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【信じるは己の力】能力者スレ【譲れぬは己の気持ち】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 14:49:10.16 ID:6/FQr9E0
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。
【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1293711127/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/
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【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/

ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/05(水) 14:51:28.52 ID:4Q.ifpE0
>>1
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 14:58:17.56 ID:ovrMh2SO
>>1乙です。
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/05(水) 15:27:48.89 ID:ZQ3hbkoo
>>1
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/05(水) 19:47:22.22 ID:Okg0aFko
>>1
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 16:31:09.68 ID:BGFRDbUo
>>1乙ッッッ!!
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 16:43:33.12 ID:e7VOyt.0
フッ… l!
  |l| i|li ,      __ _  ニ_,,..,,,,_
 l|!・ω・ :l. __ ̄ ̄ ̄    / ・ω・≡
  !i   ;li    ̄ ̄ ̄    キ     三
  i!| |i      ̄ ̄  ̄  =`'ー-三‐ ―

              /  ;  / ;  ;
          ;  _,/.,,,//  / ヒュンッ
            /・ω・ /
            |  /  i/                                 
           //ー--/´
         : /
         /  /;
    ニ_,,..,,,,,_
    / ・ω・`ヽ  ニ≡            ; .: ダッ
    キ    三    三          人/!  ,  ;
   =`'ー-三‐     ―_____从ノ  レ,  、

>>1
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 17:32:20.23 ID:c7jVy8Yo
>>1
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 17:37:35.59 ID:Ezr1p3go
>>1

>>1000
【IDカードを見せられて、それに書いてある文字を目で追って】

………テンシ?

【第一の感想は、捻りもないそのままの読み】
【直ぐに振り仮名を視界に入れて、脳内に間違った名前で刻む事だけは回避する】

………成程、なんとなく分かった
それじゃあ、貴女にとってあまり良い結果が生まれそうにない質問をさせてもらう

貴女の生まれた国の名前、もしくは貴女が生活根拠地としていた国の名前は
……おかしな質問だと思わない様に。この世界≠ナは、あらゆる事象は可能性を持つ

【器用なものだと思いつつ、もしこれで驚愕したらどんな反応を示すやらと少々悪戯心も出て】
【だが、一応は治安維持の側の人間。質問というワンクッションを挟み、推測の提示の用意を整える】
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 17:40:10.40 ID:Ezr1p3go
/>>9追記
/夕飯で、暫くレス遅れます。30分程度で戻れるかと
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 17:40:24.48 ID:BGFRDbUo
>>9
天使違うよ!あまのつかいだもん!

【よく初見では間違えられるのか、憤慨している】
【そして、相手の質問に一転珍しく真面目な顔をして】

えっと、日本って国なんだけどわかるよね?

【ちょっと心配そうに聞く】
【その実、どこかで嫌な予感もしているのだ】
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 17:41:15.17 ID:BGFRDbUo
>>10
//りょーかいです!
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 17:41:23.07 ID:VC9Zc.DO
>>1
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 18:08:19.66 ID:Ezr1p3go
>>11

………成程、成程。良く分かった
確かに、日本という国は知っている。幾つか、その国の出身の知り合いも居る

……………但し、日本という国は、この世界に存在しない

【半ば予想通り、と。此方としては、非常に落ち着いた返答】
【感情の起伏も見せず、淡々とした事実の紹介】

………日本。何処か、完全にこの世界とは異質な、何処かの世界の一国
文化や民族性としては、この世界に存在する『櫻の国』に類似点が多い
櫻東部よりは文明が進み、この大陸や櫻の西部には劣る程度の技術………と聞いている

以上、私は実際に日本を見た事が無い
だから、異世界よりの漂流者から得た知識だけ、だけど

……………貴女の居た日本は、私の知る日本とはまた違う様にも思える

【知識との大きな相違点は、少女の持つ箒と少女自身の容姿】
【これらは、どちらかと言えばこの世界の技術や出身者に近いと言えなくもない】


/戻りましたー
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 18:14:09.82 ID:BGFRDbUo
>>14
へ……。

【ぽかん、とした呆けた表情を浮かべる】

えっと、要するに、違う世界、って事でオッケー?

【頭の中でいろんな考えが渦巻き、パニック一歩手前になっている】
【なんとか、パニックになりそうなのを理性で抑えこみ、相手の話を真摯に聞く】

さくらの、くに……。

【少々、呆然としてはいるが、話すことは出来るようだ】

自分の知る日本は、そうだね、凄く科学の発展した国だよ。
表向きには、魔術も化物も存在しない国。
でも、その裏側には、化物とかそう言うのが沢山いてね、そう言うのを倒すために、自分たち魔術師が戦ってたんだ。
要するに、日本の裏側?

【時折、言葉が詰まるが、確りとした口調で話す。幼く見えて案外気丈である】
【最期に一言。一縷の希望を賭けて聞く】

えっと……帰れる、よね?
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 18:24:59.45 ID:Ezr1p3go
>>15

………認識は、それで正しい
更に言えば、「日本」という国が一つである確証は無い
時代の違いも有る。平行世界の可能性も有る
貴女が生まれた日本と、私が伝聞で知った日本は、別のものかも知れない

……そして、此処から
主に、この世界に流れ着いた人間に知らせるべき知識を
私の考え得る限り、最も分かりやすく伝えようと努力する

【こう言った反応の例は、一度ならず見ている】
【見ているから、この先も何となく予想は出来るのだが】
【言わねばならない、言わねば進まない】


この世界は、あらゆる可能性が存在する
首を飛ばされて死なない生物がいる、死者を隷属させ仮初の命を与える者がいる
伝説の龍が雲の上を羽ばたく頃、地中深くには技術の粋を集めた移動要塞が存在するかも知れない
そう、この世界に居る以上、不可能と思える事などまず無い

………但し。この世界より異世界へと移動する事だけは
正確に言えば、『魔界』と呼ばれる世界以外へと移動出来た事例は、殆ど聞かない
偶然による転移の事例は存在しても、己の意思による転移は前例がない


つまり………帰る手段は、限り無く無に等しい

【偶然此処に来てしまった者の多くは、帰還の為の手段を模索する】
【だが、何処かでそれが徒労に終わる。もしくは現状を悪化させる事になる、と知る】
【厳密には過去一例、六王の力を借りて異世界への帰還を果たした者も居るのだが】
【その事は、この女も知らない事実である】
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 18:31:18.31 ID:BGFRDbUo
>>16
……自分の日本と、違う日本……。

【脳内では何が起こっていて、自分がどう仕様も無い事になっていると理解している】
【だが、心がそれに追いついていないようだ】
【体を硬直させ、話を、聞く】

……はは、なに、それ……。

【其れしか、言えない】
【悪い冗談としか、思えない】
【実は之は寝ている自分の夢ではないかと】
【そう思ってしまう程、その言葉は現実味を感じられなかった】

冗談……じゃ……無い……んだよ、ねー……。

【空を見上げ】

そ、っか。
私の居場所には、もう帰れない、のか。
もう……。

【高いテンションは鳴りを潜め、弱々しい少女の顔になる】
【涙が漏れそうになるが、刃を食いしばり、こらえる】
【さぞかし、ブサイクな顔になっているだろう】
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 18:40:14.96 ID:Ezr1p3go
>>17

………ちなみに、貴女は非常に幸運な人間
移動手段を持ち。この世界に到着した瞬間に、友好的な人間に遭遇
魔術師というからには戦闘手段も有る筈。説明は後に回すけど、暫くは食も確保出来る

出現した場所が森の奥ならば、熊に食われるか狼に食われるか飢え死にするか
出現した場所が路地裏ならば、狂った能力者に殺されるか武装集団に襲われるか
市街地でさえ、テロ行為に巻き込まれる危険は有る
一切の身の危険なくそこに立っている時点で、貴女は恵まれている

この世界には、身元が永久に判明しない死体が大量に存在する
そしてその内の幾つかは、顔が全く崩れず、血液も鑑定出来る程に残っている
………分かる?

【既に悲壮な空気が漂う中、更に追い打ちを掛けるように】
【少女の境遇でさえ寧ろ幸運なのだと、この世界の非情さを解く】
【危険が常の世界から来ようと、この世界はまた異質】
【平和な街が突然危険地帯に化ける事。これは、戦火の世界とは違った危険だ】


以上。これが夢だと思うなら、拳銃を貸す
こめかみに銃口を当てて引き金を引けば、夢なら覚める
……この悪夢も消えて、覚めない別な夢を見られる

【懐から無造作に取りだしたのは、セイフティレバーがOFFのままの拳銃】
【トリガーガードに指を引っ掛けて、くるくるくると回して見せた】
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 18:49:26.98 ID:BGFRDbUo
>>18
……そう、なんだ。
自分は、未だ……。
でも……。

【断片的な言葉を漏らしながら、只々空を見上げる少女】
【箒のフィンからは、断続的に魔力が漏れている】
【相手が、拳銃を出し、貸す、と言ったのを聞き】

……っ、たれ。

【ぽつり、と言葉を漏らした】
【箒に、ロデオのような乗り方でまたがり、前傾姿勢に】
【4枚翼のフィンが展開され、凄まじい暴風が周囲に吹き荒れる】
【空を只々見上げ、魔力を箒に流しこんで―――】
【次の瞬間、少女は100m以上の上空に居た】
【残すのは魔力の線】
【一直線に槍のように空に舞い上がり、箒の上に立ち、蒼穹を見上げ口を開いた】




     く  そ  っ  た  れ  え  え  え  ぇ  え  え  え  ぇ  ぇ  っ  !  !



【眼下の地上まで響き渡るような大声をあげ、少女は数秒間叫び続けた】
【叫び終えた彼女は、10秒ほど、空を猛スピードで駆け巡ると、地上に戻ってくる】
【ぜぇ、はぁ。と荒い息を吐き、地面に着地。箒は横に浮かばせておく】

叫んだら、細かいっ、こと、忘れ、た!

【突拍子も無い行動で有ったが、冷静ではないが、正気というか、彼女らしさを取り戻していた】
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 18:59:56.55 ID:Ezr1p3go
>>19

………重力加速度で内臓が危ない
一度、病院で精密検査をする事を推奨する

【人間の使う乗り物としては、この世界ですらまず有り得ないレベルの超加速】
【感嘆するより先に、Gが内臓を壊さないかと、やや奇妙な心配】
【「要らないか」と一言呟いて、安全装置はそのままに拳銃を懐へ戻す】

【一人賑やかな彼女に対し、何時までも感情の起伏が無いままの此方は】
【少女が降りて来た後も、やはりこれまでと同じ声の調子】

………この世界は、死人が多い。だから、仕事も多い
それに………仕事の種類によっては、常人の月給以上の金額を一日で稼げる事も有る

全ては、己の力量。野垂れ死にするも、世界の英雄となるも……
……私の様に、毎日のんびり楽しく生きるも


………さしあたって、これからどうするつもり?

【直ぐに、命に係わるような問題も有るまい、そう判断し】
【雪の上、歩いて来た方向に首を向けながら】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 19:04:58.88 ID:BGFRDbUo
>>20
はは、大丈夫大丈夫。
自分の体さ、“それ用”にチューニングされた体だから。

【Gの影響や、気圧の低さなどに拠る影響を殆ど受けていないようだ】
【所謂、サイボーグの類と言えばいいのだろうか。とりあえず少女はそういう存在だ】

仕事、か……戦うことしか出来ないしなー。

【箒を二つ折りにしてハードポイントにくっつけながら】
【そして、問われた言葉『どうするつもり?』】
【その言葉に腕を組みながら、考え込む】

うーん……とりあえず、ご飯だねー食べるにはお金必要かー……。
薬は相棒の中に生成機構組み込んでるから大丈夫だし。

【ご飯を食べるにもお金が必要だ】
【何とかして職を見つける必要がある】
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 19:15:32.34 ID:Ezr1p3go
>>21

………ただ食べるだけなら、手段は幾らでも
獣を狩るも良し、誰かから奪うも良し、哀れまれて施されるも良し
見た目が基準以上で若い、これだけ条件が揃って居れば、もっと効率の良い方法も有る

真っ当に職を得るなら………当たり前だけど、街に出る必要が有る
職業によっては、常に人の不足を嘆いているものがある
……警備会社や、発電所浄水場ダムなど生活に関連する施設、清掃員
街へ出て『ギルド』と呼ばれる場所に行けば、色々と方策は有る筈

………此処までは、普通に生きていくのに十分な金額を得るだけの方法

【此処まで紹介して一区切り、すうと息継ぎ】

……『ギルド』へ出れば、多くの依頼を見る事が出来る
何処かに怪物が出た、退治してくれ。何処かへ物資を運ぶ護衛を頼む
これらは、たった一日の仕事で、常人が三カ月程度で稼ぐ収入を得る事が出来る

…………反面、危険性は非常に高い。死の危険すら珍しくない
失敗が続けば仕事も任されなくなるだろうし、身を危険にさらして収入ゼロという事も有り得る

【此方で紹介した分は、少々博打の要素が強い。アンティが自分の命だが】
【こういった仕事の需要が多いのも、この世界の特徴の一つだろうか】


どう選ぶにしても、まずは街へ出る事。それが先決
……此処から南西、二輪で三〇分程度の場所に、街が有る
この世界の中心地、聖都スラウロット

以上、異世界の人間に提示するべき情報一式
まだ疑問が有れば、可能な限り答えるけれど
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 19:20:59.38 ID:BGFRDbUo
>>22
【話を聞き、出来ることと出来ないことを考えていく】

普通の仕事は、多分出来ない人間だから自分。
『ギルド』って所、行ってみるよ。
まっとうな仕事より、危険な仕事の方が好きだしね、自分。

【箒に横乗りになって言う】
【少々価値観がずれているというか、自分の命が軽いのかも知れない】

聖都スラウロット……、南西で、30分位ね。

【箒のコンソールにデータを入力していく】
【そして、入力を終え相手の言葉に、右手を上げて】

はいはい!質問!自分まだおねーさんの名前聞いてないから教えてほしーな!

【にこり、と邪気の無い笑みをこぼし、言う】
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 19:27:38.68 ID:Ezr1p3go
>>23

………他人を殺害する事に躊躇いを持たなければ、この世界は暮らし易い
人間以外の生物の殺害を躊躇わないなら、更に暮らし易い
貴女がどういう人間かは知らないけれど……『ギルド』の仕事相手が、意思疎通の不能な相手である事を祈る

【門出にはあまり演技が良いとは思えない、最後の警告】
【更にもう一歩、雪の上で後方へ】

……それなら、貴女の名前も聞いておきたい

私はヴェルチェリ。六王教団聖都勝利王師団所属、勝利王の騎士<Eェインの副官
肩書きが長くて覚えられないなら、『六王教団所属』か『勝利王師団副官』のどちらかで覚えてくれれば良い
………これでも、高給取りのエリート

【最後の一言だけは、幾らか冗談めかし】
【ポケットの中でバイクの鍵をちゃりちゃり鳴らしながら、「貴女の名前は?」と言葉を促す】
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 19:28:25.23 ID:c7jVy8Yo
【路地裏】

ったく……やってらんねーよ本当

【響く気怠げな自己主張の強い声】
【舌打ちの後に大きな欠伸そしてため息】

年越せばなんか変化でもあるんじゃねーの?なんて意味不明な事考えてたけど
やっぱ意味不明に何も起きねえわな、バッカじゃねえのオレ

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【白のタートルネックのファーのついた深い緑のモッズコートを羽織り、手には黒いドライバーグローブ】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【鞘に収めたナイフをズボンのベルトに掛けた少年は自分を嘲り笑う】

はぁ……嫌だね全く、そもそも考え方がしみったれ過ぎてんだ
ま、どうせ3時間もこの辺歩いてりゃあ綺麗サッパリ忘れてる……か

【また舌打ち】
【むんずとコートのポケットに手を突っ込んで】
【時折布越しに触れるナイフの柄の感触を確かめながら少年は散歩とばかりに歩いている】
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 19:32:43.20 ID:BGFRDbUo
>>24
人は、“まだ”殺したことがないから、分からないけど。
人間以外なら沢山戦ってきたから、大丈夫、だと思いたいなー!

【だんだんテンションが元に戻ってきているのか、騒がしくなってくる】
【この格好ではアレだと判断したのか、箒の収納スペースからツナギを出して着た】
【空色のツナギだ】

自分はあまのつかい。天使と書いてあまのつかいだよ!
箒騎士部隊所属階級は少尉……まあ、この世界じゃ通用しないんだろうけど。

【名前を名乗り、肩書きについては苦笑する】

よろしく、ヴェルチェリ。

【箒に横乗りしながら、相手の名を呼び微笑んだ】
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 19:40:23.41 ID:Ezr1p3go
>>26

………失礼、先程身分証明書は見せて貰っていた
今度こそ覚えた、テンシさん

【覚えたと言いながら、わざわざ間違った呼び方】
【何気なく空を見上げて、今の時間帯を把握して】

………この距離での宜しくは、あまり宜しくし辛いけれど
運良く、或いは運悪く此処で遭遇した貴女に、一食浮かせる情報をプレゼントする

八日土曜日、火の国のブレイザーシティで
屋外会場で無料食べ放題、温泉宿が無料または格安解放される
能力者≠烽オくはそれに準ずるものなら無料。一般人でも格安提供
………これは、去年の末にブレイザーシティで大きな戦闘が有った事の名残、だけど

……人脈は、この世界では大金よりも強い。人間一人で出来る規模が、桁が違うから
顔を出してみるのも良いのではないか、と思う

【最後の最後まで、表情は変わらずじまい。おどけた言葉を用いても、声も調子は変わらなかったが】
【軽く手を上げ、微笑みに答えた】

【雪の上で踵を返し、また雪に足を取られてよろけて】
【呼び止められる事がなければ、彼女は去って行くだろう】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/06(木) 19:44:54.64 ID:BGFRDbUo
>>27
天使違うもんーっ!
ひどいなぁっ!

【箒の上で怒る。よく間違われるのだろう】

食べ放題……!温泉……!?
うんうん、行く行く行く!

【箒の上で飛び跳ねながら言う】
【箒はそのままバランスを崩すことはない】
【そして、歩き去っていくヴェルチェリに手を振り、天使もロデオのような特徴的な乗り方に移る】
【ゴーグルを顔に確り装着し、空に舞い上がり南西へと一直線へ翔んでいった】

//絡み乙でした!箒の名前を考えねば……。楽しかったです!
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 19:48:54.70 ID:Ezr1p3go
>>28

……………地上から追って、追いつける?

………今の路面状況では無理、か

【ポケットの鍵を手の上に移し、あいかわらずちゃらちゃら】
【飛んで行くその姿を、首を45度に固定して見送った】

【やや離れた位置に止めてあった、オーダーメイドのバイク】
【特殊な操作方になっているそれのエンジンをふかしながら】


………また、使えなかった

【誰かに見せびらかす機会が訪れなかった、それだけにやや不満を持ちつつ】
【太いタイヤを回転させて、荒れ気味の土地を聖都に向けて走り出した】


/お疲れさまでしたー
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 20:11:52.01 ID:qUTwEeso
【路地裏】

こんな空気の悪そうなところに降り立って運が悪いデス…

【瑠璃色のショートヘアに、髪と同じく、ツリ目でくりくりした瑠璃色の瞳】
【着ている白色のパーカーから伸びた腕も雪のように白い】
【そんな少女が歩く後ろには、如何にも柄の悪そうな集団が迫る】

───と思いマシタが案外悪くないかもしれませんデス
少なくとも退屈はしそうにありマセンね

【集団が跳びかかった瞬間、少女の手首から先が青白く光る龍の爪のように変化して】
【右足を軸に素早く振り返り、その勢いを利用して爪を大きく真横に一閃する】

【かなりに鋭そうな音にも関わらず、何時まで経っても血が滴らない】
【それもそのはず、爪に腹部を抉られ呻いてる数人の傷口は───】
【綺麗に傷口に沿って、氷が張り、凍結していた】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 20:24:56.82 ID:4qGx3YDO
>>30
…まったく運がねぇ奴らだな、いや…運じゃなく頭がねえのか?
【頭から脚まで全身真っ黒な、人型の何かが集団の後ろから少女へと歩いて来る】

こーゆー場所のガキや女は危険だとどーして学習しないのかね、毎回返り討ちにあってるのを見る気がするわ
【それは白いファーの付いた紫色のコートを素肌の上に前開きで着て、ジーンズとスニーカーを履いている】
【体は真っ黒な体毛が生えていて、紅い両目の右目は傷が通り閉じられている、そして後ろに折れ曲がっている頭から生えた長い耳が彷彿とさせるのは、兎】
【腰の後ろに三日月状の鞘をぶら下げ、首に蛇のシルバーネックレスをかけた、黒い兎の獣人がそこにいた】
【獣人は象牙色の外套を左肩にかけるようにして持ち、右手には福袋をぶらさげている】
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 20:25:35.77 ID:2eqZVYMo
>>30
おや? これはこれは.....

【後ろから声】
【若い男の声だ】

仕事取られちまったかな〜やれやれ

【声の主が一歩ずつ近づいてくるのが聞こえる】
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 20:26:32.98 ID:2eqZVYMo
>>30

/>>30は無しで
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 20:34:46.58 ID:qUTwEeso
>>31

…ふぅ
割と問題なく使えるようデスね

【襲いかかろうとしていた集団がすぐには立ち上がらないのを一瞥すると】
【息を吐くと同時に、異形の爪がもとの普通の手に戻って】
【そちらには興味がなさそうに身を翻して、すたすたと歩き始める】

───あなたも同類デスか?

【数歩歩いて同じ方向に進んでいることを気にかけてぴたりと足をとめる】
【後ろを振り返らず正面を向いたまま質問を投げつける】
【今のところ攻撃してきそうな意志はない】

>>32
/すみませんですっ また機会があれば宜しくお願いします
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 20:42:13.90 ID:4qGx3YDO
>>34
同類death?それはどっちの事deathかねぇ?
【少女に声をかけられて、口調を真似してふざけたように答えながら歩いていく】
【途中、何かを踏み付けた気がしたが聞こえた声と共に無視した】

俺があんたの同類って事deathか?それともそこのボロ雑巾と同類って事deathかぁ?
【少女の後ろで立ち止まって、問い返す】
【話し方は依然、ふざけているような、馬鹿にしているようなナメた物で】
【深紅の瞳が月の光を映して紅く、満月のように輝いていた】
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 20:42:36.62 ID:dGeI9hIo
【魔術協会――廊下】
【この時間でも疎らに人が行きかう中】

――――久々に引き篭もってしまった。
もうあんな生活は止めようかと思っていたものだが……癖とは恐ろしいな。
ともあれ、嫌な疲労感だ……今日は何日だ……? ん……

【紺藍色の髪を赤いリボンでツインテールに結んで、青渕のメガネ】
【ベージュ色のセーラー服に紅と青のチェックのミニスカートを穿いて】
【右腕に腕時計の様な機械、腰の左右には白と黒のハードポイント】
【頭部に茶色の犬耳、大き目のヘッドフォンを装着し、スカートから茶色の尻尾を覗かせている】
【140cm程の小柄の少女が、非常に気だるそうに廊下を蛇行している】
【襟元に付けられたボタンのマークから、“魔術協会”の生徒だと判るだろう】
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 20:49:30.09 ID:qUTwEeso
>>35

そこに転がってる人たちの事デス

【口調を真似られ、バカにされたことに関しては】
【怒りも呆れもせず、反応した様子は無い】
【表情もそちらに背中に向けていては分からないが】
【恐らく何の変化もないだろう】

…ま、ニンゲンという括りではどちらも変わりマセンが
【返答を聞くより先に、ゆっくりと歩を再び進め始める】
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 21:00:19.76 ID:4qGx3YDO
>>37
そんな奴らと一緒にしないで欲しいdeathね、俺もそこまで無謀な馬鹿ではないdeath
【チラリと背後下方のモノに目をやって、意味もなく睨んでから視線を戻す】
【道の真ん中で立ち止まってた少女が歩き出したので、少し距離を開けて自分も歩き出した】

…人間とか言うカテゴリからも外れちまったよ、俺は
【だって兎だし】
【なんで兎になったんだろう、なんで兎にされたんだろう、いや兎好きだけど】
【いやでも自分が兎になってもそこまで嬉しくないし、もし干支とかの洒落でこうされたんなら腑に落ちないな俺】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 21:11:22.95 ID:qUTwEeso
>>38

…そうデスか
ならば、それ以上興味はありマセン
【言い放つと、距離を開けるように歩幅を上げる】
【攻撃的だが、攻撃する意志の無い者を攻撃するタイプではないようだ】

………。
【人間では無い、という言葉にぴくりと反応したが】
【流石に兎は無いか、とでも思ったのだろうか】
【それ以上の反応もやはり、無い】
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 21:24:28.30 ID:cXJEBuMo
【古びた教会】

……私は安らかに床に就き、眠ります。

【朗々と、無人の教会の中に、鈴のように高く愛らしい声が、詩を歌っている】
【あちらこちらが痛み、見ようによっては廃墟とも見えるその教会の中、床に跪き、教壇へと頭を垂れて祈るのは、一人の少女だった】
【年の頃は15に満たぬであろうか、身長150pほどの少女だ】

主よ、貴方だけが、私を安らかに休ませてくださいます。
父と子と、聖霊の御名の元に。エイメン……。

【長く柔らかい、まっすぐの金髪は、少女が身に着けているダッフルコートの背を流れ、前髪は白いカチューシャで、留められている】
【その細い脚は、デニムのジーンズに覆われ、却ってその脚線美を協調するようであった】

……。

【白磁のように滑らかな肌、繊細な造作の目鼻は、どこか人形じみた印象を与える――】
【ヒラヒラと頼りなく漂う、コートの左袖は、そこにあるべき左腕の不在を如実に表していて】
【その部分の欠損もまた、少女を人形のように見せていた】

……さて。
今日も、掃除をして帰るとしましょう。

【古びて、打ち捨てられたような教会】
【たった一人で掃除をするには――ましてや片腕の不自由な少女の身では――少々広すぎる建造物だが】
【少女は健気にも、教会の中を、掃除する気でいるようだった】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 21:27:03.19 ID:4qGx3YDO
>>39
…あ、そうだ
【歩いてる途中で、何か閃いて】
【同時に耳がピクリと震えた、何これ自分の体ながらウザい】

お前、魔術協会って何処にあるかしらねえか?あと福袋いる?
【一気に質問を二つ、なんの脈絡も無く】
【更に言えば二つの質問の関係も無い】
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 21:32:26.73 ID:dvQX0wSO
>>40
教会にカワイイ少女がいると聞いて!!
【オレンジのショートヘアーに、茶色の瞳で、赤いジャージを着た女性が】
【爽やかな笑顔で入ってくる】

そこの抱きしめてモフモフしたいくらいにカワイイ少女!手助けはいるか?もちろん手助け無用なら存分に視姦して妄想しとく!!!
【………………変態だぁぁぁあ!!!】

【たが悪い人ではないです…変態ですが】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 21:40:03.39 ID:qUTwEeso
>>41

…残念ながら魔術協会とやらは知りませんデス
私はこの世界に来たばかりデスから
【相変わらず後ろを振り向かない】
【しかし質問に答えている間は明らかに歩幅が落ちている】
【案外律儀なのかもしれない】

福袋とハ?
できるダケ簡単に、短く説明して欲しいデス
【冷たい。あまりにも淡々過ぎる】
【そしてこいつの居た異世界には福袋はないのだろうか】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 21:41:29.86 ID:cXJEBuMo
>>42

!?

【街道から外れた、それも廃教会にやってくる物好きなど、そうは居るものではない】
【その閑静な空気を弾き飛ばすように飛び込んできた女性を、少女は驚きに満ちた眼差しで振り返った】

えっ、へっ? あ、あの……。

【あまりに唐突な女性の登場と、まくしたてられるようなその言葉に、少女のキャパシティは飽和状態に陥った】
【意味の無い疑問符を頭の上に浮かべながら、それでもどうにか言葉を捻り出す】

こ、こんばんは……?

【――そうして捻り出されたのは、質問に対する答えですらない、挨拶でしかなかったが】

あ、あの、何かご用でしたか?

【早口だった女性の言葉を、聞き取りきれなかったのだろう。二度手間を負わせることを承知で、一切合切を聞き返す】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 21:47:37.16 ID:dvQX0wSO
>>44
こんばんはだ!モフモフしたいカワイイ少女よ!
【爽やかな笑顔で挨拶し】

さっきも言った通りだ!
掃除の手伝いが必要か?
必要ないなら私はここで座りながら貴女を視姦しむふふキャハハな妄想をしておく
【曲がりなくハッキリと爽やかな笑顔で言う】
【……変態だが】
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 21:56:19.28 ID:4qGx3YDO
>>43
…ああそう……っまいったな…
…アテもねえしどうしたもんか…
【小さな声で呟いて、福袋を持ったままの右手で頭を掻く】
【別に魔術協会に行く必要はないのだが、そうでもしないとこの外套を届ける相手の手掛かりが掴めない訳で、邪魔ではないがあまりゆっくりもしていられない訳で】
【つまり外套の中に入ってた他人の魔術協会の学生証が唯一の手掛かりなので、そこへ行きたかったのだがそれすらも出来ない、八方塞がりな状況なのである】

お前福袋知らないの?
【意外そうに言ったが別に驚いた訳でもない、そういう奴はこの世界に少なくもないからだ】
【福袋なんて物を知らなくても生きていける訳だし、知らないからと言って別にどうという事もない】

福袋っつーのはな、何が入ってるか解らない。要はお楽しみな袋だ
正月に貰ったんだがな、俺には必要の無い物だから誰かにやろうと思ってたんだよ
【そう言って、目の前の少女が背中越しから見えてる訳がないのだが右手の福袋を挙げる】
【ちなみにこの福袋の中は何なのかよく解らないヌルヌルな物体で、何に使うのかもよく解らない】
【正直いらないし捨てたら捨てたで何か嫌なので誰かに押し付k差し上げてしまおう、と言う我ながらあくどい魂胆である】
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 21:56:58.55 ID:cXJEBuMo
>>45

【女性の己の欲望を口にすることをはばかることの無い態度に、少女は顔をしかめた――】
【どうやら、考えていることが顔に出易い性格らしく、その顔には、はっきりと不審と当惑が見て取れる】

え、ええと……。
その、掃除を手伝って下さるというのでしたら、お断りする理由はありませんが……。

【掃除中に、後ろから襲われたりしないだろうか】
【いやいや、相手は紛れもない女性なのだから、そんなことはありえないだろうけど――】

【ありがたい申し出ではあるのだが、全面的に任せるには少々不安――】
【少女の心情としては、そんなところだろうか】

……あの、主の御前ですので、あまり不埒なことは控えてくださいね?

【ともかく、ここは少女にとっての聖域】
【女性が何か不穏当なことを仕出かせば、武力による排除もいとわない――】
【そんな無闇かつ物騒な覚悟を持って、女性に対して釘を刺した】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 22:06:51.67 ID:dvQX0wSO
>>47
先に言っておく!!私は変態だが相手を襲う事や同意なしでやるようなマネは絶対にしない!!
不安なら私を縛って貰っても構わない!
【少女が不審な顔をしたため真面目な表情で言う】
【どうやら悪い人ではないようだ変態だが】

もちろんだ!!私は少女と一緒にいるだけで幸福なのだからそれ以上な事はしない!
【爽やかに言う】
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 22:07:56.19 ID:9oPcxg2o
【公園】

やっぱり一息吐くならここが定位置だな……
家に帰って、なんてのは今は少々気が引ける

【片手に何やら温かそうな缶を持った金髪長身の男がベンチに静々と降ろす】
【髪は身長とほぼ等しい長さをしていて、黒地に緋色のリボンで束ねられ】
【黒いロングコートともう一方の手に持った刀は否応に「危険な人物」を思わせる】

【が、当人は周りの目など気にかける風もなく刀を傍らに置いて缶を両手に暖を取り】
【ふと人気もまばらな時間帯、周囲に視線を巡らせる】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 22:09:06.66 ID:qUTwEeso
>>46

私にはどうすることもできマセンから
他の人に尋ねたほうがいいと思うデス
【あしらうように聞き流していた彼女がようやくとった別の行動は】
【───ふぅ、とため息を吐いてまた足を止め】

……ふム
貰えるならもらっておきまショウ
【くるりとやっとこさそちらに顔を向ける】
【表情はそこまでクール、というわけではなく】
【割と普通に柔らかそうな表情はしている】
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 22:16:50.02 ID:cXJEBuMo
>>48

べっ、別にそこまでは言ってませんけれど……。

【女性の、相手の心を読み取ったかのような発言に、少女は顔を赤くして、そっぽを向いた】
【そんなに分かりやすい顔したのかなぁ……などとぼそぼそと呟いているあたり、自覚症状が無い】

というか縛ったら掃除できませんし。
……では、御言葉に甘えさせていただきます。

【名状しがたい表情を作って――大丈夫か、この人って感じの顔だ――少女は、教壇の左手にある扉を開いて、中に入って言った】
【かと思うと、すぐに扉から出てきて、ぼろぼろの箒を二本、手にして戻ってくる】

では、まず掃き掃除から。
と言っても、ゴミはあんまり落ちてないと思いますけれど……。

それが終わったら、教壇と椅子を、全部雑巾で拭いて回ります。
最後に、簡単にモップをかけて終わりにしますので。

何か質問はありますか?

【――どうやら、相当な綺麗好きのようだ】
【長い長い掃除の作業を、キンクリしても構わないだろう】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 22:24:06.10 ID:dvQX0wSO
>>51
そうか?
大丈夫だ!!口がある!!
【……訂正…変態で馬鹿だ】

わかった!任せろ!
コレでも学校でよく生活指導で掃除を何回もやらされていたからな!
【爽やかに言う】
【…………誇らしげにいうが誇るところではない】

【キンクリお願いします】
【不安は色々残るが】
【問題なく真面目に掃除をするだろう】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 22:25:51.21 ID:4qGx3YDO
>>50
言われなくてもそーするよ、解らない奴に解らない事聞いても意味ねーだろうが
【そう答えていると少女がいきなり足を止めたので、反射神経を無駄にフル活用して自分も立ち止まる】
【これが高速道路での出来事だったら今頃大惨事を免れてほっとしている頃だろう、勿論そんな訳は無くここは路上で、両者共徒歩なので大惨事なぞ有り得ないのだが】
【もし気付かず歩いていたらギャルゲとかラブコメみたいな事になったのかなと一瞬頭を過ぎったが今の自分は兎という見た目に反してそんな事にはそれ程興味も無いので何事もなく過ぎ去った】

…あ、いるんだ
【意外だな、いや、初めての物なら欲しくもなるか】
【まあ中身はとてもとても喜ばれるような物ではないのだが、今ここで渡すのを拒むと精神障害かと疑われかねないし何よりこれを手放したい一心なのでさっさと少女に右手の福袋を手渡そうとした】
【福袋を持てばずっしり重く、中身を見れば絶望、何かよくわからない生物の一部らしきヌルヌルの物体が窮屈そうに福袋の中で眠っている】
【たまに動くのを何度も見た、襲い掛かってきそうな気がして捨てられもしなかった、そんな悪魔の物体を手放して自分は今その重みを見知らぬ少女におっかぶせようとしているのだった】
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 22:34:37.50 ID:cXJEBuMo
>>52

……ふぅ。
こんなところでしょうか。

【モップの柄を右肩に立て掛けて、額に浮かんだ汗を右腕でぬぐう】
【左腕の欠如が、生来のモノならば、汗を掻くほどまでに疲労することは無いだろう】
【兎にも角にも、少女の作業は、目に見えて効率が悪かった】
【それでも、どうにか掃除を終えて、少女は息をついた】

貴方も……そういえば、お名前も伺っておりませんでしたね。
俺……じゃない、私の事は、クルス、と。そう呼んでください。

【同じように、掃除を終えた女性を労おうとして、名前すら聞いていないことに気付く】
【名を問う礼儀として、己から名を伝えて、礼をする】

……こんな夜更けに、廃教会へ来られるなんて、何か御用でもおありでしたか?

【存外マジメに掃除をしてくれたであろう、女性に対する態度は多少軟化していた】
【投げられた問いは、今更な質問ではあったが、小さな笑みと共に口にされたのは、少女の打ち解けた態度の表れだろう】
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 22:37:02.29 ID:qUTwEeso
>>53

…ゔっ
重たいデス…
【福袋を受け取ると予想以上の重さに一瞬、腰が下がる】
【少しふらついて体制を整えると、しっかりと抱えて】
【早速中身は何かな、と覗き込んだ】

───っっ!
キモいデスっ!
楽しくないデスっ!
デスデスデスっ!
【中身を見て、正直な感想を叫び、反射的に手が爪に変化して】
【袋の上から何度も何度も何度も爪を振るうだろう】
【おまけに深く息を吸い込むと、彼女の唇周辺の大気が凍結し始め】
【氷のブレスとでも言うべきだろうか、袋がカチンコチンの氷塊へと変わった】
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 22:41:09.05 ID:/iQIBUSO
>>49
【視線を巡らせた先――公園の入り口辺りに、ぽつりと影が一つだけ】
【臙脂のジャケット、ジーンズに黒いミリタリーブーツ。白皙に、線の細い容貌】

――……暇が出来るったって、行き成りに過ぎる。
これじゃ、どう消費して良いのやら……なぁ。

【黒に程近い、夜空にも似た濃藍の髪は、男の長いそれとは真逆。肩ほどで無造作に、ばっさりと切られており】
【幽霊じみて希薄な気配。足音も無く、浮かべた表情も感情に乏しい仏頂面】

【手には紙袋。此方も腰には太刀と短刀二つの、併せて三振りを帯びており】
【危険というか、ひどく近寄り難い雰囲気では有った】

――――――ん?

【所在なげに辺りを見回せば、釣られて胸元に下がったリングネックレスが、ちゃら、と揺れる】
【人影なぞ、他に見当たろう筈もなく。必然、墨色の双眸は男の視線に重なって】
//まだおられますかー?
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 22:44:25.85 ID:dvQX0wSO
>>54
だいぶ綺麗になったな
【爽やかに言い】

とりあえず座って休んだ方がいいぞ
【少女を気遣いそう言い】

俺っ子か!萌えポイントだ!
【意味不明な事を言い】
私は四丹神 殺(しにがみ あやめ)だ!クルス!よろしくな!
【爽やかに言い】

何!私の少女センサーが発動してここに少女がいる気配がしたから来たまでだ!
【ようは勘です】

ついでに仕事の見回りでもある
【職業…酒場の用心棒】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 22:51:21.09 ID:6QTO5sSO
【廃墟―――】

発動は出来てるんだよね・・・別に能力が使えなくなった訳じゃない・・・うぅん・・
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
【こんな一人言を呟く少年の手には、巨大な刀が握られている。】
【だが、その血の様な紅黒い刀身は途中から無くなってしまって、全体にヒビが入っていて。】
【巨大で刀な割には、物騒な感じが全く無い、】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 22:52:38.69 ID:4qGx3YDO
>>55
【少女の一連の行動が終わる頃にはズタズタにされたヌルヌルの福袋がいた、おまけに凍り付いて】

…まあ、正しい反応だわな
【もし少女がここであの物体にほお擦りとかしだしたらどういう表情をすればいいのか脳内シミュレートしていたが、杞憂に終わったようだ】
【カチンコチンに凍った福袋の中にはきっと凍ったあの物体が眠っているのだろう、起きない内に少女には何処かに捨ててきて欲しい】

【何はともあれこれで片腕が空いた、外套を右肩にかけて持ち左腕をあけさせる】
【これで一応緊急時には武器を出せる、外套を傷付ける訳にはいかないのでそんな事はない方がいいのだが】

…にしても、お前凄いな
その爪と言い冷凍ビームと言い
【そう言って少女に顔を向ける、少女が先程吐いた息のせいか少し周囲が肌寒い気がした】
【しかし現在自分は天然の獣毛に体は疎か全身を覆われ、更にコートまで羽織っているので気がしたで済んでいるのかもしれない】

【そんな事は置いといて改めて少女を見る】
【…爪、だが人間のソレではない、獣かと言われればそんな感じでもなく、言うなればそれは…】

…竜、か?
【実物を見た事はほぼ無いのだが、その腕を形容する他の生物がそれくらいな物しかなくて、つまりまあ自分からはその少女の腕は竜のソレに見えた事である】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 22:53:59.45 ID:cXJEBuMo
>>57

お気遣いありがとうございます。
でも、大丈夫ですから。

【呼吸を乱し、額に汗する人間の言う事ではないし、傍から見れば強がり以外の何物でもなかったが】
【休息の勧めを、やんわりと笑って少女は断った――意地にでもなっているのだろうか】

……えー、アヤメさん。
よろしくお願いします。

【女性の言葉に、どう反応していいものやら、と苦笑を浮かべながら、クルスも挨拶を返す】

お仕事……警邏隊か何かでも?
まぁ、何かと物騒な世の中ですし……。
アヤメさんも、気をつけてくださいね?

【目の前の女性の、隙の無い身のこなしに気付かないわけも無いだろうに】
【クルスは、笑いながら、御身を大事に、と言葉を贈る】
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 22:57:05.57 ID:9oPcxg2o
>>56

【向かい、隣のベンチに人はなし――やや遠く、遊具の付近は言わずもがな】
【そうなると、公園の中には興味の対象が存在しないこととなり】
【揺れる缶の中身のようにゆったりと、視線の先を入り口から外へ――――】

おっと………こういう場所で出会すとは思わなかったな、君とは

【もちろん視線はかち合って、相手が誰かと解るまでは一秒と掛からない】
【そういう程度には刃を交わした人物に―――彼は小さく微笑を向けて】

【ただ、それだけ。立ち上がって挨拶するような間柄でも無し】
【ましてや休息に来たのに直ぐ立つというのも彼としては妙に忙しなく感じられて】
【「なんならどうぞ」と言うように傍らの刀を手に取って、場所を作る】

/居りますぞ―
/ただ明日少し早いので途中で切ることになるかと思われますが、それでよろしければ
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 22:59:17.42 ID:dvQX0wSO
>>60
………無理をしては身体に触る…悪い事は言わない…休め
【真面目な表情で少女に言う】
【変態だが】

いや!酒場の用心棒だ!!
それに私は普段から運動している!だから問題はない!!
【爽やかに笑いサムズアップしてクルスに言う】
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 23:06:52.35 ID:cXJEBuMo
>>62

無理なんてしてません。
その、少し疲れたのは確かですけれど、座って休むほどじゃありません。

【やはり意地になっていたようだ】
【殺の真摯な言葉をも、つい、とそっぽを向いて袖にするあたりは、少女の恥じらいだろうか】

用心棒さん、ですか……。
……すごいですね。

【右腕一本で掃除をするのにも疲弊するわが身との差に目が眩んだのか】
【クルスはどこか眩しげに、その生き様たくましい女性へと向けて、賛辞の言葉を贈る】

俺も、運動はしてるんですけどね……。
なかなか、体力もついて来ません。

【だが、その幼い身体では、どれだけ鍛錬を積んだところで、早急な身体の強化に至らぬは道理】
【苦笑して見せはするものの、歯痒さに、その笑みはどこか自嘲めいている】
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 23:09:53.44 ID:qUTwEeso
>>59

はぁ…はぁー…
つい取り乱してしまったデス…

【息を上げながら、ずたずたにした福袋をもう一度見る】
【止めといわんばかりに蹴ると、鈍い音がしてわずかに動いた】
【それからキッとそちらの方を睨む。間違いなく怒っている】

ええ、確かに私が龍の一匹デスが…
…覚悟はできてマスカ?

【「お楽しみ」と言ったところが致命的に不味かっただろう】
【尤も、それを聞かなければ受け取っていた可能性も低いが】
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 23:13:49.83 ID:dvQX0wSO
>>63
……なら私の目を見て真っすぐ答えるんだ
私から見ても貴女が無理してるのは明白だ
【真っすぐとクルスを見据えそう言い】

そんなに凄くはないぞ
それにまだ成長途中の身体では無理に運動はしない方がいい
基礎トレーニングが大事だからな
【爽やかに言いながら】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 23:18:50.50 ID:cXJEBuMo
>>65

……。

【まっすぐな目で見つめられて、クルスは無言のまま、近くにあった長椅子の一つに腰を下ろした】
【自分からやる、と言い出した掃除で腰が立たなくなって、恥ずかしいのだろう。顔を赤くして、明後日の方へと向けたままだ】

……ええ。
無意味に焦ってることは、分かるんです。
……けれど、それで納得できるかどうかは、別の話でしょう?

【殺の諭すような言葉にも、クルスは苦虫を噛み潰したような顔で、そう反論した】
【はぁ、と溜息を零して、長椅子の背に腕を預けて、その中に顔をうずめる】
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 23:21:23.92 ID:/iQIBUSO
>>61

【街灯も有る、夜目の利かない方でも無い。唯でさえ目立つ長身は、見間違う筈もなく】
【「シェン・ロンド」――――知らず口の端から零れる、溜息にも似た小さな呟き】
【幾度か、こうして向かい合った。名を口にした。その時≠ニ決定的に違うのは、篭められた敵意の有無】

だろうな、オレもだ。最近、常々思うコトだけど――つくづく、世界ってのは狭いらしい。

【概ね穏やかに、彼女は応じる。落ち着いた、と言うよりフラットな語調と、男性的な一人称】
【「これも縁かな」等と、肩を軽く竦めながら語散れば。挨拶代わりに片手を上げて、歩みを進め】

【笑みは向けない。心からの笑顔を向けるような仲でも無ければ、造り笑いを浮かべる程の愛想もまた、彼女には無く】
【――彼がそんな下らない物≠望んでいないだろう事も、また識っていた】
【お気遣いなく、といった風に、上げた右手を軽く振って見せて。隣のベンチに、深々と腰を降ろす】
//了解しましたー
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 23:23:28.11 ID:4qGx3YDO
>>64
なーるほど、人の皮被った龍か…
…俺と似たような生き物って事だろ?

【意外そうに言うがあまり驚かない、べつにこの世界なら不思議な事でも…】
【いやいやいや、充分不思議だろ、どうやったらあんなトカゲの化け物があんなんになるんだよ】
【自分でさえこんな中途半端なのに、すげぇな龍】

…覚悟?何の覚悟deathかぁ?

【大体予想は出来てる、こんな体だからか嫌な予感がする時は大抵体毛が逆立つから】
【もしかしてこれを活用出来れば占いで一山当てられるんじゃないか、よし練習しよう】
【いや練習の前に目の前を見た方がいいか、明らかにヤる気だあいつ、そんなにビビッたのかよ可愛いなおい】

【…あまり汚す訳にはいかない物持ってんだがな、と思うと溜息が出そうになる】
【空気を読んでそれを飲み込んで、左手を腰に回し、鞘から飛び出す柄を掴んで】
【メンチを切る、生き方と性格のせいで今ではすっかり上手くなってしまった、このラブリーな兎のフェイスでそれが意味を成すのかは不明だが】
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 23:25:35.97 ID:dvQX0wSO
>>66
それでいい
【爽やかに笑い】

ふむ…確かにそうだな
…しかし!!私がいた世界にはこういうことわざがあった気がした!!
【気がした?】
《急がば回れ》だ!!
どんな急いでいても近道をせず遠回りしていけと言う意味だった気がした!
つまり!!!地道にトレーニングするのが良いという事だ!!
【爽やかな笑顔でいい】

どうして焦っているのか私程度ではわからないが…焦りすぎると逆に上手くはいかない…
それが私のアドバイスだ
【サムズアップしながらクルスに言う】
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 23:34:58.80 ID:cXJEBuMo
>>69

……はぁ。

【小さく、区切りをつけるように嘆息をして、ようやく殺の方へと視線を戻す】

いけませんね。見ず知らずの方に愚痴を零して、慰めていただくなんて。

【女性の不器用な慰めに、クルスも己の身を見て取ったのだろう】
【ぱしん、と右手で右の頬を軽く叩いてから、微笑む】

ええ、地道に頑張りますとも。
幸いに、時間はあります。……己の身の振り方を、考えていくには、良い時間です。
…・・・どうも、お世話をかけました。

【微笑みながらそう言って、クルスは自分の愚痴を聞いてくれたことに対して、礼を言った】

うーん……ふぅ。
さて、おれ……じゃない、私はもう少し休んでから、帰りますけれど……。
アヤメさんは、御仕事に戻られなくて、大丈夫ですか?

【椅子の上で伸びをしてから、クルスはそういえば、と前置きして、そう聞いた】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 23:36:49.15 ID:qUTwEeso
>>68
まぁ、そんなところデスね
私は自分が龍というのをあんまりスキではありマセンが

【先ほどと違って、動かないのを確認した後も爪を仕舞わない】
【そして剥き出しの敵意を袋からそちらに向けた】

さて、よくも…よくも、騙してくれマシタね
…何の覚悟かは貴方さんが想像しているもので大体あってますデス

【さっきまでクールだったのは何処へ、眉もぴくぴくして】
【爪を如何にも切り裂きたいと言わんばかりに動かして】
【グッと足に力を入れて今にも踏み込みそう────】

………やっぱり、辞めるデス
なんだかアホらしくなってきマシタので

【ふぅー…っと大きく息を吐いて、ようやく爪を仕舞った】
【それからくるりと背を向ける】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 23:39:04.88 ID:9oPcxg2o
>>67

まったくね……戦う姿ばかり見てたから、普段はどんなものかと思って見れば
案外君も変わらないね、精々その紙袋くらいか。買い物にでも?

【どうという事もない“普通”の会話――――】
【少々突飛な内容は兎も角、傍から見ればそういった雰囲気か】
【声を返しながら脚を組んで、見るからにリラックスした姿勢をとり】

そうかい、つれないね……だからどう、って訳でもないが

……そういえば、君のお仲間たちは元気かい?
対機関の方はリーダー君が入院した、なんて聞いてるよ

【相手の行動に軽く肩を竦めてみせて、戻すのも億劫そうにそのまま足に掛けるようにして置いて】
【また缶のタブは開けず、あくまでそれは暖を取るためのものらしく手に握り】
【誰に対しても等しく見せる微笑のまま、首を傾げて視線を向ける】
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 23:40:34.32 ID:dvQX0wSO
>>70
貴女の愚痴なら私は24時間聞いても大丈夫だ!!
【爽やかに言い】

どういたしまして

なら私はそろそろ帰ろう
なにコレも立派な仕事だ
【爽やかにサムズアップし】

ではクルス!また会おう!
【そう言いながら去っていくだろう】

/乙でしたー
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/06(木) 23:46:39.10 ID:4qGx3YDO
>>71
まあそんな卑屈になるなよ、案外いかしてるぜ?その爪

【とはいえ、それが自分の喉をかっ切る所を想像するとぞっとする話だが】

―――ッ!!

【来るか―――左手の筋肉と精神と関節とバネをフル稼動させて、武器を抜こうと―――】

―――………

【―――したのだが、あれ?】
【え?なにこれ?新手の放置プレイ?】
【恥ずかしくない?俺今めっちゃ恥ずかしくない?】

…………

【構えすら固まるその空気、ヒュウと吹いた風が刃で切り付けるが如く耳を揺らした】
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 23:50:30.58 ID:cXJEBuMo
>>73

ええ、また、どこかで。

【教会を去り行く女性の背中に手を振って、その後姿を見送って】
【クルスは、主の無い十字架へと目を向ける】

……私を試みに引きたまわざれ。

【聖句の一つをぽつりと口にして】
【クルスは、また深い溜息をついて、答えのない自問自答に没頭していった】

/おつかれさまでした!
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/06(木) 23:57:16.04 ID:qUTwEeso
>>74

…カッとなって悪かったデス
お詫びにその福袋とやらは処分しておくデス

【氷塊を掴み上げると、路地裏の壁におもいっきり叩きつける】
【ぐちゃぐちゃな肉塊と氷の破片があたりに飛び散って】
【正直、目にモザイクをかけたいぐらいグロい事になっている】

魔術協会…デシタか
見つかるといいデスね

【精一杯の謝罪なのか、軽く頭を下げると】
【またすたすたと歩き始める】
【呼び止めるかしなければそのままどこかへ行くだろう】
【ちなみに不意打ちで喧嘩を売ろうと思えば…】
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/07(金) 00:14:35.80 ID:i13.eIDO
>>76
………………

【イラッ☆】

【なんだこれなんだよこれおいまるで俺が馬鹿みたいじゃねえかああ俺馬鹿だったはじゃあ仕方ねえ】
【これがテレビゲームの画面だったとしたら多分俺はゲージが最高まで上がっていて必殺技が打てる状態であろう、我ながら解りにくい例えだ】
【人が本当に何かを攻撃したいと思った時、人は武器を持たず拳を握ると言う…嘘だけど】

【その誰が言ったか解らない言葉の通り俺はいつの間にか左手を刀から離していて、同時に少女に向かって飛び出していて】

ぶるぁぁぁぁぁああああ!!!

【よく解らない怒りの雄叫びを上げながら、まるで隕石が如き左のげんこつを少女の頭に落とそうとした】
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/07(金) 00:15:24.52 ID:Ee1LesSO
>>72

そこまで器用な性質でも無いんだ。――逆に訊くけれど、女らしくしてる所、想像出来る?
……まあ、概ねそんな感じ。年明けは忙しくてさ、今日は久々のオフってヤツさ。

随分と急なもんで、折角の暇も持て余し気味だけれど――――な。

【これといった当たり障りも無く、概ね世間一般で言う所の正義≠ニ悪≠フ会話とも思えない、が】
【きっと其れは、互いにドライな性質だからだろうか。戦場は戦場、といった具合に】
【背凭れに体重を預ければ、小さく唸って伸びを一つ。こちらも、割合寛いでいるらしかった】

踏み込むような間柄でもない。何より、オレの柄に合わない――――だろ?

元気なんじゃない。あっちの事はよく知らないけど、何処も楽には往かない、と思うよ。
戦力は言うに及ばず。向こうの代理は相当なやり手っぽいし、此方にも織守がいる。

【顔を其方に向けつつ傍らに紙袋を置けば、かさかさとその中から肉まんを取り出して】
【そういう意味≠ノ取ったらしく、牽制するようにそんな事を言いつつ。湯気を立てるそれに、齧りつく】

――――熱っ。……そういう其方はどうだ?風の噂に、一騒動起こしたって聞いたけれど。

【猫舌らしい。小さくそんな科白を零して、仏頂面のままに問いを返す】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 00:30:37.68 ID:oGq1l.Yo
>>77

【少女には拳が来るのが分かっていた、勿論第六感などではなく雄叫びから】
【ぎりぎり止めようと思えば寸止めで止めれる位まで拳骨が近付くタイミングで】
【ふわぁっと舞うように後ろを振りかえり───】

……ぁぅ…

【潤んだ瑠璃色の瞳でじっとそちらを見た】
【いわゆる泣き脅しである。非常にズルイかもしれない】
【だが、そんなのカンケーねぇ!って人には全く意味を成さず】
【却って怒りを買う場合もあるが…・果たして】
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 00:35:06.34 ID:Novfgtwo
>>78

だろうね、器用な君も女らしい君も少し想像に難いよ
それと、今のような言い方は本来失礼に当たるが君なら気にもしなさそうだ
……もっとも、気に触ったのなら謝るがね

成程、なら少しばかり俺と暇つぶしでも如何かな?
生憎こっちにも事情があるんで、斬り合いなんてのはゴメンだが

【第三者の目から見れば、一体この二人が居る公園とはどう映るのだろうか】
【どちらも刃物を持っていて、またどちらも見るからに一般のそれではない】
【きっと虚空のその人物は、さぞ居心地が悪いに違いない―――と、意味もなく考えて】

【なんとなく気晴らしに、手元のスチール缶を軽く宙に放り上げ】

仰る通りで……、……そうかい、やはりそうだろうね
解っているだけでも数の上じゃ圧倒的、その上まだ暗所もあるときた
仮に俺が機関員でなけりゃ、盤上の駒なんぞ投げてるだろうさ

【暗所―――そう、機関の一つ首である自らにも解らない部分が多すぎるのが、機関】
【得体のしれない化物と、幾度そう表されてきたことか】

あぁ、まあそうだね……あと一月の内にとは思って勝手に準備を進めてるよ
それから後のことは知らないし、解らない。約束が一つはあるんだが―――

―――っと、そうだ。件の織守か君あたりにと思って用意したものがあった
少しそこで待ってて貰えるかな、熱い肉まんでも冷ましながら、さ

【パシン、重力に引き摺り下ろされた缶をキャッチするとほぼ同時に立ち上がって】
【それから足を向けるのは公園の外、目を凝らせばその先には車が一台あると解るだろう】

/次あたりで一旦切る感じで宜しいでしょうかー?
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/07(金) 00:38:24.90 ID:i13.eIDO
>>79
【容赦?ねーよそんなもん!】
【正直あーなんか泣いてるなーくらいにしか思ってない、女の武器()】

【以下、殴った後の出来事】

【左の拳を握り締めながら少女を睨む、なんか拳から煙出てるけどこういう描写は映像じゃないと伝わらないと思った】

…名前くらい言ってけ糞ガキ

【何でこんなタイミングで名前を聞いたのでしょう、私にも何がなんだか解りませんでした。と容疑者は語る…いや誰が容疑者だ】
【よく考えたら完全なる逆ギレ、或は逆恨みな気がしないでもないがまあそれはそれとしてスルーしてしまうのであった】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 00:45:28.97 ID:oGq1l.Yo
>>81

うぅー…
痛いデス……

【煙が出てる頭を両手で抑えているが、表情はそう痛そうでもなく】
【確かにRPG等の龍の鱗を素材にした防具なんかは防御力が高いが…】

名前、デスか?
…私はアイシャ=ラズライトと言いますデス

【正直被害者もあまり納得が行っていない様子ではあるが】
【不用意に爪で襲いかけた事を反省しているのか、普通に答えた】
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/07(金) 01:00:03.50 ID:i13.eIDO
>>82
よーしアイシャ、お前に一つ言っておく

【左手を開いて払って、コートのポケットに突っ込む】

喧嘩売るなら相手見てから売れ、次やったら[ピーーー]ぞ

【メンチ二回目、今回はマジメンチ】
【深紅の固めをひんむいて、狂気が垣間見えるかのような、殺意の篭った眼】
【勿論、二回目は無いだろうがやったらマジで[ピーーー]、[ピーーー]までいかなくとも半殺しにする、そんな思いを視線に込めて】

…ま、二回も同じ事やる奴なんてそういねえか

【威嚇終了】

ちなみに、俺の名前は悪卯、悪い卯と書いてあくうだ、覚えとけ
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 01:11:14.11 ID:BHjwBkSO
【公園】

―――――・・・・・
【元々何色の物だったのか分からなくなってしまう程に汚れてしまっているローブに身を纏い】
【顔中には包帯が巻かれた少女がベンチを一つ、占拠し、横になって眠っていた】
【もし、今、この公園で一休みしようなんて者がいるならば】
【この少女が邪魔で仕方ないだろう】
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 01:12:39.98 ID:oGq1l.Yo
>>83

わかりましたデス
気をつけますデス
デスデスデスデス

【この上ないくらい酷い、棒読み】
【結構根に持つタイプかもしれない】
【視線を合わせてみるも、殺意や狂気に畏怖した様子はなかった】

【おまけに視線を合わせたまま、そちらの脛をおもいっきり蹴った】
【同時に前方へ猛ダッシュ。龍だからかは知らないがかなり逃げ足が早い】

ゲンコツのお返しデスよー!
あくう…覚えれたら覚えておきますデス

【そしてそのまま路地裏の迷宮へと走り逃げていった】

/眠気がやばくなってきたのでここらへんで、すみませんっ
/ありがとうございましたー&お疲れさまでしたっ
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/07(金) 01:21:14.34 ID:i13.eIDO
>>85
……………はあ

…帰って寝るか…あ、家帰れねーや

【そんな寂しい独り言も、誰かが聞いてくれる訳でもない】
【…さっさと届けるか、これ】

/乙でしたー
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/07(金) 01:30:10.13 ID:Ee1LesSO
>>80

――――お察しの通り、だよ。慣れてるし、自分でもそう思ってる。気にするコトじゃない。
傷付き易いとか繊細だとか、今のオレには生憎と縁遠いんだ、そういった単語は。
大体に於いて、拗ねたからって女らしくなるモンでもないだろうし、っと。

興味はなくも無いね。少なくとも、退屈はしなさそう。
刃傷沙汰はこっちとしても食い飽きたし、その気がないのは重畳かな。

【相も変わらず、竹を割ったような返答。そんな事で気分を害する暇も無ければ、意味も無い、と】
【――少なくとも、胃腸が弱くては居られた物ではない、というのは間違いないだろう】
【お互いに面識の有る人物ならば、特に、だ。そういった相手から見れば、一触即発。嵐の前のそれに見えない事もない】

【尤も、彼女としてはそんな気は更々ないらしい。只では済まない事は、よく知っていた】

万全の状態じゃなきゃ、機関≠ニ渡り合うなんざ出来もしないさ。
悠長に倒れてられる訳も無い。単純な戦力なら、間違いなくそっちが上なんだしな。

ただ――十把一からげの雑魚には止められない。盤上が一面黒で染まってようが、蹴散らす。
その位の気概と力は有るよ、俺達にだって。少なくとも、パワーゲームにはさせないさ。

――何より、ブレイザーシティの一件で解った筈だ。穴が無い訳じゃない。
一部の精鋭を除いた、指揮系統の脆弱性。大きすぎるが故に、末端まで神経が廻ってない。

【機関は不定型の化け物か、或いは押し寄せる大波のような物。斬っても斬っても、そう容易に有効打は取れない】
【そんな認識は有った。だが、決して勝てない相手では無いと、彼女は大言壮語してみせて】

そうか。なら、精々準備だけは整えとく……一勝一敗、無効が一つ。
その一勝だって、試合に勝って勝負に負けて。これじゃあ、オレとしても釈然としないしさ。

まあ、手を抜く気はこれっぽっちだって無いよ、とだけ――――。
……ん、了解。けれど、そっちの方は大きなお世話だ。

【言いつつ息を吹き掛けて冷ますと、もう一口。けれども、矢張り熱かったらしい】
【付け加えられた言葉に、初めて露骨にむっとして。それから視線を、車へと】

//済みません、遅くなりました……。
//ともあれ了解です。今日のところはお疲れ様でしたー!
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 02:08:00.61 ID:Novfgtwo
>>87

そう、だったら今まで通りで一切問題ないわけだ
こっちとしちゃその方がやりやすくて助かるよ、今更君を相手に態度を変えろってのも無理な話でね

なに、女性を退屈させるような教育は受けていないさ
とはいえ呑気に話すだけってのも味気ない、それじゃ失礼してスパイスでも――――……。

【刀を右手に缶を左手に、男物とも思えないリボンにまとめられた髪を揺らして一時退散】
【向かう先に停まる車は黒塗りで、実にわかり辛いが防弾仕様】
【キーを取り出して荷台を開け、そこから彼が取り出した物は「黒のアタッシュケース」】

【コツ、コツ――ブーツの音を深夜の空気に響かせながら、戻るまでは二分ほどか】
【手に持ったものはケースのみで、刀とスチール缶は車のほうに置いてきたらしい】

―――さて、一騎当千やら万人敵やらと言われる人物でも壊滅は難しいカノッサ機関だが
何故手酷いダメージを幾度負っても起き上がるのか、その秘密は様々………
資金力然り、ブランド然り、しかし最も大きな要因の一つは「本拠地が謎」であること

……まあ、当のカノッサ機関に身を置く俺としてはそう思っているわけだが

【先程の場所に腰掛けるわけでもなく、近くにあった石のオブジェに寄りかかって】

勿論君の言う指揮関連もあるだろうね、機関は組織ではあっても軍じゃない
ナンバーズはそういう人員じゃないし、議員なんてまともに動きはしないから

とはいえ一つ忠告しておくと、何れ俺が消えるにしても昼の国に居る部隊はそうじゃないと言っておこうか

……話を戻そう、機関が滅びない謎って件だったかな

【一息、話疲れたからか、次に繋ぐためか言葉を切って僅かな沈黙】
【数秒の間に流れる空気は、決して張り詰めたようなそれではない、が】

単刀直入に言おう、俺は機関に恩を返し、それから一線を引くつもりでいる
恩を返した後に自ら仇を喰らわす気は無いし、利用してやろうとも思わない

ただ、君らは違う。いつまでも一進一退じゃこっちとしても迷惑なわけだ、それで――――


   ―――今ここに、1月3日時点の機関の“全情報”があるんだが


【トントン、と軽く叩くのは勿論、黒いアタッシュケース】
【さして重いようにも見えず、鍵も簡素だが―――僅かに聞こえるだろう物は、CDケースの「カチャリ」というそれである】

/いえいえ〜、それではまた明日、恐らく20時位には来れるかと思います
/それでは申し訳ない、お疲れさまでした〜
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/07(金) 17:46:56.35 ID:qS4lYhE0
【公園】

……暇だし、寒いし。
早く春にならないかしら、もう冬は飽きたわ。

【ボタンをあけたままの紺色のダッフルコートの下に、胸元に薔薇の刺繍の入った緋色のリボンを結んだ同じく紺色のブレザーを着て】
【黒地にチェックのミニスカーに、黒のニーソックス、黒のローファー】
【長い黒髪を特に工夫もなくストレートにしている、なんだかやたらと黒っぽい少女が】

【ちょこんとベンチに座り、なんだかそんな独り言】
【言葉通りに暇なのか、時折わざと大きく息を吐いて、白い息を目で追っていたり】
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 18:10:55.15 ID:BHjwBkSO
>>89
【少女の座るベンチの前方――】
【公園の自動販売機の前でしゃがむ人影が一つ】

―――・・・・うぅん、無いなぁ、
【元々何色の物だったのか分からなくなってしまう程に汚れてしまっているローブに身を纏い】
【顔中には包帯が巻かれた少女が自動販売機の下に探る手を入れていた】
【その姿、容姿、どっからどう見てもホームレスである。】
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/07(金) 18:21:53.03 ID:qS4lYhE0
>>90

【少女は、しばらくの間そちらには目もくれず】
【退屈げな表情のまま、どこかを見ていたものの】
【そのうちに、視線の端辺りに映るその姿を見つけ】
【ゆっくりとそちらに視線を移してから】

……お金は無いけど、あそこまでじゃないのは誰かに感謝すべきかしら。
神様とか、興味もないし特に信じても無いんだけど……。

【なんて、普通の声量より僅かに小さいくらいの声で、そんな独り言】
【こんな時間の公園、案外静かなはずで。聞こうと思えば結構普通に聞こえてしまう、はず?】
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 18:21:59.88 ID:BHjwBkSO
>>90
/追記
/投下時間見てなかったでした。未だおりますか?
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/07(金) 18:43:08.57 ID:qS4lYhE0
>>92
/居ますのです、>>91
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 18:43:39.92 ID:BHjwBkSO
>>91
【ふと、ホームレス少女の耳がピクリと反応して】
【少女の方に向く】

―――――・・・・ちょっと、今の言葉は聞き捨てならないね。
例えこんなのだって、私達ホームレスはいつも死と隣り合わせで必死に生きてるんだよ

みみずだって おけらだってホームレスだって
みんなみんな 生きているんだ
友達なんだよ!?
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/07(金) 19:03:39.95 ID:qS4lYhE0
>>94

それって人間誰も彼も基本的にそうよね?
こんな世界だもの、どこで死んでもおかしくないものね。

【なんて、相手の言葉にそんなことを返して】
【口調はなぜだか若干偉そうなもので。このこひどい】

ミミズもオケラも生きてるけど、友達になった記憶は欠片も無いのよね。
それで言ったら黒光りするアレとかとも友達にならないといけないじゃない、そんなの絶対嫌よ。

【言いながら足を組んで、そこに肘をついて。頬杖つきながら、唇を釣り上げるようなそんな笑み】
【要するに、ミミズさんとかオケラさんは友達じゃない、と】
【ホームレスさんについてはなぜだか言及無し。この3択の中では人間だからなのか何なのかは誰にも分からないわけで】

ところで、嫌ならどっかに頭でも下げて働くなりすればいいと思うのよね。
なんだかんだを気にしなければ職にありつくことは出来ると思うの。私にも言えることなんだけど。

【最後に、笑みはそのまま、ぴしりと指を立てて】
【やっぱりなんだか偉そうに、そんなこと。もしかして:この子も無職】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 19:18:02.77 ID:BHjwBkSO
>>95
そうそう、要は「必死にさえなれば、生きる事も案外たやすく感じるモンさ、だから頑張っていこう」ってそう言う事だよ。凄い良い曲だよね。これ。
【結局、歌の評価かよ】

こんなホームレスな私だよ、頭下げてもそう簡単には働かせてくれる様な所簡単にはないわよ。それならこうやって自由に生きる方が私らしいさ。
【要訳:働いたら負けだと思ってる】
【「必死で頑張って行こう」は何処へ行ったのだろうか】

/すいません、飯落ちです。
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/07(金) 19:31:31.22 ID:qS4lYhE0
>>96

そうかしら?
私はあんまり好きじゃないのよね、その曲。趣味じゃないわ。

【なんて、相手の意見まるで無視した意見】
【わざとらしく眉を下げた、どことなく馬鹿にしたような色の混ざる笑み】
【好きな人の前でわざわざ批判する辺りからしても、どうも性格があんまりよろしくないようで】

そうかしら?
どこの馬の骨だか分からないほうが働かせやすい仕事もあると思うのよね。
私はそんな仕事遠慮しておきたいわ、でもそういう仕事のほうがお金入るんじゃないかしら。

【訳はさらりと無視し、なんだか怪しい仕事させようとしている気がするのだが】
【まあ当然、初対面の人の言うことなんて聞く義理も義務も相手には無いわけで】

/はーい
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/07(金) 19:48:35.91 ID:qS4lYhE0
>>96>>97
/私もご飯いってきますのー
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 20:05:05.63 ID:BHjwBkSO
>>97
あれ?そうなの?まぁ、人それぞれか、
【自分の好きな曲を否定された―――普通なら不機嫌なったりする物だろうが】
【少女の反応は、案外あっさりだった】

あぁ、無理無理、私には綺麗じゃないし水商売は出来ないし、怖い人達関係は――――



―――――・・・・手が滑って、雇い先の人達、殺っちゃっうかもだしね・・・
【サラリとそんな事を簡単に呟く】
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 20:06:39.36 ID:BHjwBkSO
>>99
/ただいま戻りました
/そして了解ですー。
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/07(金) 21:23:40.48 ID:qS4lYhE0
>>99

ま、最終的にはそうなるけど。
無意味に明るい曲ってそんなに好きじゃないの。
たまに聞く分にはまぁいいけどね。

【ずいぶんとあっさりしている相手に、こちらが感想を抱くことも得になく】
【はぁ、と。息を一度吐いて】

あら、そう?
ま、別にどうでもいいけど、ね。
身近な人が死ぬんでなければそんなに困らないもの。
そして、身近な人なんて居ないわ、誰が死のうと特に困らないわね。

【簡単に呟いた相手以上に、軽い適当なノリで返し】
【頬杖をついている側の目だけを閉じて、特に意味も無さげな気だるげなウィンク】

/戻りました、と。久しぶりの子すぎてたびたびレス遅れるかもです
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 21:44:55.70 ID:BHjwBkSO
>>101
え・あ・・?身近な人・・・いないの?
友達とか家族とか―――・あ・・・好きな人とか・は・・・?・・・・ゴメン・・
【その一言にホームレス少女は何だか聞いてはいけない事を聞いちゃった様な気がして】
【少女が返した軽いノリとは裏腹に、少しテンションが下がる】

/いえいえ、大丈夫ですとも
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 21:56:48.67 ID:Ee1LesSO
>>88

……ああ。こっちとしても、急にレディだ何だって腫れ物に触るみたいな扱いされたんじゃ、困るしな。

求心力はさておいて、資金が常に潤沢なら大体は上手く回る。人材、施設、物資は十二分。
加えて活動規模も大きく、少なからず地域や企業に根を張っている事も有り、と……此方はレイント社が最たる例、か。

【こくりと軽く頷いて、一言。――腫れ物に触るのと丁重に扱うのは、微妙に違うような気もする、が】
【さておき。渋い顔で肉まんを凝視したまま、淡々と言葉を接いで。「しぶとい訳だ」等と溜息を吐けば】

【二分も経てば、流石に大分冷めてきたらしい。小動物宜しく、もごもごと咀嚼し、嚥下】
【早々に一つ食べ終えて、シェンに向き直るように浅く掛け直し。ふむ、と興味有りげに鼻を鳴らした】

支部を一つ潰す位じゃ、有効打に成るか成らないか。ならば狙うべきは当然、心臓。
それが見付からないんじゃ、滅びないのも成る程、道理――機関の本拠地、ね。

動くのは実働派の議員とナンバーズに任せて、手前はのうのうと高いトコから見下ろしてる黒幕様、とか……。
何とも、そういう胸糞の悪い奴らが引き篭ってそうな場所だな。……まあ、居なくて良いけど。そっちのが楽だし。

【独自の解釈――と言うよりは、結構な偏見混じりの感想を交えつ、相槌を打って】

善くも悪くも一枚岩じゃあない、って事だな。お前もそうだけれど、行動原理からして違う。
そんな一癖二癖有る人員を纏めるのは、まあ骨だろう。要するのは――突出した才能か、利害の一致。こんなトコか。

――――お前の元・直属ね、覚えとく。確かに、一筋縄には往きそうもない。

【そんなこんなで、話を切って深呼吸を一つ。此処から先が、本題だ】
【あのスパイス≠ニやらが、相当にキックの利いた情報だろう事は想像に難くない】

   【だが――――――】


――――おまえ……スパイスったって、利かせ過ぎにも程が有るだろう。

報恩だ何だ以前に、下手すりゃ――――いや。しなくても、消されるぞ……。


【流石に、これは予想の外だった。交渉材料にしても、随分と大きい――真偽はどうあれ】
【全てと言うからには、最低でも議員権限で知れる限りの情報を残さず。少なくとも、本拠地≠フ所在は――――】

//一応返しておきますー!
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/07(金) 22:09:59.15 ID:qS4lYhE0
>>102

……居ないわねぇ。
家族も友達も。……あぁ、友達なら一人居たわね。
好きな人? ……そうね、強いて言えば自分かしら。

【基本的には居ない、らしく】
【それでも一人、友達は居る模様。それでも一人だけ、というのが何となく哀愁を誘うような】
【軽いノリでそんな返答。下がる相手のテンションなんて見ていないとばかり】
【片目のままなので、実際多少は見難いのだろうが】
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/07(金) 22:25:09.31 ID:BHjwBkSO
>>104
・・・・・・そう。
【少女はテンションが下がったまま、そう返す】

―――良かった、少くなくとも、一人いるのね、
【少女が一人でないのを聞いて】
【心の何処かで安心して】
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/07(金) 22:37:03.78 ID:qS4lYhE0
>>105

まあ、そうね。
……別に、友達って感覚も特に無いんだけど。
そうね、名前をお互いに知ってて、顔を合わせたら普通に知り合いとして話せるくらいよ。
ま、1回しか会ってないし分からないわ、仲良くなれるかなんて。

【言ってから、頬杖をやめ、足を解いて】
【指を絡ませて、軽く腕を伸ばしてから】

じゃ、身体も芯まで冷えたし、私はそろそろ帰るわ。
宿無しで氷漬けになってても私は悲しんであげないわよ、せいぜい暖かい場所で眠ることね。
それじゃ、縁でもあったらまた会いましょ。

【なんて、言って】
【立ち上がり、そのまま公園から出て行ってしまおうとするだろう】
【呼び止めるなり、出来るといえば出来るのだが】
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 23:00:31.72 ID:QKAU0e6o
【公園のベンチ】

へっくし……寒い季節ですね
結構厚着をしてるんですけど、慣れるまでには時間がかかりそうだ

【仄かな草の匂いのする笠を頭に乗せて】
【その身を紫色を基調とした荘厳な法衣に包んだ人物が座っている】

【ベンチには少し曇った金色の錫杖と小刀が立て掛けられており】
【霊力やらに聡い者ならその両方に何かを感じるだろう】

まあこの季節が嫌いといわけではありません
こういう時期にはこういう時期なりの楽しみ方が……
そうこれですこれ、うんうん

【ふふふ、と少し笑いながら袂からおしるこ缶を取り出す】
【ベンチに座る前に折角だからと近くの自販機で買った物、そして今日のおやつである】

紅茶等もいいのですけどやはり和風の方が口に合います
では失礼して――――

【タブを上げればかしょん、と小気味の良い音】
【飲み口から微かな湯気と甘い香りが沸き立ち】

んく――――……はあ………

【その香りに誘われるように口を付け嚥下】
【広がる甘い味に尚も頬は綻んでいる】
【綻んではいるもののその表情は笠の影で良く見えずまるで霞が掛かったよう】
【笠に特殊な術でも掛かっているのだろう】

本当いいですねーたまーにこういうのも
悪くは、無し……です

【ちびちびと楽しむ為に膝の上にちょこんと缶を置いて】
【ほふうと一息、白い息】
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 23:05:42.65 ID:BHjwBkSO
>>106
―――――・・・・・ねぇ、じゃあさ、私も名乗るよ。私、紗月。
だからさ、アンタも名前教えてよ。
【少女の言葉を聞いて、彼女――紗月はそう切りだす】
【――――彼女は、過去に一人の辛さを味わった】
【今、目の前にいる少女は『過去の自分』の様で】
【そんな彼女を救いたいと、故にそう切り出す】

―――・・・・私とさ、友達になろうよ。
もちろん、未だ一回会って、こうして話しただけだからさ、未だ無理だろうけど。
次、会った時にさ、答えを聞かせてちょうだいよ。


うん、じゃあね、また会おう。
【紗月はそういい、彼女を見送る】
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 23:06:22.55 ID:Novfgtwo
>>103

【一度話せば、次は聞き手に――「武人」というイメージが強かったからか、彼女の言葉は何処か新鮮に思え】
【資金に関して、また“心臓”に関しては同意する、というように首肯をし】

……戦闘力といい観察眼といい、やはり機関としちゃ喉から手が出るほど君は優秀だな

人は富と名声にタカるもんだ、世間的な名声はともかく、機関には腐るほどの資金がある
供給源は君の言うように地域や企業、手出しはしないと言えば大抵は“献金”するだろう
そうして強大になればなるほど金も増え……雪だるま式に大きくなったのが今のアレさ

しかし、それを知ると取るべき手は矢張り先程の通りに本拠地への逆襲撃が最も早い
黒幕さんが隠れる場所を燻り出し、戦闘員の戻るべき場所を消してしまえば……結果は、何とも言えないがね

【仮に―――もし、正義とされる組織・集団がカノッサ機関の本拠地を叩けばどうなるだろうか】
【最早機関に力無しと見限る者も増えるだろう。そうなれば、またそれを見て引く者も出るだろう】

【強大化も雪だるまのそれであるならば、弱体化もまた然り―――考え方は、そう】

一枚岩じゃないなんてどころじゃないさ、上手く突けば分裂もあり得るだろう
そして突くべき連結点は言わずもがな、散々話題に引き出した本拠地だ

つまるところ、本拠地を叩くということは組織自体の弱体化を大幅に推進させられる
君らが本拠を襲われれば結束も高まるだろうが、機関連中はそうはいかない
これを機にと「派閥」から「組織」に移行する集団が現れる可能性する有るだろうね

【最後に一つ、こくりと頷いて――危険であると再度無言で伝えるのは件の部隊】
【手塩に掛けたという思いもあるのだろうか、彼としては結構な警戒を持っているようで】

………ついさっき話した機関の資金源、それ関係の各社、或いは個人の数々
弾薬の残りから兵器のメンテナンス結果……その他諸々、ってところか
ナンバーズに関しちゃ情報が新旧入り交じっていて持ってはこれなかったが
大まかながら各国支部や、勿論本拠地である“AOE”の場所も押さえてはあるよ

さて消される、ね……今の機関に、俺を態々殺しに来るヤツが居ると思うかい?
精々が議員の毒蛇、他に「機関の為」と動くようなヤツはそうそう居ないさ

【覚悟のうえ、言ったところか―――少なくともここまで話しておいて“嘘”、という男でないのは確か】

……俺だって、機関を抜けてのうのうと暮らそうなんて思っちゃいないさ
自分のしたことくらいは解ってるつもりだ、罰は受けるつもりでいる

だから、カッコつけていうならこれは“贖罪”だとでも考えてくれ
ハッキリ言って今のままじゃ君たちは何時までも進めないだろう
要らないと唾棄するのも結構だが――――どうするか、今この場で決めてもらえるかな?

【ひゅうと体温を奪う風が吹いて、黒いコートをはためかせる】
【対して彼は風に向かう様に、手に持ったアタッシュケースを差し出して――――】
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/07(金) 23:17:39.55 ID:qS4lYhE0
>>108

……そうね、じゃあ。
天音。相上天音。
天音ちゃんでも呼び捨てでも何でもご自由にどうぞ。

友達についてもそれでいいわ、ご自由にどうぞ。

【名乗られれば、足を止めて】
【相手に背中を向けたまま、そう名乗って】
【それから、なんとも適当な返事。言い終えれば】

じゃ、ばいばい。

【改めての別れの言葉。そのまま、振り返ることもなく、帰っていった、とか】

/おつでしたの
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/07(金) 23:23:34.44 ID:BHjwBkSO
>>110
/乙でしたぜ
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 23:32:42.20 ID:D7azIoE0
>>107
/まだおりますか?
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 23:36:12.78 ID:QKAU0e6o
>>112
/残念ながらいますよー
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/07(金) 23:48:59.42 ID:D7azIoE0
>>113
/でわ、失礼してー。

【その人物の近くに2人の女性が通りかかった】
【近くの店で買い物でもしてきたのか、二人とも買い物袋を持っている】

こんな時間でもお店が空いてるってすげーなー!
【頭には狐耳、おしりからは狐尻尾が生えている巫女服を着少女が】
【まるで太陽のような笑顔に明るい声を出している】

「えェ・・・そうですね」
【対照的に、静かに小さな声で頷く程度に言葉を返している女性】
【赤い目に、赤い髪を頭の両脇で結びいわゆるツインテールな髪型に白のメイドキャップをつけ】
【赤と白のツートンカラーで構成されたメイド服を着ている】

【狐耳の少女は紙袋のようなものを抱えながら持っており】
【メイド服の女性は両手にビニール袋をさげていた】
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 00:10:15.63 ID:u.9zBqoo
>>114

(でも自分で作る物には敵いませんねー)
(気軽さ、という点ではいくらかこっちに軍配が上がりますけど……ね、さて)

【缶をそうっと木製のベンチに降ろし】
【立てかけていた錫杖に手を伸ばす、掴むと同時に澄んだ鈴の音が響き】
【霊力がぞわりと漏れ出て地面を伝う】

(なんでしょうかねアレは……妖狐の類か)
(となると隣も似たようなモノか……?)

【笠の作る暗闇の下で硝子造りのように光を放つ紫色の瞳がそちらを見つめる】
【いや監視といったほうが正しいか】

(人か人ならざるか、或いは隣の化生に操られているのか……はてさて)

【視線を少女達へ向け、調べる】
【調べるのは彼女らが人かそれ以外かという事、結界なども妨害が無い限り目を通じて彼はそれを理解出来るだろう】
【影の中で紫に光る2つは奇妙で奇怪、彼女らがこちらを見るか或いは青年が探りを入れているのを分かれば――――】
【彼の存在はより明白に彼女達に気づかれてしまうだろう】
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 00:15:58.46 ID:6IU1tFIo
【今日も平和に血生臭い路地裏、その一角】

んん。
已む無しとはいえ、やはり気持ちのいいものではないね。

【暗闇に立ち、独り言を呟く一人と、血を流し地面に倒れ伏すその他数名】
【倒れているのは全て男。胸や頭など、いずれも急所に穴が空いている】
【Yシャツとカーゴパンツを身に着け、浅葱色の長いコートを羽織った若い男が、両手の銃を懐のホルスターに収める】

素人相手に負けるわけにもいかないしね。
ま、運が無かった、ということで。

【そう言ってしゃがみ、男達の見開いた目を一人一人優しく閉ざしていく】
【…面倒事を避けるためか、ついでに薬莢も拾っている】
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 00:22:01.52 ID:NjYCFak0
>>115

【視線を感じ、急に歩みを止めたメイド服の女性】
【そして、頭を青年のほうに向け自分達を見ている人物を確認した】

ん?どうしたの?
【狐耳の少女が首をかしげながら、彼女の向いている方に頭を向けた】
【狐耳の少女は獣人と言われる、獣をルーツとした人型の亜人、狐の獣人と言ったところだろう】
【メイド服の女性は正真正銘の女性】
【まったく違った二人がなぜ居るのか、それは狐耳の少女の明るさのせいであろう】

誰あれ?知り合い?っていうかきもっ!変な服着てるし!
【狐耳の少女は青年に聞こえないように言っているつもりだろう】
【しかし、声が大きいせいかほとんどまる聞こえである】

「いえ、まったく・・・」
【メイド服の女性は首を横に振った】
【そして、青年をまるで奇妙なものを見るような目で見つめている】
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 00:37:20.12 ID:BYLbA6SO
>>109
――然程でもないさ。フリーの頃に必要に駆られて覚えただけ、それも最低限だ。
戦いだけの一匹狼で遣っていくには、この世界は少しばかり厳し過ぎるんでな。

ギルドに所属するなり何なりしなきゃ、出る杭は打たれるものさ。余程大きい後ろ盾が無きゃ、な――打たれない為に、必要な処置だった。

【「頭を働かす事に掛けては、オレより優秀なのは幾らでも居る」と、事もなげに】
【識槻朔夜≠ニいう名は、裏≠ナは全くと言って良い程の無名だ。だが、言うからにはそういう事≠ネのだろう】
【謙遜ではない――事実、彼女は武人気質だ。知略にはそう長けない。だが】
【さりげなく自分を「出る杭」と称している辺り、こと戦闘行為のみに於いては、という気概が伺えた】

大凡、あそこには金で手に入る限りの全てが有るだろうさ。強欲と飽食の化け物だ、言うなれば。

襲わない≠セけじゃなく、あの力を利用すれば商売敵を蹴落とす事も、また容易だよ。
先程レイント社を挙げたが、兵器の場合なら実戦データも取れて一石二鳥。力は遣われてこそ、だ。
ああいった企業がPMCと契約する、若しくは兵力を有しているケースは珍しくない。飽くまで一例だが。

お前の言う通りにそういった利権が絡み合って、アレは成っている。根本から覆すには、根源を叩く他にない。
尤も――――リスクは大きいが。期を計らって、後は全力を投じた電撃戦。
やる事はこれ迄と変わらないが、規模が段違いだ。流石に、そう簡単には動けないだろうな。

【やがて世界を食い潰すか、食うに飽きて盤をひっくり返すか。そんな例え話を交えて、然し決断を渋る】

【或いは少なからず犠牲が出るだろう。大きな歪みが無理矢理に正される、その反動は決して、小さくはない】
【経済か、人命か、はたまた。世界に残す爪痕が、影響が大きすぎる。おいそれと切れるカードとも言えなかった】
【結合を切れば、後は自重で崩れて落ちる。だが何れにせよ仮定の話、先ずは情報を確かめるのが先決だ】

浜の真砂は尽きるとも。その程度で如何にかなる相手にも思えない、が――――。
少なくとも、この途方もない状況からは抜け出せる、な。仮に情報が本物で、成功したならばの話だけれど。

派閥から、組織――――そりゃ良いや、またぞろ厄介なのが増えそうだ。

【彼が其処まで強調するのだから、大敵には相違無いだろう。そう、内心で認識を改めつつ】
【忙しいのには変わりないだろう事に、肩を竦めて苦笑を漏らしてみせた】

実質、機関の内部人員に関しては零か。まあ構わないや、資金やら何やらもどうでも良い。
と言うよりかは、解っててもするコトが無い。有用なのは兵器の内訳と支部の所在――に、そのAOE≠ニやらだな。

一議員では権限に限りも有ろうけど、其れだけ有れば十分な程――――有り難い。

いや、来るだろう。間違いなく、確実に。それも結構な質と量で。
――毒蛇?直接的な面識は無いが……何であれ、死んでくれるなよ。勝ち逃げは許さないから。

【先に本物なら≠ニ言ったが、其れは恐らく牽制の意を込めてのものだ】
【立場上、敵の発言を鵜呑みにする事は許されない。相手の性質は解っていたが、彼女は慎重だった】

罰、ね――――オレからは何も言わないよ。裁かれたいと思うのもまた、お前の勝手だ。
……受け取ろうか。ただ、この場で確認させて欲しい。爆弾仕掛けて去り際にどかん、なんて、B級のスパイ・ムービーみたいな真似は御免だ。

【飽くまで冷静に、且つ不敵な態度を貫いて。「贖罪なんだろ?」と手招きして見せる】
//済みません、遅くなりました……!
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 00:40:26.44 ID:u.9zBqoo
>>117

(…………む!)

【人外というのは大体が感覚が鋭い物、もし自分の視線に気付くのであれば狐耳の彼女が先だろうと】
【そう思っていたが結果その予想は裏切られ先に気づいたのはメイド服の彼女の方】
【影の下で青年は掛け値なしに驚いた表情を浮かべていた】

(…………きもいって言われた……)

【あとついでに聞こえたその言葉で少し悲しんでいた】
【ある程度なら「気持ち悪い」という言葉には慣れているのだがこうストレートに言われると……】
【というヤツである、もっともそれで泣いたりはしないのだけど】

(動くか……)
…………――――――

【軽く息を吸いのそりとベンチから立ち上がる】
【置かれていた缶は少し大きめの法衣の端に触れ「コロン」と地面に落ちて濡らす】

すいませんそこの方……あ……

【掌の錫杖を確かめながら話しかけて近づこうとしたが】
【素っ頓狂な声を上げて一旦停止、自分の座っていたベンチにくるりと向き直り】
【またベンチに向かって歩き出す……立てかけていた小刀を忘れていた】
【「いけないいけない」と自分を戒めるように呟きながら法衣の内側にしまい込み】

これで良し――――と、さて帰ろう……
…………じゃなくてですね。そこのお二方少々よろしいですか?

【酷くマイペースな感じ、緊張感は缶と一緒に落としたのか】
【軽く手を振りながらにこやかに笑いながら(といっても表情は見えないが)今度こそ彼女らに近づこうと歩き出す】
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 00:49:48.42 ID:NjYCFak0
>>119

うわっ!こっちきた!!

【狐耳の少女は耳をピンッと立て、「なんだおまえ!」と連呼しながら威嚇している】
【対照的にメイド服の女性はどこか遠くを見ているような―単純に疲れているようにも見える―瞳をして青年を見つめている】

「お着物・・・先ほどの引っ掛けたお飲み物で濡れておりませんでしょうか?」

【先ほどの缶の落ちた音と青年の行動で判断したのか、まず先に青年を心配した】

「して、なんでしょうか・・・?」

【そして、まるでついでのように何用かと聞いてくる】
【その間、狐耳の少女はぎゃあぎゃあと何かをいいながら青年を威嚇し続けていた】
【あたりまえであるが、女性のほうが少女よりもだいぶ大人な対応である】
【だが、逆に態度を変えず感情もほとんど動かしていない女性の方が不気味でもある】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 01:04:12.60 ID:u.9zBqoo
>>120

(やかましいですねこの……生き物、でいいんでしょうかこの場合?)

【暗闇に気味悪く光る瞳で一瞬だけ狐耳の彼女を睨むが直ぐにメイドの彼女に戻す】
【なんだか狐耳の少女だと話が通じなさそうとか思ったらしいです】

……?…あ、ああ多分大丈夫でしょう汚れる程度なら問題は無いです
まあそんな事はどうでもよろしい

【警戒の言葉の1つや2つ、或いは直ぐにでも逃げ出されるかとも思ったのだがこれまた以外】
【もっとも逃げられたら逃げられたで強引な手段もあったのだけど……まあ下手に体力を使う必要は無し、か】

【汚れる事自体を気にしていないらしく、事実裾に汁と潰れた小豆が付いてシミになっていた】
【後で洗えば充分、それより今は目の前の彼女ら】

えーとですね、僕は異形退治を専門にしている拝み屋です言うなれば化物殺しの専門家ってとこでしょうか
化物には色々な種類がありまして、中には人に取り憑いて[ピーーー]ようなモノまでいます
……まあここまで言えば僕の言いたいことは分かるでしょうけれど

【す――――と右手を上げて人差し指を獣の少女に向け】

貴方はアレに取り憑かれていたりしませんか?

【威嚇の声も聞こえていないように、気にしていないように涼しい声でそう尋ねる】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 01:13:19.27 ID:NjYCFak0
>>121

「そうですか・・・それならば心配は無いですね」

【淡々と、感情がこもってない様に喋る女性】
【少女の方はと言うと、ガルルルなどと意味不明な威嚇の仕方をしている】

「化物殺しの専門家ですか・・・それは―大変そうですね」

【静かに、そして言葉でも選んでいるように話している】

「私が取り付かれている・・・?」

【そう言われて少女のほうを見る】
【少女はと言うと、わかっていないのか頭にクエスチョンマークを浮かべながら女性の顔を見た】

「そう言われれば―取り憑かれいるのかもしれませんね。ある意味では」

【などと冷静に答えた】
【彼女なりの冗談のようなのだろうが、冗談を言っているようには見えない】

えぇ!?あたし取り憑いてたの!?

【少女は少女で、現状がわかっていないのかわけのわからないことをいい始める】
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 01:20:17.51 ID:u.9zBqoo
>>122

……へ?

【またも素っ頓狂な声、同士にガクンと肩を落とす】
【驚いた原因は狐の彼女の発言、取り憑いている自覚など皆無と言っているようなもので】
【それとやけに冷静なメイドの彼女の言葉、取り憑かれている側の言葉にしては冷静過ぎて】

………こういうケースは初めてです、どうすればいいんでしょうか?

【目の前の彼女らに聞いたところで解決できるわけもないだろうが】
【それを言葉に出すということはそれなりに混乱しているらしい】

うーん……じゃあ、ソレ退治します?

【拍子抜け、まさにその言葉がぴったり】
【一応義務を果たそうという気持ち、というよりも習性があるのかもう一度今度は彼女の意思を尋ねる】
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 01:36:00.88 ID:rOyH00Eo
>>118
成程……あくまで謀略でなく生きるための知恵ってわけだ

とはいえ、俺は机上のそれより余程良い物だと思うがね
実地での経験は何事にも重要だ、まして一人で覚えたなら十二分だろうさ

【ふっ、と――言葉の暗喩に気付いてか、僅かに口角が釣り上がる】
【――が、それまで。話を続ける様子がないのは、その終わりが見えないから】
【自然な感想であろうと、褒めても諸手を挙げて喜ぶような相手ではないのだ】
【むしろ続けていれば言葉も安く、受け取る側も不快になることはほぼ間違いない、と】

【それから、俄に起きた微笑を抑えて再度首肯―――】

いつだったか、どこかの誰かが「機関は世界のシステム」だと言っていた
それは俺が情報を見た限りだと間違いのない表現だし、変えようの無い事実だ

だが、例え一時深い傷を負ったとしても必ず立ち上がるのが人であり、またその世界だろう
それを恐れて行動を起こさず禍根を残し続けるのは下策だよ
大部分の情報が有る以上、リスクを抑えるのはそう難しくはないはず

……それと、AOEを落とすのなら俺にちょっとした策がある
もしその時がきたら、一声かけてもらえれば手助けも出来ると思うが

【彼の―――シェン・ロンドという男の、高慢とも思える強い自信はどこから来るものなのか】
【紡ぐ言葉はどれも確固としたものであり、表情もあって或いは余裕すら感じられる】
【取り方によっては非常に危うく、または実に頼もしくもあるか――――果たして、何方】

組織、といっても恐らくは少人数グループ……各個撃破と考えればやりやすいさ

ナンバーズの情報に関しても意外と問題は少ないはずだよ
先のブレイザーシティ、あそこで君たちと剣を交えた半数は機関員では無いと、そう聞いてる
まあ情報に関しては是非戻ってから確認してみてくれ、此処で安全を確かめてからね

で、毒蛇ってのは月輪悠楽という議員さ。別名でいくならウロボロスのナーガ、だったか
何考えてるのか解らないヤツでね、かの元No.2が居た支部の長さ

【差し出すようにしたままのケースを片手で持ち、もう一方の手で簡素な鍵をパチンと開ける】
【二重底もなにも無い、サラリーマンが使うようなそれの中には、十数枚のCDがケースに入れられていて】
【それぞれ兵器であるとか、資金であるとか。その内容が解るシールが貼ってある】
【字体はやや固い印象を受けるが、明らかに女性の筆記跡である】

仕掛けの類は一切無し、CDはCDで、ケースはただのケース……俺が知ってる限りではその筈だが――――

 …………如何かな、お嬢様?

【「死なない」とも、“罰”に関しても彼は何も言わない】
【言わずとも相手には解っているはずだと、追求しなかった彼女に心中でささやかな謝辞を述べ】
【変わらぬ態度に変わらぬ自信を以て対面し、尚アタッシュケースを差し出して】
/こちらこそ遅くなって申し訳ない……!
/その上でまたも時間が厳しいのですが、次でまた切っていただいてもよろしいでしょうか……?
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 01:45:28.33 ID:NjYCFak0
>>123

「どうもこうも―」
どうもこうもないわー!ってか退治って何じゃー!
なんであたしが退治されることになるんじゃ!ボケー!!

【女性の言葉にかぶせて少女が青年のことを罵倒してきた】
【例え、話そうとしているとこに言葉をかぶされても常に冷静な顔―をできるはずもない】
【女性の額にうっすらと青筋が立っているのがわかるだろう】
【どうやら言葉をかぶせられてイラッとしている様子】

退治とかいうなら、おまえを退治してやるわー!!

【少女はそう叫ぶと、懐から何かを取り出そうとするが―】

「駄目です。いけません」

【メイド服の女性は少女の前にスッと手を出して、少女の使用としていることを抑制させた】

「ご説明が少なくて申し訳ございませんでした」

【深々と青年に礼をする女性】

「この子とは、先ほど買い物をしているお店の中で出会ったのです」
「少々困っていたようでしたので手助けしてあげましたら・・・」

【チラッと少女のほうを見て、ふぅと小さくため息をついた】
【少女はと言うと―】

そうだー!買い物をしてたんだぞー!この袋を見ろー!

【持っている紙袋を胸の高さまで持ち上げて、なにやら誇らしげにしている】

「このように懐かれたといいますか・・・そんな感じなのです」

【再び小さなため息をつく】

「ご理解いただけたでしょうか・・・?」

【最後に小さく、青年への理解を確認した】

/すいません、遅れました。
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 01:57:58.62 ID:u.9zBqoo
>>125

いや、だって危ないじゃないですか貴方
先程からぎゃーぎゃー五月蝿いですしいつ人間に危害を加えるか分かったものじゃありません

【彼女の顔をよく見れば微妙な変化、なるほど感情が無いというわけでは無いのか】
【と、少しの安堵の表情。まあ見えないのだけど】

ほう、それはそれはならば正当防衛ということで……
……――――(フム……)

【売り言葉に買い言葉というわけでもないが青年も錫杖をチリンと鳴らしながら構える】
【が、彼女の静止もあって狐の子と同じく鉾を納める】

あー、成程……駄目ですよ野生の動物に優しくしては
下手に懐かれると、いやもう懐かれているのか……

まあ理解はしましたけれど、だからと言って彼女が危険でない説明にはなっていないと思います
見れば精神年齢は幼いようだ……だからこそ逆に何をするか分からない

【再び錫杖を鳴らして地面をかつんと叩き】
【狐の子を睨みつけた】

/いえいえお気になさらずにー
/あと眠いようでしたら言ってくださいませー
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 02:11:26.23 ID:NjYCFak0
>>126

幼いとか言うなー!おまえの方がおかしいだろー!
きもいだろー!そのかっこう!!アホー!バカー!

【とりあえず、なにかわめいている狐耳の少女】
【メイド服の女性はと言うと、大きくため息をついて】

「確かに・・・幼そうですよね・・・事実幼いでしょうし」

【その先は言わなかったが、確実に「言動とか」と言いたかったのであろう】

えぇ!?そんなに幼く見えるのか!?
「まぁ・・・人並みには・・・」
これでも16歳だぞ!
「・・・・・・まぁ、人並みには・・・・・」

【少女の言葉に対して、淡々と言葉を返す女性】
【女性も知らなかったのか、年齢ついては驚いた様子だ。表情は以前変わっていないが】

胸だって多くなってるんだぞ!
「・・・・・・・」

【これには答えない】

なんか言ってよ!
「ところで・・・・・・化物退治がご専門と聞きますが・・・」

【もう少女の言葉に対して無視して話し始める女性】

「この子の様に害がなさそうに見えるものより―」

【途中まで言いかけたところで、しきりに周りを見渡し何かを警戒した後で】

「もっと、凶悪な化物を退治したほうがいいのではないでしょうか」
「例えば―人の皮をかぶったクズやろうとか」

【まるで誰かのことを指しているかのように言う女性】

クズやろうってこいつのことか?

【そして、青年に向かって指を指しながら余計なことを言う少女】

/いえ大丈夫です。
/さっきはこの時間帯になぜか買い物を頼まれてしまって。
/そして、文章を書くが遅くて申しわけない・・・
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 02:25:01.72 ID:u.9zBqoo
>>127

失礼な事を言いますねこの格好は由緒正しき云々……

【礼儀正しいかどうかは微妙なラインだが少女にも分かるようにその法衣の説明を軽くする】
【魔法防御やら自分の魔翌力やらを溜め込みやすい材質らしいです】

(姦しい、それも一方的に姦しい……)
え?あ、はいその通りですけれど……?

【同じく無視を決め込んだらしい】
【今までで少女に実害は無さそう、とある程度の判断を下したのか】

ん?よく分からない事を言いますねー……あ、もしやそれって
それって僕の事でしょうか?……初対面の方にそう言われるのは……

【「傷つきますよー」と冗談交じりに返そうとした時に少女の声】
【ジロリ、というかギロリと威圧感込みで睨みつけ】

貴方は少し黙っていなさい、さもなくばこの場で封印して2度とお天道様を拝めなくしますよ――――

【影の下はきっと凄い笑顔】

……さて話を戻して、えっと何でしたっけ…………?
ああ、そうだクズ云々の事でしたよね――――えっと僕は化物専門なので
その人の皮を被った〜が比喩表現ならば僕からは積極的には介入しませんよ……多分

【つまりは相手から牙を剥いてきたのなら話は別ということ】
【そして恐らくそのクズやろうが誰かおおよその予想はついている……】
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 02:25:55.73 ID:u.9zBqoo
>>127
/追記ー
/いえいえ大丈夫ですよー
/むしろ自分がわかり辛い文を書いてねーか不安です^q^
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 02:40:01.79 ID:NjYCFak0
>>128

あ・・・・・・あぁ?

【青年による法衣の説明を聞いたがよくわかってない様子】
【意味がわからないと言う表情を青年に向けながら首をかしげている】

「いえ、あなたのことではないですよ。今現在は」

【メイド服の女性は青年に対して薄く微笑んだ】
【まるで腹の探り合いでもしているかのような表情である】

「あなたの言う化物とは・・・つまり異形のものが中心と言うことですね」
「まぁ、比喩的表現で使ってみましたが・・・」
「私の知ってる人は、本当に人の皮をかぶった化物であるかもしれないですね。よくわからないですけど」
「この子のことではないですよ」

【少女の方を見て、女性はそう言った】

なんだおまえー!封印とか変なこと言うなー!きもい癖に怖いとか最悪だぞー!

【なんだか、少女はまだ無駄にわめいている】
【女性はもうなれたのか、BGMであるかのように聞き流している様子】

「あなたは、不思議な力を持っているようで・・・とても強そうで・・・」
「いいですね」

【小さく、静かに、それでいて表情は常に冷静なまま変えず青年に向かって言った】
【自分に力が無いことが悔しいと、なにかを後悔しているようにも見える】
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 02:52:43.30 ID:u.9zBqoo
>>130

(説明しただけ無駄だったかな……)

【そして真・スルーへ……】

おや、そうですかそれなら良かったです
今現在はという言い方は気になりますけどね
(こういうのは余り気乗りしないのですけれども……)

【困ったと言いたげにため息を漏らし】

はいその通りです聡明なお方で本当に、本当に助かります
まあそうでしょう、コレはなんというか出来て悪戯レベル――――

【皮肉交じりなのか少女の方をちらりと向いて鼻で笑った、結構嫌な奴かもです】
【そして更に過小評価も加えて、また鼻で笑う】

僕はそこまで強くないですよ、特ばかりの力を持っている訳でもないですし
むしろ自分に害しかないというか……良い事は数える程度しか

あとキモくないですからね、そこまでキモくないですからね

【肩を竦めてみせて】
【一応少女に注意】

それで貴方は何かお悩みのようですけれど?
解決まではいきませんけれど相談や話し相手にならなりますがいかがでしょうか?

