出るように――私の精神毒が働きかける

【親指からトロトロと流れ出し、手と腕に伝う金色】
【尾を引いてぽたぽた。地面に新しいシミを作る】
【少女は源泉を一舐め、してみせて】

――死体以外に毒を使うと、ねぇ。
運が良ければ、一段階上位の生物になれるんだぁ。
悪かったら、他のお兄さんと同じ。呪われた樹になって、おしまい。
一生、私の命令を聞き続けるだけの、≪お友達≫

きみの名誉の為に言っておけば、適正があるか、ないか、それだけの違い。
強くても呪樹になってしまった人もいれば
普通の人間から、ドリュアドになっちゃった子もいる。――私みたいにね。

……さぁ、試してみようよ。

【左手で彼の右口端を引き、親指を彼の口腔へ突き入れようとする】
【もし成功すれば、口の中に黄金酒が溢れ出す】
【少女の血液代わりだというのに、喉越しは悪くない。どちらかと言えば――美味い】
【どこかの伝承に残される、黄金の蜂蜜酒のような、丸みを帯びた甘味】
【蜂蜜の甘い香りが鼻腔を突いて、喉の奥が少しだけ焼け付くように熱くなる】
【遅れてやってくる酩酊が――、徐々に眠気を誘う。すぐに落ちるかどうかは、個人次第】

【効能は、他者への害意を肥大化させる。血液がメープルシロップのように変わる。能力が多少の変質をする。――外見が変わる場合もある】
【個人差のある変化――、アレルギー反応が起きれば枯木になって死ぬ】
【飲み込まないという行動も取れるかもしれない】【ここから先は、彼の適性と、行動次第――――】
672 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/16(木) 20:15:11.27 ID:/UKQhUoo
>>671

ハッハッハ。見かけの割に…初々しい、な

【笑い声を漏らすも、表情を変える元気も無くなったか……渇いた笑いだけを漏らして】
【やられっぱなしは、案外気に食わない】
【本当なら、太刀へ手を伸ばして一発峰打ちでも食らわせたいところだが…身体がいう事を聞いてくれない。仕方なく、そうやって彼女をからかっているしか出来なくて】

【――――成程。】
【それは――――中々困った事態になりそうだ。】 【何処か他人事の様に、そう思って】
【幸い。此方の世界に来てから日の浅い彼は…見知った者を殺さず済むであろう。しかしそれでも、人を“斬る”感触は、彼が嫌悪するもので】

…………悲しいお友達も、居たものだな

【だがそう想う己の心は、己のモノ。】
【吐き出したのは、相手の事だけにして】

んっ…!!

【突き入れられた指に、一瞬くぐもった声を漏らす】
【それを吐き出すだけの力も、既に無い】
【舌の根で感じる甘さと、喉の奥の熱さに、チリチリと燻る様な感覚を覚え――――】

 【こんな事をされれば、抵抗したくなるのが彼である】

【ガリッ…と、突き入れられた指に歯を立てようとする】
【まるで、より大きな傷を。より多くの血を啜ってやろうと言う様に】
673 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/16(木) 20:28:52.42 ID:eZpJAwSO
【公園】


(そういえばこの剣…魔術師が使う杖の代わりになるんですよね…)
(なんかバルザイの偃月刀みたいですね)

【茶髪のフワフワヘアーに、紅と蒼のオッドアイで】
【怪しげな模様のある剣を腰にさし、ローブを着て、リュックサックを背負った少女が】

【怪しげな模様のある剣を掲げながらジーッと見ている】
674 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 20:46:18.61 ID:OT22Ox2o
>>672

……ぁー、もう、…ほっといてよぅ
お兄さんは見た目に惑わされてダメね、ホント駄目
ドリュアドは、人間の作った服が着れないだけなんだよぅ

【見掛けのことを突かれて、短く目を逸らした】
【羞恥を隠すために、溜息交じりの投げやり気味に返答した】
【両手が塞がっている為、先ほどのような動作が取れず】
【居心地わるそうに身を捩っただけ】

友達って言うのは上下があったほうが、うまくいくの
無理にバランスを取るのも、難しいでしょ?
絶対の均衡なんて、ないんだから

【悲しい≠ニ言われて、小さく鼻を鳴らし】
【彼女自身の価値観を、得意げに話す】
【やはり、モラルは無いらしい】


――――いっ…!?

【唐突に走る痛み】
【親指に歯形が刻まれて、裂けた皮膚から多量に流れ出す金色】
【勢いを増して、ドバドバと口内に溢れてくる】
【少女の表情が苦しそうに歪んで】

……ったくないよ
赤子の甘噛ミみたい……かわいいなぁ…!

かわいすぎて、殺したくなっちゃうよぅ…っ ばーかばーか

【少女は、文法が崩壊した強がりを呟きつつ、彼の後頭部を左手で押さえつけようとする】
【意地でも指は引き抜かないつもりらしい】

【二人の行動をよそに、毒だけは確実に彼の体内に浸透していく――】
675 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/16(木) 20:52:15.88 ID:/UKQhUoo
>>674

………
(角が有って悪魔っぽいから言ったんでござるが)

【口をふさがれている為、そうとは言えず】
【……まぁ恥ずかしい自覚は矢張りあるんだな・・・とか。そんな事をぼーっと考えて】

【そして友達に関しても…何も答える事は出来ずに―――】

【嗚呼、そんなに可愛がってくれるなら…楽しみだ】
【クツリ―――彼女の強がりを聞きながら、僅か戻った体力を使って、歪に笑み返すと】

【引き抜かれては困る。そう言う風に―――】
【ちゅう、と…逆にそれを啜り出した。】
【彼の舌が広げた傷口を器用に抉って彼女の傷を抉って、勢いを衰えさせない】

【毒だと、理解しているのだ】
【どうせなら―――全てを寄越せと。言わんばかりに】
【更に更に、彼女を求めて】
676 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 21:20:52.66 ID:Qk7EL7Eo
>>673
ほちょあーーーー〜〜〜〜!!!?!?!?

【その少女へと聞こえるパニックに満ちた声
 空に映るは鳥か飛行機か。いや、箒に跨った魔女の姿だった】
【それがそのまま此方へ突っ込んでくる。一応減速したいらしく、真正面からではなく身体を横に向けているが
 まだ年若く背は170cm程、赤いローブと三角帽子で全身をすっぽり覆っている】
677 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 21:23:00.77 ID:OT22Ox2o
>>675

【彼の口が塞がれていて、良かった】
【少女は、自分の酷い勘違いを知らされずに済んだ】

【彼の下に嬲られて、メープルシロップのごとき血液は止まらない】
【ドクドクドク、と鼓動の音を届けるようにリズム良く流れ出す】

…………く、ぅ…っ

【小さく漏れでる高音の呻き声】
【痛みに耐える表情を見せないように】
【憎い憎い彼を、僅かでも悦ばせないように、俯いたまま】

――そろ、そろ…、酔ってきたんじゃ…ない……かなぁ…?
知ってるんだ……、……の、ときも……だった…っ
眠くなったなら……、強がらなくて……いいよぅ…

お兄さんが……っても…
私が……直接…、手を下すことはぁ………ない、んだから……っ

【ふ、ふ、と笑みながら彼に声を掛けた】
【ぽーっと浮つき始めた思考】
【もう冬だからだろうか――体温も失われつつあって】
【実際には顔色も悪い】【貧血の予兆】

【視界がホワイトアウトを始めている――】


/すみません、電話で遅れてしまいました…!
678 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/16(木) 21:28:20.62 ID:eZpJAwSO
>>876
……………………?
(なんか…色々ツッコミ要素がある魔女さんが来ましたね)
【首を傾げながら、右手にもった剣をとっさにむけ】
【すると剣から魔翌力できた雲が現れ、衝撃を分散させ魔女を受け止めようとするだろう】


【魔翌力探知ができるなら】
【少女の魔翌力が剣にながれ増幅されてるのがわかるだろう】
【つまりこの剣は魔術師の杖と同じ役割をはたしてるのがわかるだろう】
679 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/16(木) 21:31:48.13 ID:/UKQhUoo
>>677

【彼女の指を、一度頬へと当て、舌の動きの邪魔にならないようにすると】
【歪に笑む様に口を開くと】

――――なら、此方から訪ねてやろう。

【クツリ――最後に、小さな微笑みを浮かべると】

…その布団で、寝損ねたでな

【彼女の髪を見て、一言呟いて―――「今回は」遠慮した。ならば「次回」こそは、その髪をバリカンでアレコレしてやるという事らしい。】

【ブツン―――】
【彼の意識の方が先に、ブラックアウトした】
【無理をしすぎたか、気絶に近い眠り方である】

/ドン★マイ
680 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/16(木) 21:37:29.18 ID:eZpJAwSO
/あばばばば
>>678>>676宛てです
681 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 21:46:18.32 ID:Qk7EL7Eo
>>678
うぐおがべっ!

【雲にぶつかり、衝撃を吸収されるまでは良かったものの
 元より箒に跨った不安定な姿勢もあってバランスを崩し、魔力を制御しきれず少々遠くまで飛行の後、落下
 箒を庇うようにして地面に不時着、顔中土まみれ。しかし直ぐさま起き上がり顔を押さえ】

いててて……う、うぉっほん!やいやい、そこのバックパッカーみたいな人!
その貴重そうなぶきを私によこすのですわ!

【土に濡れた赤いローブをはたきながら、繕ったようにビシッとポーズを決めた
 距離はややあるが、箒を携え自信ありげな構えを見せている。恐らくは戦闘行為も辞さないだろう
 この女性にとっての杖は、持っている箒である】
682 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/16(木) 21:51:43.80 ID:eZpJAwSO
>>681
……
【大丈夫かな?という視線で魔女を見て】

【なんか元気よく追いはぎしてきたなーと思い】

【リュックサックを置き】

【中から予備のローブを取り出し渡そうとする】
683 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 21:52:13.40 ID:OT22Ox2o
>>679

【口角を、むりやり弧状に釣り上げて】
【勝ち誇った笑みを作った】

ふ、ふふ……
また、返り討ちに……してあげるよぅ

……ばーか

【バリ☆カンまで、考えは及ばないものの】
【最後の最後で、子供っぽい悪態をついて】
【彼の口腔から自らの親指を抜いた】

【唾液だか、血液だか分からない糸が引いて】
【それを拭い取る前に――】

――――ぁ……

【視界が回った。横向きに倒れこんで――枯葉と砂埃が舞い上げる】
【最後に視界に入ったのは、天井へ昇る火柱】
【本当の勝者が誰であったかは、明白だった】
【――他人の為に毒を飲んでしまった彼はバカで】
【――腹癒せの為に生命張った自分もバカで】

……ばか、ばっかり…

【少女も意識を失ってしまった】


【その後木陰から現れる、黄金色の瞳を持つ10才くらいの少女】
【綿雲のような丸っこい癖毛の髪に薄褐色の肌、先の尖った長い耳】
【幼い顔立ちながらも、53番と似たような風貌の彼女は――倒れ伏す少女の、もふもふとした髪を引き摺り】
【この場から退散していくだろう】

【巨大な焚き火は煌々と森を照らし――、彼が風邪をひく心配は、無いかもしれなかった】

/ありがとうございますっ
/そして、お疲れ様でしたー!
/オッサムライさんかっこいいよー!
684 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 21:55:00.55 ID:xGBPcASO
【街中】

・・・・ふぅ、
【雪の様な色をした白髪の長髪をしており】
【その顔には眉毛はなく、変わりに眉からは小さな角が生えた少女が歩道の道端にあるベンチで休んでいる】
【上半身には蝶が描かれたトレーナーを着て、下半身は腰にTシャツが一枚だけ巻かれている】
【更にその上に裾が地面についてしまう程、大きさが身体にあっていない鳩羽色の、所々に小さな穴や焦げ跡やらが付いたコートを着ていおり、】
【その服装は、とても奇抜で通り過ぎる通行人達の視線をそちらに向けさせる】
685 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 21:59:35.65 ID:Qk7EL7Eo
>>682
……?
ご、ご丁寧にありがとうですわ。
【特に警戒も無く近づき、箒を宙に浮かせると両手でそのローブを受け取り
 似合うものかと自分の身体に当ててみる】

中々良いセンスですわ……ふふ、ふ
えっと、これ、貰って良いですの?
【少しだけ身体を屈めると、遠慮がちに問いかけた
 内心、少しだけ期待をしている】
686 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/16(木) 22:00:46.56 ID:/UKQhUoo
>>683

【チリン――――】

【轟々と燃える森の中、眠っていた彼が聞いたのは鈴の音である】

【ジャラリ――――】

【劫劫と全てを焼き尽くす“赤”の中、見たのは鎖で繋がれた人、人、人“だった”者達である】

【嗚呼――――成程】

【クツリ、誰も居なくなった森の中で、月から見降ろされるその場所で】

【鬼が―――笑った】


【正気にて大業は成らず――――丁度今宵は、狂うには良い月夜であった】

/お疲れ様でした!
/性癖暴露が出来なかったのが残念です><
/ミスチーフちゃんの髪の毛もふもふしたい
687 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/16(木) 22:04:21.02 ID:eZpJAwSO
>>685

【コクリと頷き】

【リュックサックからスケッチブックとペンを取り出し】

【カキカキ】

[剣はあげられないので代わりにこのローブをあげます]
[無駄な戦闘は避けたいので]
【そう書いたスケッチブックを見せる】

【どうやら喋れないようだ】
688 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 22:12:39.14 ID:i8M/f2.o
【路地裏】
【そこに一人の少女と、2人ほどの人影があった】
【少女は所謂ゴシックロリヰタと呼ばれる衣装に身を包んでいる】
【喪服のような漆黒を基調にし、ふんだんにフリルをあしらった物だ】
【其の漆黒の中で、足元のエナメルのブーツだけが眼に突き刺さるように紅い】
【そしてどうやら其の少女は――】

「おいぃい?じょうちゃァん!俺の肩にブツかって骨折れたじゃねぇの。弁償だなこりゃ!な、かっちゃん!」
<だな。まァ――体でもいいけど?ギャハハッハハ!>

【絶賛絡まれ中であった】
【普通ならば、身も竦んで、おとなしく金を差し出すなりするだろう】
【此の様な少女であれば尚更だ】
【だが、少女は怯える様子もなく、むしろ悠然と佇んでいた】

……此の様な殿方であれば、試すのにも罪悪感が無くてよろしいですわね。

【ポツリ、と呟きおもむろに鞄に右手を入れ、そこから一冊の本を取り出す】
【厳重に鍵を掛け、封印されている其れは、所謂魔導書と呼ばれるものである】
【鍵に魔翌力を通し、封印を解除】
【そこでようやくチンピラ共が異変に気づいた】

「なぁ、かっちゃん。之、まずくね?」
<あ?こんなチッコイアマに何ビビッてんだヤス?>

【チンピラは知らなかったのだ。目の前の少女が、魔術師で有ることを】
【なにやら言い争いを始めたチンピラを横目に、深く息を吸込み、魔翌力を練る】
【そして、口を開き力ある言葉を紡ぎ出した】

Qxatlvg[p],Brizl[f],Dastulg[pp],Ksagnj[f],Qwervc[ff]――――。

【黒い影が展開され、影が寄り集まり二つの氷の珠を形成】
【高速でチンピラ二人の頭部へ襲いかかり、其の意識を絶った】

――成功、ですわね。

【その結果を無感動にみおろし、少女は氷の舞う空間に佇んでいた】
689 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 22:14:18.92 ID:Qk7EL7Eo
>>687
【スケッチブックに文字が書かれる様子を、期待と不安が入り混じった
 それでも自分の中ではわりとキリッとした表情で事の行く末を見守っていたが】

えっ、え、えー……そ、それじゃあ何だか悪いですわ!弱い者虐めは人生の汚点!
それに、そういう人からそのような施しを受けるほど私は落ちぶれちゃいないのですわ!

【相手の境遇にかなり狼狽しながらも、自分のやっていた事は棚に上げた
 ローブの端を両手で摘みながら、オロオロと右往左往を繰り返し】

……そ、そうですわ!一応私、占いとか、魔法とか色々知ってるのですわ!
あなたの退屈をちょっとだけいただきたいのですわ、いいえ是非貰いたいのですわ!
690 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/16(木) 22:22:56.28 ID:eZpJAwSO
>>689
[御祖母様は言っていました]
[『人の善意は受け取るモノ。受け取らないのはバチ当たり』だと]
[それに追いはぎしようとした貴女がそういうのは変だとおもいますよ?]
【ヤレヤレとそう見せ】

[奇遇ですね。私も魔術師をやっていて、そういう知識はあります]
[是非、私の退屈をあげましょう]
691 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 22:25:39.04 ID:AGxyCNko
>>688
>>688
【そこから更に奥へちょっと進んだ場所、丁度T字路に成っている場所である】
【一瞬現れ、直ぐに引っ込んで、恐る恐る覗き込んでいる影が一つ】

あ…あわわ…
───さ、殺人現場を見てしまいました…!

【路地裏は割と頻繁に通る故、血を見ることは少なくないこの影の持ち主】
【しかし、実際に殺った(?)場面を見るのは初めてである】
【おまけにどうやら倒すとこだけ断片的に見ていたようで】
【完全に『あの少女が一方的に殺った』と確信していた】

どどど、どうしましょう…!?
警察とか…ええと…ええと!?

【とりあえず身を引っ込め、慌てふためく影の正体は───】
【翡翠色のくりくりした瞳に、同じく翡翠色のロングヘア】
【真っ白なワンピースの上に、対照的な真っ黒なカーディガンを羽織っている少女】
【首に巻いていたマフラーが路地裏を通り抜ける風になびいて】
【はっきりとT字路の影からはみ出していた】
【頭隠してなんとやら、というやつである】
692 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 22:30:01.01 ID:i8M/f2.o
>>691
【暫くして、路地裏を後にせんと、T字路の方へ向いたその瞬間】

【硬直】

(ままままマズイですわ!見つかってしまいましたの!)

【落ち着いていたように見えたが、一転。脳内がぐるぐるしている】
【相手の少女が慌てている中、少女も慌てていた】

あわわわわ……。どうしましょ、私犯罪者ですの!?
嫌ですわ、そんなの嫌ですわー!

【目の端に涙。只のチンピラを魔術でボコッておいてふとい野郎である】
693 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 22:34:34.49 ID:3lDsXDQo
【水の国、その外れの小さな森の中】
【普段の森であれば起きないような音が響く】
【それは金属の触れる鋭い音、同時にそれから生じた火花の光が一瞬一瞬と暗い中を照らす】

――――――――――――

【そこは小さな広場のようになっていて、その端の切り株の上には淡い青い光を放つ石が1つ】
【どうやらそれには魔翌力が篭められているようで魔翌力を光に変換するような石なのだろうか時折尚も強く輝いている】

……………………っ!まだまだだ!!

【先程からの小さな火花は戦闘での副産物】
【青に照らされる光の中には1人の女性、女性にしてはなかなかの高身長で170cm程だろうか?】
【光の中にもう1つ在るのは巨大な手、といっても人間の生身の手では無くそれは金属で】
【例えるなら騎士の装備する手甲を巨大化させたような物であった――――女性は手甲と戦っているようにも見えるが……】

【女性は手甲と距離を取りその手に持った黒い片刃の剣を構える】
【その額には幾粒かの汗、しかしその女性の表情からは疲れというものは感じられない】
【彼女の服装は白を基調にした、騎士の着る服に近くしかしそれは軽装で上は布地が肩口までしかなく下はどこかスカートを思い浮かばせる風貌】
【鎧のような重い装備は無く、ただ体にピタリと貼りつくようなそれは大きな胸の主張を強めている】

(1つだけであればある程度は……か、それにしたっていつまで保つのか分かったものではないな)
そうだ、そのまま感覚/間隔を保つ……まだいける筈――――

【対して手甲は当たり前のように表情すら無くフヨフヨと浮いて】
【手甲には血管のように青白い筋が走り、全体からも柔らかな青白い魔翌力を放出させている】
【魔翌力に聡いのであればその手甲には切り株の上の石と同じ魔翌力が混じっているのが分かるだろう】
【加えてその魔翌力の根源が今手甲と対峙している女性からの物である事も充分に理解出来る筈である】

【数瞬の沈黙の後再び小さな森に甲高い金属の擦れる音が鳴って響く】
694 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 22:34:52.30 ID:AGxyCNko
>>692

【ぞくり、と嫌な悪寒が背筋を走りまわる】
【こういう時にだけ働く妙な超直感である】

まさか、こっちを…向いているとか…!?
こ、こここ、殺されっ!?

【一瞬にしていろんな考えが駆け巡り、】
【歯がかちかち鳴ってぶるぶる身体が震える】

あわわわ…!!
私は目撃者だから消される…いやいやいや!
───そんなの、まだ嫌です!

【立ち上がって逃げようにも情けないことに腰が抜けたようである】
695 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 22:37:13.45 ID:Qk7EL7Eo
>>690
力は自然と力を惹きつける。そしてそれを賭け、どちらかがより強いものとなる
これが力ある者の理ですわ。けれどそれは、弱き者からの収奪に依るものであってはならない
知恵ある者はこうあるべきだと、私はそう思うのですわ
盗ろうとしたのは……あー、ごめんなさい。弁解の余地無し、ですわ

【一度は持っているローブを相手に返そうとしたが、ヤレヤレとしたその態度と
 きっぱりとした口調、そして同じ魔道を志す者としての何かを汲み
 きちんと折り畳んで貰い受けたは良いものの、話しながらもそれを置く場所を探している】

そもそも大事なモノはちゃんと大切に保管しておく……これ以上は流石に差し出がましいですわね
えーっとえーっと……おっ!ちょっと待ってるですわ!

【公園の木の枝にそれを見つけると、バタバタと走ってはそれを木にかけ
 少しだけ息を切らしながら戻ってきた】

ぜえぜえ……とはいえ私の魔法など、基本的には大した事では無いですけれど
普通に出来る事といえば……それっ!メタモルフォーゼ!

【手近な小石に箒を振って魔法を唱えると、一つは真っ白な鳩に
 もう一つは真っ黒なカラスに姿を変えて飛び立っていく】
696 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 22:38:36.66 ID:i8M/f2.o
>>694
えと、えと……!

【おもむろに顔をあげ、】

Qxatlvg[f],Brizl[f],Tutulg[f],Ksagnj[f],Qwervc[ff]――――!

【呪文を紡ぎ、氷の珠を創りだした。数は一つ】

(ちょっとだけ、ちょっとだけ気絶させてもらいますわ!牢屋の中なんてお断りですのよ!)

【脳内では独房に閉じ込められる悲劇のヒロインが渦巻いている】
【ちょっと悪くないかもと一瞬思ったが其の妄想を振り払う】

Gsdg!

【呪文とともに、勢い良く氷の珠が少女の頭部に向けて襲いかかっていく!】
697 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 22:48:51.61 ID:AGxyCNko
>>696

───っっ!?

【何かが飛んでくる音に後ろを振り返り、咄嗟に頭を下げる】
【ギリギリで避けられたそれは目の前の壁に直撃した】
【あとコンマ数秒遅れていたら着弾点は自分だっただろう】

ほ、ほんとに[ピーーー]気みたいです…!
しかも、…!

【しかも、飛んできたのは自分が苦手な氷、もとい冷気】
【しかも、正確に狙ってきたことから相手は自分の位置を掴んでいる】
【少女は決心する。やらずにダメなら、やってダメな方が良い、と】

わ、わわたしは、なななにも見てませんよ!
人を殴り殺したところとか!全く見てません!

【勢い良くT字路の影から身体を乗り出した!】
【焦りすぎて墓穴をほったような気がしないでもないがご愛嬌】
698 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/16(木) 22:51:35.78 ID:eZpJAwSO
>>695
[残念ながら私は戦えますよ]
[御祖母様は言っていた]
[『障害者だからといえ、弱いと思うのは愚かな事』]
[私が喋れないからといえ弱いとは思わない方がいいですよ]
【微笑みながら見せ】

[大事なモノはリュックサックの中ですよ]
[コレより価値のあるモノが]
【剣を軽く叩き】

………
【その光景を見て】

[魔術ではなく魔法ですね]
【ほえーと見ながら】
699 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 22:51:56.21 ID:i8M/f2.o
>>697
みみみみみみましたの!?どどどどどうしましょ!
そもそも、私ころろろしてまませんわわわわッ!

【避けられたこととか、殺したと勘違いされていたりで頭はパニック状態】
【しゃがみ込んで頭をかかえている】

嫌ですわ嫌ですわ嫌ですわ!
700 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 23:02:21.87 ID:AGxyCNko
>>699

【出た瞬間、次の氷塊が飛んで来るのだろうか】
【それとも別の攻撃が飛んで来るのだろうか】
【予想していたアクションとは全く別の行動で】

…え!?

えと!?えと!?
みみみ、殺人現場とか見てませんよ!
ほ、ほんとですよ!!
だから、殺さないでください!

【向こうがパニックならこっちもパニックだ】
【どちらが先に正気を取り戻すか、それがカギだ!】
701 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 23:06:01.52 ID:i8M/f2.o
>>700
だーかーらー!殺してませんのおおおおおッ!

【頭を抱えて叫ぶ】
【えぐえぐ涙を流して警察はお断りですわー!と言っている】
【ちなみに後ろのチンピラはいつの間にか起きて、逃げ出そうとしているのが視えるかも知れない】
【ちなみに、氷の攻撃を使いまくっているため、此処はかなり寒い】
702 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 23:13:51.17 ID:Qk7EL7Eo
>>698
そ、そうなんですの?……むむむ、そう言われてみると
何だか一杯食わされたような気がするのですわ……とはいえ貰うものは貰ってしまいましたし
今更あなたの力を奪おうというのは、何だか悪い気がするのですわ

【少しだけ悔しそうに少女を見返したが
 同時に自分の甘さも自覚し、小さなため息を吐くに留まった】

……んむむ。何だか自慢ばっかりされてちょっぴり悔しいのですわ
小手先だけどまだまだ行くですわよ。ゼノン!イリュージョン!

【魔法と、それと良く似た何かの力を発動させると
 二羽の鳥がそれぞれ幾つもの明暗分かれた光の球となり、互いにぶつかり合っては弾けくっつき合う
 まるで空の星々が融合、分離を繰り返すような動きの後、虚空に手を突き出すとその光が不意に消え去る
 手の中を開いて見せると、元の二つの石ころが入っていた】
703 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 23:20:09.11 ID:AGxyCNko
>>701
だ、だって!
現に後ろに二人の男の人が───

【元気よく喋っているその息が徐々に白くなくなっていく】
【体温が下がり、吐息の温度も下がっている証拠だ】
【そんな変温動物の彼女が指さした先ではチンピラが既に起き上がっていて】

ぞ、ゾンビですー!?
あ、あうあう…殺人者にゾンビ…も、もうだめです…!絶体絶命です……!

…ぐるぐる……なってきました……まさか…毒…

【あくまでも殺したと思っているらしい】
【起き上がったことにさらに気が動転する】
【考えを改めようにも脳に回る酸素量が減って考えられない】

【そうこうしているうちに彼女はその場に崩れた】
【※単に体温保持の為、眠っているだけです】
704 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 23:26:46.24 ID:i8M/f2.o
>>703
【チンピラ二人組は、二人の少女の威容な気配に報復を考えることもなく全力で逃げ出した】
【そして、少女は崩れ落ちた少女を見て、慌てて駆け寄る】

なな!罪を重ねてしまいましたの?私!?

【駆け寄り、寝ているだけと分かった少女は、少女を路地裏の壁にもたれるように寝かせ呪文を唱える】

TlsM-Tgelsm[p],Javnzl[pp],Astulg,Ksagnj[p],!

【少女の右手の上に、漆黒の霞が集まり、雀サイズの黒い小鳥が生まれた】
【小鳥は空中にふわふわ浮いた】

Bfjd.

【少女の命令で、周囲を温めるように小鳥が発熱を始めた】
【寝ている少女と向かい合うように体育座りをして様子を見ている】
705 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/16(木) 23:28:34.17 ID:eZpJAwSO
>>702
[まあ、無駄な戦闘がはぶけてよかったですし]
【にゅふーっと脱力しながら】

(自慢してる訳じゃないんですけどね)
【そう思いながら】
【その光景を見て拍手し】

[なんか凄いですけど…ここまで行くと、手品みたいですね]
【そう見せながら】
706 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 23:33:22.89 ID:xGBPcASO
【路地裏】
【――――そこからすらただ一つの声】
・・・・めんな・・い・ご・・・めん・・い・・ごめんな・・さい ・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・・っ
【壊れたようにただ謝り続けるその声】
【だが謝る声の主の姿は未だ路地裏の奥、真っ暗闇の中―――】
【誰かが、この路地裏を通れば静かな夜の中、その声が嫌でも聞こえるだろうか】
707 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/16(木) 23:37:14.81 ID:Qk7EL7Eo
>>705
ふぅ、お粗末様ですわ。普段はもっと地味だったり、逆にすごく危なくなっちゃうのですわ
音も無く相手を石にしたり、時間間隔を遅らせて素早く動けるようにしたり。こういう魔法使いだと思ってくれれば光栄なのですわ
一瞬で相手を大気ごと凍結させたりとか、そういう類のものはどうも苦手で……

【危うくその手の呪文を呟きかけた事を思い出し、少し照れくさそうに拍手を受け止め
 ぺこりと一礼】

これは幻術の類なので、頑張ればどんな物だって見せれるのですわ。驚かすのが精々ですけど……

【ただ、幻だけでは手元に石を持っていく事が出来ないので、別の何かを使ったと思われるが】

ここらへんは今後の精進の積み重ねなのですわ。そっちはどういう魔法が扱えるんですこと?
708 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 23:38:41.90 ID:AGxyCNko
>>704

───……zzz

【とてもでは無いが安眠してるわけではなさそうだがすーすー寝息を立てている】
【しかし、結局は一時的な仮眠に過ぎず、】
【体温が上がるとと共にうっすらとまぶたが開いていく】

……ふわぁ…
…あ、あれ!?ゾンビは!?殺人鬼は!?

───もしかして、夢っ!?
【辺りをキョロキョロするが、先程まであった氷の跡も無い】
【そして最も特徴的な二人分の死体が無い】
【状況の整理が付かず、夢ということで落ち着いた】
709 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 23:42:04.03 ID:i8M/f2.o
>>708
起きましたわ!

【ほっと息を吐く少女】
【そして、相手が夢だと思い込んでいるのに二度目のため息】

なんの事ですか?そんなこと有るはず有りませんわよ。
其れよりも大丈夫ですか?たまたま路地裏に着たら貴方が寝ていたんですもの、驚きましたわ。

【謎の罪悪感で心が痛むが、嘘八百を全力で並べ立てる】
【小鳥は、ちょうどいい温度を出して、良い暖房と化している】
710 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 23:51:47.26 ID:AGxyCNko
>>709

…へっ!?
あ、あああ…さ、殺人者っ…!

【映像がフラッシュバックして、脳裏に鮮明に再生される】
【顔が真っ青+瞳は恐怖一色に染まっているが───】

って、夢でした…
ごめんなさい!いきなり見ず知らずの人に変なこと言ってしまって!
ものすごく怖い夢を見ていたんですよ!

それで、えと、介抱してくれてありがとうございますです!

【『やっぱり夢じゃなかったんだ!』という考えに至らないのが彼女】
【気恥ずかしそうに頬をぽりぽりとつめ先でひっかくと】
【逆に申し訳なくなるぐらい明るく眩しい笑顔でお礼を言った】
711 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/16(木) 23:52:19.38 ID:eZpJAwSO
>>707
[なるほど]
【ほほう…とし】

[私ですか?今は声が出せないので]
[腕に魔術文字で術式を書き込んで、それを使うんです]
【そういうと右手に魔翌力を集中させる】
【すると右手が雲のような形の腕に変わり】

【その右手から小さな雲を作り出す】
[雲の右手という魔術です]
[擬似的に天気を作り出すので…といっても《水》《風》《雷》《氷》の四属性を操ると解釈してくれればいいでしょう]
【小さな雲から雨が降り始めるだろう】

[そして左手に書き込んでる術式は太陽の左手]
[コレは太陽に関する魔術を操るモノで、簡単に説明すると《火》《光》の二属性を操るモノと考えて大丈夫です]
712 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/16(木) 23:56:33.96 ID:i8M/f2.o
>>710
【その言葉に一瞬ビクッとするが、相手が夢と思い込んでくれたため又ため息】

え、ええ……。

【少女のその御礼に目を合わせることが出来ず引きつった笑いを浮かべる】
【おもむろに、宙に浮かぶ鳥を掴み、差し出し】

寒さが苦手なら、これどうぞ。
カイロ替わりにはなりますわよ?

【手に持つとほんのり体があたたまるだろう】
【火属性の第伍物質により構成された使い魔である】

未だ慣れてませんけど……。

【目をつぶり】

Bwsres.

【小鳥に黒い霞が集まり、存在を固定した】
【普通の生物と同じように破壊されない限りこのよに存在するようにである】
【こう言うことでもしないと、罪悪感に苛まれそうであったのだ】
713 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 00:05:09.47 ID:UPoj92Uo
>>711
なるほどなるほど、自分におまじないをかけるような物ですわね
おお、モクモク、モクモク……空の色が降りてきたようで、なかなか素敵ですわ

【得心したようにうんうんと頷き、その術式を注視する】

……例えばそれを私にかけるとしたらどのようになるですの?
あっ、痛いのだけはできれば勘弁してほしいですけれど、それ以外なら頑張れる自信がありますわ
ボードで説明してもらうのも良いですけれど、やっぱりこういうのは実践あってこそですわ
さあ!ドンと来なさい!
714 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 00:06:41.02 ID:TlGcx0wo
>>712

【恐る恐る受け取ると、不思議な暖かさに感嘆の声が上がる】

わー…!どうもすみませんっ!
さっきから路地裏だというのにぽかぽか暖かいのはこれのお陰なんですね…

便利な鳥さんですねー…

【目をきらきら輝かせて隅々まで見渡す】
【下から覗いたり真上からみたり、真横から覗いたり…】
【非常に子どもらしい可愛らしい反応である】
715 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 00:09:29.64 ID:3j5zkv2o
>>714
一応、貴女のちょっとした命令程度なら聞くはずですわ。
まあ、すごく弱い子ですから、大事にしてくださいね。

【其の様子を見て微笑み、言う】
【そしておもむろに立ち上がる】

では、そろそろ行きますわ。
又いつか。

【スカートの端を摘み、優雅に一礼して歩き去っていった】
716 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/17(金) 00:09:33.59 ID:LKFSj5co
【火の国】
【ブレイザーシティから幾らか離れた、まだ被害の少ない街】
【既に寝静まった者も多い其処に、こつこつと足音】

………明日が最後の会合、そして明後日……
いや、今日が会合、か。もう日付も変わっただろう

……………さて、どうなるのやら

【濡羽烏の長髪、顔に横一文字傷の裃姿の女】
【背の大剣の刃は、血の油を完全に落として鈍く輝いて】
【腰の太刀は、鞘から柄に至るまで磨きあげられている】

【その手に抱きかかえているのは、5歳くらいに見える子供】
【紅紫の小袖の上に厚手のジャケットを重ねて、寒さに備えてある】

【ふう、と息を吐きだして、その白さを確かめて】

………これが紅になるのやら、どうやら

【喉の奥から笑い声を零すが、表情は代わりもしない】
717 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 00:13:23.32 ID:EMRm2ISO
>>713
[そうですね]
[他人にした事はないのでどうなるかわからないですが]
[術式を書き込むには痛いですし、入れ墨をほるようなモノなので長く時間かかりますね]
【文章で説明し】

[後は]
【そう書くとリュックサックから紫色の魔導書が出て来て】

【雲の右手を解除し】

『我…契約者の名において無名祭祀書に秘める…魔術をもちいて…作られし神を身に纏う…』
【魔導書から別の少女の声が聞こえ】
【少女は魔術文字を空に書き】


 ア バ ター
《魔装偽神》
 ネ ー ム レ ス
《名も無き神》
【そして魔導書の声とは別に……恐らく少女からはっせられた声が響くと】
【魔導書と少女は光に包まれ】

マジック・フォーム:サンライト・クリムゾン
《魔術鎧装:紅蓮の日輪》
【光が晴れると】
【赤い太陽のようなフォルムで人型の悪魔みたいな鎧を全身に身にまとった姿のモノ】
【が現れるだろう】
718 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 00:15:05.03 ID:TlGcx0wo
>>715

あ・・・はい
どうもありがとうございますです

【手のひらに載せたのを再度眺めて】
【かわいいなぁ、と頬を朱に染めている】

それでは!
またいつか会えるといいですね!

【空いている手をぶんぶん振って見送る】
【おそらく姿が見えなくなるまで振り続けるだろう】

…それにしても、なにか引っかかるんですよねぇ…ま、思い出せないってことはどうでもいいことのはずです!
719 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 00:24:25.02 ID:3j5zkv2o
>>718
【姿が消える前に一礼して、こんどこそ歩き去っていった】
【使い魔は5p程の小さな小鳥。暖房以外の能力は皆無に等しい。適当に名前を付けて可愛がるといいだろう】

//乙でした!
720 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 00:25:06.29 ID:UPoj92Uo
>>717
……うーん、やっぱり痛くない事に越した事はないですわ
唱えて出来るのであればそうしたいですけど……わわっ!?

【自分なりに考えていた所に喋れぬ少女から突如声が聞こえ
 それに驚く間も無く今度は眩い光に目を眩ませ、手で顔を覆いそれを逃れ】

――うわっ!?……輝きの赤と名乗る私よりも、ひときわ赤く輝いているですわ
これももしかして幻……な訳は無さそうですわね
中々興味深いのですわ。まだまだ知らない事がいっぱいで……

【想像以上の効果に呆気に取られながらも、唱えて扱うのは無理そうだと悟り
 その悪魔のような人型から少々距離を置く】
721 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 00:40:50.31 ID:EMRm2ISO
>>720
ふぅ…コレは説明しますと
さっきの魔導書は無名祭祀書と言いまして異世界の架空の神話『クトゥルフ神話』についての事が記されてる魔導書で
その魔導書を媒体にして、魔術をもちいて、魔術で作られし神を身に纏うモノです

まあこの姿は魔導書に記された魔術とさっき説明した太陽の左手の魔術を全身に纏い使えるようにしたモノです

まあ何故かこの状態になると喋れますが
【そう説明し】

例えば
我、契約者の名において、無名祭祀書の力を借りて、ガタノトーアの力の一部を使わせていただく
【そう言うと魔法陣が現れ】
【そこから触手が現れ、近くの木に噛み付こうとする】

【成功したら木は少しの間、石化するだろう】
722 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 00:54:01.35 ID:UPoj92Uo
>>721
ほえー……クトゥルフ。何度か魔術書の参考文献で見た事がありますわ
高次元世界の概要に関する何かだったような……なるほど、勉強になりましたわ、って喋ってるじゃないですか!?
……そうですわ、例え普段が沈黙の中に暮らしていたとしても、大切なものがある筈ですわ
という訳でアメちゃんですわ。お婆様から作り方を教えていただいた、声も良く通りすっきり甘くて美味しい飴ですわよ

【硝子の容器に幾つか無造作に入れられたアメを、お礼代わりに相手に渡し
 そして何の気も無しに悪魔のほうを向き、危うく腰を抜かしそうになる】

ひええええっ!?…想像以上になんか怖いですわ。おまけに木が石に……あんまり戦いたくないですわね
もうすぐ食事の時間になるですわ、それではそろそろおいとまさせて頂くですわよ
輝きの赤、何か困った事があれば私を頼ると良いですわ。アディオス!

【ひょいと箒に跨ると、そのままローブのほうまで飛んでいきそれを掴んで
 そのまま何処か遠くへと飛んでいってしまった】
723 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 01:14:36.41 ID:EMRm2ISO
>>722
だからこの状態だと喋れるだけで
普段は喋れないんですよ
【説明し】
【飴を受け取るだろう】

私は天道光(てんどう ひかり)です

輝きの赤ですね
わかりました!さようなら!また会いましょう
【そう言うと元の姿に戻るだろう】

/乙でしたー
/ひかりんは普段喋れないけど、魔装偽神の状態になると喋れるようになるんですー
724 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 02:04:37.36 ID:NZ0SG7Yo
【路地裏】

――ハァッ……、ハァッ……

【狭く薄暗い一本道の通路に反響する呼吸音】
【赤ジャージに青染めの白衣という、サイケな服装をした青年が独り】
【壁面にグッタリと寄掛かりながら、水でも被ったかのように汗を流し続けている】

【胸元には、燦然と輝く魔術協会のシンボル】
【無精ヒゲにボサボサの髪は、二枚目から程遠い】

……撒けた…か…?

ヤツら、こんな強硬な手段を取るとは…
よほど……、よほど、この俺を殺したいと見える…っ

【普段から姿勢の悪い前傾姿勢は、今や辛そうに丸められていて】
【右手には、鈴の結わえられた黒塗りの携帯が握り締められていた】
725 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/17(金) 02:29:43.86 ID:LKFSj5co
>>724
【かーん、かーん】
【路地裏に反響する、硬質の音】
【発する気配には作為が無い。消されても、意図的に発されても居ない】
【自然体で其処へと近づいて来る、誰かは】

………悪運の強い男だ、また生き延びたか
お前は、何処まで逃げるつもりだ?見えているものから目を背けて?

【かなり、ノリが良さそうな人物だった】


/まだおられますかー?
726 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 02:43:59.68 ID:NZ0SG7Yo
>>725

【音に気がついて、声を掛けられて】
【背筋を、スッと伸ばした】

……何処まででも、逃げ果せて見せよう
たとえ巨悪の孤影が視界を鎖したとしても、俺は足を止めない

逆転の可能性を掴み取るその時まで、絶対にな!

【青染めの白衣という、矛盾に満ちた一品をマントのように翻し】
【黄色と黒色の輪が重なり合って出来た瞳を細めて】

――――貴様、機関≠フ新手か

【近眼+夜目が効かない】
【相手の姿が捉えきれてすらいないのに、正体を断定する彼は】
【間違いなく妄想癖を患っていた】


/すみません、反応遅れました!
/いちゃったりします!
727 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/17(金) 02:52:11.91 ID:LKFSj5co
>>726
【その声は、少女のもの。やや高めで、良く響く】
【それを本人も承知しているのか、幾らか控えめにされていて】

【青年が目を声の方向に向けた瞬間、直ぐ近くのゴミ箱の影に隠れた何者かが見えたかも知れない】
【あまり背の高くないそれの後ろにしゃがんでいる誰かは、クックッと引き攣る様な笑い声を立てた】

ふん………だから言ったのだ、『見えているものから目を背けて』とな
巨悪と知っているのだろう?機関と知っているのだろう?
ならば何故、孤影≠ニ口にする

怖いか?群れを敵に回す事が?
己より遥かに劣る有象無象に、数で負けて踏みにじられる事が?

【重苦しくしようと、喉をせいいっぱい狭めての声】
【身を縮めた姿勢から出すのは疲れるのだろう、息継ぎの音が間に挟まって】

……そうだ、と答えたなら。お前はどうする?
また逃げるのか?今度は誰を犠牲にするつもりだ?

【少しだけ、また声が自然なものに近くなる】
【無理は、台詞だけで十分。そう思ったのかも知れない】
728 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 03:13:40.19 ID:NZ0SG7Yo
>>727

【動くものは、朧げに察知した】
【しかし、目の前の人物に対応することで手一杯】
【『空間把握能力』を認識に回すよりも、口を動かす】

――馬鹿な
悪意に満ちた有象無象など、『巨大な個体』としての認識で十分だろう
機関員一人は怪物の無数の腕の一であり、無数の足の一。故に孤影

だが、数が恐ろしいというのは当たっているな…!
稀代の天才である俺が真に恐れるのは、名声っ

名声は明晰なる精神を奮い立たせる拍車、高貴なる知性の最後の弱み、
快楽を蔑み、勤勉な日々を送らしめるもの…!
……ああ、俺は自分の名が恐ろしい…
有名になどなりさえしなければ、人々の期待に応えるべく、研究室に閉じこもる理由などなかったのだ…!

