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【訪れる新年に】能力者スレ【新たなる信念を掲げて】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 21:12:07.75 ID:8hCxfXwo
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。
【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1293158128/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713062467/

2 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 21:14:29.89 ID:0o.e0doo
>>1の『スレ立て』ッ!僕は敬意を表するッ!
3 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/30(木) 21:14:53.79 ID:lO2nZvQ0
>>1乙ー
4 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 21:23:55.30 ID:bONg8QSO
>>1乙!!
5 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 21:29:06.31 ID:jPsYEcoo
>>1おつつつ
6 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 21:33:27.57 ID:7aEXCMko
>>1乙です!
7 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 21:46:01.36 ID:POAsfADO
ちょっと早めの、明けまして>>1
8 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 22:47:09.80 ID:GwsD4USO
>>1
9 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 22:52:07.02 ID:.dACwHQo
>>1

>>998

【期待してる、とその言葉だけで、思わず呆けてしまいそうになるものの
小さく首を振って、マジメな顔を頑張って作って、わかりました、と言葉を一つ、微笑と共にお返しする】

【とてとて、と大体二十分程度、街中を歩き、とある高層ビルの前に止まる
慣れた様子で、その中に入り、最上階へと向かう】

【最上階に着いたところで、少し歩き、恐らくは――――……彼女の部屋であろうか、その扉の前まで案内される】


今からレストランの方で調理をして持ってくるので、この中で待っていて下さいね
えっと――――……くれぐれも、ベッドの下や、タンスの裏などは調べないように
……ぜーったいに、ですからね?


【じぃーっと、貴方を見つめ、言葉を紡ぐ――――……甘い甘い言葉の響きは、まるで誘ってるように
本人にはその気は無いのであろうが、まあ、人生経験が足りないと、いったところか】

【鍵はかけてないようで、扉を開けて、ぱたぱたーっと、部屋をそのままに別の場所へと走っていく
部屋の中は、元はホテルの一室であったのだろうが――――……所狭しと、色々な――――モノ≠ェ並んでいる
年相応の女の子の部屋、をもう少しファンタジーにした感じで、ぬいぐるみの数は、どこの玩具屋か、と思うほど】
10 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/30(木) 22:53:00.12 ID:xxzV3Xgo
>>1乙〜
11 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 22:54:49.89 ID:d.X9IgI0
>>1乙ッ!!
12 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/30(木) 22:58:13.01 ID:xxzV3Xgo
【街道】

ん〜、世紀末に向けて肩パッドや棍棒でも作るべきッスかねぇ

【地面スレスレまで伸ばした黒い毛髪を引きずる様にして歩く影】
【最早髪の毛が歩いているかの様なソレは鉄板を頭の上に乗せて、髪の毛の左右から出した両の手で持っている】

……それにしても、ヤケに重いッスね、この鉄板

【それもその筈、鉄板の上にはこんもりと雪が積もっていて……】

【今もなお、しんしんと雪は降っていて】
13 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 22:58:22.60 ID:GwsD4USO
>>996>>1000
なら私の勝ちか
【爽やかな笑顔でそう言い】

楽しかったな!!
では…私の言う事を聞いて貰うぞ!
【そう言って真剣な顔で】

皆で私の働いてる店で楽しく食事をしよう
【…………………はい?】

悩みなんか自分でためていちゃダメだ!!だから面白く!楽しく!リラックスし!愚痴を言いながら息抜きだ!!
……戦って見てスツキリしたか?
【真剣な表情でそう言い】

もちろん!貴女も一緒に来るんだ!私と彼女だけじゃ心配だろ?
【女性にそう言う】

【彼女なりに少女を心配してこの提案をだしたのだろう】
14 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/30(木) 22:59:21.57 ID:lO2nZvQ0
>>997

【今までほとんど動きの無かった銀髪少女に、心配ではありつつもなんだか油断していたようで】
【ある程度唐突だったのだろうその動きに、非っ常に失礼ではあるものの、驚いたようで。びくっと身体を跳ねさせて】
【それでも3秒ほどで驚きからは復活、銀髪少女のその様子に、どうしたいいのか分からない、と。そんな風な表情を浮かべて】

……あう、あう、あう。

【答えが合っている、とか付け足された補足とか。さらにいっそうその表情を強くし】
【それから、一度手を出しかけ、戻し。数秒後に意を決したのか、それでも恐る恐る、という風に手を伸ばし】
【シルクハットが落ち、露になった銀髪の少女の頭を、よしよしと。撫でようとするだろう】
15 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 23:01:07.94 ID:v73QjSE0
>>1

フッ… l!
  |l| i|li ,      __ _  ニ_,,..,,,,_
 l|!・ω・ :l. __ ̄ ̄ ̄    / ・ω・≡
  !i   ;li    ̄ ̄ ̄    キ     三
  i!| |i      ̄ ̄  ̄  =`'ー-三‐ ―

              /  ;  / ;  ;
          ;  _,/.,,,//  / ヒュンッ
            /・ω・ /
            |  /  i/                                 
           //ー--/´
         : /
         /  /;
    ニ_,,..,,,,,_
    / ・ω・`ヽ  ニ≡            ; .: ダッ
    キ    三    三          人/!  ,  ;
   =`'ー-三‐     ―_____从ノ  レ,  、

16 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 23:03:09.49 ID:/rLWbQSO
>>1
17 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/30(木) 23:06:27.23 ID:eTLJlAc0
今年最後?の>>1乙どぁっ!
18 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/30(木) 23:07:21.00 ID:d.X9IgI0
>>前1000

…………なら、私の負け……ですか

【冷静を装う声色だが、そこにわずかに無念の様なものがにじみ出る】
【やはり『兵器』を自称する以上、負けると言う事は人並み以上に意味がある事なのだろう】

……ありがとうございました

【変身を解き、元の少女の姿へと戻り、頭を下げる】
【先ほど、全力を出し切ったからだろうか、その表情には、どこか燃え尽きたような雰囲気が漂っている】

>>13

はい……負けた以上、ルールには従います……

【不安そうな表情をしながら向かい合う少女】
【何を要求されるのか――――しかし、乗ったのは自分でいる以上、拒否する事など、出来るはずがない】

え――――えと……食事、ですか?

【意外――――というより、突飛とも取れるその要求に、少女はキョトンとした顔を見せる】
【何がどうこの状況と繋がって、食事などと言う言葉が出てくるのか】

――――まだ、答えは出ませんけど……少しだけ、気が晴れました

【戦いと言うにはあまりに一瞬の、攻撃と防御のせめぎ合い】
【それでは、少女が答えを出すには足りなかったのだろう】
【だが同時に、少女は気が晴れたとも言う。燃え尽きたような表情は、晴れ晴れとしてるとも取れた】

>>all

それじゃあ……その前に、お二人の名前……教えてくれませんか?

【歩きだす前に、そう口にする少女】
【考えてみれば、この三人、互いの名前も知らないのだ】

私の名前は……ケツァル・コアトル=ラベンダァイス=カエデ=キャニドップと言います……

【提案に続き、名を名乗る少女――ラベンダァイス
19 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 23:07:44.96 ID:Ba9XLNc0
>>9
【ご馳走になるのだ、彼から発せられる言葉は特に無くそのまま部屋へ】
【人の部屋に案内される…普段の生活が生活なのでこういった事は少ない】

【して、言われるがままに待つことは待つ】
【ただ、せわしないこの男がただ待つということはしない、いや出来ない、其処で取る行動は思索】
【彼女の言葉が気になった…まぁ普通に物置だのタンスの中を覗くな、と言うならまだ解る】
【だが彼女が言ったのは普通はまず気にしないような箇所だ】
【まぁどこかにありがちな昔話やホラーな話でもあるまいしその場所にショッキングな物があるとは到底思えない】
【まぁかといって覗くような事もしない、単なる保身か、律儀なのか、とりあえず、無謀な行動は慎んだ方がいい気がした】


【しかし・・・縫いぐるみか・・・自分も暇があれば縫う事がある…】
趣味ではなく殆ど病気みたいな物だが・・・なぁ・・・
【と、ポツンと洩らしながら】
20 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 23:10:38.00 ID:Xfmop7E0
http://jbbs.livedoor.jp/internet/9882/
ID出ないほうがやりやすいんじゃなイカ?
21 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 23:13:19.73 ID:7aEXCMko
>>999

わ、わかりましたー! すみまs……あ、えっと! なんでもないですー!

【><】

魔翌力、ですかー。便利なんですねー……
なんだか、魔翌力ってよくわかんないんですけど、ね。

【再び元の声量になりながら、ぽつんと呟く】
【口振りからして、魔翌力、能力とは余り縁が無いらしい】

【のんびり入浴中。容器とタオルを脇に置き、膝に手を置いて】
【これはこれで満喫しているようだ】


握りつぶ……って、何してるんですかーっ!?
ちょ、ちょっと! 可哀そうですよぅ! 投げ……るのもやめてください!

【案の定、である】
22 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 23:13:26.76 ID:.dACwHQo
>>19

【しばらくすると、こんこん、と扉がノックされる音
がちゃ、と扉が開いて、そこから見える、琥珀色の髪の毛
――――そして、それに追従する形で、顔を覗かせる彼女】


お待たせしましたー熱いのでゆっくり、食べてくださいね?


【無地のエプロンに身を包んで、刎ねるような足取りで、コチラへと近づいて
部屋の中央にあるテーブルの上に、持ってきた料理を置くだろう
大皿一杯に盛られたシチューは、美味しそうな香りを漂わせている】

【彼女は、と言えば、彼の前の席に座る形で、ちょこんと座って
彼のリアクションを楽しみにしている様子】

【ちなみに味は、まあまあ美味しい、といったところか、まだまだ途中なのだろう】
23 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/30(木) 23:13:36.28 ID:kBHBACwo
>>995

ふふふっ
もう絶対当たらないよ!
私はいつだって鉄壁、攻撃なんて通らないの

【今度は必ず、という言葉を得意げに打ち消して】
【彼女に雪球が当たった事を見るや】
【「胴体は3点、顔は5点――♪」、なんてふざけた歌を口ずさんだ】
【――直後に展開されるシャロームのローブ】

――ぅわわっ!?

なにを――

【空中で広がった布に、投げた雪球が当たり】
【砕け散った雪ごと、視界を隠しながら向かってくる】
【咄嗟に動き出せない体勢故――、そのまま頭から被さって、外界から聞こえる音すらくぐもった】

(――、まずい、反対側から――っ)
(だったら…!)

【雪に右膝を付く姿勢で屈んでいたが】
【雪壁の右側へ向き直るため、雪につく膝が入れ替わる】

【上半身を捻る動作と連動して、右手で雪を掬い】

……ふっ――

――ぅりゃああああっ!!

【シャロームが来ると予測した右側へ、ぶちまける】
【今までとは比較にならないほどの量。縦に伸びる範囲攻撃】

【そして、もはや雪球では無い、すっごい卑怯――】

【――でも、雪合戦とは一言も言ってない…!】

【巻きついたローブを左手で引き剥がすのは、その動作の直後になるだろう】

/おかえりなさいませ!
24 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 23:19:01.90 ID:3wXN3Eko
>>1、乙だ!

>>14

――――ぅ、ぁ……。

【自らを強く抱き締める銀髪少女は、頭に触れた手にぴくりと震え】
【然し本来頭を撫でられるのは好きな少女、手を払ったり、避けようとしたりはせず】
【首を振るのを止め、小さく嗚咽を漏らしながらもその感覚を甘受する】

【低めの位置で髪を結んでいるため、撫でる時邪魔になったりはしないだろう】

「……ま、色々あったんだ。適当に慰めてやってくれ」
「元々今日は、気分転換の積りで連れ出したんだ」

【ぽんぽんと背を叩いていた犬耳少女は、さして悪びれた様子も無く】
【苦笑いを浮かべながら、二人の様子を見詰めて、そんな事】
【ある意味場を荒らしている自覚はある様だが、気にする様子は無い】
25 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 23:19:50.85 ID:dPNqIUAO
>>13

お疲れ様、これで良かった、と思う
【自分一人なら、どうにも出来なかった】
【彼女がいてくれて、何とかなった気もする】

……食事?
【外食、なかなか厳しい】
【ただここで断る訳にもいかない】

>>18

そっちも、お疲れ様、答えは……出てないか
【あの一瞬しか無かったのだ、仕方ないか】
【今後どうなるのか、心配ではある、可愛いし】

>>13 >>18

……そう言えばそうだったな
シルヴァーグだ、シルヴァーグ=バレットリーン
【次、と言うようにボロボロの彼女に視線を送った】
26 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/30(木) 23:26:19.44 ID:lO2nZvQ0
>>24

【撫で方は、ぐしぐし、という感じではなく】
【髪を乱さないためなのか、それとも、こういう撫で方に慣れているのか】
【ある程度撫でれば手の位置を初期位置へと戻し、また撫でる、一方通行型(?)】

……あう、でも、人を慰めたことって無いの、よ?
どうやったらいいのか、わかんないの、なの。
…………えっと、えっと。お姉ちゃんは、何が好きですか、なのよ?

【慰めてやってくれ、との言葉に、自信なさげにそんな風に返し】
【人を慰めるのはどうやらやり方が分からないようで、あうあうと困ったような、心配なような、泣きそうなような。良く分からない表情を浮かべていたものの】
【そのうちに、頭を撫でる手はなるべく維持しつつも、銀髪の少女と同じように身体を倒し】
【出来るだけ、相手の顔を覗き込もうとしながら。そんなことを尋ねた】
27 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/30(木) 23:26:22.49 ID:Ba9XLNc0
>>22
【意外に早い、思索するだけでよかったと心の底から思う】
【大抵探索しているところを見られたら、それ以後、彼の姿を見た者はいない、と言う落ちになるのがセオリーと言うもの】
【まぁそんな冗談はともかく、彼は出された食事に向かう】

…頂きます

【無我夢中とか下品、とまでは言わないが礼儀が成っているとも言いづらい食べ方でそのシチューを食していく】
【とりあえずは食事に集中している、つまりそれは集中できる程度の美味さはあると言う事でもある】


・・・ご馳走様、毎日食べても飽きない味ってところか
【褒めてはいる、褒めてはいるが十割の賛美かと言われると良く解らない、何分この男がどういう方向で言っているかが計り知れない】
【毎日食べれると言うのは程よい美味しさがあるから、家庭向き、とでも言うべきか?】
【高級レストランのような料理は毎日食べているとその美味しさゆえに飽き易い】
【まぁこの男は非情に満足そうな顔である、少なくとも貶している、と言う事はまず無いだろう】

・・・あー、ご馳走になっといてまだ名乗ってなかったな、俺はライク、ライク・ヴェルトゥスだ
【特に考える事がなくなったからか、序盤に済ますべきことを今思い出して口にした】
28 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 23:27:06.81 ID:GwsD4USO
>>18>>25
貴女みたいな美人から御褒めの言葉をいただき、私は興奮してしまうではないか
【爽やかな笑顔で変態発言】

食事だ!!腹が減ったらなんとやらだ!!
もちろん!私の奢りだ!!
【サムズアップし】
【…あれ?勝者が奢るんかい!というツッコミは無しだ!】

気が晴れたならOKだ
答えもゆっくり出せばいいしな
【爽やかに笑いフラフラとし】


私か!私は四丹神 殺(しにがみ あやめ)だ
よろしくな!カエデ!シルヴァーグ!!

では行くか!!
【そのまま彼女の仕事先の酒場「八福尽星」へ行くだろう】

【キンクリしますー】
29 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 23:31:05.94 ID:.dACwHQo
>>27

【どんな評価であろうとも、食べてもらえるだけで嬉しそうだったのが
――――その上、形はどうであれ、一応の賛美をもらったのだ、とても、嬉しそうである】


え、えっと……ヴァニラです、ヴァニラ・ハーマイオニー
喜んでもらえたのなら、とーっても、良かったです


【くしゃ、っと表情を微笑みに変えて、貴方に十分の嬉しさを伝えることだろう
すると、こんこん、とノックの音が聞こえ、慌てて彼女は扉へと向かった
――――どうやら、仕事の時間なのだろうか、なにやら話し声が聞こえる】
30 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/30(木) 23:33:48.89 ID:d.X9IgI0
>>25

残念ですけど……
でも、あの人たちと戦ったところで……本当に答えが出るかなんて、分からないんですよね……

【既に逃げ去ってしまった二人組を思い出す】
【あの体たらくでは、戦いと呼ぶのも憚られる、一方的な攻撃に終始してしまうだけだっただろう】
【それもまた、少女の望むものとはかけ離れたものだ】

シルヴァーグさん……よろしく

【シルヴァーグに対し、へこりと頭を下げるラベンダァイス】
【そこに、先ほどの様な虚ろさや、張り詰めた様な凶暴性はない】
【気が晴れたという言葉通り、一応気分は落ち着いたのだろう】

>>28

……すいません。ありがとうございます

【奢りと言う言葉に、わずかに安堵した表情を見せるラベンダァイス】
【少女然とした見た目からも分かる通り、持ち合わせなど心細い物でしかない】

あと……ごめんなさい

【自分のわがままの様なもので、ここまでボロボロに打ちのめしてしまった】
【その事が、わずかに良心にとがめるのか、頭を下げる】

殺、さん……
はい、行きましょう……

【殺の後ろに、ついていくラベンダァイス】
【その歩調も、多少はしっかりしたものになっている】

【キンクリ了解】
31 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 23:36:47.14 ID:3wXN3Eko
>>26

「どんな方法だっていいさ。気晴らしなんだからな」
「適当に撫でてやるだけでも、コイツは喜ぶだろう」

【本人を目の前に、それで良いのか人の扱い】
【然し犬耳少女は気にも留めず、背に回していた手を戻し】
【自分のカフェオレの缶を空け、一口煽る】

【一方の撫でられ少女。問いに対して首を曲げ】
【涙に売るんだ蒼の瞳を少女に向けて、数秒】
【問いの意味を反芻しているのか、ただ無意味に時を過ごしているのか】
【やがて開かれた口からは】

――――、おにー、たん……。

【小さく、そうとだけ音が漏れた】
32 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/30(木) 23:40:28.58 ID:Ba9XLNc0
>>29
【満足、満足と何処か満たされたような顔で記憶にある先ほど食べたばかりのその味を脳内で思い浮かべる──】

ん・・・俺は大満足だ・・・まぁ料理人だって言うならこの先有望だと個人的には思う

【思い浮かべる中、彼女がなにやら扉の向こうに慌てた様子に行くのが目に入る】
【そろそろ退散する時間か?時間的にもそう長居するような時間では無いはずだ、そこら辺は経験が少ないのでほとんど勘だ】

・・・料理人って言ってたから・・・仕事、か?

【特にする事など殆ど無いがとりあえずは帰る準備を始める】
33 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/30(木) 23:46:32.68 ID:lO2nZvQ0
>>31

……そんなものなのよ?

【なんだか適当に聞こえるような、犬耳の少女の言葉に】
【軽くぽかんとしつつ、それでも「そんなもんなのかー」なんて軽く納得しつつ。そんな疑問系を返して】

…………。

【こちらを見つめられれば、ひどく気弱そうな表情ではあるものの、銀髪の少女をじぃっと見つめ返して】
【数秒の間の後に、返された答えに】

……、……。
…………、あの、あの、お花とか、動物さんとか、そういうものだとどういうのが好きですか、……なの。

【数秒、十数秒をゆうに超えた数十秒。相手が答えを返すよりも長い時間、沈黙を作った後に】
【いろんな意味で地雷を踏んづけた気がして涙目になりつつ、もう一度そんな問いを返した】
【なお、魔力の感知なんかが出来るのであれば。女の子の右手へと、魔力が集まり始めているのが分かる、かもしれず】
34 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 23:46:49.86 ID:dPNqIUAO
>>28

はぁ……よろしくな、殺
【色々と込めた溜め息、初対面にする物ではない】
【悪い奴では無い、それは間違いないにしても】

心配して損した気がするな……
【小さくぼやいた】

>>30

……今後、あぁいうのは控えた方がいいだろうな
【あちらに、よろしくない考えがあったにしても戦う意志は無かった】
【答えとは程遠い、ただの殺しになっていたかも知れない】

よろしくな、ラベンダァイス
(大層な名前がついてるな……)
【カエデと呼ぶべきか、少し悩んだのは秘密】


【キンクリ了解】
35 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 23:47:11.67 ID:.dACwHQo
>>32

【彼の言葉が聞こえたようで、そちらへと顔を向ける
どうやら、心が素直に表情に出るようで、ごめんなさい、と言いたげな表情で】


えっと……はい、ごめんなさい――――……何だか、あまりご相手できなくて
その、いつでも大歓迎ですから!また、来て下さいね


【約束ですよ、と微笑んでみせて、彼女はあわただしそうに、その部屋から出て行こうとするだろう】


/っと、ごめん、もう眠気がキツイから落ちさせてもらうねー
/愉しかったぜー、乙でした
36 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/30(木) 23:47:52.82 ID:YtHpxQAO
>>23
『鉄壁』なら、攻撃が当たる立場じゃ、ないかしらっ!
ダメージが通らなくても、防がなきゃならないものね―― このおっきな雪玉みたいにさ!

【ローブの下は、タータンチェック柄のチュニックに黒ジーンズのみとやや涼しそうな身なり】
【先程に比べて幾分走りやすくなった格好で巨大な雪玉を回り込みながら、少しばかり揚げ足を取ってみる】
【込める悪意はほんの僅かなものであり、期待するのは少女の反応】
【残り一つの雪玉を投擲するために、左手を構えながら布を被った少女の前に現れて――】

だから……――きゃあっ!!

【――いざ!投げんとしたその刹那、襲い来るのは白銀の雪のカーテン】
【回避叶わず視界を奪われ、雪を思い切りひっ被って身体中真っ白けになる】

けほっ、……くううっ
――やったなぁっ、サージ!後悔しても知らなッ

【それから、一歩踏み出して左手の雪玉を投げた直後に――つるりと仰向けにスッ転んだ】
【軌道は再び、山なりに。妨害が無ければ、雪玉は少女の頭上へと飛んでいく】
【どうやら力が入ってしまったらしく、若干固められた其れは、当たってしまったら恐らくきっと、少し痛い】
37 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/12/30(木) 23:48:29.51 ID:Ba9XLNc0
>>35
/久しぶりなもので文章が酷くなってて申し訳ない、乙かれ様でした
38 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 23:54:10.28 ID:GwsD4USO
>>30>>34
気にするな!それに謝る気持ちがあるなら貴女は人だ!
そして笑顔が1番だ!
【カエデに爽やかにサムズアップし】

何を言う!私は損はしてないぞ!!
シルヴァーグさんみたいな美人に言われた日にはなんでもできる気がするしな!!
【爽やかに言い】

【ではキンクリします】
【カエデの方…負担をかけてしまいますが…アーディンさんとお店の方をやってもらえないでしょうか?】

【酒場「八福尽星」】
四丹神殺!ただいま見回りから戻って来ました!!!
あと私の奢りだがお客さん二人連れてきました!!!!
【フラフラと今にも倒れそうな辛いのを隠し、心配させないように爽やかな笑顔で入ってくるだろう】
39 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 23:58:50.86 ID:/rLWbQSO
>>21

っ、ふふ……。……ああ、わかったわかった、もう好いよ……。

【微笑ましい様子に、言ってて段々馬鹿らしくなってきたらしい】
【言い終えると口許を抑えて肩を震わせ、堪え切れない笑い声をくすくすと漏らして】

だな。理屈は解るし感じ取れもするけれど、魔翌力関連に関してはオレもからっきしだし。
魔具程度ならなら、そこそこ使えなくもないけれど……うん。隣の芝って、相当青く見える。

【魔具やら妖刀やらを有していて、身近には腕の立つ魔術師が幾人か】
【だからこそ余計に、魔術に於ける自信の浅学ぶりが解るようで。彼女もまた、見解は同様】

【その身に宿した能力と、魔術との相性が極度に悪いというのも有るらしいが、それはまた別の話】

何って……潰さないと鳴かないだろ、これ。可哀相もなにも。
え、投げちゃ駄目?そう簡単に壊れないから大丈夫だって、ちゃんと受け止めれば。

【鳴かぬなら 潰してやろう あひるさん。by識槻朔夜 だそうである】
【こうやって聞くといかにも人で無し。実際のところ、勘違いなのだけど】
【あひるさんの「きゅーきゅー」ってな鳴き声が、断末魔のように聞こえなくも――無かったり】
40 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 00:05:39.57 ID:Ld.FoI.0
>>34

………………

【肯定も否定も、出来ない言葉】
【ラベンダァイスに出来る事は、ただ曖昧に頷く事だけだった】

はい、よろしく
――――長くて呼びにくかったら、ラベンダーって呼んでください

【その名前の長さは自覚しているのか、自身の愛称を伝えるラベンダァイス】
【確かに『ラベンダァイス』と呼ぶより『ラベンダー』と呼ぶ方が、ややこしさのない、親しみやすい呼び名だろう】

>>38

そう……なんでしょうか?

【確かに、以前にもこうした反応が出来るのは人の証と言われた事はある】
【しかし、今のラベンダァイスには、そこにも自信は無くなってきていた】
【とはいえ、おおっぴらにそれを否定するのも憚られ】
【結局はシルヴァーグに対して同様、曖昧な対応で日和る事になる】

【店ロール了解】

[おぅ、御苦労さま…………殺さん、ボロボロじゃないですか……!?]

【出迎えた店員は、殺の姿に驚く】
【確かに、出て行く時は無事だった人間が、帰って来た時にはボロボロだと驚いてしまうものだが、いささか軽率な対応とも言える】

>>all

[……と、ともあれ。皆さんは店のお客さんと言う事で……あちらにどうぞ]

【店員は、店の隅の方のテーブル席を指す】
【そこには、一人の人物が座っていた】

「――――戻ったか、殺……なにか、あったようだな?」

【フード付きのマントと半ズボンを着た、顔に大きな傷があり尻尾の先が二つに分かれた、猫人間という表現がしっくりくる眼つきの鋭い二足歩行の猫】
【グラスのみをテーブルの上に置き、店の様子を見守っていたが、近づいてくる一団を見つけ、声を掛ける】

(す、すごい……けど、怖そうな人だなぁ…………)

【その姿を見て、ラベンダァイスの目が見開かれる】
【純粋な驚きと、その男の湛える雰囲気に、わずかに怯えの様なものを見せた格好だ】
41 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 00:08:30.71 ID:LGliDCMo
>>33

「ん、ん……まぁ、そんなもんなのよ」
「ボクだけと話してても面白くないだろうから、話相手になってくれ」

【一口カフェオレを飲み込んだ犬耳は、後は任せたといわんばかりに】
【ごくごくと温くなったカフェオレを飲んでいく。我関せず】

――――――。

【じぃっと。じぃっと見詰めるその瞳は、これまた弱々しいもので】
【然し、質問を改められて、微妙に小さく首を傾げて】

……ねこ。

【ぽつり。小さく、先ほどとは違う答えが返ってくる】
【猫。子猫。一人孤独を求め、然し甘えたがりな猫】
【それが、どうしたの?と言いたげな瞳で、じぃっと少女を見詰めながら】
42 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 00:21:09.86 ID:.7d3SAAO
>>38

……殺、多分同年代だから、さんづけは止めてくれ
【何故だろうか、こいつにさんづけされるのには絶対に慣れない気がする】
【活発な人間にさんづけが似合わないだけか?】

>>40

じゃあ……そうさせて貰うよ、ラベンダー
【カエデ、と呼んでも良かったのかも知れないが】
【ミドルネームで呼ぶのはどうなんだろう】


>>all

【で、酒場「八福尽星」】
【入る直前、少し迷ったのは何なんだろうか】

(……亜人か、見るのは久しぶりだな……)

【そうじろじろと見るのは失礼だし、軽く頭を下げて】
【視野の隅に入った怯えたラベンダァイス、少し可愛いと思う、うん】
43 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 00:21:35.35 ID:zdSrqZYo
>>36

……い、いいの!喩えだもん!
硬い鎧や盾や甲羅を持ってても、『鉄壁』なんだからっ
似たような物を持ってる私も…!

【――彼女の言葉通り、鉄壁では、ただの的にしかならない】
【指摘されてからハッっとして、赤面するものの】
【少女の頭に巻きついたローブと雪のカーテンのタイミング的に、見られる事はないかもしれない】
【苦し紛れの幼いセリフが口をついて出て、少女の動作が鈍った】

【ローブを取り払い、ぷはっ、と】
【冷たい外気を吸い込んだ】

あははっ
前も後ろも雪に塗れて、そんなこと言ったって説得力ないよっ

【視界に映ったのは、シャロームの転倒する瞬間】
【いつもしっかりした印象のある彼女が、そんな姿を見せるなんて意外――と心の片隅で思いつつ】
【口元は確りと笑みを作っていた】

【そして、雪球を投擲する瞬間を見ていなかった為に】
【『回避』という選択肢が浮上することも無く、――ゴツン】

っっぃったぁ!?

【氷雪の拳骨が、脳天に直撃】
【――頭部を両手で押さえながら、突然走った痛みに涙目である】

【ややあって、固められた雪球を近くに見つけ】
【「ぅ゛ー」ともなんともつかぬ声で、雪球を睨んでいた】【鉄壁()】
44 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 00:22:08.06 ID:.0npofco
>>39

――――何笑ってるんですかー?!

【笑い声の理由には気づいていない】
【気分を害した様子は微塵もなく、本当に疑問に思っている様子】

魔翌力……あんまり、見た事もないんですけどねー。
それほど知り合いにも詳しい人もいないので……

【彼も彼とて魔術には詳しくないとのこと】
【それなりに知識欲はあるようで、どことなく寂しげな口調】


いや、ちょっと! そんなの酷いですよーっ!
だ、だから投げるのは………ぅ………!

【勘違い継続中】
【一瞬だけ逡巡、口ごもったが―――】

……と、とにかくこっちに渡して下さい! 受け止めます!

【キャッチの体勢。割と必死】
45 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 00:29:07.18 ID:RjkI5sSO
>>40>>42
カエデ…難しい事は考えず、気楽に生きた方がいい
【曖昧な返事の彼女の頭を優しく撫でようとし】

わかった!貴女が言うならやめよう!!シルヴァーグ!
【爽やかに言い】

【ありがとうございます!】

私は大丈夫だ!!だから何時も通りにして大丈夫だぞ
【店員に爽やかな笑顔でそう言いカエデにやられた事は言わない】
【彼女を気遣ってだろう】

【フラフラと案内された席へ行き】

アーディン。ただいま
詳しくは説明できないけど、少しこの子…カエデの悩みを聞きたいと思うんだが一緒に聞いてあげてくれないか?
私だけの頭じゃ足りないからな
もちろん、シルヴァーグも聞いてくれるだろ?
そして、カエデカワイイな!カエデ!!
【案内されたテーブルにいき椅子に座り、真剣な表情でアーディンにそう言いながらカエデを見て、シルヴァーグにも言う】
【……最後の一言はかなり余計だが…】

『ぷにー』
ああ!ぷにょ!ただいま!
【アーディンが座ってるテーブル席の所から掌サイズのゴーストが心配そうに殺の頭の上に乗る】
46 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 00:30:09.02 ID:I2L0PVA0
>>41

……、じゃあ、頑張るの、なの。

【なんて】
【我関せずな犬耳の少女に、ちょっぴり頬を膨らませ】
【僅かに眉を吊り上げ、そんな宣言。どうやら、ムキになっている、ような?】
【どこにスイッチがあったのかは良く分からないのだが、ともかくもやる気を出したようで】

【見つめられれば、見つめられるだけ。相手の瞳の蒼を、こちらの青で侵略するかのようにじぃっと見つめ返し】
【ここら辺も地味に意地になっている、のだが。子ども特有の良く分からない負けず嫌い、というか】

【そのうちに、返される先ほどとは違う答えに】

それならね、何度か作ったことあるのよ。

【なんて、ぱっと笑顔になりながら、嬉しげに呟くのは、どうもおかしな言葉で】
【当人はその異常性をまったく気にしていないようで、呟いてから両の手をぱちんと合わせ】
【胸の前で手を合わせ、両眼も閉じて。まるで祈るような姿勢】
【合わせられた手の内、そこに、小さな女の子にしては多すぎるほどの魔力が集められ】
【そのうちに、ふわりと。溢れ出すのは、太陽の光にとても良く似た、魔力の混ざる光で】
【そして、動かない女の子。どうやら、手元に集中しているらしく。そして、その作業はもう少し、時間がかかりそうだったり】
47 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 00:36:33.05 ID:Ld.FoI.0
>>42

はい……!

【ここにきて、ようやくぎこちないながらも笑顔を見せるラベンダァイス】
【先ほどの騒動の尾を引きずっていたのが、少しは落ち着いてきたのかもしれない】
【――――ちなみにカエデとは、彼女の『お父さん』がラベンダァイスを呼ぶためにつけた名前である】

「うむ――――殺の客人か……ようこそ『八福尽星』へ。楽しんでいってくれ」

【シルヴァーグへと視線を向け、そう口にする猫人間】
【特に奇異の目を向けられない事に、逆に拍子抜けしたのか、しっかりと見据えての言葉だ】
【―――― 一目でわかる裏世界の住人だが、特に事を荒立てる様な事はしない……当然ではあるのだが】

>>45

…………あ

【頭を撫でられるラベンダァイス。思わず目を細める】
【他者からのこうしたスキンシップは、どこか平穏を与えてくれる】
【ラベンダァイスは、一瞬だけ、心地良さげな表情を覗かせた】

「カエデ……? ――――お、お前は……!?」
え…………?

【連れられてきた面子。そしてラベンダァイスの顔を見た瞬間、アーディンの表情が変化し、戸惑う様な様子を見せるラベンダァイス】
【――――アーディンは、ラベンダァイスの事を知っているのだろうか?】

>>all

[と、ともあれ……みなさん、ご注文は? 店の奢りですから、遠慮なく……]
わ、わたしは…………お刺身の三点盛りと、オレンジジュースで……

【注文を取りにやってきた店員】
【それに答えるラベンダァイス。注文は、やや控えめだ】
48 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 00:41:56.52 ID:0F.FRUDO
【路地裏】

……うふふ

悪いことしちゃ、いけないんだからあ
そういう悪い子は、ブラマンジェがお仕置きしちゃうのよ

【元より暗い路地は暗く立つ少女の影によってより黯く】
【ゴミの上に倒れ伏すのはいかにも素行の悪げな二人組】
【いくつもの銃痕、それとそれ以上の打撲傷に彩られる】

それじゃーあ、次の悪い子探しに行くからねえ
次、悪いことしたら……うふふっ

【踵を返してようやく月明かりの元に姿を現すふわりとウェーブした金髪】
【等しい輝きを放つ丸い金の双眸、沿う形容詞は白雪姫に寄せられたもののような】
【身に纏うのは黒いゴシックドレス……に見せ掛けた革のボンデージ】
【たおやかな笑みを口元に、細い路地裏へと歩み入る】
49 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 00:44:04.72 ID:UEmBaIAO
>>43

(……ふふ、焦ってるのかな――!)

【――サージの言葉を聞いて、こんな思考を抱いていたのも数秒前のこと】
【説得力が無いだとか、雪玉に睨みをくれてやる少女の姿だとかは、突然の出来事により認識不可能】
【否、倒れ行くさなか、目や耳での知覚だけ≠ヘ出来たのだけれど――思い返す前に、ホワイト・アウト】

――――、…………

【勢いよく転倒して、舞い上がる雪が暫しの間シャロームの姿を覆い隠す】
【雪煙が収まった頃に現れるのは、先程から仰向けのまま変化の無い女性の姿】
【冷たい雪に埋もれながら瞼を閉じ続け、しかしピクリとも動く様子が無い】
【呼吸による緩やかで微かな胸の上下のみが、唯一視認可能なバイタル・サインである】
【無造作に放り出された四肢は、すっかり脱力してしまっているようにも見えた――?】
50 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 00:45:59.81 ID:LGliDCMo
>>46

【若干怒った様な様子を見せる少女に、犬耳少女は少し眼を開き】
【すぐにその顔に苦笑のような笑みを浮かべ、ふ、と小さく笑い】
【何も言わないのは、銀髪少女をよく知ってるが故、か】

【じぃっと見詰められ見詰め続ける銀髪少女は】
【無感情に近い瞳で、相手の意地にも気付かずぼんやりしているのだが】

――――、…………え?

【作ったことがある、というやや予想外の言葉に驚いたような】
【ぽっかりと間の抜けた顔で、少女の顔を見詰め続ける】
【暫くして、目の前の女の子に魔翌力が集まっているのが視認出来るころになって気づき】
【何が起こるのか、という密かな期待を胸に、少女の様子を見守る】

【奥に居る犬耳も少し興味があるのか、横目で其方を見ていたり】
51 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 00:49:41.83 ID:.7d3SAAO
>>45

……助かる
【このタイプの人間と関わった事がそう無いせいか】
【非常に疲れる、直になれるだろうが】

あぁ、元々そのつもりだが……
【椅子に座って、やっと一息】

>>47

あぁ……そうさせて貰うよ、オススメは何かあるか?
【特に食べたい物が無い現状】
【この店のオススメを猫人間とやらに聞いてみる】

>>all
(ラベンダーはこいつを知らなくて、こいつはラベンダーを知ってる…?)
【先ほどの言動から察するにそう言う事なのだろうか】

ふぅ……
【酒場に入ってから、どうも表情がよろしくない】
【臭い物を嗅いだような顔、と言えばいいのか】
【そんな表情をしている】
52 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 00:52:37.32 ID:1gzTxIDO
>>48
はーい、悪い子でーす
【ふと、そんな声が少女の背後から】
【場を茶化すように言われた声が少女に投げかけられる】

【振り向けば、そこには月夜に照らされる影があるだろう】
【人型だが人ではない、路地裏の闇よりも更に濃く、真っ黒な影】
【それは白いファーの付いた紫色のコートを素肌の上に前開きで着て、ジーンズとスニーカーを履いている】
【体は真っ黒な体毛が生えていて、紅い両目の右目は傷が通り閉じられている、そして後ろに折れ曲がっている頭から生えた長い耳が彷彿とさせるのは、兎】

…いや、この場合は悪い兎か
【腰の後ろに三日月状の鞘をぶら下げ、首に蛇のシルバーネックレスをかけた、黒い兎の獣人がそこにいた】
【獣人はその右肩に象牙色の外套をかけるようにして、右手に襟を掴んで持っている】
53 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 00:55:44.56 ID:0YU4uwSO
>>44

【「さあ、な」と、未だに喜色を滲ませたままの声音で誤魔化して】

ふぅん。……じゃあ、魔術教会にでも入れば好いんじゃないか?
あそこ、割と広く門戸は開いてるらしいから……顔見知りにも何人か、所属してるヤツが居る。

入学しなくても、図書館を使う位なら問題は無いだろうしな。

【そんな寂しげな態度を見兼ねてか、魔術教会への所属を提案してみる】
【餅は餅屋、というやつだろう。図書館も一般開放されているらしいので、その旨も忘れずに】

好いじゃん、楽しいしさ………いっくよー、そーれっと!

【そんな鬼畜発言(勘違い)をしつつ、全力であひるさん(二等兵)をぶん投げた】
【黄色。そして硬質な感触。……うん、どう見てもプラスチックです本当にありがとうございました】
54 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 00:56:23.52 ID:RjkI5sSO
>>47
撫でられるの好きか?
【爽やかな笑顔で言いながらカエデを撫で】

ん?アーディンはカエデを知ってるのか?
【不思議そうにカエデを見て】

>>51
ありがとう!
【爽やかに言い】
気分が優れないみたいだが…大丈夫か?
【心配そうにシルヴァーグを見て】

>>All
お金は私の給料から引いてくれないか?店の奢りではそちらに迷惑かけてしまう
【申し訳なさそうに店員に言い】

私はとりあえず、焼鳥セットとオレンジジュースを頼む
【そして注文し】

……で、カエデ…君はなんで自分が《兵器》と《人》かってのを悩んでるんだ?
私達でよければ力になりたい
【真っ直ぐとカエデを見て】
55 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 00:57:30.23 ID:zdSrqZYo
>>49

【派手な痛みでは無いけれど、ズキズキ】
【三分ほど収まらないであろう不快感】
【彼女のローブは右腕に抱えたまま、左手で頭を擦る】

【――自分に降りかかったことを整理して】
【ようやく意識を彼女に向けなおした】

【滑って転んだと言っても、雪の上】
【それほど大事にはならないだろう、と思っていたのだけど――】

…………シャローム……?

【起き上がってこない彼女に、頼りない声色で呼びかける】
【頭の中を繞る、嫌な予感】
【打ち所が悪かったのだろうか――】

(息は、あるみたいだけど――)

【くるくると丸めたローブを、ぎゅっと抱きしめて】
【中腰で彼女の左脇に寄ろうとする】

……大丈夫…?

【近付けば、そう声を掛けながら、雪に両膝をついて】
【シャロームの顔を覗き込むだろう】
56 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 01:07:17.05 ID:Ld.FoI.0
>>51

「この店の人気メニューとなると、チャーハンだな。一番スタンダードに出ている
あと、酒肴と言う意味なら、今日はアンキモが入っている……多少贅沢かもわからんがな」

【オススメを問われ、答える猫人間――――アーディン】
【やはり店の性格上、軽く食べられるものが人気らしい】
【アーディン自身も、店のメニューには詳しいらしいが、店員として動いているそぶりはない】

「……どうした。店の酒気にでも当てられたか?」

【シルヴァーグの表情を見咎めたのか、そう声を掛けるアーディン】

>>54

は、はい…………よく、お父さんに撫でてもらいました、から……

【どこか恥ずかしげに答えるラベンダァイス】
【『お父さん』に撫でてもらっていた事を思い出しているのだろう】

>>all

[あ……あぁ、分かりました。なら天引きにしておきますよ]

【殺の要望を聞き、頷く店員】

[はい……焼き鳥セットと、さっきのお嬢さんの刺身三点盛り、そしてオレンジジュースが2つ……あとはそちらのお客さんですね]

【店員がが注文を伝票に書き込んでいく】
【内部で処理されるとはいえ、出納管理の都合上、記録は取っておかなくてはならない】

「あぁ…………よく知っているよ殺……
ラベンダァイス……君は、ラギデュースの娘さんだろ?」
…………ッ!?
どう、して…………
「まぁ…………色んな情報がここには入ってくる。それに……ラギデュースとは古い知り合いだ」

【カエデを知っているのか、と言う殺の言葉に頷き、その素性を言い当てて見せるアーディン】

「となると…………話は見えてくるな……『ケツァル・コアトル』の事と、今のラギデュースの事が原因なんだろう?」
――――はい…………私は、生物兵器『ケツァル・コアトル』の生き残りです…………
『マスター』は『お父さん』のラギデュース=キャニドップ…………そのお父さんが…………
今、身体を乗っ取られて、世界を滅ぼすために行動を開始してるんです…………そして、私についてこい、って…………

【ある程度の事情を知るアーディンの促しによって、ポツポツと話し始めるラベンダァイス】
【自身の素性。そして『マスター』の豹変――――ラベンダァイスを混乱させる要素が、少しづつ現われ始める】
57 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 01:09:46.80 ID:.0npofco
>>53

魔術協会……ですかー。面白そうですねー。
図書館があるんですかっ? 行ってみたいです……

【図書館、という言葉を聞いて若干テンションが上がった様子】
【やはりその方に興味はあるようだ】




ちょ、っと―――っ! ―――っとぇあ?! あ、えっ?!
………うわっ、わ。ひぁうゎあッ――――――?!

【ざっばーん!】

【盛大な水音と共に、慌てた様子の声と共に、】
【仕切りの向こうが数秒静寂に包まれた】


―――っぷへぁ! っあ………あひる、え………?

【m9】
【声だけでも周章狼狽っぷりが伝わってくる】
58 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 01:13:57.51 ID:UEmBaIAO
>>55
【しいんと静まり返る公園で、雪を踏み締め歩み寄る音にすらちっとも反応を示さない】
【脱力しきった四肢に、かたく閉じられた瞼、徐々に整ってきた呼吸――と】
【まるで、深い眠りに落ちてゆくかのようだった】

【サージの呼び掛ける声音も、もはや耳に届いていないのか】
【顔を覗き込まれても返答は無く、浅い呼吸を繰り返すばかり】
【体内にて暖められた吐息が、白い湯気となっては空気中に融け込んでいく】

  【そんな、沈黙にして静寂の時間が十数秒間】
  【いよいよ嫌な予感と不安が増大してくる頃だろうか】

【ふと、口の端にけいれんのような震えが現れて――】



 ――――………………ふふふ


【――直後、カッ!≠ニ開眼した女性の両手が】
【覗き込むサージの頬を優しくつまもうと伸ばされるッ――!!】
【嫌な予感は的中していなかったようだ――!!】
59 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 01:15:46.98 ID:I2L0PVA0
>>50

【二人に見つめられ、だからと言って、照れたり緊張する素振りはなく】
【視線やらの気配を察知するのは苦手なのか、集中によってスルーされたのか】
【まあともかくも、さらに数十秒を重ねた頃に、ようやくと書くべきか、綺麗な青色の両眼が、ゆっくりと開かれて】

【それから、そちらに向き直り。二人の少女を視界に入れつつも、特に視線を向けるのは銀髪の少女で】

あのね、あのね。喜んでもらえたら嬉しいな、なのよぅ!

【浮かべるのは、喜んでもらえなかったらどうしよう、なんて。そんなマイナスの翳りはまったく無く】
【プラスの感情ばっかりの、そんな笑顔】
【先ほどまでの、しょんぼりしたような表情とは、真逆の位置にあるようなもの】
【恐らくは、こちらが素で】

【きらきらと、「喜んでくれるといいな」という、言葉通りの期待で真っ青な瞳を輝かせながら】
【そっとあわせた両手を開いて。中に在るのは、光を綿状にして集めたような、なんだかふわふわした、そんな塊で】
【それが数度、もごもごと蠢いた、後に】

【ぴょんぴょん、と。そこから飛び出すのは、大き目のものふたつと、小さなものいくつか】
【飛び出したそのふたつは、音も無く地面へと降り立ち。小さなものいくつかは、銀髪の少女ならば見たことがあるかもしれない、鈴の誰かの桜の花弁と酷似していて】
【そうして、地面に落ちた花弁たちはやがて消え去り、残った二つを見れば】
【ぴんと立った耳に、すらり、とは言いがたい身体つきは、子どものそれ。そして細く長い尻尾】
【生まれてから少し時間の経った、大人と子どもの中間に居るような、猫のシルエット】
【身体の全体から薄らぼんやりと光を放ちながら、くるりと振り返り、影で出来た両眼で銀髪の少女を見つめたあとに】
【足の出し方から尻尾の動きまで、シンメトリーを形作りながら。とてとてと銀髪の少女の方へと、向かうだろう】
【もしも触れれば暖かく、異常に軽いのが難点と言えば難点なのだが、人懐こい猫のような。そんな仕草をするはずだ】
60 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 01:21:14.03 ID:.7d3SAAO
>>54

酒場はどうも苦手でな……
【アーディンの言うように、酒気に当てられたのだろう】
【入った直後から、と言うのは変な気もするが】

>>56
じゃあ……チャーハンと……t……野菜ジュースを
【言われたオススメを注文、流石に時間が時間だ、酒は飲まない】
【注文を終えると、力尽きたのか、机に突っ伏した】


>>all
(さっきのは生物兵器である事と父を失った事が原因か)
(操られているなら、なぜラベンダーを連れて行こうとした?)
(まだ自分の意識が残っていたのか……兵器として必要だったのか?)

【突っ伏したまま、話を聞き思考を広げる】
【答えを出すにはまだまだ足りない】
61 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 01:30:48.31 ID:RjkI5sSO
>>56
そうか…
【優しく微笑み、カエデの頭を撫で】

>>60

それはすまなかった!!私の配慮が悪かった!確認をせずスマナイ!!
【シルヴァーグに頭を下げ】

>>二人
ありがとう
【店員にそう言い】

………………………………
【アーディンとカエデの話を静かに聞き】

アーディン…そのカエデの父親と知り合いなのなら、貴方は彼がそうなった原因と解決法に心当たりはないか?
私は馬鹿だから殴って正気にするとしか答えがでないが
【アーディンにそう言いながら心配そうにカエデを見る】
62 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 01:31:08.30 ID:LGliDCMo
>>59

ぁ、――――――。

「…………ほぅ」

【二人して見詰めていた先。光を放つ魔翌力はふわりと舞って】
【幾つか散った花びらは、然し消えてしまった為か意識には残らず】

【銀髪の少女は驚きの、犬耳の少女は感嘆の声を小さく漏らす】

【地面に降り、形を変え、猫となった其れに】
【少しだけ、ぼんやりしたまま硬直していた銀髪少女はふと気を取り戻し】
【此方へと歩いてくる猫に対し、静かに手を差し伸べる】
【其れは触れようとする動きではなく、興味を引く為の動作】
【こっちへおいでと言わんばかりに掌を差し出し、ち、ち、と舌を鳴らす】

【向かってくる猫に対する動作としては、やや間違っているかもしれない】
63 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 01:37:15.69 ID:zdSrqZYo
>>58

【覗き込んで、様子を見てみるものの】
【こちらの声に応答しないシャローム】

【――身体を揺すってみようか】
【でも、頭をうったなら下手に体を動かすのは危険?】
【何もしないのは、もっと駄目】
【困惑する思考は、解を導き出せず――】

――……シャロ…っ

【長い長い空白の後に訪れた、変化】
【口の端が、微かに動いた――】

……・…ふ、ぇ?

【むに、と】
【唐突に、つままれた頬。シャロームの指先に返る柔らかな体温】
【優しい感触とは裏腹に――、少女は現状を理解して】

……だ、だましたな…

【この上なく不機嫌そうな、拗ねた表情を作った】
【安堵した表情を見せるのは、すごく癪なのだ】
【ジトっと睨みを利かせる瞳が潤んでいるのは、きっと先程の痛みのせいだろう】

【むー、となどと唸りつつ、顔をシャロームから離して】
【指を頬から離そうとする】
【――自分の手で払うのは、なにか抵抗があったらしい】
64 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 01:41:02.59 ID:I2L0PVA0
>>62

……よし、ちゃんとできたのよ。

【なんて】
【漏れる声と重なるタイミングでの、そんな呟き】
【誰かに向けたものではなく、そこまで大きな声量ではないものの、そこまで小さくもない声量】
【ぐっ、と。両手を握り締めた辺り。ある程度の緊張はあった、ようで?】

【こっちにおいで、と。呼ばれる動作に、猫たちの歩みはいくらか早くなり】
【そうして、銀髪の少女の手元に到達すれば、かぱっ、と。声は無いが、恐らく鳴いたのだろう。口を開けて】
【それから、手元にそっと鼻を寄せ、数秒はそのまま】
【数秒すれば、満足したのか、ぐしりと。少女の手に、頭を擦りつけようとしたりして】
【手触りはほとんど本物の猫と同じで、暖かさもあることから、だいぶ猫らしく】

【尚、途中でどちらかだけに撫でたり抱っこしたりしなければ、2匹は綺麗なシンメトリーを保ったままである】
【どちらか片方にだけ違う行動をさせるようなことがあったとしても、大した問題なんかは、ないのだが】
65 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 01:41:05.80 ID:Ld.FoI.0
>>60

「まぁ……こればかりはどうしようもないな…………」

【やや苦笑するアーディン。話の流れとはいえ、酒場に酒が苦手な人が入ってくると言う事態は、そもそも想定されていない】
【故に、対処の仕様もない――――アーディンの側から、解決策を提示してやる事は、出来なかった】

[はい、チャーハンと野菜ジュース…………分かりました、では少々お待ちください……]

【これで注文が揃い、店員は一度テーブルから離れる】

>>61

あ、ありがとう……ございます…………

【目を閉じ、安らぎの表情を見せるラベンダァイス】
【やはり『人』としてみればまだ子供なのだろう】

>>all

「…………残念ながら、奴の豹変の理由は俺にもよく分からない
豹変し、人を襲っていたという噂は、少し前から聞いてはいたんだが……」

【チラリと、ラベンダァイスの顔色を見ながら話すアーディン】
【明らかに、ラベンダァイスの状態を見ながら、言葉を選んで話している】

「覚えているか……先日あった、ブレイザーシティの攻防戦……
あそこでも、目撃の未確認情報があった…………70人ほど、奴一人のために犠牲になってしまったらしい」
……………………

【ブレイザーシティ――――かつて機関の占領下にあり、先日解放軍によって奪還された『火の国』の都市】
【そこで、ラベンダァイスの父にあたるラギデュースが、大量殺戮を行ったと言う】

…………『あいつ』は、言ってました……『世界中から『命』を消し去るために行動する』って…………
そして、私に、その為の手伝いをしろ、と…………
人を殺して、その魂を吸収する事で、力を増していくって……
「…………?」

【直接、その豹変したラギデュースと邂逅したラベンダァイスは、知ってる範囲で言葉を続ける】
【それを聞き、アーディンが首をかしげる】

「ラベンダァイス……お前、ラギデュースの今の状態を、知ってるのか? 今、奴の人格がどうなっているか……?」
――――はい…………

【答えるラベンダァイスの表情に、苦いものが混じる】
66 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 01:51:12.81 ID:LGliDCMo
>>64

「………………」

【些細な呟きも聞き逃さなかった犬耳がぴくりとゆれて】
【犬耳少女が少しだけ疑わしげな瞳で少女を見る】
【が、銀髪少女の方はそれ所でも無いらしく】

【差し出した手に頭を擦り付けられ、擽ったそうに微笑を零し】
【右手で右の猫を、左手で左の猫を、同時に、同じ様に撫でようとする】
【伝わってくる暖かさと手触りに、少しだけ元気を取り戻したようで】

――――――――。

【特に言葉は発さないものの、猫の額を撫でたり、顎を撫でたり】
【それなりに現状を楽しんでいる様だ】
67 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 01:56:24.48 ID:.7d3SAAO
>>61

いや……殺が謝る事じゃないさ
それに、断るのも嫌だったしな……
【変わらず突っ伏したまま言う】

>>65
楽な姿勢でいれば……楽にはなるさ……
【注文をしたはいいが、食べられるかどうか】
【まぁ余程の事が無い限り食べるんでしょうけど】


>>all
(人格が残っていた訳ではない……か)
(ラベンダーで無くては行けなかった理由が?)
(確かマスターと言う事から、命令もし易いが……)
(それを了解すると思っていたのか?断ると解りきっているはずだ……)

……解らないな……
【可能性ばかり出てきて、整理が大変だ】
68 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 02:01:03.22 ID:I2L0PVA0
>>66

…………ぅ?

【そんな感じで、きちんと成功した喜びをかみ締めていた女の子だけれども】
【向けられた疑わしげな視線に、犬耳の少女の方へと視線を向けると】
【きょとん、とした表情で、首をかしげて。どうしてそんな瞳を向けられているのか、わかっていない風】

【猫たちは、撫でられれば影の瞳を細めたりして、なんだか嬉しそう】
【顎を撫でれば、僅かではあるものの、喉を鳴らす振動もあって】
【全体的に見て、なかなか精巧に作られていたりして】
【ただ、この女の子に特にそうした技術なんかがあるわけでなく、莫大な魔力に任せたほとんど力技】
【魔力感知が出来れば、徐々にではあるものの。猫たちを形作る魔力が失せていくのが分かるかもしれず】
【きっと、そのうちに。消えてしまうものなのだろう】
69 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 02:05:25.60 ID:RjkI5sSO
>>65
ふむ…
【話を聞きながらカエデを撫で】

>>67
そうか…ありがとう!
【爽やかな笑顔でそう言い】

>>二人
そうか…
どうやら、かなり危ないのはわかったぞ…ほっといたら多くの人が悲しむな…
カワイイ子の笑顔も見れなくなるし
【カエデを見て】

…………………(プシュー
【あ…理解できなかったらしく頭から煙が…】
よく、わからないが魂を食べて強くなる感じか?
【頭から煙を出しながらそう聞く】

やはりその父親を殴って元の性格に戻すべきか?
しかし人格が違うなら何かに憑かれてたりしてな…ふむ
【足りない頭を回転させながら言うが、やはり限界が来て頭から煙が……】
70 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 02:07:24.15 ID:UEmBaIAO
>>63
ふふ、うん、柔らかくて気持ちいいけど……それより何より、サージの反応が可愛いな
ふぇ、だって。もう一回私に聞かせてくれない?嫌なら良いけれど――

【ニヤけ混じりの笑顔を浮かべて、冗談混じりの催促をする】
【意外と弄りたがりなのか、どうにも意地が悪いように思えるかもしれず】
【指を離さず、フニフニとサージの頬の感触を暫く楽しんでいる】
【因みに、シャロ、で切られて一瞬あからさまに硬直したなんて言うのは、きっと余談の域を出ないだろう】
【尤も、其処に触れるか否かは少女の選択次第ではあるのだが。】

――とりあえず、さっきの問いに答えるとしたら
何処も打ってないし、全然痛くないから大丈夫よ
うふふ、もしかしなくても騙されちゃった?騙してごめんね、サージ

【潤む瞳と拗ねる表情を見て、シャロームは苦笑を浮かべながら謝罪の言葉を述べる】
【距離の遠退いていく頬から指を離すと、雪に手を着いて上体を起こし】

あと……心配してくれて、ありがとね
こういうことしてるから、信用失っちゃうんだけれど

お詫びとして、雪ダルマの頭作りを手伝いたいなー……なんて

【二言目には、感謝の言葉をポツリと一つ】
【雪を払い落としながら、そんな提案をしてみた】
71 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 02:14:29.68 ID:0YU4uwSO
>>57

まあ御覧の通り、あひる二等兵だよ。可愛いだろー……ふふ。
しかし、全く酷い慌てっぷりだな……どうだ、まだ可哀相だと思うか?

【ぷぎゃー(・ω・)m9】
【とまでは行かないけれど、慌てる少年に何やら楽しそうな朔夜。なんか駄目だこの人】

……ん。聖都に有るから、行く事が有ったら立ち寄ってみると良いよ。
さて、オレはそろそろ上がろうかな……。

【狼狽え続ける彼を余所に、彼女はそんな事を宣って】
【それから、「お前も、上がる時はちゃんと10数えろよ」等と。ひどい子供扱いである】

【ぱしゃぱしゃと水音を立てて湯舟から上がり、身体をささっと洗い流して】
72 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 02:21:37.73 ID:Ld.FoI.0
>>67

「仕方がない……無礼講だ。俺たちの事は気にしないでいい」

【楽な姿勢を取ると言うシルヴァーグの言葉を受け、そう口にするアーディン】
【直接飲んだ訳でもなしに、ここまで体調を崩すとなると、配慮はしなくてはならないだろう】

>>69

…………えと……

【真面目な話のさなかではあるが、撫でられているのは心地いい】
【しかし、その心地よさに浸る訳にも行かず――――少し困惑気味の表情を見せる】

>>all

[――――お待たせしました!]
「来た様だぞ……」

【その時、注文の品を店員が運んでくる】

[チャーハンと、焼き鳥セット、刺身三品、野菜ジュース、そしてオレンジジュースとなります。どうぞごゆっくり……]

【それぞれに、注文の品を並べると、店員は退去する】

「ふむ……魂を食べて強くなる…………大体はその解釈でいいんじゃないか?」

【殺の疑問符には、そう答えて】

――――お父さんの魂は、負や闇を引き出す『永久機関』にするって、奴は言ってました…………
多分、ほとんど抑えられちゃってるんだと、思います……

【俯きながら、ラベンダァイスはそう口にする。父の奪還は絶望的――――その事実を口にする事が、辛い】

「……なるほど。それでブレイザーシティか…………
機関の支配下にあった街と言う事は……そこの住人たちは『不安』という負の、闇の感情を抱いていただろうからな……
そうした魂を刈り取る……それが狙いだった訳か」

【ラベンダァイスの言葉から、得心が行った様子のアーディン】
【ブレイザーシティに出現した理由が分かり、裏が取れていないこの情報も、ほぼ信用に足るものとなった】

…………私の『鍵』……『マスター』の証は、奴が持ってます…………
奴がお父さん……本当の『マスター』じゃないって事は分かる。でも、奴の体は、奴の声は、お父さん……
……それに、あの『鍵』がないと、私は奴を『マスター』って認めないといけない……!
分かるんです……理屈じゃ分かってても、あの声にどうしようもなく心が揺れるのが…………

【ラベンダァイスの悩みの本質はここにあった】
【聞くべきではない言葉が、マスターの証を握られている事によって、自然と体に訴えかけてくる。そこに、完全な抵抗が出来ないのだ】
【『人』か『兵器』か――――それは即ち、『意志を持つ者として、偽りのマスターを拒絶するべきか』『命令に従う兵器として、偽りのマスターの言葉を受け入れるか』と言う事になる】
【しかも、この問題は、強い強制の力が、ラベンダァイスを『兵器』側へと引っ張っている――――非常に危うい状況だ】
73 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 02:30:51.95 ID:.0npofco
>>71

あ、ぅ。その…………ぅ。
か、可愛そうじゃない、です…………

【大分語調が落ちた。ようやく勘違いに気づいたのだろう】
【もし誰かがその場にいたら、バツが悪そうに顔ごと浴槽に潜る少年の姿が見られるだろう】

【ぶくぶく、ぶくぶく。】



【………………】

……………。……………………………うぅ。

【暫くして、脱衣所にてしょんぼりと髪を拭く少年の姿】
【手早く肌着を身につけている】

【帽子を指でくるくる回し、溜息を一つ】

はぁ……拙いこと言っちゃったなぁ………
74 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 02:35:36.68 ID:.7d3SAAO
>>69

(……いつでも笑ってるな、こいつ)
【どうでもいい事ながら、ようやく気付いた】
【注文の品が来たからか、突っ伏した態勢を止めて普通に座った】


>>72

いや……さっきので、結構楽になったよ
【起き上がった理由は注文が来たから】
【皿の置くスペースが無くなるかららしい】

……どうするかな……


>>all

……ラベンダァイス、君は、どうしたい?
願望でも希望でも夢でもいい
君は、そいつを、自分の父の姿をした奴をどうしたいんだ?
【先ほどまでこの件にあまり口を出さなかった彼女からその質問が飛び込んで来た】
75 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 02:40:56.52 ID:RjkI5sSO
>>69>>74
どうしたんだ?二人共
【不思議そうにカエデとシルヴァーグを見るが】

あ…来たぞ
【料理が来たからカエデを撫でるのをやめ】
【焼鳥を食べ始める】

難しいな
【首をかしげ】

ふむ…なら鍵を奪えばカエデの事は解決か…
【そう言いながら焼鳥を食べる】

…………シルヴァーグの言う通り、カエデはどうしたいんだ?
76 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 02:43:00.84 ID:zdSrqZYo
>>70

【可愛い、なんて言われると照れが先行するのだけど】
【今回は彼女の表情や、続く言葉も含めて、調戯われてるようにしか受け取れず、上手く対応できない】
【もちろん、冗談じみた催促が通るなんてことは、あるはずもなく――】

……笛

【  ものすごい棒読みで、何か呟いた】
【指先の拘束が解かれ、ぷい、と視線を逸らした赤い顔からは】
【「これでいいんでしょ、どうだ可愛くないだろ」的な、拗ねたオーラが漂っている】
【頼みごとは、あまり断らない主義なのかもしれない】

……いつか、絶対やり返すもん

【呟いた後、思いなおしたようにシャロームに向き直って】

でも、雪ダルマを一緒に作ってくれるなら、許してあげようかな?
大事な信用は、日常の中で培っていくものだし、さ

ほら、いつまでもそんな格好してると風邪ひくよ?

【立ち上がると、彼女のローブをバサッと広げて】
【シャロームの後ろ側へ移動】
【それから、被せるように着せようとして】
【隙があれば、首筋をさり気なく擽ろうとする】
【――仕返しを試みるのが早い…っ】

/すみません、遅れ気味です…!
77 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 02:56:55.50 ID:Ld.FoI.0
>>74

「そうか…………あまり無理はしない事だな」

【店としても、あまりに体調を崩されることは好ましくない】
【多少復調したとはいえ、無理はしないようにとくぎを刺す】

>>75

い、いえ……なんでもないんです

【結果的に、ラベンダァイスへの撫でが終わった事で、何でも無いとお茶を濁す】
【まさか『嬉しいけど気になる』など、奇妙な事を言えるはずもない】

>>all

――――……………………

【ゆっくりと、オレンジジュースの入ったコップに手を伸ばし、一口飲み下す】
【重い雰囲気に当てられて、あまり食欲が湧かないのだろう】

あ――――――――私は…………
……私は、お父さんに元に戻ってもらいたい…………そして『奴』は『全ての命をこの世から消し去る』って言ってた以上…………
『殺さなきゃならない』…………奴は、全ての生き物の敵……だから…………

【今までは『こうしなければならない』『こうであらねばならない』という意識ばかりが先行していた】
【故に『どうしたいのか』と聞かれ、虚をつかれたような表情を見せる】

でも…………お父さんは、本当に帰ってくるのか、分からない…………
もう、どうしたら…………

【辛そうな言葉を呻くように絞り出し、ラベンダァイスは俯いてしまう】
【『兵器』として生み出された己の出自。事実上のマスター不在となってしまった現状。そこをついてラベンダァイスを利用しようとする存在】
【事は、彼女一人で解決される次元を、超え始めている】

【――――余談だが、ラベンダァイスの言う『証』としての『鍵』は、『所有者をマスターにする』という性質のものではない】
【正確には『マスターとしての権利を消去する』ためのアイテムであり――――『鍵』は『使用』されない限り、マスターはラギデュースのままなのだ】

「…………参ったな…………。『マスター』と『兵器』の関係である以上、外野には、ここに影響を与える事はできない、か……
俺たちにできる事は、その『鍵』をどうにかして確保する事か、ラギデュースの肉体を奪った『奴』を、倒す事か……」

【話を聞いて、しかめっ面でアーディンはそう口にする】
【刷り込みにも似た原理でラギデュースを『マスター』と認定している以上、身体だけを借りた存在をも、『マスター』として認識せざるを得ない状況――――】
78 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 03:07:43.70 ID:0YU4uwSO
>>73

【所変わって(?)脱衣所。湯浴み着を脱いで畳むと、身体を拭いて着替えを済ませ】
【荷物を桶の中に一纏めに仕舞うと、小脇に抱え。バスタオルで髪をごしごし拭きつつ、脱衣所の外へ】

【色々と描写を端折ったのは、お約束である。着替え描写を詳しく云々する描写力も度胸も中には無いよ!】

ふぁ、あ――――何が拙いの?

【……相変わらずの地獄耳(二度目)であった^q^】
【髪をポニテ気味に後ろで結い上げ、服装は肌着に長襦袢、薄蒼の浴衣を羽織って帯を締め】
【もう眠いのか、何度目になるか解らない欠伸なんぞ零しつつ。首を傾げて、脱衣所前に佇んでいる】
79 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 03:09:57.25 ID:.7d3SAAO
>>75

いや……大した事じゃない
【ラベンダァイスの言葉に被せるように言った】
【人の顔をまじまじと眺めるのはバレると恥ずかしいし】


>>all

なら、ラベンダーの父さんを元に戻して、その原因をどうにかする
要はこれでいいんだろう?
【簡単過ぎるまとめだ、意味だけならそれで十分解る】

帰って来て欲しいのなら、最大限努力しろ
私も手伝うから、やる前から悪い方に考えても仕方がない
【少しでも励ましになればいいんだが】
80 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 03:10:15.21 ID:UEmBaIAO
>>76
【少女の纏う雰囲気やその拗ね方に、思わずキョトンと呆けた表情】
【元気な子だとは思っていたが、予想以上に子供っぽさを感じるような――?】
【普段は中々見れないだろう一面を垣間見た気がして、微笑ましさと罪悪感が半分半分】

(結構、……負けず嫌いなのかしら?)

【そんな少女に、胸中、密かに既視感を抱きながらも】
【女性はこれ以上からかうこと無く「ありがとう」と一言告げる】
【ぶっきらぼうな物言いに対して思うのは、きっといい子なんだろうなという感想】【呟きは聞こえなかったのかそうでないのか、特に言及せず】

……ん、嬉しいな、更に頑張ろうって思えるわね
ええと、ああ……ローブのことすっかり忘れてた

【サージに続いてシャロームも立ち上がり、さっさと雪を払いつつ】
【後ろへ回り込む彼女を横目で見ながら、ほんの僅かに首を傾げる】

こう見えても結構、体は丈夫なんだから大丈ー夫
……何、着せてくれ、っ、ひみぁあっ――!!?

【そうして無防備な首筋を擽られ、猫のような甲高い悲鳴を上げて】
【既にくずおれそうになっている。……擽りには滅法弱いらしい】

【――さあ、少女よ!仕置きの時間だ!】

/大丈夫ですよー、もし辛いようでしたら遠慮なく言ってくださいね
81 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 03:16:20.38 ID:RjkI5sSO
>>77>>79
そうか?
【不思議そうに首を傾げ二人に言い】

……氣の応用で《ソイツ》だけを殴るのは可能か?
氣は外部ではなく内部に攻撃する技だから…私が修業で得た変生した姿でやれば
【フッと思った事を呟きカエデとアーディンに言う】

何にせよ私も手伝う!
【爽やかな笑顔で言い】

!?
【突然フラッと横に倒れる】

す…スマナイ…アーディン。少し部屋で休んでいいか?
【少し困ったように笑いながらアーディンに言い、ゆっくり立ち上がる】

【どうやら無理してたダメージが一気に来たようだ】
82 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 03:22:45.44 ID:Ld.FoI.0
>>79

「言葉の上でなら、簡単な事だがな…………現実に、ラギデュースを乗っ取った『奴』がどれほどのものなのか……
殺した相手を、ゾンビの様に使役すると言う情報もある……相当の力を持った相手だぞ…………」

【ブレイザーシティとは別に、各地を単独で――――殺めた相手を手駒とした手勢を率いて襲撃していると言う情報もあり】
【ある程度分かっている限りにおいては、直接干渉は難しいと言わざるを得ない状況だ】

は…………はい…………

【その言葉に、やや重々しくも頷く】
【とはいえ、気負ってしまっているのが誰の目にも明らかで――――やや、無理をしている様な印象があるだろう】

>>81

……どう、なんでしょう…………?
「…………のっとったと言う『奴』の、状態次第だな…………
場合によっては、確かに有効打となる可能性は、ある…………」

【困惑した様子のラベンダァイスに代わり、アーディンが答える】
【技の性質と、肉体奪取の状態――――考えなければならないファクターはあるが、確かに可能性はありそうだ】

「…………どうやら、流石に体が参ったようだな…………
あぁ、身体を癒せ…………なんだったら、後で病院に運んでやる」

【殺の状態を見て取り、頷くアーディン】
【相当のダメージを負っているのだ。それを拒む理由はない】
83 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 03:22:52.80 ID:.0npofco
>>78

わひゃあッ?! な、なんでもないでふゅ゙ッ……っ!

【飛び上がらんばかりに驚き、振り返って手を伸ばしぶんぶん振るも、】
【余りに慌てたのか、舌を噛んでしまう】

――――! ―――――  ―――――――。

【口を押さえ、若干涙目になりつつも】
【容器を脇に抱えて、顔を赤らめながら浴場から出た】

【まだ乾ききっていないくしゃくしゃの金髪には水滴が滴っている】
【古いデザインのつなぎ服を身につけ、鳥打帽を頭にのせて。】
84 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 03:32:49.16 ID:.7d3SAAO
>>81

……無茶したな
【不安にさせないためと言うのもあったのだろうか】
【平気で無茶をしそうな人間に見えるが】


>>82

それでもやるしか無いさ、ラベンダーのためだ
【念の為に言っておくと今日が初対面である】
【随分と、お人好しが過ぎる気もするが……】

……もう少し、気楽にな
そう慣れないのも無理はないが……
【状況が状況だ、仕方ないか】
85 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 03:37:13.19 ID:zdSrqZYo
>>80

(わわっ、意外……)

【シャロームの上げた悲鳴に驚いて、僅かに身を竦ませた】
【しかし、それも一瞬のこと】
【良好な彼女の反応に、溜飲の下がる想いがした】
【それから、口元を柔らかく弛ませて、少し意地悪そうな笑み】
【――背後にいるために見えないのだけど、それは口調にも滲んでいて】

ふふふ……
……どうしたのかなー?
突然変な声出して…

首の周りに雪がついてたから、払っただけなんだけどなー

【あくまでも、擽っているとは言わないらしく。意地が悪い】
【しっかり位置取りした両手は離さず】
【「まだ残ってたー」なんて、白々しいことを言いつつ、くすぐりを再開する】

……えへへ
自分で袖通してくれないと、ちゃんと着れないよー?

【行動要求を付け足しつつ】
【シャロームの背中に、ピッタリ寄ろうとする】
【きっと、彼女の両手から逃れるためだ】
【早めに打開しなければ、調子に乗ってしまうかも――】


/ありがとうございます!こちらは深夜帯に強いので、大丈夫ですよー!そちらも無理を為さらないで下さいね!
86 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 03:41:32.90 ID:RjkI5sSO
>>82>>84
試してみる価値はあるか

スマナイ……
とりあえず寝れば治ると思うが…
【ついでに寝れば彼女の中にある、彼女の能力の原因である《霊玉》のおかげで怪我はゆっくり治っていくので、実際に寝たら治っていくのである】
【彼女自身はその《霊玉》の事を知らないし、能力を未だに自分が修業で手に入れた技と勘違いしている…】

では二人とも私は先に失礼する

アーディン…詳しくは貴方からまた聞きます

【そう言いゆっくりと部屋へ去っていった】

/お二人ともスイマセン…お先に失礼します
/夜遅くまでありがとうございます
/乙でしたー
87 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 03:45:40.62 ID:Ld.FoI.0
>>84

「ふむ……ラギデュースの事は俺も気になっていた……
だが、今は別件を抱えていてな…………どうしたものか…………」

【アーディンとしては、旧知の仲であるラギデュースの異変に関心があり、シルヴァーグの意気に答えたい気持ちもあるのだが】
【現在、アーディン自身は別の問題を抱えてしまっている。こちらにまで手が回るのか、不透明なところがあった】

……すいません……どうしても、気分が楽にならなくて…………

【確かに、今のラベンダァイスの精神状態は、かなりギリギリなものがある】
【常に、自分のアイデンティティと――――『自分』とせめぎ合っているのだ】
【気を楽にと言っても、簡単にできるものではない】

>>86

「うむ……確かレイド達の使っている部屋に予備のベッドがあるだろう……
そこで休むと良い……」

【ボロボロな姿を改めて目にし、アーディンはそう声を掛ける】
【そういえば、殺とレイドは友人だったな、と思い出しながら】

殺さん…………今日は、色々ありがとうございました……!

【去りゆく背中に、ラベンダァイスが頭を下げる】
【せめてもの感謝の気持ちを、表したかったのだ】

/了解。お先に乙でしたー!
88 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 03:58:27.12 ID:.7d3SAAO
>>86

ん……またな、殺、今日はありがとう
【ラベンダァイスの事、だろう】
【自分じゃどうにも出来なかったから、その事】

【見送りは、普通に】

/お疲れ様だぜーい


>>87
そっちの問題が解決したら、手伝ってあげてくれ
【こんな事を言う彼女だが、彼女も別の問題を二つも抱えている】

……ラベンダーが謝る事じゃないさ
(何も、言えないな……)

【そんな自分が少し嫌になる】
89 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 04:02:20.66 ID:UEmBaIAO
>>85
――へ、……あ……わ、雪が?
えっと、さっき転んだときについたの、かな……?
あ、いや、ちょっと、くすぐったかっただけだから……ありが――、ひゃ、ぁっ!?

【少女の言葉を素直に信じてしまう辺り、彼女は純真無垢なのだろう】
【擽りを再開されて首を思わず縮めてしまうが、擽ったいものは擽ったい】
【二度目の悲鳴は、些かばかりフェード・アウト気味のもの】

――そ、それっ、あのっ、サージっ――!?
雪っ、払う手つきじゃ――ない、よぉ――!!

【―― 一言で表せば、悶絶、である】
【背後に居ても容易に想像出来る程度には、瞳が涙で濡れ始める】
【あまりの擽ったさに、抵抗しないのではなく、出来ない……】
【もう!と力無く怒ってはみるものの、きっとその手は休まらないのだろう】

そ、……でっ、袖、通す、からっ!
自、分で、着るからぁーっ……――!!

【どうやら、少女の要求を呑めば止めてくれると思ったらしい】
【背中への感触を感じながらも、矢張り危機感無く無防備に袖へと腕を通し始める】
【吁、脇が空いた】

/了解しました、お気遣いありがとうございます
/こちらも今のところは大丈夫ですよー
90 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 04:04:18.34 ID:Ld.FoI.0
>>88

「――――そうだな。ラギデュースの事は、俺も気になっていた事だ……
この店の事もあるから、どこまでやれるかは分からんが……その時は、微力を尽くそう」

【アーディン個人としては、この問題への意欲はかなりのものを持っている】
【状況が状況ゆえに何とも言えないが、場合によっては彼も解決へと動き出すかもしれない】

はい…………

【気まずそうに頷くラベンダァイス】
【どうしたらいいのか――――先の見えない消耗戦に、ラベンダァイスはどうしたらいいのか、まだよく分かっていない】
【だからこそ、戦いを渇望し『答え』を探そうとしたのだ】

……んっ、んぐ…………
「…………ともあれ、ラベンダァイスも一度風霊統主の城に戻らなければならない、か……」

【刺身に手を伸ばすラベンダァイスを見守りつつ、アーディンはそう口にする】
【現在のラベンダァイスの住居は、風霊統主の城なのだ。夜も更けてきた今、そろそろ帰らなければならないだろう】
91 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 04:17:43.16 ID:0YU4uwSO
>>83

そう。――――さて、もういい時間だしさ。さっさと寝よっか。
にしてもさ、毎度毎度凄いリアクションだよなー……此方としても、嬉しい限りだ。

【少年のあまりの反応の良さに、面白くて面白くて堪らないらしい】
【くつくつと真っ黒い笑みを浮かべて、ひどく愉快そうに喉を震わせる。鬼だ、こいつ】

けれども、まさか舌まで噛むとはなぁ。やり過ぎたか?……まあ、いーや。
ほら、さっさと部屋に戻る戻る。オレだって眠いし、早いとこ安みたいんだ。

【早足に城の廊下を歩きつつ、ちらちらと横目に少年を流し見て】
【然程の重傷でもないとの判断を下しつつ、ボリュームを押さえて独り語散ると】

コーヒー牛乳が呑みたい気分だ……あと、アイスの買い置きとか有ったっけ。

【髪紐を解いて、濡れた濃藍の髪を靡かせ。タオルを肩に掛け、すたすたと先に行ってしまう】
【言ってる事が微妙に男っぽいのは、気の所為ではない。……肉食系?】
92 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 04:18:18.64 ID:.7d3SAAO
>>90

……私も、どこまで手伝えるかは解らないが……
【ただ助けたい、彼女が手を貸す理由はそれだけだ】

ん……そうか、私も、そろそろ失礼するよ……
【全く手を付けていないチャーハンと野菜ジュース】
【少しばかり殺に悪い気もするが、席を立った】

……何か解ったら、また来るよ
【出来る限りの手伝い、どこまで出来るか】
【そう言って、店を後にするだろう】


/ 眠気のげかーい
/長々とお疲れ様でしーた
93 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 04:25:22.08 ID:Ld.FoI.0
>>92

「あぁ、道中気をつけてな……」

【席を立つシルヴァーグを見送るアーディン】
【注文した品に手をつけなかった事は、特に何も言わない】
【酒が苦手で調子を悪そうにしていたのを、見ていたためだ】

「――――ラベンダァイス……君も、そろそろ戻った方がいい
少しは、身体を休めないといけないからな…………」
はい……ありがとう、アーディンさん……
「礼には及ばないよ…………言ってみれば、君は子どもみたいなものだ……ラギデュースとも、それなりに親しかったからな」

【やがて、刺身とオレンジジュースを平らげ、ラベンダァイスも店から去る】
【一人残ったアーディンは、ズボンからパイプを取り出しタバコをくゆらせながら、店内を見守り続けた】

/乙でしたー!
94 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 04:33:26.20 ID:zdSrqZYo
>>89

【誤魔化すような発言をしたサージも、本当に信じられるとは思っていなかったらしく】
【水色の瞳を丸くして、不思議そうな表情】
【――雪を払う手つきじゃないと指摘された瞬間、それは笑みに塗り替えられた】

……そうかな?
シャロームが大袈裟すぎるだけだよー

擽ったがりだったなんて意外かも

【首を縮めて手から逃れようとする彼女の動き】
【悶絶している声も、なんとなく加虐心を煽られる】
【――可愛いものは、弄りたくなるのが人の常というもので】

うん。信用の話はしたけど、
ここまで素直だと、申し訳なくなっちゃうって言うか

――隙ありっ

【楽しそうな声色は、全然悪そうな様子が無くて】
【無防備な腋に、両手を差し入れようとする】
【もし成功すれば、もはや擽っていることを隠そうとはしないだろう】
【――ただし、首から離れる瞬間には、手が止まる。反撃のチャンスはあるかもしれない】
95 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 04:38:35.74 ID:.0npofco
>>91

???  ―――――何笑ってるんですかー?

【ひりひりと痛む舌をなるべく意識しないようにしつつ、笑い声の理由を尋ねる】
【気にしないで上げてください^^^^^^^^^】

【とたとたと、朔夜の数歩後をぴったりついていく】

―――――――――――。

【どう話かけていいやら分からない様子であったが、】
【やがて沈黙が空気を支配し始めると、】

………そういえば、さっき言ってた"じゃすてぃす"、でしたっけ?
具体的にはどういう事をしてるところなんですかー?

【半ば無理矢理に先程小耳に挟んだ単語を新たな話題へと変換してみる】
96 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 04:51:35.54 ID:UEmBaIAO
>>94
ち――、ちが、大袈裟じゃ、――ない、もんっ
その手つきは、絶対に、おかし、んだからっ……!!
ふ、ふふっ、ほんと、だめ、だって――

【抵抗の言葉に、遂に笑声が混じるようになってきた】
【し返すかどうかはまた別問題だが、とかく、今は一方的にやられっぱなしである】
【袖に通した腕の先、どうにか堪えようと握り拳に力が入る】

――サージっ……騙したの、ね……!!

【彼女なりに怒気を込めているつもりでも、其の実脱力しきっていて如何せん迫力が無い】
【そればかりか、寧ろ扇情的で少女の加虐心を更に加速させてしまうことになるだろう】
【首だけ振り返ろうとして、唐突に耳に入ってくる隙ありの言葉】

だから、だめって言って――!

【殆ど反射的に右腕を曲げ、サージの右手首を掴もうとする】
【左側には既に意識が向けられていないため、左脇に手を入れることは成功する筈だ】
【肩越しに覗くシャロームの表情が、見て判る程度には青ざめてゆく――】
97 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 04:58:12.43 ID:LGliDCMo
>>68

「……いや、別に、なんでもない」

【きょとん、とされては、特に言及することでもないらしく】
【犬耳少女は微妙な表情のまま、手をぱたぱたと振って言う】
【そして、作られた猫を愛でる銀髪少女の方へ視線を向け】

【猫を色々撫でたりしてる少女は、本物同様の猫の仕草に若干の驚きも感じながら】
【それでも尚、気晴らしとばかりに撫でて、撫でて、撫でている】
【魔翌力の感知もある程度は出来るのだが、其れすらも放棄するかの様に】

【其の侭、猫を形作る魔翌力が消えてしまうまで撫で続けるだろう】

/申し訳ない、返信出来て無いまま意識失ってました……
98 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 05:11:53.20 ID:0YU4uwSO
>>95

――――――――――  聞  き  た  い  の  ?

【顔だけ振り返らせて、肩越しに視線を投げ掛けつつ。厭に優しげな声色で、問い掛けた】
【表情は勿論、めっちゃ良い笑顔のままであった(悪い意味で)。やべえ、危険が危ない^q^】

【そんな、ぶち殺されるんじゃないかと予感せざるを得ない笑顔。略してぶち殺スマイルを向けると】
【朔夜は再び歩き始める。つかつかと硬質の足音を鳴らして階段を上がり終え】

どんな組織って……まあ、早い話がお節介焼きの集団だな。さっきも言ったけど、自警団みたいな。
頼まれるでも見返りを求めるでもなくあちこち見回って歩いて、弱きを助け強きを挫く。

【そこで歩調を緩め、部屋の並んだ廊下を行きつつ、口を開いて】
【内容としては、先程より少しだけ具体的に。中々に辛口な評価である】

どうしようもなく馬鹿でお人よしな、甘ったるい理想主義者の集団。
名前の通り、所謂ところの正義の味方=Aさ。まあ、一部例外も居るけどな。オレみたいに。

【かつん。説明を切り上げると同時に、一定のリズムを刻んでいた足音が止まる】
【見れば、其処は先程の部屋の前。振り返って浮かべた表情は、鋭い言葉に反して何処か誇らしげだった】
99 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 05:15:52.46 ID:I2L0PVA0
>>97

……そうなのよー?

【なんでもない、といわれてしまっては。現状追求することも無いために、首を傾げ】
【視線を、銀髪の少女と猫たちを入れる辺りに向けた、その後に】
【はっとした風に、犬耳の少女へと視線を戻し】

気晴らしって、こんな感じでいいのよね、なの。

【なんて、尋ね。「ちゃんと出来たのよ?」なんて、言いながら、首を傾げて】
【にこにことした、夜中とかいう時間を無視するような笑顔】
【なんだかいろんな意味で夜には不似合いな気がするのだけれど】

【それから、しばらくは猫たちも動いていたものの】
【しばらく時間が経てば、段々と動きを鈍くし、忠実さを欠いていき】
【そのうちに、さぁ、と。猫たちの身体を作っていた魔力や光が粒状に崩れ、地に落ちていき】
【落ちれば、さらに小さい粒へと変わり、それがまた小さいものへと変わり】
【そうして、そのうちに。何もかも残らず、消えてしまう】

/超絶起きてましたえへへ、眠気とか寒いのとか寒いのとか限界なら言ってくださいなー
100 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 05:22:07.46 ID:zdSrqZYo
>>96

【笑声は聞き逃さなかった】
【確実な手応えを感じて、もう一押しかな、なんて漠然と考えた】
【どこにボーダーがあるのかは、分からないけれど】
【シャロームが我慢するような仕草をするほど、対抗心が募っていく】
【――悪い子の思考だろうか】
【浮べている笑みは、好きな子を相手するときの悪戯っ子のようで――というのは、御幣があるかもしれない】

うん。さっきのお返し。
……怒った?

でも――、笑わせてあげるっ

【シャロームの怒気は、些か力が足りなかった】
【少女の気概を吹き消そうとして、俄然火力を高めてしまっているような状態】

【右手首を彼女に掴まれても】
【もう片方に差し込めたなら問題ない、と割り切る】
【いざ――】

…………ぅ

【――と、心を決めた瞬間、青ざめたシャロームと目が合った】
【数瞬の逡巡】【「嫌われちゃうかな」と考える、だけ】
【目は逸らさずに、にへら、と微笑んで】

【シャロームの左腋の中で、細い五指がこちょこちょと、滞りなく蠢き出す】
【反対に、右手には意識が向けられていないようで、そちらにアクションは無い】
101 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 05:29:02.26 ID:.0npofco
>>98

―――――――っ?!

【振り返り向けられたその視線に、瞬間、体を硬直させた】
【明確な意思とそれに裏打ちされた迫力に、身を竦ませるようにしている】

おせっかい……?
……でも、いいことはやっぱりいいことだと思いますよ?

【気を取り直し、先程よりも情報が増えた説明に、】
【言葉足らずながらも、少年が思った事をそのままに返す】

【彼の頭の中も存外、平和にできているようである】


正義の味方、ですかー……僕もそんなのになってみたいです。

【ぽつんと、少年は少年らしく夢を語る】
【事実も現実も、何も知らない少年の、しかしその思いはただ純粋だった】
【正義、平和。世界を知らない子供の夢だとしても、それを求める事に何の罪があろう?】
102 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 05:32:27.30 ID:zdSrqZYo
>>100
/わー!しまった!読み間違えてしまいました
/目が合ったくだりは、曖昧に読んで頂けると幸いです
103 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 05:43:26.10 ID:UEmBaIAO
>>100
【言うなれば、火に油と酸素を注ぎ込むようなものだろうか】
【肩越しにサージを見続ける瞳は、遠目でもわかりそうなほど涙で潤んでいる】
【元々潤みがちな瞳ではあったが、今回は平生に比べてその数倍】
【何時だったか、泣くまで擽ったい思いをしたのは――脳の片隅にて感じるデジャヴュ】
【シャロームの負けず嫌いはここでも祟って、決して泣くまいと瞼を瞬かせる】

……べ、別に怒ってなんかないんだから――!
ちょっと擽ったいけど、これくらいなら我慢でき……――

【少女の笑顔を見た瞬間、駆動を開始する五本の指】
【ピクリ、右手首を握る右手が反応して、少しだけ力が込められ】

……にぁああっ、やッ、だぁ、めっ――〜〜!!!
あ、ふふ、あはははっ……――!!!

【――感度良好、身を捩らせながら彼女は耐えきれずに笑声を上げて悶絶し始める】
【そうして数瞬後、もう限界だと言わんばかりにその場にくずおれるだろう】
【少女の右手首は握ったまま。振り払える程度の力だが、振り払わねば道連れになることは確実だ】
104 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 05:52:30.32 ID:LGliDCMo
>>99

「……ああ、十分だろうさ」

【にこにこ笑顔で尋ねられ、返すように笑みを浮かべて】
【喋りはしないものの、自分から猫を触るという動作を見せた銀髪の少女をチラリと見て】
【気晴らしとしては十分以上だと判断、素直にその事を少女へと伝える】

ぁ……、―――――。

【対する銀髪少女。ずーっと猫達を撫で撫でしていたものの】
【次第に動きを鈍くし、最後には光の粒となって消えてしまい】
【撫でていた手を所在なさ気に数度動かして、然し直ぐに身体を起し】

…………ありがと。

【少女へと顔を向けて一度、感謝の言葉と共に頭を下げた】
105 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 06:05:34.35 ID:I2L0PVA0
>>104

ならね、良かったのよ!

【返された言葉と笑みに、いっそう笑みを強くして】
【役目をきちんと果たせた嬉しさからか、余り地面に届いていない足をぱたぱたさせて】

【猫たちが消えてしまうとき、女の子から笑みが消え、いくらか悲しそうな表情へ】
【いくら能力で作ったものとは言え、動いていたものが段々と動かなくなっていき、挙句消えてしまうようなことは悲しいらしく】
【そんな風に眉を下げていたものの、こちらを見られ、お礼の言葉と、下げられた頭】
【数秒、あっけに取られたようにフリーズしていたものの】

あっと、……えっとね、どういたしまして、なのよ!
あのね、元気でましたか、なの。

【今までも嬉しそうな表情は数度、見せていたものの】
【今度の笑顔は、そのどれよりも嬉しそうで。それから、そのままの笑顔で尋ねて】
106 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 06:08:33.31 ID:zdSrqZYo
>>103

んー?
我慢が、どうかしたの?

…ふふっ、素直に笑ったほうが可愛いよ?
……うりうりー

【愉しげに口角を吊り上げ、白い歯を見せる】
【破綻した宣言を復唱して煽り、左手も休めない】
【シャロームから聞こえる、明るい大気の震えが夜の公園に響いて】
【――きっと、それで仕返しは終わり。泣くまで、なんてことはしないだろう】

【シャロームの動作と連動するように、右手が引っ張られて】

――ぇ、わわっ!?

【巻き込まれるように、姿勢を崩して】
【彼女の手を振り払うような真似は、出来なかった】
【頬につかまれたときと同じ】
【振り払うことに意味なんてなくても、どことなく嫌だった】

【後のサージの体勢は、シャロームの体勢によるだろう】
【しゃがみ込むだけならば、背中に覆いかぶさる形】
【雪の中に倒れこまれれば、下敷きになるかもしれない】
107 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 06:14:01.53 ID:0YU4uwSO
>>101

…………なーんて、な。

【と、冗談めかし肩など竦めて誤魔化してはいるものの。正直、精神攻撃と呼んでも良いレベル】
【洒落になっていない。洒落になっていない。大事な事だから二回言いました】

それは主観の問題だろ?お前の言葉を借りるなら、「楽しいと思えば楽しい」。
その逆もまた然り、だよ。嬉しくないと思えば嬉しくない――エゴだよ。俺達のやってる事は、主観の押し付け。

【すらすらと口を衝いて出る言葉は、只管に鋭く。正しく、舌端火を噴くといった具合】
【どこか厭世的ですら有る其れは、詭弁であると同時に或る意味で真実。拒絶するようなニュアンス、だが】

【先程から一言とて、その理想自体を否定する′セ葉は、その口から滑り出てはいなかった】
【エゴと称しながらも凛と胸を張って、恥じる事なく真っ直ぐに語っていた】
【――――その事柄に、或いは気付けるだろうか】

止めとけ、そんなに楽で綺麗な仕事じゃない。一時は褒め称えられても、何れは忘れられる。
下手すりゃ、糾弾される事だって有るかも知れない。救えないモノだって少なからずある。

痛いし苦しいしすっごく疲れる。ひょっとしたら死ぬ。
間違っても、何の覚悟も無しに、軽い気持ちで踏み込める場所なんかじゃない。

【夢とは逆位置の、重い現実に満ちた言葉が紡がれる。無知故に後々壊れるよりは、幾らかマシだ】
【取り返しのつかない事になるよりかは、早々に諦めて呉れれば好いと朔夜は思う。だが】

(――――でも、な=B)

【それを求める事は、決して間違ってはいない、とも思う】
【彼女達≠フそう在ろうとする姿勢に、彼女は惹かれたのだから。だから】
【今の自分は、試金石だ。少年の綺麗な夢が、ただの鍍金か、或いは輝く原石か。見極める為に、現実を突き付ける】
108 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 06:24:11.43 ID:LGliDCMo
>>105

――――お陰様で。

【少女の笑顔に、小さな笑顔を返す銀髪少女】
【ゆっくりとベンチから立ち上がり、先ほど落としたシルクハットを拾い上げ】
【ぱんぱんと付いた砂埃を払って、被りなおす】

「……さて」

【その様子を見て、同様に立ち上がる犬耳少女】
【スカートを払って埃を落とし、ベンチに座る少女に向けて】

「今日は色々と済まなかったな。面倒を掛けさせた」

【そういって、小さく頭を下げる。深く下げないのは小さな意地があるからか】
【「ボクは陽。あっちはルシアだ」と、簡単に自己紹介も付け加えた】
【タイミング的に、何を言っているのか判らないかもしれない】
109 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 06:31:49.30 ID:I2L0PVA0
>>108

なら、良かったのよー!

【なんて、寸前と同じような言葉を繰り返し】
【銀髪の少女の行動をほぼ全て、目で追い】
【その後は、犬耳の少女の行動を追い】

お姉ちゃんに元気が出たならね、全然良かったのよ?
それにね、別に用事があったわけ……、……、……。
……別にね、用事があったわけじゃないんだから!

【要するに、「全然迷惑ではなかった」と】
【そう返して、付け足そうとして。はっ、とした風な表情のまま、十数秒ほど経過】
【その後に、明らか何かありそうな間を無かったことにするようなテンションで頷き、返し】

【簡単な自己紹介には、こくこくと頷いてから】

陽お姉ちゃんとルシアお姉ちゃんなのね、覚えたのなの!
えっとね、私はファラエナって言うのよ、なの。

【そう、彼女も名乗って。それから、ぴょんとベンチから飛ぶように降りた】
110 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 06:39:36.38 ID:UEmBaIAO
>>106
ふふ、あはは、可愛くないっ、からっ……!
サージの、いじ、わるうっ――……!!

【笑いながらも、そこだけはしっかりと反論するのであった】
【意地悪だなどと宣いつつ、きっと女性は悪い気持ちを抱いてはいないのだろう】
【幾らか涙目であっても、少女と同じく愉快げな様子には違いなかったから】
【可愛いへの反論や擽ったがりにデジャヴュを感じるやも分からないが、それはまた別のお話かもしれず――】

【――崩した後の体勢は、先刻サージがシャロームの顔を覗き込んできた時の其れとよく似ていた】
【両膝と左手を地面について、やや前屈みに項垂れる形だ。右手は既に離している】
【少女を背負っていることも気に掛けず、いじけたよに右手で雪を掻き集めては固めてゆき】

はあ、は、……ああ、もう、笑い疲れたわね……
私が泣き虫なのもバレちゃったし……むぅ……

【頬膨らませて呟く声は、二人以外に人気の無い公園で呟くには些かボリュームが大きいか】
【しかしながら意外な一面をさらけ出したということは、サージにそれだけの信用があるということなのだろう】
【やがて拳より大きな雪の塊を固めて作り上げ、再び肩越しに少女へと視線を遣ると】

…………ねぇ、サージ。仕返し、終わった?
もし終わったのなら、そろそろ雪ダルマの頭、作らない?
身体だけじゃ、きっと、寂しいでしょうから

【新たな雪玉をころころころと転がしながら、今一度の提案を】
【近くに置いてあるだろう一つの巨大な雪玉を視線で示して、返答を待った】
111 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 06:47:47.83 ID:LGliDCMo
>>109

……フェラエナ、ちゃん。

「フェラエナだな。改めて、こいつの慰めに付き合ってくれて、感謝だ」

【少女の名前を反芻する銀髪と、一度頷いた上で改めて謝礼する犬耳】
【身長差で言えば確実に銀髪の方が長身(10cm程の差)だが】
【如何考えても上下関係が逆と言うか、何と言うか】

「――然し、本当に何も用事は無かったのか?」
「今し方非常に長い間があったんだが……」

【そして突っ込むのは付けたしまでの長い間】
【何かあったとしたら、申し訳ないなという思考をほんの少しだけ交えて】
【大丈夫なのか?という意図も篭めて、尋ねる】
112 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 06:48:19.44 ID:LGliDCMo
>>111
/おっと、フェラエナじゃなくファラエナでした、申し訳ないのです!
113 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 06:57:24.77 ID:I2L0PVA0
>>111

どういたしましてー、なのよぅ。

【何度か重ねられるお礼に、なんだか恥ずかしくなってきたのか】
【僅かに、ではあるものの、照れたような仕草を時々見せるようになってきたり】
【具体的に言えば、ツインテールをいじりだしたり、服の裾を握ってみたり、フリルをいじってみたり】

……えーっとね、ちょっとね、お姉ちゃんを探してたのよ?
あ、でもね。大丈夫なのよ、きっと大丈夫なのよ!

【尋ねられれば、ちょっぴり視線を逸らすようにしながらそう返して】
【どうやら、人探しの真っ最中だったらしく。それでも、最後にやたらと高いテンションで(誤魔化してるとも言う)そんなセリフ】
【なんだか、大丈夫みたいで。本人が大丈夫というならば、きっと大丈夫なのである。きっと多分おそらく】
114 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 07:09:29.68 ID:.0npofco
>>107

【一度目をぱちくり。相手が肩を竦めたのを見るや、強張った表情を戻す】
【良くも悪くも、とにかく無邪気】

んー………難しいです。難しい事は分からないですけど……
自分がそれをしたくて、それが誰かのためになるなら、それ以上の事は無いと思いますよ?

【少年に出来ることは、今の自分の思う事を口にすることだけ】
【コストとの両立も、天秤の向こう側も、何も分からない今の自分の。】


"正義の味方"って……褒められるために正義の味方をしてるわけじゃないんでしょう?
さっき言ってたじゃないですか、見返りは求めないって。

きっと大変なのは分かります。今の僕がすぐできることだなんて思いません。

それでも―――そんなことできたら、幸せじゃないですか?

【そう、そこまで一息に喋って、にこりとまた笑った】
【先程までの弱々しい態度はどこへやら、目は爛々と輝いている】


――――それに僕だって、ただ弱いってわけじゃないですから!

【そして精一杯力強くそんな台詞を吐いて、両の拳を合わせてみせた】
【強がりかもしれない。見栄張りかもしれない】
【けれど、そんなことが必要な時だってあるのだ】
115 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 07:10:49.54 ID:zdSrqZYo
>>110

【左手は既に定位置から外れている】
【くてん、と背負われた状態で、柔らかな重みをシャロームに掛ける】
【今日は重装備じゃないために、背中に圧し掛かるのは、少女然とした感触】

【サージは満足げな笑みを浮かべていて】
【それは、仕返しの終了、なんて短いスパンからのくる感情ではなく】

笑いつかれた?
そっか……

……今日はシャロームの色んな表情、沢山見れた気がするよ
いままで、数え忘れるくらい出会ったけど
真正面に向き合ったのは、初めて

…遠くから見て、しっかりした人かと思ってたけど
こうしてると、可愛い人だな、って…

ちょっと嬉しいな

【集められる雪を、肩越しに眺めつつ】
【少しだけ、正直な気持ちを話した】
【きぐるみ越しにあったとき、イベントのとき、――新大陸に向かう途中、助けられたこともあった】
【別に、大した回想じゃないのだけれど】
【こんなにひっつく機会も、もう無いかな、と思っただけ】

【ぱっ、と立ち上がる】

……っと、そだね
確かに胴体だけじゃ、かわいそう

シャロームが手伝ってくれるなら、きっと良いものが出来るよ
顔のデザイン、考えてね

【シャロ≠ニ、さり気なく呼んでみようとして、やめる】
 【――渾名として、おかしくはなさそうだけど】
 【先程の反応を聞くのは、またの機会に】
【新しい雪玉に視線を落として、にこやかに同意した】
116 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 07:14:31.57 ID:LGliDCMo
>>113

「お姉ちゃん?」

…………、だいじょうぶ?

【犬耳が繰り返し、銀髪が少し心配そうに首を傾げる】
【お前が言うなレベルの心配だが、少しは元気になった証拠だろう】
【ちょこんと首を傾げれば、シルクハットがずれて落ちそうになったり】

「……名前でもなんでも教えてくれれば、探すのを手伝えるが」

【どうする? と犬耳】
【手伝うと言っても本格的に探す訳ではないだろうが】
【慰めを手伝ってもらった事もある、手伝える事は手伝いたい】
【そんな意図があるとか、なんとか】
117 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 07:22:30.90 ID:I2L0PVA0
>>116

うーんとね、お友達のお姉ちゃんなのよ、なの。
同じ宿屋さんなんだけれどね、クリスマスからね、帰ってきてないの。
連絡も無いしね、ちょっぴり心配だから探してるのよぅ。

【二人の疑問系に、そう返して】
【要するに、お友達が帰ってこないから、と。夜に出歩いてまで、探していたらしく】
【その行動から、ある程度以上は仲が良いだろうことが予想できて】

うんっとね……、……えーとね。

【それから、相手の言葉に。悩むように、こんな声を漏らしながらしばらく、考えて】
【その最中にあくびをひとつ漏らしたのは、まあ。この歳の子どもがこの時間まで起きているのはきっと辛いだろうから、しょうがないかもしれない余談で】

えっとね、えっとね。
鈴音お姉ちゃんっていってね、髪にいっぱい鈴つけた人なのよ、なの。
……あっ、でもね、あのね、無理して探すとかは大丈夫なの。
私が勝手に心配してるだけだからね、元気かもしれないの、だからね、あのね、ついででいいのよ、なの。

【そのうちに出した結論は、手伝ってもらう、というもので】
【出した名前は、銀髪の少女ならば知っている名前で。どうやら、絶賛行方不明らしく】
【それでも、あくまでついででいいらしく。最後の2行は、あわあわと付け足して】
118 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 07:40:22.98 ID:LGliDCMo
>>117

「クリスマスから、か……」

――――――――、鈴音、ちゃん……?

【それなりの期間だな、と唸る犬耳に対し、銀髪の示す反応は若干違い】
【まるで、もなにも無い、知り合いの名前に反応しない筈も無く】
【探す必要がある、という事実に驚き、目を見開いて】

「特徴はわかった。もし見かけでもしたら、お前が探していたと言っておこう」
「まぁ、出歩ける位なら一報位向こうから入れるとは思うがな」

【然し、銀髪とその探し人との関係を知らない犬耳は】
【特に変わった反応を示すでもなく、何処かで見かけたら、と】
【探し方が既に「街を散策するついで」レベルなのだが、ある意味少女の付け足し通りか】

「では、ボク達はそろそろ帰るとしよう。もう時間も遅いからな」

…………ん、――。

【そういって、犬耳少女は身体を反転、「またな」と言葉を残し公園を去ろうとする】
【銀髪少女もまた、犬耳に従うように小さく音を漏らし、その後をついて行くだろう】
119 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 07:52:47.78 ID:UEmBaIAO
>>115
【冬の外気に、積雪に、と】
【身体を冷やす条件は十二分に揃っていたが故に、互いが触れ合うことで感ぜられる温もり】
【体重を乗せられて、しかし揺らぐこともぶれることもない。意外に、確りと地を踏み締めている】
【少女の体温と、体重と、感触は、彼女が其処に存在していることを確りと伝えてくれている】
【まるで背中越しに、少女の笑顔が見えるようだった】

だってサージが笑わせるんだもん……

【何処か言い訳じみていても、言葉の端々からは満足感が滲み出す】
【その顔には、笑い疲れてスッキリしたと言う表情を浮かべて】

……えへへ、ありがとう。……可愛くない、けれども
互いが互いに真正面から向き合うって、結構難しいから
ほら、相手との関係に差し支えないように自分を無意識に抑圧するでしょ
今日はそういうのが一切無かったから……楽しかったわよ

サージは負けず嫌いだけど、やっぱりいい子。私の中では、そんなイメージ
負けず嫌いなところは、――きっと、似てる

【ふふ、と柔らかく笑って、『誰』に似ているのかは明言しない】
【離れ行く体温に多少の名残惜しさを感じながらも、こちらは座り込んだまま】

OK、任せて、サージ? だけれど、デザインに大きな期待はしないでね
目標は作業時間の半減と二倍の達成感を得ること!

【サージに顔を向けて、ニッコリと外見年齢相応の幼い笑みを湛える】
【瞳に映るセピア・カラーは暖色系統、赤いカチューシャがその印】


  ――じゃあ、一緒に頑張ろっか


【女性は、今度は大真面目に少女へとそう催促して――】

【――人数と、雪玉と、足跡と】
【達成感よりも先に倍増したものは、予想するよりも存外に多かった】

/えっもう大晦日のこんな時間ですか
/長時間、朝早くまでお疲れ様でした!有難う御座いましたー!!
120 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 07:57:25.75 ID:I2L0PVA0
>>118

「用事あるから」って言ったっきり、戻ってこないし、電話とかも無いのよぅ。
……、ルシアお姉ちゃん、知ってるのよ?

【しょんぼりと目を伏せ、さらにそんなつけたし】
【連絡も無いらしく、だからこそ彼女も探しに出たのだが】
【それから、知っている風のルシアへと尋ね、首をかしげ】

そうしてもらえたら嬉しいのよ、なの。
……あーうー、あったらいいのになぁ。

【探し人へと、その知らせが入れば、こちらへ連絡してくるだろう、と】
【そんな考えなのか、相手へとこちらの連絡先を渡すことはなく】
【実際のところ、探し人はどっかの病院で機械にフル頼りでようやく生きてるような状況なんだろうけども】
【それをこの子が知っているわけもなく。居場所のヒントを知っていそうなのは、探し人と撃ち抜いた人とその場に居た人くらいなわけで】
【結論:いろいろ詰んだ】

あう、分かったの、なの。
二人とも、またね、なのよ!

【相手の言葉に頷き、右手を振って】
【深夜だか早朝だかには多少大きな声でのご挨拶。そうして、誰も居なくなったあとに】

……、……とにかく、帰って寝るのよぅ……。

【なんて、呟いて。ふらふらと、帰っていったとか】

/おつかれさまでしたー
121 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 08:11:34.25 ID:LGliDCMo
>>120

/お、お疲れ様でしたー!
122 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 08:23:14.55 ID:zdSrqZYo
>>119

やられたら倍返し、ってね
……お釣りが戻ってきそうなくらい返しちゃったけど

【胸を張って、得意げに言った後】
【言葉を小さく付け足して】
【――シャロームの表情を見て、ホッとした】

ま、負けず嫌いは、そんなでもないよ
――シャロームのほうが、堪えてたでしょ?

……その辺も含めて、私も楽しかったよ
久々に、はしゃいじゃった
難しい話を全部放り投げたのも、ほんっと久しぶり

んー…!

【似ている『誰か』は、シャロームのことかな、と勝手に思っているらしい】
【もしかしたら、違う誰かさんのことかもしれないけれど】
【――そういえば彼女の、「可愛い」というフレーズを一々否定するところは、とある知人に良く似てる】
【一度、肺一杯に冷たい外気を吸い込んで】

うん。
あらためて、よろしくね! シャローム

【簡潔で、わかりやすい言葉を返して】
【きっと新しい年が来るよりも先に、大きな大きな雪ダルマは完成するだろう】


/綺麗に締まっているので、レスしようか迷っちゃいました…!
/長時間、すっごくありがとうございました!お疲れ様でしたー! そして、良いお年を!
123 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 10:12:02.57 ID:kc1rpMDO
【公園】

(黒野と話していた女、わさびの友人、黒魔術の女、アリエル、利織、鈴音……ここ最近は随分と色んな人間にあれこれ言っては失敗してきたな……)

いつからだろうか……人の問題に不必要に首を突っ込むようになったのは

【公園に変わった杖を持った青年が居た】
【青年は、子供にも大人にも見える顔つきと、黒く短い髪に色白の肌を持ち、ワインレッド色のナイロールの眼鏡をかけている】
【服装は、黒いスラックスと茶色のシャツの上に白衣を羽織っているという研究者のようなもの。腰に締めているベルトの左側にはホルスターがあり、その中に黒いハンドガンが納まっている】
【右腕には手から肘までを覆う灰色の盾のようなものがあり、その先端から杖が出ていて青年の支えになっていた。右手は盾の内側から横に伸びているグリップを握っており、杖というには非常に機械的なデザインだ】

【じっと立ったまま時折独り言を漏らしている】
124 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 12:00:04.93 ID:.qlU6VYo
【火の国、市街地】

いやー………寒い。冗談抜きで寒い
火の国とか言ってるくせにこの寒さ何?羊頭狗肉?
あー寒い寒い………

………とまあ、言い続けてる場合でも無し、と

【黒地に血の様な紅薔薇の模様を散らした浴衣と、それより少し明るめの赤い帯】
【そしてその上には何故か洋風のラボコートを羽織った女が、道端の屋台でたいやきを頬張っている】
【普段は眼鏡を掛けているが、どうやら今は裸眼の様子。それでも、特に困った様子を見せる事も無く】

……取り返されちゃいましたねえ、あの街

【女性としては高めの身長をきゅうと縮め、寒さに耐えながら独り言】
125 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 12:45:01.27 ID:ETBRAOg0
>>124
/まだおりますか?
126 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 12:47:10.62 ID:.qlU6VYo
>>125
/\ここにいるぞ!/
/途中、昼食で何分か開ける事になるかと思います
127 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 12:51:49.20 ID:ETBRAOg0
>>126
/了解しましたー

>>124

……最近所有権が移った街と言えば、この国のブレイザーシティ。
いや、支配権ですか? ……どっちでもいいですね。

【その独り言に反応する少女の声】
【その声の出所、屋台の裏……店主気づいてなかったのかよ】

何が言いたいかといえば……寒いなら更に服を着ましょうよ

【何故そんな結論に至る】
【屋台の下のスペースからもぞもぞと這い出てきたのは】
【濃い灰色のローブを身に纏った少女(土ぼこりまみれ)】
128 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 12:57:05.93 ID:.qlU6VYo
>>127

この場合、統治権とでもいうんですかねえ?
ま、選挙もなんも無しで一方的に統治してただけでしょうけど
そもそも誰が権限を許可するのか、って話が有りまして何を言いたいかと言いますと

………その登場をする為に、どれだけの間待機してたんで?

【冷蔵庫の中に居るよりはまだマシだろうが、それでもやはり居心地の悪そうな場所】
【現れた少女に対して、ツッコミをせずに流すのは無理だった様子】

……で、誰でしたっけ。知り合い?赤の他人?ご近所さん?

【以前に遭遇していたかどうか、記憶を辿って照合を開始する】
129 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 13:05:55.03 ID:ETBRAOg0
>>128

統治の権限の許可? ……住民じゃないですかやっぱり。
力で脅すって言う手も無きにしも非ずでしょうけど。つまりは

……面白そうな人が来るまで……四半日から半日くらいでしょうか?

【パンパンと土ぼこりを払いながら】
【ぽとっと手帳が落ちた】

知り合いと赤の他人を足して大体二で割った感じです。多分
いや、でももしかしたら赤の他人成分の方が多いかもしれませんね

【知り合い:お互いがお互いを知っている】
【赤の他人:お互いがお互いを知らない】
【これを足して二で割ると……】
130 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 13:11:17.30 ID:.qlU6VYo
>>129
そーなると王政ってのは住民の許可無しでやってるから権利無し?
まっさか王子が王位継承するたんびに選挙やる国も無いでしょうし
大体にして畑作業に一生を費やす住民に政治分かる筈ないでしょ
馬鹿に権限持たすと国が滅びます、大体の場合

………で、回りくどい。はっきり言って分かりにくいですその答え
私は貴女を見た記憶が無いと思うんで、貴女が一方的に知ってるとでも?
理解させるつもりが無い返答ってのは、そういう意図が有る時だけ使うべきですよ

【何が言いたいか分からなかったが、とりあえず適当な所で勝手に結論】
【如何にも拾えとばかり目に飛び込んで来る手帳は、今はスルーの対象としておき】

……ところで、何か御用で?

【手に持っていたたい焼きはさっさと胃袋に落とし込み、来訪者の用件の方へと集中】
131 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 13:19:50.27 ID:.qlU6VYo
>>129
/開始早々ですが、昼食です
/そこまで時間はかからず戻れるかと
132 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 13:23:14.53 ID:ETBRAOg0
>>130

そもそも王政じゃ選挙の存在自体が無いでしょう。
外から影響受けて無駄に賢くなったつもりの住民が民主主義を持ち出すわけで。
いや、別に民主主義には賛成ですよ?
……ところで、政権を持ち得る人が馬鹿ばっかりってどう思いますか?

じゃあはっきり言いますと、人違いでなければ貴女をほんの少しだけ知っているかもしれない、
といった程度です。……赤の他人寄りですねどう考えても

【足して二で割るというレベルじゃなかった】

用? そうですね……こんな所で喧嘩吹っかけるわけにもいきませんし……
そもそも戦う気は有りませんし……聞きたいことこそ有れどはぐらかされるのがオチでしょうし……

【 無 計 画 】
【ごそごそと何かを探している】

……あれ、どこにやったっけ……
133 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 13:34:11.70 ID:OyeMuaE0
【火の国】

御衣、今はまだカノッサ、Justice等の組織の様子を見ろと

【日本の大鎧を着た男が黒い球体を使いなにか喋っている】
【どうやらそれで通信しているようだ】
【彼の脇には鞘がありそれは金色の光を放っている】

御衣、では来たるべき時まで……

【不思議なことに黒い球体は通信が終わった後、彼の体に潜り込み消えていった】

(……まったくあの方は不思議な人だ)
(今こそ我が組織が活動するチャンスだというのに)
(まぁあの方なりに考えはあるのだろう、通信のとき笑いながら話していたあたり)

【そう思うとブレイザーシティがある方向を向き】

カノッサ……Justice……対機関連合……せいぜい支配等平和等で争っているがいい………

【小さい声でそういった】
134 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 13:34:35.56 ID:.qlU6VYo
>>132
そう、王政じゃ選挙は存在しない
じゃあ、王が国を統治するという形態の根拠は何処に有る?
私は王様です、国を治めます、従いなさい。何処の馬鹿がこれに従うんです?
……ま、真面目に答えると昔に力を持ってた軍閥云々で面倒だから飛ばしますが
王が国を統治する為の権利って、要はご先祖の異形のおすそ分けなんですよね

ああ、それと。政権を持ち得る人間が馬鹿ばっかりってのは、民衆がもっと馬鹿なんでしょ
民衆よりは賢いから政権を持てるんです。騙すなり、口説くなりなんなりしてね
ついでに、言っときますが私も政治に関しちゃなんも知らない素人ですんで

んで、計算式はもう少し他人にも分かる様にしましょう
そんな解答提出したら減点どころか問題一つ落としますよ?

