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【The world is mine】能力者スレ【世界は我が手に】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 17:06:14.60 ID:Ay+XsFvxo
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。
【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1298816911/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/
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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 17:08:31.26 ID:EmUUMtlSO
>>1乙れす!
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 17:08:39.24 ID:q73zMtce0
>>1
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 17:09:57.26 ID:l/FMFaaAO
>>1
甲乙丙丁
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 17:10:03.84 ID:QBXWhmUno
一乙
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 17:50:05.77 ID:Cb0Fwrmno
>>乙
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 18:51:25.98 ID:Feswwk+I0
なあ、>>1に乙って……やっぱり自分で言うよ。この戦争が終わったらさ。
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 18:56:41.04 ID:WqBSeTEfo
>>1
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 20:07:16.42 ID:VvB5Yr7e0
>>1
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 20:08:01.67 ID:F/4Fs4u6o
>>1乙!
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 20:19:03.14 ID:NOfb6Qe0o
貴方が>>1を乙する時、>>1もまた貴方をry
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 20:28:54.98 ID:VvB5Yr7e0
【街中】 /スレ切れたんでもう1度書きます

…結構頑張ったな…私達…いったい何枚貼ったのだろう…

【黒髪長髪で、藍色のシンプルな単着物を着ている長身の男が】
【ところどころにポスターが貼られている町並みを眺めてボソリ】
【腰には2mほどの大きな日本刀があり少し邪魔である】

【そのポスターにはこう書かれていた】

【「Justice」や「対機関連合」のように、「悪なら即殺す!!」というような輩がいる正義組織に、疑問を感じませんか?】
【私たち「blue justice/青義同盟」は、上記2つの正義組織とは違います!!】
【この組織の目的はできるだけ殺しを避け、悪を更生させることです。】
【この組織では更生の余地なし&危険人物と判断した場合のみ、殺しが認められます。】
【真の正義はここにあり 「blue justice/青義同盟」メンバー募集中!!】 
【お電話はこちら、リーダー「マーシャル・T・ロウ」のtel ○○○−△△△−□□□まで!!】

それでもまだ3人とか…何故集まらないのだろう…まだ副リーダーさえいないとは…

【そう言うと男は大きなため息をつく】

13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 20:29:37.24 ID:BKcxQNgXo
俺、>>1乙したら結婚するんだ
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 20:30:03.23 ID:PtA3ryLlo
>>1
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 20:38:54.50 ID:Ay+XsFvxo
>>1000

……『谷山基樹』様――、その通りです――

わたくしは……≪R.I.P.≫の構成員……

ふふ……貴方様は……敵の組織員に遭遇し、その内部情報を聞き出した――
まさしくヒーロー、とでも言うべき活躍を果たしたわけです……

【何のつもりだろうか】
【ウェル子は、情報を漏らしたことを後悔している様子もなければ、】
【かといって谷山の味方、という雰囲気も一切無い】

無論……わたくしは、≪R.I.P.≫に対する造反者ではございませんよ……
≪R.I.P.≫から任務が下れば……全力でそれをこなして来ました――
これからも……間違いなくそれは変わらない……

そう……紛う事なき……「世界の敵」――
今すぐにでも……貴方様の眼球をえぐり取り、カラスの餌にする……という行為にだって、出る可能性がある者……

【――と、彼女は淡々と語る】
【しかしながら、言葉とは裏腹――不思議なことに「殺意」などは一切感じられないはずだ】
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 20:40:43.50 ID:q73zMtce0
>>999

【彼の叫びを、聞いた。小さな、驚愕の声を上げた】
【人間らしい、虚を突かれた表情を、少年に見せ。其れから】

―――……!

【次いで、浮かべた表情は、笑み。好奇心に満ちた、子供の様な、其れ】
【弾かれた卵は、音を立てて、地面を転がる。無機質な音が、やけに、其の場に響いて】
【ざん、と。思い切り、片足を踏み込んで】

はは、は、はははッ!美しい!
だから、人は素晴らしい!何時だって、人世は、奇跡に溢れている!

―――来なさい、護君!

【純粋に、憧れた。少年の、成長を見た。泣きそうになった。 故に、殺したいと思った】
【彼の、其の意思は。先程まで護りたかった物を、今、自らの手で壊そうとしている彼女と、正反対で】
【彼女は、其の自分が、堪らなく嫌で。おかしくて、止められなかった。―――救い様が、無い】

【笑いながら。確実に、壊れながら。敵≠ヨ向けて、剣を振り上げ、再び駆け出すだろう】

/大丈夫です! というか、自分遅れ気味で、すみません…
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 20:43:15.94 ID:5aoOEgHeo
>>996

【戦いは今まさに終りつつある】

【片方は青いホロシャツを着た火花を放ったり霧を纏ったりしている男たちの集団】
【もう片方は鉄パイプやトンファー、中には三節根を持った髪を金髪に染めたり服を着崩したりしている男たちの集団】


【能力を使っている方が圧倒されている、火を口から吹いている男が今、長い棒状の武器を持っている男の攻撃をモロに受けた】
【彼も右頬などに火傷を負いながらも側頭部をフルスイングで叩きつけ、能力者達を叩きのめしている】

【倒れ伏した男たちの額に棒を突きつけると、倒れた男たちは呻くように言った】

『無能力者の集団…てめーら最近力つけた野郎か!?』

「…覚えとけ、もう能力者がなんもかんも支配する時代は終わったってな、上の奴らにも言っときな!
とりあえずは…俺のダチ潰された分のカリをてめーらに返して置くぜ!」


【そしてそんな中、拳と蹴りの応酬をしている者たちの中に見覚えのある男たちが見つかった】
【茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、首周りにふさふさした毛の帯がついた黒の革製コートに黒いシャツ
青の膝が破けたジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトにウエスタンブーツの青年】

【その青年が光の拳によるジャブを二発腹に受けた所で反撃、かかと部分に滑車のついた自慢のブーツを思い切り振り上げ】
【男の側頭部に命中、そして怯んだところを右のホルスターから拳銃を引き抜き腹めがけて『打撃弾』を発射】
【男は壁に叩きつけられると腰を落とし、そのまま手のひらを掲げた…降参をするように】

『待て!降参だ!…クソッ、やってくれやがって…怪我直すのもタダじゃねーんだぞ…!』

「ノビタストップ!『降参』だってさ…!」

【ノビタの服を掴んで止めようとしたのは…10歳前後の子供たち集団の年長者…12歳くらいの子供】
【子供の動きによってノビタの攻撃が止むと、男は手袋をはめ直した少女の方向に逃亡…少女の横を通り過ぎていくだろう】
【その動きを目で追ったために、彼らは少女の存在に気がついた】

…よお、遅かったな…もうケンカは終ったぞ

【チンピラと子供たちの集団にボロボロの身体を預けながら…その中央にいたノビタがそう声をかける】
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 20:43:47.43 ID:QBXWhmUno
>>15
ある程度予想は着いてたさ。
≪R.I.P.≫が事件を起こした現場に居る上に内部情報にも詳しいなんて、な。

【と、案外蛋白な反応を返す谷山】
【そして、淡々と語る相手の言葉を受けるも】

来るなら相手するが、来ないだろ?
なんとなく分かる。

【とウェル子の方を向いてそう云う】
【殺意や敵意には谷山は人一倍敏感である】
【元々ただの学戦場ジャーナリストとして戦場を駆けていた身】
【敵意や殺意に気づけなければ、死んでいたことが多々有ったが故である】

次、お前にあってお前が悪事をしてたらその時は容赦なく潰すけどな。
今日はそれよりも情報がほしい、情報がな。
質問三つ目、いいか?

【と首をかしげて問いかけた】
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 20:45:27.80 ID:svSC0dmXo
>>12

…………。

【大顎に手を当て、静かに文字を眺める異形の影】
【傭兵服を着込んだリザードマンらしき生物がそこに居た】
【ギョロリとした瞳を持つトカゲの頭部と、赤鱗で覆われた人型の身体】
【胸には『No.DG』と彫られた鍵型のネームプレート】
【同一形状の剣を二振り、腰に帯びている】

振興組織か。興味深いな。
敵対するに値するか、否か――。

【目の前のポスターを一枚、乱暴に破いて回収しようとする】
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 20:52:05.81 ID:Ay+XsFvxo
>>18

……意外と、胆力をお持ちのようで……結構なことです――

【背を向けたまま、ポツリと呟く】
【当然、谷山に襲いかかるようなことは、無い】
【むしろ谷山を評価しているような節すら、どことなくある】

――「潰す」ですか……

……ああ、あまりそういう愉快なことは仰らない方がよろしいですよ――
折角の和やかな雰囲気が……魔の領域に姿を変える……

そんなことになったら……谷山様……この屋上から落下死する羽目になりますからね……?

【――忠告めいた言葉】
【殺意を持たぬ彼女だが、この言葉ばかりは重々しく響き渡る】
【ドスの効いた声……というわけでもないのだが、間違いなく「そういう類」の雰囲気を有していた】

……では、次のに質問……どうぞ――

【とはいえ、意外にもウェル子は良心的】
【次の質問を許可した】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 20:53:20.89 ID:VvB5Yr7e0
>>19

ちょ、ちょっと…いきなりポスターを破るとは非常識だぞ…

【ポスターを破く彼にそう言う】
【振りかえった彼の姿に多少驚くも、そぶりには見せない】

【男は自分が「blue justice/青義同盟」のメンバーであることは隠すつもりである】
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 20:59:28.00 ID:QBXWhmUno
>>20
交渉事、割と経験あるからなぁ。

【と割と慣れた様子であって】
【経験が谷山に胆力をもたらしていたのだろうか】

あー、悪い悪い。
ともかく今日“は”和やかに行こう、和やかに。
俺も今日は調子いいんだ、余り心を揺らしたくない。

【相手の言葉を受けて、谷山はそう答える】
【声には現れていなかったが、一瞬双眸を染める真紅が泥のように濁った色に染まっていた】
【一瞬放たれる雰囲気が、ごくごく僅かな悪意の発露と成ったかも知れない】

そう、だな。
≪R.I.P.≫構成員の中で特に危険視するべきメンバーは居るか?
戦闘能力や、作戦立案能力、性格などでだ、知っている範囲でいい。
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 21:00:51.04 ID:svSC0dmXo
>>21

あぁ?

【注意されて、目付きが鋭くなった】
【爬虫類特有の無表情顔で分かりづらいが、おそらく、気分を害している】

……良いだろう、別に。
アチコチにベタベタ貼ってあるんだ。
続けざまに流れる同じ会社のコマーシャル程に意味が無い。

こうして、
1、2枚回収したところで変わらないだろ。

【長い爪を持つ手で、グルグルとポスターを丸めて、ポケットの中へ】
【彼の言葉には、まるで動じていない様子】
【――彼がメンバーであることに気がついていないのか、どうでもいいのか】
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 21:02:57.46 ID:F/4Fs4u6o
>>17

【途中まで、彼女は――――この抗争の原因≠探ろうとしていたが、その思考を途中で止めた
脳内に流れ込むのは、血なまぐさい、血で血を洗うような闘争で――――……そして理由≠焉A把握できた
尤も、それが理解へと繋がるには、少々苦労が必要なのだが】

【彼女は、言葉をかけてきた彼≠ヨと言葉を返さずに、微かに視線を向ける
……どこか呆れが混じったその瞳は――――ため息をついているかの如く、揺れて】


――――……全く、何をなさっているんですか?
理由≠ェ明らかではないため、強く言うことはしたくありませんが……


【向ける言葉は、氷柱のように鋭く冷たい響きを含んで
普段の彼女とは違う――――……ハッキリとした敵意が、見える気もする
誰とでも、優しく接しようとしている――――いつも≠ェ、押し込められて】

【ソプラノボイスは、ただ淡々と、言葉を紡ぐ】


喧嘩をする℃魔ノ対して、苦言を呈する気はありません
――――ですが、貴方はご自身の立場を、理解しなさい

仮にもJustice≠フ名の下にあるのですから、迂闊に拳を振るって良い#、がありませんね?
そうでしょう……野比 信太


【響く足音の音は、路地に反芻して、静かな軽い響きの波紋を投げかけて
注がれる紫苑色の瞳が、瞼で一瞬消され、再び輝きを取り戻す
髪を撫でる右手は、気乗りしない、とでも言いたげに】


ただでさえ、私達に対する風当たりがblue Justice≠ニやらのせいで厳しいんです
……問題を起こすのであれば、リコールをたたきつけても、よろしいんですよ?


【そっと頬を動かし微笑む彼女は――――……まるで、冷たい冷たい仮面でもかぶったかの、ように
恐らく不機嫌な理由に、語るような事もあるのだろう――――けれども、何よりの理由が
これまで≠ノ在るということは、貴方もご存知のはずだ】


25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 21:06:54.25 ID:VvB5Yr7e0
>>23

…君の行為は犯罪だぞ…それ以上するのなら通報されても仕方が無いのだが…

【全く動じない彼に対しこう言って脅す】
【いや、脅すも何も、本当のことである】

【彼は携帯を取り出す】
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 21:08:49.75 ID:EmUUMtlSO
>>16
―――檸檬さん。闘ってやりますよ。
【先程までとは明らかに違う】
【その敵意に満ちた瞳が、口調が】
【檸檬へと――向く】

ただ、[ピーーー]つもりはない。『護る行為に、奪うのは必要ない。』
悪いけど、これだけは絶対に変えられないですから。


―――『[ピーーー]寸前まで』ッ!!!!、
そこまで潰すッ!徹底的に叩き潰すッッ!!
貴女のその夢幻想から目を覚ますまでッ!相手してやる!!!
【檸檬が夢から覚めるのが先か、永遠の夢に眠りそうになるのが先か―――ッ!】
【叫ぶ護の右手に新たに刀が生まれるッ!!】
【まるで天使の羽の様に白い刀身だッ!】
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 21:15:07.99 ID:svSC0dmXo
>>25

ああ、そんな法律知らなかった。

この国は路上ポスターに対して随分と過保護なんだな?
俺の故郷じゃあ、逆だったが。

……近い未来、景観を損なうね。ホント。

【口元を歪めながら、さも嘆かわしそうに発言しつつ】
【男性に一歩近づいた】
【その行為は、挑発か威圧か。――どちらにしても、碌な亜人ではない】

【爬虫類の乾燥した掌が、携帯を持つ彼の手を捕まえようとする】


/始まったばかりですみません、ご飯食べてきます
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 21:15:15.65 ID:Sy24Z3k8o
【金の国の、何処かの公園】
【ベンチに座って、ややくったりと。頭を垂れさせる人影、ひとつ】

……ん、ふぁう……ぅ。

【首の中程で切り揃えられた金髪と、同色の瞳を持つ。灰色のブレザーに身を包んだ、少年だ】
【服装と同じ色、灰色の軍帽を被り、金縁の眼鏡をかけて、動き易そうなショートパンツから伸びる細い脚は黒いタイツに覆われて】
【男性が履くには少々珍しい、「ピンヒール部分だけが金色の、黒いオーバーニーブーツ」が特徴的、だろうか】

ここのところ、兄さんの介抱と。協力者さがし……で、ぁふ。
あんまり寝れてない、ぁ……、――――あぅ。

【がっくん・がっくん。金の頭が上へ・下へ。……あ、帽子がずり落ちた】
【とろんと半分おちた瞼は、いつの間にか重力に完全敗北。すぅ、と、寝息を立て始める――】
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 21:25:27.08 ID:VvB5Yr7e0
>>27

【爬虫類の掌が携帯を持つ左手に近づく】
【反射的に左手を下げて1歩後ろに下がる】

【誰でも人外?に触られるとなると反射的に避けるであろう】
【この男もそうである】

…通報されたくなかったらポスターを破くなよ…

【そう注意してその男と別れようとする】
(こんな奴の相手をしている暇はない)
(早く副リーダー候補を見つけなければ…)

/了解です
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 21:25:31.77 ID:5aoOEgHeo
>>24

…うっせーな、余計な御世話だ

【ハァ、と何か説教沙汰になりそうな雰囲気を感じ取ると、口の端から零れた血の筋をぐ、と拭う】
【そして改めて立ち上がり直すと、このシオンが自分に対して敵意を向けてきている事に気がついた】
【個人的には『それはどうでもいい』事だったので気には留めなかったが…味方が責められている事に気がつくと前に出るのは二人】

【20歳ほどの棒術使いのチンピラの男と12歳くらいの薄汚れた白Tシャツの少年だった】

「…まあ待てよ、コイツに加勢を頼んだのは俺たちなんだ、現状で能力者共と本気で向かって行ける勇気持った無能力者ってコイツくらいしかいないからさ
俺たちもまだあまり能力者戦に慣れてねえからご教授とか受けたりもしてるんだ」

『ごめんね「シオン・エルミオール・オルテンシア」、風当たりが悪いのは知ってる…最近よく見かけるよねその『blue Justice』のポスター
でもノビタを巻き込んだのは僕たちなんだ、あまり責めないであげてね』

【彼らは何者なのだろう…?少年たちの方はシオンの名前をフルネームであげて来たが…ノビタと友好的なグループの人間なのだろうか】
【チンピラ達は能力者たちとも武器を持って勇敢に立ち向かって行っていた…対能力者戦の訓練を積んだ一味だろうか】

…気にすんな、お前らには前にも言っただろ?オレはコイツとあまり仲が良くなくってね

『でもケンカ売ったのはノビタの方でしょ?やめときゃいいのに、ドラの問題なんだからさ』
「そうそう!あんたがあの巨乳フェチ豆狸野郎に対して過保護なのも問題だと思うぜ?仲直りすりゃ―いいのに」


あーあーあーあー!わかったから説教でサンドイッチしてくるんじゃねーよ!せっかくの勝利の夜が台無しになるだろ…
ホラもう戻るぞおめーら…いつものオレの事務所で祝杯でもあげようや…今丁度公園には綺麗な梅の花咲いてるからさ…
今が一番いいんだ早花見には

…お前も来いシオン、詳しくは事務所で説明するがてら…同僚として酒に誘うって言ってるんだ
少し付き合えや

【彼の探偵事務所として有名な公園は…歩いてすぐのところにある、彼についていけばすぐに到着するだろうが…】
【友達の手前と言う事もあり、どうも今日は彼女に無愛想ながら優しく接してくるようだ】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 21:26:28.18 ID:q73zMtce0
>>26

【向けられた敵意に、益々、嬉しそうな笑顔を。タカの外れた表情を】
【眼前に現れた、白の刀身。天使の両翼の様な色合いの其れから、断罪者を、想起する】

僕の夢幻は絶対に終わらない。目覚める事は、在り得ない!
其れでも、良いならば―――是非とも、潰して下さい!

【夢幻は、矢張り、無限の侭だ。現が此方へ来る事は、在り得ないと、断言する】
【此の世界が、誰かが見ている、白昼夢ならば。自分は、其れに操られているだけ】
【一度決められた事は、変わらない。誰かに、再び、変えて貰わなければならない】

【そんな、戯言を。彼に返しながら。もし、彼に、接近出来たならば】
【其のまま、無骨な左腕の凶刃を、振り下ろそうとするだろう―――】
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 21:30:56.99 ID:Cb0Fwrmno
【魔術協会・屋外のどこか】

【足場が芝生や土ではなく、石畳やコンクリートに分類されるその場所に】
【なにやら少々「生臭い」ような――そんな臭いのインクで、魔方陣らしき物が描かれていた】

――――おい、そういえばこれは水性インクの扱いなのか?

    「――――知らんのである。油性やも知れぬ。」

【と、文字通りに筆を取ってそれを書き綴っていくのは二つの影】

【一つは小柄な少女。人形のように出来すぎた顔をしていて、髪は艶黒く】
【何処かふてくされたような表情が物憂げな、ローブを着た人物】

【またもう一つは対照的に大柄な――といっても、縦にひょろりと長い――“蛇男”】
【上半身をキングコブラで作った人間、という具合にその胴は平べったく】
【猫背の頂点、頭にはなにやら高そうな王冠を乗せていて】
【更には手首足首、至る所に金の装飾品をブラ下げた―――そんな人物】

(………臭いなぁ、これ)

    (「………流石に時間をおいたイカスミは臭うのである」)

【知識のある人物から見れば。先ずそのインクが非常にレアなシロモノだと気付くだろうか】
【逆に。魔術に詳しくなければこの現状は些か―――生ゴミ処理場の様でもあって】
【『実は一部が欠けている』魔方陣を書いている二人は、もしかしなくても周囲に迷惑をかけている――ハズ。】


【――――ちなみにだが、『外』にまで臭うインクのそれは時間経過で消えるモノであったりする】
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 21:36:56.93 ID:svSC0dmXo
>>29

長生きしたいならカノッサに楯突かないほうがいいぜ、兄ちゃん
心優しい俺様からの忠告だ

【空を切った手で、拳を作る】
【肉と骨がミシミシと鳴って、それだけ】

【「ゲハハ」と、醜悪な笑みを浮かべた後】
【青年が離れるならば、それを見送るだろう】

/戻りましたー&お疲れさまでした?
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 21:42:41.85 ID:Ay+XsFvxo
>>22

……そう、言葉の選択を誤ってはいけません――

ジャーナリズムは……言葉の力を使うだけに……
選択を誤れば……その代償は己に……すなわち谷山様自身へと跳ね返る――

【お前がジャーナリズムの何を知っているのか、と言えばそこまでだろうか】
【いや、しかし古来よりの諜報員たる「カラス」を自己と同一視するウェル子だ】
【「情報」を扱う事に関しては……侮れない「何か」を有している可能性もある――かもしれない】

――そしてその質問ですが……
実は、わたくし、そこまで他の構成員と親しいわけでもなくてですね……

あまりこみいったことをぺらぺら喋った暁には……わたくしが同僚に狙われてもおかしくありません――
狙われるのはともかく……そもそもわたくし個人の趣向としてですね……「肝心なところをばらす」のは面白くないと考えておりまして……
タネの明かされた手品程つまらないものはない……と、まあ、そういうことです――

……というわけで、大して役に立つかも分かりませんが――
「喋っても大丈夫」な範囲でご説明申し上げますと……

総帥……『カーネル=アドルフ・レルゼクム』隊長閣下様――
この前、ポポル様を殺した際、何やらパワーアップしたようですね……
詳細は不明ですが……ま、流石に総帥を名乗るに相応しい程度の力はあるでしょう……

幹部……『ヴュネルド・ダーンヒュライン』お兄様――
ポポル様を敬愛なさっていたようですね……いわゆる武人気質って奴でしたね……
未だ生き残っている幹部……その実力は推して知るべし……と言ったトコロでしょう……
ですが……カーネル隊長閣下様とどのように折り合いを付けるか……怪しいところですか、ね――

ノクトクルセイド……『戒能鴉』様――
一応……わたくしと一番交流のある同僚……と説明しておきましょうか……
「自由お化け」というあだ名がぴったりな自由崇拝者……
≪R.I.P.≫の中でも……目立って動いている部類には入るでしょうね……
なにしろ彼は……歪んでますからねえ……ですが……まあ、「ただの阿呆」……いえ、何でもありません……
何をしでかすか分かったものではない……という意味での危険度は結構なものかも知れませんねえ……


……そして……ノクトクルセイド……『ウェル子』――そう、わたくし――

ペラペラと組織の情報を敵に受け渡す不埒者――
……危険度は……貴方様が、ご自身で、「感じ取ったまま」……で、よろしいのではないでしょうか――

無論……貴方様が「感じ取り方」を間違ったなら……それはわたくしの知ったことではありませんけどね――

【――と、4名を彼女は紹介した】

以上4名……「危険視」するに相応しいと、わたくしは断言しておきましょうか……

……ああ、それにしてもいけませんねえ
こんなことを喋るから、上司や同僚に怒られてしまうかもしれません――

もしも怒られたら……わたくし、泣いてしまうかもしれませんねえ……ふふ……

【もはや何が何だか】
【どこまでも不敵な彼女は、ゆっくりと、谷山の方へ身体を翻し、小首を傾げて見せた】


/ぎゃーす、色々考えてたら遅くなっちゃったよ!すみませぬ!すみませぬ!
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 21:43:23.80 ID:F/4Fs4u6o
>>30

【彼女は視線を、彼の前にでてきた二人の人物へと注ぐ
敵意≠ヘ無いものの、微笑みは浮かんでいない、ただ凛とした表情で、その言葉を聴いた】


……確かに、感情的になりすぎて、少々自身を見失っていたのは事実ですね
申し訳御座いません、いきなりノコノコと出てきて、急に喚きたててしまって……

――――……分かりました、貴方の顔に免じて、あまり怒らないことにしますよ


【そっと、頬が緩んで、柔和な微笑を浮かべて――――両手を膝につき、若干、体勢を低くし
少年へと視線を合わせながら、そう優しげな口調で語るだろう
恐らく、本心から――――といっても、深い深い、根っこまで含めたときの本心≠ナあるが――――
ノビタへ対し、嫌悪を感じているわけではないのだろう、感情の切り替えがスムーズなのも理由の一つ】

【その後、背筋を伸ばして、棒術使いの彼へと、丁寧なお辞儀を為す
お辞儀した姿はまるで、一輪の花が如く、華奢な身体が強調されて、その細さを伝えてくる】


……少し≠ナすよ――――……此処≠ナの貴方に関しては何とも言えませんが
少なくとも私にとっての貴方は良い人物ではありません、その事を……改めて、述べる必要もありませんね


【そこまで紡ぐと、ぷん、と拗ねたように、腕を組んで、目を閉じる――――僅かにそっぽを向く表情は、どこか浮かなくて
一応は付き合うのだろう、貴方の歩みに沿うように、いくらかの足音を響かせた】
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 21:43:53.20 ID:m90VDBSAO
>>28
【そんな公園に、足を踏み入れる青年、一人】
【差込口らしきものが見えるベルトに、地味な装飾のなされたガントレット】
【前を開けた状態で羽織るマント】
【そして、マントの内側に隠れて少ししか見えない──剣の柄?】

…──迷った。

【そう、肩を落としながら呟いて】
【意気消沈したまま、少し歩き】

どうしよう…金の国ってのは解るんだけど…此処は公園?だよな、うん。

【周りを見回して──】

ん?

【──少年に気付いた】


/まだいらっしゃいますか…っ!
/そして絡んで早々に申し訳ない、お風呂に入ってきます
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 21:48:19.29 ID:EmUUMtlSO
>>31

・・・・御免よ・・・
・・・僕はお前を解りきっていなかった・・
お前は・・・ただ、拗ねていただけだったんだね。僕がお前の本当の力を引き出せていなかったから
【護は続けて呟く―――だが、檸檬に向けていない】
【ならどこに・・?】

【護が語りかけていたのは・・・今出した刀――彼の能力ににだった】

もう大丈夫・・・もう迷わない。
覚悟は出来た、
―――だから、彼女の幻想を叩き斬る力を貸してくれ。
【護は続けて呟く―――だが、檸檬に向けていない】
【ならどこに・・?】

【護が語りかけていたのは・・・今出した刀――彼の能力ににだった】

ガブリエル
――――《護身刀 我武離得》
・・・行くよ・・
【その天使の名を持つ刀が凶刃を防ぐ】
【金属が触れ合い、金属音が響く】
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 21:48:45.09 ID:VvB5Yr7e0
>>33 /乙です… あと絡み再度募集します

【彼の忠告を背中に、彼は勧誘のためにまたうろつき始める】

(カノッサ…か…とりあえずまず人を集めないと始まらない…そのあとじっくりと行かせてもらおうか…)

(「blue justice/青義同盟」の始動にはまだまだかかりそうだなぁ…)
(とりあえずポスター(>>12)をガン見している人を狙って勧誘してみるか…)

【彼は街中のポスターを見まわしながら今日も勧誘を行う】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 21:50:13.12 ID:EmUUMtlSO
/訂正
/途中被ってる所がありますが、脳内で削除してください。
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 21:51:09.31 ID:QBXWhmUno
>>34
ああ、そりゃ良く知ってるさ。
情報を扱う以上、それは覚悟しなきゃいけないことであり一番気を付けるべきことだ。

【ジャーナリストとしてそこは良く理解していた】
【相手の言葉、其れは谷山に重く響いて】

……ふむ。
取り敢えず俺にゃ、荷が重いってことはよく分かった。
成程、ね。アンタも大概……何考えてるか良く解らんしな。
気をつけるには越したことはない、かね。

【そう言うと軽く眼を瞑り開いて】

……聞いたのは俺だが話したのはアンタ。
起こられるのもアンタで俺じゃない。
それに。泣くタチには見えねーけどな。

【とひどい評価を返す】
【そして、顔をきりっ、と引き締め深々と頭を下げて】

取材協力誠にありがとうございました。
得た情報は、確り有効に活用させて頂きます。

【次会うときは敵であっても、得た情報には敬意を払う】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 21:53:35.08 ID:Sy24Z3k8o
>>36

…………ぅあう、っ……! ――――、……?
あれ、ここ、何処……あ、公園。か……いけない、寝て、た?

【ぼんやりした眼を、ゆるい速度で周囲に泳がせて。しぱしぱ、眠気覚ましの瞬き】
【それでも足りないのか。眼鏡を外して、目元を擦る】

あ、帽子。おちて――――、

【自分の頭から滑り落ちた灰色の軍帽、それが地面にあるのを発見し】
【面倒臭い、というような、鈍い動作で。それを拾い上げようと】
【ヒールを鳴らして。立ちあが、る、】

――――――?

【――こちらも青年に気がついて。きょとんとした表情で、其方を見る】

//いましたー&いってらっしゃいまし!
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 21:56:34.33 ID:gJXphykDO
/遅れたが>>1
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 22:02:09.13 ID:q73zMtce0
>>37

【刀に語り掛ける少年を見て、眉を顰め】
【―――自らの刃が、彼の刃とぶつかった】

―――ッ!

【響いた音。斬れなかった事に歯軋りし、防がれた其の刃を見て、思考する】
【押し合いをするべきか。いや、此の近距離で、一番良い方法は】

……、なら―――ッ!