【ここで何もしないのも人としてどうだろう】
【自分にそんな問いかけをするかしないかの内に既にそれは言葉に出ていて】
【軽い気持ちで傷だらけの手を差し伸べてみた】
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 03:06:18.30 ID:NjYCFak0
>>131

悪戯なんかするかー!!

【なんか論点のずれた反論】
【少女なりの精一杯の返し言葉なのだろうが、どうみてもただのアホの子止まりである】

「そうなんですか・・・?」
「それは失念しておりました。申し訳ございません」

【自分の勝手な想像に対して、悪かったと頭を下げる女性】

なんでこいつに頭下げるんだ?おまえ悪いこと言ってないだろ?
だいたいどこがきもくないんだ!さっき目が光ってたじゃないか!
100%きもいだろ!きもくないとこがあったら言ってみろ!

【なぜ謝ったのか、少女にはわかっていない様子】
【そして無駄にうるさい、相手の感情なんかおかまいなしである】

「お話しするのは構いませんが・・・・・・」

【その傷だらけの手をみて、一瞬何か思うことがある様な表情をしたように見えた】
【だが、すぐに冷静な表情に戻り、再び周囲を警戒した後、少女の方を見つめる】
【どうやら彼女的にはこの少女には―と言うよりも子供には聞かせたくない話題なのかもしれない】
【しかし、懐かれている以上どう離したらいいのかわからないようだ】
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 03:36:11.02 ID:u.9zBqoo
>>132

そうですねーあははははー

【感情の篭ってない笑い声、適当も適当にあしらいやがりました】

おやおや別にその件に関しては謝る必要も頭を下げる必要もないですよ
一個人が「想像する」事に対して他人がそれを咎める事なんて、ね……

【謝られるとは思いもしなかったのか、少し慌てて彼女をなだめるように言葉を続け】

あとお子様は少し黙っていて下さいな、空気を読めだなんて黙殺的な事を強要するつもりはありませんけれど
節度程度は守って頂きたいものですねーまあ子供には難しいかもですがねー

【お子様やら子供やらやたらと強調して言っているのは気のせいではなく】
【悪戯の気持ち半分、いや9割か……ともかくからかっているのは間違いない】

構わないが……ふむん、成程ね
……狐の少女さんもし貴方が買ったものがナマモノであるのなら早く帰る事をお勧めしますよ
いくら寒い時期とは言うものの悪くなるものは悪くなるべくしてなるのです、腐ってしまうかも……ですよ

【差し伸べた手をくるりと翻し】
【少女の持っている買い物袋を指さして遠まわしに帰りなさいと言ってみた】
【実力行使をしてもいいのだけれど、それもこの少女にしてしまったら虐めのような気がしたらしい】

/眠くなったらいってくださいとか行った割にコチラの眠気がやばめで……
/申し訳ないのですが明日に持込していただいてもよろしいでしょうか?
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 03:46:31.85 ID:NjYCFak0
>>133

「そうですか・・・」

【ほっとしているのか、表情ではいまいちそういった感情はつかめないだろう】

なに!?マジか!!それはやばいじゃないか!

【そう言って急に街中に向かって走り出した】
【と、途中で何かに気づいたのか、急に立ち止まり】

「またなー!赤白メイドの人ー!」
「おまえはきもい!絶対言いつけてやる!」

【そう言って女性には太陽のような明るい笑顔で手を振り】
【青年に対しては、指を指しながら舌を出して文句を言う】
【一体誰に言いつけるつもりなのか甚だ謎であるが】
【とても感情の激しい子であった】

【少女が走っていなくなったから、女性ははぁと小さなため息をついて青年を見た】

「ありがとうございます。なんか、色々大変でしたね・・・お互いに」

【何についてかは正確には答えずにはいなかったが】
【勘が鈍いものでも、さっきの狐耳の少女のことだとは気づくことであろう】

/わかりましたー。
/では一応レスしておきます。
/明日舞台裏で呼び出してもらえれば大丈夫です。
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 09:03:25.00 ID:mnBr//E0
【街中】
【歩行者天国でありながら恐ろしく人が多い大通り】

目標発見...追跡を続ける

【ボタン全開の学ランを着た黒髪の青年は所持している小型通信機に小声で通信しながら人混みの中を歩く】
【目線の先にはいかにもヤクザのボスっぽい男が居る】
【恐らくその男が例の目標だろう】
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 15:20:52.78 ID:.MWN7DMo
【火の国へ向かうハイウェイ、そのサービスエリア】
【ファーストフード店やこまごまとした雑貨店、それにガソリンスタンド等々】
【旅行途中に立ち寄る人間で、それなりに賑わっている場所】

【あまり静かとは言えない音を立てて、バイクが一台駐車場へ乗り込んで来る】
【他のバイクと比べて高さは標準的だが、明らかに前後に長い車体】
【運転していた人物はキーを抜くと、ひらりと跳ねるようにしてシートを降りる】


………この調子なら、日暮れ前には到着する

……………素直にゲートを使った方が良かったかも知れない

【薄紫の髪に紫の瞳、顔の左半分に蛇の入れ墨のある軍服の女性】
【腰のベルトにはナイフが数本、右肩からは少々大き目の黒いケースを下げている】

……………喉が渇いた………休んで行こう

【目的の時間まで、まだまだ余裕が有る事を確認して】
【その車体に寄りかかり、自販機が近くに無いか周囲を見回し灰メタ】
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 16:42:24.78 ID:u.9zBqoo
>>134

そうそうやばいですよー早く冷蔵庫に入れてあげないと勿体無いです

【まさかここまで思い通りに少女が動いてくれるとは思わず】
【漏れそうになる笑い声を手で押さえて】

お、お気をつけてお帰りくださいねーアハハ……
(……また気持ち悪いと言われた)

【自分の格好に自信が無くなった冬の夜の話でした】
【一体誰に何を言いつけられるのだろうと気になりはしたものの】
【何か起きたとしても子供のいたずら程度の事だろうと直ぐに忘れることにした】

ふふ……本当大変でしたけれどね
さて大分心に深手を負いましたが、これでいくらか話しやすくなったのではないでしょうか
ああ、でもどうしても嫌なようでしたらお話しするのは結構ですからね?
あくまで選ぶのは貴方です、そして僕は聞く……と

【「ね?」と首を傾げて】
【それ以上は何も言わずに青年はただ待っている】
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 16:55:04.03 ID:NjYCFak0
>>137

「本当に、元気な子でしたね」

【少女の走っていった背中を見ながら呟く女性】

「いえ、お話しするのは・・・問題ないのです」

【周囲を見渡し、小さくため息をつく】
【何かに疲れているのか、あきれるほどため息が多い女性である】

「少々込み入った話になる屋も知れません、立ち話も疲れますでしょうし・・・・・・」
「私の仮宿にご案内いたしましょうか?すぐ近くにありますので」

【そう言って、話す前に自分の宿へと案内をしようとする】
【両手に持っている買い物袋が邪魔なのだと思ったのだろう】
【宿に向かうのにキンクリしますか?】
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 17:04:11.99 ID:u.9zBqoo
>>138

元気すぎるのも考えものですけどねー

【小さい嵐が過ぎ去ってようやく一息付けたとばかりにため息を漏らして】

(さっきほどから辺りを警戒していますけれど……いったい……)
あ、はい大丈夫ですよ確かにこの場で話すのは些か寒い……
特に問題はありませんともでは向かいましょうか

【快く了承の意を示し頷く】
【ただそれも危険ではと感じ無かったわけではないが】
【多少の危険であればなんとか出来るだろうとの少しの慢心が頷く結果となった】

【いえすきんくり】
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 17:15:09.98 ID:NjYCFak0
>>139

「でわ・・・ご案内いたします」

【そう言って自分の宿へと歩み始めた】

【―キンクリ!―】

【街中の宿屋】
【巨大な屋敷でもなければ、ボロボロの家でもない】
【ごく普通の洋式な宿屋であった】

【その宿屋の一室、女性が先に部屋の扉を空け部屋へと入った】
【部屋からは女性独特の雰囲気を感じられるものは無く、なんとも殺伐とした部屋であった】

「どうせ、お入りください」

【女性は青年に向かって部屋に入るよう促す】
【部屋の中央に置いてあるテーブルに買い物袋を置き】
【台所へ移動してお茶の用意をするようだ】

「ここなら、今から話す者もやってはきませんので、聞き耳立てられずに話しやすいのです」

【急須を取り出しお茶の用意をしながら、ここに連れてきた理由のひとつを青年に話した】
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 17:20:09.67 ID:1pTataso
【公園】

【緑色のブレザーを着ていて、横分けにした黒髪をピンでとめている】
【表情に乏しいなジトっとした藍色の瞳、いわゆるジト目の少女が噛んでいたガム(キシリトール配合)を紙に吐き出した】

ほっ、はっ、そりゃ

【それを丸めると、器用に足でリフティングをした後にゴミ箱に目がけて蹴り飛ばした】
【しかし力みすぎたのか、それはゴミ箱上空を勢い良く通りすぎていく】

これはまずい

【と、少女は思った(喋ったけど)がゴミ箱の後ろの木に辺り、跳ね返る。そして……!】
【少女が狙ったゴミ箱ではなく、その隣にあったゴミ箱(空き缶用)の中に入っていった】

………。

【少女はツカツカとゴミ箱に向かっていくと】

ぬか喜びさせやがったな?

【思いっきり、ゴミ箱(空き缶用)を蹴り飛ばした───!】
【そして散乱する空き缶】
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 17:22:31.35 ID:u.9zBqoo
>>140

【宿屋に到着し】

(服装からして誰かに仕えているとばかり思っていましたけれど)
(そういうわけではないのですね……)

【部屋の内装を一瞥、宿屋という言葉が相応しい佇まい】
【特に気になるような物は今のところは無い】

では失礼しますね……

【部屋主よりも先にテーブルに着くのはどうなのだろうと】
【青年は立ったままで台所の彼女の声に聞き耳を立てる】

公園にいた時に周囲の様子を気にしていたのはその為ですか
それにしても随分とその人物の活動範囲は大きいのですね

【行動範囲というよりは――――】
【どこにでも現れそうという遭遇率の高さの方が驚異か、と小さく呟いて】
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 17:36:05.83 ID:NjYCFak0
>>142

おかけになって構いませんのに。

【そう言い、青年をテーブルに座ってもらうように言い、湯飲みを二つテーブルに置いた】
【湯飲みにはシンプルな緑色に、片方には「狩」、もう片方には「悠」の感じ一文字が描かれていた】
【この湯飲みは彼女の趣味なのだろう】

名前をまだ言っていませんでしたね。
私の名前はランシャン・ファルメール。
以後お見知りおきを。

【湯飲みを置いた後、青年のほうを向いて言い、深々とおじぎをした】
【そして、どうぞと言い、お茶に差し出す】

活動範囲が広いと言いますか・・・
どちらかと言うとどこにいるのかがわからないのです。
こちらから会いたくて会いに行こうとしても中々見つかりません。
まるで、その辺のゴミにでもまぎれているかのように。
私も、呼び出されなければその者に会うことは難しいのです。
会いたくも無いですが・・・

【そう静かに語る女性】
【話せば話すほど声のトーンは落ちていき、まるで話すことすら恐れているようにも見える】
【彼女があたりを気にしすぎていたのは、その恐怖ゆえの警戒からなのであろう】

そう、私が話そうとしているのはその者―いえ、化物とは・・・

【言葉に、一呼吸置き】

私のご主人様です。

【淡々と、簡潔に答えた】

/ひとりになったので、「」ははずしました。
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 17:43:29.18 ID:mnBr//E0
>>141
おいおい、なんだこりゃ

【少女の後ろから声がする】
【声の主は若い男の声だ】
【容姿は振り返らないとわからない】

片付けないといけない雰囲気なのか〜?

【少女が蹴り飛ばした瞬間は見ていないので声の主はその散らばった空き缶のところへ行く】
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 17:46:03.89 ID:u.9zBqoo
>>143

ふふふ……そうですか、では失礼して

【纏わり付く法衣を纏めながらゆっくりと腰を降ろし】
【それからクスリと笑ったのは湯のみの文字が少し可笑しかったから】

そういえばですね、ランシャン・ファルメールさんですね
僕は五篭 正誤と申します以後お見知りおきを……

【礼に応じるようにこちらも礼を返し】
【ありがとうございます、と湯のみを自分の前に置き】

(見られているかもしれない、しかしその場所が分からない)
(不確定過ぎて曖昧過ぎて恐いですね……)

【外の寒さで悴んだ手を湯のみの温かさでゆっくりと溶かし】
【そして静かに彼女の言葉を遮る事なくただ耳を傾ける】

ご主人様、ああそこでその格好が繋がってくるわけですか
しかし自分のご主人様が化物とは……

【どんな化物じみた人間なのかと逆に興味も湧いたようすで】
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 17:48:34.87 ID:1pTataso
>>144

……。

【辺りに散らばった空き缶を少女は呆然と眺めていた】
【そして、男の声、近寄ってくる片付けないといけない雰囲気=c…】

………………。

はっ。

【そこで、少女の意識は戻った】

待て、……そこを動くな。

【しゅぱっ!と素早い動きで振り向くと同時に、そのジト目でまるで睨むかのように男を見つめ】
【ソレが可能であったのなら、男に己の人差し指を突きつけるだろう】
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 17:53:08.99 ID:mnBr//E0
>>146

は?

【少女に指を指された男は思わずそこに立ち止まる】
【容姿はボサボサの黒髪にボタン全開の学ランを着た二十歳にも満たない若い青年だ】

な...何?
【恐る恐る聞いてみる】
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 17:57:25.97 ID:1pTataso
>>147

【彼の静止を確認すると、やや満足そうに頷き】

……止まったな。
それはとても良い心掛けだと、あたしは思う。

【少女はゆっくりと目をつぶると男、改め青年に突きつけた人差し指を徐に横分けされた自分の前髪を】
【すうう……。と上から下に向けなぞって行き。それが髪留めピンに到着すると同時に、くわっ。と目を開き】

なぜなら、このあたりいったいに、じらい≠ェしかけられているからだ。

【な……】

【何だってぇええええ─────!?】
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 18:01:51.89 ID:mnBr//E0
>>148
はぁ?

【いきなりじらい≠ニ言われて飽きれた様子の青年】
【勿論信じてません】

【青年は少し考えると】
じゃあ....具体的にどのくらいの範囲に地雷があるんだ?

【試しに聞いてみた】
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 18:03:10.76 ID:NjYCFak0
>>145

五篭様ですね。把握いたしました。

【再びペコリとおじぎをした】

えぇ・・・・・・不本意なのですが。この格好すらも。

【自分の意思でこんなことをしているのではないと、それを表明する彼女】

見た目は・・・普通の青年齢あたり人間です。綺麗な顔をしていて、見ている分にはかっこいいのですけど。

【冷静の表情のまま、少しずれた感じでその人物の姿を言う】

特徴的な笑い声と周囲にまとわりつくゴミの匂いで姿さえ見えればすぐにわかります。
姿さえ見えれば・・・

【同じことを二度繰り返して言う】
【それほどまでに探し出すのは難しいとでも言っているのだろうか】

ご主人様の恐ろしいところは。何者なのかわからないということなのです。
人型をしているが、本当に人なのかどうなのかもわかりません。

【ご主人様と呼ぶ彼女ですらその真の正体がつかめていない様子】

そして非情なまでに最悪な性格をしています。
傷だらけで倒れている人がいれば、傷に塩を塗りたくってジワジワと死ぬのをいたぶりながら見たり・・・
お金で苦しんでいるものがいれば、持っているものを全て壊してゴミへと変えたり・・・
幸せそうな家族がいれば、両親の目の前で子供を苦しみを与えて喜んだり・・・
そういった最悪は行動を・・・私は見てきました。
まさに、ゴミクズ人間と言うべき人間です。

【怒りが込み上げているはずだろうが、それを押し殺してまで冷静に語る】
【その怒りすらも押し殺さなければいけないほどの恐怖が彼女には宿っていると見られる】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 18:08:11.63 ID:1pTataso
>>149

【彼の質問に少女は黙って首を振った】

それには答えられない。
何故なら……。

【何故なら?】

何故なら、あたしは、嘘を付いてしまったからだ。

素直にアイムソーリー。
この事に付いて、今のあたしにはごめんなさいとしか言えません。

【あっさり過ぎるカミングアウト】
【がくり、と項垂れる様に頭を下げ】

いや、つい、雰囲気に飲まれてノリで。

【自分で作った雰囲気に飲まれてんじゃねぇ】
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 18:15:05.65 ID:u.9zBqoo
>>150

あ、そうなんですかてっきりそういう趣味なのかと思っていました

【さらりと悪気も無く言って】

そこまで特徴的な行動をされるとこちらはどんな人物かすら覚える必要が無いように思えますね
しかし本当に碌でも無い、いやヒトデナシ……か

【まともな人間だけでは無い、それは知っているけれど】
【それを見せつけられると自分は一体なんのために化物と戦っているのかと】
【分からなくなる時もある、それも慣れてしまったきらいもあるといえばあるが……】

人間かどうかすら分からない、原型不定の妖怪もいるといえばいますが
今回の場合はどうなのでしょうね遭遇してみなければ分からないか……

【フムとまた小さく呟いて】

気になったのですがそこまで嫌いなゴミクズ人間に何故貴方はいつまでも仕えているのでしょうか
何か弱みでも握られているのか、それとも魔術・呪術の類で縛られているのか……
どうなのでしょうか?

【彼女の内の恐怖を知ってか知らずか手を組んで】
【ただただ瞳を見つめながら尋ねるのだった】
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 18:22:11.74 ID:mnBr//Eo
>>151
なんだそりゃ
【呆れる青年 当たり前の反応だろう】

お前は変わった奴だな...やれやれ
【青年はそう言うと空き缶の散らかった場所に行き倒れたゴミ箱を立てる】

ほら、お前も手伝えよ。後でそこの自販機のジュースでもおごるから

【しゃがんで空き缶をゴミ箱にいれる】
【最後のセリフは少女がゴミ箱を蹴る瞬間を見てないから言えるのだろう。ムダに優しい】
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 18:31:35.95 ID:NjYCFak0
>>152

弱みと言えば弱みですし、魔術と言えば魔術なのかもしれません。

【一呼吸置いた後】

私は・・・ご主人様に生かされているんです。

【感情を押し殺しながら、冷静に言葉を発した】

私は、元々はこれでも自分では腕の立つ冒険者だと思っていました。
あなたと同じように悪しき者を倒したり、新たな場所へと行ってみたり。
そんな旅の中ご主人様に出会ったのです。

【紡がれる彼女の過去、言葉】

人に害するものとして、私は当然立ち向かいました。
けれども・・・圧倒的な力の差に私は殺されかけました。

【表情は冷静なままだが、ギュッと服の袖を強く掴んだ】

死にかけの私にご主人様は問いかけたのです。
痛いか?苦しいか?死にそうだなぁ。だが、死にそうなおまえに助かるチャンスをやろう。
俺に今この場で殺されるか、一生俺の奴隷となるかの2択だ。
と・・・

【唇を噛み締めながら言う言葉】

私は・・・死にたくなかった。

【冷静だった彼女の目にうっすらと涙が見え、それだけ言う】
【しかしその言葉だけでも聞けば、彼女がどんな選択をしたのかすぐにわかるだろう】
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 18:34:44.24 ID:1pTataso
>>153

【ゴミ箱に入れると同時に、腕をがしっと掴もうとする】
【ソレが可能であったのなら、掴んだまま、避けられたのなら、一歩後退して】
【彼の目を真っ直ぐにそのジトっとした目で見つめながら彼女は言い放つだろう】

……待て。

【 ま た か 】

確かに、じらい≠ノ付いては、あたしの心の弱さが創りだした偽りの真実だった。
───しかし、あたしがその前に兄さんに言い放った待て≠ニいう言葉に関しては、確かな意味があったのです。

【彼の腕を掴んでいたのなら、ソレを離して。掴んでいなかったのなら、そのまま腕を自分の後ろで組んで】

あたしは、今、あたしが……つまりは自分が非常に恥ずかしいと思っているのですます。
何故なら、自分の激情に身を任せ、そのままにゴミ箱を蹴り飛ばしてしまったからです。

ゴミ箱の心を捉え、蹴り飛ばす事を成功した感触を感じながら。
その中に収められていたゴミ、つまりはここに散乱している空き缶がぶちまけられていく様を見つめながら。

「ああ、やっちまったな」……。と思ったわけです。

という訳で、私は今、非常に反省している。
そういう訳で、此処に散らばっている空き缶は、あたしの手で全て回収し、ゴミ箱に収めなければいけなくて。

兄さんの手を煩わせる訳にはいかず。ましてや、ジュースを奢ってもらうような事があっては行けないのだ。

【敬語なのか、タメぐちなのか、バラバラな上 長 い 、無駄に長い】

つまり、要約すると……。

【まだ続くのか!?】

この空き缶はあたしがぶちまけたので、あたしが片付けなければいけないのです。

お分かりか。
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 18:38:32.75 ID:BmkpreUo

――もう、全く。
機関の名も舐められたものね。

……恨みを持つのは勝手だけど、自分の実力を弁えなさい。

【――街中。】

【重傷を負い倒れる数人の男と、その脇に立つ少女。】
【少女の片手には白煙を放つ大剣。】

【少女はゆっくりとした動作で、その大剣を持ち上げた。】

……このまま見せしめ、とでも行こうかしら?

“思い知らせてやらないと、ね?”

【――後数秒で、失われる命が在る。】
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 18:41:52.44 ID:u.9zBqoo
>>154

些かややこしい事態ですねー
(化物も人間も弱者に付け入る手段はどれも似たようなものなのか……)

【酷い皮肉話を聞かされているようで気分が少し滅入る】
【勿論そんなことはおくびにも出さないのだが】

生かされている、というのはどういう意味なのかいまいち分かりません
貴方の命をつなぎ止めている……仮に魔法としましょうかね
その魔法をそのご主人様は貴方に掛けて命を留めているという訳ですかね?

【分かりにくい例えではあるが青年が聞きたいのは1つ】
【貴方は縛られているのか、という事である】
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 18:48:41.94 ID:mnBr//Eo
>>155
ふむ...ふむ...
【少女の言葉に耳を傾けながら聞く青年】

お前が蹴っちまったなら片付けるのは当然だな

【青年は「でも...」付け加え】

これだけの量だ、一人でも面倒だろ俺も片付けるさ

それに、お前だけ片付けをして俺が何もしなけりゃ俺が暴君見たいじゃねぇか

【笑いながら言う】
【ムダに優し(ry
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 18:52:21.51 ID:MeLaoUDO
>>156
/まだいますかー?っと
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 18:53:51.40 ID:NjYCFak0
>>157

魔法・・・いえ、魔術や妖術の類いではなく。
恐怖と言う概念の力。

【彼女は特別な力によっては縛られてはいない】

ご主人様にとって、私はただの奴隷。
気分が乗らなかったり、言うことを聞かなければ簡単に壊しにこれる。
殺しに来ることができる。

【物理的に、魔法などは使われず、ただ単純に生かされている】
【それができるほど彼女はその男への恐怖は強いのだろう】

そう言った圧倒的暴力によって私に死をちらつかせ、私を束縛している。
私がご主人様に殺されないためには、命令に背かず従うしかないのです。
ですが、完全に縛られているわけではないです。
ただ呼ばれたら従いその場へ向かう。今のその程度なのですが・・・
逆にその中途半端さが怖い。

【冷静に青年に語る】

【体は完全に束縛はされておらず、心も特別なものにより束縛されているわけではない様子】
【ただひとつ、恐怖によって心が支配されてるというのが一番の真実だろう】
【その男と言う恐怖が無くなれば、彼女も自由となり解放された気持ちになれるのだろう】
【問題は、その植えつけられた力の恐怖をぬぐえるかどうかである】
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 18:53:59.81 ID:BmkpreUo
>>159
//さあさっさと絡みの文章を書くんだ!
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 18:55:17.18 ID:2ZGEv6AO
>>156

……やれやれ、相変わらずこの街は随分と物騒だねぇ

【そんな緩慢な動作に、掛けられた声があった】
【少女が前を、声の来た方向に視線を向ければ、そこにあるのは一人の姿】
【季節外れの半ズボンに、だらしない無精髭。仕舞いにはカウボーイハットというちぐはぐな格好の男が、壁にもたれ掛かりながら少女を眺める】
【あと数拍もないであろうその動作を、止める気もないのであろうか】
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 18:56:27.50 ID:BmkpreUo
>>162
//複数絡みでおk?
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:00:48.98 ID:2ZGEv6AO
>>163
任せるわー
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:01:44.94 ID:BmkpreUo
>>163

――何?
…ただの野次馬なら、帰った方が良いわよ。

――それとも、私に殺されたい人種なの?
…そういう性癖があるの?馬鹿なの?

【動作を止めて――チラリと視線を向けた後に、男に問い掛ける。】
【微かな殺気を、男に対して向け始めた。】
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:01:49.03 ID:1pTataso
>>158

……なんと。

【セリフ的には彼の言葉に驚いたような感じなのだが】
【ジト目の表情は一切変わっていないし、声に抑揚も無いのでまったくそんな風には思えない、聞こえない】

見ず知らずのあたしを、そんな風に気づかってくれるとは。
感動しました、胸キュンポイント+10点。

【そっと自分の胸に手を当て、相変わらず抑揚の無い声で、ポーズだけ感動したようなイメージを作り】

しかし、逆にソレが若干の下心を感じずには居られないので、-10点。
即ち、+−0です。

【ひでぇ!】

……初対面故に兄さん、即ち貴方をよく知らない私には、
もしも私が全長2m半ほどの毛むくじゃらの大男だったのなら、助けてくれたのかという事について疑問を浮かべてしまうのです。

【そんなモンに近づく奴はそもそもいるのでしょーか】

しかし、ここで言い争った所で、この公園がクリーンになるかと言えば、それは有り得ない話なので。
素直に兄さんの好意をあたしは受け入れたいと思いますが、宜しいでしょうか。

【と、ペコリと彼にお辞儀をして】
【落ちているゴミを彼女は拾い始めるだろう】

//申し訳ない、ご飯に行ってきます。
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:02:11.33 ID:BmkpreUo
安価みす
>>165>>162
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 19:03:14.21 ID:MeLaoUDO
>>162>>163
/出遅れたからクールに去るぜ
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:04:11.94 ID:u.9zBqoo
>>160

概念レベルの話が出るとは思いませんでしたね……

【これは困った事になっていた、と大きなため息を吐いて】

こればかりは僕にはどうすることも出来ないですよ
問題は貴方の心にある、例えそのご主人様を僕が倒し殺したとしても
貴方はご主人様の幻影に悩まされ続けるでしょうね……

【他人の心の楔などどうしようも出来ないと告げる】
【だって心は見えないし触れられない――――】

殺した所で解決にはなりはしない……少なくとも
その「どこにいるか分からない恐怖」は永遠と纏わり付くでしょう

【ごめんなさい、と】
【自分に出来ることはありません、と頭を下げ謝った】
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:08:38.75 ID:NjYCFak0
>>169

いえ!五篭様が謝ることはないです!

【手を前に出して、謝るのをやめてくれと言った感じに手を振る】

私がただ、弱いから・・・それだけなんです。
私のほうこそ、五篭様のお時間を無駄に消費させてしまい申し訳ございませんでした。

【そう言って、頭を下げて謝る】

でも・・・前より少し気持ちは落ち着いたのかもしれません。
他の人に話すことができて。

【青年に向かって軽く微笑んだ】
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 19:08:43.10 ID:2ZGEv6AO
>>165

おぉ怖い怖い。そう睨まないでおくれよ、綺麗な顔が台無しじゃあないか。
ちなみに、僕にそんな趣味はないよ。ただ若い子は好みだけどね。

【おどける様に、語る口調は軽薄で】

いやいや、見せしめなんて怖いこといってたから、なにかしたのかなー、ってね

【そんな事を言いながら、タバコに火を灯し始める】

【そんな光景を機とばかりに、少女の足元の男がじりじりと這い逃げんと静かに動いた】
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 19:14:50.07 ID:BmkpreUo
>>171

――――もー……るっっっさいわね。
…軽い男は嫌いなのよ。反吐が出るわ。

別に?アンタが何か関係ある事?……正義の味方かなんかなの?
どっちにしろ私はアンタをブッ殺す気はあるけどね?

【ゆっくりと大剣を降ろし、イライラした様子で男の姿を見つめる。】
【――周りが見えていない。無論足元等完全に気付いていない。】
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 19:16:05.62 ID:mnBr//Eo
>>166
はははっ!......どうなんだろうな〜...
(変わった子だな...)

【毛むくじゃらの大男の話は思わず苦笑い】

【ぺこりとお辞儀をされた時はこちらも軽く返す】


なんだ?このジュース...変な苦甘酸っぱい匂いのするな...飲んだジタバタしたくなる味なんだろうな...
【青年は拾った空き缶をゴミ箱にいれながら言う】

そういや自己紹介まだだったな、俺は神導 劉鶚(しんどう りゅうがく) お前は?

【青年は空き缶をゴミ箱にいれながら言う】
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:21:41.53 ID:u.9zBqoo
>>170

ただ……ただその鎖から貴方が助かる方法はあるといえばあるのです
薄々貴方は気づいている筈ですが、多分恐怖が枷となっている

【組んでいた手を解いて、フワリと彼女を指さして青年は続ける】

貴方が貴方だけの力でご主人様に打ち克つ事
それが鎖を引きちぎる手段、その1つだと思います

【そして手を降ろし、まだ続ける】

ただその恐怖の枷は外せない、それが悪循環となっている
ご主人様の監視の目が恐い、どこで見ていてどこで見ていないのかそれが分からない恐怖

見られていなければ良いというならばそれは僕の結界であればある程度は可能です
勿論結界の範囲は極狭い物ですから完全に開放されたとは言えない

【そう言いながら袂に手を入れて取り出したのは鈍い色をした小さな独鈷】

結界の起点を1つ貸しましょうこれさえあれば結界を創りだす事は可能です
例え僕がそばにいなくても、ね

【それをテーブルの上に置き】

その結界内で貴方が何をするべきかは敢えて言いません
答えを出すのは貴方自身、助かるのは貴方自身……ただ正しいと思う事をして欲しいです
自分にとって、ね?

【軽く微笑んでも影で見えないのだけれど】
【彼女が自分を超えられるようにと願って独鈷を差し出して】
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:23:41.31 ID:2ZGEv6AO
>>172

軽い男は嫌いかい? いいじゃあないか、重い男なんで食費ばっかり喰って醜いよ?
あと、女の子が軽々しく『ブッコロス』なんて汚い言葉を使っちゃいけません。全く、最近な若い子はモラルの低下が激しいなぁ……っと、こんなことを言ってちゃ僕かオジサンみたいじゃないか。

【間の抜けたような、意の外れた話】
【捲し立てる言葉は、本気かそうかも解らぬ程度には心あるもので】

――う、うわぁぁぁぁ!

【――よせばいいものを、押さえる事が出来なかった悲鳴を上げて、傷だらけの男が逃げ出した】
【はぁ、と呆れた男の溜め息が聞こえた】
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:27:07.75 ID:NjYCFak0
>>174

あ、ありがとうございます。

【そう言って、独鈷を受け取ろうとし】

ありがとう。

【再び、奴隷ではない一人のランシャン・ファルメールとしてお礼を言った】

私が正しいこと・・・

【なにか、まだ整理がついていないのか、頭の中で色々な思考が巡っているようだ】

五篭様は・・・やさしいですね。

【口について出た素っ気無い言葉】
【紛れも無く本心が思ったことなのだろう】
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 19:31:00.44 ID:BmkpreUo
>>175

――――ああ、もうね。

【返答する気も無くしたようで、溜め息を一つ。】
【馬鹿らしい、と言いたげな笑みを浮かべ】

…悪いけど、無駄なお喋りで時間を潰す気は無いわ。

敵は敵。問答無用。


“一 度 決 め た な ら 、 本 気 で 、 潰 す 。”


≪Prominent Act≫


【手に持つ大剣に、急速に彼女の魔力が集約する】
【そして、大剣を両手で構えると、逃げ出す男の方向を睨み付ける】


【――少女が何を繰り出すかは分からないが、並みの能力者が防御も無しに“受けられる”攻撃では無い事は予測出来るかもしれない。】
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!桜_res saga]:2011/01/08(土) 19:31:09.41 ID:8MAyeTgo
【火の国──ブレイザーシティ】
【つい幾十日か前には、猛り狂うような戦火に満ちていたこの街】
【しかしその戦乱も去った今では、それとは異なった色の喧騒に溢れていた】


【「オーライ、オーライ」】

【アウグスト社と名の描かれたトラックが、新たに数十単位のビヤ樽を搬入してきた】
【男たちが数人掛かりで持ち上げては、えっさほいさと掛け声をあげて、広場へと担ぎ込む】
【この場に満ちる嗅ぎ分け切れないほどの温かい料理の香りが、人々の喧騒でさらに攪拌されていった】

【──そこは、ブレイザーシティ内のとある広場】
【今宵催される、シティ解放戦の祝勝会と新年会を兼ねた大宴の会場である】

【広場正面には、地面より数段高くなった大きなステージが配され、】
【向かって右側と左側には、様々な料理が用意されたイベントテントが設けられている】
【和洋中から各国の特産料理に至るまであらゆるものが揃い、それらは全て、無料で食べ放題の飲み放題だ】

【場内の各所に点々と並ぶ三脚の燭台に灯された炎が、夜気を舐め取るように揺らめいた】
【その光が照らす住民たちの顔は、みな復興の疲れなど微塵も感じさせないほどに明るかった】

【──そんな活気溢れる広場の中央】
【見れば、小山のように巨大な赤い鉱石が一つ、厳かな台座の上に固定されていた】
【知識ある者ならば分かることだろう。それは火の国特産鉱石の一つ、イグニシウムだ】
【その荘厳なまでの大きさから、ここでは『大霊炎石』──炎統王を崇め奉る一つのシンボルとして、そう呼ばれる】

【しかし、この炎石は単なる宗教的な意味合いだけではなく、実用的な効能も備えている】
【この会場内に来たならば、気づいたことだろう。この冬の屋外であるにも関わらず、】
【まるで暖炉の焚かれた部屋の中にいるかのように、会場内が柔らかい暖気に包まれていることに】

【それは、この『大霊炎石』によるもの】
【イグニシムが元来備える、微量の熱を放出するという性質を、祝福によって高めたことで生まれた効果だ】

【一部地域の人々はこれを炎統王の加護に見立て、(中には本当にそうなのだと信じている者もいるが)】
【こうして祝い事や祭り事を催す際には、炎を司る霊王に感謝を捧げつつ、心身共に温かく行うのである】

【──こんな郷土知識を語れる者も今や数少ないそうだが、その貴重な年寄りが一人。正面ステージ上に立っていた】

 「あー……おほん。マイクテスト、マイクテスト……」
 「もう入っとる? ほむ、それじゃぼちぼち始めるかの」

【彼は、そんなものどこで買ってきたのかと胸倉を掴んで問い質したくなるような、】
【趣味の悪い蛍光色のアロハシャツに短パン、と言う南国気分上々↑↑な装いであった】
【まさかこのファンキー老いぼれが幹事なのか、彼はマイクスタンドの前に立って会場内をさっと見回す】

【会場内の住民たちはそれを見ると、そろそろ開始なのだという雰囲気を感じ取ってか、】
【めいめいがステージ上へと顔を向け始め、波が引くように一斉ににぎやかさが薄れていった】

【老人は、マイクの位置を微調整すると、口を開いた】
//続
179 :178 [!桜_res saga]:2011/01/08(土) 19:31:58.15 ID:8MAyeTgo

 「──新年、明けましておめでとう!」
 「皆の衆、ようもこれだけ集まってくれて、いたく感謝するぞい」

 「……昨年、この街──いや、この国には大層なことが起こったのう」
 「皆の記憶にも新しいと思う。このブレイザーシティは、あのカノッサ機関の手によって陥落させられたのじゃ」

 「我々のように、能力を持たぬ者たちは、例え内面で如何なる意思を秘めていようとも、」
 「あの強大な暴力の前には、服従をせざるを得なかった。歯向かえば死、もしくはそれと同等の絶望ばかり」

 「……残念ながら、犠牲は決して少なかったとは言えんかもしれん」
 「勇猛な者たちから次々と倒れ伏し、残されたのはほとんどが女子供にわしのような老いぼれのみ」
 「皆が疲弊しておったと思う。皆が無念であったと思う。皆が、どこか忿懣やるかたない思いをしておったと思う」

 「──しかしながら、」

 「絶望の淵にいた我々を奮い立たせてくれたのは、」
 「無力な我々が最後の希望を絶やさずにいれたのは、」

 「他でもない……ここにいる、能力者たちのおかげじゃよ」

 「あのカノッサ機関の手から、このブレイザーシティを解放せんと奮起したお主らの姿を見るうちに
  何かせねばならん、何か出来ることがあるはず、何かをしてやりたい──」
 

 「我々は“無能力者”ではあっても、決して“無能”ではない──!」


 「……そう決起させてくれた主らには、全く感謝をしてもしきれん思いで一杯じゃ」
 「本当にありがとう。そのことを心から告げようというのが、この大宴の大きな目的の一つじゃ」


 「……──さて、老いぼれの堅苦しく長い話はこれぐらいにしようかのう」
 「せっかくの料理も冷めてしまう。さあ皆の者、杯はそれぞれに行き渡っておるかの──?」

【老人はそこで口を閉ざすと、手に持ったグラスを掲げながら、会場内をさあと見渡した】
【早速、乾杯の用意は出来ているかの確認である。持ってない者がいるならば、回してやるのも良いだろう】

//Happy New Year!
//では定時通り開始となります、皆様本年もよろしくお願いしますー
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:35:02.84 ID:u.9zBqoo
>>176

お礼は結構ですよ、僕は自分のやりたい事をしただけなので
そこに善意はありませんからね……

【独鈷に触れた限りでは特に何の変化も見られない】
【刃状の独鈷の先端を地面に刺すとその点から半径10m程の結界が張られる仕組みである】

是非自分で見つけてください、そして辿り着いてください
きっとそれは尊い事だから……

【そう呟いた後、自分の傷だらけの掌に視線を落とし】

優しくだなんてそんな事ないですよ
僕は結構自分勝手な人間です、余り良い人間じゃないですね

【くすり、小さな笑いで返して】

さてそれではこの辺りでおいとまいたしましょうかね
長居するとそのご主人様とやらにも目を付けられそうだ……

こんなことを言うのも何ですが気をつけてくださいねフェルメールさん

【椅子から腰を上げ見下ろしながらそう告げて】
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:37:41.13 ID:1pTataso
>>173

匂いを嗅いだだけで、味を想像できるとは。
兄さんは妄想力がたいへんゆたかなのですね。

【最初は想像力だったものが次の行には凄いスピードで妄想力にランクアップしました】

あたしの名前はバブル。
望むのなら、気軽にバブりん♪と呼んでくれても構いません。が、ご自由にどうぞ。

能力(ちから)は、おそらく=c多分<Aートマン。
特技は笑顔。好きな食べ物は魚。

【ひょいひょいと空き缶を拾い、ゴミ箱に放りこんでいきながら】

しかし、劉鶚の兄さんには先手を取られてしまった。
本来ならあたしが先に名を名乗るのが礼儀だったはずな気がする。

しかし、先手を取ってしまったのは劉鶚の兄さんの不手際だから、あたしのせいではないよね。

【えっ】

//ただ今戻りました―
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:38:10.77 ID:NjYCFak0
>>180

はい。ありがとうございました。

【言われたそばから、再びお礼をする】
【そして、扉のそばまで先に移動して、扉を開けた】
【この扉を開ける行為などは、彼女の癖になってしまったのだろう】

五篭さまこそ。お気をつけてくださいまね。
ご武運をお祈りしております。

【綺麗なお辞儀を青年に向けて見送ろうとする】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:42:03.96 ID:.MWN7DMo
>>178-179

「私、どっちかと言うと櫻の東のお酒が好きなんだけど
ビールはねー、ちょっと味が無い、と言うか何と言うか………」

『………嫌いでは無い。けれど私には弱過ぎる
出来るならウィスキーでも用意してくれると有り難い』

【会場の一角、何故か持参した盃を手に】
【ビヤ樽の中身に関して、いきなり不平をぬかすのが二人】
【片方は蝋人形の様な無表情、然しもう片方は明らかに上機嫌が見て取れる顔】


「ま、良いか………あんまり飲み過ぎると湯船でおぼれそうだし」

【上機嫌なのは、灰色の半袖シャツに黒のジーンズ、灰色の髪に灰色の瞳の少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】

『…………ところで、吟雪。貴女に質問が有るのだけれど……同行者?』

【無表情を続ける、薄紫の髪に紫の瞳、顔の左半分に蛇の入れ墨のある軍服の女性】
【腰のベルトにはナイフが数本、右肩からは少々大き目の黒いケースを下げている】

【『質問が有る』と、そう言って指を向けた場所には】

いやー、こういう賑やかなのはええなあ!しかも温泉やて?
そりゃー放っておく訳にはいかへんて!

「『………誰?』」

【ジョッキのビールで上機嫌、ほおずきの様な赤さの着物、右目に眼帯をつけた少女】

【三者三様テンションそれぞれ、然し揃って手を突き上げて】
【乾杯の号令を、今か今かと待ち望んていた】
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 19:43:13.92 ID:gJsjY76o
>>178>>179

【会場の隅――一人の人物が、コップを軽く回す】
【器を満たすオレンジ色の液体は、恐らくジュースだろうか】
【酒類で無い事は確かだ……この青年、この様な席であってもアルコールを飲む積もりは無いらしい】


…………不味いって言えば不味いんだけどな――此処に居るの。


【所々が焦げたホワイトシャツに、紅いベルトを通したボロボロの黒いスラックス】
【肩甲骨の辺りまで伸びた髪は首筋の辺りで括られており、蒼いリボンが目立つ】
【両手には『魔法陣』の描かれた白い手袋を嵌めた――貧乏そうな青年だ】


【季節感の無い、みすぼらしい格好だが――本人は気にしていないらしい】
【演説をぶつ老人に軽く眼を遣ると、首を左右に傾け……ストレッチ】
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:44:14.80 ID:u.9zBqoo
>>182

むう……お礼はいいと言っているのに……

【微妙に納得いかないのか愚痴ぽく呟いて】
【そして身なりを整えて扉に向かい】

気がきく方なのですね、どうも
いえ僕も貴方のご武運を……どうか叶いますように、と

【笠を軽く押さえて一礼】
【手に持った錫杖が別れを告げるようにまた鳴って】

それではまたいつかお会いしましょう
その時までちゃんと生きていてくださいね?……さようなら

【生きているという言葉には肉体的に生きているという訳ではなく】
【精神も正しくあって欲しい、という意味が篭められていて】

【そして手を振ってその場から去っていく】
【歩みに合わせてリン……リン……と錫杖は遠ざかって】

/この辺りでしょうかね
/2日間お付き合いありがとうございましたっ!
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 19:44:51.80 ID:2ZGEv6AO
>>177

【――業、と風が吹き抜けた】
【本物の風ではない。それは言い表すならば、少女の『魔翌力』。爆発的な集束に、擬似的な風圧が産み出されただけに過ぎない】
【然れどそれは、力を持つ者にも、持たざる者にも平等に、ソレの脅威を知らしめる】

ふぅ……だか言ってるだろう? 「彼が何をしたのか」、ってさ。
――それとも、『機関』の人間っていうのは君みたいに短気なのかい?

 
【男の口から、零れた単語。機関という言葉】
【それと同時に、袖口から音もなく鋭く二条の鎖が駆ける】
【言葉に一瞬でも気を取られれば、それは少女の手首を絡めとるだろう】
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:46:49.09 ID:GdBFiP2o
>>178-179

【会場内、隅っこのほうに存在する白い人影】

【白い髪/白い肌/灰青の瞳/黒い服/黒い靴】
【色彩と言う概念が抜け落ちてしまったような、細く小柄な少女】
【右の眼を覆い隠す長い前髪は、「その下」を見せたくない、と語るように、世界と視界を遮断する】

【頬に張られた絆創膏は、彼女なりの戦果を表すのだろう】
【椅子に座って、ぼーっと。老人のスピーチが右耳から左耳へ通り抜けていく】

……は、……っと

【ぼんやりと何処に焦点を結んでいるのか解り辛い瞳が、老人の声ではっと我に帰り】
【テーブルの上の杯に慌てて手を伸ばす、】

……あ、

【――――慌て過ぎである】
【ジャブを喰らったコップはかた、こと、と音を立てて、テーブルの上で踊る――――】
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 19:48:14.28 ID:xCwepsSO
>>178>>179
(……あのおじいさん、相変わらず元気そうですね…)
(……誰かのお尻を触ろうとしなければいいけど)
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が】
【ワインの入ったグラスを持ちながら乾杯を待っている】

『あ…あの…レンさん…』
ん?
【レンが振り向くと】

『私は…場違いじゃないですか?』
【黒いドレスを着て、長い銀髪に、首にカメラをぶら下げた、優しそうな印象の女性が】
【おどおどした様子でグラスを持ってる】

大丈夫ですよ。ミラー
能力者なら大丈夫なんですし
貴女は能力持ちでしょ
『そうですけど……』
【そんな会話をしながら進行を待っている】
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:48:30.31 ID:NjYCFak0
>>185
/おつかれさまでしたー!
/こちらも二日間ありがとうございましたー!
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:51:52.31 ID:6IU1tFIo
>>178-179

【広場の端、何処か目立たなさそうな場所】
【酒の入ったグラスを片手に、のほほんとしている赤毛が一人】

【Yシャツにカーゴパンツを身に着け、浅葱色の長いコートを羽織る、いつも変わらない格好】
【長身痩躯。一見ひょろっとした印象を受けるが、身のこなしは見た目よりずっとしっかりしている】

や、めでたいね。

それにしてもここの人達は強いなぁ。
もっとこう、しめやかな感じになると思ったんだけど。

【街の名前のように人もブレイズしてるんだろうか、などと至極どうでもいい事を考えながら、他人事のようにステージを見ている】

…ま、騒がしいのも好きじゃないし。
ある程度飲み食いしたら温泉にでも行こうかな。

【そう言って、料理を取りに手近なテントへと移動を始める】
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 19:52:14.39 ID:MeLaoUDO
>>178-179

……人が集まりそうだから、いるかと思ったが…
…こんなにいたらいるもんも見付かんねぇよな

【頭から脚まで全身真っ黒な、人型の何かが外れた場所で会場を見渡している】

……賑やかなのは苦手だが仕方ねぇか…アイツでもいりゃまだ会話が続くんだがな
【それは白いファーの付いた紫色のコートを素肌の上に前開きで着て、ジーンズとスニーカーを履いている】
【体は真っ黒な体毛が生えていて、紅い両目の右目は傷が通り閉じられている、そして後ろに折れ曲がっている頭から生えた長い耳が彷彿とさせるのは、兎】
【腰の後ろに三日月状の鞘をぶら下げ、首に蛇のシルバーネックレスをかけた、黒い兎の獣人がそこにいた】

……にしても、火の国か………
…いたりすんのかな
【もし出会ったら、どうしよう】
【そんな考えが一瞬頭を過ぎったが、無視】
【まずはこれだ、と肩にかけた象牙色の外套に目をやった】
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:52:42.07 ID:I4uCpIYo
>>178-179

【多くの人が集まる広場、大量の食物と飲物が集まる場所】
【暖かく、賑わっている会場の隅、比較的人の少ないところに、その少女は居た】

――――――、暖かいなぁ、ここ。

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女】
【自由な両手をだらりと下げ、何をするでもなく周りの喧騒を見詰めている】

【もう直ぐ乾杯の合図があるだろうが、飲み物の類は何も持っていない】
【ただ、何となくそこに居るだけ、と言う感じ。割と場違いな雰囲気を纏っている】
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/08(土) 19:53:17.16 ID:86C/8Loo
>>178,179
ひゅー!こりゃ、賑やかだ。

【会場の中を歩き回りながら声を漏らす少年】
【普段どおりの学ランに、つんつんに逆立てた茶髪が特徴的な少年だ】
【右腕には《私立隆奥学園新聞部》と書いており、取材も兼ねての参加の様だ】
【右手にメロンソーダの入ったグラスを持ちながら乾杯の音頭を待つ】

ま……、こういうの見てると戦ってよかった、って思えるさね。

【楽しそうに笑みをこぼし、壇上の老人を網膜と同期したカメラで一枚写真に収める】

//はっぴーにゅーにゃー!
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 19:53:39.25 ID:MLeRPhoo
>>179

……うわー、でっかい

【大霊炎石を見上げて、感嘆の声を漏らしたのは】
【干支柄の小紋、しっとりとした深緑色の着物を着た少女】
【焦げ茶色の半幅帯は、綺麗な綾目の錦織り】
【赤いカチューシャに、肩まで伸ばした栗色の髪】

【歩調に合わせてカラコロと、木の音色を響かせて会場内を物珍しそうに見て回っていたが】
【開始の気配を感じ取って、立ち止まる】

始まるのかな?

【右手のカップの中には、透明感のある紅い液体】
【どこで見つけてきたのか、ザクロ100%のジュース】

/サージです!よろしくお願いします!
/しかし時間の掛かりそうなご飯なので飛ばしていただいて構いません…!
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 19:55:01.52 ID:mnBr//Eo
>>181
妄想力って....
【取り合えず苦笑い】
【怒らないのは優しさです】

バブルか...いい名前じゃないか、でもバブりん♪は遠慮するさ
【ちゃんと♪付き】

特技が笑顔...ね、
【色々と突っ込みたいがその言葉を飲み込み苦笑(ry】

俺のせいなのか? まあ、別にいいけど
【最後の空き缶に手を伸ばす】
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:56:25.88 ID:2weS1iMo
>>178>>179

【―――ふわり、と柔らかな布の音とともに会場の今まさに乾杯をしようとする者たちの上から落ちて着陸した小さな影がある】

「ときのながれはうつりゆけども!」
                             『変わらぬその身の華やかさ!』

「みにつけたるは!どとうのかたやぶり!」

【ホラーなホッケーマスクを顔の横にずらし、三日月の髪飾りを火のように真っ赤なツインテールの右側にした
額にカブトムシの角のごとき装飾をつけた、紺色の短パンや袖や襟などにメイド服のフリルのような物がついた
華やかな白銀のフリルシャツと短パンの上にくっついた機械製のベルトと胸に赤色のブローチの少女がそこに現れた】

「ほうこうさけび!たぎりをふるい!あまたのあくにくらいつく!」

                                     『聞け悪人共!我らの名は!』

【その右の指を掲げて彼女は叫ぶ、今宵祭りのノリで名乗り始めたその大して重くもないその名前を】

「まほうしょうじょ!」

            「オーガスッ!」           『ジョーカーッ!!』

【…普段のジンジャー変身体と違い…今回のTJ…否、OJは黒髪ではなく赤色のツインテールで、そして妙に舌っ足らずである】
【同時、隅っこからその場に黒い無造作な短髪に卸したてと見まがうほどにまっさらな白衣とカッターシャツと、その手にオレンジジュースのジョッキを持ち
銀のルーン文字入りブレスレットにブランド物の髑髏のネクタイ『KILL・A’s tie』 に膝の所のみが色あせて他は新品同様に黒いジーンズの青年が現れて】

…成功だ!やはり一度性反転してから変身すれば…より早く自分の性別に戻る事が出来る!これからは帰還する時にイチイチ変身しよう!
ブレイザーシティも奪還でき、長い事悩まされていたデメリットの回避方法も理解した…実験成功も兼ねて…この場で乾杯しようじゃあないか!

【なにか、彼の中でも試していた事柄があったかのように、妙にテンション高めかつ嬉しそうな顔でOJにジュースジョッキを渡しながら用意する】
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 19:56:39.13 ID:BmkpreUo
>>186

――――ッッ!!

【構えた大剣を振り下ろす、その刹那に手首が鎖に絡め取られる。】

…うるさい。
…うるさいッ!

アンタみたいな奴に、話す意味なんて無いッッ!!
――価値も無いッ!!全ッ部無駄ッッ!!

【強く大剣を握り締めた瞬間に、大剣から放出される彼女の魔力。】
【其れらは周囲に分裂し、拡散し、何かに触れた瞬間に爆発を引き起こす。】
【―― 一つ一つの威力は小さい、が、これが一つに集約されて放たれていれば――――。】
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:00:51.19 ID:uIie6g.o
>>178>>179

【翡翠色のすらりと伸びたさらさらのロングヘア】
【髪と同じく翡翠色のくりくりの凛とした瞳】
【真っ白なワンピースの上に黒いカーディガンを羽織って】
【おまけに長いマフラーを巻いた少女が一匹】
【……やっぱりマフラーは必要ない暖かさなことに気付き、すぐに外したようだ】

【手に持っているコップにはオレンジジュースが注がれている】
【龍の癖にお酒飲めないの?と言われても飲めないものは飲めないのです】
【というかそれ以前に未成年だという大きな問題もありますしおすし】

町の人は元気ですねっ!
前に来た時とは打って変わった雰囲気でこちらまで嬉しいです!

【以前、ここには訪れたことがあるが、それは占拠されている真っ只中で】
【その変わり様にとても嬉しそうに表情を和らげて】

キューちゃんも食べたい物があったら言ってくださいね
私が代わりに取りますからっ

「きゅーきゅー!」

【頭の上からぴょこんと現れたのは小さな赤ちゃん龍だった】
【まだ飛べない翼をぱたぱたはためかせ、楽しそうにしている】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:01:24.85 ID:NjYCFak0
>>178>>179

【中心部分でも端っこでもなく、マイクを持つおじいさんが見える位置に立っている男が一人】

新年会と同時にブレイザーシティ奪還・・・ってか復旧?祝いみたいだけど・・・
俺、実際何もしてないがここにいていいのかなぁ。

【黒髪に黒シャツに黒のズボンと上から下まで黒一色の青年】
【その辺のグラスを手渡され、少し複雑な気分を感じていた】

それよりも、あのおじいさんの服センス・・・大分いいなぁ

【などと余計なことを考えながら、周りなどを見渡している】
【誰か見知った顔でもいないのかと探しているのだろう】
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 20:02:30.49 ID:FkhpTks0
>>178>>179

(……潜入成功!)
(……って、新年早々、でもないけど何やってるんだろう……)

【会場の一番端、とはいえ広場だから端も何もないのだが】
【濃い灰色のローブに身を包み、両手の親指に銀色の指輪をはめた少女】
【……火の国に関係無いだろお前、なんてツッコミをしてはいけない】

それにしても……人が多い、というか多すぎですよこれ

【手に持っているのは透明な液体の入ったグラス……微かにアルコール臭が】
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 20:04:18.45 ID:x755/Vc0
>>178-179

【会場の一角、堂々たる長広舌と長広舌の合間、向かい合って言葉を交わす影が二つ】
【響く声はあどけなさ残す娘のモノだが、どれもこれも、暖められた気流に揺らぐ声紋に似合わぬ口調】

「あっはっは、つーことで友情復活! 過ぎた事は水に流しちまえばいいんさ!」
『………ありがと、武美。』

【片方は、漆黒の瞳と髪、大和撫子風の少女。向日葵の様な、暑苦しいまでの明るい笑みと、男勝りな口調が印象的な少女】
【そして、静かに感謝を口にした、金髪碧眼の少女は、澄んだ蒼い瞳の中にも、どこかツンと澄ました色合いを持つ】

「そいじゃ、カンパイは周りに合わせるとして……キョーコ、何呑んでんの?」
『デュクシコーラ・キューカンバァ味に決まってるじゃない、他に選択肢でも有るのかしら?』
「………毒矢サイダーとか、色々有ると思うぜ…。」

【そして、老人の鶴の一声、大号令―――御互いに眼をやるのは、相手の手元のコップ】
【会話の中で、先程までの儚さを孕んだ空気を雲散霧消させながら、二人は合図を待ち始める事にした】

/宜しくお願いしまーズ!
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:11:02.68 ID:1pTataso
>>195

怒っても構いませんのに、です。
やれやれ、神導の兄さんはお人好しが過ぎる。
その調子ではいずれ、最終的には返済から逃げ出したあたしの借金を肩代わりしてしまいそうでとても心配です。

ちなみに設定上、神導の兄さんはあたしの保証人です。

【本当に心配してんのかよ、しかし、先程から変わらないジト目や抑揚の無い棒読み気味の喋り方から】
【彼女がどこから本気でどこまでが冗談かなんてものは、きっと彼女にしか分からない】

良い発音です。そうですか、いい名前ですか。ありがとう御座います。
ちょっと前に割と適当に付けたのですが、好評でなにより。賛辞の言葉はあたしも非常に嬉しい。

【適……当……?】

信用していないな。

【ムダに鋭い観察眼で、彼のその突っ込みたい苦笑っぷりを読み】

良いですか。
兄さんにも、特技の一つや二つ、あるでしょう。
しかし、それを常時発動しているのか?と成れば、兄さんはNOと答えるでしょう。
もしも、YES……即ち、兄さんが常にスキルを発揮する最強超人だというのなら、素直にアイムソーリーしましょう。

ですが、ここは兄さんがNOと答えるであろうという前提で話を勧めます。かまいませんよね。OK。了解、いえっさー。

見ていろ。

【そっと目を閉じると────】

いらっしゃいませぇ♪
ご一緒にポテトは如何ですかぁ♪

【にっぱァアアアッ!眩いばかりの満点スマイル】
【さらには、抑揚の無い声は、行きすぎて猫なで声のアニメ声みたいになっている】

どうよ。これが特技≠ツまりはスキルという訳です。少しばかり気合を入れすぎましたが。

【と、先程までと変わらぬジト目&棒読み気味の声で】

最後の一個のようですね。
兄さんが、どうしてもソレをゴミ箱に放り込みたいというのなら、私は止めませんが。
あたしは最後の一個は自分で処理して達成感を感じたいと思っていなくもないですが。いいえ、今のは聞かなかったことにしてくれて構いません。
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [!桜_res saga]:2011/01/08(土) 20:12:18.97 ID:8MAyeTgo
>>ALL
 「ふむ……色々な顔が揃ったものだのう。皆で交わす杯ほどうまいものはないものじゃ」

 「(お……あの娘は中々良い尻をしてそうじゃの……後でこっそりお近づきに──)」

【老人は皆々の顔をさあと眺め回す】
【──数名の若い女子を見ると僅かに鼻の下を伸ばしたが、それもすぐに引き締めて】

 「──ではこれより、ブレイザーシティ解放記念、大祝勝会を始めようと思う」

 「我々にとっては新年会も兼ねた一大ぱーちーじゃ」
 「老いも若いも男も女も、能力者も非能力者も、一切じゃ!」
 「この祝いの席に立ったならば、一切関係なく、今宵は楽しんでいってくれい!」

 「──さあご唱和願うぞい」
 「街の解放を祝い、新たなる年を祝い」
 「そして今後もより一層強くあれい、能力者──!」

【すう、と一度息を吸い込んで──】


        「「「乾杯!」」」


【わあっ──!と、人々の歓声と共に、グラスの重なり合う音色が響き渡った】
【小さな酒の飛沫があちこちで舞い、人々は近くにいた者同士と新年と平和を祝い合う】

 【──熱気のむせ返るような宴は、今これより始まったのだ】
 【以降は、会場内にいる面々と自由に顔をあわせ、行動すると良いだろう】


【ちなみに。以下に、この食べ放題会場に用意された各国の特産グルメを紹介しておく】

【雪うさぎ:氷の国特産。兎を模した固めのカキ氷 目は石榴だったりチェリーだったり】
【櫻そば:櫻の国特産。桜の花びらが練りこまれた色鮮やかな蕎麦 観光客に人気】
【土まんじゅう:地の国特産。泥饅頭ではない、土饅頭である。見た目は土そのものだが、意外に美味】
【ダイヤモンドシュガー:氷の国特産。気候を利用し、砂糖水で作った人工ダイヤモンドダストの結晶】
【              繊細な甘さと冷たさがあり、密かな人気を呼んでいる】
【ティンクルスター:星の国特産。星の国の製菓店で売っている、ビターチョコ味のケーキ】
【           砂糖菓子やホワイトシュガーを載せ、星の国の上空からの光景を表現している】
【溶岩飴:火の国特産。ピリッとした刺激のある味の水飴 通常より大分熱い】
【      温かいうちに食べないと固まることがあるので注意】
【エターナル・アイス・ブリザード:氷の国特産。半永久的に溶けないアイス 名前が長ったらしいのであまり人気はない】
【                   味は31種類ある 相手は死ぬ】
【チョコ水:昼の国特産。チョコレートの湖でくめるチョコレートの水。飲むチョコレート。甘くって美味しいよ】
【メルトアイス:火の国特産。溶けるアイスと矛盾な名前の反面、溶けきってもう溶けないの意味をさすアイス】
【        シンプルに砂糖とビーフ乳を使った普通のアイスだが、作成するときの砂糖を5000℃で一度溶かしている】
【ブリーズドロップ:風の国特産。お腹の中で膨らむ飴 ダイエットに効果的 薄味】

【※全てwiki『妄想まとめ』の項から引用させて頂きました】 //続
204 :203 [!桜_res saga]:2011/01/08(土) 20:14:16.47 ID:8MAyeTgo

【──さて、この大宴には食べ放題の他にもう一つの大きなお楽しみがある】
【それを目当てにやってきたものも或いはいるのではなかろうかと思われる──『温泉』だ】

【広場正面の通りを真っ直ぐ歩いていけば、徒歩三十秒で着く場所】
【復興の際に大幅改装して立て直された、大型の温泉旅館『大焔園』である】

【高い治療効果が望めると言う火の国特有の天然温泉が売り】
【男湯と女湯を石の壁一枚で隔てた大浴場の他に、露天風呂やサウナなども完備】
【宿泊も申し込めば無料、その他の一般旅館にもあるような施設も使い放題である】


【行くか行かぬか選択は自由。行動は自由──健闘を祈る】


//色々詰め込みましたが、主催からは以上です!
//あとは各自、お好きに行動なさってくださいませ
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/08(土) 20:17:29.72 ID:86C/8Loo
>>203
【老人の言葉に浮かべるは笑み】
【息を吸い込み、グラスを掲げ】

――乾杯ッ!

【炭酸を一気飲みし、谷山はとりあえずは傷を癒しに温泉でも生きますかね、と呟き温泉に向けて歩みを進めていく】
【因みに、行く間に雪うさぎや、エターナル・アイス・ブリザード(チョコレート味)、チョコ水を取っていった】

お、これ旨いな……、宣伝ニュースでも書くか……。

【チョコ水を飲みながら歩いてそう口にした】

温泉は……っと、あっちか。

【案内を見て、広場正面の通りにでた】
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 20:19:04.91 ID:2ZGEv6AO
>>197

【拡散した波動が、周囲を抉り崩す】
【建物の壁が、電灯が、街路樹が、少女と男を繋ぐ鎖が、一瞬前まで男のいた地面が、触れた瞬間に砕け散った。余波だけでこれだ、集束すれば威力の程は語るまでもない】
【とん、と爆発を避けた男が僅かに距離を離して地面に降りた】
 
ひゅー、危ない危ない……無駄、無駄、無駄ねぇ。そう判断するには、まだ君は早いと思うよ?
 

【じゃらり、という音が男の内から零れる】
【砕けた粉塵の向こうで、足音が次第に遠ざかっていくのが少女の耳に届いたであろうか】
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 20:19:29.12 ID:xCwepsSO
>>203>>204
乾杯!!
『…乾杯』
【レンとミラーは乾杯しグラスの飲み物を飲み】

さて…温泉いきましょうか!
『温泉ですか?はい!!!』
【どうやら二人は温泉へいくようだ】

【そのまま二人は温泉に向かうだろう】
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:20:31.22 ID:u.9zBqoo
>>178-179

【喜びに沸き立つ広場、その外側で】
【1人の少年が独りぼっちでじぃーっと壇上を見つめていた】

(ああいう雰囲気は悪くねーよな、うん)
(街も解放されて年を越して万々歳……でもなあ……)

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【白のタートルネックの上にファーのついた深い緑のモッズコートを羽織り、手には黒いドライバーグローブ】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【鞘に収めたナイフをズボンのベルトに掛けた少年はその輪に入らずただ見ている】

(でもああいうトコに混じるのはオレのキャラじゃねーしなあ)
(雰囲気だけ適当に楽しんで温泉とやらにでも入ってこよ……)

【手の中にはコーラ缶、多分自分で買ったヤツ】
【周囲の目を気にせず広場に行けばいいものをひねくれ者ゆえ致し方無し】
【宿屋の方を見て小さく「ついでに泊まってのんびりするか」なんて独りごちるのでした】
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:22:48.39 ID:.MWN7DMo
>>203-204
【友人と慰安旅行、というつもりでの日程の筈】
【これから先、のんびりと風呂にでも行こうかと思っていた矢先】

『…………誰?』

まーまー、硬い事言わんといてえな?
どーせ騒ぐなら人数多い方がええやろ?なあ?

【何時の間にか一人、道連れが増えていた不思議】

「……まあ、別に良いんじゃない?特に困る事も無いし
どうせならあと5人くらい引っ張っていくのも悪くないかも」

【それでも、この場の空気に浸っていると】
【一人や二人や十人や百人、同行者が増えても良い気がする】


うーし、喰うで食うでえ!かんぱーいっ!

「……雪うさぎって言うから肉だと思ってたのに……ま、良いや。乾杯!」

『…………軽くアイスで腹を満たして行く?その前に………プロージット!』

【盃二つとジョッキ一つ、カチンと打ち鳴らし】


>>ALL
【それから、会場を見渡し、そこに居る人間を確認する】
【まずは、周りの行動を。温泉に行く人間と、立食パーティーに参加する人間、どちらが多いか】
【見極めてから、それぞれに動くつもりなのだろう】

おーし、なんやスイーツ(笑)ばっかりやけどじゃんじゃん持って来んかー!

【アルコールが回り切ってもいないうちに、一人やたらに賑やかに】
【ナイフとフォークを打ち鳴らし、ジャキンジャキンと騒音公害を発生させた】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:25:09.88 ID:NjYCFak0
>>203>>204

なんでみんなあっちのほうに移動してるんだろう。

【櫻そばを食べながら、温泉の方角に移動する人たちを見てボソリと呟く青年】

あぁ、温泉か。俺は温泉なんか行ってもしょうがないしなぁ。
女の人が向かうのはわかるが、男がなぜ温泉に・・・
そうか、女湯を除く気なんだな、みんな。いやらしい人ばっかだなぁ。

【何を想像しているのか、一番だめな考えをしてるのはこの青年だ】

女の体なんか見て何が面白いんだろうか。

【そして何気に酷い】
【青年は食べ歩きをするつもりなのか、食べ物のある場所を歩き回り始めた】
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 20:26:13.52 ID:gJsjY76o
>>203>>204

(そう言えば温泉も有るのか――義手外すの、面倒だな。)
(混んでるだろうし、夜中にでもゆっくり入ろうかな……。)

【どうやら青年、温泉に行く気は無いらしい】
【決して中の人が男湯なんてクソ喰らえ論者な訳ではないのである】
【義手とか顔がさすとか、色々と理由は有るのだが――】


…………お、櫻そば。


 【――尚、青年、何処からか持ち出した 炬 燵 に 入 っ て い る =z


【忍ぶ気ゼロの彼は炬燵から這い出すと、櫻そばを取ってから再び炬燵へ】
【すっげぇ幸せそうな表情で箸を動かしている――炬燵も櫻そばも、好きなのだろう】
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 20:27:23.70 ID:mnBr//Eo
>>202
俺ってそんなに人がいいのか? 一応、交番前は顔を隠して通らないといけない身分だけどね

【頬を軽く掻きながら言う】


【続いてバブルの超絶笑顔を見る】

................。 ちょっと疲れてるのかな...一瞬化物....いや、変わったバブルが見えたぞ

【目頭を抑えながら言う】

【そして、最後の一個に手を伸ばすが、バブルのセリフを聞いて手を止める】

ほ、ほら! あれだ! レディーファーストだっけ?

【とにかく、と付け加えられバブルに進める】
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:28:07.60 ID:6IU1tFIo
>>203-204
はっはっは。いやー騒がしいね。

【乾杯の音頭と共に人々の歓声とグラスの鳴る音が広場一杯に広がる最中】
【既に料理を確保し、広場の様子を見ながらもぐもぐと口を動かしていた】

ん、美味しい。
これは食べ過ぎ注意だね。

【などと軽口を叩きながら、知った顔が無いかと群集に目を向ける】

それにしても、思っていたより多いなぁ、能力者。
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 20:31:01.27 ID:BmkpreUo
>>206

【――静かに、相手を睨み付ける。】

(――――、一撃――一撃に賭ける――)

(…負担が大きいけど、もう一発だけ――)

【攻撃による疲労なのか、かなり息を乱している。】
【――恐らく、彼女が出せる最大の攻撃だったのだろう。】

【大剣という武器は、攻撃の際に大きく隙が出来る。】
【更に、彼女は細腕で大剣を支えている為、肉体強化術式の効果があっても、自由自在に操る事は出来ない。】

【――静かに――相手の出方を伺っていた】
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 20:31:45.57 ID:x755/Vc0
>>203

「………ア、あの眼……。」
『……武美、あれブッ飛ばした方がいいんじゃない?』
「……いや、気持ちは解らないでも無いぜ。」

【伸長した鼻の下、空間全体を薙ぐ筈の視線の、僅かな静止―――ひそやかな声で、二人は何やら語り出す】
【が、緊張を取り戻した表情に滲んだ良心のおかげか、黒い少女の性癖の御蔭か、物騒な相談は中断されて】
【次に、二人の沈黙が破られる瞬間は】

「うーし、カンパイッ!」
『よっ…かんぱーいっ。』

【零れる飛沫、大気に溶け込む微量のCO2――――共通した号令と共に、グラスをぶつけ合せる時】
【からころと氷がリズムを刻み、りィん、と澄んだ残響を散らして、硬質な縁が叩き合った】
【さすれば腕を引き戻して、夫々満足げに微笑んでから、二人は周囲を見回し始める】

「(……吟雪を誘うのも良いが、温泉も………って、『あの日』を考えると、大欲情はゴメンだな。)」
 (他の知り合いはジンジャー、森、いや取り敢えず橋立、レン、あ・と・は……。)」

『(よくよく考えると、武美と綾音くらいしか知り合いが……って、何あの兎、見覚え無くも無い様な……。)
 (温泉は良いと思うけど、蟹しゃぶも食べたいし……うーん。)』

【そう、見回し始めて―――結構長い事、見回し続ける、この二人】
【友人の多い少女も、友人の少ない少女も、動き方に迷い、この空間に視線を錯綜させると言う点では、一切相違無い】
【食事にも未だ手を付けず―――毒矢サイダーとキューカンバァのグラスを空白へ導きながら、様子見】
【或いは、他の人間が彼女らを見つければ、其れに対する対応は有るのだろうが、自発的な初動は見受けられなかった
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 20:32:59.93 ID:MeLaoUDO
>>203-204

【カチン、カチンカチンカチャン】
【わいわいがやがやどっかんどっかん】

………………………

【うるせぇ】
【自己主張の激しい耳が効き過ぎるせいで普通ならそうでもない喧騒がかなりの煩さとなる】
【隣の奴に至っては物を食う音も聞こえて来やがる、マジ拷問】

……チッ

【このままじゃ脳がおかしくなりそうだ、ノイズキャンセラー機能でもついてりゃよかったのに】
【端っこでこれだ、中心にでも言ったらマジで死ぬかも解らん…が】

…やるしかねえか

【この荷物を届けるには相手の居場所等情報が必要だ】
【魔術協会、本人、そして対機関連合…この辺りの関係者を見付けてさっさと移動しちまおう】
【という事で、アンテナの如く目立つ耳を揺らして、知り合いなら気付くかもしれない右肩の外套もこれでもかと目立たせて】
【出来る限りのアピールをしつつ死地とも言える人込みへと歩き出したのである】
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:35:16.04 ID:1pTataso
>>212

そうでしたか。
それでは、あたしの人の見る目が悪かっただけのようだ。

兄さんが。とんだ糞野郎だったとは。軽蔑します。自首しなさい。

【ちょっとは否定するとか、そういう事はしないのでしょうか、この娘っ子は】

やろうと思えばできるけど、あえてしない。
兄さんだって、有るでしょう。そういう事の一つや二つ。

愛想良くなんてやろうと思えばできるけど、めんどくせーから、しないだけなのですよ、あたしは。

【だ、そうです】

この場合、最後のなのでレディー・エンドでは?
まあ、どうでも良いですよね。良いですよ。でも、あたしはちょっとだけ気にする。

いやあ、しかし、にいさんはきがききますね。
さすが、みずのくにいちのにいさんですよ。私が見込んだとおりです。

【ひょいっと、最後の空き缶を拾ってゴミ箱に放り込む】
【催促したとか、上の方で思いっきり罵倒してた気がするけど、きっと気のせいです、気のせいですよ、きっと】
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:36:19.11 ID:GdBFiP2o
>>203

と、と、とととっ……

【――――すんでの所でキャッチ。乾杯のための飲み物を零す、と言う惨事は辛うじて避けて】
【ゆるゆると、鈍い速度で乾杯。くっと喉を鳴らして、一口】

……温泉、は、……いっか。

【椅子に座り直して、またしてもぼーっと。並べられた料理を眺めて】
【白い少女は、座ったまま静止した】
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:37:18.55 ID:I4uCpIYo
>>203-204

を、おおぅ……!?

【余りにもぼんやりし過ぎていた所為か、乾杯のタイミングすら気付いておらず】
【突然の歓声とグラスを打ち鳴らす幾つもの音に驚き、身を仰け反らす】
【端から見れば其れはそれで可笑しな光景に見えるだろう】

【間の抜けた声を上げてしまった少女は、慌てた様子で左右を見渡し】
【何が起こったか現状把握。ほ、と溜め息を一つ吐いて】

――――陽ちゃん、誘っといてどっかいっちゃうんだから……。
息抜きしろって言われてもさぁ……?

【ぶつぶつと其処に居ない存在に対し愚痴を吐きつつ、手近な所にあった食べ物に手を伸ばす】
【そして、偶々掴んだコップ――チョコ水の入った其れを不思議そうに眺めた後、一口】

――――――甘。

【その甘さに、少しだけ頬を綻ばせた】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/08(土) 20:39:36.08 ID:86C/8Loo
>>208
【もし温泉に行くのならば、学ラン姿の茶髪の青年と同じ道を通ることに成るだろう】
【因みに青年は絶賛雪うさぎとかチョコ水等のスイーツ食い倒れ祭り開催中である】

こりゃうめーわ……、今度お取り寄せしよう……。

【などと呟いている】
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:42:56.32 ID:uIie6g.o
>>203

乾杯ですっ!
「きゅきゅー!」

【手に持ったオレンジジュースのコップを高らかに上げ】
【ついでにキューちゃんも足をぐっと上に上げて】
【微妙に恥ずかしさの混じった大声で、乾杯をかわすと】
【ごきゅごきゅと喉を鳴らして、良い飲みっぷりだ】

それにしてもすごい人ですね…お祭り騒ぎ、ってやつですね
人が多すぎて知った人に気づきそうに無さそうです…

…っとキューちゃん、それが欲しいのですか?
わわっ、確かに美味しそうですね!

「きゅー…くるるるる」

【ざっとあたりに知り合いがいないか探してみるものの】
【美味しそうな食べ物に目を奪われて】
【瞳を輝かせながら、食べる、食べる】
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 20:44:09.24 ID:FkhpTks0
>>203>>204

……乾杯する相手がいないじゃないですか。

【隣には誰もいない。仕方無しに中身を飲み干す。……お酒なんだけど】

誰か知り合いでもいませんかね……っと

【グラスを何処かのテーブルにおいて、続けて櫻そばのお椀と箸を右手に取る】
【そのまま周囲を見回して……ある一点で動きが止まる】
【ターゲット、ロックオン(違)。テクテクと歩み寄ったのは……】

>>211

……正面、いいですか?

【返事を聞く前に、森島の反対側に潜り込もうとするだろう)
【……拒否されたら流石に出るけれども】
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 20:45:07.50 ID:mnBr//Eo
>>217
もっとも、同じ犯罪者同士を比べるわけではないが俺はまだまだ軽い方と思うけどな、ただの逃げでしかないけど
【何故か笑いながら言う】
【その顔に命のやりとりをしたようには見えない】

ははっ! 褒めても何も出ないぞ! .....あれ?さっきまで俺軽蔑されてた気が...

【何かを思い出すように言う】

水の国一か...やれやれ、何やらすごい事になってるぞ。

【劉鶚は頭を掻きながら言った】
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 20:45:35.91 ID:mnBr//Eo
>>217
もっとも、同じ犯罪者同士を比べるわけではないが俺はまだまだ軽い方と思うけどな、ただの逃げでしかないけど
【何故か笑いながら言う】
【その顔に命のやりとりをしたようには見えない】

ははっ! 褒めても何も出ないぞ! .....あれ?さっきまで俺軽蔑されてた気が...

【何かを思い出すように言う】

水の国一か...やれやれ、何やらすごい事になってるぞ。

【劉鶚は頭を掻きながら言った】
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 20:46:11.01 ID:tn93VIDO
>>203>>204

【会場。賑わっている中、酷くアルコール臭漂う人物】

……、

【旧い血の色をしたボブヘア、右頬に一文字の傷痕が在り】
【時々不気味な七色に変化する、蝋燭の炎の様な色合いを持つ橙の両眼】
【赤いトレンチコートを着て、両脚ボロボロの義足】
【ふらつく度、錆び付いた音を立てる、二十歳ほどの女性だ】

【彼女の状況を端的に言うならば、既に出来上がっていた=z
【顔は赤い。瞳はうつろで、表情に影が落ちており、始終無言】

【女は、片手に持っていたジョッキを煽り、飲み干す】
【サ○マンダーより早い速度で―――喉を鳴らして飲み終わる、と】


【―――ニッコリ】

【笑顔で両腕を大きく広げ、一度万歳した。何こいつ怖い】
【兎に角、酷い状態の女だった。パヤパヤした雰囲気で、再びジョッキにビールを注ぎ足そうと】
【キョロキョロ、周囲を見渡した】
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 20:54:21.54 ID:gJsjY76o
>>222

【青年――森島、箸を動かす手を止めて】
【ふ、と声のするほうを向けば、見覚えのある少女――】


あぁ、どうぞどうぞ。
お久し振りです――と、ちょっと入るの待ってくださいね、 広 げ ま す ≠ゥら。


【ふわり、微笑を浮かべて――うわ、何か言ってる】
【リライズに少しだけ炬燵から離れるように言うと、傍に何故か存在した蒼スイッチを押して――】



              ≪ 四 倍 展 開 ≫ ッ!!!!



【ガシッ、グシャ、うぃぃぃいいいぃぃいぃーーーん、どっかーん!】
【ボカッ! アタシハシンダスイ−ツ!!! どっひゅーーーーん!!!】



【突如として四倍の大きさに広がる≒x燵―――!!!】
【恐らくは八倍とかもあるのだろう! 何かめっちゃ平然として森島は『どうぞ』とかい言ってやがる―――ッツ!!!】
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:55:02.52 ID:1pTataso
>>223

言い訳がましいですよ。逃げだって自分で言うくらいなら、もっとシャキッとしてください。
「俺様は泣く子も殺すA級犯罪者、神導 劉鶚だー!」くらい開き直っても良いんですよ。

【目を閉じ、うんうんと唸りながら】

嫌だなぁ。恥ずかしい。
間に受けないでください、冗談ですよ。

【この女ひでえよ!】

さて、ゴミも捨て切った事ですし、そろそろグッバイ。
神導の兄さん風に言うのなら、アデューするべきだと、あたしは思います。

A級犯罪者の兄さんが、ゴミを拾ってやった代わりに一夜を共にしろと言わない事を祈りつつ、あたしは提案しましたが。
いかがでしょう。どうでしょうか?肯定してくれたのなら、あたしは最後にありがとう御座います。と言って帰りますが。
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:55:34.64 ID:k.xfj9go
>>204

(……暢気なものだ)

【会場の端の方に、魔術師風の格好をした青年が居た】
【短く整った白い髪、綺麗な色白の肌に、それらによって際立つ紅い瞳を持ち、目鼻立ちのはっきりした顔つきをしている】
【ローブは全身を覆う程の大きさで、色は黒】
【白、赤、黒と揃っている独特の容姿だ】

(まぁ”勝った側”ならば、こんなものか)

【乾杯の合図があっても飲み物も持たず、またどこかつまらなさそうな表情をして参加者を眺めていた】
【しばらく眺め続けた後、ゆっくりとした足取りで温泉の方へと歩き始める】

【そして男湯】

ふ〜……

【温泉に入りながら、深く長く息をつく】
【白髪と白い肌は、服が無いせいもあり、周りと比べても非常に目立つ】
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 21:01:10.07 ID:mnBr//Eo
>>227
やれやれ....

【劉鶚は苦笑い&ため息をする】

あ、アデュー?
似合わない気がするけどな...
じゃあなバブル、結構楽しかったぜ
またどっかで会おうぜ

【劉鶚はそのまま歩いていく】

/申し訳ない! このタイミングで急用が!
/お疲れ様でしたー
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/08(土) 21:01:10.09 ID:86C/8Loo
>>228
【がらっ。男湯の入り口開け、入ってくる一人の青年】
【かけ湯をして、体を流すと湯船に向けて歩いて行く】

おお……こりゃスゲーな。

【青年は普通の黄色人種系だ】
【ただ、眼を引くのは全身に走っている火傷跡】
【それと、左腕の付け根にある腕を繋ぎあわせたかのような縫合跡】
【周囲の眼を気にすること無く、湯船に入り、一息】

ん、どうも。

【軽く白髪の男に会釈をする】
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:02:17.21 ID:2weS1iMo
>>203>>204

「―――きかいなんてきらい!」

『ああッ!だめデスヨー!』

【乾杯、と叫ぶと同時に彼女は突然何を思ったか、突然身につけたベルトをはずすと、ぽい、と空に放る】
【すると突然出オチ気味に現れた魔法少女の変身が解け、彼女から飛び出すように空へ飛んだベルトをキャッチする者がいる】
【それは三日月の髪飾りで黒髪をポニーテールにしている耳にアンテナヘッドホンのような機械のついた黒を基調とした服と白いエプロン…俗に言う侍女服の少女の姿をしていた】

【…最初に登場していた少女とはほとんど違うその姿…そして今その場に残してきたシルエットは?光が消えて見えたその姿は最初に見えた赤色のツインテール以外は…】

「…よし!とうじょうもんくのしごとおわったし、もういいよな!たべる!…でもこのテーブル…あまいかしばっかり!にくない!」

【ま だ 浴 場 に 来 て も な い の に 全 裸 ッ ! !】

【その姿に仰天したのは…今まさにベルトをナイスキャッチしたメイドロボのほうである、その姿に慌てふためいたポニーテールのメイドは即座に動く…】
【即座にエプロンのポケットからおおきなカバンを取り出してチャックを開き中に手を突っ込みながら】

『ら、ラビットさん!ここでは服着なきゃだめデスヨー!というか服!服どうしたのデスヨー!?
もしかしてさっき変身した時点ですでに!?…ああもう布切れしかない!』

「ふくならまたもえてなくなっちゃった、さすがにこのばめんでないのはこまるよな…わるいけどメイド!
なにかシャツとズボンだけでいいからかってきて、で、そのあいだおまえのエプロンかしてくれ!』

【そう告げるとラビットは即座にジャンクちゃんのメイド服からエプロンをとっぱらうとそのまま自分のパレオのように腰回りに装着して前を隠し】
【そのほか…余った布切れを平坦な胸の辺りに巻いて…極めて露出の高くなった即席服を身につけた】
【エプロンは横幅は大きく腰の細いラビットならパレオ代わりには出来たが…後ろから見ると尻の右側がまだ露出している…】

【そんなきわどい衣装のまま、彼女は…それこそ獣のように会場のスイーツをむしゃむしゃと食い始める】

…なんとまあ、このパーティ会場で…イナバの妹とは思えないほどワイルドな子…まあいい私も食べるか
剛太郎君、君はどうする?すでに昨日からチェックインして3時間ほど前から風呂から出てこないノビタ君もいるようだが?

[…あ、俺はいいッスよ…後でならいいけど…まずパーティでご飯食べたいんで!]

【ジンジャーと一緒に乾杯して甘い食べ物を食べ始めるのはさらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の前髪とその下から見せるきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【その首には真っ赤なマフラー、水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年だった】

[ムクもくればよかったのになあ…あ、メルトアイス俺の趣味に会うなあ…!]
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 21:03:02.10 ID:8MAyeTgo


「────ッッッッダオッシャラァアアアイィイイイイ!!」


【ッデヤァアアアアアアン!】
【会場の一角で轟音が響いた】

 【──事の発端は、空いたビヤ樽の上で腕相撲大会をしていたときのこと】
 【乱入してきた一人の人物が、腕を交し合ったまではよかった。そこからがいけなかった】

 【達磨のような筋骨隆々のチャンピオンへと挑んだその人物は、暫し力が拮抗していた】
 【しかしながら、つい本気を出すに至るまで戦いはヒートアップしていき──】
 【その人物が咆哮した途端、ビヤ樽は砕け、対戦相手は地に伏していた】


「……──あらん。ちょっと盛り上がりすぎちゃったかしらねぇん」


【──なよ、と一度身体をくねらせたのはそんな有様を引き起こした張本人】
【鋼のように鍛え抜かれた肉体を白のスパンコールドレスで包んだ、スキンヘッドの者】
【ぱちぱち、と長い睫毛が数度瞬くたびに存在を主張し、濃いメイクが施されたその人物は──云わば、オカマと分類されるそれであった】

「どうしようかしらねえん……あたしがこのままチャンピオン?」
「ううん、まだ戦い足りないわ……あたしを満足させる濃厚な運命のヒトは──」

【そのオカマはまた新たなビヤ樽を用意しては、新たな対戦者はいないのかと周囲に目をやった】
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:03:05.47 ID:u.9zBqoo
>>203

へいへい乾杯乾杯……と

【ローテンションもローテンションで手に持った缶を軽く掲げて】
【かしゅ、とタブを開け口を付けて一口飲む】

一人で乾杯とか最高だよな、本当……
まあなんというか皆好きなだけ楽しめばいいさ、オレは1人スキーっと

【この辺りまで参加すれば十分か】
【知り合いが広場にいるかいないかも確かめずにその場から離れていき】

>>220

〜♪

【そして鼻歌交じりに温泉に向かえば】

(ん、なんだアイツ歩きながら食ってやがる……)

【マナーがなってない、なんて他人に注意出来るほど普段の行いは良くないので言わないが】

(止まって食えよな全く……)

【思うだけなら自由という奴である】
【後方から青年の背中を睨み、そして歩くスピードを上げていく】
【特に少年から話しかけるような事はせず、このまま歩いていけば青年に追いつき追い越すだろう】

/あうあーすいません!
/突然のご飯タイムに反応がおくれましたたたたた
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/08(土) 21:04:13.50 ID:86C/8Loo
>>230
//うぐあ!すいません、このレス話で
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:04:57.49 ID:1pTataso
>>229

アデューです。
兄さんはアデューみたいなキャラ付けがあたしの中でされました。

【勝手にされました】

そうですか。
自分の不始末を自分で掃除しなければいけないという非常に不快な作業でしたが。
確かに、あたしも兄さんとのお話は楽しかったですよ。それではさようなら。
そして、手伝っていただき、ありがとうございました。

【目を閉じ、ペコリと頭を下げると】
【彼女の待た、てっこてっことマイペースな歩みでその場を去っていく】

/お疲れ様でしたー!
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 21:05:05.99 ID:MeLaoUDO
【会場内】

…………………

【やっぱうるせぇ、死ねるわこれ】
【さっさと静かな所に行きたい、でも誰に話し掛けたらいいか解らない】
【…もう帰るか、いや駄目だなそれは】

【微かにだが、何人か知り合いの声も聞こえた気がする】
【…今の服装で会ったら特定されるよな、どうやってごまかすか】
【…まあ遠目に見ても浮いてるだろうしな、話し掛けて来る奴なんて早々いないだろ】

……やるせねぇなあ

【賑やかな会場の真ん中で、黒兎はそんな事を呟いたのであった】
【…やるせないってどんな意味だっけ】
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/08(土) 21:05:25.59 ID:86C/8Loo
>>233
ん、アンタも新年会参加した口?

【エターナル(略を食べながら聞く】
【整ってはいないが、愛嬌のある顔である】
【そして、甘いものをこれでもかという程腕にかかえている】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:07:13.11 ID:6IU1tFIo
>>221
…おや、あれは…。

【黙々と口を動かしながら群集を眺めていると、その中に何処かで見た人影を発見】
【手に持った酒をぐいーっと飲み干すと、フラフラと接近する】
【当然のように後ろ側から接近してしまうのは、もはや抗いがたい性なのだろう。仕方ないね】

や、こんばんは。
随分と良い食べっぷりじゃないか。

【後ろから、喧騒の中でも聞こえる程度の声量で話しかける】
【話しかけてから、頭の上に乗っかっている小動物が目に入る】

おや、可愛い。
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 21:07:26.99 ID:FkhpTks0
>>226

お久しぶりです。……ああ、明けましておめでとうございました
……って、広げる……?

【とりあえず新年の挨拶をする。何故か過去形だけれども】
【それから促されるままにちょっと離れて……】

【 呆 然 】
【口がポカーンとか開いてたり全体的に間抜け面になってたり】
【ある意味こんな表情は見れない、かも】

……あ、あ、はい……

【駄目だ、ついていけてない】
【ツッコミどころが多すぎてツッコミ様がない、といった感じか】
【こう、効果音が変だとか、炬燵の変化が異様だとか、そんなツッコミすら出てこない】
【文章のノリが悪いのは中の人の仕様です。はい】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:11:21.40 ID:qDj2bsDO
>>228

【──ばしゃばしゃばしゃ】
【そんな水音が、青年から少し離れた場所から聞こえてくる】
【それは決して、身体を洗う音などではなく】
【むしろ湯で泳いでいるような、音】

【──ふと、音の聞こえてくる方を見れば】
【1人の少女が、楽しそうに泳いでいた】
【淡く燐光を放つ右目と、夜色の左目を持つ少女だ】
【彼女の長い黒髪は、まるで夜の海を思わせるように、ほんのりと蒼みを帯びていて──】

【──因みにここは、男湯である】
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:12:14.86 ID:u.9zBqoo
>>237

んあ……?あー、オレの事?

【背を曲げて歩いていた少年はまさか話しかけられるとは思っていなかったらしく】
【難しい顔をした自分の面を指差して】

……いや参加してねーよ、全然参加してねー
ただ温泉宿が無料って聞いたからラッキーと思ってこの街に来た一般人

【涼しい顔して嘘を付く】

(あれだけで参加した、なんて言ったら会場の奴らに申し訳ねーレベルだもんな)
そういうアンタは……取り敢えず食うか歩くかどっちかにしろよな、目立つぜそういうのは……さ

【くるんと手を回し今度は青年を指差して軽く注意】
【話し掛けられたら注意はするらしかった】
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:16:01.70 ID:2weS1iMo
>>232

『うわー、シャツ、シャツ…確か浴場が近くにあるからシャツとパンツくらいありますよね…?デスヨー』

【ジャンクちゃんが少し席を外しているのを見送り、また飯を食べ始めたラビットがむくり、とそちらを見ると…そのオカマが腕相撲をして闘っているのを確認】
【それを見れば当然ながら…少女はその戦いが自分でもわかるシンプルな力比べである事に気がつく】
【互いの力と力、腕力と腕力、それを比べあう…その少女が極めて『大好物』として好むタイプの競技である】

「おい!はげあたまのドレスやろう!なんかたのしそうだな!あたしそのおしあいやってみたい!
そのしょうぶ…あたしとやらないか!?」

…おや、彼女を見てみろ…挑戦しに行ったぞ?あの腕相撲新チャンピオンに
[ほんとだ、血の気多い子ですねー、あの子]

【ジンジャーとジャイアンのほうは、その腕相撲大会の近くで食べ始めていたので…そのラビットの様子に気がつく】
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:16:10.48 ID:.MWN7DMo
【ブレイザーシティ内】
【温泉旅館『大焔園』前】


うーし、此処やなー?露天風呂も有るんかー
サウナはパスするとして………そやなー、やっぱり大浴場もええなー

『……………結局、連れて来たの?』

「まー、良いんじゃない?人は多い方がさ
こういう機会、知らない人間の顔を覚えて帰るのも良いだろうしね」

【敢えて建物の中には入らず、入口付近で待機している三人。尚、容姿は>>183

【温泉に入ろうと訪れる者なら、誰でも目につくであろう位置で】
【「卓球でもする?」『……コーヒー牛乳を賭けて』。如何にも温泉にありがちな話題】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 21:17:04.48 ID:gJsjY76o
>>239

はい、どうも明けましておめでとう御座います。
……あ、一応僕、22ですしお年玉とかあげた方がいいんですかね。

【至って平静の、人の良さそうな微笑――浮かべつつ、懐を探って】
【取り出したのは長財布。 結構な枚数、札が入っている】


正月暇だったんでカジノに行ったんですよ――ちょっと勝っちゃいまして。
炬燵も新調出来たし、こうやってお年玉渡せるぐらいのお金も……よし、と。


【地味な特技 : ギャンブル】

【服ぐらい買えよ、と言いたくなるが、能力で本人は必要性を感じないらしい】
【一万札を一枚取り出すと、炬燵の上を滑らせてリライズの方向へ――】



>>食事会場ALL


【炬燵の展開音は相当の物、加えて『目立つ』――目に付いても、不思議ではない】
【ご丁寧に、お気軽にどうぞ≠ニ書かれた幟まで用意されている――】
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/08(土) 21:17:06.28 ID:86C/8Loo
>>241
ん、そうそう、お前ね。

【ニヤリ、と胡散臭い笑みを浮かべて頷く】

ああ、そうなのか。
ま、何となくで聞いただけなんだがな。

【嘘を着いたことに気づく事はなく、そのまま話しを続ける】
【そして相手の注意に、苦笑を漏らし】

あ、悪い悪い、すぐ片付けるわ。

【そう言うと怒涛の勢いでスイーツ(笑)軍団を攻略し始めた】
【所要時間占めて12秒。大量の氷系スイーツが谷山の胃の中に吸い込まれて行った】
【近くにあったゴミ箱にその他のゴミを放りこむと両手をぱんぱんと払い、息を吐く】

終了っ、之で心置きなく温泉に行ける。

【食っちまえば問題ないだろ?とばかりに男に微笑む】
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:17:51.90 ID:k.xfj9go
>>240

(……ん?)

【両目を閉じてリラックスしていたところ、やかましい水音】
【思わず片目を開けてそちらの方を確認する】
【普通子供が泳げば即座に親が止めるもの。それが無いということは親が近くに居ないか或いは──】
【ともかく、騒がしくてはリラックス出来ないと考え】

そこの方、ここは泳ぐ場所ではありませんよ

【すーっと近づいていって声をかけた】

//いきなりでごめんだけど、ご飯行ってくるよー
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 21:20:16.03 ID:xCwepsSO
【女湯】

ふぅ……良い湯ですね
【長い翡翠色の髪で、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が肩まで湯につかり】
【幸せそうにしている】

『そうですね』
『コレが温泉ですか…』
【長い銀髪で白い美しい肌の、優しそうな印象の女性が隣で浸かっている】

………
(あれ?ミラーは機械ですよね?なのに………)
『?どうしました?レンさん?』
【レンと呼ばれた女性がミラーという女の胸を見比べてる】

【比べると】
【レン…壁】
【ミラー…美乳】

………………
【ぺたぺたと自分の胸を触り】

責任者出てこい!!!!!!
『!?レ…レンさん!?』
【なんか叫び始めた】

【平和な一時である】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:26:08.47 ID:u.9zBqoo
>>245

【そんな彼の笑顔を見て少年は】

(うわあ……なんだかヤバそうな奴だなあ……)

【とか思ったそうです】

うん、そうだぜ
ま、何となくで答えただけだけどな

【ひねくれ者ここにあり、である】
【悪気すら感じられない口調だったトカ】

片付けるって……おま……え……――――

【目の前からぽんぽんと消えていく氷っぽい甘いアレ】
【突っ込む気力も喰らわれたのか肩をかくんと落とし】

うん、まあ好きなようにすりゃあいいんじゃねーの
(でも食後直ぐに風呂に入るのは体によろしくないような気が……ま、いっか)

【向けられた微笑みに思いっきり視線を逸らし】
【片言交じりで返事をして、そして何事もなかったかのように宿に向けて歩き出す】
【多分直ぐ着くだろう距離】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:26:33.28 ID:uIie6g.o
>>238

むふっ!?

【振り返った彼女の顔は、リスのようにぷっくりしていて】
【頬いっぱいにお菓子を食べていたようだ】
【話しかけられて驚いたのか、慌てて飲み込んでむせた】

けほっ…けほっ…
…ごめんなさい、はしたないところを見せてしまいまして……

こんばんわ、ウシロマトイさんっ

【呼吸を整えながら、ちょっぴり恥ずかしそうに頭を下げた】
【同時に頭の上に向けられている視線に本人ともども気付き】

あ、この子ですか?
かわいいでしょう?キューちゃんって言うのですよ

【手のひらを受け止めるように広げると】
【ぴょいんと頭の上から飛び降りて、綺麗に着地した】
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 21:29:11.53 ID:8MAyeTgo
>>242

「あら……これは可愛い挑戦者ねえん」
「でもその呼び方はあんまりよおん、ジーンって呼んで頂戴。イマー・ジーン」

【オカマは、やってきたその少女を見ると、腰をかがめて視線の高さを合わし】
【あらあらと微笑みくねくね腰を振りながら、「いいわよ」と承諾した】

【──と、そこで、オカマの目に>>244の大コタツが留まった】
【「あら、良いステージがあるじゃない──」 そして零した第一声はそれ】

【そして、徐にビヤ樽を持ち上げると──だんッ!地を蹴って高く跳躍し──】

>>244


「────ハイアアァァァアアアー──────ッッ!!」


【ヌプルドルフォォオオオオン──!】
【炬燵の中央へと着地し、ビヤ樽を置く】

「ちょっと借りるわよん」
「やっぱり戦いはステージでやらないとねえん」

【──異国文化の方にとっては、炬燵=ステージに見えたらしい】
【ご自由にどうぞとあれば、使わない手はない、と──】

【そしてジーンは、>>242の少女へ向けて炬燵の上にあがってくるように手招きした】
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 21:30:22.06 ID:qDj2bsDO
>>246

【ばしゃばしゃばしゃ──ぴた】
【青年によってこられ。少女はぴたりと動きを止め】
【じぃ、と彼の方を見つめてかくん、と首を傾げた】

……そうなの、、か?

【──まず発せられたのは、そんな舌っ足らずな。そして幼い声だった】
【こんな言葉を紡ぐには、少女の見た目は些か成長しすぎだろうか】
【なにせ14、5歳ほどの外見なのに、言葉のレベルとしては小学生低学年ほどなのだ】
【この新世界ではそう珍しくないことなのかもはしれないが──?】

【──しゃらん】
【銭湯ではよく響く、かこんという音に混じり】
【そんな音が、少女から聞こえてきた】
【ふと彼女の両手をみれば、鎖の切れた手錠が嵌められており】
【更には少女の白い腕や足には、たくさんの傷痕があった】
【治って、うすく痕が残っているだけのもあれば、まだまだ治りかけのものまで、様々】
【どうにも不思議な、少女であった】

/あいおー
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/08(土) 21:30:49.10 ID:86C/8Loo
>>248
そうかい。

【と軽く返し、自分が大量にスイーツを平らげていくのを見て声を漏らす相手の反応を見て】

んだよ、男が甘いもん大好きで悪いかよ。

【と軽く憤慨】
【そして、温泉宿が目に入ると、顔を輝かせる】

お! ここだここ、傷に良いっていうから入っときたかったんだよ。

【宿に向けて早足で歩いて行く、宿のロビーに入ると、温泉の方へ歩いていくだろう】
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 21:31:53.30 ID:MLeRPhoo
>>203

乾杯っ

【少々テンポがズレながらも、勢い良くジュースを突き上げて、数秒】
【大気に響きあう様々な余韻を、満足そうに聞き届けた】

【自らも、一気に飲み干して】

ご飯は甘いものが多いみたい
どれから食べようかなー

【普段小食な彼女は、しかし、楽しげな笑みを深めて会場をカラコロ】
【土饅頭(※泥ダンゴではない)にパクつき、歩き始めた】


【露天風呂――】

【観賞用の樹木に、クリーム色コックコートが掛けてあった】

【最寄の湯船につかるのは、角砂糖を一列に積んで133個分程の身長の女の子】
【紅茶湯に、蜂蜜色の長い髪を揺らして、実に大雑把】

ふわぁ〜
極楽極楽、です。

【――紅茶湯である。】
【本人が白いスクール水着を着ていることも】
【手拭いを右手に巻いて湯船に漬けていることも】
【ヘリに寄りかかりながら、暇そうにバタ足キックしていることも】
【一切合財が、すべて邪道だった】


【彼女を中心として湯船に拡散する紅茶が】
【元々乳白色だった温泉を塗り替えていく】
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 21:32:32.67 ID:x755/Vc0
【そんなこんなで―――祝勝会場に程近い、温泉旅館/大浴場】
【女湯の更衣室のロッカーには、スデに衣服で埋められた部分が、ちらほらと見える】
【例を上げれば、綺麗に折り畳まれたブレザーやら、ソフト帽とワイシャツやら、ロシア風の紺色の服装やら軍服やら時代錯誤服やら】
【つまり、当然ながら―――閉ざされたドアの向こうから漏れ、男湯との隔壁となった岩板に響く、談笑がある】

「あーったく、デカいのなんて皆もげちばえば………いや、みんなじゃ無くても良いな!うん!」
『ねぇ武美、何であんたそんなに嬉しそうなのよ? …シュミの問題かしら。』
《むー、私からすれば、柔らかいだけでも結構良いと思うんだけどな〜っ。》

【其れを聞き分けることが出来れば――――三つの少女の声が混ざり合っている事が、判る筈だ】
【内訳は、男勝りな口調の純和風少女、ツンツンした喋り方の金髪碧眼、間延びした声に、青銅色の髪に吸い込まれる様な黒い瞳の三人】
【察するに――――何か≠フサイズについて、身を寄せ合って論を戦わせているらしい】

<(………うっひょー、ゴキゲンな女の子ばっか……と言いたいトコだけど、よ。)>
<(全員、肉まんの膨らみがピザ生地程度じゃねぇの。……オイオイ)>

[……………落ち着かないね、嫌な視線を感じる……。]
<(ぎくッッ――――!!)>

【そして、この三人から離れた所――――熱い湯が供給される部分の程近く、端っこで、彼女らを観察する影がひとつ】
【脳内では、完全に『男の思考』で品定めを繰り広げている、ショートカットのブロンドに、アイスブルーの双眸を持つ少女だ】
【どうやら、彼の眼に映るのは、示し合わせたかのように貧乳=\――そんな事に、視線を不満げに絞っていると】
【その近くに居た、緑と冷たい灰色≠フオッドアイを持つ、暗い雰囲気の少女の呟きを耳にして、戦々恐々としてしまうのである】
【それに噛み付く様に、其の少女は、固めた拳で水を跳ねさせ――――世に言う、ス ー パ ー 貧 乳 大 戦≠フ始まり、であった】

【君は、この空間に最初から居た事にしても良いし、後から乱入しても良い】
【無論男湯からの侵入も自由――――だが、責任は一切取れないので、悪しからず】
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 21:32:39.57 ID:FkhpTks0
>>244

いえいえ、そんな、血が繋がってるわけでも無いですので……

【歳は10……いや、もうそろそろ11か】
【確かにお年玉が貰えるような歳ではあるが、流石にそれは悪いと思い】

……って、ギャンブルですか。何時か身を滅ぼしますよ。多分
というか、その前に、まず服を新調しましょうよ

【滑ってきた一万札を…… 弾 き 返 し た 】
【器用に元来た方向へと滑っていく】
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:35:56.90 ID:GdBFiP2o
【会場内、食べ放題会場】

……むぁ、……

【ずるるるるるるる、る】
【蕎麦を啜る音が、どことなく虚しくて】

ふ、ぁ……、あれ、誰も居な、い?
皆さん、お風呂に行ったんでしょう、か……

【やはりぼーっとした瞳で。櫻蕎麦の器を持って、きょろりきょろり】
【ゆっくり、辺りを見回す白髪灰目の少女――心なしか、そのアホ毛に元気がない、ような】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:37:23.79 ID:6IU1tFIo
>>249
おやおや。大丈夫かい?気をつけて食べることさ。
確か…ミーナ、だったね?こんなところで会うとは思わなかったよ。

【はははと笑う】
【その頬には軽く赤みが差していて、多少ながらアルコールが入っていることを分かるだろう】

キューちゃん。可愛い名前だね。
あまり爬虫類には詳しくないのだけれど、良かったら教えてくれないかい?