【右手で頭を抱える演技掛かった動作】
【大業に落胆を示して】

……いや、――そうだな
お前には、戦って見せよう
…光の国のアルダ、火の国のセシリー、風の国のキャロライン、水の国のアルミ……
俺は犠牲を払いすぎた…、仲間はもはや、マルム一人しか残っていないのだ…

【悲しみに満ちた表情で妄言を吐いて】
【左手が、腰のデザートイーグルに伸びる】
729 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/17(金) 03:24:24.93 ID:LKFSj5co
>>728

ふふふふふ………機関という組織が、一つの知性によって統率されていると
本当に、お前は思っているのか?
一個の脳が全ての手足を把握しているとでも、認識しているというのか?
私の上におわすお方が、お前を狙うあいつと同一人物だとでも?

【含み笑いから、だんだんと上ずってくる声。それでも、理性がまだどうにかブレーキを掛けていた】
【然しながら、青年の台詞への応答も、この辺りまでが限界で】

闇から闇に生きれば名声など伴わない。日の下に出た事がそもそもの間違い
そうだ、お前は名声なdブフォッ

【「自分の名が恐ろしい」まで来た所で、とうとう耐えきれずに噴き出した】

ハツ、アッハッハッハ……反則やろそれ!
其処までの自画自賛、聞いた事ないわーハッハッハッハ……
ハハッ、しかも何やねん高貴なる知性ってそれ自分に対して言う言葉か?ヒー、腹痛っ!!

【げらげら爆笑して腹を抱えて、とうとうゴミ箱の後ろから転がり出て来たのは】
【ほおずきの様な赤い着物を着た、右目に眼帯の少女】
【硬質の足音の正体は、足元の下駄。黒髪と相まって、出身は大体推測出来るだろうか】

【地面を拳でどんどん叩き、まだ笑いは収まらない】
730 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 03:42:40.77 ID:NZ0SG7Yo
>>729

【乗せられた上、全力で笑われている――】

【如何にネジの外れかかった青年とはいえ、理解するのに、そう時間は要さなかった】
【明確な返答は無いものの、彼女の言葉は確実に、彼の心を抉っている】

……き、貴様…っ
マインドアタックとは姑息な真似を…!

【最初の「き」の発音が裏返った】
【櫻の国出身の年下っぽい少女にからかわれ、恥ずかしさで耳まで染める22歳】
【それを隠すように、大きく俯いて、右腕を抱え込む】

……ぐ、ぉぉおおおおおっ

だ、黙れ…、その高音を止めろ…!
俺の右腕に眠る暗黒神と、奇跡的に共振(シンクロ)している…っ
やめ、るんだァ……

…このままでは…‥、この一帯が焦土と化すぞ……貴様ごと、な…!

【息も絶え絶え、苦しげに警告してみせる】
【魔力反応等は、まったく無い】
【白衣に染み付いたヤニの匂いと、爽やか(?)な汗の匂いが漂っているだけ――】
731 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/17(金) 03:53:23.89 ID:LKFSj5co
>>730
マインドアタックもマインスイーパもあるかい!むしろウチの腹筋がオーバーキルされたわ!
機関≠「うからそっちの振りして何か聞きだしたろー思うてたら……
あれか?名前上げた面々も何かのネタなんか?
あー喉も痛い腹がよじれる誰か止めてー………

………ふう、落ちついたわ

【ひとしきりゲラゲラ笑うと、地面を叩く手をピタリと止めて】
【何度か深呼吸を行って、如何にか笑いも止める】
【が、それでも顔はまだニヤケ顔。どうにもこうにも治らない】

何や?右腕に眠る暴虐なる大魔王?
そうやなー、なら封印やなくて同調(シンクロ)してしまえばええんとちゃう?
自分の体にいるもんと喧嘩するのは、風邪の菌だけで十分や

かくいうウチかてこの右目に眠る邪悪な蛇と……御免、ネタが出えへんかった
眼帯取った所で何もないわ。義眼もないから空洞しか無いわ
まあ、そう警戒せんでもええやろ?ほれ、刃物も銃もないわ

【右目の眼帯を抑えて蹲る様なポーズを見せるが、それも途中で断念して】
【両手をひらひらと振って、自分が得物の類を持って居ない事を証明。青年へと近づいて行く】

それにしてもなー、機関≠フ名を出すのは関心せんで?
うっかり本物が釣れたら危ないやろ、なあ?

【会話をするのに適当な距離まで近づくと、150少々のあまり高くない身長から見上げるようにして】
【ニヤケ顔は継続したまま、ややのんびりした口調で話しかける】
732 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 04:09:50.88 ID:NZ0SG7Yo
>>731

ネ、ネタではない
この俺の語る言葉は全て真実…

世界的財産である俺の脳細胞を、ヤツラの手から命を賭して護り、散っていったものの名だ
……そう、もっとも最近消えたのはアルミか…
彼女は愛銃を俺に託し、二度と帰っては来なかった――

【左腰に下げた拳銃に視線を落とし、物憂げに溜息】
【――勝手に殺さないで下さい】

【彼女に視線を戻して、怪訝そうな表情】
【「ネタとか言うな」、と呟いたあと】

…眼帯は、ポイントが高い
穴開きの黒手袋の次にカッコいいぞ
何かを入れる余地もあるし、いっそ両眼帯にして超聴覚で敵の位置を探れば、最強に見える

【メッタメタな、患者の助言だった】
【武器を持っていないことを確認して、コクン。軽い首肯】

ふっ、闇に生きるものが、そこらへんを歩いているわけもあるまい
貴様こそ、幼き童女の分際で「何か聞き出そう」などと、危険にもほどがある
お兄さん≠ヘ、心配だ

【おにーさん、の部分を厭に強調して、年齢的優位を主張する青年】
【実に子供あった】
733 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/17(金) 04:22:06.49 ID:LKFSj5co
>>732
眼窩から中に何か入れたら、脳がさっくりいきそうで怖いわ
まあ、実際そのまんま空洞が繋がってる訳や無いけどなー
でも、あれか?アンタは割と空洞が多いんとちゃう?
せやからあんな……あかん、思いだしたらまた腹筋が危なくなってきたわ

【患者の助言に割とストレートに、「頭空っぽなんじゃないか」と返し】
【腹を押さえてクックッと笑いだす辺り、からかった事もそうだが性格が窺える】
【予断だがこの堪え笑い、最初の引き攣る笑いと同じ。こればかりは素の様で】

あかんなー、その考え方があかん。壁に耳ありクロード・チアリやで?
火の国行ってみい、白昼堂々機関員が武器もって走りまわっとるわ
全く元気そうなもんやでー、日光に当たったら消毒されそうな連中やのに

……それとな。ウチはこう見えても16や。童女言うな
櫻のモンは確かに見た目より若く見えるとか言われるけどな
お兄さんと言い張るんやったら年上らしいとこ見せんかいダボが

【子供扱いされると、今度はかなり素を前面に押し出した毒吐き】
【どすを利かせた声を作ろうとするが、元が元だから迫力は微妙】

………兎に角、機関なんて割と何処にでも居るもんやで?
多分、何日かに一度は道ですれ違うとるんやないやろか
嘘か誠か、何処ぞの高等学校では進路の一つに機関員が有るとか無いとか……

【これは、嘘だと信じたい】
734 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 04:43:23.13 ID:NZ0SG7Yo
>>733

ハーッハッハッハ!
……面白い冗談だなぁ、童女よ
世界の誰よりも高い脳密度をもつ俺を捕まえて、「叩いたら良い音でそうやわー」等とッ

貴様こそ、そのうち腹筋割れるぞっ
実に似合わんな!

【微妙に間違ってる声真似をした後、小さく鼻を鳴らす】
【緊張が弛むと共に、伸びていた背筋が猫背に変わっていく】

だ、誰だそれは、機関の諜報員か?エシュロンの管理者か?
……ともかく、遠い国の事は、俺には分からん
我がラボが居を構える魔術協会さえ無事なら、それでいい
――最近は、少し不穏だが

み、見せているだろう?年上らしく振舞っていたではないか
そもそも、貴様が茶化すから悪いのだ――
好き放題笑いおって……性悪童女め、行き遅れても知らんぞ?

【不貞腐れたように嫌味を言って――結局訂正しない】
【どすを利かせた声も「可愛らしい」と、心の中では認識していたようで】

協会の中では、擦違っていると思いたくないな
ややこしくなりすぎる――

――その話が本当なら、まず教団が動いているだろう

【悲しいけど、外伝ですからね!】
【そして彼は、機関に狙われるような因縁がないため、ややこしくなりません】
735 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/17(金) 04:51:54.78 ID:LKFSj5co
>>734
其処まで言うとらんのでまずツッコミひとーつ
とっくの昔に割れてるわとツッコミもうひとーつ
その程度に鍛え取らんと、こんな所よう怖くて歩けへんわ

……それはまあ、置いとくで。エシュロンがどんな怪獣なのかも知らん
けどなあ、分かる事も有る。協会の方にも係わるかもしれへんが……
機関ってのは意外と何処にでも居て、そして厄介な奴等やって事な

【自分の言葉より更に一つ先を言っていた青年に対し、やや勢いを削がれた感は有るが】
【少しずつ少しずつ、自分自身の本来のテンションに集束していく】
【きっと、この方が楽なのだろう。やや、言葉と言葉の感覚が短くなった】

行き遅れを考える前にぽっくり逝く、それが有り得るのが今やで?
協会は覗いた事無いが、聞いた話しじゃ危なっかしくてしゃあないわな
誰でも入れる、ロクな審査も無しで。なら、居てもおかしくないやろ
六王教団の主戦力は訓練しただけの一般人。機関の雑魚と大差ない
いや………武装も合わせると、機関の方が厄介やろなあ

………なあ。アンタ、機関≠近くで見た事有るか?
ウチは、あんまり無い。精々、テロを遠目に見た程度や

【そして此処からは、青年の妄想に合わせている時の様な内容になる】
【然しながら、これはそういう類の話ではなく、事実と推測の集合】
【どれ程のものを見たかは知らないが、少女は傍観者の目で語る】
736 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 05:14:08.98 ID:NZ0SG7Yo
>>735

……む。

【機関ってのは意外と何処にでも居て、そして厄介な奴等=z
【その言葉を聞いた瞬間、難しそうに呟いて、硬直してしまった】
【眉間に皺が寄っている】

【彼は実際に、機関と戦っているわけじゃない】
【テレビやニュース、風の噂などで聞いて――】
【――それに狙われている自分がカッコいいと思ったから、そう設定しただけ】

【厄介であることは、知っているようで理解していないから】
【肯定も否定も出来ず、曖昧に呻って】

【――今度は、明確に問いかけられた】
【逃げられない――】

―――お前は、本っ当に……イジワルだな
アレだけ笑ってたんだ、答えは分かっているんだろう?
漢の役割を剥いで、愉しいことなんて、あるか?

【恨みがましく、言葉を連ねた後】

……俺は――、ないよ
ただの一度も、まったくない

出合ったヤツを、無理やり認定したこともあったけど、みんな違った。運が良かった

【今度は妄想を解いて、溜息を吐くような調子で答えた】
【自分を護る殻を失って、心もとない表情】

なぁ、お前は何者なんだ?
――機関フリークの俺が付いていけないんだ
凡人じゃない……本物≠ネんだろう?

【――曖昧な問】
【それは、能力者として特別な世界を生きる人間なんだろう? と確認にも似た問だった】
【黄と黒の瞳に混じるのは、僅かな羨望】
737 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/17(金) 05:27:38.78 ID:LKFSj5co
>>736

んー……せやな、追われてるとは思っとらんよ
ただ、見た事が有るかどうかは知らん。運が悪ければ見られるからな
襲われた街は割と有る、何処ぞの鉱山かて占領された
昼の国に行けばワラワラ居るやろうし、火の国はもう言う事も無しや
役割なんて知らんよ、ウチはな。ただ、聞いてみよ思うただけ

……けど、無いんか。ほな確かに運が良えわな
少なくともウチと同じくらいには運が良えわ

【自分自身も、機関と遭遇した事は無い、と明かす】
【遠くから見るのは、遭遇では無い。そう言う認識なのだろうが】
【それを恥じる様子も余り見せないで、ただ事実として述べて】

……ウチが何物か?それを言うてもなー、自分でも良う分からへん
本物も何もまあ、あんまり普通や無いのは確かやけど……かと言って、特別とも思わんよ
櫻の国東部の、そーいう仕事の人間。それだけの事や

【青年の質問には、あまり答えを明確にしない返答】
【隠したい事が有るというより、どう表現したらいいか分からないという様子で】
【然しながら、青年の言葉を否定はしない】

【図らずも、青年の鎧を剥ぎ取ってしまって】
【少女は何となくの居心地の悪さを感じながら、コホンと小さく咳払いをした】
【半歩ばかり、距離を詰める。声をひそめても届く、其処まで近づいて】

…………なあ、質問の仕方、変えるで?
もし、機関≠近くで見たとして……アンタ、どうする?

ウチなら、まずは逃げとくやろな。鉄砲は怖いわ
どーせ死ぬのはこっちの国のもん。ウチとは無関係やしなー

【急に、投げやりな口調になって、また質問】
738 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 05:49:19.36 ID:NZ0SG7Yo
>>737

同じくらい……、どうだろうな
少なくとも悪運の強さは、お前の方があると思うぞ
その瞳が戦闘による傷だったりしたのなら――だけどな
違うなら、ごめん

俺なんて、マッドエコリストどもには真っ先にタゲられるし
相方は犬だったし、生意気だったし、ついてなかったなー

【5日ほど前のことを、懐かしそうに思い出して】
【言葉とは裏腹に、活き活きとした表情を見せた】
【※ところどころに事実との乖離が見られます】

……そーいう仕事?

まぁ、櫻の国っていうのは、分かる
服が、まるっきりそうだもんな

良く目立つけど――、制服なのか?
動きにくそう、ってことを考慮すると、割と事務系…

【否定されなかったために、やはり羨ましそうな視線は続く】
【おどけた調子で、興味ありげに赤々とした着物の事を尋ねて】

……今までの俺≠ネら逃げる。
お前と同じで――、死にたくないからな。

でも、フィール・ベイナル≠ネら立ち向かう。
カッコよく生きるって役割を背負っていれば、死は怖くない。
…たまに地が出たりするけど、それはそれ。人間だもの。

【ちょっとだけ、ふふんと、ドヤ顔】
【台無しである】

――これは、お前の仕事に関係ある質問か?

【思い出したように聞きなおして】
739 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/17(金) 06:00:53.51 ID:LKFSj5co
>>738
さあ、どやろ?案外、本当に秘められた力が有るのかも知れんで?
……まあ、秘密は女を美しくするんや、そういう事や
あんまり暴かんといてんかー
それと、この着物はただの好みや。制服なんて、袖を通した事も無い
でもな、制服って逆に目立たんか?この職業ですー、って宣伝してるようでなあ

【こつこつと眼帯を爪で叩いて、おどけたように釘を刺して】
【左目と首の動きで、一度周囲を確かめた】

………あんまり、直接は関係無いなあ
そら仕事の為に何かしようとは思うけど、これは其処まで関係無い
ただ、これが言いたかっただけや

昔っから、飯をきちんと食わせて財産を補償して、尚且つ人を無駄に殺さない国
そういう国ってのは、兎に角滅びないで長持ちするもんなんや
今の火の国、最後の一つが無いやろ?それじゃ、長く持たんわ
………早めにもぐりこんどいた方がええかも、と思ってなあ

【何か、確信を持っている訳ではない。ただ、理屈からすればそうなるだろうというだけだ】
【よもやこんな事を言っている本人も、翌日がその『何か』が起こる日だとは想像もしていないのだが】
【物事には、運も大いに絡む。これが幸運なのか不運なのかは、当人の感じ方次第】

本当にカッコ良くなれるかも知れんし………カッコ良くなるのを諦められるかも知れん
カッコ良い人間を遠くから見られるかも知れんし、カッコ悪い人間も見る事になるかも知れん
………ウチは、今から行くつもりや。聖都のゲートから飛べば、昼には付くやろ
その時間からでも、宿は取れるやろうしなあ………

…………フィール・ベイナルか。どうする?

【火≠フ国に、ブレイザーシティという火薬庫≠ェ有れば、爆発は必定】
【花火見物とはいかないだろうそれを、少女は見に行くという】
【「どうする」との言葉を、青年はどう受け取るのだろうか】
740 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 06:25:15.33 ID:NZ0SG7Yo
>>739

……まあ、確かに
秘密がある限り、お前に対しての興味が尽きないのは認めよう
俺の灰色の脳細胞は常に新たな刺激を――おぉっと…

…制服って、そういう為の物じゃないかと
魔術協会のシンボルを付ける俺は思ってる

【彼女の視線に追従するように、軽く周囲を見渡して】
【――ミスディレクションに引っかかりやすそうな青年である】

……潜り込む…?

世界の節目の、近くに居られるのか――?

【火の国の話を聞いて、不思議そうな表情】
【「長く持たない」のに潜り込む=\―見るためだけに?】
【それは、何となくカッコいい――】

【フィール・ベイナルと呼ばれて、カチリ】

――――ハーッハッハッハ!

真名で俺を呼ぶか、少女よ!
良いだろう、このフィール・ベイナル、同行してやろうではないか!
なに、女子供を一人で戦地に送り出すのは、俺の主義に反するッ!礼はいらないぞ

【何かスイッチが戻ってしまったらしい】
【白衣を翻し、両手を腰に当てる様は――――絶対頼りにならない】
741 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/17(金) 06:37:44.81 ID:LKFSj5co
>>740

制服だの着物だの、外側を着飾ってもそれだけ
秘密で如何にじらすかの方が、魅力上げるのにはええんよ
美人と不細工なら美人の方が得、これぞ世の真理や!

……と、それはもうええわ。然程重要や無いからな
重要なのはこれから………やな

【周囲に、特に警戒を払う必要のあるものは見つからない】
【それを確認して少女は、路地裏の外の方へ爪先を向けた】
【首だけは、青年の方へ向けたまま。笑い方に良く似合う、大雑把な笑顔を浮かべて】

うむうむ、良い心がけや。その調子で、きちんとウチの盾になりぃ
的が多い方が被弾確率が下がる、生き延びやすくなるからなあ
……白天龍 朝顔や。アンタの盾にならんよう、気ぃつけるわ

【余りに身も蓋もない、そんな台詞を】
【逆を考えれば、相手も一人で行くよりは生き延びる確率が上がる、という事も】
【本当に一応、ちらつかせるに留めて】

ほな、行こか?教科書に載る名前は、英雄の名前だけや
せやけどな、英雄一人生まれる為に、兵士は何百人。語り継ぐ人間は何千人
何千人の一人になるのも悪くない、せやろ?

【からん、ころん。下駄を鳴らして歩きだす】
【このまま後を追えば、言葉通りに火の国、ブレイザーシティへ】
【宿は、五日分取る。今日、明日、明後日、次とその次】
【然しながら、彼女はおそらく、明後日には宿を引き払う事になる筈だ】

【住民でもなんでもない第三者。然しながら、歴史が動くその場に居合わせる】
【これはそんな、『巻き込まれ型主人公』達のお話】
【或いは、『対機関』のサイドストーリー】


/それでは、この辺りで
/お疲れさまでしたー、朝早くまで有難う御座いました
742 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 07:10:21.03 ID:NZ0SG7Yo
>>741

【彼女らしい笑顔を向けられて、照れくさそうに視線を外した】
【美少女には数人会ったけれど、まっすぐに微笑みを貰ったのは今が初めてかもしれない】
【すこしだけ嬉しくなったあと――】
【「確かに、美人は得だ」と、普通の青年は、心の中で呟いた】

お前は、本当に……、殺しても死ななそうな性格をしてるな
肉盾なんてゴメンだから、精々厄介な的を演じてやるよ
我々の服の取り合わせじゃ、遭遇率は上がりそうだし――

ん、白天龍 朝顔か
……強力なファミリーネームの割に可愛らしい名前、と
ああ、実に覚えやすい

【一度名前を復唱して、愉しそうに微笑んで】
【――盾になれ、という表現にも不快感を示さなかった】
【普段からの扱いがアレな為、耐性があるのだろう】

……「何千人の一人」
それが、これから科せられる役割だというのなら――、俺に合いすぎているな。皮肉なくらい。
この先、何人に語り継げるかは分からないけど、渡し賃か手土産くらいには、なるかもしれない

――なにより、俺が見たい
これから少しだけ、よろしくな、朝顔

【後ろから声を掛けて、青年も付き従うように歩き出した】
【ブレイザーシティで、彼らは何を見るのだろうか】
【それは、もう少し先のお話】


/わー!おつかれさまでしたー!
/ありがとうございましたっ
/予想外の展開で、すっごい楽しかったですよー!
743 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!蒼_res saga]:2010/12/17(金) 19:31:09.30 ID:eh.UDuIo
【正義の志の寄り辺、<Justice>の本拠地でもあるこの風霊統主の城に、今宵彼らは集った】
【冬の早い夕暮れのうちから始まっていた会合は、既に陽も沈みきったこの刻においてもまだ続いていた】

【──余裕を持って椅子を用意された、広々とした大会議室。その一番奥】
【大きなホワイトボードを背に、些か立派な木製の教卓に立つ、一人の少女】
【齢にして十八程だが、現在の肩書きは『対機関連合』リーダー代行。名を黒野カンナと言った】

【緩く波打った暁色のショートヘアが特徴的な彼女は、教卓の上に広げた書類から一度目を上げる】
【そして軽く一息つきながら再び背筋を伸ばすと、真っ直ぐな茜色の瞳で会場内を見回し、口を開いた】

──……以上が、作戦内容の全てです

一応、要項の書類は準備してありますけど、皆さんの頭の中でしっかりと記憶しておいてください
それが一番手っ取り早いし、なおかつ機密漏れの心配がありません

……それじゃあ、もう一度確認のために
そっちの方から『担当部隊』と、『名前』だけ、お願いします
他に何か質問があれば、それも一緒に──

【彼女はそう言うと、とん、と教卓の端に両手を軽く置いて、皆の反応を待った】
【前回の会合で作戦の段取り、枠組みなどが決まり、今宵はその最終確認が主である】

 【『担当部隊』と言うのは、大きく分けて『三つ』。隠密工作、避難先導、強襲遊撃、であった】
 【『隠密工作』のメンバーについては前回の会合で決まっている為詳細は省くが、】
 【『避難先導』は避難していく住民たちの護衛をメインとし、壁の破壊工作なども可能ならば担当する部隊】
 【『強襲遊撃』はその名のとおり、機関員たちを撃退するのが主な役割。最も派手に暴れる部隊だろう】

【よって、ここに集った者たちは、後者二つのどちらかに属するかを選択した形になる】
【自分はどちらに向いているのかも考慮し、話し合われた結果を──今此処で、再確認しようということだ】


【また、彼女の持つ書類には、以下の様な概要が纏められていた】

 【『隠密工作』部隊による電気系統の破壊・通信系等の妨害工作に関する事項から始まり、】
 【六王教団のバックアップと共に、他能力者が一斉に闇討ちして検問を突破する手順へと通じ、】
 【シティ内部に至った後は、上記三つの部隊それぞれの詳細な動き、そして市庁舎へのルート──】

 【また、前回の会合を受けて、魔導具に関してはやや規模が縮小されたこと】
 【近隣の街へ回されていた分はカットし、配布はシティ内部だけに搾られたのだ】
 【また、魔導具はその構造上、防禦に重きを置いたもの。恐らく、住民たちだけで壁を破壊するのは難しいとのことだ】

【これらはみな、既に彼女がここにいる者達に話した内容】
【このような作戦の枠組み自体に異論がない限り、この後、それぞれが思惟を巡らすべきは──】
【自らは如何様に戦えるか、そして背を預ける同志たちにはどのような顔ぶれが揃っているのか、と言う事が主になるだろう】

 【運命を決す日は明日。ここに集いし能力者たちは、如何様な思惑を胸に秘めているのだろうか──】

//非常にごちゃっとしてしまいましてすみませんが、『決戦前夜』会合イベントを開始致します。皆様宜しくお願い致します。
//既にお知らせした通り、会合は既に作戦内容を殆ど話し合い終わった段階、と言う設定です、ご注意ください。
744 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 19:45:01.96 ID:3j5zkv2o
>>743
【会合の会場に居る一人の少年】
【逆立てられた茶髪に、木くずした学ラン】
【どう見ても只の学生にしか見えない】
【しかし、少年もともに戦う同志の一人】
【Justice、新米谷山基樹である】

やっはー……。物々しいな本当に。
此処にいていいのかね俺。

【苦笑しながらつぶやく】
【立ち上がり、口を開いた】

『避難誘導』担当、谷山基樹だ。
戦闘は苦手だが、爆発物の扱いには自信がある。
壁を壊すのは任せてくれ。
質問は――特に無いな。

【簡潔に用件だけ言うと、座り込んだ】
745 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/17(金) 19:45:50.00 ID:LKFSj5co
>>743

………大体覚えた、問題は無い
後は、実際に動くばかり。寧ろ得意分野だな
で……確認だな?

【<Justice>が会合を行うと、何時も座らない者が一人居る】
【何故なのかと理由を問えば、その装備が原因の8割方を占めているのだが】
【今宵もその人物は、壁に寄りかかって、この会合のリーダーに目を向けていた】

強襲遊撃班%津 綾菊並びに霊綾館一同
我々に援護は要らん。その余裕がもし有れば、他に回すか……そうだな、住民の避難に回して貰いたい
……ああ、この娘も強襲遊撃班≠ノ参加する。私より強いかも知れんぞ?

【濡羽烏の長髪、顔に横一文字傷の裃姿の女】
【背の大剣の刃は、血の油を完全に落として鈍く輝いて】
【腰の太刀は、鞘から柄に至るまで磨きあげられている】
【手に抱きかかえているのは、5歳くらいに見える子供】
【紅紫の小袖の上に厚手のジャケットを重ねて、寒さに備えてある】

【一方、行儀良くとは言わないが椅子に座っている二人】
【一人の両手は机の上で軽く開かれ、爪をカチカチと打ち鳴らし】
【もう一人は蝋人形のように微動だにせず、静かに其処に居た】

「隠密工作班°瘰瘁B作戦が成功したらこの酒飲みの方に合流するつもりで居るよ」

『同じく隠密工作班<買Fルチェリ。成功の後は、教団の構成員と共に避難先導班≠ノ参加する』

【両名とも、手元の書類は既に暗記する程に目を通し】
【自分と戦場を共にする面々の顔と名前を覚えようと、意識を周囲に向ける】

【今この瞬間からでも、きっと戦闘は行える】
【各人の出で立ちは、戦地のそれから何一つ欠けていない】
746 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 19:51:45.66 ID:tg9EKcco
>>743

【何処か、――否、実際に『そう』では有るのだが】
【“僻地から帰ったばかり”とでも言うかのように、無精髭を生やした絆創膏だらけの物が一人】


……『強襲遊撃』部隊、対機関連合所属の森島 京≠ナす。


【長袖のブラックシャツにホワイトベスト、其の上からボロボロの灰色のファーコートを重ねた青年だ】
【下に履いているのは真紅のベルトを通した黒のスラックス、銀縁の『伊達眼鏡』を掛けている】
【肩甲骨ほどまで伸びた後ろ髪はゴムで纏められており、前髪は双眸にかかる程を左右に分けた黒髪】
【両手には甲の部分に『魔方陣』が記された白手袋――厚さは其れほど無い部類に入るだろう】


【彼が『強襲遊撃』を選択した理由――其れは偏に、“能力の適性”が関係している】
【性格的には『避難先導』が合っているだろうが、“対人撃破”を得意とするスタイル】
【天秤に掛ければ……どちらが向いている≠フかは、自分が一番判っている積もりだ】


【―――さて、カンナは『質問が有るか』と尋ねる】
【考えてみれば、特には無い。 前の会合と今回の最終説明で、疑問は解消した】

【椅子の上で体を動かし、深く座りなおすと――戦士£Bの顔ぶれを確認しようと、会場を見回した】
747 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 19:53:40.28 ID:JDG/zHco
>>743

・・・。
【妙な違和感を持った存在が、そこにいた】
【金の刺繍の入ったローブを着込み、槍のような形をした杖を肩に立てかけ】
【頭に被ったとんがり帽子は、まさに「魔女」の正装】

『強襲遊撃』担当、エストレアよ。
壁を壊すのも、敵を潰すのも、どちらにしても使うのは火力。
同じ使うなら・・・ふっ飛ばしたほうが、楽しそう。
【目を閉じたまま、まるで眠ったような表情のままで自分の意見を放つ】
【そんな不真面目な言葉を放ち、ゆっくりと目を開く】
【少しばかり、不機嫌そうだった】
748 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 19:54:08.24 ID:Ie02fbAo
>>743
【数多くの勇士・猛者、彼らに混じって恐らくはこの場で最ものんびりとした女性が一人】
【金色の髪と瞳は鮮やかで静かな気質を灯し、視線を向ける先は奥の教卓】

(隠密・先導・強襲、三つの選択肢が有ることにはあるけれど……)

(私ではそもそも隠密は無理なのだし、既に決まっているのだから無し)
(強襲は機関員を相手にしなければいけないとなると、少し難しいかしら)
(そもそもが戦いに向いた能力でもないのだし、選ぶのは必然的に―――)

―――長谷部 沙莉菜、担当部隊は“避難先導”かしら
能力で何か作り出せれば城壁も壊せるでしょうし、残念だけど戦いは苦手だから、ね

もっとも、ある程度避難の安全が確保出来たら強襲遊撃部隊にも加わるかもしれないかしら
少し探し人が在って、どちらかと言えば遊撃の色が濃くなるとは思うけれど―――……。

【身に纏った白黒のクラシカルドレスは何処か場違いだが気慣れた感があり】
【柔らかな微笑としか形容出来ないような表情は崩れるような様子もなく】
【ややのんびりとした、ただ語意はハッキリとした言葉で名乗りをあげる】
749 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 19:59:10.10 ID:dSbduMSO
>>743

(……ひと、ひと、ひと……あっ違う、これじゃ「入」だ!)

【部屋の端のさらに端】
【目立たないような場所を確保して、何やら掌に文字を描く人影ひとつ】

【白い髪/白い肌/灰青の瞳/黒い服/黒い靴】
【色彩と言う概念が抜け落ちてしまったような、細く小柄な少女】
【右の眼を覆い隠す長い前髪は、「その下」を見せたくない、と語るように世界と視界を遮断する】

(……、緊張、する……!)

【少女、名を「白坂カゲツ」】
【掌に描いた三重の「人」の字を、こくん、呑み込むジェスチャー】

……、ふぅ。
〈Justice〉所属、白坂カゲツと申します。
「強襲遊撃班」、所属させて頂きます。

【ぺこり、きっちり45度のお辞儀。三拍おいて頭を上げて】
【きょろりと、周囲を見渡してみる】
750 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 20:03:06.12 ID:BWHcyZko
>>743

…………んー了解ー覚えたっちゃあ覚えた

【少年、エルフェスは机に肘を付いて手の上に顎を乗せ作戦内容を聞いていた】
【あまり真面目な姿とは言えないが逆に姿勢を正しキチンと話を聞いていたらいたでそれは彼には似合わないだろう】
【口を抑え軽く咳き込む、まだ本調子という訳でもないらしく「はぁ」と溜息】

頭脳労働は苦手だけど覚えるだけなら簡単だわな
『避難誘導』のエルフェスだ、派手に戦うのは多分無理そうだけど
避難誘導ならそれなりに一生懸命やらせてもらうぜー……

【自分の能力であればある程度の事態ならば対応は出来るだろうとの判断により己のすべきことを『避難誘導』とした】
【寒さ対策なのかいつものロングコートに加えて白色のネックウォーマーで首もとを包み】
【「にへら」と緊張感無く笑いながら黒い手袋に包まれた手を振って応える】

壁云々だけど壊し屋本人は用事があるとかで協力は頼めそうに無かったから
まあそれでもちょっと位は力にはなれると思う

【壊し屋の用事というのが家族の誕生日だからという理由であるのを彼は知らない――――】

あ、質問だけど事がトントン拍子に進んだとして――――
一体どれくらいで住人の避難が完了するのか分かるか?

【リーダーに向けて一応挙手をして掠れた声で尋ねる】
【時間がどれほど掛かるかおよそでも分かれば体力の使い所も判別出来るだろう、との事での質問だった】

(―――――知ってるヤツはいるのか……な)

【ついでにと周囲適当に見回してみたり】
751 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 20:03:17.55 ID:t3zQz6SO
>>743

――――文句なしの内容、だな……委細了解。作戦の後は、適宜遊撃に移るとするよ。

守りは性に合わないから――ってのは、まあ、見りゃ解る、か。
……申し遅れたな、Justice所属の識槻朔夜。今作戦では隠密工作を担当させて貰う。

【勝手知ったる部屋の片隅。軽く眉間を揉み解し、僅かに滲んだ会議疲れを取り払えば】
【夜空の色の髪を肩ほど迄に伸ばし、白皙に群青色の紬を纏った人影は、開口一番そう言って】

【矢張りこれといった質問も無いのか、それきりまた元のように、薄い唇を真一文字に引き結んだままだった】
【腰には太刀に短刀を提げたまま、浅く椅子に腰掛けて。――如何なる思索に耽っているのか、表情は浮かない】
//朔夜の人です、遅ればせながら宜しくお願い致します!
752 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 20:06:56.96 ID:C/wHAxIo
>>743
【矢張り目立たない隅の方の席に、彼女は着席していた】

【装飾の施されていない、真っ黒なテント状の布に全身を包んだ小柄な人物、『シャムロック』】
【布は一般的に“ブルカ”等と呼ばれる外衣で、頭から足首までの殆ど全身を覆い隠している】
【視界の確保のため目の部分が網状になっており、足には何も身に付けていなかった】

OK、大体覚えた、恐らくは問題無し……
名は『シャムロック』、担当部隊は『強襲遊撃』を

【わずかに面紗を揺らして首肯を一つ。身体の動きを最小限に抑えつつ、至極簡潔に名乗りあげる】
【前回行なわれた会合の時と同様、周囲を見渡すために頭部だけがやや落ち着かない】
【『避難先導』は元より選択肢に入れなかった。曰く、頭より身体の方が先に動いてしまうから】
【自身の戦力や抱く考えも選択に関わってくるのだが、今はおそらく語る意義を持たない】
【また、余談やも解らぬが、女性的なその声音は未だからからに掠れたままであった】

/遅れてすみません、シャムロックです宜しくお願いします
753 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 20:14:52.08 ID:NZ0SG7Yo
>>743

『避難先導』部隊の、サージ・フォン・ブロケード

……うん、作戦内容は覚えたかな
私に必要なのは、装備を多少交換すること、くらい

心の準備なら、もう出来てるよ

【声を発したのは、焦げ茶ローブを着た少女】
【肩まで伸びた栗色のセミロングヘアに、赤いカチューシャ】
【両足首には青銅の足環を付けている】

【メモの類は持っておらず、机の上には軽く握った両手を置くのみだった】
754 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!蒼_res saga]:2010/12/17(金) 20:30:55.71 ID:eh.UDuIo
>>744
(谷山、基樹……会うのは初めてだね)
(避難担当、と……──)

>>745
(で、こっちが……島津さんと、吟雪さん、ヴェルチェリさん)
(強襲が一人、そして吟雪さんとヴェルチェリさんは打ち合わせどおり、で──)

>>746
(何か凄い事になってる……)
(森島さんは、『強襲遊撃』、と──)

>>747
(……? 何処か、様子が……)
(エストレアさん、『強襲遊撃』……)

>>748
(探し人……“長谷部”?)
(……──いや、今はとりあえず確認だけ……避難先導、と)

>>749
(この集積情報に載ってた……あの子が)
(強襲遊撃、ね……──大丈夫かな、緊張してる?)

>>750
(エルフェス、『避難誘導』っと──)

現場の状況に大きく左右されるから、あまりはっきりとした断定は出来ないけど
もし、何の妨害もなく、この最短ルートを行けたら──そうだね、全員脱出まで一時間強、くらい

でも……これは本当に、理論上
機関員との戦闘を避けつつ、壁の破壊もこなしてたら……二、三時間
場合によってはもっと……でも、そこまではかけたくないね。制圧も平行して進めるわけだから

>>751
(これで隠密工作部隊は揃って──)
(朔夜さん、事前どおり『隠密工作』、と)

>>752
(あれがシャローム……黒子?)
(少し意外な気もしたけど、『強襲遊撃』──と)

>>753
(よし、サージも『避難先導』……)
(私が心配するようなことも、ないかな)


【──と、一人一人に視線をやると、メンバーを全て書類に記して】
【全てを確認するように一度さらりと書類を斜め読みすると、ペンを置いた】
//続
755 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!蒼_res saga]:2010/12/17(金) 20:33:33.82 ID:eh.UDuIo
>>ALL

うん……皆ありがとう。問題なし、だね

これで作戦内容については、おおよその確認はお終い
ちなみに私は当日、『避難先導』の方に回ります

後は各自、臨機応変に対応してください
……何があるか分からない、機関の本拠地だから

【彼女はそういって一息つくと、会場内を見回して】
【とんとん、と音を立てて書類を手元で揃え──再び、口を開いた】

……今日の日まで、皆で出来ることはやってきました
街の人達の命もかかってる。抜かりなく、進めてきたつもり……

……でも、全てが滞りなく行く保証なんて、やっぱり何処にもない
何故かって、言ったら……やっぱり、“中に誰がいるか分からない”、事が大きいの

機関のナンバーズだって、一人一人が全員違う力を持ってて、
皆が在った事がない機関員にも、出くわすかもしれない──

【ふう、と一息。背筋をしっかりと整えて】
【切り出した事は、作戦内容の本筋ではない事柄だった】

──だから最後に、皆が持ってる限りの『機関員の情報』を、ここに集めたいと思うの
何でも良いです。こんな容姿をしていて、こんな能力を持っていて──とにかく、知りうる限りの、情報を

【そう言って──彼女は再び口を噤む】
【機関員の情報──今まで彼らが出くわした要注意人物】
【ナンバーズ、機関兵、何でも良い──もし持っている何かがあればと、そう懇願した】

【もし何も持っていない人物でも──その情報を耳に入れておけば、】
【シティ内でもし出くわしたときに、何か取れる策が増えるかもしれない。そんな思いがあった】
756 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 20:40:30.35 ID:3j5zkv2o
>>755
了解、精一杯頑張らせてもらう。

【頭を下げ、言う】
【そして相手の言葉に苦い顔をして】

――機関、か。

【谷山基樹は本来只の新聞部の部長に過ぎない】
【個人のニュースサイトの管理人で有ることもあり、少々大きい事件に首を突っ込むこともあるが、それだけ】
【機関の事はある程度知ってはいたが、あえて深入りしないようにしていたのだ】
【ラギデュース・キャニドップは、元々此処のものであったようだからおそらく違う】
【掃除屋の連中も、非道な行いをしてはいたが、機関であるという情報は全くない】
【要するに、ジャーナリストという自負を持つ、自分は、何一つこの場に提供出来る情報を持ち合わせないということ】
【其れは谷山のプライドを著しく傷つける】
【歯噛みし、しかし確りと前を見据えた】

悪い、機関員については持っていない。
明日の作戦で取り返すよ。

【カメラとマイクはすでに起動済み、作戦時に役立つ情報を、会場内のささやき声一つも聞き漏らさない様に集めようとしている】
757 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/17(金) 20:46:55.68 ID:LKFSj5co
>>754-755

………質問も特に無し、後は語る事は少ないか
私達への質問、というものも無かろうしな
で………機関員の情報か?ふむ……

【情報交換は有効策、だが然し】
【良く良く考えればあまり機関員と遭遇した事が無い、と気付いて】
【何か有用な情報が無いか、うんうん唸りながら考える】

……私が交戦経験が有るのは一人、かの金獅子≠セけだ
あれは強いぞ、大会にも良く出ていたから知っては居ると思うがな
剣だけで、私とそれなりにやりあえる。能力が飛びぬけて強力でも無いが、気付けば追い詰められている
あれと一対一で戦おうというのは止めておけ。試合なら兎も角、戦場でそれは危険だろう

『……………元機関員としての経験で言うなら
一個人として優秀と言える人員は、あまり多くない。警戒すべきはシェン・ロンドのみ
昔は其処まででも無かった、今は世界を揺るがす人物………伸び幅が大きい
………だけど』

【三者(正確には4人居るが)の内、機関員との接触経験が有るのは二名】
【綾菊、ヴェルチェリとも、上げたのは同じ人物の名前】
【その後、言葉を濁してから続けられるのは】

『………夜の国支部。あれは、別な方向性で危険……カリナトゥスを排出している所から、察して欲しい
No.42もそうだけど……その部下。武装小隊から選抜しての小連隊、ブラッディ・メアリー
強い、けどそれ以上に汚い。良く、覚えておいて………連隊長にも、幾分かの警戒を』

【それより優先度は落ちるものの、やはり危険な存在】
【単純な戦闘能力より、面倒な部分を多く持つ集団にも言及した】
758 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 20:51:08.62 ID:BWHcyZko
>>754>>755

最短で1時間……もっともそれは幸運に幸運が重なった場合か
最悪だと結構長い間戦わなきゃならないのな、うんありがとう参考にするよ

【不確定要素のある大規模な作戦でそこまでうまくいくとは思えないし思っていない】
【ただ能力のリスク上、時間に関する情報は収集しておきたかった】
【リーダー代理に軽く礼と会釈をし】

機関員に関してだけど……空を跳ぶオッサンと後カリナトゥスってヤツ
くらいしか知らないし詳しくも知らない、やっぱアンテナ低いのなゴメン

【役に立つのかすら分からない情報を申し訳なさそうに告げるのだった】
759 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 20:54:46.32 ID:Ie02fbAo
>>754-755

そうねえ、あの街は言ってしまえばびっくり箱のような物だもの
中身は分からなくとも確実に何かがあるのは解る
それでいて飛び出すのは危険なモノ、確かに事前に対策は重要かしら

【一先ずは彼女の言葉に同意して、ややあってから思案に耽る】
【黙りこんで目を閉じる姿は見方によっては眠っているかのようでもあるが―――】

……ナンバーと、それから容姿はちょっと失念してしまったのだけれど
「空間に斬撃を発生させる」ような能力を持った女の子と会ったことがあるわ
口調は少し荒くてタバコを吸って、戦いに関してはかなり慣れていたのじゃないかしら

それと「斬撃」だけれど、発生する場所は直前に“線”が現れるから……
もし出会うような事が有れば彼女だけでなく周囲にも気を配った方がいいかも知れないわね

【閉じた時と同じように静か、目尻の下がった瞳と口を開き】
【機関の人間であろうという「タバコの少女」について、簡略ながらもそう語る】
760 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 20:55:13.80 ID:dSbduMSO
>>754>>755

(ああ、また緊張してきた……ひと、人……)
(…………「λ」……なにこれかっこいい!)

【緊張してるんだかしてないんだか、掌を見つめて目を輝かせていた】

……は、あっ。
機関員、…………

【我に帰ってそれを聞き、俯いて考えてみる……毒牙さんの情報は、言うべきだろうか、と】
【彼が機関員だとは思えないし、思いたくもないけれど――今の彼ならば、血に惹かれて戦場に現れる、かもしれない】
【小さく唸って、考え中】
761 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 20:55:33.56 ID:1DEKGFA0
>>754>>755

遅れてすんません、ちょっと飯食ってて遅れました『強襲遊撃』部隊希望
四季坂静哉、ちなみに肉を食ってました

【声が聞こえる先には一人の少年が立っている】
【黒髪に袖に白い縦線が入った黒いジャージ、膝下まである灰色のハーフパンツ、サンダル】
【これから戦いに行くような格好には到底思えない】

話の最中悪いけど…

【少年は再度口を開き一言】

この中で一番強偉いのは誰?