【刃をぶつけた瞬間、檸檬は、右足を浮かして。彼の脇腹へ、蹴りを放とうとするだろう】
【御世辞にも、正々堂々とは言えない、卑怯な手だ】
【脚力を鍛えている訳では無いので、余り、威力の無い一撃かもしれない】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 22:09:59.15 ID:Ay+XsFvxo
>>40
ええ……怒られるのはわたくし――
周囲が敵ばかり……味方など片手で数える程度しかいない――

そんな人間が、のうのうと生きていられる以上……
それは「危険人物」と言えるのではないでしょうか――?

【眼鏡の縁に、右手で触れ、軽く位置を整えて、】

……どんなに強くても……ある一線を越えれば人は泣く……
それから……わたくし……これでも……「女の子」ですから――

【――と、本気なのか冗談なのかわかりにくい言葉を続けて、】

どういたしまして……

……「絶望の淵」――
世界が滅び行かないのならば……わたくしは、世界を「此方側」へ引きずり下ろしてみせる……
貴方様は……『絶望の水先案内人』の手招きから……逃れることは出来るでしょうか――

ああ……「荷が重い」――と気付いた頃には……もう遅い、のかもしれません――

『Judgment《 カラス 》』は鳴く……
真実を追い求める正義の報道者は……悪意の卵を後生大事に抱え込んで孵化させる――と……

【ウェル子は、右人差し指を、自身の唇に添え、】
【極々薄く、しかしたしかに、谷山へ、微笑を送った――】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 22:16:32.63 ID:5aoOEgHeo
>>35

【しばらく歩いてたどり着いたのが公園】
【それは一見するとブランコに滑り台、ジャングルジムなど一見ただの公園にしかみえない場所】
【ただベンチの辺りは、人が座って休むスペースは力を入れておりしゃれた丸テーブルまで置いてある】

「…ついたぜノビタ!」

『あーそれにしても派手にやったね…顔面腫れあがってんじゃん皆…
僕ら治療するよ、ゆっくり休んでみんな、缶チューハイ飲む?ドラが買ったまま2、3缶くらいしか飲んでない奴あったでしょ』

【しげみの奥から鍵付き冷蔵庫を取り出した九歳くらいの子供二人に対してノビタが懐から鍵を取り出すとそのまま開ける】
【そして菓子や酒やソフトドリンクを取り出すと全員に配られ始める】

…まず紹介しておくと、だ…あの服の汚いガキ集団は…オレが探偵としてよくお世話になってる『セイントストリートイレギュラーズ』だ
情報売って生計立ててる逞しいガキ共さ、親がいない奴らだからそうでもしないと生きていけないんだけどさ
リーダーのマーカス・アームストロング…あの一番年上のチビな、あいつが鳥を具現化していろいろ探れる能力者で
コイツで手に入れた情報を売ってるんだと

【そのマーカスから棒術使いの男が缶チューハイを受け取っている…彼もマーカスもずいぶん能力の攻撃を受けたらしくだいぶボロボロだ】

あと一見ガラ悪いけど妙に気のいい兄ちゃんの集団は…そこのガキ共と友好関係を築いているグループでね
最近力をつけて来た対能力者戦の訓練を受けた若造共ばかりの新興ギルドの奴らだ、なんか仕事を一緒にやる事が多い仲でね
あの棒持ってるのがリーダーの森利之、アイツもオレと同じ日本出身だとさ…日本に帰る方法を一緒に探してくれる仲だ

…襲ってきた奴らは…典型的な能力で人を傷つけて優位に立ったりしてきたクソ野郎の集団でね、あいつらこれまで散々やられてたらしいが
今日になってついに一矢報いて見せたらしい

【シオンの足元辺りでレジャーシートも敷かずに腰をおろして胡坐をかくと、シオンに二つの缶を見せている】
【オレンジジュースと缶チューハイ、どっちを飲むんだ?という意味だろうか】
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 22:16:47.96 ID:m90VDBSAO
>>41
【青年は少年と同じく金髪で、前髪は無造作に伸びており、後ろ髪は首筋あたりまである】
【瞳の色は、エメラルドグリーンだ)】
【マントの内側は、何やらレザーアーマーのようなものが見え】
【腰から下は、鎧のようだ(※ここまで描写忘れ)】

えっ…と。
あ、はい…帽子。

【眠りから覚めた少年と対面し、青年はやや戸惑いながらも地面に落ちた帽子へ手を伸ばし、少年へ渡そうとするだろう】

(軍、帽?)

【その帽子に、やや疑問を覚えながら】

/ただいま戻りました!
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 22:18:46.04 ID:QBXWhmUno
>>44
危険じゃないとは欠片も思ってねーさ。
というか、いつか敵になる相手に油断なんてあり得ない。
俺は過大評価も過小評価もしない、その上で俺はアンタを危険と評価しとく、よ。

【眼は鋭い。ジャーナリストとしてではなく、Justiceメンバーとしてである】

見た目は確かにかわいいが“女の子”だがな。
綺麗なバラには刺があると言うが、アンタの場合刺じゃ済まなさそうだ。

【冗談めかしてそう言って】

はは、舐めるなよ。
俺は戦闘より撤退のが得意なんだよ。
全力で逃げてやるさ、仲間も含めて、な。

【挑発のように言い放ち、続く相手の言葉を受けて硬直する】

……なぜ……いや、聞かないでおこう。
漫然と卵抱えてるだけじゃないさ、それに俺は弱い。
“コイツ”を上手く使えば、逆に俺は強く成れる。
悪意に飲まれる前に俺が飲む、飲まれれば其れまでの人生だったってだけよ。

【腹部の卵を抑える術は友人が研究中】
【最近知り合った組織の人間は卵の制御法を知るという】
【卵をどうにかすることが出来るかも知れない、という希望が谷山にある程度の余裕をもたらしていた】
【頭の中で聞こえる声を抑えこむことが出来る程度には】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 22:21:00.41 ID:oRvZXPUwo
【路地裏】

……7人目

【暗闇の中、小さな呟きを漏らす人影】

【よく見れば、無精髭を生やした中年の男だ。】
【真っ白なワイシャツとGパン。嫌でも目立つ、赤い手甲を着用し、腰にそれぞれ長さの違う三本の刀を携えており】
【その内の一本が今…彼の右手に握られていて】

【目の前には肉塊と化した“元”人間】
【じっと…ぼーっと、それを見つめている】
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 22:21:34.67 ID:Pi3BgrkG0
【路地裏】

「ごふっ!?」

『なっ……なんだ、如何云う事だ!?』「ポルターガイストかよ――!」


 『「ぐああああああああ!!」』


 フフ……もう、良い。出て来い


【この場所では至って普通の光景である、殺戮現場】
【瞬間、白衣の者は「もう一人の存在」に「言葉の合図」を送り】
【突如として、其の隣に「妖々しく光る黄色い眼」の者は、現れる】


【然し、“もう一人”へ忍び寄る――黒い靄は付き進み】


 ――!?


【吸い込まれる――】


 どうした――ゼっ……!


【マントの翻る音。途端に、“もう一人”は人が変わったが如く白衣の者を喉目掛け、蹴り上げる】
【白衣の者は、不意を突かれ只々、路地裏の壁に罅が入る音と。其の脚をどかそうと両手で必死にもがくしか無い。しかし、其れは余りに弱弱しい抵抗に見えた】

【二人のチンピラの死体。白衣を締め上げる―― もう一人】

【「聞いていた」のではなく「見ていた」のであるとすれば構図と現実的にもう一人の方が責められるだろうか】


【―― もう一人の顔。其れは銀色の骸骨で人間であるかどうかすら疑わしいのだから】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 22:23:53.88 ID:Sy24Z3k8o
>>46

ああ、ありがとうございます……、……。

【未だ眠気が残るのか、目をぎゅうと瞑ってはぱちりと開けるの繰り返し】
【繰り返されるその動作の、五回目あたりで。青年の手から、帽子を受け取る】
【髪と同じ、金色の瞳で。しげしげと、青年を観察している様子】

……、何処かの、騎士さんでしょうか。

【半ば独り言のように、ぽつっと呟いて】
【青年の前進を満遍なく滑る視線は、市場に並ぶ食材の善し悪しを「見定める」ような】
【そんな、青年にとってはあんまり気分のいいものではないものだった】

//おかえりなさいまし!
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 22:24:09.24 ID:F/4Fs4u6o
>>45
/っと……本当に申し訳ないけど、明日早いのでできれば落ちさせていただきたい
/えっと、無かった事にした方がいいかな?それとも一通り説明されて帰ったことにしたほうが?
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 22:28:26.04 ID:8xVgyRTJ0
>>42
【もし檸檬が受け止めた自分の左手を見たならば】
【気づくだろうう、その刃に傷が傷がついていた事に】
【傷から何か噴き出している・・・】
【赤黒い・・・だが決して血ではない、】
【それどころかそれは液体ですらない――】
【傷から噴き出し漏れているそれは―――魔翌力だった】

ぐあぁ・・・・
【卑怯な蹴りが 護の脇腹へ】
【顔が歪む――攻撃は確かに効いてるようだ】

【因みに魔翌力はこの数秒後、止血したかの如く止まるだろう】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 22:31:37.57 ID:Ay+XsFvxo
>>47

……やれやれ……随分と威勢のよろしいことで――

【ウェル子は肩をすくめ、】

ああ……別に具体的に「あの卵」を指し示した言葉では無かったのですが……

先程、貴方様が一瞬だけ発した「悪意」――「カラス」はそれを見逃さなかった……
そして、貴方様の「瞳」と、相反する属性の「悪意」、
それからわたくしが貴方様に投げ掛けたあらゆる言葉と、それに対する返答……

わたくしは、全てを総合し、『審判』を下したまで……

【クルリとウェル子は再び背を向け、】



悪意に飲まれそうになったその時は……わたくしの名でも叫んで見るとよろしいかもしれませんよ……


     ――そっと……


心地よい『絶望』へ……手引きして差し上げますから……



【――歩き出す】
【屋上から出るための扉に向かって、ゆっくりと】

谷山様は……ええ……まだまだ……『甘い』――

【ウェル子は、上から目線甚だしい一言を最後に添え、】
【呼び止めなければ、彼女はそのまま屋上から出て行くことだろう】
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 22:34:15.50 ID:m90VDBSAO
>>50
【少年に帽子を手渡し】
【手持ち無沙汰な片手を、適当に動かし】

(うっ…なんか怪しまれたりしてる?)

【そのまま後頭部へ持っていった】
【少年の視線に圧され、申し訳なさそうに──】
【──実に申し訳なさそうに、口を開いた】

…──『記憶喪失』、なんだ。
その…覚えているのは生活に必要な知識と──自分の『能力』だけでさ。

【後頭部に当てていた手を、頬へ運び】
【恥ずかしそうに、指先で頬を掻く】
【そこに、嘘を吐いているような素振りはなく】
【無意識の行動か、空いている手が、腰に提げている剣の柄らしきものに伸びる】
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 22:34:28.67 ID:gJXphykDO
【路地裏】

『ははっ見て下さいよセンパイ、まじグレェ』
「あーぁもったいねぇケッコー可愛かったのに」
【あたり一面に赤い液体が飛び散った路地裏に三人の男が立っている】
【カメラを持った男とセンパイと呼ばれた男の二人はいかにもなチャラけた風体の不良といったところか】

『ダーティーさん?何見てるんすか?』

【ダーティーと呼ばれたもう一人は脱色した髪に褐色の肌、独特の目つきに薬物でギザギザになった歯】
【服装はパンクファッションと二人と同類に見えるが、二人とは違う凶悪な雰囲気をまとっている】
また新しく面白そうな組織見つけてよ・・・・・・
「・・・更正させる組織っすか・・・他とどう違うのかオレよく分かんねぇんだけど」
『なんか生意気っすね・・・前みたいに仲間になったふりして内部分裂させません?』

【ポスターを眺めてる三人の足元、そこにも人・・・否、人だった者がある】
【腕や足を体から抉り飛ばされた少女】

ヒャハッいいねーいいねーヤッちゃおっかヤッちゃおっか
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 22:37:00.46 ID:QBXWhmUno
>>53
弱い分言葉と態度だけでも強く有りたい、ってだけさ。

【此方も飄々とした様子で】
【そして、背を向けるウェル子の言葉を受けて】

出来れば、お前の名を叫ぶ事にならないことを祈っとくよ。

【そう言って谷山は屋上の縁に立つ】

ああそうだ、俺不法侵入だから下警察居るかも知れない。
気をつけときな。

【左腕の五指から糸を伸ばすと遠くのビルに糸を投げ引っ掛けて軽く引っ張り】

じゃーな、次会うときは敵だ。

【言い残すと谷山は屋上を飛び降り糸にぶら下がって去っていった】

//乙でしたー!!
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 22:40:21.28 ID:q73zMtce0
>>52

【蹴りが当たった事に、愉悦の表情を浮かべ。其処で、刃に着いていた傷に、気付いた】
【左手から漏れ始めている、自分の魔力に、驚愕する】

―――ッ、な!

(どんな、攻撃なんですか……!)

【相手は、覚醒したばかり。攻撃の内容も、戦闘の仕方も、全て、判らない】
【魔力の流出が、固まり始めた頃。次の行動を決断する】

仕方が無い―――……一旦、後退を……!

【彼から、一度離れ。バックステップしようとするだろう】
【其の行動と、同時に―――念の為、自分の左腕を、元のアートマン形態へ戻そうとする】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 22:41:03.80 ID:uAsAxAVc0
>>55
【そこに】
【なんの前ぶれもなく壁が割れ、蹴りが跳び壁を砕き】
【カメラをもった男の頭に向かい放たれるだろう】

あら……失礼
【そこには長い翡翠色の髪に、顔全体に包帯を巻き、左目と口と両耳の部分だけを露出している女が壊れた壁から出て来る。両足は膝から下は黒い義足がしてある】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 22:41:55.69 ID:VvB5Yr7e0
>>55

…今日も収穫なし…か…ポスター効果があまり見えてないのか…
【黒髪長髪で藍色のシンプルな単着物を着ている男がそう言いながら路地裏に差し掛かる】

【すると】
【彼の網膜に悲惨な情景が移されていた】

【3人の男、下に転がる──おそらく、「ヒト」だった物体】

なんだ…!? これは…!?

60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 22:42:43.29 ID:VvB5Yr7e0
>>58
/すみませんかぶりましたね…
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 22:43:11.56 ID:Sy24Z3k8o
>>54

……ぁあ、ごめんなさい。
僕、生まれが……えーと、櫻のほうなので。貴方の恰好、珍しく見えてしまって。

【曖昧に笑って、ちいさく頭を下げた】
【「自分の生まれた国」を説明する、ただそれだけのことには、不自然な間をもって。そう付け加えた】

記憶、喪失――ですか。それは……ええと、御愁傷様で、す?

【どう言葉を掛けるべきか、そこは外見相応の悩みを見せて】
【青年の手が伸びた先、剣を視認――わずかに細められた目はきっと、眠気のせいではない】

……能力、と、言いますと。
記憶を失う前、なにかと戦っていた人――だったのでしょうか?

【ただの推測。それを、唐突に青年に投げ掛けてみる】
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 22:43:55.83 ID:E5w5sq/W0
>>60
/オイラは複数大丈夫ですよ
>>55の人がOKならやりませんか?
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 22:44:23.58 ID:5aoOEgHeo
>>51
/ごめん見落としてた!
/じゃあ…今日のはなかった事にして貰って構わないッス…
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 22:47:01.97 ID:F/4Fs4u6o
>>63
/すまんねぇ……もうちっと早めに投下してたら良かったよ、でわでわー
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 22:47:07.36 ID:VvB5Yr7e0
>>62
/ならば>>55の人の判断に任せますー
/マーシャル・T・ロウから身なりは聞いてるという設定でいいでしょうか?(>>62さん)
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 22:48:14.09 ID:6msKq9MG0
>>65
/構いませんよー
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 22:49:21.60 ID:Ay+XsFvxo
>>56

……世界には、様々な分かれ道が存在します

人生の岐路に立って、人は、思いを巡らせ、頭を悩ませ、そしてどちらかに進む――


……岐路すら失った荒れ地に立つ者からすれば、実に羨ましい限りです――


さあ……貴方様は……世界に、挑みますか? 世界に、従いますか?


【無人の放送局】
【それは、まるで時が止まったかのようで――】


”Judgment of a Pilot” ―― 『絶望の水先案内人、かく語る』 ――


【カツン――カツン――、瓦礫の中を、少女は、緩やかに、降りていく……】


/お疲れ様でしたッ!!
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 22:52:03.97 ID:gJXphykDO
>>58
【壁からの突然の蹴り・・・当然のことだが武術の心得や戦闘の経験のない者が避けられるはずもなく一言も発する間もなく蹴りの方向に蹴飛ばされ地面に横たわる】

「な?え?」
【あわてふためくセンパイ】

・・・・・・まず下顎だな・・・下顎を吹っ飛ばす・・・んーいーねー欲情しそうだ・・・
【ダーティーはただポスター片手に何か呟いてる】


/すいません久しぶりなので返信遅くにりそうです
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 22:55:34.37 ID:m90VDBSAO
>>61
櫻の…って確か、島国の?
でも、その割には…

【記憶にある知識】
【そこから考えるに、少年の髪の色は…】

…うん、えっと、気にしないで。

【不自然な間を気にしてか、少年の生まれについては何も言わず】

何かと…もしかしたら、そうなかもしれない。
格好も、こんなだし。
ただ──『能力』だけは手足を動かすみたいに解ったんだ。

【今度は、意識して柄に触り】
【掴み──腰から引き抜く】

コイツのこと──だけは。

【その『柄』は、本当に『柄』だけで】
【『鍔』にあたる部分には、竜のような装飾がなされているだけで】
【『刃』が──なかったのだ】
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 22:55:48.55 ID:gJXphykDO
/>>65>>66
/すいませんお二方・・・・・・かぶっていたとは気付かずに
/昔ならいざ知らず、今は久しぶりの戦闘な上に新キャラなので複数はかなり時間が遅くなりますがそれでも良ければ・・・・・・
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 22:57:32.46 ID:VvB5Yr7e0
>>70
/あー、じゃあ降ります。

/ついでに>>38の絡み募集します
/だれかはいってw
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 22:58:24.76 ID:02RbbcJp0
>>68
あら?…
【首を傾げながら先輩の顔を掴もうとする】

ここは通行禁止かしら?
【成功したら喋りながら馬鹿力で先輩を壁に投げ飛ばそうとする】
【死にはしないだろうが下手したら重傷だろう】

通っていいかしら?
【そして残った男に言うだろう】

>>70
/俺は構いませんよ
/順番どうしますか?
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 23:00:18.35 ID:gJXphykDO
>>71
/すいませんでした・・・もっとちゃんと参加してたらこんなはずには・・・・・・
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 23:02:22.54 ID:1S8VpWFD0
>>71
/あらら…わかりました
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/04(金) 23:02:35.97 ID:VvB5Yr7e0
>>73
/いえいえ 僕入ったらグダグダになるだけなんで… 
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 23:03:16.48 ID:8xVgyRTJ0
>>57

今・・・警戒しましたね・・・
何が起こったかわからないという恐怖心が今、警戒へと変わり貴女を引かせた
良かった・・・檸檬さんまだ恐怖は・・・残っているんですね。
人間らしさ、未だ少しは残っているんですね、
【そう、安心した様に呟く】
【だが、護の敵意はまだ消えていない】
【彼もまた、檸檬には警戒しているのだから】

【檸檬が自分の能力を理解していないからこそ】
【次に彼女が自分にどのよな行為をとるか予測不能だからだ。】

77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:04:13.81 ID:Q1kWGnSSO
>>69

……母方が、他の国の人間でして。
それでこんな、金色の髪と瞳になってしまったんですよ。
これのお蔭で、小さいころはよくからかわれたっけなぁ――

【くるくる回る薄桃色の唇は、薄っぺらにも見える言葉を吐き出して】
【思い出し笑い、くすくす。それもなんだか、ツクリモノみたいに整いすぎている、ような】
【ここで青年が追及したとしても、似たような感じではぐらかすだろう】


……、……?
刀身が、ない……ですよ?

【おそらくこれが、能力の片鱗か】
【これから先、起こることを見逃さぬよう。少年は、まばたきの回数を、減らした】

//携帯に移動しましたー
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 23:09:10.56 ID:gJXphykDO
>>72
「わぁぁぁあっ!」
『へ?・・・・・・がっ!?』
【頭を掴まれ、そしてバカ力で投げられ・・・・・・よろよろと何とかギリギリのところで意識を取り戻し、立ち上がって逃げようとしていたビデオを持った男とぶつかり二人一緒に意識を失う】

あん?なんだこのメカニカルなメスは? 
【ダーティーは反応はしたものの返答ではなく質問をする】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 23:10:05.30 ID:gJXphykDO
>>72に追加

/すいません降りられたみたいです
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 23:15:10.65 ID:1S8VpWFD0
>>78
あら…ただの通りすがりよ…
ごくごく普通じゃない…
【そして倒れた男達が意識を取り戻して立ち上がれないように《両足》を踏み潰そうとする】
【その行動には容赦がなく躊躇いもない】

それで通っていいかしら?…質問を質問で返すおバカさん
【微笑みながら足元の少女を見て生きてるかどうか見ようとする】
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:17:44.25 ID:m90VDBSAO
>>77

(なんだか…『人形』?いやいや…でもなあ)

【掴みどころのない少年だ、と思いながら】
【まるでツクリモノ──なんて思いは、頭から振り払って】

うん、確かにこれだけじゃあ棒切れと変わらない。
けど──

【ポウ──と】
【柄を持つ手とは、逆の手が淡く光り】

この“マテリアル”──って呼んでるんだけど、コイツを……

【青年の手に現れた、淡く赤く光る、丸い水晶】
【それが、柄に──いや、竜の形をした鍔に吸い込まれて行き】

……こうして!

【竜の口がまるで生き物のように動き、マテリアルと呼ばれたそれに、噛み付く】

それで、こう。

【軽く、『柄』を振るうと】
【紅く透き通った『剣』が、水晶から現れた】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/04(金) 23:20:14.23 ID:q73zMtce0
>>76

【彼の返答に、虹色を見開き。表情を強張らせる】
【何故、安堵した様子で言うのか。自分と、彼は、命を懸けて闘っている最中では無いか】
【問い掛ければ、問い掛ける程。人間を失った、彼女は、理解していた】

―――……何で、ですか
……、貴方は。何処まで、御人好しなんですか

【畏れる様に、小さく笑みを浮かべ、一度項垂れる】
【外灯で、顔に影を落し。声に出さず、唇だけの動きで】

【「―――護君、らしい」と、呟いた】


【……表情を、引き締める】

……、最大出力。―――此れで、終わらせるよ、護君

【敬語を抜いて。以前の口調で、宣言し。彼へと、左腕を構える。胎児が、笑う】
【最後の攻撃。魔力を、ギリギリの量まで消費しながら、細い針で、最後の武器を紡ぐ】
【針の集った其れは、巨大な杭を象る。一年前に使っていた能力を、意識した形で】

【黒と赤の、闇の魔力が、杭を射出する為に集い始め】
【攻撃の、準備に入っている様だ】
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:28:11.35 ID:NOfb6Qe0o
【雷の国、とある岩場にて】

なんでアタイが鉱石採掘なんぞしなくちゃならないんだよ……。
こういう繊細な仕事は向いてないって分かるだろうによう。

【腰まで伸びた暗い赤髪は手入れを怠っているのか所々に跳ねていて】
【藍色の瞳はしかし右の目が眼帯で塞がれ、そのツリ目と眉間に深く刻まれたシワはまるで常に怒っているよう】
【白いシャツに暗い赤のネクタイ、その身を黒のスーツに包みこんでいて】
【その胸はそれなりと言うに相応しいサイズだが黒いスーツは陰影を曖昧にするのでそれは目立たない】

絶対に目当ての物に有り付く前に砕いて壊すぜアタイ、まあそうなったら一応は見つけたんだし――――
適当に言い訳しちまえばなんとかなるか……。

【動きやすさを考慮したのだろう薄手の黒い手袋をはめて】
【ゴツゴツとした岩の壁を手の甲で二回三回と叩く】
【女性は目を瞑り顔を顰める】

この辺りじゃねーか、……あ゛ーもう面倒臭い。
そもいくらアタイでもこんなデッカイ岩場を調べるとか無理に決まってんだろバーカ、バーカ、超バーカ!

【その口ぶりはまるでその岩場の中にどんな物が埋まっているのかを調べているようで】
【八つ当たり気味に岩壁に右ストレート、ズドンという音の後岩が拳型に凹む】

(……痛い、超痛い。まだ本調子じゃねーの忘れた)

【暫くそのままで姿勢で、プルプル震えながらいたとかなんとか】
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:28:39.66 ID:Q1kWGnSSO
>>81

【青年の自分に対する疑念には、だんまりを決め込んだのか】
【或いは、目の前の光景に釘付けになっていて、気付かないだけか】
【――恐らく後者だろうが、今はどうでもいいことだろう】

…………わ、

【鮮やかな色をした、透き通った輝く石】
【それが、刃に変わって「剣」に変わる、その瞬間】
【目を丸くして――見守る】

すごい、これ……魔法ですか?
……んぁ、忘れてらっしゃるんでしたっけ……

【眼鏡のずれを直して、紅に輝く剣を、まじまじと眺める】
【その表情は、先程見せたツクリモノの不自然なにおいはしなくって】
【年相応の、好奇心に満ちた少年のそれをしていた】
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 23:29:32.51 ID:gJXphykDO
>>80
『グッパオンッ』
「メメタァッ」
【痛みで意識を取り戻した男達は奇声を発す】
【そして結局あまりの激痛に泡を吹きながら意識を失う】

 あぁ?バカって言ったか?バカって言ったなクソメスが。 
【ダーティーは一歩女の方に踏み出す】 
 あと通っても良いかだって?無論いいぜ。
【そしてにやりと笑う】
地獄への一方通行だ・・・たっぷり暴力、拷問、凌辱の三コースを楽しめ。
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 23:32:00.06 ID:Cfickk/30
>>85
あら?馬鹿に馬鹿って言ったら何が悪いかしら?おバカさん
【そう言いながら横を通りすぎようとする】

【一見隙があるように見えるが……】
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:40:55.05 ID:m90VDBSAO
>>84

ん…魔法、になるのかな?
でも、これは『能力』だって、はっきりとした確証があるんだ。
自分の中ではね。

【恐らくは、『柄』と『マテリアル』、両方のことを指しているのだろう】
【数少ない、確かな記憶から、そう言って】

(…気のせい、だったのかな。さっきのは)
マテリアルの属性を変えることも出来るんだ。
今の属性は『炎』…後は『水』とか『雷』とか…かな。

【杞憂だったのか】
【と、少年の反応を見て、先程のことを考え】

剣は…そこそこ扱えたから、もしかしたら本当に騎士だったのかもなあ。

【溜め息混じりに、一言】
【すぐに気を取り直して、少年に視線を向ける】

それだけじゃなくってね、まだ秘密が──ってそうだ。

【唐突に、顔を青ざめて】
【急いで剣を消し、柄を腰に提げてしまった】
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:47:50.95 ID:Q1kWGnSSO
>>87

へ、え……すごい。
属性を変えられるのは、大きなアドバンテージですよ……うん。
もしかしたら、お兄さん、とても強くて偉い人だったのかも……

【言葉の節々に混じる、かすかな興奮の色】
【めずらしいモノを見た、小さな子供の。仕草と、何ら変わらないような】
【少年の、素、だろうか。先程までのツクリモノの笑顔が、はっきりと偽物だとわかるような表情――】

……? どうしました?