【人差し指をキューちゃんの鼻先でひらひらと動かしながら質問をする】
【龍であるということには気づいていない。というよりむしろ、龍を知らないのかもしれない】
【だからと言って、龍を爬虫類呼ばわりするのも失礼な気もするが】
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:42:01.43 ID:u.9zBqoo
>>252

悪いとは言ってないけどさ
せめてもう少し落ち着いて食うべきだと思うんだ、誰もお前のお菓子なんざ盗ったりしねーよ
ま、終わったことだしぎゃあぎゃあ騒ぐのもアレだな……いいややっぱ何でもない

【全部言ってから何でもないというのは後出しジャンケン的である】

ん、着いた着いた……
へー傷に効くのかソイツは重畳、ナイスタイミング

【同じくロビーに入って青年を視界の端で捉えつつ少年はロビーへ】
【宿泊の手続きでもするつもりなのだろう、と書類的な物にペンを入れ始めた矢先】

……?っておい
食ったばっかで風呂には――――

【と、去る背中に軽く手を伸ばしながら注意を促した】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 21:42:30.91 ID:gJsjY76o
>>250

【どんがらがっしゃんどーおぉぉおーーーーーん!!!】

【流石炬燵! 衝撃を与えても何とも無いぜ!――有体に言えば、そんな強度】
【四方に何時の間にか出現したスピーカーからは、勇ましい音楽が勝負を盛り上げる――!!】


うわっ……って何だ、ジーンさんですか。
どうぞどうぞ、そこらの能力者の攻撃でもビクともしない自信は有りますので。





【うぃーーーん、と更に其の大きさを増していく炬燵】
【恐らく八倍<a[ドだろうか、上でブレイクダンスしても余裕なレベルの大きさである】



>>253


ん、……サージさん、暇ならこっちとかどうですかー!?
炬燵ありますよ炬燵。


【――彼女が見るであろう光景は、非常にカオス】

【規格外の炬燵の上にビア樽とオカマ、何か凄い勇壮な音楽が流れている其れである】


>>255


いやいや、別に遠慮する必要は無いのですよ。
僕も小さい頃は貰……ってませんが、逆に僕が好きであげてるんです。

【どおおおおおぉぉぉーーーーん!とビア樽に挟まれる万札】
【「これであかるくなったろう」の人並みの金銭感覚で其れに眉一つ動かさず、財布に手を遣り】


リライズさんこそ、女の子なんですから可愛い服とか買う足しに――ね。


【来たぁぁあああぁぁ!!! 森島スネーク<b!!!!】
【万札が異常なカーブを描いて宙に舞い―――迫るッ!!!!】
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:43:59.35 ID:.MWN7DMo
>>247>>254
【既にそこそこに賑わいをみせているスーパー貧乳大戦戦場、もとい女湯】

「お酒持ってきたよー、飲む人居るー?」

【浴場全体、ともすれば男湯どころか脱衣場にまで響く様な声で】
【灰色の長髪の少女が、盆に酒瓶と盃を乗せて現れる】
【本人も風呂に入る様で、身体にタオルを巻いただけの服装】

【そして、その背後には】

《お望みならば、会場から食品も運んでまいりますが
なんなりとお申しつけを。今宵は宴、騒ぐ事こそが善行です》

【黒髪ショートにメイド服、と此処までは割と街中でも見かけそうだが】
【何故か半透明+足が数センチ地面から浮いている女性】


>>256
【一方、此方では】

なんやなんや景気悪い面構えしとるなあ?
こんな日にようそんな顔しとったらカビ生えるわカビ!
ほれ、まずはこれくらい食い?

【ほおずきの様な着物、右目に眼帯の少女】
【櫻蕎麦の器×4程を、何処からか入手したワゴンに乗せてやってきた】
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/08(土) 21:45:24.65 ID:86C/8Loo
>>258
皆まで言ってから何でもないとか何でもなくねえだろうよ……。

【ぼそっ、と小さく呟く】
【少年に引き止められ、青年は振り返り言う】

んあ平気平気、割と胃腸丈夫だし問題ねーよ。
つか……、冷たいもん食い過ぎたから、あったまりたいんだ……。

【少し顔色が白っぽいかも知れない】
【アイスの食べ過ぎである、バカである】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 21:50:31.31 ID:2ZGEv6AO
>>214
【じゃらり、じゃらりと、男が歩を進める度に鈍い音が幾つも重なる】
【先端の爆ぜた鎖は、男の両袖でだらりと下がる。男の動きに合わせて、不気味に揺れていた】
 
疲れたかい? 休みたいかい? それとも今更良心の呵責に苛まれたかい? と言ったところでどうやら僕は君に嫌われてるみたいだし、返事なんて帰ってこないかな?
それでも寂しいんだよ? 言葉のキャッチボール。ストラックアウトじゃあないんだからさぁ、投げられたら返そうよ、ねぇ?
 
【ふわりと、男の右手が挙がる】
【得物を振り上げる様な構え。しかし、男の手は徒手空拳。手の内には得物など何も無く――】
 
――そういえばさぁ、他の構成員(メンバー)はどんな人達なんだろうねぇ、知りたいな。
 
【――じゃらり】

【振り上げた手の先には、袖口から飛び出し伸び上がった一条の鎖】
【緩く浮かんだそれが、さながら鞭の如く、降り下ろされる男の右手をなぞる様に少女へ、物を叩くには十分な質量を以て落とされた】
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 21:51:05.68 ID:MLeRPhoo
>>259

【呼び掛けられて、振り向けば】

……うわぁ

【咽喉から発せられるのは、失礼っぽい第一声】
【音の奔流に掻き消されても】
【浮べられた苦笑は、元に戻るものでなく】

もう、会場が酔っ払ってる感じだねー

【――そう言いながらも、勧められるままに、巨大な炬燵に潜り込む少女】
【正座して】

あ、でも京はシラフっぽいね
飲まないのー?

【背面から魔法のように取り出した一升瓶を】
【転がして彼の方へ送ろうとする】
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 21:51:38.86 ID:MeLaoUDO
【火の国、街中】
【会場から少し外れた、静かな通り】

…やっぱ無理だわ、無理、うるせぇもん
そこらじゅうで既にグループは出来てるし話し掛ける隙もありゃしねえ

【真っ黒な影がベンチに座って、夜空を見上げて呟いた】
【最初から無理があったんだ、どうせ俺は余る星の下に産まれてんだ】
【そう考えるようになったのは、諦めるようになったのはいつからだったか…まあいいや】

……はっ、俺にはお似合いか

【遠くで祭の喧騒が聞こえる、これくらいで調度いい】
【正直知り合いに会ったら会話も糞もないし、煩い場所にいるよりはこれでいい】
【…考えれば寂しい男だ、兎って寂しいと死ぬって言うけどあれは嘘だな】

……はあ

【煙が上がる煙草をくわえて、空を見上げる】
【やってらんねぇや、そんな雰囲気で黒兎はそこに寂しく存在していた】

【あ、何かやっぱり少し切ない、やるせないってこういう事か】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:51:44.81 ID:GdBFiP2o
>>260

ふ、ぉうわ……?

【いきなり。視界に入ってきた、湯気を立てるワゴン】
【小さく身を縮こまらせて、一拍の休符、……とん、と自分の器を机に置く】
【――――空だ。一杯、汁まで綺麗に平らげていた】

……いただき、ますっ!

  【――――――ぐわっ】

【そんな擬音が聞こえるような勢いで、ワゴンの上の器に手を伸ばし】
【ずるるるるるるるるるる……っと。勢いそのままに、器を持ち上げて捕喰を始める】

【おぎょうぎ わるい】
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 21:52:36.68 ID:xCwepsSO
>>254>>260
【なんか騒がしいなと>>254の方を見て】

…………仲間だぁぁぁあぁあ!!!!!!!
【特に胸の方を見て叫ぶ女…レンがいた】
【凄い…子供っぽいです】

『レ…レンさん!!声デカイですよ………ってお酒とか持ってきていいんですか?』
>>260の方を向きながら恐る恐る言うミラー】

【浮いてるのは自分にもできるが透けてるメイドを見て少し驚きながら】
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 21:54:09.01 ID:FkhpTks0
>>259

……とりあえず、このカオスな状況をどうにかしましょうよ

【ツッコミを諦めた。もはや目が遠――……】
【目つきが鋭くなった、だと?】

生憎ですが、そういう服を買っても着る機会が無いんです。いや、本気で。
「Σ」

【本当は服のセンスが無いかららしい】
【左手に現れたハリセン、それをもって万札を……弾き返すッ!】
【異常なコントロール能力で、人やら物やらの隙間を縫うように送り返す】

【何故かそばが全くこぼれてない。右手の箸で啜ってる】
【こんな状況で何故食える】
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:54:12.49 ID:u.9zBqoo
>>261

なんていうか……気にするなって感じ?
戯言みたいなもんだしな実際ー

【THE・いい加減】
【さらさらと自分の名前やらなんやらを用紙に記入、フロントの人に渡し】

そういう変な自信を持っている奴に限ってアレだぜ
風呂に入ったとたんに腹を壊して「漏らす」か「リバース」するか……だ

それにそんな発言とかもろフラグじゃねーか
本当やめろよな風呂場で騒ぎを起こすのは、少し休んでから入るのも悪くねーと思うぜ?

【部屋の鍵っぽい物を手に収めて】
【青年のそんな顔色を少しからかい気味に笑い】

温泉施設なんだから普通に休むところの1つや2つあるだろうし
30分だな、30分は体を落ち着けたほうが良い……つってもオレは医者じゃないからよく分からねーけどさ

【適当な助言にもならないような事を言うのでした】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:54:43.79 ID:2weS1iMo
>>250>>259

「ジーンか!あたしは…ラビット!あたしのことをよぶならそうよべ!」

【見た感じ…身長150cmにも満たない赤色のツインテールに布とエプロンの即席服だけの姿である…みるからにひ弱かと思えばその『野生児』らしいフォルム】
【半目気味の目から覗く赤い瞳は決して勝負を知らない子供ではなく…獲物を狙う虎の目かのごとく滾っている…小柄な体なのにまるで今にも列車を引っ張って行きそうな力強さ】
【細く少し出るべき所も出始めてはいるが、実は思いのほか腕や脚はがっちりしており、おそらく彼女の筋肉の質は決して非力な少女のそれではない、と観察してみれば分かるだろう】

【そして当然ながら…その大コタツはジーンの目線を追っていけば彼女でもよく見える、ラビットはジーンの挑発的手招きを見ると】

【二タァ、と今まさに目の前の獲物を引き裂こうとしている冷酷かつ獰猛な山猫のように軽やかに足を運ぶ】

「 つ ぁ ッ ! ! 」

【自らの身体の調子を図るように、大きく飛び上がりながらジーンの前に向かう瞬間…はらり、となにも被ってないはずのラビットの頭から何かが落ちる】
【それは…とても綺麗な布…今までずっとそんなものはくっついてなかったはずだ、否、この布…よく見ると『今落ちたエターナル・アイス・ブリザードが消えた』!?】
【この布…包んだ物を完全に隠してしまう力があるのか、その布が取れた頭には…雄々しさすらうかがえる『赤いとがった角』が!】

「これでも、あたしは『おに』なんでな、ちからくらべはとくいなんだ!みせてやるよジーン!
あたしのほうは、パワーはうえだとなッ!!そこのおまえ!このこたつつかわせてもらうけどほんとうにありがとう!」

【ドンッ!と腰を落として彼女は樽に肘を置き始めると】
【彼女はコタツを提供してくれた森島にペコリ、と頭を下げて礼を言う】
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 21:54:47.09 ID:uIie6g.o
>>257

大丈夫です!
ちょっとむせただけですからっ

【本人はそれより恥ずかしいところを見られた事が重要なようで】
【取り繕うようにわたわたしている】

えっとですねっ、この子はそもそも爬虫類ではなくて…
龍なのです!いわゆるドラゴンなのですっ

しかもですね…私とは違って、風龍という龍の中でもかなり上位の種なんですよ!
……って分かりにくいですよね…
ま、簡単に言うと、すっごい子なのですよ!

「くるるるー!」

【とても嬉しそうに、重要な場所だけを説明していく】
【本人もくるくると自慢気に喉を鳴らして嬉しそうだ】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/08(土) 21:59:33.40 ID:86C/8Loo
>>268
そうか、じゃあ気にしねーことにするわ。

【ジャーナリストには図太さが必要。青年のポリシーである】
【因みに青年は前日にネットで予約しておいたため、すぐ部屋に入れる】
【用紙に書くこと無く、フロントの人から鍵を貰って制服に収めた】

そりゃねーわ、つか食ったばかりの奴に『出す話』するんじゃねーよ、ガチで出るぞ。

【と、眉を寄せて言い】

んじゃ、ちょっと休憩場で休むかね、アイスは……、風呂出てからっと。

【懲りずに売店でアイスの目星を付けておく】
【そして、ロビー横の休憩場に行き、椅子に座った】
【少年は温泉に行くも青年についていくも自由である】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:02:10.63 ID:.MWN7DMo
>>265

うおう!?頭上が心配になる程の食い方やなー……
これはアレか?所謂ギャップに萌えるべきなんか?
こんな小柄な細っこいのが大食いな筈無いというギャップにか?

……と、唐突に飛びだして来たはええけど驚かへんのん?

【そんな事を訊ねた時には、既に蕎麦が一つ捕食されていて】
【自分が麺を掴もうと伸ばした箸は、見事に空を切っていた】

いやー、良い食いっぷりやなあ
ほな、どうや?もう一杯?

【気を取り直して、少女が空にした器に、何処からか替え玉を持ってきて投入】
【所謂『わんこそば』をスタートさせようとする】

【自己紹介だのなんだのは、もう些事扱いらしい】
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:02:38.61 ID:.MWN7DMo
>>266
「ん、問題無いんじゃない?湯船に盆を浮かべて酒と月、は基本でしょ?
あとは露天風呂なら雪もあるしもっと良いねー」

《些か櫻の思想に毒されてはいますが、問題は無いかと
ええ、悪酔いしなければ良いのですとも》

【入ってくるなり、まずは盆を湯の上に浮かべる少女】
【その少女の横で半透明な女は、がらがらとワゴンを押して来る】
【会場にあった食品の内、湿気の有る場所でも食べるに良さそうな物をいくらかずつ】

【尚、タオルを巻いている少女は、まだ成長途中】
【半透明な女は、平均的である。何をとは言わないが】
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 22:04:48.35 ID:gJsjY76o
>>263

【ニコニコと笑いつつ、サージの方にもお年玉の王子様作戦準備中】
【右手を大きく挙げて――次の瞬間、問いと共に一升瓶】


 ――……お酒怖い。


【もしかして : お酒で人格が変わるタイプ】


【真顔で一升瓶を受け取ると、能力で一万札を、破れない程度に軽くくっつけ】
【アームレスリンガーズの間をころころと――絶妙の軌道で、転がし返す】


>>267


えーっと……ほら、アレです。 無礼講。


【無礼の域を超えている気もするが、気にしてはいけない】
【不満そうな表情で一旦、一万札をしまうと――】



>>263>>267

サージさん、リライズさん、此方……覚えてますかね、ボスラッシュの時の。
――とは言っても、お二人が知り合いなら余計な紹介なんですが。

【二人に其々を紹介――結果から言えば、無用な行いでは有るのだろうが】
【彼が思っている以上に、二人の実質的な関係性は深いだろう】



>>269


あはは、どうぞどうぞ。
こんな物で宜しければ、遠慮なく使ってください――能力フルでも大乗だと思いますよ。


【微笑を浮かべて、ラビットに言葉を返す――恐らく、魔術的な何かを使っているのか】
【どちらかが思いっきり天板に崩れ落ちても、炬燵はビクともしないだろう】
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 22:07:17.04 ID:x755/Vc0
>>260

【響いた声の一つは、貧乳大戦参戦者の内とある一人には、日常的なレベルにて聞き慣れた其れ】
【反射的に振り向いた顔、描く表情は鮮やかな笑顔で、瞳が湛える輝きは、常にも増して強くなる】

「……お、吟雪ナイスタイミング。
 今日は無礼講だし、お酒ちょーだいなー、っと。」
『………酒なんか良いから、誰か蟹持ってきてくれないかしら。あとさくらもち〜。』
《……えへへ、私も飲みたいなっ。…悪いけど、一杯くれる?》

【遅れる形で向き直る二人も含めた反応は、正しく三者三様―――然し、意気揚々とした様は、共通項】
【沸き立つ湯気に頬を上気させながら、想い想いの要求を口にして】
【その間にも、黒髪の少女―――無道 武美は、小さな塊から遊離し、真っ先に灰色髪の少女の方へ歩み寄る】
【なお、全員浮いている事にはツっ込まない】【蜘蛛女とブブゼラ女と埴輪のサークルでは、その気も失せようが】

[……――どうせ、チーズケーキは持って来れないんだろ?]
<(オオオオ……ようやく、マトモな御胸が………ハハハ)>

【そして、端っこの方から聞こえてくるのは、ボソりとした呟き―――聞こえれば、メイドが見縊られている事は、判断できる】
【更に、タオルの少女に、不定期に注がれる舐めまわす様な視線の主は、少しばかり機嫌を良くした様で】
【描写を忘れたが、タオルを載せた頭を掻きながら、無音に近い小さな鼻歌をひとつ】

>>266

【灰色の少女の方に近づきながら、武美が聞くのは、これまた何度か聞いた声】
【この人物に対しては、些かばかり複雑な感情を抱いているが―――この場に於いては、『仲間』ッッ!!】

「………そうだッ! その通りだッ!!

 ――――巨乳は、KU☆DA☆KE散れぇぇぇェェーーッッ!!」

『……馬鹿ね。』
《………ま、冗談ぽぃし、良いんじゃないかな〜?》

【首だけで振り向いて、高らかに叫ぶ彼女―――絶対男湯サイドにも響いてる、そりゃあもう壁なんか無い様に貫いて】
【その様子を見て、先程会話していた二人と、監視要員一人は、辟易や呆れの類の情を、その顔と声に発露させていたが】

[…………その意気や、良し。]

【オッドアイの少女は、熱せられた空気を一定のテンポで挟み込んで
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 22:08:14.37 ID:BmkpreUo
>>262
――――。

【無言。当然ではあるが、彼女の表情は至極冷静に変化していた】

【軌道に合わせて大剣を構えると、再び魔力が大剣に向けて注がれる】
【しかし、先程と比べるとかなり薄い――先程の攻撃のような効果を最小限で発動するようだ】

【鎖と接触すれば、鎖に何も特殊効果が無い場合、上方に向け弾き飛ばすだろう。】
【――彼女はその瞬間に、一気に距離を詰めようとしている。】
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 22:09:12.01 ID:x755/Vc0
/>>275は途中送信!
/最後の行からを、以下に差し替えてね!

【オッドアイの少女は、熱せられた空気を一定のテンポで挟み込んで、パチパチ】
【詰まる所――――拍手 して やがる=c…――!!!】
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:09:16.39 ID:GdBFiP2o
>>272

――――驚くのも、自己紹介も、後回しです。
今はなんだか、こう、とにかく――――

【るるるるるるるる、――――とん】
【机の上に器を置く音――――「軽い」音だ】


食べていたい、ん、です――――!

【――――三杯目、突入】
【体格に似合わないペース、これは恐らく、】


【 自 棄 食 い 】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 22:09:20.67 ID:BmkpreUo
>>276
>【無言。当然ではあるが、彼女の表情は至極冷静に変化していた】
【無言。当然の反応ではあったが、先程とは違い、彼女の表情は至極冷静に変化していた。】

修正
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 22:10:15.08 ID:8MAyeTgo
>>259

「あら……気が利くじゃない? ステキよぉん」

【思いがけないバックミュージックの出現に、】
【オカマは、森島に一つウィンクをした。近くの羽虫が一匹死んだ】

>>269

「そう……ラビット。今年にはぴったりの対戦相手ね」

(なるほど……さすが挑んでくるだけあって、只者じゃないわね──)

【ジーンは、その少女を真正面から見据えると、口の端で笑んだ】
【──面白い。オカマである以上に“漢”としての血が滾るとはまさにこのこと】

「いいわ……あなたの全てを解き放ちなさいッ!ラビット!」
「あたしの血と肉とそして筋肉が──あなたとぶつかり合いたいと叫んでいるわ──ッ」

【暴──ッ!!】
【突如、ジーンの身体が金色のオーラに包まれ、周囲の空気が嘶いた】
【灼炎の如く燃え盛るその闘志を胸に、ジーンは樽に肘を落とし、がっしとラビットの手を掴む】


【一方その頃──露天風呂の方で】

>>253

【からから──と、誰かが大浴場からの扉を開けた】
【そして、その人物は硬直した。そこはどこかで嗅いだような香りに満ち溢れていて】

 ────なに、これ……──?

【ぽかーん。聞き及んでいた状況とはかけ離れたそこで、彼女はそこで佇む】
【色々邪道ってる彼女が誰かよりかは、この状況がおよそ信じられないといった様子で】

 【──もし視線をやったならば、】
 【齢十八ほど、緩く波打った暁色のショートヘアを持つ少女がそこにいるだろう】

 【せっかくなので本邦初公開するが】
 【彼女の身長は165cm、体重は極秘らしいがそこそこ細身で、C】
 【タオルを巻いている辺り正道でいくらしい】
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:10:46.96 ID:6IU1tFIo
>>270
ドラゴン、風龍。ほほぉ……。

【ミーナの嬉しそうな説明を聞き、興味深そうに顔を近づけ、キューちゃんを見る】
【眉間に意識を集中させる。と、ちり、と僅かに気配を感じる】
【無論キューちゃんのものだが、それよりも強い気配をミーナからも感じ取った】

んん、成る程成る程。
上位種ってことは…なんかこう、すごいアレになるんだろう?
すくすくと育つと良いね。

【はははーと笑って誤魔化す】

(龍…人に変身する空飛ぶトカゲ、ってとこか)
(しかしミーナも龍だったとはね。やはり物は見てみないと分からないもんだ)

【何か決定的な勘違いをしている気もするが、それが晴れるのは何時の日やら】
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 22:11:53.96 ID:xCwepsSO
>>273
『そ……そうなんですか』
『私、露天風呂とか温泉とか初めてでして…』
【ほぇ〜っとその言葉を信じて納得しながら】
【『一つ貰っていいですか?』と聞く銀髪の女】
【なお彼女の身体からは機械の匂いがするだろう】

(あ…あの子は………よかった…元気になって)
【一方レンは吟雪を見て内心安心し】

(胸成長するな…成長するな………)
【なんか呪ってる】

>>275
武美わかってるじゃないですか!!!
そうです!!巨乳は滅びろ!!!
【な ん か 共 鳴 し た】

【なおレン=紅蜥蜴はまだバレていないはず】

【チラッとキョーコを見るが会っていなかった事にしているレンであった】
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:14:49.82 ID:I4uCpIYo
【食べ放題会場】

…………、おいし。

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【あちらこちらで生まれ始める喧騒などお構い無しに只管チョコ水を飲み漁っている】

【一箇所のチョコ水が尽きたら次の場所へ、其処が尽きたらまた次へ】
【そうこうしている内に最初のチョコ水が補充されるため、実質エンドレス】
【コップ片手に只管チョコを飲み捲くるその姿はまさしく奇人だった】


【一方――露天風呂】

――実験も兼ねているとはいえ、人目は気になるものだな、うむ。
とはいえ……温泉と言うのも久しぶりだ。わくわくするものだな。

【ぶつぶつと独り言を呟きながらその少女は露天風呂を訪れていた】
【頭に茶色の犬耳を立て、耳にはヘッドフォン。腰を包み込む様なコの形の白黒機械には茶色の犬尻尾】
【紺藍色の髪を腰ほどまで伸ばし、青渕の眼鏡を掛けた少女】
【風呂を入るような装備には見えないその少女が、胸元をタオルで隠しながら】
【大浴場を抜け、露天風呂へと顔を出した】】
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:16:30.73 ID:.MWN7DMo
>>275>>282

《蟹……了解致しました。タカアシガニで構いませんね?
少々お待ちを。水の国で素潜りしてきます》

「リキュール、素面でボケない」

【世界最大の蟹を持ってくる、という無茶な返答を残すメイド服の女、リキュール】
【それを吟雪が窘める言葉は、最後まで聞き届けられず】
【すす、と音も無く去って行くリキュール。尤も、直ぐに戻ってくるのだろうが】

「えーと、そっちの人ー、飲むなら好きに注いで飲んでて良いよ?
気にしない人だけだったら、直接瓶からでも良いしね
量は結構用意してあるから、ジャンジャン飲んでくれれば良いや
……と、そっちの隅の人。五分待てば多分届く。メイド補正で」

【湯船に盆を浮かべてその上に盃、持ってきた瓶は浴槽の縁に】
【自分自身は、歩み寄ってくる同居人の方へと向かいつつ、残りの面々に返事】
【獣の聴力、呟きの声も拾い上げ、しっかり言葉を返した】

「で………えーと、ショートしない?明らかにおかしな臭いしてるけど
………それと。かなーり嫌な念が伝わってくるんだけど」

《全く、嫉妬という感情は恐ろしいですね》

【此方にも、好きに呑めとの趣旨、浮かべてある盆の方を指さすと】
【呪いといった不可思議な現象にも鋭敏に反応し、ジト目を向ける】
【この時点で、もうメイド服の女が帰還している事は、やはりメイド補正だ】
【銀髪の彼女の方へ盃を差し出しながら、運んできたワゴンの上の食品に指を向ける】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 22:17:50.72 ID:MLeRPhoo
>>274

(――――へぇー…)

【彼の答えを聞いて、何か、一瞬にニヤけた――――?】

……って、ぁ
ダメだよ
受け取ったら、何か、子供認定される気がするし……
私もう、働いてるもん

【そう呟きつつも、一升瓶をチャッチする、だけ】
【意地になって送り返した場合どうなるか、というのは】
【先程の二人を見ているため、行わない】【あとで返すつもりなのかも】
【特に返答は求めず】

(それにしても、この体積を一気に温められるなんて…)
(……この炬燵、どうなってるのかな)

【完全に興味先行】
【炬燵布団を大きく捲って、左側に傾き、中を覗こうとする】
【着物をきてるから御淑やかに、などという発想はないようです】


>>274 >>267

あー……
……うん、知り合いだよ

久しぶりだね、リライズ
元気そうで、何より…

【やはり以前のことがあるからなのか、すこし気まずそう】
【しかし、悪感情は抱いていないらしく】
【リライズには、どこか申し訳無さそうな笑顔を向けて】
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:18:06.50 ID:u.9zBqoo
>>271

ん、そうしとけや……損するか得するかはしらないけどな

【「へっ」ってそっぽを向いて笑いやがりました】

まじか!?おいやめろばかリバるならあっちでやれ温泉じゃダメ絶対
オレも後で入るんだからな、汚したりしたら絶対にゆるされぬよ

【あっち!と指さしたるはWC】
【少年もまだ温泉に入るつもりは無いらしく】

おうそうしとけそうしとけ何も自分から地雷を踏むこたぁねえんだからな
……ってまた何か食うつもりかよ!しかもアイスって……

【駄目だこりゃあと手で顔を押さえて「はぁ……」とため息】

懲りない奴……ま、いいか
さてオレは……どうしようかねこの時間帯の風呂場は人が多そうだし
時間をずらして入るとするかな、そうと決まれば一回部屋みてこよ

【流石にナイフを持ったままこの辺りをうろつくのも治安的によろしくないと思ったのか】
【少年は宿泊部屋まで行ってナイフとかを金庫に入れて、そして浴衣を発見】
【ついでだしとそれに四苦八苦しながらも20分程掛けて着替えて、またロビー近くまで戻って来た】

(なんかすーすーするな……これ)
(というか似あってないような気がする、うん……どうしよ)

【若干の後悔】
【白地に藍色の七宝模様、帯もこれまた藍色で】
【しかしサイズが合ってないのか微妙にダボダボという】

(そういや奴はまだいんのかね……)

【一人でうろちょろしているのも恥ずかしかったらしく】
【さっきの彼がいないかと周囲を探してみるのでした】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:20:14.32 ID:.MWN7DMo
>>278

いよっし、次!はいお次!あそりゃまた次!
ガンガン行くでー!食えん程に食うてまえやー!

【開いた器に投入される、汁と麺】
【そう、こいつは加減を知らない、『わんこそば』の魔物】
【自棄になった少女の胃袋を破壊せんとする、邪悪な存在】

【とは言っても、流石に限度はわきまえるのか】
【明らかにおかしいこの速度に】

おー………素朴な疑問やけど、大丈夫なん?
これからまだ遊ぶやろうに、動けなくなるで?

……それに、なーんやへにょりしとるなあ……どないしたん?
一人で食ってても飯は美味くならんで?

【自分自身もちゅるちゅる蕎麦をすすりながら、アホ毛を摘まんでみようとする】
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/08(土) 22:22:12.50 ID:86C/8Loo
>>286
うわ、なんかムカつくわ、その笑い方。

【と、ちょっとむかついたようで】

わーったわーった、大丈夫だ、大丈夫だ。

【吐き気はないだけで寒いだけのようで】

おうおう、じゃーなー。

【歩き去る少年を一旦見送り、暫く休憩していた】
【ロビーの写真をいくつかとっていた程度だ】
【少年が戻ってくる時に丁度、青年はロビーの自販機で水を買っているところだった】
【たまたま目が会い、少年の姿を見て笑いを必至にこらえている】

くっ……ぷくく……くく……。

【かなりむかつく笑い方だ】
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 22:25:12.55 ID:2ZGEv6AO
>>276
 
【甲高い音を立てて、鎖が弾かれた】
【弾き逸らすのではなく、爆ぜ飛ばす。衝撃を更なる衝撃で打ち負かす強引さ。そんな力の前では、『伸長』という以外何の特性も持たぬ鎖は当然の如く吹き飛ばされる】
 
黙りかい? 寂しいなぁ、あんまり寂しくて泣いちゃいそうだよ、僕は。
いいじゃないか、身の上話とかさ。楽しいよ? 僕はね、自慢じゃないが聞き上手とよく言われるんだ。尤も、自称だけどね。
 
【従って跳ね上がる男の右手。爆発の衝撃は、男の体勢をも仰け反らせた】
【吹けば飛ぶ、叩けば落ちる。一撃の重さを力とする少女に対して、男の力とは手数と手管。故に、力と力において男に分は無い】
【僅かに砕けた地面を除けば、そこには何の障害もない道が、体制の崩れた男への道がある――】
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 22:25:46.49 ID:MLeRPhoo
>>280

……あ

【見知った人影を発見して、濁音を漏らした】
【バタ足をやめて、顔の半分まで浸かる】

…………

【ブクブクと、紅茶の中で何か呟きながら、ジトリ】
【機嫌悪そうにカンナを睨んだ。目が据わってる――】


【チャぷ、と水が舌打ちするように、鳴って】
【左手が彼女へ翳された――、直後、問答無用で蜂蜜球を発射】
【桶5杯分くらいの水量が向かっていく】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 22:26:14.10 ID:FkhpTks0
>>274

無礼講……ああ、あれですね、宴会で上司の頭を叩いて左遷になるもの

【色々とおかしい。何処がおかしいとかそういうレベルの話じゃない】
【ハリセンを手放して消滅させる。流石にもう必要ないだろう】
【「やっぱり受け取っておいたほうが良かったかもしれない」とか思ってる】

>>274>>285

知り合いです。はい。共闘したこともあったような……何処かの森で

【ボスラッシュ以外に対決したこともあるが……そんな事は知らない】
【今は知らなくても良い事実だろう】

お久しぶりです。明けましておめでとうございました。
……で、そういう貴女は元気が無さそうなんですが

【対して、一点の曇りも無い微笑みを浮かべて会釈】
【ただ、元気が無さそうに見えたのか少し心配そうに】
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 22:26:56.59 ID:kY1xAqoo
【露天風呂】


【すごく・・・鳥臭いです・・・・・・】

【しかも、謎の羽毛が湯船に浮いているようだ】 【しかし、自然に鳥が入ってくるような雰囲気でもない】

【誰かが、鳥でも露天風呂に入れたのだろうか?】 【それとも・・・?】
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:29:17.61 ID:GdBFiP2o
>>287

――――――――――――――は、わぁう!

【暴走を続ける箸と口の動きを止めたのは、アホ毛を摘まむ少女の指】
【色気もへったくれもない奇声を上げて、ようやく停止。そろりとした動きで器を置いて、】

…………き、もち、わるぅ…………

【ですよねー】
【ダカダカと、結構な勢いで会場を出て】

 【少女御手洗中……】

……あ、えーと……お見苦しいところを、お見せしました……?

【ややあって、よろよろ戻ってくる少女】
【頬を掻こうとして、――大きな絆創膏が貼られていたことを思い出して。苦笑】

え、へへ……すみません。そうですよね、一人で食べても詰まらないですね。
んーっと。それじゃあ……自棄喰いと愚痴、付き合って頂けますか?

【椅子に座って、取ったのは水の入ったグラス】
【一口含んで、口の中を湿した】
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:29:35.65 ID:GdBFiP2o
>>287

――――――――――――――は、わぁう!

【暴走を続ける箸と口の動きを止めたのは、アホ毛を摘まむ少女の指】
【色気もへったくれもない奇声を上げて、ようやく停止。そろりとした動きで器を置いて、】

…………き、もち、わるぅ…………

【ですよねー】
【ダカダカと、結構な勢いで会場を出て】

 【少女御手洗中……】

……あ、えーと……お見苦しいところを、お見せしました……?

【ややあって、よろよろ戻ってくる少女】
【頬を掻こうとして、――大きな絆創膏が貼られていたことを思い出して。苦笑】

え、へへ……すみません。そうですよね、一人で食べても詰まらないですね。
んーっと。それじゃあ……自棄喰いと愚痴、付き合って頂けますか?

【椅子に座って、取ったのは水の入ったグラス】
【一口含んで、口の中を湿した】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:29:58.87 ID:GdBFiP2o
/ウワァ連投とか……ごめんなさい……
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:30:27.34 ID:u.9zBqoo
>>288

……………部屋に篭る

【その笑みに一瞬で沸点の限界を超えたらしく】
【頬を引きつらせながら「……くっ………」とか言いながらくるりんときた道の方へ反転】

篭って寝てやる……っ!ちくしょう皆[ピーーー]ーーー!!

【脱兎の如くにその場から逃げ出すとかなんとか】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:30:41.72 ID:uIie6g.o
>>281

えへへっ
近くで見たら更にぷりてぃーで可愛いですよね!
もう可愛くて可愛くて…!

【本当の子供ではないが、まさに親バカ】

そうですよっ
きっと…こう、ばばーんと!出世してくれると思います
あと、真っ直ぐに育ってくれたらいいですね

【片手に乗せ、もう片方の手でよしよしと撫でる】
【撫でられた方も嬉しそうに頭を擦り付けている】
【そんな様子をみる限りは、間違った方向に育つことは無さそうだ】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/08(土) 22:32:48.61 ID:86C/8Loo
>>296
あ……行っちまったか。

【ちょっとまずかったかね、と言うような表情を浮かべて、水を片手に持ち少年を追いかける】

おいおい、悪かった悪かった。
つか、別にそんな切れなくてもいいじゃんかよ。
お前は小学生か、っての。

【悪気はない、悪気はないがその言葉はひどい】
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:33:26.75 ID:.MWN7DMo
>>293

………そら、そうなるわなあ
しゃきっとしー、夜はまだまだこれからやでー

【あれだけ食べてまだ動く、だから大丈夫だろう】
【そんな、腹が頑丈な人間ならではの少々ずれた感想を持ちつつ】

【ロード画面:右下でひょこひょこ動くデフォルメキャラ】

おー、戻ってきた戻ってきた
どしたん?此処に似合わん暗さやで?
自棄食いは一度限界来た人間がやる事や無いなー、過食症になる
せやから、愚痴の方だけ付きおうたるが……

………ただーし、そっちもウチの要求一つ聞いてもらおか?

【蕎麦をすすり、汁は残してダン、とワゴンの上】
【鼻先に指を突き付ける様にして、ややふんぞり返り気味に】
【櫻の女子、身長は決して高くないが、伸びあがって見降ろそうとする】
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 22:33:46.37 ID:8MAyeTgo
>>283>>290(女露天風呂)

 ……、……──!

【カンナは、漏れてきた声の方を向いて、また別の意味で絶句した】
【彼女の瞳が見開かれて、視線が真っ向からぶつかり合う】

 【──え。「なんで?」が一杯すぎる】
 【なんでここに、なんでこんなこと、なんでスクール水着、なんで機嫌悪そう──】

【が、第一声の言葉を選ぼうとしていたのもつかの間】
【手が翳されて、意味もわからぬまま攻撃の気配を察知して──】

 ……え、ちょっと──!

【咄嗟──彼女は、現れた>>283の少女を盾にするように、少女の背後へ回った】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:33:57.09 ID:2weS1iMo
>>274
【ラビットがメインになってるので括弧をジンジャーに変更】

あたしののうりょく…『キリング・ムーン』はただのふうせんふくらませるだけののうりょくだからな…
しょうじきこのばめんではあんまりやくにたたないな

【と、ぽつりとつぶやきながらラビットは少し困ったように自身の角を左手で撫でている】

>>280

そうそう、ことしはうさぎどしなんだろ?ならばあたしはことしこそがかがやくとしなんだよ
あたしのこの…じゅんすいなまでの『パワー』で!きょうはこのばからきりひらいていこうじゃあないかッ!
さあ、ガンガンぶつかりあおうかジーン!とことんやってやるよ!

「…おお、この好戦的な態度、姉によく似て、いや…無感情っぽいイナバよりわかりやすい
なんとも『負けず嫌い』な性格をしているようだね!」

【手に汗握るジンジャーや観客たち一瞥すらくれず対戦相手に睨みついていくラビットは…その手を取ると】
【ぎろり、と赤い瞳の瞳孔がキュッ、と縦に細く閉じ…その犬歯がまさしく牙と言えるほどに鋭く表に出る】
【大きく露出した肌にじわりと浮いた汗が…すぐに蒸発している、滾るあまり自らの熱で蒸発させてしまっているのか…】

【その手を取られた瞬間、まず観客たちにラビットが表現したのは…力を込める】
【グッ!と小さくひ弱に見えるその手に血管が浮き出るほどに…強く握りしめると同時】

>>ALL

GHI I I I I I I I I I I I I I I I I I I I I――――――――――YAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!


【ブレイザーシティに少女の獣のような咆哮が響き渡るッ!】
【そして戦いは始まったッ!最初の押し込み…彼女がその細腕で叩きだしたその『筋力』はッ!】

「…あれは…バカなッ!あの時点で『ゴリラ2頭分』のパワーは出ているッ!」

【人体測定を特技とするジンジャーは握りしめた時点で気がついた…彼女のこの破格の筋力を!1年半前とは格段に違っているッ!】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 22:35:18.96 ID:gJsjY76o
>>280


(……スーパーオカマ人。)


【羽虫を能力で燃やすと、ジーンをちらりと見てそんな感想】
【気が付けば、観衆達が遠巻きに――応援の矛先が向かうのは、9:1でラビットの圧勝】
【仕方ない。 色々と仕方ない。】


>>285


知らないんですか? 二十歳までは働いててもお年玉を受け取らなければいけないんですよ。
よく考えたら一応、連合では沙莉菜の次辺りに僕と双葉さんですし――ね。
お二人とも怪我や病気だと思いますから、僕が渡さないと。


【年功序列的にいくと、恐らくこの並び――冷静に考えると、全体的に若い組織である】
【そして、右手を伸ばしてコップを――】


…………あれ、コップ何処に行ったかな。


【炬燵拡大の際に、移動したのだろう――オレンジ色の液体が入ったコップは、サージの傍に】


【炬燵の中は、紅い光=\―よく見れば、魔翌力反応の光と判るか】
【能力と魔術を組み合わせて暖めているらしく、機械的な物は見受けられないだろう】


>>291


そうです、肥溜めに社長を突き落としてクビに成るアレです。


……そう言うわけで、無礼講ですからどうぞ。
服買わなくても、美味しい物でも食べるといいのですよ――ほら、背が伸びる物とか。


【微妙に失礼な言葉と共に、今度は炬燵から這い出て――万札を、手渡ししようとする】
【浮かべているのは自然な笑み。 どうしても渡したいらしい】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 22:36:40.58 ID:x755/Vc0
>>282

【キョーコの側は、レンに対しては注目を配っていない様子】
【少し注意深く観察すれば、意図的に避けている≠フかと思うほど、視線が合う事が無いが】
【御互いに其れを望んでいるのであれば、無駄ないざこざで、無粋な風をこの空間に送る事も有るまい】
【ただ、一つ付け加えるとすれば、キョーコの双眸からあの時の『狂気』めいた要素は抜け落ちた風であった、とだけ】

「……そうだ!巨乳なんざミンチより酷くしてやるってんだ!
 今日のあたしは貧乳を導く自由の女神、負ける気しないぜヤッFOOOOOOOOO!!」

【―――――おい、正義の味方、どこ逝っちまったんだ】
【然し、この言葉を紡いだ後は正気に戻る辺り、これは一過性の暴走、突きつめればギャク補正】

>>284

「…おっけい。そいじゃ、ガンガン飲もうぜー! ほら聖輪。」
《わわ、有難う武美さーん。 それじゃ、ぐいぐい行こうか?》

【浮かべられた盆、親亀の上に子亀が……なんて歌を思い出す其れから、酒を注ぐ為の盆を二ツ奪い去って】
【縁で瓶を拾い上げると、ぎこちない手つきでは有るが、零す事無く、移動を考慮して器の八割程度を満たし】
【緑の髪の少女を『聖輪(しょうりん)』と呼びながら元の道を引き返し、その小さな手に片方の盆を乗せる】
【武美の場合あまりアテには成らないが、受ける印象は、其れなりの期間、関係の在る友人と言ったところか】

『え、無理でしょ………って、直ぐ来た。時間でも止めたの?』
[……成程、取り敢えずスピードは評価できるな…。]

【そして、残りの依頼者二名―――半信半疑の表情を作り、夫々の位置から訝しげに湯船の外を眺めていたが】
【予想以上の成果を上げたメイドに対して抱くのは、感心と言うよりは、矢張り疑念】
【とは言え、空気が空気――――メタ発言を吐きながら、各々頼んだものを取りに来る】
【実際に届いたのは、ボイルされた蟹だろうか? 幸せそうな表情で、小柄な少女は頬張って】
【貧乳が有り触れた空間で、オッドアイ以外の個性を失くした少女は、どこからかスプーンを取り出し、ケーキを切り崩し始める】
【――――元アイドルの悪役も、今宵ばかりは、衆生に紛れて、息抜きした様子】

「…ぁ? 大丈夫だって、余裕余裕。
 ただ貧乳への怒りをぶちまけただけだし! アーハッハッハッハ!!」

《(ダメだね、このニンゲンさん……はやくなんとかしないと)》

【お酒を喉で転がしながら、紅潮した頬と喉を、荒い息に震わせて―――誰がどう見ても暴走中です、本当に(ry)】
【その隣、ハニワに依り憑いたカミサマもどきは、新世界の神めいた思案に没入し、無駄に真剣なまなざしを武美に注ぐ】
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:38:44.36 ID:k.xfj9go
>>251

(──……おかしい)

【少女を見て、最初に頭に浮かんだのは疑問だった】
【ただそれは漠然とした違和感。言うなれば、二枚の絵を見せられ、間違い探しをするときに、「何か違う」とは分かっても何が違うのかは当てられない。そんな気のせいかどうかというレベルの違和感だった】
【手錠がある。──変な趣味とは思うが違和感とは違う】
【傷だらけ。──能力者かもしれない。この世界では珍しくない】
【目が光ってる。──自分にとっては珍しくない】
【では何か。違和感の正体は何か。それは確実に少女の外見、容姿、見た目から来るものであり、舌っ足らずな話し方は違和感を加速させこそすれ、それそのものにはなっていない】
【その違和感はどうしても今すぐ判明させなければならない気がして、少女に次の言葉をかけるのを躊躇わせていた】
【彼女に声をかけてから数秒か、数十秒か】
【じっと見つめているにも関わらず、何も言わないというおかしな状況になってからしばらくして】

(──あ)

【彼は気づいた。違和感の正体に】
【それは──】

き、君、歳はいくつ……?

【 見 た 目 か ら く る 年 齢 】

//ただいまでごニャる
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:39:44.15 ID:6IU1tFIo
>>297
ははは、親バカだねぇ。
可愛いからって目に入れたらダメだよ?

【笑いながら、取っておいたONIGIRIを頬張る】

ま、ミーナが面倒を見るなら大丈夫なんじゃないかな?
本人?も一緒にいて楽しそうだし。

あ、楽しそうで思い出した。
食べ放題だけじゃなくて温泉もあるらしいけど、行かないのかい?
キューちゃんは…多分、大丈夫だと思うけど。

【キューちゃんをまじまじと見ながら尋ねる】
【その仕草に幼さと愛くるしさが見て取れ、大変可愛らしい】
【成長したらさぞ立派になるだろう。尤も、この男が想像してるのはコモドオオトカゲに翼が生えた何かだろうが】
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:40:18.54 ID:GdBFiP2o
>>299

【お食事中の方、大変失礼いたしましたのテロップが下に現れたとかなんとか】

【水をもう一口、咽を通して、一息吐いて】
【きょとん、とかぱちくり、とか。そう擬音の似合う視線――上向きのそれを、着物の少女に合わせる】

……内容によりますが。どうぞ、仰ってみてください。

【軽く笑いながら、頷いた】
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 22:41:27.41 ID:BmkpreUo
>>289

――舌咬むわよ

【ポツリと呟いた瞬間に、横薙ぎの斬りを放つ。】
【至極単純な動きであるが、彼女の大剣は“衝突により爆発する”魔力が込められている。】
【其れを単純に受ければ、男の身体は先程の鎖のように吹き飛ぶ事となるだろう。】

【――その動きの途中、彼女は衝突させる部位では無く、男の目を見ていた。】
【行動を途中で変更する事は出来ないが…】

【――男が次はどう動くのか。】
【…それが彼女の頭の中にあった。】
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:43:16.88 ID:u.9zBqoo
>>298

うっせーバカ色々と引きちぎれろ
それに切れてねーよちくしょうめ

【かつかつかつ、変わらずの歩幅早足で自分の部屋まで向かっている】

小学生でもねーし、本当もうマジで色々とダメダメなので篭る
それにもう30分くらい経つだろ、風呂逝ってこい風呂

【ビシィ!と風呂場の方向に指差して】
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 22:43:17.64 ID:8MAyeTgo
>>301>>302(炬燵)

【──がくン】
【ラビットが咆哮した途端、ジーンの体勢は僅かに崩れた】

 【──なんて子なの。こんなに純粋な『パワー』は未だ感じたことがない】
 【この細腕の何処からこれほどまでの力が……お、押されるわ──このあたしが……ッ!】


 「──ッ? ……ッ、……! 怒……雄雄雄雄雄雄雄ォオオオオオー────ッッ!!」


【刹那、咆哮。バチバチ、と空気が爆ぜるような音が響いた】
【ジーンが纏っていた金色のオーラに、僅かに電流のようなものが混じり始めたのだ】
【その途端、ラビットに呼応するかのように、ジーンの『チカラ』の出力が格段にあがる──!】

 「さあ……まだまだよ……」
 「あなたのパワーはこれぐらいじゃ──ないでしょぉォオオオオ」

【──ズオッ】
【周囲の大気が渦を巻き、徐々に上昇気流のようなものが発生した】
【ジーンは口の端で笑みながら真っ向から視線を向けて、押された分を徐々に返していく】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 22:44:13.93 ID:xCwepsSO
>>284
『じゃあお酒を貰います』
【そう言いながらお酒を貰い一口飲み】

『大丈夫です。防水加工してあるみたいですし……ってよく私が機械ってわかりましたね』
【ふしぎそうに首を傾げながら自分の匂いを嗅ぐミラー】

の…呪ってませんよ!貧乳になるように呪ってませんよ!!
【そんな事言ってるレンはいつもよりテンションが高い】
【そう言いながら食べ物を一つつまんでいる】

>>303
(あ…避けてますね…)
(けど狂気を感じないな…)
【キョーコを見てそう思考し】

武美ぃぃぃぃい!!!カッコイイですぅぅ!!!!是非お供を!!!
憎き巨乳を滅ぼせ!!!!胸がデカイのが偉いかぁぁぁぁあ!!!!!!!
【全裸で仁王立ちしながらなんか叫んでる…】
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 22:45:26.92 ID:MLeRPhoo
>>291

……いや、えっと、そう…?
私は元気だよー、気のせいじゃないかなー

あははー……

【腕をぱたた、と動かすのみ】
【リライズの微笑みが眩しく感じられて、直視できないサージ】
【ただ目を細めて、引き攣ったような笑みを浮かべることしかできない】
【うっかり炬燵で一夜を明かしてしまったときのような、嫌な汗を背中に感じる】

【――結果としてコテンパンに負けているので、ある意味、明かしやすいものの】
【あの時のリライズの状態を振り返ると――、今でもすこし怖いらしい】

【脅えている仕草を見せるのは、滅多にないことだとか、なんとか】

>>302

(熱操作、なるほど…)

【感心したように、姿勢を戻してから】

……だ、だれが決めたルールなの
というか、京って二十歳こえてたんだね
18くらいかと思ってたよー

【あははー、っと笑った後】
【コップを見つけて、自分の手元へ】
【炬燵の縁で隠しながら、オレンジ色の液体に焼酎をなみなみ注ぎ足すと】

【コップの下に万札を敷いて】

コップならこっちに来てたよー

【どこかのバーよろしく、一緒に滑り渡す】
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/08(土) 22:45:56.09 ID:86C/8Loo
>>308
いや、キレてんだろ。

【横に立つように歩き頭を軽く下げ】

あいあい、分かったよ。
とりあえず、悪かったな。

【そう言うと青年は風呂場の方へ歩き去っていった】

//乙でした!なんかすいません……。
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:46:21.69 ID:.MWN7DMo
>>306

ウチな?ちょっと面白そうなの見つけたんよ
それで、ついて行って良いか訊ねたらこんな事言われてな?

『誰か、適当に銭湯に連れて来て。道連れは多い方が良い』

………つまり早い話、アンタも一緒に風呂入らへんか?って事や
なあ、今頃賑やかになってると思うで?どや?

【アホ毛観察を続けたまま、割と直ぐ近くに有る『大焔園』を指差して】
【更には、答えを聞く前に相手の手を掴んで引っ張ろうとしたり】
【兎角、落ち着いている事が出来ない様である】
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:47:34.96 ID:vce0CUSO
【食べ放題会場】

うぅん・・・美味しい・・火の国って初めて来るけど来て良かった、
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年が箸を片手に食事を愉しんでいた】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

「おーい、護。これも美味いよ。」

んん?―――・・・ってまた飲んでるの?
【で、そんな彼の隣にもう一人、】
【元々何色の物だったのか分からなくなってしまう程に汚れたローブに身を纏い、】
【顔中に包帯を巻いた少女が隣でビールと箸を両手にこの場を愉しんでいた。】

「良いじゃん、せっかくの宴だよ?細かい事は気にせず愉しもうよ」
【少女はそうビールを口に流し込んだ】
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 22:49:58.97 ID:qDj2bsDO
>>304

……、……、。?。

【彼が言葉を紡ぐまでの、その間】
【少女はぱちくりと目を瞬かせ。小さく口を開けたまま相手をじぃと見ていた】
【きょとんとした表情、と描写するにはやや感情が薄い。そんな表情で彼女は視線を青年に固定し──】
【──ようやく語られた台詞には、やっぱりしぱしぱと瞬きをして】
【今度は反対側に首を傾げた】

……、、と、し。。

──……としって、、なん、だ?

 【          】

/おかえりー
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 22:50:53.22 ID:FkhpTks0
>>302

……それ、クビですむレベルなんですか? そもそもなんで肥溜めが……

【そこは突っ込んじゃいけない】

ああ……じゃあ、折角なので貰っておきます。

【一つ、貰った方が双方得】
【一つ、ハリセンをまた出すのが面倒くさい】
【一つ、多分断ってもまた渡そうとする】
【結論、素直に受け取る】

【右手はそばを啜りながら、左手で万札を結局受け取る】
【ついでに、炬燵の上は見て見ぬふり】

>>311

……? そう、ですか?
ほら、目が泳いでますし……笑顔もなんだか引きつってますし……

【よもやその原因が自分にあるとは思わず、不思議そうな表情を浮かべる】

【実のことを言うと、あの戦いのことは殆ど覚えていないらしい】
【正気じゃなかった、というのがあるだろうが……】

……ああ、そばが無くなっちゃいました。ちょっと取ってきます

【空っぽになったお椀を右手に持ち、そっと炬燵から出る】
【そして、櫻そばを求めて歩き出した】

/すみませんちょっと離席します
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:51:27.02 ID:.MWN7DMo
>>303>>310

《時間を止める事は出来ません。が、メイドですから
メイドは一晩のうちにゴミ屋敷を新築相当に変える力を持つのです
メイドとは全てを超越したパーフェクトな存在なのです
……お皿、東洋風のものを選びました。フォークもどうぞ……とこれは余計な世話でしたか》

【ことギャグや和み空間に於いて、メイドとは無敵の存在である】
【持ってきた蟹は、会場に有った物。チーズケーキは近くの店に有った物だろうか?】
【ご丁寧に取り皿やら箸やら、食べる為に必要な物も全て揃えた上で】
【しゅるしゅるしゅると効果音でも付けたら合いそうな様子、リキュールは何処かへと下がって行く】

「………えーと。成長しない方が良いのかなこの場合?
いや、最近微妙に胸元が合わなくてシャツ買い変えてるんだけど………うん」

「……いや、有っても邪魔になるだけだよね?」

【そして、この空気の中】
【明らかに火種にしかならない発言をする吟雪であったり】
【どう考えても爆発を引き起こしかねない台詞、しかも同意を銀髪の彼女に求めた】

「………ああ、そうそう。結構分かる人多いんじゃあ無いかと思う」

【向けられた言葉に、短めに一つ返答を付け足し】


【一方で、脱衣場の方からは】

『……………賑やかで宜しい』

【この大戦の有資格者、もう一人】
【もし一般客が居たら、彼女に目を合わせようとする人間は少なかっただろう】
【左の大腿から始まり、背を這って胸元に絡みつく、大蛇の刺青】
【右脇腹から右の脹脛にかけて、真っ直ぐ蛇体を伸ばす蛇の刺青】
【左右の前腕から上腕にかけても一匹ずつ、更に左の頬にまで同様の蛇の意匠】
【治安維持の立場に有りながら全身刺青の女が、からんと風呂桶を蹴り飛ばして入ってきた】
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:52:01.25 ID:GdBFiP2o
>>313

はあ、お風呂ですか……
ちょうどお腹の中のモノが無くなってしまったので……いや方法はアレですけど……
行くのもいいですね、ってをおおおおぉ?

【この少女、見た目通りに軽いので引っ張るのは左程難しくはない】
【加えて返答は是、特に抵抗もなく引っ張られ】

【キンクリしたなら、すぐに浴場に着くはずだ】
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:52:45.43 ID:u.9zBqoo
>>312

だぁー!キレてねーってば!!
お前オレがキレたらそれこそこのへんが焦土と……

【化しません、常識的に考えて】

別に怒ってないから謝る必要なんて全然ねーし?ねーし?
……っていうかそれって逆に悪気があったって事だよな貴様ァ……

【ギギギギ……と歯ぎしりして青年を睨みに睨む】
【けども……】

バラしてやりたい所だが、めでたい席だからな……
仕方ない今回ばかりは許してやんよ、さすがオレは寛大だった
ほいじゃあなゆっくり浸かってこいよーなんでもサウナとかもあるらしいからな

【サウナの事を話題にだしたのは少年自身が気になっている物だったから】
【多分1人我慢大会とかしてぶっ倒れるんじゃないでしょうか】

さて……と、取り敢えずもう一回着替えて人が居なくなるまで寝てようかね
深夜帯なら……ってやつだ

【いまいましそうに浴衣の端をつねるように握って】
【自室へと入っていくのでした】

/いえいえもっとたくさん弄っても良かったのよ?
/ともあれお疲れさまでした―!!
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:56:20.78 ID:I4uCpIYo
>>300

ん、なんだ、こっちも先客が――――?

【浴場を抜けてきた為に曇った眼鏡が、外気によって急速に鮮明になる】
【そもそも何で眼鏡を掛けてきたのかという無粋な突っ込みは無しで】
【それによって、先客が幾人か居た事に気付いた、が】
【そのうちの一人――カンナが自身の裏に回りこんだ事で、意識がそちらへと向いて】

何だ、なんd――――!?

【お陰で、反応が遅れた。というか、露天風呂で蜂蜜被るなんて誰もが予想しない事だろう】
【振り向こうとした横顔に、タオルで適当に押さえていただけの身体に】
>>290から発射された、桶を幾つも引っくり返した様な量の蜂蜜が直撃する】

【身長138cm――凡そ140cmという低身長】
【隠れるための壁にするにしても、余りにも小さく、薄い】
【少女に当たってはじけた蜂蜜は、量と威力は減ってもカンナの元にも届くかもしれない】
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 22:59:15.37 ID:k.xfj9go
>>315

………………………………………………………………。

【ゆうじの れいせいさは たおされた!▽】
【ゆうじには もうれいせいさが のこっていない!▽】
【ゆうじは めのまえが まっくらに…………なれなかった】
【残念なことに現実逃避は出来ず、目の前には、どうにかするのには労力が必要で、放っておくには危ない少女が居たままであった】
【マップ入り口に帰らせてほしいものである】

……はぁ〜〜

【彼はがっくりと肩を落とし、深く長い息をついた。しかし今回のそれはリラックスのためではなく、これから来るであろう多大な苦労への落胆であった】
【しかしあまり長い間落胆もしていられない。今も(きっと)少女へは周りの人間の視線が向けられている(であろう)し、中には彼を保護者か何かと思い、「何て親だ何て兄だ」と思いながら睨みつけてくる人も居る(かもしれない)】
【このままでは自分が社会的に抹殺されかねない】
【ここでこの子の親が登場し、「いや〜うちの子がどうもすいません」と困ったような笑顔で謝ってくれる、なんて展開はきっと無い】
【歳という言葉を知らず、且つこの年齢で男湯に入っているというのは、普通の子ではありえない】
【恐らく無料であるがため、うっかりと迷い込んだか或いは自主的に入った教育を受けていない家の無い子か何かだ】
【そう彼は即座に結論付け、次の自分の行動を決定する】

えーっと、歳っていうのは年齢のことで、君が生まれてから何年経ったかって話なんだけど、とりあえず出ようか

【そう早口で言い、慌てた様子で出口を指差す】
【内心では「頼むから頷いてくれ」と必死に思いながら】
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 23:00:29.67 ID:gJsjY76o
>>311

【卓上の激闘とは対照的に、至ってのほほんとした炬燵の下】
【気合とか色々来てる筈だが――其処は、歴戦の能力者補正である】


此れでも僕、22歳ですよ。
……とは言っても、誕生日が判らないんで一月一日で数えてるんですが。


【物心付いた時、既に親は居なかった――】
【詳しい事情は知らないにしても、『如何言う事か』は推測が付くだろうか】
【本人は別段何とも思っていないらしく、相も変わらずの微笑である】


>>316

【受け取った様子を見ると、満足そうな表情で頷いて】
【再び定位置に戻ると、彼女を「行ってらっしゃい」と見送り――】

/了解ですー


>>311>>316


えーっと、……あ、スイマセン有難う御座います。
炬燵は良いんですが、喉が渇いてしまって――……。


【万札にはノータッチで、一先ずはコップを右手に】
【義手の扱いは相変わらずぎこちないが、単に安物≠ネだけ――口元に、縁を運んで】



             ―――――――――――…、……っ!



              【―――……天板に突っ伏した?】



323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 23:07:38.61 ID:2ZGEv6AO
>>307

――ご心配なく。生憎と妄言(くち)は廻る方なのさ。
 
【返しは、そんな言葉だった】
【瞬時に詰められた間合い。切り結ぶには丁度良い距離において振られた剣を、避けれる程男は体術に優れてはいない】
【切っ先は弧を描き、男の脇腹に吸い込まれる様に食い込み――ガチリ、と奇妙な金属音がした】
 
【結末は変わらない。次の瞬間に、男は吹き飛んでいた】
【少女が振り抜いたままに横へ、男の身体が建物へと吹き飛んでいく】
【不思議な事に、見える損傷は少ない。だがそのまま壁にぶち当たればただでは済むまい】
 
【――男の左腕から伸びる鎖が、ワイヤーの如く壊れた電灯に絡み、男の体を一周させる】
【位置取りは背後。死角からの攻撃。粉塵を抜けて、空いた右手から二条の鎖が撃ち放たれた――】
 
【そんな一連の動きを、本来なら一撃の後の気の緩みに襲う死角からの一撃を】
【男の眼を鋭く捉えていた少女は、確りと視ていた】
【男の誤算とは、そこにあった】
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 23:07:55.74 ID:MLeRPhoo
>>316(リラたん)

……ぅ、うん。
なんていうか、……ごめんね?

【理由も告げずに謝るのは、あまり感じが宜しくないかも】
【これ以上逸らしきれない為に、最低限言うべきことを伝えて】
【炬燵の中でモゾモゾ】

あ、うん
……意外と食べるんだね

【リライズの背中を見送りながら、余計なことを呟いた】

/了解ですー


>>320(犬っ娘さん) >>300(カンナおねーさん)

【ちなみに、紅茶湯からは濛々と湯気が立ち昇っており、それなりに熱い事が伺える】
【ハニーの顔が火照っているのも、その影響かもしれない】

【ザバッ、と立ち上がって】
【紅茶の滴る白い細腕を持ち上げ、二人の方向を指差した】

任務で死にそうになるなんてバカです!大バカです!
前日に、自分で死ぬなって命令しといて、そんな、そんなっ

【怒り泣きなのか、嬉し泣きなのか】
【自分の感情に整理が付かず、癇癪を起こしているような――幼い子供特有の状態】
【表情は確実に怒っているのに、頬は塩辛い液体で濡れていて】

テメーさんがたには、甘さが足らないんですっ
辛い辛い世の中に塩漬けされて、もう、全然ダメです
ここでわたしがデコレートしなおしてやるです! 覚悟、ですっ

【なぜか、通りすがりの方も巻き込まれてました】

【両腕をバンザイするように持ち上げると】
【頭上に、大きな生クリームの球体を生成し始めた】
【膨張していくその量は、先程の蜂蜜球の数倍】
【ダメージは無さそうだけど――、もし投擲を許せば、露天風呂の秩序は完璧に崩壊する――】
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:08:33.48 ID:2weS1iMo
>>309

ガァァァァァァァァァ―――――――――――――――――ウッ!!!!

【このラビット、初手から手加減などしないのが彼女の主義だが…だからこそそこまでパワーは持続はしない】
【ゆえに短期決戦を狙ったのだが…彼女は同時、大自然の中で身につけた『危機への感知能力』が確かにかぎ取っていた】
【主に触覚、電流のような物が混じり始めた金色のオーラとともに力を上げて行くジーンのその力にぞくり、と危機感を感じ取っていたのだ】

【奴はその能力で追いつめる事を始めている…こちらを!】
【短期決戦を、そして速攻を持ってビビらせる隙をついて一気に押し出す事を考えていたラビットも流石に焦ったッ!】

ガウ…やるじゃあないかッ!それが…おまえの…おくにもっていた『パワー』か?
こいつはあたしだってよォォォォ…!バッチリぜんぶみせつけてやらないとまけるのがみえてるよなあ――――――ッ!!

【右脚をダンッ!と踏んで耐え、その隙に自らの口の中へと左手を突っ込むと…その中から『チョーカー』を取り出す】
【ちりん、と鳴らすと…少しづつ、変貌していく、彼女のその推し続けている右手が、犬歯と言わず全ての歯をギザギザに鋭くしながらその腕は!】
【どんどん鱗のような物に覆われ…その変貌していく腕から熱を発し始める】

ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ〜〜〜〜〜ラァァァァァァァァァ――――――――――ッ!!!!!!!!

【どんどん獣に…否、『鬼』へと変貌していくラビットは…腕相撲でも負けたくはないと言う事はよくわかる】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:09:51.49 ID:uIie6g.o
>>305

入れてしまいそうですよ!
もうこの目を見てると、ね!

【自分も、お菓子を2〜3個つまんで】

あ、そういえばそんな話も聞いてました!
せっかくですから行ってみようかと思ってたんですよ
広いお風呂は気持ちがいいですからねっ

キューちゃんも入りたいですよね?
「きゅ…?」

【いかにも忘れてた!という表情をすると】
【一転、温泉という響きに目を輝かせる】
【話を振られたキューちゃんはというと、】
【温泉って何?という感じに首を傾げている】

/ぎゃー見逃していました!ごめんなさい
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 23:10:58.11 ID:x755/Vc0
>>310

「そうだ!重いだけで邪魔なアレは、全部叩き落とすンだー!」

[……いや、貧乳より巨乳だろ、じょうしk]

【その時、武美の気勢に耐えかねて――――ぽつり、この空間に、コトバと言う名の波紋が生じる】
【それは非常に小さく、気付く事さえ困難を極めるモノであったが】
【音を支配する#\力者、武美は……――声の主。アイスブルーの瞳の少女を、一秒足らずの内に、鋭く睨みつけていた】
【彼女は超音速(比喩です、多分)でその傍に近寄ると――温泉の中に沈めていたのか――唐突にブブゼラを取りだし、握り緊め】

「お前、さっきから――――イライラするんだよォ……!」

【どこぞの極悪犯罪者の様な事を口走りながら―――ブブゼラを、軽々と振り回し、眼にも留らぬ速度で殴打を開始ッ!!】
【真面目な展開で有ればソニック・ブームで浴室が崩壊しかねない勢いで、バシャバシャと湯を掻き混ぜながら、一心不乱にボッコボコ】
【最後の一撃では、その脚を掬い上げる様にして、力の限り打ち上げ=\――レンの近くに、吹ッ飛ばす筈だ】
【その際、何処から飛んできたか、一条の雷光≠ェ、顔面が潰れ、全身腫れあがり、原形を留めぬこの少女の身体を撃ち貫いている】
【――――ギャグ展開だから、最強の必殺技でシメてもOKって解釈で良いんじゃないかなぁ?】

【なお、この時、右手に持った盃からは、一滴の酒とて零れない】
【波を操る能力だからと言って、波紋を扱う事は無論出来ないだろうが、今夜は悪乗り】
>>317

「ッハァ、ハァ………邪魔になるだけだろ、うん。
 と言うか、貴女まであたしの胸を置いてかないでマジで。
 ………三人で大中小とか、洒落にならんじゃねぇか!」

【吹っ飛んでいく変態少女を確認して、無駄にポーズをとってから、銀髪の少女を睨み】
【次に視線を移した恋人に対しては、哀切に懇願する調子と、脅迫する調子を使い分けて、言葉を紡ぐ】
【クルクル変わる、激しい抑揚の付いた声。ブブゼラベント(仮)の高揚感も相まって、危険な領域は近いか】

《………ねー、武美さんの事、殴って良いかな〜?》

【こんな質問が、周囲の人間に投げかけられる程度、には】
【なおこの少女、酒の量は武美とそう変わらない筈だが、恐い位に変調が見られない】

『……んー、美味しい。でも、武美は見てられない…。 
 …あー、私そろそろ出よっ。喰われ≠ソゃ堪んないし……。』
《自由の女神、か………貧乳以外の領域でも、居てくれればよかったのに》

【一方、食事チームは――――ちょっとした、黄昏モード】
【我を失う事に敏感なキョーコ、『自由』と言う言葉を思い出し、不機嫌になるコルネリア】
【其々、寒々とした風の吹き抜ける屋外を眺めながら、物憂げな視線を作って】
【キョーコに至っては、何故か『ス ク − ル 水 着』に包んだ未完成の肢体を、湯船の中から出そうともしているが】
【何のかんの言っても、食事は続けている限り、案外食い意地の張った連中である】

「………――貧乳軍増援、来ましたァァー!!」

【ヴェルチェリの参戦を、こんな風に持て囃し―――闘争本能を刺激された武美、『陽』の基本ベクトル以外は、完全に崩壊した様子】
【一糸まとわぬ姿で立ち上がり、バンバンと、シンバルを持った猿のおもちゃのように、両手を叩き合わせた】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 23:14:43.26 ID:MLeRPhoo
>>322(森島きゅん)

――――えっ!?

もしかして、アルコール、弱かった…?

……おーい、大丈夫ー?

【――自分でやったくせに】
【心配そうに呼びかけた後、もぞもぞ】【炬燵に潜り始めた】

【一度入ると、出たくなくなるというが、ほんとうに心配しているのだろうか】
【何事もなければ、コタツの中をホフク前進し】
【彼の右横の炬燵布団から、後頭部が出てくるだろう】

【上半身を出してから、彼を見上げようとする】
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 23:16:00.87 ID:qDj2bsDO
>>321

【青年の思考も。ため息の理由も】
【彼女にとっては、知る由もなく】
【ただ、変わらぬ表情でじぃと相手を見つめ続け】

「────」

      「────」

【周囲の湯治客から発っせられる 無 言 の 圧 力 】
【通常、銭湯で異性の子供を連れて入浴できるのは、その子供が小学3年生くらいの時まで(だったはず)で】
【目の前の少女の外見年齢は、それを裕に越えている】
【何故そんな彼女が男湯に入れたのか】
【──世の中には、こんな言葉がある】
【「細けぇこたぁいいんだよ」】
【それに、過去のことを気に掛けても現状になんらかの変化が訪れるはずもなく】
【──少々脱線した話を、元に戻す】


……。。……ぅ?

【彼の言葉を聞き。またもぱちくりと少女は瞬いた】
【きっと、どうして出なければならないのかが分からないのだろう】
【いつだって。そう、いつだって】
【困っている時の現実は、非情なものなのである】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 23:17:29.16 ID:ocg3oSU0
【食べ放題会場】

うぅん・・・美味しい・・火の国って初めて来るけど来て良かった、
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年が箸を片手に食事を愉しんでいた】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

「おーい、護。これも美味いよ。」

んん?―――・・・ってまた飲んでるの?
【で、そんな彼の隣にもう一人、】
【元々何色の物だったのか分からなくなってしまう程に汚れたローブに身を纏い、】
【顔中に包帯を巻いた少女が隣でビールと箸を両手にこの場を愉しんでいた。】

「良いじゃん、せっかくの宴だよ?細かい事は気にせず愉しもうよ」
【少女はそうビールを口に流し込んだ】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 23:20:05.54 ID:BYLbA6SO
>>124

――――ん、有り難う。

【ひらひらと片手を振って応じ。緩く口の端を曲げて、くすりと喉を鳴らすと】
【同じく、それきりで話を切った。元より正当な評価ならいざ知らず、称賛を素直に受ける性質でもない】
【そして不要な謙遜も、好まない。繰り返せばお互いの言葉の価値を引き下げるのみ、だ】
【ましてや本題が有るのだから、これ以上話を続ける意味は無い。存外高い評価に感じる心地良さは、置いておき】

ああ、確かにその通りだ。ただし悪意に因って成る、な……随分な統制機構だ。
だが、機関無しに世界が回らない訳じゃない。そうだろ?勿論判ってるさ。

前にも言ったが……極論、オレは不特定多数で構成される世界≠ネんて知ったこっちゃないんだ。
だから、あいつ等の敵を皆殺しにする事に異存は無い。容赦もしなければ躊躇いだって更々無い。
……ただ、失敗が許されない、ってだけ。今直ぐにってのは尚早に過ぎる。

ん、了解。その時とやらを愉しみに待ってるよ。ただし、一つだけ条件が有る。
なに、単純な話だよ。少なくともその時までは一声掛けられる所≠ノ居ろ――――解るよな?

【そのシステム≠こうも見事に敵に回し、ともすれば四六時中命を狙われ兼ねない危険の中に身を置いて】
【それでも此処まで堂々として居られる男など、数える程しか彼女は知らない。単なる無謀か、それとも】
【何方にしろ、只者では無い事は確か。底の知れない相手だと再認識しつつ、口を開けば】

【正義の味方に相応しくもない科白を、さもありなんといった調子で並べ立て。最後に窘めるように、そう付け加えた】
【その後≠ノついても贖罪の方法についても、言及はしない。ただ、見届ける義務が有るとだけ】

……却って上手く纏まるような事、無きゃ好いんだけど。
月輪、か。あのNo.2――いや、今は元だったか――あいつと同じ支部。如何にも、曲者だな。

――――上々。

【アタッシュケースを受け取り、ディスクと共にしばし検めて】
【これといった異状は見られなかったらしく、こくりと一つ頷いて見せる】
//申し訳ない、寝落ちてました……一応返しておきます。
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:21:32.68 ID:6IU1tFIo
>>326
【うわぁ溺愛してるなぁなんて思いつつ、お菓子を食べるミーナを見る】

(何度見ても只の子供にしか見えない。ま、人間かどうかなんてのは気にしないが…)
(意外と龍なら目に入れても大丈夫なのかもしれないね)

【お前は何を考えているんだ】

広いお風呂。ふむ。
実は僕もまだ入ったことが無いんだよね。やたら広い、ってのは知ってるんだけど。
ただ、見知らぬ他人とも入るらしいじゃないか。その点が不安でね。

【記憶を無くし、各地を転々としている身分。敵も多いが、親切にしてくれる人も皆無ではない】
【ただ、一緒に風呂に入り、文字通り裸の付き合いをするまでの親切さを持ち合わせる人間は流石にいなかった】
【要は 「武器も持たず、文字通り素っ裸で他人に会いたくないでござる」 ということらしい】


/大丈夫だ、問題ない。
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 23:21:53.25 ID:8MAyeTgo
>>320>>324(女露天風呂)

【「わぷっ──!」】
【盾にするには、月読は少々可愛らしすぎる体格であった故に】
【弾けた蜂蜜が顔や肩などに掛かり、彼女は小さな悲鳴をあげた】

……久しぶりにしてはずいぶんなことしてくれる──

【その言葉は最後まで紡がれることなく、ハニーの叫びに遮られた】

 【──え? 任務……?】
 【前日に、って……何で、それを?】

 【──その顔は、デジャヴ?】
 【分からない。また一つ「なんで?」が増えて】

【分からないまま、分からないなりに今できることをしようと口を開いて】

……──覚悟するのはそっちだよ
二対一なんだからね──ハニー!

【なにやら勝手に月読を味方に引き込んで】
【彼女の背後に、藍色の甲殻を纏った痩躯の人型──アートマンが出現した】

【ばっ──】
【そして、勢い良く取り払われたタオル】
【その下には、紺色のスクール水着の姿】

 ……──このっ……!

【「背中は任せた」 月読に向けてそう呟くと、彼女は、ハニーに向けて突進を開始】
【そのまま行けば、バンザイしているうちは胴体ががら空きだろうと睨み、】
【ヘリから飛びいるようにハニーへとダイブし、ばっしゃーんと少女を紅茶湯の中へ沈めてしまおうとする】

 【※危ないので、良い子はお風呂場を走ってはいけません】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 23:23:28.39 ID:xCwepsSO
>>317
………うがぁぁぁぁあ!!!!自慢ですか!?自慢ですか!?
【叫びながら吟雪に言い】

『ふえっ!?わ…私にふらないで下さい!!!』
【あわわと慌てながらお酒を飲むミラー】

貧乳の気配か!!!
【なんか叫んだ】

>>327
甘い!!切り落とすのが1番です
【そう言いながらダガーを取り出し……ってどこに隠してた!?】

【そして飛んできた哀れな罪人に向かい】
その命…神に返しなさい!
【ダガーの柄で罪人の身体に何発か打ち込もうとするだろう】
【まるでジョジョみたいに】
【ギャグ補正だから大丈夫だ】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:24:34.75 ID:.MWN7DMo
>>318

風呂にも食うもんは有るで?
やっぱり身体が温まると色々と食いたくなるからなあ

そーら、ずーるずーるずーる

【キンクリの結果、脱衣場すらすっとんで到着した浴場】
【そこは、既にカオスな光景が生まれている】
【何やら共通点の有る者達が、奇妙なシンパシーを感じている空間】

【此処に踏み込んだ瞬間、カゲツも味わうだろう】
【「お前はどちらだ?」そういう意図を込めた、大量の視線を―――!!】

【なお、引っ張ってきたこの少女、朝顔は、身長相応の平均値である】

>>327>>334(浴場組)
【新たな戦争の参加者が、また現れた】
【その姿を見て、彼女達はどんな事を考えるのだろう】
【嫉妬?羨望?同情?憐憫?数値の絶対評価は、覆す事は叶わない】

『………貧乳って言うなああああああぁぁっ!!!』

【参戦者三名の内の一人、ヴェルチェリ。彼女は、いきなり叫んだ】
【事実、彼女は言われた通りの体形だ。腰にタオルを巻けば男湯に居てもバレないレベルで、だ】
【しかも彼女は立派な成人女性であり、これ以上の成長は全く見込めない】
【悲痛な叫びを上げる彼女の目は、もう僅かに潤み始めている】

「えーと、えーと……いや、うん、身長ももう少しで越せそうだし
身長差が有れば仕方が無いと、と言うか今の時点でもう、ほら………」
あーもう助けてというか身代わりになってそこの銀色の人ー!!
それからそっちのこれで自慢するラインには無いってまだBマイナス程度だから!
……と、武美は飲まないの?」

【困った時は酒に逃げよう、ひょいと盃を差し出しつつ】
【自分はタオルを頭の上に乗せ、身体を洗いにすすすと横へ動く吟雪と】

『…………………貧しいとか言うな……ぐすっ』

【参戦早々、KO寸前の大打撃のヴェルチェリ】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 23:24:37.14 ID:BmkpreUo
>>323

――――ッッ!!

【素早く、振り抜く。】
【攻撃の方向は“視えて”いる。後は、当てるだけであった。】

【――一条。剣身に鎖が触れる。】
【もう一条は逃すものの、二条の内一条が弾き飛ばされた状況下、鎖が絡み付く事は無い。】
【鞭傷のような傷が出来るが、男にとって誤算であった事には変わりない。】

【――この状況下で、溜め息を、一つ。】


――――悪いわね。

ついさっきまで……正直、嘗めてたわ。
ここまでやるなんて――――思ってなかった。

【大剣を下ろす。涼しい――というよりは寒いというのに、彼女の額にはびっしりと玉のような汗が浮かんでいた。】
【彼女にとって、この運動量が過剰である事が見てとれる。】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 23:27:53.42 ID:gJsjY76o
>>328


【―――数秒の後、森島は緩慢に顔を上げ】


……。


…………。


………………――――ふっ、ハハハハハっははははははははっはははははっは!!!!!


ヤバい、スゲェ酒入ってる! ……っく…ははっははっはははははっはははは!!!
今の俺=A空飛べんじゃねーか否飛ばないけどさぁ!!
酒飲んだの何年ぶりだよ!! 三年前に一回飲んだっきりだッツーの覚えてろよ俺のばぁああーーーああか!!!




              【  な  ん  ぞ  こ  い  つ  】




【口調とか一人称とかテンションとか眼の据わり具合とか、色々と可笑しい】
【普段の彼とは『逆』と言っても差支えないほど――ギロリ、とサージに目を遣って】



……今、サージさん私のジュースに酒混ぜましたよね。
私、言ったじゃないですか酒飲めない、って、
言っては無いかも知れませんが其の類の言葉は言いましたよねいえ言った筈です。
罪を犯した者には罰を。 此れ、新世界に太古から伝わる原初的な法ですよ判ってますか判ってますかわかってますか?



【目まぐるしく変わる『性格』―――炬燵から飛び出ると、一升瓶を取って】
【右手と左手で構えると、この間数秒の動き―――】




         ―――オラ、飲め。



【サージの口に瓶の先を突っ込もうとする――――!!!】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:29:18.01 ID:k.xfj9go
>>329

(僕はただ温泉に入っていただけなのに……っ! 何故っ……こんな……苦行をっ……!!)

【無言の圧力……! そして目の前の現実……!】
【これらはまるで明確な力を持った”重み”のように彼の双肩にのしかかっていた】
【これこそが苦行、これこそが現実、社会の荒波と言わんばかりに】
【あまりの圧倒的重圧のせいで彼の脳内は「ざわ……ざわ……」と某顎が凶器になる漫画のようになっていた】
【だがしかし】

(た、耐えるんだ……!)

【そう、今ここで取り乱せば自分の立場はより一層危うくなる】
【この土壇場(過剰表現)において彼は冷静な思考を失わない(編集注:さっき失った)人物であった】
【とにかく今すべきなのは周りへの説明などでも逃げ出すことでもない】
【そう、今すべきなのは】

ここからすぐに出ないと怖い人に体中を舐められるよ?

【とにかくこの少女と共に、この地獄という名の温泉から脱出することである】
【彼は必死に怖い顔を作って少女を脅しにかかった】
【リラックスするために入っていた温泉が、ものの数秒で地獄へと変わる】
【新世界とは恐ろしいものである(笑)】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:30:36.51 ID:2weS1iMo
【温泉・女湯】
【戦い、食事、貧乳対戦などが行われているこのブレイザーシティにまた二人、日ごろの疲れを癒しに来る者がいる】

…ほらほらー!こっちおいでよシスター!
ボクのほうが楽しんじゃうよー?

「…ちょ、待ちなさい!いいのですか私たちがここにいて!」

【まず一人、まるで色あせてしまったかのように純粋なほど白い色に包まれた短髪に首に上品な色合いの銀のロザリオを首にかけ
タオルを右肩にかけた状態で…かろうじて大きめのフェイスタオルは彼女の胴体の前面と後面を無造作に隠した状態になっている少女】
【しかし目を凝らしてみれば分かる、無造作な隠し方程度では彼女の凹凸のある女性的な体つきがタオルに皺となって分かってしまう】

【もう一人はシルバーブロンドの短髪…ただし二束の長い前髪がはみ出している特徴的な髪型、そして両手首に
それぞれ紐で束ねたホイッスルのような物を左右4つずつぶら下げている、細く、そして長身な身体にタオルを巻いた女性】
【片方と違って極めて礼儀正しくタオルを身体に巻いた女性の方は…しかし身体のラインに沿って正しく身体に巻きつけてしまっているため
…実は普段の服ではよくわかり辛い彼女の抑えられていた…まさに『隠れ巨乳』と言わんばかりに美しく突き出た胸のラインが…バッチリと強調されてしまっていた】

まあまあ、ボクはあんまり忙しくなかったかもしれないけどさ、きみのほうはけっこう忙しかったんでしょ?
だったらたまには息抜き息抜き!いっつも弟が世話になったし…お誘いを受けたからには休んで行ってよ!

「…まあ、事件が起きないうちは…息抜きも必要でしょうが…でもあなた主催ではないですよね」

【…女湯に突如乱入してきたこの女性二人…貧乳蠢くこの女湯に稲妻を轟かせるように】

【白髪の少女、推定85のFカップ、シルバーブロンドの女性、推定88のDカップほど】



さーて!みなさんおじゃましまーす!



【――――巨乳枠、女湯に起つ】
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:31:40.15 ID:uIie6g.o
>>332

ええっ!?入ったこと無いんですか?
それは勿体無いですっ!

なんといっても広いんですよ?
おうちとかと違って泳げるんですよ!?
…泳いだら多分怒られますが…

【キューちゃんが腕を伝って肩と首を経由して頭の上に戻るのを待ってから】
【温泉について興奮気味に如何に素晴らしいかを熱く語り始めた】

見知らぬ他人と入るのも魅力の一つですよ?
名前も知らない相手と部屋を同じにして…この上なく平和な空間です
不安も何も、温泉に入りに来た人に悪い人はいませんっ

…ま、とにかく百聞は一見にしかず
勇気をだして入ってみることをおすすめします!

【びしっとぐっと親指を立てて、強く念押し】
【…というかどれだけ好きなんだ】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:33:32.74 ID:Wb08EQSO
>>327>>334>>335

……え、えぇ……と……?

【一歩足を踏み入れて――凍り付いたように、硬直】
【白い少女はこう考えていた――風呂とは、疲れを洗い流す癒しの場であり】
【周囲が歪むような敵意などとは全く縁のない場所である、と】

 【ならば、目の前の】
 【此処は、何処?】


……ひ、ぃい……??

【引きつった声は、最早何も意味を為さない雑音】
【目まぐるしく廻る脳とは反比例して、身体はぴくりとも動かない――――】


 【少女、白坂カゲツ――――貧相】
 【痩せてるから、あるはずないよ!】
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 23:35:52.17 ID:8MAyeTgo
>>322>>325(炬燵)

【──異貌。ジーンは、変化していくラビットに戦慄した】
【そのまさに獣たる姿にではない。噴火寸前の火山の如き圧倒的かつ純粋な『パワー』にだ】

 「……やはり、あたしがにらんだ通りだったわね──」
 「ただの子供でも、ただの格闘家でもない──“純粋に闘える”タイプ──ッッ!」

 「──決めるわよ……ラビット……」
 「この何者にも縛られない……最高の『パワー』のぶつかり合い……」

 「どっちがより“強い”かッッ、それだけを今ここで──覇ァアアアアアアアアアア──ッッ!!」

【號──ッッ!!】
【足裏で地を掴み、ジーンが纏うオーラが一層増大──さらに『一段階』、出力を増したと見るべきか】
【周囲の地面がめくれ上がり、その土塊がゆっくりと宙へと舞い上がり始めていった】

【飲みながら観戦していた周りの一般人たちも、びりびりと顔の肉が震え】
【ぶつかり合うその気合の圧力に耐えられなかった、一つのワイングラスがぱりんと大破した】
【まるで地鳴りの如き唸りが響き、ジーンの赫灼たる輝きはますます力を増し──】

(くっ……もう少しだけ……持って頂戴……あたしのカラダ……ッ!!)

【──そんなジーンの腕はガクガクと震え始め、額にも今にも爆ぜそうな血管が浮き上がっていた】

【──恐らくは、これが最後のリミッター】
【全身全霊で捻り出す、最高最大の純粋な『パワー』──!】

【その鬩ぎ合いの果てに立つは、果たして──!】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:37:40.03 ID:Wb08EQSO
>>341
/書き忘れたっ カゲツ中身携帯に移動しました
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 23:39:24.26 ID:qDj2bsDO
>>338

……、…………、、

【怖い顔をされ。脅しをかけられ】
【比較的感情の起伏が薄い少女が、ぴくんと震えて(・◇・)こんな顔】
【ただしこんな表情であっても、何かを醸したりなどしないことを注記して「(・□・)カモスゾー」おく】
【────注記しておく】【そして、その表情のまま彼女はぷるぷると震え】

……、、わた、しより……、っょい、の、か……?

  【 強い >> 怖い >>舐められる 】

【やっぱり、何かしら常識に欠けている少女であった】
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 23:41:19.57 ID:2ZGEv6AO
>>336

――――っ!?

【『早すぎる』】
【振り抜くまでが、ふり返るまでが。否、抑(そもそも)『死角への反応自体が早すぎる』】
【男の眼に僅かに浮かぶ驚愕。この一撃で仕止められると思っていたが故の遁巡は、続く動作にも影響を及ぼす】
【撃ち出された一対の弾かれぬ一。少女の腕に絡み付いたものの、その戒めは緩い】
 
……それはありがたいねぇ。正直な話、あんまり戦闘(あらごと)は得意じゃないんだよ? どちらかと言えば、君みたいな可愛い子ならそこらのお店に誘ってお茶でもしたいところさ……どうだい、今からでも?

【電灯の鎖を離し、地面へと降り立つ。吹き飛ばされたというのに、外見は変わらぬ軽佻浮薄】
【――だが、その下は重い。鎖を巻いた帷子により爆発の衝撃は軽減させたものの、直撃に近いそれを無には出来ない】
【無事に振る舞うそれは、単なる強がりに過ぎなかった】
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:41:22.57 ID:I4uCpIYo
>>324>>333

…………………………………………。

【来場と同時に蜂蜜をかけられた少女】
【湿気の影響で若干濡れていた犬耳も尻尾も蜂蜜でべとべとに】
【同様に濡れた髪の毛が表情を隠し、ぼたぼたと蜂蜜を滴らせる】

【訳の判らない現状。唐突の攻撃(?)】
【意味不明の説教。掛けられた言葉は「後ろは任せた」】

――――――ほう?

【ぶち、と何かの切れるような音】
【誰にも聞こえたりはしないそんな音が少女にだけは聞こえ】
【誰にでもなく小さく呟くと、腰に付けられている機械に手を伸ばし】
【簡単な構造の小物入れになっていたその機械から、小さい棒状の物を取り出す】

【蜂蜜を十分吸ったタオルがべちゃりと下に落ち、隠すものの無い肢体】
【スッパに謎の機械という奇抜な格好の少女は、フラッシュメモリ片手に】
【行き所の無い怒りに似た何かをふつふつと込みあがらせていた】
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:41:35.97 ID:6IU1tFIo
>>340
【目の前で熱弁を振るう少女を、少し驚いた風に見て】

…そんなに損なことしてるかな、僕。

【少し困った顔で、ぽりぽりと頬を掻く】

この上なく平和な空間…悪人は無し…うーむ。

(そこらの一般人より腕力があるつもりだし…素手でも何とかなるか?)

よし、分かった。そこまで言うなら行ってみようか。
すぐ行くかい?僕は構わないけど。

【説得?に負け、一つ行ってみようという気になったようだ】
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 23:43:42.23 ID:FkhpTks0
>>328>>337

――あれ、どうしましたお二人さん?

【戻ってきたのは、右手、右腕に湯気の立ち上るお椀を三つ乗っけた少女】
【だがその格好は……黒地に薄く、銀色の風のような紋の入った浴衣】
【……何処で着替えてきた】

【で、森島の持ってる瓶を左手で押さえながら――少なくとも、まともな少女の力では無い。滅茶苦茶強い】
【右手だけでそばを二人の前に置く。どうやって置いたかは突っ込まないこと】
【……微かに香るアルコール臭。何を隠そう、そばつゆに酒を混ぜてきた】
【勿論、持ってきた三つ全部に……待て。色々と待て】

/只今戻りました
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:45:31.78 ID:k.xfj9go
>>344

そう強いんだよ怖いんだよ全身を舐められて涎だらけにされるんだよ怖いだろう怖いよね怖いと言ってお願いだから!

【ゆうじの れいせいさは(ry】
【とうとうなりふり構っていられなくなった彼は、顔をどんどん近づけながら早口で少女が怖がりそうな方へ話を進めていく】
【口から次々と発せられる言葉は呪詛か呪文か。表情は誰がどう見ても必死なもので、狩らなければ狩られる、とかいう思考すらしていそうだ】
【最早この青年の方が怖い】

分かったら早く出ようさぁ!!

【凄まじい形相で声を荒げている】
【おかげで余計に注目を集めている】
【※まだ少女は分かったとも言っていない】
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 23:46:53.91 ID:x755/Vc0
>>334

【巨乳だったら、ナイフを隠すのにちょうどいいかもね!】

<……うわ、うわあああああああああああ!!!>

  【――――255 COMBO!!!!!】

【トドメの一撃を受けた少女――――強烈な打撃でドア側に弾き飛ばされ、断末魔と共にダウン】
【どう見ても生きてはいないが、そんな時、行き成り浴場の中に現れる、一つの影】

{あーら、ら……だーからお風呂はやめときなさい、言ったのに。
 ま、雰囲気からして、死にやしないでしょ……よっこらっ、と。}

「……断華さん、ナズェ来てるんです!?」

{無道、貴女も適当な所で切りあげなさいな……顔、赤いですよ。
私、教え子の自由は確保してる心算ですけど、ごーかんまーにする心算は無いので? エハハ!}

【それは、長身痩躯・黒髪に緑の瞳を持つ、魔術協会紋章付きの白衣の女】
【断華(たちばな)と呼ばれた彼女は、奇妙な笑いと、ボロボロの少女を抱えて、その場を去っていく、が】
【――――割と胸が大きいですよ、この人】

>>335 >>341

「………んなッ……!?」

【前置きしておくと、武美は―――貧乳≠ニ言う言葉で、却って闘志を滾らせるタイプである】
【胸を「重くて不要」と語るのは、全ての巨乳を削り落し、輝かしい貧乳世界を作ることが目的(半分嘘)だからであって】
【故に――――いわゆるコワモテ≠フ彼女が、こんな簡単に崩れ落ちるとは、想って居なかったのだ】
【周章、狼狽。ブブゼラを持ったまま、グッと身構えて、知り合いの朝顔にも反応できない】

「……あー、ぐだぐだコネてる暇有ったら切り落とせ、潰せ、穏当にやんならサラシ巻いちゃえ!
 そうだ、酒だ酒、酒寄越せ! 早く! ……そぉい!」

《(………どうしよ、止めるのも、却って空気読めない様な…。)》

【日頃は絶対に口にしない様な、残酷な提案をしながら、差しだされた盃を掴み】
【かーっ、と酒気を孕んだ息を吐いてから――――全 部 飲 み 干 す ゥゥゥ〜〜〜〜ッッ???!!】

【……灼熱の中にあるよりも尚赤い顔を、カゲツの方に向けて、フラフラとしながらも、武美は良い笑顔】
【どうすれば良いのか?酒の騒ぎの仲裁の経験は有れど、此処までの愉しげな阿鼻叫喚≠前に、聖輪はたじろぐのみ】

『……失礼、するわ。』
[………戦線離脱しようにも、奥に居るのが失策だったかな。]

【そして、気が付けば、蟹の盆を抱えたまま、しれっと欲情を出ようとするスクール水着のキョーコ】
【その後ろ姿を見つめつ――――先までの昂奮はどこへやら、歯噛みして悔やむ、コルネリア】
【精神不安定組は精神不安定組で、この戦火に振りまわされているご様子】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:53:38.94 ID:2weS1iMo
>>322>>342

【炬燵の上で今まさに競い合われる互いの身に宿る『パワー』のデカさを競い合う漢女(おとめ)たち】
【楽しい楽しいパーティ会場の中央、その一角だけが汗と熱気で明らかに違う次元、違う雰囲気に包まれた世界と化していた】
【最後の力を振り絞る、そのパワー…もうひと押しで自分が勝てる、そう思っていた先に】

(ガウウッ!あのジーンのパワー!もう『いちだんかい』よういしていただと…!?クソッタレ!ここまでやるなんて!
あたしだってただのにんげんではないじかくがあったというのに…『おに』として、そしてきびしいせかいでいきのびるほうほうを
ちょくせつせかいそのものにまなんで…このパワーをえたというのにッ!)

(…まだ…くらいついてきやがるかッ!)

「……この勝負今、ジーン君が勝っている…!だが正真正銘のリミットオーバーを振るうジーン君…それゆえに長くは持たないッ!
ラビット君…イナバの妹!彼女が勝つためにはもう『一絞り』…筋肉からパワーを絞らなくてはッ!」

【そしてその事はラビット自身が完全に分かっていた、もはやこの相手に腕力だけでは叶わない、ジーンの方も腕に加え、背中や腰から振り絞る筋力を感じ取っている】
【こちらはその上を行く『パワー』を生みだす事が勝利条件、ならばラビットにとって一番『やりやすい』方法で】
【彼女は思いだす、弱肉強食の世界の中…獲物を喰らい生き延びたラビットはその戦いの中で特にどの部分が鍛え上げられていたか】

(しゅんぱつりょく…しなやかなパワー、さきほどのせんせいこうげきもこの『しゅんぱつりょく』にものをいわせてふりしぼった、ただしうでの
もういちど、このうでにパワーをおくりこむ…こんどは…とびかかるように!)

【先ほど地面に縫いつけるように叩き込んだ右脚にそって左足をもグ、と曲げて彼女は自分の腕がジーンの腕を押していく方向へと肩を傾けて最後の賭けへ】
【彼女は自らの『スプリンタータイプ』の筋肉の最もいい活かし方を持ってして…攻略してやろうともくろむ…『腕だけと言わず、前へ歩くようにジーンの腕を押しながら足の力も使う』】

【この一瞬にかけなければ…負ける!彼女の中で鳴り響くは…里の中で徒競争をしたときのあのパン、と響いた乾いた音】
【最後の賭け、そのために彼女は全てのパワーを発揮するために…腕相撲の中で走りだそうとし】


【ぐきッ、となんか音を立てるとともに】


…あ!いまのおとたぶんあたしのかた…


【バタンッ!と音を立てて…その手の甲が完全に樽に叩きつけられていた】
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 23:54:04.24 ID:MLeRPhoo
//わーっと、温泉の方、もう少々……!

>>337(森島きゅん)

(俺=c?)
(3年前って、まだ成人してないんじゃ……)

【彼の変貌に目を丸くしながらも、尋常ならざる様子に視線を逸らせない】
【まさに、蛇に睨まれた蛙】
【四肢は動くことさえ許されず、瞬きも忘れて――】


【丁寧語でマシンガンなトークを繰り出す、詐欺師の総大将っぽい奇術師に似てるなー】
【と、思ったとか、思ってないとか】

【彼が炬燵から出る動きに続いて、一瞬立ち上がりかけて】
【謝罪か、弁明か、言葉を発しようと、口を開いた】

えぇっと、京、おちつい――――ぇむぅっ!?

【しかし、その内容は聞かれる事なく】
【大量の焼酎と共に、咽喉の奥へ嚥下されていく】

【喉を焼く理不尽な熱に、反射的に瞳を潤ませながら】
【んく、んく、と、一升瓶の中身が、1/6ほどきえて】

――――

【力なく、ぺたん、と炬燵の横に腰を下ろす】
【その様は、まるで遊びの最中に放置されたフランス人形のようで】

【顔を火照らしたまま、反応がない――――】
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 23:55:27.79 ID:xCwepsSO
>>335
何を言うんですか!?同士よ!!
貧乳を誇るんです!!悪いのは巨乳です!!
さあ!!共に巨乳を滅ぼしましょう!!!
【なんか演説してる】

『む…無理です!!私には手のほどごしようがありません!!』
【慌てながら銀髪はそう言い】

>>341
【そしてカゲツを見て】

仲間キターーーー!!!!!!
【なんか叫んでるレンの姿が】

>>350
【巨乳じゃなくって悪かったなと叫んでるレンが】

絶望がお前のゴールだ…
【そう犠牲者に言い】

……貴様も敵カァァァァア!!!!!
【なんか断華さん見て叫んだ】
【特に胸を見て】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/08(土) 23:55:47.48 ID:qDj2bsDO
>>349

……、、…………。。

【そんな彼の、必死の形相を見て】
【少女は湯の中でざぱりと一歩後退り】

ぉ、、……、おまぇ、のほう、。が……こゎい、ぞ──?

【そして歯に衣着せぬ、なんともストレートな言葉を彼へと浴びせかける】
【彼女の中では、 青年>>舐めてくる人 という風なランク付けがなされてしまったようである】
【青年、否──極めて平均的な常識を持った人物であるのならば、きっと】
【彼女のそんな発想は、理不尽だと感じてしまうかもしれず】

ひっ……、?

【声までも荒げられ、またぴくり】
【なんだかもう、無理矢理外に連れ出した方が早いだろう】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:56:55.02 ID:uIie6g.o
>>347

あ…や、えと、損はしてないと思います
ですが入ると特した気分にはなりますよ!

【私が保証します、と言わんばかりに笑顔で頷いた】

そんなに心配してたら逆にウシロマトイさんの方が怪しいですよ
大丈夫ですって!

あ、はいっ
ではでは向かいましょう!

【心配そうにあははとやや苦笑いして】
【れっつごー温泉、とてくてく歩を進め始める】

【Will I use キングクリムゾン?】
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/08(土) 23:58:31.08 ID:BmkpreUo
>>345

――…断るわ。
…アンタみたいのとずっと話してるのは―――退屈。だから嫌いなの。

【片手で、汗を拭う。】

カノッサ機関所属――“イヴ・ロードブレイザー”
議員の一人から与えられた二つ名は――≪烈火≫

自己紹介はこんな所でいいかしら?まあ、正直どうだって良いんだけど。
バカはとっくの昔に逃げ出してるみたいだし――

【恐らく、バカとは先程まで居た男達の事を指しているのだろう。】

――今アンタを殺すのも、勿体無い。
……一応言っておくけど、見逃すつもりじゃ無いんだからね?
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:58:44.55 ID:.MWN7DMo
>>341 /携帯移行把握!

あらー………なんや戦争みたいになっとるなあ?
ま、これくらい賑やかな方がえーやろそーやろ?
と言う訳で………はいドーン!

【周囲の惨状―――こう呼ぶのが適切であるかどうかは分からない―――に対しても変わらぬ反応】
【眼帯の少女は、思いっきりカゲツの背中を突き飛ばそうとした】
【狙いは、騒動のド真ん中。気炎を上げる武美とレンの方角である】

お仲間さんに、愚痴でも何でも聞いてもらい〜……………

【本人が標準な為、近寄りがたいのか。勝手な事を言って、自分は身体を洗いに逃げようとする】
【成功しようがすまいが、其処に広がっているのは、特定の趣味の人間にとっては桃源郷】

>>350
「ってあー!ちょと、まっ、自分のペース考えてっ!!
あ、そだ、えーと……ほら、あれ!白坂カゲツ、<Justice>の新入り!
うちの酒飲みが直接スカウトしてきたのなんだけど……
ちょっとカゲツー!助けてー!本当に助けてー!」

【流石に、アマゾネスのまねごとは出来ない。此方も此方で微妙に涙目】
【新しく現れたカゲツに、この場の収拾を任せようという無茶振り】
【身体をかなり手早く洗い終わると、武美の近くに有る酒を全て何処かへ避けてしまおうとする】
【その姿、飲んだくれの夫に泣かされる妻の如く、よよとしなを作り】
【どうやら当人も、それなりに酔っている様子】

>>353
「完全に試合放棄してるじゃないもう逃げないでよー!
これ以上は明らかに色々と危ない領域に入ってくるのが見えてるんだからさー!
それとそっちの、主張がおかしい!聖都で演説しても世界に名は広がらない!」

【此方に向けたコメントでは、過去の演説と比較する様な言葉】
【方向性が違いすぎる、と言われればそれまでだが】

『………………しくしくしく』

【良い大人は、まだ泣いていた】


>>(戦場組)
【そんな騒動の中、めそめそしていたヴェルチェリが、パンと手を叩いた】
【鋭く響くその音に反応し、彼女の方を向いたのなら】

『…………何はともあれ、こうして騒げるのは目出度い。目的を達成し、生き延びる事が出来たから
乾杯は済ませた、私はこの街の人間では無いけれど………改めて、お疲れ様
折角顔を合わせたのだから、名乗るなり話しこむなり………どう?』

【この中では年長の部類。先程までとは一変し、落ちついた声を聞く事となるだろう】
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:02:34.45 ID:GDujAvso
>>355
そうかい?
じゃ、期待してみるとしようかな。

【はははーと笑いながら、先を行くミーナの後ろをフラフラと追った】
【ちなみに本人も気づいていないが、足の裏が汗で大変なことになっている。無意識に緊張しているようだ】


【rァ Yes】
【   No】
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:03:04.26 ID:8UdXQq2o
>>354

さぁ!

【最早殆ど言葉も無く出口を指差す。自棄である】
【「言うこと聞かなきゃ取って食う」という表情をしているようにも──いや実際にしている。今の彼は必死だ】
【ともかく今すぐ出ないと大変なことになりそうだ。誰がとは言わない】
【尚、彼は器用にも、近距離でしか聞こえないように声を荒げているため、そこに関しては周りの不快を買っていない】

(無理やり連れ出そうものなら周りに誘拐犯とか思われるだろうがド素人が!!)