【此処まで、おそらく二呼吸程度。律儀に言われた事に全て返すとこうなる】
【尤も、それ以上返す事もなければ、多少話す事が増えても問題ないのかも知れないが】

(………どうしましょーかねえ)
(拾ってこっそり持ち帰ったりしても良いだろうし、ダッシュで逃げても良いだろうし)
(場所を教えてあげるなんて親切は端っから選択肢にないし)
(此処で敢えてスルーして向こうが拾ったらそれはそれでつまらないですが)

【相手が自分から意識を外している間に、自分の方も思考】
【拾え拾えと叫んでいる様な手帳を、実際に拾ってどうしようか、と】
135 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 13:43:43.23 ID:ETBRAOg0
>>134

自分で問いをしておいて自分で答えを出さないでくださいよ……考える楽しみが……

【まあ、考えて答えが出ていたかは分からないが】

……はあ、やっぱり馬鹿についていくのはその上を行く馬鹿なんですか……
少しは予想してましたけど……

む、答えは出したんだからいいじゃないですか。
どういう過程を辿ろうが答えが出ればいいんですよ。
むしろ過程なんて部分点や検算以外には必要無いんですよ。

それは置いておくとして……何処かに落としましたかね……手帳

【振り返って店主に落ちてないか聞いてみたり。そしてノーの答えと鯛焼きを一緒に貰う】
【店主には角度的に見えてないのだろう】
136 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 13:51:59.58 ID:.qlU6VYo
>>135
過程知らなきゃ次に答えを出せないかも知れないでしょ?
まあ麻酔がなんで効くのかとかなんでクマバチが飛べるのかとか
そーいう結果さえありゃ良いものは別に結果だけで良いんです

……が。計算だのなんだのってのは、面白い事に一つの答えを複数通りの手段で割り出せる
ですから、適当に数字弄りまわしてると偶然答えが出たりするんですよねえ
でも、それって役に立たないでしょ?次にやる時に再現出来ないんなら
過程は、結果を安定して生むために必要です。過程おろそかにすると痛い目見ますよ?テストでもそれ以外でも

(………しっかし拾って中を見た所で?何が書いてあるやら、と)
(大した中身でもなきゃ、無理に会話ぶったぎって持っていくのも意味は無し)
(ってそもそもあんな所に落ちてたんじゃ拾いにいくの不自然じゃないですかやっぱ止め止め)

【這い出して来た少女が手帳を落としてから、現時点まで移動はゼロ】
【当然ながら少女の方が自分より手帳に近い、拾いに行けば気付かれてそれまで】
【結論:相手が居なくなるまで手帳はスルー】

さあて、ねえ?誰か拾って持ってったんじゃないですか?
まあ貴女の手帳がどうこうってのを私がどうすりゃいいんだって話ですが
拾って一割二割貰えるような代物なら探しますけど
137 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 14:04:08.36 ID:ETBRAOg0
>>136

つまり、また会った時に赤の他人と知り合いを〜と答えてもいいんですね?
……それは置いておくとして、何か曲解されましたね……。
自分でわかっていれば過程なんて記して無くても十分なんですよ。つまり。

【鯛焼きを頬張りながら振り向いて】

それは結構困りますね……。いや、何が書いてあるとかそういうものを抜きにしても。
……探してくれたら手帳のページ二割でも渡しましょうか? 
138 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 14:11:20.43 ID:.qlU6VYo
>>137
良いんじゃないですか?速効で私が帰っても良いのなら
あの解答がウィットに満ちたすばらしいものだったとは思えませんがねえ
んで、過程記さずに他人に伝えられる程の能力が有る人の台詞ですよそれ
別に伝えられるってんなら良いと思いますけど

……んでまあ、手帳二割って私自分の持ってますし
それともあれですか?発見してあげないと駄目なんですか?
じゃないとこの微妙な空気が何時までも続くんですか?

【そろそろ拾って逃げようかなー、などと思い始める】
【この弾んでいるのかどうか判断に困る会話よりは、その方が変化が有るのだろう】
139 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 14:21:11.94 ID:ETBRAOg0
>>138

ある意味それはそれでいいんじゃ無いでしょうか?
話したくないならそれで済むでしょうし。
だから、計算は自分が過程を覚えていれば答えだけ伝えればいいんですよ。

……まあ、ここで駄目と言ってみても多分意味は無いでしょうし。
ぶっちゃけた話、ああやって登場してみたかっただけですし。
また屋台の中にでも戻りますかね……

【また屋台の下の方に潜り込んでいく】
【今を逃したら多分拾えない。拾ったところで得があるかは分からないが】

ついでに、名前だけでも聞かせてもらえますか? 嫌なら嫌でいいですけど

【それは多分聞く意味が無い】
140 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 14:27:27.60 ID:.qlU6VYo
>>139

…………………一発ネタでの登場は、続ける話題が無いと辛いですよ

【屋台の下に戻る相手に、アドバイスとも付かない一言】
【言葉を発する訳でもなく、でもやたら自己主張の強い手帳をようやく拾い上げて】
【後は、これ以上の会話は意味が無いと思ったか、それを開きながら歩き始める】

………んで、名前の方は無しで。貴女の名前も知りませんし
いや別に知った所で何が出来るって訳でも有りませんけど

……やーれやれ、せめて年越しくらいは、と思ってたのに
どーしてこうも良く分からないものを引き当てるやら
141 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 14:35:51.36 ID:ETBRAOg0
>>140

……痛感しました。大晦日だしいけるかな、とは思ったんですが。

【手帳は所々のページに何かが書いてある程度で、ページが丸々破けていたりする所もある】
【古い日記やら、ノアの魔法陣やら、草陰ハルの証言やら、それ以外はただの用語の説明を纏めたもの】
【……正直、得になるものがあるとは思えない】

運が無かったんですよ。諦めてください。
来年こんなのを引き当てないように神社にお参りでも行ったらどうです?

【屋台の下から顔だけ出して】
【この世界に神社が存在するのかは疑問だが】
142 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 14:44:31.69 ID:.qlU6VYo
>>141

大晦日だろうがクリスマスだろうが無理なもんは無理なんです
神社にお参りに行くったって一人じゃつまらないですし
大体、「イベント事だから」と理由付けるなら、イベントに関連した事やれば良いじゃないですか
何故大晦日と呪いのデーボがイコールで繋がれるのか私にゃ理解出来ない

あーもうクリスマスはクリスマスで一人でケーキだし大晦日は一人で年越し蕎麦?
この一年の総括にちったあ華々しくやりたいってえのに一人侘びしくたい焼き?
一人飯なんざ一年三六五日の間幾らでも出来るんですってえのあーリア充木端微塵に爆発しろ

【煙草用のライターを取り出して、着火し拾った手帳へ】
【中身に目を通した時間は余り長くない、おそらくは八つ当たりの類】
【寂しい生活への不満を漏らしながら、向かうのは宿の有る方角】
143 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 14:55:11.32 ID:ETBRAOg0
>>142

大晦日に何をしろって言うんですか。あれですか百八回余分に鐘を鳴らせばいいんですか。
あと、そんなに一人がうだうだ言うんだったら一人ででも楽しめること考えたらどうです?
気の持ちようだとか以前の問題ですよ正直。
長話出来るくらいの能力が有るんだったら出来るでしょうそれくらいは。

それか、一緒に過ごせる人でも作ればいいじゃないですか。
努力したかどうかは聞きませんけど。仮にしていたとしても謝りませんけど。

【癪に障った部分があったのかやたらと口が酷くなる】
【頭を全部屋台の中に引っ込める】

……まあ、そういう人がいなくなったとかならまだわかりますけどね。
144 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 15:05:24.65 ID:.qlU6VYo
>>143

そーいう人が出て来ないんですよ引きこもってんですよ
ちゃっちゃと会って済ませたい事も結構有るのに居ないんですよ
探して出歩いても向こうが出て来なけりゃなんにもならんのですよ
そして結局大晦日は炬燵にみかんでテレビという平凡な過ごし方

んで?それだけ言うからにゃ自分はどーなんです?
クリスマスの夜に過ごす相手でも居るんでしょうねえ?
ケーキだの七面鳥だの食べて?夜にはお楽しみで?
プレゼント交換会だのなんだのとそりゃあもうケーキより甘ったるい時間過ごす訳ですか妬ましい
………あー、やるべき事は幾らでも増えるのに一つも片付かず今年が過ぎていく………

【屋台の店長に迷惑かも知れないこの状況】
【それも、移動して行くに従って音が遠ざかる】
【移動しなければその内、互いの声が届かない位置関係となるだろう】
145 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 15:11:21.85 ID:ETBRAOg0
>>144

……だから、一人でも楽しめることを考えろって言ってるんですよ。
何処を曲解したんだか……。別に誰と過ごすとも言って無いのに。
……いれば過ごせたのかもしれませんけど。

【零した言葉は、もはや聞こえないだろう】
【そして少女は、次の面白そうな客を待つのであった】

/お疲れ様でした
146 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 15:12:45.74 ID:.qlU6VYo
>>145
/お疲れさまでしたー
147 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 16:26:06.40 ID:0YU4uwSO
>>114

――――そうだな。仮にそう出来たのなら、それが一番理想的≠セろう。
ただ、幸せだと思えるかどうかはお前次第だよ。現実は綺麗じゃない。

時には、幸せになろうと必死に頑張ってる誰かを止めなきゃならない事も有る。
その時、躊躇いなく[ピーーー]事を選べるか?目の前の誰かが掴もうとする幸せを、自分達の為に切り捨てられるのか?

【きっと少年も、優しいのだろう。人が良く、無邪気で、そして甘い】
【だが――正義の味方≠ノなったなら、それも少なからず変わってしまう。だからこそ】

【この事実だけは、確りと伝えておく必要が有る、と彼女は考えていた】
【世の中は、正義と悪の二元論で構築されている訳ではない。時には逃げず譲らず、我を通す事も必要だ】

【飽くまで口先だけでは有るが、予防線は充分過ぎる程に張った。此処から先を決めるのは、彼だ】

もしもその覚悟が有るなら、オレはお前を応援するよ。ハッピー・リトルピース。
力は弱ければ弱いで構わない。<Justice>が求めるのは意志の強さだからな。
戦い方なら、多少はオレが教えてやれる。……師匠を名乗るには未熟だけど、経験だけならそこらの傭兵より豊富だ。

……荊の道かも知れない。だが――――あいつらの笑顔は、案外悪くない。きっと遣り甲斐は有ると思う。

【強がって見せる彼に、無理はするなと窘めて。幸福そうな笑みを最後に、そう話を締め括る】
//済みません、寝落ちてました……一応返しておきます
//もうそろそろ〆でしょうし、不都合でしたら多少無理矢理に切って頂いて構いませんのです
148 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 17:15:23.32 ID:lm0rt0Ao
【昼の国――数ある通りの、その一角】

【大晦日ともあって、国境の検問は非常に緩い―――そういった、暮れ頃】

(……こうして片付けると実に少ないな、俺の荷物っていうのも)
(家具は元々無い、服も支給品……小物が数点あるかないか)
(機関関係の資料ばっかりなのが、なんとも虚しい見栄えだね……)

【ボディに紫の炎を象ったペイントの、恐らくは特注であろうサイズのバイクがそこに在った】
【前後輪には革の荷物入れが付けられて、姿をのぞかせるのは書類ばかり】
【ただ唯一眼を引くのは上手く括りつけられた六本もの刀剣であろうか】

【燃料メーターは既に満タンだが―――乗る人物の気力はあまり残りが無いように見える】

  さて、あとは……何か有ったかな――――?

【2m近い身長とほぼ等しい長さをした金髪と、またそれに習う同色の瞳】
【黒いロングコートには飾り気が一切無く、右腕に嵌めた松葉杖からして――怪我をしているのだろう】
【彼は、バイクに寄りかかるようにしながら静かに視線を泳がせていた】
149 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 18:22:26.66 ID:.0npofco
>>147

――――[ピーーー]、事。ですか。

僕は、例えどんな場合でも、誰かを[ピーーー]なんてできないと思います……
――――正義のために誰かを死なせるなんて……どういうことなのか、わかんないです……

【目の前にいる"正義"の質問に対して、少し考えたものの】
【途方に暮れたように、YESともNOとも取れない曖昧な答えを返す】

【少年には想像もつかないのだろう】
【それぞれの正義、それぞれの悪。その協調、その対立―――】
【その対立の限度を超えた時、必然とそこに何が起こるのか―――】


僕には、簡単なことしかわかんないんです。
―――「本当に強い正義の味方がいれば、悪い人はいなくなるでしょう」?

自分が痛いだけだったらいくらでも我慢できます。
死ぬのは……やっぱり嫌ですけど。それも強くなればなんとかなるかもしれないです。

正義の味方にはなれなくても……そのお手伝いだけでもすることは、きっと"いいこと"のはずです!

【いつかの出来事を少し思い出したのか、若干視線が遠くなりながら】
【しかしはっきりとした言葉を、紡ぎ出した】

【嗚呼、反吐が出るほど子供の思想。理想は成り立っていないから理想なのだ】
【救いは、それを心の底から信じて、目指そうとしている純粋さ。唯その一つだけ】
【―――現実、それが一体何になろう】


戦い方……ですか。やっぱり剣で戦ったりするんですか?
修行とかもしてるって、朔夜さん言ってました。強そうです!

【はしゃぐ、と言った風ではないが、かなり憧れが入り混じった視線】


――――はい! 僕にできる事があれば………!

【しかし――この嬉しそうな顔と来たらどうだろう】
【今一つ置かれている状況が飲み込めていないとも、分かった上でそれを上回る無邪気さとも取れる】

/送信ミスっていた……
/とりあえず一旦落ちですー
/こちらとしては続けて頂いても全然構いませんよー!
150 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 20:23:09.29 ID:uAvyPOY0
【深々と雪降る、とある街の郊外にある小さな家】

【表に掲げられた、雪の降り積もる看板には「裁縫屋さん」と書かれていた】

【店内に見える人影はただ、独り】
【ヨレヨレのTシャツに薄い青のジャケットを羽織り、毛布に包まった青年だった】

今年ももう終わりか〜……

……そろそろ、かなぁ
来年までは持つとは思ってたけど、無理そうだねぇ……

最後ぐらい、みんなと一緒がよかった、かな

【呟き声には力無く、寒い部屋を反響し、ただ虚しさの波紋だけを広げていた。】
151 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 21:40:07.58 ID:gjis/xEo
>>150
/まだいますかー
152 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 21:44:50.63 ID:uAvyPOY0
>>151
/いますよー
153 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 21:55:11.96 ID:gjis/xEo
>>152
/ではでは絡みにいくとしようか!

【こんこん、と――――……降り積もる雪の重さに掻き消えそうなほど、か細いノックの音がして
今年最後の来訪者が、その扉を静かに、開けてくるだろう】

【扉から流れ込む時雨れるような雪の音は寒さを流し込む代わりに、呟く声を、外へと逃がして
空しさの波紋は、一つ、湖へと放られた小石によって、掻き消える、かもしれない】


ご、ごめんくだ……っくち――――……ごめんください!
良ければ、その――――少し、温まらせてはいただけないでしょうかぁ……


【ぼうっと、照明の色に照らされて、来訪者の姿を照らし出す】

【軽くウェーブのかかったふわっとした翡翠色の長髪
髪の毛と同じ、透き通るような瞳が特徴的な少女
大き目のパーカーローブをオフショルのように胸元で止め、水着のような黒のバックレスインナー
ミニスカから零れ出る素足が綺麗な、掌サイズの揉みしだきやすい乳をしている】

【パーカーローブと、露出された雪のような肩、それと、髪の毛にぐっしょりと積もった雪の量が
彼女がかなり長い間、彷徨っていた、ということを示す、手がかりで
雪の重さに押しつぶされそうな、140cm程度の彼女は、立つ元気もなく、扉にもたれ掛かるようにして、コチラへと視線を向ける】
154 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 22:11:38.17 ID:uAvyPOY0
>>154
【吹き込んできた冷気に、一瞬だけ眉を顰めるが、来訪者の存在に気付くと、すぐさま優しげな笑顔を浮かべた】

おやおやぁ……大丈夫かい?

ここは愉快な仕立屋さんだよ〜
さぁさ、そちらに座って、座って
【そう言いながら、徐に暖炉の前の椅子を勧める……が】

ありゃりゃ……あんま大丈夫じゃないかにゃ?
【弱った彼女の姿を見て、ゆっくりと少女に近づき自分の羽織っていた毛布を与えて雪を払おうとする】
155 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 22:12:13.97 ID:uAvyPOY0
/>>154>>153当てですすいません……
156 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 22:28:00.06 ID:gjis/xEo
>>154

【ぱさぱさ、と払われる雪は、床の上に落ちて、水となって零れ落ちていく
――――……さやかに貴方へと、申し訳なさげな表情を濡らしたのは、その為か
それでも、与えられた毛布の温もりは――――思わず、ぎゅって、毛布の端を掴むほど、で】

【彼女は、と言えば、ポカポカ、と温もる自分の頬っぺたに、冷たい手を当てて、静かに暖まっている
数分程度して、宿主へと礼を言っていなかったのに気づいてか、慌てて顔を上げ、貴方へと視線を向ける】

【先述したとおり、中学生程度の身長しかないため、ぐぐーっと、背伸びするように、視線を上げて】


……あ、えっと――――……大丈夫です、もう、すっかり、元気になりました
こんな事しかできませんが、本当に、助かりました


【言の葉を載せる旋律は、神が紡ぐ一片の詩のように――――仄かな大人の慕情を含んだ、ソプラノボイス
歌手であろうか、と思うほど、完成された、声は、まるで、作り物のような精巧さと、天性のぬくもりを含んでいて
それに会わせてか、整った顔を、くしゃっと喜びでほころばせて、貴方へと感謝を伝える】

【それでもまだ、身体の底は冷え切っているのか、零れ落ちた吐息は
白雪のように冷たく、温室の中へと溶けて、消えた】
157 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 22:29:37.73 ID:TdXsswso
【路地裏】

あーあ、今年ももう終わりですかぁ……割かしどうでもいいですけど。
でもどうせならこんな静かにじゃなく、もっと楽しく迎えたいですよねぇ───

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた赤目の少女が歩いている。】
【白いブラウスの上から緑を基調としたブレザーを着用し、下は赤黒チェックのスカート。】
【大口径拳銃を腰のベルトに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】
158 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/12/31(金) 22:40:22.77 ID:sGFdxuU0
>>157

【同じ路地裏を、束付かぬ足取りで、ふらふらと前進する影が、一つ】
【『其れ』は、銀髪の少女を、揺らぐ瞳のファインダーで捉えた時――――悪夢から目覚めた後の様に、ハッと眼を見開いた】
【呼吸は著しい加速を魅せ、それこそ身を切るほどに寒い時候だと言うのに、額から染み出す汗の滴】

………――ちぇる、しぃ?

【貴女の後ろ―――淀んだ青色の瞳を備えたぱっちりと大きな目に、白い肌、革のオーバーニーブーツを履いた幼い少女が、舌足らずな言葉を零す】
【白に近い金色のロングヘアを持ち、頭には写実的に蜘蛛を模したグロテスクな髪飾りを付け、昏い双眸には、狂気的な喜悦が映って】
【茶色い大型マントを纏っていて見えないが、腰にはパンパンで、熊さんと華の柄のウエストポーチ】

……逢いた、かったわ。

【然し、未だその『変化』には、気付けていない様子―――制止が無ければ、更に近づいて往こうとする事だろう】
【寒さに引き攣る喉からは、更に上擦った声。ともすれば、半狂乱≠ニも解釈できる、それ……】
159 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 22:42:57.77 ID:uAvyPOY0
>>156
気にしなくていいよ〜、あんまりお客さんも来ないからねぇ
【申し訳なさげなその表情に気付き、先刻少女に与えた毛布のように暖かな笑顔で彼女に応えた】

寒い日は、みんなで暖を取るのが一番なんだよ、にへへ〜
そだ、待ってて〜今あったかいココアを入れるから〜

からだ冷やしてのど痛めたら、せっかくの綺麗な声が台無しだからね〜

【そう言うが早いか、暖炉の近くにあった食器棚からカップを用意し始める】
160 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 22:50:19.76 ID:gjis/xEo
>>159

【縋りたくなるような、その微笑に、とくん、と胸が一つ、鼓動を打つのを感じる
指先まで流れ込む体温は、溶けていく薄氷のように消えていく寒さを、強く思わせて】


(――――……この世界って、優しい人ばかり、だね……)


【思わず釣られて、微笑を強くする彼女の心に踊る小さな思い
翡翠色の瞳を濡らした夜露は――――毛布に落ちる雫は、うれし泣き、というやつであろうか
ごしごし、と手の甲でソレを拭うと、彼に案内された椅子へと、向かう】

【少しは、受けるばかりでなく、何かをせねばならない、と思っているのだが
どうしてかな、もう少し、甘えていたくって――――……】


わっ……あの、お砂糖、多い目でお願いします!


【不意に唇から漏れた言葉は、厚かましい、と言える言葉ではある
それに気づいてか、白百合に浮かぶ、紅いルージュは、紅潮の赤、きゅぅ、と頬を赤らめながらも
貴方の優しさに触れていたくて、また、その暖かな――――陽だまりのような笑顔が、見たくて】
161 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 22:55:08.93 ID:TdXsswso
>>158

(おや、、この声は────)
(神様とかいう奴は信じていませんでしたが、中々いい仕事をしてくれやがるじゃないですか。)

【聞き覚えがある声】
【少し遅れたクリスマスプレゼントとでもいうような其れに】
【思わず口元が吊り上がりそうになるが、なんとか我慢】

(ただ襲うだけじゃ、つまらない。)
(折角のプレゼントだ……、たっぷりと堪能させてもらいますよォ、ねぇ?)

【だって我慢すれば、その分後々楽しくなるから】

…………キョーコ?

【そして必要最低限の言葉と共に少女は振り返る】
【この体の本来の持ち主は感情の起伏が少ない──】
【故に、真似しきれると踏んだのだろうか】
【だが、確かに反応からは見分けづらいだろうが──その瞳の奥に、宿った光は?】
162 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 22:58:57.21 ID:RjkI5sSO
【公園】

えっと……
【そこに長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が困った表情でいる】

【それは…】

『トラだぁぁぁあ!!!お前もトラになれ!!!!!』
【トラの覆面を被った上半身裸の変態が女性に向かって叫んで絡んでいる】

いや…トラになれと言われましても…
(なんか変な人に絡まれた……)
【女性は凄い困ってるようだ】
163 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 23:04:28.21 ID:uAvyPOY0
>>160
【彼女の言葉に、おどけた様子で振り返り】
りょ〜かいしました、お〜だ〜!おさとーおめで〜!
ちゃんちゃ〜らちゃ、ちゃ〜♪

【浮かべたのはもちろん、屈託ない、温もり溢れた笑顔であった】
さ、でけたでけた〜

【彼の手元にはお盆が一枚。】
【その上に乗っているのはお砂糖多めのココアが二つ】
【そして――――――お砂糖普通のココアの入ったカップが六つ】

はい、ど〜ぞ
体の芯からあったまるよ

【カップを彼女に手渡す】
【それ以外のカップは、彼女の前に置かれた机の上に、まるでそこに、誰かが居るように、等間隔に並べられていく】

/すいません!風呂でちょいと落ちます!
164 :以下、2011年まであと2538秒。。。 [saga]:2010/12/31(金) 23:17:43.77 ID:sGFdxuU0
>>161

【この少女、キョーコ・ミハイロフ―――既に、『卵』の侵蝕は末期的な領域に突入している様子】
【魔力の感知に長けていれば、当人は何も意識していなかったとしても、全身から湧出する、色彩の亡い魔力と言うモノが、見えるかもしれない】
【そして何より、最後の邂逅の日には深く澄んだ蒼を描き出していた瞳は―――深海の底の如く、濁り淀んでいるのだ】

アハッ、ハハッ……そうよ、キョーコ。 …覚えて、くれたのね。
あの夏の日以来、こうやって出逢うのは。 こんな寒い日も、暖かくなるみたいで……とても、嬉しいのよ。

【キョーコにとり、チェルシーは飽くまでも只の『被害者』であり、復讐の対象とすべき存在では無い】
【其れは、冥々な暗闇のどん底に堕ちた今でも、変わる事なく―――どこか、眼のやり場に、口の運び方に困ると言った素振りで、暗に喜びを示す】
【然し、熱に浮かされた様な口調や、妖しさと過剰な幼さを等しく湛えた笑みは、完全に『彼女』のモノから、逸脱している】

……そう、あの、夏の日………。

【其処まで口にして―――出来損ないの操り人形の様に、かくりと首を持ち上げて、キョーコはチェルシーの瞳を、見つめ始める】
【魂を染め上げ、血の中に沈澱した邪悪さは、彼女に偏執狂的な敏感さを与えていて……――其の時、ふと違和感を感じた】
【そうして相手の眸底を覗きこむうち、浮かび上がっていた笑顔の仇華は、少しずつ萎んでいって】
【連ねていた言葉は、尻切れトンボに立ち消えると――――純粋な悪意だけを湛えた濃蒼が、闇の中で人魂の様に浮かぶのみ、そして…】


―――――……良くも、私で好き勝手遊んでくれたわねェッ!!


【――――急転……怒号と共に、裂帛の気迫を籠めて打ち出されるのは、チェルシーの腹部への蹴撃】
【膝を曲げたまま、飛び込むように蹴り付ける、所謂ヤクザ・キック≠ニ呼ばれるソレは、型は些か粗く、見てからの回避も不可能では無かろうが】
【若しも、クリーンヒットすれば。足先で強く押し倒す形で、コンクリートの地面に倒れ込んでしまう可能性も在るだろう】
【キョーコの貌には、また愉しげな『笑み』が帰ってきている】【――――絶望的なまでに、毛色を異にするのだけど】
165 :以下、2011年まであと2367秒。。。 [sage]:2010/12/31(金) 23:20:34.87 ID:gjis/xEo
>>163

【手渡されたカップから溢れ出る温もりを、心のスキマに染み込ませて
ぎゅっと、両手で包むその掌の中の――――……形を、静かに感じ取る】

【柔らかげな唇が、ぷるん、と潤んで、ぷぃっと紡がれたその中へと流れ込む、液体
無理やりにこじ開けられた唇と唇の隙間、舌で味わう、お砂糖の溶け込んだ、ミルクとココアの味
蕩けそうなくらい――――それも、窓から見える、細雪のように、溶けそうなくらい、甘くて】

【こくん、と咽喉に流れ込むそのぬくもりは、身体を底からぽっかぽかにしてくれる、みたい】


――――……美味しいなぁ


【それは誰に指図されるわけでもなく、緩むほっぺたのまま、微笑を、彼女の表情に表して
静かに数分程度、結構な勢いで飲んでいく】

【そして、ふと、カップを口元に当てながら、視線だけを辺りへと動かす
琥珀色の瞳が捉えるのは、空白――――無論、誰もいないはずの空間、とそこに在るカップ】


もう、冗談は辞めてくださいな、からかわれて嬉しい年齢じゃないんですよ?


【クスっと、その表情に微笑を浮かべながらも、少々の惑いを表情と、言葉に表した
大体14歳程度か、からかわれていると、思っているのだろう】


/あいよーごゆるりと!
166 :以下、2011年まであと1500秒。。。 :2010/12/31(金) 23:35:02.43 ID:0YU4uwSO
>>149

――――解らない儘で良い。きっと知らない方が幸せだ。ただ、覚悟だけはしておけよ?
世の中、話の解るのばかりじゃない……[ピーーー]べき時には殺さないと、徒に被害を増やすだけだ。

唯でさえ敵は多いし、な。何処までも利害が一致しない奴を相手に、
いつ終わるとも知れない折衝を続けるだけの余裕は、オレ達には無い。

【説得に応じない相手には、強硬手段を取らざるを選ないのだ、と。敢えて冷淡な態度で、苦言を呈する】
【巡り合わせが違っていればと思う事も、彼女自身、幾度となく有ったが。それでも、譲れないのだ】

【善悪入り交じった、思想の衝突。解り合えないなら、潰し合うのは必定】
【独りならば、退く事も出来よう。だが、今は違う。そうすれば、確実に護るべきものが傷付く】
【或いは、自分の大切な人が。彼女自身が正義≠ナは無いからこそ――――】
【戦場に於ける命の軽さを知っているからこそ、その言葉は重い】

もしもそうなら、世界はとうに幸せな奴だらけに成ってるよ――――。
力だけで如何にかなるんなら、極論、すっごい大量破壊兵器が一発有れば充分だろ?

浜の真砂が尽きるとも、世に悪党の種は尽きまじ。働きアリの原理、とも言う。
詰まる所、そうそう甘くは無い――と言いたいとこだけど、ああ。

それでも続けなきゃ為らないんだよな……そう、その意気だ。

【うんざりする程に、おめでたい。内心で思いながらも、やはり彼女はその意志だけは肯定した】
【例え叶わない理想でも、子供じみた夢物語でも。諦めない姿勢には、きっと確かな意味が有る――と】
【終わらなくとも、続ける他に道は無い。存在し続ける事で、悪に対する抑止力となる】

【其れが<Justice>の存在理由。だから彼女には、少年の夢を嘲笑う事など出来なかった】

…………ああ、そうだよ。と言うか、それ以外に何が有るんだ。
刀なんて、言っちまえば人斬り包丁だろ?……まあ、弱くは無いけれど。

出来る事……必要なら手伝ってやるから取り敢えず鍛えろ。あと、実戦経験を積め。
覚悟が出来たら、その時は――――<Justice>の門戸は何時でも開かれている、とだけ。

……まあ、早い話が正義の味方見習いかな。

【――――だけれども。彼女、実を言うと子供の相手は苦手らしい。嫌いでは、無いのだが】
【その為若干疲れた表情ながら、それでも根が律儀なのか、苦笑を浮かべつ更に返答を重ねて】
//了解なのです……では、宜しくお願いしますー!
167 :以下、2011年まであと1189秒。。。 [sage]:2010/12/31(金) 23:40:12.91 ID:TdXsswso
>>164

(……少し無理がありますかねぇ?)
(でも冷静じゃないようですし、見抜かれるようなことは無いと───)

【必要最低限の義務的な台詞だけでいい】
【幸いなことに、演じるべき少女は”そういうキャラ”なのだから】
【ならば後は、最高に楽しくなるタイミングを────】

───……ッ!?

【異変に気づき、離れようとするが──遅かった】
【体に慣れておらなかったのもあるが、一番の原因は油断していたから】
【前回の戦いでの勝利の所為で、幾分かキョーコを見下していたのかもしれない】

があ………っ

【キョーコのその一撃は、少女の身体に綺麗にクリーンヒット】
【そのまま押し倒され、コンクリートの地面へと叩きつけられる】
【口の中に染み渡る鉄分の味──内蔵が傷つけられたのだろうか】


────キョーコ・ミハイロフウウウウゥゥゥゥ!!!!!

【路地裏に響き渡る、チェルシーのものであってチェルシーのものでない怒号】

【しかし少女もやられっぱなしでは終わらない】
【右手から湧き出す、”黒い靄のような物”──キョーコも見慣れているだろう、其れが】
【地面へと染み渡っていく。能力発動の前動作】

【だがそれは、速度という点では致命的に終わっていて】
【能力発動までの間は、イニチアシブは完全にキョーコのものだ───】
168 :以下、2011年まであと1162秒。。。 :2010/12/31(金) 23:40:39.75 ID:uAvyPOY0
>>165
【安堵で満ちた、彼女の姿を目を細めながら、幸せそうに眺める】

へへへ、うれしいね〜
新しくカフェにしようかな?このお店を〜
【猫のようにコロコロした笑顔で、そんなことを呟きながら】

【彼女の、言葉に少しだけ、ほんの少しだけ――笑顔が曇った、ような気がした】

……はは、そだね〜
ナにやってんだろうね〜、僕……

もう、ここには誰もいないのに……ね……
【笑顔を決して絶やさない】
【されどそれは――先程までのこれとは、何処か異なった笑顔だった】
169 :以下、2011年まであと58秒。。。 [saga sage]:2010/12/31(金) 23:59:06.69 ID:8r.2F3Uo
【公園】

【街灯の下の地面に置かれ、ガスコンロでことことと煮込まれる鍋。】
【その正面にある1つの影……】

……年越し、か

【草鞋を履き、赤く長い鉢巻をした黒髪の男が居る】
【衣服は白いスクール水着にふりふりスカートの着いた魔法少女の服…とある大会の参加賞だと解る人物は居るのだろうか】
【白スクミズの前面にははち切れそうな程発達した大胸筋や6つに割れた腹筋が浮かび引きしまった外腹斜筋も特徴的である】
【背面には己の体以上のモノを楽に支えれそうな広背筋、肩の周り・・盛り上がった僧帽筋も視惚れるには十分すぎて】
【そして、白スクミズでは隠されない四肢】
【クッキリと形の浮かぶ三角筋は肩と腕の境目をはっきり見せ、弛み易い上腕三頭筋、二の腕の下部分であるソレはキッチリと線が浮かんでおり。上腕二頭筋も逞しいが度はすぎておらずむしゃぶり着きたくなるほどだ】
【前腕部、腕橈骨筋から総指伸筋、尺側手根伸筋に橈側手根屈筋も程良く引き締まって手首や握力の強さもうかがえる】
【フリフリスカートに邪魔されて全ては視えないが、大腿四頭筋や大腿二頭筋も無駄な脂肪は無く形をくっきりと写し】
【下腿三頭筋…いわゆる脹脛(ふくらはぎ)も脂肪を着けず2つに割れているのが窺える】
【まさに「よく鍛えられた」肉体の男性が“正座”して居る】

新年、明けまして…オメデトウございます……

【年越し蕎麦ならぬ…年越し雑草鍋】
【しゃくりと、青臭いそれを口へと運んでいる】

【…新年早々貧し過ぎる】
170 :以下、2011年まであと10秒。。。 :2010/12/31(金) 23:59:51.01 ID:gjis/xEo
>>168

【――――……もしも≠ニ考える、もしも――――彼の行動が、単なるからかいで、無かったら
その笑顔に浮かぶ、憂いの表情は、大好きな人物の汚れにも似た、見たくなかった事実
彼の、その、雪の朝の硝子にも似た、キラキラと輝く笑顔を、汚してしまう、曇りなんて】

【彼の事を、彼女は良く知らない、故に、取り繕う言葉も見つからなくて
静かに、ココアへと口を沈めて、飲み込む――――けど、その味は、どこかしょっぱくて】


(お砂糖の量が――――……足りなかったのかな)


【きっと、応えは知ってる、原因は十分、理解できている
それでも、彼女の心は、ごめんなさい、と言うには幼くて、貴方の微笑みは
崩れかけの積み木のお城のように、少し触れたら、壊れてしまいそうで
――――――――そう考えると、ぎゅっと、胸が痛んだ】

【ゾクッと、背筋に奔る寒気は、単なる気配でなく、びっしょりと濡れたローブのせいで
慌てて、パタパターッとローブを脱いで、両手でローブを掴みながら、よいしょーと自分の前にかざす】


あー……無茶しすぎましたね、ボロボロです……


【ところどころに空いた穴や、解れ、それだけでなくぐっしょりと濡れたローブは
まあ、雑巾と形容しても、差し支えないだろう――――彼女もそれを知ってか
ローブの横からぴょこん、と顔を出して、苦笑いをした】
171 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2010! :2011/01/01(クリスマス) 00:04:39.53 ID:yL9JxYDO
【街中】

はーっぴぃにゅーにゃあ〜…ってな
…今年は俺の年…なのか?
【頭から脚まで全身真っ黒な、人型の何かが歩いている】
【それは白いファーの付いた紫色のコートを素肌の上に前開きで着て、その上に象牙色の外套を羽織りジーンズとスニーカーを履いている】
【体は真っ黒な体毛が生えていて、紅い両目の右目は傷が通り閉じられている、そして後ろに折れ曲がっている頭から生えた長い耳が彷彿とさせるのは、兎】

…蕎麦うめぇな
【腰の後ろに三日月状の鞘をぶら下げ、首に蛇のシルバーネックレスをかけた、黒い兎の獣人がそこにいた】
【獣人は左手に箸を持ち、右手に緑のカップを持っている】
【※蕎麦の歩き食いはいけません】
172 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2010! [saga]:2011/01/01(クリスマス) 00:06:56.31 ID:XH9CArU0
>>167

【少女らしからぬ、兇暴性剥き出しのモーションのキックの後は、勢いに任せ、前後に開脚した形で静止】
【此処最近は、思わぬ増援によって集中と場の制圧を破壊され、敗北を喫することが多かったが、今宵は、少なくとも其れだけは無い筈】
【耳を劈く自分の名称は、未だ半透明だった敵意に明らかな実態を与え、キョーコは思わず、飢狼よろしく舌なめずり】

……お・ひ・さ・し・ぶ・り、No.15、セリア…。
幽体離脱したとか言う噂をいけすかない覆面から聞いたけど、どうやら『リアル』みたいじゃないッ!!

【その言葉を発しながら――――キョーコの肉体は、月光を受けて煌々と映える、無数の糸の繭に包まれていく】
【要するのは、『刹那』と呼んで何ら差し支えのない時間のみ】【カラダの構造が根底からひっくり返される快感に、嬌声を漏らしそう】
【そして、糸の層が完全に消失した、其の時――――この空間で大凡少女と言えるであろう存在は、一つだけになっている】
【あの時より厚い装甲、背中側に折り畳まれた第三・第四の手たる捕脚、ショッキングピンクと光沢を帯びた黒が織りなす、色彩の暴力】
【一際眼を引くのは、完全に『紅』で固定されてしまった、八つの眼――――2メートルに及ぶ蜘蛛女の巨躯は、輪をかけて禍々しいモノに変化していたのだ】

………ほら、ほら。俎板の上のお魚さんなんだから、動かないでよ。
大丈夫心配しないで、骨の髄まで味わってあげるから、勿体無くしないから……――最初に逢った時、言った事なんて、温かったの。

【感情を爆発させ、もっと狂気に駆られ=\―――疑う余地なく、セリアが望んだままの効果が、産まれている】
【そんな彼女、相手を甚振る事を選択する為に、尖った尾部の先端を曲げ、そこからセリアめがけて、『太い糸』を放とうとするだろう】
【狙いはセリアの下半身――――どうやら、宣言通りに移動能力を奪い去る心算であるらしい】
【若し完全に命中してしまえば、何かしらの対策を講じるまで、丁度脚を接着剤に覆われた≠謔、な状態に、陥る】
【或る程度逸らす事が出来たとしても、どこかしらの部位に命中すれば、その部分の動きは阻害される】
【とはいえ、糸は一本。撓みこそすれど、軌道はブレた疑似直線―――スピードも左程ではなく、対抗手段は十分に在ること、だろう】

……熱い口付けは、如何?
――アッハ、ハ、ハッ………アーハハハハハハハッ!!

【その後は、相手の反応に合わせた行動―――つまり、相手の能力の基本的な用法は、理解していると言う事】
【視界の広さ、暗視能力の高さ、視点の多さ、全てを活かして、殺戮の為、敵の攻撃を感知しようと努力している様子】
【――――……チェルシーの肉体が『人質』である事は、最早思考の海の縁にも無い、のか……?】
173 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2010! [sage]:2011/01/01(クリスマス) 00:11:11.88 ID:y2XKKkoo
【風霊統主の城に至るまでの森の中】

…………いやー良かった良かった

【この時期この時間帯には殆どの人間が炬燵の中でぬくぬくしているだろうに】
【1人の危篤な人間が森の中を歩いていました】

ぎり年内に目覚めて本当良かったぜ、年越しを病院でとか不本意過ぎるもんな
あそこ消毒液臭いし、布団硬いし、変に綺麗だし……うんやっぱ嫌いだ

【この白髪の少年が病院から出る時に色々と騒動があったのだけど面倒なので省力し】
【幸い病室内に服があったのかいつも通りの服装――――】

【シャツの上に迷彩柄のベストを着込み、さらにその上からロングコートを羽織り】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履いた姿】
【ただ流石にナイフは没収されていたらしく、いつもの得物はどこにもなかった】

それに比べてあの城は本当良いもんだわ……離れて分かる素晴らしさっての?
とりあえず即効で布団に入って寝てやる、一年の計が年始にあろうと知ったことかっつうんだ
オレは布団の中で年を越してやるぞー!

【若干どころか相当に不純な動機での病院脱出なのでした】
【まあそれはともかくとして急ぎ気味の足で森の中を少年は歩き歩き……もう年は過ぎてるんですけどね】
174 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2010! :2011/01/01(クリスマス) 00:11:14.22 ID:01OUFzA0
>>170
――――にゃはは、なんでもないなんでもない!
【取り繕うように笑顔に笑顔を着重ねる】
【まるで、それ以外の表情を、知らないかのように】

(ちょっと苦かったかな――)
【自分のココアを飲みほして、心の中の綻びを誤魔化す】

……ん、ボロボロ?

【彼女の呟き、苦笑いに気付き、瞳を輝かせる――それもまた、誤魔化しのひとつだったのかもしれないが】

おぉ!それはちょうどいい!!
僕は陽気な裁縫屋さんさ!!

君のそのローブ……僕に任せてもらえば、新品同様にできるけど、どうかにゃ?
【彼女が看板を見たかどうかはわからないが、此処は仕立屋。裁縫屋。】
【服飾のことならなんでもござれな、まさに今の彼女にうってつけな店である】
175 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 00:15:28.01 ID:X8PSvoSO
>>171
うにゃ!!!ウサギめにゃ!!
よくもトラ年を破壊したにゃ!!
【身長30cmで、黄金に輝くネコメで、闇のような漆黒の長髪に、ネコミミが生えた少女みたいな謎の生物がやってきて】

あけましておめでとうだにゃ
【そう言う】
176 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 00:22:55.94 ID:3mApFQ2o
>>172

(全行程省略──早く速く速くゥ!!)

───《 ゴースト・ハック 》起動ッ!!

【腸が煮えくり返る、目の前の相手が憎い】
【冷静に能力を発動することが出来ない】
【そもそも、冷静に考えてるだけの時間も無いのだが】

【ともかく、そんな状態で発動された能力はとても不完全なもので───】

ボクを見下すんじゃねェ、クソッタレがァ!!!!!

【地面が、コンクリートが壁上に突き出して】
【糸から少女の身を守るように立ちふさがり、防ぐ】
【だが前述のとおり能力が不完全であり、壁は糸を防ぎ終えると直ぐに崩れ去った】

【そして攻撃を防いだ間に少女は立ち上がる】
【腹部を左手で抑えてるところを見ると、初撃はかなりのダメージを少女に与えることが出来たようだ】
177 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 00:23:24.45 ID:d9vk7dEo
>>174

【彼の輝いた表情を見ると――――……口の中で燻る苦味なんて消え去って
勿論ですよと、言葉を付けたし、貴方へと、そのローブを手渡すだろう】


(やった、やった――――……服が新品になるし
何より、裁縫屋さんの笑顔が見れて、良かった)


【嬉しさが隠し切れないようで、顔を微笑ませながら、パタパタと、脚をばたつかせた
ミニスカートからすらりと伸びる素足は、仄かに部屋が暑いのか、じんわりと汗を纏い
それは朝焼けに光る子葉の上の夜露が如く、キラキラ、と結晶のように輝いて】

【ローブを脱いだ彼女の上半身は、黒のおへそが空いたバックレスインナーのみ
首元に輝く汗の結晶が、彼女の細首を強調するようで――――……
服から谷間を覗かせる、彼女の胸の大きさは、CかDか、それぐらい】 


……あ――――……今更だけど、実は、その……お金、あんまり無くて
いくらぐらいになるかな――――?


【不安そうな表情で、顔を曇らせる彼女、琥珀色の瞳に浮かぶ憂いの色は
曇天の空のように、さやかに色を滲ませて――――……
琥珀色の髪の毛が、更に、不安げに揺れる】
178 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 00:32:21.64 ID:yL9JxYDO
>>175
【ずずー、と蕎麦をすすって】
【口入った蕎麦を咀嚼、最近はインスタントも中々に技術が冴えている、蕎麦の香りとダシの香りが口一杯に広がる】
【後乗せサクサクのかき揚げとは言うが、自分は先に入れてふやかして麺と絡める派だ、そちらのが楽だしダシが染みて美味い気がする】
【それにこの環境も蕎麦の美味さに起因しているだろう】
【新年明けたばかりの人が少ない街中、雪を踏み締めながら冷たい空気が肌を刺す】
【それを湯気が立つ暖かい蕎麦が体を中から温め――――】

―――いや、俺がトラ倒した訳じゃねえし、それに干支ってそうやって変わらねえし、そのタイミングで挨拶っておかしいし
【―――とかいう食い物の感想を吹き飛ばす程にその変な生物の言動にツッコミを入れた】
179 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 00:36:26.77 ID:X8PSvoSO
>>178
うにゃ!なかなかのツッコミだにゃ!
流石は今年の主役であるウサギだけあるにゃ
【首をカクカク頷きながら】

とりあえずウサギの獣人とは珍しいにゃー
ウサギ年だからやって来たのかにゃ?
【カクンと首を傾げ】
180 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 00:39:10.14 ID:01OUFzA0
>>177

【彼女からローブを受け取るとそれを、後方にあったカウンターの上に広げる】

んじゃ、いっくよ〜
【気の抜けた掛け声とともに彼の手元に、ポツリ、ぽつりと魔翌力の光が集まって行く】
【それはまるで、季節外れの蛍のように美しくやがてそれは針となり、魔翌力を紡いだ糸となる】

【彼の笑顔は崩れない、しかし――何というのだろうか】
【今の彼の『笑顔』は真剣さを肌で感じられる、そんな笑顔だった】

【無数の針と糸は彼の思うがままに、目の前のポロポロのローブを繕っていく】
【魔翌力を操る彼の姿は、さながら指揮者の様であった】

ふぅ……かんせーかんせー!
【気がつけば、ローブは新品同然。さっきまでボロボロだったとはまるで思えない】

はい、どーぞ
うちは初回はサービスさ!最初はおかねはいらないよ〜
【そう言って、ローブを手渡そうとする】
181 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 00:42:58.98 ID:XH9CArU0
>>176

……そうね、流石の私も、糞尿は美味しいと感じた事が無いわ。
だから、ちゃんと腸とかは引き摺り出して、中身を洗い抜いてから食べてあげる……!

【壁に妨害された糸は、雲散霧消―――宵闇の中にあって、尚も玄い魔力に還った】
【歌でも口ずさむが如く回る舌、血を求めて渇いた喉……――冷徹でありながら、声色は『冷静』の其れからは、贔屓目に見ても程遠く】
【並みの靴よりも丈夫な足裏で、崩落しゆく壁を踏みにじり、打ち砕きながら、キョーコはセリアの体に、狙いを付ける】
【その際に、左右合計10本の指から精製される、白銀の『糸』―――今度の狙いはセリアの顔面で、防御しにくい場所を狙いつ、視界を奪う試み】
【束ねられて蜘蛛の巣を形成した糸たちは、御椀状に広がりながら、宛ら漁業用の網のように、放物線を描いて飛んで往く事だろう】
【眼の中に多量が入り込んでしまえば、顔を覆われてしまえば、鼻を塞がれれば―――手で剥がす事は簡単では在るのだが、危険に変わりはない】
【彼女の殆どの糸の特徴として、スピードに特筆すべきものが無いのが救いだが、対処如何により、思わぬ形で足元を掬われる、やも】

………――しゃぁぁらぁぁぁッ!

【その上で、次にキョーコが仕掛けるのは―――驚異的な運動性と、長く強壮な脚を活かした、素早い踏み込み】
【ザッ、ザッ―――半ばステップ、短距離の跳躍に近い其れを、体の位置を左右に振らしながら、二、三度繰り返して】
【相手にその体が触れる所で、息を吐いて身を引き締め、重く堅い肉体を活かした痛烈なタックル―――俗に言う、鉄山靠を叩き込もうとする】
【命中してしまえば、威力は先ほどの蹴りの比では無いだろうが、或る種『大袈裟』な予備動作、十分に回避や防御は可能】
【尤も、先程の糸のあたりどころに依って、結果は多いに左右され得る、のだが―――。】
182 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 00:49:25.02 ID:yL9JxYDO
>>179
ツッコミ役なら俺よりも最適な奴が知り合いにいるんだがな、ウサギじゃねえけど
【ざく、と雪を踏み締めて立ち止まり、件の謎生物に振り返る】
【カップと口との間に湯気の立つ蕎麦の橋を作りながら話す様は何処か気怠そうで】
【よく見ればその口は牙が鋭くて、それだけ見れば兎と言うよりは肉食獣っぽい】

兎年だからじゃねーよ、つーか元からこんなんでもねーし
なんつーか、こー…人体改造?っつーのかなアレは
【蕎麦をちゅるんと啜りきって、そのまま目を閉じて回想】
【思えば自分でも何と言えばいいかよく解らなかったりする、死んだと思ったら変な奴らに捕まって気付けばこんな体だったとしか覚えてない】
【一応人間だった体が外部からの手でこうなった訳だし、人体改造と言えなくはない…筈だ】
183 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 00:50:29.33 ID:d9vk7dEo
>>180

【彼女の目の前で紡がれる、旋律――――……一流の指揮者が振るうタクトに乗って
奏で始めるメロディラインを感じ取れるように、彼女の心に流れ込んでくる、音
静かに絲を紡ぐその音は、ジャズ奏者達のアンサンブルにも似た、完成された音で】

【そのメロディに魅せられながら、彼女は仄かに口ずさむ――――どこか聞きなれた、シャンソンを
気がつけば、眼前に踊るは、新品同然のローブ、受け取ったそれを揉み揉み、と数回握ってみて】


何だか、魔法使いみたいですね――――……本当に、嬉しいです
……これだけ、魅せてもらえたのに、何もお返しできないのは――――


【ぎゅっと、ローブを抱きしめながら、噛み締める己の無力さ
得意な事も無ければ、役立てることも無い、そんな弱さが、しんしん、と心の中に降り積もっていって
心のグラスから、少し、零れ落ちて、新品同様のローブに、一滴、落ちた】

【――――そこで、思う、また、泣いてしまうのか、と――――……ごしごし、と涙をその手で拭って
ローブを着なおし、彼女は濡れたままの琥珀色の瞳を、貴方へと向ける】


えと……その、良かったら、歌でも聴いていってください
これぐらいしか――――……とりえ、ないものなので……


【恥ずかしそうに、照れて、頬を紅くしたように、ほっぺたをかくのは、涙の色を、隠すため、かな?】
184 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 00:54:55.96 ID:X8PSvoSO
>>182
ツッコミの才能を持つモノは沢山いるにゃ
ウサギじゃなくっても驚かないにゃ
【そう言いながらぴょんぴょん跳ねて】

うにゃ?つまりお前はショッカーの怪人なのかにゃ?怪人ウサギ男かにゃ?
【なんか目をキラキラ輝かせながらそう言う】

ところで初日の出をしに行きたいんだがにゃ
ここらへんで見晴らしがいい場所しらないかにゃ?
【首をかしげ】
185 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 00:58:32.85 ID:01OUFzA0
>>183
魔法使いは言いすぎだよ〜てれちゃうてれちゃうー
【ポリポリと頭を掻きながら】

うた?わあ、すっごいね!ぜひ聴きたいよ!
【子供のような笑顔で椅子に座り、拍手をし始める】
ぱちぱちぱちぱち〜!いよぉ!まってましたぁ〜!

【暖炉の明かりが、スポットライトの様に彼女を照らしていた】
186 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 01:00:25.96 ID:3mApFQ2o
>>181

(……───アァ、何故思い通りにいかないッ!)

【今のキョーコの姿、性格はセリアの思い通りと言ってもいいのだが】
【こんな自身が追い詰められるような状況は想定していない】
【ムカつく、ムカつく、ムカつく──ナゼ、ボクを楽しませてくれない】

この身体が誰のものだか、分かってるんだろうなァ!!
てめぇは大人しく、このボクの玩具になってりゃいいんだよォ!!!

【無駄だとは思うが、言葉でも牽制を仕掛ける】
【そう、現状はセリアの死イコール────】

ハッ、近づくんじゃねえですよォ!!

【コンクリートで出来た地面が槍状に突き出す】
【これもキョーコには見慣れたものだろう──だがいつものように、伸びていったりはしない】
【その必要が無いのだ、相手から突っ込んできてくれるのだから】
【槍の鋭利な先端は、もしそのまま突っ込んだら大きなダメージをもたらすかもしれない】

…………チィッ

【そしてこの動作と並行して、糸を避けようと後退する】
【顔を右手で覆い、避けきれなかった分はその手で防ぎ、振り払うようだ】
187 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 01:07:59.73 ID:yL9JxYDO
>>184
いやまあ、兎じゃないのが普通なんだがな
【蕎麦を啜りながら紅い片目で謎生物を見て、思う】
【(今更だが)何だこの生物】

【人か?人はこんなにちっちゃく無い】
【猫か?猫はこんなんじゃない、耳だけで判断しちゃいけない】
【じゃあなんだこれ、何て生物だ】

…俺はショッカーの構成員じゃねえ、寧ろお前のが謎めいてるわ
【普通にショッカー言いやがった、いやでもショッカーなんだろうか、でも別に脳改造はされてないし】
【という事は自分はあの番組で言う仮面ライダーポジションか、いやだなーそれ、常に変身中じゃん、それにもっとかっこよくして欲しかったわ、これじゃ癒し系じゃねーか縫いぐるみ出来ちゃうよ幼女に可愛がられちまうよ】

あん?初日の出?
【はえーだろ時間、もう少しゆっくり出来るだろ】

…んー……
【初日の出見れる場所なんて知らねーし、見た事もねーよ】

……山登るか海行けば?
【こうとしか言えねーよな、うん】
【あれ、いつの間にか描写が独白になってるぞ。大丈夫かこれ】
【まあいいか、楽だし】
188 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 01:14:30.91 ID:d9vk7dEo
>>185

【とくん、と高鳴る胸の鼓動を、心地よく感じ取りながら――――……静かに一つ、息を吐いて】


――――Urban Hymns


【どこからか、響きだす、ピアノの旋律、アコースティックギターの柔らかな音がそれに交錯し
二つで奏でるメロディラインの上に、彼女の歌声≠置いていく
綺麗な声をしている、と形容できるように、その唄は、静かに、家の中へとしみこんでいって――――】

【あっという間に、三分程度が過ぎて、彼女は一つ、呼吸を落ち着け
照れたような微笑を浮かべながら、貴方へと言葉を紡ぐ】


……以上ですっ、愉しんでいただけましたか?


【少し、心配げに首を傾げる、彼女】
189 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 01:14:38.94 ID:X8PSvoSO
>>187
それもそうだにゃ!ニャッハッハッハ!!!
【大きい声で笑い】

うにゃ?違うのかにゃ?
何を言うにゃ!私は何処にでもいるプリティーキャットォォ!!じゃないかにゃ!
【ぴょんぴょんと跳ねて、クルリと三回転し、逆立ちをしとバク転をするだろう】

山か海かにゃ……
そしたら空飛んだ方が速いにゃ
【足から炎と煙を出し軽く飛び、彼の上をクルクル回っている】

【絶対、猫ではない】
190 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 01:22:01.84 ID:XH9CArU0
>>186

……私のモノに、決まっているじゃないッ!
あんた、人ん家の冷蔵庫開けて「これは自分の!」とか、言うの……?

【―――――矢張り、マトモな応対≠ヘ、今の彼女に期待することはできない】
【あそこまで追いつめられて、尚も人間である事に固執していた遠い日とは、違う】【箍も枷も、吹き飛ばしたのはお前だ】
【怒髪と、猫やシャチの其れに似た、殺戮の愉しみ――――混在した感情を受けて、幾つもの捕食肢が、口吻の外周を蠢動する】

………ッ、視えた…。

【突如視界を掠めて、筍の如く、伸びる利刃――――これについても、キョーコは対策を講じている】
【脚甲殻の棘を、スパイクの様に強引に地面に引っ掛け、横転するのに似た耐性になりつつも、尾部から背後へ放つ一筋】
【放たれた糸≠、地面に接着させて、自らを僅かに後退させ――――姿勢も、制御。隙とダメージを、最小限に抑えた】
【穿たれた事には穿たれたものの、掘り込みは浅く、ちろちろと垂れる翠色の血漿も、流れ落ちるは少量】

埒が明かない、このド腐れが……。

 ……――ディィィィィィヤァァァァァァアアァァッッ!!!

【見ようでは、完成を無視したかのような動き―――躍動していた筈の肉体の、急激な精子と制動】
【それに対する相手の混乱の可能性も考慮しながら、傷が浅く彼我が遠くない今のうちに、多少のリスクは覚悟で、『一発』浴びせねばならない】
【そう考えた彼女は――――相手が糸を防御している内に、地面を強く蹴り上げ、韋駄天の疾駆を開始する】
【その上で仕掛けるのは、ショートジャンプから勢いを殺さずに仕掛ける、胸部――肋と体内への衝撃伝播を狙った、ドロップキック】
【チェルシー≠ヘ聞いた事があるだろう、独特のシャウトによって己を奮い立たせ、曲げた脚の渾身の力を、空中で思い切り解放する、大技】
【速度、威力、精度、全てが優れているが――――完全でなかったとしても、これを凌ぐ事が出来れば、大きなチャンスも生まれる、か】
【糸を利用した超移動能力を持つが故に、常人ほどには信用出来ないが、それでも隙を産むことの無い生物では無い】
191 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 01:28:36.62 ID:yL9JxYDO
>>189
…プリティーキャット?
【いやわかんねーよ、プリティーなのは一億歩譲ってやるとしてキャットじゃねえだろ、何で自信満々なんだよ】
【なんかアクロバティックだけど余計に猫っぽくねーよ、いや猫っぽいのか?】
【やべ、絶対俺今アホ面してるわ、やべぇやべぇとりあえず蕎麦…あ、麺ねーや】
【とりあえず汁を飲もう、飲んで落ち着こう、うめえ】

…あー、うん…そうだな
【もう何も言えねぇ、なんだこの生物】
【何で空飛んでんだ、断言出来る、絶対猫じゃねえ】
【風に耳が揺れた、結構思いんだよなこれ】

/すいません、風呂入ってきます
192 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 01:30:52.36 ID:SwKXNDs0
>>166

うー………[ピーーー]べき時、なんて。そんなの………
…………そんなの、わかんないです。

【知らなければ理解できないこともある。"争い"はその最たるものであろう】
【実際、争いを目の当たりにしたことがないわけではない】
【しかしその都度、性善説で満たされた少年の脳内では、それは「解決できるもの」として処理されていた】

【人は解り合える。】
【それを考えの根底として生きていくことは重要でもあるが、それ以上に何より危険である。】

全部がそうとは言いませんけど、"絶対負けない正義の味方"がいればなくなる不幸ってすごく多いと思いますよ?
悪い人だって、その、なんというか……本当に根っからの悪人なんて少ないと思うんです。

―――はい! 僕は、多分これからも、ずっとそうです!

【勧善懲悪を盲信している。無垢な少年の特権であるといえば聞こえはいいが】
【予定調和なエンディングなんて、現実には1割もないというのに】

【正義の意義なんて難しいことはきっと頭にもない】
【しかしこれこそが、事の本質の本質とも言える】


鍛える、ですか………頑張ってみます! それなりに運動はしてる、かな……?
実戦は、その、闘う相手もいないんですけど。………道場、とか、街にあるんですかね?

………は、はいっ! 頑張ります!

【最後の一言に、途端に目を輝かせて元気よく返事をする】
【「子供らしさ」の権化】
193 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 01:35:58.21 ID:X8PSvoSO
>>191
カワイイネコの事だにゃ!!
って、どうしたんだにゃ?そんなアホ面してにゃ
【キョトンと首を傾げながら着地し】

うにゃ!ありがとうだにゃ!
御礼に福袋をあげるにゃ
【なんかどっからか福袋を取り出す】
【福袋には何が入ってるかわからない】
【恐らく中身は貴方が決めてもいいし、こちらで時間さまに決められるだろう】
【もちろん。受け取らないという選択をしてもOK】

/わかりましたー
194 :以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします :2011/01/01(正月) 01:40:52.72 ID:aNdoSdE0
【金の国】
【過去何度も襲撃され】
【其の度に「悪」と「正義」が激突したこの国も】
【年明けぐらいは平和で――――】







――――ってんな訳ねえええええだろうがあああああああ?!ブわァぁぁぁぁカ!!!キャハハハはははははは!!!!!!!!!!!!
【そんな平和ボケした『幻想』をぶち壊すかのように】
【その黒髪長髪に黒く染まりきった瞳をした少女は通りすがりの民衆に剣を振りかざし殺戮を繰り返し】
【[ピーーー]!ころす!コロス!!!】
【恐怖に思わず叫びを上げようが関係なくッ!!!】
【少女が着ていたそのメイド服も―――もはや元あったその純白さを失い】
【紅黒く染まった“それ”は最早、恐怖しか生み出さない】

あははははははは!!!楽しいな!!楽しいなあああああああああ!!!!
【そんな狂いきった少女】
【彼女を止められるのはきっと―――】

/突発テロですっ
/たぶん2・3人相手が限界です。すいません!

195 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 01:42:07.39 ID:01OUFzA0
>>188
【歌が終わったとわかると、すぐに再び拍手を始めた】
【その拍手は割れんばかりに大きく、今の彼の感動を表していた】

すごいね……感動したよ
歌って、やっぱり……心だね!!
【心の底から、そう思った】
ありがとう!なんだかお礼以上のものを貰っちゃったみたいで、申し訳ない!
/返信が遅れまして、誠に申し訳ない……
196 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 01:50:19.69 ID:3mApFQ2o
>>190

……あァ、そうか。
キミは壊れちゃったんだネ。

【キョーコの反応に、改めてそう感じる自分】
【自身の”イタズラ”は想像以上の結果を産んでしまった】
【こんな結果は望んでいなかったのに──こんな、失/敗/作】

どんなに楽しいおもちゃでも……壊れてしまえば、楽しくない。
そして問題は壊れたおもちゃをどうするか、だよォ。

【玩具と例える辺り、あくまで自身が上の立場だと言いたいらしく】
【だが、少女も──心の底では分かっているのかもしれない】
【目の前のキョーコは危険な、とてもおもちゃとは言えないような存在だと──】

(……あぁそうだ、認めてやりますよォ。)
(キョーコ・ミハイロフ──キミはかつてなく、ボクに驚異をもたらす存在だと。)

【相手の動きがスローモーションで見える、気がする】
【ただ気のせいかもしれない。だけど人生最高に集中しているのは、確か】

【ゆっくりと──そう、感じるだけ──した動作で、ホルスターから拳銃を引きぬき】

───だが、勝つのはボク、上に立つのはボクッ!!!

ぶっ壊してやるよ───キョーコオオオオオオォォォ!!!!

【そして、相手へと照準を合わせ、拳銃の引き金を引いた】
【只の弾丸では止められるはずもないのに】
【博打にすらならない、ただの暴挙──其れがただの弾丸だったのならば】

【拳銃から放たれたのは、今もキョーコの身体の中にある───と同じ物】
【それ単体では殺傷力はない、ただの”卵”】
【けれど、只でさえ黒の侵食が末期まで進んでいる、キョーコが食らったら───?】

【どうなるかは、誰にも分からない】
【普通ならば慣性のまま蹴りは止まらず、チェルシーの身体は吹き飛ぶ。”普通ならば”───】
197 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 01:50:57.60 ID:d9vk7dEo
>>195

【胸の奥が暖かくなる感覚に、思わず酔ってしまいそうで
どういたしまして、と紡ぐので精一杯だった】


あ、えっと――――……長い時間お世話になりました
そろそろ帰らないといけないので、帰りますね


【ぱたぱたーっと、雪も止んできた夜へと、駆け出しながら
扉へと手をかけ、ふと振り返った】


そういえば、名前――――名乗ってませんでしたね
ヴァニラです、ヴァニラ・ハーマイオニー
――――また、どこかでお会いできると、嬉しいですねー


【貴方の名前を聞いてから、その場を後にすることだろう】


/っと、ごめん!眠気がそろそろキツイから、駆け足気味だけど、ここら辺で……
198 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 01:53:42.35 ID:3mApFQ2o
>>196
/描写が荒い……拳銃を抜いたのは傷を抑えていた手です、一応。
199 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 01:58:51.61 ID:01OUFzA0
>>197
僕の名前は裁縫屋さんだよ〜
どうしてもってんならてんちょ〜って呼ぶといいよ!

それじゃあね!
またいつでもおいでよ〜
【夜の中に消えていく彼女を手を振って見送る】

…………はは、あと少しだけ
あと少しだけなら、大丈夫、かなあ?
【彼女はおそらく、気づいてはいないだろう】


【彼の存在そのものが、足元から徐々に薄くなっていくことを】



最後に、僕ができること、考えないといけないね……
あの子はそれを伝えに来てくれたのか、な
【彼女の姿は、もう見えない】
/お疲れさまでした!
200 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 02:05:19.91 ID:yL9JxYDO
>>193
…いや、お前鏡見てみろよ
【絶対猫じゃねーよと、耳と目だけで猫気取るなよと】
【そう思ったが、いやちょっと待て】
【…じゃあ俺は何だ?兎か?人か?】
【…あ、獣人か、はい終わり、シリアスになんかなんねーよ】

…福袋?
【ちょっと待て今どっから出しやがったそれ】
【つーかそれそこはかとなく危険な臭いがするぞ】

…………………
【じーっと福袋を見詰める、透視出来る訳でもないけど見詰めてみる】
【とりあえずカップに残った汁を飲み干して、割り箸と空のカップを後ろに投げ捨てる】
【ポイ捨てじゃないぞ、きっと御都合主義でくずかごに入ってる筈だ】

【普通ならこんなん受け取らない、多分はずれとかで爆発しかねない】
【…まあ、でも】

…貰っとくわ
【正月くらいそんな考え捨ててもいいだろうと】
【俺は福袋に左手を伸ばした訳である】

/ただいまっす
201 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 02:12:10.47 ID:X8PSvoSO
>>200
鏡を見たらカワイイネコがいるだけにゃ
【キリッと言い】

ありがとうにゃ
ついでに福袋だから私でも何が入ってるかわからないにゃ
【福袋を渡しながら】

【中身はそちらで決めても大丈夫ですよ】

/おかえりなさいー
202 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 02:16:39.48 ID:XH9CArU0
>>196

【結論から言えば―――哲学者の卵≠撃ち込んだのでは、キョーコの身動きを止める事は出来ない】
【チェルシーが防御・回避行動を取らないのであれば、当然と言えば当然だが、相応のダメージを受ける事と相成る】
【だが、わざわざこんな内容≠記すと言う事は――――痛みも無く、ほぼ気づかぬ内に、『卵』は、命中してしまう訳で】

……ア、ハ、ハ、ハ……ッ。
たかが鉛玉、私を討つ事なんて、絶対………?!

【この流れでは、攻撃は成功した≠ニ言う事だろうか―――全身を疾走する確かな手応えに、地を砕きながら着地したキョーコは、身を震わす】
【そして、吹き飛んで行ったチェルシーを追い詰め、腹を踏み潰すなり、四肢を捥ぐなり、事実上のトドメと成り得る手を、使う筈だった】
【体勢を整えると、哄笑―――身体から余分な力を抜き、弾丸の如き蹴りの前には余りに軽かろう、小さな体を追走せんと、動き出して数瞬】
【キョーコは、息を詰まらせ……――ほんの数メートル進んだ所で膝を折り、手を付いて倒れ込んでしまう】

――――……あぁん、ぁあ、んぉぉぉおぁァぁぁああァァぁあぁぁぁんっ!!!

【そして、静寂の路地裏に響き渡る――――異形の肉体が放つそれは、紛れも無く少女の絶叫】
【嘗て『卵』を撃ち込まれたどてっ腹と、現在『卵』が喰い込んでいる子宮に近いところを中心として、滾々と流れ出す漆黒】
【此処までとは比になど成らない程大量の、哲学者の卵≠フ魔力が、堰を切った様に、噴水を想わせて、溢れ始めた】
【ジジ、ジジジ――――魔力の影響を受けて僅かに歪められた空間が、元の形を取り戻そうとする度に、鼓膜を掻きむしる様なノイズが唸る】

【それからも少しの間、キョーコは人語らしい人語を口にせず、快楽とも凄絶な苦痛とも付かぬ感覚に、理性の欠片も無く、叫ぶのみ】
【その間にも、魔力は徐々に増大して往き――――先程の傷口を基点として、怪物の腹部が罅割れ、真っ黒な亀裂≠ェ出来あがる】
【殆ど穴≠ニ呼べるであろう其処から、何かの『脚』らしき物体が、何個も這い出してくる事が視えるだろうか?】
【現実離れした雑音と、歪み切った声紋は……――まるで、それらの産声の様でもあった】
203 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 02:25:02.35 ID:yL9JxYDO
>>201
仕込み人なら中身位知っとけよ、何か凄く不安だぞ
【福袋を受け取った…が】
【…開くのに勇気がいるなこれ、あのカオスな生物がよく解らない所から出した物だ、おまけにあいつも中身が解らないと来た】
【…もしかしたら、マジで爆発するかもしんねぇ】

…………………
【深呼吸だ、深呼吸】
【大丈夫、正月早々死にはしないだろう】
【耳が震えて危険を訴えてるが、きっと気のせいだ】
【……………!】

はぁっ!!
【なんで俺、福袋を開くだけでこんなに気合い入れてるんだろう】

/中身、時間の末が
/1:危険な感じしかしない本 2:五百円 3:呪われそうな人形 4:[らめぇぇっ!]な本 5:ヌルヌルする何かの一部 6:ビームが出そうな眼鏡 7:ラベルに女体化薬って書いてるピンクの液体 8:ドライアイス 9:蟲 0:何かの卵 ゾロ:爆発
204 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 02:30:09.00 ID:X8PSvoSO
>>203
私がいれたんじゃないにゃ!!主(サバト)がいれたんだにゃ!!!
【言い訳し】

……………ヌルヌルしたなんにゃ?コレ?
【ヌルヌルした何かの一部を見て】

………よかったにゃ!素材アイテムじゃないかにゃ!
【なんか言い始めた】
205 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 02:36:37.76 ID:yL9JxYDO
>>204
…えー……
【えー……】
【…なんだろうこれ、めっちゃヌルヌルしてる、触りたくねえ】
【つーかこんなもん入れる奴の脳内はどうなってんだよ、貰った奴の事考えろ】

…これ絶対加工屋も困るだろ
【何の素材だこれ、絶対ろくな生き物じゃねえ】
【ていうか加工して何になるんだこれ、武器にしたって殺傷能力はあるのか、防具になったら絶対着ねえ】
【…うわ、今微かに動いた】
206 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 02:41:47.49 ID:X8PSvoSO
>>205
大丈夫にゃ!
多分フルなんとかさんやギギなんとかさんよりは安心だにゃ!!
【モンハンのモンスターを例えに出しながら】

……お前を改造した奴に渡せばいいんじゃないかにゃ?
【首を傾げながら】
207 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 02:42:05.86 ID:/6gHLESO
>>192

…………戦い続ければ、何れ解るだろうさ。頭の片隅にでも置いとけ。
酷く使い古された、チープな言い回しだが――命有っての物種≠セからな。

見逃した相手に不意打ち喰らってくたばるなんて、情けないコトこの上ない最期は遂げないように。以上。

【多感な時期を内乱の只中――言わば日陰で過ごした者と、反して日向での生活を送る者】
【二人の間の認識に差異が有るのも、無理からぬ事。その溝は言葉では埋まらない、と彼女は結論付けて】
【甘さ≠ェ生み出す一つの可能性を示唆すると、有無を言わさず話題を切った】

【[ピーーー]事と、殺される事。戦場に立つ上で、最低限想定しなければならない事柄】
【解らないにしろ、その可能性だけをどうにか頭に入れておけば、最悪は避けられる、と踏んだのだろう】

【人は、解り合える。だがその為のツールたる言葉は、時に恐ろしく無力だ】

正義が勝てば皆幸せ、か。……そうだな、根っからの悪なんてそうは居ない。
例えば、此処に一人の悪人が居たとしよう……聞く?良い話じゃないけど。

ん。真っ直ぐなのは大変宜しい、努々初心忘るべからず、だな……頑張れよ。

【何処か寂しげに復誦した、少年の言葉。それでは、自分は――と、浮かんだ思考を即座に破棄して】
【余程に少年を弄るのが好き、という訳でも無いが。如何にもな例え話を切り出しつつ、何故だか頭を撫でようと】

【見る角度が変われば、真実もまた変わり得るのが常】
【だが。多角的に物事を観察して尚、彼が青い理想を抱き続けられたなら、と】
【そんな淡い希望が、ふっと彼女の脳裡を過ぎった――――のは置いとくとして】

結構。基礎トレは欠かすなよ?俺が出来るのは、まあ……体捌きとか、模擬戦かな。
路地裏でチンピラを潰して歩け、若しくはギルドに登録して魔物狩ってこい、可能ならテロの一つも挫け。以上。

頑張れ、少年。

【曰く、それが実戦らしい――――おいちょっと待て^q^】
【この先生、子供の教育上非常によろしくなかったのであった】
208 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 02:46:54.46 ID:3mApFQ2o
>>202

が……ぁ……ッ

【弾丸の如き蹴りを受け、吹っ飛んでいく少女の身体】
【ろくに鍛えてもいなく、非健康的なその身体はいとも簡単に吹っ飛んでいく】
【そしてコンクリートに叩きつけられ、全身に衝撃が響く】
【チェスに例えるならばチェックメイトといっても過言ではない、この状況】

【そしてこの地に現れた、産んでしまった───最高に最悪な、怪物】

賭けは、負け、ですかァ…………。
それどころか……とんだ、かいぶ、つ……を……………。

【息は絶え絶え、身体はぼろぼろ、言葉さえ上手く紡げない】
【幾つかの骨が折れたのを、内蔵に傷が入ったのを感じる】

……詰み、なんですかァ、これは───
まぁでも……最後に最高最悪に愉快なものを生み出せたと………考えれば。

【少女はもう賭けに負けた時点で諦めていた】
【能力も不完全にしか発動出来ていない今、目の前の化物から逃げきる自信など無い】
【ならば甘んじてこの運命を受け止め────】

(───×ぬ─け─は──ない。)
(───死にたく、な──────。)

【───ふと、何処からか声が聞こえた気がした】
【とても身近なようで、とても遠くにあるような声が】

…………あぁ、そうですかァ。
全く、もう───そうですよねェ。まだ楽しみ足りませんよォ!

【ただの声、それもあやふやな声に過ぎなかったけど】
【それだけで闘士が呼び覚まされた、行きたいと思わされた───】

【身体がボロボロな以上、逃げることは不可能】
【ならば、勝ち目が少なくとも──目の前の化物/キョーコ・ミハイロフに、挑むしか無い!】


……───キョーコ・ミハイロフウウウウウゥゥゥゥゥゥ!!!!


【三度目の/最後の? 叫び声、怒号】
【それと共に放たれる、地面から突き出す、複数のコンクリート製の槍】

【現状出来る、最大にして最後の攻撃───一目散に、一直線に、化物へと向かっていく】
209 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 02:49:14.28 ID:yL9JxYDO
>>206
あれよりマシって言われてもな…
【確かに電気吐くアレとか毒吐くアレとかよりはいい…のか?】
【とりあえず何に使おう、ていうか使えるのか】
【…そうだ、気に入らない奴に送り付けよう、ていうか投げ付けよう】

…ん、それもいいかもな
【投げ付ける的な意味で】

…でもさほら、俺脱走してるからな
お前が最初に言ったようにショッカーの怪人…つーか仮面ライダーみたいな境遇だからな俺
【本当に境遇だけだけどな、俺はあんなに正義の味方らしくはできねぇし】
【…そういや、携帯も無くしたから連合の情報も見れねえんだよな…後で買うか。あ、金ねえや】
210 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 02:54:49.34 ID:X8PSvoSO
>>209
なら見つかった時投げて相手がヌルヌルして慌ててる隙に逃げて渡すという一石二鳥な手があるにゃ
【ビシッと指差し】

そういえば名前聞いてなかったにゃ
私はネコサバトにゃ
お前はなんにゃ?
【首を傾げ】
211 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 03:05:32.95 ID:yL9JxYDO
>>210
成る程、お前頭いいな
【そういう手もあるな、いやねーよ】
【あんな奴の顔なんか見たくねーし、それに他にもウザイのがいたような気がするし…】

…まあ、使い方は考えとくか
【とりあえず保留だな、それがいい】
【…うわ、手に袋下げた時の重さが地味に嫌だ】

ネコサバト…か
【名前にまで猫入ってやがる、もしかして猫なのかこいつは?いやこんな猫はいない、いる筈がない】

…俺は悪卯、悪い卯であくうだ
【…悪卯、そうだ、それが今の俺の名前だ】
【…名前を隠す必要なんかない筈なんだが何故か隠してしまった、なんでだろうな】
【きっと知り合いにはすぐばれるだろうし、ばれなくても誰も驚いちゃくれないのに】
【…もしかしたら、昔の自分とは別の存在になりたいのかもしれないな】
212 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 03:08:46.33 ID:X8PSvoSO
>>211
悪卯かにゃ?よろしくにゃ!!
【ぴょんぴょん跳ねて】

じゃあ私は初日の出を見に行くにゃ!!
あと3時間くらいだにゃ!!
ではさよならだにゃー
【そう言うと足から炎と煙をだし飛び去っていった】

/乙でしたー
/夜遅くまでありがとうございます
213 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 03:08:57.82 ID:SwKXNDs0
>>207

ぅ………覚えておきます。

【少しだけ語調を落とし、朔夜の"忠告"を素直に受け入れる】
【少年がいざ日陰に足を踏み入れた先、一歩目で棺桶の底を踏むことになるのか否か、】
【――――まだ、誰にもわからない】

そうですよ! ――――聞かせてください。

【少年の持つ数少ない確固たる意志の一つ。その言葉の復唱を聞き、全力で首肯する】
【ぽふん、と抵抗なく頭を撫でられるも、それに拒絶の色は見せない】


一応、普段から色々やったりはしてます! そんなにいっぱいやってるわけじゃないですけど………
模擬戦、は…まだやったことがないです。けど、負けませんよ!

【それなりのやる気はあるのか、軽いファイティングポーズを示してみせる】
【※多分フルボッコです^^^^^】

チンピラ………も無いですよぅっ! ダメです、そんなの!

【最後、ちょっとムキになって否定する。やはり抵抗はあるようだ】
214 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 03:12:21.06 ID:yL9JxYDO
>>212
…気をつけろよー……
【とは言ったものの、あれなら大丈夫な気がする、また空飛んでるし】
【とりあえず見送ってやって、さてどうしよう】

【このヌルヌルは何に使うんだ、やっぱ何かに加工するのか】
【うわ、また動いた】

/乙でしたー
215 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 03:19:19.97 ID:XH9CArU0
>>208

【腹部の亀裂が、完全に開かれた時点で、絶叫は段階的に掻き消え、終いには少女の荒く乱脈な息遣いだけが、残る】
【その瞬間にも、ぞろぞろと脚はその姿を現し、二本、三本と、増えて往って】
【やがて、現れた全容≠ヘ―――どうやって彼女の腹の中に収まっていたのか甚だ疑問な、頭から尻まで、男の背丈ほども在る大蜘蛛】
【そして、その後ろからは、空母に随伴する飛行兵器、とでも言うべきか。タランチュラ程度=c…――大きいが、常識的な蜘蛛が、多量】
【色は『母親』と似たモノもあれば、そうでも無いモノも在り、最大の蜘蛛を例に取れば、虎柄の黄と黒に、髑髏に似た模様を背に張り付けていた】

………アハ、ハ、ハ、ハ、ハ、ハ…。
 ……――ゥァアーハハハハハアハハハハハハハハァッ!!!

【見るに、完膚なきまでに『理性』―――そして、知性までもが、哲学者の卵の持つ邪性に喰い尽くされた様子】
【笑いたいから笑う、と言うよりは、其れしか出来ないらしく、眼の前から無数の槍が飛んできても、なおこの調子】
【然し、献身的な娘£Bは、自らの身を織り重ね、即席の盾を構成することで、その幾つかを身を賭して防ぎきる】
【最大の蜘蛛は、横腹を一本の槍に貫通されながらも、文字通り痛みを知らない≠轤オく、関節をギシリと軋ませながら、進撃】
【其れでも防ぎきれなかった槍の幾つかは、キョーコの左腕や脇腹、股を抉り、畳まれていた副腕の一本を、枝でも折る様に吹き飛ばしてしまった】
【――――……なのに、感情が抜け落ちた奇妙な笑いの雨は、止む事を知らなくて】

「……アハハ、ハ、ハ、ハ、……………。」

【結果として、小蜘蛛はほぼ総て殲滅されてしまったが―――体液を撒き散らしながらも、チェルシーへと向かっていく、大蜘蛛】
【それは、彼女の細い脚に、鋭い牙で噛み付こうと飛び付きながら、激痛を与える毒を毒腺から浸み出させて……成否に関わらず、力尽きてしまう】
【此の時に、チェルシーには――――この蜘蛛から、ほぼ100%と言っても良いほど色濃い卵≠フ魔力を、感じるかもしれない】
【非常に小さな其れだが、キョーコの笑い声をそのままコピーしてボリュームを下げた様な、笑い声も……】

アハ、ハッ……――せ、き、ず、い…。
…わた、しに―――………ちょぉぉー、だぁぁぁぁぁい!!

「(……サて、さテ………。勝手ニ色々手ヲ出しチャっタけド、大丈夫……かナー?)
 (かト言っテ、此処で動かナイのモ、恩知らズのヤるコトだケド、ネ……。)」

【そして、傷付いたキョーコは、先程よりは格段に遅いが―――チェルシーの元へと、動き始める事だろう】
【その脳裏で、奇妙な声が響くが――――本人は意に介することなく、周囲に漏れる事も無く】
【今しがた発動した、恐ろしい量の魔力を纏いながら、虚ろな単眼を瞬かせ、脚を運ぶ――――】

/一度文が消えておくれました、申し訳無い
216 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 03:40:29.02 ID:3mApFQ2o
>>215

…………化物、がッ………………

【もう、それしか言えなかった】
【こちらは満身創痍なのに、余力が残った相手】
【今度こそ間違い無く、”チェックメイト”である───】

【不利な賭けなど、勝てなくて当然なのだ】
【この結果も、言わば必然──少女は奇跡を起こす悪役足りえなかった、それだけのこと】

【後はもう、蜘蛛の化物に蹂躙されるしかない】
【もう決着はついた。後は言わばエピローグ、もう本編は終わってしまった】
【セリアは負け、キョーコが勝った。それが結果なのだ】

(だけど、このまま玩具にされるなんて……ねェ?)
(地獄で待ってますよォ、キョーコ・ミハイロフ───精精苦しんで、死ね。)

【だが、セリアという少女はそう簡単に終わるほど、甘くはなかった】
【いや、正確には終わったのだが──終わり方を相手に選ばせるほど、プライドが低くはないし】
【わざわざ苦しみを味わってやるほど、被虐的でも無かった】

……───────。

【為す術無く蜘蛛に噛み付かれ、毒が全身に巡っていく】
【だが、悲鳴はおろか──何の反応もない】
【目は開いてるし、まだ意識はきちんと残っているようだが───】

【───そういえば”チェルシー”は、痛覚というものが存在しなかったが?】
217 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 04:02:27.27 ID:/6gHLESO
>>213

――……良い子だ。忘れるなよ?

【す、と目を細めて首肯。たった一言だけ、念を押すようにして】
【蓋を開けてみなければ、猫の生死は誰にも解らない。ただ、彼女の観測は概ね希望的だった】
【というよりも、そうして見せよう≠ニ思っている節が有った】

【天然記念物級のお人よしを、むざむざ死なすのは惜しい。彼のこの先への期待と、引き込んだ責任感が等量だけ】

その殺人鬼≠ヘそれこそ生っ粋の人でなしで、今までに数え切れない程の人を殺した。
彼はある日正義の味方に出会って、それから結構な月日を掛けて、正義の味方の友達になった。
彼はいつしか友達の事が大好きになっていて、いつかは自分もあんな風になりたいと思っていた。

それでも、そいつは人を[ピーーー]。そうする事しか知らないし、出来ないからだ。
渋々狙いを悪人に変えて、戦って戦って。そうする内に、彼にはいつしか沢山の仲間ができた。
それでも、そいつは空っぽだった。どんなに押し隠しても、自分の本質は変わらない。
彼は殺人鬼のままだ。もしも世界が平和になったら、悪人なんて一人もいない世界になったら。

……さあ、彼は誰を狙うでしょうか?
因みに人を殺さずに居られるかってえと――そっちの答えは、NOだってさ。
どうも酸素みたいな物らしい。人を殺さないと、自分を保つコトが出来ないって。

【くしゃくしゃと荒っぽく髪を撫で回しながら、彼女は事もなげに語る】
【それは、一人の殺人鬼の――――彼≠フ。正義の味方に、救われた人の、お話だった】

量より質だ。まだ身体が出来上がってない時期に、其処まで身体を虐め抜く必要は無いよ。
……言っておくが、甘く見てると怪我じゃ済まないぞ?オレ、手加減とか苦手だから。

【………虐め抜く必要は無いとか言っときながら、徹底的にやりそうな……^q^;】

別に良いじゃん、わざと襲われて正当防衛すりゃ良いんだ。
肩がぶつかった位で怒る馬鹿とか多いしさ、自業自得自業自得。

まあ、ギルドが一番手っ取り早いかな……相手が魔物なら、情も湧き難いだろ。

【…………………………】
218 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 04:29:24.94 ID:bO06FLs0
//絡み不要です、キャラのための設定です

【路地裏】

【冬の夜、人一人いない静寂した空気を破りそれは突然現われた】
【赤い電流が宙に迸ったかと思えば強烈な光を放ち、辺りを眩く照らした】

タイムワープ成功……

【その声の主は光の発生源にいた】
【年齢は16〜19程度、白髪に鋭い眼、緑色の軍服を身に纏い後ろに7〜8人の兵士を引き連れ、とても冷たい表情を浮かべでその場に立っていた】

…そうか……



ここが…忌々しき40年前の世界か…!!!

【その言葉と共に少年は憤怒の表情を浮かべ身体からは怒りのオーラを漂わせる】
【握った拳はふるふると震え、今にも人を殴り[ピーーー]ような怒りが込められている】
【しかし拳から力が抜けると少年の表情は先ほどの冷たいものに戻る】
【そして兵士達の方へ体を向ける】

今から"オペレーションカーネージ"を開始する!!
我々の明日のために全員全身全霊を尽くせ!!!

では健闘を祈る"散"

【少年の合図と共に固まっていた兵士達は一斉に回りに散らばり、その場には少年一人だけになった】

さぁ…俺は別の任務だ…
まずは「カノッサ機関」だ!!

【そして少年は歩みを始め、闇へと消えていった】
219 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 04:34:52.68 ID:SwKXNDs0
>>217

は、はいっ!

【少年もそれに合わせてもう一度頷く】
【今、少年の頭にあるのはまだ見ぬ世界への期待と希望だけ】

わふ――――そ、そうですか。

もし、世界が平和になったら……その人と一緒に探します。人を殺さずに済む方法。
誰かを傷つけないと生きていけないなんて……そんなこと、きっと無いはずです!
その人のことをよく知らないから、適当なことは言えませんけど………それでも、

誰だって、平和にみんなで暮らすことくらい、きっと出来るんです。

【そのまま頭を無抵抗に撫でられながら、】
【言い淀むことなく、ただ、自分の考えをそこに掲げた】


ですかー。とりあえず、いつも通りにやってみますね!
……僕だって、ただ弱いわけじゃないですってば! バカにしちゃダメですよ!

【相手を過小評価しているわけでもなく、自分を過大評価しているわけでもなく】
【それでもただ無邪気に、少年の持つありったけの自信を以て強がってみせる】

【まさか勝てるとでも思っているんじゃないだろうな?(ハッピーが)】


だ、ダメですよ! わざわざ乱暴をするために襲われるなんてよくないです!
ギルド――僕でも入れるのかな……でも、魔物っていうのがどういうのかわからないし……

【あまりに予想通りの反応】
220 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 05:36:15.18 ID:/6gHLESO
>>219

【彼女は答えない。言葉の代わりに、ふわり、柔らかな笑みを浮かべて見せた】
【――或いは、それは彼の道程を祝福するように、見守るように】

――――その方法が見付かるまでに、何人の人が死ぬ?
それに無辜の民を殺せば、そいつは友達と一緒には居られなくなる。
友達が殺人鬼を庇うなら話は別だけれど、彼はそんな事には堪えられない。

因みに正解は、無い。……可能性として大きいのは、友達≠ゥ仲間≠セけど。
どちらも輝かしくて、自分には手の届かないものに思えた。だからこそ好きになって、憧れた。
そう言ってたよ、そいつ。あと、憧れと嫉妬は同じカードの表と裏だ、とも。

だから動機は充分なんだ。誰だって、ふと苛立って「殺してやろうか」って思う瞬間、有るだろ?
殺意ってのは、誰しも持ち合わせていて然るべきモノなんだよ。抑制されているだけで。
まあ、そいつは殺意も無しに本能で人を[ピーーー]んだけれど、そういう瞬間って少なからず緩む≠ゥら。

もしもそいつが空っぽのままで、世界が平和になったなら。
何れエゴに抑圧されたイドが、その時に顔を出すかも知れない、らしい。
オレとしては、飽くまで杞憂だと思いたいんだけどな。でも、可能性が有る、って事が大事なんだとさ。
だから、皆が平和を願ってる中、そいつはたった独り、心の何処かで「世界から悪人が絶えなきゃ良い」って思ってるんだって。

馬鹿な奴。ほんっと贅沢な悩みだよな――――なんて、度し難い。
………そんな奴を庇うなんて、底抜けのお人よしだな、おまえ。

【撫でる手は止めずに、淡々と語り続ける。感情は込めず、さりとて無機質でもない口調で】
【言い終えると、「因みに、オレも庇うよ?世界で一番の、その次の次程度には大切な奴だから」と、付け加えて】
【彼の人のよさを再認識したと言った風に、しみじみとした様子で一つ頷いた】

大丈夫、馬鹿にはしてないよ…………だから、怪我させるかも知れない、って。
出来る相手とやり合うとさ、唯でさえ慣れない加減が尚の事難しくて、難しくて。

――――――――試す?

【手加減が無いというのは、詰まりは甘く見てなどいないという事でありまして】
【油断なく遊びもなく、余裕はきっと上辺だけ。彼女はきっと、混じりっ気無しの本気を出す】

【ばつが悪そうに頬を掻きながら、識槻朔夜はにこにこと笑った。】
【下手すると、背後に修羅的なオーラみたいなモノが見えそうな……^q^】

…………そうか?
あ、魔物はこう、なんか化け物ちっくな動物。主に人に害を為す奴の総称、かな?

【いや…………そうか?って。って。】
221 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 07:08:16.01 ID:SwKXNDs0
>>220

【意味が解ってか否か、その微笑みに首を傾げて見上げる】

一人だって死なせないようにしますよ! 正義の味方って、そういうものじゃないんですか?
というか………きっと、他の人を殺さないでいいですよ、その人も。

【根拠も無しに、そんな言葉を何の躊躇いもなく吐く】
【本当にそれを信じているのだろうが、腹立たしいほどに理想論】

きっと、いいお友達さんだったんですねー。いいじゃないですか?
良い所なんて人それぞれですし、その人殺しさんにも凄いところがあると思います!

【偏見は一切無い。全くの初対面を語るが如く、先程「人殺し」と呼ばれた人をプラスに置く発言】
【長所ととるか短所ととるかは人それぞれ】

うーん……僕は無いですー。たぶん。
よく分からないですけど、あんまり人を[ピーーー]人っていないじゃないんですか?

う、難しい話は、よ、よくわかんないですー………
ただ僕はやっぱり「その人も、人を[ピーーー]必要はない」と思います!

【自分で言った通り、少年には難しいことは分からない】
【けれどそんな少年が、甘ったるい世界に住む少年が出した、精一杯の結論だった】


――知り合いなんですか? その人殺しさんのこと詳しいんですねー。


【と、ここで何の意図もなく突然にそんな事を呟いた】


だ―――大丈夫ですよ!
加減無しの方が、きっと練習になります!

【朔夜の何か得体の知れない修羅的オーラに気圧されたのか、一瞬声を詰まらせるも】
【なんと大胆にノーハンデ宣言】
【→B現実は非情であるフラグ】

/うおお……意識を失ってましたごめんなさい……
222 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 10:26:17.93 ID:/6gHLESO
>>221
そうだな。けれども其れは、お前自身が死の危険に曝される事と同義だよ。
だって、彼には動機なんて要らないんだ。殺される確率が高いのは、ごく単純に側に居る時間が長いから。

嫉妬なんて、所詮は後付けに過ぎない。……飽くまで、彼は本能で人を殺す。無差別に。
【生れつきの悪なんて、ほんの少ししか居ない。そう、少年は言っていた】
【そして彼女は、彼≠ヘ、そのほんの少し≠フカテゴリーに分類される、と言っている】
【必要に駆られて殺すのではなく、ただなんとなく≠ナ人を殺す、と】
【麻薬でも食事でもなく、呼吸で。詰まりは依存でも嗜好でもなく、当たり前に】
【――自発呼吸を意識して止めていられる時間など、たかが知れている。それと、同じように】

……どうしようもない、お人よしだよ。あんな風に笑えるなら、強くなれたなら、って彼は言ってた。
人を殺す外に才能は無いって、さっき言ったろう?彼には、それしか無い≠チて。
拒絶する事が存在意義で、殺す事が生きる事なんて。……少なくとも、オレは御免だな。ちっとも凄くなんか無い。

(……そう。自分の意味を捨てるなんて、無理だ。誰も殺せないのなら――残るのは、自分だけ)
(自分を、殺す。なんだ、オレが出した答えと丸っきり一緒じゃないか……。)
【「どこまで――」……何処まで、性善説を盲信するのだ。そう言いかけて、口を鎖す彼女】
【無邪気な発言は、過ぎれば毒と同じだ。嫌が応にも自らの汚れを自覚して仕舞う】

(……苛立つな、朔夜。棄てろ=B初対面の他人に、お前は何を求めている)
(投影にも限度が有るだろうに、要らん期待なんてするから――こんな醜態を曝すんだ、莫迦)
【先程から燻っていて、たった今発火点にリーチを掛けた思考を、理性で以って如何にかクールダウンすると】

……お前みたいな奴相手だと、口が緩くなるから困るな――――話が過ぎた。
そうだ。確か、善悪の二極で判断出来ない事も有る、って話題だったか。

……うん。要は、正義が勝っても万人が幸福にはなれない、ってコト。
世の中の不幸は、全部悪人が引き起こしてる訳じゃない……。
何より、真性の悪すらも救える正義の味方≠ネんて、此岸の何処を捜しても居ない。
【曖昧に濁して答える事すらしない儘、脱線した話を元に戻しに掛かる】
【どう控え目に見ても、無理矢理に過ぎる切り方。だが最後の一言だけは、何かが違っていた】
【何が、と言われても具体的に答えられはしないだが、違和感が有った】
【取り繕う為に並べた、その場凌ぎの言葉の中で。その台詞だけが、ほんの僅かに】
【尤も、然して重要なものという訳でも無いのだが】

――――……随分と、永い付き合いになるからな。
誰にも言うなよ?言ったら、殺されるかも――――勿論、オレじゃなくてお前がだけど。

【脈絡も無い言葉に、しばしの沈黙を挟んで。表情を変えないまま、呟くと】
【如何にも目が疲れましたといった態度で、双眸を緩く閉じ。瞼の上から軽く指で抑えつつ、釘を刺す】
【瞳は、見せる訳には往かなかった。――自覚が有った。其れが今、どうなって居たか】
【きっと、染まっていた=Bふとした瞬間、殺意が理性の抑圧を跳ね退けて、顕在化しかける時の色に】
【暫時の間を置いて、刮目。果たして、瞳には幽かな蒼の残り火が在って】
【それも、刹那。次に瞬きを終えれば、双眸は何事も無かったかのような、漆黒のままだった】

――――練習で、済むかな。

【仏頂面を少し顰め、浮かない表情をして。不安そうな声音で、ぽつり、と】
【要らん話で自爆した後。歯止めが利くかは、甚だ不安らしいが。今から模擬戦するような事が無ければ、きっと大丈夫】
//同じく、今までぶっ倒れてました……改行がやばいorz
223 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 12:45:47.98 ID:tNTheQco
【新年/街中】

【銀兎柄の小紋、しっとりした深緑色の着物】
【焦げ茶色の半幅帯は、綺麗な綾目の錦織り】
【赤いカチューシャに、肩まで伸ばした栗色の髪】
【歩調に合わせてカラコロと、木の音色を響かせる少女が一人】

むむ…
…用意したけど、ひとりじゃ遊べないかな

【右手に持った羽子板でリズム良く、コツンコツン】
【羽子をリフティングしている】

【手元に集中しながら歩く様は、あんまり優雅じゃなかった】
224 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 13:11:54.85 ID:PtIMWDEo
>>223
/まだ居られますか〜?
225 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 13:13:35.82 ID:X8PSvoSO
>>223
/ま…まだいますかー?
226 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 13:14:47.28 ID:X8PSvoSO
/ぎゃぁぁあ!!スイマセン!!>>225はなしで…
227 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 13:16:43.62 ID:tNTheQco
>>224
/はい、いますよー

>>225-226
/ごめんなさい、了解です
/またの機会に是非!
228 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 13:23:24.13 ID:PtIMWDEo
>>227
/それでは、絡ませて頂きます
/宜しくお願いします

>>223

………そぉいやもう新年か

【買い物袋を片手に呟く人影】
【髪質の硬めな腰まで届く長い金髪、黒のスーツに身を包んでいる180cm半ばの大男である】
【スーツ越しでもその体躯はかなり鍛えられているのが分かるが、けっして身体の線は太くは無い】
【ぷかぷかと煙草をふかしながら少女の方へと歩んでいる】

【少女の姿を見、近づきながら今気づいた様な一言だ】
【普通なら、其の儘通り過ぎると思うだろうその人影は】

よぉ、誰か待ってんのか?

【羽子を弄ぶ少女になんとは無しに声をかけてみた】
【無論、少女の近くで立ち止まって】
229 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 13:35:11.91 ID:tNTheQco
>>228

……?

【声を掛けられて、彼を見上げた165cmほどの少女】
【数秒、しっかり見つめて、知り合いじゃないと判断した】
【その間も手首の動きは止まらず、一定のリズムを刻んでいる】

うぅん
特定の誰かを待ってる訳じゃないよー

遊び相手を探してただけなの
お兄さんは、今、ヒマかな?

腐るものとか、買ってない?

【買い物袋を横目で見てから、首を傾げた】
【鍛えられた体躯と、買い物袋を持っていることが、アンバランスに思えて、少し笑顔】
【少女の帯に、羽子板がもう一つ差さっていることから、質問の意図を予測するのは容易いかも】
230 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 13:44:30.17 ID:PtIMWDEo
>>229

ふぅん………

【こん、こんと板の上で跳ねる羽子を見て僅かに頸が上下する】
【猫みたいな反応である】

幸い、足の速いモノは買ってない
ただあまり遠くに行くのは好ましくは無いな。面倒くせぇ

【羽子板で羽子を打ち返す…のはなんとなく分かる】
【だが卓球やテニスみたく決められたフィールドが無い此処で、遊べるものなのか?】
【そんな疑問に、首を傾げ返して】

【因みに、買い物袋の中には異世界のモノと思われる“豆”と、数個のカップが入っています】
231 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 13:56:21.03 ID:tNTheQco
>>230

そっか、良かった!
冬場だし、そうそう駄目になったりしないよね
……でも、見ない種類の豆……かな。
茹でて食べるの?

【とん、と羽子を板の上に着地させて、上下運動を停止】
【もう片方の羽子板を引き抜きつつ、袋の中身を尋ねた】
【付け足して「縁起物?」と聞く辺り、頭の中は正月気分で一杯である】

ん、大丈夫!ここで出来るよ!
コートとネットは目測でオッケー。常識的な範囲なら大丈夫
あとは打ち損じないように返すだけ

こういうのは、呪術的な縁起事だからね
形だけで良いんだよー

【左手で差し出された羽子板には、振袖姿の女性の絵――すごく昔っぽい】
【もし受け取れば、しっとりと手に馴染み、年季の入っていることが分かるかもしれない】
【そして、罰ゲームについての説明がありません】
232 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 13:56:51.62 ID:UAyZspAo
【櫻の国東部──何処かの大社】

【初詣なる風習で人々の賑わう大社】
【人ごみから少しはずれ、大きな鳥居の側に佇む人物がいた】

(……年明けには帰ってくるって言ってたのに)
(携帯端末にも全然繋がらないし……どうしたの……)

【齢十八程、緩く波打った暁色のショートヘアを持つ少女だ】
【纏っているのは、所々に花紋様の入った猩々緋の着物】
【向日葵色の帯を締めて、桜木の舟形下駄を履いていた】

【少女は手元の携帯端末をぱちりと閉じて、帯板の中に仕舞い込むと】
【少しだけ物憂げな顔を起こして、人ごみの方へと目を向ける】

【境内には拝殿へと連なる参詣客の長蛇の列が出来あがり、】
【大勢の巫女達がおみくじやお守り販売の応対に勤しんでいた】

……見回りだけしていこうかな
最近どこも静かだけど……一応、ね

【からん、と少女は一度下駄を軽く鳴らして、小さく肩を落とした】
233 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 14:06:00.99 ID:PtIMWDEo
>>231

あ?……あ〜……

【一瞬何言ってんだ?と言いたげな顔をして、直後に納得したような顔になり】

焙煎して挽いて、抽出するんだよ。
要はコーヒー豆だ。店で使う

【正月気分満開の少女に対して、この男は店の客の事しか考えて無い】
【焙煎する前の、黒くないコーヒー豆など、普通見ることは無いだろう。】

………適当なんだな。

【説明を受け、羽子板を受け取りながら言い】
【少々呆れた様な息を漏らしつつも頷いて、少々離れた位置に買い物袋を置くと】

よっし、来い

【とりあえず相手の近くに落とせばいい的な感覚で、この遊びに興じる事にした】

【罰ゲーム?落書きどころか顔が真っ黒になるまでだな】
234 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 14:20:58.14 ID:tNTheQco
>>233

コーヒー豆?
……お店で出す……?

へぇ……
コーヒー豆って、黒くて粉々の状態で取れるんだと思ってたよー

【前半部分に何か引っ掛かりを感じるものの】
【自分でも良く分からず、小首を傾げるだけ】
【暢気な感想を呟いた】

【相手が位置についたことを確認して】
【――なにやら不敵な笑み】
【始めてやる人には負けない、的なオーラが出てる。彼女も素人っぽいけど】

……ふふふ
言い忘れてたけど、「落としたら顔に落書きされる」ってルールもあるから、ね

――――てぃっ

【羽子板で、羽子を思い切り打ち上げる】
【山なりの軌道を描いて飛んでいき、クルクルと回りながら、彼の後方2mほどに落下していくだろう】
【それほど難しい弾道ではない】
【――歌など、あるようだけど、流石に唄わないようです】
235 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 14:26:30.14 ID:PtIMWDEo
>>234

…………?

…いや、それもう豆じゃねーから。

【少女が最初に何故反芻したのか?と不思議そうな顔をしながらも】
【後半のは義務感からかなんとなくツッコミをいれて】

ほぉ……今手元にあるのは油性ペンしかねぇけど問題ねぇな!!

【コンッ―――】
【巨躯の彼にとって2mなど有って無い様なモノで、軽々と追いつき打ち返した――――】

【――――明後日の方へ向けて】


【数瞬の沈黙の後、彼は大人しく顔を差し出すだろう】
236 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 14:32:24.97 ID:bh6RkUDO
【郊外──廃墟】

【年が新たに変わっても変わらずに在るその場所に、1人の少女がいた】
【透き通るようなプラチナブロンドの髪と、蒼い蒼い瞳を持った少女だ】
【彼女の纏う、喪服のような黒の強い灰色のワンピースコートは新年にはやや不釣り合いかもしれないが】
【袖口や裾についている黒いファーが暖かさを感じさせてくれる】

──季節が巡るのは、早いものですわね……

【そのウェーブがかった金髪をふわりと風になびかせ、少女は空を見つめる】
【本日は快晴。痺れるような寒さはあるものの、年明けにはふさわしい空模様であり】
【彼女の胸元に下げられた、チェーン付のコインが小さく光を反射した】
237 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 14:38:14.55 ID:tNTheQco
>>235

…………

【どこか別の方向に旅立っていく羽子を見つめて、無言】
【感情が復帰すると、途端に苦笑を浮べた】

……油性は勘弁してあげる
結構ツラかったから

【何か、トラウマがあったらしい】
【羽子板と入れ替えに、懐から筆ペン(水性)を取り出して見せる。準備のよろしいことで】
【それから、彼の肩に左手を掛けようとしつつ】

……もう少し屈んで?
目も閉じてー

【生意気】
238 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 14:41:50.59 ID:UAyZspAo
>>236

【ふと。乾いた寒風を押しのけて、一陣の淀んだ風が吹き抜ける】
【少女が見上げる空──その視界を、数枚の黒い花弁が横切っていった】

 【──ぽつり】

【少女のすぐ側の、瓦礫の散らばるような一角に、】
【突如として、一輪の彼岸花が咲く。但し、茎や葉は黒く、花だけが紅い】

【そして、少女のすぐ真ん前にも、一輪】
【それは白い菊の花。これも同じく、花以外に色彩ななく、ただ黒かった】

 【──何処かから、昏い瞳が少女の姿を見据えていた】
239 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 14:42:04.53 ID:PtIMWDEo
>>237

………

【ギリッ…と、歯噛みする音がハッキリ聞こえるだろう】
【なんだかすごく惨めな気持ちである】

【しかし敗者は勝者に従わねばならず・・・】
【少女と目線が合う位屈むと、両の瞳を閉ざした】


【さぁ、お絵かきタイムだ】
【どれくらい落書きするかなんて事前に決めてなかったよね!】
240 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 14:47:14.79 ID:.eXhx2SO
>>236
あれ?エルちゃん、
【ふと聞き覚えのある声がして】
【元元何色の物だったのかわからなくなってしまう程汚れてしまったローブに身に纏い】
【顔中に包帯を巻いた少女が廃虚から出て来る】

久しぶり、いや明けましておめでとうの方が正しいか
241 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 14:49:13.86 ID:.eXhx2SO
>>240
/すいません、見事に被りました・・・
242 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 14:54:10.44 ID:tNTheQco
>>239

うん、素直な人って好きだよ

……ふふっ
どうしようかなー

【口内から響く悔しげな音も、いまは少女を悦ばせるだけらしい】
【表情は見えないけれど、絶対ニヤニヤしてる――】

【ここから先、抵抗が無いならば】
【額から、右瞼、頬に掛けて、スラッと筆ペンを走らせる】
【どことなく刀傷っぽい落書き】

【口の周りに丸くグルリ、ヒゲを描き入れた後】
【前髪を左手で持ち上げて、額に「卯」の文字を】

【筆先の柔らかい感触があるものの、何を描かれているかは分からないだろう】
【精々「描きすぎ」ということくらい――】

――えへへ

でーきた♪

【顔を離して、満足げな表情を浮かべた】
【――全体的に見直してから、ぷすっ、と吹きだし、顔を逸らす】
243 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 14:58:57.19 ID:bh6RkUDO
>>238

────?

【ふわりと舞い去く、黒の花弁を見て】
【少女は思わず、不思議そうな表情を浮かべた】
【普段から通いなれたこの廃墟であったが、黒を咲かす花など彼女の記憶にはなく】
【ならば、自分が知らない間にどこかで芽を吹かせたのだろうか、などと楽観的な思考に至る】
【そして──興味本位でだろう】
【黒の花が流れてきた場所を探そうと、空から地面に視線を落とし──】

……、……お花?

【──ふと目に映った、歪な二輪の花】
【祝いの時期にはお世辞にもふさわしくない、死を思わせる花】
【それを見て、彼女の表情は僅かに強ばり】
【不安を隠すため、だろうか。ぎゅ、と服の裾を握り締める】

誰か、いるのです、か──?

【──どこからか分からぬ視線。それもまた、彼女を不安にさせるもので】
【視線の主を探すためか。強ばった表情のまま、おそるおそる周囲を見渡した】

/240-241
申し訳ない、携帯からの複数絡みにはあまり自信がないのです……
またの機会によろしくお願いします
244 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 15:01:50.49 ID:PtIMWDEo
>>242

………
(…鏡が有れば…いや、無くて正解か)

【書かれた事をすぐに知れば、絶対キレてたろうなと考えて】

【書き終えるまでは大人しくしていたが】

――――【ビキィッ】

【少女が吹きだすと同時、コメカミに凄い青筋が浮かんだ】
【ああ、キレる一歩手前か既にキレてる状態である】

まだ、終わりじゃねぇよな…

【もう1戦と言う様に…今度は負けぬと言う様に…袖を捲った】


【だが落書きで台無しである】
245 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 15:11:29.64 ID:UAyZspAo
>>243

【──近くにある、廃ビル。その三階の一室から、その瞳は少女を移していた】
【動く気配に気付けるだろうか。その人物は、窓から宙空に降り立った】

【但し、何も無い空気中に立った訳ではなかった】
【その人物の足元には、浮遊する黒い蓮の葉が足場として出現したのだった】
【まるで水中に浮かぶそれのように、“彼”の足を受け止めると、僅かに沈んで見せた】

【“彼”は、蓮の葉に乗ったまま、昏い零度の瞳で少女を見下ろした】


 …………────


【──その緩く波打った髪は、所々毛先が黒く染まった暁色をしており、双眸は夜色】
【二十代の前半程だろうか、鴉のように黒い貫頭衣型の外套を纏った長身の青年であった】
【腰元のホルダーには、何故か銃ではなく、全面漆黒のルービックキューブが収まっていた】

【彼は沈黙したまま、一歩前へと足を踏み出した】
【すると、その足元にもまた、黒い蓮の花が現れて足場と成し】
【一歩、また一歩──それは階段のように、一足歩むごとに、段々と高度が下がっていき】

 ……君は。いつから、そこにいた

【とん。ついには少女と同じ地面にまで降り立つと、蓮の葉と花は一斉に黒い粒子となって霧散した】
【青年は、鋭い切れ長の、ただしひどく“据わった”双眸でじっと少女を見つめ、何かの言葉を零した】
246 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 15:16:07.62 ID:tNTheQco
>>244

……ん?

んん……、ぅん……っ、そ、そだね…っ……

【横目で彼の顔を見たり、見なかったり。】
【彼の青筋に気がついて、笑っちゃいけない、と思っているのか】
【笑いを無理やり押し殺しているものの】
【肩がすっごい笑っている】【――すごく失礼な反応です】

や、やるなら、付き合っても、……ぷふっ、 いいよ……っ

【完全に顔背けて、同意した後】
【羽子の飛んでいったほうを指差して、「あそこから」と呟いた】
【もう、横顔からも、瞳が潤んでいることが分かる】
247 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 15:27:42.28 ID:bh6RkUDO
>>245

【朧気ながらも、動く気配に気付き。それを追い】
【緊張した表情が捕えたのは、黒蓮に乗る青年だった】

──っ、

【彼の、夜色の瞳に見据えられ──寒気や怖気を覚える前に、身体が硬直する】
【正体不明のモノと相対する時の、あの独特の恐怖】
【彼女の感情は今、確かにその色に染まっていた】

【一歩、また一歩と彼が此方に歩み寄るごとに。彼女の中の感情はより強い波へ変わる】
【恐怖と、不安と、緊張と】
【複数の種類の気持ちがごちゃ混ぜになって──】
【──そのせいで、精神力を対価とする能力を発動することができなかった】
【感情の渦の中。焦る気持ちがひとつ増え】
【彼女の左腕のあたりに。まるで戸惑うかのようにくるくると、火の粉が小さく舞っていた】

……、先程、から
あの……。貴方、は──?

【くるり、くるり】
【害を成せないほどには小さな火の粉を左の腕に纏わせながら】
【震える声で、やっとそれだけを紡ぎきる】
248 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 15:31:39.42 ID:PtIMWDEo
>>246

【よし―――と、悟りきった様に静かな呟き】
【直後に―――】

―――殺す。いや、真っ黒にする

【落書きで……彼の信念は強く大きい】
【嗚呼、今度は先程の様にはいかない――――】

【羽子を拾って、いくぞと彼女に言った直後】

【コンッ―――!!!】
【高速で羽子板で羽子をぶっ叩いた!!】


【カッ―――】
【ただし羽子は地面へ直行である】
【どうやら勢いをつけすぎたらしい】


【ビキビキと青筋を浮かべても、コレは自分の責であろう…モノに当たる訳にもいかず……】

……好きにしろ

【諦めた様に、先程の様に顔を差し出した】
249 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 15:39:05.03 ID:UAyZspAo
>>247

……「先程」
……何故、気付けなかった

【青年は、少女の答えを確認するようにそう零すだけで、】
【そちらは、と問い返された言葉に応答はしなかった】

【その昏い瞳に少女の姿を捕捉したまま、小さく何かを呟いて】
【何か納得がいかないことがあるらしく、少女の瞳へと這い入るような視線を向けたのだが】

【ふいに。ただじっと少女の顔を映していた無機の瞳が、ゆっくりと彼女の左腕へと移った】
【舞う火の粉。彼は一度緩慢な瞬きをした。そして次に取った行動は、一歩、少女の方へと歩みよること】

 …………────

【ざり。ざり。一歩、また一歩、彼は少女の左腕を見つめながら歩み寄らんとしていく】
【そしてもし、そのまま接近を許したならば、彼は左の手をそっと差し伸べて、火の粉に触れてみようとするだろう】

 【──何か大きな動きをする気配はない】
 【言うなれば害意や殺意と言ったものだが、それさえも彼には欠如していて】
 【尤も、どんな印象や思惑を抱くのかは少女次第なのだが】
250 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 15:49:07.29 ID:tNTheQco
>>248

(わー、ダメダメ、落ち着かなきゃ…、ふふふ…)
(笑いすぎて力が…、お腹熱い……)

【筆ペンと羽子板を持ち替えて、一応は真剣な表情】
【口元のむずむずした動きも、「いくぞ」と言われた瞬間、収まって――】

――――

【何の行動を起こすことも無く、決着は付いていた】
【その威力と速さに呆気にとられて、数秒】


――――

えぇっと、……あはは

お、怒らないでね?

【先程と同じ姿勢になって、筆ペンを握っていた】
【笑い3/4、不安1/4、と言ったところ】
【彼の肩に置かれた左手から伝わる震えは、前者によるものだろう】
【口元が弛んで戻らない】

【抵抗が無ければ、彼の顔左半分に「コーヒー命」などと】
【おおよそ脈絡の無い書き込みをしてから、ぽんぽん、と頭を撫でようとする】

墨にはね、厄払いの意味が籠められてるんだって
きっとこれから良い事あるよ、

……ね?

【     】
251 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 15:53:00.00 ID:bh6RkUDO
>>249

……、……

【ほんの僅か、視線が交差した】
【たったそれだけのことで、少女の身体は怯えを増すかのようにぴくんと震える】
【殺意が。敵意が。害意があれば──彼女はここまで身を震わせることもなかっただろう】
【もしそうだったのであれば、相手の意志に抗うのみ】
【だが──目の前の相手は、違った】
【何を考えているとも分からぬ仕草や表情は】
【なまじっか戦いを知っている少女にとっては不気味なものでしかなく】
【本来は戦いに向かぬ性格の彼女は、どう行動すればよいのかが分からなくなってしまったのだ】

ぴっ……!

【そして──歩み寄られても。蛇に睨まれた蛙のように、彼女は動くことなく】
【手を差し伸べられて小さな声をあげはするものの、ただ、それだけで】
【そのまま、容易に彼は火の粉に触れることができるだろう】
【もしそれが本当の火の粉であれば、「熱さ」を感じるかもしれなかったが】
【彼女の腕に纏う火の粉は、不思議とじんわり暖かく──】
252 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 15:57:30.12 ID:PtIMWDEo
>>250

……………路地裏通る時には背後と頭上に注意するんだな

【ポツリ…なんだか恐ろしい呟きを漏らしつつも大人しく勝者の慰み者となる】

【顔の左半分に書かれたソレを気にしながらも触れないでいて】
【髪の毛は少々髪質が硬い感じがするだろう】

新年早々、良い思い出が出来たよ

【嗚呼、本当に…忘れられない思い出だ】
【思わず羽子板を割らない様にきをつけながら、少女へ手渡そうとする】

【なんかもう勝てないと、悟ったらしい】
253 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 16:03:26.30 ID:UAyZspAo
>>251

【予想されうるであろう、火に対する熱さなどまるで意に介していないかのように、】
【青年は強張る少女の様子も全く気に留めず、火の粉の中へとその手を投じた】

(…………──?)

【──そして感じたのは『熱さ』ではなく『温かさ』】
【青年は時折掌の裏表を返しながら、自身の手を見つめていた】

 【──何故だ。先程やってきたというのに、気付けなかった】
 【火の粉である筈なのに、熱さを感じられない。一切、不明】

 【何かが、おかしい】

【やがて一歩後退し、自身の目の前に掌を持ってきて、数拍凝視】
【特に何らかの外傷を負っていないことを確認すると、手を下ろし】

……──名は

【青年は再び少女へと視線を向けると、最小限の言葉で少女に名を尋ねた】
【その零度の瞳は、少女を怖がらせる意図もない代わりに、安心させる意図も一切含有していなかった】
254 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 16:10:25.68 ID:tNTheQco
>>252

……え?
ありがとう……?

【注意を喚起された、と受け取って】
【脈絡が分からずに首を捻った】

(金髪はシェンと似てるけど……、髪質はちょっと違うみたい)

【彼から羽子板を受け取ると、自分の分と一緒に、帯に差す】
【筆ペンも、懐に仕舞って】

……そ、そだ!
荷物運んで上げよっか! そうしよう!

【なんだか、自分がやりっぱなしで良心が痛んだらしい】
【からころ、と小刻みに木の音を鳴らしながら、彼の置いた買い物袋に近付いていく】
255 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 16:14:20.09 ID:bh6RkUDO
>>253

  【──きぃ】

【花弁以外は、黒い花】
【宙に浮かぶ植物】
【気付けなかった、少女の存在】
【────青年の、歪み】

  【──きぃ】

【暖かい火の粉】
【気付かせなかった、自身の存在】
【そして──】

  【──きぃ】

【心音の変わりに聞こえる、機械の僅かな駆動音】
【────少女の、歪み】

……、エル。。
エルネスティーネ、と……申し、ます

【あいも変わらず震える声で、少女──エルは、そう応える】
【ただ、その震えは青年にのみ向けられたもの】
【自身の。暖かい火の粉や身体からの異音に対しては】
【そうであるのが当然であるかのような──】
【──そんな、様子を見せた】
256 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 16:17:02.16 ID:PtIMWDEo
>>254

ああ、突然トンファーが降ってくるとも限らんし
後ろからぶん殴られて昏倒させられないとも限らんからな

【誰がやるかなんて……知る必要は無い筈だ】
【中の人は少なくとも解って居るだろうけど】

【因みにコイツの初登場時は短い金髪だった為、触るとちくちくしてたとか】

あ〜………頼むわ
この落書き隠して帰らねえといけねぇし

【一度は断ろうかと思ったが、流石にこの顔を晒して帰るのはアレである】
【故に少女の厚意に預かろうと考えて】

【因みに袋は大して重くない筈だ。】
【少女の準備が完了するとゆっくりと歩き出すだろう。少女のペースに合わせる様に、だ】
257 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 16:17:10.14 ID:XH9CArU0
>>216

【現状抵抗の見られないチェルシーに向けて――――カウント・ダウンを刻むように、足音が響く】
【卵≠ノよる魔力の暴走は何故か収束傾向にあるが、精々が『元に戻った』と言う程度で、一個分は優に備えたまま】
【自らの優勢を確信してか、相も変わらず地表の状況には警戒を向けているが、追跡と呼びたくない程の、遅々とした歩行】

……なんだか、あたまが、いタい。
デも、アンたの、……アッ、ハ、ハ、ハ、ハ………――!!