【――も、すぐに消え失せることになる】
【急変した青年の表情に、疑問符を浮かべた視線を返す】
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 23:49:28.96 ID:gJXphykDO
>>86
 てめーこそ腐った頭にわいた虫が脳ミソ食い潰して、もっと腐ったアソコまで食い散らかしてんのか?
【男の右腕が指先から服ごと消えていき右手から肘にかけて黒い鎧に覆われる】

 分かってないようだから分かりやすく言ってやる。
 生意気なんだよメスが・・・・・・
【そんな男尊女卑を全面に押し出した発言とともに女の後頭部に右の裏拳をたたき込もうとする】
【それとさっき書き忘れだが・・・・・・少女はもう死んでいる】
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/04(金) 23:55:16.62 ID:er2ZGYeJ0
>>89
あら……よくわかったわね
【突然、頭から首がとれ、右手でキャッチし】
【回避しようとする】

【そして相手の腹部に向かい右足での回し蹴りを放とうとする】

【だが二人に放ったほどの力はなく、せいぜい強くって格闘家レベルの蹴りだ】

私がゾンビってね……クズ
【おめでとう馬鹿からクズにレベルアップしたよ】

【どうやら相手がこちらを攻撃するのを予測してたようだ】
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:56:01.54 ID:m90VDBSAO
>>88

【青ざめた表情】
【何か、非常に不味そうな表情】
【顔面蒼白、とも言う】

…………………

【少年の素の姿に、反応する余裕もないのか】
【──いや、メタなことを言うと、青年の事情はとてもくだらないことなのだが…】

…………えっと。

【たっぷりと、間を置いて】

ここら辺泊まれるところとか、ないかな?
出来たら案内して欲しいんだけど…

【とどのつまり──青年は方向音痴、だというのだ】
【そして今夜泊まれる場所が見つからないと、野宿をするハメになるわけなのだ】


/そろそろ就寝な為、ここいらで切らせていただきたく…
/案内してもらったということでよろしいでしょうか?
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 00:02:41.99 ID:YYLGaVHB0
>>82
・・・・何ででしょうね・・・
【護は檸檬の瞳を見つめる】

前の貴女が夢幻檸檬であるように
今の貴女も、確かに夢幻檸檬なんです。

・・・・でも僕は、前の優しい、楽しそうに笑っていた檸檬さんの方が―――好きだったんですよ、
【護は最後に笑顔でそう告げる】
【戦闘中だというのにそれを忘れた様に】


―――檸檬さん、貴女は絶対に救う
正義の人間としてじゃない、護という貴女の友人の一人としてです。
【護は刀を構えると】
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 00:03:30.62 ID:OvjhOM3DO
>>90
あん?
【いきなり首がすっとぶ・・・この光景に驚かない奴がいたら、そいつは心臓どころか五臓六腑全て毛が生えてるだろう】
【そして蹴り・・・ダーティーは避けれず食らうが、その勢いを利用し自ら蹴りの方向に吹っ飛び距離をとる】

ゾンビかよ・・・ヤッたら確実に病気になるよなコレ・・・・・・
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 00:05:30.53 ID:YYLGaVHB0
>>92
/途中送信です!!すいません!
/最後に【檸檬へと駆け出し】 【最後の一閃を振るう】と追記
/後、遅くなってすいません
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:05:57.14 ID:OBny2ErSO
>>91

……、……

【(・д・)?】
【こんな顔。リアルにこんな顔】
【心なしか、眼鏡がずれた。気がする】

……んぁ、え、と。
街の方に行けば、宿はたくさんあります、けど……。

【(・д・)<とりあえず、こっちです……】
【なんだか、ぎこちない音。ヒールが地面を叩く音だ】
【それについて行けば、青年は街まで行けて、それでめでたしなのだ、が】

(……話を切り出すタイミング、まるまる逃しちゃった……)

【(´・д・)】
【青年に見えないように、こっそりこんな顔】
【金髪の少年、――いろいろ失敗。】


//はい、私も眠気がきて文章があばば……
//それではここら辺で。ありがとうございましたー!
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:06:23.88 ID:jdpMd6Lco
【公園】

【この公園の隅っこの方で、一人の青年が佇んでいる】

……強く、なりたいなぁ。

もっともっと強くなれば──守れるものだって増えるのに。

【燃えるように真っ赤な三本のアホ毛、青空のように透き通った空色の瞳。】
【白いシャツの上に灰混じりの黒色のパーカーを羽織り】
【左手首にはオレンジ色の包帯を巻き、左足には蒼を基調とした金属製の細身のアンクレットを身に着け、】
【霰を連想させるような幅広で白色透明な長剣を、抜身で腰に帯びている。】

【左手に、まるで空を連想させるような蒼穹の魔翌力を集めてるところからすると、魔術師なのだろうか】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:08:05.95 ID:6pOTH2oAO
>>95
/ありがとうございますー
/お疲れ様でした!
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 00:11:07.01 ID:rcORxObN0
>>93
……以外にやるようね
【頭を首にくっつけ、流れてる血を糸の形にし自分の頭と首を縫い付け】

……そういえば私が嫌いなもの教えてあげる
女の子の手足を切断して犯すクズが
【次の瞬間、凶悪な程の殺気が放たれるだろう】

来なさい…クズ…
アナタが生きてるのも死ぬのも嫌になるくらいの悪夢を見せてあげる
【右手でカッターを取り出し】
【チキチキチキ】
【と刃を出す】
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:16:36.75 ID:Svz3F1Iho
>>96

まだいらっしゃいますかー?
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:17:00.89 ID:Svz3F1Iho
>>99
/をつけるの忘れてました申し訳ないorz
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:18:11.08 ID:jdpMd6Lco
>>99
/貴方の後ろに
/10分程度なら聞く必要ないと思いますよ。
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 00:18:28.13 ID:VonsJHC90
>>92

【其の言葉に、少しだけ。何か感じた様に、瞳を細める】
【然し、其の感情も、直ぐに卵に掻き消される。闇は、完全に、彼女を支配していた】
【其れでも、何故か。込み上げて来た、負の感情を、心地良いとは思えなかった】

―――……、

(……、ああ、……でも)
(……嬉しいって。こういう、感情でしたよね。忘れましたけれど……)

【皮肉を込めて、返答する。主に、自分への、嘲笑を含んだ言葉を】
【くく、と、喉を鳴らして。寂しげな苦笑を、彼に向けた】

……最初から、救われていませんよ。僕は
―――其れでも、宜しければ

【「僕の、下らない。お涙頂戴の、独り遊び」】
【「最期まで―――」】

【―――ギュ、ン】
【声が、掻き消された】

【杭が、彼へ向けて、放たれるだろう。大量の魔力を、撒き散らしながら】
【其れを撃った反動で、彼女の体が、後方へと転がって行く】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:22:31.61 ID:pIs0A4mLo
>>96
強い……とは。一体、何であろうか……

【不意に、相手に降りかかる声】
【それに同調するように、公園に立つ外灯がほんのりと暗くなる】

愚者は言うだろう……ならば己を鍛えるが良い……と
賢者は返すだろう……強さなど……人が思い描く真実の一つだ……と
しかし真に実りとなりのは……どちらの言葉か……
……私は敢えて言おう……その力の……僅かな助けになりたいと……

【腰に響くような重低音の声は、囁くように小さいのに、なぜかよく通り響くもの】
【まるで甘い誘いのような言葉が、文字通り上の方から紡がれる】
【相手がそれを見上げれば――】

……だから……君に一つ条件を差し出そう……

【まるで契約を持ちかけるように話しかけるのは、ふわふわと揺れる銀髪を持つ男】
【薄青色の目と、青白いと形容されそうな肌の色をして、背は高く体躯は細長い】
【お貴族様みたいな真黒のマントに白のドレスシャツ、アスコットタイを締めて】
【黒のスラックスに同じく黒のオペラパンプス、右の手には白のステッキを持ち】
【いかさまの似合いそうな指は白い手袋に包まれ、貴族的風貌の時代錯誤の男だ】
【ものに例えるならば、そう、ふわふわと海をたゆたうくらげのような】

……おろして……

【……という、上記の男が、外灯のてっぺんにしがみつくようにしてぷるぷる震えているのが見えるだろう】
【まるでチワワのようである】
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:23:41.24 ID:pIs0A4mLo
/またやっちゃった! またやっちゃった!!!
/先に声をかけた方がおられるようなので、>>103は無しで……orz
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:24:53.76 ID:jdpMd6Lco
>>103>>104
/この時間帯から複数は厳しいので、申し訳ございません。
/また機会があったら、その時はよろしくお願いします。
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:27:54.19 ID:Svz3F1Iho
>>96

強くなりたいのなら、私と戦ってもらいましょうか。

【後ろのほうから声が聞こえているだろうか、】
【青年の目の前まで歩いてゆき】

あなた、強そうね

【汚れた茶色のフード付きのコートをはおった人物が語りかける。】
【声からすると女性のようだが……フードの隙間からは金色の髪と白い口元が見えている】
【コートの両腰に当たる部分からなにやら棒のようなふくらみがあるのが伺える】


>>104
/すみません…orz
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 00:36:49.55 ID:VonsJHC90
>>94
/すみません、今気付きました…orz
/【彼が放った一閃へと、杭が放たれる】という文章を追加させて下さい…
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 00:38:20.81 ID:YYLGaVHB0
>>102
【それはまるで漫画やアニメでよく見る決着みたいに】
【檸檬に駆け出し、最後の一線を振るう】
【刀を振るった後、護の体が檸檬の横を通りすぎて】
【そして】

檸檬・・・さん・・・
何で・・こんな事にな・・ちゃ・・たんでs・・・
【地面へと――倒れた】
【肩の近くに彼女が放った杭を刺さらして】
【護は血を出しながら意識を失っていた】
【戦闘不能――もし檸檬に一閃が命中していても】
【もうそれまで、戦闘はそこで終わりだ】
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:38:23.97 ID:jdpMd6Lco
>>106

……まぁな。

【「強そう」という言葉を否定しない辺り、それなりの自信はある模様だが】
【それでも強くなりたいとは、どういう事なのだろうか】

模擬戦の申し込みか?
それなら、断る理由はないけど。

【視線を歩いてきた人物に向けつつ】
【左手に集めていた魔翌力を、空気中に霧散させる】
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 00:38:29.79 ID:OvjhOM3DO
>>98

 ・・・・・知ってるか?
 ダルマにしたらよぉ・・・・お次は歯を全部抜くんだ・・・噛まれたらいてぇからな・・・

【瞬間、男の体は右腕が変わった時のように変化する】
【左腕は右手と同じように指先から肘にかけて黒鉄色の鎧に覆われ、黒い五角盾をもっている】
【西洋騎士のような顔全体を覆う黒い兜をつけ、何も付けてない部分はつやの無い黒色の皮膚に変化し、体格も以前より筋肉質に変わる】
【そして下半身は、後ろ足がバイクの後輪に、頭が角と牙を生やし額に人のような口のある雄山羊になった馬と元来、馬の背に鞍がある場所で結合している】
【全体的に見ればトーナメントをする騎士とケンタロスの中間だ】
【そして変化が終了したとたん前脚で地を蹴り女に接近し盾で殴り付けようとする】
【パワーは鍛えた人間クラスだがスピードは人外の域だ】


/すいません遅くなりました
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 00:45:44.99 ID:byOwflGD0
>>110
………そう
【冷たい口調でそう言い】

【反応できず殴られ横に吹き飛ぶ】
【だが殴られた瞬間、腹部に向かいカッターで切り付けるだろう】

【頭から血を流しながら】

おめでとう…アナタには最高の悪夢を見せてあげる
【首がへんな方向に曲がってるのを直し】
【左手で服から大型拳銃を取り出す】
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:46:52.97 ID:Svz3F1Iho
>>109

私も今より強くなりたいのよ、あの人に復習するまでは、ね。。。

【その女性らしき人物はそのままうごかず語り】

模擬戦?いいわね。私もあなたもここで死ぬわけにはいかないでしょうし。

【その人物は数歩後ろへさがり、コートを脱ぎ捨てる】

【コートの中の人物は肩くらいまで金髪のストレートヘアーで、水色の瞳】
【紫を基調とした花柄の動きやすそうな着物と袴をきており】
【左腰に銀色の日本刀のようなもの、右腰に金色の南蛮刀のようなものをさしている】

じゃあ、お手合わせお願いね。

【その人物はもう戦える様子のようだ。】
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 00:52:42.60 ID:VonsJHC90
>>108

【彼女の体に、一閃が入り、体を引き裂く。血肉が、華の様に散る】
【おぼろげな視界の中、地に伏した彼が見えて】

(―――……死んで、ませんよね……)

【何故、そんな事を思うのだろう。彼に、本気で殺しに掛かっていた、自分が】
【未だ、捨て切れぬ思いが在るのか。そんな筈は、無いのに】
【再会する際も、自分は、彼に。殺しに掛かるのだろう】

……、は。……、……

【どうせ、もう、関係の無い感情だろう? 以前の、少年の様な自分が、何処かで笑っていた】
【起き上がると、血液が、自分の髪に付着し―――其処に在るのは、新鮮な紅】

……、さようなら、か……

【別れの言葉が、何故か、酷く懐かしい物に感じた】
【何時の間にか、以前、機関の仕事をしていた時の、自分の部下が、駆け寄って来ていた】
【残りの魔力を使い、部下と共に、何処かへ転移した】

/お疲れ様でした!色々とすみません…ありがとうございました!
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 00:54:42.82 ID:OvjhOM3DO
>>111

ちッ!?
【急いで前脚でバックステップするが腹部に赤い線が一本走る】
【そこまで深くはないが出血量は少なくない】

調子のんなよメスゾンビが・・・てめぇこそ・・・すぐにこんな所でちんたらしてないで地獄に行きたくなるようにしてやるぜ・・・

【瞬間、ダーティーの右手が回転しながら手首の中に引っ込む】

ヒャハッヒャハハハハハハ!
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:55:26.54 ID:jdpMd6Lco
>>112

……復讐、か。

【その言葉に反応はするも、深く追求はせず】

ただ、殺さない程度には全力は出す。
怪我を負う覚悟くらいは、しとけよ?

【青年も同様に、その場から数歩後ろに下がると】
【右手で腰に帯びていた"処刑剣"を抜き】
【左手には、再び"蒼穹の魔翌力"を集め始める】

【青年の方も、既に臨戦態勢に入ったようだ】
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 00:56:03.81 ID:Y7YWicISO
【街外れ】
【行き交う者もすっかり失せた往来を、ぽつりと一つ、影が歩く】
【まだ人の通りも絶えてはいないのだろう、繁華街へとひた歩く】

(もうそろそろ大丈夫かな、腕は――会合のコトも有る。治って早々、無茶はできないけど)
(…………軽く見回る位なら、良いか。此方も勘を戻さなきゃ為らないし、あいつには暫く休みを遣ろうかな)

にしても――――随分と妙なのが増えたな。少し見ないうちに、よくもまあ……。

【例え草木が眠るとも、決して消える事のない明かり。それに混じって、諍いの声】
【こんな場所には往々にして、誘蛾灯に引かれる羽虫のように、性質の悪いのが屯すものだ】

【歩く、影――黒地に白の流水模様をあしらった着流し、腰には長が一振り短が二振り】
【合わせて三振りの刀を帯びた、彼とも彼女ともしれぬ、白皙のそれは】
【そうした連中に目線を呉れたり、時折軽く窘めたりしながら、から、ころ、と下駄の音を立てて夜を歩く】

(…………仮にも自称・正義の味方が、悪人放り出して他の組織のネガキャンかよ。困ったもんだ)

【街を見回りながら、近頃ちらほらと目に付き始めたポスターを、視界の端に流し見つつ】
【夜空にも似た濃藍の髪に、墨色の眼の人影は、知らず小さく溜息を吐き出した】
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 01:01:01.89 ID:rcORxObN0
>>114
(…腹部は余り防御は硬くない……厄介なのはスピード)
(…ゾンビとはいえ痛みは感じないけど血を流し過ぎると体力が減る…)
(それに相手のあの動き…何か来るわね)

なら…
【カッターで突然自分の胸を刺そうとする】
【次の瞬間、血渋きが跳び相手の視界をさえぎらそうと放たれるだろう】

(後は…タイミングね)
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 01:02:25.32 ID:Svz3F1Iho
>>115

ふふっ
怪我なんていつしたっておかしくない世界……楽しませてね?

【その女性は右手で銀色の日本刀を抜き、青年の語りかけ】

じゃあ、軽く……いくから交わせるなら交わしてね……?

【刀身はなにやら空気の層で覆われているようであり、その場から動かず青年に向かって真横から振りかぶる】

【すると刀から長さ2mほどの真空波のような鋭い斬撃が猛スピードで青年のほうへ飛んでいこうとする】
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 01:06:23.48 ID:b7O1NANSO
>>113
【―――数分後】
【倒れていた護が起き上がる】

【勿論檸檬の姿はもう、そこには無い。】
【湧き上がるこの気持ちは何だろうか】
【安心感―――?殺さずに見逃してもらった・・・】

・・・・う・・うぅ・・・っ!!
【否、違う】
【これは―――心を支配しているこの感情は・・・悲しみだ】
【友が一人、離れてしまった、寂しさ】

・・・・うわああああああぁあああん・・・あああはあ!!
【涙が・・止まらなかった】
【止めようとしても、止めようとしても】

【――――もう・・】

/長時間乙でした!
/楽しかったですよ!!
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 01:11:41.68 ID:OvjhOM3DO
>>117
けっ腐れ脳みそじゃ・・・ 
【盾で血飛沫をガードする】
【どうやら自身の胸を刺すという行為から予想してのガードのようだ】
【しかし盾が視界を代わりにすこし塞いでしまってる】

そのていどかよっ!!
【お返しとばかりにさっき手が引っ込んだ手首から女目がけて鋸歯が刃に付いたツイストドリルが猛スピードで伸びてくる】
【ドリルの太さは手首よりほんの少し細いくらいで、普通と比べてかなり太い】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 01:16:30.39 ID:jdpMd6Lco
>>118

ん、それもそうか。
こんな世界、だもんな。

【そんな世界だからこそ、青年は戦っているのだけれど】

……っと。

【左へと軽く跳んで、真空波を避けようとするが】
【完全には避けきれず、軽く脇腹を掠める】
【必要最低限の回避といった感じ】

【本当に軽い傷で、戦闘に影響するほどの怪我ではなさそうだ】
【現状は、であり、今後この傷が戦いにどう影響するかはまだ不明だが】
【少なくとも、今のところは青年の動きに支障は無いレベルである】

【そして左手に集まっている蒼穹の魔翌力は、時間がたつほどに大きくなっていく】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 01:18:38.65 ID:byOwflGD0
>>120
(よし…)
あら…予想外ね
【と言いながら急に左に跳ぶ】
【スピードが速いなら動く前に動き】
【相手のスピードを止めようと】

後ろに要注意よ
【突然、霧になった血が糸のようになり相手の身体を縛り少しだけ動きを止めようとする。一レスには元の血に戻るだろう】

【成功したら腹部に向かい大型拳銃を向け引き金をひくだろう】

(コイツは…動きが速い……だがタイミングさえわかれば回避もしやすい)
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 01:25:14.51 ID:Svz3F1Iho
>>121

あら、交わしたのね・・・そうこなくっちゃ

【女性は刀を両手に持ち、自分の右斜めしたへ構えを取り直し】
【刀から発生した風のようなものが彼女の足へと密着していく】

あら?何もしないのかしらね。
じゃあ…これは交わせるかしら?

【彼女はすばやく走り、青年へ近づき真横から腹部を斬りかかろうとする。】
【足に密着している風のおかげなのか、彼女の移動速度は速い】
【まして、真空の風を刀身に纏っているのもあり、斬撃自体も切れ味、殺傷力も通常の刀とは比べるまでもないだろう】
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 01:32:55.80 ID:OvjhOM3DO
>>122
【避けられたドリルは壁に突き刺さり騒がしい掘削音をたてる】

!?
【突然の血の動きに反応し、かわそうと馬の前脚とバイクの後輪の後ろ足で器用にサイドステップ行おうとするが・・・・・・】

Fuck!!
【その前に血に捕らえられる】
ぐぁああああああ
【弾丸の方は体を傾け避けようとするが脇バラを抉られる】
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 01:36:36.04 ID:jdpMd6Lco
>>123

何も躱すだけとは限らないんじゃないか?

【接近してくる女性を見て】
【青年は冷静に、長剣の柄を両手で握り締め】

…………っ!

【その長剣の刃で、相手の斬り付けを防ぐ】
【いくら殺傷力が高くても、直接食らわなければ問題ないと考えたようだ】
【彼の剣の腕は御世辞にも高いとは言えないが、素人でもない】

【尚、左手に集まっている魔力は消滅せず、未だに上昇を続けている】

126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 01:39:01.63 ID:YlNRdvC90
>>124
【糸は元の血になり】

まずは頭…
(足ね…)
【と言いながら、しゃがみ込み右足での回し蹴りを四つ足に放とうとする】
【どいやらスピードを潰す気だ】
【義足は鋼鉄のように硬いだろう】
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 01:44:09.11 ID:Svz3F1Iho
>>125

あらら・・・受けちゃった
その剣…硬いわね

【斬撃を受けられたのか、彼女は少し落胆の表情を見せる】

うーん…じゃーあ……
これならどうかなー?

【彼女は更に刀身に真空の風を纏わせて、防いでいる剣ごと斬ろうとする】

128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 01:50:54.38 ID:OvjhOM3DO
>>126
くそがぁああああ!!

【足への攻撃に対し前脚を持ち上げ後ろ足二本の変わりに付いてる一輪のタイヤで態勢を支える】
【バイクでいうウィリーと言う姿勢にあたるその姿は蹴りを回避するためのモノだけではない】

【いきなり馬を挟んだ女の正面の空間がひび割れ、そこから今は壁を掘削中のはずのドリルが、女の肩に向かって飛び出してくる】
【ウィリーの姿勢はこの自分の攻撃を避けるためだったようだ】

【ちなみにさっきから声を発してるのは山羊の額にある口だ】
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 01:54:39.99 ID:jdpMd6Lco
>>127

(げっ、ヤバ────)

【纏う真空の風の量が増え、直感的に危険を察知したのか】
【左手を離し剣によるガードを引くと同時に、後ろへと跳んで緊急回避しようとするが】

ぐぅ…………っ……!

【躱しきれず、胸部から下腹部まで一直線に切り裂かれる】
【鮮血が舞う様子からして、決して浅いキズではなさそうだが】
【幸いなことに直撃ではなく、剣も長い時間受けなかったことにより傷は入っていない】

ちく、しょ……。

【そして切り裂かれつつも、魔力の集まった左手を相手へと向ける】
【こうしている間にも大きくなっていく"蒼穹の魔力"は、既に相当なものだ】
【だが、現在の体勢や間合いでは充分に其れを活かすことが出来ないため、彼の狙いは牽制である】
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 01:54:41.73 ID:OvjhOM3DO
せっかく設定資料まで書いたのに書き忘れ雄々し
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 01:56:04.68 ID:OvjhOM3DO
/すみません>>130は誤爆です
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 01:57:57.75 ID:rcORxObN0
>>128
!?
【急に現れたドリルにより左肩を貫かれ】
【鮮血が舞い】
【銃をもった左手が吹き飛ぶ】

【それにより体力が削られる】

(……少しマズイわね…けど)

あら…随分煩いわね…女にやられて腹が立つのかしら…家畜の山羊さん
【そう相手を挑発する】

【そして吹き飛んだ左手が大型拳銃を身体に向け引き金をひこうとする】

【左手に注目してれば回避は可能だが】
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 02:01:14.13 ID:Svz3F1Iho
>>129

あ、斬れた…?
【女性はそのまま剣でガードをするのだと思っていたのだろう…青年の体に傷ができ】

あ、模擬戦だったんだ…

【暗い顔をするが、彼が左手を彼女に向けたことに気づき】

(何か…来るのかな……)

【彼女は青年の左手に注意を向けたのか、一度後ろにさがってもっと距離をとり】
【刀を構えなおした】

134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 02:12:25.01 ID:OvjhOM3DO
>>132

【ドリルを手首に戻すと同時に、ドリルが刺さった壁の方に飛ぶことで、銃弾をかわそうとするが擦ったらしく背中を浅く抉られる】
家畜?畜生はてめぇだろうがメスが・・・
【血を警戒してか後輪のタイヤの回転で後ろに下がり距離をとる】
てめぇは・・・ヒャハッ・・・てめぇは・・・オレのドリルでFuckしてやる!尻から突っ込んで内臓かき回してやる!!わいた虫と一緒にミンチにしてやる!!!

ヒハッヒハハヒハハハハハハハッ!!
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 02:13:13.76 ID:jdpMd6Lco
>>133

つぅ、危なかったぁ。

(あのままガードしてたら、剣に傷が入ってたかも……)
(いや、最悪、剣ごと切り裂かれたかもしれないか。)

【体勢を立て直しつつ、長剣の状態を確かめる】
【この剣はとある人物の"遺品"だから、失いたくはない】

ん、気にするな。
本気でやるって言ったのは、俺の方だから。

【充分持ち直せたのか、軽く息を吐いて意識を集中させると】

───《 ロイヤルストレートフラッシュ 》

【"蒼穹の魔力"が弾け、左手から強大な光の奔流が放たれる】
【相手の女性へ向けて一直線に向かっていく、太陽の如き光】
【狙いも軌道も単純なものの、それらを補うだけの火力を持っている】
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 02:20:06.23 ID:GlpQHERi0
>>134
あら…くだらない戯言ね…
弱い家畜が煩いわね…
警戒して後ろに下がって
情けないわね…男の癖に…いや男というよりオカマね。オカマ
自慢のドリルもただの飾りにしかならないわよね…
(あっちは対したダメージがない……こっちは出血が酷いわね……)
(さて…この不利な状況どうしようかしら?)
【そう言いながらカッターを相手の顔に放ち】

(勝負は一発…相手が攻撃してきたら逆転狙いのチャンス…相手のスピードが同じならタイミングあわせての一発勝負で……いくわよ…)
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 02:21:34.26 ID:Svz3F1Iho
>>135

ええ…そうね……

【彼女はうなずくと、彼の左手から強烈な光の攻撃が襲い掛かる】

まずい……避けなきゃ……

【彼女は横に避けようとする、しかし完全にさけきれず右足に光の強大な攻撃を受け流血するほどの傷を負う】


かすっただけでこんだけ食らうなんてね……
(でもあれだけの威力なら時間もかかるみたいね……それに追尾もしてこなかったようだし……)


【彼女は苦痛の表情を押さえ、立ち上がり一度銀の刀を鞘に納める】


うーん……まだやる……?

【相手の返答次第で彼女のこれからの行動が決まるだろう】
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 02:26:56.13 ID:jdpMd6Lco
>>137

……俺はまだ、やれるけど。
お互いに大怪我しないうちに、止めておくか?
戦ってみた感じ、どっちも攻撃力が高そうだし。

【幾ら殺さないように手加減してる模擬戦とはいえ】
【あまり戦闘が白熱すると何らかの危険があるかもしれないし】
【お互いの攻撃の破壊力・殺傷性から考えると、尚更である】

あ、別に戦いから逃げるわけじゃないからな!

【しかし負けず嫌いなのか、女性に指差して念押ししておく】
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 02:30:45.50 ID:OvjhOM3DO
>>136

けっ見え見えの挑発してんじゃねぇよ・・・・・・
それとも、え?、なんだ?もーしかしてぇ、挑発されてキレたオレに腐れゾンビになって以来つかってもらえねぇ腐れ「ピー」をファックさせたるつもりとか? 

(くそ・・・切り傷と背中の傷はまだいい・・・脇腹・・・Fuck・・・でけぇ拳銃だったからな・・・・・・衝撃波が内臓まで響いてやがる)

(オレの能力は応用があまり聞かない・・・・・・チャンスは一度・・・この一発で地獄まで逝ってもらわねぇと)
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 02:31:05.39 ID:Svz3F1Iho
>>138

ええ・・・そうね……お互い無事にいたいものね
ふふふっ……じゃあ今日はお開きのようね。

【彼女は一瞬残念そうな顔をし、笑いながら話して】

(あ…久々に二本目抜けると思ったんだけど…まぁいっか……)

【彼女は一度南蛮刀に目をやったあと青年のほうを向いた】

じゃあ私はそろそろ行くわね……

【そういい、彼女は先ほど脱ぎ捨てたコートを着ようとしている】
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 02:40:16.25 ID:rcORxObN0
>>139
それはないわ…
アナタみたいな[ピーーー]なんてどうせ[ピーーー]でしょ…
挑発してるのはアナタもじゃない…たまなし
【そう言いながら右手をポケットにいれ】

(………成功するかしらね…居合拳)
(さあ…来なさい…)
【相手の攻撃を待つ】

【もしこのまま二人共、相手の攻撃待ちなら警察達出しますか?】
ニア はい
  いいえ
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 02:40:42.46 ID:jdpMd6Lco
>>140

(……不完全燃焼だけど、まぁいっか。)

【危険だと思ったのも、事実である】
【それ程までに、女性の刀の切れ味は高かった】

ちょっと待った。
俺の名前は天ヶ谷 双葉。お前の名前は?

【構えていた処刑剣を仕舞うと】
【軽く自己紹介をして、相手の名前を尋ねる】
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 02:45:58.75 ID:Svz3F1Iho
>>142

天ヶ谷 双葉…ね。。。覚えておくわ。

わたし・・・?

【彼女はフードをかぶると】

私は、ミッチェルよ。

次に会うときは二本目、抜かせてね?
それまで、死なないようにね?