【描写にまでキレる始末。キャラ崩壊だ】
【これだから最近の若いのは(笑)】
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 00:03:38.99 ID:fI/cgWUo
>>333(カンナおねーさん) >>346(犬っ娘さん)

ふふふ、二人とも、ずっと可愛くなったです
……あとカンナおねーさんは、年を考えるべきです

【蜂蜜に塗れた二人を見て】
【泣き顔に、むりやり笑みを浮かべた】
【本人は不敵に咲ったつもりでも、――そうは見えない】

(…くっ、間に合わない、です…っ)

【飛び掛ってくるカンナは、この体勢では避けきれない】
【生成を中断して――直径1.5mほどに生成した生クリーム球を、ぶん投げるように、陽の方へ射出】
【当たれば、色々と隠せるかもしれない】
【地面は多少、滑りやすくなる】

【――そして、湯柱が高く上がった】
【拘束されて、ボコボコとあがる気泡が、二人分――?】

…………っ、……っ!

【カンナの眼前には水中で舞う、金糸のような、長い髪と】
【目をギュッと瞑っている女の子の顔が見えるかもしれない】

【唐突に、ハニーの感触が、柔らかなものから、滑りのあるものに変質する】
【二人の空間に生成されつづける蜂蜜】

【同時に、足裏からも蜂蜜をジェット噴射して、拘束から逃れようとする】
【もし拘束を解いてしまえば、さながらウナギのように湯船から飛び出すだろう】
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 00:06:48.68 ID:/fK6SP6o
>>351

(────ッ!?)

【がくン──!】
【ジーンの体勢が、再び大きく崩れたのはそのときであった】
【ラビットの身体全体を用いた最後の一押しが来る、と覚悟した瞬間】

【その予想に反して、自らの手はいつの間にかラビットのそれを押し切っていたのだ】

【──数拍、その場には沈黙が満ちた】

【その後、観客の誰かが叫び、一気に喧騒は巻き戻った】
【「決着だ──!!」 わあっ、と観客たちのそれぞれが驚きの声を上げる】 

「……はあ……はあ……はあ……──っ、……!」

【同時に、ジーンの纏っていた輝きも一瞬にして失せて、】
【震える手で小さく勝ち名乗りをあげると、その場にへたり込んだ】

【そんなとき──】

【「よくやったぞー! 小さいの!」 「あのでけえの相手に大したもんだ──!」】
【見ていた観客たちは、ラビットが大柄なジーンに対し驚異的な善戦をして見せたことに大層感心した様子であった】
【あの小さな身体でまさかここまでやって見せるとは、と。恐らくはそんなラビットに対する拍手が多かった】

【その反面、ジーンは“いやな”手応えを感じていた】

「ラビット……? 今の感じ、まさか……」

【「──大丈夫かしら?」と、ラビットを覗き込むように問うた】
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:07:13.12 ID:kqvEIASO
>>350>>353

ひ、っ、

【目の前の人々――武美とレンは、笑顔だ。良い、笑顔】
【良い意味を持つはずのそれが自分に向けられているのに】
【――どうしてこんなに、恐ろしい?】

 【混沌なる空気に呑まれる経験を持たぬ少女、硬直中】

【余談。この少女、ぽきりと折れそうな細さをしており】
【簡単に言えば「痩せすぎ。脂肪がほとんどない」、胸はそれに比例している状態で】
【――――肉がつけば、あるいは――――?】


>>357

え、ぇ――――!?

【そんな無茶な。二重の意味で】
【突き飛ばされて、助けを呼ばれて。助けてほしいのはこっちやでぇ……】
【用法を守れているのか怪しい関西弁が混じりつつある思考は、完璧に混乱していて】

……そ、そそそそうですよ、せっかくですからお話しましょう
ほら裸の付き合いって言うじゃあないですかほら包み隠さずお話してれば落ち着きますし楽しいですよ
だいたい偉い人は「大きさより感度が重要」って言ってましたしね? ね?

【藁なんかじゃない。もっと頼りになるモノを掴んだ、と】
【ヴェルチェリの放つ音に反応して、必死に言葉を並べる】
【必死すぎて句読点がフラーイアウェーイ】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 00:07:42.59 ID:yeWUkOEo
>>348>>352


【リライズに左手を押さえられ、サージの口から瓶は離れる――が、依然として勢いは止まらない】


ふははっはははははっははははっは!!!
このやろー、ぼくのさけがのめねーっていうのかばかやろーあははっはははっははっは!!!
ほら、おまえものめようはははっはっははははっははははははは!!!


【最早末期な彼は、素早く右手に一升瓶を持ち替えると構え】
【其の瓶を今度はリライズの口に流し込もうと―――】



「――――……森島君、君に数時間の安眠をプレゼントしよう。」



【刹那―――ドン、と鈍い音と共に、森島の体が崩れ落ちた】


「……君達、生きているか。 ――…フィスカ君、其方のお嬢さんを看てやってくれ。」


【黒を基調とした士官服に重ねるは、“射抜く”が如き『金獅子』の刺繍が施された紅の短外套】
【怜悧な印象を与える碧の双眸より視線を上げれば、銀髪に重ねた塵一つ無い軍帽が存在している】
【左腰には銀の拳銃、右腰には黄金の指揮棒――……彼を手刀で倒したのは、そんな人物だ】
【中身の記憶が定かではないが、若しかしたら見たことの有る顔かも知れない】


『あぁ、判ってる――キミ、大丈夫か。 ……水、飲むか?』


【連れは、髪型は艶やかなスカイブルーの髪をリボンで括ったサイドテール、身長165cm程の少女だ】
【双眸と同色の黒を基調としたブレザー制服をきっちりと着込んでいるが、スカートは短め】
【黒色のニーソックスから少し視線を上に向けると左腰には軍刀、紅い鞘には幾何学模様が掘り込まれている】
【また、制服の襟元に目を遣れば―――“魔術教会”の紋章を模したバッジが付けられていると判るだろうか】


【彼女はサージの近くに寄ると、顔を覗き込み――そう、問い掛けた】
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:13:06.76 ID:mRQTvUDO
>>359

……、、ぅ

【彼の必死さに、何か感じるものがあったのだろう】
【苦節数レス。青年の努力はようやく実をつけ──少女はこくりと、頷いた】

【そしてそのまま、くるりと出入口の方を向き】
【ぱしゃぱしゃしゃらしゃらと、水音と手錠の音を鳴らしてそちらへと歩き始め──】
【数歩、歩いた後にまた青年の方を振り向き】
【「ついてこないのか?」と言いたげな表情を、浮かべるのであった】
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:15:46.42 ID:Q6jZQ1Ao
>>358

【キングクリムゾンッッッ!!!】

あ、この建物みたいですね!
見るからに大きそう…!

【歩いて程なくして『大焔園』の看板が見えて】
【思わず、わぁ…と感嘆の声を漏らしてしまう】

って、ここで感動している場合ではないです!
なんたってメインは温泉です!
早く早く!

【入り口の前まで走って】
【急かすようにウシロマトイさんが来るのを待つ】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 00:16:51.96 ID:/fK6SP6o
>>346>>360(女露天)

 【──かちん、と来た】
 【いい年して真裸で暴れるなんてそんな真似はしたくなかったから】
 【こうして、便利な能力を活かしたっていうのに。と・し・を──?】


 ────まだまだ現役なんだからぁぁぁーっっ!!


【ばっしゃーん! 少女の悲痛な叫びは、湯の中へと埋もれいき】
【逮捕、完了──と、水中(この場合は紅茶中)でもしっかりと目を開けていた少女】
【このままとっちめて色々問いただしてやろうと、そう思っていた矢先のこと】

 (────しまっ!?)

【ぬるり。拘束しようとした手が滑り、少女は水中で体勢を崩す】
【ざぶうん、と再び大波が立ち、少女は飛び出していくハニーをただ視界に収め】

【──追撃の望みは、月読に託した】
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 00:17:04.28 ID:qjhO1UAO
>>356

それは残念。

【やれやれ、とでも言うように肩を竦める】
【……本当に残念みたいだ。溜め息が実に重い】

《烈火》、とはまぁなんというか仰々しいねぇ。というか、何か皮肉ってる気がするのは気のせいかい? ほら、蝋燭の散り際みたいなさ。
……あぁそうそう、ボクは叢雲。下の名前はいいよね? 生憎と嫌いなんだ、名前。
 
【ちらりと、晴れた粉塵の向こう、男達の逃げた方角を見る】
【そこには、もう誰もいない。宵の刻に、この道を通るものもまたいない】
 
……それってアレかい、今流行りの『ツンデレ』ってやつ? 『べ、べつに見逃すってわけじゃないだからね! 勘違いしないでよね! でもホントは……って何言わせるの!』みたいな。

【一言どころか五言ぐらい余計である】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:19:19.49 ID:8UdXQq2o
>>364

(や、やっと叶った……苦節数年、我が人生の一片の悔い無し!)

【遂に彼の願いは世界に聞き届けられた。ここに彼の戦いは終わったのだ】
【社会の荒波、超重圧、技術の通じない敵。これらを彼は己の勇気と知恵と力をもって退けた】
【こうして温泉には平和が戻り、人々は元の安楽へと帰ったのだった】
【ご愛読ありがとうございました。灰羽先生の次回作にご期待ください】

あ、今行きますよ

【※嘘です】
【少女の表情の意味にすぐ気づき、返事をして出口へと向かったのだった】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 00:19:57.25 ID:iGslGKc0
>>352>>363

(あー、間に合わなかった)

【そんなことを考えてる間に、酒を突っ込まれそうになる】

わ、ちょ……酒乱ですかっ!?

【まあ、正直この少女、酒に対する抵抗は無いに等しい】
【勿論、「飲むこと」に対する抵抗である】
【多分、邪魔されなければウワバミな少女が見れたのかもしれないが、それは別の話】


【しばし、呆然。それからはっと我に返り】

え、あ、その、さっきまで席を外してたので大丈夫です……
それより、サージさんの方が……

【仮に飲んでたとして、この少女は大丈夫だったかもしれない】
【それよりも、今はもう一人の少女、サージの具合が気になる】

【非常にどうでもいいけど、仮に突っ込まれてたら間接キスだったんだなあと】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:23:24.76 ID:91VK11.o
>>361

…くっそォォ…

【ギリ、と歯ぎしりしながら、しかし彼女は自分に向けて声援が向けられている事に気がつき、今まで闘っていた右腕ではないもう片方の左腕】
【それを上にあげてありがとう、と疲れ果てた…弱弱しい声でその拍手に感謝を送る】
【そんな中、先ほどの白衣の青年がダンッ!と音を立ててコタツに飛び乗り、ラビットの近くまで近づくと】

…いってて…なんだ?ゆびさきまでうごかないんだが…どうなったこれ

「…あーあ、今の足の踏み込みの時…身体の支点の起き方がおかしかったようだな…肩の関節が外れてしまってるよ…
おおかた自身の長所を生かして最後の踏み込みからの押し出しをしようと思っていたのだろうが…そういうのはもっと鍛えてからにしたまえ
ほら…今私が肩の関節を組み直してやろう」

【力を抜いて…と、声をかけると、ジンジャーはラビットの肩に手を置き…少し彼女の右肩の位置を直すと、左肩に手をかけて】
【思い切りグイッ!と押しこむ…すると、なにやらまた骨がこすれるような、そして狭い所に固い物をはめ込むようなどこか小気味いい音が響く】
【しばらくすると、ラビットは立ち上がり指をグーパーグーパーすると、そのまま肩を回そうとして…いてて、と肩を抑える】

…うん、ゆびはうごくからもんだいない、でもかたはまだまわせない

「今はめ直した肩をまわそうとするんじゃあない、少し回復を待ちたまえ、…まあ折れなくって本当に良かった
君たちはどうやら本当に…タフらしいね」

…そうとも、あたしはタフさ、いままけちゃったけど
やれやれ、そしてジーン…おつかれさま、ざんねんながら、あたしのまけだったようだ

【ふと、気がつけば遠くにラビットの服を用意しに来たさっきのメイドが駆けよって来るのも見えているが】
【ラビットはそちらにはまだ注意を向けず、無事な左手を差しだし】


…チッ!でもいいさ!こうしていきてるいじょう…つぎはあたしがかつもんね!


【ぷーっ、とむくれながら…ジーンへと握手を求めて来た】
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 00:25:19.60 ID:fI/cgWUo
>>363(森島きゅん) >>369

……ふぁい?あんでしゅか?

【耳まで真っ赤に染め上げた顔で、自分と同じ位の身長の少女を見上げた】
【焦点が定まっていない】

【さして楽しくもないのに、口角は明るく歪んでいて】
【周囲に向日葵の幻覚が見えるくらい、晴れやかな表情だった】

いじょぶ、らよー
あついねー

【呂律は回っていないものの、調子はまるで、旧知の仲のよう】
【リライズに向けて、右手をひらひら動かした後】
【両袖に腕を引っ込めると、息苦しそうに身を揺すって】

ぅー

……ぅ゛ー

…………あーつーいー!!

【明後日の方向にキレた】
【着物をシャツのように脱ごうとしている】
【当然無理なのだけど、少しずつ肌蹴て――】
【このまま頑張れば、力業で叶うかも】
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 00:26:18.56 ID:Q6TIDds0
>>353

{………エハハハ、醜い争いはノンノン。私の胸は、標準ですよ?}

【そうして、普通に断華さんは消えるのだが】

「ルラギッタナ……教師じゃなかったら、蒸発させてんぞ!
 と言うか、ごーかんまーとかなんねぇし!愛とか恋とか大分間に有ってるからねぇ!
 そうだ吟雪、風呂上がったらシオン呼んで全員で酒飲もうぜ!酒酒酒酒酒酒酒酒ェェェエエエェェエ―――呑もうぜッ!!」

《……変な事したら、オオガネサマで叩けばいいんだよね…よし、そーしよ。》

【――――言葉と言葉の間が、支離滅裂】
【会話の対象すら絞らず、水の様に酒を飲みまくり、燕下する傍から、絶叫】
【変人ながらに優しい彼女の姿は、既に亡く――――ぽちゃり、密かに増す、水かさは】
【隣に立つ、かつてない困り顔の少女が、銅鐸型ハンマー≠召喚して、湯の中に隠したせいだったり】

>>357 >>362
「知るか! この空間ではあたしがJusticeだぁぁ――ッ!
 ……≪乙女の波浪警報・涙のビッグウェーブPart4≫……!! …さぁ、吟雪も一杯逝ったらどうさね?
 あたし、包容力とかそんな無いけど、そっちも抱き付いてくれりゃあ万事解決!」

【凄まじい声量、それこそブブゼラにも負けぬ声で、詠唱―――酩酊により暴走した魔力は、スムーズに技を発動させる】
【適当なネーミングからすれば、能力を応用し、即興で構築した技】【『乙女の波浪警報』自体は、既に存在しているのかもしれないが】
【武美を軸として引き寄せられるように、湯に不自然な波が立って、小型ヨットよろしく、盃を押し流してしまう】
【更には、新たに拾い上げた盃を、吟雪に突き出して―――奪うなら、この状態の武美に、接近戦を挑む必要が有るか】

【そして、ヴェルチェリが冷静さを取り戻しても、武美がそうなると言う事は当然ながら無く】
【言葉だけはいちいち正確に拾って、可及的速やかに名乗り出る】
「はいはーい―――対巨乳連合¢n設者にして、魔術協会とJusticeの貧乳の希望の星、無道 武美でーす!
 おい、そこで体洗ってる朝顔! 廃工場の共闘にゃあ感謝してるけどよぉ、『ココ』に後一秒でもいてぇなら、胸ブッ潰せ!
 貫け!撃ち砕け!焼き肉屋で出てくるラードみたいにしちまえ!! ―――いや手段は問わん、スピード勝負だ!」

【舌が、滅茶苦茶に廻る】【―――呂律は、未だ回っている】
【唾を撒き散らし、派手な身振り手振りを伴い、連ねる言葉の中で創生される、誰も聞いた事の無い組織】
【――――胸の処理法は問わないが、兎に角破壊しろ、との、暴力的な勧告】

「おう、そっちは新入りか!――つまり、対巨乳連合の新入りでも有るんだな!こいつぁ期待のニューホープ様の参上だ!
 得物はなんだ?剣か?ハンマーか?ボウガンか?ブブゼラか?巨大ロボットか?
 ――――何でも良いけどよ、兎に角ブッ壊せ! 何を蚊は言わなくても解るよな!!

   そう、あたしたちは――――いま、ここで、宣 戦 布 告≠キんだッ!
   1000年に渡り、我々を『圧迫』した、あの『巨大な震源』に! 『悪の枢軸』にィィィィッ!!
   ……そうだ、手始めにアッチ(>>339)の侵略者を打ち倒すんだ! これを入団試験にしちゃるよアァァーハッハッハッハッハァー!!!」

[(……Justice=c……だと? これは、これは……。)
(良い事を聞いた、が。 ……状況がッ、最悪だッ!)]

【お前誰≠ニ言った勢いで――――山賊隊長と化した武美は、地獄の演説を続ける】
【ブブゼらをブン回して虚空を薙ぎ、ヒュンヒュンと言う風斬り音が、喚く声に紛れて突きぬけて】
【久々に、『悪の組織』らしいチャンスを手に入れたコルネリアまで、精神で圧倒してしまうほど―――愈々、ヤバイ】
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:26:22.47 ID:GDujAvso
>>365
【キング・クリムゾンッッ!!!】


【「大焔園」の看板を掲げた建物の前で、つと立ち止まる】

ここか。何というか、独特な匂いがするね。

【すん、と鼻を鳴らす。天然の温泉が醸す独特の匂いが鼻を突いた】
【成る程これは良いかもしれぬと若干期待を持ち始めたところで、耳が何かを捉えた】

(…何の音だ?何かが暴れているような……)

【早く早く、と呼ぶ声に視線を戻す。見ればミーナは既に入り口の前にいた】

ああ、はいはい。

【若干小走りに歩いてミーナに追いつき、暖簾をくぐる】
【やはり油断はできないな、と一度緩めた兜の紐を締めた】
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 00:26:26.15 ID:fI/cgWUo
>>371
/名前忘れごめんなさい! というか、その前のレスごめんなさい!
/>>363(森島きゅん) >>369(リラたん) でした
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 00:29:33.07 ID:mRQTvUDO
>>368

【出口までの道中──】
【所々に設置されている石鹸地雷や滑りやすい床、何故か上から降ってくる桶・たらいなどなど様々なトラップがあったが】
【それらをひらりひらりと避け──】
【否、全く持って気付かぬ様子で、出口へ到着して脱衣場へと】

……ぅー

【そしてそのまま。ぷるぷると、風呂上がりの犬の如く身体を震わせ】
【その結果。周囲に飛び散る水しぶき】
【──タオルは、使わないのだろうか】
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 00:30:17.38 ID:mRQTvUDO
>>368

【出口までの道中──】
【所々に設置されている石鹸地雷や滑りやすい床、何故か上から降ってくる桶・たらいなどなど様々なトラップがあったが】
【それらをひらりひらりと避け──】
【否、全く持って気付かぬ様子で、出口へ到着して脱衣場へと】

……ぅー

【そしてそのまま。ぷるぷると、風呂上がりの犬の如く身体を震わせ】
【その結果。周囲に飛び散る水しぶき】
【──タオルは、使わないのだろうか】
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 00:32:40.88 ID:4Vd.0.Mo
>>367

――――…。

【――黙る。】
【――静かになる。】
【――沈黙する。】

【ジト目で、もう一度溜め息を吐いた。】

――――さて。

【不意に、大剣を地に向け叩き付ける】
【その瞬間、彼女の近辺は大剣より放出された強烈な光によって覆い尽くされた】
【大剣に込めた魔力を、衝撃と同時に外部へと放出。】

        ―――― 『雲散霧消』 ――――

【爆撃に似た轟音が響き、大きな衝撃が地面を走る。】
【白き残像を宙に刻む程に、深々と地を穿つ光。】

【雲散霧消。その言葉通り、あらゆる物事を跡形もなく消し去るかのような強力な波動が、男に向け襲い掛かる。】
【――――なんか、殺すつもりっぽい。】

―――――…まぁ、頭を冷やせば良いんじゃない?

冷える前に“ そ の 頭 が あ る か ど う か ”なんて、知った事じゃないけどね。


【――――静かに少女は背を向け、立ち去る。】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:32:40.99 ID:m6FOUMQo
【女風呂:サウナルーム内】

ふむ、悪くないなこういうのも……
代謝を高めるのだっけか身体を包む蒸気が心地良い

【露天風呂とは打って変わって酷く静かなサウナの中で独りごちるのは】
【淡い真珠色の長い髪、緋色の瞳をした端正ながら小奇麗な顔の女性】
【サウナという事で胸の上部から大きめのバスタオルで巻いて隠している】

でもこれは何分ぐらい入っていれば良いものなのだろうか?
…………まあ適当な所で切り上げればいいか、な

【長い髪の毛は邪魔なのか纏めてその豊かでありながら形の良い胸の前に垂らしている】
【およそ見た限りで推測するならばFカップあたりか……】
【サウナに入っていながら随分と涼しい声で】


【いたのは今から10分前のお話で】
【今現在の彼女は】

ふあ……ああうう……

【熱さに完全にやられているのでした】
【バスタオルば汗と水気を吸ってびちゃびちゃに】
【髪の毛も水分と熱気でくりんくりんと跳ねに跳ねて】

あ、後ぉ……10分、10分だけ……ふにゅあ………

【目をぐるぐる回し身体を不自然に揺らしながらながら】
【こんな状況では絶対に無理な目標をぶつぶつ呟いて】

ふぁー……

【限界を向かえたのかばたん、と横に倒れるのだった】
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:35:26.42 ID:LFcCbiko
>>360

そうかそうか、成る程な。

【何を理解したというのか、怒気を孕む少女は楽しそうに呟いて】
【蜂蜜が詰まってしまった為、実は二人の声は余り聞こえていなかったり】
【だったら犬耳外せよとかそんな突っ込みはry】

――――機姫械改。

【持っていたフラッシュメモリを、其の侭腰の機械に差し込む】
【と、目の前に桜色の鳥居型のエフェクト――要するにワープゲートの様な物――が現れ】
【そのタイミングで球体の生クリームが飛来。鳥居に当たり、クリームが吸い込まれ、消えた】

【その直後】

【月光を彷彿とさせる白銀の装甲に、その装甲を上から塗りつぶすように纏うのは生クリーム】
【本来ならば内部装甲が見えるはずのその姿は、今はほぼ全体が白に染まり】
【頭部――瞳に当たる部分だけが白を透かしてやや緑色に光る程度。逆に怖い】
【そんな変な、1.8m程、人の形を模した機械――機人が、桜色の鳥居から姿を現した】

【生クリームにまみれた機人は、鳥居をくぐって現れると同時】
【湯船から飛び出す瞬間のハニーの進行方向に向けて、掌を伸ばした】
【其の侭真っ直ぐに飛び出せば、金属の手に頭を打ち付ける――かもしれない】
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 00:36:06.74 ID:yeWUkOEo
>>369>>371


「此れは………重症、だな。
――……フィスカ君、後は任せた。 私はブラッドフォード君に森島君を預けて来る。」


【リライズの言葉に、サージを見遣れば―― 一つ向こうの世界】
【本能的に『厭な予感』を感じたのか、森島を引き摺りつつ軍人は去って行く――】


『え、いや、任せるって――ちょ、ちょっとサージさん、脱いじゃ駄目だ!
そ、そこのキミ! 水だ! 此の侭では不味い―――!!』


【リライズに呼びかけつつ、フィスカはサージの両手を押さえようとする――力は、其れなり】
【伊達に剣術をしている訳では無いらしく、女性としての平均よりは強い】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:36:07.08 ID:Q6jZQ1Ao
>>373

ああっ…内装も綺麗です
来て良かったー…!

【なるほど、建て直されて直ぐのことはある。非常に綺麗】
【掃除も隅々まで行き届いていて、清潔感に溢れている】
【入るなりこのテンション。旅行に行った子供のそれと同じだ】
【温泉に入ったら興奮しすぎて気絶してしまうのではないか】

…さてっ
残念ながらウシロマトイさんとはここでお別れです…
こっちに入ってきたら多分、擦り傷では済まないと思うので…

【受付でタオルやらをふたり分受け取り、片方をそちらに渡す】
【それから、一緒に来てくれてありがとうございます、と頭を下げて】
【もう我慢が出来なかったようで大浴場へ続く暖簾へ猛ダッシュしていった】
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:36:16.08 ID:LFcCbiko
>>379
/>>366もでした!追記!
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 00:37:03.82 ID:/fK6SP6o
>>370

【ジーンは、ラビットに施された荒っぽい措置を見て、】
【「いやあん、痛そう……」とか何とか呟いていたが、】
【本人の気力だけはまだまだ十分な様子を見て、一安心】

「ええ、お疲れさま……今回はありがたく、この勝ちをもらっておくわ」

「……でも、あの最後のもう一押しが決まっていたら」
「まず間違いなく、あたしは押されきっていたわよん……」

【過剰な出力でもう殆ど麻痺しきった右手をぶらつかせながら、】
【ジーンは、大きく息を吐き出してそのように語った】

「……──そのときを、楽しみに待ってるわよん」
「何せ今年は……あなたの年だからねん、ラビット──」

【す、と。ジーンは、微笑みながらラビットの握手に応じた】
【そして、その握ったままの手を大きく上に掲げると、もう片方の手でラビットを指す】

【この逞しき挑戦者に拍手を、と。そう言わんばかりのアクション】
【観客は、ひゅーひゅーと指笛を鳴らしては拍手喝さいであった】


 【── 一つの戦いが生まれ、そして決着した】
 【この新世界において戦いが尽きることはない】

 【またこの一年も──兎のように跳躍できる年であらんことを】


//お疲れ様でしたー!
//なんだこのさわやかちっくなのはwww
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:37:44.09 ID:8UdXQq2o
>>375>>376

【それらのトラップを彼は──】
【いや、彼をこれ以上いじめるのはよそう。彼はもう疲れたのだ】
【それらのトラップを彼はそのへんに居る子供や老人、おっさん達を犠牲にして回避し、無事に脱衣所へと到着したのであった】

水を無くすにはタオルを使うんだよ、ほら

【まぁどうせそんなことだろう──と、彼は覚悟していたため、大して驚きもしなかった】
【手に取ったタオルをそのまま、少女の全身を覆うように(且つ目隠しにもなるように)被せると、別のタオルでまずは自分の身体を拭き始める】
【それは何故だか手早く終わり、また同じくさっさと服を着てしまった】
【一番上に着た黒いローブのせいで更に目立っている。十代半ばの少女を男湯に入れる黒ローブの青年】
【通報レベルだ】

【服を着た後、すぐに少女の身体を拭き始めようとする】
【それはもう一心不乱に。多少乱暴に】
【決して苦労したことへの八つ当たりや報復などではない。決して】
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:41:57.91 ID:qsF5C0Io
>>331

【前述のままの理由で、褒める褒めないという流れの話には続きがない】
【ただ相手の一言に一度頷きを返すのみで十分だ、と―――話は移ろい、“世界”】

「世界≠ネんて知ったこっちゃない」、ね―――それが一番良いだろうさ
個人ではどんな手段でも治められない世界のことなんざ、考えるだけ無駄だ
一々赤の他人がどうなるから、と岩山のように動かないのは愚の骨頂

君が言う様に今直ぐ、あまり性急に事を進めるのもまた愚の一つではあるがね
……いやしかし、立つ場所を変えると君たちの側は実にやり辛そうだな

【所謂「悪」、“世界”からの体面も気にせず、悠々と着実にそれを食める】
【対して「正義」であれば体面は勿論の事、言葉一つが命取りとなりかねないだろう】
【未だ前者でありながら後者に寄る彼は此処で初めて改めて、彼ら/彼女らの精強さを思い知る】 

フッ……任せなよ、これでも俺は嘘を吐かないのが売りなんだ

それに、そもそもここまで伸し上がったのも君の考えに近いモノによって、だ
力も知恵も必要以上に学び取れた、身軽になれてしまえばさぞ役に立ってくれるだろうさ

【数多くの他人と一人の想い人、生命を選べと言われれば迷わず彼は一人を救う】
【機関を脱退すると考えをまとめるその時まで、精神の主柱となったのも件の思想】
【だからこそ、“相応しく”なる為に高みへ。そういう課程が有って、自信が在った】

【故に、多くを語らずいつもの微笑を浮かべて見せ――――】

どうかな、アイツは今までただ静かに情勢を眺めていただけだったから
他に旗印と成り得る人物もそうは居ない、先ず警戒すべきは月輪一人と言ったところだろう

どうも、言うまでもないとは思うが一応夜道には気をつけてくれよ

………それじゃあ俺は退散させてもらおうかな、まだやることが幾つかある
おそらく次に会うとしたら戦場か、或いは立場の変わった後か……またね

【手荷物も無くなった今、暇つぶしのお相手を誘ったのは自らだが、時間も時間】
【言葉の通りということもあって彼は踵を返して公園の入口へと歩いて行く】
【呼び止めるか物理的にか、何かしらで動きを止めなければそのまま車へと乗り込んで、何処へともなく去っていくだろう】
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 00:42:12.81 ID:iGslGKc0
>>371>>380

……これは、大丈夫じゃないですね。

【そして思う。「そばを食べさせなくて良かった」と】
【こうも思う。「もう少し早く食べさせてたらどうなってただろう」と】
【……鬼か】

……えっ、水……そんなに急に言われても……

【生憎、そんなものは持ち合わせていない】
【慌てた状態で目に飛び込んできたのは……水差し】
【それを掴み、サージの口の中に半ば無理矢理中身を注ぎ込もうとする】
【中身が水だったか酒だったか、はたまたそれ以外の何かだったかは……あえて任せよう】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:42:16.62 ID:nAFb9oSO
>>378
【とそこへ】

ん?先ky・・・・―――って、大丈夫?!
【バスタオルを巻いた裸に顔中に包帯という謎の組み合わせの格好の少女が入ってくる】

―――デカイ・・・じゃなくて!!!
【一瞬、その体を見て我を失いかけた】
【因み少女は大きくなく小さくもなく・・・大体C・Dくらいである】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 00:47:24.46 ID:J8.sWcSO
>>357
『無理です!!』
『私では止められません!!』
【泣きながらそう言い】

うるさい!!私は演説なんてできません!!
【開き直った!!】

>>362
……
【カゲツをジーッと見て】

肉をつけないでください!!貴女はそのままで魅力的です!!
【なんか言い始めた】

>>372
オノレ!!ディケイド!!コノ貧乳の世界も壊す気か!!!
【そう断華に叫び】

>>全員
私は紅閻寺レンです
紅い閻魔の寺と書いて紅閻寺(こうえんじ)です
《世界の眼》というマイナー雑誌を書いてる出版会社の見習いです

カンナとは知り合いで今日呼ばれました
【笑顔でいい】

『私はミラーです…えっとコレでも機械でして』
『今日はレンさんの付き添いできました』
『レンさんには怪我を直してもらったので…』
【美乳のミラーはそう言い】

あ……しまった!!
【そう言いながら立ち上がり】
私…ほかのところ回らないと…いきますよ!ミラー
『ま…待ってください!!それでは皆さんさようなら』
また会いましょう
【そう言いながら二人は風呂をあがった】

/スイマセン…落ちないといけないのでお先に失礼します

/皆さん乙でしたー
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:47:36.53 ID:GDujAvso
>>381
おお、こんな風になってるのか。

【きょろきょろと周りを見る】
【思っていたより内部は広く、新築かのように綺麗だ。新築だけど】
【ミーナを見ればやいのやいのとはしゃいでいる。相当な温泉好きらしい】

え、ああうん、ありがとう。
ゆっくり入ってくるといいさ。

【先に手続きを済ませたミーナからタオルやら何やらを受け取る、というか押し付けられた】
【あれよあれよという間に、ミーナは浴場へと続く暖簾を猛スピードで潜り抜けていってしまった】

……ああ、男女別に分かれてるのか。

【取り残されて一人、暖簾の前でぽつりと呟く】
【立っていても仕方が無いので、そそくさと男湯へ続く暖簾をくぐると───】

あれ?

【少女の体を一心不乱に拭きあげる謎の黒ローブが!(>>384)】

………えぇ…。

【タオルやら何やらを抱え、やるせない表情で硬直した】
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:47:51.98 ID:7XoVjmIo
【商店街】

ぺくちゅっ!
……うう、えーと、みかんみかん……

【大きなサングラスをかけた少女が紙袋片手に買い物をしている】
【ウェーブした水色の髪はふわふわと揺れ、どこか歩き方はおぼつかなく】
【白い総レースのワンピースと、翼のチャームのついたペンダントを着けている】

……みかんみかん……こんなことなら、もっと早くに買い物すませるんだったなあ

【時間ゆえにしまっている店も多く、困り果てているようだ】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 00:49:09.03 ID:fI/cgWUo
>>366

現役だか原液だかしらねーですけど、テロリストを取り逃がしちゃうのは、正義の味方としてまだまだです!
甘い色に染まって、頭を冷すと良いです!

【空中に飛び出す最中】
【左手と、包帯を巻いた右手を重ねて真下へ】
【手の平をカンナの方向へ突き出した】

アイシング シュガー ボルに゛ゃッッ!?

【――鉄拳制裁。】
【湯気の掛かる暖かい空気に、360日ほど早い除夜の音色が木霊して】
【本来放たれる筈だった吹雪はキャンセルされた】

【ちかちかと点滅する視界が最後に捉えたのは】
【甘く染まって尚、瞳の輝きを失わない機人――――】

【もう一度紅茶柱が立って、数秒後】
【頭頂部に漫画的なタンコブを作った女の子が、背中を上にして浮上するだろう】
【意識が回復するまでには、5秒ほど掛かりそうだ】
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 00:49:52.52 ID:fI/cgWUo
>>391
/すみません、>>379さんもです!
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 00:50:43.24 ID:mRQTvUDO
>>384

ぅ──?
あり、が……わっ?

【蟻が──?】
【いや、文脈から意図を察するに、きっと彼女は「ありがとう」と言いたかったのだろう】
【だがそれを言い切る前に、ばふんとタオルを投げられ】
【前が見えないせいか。ぽふぽふとぎこちない動作でタオルに触れる】

わ、わ……?

【しかしそうしているのも僅かな時間】
【すぐに相手から身体を拭かれて驚きの声をあげるも】
【意外にも──その行動を強く拒否することはなかった】
【そのまま何事もなければ、身体を拭かれた後はどこかに置いてあったであろう自分の服を着るはずだ】
【ただしその服は、夏用、しかも重ね着用のとても薄い生地のもので】
【更にいうならば、彼女は下着をつけていなかった】
【少女自身はそのことになんの疑問も覚えていないらしく】
【続けて、サイズの大きな夜色のコートを着ようと──】
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:51:23.89 ID:QAWcas.o
>>362
そうやそうやー、ええ事………なんか?兎に角、良う言うた!
何処の偉い人かは知らんが、言ったあと間違いなく罷免要求来たやろなー
まあ感度が重要言うたかて比較する訳にもいかんのが実際やけど
………単位とか有るんやろかそういうの……回数?

【思考の方向性がアーイキャーンフラーイ】
【渦中の人となったカゲツの後方から、安全を確認してじわりじわりと近づいて来て】

ほれ、良い機会、や愚痴でも何でも語ったり?これだけ人数居るんやから、誰かが聞いてくれるやろ
一人であんな所で食事しとるより、うるさいぐらいがええんとちゃう?な?
ま、ウチもウチで聞いてやらん事も無いけどなー

【ぽん、と肩を叩こうとした】

>>372
「あー………!あ、あ、あああああああ…………盃がー………
いやね?私はもう十分飲んだしね?シオンに飲ませたら放送禁止になるしね?R指定になるからね?
いい加減に呑むのと管巻くのを止めないと私も怒るって言うか流石に胸斬れは無いよね?
傷これ以上自分で増やしたいなんて思わないってーの!」

【ラティーノ・ヒートも真っ青、何故かべらんめえ混じり】
【来いと言うなら受けて立つ。この状態≠ナもお構いなし、一気に頭から武美に向かって飛びこんだ】
【タックルからダウンを狙い、腕を抑えて盃を奪う。総合格闘技の基本的な動きを実行しようとする】

うーし、やれやれー!新年早々MMAin女風呂やー!
あ、ウチはまだまだ成長途中やから晒は拒否するわ。発育を留めたらあかん

【拳を突き上げ、何故か応援の体勢を取る朝顔】

>>388
『………貴重なブレーキが消えていく………
一応、名前は覚えた。顔も覚えた。胸は記憶から抹消する』

『………運転はしないようにー………』

【アルコールを摂取した彼女達に、一応の念押し】
【立ち去るその背に、軽く手を振った】

/お疲れさまでしたー

/そして長くなったので続く
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:51:38.80 ID:QAWcas.o
>>戦場組

『………では、言いだした私が
私はヴェルチェリ。六王教団聖都勝利王師団≠ノ所属している
この度の作戦では………隠密行動、後に民衆の避難の支援を行った
ウイスキー、もしくはサワーが好み……コークハイは特に』

「私は吟雪。所属は<Justice>……割と知ってる顔も有るね?
私も、奇襲担当。その後は遊撃に回った……まあ、あんまり成果は出なかったけど
櫻の東のお酒が好きかなー、甘味の強い奴」

ウチは朝顔、白天龍 朝顔や。ただの旅人、便乗して参加さしてもろたで
ビールでもチューハイでも、さっぱりとしてれば大体呑むわ
あ、あんまり濃厚なのは苦手やなー、度数はナンボ強くても平気やけど

【それぞれの自己紹介は、何故かアルコールに関連付けられ】
【そして各人とも自前の道具で、それをごくごくと飲んでいる】
【酔った様子を見せない朝顔、やや頬が赤くなっただけのヴェルチェリ】
【そしてテンションが明らかに高い吟雪、酔い方もまたそれぞれ】


『………対巨乳連合$ン立おめでとう。世界を震撼させる事は無いと思うけれど
そこで荒れ狂っている武美以外、皆はまだ冷静に居られると信じている』

『お酒と食べ物は、此処に持ってきた分は好きにしてくれればいい
まだ、会場の方には有る筈だけど………あまり此処ばかりに持ってくる訳にもいかない
宿は……それぞれに取るとは思う。武美、酔いがさめないなら貴女を隔離するかも知れない』

『……皆、これからどうする?』

【この騒ぎを、少しずつ理性という秩序に掌握させたいのだろう】
【可能な限りおちついて、ゆっくり話してはいるのだが】
【それでもやっぱり、微妙な涙目】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:52:16.68 ID:91VK11.o
>>383

おせなかったのはあたしがヘボで、からまわりするようなおしかたしかしらなかったからさ
それに、みにくくあがいてようやくいっしむくいるのが…いまのあたしのげんかいなんだ、かった!とうれしそうにかけまわれよ

『そんなことよりラビットさん!ほら!おようふくもらってきましたからこれをきてくださいデスヨー!』

【彼女はすこし赤くなった顔、その頬を左手の人差指でかくと…駆けつけたジャンクちゃんから着替えを貰うが】
【彼女はちらり、と浴場の方を向くと…そのへんからフーセンガムの乗っている皿に手を伸ばして口に含むと】

…いや、あたしはおふろはいってからきがえればいいじゃん、せっかくすぐちかくにふろあるんだから
おまえもはいるか?

『あ、いえ…ワタシは身体を洗う係はお手の物ですが…入るのは、ちょっと
去年珠音さんたちと入った時のようにお傍にいるのは得意なのデスヨー、ですからそっちを…』


…あ、そ…じゃあきょうはふろはいってねる!じゃあなジーン…またあおうな〜


【そうしてラビットは、献身的な小柄なメイドと妙に怪しい白衣の若者を引きつれて(ただしジンジャーは浴場で『おまえはくるな!』と怒鳴られた)去って行った】
【←To Be Continued...】

/乙でしたーッ!!
/あー、なんだろうこの青春物…今後この路線で行こうか否か…
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 00:53:06.51 ID:oOzAkIDO
>>390
………………

【頭から脚まで全身真っ黒な、人型の何かが少女の後ろから歩いてきた】

【それは白いファーの付いた紫色のコートを素肌の上に前開きで着て、ジーンズとスニーカーを履いている】
【体は真っ黒な体毛が生えていて、紅い両目の右目は傷が通り閉じられている、そして後ろに折れ曲がっている頭から生えた長い耳が彷彿とさせるのは、兎】
【腰の後ろに三日月状の鞘をぶら下げ、首に蛇のシルバーネックレスをかけた、黒い兎の獣人がそこにいた】
【そんな兎が少女を追い越す瞬間、隣でスピードを微かに緩めて】

……正にみかんがみっかんない…か

【…と、一言なんか呟いた】
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:57:14.91 ID:m6FOUMQo
>>387

ふああああああ………

【意識は半分向こう側に逝ってしまったらしく】
【人間らしい返答は無いし今後も望めそうにない】
【両目は漫画かアニメのようにぐるぐるぐるぐると渦が回っている】

あうー……

【多分こんな状態じゃ視界も定まっていないだろう】
【少女がサウナに入ってきた事すら気づいていない、否気づけていないようだ】


【一方風呂場のロッカー】
【その1つ、今サウナで倒れている彼女が使用しているロッカーから】
【「ドスン!ドスン!」とロッカーの扉を内側から叩く音が響きだす】

【周囲の客はどん引き、ちょっとしたホラー状態である】
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:57:43.81 ID:8UdXQq2o
>>389
//大変申し訳ありませんが、この時間から複数絡みとなりますと、自分の返信能力的にとてもきついのです
//また次の機会にお願い出来ますでしょうか。ごめんなさい

>>393

【拭いている間、彼は一言も発さなかった】
【それも当然だ。男脱衣所で、幼女とはいえない女の子の身体を拭く】
【何という羞恥プレイ。何というご褒、不合理】
【彼でなくともつい押し黙ってしまうことだろう】

【服を着ている間はそれを見るだけで、言葉を挟むことはなかった】
【彼が想像している少女ならば、服装を選ぶ自由は無いはずだからだ】

では、外に出ようか

【終わった頃に声をかけ、そそくさと逃げるように脱衣所から脱出しようとする】
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 00:57:44.56 ID:qjhO1UAO
>>377
【――閃光】
【世界を満たしたと錯覚するほどに、その光は熾烈で】
【何よりも、激しい怒りを顕していた】

あ、は、あは、あははは……

【――結局のところ、少女が立ち去るまで、男はその場で立ち竦んだままだった】
【滝のような脂汗が、叢雲の顔を伝う。波動の軌跡が描いた破壊の軌跡は、叢雲の脇僅か数センチを掠め、背後まで一直線に地面を抉り消し飛ばしていて】
【イヴの嘘偽り無い去り際の一言は、叢雲の頭をこれ以上なく冷やしていた――】
 
 
 
【余談ではあるが、叢雲の背後にあり『雲散霧消』の破壊に巻き込まれた店は、駆け付けた店主によって修理費を全額叢雲の支払い(ローン組み、48回払い)となった。南無】
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:57:48.64 ID:91VK11.o
>>372(武美)

…あ、みてよ、ボクたち狙われてるよ、あの子…justice兼魔術協会所属、無道 武美ちゃんだ
あの黒髪ロングすごくボク好みだなあ…撫でてみたい…ようし

「…静乃、何をするきですか?言っておきますがあなたと弟の顔は本当に似ているんですよ、
彼がよからぬ評価を受けている場合は勘違いされるかも、覗きと」

このほぼ生まれたままの姿になってナイスバディを見せつけてるつやつや白髪のプリチー静乃さんをドラにゃんと間違えられたら流石に傷つくね!
でも大丈夫!彼女絶対ボクが女の子って分かってるから!うん、そのために睨んでる!

【そう自信満々に告げてそのやんちゃで悪戯好きそうな、子供っぽい顔を武美に向けて彼女は】


…さあおいで!抱きしめてあげよう!


【手を広げて彼女を迎えている…!】
【飛び込んで来いとでも言いたげだ、自らのその、この場でもかなり主張が激しいほうであるその胸に】
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 00:58:24.55 ID:7XoVjmIo
>>397

……!

【思わずばっ、と口元を両手で押さえて上体を屈める】
【背中が震えているが、どうやら笑いをこらえているようだ】

っ、ああっ……!

【が、その勢いでうっかり紙袋を落としてしまう】
【紙袋からはいくつかの食材が飛び出し、りんごが相手の足元へと転がっていく】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 01:01:39.66 ID:S3l/jyAo
 【森林――夜】

   ウヒヒェヘヘヘハアハハハアアアハアハ
    グヒュヘェハハハイイヘアイエイハグフィ
     イヘフェグヒュフフフフフゲハハハハフヒ
      ウフフヘヘハハハヌフビュフフフヘハフゥ
       ゲヒャハハハハギュヘアアハハハフフィ
        ゲッホゲホゲホグッフフフフヘヤハアエ

          【どこかの森、ひとつの影、ひとつの茸】
           【齧り痕のある茸を持ち、大爆笑をしている者が居た】
            【暗くて姿はよく分からないが、凄く、鳥の臭いが辺りに漂っていた】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 01:02:01.24 ID:/fK6SP6o
>>379(蜂蜜)>>391(犬)

【──ざばあっ、と湯面から勢い良く顔を出した少女】
【見上げた先、空中で見据えたハニーの姿──と、機人の手】

ぁ……──

(──……いっか。教えてあげない)

【そのまま行ったら確実にぶつかるだろうなー、と】
【刹那の間ながら安穏に思考していた彼女は、ただハニーを見送り──その視線が上から下に落ちた】

 撃墜、確認……! 

【ぐっ。月読に向けて、微笑みながらサムズアップ】
【しかし、それも束の間、この隙を逃す手はないとして──】

 ────Anima<b!

 “SYOOOAAAAA────ッッ!!”

【彼女のアートマンが瞬時に『縄跳び』を生成】
【意識が回復する前に、それで手足を縛ろうと試みた】

【……さすがにそのままだと地味に殺人っぽいので】
【少女の本体の方はというと、ハニーの身体を持ち上げんとして】
【それらが叶ったならば、少女はハニーの身体を縁の付近に座らせようとする】

【ちらり。そして彼女は月読を一瞥】
【「この子、どうしてあげよっか──」なんて、やや悪戯な笑みが滲んだ】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:02:06.82 ID:kqvEIASO
>>372

えっえっ、えーと、新入りの白坂カゲツと申しま……
……えっ、乳団試験!?

【間違ってるのか間違ってないのか、その変換】
【ちらり、>>339の淑女方を見、自分の身体を見下ろし】
【思考、およそ数秒】

――――無理です。

【親指を立てて――湯船に沈んでゆく――】


>>388

え、ええ……?

【もっと食え、肉を付けろとは散々言われたが】
【こんなこと言われたのあたい初めて……】

【混乱に拍車を掛けながら、去りゆく二人を見守った】

/ありがとうございましたー!


>>394>>395

落ち着け、落ち着け私……ビークール、クールになるんです……っわぁ!

【いきなり肩を叩かれて、びくりと大きく反応】
【悲鳴はやはり色気もへったくれもなかったけれど、落ち着く材料にはなったようで】

あ、改めまして。
白坂カゲツ、<Justice>新入りです。
作戦では遊撃を担当させて頂き、まして――――

【声の尾がだんだん細くなって、休符】
【ころりと口の中で舌を転がして――再び、言葉を続ける】

――――負け、ました。
相手の方にも、持つ「正義」があって。私の「正義」は、それに及びませんでした。
だか、ら――――

【声は少し小さくなったけれど、それでも】
【「まっすぐ」に、発音】

――――私は、もっと強くなりたいと。思いました。
ですので、ご教授の方――して頂けると、嬉しいです。
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 01:02:09.90 ID:/fK6SP6o
>>379(蜂蜜)>>391(犬)

【──ざばあっ、と湯面から勢い良く顔を出した少女】
【見上げた先、空中で見据えたハニーの姿──と、機人の手】

ぁ……──

(──……いっか。教えてあげない)

【そのまま行ったら確実にぶつかるだろうなー、と】
【刹那の間ながら安穏に思考していた彼女は、ただハニーを見送り──その視線が上から下に落ちた】

 撃墜、確認……! 

【ぐっ。月読に向けて、微笑みながらサムズアップ】
【しかし、それも束の間、この隙を逃す手はないとして──】

 ────Anima<b!

 “SYOOOAAAAA────ッッ!!”

【彼女のアートマンが瞬時に『縄跳び』を生成】
【意識が回復する前に、それで手足を縛ろうと試みた】

【……さすがにそのままだと地味に殺人っぽいので】
【少女の本体の方はというと、ハニーの身体を持ち上げんとして】
【それらが叶ったならば、少女はハニーの身体を縁の付近に座らせようとする】

【ちらり。そして彼女は月読を一瞥】
【「この子、どうしてあげよっか──」なんて、やや悪戯な笑みが滲んだ】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:02:40.33 ID:kqvEIASO
>>372

えっえっ、えーと、新入りの白坂カゲツと申しま……
……えっ、乳団試験!?

【間違ってるのか間違ってないのか、その変換】
【ちらり、>>339の淑女方を見、自分の身体を見下ろし】
【思考、およそ数秒】

――――無理です。

【親指を立てて――湯船に沈んでゆく――】


>>388

え、ええ……?

【もっと食え、肉を付けろとは散々言われたが】
【こんなこと言われたのあたい初めて……】

【混乱に拍車を掛けながら、去りゆく二人を見守った】

/ありがとうございましたー!


>>394>>395

落ち着け、落ち着け私……ビークール、クールになるんです……っわぁ!

【いきなり肩を叩かれて、びくりと大きく反応】
【悲鳴はやはり色気もへったくれもなかったけれど、落ち着く材料にはなったようで】

あ、改めまして。
白坂カゲツ、<Justice>新入りです。
作戦では遊撃を担当させて頂き、まして――――

【声の尾がだんだん細くなって、休符】
【ころりと口の中で舌を転がして――再び、言葉を続ける】

――――負け、ました。
相手の方にも、持つ「正義」があって。私の「正義」は、それに及びませんでした。
だか、ら――――

【声は少し小さくなったけれど、それでも】
【「まっすぐ」に、発音】

――――私は、もっと強くなりたいと。思いました。
ですので、ご教授の方――して頂けると、嬉しいです。
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 01:02:45.22 ID:fI/cgWUo
>>380(森島きゅん)

……う、うううう、う

【フィスカに抑えられて、恩知らずにも苦しそうに身を揺すった】
【咽喉の奥から、サイレンのような音】
【しかし、体勢的に不利なため、それ以上行動できず】

なんれ、いじあうするのー…
たし、のこと、きあいなのー?

はーなーしーてーよー…

【口調は一本調子。もはや酔っ払い以外の何物でもない】

>>386(リラにゃん)

――あー
リラたん…、たすえっ こふっ!?

【そんな中、無理やり口に突きこまれた水差し】
【一度咽たものの、ひとくち飲み込んだ後は、赤ん坊のように自分からグビグビグビ――】

――――

【――様子がおかしい】
【血液が団体さんになって、頭に昇ってる様子が顔色でも判るだろう】

【けふっ、とアルコール臭い息を一つ】
【水差しの中身で、花唇を艶やかに濡らして】

【炬燵布団の上に、仰向けに倒れこもうとする】
【今となっては中身がなんだったのか、正確には分からないけれど――、大体の想像はつくかも】
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:04:04.76 ID:GDujAvso
…まあ、うん、いいさ。
多分あるさ、こういうことも。

【下がらない溜飲を下げ、無理やりに自分を納得させた】
【ぱぱっと服を脱いで手頃な籠に突っ込み、ずんずんと浴場へ向かう】
【ぐぁらっ、と勢いよく引き戸を開ければ、目の前に広がるのはとても大きな浴槽である】

…おお、広い。

【余談だが、腰にタオルは巻いていない】

…?
(隣が妙に騒がしい、というか戦闘してないか?)



>>399
/把握。
/唐突にやってしまって申し訳ない。
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 01:04:36.32 ID:mRQTvUDO
>>399

【少女にとっては大きめのコートに、するりと袖を通し】
【恐らく彼女の持ち物のひとつであろうリュックサックを、よいしょと背負い】
【──しゃらん】
【また、鎖の音を小さくならして】

ぅ!

【風呂に入ったさっぱり感にでも浸っているのだろうか】
【やけに嬉しそうな笑顔を浮かべて頷き】
【そのまま、とことこと彼の後をついていく】
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 01:04:57.15 ID:oOzAkIDO
>>402
…………………

【足元に転がる赤い果実、アダムとイブが口にした禁断の―――ああ駄目だそんな訳わからん比喩はできない】
【とりあえず足元の林檎を見て歩みを止め、しぶしぶ左手で拾ってやる】
【描写し忘れたが右肩に象牙色の外套をかけるようにして持っている】

…おい、落としたぞ

【口で言わなくてもこの惨状を見れば誰しもが理解してるのだが、まあこういうのが基本の流れな訳で】
【そんな基本の流れにサーファーの如く自分も乗って、少女に林檎を差し出した】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:05:29.80 ID:kqvEIASO
>>407
/ご教授ってなんかおかしいですねハハハ……
/「私を強くしてください」的な感じに脳内変換お願いします
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 01:06:32.46 ID:nAFb9oSO
>>398
おいおい・・・どんだけ長い事入ったのよ、
【少女は少し呆れが混じっように言い】

――――・・・・とりあえず、
【包帯少女は倒れる少女をお姫様だっこしようとするだろう】
【そして、それと同時に足でサウナの入口の扉を蹴り開ける】
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 01:12:16.50 ID:Q6TIDds0
>>388

「達者でな、貧乳仲間!」

【激戦のさなか、そんな短い叫びが放たれて、武美の手が振られた、かも】
【―――なお、コルネリアは呆気に取られて、『紅閻寺』の苗字を、聞きとれなかった様子】

/お疲れ様でしたー

>>ALL

「おう、愛しい吟雪……あたしが抱きとめてやるッ! あの夜みたいに……


            ――――――ずぁおぉぉぉおおぉぉぉぉぉァァぉッッ?!」

【若しかすれば、武美はこの後も暴走を続ける未来が有った―――のかも、知れないが】
【完全に『抱擁する』心算でいた彼女。有言実行と言う優れた気質が、或いは暴走の源が、仇と成り、世界を救う事にも成る】
【盃を投げ捨て、自分から吟雪に接近した彼女は、胸へとモロにその一撃を受け、盛大に水柱を上げながら、バシャと背後に倒れ込む】
【――――盃は容易に取れるだろうが、貴女は、何度か直面した武美の特徴≠、忘れてはいないだろうか?】

「……………………………。」

【何故か吟雪の脳裏に流れ込むのは、「無道武美、完全に沈黙しました!」と、謎のオペレーター声】
【恐らく、能力が見せた最後の暴走だろう――――そう、彼女は、何かと気絶する人間なのである】

《………え、えーと、どうしよー。
 武美さん、このまま連れてった方が、良いよね……私が預かろうか〜?》

【自らを、周囲からある程度浮かせる℃魔ナ、冷静を保つ―――『精霊』らしい遣り口の、聖輪は】
【周囲に並ぶ顔、顔、顔を伺いながら、出番の無くなった銅鐸を消し去ってから、武美の身体を持ち上げることで】
【水が鼻孔・口腔に流れ込まない為の処置を完了してから、周囲へと問う事だろう】

[…………わ、わ、わ、わ、わ。]
《それで、このニンゲンさんは……仕方ない、適当に連れてかないと…ね。》

【そして、部屋の端では――――何も無いと言うのに、勝手に倒れた影が一つ】
【有益な『名乗り』の数々を聴く事無く、湯の沸く所近くに居たコルネリアが、逆上せて着水、軽く水が跳ねる】
【気付いた聖輪は小さな溜息を零すと、武美の処遇に対する言葉を聞きながら、彼女を抱き抱えて湯船の縁に置こうとする】
【――――此処まで平然と書いてきたが、この少女、実は途轍もない怪力の持ち主だったりもする』

《因みに、私の名前は依神 聖輪=c…総ての心あるニンゲンさんの仕合せを、願う者。
 …こんな感じで恐縮だけど、何かしら困った事が有ったら、相談次第でバッチリ協力するから、宜しくね〜。》

【そして、ちゃっかり自己紹介――――とは言え、自分の知り合いが騒動を起こしたせいで、些かばかり肩身は狭そうな様子だが】
【ニンゲンさんの仕合せを願う≠ニいう部分だけは、淀みなく言い切った】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:14:01.09 ID:8UdXQq2o
>>410

【第一ステージ「男湯」──CLEAR】

【外に出た瞬間、彼は本日三度目の息をついた】
【これは勿論安堵、リラックス、その他諸々である】

さて。きっと、男湯とか女湯とか、知らないんでしょ?

【後ろをついてきた少女の方を向き、そう声をかけた】


//眠気が結構なことに……明日に回してもらっていいかな?
//昼ぐらいに呼べると思う
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:14:56.48 ID:m6FOUMQo
>>413

…………うああ

【ほんの10分程度です(キリッ】
【ちなみに倒れていて分かりにくいが女性の身長は意外と高く】
【およそ170cmくらい】

【無論体を動かす事など出来ない為抵抗などは無い】
【抵抗もなければ力も入っていない、体に力の入っていない人体は意外と運びづらいものである】
【果たして少女が持ち上げられるかどうか】

【そして一方のロッカーでは】

――――!!

【散々に叩かれた扉は既にボコボコに、既に亀裂も大分見られて】
【ついにはダムが決壊するように「バキン!」という大きな音と共にロッカーから出てきたのは……】
【一対の白銀の手甲だった、魔法でも掛かっているのかそれは意思があるように空中にふわりと浮いて】

【暫く滞空した後、どよめきの声を上げる客の間を縫って銭湯内、サウナルームの前へと飛び出していく】
【少女が女性を運び出せたのなら手甲と丁度対面する形になるだろう】

【※ロッカーはスタッフが後で直しました】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 01:15:33.28 ID:yeWUkOEo
>>386>>408

【水差しから飲んで、さぁ一安心――とは行かなかった】
【フィスカはヤケクソの様な笑いを口から漏らすと、】

『――……キミ、今何を飲ませた?』


『……と言うか、其れも酒だよな―――あぁ、不味い、実に不味い!』


【腕を押さえていなければ、頭を抱えていただろうと容易に想像出来る状況】
【彼女は大きく叫ぶと、仰向けに倒れ込む彼女に眼を遣って―――】


[ はーい、お嬢さん方退いて呉れるかな――。
こういう介抱は、往々にして男の方が慣れてる物さ。]


【黄金の双眸、西欧人的な容貌ををした―――肩までの黒髪を持つ男である】
【身に着けているのは、黒と赤を基調とした派手なスーツ、極彩色の『蝶』の髪飾り】

【グラス一杯の水を手にした彼は、サージに近付くと――今度こそ、本物の水を飲ませようとする】


『…………キミ、知り合いか?』


【一方、退け≠ニ言われたフィスカ――リライズの傍に近寄ると、そんな疑問】
【どうやら彼女も知らない人物らしく、少しだけ困惑を浮かべている】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:15:34.52 ID:LFcCbiko
>>391>>404

―――ふん、前方不注意だ。

【如何考えても当たり屋なのに、まるで自業自得と言わんばかりに】
【隠す場所も隠さず、湯船に浮かんだハニーを見据える】
【両手で耳の中に入った蜂蜜を引っかきだしながら】
【数瞬のカンナからのサムズアップには、なぜか機人――ごんざれす君が応えた】

【幾らか怒りが静まったのか、滲み出ていた怒気は何時しか消え】
【ハニーが縄跳びで縛り上げられるなら、その様子を眺めつつ】
【「中途半端に犯罪臭いな……」と、小さくぽつり、呟いて】

………………とりあえず、風呂だな。

【処分保留、まずは蜂蜜を洗い流すことにしたらしい】
【ゆっくり犯人の言い分を聞いた後に手を下すのも悪くないだろう】
【カンナの悪戯っぽい笑みにそう答えると、湯船に静かに浸かった】
【蜂蜜まみれの身体で湯に入るのもどうかと思うが、今更である】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:18:51.39 ID:7XoVjmIo
>>411
ご、ごめんなさい! 私ったら不注意で……!

【急いでそれを受け取り、何度も頭を下げる】
【末にぱっと顔を上げて相手を認識し――ほんの一瞬、凍りついた】
【が、それを制する様に屈んで残りの落し物を紙袋へ放り入れる】

あ、あの、ありがとうございました……わざわざ、すいません

【そうしている間も、何度も謝罪の言葉を口にする】
【恐らくは相手の姿も関係無く元から挙動不審なのだろう、仕草一つとってもぎこちない】
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 01:19:40.61 ID:iGslGKc0
>>408

(……「たん」付けで呼ばれたのも久しぶりな気がする)
(……いやいやいやいや、そういうことを考えてる場合じゃなくて)

……その、えっと、もしかして、やらかしましたかね……

【水差しを炬燵の上に置いて、困ったように頭をカリカリと掻く】
【下手すれば、洒落にならない結果が待っている……】

>>417

……多分、お酒ですね。はい。確認しなかったのが間違いでした。

【言われるままに場所を変えながら】
【その表情は、申し訳無さそうな、若干の恐怖の混じったものとなっている】

……いえ、記憶の中には無い……と、思いますけど……

【最近記憶の量が多すぎて漏れが出始めてるのか、自信は無い】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:20:13.92 ID:QAWcas.o
>>405
【場のカオスに合わない、真剣な話題】
【これを聞かされれば、反応出来る位置にいた二人は、表情を引き締める】

『……………正義の基準は、各個人に任せられる
自分の信じる範疇で負けたと感じるなら………それは、確かに負けた事になる
けど、負けたと感じ取れたなら………次に勝つ事は、難しくない筈
教示は必要ないと思う。ただ、多くの人間と話をしてみて』

正義かー、ウチは多数決大好きやからな
せやから正義になりたい時は、まず味方を増やしてみるわ
此処で飲んで騒いだのも友達、他の場所でも友達は居るやろ?
一人で正義正義叫んどるより、何人かで輪唱した方が楽しいわな

【得られた解答はほぼ同じ、導く過程が違うが】
【ぐっと親指を立てる朝顔、軽く微笑んで見せるヴェルチェリ】


「あーもうこれ以上酔ったら廊下引きずって部屋に引き込むよー!?」

【そして、やや離れた位置で、空気を読まない吟雪】


>>414
「あ、これ使えるな、うん。突進のタイミングをー………
……さて、武美?酔っぱらうにしても限度が………あ」

【頭から飛び込むタックル、その威力を実感しぐっとガッツポーズを取る】
【脳内に響くゴングの幻聴、それを掻き消したのは冷静なオペレータだった】
【視線を落せば、見事に沈没して行く戦艦武美】
【一拍のフリーズの後、引きあげようと飛びだしたが】

「………えーとー……どうしよう、うん
問題無かったら適当な部屋に運ぶのが良いと思う……布でくるんで
貴女の部屋でも私の部屋でも、別に一室取るのでも、其処は任せるかな」

【見事に救出作業を完遂した聖輪に、ちゃっかり自分の部屋という選択肢の提示】

「んー………人間から微妙に外れてる生き物は願って貰えるの?
その辺り、何時も迷うんだけど」

【口の中に並ぶ歯列、肥大化した犬歯を見せるように唇を押し上げ】
【何となく、気になった事を聞いてみた】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:23:34.55 ID:GDujAvso
【入浴風景、略】
【とりあえずさっぱりしたようだ】

ふう、気持ち良かった。
たまに来るのもいいかもしれないね。

【特に問題も無く、ゆっくりと温泉に浸かれたようだ】
【壁一枚挟んだ反対側がやたら喧しかったのが気がかりだが、まあ大丈夫だろう。多分】
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 01:23:55.03 ID:mRQTvUDO
>>415

お、、と……?

【またも、ぱちくりと瞬きをする少女】
【男湯に平然といたことから推察するに】
【恐らくこの少女──】
【「男」と「女」という言葉が。下手をすればその概念すら、知らないのだろう】

【一難去ってまた一難とは、まさにこのことか】
【第二ステージ「日本語教室」──Ready?】

/構いませんぜー
/では、また明日の昼頃に
/今日のところはこれで、お疲れでしたー!
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:24:28.42 ID:8UdXQq2o
>>423
//今日のところはお疲れー。また明日ー
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 01:25:10.49 ID:fI/cgWUo
>>404(きちくおねーさん) >>418(ぜろぜろないんさん)

【湯気を含んだ、寒暖の入り混じる外気に肌を撫でられて、意識が浮上を始める】
【脚部には温かな紅茶、お尻にはゴツゴツとした岩の感触】
【そして、自由の利かない四肢】

【瞼を開けるとそこには、絶望的な情景が広がっていた】

…………えーっと

あっ、久しぶりです、カンナおねーさん!
そのぅ、実に会いたかったです、えーっと、えーっと

【盛大に紅茶を被ったために、涙の跡が消えた頬】
【ニコッと愛想の良く微笑むと】
【小首を傾げて、長い蜂蜜色の髪を揺らしてみせる】

【しかし、爽やかな仕草を作っていることは、間違いない】
【頬を伝う冷や汗が、少女の焦りを示していた】

……お二人とも
たすけて、ほしいんです、  けど……

【動かせる部分だけを、パタパタと揺らして】
【えへっ と上目使い】【もうコイツはダメかも分からんです】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 01:26:00.47 ID:1I9GiQSO
>>385

あんなもの、所詮は共同幻想だ。オレはあいつ等みたいに、顔も見えない誰かの為には戦えない。
それが義務だから、手の届く範囲のものは無理矢理にも抱え込むけれど、な。
自分の好きなように、オレにとっての確かな世界≠壊す奴と気に食わない奴を、端から叩き斬るだけだ。

だが……ああ。正義≠ニしての体裁って物も有るし、あんまり表立ってダーティな手段が取れないのは、考え物だよ。
誰にも有無を言わさず、迅速に真っ向から切り刻む。そう出来るだけの手札が揃わない限りは、動けないんだからさ。

【後ろ楯は少なく、また戦闘手段も限られる。常に大衆からは理想≠ナある事を求められる】
【窮屈で為らないと、正義で有りながらその在り方は悪に近い彼女は、笑いながら宣う】
【――散々な事を言いながらも、存外に満ち足りているようだった。少なくとも、悪くは無いらしい】

――――信じるよ、その科白。野に放たれた金獅子≠ェ何処までやるか、見せて貰う。

【自分と同じく、実戦の中で叩き上げた確かな芯=B彼の短い言葉から、少なからず其れを感じ取り】
【表情に喜色を滲ませて、実に愉しげに、朔夜はそう首肯してみせる。確信に、近い物が有った】
【負わされた傷が、剣を交えた腕が、何より心が理解≠オている。そう簡単に死ぬ男では、無いと】

成る程、な。――――オレが誰だか判って言ってる?と返したい所だけど、有り難く受け取っとく。

じゃあな、シェン。また会おう――――幸運を祈ってるよ。

【去り際の彼に手を振り、見送れば。紙袋を持ち上げて、「アイスが溶けてる……」等と一人ごちつつ】
【アタッシュケースも忘れず持って席を立ち、そのまま夜闇に紛れていった――――】
//長時間拘束しちまい済みません、お疲れ様なんですよー!
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:27:57.69 ID:nAFb9oSO
>>416
うぉ・・・デカイ・・ちょって重い・・胸デカイ・・
【デカイってそっちかよ】
【少女は苦しそうに持ち上げる】

何で・・・―――この胸か・・・・?この無駄に付いた脂肪のせいかあ?!!
【少女は、銭湯の中心で悲痛に叫ぶ】

【そして、サウナルームを出た所で手甲に遭遇】

――――・・・・・?!
【さっきまで叫んでいたのが静かになった】
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 01:28:16.09 ID:oOzAkIDO
>>419
…別に、どうって事ねぇよ

【多分、原因は自分だし】

…そんな慌ててっと、また落とすぞ

【自分もその場にしゃがみ、少女の落とし物を拾ってやる】

【何こんなに慌ててんだこいつは、ああアレか、俺がこんなナリだからか?】
【…あれ、初めてそれらしい反応されたんじゃね?俺】
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:28:19.87 ID:kqvEIASO
>>414>>421

【武美の言葉を聞いて、少女は思考する――――】
【「愛しい」「あの夜」――――この二つの単語が意味することは、つまり――ッ】
【勝手にいろいろ妄想し始めたけれど、大きな水音を聞いてはっと我に帰ったりなんだり】

武美さん、聖輪さん、ヴェルチェリさん、朝顔さん……ですね。覚えました。

はい、ありがとうございます……多くの人と。
わかりました、できるだけ沢山の方々に……お話を聞いてみます。

【こくり、一回だけ深く頷いた】
【そしてこの空気の差である】

う、ふぁ……もう月があんなに高いところに。
頭がぼうっとしてきました、お先に失礼します。

【ささやかな水音を立てて、少女は立ち上がり】
【きっちり垂直のお辞儀をひとつ、脱衣場へ歩いていった】


/眠気が……お先に失礼するのです
/ありがとうございましたー!
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 01:29:49.97 ID:fI/cgWUo
>>417 >>420

……えぅーん?

だれー?

【水を飲ませようとする彼の手首を】
【熱っぽい両手で掴まえようとしながら、声を掛けた】
【それから、素直に水を飲んで】
【――特に意味のない動作らしいが、飲み終わっても離してくれない】
【力が入っているわけじゃないため、振り払おうとすれば、きっと可能】
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:33:09.49 ID:7XoVjmIo
>>428
そ、そんな……また落としたりなんて、しま

【少なくとも、多少は気に掛けられているのだろうか。そんな安堵に僅かに雰囲気が緩む】
【それと共に手元も緩んだのか、紙袋が傾きバターの容器がごろんと落ちた】

……うう

【ものすごくしょんぼりとした表情で、それを拾いなおす】

あの、助けてくれてありがとうございました。お名前は……教えて、いただけますか?
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:36:25.31 ID:m6FOUMQo
>>427

…………ふへえ

【そんな少女の悲痛な叫びは届くはずもない】
【だって落ちてるもの、いろんな意味で】

「――――……」

【そして待望のご対面】
【10秒ほど沈黙、その場で滞空】

「我が名は以下略……」
「貴様はその人物、つまり我が主人になにをしたのか?」

【響いたのは抑揚の無い、男と女の区別もできないような不思議な声】
【決して手甲自身が名乗るのが面倒くさかったわけではなく残存魔翌力の温存の為】

「もし我が主を害するような事をしたならば――――」
「――――貴様には滅びて貰う」

【ギチギチと開かれていた指は曲げられて拳の形へ】
【所謂やる気満々という奴である】
【多分「主」とはぶっ倒れている彼女の事だろう】
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 01:39:40.90 ID:oOzAkIDO
>>431
……………………

【ドジッ子萌えなら、きっと今頃悶えてるだろう】
【だが自分は残念ながらそのカテゴリには入っておらず、出来る事と言えばただ一連の流れを見詰めてやるだけだった】

…名前?俺のか?

【俺のか?とは聞いた物の自分以外にいる筈がない、解っているのだが聞いてしまった】

…悪卯、悪い卯と書いて、あくうだ

【拾った物を手渡しながら、名前を言った】
【また落としたりしねぇだろうなという、期待と不安半々の気持ちを思い浮かべて】
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 01:40:36.27 ID:Q6TIDds0
>>421 >>429

《……えー、貴女、話を聞いてると、武美さんの…恋人さん?
 それだったら、任せた方が良いよね。水を拭き取って、服着せて連れてくから、部屋の指定をお願い〜。》

【2000年。休眠期間を外しても、優に800年は依神≠ニして生きていた彼女、同性愛には一応の理解が有るらしく】
【疑問形特有の語尾の上がり方を見せつつも、スピーディに話を運んで、自分でも手に余る少女を任せる事にした】
【どこか間延びした口調の裏で誓うのは、武美の前では二度とお酒は飲まないようにする、と言う事】

《………ケースバイケース、で良いのかな。イマ風の言葉で言うと、そんな感じ。
 今見てる限りだと、貴女は「ニンゲンさんから微妙に外れてる」と言うよりは、「限りなく近い」感じだから、大丈夫だよ〜。》

【そして、少しの間悩んでから、小さな声で出した返答は、何処か自信無さげ】
【元より『人類』の味方である事が存在の根底にあるモノ。この様な事については、言葉を濁すしかないが】
【種族としては兎も角、個体としては、眼の前の生命体を祝福する心算の様子】
【――――心ある≠ニ言う予防線は、こんな時にも働くらしい】

[きゅーん、きゅーん…………きゅ……ん………ゅ……ん
 わた……の……彼は……………イロッ……ト……。]

【意識朦朧のオッドアイ少女は、囈めいた昭和のアイドルソング≠轤オきモノを、KAGEROUの様に揺らめく声で謡いだす】
【そろそろ危険か、と判断した聖輪は、二人を輪状に構えた両腕で巻き付けるように持ち上げて】
【「また会おうね!」とカゲツに挨拶した後、吟雪の返答を聞いてから、更衣室に消えていくことだろう】
 
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 01:43:04.69 ID:yeWUkOEo
>>420>>430


だれー、と訊かれると……そうだね。
通りすがりのパーティ参加者――……信楽 九十九=B


【数瞬の沈黙の後、飛び出したのは――『偽名』】
【彼女の頭に左手を伸ばすと、「離してくれないかな」と声を掛ける】


【若し、一連の行動で手首が離されなかった場合――聊か、強行手段で彼女を離して】


……じゃ、後は頼んだよお嬢さん方――俺は少し、お仕事があるんでね。


【信楽は、現れた時と同様にあっさりと去って行く―――】



『…………仕事―――そうだ、仕事だ。』


『済まない、えーっと……リラたんさん、サージさんの事を任せてもいいかな?
 少ししなければいけない事が有ってね、何時までも居るわけには行かないんだ――。』



【リライズにそんな事を頼むと――フィスカは、返答を聞く間も無く其の場を去るだろう】


/ちょっと眠気が来ましたので、この辺りでお先に失礼します。お疲れ様でしたー!
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 01:44:48.96 ID:/fK6SP6o
>>418>>425(蜂蜜犬)

【──ハニーの仕草が少女の胸に全く響かなかったかと言えば嘘になる】
【少し我侭で世話がやけるぐらいでも、私に妹がいたらよかったのに、とハニーを見て彼女は思う】
【「私も会いたかったよー」と酷く抑揚のない機械的な声が、そんな胸のうちを精一杯表していた】

【そんな人物が(ざーとらしく)上目遣いで助けを請うているのだ】
【真っ当な血が通う人間ならば、きっとそれを聞き入れたのかもしれない】

【しかしながら──】


 ──だ、め


【少女は、向日葵の咲いたような笑みで氷の宣告をした】

……まずは、この温泉を元に戻すこと
話は全部、それから。出来ないなら、全部掃除すること。ね?

【目だけが笑わぬ笑みで、彼女は小首を傾げつつ告げる】
【カンナ第一審の判決では大有罪。このままでは実刑も已む無しというところ】

【尤も、それは彼女個人の判決であるからして】
【月読がもし温情をかけてやるというのなら、それも反映されるのだろう】
【「あなたは、どうする?」と、カンナは月読に向かって問いかける】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 01:49:28.39 ID:iGslGKc0
>>435

リラたんって名前じゃないです……リライズです……。

【そこにツッコミを入れてるうちに、二人の姿が遠くなった】

……って、この状況から一人でどうしろって言うんですか……

【つい口からこぼれる言葉を、聞く人はいなかった】

/はいはい、お疲れ様でしたー

>>430

……あー、と、とりあえず……大丈夫ですかー?

【サージの上半身を支えるように抱きかかえ、背中をさすりながら】
【いつの間にか完食していたそばの椀を炬燵の天板の一番近いところに置いて】
【「まともにならなかったらどうしよう」と一抹の不安が過ぎる】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:52:11.07 ID:QAWcas.o
>>429

「………待った!何か勘違いしてる!ちょっと待った!」

【声に出していない。でも、何か感じた、という事にして貰いたい】
【グルンと振り向いた吟雪は、慌てて訂正を入れる】
【確かにそう受け取られても仕方が無い発言だが】

そーそー、それがええんよ
口は動かせば動かしただけ、余計に動かし易くなるからなあ

『………<Justice>の同僚を探すも良し、別組織の人間でも良し
今日も……それなりの人数に会えたでしょう?
これからも…………思いきるのが良い』

【残り2人は、この雰囲気を壊さぬように、と】
【如何にも「良い事言っただろう」という表情のまま、軽く手を振った】

/お疲れさまでしたー


>>434

「えーと、まあ、そんな感じ。カゲツのは完全に勘違いだけど
任せてくれるなら………ん、起きてからたーっぷり小言を聞かせてあげようかな
部屋は、二階の―――」

【こちらはこちらで、展開の早い話は助かる、と】
【否定の言葉は使わず、天井を指差す動作を入れつつ部屋の番号を答える】
【どうせ無料、一人で使おうと二人で使おうと同じ、という事で】

「ふーん………ま、良いか。微分すれば同じようなもんだし
大丈夫ならそれで良いかな………そっち宜しく、私はこっち片付けるからさ」

【風呂場に広がった盃やら瓶やらを回収し、洗面器や桶は並べ直し】
【酒の臭いばかりはどうしようも無いが、元の様に片付けていく】
【最後に、空になった皿を乗せたワゴンに手を掛けると】

「じゃ、私も着替えて戻ろうかな…………やっぱり良いね、こういうの」

【普段の笑顔とはまた別種、年齢相応かやや幼い笑顔】

【この後は、部屋に戻って休むばかり】
【特に何かが行われない限りは、平和な睡眠時間が確約されるだろう】
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:52:45.23 ID:nAFb9oSO
>>432
・・・・いやいや・・・ついてりゃ良い・・・って物じゃないから・・・。私も・・・普通くらいには付いてるし・・・・うん、
【開き直りやがって少女の胸という名の現実からから視線を反らす】


お・・・?やるか?―――って、んな訳ないでしょ、今裸だし、それに今日みたいな愉しい宴の日を潰したくもないしね。

安心して、このまま水風呂に入れるつもりだっただけだから。
【そう手甲に話す】
【普段なら、このまま戦闘ロール移行だが、どうやら今はそんなつもりではないらしい】
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 01:52:52.47 ID:7XoVjmIo
>>433
悪……卯? な、なんだかとっても悪そうな名前です……

【素直、悪く言えば歯に衣着せぬ性質であるのかそのままの事を言ってしまう】
【すぐに、はっとした表情で口を片手で隠し、しばし目を泳がせる】

ああと、ええと……あ、私は、フェリーチェ、です
悪卯さんも、お買い物……です?

【やっと話題が思い浮かんだか己の名前を名乗り、もう一度頭を下げる】
【今度は落とさなかった。手渡されたものを紙袋に入れながら、ぼんやりとした問いを投げ掛ける】
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 01:54:44.78 ID:1I9GiQSO
【温泉旅館『大焔園』――女湯】

【遅れてパーティに参加したものの、何やらスッゴいノリの良さげな雰囲気ってんで】
【居た堪れずに会場を離れ、雪見酒とでも洒落込もうかと温泉に。】

思えば、お祭り騒ぎなんて久々だからなぁ……。どうしたら良い物やら、と。

【脱衣所で肩に掛けていた臙脂のジャケットを丸め、脱いで畳んだ群青色の紬と一緒くたに籠の中へ】
【向こう側から聞こえてくる喧騒に気付く事なく、タオルを身体に巻き付けて、云々】

【――――そこから紆余曲折有って、現在に至る。】


――――――――ひっ、く。ちっちゃくて悪いかー、ちくしょー……。


【お風呂の隅っこに寄り掛かり、どうにか造った半径1m程の安全地帯に盆を浮かべて】
【所謂ところの、クール()キャラアルコールに逃げるの図式。ほろ酔いであった】
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 01:57:15.09 ID:fI/cgWUo
>>435

ながいー

【告げられた固有名詞に対して、文句をつける酔っ払い】

【そんな酩酊状態の少女の聴覚にも、要求は届いたようだ】
【しかし――、伸ばされた左手から別のニュアンスも伝わったらしく】

【水を飲むよりも効果的に、酔いの醒める想いがした】

【いつの間にか、縋るものを失っていた両手に、ボンヤリ目をやって】
【去っていく信楽の背中を見送って】

…………、?

>>437

……あーうぅー、 …へいき……
あいがと…

【背中をさすられて、気持ち良さそうに、瞼を閉じた】
【酔いは少し醒めたものの、呂律が回ってない】

……、リバりそ…かも…
えあらいは…?

【たぶん、お手洗い、と言いたかったようです】
【一度口元を押さえたあと】
【ふらふら立ち上がろうとしながら、尋ねて】
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 01:57:57.38 ID:fI/cgWUo
>>442
/追記です
/森島くんの方、おつかれさまでしたー!
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 02:00:23.31 ID:LFcCbiko
>>425>>436

【湯船にぼちゃりと身体を浸せば、心身に沁みる温泉の暖かさ】
【冷えた身体には熱すぎる位の湯の温度に、溶けた蜂蜜の絶妙な不快感】
【紅茶の糖分も相俟って、さぞかし凄い“普通の湯じゃない”感を味わいながら】
【徐に犬耳をヘッドフォンごと取り外し、お湯につけてびしゃばしゃと洗い始める】

【そうこうしている内に、目を覚ましたハニー】
【非常に人当たりのいい、愛想の良い微笑を浮かべる少女に】
【犬尻尾のみになった少女――湯の為其れすら見えない――は】

――――ごんざれす君。

【濡れた左手で器用に指を鳴らし、未だ立ち呆ける機人を呼んだ】
【するとごんざれす君。クリームまみれの左腕をハニーの後頭部へと向け】
【ガキン、という金属音と共に、左手の甲部分が可動。小さな銃口が顔を覗かせる】

……カンナの言う通り、まずこの不快で甘ったるい湯を何とかしろ。
出来ぬとは言わせん。拒否権は無い。制限時間は三分だ。

【おーけー? と最後に付け加える】
【なんというか、未だ怒ってる様にも思えるが、表情はほぼ無表情】
【藍色の瞳で、じぃ、とハニーを見据え答えを求める】
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 02:01:02.92 ID:iGslGKc0
>>442

お手洗い……ああ、多分あっちです。
ほら、大丈夫ですか? 

【サージが立ち上がるのにあわせて立ち上がって】
【勿論背中をさすりながら、である】
【そのまま、トイレまで誘導していくだろう】
【何故か持ってるディスポーサルバッグ】

【キンクリしますか?】
【はい】
【いいえ】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 02:04:01.44 ID:Q6TIDds0
>>438

《……はーい、任せられた。
 それじゃ、後でそっちのお部屋に連れてくから……ね〜。》

[あな……たも………おぉ…かみ……に………わり、ま…す…か]

【相手の穏やかな返答に、口には出さないモノの、ささやかな安堵を味わって】
【止まずに口ずさむコルネリアを見かねて、聖輪は更衣室に消えていく】

【その後、聖輪は約束通り武美を届けてくるのだが、彼女が気絶から目覚めるのは、大凡その二分後】
【今後の展開に支障が出ない限りは、扱いは自由。好きに遊んでNE!】

【一方で―――聖輪の部屋に連れ込まれた、コルネリアは】

[………フリューゲル市に…………よう、こ、そ……。]

【恐らく、自らの愉しい記憶を、夢と言う映画館で見ているのだろう―――安らかな寝顔を、見せていたが】
【朝になると、聖輪が眼を離した隙に、その姿を晦ましていた、とか】
【――――今回の『休養』が、彼女に何を与えたかは、未だ定かではない】

/お疲れさまでした!
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 02:04:28.24 ID:m6FOUMQo
>>439

「……―――――――」

【無言、それは納得したからか】
【だたずっとそのまま浮いたまま】

うにゅうあー…………

【主人は主人でこんなで情けなかった】
【勝手に連れて行ってもいいんじゃないですかね】
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 02:04:43.55 ID:oOzAkIDO
>>440
…悪いしな、現に

【す、と目を逸らすと、小さな声で言う】
【何が悪いのかは自分でもよく解らないが、きっと性格とかそこら辺】
【というよりこの名前、自分で自分につけた名前なのに由来がよく解ってない】

フェリーチェ、ね…よろしくさんっと

【立ち上がって、別に何も凝ってないが首を曲げて音を鳴らす】
【あー耳重い、でかすぎるだろ常考】

…別に、買い物なんかじゃねえよ
…帰宅中?ああでも今は家ねえし…放浪中か

【火の国の祭、そこにいけばこの外套の届け先がいるかと思ったが、見付からなかった】
【しかも長くいたらこのでかい耳のせいで煩くてかなわないのでさっさと帰宅してしまった訳である】
【別にコミュニケーション障害ではない、人混みが苦手なだけ…な筈】
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 02:10:21.70 ID:7XoVjmIo
>>448
【ふぇっ、と思い切り肩をびくつかせて一歩仰け反るが】
【落としたものを拾ってくれているのだし、と思いとどまってまた一歩進む】
【ちなみに少女は14歳……しかし、新世界ではそのくらいの年齢のものが出歩いていても普通か】

放浪中……いわゆる、家無しさん、ですか?
えと……おなかとか、空いてないのでしょうか?大丈夫ですか?

【急に、相手の状況に不安そうに眉を下げてあれこれと質問する】
【常識的、ある種では非常識的な少女は、珍しくもない放浪者におろおろと戸惑っているようだ】
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 02:11:13.44 ID:nAFb9oSO
>>447
【少女は手甲が黙ったのを納得と受け取った様で】
【そのまま少女をお姫様抱っこしたまま水風呂の前へ、】
【そしてそのまま冷たい水の上へ少女を持ち上げると】


―――――投下っ!!
【バシャあッ!!と】
【少女の体をそのまま、水風呂へと落とす】
【この少女、結構鬼畜だった】
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 02:12:40.05 ID:fI/cgWUo
>>436 >>444

【拒否されて、諦観と不安が半々】【笑顔が色あせた】
【しかし、二人の要求は、比較的甘いもの】
【元に戻す≠セけで解放してくれるというのなら――】

…………ぅぅぅ…

【――しかし】
【少女にとって、デコレーションを戻すのは割と屈辱的だったりする】
【普通の感性で理解できる価値観ではない、かも】
【悔しげに唸りながらも、向けられた銃口をみて、覚悟を決めたらしい】

……、両手を叩いたら、全部消せるです
でも、この状態だと、掃除するのも難しいです

手だけでも良いので、解いて欲しいです

【そっぽを向いたまま、途切れ途切れに呟く】
【拗ねているのか、藍色の瞳は見つめ返す気がないようで】
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 02:14:08.29 ID:QAWcas.o
>>446
「狼に変わるのは半分だけー……いや、目が覚めた時に狼が横で寝てたら誰だって驚くと思うんだ、うん
それに体形変わるから浴衣が着られなくなる、不便」

「………にしても、ねー………」

【妙に古い歌ばかり、聞こえたフレーズに真面目に受け答えをして】
【部屋に戻って直ぐ、届けられた同居人】
【笑みの質は、普段のそれに変わり】

【武美が目を覚ました時、『武美には』なんのおかしな事も無いが】
【うっかり跳ね起きれば額が直撃する程近くで、吟雪がその顔を覗いている事だろう】
【何処で用意したか武美の要求通り晒を巻いて、浴衣の前を開いている】
【思いっきり酔い冷ましに驚かせるつもりらしい】


【立食会場にて】

…………………おんせん、は?

『駄目。大体、此処に居るのだってバレたらヤバいんだぞ?
……ほら、早く選んで。さっさとタッパに詰めて逃げるから』

【コートにグラサン、帽子姿の怪しげな人物と、被衣で顔を隠した人物とが】
【こそこそと、食べ物の一部をタッパに詰めて、逃げていったとか、なんとか】

/お疲れさまでしたー
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 02:17:42.71 ID:oOzAkIDO
>>449
…あんま珍しくもねーだろ、放浪者なんてよ
…金ならいくらでも狩りで稼げるし、そこまで空いちゃいねーよ

【ばつがわるいような表情で、左手で頭を掻く】
【なんだ、こう…そんな事で心配されたのは初めてだったりして、対応に困ったりして】

【思えば、家が無い事も無い…が、言うなれば『帰るタイミングに迷っている』感じか】
【…どうしたもんか、いつ知り合いに自分の存在を伝えるか】
【…いっその事、全く別の存在として生きていくのも悪くないかもななんて思っちゃったりして、すぐにそれを忘れたりして】
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 02:22:26.77 ID:fI/cgWUo
>>445

……、リラにゃん…

【安定しない呼び方である】
【背中に彼女の優しさ、温かさを感じながら】
【大人しく誘導されるだろう】

…ごめんね

【色んな意味で、今までの事を謝罪したかったのだけれど】
【現状、伝わることはなさそうである】

【ニアはい】

【――外で待っていれば】
【晴れやかさとグロッキーさを内在させた少女が現れるだろう】

……やっぱり、お酒は大人になってからだね
いつか京に仕返しする…

…私はもうすこし休んでるから
あなたは、楽しんで来ていいよ?

ありがとうね、だいぶ、楽になった

【※自業自得です】
【酔っ払いにつき合わせておくのは、もったいないと考えたのだろう】
【ふにゃ、と壁に寄掛かると、ひらひら、手を振りながら笑みを向けて】
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 02:25:00.32 ID:apO7lEDO
>>453
そ、そうなのですか……!
はわ……では、今までお仕事を紹介していた人も、あんまり困ってなかったのでしょうか……!

【とんちんかんな言葉が指すのは、他にも色んな「家無しさん」を助けようとした、くらいの意味か】
【紙袋はしっかりと持ちながらも、目を回してかなり混乱している様子だ】

……はわ
え、と、そうだ! この辺りで、まだ開いてる果物屋さんはありませんでしたか……?

【奇妙な感嘆詞ののち、当初の目的を思い出したのか手を打ち鳴らす】
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 02:25:27.82 ID:m6FOUMQo
>>450

「――――――………」

【少女の行動を監視するように浮いていた手甲だが】
【ついに魔翌力が切れたのかぐわっしゃーん!と盛大な音を立てて床に落っこちた】
【スルー推奨です】

(あれ……?今なんか浮いてる……あれ?)

【正気に近づいて見えた光景は湯けむりの天井】
【  そ  し  て  】

【ざっぱーーーーん!】

うがっぎゃsdhふぁすいlbvはしおあrふぁえf!!!

【冷たさと驚きとで言語?なにそれといった感じ】
【言葉というよりは慟哭か】

(な、なんで水っ冷たいっ!なにこれっ!!)

【手足をばたつかせながらばっちゃんばっちゃんと水を周囲に撒き散らす】
【その様子はどうみても周りの迷惑です本当にありがとうございました】

…………あ、足付く

【暫くしてようやく気づいたのかじたばたするのを止めて】
【恥ずかしさからかそれとも頭を冷やしたいのか水風呂に唇が隠れるまで浸かって】
【じいっと目の前の少女を見つめるのでした】
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 02:28:28.61 ID:/fK6SP6o
>>444(裁判長)>>451(被告人)

 【ハニーがどこか妙なベクトルで我が強いことは、】
 【今までの邂逅の中で、彼女なりに掴んではいるつもりであった】

 【故に、それなりの抵抗は覚悟していたが──】
 【月読の銃口を一瞥して、それが大きな抑止になると考えたのだろう】

【「そう、分かった」 そう小さく呟いて、ざぷ、と一歩後退】

ハニーは、ちゃんと聞き分けられる子だもんね

【そんな、釘を刺すように年上ぶった言葉を一つ】
【そっぽを向いた彼女の横顔を真っ直ぐ見詰めて、零した】

【──少女が指をパチンと鳴らすと、ハニーを拘束していた縄跳びは消滅する】
【手足共に、だ。信用なのか、それとも単に甘いだけか。はたまた何か思惑があるのか】
【少女は何も語らずに、ハニーを拘束していた全てのものを消滅させて、行動を待った】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 02:29:45.81 ID:iGslGKc0
>>454

【何時か、全てが清算される時が来るだろう】
【それが何時になるか、分からないけれども】

【トイレ外】

……もう大丈夫そう、ですね。少なくとも最悪の事態からは……。
しかし、森島さん、酒乱だったんですね……

あ、じゃあ……そうさせてもらいます。まだ食べてないのもありますし。

【とっとっと、と数歩歩いて、振り向いて】

……そうだ、一緒に温泉に行きましょうよ。……今日じゃなくてもいいですけど

【綺麗な、微笑を浮かべて】
【こう、他人を誘うのは非常に珍しい】

【勿論、今から温泉ロールなんて酷なことは中の人には出来ないが】
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 02:35:26.14 ID:oOzAkIDO
>>455
…さあな、俺だけが特殊なのかもしんねぇな

【「ていうかお前、家無しに会う度仕事紹介してたのか」、と付け加えて】
【そこで改めてフェリーチェを見れば何か目回してるし、大丈夫だろうかこいつ】

…果物屋ぁ?

【突然の問い掛けに耳がぴくり揺れる、嫌な体質だなおい】

…こんな深夜じゃ、開いてる場所なんかねぇだろ

【流石にこんな時間、商店街等の店では開いてる訳がない、どこか特殊な果物屋なら別だが】
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 02:40:35.19 ID:fI/cgWUo
>>458

【きょとんと瞳を丸くして、数秒】

……私でいいの?

うぅん、そだね
今は、ちょっとキビしいけど……

また、こうやって来れる日がきたなら、その時は

【アルコールが回っているために、湯に浸かることは出来なさそう】
【炬燵に入ることも、わりと危険かもしれない】

【しかし、彼女の申し出は嬉しかった】
【この約束ならば、酔っていても鮮明に覚えていられそう】
【彼女の綺麗な微笑に答えるように、頷いていつか、必ず≠ニ】

【それから小さく手を振って、リライズの背中を見送るだろう】


/わー!お疲れ様でしたー! 度々遅くて申し訳なかったです!
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 02:41:39.49 ID:apO7lEDO
>>459
ううん……今度から、もう少しだけ、気をつけるようにします

【痛いところを突かれたようで、やや俯いて反省の言葉を口にする】
【そろそろ生来の危機感の薄さゆえか、相手の異様な容貌にも慣れたようだ】

やっぱり、そうですか……
炬燵にはみかんだと聞いたので、お母さんに買っていこうと、思ったのですが
……悪卯さん、ありがとうございました!

【多少は落ち込んだ様子を見せるが、すぐに顔をあげる】
【そうして、ようやく笑顔らしい表情を浮かべると、またもう一度深く頭を下げ】
【商店街の口へと、ぱたぱたと駆けていった】


/乙でした
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 02:43:13.07 ID:nAFb9oSO
>>456
おぉ、気が付いた。良かった良かった、
もうちょっとで、熱中症で死んじゃう所だったよ?
【その後、この少女のせいで今度は凍死する所だったのだが、そこにはあえて触れない。スルーです。】
【少女は安心したのかにこやかです。マジ鬼畜です。】
【と、そんな中―――】

「お姉ちゃん?!さっきからそっち騒がしいけど何かあったの?」
【―――――と、女風呂の壁の向こう、男風呂の方から少年の声がする】
【どうやら内容からしてこの少女の弟らしい、】

ん?護か?!いや何でもない、大丈夫だよ。
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 02:44:29.17 ID:iGslGKc0
>>460

必ず、ですよ

【繰り返すようにそう呟いて】
【まだ疎らに喧騒の残る会場へと、消えていった】
【瞳のくすみがいつの間にか、消えていた】

/お疲れ様でしたー!
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 02:46:16.88 ID:LFcCbiko
>>451>>457

――――――。

【そっぽを向いてしまうハニーを、無表情に見詰めて】
【全身を甘い温泉に浸しながら、カンナの行動を待つ】
【ごんざれす君の向けた銃口は微塵もずれたりしないが】
【ちょっと動けば、簡単に軌道上から抜けることも出来るとかなんとか】

【そして、カンナがハニーを拘束していた縄跳びを消滅させたのを見て】
【ゆっくりと其の場で立ち上がり、湯船の縁まで歩いて行って其処に座る】
【カンナの判断故、特に口出しすることも無い、と言わんばかりに】
【開放されたハニーがどうするのか、見守ることにした】
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 02:48:49.22 ID:m6FOUMQo
>>462

ふぁあふぁふほど………

【訳:はあ、なるほど……】

(むううう、サウナは危険だな危険だサウナは……)
(今後入るときは十分な水分を採ってから入ることにしよう)

【それが本日の教訓でした】
【ぷは、と水面から口を出し一呼吸】

ん、一応礼を言わねばな……助かったよありがとう、うん
……弟か何かか?

【反響して聞こえた声、そんな予測を立ててみる】
【少し寒いのかブルルと一回震えて、だった出ろよというお話しだけれど……・】
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 02:50:47.39 ID:oOzAkIDO
>>461
/乙でしたー
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 03:04:07.88 ID:fI/cgWUo
>>457(toやさしいおねーさん) >>464(さいばんちょー)

【手首の拘束を外してもらったら、隙を見て逃げる気だった】
【上半身だけでも、蜂蜜のジェット噴射を使えば逃げきれる――その自信はあった】

【外して貰えなかったら、意地悪されそうになったら、大声で助けを求めてみるつもりだった】
【大抵は、縛っている方が被害者に見えるだろうから――】

…………

【だから、この状況は想定外】
【「拘束を完全に解いてくれる」なんて、計算外】
【その上、カンナは、なんと言ったか――】

――ぅぅぅ…っ、だから、おねーさんとはやり辛いんですっ

こんなのって、こんなのって!ありえないです!

……もう、ほんとにバカです

【カンナに向き直った表情には、困惑と照れが入り混じっていた】
【後頭部に威圧さえ感じなければ、両腕両足を振り回して】
【意味不明な文句を垂れ流していただろう】

【不意に、両手を叩く】
【露天風呂内のお菓子が一斉に消えた】

【紅茶があった場所がポッカリと空いて】
【仕切りを失った乳白色のお湯が雪崩れ込む。湯にいるカンナは影響を受けるかもしれない】

【ハニーは銃口を避けるように右横へ転がると】
【てててっ、と駆け出して、出入り口とは反対の方向へ逃げていく】
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 03:06:11.02 ID:nAFb9oSO
>>465
どういたしまして、次入る時は時間も気をつけなよ。
【少女はそう忠告を付け加える】

んぁ?あぁうん、私の弟だよ。血は繋がってないけどね、
【少女はそう予測に解答を返す】

「本当に大丈夫?気をつけてね、今お姉ちゃんお酒入ってるでしょ?」

本当に大丈夫だって、
―――・・・・何ならこっちに確認にくるかぁ?今なら巨乳美少女も見れとお得だよぉ?

「・・・・なっ?!行かないよっ?!!!」
【少女を見てからかう様な声に変わり、壁の向こうの弟にそう叫ぶ少女と】
【壁の向こうで、見えないだろうがからかわれて赤面し、湯舟に顔を浸からす弟】
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 03:07:19.16 ID:qsF5C0Io
>>426

【公園での出来事から、後―――数分後の車内】

【およそ匂いというものがシーツの革のみという事から察せる通りに簡素な風景】
【ハンドルを切るのは当然“彼”で、今は法律など無視して片手に携帯を持っていた】
【ストラップ一つ無いそれもまた生活臭がせず、何かと欠けた様子だが――――】


「―――そうだ、繰り返すようだが俺の端末を君が使って、だよ」
『しかし支部長、その……ご自分でなさるのではダメなのですか?』
「俺は当分昼の国には帰らない。恐らく当日、それも直前まではね」

『……了解しました。では、また』

【電話の向こうは女性の声、それは一つの電子音と共にパッタリと聞こえなくなり】
【用の無くなった利器をポイと助手席へと放り、両手はハンドルへと集中する】

(ふむ……情報も渡した、宣戦布告もした)
(武器も荷物も全てある上、おおよそ自宅と呼べる場所は全て引き払った)
(そうすると城へ行くか……いや、先に行くべき場所があるな)

【向かう先は今居る大陸内ではなく、ただ極東―――櫻の国】


【それから殆ど丸二日が過ぎた頃、その櫻の国の東部にて】
【町から出て、少々森を歩いた先の、恐らくは家があったのだろう広い空き地】
【火事でもあったのか中心部には黒炭の山があり、周囲の木々も所々燃え跡が見受けられる】

【そこで静かに佇むのは、紺の下地に蘭模様という和服を着こなした金髪の女性】
【件の髪は簪を差留て、足元に視点を移せば足袋に下駄という見事なまでの和装】

「んー……あと一ヶ月もしたら雪でも降りそうな寒さかしら―――……。」

【はぁ、と白い息を吐きつつ荷物は無し―――と、なると人待ちなのであろうが】
【呑気な独り言とは対照的に寒さを感じている様子もなく、只々林道を眺めていたのだが】

【やがてぽつりと、黒の洋服を着込んだ長身の男がそこを歩いてやってきて】

『――――この辺りの寒さは変わりませんね、母上……?』

【語りかけるような、尋ねかけるような、話す相手を特定しかねるような】
【実に曖昧な口調で声を掛けると、和装の女性はにこりと笑って】
【からん、という小気味よい音を立てながら男の元へと歩み寄っていった】

/最後の最後で意識が飛ぶとは……最早何も言えないです、すみません
/ともあれ、お疲れ様で御座いましたーっ!
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 03:22:33.52 ID:m6FOUMQo
>>468

うん、そうしよう……

【若干しおらしいのは言うまでもなく自分の失態に落ち込んでいるから】

弟か……羨ましいな私には兄しかいないから

【初対面の人に自分の家族構成など滅多に話さないのだけれど】
【今回ばかりは頭が回ってないらしい】

【体が冷えると呟いてタオルを抑えながらちゃぽ、と水風呂から脱出】
【そのままの足で普通の温泉に足を突っ込んだ所で】

――――!?うわっ!!

【少女から出た予期せぬ言葉に驚いて湯船の中にすっ転び】
【また一際大きな波紋を広げて全身を浸かるのでした】

……き、君初対面の人間の体の事をそんな大声で周囲に言わなくても良いだろう
しかもお得だよ、だなんて……一体何を考えているんだ君は

【ジト目で少女を睨むのだった】
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 03:30:36.49 ID:/fK6SP6o
>>464(ごんざれす)>>467(はにー)

(……ちょっとずるいことしたかな)

【少女は、少しだけ眉尻を下げて、ハニーの表情を瞳に映していた】
【何となく、彼女にはそこに含有される成分が感じ取れたような気がした】

 【──全てお見通し、なんて訳じゃないけど】
 【何となく、これが一番の意地悪になるような気がした】


……ありがとね、ハニー


【返したのは、何故かそんな言葉一つだけ】
【少女は、零れ落ちる花弁にも似た、少しだけ儚げな微笑みを零した】



【──ただし、お湯の濁流に飲まれた中で】

【「……これでいいのかな」】
【がぽがぽがぽ。地味にへるぷみーごんざれす】

//げ……やばい……遅れてごめんなさい!
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 03:40:54.90 ID:LFcCbiko
>>467>>471

……ふむ。

【端から見た、カンナに見せたハニーの表情】
【困ったような、照れたような表情に何を見たか】
【「この娘はこう扱えばいいのか」的な表情で頷き一つ】

おっ、と…………?

【ハニーが両手を叩くと同時に、湯船全体の甘味が一気に消えて】
【無くなった部分を埋めるために生まれた湯の流れを足に感じる】
【そして、出入り口と反対の方向へ逃げ出したハニーと】
【御湯の流れに巻き込まれて若干ヘルプ要りそうなカンナを見比べて】

――――――なんなんだこの状況。

【ようやっと冷静さを取り戻してきたのか、そんな事を】
【ごんざれす君、と声を掛ければ、クリームトッピングごんざれす君が】
【湯船に向かって膝をつき、徐に手を湯の中へと伸ばした】
【所詮機械、水に弱いためこうするほか無く、縁から遠ければ救助は届かないだろう】

【一方の少女は改めて湯船で犬耳を洗い直し、適当に水気を払って被り直していた】
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 04:00:27.50 ID:fI/cgWUo
>>471
>>472

【罵倒したはずなのに、背後から届いたのは御礼で】
【駆ける足が少しだけ遅くなった。――少しだけ】

…………ッ!