【壊れた=\―――正しく、そう形容するのが正しい様子で、抵抗が無ければ、キョーコは先ずチェルシーの脚を掴もうと試みる】
【そして、紅く濡れた冷たいコンクリートへ、ハンマーでも振り回す様に叩き付けて、痛撃と共に転倒せしめんとする筈だ】
【成功すれば、分厚いキチン質の装甲で覆われた両手で、チェルシーの細い首を挟み込もうと、腕を伸ばす事だろう】
【最早、「腕と脚を潰す」と言った、残酷な嗜好に基づいた『予定』すら放り投げて――――ひたすら、本能の叫ぶ儘】

「(………出来ル手ハ打った、『孵化』シてタ方ヲ蜘蛛ト一緒に排除シて、不安定サが増シタ事デ、『神経掌握』ノ段取リは、もースグ完璧。)
 (後、ハ……四ノ五ノ言ハず動いテ見テ、マスター<m肝ッ玉ヲ、信ジるしカ、無い、カナー……。)
 (此ノ期に及んデ、自分ヲ捨てル策ハ考エ付ケナいなンて………――尽ク尽く、身勝手な……救済者ノ剣<_ヨ……。)」

【そんな時、彼女の腹部に開いた亀裂≠ゥら、壊れたラジオが必死に電波を拾って出したみたいな声が、薄らと響く】
【チェルシーにしてみれば、殆ど意味は不明。聞きとること自体も難しいが―――その語調は、何処か諦観している様でも、嘆いている様でもあり】
 【もし音を拾い分ける事が出来れば、『軽そう』な男声に重なって、直ぐ近くに居る誰かとよく似たソプラノ・ヴォイスが在る事が、判るかもしれない】
 【――――……何か、起ころうとしている?】【不確定の事象と、予測された惨劇。どちらが早いか……――。】
258 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 16:33:23.03 ID:UAyZspAo
>>255

……エルネスティーネ

【青年は、少女の名を反芻した。しかし、名を聞いてもまだ何処か納得しない様子で】
【暫し沈黙したまま、エルネスティーネの瞳を覗き込むように視線を向けていた】

【歪み。】


 【──良い名ね。私、気に入ったわ=z


【ひゅう、と吹き抜けた風一陣。それは、ブランデーの香を孕んでいた】
【青年の外套を揺らすその風は、姿無き者の声をこの場に運んできた】
【声は、女性のものだった。その場にいる二人の中へと、直接語りかける念話──】

【青年の足元を、数枚の黒い薔薇の花弁が横切っていった】
【彼はその声に微睡むように、そっと瞑目し、右手の平を軽く差し出した】
【すると、腰元の黒いルービックキューブがホルダーを外れ、その手の上で浮遊し始める】

【声は続いた】

 【──何も、“魂”は人間だけのものじゃないもの=z
 【それが“器”に値するならば、魂は居場所を選ばない=z

 【そうでしょう? エルネスティーネ=z
 
【熟れた葡萄酒のような色を帯びた声は、少女に語りかける】
【青年のルービックキューブは、一角を下に向けてゆっくりと回転を始め】

 【──私、この子気に入ったわ=z
 【きっと綺麗な華が咲くもの。ねえ──?=z

【「……そうだね」 青年は呟いた】


 ────『Ende Neu』


【同時、そのルービックキューブが無数の小さな立方体と化して拡散し、再び結集】
【──全長500mm程、黒と銀色を基調とした、レバーアクション式のライフル型魔銃が、彼の手中に現れた】
【『ウィンチェスターライフル』と呼ばれる物に似ているが、前後を短く切り詰めてある為やや小型】

 ……その『魂』、貰い受ける

【ちゃき。青年は、その銃口を少女──エルネスティーネへと向けた】

 【深淵を映したかのような漆黒の銃口が、吸い込むように少女を見つめる】
 【歪みが一つ顕現する。腐った林檎を煮詰めたような甘ったるく淀んだ香りが充満する】
259 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 16:33:32.35 ID:tNTheQco
>>256

トンファー……?
やけに具体的だね…

だけど、私だって連合員の端くれだもん
いつ襲われたって、それなりの対処はできるよ
心配しなくても大丈夫っ

【勘違いしたまま、得意そうに胸を張る】
【元路地裏生活者。自信はあるらしい】

……えへ

わかったー

【「落書きを隠して帰らないと」――そう言った瞬間、小さくはにかんで見せた】
【実は濡れタオルくらいなら用意しているのだけど、申告しない】
【その方が面白そう、という理由のみで】【――意外と悪い子なのかもしれない】

【袋を左手で持ち上げると、彼と共に歩き出す】
【荷物の重量は、苦に感じていないらしい】
【着物ゆえ、いつもより遅いのだけど、それでも比較的すいすいと歩いていく】
260 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 16:40:41.39 ID:PtIMWDEo
>>259

有名だしな。パッと思い浮かんだんだよ

【飽くまで自分が所持してるとか言いません。】

レンゴウイン……?
機関みてぇなもんか?

【世間に疎いか、若しくは興味が無かったのか】
【そんな風に尋ねてみる】
【無論、悪意は無い】


【暫く歩くと、郊外に在る一軒の店へ着く】
【とあるコーヒーハウス…未だ名前の無い其処である】

【彼は何も気にせず入っていくが…少女は?】
261 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 16:56:45.49 ID:tNTheQco
>>260

【そういうものかな、と頷いて】

えっと、組織って意味では一緒かな
正式名称は、対機関連合って言って――

【不意に、言葉を切った】
【所属していることを話すのは、危ない気がしたのだ】
【かなり手遅れだけど】
【曖昧に苦笑を向けて、お茶を濁して】


…………えっと?

【辿り着いたのは、見覚えのありすぎるコーヒーハウス】
【半年くらい、店長さんには内緒で住んでいる、そこ】
【何度見上げても、建物は変わらない】

……あれ…? どういう…?

……もしかして、店長さん…?

【微妙に青ざめているような、引き攣っているような】
【景気の悪そうな顔をして、荷物を持ったまま、入口で立ち止まっている】
【――彼の顔の落書きを見ても、もう笑えない】


/ごめんなさい!舞台裏の通りです!今日の夜や明日は来れると思うのですが、時間帯が分かりません…ごめんなさい
262 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 17:00:58.40 ID:PtIMWDEo
>>261

ほぉ、正義の味方さんってか。
大変そうだな

【深く追求する気は無いのか、そんな言葉だけを返す】
【元正義の味方にとっては、今の正義などあまり興味は無くて】


【入り口で立ち止まる少女の方を振り返り、不思議そうな顔を浮かべると】

…………ニートかなんかとでも思ったか?

【クスリと、小さく笑んで】

此処の店長さんだよ。
一応従業員も居る

【れっきとした店なのだと、自慢げに言った】


【彼女が住んでる事も、何で青ざめているのかも、ちゃんと理解していない】

/ん、諒解〜
/帰って着たら一応呼びかけてくださいな〜っと
263 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 17:04:04.83 ID:bh6RkUDO
>>258

────、ぁ

【「貴方の、お名前は──?」】
【そう紡ごうとして、小さく口を開くも】
【夜色に覗きこまれた蒼色は、またもぴくんと震えてしまう】
【だが最後の最後。ようやっと、小さな声が漏れ出たその時だった】

……だ、誰です、か──?

【聞こえたのは、甘い甘い、貴腐のような声】
【姿の見えぬ相手が次々と紡ぐ言葉には、不安故か。たったそれだけの言葉しか返せず】
【くるくると。左腕にまとわりつく火の粉が、何かを警告するかのように激しく舞い始める】
【そして──黒き獣が、彼女へ向けて口を開け】


  【────あぁ】

  【其方の方が──余程、わかりやすいです、わ】


【エルは、自身の思考が急激に冷えていくのを感じていた】
【ふと思い出したのは、一年も前のこと】
【愛しい人と初めて出会った時も──同じように、銃口を向けられた】
【だが。目の前の彼と愛しい人との姿は、交差しない】
【それほどまでに、彼女の中で「彼」の存在は、絶対的なもの】

  ────お断り、致します
  私の魂を捧げるお方は────貴方では、ないのですから

.    ラヴァーズ・コンチェルト
  ≪愛しい人へと捧げる歌≫


【──ひゅるり】
【まるで熱い鉄を冷やしたかのように、彼女の左腕の火の粉が収束していく】
【くるりくるりと舞う火の粉はやがて──炎をかたどった小型の盾へと姿を変え】
【それと時を同じくして、胸元に蝶を模したブローチが。足元に、小さな炎の羽が彩りを添える】


【──新年とはいえ】
【この世界で争いは。殺しあいは】
【決して、絶えることは、なかった】
264 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 17:11:19.39 ID:xoirpGc0
【街中】

【ボサボサの髪に破けた黄土色のジャンパーと汚れで変色してしまった紺のズボンを着た男がいた】
【綺麗な顔立ちはしているが、生きているようには見えない青白い顔をしている】

【男は片手にゴミ袋を持ちながら、街中に有るゴミ箱を空けては中身を取り出そうとしている】

まさに正月とは良き日だなぁ。ゲシャハハ!
普段よりみんな外には出ないし。
何よりゴミ収集車がこないから溜まったがゴミがその辺に放置されてるしなぁ。
ゴミを集めやすいといったら集めやすいことこの上ないなぁ。ゲシャハハハ!

【ゴミ箱を開けて中身を取り出しては、持っている袋に詰めている】
【時々ゴミ箱をひっくり返して、ぶちまけたゴミをそのまま放置しては次のゴミ箱を探している】
265 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 17:23:37.69 ID:UAyZspAo
>>263

 【──あら=z

【声は呟いた。先程まで怯えるように震えていた少女から、】
【銃口を向けた途端に、弱々しい気配が消え去ったことに対する僅かな驚愕。そして感嘆】

【姿無き声の主の、言い知れぬ何かが悦楽するように震えた】

 【──Lilitherre=z

【リリセール。声はその名を紡いだ】
【誰にも知れず胸うち震わせるその声の主とは違って、青年はと言うと、】
【顕現した彼女の能力を眼前にしても尚、その冷たい瞳を僅かに細めるだけであった】

 ……──咲け

【──どンッ。そして彼はその引き金に指をかけて、それを引いた】
【撃ち出されるのは鉛の弾ではなく、夜を凝固させたような黒い魔力弾】
【その軌跡に黒の粒子を散らしながら、彼女の胸部辺り目掛け、高速で一直線に迫り行く】

【速度は実銃のものより僅かに劣る程度だが、銃口の向きから狙いを推測するのは不可能ではない】

【──撃ち出される魔力弾。その弾は、着弾箇所に弾丸相応の衝撃を齎すと共に、『赤い椿の花』を一輪咲かせるもの】
【然程強い力で付着する訳でもないため、引き抜こうと思えばそれは難しくないが──それは見た目通りの単なる『花』ではない】

 【「ぴっ、ぴっ、ぴっ──」】

【この花は、咲いた直後に淡い魔力光を纏って“三回点滅”した後、小規模な『爆発』を起こすだろう】
【勘の良い者ならばすぐに気付けるだろうか──この『赤い椿』は、『時限爆弾』の性質を持ったもの】
【着弾箇所の如何に関わらず、三回の点滅を終えるか、何かの衝撃を受けた場合に、爆発を起こす代物だ】

【火薬による爆発と言うよりは云わば『魔力爆発』】
【無論、爆発が起きるまで、材質としてはただの『花』──咄嗟に燃やそうと思ったのなら、それは難しくない】
266 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 17:29:32.92 ID:bh6RkUDO
/パンペンの人、申し訳ない!
/次の返信、結構遅れます…
267 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 17:31:26.85 ID:UAyZspAo
>>266
/はいこちらパンペン了解いたしました
/こちらのことはお気になさらず、ごゆっくりどうぞ!
268 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 18:33:35.59 ID:bh6RkUDO
>>265
──リリセー、ル、様

【ぽつりと、エルは相手の名を小さく紡いだ】
【──思えば。彼女に刃を向けた者のほとんどが、その名を言わずして逃げるか、逝くかだった】
【唯一の例外はとある妖だった、だろうか】
【「リリセール様」】
【もう一度だけ。エルは小さく声の名を繰り返し】

く、ぅ──っ!

【軌跡を残して奔る黒き魔弾】
【それを避けるには──彼らの距離はあまりにも近すぎた】
【かと言って、相手の攻撃を利用して此方が攻撃に転じる、といった手法を使うには】
【その攻撃は、あまりに速すぎて──】
  【ず──ッ】
【──咲いた一輪の花は、彼女の左腕にある、盾の中央に】
【恐らくは引き金が引かれ、銃弾が到達するその刹那の間に】
【咄嗟に、盾を胸元へと構えたのだろう】
【そして、花が直後に点滅しはじめ】

   【ぴっ──】

 【点滅/花が/危険/何が】
   
   【ぴっ──】

 【嫌な/予感/知っている/気が/する】

   【ぴっ──】

 【これは/まるで/爆──/────ッッ!】

【そして破裂するが如く、花が爆発し──】
【その、爆発の勢いを借り。彼女はとんっと大きく後ろへと跳躍する】
【距離はまだまだ、近距離。中距離に至るには僅か、足りない】
【そんな、微妙な間合いを彼女は作る】
【彼女の行動は明らかに「距離を取ろう」としている行動だった】
【近距離での戦闘は苦手、なのだろうか。それとも──】

(少々、私も浮かれていましたわ、ね──)
(いつ誰かに襲われてもおかしくない。そんな、所ですのに────!)

【──ひゅるり】
【再び彼女の周囲に、火の粉が舞い始める】
【ただし今度は左腕の周りだけではなく、彼女を守るかのようにくるくると】
【エルの正面ばかりでなく、背後にも火の粉は舞い踊る】
【一歩。次にまた、一歩】
【少しでも距離をとるのが目的なのか】
【彼女はゆっくりと、警戒したかのように後退を始める】
269 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 18:34:08.85 ID:bh6RkUDO
/追記
超お待たせしました!ただいま戻りましたー
270 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 18:45:58.08 ID:bh6RkUDO
/いやん今度は飯だそうです
/秋刀魚弁当の方、次の返信も遅れますごめんなさいorz
271 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 18:56:45.62 ID:X8PSvoSO
【街中】
新年になったですー!!
今年もがんばるです
【白い太刀を腰に装備し】
【ウサギミミが生えた帽子をかぶって】
【青い服を着た、少女と間違える程カワイイ少年が歩いている】

『おしるこ楽しみだねー。ルル』
【近くには掌サイズの赤いペンドラゴンがパタパタ浮かんでいる】
272 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 19:00:36.02 ID:UAyZspAo
>>268

 【エルネスティーネ。エル──?=z
 【今、私が貴女に触れることは叶わないわ=z

 【──彼は奪い。私はそれを手に=z

 【──“心”が、欲しいの=z 

【────】

【そこで声は途絶え。少女を見据えているのは、零度の瞳】
【咄嗟に爆発を利用した彼女の動きを、目で追っていた】

 【彼の持つ、レバーアクション式──銃のモデルとしては比較的古いタイプ】
 【トリガー下に付いた輪状のレバーを上下させる事でリロードを行う】
 【現代的なリボルバーや自動拳銃に比べると、幾らか扱いにくそうではあるが──】

……──装填

【彼は輪状のレバーに右の中指をかけると、慣れた手つきでくるりと銃を一回転】
【がしゃんっ、と響く金属音と共に薬莢が排出され、次弾の装填が完了する】

【放物線を描き青年の側に落ちた薬莢が、静かな清音を響かせた】

 ………………────エル、ネスティーネ

【最中──炎か、と。青年はその舞い踊る火の粉を瞳に捉え、】
【後退していく彼女を追うこともせず、ただ広がる間合いに身を置いていて】

【す、と。殆ど音も無く、青年の左手中に三枚の黒い『笹の葉』が出現】
【次いで──“きン”、と小さな硬質な音が響いたかと思えば、青年はその左手で、前方の虚空を水平に鋭く薙いだ】

【風切り音、三つ】

【──彼はその黒い笹の葉を、彼女に目掛けて“投擲”したのだった】
【もし、何らかの折にその笹の葉に触れるようなことがあれば、気付くだろう】
【黒き笹の葉が、“金属化”していることに。その形状通り、まさしく鋭い『刃』と化している】

【三連の投擲刃。狙いは、彼女の中心──およそ、腹部辺り】
【銃弾に比べれば速度は遅いと言えるだろうが、それでもまともに受ければ肉に裂くぐらいの勢いは備えている】

【弾倉内:9/10】


//おかえりなさいませー
//この後の時間とかは、大丈夫でしょうか?
//もし何かきつければ、適当なところで切って頂いても構いませんので
273 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 19:04:04.41 ID:3mApFQ2o
>>257

………………。

【もはや抵抗など無い。する意味もないし、出来ない】
【この傷ついた体では逃げ切れないし、抵抗すらも殆どできない現状──】
【彼女が生き残るには───”奇跡”が起きる他無い】

【捕まれ、振り回され、壊されていく───】
【死の淵に立っている少女は、まるで人形のように静かで】
【彼女から発せられる音は、心音──それも弱り切った──しかない】
【首に死の両手がかけられても、それは変わらない】

【後はただ、運命を受け入れる──私に出来ることは、それだけ】
【もう何もしたくない、何も考えたくない】
【何も考えたくないのは、死ぬのが怖いから。そう、そうに決まっている】
【今まで生きていた意味が──違う、怖いから。怖いから、考えたくないだけ】
【今まで×してきた──違う、違うの。私は怖いんだ、怖い、怖い、怖い、怖い。】
【私は怖いからそれから逃げるために、眼を閉じて、何も見ず、何も聞かず、何も感じず────】


【────結局この間、少女は何もしなかった。】
274 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 19:06:05.93 ID:UAyZspAo
>>270
//はいこちら明石屋弁当です、ファーッ↑(笑い声)
//了解しましたです、全くお気になさらず、むしろこんな時間までありがとうございますなんです
//ただ、もし、かし、たら、入れ違いでこちらもディナータイムになるかもしれません、ごめんなさい!その時は追記いれます
275 :以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします [sage]:2011/01/01(正月) 19:06:48.53 ID:.eXhx2SO
【金の国】
【過去何度も襲撃され】
【其の度に「悪」と「正義」が激突したこの国も】
【年明けぐらいは平和で――――】







――――ってんな訳ねえええええだろうがあああああああ?!ブわァぁぁぁぁカ!!!キャッハハハはははははは!!!!!!!!!!!!
【そんな平和ボケした『幻想』をぶち壊すかのように】
【その黒髪長髪に黒く染まりきった瞳をした少女は通りすがりに、民衆に剣を振りかざして殺戮を繰り返し】
【[ピーーー]!ころす!コロス!!!】
【恐怖に思わず叫びを上げようが関係なくッ!!!】
【少女が着ていたそのメイド服も頭から生えたフワフワの可愛いらしいウサ耳も―――もはや元あったその純白さなんて物を失い】
【紅黒く染まった“それら”は最早、恐怖しか生み出さない】

あははははははは!!!楽しいなぁ!!?楽しいなあああああああああ!!!!
【そんな狂いきった少女】
【彼女を止められるのはきっと―――】

/再利用で再挑戦ですが突発テロですっ。
/たぶん2・3人相手が限界ですっ。すいません!
/テロ中BGMに ttp://www.youtube.com/watch?v=CGBPZJCDVAU&sns=em
276 :274 [saga]:2011/01/01(正月) 19:18:59.28 ID:UAyZspAo
//ぎゃー案の定でした。連投失礼、メルヘン娘の方、次ちょっと遅れそうです。申し訳ない!
//もし、何か別に諸々の連絡事項があったら、舞台裏の方に投げておいてください、ではでは
277 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 19:25:45.47 ID:HpU8Pvco
>>275

───そこまでですっ!

【恐れ慄き、逃げ惑う民衆の流れに逆らい、そちらに向けて人差し指が突きつけられる】
【その持ち主は、真っ白なワンピースの上に、真っ黒のカーディガンを羽織った少女】
【袖から伸びた華奢そうな腕は石英の様に透き通っている】

【翡翠色のさらさらとしたロングヘアを寒風に靡かせ】
【髪と同じく翡翠色のくりくりした瞳は真っ直ぐ相手の姿を捉える】
【手に持っているのは年始の買出しであることは容易に判断できるが】
【───武器らしき物は一切見当たらない】

一年の初め、つまるところ全ての始まりの日にこのような事、見逃すことは出来ません!
羽根突きなどでハメを外すのも結構ですが、限度も有ります!

───って、うわっ、み、みなさん、おち、落ち着いて!わわっ!

【瞳には恐怖の欠片すらも感じられず、正義に一途】
【………が、民衆の波に揉まれ、いまいち格好が突かない】
278 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 19:33:36.44 ID:XH9CArU0
>>273

【首元に掛けられた手は、その感覚を味わうが如く、ぺたぺた……――それこそ、蜘蛛の肢の様に蠢いて】
 【一しきり其れを繰り返すと、蜘蛛女はチェルシー≠フ幕を下ろすべくして、鎖骨を左手で抑えながら、右手で首を引き上げ始めた】
 【みし、みし―――それが、殻の隙間が擦れ合った音なのか、少しずつ結合崩壊に導かれていく骨肉の断末魔かは、判らない】
 【ただ、景観の凄惨さとは裏腹に、溶け合った声音に貼り付けられた『印象』は、慟哭にそっくりな哀しみを孕んでいる様にも、思えて】
【そして、いま――――正に、総てが終わろうとする、その刹那】


…………………………―――?

【戦闘機のキャノピーに似た、半球の魔眼達に――――緑色の光≠ニ、仄かな感情が灯った】
【掴むとも掴まぬとも付かず、時が止まったかのように脱力した手。其処から伝わる、あたたかで、儚い血流の唄】
【―――――……私は、なにをしているのだろう?=c…――絶望に沈んでいた『意識』の覚醒、理解するまで、不器用なまでに時間を浪費する】

【ふわり――――注がれる力の全てを失った長い腕は、ひとたび地に付いて、それからゆったりと持ち上げられる】
【翠の眼、ホモサピエンスの4倍の数。完全な蜘蛛の証――――その総てが、眼の前に倒れているモノを、鏡より美しく、カメラより鮮明に、映し出す】
【その情報を受け取った、変質しつつも最も人間性を保つ部位である脳髄≠ェ、否定のしようも無い、残酷な回答を、提示する】
【そう、『自分』が、奪おうとした命は――――数え切れないほど葬り去って来た、無辜の魂の、代表は…】


………ぃ――…いゃぁあああぁぁぁぁああぁぁぁぁぁッッ!!!


【狂ってしまえれば、仕合せだろうに――――何処までも感情的で、少女らしくて、怪物から遠い悲鳴が、路地裏の大気を裂く】
【廃屋のガラスを割らんばかりに、空を衝かんばかりに響く声は、あらん限りの力を籠められ、それでいて余りに脆弱】
【少しずつ、疼く様に――――傷口からじゅくじゅくと漏れる、粗悪な絵の具の様な、艶の無い暗黒】
【どうやらそれは、未だ孵化≠ケぬ卵の、それらしいが……――それを差し引いても、その質は違っていた】
 【あの夏の日、『死』に際して去来した激情が、外向≠ナあるとすれば、これは内向=z
 【自分自身、「キョーコ・ミハイロフ」と言う存在への――――溶岩の如く煮え滾る、憎しみがそのコア】


【果たして、チェルシー≠ヘ、生きているのであろうか……――見れば、まだ首と胴体は接合されていて】
【呼吸も、完全には阻害されていない。気道が裂ける様な事はなく、ほぼ文字通り1枚で繋がった<Jタチだろうが、筋肉組織も生きている】
【後は――――……彼女の持つ、『チカラ』次第】【死ぬも、生きるも、奪われるも……。】
279 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 19:48:04.95 ID:O59B17Q0
>>275

――あら、先を越されてしまったわね。いっそのことこっちを撮影しちゃおうかしら

【黒いゴシック調のドレスを身に纏い】
【右手を口元に当て、くすくすと笑っている女がいる】
【左手には――数枚のカードの束?】

カメラの準備は万全……まあ、殺されてる人達は後で編集で何とかするしかないわね

【さてこの女、何処にいる?】
【答えは、――少女の真上】
【このままなら、少女の真後ろにでも着地するだろう】

……ああ、撮影の許可くらいは貰わないとね
280 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 19:51:19.50 ID:yL9JxYDO
>>275
…格好が同じだけで全く違うじゃねえか、なんだあれ
【頭から脚まで全身真っ黒な、人型の何かがゆっくりと人込みを掻き分け歩いてきた】
【それは白いファーの付いた紫色のコートを素肌の上に前開きで着て、ジーンズとスニーカーを履いている】
【体は真っ黒な体毛が生えていて、紅い両目の右目は傷が通り閉じられている、そして後ろに折れ曲がっている頭から生えた長い耳が彷彿とさせるのは、兎】

…あんなんは流石に俺も御免だわ
【腰の後ろに三日月状の鞘をぶら下げ、首に蛇のシルバーネックレスをかけた、黒い兎の獣人がそこにいた】
【獣人は象牙色の外套を左肩にかけるようにして左手に持ち、右手に福袋を下げている】
281 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 19:52:44.65 ID:.eXhx2SO
>>277
んんぅ??
【ふと少女の声にふと気が付く】
【一瞬、民衆に混じって少女を見つけられなかったが】
【他の民衆とは違うその瞳―――正義に満ちた瞳を彼女の狂い染まった瞳が捕らえて】
【不敵な笑みを浮かべる】

―――――正義の味方ですかぁ ??良いですねぇ?良いですねぇえ!!!漫画チックな展開は大好きですよぉ?
【狂った彼女には、寧ろ自分の邪魔をする物は遊びを面白くするスパイスに等しくて―――】
282 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 20:04:20.46 ID:zG7fBrgo
【神社】


【昼に比べれば、初詣の人数も少なくなるこの場所】
【加えてこの神社、本殿と出店が離れており――人っ子一人として居ない状態だ】


 ニ礼、ニ拍手、一礼………と。


【本殿の前、響いたのは乾いた音……ではなく、『金属を打ち合わせた』様な音】


【所々が焦げたホワイトシャツに、紅いベルトを通したボロボロの黒いスラックス】
【肩甲骨の辺りまで伸びた髪は首筋の辺りで括られており、蒼いリボンが目立つ】
【両手には『魔法陣』の描かれた白い手袋を嵌めた――貧乏そうな青年だ】


【夜半となってようやくの初詣≠轤オく、数秒間手を合わせ、一礼】
【微かに聞こえる喧騒とは対照的に、境内は静寂≠抱いていた―――】
283 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 20:07:07.57 ID:3mApFQ2o
>>278

(…………い……や………………。)

【痛みは感じないけれど、喉元にある確かな感触】
【とうとう訪れる終わり──】
【恐怖も、悲しみも無く───抱いたのは後悔だけ】

【……─────────】
【──────────────────】
【───────────────────────……?】

【しかしいくら待っても、それは訪れること無く】
【それどころか、明確な死の感触はどんどん離れていって───】

…………?

【意を決して目を開いてみると】
【目の前には悲鳴をあげるキョーコの姿が───】
【今であれば逃げれるかもしれない──いや、逃げるには今しかない】
【このまま残っていれば、殺される可能性のほうが高い】
【目の前の女など関係ない、この場から速く去るのが理性的な判断だ。そうに、決まっている】

……………さよ、なら………………。

【最後に一言、”お別れの言葉”を告げる】
【掠れるようなその声は、細く、小さく、届くかどうかは分からないけれど───】

【立ち上がるのも辛いのか、這うようにしてその場から逃げ去っていこうとする】
【その速度はゆっくりで、何らかのアクションを起こすチャンスはいくらでもあるだろうが】
284 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 20:07:25.12 ID:.eXhx2SO
>>279

あららぁ?いつの間にぃ?
【続いて自分の真後ろに現れた少女に狂気/狂喜が向く】

撮影ですかぁ?くひゃひゃひゃひゃひゃひゃあ!!撮るならちゃんと可愛く撮ってくださいねぇ?くひひひひひひ
【狂ったように少女は、何が可笑しいのかではないが】
【ただ狂った様に笑い続ける】

>>280
【続いて三番目に現れた青年に気が付いて】

おやぁ?同類さんですかぁ?
なら同類の誼で見逃してくれやせんかねぇ???無理ですよねぇ??見逃しなんかしませんよねぇ?キヒヒヒヒぃ!!
――――なら私も貴方を決して見逃しませんよぉ?????
285 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 20:07:29.03 ID:HpU8Pvco
>>281

はぁっ…はぁ…

そんな立派な者ではありません!
私は、私が許せないと思うことを止めようとしているだけです

【人波からようやくなんとか逃れることに成功して、早くも息が上がっている】
【…心なしか正義の味方と言われて嬉しそうなの気がしないでもない】

───ところで、

あなたには、何があったのですか?
そう簡単にはこんな酷いことをする勇気なんて出ないものです
理由次第で邪魔するのを辞める、というわけではありませんが……

教えてくださいっ

【買い物袋を安全そうな場所にひとまず置くと、すたすたとゆっくり近付く】
【正直、誰がどう見ても無防備なことこの上ない】
286 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 20:10:14.24 ID:bh6RkUDO
>>272

……、どういう──?

【奪い。手に。心が、欲しい】
【「声」の紡ぐその意味を、全ては理解できなかったけれど】
【ふと。目の前の彼は、実は操られているんじゃないかと】
【そんな、推測が脳裏を過り──】
【一度浮かんだ考えは、中々離れてくれず】
【彼が己の名を紡いだのも、何かしらの意味があるのではないかと】
【本来戦闘に於いては不要な思考が、霧のように彼女を包みだす】

……っ!

【要らぬ考えは、判断の遅れを招く】
【笹の葉が、と気付いた時にはすでにそれらは相手の手から離れており】
【彼から見て右へ跳ぶも、そこは完全に回避するには至らぬ位置】
【小気味よく渇いた音は、真っ直ぐに彼女の元へ──】

  【──ぱちっ!】

【──唐突に爆ぜたのは、彼女の周囲に舞う火の粉であった】
【微小な火の粉。それらは正面からの飛来物に反応し──大きさ相応の破裂・爆発を引き起こしたのだ】
【それにより。僅かではあるものの笹の刃は本来の軌道から逸れ】
【彼女が位置を変えたことにより、それらは彼女の右脇腹の服と、その下にある肌を切り裂くだけで終わる】
【つ──】
【そして、切り裂かれた部位からは臭いのキツい、赤いオイルが漏れだしてきて】

( ≪ラヴァーズ・C≫ と似たようなもの、でしょうか──)
(植物の性質を変える────?)

【先程爆発をもろに受けた左腕に鈍痛を覚えながらも、今度は相手の能力を分析しようとする】
【更に、ふわりと】
【火の粉が突如、ピンポン球ほどの大きさの10の火球と化す】
【それらの火球はくるくると彼女の周囲を周り始め】
【徐々にではあるが、その大きさを増していく】
【この火球が完成すれば──きっとそれは、彼女の反撃の時】

【残り火球:10】

/ただいま戻りましたー!
/時間云々は超大丈夫です。
/ただ、携帯からなのでレスが遅くなりぎみなはなるかと思います。、
287 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 20:17:34.09 ID:O59B17Q0
>>284

んー、どうしようかしら。カメラはもう上でスタンバっているのだけれど。
そうねえ……ありのままを映させてもらうわよ? ついでに名前を聞かせてもらおうかしら、役者さん?

【撮影中のこの女にとっては、ありとあらゆる物事が演出と化す】
【向けられた狂気すら例外とはならない。ただ受け流すのみ】

【左手のカードは、赤青黄緑黒が一枚づつ、計十枚】

>>280>>285

……あ、そうそう、これが終わったら貴方達にも名前を聞かせてもらうわ
撮影・放映して欲しく無い人もちゃんと言ってね?

【クスクスと、怪しげな笑みを絶やさずに】
288 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 20:22:13.26 ID:yL9JxYDO
>>284>>285
………………
【テンションたけーなこいつ、笑ってるだけじゃねーか、危ない薬でもやってんのか?】
【…まあいいや、他に二人いるみたいだしちゃっちゃとシメるか】
【…その前に、コレ(外套)を邪魔にならない所に置いといて…っと、よし】

……テメーは今、三つの罪を犯した
【三本指を立ててうさみみ女に向ける、見えてんのかは知らねーがな】

一つは、今この状況
【指を一本折る、残り二本】

一つは、俺の目に留まったこと
【更に一本折る、残り一本】

最後は、そんな格好してる事だ
【最後、これが一番重い罪】
【俺にとって兎は何かもうそういう事しちゃいけない存在、癒しの存在だ】
【なのにあんにゃろーあんな格好しやがって、耳つけた程度で浮かれてんのもムカつくが何より俺のイメージから全く掛け離れてやがる】
【そう、それが罪、それで十分、それだけで俺の中ではその場で煉獄送りに匹敵する】
【ああやばい見てたら段々ムカついて来た、なんか体毛逆立って来た】

【…よし】

――――ぶ殺し確定だ…!
【そうと決まれば接近の一手、ダッシュかまして距離を詰めようとする】
【空いた左手は腰の後ろに回し、いつでも抜けるよう柄を掴んでおく】

>>287
…勝手にしろ、出演料はきっちり払えよ
【マネーは大事、これ基本】
289 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 20:31:10.75 ID:UAyZspAo
>>286

【放った笹の葉の軌道が変えられたのを見て、】
【青年の視線は、彼女の周りに浮かぶ火球に移った】

【あの大きさ、あの数でも未だ反撃らしい反撃はないが】
【それがかえって、青年の警戒心をますます強めていく】

 …………────

【尤も、青年はひどく口数少なく、彼女の事をただ瞳に映しているだけなのだが】

 【この最中、彼は一体何を思うのか】
 【攻撃の意志こそあるものの、その根源がまるで殺気や害意でないような、】
 【ただ淡々と戦況を見つめ、云わば一つの作業のように、青年の思考は働いていた】

(……──咲け)

【その時。彼の周囲、何もない宙空に、白い椿の花が4つ咲いた】
【性質──と呼べるものは、現段階では不明。しかし、先程の紅い椿は時限爆弾と化していた】
【もし似たようなものだと考えるならば、きっとこれもその類なのだろうが──攻撃の動きはなく】

【──変化があるとすれば、魔銃の方だった】
【今は銃口を向けてはいないが、魔銃の周囲の『暗闇』が、僅かに“薄れていく”】
【まるで、魔銃が夜気を吸い込んでいるかの如く、ぽっかりと闇に穴が出来ていくようであった】

【弾倉内:9/10】

//おかえりなさいませー、こちらも帰りました
//レスに関しては全然お気になさらず、全く問題ないです
290 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 20:32:11.40 ID:DKg6REAO
>>282
……なんでェ、こッちにも在ッたのなあ
辛気臭えトコロに置きやがらア、ッたくよオ……

【――ざりざりざり、荒っぽい足音が静寂を掻き乱す】
【喧騒の方向から遣って来る一つの人影は、嗄れた声音で悪態を付きながら】

あー――ッとォ、……先客かア?
よう兄ちゃん、こんなトコロで初詣かい?

【暗がりより現れた姿は、如何にも奇異なものであった】
【棕櫚皮で織られた覆面に頭部を覆い隠し、黒い着流しに身を包んで、素足には簡素な草履】
【一般的な視点からすれば、完全に『危険人物』に相当する格好だが――】
【何処か飄々とした雰囲気で、彼奴は事も無げに青年へと声を掛ける】
【但し、身体の至る箇所から漏れ出している『黒い魔力』は、どうにも隠蔽しようがなかった】

/まだいらっしゃいますかー?
291 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 20:35:03.31 ID:XH9CArU0
>>283

【キョーコのココロは、嵐の海――――巨大な力に掻き乱されては激しい波が立ち、砕け散ってはまた産まれて】
【悪夢から醒めれば、また悪夢……――何が起こっていたのか、何を起こしていたのか、おぼろげにしか判らない】
【魂を壊してしまわない為、ゆっくり適応していくための、フェイル・セーフ】【今更何処を狂うの、と、言われても】

あ………

  ………あぁあ

 ――…………ぁぁああ……!

【沈黙している心算だ、していたい、でも――――止め処なく、制御不能の嗚咽が、桜色の唇と、白亜の歯列を摺り抜けていく】
【破砕されたように動かない、曲げられた膝。突き付けられた拒絶。辛うじて身を支えるだけの柱の役割しか果たさない、この腕】
【―――――「君は、コの光景、知ッてルデしョー?」】【頭の中では、腹の底では、自分では無い誰かが、囁いてくる】

  【――――そうだ、『私』は……これを、極めて遠く、限り無く近い状況を、知っている】
  【か弱い少女に、怪物≠見せつけ、肉体と魂に恐怖を刻みこんだのは、自分。逃げられて、当たり前の状況】
  【自分と言う存在が、バラバラに砕け散りそうに――――「ソれハ、許可しナいヨ」……ああ、もう、放っておいて欲しいのに】

【そうしている間にも、銀色の髪は弱弱しく震え、紅い瞳は彷徨し―――キョーコから、遠ざかっていくのだろう】
【嗚呼、今度は、あの夜の事が思い出され……――『私』は、あそこで終わってしまえば良かったのに】
【どうして、こんな想いをしてまで、死の淵に踏み止まりたいと思ったのだろう】【死のうと思えば、死ねるチャンスは何度も有った】
【何故、あの『怪物』を道連れに、滅べなかったのか――――脳裏に浮かぶ、清流よりも澄んだ水色の瞳の輝き。微かに流れる、栗色の髪の薫り】

…はぁ、はぁ、はぁっ……。

……――私は、私は、私は……。。。


…………――――わ…た…し、は、人………間ッ………よ……ッ!!

  【――――………意地でも生き残らなければならない、壊れてはいけない、そんな理由を思い出した】
  【生命活動を封印し、この無様な悲劇に終焉のカーテンコールを齎そうと、徒に荒れ狂う呼吸を、喉を抑え、握り込んで抑え込む】
  【潜めた息、掠れた声で――――途切れ途切れではあるけど、解き放つ堂々たる宣言】

【然し、其れだけで、チェルシーを止める事などできない】
【『死』の数日前、件の『状況』で、キョーコは壮絶な反攻と恐怖の視線を甘んじて受け入れ、屈した】
【――――今日、この日は、其れではいけないのだ】
【直滑降するように、急低下する筋力。ふらり、情けなく身を痙攣させながらも――――人の姿≠ノ戻り、彼女は歩みだす】
【チェルシーに追い付く様に、一歩でも短く、一秒でも早く、届かせる為に……――其れは、成るのか】
292 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 20:44:15.01 ID:zG7fBrgo
>>290

【 ――――音=\――― 】


【真っ白なキャンパスに落とした墨の一滴の如く、其れは良く通った】
【誰かが来る=\―態々こんな時間を選んだのも、群衆を避けたかったから】
【仮令、『誰か』が一人のみであっても、警戒すべきなのは変わり無い】


……ええ、散歩の帰りに偶々神社を見つけまして。
今日は寝正月と洒落込んでいましたから――丁度良いな、と思ったのですよ。


【賽銭箱の前――振り向いた青年の顔に浮かべられているのは、微笑】
【同時に『黒い魔翌力』を視認するも、表情は崩さず】


其方さんも、こんなトコロ≠ノ初詣ですか?


【――棕櫚皮が何とも無しに引っ掛かったが、危ない人物≠ニ心中では認識した】


/はーい、此処に居りますよー
293 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 20:49:25.77 ID:tNTheQco
>>262

(わわわわ、どうしよう…!)
(店長さんに、なんてことを…)
(……い、今は不味い。すっごく危険…!バレたら追い出される…?)

【彼の言った事は、全て知っている。9ヶ月近く前から知っている】
【だから、首を大きく横に振って、否定】
【栗色の髪が澄んだ音を奏でて】

……驚いただけ、だよ
シモンに聞いてた話と、随分違ってたから…

【ギクシャクとした動きで、近付いて】

こ、これ、ここまでで良いよね?
用事…

用事思い出したから帰らなくっちゃ!

【両手でズイッと買い物袋を差し出した】
【俯き加減で、彼の視線からは、きっと頭頂部しか見えない】
【受け取れば、少女は踵を返そうとする】
【――ふわり、と広がる何処か嗅ぎ慣れたようなシャンプーの香?】
【少女はひとまず、ほとぼりが冷めるまで逃げようとしているようで】


/ただいま戻りました!
294 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 20:52:46.45 ID:bh6RkUDO
>>289

【敵意や殺意を見せぬ相手を見て】
【淡々と戦いを続ける相手を見て、彼女は】

(──、まるで……)

【まるで人形を相手にしているようだ、と彼女は思う】
【例えば命ぜられたことだけをただひたすらに遂行するような、人形のようだと】
【──そう、思う】
【彼女の考えが戦いに何かの影響を及ぼすのかどうかは、分からないけれど】

……どうして、このようなことを──

【だから、聞いてみたかった】
【彼にまだ、彼の意志があるのかを】
【彼はまだ、彼でいるのかを】
【何故なら──彼女もまた、人形、だったから】

(銃──きっとあれが本命……)
(もしかしたら、「そう見せ掛けて」いるだけかもはしれませんけれど──)
(──どの道、急がなくては)

【銃の変化を見て、僅かに唇を噛み締めるエル】
【今の彼女には、相手の行動を阻害する力はなく──再び、焦りの感情が芽吹き始める】
【くるり、くるり──】
【彼女の周囲を回る火球はまるで、彼女を守っているようで】
【或るいは──彼女を彩る10の宝石のようでもあった】
【それらは先程よりも更に大きさを増し。今ではテニスボールほどの大きさか】
【再度、数歩後退し──】【今しがた問い掛けた問への答えが返ってくるのを待つように】
【彼女は、その蒼い蒼い目で】
【彼をじぃと、見つめた】

【残り火球:10】

/おかえりなさーい
295 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 20:53:45.99 ID:.eXhx2SO
>>285
私がこんな事をする理由ぅ?私はただ『主』に命じられて、私もそれに面白そうと思ったから殺してぇ!!殺しまくってんですよぉ
【主―――?】
【どうやら彼女にこうする様に命じた人物がいたようだ】
【確かな事は―――殺戮を起こすよう命じたその『主』も、それを面白そうと思って引き受けた彼女も―――両方狂ってる】

>>287
キヒヒヒヒ、じゃあ私も、最高・・・いや最悪の映像が撮れる様にハッスルしちゃおうかなぁあ?!
【彼女は不敵な笑みを浮かべたままそう少女に言う】

貴女はラッキーィですねぇ、この大女優、ラビィのスプラッターショウを映像に収められるんですからぁ!!?一年の最初に運が尽きたんじゃないですかぁ??!

>>288
【接近しても彼女はやはり動かず】

キヒヒヒヒ、良いですね!良いですねぇ!その罪に満ちた悪役を憎む様な台詞ぅ!!まさにそれこそ私の正義の味方の理想像ですよぉ?!
【彼女はただ、そんなナメきった言葉を口に出す

>>ALL(VS Rabbit maid)

キヒヒヒヒィ!!良いですね!!良いですね!!!!正義の味方が二人!!良いですね!!何か撮影・放映までして来れるみたいですし!!

―――正義の味方が悪に殺られる!!そんな鬱展開な史上最高で最悪のヒーローショウをよぉお!!!始ましょうよおぉよ???!!
【彼女はそう言って剣を向ける】
【今は未だ――――それだけ】
296 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 20:57:44.08 ID:PtIMWDEo
>>293

ほぉ、シモンに―――

【ん?と…僅かな疑問】
【この子今―――“呼び捨て”にした?】

【名前を知っているだけでなく、呼び捨ての関係】
【単に嫌っているのか?否、その様な雰囲気ではない】

【ニヤァ―――】
【凄まじく“楽しげ”な笑みを浮かべて】

―――まぁ待とうか

【左手で荷物を受け取り、右手で反転した少女の頭を鷲掴みにしようとする】
【龍の顎の如き握力を有する彼の右手…捕まれば逃れるのは容易では無かろう】
【最悪、其の儘コーヒーハウスへ引きずり込もうとする筈だ……幸い、人目は無い】

/おかえりなさいでした〜
297 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 20:59:55.76 ID:VHg8u6Yo
【聖都・勝利王神殿正面】
【普段ならば六王教団の構成員だの、それに用件の有る人間だの】
【早い話が真面目な人間や深刻な問題を抱えて居そうな人間ばかり】
【それなりに賑わっていても、然程ぱっとしない場所ではあるのだが】


「Yeah―――!皆ノってるかーい!?」

【新年早々、そこには若者たちが集まって】
【寒風に息を白く染めながらも、拳を突き上げ声を張り上げていた】

「六王教団presents!!!新年明けましておめでとうスーパーライヴ!!!」

『今日は各方面から、有名アーティストを沢山お招きしています!!!
まずは一組目、まさか彼等が来てくれるとは!!新進気鋭のヒップホップ集団………』

【神殿前に設置された特設ステージの上には、男女一組の司会者が】
【移動型電光掲示板に表示された、知ってる人なら知っているレベルの歌手グループの名前を読み上げていく】
【新年早々騒がしいとの声も有るが、まずはそれなりと言った所の規模】

【然しながら会場を見渡せる位置で、やや険しい顔をしている人間が居た】
【肌を殆ど見せない軍服の上に、更に丈の長いコートとサングラス】
【左の頬には蛇の刺青、パッと見知らない人間からすればかなり怪しい格好】

…………ビッグネームが居ない。実力派が居ない
顔で選ぶなら兎も角、観客を楽しませるにはもの足りない……

………飛び入りに期待するしかない

【その人物は、こんな看板を聖都中に立てさせていた】
【「六王教団提供新年ライヴ、飛び入り参加者募集(日付変更迄)」】
【「ステージ、機材、無料提供。会場:勝利王神殿前」】

【普段は、治安を守るためにその頭を悩ませる彼等教団員も】
【今日ばかりは、徹底的に楽しむ為に知恵をフル回転させていた】
298 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 21:01:04.69 ID:3mApFQ2o
>>291

(……───死にたく……ない……。)

【抱く心は、ただ一つ】
【そのために此処から、この地獄から脱出しようと急ぐ】
【留まっていたら、間違いなく私は死ぬ──そう、思い込んでいるから】

【目指すは表通り、路地裏から抜け出せばなんとかなると思っているのか】

(……速く…………。)

【キョーコが変わろうとも、この少女の行動は変わらない】
【”恐怖の顕現”から、怪物から逃げる───】
【そう、少女の心に刻み込まれた恐怖は消えないのだ】
【先程までに死の淵に立たされていた、それも”キョーコという名の怪物”に──それは間違いなく、現実なのだから】

…………来な、いで……。

【小さな、小さな小さな、声になったかどうかも定かでない呟き】
【言葉として声に出そうとは、本人も思っていなかったのだろう───】
【思わず、ポロリと口から出てしまったような──心の底からの呟き】

【──だが、如何に急ごうとも所詮は地を這っているのみ】
【歩く速度にすら負けていて──追いつこうとすれば、追いつくのは容易いかもしれない】
299 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 21:04:04.06 ID:gNxCwpwo
【魔術協会:中庭】

あーあー・・・っと。眠いねぇ。
【そんな場所の呟きが、一つ】
【隅の床に寝転がった男から、発せられた】

【まるで囚人が着るような服に、両目を覆う十字傷の眼帯】
【針金細工のような肢体をのびのびと伸ばし、心地よさげに横になっている】

【まるでホームレスのような風貌に、見るもの皆が顔をしかめるが】
【そもそも変わり者の多い魔術協会、別段気にするものも少ないようだ】

新年・・・いやぁ、俺にはなかなか関係ないねぇ。
300 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 21:07:42.20 ID:UAyZspAo
>>294

【どうして──と。その根本を問う言葉に、青年は眉も動かさなかった】
【逡巡するような間もなく、思い悩む素振りもなく、ただ零度の声色がこう紡いだ】

……生きることに、理由がいるのか

【瞬刻──大きな風切り音】

【彼はその左掌から勢い良く漆黒の蔦を伸ばしながら、大振りに低空を薙ぐ】
【狙いとしては、伸びっていくその蔦で、彼女の足を絡めとらんとすること】
【彼女から見てその軌道は、右方から左方へと薙がれる形だ】

【もし能力などの行使を考慮に入れない場合、回避する為には跳躍を強いる形となるだろう】
【事前動作が大きく、その速度も十分視認が可能なレベルなため、その他の対策も難しくはないだろうが──】

 (…………────)

【昏き炯眼が闇夜を穿つように、少女の動向を見据える】
【丁度、両腕が交差するような形で、青年は右手の魔銃を少女へと向けた】
301 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 21:10:34.04 ID:tNTheQco
>>296

【さぁ逃げよう、とっとと逃げよう、今逃げよう、これを切り抜ければ――――】

――はぅあっ!?

【後頭部に喰らい付く右手が、その幻想をぶち壊した】
【両腕を回して、彼の右手首から引き剥がそうとするものの】
【少女の力ではビクともしない】

や、や、待って待って、違うの!

【脳裏に焼きついた、彼の楽しげな笑みには――嫌な予感しかしない】
【瞳を潤ませて、意味不明な否定の言葉を吐いて見るものの――表通りに人がいない…! なぜだ…!】
【踏ん張りの利かない下駄の両踵がカロロロ、と地面に摩り下ろされながら】
【少女はコーヒーハウスの中へ引きずり込まれていく】
302 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 21:16:42.34 ID:PtIMWDEo
>>301

えーっと、日本だとこういう時……ああ、ひゃっはーって言えばいいんだっけか?

【彼女を引きずりながら、何かを思い出した様に呟いて】
【多分間違った文化です】

まぁまぁまぁまぁ。
とりあえずコーヒーでも一杯飲んでけや

【彼女を引きずり込むと、カウンターの一番奥の席へと誘導し】

何が“違う”のかは其処で聞いてやる

【ああ、意味不明な言葉ですら墓穴である。】
【少女をカウンター席へ着かせるとすぐさまおしぼりを出してやり、なんとも帰りづらい空気にするだろう】
【その際自分のおしぼりも取って顔を拭う筈だ】
303 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 21:20:36.04 ID:HpU8Pvco
>>287

…えと…名前ぐらいは勿論いいですが…
映像に残るような器でも人柄でもないので…その…

【要は映るのが恥ずかしいらしいです】

>>288>>295

…「主」に命じられて?

………なら、良かったです
もちろんその主さんとやらは許せませんが…

貴方が発端ではなくて、良かったです

【理由を聞いて、まず最初にした行動は安堵の溜息】
【ある意味でこの少女も一般常識から外れているかもしれない】

───ふぅ。

…来るなら来て下さい!

【剣を向けられてもこちらは向けない】
【ただ凛とした、純粋な視線をそちらにぶつけるだけだ】
304 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 21:22:09.73 ID:XH9CArU0
>>298

……恐い、よね。
…………私、あんなイキモノ、だったんだもの。

【人間態であろうと、常人より遥かに聡い耳――――蝸牛に突き刺さる、確固たる否定】
【キョーコの心は、強いとは言えない。痛い訳が無いから、結局口をついて出るのは、諦念に満ち溢れたコトバ】
【然し、かつて備えていたクールさもどき≠フ原基ともなっている『意地っ張り』を取り戻した彼女は、脚を止めない】

【それでも――――やはり、先に進むのは、怖ろしい。】
【これ以上迫って、もっと傷付けられるぐらいなら、チェルシーとの関係を擲って、逃げてしまえば良いと思う】
【凍り付いた様な脚を、これまたかつてはイキモノの一部だったブーツが、キツく締め付ける気がする】
【――――だけど、けじめを付けられないのは……――巡り巡って、約束を果たせない事は、もっと嫌だ】

…「さよなら」は、笑顔で言わせなさいよ。
……それが駄目ならば、せめて………貴女を援けるぐらいは、させて。

【今の彼女の、『フルスロットル』――それでも、小走りの様な速度だが――で、キョーコはチェルシーに追い縋る】
【他者への依存傾向の強さ、甘えるのにも似た我儘、無愛想な言葉……――何一つ変われていなかった自分に、辟易する】
【然し、今はそんな事をしている暇など、無い。何も妨害が無ければ、チェルシーに駆け寄り、その手を掴み】
【――――不器用な力加減で、其れでも優しく、握ろうと試みる、だろう】


……――本当に、御免なさい。


【その行動の、成否に関わらず――――ぽつり。喉の奥で引っ掛かっていた言葉が、ぽん、と飛び出す】
305 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 21:23:38.84 ID:O59B17Q0
>>295

流石に編集はかけさせてもらうわ。放映するとはいえ一応一般向けだもの。
あまりにグロいとモザイク入れることもあるわ
(事実を曲げて報道することもあるしね)

【駄目だこの撮影者兼編集者】

そして……運が無いのは貴女なんじゃないかしら?
貴女は私に「背後を取られて」いるのよ?
「I:ICICLE」

【……兼、正義の味方】
【左手の青のカードが一枚消えた】
【現れるのは大きな氷柱。少女の背後から両腕、両足、そして背部を狙うように飛ぶ】
【割と先は尖っている。下手すれば貫通しかねない】
【背後、そして至近距離。発動に気づけなければ対処すら危ういか】

>>288

……わかったわ。経費で落とせるだろうし

>>303

しょうがないわねえ……編集でどうにかしておくわ。

【この女、この業界でやっていて大丈夫なんだろうか】
306 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 21:28:38.61 ID:tNTheQco
>>302

ひゃっはー?

【通じなかったらしい】
【頭部を掴まれ、無常に前方へ流れていく風景を眺めながら、彼の呟きを復唱した】
【ちなみに、少女の髪質は程ほどに柔らかい】
【ショートヘアだったことは、元気良く跳ねてたとか】


【カウンター席に、ちょこんと座る少女】
【コーヒーハウスの中では、着物が妙に異質である】
【両手を膝の上において、おしぼりに手を出す気配がない】

…………ミルク多めじゃないと飲めません

【ジトッ、と目を逸らして発言するのは、必要最低限のこと】
【すっごいガードを固め始めました。今更】

【何が違う≠フかについては、ぎゅっと口を噤んで、無言】
【つ、と頬にイヤな汗が伝う】
307 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 21:31:21.68 ID:OY20XOs0
【路地裏】

この程度か………

【武士の鎧を身につけた男が太刀を鞘に納めそう言っている】
【彼の前にはならず者と思われし男達が身体のあちこちから血を流し死んでいる】

お前たちには気の毒だが仕方あるまい……私があの方と通信しているのを見てしまったのだから……
(邪魔者は始末したが…………さてどう処理すればいいか)
(我が内にある雷の力を使い消し炭……しかし路地裏とは言え目立つな…)

【男が装備している太刀の鞘が金色の色に輝いた】
308 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 21:31:58.62 ID:DKg6REAO
>>292
ふゥん、そりゃあ時期と運の良いこッた
遠目から見て、だいぶ大変そォなカッコに見えたがア……
寝正月に散歩とォ、あンまそうでもねーみてェか?

……まあンなこたァどうでもイイやな、せッかくの正月にゃ関係ねーことだ
新年早々よ、辛気臭ェトコロで辛気臭ェ話したッて気が滅入るだけだろォ?

【荒々しい足取りでの歩みを止めず、ククと零される低い笑声も覆面でくぐもった音を出す】
【「折角の正月」――と言うセリフから、少なくとも仮面の人物自身に害意は無いらしい】
【尤も、その奇異な恰好のお陰でその事実すらも覆い隠されてしまうのだろうが】

そォだよ当たりだ、どォにもヒトの群がる場所はわたしの体質に合わねーらしくてな
まあ……何だ?一応本殿の方にも挨拶くらいはしてきてやッたよ
ずッと人間ども観てりゃ解るけどよ、賽銭箱ッてまるで金食い虫だよな

【……そして、どうにも開けっ広げで高慢ちきな性格らしかった。罰当たりである】
【警戒心のかけらも露にせず、彼奴は青年の付近、賽銭箱の前まで歩んでいくと】
【徐に、妙に膨らんでいる握り拳を作っていた右手を振りかぶって――】


  ほれ


【  小 銭 大 量 投 入  】


【ジャラジャラジャラジャラじゃらじゃら】
【何と言うやら、金属の擦れること擦れること。】
【耳をつんざく金属音が、冬の新しい空気を数瞬の間だけ叩き震わせていた】

/初っぱなから見逃し申し訳ありません……、風呂のため遅れます
309 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 21:33:58.44 ID:PtIMWDEo
>>306

つまり飲んではくれると。

【ありがとよ、とだけ言ってカウンターの向こう側へ行って】
【なんとも都合のいい受け取り方である】

【今し方受け取った買い物袋の中身をしまうと手際良くコーヒーを煎れ始める】
【最初にミルでゴリゴリと豆を挽く途中で………】

…シモンの彼女かね、君は?

【どストレートである】
【しかも尋ねた本人は真顔である】
310 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 21:36:07.31 ID:bh6RkUDO
>>300

ただ生きるためならば──
このようなことをせずとも……!

【ひゅう──!】
【悲鳴にも似た彼女の言葉はきっと】
【彼から聞こえる風の音のせいで】
【きっと、彼には届かない】

【人を傷つけるのが、嫌だった】
【本当は、平和に生きたかった】
【だけど──それは、この世界では叶わぬ願いだと】
【戦わずして生きるには、無理なことだと、知ってしまった】
【他ならぬ、彼女が愛する人が、それを教えてくれた】
【それでも、彼女は言うのだ】
【例え自分の敵であろうと──たった1度だけではあるが】
【逃げろ、と。自分に害を成すな、と言うのだ】
【本心では、戦いなんて望んでいなかったから】


  ≪ 絡め ≫ ──── !


【でも。今回もきっと】
【彼女の願いは、儚く砕ける】
【ぎゅるりと薙がれた蔦を見て。エルネスティーネは鋭く、何かを命じた】
【すると、未だ完成途中であったテニスボール大の火球が5つ──】
【まるで呪縛が解かれたかのように、炎のように赤い大量の縄へと変化する】
【そしてその赤い縄は、相手の蔦へと目がけてざぁと奔り──】
【蔦を伝って、青年の身体へと。彼の構えている銃へと絡み付こうとするだろう】
【彼女が蔦を避ける素振りは見せず】
【蔦の勢いがあれば転倒してしまう可能性があったが──】
【エルの放った縄は、それくらいではきっと止まることはない】

【もし、その赤い縄に絡み付かれてしまえば】
【絡み付かれた部位に、熱が集まっていく感触を覚えるだろう】
【放っておけばきっと、火傷をする可能性もあり──】
【更にこの縄の強度は、通常の縄とほぼ同じだ】
【刃物や魔術攻撃による切断は容易く。力任せに引きちぎるのは、常人では難しい】

【残り火球:5】
311 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 21:36:46.66 ID:yL9JxYDO
>>295>>303>>305
【こいつ、ナメてんのか?】
【いや、俺じゃなくて戦いっつーもんを】
【状況が見えてねーのか?普通攻撃しに向かって来る奴がいたら追撃とか防御姿勢取るだろーがよ】
【やっぱ何かキメてんのかな、まあいいやそっちのが楽だし】

【あのカメラ女が狙ったのは両腕両脚背中、なら…】

よっと!!
【うさみみ女のすぐ前でジャンプ、本場の兎の脚力で頭上まで跳び上がる】
【カメラ女がああ狙ったとしたら、かわすには頭上しかねぇ、ならそこをカバーしてやればいい】
【ついでに前と後ろから来られたら防御もろくにできねーだろうと見た訳だ】

【空中で、左手で刀を引き抜く】
【真っ赤な軌跡を描く、三日月のようなフォルムの刀、柄を掴めばその手に被さるように刃がある】
【柄が刃と平行なトンファー、と考えればイメージしやすい形状の刀を逆手に持って】

おらよぉっ!
【落下の勢いのまま、刀を持つ左手をパンチのように突き出してギロチンの様に刃を落とし、うさみみ女を切り裂こうとする】
312 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 21:47:53.38 ID:zG7fBrgo
>>308


あはは、この格好は……ちょっと、色々有りまして。


【単に『能力で寒くない』&『お金が無い』と云う理由なのだが、何か言っておられます】
【辛気臭い≠ニ言えば、この青年の身形が一番辛気臭いのだが――脇に置いて】

【「話を変えよう」との言葉に軽く頷きつつ、脇に避けて賽銭箱までの道を空ける】
【彼の話す内容には――何とも言えない、と言った所だろうか、乾いた笑い声を上げて】


賽銭はそもそも、祭りだったり神社の運営費に使われるらしいですから。
信仰心の強い人にとっては、神様におk【 じ ゃ ら ら ら ら ら ら ら ら ら ら ら ら ら r (ry 】



        ……ぇ?


 【 妖しい人物 が 変な事言いながら 何かヤバい事始めた 】


【若しも騒がしい人物ならば、「コイツYABEEEEEEEE!!!!」とか言ってる状況である】
【然しこの青年、どちらかと言えば物静かな方面の人物だった様で――沈黙】


――――…あ、…あはは……今、幾らぐらい入れたんですか……?


【とは言え、訊かない訳にも行かなかった様で】
【引き攣った笑いを顔に浮かべつつ、一歩後退りして――訊いてみた】


/大丈夫ですよー&はーい、了解しましたー
313 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 21:51:05.12 ID:tNTheQco
>>309

ぅ…………

【声を詰まらせた後、何故だか悔しそうに彼を見送る】
【さっき少女が無意識にやっていたことでもあった】
【――席は立たないので、結局飲むらしい】

【直球過ぎる質問を受けて、彼に向けられていた視線が、顔ごと下へ】
【たぶん、顔色を隠すため】【耳が、もう、瞬間的に赤い】

ち、違うよ…!
シモンとは……、普通!
……普通で、何にも無いから…

センセーは優しいから、そう見えるだけで…

【最初の否定だけが大きく、だんだん蚊の鳴くような音量へ下がっていく】
【最期の文章の意味は判らないけれど、つまり、Noってことらしいです】

【両手が、手持無沙汰にカウンターの端を掴む、だけ】
【椅子をカタカタさせようと思ったら、カウンター席駄から出来ませんでした】
314 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 21:54:17.56 ID:3mApFQ2o
>>304

…………ぁ……。

【追いつかれた】
【もう、お終い──キョーコの姿を見据えて、一瞬はそう思ったけれど】
【何故だか恐怖は、絶望は感じなかった】
【先程までは濃厚に感じていた死の気配、それが消えたような気がしたから】

【握ろうとした手を拒まなかったのも、多分其れが原因】

……────どうして?

謝る必要なんて……無い…………。

【そして口から出た言葉は、疑問の言葉だった】
【身体が不自由でなければ、きっと首を傾げていた】
【キョーコがいきなり謝罪した理由がそれだけ分からなかったのだろう】
【怪物で、自分を襲ってきた彼女を思い出すと、どうしても分からない】

【───どうやら、キョーコを憎んではいないようだ】
【曲がりなりにも、殺されかけたというのに】
315 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 21:55:57.01 ID:PtIMWDEo
>>313

【挽いた豆の粒度を見、納得したのか其の儘抽出の準備に入る】

【そしてそんな事をしていても、彼女の動きは目に入って……】

……………
(俺もこんな青春送りたかったなぁ……)

【等と呑気に思ってたりする】
【こんなに好かれるなんて、うらやま妬ましい限りである】

……んじゃキスした位か

【ぼそりと呟き―――】
【………えっ?】
316 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 22:02:10.70 ID:.eXhx2SO
>>ALL(VS Rabbit mai

キヒヒヒヒh―――うぉっ?!三対一でしたかぁ?それは予想外でしたよぉ?
【まずは少女―――ラビィの体を後ろから>>305の氷柱が貫く】
【それでもラビィは愉しみ未だ笑う】
【苦痛は確かにあったはずなのに】

それに感心しませんねぇ?正義の味方が挟み撃ちなんて汚い手
【続く>>311の斬撃―――カキィンと金属が触れ合う音がしてこれは少女の剣によって塞がれる】
【そして―――】


―――――貴女はどう愉しませてくれるのかなぁ???
【今手が空いていて、後、彼女に攻撃出来るのは>>303だけだが―――?】
317 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 22:04:39.98 ID:ZMJdPsSO
>>307
/まだ居ます?
318 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 22:06:03.80 ID:UAyZspAo
>>310
【──無言。青年はただ、その引き金に黙って指をかけて】
【今まさに、それを引こうとしていた、その瞬間──動きが止まった】

…………?

【自身の蔦をあっという間に逆流してきたそれに、彼の右手は絡みつかれていた】
【振り払おうとするも、そう簡単に解けるものでもなく──しかも、“熱い”!】

【「……鬱陶しい」 ぎり。歯を食い縛り。彼の左腕が、憎々しげに何かを握り潰すような仕草を見せて、】
【焼け付く右腕など無理やり意識の奥に封じ込めて──虚空を殴るように、その掌を少女へ向けた】

【一気に膨れ上がった黒い魔力──彼を中心に、歪な花畑が広がった】

【──何かが放たれる】  【その刻だった】

【──結論から言えば、彼から何かの攻撃が成される事はなかった】
【いつの間にか、彼の左腕が大勢の『腕』によって“拘束”されていた】

 「………………」
                      「────…………」
          「………………」

【──その腕は『人』に非ず、『人形』たちのものだった】
【何時の間に、飛びいってきたのか。『彼ら』はひどく歪だった。ある者は目だけが大きく、ある者は片腕が異常に肥大で】
【熟れた林檎のように紅い口と、長い長い髪を持つ者──その全員が、彼の左腕に群がっていた】

 …………────

【青年は沈黙したまま、緩慢な動作で自身の左腕へ、ひいては人形たちへ視線をやった】
【言葉はなかった。ただ冷え切った瞳が見下すようにそれらの姿を映し、そして振り払おうとした】

【しかし、青年がどれだけその腕を乱暴に振るっても、人形たちはしがみ付くことをやめなかった】
【一度振り落とされても、また跳び上がってはしがみつき、また落とされても、再び跳び上がり──】

 ……──咲け。爆ぜろ。爆ぜろ

【そんな『彼ら』を一掃しようと、彼の周りに浮かんでいた白い椿の花が、彼の左腕に全て降り注いだ】
【──爆音、四連。彼の魔力特有の、僅かに橙色を帯びたそれが峻烈な明光と共に爆ぜて、煙が舞い上がった】

 ──────………… 

【──青年が見下す地面には、焦げ付いた人形たちが、皆沈黙して這い蹲っていた】
【彼自身の左腕からも、明らかな損傷と共に白煙が上っていた。ぽた、ぽた、と指先から地面に滴る真紅】

 ……はあ……はあ……はあ……──
 ……僕は“心”を手に入れる。 ──……その魂、必ず貰い受ける

【彼はひどく息を荒げながら、ゆっくりとその首だけを少女に向けた】
【その双眸は、今までとは違っていやにぎらついた光を帯びていた】 【この一連の最中、彼は大きな隙を晒していた】
319 :318 [saga]:2011/01/01(正月) 22:06:40.11 ID:UAyZspAo
//ぎええ遅れましたごめんなさい……っ!
320 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 22:08:29.05 ID:OY20XOs0
>>317
/いますよー
321 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 22:10:23.40 ID:ZMJdPsSO
>>320
/なら絡もうぜ

>>307
【そこに近付いて来るのは、二つの足音】
【一つは小さな、一つは大きな。一つはゆっくり、一つは速く】

【先に男の視界に入るのは、速い足音の主である】
【首から掛けるは、赤いペンダント型のオルゴール、縦ロールのお下げにした銀色の髪、色白な肌、左が鮮血色、右が黒っぽい赤色の所謂「オッドアイ」】
【裾に白いフリル、胸元に小さな蒼いリボンが付いた黒のワンピース、その上から羽織っているのは両袖に黒いフリルが付いたケープコート、ズボン代わりか白いドロワースを履いており】
【靴は黒く、赤いリボンが付いた、モコモコとした素材のブーツと、人形のような服装の幼女……その表情は、笑顔】

【少し遅れて、もう一人】
【背中に背負うは金色のギターケース。首に巻くのは赤く長い毛糸のマフラー、首から掛けているのは蒼いペンダント型のオルゴール】
【被っているのは黒いテンガロンハット、瞳はくすんだ蒼で、目は虚ろ】
【服は「黒古龍の鱗」をベースにして作られた黒いトレンチコートと、焦げ茶色の長ズボン】

はは……着いて来てみたら、面白い事してるね。新年早々、元気で何よりだ。

【メタリックブルーの長髪が風に揺れ、右腰には「古黒龍の牙」製のマシェットナイフが、左腰には黒い数枚のチャクラムが輝く、二十代後半と思わしき青年……その表情は、不気味な微笑】

『この状況……マズイ予感ですから!』

……いや、《良い》予感さ。久しぶりに……面白そうな状況じゃないか?

【二人は、男から5m程離れた位置で立ち止まる】
322 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 22:10:27.32 ID:tNTheQco
>>315

……!?

【さりげない調子で、思い切り踏み込まれた――――!】
【パスンッと、漫画であればそんな湯気の立ち方をしてもおかしくないの、顔の火照り具合】
【俯いたまま、急に静かになる少女】

…………

【数秒後、手元のおしぼりが彼に向けて投げつけられるだろう】
【その行為が大凡の答え】
【熱で潤んだ瞳が、落書きの消えた彼の顔を一瞬捉えた後、再び下へ逸らされる】

【ちなみに、コーヒーを淹れるという珍しい行為も、いつもなら興味深く見ているのだけど】
【今回はどうやら余裕が無いようで】
323 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 22:12:57.21 ID:XH9CArU0
>>314

………『私』じゃないとしても、貴女を殺そうとしたのは、このカラダよ。
……謝罪に出ない道理こそ、在る筈無いわ。

【均一に、然し、やはり強過ぎる力で―――手を握り続けたまま、キョーコは言葉を紡ぐ】
【『傷付けられたって良い』『赦してほしい』】【弱さの棲み付いたココロの中で、鬩ぎ合う二つの感情】
【――――ひとつ、ひとつ。確かめる様に。自己否定の未だ抜けきらぬ言葉を、紡いでいく】
【だが、そんなキョーコでも―――憎む様子の無いチェルシーを見ると、胸の中を安堵が埋め尽くして行く事が、判った】

……こんなことで、消える罪じゃ、無いけど。
伝えられないままじゃ、私は………生きて、行かれなかったもの。

【――――実感するのはもう少しだけ後の事だろうが、キョーコの過去には、まだ数え切れない程の『余罪』の烙印が刻まれていて】
【あの、人生で一番暑くて、一番寒かった日の前にも、後にも、軽率な行動や狂気が誘い出した汚点が、幾つでも在る】
【然し今は、それが記憶の海から引き揚げられない事が幸いして――――直感のまま、素直に行動する気に、なれた】
【うっすらと瞳に涙を溜めながら、チェルシーの瞳をじっ、と見詰めた】
【紅い双眸を、求めるのは――――かつてと変わらない、澄んだ深い蒼。空と海が溶け合った様な、地の果ての蒼】

/ご飯で遅れます、御免なさい
324 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 22:22:56.77 ID:OY20XOs0
>>321

ふん……どっちみち同じだそうだな

【二人を警戒する様子もなくそう言う】
【まるでもう見慣れた光景かのように】

(一見すると只の青年と少女だが……ここにいる時点でマトモではないな)
なんの用だ?私になにか疑問でも?

【死体を足で蹴飛ばしそういった】
325 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 22:24:11.11 ID:PtIMWDEo
>>322

……ん?

【少女の反応に首を傾げて】

【コレの出身はアメリカで】
【キスなんか額や手の甲にする事も多々ありました】
【そんな調子で、した事あるんだろうと言ったのだが―――】

はいっ!!?

【ベシッ】
【おしぼりがクリーンヒット……ずるる、とおしぼりは調理台の上に落ちて】

………何かスマン

【そんな風に、一応謝ってみたりした】
326 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 22:27:52.25 ID:3mApFQ2o
>>323

……それこそ、理由にならない。
人を殺すくらい……普通。

【───忘れてはならない】
【目の前のこの少女は殺人鬼であることを】
【自ら望んでやっているワケではないが──今までに殺した人数は、100を優に越えている】

【だからこそ憎まないし、憎めない】
【人殺しは絶対的な悪だとは思ってないし、】
【何百人もの人を殺してしまい、こういう点に関しては幾らか感覚が麻痺してしまっているのもある】

それに……謝っても、双方にとって何の得にはならない。

【このチェルシーという少女はどこまでも理性的だった】
【キョーコが覗き込んだ二つの真っ赤な瞳からは、感情というものが殆ど抜け落ちてしまっていて】

【地獄が終わり──何時の間にか少女は、いつも通りの”人形的な”少女に戻ってしまっていた】

/了解しました、ご緩りとどうぞ。
327 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 22:35:07.98 ID:bh6RkUDO
>>318

くっ────

(鍛練で少しはマシになりましたが……)
(矢張り、まだ──)

【「絡め」】
【その言葉を発してから、だろうか】
【彼女の表情には、僅かに苦悶の色があった】
【それも、そのはずで】
【今しがた彼女が放った縄を彼女が自在に使役するには、かなりの精神力を必要とする】
【正確には、己の心的外傷をえぐっての技施行──】
【つらくないはずが、ないのだ】

  【ぎちり──】

【彼が縄へ何もしない限り】
【それは蜘蛛が獲物を捕えるが如く、徐々に徐々に彼の身体へも絡み付き】
【最悪、全身を縄で拘束されることもあり得るだろうか】


【そして。何かが放たれようとした予兆を感じ】
【ぐ、と盾を正面に構えたエルネスティーネではあったが──】

──、……お人形?

【彼へ纏わりつく、歪な人形たちを見て思わず唖然とした表情を浮かべた】
【しかし、それも僅かの間】
【今が好機、と捕えたのだろう】
【縄の進軍は、続けさせたまま】
【ひゅぅ、と火球の3つを右の手元へと引き寄せ】
【残った2つは、赤から黒へと色が変じはじめ】

────魂というのは。心というのは
誰かのものを奪って、手にいれるものではございません

貴方様が望めば──心は、魂は
自ずと貴方にございます──!

【右手に引き寄せた、3つの火球】
【それらは瞬く間に姿を変え。赤い刀身を持つ炎の片手剣と化し】

【──ぱちん】
【彼女の周囲に、赤い赤い火の粉が、舞った】

【残り火球:2】
328 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 22:35:18.59 ID:ZMJdPsSO
>>324
いやあ……疑問というか、さ。

【青年は一歩前に出て、右手で帽子を押さえて】
【腰のマシェットナイフを左手で抜き、その切っ先を男の胸に向ける】

正義の味方としては……こういう「悪」は見逃せないからさ……悪いけど……正義(オレ)の為に死んでくれないか。

【その微笑に混じる、明らかな愉悦】
【虚ろな二つの蒼眼が捉えるのは、鎧の男の全体像……ただそれだけ】

『またこの人は…………目茶苦茶な事を言って………………』

【少女はやや呆れたような口調】
【その身に宿す膨大な魔翌力、その一部を身体から溢れさせ、男を見上げ】

『……でも、付き合わないといけないですから。この人とワタクシには《切っても切れない縁》があるみたいですから』

【その小さな右手掌から、数十の黒い包帯を地面に垂らす】



【一見するとただの狂った二人組……しかし、その《殺気》……《魔翌力》……明らかに、ただの狂った「普通」では無い】
329 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 22:36:23.61 ID:tNTheQco
>>325

【謝罪されれば、それなりに反応するようで】
【不満そうに唇を尖らせた後】

…………知らない

【そう、一言だけ返した】
【この場合は、勝手に解釈した少女の方にに非があったと思うのだけど。】

【(彼女にとっての)口撃が凪いだことで、気持ちが少し落ち着いたのか】
【男性の手元に目を向けて】

……随分、本格的なんだね
店長は夜の仕込みで忙しいって、シモンが言ってたけど

コーヒー、いつぐらいから好きなの?

【子供のときからコーヒーが好きな人は余り居ない。あわよくば、彼の事をもう少し知ろうとして】
【――つまり、話を逸らしに掛かったのだ】
330 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 22:38:08.22 ID:HpU8Pvco
>>305

どうもすみませんっ
あ、でもどうしてもって場合は構いませんので…

【最近の編集とやらは便利だなぁ、としみじみ思ってみたり】

>>311>>316

そういう意味では私はあまり面白くないと思いますよ?
平和的な解決が一番だと思ってますから!

【彼女にとってそれは上辺だけの綺麗事では無いのだ】
【子供らしいどこまでもまっすぐな純粋さ、悪く言えばバカ正直】
【───彼女の最大の武器かもしれない】

これも単なる、最終手段でしかないです…
あくまでも、護身用というべきでしょうか

【ポケットから取り出したのは一本の万年筆】
【ぐっと力強く握って、力強く念じると、姿を長剣へと変えた】
【とは言ってもその長剣の持ち方からしてまともにやりあえるとは思えない】

/書き込んだと思ったらjaneがエラー吐いて書き込めてなかったみたいです
/皆様を大変遅らさせて申し訳ないです
331 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 22:39:12.32 ID:DKg6REAO
>>312
【――じゃらん、その音を最後に、辺りには再び静寂が舞い戻る】
【投擲され、無造作に投入された大量の小銭は】
【一つも零れること無く賽銭箱の奥底へと吸い込まれていった】
【重力は無視していない。小銭は全て自由落下していった。全くの偶然だ、恐らくは】

 【――賽銭箱。別名金食い虫。神社とかによく置いてある、概ね木製の箱形のあれ】
 【『御縁』と呼ばれる不確定の事象と引き替えに、人々の金を喰らっていく危険な生物――】

【――――なんて、そんな訳、勿論無い】


――ふぅ……

【一方で、仮面の人物からは何故だか妙なやり遂げた感≠ェ滲み出ている】
【吁、コイツは確かにヤバい%zだ、何かがヤバい奴だ】
【次いで振りかぶった左手も握り拳を形作っており、その拳も妙な膨らみを持っていて】
【其処にもまた大量の小銭が握られていると言うことは、想像に難くないだろう】
【キョトンと呆けたような雰囲気で、仮面の人物は青年へと視線を向けると】

――ァあ?
ンなの、わたしもわかンねーよ、一々数えたりしねーからさア
そォだな、知りたかッたら数えてみりゃ良いンじゃね?

【自分でも分からんらしい。而も相手任せだ、面倒だと言うのか】
【青年に膨らんだ左手を差し出して、「受け取れ」という無言の圧力】
【無論、受け取っても良いし受け取らなくても良い。寧ろ受け取らない方が良いかもしれない】
【もし受け取ったのなら、パッと見でも数千には相当する額であることが判るだろう】
【尚、言うまでもなく全て小銭だが、どうやって持っていたのかは訊いてはならない】

/お待たせしました、戻りました!
332 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 22:42:22.75 ID:O59B17Q0
>>311>>316

……映えないわねえ、画的に。もう少し抵抗するとばかり思っていたのだけれど。
役者の選択、間違えたかしら?

【自身の攻撃にうんともすんとも無かったのが不審なのか、バックステップで距離を取る】
【正面の攻撃に注意を向けただけならいいのだが……何か引っかかる】

人が多くてこその正義よ。主人公だけのRPGなんてなかなか無いでしょう?

【右手に現れたのは、赤青黄緑の宝石一つづつ】
【攻撃に回らず様子見ということか】

>>330

そこは撮影協力者の意向を尊重するわ。仕方が無いけれど

/すみません、一旦風呂入ってきます。
/遅かったらその時は一旦飛ばしてください……
333 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 22:43:42.10 ID:YPzJfYDO
【森―――】
【さく、さく。音を立てながら、少し積もった雪の中を歩く人影】

……漸く身体に馴染んで来た。

【旧い血の色をしたボブヘア、右頬に一文字の傷痕が在り】
【時々不気味な七色に変化する、蝋燭の炎の様な色合いを持つ橙の両眼】
【赤いトレンチコートを着て、両脚ボロボロの義足】
【木に手を掛け、ゆっくりと歩行する、二十歳ほどの女性だ】

(大分、自由に動ける様には成って来た)
(初詣とか行こうかな。…んー)

【上の空で歩いていると、道に落ちていた鰻に足を滑らせ】
【ぬるぽ―――謎の擬音と共に、前のめりに転びそうに成る】
334 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 22:48:12.82 ID:yL9JxYDO
>>316>>330>>332
うおっ――――!?
【鉄同士がぶつかる音が耳の奥に刺さり、左手に振動が伝わる】
【攻撃を受けてそのままもう片方を防ぐ、それだけでやばいがそうじゃない】
【空中から攻撃してんだぞこっちは、それなのにこいつ腕一本で軽々受け止めてやがる】
【そういう能力か?ただ怪力なだけか?どっちにしろ思ったより簡単にはいかなそうだ】

チッ!
【思わず舌打ちをする、こいつ随分余裕そうじゃねえか】
【…いや待て、この距離は逆にチャンスか】

【いつまでもこの体制は維持出来ない、まずは重力に従って両足を地面に下ろす】
【そんでもって左半身を引いて同時に右手を開いて…突き出すッ!】
【中指と人差し指、薬指と小指をくっつけたような形で開かれたその掌には兎には珍しい肉球がある】
【もし、その肉球がプニッと何処かに当たったら―――】

―――悪兎ノ気掌 痺
【次の瞬間には紫色の気破が肉球から炸裂する、この体になってから使えるようになった技】
【打ち出す気は毒とも言える自身特有の気の力、その気破に当てられれば、その部位が軽く痺れる…かもしれない】
335 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 22:49:43.41 ID:OY20XOs0
>>328
ふん、やはりそうかしかし正義……か……
(正義……悪…どこに違いがあるのか……まぁいい)

【男はかなり冷静に太刀を取り出す動きをした】
【その瞬間太刀は光輝き、男が太刀引き抜いた時、その太刀が姿を表した】

【その太刀は刀身の左右から三本ずつの枝刃を出し、そして黄金の光を放っていた】

古来より人々はこの雷を操る太刀のことを七支刀(しちしとう)と呼ぶらしいな………
名は名乗っていなかったな……私の名は雷光……

【そういうと彼は後ろに下がりそして猛スピードで走った】
【彼は青年に向かい七支刀を振り下ろした】
336 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 22:50:01.58 ID:PtIMWDEo
>>329

【こぽぽぽと小気味良い音を立てて湯が注がれ、透明だったソレが深い茶の様な色のコーヒーへと変わる…少し、濃い目だろうか】
【辺りに漂う湯気からは良い香りがしている。】

……15、からかね
取りあえずコレと喧嘩しか出来なかったしな

【抽出すると、それで完成…と言う訳ではない】
【生クリームをボウルに入れて泡立たせだした】

ああ、そうそう……

【カップへ蜂蜜を入れ、コーヒーを注いで混ぜる。】
【其処へ今し方泡立てたクリームを乗せてまた蜂蜜をかけてやり】

……センセーってなんだ?

【完成したハニーコーヒーを彼女の前へと出しながら、尋ねた】
【先程彼女が恐らくシモンの事をセンセーと呼んでいたのが…気になったらしい】
337 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 22:51:08.90 ID:zG7fBrgo
>>331

【┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


(な――、…何なんだこのやってやったぜ≠ンたいな感じ……!!)
(絶対にこの人、『賽銭』が何の為に存在するのか判ってない……ッ!!)


【青年には今にも眼前の仮面金持ち危険人物が、】
【「最高に『ハイ!』ってやつだアアアアア!アハハハハハハハハハーッ!!」とか言い出しそうに見えたらしく】
【何かもう連発準備してるわ、今日の自分の夕飯五百円なのにとか、色々な気持ちが渦巻き出して――】


ぃ…っ…、…否、別に、其処まで知りたいという訳でも無いです。
から、と、取り敢えず、其の、第二弾を仕舞って――今ので十分ですから、ね。


【完全に酔っ払いを相手にする様なモードである】


【身振り手振りで諌めつつ、笑みを浮かべながらじりじりと後退を開始】
【完全に機を見て逃げようとする体勢――そもそも、何か黒い魔翌力がヤバいらしい】


/お帰りなさいませー
338 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 22:57:40.49 ID:XH9CArU0
>>326

【――――キョーコに、殺人を否定することは出来なかった】
【寧ろ、状況にもよるが、彼女は戦闘行為に楽しさすら感じる人物で、元に戻った現在も、それは変わらない】
【然し、見た目相応に多感で感情的な人物であると言う点では、チェルシーとは真逆と言っても良い】
【それ故に、チェルシーを助けようなどと言う気を起こし、結果としてセリアの実験材料にされてしまった訳だが】
【内実―――体内で未だ根を張る、新たな『卵』の邪気と、自分では無い何者かを事を考えると、ここで自分を殺す訳にも行かなかった】

………気休めには、なったわ。
本当に、私の我儘に過ぎないけど……。
聞いてくれて、有難う。……チェルシー。

【だから、反応するのは、言葉の後半―――先のチェルシーの言葉で、寂しげな陰影を帯びていた表情に、自嘲めいた微笑を浮かべて】
【謝罪が無意味ならば、せめて感謝をと。瞳は未だ涙ぐんだままに、胸の奥を巡る感情を、静かに語りかける事で発散した】
【人形の様に華奢で、感情を持っていないような少女の『名前』を、舌の上で転がす様に呼んで見れば、ふと思い出した事】

―――ッ、そう言えば……ヤツ≠ヘ、何処に?

【心の底では、その魂魄を葬り去ったと信じているが―――尋ねずには、居られなくて】
【もう少しだけでもチェルシーの傍に在りたい気持ちもあって、鋭い視線を周囲に刺し込みながら、そんな疑問を口にする】

/ただいま戻りました!
339 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 22:58:13.97 ID:UAyZspAo
>>327

【右手から右腕へ、更には左肩へ、縄の進行は進んでいく】
【彼の顔にも這い上がり、その跡として蛇の張ったような火傷が出来上がっていく】

 ────Seed=Noir

 ……喰らえ

【──が、その時になってようやく、彼の足元から黒い植物が伸び上がった】
【蠅捕草──二枚貝ような捕虫器を備えた食虫植物だった。本来であれば、そう動くことなどないこの草も、】
【彼の魔力によって操られ、自ら積極的な捕食を行うようにへと変化し──棘を食い込ませ、縄へと喰らいつく】

【始めのうちはその熱さ故にかなり苦戦していたが、やがてその内面が、棘が、“金属化”し】
【ぶちぶちと音を立てて、その進行を押さえ込み、そのまま全てを喰らわんとしていくだろう】

【──しかしそれも、侵攻が進みすぎた】
【右腕は最早酷い熱傷で使い物にならず、銃は辛うじて握っている状態】
【青年はそれを左手に持ち帰ると、じりじりと自身の右方へと足を運んでいき】

 ……無いんだ。何処にも

 ……僕にはない。あったとしても、既に“使われた”
 魂を構築する二大元素、心と記憶……生を成す根幹だ

 ……僕は生きるために、心と記憶を手に入れ続ける
 命が他の命を喰らってその生を繋ぐのと同じように、その魂を──

【──だンッ】
【青年は、少女に向けて低姿勢での疾走を開始した】


 「…………」
         「…………」

【──這い蹲っていた人形たちは、先程青年の周囲に顕現した半径2mほどの花畑の中で】
【ゆっくりと顔を起こすと、その瞳は少女へと向いた。人形のそれに、情など滲まないのかもしれないが】
【それでも計10体ほどの歪な人形たちは、何かを託すような目でエルネスティーネを見やろうとするだろう】
340 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 23:02:24.77 ID:ZMJdPsSO
>>335
ふぅ、ん……雷光……七支刀……聞いた事が無いなあ。まあいいや……悪は、裁く。

【猛スピードで走って来る男に対して、青年の動作は実に怠慢だ】
【ゆらりと、霧のような掴めない動きで、その斬撃がコートを掠めるに終わらせ】

俺の名はサイバー・ショット=ミストドラゴン。……これは古龍の牙製の、マシェットナイフ。君の大層な武器にも……退けは取らないさ。

【左手のマシェットナイフを、ひゅっ、と。右から左へと雷光の首に目掛けて軽く振るう】
【切れ味は、単純な刃物としては最上級と言っても良いだろう】

(七支刀……知らないですから。でも、何と無く危険だって事は分かるですから)

『……えいっですから!』

【少女はと言うと、右手から垂らした包帯に魔翌力を注ぎ込んで】
【それをまるで生き物のように動かし……男の七支刀を、左から巻き取ろうとする】
341 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 23:06:11.46 ID:tNTheQco
>>336

【コーヒーの香気に鼻先を擽られ、表情が少しだけ凛々しく】

15……、ってことは今から14年くらい前の話…?
すごいね、一つのことを突き詰められるなんて

【呪術師、海洋冒険家、大道芸人】
【自分は、色んなものに手を出してしまうから】
【真逆の生き方のように受け取って、素直に感嘆した】
【年齢は完全に勘である】

【――思わぬ蜂蜜の投入に、水色の瞳をキラッキラに輝かせた】
【好物なのかもしれない】
【「そんなに入れちゃっていいの?」という嬉しそうな目付きで、やってくるハニーコーヒーを視線で追う】

センセーは、センセーだよ
私に手話を教えてくれたの。「こんにちは」って。
テレパシーは体質みたいで、習えなかったけど…

それから、この町で始めて優しくしてくれたのも、センセーなんだ

【言外に「だからシモンが好き」と言っているっぽいのだけど、本人は殊更気に止めていない様子で】
【今はそれよりも、ハニーコーヒーである】
【両手でカップを包み込み、手を温めたり】
342 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 23:10:24.08 ID:PtIMWDEo
>>341

…………8年前な?殴るぞ?

【少々老けて見られたことに…案外心が抉られたらしい】
【殴るぞと言いながらも目元を抑えている辺りマジで堪えている】

【因みに豆も苦味より甘みが強いモノで、後味もしつこくは無い】
【寧ろ多少の苦味が良いアクセントとなっている…濃い目に淹れたのはコレを見越してか】

ほ〜……
だから今付き合っていると……

【なんて自然にそう言ってみた】
【誘導尋問?気のせいですよ】
343 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 23:11:40.31 ID:xoirpGc0
>>333

アンハッピーニューイヤー!ってかぁ?人間!ゲシャハハハ!

【奇妙な笑い声を上げながら、前のほうから男が歩いてきた】

【ボサボサの髪に破けた黄土色のジャンパーと汚れで変色してしまった紺のズボンを着ており】
【綺麗な顔立ちはしているが、生きているようには見えない青白い顔である】
【片手には中身が入ったゴミ袋を引きずりながら持っている】

なんとも不思議な擬音を立てて転びますね?ゲシャハハハ!

【男が近づいてくるとわかるが、男の周囲にはゴミの強烈な匂いが周囲に漂っている】
【ようするに凄く臭い】

【そして何より笑い声がうるさい】

で、こんな森の中、何をして、もしくはどこへ行こうとしてたのですか?

【ヘラヘラとしたニヤケ面で近づいてくる】

/まだおりますか?
344 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 23:13:38.83 ID:.eXhx2SO
>>ALL(VS Rabbit mai

キヒヒヒヒ?!こんな戦闘中にご休憩ですかぁ??
【そう少女は狂った様に未だ笑いながら氷柱から体を抜く】

ふぅん、そんな武器を隠し持ってたんですねぇ??!キヒヒヒヒ、
【少女は>>330に剣を向ける】

それじゃあそろそろ反撃しようかなぁ??!
【そう言い剣を>>330に向ける】

喰らいぱなしは趣味じゃないんで――――ッ?!
【と駆け出した途端、体が止まる――!!】
【体が痺れる―――?!】
>>339の攻撃が胴体に入って体がうまく動かせない】

――――ッ?!反撃くらいさせて下さいよぉ!?
【それでもなお少女はそうふざけた風に言う】


/大丈夫です、
/そして了解しました!
345 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 23:13:53.06 ID:3mApFQ2o
>>338

…………そう。
私の方こそ……何もしてないけれど。

【そう言うと、壁を支えにして立ち上がる。ゆっくりと】
【傷は自然には治りようがないが、体力の方は幾らかマシになったようだ】
【そして、そろそろ帰ろうと思ったのか背を向けたが、キョーコの訪ねに頭だけ振り返り】

……───”ヤツ”って、誰?

【きょとんと、首を傾げた】
【”ヤツ”が誰だかさえ分かっていない──】
【乗り移られていたときの記憶は全く残っていないのだろう】

【つまりは分からないということ───またもや、生死不明である】
346 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 23:16:16.43 ID:OY20XOs0
>>340

七支刀を巻き取ろうとはな……しかし…

【その瞬間、七支刀から凄まじい閃光がほとばしり包帯を消し炭にしてしまった】
【そしてミストドラゴンのマシェットナイフを七支刀で防いだが】

(くっ……防ぎきれんか……)

【完全には防ぎきれず首にかすり傷ができた】
【そしてそこから黒い血が垂れている】

……っ!!

【雷光は上に大ジャンプしたかと思うと】

これはどうかな!!

……雷斬【青龍】っ!!

【そういうと七支刀が輝きだしそして空中で振り降し雷の刃を放った!!】
347 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 23:17:42.04 ID:.eXhx2SO
>>344
/訂正
/【少女は>>330に剣を向ける】
/なぜか2回いっちゃったんで一個目削除
348 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 23:21:51.74 ID:DKg6REAO
>>337
……なーんでェ、ドン引きじゃねーか
ほうら兄ちゃん、心の底からもッと笑いなア、笑わねーとわたしが馬鹿みてえだろォが
だから笑え、嘲笑でも苦笑でも良いから笑え

【ドン引きしても可笑しくないだろうに――なんて理不尽に過ぎるんだ、コイツ……!】
【ともあれ、冗談染みた口振りはそのままに、左腕を着流しの袖の中に引っ込める】
【衣服の内側、幾らか腕を蠢かして数秒後、再び袖に通された手には何も握られておらず】

――ンでェ、巫山戯ンのもコレで一旦終いとしてだ
待て待て兄ちゃん、わたしは聞きたいコトがあンだよ
ちッ――とばかし困ッててな、相談に乗ッてもらえりゃ嬉しいンだが

知り合いに魔術師、いねーかい?
或いは、『魔術協会』の所在地とか、知ッてたりしねーかなア
色々機会はあッたモンだが、……ァあー、その度その度聞きそびれてンだよ

【逃走体勢な青年を、言葉の問い掛けだけで引き留めようとする】
【意図や目的は何も語らず、ただ思わせ振りな言葉を吐くだけ】
【飄然たる雰囲気は相も変わらず、その場から動く様子も全く無い】
【逃げようと思えば、それこそ逃げられる程度には、仮面の人物は脱力しきっていた】
【覆面の上から額の辺りを軽く叩く右手からも、『黒い魔力』が薄らと――卵=H】
349 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 23:24:51.54 ID:HpU8Pvco
>>332>>334>>344

というか、これしかありませんけどね
生憎ながら身体も見ての通り貧相ですしね

…ちょっと前までは炎とか吐いたりできたのですが……

【─────、一瞬だけ暗い表情を見せると、】
【向けられた剣に、やはり少し狼狽える】
【それからようやく、長剣を構えて】

では、お望みどおり行きますよ!
…ごめんなさいです…

【動きが止まったのを見逃さず、一歩踏み出す】
【身体能力は高いらしく、結構疾い】
【長剣を少女の喉元に突きつけ、止まる】

お願いします…手を引いてもらえませんか?
卑怯だとは分かってます…でも、傷つけたくないんです

【よく見ると長剣、もとい、持っている本人がぷるぷる震えている】
【戦闘において彼女は致命的に───甘すぎる】
350 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 23:24:59.53 ID:YPzJfYDO
>>343

【周囲に響く音量で、すっ転び額を打ち付けた女】
【俯せながら震えていると、軽快な、男の笑い声が聴こえて】

……?

【むくり、上半身を起こし、彼≠フ姿を視認する】
【同時に、臭って来た、彼の手にしている塵の臭いに】
【う、と唇を噛み、困惑した表情を浮かべた】

いや、僕は散p……って、違う。…君は誰だ?


っていうか、片手の其れの臭いが酷いんだけど…

【質問に答え掛けたが、逸れより、彼の名前とかを聞きたいらしい女】
【完全に上半身を起こして、地べたに座り込んだ姿勢で、彼が近付くのを見ている】
【警戒している様子だが、完全に立ち上がら無いのは、義足で動き難いからか】

/此処に!
351 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 23:27:35.34 ID:XH9CArU0
>>345

………セリアよ、貴女を作ったらしい、No.15のセリア。
貴女に、人を殺さなきゃいけないって吹き込んで、私に『卵』を撃ち込むのも、命令した…。

【何となく――――背筋を舐められる様な、嫌な予感≠ェ奔ったが、一先ず振り払い、言葉尻には出さない】
【此処まで来れば、既に握っていた手も離しているか。チェルシーの動きに注意は払っているが、未だ引き留める様子は見せず】
【『セリア』と言う単語に、深い怒りと憎しみを閉じ込めながら、キョーコは説明的な台詞を発した】

(…………宿命、かしら…。
 まったくもって、吐き気を催しそうね……。)

【幸か不幸か――――先程の戦闘の記憶は総て『キョーコ』の脳髄に、ビデオテープの様に焼き付けられている】
【一人になれば、直にそれ以前≠フ行動も思い出されるようになり、苦悩と逡巡に苛まれるのだろうが】
【ただ、今、抱くのは――――わなわなと震える右拳から見て取れる、狂おしいまでの烈しさに熱された、心】
【流石に、これだけで新しい『卵』は孵化しない様だが、いずれは爆弾の導火線に着火するであろう、危険な因子】
【チェルシーの回答を待ちながら、ふと浮かべたのは、ヒトと言うよりは野獣を思わせる、冷酷な笑み】
352 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 23:30:13.39 ID:ZMJdPsSO
>>346
マズい、かな…………よっ……と。

【軽やかなバックステップで雷の刃を回避しようとするが、完全には回避し切れず】
【刃は、ミストドラゴンの右腕を浅く切り裂く。それによる、感電……それが、彼の動きを止める】
【これにより出来るのは、隙……それも、小さな物では無い……少なくとも、一撃入れられる程度の隙】


【だが】


『危ないですから!!』

【右手から再び垂れ、動き出す大量の包帯……標的は、ミストドラゴン】
【彼を巻き取って、自分の方へ……つまり後方に引き寄せようとする】

……あの刀……危ないね。《雷を司る》ってのは、あながちナンセンスなジョークではなさそうだ。

『身を持って体感したですから……ワタクシの包帯は、多分通用しないですから』

【その最中で、短い作戦会議】
【コンビプレーの真髄、それを発揮する為の、小さな隙である】
353 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 23:34:49.49 ID:bh6RkUDO
>>339

【炎の縄は、そのまま】
【為す術もなく──進行を止められ、捕食されていくことだろう】


────記憶は、これから手にいれればよろしいではないですか
貴方が今こうしてお話している以上──
貴方が今こうして生を望んでいる以上──!

貴方の心は──もう、あるのです!
だから──……!


【だから、もうやめてください】
【きっとあなたは──本当は、こんなことをする人ではないだろうから】
【そうでなければ、お人形たちは。あの子たちは、あんな目は、しないから】

(あなたたちのご主人様は──私に、任せて、ください)

【同じ、人形同士】
【ヒトガタに魂が籠もったもの同士で──通じ合うものでもあったのだろうか】
【エルは、一度だけ人形たちの方を向くと。しっかりと頷いて】

【──ぱぁんっ!】
【最後に残された2つの火球が、弾かれたように青年の足元へ向け放たれる】
【黒く変じた火球はなにかにぶつかると赤い赤い炎の蝶と化し】
【その蝶もまた、何かに触れると大きさ相応の爆発を起こす特性を持つ】
【現れる蝶の数は合計4匹】
【狙いは青年の足止め、だろうか──?】

【その火球らを放ち終えるや否や──彼女の持つ片手剣の刀身が、文字通り炎の刀身と化す】
【そして──】
【彼女の周囲に沸き上がった火の粉が、ぶわりと彼女の背に集まって】
【生まれたのは、炎の──】
【夜闇を切り裂くように赤く燃える、炎の翼だった】

/遅れて申し訳ない……!
354 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 23:35:49.48 ID:zG7fBrgo
>>348

【『笑え』と言われて、呵々大笑出来るほどの器を備えては居ないこの青年である】
【……と言うか、此処で笑った日には何だか負けな気がしたので引き攣った笑いで対応し――】



 ……魔術師≠ゥ『魔術協会』?


(……『黒い魔翌力』――棕櫚皮=A……うぅん?)



【魔翌力を視認出来る程度≠オか魔術の素養が無い彼にとって、『黒い魔翌力』は『黒い魔翌力』】
【「卵」と同質の物であるとは把握できなかった物の、矢張り色々と脳の隅で引っ掛かるような感覚】


――……、居ない事は有りませんが……また、何で?
取り敢えず、目的と名前から言って頂けますか? 話は其の後です。


 【――微笑の抜けた顔は、少しだけ酷薄な色が濃い】


【『落ち着いている』と云うよりも、少しだけ感情の排除された其れ】
【以前までの彼ならば、この時点でもニコニコしていたのだろうが……感情が読めない≠ニでも言おうか】
【若しかしたら、最近多い魔術協会に対する襲撃者かも――、と、突飛な思考も交えてみる】
355 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 23:37:15.45 ID:tNTheQco
>>342

……えっ
ご、ごめんね?

お店構えてるから、見た目より少し上くらいなのかな、って…

ぇ、えへへ

【完全に物事を誤魔化そうとしているときの笑顔】

【「…さ、さぁ、飲もうかな」、なんて言って話をズラし】
【カップを口元まで持ち上げて、上に掛かる蜂蜜や生クリームを幸せそうに眺めた後】
【端に唇をつけて一口】
【甘くて、少しだけ苦い。喉を通過する、好みの味】
【身体の芯から温まる――そんなで掛けられた言葉には】

うん、そうなの

【ほぼ上の空で即答を――】
【     】

……えっ、いや…!
違っ! 違うって、さっき言ったよね!?
今の無し!嘘です!嘘でした!

【一瞬口走ったことに対し、全力で否定】
【カァァと色付いた頬、生クリームを拭うことも忘れて、本当に必死】
【顔を温めることに関しては、コーヒーよりも彼の言葉の方が効果的でした】

【左腕がパタパタ動いているものの、特に意味は無い】


/すみません、遅れました…!
356 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 23:37:21.87 ID:xoirpGc0
>>350

名前?ゲシャハハハ!そんなもの人であるべきにものにつける言葉!
故に俺には必要がない!つまり名前などと言うものは存在しない!!!ゲシャハハハ!!

【大きな笑い声を上げながら近づいてくる】

だがしかし、人間とは不便なものよ。名と言葉になぜか重みを置く・・・不思議、真に不思議!
そうだな・・・そうだなぁ・・・しいて言うなら俺はゴミ・・・"ダスト"とでも呼ぶが良い。
ゲシャハハハ!!!

【男は彼女の前までに行くと腰を落として彼女に視線を合わせた】

して、貴殿の通称は?

【名前とは言わず、通称は?不思議な訪ね方をした】

/でわおねがいいたします!
357 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 23:42:16.57 ID:PtIMWDEo
>>355

………いいよ、もう。そのコーヒー時価だから

【要は法外な値段が彼女を待ち受けているらしいです。もちろん冗談だが】

【少女の即答に、小さくガッツポーズをしてみたり】
【まぁもちろん、こんなやり取りで聞いた答えなど自分でも信じる訳が無く】
【クツクツと今度は彼が笑う番だった】

……まぁ、アイツに惚れてるのは本当みたいだから安心したわ

【コーヒーを抽出した器具を洗いながら、楽しげに言って】

/ドン★マイです
358 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 23:42:18.55 ID:OY20XOs0
>>352

【地面に着地する雷光】

攻撃がこれで終わったと思ったか!!

雷斬【白虎】っ!!

【その瞬間、彼は彼らに向かって走った】
【構えを見る限り彼は連続で彼らを切りつけるつもりだ】
359 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 23:43:36.58 ID:3mApFQ2o
>>351

…………分からない。
それに……分かってても、私には答えられない。

【命を握られている──ということだろう】
【危険な橋はあまり渡りたくない。死にたくないのだから】

…………用件はそれだけ?

じゃあ、今度こそさよなら。

【別れの言葉を言い放つと】
【引き止められたりなどしなければ、今度こそ歩き去っていくのだろう】


───”また、会いましょう”?


【最後の最後に、不吉な響きを含んだ言葉を言い残して────】
360 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 23:46:34.56 ID:gNxCwpwo
【魔術協会:中庭】

あーあー・・・っと。眠いねぇ。
【そんな場所の呟きが、一つ】
【隅の床に寝転がった男から、発せられた】

【まるで囚人が着るような服に、両目を覆う十字傷の眼帯】
【針金細工のような肢体をのびのびと伸ばし、心地よさげに横になっている】

【まるでホームレスのような風貌に、見るもの皆が顔をしかめるが】
【そもそも変わり者の多い魔術協会、別段気にするものも少ないようだ】

新年・・・いやぁ、俺にはなかなか関係ないねぇ。
361 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 23:51:42.21 ID:YPzJfYDO
>>356

【其の様子に、彼は、攻撃的な人物では無いのかもしれないと考え、警戒を緩める】
【距離が近く成って、多分、濃く成ったゴミの臭いに、ちょっとだけ噎せてから】

ダスト。ダストさん、ね
…所で、さっきから気に成る発言をしているけれど…

…ダストさんは、人間じゃ無いの?

【ふ、と顔を上げ、小さく笑みを浮かべ。彼に尋ねる】

(テンション高い人だ……)

【其の一方で、なんか考えてやがっていた】

【名を問われたので、一度、瞬きしてから】

…僕の名前は、夢幻檸檬。
君の、好きな様に呼んで。

【と、答える。変な名前の女だった】
【兎も角、女―――檸檬は、名乗った後、じっと、彼の持っているゴミを見詰めるだろう】
【「何で持ってるんだろう」、と、檸檬の顔に書いている】
362 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 23:52:18.69 ID:tNTheQco
>>357

……えっ

ズ、ズルい…
……シモンは、無料にしてくれたよ?

【何故そこで引き合いに出すのか】

【勢いを削がれて、カウンター席にちゃんと座りなおした後】
【ハニーコーヒーをチビチビ啜り始めた】
【――そんなことを言われても飲む辺り、よほど気に入ったのかもしれない】

ち、違いますー
思い込むのは勝手だけど、誰かに言ったら……、怒るからね?

それに、なんで店長さんが安心するの?

【カップから口を離さずに、やっぱり否定】
【彼の楽しげな様子に、どこか不機嫌そうで】
363 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 23:52:35.46 ID:ZMJdPsSO
>>358

チッ……

『…………っ!』

【少女はミストドラゴンの身体に巻き付けたまま、左へと跳躍】
【ミストドラゴンもそれに釣られる形で、左へと移動】

マズいなあ……実にマズいよ、これは。どうする、デイドリィム……

『どうするったって……どうしようもないですから!』

【どうしようもない……とは言いつつも、ミストドラゴンは微笑を絶やさないし、少女……デイドリィムも、多少怯えてはいるようだが、決して「追い込まれた感」は見せない】

じゃあ…………仕方ないか。アレをやろうか、デイドリィム。

『アレ……って、…………仕方ない、分かったですから』

【そんな会話。それが終わった瞬間……デイドリィムのお腹から噴き出す、膨大な魔翌力】
【それは全て黒い包帯へと変わり……雷光へと、後方を除く全包囲から、包むように襲い掛かる】
364 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 23:54:54.77 ID:eyu9uoDO
【公園】

俺って呪いでもかけられてんのか…?

【其処に少年の姿があった】
【全てを拒絶するような黒い髪をして】
【顔以外を黒いロングコートで覆っている】
【14〜5歳ほどの少年だ】
…何で10月4日から記憶がないんだろ…

【迷惑な事にベンチの一つを一人で占領し横になっている】
【文句を言ってもバチは当たらないだろう】
365 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/01(正月) 23:57:47.88 ID:PtIMWDEo
>>362

墨やら何やらのお礼も込みだ。
………83万8千2百位だな

【ぼったくりってレベルじゃねぇ】
【逃げたらそれこそ警察モノで……なんというドツボ】

【因みにハニーコーヒーはこの男は誰かが着たらとりあえず出す程自信のあるモノで、気に入ってくれたようで安心している】

…ああ、誰かに言うも何も……君の名前とか知らねえしな
それに言うとしてもアレだ。シモンを軽くじんも…ゲフン

【何でもないという様に最後、咳き込んで】

ん、なんとなくさ。
強いて言うなら俺の勘違いだったら俺が恥ずい、合ってたらアイツを雇った俺の目は確かだったって事位か

【良い奴拾ったよホント、と何処か楽しげに笑って】
366 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/01(正月) 23:57:56.56 ID:XH9CArU0
>>359

……またね、チェルシー。


………――ッ!?

【その言葉は、確かに聞こえた―――が。全ては、遅かった】
【自分自身、相当量の魔力を使ってしまったらしく、その背を追おうとても、脚に力が入らない】【さっき絞り出した≠フが、全力】
【骨に絡み付いた筋肉は解れ、弛緩していく様な感覚――――『変身』を試みても、全身を覆う糸が精製されては、風に運ばれ消え去るのみ】

…………どうすれば、良いと言うの?
………やっぱり、解らないわ……。

【火を起こしそうなほど、強い歯軋り―――命令通りの働きを見せない、ガソリン切れの肉体を、路地裏の壁に横たえて】
【消えてしまったチェルシーの姿の代わりに、見上げるのは満天の星空】【思い浮かべるのは、死ぬ事罷り通らぬ理由とした、一人の少女】
【工場の操業が停止する事もままある年末年始は、綺羅星が綺麗に瞬く―――かつて空の彼方を目指した彼女は、知っている】
【――――既に、激動の第一年間は、暮れ往き過ぎた後であった】

/こんなところでしょうか、お疲れさまでした!
367 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 00:01:14.31 ID:Nal3QoDO
>>344
目の前の敵無視すんなっつー話だよ、油断しすぎだばーか
大体、最初から挟まれてんのに何もしないんじゃてめーの不利が決まったようなもんだろーが
【上手くいったみたいだ、結構な効き目だな】
【まあ効果は長く続かないだろうしとっとと決めるか】
【掌低を打ったその体制から刀を持つ左手に力を混め、左半身を低くする】
【そのまま切り付け―――ようとしたがやめた】

>>349
【少女がうさみみ女に剣を突き付けたから、それをぶち壊す事も無いだろうと】
【…よく見たら剣震えてるじゃねーか、大丈夫かよ】

…………………
【フン、と息を漏らして構えを解く】
【とりあえずうさみみ女に剣を突き付ける少女の横に移動する、一応刀は抜いたまま】

…おい、震えてんぞ
【一応声をかけてみる、まぁそれはこの少女自身も自覚してると思うが】
368 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 00:01:19.98 ID:dnurIJ.0
>>361

俺は人間などという下等生物などでは無い。

【フッと鼻を鳴らし、彼女を少々小ばかにするような態度を取る】

ではレモンと呼ばしてもらおうか、ゲシャハハハ!

【などとひとしきり笑ったあと、彼女の目線が手に持っているゴミにいっているのに気がついた】

なんだ?そんなにこれをみつめて。
そんなにほしいのか?いるのか?ゲシャハハハ!

【彼女が本当に聞きたいことをわかっている上でそんなことを言ってきた】
369 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 00:07:09.49 ID:BHO7KAAO
>>354
――おお、兄ちゃん、つまり魔術師の知り合いが居ンだなッ?
成程わたしも運が良かッた訳だ、名前と目的位ならァ安いモンよ!

【身を乗り出す勢いで一歩踏み込みつつ、パチン!と一度指を鳴らす】
【その態度と声音からも解るように、面の下の表情は喜色満面】
【青年の警戒心も露知らずと言った様子――ではあるものの、それ以上接近しようとはしない】
【どうやら、彼奴なりに配慮しているつもりらしかった】
【まあ何にしろ、空気を読まないことには違いなく】

銘打たれた名は玖雀(クジャク)、抱く目的は――簡単に言やア、『“哲学者の卵”の破壊』だな
オマケにわたしの所属先も付けとこォかい?要らねーッてンなら、構わんが……

……でェ、話の前に兄ちゃんの名前も教えてくれよ
何時までも“兄ちゃん”のままじゃ、わたしが疲れるからな。

【真実を包み隠さず、玖雀は要求された事柄を簡潔に素直に伝え終えた】
【そうして、自身が疲れるから、とそんな下らない自分本意な理由で青年の名前を問う】

【クジャク。ひょっとしたら、何処かで見たこと聞いたことのある名前やもしれないが】
【記憶に有るか否かは、青年次第であろう】
370 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 00:09:00.83 ID:dhqoZv2o
>>353

(────……、……後ろ──?)

【足元に向かっていく軌道を見切ると、自身から見て右斜め前へと一歩跳躍】
【それにより火球二つの直撃自体は避けるものの、後続の蝶は意識外だった】
【咄嗟に後ろの気配に気付いた時にはもう遅く、蝶四匹分の爆発による質量衝撃が彼の足元を強襲した】

 ……──ぐっ……!

【それによって、エルから離れるように、自身の右方へと勢い良く転げていく青年】
【地面や瓦礫に身体を悉く打ちつけ、漸くその勢いが殺されきって停止する頃、その身は満身創痍であった】

 ……っ、……──……

【ぐぐ……と。それでも彼は、うつ伏せの状態から緩慢に立ち上がる】
【今にも倒れ伏しそうなほどに、背を丸めてよろけてはいるも──】
【顔だけは起こされ、目に掛かるほどに垂れた前髪の奥から、爛々と昏い瞳が少女を見据えていた】

 ……──“だから”?

【ちゃきり。枝垂れ柳が靡くような動きで、魔銃を握った左腕が持ち上がり】
【その暗い銃口が少女──エルネスティーネを一直線で見据えた】

 ……、……僕の存在は定義されていない
 心があるというのなら、それは何処だ。教えてくれよ

 ……もっと沢山の魂さえあれば……──

 【──妄言】

【トリガーに指がかけられて】


 ────『華葬弾』


【──暴、と。引き金が引かれて、風を裂く弾弾が吐き出された】
【その弾は、煌く銀色の粒子を纏って飛翔する、黒い魔力弾──狙いは人間で言う所の心臓部】

【もし、当たるようなことがあれば──銃弾相応の衝撃と共に、その箇所に黒い痣のようなものを残すだろう】
【場合によっては、激しい痺れや極度の疲労感・脱力感に見舞われる恐れもあるが、それは彼女の耐久次第だが──】

//何の、全く問題ないです!
//むしろこちらこそ……orz
371 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 00:11:01.34 ID:heUp5dUo
>>366
/おつでしたー
372 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 00:11:21.48 ID:fLYd8MDO
>>368

【何だか、馬鹿にされた様な気がして。少しだけ不機嫌な表情で、眉を寄せる】
【そういや彼女も人外の存在に近いのだが、取り敢えず置いといて】

……じゃあ、一体何なのさ。
悪魔とか、デビルとか、デーモン……?

【何故か悪魔押し】
【というか、彼の正体がどうしても知りたいのか。ソワソワしている】

【レモンと呼ばれ、ふ、と微笑んだ彼女】
【然し、微笑みも束の間】

……い、いい。要らない。要らないよ。お断りします

……何で、ゴミ持ってるの?

【数回、顔を横に振って】
【一瞬。某アスキー○ートの様な表情に成ってから、問い掛ける】
373 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 00:12:10.08 ID:i1kcnQE0
>>363

なに!!糞、これでは防ぎきれん!!

【そう思った時】

≪雷光よ、なぁーに苦戦しているんじゃぁ?≫

な!その声は!!

【その時地面から土の壁が出現し黒い包帯の行く手を阻んだ】

デロー博士!まさか貴方が……

≪なぁにガキンチョ二人に苦戦してるんじゃ雷光?お主らしくないのう≫

【白衣に白い髭と白い髪をした老人が立っている】
【実際ミストドラゴン、デイドリィムには見えないのだが】

≪どうやら黒の宝玉の効果が薄れているようだが……お主の心が揺らいでいるのぉ……≫

ッ!!

≪図星じゃそうだのぉ?どれっ一旦引くか?≫

【デローという老人がそう言っている、しかし何を言っているのか】

374 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 00:13:50.69 ID:shGgDFUo
>>365

な……、コーヒーの代金じゃないよ!

墨の件は、悪かったな、思ってないこともないけど……
……訴えても勝てそうだね

【あんまりな額に、少女も半ば冗談だと思い始めたのか、すこし表情が和らいだ】
【しかし、家賃9ヶ月分滞納、という名目ならば――割と現実的な数字になるかもしれない】
【その辺りは、彼女も気付いて無いのだけれど】

……あ、危ない
それじゃ、名乗るのは偽名にしようかな…

…というわけだから、
私のことは、サージって呼んでね☆

【この一年間、名乗るのはいつも偽名なのだけど】
【――それが、偽名だと明かすことすら、割と希少】
【いつも以上に、楽しげに呼び名を伝えて】

【後半部分の説明が少女には複雑だった――】
【それでも、シモンが褒められていることは分かったようで】

……そだね
少なくとも、私と同じ位には狂いが無かったのかも

ごちそうさまでしたっ

【コト、と空のカップを置いて】
【彼に応じるように、微笑んだ】
375 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 00:16:22.28 ID:/ZCdikSO
>>ALL (VS Rabbit maid)

キヒヒヒヒ・・・・体が痺れるぁ・・・動かないィ・・・
【目の前に>>349の剣が突き付けられる―――】
【チェックメイトか―――?】
【何の反撃もせずに終わる?】
【その答は――――否だッ!!!!】

『体は』ねぇええええ??!!!
【その瞬間、少女の持っていた剣に異変が起きる】
【――――その剣の刃が伸び出して】
【そしてそのまま少女の腹を貫き通そうと伸びていくッ!!】
376 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 00:17:53.36 ID:SMkLAhYo
>>364

年始といえばおせちなんですがやっぱりこの土地ではそんな風習ないのかなあ
栗きんとんとか食べたいのになあ……師匠に作ってくれって頼むのも、うん気が引けるし……

【そんな少年の直ぐ近くを】
【墨汁のように真っ黒な髪に同じく黒い瞳、顔立ちは幼い部類】
【頭には赤い鉢巻を結んでいて後ろで真っ赤な蝶々結びを揺れている】

【起伏の少ない身体に水色のタンクトップを着こみ、肩に被せるように白い厚手のコートを羽織り】
【そして白い長ズボンを穿き、足には動きやすいようにとスニーカーを履いて】
【華奢な両腕に白と黒の鞘の刀を大切そうに抱いている少女が歩いて】

かといっておせちを食べないのも何だか変な感じがー……?