【そういい残すと彼女はどこかへと消えて行った】


/乙でしたー!楽しかったです!
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 02:50:22.40 ID:jdpMd6Lco
>>143

ミッチェルか、宜しくな。

あぁ、楽しみにしてるぜ。
安心しろ。俺は絶対死なないから。

じゃあ、またな。

【手を振って、去っていった女性を見送ると】
【傷を魔術で癒すため、近くのベンチへと腰掛けた】

/お疲れさまでしたー
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 02:59:24.57 ID:OvjhOM3DO
>>141
ヒャハッ、じゃあ実際に見てみるかメスが・・・まぁてめぇの臭い【禁則事項です】には立つもんも立たねーだろーがよ・・・・・・腐れビッチ
 
(こっからドリルを伸ばしてもいいが・・・銃がまだあったら・・・・・・やっぱりここは一旦逃げ・・・!?)
【ポケットに入れられた手・・・銃か?ナイフか?】
【彼は瞬時に攻撃に出る】
【前脚で地を蹴り後ろのタイヤで距離を急速に距離をつめようとする】

【そして――もし距離が寸前まで近づいたなら・・・彼はドリルを伸ばすだろう―――女に向けてではなく地面に】
【そうして女を飛び越え背後を取ろうとする気だ】
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 03:08:47.87 ID:byOwflGD0
>>145
残念…私はビッチではないわ…それにアナタの獣臭いナニなんかいらないわ…
(来たわね……ギリギリ…ギリギリまで)

!?
(跳んだ?)
【相手が背後に着地した瞬間、右足を軸にし回転し】

(一か八か)
居合拳《滅》
【相手の腹に向かい、右手をポケットから神速で抜き出し、人間の肉体の限界を超えた威力と速さで撃ちだし吹き飛ばそうとする】

【だがその代償に右手はボロボロになり皮膚が焼け、血が滲み、骨と肉が見える程だ】
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 03:24:37.14 ID:OvjhOM3DO
>>146

そーかいっ!!ヒャハッ!!!
(殺[と]った!!!)
【彼は確信した、自身の勝利を】
【相手の攻撃は速い】
【しかしダーティーは着地の時点で攻撃態勢は万全な上にスピードは人外の域なのだ・・・少なくとも勝りはしなくても遅れはしないと彼は思ってた】

【瞬間・・・ダーティーの背後からの一発の銃声】
【それは通報を受け駆け付けた警官の内の一人によるもの】

なっ?!・・・しまっ!!!
【それが決定的な差になった】
【その己まで殺しかねない強力な一撃にダーティーの体は飛んでいく・・・・警官の頭上を飛び越え向こうの闇へと】
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 03:32:31.68 ID:k7K1N5Ba0
>>147
……運がよかったわ…
【もし警察の銃声で相手が気をそらさなかったら負けてたのは自分】

……けど…いずれ決着をつけにいくわ…
…そのスピードに勝つ為に
【そう言うと警察に少女の死体とそこで伸びてる共犯二人を任せ、自分は左手を拾いその場から去ろうとするだろう】

/夜遅くまでありがとうございます
/楽しかったです
/乙でしたー
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 03:43:46.12 ID:OvjhOM3DO
>>148
【この後、警官達は去っていく女を呼び止めようとしたが・・・・・・一つのことに気づく】
【ダーティーがいない・・・・・・】
【慌てて近辺を探したもののダーティーは見つからず、その間に女にも去られ・・・・・・結局、二人の男の逮捕にとどまった】

/乙かれさまでした 
/こんな遅くまですみません・・・・・・
/とても楽しかったです
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/05(土) 11:21:09.84 ID:6pOTH2oAO
【金の国 剣の丘】
【そこに佇む、一人の青年】

…──騎士達のお墓、か。

【セミショートの金髪を、マントと共に風に靡かせ】
【腰に提げた『剣の柄』に触り】
【具足──プレートレギンスを穿いた両脚が、小さく音を立て】

記憶を失う前は『騎士』だったのかも──って思って来てみたは良いけど。

【ふぅ、と息を吐いて頭を垂れ】

…そんな簡単に、記憶が戻る訳もないよなあ。

【ポツリと、呟きを風に乗せて】
【青年は、片膝を立てるようにして、丘に座りこむのだった】


/ソロール…ですが、来るものは拒まねえ!
/とは言っても中の人は一日外出でレスが遅れてしまいますし、今日はイベントもあるので
/それでも構わん!という方が居ましたら是非に
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 11:33:50.56 ID:ghl5xfufo
【カノッサ機関 氷の国支部】

【年間を通しての平均気温もマイナスであるここ「氷の国」には】
【春の訪れを告げる3月の陽気も、温もりを伝えきれぬ氷の大地】


【その永久凍土の大地に、とある建物―――】

【6つのピールと5つの張り出しを有する、見上げるほどの大聖堂だ】
【氷の国特産の砂岩が用いられた外壁は氷雪と見紛う程純白であり】
【聖堂建築様式による5つの鐘楼は、天を突くように聳え立っている】


【その入口、ガスマスクの機関員が門番を勤める扉上部の碑銘には】



      【”Lasciate ogne speranza, voi ch'intrate'”―――】
      【―――”汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ”】




【もしも、”あなた”がこの大聖堂を訪れると言うのならば―――】
【この扉の碑銘の通りである―――「汝等、一切の望みを棄てよ」】




【さて、この重い扉の向こうに待つのは、如何なる希望か、絶望か】

/ぱっしょんです、檸檬さんお願いします
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 11:55:03.50 ID:VonsJHC90
>>151

【―――ざ、】

【凍土の地、機関の支部の前で―――足音が、ひとつ】

【一人】
【紅く、黒い。酷く、外道染みた、吐き気のする様な雰囲気の、人影】
【冷気に耐え切れず、頬が赤く染まっている。そんな、人間らしさとは、裏腹に】
【其の視線は、非人道的で有り、冷酷で―――否。何処か、違う方向に、熱を帯びていた】

―――……

【人物の容姿は、旧い血の色をしたボブヘア、右頬に深い傷跡が在り、瞼を半分落とした、多色の瞳】
【円を描く虹色の其れは、晴れた空に、太陽を中心に浮かぶ虹輪を想起させる】
【服装は、黒のチャイナドレス。胸元はレースアップで、リボンの隙間に、弾痕らしきものが見え】
【ドレスの上に、同色のスーツのジャケット、コートを羽織り、黒いエナメルのサイハイブーツを履き】
【右手首に、「No.90」の刻印が入った、銀のハンドカフスを着けている】

【極彩色が、扉の碑銘を見詰める。―――”Lasciate ogne speranza, voi ch'intrate'”】
【望みを、棄てよ。其れは、本人からの、警告の言葉に聞こえた】

……、望み

【紡がれた言葉。白い息と共に、掻き消えた言葉は】
【感慨深そうな、感情が込められた、そんな声だった】
【そして、笑みを浮かべ。彼女は、言葉を紡ぐ】

―――絶望、希望。どちらを、棄てているのかな

【其れとも、と。―――其処まで、口にして。小さく、声を上げて笑う】
【引き裂く様な微笑み。何が起きるのか、分からず、恐れている、緊張の笑顔】

【其の後―――表情を引き締め、扉へ、手を伸ばそうとし】
【支部内へ、入ろうとするだろう】

/宜しくお願いします!
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 12:17:01.85 ID:ghl5xfufo
>>152
【その旧い血の者の、大聖堂の”地獄の門”を開こうと求める姿に応じ】
【扉の横に立つガスマスクの機関員、耳に手をあて、二言三言を呟き】

―――ガ、チャン―――

【さながら淑女を前にエスコートするドアボーイか】
【その重い扉に手を掛け、旧い血の者を招き入れた】

【そして、扉の向こう、入口に立つものは―――】


ようこそいらっしゃいました、夢幻様―――

【燃える赤色のショートヘアに、温和な印象を持った金色の両目が輝く】
【フラワーハットを被った、紺色のブラウスとロングスカートの細身の女性】
【首元には十字架が輝き、ブラウスの裾には≪No.111≫の刺繍がある】


ワタクシ―――カノッサ機関氷の国支部の支部長を勤めます

パッション・プレイ≪No.111≫と申します

先ほどの門番の無礼、どうかお許しください―――

【そういうと、旧い血の者へ向かい、ぺこりと頭を下げた】

【支部長を務めるこの女が、他の機関員へと頭を下げる姿など】
【おそらく他の支部では見られないだろう、なんとも奇妙な光景だ】


今しがた来訪の連絡を受けましたゆえ、
満足なおもてなしも出来ませんが、ごゆっくりと・・・

【パッションは顔を上げて向き直り、「どうぞこちらへ―――」と】
【機関支部・大聖堂の内部へと”訪問客”を招き入れた―――】
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 12:40:27.57 ID:Ps70tVPdo
【金の国、剣の丘】
【国の中心を見渡すことが出来るそこ、無数の墓標としての剣が突き刺さる所に一人の少年が佇んでいた】
【染めた短い茶髪はツンツンに逆立てられ】
【学ランは着崩した腰パンスタイル】
【腰にはベルトポーチを巻き、ガンベルトを改造した物に刀を差していた】
【そして、なにより眼を引くのはその双眸。血よりも尚紅く、焔よりも尚煌く真紅がその目を彩っている】

……動く、かね。

【そう小さく呟いたと同時、ぶわ、と風が吹いた】
【学ランが風に煽られ髪がざわざわと動く】
【左腕をついっ、と上げて指を軽く動かして】

シィ――ッ!

【腕を振るう】
【五指の先からは糸が伸び、趨り】
【無数の剣の隙間を縫うように伸びて言った】
【腕を引き戻し、指を蠢かせると、剣に引っかかること無く糸は巻き戻される】
【其の様子を見て、こくり、と頷いて】

大分、物になったか。
まだ……足りないけど。

【そう、ひとり呟いた】
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 12:41:53.52 ID:VonsJHC90
>>153

【開いた扉。其の先に、視線を向け、様々な人物を見付ける】
【ガスマスクの、機関員。戦闘部隊の人だろうかと、仮面を着けた姿を見て、思考し】
【更に、強いだろうか、と物騒な事を考えて。―――其れから】
【何よりも、目を惹いた、彼女は。数字の入った衣服を、着ていた】

……、あ、いや……大丈夫です

【「寧ろ、此方の、責任です」と、申し訳無さそうに、小さく微笑んで】
【支部長の肩書を持つ人物が、無法者の自分に頭を下げ、少し、驚いた様子だった】
【礼儀正しい女性。扉の言葉とは、随分と違うイメージに感じて。女は、何処か、安堵した表情を見せた】

……初めまして、パッションさん
≪No.90≫、夢幻檸檬です。宜しくお願い致します

【自分も、軽く会釈し】
【くすんだ紅の、黒い髪が静かに揺れた】

……突然の訪問、すみません

【柔和な微笑みのまま、彼女に謝罪して。揺ぎ無い瞳で、進む】
【極力、ブーツを鳴らさない様に、気を付けながら。ガスマスクの機関員へも、礼を告げて】
【兎も角、檸檬は―――彼女と共に、内部へと、入って行くだろう】
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 12:49:24.97 ID:BRNlLVILo
>>154

【その様子を目を輝かせながら見る少年】
【例えるならば戦隊モノのショーを見る子供】

【その少年は黒い髪、黒い目そして黒い学生服を着ており】
【腰には2つホルスター、そしてその中には銃が一丁ずつ】

【その少年は耐えられず、刀を差した少年に声を掛ける】

あ、あの……!
そ、その糸を手から出せるのって特別な何かですか!?
【先程と同様に目を輝かせながら尋ねる少年】
【少年が言う特別な何か、それは能力のことを示しているらしい】
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 12:52:11.93 ID:ghl5xfufo
>>155
いえいえ、こちらこそよろしくお願いします
では、夢幻様、こちらへ・・・


【互いに挨拶を済ませ、パッションが旧き血の者を招き入れたのは】



【大聖堂・応接の間】

【部屋奥に鎮座する大理石の暖炉は赤く燃え上がり】
【壁一面はダイヤモンドシュガーほどに白く輝いて】
【中央に備えられたテーブルと椅子には金の縁取り】


さぁ、では、そちらへお掛けください・・・

【パッションは椅子に腰掛けると、対面側の椅子に夢幻を案内し】
【応接間奥から呼び寄せた、門番と同種のマスクを掛けた給仕係】

ところで夢幻様は、甘いのはお好きですか?
暖かい部屋で、アイスを食べると言うのも、贅沢かもしれませんね?


【マスクの給仕係より、パッション・プレイと夢幻の前に並べられたのは】
【ガラスカップに盛った「バニラ・アイス」と、薫り立つ「カフェ・オレ」】

このバニラアイスは最近氷の国で売り出した「パルマ・バニラ」です
こちらのカフェ・オレは昼の国のガルニエ様より頂いたコーヒー豆から抽出し・・・

【得意げに語りだしたパッションであったが、はっと思い出すように】

ふふっ・・・こんなつまらない講釈など無用ですね
味は頭よりも舌で知るものです、どうぞお召し上がりください

【少し照れたように自分を笑うと】

さて、本日のご用件は・・・あぁ、レギン様からのご紹介、ということでしたっけ?

【カフェ・オレを手に取り、口元に運び舌で転がすように味わうと】
【かちゃり、カップをソーサーに戻して、ニコリと夢幻に問いかけた】
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 12:53:05.14 ID:Ps70tVPdo
>>156
【声を掛けられて振り返る】
【目付きは鋭く、刺すが如く】
【真紅も相まって少し威圧的な雰囲気を感じさせる】
【が、全体的な顔の作りは比較的愛嬌があるようで、それ程に怖くはない】

ああ、之か。

【左腕を軽く振り、指の先から銀色の線を伸ばして、引き戻す】

義手だよ。肩から先ちょっとちぎれててな。

【すぅ、と手首の当たりに爪を立て人工皮膚を剥がし手の甲を見せる】
【そこにあるのは堅牢無骨、頑健な装甲であった】
【皮膚を戻すとつなぎ目はすぐなくなり見えなくなる】
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 13:02:26.37 ID:BRNlLVILo
>>158

おっ!おぉぉぉ!
【その様子を見て、思わず声を出す少年】
【表情は、ロボットの合体シーンを見ている子供のよう】

ぎ、義手ですか……
不謹慎でしたね。すいません……
【頭を下げる少年。誰が見ても落ち込んでいると分かるだろう】

それでお名前は何というのでしょうか?
【突然、名前を尋ねる少年】
【会話を切らさないようにと思っていった言葉らしい】
【突発的なのはこの少年がまだ、未熟だからだろう】
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 13:07:35.50 ID:Ps70tVPdo
>>159
【相手の其の反応を見て苦笑】
【本人としては只の武器でしか無いため、そのような反応は予想外である】

あー、気にすんな。
コレは之で大分便利だしな。

【左手を握り、開いて】
【特に気にする様子は無い】
【そして、相手に名を問われて嘆息して】

名乗るなら自分から、ってお決まりな気がするがまあいい。
谷山 基樹[タニヤマ モトキ]。Justice所属でジャーナリストの卵。
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 13:17:48.31 ID:VonsJHC90
>>157

【招き入れられた、応接間。其の壁の純白を、美しいと感じて。小さく、微笑んだ】
【彼女が腰掛けたのを見て、礼を告げながら、自分も、案内された、対面の席に】
【給仕された、アイスと珈琲に、再び「すみません」とパッションに告げて】

【其れから、得意げな様子で、食材について喋る彼女に】
【思わず、にへ、と微笑んだ。其れから、口走った言葉は】

……、可愛いですね……

【変態だった。シリアスな、此の場に置いて、スルー推奨な発言】
【兎も角、突然来訪した身なのに、お茶請けまで頂き、恐縮した】

―――、……。お茶請け、有難う御座います。甘いものは、好きですよ
頂戴致します。アイスは、暖かい場所で食べると、良いもn……

【嬉しそうに、返答しつつ。カップを、持ち上げようとしたが】
【―――平穏の言葉を、止める。自分の用件を、彼女に、伝える為に】
【手に取ったカップを、再び戻して。何処からか、封筒を手に取った】

―――ええ。……突然、本題に入りますが……

昨日、僕は、機関に復職しまして……
……≪No.71≫、レギンさんに、招待状を頂き、此方へ……

……其れで……率直に、お願いしますと

【恐らく、片手の其れは、レギン・ハーネットからの招待状】
【其れを、彼女に差し出しながら、ぽつりと、願いを口にする】

―――……僕を、氷の国支部に、配属させて頂きたいんです

【―――余りにも、単刀直入だった】
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 13:19:19.10 ID:BRNlLVILo
>>160

便利……か、そして強そうですね!
【また目を輝かせる少年】
【反省は……あまりしてないらしい】

あ、そ、それもそうでしたよね…
【背中をすくめて、下を向く少年】
【ものすごく分かりやすい性格である】

た、谷山基樹さんですか。
僕は宮本重太郎といいます!
【元気な―――言い換えれば幼稚な声で自己紹介を返す少年】

『集積情報で気になったのだけども、哲学者の卵とは何かな?』
【少年の腰―――ホルスターの中、そう銃から聞こえてくる声】
【少年のより大人らしい口調で質問をする】
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 13:28:51.14 ID:Ps70tVPdo
>>162
ま、弱いからこそ武装使って一人前、だったりするんだがな。
逃げ足以外は人並みさ、俺は。

【がりがり、と頭を掻きながら言う】
【目の前の純粋な少年と大体同年代であろうというのに、冷めてスれている】

気にするな、っての。
図太いタチだから、逆に気にされる方が困る。

【少々迷惑そうである】

宮本、ね。あいよ、覚えた。

【名を反芻する。苗字で呼ぶことにしたようだ、初対面で当然呼び捨てである】
【そして、響く声が銃から来ていたこと、そして質問の内容を受けて】

Justice、もしくは対機関連合か、宮本。

【と視線を向ける】

……まあいい、知らないなら教えておいたほうがいい。
知らずに植えつけられたら碌な事にならないし。

【まるで自分が植えつけられたかのようにそう呟いて】

世間を騒がす怨敵、カノッサ機関。当然知っているな?
哲学者の卵ってのは、感嘆に言うとカノッサ機関の兵器だ。
人体に埋め込むことにより其の力を発揮する。
例えば無能力者に異能を芽生えさせたり、能力者に新たな能力を生み出したり。
強化とかもあるな。

【ここまで聞けばいいとこ尽くしであるが】

……但し、一つ大きな代償がある。
哲学者の卵は悪意を大幅に増大させる。
ともすれば飲み込まれ、正気を失うほどに、な。
現物はこれなんだが。

【ベルトポーチをまさぐり小さな卵状の宝石のようなものを取り出す】
【コレにそのような力が有るかと言われても信じるのは難しかも知れない】
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 13:34:37.90 ID:ghl5xfufo
>>161

いえいえ、夢幻様だって可愛いじゃないですか

【スルーしなかった】

【パッションは受け取った推薦状を広げ、夢幻本人にも聞こえるように読み上げると】

「この度、夢幻檸檬本人が、是非氷の国支部を紹介して欲しいとの事ですので、
 僭越ながら、私が紹介させて頂きました。
 よろしければ一度ご引見の上、水の国支部同様ご愛顧いただければ幸いです。

―――レギン・ホーネット≪No.71≫」


なるほど・・・

夢幻様から力を貸していただけるというのならば、氷の国支部は喜んで受け入れます

【勿論、彼女からの支部配属の申出は大歓迎であった】
【パッションは推薦状をたたみ、テーブルに置き、彼女に向き直ると】

さて、夢幻様・・・私たちの氷の国支部は先月動き出したばかりです
恐らく世間的にもあまり知られていないのが現状でしょう

しかしそれは、裏を返せば「敵に知られていない」という利点

この世に蔓延する”正義屋”の「Justice」に「連合」に
あぁ、街でポスターでよく見る・・・「Blueナントカ」、でしたっけ

「彼らは知らない、しかし私たちは知っている」という優位性があります


【パッションは後ろを振り返り、待機する給仕係りに目配せをし】
【これから説明する品々の載ったトレイを、夢幻の前に運ばせた】

そちらを見てください

【夢幻の前のトレイには「携帯型通信機」と「十字架型ドッグタグ」】

まずは、「携帯型通信機」、これは機関のデータベース(/nouryoku/pages/1933.html)とリンクしています
ページトップ画面を見てください、正義屋「Justice」の貴宝院 織守、識槻 朔夜、谷山 基樹・・・

夢幻様も、どこかで名前を聞いたことがあるかもしれません
いえ、もしかしたら実際に会ったこともおありでしょうか?

さて、夢幻様、あなたは今の機関の体制をどのようにお考えでしょうか?
たしかに我ら機関は強大な組織です、恐らくこの世のどんな企業・軍隊も適わない程でしょう

しかしそれは強大とは裏を返せば、従来の「中心部から末端機関員」へと情報を伝える
「トップダウン方式」では支部や現場の機関員まで情報を伝えるタイムロスが大きいということ

しかし今回より始まった「末端機関員から中心部」へと情報を伝達する「ボトムアップ方式」では
このデータベースを使い、現場の末端機関員から機関員へ瞬時に通信が可能となりました

そこで今回のデータベースでは、彼ら対抗勢力の情報を収集することを中心に動いています

さっそくですが、支部配属と言うことなのでお仕事をお願いしたいのですが・・・
まずは、夢幻様・・・この対抗勢力の情報収集に当たってもらえますか?

勿論毎日情報を投稿、なんて言いません
もし街や路地裏で気になった相手がいた場合には、このデータベースに投稿をお願いします
対抗勢力のリスト整備は恐らく別の者がやってくれるでしょう

【そこまで喋り終え、もう一度カップを手に取り喉を潤して、】
【「お仕事やってもらえますか?」、にこりと夢幻に問いかけた】
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 13:44:07.50 ID:BRNlLVILo
>>163

ぶ、武装ですか…
俺もその義手付けたら強くなれるのかなぁ…
【ふと、口から出た言葉】
【強くなりたいという少年の願望だろう】

そうですか…
それは助かります!
【大体年同じくらいなのに、大人らしいなぁ…等と考えながら返事をする】

対機関連合所属です!
【今までのどの言葉よりも力強く話す少年】
【その口調からは、誇りが感じられる】

【コイツらの紹介は後にしようと考えらながら銃のほうを見る】

カノッサ機関は当然知ってます。
え?悪くないじゃないですか。
よろこんでもらいますよ!哲学者の卵!
【説明を途中まで聞いて、顔をニヤつかせる少年】
【ニヤついたのは、強くなった妄想をしていたかららしい】

悪意を……ですか?
【先程のニヤついた顔とは変わり、神妙な顔になる】

な、なぜそれをもっているんですか?
【目の前の哲学者の卵に戸惑いを隠せない様子】
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 13:52:24.74 ID:Ps70tVPdo
>>165
はっ、武装だけあっても使いこなさなければ強くなれない。
強力な火力を持つ拳銃を持っていようが当たらなければ意味はない。
万物を切る刀を持っていようと扱いが下手なら自らの身体を悪戯に傷つけるだけ。
安易に力を求めるのは考えなしってもんだぜ?

【忠告するように谷山は言う】
【その落ち着いた物腰は、色々とそうならざるを得ない日々を送ってきた故で】
【それゆえに目の前の少年の純粋さは少々明るく、眩しく見えた】

死ぬなよ。闘うってことは死と隣り合わせ。
まずは何よりも生き残る事を考えろ、力云々はその後に役立ってくるもんだ。

【少々説教臭いかね、と小さく呟いて苦笑する】

……チッ、そんないいもんじゃねぇよ。

【舌打ちをして吐き捨てるようにそう呟く】
【眼には一瞬。“悪意”が――――】
【其れを直ぐに覆い隠し、質問に応える】

哲学者の卵は、莫大な力と引換に、そいつを壊し、“塗りつぶす”。
正気を保つのなんざ至難の業。だから諦めな。
真っ当な力のほうがいいに決まってる。

【そして、相手の戸惑いを受けて】

企業秘密。

【そう言ってベルトポーチに卵を収める】

世の中、知らないほうがいいこともあるさ。
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 14:06:36.93 ID:VonsJHC90
>>164

【スルーされなかった言葉に、ビクっと、驚愕の表情で、震えるだろう。其の後、即座に否定をして、(ry】
【彼女からの返答に、ぱっと、嬉しそうに微笑む。初めて見せる、人間らしい其れ】
【所属出来た事が、本当に嬉しかった。】

……本当、ですか……!? 有難う御座います……!

【急いで、頭を下げて。感謝する声は、邪気の無いものだった】
【見開き、爛々と輝く多色の瞳が、パッションを映すだろう】

【そして、差し出された、二つの品。携帯通信機と、ドッグタグ】
【パッションと、仮面の機関員を方々見詰めた後、おずおずと、手を伸ばそうとするだろう】
【実は、レギンに貰った物も有るが、無くした時の為に、此方も貰おうと決断した】

……、氷の国支部が、余り、認知されていないという事は
Justice等に襲撃される心配が、少ないという事も、有るのでしょうか……

【此の国の支部が、出来たばかりの物だと知った後、推測を、口にして】
【カフェオレの水面に映った天井、そして檸檬の姿が、ゆらりと揺れる】

―――……情報収集、ですか……
……、一番活動する末端機関員ならば、一番、情報も手に入り易いですしね……

【其の後、首を傾げ、照れ臭そうに微笑むと】

承知致しました。最初のお仕事、誠意を尽くします

【了承する。断る理由等、無い。機関の為の、愛する殺戮の為の、仕事なのだ】
【一度、緊張を解く様に、息を吐いて。アイスが、未だ溶けてない事を、確認した後】

……、では……此方の、ドッグタグは……?

【トレイの上。通信機の隣に、置かれていた、十字型のドッグタグ】
【其れが気に成り、パッションに尋ねるだろう】
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 14:07:42.63 ID:BRNlLVILo
>>166

そ、それもそうですね…
じゃあ今はコイツらだけで頑張ろうかな……
【自分よりだいぶ大人のような少年の言葉に納得する】
【少年の指すコイツらとは腰につけてある、銃である】

死にはしませんよ。
死ぬときは……悪人がこの世界にいなくなったときです。
【理屈ではわかるけど、熱くなったらできないんだろなぁ…と考える少年】
【その後、いえ、説教くさいだなんてそんな。と呟きに言葉を返す】

『………』
【悪意を感じた様子の銃―――この銃はそういうのには敏感らしい】
【もう片方は昼寝タイムのようだ】

真っ当な力かぁ……
俺はどこまでできるかなぁ……
【少年、独り言のように小さく呟く】

き、企業秘密ですか……
【どうやら気になるご様子の少年】

質問ですが、哲学者の卵を植えつけられずに手に入れる方法とかってありますかね?
【この質問に特別な意味はない】
【ただ、少年の知的好奇心から来た言葉】
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 14:15:43.29 ID:Ps70tVPdo
>>168
今有る物を活かす方法を見つけるほうがいいだろうよ。
折角良い武器持ってるんだ、使いこなさねーと武器が泣くぜ?

【冗談めかしてそう言って】

……ま、Justiceの俺が言うのも何だが悪は居なくならない、とは思うけどな実際。
ああ、気にするな俺が無駄に冷めてるだけだから。

【そう言って乱れた髪を逆立て直し】

経験積むのと日々の鍛錬かね。
地味にみえるけど積み重ねは無駄にならない。

【谷山自身もそれ程強い人間ではない、肉体的には】
【脚力はそこそこであるが、其れも一般人の中では、というレベル】
【腕力も義手である左以外は普通である】
【其れでもここまで生き残れているのは、偏に経験の積み重ねに依るものであると言っていいだろう】
【そして、相手の言葉を受けてぎろり、と睨みつけて】

……余り、関わらないほうがいい。
強いて言えば、カノッサ機関の奴らが持ってるかも知れないがな、進んで手に入れようとするもんじゃァない。
これ以上詮索するならさすがに切れるぜ?

【谷山の体から無数の数式が吹き上がり、収束してワイヤーフレームで構成された腕が空中に出現する】
【不気味な……正義が扱うとは思えない気配を感じさせる其の腕は、数式を纏って宙に浮かんでいる】
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 14:17:36.39 ID:ghl5xfufo
>>167
まぁ、私に言わせれば、国内に堂々と立っている水の国支部の方がオカシイ位ですよ
確かに夢幻様のおっしゃるように、目立たない故に襲撃されないことはよい事です

ふふっ、早速の承諾いただき、ありがとうございます

【そう、ほっと息をつくと、パッションはアイスを口に運び】
【スプーンを戻し、次は十字架のドッグタグに視線を移すと】

もうひとつは、十字架のドッグタグ(認識票)です
何の仕掛けもありません、ただのタグです
まぁ、いわゆる「お揃いの品」というものですね

私も付けていて、氷の国支部の皆さんにもつけていただいているのですが

【ちらり、パッションは首もとの十字架タグを掲げて見せて】
【十字架の銀色が照明の灯りを映し出して、キラリと輝いた】

私たちは名前が違えど、同じ氷の国支部の仲間です
たとえ同じ年、同じ月、同じ日に生まれずとも
どうか同じ年、同じ月、同じ日に死をも共にすることを願い・・・

・・・これには、そんな「繋がり」の願いを込めています

では、夢幻様、これからよろしくお願いしますね

【さっと、パッションは椅子から立ち上がると】
【夢幻に向かい微笑み、小さく頭を下げ―――】


ではアイスとカフェ・オレでお腹を満たしたら、
ざっと支部内部の案内を致しましょう
それに今夜は夢幻様の歓迎会も開かねばなりませんね

この支部は、部屋ならたくさん空いています
個室には夢幻様の好きな部屋を選んでいただいて構いません
あぁ、勿論”お友達”を連れて来て頂いても結構ですよ

私も支部の仲間が増えて嬉しいです、これからよろしくお願いしますね?