//リアルの方でも飯食ってました
//遅れてすいません
762 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 21:03:13.82 ID:tg9EKcco
>>754>>755

【周囲には、何人かの『見知った』或いは『見覚えの有る』人物達】
【――が、ゆっくりと歓談するのは『終わって』からでも構わないだろう、と思考】

【……カンナの話を耳に入れると、はて、と考える】
【元機関員とだけあって、機関内の人物で知っている者は少なくない】
【――故に、知り得る限り≠ナは無駄な情報も混入し、“情報の氾濫”が起こる虞も有るのだ】


【脳内で敵≠ノ成り得る人物達を、時間を掛けて整理すると――口を開いて】


知っている方も多いとは思いますが……先ず、機関の議員≠ニなると、今の時点で油断ならないのは二名居ます。
昼の国支部長シェン・ロンド=B それに、夜の国支部長月輪 悠楽=B
どちらも個人として強力な能力者なだけではなく、『優秀な部下』を持っている。

シェン・ロンド≠ヘ物質生成能力者で剣士。 長身、金色の髪をしている20代中盤から後半の男。
月輪 悠楽≠ヘ毒使い。 燕尾服にシルクハットの……英国紳士風、って言うんでしょうか。

ただ、『No42』は夜の国支部の出だったと思いますから――月輪が出張る可能性は少ない。
最も警戒するべきは、シェン・ロンド=B 此れは確定事項で構わないと思います。


【――此処で、脳内で議員≠ゥらナンバーズ・機関員≠ノ思考を移す】
【確かに何人か『強い』人物は思い浮かぶが、予習≠ェ必要なほど「危ない」者は浮かばない】
【……正確に言えば、一人=B 危ない人物が浮かんだが、『この作戦に絡むことは無い』と確信が有った】


【故に、言葉を切り――周囲からの情報に、耳を澄ます】
763 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 21:03:34.97 ID:DvcRvGIo
>>754>>755

ふむ、特に意見するべくもない。
作戦に付いてはその通りに進めて問題ないのではないか?

【説明に対して簡単明瞭に言葉を返しつつ、軽く居佇まいを正す人物が一人椅子に座っていた】
【何処か存在感が希薄で、しかしくっきりとした妙な気配を放った其の人物は】

……避難誘導係を務めさせてもらう、貴宝院織守だ。
悪いが荒事自体は避ける方向で行きたいのでな、後方支援を中心として動かさせてもらうぞ

【櫻を象った華美な着物を身に纏い、腰まで届く黒髪と黒曜石のような瞳が特徴的な】
【身長150cm程の童顔気味な面立ちをした東洋風の女性――貴宝院織守であった】

【上記に関しては時間差が生じているため、改めて反応する必要はないだろう】


知りうる限り全ての情報となると、多すぎてどうにも語りきれんな。
故に、特に注意すべき人物に関して数点述べておこうか

【立場に違わず機関員との交戦経験は豊富なのだろう】
【ほんの少し、考えるような仕草を見せた後】

まず一番、「しぇん・ろんど」だな。
妾は数度此奴と交戦したが相当な技量と経験、そして切れる頭を持っている。

能力は確か……小さな物体を形成するものだったか?
戦うたびに違う芸当を見せられたのでな、どうにもこれ一つと言える技は知らんが。
多くの属性とそれの応用、卓越した剣技などを組み合わせ多種多様な戦法を行うことが出来る猛者だ。

己に利があったとしても油断せず、戦闘を行うならば連携の取れる数名で畳み掛けることを推奨する。
妾の知る機関員の中では屈指の存在だ。遭遇したとしても単騎で戦う考えは持たぬよう気をつけよ。

【やはり、一番に上がる名前はシェン・ロンドであった】
【自身が数度に渡り戦った経験を持ち、その末敗北したことも少なくない】
【将来性もあり、現在機関内部に置いても最も気を付けなくてはいけない存在であると織守は考えていた】

後気をつけるべきは――巨大なムカデの使役獣と自身を変形させる能力を持つ蟲使いの女と
出てくるかは知らんが白神……強力な炎と恐らくは四聖獣に纏わる術を扱うであろう者だな。
両者とも可能性は低いだろうが、凡百の兵程度一軍になろうとも蹴散らす力を持っておった。こちらも、出会したならば相応の注意を持っておくといい

【そこまで告げると、織守は言葉を切って静かに場内へと視線を巡らせる】
【表情一つ変えぬ顔の下で何を考えているのか――傍目にはただただ、場の進行を窺っている様子であった】
764 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 21:10:15.69 ID:NZ0SG7Yo
>>754-755

(……京――)
(―――――シルクハット、被ってない…!)

【数ヶ月ぶりに彼の姿を視界に納めて、第一の感想がそれである】

(…先週の爆発、そのときの怪我なのかな――?)

【悟られにくい程度の長さで、絆創膏だらけの彼をジッと見つめた後、周囲にも視線をめぐらせる】

おんなじ部隊の人は、基樹と沙莉菜とエルフェス……

知り合いはエルフェスだけかー
うぅん、ちょっと新鮮かも?

【どこか楽しげに指折り数えて、嬉しそうに口元を緩めた】
【もし、彼女がもう少し幼ければ、足も揺らしていた気がする】
【真剣みが感じられるのは、澄み切った水色の瞳だけ】

私があった機関員の人、か

【要求された筆問に応えるために、口を開いて】

まず、シェン・ロンドでしょ
趣味はツーリングなのかな、バイクに乗せてもらったよ
キラキラ光る球体をたくさんつくってたから、それが能力なのかも
長くて綺麗な金髪が特徴的

カリナトゥスに最初に出会ったのは、春くらいかな
ヘッドスライディングしてたから、最初は愉快でノリの良い人かと思ったんだけどね――
身体検査って言って、口から触手を出してきた
あと、境界線を引いて、風を出したり――、うん、これは古い情報かも
容姿は――、ってもう有名だよね

それから、ハニカ・シャンマーシュ
男の子か、女の子かは不明
山の中で、山菜をご馳走された気がする
――お腹が空いてたなら、しかたなかったんだよね…
No49だったかな?

港を襲ってたのは、トニトロスってお兄さん
重火器のエキスパートで、高火力の武器も扱えるみたい
その時は火薬が湿っちゃって、全力を出し切れなかったみたいだけど
近距離専門の人は注意が必要かも
――泣いてる子をぶつのは、個人的にどうかなって思う

そうだ、No.27のリタって子も、触手使いかな。悪い子には見えなかったけど
他にも――ととと、思いつくのは、大体これくらい。参考になったら嬉しいな
【改行が足りない、というメタな理由で発言を打ち切って、――省略すべき3人の名前は出さない。軽く微笑みを作って、また黙る】
765 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 21:13:45.59 ID:t3zQz6SO
>>754-755
【朔夜は立場柄夜行=AR.I.P.≠ニの戦いに専念しており、機関との関わりは少ない】
【だが、一人だけ。たった一人、たった二度の交戦にも関わらず、恐ろしく印象に残る相手が】

悪いが、機関員との交戦経験は少ないんだ。相見えた事が有るのは……島津に同じく「シェン・ロンド」位、か。
長い金髪に長身の男、知っての通り、機関の議員≠セ。昼の国で起こった事件は、記憶に新しいだろうが……。

戦闘能力に関しては、……矢張り、他とは一線を画していると考えた方が良い。
得物は剣ないし刀、単純な剣技だけでも相当の物。能力は………何度かは見たが、全容までは。

指揮する直属の部隊も加味すれば、単騎じゃ勝ちの目は先ず無いだろうな。
腕に自信が無いのなら――最悪、逃げた方が良い相手では有る。

【重い面持ちで、嘆息交じりに吐き出す名前。彼女にとって、目下一番の不安要素が、其れ≠セった】
【実力と人望を兼ね備えた野心家、指揮官としても其れなり以上に優秀――そんな相手が、此度の襲撃を読めない道理が有るだろうか?】

(……一度目は、負けた。二度目に勝てたのだって、運が此方に向いたからだ)
(しかも、その時だって――仕留め切れないどころか、結局奴は本懐を遂げている)

――――……。

【幾度も自問を重ねてみたが、答えは否=Bそして、彼の気性がそれを知って見過ごすような物かと問えば、これもまた】
766 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 21:16:43.61 ID:C/wHAxIo
>>754-755
……『“人命”が係ってる』、――ね
改めて聞けば妙に重く感じられるね、誰かのために戦うってことは
混乱を確実に免れない状況の中で、街の人たちが冷静さを欠かなければ良いのだけれど……

【椅子に浅く座り直し、仰け反るように背凭れへと体重を掛けて天井を仰ぎ見る】
【ほとんど独り言に近い言葉をぽつりぽつりと呟きつつ、顔を起こしてカンナに目を遣り】
【周囲からカンナへと伝達されゆく情報に耳を澄ませ、最終的に床へと視線を落とす】

私が知っている機関員はたった一人、シェン・ロンドだけだ
だけれど、然し、既に他の人たちが彼についての情報を全て伝えてくれているから……
……だから、こちらから伝えられる情報は特に無し。すまないね

その分、此処で聞いた情報は確りと頭に記憶に叩き込んで置こう
どうにも今日は来ていないようだが、玖雀にも一つ問うてみるよ

【そうして今一度、ぐるりと周囲を見渡せば、それきり自身の足許を見詰めたまま沈黙していることだろう】
【自身が情報を有さない故、その言葉通りに機関員の情報を一言一句逃さず記憶しようという魂胆らしい】
【より声を捉えやすくするため――面紗は脱がないのだけれど――元より静かな息さえも潜めるのだった】

/帰還ですー!
767 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 21:17:32.59 ID:cTBjqbIo
>>755

【参加メンバーの確認が一通り終わり、次の話題へ移り始めたとき】
【ギィ――と出来る限り音を出さないよう頑張った感じの軋みと共に】
【張り詰めた空気の中、新たな空気がバツの悪そうな表情で入ってくる】

―――――え、と……“避難先導班”、ルシア・マリカ。
遅ればせながら――――んと、混ざっても大丈夫、ですか?

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまでを隠す、袖や裾にファーの付いた良くあるサンタ服に、薄桃色のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女】
【ルシア・マリカが、会議室の扉を静かに潜りながら、自己紹介と共に入室】
【それに続くように、もう一つの人影】

「“隠密工作班”、月読 陽――――で、良かったか?」
「何分先回の話し合いには参加していないから、今一要領を得ていないのだが……」
「まぁいい。今会合は御邪魔させてもらうぞ」

【紺藍色の髪を赤いリボンでツインテールに結んで、青渕のメガネ】
【ベージュ色のセーラー服に紅と青のチェックのミニスカートを穿いて】
【右腕に腕時計の様な機械、腰の左右には白と黒のハードポイント】
【頭部に茶色の犬耳、大き目のヘッドフォンを装着し、スカートから茶色の尻尾を覗かせている】
【140cm程の小柄の少女、月読 陽が、若干無遠慮に会議室へと足を踏み入れた】
【襟元に付けられたボタンのマークから、“魔術協会”の生徒だと判るだろう】

……と、機関員の話、かな?
やっぱりもう名前は挙がってるけど、シェンさんが来るとしたら要注意だと思う。
普段は結構確りしてて優しいけど、いざ戦闘となると多分強いよ。それも相当に。
――後、≪死獸弌≫って書かれたジャケットを着た女の人。しじゅうに――多分、No.42。
一度交戦した分には、「戦い慣れてる」って感じだった。蹴りや髪の毛の軌跡に時間差で斬撃を放つ能力者――って言うのかな。
兎に角、もし出会ったとしても不用意に近付かないほうが良いと思う。

私からは大体、其れくらいかな……?
「ボクは誰とも面識がない。悪いが聞いている事しか出来ないな」

【挙げられたのは他者同様、シェン・ロンドの名。そして長谷部の挙げた女の子――恐らく、同一人物だろう】
【他にも何人か出会ったことは出会ったのだが、持っている情報は非常に少ない】
【対機関でありながら機関員との交戦回数が少ない為、こういう場で役立つ情報を流すことは出来そうになかった】
【そして其れは、引き篭もりの陽もまた同じ。遅れてきた割には偉そうに、どさりと椅子に腰掛けた】

/途中参加ですが、お願いします!
768 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 21:22:56.60 ID:JDG/zHco
>>754-755

やれる限りを尽くすわ。
それを可能性というなら。
【淡々と呟く】
【感情の感じられない声だ】

そうね・・・覚えてるっつったら「紅麒麟」ってやつだったかしら。
能力は多分電気系統、それなりに厄介だったわ。
【頭の記憶を掘り起こし、出てきた結果を告げる】
【周囲の声に耳を傾けつつ、再び目を閉じる】
【別に寝ているわけではないようだ】
769 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 21:27:58.47 ID:cTBjqbIo
>>767
/中身の無知が火を噴きました!顔から火が出そうですがまぁ置いておきましょう!
/しじゅういち、でしたゴメンナサイ。
770 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 21:40:24.17 ID:ks9ZcjM0
【街中】

…………。

【道を挟むようにある店たちのひとつ、女の子向けの可愛らしいアクセサリーなんかを扱う店の前】
【入り口からちょっとだけ横にズレた位置、比較的邪魔な位置に立つ人影がひとつ】

【いくつもの鈴を結わえ付けた髪をポニーテールに結い、真っ黒い薔薇のコサージュをつけて】
【フリルなんかをあしらって、腰のところを緋色のリボンで軽く絞った、黒地のドールワンピース】
【その上に黒いなんだかふわふわしたコートを羽織って、黒のロングブーツをはいた、やたらと黒い少女で】

……。

【店に入るでなく、比較的邪魔な位置で。ぼんやりと、店側を見つめたまま、棒立ちなう】
【もしもどこかからか観察していたならば、十数分はここに立っていることが分かるかもしれず。お店の人は至極迷惑げな視線を中から送っていたり】
【髪に結わえられた鈴が時折風なんかでりぃんと鳴いて、うるさく。いろんな意味で迷惑なひとなのであった】
771 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!蒼_res saga]:2010/12/17(金) 22:02:20.22 ID:eh.UDuIo
>>756
うん、本番は明日……
よく、聞いておいて。そして、あなたの力にして

【彼女は谷山の瞳に視線を向けてから、一度頷いて】

>>757
【シェン・ロンド──やはり出たか、と言う名前だった】
【彼女とて聞き覚えのありすぎるその名前を、ホワイトボードに書き記して】

No.42……ブラッディ・メアリー=c…──

【強い、そしてそれ以上に“汚い”。そんな言葉が、彼女の警戒心を引く】
【思うところがありすぎるその名前も、白板に淡々と記していき】

>>758
……──『空飛ぶオッサン』?

【「……はあ?」 真剣に話を聞いていた彼女の眉尻が、途端に下がった】
【詳しく知らないっていうけど、むしろこっちが詳しく知りたいよ──なんて、内心で突っ込みつつ】

……うん、分かった……『頭上注意』、ね

【知らないより知ってるだけまし、と。生真面目な彼女は、そんな事も白板に書き記して】

>>759
『空間に斬撃』……油断できない、相手だね
とりあえず……タバコ、ね。うん、ありがとう

【何処か三次元的な戦闘が想定されそうだ、と彼女はマジックを動かす裏で思考する】
【目を離した隙に、自分の視覚外に斬撃が発生したら──そう思うと、更に背筋の張る思い】
>>760
(……──?)

……うん? 何か、あるの?
何でもいいよ……どんな些細なことでも

【何かを言いたげで、しかし何処かそうでもなさげで──】
【そんな様子が気にかかり、彼女は小首を傾げて様子を伺う】
【確かに彼女が提示したのは『機関員』の情報。その『彼』はどうかといえば──】
>>761
(あ……あの時の──)
【来てくれたんだ、と心のどこかが湧き上がるような思いになっていたのも、束の間】

……──え?
強偉い≠チて……やってくるなり、そんな

……──じゃあもし仮に、それが『私』って言ったら、どうするの?

【彼の意図が見えない少女は、眉を顰めながら小首を傾げて問うた】 //続
772 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!蒼_res saga]:2010/12/17(金) 22:03:40.57 ID:eh.UDuIo
>>762 >>763 >>764 >>765 >>766 >>767
【──金獅子∞シェン・ロンド=z

【この場に集った猛者たちの面々をして、名を連ねさせる男】
【彼女も次々と上げられるその名を聞いて、少しだけ息を飲んだ】

【彼らが異口同音に言うには、『単独での戦闘は避けよ』とのこと】
【これはやはり、単なる一機関員として処理すべき人物ではない、と彼女は断定する】

……──うん、分かった
『シェン・ロンド』については流石に情報も、多い。全部纏めてみる、ありがとう

【挙げられた名前の中でも特に情報量の多かったその名】
【特徴、能力、容姿に至るまで──全てを書き記していくが】
【どういったわけか、これだけ情報を掴んでいるにも関わらず、全く有利になれている気がしなかった】

【むしろ、知れば知るほど目の前で悠然と大きくなっていくような──そんな印象を抱く】

>>767,769
うん、どうぞ。後で作戦内容を纏めた書類は渡すから
そして……No.41、か。さっき言われてた『空間に斬撃』を発生させる能力者……?

──うん、ありがとう。これも全部纏めておく
>>768
そして紅麒麟……電気系統、か
ありがとう、リストに加えておくね

>>ALL
私からは……──No.42個人の、情報
あの日……ブレイザーシティが『アウグスト城塞』になった日、私は直接彼女と会った
戦ったけれど。勝てなかった。何も、出来なかった。……そんな存在

【一区切り、一区切り、少女は言葉を紡いでいく。その表情や声色に怯懦の色こそ滲まないが、】
【戦禍の中心となったあの『アウグスト城塞』が生まれたときの光景が、彼女の脳裏に鮮烈に甦る】

 【──彼女と言う個人が、一連のブレイザーシティ解放戦線に力を入れてきた理由の一つだった】
 【もし、あの時、自分があれを阻止できていたならば。もっと強い力を持っていたならば】
 【そんな後悔──だが、今はそんな女々しい過去を語る時ではないと、自らに戒めて】

【『対機関連合』リーダー代行は、淡々と、ただ淡々と、敵の情報を語っていく】

その時は、黒地に桜の花を散らした小袖を着てて、
黒髪のおかっぱ頭みたいな女の子……背は、これぐらい

……『女の子』って言っても、機関のナンバーズ
性格は、冷酷……情けや容赦なんて、一切なかった

能力は分からないけど……刀を使った剣術に、要注意
近接が得意な人でも多分楽勝とは行かない。遠距離が得意な人も、間合いに気をつけて
//続
773 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!蒼_res saga]:2010/12/17(金) 22:07:43.82 ID:eh.UDuIo
>>ALL

……──皆ありがとう

とりあえず出た情報は、全部こっちで纏めておく
最後にリストにして、紙媒体か……携帯端末でも見られるようにする

【大きなホワイトボードの一杯に書き記された機関員の情報──】
【此処に挙げられたうちの誰と出くわしても可笑しくないが、】
【ただ、この誰と出くわしても、その戦いはきっとどれも熾烈を極めるだろう】

【それでも、知らぬよりかは大分まし。出来る限りの手は打つだけのことだった】


【──そうして。彼女は一度息を吸い込んで、会場内を見渡す】
【マイクも使わないで、隅から隅まで届くようにと、しっかりと張った声で、言葉を紡ぐ】

……──よし。やれるだけの事は、やってきました
皆から他に何かなければ、この会合もそろそろお開きにしていこうと思います

後は各自……自分の背中を預ける仲間の顔を、しっかり覚えておいてください
<Justice>、『対機関連合』、六王教団、それからその協力者の皆──その誰も代わりは利かない人だから

……あんまり気の利いたこともいえないけど、私からは最後にこれだけ

『対機関連合』の皆には、リーダー代行としての、作戦指示
……他の皆さんには、私からの個人的なお願い

【すう──と、息を吸い込み、そして】

 ……──必ず生きて帰る事。死に急がない事
 ……街の人達の命もかかってる。同じように、私たちの命もかかってる

 能力者だからとか、無能力者だからとか、そんな事を生死を分ける理由にしないでください

 ……ごめんね、こんなことしか言えないけど。私からは、それだけ
 特に、対機関連合の皆には、必ずリーダーに「おかえり」を言うって言う『特務』が待ってるから
 ……忘れないでよね、それも

【そう言って、彼女は口を閉ざし──息を吐き出した】
【視線を落とし、教卓の一点を見つめてから──再び顔を起こして】

それじゃあ、皆さん、ここまで話を聞いてくれて、ありがとうございました
決戦は、明日──……皆さんの大事な身体を、休めておいてください

……お疲れ様でした

【そういって、深く一礼する少女】
【これより──彼女から何か皆全体へ向けて言葉を言う事はないだろう】
【後は各自で話があれば、それに応じる形になる。長い会合は──此処で一度、幕を挟む】
774 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 22:07:44.79 ID:pAoVohk0
>>770
/まだ居られますか?
775 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 22:11:39.45 ID:3j5zkv2o
>>771-772
シェン・ロンドは確実にアウト……。
俺じゃ勝てねえのは確定だな。

他にも一癖二癖揃ってる奴が沢山……か。
ったく、ため息が出る。

【他の人達の持つ情報を集積し、能力で纏めていく】
【聞けば聞くほど、自分が戦闘をするのは下策としか思えない】
【だが、戦うのは得意な奴に任せることにしよう。勝つためじゃなくて負けないために――其れが少年の戦い方なのだから】

ん、作戦はある程度組めた、な。
逃げ一辺倒で行こう。

【少年なりに明日の作戦の方向性を決めたようだ】
【そして、少女の言葉に笑みを持って返し】

死なないように戦場を駆けるのは得意分野だよ。
ジャーナリストとして、Justiceとして。
この作戦、全力で当たらせてもらう。

【そう答え、立ち上がる】
【誰かと話し、ある程度親交を深めておきたいのだ】
【新米として、人脈づくりは必須だろう】
776 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 22:15:03.30 ID:dSbduMSO
>>771

……ええと、吟雪さんに情報を回して頂いたので、知ってらっしゃるかと思うんですけど、
「毒牙巳異」さん、彼――今の状態なら、戦場に現れるかもしれないと思って。

【場違いな気もするけれど、今は「対機関連合」の人々も集まっているし】
【戦闘に関する情報を流しても、ついでになるかな、と。そう考えて、口を開く】

彼は、とても攻撃的になってました。
興奮作用のある毒を自分に投与してまで、戦おうとしていた。
武器は……変形した右腕、だったと思います。毒が仕込んであって、擦っただけでもとても痛かった。
戦闘に関する情報は、これくらいです。

【一旦口を閉じ、ややあって再び話しだす】

……これは恐らく、ですけど、毒牙さんの「元の人格」はまだ生きてる。
けれど、危ない状態にある、と――

【たぶん、と蚊の鳴くような擦れ声で呟いて、俯いて話を終えた】

【カンナの話を聞き終えて、ぺこりとお辞儀。そのままぼうっとした様子で天井を眺める】
777 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 22:16:30.63 ID:ks9ZcjM0
>>774
/あなたのナナメ後ろに云々かんぬん
778 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/17(金) 22:18:59.45 ID:LKFSj5co
>>771-773
【話は済んだ、覚悟は随分前に済ませた】
【ならば後は、立ち去るのみ。そして、戦地に赴くのみ】
【一文字傷の剣士は、「行くぞ」と小さく告げる】
【その後を追う灰色の少女。そして、場外にて待つ二人、己の従者と親戚と】
【かつて無い程の『戦争』に、腰の太刀すら嗤いを上げているようだった】



【余談、場外にて】

「もう怪我も治った、完全復活だよ。試してみるか、なんて事は言わないけど
そうだね……『勿忘草』、一本買っておいてくれる?終わったら飲みたい相手が居るからさ」

【止み上がりの人狼。誰を真似たか結いあげた髪を、首を傾げて靡かせる】
【両腕の籠手をガキンと打ち鳴らし、口の裂けた様な笑みを見せた】

《人間の十人や百人、お義母様の出る幕じゃないわ。私一人で十分よ
見ててちょうだい。沢山沢山殺して、積み上げて見せるから》

【笑みの危険度では引けを取らない、幼い吸血鬼。真白な己の手に、紅い舌を這わせ】
【まだ始まらぬ戦端に、熱に浮かされた視線を向けて身を震わせている】

『遠距離狙撃、了解。それこそ、私の得意分野ですし………近づかなくて良いのなら
ですが……別に殲滅してしまっても構わないのでしょう?』

【弱視の弓手、矢束は持たない。己の手に、風を固定した矢を生成して】
【夜空に向けて放てば、鏑矢の如く高らかに、ひいやっと大気を切り裂いた】

〈ご主人様は、ごゆるりとお越しくださいませ。それまでに、私達が………
機関の木端を、見事に掃除してご覧に入れましょう〉

【館に取り憑く亡霊従者。常と変わらずの静かな一礼、然し普段は伴わない大言壮語】
【冷えた躯なれど、戦の熱気に中てられたか。ダーツの矢を、ポケットから覗かせた】


【工作部隊として名乗りを上げた人狼と、雑兵を散らして他の能力者を支援する三人】
【何れもが、己の力に自信を持ち、勝利への確信を伴って、言葉を発する】

【その後ろ姿を見て、残された一人。館の主の剣士は】

………………何故だろう。物凄く不安だ

【自分の娘には、従妹には、従者には】
【この戦いに於いて何も期待してはいけないのだろうと、何処かで悟っていた】


/それでは、此方は一足先にお疲れさまでしたー
779 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 22:20:36.25 ID:pAoVohk0
>>774
/おられましたか。良かった。絡みお願いします


>>770

……
(あの子さっきからずっとあんなとこで何してんのやろ?…まぁ良いわ。俺に関係無いし、ほっとこ)

【少女のいる店の近く、カフェのオープンテラスで青年が温かな飲み物を飲みながら少女を見ていた】
【黒い短髪は立てられており、その黒に負けないくらいの黒い瞳をしている】
【紺のジーパンに茶の長そで、その上から白いファーのついたジャンパーを着た一見どこにでもいそうな服装だ】


(…もし迷子とかやったらこの寒さやし…凍え死んだり……明日の三面記事のトップを飾って…)
(ああくそぉっ!面倒なん嫌いやのに!!)

【青年はおもむろに立ち上がると飲み物のゴミを捨て、そのまま少女の元まで歩いて行く】

お、お嬢ちゃん。お母さんは中で買い物中か?

【仕方なく少女の背後から怖がらせないよう、傍から怪しく見えない用に笑顔で尋ねた】
780 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 22:24:26.30 ID:DvcRvGIo
>>772

――言われずとも、当然だ。
死する腹積もりで戦地に赴く阿呆はおるまいよ

【カンナの言葉に当然とばかりに首を一度傾けて】

……さて、話はここまでならば妾は部屋に戻らせてもらおうか
明日の決戦まで英気を養っておきたいからな。

皆、当日は頼むぞ――我ら正義の精鋭に、輝かしい勝利の道があることを祈ろう

【そう言い残すと、織守は席から立ち上がり入り口の方へと歩き始めた】
【言葉通り、部屋に戻り休息するつもりだろう。】

【決戦は明日――心の、身体の準備は如何に。】
【流れがどう転がろうとも時は過ぎ去り無情なまでに押し寄せてくる】
【正義の軍勢は如何なる物語を観るか?機関の兵達はどのような展開を歩むか――それは、今の時点では誰も知ることは出来ないだろう】

/ではでは、主催様お疲れ様ですぜぃ
781 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 22:25:40.59 ID:tg9EKcco
>>771->>773

【『シェン・ロンド』――最早其の存在は、出会った当初とかけ離れた物となった】
【カノッサの金獅子∞最高議会議員∞昼の国支部長=z
【思えば、自らが此処に居るのも……元を辿れば、彼の仕業】
【右腕は彼の部下に斬られ――結果的には、命を拾ったのだが】


(――…ん、……感慨なんて、抱いてる場合じゃないな。)

【心中、軽く苦笑して――】


……どうも、皆さんお疲れさまでした。
今日は確りと食べる物食べて、明日に備えましょう……と、食堂とお風呂、後で借りますね。





【――元・後輩≠ヘ軽く頬を叩くと、顎を撫でつつ立ち上がる】
【向かうのは、カンナの方向……近寄ったなら、囁くような調子の声を出し】


      【  「 ――……銀之助さんから、連絡は? 」  】


【『連絡が取れない』、と。 】

【そう聞いてから、ずっと気掛かりであった恩人≠フ消息――其れを、尋ねるだろう】
782 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 22:27:19.21 ID:ks9ZcjM0
>>779

【青年が近づいてくれば、店に入るひと、とでも判断したのか。少女は、さらにほんの少しだけ、横にズレ】
【……たところで、声をかけられ。少しびっくりしたのか、小さく肩を跳ねさせてから】
【ゆっくりと振り返り。相手に向けられる瞳は、曇った夜の空のような色で。まん丸になっているのは、ご愛嬌?】

……、……、あの世で両親仲良くしてる、かな?

【数度口をはくはくさせてから、ようやく返した言葉はそんなもので】
【まん丸だった目は何となく伏せられ、どこかしょんぼりとした表情に】
【言葉を信じるならば、どうやら既に両親とも居ないようで。見た目は17かそこらだろうが、まぁこの世界ならよくあること、なのだろうか】
783 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 22:28:01.39 ID:BWHcyZko
>>771-773

(もっとこう情報を上手く纏められればなあ)
(これじゃむしろ余計な事を言ったみたいだ……)

(情けないな、全く――――)

【本調子で無い為か微妙に頭が回らない】
【簡単な例えで言うなら頭に靄が掛かったような――――】

No.42……了解記憶しておくよ刀相手なら少しは覚えが……
…………いや無いな全然無いや、うん

【余計な事を言ってしまったとばかりに口を抑える】
【視線を机の上に落とす、カンナの言っている者とは別の刀を使うような人物と何かあったのだろう】

(代わり……な……)

【ふと周りを見れば知っている者がちらほら】
【個人的には気に入っていて、“良い”人達……なるほど彼らの代わりは確かに利かない】
【でも自分はどうだろう?別にいてもいなくても―――そんな思いが一瞬頭を過ぎり】

……あ、うん了解了解それなりに頑張るわ
さてさてお開きって事で、取り敢えずお疲れさん……と

【代理リーダの締めの言葉に礼で返し】
【少年は「ふう」とまたため息を1つ吐いて】

(オレと話したいヤツなんかいないだろうし……早めに戻るかな)

【少しばかりの自分勝手な寂しさを感じながら】
【ゆっくりと席を立ち、特に声も掛けられなければその場から歩きだし自分の部屋に向かうだろう】

/主催様おつかれ様でしたー!
784 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 22:36:48.01 ID:JDG/zHco
>>771-773

・・・なるほどねぇ。
【ホワイトボードに書き込まれた一覧を一瞥し、面白くもなさそうにため息を一つ】

ん・・・お疲れ様。
【最後の言葉を聞き、椅子から立ち上がる】
【扉を見て、少し考え込むような動作】
【やがて、そこに向かって歩き出す】

/会合終了、お疲れ様でした!
785 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 22:36:49.83 ID:Ie02fbAo
>>771-773

ふぅん……避難先導といってもこちらの話だし、相手方はそんな事知らないものねえ
もし出会ったりしたら大変だもの、久しぶりにお勉強かしら
試験勉強みたいで新鮮ね、あの街を開放した後もそんな軽い気持ちで居たいわ

………それにしても「シェン・ロンド」、紫炎ちゃんたら大人気かしら

【最後の一言は呟くように、言葉を切れば暫し眼を閉じて息を吐き】
【後にゆっくりと立ち上がって椅子を戻し、考えるのは既に他の事】

(リジードちゃんにご飯をあげて……出来れば早めに寝たいわよねえ)
(どんな事でも睡眠は大事だって、“彼女”と話したばかりなのだし)

…そういえば、食堂は使えたかしら?

【何事もなければ彼女は静かに、ただ立ち去るのみである】

【が、立ち去ると言っても住居はこの城内であり、その動きは常人のそれよりもやや遅い】
【もし仮に誰かしらが声を掛けることでも有ればその限りでは無いだろう】
786 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 22:38:21.13 ID:pAoVohk0
>>782

…!?あ、えっと……それは…

【少女の対応はこちらにとって予想外のものだったのだろう】
【しょんぼりした少女の顔を直視しないように、ゆっくりと視線を下に向ける】
【聞いてはいけない質問だった。そんな事は少女の対応ですぐに理解した】

…………してるん…ちゃうかな?

【返答を考える間のしばしの沈黙。それを終えて出たのは、何の根拠もない言葉】
【そして、そう答えたそのすぐ後に自分の口を押さえて気付く。自分は何て身勝手なことを言ってしまったんだろうと。】

その…ごめんな。急に声かけて、しかも訊かれたく無いやろうこと訊いてもうて

【素直に謝罪。青年(見た目からして20代前半だろう)の声は少し弱々しい】
787 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 22:41:21.50 ID:3j5zkv2o
>>785
【その彼女に近づき、話しかける少年】

や、ちょっと話さないか?

【少しでも親交を深めておきたい谷山】

お互い避難先導組みたいだしさ。
俺、組織に所属してちょっとしか立ってなくてさ、今回が最初の仕事らしい仕事なんだよね。

【口はよく回り、話しやすい印象を与えるだろう】
【とりあえず、パッと見だけでは好青年だ】
788 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 22:47:23.91 ID:ks9ZcjM0
>>786

……ならいいの。
私は会いにいけないみたいだから。

【相手の根拠の無いような言葉に、少し間を開けてからそんな風に返して】
【言い終えれば、視線は再びお店のほうへ、戻されて】
【正しくは、ショーウィンドウに飾られたアクセサリーや小物へと】
【若干子どもっぽいようなデザインのものから、ちょっぴり背伸びしたようなものまで、どうやら一通りあったりするらしく】

別に、気にして無いから。

【なんて、視線をそちらにやらないまま】
【声を聞く限りでは、怒っていたりする風はなく。本気で気にしていない様子】
【意識のある程度はショーウィンドウへと向けられていて。なんだか生返事に聞こえなくもないような】
789 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 22:49:44.85 ID:t3zQz6SO
>>771-773

(一筋縄には往かない相手ばかり、か――知れた事。どのみち、する事は変わらないんだ)

【浮かない視線を机上に広げたメモに落として、暫くの黙考。出した答えは、単純に過ぎる物で】
【だが、上等。少なくとも及第は遣れる、と一人語散て、勢いよく席を立つ】
【悩んで居ても仕方がない。大体に於いて、舌よりも刀を振るう方が、自分の性には合っている】

――――まあ、こちとらこっちが本業だ。其れ以外に然したる能も無い。
誰が何人来ようが、戦いの体裁程度は保てるさ……この手の届かない首なんて、そうそう幾つも有りはしないよ。

【顔を上げて破顔すると、朔夜は不敵に宣って。そのままメモを乱暴にポケットへ押し込めば】
【踵を返し、空調で整えられた生温い空気を、何時ものように肩で切り――ひらりと後ろ手を振って、退室する】
//お疲れ様でしたー!
790 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 22:52:28.66 ID:Ie02fbAo
>>787

あら……ええ、そうね、同じ部隊というのもあるし
私もこういうお仕事は初めてなの、ちなみに私は対機関連合の人間よ
それと名前は大丈夫かしら、一応名乗りはしたけれど…サリナよ、よろしくね基樹君

【対して、この女性はといえば見てくれだけならどこかのお嬢様といったところか】
【フリルのドレスに割と整った20代前後の柔らかな印象を与える顔つきで】

…それにしても大変そうね、街一つ分の人々を先導するなんて
ついでに城壁の破壊というのもあるけれど、貴方はどっちを―――……?

【何処と無く間延びした声でそう尋ね、僅かに首を傾げて見せるその仕草】
【青年と話す彼女はむしろ楽しげな様子でもある】
791 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 22:54:44.77 ID:eh.UDuIo
>>781

【ペットボトルの水で喉を潤し、ホワイトボードに纏められた情報を一度メモに纏めていく少女】
【重ねられた書類を数枚めくってみたりして、また紙上にペンを走らせる作業を続けていた】

【が、書類を眺めながらくるくるとボールペンを手で弄んでいたとき、】
【森島がやってきたのに気付いて、顔を向ける。そして囁かれた声に──】

(──……うん、それが……まだ、連絡が取れないの)
(せっかく内部にいるんだから、もっと手伝ってもらおうと思ったんだけど──)
(携帯も繋がらないし、弟が直接シティの中に入ったときも、会えなかった、って……)

【ぴたり。ペンを弄る手を止めて、やや俯きながらそのように小声で告げる】
【──どうやら彼女もその弟も、彼の消息はあれ以降一切掴めなくなっているようだった】

 【──これは彼らには知りえない事柄だが】
 【連絡が途絶えた時期と、かの『金獅子』が機関のデータベースに帰還報告をした時期が、】
 【おおよそながら、一致していた。偶然なのか、それとも故意なのか──彼らには、知る由はないのだろうが】

//ウワー遅くなってごめんなさい、まだいらっしゃいますでしょうかー
792 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 22:55:06.41 ID:NZ0SG7Yo
>>773

【遠い教卓から全体に響く彼女の声】

【『――必ず生きて帰る事。死に急がない事』】

【これから、みんな戦場に行くというのに】
【貴女の言葉で、行くというのに】

【最後に投げかけられた作戦指示は、聞き心地のいい言葉】
【――現リーダーなのに、人間らしくて】
【――戦いの扇動者なのに、優しくて】
【普段の彼女は、とても甘い人間なのかも――?】

【例えば、自称テロリストを病院に搬送してしまったり】
【例えば、襲撃者を土壇場で殺せなかったり】

――カンナは、やさしいね

だから、『避難先導』に回ったのかな…
ダンドクじゃなく

【きっと、敵とは直接戦わない】
【戦場には変わりないけれど、渦巻く敵意は、まだ少ない】

……今だから、言っておくけど
もし、最後に言った作戦指示を誰かが破っちゃっても、それは指揮官の責任じゃないよ
それは、その人の責任、気にする事はないの

――まぁ、私自身が危なっかしいから、こうして予防線を張ってるんだけどさ

【屈託なく微笑んで――、コポコポと沸騰する水色が細められた】
【しゃらり、と鎖を鳴らしながら立ち上がって】

……いらない心配だったら、ゴメンね
装備の準備があるから、私はこのへんで――

それじゃ、またねっ

【一度手を振ると、少女は部屋を後にした】

/遅れました…!
/一足先に、お疲れ様でしたー!
793 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 22:56:51.53 ID:cTBjqbIo
>>772-773

――――おかえり、か……。

「………………」

【おかえり――帰りを待つ者の言葉】
【両者は其々、その言葉に特殊な思い入れでもあるのか、小さく反芻】
【現リーダーの言葉を確りと聞き胸に記憶にと刻み、或いは端末に記し】

……じゃ、遅れた癖に先に帰るとしようかな。
最近ちょっと疲れが――陽ちゃんは、どうする?

「ボクは――少しだけ残る。一通り、顔だけ覚えて行きたい」

そ。判った。暗い夜道には気をつけてね?
それじゃ私はお先に、失礼しますです。

【そんな言葉を残し、サンタ服の少女はふらふらとした足取りで会議室を後にする】
【残されたセーラー服の少女。席から立つと部屋の隅へと移動し、腕を組み反転】
【一通りの顔触れが見える位置に陣取り、じーっとただ集まった皆を眺め始めた】

/主催者様、お疲れ様でしたー
794 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 22:57:15.91 ID:3j5zkv2o
>>790
あ、こっちも名乗り直しとくよ。
Justice新米、谷山基樹。
新聞部の部長やったり、ニュースサイトの運営やってる――まあ、ジャーナリストの卵って所かな。
宜しく、サリナさん。

【軽く会釈を返し】

そうだなぁ……。
俺はどっちかというと破壊工作とか得意だから、壁の破壊を狙おうかと思ってるよ。

【腰のベルトポーチから爆弾を一つ出す】
【手のひらサイズの其れは、指向性の爆発を起こし、そのサイズからは予想もつかない破壊力を発揮する】

一応陽動は出来るタイプだし、逃がすのは多分問題ない、かな。

【少々不安そうでは有るが、引きつった笑いを浮かべる】
【流石に少々事件に慣れているだけの只の高校生、ある程度の気負いは有るのだろう】
795 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 22:57:24.04 ID:pAoVohk0
>>788

(会いにいけない?…いかないや無くて?)

【少女の言葉に違和感を感じるも、それを口に出してまた少女をしょんぼりさせるのは回避しようと、黙っておく】

ほんま?良かった。

【少女の返答に安心したように言う。】
【生返事なのには気付いているが、『生返事なのならやはり大して気にしていないのだろう』と考えた】

(…あれ?親を待ってるんじゃないんやったら、ここで何してんねんやろ?さっきから中ばっかり見て)

【そう思いながらショーウインドウに目をやると、様々なデザインのアクセサリーに気付いた】

君さっきから中見てるけど、もしかしてアクセサリーが欲しいん?

【他に理由が無いのなら純粋に買い物がしたいのだろう。その当然の考えに至ったようだ】
796 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 23:00:24.65 ID:iA1aq6AO
>>771>>772>>773
【シャムロックは暫し、ホワイトボードに書き込まれた文字を睨み付けるようにして眺めていた】
【小声で幾度も復唱しては、内容を少しずつ記憶していく。――して、どの程度覚えられたかは定かでなく】

ああ、了解だ、副リーダー
特務も指示も何もかも、私は一連合員としてただただ従うまでさ
……まあ、尤も、死んで帰って来るつもりはハナから無いけれど
だって、それではきっと、為すべき事が果たせないだろうから、……ね

【そうして一つ頷いた彼女が、面紗越しに淡々と示すのは】
【組織に対する従順さ≠ニ“連合の一員”としての義務感≠フみである】
【実はこの場に於いて、シャムロックは個人的な感情の露呈を極力避けていた】
【恐らくは、それ故に、本来は不必要な筈の黒装束に身を包んでいるのだろう】

さて、カンナ、今日もお疲れさま
……そして、明日もまた。

【二言告げて、一区切り。椅子に腰掛けたまま、取り出すのは一台の携帯電話】
【何やら操作を行っているらしく、こなれた手付きでキーに指を滑らせていく】
【他者から話し掛けられなければ、そのまま操作を終えて城を後にするのだろう】

/やっばい全然ロールの感覚が掴めない……!度々遅れて申し訳ありません
/主催、お疲れ様でした!
797 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 23:01:36.72 ID:ks9ZcjM0
>>795

……うるさいとか邪魔以外で声かけられたのが予想外だったくらい。

【……あれ?】
【どうやら、いろいろ自覚有りだったようで。確信犯、悪い子ですね】
【はー、と長く息を吐きかけて。無駄にショーウィンドウを曇らせたりして】

……欲しいけど、いらないけど、見てたの。

【ほんの少し、視線をそちらにやりながら】
【良く分からないような、何となく分かるような。そんな返事を返して】
【直前に少女が曇らせてしまったため、多少見づらくなってしまったのだが】
798 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 23:08:46.63 ID:BHb2s.DO
【街中】


………―――クリスマス

(プレゼント=\――どうしよう、かな)

【蒼色のTシャツの上に紺色の長袖パーカーを羽織り、首に橙色の宝石が付いたペンダントを掛けた、黒髪ショートヘアで薄い蒼色の瞳を持つ、その顔立ちからは一見すると少女にしか見えない人物が、缶コーヒーを片手に夜空を見上げていた】

【その外見から年齢は15〜16歳程だと思われる】
799 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 23:09:43.27 ID:Ie02fbAo
>>794

へえ、ジャーナリストの……すごいのねえ、きっと私じゃ出来ないかしら
この作戦は世界中に響くニュースになるでしょうけど、貴方のソレが一番乗りじゃない?

【ふふっ、と笑って会釈に対し此方も軽く頷くようにし】

……成程ね、少し物騒だけれどそれなら安心できそうね
私はどちらも、先導しながら能力のほうで城壁の破壊も目指すかしら
あ、ちなみに私の能力っていうのは――――――

【曰く、『生命を作る』というある種万能にも聞こえる能力で】
【時間をかければ命令を聞く怪獣までも作り出せるとか、なんとか】

何事も成せば成るわよ基樹君、むしろこれはいい経験なのじゃないかしら
普通の高校生じゃ先ず出来ない事……ただ、少しだけ重いけれど

無茶をしなければ大丈夫よ、きっとね?

【そういって微笑む表情は見た目相応、或いは少女のように無垢でもある】
【しかし語る内容―――それは既に幾度も経験を積んだかのようで、違和感が在る】
800 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 23:11:05.44 ID:g.WyEYSO
【路地裏―――奥の奥】
【その暗闇の中】

・・・・ぐすっ・・・ぐすっ・・・な・・さい・・ごめ・・な・・い・・ごめん・・・なさい・・・ごめ・・んなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい
【啜り泣きなきながら謝る一つの声があった】
【それは一体誰に向けた物なのか】
【白のカッターシャツに青のネクタイを着け、腰には二本の刀を携えた少年はこんな場所に蹲り自分の罪を謝り続ける】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい、だがその瞳には以前の様な生気はない】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
801 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 23:12:32.14 ID:pAoVohk0
>>797

そんな…そう言われる可能性があるって分かってたんやったら退いたらええのに。

【少女の言い分に思わずため息を付き】
【ショーウインドウを曇らせる少女の行動に、自分は全く無駄足を踏んだのかと肩をがっくりさせた。】

欲しいけど、いらない?見てたんやったら、中で見たらええのに。
ショーウインドウを拭いてみるより、綺麗に見えると思うで?