【少年の正面あたり、偶然にその独り言を聞いたのかピタリと歩みを止め】
【首だけ動かしてじぃーっと少年を見つめ始める】

(記憶がない―――私と似たような人がいるとは思いませんでした、けど)
(この場合どうやって話しかければいいんだろう……)

【少年の視界を塞ぐ形で立っているので凄い邪魔】
【おどおどして話しかける内容を考えているようだがやっぱり邪魔で】
【少年から話しかけられなければ2分5分と延々とその場に立ち尽くす事になりそうだ】
377 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 00:21:27.81 ID:dnurIJ.0
>>372

そうだなぁ、悪魔に産まれればさぞかっこよかっただろうなぁ。ゲシャハハハ!
さきほども言ったとおり俺はゴミだ。それ以上も以下もない。ゲシャハハハ!!!

【本気なのか冗談なのか、笑いながら彼女の問いに答える】

まぁ、そういうことだ。
そうわかれば必然的になぜ俺がゴミを持っているのか理解できるだろう?

【あえて全ては答えず、抽象的に答えを返してくる】

まぁ、それでもわからぬのならば・・・
そりゃぁレモン、おまえが所詮頭の悪い人間だからだ。ゲシャハハハ!

【一々人を馬鹿にするようなことを言ってくる】
【彼にとって自分以外の人型は全て人間に見えるらしい】
378 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 00:23:45.43 ID:10u3g2SO
>>373
【土の壁にぶつかった包帯は、その場で停滞……『消滅』……どうやら、これらにそれ程の攻撃翌力は無いらしい】
【今の攻撃の狙いは、あくまでも七支刀に対する『牽制』】

……土の、壁か。これが君の能力かな?

『……ミスト? あの雷光とかいうヤツ、いきなり独り言言い出したですから……?』

【ミストドラゴンはあくまでも微笑を崩さず、しかし内心、多少《厄介》と考えており】
【デロー博士とやらの声が聞こえていないデイドリィムは、雷光の「独り言」に、微妙な反応を見せる】

……妙、だね。

【とりあえず、雷光からの追加攻撃は無い事を確認。ミストドラゴンは、ゆっくりとデイドリィムを右手で「小脇に抱え」】
【そのまま、後ろに数歩後退する】
379 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/02(日) 00:24:25.42 ID:i9fKAkIo
>>374

ああ、足りない分は体で払って貰おう
具体的には働き手が欲しいから雇わせて貰おう
………野郎2人だけじゃ客も来ねえよ。閑古鳥泣いてんだよ

【ぐでーっと、知る人ぞ知るこの店の店主は項垂れていた】
【……郊外だと、流石に好き好んで来る人も少ないらしい。それも男二人だと尚更である】

サージか……
まぁ呼び方さえわかりゃなんとでもなるか

【カハハ、と…特に気にした様子も無くその名を聞き入れて笑みを浮かべて】

お粗末さん。
正義の味方さん…っと、サージの口に合ったようで何よりだ

【気だるげにそう言うと、コーヒーのカップを回収し】

豆知識だ。コーヒーってのは最後の最後に苦い部分が沈殿してるから、其処は残した方が良い

【空になったカップを見て、最後に嫌な味が有ったであろうお客様に助言をし】
380 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 00:24:48.70 ID:AZsGgmso
>>369


玖雀さん。


……いえ、所属先は結構です。 『対機関連合』ですよね?


【嗚呼、と合点がいく――成る程、『黒い魔翌力』は卵≠フせいか、と】
【パッセルの代理人、との情報も同時に引き出され、棕櫚皮≠フ問題も解決】


僕は森島 京=B 同僚です――機関員には内緒にしてくださいね?
一応僕、機関の内部では『死んだ』事にされてると思いますから。


【再び表情は、微笑へと回帰……身内≠ネらば、警戒する必要も無い】
【恐らく先程が特殊であっただけで、本来は人懐っこい人種なのだろう】

【『哲学者の卵の破壊』――確か、と記憶の其処を浚う】
【集積情報では、レイド達が破壊実験に成功したとか……が】


うーん……一応、知り合いの魔術師と『魔術協会』の場所は教えます。
けど、現時点での破壊≠ヘ難しいかも知れません――レイドさんも、色々と大変なようでして。
この間まで、僕も壊して貰おうと思ってたんですが……。


【破壊≠ノは、レイドの力が必要――玖雀も、集積情報で把握しているだろうか】
【だが、数ヶ月前に訊いた所によると、どうも彼女自身の雲行きが芳しく無い】

【さらっ、と自らも卵保有者であると告白しつつ――何処からか取り出した紙に、指先をなぞらせる】
【手の甲の魔法陣が発しているのは紛れも無い魔翌力反応≠ナある】
381 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 00:30:33.70 ID:C7kco2Io
>>367

あ、えっ…ええ…ごめんなさい
やっぱり…怖くて…

【話しかけられて、意識をそちらに向ける】
【普通ならそのままだが、あろうことか顔もそちらに向けてしまった】
>>375

────っっ!

【そのタイミングでまさかの不意打ち】
【攻撃方法はおろか、攻撃が来るとも予想していなかった】

ぐぅ……っっ!
こんな攻撃…が…!

【反射神経だけで左に回避しようとするが限界があり】
【長剣の落下音と同時に白く華奢な右腕に大きく紅が走る】
382 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 00:33:58.77 ID:e/ZjQcDO
>>376
くそ…やっぱり年末の売り出しに参加出来なかったのは痛いな…
いい加減パソコン買い替えたかったのにな…

【人が近づいてきたのにも関わらず気付くことはなく独り言を続けていたが】

…うわっ!
ビックリしたぁ…

【突然大声を上げ一気に体を起こした】
383 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 00:36:31.07 ID:fLYd8MDO
>>377

【む、と数秒思考した後】

詰まり…ダストさんは、ゴミそのもの≠チていう事なの?
だから、ゴミを片手に歩いてる……とか

【何か言葉だけ聞くと、酷い罵倒にしか聴こえないが】
【自分の推測を口にして、首を傾げた】

だとしたら、どうして……
……魔翌力とか?

【言葉を続けていたが、彼の最後の台詞を聞くと】
【む、と怒った様な表情を浮かべた後】

ぼ、僕は馬鹿じゃないもの

【※馬鹿です】

(……自分だって、人間みたいな形なのに。何で人間を低く見るんだろ)

【考えた後。ふ、と表情を緩め、突然、真顔に成ると】
【右腕を伸ばして、彼の頬に、触れてみようとする】
【初対面なのに、簡単に相手を触ろう様とする此の女。変態なのか】
384 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 00:37:21.90 ID:gufI72Y0
>>344>>349>>367>>375>>381

(……直接攻撃しちゃうと編集作業が面倒なのよね)
(後々の押さえとして、こっちを準備万端にするべきかしら)

【右手の宝石が、白いカードと化す】
【そのカードを左手に纏める】

……なんてこと、考えていられないわねえ
本体が剣だとまた面白いことになった感じはするのだけど。

【落ちた氷柱を右手で拾い、少女の剣を持つ手に刺そうとしながら、横サイドに回りこもうとする】
【挟み撃ちの体制を崩すつもりか】
385 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 00:38:16.85 ID:shGgDFUo
>>379

そ、それ、実質的にただ働きだよね?

住み込み≠ネら、そんなに嫌じゃないけど…
……コーヒーの淹れ方とか、全然だよ?

【彼の第一声を聞いて、自分の身体を抱くのは、分かってるのか、いないのか】
【提示した条件は、いままでの日常と同じもの】
【――それを公認されるなら、あの法外な額を払う気でもいるらしい】


……なんっともしなくて良いから。
それより、店長さんの名前はなんていうの?

【偽名を名乗った後にこれである】
【正直に答える義理は無いかもしれない】
【口の周りのクリームを舐め取った後で】

おそい

【べ、と舌を出してみせた】
【中身のシミュレーション不足がいけない…!】
386 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 00:39:37.26 ID:i1kcnQE0
>>378

≪さてっもう決心したじゃろう帰還するぞ今のお主じゃ黒の宝玉は操れん≫

………御意

【そうすると彼は黒い空間を出しそこに消えていった】
【残されたデローは帰還せず土の壁に向かい】

≪おいガキンチョ共残念じゃがここまでじゃ≫
≪わしらにはわしらなりの用があってのぉ≫
≪とにかくここでお別れじゃ……と言いたいところじゃが≫

【そういうとどこからともなくロケットランチャーを取り出し】

≪これはわしからの土産じゃ≫

【ロケットランチャーを発射した】
【球は土の壁に当たり爆発を起こし彼らの方向へ崩れ始めたのである】

≪ホッホッホ、生きてたら会いたいものじゃのぉ≫

【崩れていく壁を尻目にデローも黒い空間を出し消えていった】

/疲れたのでここで終わりにしたいと思います、遅くまでありがとうございます
387 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 00:48:39.11 ID:2VxGjkA0
>>222
むー………一度会ってみたいですー。
まだ話の上で聞いたことしかないですけど、その人、「本当の悪人」では無いと思うんです。

本当に勝手な決めつけですけど、ねー。

【飽くまでも、少年は少年のペース】
【彼には、彼の世界しか見えない。自らの道を信じることは、やはり本質、盲信と変わらないのだ】
【貫き通す力が有るか無いか。その一点で、それは少年の武器にもアキレス腱にもなり得るだろう】

なれますよー。笑うことに才能なんていらないんですよ?
「幸せは笑いから。笑いこそ幸せ。」です。強くなる方法は、僕には分からないですけど………

―――あの、大丈夫ですか?

【幼い頃より信じて已まない一つのフレーズを目を閉じて暗唱し、その通り微笑みかける】
【そして、朔夜の表情の機微を読み取ったのか、首をかくりと傾け心配そうに訪ねる】
【こういうところだけ、無駄に鋭い】


もしかしたら、そうなのかもしれません。
でも、正義の味方がいれば産まれる幸福だって、きっとあるとおもうんです!
それに―――そんな正義の味方がいたって、不思議じゃないと思いませんか?
広い世界なんです。いないなんて、言い切れないじゃないですか。

【どこまでも希望的観測。重要ではあることだが、それしかできないことは致命的】
【戦場の前線兵に面と向かって言えば、拳で返事をされてもおかしくない】
【それでも、少年はどこまでも、理想だけを目指し続ける】

ぅ……殺されるのは嫌です……。覚えておきます。
話、長くなっちゃってごめんなさい。面白かったです!

【朔夜が目を押さえたのを見て、疲労を覚えたと思ったのか】
【再びにっこりと笑って下から見上げる目線を向けた】


……大丈夫ですっ! 負けませんから!

【不安そうな声色を聞いてとったのか、テンションを引き戻そうとするように明るく張った声を出す】
【\(^o^)/】




388 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 00:49:00.92 ID:Nal3QoDO
>>375>>381>>384
…怖いんならこんな所くんじゃねーよ、無理して気張っても―――
【少女にかける言葉が、途中で止まる】
【横で話していた少女の血飛沫が飛ぶ、取り落とした剣が地面に落ちる】
【すぐ真横で起こった出来事が、音までもまるでスローモーションのように感じられた】

【気が付いた時には、体が動いていた】
【きっと他人が見たら怪物に見えるような形相をしているだろう】
【きっと他人が聞いたら化け物の物に聞こえるような雄叫びを上げているだろう】
【自分ではよく解らないが、きっとそんな感じで】

【まるで獣が獲物に飛び掛かるが如く、飛び掛かって】
【まるで獣が爪を振るうが如く、刀を振り上げて】
【うさみみ女の体を斜めに切り裂こうとした】
389 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/02(日) 00:50:11.37 ID:i9fKAkIo
>>385

ああ、それに三食付いて昼寝がほぼ毎日可能な作業環境で
尚且つ月に10万以上の給料にコーヒーの淹れ方と簡単な料理の作り方おレクチャーが、ついてくる。あと俺はガキに興味な――――ゲフン

【最後に咳き込むのは、少々遅かった】
【しかしなんだこの好条件……アリエン】

【ぶっちゃけると、さっきの法外な値段はこの話題を切り出しやすくする為の布石でしかなかったとか】


…ワイアット・クレイモア。
なんとでも呼んだら良い、ただしモアさんは無しだ

【偽名、とも考えたが…目の前の少女はシモンと知り合いで】
【……すぐに本名がバレるどころか偽名が黒歴史と化してしまうと簡単に予想した】

ハッハ、まぁ全部飲む人は良く居る。
今度から気を付けて飲んでみると良い

【それは遠回しに、また客として来ると良いと言っていて】
【また別の美味いコーヒーを出してやると小さく微笑んで見せた】
390 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 00:50:38.92 ID:10u3g2SO
>>386
っ…………!?

『あわわわわ……危ないですから!!』

【ミストドラゴンはデイドリィムを抱えたまま、迅速にその場から退避】
【先程までの怠慢な動作とは打って変わって、言い方は多少悪いが……『逃げ足が速い』とでも言うのか】

……厄介だなぁ。あの武士…………七支刀、だっけ? あれが……厄介だなぁ。

『……その顔、欲しいですから? あれ』

……まあ、ね。あれと言うよりは……魔術器が欲しい。属性攻撃は、ゲームの基本だからね……

【そんなどうでもいい事を言いつつ……路地裏から大通りへと飛び出した】

/乙でしたー
391 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 00:51:13.74 ID:dnurIJ.0
>>383

なんだ?わからんのか?わからんのかぁ?
一からか?一から説明しないとわからんのか?ゲシャハハハ!!

【一々癇に障るような返事の仕方をしてくる】

だが、その答えに対してYESとは答えん!
そしてNOとも答えん!ゲシャハハハ!!!
なぜならその結論はおまえが導き出した結論。
おまえがそう思うならそう思えば良い。ゲシャハハハハ!!!

【正確な答えは出そうとはせず、ただただ自分の素性を無駄に不透明にしていくだけ】

なぜ動いているか?なぜ喋っているか?
そういうことが聞きたいのか?ん?

【わざとらしく首をかしげ彼女の顔を見つめる】

理由は簡単だ。”生きている”からだ!ゲシャハハハ!
俺は生きているからだ!!ゲシャハハハハ!!!

【大きな笑い声を上げて笑う男】

ん・・・?フッ。
触れたいのなら触れてみれば良いさレモン。

【そう言ってあえて何もせず彼女に触れさせる】
【その顔は恐ろしいほどに綺麗でつるつるしているが、同時に人の体温がまったく感じないほど冷たい】
【そして、なにより近づくとなおわかる強烈なゴミ臭さ】
392 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 00:52:17.29 ID:SMkLAhYo
>>382

うわっ……(びっくりしたぁー)

【小さな悲鳴を上げながらビクっと震える】
【考え事に集中していた少女はその突然の大声に驚いたようで】
【数秒の後それが少年の声だと分かるとほうと心を落ち着け】

えーっとこんばんは?
(あ、挨拶もしちゃいましたしここは腹をくくって聞いちゃいましょう。頑張れ私っ)
い、いきなりで不審に思うかもしれないですけど……

【困ったような引き攣り笑いを浮かべながら】
【ぽつりと一言少女は尋ねる】

ついさっき貴方の独り言を聞いてしまいまして……
それで記憶喪失だそうですけど、えっとそれはいつからなんですか?
あと何か原因が分かるようなら教えていただきたいんです

【かちゃん、鞘と鞘の触れ合う音】
【腕に抱いた刀を持ち直してじいと少年を見つめ】

【多分ではあるが少年はこの質問の意図が全く分からないだろう】
【質問の順序をいくらか省きすぎているのだそれも仕方ない、そしてそれで少年が不審がるのも仕方ないことである】
393 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 00:58:04.95 ID:rYfdjMDO
>>370
──私だって。教えられるのであれば、教えたいですわ
ですが──それが出来るほど、私は長く生きては、いないのです。

……でも。
それでも──それでも、人形の私だって、こうして動ける
生きたいと思い──誰かを強く、想える
きっと……きっとそれが、「心」なんだと思います
上手く伝わらないかもしれませんけれど──私は、そう、思います

貴方の定義がほしいなら、私が差し上げましょう
「名前」という器を、差し上げましょう──

【少女の名は、エルネスティーネ。人に創られし人形】
【彼女を未だ見つめているであろう、とある魔術師が作った人形たちにも、ひとつひとつに名があった】
【名と、器。それさえあれば、きっと心は宿る】
【そう、彼女は思い──】
──他人の魂を集めても
それは貴方にはきっと、定着しない──!

【だんっ──!】
【強く強く。地面を彼女は蹴り】
【號と炎翼をはばたかせ。真直ぐに彼へと飛翔する】
【ただ、一直線に。ただ、疾く】
【人形たちが、これ以上悲しまないように】
【名も知らぬ彼を、助けようと】

【その最中。放たれた銀の凶弾を、彼女が避けれる術はなく】
【そのまま彼女は胸を射ぬかれ──】


     【 キィン──────ッッ! 】


【──それは。彼女を、救ったのは】

  【「彼」が──】
  【彼女が狂おしいほどの想いをよせる「彼」が】
  【いつかの日に、彼女に贈った──】
  【「約束」の。チェーンのついた、コイン──!】


【弾かれた銃弾はきっと、青年にも、少女にも害を成すことはなく】
【少女の胸元のコインはその衝撃により、僅かに凹んでしまった、が】

  ≪ EL ≫ ────

【彼女が進撃を止めることは、なく】
【そのまま、剣を震える間合いに入れば。その手に持つ、炎の──】
【決して斬れず。決して誰かを殺めることもなく】
【ただ、灼熱を感じさせる剣を。彼の腹部向けて、一閃することだろう】
394 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 01:02:25.99 ID:BHO7KAAO
>>380
…………あれ? お、オウ、確かに連合所属で合ッてるがァ――?
ン……嗚呼、成程な――同僚の森島 京……確か会合だか決戦前夜集会だかの時に居たッけか

了解、機関員には内緒な、絶対言わねェ
大丈夫だ安心しろォ、こう見えて口だけは堅いからよ

【「何で知ってんだ?」と首を傾げて青年の話を聞き終えると、此方も納得した様子であった】
【一つ首肯して自慢気に胸を張った後、右手で面を上部に持ち上げ、顔を覗かせて玖雀も笑む】
【カンナにも行なった「相手に顔を晒す」と言うこの行為は、すなわち、信用の証】
【尼削ぎの無彩色の髪と中性的な顔立ちを覆い隠すように、面を被り直して】

そりゃ有難い、感謝するぜ、京?
……そのレイドのこたァ、リロードの野郎からも聞いてるぜ
どんな壊し方かまでは知らねーから、接触を試みている最中なんだが――まッさか大変そォだとはなァ……

【その事実に対して、まるで知らなかった、という口振り】
【其の実、極度の機械音痴で、未だに携帯電話の扱いにもなれなかったりする】
【故に集積情報の閲覧すらもままならず、比較的新しい情報のみしか把握していない――とか】

ふむ、お前も卵持ちか……やッぱ、色々と苦労してンのな
こうなッたら、さッさと『卵の新しい破壊方法』を確立しなきゃなるめェよ

ヒトの力で、破壊出来る
ソレは既に判りきッてるコトなんだからな
そうだろう?頑張ッてやりゃあ、出来るンだ
壊せない筈がねえ。

【魔力反応を興味津々に覗き込みながら、『卵の破壊方法』についてポツリと零す】
【どうやら玖雀は、其れを見つける為に日々模索しているらしかった】
【彼奴にとっても、“哲学者の卵”は酷く忌まわしい存在なのだろう】
395 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 01:07:02.04 ID:shGgDFUo
>>389

それ、明日からでも良いですか、店長さん

【がたっ、と立ち上がると真っ直ぐにクレイモアを見つめて。凄いやる気。】
【センセーと一緒に働けることが何より大きい】
【「あと、私だってオジサンに興味ないもん」と、余計な一言を返して、澄ました表情】

じゃあ、クレイモアで良いかな?
人名に敬称つけるの苦手なんだ
もしくは、今までどおり店長さん

――、咄嗟にどんな偽名を思いつくか、楽しみだったのに

【軽く、残念そうな素振りを見せて】

……うん、また作って欲しいな
その時は、値段を公開してから、ね

【――きっとレクチャーを読んだだけでは、同レベル味は出せないだろう】
【照れたように微笑んで】

うん、今日はそろそろ帰ろうかな

【―― 一夜、外で過ごして出直すつもりだとか、なんとか】
396 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 01:09:29.89 ID:fLYd8MDO
>>391

【つるつるとした触感に、不思議そうな顔に成る】
【―――そして、冷たい。まるで死人の様な体温に、指先がぴくりと震えたが】
【触れながら、彼の返答を聞いて、思考して。柔らかな笑みを浮かべた】

【生きている=z

――――――……生きてるから、か
……何というか、極論だね……

……でも。全く持って、その通りだ

【ゆっくりと、ダストの頬から、右手を離し】
【ゴミの臭いも、勿論気になっていたが、むっとした顔に成る事も無く】

【よ、と。雪の上に、片手を置いて、義足を動かし】

……生きている、……逸の言葉で、自身を肯定する

……僕の考えより、君の考えの方が、僕は好きだよ

【ぽつり。明るい調子で、若干キザな台詞を言いながら】
【苦戦しながらも、よいしょ、と立ち上がろうとする】
397 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 01:12:13.32 ID:/ZCdikSO
>>All (VS rabbit maid)

キヒヒヒヒャヒャ!!!!!!!残念でしたぁあああああ?私は反省なんかしますぇえええん!!!!キヒヒヒヒヒャはははははははヒ!!!
あっははははははははははははははひははははは!!!!!
【少女は腕に貫通したのを見て、そうやはり狂ったように高笑う】
【そして――――】

あっはははははははははははははははひひひッ!!!!無駄だよぉおおお??!!
【動き出した二人を嘲笑い】
【腕を貫通した刃はそのまま加速し伸び続けて】
【壁で突き刺さって止まる事はなく、壁に反射して跳ね返り】
【まずは氷を突き刺そうとする>>381に向かっていく!!】
【そしてその攻撃の成否どちらになろうが】
【未だ刃は伸び反射し続けて】
【氷で受け止めたなら受け止めたその氷に反射し、】
【避けるなどして回避した、もしくは攻撃が成功し突き刺さったならそのまま伸びた先、>>381の後ろにある建物の壁でまたもや剣は反射し】
【今度は>>388へその凶刃は向かっていく!!】
398 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 01:12:54.25 ID:e/ZjQcDO
>>392
え…あ、こんばんは
…ん?

【体を起こしたついでにしっかりベンチに座り聞く体制に入る】
【無論少女が座れるようにスペースは開けている】

あ…聞いてたんだ
(何この不審人物…まあ可愛いからいっか)
えっと10月4日に寝てから今日起きるまで
原因は不明

【もちろんこの少年はエスパーではないので質問の意図は解らないが答えた】
【多少理由が不純ではあるが気にはしない方が良いだろう】
399 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 01:15:52.17 ID:AZsGgmso
>>394

り、りろ……そんな人、この新世界に存在しましたっけ?
会った事は無いですが、恐らく其の人詐欺師なんで近付かない方が良いのですよ。
高笑いしながら怪我人を背負い投げしそうですし、仲間を背後から襲ったりしそうですし。
きっとエセ奇術師の総大将とかそんな感じの人なんでは無いでしょうか。


  【 絶 対 に 知 っ て や が る 】


【兎も角、返答をしつつ――指先を紙片上に走らせ続ける】
【彼の指先から紙片に定着されて行くのは、蒼いインク=z
【『吸熱』性質を持つ熱個体を、インク代わりに使っているのだろう】


『卵の新しい破壊方法』……、ですか。
……<Justice>のエルメアさんに尋ねれば、ヒント位は得られるかも知れません。
レイドさん達の破壊実験≠傍で見ていたらしいですから。
あの人自身も、優秀な魔術師ですし――――っと。


【言葉の終結と共に、玖雀へと紙片を差し出す――書き終わったのだろうか】

それ、使ってるインク≠ェ熱に弱いんで……炙ったりしないでくださいね。
炎天下に長時間放置したりするのも不味いです。

【記されている内容は、魔術協会≠フ位置情報――結構判りやすい】
【それから、第321研究室・華蔵院 フィスカ≠ニ云う個人名である】
400 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/02(日) 01:16:03.19 ID:i9fKAkIo
>>395

…………あ、ああ

【突然立ち上がられてビクッとし、しかし言ってることは寧ろありがたい事なので…頷いて】
【最後に「誰がオジサンだ誰が……」とぶつくさ言いながらカップを洗い出す】

お好きにどうぞ。
ただしTPOは弁えるように。

あと偽名はパッと思いつかなかった。諦めろ。

【残念だったなと、少し楽しげに言って】

はいよ。
またお越し下さいませ…お客様
出来れば旦那さんでも連れてな

【ダレ、とは言わないが……少し可笑しそうにしてる辺り…予想は簡単だろう】

【あと風邪はひかない様にと、軽い忠告だけを彼女にした】
401 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 01:19:24.93 ID:dnurIJ.0
>>396

あぁ?何を言っているんだ?おめぇ?

【ニヤニヤ笑っていた顔が、不機嫌な表情へと変わった】

肯定なんかしてねぇ。
それじゃぁまるで俺が人間みたいな意見を言ってるようじゃないか!

そうじゃねぇ。おまえは俺じゃない。だから俺は俺。
俺が実は死んでいようがいまいが、おまえから見れば生きているように見える。
ただそれだけの結論だ。そうじゃないのか?

それになんだぁ?おまえは他人の意見によって好きだとか嫌いだとかが変わるのかぁ?
それ自体、まさに人間らしくおろか考え方だ。

【そう吐き捨てると、立ち上がろうとしている彼女の義足をチラッと見た】
【そして、右腕から硬い板のようなゴミを這わせて足払いをかけようとする】
402 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 01:20:02.10 ID:SMkLAhYo
>>398

あうー……そうなんですか、質問に答えていただき有難うございます
(困ったなあこれじゃあ解決の糸口にはならなさそうです……)

【一瞬だけ残念そうな表情、それも直ぐに礼を言う為のにこやかな物に変わり】

【失礼な質問をしてそれで隣に座るのも些か図々しいと思ってか少女は座る様子は無い】
【既に場所を開けてもらっている時点で大分申し訳ないのだけど。どっちにしても「座れば」といわれれば従順に座るだろう】

……あれ?ということは今までずぅーっとおやすみしていたって事ですか?
しかもこの場所で?……

(なんだろうこの人は思うよりも危険な方かも知れません、あわわわ……)

【ざりり、一歩退いてまた刀をぎゅっと抱きしめ少年を見つめる】
【もっともそれは彼がおかしな動きをしないように見張る意味合いの方が大きい】
403 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 01:28:55.30 ID:C7kco2Io
>>384>>388>>397

くぅ…
…これ…ぐらい、屁でもないですっ!

【ぼたぼたと腕を伝って、影に血溜まりができていく】
【肩を上下させ、ぐーぱーと指が動くのを確認すると】
【────再び一歩を踏み出して、刃に着いていく】

私は、いくら傷ついてもどうって事ないですが…
他のお二方に、傷つけるのは許しませんっ!
───覚悟してください!

【不幸中の幸いが、足を斬られなかったこと】
【痛みを気合で我慢すれば機動力に影響はない】
【一歩先を読んで移動することに成功したならば】
【反射してくる刃を右手、素手で掴んで動きを止めようとするだろう】
404 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 01:28:56.18 ID:dhqoZv2o
>>393

 【──何かに阻まれた感触】
 【物理的なそれ以上に、見えざる何かに弾かれた気がした】

【青年は弾丸を放ち終えた後、その場を動くだけを余力を有してはいなかった】
【炎翼で羽ばたくその姿が幾重にもぼやけて、ただそれが訪れるを受け入れるようですらあった】


 …………、……っ────


【ゴ──ッ!】
【灼炎の一閃は、辛うじて彼の身体を支えていた生命力ごと灼きつくした】
【青年はほんの数拍、無呼吸でその場に立ち尽くしていたが──がしゃん、と銃を落とし】
【やがて、ぷっつりと糸が切れたかの如く、膝から下が崩落するようにその場に倒れ伏した──】

 【────=z

【そんな刹那の様子は、姿無き者にまた僅かな悦楽をもたらしたようであった】
【魂を持った人形が、持たざる人間へと“心”を謳い上げる様が、酷く“気に入った”】

 【──素敵ね。誰の教えを受けて、その心は育ったの──=z
 【でも、素敵すぎるのも残念ね。このままだと彼は、貴女に取られてしまうもの=z

 【──貴女に触れることが出来たら。私はもっと“心”が得られそうね=z
 【今、それは叶わないけれど──いつか、必ず貰い受けるわ。だって、人間より澄んだ魂だもの=z

 【ねえ──? エルネスティーネ=z

【──姿無き者は、抑揚のない声で、そのように紡いだ】
【そして、倒れ伏した彼の身体を、黒い薔薇の花弁が、覆い始める】
405 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 01:29:13.32 ID:shGgDFUo
>>400

TPO?
…う、うん、多分わかったよ

【分かってないです。曖昧に頷いて】

……バカ

【誰のことを言っているか、顔を見れば一目で分かる】
【出来るだけ真に受けないように堪えたのか、頬が軽く紅葉する程度の変化】
【右腕を適当に振って、彼を叩くようなモーション。当たりはしない】

店長さんも、ね
いっぱい墨塗って、厄落とししたから、平気だと思うけど、さ

……ふふふっ

【仕返しなのか、最後に小さく笑って】
【カラコロと、コーヒーハウスから出て行くだろう】


/わー!お疲れ様でしたー!ありがとうございましたー!
406 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/02(日) 01:33:09.03 ID:i9fKAkIo
>>405

……………
(…不安だ、果てしなく)

【大丈夫かねぇ、と小さく嘆息して】

はいはい。スマンねお馬鹿で

【適当にそう言いながら少女が手を振るのを楽しげに見つめ】

…来年は、負けねえよ

【出ていく少女の背を見つめ…今度こそはと、拳を握り】

【ふ、と…小さな微笑みを浮かべた】
【さぁ、今度こそ―――この店に名を与えなければ】

/お疲れ様でした〜
/あばばばばば
407 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 01:36:28.30 ID:fLYd8MDO
>>401

【彼の言葉に、息が出来なく成った】

―――――――………

【双眸が見開かれる。血の色の髪が、揺れた】
【言われて、気付く。―――自分は、彼の全てを理解した気になって】
【途端に、彼に申し訳無く成って。咄嗟に、言葉を紡ごうと―――】

【瞬間、視界が揺れた】

―――って

【足払いを掛けられ、ぐ、と彼女の身体が揺れると】
【尻餅を着いて。再び座り込む姿勢に成った】

……、……

【見上げ。闇夜に瞬く橙の鏡が、彼を映す】
【子供の様な表情で、薄く唇を開き】

あ、えと―――…ご、めん

【紡がれた。謝罪】
408 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 01:37:39.16 ID:gufI72Y0
>>397>>403

跳ね返る……獲物としてはかなり良い物じゃないかしら。

>>403が掴もうにも恐らくは、突き抜けられるだろう。以下突き抜けられた場合の反応を記す】

【刃の先を腹部に突き刺させ、次の反射までの時間を稼ぐ】

後でくれないかしら?
「S:SHUT」

【そして戻ってくる刃。左手の黒いカードが一枚消えた】
【刃の行く先を拒むように展開された小さな壁】
【それによって刃を、相手自身に突き刺すつもりだ】

>>388

……頭を冷やしなさい! むやみに突っ込んでいっても撃ち落されるだけよ!

【声は届くだろうか。耳に入るだろうか】
【青いカードと緑のカードが一枚づつ合わさり、銀色のそれと化す】
409 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 01:40:56.76 ID:BHO7KAAO
>>399
――マジで? ……そりゃ困ッたコトになッた
知らねーにしてはヤケに詳しいけどよう、エセ奇術師ッぽいのは概ね合ッてるぜ
そういや、わたしに石蹴ッ飛ばしてブチ当てて来た挙句、殺し合いに発展したコトがあッたな……

……オイヤベーな超危険人物じゃねーか。気をつけないと

【※若干脚色しましたが、恐らく半分程度は本当の話です】
【「危険人物」という点に関して、あまり大差ないような気がする玖雀は】
【うんうんと頷きながら、森島の作業を眺め続けている】

エルメアか……確か会ッたコトが有るような、無いような
……まあソレは兎も角として、ありがとな。情報提供感謝するぞ、京
あァー……と、サンニーイチ、……判りやすいなコレ、良いもん貰ッたぜ

【差し出された紙片を受け取り、一通り眺めて懐へ納める】
【青年の注意勧告には、困ったように僅かな唸り声を零し】

……了解、ソレも頭の中に入れとこう
因みに炙るとどォなるンだ?インクが消えるとか?

【興味本意から、そう問うてみた】
410 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 01:43:15.78 ID:e/ZjQcDO
>>402
まあそれは良いんだけど…
何で突然そんな質問を?
あと座れば?
(ついでみたいになったけど女の子を立たせたままにするのもあれだしな)

【流石に気になったのだろう、質問でかえした】
【そして性格上座るよう促すのも忘れない】

いや、寝てたとしたら家でだと思う
どちらにしろずっと寝てたのかも解らないけど
それと俺の事を警戒してるんだったらそれだけじゃ意味ないと思うよ

【刀を抱き締めるのを見て指摘】
【どうやら警戒されるのは慣れているらしく顔色一つ変えない】
411 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 01:43:51.15 ID:dnurIJ.0
>>407

ゲシャハハハ!!
謝るのかぁ?謝るのかぁー!
謝罪、それはつまり自分自身の否定!己の負けの宣言!
いいのか人間?そんなに潔く謝って?

【不機嫌そうな表情は、尻餅をついて謝罪をした彼女を見た瞬間】
【ニヤニヤとした表情に戻っていった】

【感情の変化が激しい―と言うよりも彼女の暗い表情を見たら満足したようだ】

俺だったら決して謝ったりはしない。
例え自分自身の意見が矛盾していようとも!少数派であっても!
それが俺が俺である意味!ゲシャハハハハ!

【大きく、奇妙な笑いをした】

時に―なんだ?うまく立てないのかぁ?

【そう言ってすくっと少女の目の前に立ち】

俺が立つのを手伝ってやろうかぁ?

【ニヤニヤとして表情を見せながら彼女に問いかける】
【何か良からぬことでも考えているような表情だ】
412 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 01:44:57.00 ID:Nal3QoDO
>>397>>403
距離考えて物言えやあああああああああああああああああぁぁぁ!!!!!!
【状況を整理する、先程からの距離と位置関係を特に】
【少女はうさみみ女に長剣を突き付けられる距離、剣の長さにもよるがそれなりの至近距離だ】
【当然自分も同じ距離にいた、その少女の隣にいた訳だから】
【記者の方も手に持った氷柱をそのまま突き刺そうとしたので至近距離と言える、回り込もうとしたので位置はうさみみ女から見て右か左側】
【人物の距離はそれぞれかなり近い、固まってると言ってもいい】

【そして剣が伸びる速さにもよるが、纏めて攻撃するのは簡単だろう】
【だが、自分からしては遅い】
【剣が伸びて反射して攻撃、もう一度反射して自分に攻撃、自分に攻撃が到達するまでに二回反射を挟んでいる】
【周りが壁に囲まれてるなら解るが、そんな狭さじゃあない、群集が逃げ惑ってたくらいだ、それなりの広さはある筈】
【…って事はだ、いくら剣が伸びようと、不意を着こうと】

剣がよっぽど速くなきゃおせぇんだよ糞馬鹿があああああああああああああああぁぁぁ!!!!!
【自分もそれなりに瞬発力には自信がある、それなりに、だが】
【流石に至近距離だ、剣が妨害されずとも本当に剣がかなりの高速でもないと攻撃動作は成立するだろう】

【ただし、スピードを見誤っていた場合はその限りではなく、右脇腹を剣が貫く事になるだろうが】

>>408
【知るか、今目の前に[ピーーー]べき相手がいるのに突っ込まずにいられるか】
【声が耳に入っても、それを聞き入れる心がない】
【故に、その声掛けは無駄となる】
413 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 01:51:13.60 ID:Jw2gagSO
>>387

(そいつは、おまえの目と鼻の先に居るよ、なんて――……ほんと、どうかしてる。)

逢わない方がいいよ、どのみち危険なヤツって事実には変わりないし。
あー………そうだな。多分、目の前で言ったらぶち切れるんじゃないか?その台詞。

【そんな少年の人の良さに、終始振り回されがちだった彼女は、内心で自嘲の言葉を吐き捨てて】
【肩を竦めて、口許をへの字に曲げ、敢えて大袈裟に脅しを掛けてみる】
【それは密かでささやかな、反撃として――――】

――――それこそ、笑えない冗句だな。行動と結果が反転しかけてる。
不安が有るから心から笑えない相手に、不安なままでも無理に笑えってのは筋違いだ。

さておき――――ああ、大丈夫。どうだろ……逆上せたまんまで動いたからかな。
頭がぼーっとして、どうも冴えない……。

【浅い溜め息混じりに皮肉ると、朔夜は微笑みに応じて苦笑を返し】
【如才ない応答を以ってして、てんで見当違いの方向へと誘導を計りつつ】
【更に、ふらりと力無くよろめいて。――彼の良心を煽る方向なら、騙し易いと踏んだらしい】

ああ、そうだな。確かに、そんな正義の味方がいれば。
……救える人は少なくない、と思う。居ると良いな、どこかに。

ああ、面白かったなら――――話した甲斐は、有ったか?

【壁に寄り掛かり、目を抑えたまま息を整え――意外と、演技派である。多少荒さは目立つが】
【ふ、と小さく鼻を鳴らして。彼の言葉が図星だった事も逆鱗を掠めた事も、おくびにも出さなかった】

けど、今日はもう遅い。また明日な――――おやすみ、リトルピース。

【キンクリしますか?】
【ニア Yes はい 】
414 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 01:54:48.20 ID:SMkLAhYo
>>410

(あうー…やっぱりそう返してきますよねー、質問をしておいてその意図を明かさないのも失礼ですし)
(いくらかぼかして話すことにします、ごめんなさいっ)
……えっと、ですね――――

【罪悪感に囚われながらもぽつりぽつりと話していく】

私の知り合いにですね度々記憶がとんでしまう子がいるんです
例えば夜中にバイトから帰る途中近道に路地裏を通っていたら突然そこでプツンと意識が途絶えて、目覚めたら家のベッドの上……
しかも時折小さな怪我とかもしていてその子はとても怖がっているらしいんです

【話しの途中で「あ、すいません有難うございます」と隣に座る】
【ただ座りはするけど完全には信用していないらしく、微妙な距離をおいて座るのだった】

何が怖いかって「自分は意識の無い間に一体何をしているのだろう」という事です
自分の中に異質を感じる、自分が自分で理解出来ない……というのは怖いの一歩先の恐怖をその子に与えるのでしょう
更に解決策が見つからないという事が更にその恐怖を助長させます

【目を伏せて自分の足元に視線を落とす】
【よく見れば少女は自分の言葉を恐れるように小さく小さく震えている】

おうちで寝ていたのならここまでどうやってきたのですか?夢遊病……?
是非お医者さんに行くことをおすすめしますよ?

け、警戒なんて……してますけど。しないよりはマシかなあって

【痛いところをつかれてあうう、とか零しながら縮こまるのでした】
415 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 01:55:14.32 ID:AZsGgmso
>>409

昨日ね、夢のお告げに出てきたんですよ。
神様は『絶対に関わるな』って言ってましたから――当たってたんですね。
取り敢えず、出会ったら罵詈雑言を並べ立ててから逃げるのが一番らしいです。

【もう何か、色々とぶっ壊れてます】

【『炙ったらどうなるか』――其れを聞かれた瞬間、真顔=z
【ノルマンディー前夜の小隊長は恐らくこんな感じの真剣さだったのだろう、と伺わせる其れで】



     …………紅く変色したら、爆発します。



【OH!!ソイツはサイコーにゴキゲンな手紙爆弾らしいぜHAHAHAHA!!】

【……冗談は抜きにして、その点は本気らしい】
【彼のコントロール下に存在するならまだしも、手から離れている時は『制限』がかからない】
【故に無尽蔵の吸熱≠ェ発生し、キャパシティ越え――詰まりは、そう言う事だ】


【……ふ、と上空を見れば――月は深夜≠ニ言って然るべき位置】
【遠くから聞こえていた喧騒も途絶え、周囲は完全な静謐≠ニ化していて――】


……あぁ、もうこんな時間ですか。
僕、そろそろ眠くなって来ましたので――失礼します。
“破壊方法”が見つかったら、集積情報にでも流してくれれば嬉しいのですよ。


―――……じゃあ、お休みなさい、玖雀さん。


【欠伸を噛み[ピーーー]と、片手を上げ――相当眠いのだろう――聊か急な流れで立ち去ろうとする】
【引き止める事が無ければ、その背は神社の脇の小道に消えるだろう】
416 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 02:13:25.92 ID:BHO7KAAO
>>415

………………吁。

【手紙が爆弾になるとは誰も予想出来なかったぜマイク!HAHA,この御時世なんだきっとメールの野郎に嫉妬してるんだぜ?可愛い奴だよ全くYO!】

【そんな天の声のやり取りはさておき、流石の玖雀も困惑気味である】
【気の抜けたような声を出しつつ、恐る恐る懐を見遣る】
【犯人に爆弾を巻き付けられた人質のような、そんな気持ちになった】

…………じゃあ、用が済んだらリロードの野郎に渡しといてやるよ
『炙り出しで読める手紙だ』ッて言ッてな

【殺す気満々のようです】

【そうして、立ち去ろうとする森島の姿を見ると、玖雀も踵を返す】
【最後まで見送ることはなく、再び荒々しい足取りを以て歩み始め】

オウ、イイ時間だしな。とかく、わたしに任せとけエ
ンじゃ、“また”がありゃア、そんときゃ宜しく。

【人気も殆ど無くなったであろう、本殿の存在する方向へと消えていった】

/遅くまでお疲れ様でした!有難う御座いましたー!!
417 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 02:15:52.37 ID:AZsGgmso
>>416
/お疲れさまでしたー!
418 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 02:16:18.19 ID:fLYd8MDO
>>411

【彼の言葉に、呆、と。彼女の脳内に、思考が過ぎる】
【彼の思想―――いつでも。自分が自分で居る事】

でも、ごめん。…そして、ありがと

【彼の笑顔が戻った事に、安堵の表情を浮かべて】
【逸れから、どんな言葉を続ければ良いか、分からなくて】
【暫し迷っていたら、飛び込んで来た、彼の言葉】

……、本当?

【逸れを聞いて、ぱ、と嬉しそうな表情に成る】
【彼の表情等に気付いて無い。駄目だこいつ…ッ】

/遅れました…orz
419 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 02:17:06.56 ID:2VxGjkA0
>>413

そう、ですか?
うーん……でも僕、一度会ってみたいです。



それはそうですねー。
だから、ココロの底から笑えればいいなって、いつも思うんです。
大層なこと言えるほど、大したことも出来ないんですけど……
それでも、笑うことは大事だって考えることが第一歩なんですよ!

【少年も、彼なりに考えたきたことがあるのか――】
【しかしそれを正確に言葉に乗せて伝える事が出来るほど少年は器用ではなかった】

わ、大丈夫ですか?! 長いことごめんなさい!
ちゃんと休んだ方がいいですよぅ……?

【鳥打ち帽を取り、気休め程度に朔夜の顔にパタパタと振ってみる】
【もう見事なまでに釣られている。一般的な社会ではカモと呼ばれる部類。】

そうですよね! ――ありがとうございました!
今更ですけど、泊めていただいてありがとうございます!

【思い出したように律儀に頭を下げ、帽子をかぶり直す】
【割と上機嫌。子供なんてこんなものである】

【Yes はい ニア OK】
420 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 02:19:09.81 ID:rYfdjMDO
>>404

  ────── ≪ Dorado ≫


【──炎剣を振り抜き。銃弾が己の身を抉っていないことに、僅かな驚きを覚え】
【彼の糸/意図が途切れて倒れ賦すのと同時──】
【ぶわりと、剣の刀身を構成していた炎と背の翼が、宙へと溶け消えた】
【だが、これで全てが終わったということはなく】
【息つく暇なく。ただの赤い片手剣と化したそれを強く握りしめ】
【半ば空中を睨み付けるような形で、彼女はリリセールへ語る】

────私の、父から。私の、愛しい方から
そして──私に関わった、方々から。
人との関わり。それが、私を私でいさせてくれたものですわ

【──もし】
【もし、彼女と出会った人間の全てが、彼女を人間扱いしなければ】
【或るいは──彼女は今のような彼女ではなかったかもしれない】
【だからこそエルネスティーネは、しっかりとした口調で、そう返事を告げ】

絶対に──そのような真似は、させません
私の心は──……

【私の心は、「あの方」に向けられているのです、から】
【──彼女がそう紡ごうとした、その時】
【彼の訪れを告げた花弁と同じそれが、青年の身体を包み始めた】

────っ、何、を……!

【最初は、それが何を意味するのかが分からず。思わず硬直してしまったエル】
【しかし、今しがたのリリセールの発言を思い出せば、自ずと答えは出る】
【相手が何をしようとしているかに気付くのに、僅かな時間を要し。その後は】
【ば!と。エルはその黒い花弁を取り払おうと、青年へと手を伸ばそうとするも──】
421 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 02:22:17.59 ID:/ZCdikSO
>>403
【さて、正直に言わせてと少女が伸び跳ね返り続ける剣を止めるのは不可能に近い】
【もし受け止めても、剣はそれでも伸び続けている。あと受け止めた所で、伸び続けている事によってそれで掌が斬れていくだろう、】

>>408
な・・・っ?!
【少女の目論みは見事に成功する】
【壁に反射し跳ね返った剣の刃はウサ耳少女の肩に突き刺さる】

ぐっ・・・?!はっ!!!駄目だよぉ・・・これは主に貰った大切な物なんだからぁ・・・
【衣服の肩の部分が紅に染まっていく】
【流石にダメージが蓄積していっている様だ

>>412
【残念だが青年はスピードを見誤っていた】
【高速で迫る刃―――だがそれも記者少女の目論みにより阻止されて】

ぐ・・・ッ!!!?あああああああ??!!
【もう青年にかけるべき物はない!!】
【ウサ耳少女に今度こそは斬撃が当たる】

>>All (VS rabbit maid)
・・・・・キヒヒヒヒャヒャ!!!!!!!あああ?!!!キヒヒヒヒヒャはははははははヒ!!!
あっははははははははははははははひははははは!!!!!
【少女は青年に斬られた傷を見て突如、壊れた様に笑いだす】

どうやらここまでが限界見たいだねぇ・・・
悔しいなぁ・・・次あったらコテンパンにしてやるぅ・・・
ゴメンなさい、主様、何の成果も上げられないで帰還する事をお許しくださいねぇ・・・・?
422 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 02:27:19.01 ID:dnurIJ.0
>>418

あぁ、いいぜ。
【ニヤニヤとした顔で快く引く受け―】

だが、この俺に土下座しながら誠心誠意を込めて助けを懇願した上で、
俺の奴隷として服従することを約束するならな!ゲシャハハハ!!!

【ただで立つのを助けようとするわけが無かった】
【終始ニヤケ面のせいか、冗談で言っているのか本気で言っているのかすらも見分けがつかない】

【片手にゴミ袋から取り出したゴミを持ち】
【再び自力で立ち上がろうとすれば、また足払いをしようとたくらんでいるようだ】
423 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 02:28:35.07 ID:e/ZjQcDO
>>414
うん…うん…

【聞きながら相づちを打つ】
【ただし、話を聞いていると段々俯いて顔が青白くなって行く】

いや、ちげーよ、起きてから来たんだよ
…どうやって来たのか記憶にないけど…

ふんだ、どうせ俺なんて警戒されるような男ですよーだ…
(なんかこの子凄い可愛いんだけど)

【わざとらしく頬を膨らませる】
【全然可愛くない】

/申し訳ない、文が一度消えてしまい大幅に遅れました
424 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 02:40:14.20 ID:SMkLAhYo
>>423

でもでも伝聞なので私は恐怖とかよく分かりませんよっ!
(……あ、この人も記憶喪失だった…………ごめんなさいっ)

【一応自分の事ではないと念押しの一言】
【私の言葉で怖がらせてしまったでしょうか、心の中でごめんなさいをするのでした】

で、ですよねー常識的に考えてそうですよねーあははははー……
いやそれは夢遊病か何かですから常識的に考えて、早く病院に言って下さい処方を受けてください

【正直な所クスリでどうにかなるものなのかも知らないけれど】
【何もしないよりはマシかなと思った次第です】

(私が行った時は異常は見られませんでしたけど、この人は違うかもですし)

【無論少女は記憶喪失、否欠落に関して病院には行ったが結果は白】
【原因不明という明確で明白な結果だけが残った】

すいません同姓ならいくらか大丈夫なんですけども異性となると少し恐くて
……………?

【恥ずかし混じりに頬を掻き】

【少女が他人に異常とまではいかないがやたらと警戒するように成った理由は生まれ育ちの事もあるが】
【それ以上にこの街に到着するまでの旅での出来事が根にある】
【もっともそれは少女の口からは一切語られないだろうけれど……】
425 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 02:41:32.58 ID:SMkLAhYo
>>423
/あ、追記です
/全然大丈夫ですよー気にしないでくださいなー
426 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 02:43:25.08 ID:C7kco2Io
>>408>>412>>421

はぁ…はぁ…

…終わった……?

【努力の甲斐虚しく、無意味に掌を斬っただけとなったが】
【他の二人によってなんとか勝ち得たようだ】

……このまま、帰る気、ですか?
私は逃げるのを見逃しますが、せめてこの街の、傷ついた人に謝ってください
…それと、次会うときには……お友達として会いたいです

【言動を鵜呑みにして、傍観する。と言っても攻撃手段が無いのもあるが】
427 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 02:46:31.56 ID:gufI72Y0
>>412>>421>>426

(……流石に、このテープはまともに放映出来そうも無いわね)
(編集に編集を重ねてせいぜい深夜枠……ま、仕方ないわね)
去るのだったら、せめてこれくらいは渡させてもらうわ。「主」とやらにもよろしく言っておいて。
犯行声明を出したければ何時でもご利用くださいませ。

【左手のカード全てが合わさり一枚のカードとなる】
【それを相手に投げつける】
【そのカードは、名刺。「○△TV撮影者兼編集者兼プロデューサー:カレッタ・マルセウス」】
【裏には連絡先が書いてあるが……こんなものを渡して大丈夫か?】
【再び、クスリと笑う。ただし右手は添えずに、服のどこかで何かを探すように隠している】

……最後には潰させてもらうけど

【誰にも聞き取れないような声で】
【或いは、これが本性か】
428 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 02:48:28.32 ID:Jw2gagSO
>>419
【キング・クリムゾンッ!】

【――――ふわり。冬の朝特有の、冷たく、突き刺すように清浄な大気が、肌を撫でる】
【朝焼けの中、未だに眠気で重い瞼を擦りながら。跳ね橋の上で、朔夜は少年を待っていた】

くぁ、あ――――……。

(どうにも……慣れないな、早起きって。出来なくも無いってのは、幾度となく実証済みだが)
(……あいつが起こしてくれたなら、多少は寝覚めもマシに――いや。こればっかりは、無理な話か)

【城門に凭れたまま、自分の身体を抱きしめるようにして腕を組み。ほう、と白い息を吐いて】
【袖を通さずに羽織った、臙脂色のジャケットの襟を掴み。前を合わせて、軽く身震い】

ん、っ…………。

【鮮やかな青の生地に、淡雪を思わす白い模様の小袖を着流して。腰には太刀に短刀を提げ】
【――白皙を旭日の朱に染めて、うとうとと微睡む貌は、ともすれば今にも船を漕ぎ出しそうにも見えた】
429 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 02:51:08.25 ID:fLYd8MDO
>>422

【ぴたり。笑顔が固まって】

……、サディスト……!

【――――そんな感じの言葉を言った】
【土下座要求を聞いた時点で頭が真っ白だったので、】
【思わず、無意識で出た彼女の言葉が、逸れ】

【起き上がっても、足払いを掛けられる】
【足掻いても、立ち上がれ無い。どうすれば良いか―――】


【羞恥で顔を赤く染めながら、静かに、正座の姿勢を取ると】
【其処で、躊躇う。プルプル震えて、中々頭が下がらない】
【漫画的表現だと、怒りマークが付いてそうだった】

【じろり。涙を浮かべながら、彼を睨み付ける。正座で】
【中々決心出来ないよ!】
430 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 02:52:09.11 ID:Nal3QoDO
>>421>>426>>427
【切り裂いた、刀の赤にうさみみ女の血の赤が混ざる】
【それを移す目もまた紅く、闇のように真っ黒な体の中で狂ったように光っていて】

次 が あ る と 思 う か ?
【逃げる気か?そうはさせない】
【最初に言った筈だ、ぶ殺し確定と】
【テメーは俺を怒らせた、お前は既に死んでいる、その幻想をぶち壊す、兎に角簡単には逃がさない】
【と言うより、ここで素直に見逃していい事が一つも無い】

【振り抜いた左腕を捻り、刀の位置を調整しながらもう一歩、更に近寄ろうと】
【そうしながら、内側に振り抜いた左腕を外側に戻すように―――一閃】
【狙いはうさみみ女の首、容赦は無い、かわさなければ紅い閃光が首を真一文字に切断して―――】
431 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 02:55:35.11 ID:dhqoZv2o
>>420

 【──そう。私の主様とは、違うのね=z

【彼女が語った魂の成分を、声の主はただ黙って聞き入り】
【数拍の沈黙を挟んだ後、何の感情もない声色でそのようにだけ零すと】

 【──暴ッ!】

【瞬刻──荒れ狂う一陣の風がその場を吹き抜けた】
【エルが青年へと手を伸ばした丁度そのタイミングで、まるでそれはさせない、とでも言うかのように】
【一瞬の暴風が全ての黒き花弁を吹き飛ばした時、そこに青年の姿、そして人形たちの姿でさえもなくなっていた】

【一瞬の静謐。廃墟にあるべき本来の色】

【リリセールは、再び声を紡いだ】

 【──彼は、大きな心を拾ってきてくれたわ=z
 【貴女のお陰ね。エルネスティーネ──=z

 【──宝石みたいね。この綺麗な心。全部、私の分=z
 【……良い人形。これも、私のもの。素敵な器になりそうね=z

【ブランデーの香が、静かに舞った】

【──青年は、この邂逅を通じて間違いなく心を得ていた】
【「拾ってきた」 そのリリセールの言葉は、それを証明するものであった】
【しかし、リリセールは言う。「全部、私の分」 彼が得た心でさえも自身のものにするつもりだ、と】

 【──せっかく見つけた彼だもの。貴女に存在の定義はさせないわ=z
 【彼は『曇りの華』。今は、ただそれだけよ。もっともっと、魂を集めるのがその生の理由=z

 【──誰も、人の生きる理由を否定することは出来ないわ。そうでしょう──?=z

【夜と果実酒を煮詰めたようなその声色は、ただただ、濡れた言葉を紡いでいく】

 【私が器を取り戻したら。私が夜を詠えるようになったなら=z
 【──また会いましょう、エル。貴女の心、もっと知りたいもの=z

 【──夜に咲く華の唄を、教えてあげるわ=z

【ぷつり。声はそれを最後に途絶えて】


【──そこには、月明かりだけが残った】

//ワーお疲れ様でした!ありがとうございました!
432 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 03:01:01.00 ID:e/ZjQcDO
>>424
俺は少し分かるかも…
少し前まで今聞いたのと似た症状になってたから

【問 題 発 言】
【しかし冗談を言っているような顔ではなく】
【青白いながらも相当に真面目な表情だ】

だから違うって
考え事しながら歩いてたら気づいたらここにいただけだって

【夢遊病と認めたくないのか意外と必死】

まあ別に気にしてないから良いけどな
警戒されるのは慣れてるし

【急に表情を戻して言う】
【どうやら本当に気にしていないらしくそれ以上は続けない】
433 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 03:02:26.74 ID:2VxGjkA0
>>428
【とてとてとてとて――――】

あ、いました! おはようございます!

【防寒着を下だけ履き、他は全て脇に抱えたり手に持ったりしつつ】
【駆け足で跳ね橋へと駆けよっていく鳥打ち帽の少年】

【吐き出される白い息は冬の朝の風物詩】

ごめんなさい、どこにいるのかわからなくて―――!
もしかして待っててくれたんですかー?

【そのまま朔夜の元まで軽いステップで歩み寄り、ぴしりと気を付け】
434 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 03:06:07.12 ID:dnurIJ.0
>>429

ゲシャハハハ!ゲシャハハハハハ!!!
爽快!痛快!愉快!!
滑稽!まさに滑稽じゃないかぁ!!!

【プルプルと震える姿を見て大爆笑をしている】
【そんな中、森の木々がさぁーと静かにざわめいた】

「ご主人様・・・そろそろお時間が・・・」

【どこからともなく風に乗って女性の声が聞こえた】

あぁ〜?今良いところだったのに!!
もう少し待てよ!

「いえ・・・時間は限られております。それに・・・少々お遊びが過ぎるかと・・・」

俺に指図するのか?あぁ?なんだ?おまえ責任取れるのか!?

【風に乗って聞こえる声は返答をしない】
【チッと小さく舌打ちをすると、彼女を見下した後、踵を返して歩き出した】

また・・・また出会うことがあったら!ゲシャハハハ!

【言葉の続きは言わずそのまま森の中へと去っていった】
【男が去ったあとの森の中、残された彼女に風に乗せられた声がちいさく「すまない」と謝ってきた】
【その後、風も止み、声も聞こえず静寂な森へと戻っていった】

//長い間おつかれさまでしたー!ありがとうございます!
435 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 03:11:06.78 ID:SMkLAhYo
>>432

あわわ……(ど、どうしましょうなんて言葉を言えば……)
そ、そのっきっとそのうちいいこと有りますよっ!!

【ダメダメな言葉を選択したのでした】
【元気づけるというかむしろ突き落とすような……】

そうなんですかー?でももしそうなら凄い集中力ですね私も見習いたいものです
1つの物事に集中し続けるのって凄く力がいりますから、正直羨ましいです

【この話題を掘り進めるのも気分を悪くさせてしまうかなあ】
【そんな思いでちょっと方向修正】

うー……ごめんなさい、まだ慣れないんです異性の方とお話するのは
いっつもいっつもお兄様とばかりお話していたので……

【しょんぼりと、例えるなら夏後半の昼頃の少ししおれたアサガオのように】
【表情を暗くするのでした】
436 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 03:12:56.99 ID:fLYd8MDO
>>434

【彼が去ったのを確認して、呆然とする】
【逸れから、ぼっ、と再び顔を赤くすると】

【「今度会ったら叩っ切る」】
【そんな呟きの後、ゆっくりと、立ち上がった】

/お疲れ様でした!申し訳無い…ありがとうございました!
437 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 03:31:20.31 ID:rYfdjMDO
>>431

主、様────?

【主。リリセールは、確かにそう言った】
【それは、所有主という意味か、或るいは創造主という意味か】
【どちらにせよ──きっと、エルの疑問に答える声は、なく】

【號、と吹き抜けた風により、思わず彼女は数歩後退り】
【瞬間的に巻き起こった黒薔薇の吹雪が消え】
【そこにいたはずの青年や人形たちの姿すら消えているのを見ると警戒したかのように周囲を見渡した】

【そして──束の間の静寂を破った、静かな声を聞き】
【ぎゅ、とエルは唇を噛み締める】

(──あの方が得たものまで、奪うというのです、か……!)
(お人形さんたち、も──)

【浮かんだ感情は、苛立ちか、怒りか】
【もしかすると、人を人形のように扱うリリセールが許せなかったのかもしれない】
【しかし、己の感情をぶつけようにも相手の姿は見えず。ただ声が響くのみで】

──次にお会いする時、は
その時は──リリセール様
彼の心を、きっときっと、取り戻させてみせます、わ

【彼女の蒼い蒼い瞳は、睨み付けるように虚空を見据えており】
【まるで戦線布告の如き宣言を、はっきりと告げ──】

【────しん】
【もう、エルネスティーネの声に答えを返すものは、いなかった】

【そのまましばらく、彼女はその場に突っ立っていたが、やがて】
【気持ちが緩みでもしたのだろうか。かくんと地面に、膝をつき】

ジョン、様────、守ってくださって……
ありがとう、ございます──

【ちり、と】
【胸元の、少し形の歪んでしまったコインに触れてそう呟いたのであった】


/超お疲れさまでしたー!
438 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 03:37:30.11 ID:e/ZjQcDO
>>435
んー…ま、確かにそのうち良いことあるよね、きっと
(これが素だったら微笑ましいけど…わざとだったらへこむな…)

【あえてノった】
【突っ込みは無しだ】

まあ俺の場合は複数の事を同時に考えられるほど
器用じゃないからってのが大きいけどな

【軽く説明を入れる】
【表情には出ていないがホッとしたような雰囲気がある】

まあ親しい間柄の相手以外とも話すようにしたら良いんじゃないかな
そうしてれば少しずつ慣れていくよ

【意外と真面目にアドバイス】
【でも誰でも考え付く方法だ】
439 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 03:47:27.56 ID:SMkLAhYo
>>438

はい、その……多分

【微妙に視線をズラし遠い目をしていたとかなんとか】
【素です、素でこれです】

でも何か1つを極めるのならば他の分野なんて気にしないでいいんです
そういう点においては貴方のそれは利点以外の何物でもないと思いますよ

【「例えば刀鍛冶とか……」と小さく呟く】
【その言葉は誰に宛てたのか、自分に宛てたかったのか……】

すいませんそれは恐くて無理です、今だって相当冒険してますよ?
実際慣れた頃にはおばあさんになっているんじゃないかって自分で思ってます

【恥ずかしそうというか申し訳なさそうに自分で自分の頭を撫でて】
【どうやら性分らしく慣れるというのもむつかしいらしい】

……ふぁあ、んむぅ何だか眠くなってきました――――
時計は……わあもうこんな時間じゃないですか師匠に怒られますよコレっ!

【寒さからか眠さからか勝手に落ち始めたまぶたを擦り公園の時計を探せば既に深夜帯】
【これではお世話になっている人に怒られてしまうと跳ね立ち上がり】

お話聞かせてくれてありがとうございましたっ!微妙に参考にさせていただきますね
……えーっと私の名前は七野の七緒と申します、失礼ですがお名前を聞いてもよろしいでしょうか?

【くるんとその場で一回転、少年に向き直り】
【前かがみになりながら少年と視線の高さを合わせて名前を尋ねる】

/すいませんこのままだと寝落ちする危険がデンジャーなので
/この辺りで失礼してよろしいでしょうか?
440 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 04:20:24.51 ID:e/ZjQcDO
>>439
何か一つを極めることが出来るだけの…
実力があったんなら…それでも良かったんだけどな

【一瞬暗くなるがすぐに戻り出来るだけ明るく言った】

まあ会話が出来ないレベルじゃないんだし良いんじゃないの?
俺にはよく解らないけど

【無責任にもほどがある発言】
【自分でアドバイスしたくせに最終的にはこうなった】

ん?
確かに結構な時間だな…
これだったら寝ない方楽だな…

【同じ様に時計を探し時間を見て一言】
【そして立ち上がるのを眺めて微笑ましいとか思ったとかなんとか】

あ、別に良いよ
俺の名前は木蓮
よろしく、七緒ちゃん
じゃ、さようなら
(参考に…?)
(いや、まさかね…)

【普段なら握手を求めるところだが自重】
【軽く頭を下げそのまま立ち去ろうとする】

/了解しました
/それではいい夢を!
/お疲れさまでした!
441 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 04:27:16.61 ID:SMkLAhYo
>>440

うぅ……そう言わないでくださいよう
(少なくとも私みたいに無能じゃないんですから……)

【ふざけ半分な言葉の中に少しの悲しみを織りまぜて】

そうですかねそれなら良いんですけれど、でもこのままではいけないような気もするんですよ
かといってどうすればいいのやら……

【はふぅとため息一つ残して】
【かちゃかちゃ刀を打き抱え直す】

寝ないと駄目ですよー成長しませんよ色々と、ええ色々と

【何がとは言わず、というか言わず】
【わざとらしい「AHAHAHAHA」笑い声を上げて】

木蓮君ですね、今宵はありがとうございました
それでは縁がありましたら……またいつか――――

【同じく軽くの会釈、微笑んで】
【ざりりと土を踏みながら借宿へと歩くのでした】

/お付き合いありがとうございましたー
/はい、そちらも良い夢をー!
442 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 04:32:03.40 ID:Jw2gagSO
>>433

――――ああ、来たのか=c…お早う、待ち兼ねたよ。アップは済ませてあるから、早々に始めよう。

【ハッピーの足音が聞こえた瞬間、ぱちりと朔夜は目を開く。そのまま、腕組みを解き】
【振り向きもせず、彼の言葉も待たずしてそう告げた。先程まで寝惚けていた相手とは思えぬ程、凛とした声で】

【彼女が臨戦態勢に入った事を示すように、澄んだ空気は瞬く間に張り詰めてゆく】

謝る必要は無い。これから遣るべきコトは解ってるな?ルールとしては至って単純だ。
お前は何をしても良いから、オレを全力で倒しに掛かれ。手加減はするな。

試合終了の条件は二つ、一つはどちらかが降参するないし意識を失うこと。
もう一つは、オレに限ってだが……一度でもこの太刀を抜かせるか、或いは能力≠六度遣わせるか。

【気をつけの態勢に入った彼に、彼女は説明に移る。つまりは、追い込んでみろ≠ニいう事らしい】
【「二つ目の条件を侵せば、無条件にお前の勝ちが確定する」――そう、涼しい表情で呟いて】

フィールドはこの湖。――――まあ早い話が、この跳ね橋と、湖岸一帯だ。
もしお前が水面を歩けるってんなら、話は別だけど、な。

さあ、来い。合図は要らない、先手は譲る。あと荷物は置いとけ、邪魔になるから。

【ジャケットをマント宜しく肩に掛けたまま、つかつかと跳ね橋の真ん中辺りまで歩いて】
【其処で踵を返すと、嫣然と微笑って。小さく手招きをしてみせた】
//すみませぬ、意識飛んでました……!
443 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 05:02:48.11 ID:2VxGjkA0
>>442
―――ふぇっ?! ちょ、ちょっと、急です!?
すぐ準備しますから、ちょっと………!

【突然の手招きに、慌てた様子で荷物を置く。相変わらずのマイペース】



【 ※ しばらくお待ちください ※ 】



ふぅ―――――よしっ!

【荷物を橋の袂にまとめ、その上にぽふんと鳥打ち帽を被せた】
【薄手の防寒着、余計な物は付いていない様子】
【右手に二つ、左手に一つ、目立つ指輪を付けている】
【こつんこつんと一度それらを打ち鳴らし、音を立てず息を吐いた】

―――――――――――――。よろしくおねがいしますっ!

【間合いはまだ遠く。5mは有るところで一度立ち止まってぺこりと一礼】

【悠然と跳ね橋の中央に立つ朔夜を見据えると、極端に腰を落とした構えを取り、】
【全力疾走とは言わないまでも、それなりの速度でまっすぐに走り、"相手"へと向かう】

【到達直前、ハッピーから見て僅かに左へと軌道をずらすと、そのまま単純な右ジャブを腹に打ち込もうとする】
【リーチはかなり短い。軌道は素直。避けるなり受けるなりする余裕は十分にあるが――】
【ハッピーの右拳の先、指輪が二つ静かに光っている】

【この指輪には「ハッピー・リトルピース以外の物質から力を加えることはできない」】
【つまり、このハッピー以外がこの指輪を動かすことはできない】
【更に言えば、動いているこの指輪を止めることもできない、ということ】

【ハッピーの拳を避けることは簡単だろう】
【しかし受けようとした場合、それは「このジャブと同じ速度で動く巨大隕石が衝突した」も同然の結果となる】

【いわゆる、初見殺し。対処法がないではないが、はてさて――――】
444 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 06:00:56.43 ID:Jw2gagSO
>>443

――――……宜しく。

(先ずは様子見、だな……うん。速さは有る、けど未だ全力じゃない)
(構えも様になってるし、予備動作もコンパクトに纏まってる。――動きに芯が有る、な)

【自らの間合いに入るまでは、静観。淡々とハッピーの行動を検め、分解し、評価を下し】
【相手の放つジャブに対して、左手で短刀を抜き放ち様。柄尻を相手の右拳――指輪――へと打ち込んだ】

【威力の程に加えて、体重の乗せ方や拳の鍛え方、等。間接的に、そういったデータを計ろうとしたのだろう】
【だが、その行為が裏目に出た。嘗めていた訳では無いが、ただ、あまりにも予想外だった】

(なんだ、これ――――壊れ――っ!?)

【返って来た手応えが、確かな違和感を彼女に伝える。みしり、関節が軋む】
【膂力は決して、恐ろしく強い訳では無い。だのに相殺はおろか、少しの拮抗すらも赦されない】
【自らの打撃の反作用も合わさった拳の威力が、完全なカウンターとなって彼女を襲う――――】

【拙い。柄を引き戻すには遅く、このままでは最悪、腕が壊される】
【咄嗟に出した結論は、初手から能力≠使う事。しかも攻めではなく、守りに】

【二人の間に有る僅かな空間。其れが陽炎のように歪み、直後、不可視の衝撃が炸裂した】
【限定斥力=B朔夜の拒絶≠フ分化した枝の先、名前のとおりにごく限定的な斥力操作】
【朔夜を中心に、彼女自身をも巻き込んで、球状の力場が展開され。彼を、打ち据えんとする】

…………まずった、な……。

(左がやられた。回復までは少し掛かる。……片腕じゃ、少し厳しいか?)

【威力はそう強くない。因みに成否は問わず、彼女は後方に吹き飛ばされるだろう】
【自身を無理矢理に吹き飛ばして負担を逃がし、左腕が破壊されるのを防ぐ事。それが狙いだ】

【結果。ダメージは身体全体に分散されるが、対応が遅れた所為か。鈍い疼痛が、左腕の暫時の機能低下を示す】
445 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 08:10:41.61 ID:/ZCdikSO
>>All (VS rabbit maid)
キヒヒヒヒャヒャ!!!!!!!!!キヒヒヒヒヒャはははははははヒ!!!
あっははははははははははははははひははははは!!?!!

――――それじゃあ私はこれで失礼するよぉお?
悪いけど未だ[ピーーー]ないやぁ、私は主の所に帰るんだからぁ?キヒヒヒヒ、じゃあねぇ?正義のヒーローさん?アハハハハハ
【少女は終始笑っていた】
【青年の放った刀の一閃は――――少女に当たる事はなかった】
【当たる寸前で突然、青い炎に体が包まれたのだ】
【そして―――】



【炎が消えた時にはもう既に少女の姿も消えていたのだった―――】
【一体彼女は何だったのか】



【その正体も不明のまま謎を残し、一年の最初の闘いは】
【正義の味方の勝利で終わったのだった】


/時間的にももう終わらせようと思ってたのに最後の最後で意識が飛びました。誠にすいません、
/これで年内一発目のテロは終わりとさせて頂きます。
/実は初めてこういう事をするが故、技術足らずや所がありましたがお付き合い頂き有り難うございました
446 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 13:23:32.50 ID:2VxGjkA0
>>444

(入っ――――――ッ?!)

【短刀の柄尻を真心に捉え、そのまま振り抜こうとした瞬間】
【認識さえしていなかった空間からの、謎の撃的抗力がそれを阻んだ】

【指輪単体に係る力なら、それは何の意味も持たない物だった】
【しかしハッピー自身に対しての力を防ぐことはできない】
【無防備なままで"限定斥力"をその身に受け―――】

…………っく!

【そのまま後ろへと弾かれ、再び間合いが開けられてしまう】
【バランスを崩していないのは僥倖。低い姿勢だったためか転倒することもなくほぼ同じ体勢で後方へと滑り止まったようだ】

(右腕………ただ、そこまで痛くない……!)

【慌てず、しかし間を置かず、再び朔夜へと駆ける】
【一瞬だけ右腕を振る仕草を見せたが、負傷と言うほどでもないのか】

【しかし無理をすることもないと判断、直前で右にずれ、今度は左ジャブ】
【腹部、相手から見てやや右側、躱すには一番厳しい位置を狙う】
【ジャブの速度で強大な威力の打撃をもたらすことができるというのが一番の強みであるが――】

/寝落ちでした……
447 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 16:56:16.40 ID:r0Y7Cp.o
【路地裏】

……うふふ

悪いことしちゃ、いけないんだからあ
そういう悪い子は、ブラマンジェがお仕置きしちゃうのよ

【元より暗い路地は暗く立つ少女の影によってより黯く】
【ゴミの上に倒れ伏すのはいかにも素行の悪げな二人組】
【いくつもの銃痕、それとそれ以上の打撲傷に彩られる】

それじゃーあ、次の悪い子探しに行くからねえ
次、悪いことしたら……うふふっ

【踵を返してようやく月明かりの元に姿を現すふわりとウェーブした金髪】
【等しい輝きを放つ丸い金の双眸、沿う形容詞は白雪姫に寄せられたもののような】
【身に纏うのは黒いゴシックドレス……に見せ掛けた革のボンデージ】
【たおやかな笑みを口元に、細い路地裏へと歩み入る】
448 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 16:57:20.88 ID:Jw2gagSO
>>446

(……威力が強化されている訳では、無かった。寧ろ、一方的にオレの力を打ち消していたように見える)
(能力か?何れにせよ、アレは喰らえない。押し返せない¢ナ撃――肉体の抵抗値は無視され、押されるか、壊される)

(本体の力は然程に強くない。流すか躱すかすれば対処は適う。一番厄介なのは、攻撃が、無効化されるコト=j

(あの様子なら――全身が効果範囲ってのは、先ず無いだろう。防御は絶対じゃない、範囲を割り出しつつ、叩く)

【彼女の表情が驚きに染まっているのは、最初だけ。即座に態勢とを立て直し】
【完全なイレギュラーに対して、たった一度の手応えから、相手の能力とその対処法を探ってゆく】

【素の威力は問題では無い。この場合重要視すべきは、一切の防御が貫通されるコト】
【そして。掛けた力を打ち消される、と仮定するなら、もう一つ。如何な攻撃も、阻まれるコト】

【だが、斥力は効いた。面の攻撃故、ダメージを加えた箇所こそ定かでないが】
【一切の無駄を廃して、戦闘思考が回転する。能力も、負傷も、決して無駄では終わらせない】

(――――ピースはあらかた掴ませて貰った。此処からは、こっちのターンだ=j

【接近する相手を鋭く睨み据え、左足を半歩前に。左の逆手に握った短刀を、腰の高さに提げて構え】
【狙いは右の脇腹から鳩尾と見て、此方は左前に浅いステップを踏み。直撃の瞬間に右半身を引いて、ダメージを逃がし】
【攻撃への回避行動を、そのまま此方の攻撃に転化。低い相手よりも更に低く屈みつつ、左足を軸に、時計回りに回転し】

【右足より放つのは掃腿。所謂ところの足払いで、右足首を狙う。右手≠ナ咄嗟に庇うのは、難しい位置】
//どんまいなのです、一応返しておきますねー
449 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 17:18:13.79 ID:C7kco2Io
【まだ雪の降り積もる公園】

う〜ん…痛みはないですし、もうそろそろ外しても大丈夫かな?
でも一応様子を見て…という選択肢もありますし

さて、どうしましょうか

【真っ白なワンピースに、対照的な真っ黒のカーディガンを羽織り】
【翡翠色のロングヘアに、髪と同じく翡翠色のくりくりした瞳】
【袖から伸びた腕は華奢で、雪の様に白く、透き通っている】
【───そんな少女が、ブランコを元気よく漕いでいた】

【右腕には包帯が巻かれているが邪気眼……ではなく本物の怪我】
【特に痛そうにしていない様子から、ほとんど治っているのだろう】

───あうっ!?

【突然、彼女の視界が反転する】
【漕いだ瞬間に靴の裏に付いた雪で滑ったようだ】

【そして、ブランコ前に設置している柵に、洗濯物のように引っかかった】
450 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 17:27:23.40 ID:2VxGjkA0
>>448

(さっきの、よく分からない"攻撃"………一瞬過ぎて本当に何も分からなかったけど)
(少なくとも「見る」ことはできなかった。そして、朔夜さんも後ろに飛ばされていた……)

【駆けより拳を繰り出すまでの僅かな時間、】
【小さな頭を精一杯に回転させて、先程の衝撃を分析する】

(―――僕と朔夜さんの間で、何かが爆発した。とか)
(見えなかったのは何でか分からないけど……とりあえず、そんな感じ)

【朧気なイメージ、それを頼りにもう一度その正体を見出そうとするが】

…………ッ、わっ?!

【踏み込み、体重を掛けたその刹那の右足を正確に捉えられ】
【見事に足を引っ掛けられ、前のめりにバランスを崩す】

――――っ!

【しかし転倒の直前、右手の甲で大きく薙ぐように、朔夜の喉元を払おうとする】
【普通ならば重さの乗っていない腕の先など、攻撃にもならない只の"接触"のレベルだろう】
【だが――その重ささえ加わっていれば、途端に凶悪な"激突"へと昇華される】
【転倒したとはいえ速度も出ている。まともに入れば、指輪ほどの断面積の棍に喉を突かれるのと何ら変わりない】

【しかし掠りさえしようものなら、指輪の持つあまりに不自然な「重さ」に当然気付くだろう】


【攻撃の成否にかかわらずハッピーは転倒。一瞬の隙の後、素早く起き上がり朔夜に向き直ろうとする】
451 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 17:28:51.53 ID:shGgDFUo
>>449

ミーナ?

【ガシャガシャ、喧しい音を立てながら通りかかる、焦げ茶ローブを着た少女】
【赤いカチューシャの乗っかる栗色のセミロングヘア】
【両足首には青銅の足環を付けている】
【腰に帯びる、長剣と短剣が各一本】

……な、何やってるの?

【――ミーナにとっては、新大陸冒険以来の出会い】
【そんな、知り合いかどうか定かでない少女は、ジトッと呆れ顔を作り】
【両手に腰を当てて、彼女を見つめている】
452 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 17:38:10.01 ID:C7kco2Io
>>451

ふぇ…?

【妙に自分で自分が情けないと思ってる時に掛けられた声】
【その状態からなんとか視線をそちらに向ける】

…えとっええと!
これはですね…!
洗濯物ごっこ、って奴です!

【ブランコで滑ったなんて情けなくて言えず】
【顔をみるみる赤くしながら狼狽える】
【咄嗟にでまかせを言うが、かなり苦しいのは自明の理】

【……というか柵からも滑り落ちた】
453 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 17:46:48.14 ID:shGgDFUo
>>452

へぇー、そうなんだ
楽しそうだねー。今年の流行なのかなー

【ジト目のまま、かなり意地悪な部類の笑みを、くすくす】
【彼女の言葉に乗っかって煽る】
【――殊更、彼女の反応を面白がっているっぽい】

……ボクに勝ったんだから、しっかりして欲しいなぁ

【男の子のような声色で自嘲気味な呟きを漏らした】
【彼女の体勢にもよるけれど、滑り落ちて座り込んでいるなら右手を差し伸べようとして】
【立っているなら、そのまま】
454 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 17:53:23.53 ID:C7kco2Io
>>453

そ、そうなのです!
流行ですよ!たぶん!近所の子供達もみんな…やってます!たぶん!

【口任せに嘘に嘘を上塗りしていく】
【視線もこれでもかってほど泳いでいる】
【今年は始まったばかりだということに気づかないのもご愛嬌】

…へ?……勝った?

…っと、どうもすみません…

【ややポカーンとしながら、差し出された手を握り立ち上がる】
【おそらくいつまでたってもクエスチョンマークが浮かんでいるだろう】

/すいません!晩ご飯食べてきます!
455 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 17:57:51.79 ID:fLYd8MDO
【路地裏】

……、

【乳白色と藍が入り混じり、ウェーブが掛かったセミロング】
【瞳は、黄金色と緑が渦を巻き混じっている、気味悪い色合いで、病んだ様に隈が出来て居る】
【表情は不機嫌に眉を寄せ、然し惚けてしまったかの様に口が半開き】

【黒ロングコートの上から、腕やら胴に、何本も、拘束用のベルトを巻き】
【髪は長いが、中性的な顔付きで、外見からでは性別を判断出来ない、背の低い人影が】

【不機嫌な表情のまま、然し呆然とした様子で】
【ベルトで身動きが取れない状態で、道の片隅に転がって居た】
456 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 18:11:19.55 ID:shGgDFUo
>>454

うんうん、分かってるよ
嘘をつくとき、表情に現れやすい人なんだね?
私と同じ。覚えておこうっと

【ミーナの表情を見つめて、目元が弛んだ】
【にひひ、と悪戯っぽく白い歯を見せる】
【さっきからやけに言動が攻撃的なのは――、割と根に持っているのか】

(……うん、右腕は結構治ってるみたい、かな?)
(でも一応、加減しないと……)

分からない?分からないかな?
ふふふ……そっかぁ、分からないかぁ

あの時の借りを返せば、思い出してくれるのかなー?

【いつになく加虐的な笑顔を作って】
【――ジャラ、ジャラ。】
【少女の右袖から青銅の鎖が這い出てくる】

【繋がれた右手を伝って大蛇の如く、ミーナの右腕に巻きつこうとする】


/了解です!
457 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 18:34:17.98 ID:SMkLAhYo
>>455

【かつかつかつ、と1つのブーツの音が近づいてくる】

(新年だからバカをする人間がいないかと見まわってみたが……そんな事もないようだ)
(重畳重畳、折角だから何か買ってから帰るかな――――)

【淡い真珠色の、およそ腰あたりまで伸びた髪を揺らし】
【ピンク色のタートルネックのセーターの上に乳白色のくるぶしまで隠れるようなロングコート】
【茶色の革製のロングブーツを履いて更に白色のマフラーをした】
【片手に鞘入りの剣を持っている点を覗けば極自然な一般人な女性の姿が転がっている人物にも次第に見えてくるだろう】

買うとしたら何がいいだろうか、無難に肉まんとか……?……か――――

【同じように彼女の目に写るのは転がっている彼?彼女?】
【胃袋に優しい、かつ温かい食べ物でも食べて家路につこうというつもりだったのだけど】
【衝撃的というか非現実的、予測しえない事態に軽く混乱】

………?………?………えっと、何かの遊び――――じゃあないな、うん

【只管頭の上に?を浮かべ10秒程その場に、人物の5m程前で立ち止まり】
【ようやっと現実に思考が追いついた(?)のか指を差して人間だと確認】

その、大丈夫か?……いや大丈夫じゃないな絶対に
一応―――私は君に危害を加えるつもりは無いので安心して欲しい
出来れば手助けしてあげたいのだが構わないか?

【ゆっくりと警戒心を煽らないように近づきながら平坦な口調でそう尋ねる】
458 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 18:38:55.13 ID:C7kco2Io
>>456

あぅ…えと…えっと…
その…嘘…じゃなくて…!

【言い返せずに俯き気味に口をぱくぱく動かす】
【恥ずかしさやら気まずさやら色々混じって涙目である】

あの時の借りって…!?
えっ…ちょっちょ!?
何か不味いことしましたっ!?

あのっ…それなら謝りますが…

【自分に非が無い、という自信が無く悩んでいるうちに】
【あっさりと右腕に鎖を巻きつけられる】
【それから、先ほどとは別の理由で慌てふためく】

/遅くなりましたがただいまですー
459 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 18:50:23.86 ID:fLYd8MDO
>>457

【足音―――そして、彼女の声が聴こえた瞬間】
【渦を巻いた眼球が、ぎょろり、カメレオンの様に動く】
【暫し視線をさ迷わせて。直ぐに彼女の姿を捕らえると】
【寄せていた眉が、更にぎゅ、と寄せられた】

……、……

【彼女の問い掛けに、驚いた様に、一度ぎこちなく瞬きした】
【返答をせず、長考する様に無言のままで】
【逸れでも、彼女が接近するのを止め様としない】

――――――……

【逸れから、横たえていた身体に、力を込めると】



【ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ(ry】



【勢い良く転がりながら、女性へと―――近付き始めた】
【拘束を解いて貰いたいらしいよ!只管無言で転がって来るよ!】
460 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 18:54:09.56 ID:shGgDFUo
>>458

あなたに……

【言い掛けて、口を噤んだ。】
【軽く咳払いをして、気持ちと声を切り替える。男の子の声色】
【もしかすると彼女は、色んな声を出せるのかもしれない】

キミに、殺されかけた

……謝っても、やめないよ
本当に覚えてないかな?
風の国の荒野で戦った、きぐるみのこと

――銃だと、思って

【青銅の鎖の縛りと、彼女の手を握る右手の力が、にわかに強くなった】

【左手が、静かに持ち上げられる】
【彼女の眉間の前まで来た時、中指を親指で抑える形に変わっている】

【何もしなければ、数秒溜めて、バチンッ】
【デコピンが放たれるだろう】
【しかし――、対処する時間はあるはず】
【「銃だと思え」、その言葉を真摯に受け止めるなら、喰らって良い攻撃ではない――】

/いえいえ
/おかえりなさいませー!
461 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 18:58:01.30 ID:Mj8D/mUo
【魔術協会:中庭】

あーあー・・・っと。眠いねぇ。
【そんな場所の呟きが、一つ】
【隅の床に寝転がった男から、発せられた】

【まるで囚人が着るような服に、両目を覆う十字傷の眼帯】
【針金細工のような肢体をのびのびと伸ばし、心地よさげに横になっている】

【まるでホームレスのような風貌に、見るもの皆が顔をしかめるが】
【そもそも変わり者の多い魔術協会、別段気にするものも少ないようだ】

新年・・・いやぁ、俺にはなかなか関係ないねぇ。
462 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 18:58:44.36 ID:SMkLAhYo
>>459

………………

【それはどこか冷淡にも見える緋色に揺らいだ瞳で見下ろす】
【同じく無言、といってもどんな言葉を続ければ良いのか分からないというのが真相】

………………っ!

【かつ―――と返答を待つ意味も込めて2m程の所で止まれば】
【ゴロゴロゴロゴロと自分に向かって転がってくるじゃありませんか】
【さすがの彼女もこれにはビックリ】

……な、なんだ一体?気に障るような事でも言ったか?言ったのなら謝るが

【どん引き……否、少し引き気味に身体を反らしながら】
【眉に皺を寄せるのでしたとさ】
463 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 19:08:41.44 ID:Jw2gagSO
>>450

(……溜めの時間も、昇華¥o来る媒体も無し。不完全だな、今のは)
(力任せに威力を補ったから、消耗が激しい――――暫く、能力は使わない方が良いか)

【先の一瞬、僅かに現れた大気の歪み。陽炎じみた其れが、少年には見えただろうか】
【その前兆≠ゥら限定斥力≠フ発動までには、寸毫ほどのタイムラグが有った】

【其れが読めれば、カウンターで浴びない限り反応は可能だ。容易ではないが、解るのと解らないのでは、差は天地ほどにも大きい】

【正体は、力場=B瞬間的に展開され、対象を弾く。ただそれだけである】
【敵を弾いて衝撃性のダメージを与える、自身を弾いて加速する、等。単純且つ制限は有るものの、使途は多い】

踏み込みが――――甘いっ!

【彼女は咄嗟に上体を反らして直撃を避けつつ、右の掌を差し出して相手の肘に接触し】
【喉を掠める掌と、腕に掛かる衝撃から、威力の程を読み取り――其れから、もう一つ】

(重いな……腕の先端に、錘が有る。蹴るのと触れるのには成功した。此処から解る事柄は)
(力の無効化≠ヘ身体の外には展開出来ない、或いは、範囲は腕の先端に限られて――まさか、指輪≠ゥ!?)

【――――効果範囲に、気付いた=B】
【当然、掌は弾かれる。だが彼女は受け止めようとせず、力を抜いて触れたのだ】
【加えて、動作の基点に近く、遠心力のあまり働かない肘に。言わば芯流れに逆らわず、芯をずらして】

【防御としての意味は無い。ただリスクを最低限に抑えて、相手の手を見極める為の行動である】

(いや、早計か。飽くまで可能性が有る≠ニいった程度――此処は、慎重に行くべきだ、けど)
(――――だけど、性に合わないよな、其れ。……リスクは抑える。けど、……手は緩めない)

――――――潰す=B

【間髪入れず、朔夜は反転攻勢に打って出た。反らした身体のバネを使って、立ち上がり様の隙を突き】
【左足で踏み込み、逆袈裟に撫で斬りのような一閃を放つ。些かに浅いが速く、鋭い】
464 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 19:13:35.96 ID:C7kco2Io
>>460

───え?

【思考が隅から隅までぐるぐる回る】
【殺されかけた…もとい、自分が殺しかけた】
【そんな大きなことを忘れているはずがない】

【電流が流れる様に記憶の欠片に行き着いた】

…あ、もしかして───
あのライオンさん、ですか?

…ごめんなさい
そういう依頼上、対立は仕方ないとはいえど、痛くて、苦しかったと思います
……だから、私は終わってお互いの立場が無くなった今、その罪を甘んじて受け入れます

【すぅ…と息を吐いて、ゆっくりと瞳を閉じる】
【デコピンを、一切の受身なしに真っ向から受けた】
465 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 19:17:55.18 ID:fLYd8MDO
>>462

【ゴロ、と漫画的擬音を出しながら転がっていたが】
【彼女が驚いた様子を見て。1m程距離を空けて、転がりを止めた】
【再び眼球をぐるりと動かし、女性を見上げる】


――――……、ヘルプ、ミー。


【三角口が小さく動き。高い様な低い様な、性別不明な声で喋った】
【喋れるなら初めから喋ろ、とツッコミをしたくなる】

【救いを求める第一声の後】

ベルトを、外して欲しい。
痛くて眠れない。借りは返す。

【先程までの無言が、嘘の様に。ぼそぼそと語り始める】
【逸れから、ビタンビタンと採れたての魚みたいな動き】
【何処までも不愉快というか、気味悪い人物だ】
466 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 19:32:17.19 ID:shGgDFUo
>>464

【手加減の一切感じられない本気デコピン】
【小気味良い音が寒空に木霊して、その威力たるや、想像に難くない】
【反面、包帯の上から巻きついている鎖は、痛みを感じない程度に緩いだろう】


【もし、瞼を開けたなら】
【そこにあるのは、眉を顰めた不機嫌そうな少女の顔】

……うん、そうだよ
あの時、キミに命を助けられたライオンさん

借りを返したいな、って思ってたんだけど…

…むぅ……
自分の考えに基いて行動してたなら、そんな簡単に受け入れちゃ駄目だよ
正義の行いをしたミーナに、罪なんて無いでしょ?
…悪人を助けたなら、もう一回襲われても返り討ちにするぐらいの気概が欲しいな…

ブレスとか、羽とか、蹴るとか、色々あったのに
そんなことしてたら、いつか本当に死んじゃうよ?

【無抵抗で攻撃を受けられたことが、割と不満だったようで】
【唇を尖らせながら、彼女の心配をしているらしい】
【なんだろう、この人】
467 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 19:33:46.26 ID:SMkLAhYo
>>465

なんだ会話は出来るのか……出来なかったら出来なかったで困るのだけどね
いや筆談やボディランゲージという手もあるのか

【言葉を用いる事が出来る、ということで彼女の警戒はいくらか薄まったよう】
【それでもワンテンポ遅れたような反応の後】

借りを作らせる為に助ける訳ではないよ、そこまで恩着せがましくない
まあそういうつもりがあるのなら私以外の人間に優しくしてやってくれ……と言っておくよ

【表情を緩め微笑んで】
【しりぃん――と剣を鞘から抜く、それは剣というには些か黒過ぎる片刃の刀身】
【それは構成される物質の影響を大きく受けているのだが、この場合はどうでも良いか】

さ、そろそろ外そうかあまり動かないで
下手に動くとどうなるか分からないでも無いだろう?薄皮だけ斬るなんて芸当は得意じゃないんでね
それにベルト一本ならまだしもこの数だ、君自身の協力が必要なのは是非もなく……ね

【諭すように「動くな」と伝えて、問題無いようなら拘束ベルトを一本一本切り始めるだろう】
【早くて5分掛かったとしても10分程度か】

【ちなみにこの女性、身長はやたらと高く170cm程で威圧感抜群】
【胸も大きく実に揉みしだきやすいサイズである、もっとも厚い服に身を包んでいるから微妙に分かりづらいけれど】
468 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 19:52:15.72 ID:C7kco2Io
>>466

いたっ……い…!

【想像していた以上に痛かったようで空いている左手でおでこを押さえた】
【すぐに赤くなり、ひりひりしているのは言うまでも無い】

私は…相手も傷つかず、丸く納めるのが一番だと思ってます
だけど…世界からしたらそれは奇麗事で…

あの時も、悪事を止めるためにあなたを殺めかけました
もっと力があったなら───

きっと、もっといい別の方法をとっていたと思います

【あの時よりもかなり弱弱しく、というか戦いたくないという印象を受けるだろう】
【牙を失った猛獣がおとなしいように、彼女もまた然り】

それに、いいのです
どうせ死ぬなら、誰も傷つけずに死んだ方がずっといいに決まってるのです

【彼女らしくない───そんな暗さがにじみ出ている」
469 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 19:58:54.16 ID:fLYd8MDO
>>467

会話は苦手。一応可能。言葉が出ない。難しい。
女の人は一杯話す。羨ましい。

【会話は出来るらしいが、聞いてると、単語の連続の様な逸れで。ものを知らない子供なのか】
【女の人、とは、目の前の彼女の事を言っているのか】
【ぎこちない会話で、彼女が羨ましいと吐露した】

……。

女の人以外に、優しく。難しい。
難しいが、行動してみる。女の人が、逸れが嬉しいなら。

【矢張り、表情は変わらないままだが】
【彼女の言葉に、素直に応じた。気味の悪い容姿で】

承知した。静止を保つ。
拘束が解けても、己に攻撃の意思は無い。

【応じる、そして、攻撃はしないと彼女に告げて】
【拘束の解けた所を、ぴく、と小さく震わせたりする】

……問う。女の人は、牛乳を飲んでいるか。

【彼女の高身長を見て、じっと待ちながら、そんな一言】
【双眸が、何だかキラキラ輝いている気がする。何だか、憧れてる】
470 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 20:13:53.05 ID:shGgDFUo
>>468

【彼女の様子に、得意そうに微笑んで見せるものの】
【眉間を撃った中指も、それなりに痛かったのか】
【背中側に隠して、ぎゅぅぅぅ、と拳を握り締めていた】

【声の調子を、元に戻して】

……確かにミーナは、私を助けるのに精一杯で
結局魔法陣を壊せなかったしね

力があったなら、その両方が叶ったかもしれない

だけど、あの時
目的を捨ててまで助けてくれたから、私は
恨みより感謝を懐いたんだよ?
何かあったら、今度は私が助けなきゃ、って

……もちろん、少なからず虐めてやりたいって気持ちはあるけど、ね

【二人を繋ぐ鎖をジャラッ、と鳴らして、苦笑】
【とんでもない本音を、さらっと言っている。台無しだ】

……おとなしく死ぬより、生存の為に足掻かないって言うの?
受動的なのは、ミーナらしいけど…
…そこまで悲観的なのは、あなたらしくない

【彼女の口調から、前回は感じられなかった暗さを感じ取って、小首を傾げる】
【「何か、あったの?」と、言外に尋ねているらしく。発言を促すように言葉を切った】
471 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 20:15:20.36 ID:shGgDFUo
>>470
/うわあ、文章がおかしい…!訂正です
/おとなしく死ぬから、生存の為に足掻かない
/…とか、ですね、ごめんなさい!
472 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 20:32:55.72 ID:2VxGjkA0
>>463

――――っく!

【左手を橋に付き、俯せに近い状態になりながらも、】
【すぐに体を跳ね上げ、朔夜から距離を取ろうとするように起き上がろうとするが――】

っ!

【視界に映るは、既に斬撃の体勢に移りきっている朔夜の姿】

(速………いや、まだ受けられる!)

【一瞬、ほんの一瞬、畏れの色が表情に浮かぶ】
【が、それを掻き消すようにまん丸の目を見開き、朔夜の短刀の切っ先を視る】

【左手を素早く振り、嵌めた指輪を正確に、逆袈裟の軌道に重ねる】
【少年の最も得意とするスタイル――受け、捌くこと。】
【弾く必要はない。ただその軌道の上に指輪を置くだけで良い】
【求められるその正確さを高める訓練だけは、欠かしたことはなかった】

【指輪を打ち据えれば、鉄の大塊に刀をぶつけたと同じ感触がするだろう】
【―――中身が入っていると思った空の薬缶を持ち上げようとしてひっくり返るが如く】
【そこにあるものを「只の少年の手」と思い込めば、予期せぬ不動さに刀を取り落としてしまう可能性が高い】

【しかし今回、相手は指輪を"知っている"。どうなるか―――】


【追記。】
【指輪は、ハッピーにとってはただの指輪。ほんの数グラム程度である】
【そしてハッピーのみが指輪を動かすことができる。それがどういうことか。】

【「指輪は動かすことができないが、指輪を嵌めているハッピーの手は容易に動かせる」】
【言い換えれば、「指輪に直接触れない限り、それは只の指輪である」】
473 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 20:38:13.46 ID:C7kco2Io
>>470

…あっ…いや…えと……その…

【「あなたらしくない」と言われてびくっと反応する】
【また嘘をつこうとしたところで、嘘だとバレてしまう】
【奥歯を噛み締め、悩んだ末に出した答えは】

どうやら私…このままだとそのうち、死んじゃうみたいなんです
───あ、寿命で、って意味ではないですよ?
変、ですよね。こんなにピンピンしているのに…
いつ、どこで、苦しみながらゆっくりなのか、いきなりころっと…なのか、見当もつきません

【観念して、話し始める】
【嘘や冗談を言っている様な口調ではなくて、視線も真下を向いて】

………尤も、傷付けようにも、翼も火炎の息も魔法も…もう無いのですよ
もう、貴方さんと戦ったときの龍ではないのです

【喋れば喋るほど声は震えて】
【いくら彼女とはいえど死ぬのはやはり怖いのだろう】
【さっきまで、日常は、それに立ち向かうというよりも逃げているに近い】
【その上辺を剥がされれば当然───】
474 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 20:45:02.64 ID:SMkLAhYo
>>469

私も会話が得意な人種ではないよ、その点に関しては君と同じだ……多分
君は一杯話すというけれど私がその気になればずっと無言でいることも可能だぞ

【無言とは言うけれど、それはどちらかと言えば話すのが面倒臭いから無言】
【という酷く怠惰な物からだった。無論生活に支障を来さない程度には話すけれども】

むう……慣れればきっと私以外にも優しく出来るさ
何事も挑戦というヤツだな、うん

【1つ、2つとベルトを斬りながら】
【自分の言葉に自分で頷く】

…………――――――――
――――うん、これで最後……よし動いて大丈夫終わったよ

【一息、役目を終えた剣を鞘に収め】
【何の気なしに軽く頭を撫でようとし】

牛乳……?なんでそんな事を唐突に聞くんだ?
…………思うほど飲んではいないけれどなあ

【いまいち質問の意図が分からないらしく首かしげ】
475 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 20:47:26.32 ID:dhqoZv2o
【小さな町】

【セピア色を基調とした煉瓦造りの建物が立ち並ぶ通りを、】
【町の外れの方から、一人の人物がほとんど靴音も鳴らさずに歩んできた】

 ………………────

【二十代の前半程だろうか、鴉のように黒い貫頭衣型の外套を纏った長身の青年であった】
【その緩く波打った髪は、所々毛先が黒く染まった暁色をしており、双眸は夜色に染まっていた】

【暫く通りを歩んでいた彼は、古びた木製の荷車を引いた一人の町人を前方に見つけて、歩み寄った】

 「……うん? なんだあ兄ちゃん、旅の者かあ。このご時世に大変なこっだね」
 「宿は取ったんか? 何ならこの町に止まっていぐといいだよ、何もねえところだげんどな」

【青年は沈黙したまま、外套の下から右腕を覗かせた。その手には、一丁の魔銃が握られていた】
【全長500mm程、モデルとしては些か古い、レバーアクション式のライフル型】
【短く切り詰められた銃床と銃身は漆塗りのように黒く、機関部にのみ銀色の古風な意匠が施されている】

【「な──!?」 それを見て息を詰まらせるようにうろたえる男。彼はそれを無機の瞳に映したまま、発砲した】
【魔銃特有の、魔力反応音を含んだ銃声。撃ち出された黒い魔力弾は、着弾と同時に銀色の粒子を散らした】
【被弾の衝撃によって倒れた男に、しかし外傷はなかった。その代わりとして、その身には一つの変化が起きた】

 「……お……ご、ぉ……──!」

【男は白目を剥き、喉を握りつぶすように押さえながら呻き声を上げ始めた】

【銃弾を受けた胸部から、一つの小さな黒い芽が吹き出たかと思えば、それは瞬く間に一本の黒い木へと姿を変えていく】
【その木は葉、幹、枝、全てが黒かったが、やがて真っ白な花を咲かせて、それが枯れてから一つの紅い果実を実らせた】
【一連の現象はビデオの早回しのように、ごく数秒の間に起こった。青年は、その実った果実を手でもぎ取って、一口齧る】

 (……──これではない)

【彼は一口齧っただけの果実をそれ以上吟味することなく、自身の後ろへと放り投げた】
【それが緩い放物線の頂点に至った瞬間、果実は無数の黒い薔薇の花弁と化して霧散していった】
【やがて虚空の一点を見つめたまま動かなくなった男。青年はそれに一瞥もくれず、緩慢な動作で辺りを見渡した】

【そのとき、「どさっ」と何かの音が響いた】

 『……──あ……あ……』

【青年が音のした方へと顔を向ければ、そこには買い物籠を落として震える一人の町娘がいた】
【この光景を唐突に目の当たりにしたことで、恐れのあまりその身が強張って全く動かないのであった】

 ………………────

【青年はその姿を瞳に映すと、魔銃のレバーを上下させて再装填する】
【はじき出されるように排出された薬莢が地に落ちて、きぃん、と静かな清音が響く】

【青年はゆっくりと身体を町娘の方へと向き直らせて、その銃口を向けた──】
476 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 20:55:09.99 ID:NLBJRMSO
>>475
ちょっとスイマセン
【突然、二人の間に降りる一人の女性】

【黒いドレスを着て、長い銀髪に、首にカメラをぶら下げた、優しそうな印象の女性】
【だが、強い瞳で男性を睨み】

無抵抗の方に銃を向けるとは感心しませんよ
【そう言いながら女性を庇うように立つ】

【女性が逃げるなら今のうちだ】
477 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 21:00:52.62 ID:shGgDFUo
>>473

…………

【彼女の口から暗かった原因を聞いて、声を失ってしまった】
【想像以上に深刻な事態に】
【心なし、血の気が引いているようにも見えて】

【「本当なの?」と声を出そうとして、やめる】
【――その質問は、きっと意味を成さない】

……寿命じゃないとしたら、原因はなに…?
そのうちって、どれくらい?
古龍の性質が無くなったことと、関係してるのかな…

…死を回避するためなら、協力するよ?
だから、もう少し具体的に教えて
どうせ死ぬなら――、なんて考えるのは、早すぎるよ

【今までよりも真剣な口調】
【彼女の右手を握る、温かな手に力が籠もった】
【それから、ふと、自分の呼ばれ方に気がついて】

……あはは
貴方さん、なんてハニーみたいな呼び方

そういえば名乗ってなかったね
……私のことは、サージでいいよ。そう呼んで?

(――あの子、どこで何してるんだろう)

【暗い雰囲気を、多少消散させるように、柔らかく微笑んで】
【いつも通りの呼び名を伝えた】

/すみません、ご飯食べてきます!
478 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 21:04:59.56 ID:dhqoZv2o
>>476

 『……──ひっ』

【彼の魔銃に指がかけられ、ただ怯えるしかなかった町娘であったが、】
【突如として現れた女性に、一瞬身体を強張らせて呆然】
【しかしすぐに状況を察すると、慌てて何処かへと走り去っていった】

…………

【青年は構えた魔銃を下ろしはせず、ただ僅かに瞳を細めた】

……別に。君でもいい。誰でもいい
──いや、むしろ君の方が“上質”だ

 ────『Ende Neu』

【ひぃん──】
【魔力の収束音を伴い、魔銃の機関部がほんの僅かに発光した】
【──否。正しくは、魔銃周辺の暗闇が“薄れた”、と表記する】

【よくよく見てみれば、その魔銃が周囲の『暗闇』そのものを徐々に吸い込み、】
【薄暗い闇にぽっかりと穴が出来上がるように見えるかもしれない】

【弾倉内:9/10】
479 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 21:14:22.71 ID:sHU8Hp2o
【路地裏】
【つめたい空気で満たされた、モノクロの一角に佇む人影、ひとつ】

【黒/黒/黒/黒/黒/黒】
【肩までの髪も丸い瞳も小奇麗な服もヒールの高い靴も細い腕も脚も。青白い顔以外はぜんぶ黒】
【頭からすっぽり被った「飾りの無いヴェール」もこれまた黒だった。とにかくそんな、黒い子供が一人】

うぅー……ん、肩が痛い……

【ブロックの上に腰掛けて、伸びをひとつ】
【膝の上には、分厚い本が一冊。ずしりとした重量感を孕んだそれが、置いてあった】
480 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 21:16:30.05 ID:NLBJRMSO
>>478
(よかった…逃げてくれました)
【逃げた少女を見て心の中で安心し】

言ってる意味がよくわかりませんが…
(闘いは初めてですが……後輩さん…私に力を…)
【キュッとカメラを掴み】

《Three methods to fly in the sky》
【空を飛ぶ3つの方法】
【日本語に訳すと、そう言う名の能力を唱え】

《imagination》
【背中に純白の翼を生え】
【彼女は想像する。空を飛ぶ鳥を…】

【すると彼女の周りに5羽の鳥が飛び始める】

(なんでしょう…アレは…)
(わかりませんが)

行ってください!
【そう言うと、彼女の近くに飛んでる5匹の鳥の内二匹を相手の肩に一匹ずつ、鋭いクチバシを突き刺そうと飛んでくる】

【スピードは普通の鳥と同じ速さだ】

【現在・鳥5/5】
481 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 21:24:46.99 ID:C7kco2Io
>>477

───原因は魔翌力がダダ漏れだと思います

私のような魔法生物にはほとんど命と同じようなものです
火炎の息吹や魔法のような、道具として使うのも勿論ですが、
肉体の再生、維持もほとんど魔翌力によるものです……厳密に言えば違うと思いますが

勿論、時間が経てば回復しますし、自慢では無いですが古龍のそれは並々ならぬものがありますですっ
しかし、流出している量はそれすらも超えているらしくて…
足りない分は再生にまわす分を…それでも足りない場合は自らの肉体を

つまり自分で自分を食べる、みたいな感じなんだそうなのです
だから、じわじわ限界が来たときに…

この腕の傷程度も前だったらできてちょっとしたら治ってたんですが、遅いです
翼にいたっては治る気配すらしなくて…

【ゆっくりと自分の考察を並べていく】
【微妙に自信なさ気な口調なのは、確定しているわけではないからなのだろう】
【とはいえど、大きな病院に行こうとも病状を調べることなんて出来ないだろう】

───って、あ…なんだか不幸自慢みたいになってしまってごめんなさい
…えと…サージ、さん
何とかなるわけではないのですが…誰かに打ち明けると少し気分がラクに…なるんです

【首をぶんぶん振って自分もなんとか暗い雰囲気を振り払おうとする】
【微笑みも幾分か効果はあるだろう】

/了解です!
482 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 21:25:11.70 ID:fLYd8MDO
>>474

……、無言も、難しい。

【何か返答に困る感じの、電波な発言した】

……慣れる。接する。
だから、慣れる。貴女以外にも、此処に人は居るか。

【人形の様に、ぎこちなく瞬きしてから、そんな返答。いつの間にか、彼女の呼称が『貴女』に成っている】
【そして、人間は居るか、と質問する。此の場所を知らない様な口ぶり】

【最後の拘束具が斬れ、もぞ、と動き。上半身を起こすと】

―――ありがとう。

【礼を告げる。固かった表情が、何処か緩んだ様な】
【恐る恐る腕を動かし、身体に着いた砂を払っていたが】
【頭に手を置かれると、動作を止め。瞳を閉じて、大人しく撫でられた】

牛乳。貴女の成長の経過に、関連が有るかを問いたい。
カルシウムは、骨や胸囲の発達に良いと、知識が。

【問い掛ける。この子供は、行きなり何を(ry】
【何というか、面倒な喋り方をする子供。中身もストレスが貯まって来t何でも無い】

【逸れから子供は、彼女の手から離れ。少しだけ後退してから、立ち上がろうとする】
483 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 21:27:54.33 ID:dnurIJ.0
>>479

真っ黒い服でまるで闇に溶け込むようにこんなところに居て、
君は何をしているんだい?ゲシャハハハ!

【奇妙な笑い声と共に中身の入ったゴミ袋を片手にぶら下げた男がやってきた】

【破けた黄土色のジャンパーに、汚れで変色してしまった紺のズボンを着ており】
【ボサボサの髪の毛に、生きているようには見えないほど青白い顔をしている】
【ゴミを持っているためか、彼の周囲はひどい悪臭が漂っている】

まるで、ゴ〇ブリのようなではないかぁ?ゲシャハハハ!!!

【初対面の相手、しかも子供だというのに、極めて失礼な言葉をぶつけてくる】
484 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 21:33:32.23 ID:5VDz0vM0
【――――水の国=c…噴水広場】
【吐く息は白く、汗は皮下に閉じ込められ……――そんな寒空の下、俯き加減に広場を往く影が一つ】

(……あのマント、結局、棄てちゃったわ。)
(まぁ、それは良いとして……1年前の服を、そのまま着れちゃうなんて……。)

【それは、蒼く澄んでぱっちりと大きな双眸と、不釣り合いに鋭い眼つき、白い肌を備え、厚い革のブーツを履いた幼く見える少女】
【白に近いプラチナブロンドの長髪には、グロテスクなまでに写実的な土蜘蛛の髪飾りを装着している】
【眉毛の直ぐ上までを覆う帽子には、外周と頭頂部に、濃紺のワンピースコートには、首回りと下半身の裾に、白く手触りのよいファー】
【いずれも生地は厚手で、その下にもホットパンツやら何やらを履き込み、防寒体勢は完璧に整っている様子だ】

………取り敢えず……。
…往かなく、ちゃ。

【ふわり――――肌を裂く様な冷たい風に誘われて、運ばれて、零れる一声】
【心ここに非ず、と言った様子の眼で、彼女は公園の出口へ、引き寄せられるかの様な頼り無い足取りで向かっていく】
【子守り唄の様に鼓膜を撫でる、噴水の囁きも、気に留めず―――ただ只管、その場から動く事だけを、思考して】
【――――誰かにぶつかったり、家出少女かと思われたり、ともすればもっと面倒臭い事象に、巻き込まれるかもしれない】
485 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 21:36:10.62 ID:dhqoZv2o
>>480

【互いの距離は、中距離ほどだろうか。特に近くもなく、遠くもなく】

…………

【青年は沈黙したまま、出現した鳥を瞳に映す】
【そして、その左手の平を前方に翳すと、黒い魔力が渦を巻き──】
【二匹の鳥が飛翔してくるそれぞれの軌道上に、二輪の白い『椿』の花が咲く】

【──もし、鳥がそのままその花に衝突した場合、】
【その瞬間にこの椿の花は、ごく小規模な『魔力爆発』を起こすだろう】
【どうやら、それによる飛び道具同士の相殺が狙いのようだ】

──僕は『曇りの華』

【青年はその成功の如何に関わらず、一歩バックステップし】


 ……──君の魂、貰い受ける


【銃口を彼女の右爪先に向けると、その引き金を引いた】
【──撃ち出されるのは、黒の粒子を散らしながら飛翔する、夜色の魔力弾】
【速度は通常の銃のそれより僅かに劣る程度。しかし、もし当たっても、弾丸相応の衝撃を齎すのみで外傷は与えない】

【──その代わりとして、着弾と同時に、その箇所から黒い『カラタチ』の枝が束となって吹き上がり】
【近くにあるものへと“巻き付こう”としていくだろう。『カラタチ』──有刺鉄線のような棘を持つ、低木である】
【もしも巻きつかれた場合、その鋭い棘による傷を負うことになってしまうかもしれない】

【弾倉内:8/10】
486 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 21:36:22.81 ID:sHU8Hp2o
>>483

読書、の、中休みさ。ぅうー肩こった。

【欠伸を一つ、顔をそちらに向けて】
【にっこり、微笑んだ】

やだなぁ、その言い方だとゴキブリが下等生物だ、ということになるじゃあないか。
可哀想だよ、撤回してあげて。

【お前は何を言っているんだ】
487 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 21:37:23.77 ID:SMkLAhYo
>>482

じゃあ適当に会話を交わそう、そうすれば君も会話が上手くなると思う
私の性格的にもそれは悪くない事だ……うん

【頷き癖なのかまたコクリと】

人間なら沢山いるよ、悪人善人問わず乱雑に雑多に沢山も沢山
たまに人外もいるけれど、まあ人外よりもタチの悪い人間もいるからなあ……

こんな事を言うのもどうかと思うけれど会話の相手は吟味した方が良いかもしれない
悪い人間、危険な人間もいるからね。君のような子がそいつらの毒牙に掛かるのは私としては好ましいことじゃないし

【「お礼はいいよ」と柔和な笑みを浮かべ】
【わしゃわしゃと撫で回してから、どこか名残り惜しそうに手は離れる】

む……むう……(いや、まあ子供の戯言だろう気にすることでも無し)
…………関連は少しはあるだろうけれど私の場合は遺伝なのかな?父は身長が高いし母は……うん

【子供相手だし別にいいかと適当に考えたのか真面目に答えるのでした】
【母は、言わずもがなですハイ】

【いつまでも中腰のままは辛い、彼女も立ち上がり】
【フムンと子供君を見つめ】

ところで気になっていたのだけど君はどこから来たんだい?
口ぶりからしてここに来たのは初めてのようだけど……というか――――
なんでベルトで拘束されていたのかな、よければ話して欲しいな……

【気になっていた事、心に引っかかっていた事を一気に尋ねた】
488 :485 [saga]:2011/01/02(日) 21:38:38.79 ID:dhqoZv2o
>>485
//ああっと、念のため補足です
//【『カラタチ』──その枝に有刺鉄線のような棘を持つ、低木である】
489 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 21:39:57.01 ID:Jw2gagSO
>>472

(――――此処までは、予想通り。こいつのタイプからして、此処は受けに徹する筈だ)
(そう、出し惜しみせず、全力で=B正直な性質だ、そう簡単に騙し討ちには出ない)
(だが……これが視えて、あまつさえあの状態で対応出来たのは、)

――――……予想、以上だな。

【抜き身の刃が指輪と擦れて、火花を散らす。硬質な感触が、短刀を握る左手に残る】

【恐らく、先の柄打ちのように叩き付けたなら、あっさりと弾かれていた】
【だが――何かを斬る≠ノは、打撃の時ほどの力は要らない】
【鋭い刃を、適正角度で対象に宛がうだけで良い。極論、なぞるだけでも人は斬れる】
【朔夜が行ったのは、其れだった。刃に最短距離を奔らせ、素早く、対象の表面を撫でるように振るうだけ】

【真正面から、力任せに攻撃しようと勝てはしない。先の攻防で、彼女はその事を理解していた】

(……ギアを上げよう。ひょっとしなくても、きっと愉しいコトに成る)
(次は、二連。――――此処から先が、分水嶺だ)

【止まらない。自身が真っ向叩き斬るような真似をするか、彼が積極的に刀を弾きに来ない限り】
【受動的に受け止めるだけでは、彼女の一閃は止められない。畏れては、じり貧になるのみだ】

【短刀を順手に持ち直し、右手に二振り目の短刀を引き抜き様。続けて放つのは返しの袈裟と、下段、真一文字の薙ぎ払い】
【狙いはそれぞれ、左肩から右脇腹に抜ける軌道と、両の大腿を切り裂く軌道】
【先程と同じく無駄を削ぎ落とし、威力と引き換えに疾さと鋭さに特化させた二連閃】
【浅く、急所は外しているが、当たれば当然痛むし斬れる。手加減は一切無い――――乗り越えられるか】
490 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 21:41:16.77 ID:shGgDFUo
>>481

話す事で気分が晴れるなら、よかった
それに私から聞いたんだし
謝ること、ないよ

……それにしても、魔力漏れかー
人間には、あんまり聞かない症状だよね

【ミーナから右手を離して、考える仕草】
【しかし、袖から伸びた鎖は、いまだに彼女の右腕に巻きついていた】
【何か言われない限り、そのままなのだろう】

どこから漏れてるんだろう
治らないなら、翼…?
…関係ないかな…

魔力を遮断するアイテムがあれば、あるいは…効果があるのかも…

【魔力を感じ取ろうとしながら、背中に回りこみ】
【翼の生えていただろう位置を、カーディガンの上から触れようとする】

/ただいま戻りましたー!
491 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/02(日) 21:44:33.93 ID:i9fKAkIo
>>484

ヒャッハー、水だぁ!!