【仲間が増えてよっぽど嬉しいのか、まるで友達に笑いかけるような喋り方だ】
【そうして二人でテーブルを囲い談笑をした後に、支部内部を案内するだろう】
【氷の国支部はまるで大聖堂だ、未だ見ぬ施設に溢れて好奇心を擽るだろうか】


【しかし】


      【”Lasciate ogne speranza, voi ch'intrate'”―――】
      【―――”汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ”】



【氷の国支部所属となった夢幻檸檬≪No.90≫―――】
【―――彼女の前に広がるのは如何なる希望か絶望か】


/では、このあたりで!ありがとうございましたー!
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 14:26:50.90 ID:BRNlLVILo
>>169

『ま、僕は重太郎が強くなるんならなんだっていいんだけどね。』
【主人より大人びた少年の言葉に返事を返す銃】

『自己紹介が遅れたね。僕は口黒、もう片方は白口っていうんだけど…』
『今は寝てるみたい、よくねる奴だけど……。また今度紹介するよ。』

銃の腕には自信がありますよ!
【銃の言葉に続く少年。その言葉は、銃以外はまったくできないという意味も込められている】

じゃあ不老不死にでもなろうかなぁ……
【少年は冗談めいた事を呟く。本人は、冗談でもないらしいが】

た、鍛錬か……自分も頑張っているつもりですが……
【自信なく答える少年。それは頑張り始めたのが1週間前からだからだろう】

そ、そうですか……
分かりました。すいません……
【怖気づいた少年。同年代だというのに情けない……と考える】

そ、それが谷山君の能力ですか?
【空中に出来た不気味な腕に困惑しながら質問する少年】
【少年はその能力の正体が何なのかはまったく知らない】
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 14:31:45.88 ID:Ps70tVPdo
>>171
……喋る銃、ね。
ま、よろしく。

【軽く頭を下げ会釈して】

不老不死か。
普通に生きて普通に死にたいな、俺は。

【谷山は現実主義[リアリスト]である】
【その発言を聞いて、不老不死など要らないとそう断ずる】

ま、俺も余りしちゃいないさ。
一応剣振ったり、義手の扱いは毎日やってるがな。

【腰の仕込杖を軽く叩いてそう答えて】

ああ。

【この話は続けるつもりがないのか短く返して】
【そして相手の質問を受けてこくり、と頷いて】

之が俺の能力の“一つ”だな。
つっても今は完全発動してない部分発動だが。

【散れ、と呟くと腕は数式と成り空気に消えて行く】
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 14:39:39.27 ID:VonsJHC90
>>170

【―――パッションの、仲間という、言葉】
【其れに、ピクリと、体を震わせる】

【繋がり。其の言葉を聴き、彼女に見えない様に、瞳孔を開いて、歯を食い縛る】
【ざわり、ざわり。胸の卵≠ェ、或いは自分自身が、「壊さないの?」と問い掛ける】
【―――其れを。残っている、人間の部分で、何とか押し付けた】

―――……、

ええ、……有難う御座います……此れから、宜しくお願いします
ドッグタグ……、ずっと、着けます。ずっと……

【繋がりを―――ドックタグを、手に取って。其の首に、着ける】
【自ら、護る力は、未だ、少しだけ在った。未だ、大丈夫だ。―――未だ】

……、はい……

【そうして、談笑した後。支部内を案内して貰う為、応接間を後にするだろう】
【そういえば、様付けで呼ばれ続けていた事に気付き、慌てて】
【其れはきっと、子供の様な、邪気の無い表情で】

【自分の前に、広がっている其れは。まだ、どちらなのか、分からない】
【此の人達には、せめて。迷惑を掛けない様にしようと、誓った】

/すみません、お疲れ様でした!
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 14:40:10.75 ID:BRNlLVILo
>>172
『魔銃っていうらしいけどね。』
【相手の言葉に補足するような形で話す銃】

悪人はいつの時代にもいます。
そいつら全員を殺さないと……
【途中でハッとして言葉を止める少年】
【話を聞いた限りでは少年の正義は凄く極端なことが分かるだろう】

年季はいってそうですね……
僕とは比べ物にならない……
【谷山少年に憧れを持った目で返事をする少年】

一つか…まだあるんですか……
【返事をする少年。もう一つの能力に興味はあるらしいが、聞きはしない少年】

谷山君が見せたのなら僕も見せるべきかなぁ……
【まるで独り言のように呟く少年】

175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 14:46:02.85 ID:Ps70tVPdo
>>174
魔銃ね、どうにも色々力がありそうだ。

【銃を眼に収めて】

……過激だなおい。
ま、人の思想には口出ししねーが。
俺も大概アレだしな。

【気にしないことにしたようで】

闘うように成ったのは最近、さ。
元々は戦場逃げまわって写真撮るだけの人間だったんでな。
だからこそ、生き残るために必死こいて鍛えなきゃならねぇ。
俺には経験はあっても地力も才能も無いからな。

【左手に軽く視線を写してそうつぶやき】

ま、もう一つはパッと見分からない地味ぃな能力だ、語るほどの物じゃない。

【五感の強化と思考の加速という表には出ない地味極まりない能力であった】

……あー、いや良いわ。
そろそろ行かなきゃなんねぇから俺。

【そう言うと剣の間を縫うように歩き出す】
【その先は、城の方角で】

――じゃあな、宮本。

【そう言い残して後ろ手で軽く手を振り振り返らずに歩き去っていった】

//乙でしたー!
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 14:54:13.09 ID:BRNlLVILo
>>175
『ま、そんな期待はしないでくれると嬉しいかな。』
【いつもの口調だが、少し照れくさそうでもある】

お互い様……ということにしておいてください。
【誤魔化すように話す少年】
【言葉の裏に何かありそうな口ぶりである】

け、経験があるのはすごくうらやましいことだと思いますよ?
【何せ、この少年には経験が浅い。無いに等しい】
【才能は未知数だが、銃に関する才能はあるらしいが】

地味かぁ……俺はそこらへん少しは恵まれてるか。
【谷山少年に聞かれないように呟く少年】
【自分の能力には満足しているようである】

さようなら!谷山君。
【元気に右手を上げ返す少年】

『僕らと同じ方向だったね。』
『一緒にいかないの?』
もうちょっと、することだけしとくよ……
【同年代でありながら、自分とはまったく違う谷山少年を見て何か感じたらしい】


/乙でしたー!
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 19:00:47.77 ID:Xlc9x988o
【路地裏】

【蒼みがかった長い黒髪を持ち、左目は夜色、右目は淡い燐光を放つ瞳の少女がいた】
【その両手首には手錠があり、鈍い光を放っていたが】
【手錠自体の鎖が切れているために、拘束具としては役に立っていない】
【羽織っている夜色のコートはどういうわけかサイズがあっておらず】
【コートの下に着ている重ね着用の白いワンピースは布地が薄く。何とは言わないが透けてしまっている】
【膝までありそうな長い髪に隠れて、その背中にはリュックサックが背負われていた】

……る、ぁ……──

【彼女の口から紡がれるのは、歌】
【暗い路地裏に、幼い少女の静かで小さな歌声が響く】
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 19:16:25.02 ID:L8P7l+rAO
>>177

【歌声に釣られたか、それともたまたま通りがかっただけか】
【どちらにしても、彼女はその少女を見つけた】

……キル、か?

【銀髪赤目、黒いローブを纏った女性】
【ふらふらと、壁を支えにしてそちらへ近付いていく】

【彼女がその言葉を知っているかはわからないが】
【決して、大丈夫そうには見えない姿だ】
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 19:23:34.04 ID:Xlc9x988o
>>178

【人の声を聞き、少女の歌声がぴたりとやんだ】
【恐らくは誰かの接近を警戒しての事であろう】
【声だけではきっと。相手が誰なのかということまでは分からなかったのだ】
【警戒の眼差しと共に、彼女は声をかけた女性の方を振り向き──】

……、、しぅ、ヴぁ。。
んと、、んと……、、ひさし、ぶ、り、?。

【幼い表情に咲いた、小さな微笑みの花】
【少女──キルは、女性──シルヴァーグに教えてもらった言葉を紡ぎ】
【しゃらんしゃらんと手錠の音をたてながら彼女に歩み寄る】
【そしてその途中。彼女の具合が悪そうな様子を見て、「何かがおかしい」と】
【そう──思ったのだろう】
【ぴたりと歩みを止めて、かくりと一度だけ。首を小さく傾げた】
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 19:31:36.49 ID:L8P7l+rAO
>>179

ん、久し、ぶり、元気だったか?

【所々、息を飲み込むせいで言葉が途切れる】
【呼吸も決して静かとは言えない状況】
【普通の、キルの知る誰かと比べてもおかしな状況かも知れない】

(大丈夫だ……大丈夫……)
どう、かしたのか?

【歩みを止めた理由がよくわからなくて、聞いた】
【また何かわからない事があったのか、とかそういう事と思ってる】
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 19:39:24.94 ID:Xlc9x988o
>>180

わたしは、。んと、げんきだった、ぞ?

【前回会った時と比べると、話し方や単語の発音が滑らかになっている】
【それでもまだまだ、普通の子供と比べてしまえば幼い部類に入るだろうけれど】
【最後にシルヴァーグと顔を合わせたのはもう半年ほど前だ】
【子供の成長は、早い】
【しゃらりと。小さく鎖が音を立てた】

……、、んと。
しぅ、ヴぁ。げんき、、か?

【──心配、しているのだろう】
【かくんと首を傾げたまま、キルは色の違う双眸で彼女を見つめる】
【キルの精神もまた、時間と共に成長して人間らしくなっているらしい】
【────しゃらん】
【彼女の動きに合わせて、鎖がなる】
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 19:46:03.33 ID:L8P7l+rAO
>>181

そっか、良かった
歌、歌ってた、けど誰、かに教えて貰ったのか?

【最初は言葉もほとんど知らなかったのに】
【知らない誰かが知らない言葉を教えてくれてる】
【同じように、歌も誰かに教えて貰ったのか、と】

私は……

【少しだけ迷った、決して元気とは言えないけれど】
【元気じゃないと言えば、心配させてしまう】
【だから少しだけ、無茶をした】

うん、元気だよ
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 19:59:07.71 ID:Xlc9x988o
>>182

うた……、。。んと、、「ぉるごーる」、きいたん、だ。。
でも、、おる、ごーる……こわれ、て、、て。。
それ、で。それ、、で。なおして、もらってるん、だ。

【「オルゴール」「壊れて」「直してもらっている」】
【このあたりの言葉は、最近覚えたものなのだろう】
【先ほどまで紡いでいた言葉に比べると、その発音はやや自信がなさそうなものであった】
【兎も角。キルの歌っていたものは、オルゴールの音を真似たものであるらしい】
【最もそのオルゴールは、今は別の誰かの手にあるらしいけれども】

ん、よかっ、た。。

【嘘だとか、偽りだとか】
【そういうことを知らないキルは】
【元気だ、と。その言葉を、疑う事は無く】
【ぎこちなくではあったものの、子供らしい無垢な笑みを浮かべた】
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/05(土) 20:00:39.56 ID:5+QRou+do
【『そもそも天下の大勢は、分かれること久しければ必ず合し、 合すること久しければ必ず分かれる』】

【分裂状態が続けば、必ず天下は統一される。だが、統一された王朝は何れ分裂する】
【離合集散を繰り返す、それが人間の営みの常道であり、自然な形である】
【視点をミクロにしていけば、街の成り立ち。果ては個人の交友関係に至るまで】
【永久に続くものなど、無い】


【金の国・王城】
【長きに渡り国を統治し国民を導いて来た、在りし日の繁栄の象徴】
【治世に在るべき、優美にして豪壮な。この国を見降ろす、母たる存在】

【今、王城は、子たる国民達によって包囲されていた】
【剣、槍、斧、鍬、鎌。旧式の単発猟銃、量産された質の悪い拳銃】
【身を守るものは、鎧か獣の毛皮か。鍋を加工して兜に変え、戸板を盾にして】
【彼等は、自らの手で戦える事を主張する様に、其処に居た】

【無数の声が叫ぶ「王城を返せ」「王を返せ」と。戦の用意を整えた彼等の要求、その矛先は】
【僭王布告≠ニ共に玉座を奪い、今も其処に座っている、この国の王女】
【ルーミア・ゴールドウィンに、天を焦がさんばかりの怒りを併せ向けられていた】



【場外、時を遡り数十分程前の事】


《私達では、力不足は否めない》
《人数と正当性、士気。ただの兵士なら、十分に勝てる》
《だが、僭王≠フ手駒である能力者達が相手では、まともな戦いにすらならない》
《近づける者すら殆どおらず、近づけたとしても傷を一つ残すのが関の山》

《だから、君達に頼むしかない。この国の戦いを、自分達の手で終わらせられない事は悔しいが》
《君達の義心に、正義に頼るしか方法は無いのだ》

【能力者達の中で、もしも『明確に』この戦に参加しようと思って訪れた者が居れば】
【その者達は、民衆の軍勢の中の、一人の人物に遭遇していたかも知れない】
【黒いローブに完全に身を隠し、声は発さず筆談だけで語る、その人物は】

《捕らえてくれ。殺してしまっては、私達の勝ちとは言えない》
《捕らえ、国民の手で法に則り裁きを与え、そうしてようやく私達は『勝った』と言える》
《頼む、能力者達よ》

【幾度も幾度も、書いた文章を消して】
【その度に、「頼む」という言葉を特に強調して書きなおしていた】


/続きます
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/05(土) 20:01:03.91 ID:5+QRou+do
【それは、もしかしたら予定されていた事だったのかも知れない】
【少なくとも、ローブの人物と、集団の中の何人かは、まるで動じる様子を見せなかった】

【吊り橋が降ろされ、固く閉ざされていた城門が開かれて】
【現れるのは、武装を解除し白旗を掲げた、幾人もの兵士達】
【城内を守る筈の彼等は、集まる民衆に攻撃する素振りを見せず、然し視線を降ろす事は無く】
【降伏する者には思えない程に堂々と、割れた人波の中央を進んで行った】


《好機、である》
《全軍、能力者達の進撃を確認後、60分の待機》
《その後城内に突入、負傷者の救護と王の救出を最優先に行動せよ》
《決して、不用意な戦闘を行うな。無力な者は、戦場では足手まといになるばかりだ》
《戦闘行為だけが戦いでは無いと、自覚して行動せよ》

【彼等が王城から数百m離れた時点で、ローブの人物は、伝令を用いて全軍に通達した】
【掲げられる松明、王城に向けられる大型照明。灯りを反射する槍の穂先、手と柄を伝う汗】
【後世に名を残すとするならば僭王討伐戦=z
【城門は大きく口を明け、薄暗い腹の内を見せていた】


/これより、本日のイベントを開始致します
/襲撃側の方は各自投下をお願いします
/尚、主催者との組み合わせになっている方は、更に次のレスに返信お願いします
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/05(土) 20:02:35.69 ID:5+QRou+do
【城内は、閑散としていた】
【その主を守る為の兵士は、もう殆どが白旗を掲げていて】
【かろうじて残っている幾人かも、侵入してくる能力者達の道を妨げない】
【或る者は何も言わず、彼等が進むべき方向を指差し。或る者は、深く頭を下げて動かない】
【蔵書や過去の様々な資料を収めた一室は、戦の中でも煌々とした灯りに包まれ】
【その中では学者風の者達が、脇目も振らず羊皮紙にペンを走らせていた】

【兵士達の誘導に従って。或いは、広い方へ広い方へと進み続ければ】
【彼等の目の前に、大きく開け放たれた扉が見える事だろう】
【城内のあらゆる部屋の扉よりも大きく分厚く、そして頑強な】
【潜れば、其処が決戦の地】


        【玉座の間】


『なあ、エルナト。お前のとこのみーちゃん、そろそろ学校あがる歳だよな?』

「その猫の様な呼び方は止めろと言っただろうが。そしてそれがどうした?」

『んぁ、ただすこーし気になっただけだ。色々面倒そうだからよぉ』

「まあな。面倒でないという表現が出来ない事は否定出来ん!」

〔……回りくどいですね。それに、随分と力の抜けた話題です〕
〔現在、兵の大半が脱走、守りは無に近い。危険な状況だと、分かっているのでしょう?〕

〔…………あら、お客さん〕

【玉座には、その主はまだ居なかった】
【代わりに紅い絨毯の上に立つのは、武装した三人の従者達】
【白と黒のフリューテッドアーマーに鉄兜、背に2mの長剣、ウォルフ・コル=レオニス】
【黒一色の軽装鎧、腰には剣の収まる鞘一つ。眼鏡の奥に冷たい瞳、ライブラ・ユースティティア】
【そして、巨体を包む迷彩色の鎧に、1m程度の金棒二本。エルナト・トーラス】


『おーうおう、雑魚を連れて来ねぇのは良い考えだ!邪魔だもんなぁ!?』

「ふん、それでこそ男よ!!……いや、女性も居るが!!」

【鉄兜で顔が見えないウォルフ、表情の変化に乏しいライブラは兎も角として】
【エルナトのいかつい顔は、この主君の窮地に、何とも楽しそうな顔をしている】
【戦の緊張に呑まれぬ為の軽口か、大声合戦の様に声を張り上げる二人を余所に】

〔…………そちらの方は、腕の片方。そちらの方は……良いですね、その脚〕
〔魔術協会で取り逃がしたあの脚の代わりに、是非とも使いたい所です〕

【腰の剣の柄に右手を触れさせ、近くに居た能力者二人の方へと向き直る】

【目撃者が居てこそ、史書は記述を残す。ならばこの玉座の間での戦いは、誰が語るのだろうか】
【薄暗い玉座の間の空気は、春が近い事を忘れさせてしまう様に。氷室の様に、凍て付いていた】
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:07:26.82 ID:uxPMrQ3oo
【金の国・王城敷地内―――噴水庭園】
【城門が開いてから暫く経って、それからの光景である】


【そこは既に一度、戦火というという名の暴力が燃え尽きた後だった】
【或いは騎士。或いは国民。或いは、誰かに雇われた傭兵―――『達』】
【落ちているのは剣に鉄パイプ、角材であるとか、少しばかり古びた銃も、そう】

【庭園内を見回せば、まるで彼女がそうしたのかと思わせるような戦女神の像が一つ】
【明かりの照りを受けて無機質に微笑む、その表情は―――まだまだ、とても優しいモノで】


【―――――此処にもう一人、現代的な佇まいの戦女神が居た】

【紅い軍服。軍帽は被らず、銀色の髪と褐色の肌を煙るタバコの明かりで照らし出し】
【無機質とは言わず、徹底的に冷ややかなだけの表情―――を、彼女は下方に向けていた】

【見れば、軍服の女性の左手は栗色の髪を掴んでおり】
【その頭髪の持ち主は女性で、目隠しに猿轡、挙句後ろ手に手錠までもをかけられて】
【身に纏う服は高価そうなローブ。膝まづきながら時折小さく震えるのは、果たして恐怖からなのか】


  正義連中も民衆も、煩わしい事この上ない――――。
  王女殿の、国家の首長たる人間の行動などを一々咎めることも無いだろうに

 
 ――――そうは思わないか?率直な意見を聞きたいところだが


【さて、此処に到るまでの道のり―――王城の門から、つまり最初から異様な光景は広がっていた】
【まるで庭園へ導くかのような痕跡、片手では決して足りない数の、“人だったもの”】
【更にはどの死体にも『小さな光』が残されており―――「来い」と、そう言わんばかりの状態で】


【話は戻って、紅きシロガネの戦乙女は尋ねかける】
【自身へ、訪問者へ、或いは人質にも見えるその女へ――そして、此処には居ない当人へ】


/ガルニエで御座います
/京くん&レン君&ハニーちゃんのお三方、本日は宜しくお願いします。
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 20:10:12.61 ID:Ps70tVPdo
>>184>>185>>186
【逆立てた短い茶髪】
【着崩した学ラン姿は少し不良ぶっているようで】
【パッと見はどこにでも居る学生に見える其の少年、よく見れば全く違うと分かるだろう】
【腰に巻くはなにやら物を詰め込んだベルトポーチ】
【更にはガンベルトを改造した物に仕込杖を差している】
【袖口や襟首からは、薄いやけど跡がみえて】
【しかし、其れよりも眼を引くのは―――其の双眸】
【血よりも尚、真紅[アカ]く。焔よりも尚、煌[ヒカ]る。紅い眼であった】
【口元は引き締まり、左手の指を軽く動かし強張りの無い事を知覚し】

……今日は、仕事に徹する、かね。

【呟き歩みを進める。その先は、玉座の間であった】
【只々、歩む。ざわり、と皮膚が粟立つ感覚と共に、能力を発動していく】
【周囲の色が失われ、又戻る。先程よりも鮮やかになり、細かな動きを知覚出来る世界に身を置いて】
【いつの間にかその双眸は真紅から蛍光グリーンと化していた】
【開かれた扉を躊躇いなく潜り、たどり着いたは玉座の間】

……ま、只では止めれないわな。
再戦、かね。

【そう呟くと睨め付けるように3人の従者を視界に収めた】
【腰の仕込杖を右手で引きぬき、蛍光グリーンを向ける】
【誰が語るかこの闘い。誰も語らぬなら彼が語るだろう。この闘いに参加せし報道者、谷山 基樹が】

お前等の邪魔をしに来た!!
邪魔されたくなかったら、掛かってくるこったな!

【口元ににぃっ、と笑を浮かべて】
【よく通る声を張り上げて叫んだ、挑発し……闘いを誘発するように】

//谷山中身です。主催様宜しくお願いいたしますで御座います!
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 20:10:46.21 ID:L8P7l+rAO
>>183

(壊れたオルゴール……か?)
そっか、オルゴール、聞いたのか

【路地裏かどこかで拾ったのだろうか?】
【壊れているんなら、何も違和感は無いが】
【直して貰おうとする辺り、結構気に入ってるらしいが】

【嘘をついて、心が痛まない程道を外してはいない】
【何も疑っていないキルの笑顔が罪悪感を余計に感じさせた】

そう、いえば……その服、少し寒くない、か?

【確か、前にあった時もそんな格好だった】
【あの時はまだ暖かかったからいいが、今は寒い】
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:14:08.07 ID:K4QFWUYfo
>>186

【――――――か、】


さて、……この御三方のうち、どれかが「アタリ」だと、いいのだけれど。

【声変わりの始まらぬ、力有る者が握ってしまえばぽっきり折れてしまうであろう、細い咽】
【それをふるりと震わせて――響いたのは、落ち着いた印象を与えるボーイ・ソプラノ】
【ただし、少々の「怨嗟」だとか「憎悪」、そんな感情が混ざっていて。お世辞にも、好意的に掛けられた声とは言い難い】

【声の主。首の中程で切り揃えられた金髪と、同色の瞳を持つ。灰色のブレザーに身を包んだ、少年だ】
【服装と同じ色、灰色の軍帽を被り、金縁の眼鏡をかけて、動き易そうなショートパンツから伸びる細い脚は黒いタイツに覆われて】
【男性が履くには少々珍しい、「ピンヒール部分だけが金色の、黒いオーバーニーブーツ」が特徴的、だろうか】

【眼鏡のレンズ一枚を隔てた先にある対象を、金色の瞳は、静かに見据えていた】

//アサヒです。主催者様、レオンさん、よろしくお願いします
//そしていきなりご飯……すぐ戻ってきます!
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 20:14:25.50 ID:nZr/OUkQo
金の国・王城】
【プレシール通りの最後を彩るその巨大な城】
【その重厚な屋根の上】

『うっひょおおお!!いい眺めだなあ!』

【一人の少女がそう叫ぶ。彼女は今、全てを見渡せるくらい高い位置にその身を置いていた】
【戦火を一望することができるその場所で、彼女は歓喜する。これから起こるであろう「祭り」を】
【心から楽しみにしていた】

「スリー・・まだあ?」

【そして、大きな城門の脇】
【メガネの少女がそう相方に言った。先ほどからずっと上を向いているので、首が痛くなってくる】

『そう焦るなって!!敵が来てからのほうがいいだろ?どうせ同調済みだしよお』

「・・・そうだけどさあ・・・もう・・」

【双子の少女は・・・】
【まだ見ぬ対戦相手を待った】

/宮本さん、よろしくお願いします
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:15:11.12 ID:UQF4BPw7o
>>186
【一人の少女が、しっかりとした足取りで――しかし、急ぐ風もなく玉座へと歩いてくる】
【目の前に立つ、臨戦態勢の三人に対して、臆する様子もない】

【白磁のように滑らかな肌、人工物を思わせる、異様に整った目鼻立ち】
【金色の髪は長く、腰ほどまで、ほつれることも絡まることもなく、絹糸のようにたゆたっている】

【その身に纏うのは、白いロングセーターとデニムジーンズと、ありふれてはいるが――】
【ひらり、ひらりと揺れる、ロングセーターの左腕は、そこにあるべき部位の不在を示していて】
【――左腕の欠けたその全身もまた、黄金比に沿って削り出された様な、人形のような少女だ】

(ルーミアさん……どこ?)

【玉座の間を一通り眺め回して――ここに居並ぶ、総勢9名の人間を確認】
【だが、少女は落胆した様子だった。悲しげな表情で、再び三人の男達へと視線を向けて】

ルーミアさ……女王陛下は、どちらに?

【向けられているウォルフの視線に頓着することはなく、いささか場違いな質問を投げかけた】
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 20:17:25.61 ID:2lYgvjrjo
>>186>>188

【――――冷たい空間内に、零す吐息は細雪が如く
微かに白さを見せるだけで、霞となって散っていく――――……
披けた肌にピリピリと感じる気≠ヘ、ここにいる誰もが強者である、と明確に伝えてくる】

【よもすれば、抱いていた感情は完全に塵と化し
心の中で燻る、感情の残香を、その奥底へと飲み込んで――――……喉を震わせ、言葉を紡ぐ】


……こんなところで澱んで、何時まで依存しているのでしょうか
夜明けは参りました、貴女方の居場所はこの刻を持って、明白な白刃の下に!


【気丈な言葉は、どこか弱さを隠す響きを孕んでいて、それに気づいて彼女自身も微かに整った顔を、澱ませる
その紫苑色の瞳は、黒衣を纏った人物へと注がれて――――光に反射して、キラキラと輝く】

【紫苑色の長い髪の後方を三つ編みにし、一つにまとめ腰の辺りまで垂らした
白いオフショルの長袖のトップスに純白の手袋、両手首にかけた黄色いリングそして黒いレースのミニスカ
やや濃いめの紫苑色のニーソックスからみえる脚線美が素晴らしい巨乳の少女は、そして、直ぐ側に在った、仲間を見つける】


……奇遇ですね、意外と早い再開で――――……
お恥ずかしい話ですが、できればお力添えを……頼みたいのですが……っ


【貴方≠フ側へと、その歩みを進め、言葉を紡ぐだろう
微かに震えを見せるのは、緊張からか――――はたまた、周囲から漂う、怒りの為か
暴徒≠ェ放つ殺気は、時として仲間にも影響する】

【これほどの、怒りは――――久方かがぬモノであったがために……貴方だけに、弱さを見せた】
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 20:19:09.81 ID:HFqCsxFYo
【金の国――噴水庭園】

【紅の戦乙女が立つのとは反対に位置する、古びたやや小さな庭園】
【並ぶのは冬薔薇、それも近付く春にほんのりと花弁は枯れつつある】

ケッ……錆びた藁にしがみついて、まだだいじょうぶまだだいじょうぶなんて、ホントお気楽だぜ
羊は大人しく飼われてろよ、蹄なんてとうの昔にすりへっちまってるってのに、なァ?

【水すら流さぬ噴水の、縁に腰を掛ける男が一人】
【風貌は奇抜、髪、服、目、靴、手袋、その殆どが赤ないし黒に染め上げられている】
【道化のようとも思える男は、不気味な笑みを浮かべて刻を待っていた】

新しいものを受け入れられない奴は、死んで行くんだ。それこそゴミみたいにな

【拙い『皮の』軍靴の音も、未だここへは至らずか】
【静かにその美しい姿を保つ庭園の中で、まるで傍観するようにそれを見遣る】
【だが、態度は傍観にあらず、行く手を阻むがために待ち構え爪を研いでいるにすぎない】
【何かを感じ取ったかのように、ぴくりと動きを止めると即座に立ちあがった】

……来やがったかァ? ヒャハッ
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 20:20:15.04 ID:HFqCsxFYo
/とと、焦って色々忘れ物
/>>194佐庭、改めてよろしくおねがいします
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:20:43.03 ID:BRNlLVILo
>>191

おい、なんで君達がここにいるんだ?
【少し怒りに満ちた口調で少女達に問いかける少年】
【その腰にはホルスターが2つ、その中には銃が1丁ずつ】

君達は悪側に人間だったのか?
【少年は銃を引き抜きながら、先程と同じような口調で話す】

もし、そうなら顔見知りといえど、容赦しないぞ。
【[ピーーー]―――そういう気持ちを込めた言葉。少女達がこういう姿を見るのは初めてだろう】
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 20:21:09.13 ID:jdpMd6Lco
>>184

【──兵士たちに導かれ、王座の間に一人の青年が入ってくる】

(反乱……いや、革命か?)
(捕えるのは、殺すより何倍か難しいんだけど。)

……折角頼んでくれたんだ。その期待には答えなくちゃな。

【燃えるように真っ赤な三本のアホ毛、青空のように透き通った空色の瞳】
【白いシャツの上に灰混じりの黒色のパーカーを羽織り】
【左手首にはオレンジ色の包帯を巻き、左足には蒼を基調とした金属製の細身のアンクレットを身に着け、】
【霰を連想させるような幅広で白色透明な長剣を、抜身で腰に帯びている。】

【その右手には白銀の長剣が、左手には"蒼穹の魔力"が集まっている】
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:21:12.19 ID:BRNlLVILo
/忘れ物しました、宮本ですよろしくお願いします
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 20:21:43.45 ID:byOwflGD0
>>187
そうですね…
私の意見としては暴動は自然であり不自然な行為ではないでしょうか?
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、首にはカメラをぶら下げ、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が】
【メモ帳とペンを持ちながら街の状況などを書きながら】
【ガルニエの方を向き】

例えば…国に元から不満を持ってる人達がその不満をどんどんためていけばいずれ爆発します
国はシステムではなく人々が集まった場所。その場所の上にいる人が人々の不満を爆発させるような事いえこのような行動に移るのは当たり前

……しかし、それにはこの不満を爆発させた人達を纏める人物が必要…
いいかえればその人物が上手く人々の心をつかみ先導させればこのような暴動が起こる

一番恐ろしいのは国民でもコレに紛れた正義の人達ではなくコレを先導した人物…あるいは複数いるかもしれませんがソレだと思います
【冷静にそう言い】

以上が取材に来た雑誌記者の意見です
【ニコリとそう言う】

/レンです
/皆さんよろしくお願いします
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 20:22:06.60 ID:MN1y0lISO
>>186
【先日この場で膝をつきからがら逃げる事で精一杯だった】
【もし追っ手がいれば逃げ切れた自信も無い】
戦場にあって随分と緊張感の無い事だ……
役職に立てなかった訳がよく分かる……
【主に二人に男に向けられた言葉】
【全く知らない人間ではないだけに怒りも大きい】
【全身凶器の男】
【今度は一人での無謀な戦いではない】
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:22:11.93 ID:BRNlLVILo
/うわあああまた忘れ物した>>196宮本です
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 20:24:26.58 ID:Xlc9x988o
>>189

ぅ!
それ、で、んと……なおった、ら、、まもるに、きかせるん、だ。
やくそ、くして……ゆびきり、したん、だ

【こく、こく。頷くときに一度ではなく二度頷くのは、キルの癖だっただろうか】
【その動きにあわせて、また手錠の鎖がしゃらしゃらと音を鳴らす】
【オルゴールのことを話している彼女は、とてもとても嬉しそうだった】
【それこそ、大好きな玩具や物語のことを話している、普通の子供のような。そんな、表情で】

……、、ぅと。
あったか、ぃ。ある、……、、へー、き。

【寒くないか、と問われ。思いだしたかのようにキルは小さく震えた】
【しかしこれも子供だから成せる技だろう。ふるふると首を振った後に、彼女は「平気だ」と答える】
【真冬でも半袖半ズボンで過ごす小学生だっているのだ】
【その小学生よりも幾分かマシな格好をしている分、まだいいのだろう。きっと】
【更にキルは、しゃらんと鎖の音を立てて路地裏の一角を指差した】
【指差されたその場所は、飲食店の裏口──の横】
【設置されている室外機を、彼女は指差していた】
【多分、室外機からの廃熱を暖房代わりにして寒さを凌いでいるのだろう】
【とてもとても、身体には悪そうなことであったが】
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 20:29:06.96 ID:bVPgKB3Yo
>>187

【戦女神の前に現れたのは――対照的に、覇気の無い人物】
【其の顔には若干の“不快感”が含まれているが、其れを除けば落ち着いている】
【此処までの道中で戦闘を行う事は無かったらしく、息は全く切れていなくて――】


……さぁ。 政治関係には明るくない物で。
只、――…、…『親を牢屋に入れる』って云うのはどうかと思いますが。


【所々が焦げたホワイトシャツに、紅いベルトを通したボロボロの黒いスラックス】
【肩甲骨の辺りまで伸びた髪は首筋の辺りで括られており、蒼いリボンが目立つ】
【両手には『魔法陣』の描かれた白い手袋を嵌めた――貧乏そうな青年だ】


   ………で、其の人を離して貰えますか? この上に於いて『人質』なんて結構でしょう。


【背には西洋剣風のガンブレード=c…銀色に輝く、其れには手を掛けず】
【初めて意思の宿った¢o眸を向けると――彼女に向き直った】
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:29:33.29 ID:eVTgTmX9o
>>187

【身の丈よりも巨大なフォークを斜めに抱え】
【骸によって示された路を走る人影】

【何かに駆り立てられるように、噴水庭園へ辿り着いたのは】
【クリーム色コックコートを着た、蜂蜜色ポニテの女の子だった】
【紅茶を思わせる虹彩の瞳を持っていて、身長は角砂糖を一列に積んで133個分】
【ミルクセーキのように滑らかな白手袋で両手を覆い】
【チョコレート色の警棒を腰に吊っている】

【小さく息を整えた後、軍服の女性を見つめて――】

――わたしは一度、この国に味方したんです。
主張は一貫しなくちゃダメダメです。

たとえ、わたしを飾る肩書きが変わろうとも、
わたしは一グラムも変わっていない……

その証明のために、わたしは再び、金の国に味方するです。

【左手で柄の中ほどを、右手で石突き付近を握り】
【相手に対して身体を斜めにして、フォークを水平に構える】
【鋒をピタリと合わせた】

赤色のヴァルキュリー。
この殺戮に、テメーさんはどんな意図を込めてるです?