【返事の矛盾に首を軽く傾げながらも、曇ったショーウインドウ越しに店内に並んだアクセサリを見る】
【どうやらショーウインドウを曇らせたのは、汚れを拭い去り綺麗にするためだと思ったらしい】
802 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 23:14:51.85 ID:tg9EKcco
>>791

【――顎に当てていた手を下げると、双眸は虚空を見据える】

(……何か有った、のは――間違い無いな。)

【表情を若干強張らせ、思考するのは何≠ェ起きたのか】
【『データベース』は彼が機関を除名された後に完成した物……情報を知る術は、無い】

【『何』――詰まり拘束された≠ゥ、独りで動いている≠ゥ、或いは……】


 ―――……有り得ない。


【――残り一つの可能性を否定する言葉は、思わず口から発されて】
【其の時の彼の顔は、虚空にその『何』が浮かんでいて……其れを表情で殺そうとするかの様な物であった】

……っと、――兎に角、銀之助さんのことですから大丈夫でしょう。
明日辺り、「ですぞ〜」とか言って宇宙兎の援軍と一緒に空から落ちて来るんじゃないですか?

【即座に、「はっとした」部類に入る顔――全くの、無意識の発言だったのか】
【続けるのは微笑を伴った、何だかよく判らない予想。 宇宙兎って何だろう】

【一度、彼は深く頷くと――背を向けて】


……。

………あ、そうだ。 今から僕、夕ご飯作るんですが――夜食、要りますか?
そうですね…、オムハヤシ≠ヘ無理ですが、オムライス≠ネら作れますよ。


【其れだけ言うと、カンナの返答を待って――森島は、厨房の方へ姿を消すだろう】

/居ますよー、此方も余計な手間作った上遅れて申し訳有りませんー
803 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 23:16:42.26 ID:3j5zkv2o
>>799
誰よりも速く正確な情報をお届けするのが俺のサイト"Veritas"の理念だからね。
出来れば、良いニュースを皆にお届け出来りゃァ、最高だな。

【得意げに言う】
【"Veritas"はラテン語で真実を意味する言葉である】
【そして、相手の能力を聞き、感心したような表情を浮かべる】

凄いな……。俺の能力は、簡単に言うと超高速での情報のやりとりだな。
神経伝達の加速とか、インターネットから即座に情報を収集したり、ハッキングしたりだ。
戦闘には全く向かないのが今回のネックだけど。

【苦笑する。谷山は、弱い。其れをよく理解しているがゆえに、谷山は戦わない戦いをするのだ】
【そして、サリナのその言葉に、少々表情から硬さが取れる】

――はい。
なんか、凄いなサリナさん。
ちょっと、大丈夫な気がしてきた。

【はは、と声を漏らし破顔した】
804 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 23:18:40.57 ID:prlst3Yo
>>798

…先ほどの会議、一応オレは『避難誘導』にしておいたが…まあ直接の戦闘力は極めて低くなっちまったからな
博士たちは『強襲遊撃』にしたことだし…こっちの仕事に専念するべきだが…さて、そろそろドラっちの姿を見に行くかな…

【そんな少年の目の前を茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、首周りにふさふさした毛の帯がついた黒の革製コートに黒いシャツ
青の膝が破けたジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトにウエスタンブーツの青年が歩いている】
【彼はその辺のコンビニで買ったらしいグリコカフェオーレを手に持っており、今ストローを差して飲み始めようとしたところだった】

【…のだが、そこで青年はふと目を向けた先に妙に気になる顔に気がついて少年のほうに目を向ける…】

…あれ、君は…

【口を尖らせて、その少年の顔にどこかで見たかな?とでも言いたげな顔で首を傾げて眼帯に隠れてない片目を細くしている】
805 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 23:19:27.02 ID:ks9ZcjM0
>>801

……やだもん。

【自分でも邪魔だと分かっているくせに、相手の言葉にはそんな風に返して】
【ふるふると数度、首を振れば。鈴がりんりんと騒ぎ立てて】

中に入ったって、意味無いの。
中で見たって、どうせ。買わないから。

【返しながら、曇った部分へと指を置いて】
【それから、重力にほぼ任せ。つぅっと降ろし】
【出来た一本線を、今度は下からジグザグに上書きして。どうやら、手慰み?】
806 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 23:26:36.03 ID:Ie02fbAo
>>803

そうねえ…能力は凄いかもしれないけれど、使うのもまた私というのもあるのよ?
戦いは苦手だし、あまり頭も良くないから……まあ、だからこそ先導なのだけれど

それに比べてしまえば貴方は能力に合った事をしていて
その上それを理解して、敢えて人の役に立つ道を選んでいるわけだから……“良い”んじゃないかしら

【語る表情はあくまで笑顔、ただし困ったような自虐のような歪な物】
【見る限り、能力と自身との比率は軽いコンプレックスでもあるのだろうと解る】
【それでも自身の出来ることをするだけだ、と彼女は言うのだが―――】

うふふっ、これでも伊達に歳を喰っているワケではないかしら
言ってしまえば年の功ね、ちょっとばかり頼りはないけれど……頑張りましょうね

【見た目云々は依然変わらず―――青年に釣られるようにして苦笑のソレを崩し】
【元来の優しげで柔らかな微笑を浮かべ直す】
807 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 23:29:58.55 ID:pAoVohk0
>>805

はぁ……子供や無いんやから、他の人の迷惑も考えんと。

【その子供っぽい返答に面倒臭そうに溜息をつくと、説教を垂れる】
【りんりんと鳴る鈴の音に負けじと、その声はそれなりに大きなものとなった】

【少女のその言葉と、突然始めた手慰みに何か感じるところがあったのだろう】

……ちょっと待っとけよ?

【急にそう言うと少女に背を向け、おもむろに自らの財布を取り出すとその中身を確認】

(…安いのやったら何とか)

【確認が終わったのか、財布をポケットに直しながら少女の方に向き直るとゆっくりと口を開いて】

……さ…さっきのお詫びに、俺が何か買ったるわ。だから…中入らんか?

【そう言いながら手で店の入り口を指さした】
808 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 23:31:23.45 ID:BHb2s.DO
>>804

(ここ数ヶ月顔見知りに会ってない気がする。それに………また少し記憶が飛んでる気が……)

【漆黒の広がる世界の下、既に温くなった缶コーヒーを僅かに握り締めて、街灯に照らされる"彼"の横顔はどことなく沈んでいた】
【自然と漏れる白く冷たい吐息には、欝屈したものも混じっているようで――】


……――ん?

【ふと、誰かの声が耳に入り込み――視線を流して見慣れぬ青年を見やるだろう】
809 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 23:31:53.36 ID:3j5zkv2o
>>806
成程なぁ……。俺はずるがしこい、っつーかセコいからな。
勝つために戦うタイプの人間でもないし。

ん、そう言ってくれると有難い、かな。

【谷山はたまに迷う。真実を追うことが本当に正しいのか】
【だが、自信がこの能力に目覚めたその時から、自分はこの道に進むと、そう決めた】
【だから、其の瞳には迷いも、陰りもない。そこにあるのは自信と、信念である】
【そして、含蓄の有るサリナの言葉に】

ああ、お互い生き残って、又話でもしよう。

【あえて暗い色を見せずに言い、歩き出す】

んじゃ、俺はそろそろ部屋に戻るよ。
健闘を、サリナさん。

【頭を下げ、部屋から歩き去っていった】

//お付き合いいただき感謝です!ありがとう御座いました!
810 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 23:36:12.22 ID:ks9ZcjM0
>>807

……子どもだもん。

【なんだかむっとした表情でそちらに振り返りつつ、そんなこと】
【相手は知らない情報なのだが、この少女。普段は子ども扱いされると拗ねるくせに、都合のいいときだけ子ども面するのである】
【この年齢くらいの中途半端な年齢だからできる……こと? いや、少女の年齢だとギリギリな気もするのだが】

【超余談、彼女の声量はそこまで大きくもなく。それなのに、鈴の音に邪魔されぬ声質。なかなかに通る声である】

……?

【それから、唐突に背を向けた相手に首を傾げて】
【ちょっぴり不思議そうなまま、相手を見つめた後に】
【相手の言葉に、なぜだか僅かに眉を顰め】
【指差された店の入り口と相手で視線を数度、彷徨わせてから】

…………、初対面だし、いらない。

【なんだか我慢したような表情で、そんなこと】
【ふるふると首を振って、拒否の姿勢】
811 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 23:41:48.00 ID:eh.UDuIo
>>802

 ………………

【──沈黙だった】
【彼女とて、彼が気掛かりでない訳がない】
【日頃『先生』等と言って慕っていた、彼の事を】

【だが、そんな重苦しい空気も──彼の言葉で途端に霧散した】

【「──ふふっ」と彼女は唐突に、小さく噴出して】
【「宇宙兎ってなに?」と可笑しそうに笑いながら、】
【ただ、そうだね──とだけ。薄っすらと笑みを消していく中で、呟いた】

 【きっと、何かがあっても帰ってくる。そう、信じることしか今は出来ず】

あー……私はもう遅いから遠慮しておく
ただ、少し飲み物飲みたいから、席を一緒してもいいかな

連合員で集まって腰すえて話すことって、中々なかったでしょ
せっかくだから、少しだけ話しておこうと思って

そうだ、それともう一人──……

【そんな提案をしつつ、彼女の視線は向こうへ移って】

>>793

エルフェース、ちょっと今時間ある?

【と、彼女は、去りかけていた少年の背へと声を投げかけた】

少し、話したいことがあるの。リーダーのこととか、聞いてなかったでしょ
森島さんが今からご飯作るみたいだから、良ければ一緒の席でどうかな、って

【森島と交互に見やりながら、そんな問いかけを一つ】
812 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 23:42:39.76 ID:prlst3Yo
>>808

…おや、こんな夜更けに一人で歩いてたら補導されるぜ
と、言い返そうかと思ってたんだが…どこかで見た顔だな

【ぐいっ、と頭に右手を乗せてフェルトハットのずれを直しながらいぶかしげな顔をして考え始める青年だったが】

ああ、そうだ…この子ドラっちと一緒に見に行ったミスコンに出てた子だ…名前は確かアリエルって言ったっけ

【と、まだあのミスコンの事を覚えており、アリエルがその参加者である事を指摘してくる人間であったらしい】
【片目のない青年は頭をボリボリかきながらまるでアリエルの事をよく聞かされていたかのように知っているらしいそぶりの口調で話し始めていた】

…どうも、ドラっちがいつもお世話になっていたらしいね、初めまして
いずれ礼を言おうと思っていたんだ、アイツが個人的にこの世界で作った友だちってなんか興味あるしな

オレは野比信太、野比探偵事務所の私立探偵、ドラっちとは10年来の親友で大抵オレたちはタッグを組んでいる
君がアリエル、そうか…あいつの友だちか…

【腕を組んで、なんだか感慨深そうに頷いて呟く】
813 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 23:44:00.27 ID:Ie02fbAo
>>809

十人十色、人それぞれだもの、貴方はあなたでいいんじゃないかしら
例えどんな事でも人の長所というものは美しいのよ?

客観的な事よ、勿論私情を挟んだ意見だけれど……どういたしまして

【そうして後は彼の言葉に変わることのない微笑で以て頷いて】

ええ、私は少しやることがあるから………。
明日は気をつけてね、お休み基樹君

【最後の言葉には軽く手をあげて彼を見送り、一つ息を吐く】
【“明日”―――――ある人を探し出して、聞かねばならない】
【見つかるのか、答えてくれるのか、全ての答えは“対象”たる『彼』すらも知り得なかった】

/お疲れさまでした〜!
814 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 23:49:13.27 ID:pAoVohk0
>>810

【(この年頃の子は子供扱いされると言い返してくるだろう)】
【そんな考えを密かに抱いていたのに、返ってきたのは予想外の答えで】

あ…う……そ、そうか。

【肩すかしを喰らった】

(あれ?なんやこれ…何か俺凄い恥ずかしい奴やン)

【『初対面だし、いらない』その言葉を聞いた青年は、そう考えて顔を少し赤くする】
【が、少女の我慢したような表情を見て】

(この子…やっぱ欲しいんちゃうん?やったら、意地張らんでええのに)

【そう思い、少女に対して優しく言った】

でも、欲しいんやろ?ええで、初対面やからって気を使わんでも。

【このご時世、一度断られたのにもう一度誘うのは犯罪な気がしないでもない。それもこの年頃の少女ならなおさらだ】
【がそんな事は気にしていないようだ】
815 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 23:49:33.63 ID:BWHcyZko
>>811

一回寝るかな、寝れば気分もー……?んうお?

【かつんかつんと安全靴を鳴らしてその場から出ようしたけれど】
【後ろから自分を呼ぶ声に変な声で反応しくるりとそちらを向く】

おーそういえばそうでしたー……余裕で時間あるぜー
そしてタダ飯が食べられるなら喜んで行くんだぜ、へへへへへ

【渡りに船、という訳でもないけれど】
【折角の提案だし断るのも逆に失礼だ、などと理由をつけて実はお腹がすいているだけだったり】

(ごはん〜ごはん〜……)

【少し嬉しそうな表情、どこか軽い足取りでカンナの方へと近づいていく】
【もしかして:ただの気分屋】
816 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 23:50:46.13 ID:tvICRwUo
>>588
「んふふ!驚いちゃったー?ゴメンなさい!」

【仰け反ってしまったリジィに対して反省の意を示しているのか】
【なんだかテンション低めの声でそう喋る】
【合成音声の筈が、普通の声。しかも凄くかわいらしい幼女の声である】

【一方赤井は冷静にパソコンのキーボードを叩き】

≪え?何?ラータたん俺たちのこと見えるの?つーか聞こえる?≫

【彼女が移っているパソコンの画面の下にメッセージウインド的なものが発生し】
【まさしくゲームのようにそこの文字が打ち出される】

/宜しくお願いします!
817 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/17(金) 23:56:16.67 ID:ks9ZcjM0
>>814

そう、子どもなの。

【肩透かしを喰らった相手に、なんだかご機嫌】
【自分の目論見が成功して嬉しいのだろう、恐らくは。それを表に出してはいけない気もするのだが】

……。

【それから、なんだか優しくそんなことを言われ。困ったように、眉を顰めたまま視線を明後日のほうへと向けて】
【そのまま数秒。何かを考えるように固まってから】

……、欲しいけど、……欲しいけど。
お前に買ってもらうのは、要らない。男だから、もっと要らない。

【今度は、斜め下に視線をやりながら。困った風な、申し訳ない風な。なんだかそんな風で】
【伏せられた瞳は、なんだか憂鬱げで。予想の仕方によっては、断っている理由が分かる、か、も?】
818 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/17(金) 23:57:16.63 ID:tg9EKcco
>>811>>815

【「エルフェス」と呼び掛けられた彼――見れば、R.G.F.発動中である】
【(※R.G.F.=ルンルン・ゴキゲン・フィールド)】


ふふっ――、じゃあ、僕の分も含めて二人分、ですね。
カンナさんはそのまま水……で、いいのかな。
ココアとか珈琲も持って来てるんで、呼んでくれれば淹れて来ますよ。


【……『呼ぶ』と云うか、『叫べ』って感じだと思われる】
【正義組織の副リーダーとは言え、うら若き乙女に「ココアー!」とか叫ばせようとする彼は何なのだろうか】


【兎にも角にも、彼は厨房へ消え――後には、一時二人だけが残されるだろう】
819 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/17(金) 23:59:35.35 ID:keHxKEQo
>>816

ッ?!!!  !!???!?

【本気で驚愕の表情を浮かべながら、】
【体を引き、腕を上げ、分かりやすいファイティングポーズを取る】

―――――――、―――。

【パソコンに何かを打ち込む赤井に訝しげな視線を向け、】
【何かを話しかけようとしたが、直ぐに口を噤んだ】


/こちらこそよろしくお願いします!
820 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 00:04:36.86 ID:w3s14gk0
>>817

【ご機嫌そうな少女に軽くイラッと来たようで】

はぁ……お子様の相手は楽やないわ〜

【わざとらしく聞こえるように呟くと、横目でちらりと反応を見る】

えっと…それって……

【戸惑った表情で少女を見る】
【何故断られたのか。その理由を必死で考え…何かに気付いたようにハッとした表情を浮かべた】

女尊男卑か!

【……どうやら気付いたように見えたのは気のせいだったようだ】
821 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 00:05:37.66 ID:fDYM70Qo
>>819
「うぅ・・・後ろのおねーたん怖いよぉ・・・」

【右手を右目の下にもって行き、ぐすぐす泣き始める】
【人工知能の癖に萌えるとか生意気とか言ってはいけない。多分】

「うーんとねっ!ご主人様からご命令があったから喋るよ!!
 実はこのパソコンには高機能性マイクwithカメラが装備されているのだー!!
 だから私が見ているところは見えるのだー!!」

【なんとなく判り辛い説明であるが、簡単に言うと】
【このパソコンには小型のマイクとカメラが付いており】
【スクリーンの彼女が見ている方向を見ることができるらしい】

・・・・だそうですっ!!一応名づけの親とか言っておいたほうが良いぜっ!!

【くるっと振り向き、警戒フェイズの彼女に微笑みかける】
822 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 00:06:36.71 ID:N/qG5.DO
>>812

―――は?えっ、ぅ、な……何でそのことを……

【見知らぬ青年の口から放たれた意外な言葉に、頬をほんの少し赤く染めて狼狽した様子を見せる】
【出会い頭にその話題を出されるとはまさか思いもよらなかった。おまけに名前まで覚えられているのだ】
【もう8ヶ月以上は前のこととはいえ、自身の中ではやはり消し去りたい過去には変わりなかった――】


……えっ?ドラのことを?

("ノビタ"?あれ?どこかで聞いたような―――)

【―――確かに目の前の人物とは初対面の筈だが、彼の自己紹介に引っ掛かるものを感じた】
【"ドラの友人"であり、"探偵"――前にも聞いたことがあるそれらのワード。記憶の倉庫を探り始めて―――】


―――ああ。もしかして、ドラが前に言ってた人、かな。入院してたっていう……
初めまして。僕がそのアリエルだよ。怪我はもう平気なの?

【ようやく思い当たったらしく、改めて簡潔に名乗った後にそう訊ねた】
823 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 00:08:36.06 ID:xtGQvpoo
>>815

……エルフェス
『席を一緒しよう』とは言ったけど、『ご馳走する』とは言ってないからね

自分の分は、自分で作ること。副リーダー権限において、命令します

【「……なんて。冗談だけど」】
【そう付け加える彼女の表情は少しだけ悪戯っぽく笑っていた】

【──彼女の理想とする当組織の在り方から言って、】
【本戦において『命令』なんて、きっと彼女はしないのだろうが】
とりあえず座ろう
あんまり時間は取らせないから

【厨房が有るということは、食堂の方なのだろうか】
【どうあれカンナは、エルフェスにそのように促しながら、席に着き】
【一息つくと、森島の背を見送りつつ、一息吐き出して──口を開く】

……エルフェスはまだ、他の人からもリーダーのこと、聞いてない?
私がリーダー代行なんてやってること、不思議に思わない?

【と、エルフェスの瞳を真っ直ぐに見ながら、問うて】

>>818

【「うん、ありがとう森島さん」】
【そうとだけ告げて、彼女は彼の背を見送っていく】

 【さてさて。至極余談ではあるが、お察しの通り、】
 【彼女は幼い子供のように料理人の背に注文を怒鳴りつけたりはしない】
 
 【──“彼女は”、である】

【ズアッ──】
【瞬刻、彼女から浮かび上がる藍色の人型──アートマン】
【それは即座に彼女から抜け出して、森島のいる厨房の方へと飛翔し──】


 “KOKOAAAAA────ッ!!”


【叫んだ】
824 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 00:09:29.81 ID:7O/CiJ60
>>820

子ども相手に嫌味言ったってわかんないかなぁ。

【上機嫌なまま、なんとなく嬉しそうにそう返し】
【大した反応は見られず、きっとつまらない、はず。軽くではあるもののにこにこしてらっしゃる】

…………え、ちがう。

【考える間、相手をじぃっと見つめ】
【それから、相手の答え。少しの間の後、きっぱりと否定】
【ご丁寧に、右手までぱたぱたさせて。どうやら違うらしく】
825 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 00:14:48.48 ID:w3s14gk0
>>824

……はぁ…もうええわ。

【少女の表情に勝ち目がないことを理解したのだろう】
【降参の意を述べ、不服そうに口を閉ざした】

ホンマか…じゃあ何や?

【少女の反応を見て少し驚いた表情を浮かべる】
【あんな答えが少しでも正解にかすっているとでも思っていたのだろうか】
826 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 00:14:56.06 ID:jj/8PFso
>>821

………………………。

【ザ・三白眼】
【PCのスクリーンに"描画"されている少女を睨みつけ、】

……で、誰だい、こいつ?
名づけの親、って………?

【視線を逸らさないまま赤井に尋ねる】
【本当に何も分かっていないようだ】
827 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 00:18:38.66 ID:GAcj0VIo
>>822

だってオレあのミスコンドラっちと一緒に見に行ってたから、懐かしいな…バイトしてるルカスさんと知り合ったのもその時だ
入院していたのはもう半年くらい前の話だぞ、オレはもうすでに完治している
でもまあこの左目は治らなかったんだけどね、はははは

【妙に気さくに縁起でもない事を笑い話にしてくるこのドラの親友と名乗る青年…とりあえず会話した感じではドラとは似ていない】
【ドラが見るからにスケベで人を喰った性格をしているのとは対照的にこの青年はとりあえず物腰は礼儀正しく友好的、真面目そうな男だ】
【…彼に結構苦労をかけられていたのだろうか、やはり…などと考えさせられるキャラをしている】

そうだ、そのドラで合ってる、この5年世界中見て回ったがドラっち以外にドラってあだ名を名乗ってる奴はいなかったしな
あの基本いつも笑ってばっかりでスケベで女の子の胸揉むのが好きだったドラっちの親友だよオレは

【…そして間違いなく『苦労』はかけられている】
828 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 00:19:00.67 ID:aAwKsxso
>>818

――――――♪

【まさにその通り、めっさ喜んでいます】
【だってジャンクフードにはいい加減飽きたんだもの】

あ、オレもココアなー!!

【カンナさんに負けじと大声で叫びました】
【恥ずかしさは多分自室に置き忘れたのだろう……多分、きっと、メイビー】
【甘い方を頼む辺り味覚はお子様らしかった】

>>823

しかし随分と気前が……なん……だと……?
オレが料理を作った事が無いのを知っての上でそれを言っているのか?
作ったら作ったで大惨事になるぞ?異臭騒ぎが起きる、いや起こすぞ?

【実際の所作ってみないと分からないのであるが】
【まあ手先も器用なんだしやろうと思えばなんとかなるんじゃないんですか?】

って冗談かい、意地悪副リーダーめ……

【後半の方はそっぽを向きながら小さく小さく呟いてのことでしたとさ】
【言われた通り従順に隣の席に座り】

いきなり本題か、少なくとも今まで双葉の事は聞いてないな
お前が何故リーダー代理か……うーん多分お前が双葉と仲が良いから頼まれたんだろ代理?

【一番有り得そうな予想を適当に口に出して】
【首を傾げながらその目を見つめ返す】
829 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 00:19:42.24 ID:fDYM70Qo
>>826
「うわああああん!!怖いよーーー!!」

【スクリーン上で両目から滝のような涙を流す彼女】
【2次元からの恐怖がアナタに】

んーっと、アレだよリジ姉さん!!俺の"相棒"だよ!
パソコンで相棒作るからリジィ姉さんに名前決めてもらったじゃん!!

【今日の出来事を思い出すかのように、頭を右手でかきながら】
【その少女へと話しかける】
830 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 00:22:53.09 ID:7O/CiJ60
>>825

……勝った、ふふ。

【……なんて】
【相手が降参したコンマ数秒後。彼女はぺし、と両手を合わせ】
【浮かべるのは、所々から滲み出す性格の悪さを完全スルーしたような、極々普通の女の子のような笑顔で】

敗者は、勝者の言うこと、聞くのよね。

【そんな、どちらかといえば多分可愛らしいのであろう笑顔のまま】
【少女が至極平然と放ったのは、笑顔に合わない言葉でした】

…………おしえなぁい。

【それから、両眼を閉じて。笑顔のまま、ついっとそっぽを向いてしまったり】
831 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 00:28:49.44 ID:cnJh706o
>>823>>828

【どーん!∞がらがっしゃーん!=uうわぁー!」】

【……恐らくは「謎の声」にずっこけたのだろうか、響くのはそんな音】


   【「セッ……セェェェェェェーーーーーーーーッフ!」】


【――衝撃で落ちそうになった卵でも、キャッチしたのでしょう】


   【「うっ……うわぁあぁぁぁーーーーーぁぁぁあぁっ!」】


【――義手の方でキャッチしたので、割れてしまったのでしょう】


【……兎にも角にも、それ以降は至って厨房の方は静か】
【カンナとエルフェスが次の言葉を交わす頃には、良い匂いが厨房から漂って来るだろう】
832 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 00:30:14.01 ID:jj/8PFso
>>829

………………?

【きょとん】

相棒……? これが?

【腕を弛緩させ、警戒を解く。同時に表情も変に緩んだ】
【じーっと、スクリーン上の少女の顔を眺め、】

…………んん? こいつが? 相棒?

【無駄に疑問形を並べたてながらスクリーンをこつんと指で叩いた】
833 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 00:33:00.10 ID:w3s14gk0
>>830

はいはい、負けました、

【勝敗なんてどうでもいいというように、少女を軽くあしらう】
【が】

はぁ!?いつそんなルールが作ってん!

【続く少女の言葉に、そんな態度も取れなくなった】
【ちなみに、青年が少女の笑顔に少しドキンとしたのは秘密だ】

え?何で?何なん、そんなん言われるとメッチャ気になるんやけど…お願い、教えて

【青年は本当に気になっている様子で、そっぽを向く少女に頼みこむ】
834 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 00:37:12.62 ID:fDYM70Qo
>>832
そうそう・・・
なんか大分小さい女の子になっちゃったけど・・・・!!

【振り向き彼女の顔を見つめ、振り返り再びスクリーンの少女を見つめ】
【彼女が警戒を解いたことに安堵の表情を浮かべる】

「相棒みたいですよぉー!!これでもご主人様には尽くすタイプですからなー!!
 あと、地味に痛いです!やめるです!!」

【なんだか突然タッチパネル式になったのか、痛みの感覚も伝わっている】
835 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 00:39:18.11 ID:N/qG5.DO
>>827

そっか。あのドラのね……
好き"だった"というか、現在進行形で変態丸出しだと思うけど?君の親友は

【呆れ顔で溜め息混じりに、今この場に居ない少年の固定化されたイメージを呟いた】
【彼に比べると、この青年は幾分か、いや――だいぶ落ち着いた印象を受ける。端的に言ってしまえば、所謂普通の人≠セろうか】
【そう言ってしまえばドラに対して失礼かもしれない。然しながら、彼の度を越してアクティブな性格には苦笑いを溢さずにはいられないのも、また事実で】

【二人の"凸凹コンビ"振りは想像するに難くなかった】
836 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 00:40:50.96 ID:7O/CiJ60
>>833

うん、私の勝ち。

【あしらうような相手の言葉にもにっこり笑顔でそう返して】

ついさっき。負けたんでしょ?

【にこにこ】
【笑顔のまま、首をかしげ。薄く細められた瞳は、相手に向けられ】
【「目は口ほどにものを言う」とばかりに。ただただ、じぃーっと。じぃーっと】

男の人からそんなもの、貰わないの。
私が受け取るのは、ひとりだけ。お前じゃない。だから要らない。

【そっぽ向いたまま、片目だけでそちらを見やり】
【少女の身長は165ほど、青年からしたら恐らくはこちらの方が背は小さいのだろう】
【しかし、相手に向けるその視線は、なぜだか下から見上げるような形なのに猛烈に上からな目線】
【結論:やたら偉そう】
837 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 00:43:35.73 ID:xtGQvpoo
>>828

【※夜はお静かに! 決戦を控えた戦士たちが寝ています!※】

 (………………)

【叫んだエルフェスに対して彼女はそう言いたげに、】
【じとーと冷ややかな目を向けると共に、人差し指を唇の前に立てた】
【自分だってアートマンで叫んでいたくせに。本当に意地悪である】

【が、そんな事をやっていたのも束の間】
【視線を一度テーブルの上に落として、間を挟み】
【再び顔を起こして彼の顔を見やれば、再び口を開く】

……──そう
じゃあ、私の口から一応話しておくけど……

……リーダー、今入院してるの。意識不明で

【また再び、視線を向こうの壁へやって。そう零した】
【何処か少しだけ遠くを見ているような瞳で、数拍の沈黙】

……丁度その前にね。頼まれてたの、副リーダーやらないか、って
私でいいなら、って引き受けたんだけど……その直後に、リーダーがそうなっちゃって

だから私がたまたま、こうしてリーダー代行なんてやってるけど
……エルフェスは、リーダーの──『天ヶ谷双葉』の下に、集まったわけでしょ

【そこでまた、一区切りして。視線を、エルフェスへ戻した】

……──エルフェスは、どう思う? 

『天ヶ谷双葉』の居ない『対機関連合』でも、力を貸してくれる気は、ある?
これからの『対機関連合』は、エルフェスの知ってるそれじゃなくなるかもしれない

……それでもあなたは、『対機関連合』の一員として。来て、くれるかな

【「……それだけ、聞きたかったの」】
【そう付け加えると、彼女はそこで漸く口を閉ざし、エルフェスの答えを待った】

>>831
 “UWAAAAA────ッ! SHIRANEEEEE────ッ!”

【また何か、叫んで──ひゅん、と彼女の身体に戻っていったアートマン】
【それと共に、良い匂いが漂ってきて──彼女の鼻にもそれがついた】

【──至極どうでもいいが、このアートマンは独立型なのだろうか】
【生真面目な彼女とは違って、トラブルに手を貸そうともしないで、挙句「シラネー」だの】

【──ともあれ、彼女も彼がどんな腕前を振るうのか少し興味がありげだったり】
838 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 00:46:47.85 ID:jj/8PFso
>>834

ふーん………こんなのが、ねぇ。

【いきなり「こんなの」呼ばわり】
【赤井の方を見るが、まだ訝しげな表情を拭えていない】

ヒヒッ、で? 相棒っつーからには、こう……なんか出来るんだろ?
折角なんか、面白そうな感じだしよ!

【それでも愉快そうに笑い声を零しながら】
【モニターに映る少女のほっぺた部分を両手でつんつんしてみる】 
839 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 00:49:19.73 ID:w3s14gk0
>>836

負けたって…確かに負けたけど……でもあれは…!

【言い訳をしようとするも、少女の目を見て考え直す】

(言い訳すんのは男らしくないし……ええーい、腹をくくったるわ!!)

で、言うことを聞くって何をして欲しいん?

【開き直り、もうどうにでもなれというようにぶっきらぼうに尋ねる】

ああ、つまり彼氏がおるゆうわけやな?
そんならそうと早く言ってくれたらええのに。

【上から目線を気にしている様子は無い。】
【感じからして、上から目線には慣れているのかもしれない】
840 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 00:53:10.28 ID:fDYM70Qo
>>838
「にゃに!!これでもスーパーMEIDOSANロボであったりするんですよ!!」

【"こんなの"と言われたのに逆上してか突然怒り出す】
【あまりの剣幕につばが飛んでいるのだろうか、スクリーンの内側に唾がかかる】

おぅさ!経理担当とリヤカーとかの車輪の移動とか・・・
結構万能な人口知能だぜぃ!!!面白そうかっ!!

【隣のリジィを見ながらケラケラ愉快そうに笑う】

「ふにゃぁ!!つんつん良いですわ!!柔らかくしてあげますよ!!」

【そういうと突然スクリーンの感触が柔らかくなり、年相当の少女のほっぺ的な感触になる】
841 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 00:57:09.53 ID:7O/CiJ60
>>839

……寒いから、暖かい飲み物。甘いのね。ココアでいいや、買ってきて。

【あわせた両手の指を絡ませたりなんだりしつつ、視線は微妙に相手から外れた場所で】
【そんなおねだりの姿勢なのに、言葉はズレていて】
【言葉と行動があまり一致していないというか。平然と年上をパシろうとしている辺り、どういうことなのでしょう】
【……どういうことなのでしょう】
【まあきっと、拒否すれば聞いてくれる、……のだろう、きっと。多分。恐らく。メイビー】

…………あの人以外からは、受け取らないから。

【相手の問いには、なぜだか答えず、改めての宣言】
【ほんの少しだけ、俯いて。目の上で綺麗に切り揃えられた黒髪が、微妙に少女の眼を隠し】
【声色は暗く。いろいろな負の感情を混ぜた結果のような】
842 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 00:58:48.62 ID:GAcj0VIo
>>835

…あ、うん…まあ…巨乳好きのドラっちの本質は確かに今も変わらないが…でも変態丸出しか今ではそうでもないな
シオンに惚れた以降には…ロゼ戦とかエルヴァレッタ戦を切り抜けた以降はもうすっかり一人前の男の顔になってたと言うか
変態丸出しどころか今じゃすっかり好青年だよ…アイツももう20歳だしさあ

【少し弱り果てた様子でため息交じりにフォローする、が、アリエルの知らない所でドラもだいぶ変わっているとのこと】
【極めて想像しがたいかもしれないが今の彼がどうなっているのか逆に気になる所だ】

それに、まあ、今はな…そういえばアリエルさんはドラっちに最近会ってなかったのかな?
久しぶりに会いに行く?オレはこれから修行中のドラっちに差し入れでも持って行ってやろうかと思ってたんだけど
なんか…君の応援をかけてあげるだけでもだいぶ違うと思うんだ…アイツ今過酷な修行に根を詰め過ぎていつか死にかねないからな…

【そう呟きながら彼は今まで進んでいた方向に少し歩みを進め始めて、次にアリエルの方向を向いてそう持ちかけて来る】
【何があったかは知らないが友人である以上一言かけてあげるだけでも親友にはいい影響があると考えて今アリエルを招いているのだろう】
843 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 01:01:23.90 ID:aAwKsxso
>>831

――――な、なんだ今の音……
(テンプレート過ぎる……一体厨房で何が起きているんだ……)

あ、でもなんか良い香りが……

【厨房で起きている事に若干の戦慄を覚えつつ】
【漂う香りは鼻孔を刺激してそれだけで気分は高翌揚する】
【「ごはんマダァ?」と言ったかどうかは知らないがなんだかソワソワしていますよ】

>>837

(あれ?理不尽じゃねコレ……?あれ?)

【THE・困惑】

……ほうほう入院か、しかも意識不明とは
――――いやいやまてまて一体双葉に何が起きたんだ誰かに襲われたのか?

【実際に双葉とは戦った事は無いので分からないが】
【対機関のリーダーを務めているからには実力も相応の物と判断】
【その彼が入院……となればそういった疑問が浮かぶのも自然である】
【少しの咳払いの後】

(双葉がそんな事を頼むからには信用の置けるヤツなのかな……)
うん……そっかなるほどそんな理由があったわけか

【彼女と双葉がどのような間柄かは分からないが】
【きっと彼女の心中は複雑なのだろうか、そんな疑問がふと浮かび】

オレは……――――
……オレは少なからず双葉には恩がある、対機関に入れてくれて一応居場所をくれたっていうな
だからその恩に報いなきゃならねえのさ、本当変なヤツだよなオレみたいなヤツを対機関になんてさ

【「くくく」と自分を誘った時の双葉の言葉を思い出し笑みを浮かべ】

多分さ、多分だけどこの場に双葉がいれば……
お前に協力するように言うんじゃないかな、だからオレはそうするだけだよ

それに双葉が信用して副リーダーを頼んだ奴をオレが信用しないっても不義だろ?
とにかくこんなオレでよかったらなんでも力になるんだぜ?答えは「YES」さ

【大丈夫だ、とでも言うように軽くまた笑って】
【少年は黒野カンナに従う事に決めたのだった】
844 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 01:05:29.24 ID:w3s14gk0
>>841

…え?そんなんでええん?分かった、買ってくるからちょい待っといて

【少女のお願いがあまりに軽かったことに驚く】
【と共に、すぐに先ほどまでいたカフェへと戻るとココアを買って戻ってきた】
【この男…よく訓練されたパシリなのかもしれない】

そんな事言っても、ココアは受け取るねんな。

【俯いた少女の目の前にココアを差し出しながら、精いっぱいの皮肉を言う】
【けれど、そんなのはただの負け犬の遠吠えのようにしか聞こえないだろう】

…で、彼氏と喧嘩でもしたんか?何か仲良しラブラブな人のことを想ってるようには見えへんかったぞ?

【少女の声色や視線の変化にはしっかりと気付いていたようで】
【プライベート等一切お構いなしに質問する】
845 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 01:07:39.03 ID:jj/8PFso
>>840

あ? スーパー……なんだって?
んなこと言われてもなァ、実際、なんか……ペラいし?

【いきなり根本に突っ込んできた】
【PCを知らない人からすれば無理もない……か?】


ふぅん、ジンコーチノー。ねぇ……ヒヒッ!
何か面白そうな感じだけどさァ。

【いまいち「彼女が何であるか」という実感が持てていないようだ】
【突然柔らかくなったスクリーンには特に反応を示さず、】
【ぐい、と頬を押し込んで横に引っ張ってみようとする】
846 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 01:11:10.93 ID:cnJh706o
>>837>>843


 ……どうも、お待たせしました。


【エルフェスが『宣言』をした直ぐ後――部屋に入って来た森島】
【どうやら、こっそり彼の言葉を聞いていたのだろうか……顔には微笑が浮かべられていて】


単なる構成員の僕が言うのは少し、変かも知れませんが――。
……いや、先に副リーダーが言うべきですかね。


【ふふ、と笑う森島の運んで来たプレート――……尚、今更だが彼は義手≠付けている様で】
【両手で掴んだ盤上には、オムライスの乗った皿が二枚に水のコップが一つ、そしてマグカップが二つ】


能力℃gってぱっぱと作ってみました――味は保障しますよ。
火力が思いのままですし、温度も大体は感知出来ますから。


【そう言いながら、エルフェスの前には『オムライス&スプーン』に『ケチャップ』と『マグカップ』を】
【カンナの前には『マグカップ』を置き――若干、カンナを見る眼が恨めしそうだったのはきっと気のせい】

【オムライスについては、森島の言葉通り保障されるレベル≠フ旨さと言えるだろうか】
【火加減は能力によって『絶妙』と言えるレベルであり、一部分だけの加熱も可能とあって形は綺麗である】
【表面こそ、ふわふわ≠ナは無いが――一度スプーンを入れると内部の半熟≠ェ溢れ出すと言う、『部分的熱操作』を使用した細工入りだ】


【自身は二人から等距離となる位置に席を取ると――機嫌良さそうに、二人の様子を眺める】
【目の前に置いたオムライスにはまだ手をつけておらず……どうやら、嬉しい@lで】
847 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 01:13:16.57 ID:fDYM70Qo
>>845
「まぁ大丈夫ですっ!!スーパー愉快なお友達ですっ!!
 とりあえずは名前をおしえてくださいっ!!私はラータ・エキスパートです!」

【圧等的なテンションで答えになっていない答えを放つ彼女】
【因みにMEIDOSANとはいったい何なのか、それは誰もわからない】

「まぁ如何せん人口の産物ですからね・・・・とりあえずは面白い事いろいろしますよっ!!
 って痛いです!!引っ張らないでください!!」

【両目から涙をぽろぽろ流し、引っ張られている頬が赤くなっていた】
848 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 01:19:36.87 ID:7O/CiJ60
>>844

【ちょっと待ってろ、と。その言葉に、瞳をきらりと輝かせ】
【とても余談だが、待っている間。好きなおやつを出してもらうのを待ってる猫とかそんな感じだった、とかなんとか】

負け惜しみ? 私が勝者なの。勝った人が優遇されるのは当然なの。

【それを嬉しそうに受け取りながら、負け犬の遠吠え的相手の言葉をさらりと流して】
【そんなことを言うも、嬉しそうな声だったりきらきらしてる瞳だったり。言葉に説得力は一切なく。確かにお子様である、喜び方とかが】

……多分そうなの。
でも、絶対、ずっと、一緒って。言ったから。
…………、だから、探すのっ。

【なんだか曖昧ではあるものの、喧嘩、らしく?】
【それから、そぅっと。右手を首元に這わせ。自分の首を、特に中途の一点を。なぜだかいとおしげに撫でて】
【ふー、と。きっと熱いのだろうココアを軽く吹いて、ココアで軽く唇を湿らせれば、そこで雰囲気が子どもみたいなものに戻って】
【にこにこしながら、新しい玩具を買ってもらうことを友達に自慢するみたいに。そんなこと】
849 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 01:29:46.42 ID:jj/8PFso
>>847

スーパー愉快なお友達、かァ………ラータ。
ラータ……………。

【何故だかちょっと語気が落ちた】
【そして暫くして、気を取り直したように表情に色を取り戻すと】

ラータ・エキスパート、ね!
アタシはリジィ。リジィ=ザナドゥ=キールシュタイン。長いだろ、ヒヒッ!

面白いこと、か。気になるねェ!

【その後のラータの台詞を聞き、更にほっぺたをぐにぐに】
850 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 01:31:53.78 ID:w3s14gk0
>>848

はいはい。私は敗者ですからココアを奢るぐらい喜んで致しますよ〜っと。

【精一杯の抵抗。いい加減な返答をして相手を怒らそうとしてみる】
【が、そんなものはきっと一切何の功もそうさないだろう】

そうか……。大変やなぁ、恋ってのは。
まあ俺はさみしい青春送ったから関係無いけどね。

【少女の言葉に同情しつつも、自らの過去と照らし合わせて軽く涙目】
【首の言ってんを撫でる少女を見て違和感を感じるも、男女の中に自分が立ち入るのは野暮だと思い、何も聞かず】

(恋ってのはええもんやね)

【そんな風に心の中で人生の先輩ぶったりしてみた】

……あ、そう言えば君なんて名前なん?名前聞くんも、名乗るンも忘れてた。
俺は 神藤 まな。 神藤って呼んでな。

【思いついたように唐突に切り出し、笑顔で名乗った】
851 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 01:34:08.02 ID:xtGQvpoo
>>843
……それが、私にも分からないの

たまたま聖都の病院に入院してるって事が分かったから、
私もすぐに飛んでいって確かめたんだけど……原因不明、未知の病とか言われちゃって
……回復の目処もまだ立ってなくて、いつ目が覚めるか分からない、って……そう、言われた

【何処か所在なさげだった両の指先同士を合わせて、テーブル上を見つめる少女】
【彼女も彼の容態については詳しく知りたいのだろうが、どうにもそんなぼやけた答えしか返ってこなかったようで──】

(…………────)

【そんな面持ちのまま、彼女はエルフェスの話を聞いていた】

 【──天ヶ谷双葉が集めた彼らを、深く深く知ろうとして。それが長に必要な事だと信じて】
 【その実は何処か不安で仕方がないのだろう。彼が人生をかけて率いてきたこの連合に、】
 【果たして、自分は長として相応しいのかと。普段は億尾にも出さないが、奥底ではそれがいつも渦巻いていた】

【そんな不安を、彼の笑みが払いのけた】

 ──……ありがとう、エルフェス

 ……私、カンナ。黒野カンナ。あなたと同じ、『対機関連合』の一員
 これから沢山、力を借りると思う。それと同じ分だけ私も力を貸すから──……よろしく、エルフェス

【彼女はそう言って、張っていた肩の力を抜きながら、微笑んだ】
【これから戦地へ赴くにしては些か淡すぎる色をしていたが──決戦前では、きっとこれが最後の笑顔】
>>846
【丁度そんなとき──彼女の鼻に、とても良い匂いがついた】

 ──うわあ……すごい……何か私までお腹空いてきちゃった

【恨めしげな気配など全く気にも付かない様子で、彼女は思わず溢れたと言わんばかりの感嘆の声をあげた】
【運ばれてきたオムライスを眺めながら、わあ、とか、おー、とか零していたが、やがて森島へ視線をやって】

ありがとう、森島さん。料理、上手なんだ
良かったねエルフェス。私でもこんな美味しそうなオムライス作れないよ──

【そう言ってまた少しだけ淡く微笑んで──彼女はマグカップを両手で包むようにぎゅっと握った】


 【そうして──決戦前夜は更けていく】

 【烈火の激闘は目前。避けられぬ戦い。来たるべき戦宴】
 【冬の最中、冷え込むような夜なのに、外は何処か熱帯夜のような色を帯びる】

 【嵐の前の静けさは、夜気を引き千切るかのように張り詰めていて】
 【闇夜の天蓋に浮かぶ月は、今にも地に堕ちそうな程、傾いていた】

 【決戦は明日。火之国で】                            //入りきらねー!では俺はこの辺りで!お疲れ様でした!
852 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 01:41:26.64 ID:fDYM70Qo
>>849
「リジィ=ザナドゥ=キールシュタイン様ですね。メモリーに保存中です」

【彼女の両目がパソコンの砂時計に変化し、時計回りにぐるぐる3回ほど回った後】

「リジィ=ザナドゥ=キールシュタイン様"リジィ様"メモリーに保存完了しました」

【ピコン。という電子音とともに彼女の両目が金色に輝き、再び元の目に戻った】

「とっとりあえずグリグリニは弱いんですよー!!」

【なんだか涙声でそう喋る彼女】
853 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 01:44:55.69 ID:7O/CiJ60
>>850

……じゃ、次からも。……ね?