【ざぱん、と噴水の方から響いた着水音】
【音からして少なくとも小石が投げ込まれた訳ではないと分かるだろう】

【振り返れば……誰かが、“人が”噴水の下で水浴びしていると理解するだろう】
【目を凝らせば……より鮮明にその姿は見える】

【毛髪の長さは僅か0.5mm、最早頭皮を隠していない坊主頭】
【僅かに歪んだ上淵眼鏡をかけ、その奥の双眸の下に深い隈を作った青年である】
【腰にタオルを巻いて水浴びをしているらしい】

【傍らには草臥れた青味の強い紺の2つボタンのスーツと黄色いネクタイ、真っ白なローファーが乱雑に置かれており】


……ぅえっくしょい!!!

【流石に寒いのか、クシャミをしている】
492 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 21:47:36.79 ID:dnurIJ.0
>>486

ゲシャハハハ!こんなところで読書とは!
君は相当目が良いのかなぁ?

【ニヤついた笑顔で聞き返しながら】

いや、どちらかと言うならば、頭が悪いのか?ゲシャハハハ!!

【などとわざわざ訂正までして失礼極まりないことを言う】

ゲシャハハハ!何を言うか?
俺は一度足りとてゴキブリが下等生物だといった覚えは無い!
俺の言い方が、ゴキブリを下等生物だという様に聞こえたのならば―
それはおまえが心のどこかでそう思っていたから出てきた言葉なのではないのか?ゲシャハハハ!!

【なにやら無駄に遠まわしな言い方をする男】
【ようするに、自分の非は無いとでも言いたいのだろう】
493 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 21:49:45.17 ID:NLBJRMSO
>>485
【二匹の鳥は爆発され、相殺されてしまう】


!?
【相手が引き金を引く瞬間、とっさに翼をはためかせ空へ飛び上がり、相手が爪先を狙ったのが幸いし、ギリギリ回避しようとする事になるだろう】

な…なんですか…アレは…
【自分がいた地面から生えるカラタチの黒い刺を見る】

【もし…自分が当たったら逃げれなくなる……】
【ましてや相手は戦い慣れてるのに対し…こちらは戦闘は初めて】
【機械である自分が嫌な冷や汗をかくなんて…】

私に魂なんてありません
私は機械ですから
【嫌な想像をしたせいで、鳥と翼が消えかけるが、首をフルフルと降り、集中しなおし、翼と鳥を維持する】

【とりあえず飛び回り、相手の狙いをさだませないようにしようとする】

【残り鳥3/5】
494 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 21:57:42.58 ID:sHU8Hp2o
>>492

目は良い、というか「そういうふうに作った」からね。
新年早々引き籠るのもどうかと思ったから外で本を読んでみたのだけど、あんまり良くなかったみたいだ。

【しれっと流す。本を小脇に抱えて立ち上がり、服に着いた埃を叩く】

そりゃあそうだろう。君、ゴキブリが高等な生物だとでも思っているの?
地を這う便所虫だよ? どう考えたって人間よりは下等だよね。

【きょとんとした表情は、何を言っているんだ当然だろう、と語るように】
【小首を傾げて、男を見直した】
495 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 22:03:03.42 ID:5VDz0vM0
>>491

…んっ?

【そんな彼女も――――何かしらの騒ぎが起これば、半ば反射的に、ではあるが、反応する事は出来た】
【左足を大方直角に曲げ、公園と出口の間の境界の様な形に構えてから、其方に傾ける脚と肩、そして潰れそうに細い首】
【物憂げにこの動作を繰り出す彼女は、何処かは儚げで、風に晒される一輪の華の様にも思えたが―――。】

………――振り向いた私が、バカみたいね。

【変態的な行動に及ぶ、余りにもオープンな青年に対して向けるのは、北風よりも冷たい蔑みの視線】
【射抜く様な、と言うには、些かばかり背けられた♀エのある彼女の酷な形相から、ぽつりと小さな呟きが舞い散る】
【こんな事に時間を喰わせた自分すら、嫌になる――――そして彼女は、再び公園に背を向けたが】

……――ぇ……っ!?

【恐らくは、誰であろうと素の声≠ェ出るくしゃみ―――遠く響く其れが、彼女の脳裏に引っ掛かって、離れない】
【暗闇と水のカーテン故に、常人より遥かに優れた視力を持つ彼女でも、男が何者であるかは、見えなかった≠フだが】
【その『声』だけは、ファーに抱かれた耳朶が拾った、其れだけは……――何故か、『知っている』。そんな気が、してしまう】


……………確認するぐらい、好いわよね……。


【そして彼女は―――自分に言い聞かせるように虚空へ囁いてから、全身でくるりと、来た道へと向き直った】
【先日までの『悪夢』により混濁した記憶に、必死に探りの手を入れながら、可能であれば青年の3メートルほど近くにまで、歩み寄ろうとする】
【――――艶やかな金髪の穂先、へばり付いた蜘蛛を、縋る様に握り緊めながら】
496 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 22:03:53.07 ID:dhqoZv2o
>>493

 【──本当に、そう?=z

【その時。その場に、どこからともなく声が響いた】
【その姿は何処にもないが、声は女性と思しきものだった】

 【──その力が、魂なき者に扱えるものとは、私思わないわ=z
 【そのことを、勁く教えてくれた子を、私は知っているもの──=z 

【ひゅう──ブランデーの香を孕んだ風が一陣】

【一方、青年の生み出したカラタチは元々そう高く伸びる植物ではなく、せいぜいが2m〜4m程度】
【よって、空へと飛び上がった彼女を捕らえることはなく、カラタチは黒い粒子となって霧散した】

………………────

【レバーを上下させ、再装填。排出された薬莢が地に落ちて、軽い金属音が響く】
【青年は、上空を飛び回る彼女を、只管に無機な鋭い双眸に映していたが──】

 ────Seed=Noir

【──軽く呟くと同時、青年の前方に、宙に浮遊する黒い蓮の葉が出現した】
【円形の足場のようなそれへと彼が足を乗せると、僅かに沈む。そして彼は、とん、と軽やかに葉を蹴って跳躍した】
【すると、その上昇を終えたところで、彼の足元にまた別の黒い蓮の葉が出現し、彼はそれを蹴って再び跳躍──】

【青年はそれを素早く繰り返し、彼女と同じ高度に至ろうとしていく】

【弾倉内:8/10】
497 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 22:04:06.42 ID:C7kco2Io
>>490

どうも、ありがとうございますっ!
これに関することだと…どうしても暗くなりがちで…
病は気から、と言いますし、努力したいところです

そうですねー…そもそも意識しても出せない、使えないという人も居ますからね
早く治ると、いいのですが

【ようやく笑顔が戻ってきた】
【鎖が巻き付いていていることに関しては、】
【何か安心するものがあるのか、特に痛くもないし何も言わないようだ】

はい、多分…翼です
前に生物学者さんに診てもらった時にそう言われましたから

遮断とはちょっと違うかもしれませんがこの黒いカーディガンが近いものです
延命に効果があるのかは解らないのですが…魔翌力を留めてくれるのですよ

【翼のあった場所を触られると反射できゅっと身を縮めてしまう】
【そして、もし魔翌力を知覚できるのなら、】
【まるで煮詰めたジャムの様にドロドロとした濃い魔翌力を感じられるだろう】

/おかえりなさい!遅れてすみませんっ
498 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 22:07:52.14 ID:dnurIJ.0
>>494

ほう、その言葉から思うに・・・ただの人間ではなさそうだな?
まぁ・・・人型であるゆえに人間の思考を持っているようだがなぁ。ゲシャハハハ!!!

【一々大笑いをする男】
【周りもうるさいだろうし、何より男の近くに居る子供こそが一番うるさく感じるだろう】

なぜ人間より下等と決め付けれる?
虫だからか?小さいからか?力が無いからか?知能が無いからか?ゲシャハハハ!

【一歩、子供に近づき】

その考えは人間特有の愚かな思考だ。
常に自分上位!常に己のものさしでしか物事を図れない悲しい存在だ!ゲシャハハハ!!!

おまえも―人でないならば、そう思えるだろ?思うことができるだろ?ゲシャハハハ!!!

【ズイッと子供の目の前に踏み込み奇妙な笑いをした】
499 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 22:12:53.11 ID:NLBJRMSO
>>496
!?
【何処からか聞こえてくる声にビクリとし】

誰ですか!?姿を見せなさい!
【強くそう言いながら相手が同じ高度にたっしてきたのを見て】

(マズイです…翼に攻撃手段があれば…想像しろ…想像……そうだ!!)
【すると翼に魔翌力がやどり始め】

吹き飛んでください!!!
【翼をバサリと羽ばたかせ】
【そこから風の衝撃波を放ち、相手にダメージを与えようとする】
【……だが攻撃を放った後は隙があり】

【相手が衝撃波を避けたら絶好の攻撃チャンスだが】
【まだ彼女の近くには3匹の鳥が飛んでいる】

【残った鳥3/5】
500 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 22:15:24.61 ID:sHU8Hp2o
>>498

イレモノが人間じゃないだけで、ナカミはれっきとした人間だよ。
それよりなんだ、もうすこし声のボリュームを下げてくれないかな?

【アタマに響くんだよね、と呟きながら】
【こんこん、と、黒い絹に覆われた小さな頭をかるく叩く】

ふむむ、ニンゲン特有、ってのはたぶん違うと思うね。
強いて言うなら「イキモノ特有」。イキモノは、自分より弱い者を下に見たがるんだ。
ライオンさんがウサギさんをただのおやつとしか思っていないように。カエルさんがハエさんをおつまみとしか思っていないように。
結局イキモノなんてそんなもんだ、と僕は学習したんだ。君は、違うの?

【子供の領域に踏み言って笑う男に、笑い返す】
501 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/02(日) 22:15:58.04 ID:i9fKAkIo
>>495

なごーりー雪ーも降るーときーを知ーりー!!

【青年は少々古めの歌を歌いながらシャンプーハットを着けて頭皮に直接塗り込むようにしてシャンプーをかけている】
【寒空の下、凍りそうなほど冷たい水を浴びているのだ…元気よく歌わねばやっていられないのだろう】
【ああ、知らない人が見ればただの浮浪者、若しくは頭のかわいそうな人だろう。実際そうである。】

【そしてその人物は…少女が見たことのあるモノである】

あー、くそサッミィなおいぃぃいい!!!!

【叫ぶようにしながら体を洗うのは、過去に共に戦った事のあるあの人物である】
【呪われた身体でも愚直に正義を演じる奇人である】
【それが今―――】

             【湯すら浴びれぬのであった】

【ぶっちゃければ元より湯など浴びれる立場では無かったが】
502 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 22:18:39.30 ID:2VxGjkA0
>>489

―――――――っ!

【朔夜の言葉が耳に入るも、脳髄までは届かない】
【近接戦闘の逼迫した状況に身を置いた経験の少ない少年のこと、無理からぬところではある】

【刀を受けるものの、朔夜の手から弾き落とすことはできず】
【しかし逆袈裟を止める事には成功し、反撃の右を打とうと腕を引いた、刹那】

(――――二本目?! 二刀流……っ?)

【視界の片隅に入る、右の刀】

【認識。反射。回転。判断。】

【幾ら速いといえど、数瞬前に防いだばかりの袈裟の返しは、手を返せばもう一度防ぐことも難しくない】
【問題は、二の太刀下段薙ぎ払い】

(右手じゃ、届かない)
(躱すしか………!)

【咄嗟の決断は、「足を引くこと」】
【しかし……二足歩行をしている以上、二本同時に引くことなどできない】
【よって訪れる結果は―――】

――――ッうぁ………!

【先に引いた右足は間一髪で刃の軌道をを逃れるも】
【左腿が、その速さに捉えられる】

【それほど深くはないが――日常、決して感じることのない部類の鋭い痛覚が伴う】

(………い。……"痛い"………!)
(でも、まだだ。まだ………!)

【それなりに怯むが、それを打ち消すようにキッと鋭い視線を朔夜に向けると】
【勢いそのままに大きく一歩バックステップ】

【相手は振り抜いた直後、短刀の直接的な間合いから離れるには十分だろう】

【―――左手を、防寒着のポケットに突っ込んだ】
503 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 22:27:43.62 ID:dhqoZv2o
>>499

…………──くッ

【放たれた風の衝撃波を感知した瞬間、青年は左手で外套の端を掴むと、】
【ばさり──と靡かせ、自身の身を覆う。その瞬間、微細な銀色の粒子が外套の表面を漣のように滑り、“金属化”した】
【次の刹那、風の衝撃波と衝突。彼はその謎の異能で直撃は防いだものの、衝撃によって吹き飛ばされた】

……、…………────

【蓮の葉から落とされた青年は、宙空で軽やかに一度回転して体制を立て直すと、民家の屋根に着地】
【外套の金属化を解除し、上空の彼女の姿を瞳に捕捉したまま──すう、と一度瞳を細めると】

 【──私に“器”はないわ=z
 【でも、私の存在を呼ぶことはできるの=z

 【──Lilitherre=z

【そこで再び、姿なき者の声が響き、声を紡いだ】
【リリセール。遠まわしな言い方だが、それが名ということなのだろうか】

【そして、青年の方は──】

 【──號】

【瞬刻。彼を中心とした半径2m内の地──ここでは屋根上だが──に、一斉に無数の花たちが咲き誇った】
【白、紅、黄、紫、等、など、など様々な色合いが入り乱れるが、その花たちの茎や葉はみな一様に漆黒だった】
【その花々の中心にいる彼もまた、黒と橙色の粒子を自身の周りに渦巻かせながら、魔力を溜め始めていた】

【弾倉内:8/10】
504 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 22:30:10.38 ID:shGgDFUo
>>497

私は、あんまり使えない人だけどね
戦ってるうちに感覚だけは育ったけど、魔導書の補助がないと、どうにも……

……うん?
生物学者さん?
珍しいね、古龍を診れる人も居るんだ
割と初耳かも

【前半で、サージも照れくさそうに微笑んで】
【二人の間に流れる雰囲気は、より軽いものになったかもしれない】

【――身を縮めた仕草を感じ取って、僅かに息を飲んだ】

……っと、ゴメンね
痛かった…?

(……むぅ
……これは、すごいね…
ここまで濃縮された魔力は、感じたことが無いかな…
拮抗するレベルで生成を行ってるなら…、存在としての桁が違う
普通そうに見えても、やっぱり古龍の子なんだね…)

【謝罪しつつ、内面では感心したり畏れたり――】
【なにか癪なので、言葉に出したりはしないけれど】
【時折、感嘆の溜息を漏らして】

……学者さんの言ってたことはホントかも

黒いカーディガンの効果を証明して
魔力を遮断する何かを用意できれば、一応の解決にはなると思うんだけど…
…私には専門外…

ねぇ……魔術協会って知ってるかな…?

【力になれないかも、と思い悔しげに歯噛みした後】
【――専門職の人間が居るであろう組織の名前を口にした】
505 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 22:30:52.42 ID:shGgDFUo
>>504
/追記です、というかごめんなさい、私の方が遅れました…!
506 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 22:32:57.33 ID:5VDz0vM0
>>501

…………ッはぁ?

【飛び散る水飛沫を避けるべく、折角迫った3メートルから、少女は数歩後退する】
【だが――――其れだけ、であれば、こんな声も、呆気に取られた表情も、飛び出しはすまい】

(………どういうこと、かしら……。)
(あの姿を見たら、急に思い出して来たけど……前例を見るに、安心はできないし、其れに……。)

【蔑視≠ヘ、警戒≠ニ失望≠ヨ、そのメロディを転調させ―――胸の内側を打つビートは、厭に冷え込み、収まる興奮】
【自分を救ってくれた彼でも、赫怒に震える拳で別離を突き付けた彼とも異質な、そんな『彼』が、瞳に映り込んでいる】
【―――――………キョーコは、この様な状況で行動するためのマニュアルなど、識らない】
【気魄抜け果てた両手は、髪の毛を弄る事も辞めて、腕ごとだらり、下げられて】
【思考、それを支える電気信号だけが脳髄を駆け抜けて往って、カラダを動かす事が出来ない】

ねぇ、貴方!
………私の事、忘れてない?

【右往左往ふらふらと、漂う視線――――感情が溢れ出して、どれを選択すべきか、判らなくて】
【仕方が無いから、後ずさった際の身の仰け反りの余韻を残したまま、青年を呼び付けて】
【数秒、固く唇を結んでから……――総ての裁定を下すための問いと、水平線の彼方の様に澄んだ蒼の瞳を、真っ直ぐと突き付けた】
【弱い彼女に出来る、ゼロからの力強い問いは、きっとこの一度が限界】【―――「出方を見なければ」…ココロは、焦燥に駆られる】
507 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 22:34:32.46 ID:dnurIJ.0
>>500

そうか中身は人間なのか。ゲシャハハハ!
所詮は人間か!ゲシャハハハ!!!

【しきりに大きな声で笑った後】

ボリュームを下げろと?ゲシャハハハ!!!
無理だ。

【ニヤッとした笑顔を向けた】
【ボリュームを下げることはできるはずだろうが、他人に言われて下げたくは無いようだ】

ゲシャハハハ!そうだな!的は得ている!

【言われたにも関わらず再び大きな声で笑う男】

だが違う。”生物”と”人間”では根本的に違う。
そう根本が違う!本質が違う!性質が違う!!
今君はウサギやハエが、ライオンやカエルより下等といった!
本当にそうか?否!決して違う!

【再び子供の目の前まで顔を近づけ】

彼ら生物が、いつ他の生物を下等であると言った?言ってはおらんだろぅ?
ウサギやハエがライオンやカエルより下等だと言うのは、それは傍から見ている人間が、
勝手に思い、勝手に下等であると決め付けているからではないのかぁ!?
他の生物の優劣すらも自分達で決めようと考えている!
やはり、所詮、それは!人間のエゴでしかない!ゲシャハハハハハ!!!!

【ひときしり喋り、大きな声で笑ったあと、男は無駄に満足した表情になった】
【この男、ただ他人の揚げ足が取りたくて言っているように見える】
508 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 22:38:26.40 ID:/ZCdikSO
【路地裏】

あれぇ・・?何処行っちゃったんだろ・・?
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年がそこでしゃがみ何かを探していた】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いて――――いない、いつもなら付いているはずなのに】

【なお、『この場所』だと言うのに少年は探し物を探すのに必死で、無防備無警戒になってしまっている】
509 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 22:42:01.38 ID:NLBJRMSO
>>503
リリーセル?
……なら私も名乗りましょう

レイント社製・二足歩行式自動爆弾人形…通称《爆弾娘》
その長女…ミラーです!!
【そう名乗り】
【相手がなにやら大技を放つような準備を見て】

(マズイですね……想像しろ…鳥より強く硬いモノ…想像しろ)
【彼女が集中しイメージする】
【すると一匹の鳥に魔翌力が溢れだし】
【なんの対処もしないとその鳥は】
お願いします…《ストームイーグル》
【風の魔翌力を纏った巨大な怪鳥へと進化するだろう】
【残った鳥は警戒したように辺りを飛び、相手の隙を伺う】

【残り…鳥2/5・怪鳥1/1】
510 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 22:42:52.11 ID:sHU8Hp2o
>>507

ぉおおぅううう――――――。

【き――――――z__ん】
【脳髄を突き刺すように響き渡る声に、少々くらりときてしまう】

所詮、人間。君もそうして見下してるじゃあないか。
君たちは見下していいけどニンゲンはしちゃあいけない、何故なら「下等だから」、そうだろ?
イキモノは積み重なって仕組みを作ってるんだ、それがようくわかる物言いだね。
君がどんな種のイキモノなんだかは知らないけども。

【耳を擦りながら、揚げ足取りに屁理屈を返す】
【……あれっこの論争終わらなくね?】

……で、そろそろ中休みも終了したいところなんだ。
本の続き、読んでもいいかな?

【もうひとつ欠伸、ブロックに腰掛け直して訊ねる】
511 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 22:44:45.53 ID:fLYd8MDO
>>487

……分かった。頑張る。
力を抜いて、会話するのか。

【瞬きしながら、淡々と。何とも会話がし辛い子供】

沢山居る。だったら、会話に慣れる事が出来る。
……、人にも、色んなものが居る……逸れを知るのは、初めて。

……面白い。……危害を加えるのは、恐ろしいけれど。

【彼女の言う人間に、興味を持った様子。世間知らずなのか】
【とりあえず、危ない人間とは接触しないと決めてる様で】

……遺伝。だったら、望みは絶えた……。
……DNA移植、は。出来るだろうか。

【悔しそうに、眉を顰めた子供。何だこいつ】
【逸れから、DNAが云々と呟き始める。女性の遺伝子が狙われてる】


……主に棄てられた。廃棄処分。もう還れない。
暗い場所から来た。外へは時々出てた。でも、此処に来るのは初めて。

【ぼそぼそと。想起する事が嫌だったのか、険しい表情で】
【―――象徴的な、ゆんゆんな発言をした】
【渦巻いた子供の双眸。不愉快な色合いの逸れは、彼女へと向けられて】

……死ぬ筈だった存在。
本来、貴女と接触して無い。

【逸れから―――、一度、息を吐くと】

貴女の名前。教えて欲しい。

【其処で。初めて笑った】

/すみません、遅れました…平均速度も遅くて申し訳無い…
512 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/02(日) 22:46:41.98 ID:i9fKAkIo
>>506

んぇ?

【少女に気付き、其方を振り向く】
【大小様々な傷を刻んだ、細くとも鍛えられた身体を惜しげも無く晒しながら、頭を洗う手を止めて………】

……あ〜、君の質問にはイエスと答えておこうか蜘蛛っ子ちゃん
しかしだ、その前にだ。おいちゃんは聞くべきことがあるんだ。

【頭を抱える様なその体勢、上から頭皮に直接降り注ぐ冷水を浴びながら、少女の問いには首肯し此方からも質問が有る事を告げると】

此処は「キャー蜘蛛っ子ちゃんのエッチー」とか言いながら身体を隠すべきなのか?

【取りあえず、この男は“入浴中”であったらしい】
【…態度や声、どれをとっても彼女の知る彼であった。最低の生活の中に居ようとも、何処か飄々としている】
513 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 22:52:59.01 ID:C7kco2Io
>>504

そんなことはないですよ?こうして、私のことにも真摯に考えてくれますし
第一、世の中に使えない人なんて居ませんっ!

【使われすぎてあまりフォローにならなさそうな言葉だが】
【彼女の根っこからの優しさだろうか、少し強みを持っていて】

ええ、確か…カリナトゥスさん…でしたっけ?
この世界でも上から数えるほどだって自負してましたし、相応の腕を持ってました!

とはいえど、最近は会えないんですよね…何かあったのでしょうかね?

【自分を見てくれた学者を嬉々として語る】
【少なくとも彼女は善人だと確信しているようだ】

あ…えと、痛くはないんですが、その…
翼が無い今、あまり触られたくない場所なので…
でも、気にしなくて大丈夫ですよっ!
それだけ、私のことを心配してくれているってことですから!

【サージが気にしないようにと元気よく頷いた】

一応の時間さえ稼げれば何だって出来そうですもんね
きっと根本的な解決だって…すこし元気が出てきました!

…魔術協会ですか?一応、名前だけなら…
514 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 22:57:28.01 ID:dnurIJ.0
>>510

ゲシャハハハ。おまえ、何か勘違いしていないか?

【ニヤついたうざったらしい笑みから、妖しい笑みへと変わり】

それはそれ。これはこれ。そんな仕組みなんぞどうでもいい。ゲシャハハハ!

【男が答えた返答は、言ってはいけないであろう最悪の返答】

第一俺は人間ではない。ゲシャハハハ!!!

【男にとって、実はこの論争自体どうでも良いものだったのだ】
【目の前の子供が何か必至に弁論をして己が意見を述べているのを傍から見て笑っていたかったのだろう】
【様は―彼にとっての暇つぶし】

良いことを教えてあげよう。俺が何もせず。はいどうぞと本を読ませてやると思うか?

【持っていたゴミ袋からゴミを取り出し、片手に持って何かをしようとしている】
515 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 23:03:49.34 ID:dhqoZv2o
>>509

………………────

【青年は、怪鳥が生み出される様をただ瞳に映し、妨害はなかった】

 【──“人形”?=z

 【──ミラー。それが貴女の存在を定義するもの=z
 【素敵な名ね。そして良い器は魂に選ばれる──=z

 【「あの子がそうだったもの。エルネスティーネ。宝石の心──」】
 【最後に、そう呟くように付け加えて──姿無き者の胸が、悦楽に打ち震えた】
 
【そして、魔力の充填を終えた青年】

【瞬間──暴、と強烈な颶風が下から吹き上がり、彼の周囲に咲き乱れていた花弁が全て舞い上げられた】
【同時に、その花弁は全て“金属化”──それら一つ一つが、切れ味を持った『小さな刃』と化した】

 ……──堕とす

【百花繚乱の色彩が舞う中、青年は魔銃を上空の彼女に向けて──引き金を引く】

 【──轟!】

【その魔銃より撃ちだされたのは、銃口を起点とした長大な黒い竜巻であった】
【直径にして1m程か。そのドリルのような竜巻の先端は、花弁の刃を巻き込みながら、上空の彼女めがけて一直線に迫りいく】
【竜巻それ自体と言うよりも、内包した無数の刃による殺傷力が高い攻撃──まともに受ければ、ただならぬダメージを負う恐れがあるだろう】

【弾倉内:7/10】
516 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 23:04:46.01 ID:sHU8Hp2o
>>514

……ふむむ、完全に勘違いしていたね。これは失敬。
どうせなら「そんなことないもんこのバカバカ! 死んじゃえお前臭いんだよー!!」とでも、顔を真っ赤にしてキレていたほうが楽しかっただろうに。
そこまで気が至らなかった僕の過失だね。

【返答を聞く、という行動の選択肢は子供に存在せず】
【ぺらり、茶色の表紙を開いて、既に読書を再開していたのだ】

君がどんな種のイキモノなのか、それはそれで知ってみたいけど。
僕は今本を読むのに忙しいんだ、またあとでね。
そしてその質問に対する答えは「はい」若しくは「Yes」、又は「Ja」しかないね。
何故なら、君はそれしか答えられないから。とでも、恰好つけて言っておこうかな。

【炎より尚熱い敵意も、周囲を歪ませるほどの魔翌力も、心の臓を凍りつかせるような殺意も】
【子供は、何一つ発さない。何故なら彼若しくは彼女は、「本を読んでいる」から】
【何かしたいなら、お好きにどうぞ、と。語るように、ページを捲る小気味い音が、歌う】
517 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 23:05:14.72 ID:5VDz0vM0
>>512

……『チミっ子』じゃ、無いんだ?
でも、良かったわ。元に戻ったみたいで……。

【返ってきた言葉を、声の『色』を取り込んで―――意識するより先、口元が綻んだ】
【どうして元に戻れたのかは知らないが、細かい考えに至る前に、あたたかな情動が働く】
【……――其れを言えば、キョーコとて、半ばタナボタの形で、本来の心を奪還したのでは、あるし】
【だから、『あの日』と同じ言葉を、穏やかな微笑みと一緒に、投げかけてみる】

………性愛の対象として見てないから、大丈夫よ。
私の事なんか気にせず、続きをどうぞ。

【――――怖ろしい程に落ち着いた声だ!HAHAHAHAHA!!】
【其れで良いのか、とか。寒さの心配はしないのか、とか。捜せば捜すほどに、突っ込み所は掘り出せそうなものだが】
【柔らかな笑みを湛えた唇が言葉を紡ぐおかげで、敵意や悪意は無いと、この再会を喜んでいるとは、理解できる筈】
【日頃は四六時中鋭く絞られた、幼げな顔に似合わぬ眼も、今宵は夢でも見ているかのように、甘い】
【余談――――別の『恩人』の事について、『その手の感情』を問われた時は、もう少し取り乱していたりする】

……銭湯にでも、往けばいいのに。
路地裏なら、抜いて良い財布だって在るのよ?

【いちいち、突っ撥ねた口調だが――――別に、ツンデレと言う訳ではない】
【そのケ≠ヘ有るが、今は発露する状況では無い……――つまり、これが彼女の『素』である】
【本来の自分として生きていくことすら、この数カ月は許されていなかったことは、一先ず置いておいて。】
518 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 23:06:20.29 ID:Jw2gagSO
>>502

単純に――――今の、倍。あの質の一閃なら、一度にもう二つは放り込めてた。
更に言うなら、この位の距離、オレには無いのと同じコト。その足じゃ、更に逃げても同じ。


なあ、リトルピース……さっきよりも疾いの、出されてから防げる?それとも――――死ぬ=H


【かつ、ん。振り切った両腕をだらりと提げて、一歩踏み出しながら、宣告する】
【力でどうあっても適わないなら、限界反応よりも更に疾く。更に多く。そういった選択肢が、自分には有る、と】

【殺害の意志はない。論じる迄もなく、この発言は彼を試す為の物。そうなの、だが】

【――――凛、と。周囲の大気が明確に、なにか不吉な物を孕んで、その温度と明度を、僅かに引き下げる】
【向けられた鋭い視線に応じて、口許に柔らかな嗤みを。反して、瞳には幽かな蒼を】
【戦意と呼ぶには静かすぎる。覇気と呼ぶには、鋭すぎる。穏やかだが、獲物を追い詰めた狩人のように凶暴な貌】

【それは、イミテーションとは想えない程に、殺意≠セった】

(……追い込む。疑似的に、極限状態を作り出す。痛みを実感させて、急所は外して)
(生かさず、殺さず、決して逃がさず、命の危機≠教え込む。荒療治だけど、場慣れはしておいた方が、良い)

(まあ……折れるようならその時はその時だな。さあ、少しばかり戯れようか)
(あんなに人を振り回してくれたんだから、溜飲下げたって罰は当たらないだろ、ってね)

【意識を彼に集中し、警戒を総動員させて、紛う事無く本気を出す心構えを整えて】
【相手の次の一手を待ち構えるように、急かすように、一歩、また一歩と進む】

【攻撃はまだ無い。だが裏を返せば、いつかは確実に訪れる。出されてから、防げるか≠ニ彼女は問うた】
【詰まるところは、そういう事=B少年に足りない攻撃性を、無理矢理に引き出そうとしている】

【――――まあ、碌でもないコトも多分に考えていたりするのだが、其処らへんはご愛嬌】
519 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 23:11:45.16 ID:dnurIJ.0
>>516

ゲシャハハハ!!!ゲシャハハハハ!!!

【再び大声で笑い】

なら、ご好意に甘えて。

【返答をまったく聞いていない―というよりもどう返答してもやるつもりでしかなかったのだろう】
【男はゴミの乗って右手を前に突き出し、力を入れ始めた】

ダスト・スモッグ!

【そう唱えると、持っていたゴミが一瞬にして気化し】
【周囲にひどい悪臭と痛みを伴う酸性のガスを発生させた】
【男はガスの届かないように後退しようとしてニヤニヤと笑っている】
520 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 23:19:12.78 ID:SMkLAhYo
>>511

なんというか……自然体?
力をぬこうとすると逆にそちらに集中して力が入ってしまうだろうからね
そう「適当」が一番良いだろう……多分だけど

【気難しそうな見た目の割に彼女は結構いい加減だとそろそろ理解出来る頃だろう】

うん頑張ると良い、きっとそれは良い経験にもなる
………いやまて君は危険な人間とそうでない人間の区別は付くのか?

【人に色々な種類がいる、と今知った子供君】
【善人悪人の区別が果たして付くのだろうか、不安になったらしく指差しで尋ね】

その若さならまだ大丈夫だとは思う、うん
DNA移植?……うーんそっちの学問はよく分からないが――――
今の君の安定しているDNAを無理矢理変えてしまったら異常が生じる気がするのでお勧めできないな
最悪次の代に託すという手も、なきにしもあらずだ

【むつかしい言葉(DNA)が出てきた瞬間にすっと視線を反らす】
【反らしつつも大人らしく如何にもな論理っぽく回答……大分胡散臭いけれど】


む……なんだそれは、君はいったい何者……
いや、それは今はどうでも良い

【「棄てらた」「廃棄処分」そんな言葉を聞いて分かりやすい程に彼女は表情を険しくする】
【人ではないのか?作り物なのか?先程のDNA云々はそこから来ているものなのか?疑問は尽きない】

死ぬ筈だったなどと滅多なことを口にするんじゃない
自分を卑下するのは他人を貶めるのと同じ位に良くない行為だ、あまりお勧めできないな

【叱責するようにじぃっと子供君を睨むように見つめる】
【こんな子供が自分の事をそんな風に言う事を彼女は許せなかったのだろう】

名前、私の名はエルヴィアだ……君の名を尋ねても良いか?

【その笑みに、彼女は一瞬だけ唇を噛んだ】
【なんだか無理をしているように見えて歯痒くて自分が自分で情けなかった】

/無問題なんですぜい
521 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 23:21:11.38 ID:NLBJRMSO
>>515
御褒めいただきありがとうございます
【そう見えないリリーセルに言いながら相手を睨み】

お願いします!!!《ストームイーグル》!!!!!!
【そう言うとミラーの前に怪鳥は移動し】
『キェェェッ!!!!!!!』
【暴風のブレスを放ち、竜巻とぶつかり合うが……】

『キェッ!?』
キャァァァァァァァア!!!!!
【暴風のブレスが竜巻にギリギリの所で負け】
【怪鳥を貫き…多少威力を弱めた形でミラーの腹部を貫き】
【彼女は地面へと落下するだろう】

【そして、血のようなオイルが舞い】
【赤い羽が辺りに舞ってるようだ】

【怪鳥は消え……彼女の負け?】

【否】

【彼女の能力の証で想像してる彼女の翼は消えてない】

【それはつまり…】

(お願いします…鳥さん達!!!)
【相手の油断を狙い、まだ残ってる鳥2匹が相手に致命傷を与えようと、暴風と竜巻のぶつかり合いの中、静かに背後に飛び】

【彼女が落下してる時に静かにその背中へ2匹の鳥が鋭いクチバシで突き刺そうとするだろう】

【残り…鳥2/5・怪鳥0/1】
522 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/02(日) 23:22:24.95 ID:i9fKAkIo
>>517

どっちが好みかな?
おいちゃんとしては君が名乗るのが手っ取り早いと思う

【相手を安心させるかのように…ニッと、健康そうな白い歯を見せて笑って見せる】
【ただ、前回会った時とは……彼には明確な違いが有って】
【だがそれは、今関係あることではない】

わーお。素敵なほど綺麗な声でバッサリだ。
とりあえずオイチャンは魅力ねぇんだよボケって言われてるらしい。泣きそう

【等と気楽そうに言って、最後に水を一浴びして噴水から出ようとする】
【ただ泣きそうと言っている割には何処か会話を楽しんでいる様で】

【この男は四六時中こんな感じである。安心してください。】

銭湯なんか行く金持っちゃねぇよ。それどころか住んでる所放火されちったよ。おいちゃん現在家がダンボールどころか公園そのものなのね?
ついでに言えば、他人の財布なんかスる度胸は無いしそのお金も使いたくないときた。どうしようもねぇやな

【少し情けない笑みを浮かべる……きっと彼は、出来る限り他人に迷惑をかけずに生きたいのだろう。なんとも、甘い人間である】

あ、それとちょっとアッチ向いてくれる?
おいちゃん流石にこの格好の儘話す元気は無い

【乱雑に置かれたスーツを一瞥し、それを着たいという意志を示す】
【…その際、お見苦しいモノを見せたくないのだろう】
【少女が別の方を見ればいそいそとスーツを着だす筈だ】
523 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 23:22:42.37 ID:sHU8Hp2o
>>519

……魅せる、タイプのそれではないね。
少なくとも――美しくない。まあ、どうでもいいけど。

【子供は、「殆ど」動かなかった】
【手も足も、頭も、動かさない。微動だにするのはページの上を滑る瞳と、】


 《歌は色の無い空を走る白と、それと鼠花火を産み落とす》


【意味のない言葉を口走るだけの、唇】

【瞬間、風の通らないはずの路地裏に。旋風が巻き起こる】
【空気と砂と埃と、それからガスを。ぐちゃぐちゃと掻き混ぜて】

……残念、良い子は寝る時間になってしまった。会えたら、またね。

【      ぱたん。た、たたたたた――――】
【本を閉じる音と、微かな足音。風がぐるぐる踊り狂うその空間で、男の耳まで届いただろうか】

【とにかく子供は、「逃げた」のだ】

//わああああごめんなさい明日朝が早くてここら辺でリタイアせねば……
//ありがとうございました、屁理屈言いまくってすみませんでした^p^
524 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 23:22:43.64 ID:shGgDFUo
>>513

……オ、オーライ
ちょっと待とう

気を使ってくれるのは嬉しいけど
「あんまり使えない」って言ったのは、魔力のことで……

その……、ミーナちゃんは
「私自身が使えない」みたいに受け取っちゃったのかなー?

んん?

【背中側に居るため、サージの顔は見えないけれど、恐らく】
【笑顔で怒りマークを浮べているような表情をしているのだろう。声で分かる】
【後ろから手が伸びてきて、両耳を軽く軽く引っ張ろうとする】
【しかし所詮は戯れ――、そこまで怒ってないらしい】

あ――――

そう言えば、おか……
……あの人も生物学者さん、なんだっけ…

うん、腕が良いのは間違いないと思うけど……
……その人、悪い人だからね…?多分、今世紀稀に見る悪い人
現に私とこうして話してくれてるから、なんとも言えないけど……お姉ちゃんは心配です…

……ちなみに、少し前までは浮遊城に居たらしいよ?
なんでも追い出されちゃったとか…

【名前と、彼女から滲み出る雰囲気を聞いて、困惑】
【間違っても付き合うな、とは言えず】
【――どこか親しみやすいことも、実際会ったから何となく分かる】
【出会いがしらにヘッドスライディングしてたし】


……そうだったんだ
ありがとう、触れさせてくれて…

…それで、なんとなく思ったんだけど
魔術協会の誰かに、こっそり診てもらう、ってのはどうだろう?
もちろん大々的に行くのは、ちょっと不安だからダメ……、古龍って珍しいから――
信用できそうな人を見つけて、相談してみれば、介抱に向くかもしれないし…
…あ、協会の場所なら、聖都に行けば分かるよ。私でも迷わなかった

【そう言いながら、彼女の正面に回ろうとする】
【成功すれば、先程と裏に回ったときと合わせて一週分。鎖がぐるん、とミーナの身体に巻きつくだろう】
【――意図してやったのかは、不明】
525 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 23:30:53.32 ID:dnurIJ.0
>>523

ぬぅ!なんだ?風かぁ!?

【両手を顔の前にクロスさせ、風が止むのを待っていた】
【そして、風が止んだ後、その場にはすでに誰もいなくなっていた】

なっ!?逃げるを選んだか、人間め!!!

【すこぶる不機嫌そうな表情を一瞬見せ】

まぁ、よい、次にあったら―お楽しみだぁ。

【いつもどおりの奇妙な笑顔へと戻り、街の暗闇へと消えていった】

//ありがとうございました。おつかれさまです!
//むしろ、こっちのよくわからん言動こそすいませんでした。また絡みましょうー
526 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 23:41:32.56 ID:yK3z7yAo
【公園】

【緩くウェーブのかかった柔らそうな豊かな金髪。右目が金眼で左目が碧眼の異彩眼(オッドアイ)の妙齢の女性】
【身長は170cm弱程度。黒のブーツに黒のパンツスーツ】
【上は胸元が大きく開いたドレスのような豪奢な黒のコートだけを羽織っており、その白い肌を外気に晒している】
【首にかかっている銀のネックレスには銀の逆十字の形をした筒状のものがぶら下がっている】

【足が悪いのか右手には簡素な杖。右足を庇うように、ひょこひょこと歩いている】

――ふぅ。

【ベンチに辿り着くと一息。白い息が闇に溶けた】
527 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 23:45:00.47 ID:dhqoZv2o
>>521

【彼女を貫いた漆黒の螺旋は、徐々にその勢いを衰えさせ、】
【やがて一本の黒い糸のような細さにまで至ると、ぷっつりと姿を消した】
【辺りに舞い散る無数の花弁たちは地に降り注いでいくが、その殆どは地に付く前に黒い粒子となって霧散していく】

……──堕ちたか

【青年は魔銃を緩慢な動作で下ろすと、地へと落下していく彼女を追って】
【屋根から跳躍、空中に黒い蓮の葉を足場として生成し、別の屋根から屋根へと渡り】

……僕は『曇りの華』
生を繋ぐため。存在を定義するため

──その魂、貰い受ける

【青年は、魔銃のループレバーに中指をかけると、くるりと銃を一回転】
【がしゃんっ、と響く金属音と共に薬莢が排出され、次弾の装填が完了する】
【その瞬時の片手装填から流れるままにミラーへと銃口を向け──】

 『華葬──

【──引き金を引こうとした、その刻】


 【──どっ】


【青年の動きが刹那に止まり。その口から、紅い血飛沫が花開くように散った】

 【──何が、起きた】
 【背中に、衝撃。痛み。損傷】

 【これは──】

 ……、…………──?

【青年は、自身の外套に付着したそれを緩慢な動作で一瞥すると】
【力の抜けた手から魔銃を滑り落とし、その場に崩落するように倒れ伏した】
528 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 23:45:37.60 ID:C7kco2Io
>>524

わわわ、ご、ごめんなさい!
耳引っ張らないでくださいー!

【耳引っ張りから逃れようとして鎖が邪魔する】
【ちなみに見た目に反せず柔らかい】

あ、ご存知ですか?結構、有名人なのですね…

…そんなまさか、あるわけないですよっ
だって悪い人なら私を治すために協力してくれたりしませんよ!

【あはは、と可笑しく笑う】
【彼女の基準はあまりにも緩すぎる】

───って追い出されたのですかっ!?
え、でもでも…えっ!?

【目を丸くして食い付いた】
【浮翌遊城に居たのは知っている。何故なら彼女が協力したから】
【しかし追い出されたというのは初耳のようだ】

いえいえ、減るものではないですし、全く構いませんです!

…ふむふむ、なるほど。いい案ですねっ
魔術教会という名前からして、魔翌力には詳しそうですし…

ところで、珍しいのはわかりますが……何故不安なのですか?

【首を傾げて尋ねる。本当にわかってなさそうだ】

…あれ?鎖がっ!?
いつの間に!?

529 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/02(日) 23:46:14.27 ID:5VDz0vM0
>>522

……名前で…「キョーコ」って呼んで貰いたい、なんて思ったりもするけど。
それが駄目ならば、『チミっ子』の方がしっくり来る気がするわ。

【二転三転する呼び名に、妙な距離感を覚えて―――少しだけ、表情に暗い陰が落ちる】
【若しかすれば名乗っていなかったかも知れない、西欧人的な容貌にそぐわぬ名を告げてから、一度言葉を区切って】
【「21歳」としつこく主張する彼女としては、珍しく―――下に見られた呼び方を、許容する様に、首肯しながら語り始める】
【――――思っていたほど自分は大人では無かったと、ズキズキと疼く胸の痛みと一緒に、識ってしまったから】
【そんな呼び方にも、違和感や不快感の類を感じ難くなってしまったのだろう】

………そういう魅力と、混同しない方が良いわ。
必要以上に軽い男に見られるもの……あんまり、判らないのだけど。

【―――良く分からないなら言うなと言うのは、多分禁句】
【言葉の割に神妙な顔を作って、ずけずけと喋っておいてから、予防線を張ってみる】

……ふーん、不運ね…。
形振り構わないと、死んじゃう時も在る……のに………っ。

【そして、返した言葉は――――自分自身の胸に深々と突き刺さり、未だ癒えぬ傷を、穿って抉る】
【形振り構って≠「たから、キョーコ・ミハイロフは、かつて『死んでしまった』】
【かと言って、完全に人間を捨てれば、どうなるか――――良く、判る】【カラダに刻まれた克明な記憶は、夢魔となって再来する】

………え?
…ぇ、えぇ。そうね…。

【込み上げる吐き気に、思わず、頭を垂れた―――瞬間、福音の様に響くのは、眼を背ける事が、一人になる事が、赦される言葉】
【その言葉に、取り繕った印象を与える声で応えると、キョーコはくるりと振り向いて、一歩だけ前に進む】
【詰まり、後退した≠フだが――――その先にも、彼女は歩を進める事が出来なかった】
【喉を昇る、逆流する胃酸の味は都合よく消えて呉れたが、向けた背は、余りにもちっぽけな、『少女』のそれ】

【―――内在する狂気に、一人で立ち向かう事が、怖ろしくて堪らない】
【闘う為の理由を、自らの弱さ′フに外部へと依存させた彼女の、致命的な欠陥である――。】
530 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 23:49:19.06 ID:2VxGjkA0
>>518

―――――――ひっ。

【自分の背後に、壁がある―――】
【勿論錯覚に過ぎないが、そんな感覚すら覚えた】
【追い詰められた一匹のネズミのような。】
【獰猛な千匹のネコに睨まれたような。】

【冬の早朝、寒さにピンと張った空気に当てられた傷が赤く悴む】
【少年の口から小さく漏れた息の音は、届いただろうか】

【今度こそ、表情に明確な怯みが見えた】

(―――――――まだ!)

【しかしそれも一瞬の事、まだ戦意の炎は煌々と燃えていた】
【少年は考える、自分の見た"相手"の情報、その対抗策……】

………まだ、終わってないですっ!

【朔夜の誘導的な問いには答えず、一言だけ叫ぶように言うと、】
【手を突っ込んだ右ポケットから、指輪をもう一つ取り出した】

【よく見れば、金色の細い紐が結わえられていることが分かるだろう】
【朔夜への視線を切らないまま手慣れた動きでその端を右中指に素早く巻き、振り子のように勢いを付けて回し始める】

【虫笛のようにくるくる、くるくる。殆ど音もなく、段々にスピードを上げていく】



【見かけより遙かに危険な武器である。一撃必殺にもなりかねない】
【ハッピーのジャブよりも速度が出ている上に、今度は"止まらない"】
【一度物にぶつかったなら、それを「強制的に"動く指輪の速度"で」吹き飛ばすだろう】
【対象の体重に比例して威力は増す。その衝撃に耐えられなければ、指輪に"抉られる"】



絶対に、負けませんから……!

【右手首のスナップを使い、体の右側で指輪を回しながら、もう一度ゆっくりと距離を詰め始めた】
【体の体勢は低く、左手はいつでも攻撃に対応できるようにしている】

【ちなみに指輪を回す向きは内側から見て時計回り。ソフトボールのウインドミル投法と同じ向きである】
531 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/02(日) 23:50:48.35 ID:NLBJRMSO
>>527
はぁ……はぁ……くっ……油断……しすぎです……
【腹部を押さえながらゆっくり立ち上がり】

貴方は……間違ってます…
生きるのに…存在するのに…他人の命を奪う権利なんて…ないんです!!…
【力強く言いながら翼と鳥が消える】

【ふらりとしながらも相手に近づこうとする】
532 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 00:05:08.50 ID:y6shXXko
>>528

あなた視点から見れば、私だって悪い人でしょ
だけど、私だって協力してるし…

……何か、思惑があったんじゃないかな
や……、居ない人の事を悪く言うのは、いけないことだね

浮遊城を追い出されるってことは…、
少なくとも正義側の人たちから良く思われてないみたい
…もし次に会ったら気をつけてね、とだけ

【散々言葉に悩んだ挙句、伝えることはそれだけ】
【その言葉すら、牧歌的な少女に対して効果が期待できるのか――】
【――不安は晴れない。もっとも、自分があったとき「気をつける」自信も無いけれど】

うん。あなたの不安は煽りたくないけど…
話す相手は慎重に選んでね

ミーナって…、稀少度に反比例して捕まえやすそうだし…
騙されやすそうだし…、
そういうところ、かわいいなって思うから、直せとは言えないけど…

……あるいは、このまま私のペットになっちゃう?
ふふふ……、安全に連れて行ってあげるよ?

【最後に、くすっと。危なげな笑みを作った】
【――付き合いが長ければ、演技だと分かるような表情】
【袖から伸びた鎖を右手で持って、ジャラリ】

【危機感を煽るように、締め付けが仄かに強められた】
533 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/03(月) 00:10:55.00 ID:Nb7.uZoo
>>529

キョーコ、ね。うん、覚えとこう
ああ、おいちゃんの事は普通にオイチャンと呼んでくれたら構わんのよ

【ヘラリ、何処か軽い笑みを浮かべて…少女にそう言った】
【相手が望む呼び方が有るなら、極力合わせよう…その様な優しさを見せながらも、何処か一線を引く様に己の名は名乗ろうとしない】

あ〜、もしかしてオイチャン。
未だに軽い人と見られて無かった……?

【すっごい意外、とでも言いたげに少女に尋ねて】
【また一本…明確な線が有る事を思い知るだろう。】
【彼がわざと、軽い男のふりをしようとしていた。彼が……己の本性を他人に見せようとしない…他人としての“線”そして“壁”】

【予防線を張るつもりが、逆に線引きを見せつけて】

……仕方ねえよ。
英雄なんて、憧れられてなんぼさ

【だから、形振り構わなければならないと……】
【見っとも無い所を“見せる時”を考えなければならない】
【その時以外は余裕を、彼が今までの彼らしく、余裕の笑みを浮かべてなければならない】 【それによって死が訪れても、決して他人に示した“英雄像”を崩す事はしたくない】
【この言葉だけは―――全ての“線”を取り払った本心で】

【同時に―――悲しみを、己の感情の一切を他人に見せない。永遠の孤独を覚悟した、言葉で在って】

キョーコ………ちゃん?

【少女の、あまりに小さな背に……思わず、小さな少女を心配するかの様に】
【“ちゃん”付けで、文字通り“少女”を…幼き子供を呼んだ】
534 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 00:12:08.81 ID:y6shXXko
>>532
/すみません、気がついたので追記です!
/正面に回る際、耳から手を離したことを書きそびれてました…!
535 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 00:12:38.72 ID:cuLoLIDO
>>520

【彼女の言葉を聞いた後、表情が変わった】

……エルヴィア。

問う。……エルヴィアは、何故、綺麗な言葉を言える。

【―――何を言っているのか。意味の分からない言葉を吐いて】
【逸れでも、酷く怒った様子で。】

貴女は、……優しい。優し過ぎる。だから、怖い。
嬉しい。けれど、己は。

【優しいから、彼女が怖いと。小さな声で、告げた】
【―――矢張り、気味の悪い子供で。何を考えているのか、分からない】

――――イリナ。
主の、己への記号。

【名前では無く、記号と称して。自分のそれを、名乗った】
【逸れから、ふ、と一度沈黙すると】

……色々、助かった。感謝する。己は、行かなきゃいけない所が在る。


だから、さよなら。
嬉しかった、エルヴィア。

【背中を向けると、ぽつり。彼女の名を呼んで】
【たん、と。地面を蹴り上げて、路地裏の奥へと、子供は走り去ろうとする】
536 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 00:13:33.28 ID:vi4l18go
>>531

 【──そう? 私の心は、そうは思わないわ=z

【近づく彼女に妨害はないが、その代わりに再び声が響いた】
【熟成しきった果実酒と夜を、蜜と共に煮詰めたような、人に在らざる声色だった】

 【──彼は生きようとしただけよ=z
 【そうしないと、生きられないもの=z

 【──命は他の命を喰らって、その生を紡ぐ=z
 【生きようとすることは、誰にも否定できないもの=z

 【──そうは、思わない? ミラー──=z

【──リリセールはそのように語るが】
【その実。そこに一切の憐れみの色などはなかった】

 【──彼にはもっともっと、心を運んでもらうの】
 【彼は私の働き蜂。私の魂に花粉を運び、咲かせる定め】
 【私は彼に蜜をあげるわ。黒い黒い、夜を煮詰めた昏い蜜】

 【一夜ごとに、彼は魂の全てを私に捧ぐ】
 【夜が明ける度に、そこにあるのは、何も刻まれていない白の板】

 【彼は一生Tabura Rasa──】

 【私が心を手に入れるまで、ずっと──】

【リリセールは、内心でそのように謳っていた。そんなことを感じ取れる由などはないだろうが】
【ただそれを察するとしたら、その声の感情の無さが感じ取れれば或いは、と言った程度だ】

……──ぐ……ッ

【──僅かに呻き、地面を引っかくように手に力を込める青年であったが、】
【溢れ出す血と共に、混濁し朦朧としていく意識の中ではそれは叶わなかった】

【そして、その肉体は無数の黒い薔薇の花弁で包まれ始めていった】
537 :536 [saga]:2011/01/03(月) 00:15:32.54 ID:vi4l18go
//わー遅れてごめんなさい……!
//そして非常にどうでもいいところですが訂正……
//×Tabura Rasa ○Tabula Rasa
538 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 00:19:20.24 ID:8lfwU9Io
>>535

綺麗な言葉……
(偉く詩的な表現だな……
539 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 00:19:33.35 ID:8lfwU9Io
>>538
/するーすいしょう!
540 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 00:22:35.65 ID:w.0G5kSO
>>536
確かに人は牛さんとかの肉を食べて生きています…けどコレは生きる為の殺しではありません!!
【ふらりとする身体で彼女は見えないリリーセルに怒りをぶつける】

第一……貴女は何をしてるんですか!?
声だけで……自分は何もしないで…

《臆病者》
【彼女は冷たくそう言い】

あ…
【花びらに包まれる彼を捕まえようとふらりとゆれる身体で右手を延ばそうとする】
541 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 00:33:16.12 ID:34b/r0g0
>>533

……オイチャンさん、オイチャン…。
そうね、オイチャンで……宜しく。

【内心、危機的状況で紡ぎ出した『オイチャンさん』は可笑しいとは思っていたが―――改めて言われると、再確認される】
【敬称を抜いて、背伸び(笑)してみたいとか、他人行儀を払いたいとか、そんな思惑を込めつつ】
【キョーコの側が新たに定義した名前は、至極シンプルであった】【―――本名だと、思っているらしい】

………必要以上に、よ。
でも安心して。

……貴女に、重みもへったくれも無い様には、私には見えない。

【――――其れは、本当に、安心すべき事なのだろうか】
【味方として、敵として、二度の死線を共有したキョーコには、おぼろげながらに、『何か』が見えていた】
【或いは、『憧憬』が見せる、只の幻想なのかも知れないが―――其れでも、彼女には、判るような気がしていた】

(…………嗚呼。)

【失敗した=\―――始めて其の事に気づくのは、オイチャンがその『本心』を、勿体ぶって吐露した時】
【背を向けたこの状況でなければ、言えない様な事を】【―――あんな安い笑み、見せなくて良かった】

………少しモノ思いに耽っただけ、気にしないで。

【暫時、張り詰めた静謐、沈黙――――作り笑いと一緒に振り向いて、可能な限り落ち着いた声を、キョーコは返す】
【『子供扱いされて仕方ない』。そう思う事が、大人になる事の第一歩なのか、子供の戯言――諦観なのか、彼女には判らない】
【約四か月を、操り人形の様に生きた彼女は――――惑い続け、迷い続け、答えを見つけなければならないのに】
【まだ、今宵は……――そんな事、出来る気がしなかった】

……! ……そうだ、用事を忘れてたわ。
もうそろそろ動き出さないと、間に合わない……此処で、御暇させて貰おうかしら。

【首を小さく振り―――噴水の傍に鎮座する、ちょっとした『時計台』とした柱を、見上げて】
【些かばかり唐突に、既に駆け出し始めた声で、キョーコは切り出した】
542 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 00:33:21.56 ID:hmqkwEgo
>>532

いえ、私はサージさんも悪い人だとは思ってませんよ?
そもそも根っからの悪人なんてそうそういませんし…

まぁ…確かにその可能性は捨て切れませんが…
それでも、あの時に私を助けようとしてくれた気持ちは本物だったと思いますです

むー…何かあったのは間違いないですね
もし逢えたら…気をつけますです

【効果はあったのか、無かったのか】
【とりあえず「気をつける」とは言った】

ゔ……
忠告してくれて有難うです…心においておきます

【「られそう」ではなく実際に捕まったり騙されたりも一度ではない】
【耳が痛い反面、かわいいと言われたことは嬉しいのか複雑な表情をしている】

───ふぇっ!?
ぺ、ペットですかっ!?

【残念なら付き合いが長くない。明らかに慌てふためいている】
【ちなみにもって帰ろうと思えばもって帰れるよ!】
543 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 00:33:53.33 ID:8lfwU9Io
>>535

綺麗な言葉……(偉く詩的な表現だな……しかし)
それを何故かと問われれば君が心配だからと私は答える

【それも曖昧な答えではあるが】

私が怖い……?でも嬉しい?
優しいつもりなんて無い、ただ君のような子が不条理の中で自分を磨り減らせていくのが我慢ならないだけで
(違うんだ、嗚呼私は言葉を間違えたのか?知らぬ間に傷つけたのか?――――また?)

イリナ、記号――――

【その名、或いは記号を反芻し】

ま、待てっ!君は……君はどこに――――
さよならでは無くて……そんな言葉を言って欲しいんじゃなくて……

【手を躊躇いがちに戸惑いがちにその小さな背中に伸ばすけれど】
【きっと届かない、足が地面と縫われたように動かない】
544 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 00:43:36.32 ID:vi4l18go
>>540

【──ミラーの言葉は、真核をついていた】
【これは“青年が生きるため”の行為ではなく、】
【ただリリセールの欲求を満たすための行為でしかないのだから】

【リリセールは、そんな彼女の言葉を聴いて】
【彼女の心に触れて、また再び静かに胸を震わせた】

【──そして、常人であれば。普通の心を持った者であるならば】
【彼女の冷徹な言葉は、必ずや心に響いたことであっただろう】
【しかしながら──欠損した心には、そこに込められたものを感じ取ることができなかった】

【故に──ただ、「どうして?」と、そんな疑問が浮かぶだけだった】

 【──器を持たない者に、貴女と触れ合う権利はないの=z
 【それはとても、哀しいこと。だから、彼が私の代わりに、貴女と、その魂に触れるのよ=z

 【──私は、彼に生と力を与えるわ=z
 【それだけしか、今の私には出来ないもの=z

 【貴女の目を見ることも。そして貴女を奪うことも──=z

【のらりくらりと、要点を得ないような言葉だけをただ紡ぎ】
【彼女が青年へと手を伸ばしたとき、彼もまた呼応するように手を伸ばした──が、】

 …………っ、……く……────

【互いの手がまさに触れ合おうとしたその瞬間、ブランデーの香を孕んだ強風が吹き抜けて】
【黒薔薇の花弁がそれに全て散らされたとき、青年の姿もその場から消え去ってしまっていた】

 【──さようならね、ミラー=z
 【でも、覚えておいて。その魂に=z

 【私は、いつの日か必ず貴女の魂をもらいにいくわ=z

 【──とっても良い色を、しているもの=z

【そして、声はそれを最後に、ぷっつりと途絶えてしまった】


【──全てが去ったとき。彼女は気づけるだろうか】
【青年が最初に撃った男。全く動いてはいないものの、呼吸だけはしていた】
【──遷延性意識障害。俗に言う『植物状態』に陥っていた。寧ろ、死ぬよりも性質が悪く──】


【「──また一つ、綺麗な人形」 何処かの深淵で、彼女は悦楽していた】


//おつかれさまでしたー!ありがとうございましたー!
545 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/03(月) 00:45:01.58 ID:Nb7.uZoo
>>541

イエス、おいちゃんである。
年よりなんでね。そう呼んで貰う事にしてる

【何と言う事でしょう……オイチャン、漢字にすれば尾井張だろうか。しかしそんな名前、本名の訳が無くて】
【“そう呼んで貰う事にしてる” この一言で…間違いは正されるだろうか】

カッハッハ、そう言って貰えるだけでもオイチャンまだまだ頑張れそうだ

【何処か軽い雰囲気を戻しながら、おどけた様に彼女に言い】
【衣服を完全に正すと、わざとそれを崩して】

【…少女の大丈夫だと言う答えに、引っ掛かりを覚えたか】

ああ。もうこんな時間か。
確かにもう遅いやな

【少女の動きに合わせて時計台を見、納得した様に頷くと】

その前にキョーコ。

【少しばかりの時間をくれと、少女に声をかけ】

………君は未だ、正義の為に闘っているのかな?

【ほんの僅か、視線を伏せて―――声を投げた】
546 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 00:47:33.33 ID:cuLoLIDO
>>543

【多分、綺麗事という言葉を言いたかったとは思うが、逸れは兎も角】

【彼女の制止を振り切って、子供は走る】
【名残惜しそうに、逸れでも、何処か嬉しそうに】
【唇を噛んで、闇へと消えてしまった】



【某所】
【聞こえるのは、世捨て人の声】

「……さて。適当に棄てたけど、どうせ戻って来るでしょうから」

【雪原の様な白髪。空色の着物の、小さな少女が】
【窓から外を見遣ると】

「丁度、大きな仕事も入りましたし。どうせなら、扱き使ってあげましょう」

【呟いて。酷く下卑た微笑みを浮かべ、着物の袖で逸れを隠した】

/お疲れ様でした!後で土下座しますああああああ。
/絡み、有難う御座いました!
547 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 00:51:09.10 ID:ZgWncgSO
>>530

【突き付けた死≠ノ怯まず、脅えず、真っ直ぐにこの凶眼を見つめ返す。その瞬間、何もかもが変わった事を、朔夜は悟った】
【手加減しないのではなく、完全にできない=B意図して問いから降参≠外したが、まさかこれ程とは】
【彼女は昨夜、実戦の例えに路地裏でチンピラでも潰せ≠ニ言った自分を内心で嘲る】

【――――見誤った。この少年が本気になれば、きっと戦いにすら成りはしない】

(あの指輪、重量がズレてる=Bあんな重いもの、普通はあの速度で振るえない)
(…………嫌な武器。きっと、同族嫌悪かな。干渉されない≠チてのは、オレの――)

【過たず、見抜く。彼の拳、或いはフレイル宜しく彼が振るう糸は、絶対の矛と楯である】
【瞳の奥で赫奕と盛る焔。火勢は強い。生半可なことでは、消えて呉れない。――不足は、無い】

【識槻朔夜はその瞬間、初めてハッピー・リトルピースを、自身の敵手に値する人物と、認識した――――】

――――舞えや千刃∞謡えや万花∞天蓋に座す億の星=A悉皆砕けて、地に墜ち注げ=B

カウントは、残り四つ……オレの力は、あれだけじゃない。

【ふわり、一陣の風が吹き抜ける。今の今までずっと、肩に掛けられた儘だったジャケットが落ちる】
【細く透き通った、玲瓏に過ぎる声で、彼女は詠う。魔術師の詠唱に似た詩を、口ずさむ】

『弔花/兆禍』は此処に捧げられた∞約定は此処に成る=B

斯くて=\―――――。

【かつり、こつり。高らかに足音を鳴らしながら。此処が自らの領域だと宣言するように、謳う】
【それは彼女の異能の、本格解禁を示し。果たして霞が、周囲の空間からこんこんと湧き出でる】

【羽衣のような形状に圧縮され、纏われた其れは、宛ら白くたなびく戦装束だ】

【まだ、攻撃は無い。逆説、やがてはその瞬間が訪れる。彼女はやがて、足を止め】
【佇み、そして待つ――火蓋を切るのは少年だとでも言うように、悠然と】
548 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 00:51:09.59 ID:w.0G5kSO
>>544
!!………
【その言葉を聞き彼女は…】

ふざけないでください!!!!
【力いっぱい叫び青年を助けようと腕を掴もうとするが叶わず…】

私は…貴女のモノになりません
【ふらりとしながらそう力強く言い】
【最初に撃たれた人に息があるのに気付き】

あの…スイマセン…誰か救急車と腕の良い技師を…
【そう言って、彼女はバタリと倒れた】

【その後、救急車や技術士が呼ばれたとさ】
549 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 00:51:55.02 ID:w.0G5kSO
>>548追加
/乙でしたー
550 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 00:55:38.46 ID:y6shXXko
>>542

【気をつける、と言ってくれたので】
【安堵するように微笑んだものの】

【それはすぐに、悪戯っぽい笑みに変わる】

……ふふ
この状況を見ても、そんなこと言ってられるかな?

警戒心が薄いのは、少し懲りないと改善しないよね
躾けるのは、飼い主の責任だし……

【彼女の慌てる様子を見て、機嫌を良くされたらしい】
【軽く握った左手で、楽しそうに歪む口元を隠して】

……そういえば、耳とか、柔らかかったね

【爪先から顔まで眺めた後、じっ、と耳を見つめだした】
【何か、弄る部位を探しているようで】
【   。お巡りさん、こっちです!】

【残念、家が飲食店です。持って帰れません!】
【――タックルすれば、案外逃げられるかも】
551 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 00:59:58.87 ID:8lfwU9Io
>>546

………――――

【空を掻いた指は手応えなど無く】
【ただ空間に小さな風を作り、その風もやがて消え行く】

情けない、情けないな本当に……

【無理矢理にでも引き止めていたのなら……】
【あの子にもっと何かしてやれたのだろうか】

……――――帰ろう

【何かしてやれた、そんな考えも独善なのかも知れない】
【一番どうしようもない者は自分じゃないか、なんて酷い皮肉――――】

…………………

【自分の掌を憎々しそうに見つめ、彼女は縫われた足を引き剥がし歩き出す】
【季節はまだ寒く心に去来する何かも同じく冷たいそれだった】

/おつかれさまでしたー
/いえいえゲザるのはコチラの方です色々と
552 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 01:07:03.83 ID:34b/r0g0
>>545

ふーん………そうなの。

【――――与えられた名前が、真か偽か。そんなモノに、端から興味はなかったらしい】
【かぶりを打って相手の言葉を受け入れ、然程面白くも無さそうに、言葉を紡ぐのみ】
【そうなるのも、当然の帰結か―――彼女が救おうとした少女は、後から付けられた名前が、定着している存在であるし】
【彼女の場合においても、つい先日まで、『キョーコ・ミハイロフ』と言う別の何かが、暴虐の限りを尽くしていたのだから――。】

………そう? 
少しでも役に立てたなら、嬉しい。

【明らかに、配慮と推測される声が響く】【―――背中越しに、受け流したい】【その声を聞きたい、その言葉を聞きたくない】
【窄められた唇から溢れる声は、何時ものキョーコとは打って変わって、弱弱しく自信無さげ】
【――――或いは、『鍍金が剥がれ』、と言うだけであろうか】
【視線を持ち上げて、相手の双眸へと注ぎ込む事で、もう精一杯】

…………今は、そう。
……私は、そうで無ければ、生きる資格が無いわ!

…それじゃ………また、会いましょう。

【傷を隠す∴ラの―――絆創膏としての満面の笑みを浮かべて、大きな弧を唇に引きながら、彼女は豪語する】
【然し、フォルテのかかった語調とは裏腹に……――彼女は、逃げる様にその場を走り去って往こうとする事だろう】
 【この調子では、『仲直り』も、『罪滅ぼし』も、十全には運ばなそうだ】
 【――――隠された傷は、存外に治癒が遅いモノで、時にはより残酷に、人を苛むのだから。】
553 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 01:07:32.31 ID:hmqkwEgo
>>550

へっ…!?
あ、あのおっしゃる意味が分からないのですが…!
躾、飼い主…!?

【その笑みの意味と言葉の意味が分からなかった】
【ひたすらクエスチョンマークが浮かび】
【よくわからない不安感が襲いかかる】

もしもし…?
何する気、ですか?
それとも、なにか身体に付いてるとか?

【彼女には言葉通り何をされるのかさっぱり検討もつかない】
【が、本能的に何か不味いことされる、そんな風に判断して】
【冷や汗がツーっと頬を伝う】

【とはいえ、タックルする考えも勇気もないのでしたまる】
554 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 01:13:38.78 ID:W1V1Vw60
>>547

―――――なっ…………!

【突然に紡がれる詠唱、落ちていく温度、満たされる霞に、】
【少年の双眸が驚きの色に塗りつぶされる】

【今目の前にある識槻朔夜という存在が、ぽつりと空間内に浮き出でて感じられる】
【白紙に落とした黒インク、明らかに異質なその存在が、寧ろそれ以外を気づけなくさせているようでもあった】

【待たず現れる、戦装束を身に纏った"敵"】

………………………。

(―――絶対、何かある。)
(怖い。今は痛くないけど、凄く怖い………!)

【感じる寒さは、気温による物だけではない】
【最早逃げ場のないヴィジョンしか見えなくなった未来を頭の中で打ち消し、】
【自分自身を奮い立たせるように、力強く朔夜の眼を見る】



【ふ――と、一つ鋭く息を止めると】
【静寂を破るように激しく、しかし迷わず一歩踏み込み、右手を相手から見て左下から右上へと薙ぐ】
【紐に結わえられた指輪は深く、脇腹から肩口へと―――通常、最も躱しにくい軌道】

【視線と意識は、朔夜の両手に集中している】
555 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 01:28:35.13 ID:y6shXXko
>>553

分からない?
…私のものなんだから、勝手に誰かの実験台にされたり
理不尽な理由を突きつけられたときに、勝手に死を受け入れたら、駄目ってこと

【笑みを浮かべながらも、口調は割と真剣】
【半分くらいは、正直な気持ちなのだろう】

名前を書く訳にもいかないから
こうやって……覚えさせたげるっ

【両手を広げて、むぎゅっと、抱きしめようとする】
【わんこさんの影響です。ほんとです】
【ちなみに、ローブの下は鎖です。感触は限りなく硬質です。】
【成功すれば】
【両手が塞がっているので、彼女の右耳に甘噛みを――】
【――ペットなので、色々とノーカンです。よかった。】
556 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/03(月) 01:36:17.56 ID:Nb7.uZoo
>>552

…………ん、そっか

【「今は、そう。」「そうでなくてはならない。」】
【その言葉に、表情に満足気に頷いて見せると】

また会おうキョーコ。
その時も君が正義の味方で在らんことを、その時は君が迷わず“誰か”の守護者で在らん事を

【逃げ出した少女を、彼は追おうとしない】
【理由は分からないが…彼女は今、己の事で手一杯なのだと言うのは何となく察した】
【同時に、それは自分が立ち入って良いかの判断はつかなかったのだ】

【故に―――祈りたい】
【どうか―――気づいて欲しい】

君の正義は君のモノ。君が何を守ろうと決めるのも、君の意志

どうか彼女が――――

【「――――気づきます様に」】
                   【真摯に、祈ろう】

…心の拠所在っての、“正義”なのだと。

【どうか彼女が、苦しまず…躊躇わず、“正義”を為せる様に…】
【彼女の“傍に”立ち続ける”人物が現れる様に祈るのだ】
【憂いの全てが無くなる様に、祈るのだ】

【“人”は、“親しい誰か”の為に戦う事が出来て…初めて正義の味方となり得るのだから】


俺みたく、ならねぇ様に……ってな

【見ず知らずの誰かの為に闘って、決して満たされる事の無い己の様にならない様に】
【……空っぽなだけの≪“英雄”/犠牲者≫とならない様に】

【くしゅん…小さなクシャミを漏らして、彼もその場を後にするだろう】
【柄にもない独り言……つまらない事を言ったと、己を戒めて】
557 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 01:43:34.08 ID:hmqkwEgo
>>555

………サージさん
心配かけて、ごめんなさい。でもありがとうございます

【サージの優しさに触れて、心地よそうに瞼を下ろす】
【誰かがいてくれる安心感からかとても嬉しそうだ】

───あわわっ!?
えーっと、えとえとえと!?
こ、これはははっ!?

【こういうこと(謎)に関してはウブな彼女】
【よく分からない感覚にとじていた瞳を見開き、目を白黒させて】
【下から上へ面白いように顔を赤くなっていく】
【───よかったよかった】
558 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 01:45:36.10 ID:uUgI8USO
【裏路地】

…〜♪

【黒を基調としたドレス、灰色のボブヘアー、眠そうにも見えるその瞳は幼さの残る外見と合わさり美しく】

年が明けたのですしね……"皆"は興味ないようですけど……

【半身が暗闇に溶けたその姿からは彼女が何をしているのかは判らない】

【ただ、何かパズルを組み合わせるかのような、その行為】

―――うふふ、カガミモチ…でしたっけ…?

私の生まれた土地には無いのでよく分かりませんけど……

【よく見えない"それ"を愛するように、慈しむかのように眺め――ふと、笑みが消えた】

……飽きちゃいました…

【ぽいっと"それ"を投げ捨て、ゆっくりと歩き出す】

―――――――――なぁ

【"それ"はころころと転がる】

――――――――いなぁ

【"それ"は月明かりの差す場所に】

―――――、見たいなぁ

【月明かりの差す場所に転がった"それ"は】


綺麗な血が、見たいなぁ


【人間の頭部と、肉塊だった】
559 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 01:47:47.22 ID:34b/r0g0
>>556

(………『怪物』は、動かない。私の中に棲んでいる『あの人=xは、何も言って呉れない)
(武美に逢うのは恐いし、オイチャンは、高過ぎる。……サージちゃんは、眩し過ぎる。私は……私は……。)

【――――心の依り所に成り得るかもしれないモノは、何もかもが、未だ手の届かない所に】
【青年の魂の叫びの一端にしか触れることなく立ち去ったキョーコは、躯だけを奔らせ、心は煩悶の牢獄に閉じ込めて】
【只管に、自己完結的に、苦悩し続けて――――】


………―――『私』は、一体、何なの?


【誰にも答えを出せない、そんな問いが―――凍て空に、吸い込まれていく】
【遠いあの日、目指した星々は、私を見降ろして嘲笑うだけ……――只の光点の方が、マシに見えて】
【差し当たって決めていた目的地に向かう自信すら失い、彼女の彷徨は始まったのである】


/お疲れさまでした!
560 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/03(月) 01:48:55.77 ID:Nb7.uZoo
>>559

/お疲れ様でした〜
/やべぇやべぇ、頭全然働かねえ
561 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 02:02:16.89 ID:y6shXXko
>>557

(……わたしは、何を…?)

【唐突に我に返って】
【あむあむ的な苛めから開放される彼女の耳】
【自分の行為を思い出して、なにやら恥ずかしくなるものの】
【ミーナがその上に行く反応を見せたために、表面化せずに済んだ。たぶん】

……な、なんでもないよ
魔が差しただけ。ミーナがいけない。

…そんな、可愛い顔してると、もっと弄りたくなっちゃう。ウソだけど

【ようするに、顔赤いよ、って報告してるらしいです】
【身体をゆっくりと離して、彼女を縛っていた鎖が音を立てて解けた】
【少女は、照れくさそうに半歩下がって】

それじゃ、機会があったら、行っておいで
ついでにこれも、届けておいて欲しいな
向こうに潜入するとき、使えると思うし…

元の持ち主は、紺藍色のツインテールで
眼鏡で、犬耳犬尻尾をつけて、貴方くらいの身長の女の子だから

【どこから取り出したのか、洗濯したての畳まれた白衣を差し出した】
【白衣の胸元には、魔術協会のワッペンがしっかりと縫い付けられている】
562 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 02:02:46.90 ID:MI6wQKAo
>>558

――止めてよね

【唐突に】

――ゴミを散らかすのは

【背後から声】

【それ≠転がった先、月明かりの元、一人の青年】

【艶やかな黒い髪、黒い瞳。不健康そうな白い肌だけがいやに浮かび上がっている】
【黒の靴、黒のシャツにいやに袖の長い黒のコート。闇に溶ける様に全身を黒に包んだ青年】

【青年の周りには何もない】

【小石一つ転がっていない。ゴミ一つ落ちていない。塵一つ舞っていない】
【不自然なまでに不自然な野外。まるで全てが無くなってしまったかのように何も無い】

【先ほど転がったあれ≠ヘ何処へ…?】

掃除をしている身にもなってほしい。

【ふぅ、と一息】
563 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 02:12:06.70 ID:uUgI8USO
>>562

……え…?

【女はゆっくりと振り向く】

…あ…お掃除中でした…?それはすみません

【そして青年の存在を確認すると、ゆったりと頭を下げた】

このような時間に、ご苦労様です…

【顔を上げた女は、先程の事をすっかり忘れたとでもいうように、柔和に微笑んでいた】
564 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 02:14:14.84 ID:hmqkwEgo
>>561

あぅ…わぅ……

【ぽけーっと絵に書いたような呆けづらで硬直している】
【たぶん考えが脳みそまで行っていない。どこかでぶち切れているのかも】

───はっ!
えと…な、何が起きたんでしたっけ…

【鎖の音でようやく半分ぐらい我に返る】
【もちろんこんな直ぐのことを忘れたわけではなく、整理が出来ていないのだろう】

えと…あ、ありがとうございます
きちんと持ち主さささんにも、と、届けておきます

【再び、声が震えている】
【ここまで反応する子も珍しいだろう】
【何はともあれ、白衣を大切そうに受け取った】
565 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 02:19:52.86 ID:MI6wQKAo
>>563

――…、いかにも。

【そうは言うが、青年の手にも周囲にも掃除道具のようなものは見受けられない】
【手ぶら。素手。素手? その不自然に長い袖の陰にでも何かあるのか】

此処はすぐに散らかるから、僕が定期的に掃除しているんだよ

【距離は開けたまま、柔和に微笑んだ女を一瞥し】

…君のような人も、たまには掃除しているけど、ね

【業務連絡のような素っ気なさ。本当についでのように告げる】
566 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 02:26:37.16 ID:y6shXXko
>>564

(凶悪……、そういう表情は、犯罪的に高威力だから…)

【ミーナの挙動を見ていると、加虐心が煽られるらしく】
【――彼女が危ういのは、そのせいなんじゃないかと思ったり】

1から説明して欲しいのかな…
……うん、私も恥ずかしいからやめよう

【間髪居れずに突っ込んで】
【――頬を掻きながら目を逸らした】

こっちこそ、ありがとね
お使いみたいなこと、頼まれてくれて

じゃ、私はそろそろ行くよ。またね?


あ――、それから
ペット云々はミーナから否定しない限り継続するから、よろしくっ

【最後に、柔らかく微笑んで、洒落にならない言葉を一つ】
【手を軽く振った後、金属音と共に、去っていこうとする】
567 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 02:27:00.57 ID:ZgWncgSO
>>554


     ――――我は纏う=B


【詩が鳴り止んだ。今まで震えていた大気が、動きを停めた。しん――――と全くの静けさが、辺りに満ちた】
【鼓動と呼吸の音が五月蝿く聞こえる程の、静謐。真実、此処は異界と成り果てた】

【即興の詩篇による自己暗示と、能力の展開補助。拒絶式≠ニ銘打たれた、彼女の固有技能】
【古来、言の葉には力が宿るとされた。そして詩は神に、ひいては世界に語る術と】

【彼女の声は、自分を、そして世界を、変革する――――】

ちょっとした小細工さ――――まあ、見様見真似ってトコ。
だけど、どうにも掴めない≠だよな……さ、お披露目と往こうか。

――――爆ぜろ=B

【カウント、3。風を捲き、地を滑るような踏み込み。一拍置いて、彼女を中心とした後方180゚に斥力が弾けた。】
【あわよくば糸を弾いてコントロールを失わせんとしつつ、極度に身を屈めて指輪の軌道を避け】
【二段の加速を経て、態勢をそのまま、獣じみた速度で少年に肉薄】

逆凪=\―――覆え=I

【カウント、2。右の短刀に魔翌力を注げば、光芒が刀身に沿って展開し、白い光の太刀となり】
【併せて、能力の使用。左の短刀が霞に包まれ、刀身に沿って硝子様の結晶が走る。宛ら、蒼い水晶の太刀】

【何の障害もなく間合いに入れば、色違いの翼のように構えた蒼白二ツの太刀を、それぞれ振るう】
【間隔を開け、左は左の肩口から左脇腹へ抜ける袈裟に。右は逆手に、左の太腿から、右胸へ抜ける逆袈裟】

【その勢いで身体を回転させ、中段、下段にもう二太刀。一瞬に四連続する剣戟】
【決まった型は無い。ただ、閃光の如き速度を以って切り掛かるだけ。実にシンプルな技――四より転じて、名を「死閃」】
568 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 02:29:08.58 ID:ZgWncgSO
>>567
//三、四発目は、両方真一文字の薙ぎ払いです……。
//済みません、どうにも頭が回らないorz
569 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 02:33:01.73 ID:uUgI8USO
>>565

………"掃除"…

【青年が言った言葉を反復し、そのまま「うーん」と首を傾げた】

んー…意味深ですねぇ……掃除、ソウジ、そ・う・じ…

【と、そこでようやく青年の周りには何も、さらに自分が転がした物さえ無くなっている事が気付いたといった感じで】

あらあら…もしかして能力者さんなのですか…?

だとすると"掃除"にも合点がいきます…いえ、無能力者の方でもいきますが……

【と、ぽんと手を合わせて頷いた】

本来ならば逃げるべきですね、逃げるべきでしょう、逃げるべきですわ……ですけど

【と、女の周りにゾゾゾ…と細かく黒い砂のような物が集まり】

"そんな気分"…なので、お相手してあげても良いですよ?

【"骨のみの傘"としか形容しづらい物をその手に形成した】
570 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 02:49:03.09 ID:MI6wQKAo
>>569

【黒い砂∞骨のみの傘=A戦闘体勢と、いうべきか】

――そう、まさに君みたいな人が此処を汚すんだよ

【こうなることが予見できていたかのように青年は言う】

僕としては、君が此処を汚さないと誓うのなら、別に君ごと掃除する気は無いんだけど、さ
僕は紳士ではないけど、わりと平和主義なんだ。なにより争い事は、その場所が汚れるからねぇ

【「血とか骨とか死骸とか」と、やれやれ、と言った表情で】

【両手を掲げ、ぬらりと獲物を出した】

【不自然に長いコートの袖の中から現れたのは】
【“爪”だろうか。青黒く輝く巨大な爪。それが両の手から伸びている】
【手の甲も同じような色。他は黒い毛のようなもので覆われている】

面倒事は嫌いだけど、面倒事を片付けるのは好きなんだよねぇ。二律背反ってやつ?

【よく分からないことを言いつつ両の手に生えているのか装着した武器なのか】
【金属質な両手で計10本の大型のサバイバルナイフのような形状の爪を鳴らす】
【握手をしましょう、と言うわけでもないだろう】
571 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 02:57:02.28 ID:NLFdHrY0
>>567

ッ! ――――?!

【在り得ない加速を見せた朔夜、目を見開き、糸を引いて体勢を立て直そうとするも】
【この距離でその行動は、明確な隙を生み出すだけの要因にしかなりはしない】

(ひ、左――違う、両側二つっ!)

【咄嗟に防御に転じ、太刀道を確認せんとし――】
【自分の右手が左上に振られていることを認識し――】

【取った行動は、「体を引き、左の太刀のみを両手で止める」】

【今から右の太刀を止めようとしても間に合わない、無駄に体勢を崩すだけ】
【それならば、左の防御を確実な物として、右は躱すほか無い。そう判断】

【しかし、】

…………あ、ぐッ……っ!

【青い。】
【考え、理に適った行動ではある。しかし、青い。】
【驚異的な加速を見せた近距離戦闘者に、後出しで距離を取り躱すなど、出来るはずもない】

【左の太刀はいなしたものの、腿から腹部にかけてを浅く切り裂かれ、小さく呻く】
【慣れるどころか、未経験の感覚――痛み――が少年の脳髄を満たし、世界を揺らす】


【そして―――】


―――――っあ、…………。


【認識が追い付く間も無く、三、四の太刀が鮮やかに少年の肌に吸い込まれ、】
【跳ね橋に、鮮血が舞った】

【声もなく動きを止め、しかし、まだ倒れてはいない】
【紐の先の指輪はまだ回っているが、徐々に速度を失いつつある】
【目の焦点が消散しつつあり、意識さえ明瞭ではないだろう】

【指でとんと押せば、斃れる】
572 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 03:05:02.24 ID:uUgI8USO
>>570

あら…随分と大きな……意外でs…って、あ、その、違いますよ、あの、別に大きい物なんか持てなそう、とか、そういうのじゃなくて、その、あの、白い綺麗な肌の人がそういう大きな――

【と、言いかけ、女の表情が変わる】

――いえ、良いですね、素敵です

【と、空気なんて読まないというかのようにほんわかとした口調で言う、どうやら意見がころころ変わる性格らしい】

あぁ……あと……

【ついでに、といった感じで女は言う】

汚れ、だなんて言わないでください……

肉だって…とっても気持ち良さそうな見た目だし…

骨だって…とっても可愛いらしいし…

血だって…とっても綺麗じゃないですか…ッ!

【と、女は青年目掛けて跳び、手にした傘骨を横薙ぎに振るった】
573 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 03:07:04.22 ID:NLFdHrY0
>>567
/>>571の左右は全てハッピー視点です。
574 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 03:24:08.28 ID:MI6wQKAo
>>572

【言葉を繰り返し、最後には褒められたのか】

…そう? ありがとう

【青年は言葉に詰まる女を怪訝な顔で見守っていたが、最後には素直に言葉を受け取った】

【跳躍。振り翳されたるは骨のみの傘=z
【なんだか、嫌〜な感じがするんだよねぇ、と青年は両足に力を入れる】
【初撃。受けるには少々、リスクが大きいか。なんせ得体の知れない獲物である。普通に剣とかならまた別だが】
【速度は過去の化け物共に比べれば、そこまでではない。引き付けかわすのが妥当、か】
【そもそもアレは武器なのか。本当にただの骨のみの傘≠ネら叩き折るところだが…、正直、触りたくないのが本音】

まぁ、血や骨。素材そのものを否定する気はないんだけど…、ね
地面に散らばった時点で、僕にとってはゴミだよ

【青年は現状把握をコンマ数秒で済ませ、真後ろへと跳躍。同時に両腕を振り上げ、振り降ろす】

…ねぇ、知ってる? この爪さ――

【瞬間。両手、人差し指の“爪”だけが、女の着地点を狙い、2本、矢のように飛んだ】

――飛ぶんだよ

【何か細くて長いものが一瞬、月光に輝く】
【爪の根元からは一本の糸のようなものが、他の部分と同じ黒い毛のようなもので覆われている青年の両手、人差し指に繋がっている】
【爪だけならまだしも、それに糸のようなものが繋がっているとなると、これは装着された武器、だろう】
575 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 03:43:41.81 ID:ZgWncgSO
>>571

――――これで、カウントは1。流石に能力まで加えちゃ、制動一つにも骨が折れるな……。

【踏み込みの勢いをそのままに擦れ違い、彼の後方で能力を用いて急停止を掛け、振り返り】
【撫で斬り、という形はそのまま。然し、脚の傷を更に抉った形となったか】
【手応えから、傷の程度は判っていた。今の少年の状態を、出血によるショック症状と断定して刀を降ろす】
【正しく、今の自分の全身全霊を篭めた連撃だった。並の相手なら、切り刻まれて可笑しくない】

【予備動作を極度に少なくした、初動から瞬時に最高速に達する踏み込み】
【彼女が有する絶速の歩法の、名を縮地=B――多用は出来ない、切り札の一つ】

【斥力をそこに加えた加速は、能力による負担の軽減を以ってしても尚、極度の損耗を身体に強いていた】
【二重の奥義を、拒絶≠ナアシストした。現状で最上級のカード。其れでも、少年は倒れようとしなかった】

(殺されない≠チて判ってても、普通はあんな目は出来ない。意志は、確かな本物だ)
(甘いだけの子供じゃない。磨けば、きっと光る――――単純に、経験の問題だな)

ぎりぎりだけど、急所は外してある。……未だ戦えるか、とは聞かない。初めてにしては頑張ったよ、おまえ。

【――充分過ぎる。そう判断したのか、彼女にとっては最大級の賛辞を送り。血払いを済ますと、右の短刀を納め】
【左の短刀に張り付く結晶が崩れたのを確認し、此方も納刀。破片は蒼い燐光になって、やがて空気に融けてゆく】

【其れを終えれば痛む足を引き擦って、朔夜は彼の目の前へと戻る】
【抵抗が無ければ、左手で相手を抱え込むようにして。鳩尾に当て身を放ち、幕を引かんとするだろう】
576 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 03:47:08.78 ID:uUgI8USO
>>574
【横薙ぎにされた傘骨は空を切る】

……!

【背後からの気配を感じた女は肩越しにそちらを見る】

【傘骨は振り切られた状態であり背中はがら空き…であったが】

危ないです――ねッ!

【突如、女の背後に先程と同じ傘骨が造り出され、たたまれた骨と骨の間に挟むように爪を防いだ】

……っと

【振り返り、爪を警戒してかその傘骨を横に蹴り飛ばし距離をとるように跳ねる】

……んー?どうやら何か勘違いをしているみたいですけど……

【と、最初の傘骨をくるくると回し】

むしろ好都合です…そして

【傘骨を振るうと細い骨が青年目掛けて投げナイフか何かのように放たれる】

お返しです
577 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 04:01:24.44 ID:y6shXXko
>>564
/もし寝落ちでしたら、グッドタイミングでした、と…!
/書き直したくなったので、差し替えさせて下さい。ごめんなさい
/次のレスで終わって頂いても構いませんし、続ける場合はお昼以降に来られると思います。


(凶悪……、そういう表情は、犯罪的に高威力だから…)

【ミーナの挙動を見ていると、加虐心が煽られるらしく】
【――彼女が危ういのは、そのせいなんじゃないかと思ったり】

1から説明して欲しいのかな?
……うん、私も恥ずかしいからやめよう

【間髪居れずに突っ込んで】
【――頬を掻きながら目を逸らした】

こっちこそ、ありがとね
お使いみたいなこと、頼まれてくれて

ついでにこれも、渡しておいてくれると嬉しいな

【ローブの右ポケットから、便箋を取り出して、自分の前に広げた】
【反対側のポケットから古びた万年筆が宙に飛び出して】
【紙面の上を、独りでに踊る。自走する】

【そうして書かれた手紙を、二つ折り】
【黒地に細かい銀紙の張り付く、やたらキラキラする封筒の中に入れて、星型のシールをペタリ】
【「中身は見ないでねー」と言いつつ、ミーナに差し出した】

【――なにか、含みのある笑みを湛えている。きっと碌なものじゃない】
578 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 04:10:35.15 ID:NLFdHrY0
>>575

(―――――――――――あれ?)

(何を してたんだっ け   ?)

【ぼんやりと揺れて漂う意識の中で、乱れた思考は端々から消えていく】
【未だ残る意識の欠片で、限られたキャパシティの中、前を見る】

(  誰だ っけ ?)
(昨   日、会っ た。そうだ  さくやさん、だ )

 ( 思、い出した。模  擬戦し )(てた ん  だ……)


(そうだ   )

   ( 頑張 ら  な きゃ)       (   こっち に来る) 
(ま ずは…  …… 右手だ)

          (指輪 を当て) (よう)
                 (    近づい  てくる)

   (構え、て  今、)



【端から見ればわからないくらいほんの僅か、右腕を引き】


(正義のみかた)       (に…………)


【その瞬間、既に接近を終えていた識槻朔夜の当て身が鳩尾へと入り、】
【少年の意識は砕け散って、これもまた未知であった無の暗闇へと追い遣られていった】


【ハッピー・リトルピース……気絶、戦闘不能】
579 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 04:16:17.22 ID:MI6wQKAo
>>576

【タイミングは完璧、位置も完璧。そして、背後。避けられない――】

――!

【突如、現れた骨傘。弾かれる爪】
【世界最硬度を誇る金属の一つで作られた爪を容易く弾く、か。あの骨傘の強度も数多のそれらと同じように化け物のようだ】
【若干、自身の獲物に対する自信を消失しかける青年。落ち込む暇も無く、両腕を振るう】

二振…

【弾かれた2本の爪が宙を舞い、青年の両手に戻された】
【女が距離を取っている隙に、さらに2本、両手中指の爪を追加】
【2本の爪は青年から上空へと放たれ、残りの2本は裏路地を形成している両側の建物の3階辺りの壁に深々と突き刺さった】

蜘網陣。

【4本の爪、4本のワイヤーが場に放たれた】

お…?

【そして、青年に向けて放たれた骨傘】
【随分と軽そうだが…。骨傘に対し最大限の警戒をしている青年は、当然、放たれた骨に触るという選択肢は無い】

【放たれた骨を避けるため、中指を器用に操り、握る。両側の建物の壁に突き刺さっている爪を支点に引っ張られ、青年の身体が宙へと飛んだ】
【空中で1回転。さらに2本の爪を、女を中心に交差するよう腕をクロスさせ振り投げる】
【その場で留まれば、爪は当たらないが交差するワイヤーの中に置かれてしまうだろう。そして、未だ上空にも2本の爪が飛んでいる】

【場に放たれたのは、計6本の爪とワイヤー。青年の両手に装着されている爪は、残り4本】

【青年は未だ空中】
580 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 04:38:35.81 ID:ZgWncgSO
>>578

【少年の身体から力が抜け、その体重が一気に左腕に掛かる。その瞬間だった】
【――――みしり。ごく微かな音が、その音量とは裏腹に、酷く鮮明に彼女の中に響いた】

【それと同時、ハッピーが腕の内から滑り落ちかける。慌てて右腕で抱え込むと、地面に寝かせて】
【左腕を見れば、小刻みに震えていた。――其れも道理だ。人一人の体重など、支え切れる訳も無かった】
【辛うじて動くようになった時から、殆ど間を置かずして幾度と指輪に切り込んだのだから】

(…………完全な、限界だな。アレを全て防がれてたら、どうなって居たか)

飽くまで、仮定の話だけれど――――さ。

【「しっかし……手当てに難儀しそうだよな、此れは。」と小さく独り語散て、地面に落ちたジャケットを探り】
【そのまま、簡単な応急処置を始める。ややあって手当てを終えれば、彼を背負って――――】

く――――っ、う……。

【若干、いや、かなりふらふらしつつ。再び、城の内へと戻ってゆくだろう――――】
【キンクリしますか?】
581 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 04:40:54.88 ID:uUgI8USO
>>579

…大道芸人さんか手品師さんみたいですね

【と、空中に浮かぶ青年を見て楽しそうに笑う】

……と

【そして爪を避けようと身構えるが当たらずにいるのを確認し】

ワイヤー…縛り上げるか何かする気……?

【ゾゾゾ…と黒い砂が動くと傘の細い骨が刃のように形作られる】

とりあえず空中なら…

【と、傘骨を開き竹蜻蛉のように青年目掛けて投げた。そして本人はワイヤーと爪から逃げる為浮かぶ青年の真下へと掛けた】
582 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 04:50:42.91 ID:NLFdHrY0
>>580

―――――――――――――。

【完全に顔が白い】
【しかしそれに反して表情は穏やかそのものといった風】
【適切な応急処置のお陰か、呼吸も一定のリズムを保っている】

【本格的な戦闘経験は初めてと言っていい少年だが、】
【今回の過程と結果、どのように受け止めるのだろうか……】


【ニア はい ニア YES ニア OK】
583 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 05:11:48.21 ID:MI6wQKAo
>>581

【いまいち能力が掴めないな、と青年は内心ごちりながら、女が骨傘を竹とんぼのように飛ばそうとしている様を見る】
【もう、いっそ聞いてしまおうか。「君の能力はなに?」と。因みに、自分はまだ能力を使ってはいない】
【アレは扱いが非常に難しいので、出来ることなら使わずに終えたいのだ】

【さて、竹とんぼ風、刃つき骨傘≠セが、先ほどといい、女の攻撃にはあまり速度が無い】
【まぁ、迫ってきているコレは竹蜻蛉というモノの構造上、仕方のないことかもしれないが】

【まぁ、当たるわけにはいかないよねぇ。と、青年は身体ごと大きく振って、先ほどと同じく爪を支点に宙を跳ねる】
【女が青年へ向けて駆け出し、爪がクロスし地面に突き刺さる】

【難なく、竹とんぼ風、刃つき骨傘≠避けようとし、着々と準備を進め、蜘網陣が天網蜘網陣へと進化しようとしていた瞬間、青年は気付いた】
【それは自分の真下へと駆けている女よりも大事なこと。横に回転し、飛来する竹とんぼ風、刃つき骨傘=z

――まさか、ワイヤーを切る気…、かい?

【独り言。つい、口から漏れてしまった言葉】
【自分を支えている命綱。敵を捕える為の生命線】
【それを断つのが狙い? 見誤った。アレは、ワイヤーという自分の首を落とす為の斬頭台(ギロチン)】
【だが、このワイヤーの素材は爪と一緒。最硬度金属の一つ、オリハルコン製。命綱であるワイヤーだからこそ最高のモノを使用している】
【細さは糸と変わりないが、適当な刃物では断つどころか、逆にその刃物を刃こぼれさせるほどのもの】

…くっ!

【既に回避は間に合わない】
【形作られた刃。その硬度はいかなるものか。断たれれば、終り。これ以上、爪を使うことは出来なくなる】
【竹とんぼ風、刃つき骨傘≠ェ、ワイヤーに迫る】
584 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 05:48:55.10 ID:uUgI8USO
>>583

……無理に、決まっているでしょう?

【青年の独り言に、女は答えた】

何を勘違いしているのか知りませんけど…

私の能力は…"鉄を操る"…ただそれだけ

傘を模しているのはただの趣味

【傘骨がワイヤーに当たり、砕ける】

私は、ただの"傘骨使い"

鉄使いの一族…錆宮が一人…錆宮 傘、ですわ

【その破片が勢いよく青年へと弾けた】

貴方の自己紹介も聞いて差し上げましょうか?
585 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 05:53:09.23 ID:ZgWncgSO
>>582

【キン(ry】

【――――三階、高官用居住スペースに在る、生活感の欠片も無い一区画】
【其処が、朔夜の部屋だった。唯でさえ広い城内、態々部屋を行き来するのが面倒だ、と】
【備え付けのベッドに如何にか運んで来たハッピーを寝かせ、本格的に処置を施して】
【それから右腕と両足を湿布とテーピングでがちがちに固めたり、刀の手入れをしたり】

【紆余曲折有って彼の荷物を、割り当てられた部屋へと運んで、そして今現在に至る】

(――――……疲れた。そういや今の状況、エルフェス辺りに見付かったらコトだよな……。)
(先ず間違いなく、邪推する。主に死体処理とかの方向で。……うん、きっとそうだ)

(大体、あいつの中の識槻朔夜像はどうなってんだよ。オレをスプラッタ映画の化け物役とでも思ってるような……)
(――――いや、間違ってはいないけど。そりゃ、思い当たる節も有るけど。有り余ってるけど)

(一番古いのだと、キレて[ピーーー]気で襲い掛かったり、最近のだと携帯デストロイしてメイドコスプレさせたり、etcetc……)

ああ…………完ッ全なブーメランだ。今度、あいつに謝っとこうかな……。

【何やらどうしようもなくどうしようもない事を考えながら、扉を勢いよく開け放つ】
【勝手知ったる自分の部屋。ノックなど当然、する筈が無く。ばたんと扉を閉めると、鍵を掛けて】
【持ち主の内面を反映してか、シンプルな室内。所々豪奢な仕様なのは、お城故のデフォルトだろう】
【重厚な本棚には本がぎっしり。キングサイズのベッドに、恐らくは自前だろう文机】
【厭味にならない程度の装飾が施された――恐らくは食器棚――には、何故だか刃物が所狭しと陳列されていて】
【加えて、厳重に鍵のされた上に鎖で縛られたクローゼットに、お札の貼られた箪笥】
【どう見ても衣服は別室に、というパターンである。中身は気にしてはいけない】
【綺麗に整頓されては居るが、此処は本当に寝室なのだろうか。武器庫とかではないのだろうか】

【更に窓際には、琥珀色をした巨大な何かの牙が鎮座している、といった有様で】
【隣に活けられた桜の枝が、気の所為か悲しげに見えた。きれいなのに、カオス】
【因みにあまり人を入れた事が無い為か、本人は異常さに気付かない。そういった所には、結構無頓着である】
586 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 06:08:01.81 ID:NLFdHrYo
>>585

ん、んぅ…………………んーっ。 ……………?

【覚醒。】
【爽やかな朝の目覚めにはほど遠く―――】

―――? い、いたたっ……、……………??

【見覚えのない部屋、節々痛む身体、記憶にない傷と応急処置の跡。】
【とりあえず起き上がって状況を整理しようとするも、】

ふゎ、わっ?! …………んわぁ!

【どてん!】
【まだ碌に動かない足が縺れ、盛大にベットから転落。】

【疑問符を撒き散らしながら、顔から床に突っ伏している】
587 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 06:10:43.78 ID:MI6wQKAo
>>584

【砕けた骨傘。砕け散った鉄の破片が何本かの髪を裂き、青年の頬を掠めた。病的に白い肌に一筋の朱が走る】
【青年はそのまま跳躍。元々、女のいた位置付近へ着地。2人は丁度位置が入れ替わった形か】

【上空へと放っていた2本の爪が、青年の目の前の地面に突き刺さる】

ご丁寧にどうも。

【鉄の操作、か。ならば、あの黒い砂は、砂鉄】

【それだけ。と女、錆宮 傘は言った。それでも、砂鉄を高速回転させたり、相手の血中の鉄分を操ったり】
【巨大な鉄骨を飛ばしたり、とかするんじゃないだろうか――と、青年は勘ぐり、それは十分すぎるほどの脅威だと、思う】
【一族、ということは、彼女以外にも鉄を操る能力者がいるということで…、なんか怖いな、と、青年は爪の無い人差し指で切れた頬を撫でる】

名乗られてしまっては、名乗らざるをえない、か。僕は黒沼 遠宙(くろぬま おんちゅう)

【青年は真っ直ぐに錆宮 傘を見て言う】

能力はー…、秘密。…まぁ、隠すほどのものでもないんだけどね。見たいのなら見せるし…。

【歯切れ悪くはぐらかした】
588 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 06:33:38.95 ID:ZgWncgSO
>>586
【何やら机に向かっていると、突然の物音。おや、と首を傾げて向き直り】
【得心したように二、三頷いて、席を立つと少年の元に歩み寄る】

――――ああ、目が覚めたのか。案外身体が強いな、おまえ。
慣れない状態であの出血じゃ、てっきり夕方まで起きないかと思ってた。

ふふ。……鍛え甲斐が有りそうで、何より――――。

【傍らに屈み込んで手を差し延べつつ、少しだけ意外そうにそんな事を言い】
【愉快げに笑うと、小声でぼそり。続けて「調子は如何だ?」などと解り切った質問で誤魔化す】

【聞こえてしまっただろうか。ボリュームを抑え、半ば口内で呟くようにした、碌でもない発言が】
【実際――――これが先生だと、正直不安である。いやまあ、腕は立つのだろうが】

【少なくとも、中の人は絶対に彼女には戦闘における心構えetc≠叩き込まれたくない】
589 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 06:44:01.44 ID:NLFdHrYo
>>588

…………???   ??

【※まだ状況が把握できていません】


ちょうし、は…………何か、痛いです、色々。
えっと………

【とりあえず質問に律儀に答え、差し出された手をゆっくり取ると】
【何かを思い出そうとするように視線を空に向ける】


【対峙、戦闘、交叉、―――斬撃。】

あ………………そうだ。

【瞬時にフラッシュバックした記憶をもう一度辿り直し、】

…………その、ありがとうございましたっ!

【ぺこりと一礼。】
【表情には、いつものにこやかで人懐こい笑みが戻っている】
590 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 07:07:05.61 ID:ZgWncgSO
>>589

……………………。

【対して、何とも平淡な様子。先程まであれだけの殺意を振り撒いていたとは、思えない程】
【墨を垂らしたが如き漆黒の瞳には、もう、あの冷たい死の蒼色は一欠片も無く】
【ただ、凪いで波一つ立たない水面のような、平静を保っていた】

――――そりゃ、痛いだろうな。幾ら[ピーーー]気が無かったとは言え、斬った事には変わりない。
綺麗に斬ったから、まあ、塞がるのは早いと思うよ。暫くは滲みるだろうけど。

【よいしょと掴んだ掌を引っ張って、ベッドの縁に戻そうとしつつ、まるで他人事みたいに】
【眠たげに目を擦れば、欠伸を噛み殺して。椅子を引っ張ってくると、其処に腰掛けようとして】

――――此方こそ。どうだ、何か得る物は有ったか?

【返礼。こういった作法は、きっちり守るらしい。剣術家というだけは、有るのだろう】
591 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 11:02:35.48 ID:vi4l18go
【橋】

【湖のように広大な河を跨ぎ、対岸の町と町を繋ぐ大きな橋があった】
【それは喩えるなら四車線が入りそうなほどに広い幅を持ち、吊橋と呼ばれる造りをしていた】

 (──ここは。今度は、何処だ……)

【その橋のほぼ真ん中で、倒れ伏していた一人の人物】
【彼はやがて薄っすらと目を開き、ゆっくりと立ち上がると、辺りを見回した】

 …………────

【二十代の前半程だろうか、それは鴉のように黒い貫頭衣型の外套を纏った長身の青年】
【その緩く波打った髪は、所々毛先が黒く染まった暁色をしており、双眸は夜色に染まっている】
【彼の周囲には、全面が漆黒のルービックキューブが一つ、浮遊していた】

【彼は徐に自身の右手のひらを見つめ始め、やがてその手で右頬に触れた】
【傷のない顔。そのまま自分の身体を確認するように各所へと視線を移したが、特にこれと言って損傷はなく】

【彼は本当に少しだけ違和感を覚えたような気がしたが、眉一つ動かさずに、一度瞬きをした】

【──現在、橋を通る者などはおらず、青年ただ一人だけがそこに立ち尽くしていた】
【緩慢な動作で何かを探すように周囲を見渡すその瞳はひどく無機質なもので、】
【血と黒酒を混ぜて煮詰めたようなひたすらに昏い魔力が、ただその場に渦巻いていた】
592 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 11:08:30.54 ID:mA1xhADO
【路地裏】

流石に年始は正義や悪もお休みかな?

【薄暗い路地裏にローブを着た青年が居た】
【短く整った白い髪、色白の肌に、それらによって際立つ紅い瞳を持ち、目鼻立ちのはっきりした顔つきをしている】
【ローブは全身を覆う程の大きさで、色は黒】

【独り言はそれにしては声が大きく、容易に聞き取れるだろう】
593 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 11:24:16.12 ID:mA1xhADO
>>591

おや、こんにちは

【ローブを着た青年が声をかけてきた】
【容姿は>>592

こんなところで立ち止まってどうされたんですか?

【青年はその場の魔翌力や相手の少し変わった様子に気付いていないように、笑顔を携えて気軽な声を出している】
594 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 11:26:34.66 ID:gHKxneQo
>>591
【少しばかり、吊り橋が揺れる】
【きぃ、きぃ。風よりは大きく、地震よりは小さく】

……静かな所、とは思ったけれど
あまり静かすぎれば、活気が無いようにすら思える

……活気の無い街よりは、活気の無い自然の方が良いかと思ったけれど
自然という言葉にそぐわぬ景色、にも見えるかしら

【絹のような黄金のツインテールと瑠璃色の瞳、リボンコサージュを付けた紫のドレスを着た少女】
【腰には装飾の施された鞘の長剣、背には単発式のライフルが有る】


ごきげんよう………と声を掛けるのは、場違い?

【橋の中ほどまで、何にも掴まらず】
【あまり足音も無しに、少女は近づいて来る】
595 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 11:32:20.65 ID:gHKxneQo
>>594
/おう、出遅れた。複数キツいようなら退きます
596 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 11:33:41.92 ID:vi4l18go
>>593 >>594

…………

【青年は沈黙したまま、彼らに無機な視線を向けた】
【挨拶にも、そして問いかけにも応答することはなく】

 ……数は大いに越したことはない

【しかし、二人の姿を瞳に映した途端──】
【ぶわり、と魔力を孕んだ微風が下から吹き上がり、青年の外套を靡かせた】

 ────『Ende neu』

【青年の側に浮遊していたルービックキューブが、】
【突如として無数の黒や銀色の小さな立方体と化して拡散し、】
【再び瞬時に結集したかと思えば、それは元の形とは大きく異なったものとなっていた】

【──全長500mm程、黒と銀色を基調とした、レバーアクション式のライフル型魔銃】
【『ウィンチェスターライフル』と呼ばれる物に似ているが、前後を短く切り詰めてある為やや小型】
【青年は自身の前方に浮遊するその魔銃へと右手を伸ばし、それを手に取った】

 ……僕に挨拶は不要だ
 
>>593の青年から少し距離を取った位置から、銃口を前方に向けて、二人の姿を見据えた】

//複数大丈夫ですか?
597 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 11:43:00.11 ID:mA1xhADO
>>595>>596
//慣れてない携帯ですので、複数だと遅くなるかもしれません。それでもよろしければ……
598 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 11:44:17.02 ID:gHKxneQo
>>596
/こちらはPCなので複数は問題ないです
/もう一人の方が可能なら
599 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 11:45:22.55 ID:vi4l18go
>>597
//俺は全く構いませんです
//>>598の方は、どうされます?
600 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 11:52:35.21 ID:gHKxneQo
>>599
/此方も大丈夫です
601 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 11:58:47.95 ID:mA1xhADO
>>599>>600
//では、よろしくお願いします


>>594>>596

あー……あはは、困りましたね

【銃を見て青年は思わず苦笑いをした】
【そこに焦りや恐怖は無く、ただただこの状況に"困惑"しているといった様子だ】

出来れば要求などを先に言っていただけると助かるのですが……

【相手から距離を取ることも近づくこともせず、表情はそのままに要求を聞き出そうとする】
【どうやら戦いを避けるつもりらしい】
【聞いた直後に少女の方を一瞥するも声はかけない】
602 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 12:03:02.89 ID:gHKxneQo
>>596>>601

………困りましたわね

【この場に居るもう一人の被害者候補、その台詞を借りる様にして】
【見た事がある様な気がする青年の、構えた銃口に注意を向ける】

私の記憶が正しいのでしたら、私はこの様な扱いを受ける道理は無い筈です
その行為に正当性が有るのなら、まずはその主張を………

………と、いう場合でも無いですわね

【自分自身が手を掛けるのは、ライフルではなく腰の長剣】
【何時でも引き抜けるように備えて、揺れる吊り橋を歩いて行く】

【目的は、通常の会話を行える距離までの接近】

危険がお嫌いなら、身を守る手段の用意を推奨致しますわよ?

【自分に興味を向けていないもう一人に、一応の警告を投げて】
【後は、自分の命に、配慮の大半を傾けた】
603 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 12:15:06.40 ID:vi4l18go
>>601 >>602

【彼は、近づいてくる少女を一瞥した。そして、数度の瞬き】
【どこか違和感を覚えるが、かけるべき言葉は出てこなかった】

【彼の魂はただ刻まれた行動を実行するのみだった】

……名を聞こう
僕は『曇りの華』。そうとしか呼ぶことはできない

 ──その魂、貰い受ける

【青年の問うた要求。それは彼らの“魂”なるものを手に入れることだと言う】
【それはあるいは“殺害予告”のようにも捉えられる言葉であったがしかし、】
【彼の無機質な夜色の双眸は、そこに殺意や害意などを滾らせてはいなかった】

【──本当に、ただ機械的に】
【まるで“魂”などと言うものを一つの物品とでも捉えているかのように、青年は言葉を紡いだ】

【そして──冷徹にその引き金は引かれた】

【──魔銃特有の、魔力反応音を含んだ銃声。撃ち出されるのは凝縮された黒い魔力弾】
【青年の右肩目掛けて飛翔するその弾は、当たっても弾丸相応の衝撃を齎すのみで直接の外傷は与えないが、】
【その代わりとして、もし着弾した場合、その箇所から漆黒の蔓草が噴出し、彼の腕へと巻きつこうとしていくだろう】

【青年との距離は中距離ほど。近くもなく遠くもなく】
【銃に注意を向けていたのならば、何かの対策を講じるのは難しくないだろうか】

【そして、少女の方へは、どういった訳か現在の攻撃はなく】

【弾倉内:9/10】

//ありがとうございます、ではお二方、よろしくおねがいします!
604 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 12:37:00.04 ID:mA1xhADO
>>602>>603

まぁ、何とか用意してみましょう

【また一つ苦笑いをして、警告に対し一応の返事をし、注意を青年に向けなおす】
【だが、彼が何かをする様子は一切無い】

仕方ありませんね……

【青年の返事を聞いて初めて、右手を向ける、という対応を見せた】
【武器も何も無いところ、魔術師か能力者か】

──炎よ!

【銃弾が放たれると同時】【彼の掛け声に合わせ、彼の右手から炎が噴き出し、一直線に銃弾、その先に居る青年へと向かう】
【炎は鉄を溶かす程の温度は無く、また魔翌力の無い純然たる自然のもの】
【銃弾に対しては効果が不明瞭で、恐らく反撃、迎撃というより先手を取ろうとして失敗したのだろう】
【強いて言えば噴き出す勢いで銃弾が逸れれば僥倖か】
【しかし、どうなるかは銃弾次第だ】
605 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 12:41:51.25 ID:gHKxneQo
>>603>>604

……雨にぬれる紫陽花なら良いでしょう
日の下に咲く向日葵も、あれは気分の良いものです
雪解けの後に姿を見せるつくしやフキノトウ等も
天候には天候なりに、似合いの花が有りますけれど………
………曇りに華は、似合いとは思えませんわね

(……つい最近、会った人間の筈。それも、重要度は低くない筈)
(私だけが忘れられた?それにしても………おかしい)
(どういう事なのかしらね……気にはなるけれど)
(今は、負傷を少なくする事が先決かしら)

【見覚えの有る顔、聞き覚えのある声、心当たりの無い名前と口調】
【それが誰なのかを問う余裕は、今この瞬間は無い】
【少女は長剣を抜いて、左手一本で構えた】
【切っ先を相手に向ける、何処かフェンシングの様にも見える構え方だ】

私の名前は、以前名乗った様な気がしますわね
レディの名前を忘れるなんて、それが殿方のする事かしら?
……折角吊り橋の上に居ても、恐怖の対象が自分では心の迷いは起きませんわ

【左半身を相手に向ける形で、少女は吊り橋の上を進む】
【駆けまわるには十分な広さと、それを阻害する不安定さと】
【その為だろうか、近づく速度は歩みのそれと同程度だ】

/次から携帯に移行します
606 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 12:43:36.94 ID:hmqkwEgo
>>577

あ、い、いえいえ、遠慮しておきます、ですっ!
大丈夫ですので…っ!

【首をぶんぶんと上下に何度も何度も振る】
【途中から間違いに気づいて左右に切り替えた】

(おち…落ち着けれません…っ!)
(えと…!えっと…えーっと!)

【両手で頬をペチペチしてもあまり効果は無くて】
【足元の綺麗そうな雪を拾い上げ、強制的に冷却】

き、気にしないでくださいっ
私単体で行ったら、門前払いを受けてしまう可能性がありますから!

───わっ…綺麗な封筒ですね
こういうのって…気になりますが、きちんと見ませんので!
あの、その、心配しないでくださいっ!

【雪で冷やした意味はあったのか、何度も言葉に詰まっている】
【手に付いた雪の水滴をしっかり払ってから】
【寒さか別の理由か、ぷるぷる震える手でしっかりと受け取った】
607 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 12:51:51.30 ID:vi4l18go
>>604

【曇りの華と名乗った青年──以後は『曇華』と表記するが──が放った黒の魔弾は、】
【噴出した炎によって軌道が逸らされ、青年のすぐ脇を掠めて彼方へと外れていった】

…………──くっ

【彼は外套で身を覆い炎の直撃を防ぎつつ自身の左方へと転げる】
【一度転げた後の体勢は右膝を地に付いたまま相手を見据える形】

【その外套──彼らには知れぬ事だろうが、イトバショウなる植物の繊維を用いた芭蕉布と呼ばれるもの】
【外套の裾に燃え移った炎は、そのまま広がりを見せるはず、であったが──刹那、微細な銀色の粒子が、】
【外套の表面を漣のように一瞬駆け抜けたかと思えば、その布地が“金属化”。炎の勢いを小さいうちに押し殺した】

【次の刹那、曇華は反撃へと移る】

 ────Seed=Noir

【──突如、青年前方の空間に4枚の黒い笹の葉が出現】
【同時に、それらは一瞬だけ銀色の粒子を散らし、“金属化”──鋭利な刃と化し】
【曇華が左掌を前方に翳すと、全ての笹の葉が放たれた矢のように鋭く飛翔する】

【青年に二枚、少女の方へと二枚。狙いはそれぞれの胸部だ】

【弾倉内:9/10】

>>605

【青年はただ沈黙してこの場の状況を瞳に映していた】
【以前名乗った、と聞いても──頭の片隅が疼くだけで、何も出てこない】

 (──……“以前”?)

【どろり。浮かび上がるぼやけたビジョンを、汚泥と夜を煮詰めたような黒い魔力がかき消していく】
【曇華の思考は、ただただ二人の魂を略奪するためだけに塗り替えられていった】
608 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 13:02:46.90 ID:y6shXXko
>>606

……だ、だいぶ混乱してるみたいだけど、ほんとに大丈夫…?

【雪で冷却するのは、流石に驚いたのか】
【水色の瞳を丸くして、そんなこと】

届けた後でなら、一緒に見てもいいよ
……こっちの用件は急ぐわけじゃないから、優先しなくていいけど
ミーナは自分の身体が掛かってるんだから、頑張ってね

【震えている手を見て、くすりと笑みを漏らしてから】
【右手でくしゃくしゃっと、彼女の頭を撫でようとする――自分がされると嫌がるくせに】

【きっと、ミーナの性格からして、ありえないことだと思うけれど】
【もし中身を覗けば、以下のようなことが記されている】
 【親愛なる子犬ちゃんへ】
 【あけましておめでとう!】
 【寒い日が続いてるけど、体調や尻尾を壊さないように気をつけてね】
 【この前は白衣を貸してくれてありがとう!洗濯して返すね】
 【ついでに、ワッペンの付け方が雑だったから縫い直しておいたよ。見直した?】
 【あなたみたいに機械弄ったりは出来ないけど、裁縫は割と得意なんだー】

 【前回のこと、まだ根に持ってたりしたらゴメンね】
 【むしゃむしゃしてやりました】
 【すごく反省してるので、あの日の事はよく夢に見ます】
 【一生忘れないかも。えへへ】
 【そうそう、この手紙を届けに着た子は、思い切り可愛がってくれて構いません】
 【私のペットになったらしいです。ついでに、悩みも聞いてくれると助かります】
 【代金が発生した場合の請求先は、私にしてください。最近就職したから、何とかなるかも。……手加減頼むよ?】
 【焦げ茶色の呪術師より】
【内容は、半分くらい喧嘩売ってました。】
【今回の件が解決するまでに、彼女――月読 陽の元に届くか分からないけれど】
【この文面なら少なくとも一回は、代金サージ払いで、何か頼めるかも。或は別の人が届けても有効かもしれない】
【そのあたりは陽さん次第。絶対に届けなければいけない訳でもない。機会があれば――程度。】

それじゃ、またねっ!