【ローブを着た女性を、不安げに見遣ったあと】
【ジリ、と安全靴が床を鳴らした】
【いつでも突撃できるように――】

/ハニーです、よろしくです!
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:31:52.58 ID:RXzoYHfko
>>194

(……いろいろあって頭の良いオレ様は――――)
(人のいなさそうな場所から攻め手ゆく作戦を思いつき実行にうつしたのd……)

【こそ泥のように背を曲げて、猫のように忍足でその枯渇したような庭に入る人物が1人】
【少年の「人がいなさそう」という勘は大体は的中していた】

【ただ1つの例外を除いて、だが】

……えー、なんでいるんだよお前。
(しかも見た目ヤバそうな感じだしよう……どうしてこうなった)

【古くにあった完全無欠の要塞はその堅強な外壁の1つの部分を外部に悟られる程度に弱めておいた】
【自然、その要塞に攻め入ろうと企む者はその唯一の弱点を攻めようと考える】
【しかしそれは罠であった、敵の動きをこちら側でそれとなく操作しそして纏めて一網打尽にする為の】
【いわば餌として、用いたのだ】

【この状況は、どことなくソレに似ているように思えた】

でもやっぱこの流れだと戦わなきゃいけねー感じだよなあ。
おいお前、実はオレの敵じゃなかったとかそういうオチを持ってねーか?

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【白のタートルネックの長袖シャツ、その上にファーのついた深い緑のモッズコートを羽織り――――】
【手には黒いドライバーグローブ、膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【ズボンのベルトの右側に無骨なナイフを2つ平行に掛け、左側に妖しい魔翌力を隠すように包帯で刀身を隠した刀を掛けた】
【小さな身長(160cmくらい)の少年は佇む彼にそう告げる】

持ってたらこの場が円滑に終了してオレもお前もハッピーな感じになるんだけどさ。

【告げながらも彼は何かを悟っているのか】
【腰に掛けた無骨なナイフの柄に手を掛けていた】
【少年の表情は薄ら笑み、瞳は男に向けられる彼の動きを監視する為に】

/得るフェスですよろしくお願いします
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 20:37:11.58 ID:L8P7l+rAO
>>202

(まもる……護?)
そうか……もし直った、ら私にも聞かせて、くれないか?

【自分の知っているかも知れない人名が出たが、特には触れず】
【嬉しそうに話すキルの姿は、非常に可愛らしい物で】
【見ている内に、自然に微笑みが浮かぶぐらいだった】

平気って言った、ってやっぱり……

【そこでキルが指差した先を見た】
【あったかい、いや確かにあったかいけれども】
【あれは非常に体によろしくなさそうな物で】

服、探しに行こう、うん行こう
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/05(土) 20:41:55.62 ID:5+QRou+do
>>188>>193(谷山&シオン)

〔……あら、何処かで見た様な顔ですね。懐かしい〕
〔あんな昔の事を根に持ってくるとは、流石の執念です〕
〔然し、気に入りませんね。邪魔をしに来た≠ネどとは〕
〔この国の発展を邪魔して旧態依然が続く事を望むと言うのなら……〕
〔少々の犠牲。例えば、何処かの父と娘が決定的に道を分かつ事など〕
〔些細などうでも良い事だと、思いませんか?〕

〔そして、もう一方。依存とは悪い事なのでしょうか?〕
〔家族に依存する、国家に依存する、制度に依存する。誰しも行う事です〕
〔ええ、確かに依存していれば、その元が無くなった時に困りますけれど〕
〔国家が無くなると困る、戦いが無くなると困る。そういう人間の集まりが、此処〕
〔…………あら、確かに悪い事でしたね〕

【感情の破損、という表現だと、幾らかこの『ライブラ・ユースティティア』を語るのに良いかも知れない】
【戦いの熱に中てられた同僚二人、敵対者二人、場外の民衆。これだけの熱量を浴びていて】
【まだ口から零れるのは、言葉尻を捉えての遊び】

【然し、何時までもそうしている時間が無い事は、当人が良く分かっている】


〔………先手必勝、とは言いますが。然し二人相手は中々難しいですね〕
〔では、援軍を呼ぶとしましょうか〕

【剣を大仰に鞘から抜きつつ、パチンと左手の指を打ち鳴らすライブラ】
【その音に反応して、天井に二つ、蠢く何かの気配を感じ取れるだろうか】
【敵対者二人の頭上に、それぞれ一つずつ。今まで居たのではなく、合図と共に現れたそれは】


〔………中古品ですけれど、壊れるまでは使いますよ?〕

【二本の、巨大な腕だった。但し皮膚は無く、腱や筋肉、骨の有る筈の部分には】
【ミイラ化した人体が荒っぽく継ぎ合わされ、シルエットだけをまともな物をしていた】

【先手必勝の言葉通り。二本の腕は重力に任せて、それぞれ二人の頭上に落下していく】
【自由に動けはしないものの、質量は十分な脅威と言えるだろう】
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 20:42:19.93 ID:HFqCsxFYo
>>205
そりゃお前、こんなとこに来ちまう腰ヌケをとっ捕まえる為ぇ?
まあ中に入るにゃ目の付け所は悪くないかもしれないけどな、残念だったなあ!

【それを受けて高笑いする男、その着こんだコートは体躯に比べてやや厚い】
【それに『左手』を突っ込むと、投擲用のナイフを一本取り出す】

ま、これだけ沸いてちゃ雑魚どもは真っ先に真正面向かってくと思ってたがなあ、そっちが群れだしよ
こっちに来るっちゃあ多少手強いかそれとも本当にただのへっぴり腰野郎か……
てめぇは、どっちだろうなあ!

【無論、恰好からしてイカれた男が大人しくあきらめる、ましてや味方であるはずもなく】
【やはり狂ったように笑いながら、一歩前進――距離は、多く見積もっても10m程度か】
【そこから、愚直なほどまっすぐに相手の胴を狙って投げる】
【もしも完全に避けずに受け止めた場合、ナイフは小さいながらも効果的な爆発を起こすだろう】
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/05(土) 20:42:31.48 ID:5+QRou+do
>>190>>200(アサヒ&レオン)
/アサヒの人、了解しましたー

「む………?そこな子供!面構えは良いが細い!」
「もっと飯を喰らってデカくならんと戦場では体が持たんぞお!!!」
「そして、だ!!!アタリなら、この俺だ!!」

【ドガン、と胸を叩く音。金属の鎧の上から、胴体にダメージが通りそうではあるが】
【然し自分自身の馬鹿力を受けて、その体は揺らぎもしない】

「ふっふっふ……団長殿よ、貴方が今の役職にある理由をお忘れか?」
「先代団長が死去してより!副団長に有ったという「だけ」で、誰に任命された訳でもなく!!」
「事実上其処に居るだけの男が何を言うのでありましょうや!!!」

「俺こそはヴァン・ド・ターブル″ナ強の男、エルナト・トーラスであるッ!!!」

【目の前に、そのヴァン・ド・ターブル≠フ団長が居るというのに】
【男の叫びは、室内では大き過ぎる程の声量で、不要なまでに堂々としていた】


「ひとーつ、問う!!!これは既に戦争と呼べるのか!!?」
「それとも之は何処かの馬鹿がトチ狂って暴れているだけのつまらん出来事か!!?」
「勿論……答えを用意するまで待ってなどはやらんぞォッ!!!」

【ずん、と重く響く、その場での足踏み】
【それと同時、エルナトの背から、二つの魔力の球体が浮かび上がる】
【打撃性の性質を持ち、接触すると小規模の爆発を起こす魔力砲弾】
【それらは、対峙した二名に一発ずつ、ボールの投擲のような速度で向かった】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/05(土) 20:43:07.24 ID:5+QRou+do
>>192>>197(クルス&双葉)

『ァアン?こっちはこっちで随分とナマっちろいのが来たなァ!?』
『おい、そこのねーちゃん。腕を何処に落してきた?』
『今すぐ拾ってこねえと、此処じゃあんまり優しい戦いはしてやらねえぜ!!』
『……それとなあ……あの王サマは、今頃グーグーお休み中だろうよ』

『んで、もう片方は……こっちはこっちで不健康そうだなァ?』
『あーあー、魔術師って連中はこれだからいけない。だろ?』
『近づいて、ぶった切る。これ以上に簡単なやり方何ざねえってえの………』

【鉄仮面の下の表情も、この性格なら推測は容易いだろう】
【声に感情が分かりやすく出ている、この鎧の騎士は】
【背の長剣に手を置く事はなく、軽く腰を落として身構えた】
【徒手空拳か?ならば、鎧というのは珍しいか】
【直ぐに、答えは出る】


『城内に侵入者を発っケンッ!!これよりぶちのめして牢屋に叩き込む作業を開始する!!』
『お前等が反乱軍≠セろうがコソ泥だろうが暇人だろうが……そんなもんは知ったこっちゃあねえが……』
『名乗るだけの価値がテメぇに或るなら、デケぇ声張り上げて叫んでみやがれ!!!』

『俺はウォルフ・コル=レオニス!!アルマゲスト″ナ強の騎士サマだ!!!』

【叫び続けるウォルフの、周囲の空間が、少しずつ揺らぎ℃nめる】
【それはまるで、グラスに入れた液体の水面が、ゆらゆら揺れている様で】
【声量が一定に達した、その瞬間】


『…………―――ゥゥゥゥォォオオオオオオオオオアアアアアアアアァッッ!!!!』

【揺らいでいた空間に、四本の刃が出現した】
【縦に長く、厚みもあり。強度は、実用するに十分だろう】
【鋭さという点で見るなら、あまり評価は高くない。おそらくは重さに任せ振るう武器か】

【いや、振るわない】

『≪ Roar My Lion's Heart / 獅子王吼 ≫!!最初の最初から全力全開ィ!!!』

【それは、ウォルフの叫びに呼応するかの様に射出された】
【双葉に、クルスに、一本ずつ。ブーメランのような回転はせず、刃が打ち出されて】
【そして残りの二本の刃は、垂直に打ち上げられて天井へと向かう】
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:45:50.27 ID:nZr/OUkQo
>>196

「・・・ん?・・・あっ!!」

【現れた人物を見て、めがねの少女は思わず声を上げた】
【ホルスター・・・二つの銃・・どちらも見覚えがあった】

「宮本さん!?」

【それは、まさしく、彼女たちが一番最初にこの世界であった能力者である】
【少女はあたふたと立ち上がった】

「・・・ええっと・・・」

「悪側って言うか・・・・えーっと・・・ちょっと待って下さいね・・・・置換!!」

【瞬間、メガネの少女の姿が揺らいだ】
【そして、】

『いよお!!宮村じゃねえか!!久しぶりだなあ!』

【裸眼の少女は笑いながらそう言った。相変わらず名前を間違えている】
【相手の鋭い雰囲気を見ても一切動じない】

『ははあ・・・その顔は・・なんで私達がこんなとこにいるのかって・・・そう聞きたいようだな』
『大したことじゃあねえぜ。数日前に偶然この国に来てな。そしたら面白そうなことしてるじゃねえか』
『こりゃあ参加しない手は無いと思ってな。しかも、ここの王女?だれだっけなあ・・・る・・る・・ルーミア!・・そうそう、』
『あいつの考えが実に私の考えと合ってってな。協力させてもらおうって分けだよ。つまり、』

【ヒュンヒュン、彼女は手馴れた様子で金属棒を取り出し、回す】


『――――――力こそ全て・・・ってな』


【瞬間、彼女の雰囲気も変わる】
【相手も見たこと無いような・・・強力な・・・凶悪な雰囲気】
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:47:39.29 ID:nZr/OUkQo
すいません・・・いきなり飯落ちです・・・
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 20:49:32.33 ID:Xlc9x988o
>>206

ぅ!
えと……やくそ、く?

【こく、こく。さっきと同じく、また2回頷いて】
【その後は、少しだけ自信がなさそうに首を傾げ。そっと】
【そっと、右手の小指を、シルヴァーグへと向ける】
【「約束」をするときは、「指きり」するものだと覚えたのだろう】
【解いた問題の答えがあっているのかどうか分からないまま、先生の採点を待つ生徒のように】
【キルの表情は、少しだけ不安そうでもあった】

……、、?
ふ、く。。ふく、ある、ぞ?

【そして今度はまたきょとん】
【しぱしぱと瞬きをして、彼女はシルヴァーグを見つめ】
【ぴょこんと跳ねて背中のリュックサックを揺らす】
【リュックの中に服がある、ということであろうが──】
【もしリュックをシルヴァーグが開けて中を見たのであれば、確かに服はたくさんあることだろう】
【ただし、どれもこれも夏に着るような袖の無いものだったり半袖だったり】
【唯一違うのは櫻の国のものであろう、桜色の小袖ではあったが──】
【キルに小袖の着方を覚えさせるよりも、きっと服を買いに行ったほうが時間はかからずにすむだろう】
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 20:49:59.93 ID:Ps70tVPdo
>>193>>207
よ、シオン。

【軽く手を振り、笑いを見せた】
【其れはあの時と同じ、安心させるような物】

……俺一人じゃどうしようかね、って思ってたところさ。
ちぃっと、同僚同士共同戦線と行きますか。

【ひゅひゅっ、と左手を振り動きを確認しながらそう言って】
【其の態度は、冷静そのものであるように見えるが、その色を違えた蛍光グリーンの双眸を見れば分かるだろう】
【谷山は凍って見えるほどの冷静さの内で怒りを燃やしていた】
【其れは、明確な圧力と成って放出されており、谷山も同じく怒りを持っていると分からせる物だった】
【そして、ライブラの言葉を受けて蛍光グリーンを眇めて】

はっ、執念深いのは精確さ。
そして、発展のジャマをするつもりはないが、お前等は間違っている。
それだけは確かに言える、間違いは正さなきゃならねぇ。
恐らくお前と俺は分かり合えない、だったら鉄血を以てぶつかり合うしか無いだろうよ。

【谷山は議論を好む】
【故に、掛けられる言葉には言葉を返す。其れが伝わらぬと知っていても】
【そして、次の瞬間落ちる腕を見て】

ッシオン!

【シオンの方へ声を掛けながら谷山は全力で地面を蹴った】
【その向きは、ライブラの方である】
【強化された五感と神経は、指を鳴らした音が鼓膜を揺らした瞬間に頭を上へと動かした】
【そして、その目が其れを捉えた瞬間。其の足は地面を蹴っていた】
【タイムラグの粗無い行動。谷山が地面を蹴った直後、腕が通りすぎて】
【ぎりぎり回避し、距離を詰めていくことに成功する】
【左腕を走らせて】

死なない程度に細切れにしてやらぁぁああっ!!

【五指から趨るは白銀の鋼糸】
【友人謹製の特殊合金製の物でかなり細いため視認は難しい】
【高速振動により斬撃の性質をもたせている其れは蛇の様に地面すれすれを趨り足を切り裂こうとするだろう】
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:50:17.48 ID:BRNlLVILo
>>211

宮村じゃあない。宮本だ。
【雰囲気を変えずに淡々と返事をする少年】

へぇ……いい友達ができたのか。
いいことじゃないか。
【先程より幾らか柔らかくなった言葉―――だが、口調は変わらず】

それは、僕も同感だ。本気でいかせてもらうよ。
【そう言って、少女の足へと発砲する少年】
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:58:10.10 ID:K4QFWUYfo
>>200>>209

…………其方からお答え下さるなんて、ああ。
僕はとっても……運がいいの、かな?

【うすく、横に伸びる唇と、熱を帯びた吐息】
【それは正しく「よろこび」を表して――少年は、笑んだ】


戦争、革命、歴史の変遷――――大きい意志どうしの、ぶつかり合い。
この戦いに名前をつけるだけなら、候補は幾らでもあるでしょう。
ただしそれは「表向き」。僕にとっては、ね、


   【こつ・ん】

【黒いブーツの踵から伸びる、金のブーツ。鋭利なそれが、地面を叩く】
【何かの合図のようなその動作と共に、――黒混じりの金の炎が、灯って】
【黒い合成革の表面を、走る・走る・走る】


ぶつかり合いの、片方の矢印の。
その中に存在するちいさなベクトル――――「貴方と、王女への恨み」を、僕は持っている。
僕にとっては、この戦いは、それだけしか意味を持たないの。

――――良くも、兄さんを。傷付けてくれたね?


【――――地を、蹴る】

【ちいさな火の粉を散らしながら、サイドステップ――回避のために】
【間髪いれず、前方へステップ、三回――前進のために】

【たったそれだけしか、行動していないのに――「ステップの幅が、途轍もなく大きい」】
【少年の能力、「脚力超強化」。近接戦闘に特化したその能力を存分に発揮するため、前進する】
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:59:08.89 ID:RXzoYHfko
>>208

オレのどこが腰抜けだ!むしろジーニアスだろ!
……?ああやっぱり、目の付け所は悪くねーよな、うんうん……っと――――
やっぱりこういう事になるのかよ……。

【自分で「ジーニアス」などと言うのは凄く寒いが、自覚はある筈……多分】
【自分と同じ得物、いやナイフの扱いだけならば他人には負ける気がしない】
【掛けた手をスライドさせ銀色の刀身を引き抜く、刃渡りは30cm程の無骨なソレ】

はっ!群衆に紛れて進むって手があったか!!
……ええいまあ後の祭りか、そして乗りかかった船だいいぜ好きなだけ遊んでやるよっ!

【右手前に出す、ナイフの切っ先を相手の首元へと向け構える】
【左手は右手に添えるようにする、もしもの時の為の保険のような物】

おいおい見くびるなよオレの強さは多少どころじゃねーんd――――!!

【向かってくる男、自分は動かない】
【男はナイフをスロウ、胴体を狙っている弾くには容易い】
【切っ先で投合されたナイフの軌道をズラすように軽く右に振る……が】

【爆発し「キィーン」という音をたてて少年の持ったナイフはどこかへと吹き飛ぶ】
【弾いたのが切っ先だったのが幸いしたのか少年の被害は手袋が焼け焦げ――――】
【皮膚が小規模ながら爆ぜる程度に収まった】

…………ちっ!!(爆発、となればデトネーターかなんかか……)

【傷の具合を見る場合ではない】
【少年は男から見て右に走る、そして今度は刀の柄に左手を掛けた】
【何か攻撃をする様子は無い】
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 20:59:39.11 ID:L8P7l+rAO
>>213

【キルの差し出した指に応える様に手を出そうとしたけれど】
【途中でその動きも止まってしまった】
【彼女は今手袋も篭手もしていない、素手の状態だ】

っ……ごめん、指切りは、出来ない……

【今、キルに触れてしまう訳にはいかなかった】
【間違っていないのに、自分の勝手でそうしてしまった】


……冬服を買おう、うん二着ぐらい
ちょっと一緒、に着てくれるか?

【親切な誰かがくれたんだろうが、夏服】
【買いに行こう、今すぐ行こう】


/ お風呂に入ってくるぜ
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:00:13.01 ID:uxPMrQ3oo
>>199(レン)

……雑誌記者、にしては随分と筋の通った理論を持っているな
大方、単なる雑誌ではなく能力者関連を追う類か?

だとしたら取材はこちらではない、玉座の間にでも行ったほうが収穫は大きいだろう

【冷ややかな視線を向けて、歯に衣着せぬ物言いを。】
【ある程度「話慣れた」記者なのであれば、直ぐに分かることが一つ有る】
【「ああ、この女は“話し合い”が嫌いそうだな」、というのがそれであり】

>>203(京)

『一国家』、ではなく『一親子』が喧嘩をしたと考えれば、どうだ?
それは他人が口を挟むべき事ではないし、現実的に考えて誰も挟まない

国民は民である以上、王に従うべき存在であり、行動の仕方は他にもある
先ほどそちらの記者が言っていたな、「コレを起こした者が最も恐ろしい」
あくまで政治的にでは無く、暴力的な手段に打って出たのは何故か―――?

【青年を見る目もまた、冷ややかで真っ直ぐな鉄の視線】
【決してその碧は変わらず、主張も同じように徹頭徹尾、というヤツで】

……先にスマンと、言うだけ言っておこうか?

>>204(ハニー)

【最後の一人―――記者に、少しばかり奇妙な格好の青年と続いて見れば】
【ただ徹底的に冷たいだけの女性とは対極に位置するような、明るい印象の少女で】
【それでも尚、不動の眼光は容赦なく少女を射ぬいて言葉を聞き取り】

主張の一貫というのは見事なものだ、私個人としては賛成の一言。

だが残念だな、立つ立場が違うというだけで主張も何も正反対だ……
……と、それらしい質問をしてきたのは貴様が始めてか

【「ならば答えてやる」、と―――彼女は一度視線を背けて】
【見遣ったのは周囲の死体。自身が先ほど手にかけた無垢の命】


――――貴様は“菓子を食う”という行為の一つ一つに、意図などを込めているのか?

   私はただ、戦いたいから此処に居るだけだ

     私はカノッサ機関、昼の国支部長ガルニエ

       理由など不要よ、人が生きるに格別の理由が無いのと同じ

//続きますぞー
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:00:52.75 ID:uxPMrQ3oo
>>ALL

……さて、私も貴様らもここでのんびり話をするような予定ではないはずだな

    始めるぞ反逆者、移り行く世の流れに逆らう間抜け共
      動かなければ一瞬だ、その蒙昧な思想と共に刈り取ってやろう


   ―――――あぁそうだ、人質なら今こうして返してやるとも


【―――左手、掴むモノを栗色の髪からローブの襟へと変えて、僅かに浮かせ】
【それからローブの女性の背を蹴って、人質たる彼女を三名の正者の方へと追いやり】
【更には、その動きを止めず両手で空間を横に薙ぎ―――横幅の非常に大きな光の刃を作って飛ばす】

【蹴り飛ばされた女性は無様に倒れたままではあるものの、刃に触れることはない位置】
【対して他の三人はといえば―――そのまま立っていればおそらく、“首が飛ぶ”だろうと思われるが】
【光の刃自体は脆く、三人で一撃ずつ。或いは一人が強力な一撃を入れれば破壊出来る代物だ】


    【―――――さて少々、疑問を持つ者もいるかも知れない。】

【どう見ても牽制と取れる広範囲攻撃、あまりにあっさりと返してしまった“人質”】
【そもそも、幾ら自信があろうと三人の能力者相手に一人で立ち向かう―――?】

    【どう感じるか。戦闘狂だと割り切るのも、間違ってはいない】

【当のガルニエといえば既に、その両手に強く輝く光球を作り出していて】
【見ての通り次手の準備は万端といった様子、動かぬ表情にも何処か「楽しさ」が感じられる】

【―――しかし、“また”だ。先ほど大きな刃を放ったというのに、もう次の一撃を―――?】
【あまりに早い攻撃の準備、そういう能力だと取ってしまえば終わりだが】
【もし、敏感に魔翌力を察知出来る者が居るのなら―――ガルニエの腰辺りから、感じるモノが有るはず】

【正確に言ってしまえば腰の、小物入れ。何かとてつもない量の魔翌力を感じるハズ】


  【と、勢いだけで物を語るとガルニエの一方的な展開にも見える、が。】

【三人が何かしらを仕掛けるタイミングは何処にでも有る事に変わりはない】
【気圧されず、普段通りに反撃する―――それが出来れば、数の上では勝っているのだ】
【勝利するのならばまず、壱の課題としては『連携』というものが求められるか―――。】
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:01:53.80 ID:UQF4BPw7o
>>210

眠っている……?
申し訳ありませんが、起こして来て頂くわけには……。

【ウォルフのその返答に、釈然としない様子のまま、鸚鵡返しに呟いて】
【鉄兜の奥、そこに存在するであろう両目の辺りへと視線を合わせて、依頼する声は――】

……いかないのでしょうね。

【――大音声、自身に満ち溢れた名乗りの言葉にかき消されて、語尾がぽつりと零れるのみ】
【渋々と行った体で、クルスもまた、両足を肩幅程度に開いて、右手をウォルフへ向けて差し伸べる】

私の名前はクルス。
……救いの御手たらんとする者です。

【硬い声音で、少女が自分の名前を口にするのと同時に】

【少女の身体から、青白い――その清廉な外見からはとても想像しえぬような、禍々しい魔翌力が吹き上がる】
【――いや、瘴気とでも呼ぶほうがよほど相応しいその魔翌力は、クルス差し出された右手に、独自のイキモノのように纏わりつく】

【空間を歪ませて現われた、四振りの大剣に、クルスは目を剥く】

(俺と、よく似た力……!?)

【射出された四振りの刃、それらを全て視界に納めて、ひとまずは自分へと向かってくる凶刃に向かって対処】

『三十枚の銀貨』!

【クルスの差し出した右手の平の先に、銀色の短剣が、二本、現われる】
【飛来する刃とは比べ物にならない質量の差では有るが――】

Shoot!

【二本の短剣の刃先を揃えて、相手の剣先の平、横っ面に叩きつける!】
【僅かではあるが軌道の反らされた刃が、クルスの頬を掠めてあらぬ方向へと飛び去っていく】

……ッ、私は闘いに来たのではありません。
そこを、通していただくわけには参りませんか?

【しかし、敵の攻撃をやりすごしても、反撃を行うでもなく、少女は依然として戦闘態勢のまま、さらにウォルフへと問いかける】
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 21:06:06.57 ID:2lYgvjrjo
>>207>>214

【紡がれる、戯れのようなふわふわとした言葉に、思わず圧倒される
――――ここまでの余裕は、何によるものだろうか、と一瞬脳裏に奔る、疑問
それを飲み込みつつも、彼女は貴女を観察しようとするだろう】

【恐らくは初対面≠ナあろう……彼女はまだ、貴女の名前も知らない】


……ええ、私達の正義を、彼女に見せ付けて差し上げましょう


【不安げに貴方を見つめた紫苑色は、その瞳に落ち着けられる
安心感を与える微笑に、陽だまりを連想させる暖かさに
とくん――――……と、不安げな心が温もりを取り戻すのを感じる】

【再び貴女へと向ける表情には、陰りが無く――――自信に満ちている、と感じられようか】


……何が言いたいのか分かりませんが、貴女方が悪、と認識できているのならば、問題ありませんね
Justice¥椛ョ、シオン・エルミオール・オルテンシア!さあ、戦いましょう、私の正義≠かけて!


【頭上から落ちてくる腕≠ヨと、顔を上げることで思考の始まりと、する
右手首のリングから零れ落ちるワイヤーは、奇しくも貴方≠ニ同じもの】

【響くは風を裂く断風の音、灯りに照らされる空間に奔る白銀の絲
零れ落ちたワイヤーは、頭上の腕へと絡み付こうと為す――――……ほぼ寸刻で、幾重にも腕は巻きつかれるだろう
それが人力≠ナ行うものであれば、その重量と、速度に負けたのであろうが――――それが能力≠フもの、ということは
少しの観察と、洞察力があれば、把握できるだろう】

【成功したならば、輝くであろう音は、左手の鳴らすお仕舞い≠フ音
右手が軽く後方へと引かれると、腕へと撒きついたワイヤーは強く、引っ張られる力を得る
それが意味するのは一つ、バラバラに朽ちるであろう、腕の断末魔】


後方支援はお任せ下さい、こう見えても、結構できる能力なんですよ?
Thnks fr th Mmrs=\―――……っ!