【喜んで→じゃあ次からも】
【なんだかおかしい思考飛躍が起こったようで、平然とそんなことをのたまい】
【両手でココアの入ったカップやらをぎゅっと持って。猫舌なのか、ふぅふぅと何度も吹きながら、ちびちびと飲み進め】

…………クリスマス爆発しろとか言っちゃうタイプ?

【飲み進めながら、相手の涙目は特に触れずに。そんなことを言って、首をかしげ】

……鈴音。
じゃ、まなちゃんね。

【カップだかに口を寄せたまま、表情を大雑把に湯気で隠し】
【ただ、相手の指定した呼び方を平然と無視したその瞬間。湯気でも隠しきれぬほどに悪がき染みた笑顔を浮かべたとか】
【ちなみに、読み方はりんねだとか】
854 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 01:45:35.11 ID:N/qG5.DO
>>842

に、にじゅっさい……??はた…ち……???

【これまた予想だにしなかったのは、彼の実年齢。ポカンと口を開けたまま、信じられないという風な顔を晒した】
【まさか自分より4つも年上だったなんて―――ちょっとした衝撃を受けずにはいられない。「そんな風には見えない」というのが、正直なところだが】
【ノビタの言うように、暫く見ない間に彼の中で劇的な変化があったのかもしれない。そこは未だアリエルの知る処では無かった――】


……―――ん。せっかくだけど、遠慮しておくよ。僕にもこれから少しやることが有るから

【申し訳なさそうに、その誘いを至極柔らかく断った】
【久々に友人に会える機会だし、それに今、ドラがどのような変化を遂げているのかもちろん興味が無いわけではないのだが――】
【アリエルには、自身が抱える事情≠ノいち早く向き合わねばならない時が近付いていた】

【恐らくは―――もうあまり時間が無いのだろうから】


でも、「まずは自分を大事にしないとダメだよ」ってドラには伝えておいて
無理をし過ぎるのも含めて、何事もオーバーなのはよろしくないからね

【そう言伝を託すと、ノビタとは逆の方向に歩き始めようとするだろう】


/すみません、しばらく席を外してました
855 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 01:57:02.91 ID:aAwKsxso
>>846

おー……おおー……

【目の前に置かれた作品といっても過言ではないそれに感銘を受けたのか】
【しかしそれを言葉にしたくても浮かばないようでただただそれだけ言い】

…………………

【スプーンを手に取って森島をじいっと見つめる】
【「食べても良いのか?良いのか?」的な意味合いの視線だったり】
【なんだかおあずけされた犬みたいです】


>>851

そっか……――――

【少年は言葉を失った、親友とまではいかないけれど】
【まさか彼の身にそんな嘘のような事が振りかかるなんて……】

いや、本当礼はいいよ……

よろしくカンナ、オレだけどそれこそ馬車馬のように使ってくれて構わないからな
『対機関連合』の力になれるなら何でもするから……

【と、キリっとした表情でスプーン片手に言う辺り締りがないのであった】

なー凄いなコレー凄いって言葉しかでないくらい凄いなー
なんだか食べるのも勿体ないレベルだよなー

【どうみてもお子様ですry】
【そんな激戦前夜の事でしたとさ――――】

/はいはいお疲れ様でしたー!
856 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 01:58:02.75 ID:jj/8PFso
>>852

っ?

【突然声の様子が変わり、びくりと一度身を引く】
【目をぱちくりさせ、とりあえずもう一度忠告を無視し】
【ほっぺたを上下左右にぐにぐに】


ふーん……んで、お前は何ができんの、"相棒"さん?
857 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 01:59:50.80 ID:cnJh706o
>>851>>855
/アラート、アラート。 もう ぶんしょうを かけません。
/最後返せなくて申し訳有りません、お疲れ様でしたー!
858 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 02:01:47.61 ID:w3s14gk0
>>853

次からも…次があるんですか……?

【明らかに嫌そうな表情を浮かべて聞き返す】
【敬語なのは皮肉か、それとも少女への降伏の証か】

言わんな。そう言いたいとこやねんけど……そんなん口に出して、ほんとになっても困るからね。
そういうのは胸の内で唱えてるわ。

【冗談混じりの笑みを浮かべて応える】
【が、意図は不明だが手では握りこぶしを固く握る動作を見せた】
【ちなみに、口に出す出さないはこの青年の能力に起因するのだがそれはまた別の話し】

鈴音か…ええ名前やね。 響きがええわ。

【貴女の名前が気に入ったようです】

あれ、俺苗字で呼んでって言うたよね?名前で呼ばれんのあんま好きちゃうねん。
…なんか、女みたいな名前やろ?

【もう一度名字で呼ぶように頼んでみる】
【どうやら、この名前はコンプレックスらしい】


…はぁ、さてと。じゃあそろそろええ時間やし、寝させてもらうわ。
女の子があんま遅くまでおると危ないから、気をつけろよ。
じゃあおやすみ

【青年は眠たげに欠伸をすると、時間を確認し】
【そのままどこかへと歩き去ろうとする】
【特に呼びとめられなければそのまま夜の闇に消えてしまうだろう】
859 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 02:06:03.23 ID:fDYM70Qo
>>856
「う〜ん・・・できるといってもアレなんですけどね・・・!!
 私は貴金属やら電子機械やらが傍にないとほとんど仕事が無い身ですよっ!」

【残念そうに、顔を下げながらそう答える】

「だから特技といってもリジィさんが喜んでもらえるような物は今のところ無いんです・・・
 数日後のアップデートによってなんとかなるかもしれませんが・・・」

【本当に暗そうである】
860 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 02:13:57.29 ID:GAcj0VIo
>>854

知らなかったのか…まあ、うん、そうだろうな…信じがたいだろうな
あいつはオレと同じでハタチなんだ、全然そんなふうに見えなかっただろ?
でもそれが現実なんだ

【こちらも親友に効果のある激励を出来る最高のチャンスだと思っていたがゆえにだいぶ残念そうだ】
【どんな過酷な戦いにも挑んでいける、親友との絆を重んじる相棒なら、心の励みにするだろう】
【そう思ってたからこそ本当に残念そうな顔をしていた】

【―――本当は、止められるものなら止めたかった…だが彼の性分を考えるときっと止まらないと分かる】

…無理だな、あいつフラれてからと言う物オレの言う事なんか聞きやしない、なんと言うか…オレの傍から
よく知っていた頃のドラっちが消えちまったと言うかさ…まあ、君に会ったと言う事は伝えておくよ

【それでは、と告げると彼は背を向けて夜の街へと去って行った】
【←To Be Continued...】

/乙でしたー!
/久々に絡めて良かったぜ
861 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 02:14:37.51 ID:7O/CiJ60
>>858

……喜んで、って言ったじゃない。ね?

【嫌そうな表情も、なぜかの敬語も。特に気にする風も無く、にこりと笑い、首をかしげ】
【ある種の脅しな気がしないでもなく、付け足しておけば彼女、結構な気分屋なので。気分次第では解放してくれるかもしれず】
【……まあ、気分次第なのだが。うん】

……そこらへんでいちゃいちゃしてるやつらは爆発しちゃえばいいのに。
言霊はあるよ、あるから。私に関係無いやつらが一組くらい見せしめに爆発すればいい。

【※真顔】
【この子は何を言っているのか、なんだかカップルが気に入らないご様子】
【恋人さんと喧嘩(?)しているらしいので、まあこの発言も分からなくはないのだが】

…………ありがと。

……えー、まなちゃんじゃ駄目ー? どうしてもって言うなら言うこと聞いてあげる。

【名前を褒められて、浮かべるのはなぜだか眉を顰めた表情で】
【若干の間の後に、お礼の言葉を吐いて】
【それから、何か言っておられる。ナニカ】

あっそう、……じゃ、ばいばい。ココアごちそうさま。
次からもよろしくね? おやすみなさい。

【相手の言葉に、若干残念そうな表情をするも】
【諦めたのか、挨拶。カップだかコップだかを持ったまま、軽く手を合わせたりして】
【最後に無駄な言葉を挟みつつも、とりあえずは見送るようで】
862 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 02:19:44.08 ID:w3s14gk0
>>861
【青年は見送る少女を背に、夜の闇へと消えていった】


/すいません、睡魔がほんとに限界なのでそろそろ寝ます。
下手くそな自分なんかの相手をしていただいてありがとうございました
絡み乙です
それでは、おやすみなさい
863 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 02:22:38.59 ID:jj/8PFso
>>859

ふーん……ま、いいや。ヒヒッ!

【ちょっと拍子抜けした様子だが、興味を失ったわけではなさそうだ】
【と、突然にやにやした笑みを顔に浮かべ……】

なぁなぁ、こいつのほっぺた面白いなァ? なー?

【子供みたいにはしゃいで赤井を一度見ると】
【ゆっくりと、しかし力を緩めずに、左右のほっぺたをじわじわと引っ張り広げていく】
864 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 02:28:02.40 ID:fDYM70Qo
>>863
「ご期待に沿えず・・・すみませんです」

【心底申し訳なさそうにぺこり、と一例を行う】

面白いだろっ!!どんどん遊んでやってくれよな!
【同じようにまるで少年のようにはしゃぐ】
【それはまるで二人の子供が新しいおもちゃで遊んでいるかのように】

「痛いですっ!!でも伸びるでうすっ!!ひゃふりんふ!!」

【ばたばたするもの、スクリーンの向こうの彼女は何処と無く楽しげで】
865 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 02:33:21.37 ID:7O/CiJ60
>>862

【青年を見送って、さらに十数分。ずいぶん冷えたココアを、最後に一気に飲み干してから】
【紙製だろうとガラス製だろうと最早金属製であろうと、カップだかをぐしゃりと両手で握りつぶし】
【それと同時、髪に結わえられた鈴のどれかから落ちるのは、季節はずれの桜の花弁で】
【残骸をそこらへんに設置されたゴミ箱へと叩き込んで、軽く手を払ってから】

……結局、慣れた場所。探してるばっかじゃない。

【そんなこと呟きつつ、路地裏のほうへ入っていった、とか】

/おつかれさまでしたのー
866 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 02:47:48.24 ID:jj/8PFso
>>864

いーのいーの、楽しければよ!
そう、楽しければ何だっていいのさ、ヒヒヒッ!

【言葉に反さず、本当に愉快そうな表情だ】
【青年に向かって、また一度笑いかける】

にしたって、随分伸びるねェ?

【ぐにょーん】
【際限なく引っ張り続けている】
867 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 02:53:02.30 ID:fDYM70Qo
>>866
そうかいっ!!やっぱり俺とリジ姉さんは気が合いそうだぜっ!!
俺たちは常日頃楽しければ良いからなっ!!

【左右に体を揺らしながら、彼女に向かって微笑む】
【彼も又愉快愉快。非常に楽しそうである】

「ムムムっ・・・!!そこまでが限界っ!!リジィお姉ちゃんもうやめてよっ!」

【という言葉は真っ赤なうそで、相変わらず伸び続けている】
868 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 02:59:28.87 ID:jj/8PFso
>>867

ヒヒッ、そうだねェ、何事も笑っていれりゃあ万事解決さ! いや、真面目にさ!

【そう笑いかけながらモニターの指の広げる動きを若干早めてみる】

ふぅん……でさ?
その、あっぷでーと、とかいう奴をするとどうなるんだい?
何かこう、また面白そうな事になったりするのかい?

【青年の方に視線だけ向け、そんなことを尋ねた】
869 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 03:09:23.53 ID:fDYM70Qo
>>868
笑う門には福来るっていうしなっ!!
【そして笑顔でサムズアップを仕掛ける彼】

「んむむむむまぃ!!早めちゃだめですっ!!」
【必死に抵抗するも、笑顔】

あっぷでーと、するとローラーが生えて自分で移動できたりとか・・・
とにかく面白くなるわけだぜっ!!

【なんだかよくわからない】
870 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 03:25:55.93 ID:jj/8PFso
>>869

おう、全くだ! 聞いた話だけど笑うとビョーキも直るらしいぜ!

【グッ、と綺麗にサムズアップを返す】

ほー……それは見てみてぇなァ、ヒヒッ!
あれだ、一人でも動けるようになるんだろ?

【そう、モニターの中の少女に尋ねると】
【ほっぺたから指を離し、今度は鼻の頭をぐいっと押し上げた】
871 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 03:29:53.22 ID:fDYM70Qo
>>870
じゃぁ俺たちは年中無病の元気って事だぜ!!
【ぴしっと敬礼で返す】

「一応ですけどね!またその時はお披露目って痛いっ!!」
【ほっぺたが急に帰ってきて】

「そろそろぶひ!お家に帰りたいぶひ!」
【豚声になりつつ答える】

/すみません、眠気が・・・
872 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 03:38:52.41 ID:jj/8PFso
>>871

おう!
―――あれ? ってことは笑ってれば医者いらず?
これって……大発見じゃね? ヒヒッ!

【物凄く頭の悪い事を呟きつつ、こちらも敬礼】
【単細胞この上ない】

あァ、楽しみにしてるよ、ラータ!
それにしても、なんか、その―――可愛いねぇ?

【もう一度だけ鼻を押し上げると、今度こそ指を離す】

/はいな!
/こちらも大分レス遅くなってました……申し訳ございません
873 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 03:46:24.35 ID:fDYM70Qo
>>872
こりゃぁ世紀の大発見だぜ!!
リジィ姉さん凄いぜ!!

【その後、敬意を表してか拍手】
【なんだが同じような人が2人そろったような】

「ぶひ!リジィお姉ちゃんとも、ぶひ! 合える日を楽しみにしてるぶひ!
 可愛いぶひか?ありがとぶひ!」

【案外強く押し上げられたので、なかなか鼻が元に戻らず】

「それじゃぁリジィお姉ちゃん、ぶひ!
 私はこの辺でぶひ!さよならぶひ!」
874 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 04:04:11.09 ID:jj/8PFso
>>873

ヒヒヒッ! だろ? 天才だろッ?

【何故だか自信満々】
【お分かりかと思いますが若干頭の方が残念です】

あァ、また、どこかでな! ラータ、お前何か声変だぜ、ヒヒッ?!
キョーヘーもな! またリンゴ喰わせてくれなー!

【そう言うと大きく手を振り、前方に歩き出した】

/お疲れさまでした!
875 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 04:53:51.67 ID:fDYM70Qo
>>874
/お疲れさまでした
876 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 19:14:46.58 ID:K8u73uIo
【火の国・ブレイザーシティ周辺】

【どこか不穏な空気の流れるアウグスト城塞】
【その近辺。地面に座り込みながら】
【双眼鏡で眺める者が一人】
【2mにも迫る身長に鍛えられていると茶色のコートを羽織った上からでも分かる体格】
【短い白髪、黒縁の眼鏡をかけたそれなりに若い男】
【口元に引きつったような笑いを浮かべながら】

……始まっちまうなァ、おい……

【くっ、くっ、と。ずっと見続けている】
877 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [!red_res saga]:2010/12/18(土) 19:31:41.77 ID:xtGQvpoo
【火の国──『アウグスト城塞』】

 【──ぷつっ。それは唐突に訪れた】

「……? 発電所から定時連絡が途絶えました」
「こちらからの信号に対する応答もありません……」

(……おや?)

【悠然と聳える市庁舎の高層階、ガラス張りの壁から町の夜景を見下ろす一人の男】
【機関製の白い軍服を身に纏い、カプセルのような流線型の車椅子に搭乗した小太りの人物である】
【彼は通信兵よりそのような報告を受けると、ゆっくりと車椅子を反転させて向き直った】

 【──ぶつん】

【その時であった。市庁舎内に──否、『城塞都市全体』に、突如として停電が訪れたのだ】
【市庁舎はすぐさま非常電源へと切り替わり、けたたましい警報音と共に紅いランプが目に煩く点滅し始める】

「で、伝令です! 東西南北の検問全てで何者かによる奇襲を受けたとのこと!?」
「ならびに、同じく正体不明の者による全電気系統の損壊及びジャミングを確認!」
「当市庁舎より配属機関員への伝令が不可能な状況にあります!」

(……──成る程。中々手の込んだ真似をしてくれる。エフッ、エフッ)
(『何者か』だって……? 決まっているだろう、こんな芸当できるのは──能力者≠セけだよ)

──管制室を内部電源に切り替えて残りは全てシャットダウン、地下水路も全て封鎖だ

可能な限り伝令兵を走らせて状況を口頭で連絡しろ
残りの兵には直ちに緊急出動令(スクランブル)だ、命令は一つ──“殲滅せよ”

「はっ!」

【男は落ち着き払った様相で機関兵の一人にそう告げると、】
【兵営にいる機関兵達が次々と駆け出し、街中へと散開していった】

 「「「敵対能力者達による襲撃を確認! 発見次第殲滅せよ!」」」
 「「「緊急防衛網を展開、市庁舎へのルートを塞げ! 誰一人通すな──ッ!」」」

【──轟、と街中の何処かで爆発音が響き渡った】
【一部では火の手があがり、まさに灼炎の都市としての色を帯び始めていく】

 【通信妨害によって、『アウグスト城塞』から各機関員への細かな指示は出されない】
 【すなわち、この状況を認識したものは各自の判断に従って行動する事が要求される】
 【──魔導具を手に避難していく住民たち。闇夜と共に迫り来る対機関勢能力者たち】
 【目まぐるしく移り行くこれらの状況を前にして、各々が抱く思惑とは。そして取るべき行動とは──】

 【決戦の火蓋は今、切って落とされた】

//それでは定時通りイベント開始となります。各機関側の方から投下を開始してください。
//皆様どうぞよろしくお願い致します。Battle\の方々に関しましては、申し訳ありませんが少々お待ちください。
878 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 19:32:43.04 ID:hREI2dEo
【上官と兵卒の間には、大きな隔たりが有る】
【将軍の描く理想と抱く策謀は、二等兵の理解を大きく越え。軍曹が覚える銃弾の恐怖を、元帥は忘れかけているかも知れない】
【だからこそ、古来より優秀な将は、兵卒の心を掴んで逃がさない事を心がける】
【或いは高潔な振る舞い、或いは万人を心酔させる弁舌。然し、最も『人を縛る』事に於いて、優れた手段とは何だろうか】

【ブレイザーシティ】
【位置としては、検問を抜けて数分。ベッドタウンと都市部の丁度中間の様な、多種多様の建造物の集まる地域】
【其処に居たのは、武装した兵士の集団だった】
  「報告!市庁舎との通信、未だ回復せず!住民への避難勧告が出た記録も確認出来ません!」
  『報告!No.41、No.42、No.72、何れも数時間前に近郊へと出撃!帰還まで今暫く必要かと!』
  《通信関連に妨害が有る模様、他の部隊とも連絡が取れません!》

【地面に座りこんだ不精髭の男は、酒瓶を片手に武装兵士達の報告を受けていた】
【明らかに狼狽した兵士達の前で、殆ど純エタノールに近いそれを一口。酒焼けした声で】
  ………御苦労。つまり、俺と貴様等は、上の指示を完全に受け取る事が出来ない≠ニいう訳だ
  「隊長、このままでは住民の多数が街を離脱、混乱も深まるばかりです!」
  『可及的速やかに、事態の鎮圧を――――――』

  <報告!!ブレイザーシティ、何者かの襲撃を受けています!!敵の正体明らか成らず、規模仔細不明!!!>

  ≪んだとおぉ!!?≫

【次々に飛び込む、彼らにとっての悪報。最後の一つが聞こえた瞬間、兵士達の大半が声を揃える事となった】
【出撃する事は多くとも、防衛戦など殆ど経験の無い集団。自分達が攻め込まれたと聞けば、動揺は隠せないが】
  ………成程、俺と貴様等には最高の事態だ。そうだろう?
  実は、あのNo.42に、前もって受け取ってた指示が有る。それを貴様等に与える良い機会だ
  「然し、隊長………!」

  貴様等にも分かるだろう?もう半分以上負けてるんだよ、あの小さなお嬢さんは
  こうやって喧嘩を仕掛けられないように、そうやってきた。やられた時点で、大分負けている
  だが、負けてるからと言っても貴様等は……いや、止めだ止め、固っ苦しい
  テメぇら≠ノゃあ、まだまだ『美味い蜜』が残ってるぜ?

【不精髭の男だけは相も変わらず酒を飲み続け、ぽんと一人の兵士の肩を叩いた】
【立ち上がれば190cmを越える堂々たる体躯、ぼさぼさの髪を紐で後方に纏め、ニヤリ】
【真っ直ぐに指差したその方向には、逃げ惑う住民。非力な女性や子供、老人。如何にもな富裕層等々】
  No.42からの命令をテメぇらにくれてやる、耳に詰まったカス掘り出して良く聞きやがれ!!
  これから俺達は、『逃げる連中を無条件でぶっ殺す』任務に入る!だがなあ、魂消た事に豪華な褒美のおまけつきだ!!
  一人殺せば5万、犯して殺せば倍額、バラバラにしちまえば更に倍!!
  能力者ならば一人100万、当然だが倍の補正はこっちにも掛けてくれるとよお!!!
  
【あまりと言えばあまりな、統治者≠ノよる住民≠ヨの『虐殺命令』。然しながら、この狂った指示は】
  「隊長!もしも俺が百人やっちまったら!?」当然500万、意味が違うなら1千万だ!
  『隊長!んな事して金がねぇなんて言わねぇでしょうねえ!?』バカ野郎、こちとら天下のカノッサだぜぇ!?
  《隊長!病気にかかったら労災オーケーですか!?》そんときゃあ俺がじっくり診てやるから安心しろ!!

【兵士達から人の皮を剥ぎ取って、只の獣の群れへと変えた】
【本能で協力し合い、得物を追い詰める。理性に拠る制止を効かせようともしない、獣の群れへ】

/長すぎたので次に続きます
879 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 19:33:12.53 ID:hREI2dEo
>>878
【手に手にナイフを持ち、高く空へと突き上げる兵士達。その目は、飲み続ける不精髭の男以上に酔いが回っていて】
【男はそれを窘めるでもなく、煽りたてるように大仰に、両手を広げた】

知ってるか!?能力者ってのは美人が多いんだぜ!
だがなあ、まさか敵の目の前でベルト外してる暇なんざ無え、だったらどうすりゃあ良い!?
そうだ、先に全部全部ぶっ殺しちまえ!!そうすりゃ後は好き放題だ!!
その内に上の連中も帰ってくる、此処にゃあナンバーズだって居る。そして殺し≠ナテメぇらの上に誰が出る!?
思いだしやがれ世間のウジ共糞虫共、テメえら元々お上品な兵隊さんじゃあ無えだろう!!

≪ウオオォォオオォオオオオオオオ―――――――――ッッ!!!≫

【声を揃え吼える兵隊。然し、統率がとれているという訳ではない】
【各人が己の望みのままに叫び、それが重なった。それだけの事だ】
【『人を操る』最良の手段を、この街の統治者に訊ねたのならば】
【「欲望を肯定し唆し、自ら沼に飛びこませる」と返るのだろう】

        What to do if we want to eat!? / メシが喰いたきゃ!?
              ≪ Plunder! / 奪い取れ! ≫

        What to do if we want to money!? / カネが欲しけりゃ!?
             ≪ Plunder!! / 奪い取れ!! ≫

        What to do if we want to harlot!? / オンナ抱きたきゃ!?
            ≪ Plunder!!! / 奪い取れ!!! ≫

【男の問いも、兵士達の答えも、既にヒトのものではない。彼等の顔は、悪鬼羅刹のそれだ】

≪ Rob!Rob!Rob freedom! / 奪え! 奪え! やりたい放題に!
      Damn fucking Blazer!! / くそったれなこの街を地獄に落とせ!!
           Here will be our Treasury!!! / バイキングパーティーはこれからだ!!!≫


Give war and Blood of heroes, to our Noblest=I!! ≪ To our Bloody Mary !!!!! ≫


【カノッサ機関夜の国支部、最精鋭武装三小連隊ブラッディ・メアリー=z
【チンピラ、ゴロツキ、盗賊。社会の逸脱者に徹底的な軍事訓練を行い作り上げた、人の顔をしたハイエナ集団】
【逃げ惑う住民たちに銃口を向け、隊列を組んで突撃を開始した】
【ただ一人不精髭の男だけは、歩いて住民を追跡し始める。酒の雫と共に、愚痴の様な言葉が一つ】
【「俺の旅もここで終わりかい」。誰かに聞こえたのかも、知れなかった】

【以下、兵士武装】
【一般兵士(この三小連隊の多数を占める):拳銃一丁、バトルナイフ二本、関節部に軽量アーマー】
【GF兵(五人):第四世代高機動型GF『CR-Order』。固有武装、右前腕部小型ショックガン&背面二連式小型スラスター】
【喧嘩の延長から始まった様な部隊の為か、重火器よりは近接戦闘用途の武器を好むらしい】
【不精髭の男:黒のロングコート、左手に酒瓶。右手には、一本の杖が有った】


/武装小連隊ブラッディメアリー≠ナす。相手の方々、此方にレスをお願いします
880 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 19:38:53.97 ID:unsMgFwo
【火の国】

【拷拷と地に響きを立てて、12月の寒空の元を我先にと駆ける民、民、民】
【皆皆が決して離すまいと手にするは”魔術協会”謹製”家電型魔道具”】

【皆が声無き声で叫ぶのは―――カノッサ機関からの”自由”―――を】
【自由・解放を・平穏を・その胸に燃やし、外部ゲートへと駆け出した】
【要塞の外へと繋がるゲートを目指し、命のともし火を掲げて一心不乱】

・・・

【その雑多に駆け出す衆愚を、高台の上から見下ろす一人の男がいた】

【顔全体を余すことなく白い包帯で覆い隠し、闇程に黒いジャケットを着込んだ】
【胸には”93”と書かれたピンバッヂ、両眼は血のルビー程に紅い”人でなし”】
【この国の狂乱の大源にして、悪の名高き≪世界の敵:public enemy≫―――】

【その機関員の≪No.93≫こと、R93号である】



足掻け、足掻け、衆愚共・・・
止まっているのは死んでいるのと同じだ・・・


【R93号はその紅い双眸で目下の大衆を見下ろしては、しばしの浅考】
【かちゃり、かちゃり、狂気に喜ぶ紅い闘志を胸に秘めて踏み出した】
【かの足先の向かうのは、目下の衆愚、恐怖に怯える民の下へ―――】

【それは月が狂気に染まる晩、さながら”その国”の熱気に照らし出された夜】

/R93号です。TJさん方、おねがいしまーす
881 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 19:39:58.70 ID:7PPYVkQo
【“戦地”ブレイザーシティ―――市庁舎付近・とある広場】

(「サリナ・ロンド」という名前……何度調べても戸籍上は死んでいるハズだ)
(俺自身もそれを見て、だからこそ今こんな場所に突っ立ってる)
(『死んだ』という事実が曲がらないのはこんな世界でも不変とすれば………)

……本当に、もし生きていたら俺はどうすればいいんだろうね

【右手には一枚の写真、左手には新鮮な朱に濡れた玉鋼の刃物】
【少々年季の入った黒いロングコートは微風に揺れて小さくぱたぱたと音を立てる】
【腰元には空の物も含めて四つの鞘、どれも此処二年程で蒐集した刀剣ばかり】

【大きな円形をした広場から近く、つい先程までは駐屯所の一つだった場所からは火の手が上がり】
【その赤はただでさえ長い男の影をより長く、大きく、それでいて濃いものとする】
【また微弱な風向きは一定ではなく、城塞内に轟く喧騒の如く呼吸ごとに先を変え】
【あるいは、何処か名残惜しそうに手放された写真をフワリと宙に巻きあげて―――――】

(……さて、既に何処の出口も『連中』に塞がれているとみてよさそうだな)
(まあ、そうでなくとも俺は目立つ。とすれば無数の仮想敵は相手をしていられない)
(機関としちゃ落とされるのは困る拠点だが、確実な脱出手段を用意出来ないのはキツい……)

【周囲には死体――どれも傷は一つで、何れも深い斬傷によるショック、或いは失血死】
【数は八つで、マトモな武装もないところを検見すれば乱に加担する一部の民衆と取れるだろう】

と、すれば出来る限り早く“現状”が他国に伝わるのを祈るくらいか…まったく……

【また、通信系統の破壊―――それは彼が片耳に付けるモノにも影響を与え、指揮官と兵卒とを引き離していた】
【最早無用の長物、そうとでも言うかのように小型の無線機を地に放って踏み壊し】
【ただ単騎にて辺りを警戒しつつ宙を切る形で刀を振るって、広場に赤い斑点模様を作り】

“撒き餌”は十分、“針”の方には味も臭いもキツ過ぎてまともな獲物はかからない
掛かるのは余程の物好きか同類か、或いは釣り人を食らう様な迷惑者か………

―――――――まあ、邪魔をするものは斬り捨てるだけだが

【カチン、音を立ててゆっくりと納刀を済ませれば、高い視点から辺りを眺め】
【屯所より舞い上がり彷徨する火の粉に長い金髪を煌めかせながら彼は待つ】

【―――チリ、と何かが――静かな戦火が“紙の記憶”を焦がして焼いて、それは瞬く間に広がった】

/Battle T、シェンで御座います
/拙いながら、お二人方よろしくお願いします
882 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 19:40:47.00 ID:fU.D.fEo
【火の国・ブレイザーシティ市街地】

・・・来ます・・・ね・・・。
【ぼう、とたたずむ影一つ】
【青い腰まで届く長髪、閉じられた双眸、質素な服装】
【肩に巻かれた布には、≪NO,94≫の文字と、ハートマーク】
【若干ファンシーではあったが、それは間違いなく】
【カノッサ機関・ナンバーズである証明】

いい騒動・・・ですね・・・。
今宵こそ・・・彼に会えるとよい・・・のですが・・・。
【目に見える武装は、今のところ存在しない】
【しかし、何か目立つものが存在する】
【一つは、右手に携えられた、一冊の分厚い黒い本】
【もう一つは、左手に下げられた、不自然なまでに水色に染められた手提げバッグ】
【どこにでもあるような物体なのに、なぜか漂うのは、違和感】

ああ、ああ、彼の者何処
  嘆いて叫んで在り処を見つけ
    悪意剥いて突き切れ獣たち
      我ら悪鬼、幽鬼、壊鬼
        さあさあ叫んで走って転げて笑え
与えられたものは・・・?決まっていますとも・・・。
【奇妙な歌が、口から転げ出る】
【彼女の顔は、ただただ無感動だった】

/感情女、NO.94のゼノです
/オイチャンの人、輝夜の人、よろしくお願いします・・・!
883 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 19:47:58.65 ID:zHe4dYAO

【ブレイザーシティ・アウグスト城塞付近】



【金髪の少女――機関員のようだ――と、約十人程の男が、城塞の側で会話している】
【いや、語っているのは少女だけ、のようだ】

えっと、魔道具を街の方に配布して、避難させてあげて下さい。
ここで住民を見殺しにしたりすれば、きっと、これから、此処のように機関に支配してくれる街は減るでしょうから。

……というのも一応は理由になるんでしょうけど、ね。
本音を言えば、理不尽な死を与えたくないんですよ。
無理矢理支配されて、本来関わらずに済む争いに巻き込まれて、絶望の中で命を落とす。
そんなのは、あっちゃいけないと思うんです。
甘い、と思われるのは解ります、我が儘だという自覚は有ります、けれど、こればかりは、譲れないんです。

だから――――お願いします。
【カノッサ機関の制服に身を包んだ少女】
【風に揺れる、腰まで伸びた金髪と、憂いを帯びた翠色の瞳が印象的な少女】
【少女の『頼み』を聞き、機関の構成員達は、魔道具を手に様々な方向へと散ってゆく】

さて、私も避難勧告を出して回りながら、敵対勢力を排除しますか。

……勢いで勝手に機関の倉庫の魔道具を使ってしまいましたけど……。
やっぱり後で怒られちゃうかなぁ……。


【後の光景を思い浮かべ、僅かに顔をしかめるが、今はそんな事をしている場合では無い、と思い直し】
【……混乱の街へと少女は飛び込んだ】

/《No.300》アカリです、宜しくお願いします
884 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 19:50:12.20 ID:rFHIKY60
【火の国 ブレイザーシティ】

――――ックッハハハハハハハハハハハハ…………脆いものだな…………!
如何に魔導器など用意しようと、即席の半端もので、私を阻めるものか…………!

【――――――――足元にくず折れる、多くの住人たち。それを侮蔑の表情で見下ろしているのは】
【くたびれたコートを着込み、ツンツンとした短い髪で、身体に黒い茨の様なものを巻きつけている、左目に眼帯を付けている深い青色の目をした男】
【転がっているオカリナ型魔導器を踏みつけて、狂笑を上げていた】

そして…………良い。実に良いッ!!!
やはり、機関は最高の農夫たちだ…………!!
機関の統制下にある事の『恐怖』!! 脱出を決行する事への『不安』!! そして、生還叶わぬと知った時の『絶望』!!!
実にすばらしい…………最高の『負』に蝕まれたものだ…………ッ!!
実にッ!! 実り豊かな『魂』どもではないか…………!!
「オォォォ…………」
「ウォォーー…………」

【死体たちから、黒い煙の様なものが立ち昇り、男の体に吸い込まれていく】
【それを男は、これ以上ないという愉悦の表情で受け入れている】
【そばで、それに合わせて勝ち鬨の如き唸り声を上げているのは、額に明らかに致命傷と見てとれる、何かに穿たれたような傷のある、虚ろな眼をした20人ほどの人間たち】

――――さて、この方面からの避難民が来ないとなれば、解放軍の連中も直に現われるだろう…………
――――――――『仕込み』は上々、あとは結果を待つばかり…………
さあ来い、襲撃者たちよ…………ッ!!

【男は、一時狂気から覚めた表情で、周囲を見回す】
【避難してくるはずの人間が、この場でほぼ壊滅したとあっては、敵も黙っていないだろう】
【周囲に視線を飛ばし、やってくるであろう敵を、先ほどの狂笑から一転、静かに待ち受けた】

/ラギデュース+αです。よろしくお願いします
885 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 19:50:27.15 ID:xtGQvpoo
 【──Battle \】

 ──さて、二人とも。“識っている”ね
 『アレ』はここで使うには少し不向きだ、誤ってナンバーズでも喰ってしまったらそれこそ総スカンだよ
 ま、そんな柔な輩なんている筈もないんだけどさ……フー……邪魔なことには変わりない。夜目も利かないし

 そういうワケだから──頼むよ

 a「──はいはい、仰せのままにってやつですかい」
 b「…………うす」

 【ひゅう──風切り音、二つ】
 【市庁舎内から二つの鋭利な気配が消え、そこには一時の静寂が訪れた】

【──そして、戦禍の真っ只中である『アウグスト城塞』内部】
【至る所で衝突が起きて、そのたびに怒号と銃声、甲高い魔力反応音が響いていた】
【そんな煉獄にも似た色を帯びる町の中を、彼らは進んでいた】

a『(……今の所、敵の姿は見えない。このまま最短ルートで──)』

【暁色の髪を持つ少女と、青年。顔つきは何処となく似ている。家族、なのだろうか】
【彼らは数十人単位での避難住民を後ろに率いて、殿には武装した民間レジスタンスが付いていた】
【先頭を行くのは少女の方、側面やその他広範囲を警戒する役目は、青年の方であるらしいが】

【──ちり】

【突如、青年の周りに火の粉が舞い踊り──「しまッ──!?」】

b『下がれッ────っッ!!!』

【──號っ!】
【絶叫。次の刹那、青年の足元から巨大な火柱が上がり、彼を丸々飲み込んだ】

a『ダンドく────っ、ッ!?』

【少女はその様を見て咄嗟に周囲を警戒する。何処から来たのか、何者なのか】
【炎に飲まれ倒れ伏した青年。高鳴る心臓。何処だ──? 全く姿が──】

【──ひゅっ】

【間髪をいれず。突如、遠方からの風切り音。明確な殺気】
【彼女は気付く。斜め左上からの飛び道具による急襲。その軌道上には──青年の姿。追い討ち!】

a『は──っッ、く……っ!』

【どどっ。咄嗟、彼女は青年の前へと躍り出て、凶弾を防がんとして自身の身体を盾にした】
【苦痛に歪む彼女の左胸には──三本の『吹き矢』が、突き刺さっていた。彼女はゆらりと揺らぐと、その場に倒れ伏す】
886 :885 [saga]:2010/12/18(土) 19:50:58.51 ID:xtGQvpoo
//続なんでした

【──ゆらり。空気が揺らめく】
【熱気による蜃気楼か、はたまた幻覚か】

【彼らがいたすぐ近くの民家──その屋根上に、それはあった】
【小柄な人物と、ビヤ樽のような体躯の、一対の人影である】

a「──珍しく当たったな、ランダ」

【──.一人目。忍の者が着るそれに酷似した、暗灰色の装束と鎖帷子で鼻下までを包み】
【右手には、リボルバー銃のような回転式弾倉を有した漆黒の篭手を装着している】
【そして、その右腿には──カノッサの紋章が銀糸で大きく刺繍されていた】

b「…………うす」

【二人目。もう一人その場に存する、大柄な男の方もまた、同じ暗灰色の装束に身を包み】
【両拳には、ナックルダスタと呼ばれる、指輪を連ねて手に嵌めたような打撃武器を装着していた】

【彼らは倒れ伏した二人の姿を冷酷な瞳に映すと──】
【しゅた、と。うろたえる住民たちから数mの距離を置いた地点に降り立って】

a「……──残念でした。こっちは、通行止めでさ」

【ひゅう──夜気を切り裂くような鋭いつむじ風が、彼の周りに渦巻いていく】
【どこかで燃え盛る劫火。張り詰めていく殺気。夜気が引き千切られていくような、風の移ろい──】


//ウワー大変お待たせしました、Battle\の方々、よろしくお願いします!
887 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 19:55:56.56 ID:GAcj0VIo
【もはや戦場と化した火の国を歩く二人組、『強襲遊撃』を請け負っておきながら今この時敵と出くわすまでの間『避難誘導』の仕事をしている者がいた】
【彼らの歩く地点、すでに一般の機関兵は不意を突かれたように昏倒している機関兵の倒れる道を歩く二人組】

人体には極めて安全で10年ほど前に臨床実験も済んでいる親父特製の毒霧の爆弾
我々が直接叩き起こさなくてはゲームセンターの中でもぐっすり眠っていられるほどの睡眠爆弾…救出するのは正義サイドの人間だと
毒ガス作戦を使ってこないとタカをくくってやはりガスマスクなど支給されてなかったか、こういう卑怯な手を使ってくる奴は一人くらいいてもいいな?

さてジャンクちゃん、わかっているだろうが…その『親切に起こしてあげる』のは住民だけだ
「問題ありません、この界隈のすでに全員…逃がす事に成功しました…次のエリアへと向かいましょう
とはいえ…避難誘導にはすでにあの二人を始めとした複数の人員を割いていますから流石に本丸を攻めてもいいのでは?デスヨー」

【黒い無造作な短髪に卸したてと見まがうほどにまっさらな白衣とカッターシャツと、その顔につけられたホラー映画のようなホッケーマスク
銀のルーン文字入りブレスレットにブランド物の髑髏のネクタイ『KILL・A’s tie』 に膝の所のみが色あせて他は新品同様に黒いジーンズの青年と
三日月の髪飾りで黒髪をポニーテールにしている耳にアンテナヘッドホンのような機械のついた黒を基調とした服と白いエプロン…俗に言う侍女服の少女が戦場と化した道を歩く】

…ふむ、そうだな…大体厄介そうな輩は片づけたし、人民の安全は確保した
そろそろ戦いにいってもいいだろう…誰か近づいてくる敵などはいるかね?睡眠弾などはあるか?

【本当に彼らの回り、機関側の兵士がこんな短時間でいきなりリタイアしている…彼ら二人程度ではありえない】
【なにかトリックを使ったと言うのは遠目でも分かるか…科学者の白衣を見ればなんとなくは】

【そして有無を言わさず…ジャンクちゃんが指からその対人用に用意した『睡眠弾』を誰かが近づいてきた瞬間に腹に撃ち込んでくるだろう】
【対人用に用意した代物ゆえに、防御できなければただの人間なら昏倒するはず…だが?】

/TJです、いきなり適当な攻撃ロールです、今日はよろしくです
888 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 19:57:02.11 ID:izA3xh6o
>>883

……見つけました。機関員さん、ですね。

【こつ、アスファルトを叩く靴の音】
【隠す気なんてない、奇襲は趣味じゃあない。……ああ甘い。自分の中でくだらない会話をひとつふたつ、緊張を紛らわして】

私、〈Justice〉の人間です――これだけ言えば、もう充分ですよね?

【白い髪/白い肌/灰青の瞳/黒い服/黒い靴】
【色彩と言う概念が抜け落ちてしまったような、細く小柄な少女】
【右の眼を覆い隠す長い前髪は、「その下」を見せたくない、と語るように、世界と視界を遮断する】

柄じゃあないけど、宣言してみましょうか。
――――「正義の名に於いて、貴女を討ちます」、と。

【手に握った刀の切っ先を、金の少女に向けて】
【宣戦布告の言ノ葉を、言い放った――】

/白坂カゲツです、よろしくお願いします!
/さっそくですが急いでご飯食べてまいります、すみません
889 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 19:57:13.13 ID:GAcj0VIo
/安価忘れ、>>880です…
890 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 19:58:42.89 ID:EiRnAlMo
>>882
【その上空に、飛来する影が一つ―――】

―――はっ!

【その空を飛んでいた何かが二つに分かれ、女性の程近くにその一つが落下してくる―――】

≪反白退魔陣≫!