【もし、振り返って、カンナの微笑を見ていたら】
【別の意味で怒りそうだったけれど、視線がそれ以上交錯することはないらしい】

【掛けてあったコックコートを引っ掴んで】
【露天風呂の囲いに飛び蹴り】【いわゆる、壁キック】

……頭上注意、もう覚えたです
次は負けないですっ

街中であったら、覚えてると良いですっ

【テンプレなセリフを吐きながら跳ね返り、一番高い所に達した後で】
【足裏から白色の液体を最少量ジェット噴射】
【宙返りぎみの挙動で、囲いの向こう側に消え失せた】


【紙束が撒き散らされるような音が、一度】
【会場の喧騒に掻き消されて】
【それっきり。静寂を乱していた者は姿を眩ませた】

【加えて説明すれば、最後に出したものはココナッツオイル】
【白色、低粘性、ぬめりのある感触】
【ミルクに似た性質を持つ為、食用にも使われるが――今は石鹸に近い】
【掃除しなくとも、お湯で綺麗に洗い流せるため、特に気にしなくてもいい筈だ】


/というわけで、お疲れ様でした!ありがとうございましたー!
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 04:19:39.73 ID:/fK6SP6o
>>473(です)

【──ゆらり。湯面が僅かに盛り上がり、少女の背が小島のように浮かび上がったかと思えば】
【背を丸めたまま、ざぷ、ざぷ、とごんざれす君に向かって歩み寄り──手を掴むと、そのまま縁にへたり】

【半身を床に突っ伏したまま、ぼんやりとハニーを瞳に映していた】

 【──ありがとうのワケはまた会えたらそのときに言おうと思う】
 【相変わらずの元気な姿を見れただけで、今の私は十分──】

……行っちゃっ、た

【少女は緩慢な動作で身を起こして、去っていく彼女の姿をただ見送っていた】
【聞きたいことはままあれど。それは少し寝かせてからの方がいいのかも知れない】
【少女はそんなことを思いつつ、戻ってきた静寂な温泉の中で、しばし佇んでいた】

//お疲れ様でした!

>>472(わん)

【ハニーがその場から去った後】

【──ちゃぷ】
【やがてアートマンも水着も消し去って、少女は顔の半分まで湯に浸かる】
【もしも何事もなければ、そのまま少しだけ沈黙するが──すぐに顔を湯から上げて】

 ……月読、陽ちゃん
 『魔術協会』の所属だったよね

 ……年明けてから、ダンドクのこと、見かけなかった

【そんなことを、唐突に尋ねては、また顔の半分を湯に沈めた】
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 04:38:32.66 ID:LFcCbiko
>>473

――――はぁ……。

【次は負けない等と宣言されても、なんだかぱっと来ない様子で】
【華麗な身のこなしで囲いを乗り越え去っていったハニーに】
【そういえば名前教えて無いけど判別出来るのかな、等と思いつつ】
【噴出された白色の其れが周囲を汚すのを見守り】

……覚えてたら、覚えているかもな。

【ぽつりと、聞こえるはずも無い相手に呟いた】

/お疲れ様でしたー!

>>474

【カンナをほぼ役立たずに救い出したごんざれす君は】
【再び直立状態に戻り、静止。動くとエネルギーを消費するので仕方が無い】
【犬耳を被り直した少女は、今度は尻尾を指で梳きながら】

――――年末になら会ったが。

なんだ、どうかしたのか?

【何故か湯船に顔を隠し尋ねるカンナに、答えつつ、尋ね返した】
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 04:51:05.63 ID:/fK6SP6o
>>475

【月読の答えを聞いて、少女は数拍の間で無言でいた】
【ただじーっと囲いの一点を見つめたままだったが、やがて顔を上げて】

……──年明けてから、今まで帰ってこないの
年末までは連絡もついてたんだけど、それも急に着かなくなっちゃって

何か研究に夢中になって協会の方に篭ってるのかな、って思って聞いてみたんだけど──

【それは、端的に言ってしまえば行方不明】
【彼の知人なら何か手がかりが掴めるのではないかと言う儚い希望だった】

……この祝勝会にもひょっとしたら来てるかな、とも思ったんだけど
そんなことも、なかったみたい。あんな性格してるから、どこかをふらふらしてるのかもしれないけど……

……でも、もしどこかで見かけることがあったら、教えてくれないかな

【彼女はそんなお願いを零すと、膝を抱えて小さく縮こまった】
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 05:12:33.86 ID:LFcCbiko
>>476

年明けから……ふぅむ。

【「そもそも年末はボクも引き篭もってたからな……」と】
【そんな事を呟いたのがカンナにも聞こえるだろう】
【兎も角この少女は年明け以降、ダンドクと会った事は無いらしく】

悪いな、特に提供できる情報も無くて。

……ああ、見かけたら連絡しよう。

【尻尾の毛繕いを終えた少女は、再び湯船に浸かり直し】
【一度謝った上で、カンナのお願いに応える】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/09(日) 05:33:03.36 ID:/fK6SP6o
>>477

【「……そうなの?」 呟きが耳に入って、少女は月読を一瞥した】
【研究者ってやっぱり皆そんなものなのかな、と思いつつ】
【そうであるなら、何かに夢中になっている可能性も──と。半ば逃避するように、自らを落ち着けんとした】

【しかしながら。彼女の周囲の水面は、小刻みに波紋を描いていた】
【それを無理やりに押さえ込めるよう、彼女は一層強く膝を抱いて】

……ううん、ありがとう

……──ダンドクはね、あなたのこと色々話してくれたよ
あの耳と尻尾は本物なのか気になってしょうがない、とか
でも見る限りだと、尻尾の方だけ本物みたいだね。今度会ったら、教えてあげようっと

【少し早口気味で零されたそれは、殆ど独り言に近かった】
【無理に微笑んで見せようとして、唇が少し強張っていた】

【自分でもそんな有様が分かっていたのか、】
【彼女は唐突に、ざぷん、と立ち上がって】

……それじゃ、私はそろそろ上がるね

もう遅いし、あなたも気をつけて
じゃあ、おやすみなさい……

【何とかそれだけを言い終えると、彼女は湯船から上がり】
【軽く月読に手を振ると、どこか足早に浴場を後にしていくだろう】


//ワーお疲れ様でした、ありがとうございました!
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 06:32:51.79 ID:LFcCbiko
>>478

――――一応、両方とも作り物だと伝えておいてくれ。
もし此方が会ったら、先にそう伝えることにする。

【自分の感情を押さえ込むように、ちょっと早口に言葉を並べるカンナに】
【立ち上がり、自らの腰部に巻かれている機械――尻尾がくっ付いている其れを示しながら】
【尻尾も耳も本物では無いということを、明確に示しておいて】

ん、ああ。湯冷めしないようにな。
ボクはもう少しのんびりしてから行くとする。

――またな。

【浴場から去ろうとするカンナを呼び止めたりはしない】
【去っていく背に言葉を伝えた少女は、再び肩まで確り御湯に浸かり】
【結局、その後数時間に渡って温泉を満喫した、とか】

/わー、最後の最後で寝落ちぶっこいてしまいました……!
/お疲れ様でしたー!
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 10:31:09.84 ID:nAFb9oSO
>>470
(こんな娘が妹か・・良いなぁ・・)


あはははははっ!!!
【そんな少女を見て爆笑してる包帯少女】

あはは、だって、本当に良い体してんだもん、・・・――――――・・べ・・・別に・・う・・うらやましい・・とかじゃ・・・ないかんなぁぁ!!?ちくしょおおお!!?
【何なんだ、コイツ】
【弟の言っていた酒の酔いが未だ、多分残ってるのだろうか】

/すいません、寝落ちしました。一応返しておきます。
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 11:27:12.85 ID:gUFPqpEo
【公園】

ぷは。

【緑色のブレザーを着ていて、横分けにしたセミロングの黒髪をピンでとめている】
【表情に乏しいジトっとした藍色の瞳、カマボコのようないわゆるジト目の少女が】
【今、まさに紙パックのジュース(抹茶オレ)を飲み干した】

よっ、こら……。

【それを、ひょいっと宙に放り投げ。器用に何度かリフティングをした後に】

ショット。

【よっこらしょっと。と言いたいのだろうか。どうでも良いけど】
【そんな掛け声で、紙パック(抹茶オレ)をゴミ箱に向かってシュート!】

……いえい。

【結果を見届けるまでもなく、くるりと振り返り。勝利のブイサイン】
【そのまま歩いて行こうとしている】

【ちなみに、彼女の狙いは残念だが外れ、ゴミ箱の後ろに落下していた】
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 15:38:45.75 ID:m6FOUMQo
>>480

良い身体……

【そんな事を言われて自分の胸を見つめて、そして両手でぺたぺたと触れ】
【当の本人はなんだか微妙な表情】

うん、まあ平均的には大きい方だとは思うけれど
別段気にした事も無いからそんな事を言われても、という感じだな

【偉ぶりもせずなんだか淡々としていました】

まあ、そのなんだ……君も成長すれば大きくなるんじゃないかな
………………多分

【そっぽを向いてボソリとそう呟いたとか】

/返事が遅くなりましてごめんなさい
/まだいらっしゃいますでしょうか?
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 16:18:19.49 ID:8UdXQq2o
>>423

男、女。人間の種類
ここは男しか入っちゃ駄目で、君は女の子

【男やら女やらの概念はさておき、まずは自分が何なのかと、男湯が何なのかから説明する】
【それから男と女が何なのかの説明】
【曰く】

男は基本的に背が高くて、声が低くて、胸が無い
女は基本的に男より低くて、声が高くて、胸がある。ただし例外あり
こんなとこ

【だそうだ】

//おはよーございます
//返信しとくねー
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りしますVID(Tes):uUyoVzDO :2011/01/09(日) 16:38:12.03 ID:mRQTvUDO
>>483

……、、ん、と。

【ぱち、くり】
【このような瞬きをするのは、もう何度めだろうか】
【出会ってから今までは僅か数刻にも満たぬ時間】
【その、たった少しの間の中ででもこれほどまでに単語や常識を知らぬ素振りを見せるのだ】
【身体年齢と精神年齢が明らかに釣り合わぬ彼女は──】
【今まで、どうやって生活してきたのだろうか】

ぉと、こ……が、たかく、、て──?

【そんなことはさておいて。少女は少女なりに今学んだことを復唱し──】

  【「男、高い。女、低い」】

【──だいぶ簡略化されてしまっている】

/おはよーごぜーやす
/本日もよろしくお願いしますね!
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りしますVID(Tes):7iCe5M0o [sage]:2011/01/09(日) 16:41:42.99 ID:8UdXQq2o
>>484

分かりにくいなら女湯でも見てきなさい。男との差が何となく分かるから

【どこかがっくりしながら女湯の方を指差す】
【言うより見た方が違いも分かるだろうと踏んだのだ】
【知識がどうこうではなく、本能で理解出来るはずだ、と】
【少女が人間であればの話だが】
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 16:52:35.56 ID:nAFb9oSO
>>482
・・・本当?
【包帯少女はそう問う】
【ていうか、この少女、胸は先程も書いた通り、C・Dくらい、平均的にもある方のはずなのだが】
【そこらへんはあれだ、『クラスの人気者だったはずが自分よりランクが上の転校生に自分のいた位置を取られた』みたいな心境になった訳で。】

/はい、遅くなりましたここに
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 16:54:11.28 ID:mRQTvUDO
>>485

……、、……ぅ

【こく、こく】
【今度は、そう素直に頷いて】
【青年に対して何も言わずに、真っ直ぐ女湯の方へ行き──】

 【──数分、否。数十秒後】

……、……!

【──きっと彼女が上手く言葉を話せたら、こう語っていただろう】

 【「女湯に行ったら戦争が起きていたんだ」】
 【「何を言っているか分からないと思うが、私にも何が起きていたか分からない」】
 【「ただ──」】
 【「お風呂が蜂蜜まみれになっていたりよく分からない連合が結成していたり」】
 【「なんだか怖いオーラだして笑っている人がいたり叫んでいる人がいたり」】
 【「──女湯、怖い」】

【かつてこの少女に、ここまで恐怖を与えた存在があっただろうか】
【女湯の中を覗いて扉をピシャッと閉めるまでは僅かに5秒】
【ダッシュで青年の元へ戻ってくるのにも、数秒しかかからなかった】

【そして殺伐さ加減や身体的特徴はある程度理解出来たのか】
【彼女はきっとこれ以降。男女の違いについて質問することはない。きっと】
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 17:01:18.43 ID:8UdXQq2o
>>487

(何だかよく分からないが違いは分かってくれたのか)

【よくは分からないが、少女が何か怖いものを見たことだけは理解し、特に何も言うことはなかった】
【これ以上の厄介ごとは御免なのである】

まぁとにかく、男湯に入ってはいけませんよ
あ、そうそう。因みに怖いのが出てくるというのは嘘なので悪しからず
では、また

【どこかぐったりした様子で話を纏めると】
【最後に嘘をついたと言い、ふらふらしながら外へ歩き始める】
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 17:07:45.25 ID:m6FOUMQo
>>486

うん、多分……

【絶対と言わないのは自信が無い為】
【決して彼女を貶めるつもりは無い……筈】

(……ふう、冷めた体も温まって来たかな)

【はふ、と息を付き】
【掌にお湯を掬って肩に被せる】
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 17:11:34.55 ID:mRQTvUDO
>>488

……、、ぅ?

【青年の言葉を聞き。またも瞬く少女】
【それもそのはずだろう】
【彼女にとって「怖いの」は、すでに女湯で目撃したのだから】
【「女湯、怖い。男湯、安全」】
【──これが、今の彼女の。温泉に対する認識であった】
【しかし、自分が男湯に入ってはいけないと教えられたらその通りにしなくてはいけない】
【「──次から銭湯や温泉に入る時は、どうしよう」】
【言葉にならぬ思考を少女は紡ぐも──】
【彼女の問いに答える者は、きっとおらず】

……な、まぇ?

【歩き去ろうとする青年を、少女の声が引き止める】
【名前を教えろ、ということだろうか?】
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 17:13:36.63 ID:8UdXQq2o
>>490

名前?

【呼び止められて彼は言葉を復唱した】
【それから数秒の間、考えるように黙り込む。じっと少女を見ながら】

灰羽。灰羽祐司

【不自然な間が終わり、彼は名前を名乗った】
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 17:19:49.31 ID:nAFb9oSO
>>489
――――・・・うん、じゃあ、もうちょっとま待つ・・・
【少女はそう大人しく納得すると】

体冷えてきた・・・
【そう湯舟に浸かって】
【少女の横へ行くだろう】
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 17:27:05.89 ID:uUyoVzDO
>>491

はぃ、、ば、ね……

【「はいばね」「はいあね」「はばね」「はいばね」】
【何度か青年の名を繰り返し口の中で転がし】
【数回ほど噛んだり、いい間違えたりはしたものの。やがてちゃんとした名前を紡ぎだす】
【ただし、はっきり音として奏でられたのは彼の、灰羽という苗字のみ】
【滑舌の悪さや思考の幼さから察するに。きっと、長い名前や単語は上手く口に出せないのだろう】

……、、キ、ル
そう、、よばれ、て、、る

【続けて語ったのは、自身の名か】
【キル。どこか不吉なイメージを持つ単語であった】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 17:30:14.58 ID:LF8d9xjo
>>492

沢山食べれば良いと思う、好き嫌いせずに……
私は……うん、好き嫌い無いしきっとそれが理由だろう

【何の理由かは言わずとも……】
【もっとも彼女は良い所出のお嬢様なので食べる食材が良質だったのも一因かもしれない】
【まあその辺りは神のみぞ知る、というヤツである】

君は――――何でこの温泉に?

【水分を吸った髪を掌で軽く絞り、落としながら】
【ちらりと少女を端で捉えてなんとなく尋ねる】
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 17:31:02.38 ID:7iCe5M0o
>>493

(キル……KILLか。想像に難くない)

【キル。不吉なその名と彼女の状態から、出生と生活に凡その見当をつける】
【手錠。傷だらけの身体。まともでない知識。名前】
【それらから”どこかで飼われていた人を[ピーーー]ための人形”という推測に辿り付くまで、五秒とかからなかった】
【それが事実かどうかの確認は今はしない。恐らく出来ないだろう】
【重要なのは過去ではなく、今彼女がどういった状態か、だ】

(……なるほどな)

【名前を聞き、何故か彼は薄く微笑んだ】

よろしく、キル。いつかまた会いに行くよ
そのときは男女の違い以外のことも教えてあげよう

【彼はそう約束した】
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 17:42:15.78 ID:uUyoVzDO
>>495

【「また会いに行くよ」】
【その響きを聞き。少女──キルはもう数度と1回目になる瞬きをする】
【「また会おう」「またね」──】
【そんな言葉は、何度も耳にし。彼女自身も何度も口にしていた】
【しかし、灰羽のように。明確に再会の約束をした相手は初めてで──】
【──だが。それ以上に彼女にとって重要なことがあった】

……、、ほんと、う、か?

【ぱっと、キルに笑顔が浮かんだ】
【知識。それこそ、今の彼女が最も欲しているものであった】
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 17:45:07.51 ID:XsVMWYSO
>>494
ん?私?私はさ今日、火の国でただで酒と飯が食える宴会があるって聞いたから、弟に付いて来たんだよ。で、こんな遅い時間になったから今日は一晩泊まってから帰る事にしたんだ。
【普段、ホームレスの貧相な生活を送る少女にとって、今日は絶好の機会だった様だ】

いやぁ、やっぱり宴ってのは愉しいねぇ、初めて水の国から出たけど、出てきたかいがあったよ。
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 17:45:19.06 ID:7iCe5M0o
>>496

ああ、本当だよ
知りたいことは全て教えてあげよう。だから、僕を見かけたら声をかけるといい

【薄く微笑みながら灰羽はそう答えた】
【知識はいくらでもあげよう、と】

それじゃあ僕はもう行くよ
また会いに来るし、また会いにおいで、キル
じゃあね

【簡単な別れの挨拶。明確な再会の約束をして、灰羽は今度こそ外へ歩き去っていった】

//お疲れー
//ごめんね、短くて
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 17:49:23.58 ID:uUyoVzDO
>>498
/お疲れさまでしたー!
/気にしなくていいんだぜ!
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 17:57:59.22 ID:yXsVMWYSO
/すいません、30分ほど用事落ちします。
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 18:02:01.67 ID:NLF8d9xjo
>>497

なんというか現物的だな……いや素直で良いのかも
今日は泊まるのか、確かにたまに体を休めるには最適の場所だものね

【ちゃぷ、ちゃぷ、と手で湯を遊ぶ】
【温泉というのも余り見慣れた物ではなく、彼女にとってはそれが新鮮なのだろう】

そうだな見知った者達との宴は悪くはない
悪くはないが私の性格的に騒がしいのは苦手だから……大勢だと少し嫌かな

【顔を真赤に染めて酔い騒いでいる自分を想像したくない】
【なんて事もあったりするのだけど、恥ずかしいのでそれは言わない】

2,3人と適当な事を話ながら……というのが理想かもしれない
でもたまーになら大騒ぎも……

【微妙なラインだそうです】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 18:24:29.69 ID:yXsVMWYSO
>>501
あはは、まぁ、私としては誰であろうが、一緒に酒とかが飲めれば、愉しいよ、
【少女は湯舟の中で足をパタバタながらそう呟く】

それに、そいつが仲良くない奴、知らない奴でもそう言う場だと、すぐに仲良くなっちゃうモンなのさ、
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 18:31:56.39 ID:NLF8d9xjo
>>502

それはどうかな?人は見かけによらないものだよ
その場で仲良くなったとしても、後々敵になるかもしれない……

【程良く汗も出てきた、そろそろ出る頃か】
【紅潮して熱い頬を軽く撫でて、ゆっくりと湯から上がり】

まあそう考えすぎるのも詰まらない話ではあるけどね
でも信用しすぎるのはあまり……だよ

【火照る体を冷ますように暫く立ち尽くして】
【ほう、と一息】

私が言うのもおかしいか、くくく……
なにはともあれサウナでの一件は助かったよありがとう
出来ればもう少し優しく助けて欲しかったが、それは贅沢というものだろう

【髪から水滴がぽたぽたと床に流れる】
【少女の瞳を見つめて】

私の名はエルヴィアという、君の名は?

【微笑みを浮かべ名を尋ねた】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 18:35:21.74 ID:8RU10HqAO
【郊外 廃墟】

【そう滅多な事で人が寄り付かないこんな所に】
【薄い空色の刀身の剣を地面に垂直に刺し
柄を上から両手で押さえしゃがみ込んでいる】
【黒いローブを纏った銀髪赤目の女性】

早く……探さなきゃ……

【遠目に見ても、あまり大丈夫そうではない】
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 19:09:18.26 ID:yXsVMWYSO
>>503
まあ、敵になったら今度は喧嘩できるじゃん
【そういう問題じゃないだろ】

あぁ、今度はちゃんと、湯舟の後、水風呂に投下する。ちゃんと手順を踏むようにするよ。
【風呂への入れ方はあのままらしい。やっぱりこの娘何処かおかしい】

私、紗月。よろしくね、まぁ、また会ったらその時は一緒に飲もう。
【彼女はそう、湯舟を上がる少女を見送っていく】

/すいません、エラー連発で書けませんでした
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 19:18:47.32 ID:NLF8d9xjo
>>505

む……君は好戦的な輩らしい……
それも悪くはない、かな――――

【かけ湯で汗を流しながら】
【くすり――と笑ったような気が、した】

うん、それは間違えているぞ絶対
私も風呂で倒れないように気をつけないと……今日もそうだが明日も我が身だ……

【倒れるだけでも寿命を縮めそうなのに水風呂に放られる】
【それを何度もなんて聞いただけで生きた心地はしない、気をつけよう】

紗月か。ああよろしく、縁があればその時は……
それでは私はこの辺りで失礼するよ、喉が乾いた――――

【脱水症状の一歩手前のような気がしなくもないけれど】
【もういなくなる人間の心配は無用、というヤツである】

【優雅に手を振りどこかふらついた足取りで浴場から出て行くのだった】

/いえいえ大丈夫なんですぜ
/そしてこの辺りででしょうか?お付き合いありがとうございましたー!
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 19:23:05.92 ID:yXsVMWYSO
>>505
/乙でしたー!
/長時間のお付き合いありがとうございました!
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 19:53:30.28 ID:yXsVMWYSO
>>504
【そこを通る人陰が一つ】
【それも女性に見覚えのあるはずの―――白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年だった】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

やっぱりこの近道ルートは便利だなぁ、・・・にしても、まさかこんな日まで学校に行く羽目になるとは・・・こっちは今朝帰ってきたばかりだってのに・・・はぁ、
【少年はそんな一人言を呟き、トボトボと歩いてくる】

/未だおりますか?
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 20:04:13.46 ID:8RU10HqAO
>>508

……護か
【恐らくはこちらに気付いていないだろう、少年の名を小さく呟く】
【姿を見ずとも、声音で大体は解る】

【しゃがみ込んでいた態勢から立ち上がり】
【地面に刺さっていた剣を引き抜き、鞘に収める】

(平常心平常心……)
よ、護
【普通を装って、彼女は少年に声を掛けた】


/ まだいましたっ
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 20:12:38.70 ID:yXsVMWYSO
>>509
あ、シルヴァークさんお久しぶりです。
【独り言を呟いていた少年―――護は、女性の声に気が付き、そちらわ向く】
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 20:18:46.66 ID:8RU10HqAO
>>510

シルヴァーグだ、シルヴァークじゃない
【なぁに、名前を間違えるぐらいよくあることさ】

ん……久しぶり、理由は知らないがあまりこういう所にはこない方がいいぞ
【護の独り言の内容は聞こえている】
【それでも彼女はこういう質問を投げかける】
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 20:25:45.80 ID:Kwl5Q+HKo
【路地裏】

………矢張り違う、能力者ではない
自信有り気に近づいてくる点では怪しいかとも思ったのだが

【赤い塗料のような血液が、ある物体を中心に広がっていた】
【それは此処でよく見ることの出来る死体というモノで、既に物音一つ立てぬ屍と化し】

能力者か、或いはそれに準ずる戦いが出来る人物か
いきなり表通りで暴れるという手も、無くはないが………

【またソレを見下すようにして、恐らくは事態の犯人であろうと思われるヒトが居た】

【銀色の髪に褐色の肌、蒼い軍服が良く似合う長身の女性である】
【手には何も持たず、少なくとも見える限りでは武装の類も無し】
【周囲を見渡しても凶器らしきものも無く―――見る人次第で、能力者だとも解るだろう】
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 20:29:31.35 ID:yXsVMWYSO
>>511
僕じゃないです。中身の打ち間違えですよ、
【点々を忘れるとは・・不覚!】
【因みに全く余談が、全角カナではウに点々ができない、何この携帯不便すぎ】

大丈夫ですよ、僕襲わるのは慣れてますし、それに全員が全員悪い人じゃないですよ、
【そんな前向き思考すぎな事を言う】
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 20:35:41.24 ID:8RU10HqAO
>>513

……襲われるのに慣れてる、って言うのもあれだけどな
【護の、なんて言うんだポジティブ思考?に溜め息が出そうになる】
【が、何とか出さずに止める事に成功した】

悪い人だから、襲って来てるんだろうが
【大体は悪い奴、そう、大体は】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 20:42:20.15 ID:2gDcQzMDO
>>512
/まだいますかー?って恐る恐る聞いてみちゃったりして
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 20:47:18.19 ID:Kwl5Q+HKo
>>515
/まだまだ居りまするですよー
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 20:47:52.08 ID:yXsVMWYSO
>>514
ここや路地裏で会う人達全員が襲ってくる訳じゃないし、それに話せばちゃんと分かってくれる人だっていますよ、
【護はそう話す。】
【それは出まかせに言ってる訳でもなく、ちゃんと過去の経験からの言葉だ】
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 20:55:06.56 ID:8RU10HqAO
>>517

(……まぁいいか)
まぁ、問答無用で襲って来るようなのもいるからな
気をつけておいた方がいいだろうさ
【戦闘狂だの、快楽殺人者だの、この世には存在する訳で】

そういえば、火の国の……ブレイザーシティだったか
解放されたらしいな、少し前の事になるが
【少しばかり気になっていた事】
【自分がその事をあまり知らない事もあってか護に聞いてみた】


/ お風呂っ
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 20:59:24.79 ID:2gDcQzMDO
>>512
【カッッッッッ!!!】

―――そうはさせません!

【突如、一際大きな足音と小さな声が路地裏に響く】
【それに次いで、女性の目の前に人影が現れた】

…………………

【蝶が描かれたトレーナーにポケットの多いズボン、目にかかる黒髪に二本のアホ毛が触角の様に揺れる長身猫背の青年が女性の前を塞ぐように仁王立ちしている】
【因みにその頭は黒くツルツルで…蜉蝣の頭部を模したかのようなフルフェイスメットを被っていた】

【…で】

……………………
(登場台詞考えてなかったああああああぁぁぁ!!!!)

【このていたらくである】

/>>516それならと絡みにいっちゃったりしたりして!
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 21:08:38.10 ID:Kwl5Q+HKo
>>519

―――――――――さて?

【骸に向けられていた視線は、より大きな物音へと対象を変える】
【視界に入ったのは勿論青年――女性は、その頭から爪先までを一瞥して】
【笑うでもなく驚くでもなく、最終的に碧い瞳を青年の眼へと突き付け】

ここはコスプレ会場ではない、例え小さくとも戦場だ
君のような青年が来るところではないよ、と……本来なら言うところだが

【左手を軍服のポケットへ、大して右手は銃に見立てたような形にして青年へ向け】

「そうはさせない」と言うのは……君が“能力者”だからか?

【その少々奇妙な体勢のまま、能力者か、と尋ね掛ける】

/よろしくお願いしますなのですよっ!
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 21:16:31.55 ID:yXsVMWYSO
>>518
はい、なるべく気をつけます。
【そうシルヴァーグの忠告を聞く】
【とはいえ、彼にとってここは近道なので通り続けるだろうが】

あ、はい。Justiceと対機関連合がブレイザーシティを、といっても僕は色々あったせいで参加できませんでしたけど、

昨日もその記念と、新年会を兼ねての宴会があって、僕それで火の国行って今朝帰って来たばかりなんです。
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 21:17:47.65 ID:Okx7Y68So
【路地裏】

「チッ……大したモン持ってねーな」
『おーい、おっさん? 返事できる? ……オイコラ、返事できるかって聞いてんだろ!』

【人体を蹴りつける、鈍い音。そして、痛みに喘ぐ、弱々しい声。それらが路地裏に響く】
【スーツ姿の男性が一人地面に倒れており、ガラの悪そうな少年二人が、それを容赦なく蹴りつけているのだ】

「おーい、[ピーーー]なよー? セーギノミカタが飛んできてマジ俺らぶっころされっからな?」
『あー、だから確認するために聞いてんのにこいつが答えねーからよー?』

【彼らに良心の呵責はないのか。無抵抗の相手を、ただ無意味に足蹴にし、嬲り続けている】
【男性の息はまだあるようだが、この事態が長く続けば、無論その保障も無い】

『まぁ? いざとなったら、あの兄ちゃんが助けてくれるし? な?』
「……おい、やめとけって」

【その光景を、ただ黙して眺めている、さらに別の一人の少年の姿がある】
【灰白色の短髪、真紅の瞳。身長は180pほどで、やや細身の少年だ】
【黒いシャツとレザーベスト、暗赤色のレザーパンツを身につけ、その腰にはホルダーのついたベルトを締めている】
【ホルダーには、漆黒の棒が、短い物は40pほどで、三本。長い物は70pほどで、こちらは二本、それぞれ吊り下げられている】

……。

【ひどく不愉快そうに顔を歪めた少年は、その真紅の瞳をその暴行現場へと差し向けてはいるものの】
【ただ、それをじっと眺めているだけ。少年らの声にも、応じる様子は無く、ただ腕を組んで、壁に寄りかかって立っている】
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 21:17:50.61 ID:yXsVMWYSO
>>521
/追記、
/了解しましたー
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 21:19:42.23 ID:2gDcQzMDO
>>520
ここは戦場なんかじゃない

【青年は女性の「戦場だ」と言う言葉を真っ向から否定し、続ける】

確かに悪い人は多いけど、だからってむやみに人が殺したり殺されたりしていい場所じゃない

【青年は、こんな状況となった経緯を知らない、人が一人死んでいると言う結果だけを見て言っているに過ぎない】
【もしかしたら悪いのは殺された方かもしれないし、女性がやった訳じゃないかもしれない】
【そんな事を考えず、ただ己の小さな正義感だけで、女性への敵としての警戒を強める】

…能力者だから…じゃない
俺は…今だけは正義の味方だから…だから、あなたがやろうとしていた事をさせる訳にはいきません!!

【正義の味方、なんと解りやすい事か】
【それを自分でそうと言い切れるのは少しズレている気もするが】
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 21:28:57.84 ID:Kwl5Q+HKo
>>524

―――いいや、戦場だとも

ここに居るのは皆“こうなる”可能性を否定せずにいる者だ
まして、一秒であろうと戦いのあった場所を戦場と言わずになんと言う
そして青年、君はいまから殺したり殺されたりするのだぞ?

【軍靴を死体の腹に当て、蹴るとも押すとも言えぬ動作で道端へと弾きだす】
【容赦など1mmも無い鋭い眼光で青年を見て、まだ逃げてもよいと暗に告げ】

正義の味方……成程、君の考えや行動を否定はしない
が、君もまた自身が能力者で在ることを否定はしないのだな?

【わかった、分かった――ならば、と言う女性の指先に光が集う】
【一秒も無い間にそれは形を成して、“光の銃弾”として青年の右大腿目掛け撃ち放たれる】
【彼女の行動を止めるという点では成功か―――問題は、“今”だ】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 21:31:21.95 ID:ZI6HS8fuo
>>522
/ノックしてもしもぉーし
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 21:33:17.18 ID:8RU10HqAO
>>521

(……何だ、所属していたのか)
【今の口振りから察するに、どちらかに属していると予想出来る訳で】
【まぁ、どちらも役割としては変わらない】
【悪に対する抑止力としての役割は】

宴会か、随分賑やかだったんだろうな
【すぐ後に私は行かなかったが、と付け加える】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 21:33:46.25 ID:Okx7Y68So
>>526
/ガタッ ドタドタ…… 勿論居りますとも!
/というネタはさておき、30分以内なら呼びかけなしでもいいと思うんだぜ!
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 21:36:09.28 ID:t2gDcQzM0
【水の国】

【都市部 街中】

……ほ……し……

く………が…

【活気に満ちる街中を、一人の少女が歩いている】

【その少女はほぼ襤褸切れのような汚れた衣服を纏い】
【痛みきった長い髪を揺らしながら】
【ただただ幽鬼のように足を引きずって歩いている】
【目に力はなく、ただおぼろげに揺れる】

【ふと…少女は何かを見つけたかのように勢いよく顔をあげて】

こっち………あ……る

【ユラユラとおぼつかない足取りのまま路地へと入っていくだろう】

【よく見ると…街中の賑わいに紛れてはいるが】
【少女とよく似た格好の人々が大勢いる】
【格好…と言うよりは雰囲気≠セろうか?】
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 21:42:40.18 ID:yXsVMWYSO
>>527
――――・・・・でも、それと入れ替えに機関は、昼の国を占領されました。だから・・・今はお互い攻防どっち付かずです
【護はその事も付け加える様に言う。】
【その時、顔が少し暗くなり、拳を握りしめた】

・・・えぇ、凄い人数でしたよ。

/お帰りなさいー
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 21:43:13.11 ID:ZI6HS8fuo
>>522
おォ、ここは相変わらず平常運転だなオイ。

【場違いな、妙に間延びした声。暗闇からぬらり、と一人の男が姿を現す】
【かすれた濡羽色の着物を着流し、ボロボロの草鞋を履いた時代錯誤な浪人風の男】
【その腰には真紅の鞘に収まった美しい刀を差しており、男の格好も相まって妙に目立っている】

…あん?コイツらは違ェだろ。
何をどう見ても三下にしか見えねェぞ?

【奇妙なことに、見えない誰かと会話でもするかのように声を出している】
【どう見ても、と言う言葉とは裏腹に、目元は着物と同じ濡羽色の布で目隠しをしていた】
【杖を突いて歩いているところを見ると、どうやら盲人のようだ】

【───仮に異能や魔術、あるいはその類を持っている者がいたなら】
【ちりん、と、小さいがしかし澄んだ鈴の音が聞こえるだろう】



>>528
/念のためってやつですぜ!
/ちょっと遅めになるかもしれませんが、よろしくお願いします。
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 21:44:33.53 ID:2gDcQzMDO
>>525
【道端へ弾き出された死体の動きを、微かに動いた首の動きが追う】
【メットで表情は見えないが、すぐに女性に顔の向きを戻して】

いいえ、あなたはその気でも俺はしません
殺しもしないし、殺されもしない
俺はあなたを…懲らしめます

【す…と軽く開いた両手を前に、腰を落とすようなファイティングポーズ】
【女性の指先に光が集まる、何か来ると瞬時に判断して先手を取る】

【光の銃弾が放たれたとほぼ同時に、体の位置はそこからずれた場所にあった】
【いくら先手を取ろうとその速さには限界がある、頭で意識してから実際に体が動くまでのラグがあり、ギリギリ銃弾をかわした】
【そしてすぐさま、その運動ベクトルは前方向へ】

【女性へと真っ直ぐに駆け出して反撃に出た】
【攻撃方法は殴打、なんてことないただの右拳をスピードを乗せて女性の腹に減り込ませようとする】
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 21:53:27.52 ID:8RU10HqAO
>>530

昼の国……ね
(何かしら目的があるんだろうが……予想は付かんな)
【考えても、何か出来る、と言う訳ではないんだが】
【場所が場所、自分には何も出来そうにない】

……私も、行けばよかったかな
【祭り事は嫌い、と言う訳でもないが】
【色々とあるのだ、事情が】
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 21:54:25.52 ID:Okx7Y68So
>>531

「あん?」
『……何だ? 櫻の国のヤツか?』

【男性の声に、少年らが振り向いて、その珍妙な格好に不審の声を上げる】
【壁に寄りかかっている少年は、不愉快そうな表情を一点、男性の方へと険しい目を向けるが、それ以上の行動をする様子はない】

「ナニ? 観光?」
『オイにーちゃん? どったの? こんなとこ、何も無いよ?』

【『道に迷った観光客』――鴨がネギをしょって来たとでも思っているのだろうか】
【ニヤニヤと下卑た笑みを浮かべて、二人の少年らは無防備に、男性の方へと近付いてくる】
【足元に倒れ伏した、スーツの男性の事など、もう脳内に残っているかも怪しいものだ】

「俺らこの辺詳しいからさぁ。道案内してあげてもいいよ?」
『なぁ金持ってる? 金。 良い土産屋、俺知ってっからさぁ』

【馴れ馴れしく、男性の方へと声をかけながら、一人はその正面へ近付く】
【もう一人の少年は、男性の刀を差した側へと近付く。まずは獲物を封じる算段か】

/こちらこそ、よろしくお願いします!
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 21:54:35.12 ID:Kwl5Q+HKo
>>532

ほう、私を懲らしめるか……やってみればいいだろう
実際にそれが可能かどうか、自身で確かめるのが一番だ

【右手を下ろし、左手を外気に曝して、両足を肩幅程度に開く】
【青年とはまた違う彼女なりのファイティングポーズ、と言ったところだろうか】
【ふと口元を見れば、指先に集まっていたのと同じ光がタバコの様になっている】

(速い、な……だが、あの程度では無能力者でも不可ではない)
(暫く相手をして見なければ解らない、か)

【行動――両手の平を相手に見せる形で腹部の前に出し、拳による攻撃を受け止める】
【多少は鍛えているのだろうが、女性であることとスピードに負けて、やや押され】

【やがて体勢が崩れる、と思われたところで此方も反撃に】
【左足の膝による蹴り上げを青年の右腕、その肘に打ち込もうとする】
【目的は明確に「関節の破壊」、中々の手練であるらしい】
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 22:02:22.42 ID:yXsVMWYSO
>>533
――――・・・昼の国は・・・僕の・・せいでもあるんです。
【何を隠そう、襲撃された時、その場に居合わせていたのは自分】
【それを止められなかったのもまた――自分だ】
【だからこれは―――悪いのは機関だけではない。自分の罪でもあるのだ】
【―――護はそう考える】


きっと、また来年ありますよ、それに宴会やる機会なんて、年内にいくらでもありますよ、
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 22:04:33.24 ID:qM+EZTuSO
>>529
【目深に被った黒いソフト帽、ブラックスーツにレザースニーカー。上から下まで、黒尽くめに身を包み】
【繁華街の人込みを歩く、ひょろりとした長身、痩躯の青年が一人――】

忙しいと思うから忙しい、ね……そりゃまあ確かに、そういうコトも有るだろうけど。

【賢い時間の使い方≠ネんて本を読みながら、器用に雑踏を擦り抜けてゆく】
【帽子に目でも付いているのか、或いは周りが気を遣っているのか。どちらにしろ、褒められた物ではないが】

――――っ、え!?あー、ごめんね、大丈夫………ん?

【さておき。ややあって彼は、件の少女と同じような――そう、幽鬼のような雰囲気を持った、通行人――に】
【不注意が祟ってか、正面衝突を喰らわせてしまった訳で。反射的に謝罪を返し、其方を見遣れば】
【どうにも、様子がおかしい事に気付いたらしく。周囲を見回すと、同じような雰囲気の人間が何人も】

【因みに当然、少女のコトもしっかりと視界に入っている――――】
【日常に潜むひそかな異常。はて、どうした物かと、彼は俄かに首を傾げた】
//こんな感じで大丈夫かな……まだいらっしゃいますかー?
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 22:08:25.22 ID:ZI6HS8fuo
>>534
…櫻の国、か。
まァ、間違っちゃいねェわな。

【櫻の国、と言う言葉に反応し、何かを思い出したかのような仕草をするがそれも一瞬、にたり、と笑う】

【二人が声をかけてくる間、周囲の気配を探る。近距離に二人、少し離れた所に一人、更に離れて一人】
【接近してくる二人、蹲る一人は三下だろうが…問題は、奥の一人】

っふ、面白そうなのがいるじゃねェの。

【鼻先で笑いつつ、右手に持っていた杖をその場に捨てる】

一遍だけ言っておいてやらァ ─────失せろ。

【その言葉と同時。男の体から猛烈に殺気が膨れ上がる】
【同時に左手で、刀の鯉口を切る。間合いに入ったが最後、凶刃の餌食にするつもりだ】
【へらへらと近づいてくる二人は未だ間合いの外だが、さて?】
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 22:09:26.59 ID:8RU10HqAO
>>536

……あまり自分を責めるなよ
責めた所で今が変わる訳でもない
【護がいた、いなかった、に関わらず】
【多分、昼の国はこうなっていただろうと彼女は思う】

まぁ……覚えていればな
【ふぅ、と短い息を吐き、少し移動】
【廃墟の出口、兼入り口まで歩き出した】
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 22:10:45.90 ID:2gDcQzMDO
>>535
【バシイィィン!と肉同士が激しくぶつかり合う音】
【少し大袈裟だが、それくらいに大きな音が鳴る】

【よし、押せる…と思ったのが、全ての間違いだった】
【気付いた時にはもう遅い、引くのが遅れた右腕に膝が迫り】

―――――〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!

【最初は衝撃と、ボキリという鈍い音だけで何も無かった】
【だが、一瞬遅れてそれは襲い掛かる】

―――――っっっ…あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!!!!?

【激痛、それ以外に表せられない感覚が右腕から心を支配する】
【それに伴い汗が吹き出て、メットに篭る叫びが吐き出される】
【一気に体を引いて、右腕を抑えてうずくまってしまった】
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 22:12:16.08 ID:t2gDcQzM0
>>537

/投下したら一時間はいるぜ!

……ほ……く…

【ぶつぶつと、ただ静かに何か呟き】
【ぶつかった事など気にしないようにそのまま路地裏へと入っていく】

あ……が……て…

ほしい……くるし…い

【その後に続くようにぞろぞろと、虚ろな人々は路地裏へ向かう】
【まるで餌へ向かう蟻の行列のように】

【この先にいったいなにがーー?】
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 22:19:01.32 ID:Okx7Y68So
>>538

「は?」
『あ? 何か言った?』

【こちらを眼中に置かないその態度、一方的な退去勧告――】
【そのどちらもが、彼らの神経を逆撫でるのに十分な材料ではあった】
【笑みを一瞬にして、険のあるものに変貌させ、彼らはついに、着物の男性へと掴みかかろうとしたが――】

【殺気にも気付けない、彼ら二人の少年と、壁に寄りかかっている少年との差は、やはり歴然としていた】

……!

【男性の一挙一動に、鋭い目を投げていた少年が、膨れ上がった殺気に呼応するように動く】
【壁から背を離すと同時、腰のホルダーへと手を掛ける】
【腰の左側に掛かっていた、短い棒状の物を、左手で、一本。引き抜けば、その正体は禍々しくも露わ】
【見るものが見れば、すぐに分かる――既に抜き身のソレは、投擲用の短槍】

【膂力のみで、それを着物の男性に向けて、躊躇いも無く投げ放つ!】
【だが、少年と男性を結ぶ直線上には、少年らが立っているため】
【その狙いは、当たったとしても致命傷にもなりそうもない、彼の右肩だ】
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 22:19:46.85 ID:yXsVMWYSO
>>539
そうですね、今更・・・それに、取られたなら取り返すまでです。
【護の顔が、暗いものから元に戻る】
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 22:22:47.13 ID:Kwl5Q+HKo
>>540

……狙うのは関節や首、胴であれば肝臓や心臓を強く叩く

中々いいパンチだが、何の考えも無しに腕を突き出したのは間違いだったな
まさかそれで終わりでもないだろう“正義の味方”
さっさと立って構えを取れ―――と言っても、聞こえないか?

【実際、膝が届くのが間に合ったから良かったようなものの】
【じんと痺れる両手の感覚は薄く、今直ぐには指もマトモに動かない】

【だが、骨も関節もなんとか無事―――あくまで、平静を装って声をかけ】

能力を持つのなら使う事を勧めるぞ青年
私は気まぐれで見逃すつもりはないと、今ここで伝えておいてやる

【きぃん―――口元のタバコのような、棒状の光が輝きを増す】
【それは褐色の肌を明るく染め、銀の髪を煌めかせ】
【獲物を狙う狩人のような瞳をひどく鮮やかに照らし出し】

【カッ、かつ、と二歩前に出て青年に近付いて行き】
【固いブーツのつま先で次は左手の肘を狙い、蹴りを放とうとする】
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 22:26:33.65 ID:qM+EZTuSO
>>541

(――――「苦しい」「欲しい」。ゾンビめいた目付きに、足取りに)

ハーメルンの笛吹きにしちゃ、随分と性質が悪そうだけれど……うーん、と。

【じい、と。青年は、只々人の群れを観察する――いよいよ以って、これは異常だ】
【視界に入った少女にしろ、先程ぶつかった通行人にしろ、可笑しい】
【例え電信柱にぶつかったって、ああも無感覚な反応は返さないだろう――普通は=z

(……少し、尾行てみようかな?)

【暫時の思考。後、青年はそう考えたらしく、彼等の後に続いて歩き始めた】
【気配を殺し、一定の距離を置き、物陰から物陰へ。随分と堂に入った尾行術】

//では、宜しくお願いしまーす!
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 22:26:36.00 ID:8RU10HqAO
>>543

ん……じゃあ、私はそろそろ行くよ
帰り道、気をつけてな

【話が一段落ついたからか、そのまま去ろうとするだろう】
【昼の国の事、色々調べておこう】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 22:33:26.52 ID:ZI6HS8fuo
>>542
はッ、三下にゃ─────!

【二人まとめて斬るには下から上へ、斜め掛けの一閃。そう決めて柄へ手を伸ばそうとする】
【刹那。奥の一人から鋭い殺気、反射的に後ろへ一足飛びに飛ぶ】
【後ろで束ねた長い黒髪が遅れるようにして動き、それを短槍が貫いた】

…いいねェ。やっぱてめェみたいのじゃないと面白くねぇ。
来いよニイチャン。遊ぼうぜ?

【右手を柄を握り、すら、と刀を抜く。その鈍く妖しく光る切っ先を奥へ向け、にたぁ、と笑う】
【先程の二人は既に眼中に無いようだ】

……ああ?うるせェな、たまにゃ遊ばせろよ。
普段は散々振り回してンだ、文句は言わせねぇぞ?

【またしても、誰かと話すような独り言。傍から見れば精神に異常をきたしているように見えるかもしれない】
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 22:39:00.14 ID:2gDcQzMDO
>>544
【痛い、痛い痛い痛い痛い痛い痛い】
【骨が折れた?そんなレベルじゃない、砕けてても納得できる痛さだ】
【痛すぎて神経がそちらに集中しているのか目がぼやけて…いや違う、これは…】
【…ああ】

【…ヘタレだなあ…俺……】
【あんなに意気込んでたのにこんな事で、一撃で】
【…格好悪い…本当に格好悪い…】


【女性の蹴りが迫る…が、それは寸前で固い何かに防がれる】
【蹴りを防いだそれは固く黒く、沢山の大切と無数にも及ぶ細かい脚】
【―――虫嫌いが見たら発狂しそうな程の巨大百足が左の袖からはい出て、甲殻で蹴りを防いでいた】

…格好悪いまま……
こんな格好悪いまま……終われない!!

【続いてもう一匹が、今度は右側から】
【これまた巨大な百足が無数の脚をこれでもかと蠢かしながらはい出て、まるで鞭のように頭を振って女性を弾き飛ばそうとした】
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 22:39:34.46 ID:yXsVMWYSO
>>546
あ、はい。シルヴァーグさんもどうかお気をつけて、
【護はそう彼女を見送るのだった】

/乙でした!
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 22:39:44.47 ID:t2gDcQzM0
>>545

【人々が向かう先、それは路地裏にある人通りの少ない広場だった】
【不良達の溜り場なのか、壁には落書き、あたりにはそのまま捨てられたような食べ物の容器が】

【そしてそこには…】

………

【人が転がっている=z
【少女達よりさらに醜悪な姿で…】
【目は白目を向き、口からはダラダラと唾液が】
【排泄物は垂れ流しで、辺りには嫌な臭いが立ち込める】

【ガクガクと小刻みに震えるソレ≠ヘ間違いなく人であった】
【皆一様に手には注射器を持っている】
【ここまでくれば推理は容易だろう】


ク…ス…リ

【そしてまだかすかに壊れてはいない人々は】
【奥にある天狼会≠ニ書かれたダンボールに群がる】
【水の国の一部をシマとする、所謂ヤクザの名が書かれたダンボールへ】
【そして注射器を自らの手首へと…】
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 22:46:15.25 ID:Okx7Y68So
>>547

「うおっ!?」
『ちょ、なんだコレ!』

【事態の推移について来れない少年らが、喚くように悲鳴を上げるが、やはり白髪の少年もそれに拘泥することは無い】
【ただ短く一言】

……行け。
俺の仕事だ

【だが、あらかじめ彼らの中に符丁のようなモノがあったのか】
【その短い一言で、少年らは察したようだった。そそくさと、脅えた表情で、その場から去っていこうとする】

【下がって行く少年らと入れ替わるように、少年が前に進み出る】
【間近で見れば、その細身の身体は、全身が発条のようなしなやかな筋肉で構成されており】
【肉食獣のような雰囲気を纏っている――】

……クレイジーと遊んでやる義理はない、が。

【彼は己の武器を、展開する――この先に待つ、争いに備えるために】
【腰の右側、長い二本の棒状のソレを、同時に引き抜く――何度も何度も、この動作は繰り返したのだろう】
【傍目にはどんな動作で行われたのかはわからない程、高速の動作】

テメェが能力者だってんなら、話は別だ。
望み通り、ココでくたばりやがれ。

【事実上の宣戦布告と共に】
【彼の右手には150pを超えようかという、長大な漆黒の槍が現われていた】

【犬歯を剥き出しにして、肉食獣のような殺気と共に、彼はその場で槍を両手に構える】
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 22:50:28.62 ID:Kwl5Q+HKo
>>548

【ガッ、という硬い感触は、鈍い痺れとなって足を走る】
【驚きは無い。能力を使えと言ったのは自分であって、あくまで想定内】

【―――とはいえ、想像していた能力とは些か違う】

身体能力の強化かと思ったが……まさか、蟲かッ―――!!

【弾き飛ばされ、受身をとりながら転がって、起き上がったのは5mほども離れた場所】
【鈍痛が胴を支配するが、幸いにも臓器や骨に損傷はない】
【勿論ダメージが無いかといえば、軽くはない程度にあるのだが―――】

ッ………いいだろう、ソレを使って私を止めてみろ青年
しかし私もまた全力で――――お前を“貫く”、さあ―――ッ!

【口元の光を手に取って、ぐにゃりと伸ばすように両手で持ち】
【右手を上げて左手を後ろに引いて、出来上がるのは光の弓】
【ギリギリと引き絞られた弦には光の矢が番われて】

【今、5mという近距離からそれが撃ち放たれる】
【狙うは心臓、貫通力を活かして一気に急所を射とうという考えだ】

【が、弱点としてやはり「直線」――見切れば回避に難くない、という点がある】
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 22:58:05.38 ID:ZI6HS8fuo
>>551
おうおう、素直でイイ子じゃねェの。

【ひひ、と心底楽しそうに笑う。向けた刃を下ろし、更に気配を探る】
【獲物は槍。澱みない動き、肉を喰らう獣のような殺気…大好物だ、と心中で舌なめずりをする】

俺ァ能力者なんて大層なもんじゃねェし、クレイジーって程イカレちまったつもりも無ぇ。
俺は俺だ。
一人の盲人で、一介の人斬りだ。それだけだ。

【それだけ言って、構えを取った】
【両手で柄を握り、刃を右下に下げ、左半身をやや前へ。素早く動け、即座に攻撃に移れる型】

(しかし、槍か。どうしたもんかねェ…)

【決定的な違いは間合い。何処を斬るにせよ、まずは懐に入らなくてはならない】
【しかし、迂闊に動けばそこを突かれる。十分に警戒しつつ、様子を見ることにした】
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 23:06:03.14 ID:qM+EZTuSO
>>550

――――天狼会=H

【クスリ、注射器。考える迄もなく、それが如何なる物であるかの想像は付いた】
【どう見ても合法とは思えず、また、効果の程は見ての通り。――禁断症状も、軽くは無さげ】

【と。其処で彼は、段ボールに書かれた名前に気付く】
【確か、この一帯を取り仕切るマフィアが――そんな名前では無かったか?】
【声を抑えて呟きつつ。頭の中では、高速で思考が回転する】

(解せない。あんな叩き売りみたいな真似、するか?)
(…薬漬けにして売っ払うにしても、これじゃ廃人じゃないか。……まあ、さておき)

(恐らく、売人が近くに居る――かな?今出ていけば、逃げちゃうかも。)

けど、見過ごせない――――よね?

【もう少し待てば、全てが解るかも知れない。だが、そんな思考と裏腹に身体は動く】
【物陰から踊り出て、スプリンター宜しく一直線に駆け出し】
【中毒者の注射器もろとも蹴っ飛ばす勢いで、段ボール目掛けて蹴り込んだ】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 23:10:31.59 ID:Okx7Y68So
>>553

【どちらかというと、寡黙に分類される少年も、これ以上の前口上に時間を費やすつもりも無かった】
【後は手の中の刃で、相手の命を刈り取るのみ】

(……カウンター狙い、か?)

【彼我のリーチ差を知りながら、猶もこちらの出方を窺っている男性の姿勢に、待たれていることを感じながらも】
【この間合いは槍の舞台。こちらから相手を懐に呼び込んでやる理由も無い】

破ッ!

【少年の咆哮と共に、漆黒の穂先が旋風となって舞う】
【両手を可能な限り、石突に寄せ、そのリーチを最大限に生かす突きの一撃】

【単純ながら、練達の一撃は凡夫を寄せ付けぬほどの高速】
【また、把手の位置を急激にずらされているため、急激に槍が伸びてきているようにも感じられるだろう】
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 23:19:16.55 ID:t2gDcQzM0
>>554

【青年が蹴りこもうとした瞬間】
【先ほどの少女がまるで宝を守るように】
【ダンボールの上に覆いかぶさり、青年の蹴りをまともに受ける】

あっ……あっ…薬…薬…

【ボキッと嫌な音とともに少女は吹き飛ぶ】
【注射器はコロコロと地面を転がり】
【少女はそれを追いかける】

おやおや…人の大切なものを目の前で粉砕しようとするとは……
酷い人だ…挙句にこんなか弱い少女まで蹴り飛ばすとは

いやー恐ろしい!

【楽しそうな声が聞こえる】
【コロコロと転がる注射器が広場の入り口に立つ人物の足に当たる】

【透き通るような金色の腰までかかる長髪に“蛇のような”鋭い金の瞳】
【シャープな印象を与える黒いスーツの下に白いドレスシャツと緑のネクタイ】
【黒いスラックスに緑のベルトを二本通して、そこから黒いチェーンを垂らして、黒いブーツを履いた】
【“歪な雰囲気”を醸し出す180cm程のスラリとした長身の青年】
【両手には黒と金のブレスレットを付けており、腰のベルトにはホルダーに入った細長い金属の杭が何本も付いている】

【その男は注射器を拾い上げ】

はい……もう落しちゃいけませんよ?

【優しく少女に手渡す】
【いつの間にか…ダンボールまでも男の手の上へ】

【この男が売人か…?】


557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 23:23:46.71 ID:2gDcQzMDO
>>552
はぁ…はぁ………

【蠢く百足達が腕に巻き付いてポジョンを取る】
【ふらりふらりと立ち上がって、女性に対峙する】
【右腕が痛む、動かそうとしても動かない】
【この力なら、腕が動かなくともカバーは出来る…が…?】

………………

【目の前に光、女性がつがえた光の矢が自分を狙っている】
【回避が間に合うか、多分接近も上手くいかないかもしれない】
【…だけど】

…ベルゼブ…アイ…!

【息を切らしながら呟くと、メットの左目部分が青く光った】
【その左目ただの目に非ず、全てをスローに見通す蝿の目】
【当然長くも使えない…が、すぐに終わらせればいい話だ】

……………!

【放たれた矢の狙いが見える、体の筋肉を最大限に使って右に軸をずらし回避、すぐに女性へと走りだす】
【今この一瞬、ほんの少しの間だけは、痛みを頭から掻き消して】

/すいません、遅れました…
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 23:30:37.96 ID:ZI6HS8fuo
>>555
【一瞬の静寂の後、先に動いたのは相手】
【咆哮一つと共に、旋風の如き疾さで槍が舞う】

(速い───)

【相手の動きを警戒し、即座に対応する姿勢。逆にそれが仇となり、一瞬反応が遅れてしまう】
【上体を反らし、旋風の一撃を避ける。が、避けきれずに胸元が浅く裂かれた】

────しッ!

【血を吹く胸元に一瞥もくれず、今度はこちらの番とばかりに男が動く】
【ぐぅぅん、と反った状態から、上半身のバネを利用してぐるんと右回転。左手を離し、右手で刀を下から上へ振り上げる】
【無論、少年の体は刀の間合いから大きく離れている。刀の軌道が捕らえようとしているものは、その長く伸ばされた槍】
【相手の獲物を叩き、優位に立とうという腹積もりだ】
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 23:31:37.94 ID:NLF8d9xjo
【冷たく澄んだ空気の満ちた路地裏】
【人の気配など微塵も無いその場は、とある奇妙に満ちていた】

―――――――――――

【人で無い物が地面から月を掴む如くに生えているのだ】

【例えるならば限りなく平面に近い薄さのそして限りなく透明に近い白色に染まった……「手」】
【その「手」はその薄さ故に関節と呼べるような物はなく、爪もなく、血管もない】
【人間の手と腕を極限まで簡略化したようなその「手」は石畳の隙間から植物のように無数に生え】
【時折吹く冷たい風に身を任せふわりふわりと揺れている】

【冬の澄んだ月明かりを受けて淡く輝くそれは幻想的ではある、だがそれ故に酷く――――不気味】
【およそ自然界では見られないその光景は、正常な人間の感性ならば惹かれる物が少しはあるにせよ拒絶の念の方が遥かに大きいだろう】
【そのような物体が、普通の世界ではあり得てはいけない物体が、普通の世界に生きる人間に仇をなさない訳が無く】

―――――――――――

【「手の群体」の向こう側には倒れた人の姿が確認出来る】
【彼の表情はどれも生気が無く。その眼は開かれているがどこも見つめていないように暗く、その口は半開きで何を言うでもない】
【彼がそうなったのは言うまでもなくあの「手」が原因だとこの状況が示している】

【この領域に入らない限りはこの「手」も恐らくは襲って来ない】
【逆を言えばこの場所は彼ら或いは彼女らの狩場、踏み込んだが最期……果たしてどうなるか?】
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 23:37:29.25 ID:Kwl5Q+HKo
>>557

(避けたか……タイミングからして、あの目の部分がその要)
(盤上で見ているならばそれを潰すのが得策ではあるが、ここは戦場―――)

……一本の矢でダメならば、三本の矢で通せば良い

【ぐにゃり、回避されたのを見て直ぐに手元の弓は形を変える】
【小さく、構えは横に、小さな光の矢を三本番えて引き絞り】
【ひやふつと射て、狙うのは身体のどこでもなく、当てて相手の勢いを[ピーーー]こと】

(あの甲殻は硬い……ただの蹴りやパンチでは寧ろ此方が痛い目を見る)
(ならばやはり、狙うのは何かしらの“技”といったところか………!)

【射るだけ射れば光を消して、彼女は右足右腕を前に出し、構える】
【そもそも今の攻撃が通るかも、百足を蹴った感覚では怪しい所】
【一撃で慢心せずに備えるさまはまさしく、出で立ち通りの軍人か】

/いえいえ、気にしておりませぬゆえ
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 23:40:05.71 ID:qM+EZTuSO
>>556
【鈍い感触。少女の軽く骨張った身体に、爪先が食い込むのを確認する】
【クリーン・ヒット。当たり所からして、大事には至らないだろうが―――】

【骨の一本も折れただろうか。そんな思案を巡らせつつ、声の方へと振り返る】

――生憎と、そんなに急には止まれないんだ。蹴られたのはその娘の意志、だろ?
俺に罪は無いとも言わないが――随分と悪質だね、君。段ボールじゃなくて、その娘を抱えてやらない辺り、特に。

【愉快犯=B何故だかは解らないが、それが掛かった声に抱いた印象】
【向き直り、彼の姿を捉えれば。果たして、その印象は確信に変わった】

【手品めいた手練に、愉悦を隠しもしない声。慇懃な口調、仮面の笑み、そして――雰囲気】

で――――君がヤクザさんかな?

【不快感を薄い笑みで塗り固め、青年は彼に問い掛ける】
【目深に被った帽子を、手袋に被われた手で取り外し。ひらひらと左手で揺らして】
【黒髪、夜の黒より尚暗い、漆黒の虹彩。路地裏の闇の中に有って、肌だけが浮き上がるよう】
【輪郭のぼやけたその姿は、葬儀屋を思わせたが。へらりとした笑みに軽い雰囲気が、其れを打ち消していた】
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 23:41:21.76 ID:Okx7Y68So
>>558

【狙い過たず、男性の刀は少年の伸び切った槍の腹を叩き上げた】
【石突に手を寄せている、と言う事は、即ち先端に掛かる荷重が、何十倍にも跳ね上がって手元に返ると言う事】

っぐ!

【硬い音と共に、槍の穂先が上空へと跳ね上がる――】
【突き出された槍を、返す前に叩くという刹那の荒業に、少年は苦鳴の声を漏らした】
【だが、槍を即座に手元に引き戻せないと悟れば、次の行動は早い】

【少年は、あっさりと両手を放して=z
【あっさりと、長槍を手放して見せた】
【作用点を失った槍は、弾かれた勢いを残して、宙へと回転して浮き上がる――】

【だが、こちらはまだ丸腰ではない】
【少年は、すぐに左腰のホルダーから、残った投擲用の二本の短槍、その一本を引き抜いた】
【狙いも適当のまま、男性の胸の方へと投げつけて】

【浮き上がった長槍を回収するための、時間稼ぎであることは明白だが――?】
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 23:41:47.85 ID:Q52NWYnyO
>>559
【そこに近づく一人の影】

《妖》ですかね〜?
なんか領域に踏み込んだら襲うタイプでしょうか〜?
【白い髪に白い雪のような和服をきて、足には足袋と緑の下駄をはいた天狗面の少女だ】

【腰には黄色い星が尖端についた赤と白のカラーリングの棒を装備している】

退治した方がいいでしょうか〜?
【左袖から符を5枚出し、左手で持ち】

【首を傾げてる】
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/09(日) 23:52:27.43 ID:NLF8d9xjo
>>563

――――……

【異形というのは言い得て妙、所謂だいたいあってる】
【ただの手なので口は無く少女が近づいても何も言葉を発しない】

――――――――

【しかし少女の事はきちんと認識しているらしく掌を一斉にそちらの方に向け】
【ゆらりと揺れて暫くの沈黙】

【10秒ほどしてからだろうか?】
【手の群れの大多数が突然にビクンと震え、スルスルと地面の間に消えていく】
【この少女相手ならば特に人数は必要無いと判断したのかどうかは不明だが】

【残った手の本数は10本、それらが少女を威嚇するように指を不規則に曲げ】
【じりりじりりと腕を伸ばす形で少女に近づいていく】
【どうやら伸縮は自在のよう、その点は気をつけるに越したことはない】

【手は警戒はするものの少女がどう出るのか分からないので攻撃する素振りは見せない】
【先制攻撃を叩き込む隙は十分に十分、チャンスである】
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/09(日) 23:57:08.34 ID:t2gDcQzM0
>>561

【パンパンパンと笑いながら拍手をして】

なかなか面白い事を仰りますねぇ………

どうして私がこんな穢れきったものに触れなければならないのです?
こちらの方がよほど価値のある存在ですよ…クク

【笑いながらダンボールを目の前に落とす】

【人々は再びそれに群がる】

見てください!この姿を!
こんな醜く穢れても、禁断症状に耐えられない!もっと…もっと…薬が欲しい!
これが手に入るならなんでもする!

ククククククク………最ッ高の眺めですよ!無様に地べたを這いずりながらも欲望に勝てない!
これぞ人のあるべき姿!煩悩の境地!

アー、失礼取り乱してしまいました……

【両手を広げ、演説するかのように高らかに叫ぶ】
【その後に再び柔和な笑みを浮かべ】

私はヤクザ……ではないですねぇ…
しいていうなら下請けですね………あー誤解なきように言っておきますが
流しているのは間違いなく天狼会≠ナすよ?
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 00:00:43.66 ID:2gDcQzMDO
>>560
【余り長くは持たない、けど迂闊に行動すれば串刺しになってしまう】
【一応こちらにも離れ技があるにはあるが…右腕が使えない今、使う事はできない】
【とにかく、一度でも接近出来れば一撃を叩き込める】

【…出来るか…いや、やるんだ】
【どの道、それしか方法は無い】

………………

【ゆっくりな視界の中、全てが一瞬のように現れる】
【両脚には飛蝗の脚を模したジャンプサポーターが】
【背中からは、虹色の光の粒子を撒き散らす蜉蝣の羽が】
【心には、成し遂げる為の勇気が】

【三つの矢が今にも射られんとする、だからこそ今行動をする】
【左手で自らの頭に被ったメットを掴み、引き抜いて、女性の頭目掛けて投げ付ける】
【これで倒せるとは思ってない、ただの囮だ】

【メットが無くなり顕わになったその顔は、目にかかる黒髪に二本のアホ毛が触角の様に揺れる顔】
【左目だけが虫の複眼のようになっていて、弱々しいながらも強く真っ直ぐな眼差しで女性を見据えていた】

【メットを投げ付けて、それと同時】
【ピョンと前に跳んで、空中から女性に接近を計る】
【投げ捨てたメットがすぐ下で貫かれる、もう少し行動が遅れていればああなるのは自分だったかもしれない】
【もし行動が成功したなら、青年は女性のすぐ目の前に着地出来る筈だが…】
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 00:00:52.24 ID:ZI6HS8fuo
>>562
【放つ一撃が槍を叩き上げ、宙へ浮かせた】
【狙い通り…のはずだが、伝わった手応えに対する男の表情はどこか不満気だ。真っ二つにでもするつもりだったのか】
【ともかく、未だ勢い良く右回転した不安定な状態。バランスを取って体勢を立て直そうとして─────】

─────んぐっ!?

【その胸に、短槍が突き刺さる】

【盲人であるこの男、戦いの際には相手の気配や殺気、僅かな物音などを敏感に察知し、相手の動きを気取りつつ戦っている】
【剣や拳などであれば問題無いが、長物などの広い間合いであればあるほど動きが読みにくい。飛び道具ともなると尚の事】
【最初の短槍は殺気を感知して避けたが、立て直そうとしている今、それに気づくことができなかった】

【つまり───男の性質上、飛び道具に弱い。それもかなり】

【胸元に刺さる短槍は中々深く刺さっているが───】

ちィ、しゃらくせェ!

【左手でむんずと掴み、ずぼ、と一息に引き抜いた。傷口から血が吹き出て、着物を赤に染めていく】
【が、それも厭わず左手を横に振り、短槍を投げ返す】
【狙いは胴体。宙に浮いた槍を掴み、構えなおすくらいの時間はあるだろう】
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 00:02:42.79 ID:kyNW0Cz9O
>>564
あれ〜〜?
こっちに向かってきますね〜〜
移動型ですかね〜?
【のんびりとした口調で伸びてくる手に向かい】

結界符・破魔ノ五星
【自分の少し前に五芒星の形になるように】
【空中に符を五枚設置し】
【右袖から太鼓のバチみたいな鉄の棒を出し、五芒星の真ん中を叩こうとする】
【成功したら少女の前に結界が設置され、敵意を持つモノや魔や邪悪なモノが触れれば弾かれダメージを負うだろう】

【あくまで様子見であり】
【少女の後ろには結界がはられていない】
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 00:12:00.45 ID:Kwl5Q+HKo
>>566

【行動する青年を見る女性の瞳は、何時まで経っても鋭いままだった】
【メットを投げるのも、飛び上がるのも、そのまま此方へ向かっているのも】

【戦場では敵から目を離さない。ましてや、一対一であれば尚の事】

(矢は無駄に終わった、が、代わりにあのメットを刺し貫いた)
(あの様子だと虫であれば何でも呼び出せる……いや、変化出来るのか?)

…………悪くはないが、得てして宙からの飛来は的になり易い

【青年が地に足を着けたか否か、というタイミングで女性は一気に前に出て距離を詰める】
【先手必勝。自身の右手を以て相手の右手首を掴もうとし】
【上手く行けば、その状態から左手で相手の右前腕を強く叩こうとするだろう】

【あからさまに右肘の怪我を狙った攻撃、速く鋭いが――少々無防備】
【仮に左手を使われたら守る術はないのだが、それをさせないが為のスピードでもある】
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 00:13:53.16 ID:Okx7Y68So
>>567

なっ……!

【短槍が突き刺さった瞬間に、少年は男性が引くだろう、と考えていた】
【まさか、槍に突かれてなお、戦意を喪失せずに――さらに、刺さった槍を引き抜いて】
【――投げ返してくるとは!】

(クソバケモンが、痛くねェのか!)

【心中で毒吐きつつ、投げ返された槍を、その場で転がって避ける】
【本来ならば、長槍は浮いた槍をキャッチして構えなおす気であったが、こうなれば、少年とて万全の姿勢ではない】
【目の前に落ちてきた長槍の柄を、腹ばいの姿勢で腕を伸ばす――】

【地面に落ちてきた槍を、拾い、立ち上がり、構える】
【少年の脳裏に、怖気が走る――自分ならば、それだけの隙を、黙って見逃すだろうか?――】
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 00:14:51.16 ID:NLF8d9xjo
>>568

――――?

【現れた結界に一旦停止、警戒するという行為は出来るらしく】
【まるで観察するようにそのまま動かなくなる】

【また数秒して】
【様子見とばかりに5本の手が結界を通るルートで直進】

――――――――!!

【掌がそれに触れた途端にそれぞれ散り散りに吹き飛び】
【地面に力なく伏す、ダメージは一応は通る物らしい】

【一方で後方で待機していた残りの手は】
【まるで結界という物、それの害を学習したかのように】

――――――――

【五芒の結界を迂回するルートで移動を開始】
【先程よりもその動きが早いのは少女を敵と認識したからと見て間違いなく】

【手に付属した指の先を引き裂き易いようにと尖らせた】
【「手」という原型はそうそう変わらないがそれに付随する物の形状はある程度は変わるらしい】

【尖った指、合わせて50本】
【少女から見て右側から2本の腕が、左側からは3本の腕が少女の胴体を狙い突っ込んで来る】
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 00:22:48.96 ID:qM+EZTuSO
>>565

面白い=\―面白い≠ニ来たか。うん、言い得て妙。まあ、所謂ところのお節介焼きでね。
いたいけな少女が十三階段を昇ってるのは、どうも見るに堪えなかった。たったそれだけのお話、さー。

(あぁ――――破綻している≠ヒー。訊いてもいないのにぺらぺらぺらぺら、よく喋る)
(……詩人めいた言い回し。自己陶酔。正しく愉快犯≠セ。だが、これで中々理性的だから性質が悪いよ)

【にこにことした、人懐っこい――だが、ともすれば無機質な記号めいた笑みを浮かべながら】
【内心、決して善くは無い感想を抱きつつ。人の波を、ぼんやりと観察する】

【語調は妙に間延びした、此方もやはり軽い≠烽フ】
【温厚なお人よし然としていて、だが何処か――チャラい≠ニ言うか、何と言うか】

じゃあ、如何して君はそう″ンらないんだい?
まだ残ってるだろ、さっさと尻尾振ってむしゃぶりつけば良いだろうに。

――――誤解?可笑しいなぁ。俺、一言も流出源≠ノついては訊いてないのに、さ。
さっきから、まるで念押しするみたいだよね。その段ボールにも、広告°Xしく、わざわざ名前が書いて有るしー?

あー、これは賢くない。自警団にでも通報すりゃ、お金になるかな?

【だが。その瞳は決して、笑ってはいなかった】
【ちゃらちゃらとした口調のまま、青年は揚げ足を取る≠謔、にして】
【彼の言葉の矛盾点を、突く。天然≠ナはない、明らかに挑発している――――】
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 00:27:46.76 ID:kyNW0Cz9O
>>571
(まずは襲ってくる場所の誘導は成功ですかね〜〜)
【結界により相手が遠回りするのは予想の範囲】

【故に一歩下がり】

いきますよ〜〜〜
【左袖から右手に持った鉄の棒と同じモノをだし】
【左手に持ち】

【右側から来る二つの腕を地面にたたき付けるように右手の棒をふるい】
【左側から来る三つの腕には二つを同じように左手の棒でたたき付けるように振るい】
【残りの腕をクルリと回り右足での回転蹴りを放とうとする】

【棒は鉄でてきてあり当たればかなり痛い、陰と陽の気がまとわっている為恐らく霊的なモノにも通るはず?】
【その動きはまるで舞を踊ってるようだ】

【わかる通りに彼女は】
【肉弾戦も得意とする《武道派陰陽師》だ】

/スイマセン…お風呂いってきます
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 00:31:09.65 ID:2gDcQzMDO
>>569
――――――ッッッ!!!!!

【再び激痛、忘れていた痛みが呼び戻される】
【結果から言えば、女性の行動は驚く程上手く、簡単に完了した】
【骨が砕け、神経を傷付ける中を更に衝撃を追加されて得も言われぬ痛みが駆け巡る】
【失敗した?違う】

【青年の背中で煌めき、虹色の光を散らす羽】
【その羽では空は飛べない、攻撃には使えない、代わりに最大の武器を与える】
【勇気】
【カウンターを受ける勇気、覚悟】
【何事にも恐れず、立ち向かう力が沸き上がる…それこそ彼の最大の武器】

そこ…だあああああああああぁぁぁ!!!!!

【攻撃を受け切り、痛みに打ち勝ち】
【そうすれば、それができれば自分のターン】
【体を捻り、右腕を引かれたまま体を反時計回り】
【右足を突き出して、脚の裏で押し付けるように蹴り付けようとする】
【もし攻撃が当たれば、その脚に装着された飛蝗の脚を模したサポーターが作動、地面を蹴り付け高く飛ぶ為の力をそのまま女性に打ち出さんとするだろう】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 00:31:34.65 ID:2gDcQzMDO
>>569
――――――ッッッ!!!!!

【再び激痛、忘れていた痛みが呼び戻される】
【結果から言えば、女性の行動は驚く程上手く、簡単に完了した】
【骨が砕け、神経を傷付ける中を更に衝撃を追加されて得も言われぬ痛みが駆け巡る】
【失敗した?違う】

【青年の背中で煌めき、虹色の光を散らす羽】
【その羽では空は飛べない、攻撃には使えない、代わりに最大の武器を与える】
【勇気】
【カウンターを受ける勇気、覚悟】
【何事にも恐れず、立ち向かう力が沸き上がる…それこそ彼の最大の武器】

そこ…だあああああああああぁぁぁ!!!!!

【攻撃を受け切り、痛みに打ち勝ち】
【そうすれば、それができれば自分のターン】
【体を捻り、右腕を引かれたまま体を反時計回り】
【右足を突き出して、脚の裏で押し付けるように蹴り付けようとする】
【もし攻撃が当たれば、その脚に装着された飛蝗の脚を模したサポーターが作動、地面を蹴り付け高く飛ぶ為の力をそのまま女性に打ち出さんとするだろう】
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 00:32:09.64 ID:ZI6HS8fuo
>>570
はっはァ!いいねいいねェ、楽しくなってきたぜオイ!

【目の前で腹ばいになり、槍を広い、立ち上がり、構える少年】
【隙も隙だらけ、とてつもなく大きな隙であったが、男は手を出さなかった】
【何故か】

【胸元の傷からの出血。着物は血を吸い、どす黒く色を替え重さを増す】
【着物の胸元、丁度傷口の下辺りにある部分を左手で引きちぎると、刀の刀身の上にかざす】
【ぎゅう、と強く握り、布が吸った血を刀身にブチ撒けた。御猪口一杯程度の血が刀身を染める】
【無論そんなことをすれば斬れ味が鈍り、使い物にならなくなってしまうが…様子が違った】

【刀身に付いた血が徐々に薄くなり、元通りに。次いで刀身が赤熱、激しく熱を発し始め───】
【─────ぼう!ついには刀身から火を吹いた】

さァ、続きだ!
そう簡単に死んでくれるなよォ!

【正眼の大上段、頭上から足元へ一振り。間合いには何も無い】
【が。刀の軌道上の炎は消えず、燃え飛ぶ斬撃となって少年へ飛来する!】

【刀を振ったのは少年が構えを取った後。落ち着いていれば、十分に避けることができるだろう】
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 00:32:38.76 ID:ZI6HS8fuo
>>570
はっはァ!いいねいいねェ、楽しくなってきたぜオイ!

【目の前で腹ばいになり、槍を広い、立ち上がり、構える少年】
【隙も隙だらけ、とてつもなく大きな隙であったが、男は手を出さなかった】
【何故か】

【胸元の傷からの出血。着物は血を吸い、どす黒く色を替え重さを増す】
【着物の胸元、丁度傷口の下辺りにある部分を左手で引きちぎると、刀の刀身の上にかざす】
【ぎゅう、と強く握り、布が吸った血を刀身にブチ撒けた。御猪口一杯程度の血が刀身を染める】
【無論そんなことをすれば斬れ味が鈍り、使い物にならなくなってしまうが…様子が違った】

【刀身に付いた血が徐々に薄くなり、元通りに。次いで刀身が赤熱、激しく熱を発し始め───】
【─────ぼう!ついには刀身から火を吹いた】

さァ、続きだ!
そう簡単に死んでくれるなよォ!

【正眼の大上段、頭上から足元へ一振り。間合いには何も無い】
【が。刀の軌道上の炎は消えず、燃え飛ぶ斬撃となって少年へ飛来する!】

【刀を振ったのは少年が構えを取った後。落ち着いていれば、十分に避けることができるだろう】
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 00:33:06.37 ID:wX5vCQzQo
【路地裏】

「ひ、き……ぁ…たす、け」

【ニット帽を被り、ダウンを羽織った青年がうつ伏せに倒れて呻いている】
【良く見れば、頭を誰かに踏みつけられていて……】

……めんど、くせぇ

【青年の頭を踏みつけているのは同じくらいの年の青年だろうか】
【切れ長の目と重力にすら逆らいそうな尖った髪。色は両方沈むような黒である】
【白地に黒で大きく髑髏の書かれたTシャツと、Gパンを着用している】
【雰囲気も瞳相応に暗く、気だるげで】
【唯一、首から下げられた銀のリングが月明かりを映して輝いている】


【ミシ、ミシ・・・・】

「あ゙、あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙―――――」

【地面へ押し付けられる頭蓋骨が嫌な音を立て始めるが、その音は潰されそうな青年の悲鳴によってかき消される】
【涙で滲む視界の中、青年が見たモノは――――】

【へし折れた、ナイフ――――】【こしゃり】


【……その場に“今”居るのは、気だるげな青年1人である】
【足元には人“だった”もの、人の身体、頭部のかけた不完全な“人”が“有る”】
【不完全――大事な部分が欠けた“ソレ”は、二度と動くことは無く】

ちっ…………

【“ソレ”をたった今踏み潰した青年は、大きな虫でも踏み潰したかの様な不機嫌そうな表情で】
【赤く染まった右足を拭う事も無く、その場を後にしようとする】
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 00:35:46.02 ID:t2gDcQzM0
>>572

クックク…貴方がお節介をするのは勝手ですが…
果たしてこの子はそれを望んでいるのでしょうかねぇ?

本人の為を思ってもその本人は貴方を敵だと思う…
矛盾しているのですよ貴方の行動は…根本からね!

【ケラケラと笑いながら叫ぶ】
【可笑しくて仕方がないと腹を抱えて】

私はこうやってこの方々が欲するモノを与え…

そして無様に醜態を晒して堕ちていく様を見るのが至高の喜びでして…

あーいいですねぇいいですよ!通報してくださいよ!
どうせならこの国を根城にしている『justice』なんかにも連絡すれば尚いい!

ですがねぇ偽善者さん…
いくら止めようとしても、人は欲望には勝てない
この方々がいい例です!さぁ…目の前の敵≠…貴方方から宝を奪う敵を…

殲滅するのです!

【掛け声とほぼ同時】
【先ほどの少女が手にナイフを持ち】
【青年の懐へ突き刺そうと走るッ!】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 00:46:25.92 ID:Okx7Y68So
>>576

【素早く立ち上がり、槍を再び両手で構えて――なぜか笑っている男性を、怪訝な眼差しで見やる】
【――やはり、短槍が効いていたのか? なら、笑っている理由は? 虚勢?】

ッ!

【燃え盛る刀を見て、少年が示したのは、驚愕でも、恐怖でもなく――】
【およそ初手合いの相手に見せるには不釣合いな――】

テメェの趣味に付き合う義理はねェ、風通しの良い身体が欲しけりゃくれてやる!

【激烈なまでの、感情の奔流。その感情に、もっともそれらしい名を付けるなら】

【――憎悪】

【右手の槍を、飛来する炎の刃に向けて、振るう】
【その不可思議な血液が男性の能力ならば、少年の能力は――否、この黒い長槍の能力は】
【折れず、曲がらず、砕けず、錆びず、溶けぬ、絶対の槍=z
【飛来する炎の刃が、いかな高度を誇ろうとも、打ち負ける事は無い――】

っらぁ!

【無論、槍を支えるのは少年の膂力だ――】
【大砲を、槍で受けても、槍が折れずとも少年が無事ではすまない】
【だが、目の前の炎の刃を散らすことに、少年はいささかの疑いも抱かぬようだ】

【左から、右へ。炎の刃を縦に絶つように、長槍でなぎ払う――!】
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 00:46:58.14 ID:NLF8d9xjo
>>573

――――!!

【先ず2つ、迫る棒に逃げる手段なく】
【殴られそして地面に激突】

【そしてもう2つ、こちらは右側よりも遅かったのか逃げる余裕はあったのだが】
【それぞれの腕がタイミング悪く絡まってしまい、結果殴られ地面に激突】

【残りの1本は一番外側から攻撃を仕掛けようとしていたらしく】
【足が迫る寸前にその身体をぐにゃりと曲げて回避。ただ自分1本だけでは無理と悟ってか結界を避けて後方へ退避】

…………………

【地面に伏した腕達は少女の足元に転がりピクリピクリと痙攣している】
【殴られた部分からは白い煙、黒い痕―――どうやら陰の気に弱いらしい】


【そして一方、最初に結界に弾かれた腕は既に機能を取り戻したらしく起き上がっており】
【逃げてきた1本と合流、総勢6本に】

【対象の危険度は予想よりも大きい、自らを適応させなければ……】

……――――――――

【ゆれてゆれて、6本それぞれが1つの場所に集まり始め】
【互いに被さるように其れを繰り返し大きく、大きくなっていく】

――――――――

【数秒も掛からぬ内に融合は終わり腕はその姿をより大きく】
【およそ全長は3m程に成長、そして掌の中央には金色の目玉が1つ】
【ぎょろりと周囲を景色を確認し、最後に少女を見据えた――――標的は彼女……】

――――――!

【ごう―――と巨大な腕はその場から飛び出して少女に向かう】
【その勢いのままに腕を伸ばし掌を向け地面を抉りなが少女に体当たりをかまそうとする】
【尚、金の瞳はキチンと閉じられている。目に何か入ったら痛いものね!】

【原始的な攻撃手段ではあるが地面を削る程の勢いと硬度を持った「手」当たればただで済まないのは明白か……】

/了解ですゆっくりどうぞー
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 00:48:00.55 ID:Kwl5Q+HKo
>>574-575

(…………これで、完全に破壊したか)

【油断といえば、そうなのだろうか―――女性の動きはそこで止まっていた】
【相手は痛みにこらえ切れず、反撃等出来ないだろうと踏んでいた】

    【――――しかし、目の前の青年は“勝って”しまって】

――――な、に―――――ッッ!!?

【蹴りが入る――下がるまいと、掴んだ右手に力を込める、が】
【そこを追撃するようにサポーターによる強力な補助が加わって】
【堪らず手を離し、ダメージを少しでも減らそうと自ら進んで後方に飛ばされる】

【ざあざあと地面を滑って、6m程から―――咳には僅かに水音が混じり】

(くっ……肋を1、2本やられたか………?)
(しかし、まだ……此処で尻尾を巻くという選択肢は掴み難い……!)

【左手で腹部を押さえながら、ゆっくりと起き上がる女性の口からは赤い液体が一筋流れ】
【それを右手で拭いながらも、瞳だけは未だに青年へと向けられている】

【ダメージは大きいが、まだ立てる。まだ戦えると、自らに言い聞かせるかの如く、である】

583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 00:53:42.56 ID:xg+eAw5U0
>>578

【コツコツと足音が聞こえてくる】

ゲシャハハハ!

【そして聞こえてくる奇妙な笑い声】

ゲシャハハ、良いタイミングだったようだなァ。
そこの人間。ちょっといいかなァ?

【闇夜の月に照らされながら男がひとり歩いてきた】
【ボサボサの髪に破けた黄土色のジャンパーと色落ちた紺のズボンを着ており】
【左腕が無く、右腕には不透明のゴミ袋を片手に提げている】
【そしてまるで生きていない人のように青白い肌をしていた】

そこに落ちてるゴミ。

【そう言って指を指すは踏み潰された人であったもの】

拾わせてもらうぜェ。ゲシャハハハ!

【ニヤニヤと奇妙な笑顔に奇妙な笑い声をしながら言った】
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 00:56:47.32 ID:2gDcQzMDO
>>582
…はぁ…はぁ………くっ…………

【体制を立て直す、と同時に脚のサポーターが消えた】
【右腕はこれまでない程に痛い、治癒魔術を使ってもそれなりの苦労はするだろうか…魔術協会の医務室はまだ空いているだろうか】

【それだけじゃない、左目はそろそれ限界を訴えて、左目だけ涙が大量に流れてきた】
【ポケットから眼帯を取り出し、慣れた手つきで左目に装着する】
【それから、女性に視線をやって】

……まだ…やりますか…?

【見た所、女性のダメージも相当な筈…だがまだ立っている、自分を見据えている】
【まだ戦う意思があるなら自分も逃げ出す訳にいかない】
【でも、左目が使えなくなった以上これ以降は厳しいかもしれない】
【「もう、止めませんか?」そんな意味合いを含めて、問い掛ける】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 01:04:10.99 ID:wX5vCQzQo
>>583

ああ………?

【ゆらりと、身体ごと聞こえてきた足音と不愉快な声の方へと向き直る】
【人間だれしも、汚れる事は不愉快に感じるもので彼も例外では無い……たった今、大きな“虫”を踏み潰したところだ】
【不機嫌そうに眉根に皺を寄せている】

……………人外、か?

【見るからに、生きている感じのしない男に向けての呟き】
【ただ、ソレは質問と言うには声は小さく…無視できるモノだ】

片付けて貰えるなら、願ったり叶ったり。だ
何に使うのかも…気になるが

【今もなお、首から赤い命の源泉を吐き出し続けるその肉体】
【好きにしてくれて構わない、ただ…何に使う気かと……尋ねる】
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 01:05:28.01 ID:ZI6HS8fuo
>>580
【長槍と炎の刃がぶつかり、せめぎ合う。が、それも一瞬】
【斬撃を伴って飛来するとはいえ、所詮実体は炎。あっけなく散ってしまった】

【左から右へ振るわれる、少年の槍。一瞬生まれたのは小さな、しかし明確な隙】

────ら、せッ!

【その隙に、一足飛びに前へ。間合いからやや外れているが構わず刀を振るう】
【少年の左の肩口から、右の脇腹へ。斜めに斬らんと炎刃が踊る】

【きっちりと間合いに収めていれば、綺麗に斬り伏せたであろう一撃。しかし今回は間が悪かった】
【間合いギリギリで振るったため、当たらない確立が高い。当たったとしても極浅く、致命傷にはなり得ない】
【だが仮に当たったなら、赤熱した刃が身を焦がすだろう】
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 01:06:38.93 ID:Kwl5Q+HKo
>>584

(状況は……胴を深くやられた私のほうが不利とみえる)
(相手は右腕が使えないとはいえ、蟲……あれが代わりになる)
(………ここは一度引いて、次の機会といった所か)

【無言――思案に終始しながら、およそ10秒ほども沈黙が流れただろうか】
【フッ、と女性の右手に光の球が現れて、口が動き】

……いいだろう、この場に於いては退いておこう
だが私にもすべきことが有る、直ぐに戻る、と……伝えておく

【そう言って、手元の光球を地面に叩きつける】

【閃光弾と言うのだろうか、目眩ましに使うような強烈な光が発生して】
【青年が視界を一時でも奪われれば、光が収まる頃には既に女性の姿は無く】
【ただ道の隅に転がる死体から流れる赤が、道を塗装する様だけが残されるだろう】

/お疲れさまでした〜!
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 01:07:25.35 ID:4KYCx6RJO
>>581
一本逃がしましたね〜
(陰陽棒で殴ったのはダメージが大きいみたいですが、結界のはもう復活しましたね〜)
【考察しながら、残りの腕を見据える】

【そして結界は時間切れの為消え】

あらら〜〜〜〜
合体しましたか〜〜
でも見た事ない《妖》ですね〜。やはり櫻の国のではないですよね〜
この国の《魔物》とかなんですかね?
【のんびりと言いながらも、相手が突進しようとするのを見て】

!?
【右へと大きく跳び、回避するが…】

………当たったら駄目ですね〜
【僅かに掠った左手から少しえぐれ血が出る】
【左手を動かせない程ではないが、掠っただけでコレだ……まともに喰らえば…】

ハァァァァァァァァア!!!!!!!
【そして直ぐさま腕に向かい】
【左右の陰陽棒で】
【ドドドン!!!ドドドン!!!】
【っと交互に6回連続、太鼓を叩くように力強く殴りつけようとする】

/ただいまー
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 01:09:03.53 ID:qM+EZTuSO
>>579

はぁ……矛盾してるのは君だと思うよ、ピエロ君?道化芝居にも、やり方ってモンが有るだろ。
これは矛盾とは呼ばない。望まなくてもやるから、お節介なんだ=\―――解るかな?

(挑発にも動じない、と――――ヒット。こいつは、只の愉快犯≠セ)

【一見して詭弁とも取れる、だが、確かな道理の通った言葉を放って――彼もまた、嗤った】
【肩を震わす。喉を震わす。くすくすくすくす、軽い¥ホみが俄かにチェシャ猫めいた様相を帯びた】

【曰く、真性のお人よしらしく。そして冴えない見た目に反して、頭はそこそこ回るらしい】
【憎めない道化者、或いは――――。青年のスタンスは、まあ、そんな所だった】

(マフィアはビジネスだ。何の利益も無く、クスリをばら撒くような真似はしない)
(ましてや、売り物にわざわざラベルなんて張るものか。どう考えても)
(――そう、愉快犯≠セ。劇場型の犯罪者、他人を出し抜くコトが大好きな「皮肉屋/ジョーカー=vだ)

(……けど、その為だけに態々?どうにも解せないな)

ああ、君もそういうクチか。誰の手も届かない高みから、他人のぶざまな姿を見下ろす事に快楽する、ね。
――――実は、斯く言う俺も大好きなんだ、そういうの。君とはちょっぴり、趣向が違うけど。

ねえ、聞きたい………っ、と!?

【迫る少女の手には白刃。あろうことか、彼は咄嗟にそのブレードを掴む事で対応する】
【無惨にも千切れる、右の手袋。だが、反して出血は無い――膂力は、ちゃちな造りのナイフなら圧し折れそうな程】
【彼はそのまま、片手でナイフを払いのけ。左手で軽く、少女の首に手刀を打ち込まんとする】

【此方の力は、それほどでも無い。気絶を狙ったらしく、怪我の無いように加減されていた】
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 01:12:17.78 ID:xg+eAw5U0
>>585

ゲシャハハハ!あぁ、そうの通りだ。人間じゃぁない。

【ギラギラとした瞳をした不気味な笑顔を青年に向ける】
【そして、死体の近くにしゃがんだ】

何に使うかは―ご想像にお任せしようかな。ゲシャハハハ!
おまえ、人間だろ。妄想するのは好きだろ?簡単だろ?ゲシャハハハ!

【そういって、死体のそばにあるへし折れたナイフを拾い】

あぁ。これもゴミかなァ?

【そう言って、そのナイフを使い死体の右腕をさした―グシャリ―と】
【もう一度強く―グシャリ―】
【もう一度―】
【もう一回―】
【そうして切れた腕を拾い上げ、持ってきたゴミ袋の中へと入れた】

【そして次は、左腕に向かってナイフを刺そうとする】
【一度バラバラに分解してからゴミ袋に詰め込もうとしているようだ】
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 01:14:00.96 ID:2gDcQzMDO
>>587
…止めますよ…何回も……
…何回も何回も何回も……あなたが諦めるまで…止め続けます……

【―――それが、何も殺さず止められる手段だから】
【そんな言葉も、聞こえているかは解らない】
【いつの間にか光に視界が覆われ、いつの間にか気を失っていた】

/乙でしたー
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 01:21:51.82 ID:NLF8d9xjo
>>588

【残念ながら《魔物》ではない】
【一番この「手」という存在に近い物をあげるとするならそれは式神の類】

――――!……?

【少女を吹き飛ばす、事は無く「手」にとってその結果は意外な物だったらしく】
【数秒の硬直、掌の瞳が開かれて己の指先には血の痕】
【それを確認した後また瞳はぎゅっと閉じられて】

――――蒐集――――

【そして唐突に無機質な声が響く】
【男も女が混じったような不思議な声、時折テレビの砂嵐のような「ざ……ざ……」という音が混じり】
【指に付着した血液が「手」の内部深くへと浸透、やがて赤色は表皮から姿を消した】

【その行動をなによりも優先しした為か後方の自分の腕に迫る攻撃には対処出来ず】

――――――――!!

【連続の攻撃に苦しんでいるのか腕をくねらせる、殴られた部分には黒い痕そして大きな罅】
【「手」はやられた仕返しとばかりに振り返り】

――――――――

【指を大きく開き指の先を鉤爪状に変えて横に振りかぶるように少女を叩き引きちぎろうと己を振る】
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 01:24:31.80 ID:Okx7Y68So
>>586

【右方へと流れていった槍、その間隙に乗じるように、男性が素早く間合いを詰めてくる】
【機を見るに敏ではあるが、拙速――】

ふっ……!

【短く息を吸い込む】
【多弁は好まない。ただこの槍を振るう腕を以って】

【男性が飛び込んだ場所こそが、死の虞風の只中であることを思い知らせる――!】

【回避運動を行うつもりは無い】
【そんな事をしたら、せっかくの槍が、止まってしまう=z

ぐっ、う……!

【灼熱の刀身が、袈裟懸けにこの肉を焦がす】
【筆舌に尽くしがたい痛み。ただ斬られるのとは違う。斬られながら、焼かれるその痛みに、それでも悲鳴は喉の奥で押し留めて】
【ただその肉体だけが、半ば無意識の中に、もはや身体の一部とも言える、その長槍を振るう】

【右に振るった槍を、留めることなく、その遠心力に従うまま、右腕を返し、身体を捻って――】
【身体の背部で、右手から左手へ。運動エネルギーを損なうことなく、左腕に槍を持ち替えて】
【炎の刃を断ち切ったものと、違えることなく同じ軌道。そのまま、男性の脇へと、槍を叩きつける!】
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 01:25:23.46 ID:wX5vCQzQo
>>590

…ああ、いい
よく考えたら……お前が何しようが、俺には関係無かった

【ギラギラとした瞳と、深く暗く…何もかも飲み込みそうな目が合った】
【瞳の奥に一筋の希望も見えず、男の様に笑う等の感情すら見せない】
【―――妄想や、他人に無理に入り込もうともしない】

【何度も何度もナイフで突き刺しては肉を少しずつ千切ろうとする彼へ、足音も無く近づくと】

どれ、手伝おう―――

【手で己の口元を覆いながら、肉塊の左腕の付け根へまた右足を乗せ】

【ギシリ―――――肉塊と化した青年の喉の代わりに、肉体そのものが悲鳴を上げた】
【先程、頭を踏み潰した様に……肉体の左肩を踏み潰して左腕を千切ろうと言うのだろう】

【そしてそれは…大して時間もかかりそうにない】
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 01:29:44.59 ID:t2gDcQzM0
>>589

【少女の首に手刀は見事に命中し】
【少女は力なく項垂れる、どうやら気絶したようだ】

【その様子をニタニタと笑いながら眺め】

いやぁ感服いたしました…貴方のことを侮っていたようです

矛盾をしていたのは私のようでしたね、フ、興参です

【両手を挙げて笑いながら呟く】

それに…良かったですねぇ…その少女はまだ助かる見込みがありそうですよ?
他の方々は残念ながら…廃人ですがね…フフ

此度は私の負け…なのでいい事を教えましょう!
その薬の名はD=c…そしてそれを撒いているのは天狼会

この二つ……調べてみれば面白いかもしれませんよ?先ほど言った『justice』なんかに聞いてみるのもいいかもしれません…

【どうやら少女は病院に担ぎ込めばなんとかなりそうだ】
【そして意味深なことを呟いた後に背を向ける男】

それでは…私まだ仕事≠ェ残っておりますので…
できればあと片づけ…お願いしますね…

【そう言うと、いつの間にか消えていた】
【残ったのは空の注射器と、多数の壊れた人、そして青年のおかげで助かった少女のみである】

【路地裏の闇は…世界の闇は深く歪だ】

/乙でしたー!
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 01:31:04.67 ID:yXsVMWYSO
【郊外――廃墟】

――――・・・・・・
【元々何色の物だったのか分からなくなってしまう程に汚れたローブに身を纏って】
【顔中に包帯を巻き、右目と口元以外の表情が謎に包まれた少女がそこで、こんな所で眠っていた】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 01:32:31.66 ID:xg+eAw5U0
>>594

おぉ!?

【青年が踏み潰したことにより千切れた腕を見て驚いた声を漏らす】

君ィ。ただの人間じゃないなァ?ゲシャハハハ!

【その行動を見て、すぐに直結する感想】
【そして、千切れた左腕を拾い再び持っているゴミ袋に入れた】

ゲシャハハハ、そうも簡単に解体できてしまうとはねェ。
”こいつ”も完全な肉体を持っていればすぐにでも壊すことができたんだがねェ。ゲシャハハ!
あ、いやァ。切断はできねェかもなァ。ゲシャハハハハハハ!!

【笑い声を叫びつつ、今度は右足へとナイフを向けた】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 01:35:41.28 ID:LQJqoJjGO
>>592
(という事は操ってる人がいるんですかね〜〜。どうやら血とかを集めてるんでしょうか〜)
【聞こえてくる声と自分の血を吸う様子で少し予想をたて】

!?
【両手の棒をクロスさせ指の刃を受け止めようとするが吹き飛ばされ】

【切断は回避したものの吹き飛ばされたダメージが入り】

痛いですね〜〜
少し怒りましたよ〜〜
【ボロボロになりながら立ち上がり】
【そう言いながら、左手の棒を一回、右手で持ち】

【符を一枚取り出し、空中に設置し】
【再び左手に棒を持たせる】
【なお…この動きはかなり速く無駄がない】

【ドドドン!!ドドドン!!ドドドン!!!!】
【っと左右で交互に叩き始める】
【符に《火氣/火の魔翌力》が集まり始めてるのがわかるだろう】

【どうやら大技を出す気だ】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 01:37:07.27 ID:wX5vCQzQo
>>597

……関節の方が、潰しやすい

【頭蓋骨を、暫く踏んでいれば潰せるような力が有るのだ】
【関節なら尚容易く踏み潰せるのは自明の理……】

…貴様の方も、その身体……借り物。
いや、奪った…か?

【違うならスマナイと、最後に付け足して】
【言葉からの、勝手な予想だ。違って当然位の気構えだ】

【口元を覆ったまま肉体の左股関節へ足を乗せ】
【また先程と同じ様に潰し千切ろうとする】


【彼の問い、ただの人間ではないと言うモノに答えないのは――――“当然”だからだろうか】
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 01:47:54.64 ID:xg+eAw5U0
>>599

いや、違う。借り物ではない。
そんな人間などと言う腐った器を使うわけがないじゃぁないかぁ。
ゲシャハハハ!

【左足を任せて、右足を地道に切り刻んで行く】
【青年が足を千切ってからも数回ナイフで切り刻んでから千切ることに成功した】

こいつは俺だ。俺であって俺じゃないと言う感じか。
まぁ、俺が楽をするための実験体と言ったところかな。ゲシャハハハ!!

【そう言いつつ、足をゴミ袋の中に詰めて行く】

さて、体はどうしたものか。

【足を詰め込みながらそう呟く男】
【脳内の考えすら言葉に出るほど、口が軽いのだろうか】

しかしィ。君ィ。いい顔してるなァ。
この世絶望でもしてそう―いや、違うな。
何もかもに興味が無いといったような、そんな気がするが。どうだい?ゲシャハハ!

【ギラギラした瞳を青年に向け、たずねてくる男】
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 01:49:56.61 ID:ZI6HS8fuo
>>593
【男から見て、右上から左下へ斬る一撃。しかし、男が思っている以上に間は詰められていなかった】
【燃え盛る刃はしかし、少年の体を極浅く裂き、焼き焦がすに留まった】

浅─────んがッ!

【抜かった、と男が悟った直後。体の右側から長槍が襲いかかる】
【生憎と刀を振るった直後。避けるには初動が遅すぎた】
【ぞぶ、と刃が男の脇腹に食い込む。流石に体を両断するには至らないが、今なお力の向くまま、更に体へ食い込もうと────】

ぐ、おおおおぉぉぉぉぉぁぁぁああああッッッ!!!

【男は槍を押し返すでもなく、体を捻るでもなく。ただ後ろへ、槍の刃がめり込んだ状態からそのまま後ろへ飛んだ】
【皮を一部、肉が多量、臓腑が少し。払った犠牲と受けた痛みは大きいが、とにかく窮地からは脱することができた】

ッ、はあっ、は、は……は、はは、ははははッ!
いいねェ!最ッ高だお前!

【胸と脇腹。受けた傷は深く、血は既に多量に流している】
【立っているのも厳しいはず。だのにその男は、ただげらげらと笑い続けた】
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 01:59:02.67 ID:Okx7Y68So
>>601

ぐ……!

【レザーベストとシャツを切り裂かれ、焦げた肌が露出しているその有様は、充分に痛々しい】
【目の前の男性ほどではないにせよ、少年が負った傷も、けして浅いものではない】
【なにより、未だ戦意を喪失する様子の無い男性に対し、少年の方が気後れして始めていた】

【そもそも、先の一撃で仕留められなかったこと。それ自体が驚愕に値するのだ――】

(最高、だ? こっちは最悪の気分だ、クソったれ!)

【身体をさいなむ火傷の痛みもやせ我慢したまま】
【それでも、こちらはまだ槍を構えて立つ程度の事はできる――槍を両手で携え、構える】

……そんなに死にてぇか、充分クレイジーだぜ、テメェ。

【だが、目の前の男は、誰がどう見ても、立っていてはいけない状態なのだ】
【だと言うのに。これではまるで、性質の悪いペテンではないか】
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 02:00:51.26 ID:wX5vCQzQo
>>600

ほぉ……なら、なんだ?
よく、似ているが

【踏み潰し終えると、口元から手を外して尋ね】

……難しい事は、分からん

【彼の“実験”…それはどの様なモノか。詳しく、噛み砕いて聞きたいらしい】

大事な部分だけ、引きずり出せば良かろう。
…大きいモノは、邪魔なだけだ

【と、特に表情を崩す事も無く言って】


【彼の問いに、首を左右に振って見せると】

口から出る程軽いモノなら、聞こう。
だが…その内側。
人が掲げる正義や悪に、入り込むのが、億劫なだけだ

【それは、相手の“人格”に興味が無いだけだ】
【思想や理念を此方から深く理解しようとしないだけだ】
【正義と、悪など……存在そのものが矛盾しているのだから】



【速い話がちょっとしたコミュ障である】
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 02:06:48.69 ID:NLF8d9xjo
>>598

【血、というのは厳密には違う】
【精確には血に含まれた生体情報の「蒐集」、もっともこれだけの量では大した情報は得られない】

――――――――

【だから、それだけでは足りないとばかりに】
【蛇が頭を擡げるように少女を吹き飛ばした「手」はそちらを向き】

…………―――――――!!