【たん、と地面を蹴り、数歩前へとその立ち位置を変化させながら、右手のワイヤーが、彼女の掌へと集まる
まるで、掌の上に球を作るように、収束したそれは、微かな光と共に、黒色の拳銃へと姿を変えよう
右手に出現したCz75≠フ銃口を、ライブラへと向け、引き金を一度引く――――爆ぜる弾頭は、谷山の頬の側を通り、ライブラへと向かうだろう】

【ギリギリまで谷山で姿を微かに隠し、銃弾の出所を分かりにくくするのが目的であろうか
ピンポイントで射出するその様子から、銃の腕前は中々のモノと、判断できるだろう
また、彼女に注意を払っていれば、腕をバラバラにした時点で、銃口を判断でき、回避はそう難しくないはずだ
この場合、谷山が前方に居るため、視界が遮られた彼女の判断が遅れる、ということになる】

【また、彼女が腕を切断できなかった場合は、彼女は回避に力を尽くそうとするため
後方支援である銃弾は、放たれないだろう――――……】
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 21:06:25.73 ID:jdpMd6Lco
>>210>>221

不健康そうってのは否定しないが、魔術師=不健康ってのは偏見だな。
それに、近づくのに手間がかかるじゃねぇか。
魔力を溜めてぶっ放す方が、簡単だな。

【彼にも魔術師としてのプライドというものがあるし、何より負けず嫌い。故に言い返し】

はっ、そこまで言うんだったら名乗ってやるさ。

──俺は対機関連合リーダー、天ヶ谷 双葉だッ!!!

【負けじと、青年も大声で叫び返す】

(……刃?)
(手に持って振るうには、数が多すぎる気が───)

【そして空間に出現した四本の刃に気づくと、それを警戒し】
……────っ!

【射出され、自分に向かってきた刃】
【ある程度予測はついていたのか、長剣を振るって刃を弾くが】
【天井に向かった刃の方は気付いていないわけではないが、防御をした所為であまり意識もいっていない】
【もしその次に二本の刃が何らかの動きを起こしても、若干反応が遅れるかもしれない】

【尚、これらの行動の間にも、左手に集まっている"蒼穹の魔力"は大きくなり続けている】

【現在ウォルフと戦っているもう一人の少女には気づいているが、こちらには意識を向けていない】
【攻撃を受けていて、意識を向ける余裕が無いといったほうが正しいか】
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 21:09:35.80 ID:MN1y0lISO
>>209
【ナイフを一本前方へ投擲し空中に固定】
【ナイフは球体と衝突し爆発、破壊される】
強さってのは馬鹿力の事だけを言うんじゃないと分かっているのか?
【自らを最強と言ってのけるその自信に対して呆れたように】
トーラス…お前はもう少し謙虚になるべきだ……お前のそれは自信じゃなく傲慢なだけだぞ
【その刃は雨を払い空を裂く、二代前の団長の持ち物であった魔翌力を帯びた魔剣を抜き右手に持つ】
>>216
【少年の様子を見て諫めるように】
2対1か…文句は言ってられんか………
少年、これは1対1じゃない
冷静に頼むぞ、下手をうてば仲良く共倒れだ
あいつは馬鹿だが、実力は確かだからな
【あくまでもチーム戦である事を理解させようとしている】
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 21:10:10.02 ID:HFqCsxFYo
>>217
はっ、てめぇの事なんざどうでもいいんだよ
どっちにしろ、俺に会っちまった時点でジエンドなんだからよ?

【相手のように振るうのではなく投げるという戦法故、多少の距離を保つようにそこからは動かず】
【見事命中した様子を目に収めると、みたび甲高い笑い声をあげた】

ッヒャハハハハハ! どうせなら内臓ブッ飛んじまえばよかったモンだが、まあ良しとしとくか
そういうのは後のお楽しみ……だからなぁ!

【相手と対するように後退するが、疾駆による前進と比べてはどうしても速度は落ちる】
【上体をやや逸らすようにしながら、コートの中に再び手を掛け『右手』でナイフを取り】
【整わない体勢ながら、相手の左肩に向けて投擲する。狙う位置の都合と重なり、避けるのは容易いだろう】
【相手が刀を抜いて振るえば今にも胸元を切られそうな距離ではあるが、不敵な笑みは変わらない】

【……この距離なら、おそらくちらりとその閃きが見えるだろうか】
【コートの内側には、おびただしい数の刃が光る。弾切れを狙うのは得策ではないだろう】
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 21:10:30.32 ID:Xlc9x988o
>>218

どうして、、だ?

【「指切りは、出来ない」】
【そう言われて、戸惑うかのように小指を差し出すキルの右手が揺れる】
【不安と、困惑と】
【その類の感情を、今覚えているのだろう】
【ふらふらと揺れる右腕にあわせ、しゃらりしゃらりと鎖が音を立て】
【じぃと、色の違う目が、シルヴァーグを見つめた】


……、、ふ、ゆ?

【相手の問いかけに対しては、こくんと頷く彼女ではあったが】
【今度はまたもや首をかくんと傾げる】
【矢張りというべきか。季節の名称を、知らないらしい】
【だがその事を教えるとしても、服屋への道中で十分間に合うはずだ】

/いってらっしゃいだぜ
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 21:20:06.29 ID:9cq/xMfM0
>>219>>220
いいえ。オカルト情報や国の状況にはたまた美味しいお店など色んな事を記事にしているマイナー雑誌《世界の眼》の見習い雑誌記者です
【ニコリと微笑み】

かといって素直に通させてくれませんよね?
戦争好きさん
(……話し合いが嫌いなタイプですね。戦うのが好きな戦争狂みたいな)
(……なら何故人質を?)

>>ガルニエ戦の皆さん
皆さん!!気をつけてください
【そう叫び】

【右横へ素早く跳び回避しようとする】
【それは雑誌記者とは思えない動き】

(おかしい…何かがおかしい)
(人質をほおるのも…この余裕も…)
(いくらなんでも人質を作るのに意味がない事はない)
(とりあえず…まずはあの怪しいのを)
【思考しながら素早く、右袖からナイフを出し、怪しい小物いれに向かい投げる】

【ただのナイフでない】
【ギミックナイフ《爆弾》】
【刃にあたれば、火花が起こり、衝撃により柄にしこんでる火薬が噴出し】
【火薬が火花に引火し爆発する仕組みになってる】

【そして人質だった女性の所へいき安全な場所に連れていこうとするが…】
【罠という考えもある為、実は警戒してる】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:20:19.83 ID:RXzoYHfko
>>225

ああ、もう!クソッタレめ!嫌なヤツとあたっちまった!!
(とまあ冗談のように言ってるが……真面目に困った)
(導火線の無い爆弾なんてどう対処すれってんだよ……)

【驚異的な爆発でないのは唯一の救いだった】
【いや、今見えたコートの中のナイフ。あれを同時に使われてしまえば……】
【そして対処法を考える暇も無く次の投擲爆弾が迫る】

この、クソっ!!

【疾走、ナイフの着弾点から避ける為に前転】
【更に反転し男に向き直る、同時に刀を引き抜く、漏れ出す妖しい魔翌力】
【ただ当人は涼しい顔をしているのを見れば、魔翌力の類に鈍いのかもしれない】

【反転の回転を利用し、横へと、男の足元を左から右へと払うように一閃を加えようとするだろう】
【ただ姿勢が不安定な状態での一撃故に力はそれ程篭っていない】

(矢継ぎ早に攻撃すりゃあ、いくらかナイフを使うには阻止できるかもしれねー……)

【その考えは直接的でそして博打的だ、危険が隣り合わせだ】
【それしか無いという訳では無いのだろうけど、今はこれが一番のように思った】

【刀の振り始めの瞬間から少年の足元から「黒色」の物体が漏れ出て地面を染める】
【「黒い色」の半径はそれ程大きくない、その表面がフツフツと揺れている、気を付けるに越したことはないだろう】
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 21:23:56.80 ID:L8P7l+rAO
>>226

……どうしても、だ、本当に、ごめん

【事情を説明する訳にも行かず、曖昧なままで断ってしまった】
【キルの眼が自分を責めている様に見えて、眼を背けてしまった】

……寒い時が多い、のが冬で暑い時、が多いのが夏だ
それで今から寒い、時に着るような服を買いに行く

【本当に必要最低限の判断の仕方だった】
【春と秋は別にいいかな、と言った判断】
【ついてきて、と小さめの声で言うと】
【すたこら歩いていった】

【キンクリもあるよ】
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 21:27:10.42 ID:d1Za/FjSO
【大通り】
ったく……ウチのお嬢様は人使いが荒いもんだぜ……もっとこうデレてくれんかな。

【外ハネの青髪で、垂れ目で糸目、顔の上半分を覆う赤色のハイテクっぽい大型ゴーグルを装着して】
【水色のマフラーを巻き、オレンジに黄色の水玉模様のネクタイを締め、分厚い青色のコートを羽織った青年】

【彼が何をしているのか。それは見れば分かるだろう】
【両手に、買物袋。半透明のそれから透けて見える中身の大半は食料品……詳しく言うなら、カレーの材料】

(さて……こんなモンか。しかしこれではつまらんな……そうだアイツ苦い物苦手だったような)

…………“サプライズ”として“ゴーヤ”でも買うか。

【下らない事を考えながら、彼はゆっくりと大通りを歩く】
【彼はやや前方不注意気味な為……もしかしたら誰かにぶつかるかもしれない】
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 21:29:55.55 ID:bVPgKB3Yo
>>219>>220


――……『水の国と同じ』、って事ですか?
裏≠ノ誰かが居るって言うのなら……貴女が此処に居る以上、“機関絡み”しか考えられないんですが。


【若干疑問≠フ滲み出た其の言葉――尤も、恐らくガルニエに心当たりは無い】
【然し、彼の方は「何か思う所」が有るらしく『穿った』返答を返して】


(先ずは……あの人の解放が先か。)
(“罠”って事も考えられるけど、其の時は其の時――こっちは三人。)
(雑誌記者の人と、何時かの『城』に居た女の子…仕掛けるなら――。)    



      ―――ッ!!! ……潰さないで避けて<b!!


             【斬―――-ッ!!!】


【放たれた光の刃=\―『共闘者』達に呼びかけたのは、回避=z
【幸い、放たれた其れは“体勢を低くすれば避けれる”高さ】
【攻撃を放つよりも、「敵を捉えたまま避ける」方が『次の動作を速く出せる』――】

【尤も、「声が届くのが遅れた」場合、彼は咄嗟に紅い弾≠右手から放つ】
【光の刃に当たれば小規模に爆散し、若干のダメージを与えるだろう】


(……人質≠フ方は問題無い――。    ……ならっ!!)

……確か、ハニーさんでしたか!? 突っ込むんで適当に指示するなり、合わせたりお願いしますッ!!
『一対複数』なら、勝率は跳ね上がりますから―――!!


>>227の彼女の行動を眼で追うと、即座に『ガルニエへと突進』を開始する】
【見覚えのある¥ュ女に声を掛けると、只管に足を動かして】
【背のガンブレードを引き抜き――其れに熱≠充填、“紅く”染め】



       ……何℃gってるんです―――    かッ!!!?
 


【彼は敏感≠ニまでは行かないまでも、『術式を行使中』――其処に、何かを感じる】
【『西洋剣の峰』――何故か、片方の刃は潰されている――を向けて、“ガルニエの右肩”へと振り下ろそうとしつつ】
【若干の違和感≠問いただす様に、息を吐いた―――】
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/05(土) 21:30:30.80 ID:5+QRou+do
>>214>>222(谷山&シオン)

〔まあ、気持ち悪い。その目と併せて蛇の様ですね、貴方。でも蛇は嫌いではありませんよ。体が冷たくて、割と気持ち良いので〕
〔貴方もあれくらいに冷たくなってくれれば、有り難いのですけれど〕
〔………間違いというのなら、聞かせて貰いましょう。13年、何も変わらずに居たこの国と。数日で人を動かした、我々と〕
〔どちらが、果たして間違っていたのかを…………〕
〔見せていただけるのでしょう?正義、とやら〕

【谷山は知っている筈だ、ライブラの武器は蛇腹剣】
【リーチ、攻撃範囲に長け、自分自身は大きく動かずとも戦える】
【それだけに扱いは難しく、様々な外的要因を計算しながら扱わなければならない武器だ】
【その上で、更に二つの巨大な腕。関節、指、動かさねばならない部位は多すぎる】

〔細切れにするなら責任をとって、ミンチにしておいてくだされば良いのに〕
〔戦いが近いからと、お夕食が少なめだったので不満があるんです……〕
〔……その攻撃は前にも見た記憶があります、ねっ!〕

〔…………あら、そちらのお嬢さんもそれですか?〕

【然しライブラは、その条件でさえ、思考が滞る事は無い】
【『減らず口を叩きながら』『二人の敵の挙動を同時に察し』『長剣で身構え』『更に二本の腕で攻撃をする』】
【この女の、最も恐ろしい武器。それは、死体の使役でも剣術でも、残酷さでも無い】
【常人ならばとても処理しきれない大量の情報を、瞬時に解決する頭脳だ】
【数十数百の屍の目から得た情報を脳内で再構築し、全ての屍の四肢を思う様に操る。ず抜けた機械の如き、並列処理能力なのだ】

【シオンのワイヤーが巨大な腕に絡みつくと、比喩では無い断末魔≠ェ上がる】
【荒くつなぎ合わされた人体。干からびた声帯からの悲鳴は、どうにもガサガサして聞き取り辛い】
【分解されて落下する肉片の内の幾つかは、はっきりと人体の形状をしている事が見て取れるだろう】
【そう、『腕』は死んだが、まだこれは『駒』として使えるのだ】


〔力≠アそは原初より世界を貫く只一つの正義である〕
〔そして人の世界に於いて、個々の力などは決して絶対≠ニ称する領域に届かない……〕

〔……―――天下万民崇め讃えよ、≪ All Hail to My Justice / 絶対正義 ≫ 〕

【能力発動のワードが、その口から綴られた】

【一つ目、脚へと向かう谷山のワイヤー。これに対しては、殆ど前回と同じ対応策】
【即ち、自分の蛇腹剣を伸ばし、わざと刀身を絡め取らせる事によって、自らの脚を守る】
【二つ目、銃弾。脚の切断を免れる為に、対処がほんの少しばかり遅れたそれ】
【軌道上に存在する胸を守るため、ライブラは左腕を『射線と並行に』突き出した】
【掌から腕に潜り込み、骨にそってすすむ銃弾。然し、それは肘を越える事は無かった】
【人体と言えど厚みがあれば、銃弾は防ぎ得る。無茶だが、これも合理の防御策と言えよう】

【一方で、分解されて落下した屍達と、もう一本の回避された腕は】
【谷山とシオンの後方に回り込み、後退の妨害を図ろうとしている】
【この瞬間攻撃は出来なくとも、次で狙ってくるのだろう】
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 21:31:01.33 ID:HFqCsxFYo
>>228

まーあゆっくりしていけや、死ぬまでな!

【塵も積もれば山となる、それがその多すぎるほどのナイフの所以なのだろう】
【おまけに不自然な厚みの理由がナイフであるとするならば、それなりの防具ともなるという事】
【長袖のロングコートは重い事、前が空いているのが幸いか、というところだろう】

ぐっ、猪口才な真似しやがって!
だけどな、チンタラやっててもお前の勝ち目なんかないぜぇ?

【足元はコートの裾がはためき比較的無防備、革のブーツごと右足の肉を裂かれる】
【左足は重心のためか後ろ足になっていたところ、損害は大きいといえど両足には至らず】
【やはり距離を取ろうと後退しながら、『右手』でナイフをもう一本構える、が投げる余裕は今は無かった様子】

【ナイフはどうやら塀にぶつかったようだが、爆発音は聞こえない】
【代わりに聞こえるのは、固いもの同士がぶつかる高い音のみ】
【二回、それも後の方はやや下から、音は近くなった気がする】
【もしも振り向いたならば、斜め下から相手に向かって飛んでくるナイフが見えるだろう】
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/05(土) 21:32:51.91 ID:5+QRou+do
>>216>>224(アサヒ&レオン)

「ほう……成程、それで十分だ小僧!!私怨は十分な戦いの動機である!!」
「大義名分も元をただせば、正義を守りたいという己の我儘だ!!」
「ならば己の兄を傷付けた者を許さない、その考え方は非常に″沛に似合う!!」

「来い、スプリンターの小僧!!意味が無いなら熱だけは持て!!」
「魂まで冷めてしまった連中に、ろくな奴など居た試しは無いわッ!!!」

【190を越える身長に、分厚い筋肉の鎧。その上に金属の鎧と、その身が岩の如き重量物】
【跳びだしてくる相手に応じるように、エルナトはそのままに前方に跳びだした】
【加速は低いが、最高速は高い。重量の有る物体ならではの特性で】
【このまま前進すれば、少年と正面衝突。対格差と装備の差、どちらに分があるかは言うまでもあるまい】
【両腕の武器は、まだ振るわない。狙いはその後方】


「部下の前で味方の前で、己の力を誇れぬ者などに如何程の価値があろうや!?」
「国民に触れず主君に触れず、部下と己の間だけに立っていて果たして何が見えようか!?」
「俺に説教をする暇があるなら自分自身の失策を振り返れ、団長殿!!」
「手勢も連れずに敵地にノコノコ跳び込んで怪我して帰る騎士団長など何処に居るかあァッ!!!」

【両手に持つ金棒を、ぶうんと一度ずつ空中で振るうと】
【其処から、巨大な魔力砲弾が、一つ生成される】
【今回は、射出されない。いや、射出までに至らない】
【生成に掛かった時間から、その破壊力は十分に察する事が出来るだろう】

【尤も、先程の性質を鑑みるに、発射の前に粉砕する事も出来る筈だ】
【だがそうすれば、爆発の範囲は、味方にも及びかねない】
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/05(土) 21:33:30.83 ID:5+QRou+do
>>221>>223(クルス&双葉)

『今から!!戦場抜けだしてアサデスヨーなんて言いに行けってかア!?』
『大体なァ、んな事したら俺の首があぶねえんだよ仕事的な意味じゃあなく!!』
『救いがどうこういうんならしがないサラリーマンも救ってくれよ、なあ!?』

『それと、そこの……もやし!!そいつはマジかよ、ハッハァッ!!』
『良いじゃねえかいいじゃねえか、やっぱり正義の味方ってのは前線出て来ねえとなあ!?』
『椅子にふんぞり返ってる君主様なんざ、下から見りゃ居ないも同然よ!!!』

『(……あー、何だか物騒だなあのガキ……あっちも魔術師か?)』
『(両方魔術師ってんなら、それはそれで対抗策も有るが……)』
『(いーや、それよりあの芸当だ。力はねえが、中々器用だな。訓練されてやがる)』
『(んで、もう片方は………魔術師、だよな。普通だから困る)』
『(捻くれた魔術師ならどうにでもなるんだが、ああいうのは厄介だ)』
『(近づいてぶちのめすには時間が掛かる、あいつの言う通りだから腹立つな)』

【熱気に一人で当てられて、ともすれば自分の君主批判にも取れる言葉を発しながら】
【ウォルフは、冷静に敵の戦力を考察し、戦術を組み上げていた】
【今この瞬間、攻撃は無い。自分が動くのには丁度良い】
【そう見て取ると、ウォルフは迷わず前方へと踏み出す】


『通りたいってんなら通れ!!お前の仲間ァ無視して一人で通れ!』
『そうやって通ってきたガキ相手に、あの気紛れさんが話してくれるたあ思えねえけどなあ!!』
『行くぜ行くぜ行くぜリーダーとkあいうもやしっ子ォ!!!』

【向かうのは、双葉の方。叫びながら、直線的に走りだした】
【走りつつ姿勢を低くし、もう少しで手が床に着きそうな程】
【前方へそのまま転びそうでも或るが、それを強引に脚力でカバーして】

『(……あっちのガキは、博愛主義者か?ま、後ろから撃ってくるくらいはするだろ)』

【狙うのは、双葉の両脚。膝を手で刈り取りつつ、腰を頭で押して転倒させようと迫る】
【重装備の騎士だ。力で張り合うならば、かなり分が悪い勝負と言わざるを得ないだろう】
【対抗する為に必要なのは、もう一人の助力だろうが――――】
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 21:34:10.83 ID:Xlc9x988o
>>229

……、、そう、、か。。

【その返答に、なんて答えればいいのか分からなくて】
【困惑した表情のまま、しゃらんと音を立てて右腕を下ろした】
【普段は余り感じない、手錠の温度】
【それが、今日はちょっと、冷たく感じた】

んと、じゃあ、、いま、は。。「ふゆ」なの、か。。

【そしてそのまま、歩いていくシルヴァーグの後へ続き】
【しゃらり、しゃらりと鎖の音を立ててキルも歩いていく】
【「なつ」「ふゆ」】
【その単語を、道中何度も、何度も】
【まるで、決して忘れないようとでもするかのように、口にしていた】

【どっちでもいいぜ!】

/おかえりー
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:36:26.17 ID:eVTgTmX9o
>>219-220

(……あのおねーさんは、火の国でも民衆側の味方をしていた方、です?)
(でもでも……今、雑誌記者≠ニ言ったです?)
(…あの時は確か……)

(おにーさんは、確か……一年前に、空飛ぶお城で…)
(うぅん、記憶が曖昧ですけど、……敵の女の子を、庇うような発言をされてたです)
(たぶん今は$M用できるです…!)

(だから、ここで名乗るべき字名は――)

――わたしは、ハニー・グレイトテイスト!
魔術協会所属、生成系統の能力者!
ここを押し通り、かの簒奪者の身柄を抑えることが目的です!

【自身の素性を、半分ほど伏せながら明かして】

人がお菓子を食べる≠謔、に
テメーさんが戦いを貪り∞腹を満たす≠ニ仰るなら、気持ちはわからない事もないです

たしかに、強くなることは喜ばしいことです
目的を達成する力を得るんですから、満たされるのは当然です

――でも!

それはあくまでも手段です!

【巨大な光の刃が薙ぎ払われる】
【背の低い少女なら、姿勢を低くすれば回避自体は容易】
【――しかし、この中で誰かが破壊≠選ぶのならば、回避は戸惑われる】

手段が目的になったとき、力が規範を喪ったとき、それはきっと、悲しい物にしかなんねーです!
そんな方がトップに立つなら尚更のこと、です…!
わたしは此処でテメーさんを…!

【最後まで、言い切れない。お喋りの時間は終わったのだ】

【地を蹴り、スピードと体重を乗せて】
【巨大なフォークを光の刃に向けて突き出した】
【何の捻りもない素直な一撃を――】

>>227 >>231

――うなぁっ!?

【突然耳に入った青年の声】
【とっさに武器を放棄し、前転を行って、刃の下を掻い潜る】
【少女のフォークは光の刃を壊すに至らず、後方へ弾き飛ばされた】

うぅぅ、サンキューです…
……感知できねー方がいるかわかりませんが、敵さんの小物入れに、留意して欲しいです

【即座に立ち上がると、ガルニエに右手を翳して】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 21:39:44.00 ID:cA0us8SAO
>>230
━━━ドンッ

【黒いローブを着こみ顔をフードで隠した者とぶつかる】

【その者は背に漆黒の銃槍を背負っている…やや小柄な体型で端から見れば異様な光景だ】


うっ…すまない…

【尻餅をついたと同時にフードが少し脱げ、素顔が露わに…黒髪で男…女ともとれる顔つきだ】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:40:03.65 ID:nZr/OUkQo
>>215

ギイン

『・・・友達・・ねえ』

【銃弾を弾いてもなお、彼女は棒を回していた】
【それは、この少女の戦術・・・防御力が低い彼女にとって、一撃が命取りになる】
【ゆえに、恒常的に自身の周りに金属を走らせることによって】
【防御率を飛躍的にあげることができるのだ】

『ちょっと違うな。私はその王女には会ったことない。それに・・』

『私の友達はあいつだけだ。まっ、友達である以前に「姉妹」だがね』

【親指で自身の斜め後方を指差した。そこには、メガネの少女・・・王が謁見するために突き出したテラス】
【メガネの彼女はそこで、魔法陣を展開していた。片手には玉のはめ込まれた杖を持っている。何かをブツブツと呟いていた】

『ちなみに・・』

【軽快に金属の棒を回して、彼女は話を続ける】

『あいつも昨日から図書館に篭ってね。現国王とルーミア女王の思想や、政策を調べてたぜ。そしたら・・・』

『「ルーミアのほうが自分の思想に近い」だとよ。なんだかんだいっても私たちは似てるらしいなあ』

『つまり・・・』

【瞬間、メガネの少女の呟きが終わる。ほぼ同時に、裸眼の少女の髪の色が変わった】
【燃えるような紅・・・・】

『私達とお前は完全に敵同士だ。・・・知り合いでもなんでもない。そうだろ?・・「反乱軍」さんよお。』

【それらは全て、裸眼の少女にとっては「建前」でしかない。結局、彼女は戦いたいだけなのだ。】
【灼熱の金属棒を振り、やがてそれを構える。腰を落とし、重心を低くした】

『さあ・・・』

「・・・攻撃魔法・・・中等雷撃術・・・等級W・・・」

『・・・はじめようかああ!!』

「・・・・詠唱開始・・・」

【裸眼の少女は踏み込み、相手に横から棒を振った。両端が焼け石のように熱い金属棒を・・・】

/お待たせしました
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 21:42:00.79 ID:Ps70tVPdo
>>222
【奇しくも今宵の仲間は、糸使い】
【谷山も義手に内蔵したワイヤーを操り闘う変幻自在の闘士である】
【其れが“能力”に依るか“技術”に依るかの差はあるが】

んじゃ、俺は前に出ますかねェッ!

【左手、五指から伸びる銀糸を指を繊細に動かし操作して】
【銀糸は回折し、伸縮し、裂き切りに行く】
【谷山の装備は見る所では糸と刀。近接型と考えて間違いない】
【この組み合わせは上手くバランスが取れたと考えていいのだろう】

蛇は嫌いさ、嫌な奴を思い出す。
俺だってJusticeだ、悪を倒すために此処に来た。
そして、魅せつけてやるよ、俺の、正義を!
急進に過ぎるお前のそれは、劇薬を過ぎて毒物だ。
変えようとすることは間違っちゃいねーが、変え方は間違ってる、其れだけの話しだ。

【相手の武器は、此方より一撃の威力は大きい】
【しかし、相手が一本、此方が五本。数の上では勝るもの】

ひゅるぁっ!

【指を蠢かせて、糸を操り】
【糸を絡め取られたのを確認、内部の強力な糸巻き機構で相手を引っ張り態勢を崩しに行く】
【そして、右手の刀を中に放り投げ、頭を押さえて呟いた】

……ッ、来な……ァッ!!

【その言葉が発せられると同時―――】

      ――――――《HelloWorld!!》

【どこからか無機質な機械音が響いた】
【体から吹き上がるは気でも魔力でもない“数式”】
【数式は収束していき、一つのヒトガタを創り上げる】
【其れはワイヤーフレームにより構成された無機質なもので】
【投げた刀が落ちてきて。其れをヒトガタが受け取った】
【この場に現れたは、アートマン、《HelloWorld》である】

……ッ、感覚共有。

【アートマンの眼の部分に罅が入っていき、ばかりと開く。その罅の奥にあるのは、無限の闇と無数の眼】
【口の部分にも罅が入っていき、ばかりと開いて。其の口からは音が吐き出された】

《ピギィイィエイイイイィァアアアアアアアアアア!!》

【びりびりと空気を震わせ、谷山の背を護るようにアートマンが完成した。】
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 21:42:45.04 ID:Ps70tVPdo
//>>240>>232抜けてました
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 21:44:27.05 ID:L8P7l+rAO
>>236

(……受け入れた方が楽なのかもな……)
本当に、ごめん……

【謝る事しか出来ないのが歯痒い】
【心配されてでも、指切りすればいいじゃないか】
【ただ、なんて説明すればいいんだろう】

【なつふゆなつふゆふゆなつなつふゆ】←キンクリ

【服屋】

(着いたはいいが、何を買おうか)

【自分のお古とかも有ったがそれは流石に】
【やっぱり無難にセーターとかコートとかそういうのか】

【色々物色中……】
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:44:41.79 ID:RXzoYHfko
>>233

死ぬ手前になったら!尻尾巻いて逃げ出すさ!
それなりに命は惜しいんでねっ!!

【切っ先が入った感触が伝わる、ただ機動力を大幅に削った訳ではない】
【声色に危機感が無いのだ、どうやらしくじったらしい】

うっせ!敵に心配される程……――――
そうだお前は何なんだ、お前はなんでここにいる、目的は何だ。

【彼がここにいる理由、それが気になった(耳に届く何かの音)】
【目的がなければこんな場所にはいない筈だ(1つ、2つ……近い)】
【目的も無く戦う筈が、無い(これはなんだろう、首だけ振り向く)】

反射……っ!?

【「黒色」で壁を作るような時間は無い】
【上半身を逸らすようにしてナイフの切っ先を避ける】

【避ける故に隙だらけで姿勢も不安定になるその行動】
【彼が恐れもなくそうしたのは足元に「黒色」がある為だった】
【そういった彼の思慮を悟り、近づくのは危険だと感じる事は十分出来るだろう】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:47:42.10 ID:BRNlLVILo
>>239

……!
まじかよ……
【棒だけで銃弾を跳ね返した裸眼の少女を見て驚く少年】

「ドンマイ、重太郎、まぁがんばれよ。後殺しちゃあだめだぜ?」
【馬鹿にするような口調で少年へと話しかける白口】
【彼、否この銃からすれば励ましているらしいが……】

……チッ!
【裸眼の少女がコチラへ来るのと同時に眼鏡の少女の方へ一発】

【バックステップしながら、こちらへやってくる少女の足元へと一発発砲する少年】
【その弾は、左に大きくずらしている】
【弾の軌道に鏡を作る。この鏡には少年の魔翌力が篭ったものを反射する力がある】
【―――――そして、その弾は裸眼の少女の足を襲うだろう】
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:47:58.59 ID:K4QFWUYfo
>>224

ええ、わかってます。
自称と言えど「最強」を名乗る相手ですもの、気を抜けば死ぬことなど。
ですから――――「足手纏いにならぬよう、頑張りますので」「貴方も、努々油断などなさらぬよう」。

【くるくる回る薄い唇から洩れる言葉は、冷たく尖っていて】
【少年は恐ろしいまでに落ち着いていて、尚且つ気が張っていることを、伝える】

>>234

【敵もまた、こちらに前進するのが見える。――ち、と小さく舌打ち一つ】
【先程言われた通り、自分の身軽さは大きなマイナスポイントであることは自覚していて】
【一撃でも、まともに喰らえば――それだけで沈みかねないことが、忌々しくて仕方なかった】

冷めるものか、醒めるものか――――
――――お前が僕の前で息をしている限り、僕は怨嗟の炎を絶やさない!!