【落ちてきた何者かが落ちる先に繰り出す閃光――それは衝撃の緩和手段であり、目眩ましであり、自身の存在の誇示であり―――】

【閃光の収まった後、そこに立つのは鮮やかな黒髪黒目を持ち、鍵形の木製の髪飾りを付けた比較的胸の大きな少女】
【漆黒の長髪はうなじ辺りで束ねられ、夜色の瞳は透き通るような輝きと暗さを備えている】
【水色のシャツの上に黒いベストを重ね、膝下長の黒いズボンという、どこかボーイッシュな装いをしている】
【全体として凛とした雰囲気を持っており、腰には円盤状のポーチを提げている】

【彼女は一度周囲を見渡し―――そして女性に巻かれた94の布を認識する】

ナンバーズ、ね…

【落ちてきた黒髪少女は、「敵」を認識すると、腰のポーチから、内側に十字の持ち手がついた輪形の武器――チャクラムを取り出す】
【それを右手に構え、さらに左手の指に数枚の札を挟み持ち―――僅かに眉を歪め、静かに女性を睨む】
【チャクラムが赤熱を始め、この季節にそぐわない熱された空気が風に流れる―――】

/穂躑躅輝夜ですよー、よろしくです
891 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 19:58:46.12 ID:cnJh706o
>>881

         【「―――嗚呼、無駄に体の良く動く夜だ」】

【……此処に来るまでの道程、彼はそんな事ばかりを考えていた】
【硝煙の匂いが自らを高揚させているのか、或いは『正義』の為の気負いか】
【恐らく、其れは『そう』言ってしまえば真実となる物。 この際、原因はどうでもいい】


 【問題は―――そう、目の前に力を奮うべき者≠ェ居る、という事だけだ】


【かつ、かつ、と広場に響くのは速い足音。 其れは接近した所で一旦停止する】
【硝煙の匂いに乗って、姿を現した人物……シェンにとっても、よく見知った人物だろう】

【長袖のブラックシャツにホワイトベスト、其の上から灰色のファーコートを重ねた青年だ】
【下に履いているのは真紅のベルトを通した黒のスラックス、銀縁の『伊達眼鏡』を掛けている】
【肩甲骨ほどまで伸びた後ろ髪はゴムで纏められており、前髪は双眸にかかる程を左右に分けた黒髪】
【両手には甲の部分に『魔方陣』が記された白手袋――厚さは其れほど無い部類に入るだろう】
【両腰にはフリントロック式拳銃=\―恐らく、魔銃の類か】



      ――……さっさと、お縄に付いて頂ければ助かるんですが。



【――双眸の内に『敵』を認めると、投げ掛けるのは其の一言≠フみ】
【感慨などは、とうに切り捨てて来た。 この言葉も、受け入れられない事は百も承知】


      【ぼうっ、と――両手の魔法陣が、蒼く、妖しく、清廉に光った】


/森島です、宜しくお願いします。
892 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 19:59:40.20 ID:NJQHum2o
>>884
さて、一段落は――。

【住人を先導し、動かし終えた少年――谷山基樹】
【之で一つの仕事は終えた、次は遊撃――】
【そう、数百メートルの視線の先で狂った笑いを上げるラギデュースを倒す】
【腰の仕込杖も、学ランの内側に隠した拳銃も、破壊活動用の爆弾と牽制の閃光弾も】
【前夜に完全にメンテナンスを済ませた】
【準備は万端。蟻のような自分が立ち向かえる相手ではないだろうが、せめてその足元にでも位打ついてやろう】
【ラギデュースから10m程離れたところに立ち、話しかける】

よう、ラギデュース・キャニドップ。
あんたの娘には、伝言を伝えといたよ。
確り出会えたか?

【ふてぶてしい笑みを浮かべ】
【そして、一転怒りの表情へ】

そして――テメェは何故Justiceなのに、そっちに居る、なぜあの場でゾンビを動かしていた!?
答えろ!
893 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:00:01.20 ID:NJQHum2o
追記
//谷山基樹です!よろしくお願いします!
894 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 20:00:52.14 ID:TSZk.MDO
【ブレイザーシティ、市街地】

―――――――――――――。
【悲鳴、怒号、叫び、声】
【炎、爆発、血、死体】
【数々の音、数々の物が飛び交い、飛び散り、燃え盛る】
【戦争は激しく、醜く、始まった】

【市民は逃げ惑い、兵隊は戦い、悲劇を作る】
【戦いに巻き込まれ死んだ市民が、炎に飲まれ燃えていく】
【銃弾を受けて死んだ兵隊は、見向きも去れず倒れ伏す】
【その様子は正に地獄の様だった】

―――――――――キヒッ―――
【少し高い所、小さな笑い声がして、悲鳴に掻き消された】
【二階建ての建物の上、その男は座っていた】
【逃げるようでも、戦うようでもなく、ただ楽しそうに戦場を見て笑っている】

これだよこれこれ、この感じだよ!
死にまくり殺しまくり!怨みと妬みも三割増し!!
負の感情が一杯に沸き上がり!その全てが俺様の物!
【紫色のコートを風にはためかせ、真っ白な長い髪が炎の赤に照らされる】
【爬虫類のような鋭い眼には、血のような紅】
【そんな男が、まるでショーでも見るかのように、楽しんでいる】

キヒッ!!そうだそうだ!もっとやれ!!
殺し合え!!切り殺せ!撃ち殺せ!焼き殺せ!もっと死体を!血を!!
報われず死んだ奴らの負の感情!俺様が全部喰らって!力にしてやんよォ!!!
【誰に言っている訳でもなく、誰に聞こえる訳でもない】
【男は立ち上がり、叫び、囃し立てる】
【紫色の大蛇と化している右腕が死体を飲み込み、空に吠えた】

/毒牙巳異(仮)です、よろしくお願いします
/いきなりですが次遅れますすいません
895 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 20:01:27.42 ID:o5IB8bY0
>>884
【それを見下ろす影がある───空に浮かび、その狂気の行為を怒りと侮蔑の眼差しで見下ろす影が】
【月をバックに魔術による浮遊を維持しているのは決して意図的にではない、が】

【少々劇的に見えてしまうだろうか・・・何故ならば、その姿は】

【灰色のズボン、漆のように黒いロングコートを着て、明るめの青色の頭髪】
【紺色の瞳に、右手には透けるほどではないが薄く白い布地で作られた手袋】
【身長は180cm代前半ほど、腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年】

【武装と言い、その表情と言い、間違いなくこの狂気の惨劇を繰り広げている男に対して牙を向ける気であろう】

【そして彼は抜く───その腰にある剣を・・・】
【白銀に輝くその剣は夜の暗さも相まってやたらとその存在を誇示するかのよう───】

【一度か二度、目の前にいるのは会った相手、ある少女を機関から救い出すと声を共に上げた者同士】
【だがそんな事すら忘れてしまうほど、彼にとって目の前の出来事は悲惨すぎたのだ───・・・・・・……】
・・・死ね、屑が・・・!

【内には熱き怒り、憎悪を秘めて、目の前の憎き敵にはっきりと宣戦布告を告げた・・・】
896 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 20:03:09.27 ID:fGOqf2SO
>>885>>886
………悲しいね。なんか悲しくなってきちゃったよ
【突然、響く声】

【するとaとbに向かいナイフが一本ずつ飛んでくるだろう】

【ただのナイフでは有らず】
【ギミックナイフ《電流》】
【柄のスイッチをいれる事により刃に電流が流れる仕組みになっているもの】
【それをそれぞれの右腕に向かってくるだろう】

貴方達も…そう思わないですか?
【そこに現れるのは】
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女】

【普段と違うのは…】
【殺気を宿した冷酷な瞳で、狂気に嗤い】

【血の涙を流していた】

【ついでに住民達の中からでてきて】
【二人に向かい歩いてくるだろう】

/紅閻寺レン(病みモード)です

/皆さんよろしくお願いします
897 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:03:40.20 ID:Y/q0eK6o
>>878 >>879

【際限なく加熱していく街 逃げる者も、襲う者も、守る者でさえも正気ではいられない】
【もしもこの場を冷静に見つめていられるのなら、きっと既に狂っていた、ということになるだろう】

【この場で“街”という語の持つ意味は市街戦に直結し、もはや生活空間としての場ではない】


【そんな場所にあって、この蛙の違和感は非常に大きかった】
【冬に行動できる生き物じゃない、とか 水気の無い場所に生息できる奴ではないだとか、突っ込みどころは数え切れず】
【そして何より、その大きな両眼で戦場を冷静に見つめていたのだ】

帽子がねぇと、少し落ち着かないな

【寒空にマッチした、機械的な美しさをもった声 されど喧騒の中では誰の耳にも届くことはなく】

【だんだんと、空気が重みを増し始めた】
【命の重さを忘れてしまった者どもに警告でも発するように】

蛙の言うことなんか、普通信じねえ こんな状況なら尚信じねえ そして単騎で大軍と渡り合うのも苦手だ
なら……

【特に隠れるでもなく、通りの端にちょこんと在る蛙】
【箍の外れた男達は、このちっぽけな存在に気付かないかもしれない 逆に極限状態ゆえに何か感じるものがあるかもしれない】

【ともかく、まだ蛙は動き始めてはいない】
898 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:04:34.96 ID:Y/q0eK6o
>>897
/っと、追記、こちらぴょん太です よろしくお願いしますっ
899 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/18(土) 20:04:55.81 ID:q8VcEdwo
>>882>>890

……なんだか、騒がしくなってきたねぇ。
やれやれ。オイチャンのんびり旅も出来ないってか

【小さな溜息と声、それは予想外に近い位置から聞こえてくるだろう】

【ザリッ……砂を踏むよな足音を立てて、ナンバーズの彼女の正面から】

――――悪意の無い正義を唯、実行しよう。
独善に非ず、独尊に非ず
唯々己を殺して悪を斬ろう
我等、礎也。死徒也。貴殿を斬る災厄也

さぁさ逃げたまえ狩人よ。
山が、海が、大地が怒る。
森を、河を、人を汚す狩人を屠れとざわめき立てる。

今宵、狩られるのは貴殿の方ぞ。

【闇より出でるは現れる、青年】
【草臥れた青味の強い紺の2つボタンの着いたスーツとセンスの悪さを象徴する黄色いネクタイを着用した坊主頭の青年である】
【足音を鳴らす真新しい白いローファーがよりセンスの悪さを際立たせるだろう】
【思わず踏んでしまったのか少しフレームの歪んだ上縁メガネをかけ、その奥の双眸の下には深い隈が出来ている】
【0.5mmしかない毛髪は最早頭皮を隠しておらず、ネクタイの位置を気にする右手は見れば深爪で】
【ボタンは上側だけ止められており、ワイシャツもズボンから出ている】

なんて言って恰好をつけるのも、久しぶりっと
血の気が多いね相変わらずこの世界は

【左手をポケットに入れて欠伸を漏らす姿は…無防備以外の何でもない】

>>890

………お〜。

【ぱち、ぱち……左手をポケットから出して、力ない拍手をしてみる】
【緊張感が無い上、本当に感心しているのかも怪しい所で】

こりゃオイチャン空気になりそうだ。
寧ろホントになりてぇやさ

【カッコイイ登場をしたチャクラムを持つ少女を見て、ポツリ】


【なんだろう、この男……戦場に合わない空気を纏っている気がする】
【一般人にしては、呑気で】
【戦いにきたにしては、暢気すぎて】
【……兎に角呑気で有る。】
900 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:05:32.64 ID:YcSQknUo
>>884

さて、妾は機関の者と戦争をする為に此の地を踏んだはずであったがな。

【ざり……と地面を浅く踏みながら、小柄な人物が惨状へと姿を見せた】
【櫻を象った華美な着物を身に纏い、腰まで届く黒髪と黒曜石のような瞳が特徴的な】
【身長150cm程の童顔気味な面立ちをした東洋風の女性――Justiceがリーダー貴宝院織守であった】

(……あの娘ならば、此処で激情を見せたか?救ってやろう、尻を叩いてやろうと息を巻いたか?)
(恐らくはその通りだろう。しかしな――)

――何を遊んでおるか、大戯けが
今貴様が如何なる時に、如何なる場に立っておるか自覚しておるのか?

此れ以上の邪魔をせず去るならば、今一度貴様の事は捨て置いてやろう
しかしな、今この時に――妾達の障害となるならば、踏み潰させてもらうぞ無知蒙昧の蟲が

【織守は、冷え切った声と射[ピーーー]ような視線をラギデュースへと向けてそうとだけ告げた】
【其の態度は最早人間に向けるものですら無い。彼の存在に対して何ら価値を覚えていないことが簡単に伺えるだろう】

【織守の左右には、人の頭部ほどの大きさをした蛍のような物体がふよふよと浮いている】
【蛍状の物体は尾の部分より淡い発光を見せており、凄惨なる場を優しく染め上げていた】

【織守は距離を取ったまま動かない。間合いを詰める様子もなく、佇まいから積極的に動く事も無いように見える】
【何か策があってのことか、理由があってのことか――彼女はただ、冷たくかつての仲間を睨みつけていた】
901 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:08:49.52 ID:aAwKsxso
>>878>>879

…………最初の作戦は大成功って事か、見る限り敵さん大混乱だわ
(大混乱のおかげで手綱が切れて無法者の集団と化したのは……まあある程度は予想はついたけど)

【新雪のような白い髪を揺らし1人の少年が逃げる市民の間を縫って隊の前に現れる】
【髪の色と対比するようにその身は黒いある程度の防刃防弾性能を有したミリタリーベストに包まれている】
【ズボンは動き易いようにか膝下までしか無く腰の辺りには予備のナイフが入ったホルダーが左右それぞれに2つ】
【その右手の中にはナックルガード付きの刃渡り30cm程のナイフ、既に牙は手の内にある】

その予想を上回るっていうのはなあ……
例えるなら鉄砲水か流されないように気をつける、いや流された時点でお陀仏か

【口数が多いのは少しでも心の平静を保つ為】
【この作戦……出来る限りクールに、落ち着いて行動しなければならない】
【至上目的は住人の町の外への退避なのだから、戦闘に集中しすぎるのはよろしくないのは自明である】

さて――――と……

【目を細めてその緑の瞳で向かってくる敵を睨む】
【一般の兵士、特殊装備の兵士……後1人?】
【彼がこの隊のリーダー、つまり頭なのだろうか】

(この場合は頭を潰した所でそれぞれに確固たる目的があるからあんま意味無いのかな……)
(飼い主潰せば後は自壊、とはいかなさそうだ)

あーうだうだ考えても無駄だな無駄、余計にぐちゃぐちゃする
とにかく住人の避難完了までは無茶してやんよ――――

【半月を描くようにナイフを回し逆手に構え、もう片方の手も軽くそれに合わせて構える】
【重心を下げ情報を出来るだけ得やすいように大きく目を見開き、耳を澄ます】
【今の段階では自分からは積極的に攻撃するつもりは無いのか、住民の守護に専念するようだ】

/当方エルフェすの中身ですよろしくお願いします
902 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 20:09:11.91 ID:zHe4dYAO
>>888

ええ、十分ですよ。
私達は悪だ、それ位解ってますから。

【言葉を返しながら、腰に吊り下げられた細剣を引き抜く】
【ぽぅ、と、その刃に白い光が灯り、纏われるのはその数瞬後の事だ】

ただ、それでもです。
私には私なりの『正義』が有って、それをまだ為せていない。
だから素直に討たれてあげる訳にはいかないんですよ。

さて、と。
時間も有りませんし、さっさと無力化させて貰いますね。

【覚悟は良いですか、と、脅すように少女は告げる】
【その瞳には――驚く程、敵意が篭もっていなかった】
903 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 20:09:43.36 ID:qYU3l0Ao
>>885-886

カンナ――っ

【戸惑いの声をあげるのは、焦げ茶色のローブを纏った少女――避難誘導部隊のサージ】
【すこし砂埃のついた柔らかな生地に、ゆったりとした袖、丈は膝まで】
【腰には、長剣と短剣がそれぞれ一本ずつ】
【両足首には、いつもと変わらない青銅の足環が装着されている】
【透き通った水色の瞳、栗色のセミロング、頭に乗っかる赤いカチューシャも健在】

【――倒れ伏したカンナに駆け寄る<Tージ】
【日常では不可能な行動。鎖の音がしない】
【走れもしない状態じゃ、避難誘導なんて出来ないから――】

大丈夫…?

【傍にしゃがみ込んで、短く声を掛けた】
【二人の男達の話は、完全に聞き流しているようで――】

/サージです、よろしくおねがいします!
/と、ごめんなさい、速攻でご飯食べてきます、遅れたら次は飛ばしていただいても構いませんので
904 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 20:09:50.47 ID:JX/wU.DO
>>885>>886

【群集の中で、その光景を、呆然と見詰めている人物が居た】

【人物は―――偶然、此処へ来た】
【迷った事が有ったから。気持ちの整理でもしようと】
【気分転換の積もりで、此の場所に―――ブレイザーシティ≠ノ来た】

【―――然し。運命は、「彼女」への予告も無しに、突然動き出す】

(これは、一体……何が起こって……)

【旧い血の色をしたボブヘア、右頬に一文字の傷痕が在り】
【時々不気味な七色に変化する、蝋燭の炎の様な色合いを持つ橙の両眼】
【赤いトレンチコートを着て、黒のストッキングとブーツを履いた】
【二十歳ほどの、やや背の低い女が、避難しようとして阻まれた人間達の中に居た】

(……彼等は、まさか、機関員なのか?)
(此処で何が起こって……、いや。……それを考えるよりも)

……先ず、戦うしか、無いみたいだな

【思考し―――兎も角、彼等を攻撃しない限りは、群集と逃げる事も出来ないだろうと、結論を出して】
【しゅるん、―――空を切る音を立て、刃が1mほどの、黒い大鎌を虚空から生成した】

【逸れを手に取り、群集を掻き分け、歩み出る】
905 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:10:00.86 ID:unsMgFwo
>>887
【R93号の進む先に広がるのは、地に伏せる機関員の面々と】
【月明かりを背に立つ、男女が一対】

(ほぅ、この地帯にも逃げずにいる者がいたか・・・)
(逃げ遅れた?まさか、どんなドンくさい者だろうと命に関わるのならば裸足で逃げ出す・・・)
(そして、この有様は・・・背格好からして化学兵器の類、か?)

【ふん、と鼻を鳴らして倒れた機関員の顔を見下して】

そこの2人、なにをしている・・・答えろ・・・

この非常事態に逃げ遅れた阿呆か・・・?

それとも、我ら≪Canossa≫に刃向かう阿呆か・・・?

【一歩、一歩、近づきながらの尋問―――否、威圧する問いかけ】
【R93号には答えなど聞く意思は無い、どちらの返答であろうとも】
【ここを新たに”血”に染め上げるだけのこと】

【かつり、かつり、ゆっくりと彼らに近づいて―――】
906 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:10:54.33 ID:eYe3zcAo
>>886
はい、ちょっと失礼するよ。

【どこか場違いな声と共に、住民の背後からふらり、と男が出てくる】

【Yシャツにカーゴパンツを身につけた赤毛の男】
【いつも羽織っているはずの長いコートは見当たらず、普段は隠れているホルスターがむき出しになっている】

【住民を先導していた二人を見もせず、目の前の二人を観察する】

カノッサ機関。…ま、今更どうこう言うことでもないか。
邪魔だ。押し通る。

【両肩のホルスターから銃を抜き、迎撃の構えを取った】
【本人にそのつもりは毛頭無いが、結果として住民を守る形になる】

/ウシロマトイです。よろしくお願いします。
/やっべ文章が浮かばない/(^o^)\
907 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 20:11:17.90 ID:JX/wU.DO
>>904
/追記…夢幻檸檬です。宜しくお願いします。
908 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 20:12:00.97 ID:Vfdxdy6o
>>878>>879
【住民たちの足取りとは全く逆方向の軌道で、其処へと歩んで来る者がまた一人】

――暫く来ない内に、こんなに立派な境界線が出来ていたとは
火の国には久し振りに来るけれど、はて、何時以来だったかな……

……そう、確か、昨年のバレンタイン・デイの日だ
その時と相も変わらず、此処は酷く“アツい”んだね

【装飾の施されていない、真っ黒なテント状の布に全身を包んだ小柄な人物】
【布は一般的に“ブルカ”等と呼ばれる外衣で、頭から足首までの殆ど全身を覆い隠している】
【視界の確保のため目の部分が網状になっており、足には何も身に付けていなかった】
【大人とも子供とも判らないが、その声質から女性であるということが判断出来る筈だ】

其処のお兄さんたち、私と遊ばないかい?
その熱っぽい頭を、冷やしてあげないこともないよ

【右手に握るのは、両刃の剣身に薄らと冷気を纏う細身の長剣が一振り】
【網目から覗くエメラルド・グリーンの瞳が、灯を反射して妖しく煌めく】
【周囲を見渡しつつ、この場に集う者たちの姿を確認し終えれば】
【彼女は恐れ戦くことなく立ち止まって、長剣を握る右腕を静かに持ち上げた】

/シャムロックです!皆様、今回は宜しくお願いします!
909 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 20:13:49.25 ID:Vj8bgESO
【火の国】
【ブレイザーシティ】

雑兵じゃあつまらないナ……早く来ないカ、骨のある奴。

【細身で、緻密かつ意味不明な模様の、翠の男性用チャイナ服を着た、明るい赤髪オールバックで糸目、出っ歯が特徴的な優男っぽい青年が、その中心で仁王立ちをしていた】
【明らかに、避難民では無いだろう……対機関側なら、こんな所で仁王立ちなどしている場合では無いはずなので、これは論外】

【つまるところ、この青年は……《カノッサ機関》の一人という事】

【足元には数個の壊れた魔道具と、逃げ遅れて倒れされたらしき避難民】
【辺りの戦闘や喧騒等意に介していない様子で、青年のその目は何を見る?】

/紅麒麟です。赤井さんどうぞ
910 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 20:15:59.24 ID:rFHIKY60
>>892

ほぅ…………貴様か、谷山基樹………………奇遇とも言うべきものだな…………こういう形で再会とは…………!

【現われた少年――――基樹を認めると、不敵な笑みを浮かべる】

あぁ…………確かにラベンダァイスとは会えた……ベストな結果ではないが、やるべき事も行えた…………礼を言うぞ!!

【基樹の向ける怒りもどこ吹く風。慇懃無礼を地で行くような、白々しい態度で礼を口にする――――だが、次の瞬間】

だが、貴様は一つ間違えている…………『私』はもとより、この体を指しても、この世界のどこを指しても…………!
『ラギデュース』などと言う人間は、この世に存在しないのだよ……!!

【浮かべるは、殺意を伴った笑み。口にするは、理に合わない謎かけの様な文句】
【以前あった時にも常軌を逸していた男の本性が、徐々に露わになる――――】

>>895

「オォォォォゥゥゥウウゥ…………!」
む――――ッハッハッハッハッハッハッハッハ…………貴様も来たか、ライク・ヴェルトゥス!!

【額を穿たれた人間――――レヴナンの呻きに顔を上げ、ライクの姿を認めた男。それを心底愉快そうに受け止めた】

貴様とは、そう遠くないうちに、こうなるとは踏んでいた…………己の正義にどこまでも殉じる……そういう気概の男であろう……!!
だが…………覚えておくがいい。貴様とて『私』を止める事は不可能…………!!

【以前使っていた『俺』と言う一人称ではなく、『私』と言う語を用いて、ライクに歪んだ笑みを向ける男】

――――焦ったのは、『邪』を払う医者を紹介すると言った時か…………?
それが実現しなかったのは、『私』にとって実に幸いであった事だ…………!

【ここで一つ、おかしな事を口走る男】
【そう言う処置を受ける事を、恐れていると取れる口ぶりだ】

/続きます
911 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:18:00.68 ID:fU.D.fEo
>>890

【落ちて来た存在、彼女の近くに現れる】
【双眸の閉じた顔を向け、浮かぶ表情はやはり無】
【ただ、やってきたものが、来た、という顔だ】

まずは・・・一人です・・・ね・・・。
【右手の黒い本を開く、しかしそのページには顔を向けもしない】
【じわ、と悪色をしたなにかが、その紙面からにじみ出た】


>>899

【歩いてきた存在、彼女の正面より】
【顔は少女に向けているので、目立つ行動は見えない】
【しかし、全くしかとしているわけではないようで】

そして二人・・・目・・・。
【そちらに向けて、手提げバッグを突き出す】
【何かくれるのか?そんなわけがない】

>>ALL

どうも・・・始めまして・・・。
私・・・ナンバーズのゼノ・・・と申します・・・。
今宵の『騒動』・・・じっくりとお楽しみくださいます・・・ように・・・。
【唐突に、自己紹介をする】
【まず放ちたるは、『招待』の言葉】

では貴女・・・には・・・悪意を・・・。
【不気味、その表現が似合う言葉】
【ポツリと、少女に向ける】

そして貴方には・・・猜疑を・・・。
【やはり、意味不明としかいえぬ言葉を】
【青年に投げかけた】
912 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 20:21:16.37 ID:izA3xh6o
>>902

……まあ、ここで「はいどうぞ、討たせて差し上げます」と仰って、首を差し出してくれるなんて。思っちゃあ、居ませんでしたけど。
想像してた限りでは、貴女は私に、刺さらんばかりの殺意を浴びせてくるものだと。思ってました。

【溜息など吐いてはいけない。動揺などしてはいけない。悲しいなんて思ってはいけない】
【ここは戦場、生きるか死ぬか】

ああ……やりにくいことこの上ないですけれど、やります。
私、今は「正義の味方」ですから。覚悟なんて、とうの昔に。

【心を殺せ。自分は死人だ死を恐れるな。そして目の前の「アレ」だって「肉の塊」だ】
【ここは戦場、生きるか死ぬか】


、――――――――

【とん、】
【白い少女が地を蹴って、それがはじまりの合図】

【最初の一手は、接近。とりあえず接近。まっすぐに】
913 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 20:21:26.86 ID:hREI2dEo
>>897(ぴょん太)
【蛙。誤解を恐れずに書くのならば、取るに足りない生物である】
【爪も牙も無い。毒は有っても能動的に使えるものは少ない。言葉も話せない】
【大きさもない、空も飛べない。何も無い】

【蛙に訪れるのは、人の足という脅威】
【逃げ惑う住民達とそれを追う兵士達は、意図せず蛙を踏みつぶそうとしている】

【何らかの手段を持って、興味を引く事が無ければ】
【蛙は、其処に居る事すら、何時までも気付かれる事は無いのだろう】
【気付かれない事は損失であり、また利点にもなり得る】


>>901(エルフェす)
【統率者の目が無い所で、集団の真価は現れる。この兵士達は、所詮この程度】
【だからこそ、何かを守って戦わなければならない時は、危険な相手でしか無い】

【行く手を阻むように現れた彼の横を、何人もの兵士が通過して行こうとする】
【戦うまでもないと見たか?No、そうではない】
【その証拠に、通り過ぎる兵士達の目は、彼の装備に一度ずつ向いていて】

兵士A:おい、まずはそこのガキからバラすぞB!

兵士B:テメエは喉、俺は腹だ!!

【隊列の後方から、二人の兵士が飛びだす】
【少年の左手前方から迫る兵士Aは、右手のナイフで少年の喉を】
【右手前方から迫る兵士Bは、左手のナイフで腹部を、それぞれ突き刺そうと狙って来る】

【更にその後方にも、まだ兵士は居る。一人一人に使ってよい時間は、あまり多くは無さそうだ】


>>908(シャムロック)
兵士C:ハン、遊んでくれるってかぁ!?悪ぃけど俺は金がねぇんでなあ………

兵士D:その剣売り払った後で、死体に代金くれてやらぁっ!!

【現れた女性と思しき人物の、誘う様な言葉】
【常なら冗談めかして返すのかも知れない兵士達は、目をギラつかせる】
【居並ぶ兵士達の中から真っ先に飛びだして来たのは二人】

【先に飛びだした兵士Cは、真正面から彼女の両脚を掬いあげようとタックルを放ち】
【その後方、一拍遅れて走り寄る兵士Dは、Cの背中を踏み台に飛び上がり、彼女を踏みつけようとする】

【単純な戦闘能力なら、能力者には及ばないかも知れない。兵士の武器は、人数だ】
【この二人を捌いても、まだ次もその次も控えているという事を忘れてはいけない】


/続きます
914 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 20:22:36.07 ID:hREI2dEo
>>913続き

【同時刻、火の国の荒野】
【石を蹴散らし砂塵を巻き上げ、オフロードを爆走する一台の大型バイク】
【運転するのは長身痩躯の老人。その肩に掴まって、後部のタンクに乗る二人の少女】

「………バトラー、戦況は?」

はっ、ブレイザーシティ以外からの通信は漏れ聞こえておりますが、やはり回復せず
然しながら却って、現状の推察は容易かと

『通信から何からぶっ潰されたか………くそっ、やられたな!』

【爆音にも似たエンジン音の、総排気量は凡そ9800cc。もはや二輪に用いる数値では無い】
【全長340cm、全幅は157cm。新世界のレアメタルを惜しげも無く用いて、総重量は570kg】
【黒いボディに描かれているのは、紫色の紋章。自らの尾を咥えた、『ウロボロスの蛇』】

【通称バイクの様な何か=z
【カーペットバイパー社製大型二輪自動車『ティタノボア』。No.72の愛車である】

【小隊の幾つかを率いて、やや離れた街を襲撃していた彼女達】
【部下を置いて身軽になり、ブレイザーシティを目指して居た】


【到着まで、まだ猶予は有る】
【一時間や其処等で到着出来る程の距離では無い】
915 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 20:24:02.10 ID:f.ELUcSO
>>881
【刹那。一陣の凩が吹き抜け、そして過ぎてゆく。身を切る寒気が、燃え盛る炎の熱気と混ざり合う】
【今宵のそれが運ぶのは、噎せ返るような硝煙と鉄のハイブリッド。最早嗅ぎ慣れた、戦場の匂い】
【胸一杯に吸い込んで、人心地をつく暇も無く。風を捲き霞を棚引かせ、其方へと疾駆する影が一つ】

――――――ああ、もう。命が惜しくば邪魔をするなと言っただろうに……!!

【手にした鋼を閃かす度に、鮮紅色の飛沫を散らし。進行を阻む兵士を、住民の避難を妨げる兵士を】
【一緒くたに斬り捨て、蹴倒し、或いは刺し穿ち。纏った臙脂を更なる紅に染め上げて、影は広場に踏み入った】

(然て、と………こんな時って、何と言えば良いんだろうな。――Seventh-Heaven=H)
(いや、どう考えてもラッキー≠ノは程遠い、か。まあ好いや、願ったり叶ったりだ)

(取り敢えず――――挨拶と往こう)

【死で染まり果てたジャケットを打ち棄て、群青色の紬を露に】
【左の逆手に抜き身の短刀を、腰には短刀がもう一振りに、太刀が一振り】
【ともすれば夜空にも似た深い藍の髪を靡かせ、白皙に薄い笑みを湛えて】
【彼女≠ヘそのまま接近しつつ、男目掛けて真っ直ぐ何か≠投げ付ける】

よお、シェン・ロンド。――――殺したとは思って無かったけど、思ったより元気そうで何よりだ。

【紫色の鞘に納まったままの、大太刀。嘗て、彼女自身を刺し貫いた其れ】
【希薄な気配と、言い知れぬ死の香りを帯びて。人で無し≠ェ、其処に居る――――】

//すみませぬ、朔夜中只今ここにー!宜しくお願いします!
916 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:24:09.36 ID:fDYM70Qo
>>909
【――その火の国に一人の商人がいた―】

骨は無くても軟体動物は、それなりに耐えてくれるぜコノヤロー

【ゆっくりと、しかし気持ちは急ぎ目で青年の目の前に現れる"男"が一人】
【まさしく能天気というのに等しい言葉とは裏腹に、彼の声はどす黒くまさしく編集された男性の声】

一先ず俺と殺り合うほどの気合と素質は感じられないが

【その男は全身という全身を黒で包み、顔を漆黒の特殊マスクで覆っていた】
【背には100cmほどの太刀に有刺鉄線が巻かれた物を、胸元には2本のカッターナイフが】
【顔の特殊マスクは目に当たる部分は血の色の楕円形、口元には耳まで銀色の牙が光っていた】
【そして黒の手袋で漆黒のコートをバサッと後ろになびかせた】
917 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:24:47.41 ID:fDYM70Qo
>>909
/赤井中身ですっ!ヨロシクお願いします!!
918 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:25:39.31 ID:MkSOvJQo
>>894

【ブレイザーシティ市街地――阿鼻叫喚の地獄絵図の中を歩く一つの影があった】
【逃げ惑う者に出口への道を教え、蹲る者には手を差し伸べて立ち上がらせ】
【傷付いた者には供をつけ、倒れた者には祈りを捧げる少女】

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテール】
【――“避難先導班”である少女は、人の波に抗うように、騒動の中心へと歩を進める】

――――――可笑しいなとは、思ってたんだよね。
二度も会合があって、どっちにも出ないのは「らしくない」な、って。
前に聞いた話もあるしね。信じたくは無かったけど、真坂、とも思ってた。

【呟くような言葉は、果たして誰に対してか】
【小さいはずの声は、然し如何いうことか、この空間によく響く】
【男の耳にも、些細な雑音として届くことだろう】

…………………………。

【少女は、静かに歩を進める。混乱を、争乱を囃し立てる男へと】
【シルクハットを被ったその表情は、上からは良く見えないだろうが】
【見上げることも無く、少女は右腕に蛇を飼う破壊者の居る建物の下に立ち止まった】

/ルシアです、宜しくお願いしますっ
919 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 20:27:38.76 ID:rFHIKY60
>>900

――――なに…………!?

【そしてもう一人。浅からぬ縁を持つ相手を認めた瞬間、男の表情に一瞬驚きの様なものが走る】

――――――――ッハハハハハハハハハハハハハ…………アーーーーーーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!
良い!!! 今宵は実に良いぞッッッ!!! 貴様とも会えるとは思ってもみなかったぞ、貴宝院織守ッッッ!!

【これまでで一番――――狂った笑みを、壊れた機械の如く発する男】
【3人の敵に囲まれたこの状況を、これ以上なく愉快に思っている事が、容易に見てとれるだろう】

無知蒙昧の蟲…………か
貴様こそ肝に銘ずるのだな…………『私』にとって、これは始まりに過ぎぬ…………この場を去れと言うのなら、喜んで去っても良い…………
本丸は、この先にあるものだ…………ッ!!

【織守の、躊躇なし全力の殺意を、鼻で笑い飛ばすような態度の男】
【彼にとって、この場は最重要ではない。既に先を見据えていると、言外に表示している】
【詰まるところ、織守の言葉を全く重く受け止めていないのだ】

>>all

さて…………役者は揃った……と見て良いだろう
だが、残念ながら『私』は貴様らと戦う事はしない…………!!
まだこれは始まりにすぎず、不本意ながら『私』は本調子ではないのでな…………
万万が一にも、この様な所で倒れる訳には行かぬ…………!!

【先ほどまで、この状況を僥倖と取れる程に喜んでいた男の言葉とは思えぬ、つれない言葉を吐く】
【だが、それは勿論本意ではない】

であるからして…………貴様らには、現在出来る最高の相手を整えさせてもらった…………ッ!!
『私』以外での…………文字通り『全力』だ!
楽しんでくれたまえ……………………ッ!!

【そう言うと、男は地面を離れ、少しづつ高空へと浮揚する】
【基樹と織守を見降ろす位置に来ると、そこで静止する】

【――――――――その時】

さあ……………………いでよ!!
我が最高の手駒よ!!

【――――地面が、ぐらぐらと揺れ始める】
【何か、大きなものが、地中から顔を出そうとしている――――そんな感じの揺れだ】
【一人でいた時、男が呟いていた『仕込み』とは、これの事だったのだ】

さあ行けレヴナン!! お前たちには数の利がある!! こいつらを絡め取れッ!!
「ウァァァァァァァァーーーーッッッ…………!!」

【同時に、男を取り巻いていた死体――――レヴナンが、戦いの咆哮を上げる】
【今まさに、戦闘が始まろうとしていた】
920 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:27:55.37 ID:GAcj0VIo
>>905

【ちらり、と近づいてきた威圧的な問いかけに青年の方は目を向ける】
【顔に付けた仮面をトントン、と叩きながら彼は思考を隠す気もないと言いたげに、相手に問うているのか?あるいは一人ごとなのか】
【わずかな疑問を混ぜたような口調で喋りながらR93号の方を向く】

濡らしたハンカチすら口に当てないまま『この場』にやってきたのか?
まだ昏倒ガスは微量でも残っていたはずだがその割にずいぶん元気そうだな…流石にそれはない
普通ならその状態はない、もうちょい弱っててもいいはずだ、が

…私の名はジンジャー・ユースロット、旅人にして科学者だこんばんわ、そしてさようならと言うべきだろうか?
「ジャンクちゃんとお呼びくださいデスヨー、初めまして」

【メイドの方、ジャンクちゃんは礼儀正しく両手でスカートをつまみお辞儀でR93号を迎える】
【腕を組んでまだ余裕を残した表情で見てくるジンジャーの代わりに訪ねるようにジャンクちゃんが答えと問いを投げかける】

「『六王教団』所属者として、このブレイザーシティは今日を持って機関の管理下を離れてもらう、そのために人質となっている住人を解放
そして…貴方方機関員を遊撃隊が撃破するのが狙いデスヨー」

とはいえ別に傷つけたくてやっているわけじゃあない、互いが無傷で穏便にケリをつけられるならそれに越した事はない
だから極めて安全な昏倒ガスを使って兵士諸君にはしばらく休んでもらっていた訳だったのだが…

―――効かないんだな君は…?そちらこそ何者か知りたいものだ、君名前は?

【こちらは顔につけているマスクがガスを防御しているらしい、少女は何もつけてないようだが…効いていないようだ】
【だから彼は質問を投げかけてきているのだろう、何者か?このジャンクちゃんと同じ…ただの人間ではないのか?…と】
921 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:31:17.12 ID:zHe4dYAO
>>912

言った筈ですよ。
私達が悪だという事は解る、と。
だから、貴方達の気持ちもなんとなく解るんです。

【故に、恨めない】
【故に、憎めない】
【敵だと理解していても、理想の障害だと知っても、矢張り、刃を振るう手が軽くなりはしない】

……やりにくいのは私も同じです、自分よりも年下の相手を斬るなんて嫌で嫌で仕方ないんです。
だから、お互い様ですよっ……。

【たん、と、地を強く蹴り、少女は駆ける】
【まっすぐに、只まっすぐに、ひたすらに、このままでは正面衝突をしかねない位に】
【互いが距離を詰めようとしている為、きっと、数秒後には両者は刃を交える事が出来る位置に来るだろう】
922 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:31:43.70 ID:EiRnAlMo
>>899>>911
【不健康そうな青年の存在は気に止めず、女性の意味不明な言葉には耳を傾けず―――
右手のチャクラムと左手の札を構え直す】

【そして、静かに――しかし明確に、開戦の鐘を鳴らす】

―――≪爆炎符≫!

【鋭い叫びと共に、左手の札を二枚、女性に向けて投げ飛ばす】
【札は真っ直ぐ飛んでいき、女性のいる辺りで小規模な爆発を起こすだろう】
【速度もそれなりだが、所詮直線軌道なので避けるのは困難ではない――ちなみに、札は濡れたり破れたりすると威力が落ちる】

『流転せよ――』

【そして、投げた札を追いかけるようにして少女が走り、接近を始める――】
【接近しながら何かを唱え―――それに応じてチャクラムの纏う熱が大きくなっていく】
923 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:32:42.48 ID:NJQHum2o
>>910
――あの子と話したが、すごく優しくていい子だった。
そして、テメェはあの子をどうしたのかは、知らねぇ。
だがよ、ひとつだけ言えるのは、あの子が信じたテメェが、今此処で、こう言うことをやっているってのが――ッ!

【激昂するもココロの芯だけは冷やし続ける】
【燃え盛り頭脳が使えなく成れば自らの敗北は必至】
【故に、燃える感情と冷える理性を同居させ、怒れる少年は冷静に相手を見据え、其の隙を狙う】

何よりも、許せねぇッ!
だから、だから倒すぞ、テメェをッ!

【ジャーナリスト、Justice、新聞部部長……。様々な肩書きを持ち、本性を現すことの少ないこの少年】
【しかしながら今、少年は谷山基樹一人として此処に立ち、戦おうとしていた】
【右手を懐に突っ込み、拳銃を抜く】
【左手には閃光手榴弾が】
【そして、思考を、周囲からの情報を最高速度で取り込み、読み込み、処理し、最善の手を求め続ける】
【早過ぎる思考に、一瞬視界がスパークし、次第にその感覚に馴染んでいく】
【現れるレヴナン】
【其れを見ても動じることはない】
【この前は倒せた。ならば、今回も倒すのみ】
【迷うこと無く、彼我の10メートルの直線距離を、全力でかけ出した!】
【初手は上にいるラギデュースの足への発砲】
【小口径ではあるが、装弾数が15で、連射に向く拳銃だ】
【正確な一発を撃つと、拳銃を収め、腰の仕込杖を抜刀】
【レヴナンの足を切り落とさんとばかりに下段の斬撃を放ちながら駆けていく!】
924 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 20:34:29.54 ID:Vj8bgESO
>>916
(ふぅ、ん……武器は普通だナ……一般人、って訳でもなさそうだガ……さて、)

どこまで楽しませてくれるのやラ…………

【ボソッ、と】
【そちらに聞こえるか聞こえないか、聞こえても内容は伝わらない程度の声で、呟いて】
【す、と静かに、一歩半程の後退。剣を持つ相手に、近接戦は不利と見たか】

……ワタシは機関の《No.14》、紅麒麟(ホンチーリン)……覚悟は良いかナ?

【言い終えた瞬間、青年からごく静かに……『溢れ出る』「真に研ぎ澄まされた殺気」……言わば、<剣気>】
【言うまでもない。その刃先は、“男”の首……「試している」のだ。“男”の『覚悟』を】

/今日はよろしくお願いします
/追記:そろそろ飯っぽいんで次遅れます
925 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/18(土) 20:36:20.71 ID:q8VcEdwo
>>911>>922

あら、やっぱ巻き込まれそうなのね?
オイチャン空気にゃなりきれなかったのね。っと

【はぁ……深い溜息。】
【向けられたバッグを視界の隅へ納めながら】

―――――イグニッション

【“点火”】
【ただ一言―――呟いて】

【まだ、行動を起こそうとしない】
【下手に動いて、今走りだした少女の邪魔にならない為に】
926 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:36:57.12 ID:Y/q0eK6o
>>913

悪いな、お父さんは弱いんだ……

【ちょうど蛙を覆う程度の水でできた半球】
【壁としては下の下、所詮水、と言える程度の硬度だ】
【役割としては滑らせること 踏む目的ではなく移動手段として出された足を、すかさず水が払う】
【一流の、といえるかは疑問だが、戦闘能力に疑問のよりの無い兵士 彼らなら少し体勢を崩すくらいだろう】
【だが一般人であれば、バナナの皮でも踏んだような、実に間抜けな形になりそうだ】

十二分に準備時間を与えられても、この程度だ

【それから、蛙の周りの兵士を中心に、霧が産まれ始める】
【はっきりと兵士だけを狙ったものではなく、どちらかといえば兵士の周りの方が霧が濃い、といったレベル】
【時間と共に、濃さを増していくだろう】
927 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 20:39:50.84 ID:o5IB8bY0
>>910>>919>>892>>900
【この口ぶり、台詞を聞いて目の前の男が何者か】
【自身の記憶の内にある一人の男と一致する・・・・・・普段の彼ならば】
【その事実に対して動揺せざるを得なかっただろう───だが彼は惨劇のあまり、彼の外見で彼だと気付かなかったように】


・・・そうかい、そうかい、貴様はラギデュースか・・・!

【彼だと言う事実に対する動揺よりも激情が勝っているのだ───それこそマグマですら生ぬるいと思わせるような激情が】
【表に出ずともその内に・・・ぐつぐつと煮えているのだ・・・】

【それと同時に頭に上った血が原因で、辺りに他にも人がいるという事は気付いていてもそれがどういった人間か、認識していない】

俺もお前を止める気なんて欠片も無い・・・俺にあるのは貴様に最大限の苦痛を与えてやると言う気だけだ・・・!
【彼を見る男の表情は正に鬼の如し】
【その激情に呼応するかのように煌く青白い光がスパークしながら彼の持つ白銀の剣に流れ、篭められていく────】

テメェの覚悟が出来ていようが出来ていなかろうが関係ない・・・
            散 れ! ! ! ────────

【一際強い叫びと共に、彼はさながら流星のような勢いで急降下を行う】
【その怒りを、その意思を力強く地面に叩きつけるように…】

【両足をしっかりと地面に打ちつけ、剣を台座に突き刺すかのように自分の目の前に突き刺して】
【その場でただただ、強い気迫を辺り一面にぶちまける───】
【動かない・・・だがその白銀の剣の光は地面を通しても目に見えて解るほど・・・?】

【否、剣に篭め続けている───その光の魔力を・・・まだ戦いは始まったばかり】
【まだそう多くは無いだろう、その剣に篭められた力も】
【相手に数の利があると言うならば・・・】
928 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 20:41:33.80 ID:izA3xh6o
>>921

【ぎゅりっ、と。濁音交じりの鈍い音が響く】
【それは下、下下下、二人が踏みしめている地面から鳴ったのだ】

…………だぁるまさんが、

【急停止。白い少女がとった行動は、それ】
【あまりにも唐突過ぎたその行動に地面が悲鳴を上げて、僅かに捲れ上がる】

こぉろん、

【刃が深入りする位置には、入らなかった】
【せいぜい切っ先が掠ることしかできないであろうその位置で】

――――――――だッ!!