【何事もなければ、再会を望む言葉を口にして】
【少女は踵を返すだろう】
609 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 13:16:55.95 ID:hmqkwEgo
>>608

はぁ…ふぅ…
だ、だいじょーぶです!
もう結構おち、落ち着きましたから!

【何度か深呼吸を繰り返す】
【ようやく、本当に落ち着いてきたようだ】

わかりましたっ
…ついでですから、見つからないギリギリまではその人を探してみます
服ですから早めに渡したほうが良い気もしますしね

【見ても良いということは、多少なり自分に関係することが書かれているのだろうか】
【………残念ながらそこまで考えは回らなかった】

───。

【対照的に撫でられるのが大好きな彼女】
【瞼を下ろして、気が済むまで撫でられるだろう】

──……・・・あ、はい!
それではっ!
またお会いしましょう!

【ゆっくりと何度か瞬きして】
【慌てて手を振るものの、その動きもぎこちない】

/ありがとうございました!&昨日から長くなりましたがお疲れさまでした!
610 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 13:21:35.84 ID:mA1xhADO
>>605>>607

──なぎ払え!

【青年が右腕を振るうと、そこから軽い突風が吹き金属化した笹の葉へと向かう】
【軽い葉なら吹き飛ばすが、人体に影響を与える程のものでは無く、完全に迎撃だけを目的としている】
【また、この突風にも魔翌力的要素は無く、自然のものと同一だ】
【早い攻撃には対応しづらいのか、反撃や追撃は未だ無い】
611 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 13:25:27.83 ID:Y704YIDO
>>610>>607
【少女は、構えを保ち距離をつめていく】
【近接戦闘は不得手ではないが、体力は成人男性には及ばない筈の少女】
【それが、このような戦術を選ぶ理由は】

(触れれば、動きを止められる)
(武器を奪い取れれば、少し落ち着いて考えを―――)

【青年の意図が、まだ理解できていない為】
【この行動が、真っ当な理性の元に行われていると思っているのだろう】

【接近した、その優位性と引き換え】
【放たれた刃が到達するまで、猶予がない】

【何も持たない右手を胸の前にかざし魔翌力を集中】

………『停止』

【刃の一枚に右手を深く切り裂かれながらも、もう一枚の側面に触れると】
【刃に魔翌力が流れ込み、少女の指に張り付くように停止させようとする】
【支配権への、魔翌力による干渉。対抗するにはやはり魔翌力をもってして行うのが良いか】

痛いですわね……前はあれほど紳士的でしたのに
人は短期間に、こうも変われるものなのかしら?
……そういえば、『お父様』はお元気?

【そしてまた、『以前』の話】
【腱が切れたか動かない右手中指と人差し指】
【それを重力任せに曲げたまま、右手を高く振り上げると】
【きぃん、とかん高い音が鳴り響いた】
612 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 13:28:06.58 ID:y6shXXko
>>609

(そういえば、あの子、何歳なんだろう)
(ミーナより背が低かったような……)

……そ、そうだね
身長伸びちゃったら、着られないもんね

【月読が成長期か、どうなのか】
【少しだけ考えて、結論はでなかった】
【――ちなみに、サージ自身はこれ以上伸びたくなかったりする】

(……かわいいなぁ…、龍なのに…)
(やっぱり、色々種類があるのは、人間だけじゃないんだね)

【撫でながら、そんなことを思っていたとか】

うん。必ず。
……そのときは、楽しい話題が増えてると良いねー

【声を返されて、振り返らずに右手をヒラヒラ】
【騒々しくも小気味良い金属音と共に、少女は歩き去っていった】

/お疲れ様でしたー!
/長い時間、お付き合い頂いて、感謝です!ありがとうございました!
613 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 13:44:27.96 ID:vi4l18go
>>610 >>611

【青年へと向かう黒き笹葉の刃は、金属化した為に通常の葉よりは重量を有してはいたが、】
【突風を真っ向から受ければその軌道は容易に逸らされ、彼に当たることなく脇を掠めていった】

【そしてもう一方の、少女へと向かった葉の方も】
【──ぴたり。まるで時でも凍りつかせられたかのよう、触れられた一枚は停止した】
【葉の飛翔は、曇華の魔力を用いた不可視の衝撃によるもの。よって、殆ど慣性のみで飛ぶその刃に強い支配権などはなかった】

…………────

【一拍の沈黙。曇華は、彼らに有効打を与えられないことよりも、】
【その名を知れないこと、魂の質を見極められないことに、奥歯を噛んだ】

【その刻であった】

 ……──『父』?

 ……僕に父などいない
 そしてお前のような者と邂逅した記憶を持ち合わせてはいない
 その妄言の続きに好奇も沸きはしない。ただその魂にしか興味はない
 
【ずきり。脳が締め付けられるように痛む。内臓を掻き乱されるような吐き気を覚える】
【魔銃のリロードさえも忘れて、ただそれを強く握り締め、曇華は少女を睥睨した】

【──少女が何かの行動を取っているにも関わらず、曇華は暫し呆然として】
【攻撃の意思こそ絶やしてはいないものの、二人に明確な隙をさらけ出した】

【弾倉内:9/10】
614 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 13:56:54.08 ID:mA1xhADO
>>611

(なるほど、知り合いか……合わせるか)

【少女の言葉から二人の関係を予測】
【更に次の言葉で目的も予想し、まずは動きを止める、或いは戦闘を少女にまかせ、自身は妨害に専念することを目指す】

>>613

(ここか……!)

──捕らえろ!

【青年が晒した明確な隙】
【それを見逃すこと無く、捕縛すべく行動】
【彼の言葉に反応するように、右腕、ローブの袖口から一本の蔦が伸び、青年の銃を持つ腕に絡みつこうとする】
【もし成功すれば、腕を動かせないように、ぐっと引っ張るだろう】
【力も蔦の強度も弱いが、そちらに気を取られれば、少女に対し隙を晒し続けることになるかもしれない】
615 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 14:08:42.49 ID:Y704YIDO
>>613-614

(………どうにかなりそう、かしら)

ええ、そうですわね。水槽の中に自分の肉親は入れない筈………
……そういえば貴方、御家族については教えてもらっていませんでしたわね

【警告音にも似たそれに、相手は反応出来なかった】
【それ程―――と言うのが適切かは分からないが―――言葉の効力は大きい様子】
【これを好機とみたか、少女は一気に距離をつめる】

【足を動かさず、滑るような前進。手を伸ばせは届く距離まで入ろうとしつつ】
【振り上げた右手を、肘から鞭のようにしならせる】

……少々、痛い思いをしていただきますわ
『二次接触対象』『下方』『始動』『加速』『加速』!

【振り下ろされる右手に合わせ、傷口から血飛沫】
【そして、先程停止させた刃が、曇華目掛けて射出される】
【狙いは、ライフルの引き金を引く指。裂傷を与えて動きを鈍らせようというのが狙いの一つ】
【そして、もう一つは】

……暫く、大地に表敬のキスをなさい

【刃が触れれば、そこから少女の魔翌力が流れ込むだろう】
【そうなれば、流し込まれたその部位が、真下に強く引っ張られる感覚を味わう筈だ】
616 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 14:27:32.07 ID:vi4l18go
>>614 >>615

【ぎしり。放たれた蔦は、ただ立ち尽くす曇華の右の腕に魔銃ごと絡みついた】
【曇華は、引き寄せられるそれに抗うように、腕を自身の側に引いて、拮抗させる】

 ……──鬱陶しい

【彼はそれを一瞥すると、夜色の冷たい双眸を僅かに細めた】

 【「────!」】

【──が。そのときには既に、少女は接近を終えていて】
【蔦に意識を取られていた曇華は、放たれた刃を躱すことができなかった】
【刃を右の人差し指を裂き、彼は僅かに苦悶の色を貌ににじませて──】

 …………────っ、!?

【──がくン、と。次の刹那、曇華は大きく体勢を崩した】
【右手が急に重くなった感覚を覚え、その手から先に落下する形で、地に崩れた】 

 ……何、を……──!

【地に這い蹲った曇華は、少女の姿を睨み上げる】
【そして、左の手で蔦に掴みかかり。もし、それに妨害がなければ、】
【その掌から黒い蔓草が伸び、青年の蔦を遡るように伝っていくだろう】

【もし、曇華の黒い蔓草がそのまま青年の下までたどり着いた場合、】
【蔓草の先端付近に、三対の薄紫の花弁を有した花が一輪、咲いて】
【それは直後に“三回点滅”した後、小規模な『爆発』を起こす代物だ】

【──だが、それは這い蹲っている最中に起こしている行動】
【曇華はひどく緩慢な動作で立ち上がろうとはしているものの、】
【近接の間合いに入り込んだ彼女に対し、未だ行動は取れずのまま】

 (──水槽? ……家族?)

 ……──貴様は……──
 ……貴様は誰だ、ルーミア・フリデリーク・ルイザ・オルブラフト・ゴールドウィン──ッッ!!

【──矛盾を、絶叫した】

【曇華の肉体から、靄のように漏れ出したのは不安定な黒い魔力】
【脳髄を抉られるような強い不快感に歯を食いしばりながら、瞳をぎらつかせていた】
617 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 14:41:13.10 ID:mA1xhADO
>>615>>616

……!

【蔦を伝う蔓草に気付き、一瞬遅れてから蔦を袖口から切り離す】
【ドサッ、と音を立てて蔦は彼の足下に落下】

(近距離に入った……終わりか)

【少女が接近し、攻撃を加えたのを見て、戦闘の終了を予期。何もせず状況を見守りに入った】
【しかし、依然として蔦は存在しており、また、彼はその場から動いていない】
【故に、蔓草を伸ばし続ければダメージを与えることは可能だ】
618 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 14:42:44.15 ID:gHKxneQo
/PCに戻りましたー

>>616>>617

(………まず、間違いない)
(この名前を名乗った相手はあまり多くない、そして……)
(残念な事に、私のフルネームを覚えようとする酔狂な人間はあまり多くない)
(外見、声、全て一致する。彼は間違いなく………)

『上方』『停止』

【十分に近い間合いで崩れた曇華、少女が目を向けるのは彼のライフル】
【軽く足を振り上げて、靴の裏でそれを踏みつけ。先程の様に、魔翌力を流す】
【干渉する対象を、曇華の指からライフルへと変更。そして、干渉内容も変更した】
【少女の魔翌力が流れている間、ライフルは何故か、上方向への運動を激しく拒否するように動かなくなるだろう】
【左右へ動かすか、吊り橋を破壊して下へと落す分には、この干渉は影響が無い】


叫ぶには不便な名前、自分自身でそう思いますわ
ですが、態々その名前で呼んでくれるとは優しい方。盲亀の浮木と並べて見たくなりますわね
………それでは私も、貴方に一つ質問させていただきます。貴方と同じやり方で

貴方は……貴方は、誰で―――

【左手の長剣は、切っ先を吊り橋に降ろし】
【きっと彼の中ではそれで正しいのだろう奇妙な質問文を、脳内で復唱した】

――――――、っ……

………誰ですか―――

【最後まで呼んで良いものか?】
【呼んでやらなければならないだろう】


―――黒野 ダンドク?


【段々と信用のおけなくなってきた自分の記憶から、引き出して来た名前】
【彼の耳に突き付けてやれば、答えは返るのか】
619 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 15:02:55.47 ID:vi4l18go
>>617 >>618

【彼女が施す術の全てに、曇華は抗うことができなかった】
【ただ這い蹲ったまま彼女を睨み付け、震える身体を何とか御する】

【そして、ルーミアが突きつけた言葉に──曇華の瞳孔が一瞬収縮した】

 【──「ルーミア王女/“誰だ”/貴女にずっ/“そんなやつは知らない!”/と礼を言いたかっ」】
 【「帰る場所へ/“僕に心はない”/帰りた/“魂の劫略”/どうか伝え/“五月蝿い”/欲一言で良」】

 ……──黙れ

 【「意思の色は/“純なる黒”/この命は/“黒を穿つ黒”/あの人のように」】
 【「僕は/“誰でもない”/誰/“曇りの華”/曇華?/“それだけ”/いいや違」】

 ……──其処を退け

 【「壇特/“曇華”/黒野/“クロノ”/そう/“違う”/違わない/」】

 
 ────“退け”ェエエエー──ッッ!!


【──絶叫。彼は左掌を虚空を殴りつけるように彼女へと向けると】
【そこから束となったカラタチの枝が噴出して、彼女を絡めとろうとした】
【軌道は一直線なため、気づければ回避はそう難しくないだろうが──】

【──その同じ刻】

【青年の方へと伸ばされていた蔓草は、切り離されたことで彼に到達することはなかった】
【しかし、その先端には、一輪の花が咲き──そして、その花は上書きされるように黒い薔薇の蕾へと化した】

【小さく現れたその小さな蕾は、瞬時に肥大化し──人間大の大きさにまで至ると】
【ゆっくりと開花し、その中央には、一人の人影が立っていた】

 ────終焉は、新来

【それは、琥珀色の髪と真紅の瞳を持ち、血の気の薄い肌をした女性だった】
【ゴシック調の黒いコルセットワンピース以外に衣服は纏っていなかった】
【──が。その大きな特徴として、その身体は幽体のように半透明であった】

 ──ねえ? 貴方の名を、聞かせては、くれない

【彼女の貌には、西洋人形のように一切の表情や動きがなく】
【そのまま綿毛のように浮かび上がると、その顔を青年の顔の真ん前まで近づけて、問うた】
620 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 15:24:33.12 ID:mA1xhADO
>>618>>619

(やはりあの状態は別の誰か、或いは何かに意識を操作されているな……)

ん……!?

【戦闘を中断し、青年の様子を観察していたところ】
【思考に意識の大半を向けていたため、肥大化した蕾に気付くのが遅れ、反射的に一歩引いた】
【そして数瞬の間こそ警戒と驚きが混じった表情をしていたが、次第にそれは笑みに変わった】

ふふ……なるほど。貴女が元凶というわけですか。或いは貴女すらも──。

【それは疑問が解消された笑み】

僕の名前は灰羽祐司。以後、お見知り置きを

二つ質問があります
一つは魂を求める理由。もう一つは貴女の名前を

【人かどうか判別もつかない相手に対し、彼は恐れること無く名を名乗り、質問を返した】
【それもまた、疑問を解消するための行動】
【彼がこの場で行ったのは見ず知らずの青年のためのものではなく、自身のためのものだった】
621 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 15:31:06.28 ID:gHKxneQo
>>619-620

……「黙れ」とは言っても、「違う」とは言わないのね
快適な寝床を提供して頂いた礼、改めてと思っていたのですけれど

【右手の傷口に唇を触れさせ、流れる血を口の中へ注ぎながら】
【返って来た答えの言葉尻を捉えて、少女は小さく呟いた】
【化粧をしていない少女の顔、唇だけが紅を施されて更に赤く染まる】

……………!?

茨を掻き分けるのは王子の仕事、だと思っていたのに………!

【向けられた掌には、反射的に左手を持ち上げた】
【長剣の柄を胸の前に起き、致命傷を避けるための咄嗟の防御】
【攻撃の性質を見極める程の猶予は、この距離には存在しない】

【逆手に長剣を持ち、胸の前に柄を置いて。その姿勢のまま少女は、カラタチの枝に絡め取られた】
【畳んだ左腕が身体に縛り付けられ、枝の棘が衣服の上から身に食い込む】
【見様によっては茨姫か、などと冗談の一つも頭に浮かぶが】
【拘束そのものによって動きが鈍り、更に痛みが身体を動かす事を躊躇わせる】
【現時点での少女が自由に使える武器は、指が二本動かない右手】
【そして、口中に溜めた血液と、停滞を嫌う舌だけだ】


「退け」と言いながら、貴方は私の身を絡め取る
「誰だ」と訊ねながら、貴方は私の名を叫ぶ
「魂にしか興味は無い」のなら、私が誰かなど些細な事の筈
貴方は、矛盾に矛盾を重ねている存在の様ですわね

………貴方の名を呼ばれたくないなら、その代わりに
あそこに居るのは、誰なのかしら?

【首と目を動く範囲で横に向けると、視界の隅に映った半透明の女性】
【この世の者に見えない、かといって此処に居る事は己の目が保障する、これまた矛盾】
【名前でも存在でも良い、答えが無いと落ち着かない。だから、訊ねてみた】
622 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 15:50:16.62 ID:vi4l18go
>>620 >>621

 ──そう。灰羽、祐司
 良い響きね。私は貴方に、答えを紡ぐ

【ブランデーの香がふわりと舞った】

 ──私に名前はないけれど
 主様は、いつだって私のことをこう呼ぶわ

 ──Lilitherre

【二つ目を先に】

【リリセール。夜と、果実酒と、蜜を攪拌して紡ぐような声色が語りかける】
【そっと頬に手を伸ばしていく。尤も、実際に触れることは叶わないのだが】
【まるで、身体の芯から絆していくように。彼女はその手で彼に触れたがる】

 ──私は、心が欲しいわ
 夜に咲く華を綺麗だと想い、散り行く花を哀しいと想う心が欲しいの

 ──たくさん、たくさん、欲しいわ
 貴方の分も。別の誰かの分も──

【一つ目は後に】

【その感情の欠損した顔が見つめる。薄桜色の唇に一切の動きはなかった】
【されど響く昏い蜜色の声は、その皮膚から染み込ませるかのように言葉を紡ぐ】
【触れられた箇所はほんのり滲むような温かみを覚えるかもしれないし、覚えないかもしれない】

 ……──僕が働き蜂で、彼女は花だ

【曇華は、項垂れたままルーミアの身体を捕縛していた】
【そして、誰と問うたその声に、比喩的な何かを示す言葉を返した】

 ──あら。素敵な良い器ね。私、とっても気に入ったわ
 彼女の魂が獲れたなら。それは全部、貴方にあげる──

 だから、ねえ──?

 …………────ッ
 
【リリセールと名乗ったその幽体は、ルーミアを一瞥すると、そのように告げて】
【曇華の心臓が一度強く鼓動したかと思えば──ルーミアを締め付ける茨の力が強まっていく】
【もし、ルーミアが魔力と言うものを備えていたならば。曇華は、その茨を通じて彼女の魔力を吸収しようとするだろう】

【──灰羽へは一切の意識が向いていないようだが】
【この状況を打開することは、果たして】
623 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 16:13:39.67 ID:mA1xhADO
>>621>>622

──リリセール。いい名ですね

【名を復唱し、染み渡らせるような声で呟いた】

心が欲しい、ですか……

【するり、と頬に伸びる手から遠ざかる】
【求めても触れられないように、近づけば逃げてしまう幻のように】

彼が働き蜂で貴女が花ならば、僕はそれらを創った神様に会わなくてはいけませんね

【働き蜂が蜜を運ぶ理由。花がそれである理由】
【そんなものは創造主である神にしか分からない】
【蜂や花は自分が何なのか、などという疑問を持たない。答えを持たないのだから】

興味は出ました
しかし、一先ずはこの場の解決を

【そう言うと彼は右手を少女を捕らえている蔦、青年と少女を繋いでいるそれへ向け、】

──切り裂け

【風の小さな刃を飛ばし、断ち切ろうとする】
624 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 16:22:04.96 ID:gHKxneQo
>>622

……働き蜂は、花「から」蜜を運ぶものの筈
なら貴方は、あれから何かを奪い取り、代わりにあれが広がる手助けをする、と
書物での知識から考えれば、その様な答えが生まれますわね

………なのに、おかしな話。あの女の言葉は、まるで女王蜂の様
貴方に与えるのは命令、要求は献身。名前も奪い、捕まえた餌すら奪い
自分が欲しい所だけ抜き取って、お下がりを下賜―――つっ、うあぁっ!?

【言葉で揺さぶるのは有効、そしてそれは自分の得意分野だと自負している】
【リリセールと曇華の短いやりとりも、彼の口から示された関係には不釣り合いに聞こえて】
【そこから崩せないかと思った矢先の、精神では無く直接肉体に響く反撃】
【植物の棘、骨を貫く程では無い。それでも、ドレスの紫は赤の比率が増して行く】
【胸を圧迫され、呼吸が阻害される。血管を締め上げられ、手足が痺れる】
【消えていく感覚に紛れ、肉の裂ける痛みが、熱さの様にも思えたのに】

………魂を、取る………それが「[ピーーー]」と言う事なら……っは、あ……
……諦めて貰わなければ、なりません、わね………っ!!

……………貴女に売り渡す程………安く、生きて………は………………

(魔翌力を消費『痛い』し過ぎた……いや、引『痛い』きずり出『痛い』されてる?)
(左腕、動かせない。右手は如『寒い』何にか捕ま『痛い』ってない『寒い』。ああ煩い、いいやこれ『寒い』は私の)
(……………寒い)

【思考が纏まらない、纏め切れない】
【血と共に体温が奪われて、意識も次第に朦朧として来る】

……………ダンドク、さん

………毛布、貸してくださらない?

【これはきっと、うわごとか何か】
【ぶるりと一度だけ、身を震わせた】
625 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 16:55:46.16 ID:vi4l18go
>>623

【「──余計な言葉は、彼に必要ないわ」】

【リリセールは、ルーミアを一瞥すると、小首を傾げた】
【──曇華の“刷り込まれた”関係と、実際に作用している関係の矛盾】
【ルーミアはそこに気づいたと、リリセールは感知して。それをさせまいと、曇華に不可視の何かを送りつけた】

 ……──、……“寄越せ”──……嗚呼ァア゛……!

【どくン──枝垂れた前髪の奥から覗く夜色の瞳孔が、収縮して】
【それに呼応するかのよう、茨が脈動を始めてより一層力を強めんとし──】


    (──……え)

            【斬──】


【──その刻であった】

【ルーミアの零した言葉と、一閃が重なって、あらゆるものが断ち切られていた】
【まずはその茨──まるで人間で言う所の頚動脈を寸断したかのよう、】
【その切り口から、血の代わりとして魔力の粒子が勢い良く噴出した】

【曇華は、その反作用に押されて、完全に脱力しきった体が地を転げていった】
【同時に、ルーミアを捕縛していた茨は黒い粒子と化して霧散していく】

【リリセールはその様を見て、灰羽から離れるように宙へと浮かび上がり】

 ──いつも、心の欠片を拾ってくるだけで
 魂は取って来られないのね。私は、もっとたくさん、欲しいのよ

 ……っ、…………ぐ……──

【吊り橋の端で、曇華は襤褸切れのように蹲っていた】
【過剰な魔力行使でその身体は酷く疲弊し、精神の酷使により意識がぐらつく】
【──が。曇華は、ゆっくりと顔を起こし、灰羽の方を一瞥してから、ルーミアを瞳に映し】

 ──……、今……持って、……行……──ま……

【震える手を伸ばして、うわ言のように何かを呟いた】
【リリセールはそんな曇華の前へと、黒猫が舞い降りるように降り立った】

  ──それは、私が手にするための心
 貴方が先に心を埋めることは、赦されないわ

【リリセールがそのように零すと──曇華の肉体が無数の黒薔薇の花弁に包まれ始め】
【ゆっくりと踵を返すと、二人の姿を交互に一瞥し】
//ごめんなさい、続きます!
626 :625 [saga]:2011/01/03(月) 16:56:43.58 ID:vi4l18go
>>623-624

 ──残念ね。一人だけなら、獲れたかもしれなかったわ
 上質な心と記憶の魂。そして、綺麗な器も。貴方達の全てが、欲しかった

 ──でも。もう、私達はさようならね

【曇華が使い物にならなくなった今、幽体一つでは何一つできないリリセール】
【まるで恋人が告げるそれのような別れの言葉を紡ぎ、ブランデーの香が薄れ始めた】

 ──でもその魂に覚えておいて
 私は、いつの日か貴方達を、器を、魂を

 貰いに、来るわ

【──びゅう】

【突如、強風が吹き荒れて、曇華を包み込んでいた黒い花弁が風に乗って霧散していく】
【そして、その後には彼の肉体も魔銃も残らず、忽然と姿を消していた】

 【──言いたかった言葉を言えずに。また僕は無の板<Tabula Rasa>に戻る】
 【ごめん、ありがとう。僕はそれだけが言いたかった】

 【僕は、僕の名前は、曇華(だんどく)】

 【……次の僕に、宜しく】

【──ぎぃ。一度、吊り橋が揺れて、静かな悲鳴をあげた】

//ごめんなさい、ちょっと所用があるので俺はこの辺りで失礼します!
//遅くなってすみませんでした、お疲れ様でした、ありがとうございました!
627 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 17:06:15.07 ID:mA1xhADO
>>624-626

(中々に楽しめた。自分が居なければどうなっていたか気にはなるが……)

【無駄なことは一切せず、風の吹いた方向を見つめていた】

//お疲れ様でした
628 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 17:15:51.64 ID:gHKxneQo
>>625-627
【朦朧とした意識の中では、自分の行動すら理解が出来ず】
【外より齎された衝撃によって初めて、少女は自らの置かれている環境を再認識出来た】
【背を橋に痛打し、刺し傷とはまた異質の痛み。閉じかけていた目が、大きく見開かれた】

……………!?

(何秒か飛んで≠「た………空、倒れてる……)
(腕、動く、問題無い。直ぐに立って、次―――)

―――――、―――

【長剣を橋に突き立てると、それを支点に跳ね上がる様に立ち】
【直ぐには声を発する事が出来ず、呼吸音だけひゅうひゅうと鳴らした】
【器≠ニいう言葉で示すのが容姿だとしたら、血に染まったこの姿は綺麗≠ニ呼べるのだろうか】
【ほぼ赤一色に染まったドレス、裾の方から少しずつ、黒く乾き始めていた】

―――さ、い…………ま………ゲホッ……

………待ちなさい、まだ話は終わっては……!

【呼びとめて、何が出来るのか。考えるより、口が動くのが早い】
【だが、それよりもまだ、彼の姿が見えなくなる方が早かった】

【言葉を聞いたのも、言葉を此方に届けたのも、リリセールだけ】
【ワインを好む少女の嗅覚には、少々濃厚に過ぎるブランデーの香りに】
【出血と合わさって、足元がぐらりと傾いた】

(………次こそは、捕まえて何が有ったかを聞きだして)
(そして、あのリリセールという女を……)

(…………………何故?)

(彼の為に、私が危険を冒す意味は無い。国の利益にも、私個人の利益にもならない筈)
(そう、冷静に考えればその通り。こんな怪我をする程、彼は重要人物では無い筈)
(………じゃあ、何故その答えに辿り着かなかった?そう、答えを出さなかった?)

【吊り橋の中心から、おぼつかない足取り。向かう先は街では無く、その垂直方向】
【遥か下を流れる河へと、少女は自然落下を始める】
【落下しながら抜いた背のライフル、それを川岸へ向けて発砲】

『上方』『加速』『始動』、『停止』、『追尾:銃弾』

(……………馬鹿馬鹿しい。話を途中で切り上げられたら、気になるから)
(そう…………別に、それだけの事よ)

【着水音は聞こえない。人体が潰れた音も聞こえない】
【少女は、周囲から見えぬ位置に落下した】

/お疲れさまでしたー
629 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 19:51:36.90 ID:NLFdHrYo
>>590

………………………。

【にこにこ】
【無垢で人畜無害な幼い少年そのもの】

そういえば、手当も朔夜さんがしてくれたんですか?
その、嬉しいです。ありがとうございます!

もうそんなに痛くないですよ? ――――ですよ?

【もう一度ぺこりと頭を下げ、心配はいらないとばかり胸を張った】
【が、ちょっとだけ表情が引き攣っているような……?】

【ベッドの端に座り直し、膝に手を置く】

それはもう―――色々頑張らないといけないです。
うーん……殆ど何も出来なかったですから……

【眉尻を下げ、困ったように頭を掻く】
【実際、少年の目から見れば「歯が立たなかった」というのが正直な感想】

【そしてハッと気付いたように視線を上に上げると】

あ、帽子! 帽子は―――えっと、見ませんでしたか?!

【少し慌てた様子でそう尋ねる。大事な物なのだろうか】
630 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 19:53:36.59 ID:HXro/oco
【某国――とある街】


【開店前の酒場に出された、木造のテーブル――其処に一人の人物が座っている】
【周囲には取り囲むようにして十人ほどの子供達……見遣るのは、卓上の将棋板=z


……あ。

……………お。


……………………うっわあー。


むー…………あっかんなー、オッチャンの負けや。
ほれ、お菓子持って行き。 皆で仲良う分け合うて食べや。


【その声に合わせて、響くのは歓声】
【一人の子供が菓子の山を抱えて走り去ると、周囲の子供達も其れに続き――角を曲がって去った】



  ……アカン、才能無いにも程が有るわ。



【残ったのは、『絢爛』とは別のベクトルに派手≠ネストライプのスーツを身に付けた、金髪の男である】
【金髪は恐らく、地毛ではないのだろう……おおよそ、『髪質』の良さそうな其れではない】
【白地に紅いラインが走る其のスーツの右胸元に目を遣れば、金糸によって為されたL.I.H.≠フ刺繍】
【毒々しい紫色の眼鏡の両弦には、対照的な白色が“染め抜く”様にして≪No.63≫の文字を示している】


【将棋板を見れば、完膚なきまでにワンサイドゲームを仕掛けられた痕跡】
【煙草を胸ポケットから取り出すと、咥えて――点火と共に、身を仰け反らせた】
631 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 20:02:34.61 ID:EC5k/IAO
>>630

【パンパンパンパン────】
【どこからか拍手が聞こえる】

いやぁナイスゲームナイスゲーム……

【透き通るような金色の腰までかかる長髪に“蛇のような”鋭い金の瞳】
【シャープな印象を与える黒いスーツの下に白いドレスシャツと緑のネクタイ】
【黒いスラックスに緑のベルトを二本通して、そこから黒いチェーンを垂らして、黒いブーツを履いた】
【“歪な雰囲気”を醸し出す180cm程のスラリとした長身の青年】

【両手には黒と金のブレスレットを付けており、腰のベルトにはホルダーに入った細長い金属の杭が何本も付いている】

【ニコニコと柔和な笑みを浮かべて】
【どこからか現れて】

ではないようですねぇ……
これは酷い…

【テーブルを覗き込み、わざとらしく顔を歪める】
632 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 20:09:32.67 ID:HXro/oco
>>631

【響いた音――『拍手』と認識するのに数瞬を要する】
【煙草を咥えたまま上体を戻し、つまらなさそうな顔で声の主に顔を向けて】


酷いやろー……あの坊主、手加減しよれへんねん。
まぁ、ワイが絶望的に下手やったって言うのが一番やねんけど。


【右手で口から煙草を奪い、発する言葉は世間話の声色】
【ふぅ、と紫煙を吐き出すと――、―テーブルに煙草を押し付け、火を消した】
633 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 20:18:32.92 ID:u/ArqO.0
>>632

まぁ相手は大人な訳ですし、手加減しないのは当たり前では?

子供と言えど舐めてかかれば痛い目を見る……そういうことですかねぇ

【ふむ、と顎に手を当てて考える】

【そのまま視線を相手に向けて、その後酒場へと】

ここは貴方のお店ですか?

まだ開店前のご様子ですがねぇ

【店を見渡しながら考察を述べる】

【与えられた記号≠フみで適当に考えた考察を】
【柔和な笑みに乗せて】

/いきなりすいません十分少々食事へ



634 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 20:27:38.75 ID:T5Ju.ag0
【森】

っはー……………………
世間様の慌ただしさも一段落ついて、ようやく落ち着いた雰囲気が戻ってきたってもんだなー…………
――――ま、俺みたいな客商売に大型連休なんて関係の無い事だけどよ

【黒い質素なドレスの下に何故かズボンを履き、表が青で裏地が赤と言う不気味なマントを羽織り】
【手には先端に玉が施された細い金属製の杖を持ち、悪魔のような意匠をした禍々しいデザインの金の冠を被った】
【腰まで届くような銀の長髪が印象的な「少女」が】

【大木を背に地面に座り込み、木々の間から覗く星空を見上げている】
【心底リラックスしたような表情を浮かべ、ぼーっとした様子だ】
635 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 20:31:31.68 ID:HXro/oco
>>633


ちゃうちゃう、ワイが絶望的に下手、って言うたやろ?
教訓なんか引っ張り出さんでも盤上見たら判るがな。
片方が飛車・角行・桂馬ぜーんぶ二つずつ持ってる状況作るンなんか、逆に難しいわ。


【成程、確かに盤上は男の話す通りの状況――少しでも将棋を知っていれば、酷い≠ニしか言えないだろう】
【右手を振りつつ左手を胸ポケットに遣り、取り出したのは携帯灰皿】


……んぁ、ちゃうよ。 ワイ機関員やもん。
店長と知り合いやから、時間潰させて貰っとっただけ――そう言えば何でアンタ入って来てンねや。


 ……そろそろ開店時間やし――迷惑なったらアカンから、出よか。


【―――あっさり≠ニ自らの身分を名乗る辺り、隠す気は無いらしい】
【そもそも眼鏡に意匠を施している時点で、知られても構わないと考えているのか】


/はいはーい、了解ですー
【言葉と共に、駒を纏めて将棋板と共に持つと――立ち上がり、酒場の外に出ようとする】
636 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 20:35:56.20 ID:34b/r0g0
【砂の国=\―――近代化された中央都市の、一角】
【此処の厳しい気候にも耐え得る、細身ながら逞しい街路樹に背を預け、胡坐をかいて坐り込む影が一つ】

……んーっ、見方を変えりゃ、完全なオヤスミを言い渡されたのは…久方ぶりだな。

【其れは、ウェーブがかったショートカットの金髪に、涼しげなアイスブルーの双眸を持つ小柄な少女】
【灰色のウソ軍服―――コスプレ用具のような其れを着用し、脚元には、無骨な鉄箱に魔法陣が刻まれた『バックパック』を転がして】
【動き易さを重視した安物のスニーカーは、よくよく見てみれば何故か少年向けに発売されているモノで、何となくアンバランスな印象だ】

………――命令違反による謹慎≠除けばに限る話、だけどさー。

【そんな彼女――――根本的な声の『色』とミスマッチな、極めて男性的な口調で、何やら語散っている】
【自分にほとほと呆れてはいるが、反省の色は無い。そうとでも言いたげに、余り歓迎したくないワードを、軽々と言い放って】
【街灯やビルから漏れる光明を受けて、照らされる∴ハ置に陣取っているからか―――手許に広げた♂スかと、睨めっこを始めた】
【疎らな人並み故、有るか解らぬとは言え、周りの視線も気にせずに、首を傾げたり、口付けせんばかりに、顔を近付けたり】
【冷静かつ客観的に考えれば、些かばかり……――『ヘンな人』と、言わざるを得ない】
637 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 20:40:15.52 ID:ZgWncgSO
>>629

ああ、そりゃ……慣れてるしな。止血しないと、ちょっと危ない傷だったから。
――――何が嬉しいんだよ。言わば義務だろ、あれってさ。

【仏頂面を維持したままで、洒落にならない事を事もなげに、平然と告げる】
【感謝する必要が有るのか。とばかりに首を傾げてから、少しして】

嘘吐け。特に左の太腿、動脈はぎりぎり避けたけど結構深いぞ。
確か三回は斬ったと思うし、これで痛くなかったら嘘だ。

今は血も止まった、塞がってもいる。暫くは俺が手当するから、膿むような事も無いだろう。
けれど暫くは痛むし、激しく動けば開く。半日そこらじゃ治らない。そういう傷だよ。

【無理を軽く窘めるようにして、淡々と告げる】
【今の態度から看破したと言うよりは、恐らく、最初から解っていたのだろう】
【痛みに慣れていない彼には、少しばかり辛い傷だろうな、といった具合に】

【此方はベッドに背中から大の字に倒れ込んで、溜め息一つ。相当に寛いでいる】

ん。オレからのアドバイスだけれども、指輪に頼りがち。あと、受け身になるな。
体術なり魔術なり剣術なり、指輪無しで戦う方法を覚えれば、切り札としての指輪が活きてくる。

――――……正直、あの最初の一手はキツかったし、さ。
こっちが悪手だった、ってのも有るけど、下手すりゃ片手抜きで勝負する羽目になってたよ。

【曰く、手札を増やせとの事だ。次いで、穏やかな口調で並べたアドバイスやら慰めの言葉やらを、】
【「まあ――全く場慣れしてないおまえが、オレに本気出させただけでも、上出来」と、そこはかとなく自慢げな言葉で台なしに】

多分、お前の部屋に有ると思う。……そういや、如何する?オレとしては、入居って形にしようかと思うんだよな。
一々出向かせるのも面倒だし、Justiceに加入する、となればその方が都合も良いだろうし。
まあ、強要はしないけれど。そもそもからして、何時も付きっきりで鍛練を手伝える訳でも無いから……。
638 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 20:52:29.67 ID:paBUcwSO
>>634
【とそこへ】

――――あ、イマミレイさん。
【聞き覚えがあるであろう声がして】
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年が現れる。】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

今晩わ、―――っていうより今は「明けましておめでとうございます。去年はお世話になりました、今年もよろしくお願いします。」って方が正しいですね。
【少年はそう年明けの挨拶をそう告げる】

/未だおります?
639 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 20:55:38.47 ID:u/ArqO.0
>>635

そうゆう事なのですかねぇ…私将棋はよく分かりませんが

ともかく、子供に還付なくやられたと、
いうことは理解いたしましたよ……ククッ

【少し含むようにいやらしく笑い】
【盤上を興味深そうに眺める】

【相手のカミングアウトに柔和に笑い、頷く】
【それからトントンとこめかみを叩き】

それは大体予想しておりましたよ?
眼鏡にご丁寧にナンバーまで印してありますしねぇ

機関員≠ェ迷惑などと……変わったお方ですねぇ
まぁ…私もその変わった機関員≠ナすがね

【ヌルヌルと纏わりつくような喋り方をし】
【再び笑みを作る】

おっと、どちらへ?

【そのまま相手の後ろについて行きながら問いかける】
640 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 20:57:33.21 ID:LPv3Tjoo
【街中・水の国】

【外灯が灯っている夜の街、図書館のすぐ目の前でさらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年が自分の相方に向けて頭を下げる】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、首には季節に合った赤いマフラーを巻いている】

新年…あけましておめでとうございます!

「うむ、おめでとさんのう…なんだかんだで新年が来てしまったか」

【答えたのは垂れた耳に丸い目、ソフトモヒカンのように中央の頭の毛がこんもり盛り上がった、首輪に複数の鍵をぶら下げた
茶色い体毛に覆われ小さな子犬、いや…レッドカラーのトイ・プードルは棺桶の上に座りながら青年に声をかけていた】

…今日は一応非番なんだけど…俺まだ魔術をちゃんと使えてないからさ、ちょっと勉強してみる
まーだ、さ…魔翌力の練り方ってのがわっかんねえんだよなあ…おっかしいなあ…断騎になったときにちょっと感覚掴めたと思ったのに…

「…これからも精進せえ…それはそうとまだおまえの昔の心の友とやらはこないのか?」
来ないのかなあ…アイツにも仕事あるし…

【犬が乗っているのは…2mほどの上から見ると細長い六角形のような形をした重厚な箱…人一人が入れそうな高級感の溢れる箱】
【安定感のあるのっぺりしたフォルムを紺色で彩っており、蓋の表面に真っ黒な三日月を象った模様が塗られており】
【そして中央部に『魔術協会』とロゴが張られていた】
【どこから見ても棺桶だった…そしてそれには銀色の鎖がくっついている…】
641 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 20:58:37.66 ID:T5Ju.ag0
>>638

――――ん、おぉ護か?

【リラックスしていた表情が、普段通りの彼女のものへと変わり】
【イマミレイは座り込んだ姿勢から立ち上がる】

あぁ…………おめでとう。こっちこそ、よろしく頼むな

【丁寧なあいさつを受け、イマミレイもどこか慌てた様子で挨拶を返す】
【その内容、ひどく大雑把なものだ】

そういや先週は…………なんだか迷惑を掛けちまったようで悪かったな

【苦笑しながら頭をかくイマミレイ】
【5人で盛り上がった飲み会で、相当に酔いつぶれてしまった事を言っているのだろう】

/もちろん、30分は必ず待つのも私だ
642 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 21:07:48.75 ID:HXro/oco
>>639

【酒場のドアを開ければ、目の前は田舎の道≠ニ云う形容がピッタリな風景】
【将棋板を両手で抱えたまま、進路は――左】


どっち、言われても――……左、やなぁ。
ワイ、女の子と待ち合わせしてんのよ、どっかの機関員君。


【彼に対しては、『付いて来い』とも『付いて来るな』とも言わない】
【かと言って親密な訳でもなく――尋ねられた事には応える、と云うスタンスか】


……あぁ、名前言うてなかった。
ワイは≪No.63≫の『百家 羅山』――君は何や、ナンバーズ?平機関員?
ナンバーズやったら二つ、ヒラの方やったら一つだけ頼みたい事有るンやけど。


【そうこうしている内、脇に広がるのは田圃――其の奥には、街の門】
【田での作業用に作られた道を、一定のペースで百家は歩いて行く】
643 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 21:12:12.29 ID:G/Ft6T6o
【水の国――――噴水広場】

【夜を打つ、水しぶきの音は、冷たさを感じさせつつも
付けすぎた暖房のせいで火照ってしまいそうな肌を潤ませて】

【深呼吸に混じる、肺に痛い寒さをそっと優しげな水色に滲ませていく
故に、か――――彼女は冬場、というのに良く此処に来て、一人色々と思案する
今日の彼女は、読書に夢中であるようで、静かに近くのベンチに座っていた】


(……今、もし、機関が総力を挙げて本部へと攻め込んできた場合、どれだけの被害がでるでしょうか
シュミレートするにも、情報が足りませんね……
やはり、機関員の情報を成るべく知る∴ネ外に方法はありませんか)


【紫苑色の長い髪の後方を三つ編みにし、一つにまとめ腰の辺りまで垂らした
白いオフショルの長袖のトップスに純白の手袋、両手首にかけた黄色いリングそして黒いレースのミニスカ
やや濃いめの紫苑色のニーソックスからみえる脚線美が素晴らしい巨乳の少女】

【スカートの裾と、ニーソの隙間から覗かせる肌色は、冬の寒さに健気に耐える蒲公英にも似た
今にも掻き消えそうな慕情のようなため息を含んだ薄色に褪せていて
時折、もじっと、仄かにほぐすのは、寒さが予想以上に冷え込んできたから、か】

【首元に巻いたシックのマフラーを、口元に当て、寒さを静かに感じながらも
中に滾る闘志はそれだけでなく、ただひたすらに燃え続けて――――】
644 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 21:14:11.60 ID:paBUcwSO
>>641
いえいえ、企画したはずのうちのお姉ちゃんも相当酔ってましたし、それに東さんに払わせてしまって、こちら側こそ色色すいませんでした。
【それは遠慮の言葉ではなく】
【本当にこちら側にも不備があったという真実から出た言葉。】
【因みに『こちら側』にはあの店主の件も入っていたりして】

/なら絡ませていきますぜ、
645 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/03(月) 21:17:59.93 ID:Nb7.uZoo
>>643

………最近はよくここで見知った人に会う

【等と、呟きが彼女の背後より響いた】
【振り返れば…1つの人影】

【草臥れた青味の強い紺の2つボタンの着いたスーツとセンスの悪さを象徴する黄色いネクタイを着用した坊主頭の青年がいる】
【足音を鳴らす真新しい白いローファーがよりセンスの悪さを際立たせるだろう】
【思わず踏んでしまったのか少しフレームの歪んだ上縁メガネをかけ、その奥の双眸の下には深い隈が出来ている】
【0.5mmしかない毛髪は最早頭皮を隠しておらず、ネクタイの位置を気にする右手は見れば深爪で】
【ボタンは上側だけ止められており、ワイシャツもズボンから出ている】

【手には、タオル。脇に桶を携えて】
【彼女の方へと、わざとらしい足音を響かせて近づこうとし】
646 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 21:21:15.81 ID:T5Ju.ag0
>>644

あぁ、それなら別に構いはしねぇよ
銀鶏の財布が困っても、俺が困る事なんて何もないしな

【笑顔で、さらりと地味にひどい事を口にするイマミレイ】
【もっとも、確かに彼女の財布が痛んでいない以上、困ってはいない事は事実なのだが…………】

――――ま、思ったより酒が進んじまって、ベロンベロンになっちまったのは不味かったけどな
ルティンの奴に、迷惑掛けちまったし…………

【やはり苦笑で答えるイマミレイ】
【結果的に、友人の家に泊まり込んでしまったのだ。そこは失態として受け止めているのだろう】

ところで護。お前何しに来たんだ?
俺は、一息入れるために来たんだけどよ

【ふと、イマミレイは問う】
【リラックスしていた姿勢から、確かに先ほどの彼女は休息に浸っていたのだろう】
647 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 21:21:33.63 ID:u/ArqO.0
>>642

【相手の一歩後ろを歩くようについて行く】

【相手の発言に少し顔傾け】

おや?それならもしかして私はお邪魔な訳でしょうか?

どっかいけ、というのなら従いますが、
遠慮なさらずに仰って下さい、何、私とて逢引の邪魔をする程酷い人間ではありませんので…

【百家の発言に一瞬口元を三日月のように歪め】
【すぐに柔和な笑みに変えて、丁寧にお辞儀をする】

初めまして、私『カノッサ機関≪No.71≫』を務めさせて頂いております

『レギン』と申します、以後、お見知りおきを…百家さん

それで、頼みというのは何でございましょうか?
私に手伝える事ならなんなりと…お申し付けを

【顔が見えないほどに頭を下げながら】
【淡々と自分の素性を話す】

648 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 21:21:50.45 ID:mA1xhADO
>>643

──こんばんは

【内に秘めた闘志など露知らず、気軽そうな声で誰かが挨拶をしてきた】
【声のする方を向けば、そこにはローブを着た青年が居た】
【短く整った白い髪、色白の肌に、それらによって際立つ紅い瞳を持ち、目鼻立ちのはっきりした顔つきをしている】
【ローブは全身を覆う程の大きさで、色は黒】

こんな寒い夜にどうしたんですか?

【青年と少女は間違いなく初対面だが、まるでそうではないかのように彼は尋ねた】
649 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/03(月) 21:23:16.93 ID:4HW6aawo
【火の国ブレイザーシティ、公園】
【そこに一人の少年が居た】
【着崩した学ランに、つんつんに逆立てた短い茶髪】
【顔はそれ程整っている訳ではないが、愛嬌の有る顔である】
【首元や顔のところどころには薄い火傷跡が視えるかも知れない】
【腰には仕込杖の鞘があり、今は刀は差していない】

フッ!ハッ!

【少年は無骨な仕込杖を握り、剣を振っていたのだ】
【動きはどこか素人臭いが、長時間練習していたのか足元の地面は汗で湿っている】
【ひたすら真剣な瞳で剣を振り続けている】
650 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 21:28:26.13 ID:w.0G5kSO
>>649
…パチパチ…パチパチ…
【それを見て拍手する一人の影】

【血のように真紅に輝く瞳に、闇夜に輝く月の如き長い金髪に蝙蝠みたいな耳が生えた、青いハートの髪飾りを左側につけ、首に5つのホイッスルと黒曜石のペンダントをかけ、両腕に宝石が埋め込まれたブレスレットをした少女だ】

【近くには二匹の蝙蝠が飛んでいる】

……こんばんは…突撃…隣の…晩御飯です…
【!?】
651 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 21:28:56.06 ID:HXro/oco
>>647

あっはっは、君アレやな、実はアホやな。
誰が恋人と会うなんか言うたよ。 部下や部下。

【体を揺らして笑いつつ、其の足は確実に門へと接近】
【恐らくは街の門≠ェ待ち合わせ場所なのだろう―― 一直線に進んで行く】


≪No.71≫のレギンちゃんね……おーし、覚えた。
ほんなら時間も勿体無いし、先ず一個目から発表するでーワーパチパチー


【※『ワーパチパチ』の部分は裏声です】




   ……兵士、一ナンバーズの権限で集めれるだけ集めてワイに貸して。




【――調子は変わらない。 内容の重大性が、異常に跳ね上がる】
652 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/03(月) 21:32:15.33 ID:4HW6aawo
>>650
【拍手の音を敏感に聞き取り、慌てて振り返る少年】
【その反応は剣を振る動きの素人さに反してかなり機敏なものだ】

……はい?

【突撃隣の晩ご飯?何故?】
【とりあえず武器を出したままではアレだと言う事で仕込杖を鞘にぎこちない動きで収める】
【その所作は、やり方は知っているが、やった経験が少ないような、そんな感じのものである】
653 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 21:32:52.01 ID:NDNVtsA0
【路地裏】
【あたり一面ゴミだらけになっている狭い道】
【そのゴミの成果酷い悪臭が立ち込めている中、人の呻き声と笑い声が聞こえる】

「が・・・が、ぎゃぁあ!」
『だ・・だれか・・・たすけ・・・グェ・・・』

【黒くメイクした顔にキャピキャピとした服装】
【いわゆるギャルと言ったタイプの女性二人が助けを求めている】
【全身ゴミだらけになっており、口に腐った食べ物をつめこめられて苦しそうに地面をもがいている】

ゲシャハハハ!!!おやおやぁ?どこへいくんですかぁあ?ゲシャハハハハ!!!!

【その女性達の後方から奇妙な笑い方をした男が歩いてきている】
【ボサボサの髪の毛に、破れた黄土色のジャンパーと汚れで変色してしまった紺のズボンを着ており】
【生きていると様には見えないほど青白い顔をした男だった】
654 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 21:36:47.12 ID:NLFdHrYo
>>637

本当ですよ! 本当に大丈夫でs――――ッッッッッッッッッ!!!?

【慌てて手を振り、左腿をさすって見せようとしたところで、】
【雷に打たれたように表情を硬直させ、動きを止める】

【軽く、というか。本当に触ってしかいないのだが。】
【傷が開きはしなかったようだが、無理はよくないです><】



【全力で寛いだ様子の朔夜に、尚も居住まいを正しつつも】

ですか――覚えておきます!
何か色々練習したほうがいいかなぁ……。勉強しなくちゃ。

【そういって考え込む風に若干俯いた】
【昨日聞いた「協会」の事も少年の脳裏に浮かぶ】


入居―――て、えっと、その、申し訳ないですよぅ!
ほら、僕、テントだって持ってますし! 殆ど初対面なのにそんな――!

【ぱたぱたと手を振って、朔夜の申し出をとりあえず遠慮】
【しかしその文言がまた拙く、理由にもなっていない】
【本人、実際には吝かでもない筈なのだが、流石に申し訳なさが上回るのか。】
655 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 21:38:12.11 ID:w.0G5kSO
>>652
……さあ……やってきました……突撃…隣の晩御飯………

………
【そして青年の方を向き】

………って……晩御飯…じゃないじゃないか……
【ウガーッと飛び上がり、3人に分裂し】

……っと……前フリが…長いですが…
…何が言いたいかと…言うと…
【クルリと回り、一人に戻り】

……こんばんは…
【それだけかい!?】

『キィ…』『キキィ…』
【二匹の蝙蝠はなんか申し訳なさそうに謝ってる】
【どうやら少女が謎の行動をとったから謝ってるのだろう】
656 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 21:39:15.16 ID:G/Ft6T6o
>>645

【――――……それは最初、間違いのように聞こえた
望みは鮮やかに思い描かれるが、如く、――――今、まさに、どうしてるだろう、と感じた人物の声が、した、から】

【夜空に泳ぐのは紫苑色の三つ編み、仄かに香りを零しながら、背後より響く、音と影
月光に照らされて、浮かび上がる人影は、思い人のそれ、と理解するのに、時間はいらない
わざとらしい足音も、全てがエウス・デクス・マキナに支配された演劇が如く、決められた、シナリオのように感じて】

【とくん、と胸から零れる心の鼓動は、きゅぅと切なく、思いの内側を締め付ける
懸命に啼いて、紡ぐべき言葉を考えながらも、ただひたすらに、思いは巡る、のみで
どうしようと、あたふた、と心はまるで、喜劇のように、緩やかにトランポリンで跳ねて、跳ねて】

【――――夜の熱気に当てられて、か、真っ赤に染まる顔は――――……多分、それだけの理由ではない】


>>648

【貴方に声をかけられた先にいるのは、今、まさに、困惑中の、彼女
薄肌色をした、透き通るような肌のパレットに、紅いシロップを零したようにほっぺたを滲ませていて
貴方の言葉に、首輪につけられた鎖を引っ張られるが如く、リード代わりの三つ編みを漂わせながら
――――……貴方の方へと、顔を向けて】


あ……え……え、っと――――……


【胸に飛来する困惑は、先ほど、彼に感じたそれ≠ニ違い、声をかけられたのが
一人の女の子、として、知り合いたいって思えるほど――――綺麗な異性、だったから】

【いくら、大人びようとしていても、未だに心はシュガーのように甘く
骨の芯まで甘えん坊の彼女は、思わず頼りそうになってしまう
それほどまでに、今、火照る、彼女のほっぺたのような色をした貴方の瞳の色は、吸い込まれそうで――――】


……発情、中です――――……


【――――――――――――――――たぶん、>>645の位置からでも、十分聞こえた】
657 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 21:41:17.33 ID:paBUcwSO
>>646
あぅ・・・東さんには今度お会いした時に、ちゃんとお詫びと礼をしておきます・・

結局、ルティンさん家に泊まったんですね、・・・まあ、そうなりますよね・・・
【あんな状態じゃやっぱり飛ぶのは不可能か】
【護はそう納得して言葉を返す】

あぁ、帰り道ですよ。僕、学生になってから、今は森の中にあるとある夫婦―――・・・いや婦婦の家に居候してそこで生活してるんですよ。
【ふと見れば、その言葉を裏付けるように学生鞄を持っている】
658 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/03(月) 21:41:34.88 ID:4HW6aawo
>>655
……なんなんだよ、お前……。

【ため息をつき困惑の表情を浮かべる】
【そして少女の挨拶に一応は挨拶を返す】
【そこん所はしっかりしているあたりある程度は人間が出来ているのだろう】

ああ、こんばんは。

【なんでこの子話しかけてきたんだろう?と脳内で疑問が全力で渦巻いている】
【困惑の表情は未だそのままである】
659 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 21:46:45.47 ID:w.0G5kSO
>>658
……私?……
…私は…サバト……
【クルリと回りポーズを決める】

……ついでに…暇だから…なんとなく…水の国から…飛んできました…
…そしたら…貴方が…剣の練習…してたから……

…邪魔したぜ…
【キリッと言いながら】

『キィ…(訳・スイマセン…うちの主…カオスなんです……ご迷惑かけてスイマセン…)』
【蝙蝠がすごく謝ってるよ】
660 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 21:48:55.35 ID:u/ArqO.0
>>651

フフッ冗談ですよ、お気になさらず

しかしいくらボードゲームといえど子供相手にコテンパンにされる方に
アホ呼ばわりはされたくありませんねぇ

【ククッと意地悪な笑みをうかべて笑う】
【別に本気で言っているわけではないだろう、お互いに…】

【百家の注文に再び三日月のように口元を歪め】
【黄金の髪を風に流されながら問う】

ナンバーズの権限なら50、そして実は私、いろいろと副業≠烽オておりまして

私兵、さらに+αの総勢200は兵力を吐き出せますね
別に好きに使っていただいて構いません、私、基本は単独での諜報が得意ですから…

貴方の目的も問いません、テロでもなんでもお好きに

ただ+αの方は実際に貴方に見ていただきたい、
なにせクセの強いモノ≠ナすから

【ただ相手に与えるのみ、自らはなにも欲さず】
【あるのはただ笑み、笑み、笑みのみである】
661 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 21:49:37.24 ID:T5Ju.ag0
>>657

まぁ、あいつは今、妙にあくせくしてるみたいだからよ
会うのは何時になるか、ちょっと俺でも分からねぇな

【元々、顔見知り程度でしかなく、あまり親しい間柄ではない】
【銀鶏が何に力を入れているのか。そこらへんの事情は全く知らないのだろう】

まぁ、な…………あいつも色々と不憫な奴だから、あまり面倒を掛けたくないんだけどよ
あのままだと、絶対俺倒れてたから、なぁ…………

【少しだけ、表情に陰が差す】
【以前言っていた『女には色々と込み入った事情がある』と言う言葉が示す何かを、思い出しているのだろう】

あぁ、なるほど…………随分と不便な所に――――

【学生として生活を営むなら、この様な場所に住むのは不便ではないか――――そう疑問を口にしかけた時】

――――ふ……『婦婦』?
えーと…………なんだそりゃ?

【凄く訝しげな表情を浮かべながら、更に質問を重ねるイマミレイ】
【彼女のその表情と言葉が、全てを物語っている。思考の大半が、疑問で埋め尽くされているのだろう】
662 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/03(月) 21:51:18.10 ID:Nb7.uZoo
>>656>>648

…………
(やべぇ、登場数レスで帰りたくなった)

【突然の言葉に、声も失い少女のすぐ後ろで足も止まる】
【思わずローブを羽織った青年の方を向き】

(コレ、ちょっと叩いて良いかな?)

【少女を指さし、軽く拳で叩くような動きで意志を伝え、尋ねた】
【少々緩んだネジをハメ込み直したいのだろう。直させてくれ】



【――――答えは聞いていない】
【桶やタオルを離すと共にガシっと、少女の両のコメカミを己の両の拳で挟もうとするだろう】


/明日も仕事ですので、突然落ちるかも知れません……申し訳ない
663 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/03(月) 21:52:54.42 ID:4HW6aawo
>>659
サバト、ね。
俺は谷山基樹。流しのジャーナリスト兼学生だ。
あと、最近Justiceに所属することになった。

【ニヤリ、と少々胡散臭い笑みを浮かべて自己紹介】

何となくってよー……。ブレイザーシティ未だ物騒だぜ?アンタみたいな子じゃ、危険じゃないのか。

【心配そうな表情を浮かべて言う。打算はなく、只心配しているだけだ】
【修行の邪魔の件については特に気にする様子もなく】

まー、アレだ。気にすんな。
やっぱし適当に剣振ってるだけじゃダメ、って分かったしな。

【2時間程振って得た答えが其れであった】
【戦闘が出来るようになりたい谷山は、何とかして力を得たいのだ】
【蝙蝠の鳴き声に漂う謝罪の気配を感じ、静かに蝙蝠に向けて親指を立てておいた】
664 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 21:58:23.77 ID:HXro/oco
>>660

【―――――――揺れない】


機関兵が50に、何やよう判らへんのが150……ふむふむ、了解。
ほんなら、一旦AOEにでも送っといてくれるかな?
一週間後位に取りに行くから。


【―――――――揺らがない】


【200≠ナある】


【機関兵50人だけならまだしも――得体の知れない150=z
【其の意思提示に対し、百家は全くと言って良い程に『調子を変えなかった』】

【この話は纏まった、とでも言うかのように、暫く百家は沈黙するだろう】
【爪先が刺すのは只管に街の門=c…直ぐ傍に、近付いてきた】


……で、や。 二つ目やねんけど――レギンちゃん、自分、水の国入れる?


【――門を潜りつつ、彼は聊か奇妙な質問を発した】
665 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:01:07.74 ID:a5Iv05Ao
【街中】

あー、糞、超寒ィ……。

【つばに切れ目が入った野球帽を被り、両手には指貫グローブを付けていて】
【セミロングのサラっとした白髪、女性的な顔立ちのツリ目気味の青年が】

コーヒーとポタージュどっちにすっかな。

【500硬化は既に投入済みの自販機の前で顎に手を当てうーんと、にらめっこしている】
666 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:03:54.88 ID:w.0G5kSO
>>663
……谷山……覚えた…
…大丈夫…大丈夫……だって……
【そう言うと軽く飛び上がり、右足に生命エネルギーを纏い、地面に向かい蹴りを放ち、地面を砕き、そこから大量の彼岸花をさかせようとする】

……元人の謎の生命体だから……
【そして背中から天使と悪魔の翼が生える】

……なるなる……
…けど…剣の練習して…強くなりたいの?…
【首を傾げながら】
667 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:08:16.55 ID:LPv3Tjoo
【街中・水の国】

【外灯が灯っている夜の街、さらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年が棺桶を引き歩いている】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、首には季節に合った赤いマフラーを巻いている】

なんか年明けて、新年のあいさつしたはいいけど全然年を越した気がしないなムク

「あ、おまえもかい剛太郎…ワシも正直季節感が薄くなってきてのう…なんか時間が経っている気がしないわい」

【答えたのは垂れた耳に丸い目、ソフトモヒカンのように中央の頭の毛がこんもり盛り上がった、首輪に複数の鍵をぶら下げた
茶色い体毛に覆われ小さな子犬、いや…レッドカラーのトイ・プードルは棺桶の上に座りながら青年に声をかけていた】


【犬が乗っているのは…2mほどの上から見ると細長い六角形のような形をした重厚な箱…人一人が入れそうな高級感の溢れる箱】
【安定感のあるのっぺりしたフォルムを紺色で彩っており、蓋の表面に真っ黒な三日月を象った模様が塗られており】
【そして中央部に『魔術協会』とロゴが張られていた】
【どこから見ても棺桶だった…そしてそれには銀色の鎖がくっついている…】
668 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/03(月) 22:12:26.53 ID:4HW6aawo
>>666
【其のカオスと言うしか形容しがたい状況に眼を剥き驚く】
【能力持ちとは言え、かなり常識的かつ地味な能力の持ち主としてはこういう非常識な現象に憧れる節も有ったり擦る】
【感心しながらその光景を見ている】

おお……。スゲーな、サバト。

【即効で名前を呼ぶあたりフレンドリーな感じだ】
【サバトの質問に、コクリ、と静かに首肯し口を開く】

ああ、これまで力はそんなに要らない、自分を守れればそれでいい、って主義だったんだけどさ。
この前、ここで大きな戦い有ったの知ってるか?まあ、俺はそれに参加してたんだけどよ。
その時に俺が弱い、って痛感してな。自分を守るには十分だったけど、誰かを守るには足りなさすぎた。

【言葉に後悔や、悔しさの念が篭る】
【火傷跡は比較的新しい物であり、谷山の言う“大きな戦い”で受けた物だとわかるかも知れない】

つーワケで、傷治ったことだし、いっちょ強くなろうかなって思ったのさ。
さっき剣振ってたのもそのひとつ、な。
669 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:13:20.63 ID:mA1xhADO
>>656>>662

──……ん?

【挨拶の際に携えた笑顔はそのままに、ぴしりと固まる】
【数瞬遅れてから、思案するように視線を逸らし、青年からすればたまたまそこに居た>>662の青年と、少女の間で視線を彷徨わせる】

(何かまずいところに来てしまっただろうか……)

【少なくとも彼にとっては全く予想外の返答。それを耳にした後、十分な時間、思考を巡らせてみても納得のいく答えは出ず】
【徐々に浮かぶ表情は困惑】
【結局】

ええと……今何とおっしゃいましたか? 少し聞き取り辛かったもので……

【苦笑いをしながら、彼は聞き返してしまった】
【困惑のあまり、青年が何をしようとしているのか、気が回らない様子】
670 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:13:58.68 ID:u/ArqO.0
>>664

AOEにですか……プラント≠ヘ今だ『ブレイザーシティ』なので
取りあえず、データだけでもいかがです?
もちろんAOEにも送らせていただきますがね

なに兵力≠ニしては問題ありませんのでご心配なく

【百家の反応に少し目を細めながら呟き】
【スーツの内側から、黒いUSBを取出し】
【柔和な笑みを浮かべて、差し出す】

【百家の新たな質問に対して】

ええ、水の国はよくしっておりますのでね、どこへなりとも侵入いたしますよ

他に注文はございますか?

【まるで注文を取るウェイトレスのように首をかしげる】
671 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:16:17.35 ID:paBUcwSO
>>661
そ・・そうですか・・
【護はそう少し残念そうに返す】

何って・・・その文字のままですよ。
あの人達は『夫婦』って言うより、その方が的確な表現なので、僕はそう言ってるんですよ。
【夫婦―――それもまた文字通り『夫と妻』で―――それは『男と女』で―――】
【――――なら、彼の言う『婦婦』というのが文字通りならば、つまりそれは―――】
672 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:18:56.18 ID:G/Ft6T6o
>>662>>669

【ああ、確かに彼女のネジは少々緩んでいるようだ
――――言い訳を述べるなら、恋人の大怪我等忙しく、疲れているところへ
二つの心が揺らぐ出来事があったのだ――――……
故にあまり強い、とはいえない彼女は、少し、壊れてました♪
――――――――じゃ、ダメかな?】


ひゃっ……っ!!


【まるで、耳に触れられた子猫のように、びくっ、と身体を震わせ
脇を締め、その無防備な両手を、顔の側へと曝け出した
触れられるのに、なれていないのか――――……ピクピクと反応しながら
小さく、声にもならぬ、音を零しながら紡ぐ吐息の音は揺れて】

【思わず閉じた瞼は、パッチリと映え揃った睫を、まるで猫じゃらしのように喘がせながら
何が起こったのか、良く理解できてない彼女に、より恐怖感を与えた】

【そーっと、指を這わせたかのように、震える華奢な両脚を
びくん、と時折大きく揺らめかしながら、曝け出した太股同士を、擦り合わせて、耐えてます】


あっ……いえ――――……その……また、言うんですか……?


【確かに彼女の混沌、とした感情を表すには最適な台詞である
だからといって、そう何度も紡ぐことが出来る言葉でも、無い
故に、パッチリ、と瞼を開けて、夜露で潤んだ紫苑の花弁を、貴方へと差し出して】


/あいよー!把握したぜー

673 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:20:54.00 ID:w.0G5kSO
>>668
……えへん………
【無い胸をはりそう言い】

……なるなる……
…つまり…誰かを…守るために…強く…なりたいのか…
【谷山をジーっと見て】

……その…気合い……大事……
【グッと親指を立て】

……そんな…貴方に……コレを……渡そう……
【何処からか福袋を取り出すだろう】
674 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/03(月) 22:25:53.84 ID:4HW6aawo
>>673
【微笑ましいなー。と思いながら胸をはるサバトを見る】

ま、そういうこったね。
まだまだ剣も覚えてないし、義手も慣れちゃいねーから、全然だけどな。

【足元の小枝を放り投げると、左手を動かし粉々に切り砕く】
【所謂鋼糸と呼ばれる物が五指から伸びていたのが見えただろう】
【切り終わるとすぐに爪の間に糸はもどっていった】
【普通の腕に偽装した義手のようだ】

おう、気合で頑張る。

【こちらも親指を立てて応対】
【サバトが何かを渡そうとしている為、其れを見ると福袋だった】

ん、いいのか?貰えるもんは貰う主義だから遠慮無く貰うけど。

【入院してたから寝正月だったんだよ、と笑っていう】
675 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/03(月) 22:27:28.00 ID:Nb7.uZoo
>>669>>672

いやね、うん。其処の君。
聞かなかったふりしてこんばんはのが多分良いよ?
まだ23時にもなってねぇからね?……ね?

【ローブの青年にそう言いながらもギリギリと少女の両コメカミを拳で挟みながら“捻じって”やり】
【所謂クレしんでの“ぐりぐり”である】

シオンちゃんも、もうちょい言葉選ぼうや
オイチャン久々に見かけたと思ったらコレだよ

【ぐりぐりの手を一旦緩めて少女にそう言った】
676 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:27:45.59 ID:ZgWncgSO
>>654

はいはい、そうかそうか――――と。ほら、言わんこっちゃない。
アレを初回で二つ見切っただけでも十ニ分だよ、その上痛みまで堪えろなんて莫迦は言わない。

【全く信じていない口調で答えれば、ハッピーの様子を見て案の定だと溜め息を一つ】
【早く治したいのなら暫くは安静にしていろ、との事であった】

【そうして軽く跳ね起きると、明後日の方を向き、何やら良からぬ笑みを浮かべて】
【「無理はするなよ、な?」――――と、左太腿の、丁度傷口が有る辺りを軽くぽんぽん】

【鬼畜である。大事な事だからもう一度。鬼畜である】

ん。まあ、昨日言った事とか……うん、魔術を独学で学ぶのは大分骨だからな。
ちょっとだけ齧った事も有るけれどさ、アレは専門家に教わった方が良いよ。

【考え込む彼に大して、概ね同意だと首肯する】
【齧る、といっても魔術が行使できる訳では無い。詠唱の構成法などを、参考にした程度】
【後は、敵を知り己を知れば何とやら、という点が大きかった。故に、独学でも事足りたのだろう】

オレとしては何方でも構わない。此処の管理人も、とやかく言うような奴じゃない。
遠慮は無駄だぞ、リトルピース。魔術協会の寮で厄介になるから、ってんなら話は別だが。

まあ、オレだって殆ど空けてるし――物置き兼ちょっとした寝床、みたいな認識でも良いんじゃない?

【竹を割ったような語調で、つらつらと言葉を連ね。「お前に任せた」と言って、言葉を切る】
【律儀で面倒見が良いようでその実、見事なまでの放任主義。善くも悪くも、気分屋だった】
677 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:28:57.70 ID:T5Ju.ag0
>>671

…………まぁ、そんなに気を落とすなよ
どうせあっちこっち行ったり来たりしてる奴の事だ。会うときはすぐにでも会えるだろ?

【イマミレイの言葉通り、銀鶏は割と自由気ままな行動を取る事が多い】
【何かの拍子に会う事も、決してない訳ではないだろう】

――――あー…………はぁー……なんという……………………
要するにアブノ……じゃなく、マイノリティ(少数派)な方々、と言う訳か……

【続く護の言葉にようやく事態の把握を出来たのか、なんだかよく分からない言葉を漏らしながら何度も頷くイマミレイ】
【危うく『アブノーマル(普通じゃない)』と言いかけるなど、相当のショックを受けたようだ】

(うん……まぁ、俺とは縁もゆかりもない人間の事だ…………こっちからとやかく言うのは筋違いって奴だな……)

【何とも言えない表情を浮かべながら、口の中だけでブツブツと呟く。その語句は聞きとれなくても】
【――――酒の席で口にしていた『愛だとか恋だとか性だとか、そういう話題全般が大っ嫌いだ』と言う言葉を思い出せば】
【そのしどろもどろな態度の理由も分かるかもしれない】
678 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:29:01.04 ID:HXro/oco
>>670

『データ』?……ほんなら、貰ろとく。
まぁ、どんなモンでも使えたら使うよ――ほら、馬鹿と鋏は何ちゃら、って言うやん。

【USBメモリを受け取ると、胸元へと其れを滑り込ませる】
【門を出た所で、初めて立ち止まると――レギンを振り返り】



   …………『アレ』をバラ撒きまくって欲しいンよ。


      【轟ゥゥゥゥゥゥゥゥ――――!!!】



【響くのは、田舎に不釣合い≠ネ音……大型車の『駆動音』】
【迫って来る其れは「軍用トラック」に類される物だろうか、荷台には何かが覆い隠されていて】


【――――二人の傍で、其のトラックは停止。 助手席≠フ扉が開いた】


「やっほー。 ひっさし振りだねぃ、羅山ちゃん♪
聞いたよ、ドジ踏んでヴォルっち死んじゃったんだって?
……やや、見慣れない人発見! キミ誰かな? おねーさんに名前教えてみなさいっ!」


【現れたのは、機関員≠ニ云うイメージから離れたテンションの人物】


【身長は170cm程、白を基調としたパンツタイプの軍服を身に着けた女性だ】
【腰まで伸ばした櫻色の髪を辿れば、鷹≠フ細工が施された大き目の軍帽】
【背には其の変色具合から年季の窺い知れる『三味線』を背負っている】


「私は『リュビア=ヴェルライン』! 羅山ちゃんの……部下、うん、部下。」


【彼女はずびしっ!っとレギンを指差すと――其の名を名乗った】
679 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:30:09.75 ID:gHKxneQo
【聖都】
【市街地からやや離れた、とある公園】

成程ねー………こういうやり方もある、と
あんまり他では見ないから、考えつかなかったよ

「片手を防御に残すのは正しい………けれど、カウンターは高等技術
素人の攻撃なら防御しなくとも済む、そう考えれば良いだけの事
これなら、体重も乗せられる」

【街灯の下で二つの人影が、ダンスと呼ぶには物騒な動きの練習をしている】

【片方は、灰色の長髪に灰色の瞳。何処かの学生の様な衣服の少女】
【もう片方は、紫の短髪に紫の瞳。頬に刺青の有る、軍服姿の女】

【見た所、軍服の女が、少女に格闘の技術指南をしている様子】
【少女の関節部分に触れて、こまごまと動かし方を指摘している】
680 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:31:07.42 ID:w.0G5kSO
>>674
……ほほう……カッコイイ…
【目をキラキラ輝かせながら義手を見て】

……福袋……中身は…私も…わからない……
【それを渡そうとするだろう】

【中身はそちらで決めますか?】【それとも時間サマーいきます?】
681 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 22:32:34.29 ID:34b/r0g0
【砂の国=\―――近代化された中央都市の、一角】
【此処の厳しい気候にも耐え得る、細身ながら逞しい街路樹に背を預け、胡坐をかいて坐り込む影が一つ】

……んーっ、見方を変えりゃ、完全なオヤスミを言い渡されたのは…久方ぶりだな。

【其れは、ウェーブがかったショートカットの金髪に、涼しげなアイスブルーの双眸を持つ小柄な少女】
【灰色のウソ軍服―――コスプレ用具のような其れを着用し、脚元には、無骨な鉄箱に魔法陣が刻まれた『バックパック』を転がして】
【動き易さを重視した安物のスニーカーは、よくよく見てみれば何故か少年向けに発売されているモノで、何となくアンバランスな印象だ】

………――命令違反による謹慎≠除けばに限る話、だけどさー。

【そんな彼女――――根本的な声の『色』とミスマッチな、極めて男性的な口調で、何やら語散っている】
【自分にほとほと呆れてはいるが、反省の色は無い。そうとでも言いたげに、余り歓迎したくないワードを、軽々と言い放って】
【街灯やビルから漏れる光明を受けて、照らされる∴ハ置に陣取っているからか―――手許に広げた♂スかと、睨めっこを始めた】
【疎らな人並み故、有るか解らぬとは言え、周りの視線も気にせずに、首を傾げたり、口付けせんばかりに、顔を近付けたり】
【冷静かつ客観的に考えれば、些かばかり……――『ヘンな人』と、言わざるを得ない】
682 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/03(月) 22:35:04.87 ID:4HW6aawo
>>680
はは、アイツの作るものはアイツの人間性を抜きにすれば凄いんでな。
あ、之俺のダチが作った奴なんだよ。

【腕を軽く振って言う。表面には人工皮膚が張ってあり本物と見た目は大差ない】

中身不明、ね……。面白そうじゃん。

【ニヤリと笑い、福袋を受け取り開けようとする】
【当然時間様でッッッ!】
683 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:45:28.04 ID:mA1xhADO
>>672>>675

あ、いえ、結構です。どうやら聞き間違いでは無かったようです、ご、ごめんなさい……!

【少女の反応から聞き間違いでは無いと知り、大慌てで謝罪を重ねる】
【頭まで下げており、ちらっ、と見える頬は肌の色と反し、朱色に染まっていた】
【その様は初々しく、どこか子供のよう】
【青年に忠告を受けてもつい反応してしまうあたり、内心も動揺しているのだろう】

えっと……お、お二人はお知り合いのようですね……?

【火照った頬と傾いだ心を立て直すため、先にこちらから声をかける】
【どもるあたり、まだぐらついていそうだが】
684 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:45:40.09 ID:w.0G5kSO
>>682
……あって…みたいな…
【なんかwktkしながら】

【ではそちらのコンマ末尾が】
【1・お好きな属性の魔石】
【2・どうやって入ってたのかわからないバイク】
【3・なんか危なそうな鏡】
【4・ケータイ型電子魔導書】
【5・牛乳一年分】
【6・式神符】
【7・鯖】
【8・4つの武器に変化する4色ペン】
【9・ナンダカワカラナイノ】
【0・カメラ】
【ぞろ目・爆☆発】
685 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:46:01.01 ID:u/ArqO.0
>>678

ええ、観察日記≠フようなものです、概要はそこに記してあります

手の空いた時にでも拝見下さい

ちなみに、馬鹿と鋏は使いよう、ですそうとう手腕に自信がおありのようだ

【腕を組み、柔和な笑みを浮かべつつ頷く】
【アレ≠ニいう相手の言葉に対して】

アレとはアレですか?
ばら撒くとは如何様にして?

【いまいち腑に落ちないように顎に手を当てて呟く】
【わざとらしさはついてはいるが】

これはこれは……

【現れた女性を見て、軽く頭を下げ】
【チラリと百家の方に目を向けてにこやかに笑い】

この上司にしてこの部下……と言ったところでしょうか…

私は『レギン』、カノッサの≪No.71≫でございます…
686 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/03(月) 22:47:02.96 ID:4HW6aawo
>>684
//コンマやったことが実は無いんですけど、この場合は>>684に対する返信のコンマで決まる、ということでおkですか?
687 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:47:43.58 ID:paBUcwSO
>>677
【この世界じゃ『百合』という奴の方が当たり前で】
【因みに多分、中身が知ってる限りは、このスレ片想いとかも合わせて普通の恋愛よりり百合の方が多いんじゃない?と思う】

あぅ・・・まぁ、ちゃんと愛情があるんだから普通の夫婦とか恋愛と、余り変わりませんよ。
【そんなフォロー(?)の言葉を出す】
688 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/03(月) 22:49:06.83 ID:4HW6aawo
>>684
あー……。やめとけ。
お前みたいな変わった身体してるとうっかり解剖されかねねえから。

【割りと真剣に言う。どんな友人を持っているのか、この男は】

さってーと。中身は……。

【時間様ッ!】
689 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:53:42.94 ID:LPv3Tjoo
>>679

―――――――――――――…

【黒髪に黒い獰猛な『オオワシ』を象った…ショッカーマークのような絵が刻印された仮面で顔を隠した
赤いシャツに腰まで伸びた黒の革製コートと首の銀のネックレスを複数身につけ、銀の腕時計を手首に巻いたカジュアルなベルトに
青いダメージパンツの腰からシルバーアクセを2本垂らしたウエスタンブーツの人物がゆっくりと歩いている所で少女たちが鍛練をしている公園の横を通り過ぎる】

【…ところで、彼がちらり、と二人の鍛練風景に気が付き】

(…そうだ、そういえばあの子も鍛練を欠かさない、常に強くなろうとしてるんだっけか…もっと強くなるために
無論、ぼくも『八艘跳び』の修行やってきた所けど…)

【…とりあえずは女が技術指南をしているのを、耳で聞き自身へのアドバイスとして身に付けようとでも考えたのか?】
【邪魔しないようにその姿勢のまま二人を見ていた】

/まだいらっしゃいます?
690 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 22:54:29.79 ID:T5Ju.ag0
>>687

まぁ……そうだよな。『ちゃんとした愛情があれば』余人を関わらせる様な事にはならないだろ…………

【フォローの言葉に、逆に不機嫌そうになるイマミレイ】
【確かに、元々嫌いな話題であると言う事もあるものの、その態度はどこか妙だ】
【『ちゃんとした愛情があれば』――――この部分のみ、微妙にニュアンスが強まった】

――――それよか護。お前なんか困ってる事とかねぇか?
事によっちゃ、俺の得意分野で相談に乗ってやらねぇ事もねぇぞ?

【あまり精神衛生上好ましくない話題を続けてもしょうがない】
【イマミレイは、急に話をふる――――恐らく、その顔が『商談モード』に入ったのが、目の輝きから分かるだろう】
691 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:56:14.35 ID:G/Ft6T6o
>>675

【頭の底まで響くじ〜んと、した刺激は、痛い、と共に――――
普段脳を酷使する彼女にとって、肩たたきにも似た、快感をもたらして】


ふぁっ!んぅ!っ……ぁっ……うぅ……!!


【瞼をぎゅっと閉じて、ぐりぐりに耐えると、彼が解放した瞬間にパタン、と両腕を降ろし
ばたん、と背中をベンチに預け、ハァ、ハァ、と小さく荒れた呼吸を整えて
次に瞼を開いた時に、見える世界は、鮮やかに、色を増やした】


――――……反省は、しています……ですが、私にも言いたいことが……


【声の調子は何時もの彼女、響き渡るソプラノの旋律は、聞き取りやすく、耳に染み込んで行く
紡ぐ言葉は、どこかハッキリと、思いをきちんとした、形に乗せて】


……貴方の姿を久しく見ていなかった為、こんな風に動揺してしまったんです
どうするんですか、このままでは――――……少し時を置いて、貴方と出会う度に、痴態を晒してしまいそうです
――――それもこれも、貴方の存在が私の中で大きすぎるからですよ


【ぐっと顔を上に上げて、貴方を下から見ながら、静かに呼吸を置いて
それで、とくん、と高鳴る鼓動を胸に感じ取りながら、旋律を紡ぐ】


……ですから、約束して下さい――――頻繁に貴方のその元気な姿を、見せてくださる、と
貴方のお陰で、ここまで成長し、貴方のせいで、ここまで変わったんですから
これぐらいのお返しは、期待して良いですよね?


【表情に浮かべる微笑は、どこか知的で、それでいて、彼女の持つ若さにも似た、甘さを含んでいて
彼女、という形を一滴に薄めた、果汁のようにも思えるかもしれない】

/続く!
692 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:57:00.18 ID:G/Ft6T6o
>>691>>683

【――――何とか心も落ち着いたようで、ふぅ、と一つ呼吸を置いた
頬の赤さは依然として変わらないものの、貴方の言葉はしっかりと飲み込めるようで
貴方の言葉へと耳を傾けながら、言葉を紡ぐ】


いえいえ……できれば、その――――……何も無かった、事にして忘れていただけると幸いです
ですので、そんな頭を下げることは止めて下さい……頭を下げるのは、コチラのほうですし


【初々しいその様子に、仄かな親近感を感じながらも、謝罪の様子に少々の戸惑いを覚え
慌ててパタパタと手を振り、その行為を止めようとするだろう
意外と人通りはあるため、周囲の視線も気になる――――……のだったら、んな発言しないと思うけどね!】

【彼の次の言葉を聴きながら、そっと紫苑色の瞳の奥に、彼の姿を映していく
紅の瞳から零れ落ちたような、肌色は、触れてみたくなるほど、綺麗に滲んでいて
初雪を汚す、鮮血にも似た、背徳の色を、そっと胸の奥で感じた】


ええ、何度も助けられっぱなしで――――……いくら返しても、返しきれないほどの恩があります
……本人の前で言うのは、少々恥ずかしいのですが――――誇りたくなる、友人です
尤も、友人、というよりかは、頼れる先輩と言ったほうが正しいかもしれませんが


【そんな感じです、と言葉を付け足しながら、整った顔たちを綻ばせながら
貴方に対し、微笑で言葉を紡いだ――――……溢れてくるのは、言葉どおりの、肯定の感情
彼≠ノ対する全幅の信頼を、感じさせるような、暖かい木漏れ日が、彼女から零れ落ちたように、感じる】
693 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:57:48.64 ID:w.0G5kSO
>>986
/OK
/6だから式神符だぬ

【開けるとそこには人型の札(ふだ)が10枚はいってる】

……当たり…だね……
…式神符……投げると…式神を…召喚する…お札…
…ただし…消耗品……使うと…無くなる…から…ご利用は…計画的に…
…ついでに…式神の…姿は…貴方の…想いで…変わる…
【ようは式神の姿は貴方しだいです】
694 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:59:41.62 ID:HXro/oco
>>685


「ふぅーん、レギンっちかぁ……≪No.71≫ね。
……って、何その言い方ー。 羅山ちゃんと一緒にしないでよー。
将棋なら、私、羅山ちゃんに絶対負けないんだから。」


【何ともまぁ、騒がしい女性――言い分も、何か可笑しい】
【そもそも百家、子供に負ける程度の腕しか持っていないのである】


……リュビアちゃーん、『積荷』、大体一人分降ろしたってー。
こらー、聞いてますかリュビアちゃーん。おーい。
こらー、オッチャン若い子に無視されたら泣くでー。


「聞いてる聞いてるっ! 『一人分』……そだね、一箱でいっか。」


【女性は賑やかな声を出すと、荷台の覆いに頭と手を突っ込み――暫くの後、顔を出す】
【両手で抱えているのは段ボール箱……レギンの前に出ると、「はいっ」と其れを差し出して】



…………ま、早い話が其の『D』で売人&エいの事して欲しいんよ。
勿論、別の奴に手伝って貰ろてもエエ――但し、条件が一つ。


「――……天狼会≠フ一員、って名乗る事、だよね?」



【――最後を取られた百家が頷いている辺り、リュビアの言葉は正しいらしい】


【『D』――裏に通じていれば、若しかすると聞いた事も有るかも知れない】
【低額∞効果絶大∞強い依存性=c…そんな特性を持った、「クスリ」である】
【流通量は少なく、水の国を中心に出回っている――此処まで知識の有る可能性も有る】

【対して天狼会=A此方も『D』と同様の条件で耳に入っている可能性は有る】
【水の国の一部をシマとするヤクザ――『D』の販売元と実しやかに囁かれても居る】


【差し出されたダンボール=\―この流れなら、何が入っているのかは明白だろう】
695 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 22:59:58.28 ID:w.0G5kSO
>>693訂正
>>986>>686>>688
です
696 :  [sage saga]:2011/01/03(月) 23:01:45.11 ID:4HW6aawo
>>693
これは……。

【袋から紙を取り出した】
【サバトの説明を聞き、感心している】

へぇ……。諜報とかに役立ちそうだな。
いいもん貰った。ありがとな。

【ニヤリとまたまた胡散臭い笑みを浮かべて礼を言う】
【ゴソゴソとベルトポーチに式神符をしまいこんだ】
697 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 23:01:58.58 ID:NLFdHrYo
>>676

だ―――大丈夫ですっ! 別にそれほど痛くなゎみ゙ゃあッッッ?!!

【oh........】


【――回復までしばらくお待ちください――】


そ、それで……その、魔術協会、ですか?
また今度ゆっくり、そこにも行ってみることにしますね!
図書館か……大きいかなぁ……

【何とか立ち直り、すぐさま瞳に輝きを取り戻す】
【完全に意識は図書館メイン。余程本に思い入れが強いのだろう】

いいんですか……? いや、でもその………えっと。
……………………。

【まだまだ遠慮がち。しかし断る文句も思いつかず、暫く黙りこくり】

―――そ、それじゃ。お願いしてもいいですか……?

【目を逸らし、頬さえ赤らめながら、とうとうそう口にした】
698 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 23:02:45.48 ID:gHKxneQo
>>689
/\ここにいるけど多分割と早めに切り上げるぞ!/
/明日が早い訳じゃないけど予定が有るのでねー、帰宅時間は普通だから伸びても如何にかなるけど

「…………………分かった?」

ん、大体。ところでさー、ちょっと聞きたいんだけど

「何?」

そこに居るだけで、自分から接触して来ない
そういう相手に対して先制攻撃って、仕掛けても良いと思う?

「…………対象が観察の意図を明確にしないなら、私は問題ないと考える
殺害は性急に過ぎる、四肢の欠損に留めるのが適切」

【邪魔では無い。確かに、邪魔では無い】
【だが、邪魔でも無いがそこに居るだけなら居るだけでまた気にはなる】
【自分から接触を図って来ない以上、特に用件も無いのだろうが】
【見ず知らずの人間に観察されて、気分が良くなる道理は無い】

【其方の方に視線を向けて、警告の意図を交えて視線を一つ】
【軍服の女の方は、懐に右手を入れて、一歩後方へと退いた】
699 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/03(月) 23:07:31.84 ID:Nb7.uZoo
>>683>>692

………等と言っているけど実際いまのオイチャンはただの家無しプーさんさ
今日も此処に水浴びに来たんだしね

【等と少女の言葉に続けて言って、己の評価を下げさせようとする】
【褒められるだけなのは矢張り照れくさいらしい…顔を隠す様にタオルや桶を拾って項垂れ】

初めまして、帰る家が見つからない。オイチャンですよどうも。

【ひら、ひらと…青年へ向けて手を振った】
【とても簡素な、自己紹介である】
700 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:08:25.33 ID:w.0G5kSO
>>696
……ついでに……どうやって…造ったかは…企業秘密……
【シーッてやり】

…けど…解剖する人が…友人なのに…仲がいいとは……
…腐れ縁?……
【首を傾げ】
701 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/03(月) 23:11:46.95 ID:4HW6aawo
>>700
あいよ。使えるなら何でもいいさ。

【細かいことはニュースのネタに成らない限りは気にしない主義である】
【サバトの問に、ため息を突きながら首を立てに振る】

まあ、そんな感じ。
一応高校で俺新聞部の部長しててさ、カメラの修理をアイツに頼んだ所からだったな。
アイツは科学部の部長でな。まあ、機械いじりも得意そうだったから行ったら一眼レフがコンタクトレンズ型カメラになってた。

【何をどう修理すればそうなるかは全く不明である。マッドサイエンティストすげーである】
702 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:13:13.02 ID:u/ArqO.0
>>694

/兵力詳細は今明かしといたほうがよかですか?



ふむ、麻薬…ですか面白いですね、分かりましたお任せを

天狼会≠フ方も了解いたしました

【段ボールを受け取ると宙へ放る】
【次の瞬間段ボールは消えている、宙にはわずかに魔翌力の残滓が】
【空間系の魔術だろうか】

フフ、これはなかなか面白そうなゲーム≠ナすね

ゲームを動かす駒≠フ一つに取り入れて頂きありがとう御座います

私の出来うる範囲で、成果を上げてみせましょう

【再び丁寧にお辞儀をし、笑う】
【この男、常に笑顔だが、腹の中は見えない】
【もっとも、それはお互い様なのだろうが】

あぁそれと……犬≠ェ嗅ぎ付けたらいかがなさいますか?

ほら、ちょうど『水の国』には犬小屋≠烽りますし
703 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 23:16:56.65 ID:paBUcwSO
>>690
え?困り事ですか・・?
【突然話を振られて戸惑うが】

そうですね・・・・あ、そうだ。
【少し考えた後】
【護は手を伸ばし】

――――《抜刀》。
【そう呟く】
【すると護の手に気が集まりだして、刀の形へ成していく】
704 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:17:19.19 ID:mA1xhADO
>>692

あ……はい、分かりました

【少女の言葉に素直に頷き、頭を上げた】
【顔に浮かぶ表情は罪悪感があるのか、どこか苦いもので、まるで叱られた子供のよう】

……なるほど
とても信頼なさっているのですね

【しかしそんな表情も束の間】
【少女の返事を聞けば、そこから全幅の信頼を感じ、それを喜ぶかのような優しい笑みを浮かべた】

しかし、僕はそんなお二人の再会に水を差してしまっていますね……ごめんなさい

【と、今度もまた、どこか申し訳なさそうな表情を浮かべ、一つ謝罪をした】
【表情のころころ変わる人物のようだ】

>>699

あ、どうもはじめまして
灰羽祐司と申します

【オイチャンと名乗った青年に対し、お辞儀をしながら自己紹介】
【こちらも名前だけの簡素なものだ】
705 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/03(月) 23:21:38.75 ID:T5Ju.ag0
>>703

――――ほぅ、能力……か

【形成されていく刀を認め、表情を引き締めて頷くイマミレイ】
【それを出した事が、この話に関わる事だと言う事は明らかだ】

その刀が……どうかしたのか?

【魔法薬が得意だと言う事は、既に話してある】
【と言う事は、普通の薬品などでは解決できない問題なのだろうと、既に当たりをつけていた】
706 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:26:12.99 ID:w.0G5kSO
>>701
……なる………
…つまり……貴方達…
……超高校級の……レベル…かい……
【何故かツッコミいれやがった】


/スイマセン…遅れました
707 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:28:18.86 ID:ZgWncgSO
>>697

――――はい、ダウトー。

【傷口を抉るような真似をしておいて、当の本人は悪びれる様子など全くない】
【にこにことめっちゃ良い微笑みを浮かべて、非道い事を宣いなさる。駄目だこいつ、はやくなんとかしないと】

ふふ、ふふふふふ…………。

【回復するまで手は太腿に置いたまま、やさしく摩ったり時折開かない程度に体重を掛けてみたりと】
【弄んでいるのか労っているのか、散々怪我人で遊び尽くして、大層ご満悦】


まあ、何はともあれ、だ。見聞を広めてくるのも、悪くないよ――
そういう訳で、行ってらっしゃい。多分、蔵書の数はかなり多いと思うぞ?

【うんうん、と何度も頷いて、魔術を学ぶ事に関しては肯定的なよう】
【何も今から行くわけでも有るまいに、何故だか軽く手まで振って】

勿論、歓迎するよ。改めて「風霊統主の城」へようこそ、ハッピー・リトルピース。

【振った右手をそのまま彼に差し出して。握手を求めているのだろう、きっと】
【この掌を握り返せば、晴れて少年も此処の住人の仲間入り、という訳である】
//うーん。キリも良い感じだし、此処らでそろそろ〆、ですかねー
708 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:28:47.71 ID:HXro/oco
>>702

「わぁ、すっごい……ん、うむ、精進したまえレギン君!
機関の趨勢はキミの働きに懸かっているのだ!――なーんちゃって、と。」

【消え去った段ボール箱に、リュビアは軽い歓声、そのまま助手席の扉へ】
【百家は荷台に近寄ると、一部の覆いを取り払って――上に乗り込み】


犬=c…なぁ。

「うっわー、羅山ちゃんバッカだねぇー。
『水の国に居る正義組織』――詰まり、<Justice>の事だよ。 バッカでぇいー♪」

うっさいな、其れぐらい判っとるわ!
自分はさっさと助手席乗り! はよ出やな明け方まで着かんわ!


【漫才のような遣り取りの末、ぶーぶー言いつつリュビアはトラック内へ】
【百家は荷台の上からレギンを見据え――数瞬、経った後】


……好きなよーにしぃ。
今、適当にシュミレートやってみたけど、九割九分アイツ等の行動は問題にならん。
正義≠説いた所で、人間は『快楽』から逃れられん――ま、そう言う感じで。


【――――其の双眸の奥、冷徹≠ネ光が宿った気がした】



【次の瞬間、エンジンが作動し――辺りは、会話も難しいほどの轟音に包まれるだろう】


/あ、はい、最後にでも書いて置いて頂ければ助かりますです。
709 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/03(月) 23:30:15.44 ID:4HW6aawo
>>706
【相手のその言葉に当然のような顔をして応える】

一応“統一征斗会”幹部だしな、俺もアイツも。
俺は戦場ジャーナリスト紛いの事してるし、アイツも専門のラボ持ってるし。

【統一征斗会とは、あらゆる学生に参加する権限が与えられる組織である】
【大量の資金による大規模な学生活動などで知られている】
【中:まだ確りと運用はしていない組織ですが、そこそこメジャーという設定です】
710 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 23:32:05.57 ID:LPv3Tjoo
>>698

…あ、こっちを警戒してる

【よく知るガンマンから聞かされていた、この二人の感知能力の高さを当然彼も忘れた訳ではないのだが、だからこそ様子が変わった時】
【ああ、これだけ距離おいても邪魔になるのか、と少し自身の隠密能力を責めながらバツが悪そうに正門から現れる】
【新年の第一声、何を言えば印象いいかな、と少し考えながら二人に近づくと】

(『あんな』初夢見た後だから正直吟雪ちゃんに会うのはもう少し後にしとけばよかったなとか思ってたんだけど…
別にそうでなくても、どんな話を面と向かってすればいいかわっかんないからな…)

…えっと、あけましておめでとう…初夢でお会い…じゃなかった、縁起のいい夢は見れたかな…『一富士二鷹三茄子』とか
以前、魔術の作業中にお邪魔してしまった事があったからさ、今行くのはやめたほうがいいかなとか考えていて
話しかけるにしても鍛練終わってからかな、とか考えていたら遅くなっちゃったんだ…こっちは風下だし物音立てなければ邪魔にならないかなとか思ってたの

…一応言っておくともちろんぼく、ドラだよ

【…ヴェルチェリのほうは極めてわずかな記憶しかないだろうが、少なくとも彼女たちの中にいる『ドラ』という人物像とは極めて様変わりしていた】
【極めてボリュームを落として喋るその声は…どっかの青猫をモチーフにした物とは大きくかけ離れた、声代わりしはじめそうなハスキーっぽい少年のような声で喋っており】
【いずれにしてもかつてのドラとは大きく異なった声…まさか、これまで1年以上ずっと声を偽っていたのか?これが『地声』?】

【機関の会合前に会った時の着席状態からはわからないが、確実に身長は伸びて…だいたい4cm伸びて169cmくらいか】
【そして長袖の服装の首元や手元、なんだかわからないが生傷が耐えない、その割に身だしなみには気遣っていて以前より伸びた髪型は整っている】
【何よりも彼はオオワシの絵が描かれた仮面をつけていて…表情が分からない上にテンションが違いすぎるせいで彼女の記憶の中にある、屈託のない子供のような顔が浮かび上がらない】

【…吟雪にしてみれば、正直ドラの匂いがしていなかったなら同一人物である事を疑うレベルの姿になっていた…】

今付けてるこの仮面は…その、ね…別に正体を偽りたいからやっているわけじゃあない
ただ、今ちょっと下の顔を見られたくなかったんだよ
鍛練中だったみたいだね、ぼくもその帰りで邪魔する気はなかったから物音立てないよう気をつけてたんだけど…邪魔しちゃったみたいだし謝るよ、ごめん

【頭をかきながら頭を下げている本人にしてみれば冗談のつもりで言っているのだろうが…言われてる方は正直冗談とは思えない】

/あいですー了解しました
711 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:36:33.09 ID:G/Ft6T6o
>>699

【その言葉を聴き、静かに口元へと手を当てる――――……
ふわり、唇に沈み込む指先を包み込む、潤んだ温もりは、彼女の思考を手助けする】


――――……では、私の家にでも来ますか?
正確には、宿ですが……そこまで狭くないため二人でも十分眠れる、と思いますよ
それに、もし――――私と一緒、というのが好まないのであれば、私の方は当てがありますので


【いかがでしょうか?と、貴方へと顔を向け、静かに答えを待つ
表情には一片たりとも曇りはなく、ただ純粋な親切心から来てるのであろう】

【貴方を見つめる紫苑色の瞳は、その奥に、貴方の虚像を映しながら
静かにその奥にある、姿を眺めようとしているようで――――――――
すなわち、貴方の思う心を、少しでも、読み解こうと】


(――――……もし、僅かでも、拒否の感情を覗けたなら、触れるのは止めましょう
それはきっと、私が手を出す必要が無い、ということの裏づけです)


【いつの時も、思考を止めないのは、彼女の悪い癖】

>>704

【その、優しげな笑みに、思わずポッと紅くなった
――――心を、余すことなく汲み取ったその手に、思わず口付けを交わしたくなるほど
言葉は簡潔かもしれないけれど、それだけで――――理解して、褒めてもらうだけで、十分で――――】


……そうでしょうね、謙遜していますが――――何度も、助けられてきました


【そっと、貴方へと向けられていた視線が、ほんの少し、下へと移った
ちょこんとそろえた両膝の上に重ねて置かれた両手の手袋――――……白を覗くと、そこに浮かぶ、彼の思い出
言葉には濁りがなく、故に思いには穢れが無い、プリズムのように、キラキラと光る綺麗な言葉は、それだけの思いがあるということ】


――――そんなことありませんよ、確かに、彼との再会は、とても嬉しいものでした
けれども、貴方との出会いも、私にとっては、とても嬉しいものなんですよ?

ですが、少し我が侭を言わせていただくなら――――……貴方は微笑んでる方が似合っていますよ


【ころころと移り変わる表情を、そのまま眺めていたくも思えたのだが
やっぱり一番は――――その、絵画のような、優しげな笑みが、大好きで――――】


あ、申し送れました、シオン・エルミオール・オルテンシア、シオンとお呼び下さい
712 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:38:08.86 ID:w.0G5kSO
>>709
……ほほう……
……学校行った事ない…私には……無縁…だね……
【学校行ったことない12歳であった】

……超高校級の…人ぱかり集めるとは……何する…組織?…
【だから結構興味あるみたいだ】
713 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 23:40:22.13 ID:NLFdHrYo
>>707

うぅ、ふうぅ…………っ!
さ、しゃくやさんっ? あの、たいじゅうかけt、  !

【おー、我慢してる我慢してる^^^^^】
【無理して声を殺しているのが丸分かり】


【――しばらくお待ちください――】


そうですねー、教えてくれてありがとうございます!
へえぇ……すごく、楽しみですっ!

【今行った台詞が丸々、顔に書いてある】
【そんな希望に満ちた表情で、朔夜にキラキラした視線をぶつける】

――はいっ! よろしくお願いします、朔夜さん!

【声色そのままに、一度姿勢を正すと】
【ゆっくり、力強く、差し出された手を小さな手で握りかえした】

/超長丁場申し訳ございませんでした……!
/とりあえずはこの後適当に分かれた感じで。
/本当にお疲れ様でした!
714 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/03(月) 23:43:46.69 ID:Nb7.uZoo
>>704

祐司くん、良い名前だねぇ。
ついでを言うならそのイケメン成分をオイチャンに分けて欲しい位だ

【アッハッハと何処かわざとらしく笑う】

【だが、本名を明かさないのは……まだ警戒している事の表れか?】
【否、単に皆にそう名乗っているだけであった】

>>711


………………シオンちゃん。是非とも厚意には甘えたい
だがな?だがしかしだ

【ううん、少々困った様に唸って】
【彼女の厚意に、甘えれない理由が……1つ】

若い女子が怪しい男の子連れてたら、君の評判駄々下がりよ?

【ヘラリ、何処か軽い笑みを浮かべながらも……その笑みには流石に力が無い】

【・・・・住んでたところが放火されれば、やはり弱るものだ】
【とは言え、少女の事を思えば…素直に厚意に甘えれるものではなくて】
715 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 23:44:42.18 ID:gHKxneQo
>>710

「……………誰?」

…………さあ

【記憶の中にあるドラが、笑顔を浮かべていた事が有ったかは別として】
【軽佻浮薄の一語で示すのが適切、とまで認識していた吟雪。臭いまで変われば、判断可能な要素は無い】
【故に、名乗られた後も、何処かの誰か≠ノ対する対応方針は大きく転換しない】
【そもそも大して親しい訳でもなく、寧ろその方が良いのかも知れないが】

………えーと、ドラだかミケだか知らないけど
無意味にそこにつっ立って観察されてても困るんだけどね。どう反応したら良いか分からないし

【元々、吟雪の中で、ドラという存在の比重は極めて小さい】
【以前との差異は、おそらく臭いと身長しか把握していないだろう】
【だから、彼が変わっていたとしても、それを知る事もなく】
【余り知らない誰かに対する、警戒気味のローテンションが継続する】

「……用件が無いのなら、それで良い
…………身分の証明となるものは?」

【一方で、ヴェルチェリは『ドラ』という人物を知らない】
【『源 猫太』ならば名前を知っている、過去に『ドラ』と呼ばれていた人物の顔ならギリギリ覚えている】
【だが、そのどちらにも該当しない眼前の人物は、知らない人間とだけ認識されて】
【夜間に出歩く学生を取り締まるのと似た調子で、身分証の提示を求めた】
716 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/03(月) 23:45:02.73 ID:4HW6aawo
>>712
学校行ったことねーのか。
割りと楽しいぞ。俺は取材で良く休むけどな。

【苦笑して言う。出席日数は公欠扱いのため大丈夫である】
【そして相手の問いに】

上の方がそういう奴ら、ってだけなんだけどな。小中高大なら誰でも参加できるし。

【と前置きをして】

基本的には学生活動の支援、だな。
例えば俺のダチ……。ああ、名前教えてなかったな、ガートルッドっつーやつ何だが。
そいつの場合は活動資金を格安で融資してもらってる。
料理部は、レストラン経営してたり、俺ら新聞部とか放送部とかは民放と契約して専門チャンネル用意してもらったりな。

【大まかに説明をする】

まあ、要するに普通の学生では出来ない規模の活動が出来る組織、って事で大丈夫だ。
717 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:51:01.61 ID:YkvJYJo0
【路地裏】

つ…強えぇ…

【二人の屈強な男が傷だらけで地面に倒れ込んでいる】
【その目の前には少年が一人、白髪に鋭い目、体には緑色の軍服をまとっている】
【と、少年はなにやら一人でブツブツ話している】

弱すぎる…
これがこの時代の能力者の力か

【この言葉を聞く限りこの二人はどうやら能力者のようだ】
【だが目の前にいる少年は傷一つない模様】
【そこそこの強さが伺える】

こんな下等生物に俺らは…

【その言葉と共に少年の顔は怒りに満ちあふれる】
【今にも二人を殺しそうだ、しかしどこか悲しさが漂ってくる】
【だが少年の顔は徐々に無機質な冷たい表情に変わり始めていく】
【そして地面に倒れている男二人に向けてある質問を問いかける】

貴様らの所属は何処だ…

【その冷たい表情を前に二人の男の表情は一瞬で凍てつくが、少年の睨みによりすぐ口を開く】

おっ…俺達はどこにも所属なんかしてねぇ!!

ほっ、本当だぜ!!
何処にも所属なんかはしてねぇんだ!!!

【その答えに少年は】

そうか…なら用はない

[ピーーー]

【右側に倒れている男の頭を一瞬で踏みつぶしてしまった】
【少年は人を殺したにもかかわらずその表情は変わらない】

次は貴様だ

【少年はターゲットを変えもう一人の男の頭目掛け足を高く振り上げた】
【そして足を大きく振り下ろす】

うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

【このままではもう一人の男は先ほどの男の様な運命を辿るのみである】
718 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:53:39.14 ID:w.0G5kSO
>>716
……何せ……小さい時に…誘拐され…悪魔教団に売られ…悪い事…してて…その後…滅ぼされて…悪魔教団滅ぼした人と…旅してたから……
…その時……色々…教えて…貰ったけど…
…バイオリンに…勉強に…声帯模写に…異世界の知識に…エロゲ…などなど…
【最後待て!!】

……結構…凄いね…
【関心しながら】
719 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:53:57.78 ID:paBUcwSO
>>705
はい、実は―――・・・
【刀の形に集まり形成された気はようやく一本の形へと成り切る】
【それは巨大な刀、だが一つおかしくて】
【その紅黒い、血の様な刀身は何故か刃が途中から無く】
【更には全体にヒビが入っている】

実はついこの間、戦闘でこんな感じになってしまってから、いくら解除、再発動しても、ずっとこのまま何です・・・

/すいません、待ってる間、ゲームしてたせいで気付くのが遅くなりました。
720 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:55:11.64 ID:ZgWncgSO
>>713
//いえいえ、此方こそ相次ぐ遅レス駄文拙文、申し訳ねえのですぜ
//戦闘の時も、上手く其方を立てられなかった節が有るし……精進させて頂きます。
//ともあれ、楽しませて頂きました。真にお疲れ様でしたー!
721 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:56:40.62 ID:u/ArqO.0
>>708

それでは、私の好きなようにさせて頂きます…

鬱陶しい犬≠ノ首輪をつけるいい機会かもしれませんしね

では、有事のさいにも何なりとお呼びつけください、私個人は諜報が主ですので戦闘には期待なさらず…

【片目を閉じて、不敵に笑いながら告げる】

【そして軽く会釈すると踵を返して】

それでは…またいずれ…

貴方の主催するゲーム=c楽しみにしております

では……

【振り向くと、レギンは消えている】
【再びなにか魔術を行使したのか…】

【USB内には『全次元統一プラン』Deus ex machina=瘤詩量産体≫と書かれたデータが存在している】
【そこには全身が真っ白な、鼻も、口もない】
【文字通り、白いヒト型の物体が200体ほど並んだ工場のような場所が写しだされる】

【身体能力----常人同等】
【思考能力----電極による脳への指令により複数の行動をプログラミング化】
【全個体共通保有能力----念導力】
【おそらくこれが、送られる+αの兵力の詳細だろう】

/お疲れさまでした、ですかね?
/拙い、遅い文に付き合っていただきありがとうございました
722 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:57:15.57 ID:TFTjnoDO
>>717
フライングアタアアァァァック!!!
【突如、少年の背後から闇を切り裂くそんな声】
【声を頼りに振り向けば、誰かが少年に真っ直ぐ走って来るのが見えるだろう】

【蝶が描かれたトレーナーにポケットの多いズボン、目にかかる黒髪に二本のアホ毛が触角の様に揺れる長身猫背で左目に眼帯を着けた青年】
【が、必死な形相で走ってきて、少年に突っ込み体当たりで行動を阻止しようとしていた】
723 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 00:00:37.94 ID:840FWrko
>>718
わお……。バイオレンスな人生送ってんなぁ……。
つか、エロゲって年齢制限をだな。いや、まあ俺は気にしない主義だが。

【特に其の過去を聞いても、暗くなる様子はない】
【此処で暗くなっても空気が凍るだけだと分かっているからだ】
【感心するサバトの様子を見て、少し嬉しそうだ】

因みに委員会も凄いぞ。
風紀委員が警察の研修受けてたり、そんな感じだ。

【腕組しながら解説していると携帯が鳴った】
【携帯を取り出し画面を確認】
【―――ガートルッド=エリッド】

……。

【暫しの沈黙の後、電話を切り、電源も切った】

せっかくラボから出たっつーのに電話にでるか、ての。

【吐き捨てるように言う】
724 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 00:02:19.10 ID:82OQU6c0
>>719

――――うーん……………………直らない能力の産物、なぁ…………

【眼前に現れた光景と、護の説明を受けて、頭を悩ませ始めるイマミレイ】

(解除・再発動をしても治らないって事は…………もっと根本の部分で、何らかの異常が生まれてるって事…………
なら、何なんだ…………?)

【目に真剣な光が宿り、考察に入る】
【言葉を止めて、深く考え込むその様子は、これまでのイマミレイが見せた事のない、研ぎ澄まされたものだ】

――――この能力、どうやって身についた?
そして、今までに好調だった事とか不調だった事とか、あるか?

【鋭い視線のまま、護に問いかけるイマミレイ】
【必要な情報を聞きだし、考察を深める――――あの時の酔っぱらった姿からは想像できないであろう、鬼気迫ったものだ】

/申し訳ない……そろそろ眠気が来て、速度が落ちるかも
725 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:06:10.65 ID:LwcFyESO
>>723
……なにせ…私の過去だけで…小説何巻か…書ける…レベル…の…壮大なモノだから…
【うんうん頷き】

…凄いな…風紀委員…

…馬鹿…やめろ…ソレは…フラグだ…
……多分…本人…発信器くらい…つけてるんじゃ…そして…来るんじゃ…ないの?…
【クルクル回りながらそう言い】
726 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:06:56.95 ID:lEXBgdE0
>>722

【その声に反応し少年は一度その人物を目で捕らえ右に大きく飛び回避をする】
【その距離はざっと8mほど】
【しかし完璧に回避したかと思えたが少年の福の肩辺りが軽く破れる】
【少年は一瞬舌打ちをし眼帯の少年に一言】

なかなかやるようだが貴様は何者だ…
727 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:07:08.02 ID:SG06w2DO
>>711

……!

【「貴方は微笑んでる方が似合っていますよ」】
【少女の言葉を聞き、少し驚いたように目を見開く】
【言われると思ってなかったのか、気遣われたのが意外なのか】
【或いは、この世界では珍しくない"優しさ"を受けたことのない人物なのか】
【それはまだ彼にしか分からない】
【ただ、この場で唯一判別しているのは──】

ありがとうございます

【──言葉を聞いた彼が、満面の笑みを浮かべた、ということだけだ】

シオン、ですね
僕は灰羽祐司と申します
お好きなようにお呼びください

【名前に対してこちらも名乗り返し、また一つ、優しく微笑んでみせた】

>>714

ふふ、名前は僕も気に入ってるんですよ

【名前を褒められたのが嬉しいらしく、笑みを浮かべている】

あー……あまり見た目は好きじゃありませんけど、ね……

【しかし、外見を言われると苦笑い】
【男性でありながら色の白い肌に目立つ紅い瞳に、白髪】
【コンプレックスであってもおかしくはない】

>>二人

そうだ、お二人に質問が
『Justice』という組織を御存知ですか?
所属している人、もっと言えば加入権限を持っている人を探しているのですが……
【はっ、と思い出したように二人に声をかけた】
【それは最早知らない人が少ないであろう組織の名前】
【付け加えられた言葉から察するに、加入希望だろうか】
728 :726 :2011/01/04(火) 00:08:35.41 ID:lEXBgdE0
//>>726を訂正福じゃなくて服です7
729 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:09:17.36 ID:j2DHK8oo
>>721

【百家が軽く手を挙げて、レギンを見送ると――トラックは発進】
【荷台の上、彼は懐から端末≠取り出すと、USBを差し込んで内容を確認して】


 ……此れは、捨て駒≠フ方かなぁ。


【一言、ニヤリと笑って呟くと――懐に端末を戻し】
【スペースを作って将棋板を置くと、一つ一つ駒を並べて行く】


(……『クスリ』はナルカート=リッネ≠ゥら幾らでも買える。)
(『兵力』はアホなお偉いさんと、優秀な下の奴等に掛け合ったら問題無し。)
(武器はロバート議員辺りに頼んで、金もちゃんと払ろたら問題無い――。)





    ―――……足らへんのは将≠ニ時=Aやね。





【――― パチン、と桂馬≠叩きつける音が、轟音に混じって聞こえた】


/お疲れ様でしたー!
730 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 00:11:48.71 ID:840FWrko
>>725
スゲーな。俺は……、まあそこそこ血なまぐさい学生生活ぐらいかね。

【戦場を駆けている為当然っちゃあ当然だ】
【そして、回りながらそういうサバトに笑みを以て返す谷山】

いんや、流石のガートルッドもそこまではしねーだろうよ。
心配しすぎだってサバト。
つか、来る理由も見つからねーし、絶対来ないって。

【着々とフラグの塔を築いていく谷山】

「……」

【背後には170p程の人影が現れている】
【シルエットからして女だろう。白衣を着ているようだ】
【そして谷山は全く気づいていない】
731 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 00:14:07.93 ID:1VOXKvoo
>>715

誰って、前に何度も会った事あるじゃない…ドラだよ、去年の後半はいろいろ忙しくって少々しか会ってないけど
あらら、ノビタ君よりは覚えてるかと思ったんだけど…そんなにぼくに見覚えない?
…本当にぼく身長が高くなって、大人っぽく変わってるのか今のぼく?シオンちゃんの冗談だと思ってたよ

【会うなら先に武美さんのほうにしておけばよかったかな、などと後に呟いて】
【という言葉にさえ、あまり感情を込めてない…?本当に風貌が変わりすぎてしまったせいで自分がすごく分かり辛い事の自覚が薄いのか】
【ともあれ、頭をかきながら身分証の提示を求めて来たヴェルチェリの反応に至っては…表面上は見えないが愕然したらしく】

…えー、冗談でしょ…?ぼくいっつもノビタ君の隣にいたから大抵の人はノビタ君を知ってたらぼくを知ってたけどなあ…
顔隠したくらいでそこまでわからなくなる?ほらヴェルチェリさん、この間きみが武装解除を求めた野比 信太の相棒源 猫太ことドラだよ
ほら、身分証

【と、言ってドラが懐から身分証を出してヴェルチェリに提示したのは…定期の購入ができるほど身分証明に適した魔術協会の図書カードが入った定期入れ】
【彼の住所、源 猫太という名前と屈託ない子供のような邪気のない、そして極めて整った顔立ちの写真が張られたIDカードでありこれを見ればドラの記憶が蘇るかもしれない】
【もう片方には『天恭一門会落語家二つ目・猫銅鑼亭 青太郎』という名刺が入っており…そもそも落語家だった事を知らない人間にはなおかつ混乱を招く物が入っていたが…】

…うーん、反応ができないのはぼくの方もなんだ、ベンチに座ってじっと見ててもいい?って聞くのもよかったかもしれないけど
ちょっと割って入るパワーが入らなくてちょっと迷ってたんだ…あーくそ、フラれてからと言う物ここ1ヵ月調子が出ないもんで最近いつもこんな調子
だが、吟雪ちゃんのほうはまあ調子いいって感じだったんでよかったよ…凄い安心した

【まったくまいったね?と彼は普段のように軽快なノリで喋っているつもりでいたのだろうが…そこで自分の声がいつもと違う事に気がついて】
【ハッ、と息を飲んで喉の辺りに手を抑えながら…バツが悪そうに咳払いする】
732 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:14:42.46 ID:bmTQDGw0
733 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 00:16:00.30 ID:1VOXKvoo
>>731
/順序間違えた…

【という言葉にさえ、あまり感情を込めてない…?会うなら先に武美さんのほうにしておけばよかったかな、などと後に呟いて】
【本当に風貌が変わりすぎてしまったせいで自分がすごく分かり辛い事の自覚が薄いのか】
734 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:18:25.43 ID:VhhLdZco
>>714

【それは、胸を突く、言葉――――いつも、他人から良く見られたい、と思う彼女にとって
誰か≠ゥらの評判が下がるのは、何よりも、避けるべきことで
心に生まれる言葉は、両手一杯じゃ多すぎるほど、沢山あって――――そこから、自分が正しい、と思う答えを紡ぐ】


そうかもしれませんね――――ですが、誰か≠フ顔を想像しても、明確なイメージは浮かんで来ません
つまりは、私の友人、知人達はそのような矮小な考えなど持たない誇るべき人達、ということです


【至極、論理的な、喋り方、彼女の彼女らしさを見せ付ける、唯一無二の方法
一つ、表情に浮かべた、軽い笑みは、少し誇らしげに、見えるかもしれない】


そして何より、私の誇るべき友人が困っているんです、ここで手を貸さずして、何時手を貸すんでしょうか?