【大きく指を開き獣の咆哮の如くに指を広げて宙を震わせる】
【音無き咆哮の中心の瞳は開かれ少女の行動を逐一観察でもしているようだ】

【火:巨大……危険】

―――――――

【先程の少女の攻撃で転がっていた腕も巨大な「手」に引き寄せられ、融合】
【大きさは変化は無い……が】

【新たに「手」から半透明の剣状の物体が9本突出し、そして分離し空中に浮翌遊】
【剣状の物を更に詳しく説明するのならそれは墓地などで見られる卒塔婆のように所々くびれている】
【縁は特に研磨されているという訳でもないようで触れた所で切れたりはしない】
【ただ、どことなくそれは未完成のように見えなくもないだろう】

――――――――……

【少女の集める火の気に対応するように現れた「剣」は】
【「手」の瞳の前で面の部分を向けながら円状にクルクルと回転を始める】
【時を経るごとにその回転は早く、早く、尚も早く――――】

【回転が加速すると同時にその場に円形の力場が発生】
【見れば空間が歪んで、それは盾なのだと直ぐに分かるだろう】
【どうやら「手」は守勢に回るつもりのようだ】
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 02:13:52.24 ID:ZI6HS8fuo
>>602
クレイジー結構ォ!死ぬつもりは無ェがな!
さァ、次だ!ガンガン行こうz──────あん?

【ハイテンションとか体の中身とか色々丸出しな男はまだやる気のようだ】
【が、急に静かになり、手元の刀に目を落とした】

…オイ。オイオイオイオイ!!
こんな良いトコでお預け食らわそうってかァ!?
おまっ、ふざけたこと言ってんじゃねェぞオイィィィィィ!!!

【一体何をしているのか。少年に背を向け、握った刀に向かい、食ってかからん程の勢いで怒鳴りつけた】
【そのままぎゃあぎゃあと刀に向かって喚き散らす。三流芸人の一人芝居のような光景だ】
【やがて決着が付いたのか、がっくりと肩を落として少年へ向き直る】

……あー畜生!やめだやめだ!興も削げるわ!
コイツがうるせェから今日は店じまいだッッッ!

【刀を指しながらそう喚くと、真紅の鞘に刀を収め、何処かに捨てた杖を探し始める】

【───本人からすれば、覆し難い事情があるのだろうが、その他からしてみればふざけるなと怒鳴りつけたくなるだろう】
【男を呼び止めるなり、不意を突いてチクチクするなりするなら、隙だらけな今がチャンスだ】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 02:15:42.38 ID:qM+EZTuSO
>>595

――――ソイツは嬉しくない褒め言葉だね。どうもありがとさん。
君みたいなのに評価されても、ちっとも笑えない――胸糞の悪いジョークだ。

【脱力した少女を抱き抱えれば、その手からナイフを奪い取り、地面に放り投げる】
【シニカルな笑みを口許に添えたまま、不快感を隠す事もせず吐き出して】

そう。君と出会ってから、初めて素直に喜べたよ。……まあ、話半分に聞いとくべきだろうけど、さ?

(D=\―――か。踊らされるようで癪だけれど、仕事の序でに調べておくかな)
(ああ。君の不様な姿が見られると思えば、決して安くない努力――――)

【背を向ける男。対して青年は、空いた右手を腰に遣って――クイック・ドロウ】
【腰のホルスターに収まったリボルバー。通称、マグナム・プラスと呼ばれる其れを引き抜いた】
【強化ステンレスのバレルが、鈍く煌めく。彼は「さよなら」と呟けば、同時に撃鉄を押し上げ】
【抜き放ち様に照準を合わせ、頭目掛けて、発砲した。――しかし標的は忽然と消え、銃弾は空を切る】

ちぇっ、逃した。……流石に捉えられるとは思わなかったけど、見たかったなぁ、脳漿とか。
……君みたいなのが這い蹲って、不様な姿を曝すのをさ。間近で見物するのが大好きなんだよねー、俺。

(正義の味方≠フ出る幕じゃない。契約違反はヤバいけど――黙っておこうかな、彼女≠ノは)

――――あ、もしもし。マスター?いや、悪いけどさ。頼みたいコトが有るんだ。
うん、そうそう。大至急で掃除の準備――――。あと、天狼会≠ニD≠チてドラッグについて。

うん。場所は――――――。

【青年は面白くもなさそうに銃を収め、その手でポケットから携帯電話を取り出して】
【何処かへと連絡しつつ、少女を抱えて歩いてゆく。空の注射器を踏み潰し、歪んだ夜に背を向けて】

【く、と皮肉げに一つ喉を鳴らすと。彼はそのまま、路地裏を立ち去った】
//お疲れ様でしたー!
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 02:16:26.31 ID:hY3Lrd6IO
>>604
豪火絢爛!!!!
【ドンッ!!!!】
【最後に左右のを同時に叩くと】
【符から6つの巨大な炎の束が放たれ】
【それはまるで蛇のように動き】

【寒い夜を熱くし、空を焼き、盾を突破しようと】
【手の目を狙い襲い掛かるだろう】
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 02:16:59.08 ID:xg+eAw5U0
>>603

俺が人間に見える。その考えは通用せんぞ。
特にこんな世界では。ゲシャハハハ!
俺がまだ人間だと思えるうちはまだ、いいんじゃないかなァ。ゲシャハハハ!

【なにやら奇妙なことをいい、はぐらかしては笑って何かを誤魔化す】

わからないなら知ろうとすれば言い。
なに難しくなんかないさ。こいつは俺の実験体。ただそれだけが真実なんだよ。ゲシャハハ。

【一々まわりくどく、まるで正解から遠ざけようとしてるのか】
【だた、どういったものか相手が考えているのを見るのが楽しいのか】

いや。邪魔なんて言うなよ。これはゴミだ。
大事なだーいじなゴミなんだぜェ。ゲシャハハ!

【急にズイッと青年の顔に自分の顔を近づけ】

あまりゴミを見下しすぎるなよ。いつか喉元を噛み付かれるぞ。ゲシャハハハ!!!

【小さな声で呟き、大きな声で笑った】

まぁ、このゴミについては大丈夫だと思う。

【そう言って彼の顔から離れた】

うん。いい考えだと思う。
俺も似たように思っている。
だが、それじゃあまだまだだぁ。
正義や悪などを口にしている時点でまだまだだ。
そんなもの人間が勝手作った言葉で、勝手に決めた線引きでしかない。
正義や悪なんてものはこの世には存在しない。あるのは己の意思のみだ。ゲシャハハ!!

【彼と似たよった思考】
【しかし、大元の根本的な考えは違うのかもしれない】
【彼は人間に興味がなく―この世には興味津々なのだ】
【コミュ障以前に頭のいろんなところのネジが抜けてしまっているようだ】
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 02:21:17.68 ID:Okx7Y68So
>>605

……。

【鈴の音がする。そういえば、最初に現われた時も、まるで見えない誰かと会話している様子ではなかったか】
【傍目からは独り言としか見えない言い合いの様子を、毒気の抜かれた表情で見つめている】

……二度とこの辺に寄るんじゃねぇ。
どうしても人斬りがやりたけりゃ、他所へ行け。

【炎の刃を見た瞬間の嚇怒の色は、何処へやらか】
【心底嫌そうな顔をして、ソレだけを告げれば、長槍を元の二本の棒へと組み戻して、ホルダーへと収める】
【少年も、これ以上はやりあう気は無いらしい】

チンピラのお守りに、クレイジー。
最悪の一日だったぜ、クソ。

【ぶつぶつと、恨みがましい言葉を吐きながら】
【用が無ければ、少年は、路地裏の闇へと消えていくだろう】
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 02:31:16.49 ID:ZI6HS8fuo
>>609
はッ、それこそ御免だぜ。
次に遭ったら容赦しねェで叩っ斬ってやらァ。

【口の端を歪め、ひひ、と笑う。酷く敵意が沸いてくる笑顔だ】
【杖を見つけ、歩き出そうとしたところでふらり、と足が縺れる】

おっ、と。流石にやべェな。
ま、楽しかったからいいかァ。

【杖を突き、ふらふらと街道の方へと歩いていった】

【余談だが、この後血を垂れ流して歩いているところを病院に通報され即入院】
【最低3ヶ月は絶対安静と言われるも翌日には刀と共に忽然と姿を消すという珍劇があったが、それはまた別のお話】


/乙っした!
/不完全燃焼な切り方で申し訳ないorz
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 02:32:58.64 ID:NLF8d9xjo
>>607

【迫る6頭を持つ炎の蛇】
【対するのは9つの無の剣の盾】

――――!!

【炎の蛇が力場に衝突、路地裏に爆音が反響】
【その音で不本意ながら目覚めてしまった住民も少なくないだろう】

――――――――……!

【火炎の衝撃を抑えなんとか均衡を保っていた盾であったが】
【段々と、それこそ目で見て分からない程の変化で押されて来ていた】

【ぴし――――と1つ】
【ぴしり――――と2つ】
【耐用限界を越えつつあるのか剣のその透明な身体に罅が走り……やがて】

……――――っ!!!

【決壊を迎え砕けた硝子のように剣は完全に割れ地面に散らばる】
【盾の依代たる剣無き今、火炎の大顎は巨大な「手」を貫き、その瞳を焦がし】

【名状し難い、悲鳴ともつかない叫びを上げた】
【数秒して煙が晴れた後にあるのは真っ黒に焼け焦げた「手」の姿】
【砕け散った剣の破片はいつのまにか雪のように消えてなくなっていた】
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 02:33:40.18 ID:wX5vCQzQo
>>608

……まぁ、いい…俺には、関係無いか

【誤魔化されたと、理解したのか】
【追及するのは、言葉通り億劫なのだろう。そう言って】

自らどうでも良い事を知ろうとは思わない
…お前が言わないなら……追及はしないさ

【深入りしない、代わりに此方にも深入りさせない】
【目に見えない。そんな契約染みた会話……なんとも、知られたくない事の多い奴には都合がいいか?】

――――ゴミはきちんと処分する人間でな。
喉元以前に、手元にも置かんよ

【クツリ……申し訳と言うばかりに浮かべた笑み】
【ソレは愛想笑いにしても…とても小さくて】


いいや、正義は“マトモな人間”なら持っている

【ポツリ、呟いた】

“偽善者”や、“独善者”なら誰しも持っている

【おかしな事を言う、と……彼を見る】
【“善人”が居ない事を前提に語り出す】

正義の名のもと、都合の悪いモノを殺そうとする偽善者や

 人の為と謳って異端者を殺す独善者。

  それらは己の“正義”に従って、動いている

【なんとも、愉快な話である】
【クツリ、クツリ……思わず吊り上る口角を隠す様に口元を右手で覆って】

こんなモノに、他人の掲げる糞の傍に寄り添おうなんて
そんな億劫な事。俺はしたくないだけだ

【ただ、それだけの話】
【嗚呼。確かに彼とこの青年は違う】
【この青年は、人の“意志”すら馬鹿らしいと嗤うのだから】
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 02:34:23.26 ID:Okx7Y68So
>>610
/いえいえ、楽しませていただきました。
/それでは、おつかれさまでした!
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 02:37:23.62 ID:AEqIr2iiO
>>611
ほえ〜〜〜〜
流石に疲れました〜〜
【ヘニャリと座り込みその黒焦げな手を見る】

【まだ動くかもしれないから油断はしていない】
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 02:44:44.19 ID:NLF8d9xjo
>>614

【ただ少女に思い出して欲しい事がある】
【最初にこの怪異の現場に出会った時に直ぐ様消えた他の「手」はどこに消えたのか?と】

…………………

【そして「手」の主はどこなのか?……】
【黒焦げになってしまった「手」はそのまま端から灰になり辺りに散らばる】
【この「手」は完全に機能停止に至ったらしい】


――――――――

【少なくともその「手」は……】
【座り込んでしまった少女の後方、異様な気配がしかしついさっきまで体験した気配が集まり】
【地面の石畳の間から白い光が漏れ出してまた――――現れる白い無数の「手」】

――――――――――――

【ゆらりゆらりゆれて……まるで少女を嘲笑うように各々の掌にある目玉は彼女を見つめている】
【見つめて、見つめて、何もしない―――ただ観察しているだけ】
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 02:47:58.41 ID:xg+eAw5U0
>>612

ゲシャハハハ。なんとも面白いこと言うなぁ。
俺から言わせてもらえば、その考え方こそが人間の考え方そのもの。
”真っ当な人間”の考え方だ。
おまえは、人間だよ。命あるな。少なくともゴミではない。
ゲシャハハ、残念だ。

【ニヤリとした笑顔で、楽しそうに語る男】
【残念だと言っておきながら、まったく残念そうではない】

そして、勘違いしているようだが、意思とは人だけのものにあらず。
この世の全てものは意思を持っている。
人間だけでなく、動物も、鳥も、魚も、植物も、
ゴミでさえも。ゲシャハハハ!

【妖しい笑みを浮かべながら、笑う男】
【彼に取って、意思という存在はそれほどまでに大事だということなのだろう】
【理由は、明確にされてはいないが】

さて、このゴミを持ち帰るには・・・と・・・
ランシャーン!!

【夜の路地裏で高らかに人の名を叫んだ】
【すると、男の後方から赤と白のツートンカラーをしたメイド服を着た女性が現れた】
【赤目赤髪にツインテールの髪形をしており、頭には白いヘッドドレスをつけている】

これを持ち帰ってくれ。

【男は胴体部分だけになった死体を指差した】
【女性は静かに頭をかしげ、メイド服から黒いゴミ袋を取り出し死体を詰め込み始めた】
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 02:50:25.40 ID:hY3Lrd6IO
>>615
はぁ〜〜〜
ゆっくり休ませてぇ〜な〜〜
【そう言いながら取り出すは一枚の符だ】
【そして振り向き】
【符を空中に設置し】

式神符
《六歌仙》・業平
【棒で符を叩くと】
【符は茶色の鎧を身に纏った顔が牛の武者のような人型の式神になり】

【式神は手に巨大な斧を持ち戦闘体制にはいる】
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 02:57:53.16 ID:wX5vCQzQo
>>616

嗚呼、成程……
その様な考え方も…ある、か

【等と、納得した様に頷く】
【確かに、自分は人間である…故に、考えは人間の範疇を超えれない】
【仕方あるまいと、頭を振って】

だが、ゴミと人は解りあえまい
抗うと言うなら……殺す、までだ

【先程の、“ゴミ”と化した者の様に】
【クツリ……ほんの小さな笑みと共に、吐ききって】

………貴様の女か?

【現れた、ランシャンと言うメイド(?)を見て一言】
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 02:59:54.48 ID:NLF8d9xjo
>>617

――――――――

【現れた式神、似たような物の存在を感じ取ってか揺れていた動きを止め】
【瞳は式神に一斉に向けられる】

【彼女ら或いは彼らは考える】
【「手」と「剣」を完膚なきまでに打ち倒した彼女】
【そして尚且つまだ戦う余力がある彼女――――】

【まだ完全ではない私では敵いそうも無い……と】
【例えこの式神に勝てたとしても、また違う式神が現れる可能性もある】
【そうなれば疲弊戦になるのは必至】

【私の目的は生命力と情報の蒐集であり――――】
【戦う事ではない、ならば】

――――――――……

【結論は「逃走」である】
【そう結論が出るや否や外側に位置する「手」から順番に地面に潜って消えていく】
【時間にして10秒も無いだろう】
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 03:02:46.03 ID:xg+eAw5U0
>>618

ゲシャハハ!
ならば―この俺も[ピーーー]か?

【口の端を上げ、ニヤッと薄気味悪い笑顔を浮かべた】

女〜?ゲシャハハ!!!
違う。こいつは俺の奴隷だ。

【奇妙な笑い声で笑い続けながら話す男】
【その合間にメイド服の女性は死体を全てゴミ袋に詰め込んだ】
【そして、正面に来たためか、青年に向かって一礼をしてから踵を返し男の後ろに移動した】
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 03:09:02.66 ID:frrFZudZO
>>619
……ふぅ…逃げてくれてよかったわ〜
【逃げたのを見て安堵のため息をはく】
【何故なら自分は限界】
【この式神が最後の砦で…自分は動けない状態だからだ】

業平〜。戦闘はいいから私を運んで〜
【そう言うと式神は斧を消し】
【少女を運び去っていくだろう】

/乙でしたー
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 03:09:54.70 ID:wX5vCQzQo
>>620

…来るなら、潰す
俺に関係なければ…何をしようが、勝手だ

【降りかかる火の粉は叩き潰す】
【先の青年も、そうだったのだろう。既にバラバラのそれを一瞥して】
【へし折れたナイフは、どのような原理で折れたのか…それはこの青年だけが知っている】

奴隷……か
長い事、女の居ない身としては…それでも、うらやましい限りだ

【表情に変化は無い、きっとその言葉もあんまり本気じゃないのだろう】


【そして今更だが、この青年……何か武術をやっている様な体ではない】
【至って普通、無駄な肉が無い程度で至って普通な身体である】
【動きも特に目を見張る様なモノも、重心の取り方も武術の達人には遠く及ばない】
【一体“何が”この青年の“力”で、“自信”となっているのだろうか】
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 03:11:37.06 ID:NLF8d9xjo
>>621
/乙でしたー!
/最後無駄に引き伸ばしてすいませんでした
/絡んでいただいて嬉しかったですありがとうございました!
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 03:17:56.36 ID:xg+eAw5U0
>>622

ゲシャハハハ!それまた、ひねくれた人っぽい考え方だなァ。

【青年の考えを聞いて、笑い飛ばす男】

この自信・・・
ナイフが折れる原理・・・
武術の雰囲気がなし・・・
単純な力ではないと言うことなのだろうか。
ならば能力か。

【また、脳内での考えであろうことが、その口から普通に漏れている】
【小さな声、と言うわけではないので青年にも問題なく聞こえただろう】
【また、わざと聞かせたようにも見えず、本人も気づかず言葉として漏れてしまったようだ】

ゲシャハハ、女がほしいなら、人間の女なら簡単さァ。
圧倒的力量差を見せ付けてやればいい。
人間とはもろいものだ、恐怖をちらつかせてやればいとも簡単に尻尾を振ってくるものさ。
ゲシャハハハ!!!

【なんとも気分よさそうに語る】
【逆にメイド服を着た女性は、下を向きなんとも暗い表情をしていた】

【この男もまだ、見せてはいない自分の力に相当自信があるようだ】
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 03:26:51.53 ID:wX5vCQzQo
>>624

…人を踏み潰す奴が、捻くれて無い訳がないと、思わないか?

【逆にそんな風に言って、しかし表情は変えず】

………間違いを訂正するなら。
俺の能力は、至極単純なモノだ。人を踏み潰す筋力は…有機的な力、だからな

【と、彼の間違いを訂正する】
【だがその程度で分かる様なモノではない】
【分かられても、困るモノではない……故に、余裕が有る】


嗚呼、成程………

【クツリ―――思わず、笑みを浮かべて】

お前に恐怖をちらつかせば、ソレは手に入るのか?

【クイ、と顎でメイド服姿の彼女を…一度指して】
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 03:38:23.77 ID:xg+eAw5U0
>>625
あぁ、そうなのか。それは失礼。ゲシャハハハ!

【まるで悪びれた様子が無く大笑い】

ゲシャハハハ、何を言うか。
これは俺の奴隷だ。俺の物は俺の物。
ほしければ―俺を殺してみることだなァ。

【なんというジャイアニズム】
【表情はニヤけた笑顔のままだったが、先ほどまでで一番鋭い目つきをした】
【おまえには無理だと―そう瞳で言っているように】

まぁ、その場合、すでにある恐怖の念以上の恐怖を見せ付けなければいけないだろうが。
できるのかい?君に?殺さずに?

【一番の鬼門はいかに殺さずに恐怖を植えつけれるか、男はそう言いたいのだろう】
【しかし、奴隷と呼ばれている女性は今この場には一人しかいないということを考えると】
【それは相当難しいことなのか、単純にやろうとしていないだけの可能性もある】

それと―、あまり俺の奴隷をなめないほうがいい。
こいつ。強いぞー。

【自分の持っているおもちゃを自慢でもする子供かのように】
【目を細めて嬉しそうに言った】

さて、君ィのおかげで奇妙なゴミも手に入った。
本当ならこいつが回収をするのが常なんだがな。

【メイド服の女性に指を指しつつ】

それでは、俺は行かせてもらうぜ。

【青年に背中を向け歩き出そうとする】
【このまま呼び止めたり、何かをしようとしなければ、二人とも路地裏の闇の中へと消えて行くだろう】
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 03:46:45.41 ID:wX5vCQzQo
>>626

それは残念。
まぁ奴隷なんざ居ても、困るだけだが

【何もする事が無いのだから・・・奴隷も執事もメイドも必要ないらしい】
【彼の挑戦的な瞳に対し、彼は小さく吹きだして】
【本気にするなよ。と言いたげだ】

…………何も恐怖なんてものは、見せるだけのものじゃない
尤も、ただのチンピラの俺に出来る事など、限られているが

【確かに、難しいのかも知れない】
【確かに、大変なのかも知れない】
【ただ、“出来ない”とは言い切らないこの青年が…どうしてただのチンピラであろうか】

【瞳の奥同様……底を見せようとしない】

ああ。
物騒な世だ、気を付けて帰ると良い

【そう言って、去りゆく二人を見送って――――】



…………誰か、襲ってきてくれねぇかなぁ

【久々に昂ぶる夜に、気だるげな青年の声が響いた】

/夜遅く?寧ろ朝早くまでお疲れ様でしたー
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 03:49:48.82 ID:xg+eAw5U0
>>627
/気持ち的には夜遅くですかね。
/お疲れ様です。絡みありがとうございましたー!
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 19:57:46.62 ID:+apNsBZwo
【路地裏】
【常に悪党の即売会が行われている様なこの環境】
【今日もまた、世間一般にそちらに部類される者が佇んでいた】


…………困りましたね、何も考えて居ませんでした
餌を撒いて釣るにも……丁度良いのが居ませんし

【黒のワンピースに白いエプロンを重ねた、所謂メイド服】
【青いショートの髪を両サイドで結んだ、冷え切った雰囲気の女】
【眼鏡の向こうの黒い瞳は、濁りの欠片も無く、だが光も無い】

【何事かを思案しながら首を捻り、小さく呟く事には】

……求人広告を出す訳にもいきませんし

【何やら、人を雇いたい様子】
【だが、それにしては、探す場所がおかしくは無いだろうか】

………ああ、餌なら此処にいましたね、手っ取り早く

きゃー、だれかたすけてー

【突然女は、夜間ならばそれなりに通る声量で叫びを上げる】
【感情も何もこもっていない、所謂棒読みでだが】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 20:02:17.05 ID:vqvTq9RSO
>>629
どうかしたんですか?
【少女の声に釣られた様に】
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年が通りかかる】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 20:06:51.73 ID:+apNsBZwo
>>630

あら、まさかこんな古典的手段で釣られる人間がいるとは思いませんでしたね
いえ、見た目で人を判断してはいけません。人間ではなく犬猫の類なら納得出来ますか
ところで、何か用ですか?

【遭遇早々、悪態一つと質問の鸚鵡返しを一つ】
【それから、ポケットからメモ帳とペンを取り出し】

こう返しては会話が進みませんね。質問を変えます。どうかしたように見えますか?
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 20:19:11.88 ID:vqvTq9RSO
>>631
あのですねぇ・・・、
【現れた少年は少女の反応に呆れた様にそう呟く】

そりゃ、明らかに棒読みでしたけどね、それ以前に女の子が一人でこんな所にいるんだからどうかした様に見えますよ。
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 20:23:31.26 ID:+apNsBZwo
>>632

「あの」も「その」も「この」も、私には何を指し示す言葉かが伝わって来ませんね
呆れるのは良いですが果たして貴方は誰かに呆れる事が出来る程に道理で固められているのでしょうか?

さて、無駄な口を聞いていては時間が過ぎるばかりなので答えますと
こんな所と分かっていて態々入り込んで来る貴方もどうかしてますね。病院を紹介しましょうか?
ああ、手遅れですか。それでは仕方が無いですね

【先程より悪態の量が増えた。思考時間は然程変わらない】
【メモ帳にペンで何やら書き込みながら、とん、と後方に一歩】

それでは次の質問です
「どうかした」とは、具体的にどのような事を指すのでしょうか?
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 20:28:00.89 ID:FJhE9gFzo
【路地裏・深部】

昨日はしくじったが……準備は出来た
あとは適当な能力者らを見つけ出すだけなのだが、な

【当然のように死体が転がる一角で、壁に寄り掛かる女性が居た】
【褐色の肌に銀色の髪、蒼い軍服といった出で立ちはまず一般人のものではなく】
【手元で弾丸を込めなおす巨大なドット・レーザーサイト付きの拳銃も普通では無い】

【やがて、女性は件の拳銃を腰に下げると手元に小さな棒状の“光”を作り出し】
【それをタバコのように口に咥えて、何かを探すように周囲を見回し、耳を欹てる】
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 20:33:28.05 ID:vqvTq9RSO
>>633
(本当に何この人・・・)【少年はハァ、と一つ溜め息をつく】

そりゃ、まぁ、人目の少ない路地裏とかですからねぇ、何かしら襲われたんだと思いましたよ。
【だが、呆れつつも少女の質問には答える】

ていう、こっちも質問していいですか、さっきから何メモ取ってるんですか?
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 20:37:51.64 ID:+apNsBZwo
>>635

成程、襲われて棒読みで叫ぶ人間がこの世界には存在するのですか
それは良い事を教えて貰いました。でも役に立つ知識では無さそうですね
溜息をつくのは楽しいですか?カロリーを余分に消費するだけかと思いますが

【更に一歩。元々狭くなかった距離を、更に引き離し】
【話題が移ると、ペンの動きを一秒未満だけストップさせた】

それでは次の質問です。私は何のメモを取っているでしょう
解答権は貴方には有りませんので正解発表、貴方の顔のスケッチです

質問を一つ無駄にしましたので、次の質問
私が襲われていたとしたら貴方はどうするつもりだったんですか?
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 20:49:11.43 ID:vqvTq9RSO
>>636
・・・・・ならもう一つ質問です。顔のスケッチ?そんな物どうするんですか?
【解答が、少年に新たな疑問を浮かばせる】

そりゃ・・・・助けましたよ。立場上そうしなきゃならないし、そうでなかったとしても困ってる人を見逃す訳には行かないでしょう?
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 20:53:22.47 ID:+apNsBZwo
>>637

どうすると思いますか?
質問には答えないという選択も有ります。それを選ぶ事による不利益を覚悟の上なら
貴方のつまらない顔をスケッチしてそこに何か意味が有ると思うなら、それは何だと思いますか

……で、助けるという答えですが更に質問です。ああ、今の所は加点減点共に大きいものは有りません

【相変わらずの悪態をつきながらメモ帳を少年に向けると、其処に描かれているのは頭蓋骨の絵】
【骨同士の接ぎ目や表面の質感などもリアルに再現された、解剖図の様なもの】

質問の内容を
じゃあ、私を襲っている人が居たら殺してくれるんですね?当然ですよね
寧ろそういう人間を殺したいから路地裏に居るんですよね?
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 20:58:48.80 ID:Gl3cwZGb0
【水の国】
【町はずれの貧民街】

【そこは弱者が身を寄せ合う場所】
【強風で飛ばされそうな拙い簡易住居の中で】
【身を寄せ合う薄汚れ、目に光のない老若男女達】
【そこに似合わず、小奇麗な格好をした人物が一人】

さぁて皆さんご注目!こんなクッソ寂れた所を楽しくする最ッ高のアイテムをご紹介!

天狼会%チ性のD≠ナ御座います!!
さあ皆さんこんな絶望だらけの世界からさっさとおさらばしましょう!

【透き通るような金色の腰までかかる長髪に“蛇のような”鋭い金の瞳】
【シャープな印象を与える黒いスーツの下に白いドレスシャツと緑のネクタイ】
【黒いスラックスに緑のベルトを二本通して、そこから黒いチェーンを垂らして、黒いブーツを履いた】
【“歪な雰囲気”を醸し出す180cm程のスラリとした長身の青年】
【両手には黒と金のブレスレットを付けており、腰のベルトにはホルダーに入った細長い金属の杭が何本も付いている】

【その男は何処からか取り出した、大量の注射器の入ったダンボールを人々の前へ置く】
【普通ならば、こんな怪しさしかない男に耳は貸さない】

【しかし…此処は貧民街…絶望に彩られた場所、社会の最下層】

【人々は、ノソノソとダンボールへと近づく】

そうですそれでいい……
早くこんな世界から…現実からの逃避をするのです!さぁぁぁぁぁぁ!

【男はまるで俳優のように手を広げ、楽しそうにその様子を眺める】
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 21:10:04.39 ID:l3cwZGbDO
>>639
【突如、その喧騒とは別の音が鳴り響く】
【バキッとかズゴッとか、何かを殴るような鈍い音】
【その音が鳴る度にダンボールに群がる人間達が意識を失って倒れていく】

【何があったか、そちらを見れば黒い何かがうごめいている】
【それが何をしているのか、人間達を次々と薙ぎ倒しながら青年へと近付いていく】
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 21:13:51.27 ID:vqvTq9RSO
>>638
・・・・もう良いです・・・・。
【少年はその一言でもう質問に答える事をもう放棄する。】
【質問しても、少女から返ってくるのは、更に質問ばかり】

[ピーーー]まではしませんよ、殺したらその人達と同じだし、結果は変わらなくなっちゃいます。
だから寧ろ、その人達は生きるべきです。生きて自分のやってしまった事を反省するべきだと思いますよ。
・・・・死んで良い人なんていえのは、いないんですよ。
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 21:14:21.24 ID:169aAyFio
【何処かの廃ビル、その屋上】
【現在使われていない貯水タンクの上に、赤い人影がひとつ】

【鮮やかな赤の外ハネセミロング/同色のツリ目】
【白いカッターシャツ/赤チェックのネクタイと同色のプリーツスカート/ガーターベルトで固定した黒ニーソ】
【そして、普通に歩くにも不便そうな、厚底の「赤いロッキンホース・バレリーナ」――その靴で、こつん。軽い音を鳴らす少女】

……さ、っむ。

【じーっと。上を、見つめている】
【何かを探すように、きょろりきょろりと。視線が夜空を滑っていた】
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 21:19:57.61 ID:+apNsBZwo
>>641

もう良いですと取り下げるくらいなら訊ねなければ良いのに
人間の生きられる長さは決まっているんです。無駄に使う事は無いですよ?

で、殺さないんですか?それじゃあ二度とそういう事が出来なくなるくらいに手足を破壊はしますよね?
それとも両目を抉ってものが見えないようにしますか?下卑た欲望が沸かない様に去勢でもさせますか?

【少年が解答しないという選択肢を取ろうが、女の行動は変わらない】
【興味が他に沸かない以上、この状況が大きく変わる事もあるまい】
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 21:20:12.28 ID:Gl3cwZGb0
>>640

【フォンと音を立ててダンボールは消えてしまう】
【青年はうざったそうに両手を広げ】

やれやれ、邪魔が入らぬように、折角町はずれまで足を運んだというのに…
結局これですかぁ…

営業妨害もいい加減にして頂きたいですねぇ…

まぁこれはこれで、面白いですがねぇ

【ワザとらしくやれやれと首を横に振り】

【後方へ大きく飛び引く】
【発言とは裏腹に、その口元は大きく歪み】
【狂喜に染まっている】

さぁ正体を現していただきますよ!
姿をお見せなさい!

【両手を広げ、招き入れるかのように叫ぶ】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 21:27:10.11 ID:l3cwZGbDO
>>644
…あ、何?もう販売終わっちまった?つまんねーなおい

【ガッシボカッ、モブは死んだ】
【いや、死んではいないが倒れた人間を掻き分けて青年の前にそれが姿を現す】

【頭から脚まで全身真っ黒な、人型の何か】
【それは白いファーの付いた紫色のコートを素肌の上に前開きで着て、ジーンズとスニーカーを履いている】
【体は真っ黒な体毛が生えていて、紅い両目の右目は傷が通り閉じられている、そして後ろに折れ曲がっている頭から生えた長い耳が彷彿とさせるのは、兎】

どーも、空気の読めない正義の味方でーす

【腰の後ろに三日月状の鞘をぶら下げ、右肩に象牙色の外套をかけて首に蛇のシルバーネックレスをかけた黒い兎の獣人が、紅い片目で青年を見据えていた】
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 21:34:41.67 ID:AXvCKbZI0
>>642
――――こんな所で何をやっている?
【少女の後ろで声がする】

――――――その様子だと……何かを探している様だな

【紅い目、黒髪に黒いローブを着た男がいる】
【恐らく人間だろうが黒い霧が彼を包んでいる上、化け物じみた威圧感が彼にはあった】

―――――――人間とは素晴らしい生き物だ……そうして何かを求め、そしてその為に生きていく……
【ニヤリと彼は笑った】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 21:34:45.01 ID:vqvTq9RSO
>>643
・・・だから、そんな事はしませんって、気絶くらいはさせるでしょうけどそれ以上は何もしません。
あとは通報して、後は牢屋の中で反省してもらいます。

これで終わりです。正当防衛の範囲内で終わらせます。
ついでに貴女の質問への解答もこれで終わりです。
【あとはもう答えませんと、そう付け加える】
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 21:39:30.16 ID:+apNsBZwo
>>647

質問に回答しないなら、貴方と私が会話する意味は見つかりませんね
御苦労さまでした、お帰りはあちらです

……では、次の質問です

【終わりと言われても、女は立ち去らないし、口を動かすのも止めない】
【少年が立ち去るのなら、それを引きとめる事も無いのだろうが】

牢屋の中で反省すると思ってるんですか?本当に?そもそも牢屋に入れられると思ってるんですか?
未遂で終わった犯罪者を長期拘留する施設がどれだけ有るんですか?
それとも私が襲われて明確な罪状が生まれてから確保するんですか?

牢屋から出て来て反省していなかった犯罪者がまた誰かを襲ったら、その時も貴方は気絶させるだけに済ませるんですか?
貴方の見ていない所で犯罪者が誰を傷つけようと何を奪おうとどれだけ犯そうと殺そうと構わないんですか?
ああ、素晴らしいですね、正当防衛。自分だけは潔白で
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 21:40:16.06 ID:169aAyFio
>>646

んー、天体観測。
だけど今日は曇ってて、お月様見えないネ。

【視線は夜空に縫いつけられたまま、問いに答えを返すだけ】
【少女の後ろ姿に警戒の色などは無くて、本当にただ普通に立っているだけだった】

【……何かをするなら、すんなり通るはずだ】
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 21:41:01.13 ID:Gl3cwZGb0
>>645

いえいえ…今からお配りしようと思っていたんですがねぇ
いくらスラム街といえど、割り込みはよくない!いけませんねぇ〜

何処のどなたかは存じませんがあまり私のお仕事の邪魔はしないでいただきたい

あっこれ通じてますー?もしかしたら通じていないかもしれませんねぇ…獣人なんて劣等種には

【薄く笑いながら相手の風貌をまじまじと見つめる】
【相手の発言に腹を抱えて笑い笑い笑い】

正義の味方?セイギノミカタ?ギャーハッハ八ハhッハハ!

貴方意味分かって使ってますかぁ?獣人には少し人語は難しいかな…?

私はこの方がたが欲するものを与えただけです!
欲したから与えた!これの何処が悪≠ニ言うのですか!

アレ…この台詞昨日も言った気が……まぁいいか…クク…!

【演説をするかのように高らかに語る】
【相手の姿を歪んだ黄金で見つめながら】
【挑発ではない…これは本心だ】
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 21:53:49.29 ID:l3cwZGbDO
>>650
…………………

【何か言ってるが、聞く耳持たない】
【聞こえてはいるのだが、ああいうタイプは言うだけ無駄だ】
【というか、以前にもそうだった気がする】

…話終わったーーー?ねェーーー話していい?

いやーー、最後だけ話聞いたけど
刹那で忘れちまった、そんな話

【いちいち返すのもめんどくさいので、あしらうのを選択】
【左手で頭を掻きながら適当に言い返してやった】
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 21:55:16.81 ID:FJhE9gFzo
【路地裏】

結局のところ今日は収穫なし、か……
まあ、こんな日もあると割りきってしまうのが一番いいのだろうが

【面倒な容姿等>>634の女性がブーツの音をカツカツと響かせながらそこを歩く】
【腰に下げた銃がガチャつく音をプラスして、少々彼女は騒々しい】
【口元の光は今はなく―――ふと、足元の空き缶をスコーン、と前方へと蹴り飛ばす】
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 21:56:34.52 ID:jNaJmGX5o
【路地裏】

あ゙─────。
この上なく退屈デス

【瑠璃色のショートヘアに、髪と同じく、ツリ目でくりくりした瑠璃色の瞳】
【着ている白色のパーカーから伸びた腕も雪のように白い】
【そんな少女が、塀に沿って気だるそうに歩いている】

全く面白いことが無いデス
この上なく退屈デス
大事なことなので2回言ったのデス
デスデスデスっ!

【塀側の手の手首から先は人間のそれでは無く、まるで龍の爪のような形で】
【青白く光っていてがりがりがりがりと一歩歩くごとに塀を削っている】
【おまけに文字通り爪痕には、氷が張って凍結している】
【その線は歩いてきたであろう道に沿ってずーっと伸びていて】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 21:57:17.38 ID:AXvCKbZI0
>>649

――――――月が見えない……なるほど………

【彼は更にニヤリと笑う、まるでその事を馬鹿にしているかのように】
【彼を包んでいた黒い霧はやがて廃ビルの屋上を包んでいった】

――――不思議なものだな、お前にとって月はどういう存在なのだ?

【ニヤリとしながらそう質問する、まるでどう答えるか分かっているかのように】
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:03:26.12 ID:169aAyFio
>>654

「月(つき)は、地球の周りを公転する衛星の中で唯一自然の天体である。
 太陽系の中で地球に最も近い自然の天体であり、人類が到達したことのある唯一の地球外天体でもある。
 地球から見える天体の中では太陽の次に明るく、白色に光って見えるが、これは自ら発光しているのではなく、太陽光を反射したものである。
 英語では Moon(ムーン)、ラテン語では Luna(ルーナ)、サンスクリット語では ?????(チャンドラ) と呼ばれる。古くは太陽に対して太陰ともいった。漢字の「月」は三日月の形状から生まれた象形文字が変化したものである。日本語では「ツキ」というが、奈良時代以前は「ツク」という語形だったと推定されている。
 また「月」は、広義には「ある惑星から見てその周りを回る衛星」を指す。例えば、「フォボスは火星の月である」などと表現する。
 月は天球上の白道と呼ばれる通り道をほぼ4週間の周期で運行する。白道は19年周期で揺らいでいるが、黄道帯とよばれる黄道周辺8度の範囲に収まる。月はほぼ2週間ごとに黄道を横切る。
 恒星が月に隠される現象を掩蔽、あるいは星食という。惑星や小惑星が隠されることもある。一等星や惑星の掩蔽はめったに起こらない。天球上での月の移動速度は毎時0.5度(月の視直径)程度であるから、掩蔽の継続時間は長くても1時間程度である。
 暦・月・太陽の関係は古代人にとって非常に密接なものであったと考えられる。地球上から月を観測すると、月の見かけの形が毎日変化し、約29.5日周期で同じ形となり、この周期は暦を構成する重要な要素となる。古い暦法では、月の公転周期を単位とする性格が強く、太陰暦と呼ばれる。
 月の公転周期を示す単位を日本語では「月」と呼び、他の文明でも、その言語で「月」を指す単語や類似の語で表現されることが多い。また、日本語では暦を読むことを月を読む、ツキヨミ(ツクヨミ、月読)と言った。これは古代の暦が太陰暦であったため、月を読むとはすなわち暦を読むことであった。また、暦はカヨミ(日を読むこと)が転じた語彙という説が有力である」

月って言うのはこんな存在だネ。知ってた?

【うぃきぺでぃあより引用である】
【まるで、というか、完全に。おちょくった回答】
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 22:08:11.30 ID:Gl3cwZGb0
>>651

やはり通じていないですか!

いや通じているのかな……?だけど自分に都合の悪い、面倒なことは聞こえない振り!
ただただ自分の求める答えだけをあいてに求める…自分の敵か否かッ!

あ〜そういえば、何処かの廃ビルに特異点≠設置した時も同じような…
貴方にそっくりな…意固地になって目的を見失いなった方が…獣臭さまでそっくりだ!

あの方は…どうしたんですかね〜まっロクな死に方はしてなさそうだ

【どこかとぼけたようすで本筋から外れた話をする】
【腰に手を当てて空を眺めながら】

ようするにですね……テメェのやってる正義≠チてのは自己満足の自慰行為なんだよッッ!アアッ!?

そのイカくせー手で、いい事したつもりだろうがそうじゃねぇ…

俺様からしてみれば自分の勝手で人助けした気になってるてめーの方が悪≠ネんだよ!!

【突如豹変したかのように叫び、乱暴な言葉を使う】
【が、すぐに柔和な笑みを作り】

失礼…取り乱しましたね……

さ、まだその不格好な正義≠ニやらを振りかざすならどうぞ…?
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:12:40.11 ID:vqvTq9RSO
>>648
【ああ言えばこう言う】
【止まるらない、次々でる少女の質問に、そういうカンペがあるんじゃないかなんて思いながら】
【答えないといいつつも】

・・・だって、それ以上やる理由がないじゃないですか。
殺したら解決?そんな訳ないじゃないですか。
その人達の周りが悲しんで、憎んで、結局何も終わらないし変わらないじゃないですか。
【少年は結局答える】

見逃す訳ないでしょ・・・・見逃さない為に、何処であろうが救いの手を差し延べられる為に『僕達』がいるんですよ。
その人が反省しないなら、何度でもその人にもそこまで手を差し延べるまでです。
【少年はそう答える、】
【『僕達』―――何処かしらの組織の所属をほのめかす言い方で】

/すいません、返事に迷って、遅れました
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/10(月) 22:14:16.09 ID:3ZZddLhSO
【路地裏】
今宵も夜が現世を覆い闇は静かに満ちて往く
【ベージュのコートを纏い、軽く子供の身長ぐらいの長さがありそうな赤いマフラーを巻いた金髪眼鏡の青年が、一人】
暗雲は空を包みこむ。まるで月と星を隠すかのように…
――月は輝き、星は瞬き、光となりて女神を見守る

なれば我は今一度、月となりて、星屑となりて、女神を癒す、光となろう

【誰に聞かせるでもなく、只々の己を語り連ねながら、道を征く】

星々よ――
我と共に導こう
人々よ――
我と共に祈ろう

全ての幼女―めがみ―に祝福を……

【風もないのに何故かコートとマフラーはなびいていた】
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:18:02.04 ID:FJhE9gFzo
>>653

【すこーん、こつーん、カーン――そんな金属音が、後ろから】
【一度それは収まると、数秒してから「ガッ」という音に変わって】

【暗い路地裏の闇から、丁度少女目掛けて空き缶が一つ、飛来する】


【―――――――ちなみに、スチール缶である】

/マダオリマスカー
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 22:18:36.29 ID:S6J4MPC+0
【路地裏】

ほぉー
こりゃ完全に死んどるねー

【黒いコートを羽織り頭からつま先まで真っ黒な服に身を包んでいる男性は】
【何ものかが殺害したであろう死体を屈みながら見下げている】
【歳にして24〜5ぐらいで細目、手にはなぜかコーヒーカップ】
【長い黒髪を後ろで一つに束ねておりその顔はさっきからずっと不気味な笑みを浮かべている】

こんなところにほっといたらいかんでしょーが
道から除けんと邪魔でしょ

【そう言うと手に持っているカップを死体の方に傾ける】
【中身はコーヒーとはまったく異なる真っ黒な不思議な液体】
【と次の瞬間】
【液体は渦のように細くなり死体の腹付近から体内に入り込んでいく】

力を少し加えたろう

【全て入り込むとみるみる傷が塞がり死体が急に立ち上がり何かを叫び始めた】
【しかしそれも数秒】
【立ち上がって数秒すると死体は黒く染まりまた倒れ動かなくなる】

あちゃー
やっぱダメかー

こんなんじゃ全然ダメだ…
ここも邪魔だし消しとくかねー

【そう言うと男性は二回手を叩く】
【その合図と共に死体は宙に浮き捻じれ小さくなり消えてしまった】

やっぱだめだね
これぽっちの力の持ち主じゃ

【男性は顎に手を当て考えごとをするポーズをする】

どっか行ってみるか

【そしてその場から立ち去ろうとする】
【地面から足を離すと黒く跡がつき男性がもつとても不気味で恐ろしいオーラがあふれだしている】
【それはまるで近づくなと警告しているようであった】
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:21:42.86 ID:+apNsBZwo
>>657

あら、解答は終わりでしょう?答えないんでしょう?何で答えてるんです?
あ、面倒だから嘘をついたんですね。でも黙ってると悔しいから覆したんですね
それなら最初から「これで終わり」なんて言わなければ良いのに

で、それが救いだと思ってるんですか?あらあら、貴方は加害者に優しいんですね
そのお陰で悪人はどれだけ悪事を働いても「御免なさい」の一言で許されるんです。良い世の中
死んだらそれまで、もうやり直しは出来ない。でも悪事を働いても幾らでもやりなおせる
だったら悪事を働かなければ損、正直に生きて殺されれば損ですね

さあ、私は質問しますけど答えないんですよね?自分の発言くらい守ってくださいよ?

【思考時間は、限り無くゼロに近い。自分の言葉を推敲すらしていない】
【少年が思い悩む一方で、女は全く言葉に詰まる事も無く】

生かしておけばこの先何十人と[ピーーー]犯罪者も気絶させるだけですか?
気絶させて数日の宿と食事を確保して上げるだけですか?
次に同じ事をしていても、それでも殺さないんですか?
被害者遺族が厳罰を望んだとしても貴方は殺さないんですか?
見逃さないと言い切るならば世界全ての悪事を阻止出来るんですか?
何処であろうがと言うなら、今この瞬間異国で起こっている犯罪に介入出来ますか?
貴方の目は幾つあって手は何本あり、同時に何か所に存在する事が出来ますか?
そもそも貴方、私を解き伏せられないのに他の悪人を改心させられますか?

答えないでくださいよ。貴方が答えないと宣言したのですから

【右の踵を支点にして、くるりと方向転換】
【まだ歩きださず、後方から声がするかどうかを何秒か待つ】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:21:52.12 ID:JTG+z7PJ0
>>653

昨夜は良き収穫あったな。ゲシャハハハ。

【女性の目の前から奇妙な笑い声を上げて歩いてきている男が一人】

そして、良きところに良さそうな人間が一人。

【ボサボサの髪に破けた黄土色のジャンパーと色あせた紺のズボンを着ている】
【両手には中身がパンパンに詰まったゴミ袋を持っており】
【まるで生きていない人間のような青白い顔をしている】
【近づくとわかるが、ゴミ袋のせいか男の周囲はゴミの異臭、悪臭が漂っていた】

復活したこいつの試運転と行こうかなァ。ゲシャハハハ!!!

【大きな声で笑い、ニヤケた表情で女性のことを見据える】
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:24:15.92 ID:JTG+z7PJ0
>>662
/ぎゃー!失礼!かぶってしまった!
/>>662はなしの方向で。
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 22:28:37.23 ID:l3cwZGbDO
>>656
【青年の話を、豹変した青年の怒号を聞いて俯いた】
……ぷっ

【かと思えば、小さく吹き出して】

ひゃーっひゃっひゃっひゃ!!!何イキってんだよ!!馬鹿かてめー!!
自慰行為だ?してわりーのかよ、やって自分が気持ちいいからすんだろーが
悪だぁ?正義の反対は悪とか今時だれもしねーぞおい

【顔を上げて大笑い、青年に目をやる】
【馬鹿にするでも、怒るでもないその左目は血のように紅く輝いていて】

いいか、劣等種の俺が仕方なく教えてやるよ、正義っつーのはな…
自分がやろうと思った事、やるべきと判断した事をする事、そーいうのを正義っつーんだよ
例え他から見て悪だろうと、そいつが正しいと思ってやってんならそれはそいつの正義さ

【ばさり、右肩の外套を後方に投げ捨てて】
【左手を腰に、刀の柄を掴む】

いいぜ、遊んでやるよ“71番”
悪の正義…目に焼き付けな!

【声を上げると、足早に行動開始】
【とは言ってもいきなり何かする訳ではなく、青年へと駆け出しただけである】

/すいません、風呂入ってきます
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:29:54.42 ID:jNaJmGX5o
>>659

……。

【何かが、自分へ向かってきている】
【音から判断して、振り向くと同時に爪を一閃】
【スチール缶に鋭い線が走り、線を追うように凍りついていく】
【同時にスチール缶は勢いを失い、目前へ落下する】

誰、デスか?
悪意があるのなら相手シマスが…

【辺りを軽く一瞥して、身を翻しまた歩き出す】
【ある意味挑発とも取れる】
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:30:08.11 ID:jNaJmGX5o
>>659

……。

【何かが、自分へ向かってきている】
【音から判断して、振り向くと同時に爪を一閃】
【スチール缶に鋭い線が走り、線を追うように凍りついていく】
【同時にスチール缶は勢いを失い、目前へ落下する】

誰、デスか?
悪意があるのなら相手シマスが…

【辺りを軽く一瞥して、身を翻しまた歩き出す】
【ある意味挑発とも取れる】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:31:20.22 ID:jNaJmGX5o
/二重投稿ごめんなさいっ
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 22:32:18.62 ID:AXvCKbZI0
>>654

――――知っている

【即答である】

――――――お前の心には闇があるな……負の心………それでいい……

【そう彼が言った瞬間廃ビルを包んだ黒い霧が一気に濃くなった】
【それは廃ビル周辺の街の光を遮断し、夜空の星も黒い霧により隠され、廃ビル内は何も見えない真の暗闇となった】

―――世界とはそういうものだ……ありもしない希望を求めその結果絶望に身を引き裂かれる……

【そういうと彼は黒い霧の一部を巨大な黒き鎌に変えそれを持った】

――――紹介が遅れたな……私の名はダーク・イーブル………光無き世界を望む者…お前には理解出来ないだろうが……
――外へ出たのは久しぶりなのでね……すこし遊ばせて貰うよ……

【ニヤリと彼は笑った】
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/10(月) 22:37:54.33 ID:B0jD+jmBo
【路地裏】

――なさいッ!――めん……さいッ!

【路地裏に、少女の声が響く】
【不明瞭なその声に混ざるのは、何かを咀嚼するような音】
【ぐちゃぐちゃ、ばきばき、肉を噛む音と、骨を砕く音が断続的に続く】

――ごめんなさいッ!

【声のする地点に視点を移す】
【そこに居たのは、一人の少女と、肉塊】
【少女は恐らく10代中頃。黒い髪をぼさぼさに伸ばし、ぼろぼろのコートを身にまとっている】
【そして、今少女の姿は赤く、紅く、真紅く染まっていた】
【特にそれが顕著なのが、口元】
【口の端からは、指が一本はみ出している】
【わかるだろうか、要するに彼女は、目の前の肉塊を食べていたのだ】
【身の毛のよだつような、その光景は、未だ止まらず、少女は泣きじゃくりながら目の前の肉塊を平らげていく】
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:39:22.82 ID:FJhE9gFzo
>>665-666

―――誰だ、と聞かれて素直に答える馬鹿などこのような場所には居ないだろう
素性を明かして得をするような場面など、一生でも限られるとは思うが

【コツコツ、ガチャリ―――少々騒々しい音を立てて姿を表すのは、>>634の女性である】
【鮮やかな蒼の軍服はスラッとした肉体の輪郭をより分かりやすいものとし】
【鋭い狩人のような目付きはジッと、少女の手元へと向けられていて】

悪意はない。が、壁に妙な跡があれば誰しもそのまま進もうとは考えない
そういう意味で私は缶を蹴った次第だが………何だ「それ」は、能力者か?

【唐突に、ストレートな質問を口に出す】
【勿論“それ”とは爪のこと、能力者かと聞く理由は―――好奇心から、という感じではない】
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:39:33.92 ID:169aAyFio
>>668

心の闇、んーなの誰にだってあるに決まってるネ。
持ってないのは何も知らない赤ん坊だけ。光の中で生活してりゃーそりゃー闇だって出来るでしょ。
誰もが持ってるモノ見せびらかして「あたしは悲劇のヒロインなのぉー><」なーんて言ってるほど、あたしは暇じゃないネ。

【くるり】
【爪先を支点にして、優雅にターン。ようやく男が居るであろう地点に、視線を向けて】

うん、全く理解できないネ。
理解できないモノと遊ぶ趣味はあたしには無いんで、丁っ重にお断りさせてもらいます、ネ?

【にっこりと。闇の中に居るであろう男に向かって、微笑んだ】
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 22:41:07.05 ID:Gl3cwZGb0
>>664

それ以外に聞こえましたかぁ!?

いやぁ恐い恐い……これだから無能でゲスな劣等種はいけません

大層な事を語ったかと思えば結局行使するのは力、力、暴力!
所詮はゲテモノですかんねぇ…あー汚い汚い

【ニタニタと笑い相手の行動を眺める】
【相手の発言に口笛を吹き】

これは驚いた!!あなたがあの時のお方だったか!
暫く見ないうちにまぁー男前になられた…

すみませんが私そんなものには興味がないので…

ま、いいでしょう…付き合って差し上げますよ

魔蛇の鎖≠諱I

【そういうと、レギンの後方の空間が歪み】
【そこから黒い鎖が毒牙の顔面めがけてへ放たれる】

/こちらTENGA、了解した
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:41:44.34 ID:vqvTq9RSO
>>661
・・・ならお望み通り、その質問には一切答えてやりませんよ。

だから次はこっちの質問に答えてもらいます。
【少年は少女の背中に質問をぶつける】

―――――貴女、何がしたいんですか、僕はただ、自分が正しいと思う事をするだけ、僕はそれを答えただけなのに。それを何をそんなに必死になって、論破しようとしてるんですか?そんな事しても僕は何も変わらないですよ。
【そんなちょっとした反撃とも取れるような質問を返してみる】
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 22:45:01.21 ID:kBgdgzFyo
>>669

……………

【こつ、こつ、こつ】
【少し硬質な足音が、彼女の耳に届くだろうか】
【遠ざかるものでなく、近づくものだと気づけるだろうか】

【こつ、こつ、こっ………】
【それが少女の前方5m程前で止まった】

【見れば…ひとりの青年が居る】
【切れ長の目と重力にすら逆らいそうな尖った髪。色は両方沈むような黒である】
【白地に黒で大きく髑髏の書かれたTシャツと、Gパンを着用している】
【雰囲気も瞳相応に暗く、気だるげで】
【唯一、首から下げられた銀のリングが月明かりを映して輝いている】
【足音を鳴らしていたのは…重厚なブーツだろう】

【視線は少女と、既に肉塊と化したそれ】

………最近は、死肉が好きな奴とよく会う

【低く、暗い印象を其の儘吐き出すかの様な声で…呟いた】
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:47:31.08 ID:jNaJmGX5o
>>670

…別に素性を聞いた訳では無いデス
そんなモノに全く興味は有りマセン
人為的なものか聞いただけデス

【歩いていた足をぴたりと止める】
【だが声のする方には顔を向けず、そのまま前を向いている】
【顔すらも見ようとしない辺り素性に興味がないのは本当だろう】

能力者か?───そう聞かれて素直に答えると思いマスか?
素性を明かして得をする場面なんて、一生でも限られるとは思いマスが

【言葉をそのまま借りて、そちらに投げ返す】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:47:49.47 ID:+apNsBZwo
>>673

あら、貴方が答えないのに私が答えるとでも思ってるんですか?答えますけど

『貴方に対して』何かがしたかった訳ではありません
正直な話、貴方以外の誰が来てもこういう質問をするつもりでした
貴方は自分が何者かであると信じて、自分には変える価値≠ェ有るとでも思ってるんですか?
だとしたら貴方は相当に自惚れが強い人間なんですね

長いから理解出来ないというのなら、短く纏めて差し上げましょう
「貴方を論破する意味も価値も無いけれど仕事ですので」

【今回もまた、思考時間はゼロに近い】
【思考と並行して言葉を吐き出すような、見ようによっては纏まりが無い文章】

おめでとうございます、貴方には「お祈り」の文章を郵送させていただきます
履歴書は頂いていませんので、返却の必要も有りませんね
それではさようなら、論破されるのが嫌いな人

【そして女は、背を向けたまま路地裏の奥へと歩いて行く】
【突き当たり、角を右に曲がって姿を消した】


/お疲れさまでしたー
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/10(月) 22:51:11.21 ID:B0jD+jmBo
>>674
【ぎちり。脇腹であろう部分に噛み付き、肉を引きちぎった瞬間、男に気づく】
【恐る恐る振り返ると、びくり、と体を震わせ、慌てて距離を取った】

ひ、あ……、あの、あの……。

【漏れる言葉は、意味を持たず】
【只、“生きている人間”を視界に収めた瞬間、眼の色が泥のように濁った紫から、真紅へと変わる】
【何かを抑えるかのように、両腕で自らの肉体をかき抱き、震える】

近づかない、で、下さい、私に。

【髪が逆立ち、骨格がごきごきと音を立てて、変貌していく】
【変身というには、余りにもおぞましい】
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:57:51.31 ID:FJhE9gFzo
>>675

成程。そういうことなら答えは出たな、人為的なものだ
素性に興味がないというのも助かる、一応は裏の人間なのでな

【ふむ、と此方に目もくれない少女の頭部から足先まで――ざっと見下ろし】
【それから当然のように巨大なドット・レーザーサイトの付いた拳銃を右手で抜いて】

さてな、仮に質問されたのが私であれば答えるが、他人は知らん
坊主のような問答というのは生憎と苦手だ、キッパリとした方がやりやすい
しかし鸚鵡返しとは恐れ入る……中々頭が回るのだな

【日常のように会話を進めながら、二つのサイトで狙いをつけるのは少女の背】
【言葉を言い切ると同時に、警告も何も無しにその引き金は軽く引かれ】
【何かの“黒い魔翌力”を孕んだ銃弾のような物体が目標目がけて打ち出される】

【さてここまでの動作、時間にすれば短いが、気付くことは難しくないだろう】
【影の動きであったり、銃を取り出す際の音であったり―――如何様にでも対処は出来るハズだ】
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:58:04.15 ID:vqvTq9RSO
>>676
―――――・・・・はぁ、
【少年はその答えを聞き、少女が去った後、また溜め息をつく】
【今日何度目の溜め息だろうか、幸せはだいぶ逃げた気がする】

――――・・・・・・結局何の仕事なんだろ・・アレ。
【少年は呟き、自分もまた、路地裏を去るのだった】

/乙でしたー!
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 22:59:36.51 ID:kBgdgzFyo
>>677

…………断る。
何故俺が貴様の指図で態々遠回りしなきゃならねェ

【こつん……】
【止めていた歩みが再び前へ…進みだした】

【彼女の変貌に、目を奪われるも表情や雰囲気に変化は無い】
【無表情。無関心。】
【ただ自分の目的を遂行する為―――この先に有るコンビニへ向かう為。歩き出した】
【丁度、彼女の横を通り過ぎる様に】

【動きからして、この人物は武術を習得しているという訳ではない】
【普通の人間が普通に歩く様に、隙だらけで】
【喉でも、頭でも、足でも】
【何処にでも…“噛みつけそうだ”】
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 23:02:01.89 ID:AXvCKbZI0
>>671

――――ほう……随分と余裕があるものだな……

【ニヤリと笑う】

――――確かに闇あるところに光はある……しかしそれでは駄目なのだよ…
――――――此の世界は闇こそがふさわしい。それこそが此の世界の理、
【彼は手に持っている鎌を黒い霧に戻し】

――まぁお前にはまだ理解出来なかろう……しかしお前の様な人間もいるとはな……
【興味深く笑い】
――――私の周りに集まる者は皆、負の心を持っている……愚かにもその者達は私に救いを求めている……

【そういうと彼は黒い霧を自分の周りに集め】

――――――面白い事を聞かせて貰ったよ……やはり人間は面白い生き物だ……

【そういうと彼は手の先から黒い空間のような物を出し、そこに入ったかと思うとその空間は消えていた】
【黒い霧が晴れ、彼も消えた時、曇っていた空も晴れていて】
【そこから月が淡い光を出していた】

/絡んでくれてありがとうございます
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/10(月) 23:05:07.31 ID:B0jD+jmBo
>>680
だめ、です……。

【制止の言葉を放つも、その声は弱い】

あ、う……っ……。

【ひときわ大きく、体が痙攣を起こした】
【次の瞬間、少女は真横に居た男の喉笛に噛み付くように口を開き、跳びかかっていた】

アハッ!ククッ!
ネエ!?ねえ、あソんでよ、私と!

【男に抱きつくように腕を回そうとし、そのまま拘束して、喉笛を食いちぎろうとする】
【其の動きは、ニンゲンのそれではなく、ネコ科の動物のしなやかさを感じさせるもの】
【少女は、この時点で170p程の背丈のスレンダーな姿となっている】
【コートの背からは、何かが飛び出そうとしているのか、背が盛り上がっている】
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 23:07:48.18 ID:169aAyFio
>>681

……変な人。いや、人じゃあないか。

【闇が明けた後の、淡い夜空】
【ソレを見上げて、うーんと伸びを一つ。こきこきと肩を鳴らして】

言ってることは全然わかんなかったけど、……まあ、
「ニンゲンが面白い」ってのには同意しとこうか、ネ。

【大きな欠伸をひとつ。漏らして】
【少女は再び、空を見上げる】

/ありがとうございましたー!
/時間があんまりなかったので、戦闘に持って行けず申し訳なかったです。
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 23:11:25.73 ID:jNaJmGX5o
>>678

────。

【まっすぐ飛んでくる銃弾に対して異形の掌を突き出し】
【当然受け止めれる筈もなく、貫通するが────】
【それと同時に凍りつき、血は一滴たりとも流れない】
【そしてぐじゅぐじゅと音を立てて、肉が蠢き貫通した場所が再生する】

…ふム。痛いデス
何か気に障る事でもしマシタか?

【もう片手、普通の手で弾くと氷に罅が入り溶け落ちる】
【漸くくるりと身体全体をそちらに向けて】
【パーカーのフードを外すと、剥き出しの敵意が顕になる】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 23:14:44.01 ID:kBgdgzFyo
>>682

【ぞぶり―――彼は攻撃を避けようともせず彼女の咢に喉笛を食い破られる――筈だった】
【――――“普通の”人間ならば】

【ギチリと……彼女の顎が感じるであろう“硬さ”】
【まるで鋼鉄にでも噛みついたかのような異常な“硬質”】
【紛れも無く、この男の喉に噛み付いた筈である】
【間違いなく、この人間の喉を護るモノは無かった】
【ならば、何故――――?】

【ぎろりと、己の身体を拘束しようとする彼女を深い暗い瞳が“捉えた”】
【抱きしめられ、肩の動きは制限されている。しかし男はゆるりと肘を曲げ…彼女の脇腹を“掴み盗ろう”とするだろう】

【もし掴まれれば、理解出来るか】
【この男の“異常”――“身体の硬さ”を】
【鋼の如く硬くなった爪が、掌が、丁度彼女の脇腹を喰い千切るかの様に。】
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 23:23:11.00 ID:l3cwZGbDO
>>672
力持ってんだから振るうのはあたりめーだろ、問題なのはその相手さ
ついでに、力振るわない正義っつーのは俺以外に適材がいるんだ…よっと!!

【打ち出された鎖を走りながらの時計回りで体を捻り回避】
【隙を余り作る事なく接近を再開し】

おらよっと!

【接近したスピードを利用し、勢いを乗せたまま右足での前蹴りを青年の胴体に向けて放つ】

/ただいまっす
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 23:24:58.59 ID:FJhE9gFzo
>>684

(体内に留まらない……場所もあるが、少し威力を上げすぎたか)
(それにしても再生とはまた、難儀なことだが―――。)

【貫通。それ故何やら不穏な魔翌力を孕んだ弾丸が直接は作用しないものの】
【弾丸に触れていた場所にじわじわと、まるで侵蝕されるような感覚があるだろう】
【その原因が無いために数秒もすればそれは消えるのだが】

気に障る事などない。寧ろ状況的には喜ばしいと言っても差支えはないだろうな

私は仕事で色々と探していてな、能力者を初めとして戦力になりそうな生き物をだが
お前は見たところ正しくそれ………なんだ、静かな怒りでも覚えたか?
なら丁度良い、少しばかり協力してくれれば痛くせずに済むぞ

【かしゃん、銃の機構は特殊なのか排莢は手動――――】
【それを行う女性の口元にはタバコのような光が現れて、淡く綺麗な白を放ち】

【再度、赤いレーザーポインタを少女の胴へ。既に人差し指は引き金にかかっている】
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/10(月) 23:25:52.23 ID:B0jD+jmBo
>>685
【少女の牙は鋭い、しかし、牙が中々通らない】
【其の異変に気づき、少女は慌てて距離を取ろうとする】
【が、抱きしめる動きから、直ぐ様離れることは、難しい】
【右の脇腹を、相手に掴まれ、引きちぎられる】
【千切られる前に体を捻った為、そこまで大きな傷には成らなかった】
【少女は、脇腹の傷を押さえ、掌に付いた、そのK色の血液をまじまじと見る】

ふふ、ふふふ!

【肩を震わせ、狂った様に笑う】
【べろり、と不快なほどに紅い舌を伸ばし、丁寧に掌に付いた血液を舐めとっていく】
【ぴちゃぴちゃ、べちゃべちゃ】
【頬を染めながら、血を舐めとるその様はもはや官能的とすらいえる光景】
【そして、その間にも、少女の肉体は作り変わっていっていた】
【血を舐め終わる頃には、少女の肉体は、完全に先ほどとは違っていた】

痛イね、でも、キモチィィかも?

【くすり、と悪戯っ子の様に笑み一歩前へと踏み出す】
【少女はいつの間にかコートではなく、漆黒の燕尾服に身を包んでいた】
【背からは悪魔のような醜い捻れた翼が】
【頭の上からは、猫の耳が】
【眼の色は血のような真紅に染まり、目の前の“獲物”の隙を伺っている】
【両手の五指から伸びる鈍く光る爪は長く伸び】
【牙も肉食獣のそれと同じように獲物を襲う為に最適化されたもの】

もっと、もっと、アソボウ?

【四肢を地面に着け、猛獣のように構え、相手を見据える】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 23:33:03.06 ID:kBgdgzFyo
>>688

…………面倒、くせぇ

【呟きながら、目の前の少女だったものを見据える】
【今までチンピラに絡まれる事は多々有ったものの、この様な魔獣の相手は初めてで】

【ふと、喉に触れる…】
【僅かとは言え…痛みを感じるのは何年ぶりか】

【クツリ―――思わず漏れた笑みを隠す様に、口元を右手で覆って】

嬲り殺すぞ。雌。

【絶対防御の化身は、魔獣の出方をうかがう】
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 23:35:58.02 ID:Gl3cwZGb0
>>686

いかにも単細胞の獣が考えそうな事ですねぇ…

ですがッ!!

【左手で蹴りを受け止める】
【勢いに乗った蹴りを受けたのだ、ふつうなら後退するか弾かれる】
【しかし一歩も動かない、むしろ逃げないようにガッチリと】
【思い切り掴む】

その程度では守りたいモノも守れない!

むしろ傷つける!それがこの絶望に彩られた世界!

【ジャリジャリと鎖が巻き戻る】
【その身を、弱者に巻きつけて…】
【一人の貧民が、鎖に巻きつかれ、引っ張られている】
【そしてそのまま恐ろしい速度で青年へと向かうッ!】

さぁどうします?

破壊しか能のない貴方はどう打開する!?

【前方は強く足を掴まれ、後方は人を砲弾にした鎖】
【この切迫した状況をどう切り抜けるのか】
【それに期待を抱き、男は嗤う笑う哂う】
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/10(月) 23:39:21.14 ID:B0jD+jmBo
>>689
【四肢の筋肉は張り詰め、今すぐにでも相手に飛びかかることが可能となっている】
【其の笑みは、狂気の笑みで、只々目の前の相手から生命を奪い取ることしか頭に無い】
【そして相手の言葉を聞き、口を開く】

エ!?殺すの?嫌だなぁ、私が殺すんだヨ!

【楽しげに笑うと、少女の姿が地上から消えた】
【だんっ、だんっ!と断続的に音が聞こえるだろう】
【残像を残すような速度で少女が路地裏の壁を四肢で蹴り飛ばし、移動しているのだ】

アハハハハハハハハッハハハハッハハハハハッハハ!!!

【ひときわ強く壁を蹴り、相手の背後に着地すると、その勢いを回転の動きに変じさせ、右手で鋭い爪を相手の背に向けて横薙ぎに振りかぶる】
【肉体はかなり強化されているのか、その速度はかなり速い】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 23:42:08.90 ID:VmCd0QQSO
【路地裏】

【――とある寂れた、裏通り。廃墟が多く、半ばならず者の巣窟のようになっている、其処に】
【かつ、こつ、かつ、こつ。道の真ん中、薄く落ちる月明かりの下を歩く影があった】

――――、――――――、――――、――――――――……。

【スーツにレザースニーカー、目深に被ったソフト帽。その何れもが、闇に紛れる黒尽くめ】
【黒髪。すらりと言うよりひょろりとして、ともすれば針金めいた長身痩躯】
【覗く唇を僅かに尖らせ、やや調子っ外れな口笛を吹きながら。人影は、あてどなく夜を彷徨っていた】

【シルエット等から推測するに、恐らくは彼≠ニ呼べるのだろうが――】
【そも、人間であるのかすら怪しいものだ。それというのも、その右腕≠フ所為である】

【そう。右の手の指先から肩までが、スーツの袖を突き破らんばかりに隆起し、所々脈動していたのだった】
【崩れたシルエット。異形。退廃の廃墟群を、彼≠ヘただただ、ひた歩く】
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/10(月) 23:49:05.65 ID:jNaJmGX5o
>>687

なんだかコレ、気持ち悪いデス
…ま、何が入ってたのかは聞きマセンが

【治っても残る違和感に幾度か掌を眺めて】
【グーパーグーパーして問題なさそうなことを確認する】

背後から攻撃されて不快感を覚えるのは当然デス
あと、協力や貴方の駒になる気はさらさら無いデス
一匹狼のほうが何かと自由なノデ

【さきほど氷を弾いた方、つまり普通の手も青白く不気味に光ると】
【もう片手と同じように龍の爪のような形状に変化する】
【今まで削ってきた塀を辿るようにまたがりがり言わせながら】
【────真っ直ぐゆっくり近付いていく】

/遅れてごめんなさい
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/10(月) 23:51:00.88 ID:l3cwZGbDO
>>690
…チッ

【かなりの勢いを乗せた蹴りが受け止められた、それも片手で】
【どんな馬鹿力だ、細マッチョってレベルじゃねえぞ】
【まあこういうのは何かカラクリがあるものだ…が、今はそれ所じゃない】

【後方から人間砲弾が飛んできた、何やってんだよ離れてろよバーローとか砲弾に思いつつ対処行動を取る】

クソがッ!!

【右足を掴まれたまま左足も地面から離し、おまけに両手で青年の左腕を掴む】
【成功すれば、そのまま飛び付くように青年の左腕に全身を絡ませてそのまま地面に頭をたたき付けさせようとする】
【ついでに、その行動を利用して位置を低くして砲弾もかわす気だ】
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/10(月) 23:51:38.04 ID:kBgdgzFyo
>>691

【音につられ、其方を見る】
【残像を見、それが無いと脳が理解するまでの“ロスタイム”】
【それが彼女を“消えた”と錯覚させる】

【―――故に、背後に着地したと気づくのが遅すぎて】

【ギキィッッ、と鋼鉄を鋭いレイピアで引っ掻いた様な音と感触】
【ついでに言えば衣服を裂く感触も感じただろうか】

【衝撃によって青年の身体は海老反って―――】

―――しゃら、くさい!!!

【左足を軸に、反時計回りに反転】
【その際右手を振りかぶって背後の猛獣に拳を振り下ろそうとする】

【その動きは素人そのもの。隙も大きいし鋭いモノではない】
【だが、硬すぎる拳の一撃は…喰らえば痛いだけで、済むものか】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/10(月) 23:59:08.74 ID:B0jD+jmBo
>>695
【振りかぶる腕を、逆に体を捻り引き戻す】
【そのまま、前に一歩踏み出そうとした瞬間】

うぁっ!

【少女の顔面に拳が突き刺さる】
【蹈鞴を踏み、少女が一瞬ふらつくが、立ち止まる】
【軸をずらしていたのか、一撃で倒れるほどの傷は負っていないが、少女の右頬は無残に腫れ上がっていた】
【恐らく骨に罅が入っているだろう】
【だが、少女はそれを気にする様子もない】
【口の中に溜まったKい血を地面に吐き捨てると、口の端を釣り上げる歪な笑みを浮かべる】

痛イ!痛いけど、面白イ!

【その笑みは、純粋なものである。幼児の様に笑いながら、悪意なく目の前の獲物を殺すバケモノだ】
【また、地面を蹴る音が響く】
【次は跳躍ではなかった。四肢を駆動させた高速移動】
【直線的な移動は、先程の壁蹴りよりも一段速く、先ほど牙よりも鋭くなった牙を持って、相手の腕に噛み付こうとする】
【噛み付きが成功すれば、空中で肉体を捻り、その勢いで相手の肉を引きちぎろうとするだろう】
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 00:00:08.06 ID:YrPHrovwo
>>693

不快感、か……ならば次は正面からにするとしよう
それに私は別に駒が欲しいのではない、策謀家ではないのでな
一匹狼でこそないが、立場自体は世間の人間とそう変わらん

【パスン、という乾いた音と共に二発目の弾丸が撃ち放たれる】
【狙いは先程のまま、胴体で―――女性は発砲後即座に銃を腰に収め】

(先程の回復能力といい、あの爪といい、考えるに近距離で体力に物を言わせるタイプ……)
(ああしてゆっくりと近づくのも“自信”と見て問題はないハズ、だが)

【口元の光るタバコ、それを手に取って変形、光球とし】
【おそらくは能力なのかその光を増大させながら両足を肩幅程度に開いて待ち構える】

/いえいえ〜
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/11(火) 00:03:21.39 ID:o1JV/auO0
>>694

【ドガンという巨大な音と共に男は地面に頭を打ち付けられる】
【脳髄まではでないが、かなりの出血だ】

あーあーあーやっぱりね……

【地面に顔を埋めながら、尚嗤う】
【笑う哂う哂う嗤う】

『ひぃ…ひゃぁぁぁぁぁぁぁあっぁ!』

【ぐちゃり、腐ったトマトを潰したような音がする】
【砲弾となった少年は、青年が避けたことにより壁にぶつかり】

【そして肉塊となった……】
【辺りには鮮血が降り注ぐ、その血を浴びながら、男は嗤う】

だから言ったじゃないですか……いやー酷い方だ

貴方がこんな身勝手な行動をしなければ、コレ≠ヘ死ななかった
たとえ薬漬けで廃人となっても!死ぬよりかはマシだ!

この結果が貴方の言う悪の正義≠フ賜物だ!

いやー最高ですよ!ヒャハハハハハハハハハ!

【ただ嗤う嗤う】
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/01/11(火) 00:15:06.42 ID:AS9SxYhdo
>>696

(………単に速い、か?)

【今のが残像か、と】
【思わず何度か瞬いて、己の目の健常さを確認すると】

【魔獣と呼ぶべき彼女が蹈鞴を踏んだのは、ほんの一瞬】
【彼女の爪が届いた其処から…大して離れていない】

【今ので、倒れてくれないかと……面倒くさげに舌打ちし】

……………もう、いい

【余りにも“近すぎる”距離】
【走り出してからトップスピードになるには、流石に短い】
【故にただのチンピラである彼でも…彼女の攻撃が“見えた”】

【ガリリッ……】
【まるで鋼鉄の束にでも歯を立てた様な感触を感じるであろう】
【深すぎはしないが、確かに牙が“立った”】
【しかし同時に―――】

【前腕部分を“噛ませる”事で、彼女の“襟”を掴もうとする】
【そうすれば、彼女の身体を捻る等の動きを制限できるだろう】
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 00:19:40.19 ID:Ly6XfyuRo
>>697

正面から来られても、わざわざ当たりに行くような訳ではないデスよ?
何が入ってるか分かったものではないデスから

【引き金を引いたと同時に、足を止めてぐっと塀に向けて力を込めると】
【彼女が生成した物だからであろうか、真っ直ぐ走った氷までもが青白く光る】
【ぴきっと音を立てて氷が塀から浮き上がり、生き物のように波打ち】
【そして、そちらとこちらの距離の中間あたりで弾丸を捉えた】

【操れると言っても所詮は氷、弾丸を受け砕け散るが速度を激減させるには十分で】

【だがそちらに気を取られては彼女の姿を見失うだろう】
【───かなり疾い。少なくともすぐに人外だとわかるレベルだ】
【ぐっと踏み込み、一気に距離を縮め、懐に潜り込もうとする】

お返しは、3倍以上と昔から相場が決まっているのデスっ

【懐に潜り込むことに成功したならば、五本の非常に鋭利な爪が】
【そちらの腹部に向かって大きく振るわれるだろう】
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/11(火) 00:20:16.88 ID:1JV/auODO
>>698
おら、足離せ馬鹿

【右足を振り払いながら立ち上がって、音のした場所を見る】
【まあ当然と言えば当然か、一つの肉塊が目に入った】

…はっ、気分悪いな、ああ気分がわりぃ
何人も殺してりゃ慣れると思ったが、自分でやるのとは話がちげぇ

【怒り?哀しみ?よく解らない、あの感情がまた沸き上がる】
【自分で選んだ道だ、間違ってるとは思ってない、だがその結果に納得もいかない】
【じゃあどうする?どうやっても戻らない失敗を】
【…そうだ、そんな時はいつもそうしてきた】

…だが、まあ
…原因はてめーだろ、笑ってんじゃねーよ

【次の瞬間、右足で青年を思い切り踏み付けようとする】
【―――壊そう、自分が気に入るまで】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/11(火) 00:23:40.02 ID:X6wZc+Geo
>>699
グゥ……!

【牙を突き立て、狂ったように相手の腕にぎりぎりと力を込めていく】
【顎の力は肉食獣のそれと遜色ないようであり、牙の異常な硬度と相まって、かなりの威力をもつだろう】
【しかし、襟を捕まれ、動きを阻害された】
【野生の本能が、警鐘を鳴らす】
【――不味い】
【突き立った牙を離すと、上半身の服を破るように脱ぎ、離脱】
【裸身が顕になるが、隠すこともない】
【なぜなら、今の彼女は獣なのだから】

あう、う、ううう……。

【背中の翼が捩れ、形状が変わっていく】
【伸び、鋭くなり、硬質化していった】
【背部から、伸びる其れは二振りの片刃の刃】
【其れを両手で握りしめ、少女はまた地上から姿を消す】
【次はすぐに攻撃することはしない】
【壁を蹴りながら残像が残る錯覚をもたせるほどの動きで相手を撹乱するつもりだ】
【蹴る毎に速度は加速していっているようだ】
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/11(火) 00:33:00.59 ID:o1JV/auO0
>>701

ヒヒヒヒヒヒ!これがてめぇがかっこつけて言った事の結果だよ!

人のせいにしてんじゃねーよ!ヒゃハハハハハハ!

てめーは分かってたはずだぜぇ?避ける瞬間!避けたらどうなるかってなぁ!

これが、笑わずにいられるかっての!ギャハハハはっハハグボッ!

【今度こそ潰れた、踏みつけられ、頭が砕け、首は折れた】

【もう嫌な嗤いは聞こえない】
【魂のなくなった器≠ヘ形を留められずに、】

【溶けた-----衣服も、装飾品も、骨さえ残さず】

【後には何もない、何も残らない】

【遠くから集団の足音が聞こえる】
【自警団だ、町はずれと言えど、街中には変わりない】
【そこにあるのはただ血だまりに立つ青年】

【住民は何も言わない、夢への旅立ちを邪魔されたのだから】
【自らが罰せられるのが怖いから】


704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 00:35:25.21 ID:YrPHrovwo
>>700

……ふむ、ならば正面から行っても避けられないようにしてやる必要があるな

【ただそれだけ、呟くように返すと視線を少女へと向ける】
【減速し、数秒と持たず地に落ちる弾丸など一切目も暮れていない】
【そもそも当たると考えてないのだろう、そこには戦い慣れた様子が見受けられ】

【話は戻って視線は少女、少なくとも目では動きに付いていけている】
【不用意に手足を出しては傷が増えるのが道理――では、どう考えるのかと言えば】

(速く鋭く、戦うという点では実にシンプルで強力だな)

………しかし、武器は爪のみと見れば自ずと機動は読めるものだ

【そう、殆ど先読みのような動きで手元の光球を光の楯へと変化させて攻撃を受けるのである】
【硬度は一般的な鉄の盾と同等。余程少女の爪が鋭ければ切り裂くことも不可ではないが―――】

先ず厄介なのはその賢しく素早い足二本といったところか――――!

【楯が切れる切れないに関わらず女性は僅かに横に身体をずらして左足を上げ】
【少女の右膝を叩き壊すつもりで、硬いブーツの蹴りをその場所目掛けて真っ直ぐに放つ】

705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/11(火) 00:35:40.81 ID:AS9SxYhdo
>>702

………ちぃっ

【左腕の前腕を抉られ、鮮血が滴る】
【自分にこれほどの傷を負わせる獣が…存在するとは】

…本気を、出そう

【彼女が此方を捕食するつもりならば……受けて立つ】
【ビシリ……音を立てて、この青年に変化が生じだす】
【黒の六角形の“鱗”が、彼の表皮に浮かびだした】
【ソレは隙間なく彼の身体を覆いって、最終的には全身を覆うだろう】

【―――マズイと、直感的に理解できるか】
【全身がそれに覆われれば、文字通り“殻に籠る”事となる】
【つまり、先程以上に硬く。彼は堅牢な城と化す】
【彼がそう“なり切る”前に…仕留めた方が良いだろうか?】
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/11(火) 00:45:38.68 ID:X6wZc+Geo
>>705
【加速していく獣の出す音は、次第に感覚が狭くなっていく】
【だん、だん、だだん、だだだん、だだだだだだだだだだだ!】
【空気を切り裂きながら移動する獣は、変貌する相手の姿を見て、更に硬くなるのか、と判断した】
【故に、今のうちに一撃入れなければ、獲物を仕留める事はできない、と判断】
【ひときわ強い跳躍音が響き、獣は一筋の矢の如く、相手の背後から襲いかかっていく】

アハハハハハハハハッハハハハッ!

【狙いは相手の背の右下。肝臓の辺りだ。骨の少ないそこは、心臓ほどには相手の注意が行かない所】
【両の剣の切先をあわせ、獣は只々目の前の獲物の肉を食らうために、相手の堅牢な守りを打ち砕こうとする】
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/11(火) 00:48:01.95 ID:1JV/auODO
>>703
……チッ、逃げたか

【余り後味は良くはない、が、一応この場は収まった】
【さっさと帰るか、と振り向いて】

…めんどくせ

【長い耳が、遠くから近付いてくる足音を察知する】
【流石に状況が見えない訳でも無い、さっさと持ち物回収して―――あれ?】

やべ、何処行った…?

【持っていた外套が無い、いや投げ捨てたのは自分だが】
【確かにここらにある筈、それが無い】
【大切な届け物だ、無くしたら大変…というか呪われてしまうかもしれない】
【そうでなくとも急がなければいけないこの状況、一体どうしたら―――】

「―――――」

……!

【小さな小さな声、普通の人ではかなり注意しなければ聞こえないような声】
【そんな声もその長い耳は察知して、突き動かされたかのように動き出す】

【やがて、その黒い獣も細い路地へと消えて行った】
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 00:56:18.42 ID:Ly6XfyuRo
>>704

なるホド…なかなか硬いデス
金属と同等…見た目の軽さを考えればそれ以上デスかね?

【鋭い音を立てるが、鉄を流石に切り裂く事は不可能だった】
【しかしある程度は抉り、そしてそこから凍りついていく】

いい読みデスっ!
…デスが、それはあくまでも爪だけと見た場合のみデス

───そして足を出したのは失敗デスね

【右膝へ飛んでくる蹴りを敢えて受け、身を屈ませ衝撃をできるだけ低減させる】
【いくらブーツとはいえど恐らく硬いのは靴底周辺だけであると仮定して】
【目の前に来た足をブーツごと、もう片方の爪で切り裂こうとする】
【まともに喰らっても血は流れないだろう。切り裂いたと同時に凍りつく故】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/11(火) 00:58:20.23 ID:AS9SxYhdo
>>706

――――――

【ぎろりと、背後を彼の目が見た。目が合った】


【―――来てくれると、信じていた】

【彼女の高速、神速の攻撃に対し、反転して真直ぐに既に最硬化の済んだ左腕を伸ばす】
【“それだけ”で充分である】
【両の足の踏ん張りは十二分……】

【迎え撃つ為に此方から動かずとも、相手が高速で拳へ“突っ込んできてくれる”“殴られに来てくれる”】

【初撃より、相手の行動は何となく解って居た】
【まず“前から”は来ないだろうと】
【最初の一撃から、背後を取りに来たのだから…………】

【そして今回も、そうしてくれると】

………………クッ

【―――――クツリ】
【分かりやすい奴だと、彼の口元が笑ったように見えたのは…気のせいか】
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/11(火) 01:00:49.55 ID:o1JV/auO0
>>707

【AOE内部】
【大規模地下プラント内研究室】

いやー派手に死にました死にました…もう少し加減していただきたい

【培養管からでる金髪の男を、白衣の老人と仮面の男が出迎える】

『すすんで頭を潰されるとは、君はマゾかね?』

「放っておけ、この男…否存在≠フ考える事を理解するのは無理だ」

いやー頭を潰されるのもなかなか乙なものですよ?
まぁ変わりの器≠ネどいくらでもあるのです、お気になさらず

【金髪の男は嗤う】

しかし前の長髪は気に入っていたのに…また伸びるまで我慢ですかねぇ

あぁそれとゾロアスターさん、また魔導書の方、お願いできますか?蛇≠ヘ私と同じ概念≠ナすからなんとかなりますが
あちらは復元できません

【スーツを着ながらそう呟く】

「本当に面倒な…概念存在≠セ」

/お疲れ様でした!!
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/11(火) 01:02:03.14 ID:1JV/auODO
>>710
/乙でしたー
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/11(火) 01:08:00.19 ID:X6wZc+Geo
>>709
【影すら置いていくような高速で、少女は突っ込んでいった】
【だが、其れは相手の動きに対して放ったもので、最大威力ですら無い】
【更に、殆ど理性を失ったその精神状態では、細かい判断も不可能】
【――いくら卓越した身体能力を持っていたとしても、其れを扱う物が持て余していては意味が無いのだ】

がはぁっ!

【腹部に突き刺さるように命中した拳】
【少女は吹き飛び、路地裏の地面に叩き付けられる】

ゴホッ!ガハッ!ゴボォッ!

【自己の速度と、相手の硬度。それに拠る衝突を内蔵のある腹部で受けたのだ。人貯まりもあるまい】
【吐血しながら地面をのたうちまわる少女】
【少女の肉体から燕尾服が分離し、一体のぬいぐるみを構成し】
【170cmほど有った少女の肉体は、徐々に小さく、弱くなっていく】
【数秒後、そこに居たのは大凡衣服という物を見に纏っていない10にも満たない浮浪児のような少女だった】
【血色の悪い顔色に、傷だらけの体】
【暫く少女は、腹部を抑えながらぼんやりとしていたが、暫くして正気に戻る】

あ、れ……。
わたし、は?

【辺りを見回し、転がる肉塊や、目の前の男の姿を見て理解した】、理解してしまった
【――また、か】
【悲しげに、少女はそう呟いた】
【口の端から垂れる血を拭いながら、男を上目遣いに見上げ】

ごめ……なさいっ!ごめん…、なさいっ!

【泣きじゃくりながら謝り始めた】
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 01:09:05.96 ID:YrPHrovwo
>>708

武器としての性能は現代の近接具を高く超える、それが私の“光”だ
もっとも、何時までも形を保っていられないのが難点では在るが……

―――それ故、どのような形にも弄ることが出来る

【ギギ、ギィという些か耳障りな音を立てながら抉られた楯は徐々に、言葉のとおりに形を変える】
【楯から球体へ、そして次は―――槍のような、先端の尖った棒状の物へ徐々に徐々に】

(チッ……矢張り、速度に関しては一級品と言ったところか)
(その上、恐らく能力は氷の方……爪や再生に関しては種族か何か、か……?)

私は狙った獲物は逃がさない事を心がける人種でな―――!

【変形と同時に突き出される光の槍は、その穂先を少女の左大腿に突き立てんと長さを増す】

【切り裂かれた左足は一歩引いて、その傷の痛みと氷の冷たさにひどく強ばり】
【また、少女は女性の足を切り裂いた際に「金属を引っ掻いた」ような感触を得るだろう】
【先程の楯より余程質が良く、まるで切れそうにない―――そんな物体の感覚だ】
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/11(火) 01:15:36.41 ID:AS9SxYhdo
>>712

【ブツッ―――】
【彼女を迎え撃つと左腕…ハニカム構造の黒の甲殻の隙間から血が溢れる】
【先程負った傷が、更に広がったか】

……………いてぇ。

【其の儘、装甲を霧散させると気だるげに息を吐き】

【こつ、こつと…泣きじゃくる少女へと歩み寄って】

…やかましい

【少女の細い足を、折れない程度の力で踏もうとして】
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/11(火) 01:20:17.96 ID:X6wZc+Geo
>>714
【抵抗せず、為すがままに踏まれる少女】
【頭を抱え、只々謝り続ける】

あうっ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……!

【ぬいぐるみが、少女と男の間に入り、男を止めようとする】

「悪いな、兄ちゃん。コイツ、大分不安定なんだ、悪いが、ここで収めてくれねぇか?」

【頑張って少女を踏む足を引っ張りながらぬいぐるみが喋る】
【只のぬいぐるみではないのだろう】
【少女はただただ謝り続けるのみ】

「……、アンジュを、見逃してやってくれ」

【ぬいぐるみは、男が少女を殺そうとしているのだと判断したのだろうか】
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/11(火) 01:26:46.86 ID:AS9SxYhdo
>>715

……………邪魔者は叩き潰す

【ぬいぐるみへとそれだけ言って、少女を踏みつける足に力を籠め】
【痛みは先程と変わりそうにない。怪我もしないが…確かな痛みを感じさせて】

ガキ。赦して欲しいなら、言葉だけじゃあ足りない
“誠意”を、見せろ

【少女が、己の意志では無いとは言え傷を負わせた左腕を…差し出して】
【漸く、足を離すだろう】
【何も出来ないと言うなら―――今度こそこの男は“躊躇わない”だろう】
【無造作に、脇腹を抉った時と同じ様に―――急所を抉る可能性もある】


【そのくせ、彼の眼は暗く。無表情で】
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 01:31:02.18 ID:Ly6XfyuRo
>>713

"光"とは形のないものと思ってマシタが…
考えを改める必要がありマスね

【ブーツを切り裂いたのを感覚だけで確認すると直ぐ様両手を自由にする】
【次なる攻撃に備えての準備だろうか】

心がけは結構、それを実現するのは難しいものデス
…ま、そんなに欲しいのなら足一本程度差し上げマショウ

【槍が向かってくるであろう場所に爪を構える】
【爪は槍を止めようとせずに、そちらの思い通りに突き刺さる】
【よく見るとうっすら槍の表面に無数の傷を走らせているが、よほど気付くのは難しいだろう】
【そして凍結させて痛覚を麻痺させているのか、はたまた別の理由か】
【大腿に槍が刺さったときの痛がり様ではない。非常に軽い】

…して、この光は触れずに出したり消したりできる便利系の物デスか?
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/11(火) 01:32:21.06 ID:X6wZc+Geo
>>716
【痛みで、錯乱状態が一瞬収まる】
【男の言葉に、男の差し出す左腕に】

悪かったのは、私で、す。
だから、腕を、折るなり、なんなり、好きに、して、ください。
本当に――ごめんな、さい。
わたしには、何も無いから、この体しか無いから。
だから、わたしを好きにして、いいです。

【かたかた、震えて。途切れ途切れの言葉を口にした】
【怯えながらも、男の目を見て】
【殺されても、其れは自分のせいだと言うように、男に深々と頭を下げた】
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/11(火) 01:36:58.03 ID:AS9SxYhdo
>>718

…………………治療も出来ん、か

【役に立たんと、吐き捨てて】

【こつり】
【彼女の傍に足を踏み出して】
【其の儘、何事も無かったかのように歩き出すだろう】

借り、だ……5年程経ったら、体で返せ

【面倒くさそうにそう言って、彼はその場を後にしようとするだろう】
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/11(火) 01:39:43.96 ID:X6wZc+Geo
>>719
ごめん、なさい。

【少女に出来るのはただ無軌道に自らの肉体を変貌させることだけだ。治療など出来るはずはなかった】
【歩き去る、男の言葉に】

はい……、わかりました……。

【と、小さな声で答えると、そこら辺にあったボロ布を纏い少女もふらふらとした足取りで歩き去っていった】

//なんかいろいろグダグダですいませんでした!乙でした!
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/11(火) 01:41:50.12 ID:AS9SxYhdo
>>720
/お疲れ様でした〜
/いえいえ、此方こそ拙い戦闘で申し訳ない
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 01:42:24.38 ID:YrPHrovwo
>>717

現実ではありえない事を引き起こす、それが能力……
それは君も重々承知だろう、なに、直ぐ慣れる

【まるで少女の氷の様に冷たい表情、ギラつく瞳】
【大腿を捉えたとてそれが緩むことはなく、ただ寡黙に次の考えへ】
【足を獲ったのなら武器を取り上げる。それが従来のモノなのだが―――】

(随分と潔い……いや、寧ろこれはわざと、と考えられるか……?)
(あの再生能力から考えて、幾ら突いても効果の程は極限まで薄くなる………?)

(……ならば、そういう類に叩き込むべき部位は一箇所)

【口元にタバコのような光を再度生成、冷たい表情を照らし出し】

光は私が触れていなければ長くは姿を保てない
つまり、多少意味は異なるが意図的に消すことは可能だが……さて、目を焼くぞ?

【槍は再び光球へ、そこから次は――――変化せずに、地面へと叩きつける】
【瞬間、光球は炸裂して所謂「閃光弾」へと早変わり、周囲に強い光を溢れさせる】
【目的は勿論目潰し、地面に叩きつけるのは言葉を言い切るのとほぼ同じタイミングだ】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 01:42:50.98 ID:Ly6XfyuRo
>>717
/おっとと
よほど気付くのは難しいだろう】を
よほど気にしていないと気付かないだろう】に修正します
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 01:58:17.34 ID:Ly6XfyuRo
>>722

なるホド、なるホド。
…では貴方もその既成概念に囚われないように気をつけて欲しいデス

【なにやら含みのある言い回しで、余裕感たっぷりに言い放つと】
【一度、何かを確認するように深く息を吸い込んだ】

(目を焼く…光デスからそのまま、眩しさとかデショウか…)

ところで、氷も鏡ほどではないのデスが…光を反射するのデスよ
…ご存知デス?

【槍の形態時に走らせた無数の傷、勿論そこにも氷は走っていて】
【閃光弾として地面に叩きつけたと同時に無数の氷の粒として弾ける】
【合わせて爪を振るうことで氷の粒同士を繋げ板状の氷で簡易的なフィルタを創りだす】
【氷の表面で光は拡散、乱反射して一部はそちらにも返っていくだろう】
【とはいえ100%光をカットすることはできず、目を瞑り、隙を作ってしまう】
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 02:11:51.09 ID:YrPHrovwo
>>724

……スキーという競技がある。それでなくて、登山でも結構
雪山で目を覆うのは正しくそれを防ぐため―――そして、一つ

―――光を扱うものが自身の光で目を眩ませて、それでどうする?

【暗に「効かないぞ」、と―――これはほぼ嘘なのだが、そう言って】
【多少慣れはすれ人である以上、数秒視界が白む程度には目は眩んでいる】
【しかし、それを悟らせなければ状況は有利と考えられ―――】

【かしゃん。排莢の音、腰元の拳銃を手に取って、整える】
【同時に口元の光源は頭上の宙空へと吹き上げて】

目の見える私と見えない君、誰から見ても有利は私
そして君がいかに早かろうと、目のない状況でこの銃弾をかわせるか?

【“嘘”―――目は殆ど見えていない、引き金は確かに引いて、パスンと銃声もする】
【実際に弾丸は飛んでゆくのだが、その狙いは的外れで下手に動かなければ先ず当たらない】
【それにどこまで気付けるか、頭上ではキラリと幾つかの煌きが在った】

【尚、弾丸は最初のモノと全く同じ黒い魔翌力を孕んでいる】
【当たれば焼けるような痛み、仮に体内に津泊でもすれば―――少なくとも、痛いだけでは済まないハズ】
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 02:29:16.64 ID:Ly6XfyuRo
>>725

…ご存知デシたか
これはまいりマシタデス

(薬莢の音…恐らくまたあの奇妙な弾丸デスね…)

【参りましたという割にはあっけらかんとしていて、髪を指でくるくるとまわす】
【これは演技だが、先ほどまでの痛みを感じていない様子等を元に真実味を持たせる】

────さて、

その差が有っても反撃できないわけでは無いデス
躱せないのなら、躱さなければいいのデス

【どこを狙ってくるにしてもにしても、位置関係からして飛んでくるのは前からと決まっている】

【目を瞑ったまますぅ…と大きく息を吸い込むと、唇の周りがぴきぴきと音を立てて】
【銃声と同時に吐き出すそれは、吹雪のブレスとでも言うべきだろうか】
【大気が弾丸もろとも凍てつき、無数の雹をなって極低温と共にそちらを襲いかかる】
【───尤も、コレもまた拳銃と同じように前方のみで、】
【もし冷気が届く前に視界が晴れたなら横に転がることで避けることは可能だろう】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 02:42:23.20 ID:YrPHrovwo
>>726

冬中の山岳行軍を幾度なく繰り返せば自ずと付く知識……
もっとも、私にとっては殆ど無意味な光でもあるが

(呼吸……?深呼吸、等ではなッ――、―――にッ!?)

【あくまで見えていると押す、押して、いずれは視界も開けよう】
【だが、少々見込みが甘かったか―――うっすらと見えていた吹雪を、女性は回避しきれなかった】
【理由は単純、左側に飛び退こうとして足の傷が邪魔をしたからだ】

【―――結果、右腕を服の上から凍らされ、手元の銃は見事に凍結】
【ようやっと回復した視界で相手を見据えて初めて苦い顔をする】

(チッ……最早この戦いの内では銃も使えん。そうなれば、撤収か――――)

――――だが、一矢や二矢讐いてやらねばならんな

【キラリと頭上で輝くのは三本の小さな矢――先ほど吹き上げた光が形を変えたモノである】
【狙いは何処とも無く、ただ少女目掛けて天から降り注ぐそれは銃弾に匹敵する貫通力を持つ】
【しかし、速度も十分ながら上から下への一直線。よく見れば回避は難くない】

【また一方で女性は一歩、二歩と後退し―――明らかに、逃げの姿勢に入っている】
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 02:59:40.25 ID:Ly6XfyuRo
>>727

…!
文字通り一矢報いる、ではなく三矢報いる…デスか

【ぼんやりと戻ってきた視界でなんとか矢の姿を捉えて避けようとするものの】
【一本が片足に突き刺さり、地面に縫い付けられる】
【同時に引いていく相手の姿を視界に捉えて】

このままでは帰れマセンね…
疲れるから使いたくは無いのデスが…

【何度か深呼吸をして強く念じると、矢ごと地面からふわり浮いて】
【さっきまで異形の爪だった手も、両手とも白い肌に戻っている】

…ま、楽しかったデス
そこだけは感謝しておきマショウ

【浮いた種明かし、背中には龍を彷彿させるような大きな翼────】
【両手の爪などを照らし合せれば彼女が何者かは想像に難くない】
【再生力やすばしっこさ、ブレスなどにも合点が行く】

【逃げていくのを追いかけたりはしないようだ】
【彼女の言葉通り、疲労がすごいのなら翼はあまり戦闘向きではないのかも知れない】
【また彼女自身、いたぶるのはあまり好きではないとか】
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 03:09:27.96 ID:YrPHrovwo
>>728

【凍った服を叩く形で氷を散らせ、そうもいかない拳銃は腰に下げて】
【鈍く痛む左足を庇うようにしながらジリジリと――引き際すらも慣れたもの】

【尚、足に突き立った矢は30秒もすればフッ、と消え】

被害は左足にやや深い切創のみと考えれば……安いもの

……今回はしくじったがな、次はこうは行かないと考えもらおうか

【10mほどまで下がると踵を返し、飛び去る彼女とは反対へと出来るだけ速く駆けて行く】
【引き摺る左足からは次第に氷も消え、俄に血も流れだしていて】
【暗闇を祓う様に、口元にはタバコのような光を作り出し――――】

(“蟲”に、“龍”……なんとも動き出してから引く籤が悪い)
(だが、どちらも戦い方はこれで分かった。次こそは―――!)

【やがてその光も、暗い闇い路地裏の奥へと消えていった】

/お疲れさまでした〜!
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 03:15:01.23 ID:Ly6XfyuRo
>>729
/遅くまでありがとうございました!&お疲れさまでした!
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 17:20:48.31 ID:fQsh7G4ko
【街中・大通り】

【クッチャクッチャ】

どうすっかな。

【緑色のブレザーを着ていて、横分けにしたセミロングの黒髪をピンでとめている】
【表情に乏しいジトっとした藍色の瞳、いわゆるジト目の少女がガムを噛んでいる】

……。

【彼女は何やら悩みながら、建物の壁に背を預け】
【上目遣いで空を眺めつつ、両手をポケットに突っ込みながら噛んでいるガムを膨らませたり、割ったり】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 19:30:50.13 ID:Yv1zRh9xo
【図書館】
【その場で勉学のため、あるいは物語の世界に耽っていたい人々など、静かに読書を行う一般利用者たちの間を縫うように】
【そして動きながら左右を見回しながら移動している二人組がそこにいた】

いやー、悪いな…なんか俺の仕事手伝わせちまってるみたいでさ…でもありがとう
今の時期とても物騒だからさ、手は多いとすごく助かるんだ

「気にしないでいいよ、オレも用を済ませるついででよければ、協力しようと思っていたんだ」

【一人はさらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【白い襟をはみ出させた紺色の堅苦しい制服の上下に胸に魔術協会のロゴの形になったバッジに赤いスニーカー、
首には季節に合った赤いマフラーを巻いている…服装からしておそらくはここの警備員なのであろう青年】

【もう片方は茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、首周りにふさふさした毛の帯がついた黒の革製コートに黒いシャツ
青の膝が破けたジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトにウエスタンブーツの一般人然とした青年がその後をついて回っている】

しかし…ノビタ、おまえいっつもその帽子被ってるんだな、ちょっと興味あるぞ
気がつかないうちに髪茶髪に染めてるしな…帽子の下ちょっと見せてみ?

「駄目だ、絶対にダメだ…今のオレの帽子の下の状態を絶対に見るな…!」

【と、ノビタと呼ばれた方は意地でもその下を見られたくなさそうな顔で、左手で必死に頭の帽子を抑えつけている】
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/11(火) 20:37:40.03 ID:JSk+RtvG0
【水の国 繁華街】

もし…………赤いジャケットに、青い髪をした、レイド=E=ヴェイスという女性を見かけなかったか?
――――そうか、失礼した……

「中々、足取りがつかめないな…………」
生きている事、この国に居る事は報告が上がっていたが…………厳しいものがある
仕留め損ねた以上、必ず見つけ出さなければならないと言うのに……

【黒のボディースーツを着込み、目元をバイザーで覆っている、小学生ほどの2人の少女が】
【道行く人に声を掛け、何かを聞いて回っている】

【少女達の額には、それぞれδ、κという文字が刻まれており】
【δの少女は黄色の、κの少女は灰色のショートカットをしている】
【なにより、髪の色と額の文字を除けば、彼女らの容姿は瓜二つである】
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 20:40:14.14 ID:7bZM5C1/o
a
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 22:15:39.04 ID:Steh74JSO
>>733
/つかぬ事を聞きますが、未だおりますか?
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 22:30:40.52 ID:Y/8xzdq3o
【街の大通り】
【そこに軒を構えるナイフ屋にて】

(綺麗なナイフだな……しかし、コイツは……)

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【白のタートルネックのファーのついた深い緑のモッズコートを羽織り、手には黒いドライバーグローブ】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【鞘に収めたナイフをズボンのベルトに掛けた少年がショーウィンドウの前に齧り付いている】

(コイツは高すぎる足元見すぎだぜ絶対……0を何個付ければ気が済むんだここの主人)
(確かに良い品物だけど値段設定がおかしい、消費者バカにしてらあ……ちくしょう)

【少年の近くを通れば「ぐぬぬ……」とか聞こえそうな程に睨んでいるのは】
【少し古めのナイフ、簡素な作りではあるもののその刀身は重厚で鈍い光を讃えている】
【値段に関してだが名のある鍛冶屋が作ったのだろうか一般人から見ても高く】
【ショーケースにはうっすらと埃が積もっているところを見れば買い手は長い間ついていないらしい】

(商売下手め、もう少し現実的な値段にすりゃあいいものを……)
(…………くぬぅ〜バカにしやがって!)