【刀を振るう。左から右への、横の薙ぎ】
【「浅い」その位置で攻撃を繰り出す少女の意図は、今はまだ、謎】
929 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 20:43:12.99 ID:GkO/21M0
>>878 >>879

【戦火の中、ふと上空を見上げると一人の少年がいた】
【その少年はじっと動かず煙だけがたち上げる夜の空に立っている】
【少年の周りに目を凝らすと直径2cm程の黒い球が40〜50浮いているのが見えた】

怖い怖い、こんなにたくさん敵がいると

【その言葉とは裏腹に少年の顔から微かな笑みがこぼれる】
【直後何かの能力が解けたか空から急降下】
【少年は敵のど真ん中に着地する】

さて、殲滅の始まりだ

【少年が手を横に突き出すと掌の先に黒い球体が現われる】
【その大きささ直径1m程で膨張が止まる】

≪分裂≫

【その言葉と共に黒い球体は少年のまわりを囲うように30程に別れた】

//四季坂中身ですよろしくお願いします
930 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:46:35.00 ID:aAwKsxso
>>913

おおうやる気満々かい――――

【恐らく自分よりも身長が高いだろう彼らが目の前に迫る】
【しかし少年はどこか冷静だった】

(なるほど喉と腹、ね……)

【狙われる場所が分かるのであれば避けるのは容易い】
【ただ避けるだけでは目的は達せない、今回は攻めと守りの選択が重要だ】

じゃあオレはどこを狙おうかなー……っと

【もう1入りの兵士を尻目に左手前方の兵士Aに向けて少年は走り出す】
【同時に何も持っていない左手を手刀に構え】

視えるぞ……

【己が首に迫るナイフ、ナイフを普段使っている少年だからこそその動きの予測は容易】
【突き出されるのであれば方向をずらしてやれば良い、充分に近づいた所で先ず左手を伸ばし】
【その後手の甲で兵士の右手を外側に押し出し方向をずらそうとし】

【それが成功したのならば次】
【兵士Aの喉元に向けてナックルガード部分で殴ろうとするだろう】

――――――――

【その後少年の足元からジワリジワリと黒い液体のようなものが地面に流れだす】
931 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:47:27.20 ID:H1TKtNko
>>920
あぁ、昏倒ガス、か・・・

【なるほど、と顎に手をあてて一人納得するR93号】
【”人間はそんな簡単な者でも倒れてしまうのか”と】

これは丁寧にご紹介を感謝、ならば私も名乗らなければなるまい

私の所属は≪カノッサ機関≫・・・名はR93号、ただの人造人間だ・・・
こちらこそ、こんばんわ・・・そして・・・さようなら・・・

【科学者と同じように挨拶を返し、威圧する安い挑発行為】

撃破?面白いことを言ってくれる・・・

あぁ、普通の人間なら倒れてしまうほどの効果なんだろう・・・
この機関員たちのように・・・

【どいつもこいつも役立たずばかりだ、内心そんなことを考えるも】
【それは人間のサガというもの、眠らずに居られるものなど居ない】

ん、では・・・そっちの侍女はガスマスクの類をつけていないようだな

ならばその侍女は私と、同類・・・か?

【同類・・・ともに立つ位置は違えど両者は”人間”ではないか】

六王教団?住民を一斉に避難誘導させたのもお前たちか・・・
まぁ、いい、余計なギャラリーは気が散って適わない・・・

お前たちの”住民を避難させる”という目的は、ここで夢半ばに途絶えることだろう

【そう、二人に言い放ち―――R93号はぴたりと歩みを止めた】
【両脚をゆったり肩幅程度に開いての、―――戦闘体制―――】
932 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:47:32.07 ID:YcSQknUo
>>919>>923>>927

貴様の事情になど露程も興味は湧かぬ。
ただ、妾達の重要な作戦の折に余計な面倒事を増やすなと言っておるのだ。

生憎と余裕に欠ける戦況なのでな、貴様の瑣末な悦楽風情に付き合ってやる暇など無い。
民を弄び遊ぶならば別の場で好きなだけ遊んでおるがよいわ

【ふん。とラギデュースの言葉に冷徹に言い切る】
【感情的な面も見せず、読み上げるように平坦な声色で言葉を叩きつけると】

じゃから――――妾は己の仕事だけをこなさせてもらう。
貴様がそうであるように、妾も今は荒事に身を投じる体調ではないのでな。

【くるりと背を向けて、別の場所へと歩き出してゆく】
【恐らくは本来の役割、他の逃げ遅れた民の避難誘導を行いにいくのだろう】
【無防備な背。今ならばいとも容易に討ち取れそうにも見えるが――】

……あやつは、あの娘の仲間だ。
決して[ピーーー]ことは許さん。如何に下らぬ手合いであろうと、其れはあやつの望む処ではない。

【――ボソリ。と誰にも聞こえないような声を漏らした瞬間、織守は指をパチンを一つ鳴らした】
【其れに呼応するようにして、左右に展開されていた蛍がその場で停止し、ふるふると小刻みに震え始めると】

(一人は知らぬ顔だが、もう一人は「らいく」であったな。ならば、あの程度の輩に遅れをとることもなかろう)

【……蛍が「爆発」。周囲に爆音と眩い閃光を迸らせた】
【位置的には、ライクと谷山に取っては背。閃光の影響をうけることはないだろうが】
【ラギデュースとレヴナンに取って正面から襲いかかる暴力的な光は、対策をしなかったならば目を眩まされ隙を作ることになるかもしれない】

【貴宝院織守は戦線離脱をしたのか?この場に立つ二人の戦士に全てを委ねたのか?】

「――承知しました織守様!僭越ながらこの私、未熟ながらこの場を任させていただきます!」

【――――光の向こうに何処からか一つの影が現れ、ハキハキとよく通る歳若い少女の声が戦場に響き渡った】
933 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:48:49.34 ID:YcSQknUo
>>932
/任させて☓ 預からせて
934 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 20:50:34.14 ID:xtGQvpoo
>>896(レン)

──っと!

【ひゅぱっ──と、小柄な男の方は咄嗟に横へ低空ステップ、回避】
【もう一人の大柄な男──これより、bにのみ「」を用いる──の方へ向かったナイフは、】
【“がきン!”との音を立てて、右腕に刺さった。「……うお、いたい」等と、まるで当たってから気付いたような素振りだが──】

「……兄者。来た」

【彼の右腕は、瞬時に『岩』のような何かに覆われていて】
【その岩肌の隙間に、ナイフが突き刺さっている形だ。抜き取ったりはせず、そのまま放置で】

──ああ、“識ってる”。ずっと前から、来るような気がしてたさ

【その碧玉の瞳をすう──と細め、レンを見やる小柄な男】
【遂に直接の相対の刻──この小柄な男は、間違いなく“あの男”だ】

>>903(サージ)

a『サー……──ジ……』

【サージが側にやってくるのに気付くと、少女──カンナはぎりと歯を食い縛る】
【そして、自身の胸に突き刺さった三本の吹き矢を、まとめて鷲掴みにすると、】
【それらを一気に引き抜いて、ほうり捨てる。「大丈夫だから……」そう口にして、立ち上がる】

【──どさり。その時、彼女のシャツの下から、重い何かが地面へと滑り落ちた】
【それはよくよく見てみれば──『国語辞典』? どうやらそれを咄嗟に服の下に生成することで、吹き矢を防いでいたようだが】
【しかし──その吹き矢は、こんなもの人の息で吹けるのかと言うほどに長く、完全には防ぎ切れていなかった】

a『私は、大丈夫だから──……あの、“二人”──気をつけて……ッ!』

【じわり、と血の滲む胸部をぐっと握り締めるように抑えながら、】
【サージへ向けて、精一杯の警戒を促し──自身は、もう一人の青年の方へと二人を見たままゆっくり近付いていく】

>>904(檸檬) >>906(ウシロマトイ)

──……おんや?
おたくら、避難するんじゃあ、なかったんですかね

「…………」

【住民の前へと躍り出てきた二人を見て、小柄な男は瞳を細めた】
【そして、二人がそうしている間に──後ろの方で、倒れていた青年はレジスタンスの一人に担ぎ上げられて】

a『……──こっちは、構わないで
 私たちの、任務だから……──』

【もう一方の少女は、彼らの背に向けてそう告げる】
//続
935 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:50:55.92 ID:fU.D.fEo
>>922

・・・。
【飛んでくる札、叫びからその効果は知れる】
【しかし、彼女自身は大した動きはしない。ただ突っ立ったまま。起こした行動は】
【ただ、一言呟いただけ】

・・・ゼーム・・・。
「あいサァ」
【どこからか声が応える】
【応えたのは、黒い本。正確には、そこからあふれる悪色の塊】
【突如そこから悪色の幕が飛び出て、発生した爆発をさえぎった】

「くぁっはっはッハ、今宵の相手は俺だゼェ」
【悪色が、声を発した】
【青年のような、しかしどこか害意を感じる声】
【だんだんと幕は集まって、人型をなした】
【しかし、下半身は存在しない。なぜなら、それは本から飛び出していたからだ】
【悪色の者が、輝夜を迎え撃つ】

>>925

【行動を起こさない青年、しかし関係ないと言わんばかりに、彼女はまた呟く】

・・・ルスタ・・・。
〈歓迎 するかも 知れない〉
【やはりそれに応える声、老人のようなしわがれた声】
【声の発生源は、やはり水色のバッグだ】

〈来ようが来まいが 関係ない かも知れない〉
【声と共に、水色の毛玉のようなものが、ぽんぽんと飛び出してくる】
【出てきた数は、まず5個、周囲を漂う】
【疑問詞のつくべき言葉だけを呟く】
【今は、ただただよっているだけだ】

>>ALL

・・・。
【そして、ゼノは動くことをやめる】
【周囲を見て、自分が動くことはないと、判断しているからか】
【今のところ、攻撃の兆しは見えない】
936 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 20:51:00.32 ID:TSZk.MDO
>>918
――――――来たか

来たか来たか来た来た来たァ!!!
よーやっとてめぇが来たかよぉ!あぁん!!?
【少女を見付けた男は、高らかに吠える】
【見覚えのある格好、聞き覚えのある声】
【大切に思っている少女、だが今は違う】

――――来いよ、上がって来い
教えてやるよ!てめぇの知りたい事をよぉ!!
もしかしたらあいつにも話聞けるかもなぁ!キヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!
【男は少女を見下ろして、声を張り上げる】
【真っ赤な眼で少女を見据えて、笑う】
【首にかけた蛇のネックレスが、炎に照らされ輝いた】

/遅れましたすいません、よろしくっす
937 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:51:00.60 ID:7PPYVkQo
>>891

【音――人の五感に於いてもそれなり以上に使用される『聴』にそれは届く】
【耳で理解し、脳で整理し、次いで視線を向けて身体を向ける】

………俺が君らに捉えられ、殺され、或いは晒し上げられようと
『首の無い怪物』であるカノッサ機関は止まらないよ
名は最早悪のブランド、実は世界の火薬庫、舵取り一人さらったトコロで代わりも燃料も在る
ぶち壊すのなら船そのものを、そうすれば操舵も何もあったものじゃないからね

【右手は腰に下げた四振りもの刀剣、その柄へと掛けられて】
【金色の髪と赤熱の炎が照らし出す表情は―――微笑】

久しぶりだね京君、そして今言ったことは君ならよく理解しているハズだ

……しかし何故、「あそこ」で素直に手を引かず此処に来たんだい?
俺は君を殺したいとは思わない、が、こんな場所にいると殺さざるを得ないよ

【触れる上から順に「千鳥」「黄泉」「長谷部」「邪悪」という銘の良具たち】
【もっとも今は触れるのみ、何時でも抜けるが、時ではなく――――】

>>915

これはこれは……お陰さまでね、色々と失ったが俺は健康そのものさ
それと“コイツ”をどうも、君に返して欲しかったものの一つだよ
出自不明だが良く切れるんでね……手入れは、していただいたのかな?

【禍々しい紫の鞘、刀――無造作に受け取って腰元へ】
【銘を「弧我」というそれを合わせて計五本、些か個人が使うには腕の足りなくなる数である】

……ああそうだ、出来れば“端末”や俺の生命なんかも返して貰いたいね
生命に関しては君ので代替えしてもらえればこっちとしては全く問題無いんだが―――……。

【フッ、と笑って彼女を写す瞳には喜色が踊り、ギラギラと力の輝きが満ちていく】
【それは件の“人で無し”とはある種対極にあるようでもあって、だが半ばは同じだった】

/続きまする
938 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 20:51:18.19 ID:xtGQvpoo
>>\ALL
おやおや、生きておいでなすったのかい
しぶといねェ、大変結構だけど、ロクな死に方しないぜえ

──ま、俺たちの興味は今の所そっちにはないんでね
アヒルの行列さんたちは何処へなりともクワックワッといっちまいなよ

……これを全部鎮圧し終えれば、さあ君たちの帰るところは何処
再びこの『アウグスト城塞』に戻るってか。一度逃げ出した民を受け入れるとでも?

ノコノコ帰ってきたって撃ち殺されるのがオチさ
ま、そういうワケなんでね。グッバイ、アヒルの諸君

a『…………──』

【少女は饒舌に語るその男を鋭く睨みつけると、じりじりと後退して】
【「……ルートを変えるよ、まだ間に合うから」 そう次げて、住民たちを別の道へと促していく】

──さてさて、お喋りはこれまでにしようじゃないの
ほら行くぞランダ、ぼさっとしてんな。お前はあの女と赤毛をやれ

俺はこっちの“お姉サン”と──ガキ?をやる
ノルマは三秒、因みに後片付けも含む────

【──瞬刻、夜気が一層張り詰める】
>>レン&サージ
──イチニのサンではいお終いッ

【レンとは中距離ほどの間合い。サージとは中距離以遠の間合いだろうか】
【碧玉の瞳を持つ小柄な男が、篭手のついた右腕で虚空を薙ぎ払うと──】

【──ひゅン】

【白い風が渦巻いて、横幅30cmほどの鋭利な真空刃が形成され】
【それは放たれた矢の如く虚空を裂いて、二人の喉下目掛け、高速で飛翔していく】

【──夜中であったことが幸いしたか、闇夜に浮かび上がるの薄い白の軌跡】
【やや見づらいことに変わりはないが、目を凝らしさえすれば刃の視認は可能】

>>檸檬&ウシロマトイ
【彼ら二人と対峙するのは、ランダと呼ばれた大柄な男】
【互いの距離は7,8mほどか。中距離ほど、近くもなく遠くもなく】

「俺、お前ら、焼く」 「それで仕事終わり、帰る」

「──ぬうン!」

【がちィン!両拳のナックルダスタを一度打ち鳴らし、】 【次の刹那、右拳で勢い良く地面を殴りつけると──】
【二人の周りに火の粉が舞うとほぼ同時、足元が発熱して赤く発光】
【そしてその数瞬後に、そこから人一人丸のみにするような巨大な火柱が噴出するだろう】
939 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:51:32.56 ID:7PPYVkQo
>>891>>915

【客観的に、例えば場を移して大会の会場などとして見れば1対2――彼には不利な情勢】
【もっともそれは本人がよく理解していて――幸い、抗する手段程度は心得ている】

―――さてお二人様方、積もる話は腐るほど在るがそれはまた別の機会だ
先ず君らには此処で負けてもらうとしよう、あくまで俺の邪魔をするというのなら、だが

…そうそう識槻朔夜、君のお陰で手に入ったあの“ギア”、有効に使わせてもらっているよ?

【数で不利、ならば数を合わせれば―――足りない人数を埋めるのは、能力】
【小物を作り出すソレではない、一度死んだという彼がただ生き返ったのかといえば、それは違った】

【そう、突如としてシェンの現れるのは地表から50cm程度の宙空に現れる異形の人型】
【全身を継ぎ目だらけの鉄板で覆い、胴を二本のギアがクロス、回転する】
【ダークブルーのそれは音一つ立てず、ただ静かに浮いていて――――】

さあ先手はそっちにお渡ししよう、戦いはフェアでなくちゃいけないからな―――!

【パチン、指を鳴らせば異形の胴を交差するギアが僅かにその動きを早めて】
【一方でシェンはといえば左手を五本の鞘へと置いて―――その内の二本に魔翌力を送り始める】
940 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:51:42.14 ID:fDYM70Qo
>>924
・・・フフッ

【青年が引いた事に仮面の向こう側で、見えない薄ら笑いを浮かべる】
【――仮面の向こうの表情は戦いの余裕か、精神崩壊の序章か】

戦いの前の礼儀か・・・名乗りってのはやっぱして置くべきかな・・・
【優雅かにか、貴族のような口調でその言葉を発するも】
【彼から発せられたどす黒い声がそのイメージを破壊させ、代わりに冷酷なイメージを植えつける】

俺は紅暁、殺し屋さ・・・・無論、覚悟が無ければこのような国になど来てないさ
成らば始めるか?拳と拳のぶつかり合い、魂と魂の戦いを

【その言葉の中盤あたりから、彼からまさしく雷のような音が流れ始める】
【青年の剣気に反応してか、彼からは「霧のような冷酷な殺気」が流れ出した】
【そして背にした太刀からは雷の正体――有刺鉄線から雷が】
【その瞳はレンズのように、まるでターゲットを捕捉する銃のように】
【彼の首、そして顔にピントを合わせていた】

/了解です!
941 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 20:51:58.92 ID:zHe4dYAO
>>928
【突然の急停止と、浅く薙ぐように振るわれた刃】
【明らかに致命傷には成り得ない、それどころか、有効打として扱えるのかすら微妙な一閃】
【触れた瞬間呪詛が飛び散るのか、突然燃え上がるのか、毒が仕込まれているのか】
【冷静な頭で考えれば、直ぐに『何かの仕掛けが有る』と理解出来る筈―――だった】

……一秒でも早く、沈めないと……!

【だが、今の少女は冷静では無かった】
【突然の襲撃、それによる犠牲を抑えなければならないという使命感が、少女を焦らせていた】

【故に、取った行動は、人から見れば明らかに愚作と思える物だった】
【大地を更に深く蹴り、刃の内側深く、当たろうと致命打に成り得ぬ位置まで踏み込んで】
【光を纏う剣を握る右手―――ではなく、空いていた左手を硬く硬く握り締め】
【敵対する白亜の少女の顎を狙って、下から脳を揺らすような、アッパー気味の拳打を叩き込もうとしたのだ】

【少女の攻撃の成否を問わず、少女は右肩に傷を負うだろう】
【だがその怪我自体は、それだけならば、戦闘にはあまり大きな支障を生み出さない筈だ】
942 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 20:54:46.25 ID:Vfdxdy6o
>>913
……ふふ、心配するなよ。金が無くても遊べるからさ
そうやって真ッ正面から来るのは、嫌いじゃないよ――!

【兵士らの返答に対して、至極愉快そうな笑声を一つ零す】
【面紗の下のその顔も、きっと愉しそうに笑っているのだろう】
【時間の経過に伴って、長剣の纏う冷気が次第に強さを増していく】

『猪突猛進』とは、正にこのことかな!
ただ、ストレートで愚直に過ぎるのも、……きっと問題だ!

【――タックルを仕掛けるCに対して、こちらは体勢を低くしながら右前方へステップを踏む】
【兵士視点では左手の方向へ。タックルと踏み付けを回避すると同時に、Cの横へと回り込もうとしつつ身を翻し】
【その背中を狙って、長剣を水平に薙いで斬り付けようとする。重さの無い分、速度は上々・切れ味は十全】
【冷気を纏っているだけあって、斬り付けられれば凍傷を負う可能性があり、また体勢を崩す事もあるかもしれない】
【実はCの体勢を崩すことによって、着地するであろうDへの衝突をも狙いに入れている】
【但し、長剣の軌道は単純且つ一直線。その攻撃は正しく『ストレートで愚直に過ぎる』ものだ】

【振り切った長剣は白い冷気の尾を引いて、刃からパキリと薄氷の割れるような音を響かせた】

/22時よりケータイに移行するかもです
943 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 21:01:04.12 ID:GkO/21M0
//>>929>>913でお願いします、更新って大事だなぁ
944 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 21:01:21.58 ID:izA3xh6o
>>941

【じわ、】
【金の少女の、右肩に引かれた赤い線を中心に。軽い、軽い……不快感が襲うだろう】
【「今はまだ」多少の、違和感。なんだか、くらっとする。その程度のダメージしか与えられないし】
【少女が「ソレ」に対して対抗する術を持っているなら、発動しない】

【……「毒」。それが、刃に仕込まれている――!】
【今はまだ、量が少なすぎる。けれど、後々蓄積されては、厄介になることこの上なし】

……、っ!

【そして次には、刃が飛んでくるものだと思っていた――「下から!?」】
【咄嗟に身体を仰け反らせ、ぢりっと顎に走る熱を感じて】

こ、の!

【その勢いを乗せて、足を高く振り上げる。所謂「サマーソルトキック」】
【当たっても当たらなくても、白い少女は「くるりと宙を一回転」後に「着地」するはずだ】
【その二つの行動を合わせれば、十分すぎるほどの「隙」が――「咄嗟の行動」の代償が、生まれるだろう】
945 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:02:35.98 ID:GAcj0VIo
>>931

…R93号?おや

【R93号、まるでその名前を前もって知っていたかのように彼は仮面の下で少々きょとんとする】
【否、名前だけではない…その人物の正体さえも見透かしているかのように、人造人間と言われても全く動じない】

そうかR93号、機関の人間兵器…話には聞いてはいたよ
君は私と同じタイプの戦士だとか、実力は折り紙つきだとか、花屋の少女を守っている、と
とはいえ、今こうして我々に敵対しようとする君を放って逃げるわけにはいかない、だが…

【す、とその手に機械製のベルトを手にするとくるりと腰に巻き金属音を立てて腰に装備する】
【左手を左腰の前に添え、右手を上へと掲げ平手が見えた状態から手を捻り手のふちを相手側に傾ける姿勢を取りながら彼は告げた】


今のが効かない相手を、無傷で仕留める自信はないがかまわんかね?


【それが合図だとでも言わんばかりにジャンクちゃんのほうが姿勢を前に傾け両の拳を顔の横で強く、ギリギリギリと音が鳴るほどに握りしめる】
【そして右手を左腰に移動させてから右腰へと引くと同時に開いた左手を右前へと突き出し、頭上で半円を描くように緩やかに左前へと手を移動】
【最後に左手を胸の前に移動させ右手を右前へと強く突き出した】

【ジンジャーの方が先ほど上に掲げた右手をゆっくりと前へと下ろすとそのまま右手を身体の左に持っていき切り裂くように右へと振るう】
【その線と交差させるように左手を右前から左に移動、最後に右手を右腰の前で拳を握り、左腕は拳を握りながら腕を曲げる】
【その一連の行動がベルトの起動条件に設定されているのか、それを行った後最後に二人は共に叫ぶ】

変 身 ッ ! !

【その合図と共にジンジャーのベルトが発光、それに呼応するようにメイドロボの身体が光と共に量子分解】
【発光したベルトは彼の身体中にフォトンエナジーの流れる線を走らせ、ジンジャーの仮面に、身体に、次々と量子を纏わせていく】
【やがて身体全てを包み込んだその身体の光が消えそこに現れたのは】

【それまで付けていたホッケーマスクをベースに顔の上半分に両の赤い複眼、下半分の口のあたりに虫の歯のような装飾 額にV字の装飾が追加】
【黒のボディに銀色の鉄製素材で胴体のアーマー部分アームガードやフットガードなどの防護装備】
【その両の拳に『J』の文字が刻まれたその戦士】

私は!「我らはッ!」マスク・ド…ジェントル!!


「ツインッ!!」
                ジョォォォォォォカァァァァァァァッ!!!!!


【仮面(マスク・ド)ジェントルTJ、二人で一人のか弱き女性たちの味方!】
【ツインジョーカー!この正義の仮面の戦士がR93号に相対する敵、それに対抗するには…?】
946 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:02:40.96 ID:EiRnAlMo
>>925>>935
【何かが爆炎の楯になる―――それを視認すると、チャクラムを前方に構え、接近戦の姿勢を見せる】

『燃え立て…!』

【その言葉と同時、赤熱していたチャクラムが強い炎を上げ始める】

てぇえいっ!

【接近を阻害されなかったなら、そのまま悪色の人形、その胴体を横に裂く軌道で右腕のチャクラムを横に振るう】
【手に収まるチャクラムの大きさから判断できるが、かなり詰め寄った位置での攻撃だ――どうやって迎え撃つ?】
947 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 21:02:49.45 ID:rFHIKY60
>>923

……っふっふふふふふ…………ラベンダァイスがどうした、とな……?
――――奴も、遠からず私の元へと来るのだ……! 奴とて、その本性はヒトを模した兵器…………!
人間の心『のようなもの』を持っていようとも、己の宿命からは、逃げられない…………ッ!!

【具体的に、ラベンダァイスに何をしたかは、男は語らない】
【だが――――『心』と言う単語を重視しているらしい姿勢さえくみ取る事が出来れば】
【男はラベンダァイスに、なんらかの揺さぶりを掛けただろう事は、読みとれるだろう】

――――甘いッ!!

【男に向けて放たれる銃弾を防ぐは、身体に巻きついた黒い茨】
【その刺が伸び、銃弾を明後日の方向にはじき返す】

「オォォォアアアァァァァァッッッ!!」
この前の遭遇は、良い実戦テストであった…………データのフィードバックは、戦闘の基本…………!

【――――そしてレヴナンもまた、意外な手を打った】
【下弾攻撃に対して、跳躍し、飛びかかると言う手を打ったのだ】
【こうすれば、足払いに対する回避が、そのまま攻撃へと繋がる】
【男の口走る通り、この死体たちも言わば『学習』をしているのだ】

>>927

――――間違えるなライク・ヴェルトゥス…………『ラギデュース』などと言う人間は、始めから存在しないのだ……ッ!

【――――ここでもまた、男は自らの存在を否定する語を口にする】
【あるいは、その言葉の真意は――――――――】

………………そして、苦痛を与える?
――――――――結構結構…………与えてもらおうではないか!!
そうすればするほどに、この体は『負』のエネルギーを力へと変える事が出来る!!
壊れる事さえなければ…………傷つけば傷つくほどに!! 私は利を得るのだ…………ッッッ!!!

【ライクの怒りを叫びを、喜びを以って受け入れる男】
【それは、強がりやおごりではない――――そうと分かる材料は無いが、男は『本心からそれを望んでいる』――――】

フフフ…………何のつもりだ?

【地面に剣を突き立てるライクをせせら笑う男】
【その背中に、2体のレヴナンが迫っていた】

/続きます
948 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 21:03:40.64 ID:rFHIKY60
/>>947の続き

>>932

ほぅ…………良いのか貴宝院織守?
下らぬから余所でやれと言うのならば…………私は遠慮なく、『この世の全てを刈り取らせてもらう』ぞ…………?

【戦意に欠ける、冷めた言葉を聞いて、肩をすくめながら笑む男】
【その様子は、拍子抜けしたとも取れる有様だ】

――――――――ッフフフフフフフ…………ウッフフフフフフフフフフフ…………!!!
何か、あったな貴宝院織守…………!!
これは良い…………良い情報を―――――――――ッ!?

【万全ではない――――その一言と共に去ろうとする織守の背に向けて、抑える様な愉悦の笑みをこぼす男】
【だが、蛍が煽動するのを目に留め】

(あれは…………貴宝院織守の術…………何を仕掛け、ッ)
――――ッグ、アッ…………!?

【それが何であるかと、注視してしまった男の目が、焼かれる】
【思わず、右手で顔をさっと覆うが、目に多少のダメージが入った事は、間違いない】

「ウゥアッ!?」

【――――だが、もとより既に死者であるレヴナンに、物理的な意味での感覚などない】
【彼らが敵を認識するのは、もっと別の要因であるらしく、その光にも大した反応は見せなかった】

>>all

く、くっ…………小癪な…………!!
良いだろう…………もとより、貴様らの実力から言って、手加減する気などない…………
存分に、喰らってくれる…………!!!

【顔を右手で覆いながら、呻くように呪いを口にする男】

――――いでよ!! 『レギオン』!!!!
[――――――――グウゥゥアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァッッッッッ!!]

【地面が割れ、何かが顔を出す。その何かが、宙へと飛び上がり、大きく震えて土くれを弾き飛ばす】
【収まった後に、現われたのは――――】
【大量の人間をこね合わせた様な、直径7mほどはあろうかという、巨大な肉の球体】
【表面には、人間の上半身が、腕が、足が、首が、無秩序に突き出し、不気味に蠢いている】

往けっ、レギオン!!

【顔を押さえながら、絶叫する男】
【不気味な肉塊は、それにこたえる様に動き始める】
949 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/18(土) 21:07:37.64 ID:q8VcEdwo
>>935>>946

(さてさて、相手は魔物?を呼び出すサマナーか?…なら、術者を狙うのが定石―――とは言え、なぁ)

……悩んでても、仕方ねぇか

【やれやれ。とでも言いたげに、呟くと】

――――“スライダー”

『 ignition 』

【彼の言葉の直後、低い声が彼の“胸元”から響き】

(さ、行くか)

【ザシャッ――――】
【直後に、“移動”した】
【走り出したのでも、歩き出したのでも、ましてや飛んでも這っても居ない】
【それでも、その位置から―――“動く”否、“滑りだした”】

【軌道は僅かに斜め方向。丁度輝夜へ隠れる様にしながら移動しようとする】
950 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 21:08:16.79 ID:hREI2dEo
>>926(ぴょん太)
【すう、と広がって行く霧。夜間の闇に生まれたそれに、気付いた者は少ない】
【街灯を乱反射させて奇妙に白くなって空間へ、迷い込んだ虫は居たかも知れないが】
【その中から街の外へと向かって走る住民、追う兵士】
【何度か、ぐいと踏みつけられた感触が有っただろう】

【人の集団二つは、南の検問へと流れていく】
【それに従って踏みつけられる感覚もへり、音も消えていく】

【誰も気付かなかったのか?いや、その様な事は無い】

??:ん………蛙、にしちゃなんか怪しいね
   こういう質問は変だけど、貴方何?

【霧に紛れて足音も無く、臭いを辿って其処まで辿り着いたのは】
【体長は約1.5m、尾長は60cm程のハイイロオオカミ】
【本来唸り声を上げるばかりの声帯からは、人の声が聞こえて来た】


>>929(四季坂)
【怒涛の如く駆ける数十人の群れの、中心に着地する】
【その様な事をすれば、どうなるか。想像に難くは無い】
【鍛錬し武装した何人もの成人兵士が、少年にぶつかってくるだろう】

【蛙の生んだ霧の為、離れた位置に居た者は、少年に気付かなかった】
【或る程度近づいてから、その存在に気付いた兵士が何人かいる】

兵士E:お………獲物はっけーん!!しかも能力者だぜ!!

兵士F:マジかよ、大儲けじゃねえかヒャッハーーァアッ!!

【その内二人、少年を左右から挟むように移動して】
【少年の左側、兵士Eは、彼の脇腹を】
【少年の右側、兵士Fは、彼の右肩をそれぞれナイフで突き刺そうとしてくる】


/続きます
951 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:08:37.12 ID:eYe3zcAo
>>938
はいよっと。

【構えたまま、ゆらり、と一歩。左へ動き、火柱から逃れる】
【直後、火柱が沸く。右半身を照らし、熱する】

んん、寒い夜には丁度いい。

【などと抜かしつつ、構えを迎撃から突撃へ変更】
【銃口を向け乱射、同時に接近する】

【放たれる銃弾は牽制。動きを抑制する攻撃】
【下手に動くと銃弾が当たるかもしれない】
952 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 21:08:43.88 ID:fGOqf2SO
>>934>>938
ハハハ!!久しぶりですね。貴方の熱い視線に思わず興奮していましたよ
【狂気に嗤いaに向かい言い】

カンナ!こっちは任せなてください
私は…楽しいダンスをしますから
終わったら一緒にココアを飲みましょうね
【……コレは誰だ?】
【カンナがそう思う程、レンの変わりようは凄い】

【………だが、狂気の中でカンナに対する心配と優しさをいれてある】
【完全には狂ってない】

……久々にスイッチをいれてあげる
【血の涙を右人差し指で顔に蜥蜴の絵を描く】

【《未完成な殺し屋》紅蜥蜴でも《優しい雑誌記者見習い》紅閻寺レンでもない】

【《狂気の殺人鬼》彼女は】

《宝月流殺刃鬼》宝月レン…参る!!!
【相手の能力は少しだけ理解していた】

【風】

【一回あいま見た彼女は、腕のモーションを見て即座に予想をつき】

【右横に跳び回避しようとする】

【そして、右袖からナイフを出し】
【ナイフを持った右手を左腰辺りにそえ、居合のような構えをとり】
【右足を前に出し、左足を半歩後ろに出し構える】

【この距離で…居合?】
【しかもナイフで?】
【疑問を持つかもしれない】
953 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 21:08:47.51 ID:hREI2dEo
>>950続き

>>930(エルフェス)
【もし、不殺制圧を狙うのならば】
【最初に警告しておく。それが、利益を生む可能性は、低い】
【殺されなければ儲けもの、また悪事を働く。それが外道の根性だ】

【少年の移動により間合いを狂わされた兵士Bは、たたらを踏んで体勢を整えようとし】
【兵士Aは寧ろ踏み込む手間が省けたと、力強く腕を内側に振るった】
【ギン、と金属のぶつかり合う音。ナックルガードと刃がぶつかり合い、兵士Aの腕が弾かれて】

兵士A:グェッ…………!

兵士B:バーカ、ガキにやられてやがるぜアイツ!!それじゃあ俺が金は頂いたァ!!

兵士G:おう、俺にも分け前寄こせやダチ同士だろうが!?

【喉仏を潰される様な衝撃に蹲る兵士A。それを足の先で蹴り飛ばして、次の兵士Gが掛け寄ってくる】
【兵士Gは腰の拳銃を抜くと、スライドを引いた。そして、間合いを詰めようとしてくる】
【それとほぼ同時、後方にずれた兵士Bは、少年の背中に体当たりを仕掛けようともう一度走ってくる】


>>942(シャムロック)
【彼等のコンビネーションの真髄は、仰向けに倒した相手の顔面を踏み砕く≠ニいう大振りの攻撃】
【その命中率を可能なまでに高める、所謂必殺技であった】
【然しそれは、歯車一つが欠けるだけで、大きく狂わされる】

【空を切った両腕、立ち止まろうとした兵士C】
【自分の腕によって出来た死角を抜けた彼女を、その際に見失ってしまった】
【後方へと戻ろうとした瞬間、背骨を断つ様な斬撃が一つ】

兵士C:ギャアァッ!!?

兵士D:バカ野郎、ミスってんじゃねえやッ!!

【傷口を抑えながら前方によろけたCの頭を、落下してくる兵士Dが踏み抜く】
【人間一人の体重を頭部の一点に受け、兵士Cは痙攣の後に動かなくなった】

兵士H:おい、あの女中々強そうだぞ!しかも能力者みてえだ!!

兵士I:ウォッ、そいつぁ最高じゃねえかとっ捕まえろォ!!

【着地の衝撃でやや蹲る兵士Dを無視する形で、更に走ってくる二人】
【左右から彼女を抑えつけようとしてくるこの二人は、どちらも手に武器を持って居ない】
【力と体重で強引に抑えようという腹づもりなのだろう】

【まだ、兵士はかなりの数が残っている】
【一網打尽にする手段が有ると無いのとでは、体力の消耗にも差が出る事だろう】

/了解、移行した時にもういちどキャラ名を書いて頂ければ見落としの可能性が減らせるかと思います
954 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:10:07.83 ID:NJQHum2o
>>927>>932>>947>>948
(織守さんは、Justiceの偉い人、だったか)

【織守の言葉を聞きながら思う】
【閃光を背にうけながらも、谷山は駆ける、駆ける】
【閃光が止んだ次の瞬間を狙い、左手の閃光手榴弾を爆発させる作戦も考えた】
【持つ閃光弾は爆音と閃光のタイプ】
【谷山は、其のどちらも防ぐ手段を所持しているため、自分の動きに支障はない】
【いざと成れば爆薬でレヴナンを一掃することも出来る】
【未だ、手はある。この時点では、自分は戦える】
【そう信じ、谷山は戦う】

なっ――!?

【足払いを回避され、飛びかかられた】
【然し、対処できない谷山の思考速度ではない】
【閃光手榴弾を手から離し、爆薬を取り出す】
【之は指向性の爆発を起こす爆薬であり、自己にダメージを与えること無く、爆発を起こすことが出来る】
【着火、轟音と共に、目の前のレヴナンの群れを飲み込まんと、衝撃と高熱を纏った爆炎が襲いかかっていく】

(……。屑野郎がッ……!俺はあの子のことを良くは知らねぇが……、ぶちのめさねぇと気が済まねぇ)

【爆炎の刹那の中で、怒りを煌々と滾らせる】
【五感は現れたレギオンを認識し、対処法を考える】
【結論、あのサイズであれば攻撃は当るだろう。バランスも悪そうだ】
【足場を崩し、止めは他人に負かすが定石か】
955 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:11:08.10 ID:MkSOvJQo
>>936

――――――“黙れ”。

【男の声に、叫びに、返す言葉は短く、鋭く】
【左手を上へ――建物の最上部、屋根の縁へ向けて、“伸ばした”】

【文字通りだ。只の手だった左手は、まるでゴムの様に真っ直ぐ伸び、屋根の縁を掴む】
【良く見れば、其れは手ではなく肌色の触手である事がわかるかも知れない】
【少女の身体は、その触手が縮むに任せて引っ張られ、宙へ】

【引っ張られる力のままに屋根を越え、そのままの勢いを持って宙を舞い】
【瞬間的に≪精製≫した、刃渡り1m程の剣を右手に構え】

――――ふんっ!

【徐に、男に向けて其れを投げつけた】
【直線的な軌道、一歩も動かなくても、其れは男のやや左を掠めるのみ】
【牽制とも挑発とも言える攻撃と共に、少女は男の待つ場所へと降り立った】
956 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 21:11:27.24 ID:hREI2dEo
/次スレー
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1292674234/
957 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:12:00.75 ID:zHe4dYAO
>>944
っ!

【避けられたのは見なくとも解る】
【打撃の感触が全く、掠めた程度にしか存在しない】
【白い少女の頭の存在していた位置を通り過ぎた所で振り上げた拳は止まり】
【その代わりに金髪の少女の身体を襲うのは、身体を後ろに反らした力を利用し振り上げる、襲撃】

【咄嗟に飛び退くように下がった物の、が、と、左腕に蹴撃が食らいつく】
【相手が小柄で体重も軽い事が相まって、骨を折ったりするような事が無かったのが幸いか】
……『疾れっ!』

【だが、只でやられる訳にはいかない】
【飛び退きながらも右腕を細剣を横に振るう】
【紡がれた言葉に応えるように、剣から光が失せ、代わりに、剣撃の軌道から一直線に、光の刃が撃ち放たれる】
【隙を晒した白い少女を両断するかと思われたそれだが――高さが、足りない】
【その理由が、甘さか、手元の狂いかは知らないが、兎に角、このまま棒立ちしていた場合、放たれた光刃はきっと白い少女の太股の辺りに深い斬り傷を生み出すだろう】
958 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 21:12:12.90 ID:Vj8bgESO
>>940
愚問、だナ。……さあ、ここからは御託無シ……「ブレイザーシティ」、取り返せる物なら取り替えして見ろヨ……!

【その声を最後に……紅麒麟の姿が、紅暁の視界から……ふ、と消失するだろう】
【正しくは、消失では無い……身を限界まで屈め、地を蹴った】
【「視点を紅麒麟の顔に向けている紅暁からすれば、消失したように見える」……それだけの、言うのは簡単な技術】

……《滑麒麟(かっきりん)》ッ!!

【生じるであろう一瞬の隙を突いての……高速接近】
【接近に成功したならばそこから放つのは、紅暁の下腹部目掛けての……「右拳」】
【仮に着弾したならば……そこから、衝撃と……「電流」が。紅暁に襲い掛かるだろう】
959 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 21:15:59.88 ID:JX/wU.DO
>>934>>938

【彼女の言葉は聞こえた様だが。何も、答えなかった】
【只管、無言で。細めた橙を、緩やかに暁の少女へと向けると】

(……ごめん。……でも、どうか。首を突っ込ませて欲しい)

【思考。―――静かな返答≠、すると】
【再び、対峙している彼等へと視線を戻し―――両手で握った獲物を、構えた】


【自分達の相手をするという、大柄な男に息を呑み】
【地面を、撲った彼。その後―――突如、発光した地に気付いた】

って…熱―――!?

【(火を操作する能力者か)、と瞬間的に思考して】

【間抜けに叫び、危険を察知したのか―――急いで、前へと大きくステップしようとする】

【成功したならば、振り向き、先程自分が立っていた地から、火柱が上がった様子に】
【恐怖からか、思わず引き攣った笑みを浮かべ】

……怖いけど―――先ずは、近付くしか無い

【呟いて―――大柄な男への、接近を試みるだろう】
960 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:18:54.32 ID:H1TKtNko
>>945
なんだ、それは・・・まるで私を知っているかのような口ぶり・・・
私も有名になったものか・・・

【にやり、頬を引き上げての、まるで自虐するほどの笑み】

【いつかの夏の日の夜の”火の国”で、熱い魂を持つ少年と拳を交えたことを思うも】
【今の戦いとは過去は無関係な話かもしれない、然りと迎え撃つべき敵を見定めて】

【R93号の目前で繰り広げられる、その両者の光に包まれての、変身】
【それはお約束であり、暗黙の協定であり、確実な”戦いの開幕”であった】


・・・やはり 私には腹芸は無理だな・・・


≪限定能力解除:Limited Ability To De―――≫

【R93号は両腕を胸の前で交差させて”それ”を呟くと】
【周囲には身体全体を覆い隠すほどの砂煙が立ち昇った】

【―――砂煙の中から現れたのは―――】

【全身は漆黒ほど黒く、側面に金色のラインが入ったバイクレザースーツを身に纏う】
【白髑髏のような異形の仮面で頭部を覆う、眼光鋭い双眸は鮮血のルビーほどに紅い】

        ......
       殺しはしない・・・

【”人に在らずの人で無し”―――強化型改造人間、R93号の真の戦闘スタイル】

(私と同じ、変身能力者、か・・・)



【ツインジョーカーの前に立ちはだかるは、悪の変身機関員R93号!】
【両者異形の様相に身を包むも、その実は”対機関”と”機関”の面持ち】

【それは決して交わることの無い―――そして共に並ぶ―――平行線】
961 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 21:21:43.86 ID:qYU3l0Ao
>>934

【カンナの声を聞いた瞬間、小さく安堵の息を漏らした】
【それでも、口元は心配そうに歪んだままで】

【国語辞典という、近所のおばさんがくれた安産御守よりユーモラスな物品を見ても】
【緊張の糸が緩むことはなかった】

――――

【頑なに、任務に戻ろうとする彼女に、余計な言葉を喋らせたくなくて】
【水色の瞳は、黙って背中を見送るだけ】


【ふと、放り投げられた矢に、チラを視線を移す】
【長い長い吹き矢の先端、生々しい赤】
【彼女が感じているだろう痛みを想像して、苦々しく眉を顰めるものの】


(……あれは、私の鎖でも防げなかった)
(機動性が落ちるだけなら、装備してこなくて――助かった)

【――どこかで、冷静な思考を回している自分に、腹が立つ】
【結局、自分のことばっかり――】

>>938
……ああ
すぐに終わらせるってのには、賛成するよ

【座ったまま、男に向けるのは滾る視線。感情の乗らない声を掛けて】

我…契約者の名において…グラーキの黙示録に秘める…魔術をもちいて…作られし神を身に纏う…

【―外部魔力素、起動
――黙示録之拾参番、記述者承認
――――The Revelations of Glaaki、使用】

 ア バ ター
《魔装偽神》

 グ レ イ ト フ ォ ー ル
《飛来せし外なる神》

【同時に光が強くなり、サージを覆い隠して――】

マジック・フォーム:ジェットエアー・メテオール
《魔術鎧装:玄夜の流星》

【臨界まで集束した光量が、爆風に変わる】
【真空刃を消し飛ばし――、少女の代わりには、流線型の甲冑を纏った漆黒の騎士が立っているだろう】
962 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 21:21:53.00 ID:o5IB8bY0
>>947>>948>>923>>932
そうか、そうか・・・まぁ今はそんな事はどうでもいい
今のお前が何だろうと、・・・貴様を斬る!!!!
【彼が剣を地面に突き刺したままでいたのは何の為か・・・決して意味が無いという事は無い】
【物に魔力を篭めるのが得意、だったらその特技を生かす、試作した技が一つ】
【地面の辺りに現われてはすぐ消える、スパークする光──これは】
【近接戦の補助のために篭めていたのではない、剣を介し、地面へと魔力を通し、その力を敵にぶつけようという技】


だったら、負の感情を抱くのも馬鹿馬鹿しく思えるほどに、貴様を打ちのめせば良いだけだろう・・・!?
【試作ゆえにその行為がどれだけのエネルギーロスでどれほどの威力になるか、ライク自身はまだ解っていない】
【まぁよほど弱い相手でも無い限り一撃必殺と言えるような技ではないが、牽制、や一瞬だけ敵の動きを止める程度はあるだろう】

・・・大方、お前が殺した人間、か?
【それが終われば彼は剣を抜き、後ろに意識を集中させつつも目の前にいるでかい化け物に眼を向ける】
963 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 21:22:39.24 ID:izA3xh6o
>>957

【ああやっぱり、もうちょっと食べて力をつけないと】
【――生きるか死ぬかの舞台の上で、何とも呑気な思考が生まれてしまうのは、少女がまだまだ甘いからだろう】

飛、ん――――ッ

【閃く斬撃を視認したのは、着地を終えて一旦屈み、次の駆け出しに向けて――と】
【工程を終えて、頭を上げた時、「あまりにも遅い」!】
【駆けだそうと準備を整えた身体に出来ることなど、頭を傾けることくらい】

【ざン、】
【青白い肌に、深紅の彩――深い線が引かれた】
【う、と呻いて一拍休止。痛みに顔を歪めながら、もう一度接近を始める】
964 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 21:22:49.67 ID:cnJh706o
>>915>>937>>939


【現れた味方=\―朔夜に目を遣るが、双眸の輝きは揺らがない】
【只、一つ首肯を投げ掛けると、シェンに目を戻して】

……奇遇ですね、僕も貴方を殺したくは無い。
そもそも、『[ピーーー]』のが厭なんですが――其れは別にして、言いたい事は、判るでしょう?