【貴方の方向へ、振り返りながら、静かに微笑を浮かべる――――……屈託の無い笑みは
幼子の抱く、完全無欠の信頼の微笑にも似た、色合いで
貴方に憧れる、年下の少女の笑みだった】

【パチン、と音がしそうなほどのウィンクを、貴方へと零した】

>>727

【貴方の心の揺れを、詳しく察することはできない――――……
でも、貴方のその綺麗な紅の瞳が、揺れたのは、きっと、心とろかすような、何かがあったから
そう解釈して彼女は、彼の思いを詮索することはせず】


……やっぱり、思ってた通りです


【――――……その満面の笑みを、微笑で抱きしめ返した
そして、零れ落ちた、質問――――数刻の、間の後、彼女が口を開いた】


質問に質問で返して、少々心苦しいのですが――――できれば、理由をお聞かせ下さい
何故、貴方がJustice≠ヨ興味を持っているのか、の


【静かな視線を貴方へと向ける――――言葉の調子からして、貴方の望むモノ≠
彼女が持っているというのは、想像に難くない
では、何故――――こんな質問をしたのだろうか】
735 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:18:42.68 ID:LufkeADO
>>726
【かわされたその体はそのまま真っ直ぐ、弾頭のように空中をすすんで…】

ゲボフッ!!
【地面に頭から落k着地した】
【着地した体は勢いのままシャチホコ体制で砂埃を上げながら地面を滑走、青年の顔面に多大なダメージを残して制止する】

…………………
【そして暫く倒れていたかと思えば、立ち上がって砂埃を払い】

…そこの人!早く逃げてください!
【何事も無かったかのように、血まみれの顔で襲われていた男に逃走を促した】
736 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 00:19:04.37 ID:G2MU46SO
>>724
え?えっと・・・路地裏で戦闘になって・・・その時は無能力だったから、成す術なくやられて、本当に殺される寸前の所で、『死にたくない』ってそう思ったらこの能力が目覚めて、
【護はそう目覚めた時の事を話す】
【話す彼もまた、真剣その物で】

不調とか、好調とか・・・は余りありませんでした。変わらずです。
737 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:19:47.67 ID:LwcFyESO
>>730
……何と言う…超高校級……

……志村ー……後ろ…後ろ……
【5人に分裂し、なんかドリフみたいな掛け声をし】

【合掌…南無〜とする】
【フラグの搭を築き、見事達成した谷山さんに敬礼】
738 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 00:20:45.82 ID:G2MU46SO
>>736
/追記
/了解です。大丈夫ですか?無理はなさらずに
739 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:25:40.62 ID:lEXBgdE0
>>735

【目の前でかなりの惨劇があったにもかかわらずその表情は崩れず】
【少年の転んでいる方向に目を移した】

貴様は何をやっている?
もしかしてそいつの仲間か?

【少年の言葉はとても意外そうで何より探り深かった】
740 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 00:25:57.74 ID:840FWrko
>>737
あ、どした……うぐっ……。

【サバトの言葉を聞き後ろを振り向いた瞬間首筋に謎の液体を注射され昏倒】
【谷山の後ろに居たのは黒いセーラー服の上に白衣を着た女子生徒だった】
【170cm前後の長身に痩けた頬。目の下には分厚い隈が有り、凄まじく鋭い三白眼である】
【髪の色はくすんだ金髪で、ぼさぼさの伸ばし放題】
【見るからに典型的なマッドサイエンティストである】

「……き…み。だ、れ」

【分身するサバトを見て、興味深そうな表情で問いかける】
【手元に銀色の手術とか解剖に使ったり使わなかったりする刃物が会ったような無かったような】
741 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/04(火) 00:28:14.10 ID:nGkLvhAo
>>727

あーらら、オイチャンからすりゃ大分イケメンだと思うけども?
肌も綺麗だし目も綺麗だ。更に言えば髪も有る
オイチャンなんか見てみ?隈、すっごいっしょ?そんでストレスでハゲちゃってねぇもう

【等と楽しげに語る】
【だが髪に関しては…ただ単に刈っているだけで、寒そうだがハゲてはいない】

様は、見方次第よ。自信満々に行きゃナンパだって上手くいくかもよ?
オイチャン今のところ100戦100敗だけども。

【ヘラリ、何処か胡散臭い笑みを浮かべて…励まそうとしているらしい。不器用だが】

>>734

……何とも良い子だねぇ。

【ヘラリと…困った様な、嬉しい様な……何とも言い難い笑みを浮かべて見せると、少女の正面側へと回り】

まずは謝罪を、君の友人達を悪く言った事に対して…すいませんでした

【ペコリ…彼なりのけじめか、謝るところはキチンと謝って】
【そのまま―――――】


………料理でも掃除でも何でもお申し付け下さいお嬢様

【地べたに土下座した。それも割と丁寧に。】
【……今まで、見知らぬ土地で1人で過ごすのは辛かったらしい。追い込まれ過ぎだろ。うん。】

>>二人

ジャスティス?
スマンけどおいちゃん見た事無いねぇ………会ってみたいとは思うけども

【と、青年の質問には申し訳なさそうに答えて】
【この男も、正義として戦っている以上…その組織には興味があるのだろう】
742 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 00:31:12.70 ID:82OQU6c0
>>736

死にかけで、能力が覚醒……な。なるほど

【護の言葉を、リフレインしながら、イマミレイは思考を加速させる】

(生命が危機に瀕して、力を解放させたってところか…………『生命』『魂』は、かなり強力な霊的エネルギーだからな
分かりやすいな……要するにこの能力の根幹は『生命』…………
そこに揺らぎがあるって事は、だ………………)

【自身の知識と、得た情報によって仮説を構築していくイマミレイ】
【その眼は、徐々に厳しいものになっていく】

(――――生命力そのものが、衰えて来てる? だが……こうしている限り、護からそんな感覚は伝わってこない…………
なら、アレかもしれねぇな…………)
……護、あるならある、ないならないではっきり答えてくれよ?
――――ここ最近で、この不調が現われた前後に、何か……全てが嫌になる様な心境に陥った事はないか?

【奇妙な前置きを挟み、もう一つ質問をぶつけるイマミレイ】
【一つの仮説が、彼女の中で出来上がりつつあった】

(厭世感…………生きることを渇望する気持ちが鈍れば、生命力を根幹とする能力に影響が出るのは必然…………
ましてや、護もどうやら色々と抱えてるらしいしな……何があっても、おかしくない)

【能力の本質が『生命』であればの話だが――――イマミレイは護の精神状態が原因であると当たりをつけた】
743 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 00:31:22.27 ID:LTs1C0Yo
>>731

ん?んー………ん?

【最初の「ん」は、提示された身分証へと首を伸ばした際の、拍子に出た様な声】
【その次の「ん」は、それを見ている間の唸り声。そして最後の「ん」は、疑問を抱いた声】
【此処へ来て吟雪の方は、『ドラ』が誰なのかは思い出したらしい】

………私がどれだけの人間に会って、どれだけ戦ったと思ってる?
寧ろ私としては、貴方が自分にそこまで自信持ってる事の方が驚くんだけど
変わってるっていうならそうなんじゃない?正直知らないけどさ

【とは言え、個人を判別する為の臭いと、近接戦闘に於いて重要度の高い身長。それ以外、記憶していた情報と言えば】
【防具のせいで仕留め損ねた事と、会合での失言。その二つくらいのものである】

【あまり良い記憶が無い為に、その記憶に準じた態度の片方をよそに】
【もう片方は、数秒で記憶の照合を終了する】

「……名前は、知っている。彼の隣に居たかどうかは記憶していない
同姓同名の別人は考えづらい………彼女の反応も、証拠の一つにはなる
これ以降、記憶しておく」

【こちらは、ノビタという人間については、それなり以上に興味を持っていたが】
【その反動か、それの付属品には余り意識を向けて居なかった様子】
【今この瞬間、改めて覚えた。そう、はっきりと口にした】


………で?貴方は何をしに来た訳?
貴方がフラれたとかそういう話は結構。別に聞いても面白いとも思わないし
そーいう話は、貴方のその相棒とやらに聞かせてたら?

「……………ガルーダの愚痴を聞かされるメカゴジラも不憫……冗談はさておいて
一つ確認したい………貴方は、何らかの形で有名な人間?」

【つっけんどんな吟雪と、知らないから知識として得ようとするヴェルチェリ】
【好意的とは言い辛いが、まだ敵対的では無いだけ安心、という所か】
【一応の同僚、接触を図ってきたのも何か用件が有るのだろう、と】
【口で突き離しながら、吟雪は耳を傾けている】
744 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:34:40.35 ID:LwcFyESO
>>740
…南無南無……
【谷山の惨状を見て合掌し一人に戻り】

……サバト…だぜ……
【ブイッとピースをし】

……貴女は…ガートルッド…?…
【首を傾げ】
【二匹の蝙蝠はサバトの頭に止まる】
745 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 00:34:57.31 ID:MLsJtcAo
【自然公園】

夜になると人が居ない、って事は静かに星が見れる、と
気を抜くには最適だが少しばかり寒いのが難点だな

【暗い草原にキャンプで使うようなテーブルとイスがワンセット】
【それからそこに腰掛ける金髪の男が一人、在った】

【男の髪は黒地に緋色のリボンで束ねても足りないほどに長く、艶やかで】
【少々離れた場所には彼のものであるらしい車が一台、荷台を開けて止めてあり】
【卓上に置かれた小さなロウソクが暗所の中で一際輝いていた】
746 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:35:20.42 ID:LufkeADO
>>739
あなたこそ何をしてるんですか!?その人達に何の恨みがあってそんな事を!?
【少年の問いには答えず、逆に問い返す】
【見れば、既に死体が一つ出来上がっているではないか】
【この時点で目の前の少年を危険人物と断定して、気を張っておく】

/すいません、風呂入ってきます
747 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 00:38:25.50 ID:840FWrko
>>744
【名前を聞き、其の名前を口の中で暫く転がす】

「サ、バ…ト。か……」

【陰鬱この上ない口調であり、声も掠れている】
【眼はきょろきょろと不安気にせわしなく動いており、挙動不審だ】
【サバトの問に、少女はコクリ、と首を立てに振る】

「そ、う……だ。私、が…ガート…ルッド、エリ……ッド」

【谷山を一瞬見下ろし】

「谷…山、君……が、話、した…の?」
748 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:40:49.45 ID:LwcFyESO
>>747
……イエス…
【ぴょんぴょん跳びはね】

……マッドサイエンティストと…聞きましたぜ…
【首をグルグル回転させながら】
749 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 00:45:36.16 ID:840FWrko
>>748
【首肯し、解剖したくて仕方のなさそうな瞳で相手を見て言う】

「否…定、は、でき……ない」

【そう応えると、おもむろにサバトの元に近寄り、右手を伸ばす】
【メスの類は握っていないが、能力の気配が感ぜられるかも知れない】

「……サバ…ト君、の体。……調…べる、いい?」

【ガートルッドの能力は《構造解析》。数秒間触れたものの構造をある程度読み取ることの出来る能力だ】
【これによりサバトを解剖すること無く調べるつもりだろう】
750 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 00:48:13.31 ID:6p3nVvIo
>>745

【夜闇の中から、金属の擦れる小気味良い音が響いて】

寒い日は、星空も高く感じるかも…
……と、今日はバイクじゃないんだね?

【――しゃらん、と現れたのは、焦げ茶ローブを着た少女】
【赤いカチューシャの乗っかる栗色のセミロングヘア】
【両足首には青銅の足環を付けている】
【腰に帯びる、長剣と短剣が各一本】

【にこやかに、右手を振って】
【「こんばんわ」と御挨拶】
751 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 00:50:01.75 ID:G2MU46SO
>>742
全てが・・・厭に・・?
【護には―――それに思い当たる節があった】

・・・・昼の国襲撃・・・、
【この前、宴会の場で話していたその話題】
【だが―――】

―――・・・・いやでも、あれはもうッ!!サバトさんの労いの言葉で、答は出たはず・・・僕は生きる事であの罪を償うって、そう決めたはずです。
【そう、この件に関してはもう自分に答はだした】
【もう解決した】

【――――なら違う所に問題があるのか?】
752 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:53:38.03 ID:LwcFyESO
>>749
……解剖…ダメ…絶対…
…ソレ以外…OK…
【そういいながらシュバッと跳びはね】

【掴まれる】

【サバトの身体は人にあらず】
【大半を様々なエレメントと膨大な《天魔》の魔翌力などで構成されている】
【元は人間だが…身体の構造は違うモノになっている】

【そしてサバトの奥深くに《天魔》がいるが…触れないのをオススメする】
【それは《危険》で《凶悪》だからだ】
【下手したら逆干渉される可能性がある】
753 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:54:03.16 ID:SG06w2DO
>>734>>741

──……。

【シオンの質問に、彼は一度ぐっ、と口を閉ざした】
【初対面であれなんであれ、この質問に答えたくないのが見て取れるだろう】
【だが】

──恐らく、望む状況を手にするには、貴女に話さなくてはならないでしょうね
【まるでこれから身を斬るかのように】
【既に苦しさが混じった声で彼は言った】
【そして少女から目を背けるように夜空を見上げる】
月並みな理由ですよ……ただ、家族が殺された
まるで当たり前のことのように、ある日、僕以外の家族が死んでいました
その日まで、路地裏だとか、カノッサがしていることって、どこか遠い場所の話だと思ってました
けど実際はそうじゃなかった

【遠い昔の話をするように、悲しいお伽話をするように】
【話す彼は弱々しさすら感じさせる】
【すっ、と一度目を伏せる】
【そして決心したかのようにシオンに目を合わせる】

今もきっと、どこかで誰かが苦しんでいます。誰かが泣いています
僕はそんな人達を助けたい!
本当に"ありふれた"理由ですが、そのために僕はJusticeに入りたいんです

【そう彼ははっきりと言った】
【彼が言う通り、今となっては本当にありふれた理由だろう。言葉の節々からはそんな理由へのコンプレックスすら垣間見える】
【だが、それでも彼は全てを話した】
【強い眼差しを持って】
754 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 00:54:45.93 ID:lEXBgdE0
>>746

【少年の眉間に少し皺が寄る】

恨みなどない
弱いそいつらが悪いだけだ…

【少年はさらに言葉を続ける】

俺は小さな頃からこう教わった
「弱い物は強い物の為に生まれる」
この意味が分かるか!!
そいつらは弱い物だから強い俺の為に生まれた!!!
そして今の俺にはなにも価値がなかったから殺した
それだけだ!!
755 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 00:57:26.80 ID:840FWrko
>>752
「……解、剖は、一…般人に……はしな、いか…ら」

【ガシッとサバトを鷲掴み】
【流れこむ大量の情報】

(成程、人間を元にしていたが、大量の魔力等で肉体を構成しているのか。
興味深いな……。この奥のは……、触れるべきでは無さそうだ)

【ある程度の知識欲を満足させたのか、右手を離した】

「礼、言わ……せて貰、う。……あ、り…がと、う……」

【頭を下げて礼をする】
756 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 01:01:00.64 ID:LwcFyESO
>>755
……なら…OK……
…私は…やり過ぎな…マッドサイエンティスト…嫌いだから…
…貴女は…好き…
【ウィンクし】

……どう…いたしまして…だぜ…
【ペコリとお辞儀をする】

……貴女も…福袋…いる?…
【ま さ か の 2 回 目】
757 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 01:01:27.81 ID:MLsJtcAo
>>750

あぁ……それもあるだろうね、同時に空気も澄んでいるわけだから

バイクは、脚を少し怪我したんで不安定でね
丁度車のほうも持て余していたところだし、今は荷物もあるから……。

【ちろちろと揺れるロウソクに光る瞳を向けて、発する言葉は「こんばんは」】
【僅かに手を振ることも忘れずに、幾つか余った席をその手で勧め】

……久しぶりだねサージ、なんならお茶でも取ってこようか
腕のいい知り合いに煎れて貰ったのが有るんだ

【対して自らは立ち上がり――身体の影に在った右腕にはめる型の杖をとって】
【深夜のお茶会を提案しつつ、そのキーアイテムを目指して車の方へと進んでいく】
【足取り自体は確りとしているのだが、何処かその背は疲れた様にも見える――かも、しれない】

758 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 01:02:03.09 ID:82OQU6c0
>>751

なるほど、あるんだな。分かった…………

【答えを聞き、たったそれだけの言葉を返すイマミレイ】

答えなんて、そんな簡単なものじゃねぇってことぐらいは……分かるだろ?

(今どう思ってるか、いや…………そもそも『どう思ってるか』なんて、関係無い…………
意識される物なんかだけで定義される様な……『生命』なんて、そんな薄っぺらいものじゃねぇ…………)

【イマミレイの考えでは、護のこの一件をどうも捨て置けないようだ】
【今の立ち直っている姿勢を疑い――――そして、立ち直っていようとも変わっていない、そういう部分があるのでは、と注目した】

(それが違うとなると…………原因が分からない以上、取り除きようがない……
精々が、一時的に復帰させる程度が、精いっぱいか……?)

【しかし、一つの可能性に固執してばかりもいられない】
【現状で考えられる一番の可能性とは別に、別のアプローチも検討する】

――――分かった。とりあえず、色々試してみるさ
次にあった時に、薬を渡そう……

【ここで、一切の検討を切り上げるイマミレイ】

――――悪ぃが、そろそろ行くぜ
薬の調合、そろそろ始めないといけないんでな!

【そう言うと、イマミレイはその身に魔力をたぎらせる】
【呼びとめなければ、そのまま立ち去るつもりだろう】
759 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 01:05:52.20 ID:840FWrko
>>756
「私、は良……識有、るか、ら」

【谷山の首筋に薬品をぶち込む程度の良識】
【そして、サバトのお辞儀に、こちらもお辞儀で返し】

「福……袋。た、まに…は悪く、無い」

【福袋を受け取ろうとする】
【今回も時間様で】
760 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 01:08:52.52 ID:LwcFyESO
>>759
……なるなる…良い人だ…
【谷山さんに再び合掌し福袋を渡す】

【再び時間サマー】
【次のアナタのコンマ末尾】
【1・お好きな属性の魔石】
【2・どうやって入ってたのかわからないバイク】
【3・なんか危なそうな鏡】
【4・ケータイ型電子魔導書】
【5・牛乳一年分】
【6・式神符】
【7・鯖】
【8・4つの武器に変化する4色ペン】
【9・ナンダカワカラナイノ】
【0・カメラ】
【ぞろ目・爆☆発】
761 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 01:10:48.43 ID:840FWrko
>>760
「う、ん。私は……いい、人」

【胸を張って言う】
【そして、福袋を受け取ると、すぐ其れを開く】
【時間様アアアアアアアアアッ!!】
762 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 01:16:27.72 ID:6p3nVvIo
>>757

怪我を…、そっか
あんまり無茶しちゃだめだよー

……シェンも天体観測が好きだったのは意外かな
そういえば、ドライブに連れて行ってくれた時のあれも、天の川みたいだったし

【なんとなく理由は聞けず、テーブルの方へ】
【前回の主張どおりサージ≠ニ呼んでくれたことが嬉しいらしく、機嫌が良い】

そうだね。8ヶ月ぶり、くらいかな

……ホントに大丈夫?
なんだか疲労が堪ってるみたいだけど…
何か、あったの?

【勧められるまま椅子に座った。お茶の件に関しては、きっとYESなのだろう】
【――装備の重量的に少し不安だったけれど、椅子が小さく悲鳴を上げただけで済んだ】

【両手は膝の上、彼の様子を遠くから見守って】
763 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 01:16:36.20 ID:LwcFyESO
>>761
【福袋を開けると……】
【中にはなんか不気味な丸い鏡が入っていた】
【鏡から不気味な魔翌力がただよっており時たま何かが横切っている】

……コレは…よくわからない鏡…幽霊屋敷に…あった…いわくつきの…モノ…
…鏡から…悪魔や悪霊を…召喚…できるし…
…見えないモノを…うつす…事ができる…
……素材や…研究材料に…使ってOK…
【なんでそんなモノを福袋にいれた!?】
764 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 01:20:12.65 ID:840FWrko
>>763
【鏡を覗き込み、興味深そうに能力で解析をしている】

「ふ、む。之、は。面白そう……だ、な。あり、がと……う」

【肩に掛けた鞄に鏡を突っ込んだ】

「……。谷、山…君……起きる。から、そろそ、ろ…行く」

【谷山を肩に担ぎ、軽く手を振って歩き去っていく】

//絡み乙でしたッ!年始初絡みでしたが、凄く楽しかったです!
765 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 01:21:08.59 ID:VhhLdZco
>>741

【――――静かに彼の言葉を聴いていると、いきなり彼が土下座を始めて
目をパチクリ、とさせながら、慌てて、土下座している彼へ向け、言葉をかける】


え、えっと――――……そんな事お願いしませんよ
だから、顔を上げてください、周りの人から誤解されます!


【顔をきゅーっと紅くしながら、あたふた、と周囲を見渡して
ざわつきかける周囲の喧騒に、思わず、逃げてしまいたくなる、ほど】

【尤も、彼女自身、家事全般はそつなくこなすため、仕事は無いだろうが――――
彼女の言葉にもあったように、貴方がいるだけで、十分なのだろう】

【顔を紅く染めながらも、不意に浮かんだ笑みは、とても、暖かくて】

>>753

【話を全て聞き終えるまで、彼女は言葉一つ紡ごうと、しなかった
――――静かにベンチに座り、何か考えるように、貴方へと紫苑色の瞳を移ろわせながら】


結論から言いましょう、私は反対≠ナす


【そっと、ベンチから立ち上がると、一片――――紫苑色の髪の毛を撫でる、冷たい夜風
耳の裏に感じる冷たさを感じながら、静かに、貴方へと視線を向ける
紫苑色の瞳はいつの間にか、夜風よりも冷たく、在って】


確かに、辛い経験があったかもしれません――――……私も、同じような経験があります
身近な人の死なんて、まるでフィクションの事、御伽噺のようなもの、と思っていました


【瞳の色が、ほんのり薄く――――……色をあせさせたように、感じるだろうか
まるで、水滴のフィルターを通したような、仄かな、潤みを含んだように、紫苑が、揺れて】

けれども、誰かを助けたい、という願いがありふれた理由≠ナ在って良い、と思いますか?
――――助けを求める、ということは、つまり、私達の経験したようなフィクション≠ェ御伽噺≠ェ在ったんです
私は嫌です、誰かが、そんな――――哀しい非日常≠経験することが
故に、私は制裁≠求めます、その非日常≠フ原因への制裁≠
それは機関であるし、暴走する能力者であるし……時として、とても、親しい人かもしれません
しかし、それらに関わらず、誰かに危害を加える原因を潰す……これこそがJustice≠フ為すべきこと、と思います
……長々と喋りましたが、要するに、貴方から手を汚せるか、と聴いているんです
護るだけではなく、その原因を、潰す――――……例えそれが、誰であっても


【――――――――真剣な眼差しは、きっと、彼を思って、だろうか
その瞳は、答えを間違えたなら、紹介などしない、と決意している】
766 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 01:22:07.52 ID:LufkeADO
>>754
【目の前の少年が自分に声を張り上げる、それを聞いて思う】
【『こいつは何を言っているんだ?』】
【訳が解らない、『弱いから殺した』?そんな理由、あってなる物か】

【きっと、この少年には何を言っても意味がないだろう】
【そう思って、少し焦って、冷や汗が頬を伝う】
【何を言っても意味が無いなら止める必要は一つしかない、だけど…】

…やるしかない
【迷って迷って、それでも一言呟いて、迷いを打ち消して】

俺にはあなたの言っている意味が解りません、ですが…!
これ以上そのような行動をすると言うのなら、俺が止めます、全力で
【弱々しいながらも信念が篭った目で、真っ直ぐ視線で刺すように少年を見詰める】
【正直逃げたい、目を逸らしてダッシュで逃げ帰りたい、でもそれじゃ駄目だと心が叫ぶ】
【だから、目も反らさないし一歩も退かない】

/ただいまっす
767 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 01:22:16.94 ID:LwcFyESO
>>764
……バイバイ…またね…
【手を振り、二人を見送った】

/乙でしたー
/こちらも楽しかったです
768 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 01:24:39.50 ID:1VOXKvoo
>>743
【ふー、と二酸化炭素が肺に溜まり苦しくなってきた所で大きく息を吐くと、彼はあー、あー、と声の調子を確かめて】
【こんばんわ、ぼく[たぬき]です、ともう一度先代青猫的声が戻ってきた事に気がつくと、そのまま言葉を続ける】

…そっか、ぼく意外と相手がマジ忘れしている可能性を見落とす場合があるな…ノビタ君のほうもマジ忘れされてたの思いだした
まあ、ぼくもその時のノビタ君と言う事は同じ、これ以降覚えてればいいよ

【…基本感情的だったはずのドラと比べ今のドラは極めてクールな振る舞いを見せてくる…というより、本当に感情を表す気力もないと言った感じか?】
【話題は何があっただろうか、と考え…まずヴェルチェリが話題を振ってくれた事にこれ幸い、と言わんばかりに話題に乗る】

…そうだね、Justiceとしてぼくがあげた功績とかは結構知れ渡ってるな、ブレイザーシティ救出メンバーだったし、≪R.I.P.≫に占領された列車を取り戻した功績も有名
それに、テレサちゃんとの縁も相まって"教会"の異端狩りでぼくの事を知らない人間はいないってくらい名前は知れ渡ってるし…ついこの間落語の仕事の方で
20歳で二つ目になったと言う事で去年の暮れに落語業界で結構名を知らしめた…

【しかし、あ、まだアレもあったなと思いだしたかのように彼は話を続ける】

でも何よりぼくの知名度を上げたのはjustice所属する前にテレビの企画で『奇跡の生還!九死に一生を得た者たちの記録』ってのに出演依頼されて
3回テレビに出た事があった時かな…一度目は小型ジェット機のエンジントラブルで墜落しそうになった時
他にいた4人の乗客+パイロットにパラシュートを渡して、ぼくだけノンパラシュートで全員脱出、1ヵ月の重傷で生還した時、2度目は南極基地でバイトしてた時
爆弾テロに巻き込まれて必死に仲間を誘導しながら爆発で崩れゆく基地から軽傷で脱出してみせたし、3度目はミカローにドテっ腹に風穴を開けられる負傷を追わされた後
毒ガスの充満した谷底に突き落とされるほどの死亡率99%の状態から生還、なんとか半年で復帰した事をテレビで報道された

【…恐ろしいほど壮絶な生還劇を3回も経験しているらしいドラは、でもjusticeに所属して素人じゃなくなったらそういうのは来なくなったと感情を込めないまま補足すると】
【次は吟雪が一応耳を傾けてくれている事に気がついて、姿勢をもう一度正すと、少女に向き直って告げる】

…まさに昨日そのフラれる云々の事で揉めて、ノビタ君と喧嘩になってさ…それで仕返しにちょっとキツイ事をやったから今日中逃げてた所
何をしに来たって聞かれると…普通の用事と大事な用事の二つ、まず普通の用事は…吟雪ちゃんは綾菊さんと仲が良かったじゃない、櫻が夜行の最終決戦で力を使いはたした時
彼女と、彼女と縁ある道場に助けてもらったからその時のちょっとした礼をさせてもらいたいって伝言と…大事な用は、そう…ぼく最近魔術協会に出入りしてなかったけど

【ここで少し間を開けるのは…彼にしてみれば結構重要だからか、それとも吟雪になんと言うべきかわからなかったで迷ったのか】
【彼女に深くかかわらせるべきか、それともあまり知られないうちに事を済ませたいのか一瞬彼の中でよくわからなくなり】

(そうだな…どっちかと言うと武美さんを頼りたいんだ…この子は例の経歴があるからちょっと厳しいし…いやでも待てよ?
彼女『だからこそ』会っている可能性もこれから会う可能性もある…感知能力も高いし確認する事が出来れば…)

まず確認したいんだけど最近魔術協会に…先ほども話題に上った"教会"の…もっと言うなら異端狩りの人を見かけたりしなかった?
そう、エルメアさん以外でだな…もっと他の姉弟子のテレサちゃんとか美脚好きのヒデくんとか…ノビタ君が大会に出てた頃はむしろあっちが探してくれたみたい
だったんだけど、そう…まさにシオンちゃんにフラれた辺りの頃から一気に連絡が無くなったどころか…むしろぼくを避けてるのかってくらい接触できなくって

【"教会"の異端狩りに何か関係のある、重要な事なのか…?それも魔術協会に用事のある異端狩り?】
【何の事かわからないがあまり無視の出来ない情報と共に吟雪に…本当に珍しいほどに真剣な態度でそれを聞いてくる…彼女の感知を信じて『見かけた』くらいの情報もないか?と】
769 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 01:30:42.22 ID:G2MU46SO
>>758
・・・この《護身刀 我武離得》は、僕の思いがそのまま能力になった物なんです。・・・・やっぱり心の何処かに揺らぎがあるんでしょうか
【護は話す―――それは『一つ目の解答』】
【彼の能力は『生命』の力ではなく―――『思い』の力だという】
【実際、彼は『生きたい』という気持ちで能力を芽生えさせ、続いて『誰かを護りたい』という気持ちがそのまま能力となった】
【だが――――それは次の『矛盾と疑問』を生む】
【彼の『誰かを護りたい』という思いは、その信念は自分の正義だと信じて未だ揺らいでいない】
【―――ならば何故、その変わりないはずの思いを力とするはず『能力』には変化が起こったのか】
【謎は謎を呼ぶ――】

あ、はい、よろしくお願いします。
では、また イマミレイさん
【そう去っていく彼女を見送る】
770 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/04(火) 01:33:31.33 ID:nGkLvhAo
>>753>>765

ああ、そう。
敢えて捨てられそうな男を演じるのも楽しそうだけどねぇ

【なんて言ってから、土下座の体勢から立ち上がり】
【…デコに砂利がめり込んでても大して気にした様子は無くて】

んじゃま、今後宜しくねシオンちゃん

【それだけ言うと、彼も青年の話へと―――耳を傾け】
【――――少女の答えを、聞きながら】



【嗚呼、矢張り“俺”は】

――――人ってのは、そんなのを気にするもんなのか

【ぽつり、呟きは誰に言ったモノでも無い】
【故に、聞き流そうと……誰も責められないだろう】
771 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 01:34:47.32 ID:MLsJtcAo
>>762

……ああ、そろそろ無茶をするような歳でもないしね
ありがとうサージ、気をつけるよ

【後部座席のドアを開けてごそごそと。随分な量の荷物のようで】

昔から、こうして夜の天空を見るのがけっこう好きでね
星の名前や星座を知っているわけじゃないが、見ていて飽きない
それに自分がちっぽけに見えて、悩みなんてどうでも良くなるから……っと、これだな

【その山から魔法瓶らしき筒と注ぐためのコップを片手に持ち】
【扉を上手く閉めると行きと同じくゆっくりと戻り、テーブルに品を置いて】

……そうだね、君も俺がカノッサ機関の議員だって事は知っているだろう?

自分じゃその気は無かったんだが割とストレスが溜まってたみたいでね
今まで若さで突っ走ってきたもののある出来事で、まあ……気が抜けたんだ

まあ、分かりやすく言えば膨らみすぎた風船が割れた、ってところかな

【静かに腰掛けるとコップに湯気が上る紅葉色の液体――紅茶を注ぎ】
【それをサージの前に置いて、熱さを一言注意してから自らのものも淹れ】
【やがてコトン、と魔法瓶を置くと―――卓上に置いたロウソクを眺める】

【状況―――質問を拒むような雰囲気でも、そもそも彼もそういった人物でもない】
【で、あるからして、この機であれば大概の事は答えそうな様子】


【――尚、紅茶の味については絶対と言える保証がつく】
【但し非常に熱いため、その点だけは前述通りに注意が必要だろう】
772 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 01:37:53.18 ID:lEXBgdE0
>>766

貴様も能力者らしいな
カノッサ機関は見逃す所だがおまえはここで殺して行くとする

【少年は軽く構え少年をまっすぐ見る】

戦闘を開始する

【少年は力強く踏み込み一気に間合いを詰める】
【そして眼帯の少年の脇腹目掛けて衝掌を打ち込む体勢に持ち込んだ】
【このまま打ち込めば攻撃はクリティカルヒット、それなりのダメージを受ける】

//おかえりなさいっす&携帯に写ります
773 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 01:39:01.68 ID:82OQU6c0
>>769

…………思いが、能力に?
――――なんだ…………なら、答えは案外簡単かもしれないな…………

【能力に覚醒した状況から、本人はその性質を完全には理解していないだろうと考えていたイマミレイだが】
【護本人から能力の本質を聞かされ、拍子抜けしたような表情を見せる】
【――――多少、推測とずれてはいたが、方向性は大体あっており――――そして、理解のしやすい対象】
【これを聞いた時点で、イマミレイの中に一つの答えが出来始めていた】

おぅ、気をつけて帰れよ
――――『ペガサス・ウィンド』!!

【別れの挨拶を済ませ、飛翔するイマミレイ】
【夜の闇にまぎれて、その姿はあっと言う間に見えなくなった】

(――――『思い』、か…………護のあの性格の事だ……昼の国で、確かあの時『防げなかった。それどころか目の前の人を護れなかった』とか言ってたな……
それじゃ『かりそめの答え』なんかで直る訳ないだろ…………)

【夜道を急ぎながら、イマミレイは目を細める】
【原因は、大体分かった。ならば、どうやって解決の道筋を立てるのか】
【仏頂面のまま、イマミレイは雷の国の湿地帯にある自分の住居を目指し、空を駆けて行った】

/乙でしたー!
774 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 01:42:10.57 ID:LTs1C0Yo
>>768
「話が長いばかりで頭に入らないけど把握した……実質的に無名、という事は」

【異端狩り≠フ長に就任した何処ぞの銀狐も、その飼い白猫も、どんな顔をするやら】
【少なくともドラの名と存在を、その二人は知らないだろうと前置きをした上で】
【Justiceの上げた功績は、組織単位のもの。構成員一人一人の名など、まず知れ渡るまい】
【落語の様な狭い世界、まして此処は第三世界の日本では無い。こちらも、また知名度には劣る】
【テレビ出演は、此処最近の話なら兎も角、暫く前の話ならばもう忘れ去られているだろう、と】

「………自分が知られていて当然、と考えるのは……あまり、賢いやり方ではない
この世界、能力者は多い。力が有るというのは、記憶される為の最低限のライン
記憶に残りたければ………更に、何かが必要」

【一般人の物好きの間でなら、少々は名が挙がるかも知れない。そうは理解した上で】
【能力者達の間で有名かと問われればNoとなるのだろうと解釈し、納得した】


【話題が次に移った時、二者の様子は見事に対象的】
【全く表情を変えず、視線を横へ滑らしただけのヴェルチェリに対して】
【明らかに不機嫌そうな表情、目つき。寧ろ険悪と言ってすら良い雰囲気を漂わせる吟雪】

……さあ、知らないね。用件はそんな馬鹿馬鹿しい事?
だったら、私はもう帰るよ

「………………あー」

【一応、ヴェルチェリはストップを掛けようと試みた。だが】
【その伸ばす手をすり抜ける様にして、吟雪は一方的に話題を切り】
【そのまま、荒い足取りで公園を出て行こうとする】


「………呼び止める?私でも無理だと思うけど」

「……欲を言うならワンクッション置くか、貴方より信頼されている人間の口から言うべきだった
彼女は、どうしても感覚で行動する所が有るから………」

【数少ない友人をして、自分では止められないだろう、と言わせる程分かりやすい反応】
【全く変わらぬ表情に、少しばかり困った様な声を交えて】

【尤も、場の雰囲気を険悪にする張本人が去れば】
【これ以降の会話が滞りなく進む様になるかも知れない、というのもまた事実である】
775 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 01:45:43.93 ID:G2MU46SO
>>773
/乙でしたー!!
776 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 01:49:29.55 ID:LufkeADO
>>772
…ッ!
【早いッ!?】
【一瞬で懐に入られた、これは―――】

―――クハッ!!
【気が付けば景色は裏返り、空中に吹き飛んでいた】
【脇腹に鈍痛がある、攻撃されたのだと判断するのにそう時間はかからなかった】

【体を動かせば脇腹が痛む、しかし追撃を防ぐ為に痛みを無視して受け身を取り、体制を立て直す】
【距離は離れたがあのスピードだ、多分余り意味が無い】
【今の攻撃だけで考えれば近接型か、対する手段を脳内で練り出す】
777 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 01:56:17.72 ID:SG06w2DO
>>765>>770

二言はありません

【彼は即答した】
【それを聞かれるのを予期していたかのように】

僕の目的は救われない人々を救うこと
ならば戦いも、制裁も、必要なことは全て──行ってみせます

【彼は手が汚れることも厭わないと答えた】
【そこには先程とは真逆の、闘志のようなものがある】
【絶対に掴んだ手掛かりを離さないという決心も】
【この瞬間に限って、彼からは弱さや子供らしさは一切消えていた】
【じっとシオンを見つめて答えを待つ】
778 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 02:02:08.84 ID:6p3nVvIo
>>771

や、まだ若いでしょ?
……外見から、年齢を当てる自信はないけどね

【数日前、相手を6歳も年上に見てしまうという大ポカをやらかしたばっかり】
【曖昧に、まだお兄さんに見えるよ、と伝えた】

そっかぁ…
そういう感じ方もあるんだね…
……小さい頃から、ロマンチストだったんだ

【自分とは少し違う、星空の捉え方】
【羨ましそうに呟いて、椅子に座ったまま、澄み切った天蓋を仰いだ】
【冷たい外気が顔に降りてきて、カタン】【姿勢を戻す】
【感想ゆえに、特に言葉を返す必要はないかも知れない】

……ぅ、……うん
これでもニュースは見るからね。……子供じゃないし。
昼の国の報道は、驚いたけど……

……や、悪いことに進む気持ちが萎んだ、っていうなら
それは良いこと……だと思うから
だから、表立って励ましたりしないよ……?

でも、その出来事は、貴方にとって良い事だったの?
それは、心配……

【具体的な内容に興味が無いかといわれれば、あるのだけど】
【ストレートに聞かず、彼が曖昧に受け流せるように質問してみた】

【なんとなく、知っている≠アとに頷き辛かったのは】
【この場に置いて、何も知らない対等な関係で居たかったから】
【――もっとも、そういう意識が彼のストレスの一端を担っているなら】
【難しく考える必要も無いのだけど――】

【「ありがとう」、と楽しげに頷いて、小さくひと吹き】
【舞う湯気を眺めた後、カップに唇を寄せた】
【無警戒に嚥下して――】

――美味しい…。

お茶も淹れ方で、味が変わるのかな。
コーヒーハウスで働き出したんだけど……、まだ、こんなに美味しくは出来ないかも
……きっと、これを淹れた人はプロだねっ そうじゃないと凹んじゃう

【コーヒーと紅茶では、少し勝手が違うか】
【軽く微笑んで、無駄話】
779 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 02:03:36.95 ID:6p3nVvIo
>>778
/わー、ごめんなさい、深夜ですのに時間掛かってしまって…!
/重要でないセンテンスはスルーしていただいてもオッケーですので!
780 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 02:03:58.13 ID:VhhLdZco
>>770>>777

【――――……灰羽の様子を見ると、もう、心配に思うことなど、何もないように思えた
瞳の奥に見えた輝きはきっと――――彼女のものよりも、輝いているだろうから】

【ふぅ、と張っていた気を少し緩め、表情に微笑を戻した】


では、これからよろしくお願いしますね――――祐司
取りあえずは他のメンバーにその胸を伝えておきますので、本拠地の方へいつでもどうぞ
きっと、皆さん歓迎してくれますよ


【そういって、本拠地である場所を告げ、視線をオイチャンへと向けた】


っと――――……そろそろ帰りましょうか、些か夜更かししすぎたようです


【彼女は自分の宿へと歩き出すだろう、オイチャンがついてくることを信じて
数歩歩いて、立ち止まり、そっと振り向いた――――恐らくは、灰羽の方へ】


今の貴方の言葉、忘れませんからね?
これから、精一杯頑張りましょう


【紡ぐ言葉に穢れはなく、迷いはなかった
貴方へと向ける視線には力があり、同時に温もりがあった】


/っと、そろそろ落ちるねー乙でしたー
781 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 02:05:39.42 ID:kCEJs.DO
>>776

【少年が倒れた頃合いを見て高くジャンプをする】
【そしてそのまま急降下をし、顔目掛け足裏蹴りをかまそうとする】
【男の顔が潰れた威力だ喰らったらただじゃあ済まないだろう】

このまま[ピーーー]

【しかし空中から降りて来る速度はさっきの半分程度】
782 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 02:07:31.68 ID:1VOXKvoo
>>774

…前大会で3位だった…ってのはノビタ君のインパクトで薄れちゃってるか…なるほど、ありがとうヴェルチェリさん
って言っても…この先ぼく、有名になりたいって希望もないしな…でもいつか役に立ちそうだから覚えておく

【こくり、と仮面で素顔を隠した表情で頭をかくと、ドラは不機嫌な様子で吟雪が去っていくのを見る】
【あ、と彼は手を差し伸べて少々困った挙動を見せる】

…あ、待ってよ…大事な用なんだって…って、…あーやばいな…
そんなこと言われても…今すぐってほどじゃないけどちょっと急ぎたかったんだ、黄色信号か赤信号か確認しておきたいってくらいの急ぎの用で
まあ、感覚で行動する所があるってのはわかってたよ、なんせぼくがそうだ

【まいったな、とまだ背が見えている吟雪を呼びとめに行くべきか、それとも用件はヴェルチェリに任せるべきか少し迷う挙動で彼は続けた】

…子供っぽいし、生意気だし、背が低いし、近距離の殴り合いが得意だし、理性より本能で動き気味だし、女の子にセクハラするのが大好きな所がよく似てる
というのはノビタ君の意見だけど…実際ぼくも彼女はどうも赤の他人って感じがしない…まあ命にかかわる性的虐待派か恥も外聞もない公然猥褻派かって違いはあるけど
とにかく、その…"異端狩り"にぼくが健在だってことをちゃんと確認させておきたかったんだ、今こうしてぼくは無事なんだから問題はないはずなんだけど…
それでも定期的に連絡しなくちゃ、『ぼくは今こうして戦える状態にある、彼女もjusticeの一員として人々のために闘い続けている』、と伝言したい

【どうしよう、すぐ急いで吟雪を呼び戻すか?それとも…魔術協会に出入りしているかは知らないがヴェルチェリに頼んでみるか?】
【揺れ動く、今なら急げば彼女を追う事が出来るだろうか…とにかくなにやら"教会"に不安を持っているらしくできれば吟雪に伝えたいのかもしれない】

/では、最後にレス返しておきます…また明日
783 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga sage]:2011/01/04(火) 02:10:33.63 ID:nGkLvhAo
>>777>>780

ん、あいよ。

【シオンに頷きだけ返すとデコの砂利を払って】

祐司君、また会おうや。
頑張れよ正義の味方。

【ヘラリとした笑みを浮かべて、彼へのエールを送ると…シオンへついて歩きだし】


(…正義の味方と、英雄は似て非なるもんよなぁ)

【カッハッハと、帰路の途中で…笑うのだった】

/お疲れ様でした〜
/私も明日仕事ですのでこの辺で
784 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 02:19:20.62 ID:kCEJs.DO
//>>781ですが意識が持たないので今日はここで落ちたいと思います
今日はありがとうございました
785 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 02:19:21.80 ID:LufkeADO
>>781
【少年の動きを追って上空を見れば、今にも踏み付けんと少年が落下してくる】
【すぐにでも移動すればかわせる…が】
【攻撃のチャンスと言う物はこういう時にあるものだ、と賭に出る】

ビー・ガトリングっ!!
【右手に変化が起きる、見る見る内に右手首から先が薄茶色の何かに覆われ、蜂の巣のような形状を取る】
【その右手を空中の少年に向ける、まるで蜂の巣はガトリングのように穴が並んでいて、回転を始める】
【そして、蜂の巣に集まる火の魔翌力】

―――火蜂!
【燃える蜂のような形状の弾丸が大量に、正にガトリングマシンガンが如く少年に連射される】
【空中ならば回避行動は取れない筈、ならばそこが大きな隙だと、そう考えた】
786 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 02:20:15.99 ID:LufkeADO
>>784
/おっとそれは残念、乙でした
787 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 02:21:01.26 ID:SG06w2DO
>>780>>783

──!!
ありがとうございます!

【シオンの返事を聞くと同時に、勢い良く頭を下げた】
【そして二人が去っていくのを見送ったのだった】


【────】


(問題はここから……)

【二人が居なくなった後、彼は独り、笑みを浮かべていた】

//お疲れ様でしたー!
788 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 02:26:50.56 ID:MLsJtcAo
>>778-779

もう今年で27さ、若さのピークはとうの昔ってね
……だがまあ、君がそう言ってくれるなら俺は嬉しいよ

【飲む意志も無く、ほんのりと温かなコップを右手に取って】
【「ロマンチスト」という言葉に何処か気恥ずかしそうな笑を浮かべ――】
【一口、強く温度を感じる液体をその舌で小さく味わい】

【―――コト、と置けば、見せる表情は憂愁のそれ】

俺がやったことは悪いことだよ、それは紛れもない事実だ
以前の同時襲撃テロなんてのも昼の国も、人が死んだのもまた事実
それらにゴーサインを出したのは“金獅子”としての、ここに居るシェン・ロンドさ

……だから君は励ましちゃいけない。例え俺が頼んでもね?

【念押しとも、ダメ押しとも―――彼は自身の行動を否定しない】
【目の前の少女に対して許容するな、と強く言って】

………だが、そうだね。“金獅子”としちゃとても悪いことだよ
全てを支えていた柱を折られたんだ、問題が無いなんてわけ、ないからね

しかし一方で、捨てきれなかったシェン・ロンドにとってはとても良い事さ
亡くなったハズのモノを見つけた時、生まれて初めて「電流」が身体を走ったんだ

結果として言えば、機関・悪という自身の半存在を今は捨ててしまいたい気分かな
……少し、難しい話をしたかな

【最後のセリフは、何処か言い慣れたように――彼は、どこで言ったことが有るかも忘れているのだが】
【勿論この場に居る誰もそれを知らないし、分からないが、ただ「言い慣れている」――そう感じるだろう】
【また後の、少女の紅茶に対する反応には小さく笑って。】

君の感想を聞いたら、きっと彼女も喜ぶよ
「自分の取り柄はこれだけだ」なんて言うヤツだから、とてもね

/いえいえ気にしておりませぬよー、自分も遅いですからそちらも気になさらず

しかしコーヒーハウスか……君のような店員さんがいるのなら、大繁盛なんじゃないか?

【僅かに笑みを大きく、口角を上げて――手元のコップをくいと煽る】
【こちらは熱さを感じていないのか、慣れたのか。飲む速度は割と速い】
789 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 02:55:53.39 ID:6p3nVvIo
>>788

27ー……
双葉や店長より年上なんだ…
どーりで物腰が柔らか……っと、なんでもない

【温かいコップを両手で握ったまま、マジマジと見つめて】
【――周りの大人たち≠ニ、うっかり比較しそうになった。】
【ぶんぶんっ、と首を振って、誤魔化しの苦笑】

その行為を拒絶できるほど、良い子じゃないもん
何か、目的があったんだよね?
……あなたにとって、多少の犠牲は仕方ないことだった
私は、シェンの思惑を知らないから……、直接責めたりは出来ない

それに私は、頼まれたなら大抵の事はやっちゃうかな
例え、本人がいけない≠チて言っても、ね

【「だれにでも、って訳じゃないけど」と付け足して、紅茶をもう一口】
【熱い流れとともに、続く言葉を飲み込んで】

亡くなったハズのもの…?
……あ、違うよ!今のは難しくて分かんなかったからじゃなくて…、その…

……ええっと…、つまり、
機関員を続ける理由がなくなっちゃったってこと?

【小首を傾げて】
【彼のセリフに、なだめる様な感覚を受けたらしい】
【なにか、わーわー反発してる】

……えっ、……ぁ
そ、そんな、ことないよ? 働き出したばっかりだし、そんな……

…こ、紅茶いれたの、女の人なんだよね?
……ど、どういう関係なの?

【ボッ、と。あどけない表情に朱が差した】
【ストレートな褒め言葉にも、あんまり耐性は無いみたい】
【数秒、視線を彷徨わせた後】
【反撃! と言わんばかりに睨みつけて、質問を返す】
790 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 03:17:39.86 ID:MLsJtcAo
>>789

意外と見た目より歳食ってると自分じゃ思うんだがね
なんだかんだと身体は正直でね、若い時の無茶し過ぎはよろしくないらしい
その辺り、是非件の双葉少年にもお伝え願いたい所だけどね―――

【フッ、とした微笑が続くのは、目の前の少女が純粋にほほえましいものであったから】
【可笑しそうに目線を下げて魔法瓶を手に取り、コップの中身を補充して】

なら君は悪い子だね、……とても優しくて、実に悪い子だ

それと………目的は、あったさ
議員になったのも事件を起こしたのも、全てそのためだった
言ってしまえば世界の全ても自分の生命も捨てたって良かった

―――だけどそれは何故か目の前にあった、バカな話さ

【幾度目だろうか、コトリとテーブルの上に物を置く音は、人気のない公園内に低く響く】

 普通、世界の常識からして死人は生き返ったりしない。そういう事さ

そしてこっちもそういう事、今の俺に機関で生きて行くという道は……正直、選べない

だが決して恩義がないワケでもないんだ
例え一時でも俺に夢を見させてくれた、手段を与えてくれた機関には曲がりなりにも感謝してる
だから最後にもう一度、全て覚悟の上で――――それが、本当に最後になるよ

【少女の仕草に頷き返して、その全貌を白月の下へ】
【“覚悟の上”という言葉は勿論、死者が出ることのみでなく――自らの身命も賭すというそれを孕んでいて】

………おやおや、そうかい?
ならあと一ヶ月も経てば大忙し、なのかな?

はてさてどういう関係、と言われてもね………
君が考えるような答えじゃないさ、俺は割とそういうのには初心な人間でね
ただの上司と部下、支部長と副支部長ってだけのブラックなつながりさ

【どうだい、と言うかのようにサラサラと答えて見せて、紅茶を口に】
【福支部長ということはやはり機関員、そんな人物でも美味しいお茶は煎れられるらしい】
791 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 03:52:07.47 ID:6p3nVvIo
>>790

あっ、少年なんて言ったら双葉いじけちゃうよー
……今、入院中らしいから嫌でも安静にしてると思うけどね
リーダーなんだから、早く戻ってきてほしいな

……そうそう、伝言で思い出したけど
「会いたがってる人がいる」って話、ルシアに伝えといたよっ
なんだか、解決してたみたい。
…シェンにもありがと、って、言ってた気がする

【微笑の真意は分からないものの】
【穏やかな空気が流れていることを感じ取って、和やかな気分】
【話をワープさせながら、また、紅茶を一啜り。ちびちび】

【「優しくて、実に悪い子」と言われたとき】
【悪戯っぽく、はにかんで、曖昧に頷いた】
【自覚というよりも――、彼の言い方が好ましかったのだろう。嬉しそうな笑顔】

用意した対価を払う前に、願いが叶ってた。
私は、素敵なことだと思う。
……そんなに沢山のものを捨てて、ハッピーエンドになるわけ、ないもん。

ねぇ……、シェンが次にしたいことって
覚悟してまで、やるべきことなのかな

今まで掲げていた目標と同等に、重要なことなのかな
……シェンは今、幸せなんでしょ…?

【今までの話を総合して推察――、しかし】
【彼が幸せかどうかは、少女には分からない。】
【最後≠ニか覚悟≠ニか、カッコいいけれど。表情に浮かんでいるのは明確な不安で――】

そ、そういう、ことじゃなくてっ……
私なんか、いても、変わらないっていうか…

……初心…?
初めて出会った女の子を、バイクで連れまわすような人が、初心?

【コップを置いて、わたわた、否定していたものの】
【――彼の言葉に引っ掛かりを感じるや否や、突っ込みを入れた】
【澄ました様な調子に見える彼に対して、意地悪そうに質問してみる】
792 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 04:23:46.38 ID:MLsJtcAo
>>791

どうせいつものことさ、彼とは顔を合わせると直ぐに攻撃が飛んでくるしね

しかし入院か………初耳だな、病気か何か、かな?
立場から言えば戻ってくるのは好ましくないんだけどね
俺個人としては、出来るだけ早く起き上がって欲しいと思うよ

………そう、それは良かったよ、伝えてくれてありがとう
解決してたならそれでいいんだ、問題が無ければね

【なんとも、むず痒いものだな、と―――冷え込む寒さに彼は思う】
【ソレは些細で無為なことだが――先ず、件の彼女がそうであると分かれば、それでいい】

【勿論少女に対する先程のような言い方も、自分で言うのは慣れた物だったのだが】
【言葉に対して頷く、というのは少々彼にとっては驚きであって】

……そうだね、当時はどうして気付かなかったのか
全てが無くなって、その代わりに何かを手に入れたって虚しいだけだ
今はそれがハッキリと解る、けど――――

【コップを、その中に淡く輝く液体を僅かに揺らして視線を落とす】
【自らの考えを最終的に纏めて、篩にかけて】

―――男にはやるべき時が有る、ってね

……俺は今、多分幸せなんだろうと思う
だがそれを享受してもいいかと言えば、俺はそんな人間じゃない
恩を忘れて自分の幸せだけを掴みとるなんてマネは、きっと望まれない

俺はまだカノッサ機関の議員である金獅子、シェン・ロンドだ
動くからには機関のため、最後の全てもまた、初めて機関を「利用」でなく「報いる」ため
社会悪と罵られようが個人の恩義、返さず去る程俺は“出来て”ないんだ

………大丈夫さ、それが終わればまた、一緒にドライブでもお茶でもしようじゃないか

【くい、くい、くい―――大きな掌に収まるコップは、空になった】
【迷いという輝きは既に飲みほされて、退路という退路は全て自ら火を放った】

【それでもあくまで“自分”の話、目前の少女を安心させようと、にっ、と笑って見せて】

御冗談を、お嬢様。
君のような可愛い店員さんが居たら俺なら幾らでも通うさ

初心だとも、これでも所謂彼女なんてのは居たためしがない男でね
あの時はまだ君は子ど……いや、楽しませようと思ってしたことだからね

【これこそ冗談、と――――取るかは、自由】
【が、演技か事実かそう語る彼の様子はどちらかと言えば真面目――――さて】
793 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 05:07:03.15 ID:6p3nVvIo
>>792

12月頃にね、原因不明の病で入院して、今は面会謝絶。
ふふふ、ライバルか何かなのかな?
「俺個人としては、出来るだけ早く起き上がって欲しいと思うよ」……ね?
わかったー。元気になったら、伝えとくー。

どういたしましてっ
……会ったときは、問題無さそうだったけど
気になったら、直接会ってあげて

【「女の子の扱い、上手いでしょ?」と言おうとして、流石にやめた】
【――割と自分も手玉に取られてるのかもしれない】

……もう、損得じゃないんだね
シェンみたいな悪い人は、見たことないよ
考え方に、人の心が通ってるんだもん

頼まれてないから応援は、出来ないけどさ

代わりに、お茶とドライブ。……、付き合ってあげるっ
……だから、約束すっぽかしたら駄目だよ?

【きっと、内包する意味は、それだけで伝わる筈】
【最後に笑顔を向けて――、彼の行動に疑問を投げかけることは、もう無いだろう】
【立場上、止めなければいけなかったとしても――、組織の思想は行使しない】
【シェンの企みを、本人から直接聞いた。それだけで、彼に味方する理由は十二分】

え、えぇっとね…!
シェンならタダにしてあげないこともないから、幾ら来てくれてもお財布には……

……あっ、今なんか言った…!
「あの時」って…、アレから一年も経ってないし…!

……紫炎ちゃんって呼ぶぞ、このー

【お嬢様、懐かしい響き。なんとなく、照れくさい】
【飲み終えたカップに視線を落としながら、――公私混同発言。】

【赤くなった耳でも、子ども扱いする言葉は拾えるらしく、バッと顔を上げた】
【仕返しに、どこかで小耳に挟んだ呼び名を、口に出してみる】
【――そういえば、彼のバイクには紫色の炎がペイントしてあったな、と】
【聞こえたときは、思ったり、思わなかったり】

【それから雰囲気を感じ取って、「もう行くの?」、と声を掛けて】
794 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 05:41:08.48 ID:MLsJtcAo
>>793

そう、か………ん、まあライバルと言えるほど綺麗な関係でも無い、かな
自分でも知らないうちに、アイツには悪いことをしてたみたいでね
あー……、………、……いいさ、伝言は任せたよ、サージ

そうするよ、百聞は一見に如かずとも言うからね
なんだかんだと、結局は会って話すのが一番だろうし

【情報――機関のそれで、彼女の名だけであれば幾度か見もした】
【だがやはり、情報源がソレである故に残る不安が一抹、在る】

【今は他人を気にできる程の余裕はない、だからいずれ――――と】

残念ながら、男ってのはみんなそういう生き物なのさ
時たま損得なんかを一切忘れてしまうんだ、都合良く

俺は悪人、君も悪い子、だからお互いこれ以上の言い合いは無しだ

………ああ、約束するよサージ
“絶対”に飛び切りの場所にご招待しよう、嘘は吐かない

【キッパリと、いつの間にか疲れという影は消え去って、瞳の色は爛々と】
【時間で溶けた蝋の灯火を受けて煌くその色は、正しく力の黄金色】

…おや、本当かい?そりゃ実に嬉しいね
財布に優しいことよりも、君が煎れてくれればもっと嬉しいんだが

……おやおや、そこまで正確に覚えてくれているのかい?
そりゃ実に嬉―――ッ――し、くない、ね……そっちの名前は、ホラ、ねえ?

【そろそろ、ごそごそ、と――広げた荷物を少しずつ、片付けていたところだった】
【ピシリと音が聞こえるような、そちらの呼び方への反応は――どう取るかはこれまた自由】
【だが言うならば、拒絶ではなく恥じの反応、とだけ】

……これから少し準備をしないといけないからね
いずれあの、「風霊統主の城」にも出向いておこうと思ってるから

【キィ、キィ――右手の杖で自然と音を立てながら、彼は魔法瓶をしまい込む】
【やがて広げていたテーブルやイスも見事に畳んで荷台に積み、早朝の公園内にエンジンを響かせて】
【一度だけ、少女に手を振ってみせて――――それから、彼はまた何処へともなく鉄の塊を走らせた】

/と、こんな具合にてお疲れさまでしたー!
/レス遅延で朝までお付き合いさせてしまい、申し訳ないです
795 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 06:13:45.04 ID:6p3nVvIo
>>794

……むぅ
強いね、シェンは…
大丈夫。冗談だよ
誰かさんが気遣ってた程度に薄めて伝えるから

【彼の取った間はなんだったのか。予想外にも、そのまんま任せられ】
【調戯いのセリフが不発に終わって、人知れず歯噛みする少女でした】
【多分、度量の大きさで負けている】

……ふふっ、言質とったからね?
楽しみにしてるよ!

なんだか、元気も出たみたいで、よかった

【彼の双眸を眺めて、映りこむ灯火の明るさに目を細めて。楽しげに口元を緩めた】
【励ましてないけど、と意地っ張りなセリフが続く】

……そ、それはちょっと、勉強中だからっ!
シェンを満足させられるような煎れ方は、まだ…
…いっつも、あんな紅茶飲まれてたら…、ハードル高いもん

…………んぅ?あれれ?
シェンって、そういう反応もできるんだ? 良いこと知ったかも

【椅子から立ち上がりながら、否定】
【お世辞にも全力投球する辺り、まだまだ子供なのでした】

【――予想外に良好な反応を見て、彼の死角で小さくガッツポーズを作ってみたり】


え……、
アウェイってレベルじゃないから……気をつけてね?

【彼の言葉を聞いて、一瞬理解できず。後から目を丸くした】
【手を振られたことに気が付いて、慌てて右手を振りかえし――彼の乗る車を見送った】

/お疲れ様でしたー!
/いえいえ、こちらこそすみませんでした!楽しかったですよー!
796 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 18:02:47.28 ID:Kc9aU4Uo

――――――――――!!!!

【響く。鳴り響く。】
【耳を劈くような音が、響き渡る。】

【それと共に、街中の一角が光に呑み込まれた。】

―――― 『雲散霧消』 ――――

――…悪いわね、アンタが本気を出すのをのんびり待つ余裕なんて無いのよ。


【傍に立つ、“亜麻色の髪の少女”は溜め息を吐くと共に、その場に背を向ける。】
【―――…片手に持つ大剣から上がる白煙。これが彼女の仕業である事は疑いない。】
797 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 19:42:17.94 ID:X1kywt60
【風の国=\―――とある、山沿いの田舎町】
【広大な土地や、魔鉱の採掘地に近い事、更に町興しやらの理由も兼ねて、新式の魔力発電所≠ェ、目下のところ建造中】
【竣工より数年を経て、後少しで完成――――だからと言って、平常より特段賑わっているわけでもない其処で】
【大農場もかくや、と言った発電所の敷地を遠くに眺めながら、木陰に座りこむ影がひとつ】

………――アレが建つのに、貢献≠オたって、訳ね。
其の方が、都合はいいけど……。

【蒼く澄んでぱっちりと大きな双眸と、不釣り合いに鋭い眼つき、白い肌を備え、厚い革のブーツを履いた幼く見える少女】
【白に近いプラチナブロンドの長髪には、グロテスクなまでに写実的な土蜘蛛の髪飾りを装着している】
【眉毛の直ぐ上までを覆う帽子には、外周と頭頂部に、濃紺のワンピースコートには、首回りと下半身の裾に、白く手触りのよいファー】
【いずれも生地は厚手で、その下にもホットパンツやら何やらを履き込み、防寒体勢は完璧に整っている様子だ】

(…………『懐かしき我が家』、カタチ程度は、残っていても……って。)
(昨日の今日まで、何とも想っていなかったのに……変な話。)

【確かに、視線の向かう先は遠い】【――――眼に映る風景の色は、必要以上に、遠い】
【そんな彼女は、体育座りの上体を崩すと、中腰に立ち上がって】
【急激な開発の産物――――前時代的な街並みと、最先端の都市が混在し、遷移していく市井の中心を眺め、深いため息を零した】
798 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 19:43:19.87 ID:LufkeADO
【街中】
【人気の少ない、夜の通り】

…もうお正月も終わりかなあ…
【蝶が描かれたトレーナーにポケットの多いズボン、目にかかる黒髪に二本のアホ毛が触角の様に揺れる長身猫背で左目に眼帯を着けた青年が、静かに呟き歩いている】

今年も平和に過ごせ…へっくしゅん!
【大きなくしゃみが夜の通りに響いた】
799 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 19:46:54.26 ID:G2MU46SO
【廃墟―――】

しばらくは使えないなぁ・・、どうしたのかなぁ・・
【そこにいたのカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
【そして、少年の手には、もう一本―――巨大な刀が握られていて】
【だがその血のような紅黒い刀身は途中から無くなってしまって、全体にヒビが入ってしまっている】
800 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 19:47:06.30 ID:SG06w2DO
>>798

こんばんは
今日も冷えますね

【そんな青年に、のんびりとした口調で誰かが声をかけてきた】
【声の方向を向けば、そこにはローブを着た青年が居た】
【短く整った白い髪、色白の肌に、それらによって際立つ紅い瞳を持ち、目鼻立ちのはっきりした顔つきをしている】
【ローブは全身を覆う程の大きさで、色は黒】
【白、赤、黒と揃っている独特の容姿だ】

【さも知り合いのような口調だが、確実に初対面だ】
801 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 19:54:13.07 ID:LufkeADO
>>800
え?あ、ああ、そうですね
【くしゃみをした口と鼻を右手の袖で拭いながら、青年の言葉に答える】
【本当によく冷える、上着の一枚でも買おうかな】

【でもこの人は相変わらず―――?】
【―――あれ?】

【…誰だっけ、この人……?】
802 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 19:59:39.89 ID:8z/ge8.0
>>799

ゲシャハハハ!君ィ、その刀?どうしたんだい?
壊れているのかい?ゲシャハハハ!

【廃墟の石積みの上から奇妙な笑い声と共に男の声が聞こえる】
【ボサボサの髪に破れた黄土色のジャンパーと変色してしまった紺のズボンを着ており】
【片手にゴミがパンパンに詰まった中身が見えない黒いゴミ袋を持っている】
【青白い顔をしており、まるで生きている人間のようには見えない】
803 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 20:01:41.25 ID:SG06w2DO
>>801

この時期は冷える一方ですから、ローブなりコートなり無いと辛いですね

【内心で困惑している青年を差し置いて、彼はニコニコしながら普通に喋っている】
【どう考えても初対面にしてはおかしい──が実際には初対面なのである】
804 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 20:03:25.59 ID:6p3nVvIo
>>797

【歩調に合わせて擦れる金属の連環が、大気を揺らめかせ、しゃらん】
【奏でられるのは、彼女だけの行進曲】

やっぱりこの国は風が気持ちいいねー
こんばんわ、キョーコ

【やぁやぁ、と右手を上げながら、明るく声を掛けるのは、焦げ茶ローブを着た少女】
【赤いカチューシャの乗っかる栗色のセミロングヘア】
【両足首には青銅の足環を付けている】
【腰に帯びる、長剣と短剣が各一本】

ん。溜息なんかついちゃって
……街に何かあるのかな?

【立ったまま、樹木に右肩を寄せた。べつに歩き疲れた風ではないけれど。】
【彼女の視線を辿って、現在進行形で発展していく街並みと、魔力発電所≠眺め】
【――事情を知らない彼女は、首を捻るばかり】
805 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 20:07:41.36 ID:G2MU46SO
>>802
え?えぇまぁ・・――――・・・って誰ですか?!
【そう言いそちら側へ振り向く】
806 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 20:09:43.74 ID:LufkeADO
>>803
え、えぇ…はい、そうですね
【会話に応じるが、何処か焦ったようで不自然】
【それもその筈、現在脳内フル回転で思考を巡らしている】

【あれ、この人誰だっけ?そもそも知り合いだっけ?】
【いやでもこんな風に話すんだから知り合いだよね、いやでも】
【ああどうしよう知り合いに名前聞くなんて失礼だ、がんばれ!頑張れ俺!頑張って名前思い出せ!】

【ああ、無理だ思い出せない】
【冷や汗がタラリ、頬を伝った】
807 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 20:11:47.77 ID:8z/ge8.0
>>805

誰であろうと些細な問題ではない。ゲシャハハハ!
まぁ、しいて言うならば、俺はダストと言う名で教えておいてやろう。ゲシャハハハ!

【笑い声を上げながら、スッと少年の近くへ降りた】
【そして、少年の持つヒビの入った刀を指差し】

その刀、壊れているなら―ゴミと言うならば俺がもらってやろう。

【ニヤリと笑みを浮かべて言った】
808 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 20:18:29.26 ID:LufkeADO
>>803
/すいません、飯食ってきます
809 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 20:19:21.05 ID:SG06w2DO
>>806

どうやら薄着のようですし、このままでは風邪を引いてしまいます
何か上着を購入なさっては如何でしょうか?

【ニコニコ】
【まるで不自然さに気付いていないように話を続けている】
【彼には逆に不自然さが無い。強いて言うなら青年の記憶の中に居ないことぐらいだろうか】

おや、どうしました?

【冷や汗には気付いたのか、笑顔はそのままに尋ねてきた】
【ここで名前や誰かを聞いてしまうのか? それとも踏張るのか?】
【アイ○ルのCMが脳内で流れそうだ】
810 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 20:20:41.13 ID:G2MU46SO
>>807
ダスト・・・さん?
【少年はそう男の名を返す】

駄目ですっ!これは大切な物だし、何よりこの刀は僕の能力ですからあげる事はできません!!
【少年はそう指さされた刀を背中の後ろへ回し】
【譲れないとアピールする】
811 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 20:30:44.30 ID:8z/ge8.0
>>810

ダストさんだなんて、さんなんかつけんじゃねぇ。
それじゃまるで俺が人並みみたいじゃねぇか。

【馬鹿にした感じにフッと肩を上げる】

ダスト、もしくはゴミやろうだとか、ゴミクズでも可だ。
ゲシャハハハ!!!

【大きな声で笑いながら、普通は人に対して呼ばないようなあだ名を求める男】

なんだぁ?いいじゃねぇか別に。
能力だ―といっても、そいつはどう見ても壊れちまってる。
どうせ能力すら発揮できなくなった、ただのゴミクズなんじゃねぇのか?
俺はゴミクズだと思うね。
君もゴミだと思っているんだろ?心のどこかで。

【手の平を上にした状態で、刀を指差した。いわゆるかっこつけた指の指し方である】

ゴミはゴミへ。同じゴミの元へ集めるのが良いと思うけどなぁ。俺は。ゲシャハハハ!!!

【奇妙な声で高らかに笑い、少年を煽る】
812 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 20:30:49.47 ID:G2MU46SO
>>810
/ダストの人、絡み初めたばかりですいませんが。少し緊急で用事が出来ましたので
/一時間程落ちます。本当に申し訳ありません、
813 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 20:32:32.40 ID:8z/ge8.0
>>812
/了解です。用事頑張ってください!
814 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 20:43:38.36 ID:X1kywt60
>>804

【この金属質の響きから予測される人物は、おおよそ二名に絞られる】
【どちらだったとしても、今の彼女≠ノとって、大きな意味を持つ存在であろうが】
【――――それ故に、キョーコは、躊躇いがちに眼を伏せて、猶予を求める様に、ゆったりと振り返った】

…………こ、こんばんは。
……サージ、ちゃん。

【真っ先に眼に飛び込んだのは――――外観としては、両者の明確な違いであろう、眸底=z
【灯った明るい光と、清澄な水色を眼にした御蔭で、ぎこちないながら、確信的にその名前を呼び返す事に成功した】
【隣に誰かが居る事の安心感からか、再度立ち姿を崩して、真っすぐ脚を伸ばしながら、体重の半ばを、背から樹に委ねて】
【『識別』の為に眼を合わせた後は、何処か直視を避けている様で――――サージと一緒に、見詰めるのは彼方】

………何も無いから嘆息、って所…かしら。
昔は、この辺りに棲んでいたのだけど……家も皆も、居なくなっちゃって。

【想わぬ遭遇によって、胸郭の内を跳ね回りそうな心ノ臓を御すべく、紡ぐ言葉はこれまたスローペース】
【懐かしむ様な、自嘲する様な、複雑な色を呈した微笑を浮かべて、指で示したのは、発電所の敷地にある、一角】
【――――向いている方向は斜め前方だが、何処か後ろを向いている@lな、そんな様子】

【精神的なコンディションの善し悪しは兎も角として―――現状のキョーコからは、怪物的な狂気は見てとれない】
【リーズから話を聞いていたとすれば、或いはそうで無くても、聖輪の証言からは、些かばかり剥離した様子】
【尤も、『状態が回復した』と言うには、如何にも不安定な姿を見せている、が】

/ただいま帰還しましたー! 宜しくお願いしますね。
815 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 20:56:28.47 ID:LTs1C0Yo
>>782

(似ている………?)
(………酷い自画自賛……此処まで来ると驚愕に値する)
(いや………『同一視』の変形?)

………気にして居れば限が無い

【ヴェルチェリの目からすれば、共通点は精々が間合いだけ】
【それを置く目も無く似てると言い切れる部分は、それなりに評価するのかも知れないが】
【普段から全く動かない表情にすら、やや呆れは見える】

【その呆れ顔は、話題が進めば更に困惑を交えて深まった】
【何せ、『何故自分達なのか』がさっぱり理解出来ない頼みごとだからだ】

……………異端狩り≠ノ知り合いは居ない、教会≠ニの交友は少ない
伝言を依頼するならば、明らかに人選ミスと思われる

………自分の足で出向けば良いだけ、だと思う。その方が確実に早い
少なくとも私や彼女に持ちかける話では無い筈………違う?

【六王教団と教会≠ニ、敵対する理由は無いが不必要に親しくする意味もない】
【仕事の関係で顔を合わせる事なら有るかも知れないが、それでも接触は多くない】
【個人的な接触も無い以上、異端狩り≠ヨの伝言は、ヴェルチェリに依頼しても効率が悪いだろう】
【偶然に接触して伝える事を期待するより、己の足で向かう方が早い筈だ】

【そして、吟雪の方に至っては】
【話を持ちかけた人間がどれだけ親しかろうと、この依頼には難色を示すだろう】
【頷かせる事が出来る人間は、おそらく世界に二人だけ。それも、かなり渋ってからになる】
【もう、公園の出口にまでさしかかり、一度も振り返らず。吟雪は、去って行こうとしている】

………そして何より、重要性が理解出来ない
貴方の名前を異端狩り≠ノ知らせた所で、それが何かに影響を及ぼすと?
その関連性を聞かない事には………彼女の機嫌を不用意に損ねる行動は、避けたい
あまり、良い結果にならない事は明白だから

【「大事な用」と言うならばその大事さを示せ、と】
【話に気乗りしていないのは、平坦な声でも伝わる筈だ】
816 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 20:58:36.77 ID:LufkeADO
>>809
は、はい、いやその俺も調度そうしよーかなーと思ったり…思わなかったり…
【「はは、は」と渇いた笑いが口から漏れる】
【内心冷や汗だらだら、神様助けてと叫びたい】

い、いやなんでもありません!はい!
【尋ねられてギクッとアホ毛が跳ね上がり、それでも首をぶんぶん振って】
【ライフカード!ライフカードは何処だ!?】

/ただいまっす
817 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 21:04:21.83 ID:6p3nVvIo
>>814

『ちゃん』は、無し。
キョーコちゃんって呼ぶよ?

(……うん、聖輪から聞いてた様子とは、少し違うみたい
 前に会ったときとも、ちょっと違うし…)

…大丈夫?
何か、あったの?

【視線の交錯を避けられた様に感じて、やや心配そうに声を掛けた】
【――サージの記憶の中の彼女であれば、もう少し強気な反応を】
【聖輪から聞いた状態ならば、キョーコから踏み込んでくるんじゃないかな、と】

【ちなみに、「ちゃん」付けは頑なに拒む。前半のいじけた様な口調からも、見て取れる】
【外見年齢は同じくらい。とはいえ、割と年の離れている彼女からすれば】
【背伸びをしたがる子供のような印象を受けたかもしれない】


【彼女と同じ気に寄りかかったまま、誘われるように、示唆される方向を眺めて】

……立ち退き?
あの建物を建てるために、かな

……、キョーコの故郷って、此処だったんだね

【いたって普通の推測をすると、意外そうにぽつり】
【――誰かの住んでいた町に訪れた、というのは、意外にも初めての体験で】
【そう考えると、視界に映る町並みも少しだけ変わって見えた】

【「小さい頃は、この辺で遊んでたの?」と 他愛も無い質問を投げかけて】


/おかえりなさいです!
/しかしごめんなさい、こちらがご飯に…!たべてきます!
818 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 21:07:10.02 ID:SG06w2DO
>>816

それがいいですね
よろしければいい服屋を知っていますのでご紹介しましょうか?

【まだ続く服の話題】
【しかも何とも受け取りがたい厚意】
【きっと青年はどんどん追い詰められているのだろう】

ならいいのですが……

【と、心配そうに声のトーンを落とす】
【自分が原因とは全く思っていないようだ】
【ライフカードは期限切れです!】

//おかえりっすー
819 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 21:25:19.01 ID:X1kywt60
>>817

………嗚呼っ、そうね。
サージ、サージ……よし、しっくり来た。

【彼女の場合、この世界における年齢の曖昧さを知っているが故に、外見の差を無視して、相手には対等以上に出ようとするのだが】
【サージに対しては、尊敬はたまた別の理由か、予測通りと言うべきか、上からの目線を向けられない様で】
【少し取り乱した素振りで白い息を吐くと、何度かその名前を復唱】【自分でも、何故『ちゃん』が定着したのか、判らない】

……厭になるくらい、色々と在ったわ。
沢山の知り合いに、迷惑を……これからも、掛けるかもしれないけど。

それで………大体、そんな所じゃないかしら?
実際に無くなる所は、18で安アパート借りて、首都の大学に往ったせいで、見ても無いけど。

【自分から聞いてくれ≠ニは言い出せないのか、今日の会話の中では、早口気味に言葉を運んで】
【台詞をぼやかした儘に、返答を求めようとはせず、次の話題への移行を試みた】

【故郷について語る姿は、一見すれば日頃と同じよう、半ば意識してではあるが、淡々としているけど】
【山が、街が、電流迸るであろう鉄の庭が塞ぐ地平線の向こうを見る瞳は、隠し切れぬ寂寥の念を帯びている】
【『故郷』、『大学』、『仰ぐ星空』――――忘れていた懐古と未練を誘う、幾つものコトバ達】

………うん、小さかった頃は。
背が全然伸びなくなるまで、だから……9つだか、10だか、其処ぐらいまで。

……もっと、聞くかしら?

【約束の人=\―――彼女に、自分の事を隠し通すべきか、もっと知って貰うべきか】
【キョーコの中で、選択肢に擬せられた相反する欲求が渦を巻いて、漸次その思考を迷わせたが】
【意を決したか……――他愛の無い質問に、ぶぅん、と重く頷き、自らの過去を、言葉で掘り進み始める】
【問われなければ答えなかろうが、問われれば答える――――覚悟はできたが、裏にあるのは、わざと切り上げた話を、忘れさせたい気持ち】
820 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 21:26:42.39 ID:LufkeADO
>>818
はっ、はい!?服屋ですか!いいですね!
ぜ、是非お願いします!
【条件反射、慌てていたのもあってかついYESと答えてしまう】
【しかしよく考えれば、お願いせずにうやむやにしたまま別れた方が自分の気が楽だったと気が付くのはまた後のお話】

あ、はは…は…
【この状況…何に例えられようか】
【例えばここが戦場で、周りは敵に囲まれている中、自分だけ装備を忘れて普段着で来てしまったかのような、そんな感じのピンチ】

/すいません、遅れました
821 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 21:29:43.93 ID:X1kywt60
/ギャー、>>819の『漸次』は『暫時』に修正を!
/そして追記、いってらっしゃいませ!
822 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 21:37:12.09 ID:SG06w2DO
>>820

ではでは行きましょうか

【相変わらずニコニコしたまま服屋があるであろう方向を指差し、歩き始めようとする】
【青年に訪れる……!】
【気まずさ……不安……申し訳なさ……!】
【圧倒的ピンチが……!!】
【だが、そんな殺伐とした青年に、鋼の救世主】
【数歩進んでから彼はくるっと振り返ってこう言った】

そういえばお名前は何と言うんですか?
僕は灰羽祐司と申します

【────────】


//大丈夫ですよー
823 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 21:40:25.13 ID:wQC8kTMo
【路地裏】
【銃声と男の断末魔が響く】

久々の出番が来たってのに...

【黒髪、ボタン全開学ランの青年は持っている拳銃を袖の中に戻しながら言う】

中の人はもっといいシュチュエーション考えられないのか?....なんかこう...そこの路地を通ったら食パンくわえた女の子とぶつかるとか!

【思いっきりガッツポーズして言うが】

やっぱり自分で言って虚しい...

【そのまま負のオーラを放ちながら路地裏から出ようとする】
824 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 21:44:50.67 ID:LufkeADO
>>822
【―――――!!?】

【雷が落ちた、いや本当に落ちた訳ではないが】
【今、彼は何と言った?「お名前は?」あれ?待って、知り合いじゃなかったの?】
【知り合い…いや、知り合いだったらあんな風に名前を聞く筈が無い、という事は…】

…初対…面……!?
【他人に初対面と聞くのも何だかおかしいが、思わず震える唇がそう言って】
【チーンと仏壇のアレのような音が頭の中で鳴り響いて、糸が切れたかのようにうなだれた】
825 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 21:47:33.95 ID:840FWrko
>>823
【路地裏を歩く一人の青年】
【逆立てた短い茶髪に木くずした学ランが特徴的だ】
【顔はそれ程整っては居ないが、愛嬌のある顔立ちをしている】
【腰には仕込杖が差されており、ベルトポーチが巻かれている】

……さってー、事件、かね。

【そう小さく呟くと、路地裏から出る青年の進路を塞ぐ様に現れた】

よう、いい夜だな。

【にこやかな笑みを浮かべ、話しかける】
【警戒心を抱かせないためだ】
826 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 21:48:24.63 ID:840FWrko
>>823
//うぐあー!早速ご飯落ちに鳴っちまいました!すぐ食ってくるのです!
827 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 21:53:43.50 ID:6p3nVvIo
>>819

【なんの修飾も無い「サージ」という響きに、満足げに頷いて、間延びした笑声】

……そうだったんだ。
あ、迷惑を掛けるのは、みんな、おなじだよ
私だって、いっぱい迷惑掛けて生きてるし

でもそれって、支えあってることの裏返して――

【どこか、ぼやかされた、抽象的な彼女の返答に、月並みな言葉を返して】
【――その無為さに気がついて、言葉を切った】
【「18」「大学」という言葉に、僅かに驚いたものの、実年齢を問うという、失礼なことはせず】
【次の話題への移行は、叶うだろう】

そっか、あなたは…
能力が発現してから成長が遅くなったんだっけ…?

……ん。話してくれるなら、お願いしようかな。
キョーコのこと、もっと知りたいし…

…離れていた時間を、埋めるためにも

【木陰に座り込むと、両足を前に投げ出した】
【ぱた、と樹木に背中をつけて、丁度彼女の左隣の位置】
【ここならば、無理に顔をつき合せる必要も無い】
【樹幹ごしに、彼女の体温を感じるように瞼を降ろして】
【飾り気のない両手は地面の上。コントラストが生まれて、繊細な白さが映える】


/ただいまもどりました!
828 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 21:57:17.38 ID:SG06w2DO
>>824

あれ? どうしました?

【青年の落胆、苦悩、困惑その他を知ってか知らずか、きょとんとした表情で──】
【いや、ニコニコしている。どこか憎い笑みを浮かべている】
【こいつ、もしや────!?】
829 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 21:58:27.72 ID:G2MU46SO
>>811
人が苦労してやっと手に入れた能力をゴミなんて言い方辞めてくださいっ!
【男の余りの言い様に】
【流石に少年の声が少し上がる】

現に今、こうして、能力で刀を出しているっ!
能力が使えなくなった訳じゃないッ!!
だから貴方に渡す事は出来ないですッ!!

/ただいま戻りました
830 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 22:04:41.76 ID:1VOXKvoo
>>815
【腕を組んで、仮面の顔がじーっとヴェルチェリを見て呟く】

…予想してなかったわけじゃないけど嫌そうな顔だね、まるでぼくに似てるのがとんでもない侮辱とでもいいたげじゃないの
でも、彼女の事をそうとう気に入ってるというのはわかる…ぼくのような奴と一緒にしてほしくないって思うくらいには

【頭をかいてどういえばいいか?少し悩んでいる…何をそんなに悩む必要があるのか?】
【その事を迂闊に漏らす事が…何か不利になるような事なのだろうか】

…まさか直接出向いてすらいない出不精だとでも?
先ほども言ったけど一気に連絡が無くなったどころか…むしろぼくを避けてるのかってくらい接触できないって
"教会"のテレサちゃんのいる支部に直接出向いたけど取り合ってくれない…『信頼』を裏切らない限りはいつも味方だって言ってたのに

【ため息をつきながら彼は懐から携帯電話とUSBメモリを取り出して差し込むと…『beetle』と電子音声をその場に響かせる】
【すると、携帯電話はかぶと虫の形に変形してその場に浮かび始めると…ビューン!と天高く登って行ってしまう】

…吟雪ちゃんに持ちかけたのは…これはシオンちゃんの話題だからさ、もうすでに知っているかもしれないけど
彼女たち深い仲だからね…あと武美さんも…多分今後の一生を助け合って生きて行くのだろうと思うくらいには
だから今後も彼女を守ってほしい、今以上に強くなってほしいとか言うつもりだったけど…鍛練を積んでいたからそっちは問題なかったのかも…

【ヴェルチェリさんについては…この場で急に巻き込んで申し訳ないと補足するとぺこり、と頭を下げる】
【そして少し咳払いすると…間を開けてぽつりと呟く】

そうして彼女を守っていけるほどの強さを…できればテレサちゃんたちに教えて、証明してほしかったんだ、みんなが本当にぼくを見離してしまっているならなおの事
ただシオンちゃんがあんなにも好いている人に彼女の不利な事を本当に言ってしまっていいのか?本人が知られたくない事だったらどうしようと…決断できなかった

…とはいえ不用意に機嫌を損ねて大事な事を伝えられないのはぼくだってまずい…そうだね、一度ワンクッション置こう、まだ命取りな事態には遠い
今なら何事もなかったかのように済ませられそうだから…じゃあまず言う前に君たちから教えてほしい、シオンちゃんの事どのくらい知ってる?あなたも、吟雪ちゃんも

【何か、シオンに不利な過去があるのか、多かれ少なかれ人間誰しもそれくらい持ってそうな物なのだが…この辺りは異端狩りの話題をした時点ですでに意味のない気もするが】
【ドラは忠告を聞いてワンクッション置くという決断を取ったようだ、そしてこの質問で吟雪の現状を確認しておきたいのだろうか】
831 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 22:04:50.64 ID:8z/ge8.0
>>829

なんだ?その刀自体おまえの能力で作り出したと言うのか?
能力を刀に付加するわけではないのかぁ?

【目を大きく開き、驚いた表情をする】
【と、すぐにアゴに手をあてふーんと言いながらニヤニヤし始めた】

おもしろい能力じゃねぇかぁ。ゲシャハハハ!!!
だが、ゆえに疑問が思う!
刀を能力で出せるなら一つくらい良いのではないのか?
ましてや、なぜその壊れた刀を出している?ここで戦闘でもしたのか?ゲシャハハハ。

【ニヤニヤと薄気味悪い笑みを浮かべ、目を細めながら問う男】

/おかえりなさいませー!
832 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 22:05:56.11 ID:LufkeADO
>>828
【燃え尽きたよ…真っ白にな…】
【脳内キャパシティを超えた高速思考により色々なんやかんやあって燃え尽きた】

…蟲舶です
……名前…羽民蟲舶(はたみこはく)です…
【最早突っ込む気すら起きない、突っ込みキャラにあるまじき事態】
【俯いたまま、しずかに名前を言った】
833 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 22:12:27.86 ID:840FWrko
>>823
【路地裏を歩く一人の青年】
【逆立てた短い茶髪に木くずした学ランが特徴的だ】
【顔はそれ程整っては居ないが、愛嬌のある顔立ちをしている】
【腰には仕込杖が差されており、ベルトポーチが巻かれている】

……さってー、事件、かね。

【そう小さく呟くと、路地裏から出る青年の進路を塞ぐ様に現れた】

よう、いい夜だな。

【にこやかな笑みを浮かべ、話しかける】
【警戒心を抱かせないためだ】

//絡んでいいですか?
834 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 22:17:16.73 ID:X1kywt60
>>827

……支えてなんか、いな……っ…。

【パブロフの犬≠謔しく、反射的に言葉を返してしまった】
【自分自身の意思を無に帰した事は当然阿呆らしいと思うが、それ以上に胸が痛むのは】
【サージの折角の配慮を自らの口で噛み千切ってしまった事】
【後ろに曲げた首、後頭部が木に直撃――――浸み出す様に、鼻筋に浮かぶ、汗の珠がひとつ】

………ええ。これでも、21歳なのよ。
私の場合、能力と呼んでいいのか……判らない、けれど。

【離れていた時間を、埋めるためにも=\―――その言葉に、燃え盛る様な朱が差す頬】
【『怪物』と化していた時期、リーズからさらりと聞かされた話は承知しているが、考えるほどに、白い肌は鮮やかに染まる】
【其れでも、どこぞのブブゼラ女の様に、会話に支障を来すと言った事は無いし、分別も在るだろうが】
【或いは――――甘ったるい思考に脳を蕩けさすには、些かばかり、状況が『重い』と言うのも、在る筈】
【本人としては、『明かしていない』心算の自らの能力を想って、零れ落ちる生温い慨嘆】

……異変に気付いたのは、11年前の、冬。
育ち盛りだと言うのに、気持ち悪い位背の伸び方が緩やかで…。
………――恐くて触れもしなかった蜘蛛≠フ背中に、人の顔が見える様になったの。

【だらり、と総身の力を抜きながら、キョーコ自身の両手は、自分自身の腹部に宛がって、寒そうに】
【吹き抜けるのは、他国には無い程に澄み切ってはいるが、矢張り冷たさを孕んだ、山から吹き下ろしてくる風】
【昔語りにしては平板な声が、髪にしがみ付いた精巧なタランチュラが、その風に、ふわりと揺れ動く】
835 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 22:17:19.96 ID:SG06w2DO
>>832

羽民蟲舶さん、ですね
何とお呼びしましょうか?

【ニコニコニコニコ】
【最早笑顔がうざい】

で、服屋はどうしましょうか

【わざわざどうするか聞くあたり、矢張り確信犯だったらしい】
【悪びれた様子は全く無いが】

//次ちょっと遅れますー
836 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 22:18:42.47 ID:G2MU46SO
>>831
何本もそんなボンボンと出せる物ではないんですって!

これは・・・ここじゃないですけど、街中で戦闘になって相手の技受け止めようとしたらこうなって、以来いくら解除・再発動しても何故か直らないでこのままなんです。
【と、そういう事らしい】
837 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 22:20:32.71 ID:LTs1C0Yo
>>830

………総じて。今回の会話について、総じて意見を述べさせてもらう

貴方は、会話の為の最低限の前提を、私と共有していない
その為、貴方の口にする内容には、私が知らない固有名詞が多数出て来る
そして貴方は、自分が理解している事は省略して話をする癖が有る用に思える
結果として貴方の話は、私は半分も理解出来ていないのでは無いか、と考える

多数出て来る固有名詞について、最低限知らなければならない要綱の提示
然る後に因果関係を明確にして整頓してくれれば、理解は出来るかも知れないけれど
自分の中で完結している話題も、私の中では始まってすら居ない

【小難しい言葉を並び立てては居るが、端的に言えば「分からないから説明を詳しく」という所か】
【内容が理解出来ていない為、不用意な解答は避けている。だから、答えがはっきりしないが】

……「信頼を裏切らない限り味方」というなら、貴方が信頼を裏切る行為をしたとは考えない?
ついでに、此処までの内容から邪推した結果、それに基づいて言わせてもらうと

【懐に入れたままの手が、軽くだが握り込まれ】
【音を消す事も出来ただろうが寧ろ普段よりはっきりと、『ジャキン』と金属音を二つ鳴らす】

……異端狩り≠ェ彼女達に手を出すというのなら、先手を打つ。暗殺は得意分野
彼女達は、立ち向かうべき相手がいる。今、余計な敵を増やすというのなら……
カノッサの暗殺技術破壊技術の粋と教団の物資人脈、全て私的に利用する用意が有る

………ここまでを踏まえてもらった上で、解答する
私は、深くは聞いていない。だから、彼女が知っているかも知らない
そして私は、それを私が聞いて良いのかも知らないし、貴方が口にして良いのかも知らない
それを口に出してどの様な結果になるかも、知らないし見当が付かない
但し私は、広がっては不味いと判断した情報を隠蔽する手段も幾つか考えつく

【知らない事が多すぎて、予測もかなりあやふや。それでも何となく辿り着くのは】
【こういう時に転がり込むのはまず確実に面倒事だ、という経験則】
838 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 22:25:28.64 ID:8z/ge8.0
>>836

なんだぁ・・・・・・それじゃぁ結局・・・・・・

【少年を見下したような目をし】

ゴミじゃないか―

【小さく呟いた】

君ィのその刀も―力も―!!
ゲシャハハハハ!!!!ゲシャハハハハハ!!!!!

【夜の廃墟に響き渡るほど大きな声で―少年を見下しながら笑った】

きっとそれはこの世の啓示!
人間が思い上がった力を手にし、思い上がった事をしたものへの罰なのさぁ!!!
ゲシャハハハハ!!!!

【一言一句、迷わず少年が傷付きそうな言葉をわざわざ言う男】
【男の瞳から見えるのは悦の表情】
【少年を弄ってただ楽しんでいるのであった】
839 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 22:25:28.72 ID:wQC8kTMo
>>833
【いきなり現れた青年に驚き一歩引く】

誰だ?....あいにく俺はこれから昼頃までゆっくりお休みしようと思ってるんでね...どいてくれないか?

【青年は袖に仕込んでいる拳銃をいつでも出せるように警戒しながら相手を見据える】

/いいですよ〜>>826さんが気になりますが
840 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 22:27:17.29 ID:VkouVwSO
【とある神社にて】
【三が日も当に過ぎ、人でごった返していた境内にも、既に人通りは絶えて久しく】
【――――しん、と。水を打ったような静寂が満ちている。と、其処に】

……見回りやら何やらで、手前が詣でる暇もなし、か。正月早々、忙しかった。
そこまで信心深い方でも無いし、取り立てて文句を言う程のコトじゃないけれど――――。

(此処にも神様ってのが居るんなら、あんまり良くは思わないんだろうかな。)

【からん、ころん。耳に心地よい下駄の音。漆塗りの黒に、朱の鼻緒。】
【晴れの日と言うには些か日を外しているが、白地に桜の振り袖を着て。月明かりの中、石段を上る影】

【白皙。肩ほどで無造作に切られた、黒に程近い夜空のような濃藍の髪】
【造り物めいた線の細い容貌は、仏頂面に。墨色の双眸だけが、眠たげに細められている】

(神社仏閣に刀を持ち込むのも、如何なものだけれど――身に寸鉄も帯びず、って訳にも行かないし、な)

――――随分と無粋だけれど、性分だ。どうか咎めてくれるなよ……っと。

【腰には、短刀が一振り差してあり。彼女は鳥居の前で気不味そうに其れを見遣って】
【暫くの逡巡の後、凛とした声音で告げると。鳥居の端を潜り、少し遅れの初詣、と洒落込むのだった】
841 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 22:28:44.27 ID:LufkeADO
>>835
…普通ならなんでもいいです…
【最早そんな元気もない、げんなりとしたまま答える】

…服屋は…折角なので行きます
【確信犯だったのかい、と思ったがそれすら突っ込む元気もない】
【まあ、多分暫くしたら回復する】
842 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 22:30:03.94 ID:840FWrko
>>839
【一歩引くのを逃さないようにこっちも一歩踏み出す】

いんや、其れは無理ってもんだね。

【腰の仕込杖に左手をやりつつ口を開く】

さっき、人殺してたろ?
みすみす見逃すわけにもいかねーだろうよ。
つーワケで大人しくお縄に付いてくれんかね。

//あ、それ自分ですんで、おkです。返信来なかったので、見落としてるかな?と思ってもういっかい書いただけで澄んで。大丈夫です。
843 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 22:36:55.94 ID:G2MU46SO
>>838
――――・・・・うぅ。
【少年も小さく】
【口からそんな声を漏らす】
【よく見たら既に涙目です。】
【めちゃくちゃ繊細だった】

うぅ・・・ゴミ・・・じゃないもん・・・
844 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 22:37:25.36 ID:y54aDWA0
>>785

【空中にいる少年に放たれる攻撃】
【空中では身動きが取れず攻撃はまっすぐに向かっていく】
【このまま喰らったらさすがにやばいだろう】
【しかし少年は軽いため息をつく】

やはりこの程度か…
ガッカリだ…

【少年は不可解な言葉を呟いたあと、体の表面に薄く黒い魔翌力のようなものが発生する】
【だがどこかか魔翌力とは違う何かをそこから感じる】
【と次の瞬間】
【眼帯の少年の攻撃が完璧にもう一人の少年を捕らえ、辺りに煙が吹き荒れる】
【かなりの威力だ】
【そして一つの影が煙の中から真っ逆さまに地面に落ちる】

ほう、思ったよりは喰らった

が、やはりこの程度

【地面に落ちた影はまぎれもなく少年】
【しかし少年は軽く服に汚れや傷があるぐらいそれ以外は先ほどと変わらない】
【変わった所と言えば体の表面が軽く黒色に光っている】

//いますか?
845 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 22:39:24.79 ID:wQC8kTMo
>>842
悪いな、こっちは金もらってやってんだ、ビジネスだよ。縄につくつもりはないな

【青年はくるっと後ろを向いて帰ろうとする】
【犯罪を犯したという意識は見られない】

/なるほど、把握しました
846 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 22:42:50.50 ID:840FWrko
>>845
そう言われて諦めるわけにもいかねーのさ。
悪いが、気絶させてもらうぞ。

【仕込杖を抜き、刃を返して峰で構え、相手の方へ駆ける】
【狙いは足下への足払い。極力深刻なダメージを与えないようにしている】
【剣を振る動きは少々素人臭いがある程度の練習はしているのか結構速い】
847 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 22:50:09.23 ID:8z/ge8.0
>>843

ゲシャハハハ!ゲシャハハハ!!
繊細だなぁ!オイ!
ナイーブだなぁ!!オイィ!!!
ゲシャーハッハッハッ!!!

【少年の涙目を見たことにより、ますます苛めたくなった男】

ゴミじゃないというなら、ゲシャハハハ!
俺の同胞にしてやろう、ゲシャハハハ!!

【そう言うと、持っていたゴミ袋からゴミをひとつかみ取り出した】
【すると、そのゴミは細く長い先端の尖った棒―つまり槍状のものに変わった】

そう、本当のゴミにな。

【肩を上げ、槍状のゴミを投げるようなポーズをとり】

槍っぽいが、刺さりはしねぇ。なんせゴミだしな。だが―

痛いですむと思うなよ?ゲシャハハハ!!!

【槍状のゴミを振りかぶり、少年に向かって投げようとした】
848 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 22:50:37.81 ID:SG06w2DO
>>841

そんなに落ち込まないでくださいよ
きっといいことありますよ

【さも他人事のように言う。一体誰が元凶なのか】

それじゃあ行きましょうか

【一言かけてから歩きだした】

//ただいまです
849 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 22:51:05.51 ID:wQC8kTMo
>>846
くっ!

【足払いをくらい地面に倒れそうになる青年】
【しかし、倒れると同時に袖に仕込んでいる拳銃を取り出し銃口を相手の青年に向ける】

【狙いは左肩、あくまで[ピーーー]つもりは無いようだ】

おいおい、事情も知らずに剣を抜くのはやめてくれよ。今、刀は小刀しか持ってないから近接戦は避けたいの

【青年は軽い調子で言う】
850 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 22:54:14.59 ID:840FWrko
>>849
【反応は素早く、銃口と左肩の延長線上に刀の刀身を割り込ませておく】
【警戒しつつ、相手を睨み】

んじゃ、事情ってのを話してくれ。
一応話だけは聞いてやるから。

【青年も戦闘の専門家と言うわけではない】
【刀の構えも少々ぎこちないのがわかるだろう】
851 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 22:55:21.34 ID:6p3nVvIo
>>834

……あはは
気をつけないと

【彼女の言葉を、自らの感情で補うことはしない】
【こうして話しているだけで、支えられている気分になる自らの性質は】
【――性格上、伝えることはできないけど】

【幹越しに伝わる衝撃で気がついたのか】
【彼女の患部、帽子の縁辺りに右手を伸ばそうと――思っただけ】
【その動作の為に、横顔が目にとまって】

……そういえばあのときは、秘密にしたがってた、かな
……ごめんね

私、偶然一度見ちゃってるんだ
キョーコの変身する力……

……って、顔赤いけど大丈夫?

【――良心が痛んだらしい。告げるべきか迷っていた知っている≠ニいう事実】
【このタイミングで言わなければ、機会を逸してしまいそうな気がした】

【それから、不思議そうな表情で、僅かに身を寄せると】
【外気の冷された右手を伸ばして、ぴとっ、と】
【キョーコの頬に当てようとして】
【――もし嫌がる素振りを見せたなら、すぐに引っ込めるだろう】

(……21…、結構お姉さんだった、かも)

【年齢を聞いて、やっぱり複雑な心境】
【もっとも、桁違いに高年齢の方が居る世界では、それほどの壁にならないかもしれない】
【元より誰とでも対等に――、が信条なのだ】

【先程の成否に関係なく、右手はすでに離されていて】

……蜘蛛≠フ背中に――って
野生の蜘蛛…?

【それは、ある種意表を突く話だった】
【自分の為に、過去を打ち明けてくれる少女の】
【話の腰を折らない程度に、純粋な疑問を投げかけて】
852 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 23:01:05.21 ID:1VOXKvoo
>>837

…会話は、あんまり得意じゃあない…口論になると相手が間違ってても丸めこまれることだってあった
ごめんね分かり辛くて…正直に言うとぼくはある情報を徹底的にひた隠しにするために臆病風に吹かれすぎて
会話が通じる前提すら満足に教え切れてなかったみたいだ

【うーん、と少々苦しげに腕を組む辺り、本当に人と会話すること自体が苦手なのかもしれない】
【後に彼女が告げてくれた『広がっては不味いと判断した情報を隠蔽する手段も幾つか考えつく』という言葉に一瞬身動きして…決断する】

…わかった、ある程度距離が取れてる相手だからこそ…ジンジャー博士も気に入っていて信用しているヴェルチェリさんだからこそ、あなたには洗いざらい教えるよ
ただしこの事は本来シオンちゃん以外が言うべきではない事、誰にも言わないで…その時その場に居合わせた織守さん、朔夜さん
アフターケアの手伝いを頼んだノビタ君以外のjusticeメンバーにも、だ…特に吟雪ちゃんと武美さんはなおの事本人から直接聞かないといけない話のはずだ

【でもあんまり手荒な手までは使わないで、と手を合わせてヴェルチェリに頼みこむと、息を吸って自身のメモを持ち詳しく話始める】
【自分は話はヘタクソだ、だから詳しく言うには本当に一からちゃんと説明しておかないと後々苦しくなる】

シオン・エルミオール・オルテンシア、母型の性エルミオール家はシオンちゃんの使うワイヤーの戦いのルーツにもなっていて、
護衛を主とした弦術で有名なんだ、中世のカラクリ人形が起源になっていて、だから攻撃より防御や治癒に突出している面もある
父型の性はオルテンシアで錬金術の第一人者の家系…こちらは歴史の長さが有名って感じなんだけど…もしかするとどちらかは聞いた事がある名前かもしれない

…あの子名家の出なんだ…分かるかな?つまり…肩書に縛られてるって事、二つの名家の期待を一心に背負っていたんだ

【よし、とデータとして裏の取れる情報の確認を取ると、彼はメモを閉じて懐に仕舞い…データではない部分の事情を話し始める】

彼女は元々天才気質の子でさ…ノビタ君もいい顔はしてなかったんだけどその辺りが関わってる、親の期待を背負って、幼い頃から沢山勉強や訓練してきた
らしいけど本当に呑み込みが早くって、最初のうちはさ…両親に自慢の子だとか言われていたらしかった…

でもね、でも…シオンちゃんに待っていたのはずっと幸せであり続けられる順風満帆な未来じゃなかったんだ

【ここまではいい?と彼はヴェルチェリに指をさして確認をとって来る…順序良く話を進めるためにはその辺りから話さないといけなかったらしい】
【少し呼吸を整えて…こんな事を話している事を心苦しく考えているらしいので精神衛生的にはよくなさそうだ】
853 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 23:03:07.45 ID:G2MU46SO
>>847
そんな事・・・ないも――――ッ!!
【『泣きかけ』から『マジ泣き』になりそうになっていたが】
【飛んで来る槍状のゴミに気が付き】
【咄嗟にポケットから炎のマークが描かれたカードを取り出し槍状のゴミに向かって投げる】
【するとカードが燃えだして、ゴミに引火する】
854 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 23:04:02.14 ID:1VOXKvoo
/彼女は元々天才気質の子でさ…以前ノビタ君も彼女にいい顔はしてなかったんだけど実はその辺りが関わってる
/に訂正
855 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 23:05:11.16 ID:LufkeADO
>>848
うう…
【「いや、元はと言えばあなたが…」とか言おうと思ったが止めた】
【とりあえず納得いかないながらも灰羽の後に着いていく】

856 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 23:06:10.98 ID:kpPUel6o
>>840
/ノックしてもしもーし
857 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 23:07:44.02 ID:ugwJ4n.o
【街中】

ん〜、ニンジンはやっぱりおいしいね

【生のニンジンをかじりながら歩く、ウサギ耳のカチューシャを身につけた少年がいる】
858 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 23:09:45.19 ID:wQC8kTMo
>>850
やっと聞いてくれるか...やれやれ

【青年は先ほど殺した男をチラッと見て言う】

俺が殺したこの男、どっかの領地の領主様なんだと、コイツ自分の領地に住む人間全員から金をむしり取るんだと、
金のある奴からない奴まで全員から...払えなけりゃ男は労働、女は体を売られ、無理やり金を巻き上げる

【青年は殺した男を見ながら】

そんで、自分は巻き上げた金で贅沢三昧だと、警察にも金払ってるから捕まえられないそうだ

その辺も証拠は取ったから問題ない

それで...

【青年は学ランの内ポケットから薄汚れた手紙を出す】

これが依頼書だ読んでみるか?

【その薄汚れた手紙を差し出す】
【特に怪しい動きはみせない】
859 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 23:12:47.53 ID:LTs1C0Yo
>>852

………相手が間違っている、と言い切る事が間違い
それは理解しておくべきだと思うけれど
貴方は、自分の考えが正しいと盲目的に信じている節が見受けられるから

それと、此処までの話は理解した。それで?

【話の途中、自分があれこれ言う段階では無い】
【口を差し挟めばそれだけ返事が返るのが遅くなるばかり】
【此処まで、疑問に思った部分は無し、質問も無し】
【ドラの精神衛生を慮る程、ヴェルチェリは親切ではない】

【だが、予想される惨事を回避する程度の、良識なら持ち合わせているらしく】

…………出来るだけ主観を交えず、事実だけを
私が、何らかの形で誤解をする様な事が有れば………後々、何処かで不幸が起きる可能性もある
ドラマチックな演出と話術は要らない。研究レポートの様に、結果とその過程の完結な表現を

【自分の理解力にも限度が有る、と釘は刺す】
860 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 23:13:00.20 ID:8z/ge8.0
>>853

【引火したゴミは、そのまま燃え、燃えカスと変わり地面へバラバラと落ちた】

ほぉー、刀だけでなく炎も出せるんじゃないかぁ。ゲシャハハ。
やるじゃないかぁ。ゲシャハハハ!

【ニヤッと笑みを浮かべた男は、再びゴミを取り出した】
【今度は槍状ではなく、丸いボールのようなゴミの塊へと変化した】

ならば、こいつはどうかな?
ダスト・ボール!

【掛け声と共に行きよい良くボールを少年に向かって投げた】
【投げられたボールからは、かすかにガスのようなものが漏れている】
861 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 23:15:02.63 ID:VkouVwSO
>>856
//残像だ……きりっ
//という訳で、\うしろにいるぞ!/
862 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 23:16:24.35 ID:840FWrko
>>858
動けなくしてから聞くつもりだったんだよ。
逃げられると困るし。

【飄々とした態度で応える】

へぇ。

【話を聞き、怒る様子も無い淡白な反応を返す】

成程成程。

【とりあえずは問答無用で倒すつもりは無くなったようで剣を引いた】

ああ、ちょっと読ませてくれ。

【手紙を受け取り読み始める】
【その間も相手への警戒は怠っては居ない】
863 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 23:17:12.11 ID:kpPUel6o
>>840
【石段をゆっくりと登る足音一つ】
【しばらくの後、長い黒髪の男が登ってくるのが見えるだろう】

【濡羽色の着物を着流し、草鞋を履いた時代錯誤な浪人風の男】
【かすれた着物にボロボロの草鞋と、みずぼらしさ全開な格好とは裏腹に、腰に差した真紅の刀は燃えるように美しく際立っていた】

…どうやら、人はいねェみたいだな。今夜はどこで眠るかねェ?

【くつくつ笑い、手に持った杖で辺りを探りながら歩き始める。その目元は、着物と同じ濡羽色の布で目隠しをされていた】
【と。二三歩いたところで男の足が止まる】

(…気配。歩き方と服の厚みからして女か?)
(ち、めんどくせェが失せるまで待つか…)

【何やら思案を巡らせつつ、相手へと背を向けて立つ。傍から見れば、盲人が風を感じているように見えるだろう】

【──仮に、異能や魔法、あるいはその類のものを持っていたなら。 ちりん、 と小さく、綺麗に澄んだ音が聞こえるかもしれない】


>>861
/ペロッ…これは残像!
/というわけでよろしくお願いします。不束者ですが。
864 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 23:17:56.39 ID:ro7MdMAO
【草原】
【街から離れたその場所は、夜空に昇る月の明かりによって照らされている】
【その為か其処は幻想的な自然の光に満ち溢れて、暗さをあまり感じさせない】


――良い夜ね。

【冷たい風が吹きつけて揺れる草の音と共に、ポツリと呟かれたその声の方を見れば】
【流麗に腰にまで届く夜空を思わせる様な黒髪を風に靡かせ、前髪の一房だけを束ねて赤いリボンの様な紐で括り。その身を真っ白な着物と赤い帯で包んだ少女が佇んでいる】
【まるで神事を行っているかの様な雰囲気の中、辺りに漂う魔翌力がその少女の目の前に突き刺さった太刀へと収束している】
865 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 23:18:47.57 ID:SG06w2DO
>>855

いや、最近物騒ですよね
少し前に魔術協会が襲われたとか聞きますし

【移動中、世間話のような始まりで話を振る】
【退屈しないように気を使っているのかもしれないが……】
866 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 23:21:04.31 ID:X1kywt60
>>851

………見た≠チて、何時の事?
別に、責める心算はないけ…――。

……んは…っ。 ……ちょ、ちょっと………!

【リーズ等から聞いた、と言うのであれば理解できるが、あれ以来遭遇の機会は無かったのに、如何言う訳であろうか?】
【蜘蛛女と化したキョーコを、人間の姿と照合する為には、突き詰めれば『声』程度しか、手段は無い筈なのに】
【「無いけど、単純に気になるわ」――――探るべく、接ぐ予定だった台詞は、口の中で、文字通りに押し潰された】
【反発の少ない柔らかな頬は、白玉の様に凹んで、指に伝わるのは、外見年齢相応の、ぷにぷにとした幼げな感触】
【面持からも読み取れた張り詰めた心は、ふにゃ、と歪んだ表情ごと、少し綻んだ様子】
【更に顔を赤くして、焦り気味に、手遅れながらサージを咎める】【……微妙に、眼が笑っているけど】

それで、ね………蜘蛛を飼ってる酔狂な知り合いなんか居なかったけど、野生には限らない、そんな気がする。
兎に角見えたし、口は、慣れ慣れしく喋りかけてきてるみたいで、恐かったの。

……何日か経った日には、ベッドが白くてネバネバしたモノだらけになってるのが、一週間ぐらい続いたわ。
寝室の扉と言う扉、窓と言う窓にカギをかけて、テープで隙間を覆って、其処までしても、結果は同じ。
起きたら直ぐに消えちゃうから、周りからは『法螺吹きキョーコ』だなんて、呼ばれたのだけど………。


それで、寝るのが怖くなって、二日ぐらい寝ないで居た時……学校に着いたら、ふっ。と、意識が飛んだのよ。
そしたら、今度は教室のフローリングが、例の白いのだらけで、ベッタベタになっちゃって。
………――その日から、渾名に明らかな悪意が混じったのは、多分気のせいなんかじゃ、無いわ。

【其れでも――――自分の過去に立ち戻れば、貌と声紋に落ちて差す、暗い陰】
【此処になると、安心感を得るためか、チラチラと視線を振って、時折サージの姿を、再確認しようとしだす】
【相手の質問に対して、情報不足故の適当な答えを返しながらも、中間的なオチを台詞に付けて、緩慢な動作で空を見上げた】
【木漏れ日では無く、月光と夜天光、そして星の瞬きではあるが――――それが寧ろ、彼女を落ち着かせてくれる、らしい】
867 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 23:26:50.15 ID:G2MU46SO
>>860
(何なんだ・・?ゴミが・・・能力か?!)
【少年は続いて飛んで来たボールに対しては】
【腰に携えていた刀の一本を抜く】
【するとその刀から闇の魔翌力が放たれ】
【ボールに闇の魔翌力が向かっていく】
868 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 23:28:55.75 ID:LufkeADO
>>865
…ああ…はい……
【灰羽の後ろを歩きながら、相槌程度に答える】
【魔術協会…自分もそこに所属している身だ】
【協会絡みの事件にも、一度経験した事がある】

【…余り思い出したくない記憶である】
【思い出せば嫌でも体が震える、それ程の恐怖体験だった、途中から記憶が無いが】
869 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 23:31:25.66 ID:wQC8kTMo
>>862
【手紙には小さな子供が書いたのかヨレヨレの字が書いてあった】

「たすけてください おとうさんもおかあさんもさらわれてかえってこれません となりのいえのひともいうこときかなくてころされました わたしたちをたすけてください」

【手紙と一緒に依頼料の1枚の安い紙幣が入っている】

つまりはこういう事だ、見逃してくれないか?

【青年は軽い口調で聞く】
870 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 23:32:36.50 ID:8z/ge8.0
>>867

【放たれた闇の魔翌力に当たったゴミの塊は、触れた瞬間に砕け散った】
【そのまま向かってきた魔翌力を、男はひょいと避け、ちょっぴり悔しそうな表情をした】

なんだぁ?炎で燃やしてくると思ったんだがなぁ。
それに、まだ刀があるじゃねぇか。全然使えそうなのがよ。
なら―ちょいと俺も本気を出しちゃうぜぇー。

【そう言って持っていたゴミ袋を振り回し周囲にゴミをばら撒いた】
871 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 23:32:56.83 ID:VkouVwSO
>>863
【から、ころ、から、ころ。参道の端を歩いて、先ずは始めに手水舎へ】
【手を洗い口を濯いで、簡単に身を清めれば。欠伸を一つ噛み殺して、神前に足を進め――――】

【――――ちりん、小さくも確かに夜気を震わせて届く、玲瓏とした鈴の音色】

(……鈴?何だって、こんな夜更けに)

【細めた眦は俄かに鋭く、瞳は怪訝そうな色を帯び。後方へと意識を向ければ、足音】
【袖を揺らして振り返ると、視界に男の姿を認めた。】

【杖に目隠し、順当に考えるならば、盲いているのだろうが】

872 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 23:34:09.16 ID:840FWrko
>>869
【其の手紙を読み、暫く悩む】
【能力によって思考が速い為、長考と行っても1秒程ではあるが】

……わかった。

【手紙と紙幣をそのまま差し出す】
【少々悩んでいる様子でもある】
873 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 23:39:10.96 ID:SG06w2DO
>>868

何かそういう事件で知っていることってありますかね?
実はこうだった、とか、犯人はこんなやつ、とか

【よりによって彼は羽民にこんなことを聞いてきた】
【事件のことを調べているのだろうか】
874 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 23:39:22.16 ID:VkouVwSO
>>863
【から、ころ、から、ころ。参道の端を歩いて、先ずは始めに手水舎へ】
【手を洗い口を濯いで、簡単に身を清めれば。欠伸を一つ噛み殺して、神前に足を進め――――】

【――――ちりん、小さくも確かに夜気を震わせて届く、玲瓏とした鈴の音色】

(……鈴?何だって、こんな夜更けに)

【細めた眦は俄かに鋭く、瞳は怪訝そうな色を帯び。後方へと意識を向ければ、足音】
【袖を揺らして振り返ると、視界に男の姿を認めた。――遅れて詣でに来たクチか?】

(――――気の所為なら良いのだが)

【杖に目隠し、順当に考えるならば、盲いているのだろうが】
【刀の紅が、やけに剣呑に目に映る。ややあって、思い過ごしだろう――と】

【から、ころ。視線を外し踵を返して、再び参道を歩き出す。――鈴の音を、耳に残したまま】
//途中送信……!
//此方こそ、未熟ですが何卒宜しくお願いします!
875 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 23:40:19.66 ID:wQC8kTMo
>>872
人が人を裁くのが悪とは思わないね、俺は歪んでも正義のつもりだが

【青年は立ち上がり相手の青年を見据える】

迷うなら大いに迷うがいいさ
その方がお前のためになるかもな

【いい事言ったつもりか上から目線】
876 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 23:47:42.09 ID:840FWrko
>>875
まあ、俺も俺でJustice所属として犯罪者取っ捕まえてるから、其れは否定できんがさ。

【見据える青年から眼を逸らさずに見返す】
【黒い眼にチラチラと翠色の光が走っている】

いんや、之でいいのかね、と思っただけさ。

【苦笑して頭をがりがりと掻く】

だー……どうにも最近悩みが多くて嫌になる。

【吐き捨てるように呟いた】
877 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 23:48:06.90 ID:LufkeADO
>>873
知りません、覚えてません
【即答、いや覚えてるけど】
【覚えてるけど、知りません】
【珍しく嘘をついた、しかも真顔で】
【何故そんな事をしたか?決まっている】

(だって怖かったんだもの!!)
【出来ればもう二度と関わりたくない、あんな怖い思いはしたくない】
【その一心で、自分の記憶からは無かった事にする事にした】
878 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 23:49:03.29 ID:G2MU46SO
>>870
(ゴミを操る能力か・・・?)
(でもきっとそれだけじゃない仕掛けがある?)

それにゴミならなんでも燃やせば良いって物じゃないでしょ?ちゃんと分別しないと気が済まない性格で
【少年はそう言い】
【撒き散らされるゴミに警戒し後ろへ下がる】
879 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 23:51:45.95 ID:kpPUel6o
>>871
【から、ころ。動いていた気配が一度ぴた、と止まる】
【刹那。空を仰いでいた男の口元が『への字』に曲がり、はぁ、と溜め息一つ】

…おいおい、よりにもよってこのタイミングかよ。
確かにここ暫くはご無沙汰だったけどよォ……あーはいはい分かりましたようるせェな。

……はぁ、仕方ねェか。

【そう呟くと振り返り、歩きだした気配へ顔を向け、一つ問うた】

…そこのお前。
──「鈴の音」が、聞こえたか?