【この悶々としているだけの少年にそんな非現実的な値段が払える訳もなく】
【手の届かないそれをただ地団駄を踏んで睨むしか出来ないのでした】
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 22:35:06.15 ID:cj0DRrqKo
【公園】

【がりがり、がりがりがり―――――】

――――――〜〜〜♪♪

【すっかり夜の帳も落ち、街灯と星灯り以外には光も影も見えなくなった頃】
【そんな宵闇に紛れて、一人の少年が鼻歌を歌いながら何やらごそごそとしている】

【くしゃくしゃの黒い短髪に、闇夜に紛れようとしているとは思えないほど真っ白な服】
【それに合わせているのか真っ白なズボン、真っ白な手袋、真っ白な靴】

【そして手には――真っ白なチョーク】


――――こんな感じ、かなー?

【がりがり、がりがりがり。がりがり】

【地面にうずくまり、石畳に乱暴にチョークを擦りつけながらゆっくりと舗装された道を移動している】
【どう見ても、落書きの真っ最中】
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/11(火) 22:43:41.67 ID:aQO6WIHSO
【街中】
【雑踏の中、人の波を縫うようにして抜けてゆく、眼に焼き付くような臙脂】
【ジャケットの裾を靡かせて、然し靴音もさせずに歩く影が有った】

(どうにも不安だな、最近。上辺だけでも穏やかなのは悪くないけど、所詮は嵐の前の――だ)
(巷には妙な噂も流れているが、割ける人員もそう多くは無い。……休んでは居られないか)

【白皙。肩ほどで無造作に切られた、夜空色の髪。線の細い顔立ちは、眠たげな仏頂面に保たれて】
【無関心の体を装いつつも、墨色をした切れ長の双眸は、微かな警戒と共に目まぐるしく視線を移す】

【腰に帯びるは太刀が一つ、短刀が二つ、計三振りの人斬り包丁。目立たないとは言えない格好】
【なのに、通行人は意識を向ける事すらしなかった。まるで、其処に誰も居ないかのように】
【接触はおろか、視線すら掠りもしない。希薄な気配も相俟って、宛ら幽霊だった】

――――頑張らなきゃ、な。

【溜め息のように零した呟きも、聞き取るものはきっと多くないだろう】
【都会特有の無関心ゆえか、異能の業か。或いは、その両方だろうか】

【そんな事は如何でもいいとばかりに、凛と肩で風を切って。影は、今宵も巡回を続ける】
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 22:53:48.05 ID:Y/8xzdq3o
>>737
/ひゃっはーもう我慢できねえぜ!
/あ、まだいらっしゃいますでしょうか?
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 22:58:43.43 ID:cj0DRrqKo
>>739
/もちろんですだよ!
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 23:05:15.17 ID:Y/8xzdq3o
>>737

寒い、寒すぎる……

【淡い真珠色の、およそ腰あたりまで伸びた髪を揺らし】
【ピンク色のタートルネックのセーターの上に乳白色のくるぶしまで隠れるようなロングコート】
【茶色の革製のロングブーツを履いて更に白色のマフラーを首に巻いて】
【片手に鞘入りの剣を持っている点を覗けば極自然な一般人な女性が近づいてくる】

(カイロか何かを買おうそうしよう、それぐらいに寒い……ぞ?)

【真っ白な息を吐きながら、若干むつかしい表情それもきっと寒さのせい】
【ともあれ歩いていたら悪戯(?)をしている少年を見つけたらしく】

(非行少年?……いやニュアンス的に違うか)
おいそこの君、公共の物に悪戯書きはやっちゃいけない事だぞ?

【この女長身故(170cm)少年が見上げたなら威圧感みたいな物を感じるかもしれない】
【少年の近くで歩みを止めて軽く叱りつける、もっとも口調は至って普通なのだけれど……】

/絡ませていただきます
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 23:15:21.21 ID:cj0DRrqKo
>>741

〜〜〜〜♪♪♪ ………………んぅ?

【突然聞こえてきた女性の声が張りつめる夜の空気に響き、】
【少年はゆっくりとそちらを振り向いて、そして首を傾けて女性を見上げる】

【あどけない目つき。見た感じ12,3才ほど。】

………………………、……。

【少しの間、表情をじっと女性を見上げていたが】
【やがて腰をかがめたまま、ゆっくりと立ち上がると――――】

……。

【一度にまぁ、と女性を挑発するような笑みを浮かべ、】

………〜〜〜♪

【あからさまに「無視していますよ」といった調子でぷいっと女性に背を向けると】
【そのままチョークをがりがりと石畳に擦りつけながら、距離を取るように歩いていく】

【要するに ☆ ガ ン 無 視 ☆ 】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 23:23:51.62 ID:Y/8xzdq3o
>>742

……――――
(ちっこいな、うん……)

【そんな無垢っぽい感じの少年への第一印象はこんなんでした】
【注意して何の言葉も発さない少年、その反応をいくらか不思議そうな目で見つめかえして】

…………ん?
(もしかしてこれはからかわれたのか?うーん、どうしよう……)

【心の内に湧き上がるイライラ感を理性で抑える】
【一応人間的なそっちの感情もあるらしい、表情には全くといっていいほど出ていないけども】

【まあそんな事はどこかに投げ捨てて】
【この少年にどう対象しようかと彼女は軽く腕を組んで考える】

こらこら待て少年、逃げないでくれるか?私は“今”はそれ程怒ってないから

【暴力に訴えるのも外道、でもこの少年に言葉で通じるかどうか……】
【ともあれ置いて行かれないようにカツカツとブーツの底を鳴らして少年を追いかける】

おーい聞いているかい?もう少しわかりやすい反応をして欲しいのだけど

【それなりに長いこの街の生活でこんな反応をされたのは初めてに近かった】
【そんなこんなでイライラ感+若干の寂しさも追加されていたり】
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 23:31:52.67 ID:cj0DRrqKo
>>743

【がりがり、がりがり】

……………えー、聞こえてるよー?
何で待たなきゃいけないのー?

【悪戯っぽい表情を張り付けた顔だけを女性の方に向け】
【速度は落とさず、ほぼ女性と同じ歩調で動きながら落書きを続けている】

―――というか……おばさん、だれ?

【初対面の女性をいきなりおばさん呼ばわり】
【もう一度相手の顔を見、今まで出くわした事のある顔かどうかを確認】
【どちらにせよ――少年の人間関係に「からかい相手」以外の人間なんていなかったのだが】


【手を地面につけながらである故、かなり変な体勢】
【これ以上スピードを上げるのは難しいだろう】
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 23:40:33.32 ID:Y/8xzdq3o
>>744

そう言われると……いやいやそうじゃなくて
君のしているその行為、道にいたずら書きはあまりよろしくない事で……

【よかった、会話はちゃんと出来る子かと安心するのもつかの間】
【聞こえてきた言葉に絶句】

お、おば……?おば……?
(いや、まてちょっと私はまだ20歳前半でまだ若くて若いよね?大丈夫だよね?兵器だよね?)

【ウェポンじゃなくて】
【なんやかんやで「おばさん」の1言で結構揺さぶられているのだった】
【まさに目が点という感じ、おまけに焦点がうつらうつらと】

少し待て、気を落ち着けるから――――

【少年にそこで待つように手で静止を促し】
【スーハースーハーと息を吐いて吸って、気持ちをノーマルに】
【表情も問題無く元に戻る】

うん、大丈夫。尊厳は失ったかもだけど大丈夫生きていける。
一応注意しておくけれど私はおばさんという歳じゃないからね?ね?

【ここ大事ですとばかりに注意、テストには出ません】

ついでに教えると私の名前はエルヴィアという、君の名前は?

【軽くの自己紹介、答えてくれ無さそうだけれど対等に少年にも名前を尋ねる】
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/11(火) 23:52:36.33 ID:cj0DRrqKo
>>745

――――――――――。 あれ、どうしたのおばさん? 大丈夫?

【にやりーん☆】
【子供特有の黒くないけど黒い例の表情が、正しく今この瞬間顔に出た】

うん、落ちつくのは大事だよねおばさん! ちゃんと深呼吸してさ。ね、おばさん!
――そんな事心配しなくても大丈夫だっておばさん!
例えおばさんのソンゲンが失われてもおばさんはおばさんだよ!

【いつぞやのKOCを彷彿とさせるようなわざとらしいオバサン連呼】
【ものすごくいい笑顔である】

ボク? ボクはフューレ・ミュー。よろしくね、エルヴィアおばさん!

【機嫌を良くしたのか、普段なら無視を決め込んでいるところを素直に名乗る。そしておばさん】
【もう既に満足ゲージの高そうな表情で足を止め、女性に向き直っている】
【まだ間こそ開いているものの、二歩でお互い目の前に詰められる距離】
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 00:00:21.76 ID:EqW1t/57o
>>746

――――〜っっ!!

【声なき声、叫ぶにも叫べないいたたまれなさ】
【地団駄の1つや2つでも踏んでやりたい所だが理性がなんとか抑えこむ】

……――――

【こどもとはなんとざんこくないきものなのか、のちに彼女はそう語ったとか】
【「おばさん」の単語が出るたびに心が折れそうになる】
【それでも日頃鍛えている理性の補助は素晴らしいものが……】

ふぃ、フューレ・ミューか。うん、初めまして
初めましてついでに――――

【一瞬、一瞬である目が本気と書いてマジになり】
【重心を下げ少年に向けて踏み込む、一歩】
【そして剣の持っていない手を大きく広げ少年の頭部、頭蓋を掴もうとする】
【理性はもう……いない、のか?】
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 00:10:12.36 ID:aPGKlNfao
>>747

そんなことよりさー、おばさんはこんな所でなにs―――ッッ!

【挑発するようなにやにやを収めようともせず、そんなことをのたまっていた途中】
【瞬間、深く踏み込んだ女性にその表情に僅かな驚愕の色が浮かんだ】

【すっ、と。字に書けばあっさりとしているが実際はかなり慌てて】
【殆ど後ろに倒れ込まんばかりに頭を後ろに下げ、その手を回避】

っ………あ、危ないな、ぁ。何するのさ、おばさんっ?!

【―――かなり不自然な動きを見せた】
【頭を下げただけなのに、ふわりと僅かに後退したような……】

【一瞬かなり焦ったようだが、直ぐに表情は元へと戻る】
【そしてしっかりと煽り文句だけは忘れていない。流石のクソガキ】
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 00:18:45.24 ID:EqW1t/57o
>>748

お前のような分からず屋の子供を――――

【掴めず前のめりのまま空の掌を見つめる】

【よろしい、ならば……】

【すくりと姿勢を直し立ち上がり】

教育しに来たのだ……!

【ならば教育だ】

大丈夫だ痛くはしない、しないよ多分
でも言い過ぎだ一線を越えてしまったよ君は

【くすり――――と微笑んで】
【再び手を大きく広げて掴む形に】

一度注意されたことは守らなくちゃあ、いけないよね?
いけないよね?ね?

【大分迷走してる色々と】
【そしてまた前進、一歩踏み出して】
【今度狙うのは少年の首、頭よりは幾分掴みやすい場所】
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 00:27:04.38 ID:aPGKlNfao
>>749

――――――ふ、ふーん。

【何か、鬼気迫るオーラのような何かを感じ取ったのか少したじろぐも】
【まだまだ余裕の表情で、大きく後ろへと地面を蹴って】

【ふわり。】

……それで? それでどうするの、おばさん? にゅふふふ……!

【機嫌良く声を漏らす少年は、その時、確かに"浮いた"】
【そこだけ重力が弱まっているかのように、軽々と――】
【一歩でかなりの距離を後退。少年の表情から読み取るに、この程度なら逃げ切る気満々らしい】

【両手がポケットに突っ込まれている】
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 00:36:34.57 ID:EqW1t/57o
>>750

(また言った……)

【そしてまた掴めなかった、なんとも軽い?】
【掛ける言葉と同じくに手応えが無い……】

(拘束に使えそうな月冥も無い、剣は……うんそこまでするのはアウト)
(むううう……子供に振り回されてるじゃないか……)

【常識的に考えて刃物を持ち出すのは駄目でした】
【自分の思い通りにならない歯がゆさからかその表情は悔しそう】

その、フューレ……もう「おばさん」って言うのを止めてくれないか
……結構落ち込むというか、大分凹んでいるというか、折れてるというか――――

【力では少年を屈服させる事は不可能、蝶は乱暴な動作で掴めまい】
【今度は先程折れたが再び言葉で頼んでみる……この時点で負けているといえば負けているけど】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 00:44:41.02 ID:aPGKlNfao
>>751

【きょとん】
【と、実に大人な対応を取る女性を前に、表情を崩して】

…………………ふーん。

【ほんのちょっと、傍からでは分からないくらいに唇を尖らせた】
【なんだか気まぐれのようだ。子供らしいと言えば子供らしいが】

――で、おばさんはこんな所で何してるの? もう遅いよ?

【おいまたさらっと言ったぞこいつ】
【それはそれとして、なんとなくどこか毒が抜けたような声音でそう問いかけた】
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 00:52:19.07 ID:EqW1t/57o
>>752

(少しは分かってくれたのだろうか?……)

【言葉って素晴らしいね!と顔を綻ばせるが】

だから「おばさん」じゃないんだ……本当……

【確かに早熟な人間だったけれど、小さき頃から身長は高かったけれど】
【若干年寄り臭いのかなあとは思っていたけれど】
【言われると辛いんです……そして気づいたら涙目になっていました】

……ん?ああ、それはだな――――
この辺りはお世辞にも治安が良いとは言えないだろう?そんな訳で軽く警備がてら散歩を
……している所で君をみつけたんだよ

【声のトーンが落ちているのは気のせいではない、引きずってます確実に】
【性格からかそれでもきちんと彷徨いていた理由を答えて】

もう遅いよ?と言いたいのはこちらだ、君みたいな歳の子が……
歳のことはいいたくないけれども……それでもこの時間に彷徨くのはよろしくないぞ?
例え特殊な能力があるにせよ――――だ

【先程の少年の動き】
【彼女がそれを見逃す訳もなく、外堀を触れる程度に言及してみた】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 01:05:54.94 ID:aPGKlNfao
>>753

【距離はあれど、かなりの身長差。見上げる形のまま、頭の上で腕を組んだ】

ふーん、暇してるんだねー。こんな寒い中わざわざパトロール?
もう真夜中だよ? 泥棒だって寝てるって。

【明らかにバカにしている】
【見下しているとか、蔑んでいるとかではない。子供が、子供らしく「バカにしている」】

――えー、だってさ……帰るとこないし。行く所も特にないんだもん。

【さらりと、聞き様によっては不穏な事を口走った】
【普段はどうしているのだろうか】

トクシュな能力……? あぁ、これ?

【女性の言葉に小首を傾げ、表情に変化を見せないまま】

【ふわり】
【再びその場で10cmほど浮かび、今度はそこで静止する】

【吊ってあるロープも、支えている黒子も見当たらない】
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 01:28:30.36 ID:CQuePAKSO
>>754

まあ確かに暇ではある、半ば実家から逃げてきたような物だしな……
そうは言うけれど寝ていない泥棒がいないと君は証明できるかい?

【会話の内に学んだのか落ち着いて、出来る限り落ち着いて返す】

む、それは聞き捨てならないな……
かと言って、……うん、ちょっと尋ねるが君は他人から手を差し伸べられたらとうする?

【少年の言葉に保護欲が沸いたのか彼女はその場でしゃがみ少年と目線の高さを合わせ】
【目を見つめながらあえて曖昧な表現で尋ねた】

―――浮翌遊能力?
凄いな初めて見たよ……
【しゃがんだまま圧巻、圧倒されて見上げる】
【純粋に出た言葉がそれだった】


/ちょいと携帯から失礼しますっ
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 01:38:59.31 ID:CQuePAKSO
/書き込めて無かった……
/返レスが遅くなってすいませんでした
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 01:40:00.73 ID:aPGKlNfao
>>755

―――家出したの?
ショーメーって……居てもボクは困らないし別に、ねぇ?

【ちょっとズレた返答をし、一度地面に降りる】


………その手にアオムシ乗せて逃げる、かなー。

【目線を合わせてくれた女性に対し、誠意のセの字も見えない態度】

浮翌遊っていうか。ほら。――――わっと、と。

【もう一度地面を蹴り、飛び上がった】
【月面ジャンプのようなふんわりとした跳躍である】
【途中、ほんのそよ風に流されそうになっていた】

【どうやら、文字通り"体が軽い"ようだ】

/無理しないでくださいね・・・!
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 01:54:52.43 ID:EqW1t/57o
>>757

さあね……あの場所に耐えられなくなった、とだけ

泥棒じゃなくて殺人鬼みたいな輩だったら、そして君がそれに襲われそうになったら困るだろう
私は多分予想し得ない事態を未然に防ぎたいんだよ、悲しいのは辛いじゃないか

【あの場所とは何なのか詳しくは語らない自分の事は極力自分の内に留めておきたいから】
【漠然とだが自分がしたいことをつらつらと零すのだった】

もう少し素直というか可愛げを持つ気は……無い、か
一宿分の宿賃くらいは工面してあげようと思ったのだけど……
いや、君はきっとそういうのを嫌がるタイプか

【もしかしたらこれは善意の押し付けなのかもしれない】
【この間出会った彼とも彼女ともつかない子にした事ももしかしたら……】
【そう考えていたらいつのまにやら悲しい表情になっている自分に気付き、悟られないようにと直ぐに元の】
【きりりとした無表情に近い物に戻すのであった】

ああ……蝶々のようと思ったのは間違いでは無かったか
掴みどころが無いのは君がその力を持っているから……?

【見る人が見れば天人のようにも思える程のやわらかな飛翔】
【見とれて、彼女は少年の「捉えづらさ」はそこから来ているような気がして】
【誰に宛てるでもなく、呟いていた】
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 01:55:45.49 ID:EqW1t/57o
>>757
/いえ、無理はしてないですよ大丈夫です!
/でもそちらさんが眠いようでしたら言って下さい
/持ち越すか、持ち越さないであれば出来るだけ早く終わらせるように努力しますので!
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 02:05:18.97 ID:aPGKlNfao
>>758

へえー………

ボクは襲われても平気だもん。逃げるから。
他の人が襲われたって、ボクが死ぬわけじゃないし。

【 下 衆 の 極 み ! 】
【かなり興味なさげに、呟くようにしてそう答えた】

寝なくても死にはしないよ? というかボク眠くないしー……
夜は暇なんだよ。誰も居なくてさー。

【ぽつんと、半ば投げやりにそんな事を一人ごちる】
【女性の表情の機微には気付かない様子】


―――?? 何言ってるのおばさん?

【と、ここにきて雰囲気台無し!】
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 02:18:55.91 ID:EqW1t/57o
>>760

君の能力は確かに逃げやすそうだ、うん

フューレあまりそう云う事は言わない方が良い、人は生まれた時から人という訳ではない
人は他人を想って、他人の傷を分かろうとする事で初めて「人」に近づけるんだから……頼むからそんな悲しい事は――――

【言わないで――――と続けようとしたけれど】
【それすら自分の考えの押し付けに過ぎないのでは、一瞬脳裏によぎって】
【俯きがちに黙る】

寝るべき時に寝ないと成長しないぞ、身長が伸びないぞ……うん
それは夜のこんな時間に起きている物好きなんてそうそういないから
今のところは私と君かな、その物好きな人間は

【そうやら見られて無いようだ、安堵のため息を小さく漏らし】
【眉をハの字に曲げ困ったような微笑みを浮かべて】

それだよそれ、君のその反応は
態とにしろそうでないにしろ壁を感じる……あとおばさんじゃない

【訂正するところはキチンと訂正します】
【膝を抱えるようにして月明かりを透かす真珠色の髪を揺らし少年を見上げる】
【彼に何かしてあげたいと思う自分、もしかしたらそう思うこと自体が自分が愉悦に浸るための手段になっているのではないか】
【自分の心が酷く醜く思えて、罪深く思えて、情けない……】
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 02:27:59.99 ID:aPGKlNfao
>>761

っ? い、いやまあ。よくわかんないけどさ?
――うん、誰っていうわけじゃないけど、痛いのは良くないね?

【ふと、俯いて口を噤んだ女性に調子を狂わされたのか】
【少ししどろもどろになりながらもそんなフォローを返す】

そんな事言われてもさー。眠くない者は眠くないし……
そうだねえ、こんな時間にこんな所歩いてる人、初めて見た。

【口調からして、何度もこんな時間にこんな所に来ているようだ】
【穏やかそうな女性の表情を見、不思議そうに首を傾げる】


――――変な人だねえ、おねーさん?

【そう言うと、すぅ、と音もなく少年の体が宙を滑り、】
【泳ぐように顔を前にして、女性のすぐそばまで来ると】

【……何故か、手を伸ばして女性の鼻をつまもうとした】

【あどけない表情。本当に不思議そうに、女性の表情を読み取ろうとしている】
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 02:37:59.25 ID:EqW1t/57o
>>762

うん、それは良くない……と思う
良かったそれは分かってくれているんだ――――

【正直な所この少年に倫理観は無いかもしれない、と思っていたので】
【そういう考えをちゃんと持っているという事が少し嬉しかった】

むう……初めて見たじゃなくてな、駄目だぞ生活習慣を治さなければ
人は夜ねて昼起きているように作られている生き物なんだから……きっと

【語尾に曖昧な言葉を使い始めた】
【それは自分の発言に自信がもてない現れで】

確かに変なのかもな――――……

【自分はとっくにどうかしているのかも知れない】
【少年は幼いながら物事の本質見て、私をそう評価したのだろうか】
【なんて、なんて――――】

って、やめろ……鼻で息ができないのはつらい

【鼻を摘まれながら鼻声でしかし自分から少年の手を除けようとはしない】
【する元気、いや気力が無いというべきか】
【些か表情も曇りがちだった】
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 02:51:31.42 ID:aPGKlNfao
>>763

な、どう思ってたのさボクのことー!
ボクはわざわざ人の事殴ったり殺したりとかはしないもん!

【※コソ泥紛いのこととか落書きとかはジャンジャンやっています】

だーってさー。実際眠くならないって言うか、寝たことないしさー。
しょうがないじゃんか、昔からそうなんだからさー。

【さも当然だ、とばかりに】
【今度はそんな事をさらりと吐き出した】


へへー、鼻声だー。とりゃ!

【他愛もない悪戯に子供っぽくにやにや笑っている。正しくクソガキ】
【そして掛け声とともに女性の額のど真ん中にデコピン】
【さほど、というか全くと言っていいほど痛みは感じないだろうが――】
【若干、調子に乗ってきている】

【女性の胸の内の思いなど、気にもかけていない様子】
【実際、ぶち壊しである】
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 03:00:02.07 ID:EqW1t/57o
>>764

悪戯好きな子供……?
うん、それは凄く良い行いだついでに悪戯書きのも止めると更に良いかな

【元気な子だ、陰鬱と過ごした自分の幼少時代とは比べられない程に……】
【そんな彼の姿が凄く尊い物ように、思えた】

寝たことが無い、というのは比喩ではなく?
……大丈夫なのか君の身体は?……っ、……

【また余計かもしれない心配事をしてしまった】
【自分の口を抑え込む、言葉を飲み込む】

こ、コラっ!……うわぁ!全くもう……

【少年の微笑みは無垢で無垢過ぎて、毒気を抜かれそうだ】
【その証拠に表情も少し緩く……なっているのだろうか、私には分からない】

【口を抑えた手をそのままデコピンの痕へと】
【わざとらしく摩って、少年に咎めるように視線を向けて】

ふう……悪い子だな君は
でも、少なくとも私よりは……か

【すくりと立ち上がる彼女】
【少年が見上げたなら朗らかな笑顔が見える筈】
【もっともそれが心からの表情かどうかは、分からないが】
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 03:07:00.04 ID:aPGKlNfao
>>765

えー……別に、イタズラって程の事してないじゃん?

【 ※してます 】

ヒユ? 本当に寝てないよ? だから退屈なんだってばー。

【比喩という言葉を知らないのか首を傾げ、事も無げにそんな風に答える】
【女性の心配を余所に、何でもない風な顔。少年自身にとっても実際何でもない事だった。】

べーっだ! ――――本当に変な人だね、おばさん?

【一度あかんべえをして、すっとその場を離れて空中に静止】
【真っ白な服がぼんやりと夜空に浮かび上がるようにしてそこにある】

【その場で、なんだかやりにくそうな顔をしながらぽりぽりと頬をかいた】
【そしていつの間にやら呼び名が「おばさん」に戻っている】
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 03:22:14.14 ID:EqW1t/57o
>>766

……君ならそのうち自分で気付くだろう、うん

【それ以上は言わない事にしました】

(もしかしたら彼は人間ではない?或いは特殊な人間か?)
(……いや、それを知った所で私に何が出来るっていうんだ――――)
(何かしてあげたいと思ったって結局独りよがりな、自己満足じゃないか……)

【心は揺らぐ物である、時代背景や文化の違い或いは特殊な経験で】
【不定形な物は掴み難い、水だって掴む事は出来ないから】【だから惑う】

うん、そうだな君の言う通り「変――――」だ
こんな迷うような事は二度と無いと、起きないと思っていたのに

【ぎちぎちとまるで身体が鎖に囚われたように「重い」】
【彼は綺麗だ、真っ白で汚れない……そう見える】
【自分は、どう、だろう……?答える必要すらない】

この場で言う最後の自分勝手だ、もし君が何かに困った時は――――
周りにいる優しい人を頼るように、するんだよ?きっと助けてくれるから……ね

【空に浮かぶ白色にゆっくりと語りかけ】
【言い終わった後に一呼吸、「おばさんじゃないだろ?」と加えて】
【俯いて、多分今の自分の顔は見るに耐えない表情なのだろうなと自嘲して】

眠りはしないでもどこかで身体を休めた方が良い、疲れを知らないなら兎も角ね
それじゃあそろそろさようならフューレ……――――

【最後だからと無理矢理に笑顔を作って空の彼を見上げて】
【手を振り、引き止めない限り彼女はどこかに歩いて消えていくだろう】
【再会の約束の言葉も告げずに……】
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 03:40:16.83 ID:aPGKlNfao
>>767

………………?

【え、マジで気づいてないのかよこいつ】

いや、何言ってんのかよくわかんない……
というか……大丈夫なの、本当?

【かなり人の心を察する能力の低い少年だが、流石に女性の様子に気づいたのか】
【珍しく心配するような素振りを見せる】

【少年には彼女の思っていることなどわからないし、きっと理解すらできないだろう】
【他人を想う経験の少なさが、そのまま少年の無知と距離を作っている】

え―――あ、うん。わかった。
ま、まあ、困ることなんてないけどね!滅多に!

【その様子に気押されるようにして、肯定の返事を無意識にしてしまう】
【変に意地を張ったフォローも入れるものの、余り意味の無いものになっている】


帰っちゃうの? ――まぁ、もう夜遅いけどさ。

うー………おねーさん、なんか……"いいひと"だねー?
ボクの事なら大丈夫だけど、さ。うん。

またね、どこかで会えたら。

【背中を見せた女性に、少し名残惜しそうにしながら】
【それでも引き留めるのは自分の性ではないのか、大人しく手を振る】

【"いいひと"】
【勿論、少年は「てごたえがなくていたずらしがいがない」という当てつけのつもりで言ったのだが、】
【その言葉が、女性にどう届くのか――】

【それは、女性にしか分からない】


【もし振り向いたなら、夜空の真ん中、沈みかける月の真横を】
【ゆっくりと泳ぎ小さくなっていく白い服の少年の姿が見えるだろう】

/この辺までですかね
/夜遅くまでお疲れさまでした!
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 03:50:26.26 ID:EqW1t/57o
>>768

……………………

【彼女は振り向きもせず歩いた、なぜなら今の表情はとても見せられたものじゃないから】
【背後で優雅に泳いでいるだろう彼を尻目に静かに暫く歩いて】

……………っ!!

【去り際に後ろから聞こえた少年の声確か「いいひと」と言ったのだろうか】
【なんであの少年は自分に、そんな言葉を……】

……ちが、私は――――私は――――

【違うんだ、自分は自分は――――もっと汚い何かだ】
【壁に寄りかかり、ただ自分の醜悪さに泣きもせず、叫びもせず、無音の慟哭を繰り返す】

……――――――――

【ただ彼が言った再会の言葉が自分に対する戒めのようにも、聞こえた】
【その夜、彼女は帰るべき場所に帰らずに夜の中に惑うていた】

/お疲れ様でした!
/非常に楽しかったです、小さい子は良いですね色んな意味で!
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 17:34:12.55 ID:svbS/r9z0
【路地裏】

――……何回伸されれば気が済むんでしょうか

【濃い灰色のローブを身に纏い、首から「L」の字を模った首飾りを下げ】
【両手の親指に銀色の指輪をはめ、背中に三叉の槍を背負った少女が】

……毎回通り道にここを選ぶ私も私ですけど。
出口、何処でしたっけ……

【迷子になっていた。ただ、通り道には伸された餅……じゃなくて、モブの怖いお兄さん方が点々と転がっている】
【無論、流血沙汰にはなっていないし、少女にも槍にも血の跡は無い】
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 17:57:49.49 ID:QsnpvmOqo
>>770

【<ジャリ/チャリ/ズッ>、と奇妙な音がした】
【その音は、前方から。視線を向ければ、そこに移る人影】
【野暮ったい紫髪に無精髭。赤茶けた服に妙に短いジーパンを併せた男が、歩いてくる】

「いや−、良かった良かったやっと見つかった。彼等、まだ生きてる?」

【妙に軽い口調で話しかけてくる言葉に、敵意など微塵も感じる事はなかった】
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 18:04:59.27 ID:Q4WaHBeSO
>>770
あれ?アンタは確か―――
【聞き覚えのある声がして】
【顔中に包帯を巻いた少女が現れる】
【服は元々何色の物だったか分からくなる程に汚れたローブを身に纏っている】
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 18:06:28.26 ID:svbS/r9z0
>>771

幸か不幸かほぼ確実に生きてます。当たり所が悪くなければの話ですが。

【調べれば分かるが、転がってる人はただ気絶しているだけ】
【泡を吹いていたりする者がいるのが気になる程度か】

【「……さて、会ったことがあったっけ?」】
【記憶照合中……】

ところで……何処かで会ったことがありましたっけ……?

【照合失敗】
【少し腕組みをして、難しい顔で尋ねる】
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 18:07:09.61 ID:Q4WaHBeSO
>>772
/すいません、被りました、
/退いた方がよろしいでしょうか
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 18:10:17.00 ID:svbS/r9z0
>>774
/複数で良ければロールいたします。(ただし>>771の方の返事にもよる)
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 18:15:38.56 ID:QsnpvmOqo
>>773
「んー……」

【シンキングタイム。考える人のポーズをわざとらしくとるが、すぐに両手を上へと向けて降参の模様】

「君みたいな可愛い子を見たら、一目で憶える筈だと思うよ。ということは、これは多分初めてだろうねぇ」

【そんなことをいいながら、ぺたぺたと倒れ伏す男達に寄っていって】
【おい、なんか懐探り始めてる】

/複数でもいいですよー
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 18:30:37.32 ID:svbS/r9z0
>>772

そう言う貴女は確か……えーと……

【確かに声には聞き覚えがある……のだが、出てこない】
【名前ではなく、会った時の状況が】
【腕組みをしながら照合開始】

>>776

か、可愛くなんか無いですよ……こんな所うろついてるくらいですし……

【……照合中断】
【即刻否定に入る。……が、路地裏をうろつく他の少女に失礼じゃなかろうか、後の発言】

……ああ、何も持って無いですよ? 抜き取っておきましたから

【少なくとも財布はない。金目のものもあまり残ってない】
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 18:31:27.79 ID:Q4WaHBeSO
>>776 >>773
【包帯の少女は少女を見た後、】
【その視線を次は男に向ける】

――――で、こっちは誰?ナンパ?
【そう疑惑が混じったジト目で男を見る】

/ありがとうございまし。よろしくお願いします!
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 18:37:16.38 ID:QsnpvmOqo
>>777
「ええーっ! 困るよそれーっ!」

【ガビーンだ! 効果音的に完全にガビーンの顔してるぞこの男!】

「僕の生死をかけた苦労が水の泡……はぁ、せっかく臨時収入が入ると思ってたのに」

【orz←今の体勢】
>>778
「……ああ、視線が痛いねぇ。君も随分かわいらしい子じゃあないか。どうだい、これから一杯?」

【包帯巻いてるにも関わらず、可愛いと言いのける男。ちゃっかり誘い文句まで】
【まあ、大分虚ろな表情ですが】
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 18:46:13.47 ID:svbS/r9z0
>>778

えーと……路地裏派?
そもそも、私はナンパされるような人じゃないですけど。

【ビシッと真顔で言い切る】

>>779

まあ、私が預かってますけど。欲しいならあげましょうか?

【じゃあ取った意味はあるのかと】
【取り出してみたのは財布。転がってる誰かのうち一人が持ってたものだろう。多分】
【中身が入ってるか入ってないかは……見た目じゃよく分からない】
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 18:51:43.32 ID:Q4WaHBeSO
>>777 >>779

―――と、まぁ、冗談はおいておくとして、
【冗談?――――いいえ、中身の記憶違いです。すいません。】
【居酒屋に行ったのは黒葉嬢華の方でした。】

アンタ、私が可愛くみえんなら眼科行った方が良いよ。
悪いけど、そんな口車に乗って付いていく程、私は馬鹿じゃない。
【男にはそう冷めた一言を浴びせる】
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 19:01:03.48 ID:QsnpvmOqo
>>780
【顔を上げて、少女を見る。其の眼を、覗き込む様に】
【幾許かの間、頭を掻きながら一つ息を吐き、立ち上がる。その表情は、どこか吹っ切れたものだった】

「んー……まあ、いいか。きっと、君に渡る様な巡り合わせだったのさ。遠慮無く貰っておくといい」

【そう言って、手の甲を向けてひらひらと振る】

>>781
「おやおや、手厳しいねぇ。これが噂の『クールアンドビューティー』ってやつかい?」

【冷めた言葉に、軽い返答。視線も言葉もさらりと受けたかの如く、男の調子は揺るがない】
【とはいえ、向けられた視線があんまりにもあんまりだったのか、僅かに苦笑を浮かべた】

「……冗談だよ。そんな表情で睨まないでくれないかい? 火照った身体が凍えちゃうよ」
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 19:04:59.64 ID:svbS/r9z0
>>781>>782

よく冗談の飛び交う場所ですね……

【しかしこの少女何処で声を聞いたのだろう】
【きっとすれ違った時などに聞いたのだろう】

……私が持ってると最終的にゴミ箱行きなんですけど

【本当に、どうして取ったんだろう】

/すみません、夕飯のため一旦離脱します
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 19:21:41.44 ID:Q4WaHBeSO
>>783
ふぅん、じゃあそのまま、凍え死ぬか、熱中症になって死ぬか選ぶ?
【とんでもない二択を男に選ばせる】
【とは言ってももちろんこれも、冗談の範囲内なのだが】

/了解しましたー
/いってらっしゃいませー
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 19:30:31.15 ID:QsnpvmOqo
>>783
「ならくれ寄越せ頂戴下さい賜ります!」

【すげえ。今セリフ毎に5カットぐらいカメラ入った。そしてどのカットも本気と描いてマジな顔でいやがる】
【プライドなど路端に捨てたと言われても信じる程の表情と、真っ直ぐに伸ばされた掌が少女に向けられる。その真摯すぎる表情には、一点の曇りさえなかった】

「……と言っておいてなんだけど、君はいらないのかい? それ。もしかして君、どこかのご令嬢さん?」

/食べてらっしゃいー

>>784
「極端に熱いのも寒いのも嫌いでねぇ。やっぱり人間、暖かいのが一番だよ。うん」

【両手を上に。やれやれのポーズ。さっきから頻繁にこれを出すのを見るに、きっとこれが好きに違いない】
【「ちょっとごめんよ」、と言えば懐から煙草を一つ取り出して火を点す。一筋紫煙を口端から昇らせんがら、包帯の少女に再び視線を向けた】

「それとも、君が人肌の温もりで暖めてくれるのかい?」

【とは言ってももちろんこれも、冗談の範囲内なのだが】
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 19:39:10.75 ID:svbS/r9z0
>>784

両方合わせてメドローアみたいに……

【そこに冗談の重ねがけ(但しタイムラグ有り)】

>>785

では、はい、ゴミ箱の方

【さらっと冗談まがいの言葉を吐く】
【まず持っていた財布、続けて、次々と財布を取り出して、投げる、投げる、投げる】
【中身が割とあるのも、全く無いのも。まあばらつきがあるのは仕方が無い】

……路地裏をうろつく御子息や御令嬢がいると思いますか?
屋敷住まいなのは否定しませんが。

【何をさらっと口走ったし】

/只今戻りましたー
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 19:42:44.75 ID:Q4WaHBeSO
>>785
・・・・じゃあ・・・
【男の言葉に突然、手を広げ少女の表情がさっきとまるでは変わる。まるで、純粋な少女の様な紅く赤面した表情】
【――――え、何これ】

・・・試して・・みる?
【―――・・・え、何この展開、】
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 19:50:53.19 ID:LgMcTX2yo
【 水の国――――路地裏 】


【――――其処は、堕落に満ちた世界】


【漂うのは、生物が腐ったかの様な『 厭な匂い 』である】
【見れば道の脇には魂が抜けた≠ゥの様に口を開けて座り込む数人の人影】
【事情に通じていれば、麻薬中毒者≠ニ判るだろうか――どちらとしても、『異様』には変わり無い】



    …………………………貴様達は、この上も無く弱き者よ。


     【―――そんな通りの中央に、佇む者が一人居た】



【闇に溶け込むかの様な暗黒色のロングコートを着込んだ――長身の男だ】
【猩々緋の長髪は腰まで伸ばされ、前髪によって双眸は完全に覆われている】
【柄に五つ≠フ魔石が埋め込まれた『ロングソード』を背負っている】


…………弱き者ならば、逝くか?
仮初の浮世に酔いしれ、無為な生を貪るのと――何も、変わりは有るまい。


【詰まらなさそうな言葉を吐くと同時、男はロングソードを背から引き抜く】
【『右手』で其れを構えつつ、座り込んだ者の一人へと迫り――切っ先を、突きつける】
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 19:52:16.06 ID:QsnpvmOqo
>>786
「――」

【画面効果:モノクロ反転】
【遠くへ遠ざかっていく財布達を、男は固まった表情で見送らざるを得なかった】

【僅かの間が開き、意識が帰ってくる】
「…………いやぁ。この街、なんでもありそうだもの。貴族がどぶの中にいても驚きそうにないよ」

>>787
【顔中に包帯を巻いているが、その声色から少女が紅く赤面した表情を浮かべているであろうことが容易に想像が出来た】
【そのまま、招かれるままに男は近寄って――】

/入れ替わる様に今度はこっちが夕飯だよっ……
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 20:00:57.56 ID:svbS/r9z0
>>787

(……何かやらかす気がしてならない)

【傍らでほんの少しだけ警戒してみる】
【勿論、自分に危害が及ばないようにするためだが】

>>789

【財布の軌道:ゴミ箱に入る→ゴミ箱が倒れる→転がり出て結局男の足元に】
【計算通りか計算外か】

それきっと没落してますよ……。本物の貴族は大体家から出てこない気がしますし。
何でも有りなのは否定できませんけどね……

【足元に元「転がってる人達の金目のもの」をばらばらと落としながら】

/把握、食べてらっしゃいませ
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 20:06:16.63 ID:n9o+Yn7do
>>788
【くす、くす、くすり、と笑い声。】

ふふ、ふふふふ、ふ――――――

【男の背中に影を揺らして、誰かがゆらゆら近づこうと、】

―――……ねーえ、お兄さん。その人達をどうするの?

【していたけれど、途中で歩みを止めた。】
【近づき過ぎないように、だけども無視されないように、】
【くす、くす、くすり、と笑い声。】
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 20:13:56.75 ID:LgMcTX2yo
>>791

【緩慢な速度で額へ近付けられつつあった切っ先――ぴたり、と其れが止まる】
【男を見れば、其の顔は笑い声へと振り向く事も無く】


        …………さぁ、な。


【低い声色と共に、ロングソードは傾斜を増し――指すのは、地】
【第三者の出現によって、『[ピーーー]』気は雲散した様に見受けられる】


――……何か用か。 D≠ネらば、俺は持っていない。
此処に居る奴等は――皆、別所から入手した人間の「成れの果て」だ。


【D=\―恐らく、『薬物』の名前だろうか】
【背後の人物には只管に背≠見せ続け、男は問うた】
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 20:17:23.40 ID:Q4WaHBeSO
>>789 >>790
【包帯少女は男を抱きしめる】
【彼女の膨らんだ柔らかい胸が当たる】
【それはまるで「冗談の様な程」天国―――】



【――――の様な、やっぱり地獄でした。てへ☆】
【次の瞬間には少女の膝は男の腹に向かって上がっていて】

・・・・な?世の中、甘くないでしょ?アンタもこういう輩には気をつけなよ?
【成功失敗関係なく、少女に向かってそう告げるだろう。】
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 20:20:57.92 ID:n9o+Yn7do
>>792

成って果てるから「成れの果て」、そこの人達は果ててるの?
あーあ、残念。果てさせる仕事が無いじゃないか。

【歌う様な声の、その高さはアルトかテノール。】
【笑いは止まらず言葉の合間、くすりくすりと割り込む。】


へんなお薬はもう要らないよ、僕にはもう要らないよ。
だけどそうだね、必要かもね―――――より気持ち良く、果てるには。

【ゆらり、ゆらり、影が揺れる。笑い声と吐息が男に近づいて、】

【ぴたり。】

【男の背中に、誰かが寄りかかろうとしていた。】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 20:23:08.19 ID:Q4WaHBeSO
>>793
/すいません、今度は自分が飯落ちです。
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 20:24:15.27 ID:RI89cxlDO
【路地裏】

……はぁ…まったく手掛かりの手の字も見付かんねーよ
「マスター、それはマスターがこんな所にいるからではないでしょうか?」

【頭から脚まで全身真っ黒な、人型の何かが道の真ん中でぼやいている】

…ていうかお前、囮になってんじゃなかったのかよ
「大丈夫です、しっかりと撒いてきましたから」

【それは白いファーの付いた紫色のコートを素肌の上に前開きで着て、ジーンズとスニーカーを履いている】
【体は真っ黒な体毛が生えていて、紅い両目の右目は傷が通り閉じられている、そして後ろに折れ曲がっている頭から生えた長い耳が彷彿とさせるのは、兎】
【腰の後ろに三日月状の鞘をぶら下げ、右肩に象牙色の外套をかけて首に蛇のシルバーネックレスをかけた、黒い兎の獣人がそこにいた】

…一生帰ってこなくてもよかったのにな
「どうせ私がいなくても正体モロバレですよマスター」

【獣人の傍らには、水色のロングヘアーに赤い瞳、メイド服を着てうさ耳カチューシャを付けた30cm程の少女が浮翌遊している】

797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 20:27:09.40 ID:n9o+Yn7do
>>792>>794
/次、ちょっと遅れます。
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 20:30:45.85 ID:LgMcTX2yo
>>794

【左手にロングソードを持ち変えると、フリーになった右手を軽く振って】
【接近を、体質′フに――気配よりも確か≠ネ其れで以って感じる】


……人≠ニして果てているのだ。 此処の屑共は。


【――――返答の後、動作は至って俊敏=z


【『寄りかかろうとしている何者か』に対し、一歩踏み出すと同時に自分から見て左回り≠ノ回転】
【回転の途上、「ロングソード」を突き出し――正確≠ノ人物の首を狙った斬撃を放つ】


【尤も―― 一連の動作、殺気≠ヘ全く感じられない】
【何の対処も行わなかったとしても、刀身は『擦れ擦れ』で停止するだろう】
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 20:43:01.62 ID:n9o+Yn7do
>>798
【ふらり、傾く空気。背後の誰かは、身体を前方に倒した。】
【重力に引き寄せられて、頭が地面へと降りていく。】
【このままなら、大地に伏す事になるかという所で、一歩。】


いいんじゃないかな、果てるのも。とても気持ち良さそうだし。
見なよ、何も考えないでいられるんだから。それは素晴らしい事だと思わない?

【頭を低くして、「ロングソード」が振るわれたとしても、その下に潜り込めるように、】
【そのまま男へ近づけるように、体勢を変えた。】


ねえ―――気持ち良いのは嫌い?
薬よりも安全に、だけど薬よりも虜になる。そんな果ては、嫌い?

【下がった頭、視線だけは上。赤い双眸が男に向けられて、】
【近づいて来ようとしていたのは、踏み荒らされていない新雪を思わせる、長い白髪の少年だった。】
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 20:52:50.60 ID:N33agYEA0
>>796

月明かりが照らす夜。真夜中の路地裏・・・

【二人の前から男が一人、歩いてきた】
【黒髪に黒い瞳、灰色のポケットのついたパーカーに黒い長ズボンに首には青いマフラー】
【とても暖かそうな格好をしている】

そんなけったいな場所で言い争いは美しくないですね。
して、何かお困りのようで?

【ニコニコとした笑顔を二人に向けて言う】

//まだおりますか〜?
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 20:54:52.30 ID:LgMcTX2yo
>>799

【男の顔≠ェ向かうのは、少年ではなく路地裏の薄汚れた壁】
【相も変わらず双眸は前髪に隠れ――其の様は、把握出来ない】



…………果て=Aか。
俺の目指す果て≠ヘ――確かに、『甘美』だ。
途上で『人として果てる』事は絶対に無いと、俺自身は自負している。


――――だが、其れ故に天嶮の頂≠ノ辿り着かねば手にする事が能わぬ。




   ――――…………俺は、俺の果て≠ネらば大好きだ。 坊主。



   【ニヤリ――三日月の様に歪んだ口元から、白い前歯が覗いた】



【同時に男はロングソードを両手で構えると――、―、発するのは、明らかな殺気=z
【目の前の人物の意図する『果て』と、自らの『果て』……同一≠ゥ探りたくなった】
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 20:58:06.76 ID:QsnpvmOqo
>>790
「奇蹟だっ! 神はここに存在した!」

【あんまりにもあんまりなピタゴラスイッチに、男は路地裏の四角く切り取られた夜空に叫ぶ。っていうか随分安っぽい神様だなオイ】
【転がり落ちた幾つもの財布。包帯の少女に歩み寄る途中にて、悉くを抜け目なく回収していて】

「いいや、きっと居るね。きっとこの街のどこかには実に上品な言葉遣いをするにも関わらず血と硝煙と溝の腐った臭いをまき散らす奴g――」

【その言葉が、最後まで紡がれる事はなかった】
>>793
【纏っていたのは襤褸であったが、その中には女性らしい柔らかな身体があって】
【抱きしめられる心地。生地越しにも解るそれは、微睡みに似た感覚をもたらす】
【至福だと、快楽だと、そう思わせるには過ぎたまさしく『天国』が――】

「――おぐばっ!?」

【――『地獄』と解るのには、そう時間は掛からない】
【鋭さと重さを以て振るわれる、膝蹴り。如何に女性の力とはいえ、この距離においてそれは対した障害とは成らない】
【正中線に沿った箇所への打撃は、問答無用で男の肺から空気を根こそぎ奪っていった】

【蹌踉めく。やり場のない手、一歩だけ下がった身体はそれだけで崩れ、膝をつく】
【嘲笑を浮かべているであろう少女を見上げた男の顔は、どこか嗤っていた】

「――ま、あ、そう、だね……」

【少女の顔を覆う包帯。それが何らかの能力によって頑強に固定されていない限り、男の片手には包帯の端が捕まれているだろう】

/.ご帰還であります
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 21:03:20.36 ID:n9o+Yn7do
>>801

ふふ、ふ―――

―――破滅願望があるのなら、自分の喉に切っ先を突きたてればいい。
でもどうせ死ぬのなら、死ぬまでに楽しい事に巡り合いたい。
僕が提供する果ては、人が生きて辿りつける極限の快楽。
その為に、僕が要求するのは―――

【とーん、とん。一回は大きな跳躍、二回目は小さな跳躍。】
【少年は男から離れて、近づけていた間合いを大きく広げた。】
【僅かな光が作った影は、路地裏の壁にゆらゆら揺れる。】


――――いらっしゃいませ、お客様。

お話のお相手ならば、一時間3000。
安全なお仕事のお手伝いでしたなら、一件につき5000から。
この身を弄びたいのなら、一晩30000で幾らでも。

そして命のやりとりは、100000以上が相場となっています。

【くす、くす、くすり、また笑う。】
【肌も歯も、少年自身の髪にくらべれば、白いという一点には劣る。】
【雪明りを乱反射させ、少年は夜闇に浮かび上がる様に、其処に立っていた。】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 21:05:44.49 ID:svbS/r9z0
>>793

(……警戒して損した気がする)

【損得で精算出来る問題ではないが】

……大丈夫ですよ、抱きつかれる前に槍か何かで刺してる筈ですし

【怖ぇ!】

/把握、食べてらっしゃいましー

>>802

残念ながら神はいません。……神道が信仰されてるなら別ですけど。

【ちなみに、一番硬そうなアクセサリーはちゃっかり確保している】

何ともミスマッチな人ですね……。血の匂いまでなら分からないことも無いかもしれませんが。
……いや、やっぱりいる気がしますね。

【ふざけたように怖がって見せる】

/お帰りなさいませー
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 21:17:26.03 ID:LgMcTX2yo
>>803


………………なら、止めだ。


 【――――次の瞬間、男の声からは『殺気』が抜けていた】


【ロングソードを背に戻すと、首を軽く左右に曲げる】
【『不完全燃焼』、とでも言いたげな様子で両手を組むと――髄液から、コキリ、と音を出して】



…………坊主、俺の求める『果て』は商品ではない。
貴様と俺が剣を交えるのは――「貴様が俺を殺しに来る」時か、或いは「俺が貴様を殺しに行く」時のみ。
金銭と命の交換=c…結果としての『果て』等、唾棄すべき物だ。



……だが、俺は律儀な男だ。 此処までの会話分、3000出そう。



【―――男は懐に手を遣り、3000を取り出す】
【新品同様の其れを、男が宙へ放ると――折り良く$≠「た風に乗り、札は少年の方まで飛行を開始した】
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 21:18:44.55 ID:RI89cxlDO
>>800
…ほら来た、聞き込みにゃ一番なんだってば
「マスター、偶然を必然に脳内変換しないでください」

【メイドを無視して、獣人がそちらに紅い目をめんどくさそうに向ける】
【長い垂れ耳がふらりと揺れて、目の輝きが帯を引いた】

…困り事っつったら…数えきれない程あるんだが
あんたに言ったら手助けでもしてくれるのか?

/おっとすいません席外してました
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 21:21:19.49 ID:Q4WaHBeSO
>>802
そう、この世界には、天国もそこにいる神様とやらも要無いんだよ、
あるのは理不尽な地獄だけだよ。
【少女はそう二人に、吐き捨て】
【自分の顔の包帯を掴む男を見る】

・・・アンタも懲りないねぇ、
【そう告げながら、自分は男のくわえるタバコを取ろうとする。】
【もし奪え取れたならそのまま火の付いたタバコを包帯の掴む手に向かって根性焼入れ様とする】

/ただいま戻りました
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 21:24:40.41 ID:8xM3aIyf0
【水の国=\―――ネオン絢爛たる、繁華街】
【無数に並び立つ『不機嫌そうな顔』の中でも、最も低い位置にある其れの主が行き歩く】

………うぁー、悪酔いしちまった。
私の紅顔も白骨になっちまいそーで恐い恐い、です。

【『彼女』は、背は135cm程度、肩までかかる、クリアブルーの縦ロールの髪に、鳶色の双眸を持つ幼げな少女】
【夏物のTシャツ≠フ上に丈の余る白衣を着用し、下半身は其れに合わせたワークパンツと、何故かビーチサンダル】
【加えて、裾からは『腕時計』らしき物体が覗いて、額に未来風の『ゴーグル』をずりあげて装着している】

……――15分ありゃ治るんで、我慢出来ちまいますけど…。
耐えられるのと辛くないのは、別問題です…!

【ボソリ、至近距離なら不快感までも聞きとれるし、或る程度近くに居れば、何か言っていると解る声量で呟いて】
【紅潮した顔とは対照的に暗褐色の隈が出来た目尻を、瞬きに合わせて上下させて、軽度の放心を伴いつつも、歩を進め】
【そんな、酔っ払いを想起させる仕草が眼を引くかもしれない――――彼女の顔形の、稚さも、だが。】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 21:25:55.77 ID:N33agYEA0
>>806
お嬢さん、偶然は必然ですよ。
奇跡は起こすものと同じ感じですよ。

【チッチッチッと指を振って、お茶らけながら言った】

ここで私があなた方にあったのはきっとなにかの縁です。
できることならば、何でも。
自分は世界平和を願ってますからね。
人助けも、その一貫の一つになりますし。

【胸に手をあて、ウィンクをしながら答える青年】
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 21:26:17.10 ID:n9o+Yn7do
>>805

ふうん……この売り文句は上手く理解されないようだね、失敗だった。
命をたった100000で手放す、そこまで僕が愚か者にみえたかな?
それとお兄さん、お金は放り出すものじゃあないよ。
人の手から人の手へ、体温と共に、ね?

【風に乗って届けられる、金銭的価値を何処かに約束された紙切れ、】
【少年はひらりと身を翻して、それの軌道から横へと逸れてしまった。】


ふふ、ふ…………律儀なのは良いけれど、固いばかりじゃ損をするよ?
それこそ、薬に頼って新しい世界を見た方がいいんじゃないかって提案しようか。
いや―――そういうのは嫌いそうだね、失敬失敬。

ところでお兄さん。そこの「成れの果て」はどうするつもり?

【先程の行動を録画して、逆再生でも選んだかのように、】
【とん、とーんと二回の跳躍。少年はまた、男の近くへと寄って来る。】
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 21:33:07.18 ID:/RI89cxl0
【水の国】

【街の一角貸し倉庫街】
【複数の貸し倉庫が並び立つ倉庫街】
【一般的なコンテナではなく、本当に巨大な倉庫がそびえる場所】

【その一つ、巨大な扉の開いた倉庫の屋根に立つ人物】

いやー邪魔ばかりでイマイチ捗りませんねぇ…

NO.63≠ノはよい結果をお知らせしたいのですが…

D≠フ残数的に後一か所ですかね?

【透き通るような金色の髪に黒のソフトハット、“蛇のような”鋭い糸目の中に黄金の瞳を持ち】
【シャープな印象を与える黒いスーツの下に白いドレスシャツと緑のネクタイ】
【黒いスラックスに緑のベルトを二本通して、そこから黒いチェーンを垂らして、黒いブーツを履いた】
【“歪な雰囲気”を醸し出す180cm程のスラリとした長身の青年】

【両手には黒と金のブレスレットを付けており、腰のベルトにはホルダーに入った細長い金属の杭が何本も付いている】

【何かを考えるように帽子を抑えつつ夜風を受ける】

皆さんはどう思いますか?って、返事できるわけがありませんか

まったくゴミだらけの場所では気も滅入りますね

【屋根の下…倉庫の中では複数の人がぐったりと倒れている】
【手には例のごとく注射器が】
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 21:35:05.66 ID:RI89cxlDO
>>809
………………

【青年の一連の動作を黙って最後まで見ていた、見ていて】

…うぜぇ
「マスター、心の声が出てます」

【この一言である、感謝もへったくれもあったもんじゃない】
【あーめんどくせーのに会ったなーとか思いながら、何から聞いたもんかと左手で頭を掻いて】

…えーと…魔術協会、それか対機関連合、どっちかについて何か知ってる事は?
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 21:38:48.27 ID:Q4WaHBeSO
/安価追記です。
>>804
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 21:38:53.44 ID:QsnpvmOqo
>>804>>807
「二人とも夢がないねぇ……駄目駄目そんなんじゃあ。まだ若いんだから今の内にもっと夢見とかないと、人生楽しめないよ?」


【二人からの吐き捨てる様な言葉に、男はあからさまな溜息を一つ。片手の一差し指を立てて振る】
【指導する様に、教え込む様に――それでいて、この男自身が何よりも『そういうこと』を信じていない事が、容易に理解できる程度の反応であった】

「さぁて、その可愛い顔をご開帳といこうか――!」

【相打つ気だ。こいつ、その手に根性焼きを喰らおうとも構わず、包帯を巻き取る気でいやがる!】
【咥えていた煙草が、奪われる。それが男の手に当たろうと当たるまいと、その手に掴んでいる包帯を一気に巻き取らんばかりの勢いで引っ張った!】
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 21:39:24.49 ID:LgMcTX2yo
>>810

【路地の彼方へ飛び去った札――男の目線は矢張り、其方に向かない】
【否、この場合は『目線』よりも『顔』と言った方が相応しいだろうか】


…………此処に来るのは、馬鹿か命知らずのみだ。


【「愚か者かどうか」――返答は、YESと取って構わないだろう】
【少年の冗句めいた提案にも、顔は其方へと向かない】
【質問≠ェ放たれた時点で初めて、「成れの果て」へと顔を向け――】


…………如何もせん。


俺の『任務』に、金蔓への干渉≠ニ云う項目は存在していない。
精々が――気紛れに、錯乱した者を切り捨てる程度だ。


【確かに、背負った剣に血≠フ痕跡は無い――今日は「何もしていない」のだろう】
【視覚こそ地獄≠フ感触を与えれど、聴覚のみに頼れば此処は涅槃≠ノも似た静寂を擁いている】
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 21:41:43.75 ID:N33agYEA0
>>812
ハハ、よく言われますよ。
まだぬるいほうでホッとしています。
出会い頭「[ピーーー]!」とか言われることもありますし。

【なぜか笑顔で言う青年】

協会、連合・・・・・・ですか。

【手をアゴに当てて、何かを考えながら】

いえ、内情については知りませんね。

【まじめな表情をして答えた】
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 21:44:07.33 ID:svbS/r9z0
>>807>>814

――……この世界には、天の上の国は無いんでしょうね。
他の世界なら有るのでしょうけど

【信じるか否かの問題ではない】
【この口ぶりは、存在を信じているのではなく、肯定している】

【そして、二人の喧嘩(と言っていいものかよく分からないが)をはしゃいで眺めている】
【少なくとも、止めようという気は無いようだ】
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 21:46:59.49 ID:n9o+Yn7do
>>815

………その二つだけに分けられるのならば、此処はもう無人の荒野さ。

この薄暗がりの中でないと、生きられない生物がいる。
暴力と欲望が支配するこの世界だからこそ、心地良く生きられる人種がいる。
そして僕は、そういった人達に娯楽を提供する―――相応の金額を頂いて。

例えそれが、押し売り気味になったとして………困るような事も無い、よね?



ところで、お兄さん。本当ならお客さんの仕事について、根掘り葉掘りは聞かない。
だけどお兄さん、それに関してなにか聞いて欲しそうにも見えるから、ね。

だから、聞かせてもらうよ。そのD≠チて、どういうもの、かな?

【自分に興味が無いのなら、興味が有りそうな話題。】
【埋まっていた二者の距離、少年がすすと後方に下がり、一歩だけ開く。】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 21:53:04.38 ID:RI89cxlDO
>>816
あぁ…慣れてんのな…
「マスターもあのようにしてみれば、お友達も増えるのでは?」
断る

【流石に出会い頭に「[ピーーー]」は言われたくないので却下】
【しかしメンタルが強いな、いや馬鹿なのか。と彼は夢想する】

…んじゃ、魔術協会の場所とかは?

【質問を続ける、流石に内情まで知ってると期待していた訳でもない、手掛かりが見付かればそれで十分だ】
【とりあえずは、手掛かりの手掛かりになりそうな場所から】
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 21:58:26.10 ID:qpv4OW/f0
>>811
/まだおります?
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 21:59:30.73 ID:/RI89cxl0
>>820

/いまぁーす
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:00:07.98 ID:9cHIjN9ho
【路地裏】

――――――、――――。

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【月明かりが中途半端に差し込む薄暗い路地を、やや小走り気味に動いている】

【あっちへこっちへと視線を廻らせ、袋小路、木箱の裏、中】
【探せるところは全て探すと言わんばかりに何かを探して】
【十字路に差し掛かったタイミング】
【ぐるりと周囲を見渡すために其の場で回転しようとして】

――――はわっ!?

【何も無い場所で足を引っ掛けて、転んだ】
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 22:00:11.82 ID:LgMcTX2yo
>>818


…………その様な生物を『馬鹿』と言うのだ、坊主。
其の『馬鹿』見たさに『命知らず』が乗り込み――そして、『馬鹿』となる。
――例外的な馬鹿≠フ俺にとって、お前の商売事情など知った事ではない。


【「この辺りで良いだろう」――そう呟く様にして、男は一旦背を向ける】
【一歩、二歩、と長身と長髪を月下に揺らし】



…………薬物=B


高威力∞低価格∞強依存性=\―廃人量産薬=B
『天狼会』がばら撒くが如き勢いで捌き、今では立派なクソッ垂れ一党の仲間入り。
近々、役人≠ェ動く――そう言われ始めてから、数ヶ月。 奴等は未だ動かん。





―――……「らしい」。



【振り返る男――――恐らく、少年の推測≠ヘ正しい】


【――『わざとらしい』事この上無い伝聞調は、逆説的な少年の言葉の肯定≠セ】
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:02:26.63 ID:N33agYEA0
>>819

魔術協会の場所ですか?
うーん、ちょっと待ってくださいね。

【ガサゴソと服の中に手を突っ込み、服の中からガイドブックのような本を取り出した】
【そして、ペラペラと読み始める】

私も実際正確な位置は知らないんですよね。時々魔法使いっぽい格好してる人はみますけど。
うーん、本には「魔術協会です!」って書いてある建物は写っていないからなぁ。

【青年の開いた本には、たくさんの建物が写されていた】
【ペラペラとめくりそれっぽいところを探しているようだ】

建物の写真を見る限り、魔法使いっぽい人がたびたび移っているのがありますね。

【そう言いつつ本をめくる】
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 22:03:29.42 ID:qpv4OW/f0
>>821
/では失礼して

>>811

――――――――もし。少し、よろしいか?

【暗闇から、複数の足音と同時に人の声が聞こえてくる】
【その足音は思いのほか小さく、響いた声は、やや冷たいものの、少女の様な高く、柔らかいものだった】
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:07:25.01 ID:Q4WaHBeSO
>>814
・・・・な・・何ィイ?!
【少女は驚愕した】
【渾身の根性焼は当たったはず――――なのに】

・・・・――――ちょっ・・・っ?!待って!!?!!
【慌てふためくそんな少女の止めも虚しく】
【包帯はスルスルと解けていく】
【少女の顔が現れる。】

・・・・・・ッ?!
【そう言えば表記し忘れていたが、包帯が巻かれていたのは顔の部分だけで、髪は黒のボサボサショート】
【それに加えて、包帯が解かれた事により、黒の瞳の整った中々美人な顔が現れる】
【――――ただ一点、頬に竜の落とし子をデフォルメした様な模様の入れ墨が入れられてる所を覗けば、ごく普通の美少女だ】
【因みに解かれた途端、凄く涙目になって】
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 22:09:02.05 ID:RI89cxlDO
>>824
…………………

【青年がガイドブックを開き、場所を探し始めた】
【実際そこまでしてやらなくても、知らないなら知らないで別にいい、そんなスタンスだった】
【…で】

…あーもういい、めんどくさい、わかんねーならそれでいーよもう

【基本的に、めんどくさがりで諦めは早い方だった】
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 22:09:04.92 ID:/RI89cxl0

>>825

【聞こえる声にあきれたような溜息を漏らし】

やれやれ、ここももう駄目ですかぁ

やはり本拠地のある水の国≠サう甘いものではないようだ

で、今日はどちらさまです?私、今、お仕事中でして…要件なら手短に

【帽子を抑えたまま、少し顔を後ろへ向けて】

【糸目を少し見開き、金の瞳で後ろを見る】
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:09:33.71 ID:n9o+Yn7do
>>823

話を聞いて欲しいんだよね、自分から多くを話さない人は。
だから僕はそれを聞きだして、聞いてあげた分の対価を頂く。
お兄さんの情報が対価になるのか―――或いは損失になるのか。
そしてそれ以上は別料金。探偵の真似事でも、話を広げるサクラでも。

さあて、此処で路地裏暦数年の僕の鼻が嗅ぎつけた事には。



お役人様が、路地裏の事で動いた前例があったかな?僕は知らない。
ここにはここのルールが有って、ここだけで成り立つ空間の筈だよ。
狼のくせに、群れの秩序を乱すような事をするなら………普通はボスに殺される。
でも実際にはそうなってない。我儘狼は、やりたい放題。

これ以上、話したい事があるのなら。そして、広めて欲しいのなら。
今度こそ、真っ当な方法での代金の支払いを要求しようかな。

【男が進んで開いた間合い、ぴょんと一跳ねしてつめて、】
【長い白髪を指に絡めながら、少年はいやに女性的に笑う。】
【少年である事は、見れば分かるのに。】
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 22:13:25.50 ID:qpv4OW/f0
>>828

…………一つ、聞きたい事があります

【そう言いながら、暗闇から現われたのは二つの人影】

【黒のボディースーツを着込み、目元をバイザーで覆っている、小学生ほどの2人の少女】
【少女達の額には、それぞれδ、κという文字が刻まれており】
【δの少女は黄色の、κの少女は灰色のショートカットをしている】
【なにより、髪の色と額の文字を除けば、彼女らの容姿は瓜二つである】

「赤いジャケットに、青い髪をした女……レイド=E=ヴェイスというが…………
見かけなかったか?」

【少女たちは、人探しをしていたらしい】
【倉庫の中の人間たちにも、一瞥をくれただけで何も言わない】
【その存在に、特に興味がないのだろう】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:14:53.69 ID:N33agYEA0
>>827

おや?そうですか?
まぁ、すいませんね。

【少しだけ申し訳なさそうな笑顔をしながら、本を服の中にしまう】

しかし、協会や連合を探してどうするんです?
加盟して仲間にでもなるつもりですか?

【なぜ探しているのかと言う単純な疑問】
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 22:15:37.66 ID:8xM3aIyf0
【水の国=\―――ネオン絢爛たる、繁華街】
【無数に並び立つ『不機嫌そうな顔』の中でも、最も低い位置にある其れの主が行き歩く】

………うぁー、悪酔いしちまった。
私の紅顔も白骨になっちまいそーで恐い恐い、です。

【『彼女』は、背は135cm程度、肩までかかる、クリアブルーの縦ロールの髪に、鳶色の双眸を持つ幼げな少女】
【夏物のTシャツ≠フ上に丈の余る白衣を着用し、下半身は其れに合わせたワークパンツと、何故かビーチサンダル】
【加えて、裾からは『腕時計』らしき物体が覗いて、額に未来風の『ゴーグル』をずりあげて装着している】

……――15分ありゃ治るんで、我慢出来ちまいますけど…。
耐えられるのと辛くないのは、別問題です…!

【ボソリ、至近距離なら不快感までも聞きとれるし、或る程度近くに居れば、何か言っていると解る声量で呟いて】
【紅潮した顔とは対照的に暗褐色の隈が出来た目尻を、瞬きに合わせて上下させて、軽度の放心を伴いつつも、歩を進め】
【そんな、酔っ払いを想起させる仕草が眼を引くかもしれない――――彼女の顔形の、稚さも、だが。】
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 22:15:41.18 ID:mZq51oJSO
>>808
/まだいらっしゃいますかー?
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 22:17:25.09 ID:8xM3aIyf0
>>833
/>>832で同文再投下しちゃいましたが、居ますぜー!
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 22:19:11.42 ID:LgMcTX2yo
>>829


…………『馬鹿』のルールは、『馬鹿』にしか判らん。
そして――『馬鹿』を救おうとする『聖母』は、一定数存在する。


【――――少しだけ口角を上げて、意味深な言葉】
【筋道=\―『目指す所』を知って居さえすれば、氷解する言葉なのだろうが】


―――……、…喰えん坊主め。 ……言ってみろ、幾らだ。


【浮かんでいるのは――感情で言えば、『愉悦』の色だろうか】
【商談≠フ開始に合わせ、懐から札入れを取り出し……一跳ね&ェ、男は詰め寄る】
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 22:19:15.01 ID:svbS/r9z0
>>814>>826
/すみません、次遅れます
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:19:15.84 ID:QsnpvmOqo
>>817>>826
「『在る』だろうねぇ。尤も、それを識る術は僕にはないけど、ね。まあなんなら、この世界にも『創ってみる』のもいいんじゃないかな――!」

【少女の確信めいた発言に返しながらも、男はその引っ張る手を決して止めようとはしない】
【少女の悲鳴に似た驚愕を聞きながらも、男はその引っ張る手を決して止めようとはしない】
【押し当てられた箇所から、腕の表面を一直線に根性焼きの後が這っていく。それでも尚、男の手は止まる事をしらない】

「――さぁ、お出ましといこうか!」

【最後の一巻きが解けていく。黒の乱雑な短髪しか見えていなかったそこには、今や少女の整った相貌がありのままに】
【涙目になっているのも気にすることなく、男は少女の顔を間近で、まじまじと眺め――】

「……あぁ、やっぱり可愛いじゃあないか。ねぇ?」

【――トドメにも等しい言葉を、告げた】
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:21:00.46 ID:QsnpvmOqo
>>826
/了解です―
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:23:18.45 ID:Q4WaHBeSO
>>836
/了解ですー
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 22:24:30.49 ID:RI89cxlDO
>>831
ん?あーいや、べつに…群れるのは苦手だし、仲間になろうってんじゃねーよ

【青年の疑問に、何処かよそ見をして答える】
【本人としては何処かに加盟する気はない、『既にしている物』は別として】

…届け物がよ、あるんだよ
こっちとしちゃさっさと届けたいんだが名前くらいしか手掛かりがなくてな

【「ほら、これ」と付け加えながら右肩にかけた外套を見せる】
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:25:07.25 ID:EqW1t/57o
>>822
/まだいらっしゃいますでしょうかー?
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 22:27:05.38 ID:/RI89cxl0
>>830

【問いかけに、少し考えるような仕草をして】

レイド……いえ、存じておりませんが。

それと、私の質問、答えて頂けますか?どちら様ですか=H

【柔和な笑みを浮かべて問いかける】

【仮面の下はどのような心境かは不明だが】

あー私は、今はええと、天狼会≠セったかな?

ハーネットですお見知りおきを、お嬢様方

【帽子を取り、笑顔を浮かべ】

【丁寧にあいさつをする】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:27:45.02 ID:n9o+Yn7do
>>835

聖母マリアはただの淫売、淫売の息子は淫売を連れて旅をした。
『聖母』の本質は、優しさを履き違えて誰にでも身体を許す尻軽なのさ。
さあ、石を投げつけよう。お兄さん、その背中の剣でも代わりになるかもよ?



そして、料金の話だ。
我儘な狼も、群れていると厄介。切り尾の大将の群れは、猟犬相手に死者を出さなかった。
それじゃあ群れを持たない一匹狼、どうしたら良いだろう?

所謂『正義の味方』の耳に届くように、遠回りに動くなら20000で良い。
情報を集めて届けろというのなら、情報毎に値段を制定させてもらうよ。
ただ話を聞くだけで良いなら、規定の料金で6000―――ああ、さっきのは僕の手に届いてないから、代金とはみなさない。

お兄さんが話の続きをした瞬間、契約成立。それで良いかな?

【詰め寄られた距離、鏡映しに自分も一歩。】
【手を伸ばさずとも触れられそうなまでに、近づいて行こうとする少年。】
【瞳よりまだ赤い舌を、同色の唇と白い皮膚の上で、ちろ、ちろと躍らせた。】
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:28:58.64 ID:9cHIjN9ho
>>841
/ここにー!
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:32:05.07 ID:N33agYEA0
>>840
群れるのは苦手ですか?
私にはそうは見えませんけどね。
だって、お付きの方っぽい人がいるじゃないですかー。

【そう言って、青年は女性のほうを指差す】

あー、そうなんですか。お届け物ですか。

【手の平をポンと叩き、相槌を打ち】

それはまた―めんどうなことを頼まれてしまったんですね。

【ハハハ、とその仕事に対して苦笑いで答える青年】
【だが、絶対にその仕事引き受けましょうか?などとは言わない】
【それは、物を届けるのがめんどうというわけではなく】
【他人のつながりができそうな縁を自分から切ろうとしない意図があるだけである】
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:35:05.01 ID:EqW1t/57o
>>822

――――……うう

【身長150p程度、膝までありそうな長い黒髪に金の瞳】
【全身を髪の色と同じく黒いローブで全身を包んだ少年が】
【類は友を呼ぶとばかりに同じように何かを探しながら小走りに歩いていた】

【ただ1つ少女と違う所を上げるとするならば】

うわ、とと……?……えと、大丈夫ですか?

【十字路に差し掛かった所で転ばなかったという事】
【胸の前で両手をきゅっと握り締めながら怯えの篭った目で少女を見つめながらも】
【恐る恐る近づいて声を掛けるのであった】

/絡んじゃいますよ!
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 22:35:27.42 ID:qpv4OW/f0
>>842

――――そうですか

【知らないと言う返事を受け取り、ただ一つ頷いて見せるδの少女】
【その動作は、どことなく機械じみている】

「…………所属に関しては、口外出来ない」
あなたのしている事に、詮索はしません。その代わり、そちらも我々に深く詮索しないでいただきたい

【名乗りを否定する少女たち】
【だが――――妙だ。名前ではなく『所属』に重きを置いた発言である】

――――では、ハーネット。そこに転がっている人間たちはどういう事なのだ?
それを話してもらえるのなら、ある程度の事は話そう

【だが、先に相手に名乗られては、無下に断るのもやりにくくなる】
【譲歩する形で、δの少女は情報交換を提案する】
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:36:26.29 ID:mZq51oJSO
>>832-833
【月の明かりも褪せて見えるほどの、人工照明の只中。眠らない街に、不似合いなものがもう一つ】
【ぱたぱたと小走りに道を行く、夜≠ニは全くの真逆のイメージ、少女趣味なシルエット】

……ありゃ、りゃ?
やべーっスよマズいっスよ、全っ然道がワカんない……。
これは本格的にスケープ・ゴートってヤツかも知れねーっスね、神様へるぷみー!

【腰まで伸ばしたストレートの髪は烏の濡れ羽色。琥珀の双眸、少女ほどでは無いにしろ小柄な体躯】
【黒いブラウスに、朱を基調としたジャンパースカート。白いケープを羽織り、細い脚は編み上げブーツに包まれて】
【所在なげにきょろきょろ辺りを見回しながら、鈴を転がしたような声で独り囀る】

【きっとストレイ・シープの間違いだろうけど、誰一人としてツッコまないのは、まあお約束】

【そんな仕種や格好から、良いカモだとでも思われたのだろうか】
【人のよさ気な客引きのお兄さんに声を掛けられ、周囲を見回し、また思案顔】

――――えーっ、と。

【そんな中、少女の姿が目に止まり。渡りに船だとばかりに、彼女はきらりと眼を輝かせ】
【――――何やら、はた迷惑なコトを考えている様子】
//それでは、遅ればせながら……!
//大丈夫でしょうかー?
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 22:38:13.40 ID:LgMcTX2yo
>>843

【札入れを開くと、ゼロが四つ付いた札を一枚、二枚】
【カウントと言うまでも無い作業を終了させると――札入れを懐へ】
【残った二枚の札を重ねると――、其処で、一旦動作が止まって】


(…………………………。)

(………………………………………。)

(……………………………………………………俺は俺=Aだ。)



―――……『馬鹿』と『聖母』を使って、何か企んでいる連中が居る「らしい」。



【20000=\――――律儀に両手で、其れを差し出した】
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 22:46:20.17 ID:RI89cxlDO
>>845
「だって私とマスターは一心同体ですから、群れにはカウントしません」
ちげーよ、こいつは…まぁいいか

【至極めんどくさそうに左手で頭を掻いて】
【メイドは常に無表情、まるで人形かと言う程に表情が涼しく変化が無い】
【…とは言え、話す内用の方はそうでもないのだが】

…ああ、面倒さ…本当に……
…こんなもん、出来れば届ける事にならないで欲しかったんだがな

【そう話す彼の表情は、何かを思い浮かべたように遠くを見ていて】
【自然に下げられている左手は、いつしか固く握られていた】

/すいません、風呂入ってきます
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 22:48:14.81 ID:/RI89cxl0
>>847

【相手の答えに大した反応も示さず】
【帽子を被り直しながら笑顔で頷く】

えぇ、分かりましたよ、ま、いいです大して興味もありませんし

別に私のしている事などいくらでも詮索して構いませんが、邪魔さえしなければ、ね

【糸目を少し開き、二人を見つめる】
【それはまるで絡み付く蛇のように】

どう…と言われましても…見ての通りですよ

天狼会≠フD≠用いて薬漬けの生ごみを作ってるんですよ。
あぁ、Dと言うのは薬の名前です

【苦笑しながらもスラスラと台本を読むように】
【内容を説明する】
【組織の構成員とは思えない口の軽さ】
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:48:47.52 ID:9cHIjN9ho
>>846

―――、あたた……っ!?

【転んだ衝撃でシルクハットが落ち】
【自分の馬鹿さ加減に溜め息を吐きながら上体を起した所で】
【不意に掛けられた声に、ものすごい勢いで声の主――少年へと振り向いて】

【落ちていたシルクハットを拾い、埃を払ってきちんと被りなおし】
【肩、胸部、袖、腹部、裾と、セーターの埃も叩いて行き】
【ついでに膝も数回叩く。何処かをすりむいたりとか、そういうのは無さそうで】

【転ぶ前と殆ど同じ状態に戻った少女は】

………………こんばんはっ。

【転倒なんて無かった】
【そうとでも言うかのように、何事も無く少年に挨拶をするのだった】
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 22:49:34.91 ID:czdS7VJV0
【路地裏】

寒いですね〜〜
やっぱり夜は冷えますね〜
【白い髪に白い雪のような和服をきて、足には足袋と緑の下駄をはいた天狗面の少女が歩いてる】

【腰には、赤と白をベースとした棒。その尖端に黄色い星のアクセントが1ついている】

なのに〜〜、危ない人は沢山いまして困りますね〜〜
【のんびりとした口調で言う、その回りには】

【10人程のモブ不良がのびている】
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:49:52.94 ID:n9o+Yn7do
>>849

お金の有る馬鹿と貧乏な馬鹿はどちらが馬鹿なのか?
お金が有れば頭を使わなくても生きていけるから、きっとお金の有る方が馬鹿だと思うね。
ありがとう、商談成立ですお客様。

【差し出された二枚の紙幣、指で挟むように受け取って、】
【ズボンのポケットにねじ込むと、ダンスパーティの如く恭しく、頭を下げて見せる。】
【とーん、と、とん。音を三つ残して、また後方。声の届く程度の距離で、立ち止まって、】



薬を配っている人間がいる「らしい」。
手を引いている人間もいる「らしい」。
お偉いさんが下手な事をしないように、止めている人間もいる「らしい」。
麻薬中毒者とお偉いさんの動きに便乗して、何かしようとしている人間がいる「らしい」。

そして、それを皆に知らせたがっている人間がいる。
できるなら『正義の味方』の耳に届くように願ってる、人殺しも躊躇わない人間がいる。
その人間はどうやら、僕の様な商売は其処まで好ましいとも思っていない。

後半はあまり広めない様にしておこうかな?

【踵を支点にきゅっと音を立て、男に背中を見せて、】
【直角に曲げた肘、右手を頭の横に軽くかざした。】
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 22:55:02.79 ID:qpv4OW/f0
>>851

――――それは、場合による……
「我々の利害と対立する事がなければ、邪魔はしない…………」

【青年の、やや意志のこもった視線を向けられても、動じない二人の少女】
【毅然とした態度で、自分たちの立場を主張する】

…………麻薬中毒者、ですか
「D=c………最近蔓延していると言う薬か……」

【それを聞き、二人の少女の表情に変化が現れる】
【何かを期待するかのような表情だ】

……あなたは、非合法な活動を行う事に、躊躇はないんですね?

【確認するかのような口調】
【青年の非合法な活動を目にし、何かを思いついたようだ】
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 22:55:51.61 ID:N33agYEA0
>>850

一心同体ですか。ハハハ、いいじゃないですか。
どんな形であれあなたのそばにいてくれる人がいるのですから。

【二人を見て笑顔を向ける青年】
【心なしか何かを思い出し、寂しそうな表情に見える】
【そして、ふと固く握られる彼の左手を見て】

そうですか・・・・・・
そうですよね、そういうこともありますかね。

【何かを感じ取ったのか、その雰囲気から予想して言葉を出す】
【まるで彼のことをわかったかのように】

余計なことかもしれませんけど。
あなたは生きている。それでいいんじゃないでしょうか。

【唐突に出た言葉】
【何を思って出した言葉なのか】
【青年もまた、そういう深い事情の何かがあるのであろう】

/わかりました。ゆっくりいってらっしゃいませ!
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 22:58:38.96 ID:LgMcTX2yo
>>854


……お前は其の事を、『俺に会う前』から知っていたのかも知れない。
『俺に会って初めて』知ったのかも知れない――或いは、『噂で聞いた』のかも知れない。

…………お前に依頼した人間≠ヘ、居るかも知れない。 居ないかも知れない。




  ―――……早い話が好きにしろ≠ニ云う事だ、坊主。




【―――男は、『鏡写し』に背を見せると―――そのまま、歩き去るだろう】
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 23:02:15.22 ID:8xM3aIyf0
>>848

………んーッ?

【道が判っていない訳ではないし、目的地も確り定まっている。然して、この少女の所作は覚束ない】
【大方、彼女の唇からダダ漏れに成っていた言葉£ハりの理由なのだろう―――息に混じるは、生温い酒気】
【それでも、濃い宵闇にも近代特有の喧騒にも溶け込めないモノがもう一つ現れたのには、気付いた様子】
【物理的に軽薄な足音に耳を向け、甘い声が大気を泳げば、遂には首と視線を向け】
【客引きの表情を覆う優しげな『面』と、困惑する少年(?)の姿を一通り一瞥】

…私に、何です?
ストレイ・キャットを拾って呉れる心優しい方を捜しちまってくれ、ってなら、心当たりは無いでもねーですけど。

【そして――――先手を打たん、とばかりに、些かつっけんどんな台詞を、ぶつけ始めた】
【少年(?)のコントロールの範疇に有るかは判らないが、確かに生じたミスを訂正するどころか、更に歪めつつ】
【心優しい方=\―この場には居ないが、何処かに居る誰かを皮肉る言葉を交え、少女は一度科白を区切る】
【矮駆が故の上目遣いには、造型はともかくとして、内面的に微塵の可愛げも無い】

【―――先程まで見られた、喉元からこみ上げる噎せ返りそうな感触に耐える様子は、気付かぬ間に霧散したらしい】
【少年に興味を持った事の裏打ち、醜態を見せない為の痩せ我慢……――と言うには、些か不可解、か】

/野暮用有って少し遅れましたが、大丈夫ですのよ!
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 23:02:23.44 ID:EqW1t/57o
>>852

…………!

【少女のこちらを振り向くスピードとその剣幕に押されたのか】
【驚いてビクンと一度震えて所在無さ気に視線を右往左往】

え、あ、ハイ……こんばんは……
…………大丈夫、ですか?お姉さん……?

【少女からの挨拶にまたビクンと震える】
【視線は少女の足元辺りに固定、顔を見れる程勇気は無い】
【怪我は無さそうだけれど一応尋ねて】

…………――――――――

【そこまでいって、いつもの少年ならば直ぐに逃げ出すのだけれど】
【自分と同じようなモノを漠然と感じたのかそれはせず】
【だけどどう言葉を続けていいか分からずにハイパー無言タイムへと突入するのでした】
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 23:02:27.27 ID:8xM3aIyf0
>>848

………んーッ?

【道が判っていない訳ではないし、目的地も確り定まっている。然して、この少女の所作は覚束ない】
【大方、彼女の唇からダダ漏れに成っていた言葉£ハりの理由なのだろう―――息に混じるは、生温い酒気】
【それでも、濃い宵闇にも近代特有の喧騒にも溶け込めないモノがもう一つ現れたのには、気付いた様子】
【物理的に軽薄な足音に耳を向け、甘い声が大気を泳げば、遂には首と視線を向け】
【客引きの表情を覆う優しげな『面』と、困惑する少年(?)の姿を一通り一瞥】

…私に、何です?
ストレイ・キャットを拾って呉れる心優しい方を捜しちまってくれ、ってなら、心当たりは無いでもねーですけど。

【そして――――先手を打たん、とばかりに、些かつっけんどんな台詞を、ぶつけ始めた】
【少年(?)のコントロールの範疇に有るかは判らないが、確かに生じたミスを訂正するどころか、更に歪めつつ】
【心優しい方=\―この場には居ないが、何処かに居る誰かを皮肉る言葉を交え、少女は一度科白を区切る】
【矮駆が故の上目遣いには、造型はともかくとして、内面的に微塵の可愛げも無い】

【―――先程まで見られた、喉元からこみ上げる噎せ返りそうな感触に耐える様子は、気付かぬ間に霧散したらしい】
【少年に興味を持った事の裏打ち、醜態を見せない為の痩せ我慢……――と言うには、些か不可解、か】

/野暮用有って少し遅れましたが、大丈夫ですのよ!
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 23:05:40.33 ID:/RI89cxl0
>>855

それはご安心を…私、人の欲するものを与えるのが生きがいですから

これもその一環ですよ

【どの口が言うのか、笑顔で答える】
【かなりずれた@マ理観を持っているようだ】

ピンポンピンポン大正解!景品にお一つどうぞ
何、別に貴方方に使用しろ≠ニ言っているのではないです

おや?巷では中々有名ですかね?
これは私も配布に貢献した甲斐がありました

いやー邪魔されつつも頑張った成果ですかね

【注射器を一つ何処からか取出し】
【柔和な笑みを浮かべて差し出す】

躊躇?なぜ躊躇する必要があるのです?

この方々は望んで薬を受け取り、自ら溺れた!欲に負けて!

私がやっている事は合法≠ナす!何を恥じることがある!
私の中ではね……

【両手を広げて笑いながら叫ぶ】
【自らの行動に酔いしれながら】
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 23:08:29.88 ID:9cHIjN9ho
>>859

大丈夫? 何の話かなっ?

【完全に無かったことにしようとしている】
【余程恥ずかしかったのだろう、両の拳は密かに握り締められているが】
【顔には疲れも感じさせる何処かぎこちない笑み】
【此方の足元を見ている少年に、小さく首をかしげながらも】

と、兎に角っ、こんばんは序でにあれなんだけど……

――おにーたんか、鈴音ちゃん。知らない?

【伝わる筈も無いと判断するだけの冷静さも欠けているのか】
【とてもじゃないが特定できる訳無い形で、問いかけた】
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 23:08:34.03 ID:svbS/r9z0
>>826>>837

創る/造るのは、精神的に? 物質的に?
……どちらにしろ、出来上がった姿を信じてなければ無茶な話でしょうけど。

ところで……少女を泣かせるとは、どんな了見ですか?

【笑顔で。それはもう眩しい笑顔で】
【背中の槍を引き抜いて両手で構え、穂先を男に向ける。笑顔で】
【流石に殺気は無い。冗談めいた「わざとらしいあからさまな偽物の」殺気ならあるが】

/只今戻りました
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 23:09:15.73 ID:n9o+Yn7do
>>857

今夜、貴方は誰にも会わなかったのかも知れない。
商売柄、噂を良く拾ってくる僕は、ふと思い立っただけかも知れない。
或いは、この噂を使って一儲け出来るかも知れないってね。

だけど数日の内に、この一帯にはこんな噂が広がる筈だよ。
D≠チていう薬に手を出すと、こわーい狼に噛まれるかも知れない。
運が良ければ廃人―――悪ければ魚の餌になるかも知れない。

「何で?」『噂じゃ何処かのお偉いさんが噛んでるって話だぜ』
僕がやるなら、その辺りまでかな。



それじゃ、今夜はさようなら。
此の世界の噂が知りたいなら、噂を作りたいなら、
そして、一夜の快楽に溺れたいのなら――――――

―――白蘭。路地裏の白い狼の名前。
覚えておけばいい事が有るかもよ、お兄さん?

【とん。】
【男の背後で、地面を蹴りつける音がした。】
【其処に残っているのは小さな靴痕。】

【どこか、建物の屋根の上、】

【くす、くす、くすり、と笑い声。】


/お疲れさまでした
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 23:12:16.33 ID:LgMcTX2yo
>>864
/お疲れ様でしたー!
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 23:13:47.94 ID:qpv4OW/f0
>>861

なるほど、違いない……
「薬を使用しようと言うのは、結局個人の意志によるもの、か…………」

【そのゆがんだ倫理観を、少女たちはあっさりと受け止めた】
【この者たちは『欲した』……その結果が眼前の光景なのだろう】

「ありがたい、とは言わないが…………遠慮なく頂こう……」

【差しだされた注射器を、ゆっくりと受け取るκの少女】
【スーツのスリットに、それを挟みこんだ】

…………では、あなたは人を殺す事はできるか?
あるいは、殺しを得意とする者と、連絡を取る事はできるか?
「…………四人ほど、殺さなければならない人間がいる
そのうちの二人の始末、可能ならば手を貸してほしい……」

【哄笑を上げながら叫ぶ青年を見据え、真剣な表情で告げる、二人の少女】
【物騒な事を、さも当然の事の様に口にする――――もっとも、青年の行為にとがめるようなしぐさを見せなかった以上、この少女たちもどこか『黒い』のだが】
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 23:18:12.00 ID:Q4WaHBeSO
>>863
なっ?!か・・・可愛く・・・なんか・・・可愛く・・・・―――

うわああああん!!アイツなんか一思いに殺っちゃえええ?!
【泣きながら少女の後ろに回り、男を指指しそんな事を泣き叫ぶ】
【普段の、先程までのクールビューティは何処へやら】
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 23:19:43.34 ID:Q4WaHBeSO
>>867
/追記
/安価>>837
/お帰りなさい!
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 23:20:13.71 ID:EqW1t/57o
>>862

え、いや……なんでも、ないです……

【またそう言われてしまったら】
【黙殺してしまうのは眼に見えていて、黙るのでした】

おにーたん?鈴音ちゃん?……えっと、そういう人と出会った記憶は無いです
ただ僕がその人の名前を知らないだけかもしれないので……

【おずおずと機嫌を伺うようにスローテンポで言葉を連ね】

その、出来れば探している人物の容姿などを教えていただければ……
もしかしたら、本当もしかしたらですけれど分かる……かも知れません

【薄々感づいていたが、やはりこの人も誰かを探していたらしい】
【自分と同じであれば協力したいでも自分なんかがそんな事して迷惑じゃないかな】

【少しの後悔をその胸中に抱きながら少女にそう伝える】
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 23:26:00.59 ID:/RI89cxl0
>>866

そうですよ、この生ごみ≠何に使うかは分かりませんが
私はただ中毒者を増やすのみですよ

それが私の任務であり楽しみですからね…

【帽子を押さえながら、三日月のように嗤う、笑う、哂う】
【歪んだ雰囲気は辺りに浸食していく】

人の殺害ですが……私見ての通りあまり戦闘は得意ではないのですが

ですが、こんな可愛らしいお嬢さん方に頼まれては断れません…

いいですよ、わたしの出来うる範囲でなら、ですがね…?

【優しく見える微笑みを浮かべ】

【それでよろしいですか?≠ニ問いかける】
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 23:27:42.64 ID:QsnpvmOqo
>>863>>867
「肉体だろうと魂だろうと精神だろうと――或いは、概念でもいいんじゃないかな。自分自身が信じるなら、それはそれで存在するんだかr――」

【奇しくも男はこの日、二度も発言を中断されられる事となる】
【一回目は、包帯の少女の膝蹴りによる物理的な事で】
【そして二回目は――包帯の少女から振り返った先にいらっしゃった、なにやら禍々しい笑みを顔に湛えている少女の姿に、本能的なものを憶えた事に起因する】
【眩しい。あまりにも、それは眩しすぎる】
【陽光も、度が過ぎれば眼を焼くように。その笑顔は、どこまでも優しく】
【どこまでも、鮮烈に映っていた】

「は、はは、いやね、ほら。僕可愛い女の子を見かけたら純粋に誉めてるようにしてるからさ、ほら、その子がやっぱり想像通りに可愛くて――!」

【なんだろ、このデジャヴ】
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 23:34:16.86 ID:qpv4OW/f0
>>870

…………
「…………」

【青年――――ハーネットの言葉に、もう一度地面に横たわる中毒者達へと視線を投げかける少女】
【バイザー越しに、外から覗かれにくいその瞳は、冷ややかな侮蔑と――――ほんのわずかな憐れみを秘めていた】

――――ならば、二人の殺害…………是非、お願いしたい
「標的は、先ほど話した――――赤いジャケットに青い髪の女、レイドと、もう一人、黒いコートに青い髪で背の高い男、ライク=ヴェルトゥス……
殺害、または確保をしてほしい」
もし成功したなら、こちらからは成功報酬を5000000出そう……それで、受けてもらえるか?

【ハーネットの言葉を受け、少女たちは具体的な話に移る】
【ターゲットの大まかな情報と、報酬――――人間一人の命の値段としては、相場の2倍近い高額の値段を提示する】
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 23:35:54.49 ID:9cHIjN9ho
>>869

そう? 言うことはちゃんと言ったほうがいいよ?

【自分勝手極まりない意見をぶち抜いて】
【首を傾げて見せるも、直ぐに表情は元に戻り】

―――ああ、ごめんごめん。言っても判る訳無いよねっ。
いやーちょっとテンパってるかな私。ハハッ。

えっと、鈴音ちゃんって子は大体身長がコレ位で。
黒っぽい服着てて、頭に幾つかの鈴か、薔薇のコサージュをつけてるかな。

【「今はもう、別の格好してるかも知れないけどね」と付け足し】
【コレ位、と手で示す高さは大体160cm程。大雑把で適当で憶測】
【えーっと、となにやら思案するように首をかしげ、頬に人差し指を添え】

――――貴方は、こんな所で何を?

【突然、話題を自分の事から相手の事へ】
【だいぶ大人しそうな印象の少年が、こんな時間に路地裏に居るというのもまた気になる】
【そんなこんなで、浮かんだ疑問を前触れ無く尋ねた】
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 23:37:16.05 ID:svbS/r9z0
>>867

(……可愛いのに。……いや、どちらかと言うと、綺麗、かな……)

【言葉には出してないが、一応気にはなるようだ】
【ただ、言葉に出したら余計に泣かせるような気しかしないので、黙っておく】

>>871

【笑顔で言い放つ。その笑顔が怖い】
【今度放ったのは言葉ではなく、槍の一閃】
【正確に、男の鼻先五ミリほど前で寸止めする程度に】
【動かないか、避けるかすれば勿論当たらない。前に出てくれば刺さるだろうが】
【……流石に、ぶっ刺さったら流血沙汰になってしまう】

……もしかしたら、言うべき時と言うべきでない時をわきまえたほうがいいかもしれませんね。

【笑顔が、真顔に塗り替えられる】
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 23:41:44.36 ID:RI89cxlDO
>>856
…“生きてる”?

【青年から言われたその一言を、小さく呟いて】
【ハッ、と息を一緒漏らすように笑い飛ばす】

…生きてるにしちゃ、死にすぎた
ぽんぽん死んで生き返って…俺の命なんざ所詮そんなもんだよ

【自分の命は、そこまで重く無い】
【死んだとしても世界は何も変わらない、誰かの生き方も変わらない】
【それじゃあ、生きてる意味もない、今はただ勝手に作った頼まれ事を成し遂げようとしているだけ】
【―――彼が思う自分の命はとんでもなく軽くて、あってもなくても変わらないくらいに、薄っぺらい】

/ただいまっす
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 23:44:09.36 ID:EqW1t/57o
>>873

あうう……

【極めて申し訳なさそうにしかし少年はただ黙って俯くのでした】
【もしかして:根性なし】

……――――
えっとすいません記憶を探りましたけれどそういった人物とは会ってませんでした
でも容姿を記憶したのでもし出会ったのなら……その、お姉さんが探していたと伝えておきます……です

【もっともその探し人の少女に出会った所で恐がらずに話しかけることが出来るかどうかは】
【正直言って微妙なラインであるのは言うまでも無く……あまり期待はしないほうが良いだろう】

あと、もう1人の方の容姿は……いいんですか?

【控えめがちに念の為尋ね】

……?あの僕は――――

【自分に向けられた質問に不思議そうな表情で顔を上げ少女を見つめて、また直ぐに足元へと視線を戻す】
【話しても良いものなのかと、悩み、悩み……】

お姉さんと同じで人探しをしているんです……

【結局は他の人にこの不安を話して少しでも楽になりたいという欲求に敵わなかったのか】
【小さな声で自分がこの場にいる理由を告げるのだった】
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 23:44:19.56 ID:/RI89cxl0
>>870

おやおやどうしました?もしかして…情が移ってしまいましたか?

そんな訳はありませんよね、まぁいいでしょう

【首を鳴らしながらニタニタと笑う】
【イマイチ掴みどころが分からない存在だ】

はいはい、レイドさんにライクさんですか、承りました…
あぁご心配なく!私、記憶力には自信がありましてね、今の情報のしっかりと…ここに

【トントンとこめかみを叩きながら微笑む】

いえいえとんでもない!報酬など必要ありませんよ…

無償≠ナ、お引き受けいたします

そんな楽しそうなショー≠ノ招いて頂いたんだ、それだけで充分ですよ

【柔和な笑みを浮かべて頷く、タダで受けると】
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 23:48:00.08 ID:Q4WaHBeSO
>>874
――――・・・・・
【少女は何とか泣き止み、涙を拭くと】
【一旦落ち着こうと深呼吸】
【そして、二人の行く末を見届けようとする。】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 23:48:51.52 ID:Q4WaHBeSO
>>874 >>877

――――・・・・・
【少女は何とか泣き止み、涙を拭くと】
【一旦落ち着こうと深呼吸】
【そして、二人の行く末を見届けようとする。】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 23:55:30.00 ID:N33agYEA0
>>875

・・・・・・なんと。

【目をまん丸に見開き、絶句する青年】

あなた生き返った人間なのですか。
いや、生き返ったものに―と言うかそのような容姿の方を人間と言っていいかはちょっと迷いますが・・・

【彼から目をそらし、軽く酷いことを言う青年】

いや、だとしても・・・
いえ、だからこそ命を軽く見ては―

【と途中まで言いかけたところで、何かに気づき】

あなた、実は相当優しい方なんじゃないですか?
自分でも気づかないくらい。

【彼の顔をしっかりと見るように目を向けた】

/おかえりなさいですー。
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/12(水) 23:57:24.50 ID:qpv4OW/f0
>>877

情、か…………そうではない
「中毒になったあげく、何かに使われると言うのなら、その末路は哀れなものだと思っただけだ……
少なくとも、もはや真っ当な人間としては生きていけないだろう」

【ハーネットの言葉を否定する少女たち】
【その冷ややかな口調には、確かに冷蔑の響きしか感じられない】
【――――憐れみと言っても、彼女たちの抱いたそれは、見下したものだった】

――――それでは、よろしくたの…………

【交渉成立とみて、そう言いかけたδだったが】

無償……?
「――――そちらが良いと言うのなら、構わないのだが…………
本当に、無償でいいのか?」

【キョトンとした表情で、そう確認する二人の少女】
【先ほどまでの機械的な冷たさや、中毒者達に見せた冷徹さがどこかへ失せた様な】
【毒気を抜かれて素が出た様な、見た目相応とも言える表情だった】

――――では、改めてよろしく頼む…………
「――――紹介が遅れましたね
我々は、この水の国に居を置くシュバルツ=L=ヴェイス様の配下…………
クローンサイボーグ:カテゴリー『リイロクローン』…………」
私はδ、ライトニングブレイダー……
「私はκ、アブノーマルデイライトと言う…………」

【交渉成立――――この段に至って始めて、自分たちの名を名乗る少女たち――――ライトニングブレイダーとアブノーマルデイライト】
【自分たちを、クローンと名乗った――――そして、シュバルツなる人物と、レイドと言う女のファミリーネームは、同じ『ヴェイス』と言う】
【――――非合法な行為にためらいはないかと大仰に確認を取った理由が、ある程度察せられるかもしれない】
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/12(水) 23:57:36.13 ID:mZq51oJSO
>>858

……えーっと、そうそう。自分にゃちょっとした野暮用が有りまして。
其方さんの店に行きてーのは山々なんっスけど、約束を破る訳にも往かないんすよね、これまた。

そんで、そのオトモダチがたった今、此処に――――。

【視線はちらちらと客引きと少女の間を行き来し、如何にも困り果てています、といった様子】
【頭の回転が速い方でも無いのか、弄する詭弁は何とも拙いというか、ベタというか】
【ぱたぱたと靴の爪先を地面に打ち付け、露骨に焦ったような仕種を見せて】
【向けられた鳶色の眼に、話を合わせて%凾ニ目配せしようとした所で】

(あわわ、今更友達のフリして下さい≠ニか言っても、どうにも……)

――――そ、そう!この人が友達の友達でして、今からソイツが待ってるトコに案内して呉れるんスよ!
あ、うん。ストレイツォっスねそうでした……生贄が神様に助け求めてどうすんです、と!そゆコトで、ありがとっしたー!

【話し掛けられて、仕舞った。どう聞いても、知人に向ける其れには聞こえない口調で】
【穴だらけの――彼女から見れば、完璧なものだったらしいが――計画は、早くも頓挫】
【咄嗟に出した代案は、やはり負けず劣らずお粗末で。見ず知らずの相手にとっては、無茶振りも良い所、である】

【そんなコトはお構いなしとばかりに、彼女はぺこぺこと客引きに頭を下げ。無理矢理にでも、話を切り上げんとしているよう】

【因みに。そんな少女の慌てっぷりの所為も有ってか、些細な言い間違いは加速度的に歪んで膨らんで】
【中の人は其処までジョジョには詳しくないので、内心どうしようとか思っていたり、いなかったり】
//済みません、遅くなりましたっ……。
//それではよろしくおねがいしまーす!!
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/12(水) 23:58:14.96 ID:QsnpvmOqo
>>874>>878
「ハッハッハッ、そいつは無理ってmはいすみませんでした以後気を付ける事にしますハイ」

【鼻先三寸、さらに言葉の途中で更に押し進められた男に、最早あらがう術はない。完全なる敗北だ】
【出来る事はない。すべきこともない。あるのは唯、判決が下るのを待つのみ】
【そんな状況の最中で男は、槍を構えてる少女の向こう。涙を拭いている少女へと、視線を向けて――】

「……ああそうそう、泣いてる時も綺麗だったよ?」

【――この男、不知命につき】
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 00:00:50.05 ID:LUqOHGKxo
>>876

あ、うん。もし何処かで見かけたら、でいいの。
私が探してたって――あ。

私、ルシア。ルシア・マリカ。
「ルシアが探してた」って言えば、通じはすると思うから。

【私が探していた、と間接的に伝えても何の解決にもならない】
【少女はとりあえず其処で自己紹介を挟み、少年に言伝をお願いして】
【もう一人の方――おにーたんについては】

ん、そっちはいいよ。やっぱり自分で探す。
安全と安心を第一に考えないとねっ。

【とのこと。安全と安心は、最後にあった彼の状態を考えての発言だが】
【何も知らないだろう少年には、恐らく何の話かさっぱりである】

……あら、貴方も人探し?
こんな時間にこんな所で、一人ってのは危ないよ?

【自分の事は微妙に棚に上げて】
【自分と同じ目的で此処に来ている人も結構居るんだろうなと思いながら】
【少女は徐に、少年と目線の高さを合わせるよう屈みつつ】
【少年を真っ直ぐ見詰め、蒼の瞳をぱちくりさせて】

【少年の背が少女以上だった場合は当然屈みません】
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 00:09:13.00 ID:D1RUnSt80
>>881

ええ、無償で構いませんよ?
言ったでしょう?これが私の楽しみだと、それは今回の依頼も同じです

まぁ、信用ならないなら切り捨てれば貴方方には損はないでしょう?