【微笑に対して、彼らしい微笑≠返す事は無い】
【只、湛えるのは月下の湖面の如き『揺らぐ』事の無い「戦士の表情」】

船を壊す≠フを、邪魔するのなら――船底にでも、押し込んで置くしか無いでしょう。
『昼の国』の件、聞きました。 ……僕が機関員なら、貴方を議員に推薦したのは最良の選択だったでしょうね。

【詰まりは、正義組織の構成員≠ニしては最悪の選択】
【『カノッサの金獅子』は最早、彼が出会った当初の――No77≠ナはない】


 【「何故、手を引かなかったのか」――其の質問に対する答えは、発されなくて】


(? ギア=c…――って、一体――……) ―――ッ!!?


【沈黙の後――突如、出現した異形】
【即座に体勢を落とすと、敵の姿≠確認……少なくとも、『人外』には間違い無い】


朔夜さん、『こっち』は僕が相手します!!
機会を見て、シェンさんの方に回ってください――ッ!!


【『人外』――人を[ピーーー]虞≠フ存在しない相手は、彼にとって何より好都合】
【相性≠ゥら言っても、シェンの相手には朔夜の方が向いているだろう、よ判断し】


(先ず、狙うべきは――……『頭』か、『ギア』か?)
(浮いている以上は、足への攻撃による「機動力半減」は期待出来ない――。)


【異形に向き直ると、疾駆を開始――同時に、両手に生成するのは紅いナイフ=z
【自分から見て右→左の順に、間髪入れず異形の頭へ右のナイフ≠、ギアへ左のナイフ≠投擲】
【速度は見切れる程度、軌道は直線的……当たれば小規模な爆発を伴う、牽制≠フ攻撃だ】
965 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:23:37.68 ID:aAwKsxso
>>953

ガキって呼ぶから痛い目みるんだバカが
……ってまたガキって言いやがったこの野郎――――

【少しの憤慨、むしろ怒るのはガキの証拠でもある】
【直ぐ様次の標的を決める、次は新たに現れた兵士G】

【銃はナイフで戦う相手としては些か面倒だ】
【パチンと腰のホルダーの留め具を外し新たなナイフを取り出し左手で持つ】
【そのナイフはナックルガードも無く刃渡りは20cm程度】

受け取れバカ野朗……――――

【左手のそれを瞬時に兵士Gの心臓辺りに目掛けて投合】
【首もとを狙わなかったのは外れた時のリスクが大きいため】
【胸の辺りならば精確な狙い無しでも体のどこかには当たるだろうという単純な考え】

(んでもって後ろから足音……
966 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:24:16.21 ID:aAwKsxso
/>>965は無かった事にしてくださいごめんなさい
967 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 21:24:30.22 ID:cnJh706o
>>964
/二本目のナイフは『ギアへ』と云うより、『胴へ』の方が良いですね、訂正します。
968 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 21:24:54.34 ID:GkO/21M0
>>950

うお!!

【と、言葉を漏らすもあまり驚いてもない様子で涼しい顔でいる】
【が次の瞬間少年がノーモーションで空中2m程にジャンプした】
【しかしそれはジャンプというよりは何かに引き寄せられたかの様に見えた】

残念遅過ぎ

【そう言うと少年は兵士E、兵士F両方の頭の上に手から着地し、体を振る勢いで
二人の顔めがけ膝蹴りを狙った】
969 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:25:11.74 ID:fDYM70Qo
>>958
シティは俺たちのものだ・・・・それ以外に言うことは無いさ・・・・・・!!

【自らを振りたたせ此処で戦う意味を再び感じるかのように、大声で叫ぶと】
【目の前からいなくなった紅麒麟がいったいどんな術を使用したのかを考察する】
【それこそ同じように一瞬のことであるが、後ろに普通に歩いたならば5歩ほどの距離を】
【まるで飛び上がるかのように、地面から離れバックステップしたのだった】

・・・・温いな小僧!!
【バックステップを行ったことが功を奏して、右拳を避ける】
【後ろにしっかりと着地すると、胸元のカッターナイフを一丁取り出した】
【そこから除くは刃渡り20cmほどの刃。まさしくカッターのよう小刀であろう】

≪赤井御流紅蓮の小刀――≫

【そういうと右手で持ったカッターナイフを紅麒麟の左斜め上から右下にかけて振りかざす】
【もし当たったとするならば、刀傷と燃え盛る炎の衝撃がやってくるだろう】
970 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:25:20.73 ID:Y/q0eK6o
>>950

いや、痛かったね もう少しで胃袋吐き出すところだった

【周りが落ち着いてから、水の壁を解除して】
【やはりその声は感情が見えない 能天気だとか、緊張に欠けるとかではなく、ただ冷たい】

お父さんはお父さんだよ どうしたんだい、我が子よ こんなにところにいると危ないぞー?

【蛙の前に霧が集まって、水が零れる 球状を成した水にぴょんと一跳ね、飛び乗った】
【浮翌遊する水球が回り、それにあわせて蛙も回る オオカミの方に向いて】

できれば戦いたくないわけだけど、俺が逃げるとお前はどうする?

【尚霧が深まっていく 蛙の回りであるほど深く、しばらくすれば眼の前のものすら見えなくなりそうだ】
【街から逃げるのに必要な能力は、純粋な脚力から土地勘に変わっていく】

【そして、もし蛙の周りに虐殺の痕――血が流れているのなら、それが近くに集まってくる】
971 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 21:26:42.63 ID:TSZk.MDO
>>955
おっとぉ!怖い怖い!そんなにいきなり攻撃してくんなよ!!
【彼はその場から動かず、笑ったまま】
【剣が掠った左頬に一本線の傷が走る】

刺さったらどうすんだよ!死んじまうぞ!っとなぁ!!
【すぐさま右腕を振り、大蛇を少女に向ける】
【大蛇も同じように長く伸びて飛び出し、大口を開けて少女に噛み付こうとした】
972 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:30:07.57 ID:YcSQknUo
>>948>>954>>962

――――……改めて目にすると、酷い惨状ですね。
戦場は此れで二度目ですが、やはり慣れることなど出来そうもありません。

【光が止んだその先に、既に織守の姿は影も形も見られない】
【しかしその代わりに、先程彼女が立っていた位置に一人の者が存在していた】

【昆虫を思わせる黒く棘張ったフォルムの全身甲冑を身に纏い、背に一対の蝙蝠のモノのように見える翼を生やし】
【両腕には手甲に重ねるようにして漆黒の大きな「鋏」。背骨から腰骨の上ほどまで通り、其処から長く伸び反り返った長い「蠍の尾」が付いた】
【身長165cm程の、凛々しくも幼さの残る顔つきをした少女が、険しい表情でラギデュースを、レギオン達を眺めている】

浅学故、事情を深く察することは出来ませんが
――如何なる理由が在ろうともこのようなことが許されるはずがありません!

正義を掲げる一人の戦士として、貴宝院に属する由緒ある術師として
そして私――貴宝院神衣(きほういん かむい)個人として!貴方のお相手をさせて頂きます!

【頭を覆う甲冑の隙間から、漆黒のポニーテールを揺らしながら】
【少女――神衣は腰を低く落とし、翼を広げながらラギデュースに向けて宣戦布告とばかりに言葉を叩きつけた】

【名乗りから察するに、恐らくは貴宝院織守に連なる家系の者。よく見たならば、顔つきが何処か織守に似通っている】
【この少女が「代理」。今戦うことのできない織守に代わるためにこの場に召集された戦士であった】


【ダン――!と一歩の震脚。場の空気を淡く震わせながら神衣は一歩踏み込み】
【背の蝙蝠羽をバサリ、と一度羽ばたかせると】

――――行きます!
罪の対価を払う覚悟はよろしいですか「らぎでゅーす」殿!

【もう一度強く地面を叩くと、羽の動きと合わせて前方に大きく跳躍】
【羽の「特性」により推進力と飛行力を得ると、矢の如き勢いでレギオンの頭部付近目がけて肉薄しようとする】

【見た限りは、織守とは対照的なインファイターであろう】
【動きは重厚な甲冑とは違い俊敏なものであった】
【よくよく見たならば、少々造りは複雑だが鎧は全て「折り紙」により形成されていることも窺えるか――。】
973 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:30:50.99 ID:zHe4dYAO
>>963
……警告しますよ、今なら命は奪いませんから、早く立ち去――!?

【告げる最中、漸く、異変に気付く】
【身体に走る違和感、熱を出した時、無理矢理動いているような、そんな感覚】
【毒か、呪いか、正体が解らない為、対処も出来ない】
【実際はきっと、解っていても対処出来ないのだが―――】

――む、やって、くれましたね。

【僅かに不機嫌そうにそう言うと、細剣を構え直す】
【今、現在進行形で接近されていなければ、剣に光を宿せたが、矢張りそんな甘い相手では無いようだ】
974 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:31:24.21 ID:fU.D.fEo
>>946

「うおット、こりゃお暑いネェ・・・!」
【炎を発したチャクラムを見て、楽しそうな声を上げる】
【右腕を一本、ピンと伸ばし――】

「だりャッ!」
【その伸ばした腕で、チャクラムを受けた】
【ガギン、と硬質的な音がする。身体を変化させたのか?】
【しかし、完全に防げたわけではないようで、少しばかりチャクラムによる切込みが入っている】

「あぢイッ!さっさと離れやがレヨ!」
【しかし熱いのは平気ではないようで、そんなわめき声を上げると】
【左腕を、先ほどと同じように棒のようにし、振り上げる】
【しかし隙だらけ、受けられたこと、攻撃の準備態勢を見極めれば、避ける時間は十分にある】

>>949

〈整える かも 知れない〉
【再びバッグから、毛玉が飛び出す】
【あくまで迎撃を目的としているらしく、何もしない】
【ただ増えて、ただ漂うだけだ】

【毛玉の数・・・10】

>>ALL

悪意は叫んで・・・暴を振るう・・・。
猜疑は猜疑を・・・呼んで増え続ける・・・。
【その戦況を眺めている】
【主たる彼女は、動かない】
975 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:31:52.18 ID:aAwKsxso
ガキって呼ぶから痛い目みるんだバカが
……ってまたガキって言いやがったこの野郎――――

【少しの憤慨、むしろ怒るのはガキの証拠でもある】
【直ぐ様次の標的を決める、次は新たに現れた兵士G】

【銃はナイフで戦う相手としては些か面倒だ】
【パチンと腰のホルダーの留め具を外し新たなナイフを取り出し左手で持つ】
【そのナイフはナックルガードも無く刃渡りは20cm程度】

受け取れバカ野朗……――――

【左手のそれを瞬時に兵士Gの心臓辺りに目掛けて投合】
【首もとを狙わなかったのは外れた時のリスクが大きいため】
【胸の辺りならば精確な狙い無しでも体のどこかには当たるだろうという単純な考え】

(んでもって後ろから足音……)

【少年の足元を根源に揺らいだ黒色が意思でもあるかのように地面を滑り少年の後方に移動】
【それから遅れて数瞬、影のように平面だった黒色の溜りから先の尖った巨大な針が6本垂直に突き出る】
【しかし相手が近づく事のみ分かっただけでその狙いは酷く曖昧で攻撃というよりむしろ壁としての役割が大きいか】
976 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:35:03.97 ID:aAwKsxso
/>>975>>953へです、もう潰れたい……
977 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 21:40:03.81 ID:izA3xh6o
>>973

残念ですね、貴女が居なかったら!
お家に帰って、このほっぺたの傷押さえながらひんひん泣き喚いてるところですけれど、ね、

【深い、きっとこれは縫わないといけない傷だ】
【じんじんと主張を続ける傷口に、刺さるような冷たい空気が触れて――正直本気で泣きたかった】

今は私、正義の味方の役で、舞台に立っているんです!

【やはり少女は浅い位置で急停止、繰り出したのは「刺突」】
【与える威力は考えない、「速さ」だけを考えて――弱らせて落とす!】
【狙うのは、胴体。的が広くて、外し難い場所を選ぶ】
978 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:40:31.14 ID:GAcj0VIo
>>960

ふん、よく似た戦士が二人も揃っておきながら…やる事は戦いか
言ってはおくが…よそはよそ、うちはうちだ…容易く勝たせてくれると思うな

「…ジュニアハカセ、何言ってるデスヨー?」

【その言葉を最後に沈黙が訪れる、じり、じりと右斜め前に回るように接近しながらTJがR93号を睨み続ける】
【けん制の動きからしかし彼は完全に接近戦を挑もうと言わんばかりの動きを隠そうともしない】
【もはやそれが当たり前だとでも言わんばかりに…彼は戦火の中誰よりも静かだった】

【――――先に動いたのは正義の仮面の戦士だった】

【タンッ!と一歩目から地面を大きく踏み割ろうと言わんばかりに音を立てて力いっぱい踏み込みから入り彼は接近を始める】
【接近のセオリーはすでに身にしみているかのように、第一撃目から全身全霊】
【冷静沈着に時々ジョークも混じらせるジンジャーと嗜め役のジャンクちゃん、しかしそれでも二人は実は分類は熱血タイプだ】

【右の拳を上げて上がるのは少女の声、パンチは侍女の方の得意技なのかとなんとなく理解できる状況から真っすぐに拳を振るう!】

「ド根性ォォォォッ!!!右ストレートォォォォォ―――――――ッ!!!」

【万物を破壊してくれようと言わんばかりの勢いをつけて近距離からの捻りもない右ストレート!】
【ここでは騙しを行わない、そう考える傾向はどうやらジャンクちゃんの性質か?ともあれ…その右の拳がR93の顔面を打ちぬこうと迫る!】
979 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:42:40.37 ID:MkSOvJQo
>>971

刺さらなかったでしょ、大事なのは結果!

【着地と同時、襲い掛かる大蛇を避ける為に右へと跳ぶ】
【サイドロール、座った状態からでは普通にステップを踏めず】
【横に転がるような形で跳んで大蛇を避けた後、ゆっくりと立ち上がる】
【落とさない様シルクハットを押さえていた右手で軽くマントを掃い】

―――教えて貰おうか? 私の知りたがってる事。

【既に元の形に戻った左手に漆黒の剣を握り締め】
【紅く染まった瞳で、真っ直ぐに男を見据える】
980 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 21:43:05.52 ID:Vj8bgESO
>>969
チッ…………

(普通の人間の動きじゃあないナ……厄介ダ)

【拳が回避されてから、紅暁がカッターを取り出すまでの僅かな時】
【その間に、紅麒麟は新たな、或いは愚行と思える行動に出る】

《雷神爆笑拳》

【そのまま、速度を落とさず……いや、寧ろ速度を上げて……前進】
【カッターにより左肩を斬られながらも……両手から雷を放出】
【全ての勢いを載せた、両手での掌底……無論だが、電撃も相まって、その威力は高い。鎧を着ていても殺し切れるか……?】

【更に、着弾時……何か、何か「不可視の何か」が、鎧に「浸透」し、紅暁の「肉体」に、直接「叩き込まれる」!!】
981 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 21:43:43.58 ID:f.ELUcSO
>>939>>964

【主を傷付ける事もなく、その掌中に戻った太刀。態々塩を送るような真似をするのは、性分故か】
【それとも彼女もまた、一介の人斬りで有るが故か――そんな事は、一端置いておくとして】

問答は要らないよ――――お前もさ、嫌ってほど知ってるだろう?
大人しく尻尾を巻く相手じゃないのも、そう易々とは殺られないって事も。……だから、無駄なだけだ。

【自らの失態を追想し、彼女は俄かに顔を顰めるも。声は荒げず、然して殺気はそのままに、ひた走る】
【にべもなく切り捨てる間にも、その健脚は広場の中央へと差し掛かっていた――が】
【シェンから5m程にまで距離を縮めた、その瞬間。突如として展開されるヒトガタ≠ノ、脚を止める】

(能力が、変質している――――ギア=c…あの歯車の影響、か……!?)
(何にせよ、此れで数は互角、って訳か……成る程な。)

――――了解。気を付けろ、厭な感じがする!
ギア≠チてのが何だかは判らないが、恐らくは宝玉に準ずる物だ!

其れを取り込んだ、となれば……。

【前情報とは異なる能力。必然、その双眸には警戒の色が浮かぶも――それ以上に、】
【彼女は、このイレギュラーを喜んでいた。シェンと味方≠スる京とは、並々ならぬ縁が有る】
【その程度で手を鈍らすとは思わなかったが、あの人柄だ。少なくとも、好い気分はするまい】

【手短に応じ、ギア≠ノついての仮説を伸べつつ。朔夜は接近を再開する】
982 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 21:45:40.09 ID:f.ELUcSO
>>939>>964

【主を傷付ける事もなく、その掌中に戻った太刀。態々塩を送るような真似をするのは、性分故か】
【それとも彼女もまた、一介の人斬りで有るが故か――そんな事は、一端置いておくとして】

問答は要らないよ――――お前もさ、嫌ってほど知ってるだろう?
大人しく尻尾を巻く相手じゃないのも、そう易々とは殺られないって事も。……だから、無駄なだけだ。

【自らの失態を追想し、彼女は俄かに顔を顰めるも。声は荒げず、然して殺気はそのままに、ひた走る】
【にべもなく切り捨てる間にも、その健脚は広場の中央へと差し掛かっていた――が】
【シェンから5m程にまで距離を縮めた、その瞬間。突如として展開されるヒトガタ≠ノ、脚を止める】

(能力が、変質している――――ギア=c…あの歯車の影響、か……!?)
(何にせよ、此れで数は互角、って訳か……成る程な。)

――――了解。気を付けろ、厭な感じがする!
ギア≠チてのが何だかは判らないが、恐らくは宝玉に準ずる物だ!

其れを取り込んだ、となれば……。

【前情報とは異なる能力。必然、その双眸には警戒の色が浮かぶも――それ以上に、】
【彼女は、このイレギュラーを喜んでいた。シェンと味方≠スる京とは、並々ならぬ縁が有る】
【その程度で手を鈍らすとは思わなかったが、あの人柄だ。少なくとも、好い気分はするまい】

【手短に応じ、ギア≠ノついての仮説を伸べつつ。朔夜は接近を再開する】
【狙いを本体に定め、右腕を振るえば袖からダガーが射出された―――暗器術、というヤツか】
983 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:47:12.30 ID:zHe4dYAO
>>977

あー、もうっ、泣くとか言わないで下さいよ。
自分のしてる事に罪悪感を覚えるじゃないですかっ。

【軽口を返すように言ってはいるが、嘘とも言い切れない言葉を紡いで】
【それでも、戦意の炎だけは消さずに、白い少女へと相対する】

……なら、仕方ないですね。
不本意ですが、怪我をして退場、という形にさせて貰いますよっ!

【流石に、あの一撃が体調不良の原因だと解っている以上、無理矢理ごり押しで何とかしようとは思わない】
【浅い一打が来ると解っているから後ろに一歩だけ、最低限の距離だけ退きながら、剣に再び光を纏わせる】
984 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 21:47:44.43 ID:xtGQvpoo
>>952(レン) >>961(サージ)

(何だ、こいつ。トンじまってんのか?)
(あっちはあっちでまッぶしいしもう──)

(──まぁ何だって良いさ。良い匂いしてる事には変わりない)

ああッと! 避けられちまったい! 惜しかったー
刃だけに惜しカッター、なんつってーい──

……──さて。三秒過ぎちまったな
こッから悲しい悲しいサービス残業……

仕事は集中して早く終わらせるのがイチバンだ
ま、そういうワケで──……ここからはちょっと愛想しやすよ、お嬢さん方

【──じゃきん。男が右腕に装備した、回転式弾倉を有した漆黒の篭手】
【彼が手首を軽く捻ると──収納されていた黒い刃が、篭手の先から伸びた】
【刃渡りは凡そ30cm超ほどだろうか。近接用の武器であると言う事は確実だろう】

──“ジャスパー”……

“ジャスパー・カフカ・ランドウェル”
これからアンタ方が、冥土の土産に持っていく名だ。はい、お喋り終了──

【──がしゃん。篭手の弾倉が独りでに回転し、魔弾に込められていた圧縮魔力が爆ぜる】
【同時、この夜闇の中にあっては到底映らないはずの、彼の黒い『影』が、地面からぬうっと起き上がった】
【彼の隣に立つその黒い『影』は、まさしく彼を写し取ったように身長も同じで、厚みもある、明らかな実体】

【──アートマン、とも少し違う。単なる分身、と捉えるのが最も近そうな異物】

>>ALL
>>959(檸檬) >>951(ウシロマトイ)

「ぬうン、焼かれろ。三秒過ぎた、ここからはサービス残業」
「俺、残業嫌い。俺の金、お前らが払うか。墳亜──ッ!」

【火柱が二人に避けられ、ウシロマトイから銃口を向けられた瞬間】
【男──ランダは、自らを抱え込むように、背を丸めた】

【次の瞬間──ランダの全身を大小様々な『岩』が覆い尽くし】
【それはまるで巨大な一つの岩石のような様相になると──】

「怒雄雄雄雄ォォォォオオオオー────ッ!!」

【放たれた銃弾を弾きながら、地面を転げ──檸檬に向けて、突進を開始した】

//続
985 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 21:48:42.55 ID:xtGQvpoo
>>レン&サージ

【だンッ──再び、篭手の弾倉が回転し、圧縮魔力の爆ぜる音】
【同時、彼の右掌の上に出現したのは──直径70cm程の、大きな『手裏剣』?】
【白い風が集まって形成されたもののようで、しゅるしゅるとその場に有るだけで夜気を切り裂いていく】

【そして、その巨大な『風手裏剣』は、『影』の右手にもまた、出現していた】
【一発分の魔力で、同時に二発生成したことになるのだろうか】

…………────

【ひゅ──】
【そして腕が振るわれ、放たれた──のは、一発のみ】
【その風手裏剣を投擲した動作をしたのは、『影』の方のみだった】
【男──ジャスパーの方はと言うと、その場を動かずただ手裏剣を保有したままで】

【びゅン──と、夜気を削り取るかのような猛速度で回転しながら、飛翔する手裏剣】
【向かう先は──サージだ。漆黒の騎士と化した彼女の腹部目掛け──せまり行く】

【弾倉内──4/6】

986 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 21:48:46.75 ID:TSZk.MDO
>>979
キヒヒッ!俺様は別にいいんだけどな!
困るのはてめぇなんじゃねぇのか?キヒッ!
【攻撃をかわされ、大蛇が何もない虚空をかみ砕く】
【直ぐさま右腕を引いて大蛇を引き戻し、大蛇は形を変え始め】
【大蛇だった右腕が、紫色の鱗に覆われた腕となった】

…キヒッ、そうだなー…んじゃ教えてやんよ
何が聞きたい?優しい俺様がテキトーに答えてやる
【ニヤリ、口を半月状になるまで吊り上げる】
【視線を交わすその目は少女と同じ紅色、ただし圧倒的に違う眼】
【その眼には、狂気の色が浮かんでいる】
987 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 21:50:07.50 ID:rFHIKY60
>>954

「――――ギィィィィィィィィヤアアァァァァァァァァァァァ!!!」

【人間離れした――――元より死体にそう言う表現を当てはめるのが適切かは分からないが――――それでも、間違いない人の声で、炎を喰らったレヴナンは悲鳴を上げ、のたうつ】
【その数、4体――――始めに居た20体のうち、これで4体が無力化された事になる】

(――――中々良い対処だ…………。力は持たぬが、あの速度と精度…………奴が成長すると、厄介なことになりかねん……)

【眩んだ目ながらも、男は基樹の動きを見、口の中だけで呟いた】

「グゥゥゥ…………」

【残るレヴナン達も、基樹に向かうは無駄と悟ったか、一定の距離を置きながら睨むにとどまっている】

>>962

斬れるものなら斬るがよい…………ッ!
その前に、ラベンダァイスに捻りつぶされなければいいがなぁ……!?

【この場に居ない、この戦いには無関係であるはずの人名を出し、返答とする男】
【その言葉には、無論、本意が隠されている】

(今の奴の心は揺らいでいる…………それこそ、今にも転がり落ちそうなほどに…………
こいつらに、刺激を与えさせれば良い…………いかようなものでも、そこに私の要素があれば、それで良い……
バランスを直そうとして触れても、それは突き落としてしまうだけ…………!)

【男は、ここでラベンダァイスの名前を出す事によって、後々接触させ、その刺激で更にラベンダァイスを揺さぶろうと考えているのだ】
【その為の、わざとらしい名前の読み上げだった】

――――愚かだな、貴様は…………『負』ほど……『闇』ほど人間と親和性の強いものがあるものか……!
まして私にとっては、それは全ての力の源泉なのだ…………打ちのめすだけ、無駄と言うものだ……!!
「ギィアッ!!」

【宙に居る男とレギオンには、その閃光は届かない】
【しかし、背後より襲いかかろうとしていたレヴナン2体は、この一撃で吹き飛ばされる】
【――――残り、14体】

殺した……確かにその通り。だが、それだけに終わらぬ…………
魂は『糧』として、身体は『駒』として…………私の理想の世界を産み出すための道具としているだけの事…………!!

【背後より、更に3体のレヴナンが飛びかかる】
【レギオンとの連携で、背後から襲いかかろうと言う腹だ】

/続きます
988 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 21:50:44.76 ID:rFHIKY60
/>>987の続き

>>972

ぬ――――――――新手かッ!?

【ようやく視力の戻りつつある目を見開いて、新たに現われた少女を視線でとらえる男】

――――貴宝院、神衣…………その名、覚えたぞ小娘ッ!!
貴様も織守と同じ、貴宝院家の者か……ッ!!

【再び、男の浮かべるは笑み――――新たな敵と会うたびに、この男は笑みを浮かべている】
【そこには、何か醜い感情があるのは確かなのだが――――その源泉は、文字通り闇の中だ】

――――えぇい、鬱陶しい!!
いつまでもいつまでもその名を呼びおって…………!!
良いだろう…………貴様らに、私を呼ぶにふさわしい名を教えてやろう……ッ!!

【『ラギデュース』と呼ばれ続ける事に嫌気がさしたのか、渋面で吐き捨てる男】

>>all

私に名前などは、意味の無いものだが…………貴様らはどうも『呼び名』と言うものを欲しがるらしい…………!
ならばこう呼ぶがいい…………『奴』の呼ぶところには、私はイル・ディザスター!!
『悪意持ちし災厄』だ…………ッ!!

【ラギデュース呼ばわりさせぬために、ついに己の名を名乗った男――――イル・ディザスター】

さぁ、レギオン!!
挨拶代わりに…………焼き払えッ!!
[ゴォォォォォォアアアアアアアァァァァァァァァッッッ!!]

【男、老人、少女…………様々な響きが混ざり合う、不気味な咆哮を上げて、レギオンが攻撃に入る】
【地上の基樹とライクには、黒い煙の様な光線を吐きつける】
【地面をドロドロに――――しかも熱によらずに溶かす、文字通り『死の光線』だ】
【そして、上部へと回り込もうとする神衣には、4本の腕と2本の触手が伸びる】
【近接戦に対して、カウンター気味に反撃を行う形だ】
989 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 21:52:55.48 ID:Vfdxdy6o
>>953
へえ、成程「コンボ技」ね――そういうこと!
いやあ、中々にえげつないけど、面白いよ……!

……さて、次は鬼ごっこかい?
捕まるなら、ちゃんと捕まえてくれよな――!

【自身を捕縛せんと両側より迫る手から逃れるため、今度は前方へのステップ】
【蹲るDの横を通り過ぎれば、バックステップに移行。振り向きながら剣の切先を天へ掲げると】
【パァン、と何かが弾ける甲高い音と共に、冷気の尾を引きながら透き通った「塊」が空へ撃ち出された】
【頭上数メーターの位置で一時停止。よく見れば、其れは拳二つ分の大きさの「氷塊」ということが判るかもしれない】

但し捕まえる前に頭上注意だっ!
鬼さんこちら、そら行くぞっ――はあぁッ!!

【そうして右腕を振り下ろし、剣身を勢いよく地面へ叩き付ける】
【高い金属音が響くその数瞬後、中空の「氷塊」が弾けて割れて、散った氷の粒が「氷柱」の形状を成した】
【複数の「氷柱」は一つの拳よりやや小さなサイズ、数はさほど多くないが、鋭利な先端は刃物の其れと程近く】
【その“尖端”をD、H、I、その他兵士の頭部へと向けて、それぞれに数個ほどが小雨の如く降り注ぐだろう】

【然しながら、「氷塊」の射出から攻撃への移行までに、必然的にタイム・ラグが生じる】
【きっと其れは、図らずとも兵士たちに思考する時間を与えてしまう事になるだろう】
【なお、「氷柱」は命中の如何に関わらず消滅する】

(然し数が多過ぎるな……遊び過ぎれば先にバテるのはこっちだ)

――短期決戦が一番、か

【剣を叩き付けた直後の呟きである。纏う冷気は、「氷塊」を撃ち出して尚強い】

/わかりましたー!
990 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/18(土) 21:55:32.47 ID:Vfdxdy6o
/うわやばいこれは遅筆過ぎる……!ごめんなさい、シャロ中即行で風呂に入ってきます
991 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:56:19.03 ID:7PPYVkQo
>>964

「“船を壊す”のを邪魔するのなら」、か……邪魔はしない、と言ったら?

【ふと、呟くように返すその言葉―――微笑の中に冗句をいうような色はない】
【真面目なそれを伺えるかも微妙といったところだが、判断は見る者次第】
【腰元の「邪悪」「千鳥」へと魔翌力を送り溜め込み、ただ接近に備え】

「―――――――――、―――――――――――…………。」

【一方で異形、魔翌力も放たず、生気も放たず、幻覚のヴィジョンであるかのように音も立てない】
【未知の化物か、或いは無機の兵器か―――動かすのは右手のみ】

【ボン、という音がした、煙が起った、そして結果を簡素に表せば、“無傷”】
【頭部には煤も傷も無し、もう一方のナイフを受けた右手にしても損害は見取れない】
【頑丈という域を超えて居るようにも見えるソレは動かず、ただ徐々にギアの回転を上げていく】

>>981

フッ……相変わらずらしいね、その性分も戦闘の勘も
だが君の言うことは最もだ、語るなら口より刀で、ってね―――!

【接近を進める朔夜に対し、中距離に置いて先ずシェンが引き抜くのは黒の「邪悪」】
【ただ引きぬいて鞘に戻す、それだけの動作で貯めこまれた魔翌力が闇を孕んだ黒い斬撃を作り出し】
【殆ど地面と水平に“目標”へと向かって空を切る】

(ギアに関しちゃ初の実戦……先ず、あの防御だけをとれば問題ないとは思うが)
(何にしても動きが遅い、あまり悠長に回転させ続けるのも無駄な策か―――)

【次いで、相手の接近・非接近を問わずして鞘ごと右手で引き抜かれるのは白い「千鳥」】
【パチパチと仄かな電流を迸らせるソレは見るからに危険で、それを持つ男の方はどう見ても居合のそれだった】
992 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:57:13.16 ID:fDYM70Qo
>>980
・・・・・・・・っ!!!

【いくら彼も雷使いと言えども、速度の早い状態での電撃】
【しかも両手での掌底といえば相当なダメージが彼の体に流し込まれた】
【背中の太刀の有刺鉄線の雷に誘導される形で、多少の雷は太刀に流し込まれた】
【その結果、彼の背中の立ちの雷もまた一段と大きくなった】

・・・・お前・・・俺の体に何をした・・・・!

【彼の皮膚が突き破られ、体の中に何かが叩き込まれた】
【冷静ないつもの彼とは違い、我を見失うほどの混乱に陥る】

【そしてその言葉が発しられるとほぼ同時。技については終始無言で】
【右手で彼の左肩を掴もうと手を伸ばしたのだ】
【これで少しでも彼の右手と接触すれば、その部分から直径5cmほどの火柱が上がることだろう】
993 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 21:58:03.28 ID:izA3xh6o
>>983

ん、では、泣いたら隙を見せてくれますかっ、……なーんて。

【さすがに読まれるか、なら、――】
【相手が光を溜め始めるのを視認、厄介だなあ。奥歯を噛む】

脇役でも、舞台に立てたん、だからっ、
降りるなんて、絶対、しません!

【――読まれるより早く行動すればいい】
【もう一歩踏み込むと同時、肘を引く。一拍置いて、右下から左上への「逆袈裟斬り」を繰り出した】
【止まればそこで喰らう、止まるな、止まるな――少女の脳漿に、一種の強迫観念が溶かされる】
994 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 21:58:38.53 ID:H1TKtNko
>>978
もとよりこの命は、一度は捨てたようなもの・・・
生きることにも、死ぬことにも、勝つことだろうと・・・「執着」などは既に捨てた・・・

【ぽつり、吐くように漏らしたそれは先刻のTJの宣戦布告に対する返答だろうか】
【しかし今や両者は戦場の上、己に言い聞かす独り言に過ぎなかったかもしれない】

【胸を張って両腕は前面に構えてのファイティングポーズ】
【両膝にゆとりを持たせて、いつでも動けるように戦闘態勢】

【そして】
   【駆け出した】
        【正義の戦士、TJの拳を】

・・・だが!荒い!

【93は正面から右手でTJの拳を受け止めた―――そして】
【受け止めた拳の威力を”殺さずに”、そのまま”TJの腕を引くように”】
【同時に駆け出したTJの足元を、弧を描くように左足を払って―――】

【それは第三世界における柔道技―――】



           ≪―――送足払い:LegsScythe―――≫



【相手の威力を利用し、自らの攻撃起点へと「流れるように」受け入れる足業】

【正面切っての突進と相まって、”相手の威力”そのものに対しての「送足払い」】
【不意の”足掛け”などと言う、いわば正義の使者へは「卑怯な技」かもしれない】

【足元への払い攻撃を防ぎ、避けることは至難の業だろうか?―――】

【回避できずに足を掛けられ、払い飛ばされたのならば―――】
                        【―――TJは大きく投げ出されて荒野に転がり込むだろう】

【しかし上手く回避をすることが出来るのならな―――】
                  【―――バランスを崩した93への、更なる攻撃のチャンスだろう】
995 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 22:03:03.86 ID:NJQHum2o
>>962>>972>>987>>989
(動いてこねぇ、警戒を与えられたか……)

【隙を残す事無く、立ち、レヴナンを見据える】
【爆発の衝撃で左手はぶるぶると震えているが、気合で震えを抑えこむ】
【――レヴナンは自分でも倒せる程には弱い】
【問題はレギオンだ】
【ベルトポーチから爆弾を5つ出し、一纏めにし、置く】
【能力により、レギオンの方向へ効率的に衝撃を徹す手段を計算する】
【斜め下方向に5発分を収束させて打ち込む】
【之により、地面を砕く計算だ】
【しかし、其の起爆に先じて、相手の光線が来た】

――ヤベェな。

【しかし、爆弾を起爆させた】
【方向を当初の方向とは違う方面へ調整】
【爆発による瓦礫により、光線を防ぐ積りである】
【そして、閃光は聞かないと判断したが、ディザスターには聞くだろう】
【爆発の中に、ピンを抜いた閃光手榴弾――戦闘機の飛行音にも比する爆音を起こす――を投じ、起爆させる】
【爆発に乗じて、少しでもディザスター自体の戦闘力を削ぐつもりだ】
【正攻法ではなく、弱者の戦い方】
【だが、強者はしないであろう、戦い方でもある】
【弱い事を戦略に組み込み力に変える戦法だ】

さぁ、吠え面かかせてやるよ――。

――“ラギデュース”ッ!

【あえて呼ばれたくない名で呼び、相手の冷静さを削る】
【足は震えそうに成るも、表情は虚勢の笑みを浮かべ、まっすぐな瞳でラギデュースを睨みつけた】
996 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 22:03:05.61 ID:eYe3zcAo
>>984
【向けた銃口から放たれた弾丸は大半が当たらず、逸れていった】
【運良く命中したものもランダの全身を覆う岩に阻まれ、ダメージは無い】

やはり能力者。面倒で嫌になるね。
むしろ機関の所属で、能力者じゃない方が珍しいのかな?

【はっはっはーと笑いながら銃の弾倉を排出。リロード作業を済ませる】
【作業完了とほぼ同時、ランダが檸檬に向けて突進する】

これは運が良い。
案外、大した怪我もせずに済んだりしてね。

【呟きながら腰を落とし、刹那の後、疾走。檸檬を囮にし、一気に接近する】
【岩に覆われていない部分でもあれば容赦無く銃弾を叩き込む腹積もりだ】
997 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 22:04:07.11 ID:fGOqf2SO
>>984>>985
……やっぱり慣れない台詞回しはしない方がいいですね
【そう言いながら相手の分身を見て狂気の笑顔は消え、無機質な顔に変わり】

ジャスパー…覚えた
さあ殺し合の始まりだ

【そう言うと全身のバネを後ろ足に集中させ跳び】

【一気に間合いを詰めようとする】

【1mくらい近づいた瞬間に居合の構えからナイフを《投げる》】

【それはまるで刀で斬るようなラインで】
【相手の右腹部から左肩までナナメ上に斬るように投げられるだろう】
【上手くコントロールされている技だ】

【そして左袖からナイフを出し左手でもとうとする】
998 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/18(土) 22:04:17.46 ID:MkSOvJQo
>>986

…………、――――――。

【何も言わない。無言の肯定、とも】
【変わらず揺らぎ無い瞳は、然し男の言葉を否定しない】
【目前の男。大切な人。何よりも大事な――】

――おにーたんは、何処?

【自称優しい男に、少女は一つ目の問いをする】
【単純で、少女自身も半ば答えの判っている問い】
【それでも、本人に直接聞いて確かめるのは、大事な事だ】

【狂気の浮かぶ紅い眼を、怒りを孕む紅い瞳が見詰めていた】
999 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/18(土) 22:07:15.01 ID:hREI2dEo
>>VSブラッディメアリーALL
【此処へ来て、ようやく兵士達は気付いた】
【自分達は、もう一方的に狩る側では無い。能力者と『戦わなければ』ならないのだ、と】
【蛙の生んだ霧によって、視界は狭められる。数の優位が、削られていく】

【そして、同時に】

>>968の後方から、すすすと地面を滑る様に】
>>975の側面から、重装備をがしゃがしゃ鳴らして】
【の上方から、ひゅうと風の渦を身体に纏って】
【それぞれ、新手が現れる】

【だが、彼女達は決して、機関員では無い】
【出現した次の瞬間、各人が各人の得手を用いて、兵士の一人を仕留めていた】


>>968(四季坂)
【飛び上がり、落下する少年。その動きに、兵士もあっけに取られた】
【然し、彼等は人形では無い。ただの無能では無いのだ】
【頭に手を置かれた瞬間、両サイドともに顔を守る様に腕を持ち上げ】

兵士E:おーし、脚貰ったあってごふぁッ!?

兵士F:こいつ能力者の割に大した事ねぇぜってEー!?

【左側の兵士Eは、腕ごと膝を顔面に打ち付けられて倒れ込み】
【右側の兵士F左腕で膝の一撃を受け止め、右手のナイフで大腿を狙う】
【彼等は、鍛錬を積んだ兵士だ。立派に戦力を持っている】
【力を惜しんで舐めて掛かるなら、相応の報いを受ける事となるだろう】

【そして、少年の後方から現れた人物は】

??:苦戦は……していない様にも思えます。が、お手伝いいたしましょうか?
   何分私、主人よりそう申しつけられておりますので……
   ………ダーツの的も、欲しい所ですし

【黒のロングドレスの上に白エプロン、ホワイトブリムを付けた黒のショートヘアの女】
【所謂メイド服、それも「ヴィクトリアンメイド」のスタイルだ】
【その手に大量に持っているのはダーツの矢。おそらくは、これを用いて遠距離戦を行うのだろう】

【申し出ているのは共闘。敵が多いなら、自分達も数で対抗しようと言うのか】
【適切に指示を与える事が出来れば、雑兵を散らすのには有用だろう】

/ガンガン続きます
1000 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/18(土) 22:07:56.60 ID:JX/wU.DO
>>984

【向かって来る、一つの岩石と化した彼に驚愕して】
【小さく悲鳴を上げ、怯み。逃げなければと思考して】
【その場で、身体を左へ移動させ様としたが、間に合わ無かった】

――――――――ッ!!!

【轟、と。風を切る音が聞こえ。自分の身体が、―――「両足」が、彼に巻き込まれる】
【身体が左へ倒れ込み、めぎめぎ≠ニ、骨と肉を擦り潰す音がした】
【痛みを通り越した、熱の感覚。ああ、と女が絶叫して】

【彼が通過した後、女の両の脚が、殆ど潰れているだろう】
【移動が難しい状態に成った。そして、女に痛がっている暇は無い】

【女が座り込んだ状態のまま、一度落としてしまった鎌を手に取ると―――】
【逸れの形状を「長剣」へと変化させ、大柄な男へと、投擲しようとする】
【彼が岩に覆われた状態だった場合、刃は通ら無いかもしれない―――】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
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ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
一方通行「希望ヶ峰高校だァ?」 @ 2010/12/18(土) 21:19:39.60 ID:fqrV7wAO
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【永く】能力者スレ【短い夜】 @ 2010/12/18(土) 21:10:34.60 ID:hREI2dE0
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@パーティーっていうゲームやろうぜwwwww @ 2010/12/18(土) 20:34:37.59 ID:NgQ.qzI0
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不気味な心の奥を覗け @ 2010/12/18(土) 20:07:28.50 ID:2JoT9T2o
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(´・ω・`) @ 2010/12/18(土) 18:07:18.49 ID:Dy548zQ0
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