【問いながら、持っていた杖をその場に捨てる】
【ぱたり、と杖が落ちるのとほぼ同時、男の気配が膨れ上がる。殺気、と取っても良いだろう】
880 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 23:52:56.61 ID:kpPUel6o
>>879

/訂正。
/>>871>>874
881 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 23:54:09.56 ID:wQC8kTMo
>>876
俺もちょっとした少人数組織アタックに所属してる
なんでもしてるから敵かもしれないが味方かもな

【青年は笑いながら言う】

悩み?なんだ?聞くだけ聞いてやろう...安心しろ金は取らん

882 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 23:55:20.49 ID:8z/ge8.0
>>878

ゲシャハハ!そりゃそうだ!
だがなぁ、”俺”は分別されるのは好きじゃねぇ。
ゴミはゴミと認識してほしいね!

【ニヤッとした笑顔で少年に近づこうと前に進む】
【ばら撒かれたゴミは動きは見せず、今はまだただのゴミでしかない】

そうそう、それに知っているか。この場所がどういう場所か・・・

【そう言って、また少年の方へ一歩近づく】
883 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 23:55:51.63 ID:y54aDWA0
//>>785の方いますか?
884 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/04(火) 23:58:59.32 ID:6p3nVvIo
>>866

んー……
笑わない?
……ライオンのきぐるみの中に入ってたんだけどさ…

……えへへー
キョーコのほっぺ、柔らかいねー

【表情を覗き込むために背中を丸めて、直球。】
【右手に移された温かさを感じながら】
【彼女の様子に、ほほえましいものでも見るかのように、目を細めて】

【左膝を少しだけ曲げ、左足に力を入れた】
【樹木を主軸に、地面を擦るように、ずず、と移動して】
【彼女が移動しなければ、二人の肩はきっと触れ合う】
【――それは、能力を知っても怖くなかったよ≠ニいう先走り気味の答え】

【デリケートな問題だと思うから、言葉で上手く伝える自信がなかったのだ】


【話を聞いて、暫く言葉を失っていた】
【白くてネバネバする何か、密室であったこと、教室のときは渾名に悪意が混ざったこと】
【すべては、彼女が変身するものを省みれば、想像は付く――当たっていると思う】
【確認の為の質問は、辛い話を往復させるようで、気が引けて】

…………理解の足りない人も居るよ
……子供は好奇心も強いけど、異端にも敏感だから
でも、全ての人がそうって訳じゃないし…

…幼いころは異能が不安定になるのも、少なくない事例があるよ
……夏に見た、変身したキョーコ、穏やかだったから
今はもう、大丈夫なんでしょ……?

【――変わらない過去を聞いて】
【紡ぐ言葉は、慰めにも似た響きで】
【『今に残る問題じゃないのなら、気にすることないよ』と、言外に伝えていて】
【――幼い少女には、それが正しい言葉なのか、分からない】
885 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/04(火) 23:59:51.92 ID:840FWrko
>>881
アタック……名前ぐらいしか知らねーわ。
俺は組織入ったばっかの新米だからな、そこら辺の関係は分からねーよ。

【記憶をたどりながら】
【そして、青年の言葉に、ため息を付き】

まあ、悩みつってもシンプルこの上無いんだがよ。

【と前置きして】

俺、弱いのよ。
戦えないわけじゃないんだけど、弱いんだ。
能力も戦闘補助にしか使えないし、身体能力もそこまで高いわけじゃないしな。
つーワケで、強くなりたいと思って修行しようとしたらどうすりゃいいか皆目見当付かない、ってこと。
886 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 00:05:41.01 ID:ovrMh2SO
>>882
・・・?廃墟・・・です・・。
【そう、此処は廃墟で、それ以上でもそれ以下でもなく、ただ、廃墟でしかない】
【故に少年もそう答えるしかなく】

(何だ・・?何を企んでいる?)
887 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/05(水) 00:08:09.33 ID:dn27XADO
>>877

覚えてない……

【彼は一言呟いてから、「そうですか」と言って話を切り上げた】
【その言葉の些細な違いから真偽を疑いはしたが、敢えて追及をしなかった】

ん……?

【その後】
【しばらく歩いてから急に立ち止まり、一言漏らしてから首を傾げる】

……申し訳ありません、服屋の紹介はまた今度に。急用が入りました

【今まで浮かべていた笑顔からは分からない──とはいえ、普通の真顔でそう言うと、かなり慌てた様子で近くの路地裏へ走って行ってしまった】

//少々駆け足になってしまいましたが、お疲れ様でした
//ギャグっぽいことをするのは初めてでしたが如何でしたでしょうか。楽しんでいただけたなら幸いです
//ありがとうございました!
888 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/05(水) 00:08:34.82 ID:.acqKR2o
>>885
ふむ...そう言う事か..

【青年は少し考える】

あまり好きな言葉じゃねぇが...「大切なものを守りたいと思う心」だな
自分のためじゃねぇ...誰かのために戦おうと思う時に人は本気出せるんじゃないか?

【鼻の頭を掻きながら言う】

俺にはそんな人はいねぇからまだ弱ぇけどよ、探してみたらどうだ?
889 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/05(水) 00:11:25.18 ID:KL50Pqgo
>>884
/わー!日本語を間違えるなんて
/省みる→考える です
890 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/05(水) 00:13:23.56 ID:QtrcVbMo
>>888
大切な奴……。ねぇ……。

【目を瞑り居るかな、と考えると長身のマッドサイエンティストが頭を過ぎりビクゥッ!となる】

いやいや、アイツは無い。
本気は何時だって出してるさ。地力が足りないだけでよ。
本気だして勝ったはいいけど腕なくなっちまったし。

【左腕を軽く振る。どうやら義手のようだ】

守りたいような大切な奴……、ね。
案外いいこと言うんだなお前。
891 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 00:13:50.10 ID:6/FQr9E0
>>886

そう、廃墟だ。ゲシャハハ。

【ニヤニヤと笑いながら歩んでくる男】

廃墟とはつまり―ゴミになった家だ。

【右手を高く上げ】

ここまで言えばわかるな。
この場のものほとんどが俺の武器へと変わる。
ゴミのみが溜まるこの場に置いては俺は最高の力を出せる。

【ゴゴゴと音と共に、周囲の建物の崩れた瓦礫や鉄くずなど硬いゴミが男の右腕へと集まっていく】

瓦礫や鉄くずも”ゴミ”なんだぜ。
ガレージ・アーム!

【ゴーレムの腕と言った表現が正しいだろうか】
【男の右腕には2周りも3周りも大きな瓦礫と鉄くずで構成されたゴミの腕が出来上がった】

この場では!思う存分!君ィをいたぶれるぅってわけだぁあ!!ゲシャハハハ!!!
ガレージ・ハンマー!!!

【その巨大なゴミの腕を少年に向かって頭上から振り下ろそうとする】
892 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/05(水) 00:16:56.60 ID:YjwJyoDO
>>887
/乙でしたー
/俺なんかが人の絡みをなんやかんや言える立場じゃないですぜ、面白かったですよー
893 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 00:17:55.02 ID:TStc68so
>>859

理由は不器用だからさ、自分の事は盲目的レベルくらい信じないとうっかり揺らいでただでさえ鈍りがちな決断が
なおの事鈍ってしまうから、だ
友だちを信じるのは容易いのになぜか自分の事はそれくらいしないと信じてられなくって

【自分より友だちを信じる方が得意なのは彼の観念では『友』という物は命と同じくらいの宝だと思うほどの人生観があるからか…】
【とにかくそこでは止まらない、ヴェルチェリのリクエストにこくり、と仮面のついたままな顔を下げて告げた】

シオンちゃんも期待に応えられなくなって来たんだ、体罰や罵声は増えて街ぐるみでシオンちゃんの安息の時を与えてこなかった
当時幼かったシオンちゃんは当然耐えられなくなったんだ、そして黒い感情が積もるうちにその感情に意思が生まれた
それが恐ろしき吸血鬼"ロゼ"、シオンちゃんの心から生まれた思念の存在、昔のシオンちゃんが最も怖いと言っていた吸血鬼という存在として形を持ったんだ

ロゼは家族や街の皆の皮を剥いで殺した、そして去年まで完全になりを潜めていたんだ…
最初はシオンちゃん自身すらそれが自分の中にいると気づいてなかった、ぼくも彼女の事を手伝う、と誓って…でもその正体は暴かれた
6月12日にシオンちゃんの能力で満月を具現化することで力を持ち再び現れたロゼとぼくを含めその場に居合わせた能力者たちとの戦いが起きた

【ひい、ふう、みい、とあの時の大体の人数を思い出そうとしながら彼はしばらく指折り数えると、再びヴェルチェリに向き直り】

約20人…あのブレイザーシティ作戦で遊撃戦力として名乗り上げたのもそれくらいだったね、しかしロゼはそれほどの人数をたった一人で戦いぼくらに苦しい戦いを敷いた
わかるかな、その場にいた能力者は皆あのブレイザーシティの作戦に参加していたメンバーと一人一人の実力は同じ…それだけの戦力を持ってしてぼくらは『苦戦』したんだ
だが勝った、ぼくらは勝ってシオンちゃんを取り戻す事は出来た…というのが『ロゼ事件』な訳さ

【…街一つの人間を全滅させ、20人ほどの精鋭と同じレベルの力を持って戦い苦しめて来た脅威、そんな力は他のjusticeメンバーにだってない】
【なんとなく、なぜシオンが異端狩りに面倒な目で見られているかはわかったかもしれない、ドラは一呼吸置き話を続ける】

―――だが実はこの戦いの前に実はちょっとした話が隠されているんだ

/続きます
894 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/05(水) 00:19:46.70 ID:1JD92wSO
>>879
【懐から財布を取り出し、賽銭箱に適当な小銭を放り込めば、一歩下がって】
【先の音色を打ち消すようにじゃらじゃらと、大きく大きく鈴を鳴らし。再礼、二拍手、次いで一礼】

(だいたい、夜中の鈴なんて如何にも不吉だ。あれは厭なものを呼ぶって、聞くし)
(魔除けとも云うけど、あれはもっと、景気よく……そう。こうでなくっちゃ為らない)

【こう見えて、勘は利く。だが――たかが鈴の音一つで、化生の類と勘違いするのも大袈裟だ】
【された方とて、迷惑千万だろう。こんな所で、四方や血を見る事は有るまい】

【そんな物思いに耽りつつ、くるりと振り返った所で、声が彼女に掛けられて】
【鈴の音色は聞こえたか。問いと同時に膨れ上がるのは――ああ、他に例えようも無い】

――――なんだ。オレの勘、当たってたじゃないか。

聞こえたよ。場所が場所だ、殺生はご法度だろうが……その語り種じゃ、逃がす心算は無いんだろ?
坊さんの走る季節も、とっくのとうに終わったろうに。本当に……年明け早々、忙しいこと。

【そう応じれば、静寂が深まる。空気が凍てついたように張り詰めてゆく】
【目には目を。罰当たりなんて、今更考える迄もない。刃渡り一尺三寸、寸延びの短刀を一息に抜き放つ】
【左の逆手に握り直してだらりと提げ、溜め息混じりに吐き捨てて。墨色の瞳にはぽつり、蒼い灯】
895 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 00:19:59.24 ID:TStc68so


それだけの脅威…吸血鬼だの幽霊だの人々を異端から守ってきた異端狩りが管轄内って分かってるのに動かない訳はなかった、
当然テレサちゃん達吸血鬼担当の班はロゼを[ピーーー]ために動いた…その時点ではロゼの身体はシオンちゃんから離れた存在って知らなくってね
正体を見破ったオイチャン…大会に参加したノビタ君によると本名筧 一って言うらしいね、そいつに寄るとロゼの見た目はシオンちゃんと全く同じだった…
そしてシオンちゃんにロゼの正体を告げるとその場に現れたらしいからシオンちゃん=ロゼって図式の可能性がぼくらの中でできていたんだ

【その辺りの事情は…『その時の現場』にいないとわからないかもしれない、後になって『そんなことならああしておけばよかった』と言う感じの事情だろうか】
【ぐ、と自身の胸の辺りを掴んで、少し息苦しそうにしながら彼はその続きを告げた】

…ゾッ、としたね…二つの理由でゾッとした、一つはロゼと闘うと言う事はすなわりシオンちゃんと闘う事、下手を打てば死なせてしまうかも知れなくなった事
もうひとつは…正体の知れない吸血鬼を探すのを手伝ってもらっていた"教会"の異端狩り、その中でも対吸血鬼戦に関してはピカ一のスペシャリストだったテレサちゃん
ホント、一戦力としてはぼくやあなたと均衡した程度だけど…持っている全ての装備、戦闘技術が吸血鬼にとって命取りになる戦闘法で固めた"教会"一の対吸血鬼特化戦力

かつて純種の『真祖』さえも二回殺した事があるって実績を誇るゆえに、いずれシオンちゃんの仇と戦う時心強かったテレサちゃんが…一気にぼくの命を奪っていく猛毒みたいに感じた訳

【出来るだけ事実を言うために、多少の感想は混ぜてしまったがまあ洗いざらい教えるためにはその辺りはやむを得ないと判断】
【ちゃんとこの辺りを説明しておけば…次の行動が不自然な物ではない、と理解してもらえるからだ】

…ぼくは戦いの前に一度だけテレサちゃんたちを騙した、ロゼの反応があったところとはまるで見当違いな場所を教えて…現場に来れないように細工した
無論、全てが終わった朝に…スッゲー責められた、ぼくのやった事をテレサちゃんの班の人たちは糾弾したんだけど…これで少なくとも
シオンちゃんから生まれたロゼは、異端狩りはそれをガチで殺しに行かないといけないと判断するほどの脅威だって分かってくれたかもしれない

【…そしてここで思い出すのは当然…前提として今もその6月に殺そうと言っていたロゼ=シオンは今も生きていると言う点】
【というか、その後たった一度として…シオンの元にロゼが脅威であるとして[ピーーー]べきと意見を述べた異端狩りは今まで接触も取ってない、と言う事になる】
896 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/05(水) 00:23:44.14 ID:.acqKR2o
>>890
案外...ってのは余計だと思うが...
【笑いながら言う】

さてと...そろそろこの腐れ男の追手が来るかもしれんな

【殺された男を見ながら言う】

そろそろ時間だな...

【青年は腕時計を見ていると二人の頭上にヘリが飛んでくる】

【青年は降りて来た縄梯子に捕まりながら言う】

俺の名前は神導 劉鶚(しんどう りゅうがく)、お前は?
897 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/05(水) 00:28:27.32 ID:QtrcVbMo
>>896
俺は正直者なの。

【ニヤリ、と胡散臭い笑みを浮かべて】
【縄はしごに捕まる相手を見上げ、自分も名を名乗る】

谷山基樹(タニヤマモトキ)、Justice所属兼、隆奥(リュウオウ)学園新聞部部長のジャーナリストだ。

【一応ヘリが飛び去るまでは残るつもりのようだ】
898 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 00:31:49.68 ID:ovrMh2SO
>>891
な・・・・っ?!そんな事まで・・っ?!
【感じたのは圧倒的な不利!!】
【少年は男の右腕を見て】
【そしてまたしても、刀から放つ闇の魔翌力をゴーレムの様な腕にぶつける】
899 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/05(水) 00:32:06.42 ID:h1JHW1s0
>>884

………ぁ……。
そう、……だったの!? 

……だって、声が……。

【思い出される、真夏の夜の日――――魔術協会きっての『変人』、そして、大道芸人の『少年』と出逢った日】
【然し実際には、初対面の人間は一人だけだったと知って、申し訳無い様な、勿体無い様な、切なさの一歩手前の気持ち】
【無慈悲な放物線を描いたナイフを、弾き飛ばしたその手を見詰めながら―――派手に面食らいつつも、率直な疑問を口にした】
【「あの程度は、全然恩返しじゃないから」と、此れだけは、強がる風も無く言ってみせるけれども】
【潰れた髪の毛も摺り抜けて、肉体の動きに倣ってズレた帽子を正す姿からは、冷めやらぬ感情の動きが見て取れる】

【重なった肩、幾重もの防寒着越しに伝導する確かな感触―――我が重みを、全て預けてしまいたい、そんな気持ちが湧いて出る】
【情けない自分の中に棲み付いた弱さに立ち向かう心算で、接近を受け入れながらも、背は完全に木に靠れたまま】
【――――サージの言葉が少しの間途絶えたことで、胸中で鎌首を擡げる、後悔】
【優しさに甘え切るのが、『怪物』と『人間』の狭間漂う自分が恐いから、返すべき恩が山と降り積もるから、近付けない】
【それ故に、サージの意図にも、半分程度しか気付けず――――静寂が広がるにつれて、二人が遠ざかってしまう様な、そんな気がして】

………幼いころは、だったら、良かったのにね。
実際それからは段々変な事は起こらなくなって来て、中学校は遠い所を選んで。
そうやって、全部夢みたいなモノだと思って、割り切る筈だったわ。

……蜘蛛を見るのを病的に嫌って、全然体が大きくならない事を除けば、8年ぐらいの間、私は普通の学徒よ。
何もかも歯車が狂ったのは、20歳の誕生日を控えた、5月の終わり頃……だったかしら。

【大丈夫なんでしょ……?=\―――その言葉が、蜂の一刺しの様に熱く痛々しく沁みて、一撃でココロを灼く】
【先程隠していた、「自分がどうなってしまっていたのか、今はどうなのか」、其処まで踏み込まねばならないか、と想う】
【だが今恨めしい事はむしろ、サージの優しさすら恐れて、遠回しな手段に逃げた、自分自身の行動】
【それでも――――表向きは平然を装いながらも、今の事は語らず、もう暫くの間、過去へと逃避する事にして】
【悔いと失望、そして追憶に、ぼんやりとしていた視線が、俄かに鋭く絞られた】
900 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/05(水) 00:34:09.90 ID:.acqKR2o
>>897
そんな正直者じゃ嫌われるぞ

【笑いながら言う】

あ、その死体は置いといて日雇いの奴らに片付けさせるから

【死体を指差して】

じゃあな谷山、また縁があればどこかでな

【ヘリから軽く手を振り何処かへ飛んでいく】
901 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/05(水) 00:34:38.55 ID:y0QdMCgo
【草原】

ん〜、ニンジンはやっぱりおいしいね、パクパク

【生のニンジンをかじりながら歩く、ウサギ耳のカチューシャを身につけた少年がいる】
902 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage saga]:2011/01/05(水) 00:37:33.13 ID:QtrcVbMo
>>900
は、いいんだよ之で。

【相手の指摘を笑い飛ばし、飛び去る神導を見送る】

おう、じゃーな。

【そう言うと、谷山も何処かへ歩き去っていった】

//絡み乙でしたァッ!
903 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/05(水) 00:39:49.35 ID:.acqKR2o
>>902
/乙でした〜
/また絡む時はよろしくお願いします
904 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 00:40:22.83 ID:6/FQr9E0
>>898

【闇の魔翌力が当たり、肘から上の部分が砕けて落ちていった】

ゲシャハハハ!しゃらくせぇ!

【そのまま無い腕を振り落として、少しでも少年に当てようとしてきた】
905 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 00:40:52.51 ID:dvjPa/Uo
>>894
【聞こえた。そう相手は返した】
【次いで取ったのは臨戦態勢。刀を抜いて逆手に持ち、その腕をだらりと下げた】

(やっぱ聞こえてやがったか…寝る間際にこれたァ、なんとも間が悪い)

ま、そういうこった。
ここの坊主と神サンにゃ、あの世から謝っといてくれや。

【そう言って、腰に差していた刀を鞘ごと抜き、左手で鞘を、右手で柄を掴む】
【人斬りの性か、柄を握った刹那に雑多な思考は雲散霧消し、ただ目の前の死合へと全てを集中していく】
【きん、と澄んだ音と共に現れた刀身は、鈍く妖しく月を映す。ゆっくりと抜刀し、頭上へ高々と掲げ───】

んじゃ、推して参るぜェ!

【そのまま相手へ、弾かれたように走り出す】
【双方の距離は近くもないが遠くも無い。射程へ入ったが最後、頭上から強烈な一撃を見舞うだろう】
906 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 00:41:28.95 ID:xFeeDDko
>>893>>895

……………まるで『真祖』の大バーゲン
そう簡単に遭遇出来る様な安物だとは思わなかった………少々羨ましい

………教会∴黷ニいうのは、誇張として受け取る
そう断言出来る程に異端狩り≠ノ詳しいなら、既に貴方の目的は達成されているだろうから
それに………あの教会≠ナトップと言える分野が一つでもあるなら、有名であっておかしくない
その名前は、私は少なくとも一度も聞いた事が無い名前だから

ついでに言えば吸血鬼は多種多様。日光に弱い者も、日光が嫌いなだけな者も
そもそも日が昇る時間という概念にあらがえない者も、自らが居る場所を夜と為す者も
その中の、どういう吸血鬼に特化した人間か。それを、考えた上で

【教会≠フ戦力が、其処まで層が薄いものだとは思えない。吸血鬼の専門家は、数は多いだろう】
【その中では優秀な部類の人物、とヴェルチェリは理解し、そのラインで戦力を考慮する】
【吸血鬼対策の専門家、それに加えて同僚数名。これが、脅威となるか否か】

【いや、その前にこの問題は『何が』問題なのか】
【目の前の人物は何を求めていて、自分に何を要求しているのか】
【そして自分はその要求をどう受けて、どう行動に移すべきか】

【思考時間は三十秒以上。ヴェルチェリにとっては、普段の数倍以上の長考】

………『ロゼ』がもう居ないなら、それだけで済む問題の筈
まだ残っているなら兎も角、今この世界に生存しているのはシオン。違う?
なら………そこに問題は生じない。討伐対象が居ないなら、幾ら探しても虚しいだけ

貴方は、虚言を用いて他人の職務を妨害した形になる。この時点で、信用は地に落ちたと考えていい
接触を図って成功しないのはこれが理由、と私は推測する………自分の思考方法を基準にしているけれど
だけどこの場合、貴方が接触する意味は無い、とも考える

本来なら、貴方は異端狩り≠フ誰かにこう伝言するだけで良かった
「ロゼは死んだ、もう貴女の力を借りる必要はない」と
話を聞けば、テレサという人物は『ロゼ』の顔も正体も知らない様だから

以上。対策を取らずとも、何かを出来る道理は無い
どうしても何かをしたいなら、地道に信頼を回復しつつ『ロゼ』という存在の消滅を伝えれば良い

【結論は、何もしないという事】
【話を聞けば、『ロゼ』=『シオン』という事実を、問題の人物は知らない様子】
【なら、どう探した所でそれに辿り着くのは難しく、また異端狩り≠ェその一件だけに感ける訳にもいくまい】
【終了を告げれば、また別な吸血鬼を探すだろう。それが、導き出された答えだ】
907 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 00:47:31.82 ID:ovrMh2SO
>>904
くぉ・・・っ
【破壊してもそれでも振り切って来るとは予想もしておらず】
【少しずらすも頭への直撃は避けたが、肩へ腕が命中する】

が・・・・
908 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 00:56:22.26 ID:6/FQr9E0
>>907

【地面へと振り下ろしたうでは、そのまま砕け散って瓦礫へと戻った】

ゲシャハハハ!

【砕けたと同時に、少年へと男は走り出した】
【そして、少年へ向かっている途中、地面に落ちているゴミを拾い】

ダスト・ムーン!

【ゴミを三日月状のブーメランのようにして飛ばしてきた】
【ただのゴミであったものなので、切れることは無いが当たると痛いであろう】
909 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/05(水) 01:04:46.74 ID:KL50Pqgo
>>899

あたしは結構色んな声が出せるんだぜ

ニンゲンさんの咽喉じゃ、ちょっと難しいかな〜?

【驚いてくれる彼女に気を良くしたのか、ふっと小さく微笑んで】
【きっと彼女も聞き覚えのあるだろう、男勝りな声と、自分に似た口調の声を一つ、二つ、披露してみせる】
【――彼女らとは、今どうなっているだろう。反応を探るわけじゃないけれど――】

【どんな人にも3つくらい特技があるらしい】
【彼女の場合、それが声帯模写だったというだけの話――かもしれない】
【ともかく、ボーイソプラノ程度なら朝飯前】
【男性の声が出せるかどうかは、不明。 咽喉の構造的には難しいか】

…………

【「幼いころは、だったら、良かったのにね。」】
【それは】

【それは一体どういう意味?】
【――曖昧に先延ばしにされたことで、増幅する不安】

…………キョーコ

【幼い柔らかさを持った右手が、そっと、キョーコの腹部辺りに伸ばされて。縋るように】
【星の光が滔々と注ぐ夜闇の中、彼女の手に触れようとする】
【平然と、淡々と話す彼女が、どこか遠くに行ってしまいそうで】
【我儘にも、今だけは繋ぎとめてしまいたいと思った――】

……続きを

【聞きたいような、聞きたくないような、咽喉から絞り出される催促の言葉】
【それは、キョーコの話に対してあまりにも短いものだった】
910 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/05(水) 01:05:54.75 ID:y0QdMCgo
【森】

ん〜、ニンジンはやっぱりおいしいー!

【生のニンジンをかじりながら歩く、ウサギ耳のカチューシャを身につけた少年がいる】
911 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/05(水) 01:07:44.65 ID:1JD92wSO
>>905
【とは言え内心、気は進まなかった。今の状態はどう考えたって、万全とは言い難い】
【お仕着せの衣装で踊る訳でもない。人並み以上には動けるだろうが――動き易い、訳も無く】

(邂逅≠熈逆凪≠熬uいて来た、飛び道具だって身に付けちゃいない)
(鼻緒が切れる、なんて事たぁ無いだろうが。――そうと解っていれば、もう少しマシな格好してきた物を)

同類が云うのも何だが、随分と無粋な真似だな、全く以って……あぁ。
――――だがその科白、そっくり返すよ。人斬り。オレはそこな狛犬よか余っ程性質が悪いぜ?

【同類。論ずる迄も無く、遅れて初詣に来た参拝客、という意味では、断じてない】
【立て板に水の調子で言い返せば、愈々以って抗戦の姿勢を固めた。覚悟は当に、済ませている】
【大上段、唐竹割り。対して右に身体を押し出し、軸移動で一閃を躱して】

同じく――――。

【左脇を擦り抜けるように、前進。重心を意識した滑るような擦り足は、古流の剣術を修めた者の其れである】
【間髪入れず、擦れ違い様に一閃。狙いは中段、左の脇腹か、或いは腕か。軽いが速く、鋭い】
912 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 01:10:16.01 ID:ovrMh2SO
>>908
くそ・・・っ?!
【少年は肩を抑える】

(さっき、ゴミを撒き散らしたのは・・っ!こうして何処に居ようが攻撃出来るから・・だったのかっ!!)
【飛んで来るブーメランを見て】
【先程と同じ、炎のカードを投げる】

切りが無い・・!
913 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 01:18:24.07 ID:6/FQr9E0
>>912

【三日月状のゴミは炎のカードにあたり、燃えカスとなって砕け散った】
【少年に近づく男は、地面にあるゴミを右足だ踏み】

ダスト・ライン!

【少年に向かってゴミを蹴り上げた】
【すると、男の足元のゴミから、少年のほうへ平べったい道のようになったゴミが伸びていく】
【蹴ったと同時に、左腕をゴミに触れさせ、ゴミが手の先からカギ詰めのように変形した】

リーチだな。君ィ!
ダスト・クロウ!

【少年へ向かって突き出しながら突進した】
914 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 01:38:17.75 ID:ovrMh2SO
>>913
あぁあ・・?・・!!!
【ダスト・クロウが少年の腹に命中する】
【だが―――】

だけど・・・あぁ・・これだけ近ければ・・それ・・ぼ・・僕の・・・戦闘・・範囲・・だっ・・!!!
【少年は肩、そして腹へね激痛に苦しみながら】
【先程闇の魔翌力を放った刀を振るう】
【尚、この刀には刃はない。それは本来修練の為の物だからだ】
【変わりにこの刀は重さを重視している】
【故に戦闘においてこの刀に用いれば、刃物というよりもそれは『鈍器』と言う方が正確だ】
915 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 01:40:11.66 ID:dvjPa/Uo
>>911
【上段に掲げた状態からの一撃。当たれば大きいが、それ以上に隙が大きい】
【流れるような軸移動。それによって大降りな一撃を避けられ、更に左方を狙う一閃が疾るが───】

は、これくらいは避けてくれねェとな!

【すん、と男の体が落ちる】
【上段からの一撃、その勢いを殺さず、その場に伏せるようにして相手の一閃を避けようとした】
【通常であれば選択肢にすら含まれないような動きであるが…ともかく、犠牲は数本の毛髪のみで済んだ】
【そのままごろごろと前転、二人分程度の間を空け、正眼に構え直す】

無粋、ねェ。
無人の神社に、帯刀して入ってる時点でお互い様と思うぜ?狛犬チャンよォ。
あん?そのことじゃねェか?まァいいや。

【ひひ、と笑う。一人で勝手に自己完結して納得して、何がしたいんだコイツは】

さァて、今度はそっちの番だ。
今更逃げる気も無ェんだろ?来いよ、狛犬チャン。

【左手、真紅の鞘へ刀身を収め、左へ身を捩る。所謂、居合いの構え】
【正面から向かってくる相手を、完膚無きまでに迎撃する体勢。何も手出しをしなければ、逃げおおせることもできるだろう】



/唐突ですが、お時間は大丈夫ですか?
/当方は大丈夫ですが、そちらがキツいようでしたら後日持ち越しでも問題ありませんぜ
916 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [saga]:2011/01/05(水) 01:41:20.32 ID:h1JHW1s0
>>909

………ぅりんと、武美……。
懐かしい、声………良く、似てるわ。

【大気に溶け込む蚊の鳴く様な声は、二人の名前―――サージとの接近遭遇経験を持つメンバーは、同時にキョーコと知己の面子でもあるが】
【どうやら、彼女らについては、向き合うのに苦しい記憶が有るのか、浮かぶ表情は寂しげで、瞳を微かに潤ませて】
【片や、怪物としての自分が、殺意と狂気に導かれるまま、命を奪いかけた悪友】
【一方は、哲学者の卵≠フ闇に侵蝕された己を、已む無く――と信じているが――『悪い怪物』と断定し、仕掛けてきた相手】
【出逢う事に、言い知れぬ恐怖感と、後ろめたさを感じるふたり―――心の傷が、抉られてしまった】
【サージに悪い思いをさせまいと、引き攣りを抑えた#笑を、懐かしさと一緒に浮かべてみる】

……大学の友達と一緒に、当時の研究対象だった、宇宙工学。
特に、民間で、月まで行けるロケットの開発……風の国の生まれで、風の無い所に行こうと思うのも、馬鹿げてるけど。
兎にも角にも、其れについて話しながら、夜の静かな田舎道を歩いてた時、ね。

暴走の理由なんか知ったこっちゃ無いけど、一台のバイクが、青信号の横断歩道に突っ込んで来た。
何を思ったか私は、驚いてもたついてた友達を歩道側に突き飛ばして、そいつとぶつかった訳よ。
…普通なら、お陀仏。上手い事往けば、新聞か何かで、自己犠牲がどうこう言われて、暫く名が売れる……でも、そんな話じゃ、無かった。

【宇宙の光は、霧雨の様に、薄く遍く降り注いで―――照らし出される顔に、哀しみが沈み込み、嘲りが踊る】
【冬服の数少ない露出部分である手に触れられて、サージの温かさを感じていなければ、こんな事は話せなどしない】
【今この瞬間も、本当に辛いのに――――。】【荒くなる呼吸も、一秒ごとに疾くなる動悸も、わかってしまう筈】

……――サージ、貴女も知ってる、蜘蛛の怪物。
始めて『変身』したのも、白いのを糸≠ニして出したのも、その夜。
多分、生命の危機で、潜在してた力が目覚めたんでしょうね……私は、軽く吹っ飛ぶだけで済んだ。
其処までなら、今度はヒーロー番組のオープニング。だけど、私に輝かしいドタバタ生活は、残念ながら与えられないのよ。

……事故で吹っ飛んだ℃ゥ意識が帰って来て、初めて見えたのは。
バイクから引き摺り下ろされて、骨と言う骨を砕かれ、白い糸に包み込まれた、良く判らない何か。
次に見えたのは――――血塗れのバケモノ≠ェ映り込んだ、友達の脅えきった眼。
あの子、腰が抜けて、逃げる事も出来なかったみたいね?

【そして、キョーコは此処で、低く深く息を吸って、一先ず言葉を区切る】
【これだけ話せば、自分がなぜ『怪物』と化したのか、理解できるだろう、と】
【ひと段落して、最初に自問する事は――――何故、封印したい過去を、わざわざ語ってしまったのか、と言う事】
【答えは、必然か意外か、早く出た】【……――総てを曝け出した上で、人間と認めて貰えなければ、意味が無い、から】
【無意識の内に抱いていた気持ち、気付いた感情は、サージに惹かれた最大の理由と、直結する】
【然らば、まだ話すことは有る、か――――キョーコは、表情に淡い清涼感を滲ませながらも、ぎ、と歯を食いしばった】
917 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 01:43:58.17 ID:TStc68so
>>906

…誇張かなあ…まあ、この世界吸血鬼自体が思いのほか珍しいし、彼女に並ぶ奴がいるなんて情報も入ってきてなかったもんで
そんな事になっちまってる可能性もあるっちゃあある…あ、待った待った、全部の話説明しきれてない、この話本当はもっと複雑で長いんだ
結論を急ぐにはちょっと早すぎる、冷静に考えなよ…ロゼを討ったのは半年以上前だ、そこからこの間まで関係が良好だったのは当然『アフターケア』をしたからだ

【かくり、と首を落として、その辺りの説明を行う】

…テレサちゃんたちは嘘をついた事を正直に謝れば、その時はそうするしかなかったとちゃんとした訳を話して謝りに来た『誠意ある正直者』を好む
ぼくは騙してしまったテレサちゃんたちに土下座して謝った…その時傍にいたノビタ君が取り持ってくれた事もあったし、何よりぼくたちがちゃんとロゼを倒した事は
評価してくれた、今後人々にとっての脅威を取り除けたのなら、まあ良し…シオンちゃんに戻っていてもロゼの脅威が『完全に』消えているなら問題はなかった

【だから言っている、『ロゼ』がもう居ないなら、それだけで済む問題だと、まだ残っているなら兎も角、今この世界に生存しているのはシオンだと】
【ロゼは死んだ、もう貴女の力を借りる必要はない、テレサという人物は『ロゼ』の顔も正体も知らない、ならば問題はないはず、ないはずなのに…?】

この件でぼくはjusticeに所属している事もあってテレサちゃんから、シオンちゃんにもしロゼの影響が見つかって
…そしていつかロゼが復活するなんて可能性が1%でも残っていたら…ぼくが倒せ、そしてそうならないように彼女をサポートしろと言われたよ

【ロゼが復活する可能性、そう、吸血鬼は多種多様…日光に弱い者、日光が嫌いなだけな者、日が昇る時間という概念にあらがえない者も、自らが居る場所を夜と為す者】
【だがその中でも極めて多い吸血鬼のイメージ…それは並大抵の攻撃には『不死身』の存在である驚異の生物である事、それを討つ専門の存在ができてしまう存在であると言う事】

…ぼくの使用する波紋法、アレは本来吸血鬼を[ピーーー]ための『技術』でさ…おまけに彼女に闘い方を教えてもらった名残で鼻が『ちょっと効く』
…匂いと言うよりは気配を、近距離で嗅ぎ分けるスキルくらいはある、その実力と過去の実績を見てぼくならできる、任せたとテレサちゃんはぼくを信用して彼女の監視を頼んできた
そしてぼくは生きていた彼女に再会して全てを知った、その知った時…『鼻』は感知した、そしてそれがなくても分かってしまう物がみえた上に…本人がそうだと言ってしまったんだ

【もし、もしもその問題が…まだ解決していない場合があるとしたら…?そして『その事はとっくにバレている』としたら?】

…シオンちゃんの紫苑色の髪はロゼと同じ髪の色なんだ、そしてロゼが現れる前までは金色だったのは知ってた?
そして鼻が効いてたから分かってたし本人が間違いなく行った…ロゼの血はまだ残っている、まがりなりにも吸血鬼の血が

さらにテレサちゃんはその時の『全く吸血鬼の影響を受けてないころの金髪のシオンちゃん』と面識がある…あんなに分かりやすい目印まで用意していているんだぞ
シオンちゃんは魔術協会の教師だって情報はパンフレッド辺りを見れば分かってしまう…テレサちゃん側にはとっくにロゼの要素が残っている事が『バレている』
なおさらぼくはこの仕事をやりとげなくてはならなくなった…ぼくはロゼの復活を用心する警護を任された…『信頼できる人間』として

【吸血鬼の血が残っているなら、"教会"のスペシャリストたちが危惧するのは当然『驚異の存在』の復活、だが異端狩り≠ェその一件だけに感ける訳にもいかない】
【だから同僚でもある上信頼できるドラだった、今まで彼はその監視を信頼できるからやっておいてくれと言われていたのか…彼女の事が好きならきっと全身全霊でやっていたのだろう】

…それでシオンちゃんの信用は取り持てた…ネル・ナハト出身の吟雪ちゃんとかも織守さんたちが信用していると太鼓判を推してる事も会ってもう面と向かって
彼女のやった事を糾弾する奴なんていないだろ?justiceはそれだけの信用がある、だから定期的な所さえしっかり出来ていれば大丈夫のはずだったんだ

【…だが、今"教会"の側からシオンの異常はないという報告を受けつけてこないと言う事は…?】

…ぼくね、なんだか急にノビタ君と織守さんが会ったって言うレギンって奴とエルメアさんが死亡事故を偽装された時の一件を思いだしてるんだ
あの一件以降、justiceと"教会"の間に…不協和音ができているってノビタ君から聞かされていたんだ、だから、まさか…
918 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 01:48:45.88 ID:6/FQr9E0
>>914

なっ!?

【ドンッ!】
【少年の言葉を聞き避けようとするがそれ叶わず】
【痛烈な一撃が、男の右肩へと入った】
【その一撃よって男の右腕が切り裂かれ地面へと落ちた】

【本来切れるはずの無い武器で切れた腕―正確には切り取られたのでなく、衝撃により分離した】
【地面へ落ちた腕は黒く変色し、ヘドロのようなゴミへと変わった】
【右肩の傷口(?)からは、ボタボタとゴミのようなものが垂れている】

(これは―離れなければ―壊されてしまう!)
【危機感を抱いたのか、男は少年から離れるべく体を後ろに引かせようとした】
919 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 02:10:34.76 ID:xFeeDDko
>>917
【ふぁ、と小さな欠伸を一つ。反射的に口を押さえながら】
【なんとなくヴェルチェリは、この話の大凡の形が見えて来た気がしていた】
【眠気で回転の鈍る頭にも、なんとなく見えて来る仕掛けは】

冷静に考えろというなら、事前に考える材料を提供して貰いたい
情報を後から提示されても困る………私は、その時点の情報でしか推測できないから

だけど…………成程、仲間内でのごたごたを外に持ちだしただけ、と
そして自分の内で結論は出ている、と
要は、貴方の身内がシオンを殺そうとするかも知れないからどうにかしろ、と
貴方が押さえて居れば何も問題は無い筈なのに、それも出来ない、と
………友人の幸福な生活を崩そうという人間がいる、これは非常に不愉快な事実

……ついでに言えば、吟雪が糾弾されないのは、<Justice>に所属しているからではない
あの様な経歴を持ちながら、リーダー直々に<Justice>に加入を認められた経緯
それに加えて二度の新大陸渡航の経験と実績が有るから
…………そう、貴方の身内と違って、第三者が証言出来る実績が有るから

【何の事は無い。交友関係が有る人間同士の揉め事が、少しこじれた話】
【既に問題は消えかけているのに、一人で叫ぶ異端狩り≠ニ、それを抑えられない周りの話】
【眠気に毒されてきたヴェルチェリの脳には、そう刻み込まれた】

………………警告をしておく。此処までの話の礼として
私は、私の友人の為に行動する事は有るだろうけど、まだ穏健派
少なくとも、死者が少なければそれに越した事は無いと考えて動く

だけど、私の友人は残念ながらそうではない。異端狩り≠フ一人や二人を「たかが」と考える、道徳心の欠落
自分の身近なものに対する子供じみた執着、そのくせに成人個体以上の戦闘力。夜間にも昼の様に物を見る目
この話を彼女に聞かせたら、彼女はテレサという人物を躊躇い無く襲撃、殺害を企図すると思われる

この件は………シオンには、良い迷惑に聞こえる
自分が何故か身の危険にさらされて、自分の恋人が誰かを[ピーーー]事になりかねなくて
好ましい記憶でもないのに過去を穿り返され、自分の所属する集団にも火の粉が飛ぶ

【もう一度、ふぁと大欠伸。別れの言葉も明確に告げぬまま、ヴェルチェリは公園の外へと向かい歩きだす】
【その途中で何気なく呟いた言葉は、指向性と持ってドラの耳にだけ届けられる】

…………『警護』というなら、余計な危険を持ちこまない様に
彼女の近くに居たがるのは止めないし、戦力が増えている状況は好ましいけれど

……彼女も、魅力的な為に苦労する

【ふう、と溜息。何故か、自分の胸に手を当てて】
【おそらく呼び止められようと、余程の事が無い限りその足は止まらない】
920 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 02:16:51.12 ID:ovrMh2SO
>>918
【後ろへ後退し様とする男】
【だがせっかく自分から近づき都合良い位置に来てくれた男を、少年は決して―――見逃さない!!】
【少年は更に駆け出して迫る】
【そして、腰に携えていたもう一本を抜く――――この最後の一本は、無銘だが、真剣】
【その一本で峰打ちを放つ!!!】

【―――止め、最後の全力】
【だが逆に言えば、もし耐え切れば、それは男の勝利となる!】
921 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/05(水) 02:20:00.86 ID:1JD92wSO
>>915
【か、かっ。下駄の音色に石畳を削る雑音を混ぜて、踏み止まれば相手へと向き直り】
【斬り仰せたのは、たかだか髪の数本ばかり。――成る程、獣じみた反応速度と体捌きだ】

当然。伊達や酔狂でこんなもん提げちゃあいないさ。

【――――ひゅう、と口笛を一つ。蛇が来るとも云うが、なぁに、今更だ】
【当に飛び切りの鬼が出ているのだから、たかだか一匹増えようが、所詮は同じコト】
【袖を揺らして、構えは前と同じく。能力≠ヘ使うか――いや、まだ早い。きっ、と鋭く相手を睨み据え】

五月蝿いな、判ってらぁ野良犬。吠えるなら好きにすりゃ好いが、襲う相手は選びやがれ。
――――狛犬に噛み付くってんだ、並の牙じゃあ圧し折れても識らねえぞ。

【同じ犬でも、と皮肉って。吐いた科白と裏腹に「逃げるなら今のうち」だのといったお決まりの文句は無い】
【瞳の灯が火勢を増した。全くの反対に、冬の冷気が一段と深まった。静寂は、それこそ耳鳴りのする程に】

【零下の殺気。いやはや、抜けば珠散る氷の刃とは、良くぞまあ言ったもので――――】

……上等、乗って遣るよ。精々辞世の句でも考えときな。

【からん、ころん。からん、ころん。相手に向かって、小刻みに足を進め】
【間合いに踏み込む一歩手前で、またも滑るようにして急加速。一閃を放つ――――】

【いや、違う。そうと見せ掛けて、狙いは刀。柄か鍔か、握る右手への柄尻での打撃】
【完全には抜かせぬままに初動を潰して、鍔競り合いに持ち込む心算である】
//お気遣い、有り難うございます。
//此方ももう暫くは大丈夫なので、無理の無い程度にお付き合い頂ければ。
922 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 02:23:44.77 ID:ovrMh2SO
>>920
/訂正
/迫る× 迫ろうとする○/これじゃ確定描写になってしまいますね、すいません。
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 02:27:46.28 ID:1JD92wSO
>>921
//描写足らんかったかも……因みに、此方の行動としては柄打ち込みから
//→抜刀を遅らせられたなら、手首を返して刃で鍔競り合いの形に、といった感じです。
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 02:32:45.72 ID:6/FQr9E0
>>920

(ざっけんな―)

【放たれた攻撃を残った腕で防ごうと腕を出す】
【だが、完全に防げるはずもなく、そのまま真剣の峰は腕に食い込んだ】

【攻撃を受けきろうとするが受けきれず、同時に腕を吹っ飛ばされ】
【男はそのまま刀の力によって地面に叩き落された】

小僧・・・

【叩きつけられた衝撃で少年と距離はとることはできた】
【しかし、今の一連の動作により両腕と左足を半分失う状態となった】
【ボロボロと傷口(?)からはゴミが落ちていっている】

こぞ、こぞ、こぞ―こぞう、ぞう、ぞう、う―

【とたん、男の言葉が普通ではなくなった】
【体のいたる部分からは黒いヘドロのようなものを出しながら、ただ立ち尽くしている】
【目の焦点は合っておらず、まるで壊れた人形のようだ】
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 02:42:19.68 ID:ovrMh2SO
>>924
うぅ・・・はぁ・・はぁ・・
【距離がひらくと同時に―――限界】
【少年の体が倒れ仰向けになる】

何か怖っ?!
【突然壊れた様な男の言語に思わずそう口走る】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/05(水) 02:52:28.10 ID:KL50Pqgo
>>916

……うん。
ありがと

【褒められて、お礼を言うのは素のままの声】
【聖輪が前に来たこと、掠れたこと――、些細な機微を感じ取れない少女は】
【キョーコの言葉と気遣いを丸呑みにして、控えめながらも嬉しそうに笑った】

(意外……

……理工系だったんだ
……私は軌道エレベータの方が馴染み深いし…
機械の事には明るくないけど……、ロケット開発って、精密部品と緻密な計算と莫大な予算が要るんだよね…?
キョーコって、実は頭良いのかな……)

【彼女の横顔を捉える眼差しに、微かな尊敬の念が籠められる】
【大学の研究について興味が湧くものの、今は本筋じゃない。堪えて――――】
【丈の短いローブからスラリと伸びた健康的な足が、耐え切れなさそうに揺れて。堪え――――】

――ね、ねぇ、キョーコ
ロケットの開発に携わってた、ってホント?
……学部は無数にあったんだよね
その中でも、特に難しそうな部門――、偶然入ったってわけじゃ無さそう

「風の無い所に行こうと思うのも」ってことは、開発だけじゃなくて…
一般の人も、行けるようにしたかった。もしくは、宇宙飛行士になりたかったのかな?
完成の目処は――

【――堪え切れませんでした】
【天体観測が趣味な少女は、眸底に星を浮べるかのように、水色の瞳を爛々と輝かせて。】
【このままでは話が大脱線事故を起こしてしまいそう】【辛い話の清涼剤になればいいのだけど】


【きっと、上記の質問も、少女なりの精神防衛手段なのだ】
【触れた手を、僅かに強く抑えて】

…………あなたが、自分をバケモノ≠ニ呼ぶ理由は、分かったよ……

でも、話を聞く限り――、自我は無かった。
小さい頃も、その時も、あなたの意思とは無関係に事が起こってる。
今≠ニは違う。……続きが、あるんだよね?

それから私は、蜘蛛の怪物なんて知らないよ。
キョーコだけしか、見てないもん

【彼女が人間か否か――。それは質問されていないから、今は思考の外】【いささか屁理屈にも似た論調は、きっと子供の特権】
【ただ、最後に残っているだろうターニングポイントを、闇の中に見据えた後】
【ゆっくりと、彼女の肩の方へ身を寄せて、小さく首を傾げ、体重を預けようとする】
【キョーコからは、何故だか歩み寄ってくれないから。「支えてなんかいない」――に対する、ささやかな否定を乗せて】
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 02:54:24.95 ID:6/FQr9E0
>>925

こ―ぞ―う―!

【男の近くにあるゴミが男の無くなった右手に集まった】
【先ほどよりも大きくないが、人の腕と言うにはかなり大きめの腕が形成された】
【そして、そのまま少年へと突進をしようとしたとき】

「待ってください」

【少年と男の間にひとつの人影が立ちふさがった】
【赤い目に赤い髪、頭の両側に髪を結んだいわゆるツインテールの髪型にヘッドドレスをつけ】
【赤と白のコントラスなメイド服を着た、どこからどう見てもメイドな女性がいた】

【女性は少年の方をチラッと見るとはぁと小さな声でため息をつき】
【少年にだけ見えるように口パクで「大丈夫?」と聞いてきた】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 03:00:40.34 ID:TStc68so
>>919

…いや、そこまでは言ってないよ…もしぼくがもう使い物にならないって思ってるなら、今度こそ信頼を取り戻さなきゃダメだし
それに、今度は彼女の事を本当に心配してくれる武美さんや吟雪ちゃんを紹介したいと思っているんだ
仲間内のごたごたで片づけていいのかって不安とかは…感みたいなものでもある

【ともあれ、これ以上は取り会う気もなさそうなヴェルチェリを強く止める事も出来ない】
【去っていくヴェルチェリの背に手を振って見送ると】

…大丈夫かな…いっつもぼくの悪い感って外れる事が少ないから

【と、ぽつりとつぶやいてそのまま立ち往生していた】
【←To Be Continued...】

/乙でしたー…
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 03:01:21.48 ID:dvjPa/Uo
>>921
【殺気故か只の冷え込みか、一段と冷え込んだ静寂を一つの足音が破る】
【間合いに踏み込む一歩手前で急加速、一閃が放たれる】

(は、こっちのが速────ッ!)

【カウンターの要領、絶好のタイミングで放とうとした居合いは、しかし完全には抜かれず】
【相手の狙いは一閃ではなく、こちらの初動を潰すのが目的と悟った】
【が、時既に遅し。為す術も無く鍔迫り合いへと縺れ込んだ】

…ッ、は、成る程な。こりゃァ骨が折れる───が。
俺の牙だって負けちゃいない、ぜッ!

【そう言いつつ、ぐん、と力任せに押す】
【いくら腕が立つと言っても男と女、性別上の膂力の差はどうしてもある。そこに漬け込んだ選択だった】

【もし押されるがまま距離を空けたなら、すぐさま二の太刀が飛んでくるだろう】
【狙うならば中段か、あるいは刀身を叩いて刀を弾くか───どちらだったところで、悠長にしていられるほど遅くは無い】


/把握いたしました。
/こちらこそお願いいたします。マズそうなら言ってくださいな。
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 03:05:01.61 ID:ovrMh2SO
>>927
うわぁっ?!
【此処までか――――そう思ったその時、】

――――・・・だ・・・誰?!
【突然、現れた女性】
【少年は少し事態が飲み込めない様で、】
【だが、少年は今痛みが酷く動けない】
【だからここからは現れた女性に任せて、成り行きを見守るしか今は彼に出来ることはない】


/おっと、気づいたらとんでもない時間ですが大丈夫ですか?
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 03:21:04.74 ID:6/FQr9E0
>>930

おま―おまえ、な、な、な、なにをしに、しに、きたん、ん、だ?

【うまく喋れなくなっているのか、ボロボロと答える男】

「その人形は・・・もう、うまく機能していません。本当に壊れてしまいます」
そ、そ、そん、んなこと、とは、関係な、ない。
こ、壊れた、た、たなら、ば、ま、また、つ、作れ、ば、ばいい!
じゃ、邪魔、邪魔を、す、する、る、の、のか?

【男はジリジリと二人に近づいてきた】
【女性はふぅと小さく息を吐いて男を見据えた】

「ご主人様、これ以上の戦闘はその人形では無理です」
「これ以上戦っては、ご主人様の意思に傷が付いてしまいます」
「ご主人様のためにも此処は引いてくださいませ。お願いいたします」

【女性は深々と頭を下げてお辞儀をした】
【壊れた男は沈黙し、くるっと踵を返した】
【彼にとって、負けそうになっての勝利とは意味がないようであり】
【この場は引き分けにしようと考えたのだろう。そのためこの場から立ち去ろうとする】

あ、あぁ、そ、そう、だ。

【チラッと女性のほうを男が見て】

あ、後か、片付け、け、を、して、ておけ、おけよ。
「かしこまりました」

【そう言うと男は森の中へ消えていこうとする】
【女性はクルッと少年の近くに移動してこようとする】

/大丈夫です。問題はない!
/そちらは大丈夫ですか?
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 03:31:56.91 ID:ovrMh2SO
>>931
しゅ・・主人・・・?
【少年は女性が口にした言葉に思わず目を丸くする】

(この人って・・・一体何者・・もしかしてかなり良い所の人なの・・かな?)
【こんな格好で、こんなにゴミ塗れで、こんな場所に来てるような人が・・?】
【その姿からは全くの予想外で】
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 03:33:04.09 ID:ovrMh2SO
>>932
/追記
/大丈夫だぁ〜!
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 03:34:36.05 ID:1JD92wSO
>>929
【居合の利点の一つは、速さ。抜き打ちと一閃を一挙動で兼ね、尚且つ鞘走りを用いて剣速を十分に乗せる】
【片手持ちの為に軽く成りがちだが、後の先を取られれば回避は困難。故に、先んじて潰しに掛かった】

――――生憎だが、速さ≠ナ負ける気は無ェよ。

【予備動作の少ない、急加速する踏み込み。先の先を取るだけの速度は、持ち合わせている】
【問題は此処から。身長差は然程でもないが、ウェイトと膂力の差は否めない】
【必然、真っ向から押せば負ける。そう、確実に先は見えている。だが、距離を開ける事はせず】

識ってる。だがお生憎様、こちとら相撲取りじゃないんだ。
端から何も、潰して勝とうなんざ思っちゃいないね――――!!

【押されつつ左腕に力を入れ、肩を入れ込むようにして刀を制し。同時、左足で此方より見て左前方に踏み込み】
【ぐるり。踏み込んだ足を軸に、肩の回転をそのまま、体ごと時計回りに相手の懐を脱する】
【真正面で受けずに力を逃しつつの逃げ、加えて居合の空転を狙っての行動だ】

【次なる一手、その回転を攻撃に転じ。相手の右方に回った所から、間髪入れずに肘を放つ】
【狙いは無いが、位置関係上は右の背から脇腹に掛けてに着弾する可能性が大きい】

【回転の勢いを乗せた一撃。女の力でも、軽いとは言えない】
【当たれば更に左手で肘を押し込んで、内部にダメージを響かせんとする】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 03:37:41.50 ID:6/FQr9E0
>>932

【男が完全に居なくなった後、女性はキョロキョロと回りを確認している】
【本当に男が帰ったのかどうかを調べていた】
【男が本当にこの場からは目の届かない場所へと居なくなったのを確認して、小さくため息をついた】

「大丈夫ですか?大変でしたね・・・」

【第一声に少年のへ気遣い】
【そして―】

「しかし、ご主人様から後片付けを申されました・・・」
「あなたを殺さなくてはいけません」

【静かな声で少年への殺害予告】
【しかし、女性の目はとても優しそうな―とても悲しそうな瞳をしていた】
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 03:37:48.06 ID:1JD92wSO
>>934
//やべえ、また描写ミスりました補足。「右の」肘打ちです……。
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 04:10:36.33 ID:dvjPa/Uo
>>934
【男であることの利点を前面に押し出し、膂力を持って相手を押す】
【が、此方から見て右側に踏み込みつつ回転。結果、二の太刀は虚しく空を斬る】

ちぃ────ぐッ!

【舌打ちしつつ、脇腹に力を入れる。刹那に放たれた肘鉄が脇腹に直撃、呻き声が漏れた】
【決して軽くないダメージ。体の奥へと深く突き刺さった】
【次いで左手で更に押し込む二撃目が来る────その前に】

──ッせるかよオラあああぁぁぁぁぁッ!!!

【右手の手刀が、相手に襲い掛かるだろう】
【肘鉄が脇腹に刺さる刹那。左手から真紅の鞘を、右手から獲物である刀を『手放した』】
【右手はそのまま手刀を形作り攻撃へ、同時に左足で地面を強く蹴り、上半身も使って右脚を支点に体を回転】
【一瞬宙に浮く刀を左手で逆手に掴み、第二打とする腹積もりだ】

【右手の手刀を受けるのは容易いが、そこで動きを止めれば二の太刀に多少斬られるのも已む無し】
【しかし動きに無理があるのもまた道理。受け切れれば、ダメージも手伝って大きな隙ができるだろう】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 04:42:52.66 ID:1JD92wSO
>>937
【回避は成功。あの力で圧し続けられれば、足元の不安な今は拙かっただろうが、体力の消費も少なく済んだ】
【カウンターも、直撃。だが、固い手応え――丹田に力を入れて、踏み止まった相手。読まれた、と言う事は】

(次が、来る――――!!)

【楔の二撃目を打ち込む暇など、与えて呉れる筈が無い。咄嗟に、外受けの要領で折り畳んだ右腕を開き、跳ね上げる】
【果たして、其処に衝撃は訪れた。手刀が右の前腕に打ち込まれ、軽い痺れと鈍痛を残す】
【続けて彼女が取った行動は、またしても攻め。気性同様に、苛烈な戦闘スタイル】

取った――――喰らえ、ッ!!

【受けた態勢から即座に手首を返して、相手の右手首を掴みに掛かり】
【成功したなら其処から流れるように腕を引き延ばし、左の短刀の柄尻を右肘に打ち込まんとする】
【咄嗟の事に加えて、痺れの残る右手だ。拘束は出来たとしても完全でなく、掴まれたとしても振りほどく事は可能】
【行動如何によっては、ダメージを軽減、乃至、無効化する事は決して難しくはない】

っ、く…………!

(………拙かったか、だが、相手は如何だ?)

【成否は問わず、二ノ太刀に対しては大きく跳び退く事で対応する】
【だが上述の攻撃の為、完全な回避は為らず。肩口から鎖骨に掛けて、浅くない刀傷を負った】

【僅かに覗く肌を、或いは白と桜を、じわじわと紅が染め上げてゆく】
【それこそ、手放した鞘が地に落ちる程の間の出来事。故に手応えを確認する暇は無かったが、然て】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 05:13:35.68 ID:dvjPa/Uo
>>938
【振った右手、その手首を掴まれ、短刀の柄を右肘に打ち込まれる】
【想定外の行動だったが幸いにも拘束力が弱い。振りほどき、腕の筋肉を固めることでダメージを軽減させた】
【続く二の太刀に確かな手応え。内心ほくそ笑みながらも油断はせず、距離を取った相手に集中する】

(何処を斬ったかは分からんが、互いの体勢からして恐らくは肩口辺り。手応えからしても悪くは無い)
(右腕のダメージも微々たるもの。刀を振るうには何の問題も無いが……)

【刀を向けたまま、一瞬の黙考。からん、と真紅の鞘が地に落ちる】

【月光に照らされた刃を見れば、斬ったにもかかわらず刀身に血糊は見当たらない】
【それどころか、今にも火を吹くかのように紅く、紅く輝いて─────】

っし、今日はここまで。

【いつの間に拾ったのか、真紅の鞘にするりと刀を収めた】
【平然と刀を腰に戻す男からは一片の殺気も感じられず、その姿は最早、一介の盲人と言って差し支え無い】

あー、喧嘩売っておいて何だが、今日はここまでにしとくぜ。
決着は次会った時にでも決めようや。とりあえず今日は帰んな。

【じゃーァな、と後ろ手を振り、神社の本堂へと歩いていく】
【軒下にでも潜り込んで眠るつもりなのか。ともかく、不満があれば呼び止めて話を聞くこともできるだろう】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 05:36:18.28 ID:ovrMh2SO
>>935

え?〜〜〜〜ッ?!
【突然の殺害予告】
【もう色色展開が衝撃すぎて追いていいけてません。】

/すいません、大丈夫といったばかりの所、
/母にばれ怒られ携帯没収されてました。
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/05(水) 05:49:36.49 ID:1JD92wSO
>>939
【右腕から肩に掛けて、二つ貰った。対して此方は腹に一つ入れた。――どうも、芳しくない】
【跳躍でかなりの距離を開けたが、下駄で無理矢理に二、三間を跳んだのだ。寸毫の隙が出来る、反撃には少し掛かる】
【苦悶でなく更なる警戒に眉を顰め、相手から片時も目を放さずに睨み据える】

(腕の痺れは、もう暫くすれば取れるだろうな。だが、肩の傷が存外に深い)
(幸いにも利き腕は無傷だ。出血が続けば体力差も開いてくる、そろそろ――――使い時、か?)

【此方も構えを保ちつつ、刹那の逡巡。鞘の地面に落ちると同時に、決断は為され】

【きし、きし。寒気がもう一段、厳しくなる。輝く紅に負けじと、瞳の蒼が深まってゆく】
【何処からともなく、昏々と霞が湧き出して、彼女を照らす月明かりを淡く淡く暈かし――――】

……ああ、潔いのは助かるよ。

【そんな中。応じて、此方も左手の短刀を鞘に納めた】
【かちん、小気味よい音で鯉口が鳴れば、同じく彼女の殺気も雲散霧消して】
【左手で右肩を押さえ、なにやらぴきぴきと凍り付くような音。其れが止んだら、霞もまた夜に融けるように消え失せる】

【肩口の傷を除けば、ごく普通の参拝客に元通り、であった】

応。折角の晴れ着を傷物にしてくれた落とし前は、また今度きっちり付けてやんよ。
それじゃあな、何処ぞの野良犬。――――ところでそれ、ひょっとしなくても妖刀ってやつ?

【元より、竹を割ったような性質だ。殺してやりたい程の理由も無し、未練たらしく引き止める事もなく】
【ただ一つ、少しだけ気になった事を訊ねてみる。話し掛けていた℃魔ニいい、まるで血糊を喰ったような様子といい、只の業物にも見えない】
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 06:08:11.72 ID:dvjPa/Uo
>>941
【軒下に潜り込もうと、腰を屈めようとしたところで動きが止まる】

あん?コイツか?
…まァ、そうなるのかねェ。名前はサザンカ。

【「参斬火」と書く、と付け加えた】

お察しの通り、コイツは人を喰う。といっても、実際は血を吸うんだがな。
コイツから聞こえる「鈴の音」を聞いた奴だけ喰うってェ偏食っぷりでな、正直手を焼いている。
他にもあるが…ま、残りは今後のお楽しみ、ってことにしとけ。

【口の端を歪め、ひひ、と笑う。懐柔に使えば逆に敵意を買いそうな笑顔だ】

んじゃ、次に遭った時を楽しみにしてるぜェ?狛犬チャン。
振り袖なんぞより、もっと似合う服があんだろ?

【思わせぶりな口調。そのあやふやさを訂正することなく、するりと軒下に潜り込んで見えなくなった】
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/05(水) 06:43:02.65 ID:1JD92wSO
>>942
【べったりと掌に張り付いた血糊を、何となしにぺろりと舐め取り、渋い顔】
【確か、催吐性が有ったのだったか。軽く手を振って、血の珠を石畳に散らしつつ】

……成る程な、道理で。
似たようなのを持ってるからさ、解らなくも無いんだ、何となく。

【ふむ、と得心したように頷いて。妖刀ならば、血の一つも吸おう】

そりゃあ刀だって、食いもんは選びたいだろうさ。当たり前だろ?
けれどもまあ、オレの血なんて何が美味いのか、正直理解に苦しむけどさ――――。
応、愉しみにしておくよ。鬼が出るか、蛇が出るか……と。

【口の端だけを曲げて、くすくすと喉を震わせる。アルカイック・スマイル】
【瞳にこそ喜色が宿っているが眦は下がっておらず、半ば仏頂面なもんで色気も素っ気も、といった具合だ】

服の善し悪しなんざ、手前に指図される筋合いは無いね。だが、なんだ――――
……余所行きじゃあ殺り合うにも不都合だ、言われずとも、今度はも少しマシな格好してくるさ。

【そう宣ってひらひらと手を振ると、袖を靡かせ踵を返し。手水舎で手を洗えば】
【からん、ころん。下駄の音を高らかに響かせて、遠ざかってゆく。やがて影は石段を下り、見えなくなって】
【から、ころ、から、ころ。耳に心地の良い音も、やがては聞こえなくなった】

【二人の人斬り、死合いの跡。残ったのは唯、傾いた月と夜闇と、それから耳鳴りのするような静けさばかり――――】

//遅くまでお疲れ様でした、楽しかったですぜ!
//お付き合いありがとうございました、そしておやすみなさいませー!
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 06:45:01.40 ID:dvjPa/Uo
>>943
/乙っした!こちらも楽しかったです。
/今から寝たら夕方に起きそうだ…まあいいか!おやすみなさい!
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 10:08:06.53 ID:6/FQr9E0
>>940

【沈黙し、少年を見つめた後、ふぅと小さなため息をついた】

「本来なら、今あなたを此処で殺しておかなければいけないのですが・・・」
「私は人殺しが好きではありません」
「この場からすぐに逃げなさいと言いたいところですけど―そうもいきませんね・・・」

【はぁ、と小さくため息をつく女性】
【しきりに周りをキョロキョロと見はじめ、何かを警戒しているようだ】

「今なら助けてあげれます」

【そう言って、服の中から消毒液とガーゼ、包帯を取り出し少年に近づいた】

/寝落ちしてしまいました、すいません・・・
/こちらも平気とか言っておきながら申し訳ない。
/返信しておきます。
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 12:08:06.50 ID:xFeeDDko
>>928
/申し訳無い、すとんと寝落ちしてた……
/お疲れさまでしたー
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 13:42:39.02 ID:ovrMh2SO
>>945
・・・見逃してくれるんです・・か・・?でも・・・――――
【――――そんな事をして、後でばれでもしたら貴女の立場が無くなるのでは?】
【そんな事を言おうとしたが、もう体力気力が無くなっていて】
【だが、だからと殺されるのも嫌なので】
【少年はただ、されるがまま女性の治療を受けるだろう】

/すいません、気付くのに遅れました。
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 14:25:26.97 ID:6/FQr9E0
>>947

【包帯やらを巻いて少年の怪我を防ぐ】
【しかし、あまり上手ではない様子】

「応急処置ですから・・・早めに病院へいったほうが良いでしょう」
「立て―ませんよね・・・」

【などと途中まで言ってから、ふぅとため息をつく女性】
【キョロキョロ周りを見てから、少年に手を差し出した】

「私がおぶって街まで連れて行ってあげましょうか?」

【背負って街までおぶってくれるようだ】

/すいません。こちらも少し遅れました。
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 14:33:55.72 ID:ovrMh2SO
>>948
・・・・じゃあ・・すいません・・・お願いして良いですか・・?
【と少年もそう、両腕を精一杯伸ばす】
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 14:41:39.54 ID:6/FQr9E0
>>949

【女性は伸ばした手を掴み、少年を一度立たせてから背中におぶらせた】

「しっかり、捕まってくださいね」

【そして、少年をおぶったまま、街へと走って向かおうとする】
【街までキンクリしますか?】
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 14:50:04.86 ID:6/FQr9E0
/次スレです。
/http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1294206550/
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 14:56:52.53 ID:ovrMh2SO
>>950
有り難う・・・ございます・・
【そう女性の背中に残りの力を振り絞ってギュッと捕まる】
【捕まってそのまま―――】

・・・すぅ・・・すぅ・・
【寝息を立ててそのまま少しばかりの眠りにつくのだった】
【もちろんキンクリです。】
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 15:04:50.36 ID:6/FQr9E0
>>952

「(寝てしまったか・・・)」

【少年をおぶったまま、街へと向かって走り出した】

【キンクリ―!】

【街中】
【街へ到着し、病院の前まで到着した】

「(やっとついた・・・)」
「(軽いかと思ってたけど、案外重かったわね。衰えてるのかなぁ・・・)」

【余計なことを考えつつも、病院に入ろうとする】
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 15:11:00.50 ID:ovrMh2SO
>>953
・・・・・あれ・・
【病院に入るとほぼ同時に、少年が目を覚ます】

・・・ここ・・どこ・・あれ?・・僕・・
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 15:16:34.23 ID:6/FQr9E0
>>954

「病院です。あなたを運んできました」

【まるで業務連絡のように淡々と話す】

「受付を済ませてきますので、そこの椅子で待っていてもらえますか?」

【そう言って、おぶっている少年を背中からゆっくり降ろそうとする】
【傍から見ればメイド服を着た女性とそれにおぶさっている傷だらけの少年】
【とても奇妙な組み合わせにに見えるかもしれない】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 15:18:19.26 ID:dn27XADO
【路地裏】

とりあえず、警備でもするかな

【路地裏にローブを着た青年が歩いている】
【短く整った白い髪、色白の肌に、それらによって際立つ紅い瞳を持ち、目鼻立ちのはっきりした顔つきをしている】
【ローブは全身を覆う程の大きさで、色は黒】
【白、赤、黒と揃っている独特の容姿だ】

困っている人、居ませんかー?

【警備中──らしい】
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 15:25:32.19 ID:ovrMh2SO
>>955
(・・・・そうだ・・・僕、・・・・廃墟で・・・それ・・・で・・)
【寝ぼけて朦朧とした意識が蘇っとくる】

あ・・はい。
【降ろされて、ちょこんと椅子に座る】
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 15:29:26.05 ID:6/FQr9E0
>>957

【受付へ向かい、記載をして終えて少年の元へ戻ってきた】
【少年の座っている隣へポスンと座った女性】

「あなたの名前がわからないから、私の名前で書いておきました」

【それだけ、単純な用件を伝えると黙ってしまった】
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 15:36:00.16 ID:ovrMh2SO
>>958
あぅ・・・・・すいません。

・・・護・・・です・・。
【少年は用件を聞いてそう申し訳なさそうに】
【今更ながら名を名乗る】
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 15:51:05.79 ID:6/FQr9E0
>>959

「護さん、ですね。私の名前はランシャン・ファルメールです」

【ふぅ、とため息をつき立ち上がろうとする】

「そろそろ・・・・・・私は行かせてもらいます」
「あまりご主人様の元から離れていると勘ぐられてしまいますので」
「私の名前が呼ばれれば、あなたの番ですので」

【そう言って、メイド服の両端をつまみ華麗にお辞儀をした】

「ふたたび出会うことが出来れば―いえ、出会わないほうがあなたの身のためなのかもしれませんが―」

【などと冗談のようなことを真顔で良いながら話す女性】

「どうかお気をつけて」

【再びお辞儀を少年に向けてする女性】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 16:02:16.61 ID:ovrMh2SO
>>960
そうですね。ではまた会えたら―――って会わない方が良いんですね。

ランシャンさん・・・あの・・・・有り難うございました
【少年―――護もそう礼をして】
【行こうとする彼女を見送るのだった】

/乙でした!
/長時間有り難うございました!
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 16:05:38.98 ID:6/FQr9E0
>>961

【出口を出るときに、再びお辞儀をして病院から出て行った】

/おつかれさまでした!
/本当に長時間ありがとうございました!
/返信遅れたり寝落ちしてしまって申し訳ない!
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 16:08:29.49 ID:y0QdMCgo
【河原】

ニンジン、ニンジン、ニンジーンー〜

【生のニンジンをかじりながら歩く、ウサギ耳のカチューシャを身につけた少年がいる】
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 17:27:56.16 ID:y0QdMCgo
【街中】

駄目だね〜、この場所にはだれも居ないみたいだよ。移動しようかな?

【生のニンジンをかじりながら歩く、ウサギ耳のカチューシャを身につけた少年がいる】
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 18:34:10.30 ID:y0QdMCgo
【どこかの首都】

ぷぷぷっ、だれもいないね。 もうこの場所も残り少ないんだろうな〜ふふっ

【生のニンジンをかじりながら歩く、ウサギ耳のカチューシャを身につけた少年がいる】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/05(水) 18:56:48.51 ID:h1JHW1s0
>>926

【視界の端に映るサージの脚を見て、『縛ってみたい』などと言う、妙な欲を感じないでも無い】
【可愛い――――なんて見方を、命の恩人にしてしまう自分の、何とも嘆かわしい事か、とも想うけど】

………そんなにスゴいモノじゃないのよ? その時は飽くまでも、理論と思索、あと簡単な℃タ験の話だったし。
でも、頑張って大学に入って、大学でも皆でまた頑張って。企業を立ち上げるための準備も始めてたっけ。
まだ夢のまた夢だったけど、私達なら、何時かは星の国に売り込める程のをね、何てったって………。

【サージの問いを受けて、一時的とはいえキョーコの眼に、噴射炎の様な熱い光が灯った】
【片や母なる海に浪漫を見い出した少女、片や零下の星海に漕ぎ出さんと夢見た少女、通じ合う所が有るのか】
【少しずつ、貼り付けられた記憶の封を引き剥がし、今にも詳細な話に飛び込みそうな様子であったが】
【――――仮定の話。有り得ないと解っているから、其れを口にした瞬間、引き戻されるのは現実】
【左側に流れていた双眸に映るのは、遥か古の投影たる幾万光年の銀河では無く、今傍にいる、ひとりの少女だ】
【嬉しいような、寂しいような――――否。明らかな両者を内包しながら、ひとたび噤む口】

んー……いや、其れは…………。
この調子じゃ、私の中の『怪物』は、あの時じゃ無くても、そう遠くないうちにひょんなこと≠ナ目覚めるわ。
身体が小さいのに丈夫なのは、飛行士の条件とすればパーフェクトだけど……もう、今更かしら。

【的確で緻密綿密なオペレートが必要なのは、開発も、商売も、宇宙での活動の統率も、皆同じ】
【怪物≠ニ化してしまえば、手綱を取る人間にも、受容し実動する人間にも、成れはしない】
【例え自我と関係なしに行った行動でも、言い訳にしか成らない、責任は背負えない――――苦痛故に言葉に出さないが、そう言う事】
【他の事については語ると言うのに、此処は不完全燃焼気味に片付けようとするのは、未練の裏返し、か】

【そして、話が元の軌道に乗り直せば、先程よりは明度が上がったが、それでも暗い表情】
【然し、ぴたりと重なった手と手より、そして傾げられた首筋より伝わる温熱は、『寂しさ』を氷解させるには、十分】
【――――後は、自分で作っている壁を、乗り越えるだけなのに……。】

………その『キョーコ』が、『怪物』だったら、どうするの?
本当なら、何の恩も返せてない貴女に、触れる資格すら無いわ。
……悪い何かは私の中に棲んでいるし、もし其れが私と違うとしても、チカラを使い始めるのは私の意思。

………あの事件の後、大学が有るこの国の首都から私は身を眩ませて、可能な限り遠い所を、放浪することにした。
自分が居れば、仲間たちは面倒に巻き込まれるかもしれないし、和も乱れるから……ね。

其れからは、所謂機関≠ンたいな連中を斃して、殺して、自分の狂気を有効利用した気になってたわ。
強いから、正しい。正しいから、負けない。……そう考えてたし、そう想わないと、胸が苦しくて。
……――だから、明らかな敗北を喫して、其れまでの反動が一気に来ちゃった、のよ。

【まだ話は続きそうだが――――此処で、キョーコの言葉は、一先ず途切れる】
【21年の半生のダイジェストは、遂に半年前の初めての邂逅のシーンを映し出し、キョーコの中で拡がる、自己否定の念】
【サージの手に触れたかったのか、下側に重ねられていた右手が、這う様に左手の覆いを摺り抜けて】
【――――逡巡の体でふらふら宙を彷徨ってから、サージの首を支える様に、自分の左肩の上に置かれた】
【この身を総て委ねたい、だが其れは道理では無い】【仄かな熱を宿す眼頭は、堪えかねるかの如く、ふるふると震えて】
【彼女の選択は――――正誤は端に置いたとしても、小さな身の丈には似合わなかった】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 19:01:14.62 ID:y0QdMCgo
【どこかの首都】

んん〜、よく見ると、建物の中には結構いるねー。みんな引きこもっちゃってるよ、ははは!

【生のニンジンをかじりながら歩く、ウサギ耳のカチューシャを身につけた少年がいる】
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 19:43:24.20 ID:y0QdMCgo
【どこかの首都】

まあ〜、ここにいる価値はもうなさそうだね、別の場所にいこーっと

【生のニンジンをかじりながら歩く、ウサギ耳のカチューシャを身につけた少年がいたが、今はもういなくなった】
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/05(水) 19:49:43.36 ID:KL50Pqgo
>>966

【ちなみに、彼女の感じたことを、そのまま口に出しても】
【今の少女には弱めに袖を引く程度のことしかできない】
【つい先日、幼気な女の子を鎖で拘束してしまったばかりだから――】

【閑話休題】
【暖色の光を瞳に宿しながら、過去の想いを話してくれていたキョーコが、唐突に言葉を切って】
【なんとなく、その先を聞くのは憚られた】【『何てったって』――、なんだろう】
【満足したような、もどかしいような、不思議な色を湛えた表情で、話の続きに答える】

……宇宙もきっと深海に似て、極限状態の連続
暴力的な無音と、光の射さない圧迫感は、話相手でも居ないと耐え切れないよね
そんな場所じゃ、命に直接の危険が迫らなくても、変化したっておかしくない……

……今もまだ、御せないの、かな?
私には……、キョーコのいう怪物の「それ」が――人格を持っているのか、意識を上書きしてるのか
よく分からないけれど

【意識していないのに、一度持ち上げられたテンションと共に、声のボリュームが下がってしまう】
【キョーコの言うひょんなこと≠ニは、「日常」も含めて、なのだろう】
【それが分かって尚、少々ピントのずれた答えをするのは】
【彼女に余り悲観的になって欲しくないからで――】

…………ちょっと前にね
私のいけない部分も含めて、私を好きになってくれた友達がいたの
詳しいことは、恥ずかしいから秘密だけど
……きっと、そうやってお互いに許容しあって、人同士は繋がるんだ

キョーコは自分の良心に叛くものに対して、少しだけ強気すぎたのかもしれない
だから、一度折れたときの反動も、強かったのかも……
……嫉妬しちゃうくらい、あなたは綺麗で、まっすぐだから

きっとそれは、すごく良い事なんだけど――
辛いなら、自分をやんわりと許容しちゃっても、良いんだと想う。私は……

【頭を優しく撫でるような、控えめな音量で言葉を紡ぐ】
【それは、サージの思考の、主柱となるようなものだった】
【――内容を、どう捉えるかは彼女次第。BGMとして聞き逃してもいいかもしれない】
【彼女の手に支えられて、ゆっくりと瞼を降ろして】
【話が続くのであれば、きっと静かに受け入れるだろう】
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/05(水) 20:29:43.19 ID:h1JHW1s0
>>969

………深海?
…確かに、水中トレーニングは有ると思うのだけど…。

……似た様なものかも知れないけど、厳密には、丸っきり別の人格では無いのよ。
たぶん、『私』の中で隠されている「一面」……それが、表出するんだと思う。
能力を使うときは、闘う時。只でさえタガが外れがちな時でしょ? ……チカラが、其れを増幅するの。

【飽くまでも、『忘我』であり、『変質』では無い――――キョーコが語るのは、詰る所そんな内容】
【極端に遠いわけではないが、些かばかり唐突に表れた喩えに対して、何故かしら、と言いたげな顔で指摘を挿入する程度の余裕は有る様だが】
【裏を返せば――――これまた、逃げ道を作っておいた方が、語るに精神的重圧が無い、と判断したのだろうか】

『綺麗』だなんて………そんなトンデモ、言わないで頂戴よ。
身も心も怪物に変えないと、一人じゃマトモに勝てやしない私が……!

……恥ずかしい話は、此方こそ、ね。

【――――……至極、魅力的な言葉の数々が、津波のように押し寄せてくる】
【実際問題、かつてのキョーコは、『怪物』である自分と適当な折り合いをつけて、或る種なぁなぁ≠ナ生きる事が出来ていた】
【此れまでより突っ撥ねた、強い語調で、自分の脚先の方――――誰も居ない虚空を睨み付けながら、刺々しい声を吐き捨てる、けれど】
【無意識の内に、歯を食い縛る代わりと言ったカタチで、作られる握り拳と】【手の重なりが、歪んでいく】

………あの時、恩を返すと約束して、今の今まで、何も出来ていないのよ。
其れどころか、夏の私は、また『怪物』に成り下がってた。気が付いたら何時も、追い詰める事を遊んで≠ト…!
終いには、機関員にとうとう哲学者の卵≠撃ち込まれて―――4か月、『私』が怪物に乗っ取られて、今もこのカラダに卵は残ってる。
ちょっとした幸運の御蔭で元に戻ったけど、その間の記憶は、何もかも……息が詰まる様なモノ、よ。

……そして何よりも、私が怖いのは。
人体を滅茶苦茶に壊すってコトが、今の自分の中に、『快楽』としてメモライズされてる事。
今は落ち着いていても、若しかしたら……なんて思うと、此処に居る≠アとまで、辛くなって来るわ…!

【溶かし切れない最後の意地っ張りからか―――この時点では、『卵』を撃たれる直前、サージに逢いたがっていた事は、封印】
【自分と怪物が同一≠ナ在る事の根拠のひとつと成り得る、肉体にまで刻み込まれた陰惨な記憶を、嗚咽雑じりに言葉に変えて】
【武美や聖輪の声に対して、明るいとは言い難い反応を示した理由の一端も、少しずつ推測できるようになってきた、か】
【――――泣きじゃくる子供の様に声調は乱れ、瞼を擦ったコートに引かれるのは、実在を危ぶむ程に淡くは有るけど、塩辛い液体の帯】

……其れでも、私は、良くしてくれた皆に、苦しめた友達に、そして貴女に、報いたい。
でも、でも…………言い様も無く、不安なのよ……。

【力強い台詞を吐いたかと思えば、台無しにしてしまうのは、幼子宛らの涙声と、情けない後付けの台詞】
【殆ど無心の内に―――返された手首は、しがみ付く様に、添えられたサージの右手を握ろうとする筈だ】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 21:22:25.89 ID:xFeeDDko
【蔵書の数と質が高い評価を受け、内外より利用者が訪れる】
【此処は聖都魔術協会、その付属図書館】
【書物のやや黴臭い臭いや埃っぽさ、冬季の肌寒さに交じって】


〜〜〜♪

【軽い鼻歌と揺らめく湯気、そして甘い香りが漂っている】

【もし誰かが、その方向に目を向けたならば】

「どうかな?砂糖は少なめにして、その分良いミルクを選んでみたんだ
膜が出来ない様に温度を抑えたから、すぐに飲める筈だけど」

ん、悪くない………クッキーも欲しいわね、これなら
ちゃんと味の有るのを持ってきてよ?非常食みたいなのは食べられないわ

【そこに居たのは、身長150cm程の、良く似た二人】
【片方は、白のシャツにネイビーのネクタイ、ズボン、ロングジャケット。肩までの髪を、後頭部で小さく纏めている】
【もう片方は、ウエストとスカート部にワイヤーを入れたロングドレスにネイビーのコート。髪は肩まで伸びている】
【二人とも、藤色の髪と真朱(まそお)の瞳。衣服と髪型の違いが無ければ、区別は付かないのではないか】

【ドレスの方は椅子に座り、本を片手にホットミルクを口に。ジャケットの方は盆を手に、椅子の斜め後方に立っている】
【この部分だけ切り取れば、何処かの上流階級の家、その一室の光景に見えなくもないのだが】

【繰り返して表記すれば、ここは図書館である】
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/05(水) 21:23:34.74 ID:KL50Pqgo
>>970

私、少し前まで潜水士をやってたから
……ちょっと変な喩えだったかな。
でも、謎に包まれた空間、っていうのは似てると思うんだー

【照れたような口調で返しながら】
【「隠されてる一面が表出する」ことには、微かに頷き返して】
【彼女の耳、首筋の傍で、栗色の柔らかな髪が、ふわりと踊った】

【手の重なりが、変化して】
【鎖した瞼の向こう側にあるはずのキョーコの表情が見える気がした】
【変化の乏しくなった穏やかな顔付きに、心配そうな色が、薄く滲む】

……哲学者の卵≠フ卵を…
それに乗っ取られた、って……
じゃ、ホントに、今は小康状態…、なのかな…

【哲学者の卵は、まず取り出せるような代物じゃない】【友人もそれで苦労していた】
【先程の話と統合すれば、彼女の中に残る記憶が酸鼻を極めるものであることは想像に難くない】
【端々に聞こえる危険なフレーズに視界を広げれば】
【――そこにあるのは、いまにも雨降りに変わりそうな彼女の顔】
【共振するように、目を細めた後】

……ううん。元に戻れたのなら、まずは良し
不安なのは、『快楽』を行使することなんだよね…?

だったら、その要素を取り除かなきゃ…
向き合うにしても、気持ちを逸らすにしても
……どんな方法が一番良いかは、分からないけれど、協力するよ

……誰かに報いるのは、焦らないで。
キョーコが、そうしたいと思っている限り、いつだってチャンスはあるんだから。

【協力する=\―、方法の分からない現状で口にするのは、些か無責任かもしれない】
【軽く笑みを浮かべて。握られた右手の感触を確かめる】
【細い五指が、滑らかに彼女の指の間に浸入しようとして】

……それに言っとくけど、私は無抵抗でやられちゃうほど、弱くないよ?
10m越えの蜘蛛とだって、一度ならず戦って、生き延びてるんだから
その心配は、しなくたって平気。 キョーコは此処に居ても、大丈夫なんだよ。

【湛えられていた笑みが、若干子供っぽい、得意そうなものに変わった】
【――畏れていない、といえば、残念ながら嘘になるけれど】
【「報いたい」なんて、勿体無い言葉を掛けてくれる彼女に向けられる感情でもない】

/すみません、ごはんたべてきます!
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/05(水) 22:04:52.28 ID:h1JHW1s0
>>972

【こうして、サージと言葉を交わしている間も、内在する恐怖は背筋を撫でる】
【自分がその根源であり対象であれば、この世界に逃げ道は無いのに、今もキョーコは、逃げたい≠ニ、想っている】
【総てを疵付けるガラスの蜘蛛なら、いっその事、温もりを捨てて独りで凍り付いてしまえば、完結できるのでは、とも考えなくは無い】
【其れをさせない、最大の理由が――――報いたい≠ニ言う、枷で有り、推進材でも有る、不思議な気持ち】

……前々から、闘ってると気持ち良くなって来る事は、判ってたわ。
………ふとした気の揺らぎに身を委ねて、後は我に還るまで、空っぽ。そんなのが……。

【塞ぎ込み、沈み込み――――言葉は、土竜の様に、昏く閉鎖された心象世界を抉り進む】
【最早認めざるを得ない、そして、サージを後で傷付けない∴ラに、明かさねばならなかった怪物としての自分】
 【言葉が自分を貶める、落下して往く自分が、言葉に毒を浸み出させる】【良くある、悪循環――――。】
 【蜘蛛でありながら、皮肉にも自縄自縛するキョーコを救いだす糸≠ヘ、しんしんと凍える夜の山風にも陰る事無き、サージの温もり】
【こんな自分に、此処まで真剣に考えてくれる――――敏感に捉えた指の感覚の変化と、蝸牛に浸透する、揺るぎ無い声で】
【キョーコの中で荒れ狂っていた存在の苦痛≠ェ、少しずつ和らいでいく】【今はまだ、言葉を濁らせるだけ】

……皆と生きていく事が、サージと並んで立つ事が、許容される………本当なら、嬉しいけど。
でも、昔から私は、何個も不発弾を埋め込まれてるみたいなモノ、なのよ……。

【言うなれば、キョーコは人間爆弾=\――それも、半永久的に爆ぜ続ける、複数の危険性を孕んだ、其れ】
【元より不安定だったチカラの性質は、彼女の精神的特質に、卵の邪悪と共鳴し、過去以上に烈しい揺らぎを帯びている】
【遠ざける≠ニ言うよりは、自分がじりじりと後ずさりするみたいな言葉を―――ひとまず、区切って】
【何秒か、何十秒か? 断じ難い奇妙な静謐が、続いて―――やがて、破られる】

………――ねぇ、赦されるの?
……腐敗を抱え込んだ私が、人間として、貴女達に甘える事が………。

【言葉を選んだにしては、単純な問い―――恐らく、悩みの主点は、尋ねるか否か≠ノ、置かれて居たのだろう】
【半ば期待はしていた、予定もしていた、サージに対する問い。然して、口に出せば、孤独な疾走に対し、明確な一線を引く事になる】

【ぎゅ、と。痛みすら伴うかもしれない、遠慮の無い強さで―――親に対する赤ン坊の其れよろしく、握力を強めて】
【結果としては、キョーコは……――その為の問いを、掠れた声で、投げかける事にした】
 【あの日≠フスタートに回帰して、今は、自分の弱さを、事実として呑み込んでしまう】
 【『温もり』に慣れる事すら、少し怖いけど――このまま壊れるよりは良いんだって、肩越しに伝わる心の響きが、教えてくれた】
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/05(水) 23:04:44.60 ID:KL50Pqgo
>>973

……闘いに関することは……
抑えることも、発散することも、心が負けそうになるなら
今は、折り合いをつけるしかないかも……

……それに解決法も、これから先だって、見つからないかもしれない
そのときは、全ての人間≠ニ手を取り合う、なんてことは無理かもしれない

けれど、爆発に耐えうる人間なら、傍に居たっていいと思うよ…
…独り、なんてのは、絶対ダメ

【大気の中に、蒼い冷水が染み込んでいくような静けさ】
【不安そうに眉が八の字を作ったものの――】

【握る力が強められて、反射的に苦笑を漏らす。痛く感じたのは瞬間だけ】
【仮借ない締め付けには、むしろ彼女の真っ直ぐな感情を意識させられた】
【彼女の肩から頭を離して、彼女の横顔に澄んだ眼差しを送った】

抱え込んでいるものをどうにかすることは、出来ないし
赦すなんて権限も持ってないけれど
……人間として受け入れることなら……、喜んで

キョーコが慕う人達も、事情を知れば、きっと同じ答えを出すよ
……あなたは、心のどこかでそう思ってたから、報いたいって思ったんだよね?
だったら、私から掛けられる言葉は、それだけかな。

【答え自体は短く、月並みな言葉】
【――内容は、ブレていない。】
【過去の話を聞いた。その上での言葉、という一点のみが違った】

【正確に言えば、“貴女達”と問われて、他の人の分まで回答する権限も無いのだけど】
【自分だけでは不足。いつか崩れるかもしれない。出来るだけ多くの人と関われるなら、好ましいこと】
【だから一緒に肯定して、屈託のない笑みを浮かべることが出来る】
【力の籠もらない声に対して、希望を持った口調で話すことが出来る】
【畏れる事なく肩を寄せ合って、少しだけ温めあうことだって――】

/ただいまです!
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/05(水) 23:40:30.63 ID:h1JHW1s0
>>974

【完全な返答が与えられる筈など無い、総ての人間と解り合える等と言う事も、無い】
【不満点を捜そうと思えば、溜まった煤を払う様に、幾らでも見付けられる類の返答かもしれない】
【実際問題、キョーコが報いたい≠ニ想った理由などは、些かばかり的を見誤っている訳、だが―――。】

………有難う、サージ。
何て言えば良いのか、どうすれば良いのか、解らないけど……――只管、心が安らいだわ。

……この言葉を聞くためにずっと喋ってたなんて、私はやっぱり卑怯で、破廉恥な女。
貴女の素直さが、正直な話、とっても羨ましい……いや、眩しいのよ。

…………半年かけて、漸く、振り出しに戻って来れたわ…!
勿論、恩は果たす。寧ろ、もっと重なっちゃったみたい、だけど…。

【清流を切り取った様に、澄み渡る視線――――そして、全てを語られた上で、絞り出してくれたであろう言葉】
【其れを裏切るなんてことは、確かに救われた<Lョーコのココロと、其れに付随する感情には、出来ようも無かった】
【本人は振り出し%凾ニ言っているが、実際の所は、相違無くあの日≠謔閧焉A前進している筈】
【絶望の殻を一つ破り――――『核』に近い気持ちを曝け出して、重い荷物を預けるカタチで、受け止めて貰えたのだから】

【キョーコは、手の力を緩ませる事無いまま、短い沈黙に息を継いで、サージの肩に、その左半身を寄せ】
【完全に解れた涙腺から零れ落ちる涙を隠さず、「構うものか」と、そのローブに、顔を埋めようと試みて】

……―――こんな時ぐらい、脆い裸の心に触れてくれる人間に、成って欲しいの。
私の為だけの、我儘だけど………お願い、だから。

【想い出す、感覚――――陰惨な記憶に苛まれる事の無かった、復活≠フ直後の自分は、積極的だった】
【寧ろ、断片的に蘇った追憶のカケラを支柱に、自らを立ち直らせる事さえ、していた様な気がする】
【そんな、逞しい回顧≠、今の自分が行う為には――――身から出る錆の重みを、少しでも肩代わりしてくれる、誰かが必要】
【改めて、今度こそ、自分の中の弱さを認識したからこそ、到達することのできる思考】
【――――涙の潮流に揺り動かされ、強震の渦中に有る声は、却ってこの宵闇に良く響く、そんな気がする
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 00:10:34.67 ID:Ezr1p3go
【光の国、とある教会】
【この時間ともなれば、有り難い説法もまず聞く事は出来ないだろうが】

………良いですか?つまりは、そういう事です
暴力はさらなる暴力を呼び寄せる。これは全くの道理
ですから、右の頬を打たれたら、左の頬を差し出せば、其処で連鎖は途切れるのですよ

【開け放たれた両開きの扉から、声は聞こえ続けていた】
【ゆっくりと噛み砕いて飲み込む様な、スローテンポの丁寧な口調】
【道に積もった雪をスクリーンに、屋内の光源が二つの影を移す】


……然し、私はこうしてお説教をしている時ならば兎も角本質は獣に負けぬ獣
右の頬を打たれたならばその時はどうするか?打って来た手を良く見るだろうね
きっとそれは左手の筈で、きっとそれはまだ空中を動いているのだろう
ならば私が行うべきは踏み込みと共に握りこんだ拳を振るい、胃を狙ってのボディブロー
返す左で顎を打ち抜けば、見事に意識を刈り取れるで有ろう事は至極想像容易い事だ

以上、理解頂けたかね文字通りの迷い子よ?

【聞こえていたのは男の声。突然口調の変わったそれは、息を何処で接いだのか分からぬ程の早口で】
【映る影がシャドーボクシングを行うと、子供の様な無邪気な笑いが上がった】
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/06(木) 00:28:23.49 ID:JqhY79co
>>975

……褒めるなんて、ズルいな
私が言ったときは、否定したのにさ
聞かせて欲しいって頼んだのも、私だし
……自分で思ってるより、キョーコはずっと素敵な人だよ

……あ、恩とかは、気にしなくていいからね
清算されたら、関係とか、消えちゃう気がするし……

【彼女の言葉に照れているのか、自分のセリフが恥ずかしいのか】
【僅かに顔を上気させて、それでも視線は逸らさなかった】

【身体を寄せられて、僅かに表情が和やかになったものの】
【流れ落ちる涙――、というよりは、それを隠そうとしない彼女の様子に、目を丸くした】
【少し厚めで手触りの良い焦げ茶の布地に、幾つかの水滴が染みこんで、色が変わる】
【夜の冷気とは違うシットリとした冷たさで、肩は涙を知覚した】

うん……分かった……

……やっと、歩み寄ってくれた

ふふっ
私の我儘も、叶っちゃったみたい

【涙に震える声に対して、気遣うような口調で返される、簡潔な答え】
【裸の心≠ヘ分からないけれど、このままの姿勢を受け入れることは】
【「お願い」と言われなくなって、そうするだろう】
【右手は確りと結んだまま、ゆっくりと微笑んで】

【――彼女の特徴的な帽子を一瞥した後】
【手持無沙汰に自分の足先を眺め始めた】
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/06(木) 01:01:03.29 ID:fXoPdxY0
>>977

………ぅっ……。
…ひ、ぐっ……! ……ぅすっ…!!

……サージ、サージ、……サージぃっ………。

【日頃、『恩』や『道理』と言った言葉に逃げて―――ここ一年の彼女には、掛け値無しの友人と言うモノが、居なかったのである】
【身を守るために、切り離そうと思えば簡単に切り離せる、薄い関係・損得勘定。然し、一丁前に言葉には依存して】
【寂しいから繋がりは作るが、必要以上に踏み込むことは無い】【『怪物』が極端に『素直』な性格なのは、その裏返しだったのかも知れない】
【文字通りに、『堰を切った』と言うべきだろう――――達成感や一種の爽やかさを含有した涙は、何年ぶりに流れ落ちたか】

………――親友と、母親を。
……同時に、持てたみたいな…………っ。

【言葉が纏まらない、舌の糸車は、回らず紡がず―――そんな調子で、サージの名を連呼したかと思えば】
【貌を伏せているのを良い事に、ローブと言う吸音材に期待して、ぼつりと呟くのは、何やら恥ずかしい台詞】
【21歳の女性≠ェ、14歳の少女≠ノ語る言葉としては、余りに不適切だが―――それが、本当に率直で、憧れた様に素直な感想なのだろう】
【――――感情の爆発故か、イマイチ『小声』に調整しきれていないきらいが有る、が】

…………もう、「21歳です」なんて。
とてもじゃ、無いけど……真顔で、言えないわね。

【そして、寸刻の沈黙の後――――穏やかな苦笑を口に含みながら、キョーコはゆったりと、首を持ち上げる】
【眼の潤いに歪められて乱れ舞うのは、焦がれた宇宙(そら)の光】【輪郭すら見えやしないけど、この手が繋がっているのが解れば、大満足】
【再確認の為、もう一度、指と指を深く絡ませて――――ちょっぴり名残惜しそうに、その手を離して】
【解放された体重を、どさり。靠れかかる樹の幹に流して、眼や腫れつつも心は晴れた喜色満面を、サージへと向けた】
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 01:21:23.80 ID:n2rjQwAO
/ハニーの人、一応レイピアいまだに渡してないカス野郎の中身はいるので
/どうするか決めて頂けますでしょうか?
/こちらの怠慢でお二方に本当に申し訳ないことをしました
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/06(木) 01:48:37.32 ID:JqhY79co
>>978

…わ、わっ……

……キョ…、キョーコ…?

【自分を呼びながら、頬を濡らす彼女を見て生じた感情は、戸惑い】
【控えめに名前を呼んで――、数拍。彼女が悲しんでいるわけじゃないことに気が付いた】
【純水の中に落とした一滴の色水が、やんわりと浸透するように、嬉しさが充塡されて】
【満足そうに目元を緩めると、あとは黙って、彼女の様子を見守って――】

【だから――】
【それは見事な不意打ちだった】

……えっ!?

……、……ま、まって
親友は良いとしても、もうひとつは…

【驚きで潤んで、濡れた睫毛を、しぱしぱ。目を白黒させながら、ただ「どうしよう」と思うばかり】
【頬が紅潮したのは、真正面から親友と呼ばれたためだろう】
【空いている左腕を無意味にパタつかせて、――此処まで焦っているのは久しぶりかもしれない】

……い、いいんじゃないかな、元々若く見えるし

【――先ほどの言葉を、上手く処理できない】
【指が解けて、向けてくれた満面の笑み対しても――】

…ほ、ほら、そんなに顔を濡らしてると、もっと幼く見られちゃうよ?

お母さんが拭いてあげよーか?

【全然素直じゃない、悪戯っぽい笑みを、にひひっと浮べて】
【離れてしまった右手で、ハンカチを取り出して】
【彼女の目元を拭おうとするだろう】
【――感情が拗れて、悪い癖が発現してしまったらしい】
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/06(木) 02:18:23.30 ID:fXoPdxY0

>>980

………へっ?

…………聞こえて、た?

……え、ちょ…。

【サージに返すのは、回り回って冷静に聞こえるかも知れないまでに、当惑に鈍らされた言葉】
【「大丈夫」と言うより前に、自分で始末を付けるべく、曲げた腕は―――少しも、間に合わなかった】
【反射的に閉じたシャッター、余分な水分が拭われて、クリアな視界を占有するのは、ハンカチを携えたサージの手】
【此処に来て、思考が現象に追い付いた@l子で――――ぽっ、と。過熱する、弾力に富んだ頬】

くぁぁぁ…こんなの、サージにだって滅多に見せないんだからっ! …ねっ!

……もう、まったくぅ………。

【キョーコからすれば、外見年齢≠ニ照合すべき時期は、周囲の苛烈な応対に晒された小学生時代】
【外貌で言えば、『年上のお姉さん』に見做されてしまうであろうサージとの交流には、胸いっぱいの新鮮さを覚える】
【大分調子が戻ってきたか、常のそれよりも弾んだ声音で、照れ隠しに声を張り、サージの額を、小突いてみようと試みる】
【成否に関わらず、遣り場に困った眼を伏せながら、気の抜けたコーラの様な、甘ったるくて締まりの無い一言】

………あはははっ。

【時間を忘れて、語って、泣いて、啼いて、笑って―――久方ぶりに、感情の炎燃える竈に、新鮮な空気を取り込めた気がする】
【月も大分傾いてきて、夜を照らす役目を太陽に返そうか、と言った夜分になって、キョーコが辿りついたのは】
【腹の底から湧き上がってくる、他愛も無い笑みを、声に出して浮かべる事であった】
【――――こんな気持ちになったのも、短く見積もって、数か月ぶり】
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/06(木) 02:53:14.70 ID:JqhY79co
>>981

えっへへー
かわいいなぁ、もぅ……

【右手には、涙を吸いきったハンカチ】

【によによと、悪戯っぽい笑みを浮かべていたものの、キョーコの手が伸びると】
【瞬間、きゅっ、と目を瞑って――――ぺしっ、】
【小突かれた額からは、それなりに良い音がした】
【やられた部分を抑えもせずに、赤い舌を短く突き出して】

……あははっ

それじゃ私も、滅多にないことを一つ、教えてあげるね
今日のお礼に

【子供らしい、屈託の無い笑みを一つ。或はいつもどおりの表情を彼女に向けて】
【その調子を減退させる事なく、指を一本立てた】

二人きりのときは、綾音って、呼んでくれてもいいよ?
それが私の本名だから、さ
……名前はとっても大切なものだから、あんまり人には教えないんだけど

キョーコになら、いいかな
……うん。

【自問自答した後、ひとりでに頷いて】
【照れくさそうに頬を掻いた――、視線は正面の闇へ消えて】
【少しだけ、沈黙】

【フルネームを教えたのは、1人だけ。コーヒーハウスの恋人に】
【名前を教えたのは、彼女を含めても3人ほど。――かなり久しい出来事だったが】
【それを知っているのは少女だけ。騙されていた気分になっていないだろうか、と、横目でキョーコの様子を窺って】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/06(木) 03:24:22.05 ID:fXoPdxY0
>>982

ぐぬぬ……。
…サージこそ、可愛いのに………ブフっ。

【本人としては、精一杯の反撃の心算だったのかも知れないが、唇の端を歪める、満更でも無さそうな微笑の華】
【これも、想定外だったのか―――誤解を誘発しかねない勢いで、右に向けた首ごと眼を背けながら、軽く噴き出してしまう】
【不用意な発言で地雷を起爆してしまう所は、魔術協会の二股女にでも似た、か】

【そんな彼女、どうやら通名と本名が剥離している事には、然程の違和感は感じないらしい】
【多少驚いた素振りを見せつつも、ふむふむ、と頷きながら、思い出すこと。実際の所は前々回≠セった遭遇で聞かされた肩書き】
【名前が大切≠ナ、隠さねばならない=c…――二者が並立し得る思想を持つには丁度良い土壌と、納得した】

……「綾音」………良い響きね。
そんな大事な事まで教えてくれて、ありがと。

【特段、気分を害した様子は無い―――寧ろ、感謝と感嘆とで、胸中は満たされている】
【与えられた名前、自分と同じ和名を復唱し、その『舌触り』を愉しみながら、明るい笑みを咲かせた】
【更に深く穿てば、真名を教えて貰った事よりは、其処まで気を許してくれた事に、喜悦の主軸はあるのだが】

…………ふぁぁーぅ。
何だか、どーっ、て疲れちゃった……。

【虚空に向かうサージの視線を、微笑ましげに追いながら―――千切れた緊張の糸、断絶の音は、大欠伸】
【有意義な時間にも、リミットは有る。この辺りで、お開きと言う事になるのだろうか】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/06(木) 03:57:40.44 ID:JqhY79co
>>983

お世辞はいりませーん

……キョーコの冬服、似合ってるよね
モコモコで、あったかそうだし。
抱きついていいかな?

――えへへっ、なんちゃって

【表情に表れかけた照れを、ツンと澄ました調子で跳ね除けた】
【――ふと、向き直って普通の調子で訊ねたのは、やっぱり、反撃のセリフで】

【白い歯を見せるような笑みを浮かべた後】
【重厚な金属音と共に立ち上がって】

……大事なことを教えてもらったのは、私の方だもん
それに、偶には誰かに本当の名前を呼んで貰えないと、耳が寂しいの

あ、「キョーコ」と響きの感じは似てるよね
……ミハイロフ、とはちょっと違うけど

【そういえば、彼女も珍しい名前の組み合わせだな、と】
【不思議そうに首を捻る、だけ】

【んーー、と。いつかのように大きく伸びをした】

……うぅん、私も少し疲れたから……
眠るなら、屋根の下がいいかなー?

……折角だし、もう少しだけ一緒に居よう?
街が嫌いって訳じゃないんでしょ?

【ローブの袖を、重たげに揺らしながら、彼女に右手を差し伸べる】
【宿を取って一晩過ごすか、木陰の下で一晩過ごすか、彼女だけ帰ってしまうか――】
【――その辺りは、キョーコさん次第】【どんな答えでも、今の綾音の気分なら、大抵YESというだろう】


/このあたりで!お疲れ様でしたー!ありがとうございましたっ!
/久々に遊べて、超楽しかったです!
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 09:48:56.47 ID:VC9Zc.DO
【路地裏】

とりあえず、警備でもするかな

【路地裏にローブを着た青年が歩いている】
【短く整った白い髪、色白の肌に、それらによって際立つ紅い瞳を持ち、目鼻立ちのはっきりした顔つきをしている】
【ローブは全身を覆う程の大きさで、色は黒】
【白、赤、黒と揃っている独特の容姿だ】

困っている人、居ませんかー?

【警備中──らしい】
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/06(木) 10:42:25.97 ID:fXoPdxY0
>>984

それも御世辞かしら。 ふふ、ふふふっ。

………あら、別に良いのよ?

【『お世辞』と言う言葉に反応して、真意は不明だが、くすくすと含み笑い】
【そのままの勢いで、ほんの少しだけコワい声色と笑みが、『別に良い』事を強調した】

【綾音が動くのを見て、数秒のディレイを伴って立ち上がる時に出るのと言えば、木とコートの摩擦音と、地をタン、と叩く靴音】
【148cm、成長が遅延し始めた段階では、比較的高かったかも知れない身長だが、立ち並べば矢張り子供の背丈】
【帽子を半ば潰しながら頭の天辺を指で突いて、頭上の超低空に仰ぐ水色の瞳に、羨望と尊敬の眼差しを注いでみる】

……両親がね、異世界人で、その世界の中でまた違う国の出身なのよ。
そっちの事は良く知らないんだけど、多分ここよりも、国ごとの人種差がハッキリしてるんじゃない?

………似てる、かしら?
正直全然解らないけど、私は好きよ、「綾音」。

【「綾音」と。反芻する様にその名前を再度口にしてから、紡ぐ言葉】
【最早過去を語る事については抵抗が無いのか、案外あっさり。混血であると、淡泊な口調で説明すると】
【イマイチ基準の判然としないサージの『響き』論を切り捨てながらも、投げ付けるのは理屈を超えた素直な想念】
【『名前』としては好き≠フ部類だが、個人としては大好き=z【然し其処まで丁寧に言うのは、まだ赤みを留めた頬が憚らせる】

……そうね。
折角だし、暫くぶりの再会を、もう少しだけ味わわせて。


………――――さぁ、夜道の天体観測とでも洒落込みましょ?


【差し伸べられた右手に、そのまま歩きだせるように、左側に手首を捻った自分の手を重ねて、絡ませて、ニコリ】
【恐らくは、キョーコの生まれた町――フリューゲル市≠ニ言うらしい――か、その近辺まで、宿を取りに行く事だろう】
【与えられた温情、返し切れない恩、友愛の両国を揺れ動く感情――――キョーコの視点から見えるそれらの問題が、片付いた訳では無いけど】
【今宵ばかりは、身軽に歩んで――――親友ふたり≠フ時間の滋味で、このココロを潤わせたい】

/ぬあぁあ、最後で寝落ちとは…! 御免なさい。
/然し、此方としても非常に楽しかったのですよー、二日間有難うございました!
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 15:58:57.52 ID:BGFRDbUo
【とある森】
【雪が深々と降り積り、一面の銀世界と化しているその森の静寂を切り裂くような音が突如響き渡った】
【やたらと甲高い、動物の悲鳴のようにも聞こえるそれは、段々と大きくなってきている】
【音の出所は?】【上だ】【上?】【上といえば空以外には無い】
【そう、要するに『声を発するような何かが空から落ちてきている』ということだ】
【音の出所には、人型の存在が居た】
【どうやら何か細長い物体に跨っているようで、高速で地面に近づいていく】

うぎゃあああああっ!!

【悲鳴をあげながら、落下物は雪の中に埋もれた】
【不幸中の幸いか、降り積もった雪が衝撃を緩和したようでる】
【ずぶり、と雪の中から腕が伸び、体を引っ張り上げる】

ふぃー……。なんなんだよ、一体ー!

【当たりを見回し、うがー!と叫ぶ】
【そこに居たのは一人の少女であった】
【体にぴったりと密着するタイプのスーツを見にまとった小柄な少女だ】
【髪は赤毛のショートカットで、頭にはゴーグルが引っかかっている】
【そして、一番眼を引くであろうものが一つ】
【――謎の機械である】
【そのシルエットは、箒に良く似ていた】
【――但し大きさと付属物が、其れを違うものだと感じさせていたが】
【大きさは2m50cm程、材質は金属で、先端には砲のような物が搭載されている】
【そして、汚れを掃くべき所は4枚のフィンが着けられている】
【まるで、お伽話に出てくる空を翔ぶ箒に最先端科学を組み合わせたかのような形状だ】
【彼女は其れを腰のハードポイントに引っ掛け、持ち運べるようにすると、改めて周囲の状況を確認する】

はれ、自分南国に居たはずなんだけどなー!?

【嫌な予感しかしなかった】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 16:22:29.68 ID:Ezr1p3go
>>987
【音を吸収してしまう雪の上】
【前提が有っても静かすぎる程に静かな】
【そんな何かが、足跡を残しながら近づいて来る】
【あまり雪に適した靴を履いていないのか、足取りは軽くないのだが】
【周囲を見回す少女にも、その内姿が確認出来るだろう】

…………何かが墜落したのを確認………までは良かった

………バイクが入れない森だったとは

【薄紫の髪に紫の瞳、顔の左半分に蛇の入れ墨のある軍服の女性】
【腰のベルトにはナイフが数本、右肩からは少々大き目の黒いケースを下げている】

【女性の方は、少女の姿を確認した様で】
【雪に足を取られながらも、近づいて来る】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 16:24:27.59 ID:2eqZVYMo
>>987
な....なんだ?何か降ってきたぞ!

【空中で4枚の翼を広げながら飛んでいる青年は空から降ってきた少女を見て言った】

何か嫌な予感しかしないが...行ってみるか

【青年は白い翼をはばたかせて落下地点に降りてみる】
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 16:25:35.07 ID:2eqZVYMo
>>989
/おっと、かぶってしまった
/>>989は無しで
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 16:29:24.27 ID:BGFRDbUo
>>988
【暫く周囲を見回していたが、人影を見つけそちらに向けて雪を漕いで歩いて行く】
【どうやら靴まで一体化したツナギのようなタイプのスーツを着ているようだ】
【体のラインがぴったりと出るが、残念だが起伏は全くない、セクシーなんかじゃない】

人だーっ!

【そう叫びながら女性の所まで駆けている】
【腰の箒状の機械が音を立てている】
【そこそこの重さはありそうに見えるが、鍛えているのかそのあゆみはそれ程遅くはない】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 16:29:39.03 ID:BGFRDbUo
>>990
//また今度絡みお願いしますね!
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 16:42:24.16 ID:Ezr1p3go
>>991
【全くどうでも良い余談。向かって行く女性は少なくとも成人しているが、体系の起伏は無い】
【起伏の無さで勝負すれば、それこそ不毛の大地の様な争いになるだろう。平原だけに】

【脱線を引き戻す】

【相手から向かって来るのを確認すると、雪を掻き分ける作業に嫌気がさしたか】
【自分自身は立ち止まり、会話が可能な距離まで接近するのを待つ】
【そして、その距離に入ったなら】


………………事故?撃墜された?それとも局地的自爆テロ?

どれにせよ、あまり穏やかな結果が生まれていない事だけは確かだけれど

【平坦な一本調子の声で、周囲を確認しつつの質問】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 16:45:12.45 ID:BGFRDbUo
>>993
【雪を掘る様に歩き、話す距離に入る】
【防寒性は確りとしているのか、寒そうな様子は無い】
【そして相手の言葉に、腕を組み悩みながら】

うーん……。多分だけど、事故じゃないかなぁー?
南国の無人島で訓練してたら、変な穴に飲み込まれちゃってー。

【声色はのんきだが、困っている様子は態度に視えるだろう】
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 16:54:28.40 ID:Ezr1p3go
>>994

…………その前に、一つ
せめて突然現れた謎の人物を怪しむそぶりくらい欲しかった
いきなり会話が成り立つのは楽で良いけど、なんとなく物足りない

【本題に入る前に、大きく脇道にそれた所で文句が一つ】
【それでも、あまりその話題を引きずろうとはせずに】

………何がなんだか分からない……

……聞くべき事が多そうだけど、まず最も気にすべき個所
…………不審者?ただのハイテンション?

【まずは相手の安全性の確認。不審者との回答をする人間も少ないだろうが】
【冗談にのる相手かどうかもついでに見定めるつもり、ではあるのだろう】
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 17:00:19.14 ID:BGFRDbUo
>>995
あはは、警戒心が足りないのはよく注意されててねー。
まー、今注意されてる当たり、ダメみたいだけど。

【のんきな笑みを浮かべ、頭を掻く】

自分にもわからないよー!

【腕を組んでしたり顔で言う】
【決して自慢するようなことではない】
【そして、相手の質問に】

不審者だったらどうするのかな、おねーさん?
まあ、ちょっとテンション突き抜けてるのは認めるけどねー。

【腰の箒状機械のポジションを直しながら言う】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 17:07:42.96 ID:Ezr1p3go
>>996

………仮に、不審者だとしたら

職務質問を行った上で解放
数日間、三食と屋根を保障する代わりの身柄の拘束
この場での射殺
この場での職業の斡旋
等々、自由に選べないプランをご用意しております

……そういう訳で、質問

【なんとは無しにふらりと一歩、後ろに下がり】
【少しばかり、会話をするには遠い間合いを取って】

……まず、何が起こったのかが分からない為、質問の仕方が検討が付かない
あの墜落音の原因はなんなのか……から聞かせて貰いたい

…………尤も、この近辺に家屋が有る訳ではない
重要性は、其処まで高くない事は認める
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 17:15:21.10 ID:BGFRDbUo
>>997
うわ……。其れいやだわ。
自分不審者じゃないからね一応言っとくけど。

【たらり、と冷や汗を流して】
【そして、相手の質問を聞き、腰に付けた機械を手に取る】

簡単に言うと、自分、俗にいう魔術師なのよー。
んで、これ箒ね、うちらはガンナーズブルームって呼ぶけど。

【2m50cmもある金属製の機械箒】
【それに跨る少女】

これに乗って戦う部隊に居たんだけど、その訓練中に変な穴に飲み込まれて、
気がついたら森の中な上に、制御が効かなくなってたって感じかな。

【箒の掃く部分には4つのフィンが有り、そこから光が漏れ、少女が3mほど上に浮かぶ】
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 17:22:41.64 ID:Ezr1p3go
>>998

………ガンナーズブルーム?それは色々と危ない
今すぐにでも、正体を誤魔化せる名前を考えた方が良い………とややメタな事を言っておく
名前がそのままに過ぎる、と感じられるかも知れないから

…………………話を戻す
身分証明の様なものが有れば、納得は行く
自分が不審者だと断言する人間も少ないと思うし、現時点で完全な信用は難しいけれど………

【箒が浮かび上がると、「おー」と小さな歓声を上げて】
【少女の話す内容を、一つ一つ解釈して行く】
【結果は、と言えば】

………まだ、良く分からないけれど
変な穴というのがどういうものだったのか、にもよる
地面に有って落下したのだったら、本当に不思議な話だけど
空間に開いていた穴だったら、決して前例が少ないとは言えない筈

【こんな世界に住んで居れば常識も崩れよう、という回答】
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 17:31:29.92 ID:BGFRDbUo
>>999
そうか……。うん、分かったよ。考えとく。

【苦笑して、言う】
【そして、身分証明が必要と言われたため、スーツのポケットを探る】

えっと……、確か、ここに……。

【暫くゴソゴソしていると、IDカードが出てきた】
【箒騎士隊少尉 ID:0001 天 使[アマノ ツカイ]と書いてある其れを相手に差し出す】
【箒の座席にあぐらを掻いて相手の言葉を聞き】

翔んでる時に開いてたから、空間の穴だね。
こう――ぽっかりとアレだ、ブラックホールみたいなのが開いてた!

【両手で穴を表現して言う】
【箒の上でそんな激しい動きをすればバランスを崩しそうなものだが、確りとバランスをとっている当たり確りとした訓練を経ている事がわかるだろう】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
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ニュー速VIP避難所 @ 2011/01/06(木) 17:24:37.41 ID:6dTQqbAo
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ホモっ気のある友人に安価メール 二人目 @ 2011/01/06(木) 17:07:34.25 ID:orerBo2o
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【絵師募集】vipperでカードゲーム作ろうぜ!避難所【テストプレイ】  @ 2011/01/06(木) 17:01:22.47 ID:UlOBBm20
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ミスター黒瓜 @ 2011/01/06(木) 15:55:15.95 ID:nxlEsC6o
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ラモーナ(冬) @ 2011/01/06(木) 15:33:43.23 ID:WOwHjLQo
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トライダースレG7 @ 2011/01/06(木) 15:17:02.88 ID:aeoHCYAO
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【クリスマス・年末・年始】連休暇ならアニソン聴こうぜ・・・【避難所】 @ 2011/01/06(木) 15:02:39.29 ID:HGd7epoo
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