【帽子を整えながら柔和に微笑む】

【少女たちの自己紹介に少し口を歪め】

あぁ、そうゆう事ですか、いやーこれは楽しそうだ!!

では改めてよろしくお願いいたします、人形≠ウん達?

全く、イカレた人は星の数ほどいるものですね…

【皮肉を交えた言い方をしながら】
【再び丁寧にお辞儀をする】

【勘がよければ分かるが】
【この男の雰囲気、気配もリイロクローン達と同種の感覚である】
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 00:10:03.32 ID:1RUnSt8DO
>>880
超軽い命だろ、残機いくつあんだって話だよ
それに死ぬ度色々変わって、今回に至ってはこれだ、ゆっくりあの世にもいかせてくれないのかよってな
「マスターの残機が108あるとして、今は調度100くらいでしょうか」
…ぞっとしねぇ話さ

【正直、何故こんな事になるのかは解らない】
【偶然…青年が言った通り偶然も必然だとするなら、自分が生きるのも必然なのか】
【だとしたら何故こうまでして生きるのか…まったく解らない、そもそも生きるだのなんだのの哲学じみた考えは苦手である】
【まったくめんどくさい、神がこうしているとしたら終了条件の一つでも出しゃいいのに…とか考えて、ため息が出る】

…あ?
「あら」

【と、青年のいきなりの言葉に少ししかめっつらで返す】
【メイドは逆に、クスクスと楽しそうに笑い出したが】
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/13(木) 00:12:23.59 ID:HLeIs3Tg0
>>878

……涙は、人の前で流しちゃ駄目です。どうしても泣きたければ――
――この人なら、という人を、見つけてください

【涙目になった程度で何を言ってるんだか】

>>883

【無言で更に槍の穂先を突き出す】
【皮膚に触れるくらいまで。勢いは無いため刺さることは無いだろう】

……言ったこと、分かりませんでしたか?

【また、笑顔で。その笑顔が怖い】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 00:12:41.06 ID:wFOXldK6o
>>884

ルシアお姉さん、ですね……分かりました
そのような方を見つけた時にはちゃんと伝えます

【先程の容姿の情報を頭の中で反芻して刻み付ける】
【考えて見れば中々に目立つ格好、もしかしたら探す必要すらないほどに見つけやすいかもしれないが】
【そればかりは、見つけられるか否かは神のみぞ知る……である】

んう、そうですか分かりました……

【何が安全で何が安心なのか掴めず首を傾げていまいち納得の行かない様子】
【それでも強くその件について言及するような事はしない、というか出来ない】

僕も恐い時間は嫌なんですけど夜の方が探し人の反応が強くなるんです
分かってはいるんですけど……姉弟みたいな物ですから、探さずにはいられないというか……

そうだ、もしよろしかったらお姉さんも探すのを手伝って……欲しいなあ、なんて……
あ、いや迷惑ですよね……ごめんなさい忘れてください

【目の高さを合わせてくれたのも関わらず恥ずかしいのかちょっと後ずさりして瞳は見ずに】
【そしてヘタレ過ぎて言葉も詰まりがちにもじもじして、自己抹消】
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/13(木) 00:17:03.24 ID:on0GuHp90
>>885

「――――なるほど。金よりも、その行為そのものの方が価値がある、と言う事ですか」
(……さっぱりと割り切っている…………これなら、ハーネットの言うとおり…………)

【ハーネットの言葉に、笑みを浮かべながら頷いて見せる二人】
【信頼などではなく、利害で考え、切り捨てるも善しとするその言動――――自分たちの様な存在には丁度良い】

――――そう。私たちは人形……
「人形であればこそ、私たちは私達でいられる……」

【皮肉は皮肉として通らず、そのままの意味として受け止められた】
【彼女たちは、自分の人形としてのアイデンティティを、甘受している節がある】
【皮肉めいたその言い方にも、腹を立てるまでには至らなかったのだろう】
【――――だが、決して感情に類するものがないと言う訳ではない】

「――――今の世の中、何を以って正常となすか……これに明瞭に答えられる人は、居ないのではないでしょうか?」

【ふと、アブノーマルデイライトはそう問いかける】
【――――意識下で、自分たちとの類似性に気付いたのかもしれない】
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 00:22:44.54 ID:8aOSuByo0
>>886

だってそうじゃないですか。
よく死ぬだとか、どうでもいいだとか、命とかしったこっちゃないとか言っている割には、
その届け物を届けている。
たとえ押し付けられても、本当にやりたくないならそんなものすぐにでも捨ててしまっているはず。

【彼の肩にかけている外套を指差しながら】

それに、よく死ぬとか言っていますが、
例えこんな世界であっても普通に生きているだけなら死ぬことなんか早々無いはずです。
運悪く2,3回は死んだとしても。そうそう死ぬわけは無い。
そんな回数、誰かのために命を使わなければ、そんなに死ぬわけ無いはずです。
たとえ自分の頭ではそう思っていてもです。

【チラッと彼の横にいる女性に目をやり言う青年】
【言葉には出していないが、そういう様に隣に誰かがいるようにとでも言いたかったのだろう】

きっと[ピーーー]ない理由もそれなんじゃないですかな?
私は科学者でも、魔術師でもなんでもないですからそういった本当の原因はわかりませんが。
あなたは「まだやるべきことがある」のですよ。だからこそ生き続けているんだと思います。

【そう言いきった後、はぁため息をつき】

ただ、そのやるべきことが終わったあと、あなたがどうなるのか・・・
少し気になりますね。

【意地悪そうな笑顔をウィンクと共に向けた】
【死なない彼が死ぬ時の理由を考えているのが、きっと青年にとっても面白い想像なのだろう】
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/13(木) 00:24:52.54 ID:nMD3+7Dp0
>>882

……無茶苦茶です、見ず知らず多分聞かずの娘を、こんな風に巻き込んじまうなんて。
責任感の欠片も感じられねーです、想ったままに生きてやがるです、おジョーさん。

【何を思ったか、この少女―――目配せに「はいはい」と二度頷いた上で、こんな事をのたまった】
【余計な修飾までおまけして、袈裟に切り捨てるにキッパリと。明言するのは、二人の関係性が、今宵まで無かった事】
【じっとり、厭な湿気≠帯びた双眸が、残酷な正論を、眼中の両人に突き付けていた、が】

………でも、そうまでして拘る¢ヤ度。
――――実は私、嫌いじゃねぇーんですねー。

【ふとした拍子―――後ろ髪引かれる様な少女に対してのみ、彼女の眼が微笑んだ】
【口元に薄い弧を描いて、賞賛するのは、一度ならずと、諦めずに少女を作戦に利用しようとした事】
【傍から見れば、何を褒められたのか解らない、奇妙な着眼点―――薄黒の鳶たちが舞い込むのは、其処】
【尤も、丁寧さと荒さを併せ持つ…と言うよりは、何かの間違いで綯い交ぜにしてしまった口調も、負けず劣らず不思議では在るが】

(耐性…つまり、『チカラ』が在れば、面倒ですけど……)
(最悪、アルマ=イグニオ≠ナキョーハクしちまう手も無かったり有ったり……よーし、です。)

だから、援けてやったり、しちまいます。
――――≪Stasis Field≫。

【思考を巡らせながら、彼女は小走りに男へと近づいて―――その脇腹を、其々の手で挟みこもうとする】
【クレーンゲームで人形の腹を掴むのに似た、と言えば、理解の助けになる】【かは、聊か疑問なのだけど】
【若しも、成功すれば―――客引きさんは、時間の流れに取り残されてしまったかの様に、その場で何秒か停止≠キる】
【その間に、奇抜な服装のこの少女は少年の手を引いて、全力疾走。引き摺ってでも、近場の建物の影に身を潜めるようとするだろう】
【勿論、手を攫まれる前に一緒に逃げても良いし、逃げられないという結末もアリなのかもしれない、が】

【なお、この行動―――相手の能力の有無や、精神的・魔術的研鑽の度合いで、効き目が変化するらしく】
【客引きが予想に反して手練れ≠セったりしたら、大幅に威力が緩衝され、趣の違った未来が展開される、筈】
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 00:27:32.28 ID:LUqOHGKxo
>>888

ん。宜しくね、少年っ。
伝えたところで、どうなるかは判らないけど。

【だったら何故言伝を頼んだのか】
【探している、という事実が伝わるだけでも、出会った時の一種のファクターとなりうるが】
【態々そんな事を口にする必要は無いというか、なんというか】

ふむ……夜に探したほうが、見つけやすいって事かな。
だとしたら、そうだね。止める理由は無いけど、気をつけてね?

――え、いや、全然、迷惑とかじゃない、よ?
寧ろ手伝いたいというか、キミとなら別にというか何言ってんだろ私。
兎に角、迷惑なんて事はないから、おねーさんにお話してみなさいな?

【目線の高さを合わせたまま、後ずさりされた分も含めて少年に摺り足で接近】
【其の侭両手を伸ばして、少年の両肩を掴もうとする】
【その間も少女は、少年の顔を真っ直ぐ見詰めたまま】
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 00:30:30.17 ID:2YCffkwSO
>>887
うん・・・でも・・・私、そんな人いない・・でも頑張ってみる・・・

反省の様子無し・・・・有罪だな・・・コイツは・・・私が罰を与えるよ、私にはコイツにピッタリの罰がある・・・・。
【彼女は男の言葉にそう有罪宣告を呟く】
【落ち着いたからか、その言葉には先程までの冷たさが少し戻っていて】

・・・・アンタは、少し口が軽すぎた、言う言葉、言葉が軽々しすぎる・・・だから――――・・・・


―――――『言葉の重みを知りな。』
【少女の口からその言葉を告げた途端、男に上から突然、力が襲いかかる】
【それは――――『重力』だ!!】
【未だ何とか堪えられる程度だが、立っているのがやっとだろう】
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 00:34:29.25 ID:D1RUnSt80
>>889

我等人形故に我等あり…ということですか…

いやはや素晴らしい!否美しい!これほどの美しい人形を作り出すとは!

ぜひ何時か貴女方の生みの親であるお方ともお会いしたい!

私の新しい容器≠熏って頂きたい!

【いきなり歓喜の叫びを上げる、両手を広げ、空を見上げて】

【本来ならいつも通りの楽しみの依頼だったが】

【これほどまでの完成度を誇る人形を作りし人形師に興味を抱いた】

何をもって正常ですか…これは難しい質問ですね…

まぁ私から言わせれば、外見∞存在∞立場

これらはただの自己を認識、定義するためのケースのラベル≠ノすぎない…

肝心なのはその中身…魂≠フありかたですよ…

その点貴女方は素晴らしい!素晴らしく正常≠ナす!まぁこれも…

私と言う概念≠ゥら見ればですがね…

【帽子を深くかぶり、少し口元を歪める】
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 00:38:18.35 ID:wFOXldK6o
>>892

出来る限りの事はしようと思います……

【基本的には従順な子供らしい】
【優しいフリした悪い人とかが天敵かも分からない】

はい、死なない程度に……お気遣いありがとうございます

【他人から心配された事は数える程しか無いから】
【少女のちょっとした言葉でも嬉しくて、表情は緩み微笑んだ】

そうなん……ですか?……
あの、それじゃあお願いしたい……です……わっ

【今までとは違う、嬉しさ隠しの為に俯いていて少女の接近には気づかず】
【人影が近づいてきたなあ、と思った頃には射程範囲内(?)で】
【逃げることも出来ずに両手が肩に触れた事に驚いて声を上げる】

えと、えっと……その――――

【肩を竦めてしどろもどろになって何をすれば良いか分からずに】
【潤んだ瞳であわわわわと少女を見つめ返す】
【じょうたい:こんらん】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 00:42:57.82 ID:1RUnSt8DO
>>890
…はっ、何かの為に…ね

…そんなに立派に死んだ事があったかは忘れたが、そんなもん褒められた事でもねぇよ
どう死んだって、何をして死んだって、死にゃあ全部同じさ
俺はこんなんでまだ生きてるが、あのまま死んでたってきっと何も変わってねぇだろうよ
優しさで死んでも、何の意味もねぇ

…それに優しくもなんともねぇよ、自分勝手なだけだ
自分で勝手に助けた気になって、自分で勝手にいい奴気取ってんだよ
そうでもしなきゃ、俺みたいな存在は誰も見てくれねぇ、暗闇深くにいる奴は精一杯自分を見せないと誰にも見付からず埋まってくんだよ
…それがきっと怖かったから、頑張って自分を周りにアピールしてるだけだ、優しくなんてねぇよ

【例えば、遠く離れた星が目立とうと精一杯光を放つように、そうやって彼は自分と言う物を周りにアピールしている】
【何が怖いかは解らないけど、自分を周りに見せて、忘れられないように】
【心の表面では諦めて、奥深くでは諦め切れなくて】

…さぁな、自爆特攻でもして死ぬんじゃねーの?

【「知ったこっちゃねえ」、そう言って彼は首を振った】
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 00:50:47.99 ID:8aOSuByo0
>>896

自爆特攻ですか。なんかそっけないあなたには似合いそうだ。

【ハハハと、冗談っぽく言い】

でも、そのあなたの考えを聞いていると・・・
実際のところなんかゾッとしますね。
自分と似たような考え方をしているところが。

【目を細めて静かな笑みを浮かべた】

私は―死んでから確実に、変わりましたよ。
俺は死ぬことによってもう一度人生をやり直せるようになったから。

【最後の一言、その一言だけは今までと少し変わった雰囲気を出して喋った】
【まるで姿かたちは今までの彼だが、中身はまったく別の人のように】
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 00:50:48.71 ID:LUqOHGKxo
>>895

無理しなくてもいいのよ? 伝えてくれるだけでいいから。

【大事なのは既成事実だよね】
【呟かれる言葉は何処か可笑しいし、小さい声は至近の少年にも届くかどうか】
【届かないほうがいい、という選択肢もある】

如何致しまして。
ちょっと傷付くのも、出来れば控えたほうがいいからね。

【基本、弱々しい相手には優しく接しようとしているらしく】
【子供を相手にするような、頑張って優しさを表現したような声音で】
【諭すように、言い聞かせるように、言葉を紡いで】

――――じー……――――――。

【擬音を自らの口で表しながら、潤んだ瞳をじっくり見詰めている】
【慌てている少年の様子を楽しんでいるのか、はたまた別の何かか】
【悪意があるのか判りづらい分、余計に厄介である】
【因みに、振り払おうと思えば簡単に振り払える】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/13(木) 00:51:26.38 ID:on0GuHp90
>>889

…………?

【そのハーネットの歓声、少女たちにはどうにも解せないものだったらしく】
【二人揃って顔を見合わせると、首をかしげる】

「――――ラベルではなく、その中身……ですか」

【その答えが気になったのか、口の中で復唱するアブノーマルデイライト】
【そうなのだ――――いかようにでも人が変化をするこの時代、絶対の尺度と言えるのは、変わらぬ本質ただ一つ】
【しかし、それは簡単に仰ぎ見れるものではなく――――その意味では尺度としては失格ですらある】
【それでもなお、その言葉は真実を指しているように思われて、ならなかった】

――――いくら心があると叫んでみても、奇跡が起こらない限り、ピノキオは永遠に人形のままだ…………

【称賛を口にするハーネットに、そうつぶやくライトニングブレイダー】
【どうにも、その言動には芝居がかったものを感じる】
【故に、その言葉も彼特有の大げさな表現と取れたが、それでもなお、思うところがあったのだろう】
【クローンに、そしてそこから改造されたサイボーグにすぎない自分たちの存在は、正常も何もないのだと】

――――それではハーネット、先の件、どうかよろしく頼みます
「我々は、あなたと協定を結んだ事を、主に伝えなければなりません…………これで、失礼します
有事の際には、ヴェイスグループへ連絡を……では――――」

【先ほどの『依頼』の件について、軽く確認を取ると、二人はその場から立ち去る】
【確かに、末端の戦士であるはずの彼女たちとの間の約束。それは上の人間に伝えなければならないだろう】

【――――家族で、血を分けたもの同士で殺し合う現実】
【それもどういう価値を持つ行いなのか――――この時代では、絶対的な評価は、下せないだろう】

/すいません……そろそろ眠気がしんどいです
/少々強引ですが、これで〆させてください。乙でしたー!
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 00:52:01.18 ID:2YCffkwSO
>>893
/度々すいません、追記です。
>>883
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 00:52:54.20 ID:2ZMtRSfFo
>>887>>893
【突き出された穂先、降りかかる重力】
【上から掛けられた力による体勢の崩れが、そのまま槍への負荷となり男の喉元に一筋朱を彩る】

「『言葉の重み』、ね……成る程解ってるさ。なにせ僕は、軽口妄言戯言なんでもござれだから――ねっ!」

【ジャラリ、と男の袖口から一条の鎖が伸びた】
【それは男を挟んで少女達の反対側、路地裏の出口へと伸びる方角へと真っ直ぐに向かい、其の先で何かに絡みついた音がした】

「とはいえ、流石に可愛い女の子二人からこうも攻められたら、流石の僕も心苦しいんでね。悪いけど、ここはお先に帰らせて貰うよ。じゃあ、またどこかでね」

【精一杯の力を込めて、重力下の地面を蹴り後方へと軽く飛ぶ】
【そのまま、鎖に引かれるようにして、男は闇の中へと消えていった――】

/すみませんがそろそろおちますねー
/絡みありがとうございました−!
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 00:54:05.56 ID:D1RUnSt80
>>899

乙でした!
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 00:55:08.91 ID:2YCffkwSO
>>901
/乙したー!
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 00:58:54.36 ID:wFOXldK6o
>>898

はい、自分の出来そうな事とそうでない事の区別はついています
だから大丈夫です……

【同じく小声で「多分」と言ったが】
【これも聞こえなければ良い類の言葉か……】

分かりました、出来るだけ……ですね
でも……でも人は痛み無しでは生きていけないですよ……

【今までYESばかり言ってきた少年が珍しく反論めいた事を】
【躊躇うような口調で揺らぎながらも主張するのだった】

うー……嫌がらせですか?やめてくださいよう……

【萎縮も萎縮、大萎縮である】
【自分から振り払おうとしないのは、もしそれをしたら怒られそうだから】
【どうあがいてもチキン】

えっと僕の探し人はですね……
僕と同じくらいの身長で、髪が長くて白くて、瞳は同じ金色でぼうっとした感じの半開き
白いローブを羽織ってます、あとは首にチョーカー?をしていました

【とりあえず少女の注意を自分から逸らすのも含めて探し人の容姿を伝えるでした】
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 01:00:17.24 ID:1RUnSt8DO
>>897
…はっ、奇遇だな…お前も俺と同じ人生観かよ
…命は大事にするもんだぜ
「マスターが言えた事ではありませんね」

【自分で自分の命を軽く言っておいて、他人には命を大切にとの事】
【青年の言う通り優しい…のかもしれない】

…成る程、何処もかしこも似てやがんな
…っは、まあいいか

【一瞬、ほんの少しだけの変化、それを彼の耳は目は逃さない】
【…からと言って何か問い詰める訳でもないが】
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/13(木) 01:01:21.59 ID:HLeIs3Tg0
>>893

……探せば、きっと見つかりますよ。何処かに

【そのきっかけは、分からないけれど】
【言葉のどこかに、優しさが混じったような気がした】

>>901

あ、また最後に――って、私は可愛くなんか無いですってば!

【空振った状態になった槍を振り回して叫ぶ】
【もっとも、槍にちょっと付いた血を飛ばすためでもあるが】
【その槍をどうすることも出来ず、仕方なく背負いなおした】

/お疲れ様でしたー
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 01:09:05.56 ID:bDdsmHTSO
>>891

……さ、さぁ?何のコトでしょーか、自分にゃさっぱり判りませんで……。
そりゃまあ自分は風の向くまま気の向くままの旅烏っスけど、見知らぬ人を引っ張り込むなんてぇとてもとても。

【伸ばした手をばっさりと切り落とすよな言の葉に、あははー、と知らず掠れ笑いを零しつつ】
【じとりと湿った双眸から、そろそろと視線を逸らせば。自然、先程まで二人の中間点を彷徨っていた視線は、客引きへ】
【覆水は盆に返らず、吐き出した嘘もまた然り。息を飲み込めど、事実が消えて無くなる訳でもなし】

【して、如何切り抜けた物か。右往左往、双眸を泳がせつつ思案するも、浮かぶ案は胡乱なものばかりで】

――――ま、マジっスかー!?

【そんな中、唐突に伸ばされた救いの手。切って捨てられた物とばかり思っていたからか、喜びもまた一塩】
【理由が少しばかり風変わりだろうが、知った事ではない。何だか判らないが良かった、と口許が俄かに吊り上がる】
【「やりぃ!」と感情を隠しもせずに呟き、今にも小躍りを始めそうな様子だが。そんな暇が無いのは、流石に承知していたようで】

(あらら、ひょっとするとあの娘も――――?それじゃあまあ、拙いながら手助けを、と)
(元は手前で撒いた種、助けて貰って任せっ切りじゃ、櫻の名前も廃るってもんっス)

――――えいっ。

【一方、話に取り残され気味だった客引き。「ちょっと待って」と不服げに、声を張るも】
【それなりの心得が有るのか、こういった場合≠ヘ様子見に回る方がいい、と】
【彼女の両手を避けようとして、然し、彼は飽くまでそれなりの域を出ず】
【兎宜しくぴょんと一飛び、逆に%ヲがすまじと足を踏んづけに――それも、小指――来た、もう一人の奇襲には、反応為らず】

【出来損ないのスウェーバックのように、真後ろに反らした上体。だが回避は失敗、あっさりその場に釘付けに】

それじゃ、二人仲良く崖落ちと往きますかー、っと!

【彼女は少女に手を引かれ、予想以上の健脚で、尻尾を巻いて逃走した】
【それを言うならば駆け落ちだろうに、とは、やはり誰もツッコまない。いやはや、都会とはせちがらい物である】
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 01:09:53.63 ID:8aOSuByo0
>>905

ははは、ほら、そのさりげなさがあなたの優しさなんじゃないですか。

【彼の気遣いのような言葉、それを耳にして自身たっぷりに言った】

それに、お嬢さんも言ってますが、あなたも命を大事にしてくださいね。
人生エンジョイしないとね。

【ウィンクを二人に向けしながら、格好をつける】

では、とりあえず、魔術協会、もしくは連合についてなにか情報が入りましたら―
再び会うことがあれば、お伝えしますね。
その頃にはもう届け物は届け終わっていると思いますけど。

【服の中から先ほどの本を取り出し、本の中にメモを書き込んでいった】

そういえば、お名前を聞いていませんでしたね。

【ハハハ、言いながら二人に向かって聞いた】
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 01:11:35.05 ID:2YCffkwSO
>>906
・・・・ありがとう・・
【少女は優しさを感じて】
【そう礼を告げる】

・・・・ちっ、逃がしたか。
次あったら止め指してやる・・・
【男が去った後そんな恐ろしい事を呟くと】
【包帯を拾い、また顔に巻き出す】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/13(木) 01:16:21.64 ID:HLeIs3Tg0
>>909

次に会ってもそのままのようだったら呼んでください。止めをさす手伝いくらいなら出来ますよ?

【勿論、冗談】

……ところで、その包帯は……何なのですか?
……えー、と……

【「隠す必要の無い顔つきだし」とは、流石にストレートには言えない】
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 01:19:19.33 ID:1RUnSt8DO
>>908
…いや、別に調べなくてもいいんだけどな
…まあいいか

【やれやれ、とため息をつきながら左手で頭を掻く】

…名前ね…悪卯…悪い卯って書いてあくうだ

「私はマスターのメイド、ヨミと申します」

【怠そうに名乗る傍らで、メイドが頭を下げた】
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 01:19:59.85 ID:LUqOHGKxo
>>904

そ。それなら大丈夫ね。
何処で会ったかとか、そういうのは伝えなくても良いから。

【首を縦に振って、納得したと表現】
【少年の小声は聞こえなかったらしく、蒼の瞳をぱちくりさせて】

そういわれるとそうかも知れないけど。
それでも、進んで傷付きに行く事は無いんだからね?

【貴方が傷付いたら、悲しむ人も居るでしょう?】
【首を傾げるようにして少年の顔を覗き込みながら】
【内心では(うわー可愛いなー)とか思ってる辺り危ない】

嫌がらせなんかじゃないよ。
でもほら、お話するときは相手の顔を見ながら。
コミュニケーションの基本っ。

【肩に添えた手を少年の顔へ、頬へと滑らして行き】
【両手が頬に触れれば、其の侭顔を此方に無理矢理向けようとする】
【どうやら意地でも目を合わせて欲しいらしい】

えーっと…………ん、覚えた。大丈夫。
それで、その子には誰が探してた、って伝えればいいかな?

【少年の言う探し人の容姿、特徴をしっかりと記憶し】
【その上で、遠回しに自己紹介をせびってみた】
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 01:25:17.86 ID:8aOSuByo0
>>911

悪卯さんとヨミさんですか。
悪そうな名前ですね!

【名前のメモを取りながらわざとらしく言う青年】

お―、私の名前はアルベルトと言います。
よろしく。

【ニコッと、清清しい笑顔を向けた】

調べなくてもいいと言われましても、
まぁ、私も色々調べることがありますし、ついでと言いますかそんな感じですよ。

【ガイドブックのような本を閉じ、服の中にしまいながら】
【なんとも中途半端にはぐらかした】
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 01:29:07.98 ID:2YCffkwSO
>>910
え?えぇと・・・
【少女はそう言いながら、】
【頬を抑える、そこは先程竜の落とし子の入れ墨が在った位置だ。】
【どうやら隠す理由はそれにあるらしい】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 01:33:25.22 ID:1RUnSt8DO
>>913
…ついで、ね
…まあどうでもいいや、調べるんなら頑張れ
「素直じゃないですねマスター」

…じゃ、俺はもう行くわ。自分でも探さなきゃなんねーし
じゃーな、アルベルト

【バサリ、耳とコートを揺らして振り向いて】
【ヒラヒラと左手を振りながら歩きだした】
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/13(木) 01:33:51.05 ID:HLeIs3Tg0
>>914

……? ……ああ、刺青、ですか。
でも、それだけで顔中隠さなくてもいいとは思うんですど……

【やや困ったような笑顔を浮かべて】
【隠すものは、刺青だけでいいはずだ】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 01:34:59.46 ID:wFOXldK6o
>>912

え、それは伝えなくても良いんですか?
……いえお姉さんがそう命令するなら拒否する理由もないんですけど

【本当に探しているのなら自分が探していた場所を伝えた方が遭遇率は上がるだろうに】
【それとも彼女に何か考えがあるのだろうか?何にせよ無理矢理納得することに】

――――――――

【心の中に何かを溜め込んでいるのか】
【少女のその言葉に答えることはせずに黙る、或いは無言の主張なのかも知れない】

うぅー……確かにお姉さんの言う事は正しいですけど
(まだ人に慣れている訳じゃないんですよう……)

【触れられてむにぃ、と頬が手の形に柔らかく歪む】
【困ったように眉を曲げて唇を噛み、見つめ返す……やっぱり恥ずかしさと恐さで10秒も保たないんだけど】

はい、もしも会えたら……多分会えないかもしれないです
僕の探知網には彼女の反応はあるのですけど、霞がかかったように分からなくなるんです
もしかしたら特殊な結界の中に閉じ込められているのかも……

【少年が探している彼女は今、とある廃墟】
【無造作に、捨てられた人形のように転がっている……およそ一般人には見つけにくい結界内で、である】

だからお姉さんが彼女に出会えなくても、気にしないでください
お姉さんが悪い訳じゃ無いです……から……

【一通り説明した後で今日一番に申し訳なさそうにじっと少女を見つめて】
【頭を下げて謝った】
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/13(木) 01:35:18.97 ID:nMD3+7Dp0
>>907

【この少女に格闘戦の心得は有るが、発揮する準備は整って居らず、放ったのは即興的な技】
【回避≠ウれるかと思って、内心舌を打ったが―――ひらり、飛び込んで来た的確なフォロー】
【「人を引っ掻き廻す才能」が有るな、と。急ターンし遁走する際に少女に向けた視線には、品定めの意図が隠れていた】

ぱっふ……良い感じでした、杭打ちみたいなストンピングだったと思うです。
でも、エクストリーム高飛び込みはしちまいたく無いー……。

…だって私は、淡水の方が好きですもん。

【鰻の寝床の様な、狭苦しく暗ったるい、ネオンライトと人の眼と言う『網』の隙間に潜り込んだ彼女】
【重ねた手をするりと外すと、代わりに膝に手を付いて、乱脈な呼吸を整えて】
【少女の奇襲攻撃と、自らの『能力』のコラボレーションを比喩しながら、また変テコな言葉を接いだ】
【何かしら可笑しい事を言わねば死ぬ呪いでも掛かっているのか、という勢いだが―――本人の雰囲気は、至ってさっぱり】
【恐らくは、周囲の視線も聞き耳もどこ吹く風で、何時だってこんな調子なのだろう】

………で、何の話でしたっけ。
スケープゴート?スーパーカミオカンデ?ストライクノワール?

……当ててる自信は全くもって無いですけど。
おジョーさんを助けて完結する話じゃ、無かった気がしちまってならんのですよ。

【――――スで始まれば良いってもんじゃ無いだろう^q^】
【ひとたび言葉の流れを断って、仕切り直して。冗談めいた言葉の所為で、その行動をリピートする事と成ったが】
【先よりは親切な態度で、こんな事を尋ねてくると言う事は、好印象を獲得できた、と言った所だろうか】
【或いは、話を始めれば突き詰めずには居られぬ、彼女の性質に依るのかも知れないが―――それは、兎も角】
【此処までと較べれば、幾分柔らかさを帯びた鳶色が、少女の姿を、文字どおりに観察していた】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 01:37:21.55 ID:8aOSuByo0
>>915

えぇ、また。再び出会うときは世界が平和になったときにでも。

【歩き出す二人を見送り、青年は彼らと逆方向に歩き出した】

あの二人、価値はありと・・・・・・

【誰もいない路地にて小さく呟いた】

/おつかれさまでしたー!
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 01:40:40.31 ID:1RUnSt8DO
>>919
/乙でしたー
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 01:50:55.62 ID:LUqOHGKxo
>>917

ん。路地裏うろつかれても怖いというか、危ないもんね。
もし伝えるなら、「公園で見た」とでも伝えておいて。

【その方が色々安全だもんね。と小さく微笑み】
【そもそも伝えたとして、向こうも探してくれるかは別問題だが】
【其処までこの少女は物事を考えては居なかった】

――――――?

【当然、少年が言葉を発しなければ意思は伝わってこないため】
【少女もまた、少しの間を空けて小さく首をかしげ】

――うわぁ、何だろこれ可愛いかも。

【思わず本音が零れる】
【目が合えば笑顔を作り、目を逸らされれば微笑みに崩し】
【それでも、少年を見るのは止める事無く】

結界の中……ふぅむ、魔術的な要素が絡むとしたら、あの子の手も借りたいかな……?
ん、とりあえず、余程探さないと見つからないって事ね。了解したよっ。
色々な場所を探してみるよ。人の少なそうなところとか、ね。

だから、そんなに謝らないで?
まだ何も始まってないんだもの、謝られても困っちゃうよ。

【頭を下げる少年に対し困ったように眉を下げ】
【苦笑いを浮かべて、右手を少年の頭へ乗せようとする】
【もし乗せることが出来たら、其の侭頭をなで始めるだろう】
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 02:07:52.22 ID:GaWXOhISO
>>921

あ、その人のことを想って……分かりました
(この人は優しい人かも……知れない、です)

【友人なのだろうか、その辺りの事は詳しくは知らないけれど】
【探し人を想ってのその言葉に少年は彼女に対する警戒を解き始めたのだった】

……?可愛いって何がですか?

【お約束とばかりにその言葉が指す物が分からずに首傾げ】

あう……でもでも、本当についで程度に探していただけるくらいでいいので大丈夫なので
お姉さんもお姉さんの用事がありますでしょうしっ
だからその……うぅ……

【警戒を解いて信用し始めた途端に自分達の事で迷惑を掛けるのが不安になった】
【優しい人を傷つけたりしたら嫌だから】

だから……その……?
……わ!?

【頭の上の優しい感触に声を上げる、なかば習性みたいなものなのか目を瞑って】

んう……ふ…ぁ……

【もっと撫でろとばかりに背伸びをしながらぐいぐい頭を手に押し付け】
【気持ち良いのか恍惚の表情を浮かべ、口からは甘い溜め息が】
【少女が手を離さない限りは全く手を除ける仕草はしないだろう】


/ちょっと携帯から失礼しますっ
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 02:24:26.55 ID:LUqOHGKxo
>>922

判ればよろしい。
キミも、あんまり路地裏とかうろついてちゃダメよ?
怖いお兄さんに食べられちゃうんだから。

【強ち間違っていない】
【確りと目の前の少年に対しても言い付けつつ】

いや、こっちの話こっちの話。
気にしないでいいからねー。

【なんて言いつつも、現状を地味に満喫していたり】
【顔が非常にほくほくしている。にやついている。気持ち悪い】
【首を傾げる仕草も逃さず網膜に焼き付けて】

うん、私の用事で探すから、気にしなくてもいいのよ?
他の子も探すけど、その子も探す。それでいいの。

【どうも不安そうな少年の様子を感じ取ったか】
【ぽんぽん、と軽く少年の頭を叩いてから】
【髪を梳かす様に指に力を篭め、此方に押し付けられる頭を撫で続ける】

【割とこういう状況が好きな少女は、特に何もない限りずっとこのままだったり】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/13(木) 02:33:02.83 ID:bDdsmHTSO
>>918

【向けられた視線に気付けば、お道化た風にぺろりと舌を出して。先程までの慌てぶりが嘘のよう】
【こういうノリの良い手合いは、風が此方に向けばすっかり息を吹き返すようで】
【水を得た魚、という表現がしっくり来る、と言った所だろうか――いやはや、随分良い性格をしていた】

正しく釘付け、ってワケっスね。でもパンチが今一つかな、足だけど……そう、ドライバーみたいに捻れば良かったかも。
飛び込みってえとアレっスね、この冬は膝を抱えて半回転、頭から行くのがアツいらしいっス。

……まあ確かに淡水じゃ行けやせんか、氷の所為で頭がマッシュポテトみてーになっちまう。
淡水で楽しみたい方は夏まで待つのが得策、っスねぇ……うんうん。

【安全地帯に逃げ込めば。息を整えるのもそこそこに、立て板に水とばかりに相槌を打つ】
【曰く、まだ足りなかったらしいが、そこまで行くと少々客引きにも酷だったろう――兎にも角にも、上手くいったと】
【こういった所には侭有るゴミ箱の蓋の上に鎮座した、残飯漁りにでも来たらしい黒猫と戯れつつ】
【更に続けて、取り留めもない言葉を紡ぐ。半ば口から出任せのようなものだが、当の本人は大真面目にうんうんと頷きながら】
【合わせている≠謔、な様子は見られなかった。そもそも、このマイペースな少女にそんな芸当は無理だろう。素だ】

――――取り敢えず、有り難うっス!

して、どうでしたっけ、ね……すあま程に短くは無かったし、スで始まるメリー・ポピンズの魔法の言葉程長くもない。
スケープゴートは間違い、ニュートリノは捜して無いし、……スローフード?スターゲイザー?

…………どうにも迷うっスね、単語二つの組み合わせだった、ってコトしか。
うん、でも確かに、そこら辺はスゴく大事だったような気も、しなくも、無い……かも。

【なんか、噛み合っているようないないような――――^q^】
【さておき。此方も助けて貰ったのだから、印象が悪くなろう筈も無し】
【恩知らず、という訳では無いようで、折り目正しくぺこりと一礼し。それから、また話に移る】
【大事だったのかどうかはさておき、一旦気になり出すと放っては置けない性質らしく――――】

【琥珀色をした円な双眸を細め、緩く首を傾け。少女ににっこり笑いかけつつ、そんな事を】
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 02:36:51.54 ID:wFOXldK6o
>>923

(……恐いお姉さんになら飼われています、ごめんなさい)

【少女の忠告はちょっとばかり遅かった。少年はなんだか遠い目をしていたとか】
【彼が誰に飼われているかなんて彼の口から出る事は無いのだろうけども……】

そう言われると逆に気になりますよう……・

【何がそんなに楽しいのだろうか、よく分からない】
【でも撫でられるのは気持ち良いからまあいいかな、なんて】

それなら僕は何も言えませんけど、お姉さんも怪我とか無茶は駄目ですよ?
これは何度も言いますけど駄目です、怪我はノーチャンスです

【最低条件として「怪我をしない事」と提示する、それに準ずる行為も】
【叩かて「わ……わ……」と驚きと喜びの混じった声】

【するすると髪を解していくような感触は純粋に気持よかった】
【そんな素敵な時間を5分くらい楽しんで】

ふあぅ……――――

【気持ち良さからか目がトローンと、麻薬の中毒反応みたいに見えなくもない】
【実際撫でられ中毒っぽいけども……】

――――あう、……お姉さんそろそろ手を離して欲しいです
何だか色々と危ない気が、してですね……それにもう夜も遅いですし――――

【ヤバイヤバイと首を左右に振りながら意識を戻して】
【少女、ルシアに手を離してと懇願――自分からは振りほどきません絶対に】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 02:55:19.03 ID:LUqOHGKxo
>>925

…………?

【少年の見せた遠い目に気付いて瞳をぱちくり】
【然し、何も判らないので小さく首をかしげるに留め】

んー、いやー、気にしなくていいのいいの。
可愛いものは可愛いって事。

【撫でてる側の此方が非常にご満悦である】
【なでなでしつつ、気にしなくていいよ、と呟く】
【細かく詳しく解説する積りはどうも無いらしい】

大丈夫、無理も無茶もしないから。
私に出来る範囲で、私に出来ることをするの。
キミと同じなんだからね。

【怪我をしない。それに関しては何もいわないが】
【無茶はしないよと約束し、少年の発言を引き合いに出す】
【実際、現場に遭遇しないと何が出来るかも判らない訳だが】

んー………、――――。

【可愛いなぁ、と只管思いつつ、偶に音として漏らしつつ】
【只管只管、少年の頭を狂ったようになで続けて】

――――――はっ。そ、そ、そうだね、そうだね。うん。
ごめんごめん、ちょっと別世界にトリップしかけてた。うん。

【少年の言葉に漸く意識を取り戻したようで、ぱっとなでていた手を止め】
【頭からは手を離さず、添えたまま】

お別れの前に、貴方の名前、教えて欲しいなっ。

【にっこりと笑顔を浮かべ、少年の名を尋ねる】
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 03:02:08.58 ID:wFOXldK6o
>>926

――――――――

【世の中には知らない方が良い事もあるそうです】
【…………多分】

兎に角無茶は駄目駄目です、ね?

【念には念をというヤツだ】
【優しい人には幸せになって欲しいから……】

あう……僕の名前はクロタって言います
ただ単にクロタ、です。よろしくお願いしますルシアお姉さん

【そうして見せるのは満面の笑み】
【この出会いを喜ぶように顔を、表情を綻ばせて】

それじゃあルシアお姉さん、僕はそろそろ帰りますね
なんだか撫でられて眠くなってきちゃったし……

【むにむにと瞼を擦り欠伸を咬み[ピーーー]】
【でも頭から手が離れるまでは歩き出しません】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/13(木) 03:03:09.20 ID:nMD3+7Dp0
>>924

……確かに、やるなら徹底的に遣りたかったと言う気持ちは解っちまいます。
私なら、どてっ腹にブッ刺してドーン、と往きかねねぇのが聊か問題かもですが、それでも、です。

塩水より、きれーな水の方が良いんですよ、身体に良く馴染むと言うか、馴染んでも大丈夫、と言っちまいますか…。
凍っちまうってのは盲点でしたねー、専ら不凍湖や沼と縁が有るですから。

【客引きの人権を認めていない、とも取れる口ぶり―――何を刺して何がドーンかは不明だが、物騒さは想像に難く無かろう】
【『水』についても、此処までと較べると曖昧で淀んだ言い方だが、強い拘りが有る様子で、緩んだ唇が紡ぐ語りは愉しげ】
【そう言えば、白衣を脱げば、今すぐ水辺に佇んでも異和感の無い服装である―――季節を考慮しなければ、だが】

【露出した指を舐められたくないのか、黒猫が寄ってくると、じり、と僅かに後退した】
【――――問題はむしろ、隙間風として研ぎ澄まされた北風を、この服装でモノともしていない事、かもしれない】

スローフードはいい考えだと思います、食事に拘っちまう事はプロの第一歩ですから。
ただ、素粒子とソーラーセイルはちぃーっと遠く離れ過ぎたですね……えー、と。

【相手の言葉に一々個人的な評価を与えながら、笑顔に答えるべく、言葉を転がした】
【此方も、何となく大事な気≠ヘしている―――それを思い出せなければ、数日はしこりに成る気がしてしまう】
【多少のメタ発言を含んだ台詞を中途で終えて、ゴーグルのフレームを、とんとんと右手指で叩いて】

そうだ………ストレイ、キャット……。
つまり、迷い猫になっちまってるんです! ……おジョーさんが。

【大袈裟な身振りでこの邂逅の記憶を巻き戻し再生し、脳裏を掠めたのは、結局自分の台詞】
【ただ、盛大に過程で躓いて不格好には成っているものの、なんやかんやで其れなりの結論に辿り付く辺りは、優秀なのだろうか】
【合点が往った、と。面白い事になっている、と。彼女の唇の端が、微細な吊り上がりを見せた】

/申し訳ございませんが、そろそろ眠気がレッドゾーンなので、延長か終了をお願いしたいのです!
/詳細は、舞台裏の>>261をご覧頂ければ…
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 03:11:39.43 ID:LUqOHGKxo
>>927

……ん。無茶はダメ。キミも、ね?

【相手の言葉を聞き、受け入れ、同じ言葉を返す】
【単純な意思疎通。優しい少年の心に応えるように】

クロタくんね。覚えたっ。
よろしくね、クロタくん。

【笑みには笑みを。満面の笑みに、返した笑みは優しさを含む笑み】
【子供の笑顔を喜ぶ姉か、そんな感じの表情】

ん、そだね。もう遅いし、危ないからね。
私もそろそろ――怒られかねないし。

【頭に載せていた手を滑らせて、少年の耳、頬と撫で】
【最後にくしゃくしゃと少年の頭を撫でて、ようやっと手を離す】

――――――それじゃ、クロタくん。
また機会があれば、今度はもう少し明るいところで会おうね。

【そういって、別れの挨拶と共に其の場を去ろうとする】
【出口まで送っていく、なんて考えは思い浮かばないようで】
【特に何も無ければ、手を振って去っていくだろう】
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 03:23:21.52 ID:wFOXldK6o
>>929

…………はい

【こくり、と一回頷いて】

えへへ、よろしくお願いします……えへへ

【照れ照れと恥ずかしそうに頬を掻いた】
【お姉さんが出来たみたいで嬉しかったようで】

はい、それじゃ――――うあ、擽ったいですよう
あ……――――

【もう殆ど心を許しているのか笑顔がデフォに】
【耳と頬と撫でられて擽ったいらしく身を縮こませ】
【最後撫でられて、そして離れた手を名残り惜しそうに見つめて】

そうですねお昼の方が気分も柔らかくなるし……
僕もまたお姉さんに会いたいですから、それじゃあまた会いましょうね!

【別れ際に抱きついて、なんて積極的な事は出来ないけれど】
【でも抱きつかなくてもなんだか暖かかったのでそれで十分】

【少年も手を振り返しながら小走りに夜に消えていくのでした】

/この辺りでしょうか
/夜遅くまでお疲れ様でしたー!
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 03:29:12.02 ID:LUqOHGKxo
>>930
/お疲れ様でしたーっ
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 07:48:05.76 ID:2YCffkwSO
>>916
恥ずかしい・・・ってのもある。でも何より、この入れ墨は――――・・・・
【そこで、彼女の口が止まる】
【何があったかは分からないが、どうやらこの入れ墨については明かせぬ事があるようだ】

―――・・・・私ももう行くね、
私、紗月って言うんだ。今日は色々とありがとう、じゃあ
【彼女は立ち上がってそう告げると】
【その場から立ち去っていくのだった】

/もう眠気がヤバいので落ちさせてもらいます
/乙でしたー!

//すいません。朝起きてみたいエラーで書き込まれてませんでした。
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/13(木) 16:03:54.91 ID:HLeIs3Tg0
>>932

……? ……まあ、余計な詮索はしないようにしましょう。

【流石に興味は湧くが、先ほどあんなことを言い放った手前、聞き出すような真似は出来ない】
【言うべき時と言うべきでない時は、流石にこの場だけでもわきまえなければ】

お礼を言われるようなことをしましたっけ……? まあ、それは置いておくとして。
私は……リライズです。それじゃあ

【名前を告げて、立ち去る少女を見送って】


……あ、出口聞いておけば良かった……

【やっぱり迷子のままなのだった】

/気づくのがこんな時間になりましたがお疲れ様でしたー
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 19:50:03.88 ID:7kyyVFygo
【 水の国――路地裏 】


【生物が饐えたような匂い、『魂の抜けた』様に座り込む人々】
【そして――――今宵は、争いの音≠ェ響き渡っていた】



   【―――――― ガ キ ィ ン <b!!!】



          ―――チィ………ッ!!!



【「金属とコンクリート」がぶつかり合う音と共に、細い脇道から飛び出してきたのは一人の人物】


ハァッ…、……ハアッ……―――『どうなって』いる……っ。
背後からの攻撃≠避ける等、人間業ではない――「能力者」か。


【黒を基調とした士官服に重ねるは、“射抜く”が如き『金獅子』の刺繍が施された紅の短外套】
【怜悧な印象を与える碧の双眸より視線を上げれば、煌くが如く髪質の良い銀髪が存在している】
【左腰には銀の拳銃、右腰には黄金の指揮棒――……青年と男性との境目、と言った年代の人物だ】


【見れば、怪我をしているのだろうか――左腕は下げられ、軍服に血が滲んでいる】
【路地の中央に後退しつつも、見遣るのは脇道=c…“何か”が居るのだろう―――。】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 20:01:44.14 ID:HPrSJv2t0
【街中】

早く春にならないですかね〜〜
この国の桜みてみたいですよ〜〜
【白い髪に白い雪のような和服をきて、足には足袋と緑の下駄をはいた天狗面の少女がのんびりとした口調で歩いている】

【腰には、赤と白をベースとした棒。その尖端に黄色い星のアクセントが1ついている】
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/13(木) 20:11:17.38 ID:mge3Q6t3o
>>934
【路地裏を一人の人影が通りかかる】

む……?

【人影の元に居る人間は、音を聞き、声を漏らす】
【そこに居たのは齢70にも達するであろう老人であった】
【腰に有るのは漆塗りの刀が有り、格好は浅葱色の仕立てのいい和服】
【顔に刻まれたシワは、まるで年輪の如く】

――戦いか――ッ!

【顔に浮かぶは喜色】
【老人は嬉々として争いの真っ只中に向け歩んでいく】
【軍服の男の脇を通り、男の見据える脇道に向けて悠然と歩いて行く】
【右手は刀に伸ばしてあり、何時でも抜刀出来るだろう】
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 20:13:16.14 ID:7kyyVFygo
>>936

(『能力』……――だとすれば、何≠セ?)
(視野の拡大=c…否、「其れだけ」とは感じられ――)


……―――ッ!!
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 20:13:45.24 ID:7kyyVFygo
>>937
/申し訳ない、途中送信です。
/もう少しお待ち下さいませませ。
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/13(木) 20:14:13.84 ID:mge3Q6t3o
>>938
//了解でござるん
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 20:23:02.47 ID:7kyyVFygo
>>936

(『能力』……――だとすれば、何≠セ?)
(視野の拡大=c…否、「其れだけ」とは感じられ――)


【―――軍服の男の視界に、剣を持った老人≠ェ入り込む】
【『刀』『喜色』……そして何よりも、『雰囲気』―――戦う意気≠、彼は本能的に理解して】


……―――ッ!! 待たれよご老人!!
『ソイツ』と直に遣り合うのは――――



   「 ………… 『 覚 悟 』 無 き 者 は 去 ね 。 」



【――――軍服の男を遮る様に、脇道から声が響いた】



……この場で行われているのは馬鹿同士の殺し合い=B
お前が『馬鹿となる覚悟』を持たぬ者ならば、即ち「弱き者」――切り捨てる価値すら無し。
逆説を用いらば、お前が『強き者』ならば……俺から、勝負を所望しよう。



 ――――お前は良き敵≠ゥ、老体よ。


【闇に溶け込むかの様な暗黒色のロングコートを着込んだ――長身の男だ】
【猩々緋の長髪は腰まで伸ばされ、前髪によって双眸は完全に覆われており】
【柄に五つ≠フ魔石が埋め込まれた『ロングソード』を、右手に構えている】


【老人から数メートル離れた所――立つ彼の顔は、老人に向いていない=z
【だが、『目線』と云うファクターを抜きとしても余りある―― 殺気 ≠発していた】
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/13(木) 20:31:06.33 ID:mge3Q6t3o
>>940
【男の制止を気にすること無く老人は歩みをすすめる】

カカッ!怪我人は下がっとけぃ。

【そう男に答えると、脇道から響く声を聞く】

(いい敵かぁ……、かか、愚問さね)

【そう、小さく呟くと、男を見据え老人は口を開く】

儂ァ、60年以上覚悟を持って死合っつー馬鹿やってんだ。
今更答えるまでも無いねェ……。

【かかっ、と笑い、相手を見据えると】



――――死合おうじゃァないか。



【その瞬間老人も相手に答える様に殺気を発す】
【其れは、男の物とは違い、大した事のない殺気】
【だが、相手が気配を読むのに長けているのならば――気づくだろうか】
【殺気を無駄に出さないようにしているだけだと、其の大した事のない殺気の中には“重み”が宿っていることが】
【老人の立ち姿はあくまで雅。しかし、隙は限りなく小さい】
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 20:44:57.45 ID:7kyyVFygo
>>941

【「怪我人は下がれ」――其の言葉に、軍服の男は苦虫を噛み潰した様な顔】
【其れでも、左腕を押さえつつ老人の背後≠ノ控える】


 …………『危なくなった』暁には、私が横槍≠入れる。


【双眸はロングコートの男に向けられ――眼を細め、宣言≠オた】
【一連の身のこなし、控える位置……隙≠フ無さが感じられるだろうか】


「……残念だが、横槍≠入れる程の『隙』も『隙間』も無いと自負している。」
「――老体、俺は其処の“軍服”とも殺し合いの最中だ……故に、場≠ニしも時間≠ニしても……」




           「 ―――― 一 撃 勝 負 を所望する。」




【『一本道』――成る程、移動≠ノよる駆け引きの余地は少ない】
【加えて、彼としても“長引かせる”事は、軍服の男≠フ存在を考慮して……『好ましくない』のだろう】



【雅≠ニは対照的な無骨=\―そんな雰囲気と殺気を発散する男】
【剣を両手で構え直すと、ニヤリ、口元を三日月の様に歪ませた】
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/13(木) 20:54:42.08 ID:mge3Q6t3o
>>942
【軍服の男の言葉に、後ろ手に左手を軽く振り、勝手にしろという意思表示】
【既に老人には、目の前のロングコートしか見ていない】
【そして、ロングコートの男の言葉に】

一撃勝負、ねぇ……、まあたまには悪かァないか。

【笑みを深め、口を開く】

あいわかった。
一撃勝負、受けて立つ。

【そう答えると、老人は腰を落とし、右手を刀の柄にやり、左手で鯉口を切るようにする】
【身体を右に捻るも見据えるは相手。どの剣術にも属さない、老人の流派花鳥風月一派の居合の構えだ】
【両目に気が充満し、その色を漆黒から黄金へと変え、動体視力や反射神経を上昇させる】
【成程それは文字通りの必殺。一撃で全てを終わらせる構え――初手必殺の体現だ】
【吹き上がる気は桜の花びらを型どり、周囲に舞い落ちて行く】
【気は、鞘の中に溜められていき、その勢いで鞘の中の刀身の纏う酒精が周囲に満ちていく】
【老人の刀――銘を鬼酔割義人[キスイカツヨシヒト]と言う。所謂妖刀と呼ばれるものである】
【その性質は、斬撃に酒精を纏わせると言う物。血中にアルコールを流し込まれれば、酩酊と化すのは必然】
【死なない毒と言っても過言ではない。そんな力を持つ刀。当然切れ味も凄まじい】
【老人はその刀を収めた鞘に、気を只管に注ぎこみ、相手の出方を待っている】
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 21:07:10.51 ID:7kyyVFygo
>>943


【―――――言葉は要らない】



 「…  …、………… ……… …… ………。」



【―――――必要なのは、鬼の意気=z


【一切の言葉を発さず、男は構えを――日本剣術で言う所の、『大上段』へ】
【利き手は右なのだろう、右手を刀身側に£uいた柄の握り】
【全身は静謐≠体現したかの様で――然し其れは、同時に『内に秘めた激烈』を意味する】


                 【――――じゃり】


【―――『踏み出す』と共に、両者の距離は間合いギリギリ≠ワで迫る】
【 「 刻 」 ―――其れは、『次の一歩』がどちらかによって為された刹那】



【―――――――柄の魔玉、其の一つが妖しく煌いた】
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/13(木) 21:13:38.45 ID:mge3Q6t3o
>>944
【余りにも静かすぎるのが逆にうるさく感じてしまうほどの静寂が訪れる】

――――――。

【老人は黄金の目で相手を見据え、只々機を待ち続ける】
【“一撃”が始まるのは、この、一瞬の気の緩みも許されない均衡が崩れた瞬間】
【構えをずらしたり、重心を微細に揺らし、相手に揺さぶりをかける】
【老人の構えは居合。相手の構えは大上段】
【どちらも一瞬で攻撃の放てる構えだ】
【故に、文字通りこの間合で技を放つことは“一撃勝負”】
【静かで有りながらもどこまでも苛烈な均衡は、未だ続く】
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 21:27:51.91 ID:7kyyVFygo
>>945


【老人の『揺さぶり』――男は、全く以って反応≠見せる事が無い】
【其れこそ、『魔人じみた』落ち着き……達人≠一概に理由とは出来ない、別種の反応】




 【  ―――――――――――――― じゃり=@――――――――――――――  】



                  ≪ ルティカリア ――「野狩」―― ≫



 【  ――――――――――――均衡を、男の一歩が破る――――――――――――  】



【踏み出し≠ニ同時、『魔翌力反応』――追従する様に、一閃=z
【「鍛錬」の度合いが見受けられる其れは、『苛烈』】
【老人と同様の一流の剣士≠ノ分類されるであろう「速さ」と「力強さ」を兼ね備えている】



【――一閃≠ェ振り下ろされる刹那、老人の『眼』には奇異な様が映るかも知れない】
【刀≠ェ三方向から来る――其々、正面、右、左】
【尤も、其れは「幻影」……認識した次の瞬間には、胡蝶の夢の如く儚く消え去る】



【残ったのは正面=\―老人の脳天を、一刀両断せんとする其れ】
【『本物』で有る事に間違いは無い――殺気≠ェ、極限まで凝縮されているのを「本能」が感じるだろうか】
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 21:33:55.77 ID:izFvk0pI0
【路地裏】

ここは物騒ですね〜〜
なんで路地裏は物騒なんでしょうか〜〜?
【白い髪に白い雪のような和服をきて、足には足袋と緑の下駄をはいた天狗面の少女がのんびりとした口調で歩いている】

【腰には、赤と白をベースとした棒。その尖端に黄色い星のアクセントが1つついている】

【足元にはモブ不良が10人転がっている】
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/13(木) 21:39:09.40 ID:mge3Q6t3o
>>946
【静寂を―――破るは―――相手!】
【襲い来る三方向の斬撃を老人は見るが、揺らぎはしない】
【揺らぐものか、剣に捧げた六拾余年は伊達ではない】
【認識したとたん、消える幻影、残るは正面――】
【予想はしていた、老人にとって殺気は親しみ深い物であったから】
【故に、準備は万端】
【故に、反応は必然】
【故に、放たれるは必殺】
【捻りの動きと共に、老人の刀が鞘を走り抜ける】

演舞―――――――

【―――――抜刀――――――ッッッ!!】

――――花鳥風月――――ッツッッッ!!

【裂帛の気勢と気合を持ってして放たれる必殺の居合は横薙ぎに相手を襲わんとする】
【刀身を抜き放つと同時に解き放たれる無数の気の花びらは斬撃の性質を持つ】
【其れは、広がり、3つの線となり、相手に襲いかかる】
【合わせて4本の攻撃軌道が襲う。気の密度は濃く、斬撃のキレも必殺そのもの】
【其れが必討の一撃として、相手を襲う】

【――――舞い散る櫻は雅たる花の如く――――】


【――――響く鍔鳴りは囀る鳥の如く――――】


【――――風裂く刀の風切り音は厳しき風の如く――――】


【――――描く弧月は天に浮かびし月の如く――――】


【――――之が花鳥風月、老人の七拾年そのもの也――――ッッ!】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 21:40:30.63 ID:bDdsmHTSO
>>928

うんうん……何とゆーか、兎角凝り性なんっスよねぇ。無駄に気合いが、こう。
どてっ腹に、ドーン。……間違いなく風穴じゃ済まない感じだけれど、すげーっスよね!

しんとーあつの違いってヤツっスね、わかります!まあ、違ってるかもだけど……。
……不凍湖、かぁ。好いなー、あったかいトコ。常夏、バカンス、ひと夏のブランチュール、じゃなくて何だっけ。

【本人としてはきっと堪った物ではない事を、実に楽しげに語る】
【読み取った物騒さ加減を、微塵の躊躇いもなくそのまま言の葉に表して、無邪気に笑みなど浮かべ】
【如何にも聞き齧っただけ、といった風な科白を振り翳すが。……かも、では無く、かなりの可能性で違うか】
【そんな服装で平然としているのに反して、此方は寒そうに手を擦り合わせつつ】
【「凍らない」というキーワードを、些かに曲解したようで――大仰に指を組んで、夢見る乙女宜しく、夜空を見上げてみせ】

【暫くして、「あー、アバンチュールでしたっけ?」と小さく呟き。後退りする少女を、ちらと流し見て】
【その思いを汲んだのか、黒猫をひょいと抱え上げ。もふもふと撫で回し始めた】

うん。やっぱり、生きてる内に沢山美味しいもの食べなきゃですよねー!
ただの栄養補給ってだけじゃ味気ないっス。あー……難しいコトはわかんないけど、まるでSFっスね?

……サイエンス・フィクション、いや違う。…………そうそれ、ストレイ――な、なんだってー!?

【肉球をぷにぷにしつつ、首肯。此方は食事に拘りが有るというよりは、食い意地が張っている、という表現が適切そう】
【さておき、彼女も考えてはいるのだが、浮かぶのはてんで的外れな物ばかり】
【ややあって導き出された結論に、ああそうだった、と。またもやぶんぶん首を縦に振り】

【――――直後、今更ながらに自分の状況を再認識。「どどど、どうしましょー!?」と慌てだした】
//あばばばば、最後の最後で寝落ちてました……。
//只今帰還しましたので、取り敢えず返しておくのですぜ。
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 21:50:45.85 ID:7kyyVFygo
>>948


【――――防御は皆無=z


【男に対しても、老人に対しても、共通項≠ヘ其れ】
【無数の花弁――男に向かう其れは、彼の四肢を『鎌鼬』の権化の如く切り裂き、噴出する鮮血】



          【其れでも―――一閃≠ヘ『止まらない』】



【傷が微かに揺らがせる切っ先――、脳天≠ずれ、辿る軌道は彼から見て『右袈裟』】
【威力は薄れ、「直撃」が「絶命」に即時連結する自体には成らないだろうが……依然、強力】



【此の侭であれば、第四撃≠ヘ確かに“男を捉える”――男の第一撃≠ニ同様に、だ】
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/13(木) 21:59:33.36 ID:mge3Q6t3o
>>950
(老い先短い人生だァ――命惜しむつもりなんざ――)

【老人は、決めていた。死ぬなら戦場で――――と】
【故に、防御などしない。求めるは当てること、求めるは勝つこと】
【相手の剣は当然、必然、命中―――】
【右袈裟が走り、老人の身体から鮮血が吹出し、浅葱色を緋に染める】
【激痛が老人を襲い、死の感覚がひたひたと近づいてくる】
【だが、それでも止まらない。否、止まるものか】
【刀に宿るは、信念?否、断じて否――――】
【刀に宿るは、切り倒す――――ただそれだけ】
【ただそれだけを六拾年間。只斬り殺すを六拾年間】
【気の遠くなる日々は、決して揺らがない剣を老人に齎した】
【死が自らの命に手を伸ばそうとも、老人は揺らがない】
【死の瞬間が来たるまで、刀を振るうが老人の宿命】
【故に、絶命に至らぬ程にしても致命傷は間違いない一撃を受けても、老人は―――】

―――カッッッ!

【――――剣を走らせる】
【口元に浮かべるは会心の笑み】
【腹部を膾斬りにせんと、第四撃となる本命の居合は、相手に吸い込まれるように伸びていく―――!】
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 22:03:12.53 ID:1RUnSt8DO
【何処かの建物、屋上にて】

……屑みたいだなあ…人間なんて…

【黒いワイシャツに喪服を着た真っ黒な20代前半の男がそこにいた】

…あーあ、隕石でも落ちて僕意外の人間が死滅しないかなぁ

【目にかかる灰色髪から影の落ちた両目が町並みと小さな人混みを見下ろしている】
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 22:06:54.61 ID:7kyyVFygo
>>951


【――――――腹部を、老人の刀が捉える】


【切断≠ノは至らない……其の代わりは、『骨』を通じて全身に響く衝撃】
【鮮血が飛び散り、意思が飛び散り、生が飛び散り、死が飛び散り―――】





            …………、……良き敵=Aだ。





【―――――――――男の体は、血染めの地へに崩れ落ちた】
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/13(木) 22:11:47.52 ID:mge3Q6t3o
>>953
【相手の肉を絶ち刀を振り抜いた手から、刀が滑り落ちる――――】



【相手の攻撃を受け、勢い良く吹き上がる血は、周囲に舞う櫻の花弁と競演するように――――】
【崩れていく、老人は、口から血を零しながらも、唯笑みのみで……】




  ――――楽しかったなァ―――、ありがとよぉ。




【そう、一言漏らして、老人は血溜まりに沈んでいった】
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/13(木) 22:12:30.29 ID:nMD3+7Dp0
>>949

風穴だなんてヘチョい単位で考えられちゃあ、悔し涙もチョチョ切れちまいます!
そう言う時の私なら、爆圧でもでっかい穴でも良ーですから……――目指すは上下、泣き別れ、ですっ。

【今度見せた表情、声色―――やんわりと、だけども、憤慨した≠ニ言うのが、最も的確な『形容』になるだろうか】
【万華鏡もかくや。コロコロとその彩りを変えていく彼女のココロだが、自己の『姿勢』に従う面は一貫している】
【ぱーん!と言うSEを口頭でくっつけて、一度顔の前で合掌した手を分離させる身振りから、そして】
【特徴的な自己本位≠ヤりから、周囲に押し付けるイメージは、外見相応に『童』らしいそれ】

……意外にも、大凡そう言う事になっちまうんです。
でも、凍らないのは広くて深くて熱籠るからであって、別に南国だとか熱帯とかそーゆーんじゃ無いですねぇ。
そりゃ、北国って言うほどの立地でもねーんです、が……。

【だが、その直後には取り戻す冷静さ=\――然し、ここまでを見るに、熱しやすく冷めやすいタイプでも無い筈】
【恐らく、その逆。ずぶりと嵌り込み熱中する分野と、俯瞰めいた見方をする分野が、明確に別たれているのだろう】
【とはいえ、深く掘り下げたい性分故か、ややもすればもう少し話は続きそう、であった、が】

言い切らないのが気持ち悪いからもう一度言ってやるです、『ストレイキャット』。
今のおジョーさん、宛ら迷い猫です。助け舟に拾われたから好いけども、ぶつかるモノがモノなら、おっ死んでたです。

………観察力の高さは評価しちまいますけど、『猫』が猫拾ってる場合じゃないですねー。

【遅れて点く古い電燈の様な、原因と結果の発生時間が剥離した少女の様子を尻眼に、此方は冗長な台詞を、平坦な調子で】
【今度ばかりは、少女の姿を見る目に半ばの呆れを交えて、耳の痛い皮肉の台詞を投げかけて】
【それ切り、自分からは何の提案もしないが―――見限って狭小な路地裏を抜け出る事にも、未だ移らず】
【流水よろしく指通りの良く、同様に透き通るが如き縦ドリルの髪の隙間に、手持無沙汰の右手を滑り込ませていた】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 22:26:07.34 ID:7kyyVFygo
>>954


【――――ずさっ、ずさっ、と老人に近寄る足音】


…………ロマン≠フ無い事は嫌いだが、致し方無い。
ご老人、私は今から貴方を病院へ運ぶ――が、其の前に少し聞いて貰おう。


――――貴方が今、『殺した男』……恐らく、この辺りに広まっている『D』と云う薬物の関係者だ。
だが、其れにしては妙≠ネ点が幾つか有る――が、今では確認する術も無い。



若し、D≠ノついて何か噂を聞いたのなら――華蔵院商会≠フ『ロロケルム・ランガスター』まで一報願いたい。



【――――声は其処で途切れ、ロロケルムは老人を無理矢理に担ぎ上げようとする】
【『あれほどの達人なら、簡単には死なない』――そう云った考えが有ったのかは、定かではない】


【若し彼が抵抗するのなら、救急車を呼んで立ち去るだろう――――】


/ちょっと強引ですが、この辺りで!
/じーちゃんかっけえよじーちゃん。有難う御座いましたー!
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/13(木) 22:30:55.48 ID:mge3Q6t3o
>>956
【老人は口から血をごぽごぽ吹出し、和服を血染めとしながらも――生きていた】
【老い先短いというのに、しぶといものだ】
【そして、相手の言葉を聞き、口元を僅かに歪ませ首肯した】
【老人は担ぎ上げる相手に抵抗せず、そのまま連れていかれる】
【老人がその場から消えた後―――】

―――ふわり

【―――季節外れの桜の花びらが一枚、男の死体の上に舞い降りていた】

//絡み乙でしたー!一撃ながらもめっちゃ濃厚な絡みができて当方大大大満足でございますぅ!
//ありがとうございました!
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 22:33:30.62 ID:7kyyVFygo
/次スレでございます。
/http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1294925471/
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 22:43:19.38 ID:c/EZELtf0
【街中】

暇ですね…
なんか珍しいモノはないでしょうか?
【黒いドレスを着て、長い銀髪に、首にカメラをぶら下げた、優しそうな印象の女性が】

【空中をフワフワと浮かびながら移動している】
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 22:46:38.43 ID:2YCffkwSO
【公園】

・・・はぁ、困ったなぁ、今のままじゃ僕、戦力外のままだ・・・どうしよう・・。
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年がベンチで座り、缶コーヒーを口にしていた】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

どうしてこんな事になったんだろ・・はぁ・・
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 22:49:13.38 ID:1RUnSt8DO
>>959
【もし、女性の飛ぶ高度がそれなりにあったなら、>>952の姿が見えるだろう】

…あーあ…いっそ死んじゃおうかな…

【聞こえるかは解らないが結構物騒な事を呟いてたりする】
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 22:55:24.71 ID:c/EZELtf0
>>961
ふえっ!?
【空中をフワフワと浮かんでたら、聞こえる声】
【振り向いて見たら、彼女から見たら自殺しようとしてる人に見え…】

あわわわわ!!!!!ダメです!死んではいけまそん!!!!

《Three methods to fly in the sky》

《imagination》
【背中に純白の翼を生やし、スピードを上げて慌ててそちらに向かってくる飛んでる女性が…】
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 23:03:07.70 ID:1RUnSt8DO
>>962
ん…?

【男からすれば何気なく呟いた一言、言わば口癖のような物だった】
【それに今いる場所、時間帯からして自分しかそこにいないと思っていた】
【おまけに、まさか人が飛んでるなんて思う筈もなく】

…僕もとうとう、お迎えかな……

【白い息がはぁと男の口から漏れて、光の無い目は静かに閉じられた】
【端から見ればそりゃもう飛び降りる瞬間に見えちゃうくらい、それくらいに男の雰囲気は悲壮感に溢れていた】
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 23:14:34.77 ID:q3oaKhVf0
>>963
あわわわわわ!!!
ダメです!!自殺なんてダメですよ!!!
【勘違い続行しながら迫ってくる女性】
【端から見たら、別の人をお迎えしようとした天使が近くの自殺志願者を止めようとしているシュールな光景にも見える】

【そのまま男に抱き着き、柵から離れた場所に移動させようとする】

【その際に女性の胸から心臓音の代わりに小さな機械音が聞こえるだろう】

【なお胸のサイズは美乳レベルである】
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 23:24:32.25 ID:1RUnSt8DO
>>964
………………

【抱き着かれた瞬間幻覚ではないと気付いたか、目を開いて「ん?」と声を漏らす】
【が、抵抗する気力さえもないのかそのままずるずると押され押されて安全地帯へ】

……窮屈なんだけど

【そこで漸く口を開き、至近距離の女性にしか聞こえないであろう小さな声で離れて欲しい旨を伝えた】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 23:28:47.92 ID:sIltrCkG0
>>965
ふえ?
【冷静になり今の状況を再認識し】

あわわわわ!!!!すいません!!すいません!!!!
【慌てながら手を離し】
【顔を真っ赤にしながら離れようとする】

【そして背中の翼は消えるだろう】

/スイマセン!お風呂入ってきます
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 23:31:32.61 ID:bDdsmHTSO
>>955

そりゃまた、なんつーオーバーキル……いや、自分が言えた義理じゃねーっスけどねー!
頭にバが付く程の火力フリークってワケでも有りませんが、あの浪漫を解さない程に物分かりは悪くも無いし。

【対して、少しばかり意外そうに眼をぱちくりと瞬かせ。それから、へらりと接いで肩を竦め】
【態度としては、呆れと感服を等量ずつミックスして、其処に始終絶えない楽天的な笑みを加えたようなもの、である】
【大仰な仕種やら鳥の囀りめいた無駄口やらで、幼さは負けず劣らず、か。少女の見立て通り、場を掻き乱す才能が有るようで】
【次いで、「あ、そこはちゅどーん!の方がいいっスよ!」等と、子供じみた些細な拘りを添えた】

――――……え、マジっスか?
えーっと、熱が篭るけど常夏じゃなくてバカンスも楽しめず……つまりは、えーっと。
……温泉、ってのは……遠からず、でしょーかねぇ?

【恒常的に高いテンションをそのままに、出来の悪い生徒、といった調子の返答】
【少女のように物事を客観視する為の器官というのを、いまひとつ欠いているようで】
【放っておいたならば、何やらどんどん深みに嵌まり込んで往きそうな気配であった】

ストレイ、キャット……むぅ。で、でもでも自分はそんな簡単におっ死んだりしねーっスよ!
いや、危機感足りねーとかよく言われますけど、それでも何とかなりますって10tトラックにバックアタック喰らったらわかんねーっスけど!

え、ぁ、それは……か、可愛いんだからしょうがないんだ、にゃー?

【あー、ともうー、とも付かない唸り声を上げながらぱたぱた周囲を駆け回り、慌てっぷりを体で表現】
【ややあって多少は落ち着いたのか、お説教の様相を帯びてきた言葉に対して、些か足りない#ス論を返すも】
【突き刺さる皮肉に沈黙を強いられ、しばししょんぼりと縮こまり――――やがて】

【抱き抱えた黒猫の前肢に手を添え、招き猫宛らにくいくいと動かし。言い訳にもならない詭弁を、吐き出して】
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 23:39:50.02 ID:1RUnSt8DO
>>966
…まったく…こんな所でも静かにいられないのか……
…何と勘違いしたかは解らないけど、いきなり体当たりは止めてくれないかな?

【女性が離れて、ぱっぱと体をほろい、嫌そうな表情で煙草を取り出す】
【…が、パッケージに一本も煙草が入ってないのに気付くと舌打ちをしてそのまま地面に落とす】
【パッケージはそのまま地面に落ちた…かと思ったが、彼の足元…影が蠢き、形を変え、口の様に開いてパッケージを飲み込んだ】

…で?君は一体なんなんだい?

【今の出来事が何でもないように、女性に問い掛ける】
【影は元のまま、月明かりに照らされて小さく足元にあるだけ】

/いてらっす
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/13(木) 23:49:25.43 ID:AHSQ4LZ+o
【くす、くす、くすり、と笑い声。】

【路地裏の壁に、光と影が踊る。】
【影は二つ、光は一つ、ゆらゆらゆらり、ゆらりと揺れて、】
【世俗の輝き、銀貨が数枚。ちゃりんちゃりんと鳴っている。】


―――いらっしゃいませ、お客様。

老いも病も悩みも痛みも、何一つ無い新世界。

夢幻の果ての果て、蓬莱よりもまだ遠い、貴女の足では届かない……

鐘の音に怯える日々から、抜けだしたいと思うなら。

さあ、どうぞ。舌に乗せて、喉の奥まで―――

【魂抜け魄落ち、雪の上。華美なドレスも虚しく色褪せて、】
【犬の様に舌を突き出し、女が一人、鳴いていた。】
【くぅん、くぅん。餌が欲しい、餌が欲しい。早くそれを頂戴。】

【女を見降ろし暗がりの中、踊る一人の少年。】
【足跡刻まれぬ新雪の如き、長い白髪を左手に纏め、】

【右手に乗せた錠剤を、女の口へと運んでいく。】
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/13(木) 23:58:50.01 ID:q3oaKhVf0
>>968
す…すいません……
【ショボーンって感じで落ち込みながら】

えっと…自殺しようとしてる人では…ないんですか?
【恐る恐る聞きながら】

【なんか自分が勘違いしてるのに薄々勘づき、顔が赤くなっていく】

えっと…私はミラーって言います
【何故か自分の名前を言う女性】

【なお彼女から相変わらず心臓音の代わりに、小さな機械音が静かな空間に響いている】

/ただいまー
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 00:00:51.94 ID:bFRkr1fK0

>>967

……私は「ぱーん」なんです、それ以外はこの状況では在りえないんです。
でも、おジョーさんには、「ちゅどーん」を貫いて貰いたいと思います。

【火力趣味について、無言の笑顔で深く首肯してから、ぼやく様にひとつ】
【拘り≠ニして完成されている領域については、授受を問わず、干渉を好まぬようで】
【それはそれで『面倒なお願い』を、少し的外れな神妙さを湛えた視線を少女に突き立てながら語って】

湖の話なら、結論を言うと、凍らないだけで冷たくはなる、でっかい水溜りです。
単純に、サイズに比例して状態変化で動くエネルギーがおっきくなる、其れだけの話ですねー。

【流石の彼女も、今は会話の焦点を一つに絞りたいのか、現実的な理由を添えて、此方の話も一通り纏め】
【話題の明確な変化、不可逆に近い断絶を示すため―――ぱちり、小さく手を叩いて、罅割れた壁の合間に残響させる】

で……この状態で、『停滞』も『安心』もしちゃダメ、です。
危機感足りねーのは別に良いですけど、迷ってると言う状況は、打破しちまいませんか?

私の目指す『プロ』は鮪みたいに無頓着で、何時だってどうあったって、『動く』モノです。
心がけてれば、何時かは『本物』―――言っちゃえば、完熟円熟のハードボイルドさんになっちまえる、です。

【自分の台詞が説教臭さをぷんぷんと発散していることは理解できたが、途中で止める事はしないし、出来ない】
【年長者が語りかけるかの如く、稚児の躯と声紋を持つ彼女は、偉そうで達観した風な、然して心身の蒼さと理想が滲んだ科白を吐く】

【自分の遣り方を適合させようとしたり、しなかったりする彼女は、お調子者とも取れるかも知れない】
【ただ――――自らの『完成』の遠さを理解した上で言葉を叩くに際して、隈も消え失せた双眸に、一点の迷いは無かった】
【思えば、彼女の能力らしきモノは、停滞≠起こすチカラでも、有ったのだが…。】

………おジョーさん、名前は?
科白がキツいのはデフォなんですけど、さっき言った通り、アナタの事は嫌いじゃねぇのです。

だから、道案内ぐらいはやっちまわない事も有りません、です。
土地勘は有りますから……場所の指定ぐらい、やってくれやがって下さい。

【さて置き。かと言って、このままでは、狭苦しい空間で干乾びる事にも成りそう―――と、出すのは再度の助け船】
【個人を特定できる名前≠対価に、人の眼から見れば繋げるに少々苦しい理由を加えて】
【言葉を切る時、物理的に柔らかそうな口元は、淡い微笑みを湛えていた】
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 00:15:09.68 ID:T2LPxebDO
>>970
…自殺?

【女性の説明を聞いて、影が落ちた目が微かに見開かれる】
【あぁ成る程、と合点が言ったように、目を反らして笑い】

誰が、こんな汚い人間だらけの場所で自殺なんかするもんか
僕が死ぬ時は愛する女性と心中と決めてるんだ

【自殺しない理由も、後に語る目標もなんか酷い】

ミラー?変わった名前だね、鏡という意味じゃないか、名付け親は変わり者だね
…しかしさっきから喧しいね、君から機械音がずっと鳴ってるんだけど

【じろり、黒目が小さい両の目が影の中からミラーを睨む】

/おかえりっす
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 00:24:05.34 ID:+4FIiIq40
>>972
汚いだなんて………
って、それもいけませんよ!
【Σ(;・Д・)】
【こんな表情でツッコミをいれながら】

確かに後輩さんは少し変わっていますけど……

あ…スイマセン…私機械なので…
【そう言う彼女は見た目は普通の人間と変わらない…表情も質感も感情も…】
【だが彼女から鳴る機械音がそれを証明する】

えっと…さっきの貴方の影は能力でしょうか?
【そして今更気になったタバコの空箱を食べた影について聞く】
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 00:40:55.94 ID:T2LPxebDO
>>973
何がいけないんだい?こんなクソみたいな世界に生きてる意味なんてないじゃないか
愛だって、本当は興味もない、でも折角なら死ぬ時くらいは幸せでいたいじゃないか
…それとも、君は生きていて何かいい事があるとでも言うのかい?

【悲愴に溢れた雰囲気で、希望の無い表情で、救い様の無い心で、絶望だらけの持論】
【彼からしてみれば世界は汚くて、真っ暗で、価値の無い物】

機械かい?最近の機械は高性能だね、まるで人間じゃないか

…能力なんて、そんなものと一緒にしないでくれ、あんなものは力のある奴が見せ付けたいが為に誇示する物だ
これは僕の可愛いペットさ、頭も良いしよく懐く、食べ過ぎるのが玉に傷だけどね

【ずるずると、影が形を変えていく】
【影と言うよりは闇のようで、まるで肋骨のような沢山の部位で男の体にしがみつき犬に見える獣の頭部が模られる】
【自身の頭のすぐ横に位置する影の頭部を、男は愛おしそうに撫でた】

/すいません、風呂入ってきます
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 00:50:36.10 ID:E7RTJfoSO
>>971

おーおー、諒解っス。しっかし、貫くか……ぬぬぬ、そりゃまあちょいと難しいお話で。
だって「ちゅどーん」も好いけど「ずきゅーん」だって捨て難いし、シンプルに「どかーん」ってのも……っと、失礼。

【けらけら呑気に笑いながらも、弁える可きトコロは弁えているのだろう】
【硬質の視線をするりと受け流しつつも、一歩譲って。だが、次いで投げ掛けられた一言には、ほんの少し困り顔】
【対象が効果音というのは考え物だが。年頃の少女らしく、色々と目移り――この場合、耳移りだろうか――する性分らしかった】

ふむ……要するに、バケツプリンが崩れ易いよーなもんってワケっスね。
何となくだけど、概ね解りやしたー!

【だがまあ、此処は本題に移るべき。話を脱線させるのは得策でもないと、可及的速やかに〆に掛かる】
【スッ惚けた答えだが、例えとしては合っているのだろうか。正誤はさておき、一応の理解を示して話題を打ち切る】

――……確かに、夜明けまでにゃあ何とかしたいトコっスねぇ。
口にする度、毎度耳の痛くなる諺だけれど……拙速は巧遅に勝る≠ネんてぇのも有りますし。

フラットでクールでスピーディー、それこそ機械仕掛けみたいにきっちりかっちり、それが所謂プロフェッショナルっスね。
自分もそーゆーのには憧れてますんで、それじゃあ、サクッと動いちまいましょう。斯くあれかし、なんつってー!

【此方もふむふむ、と尤もらしく頷いて。眼が真剣な辺り、反抗しなければ早く終わる、という打算ずくの行動ではなさ気】
【頭を掻きつつ自戒の言葉を並べ、蒼い理想に大いに賛同して。えいえいおー、とばかりにその手を空に突き上げる】

【大儀そうにではなく、息を吸うように動く事を善しとする姿勢。その辺、共感する所も大きいのだろう】
【とはいえ、相も変わらぬ鳥頭。動く事が決まったとて、どう動けば好いのかはてんで解らず】
【助けを求めるように視線を向ければ、果たして其処に答えは返る】

あ、有難うっス!それじゃ、路地裏ってえか町外れってえか……
結構辺鄙なトコに有るんすけど、White Rook≠チてバー、解ります?多分、其処で相方が待ってんすよ。

――――えーっと……ハルカっス。ハルカ=アリサカ。
そー言って貰えるのは光栄っスよ、んでもって貴女のお名前はー?

【至極簡単に目的地の大まかな所在と名前を告げると、ぺこりと一礼し】
【にーっと満面の笑みを浮かべて、彼女は自己紹介に移る――響きからして、櫻に縁の者だろうか】
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 01:02:00.21 ID:DEDjtyyp0
>>974
は…はぁ……
確かに色々危ない事とか沢山ありますが…
私は臆病ですから、死にたいとは思いません。それに………
【正直に、真面目に言う彼女】

死んだら、私が見てない世界中の写真を撮れなくなります
【…………………………】
【カメラをキュッと抱きしめがなら彼女は微笑みそう言う】

【彼女にとって世界は…未知なモノ。怖いけど記憶にしたい…見てみたい】
【彼とは正反対の、先の見えないモノに対しての希望】


はい。なんでも人間に似せて造ったみたいで
【……その理由は人ゴミに紛れ爆発させる爆弾】
【そう……彼女はレイント社製の二足歩行式自動爆弾人形――通称《爆弾娘》】
【だが彼女のマスターは彼女を爆弾とはせず…人として彼女を接した】
【ゆえに今の彼女がある】

ほえ?
かわいい…
【その現れた獣を見て】
【まるで初めてパンダを見た子供のようにはしゃいで見ている】

貴方とこの子の名前はなんといいますか?
【首をキョトンと傾げ】

/わかりましたー
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/01/14(金) 01:17:47.49 ID:qarfg4k3o
【路地裏】

――――――――

【冷たい風の吹くこの場所に2つの人影と一種複数の異形】
【異形――――その姿は……】

――――――――

【例えるならば限りなく平面に近い薄さのそして限りなく透明に近い白色に染まった……「手」】
【その「手」はその薄さ故に関節と呼べるような物はなく、爪もなく、血管もない】
【人間の手と腕を極限まで簡略化したようなその「手」は石畳の隙間から植物のように無数に生えていた】
【自然界ではおよそ見られない物、つまりは異常、小さな壊れた世界がこの場を侵食していた】

…………「蒐集」…………

【ふと突然に性別の区別も無いような無機質な声が一度だけ場に響いた】

【白い手の林の根本には2人の人間が倒れている】
【その胸部を複数の「手」が貫いて、それはまるで腐った肉に群がる蠅のよう】
【命に群がる、貪りし者――――】

――――――――

【これで終わりとばかりに「手」は一瞬だけ尚も白く光り、音もなく胸から自身を引き抜く】
【貫かれた胸、しかしそこには損傷と呼ばれるものは見られず】
【彼らの顔色は酷く悪い、寒さからか身体もガタガタと震えて、視点もあちらこちらへ泳いでいる】
【この「手」が彼らから何を奪ったのか、もはや言う必要すら無く……】

………――――――――

【役目を終えた「手」は石畳の隙間に消えて、残ったのは廃人一歩手前の人の姿それを2つ】
【異常な世界の置き土産だけがその場に2つ残って……】

【今日は2人、これで合わせて3人、犠牲者は後何人――――?】

/絡み不要なのです!
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 01:21:51.36 ID:bFRkr1fK0
>>975

……ちょいと違いますが、兎に角立ち止まったら負けなんです。
信じ切れる自分になるより先に、自分を或る程度信じちまうのが、スタートラインに立つって事ですもん。

【何がどう違う≠フかは語らぬものの、少女が思考を巡らせた様子を見て、歪みを増す唇の弧】
【発育が良いのか、既にB£度は有る胸を、殿――と張りながら、自らにも刻み込む心算で】
【始動すること≠ノ与えた定義は、明るく能動的なモノ】

…うなー、その店……多分、見たことは有ります。
あそこら辺なら、そんな遠くないですから、歩く私に付いてこい、です。

【そして、先程同様ゴーグルをつんつんと叩く動作を伴って、記憶を探り回った所――合致するモノが、あったらしい】
【彼女、基本的に酒好き≠ナ、今は少なくなってしまったが飲み仲間も居ると言う事で、こんな感じの事には明るいのだろう】
【相手の名前を、小声で、「アリサカさんちの、ハルカさん」と呟き、喉と耳に焼き付けてから】

それで、私の名前は、『玄ヶ淵 千佳(くろがぶち ちか)』。
ハルカさんと同じ、櫻の出……宜しく、です。

【玄ヶ淵=\――アリサカ、と較べればかなり珍奇な姓を冠する名を、口にした】
【若しも『妖』の類に深い知識が有れば、櫻の国東部の奥地に棲む『河童の一族』が、この名乗りを使う、と解るかも知れない】
【世界的に見て、識者は「何かの縁が有る人間」と「学者、若しくは妖怪マニア」と「妖怪の敵」が殆ど、らしいが…。】

――――それじゃ、さっそく往っちまいましょ。
善は急げ…って、ヤツです。

【意外な事に、ハルカの一礼に対して、此方も律義に頭を下げて】
【次の台詞を言い終わらぬ間に―――彼女を先導すべく、頭の中に残っている道のデータを、再生】
【往来で唯一のビーチサンダルの軽い足音を響かせながら、やがて彼女は件のバーにたどりつく事だろう】
【つまり、その時にハルカも到着するのだろうが―――キンクリしますか?】
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 01:24:46.81 ID:T2LPxebDO
>>976
…そうかい、それじゃ君はそうすればいいさ
僕だって子供の時はそうだったさ、希望に満ち溢れてた…

【聞き分けはいい方なのか、グイグイと押して来る事は無い、ある意味諦めが早いのか】
【話の続きは言わない、どうなったかは目の前の自分を見れば十分伝わるとでも言う様に】

…人間にねぇ
僕はもっとこう、人型だけど人とは似つかないロボットの方が好きだけどね

【「まあ、どうでもいいか」と呟いて、煙草を探す】
【が、さっき煙草が無かった事を思い出してポケットから手を出した】

…僕はルーザー、元の名前も剥奪された人生の敗者さ
そしてこいつはシェイド、僕が付けた名前だけどね

【シェイド、と名前を呼ばれた闇の獣がズズ…と形を変えて、自らの不定形の体から一本の腕を作り出す】
【それをミラーへと伸ばして、握手を求めているのだろう】

/ただいまっす
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 01:32:57.95 ID:F1NXu4900
>>979
そうなんですか……
なんか、すいません
【聞いちゃいけない事聞いてしまったかな…って感じで落ち込みながら謝り】

あう……そう言われましても
【少し困ったような反応をとり】

ルーザーさんとシェイドちゃんですね
【彼の自己紹介に関しては詳しく聞こうとはしない】
【聞いちゃいけなそうな雰囲気だからか?】

よろしくお願いします
【シェイドと握手しようと手を伸ばす】
【怖いとかそういうのを感じてないようだ】

/おかえりなさーい
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 01:46:03.90 ID:T2LPxebDO
>>980
謝る必要なんか無いさ、僕の人生なんか聞く価値もないからね

【多分、素でこうなのだろうが、かなり自虐的である】
【自虐的過ぎて嫌味になるくらいに自虐的、何故そこまで自分を嫌えるのか】

【シェイドの感触、固いけど柔らかい、触れるのにそこに無いみたい、そんな感じ】
【握手を終えると、シェイドの腕が溶けるように消えて無くなる】
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 01:51:54.72 ID:DEDjtyyp0
>>981
そんな事言わないでください!!
【まるで子供をしかる母親のように彼女はいい】

あ…
(写真撮りたかった…)
【握手をし終え消えたシェイドを名残惜しそうに見て】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 02:03:11.04 ID:T2LPxebDO
>>982
悪いね、性分さ
叱るなら僕じゃなく、僕をこんな性格にした世間に言ってくれ

【諦めの篭った声でそう言って、両手をポケットに入れる】

さ、煙草でも買って来ようか
君も早い所家帰って寝た方がいいよ

【バサリ、空気を叩く大きな音が鳴って、彼の背中に黒い翼が生える】
【正体は体にくっついたシェイドが形を変えた物、色んな形になれるらしい】

それじゃ

【そして、彼は屋上の縁から飛び立った】
【飛び立つ…と言うよりは落下に近い去り際だったが】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 02:07:39.84 ID:O2steolc0
>>983
む……
【少し頬を膨らませながら彼を見て】

私は旅人なんで家はないんですよ

また会えたら会いましょう
【そう言って彼女はフワリと浮かび上がり】
【飛び去って行った】

/夜遅くまでありがとうございます!
/乙でしたー
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 02:10:23.56 ID:T2LPxebDO
>>984
/乙でしたー
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 02:22:47.65 ID:E7RTJfoSO
>>978

んー……ムズいっスね。何はともあれ先ずは動け、以下省略的な感じに思っときます。
まあ、確かに信じねーコトには始まんないっスよね……。

――――なら良かった、あんまり遠かったりしたらどうしようかと思いやしたー!

【彼女なりに、精一杯解釈したつもりだったらしく。これ以上は容易に出てこないからと、思考を一旦破棄して】
【自身の言葉通りに、取り敢えず動いてみるコトにする。無い胸に黒猫を抱え込み、こくりと首肯】
【思い当たる場所が有った事、それが思ったより近場だった事の両方に、安堵する様子を見せた】

【それからお決まりのハイテンションで、大袈裟なボディ・ランゲージを交えてひとしきり喜ぶと】

玄ヶ淵……ん?どっかで聞いたよーな。……ま、好いや!チカちゃんっスね、覚えました!
いやはや、こんなトコで同郷の人に会えるだなんて……お近づきの印に、ちーちゃんって呼んで好いっすかー!?

【風変わりな苗字に、ふとそんな事を呟くが。どうにも、うろ覚えな感が否めない】
【仮に知っていたとしても、精々が人伝に聞き流した知識、と言った所。或いは単に、聞き覚えが有るだけ、だろう】
【次いで、酷く馴れ馴れしい事を宣い。「あ、自分のコトははるにゃーでもはるるんでもはるはるでもお好きに」と、付け加えた】

あいよりょーかい、それじゃ出発しんこーっス!

【ニア キンクリ】
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 17:06:56.57 ID:fT2LPxeb0
【水の国】
【大噴水前】

【水の国を象徴する噴水≠サの中でもとりわけ大きい一つの噴水】
【その前のベンチに一人の人物が立っている】

さて、始めましょうか……

これにて仕上げです…最高のステージにいたしましょう!

さぁ!フィナーレを飾る最高のショーの始まりです!!

【透き通るような肩ほどの長さの金色の髪に、“蛇のような”鋭い糸目≠フ中に黄金の瞳を持ち】
【背中に緑の蛇の紋章のような魔法陣≠フ中に逆さまの十字架≠サの下にZT≠ェ描かれたフードと袖と裾にファーの付いたスタイリッシュかつシャープな黒いコート】
【その中に、緑のラインが蛇のように巡っている黒いVネック】
【黒いスラックスに緑のベルトを二本通して、そこから黒いチェーンを垂らして、黒いブーツを履いた】
【“歪な雰囲気”を醸し出す180cm程のスラリとした長身の青年

【両手には黒と金のブレスレットを付けており、腰のベルトにはホルダーに入った細長い金属の杭が何本も付いている】

【男が両手を広げると、噴水の真上に術式が展開される】
【それと同時に、人々が集まってくる】

【いずれも、病気を患う老人=A陰鬱そうな青年=A疲れた表情の子供≠ニ弱者のみを対象にした術式】
【皆一様に、男の前に集まる、手には注射器を持って、首に突き刺す】

クククククク……ヒャーハハ八ハハ!さあ!俺を止められる奴がいるなら止めてみろ!

この生ごみ£Bを助けてみろ!さぁぁぁぁぁ!

/9時までは反応できます

988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 17:21:55.64 ID:tj20cFnOo
>>987
【たまたまそこを通りかかった一人の少年が居た】
【つんつんに逆立てた短い茶髪と、着崩した学ランが特徴的な少年で】
【腰にはベルトポーチが有り右腰にはベルトポーチを改造した環に仕込杖を差している】
【顔や、学ランのしたのTシャツからは薄い火傷跡がチラつく】
【背丈は170に満たない小柄な物で、しかしその表情は場慣れした物】

こりゃぁ……、巻き込まれたかね。

【高笑いする男を見て小さく呟く】
【小走りで、大噴水の所まで走っていく】
【少年は相手の背後に出るルートを通っており、バレないように足音を極限まで殺している】
【そして、相手の背後10m程の距離にたどり着くと、少年は左手を相手に向けて振る】

(まあ、之で沈むとも思えねーが……、ダメもとで)

【人差し指だけ伸ばされており、その先端から銀色の線が走っていく】
【軌道は折れ曲がりながら伸びていき、相手の足元を狙うように襲いかかる】
【鋼糸-Gleipnir。それが少年の振るう物。かなりの強度を誇るワイヤーであり、高速振動によって斬撃の性質をもたせている 】
【振動させなければ只の丈夫なワイヤーとなり、拘束にも使用できる物だ】
【狙いは足下を攻撃する事により、機動性を削ぐことだ】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 17:57:50.33 ID:fT2LPxeb0
>>988

【ワイヤーは死角から接近した、にも関わらず】

おやおや来ましたね!!今日は何処のどなたでしょうか!?

何が目的で来たのです!?さぁ!答えてください!

【ワイヤーが足にかかる寸前に後方、つまり噴水の上に飛び乗り回避する】

【そして糸目を少し開き、相手を鋭い視線で捉える】

さて、邪魔が入りましたが、ショーはまだ継続中です!

さぁ皆さん!D≠注入なさい!

【男が号令をかけると、人々は首筋の注射器を掴み】

【何らかの薬品を自らに投与しようとする…!】

/すいません遅れました
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 18:02:50.82 ID:tj20cFnOo
>>989
チッ――――。
Justice所属! 谷山 基樹……!
独り善がりの正義のため、お前を制圧させてもらうぞ!

【ワイヤーを引き戻し、そう宣言する】
【思考は加速、五感もかなり強化されている】

(“D”?確か覚せい剤……)
―――チッ、間に合えぇぇっ!

【五指の先からワイヤーが伸びる】
【左腕を振るうとワイヤーは縦横無尽に駆け巡り、注射器を切り裂こうとする】
【制御は繊細なもので、妨害が入らない限り注射器にしか被害を与えない】
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/01/14(金) 18:06:37.09 ID:eiA9KRZo0

>>986

……別に、良いですけど。
はるにゃんは言ってる自分に苛立つので、おジョーさんの呼び方は『ハルカさん』です。

【そんな事を、語散ってから―――数十分後、ふたりはBARの扉の前で、立っている事筈】
【なお、この少女、友人の一人に「カナっぺ」と言う渾名を付けて呼んでいるのだが、其れは一体何なのだろうか?】

【閑話休題―――立ち止まった千佳は、足をぶらぶらと振りながら、ハルカと序に猫の顔を一瞥して】

それじゃ、仕事は果たした事ですし……私は、これで還るです。
本当ならこのバーも梯子しちまいたかったんですが、こう視えてもオシゴト持ってる身なんです。
………酔い潰れなくても、がっつり喰えば、何時の間に日が顔を出しやがります。

【少しだけ、名残惜しげかつ、何故か悔しそうに、視線をハルカの眼に据えた千佳は、言葉を紡ぐ】
【可能であれば、ここでも呑みたかったのだろうが―――そうは出来ない理由が、幾つかある】
【今日は調子が良くないから≠ワでは口に出さないが、最初の状況を鑑みれば、それもまた一翼を担っていることは明白だ】

……それじゃあ、さよなら、です。
機会が在れば、聖都あたりで逢う……やも。

【ぺこり、再度の礼と、最後の言葉を以て―――別れを告げた彼女は、来た道を戻っていく事だろう】
【尤も、引き留める事も可能かもしれない、が】

/寝落ちしてしまいました、御免なさい
/只今帰宅しましたので、想定していた最後の返信をさせて頂きますね!
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 18:37:05.51 ID:fT2LPxeb0
>>990

ククッついに介入してきましたかjustice=c…!

おや、独りよがりの自慰行為と理解して挑みますか…これは面白い

【相手の答えに狂喜の笑みを浮かべて】
【丁寧にお辞儀をしながら】

天狼会≠フしがない下請け業者です、以後よろしく…

ほう、いい技をお持ちだ…

【ワイヤーにより注射器は砕かれていく】
【人々は我に返り、蜘蛛の子のように去っていく】
【天狼会≠フ下請けを名乗る男は大して反応もせず】

あらら逃げられちゃいました、最後のD≠ナしたのに…

この償いは貴方がして下さるのですか?谷山≠ウん?

【柔和に笑いながら首を向ける】
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 18:46:03.44 ID:tj20cFnOo
>>992
目の前の悪事を見ないことにする事が出来る程冷めてるわけじゃあないんでね。
俺は“善”じゃぁ無くて“正しい”人間で有りたくてよ。此処でお前を見逃すのは“間違っている”。
だからお前を倒させてもらうぞ。

【ワイヤーを引き戻し、言う】

天狼会か。
(実戦使用は初めてだったが、修行の甲斐はあったみてぇだな)

【左手をまじまじと見て思考をしていた】
【そして相手の言葉に】

償い?
あんな不法なもん配るような奴に賠償も糞もしてやるかよ。

【右腕で仕込杖を抜き放ち、構える】
【右腕を前に、左腕を後ろに構える構えだ】
【目付きは鋭く、相手の一挙一動を見逃さないようにしている】

逃がすつもりも、見逃すつもりも欠片もねえ。
掛かって来な―――天狼会の下っ端。

【ニヤリ、と年齢に見合わない場数を踏んだような笑みを浮かべ相手を挑発する】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 18:59:03.31 ID:fT2LPxeb0
>>993

ふむ、中々よい志……否魂≠ゥ…流石はjustice≠フ精鋭様ですね…

ですが、その場の突発的な感情に流され行動するのは美しくない
一人で向かってくる度胸は買いますがね…

【ふむ、と顎に手を当てて、値定めするように見る】

しかしアプローチを変えたのは失策でしたねぇ…あぁ勿体ない

不当=Hそれは貴方の価値観で見た場合でしょう?私にとっては今の行動も、D≠熏法です
もちろん、これも私にとってはですので、貴方に押し付けたりはしませんよ…

【柔和な笑みを崩さず、噴水の上で腕を組む】
【相手の挑発に対して笑みは崩さず】

私仰る通り、下っ端≠ナすので…戦闘は苦手です…見逃してくださりませんか?

言った通り、もうD≠フ残量はありませんので…

【笑顔のままそう告げる】
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 19:09:16.48 ID:tj20cFnOo
>>994
ま、新参者だがな。
感情で動くのも悪かない、打算で動くより人間らしくて結構じゃねえか。

【相手の言葉を聞き、鼻で笑う様に言う】

ああ、俺から見りゃああれは違法だし、お前の行動もいけねえもんだ。
そして、俺は勝手な人間だから、俺は之をテメエに“押し付ける”。

【相手を見据える瞳は揺らがない】
【相手を決して逃さぬように、直ぐにワイヤーを展開する事ができるようにしている】
【そして、相手の言葉を聞き、口元を歪ませる笑みを浮かべる】

だから言っただろうよ、逃がすつもりも見逃すつもりも欠片も無いってよ?

【警戒態勢は変わらない】
【左腕の五指の先からはワイヤーの先端が出ている。】
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 19:22:53.61 ID:fT2LPxeb0
>>995

そこまで人間≠ニいう存在に固執しますか…いや、結構結構
存在に誇りを持つのはいい事です、いくら劣等していようがねぇ

【うんうん、とにこやかに頷く】
【ただひたすらに笑みのみを相手に向ける】

いやー酷いじゃないですか!天下のjustice≠ェ考えを押し付けるなどと…

では、私は必死に抵抗しましょう…押し付けられないように…ね

【片目だけ見開き、ねっとりと暗い視線を向ける】
【そしてコートのポケットから手を出して】

ではどうぞご自由に……まぁ…ここで鼻を折っておくのも悪くはないでしょう

さて、どう来るのですか?

【嗤いながら、噴水から飛ぶ】
【そのまま地面に着地するつもりだ】
【隙はあるが…?】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 19:27:44.86 ID:tj20cFnOo
>>996
は、そんな大した考えはもっちゃいねーよ。
ただ、その方がなんか好きだってだけの話だ。

【苦笑を漏らし、次の瞬間には真剣な仏頂面に】

悪いが、新参者なもんでね、Justiceの考えも俺ァよく知らねえ。
だから、覚悟してくれや。他のJusticeとはちぃっと違うってな!

【飛ぶ相手を見て、左腕を走らせる】

(牽制に一発……、残りの4本は残しとくか)

【五指から伸びるワイヤーの内の一本だけを相手に伸ばし、振るう】
【触れれば切り裂かれるのは間違いない】
【そして、谷山は相手に向けて一直線に駈け出した】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 19:40:11.87 ID:fT2LPxeb0
>>997

新参者を理由にしていてはいつまでたっても変わることは出来ませんよ?
おっと出過ぎた真似を…申し訳ない…

おっと危ない!まったくいきなり殺しにくるなんて酷いじゃないですかぁ!

【数歩後退することでワイヤーを回避】
【しかし回避しきれず顔の真一文字の傷が出来】
【鮮血が舞う、しかし笑みは崩れず】

あーあー折角変えたばかりなのに傷物にされてしまいました

これは…高く付きますよぉ…!

【嗤いながらベルトのホルダーから細長い矢のような杭≠二本引き抜き】
【空中に投げる】
【杭は一度静止してから谷山に標準を合わせて】

では、ダーツゲームといきましょう!楽しんでくださいよ!

【谷山の右目と左胸めがけて放たれる】
【杭は闇の魔翌力≠ェ付加されており、見えずらく、強化されており簡単には破壊できない】
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/01/14(金) 19:46:25.84 ID:tj20cFnOo
>>998
ああ、全く出すぎた真似だ。

【と、素気無い反応】
【そして相手の言葉に】

悪いが、割と容赦無いんでね。
そこんところ、よろしく頼むわ。

【ワイヤーを引き戻して言う】
【そして、飛来する2つの杭】

ちっ、嫌らしい攻撃を……!

【舌打ちして、能力を発動】
【両目の色が微妙に黒から緑っぽい黒に染まる】
【五感を強化し、神経の伝達を光速以上に加速させる】

っぶね!

【横に跳び攻撃を回避】
【動きの速度自体は鍛えた程度の常人レベル】
【だが、見てからの反応が常軌を逸したレベルの反応速度であり、其れが谷山の戦闘能力を高いものとしている】
【刀を構えなおし、前進していく】
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/01/14(金) 19:58:42.52 ID:fT2LPxeb0
>>999

おお、これは凄い!大層な眼をお持ちだ…もはや人間の持てる力を超えてますよ

では次は数で攻めると致しましょう

【パンパンと拍手と称賛を送りながら】
【もう一歩後方へ後退する】

さて、次はこれくらいでいいですかね?

まぁあの反応値からしてまだ余裕そうだ…全く厄介な

【発言に反して口元は歪んでいる】
【さらに、今度は10本の杭を引き抜き】

では、行きますよ…踊ってください!

投擲投擲投擲ィ!!

【今度は、四肢、両胸、両目、両耳を狙う】
【スピード、威力は先ほどと変わらない】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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