【ぎゃりッ、ぎゃりりり――――だんっ!】
【踵を鳴らして、急停止。鋭利なそれが、地面に引っ掻き傷のような跡を残して】
【後ろに、大きく跳んだ。一旦距離をとって、魔弾を視認】

――――《炎舞・塵羽》!

【地面を蹴った右脚とは逆、左脚を大きく振り上げる】
【黒い靴の表面を走る炎から、三枚のちいさな羽根が形作られて。巨漢に向けて、射出される】
【狙いはまっすぐ――形成される途中の、魔弾。粉砕の際に起きる爆発で、男にダメージを与えようと試みている】
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:49:25.28 ID:BRNlLVILo
>>244
/一発の後に発砲が抜けておりましたすいません。
そしておかえりなさい
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 21:52:48.89 ID:Xlc9x988o
>>242

【指切りが出来なかったことが理由なのだろう】
【まだ完全ではないかもしれないけれど、キルの心の隅に、悲しいという感情が、生まれはじめていて】
【生まれかけの感情が、ほんの僅かに表情に滲み出ていた】
【しゃら、しゃら、しゃらり】
【彼女の傍にいつもいる鎖の音は。シルヴァーグの耳には、どう聞こえるのだろう】

【そして季節は流れ、服屋】

……、、ぅ?

【棚に並ぶ服を見て、驚いているのか】
【目を真ん丸くして立ち並ぶ服を見るキルの姿は、まるで】
【まるで、知らないところにつれてこられた猫のようでもあり──】
【きょろきょろと周囲をしばらく見渡した後】
【近くに置いてあった服をむんずと掴もうとしている】
【気に入ったのではなく、きっと気になったから、というのが大きな理由だろう】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 21:53:06.07 ID:d1Za/FjSO
>>238
うおっ……

【案の定、とも言える衝突】
【軽く後ろにのけ反りつつ……しかし買物袋は手放さない辺り余裕はあるようで】

いや、気にするな。今のは俺の不注意だからな……こちらこそスマン。

【重そうな買物袋を“持ったまま”……彼は右手で頭をポリポリと掻いて】

あー……立てるか? ……にしても随分な武器だな、お嬢さん。

【左手を……やはり買物袋を持ったまま差し出して。その「ついで」に些細な疑問をぶつけた】

【……お嬢さんと言ったのには理由がある】
【男に対して間違えて女と言っても、「美形ですね」で済ませられるが……逆だと少々アレだからである】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:53:09.45 ID:UQF4BPw7o
>>235

くっ……!

【苦渋に満ちた声で、小さくそう呻いて、クルスは首を振った】
【――彼の言う通りだ。誰も彼も救うというのならば――今、この場にある戦いを納めなくては】
【そのためにならば、刃を振ることも厭わぬと決意したはずだったのに――】

(……今、為すべきことを為す……!)
……仰るとおりです。
ここにある争いを収めてこそ……私は、あの人に会うことができる!

【シャリン、と刃の擦れる音と共に、クルスの背後にまた、二本の短剣が召喚される】

……天ヶ谷さん!

【走り出したウォルフの狙う先、先ほど名乗りをあげていた少年の方へと叫んで、それを呪文とする】
【二本の短剣は――弧の軌道を描いて、凄まじい低姿勢で突撃するウォルフ、その差し出された手の先へと回る】

【篭手先の、装甲が脆い場所を狙い、飛んでいく刃は――貫けぬとも、彼の突進を減衰することが出来れば、と】

(……力にモノを言わせたパワータイプ、相性が悪い……!)

【その短剣だけでは、ロクに効果がないことは目に見えている】
【――ともかく、自分ひとりではあの男には、効率的にダメージを与えることも難しい】
【あの少年――天ヶ谷双葉という少年と、連携を密にする必要があるようだ】
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 21:57:09.49 ID:HFqCsxFYo
>>243

バーカ、てめぇの血肉はいずれ俺の腹の中だ!
せいぜい今のうちに楽しい思い出でも回想しておけよ?

【怪我の度合いとしては、多少動きが鈍くなる程度か】
【それでも、間合いを保てなくなった点を考えると大きい】

【相手の勘付いた通り先ほどの動きは間違いなく反射である、が、爆発はせず】
【避けられたナイフはそのまま動力を失い、地面にカラカラと転がった】

そうだなあ、共感か?
とはいってもやっこさんはもっと崇高な事お考えになってやがるんだろーけどな

【体勢の崩れた相手の、今度は腹部に向かって『右手』のナイフを投げる】
【反射の方向は相手の返しようによるが、返る力は投げた当初と変わらない強さだ】

【近付くのは危険、しかしながらこちらは中距離での戦法を得意としている】
【完全にかわされない程度の距離は保ちつつも、最初から必要以上に距離を詰めようとはしていない】
【相手がこちらに寄らない限りは、相手の足元の黒に触れる事もないだろう】
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 21:58:14.40 ID:jdpMd6Lco
>>235>>249

まぁ戦いだけが全てってわけじゃねぇが、俺にはそういうのは似合わないからな。

……それと一つッ、俺はもやしじゃないッ!!!

【──青年の名誉のために、補足しておくが】
【幾度も戦場を駆け抜けてる上、上級者レベルでないにしろ剣を扱っている以上】
【彼の肉体や身体能力は並では無く、寧ろ成人男性としてもかなりいい方といえる】
【あくまで一般人レベルの話であって──武人と比べれば、ただのもやしっ子かもしれないが】

(っと、こっち来たかっ)

【強化魔術なんて器用な物使えないし、正直力比べでは勝ち目は薄い】
【けれど、そもそも力比べに応じる必要など無い】
【バック走で男の突撃から逃れると、そのまま少しでも距離を取ろうとする】
【相手は重装備の騎士、バック走であっても時間稼ぎ程度なら十分できると踏んだようだ】

【とはいえ、近距離が魔術師にとって辛いのは紛れもない事実で──】
【この状況を打開するには、出来るならば"仲間"の助けが欲しかった】
【魔術を撃つにも、相手の重装備からすると最悪そのまま押し切られることも有り得るから】

……悪い、助かる!

【相手の突進を減衰させるような威力の攻撃でも、充分に助かる】
【───時間がたつほど、彼の左手に集まる魔力は大きくなっていくのだから】
【そしてそれは同時に──彼が何らかの"大技"を狙っていることを、二人に伝えるかもしれない】
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:59:06.12 ID:uxPMrQ3oo
>>227

ほう、『世界の眼』……良い名の雑誌だ、興味が湧いた
今度支部の連中に何部かやるとしよう、「戦いばかりは」という者も居る

そして、当然だ。此処を通してしまっては「手を貸す」という声明がお遊びになってしまうからな

【ぐにぃ、と右手の光球が形を変える。ガルニエはと言えば、その手を前に出し】
【女性の投げた仕込みナイフへと向けて、何かの準備を始め―――】

>>231

さて、YESともNOとも答えに困る質問だな
一つ教えておこうか。私と、私の支部に確固たる目的など無い
強いて言うならば戦うことこそが狙い、「機関そのものは関係がない」。


 更に言っておくが、その突進はキチンと二の手を考えているのか?
 ただ武器を持って進む事が行軍なのではない、それでは敵の罠に進むだけだ

 死中に活を求む、というのなら別だが―――私相手に、それは無駄だ

【左手。光球を変形、左手にサックとして填め、そこから左肘まで届く刃を作り出して】
【ガァン!と重い金属がぶつかり合う音を立て―――ガンブレードの攻めを食い止め】
【その熱にやや顔を歪めるも、鍛え上げた肉体はその程度では音を挙げず】

  ――――『新月琥珀』。我が支部の特機、『真貂』の燃料にしている鉱物だ

 希少だが、その分強い力を秘めていてな?
 事前の準備を済ませておけば「擬似宝玉」として使用できる
 私は少々燃費が良くてな、入る分が多ければ多いほど、大きな力を遣うことが出来る

 ………ちなみに、一つにつき使用は数度。今、私の腰に「4つ」有る。

//続くよ!
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 21:59:23.34 ID:cA0us8SAO
>>248
男の手は借りない……自分で立てる

【後ろに担いでいるものが邪魔でなかなか立ち上がれない】

それに…男だ、く…お嬢さんではない…くぬっ


【頑張って立ちあがろうとしている】

/因みにお約束ですが女れす^p^
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:00:02.54 ID:2lYgvjrjo
>>232>>240

【その思考の高度さは、傍から見ていても、理解できた
――――それだけに、彼女は仄かに感じる――――……遠距離支援だけでは、足りぬ、と
元来彼女は、そこまで攻撃手段に優れる、というわけではない】


(くっ……魔術師≠再生するのも手段としては悪くありませんが、如何せん準備不足……
かといって、あれだけの判断の早さ、思考力もかなり高い水準に在る、と思えます
――――……ならば私も、同じ立場に立つと、しましょう)


高速思考=\―――展開……っ!!


【回転を始める、彼女の高速思考%ッ時に彼女はDead Memories≠発動する
常時、空間の記憶を読み続ける≠アれにより、数秒遅れながらも、第三者視点のこの場の状況を、把握できるのだ
彼女は上空からこの場所を見た°L憶を再生する――――丁度、ライブラが銃弾を回避した、辺りか】


……All Hail to My Justice≠ニは過ぎた名ですねJustice≠ニは、万人が胸に刻むもの
絶対値も無ければ相対値も在りません、それでも尚、自惚れ、自身が絶対≠謳うのであれば
――――……理解させて、さしあげましょう、その身を持って……っ!!

Thnks fr th Mmrs=I!


【右手の拳銃が、ワイヤーへと変化し、そのまま音をたて、いくらか巻き取られていく
そっと、眼前に腕を伸ばし、右手をかざすと――――……そのまま、ワイヤーが一つの形を成していくだろう
それは紛れも無い弓≠竄竭蛯ォめの矢が、彼女の右手に出現して――――……】

【左手のリングから零れ落ちた新たな白銀≠サれが、虚空で重なり合い、一本の細い矢を構成する
そこからは、舞踏のように、寸刻も止まらない、激流のように、凛と、微かな衣擦れの音だけを響かせ、弓矢を構える
そのまま、僅かに間を置きながら、彼女は一つ、矢を放つであろう】

【矢≠ヘ形こそ矢≠ナはあるが、能力使用はしていないのか、ワイヤーで構成されている
彼女が放つのは谷山≠ニHelloWorld≠フ後方から
すなわち、このまま行けば、矢はHelloWorld≠ェ楯になる形でぶつかるだろう】


解け、そして――――……捉えなさい、その刃が裁くべき敵を……っ!!


【彼女の声と共に左手が下方向へと振り下ろされる
すると、HelloWorld≠フ直ぐ後方で矢≠ェ――――カクン、と、その軌道を下方向へとずれるだろう
丁度HelloWorld≠フ股下を潜る形で矢≠ヘ直進する、そして、ここからが彼女の能力≠フ見せ所だ】

【上空からの視点=\―――それにより、彼女は、ライブラ、谷山、HelloWorld≠サれぞれの立ち位置をくっきりと把握する
故に、彼女は、マニュアルで、コントロールできる、その矢≠
左手で微調整を繰り返し、彼女はその矢をライブラへと当てようとするだろう
そして、矢はライブラへと触れた場合、その姿を分解、元のワイヤーへと変化し、貴女へと撒きつこうとなすだろう】

【弱点が在るとするなら、彼女はコレを微調整を繰り返し、動かしている
当然ながら、集中力も――――かなりのものを要する――――その集中力を崩せれば=H】
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:00:23.86 ID:uxPMrQ3oo
>>237

そうか「ハニー・グレイトテイスト」、私と違って良い名と心根を持っているらしい――――

【これで、光の刃は全員に避けられたか―――ザクリと、植木を刻む音がした】
【あとで王女殿に謝らねばな、と自身でも珍しくガルニエは笑う】
【それだけ楽しいのだ。命のやり取りというのは、戦場という場所は】

―――が、その主張は私としては認められない
かの金獅子が単純な目的のために議員になったことに同じく
私が生命をとして機関に入り、戦場に立ち続けるのはただ戦うためだ

悲しい物。結構だ、甘く緩やかなお前の日常からすればそうだろう
否定はしない、だが決して認可もしない。私の日常は、コレだ

【「来い」、と最後の言葉に―――切れてしまった言葉に、返答する】


【――――――しかし、前方へと突き出された右手の光球は形を完全に崩して】


 そうだ貴様ら、天ヶ谷双葉は知っているだろう?
 我々の大敵、対機関連合の首魁。良い意志を持った赤毛の青年
 
 先日アレと剣戟を交えてな。あの技、なんといったか……あぁ――――

    ―――――《ストレートフラッシュ》。だったか―――?


【轟ッ!と空気が震え、ただでさえ強い光が更に輝きを、その量を増していき】
【記者のナイフとその自身を、青年の肉体を近距離から、小柄な少女を正面から】
【威力自体は特筆するほど高くはないものの。弾き、穿ち、叩きつけようと広範囲に放たれる】

【幸い、人質の女性には当たらない攻撃のようだが――――いや、警戒しているレンには分かるだろうか】
【『意図的に当たらないようにしている』のだ。理由はどうあれ、それは確か】
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:06:44.61 ID:L8P7l+rAO
>>247

(上から簡単に着れるからコートは決定として……)
キル、どっちの、方が……

【棚からクリーム色のコートと藍色のコートを手に取り、キルに向けようとした所で】
【むんずと掴まれた服、あぁシワが心配】

……勝手に、掴んじゃダメだからな?

【注意の仕方がおかしいのは気にしてはいけない】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:07:14.62 ID:RXzoYHfko
>>250

うっへ……どんな趣味だよそれ、最悪の部類ってのは分かるけどよ。
嫌だねテメーに急かされて思い出す思い出なんざどうせロクなもんじゃねーに決まってらあ。

【2バウンド、音から察するにそのくらいか】
【いや、まだ反射する可能性もある相手は未知数の敵だ油断はするな】

共感?はん、少なくともそういった感情は持ち合わせてるみてーだなオイ!
お前の戦う理由はそれでいいんだな、そいじゃ参考にさせてもらうよありがとよっ!

【また迫る銀色、それが少年に触れる前に「黒色」が動く】
【長方形を切り取るように突出、現れるのは少年を丁度隠す程の大きさの壁】
【言わずもがなそれは盾の役割である】

……………っ!!――――

【かきん、という壁に切っ先が触れる音】
【次いで爆発、「黒色」の盾がそれを防ぐ……が数瞬遅れて先程より鈍いばきんという音が響く】
【それは盾が崩壊する音だった、爆風の小規模ながらの土煙と「黒色」の霧散した黒で少年の姿は隠れる】

――――次はこっちの番だぜ、オイ!

【その中から少年は現れる、煙の帯を引き現れる】
【左手に持った刀を両手で持ち替えて、そして男に近づいてゆく】

【近づけたなら下から上へと、男の左肩を狙い振り上げるだろう】
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:07:54.58 ID:d1Za/FjSO
>>253
ん、そうか……じゃあいいや。

【その様子をニヤニヤしながら見る青年】
【しかし】

(クソがッ!! おんにゃのこじゃねえのかよ!! ニヤニヤした俺が馬鹿みたいじゃねえか!!)

【次の言葉を聞いて、彼の表情から“ニヤニヤ”が消え失せる】
【今の彼は……「失望」やら「絶望」やらが混じり合った“激し”くも“静か”な何か……そんな表情だ】

……チッ!!

【いっそ清々しい程の舌打ち】
【ただ、本気で憎悪している訳では無い……単に、失望しただけだ】

/何故バラした…………バラさない方がいろいろと美味しいでしょうがッ!!
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:08:13.09 ID:nZr/OUkQo
>>244

『甘い!!どこ狙ってんだあ!!』

【再び間合いを詰めようとするが、】

「スリー!!ダメよ!!」

ギンッ☆

【跳弾した玉は彼女の足をえぐった】

『うぐあっ!!』

「くっ・・・・だから言ったのに・・・」

『っちい!!そうだったな・・・』

【前回の戦闘を思い出した・・・超高度の鏡・・・】
【間合いを詰めようとしたが、思わぬ方向からの銃撃により、体勢を崩す】
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 22:08:32.27 ID:HFqCsxFYo
>>257
/申し訳なーい、『右手』で投げたナイフは爆発しないんだ、九行目の通り
/書き方が悪かった、本当にすみません
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:08:45.09 ID:MN1y0lISO
>>234
失策か…確かに今思えば馬鹿な行動だった……!
だが、あの時私は信じていた!
全て国を思う故の暴走だったのだと、手段はともかくこの国の為との確信犯だったのだと!
だが、あの日この場所で分かったよ…貴様達は国の事なんか考えちゃいないとな……!
【背負った鉄槍を左に持ち】
そしてトーラス、だから貴様は馬鹿なんだ!
何度も言わせるな…自信と過信は違うのだと
【喋りながらもアサヒの行動を確認している】
私は身の程を知れと言っているんだ、己の力量も分からん馬鹿が人の上になど立てるものか!
【低空を投擲、さらに脛程の高さに固定】
【加速しきった鎧の巨漢に足元の障害物を避ける余裕のあるものか】
>>245
そうだ、それでいい、生身じゃあ真っ正面からは無理だ…密着すれば逃れられんだろうしな
【後ろに下がったのを確認したからこそトーラスに足元を掬うような攻撃を仕掛けた】
便利そうな能力だ…私の攻撃よりは通じそうだな……
【重厚な鎧にとって火や爆発の熱はかなりきつい物】
(私はサポートにまわるか……)
【二人を同時に視界に入れ、またすぐに接近などの行動に移せる位置をとる】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/05(土) 22:11:09.67 ID:+VkQHFuDo
【水の国 大通り】
【セミショートの金髪と、マントを揺らし、歩く青年】
【マントから覗くアーマーやプレートレギンスから――騎士を連想させる】
【ガントレットを嵌めた手を、ベルトの巻かれた腰に宛がいながら、青年は唸る】

おかしい…絶対におかしい…

【ブツブツと、何やら呪文のように】
【自然と、手を何かの『柄』に触れさせながら】

確かさっきまで金の国に居て…ここは水の国――だよね?

【頼りない記憶を辿りながら――青年は更に唸った】
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:12:07.90 ID:RXzoYHfko
>>260
/のわー!すいません読解力不足ですいません書きなおしあばばば
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:14:08.74 ID:Xlc9x988o
>>256

……、、そうなの、か

【ダメだといわれ。それじゃあきっといけないことなんだと思ったのだろう】
【服を掴んでいた手を、ぱっと開き】
【哀れな服はそのまま。たたまれもせずに元の場所へぱさりと落ちていった】
【嗚呼。ほんの少し、店員の視線が、痛い】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:16:19.67 ID:cA0us8SAO
>>258
くっ……ふぅ…よし

【ようやく立ち上がり額の汗を拭う】

ん…?はっ!

【慌ててフードで顔を隠し、パンパンと汚れを落とし】

ゴホン………なんだ…腹が痛いのか?


/過去に中の人同士でキャラを騙しても中の人を騙すのはどうなんだと議論されたことがあってだな^p^
ROM人だからROMってたから詳しくは知らぬが…
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:17:52.78 ID:BRNlLVILo
>>259

……フッ…
【裸眼の少女の言葉に口元を緩ませる少年】
【同じ手でいけるか?と思っていた矢先に起こった出来事に喜んでいる】

『ま、勝ち目はあるらしいよ。』
『あのお嬢さん達には悪いけどね』
【慢心しないようにと少年へ話しかける銃】

(生け捕りってことは……気絶させるかしかないな……)
(感覚を共有してるのかどうかが気になる……)
(どっちにしろ、魔法は厄介だ……フェアリーを狙うか……)
【少年の考えているとおり、魔法と棒術を一度に相手をするのは難しい】

【そして――――眼鏡の少女の方へ発砲】
【目的は、魔法を阻止させる、感覚が共有しているか確かめることだ】
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:18:34.18 ID:L8P7l+rAO
>>264

(…後で直しておこう)
……それで、どっちの色が、好きだ?

【ここで本題、クリーム色のコートと藍色のコート】
【二つを並べるようにして、キルに見せる】
【サイズはきっと問題ないだろう、コートだし】
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:18:50.30 ID:RXzoYHfko
>>250

うっへ……どんな趣味だよそれ、最悪の部類ってのは分かるけどよ。
嫌だねテメーに急かされて思い出す思い出なんざどうせロクなもんじゃねーに決まってらあ。

【2バウンド、音から察するにそのくらいか】
【いや、まだ反射する可能性もある相手は未知数の敵だ油断はするな】

共感?はん、少なくともそういった感情は持ち合わせてるみてーだなオイ!
お前の戦う理由はそれでいいんだな、そいじゃ参考にさせてもらうよありがとよっ!

【刀、それを両手で構える、右手を上に左手を下に】
【そして走りだす、足元にあった「黒色」は主がその場にいなくなった為か地面に溶けるように消える】
【1歩、2歩、3歩、とここで眼前からナイフが投げられる】

(止められて、たまるかよ――――)

【腰のベルトの内側に隠した小さな刃渡り8cm程のナイフを左手で抜き】
【ナイフに向けスローイング、この距離ならば爆風の被害は少ないだろう……と】

【爆風があろうとなかろうと少年は男に向けて走り続けるだろう】

/>>260
修正版です、前半は変えていませんがこちらでお願いします!
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:18:55.34 ID:OvjhOM3DO
>>262

おやおや、何かお悩みですかな?
【突然、青年の右斜め後ろ辺りから男の声が響く】

それとも呪文を唱えて恐ろしいことでも企んでるのですかな?

【振り替えればそこに黒い礼服にシルクハットの品のよさそうな老紳士がいるだろう】
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:19:28.53 ID:iFtqnhfv0
>>252>>255
ありがとうございます
【律義にペコリとお辞儀し】

今度、昼の国に取材していいですか?
【やはり雑誌記者ここで取材先のアポをとろうとする】

【そして相手が攻撃してきたのを確認した瞬間】

ドラゴノイド…スタンバイ
【赤いフォルムで、金色の瞳に、両肩にキャノン砲みたいのが一つずつついた、背中に炎のように赤き翼を背に生やし、鋭い爪を生やした両腕に、先端が30cmくらいの刃がになってる尻尾をはやした、二足歩行の翼龍みたいな姿の2mくらいの機械的なアートマンが彼女の盾になるように現れ、代わりにダメージを受け、少し皹がはいる】


ところで……《人質》に当てないとはなんて優しいんですかね…もっとも罠とも考えますが流石に私は攻撃しません。雑誌記者ですから
【気付いた】
【しかし、彼女は人質に攻撃する事はしない】
【何故なら《人質》がこちらに攻撃をする動作がない限りは彼女は攻撃しない】

【それが雑誌記者である彼女としての行動だから】

あと双葉さん…会った事ないのでなんともいえませんね
【そう言いながら人質の女性をガルニエ達の戦闘から離そうとする】

【人質の安全ともし自分に攻撃した時1対1の状況にするためでもある】

【なおアートマンはレンについていく形で動く】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:23:57.37 ID:Xlc9x988o
>>267

……、、んと。んと。。

、、……。、こっ、ち

【ひゅぱ、と指差したのは藍色のコート】
【暗い色が好きなのだろうか】
【思えば、今キルが着ているぶかぶかのコートも夜色だ】
【もしかしたら、暗い色の方が夜に目立ちにくいからという理由もあるのかもはしれないが】
【そんな小難しい事を今の彼女に考えられるとは到底信じがたい】
【だから、きっと。単純に好みの問題なのだろう】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:25:52.11 ID:d1Za/FjSO
>>265
いや……いや気にするな。

(平常心だ……平常心だ俺よ。このフィアーゼに不可能は無い)

【表情を必死にごまかしているが……しかし、やはり中々平常なそれにはならず】
【さらに偶然にも……何と無く“腹痛い”と思われそうなそれになる】

にしてもアンタ……軍人かなんかか? その武器……随分大層なモンじゃないか。

【気を取り直しつつ】
【そちらの背中に背負われた、特徴的な武装……それに興味を示す】

/成る程……了解っす
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:28:31.29 ID:bVPgKB3Yo
>>252>>255


(機関じゃない……なら、誰≠セ――、―。)

【ガルニエの言葉に刹那の疑問を浮かべるも、そんな暇は無い=z
【解答が出るか出ないかの内に『打ち切り』―― ガキィン≠ニ、金属音が鼓膜を貫く】


 ――……『考えてた』としても、言ったら其れこそ最悪≠ナしょう?


【『幾つか想定していた“手”』――新月琥珀≠フ存在を耳にし、「一つに絞る」】
【“普通の手”ならば簡単に防御されるのは確信≠オた――】


(……だったら―、――新月琥珀≠潰してしまえば“勝ち”だ。)
(“小物入れを吹き飛ばす”……『熱の刃』で斬ると同時に「爆発」させれば―――)



      ――、― 我等がリーダーをお褒め頂いて、どうも …… ぃ  …っ!!



【空気の震え∞光量の増大=\― 『予兆』は十分過ぎるほどに存在していた】
【加えて、“新大陸”で眼にした事のある彼の「戦闘スタイル」……『何が来る』かは、容易に想定出来る】


(……一旦“受けて”――『下がって連携』した方が良いか――。)
(自分の爆発≠ナ吹き飛ばされる方が、『吸熱』でダメージは減らせる……。)


【……だが、“避ける”までは無理】
【咄嗟に“剣の熱”を放出し、『紅い壁』を作り出すも――敢え無く破られ、壁の爆発≠ノ吹き飛ばされる】
【このままならば、丁度、ハニーの居る場所&モりまで吹き飛ばされる事となるだろうか――】
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/05(土) 22:28:46.63 ID:6pOTH2oAO
>>269
【反射的に、振り向いて】

いやハッハッハッ笑ってしまう話なんですが昼間は金の国に居た筈なのに歩いていたら何故か水の国に着いててもうこれ方向音痴ってレベルじゃうおおおびっくりした!

【叫び声まで、一息に】
【一、二歩後退し、驚いた表情】
【エメラルドグリーンの瞳を見開いて──漸く自分が声をかけられたことに気付く】
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 22:30:25.73 ID:HFqCsxFYo
>>263>>268
/了解です。かさねがさね申し訳ない

シュミだあ? シュミで食うんだったらてめぇみたいなむさくるしい男なんざごめんだぜ
食えば食うほど強くなれるんだ、下等生物と一緒にするんじゃねえ

【反射が2回だとしても、その反射角の条件が整えばいくらでも自在に動くだろう】
【果たして、相手が警戒すべきは――?】

俺からしちゃあ、そんなセセコマシイこと気にするてめぇの方がよっぽど最悪だぜ
イイヒト気取りで理解したつもりで、気色悪いったらありゃしねえな!

【相手のナイフとぶつかりあって、『右手』で投げられたナイフは上方へと飛んでいく】
【それを見て舌打ちしながらも、懐に両手を突っ込むとナイフを両手に構えた】
【距離からして、相手の攻撃までには投げることは叶わないだろう、それでも右手に持ったナイフで受け止めんとする】
【質量の差からして根負けするだろうが、それでも多少の停滞には変わらない、か】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/05(土) 22:30:49.51 ID:5+QRou+do
>>240>>254(谷山&シオン)
〔人間は毒すらも呑みこめば耐性をつける事が出来る、知っていますよね?〕
〔革新が劇薬というのなら、絶対の基準を持つ正義も毒と言えると私は思うのですが〕
〔その正義すら人々は、強引に飲み込ませる事で浸透させていく〕
〔知っていますか?悪人と呼ばれる者の大半は、語る場面もまず無いんですよ?〕

〔(…………手を変えましょう、剣で戦える相手では無い)〕
〔(じゃあ、捨てても問題ありませんよね。そうしましょう)〕

【口を閉じて思考したのは、果たして何時以来か】
【武器を引っ張られたと感じ取った瞬間に、ライブラは思考を纏めた】
【ぱ、と緩められる右手の指。手の中から跳びだす、剣の柄】
【ワイヤーに巻き上げられる剣を視界の外に置き、自ら前方へと躍り出た】

【装備は有るが、体格の問題。力勝負なら、男の谷山には到底及ばないだろう】
【だがライブラは、徒手空拳で前方へ跳びだし、小気味良いリズムを床に刻んで迫っていく】


〔万人の胸に刻ませるなど、それこそ洗脳でしか無いでしょう?そんな酷い事出来ません〕
〔ですから私達が絶対の指標となり、民衆には信じるか否かを選択して頂くのです〕
〔尤も、我等が王の国に、王の思想を理解出来ない民衆などは――――――?〕

〔……あら、緊縛はあまり好みでは無いですね。手錠ならまだ構いませんけれど〕

〔(動きを止められたのは予想外でした、が……然し、これなら手は十分)〕
〔(歯を食いしばれば、一撃で意識を失う事は無い。二発耐える間に、此方が決める)〕

【本来の目的は、自らをオトリに特攻し、その間に背後から屍と巨大な腕での攻撃を行う事だった】
【然しそれは、予想もつかない軌道の矢、その攻撃の二次効果によって妨害を受ける】
【矢≠サれ自体は、胸の装甲部分に当たり、大きなダメージとはならない】
【然し其処から変化したワイヤーは、肉に軽く食い込みつつ、その両腕を胴体に拘束した】
【既に武器は手放していると言えど、谷山の眼前で防御手段を失ったライブラ】
【好機、とは言えるだろうか?】

【だが、ライブラ・ユースティティアは、何処までも鬱陶しく食い下がる事の出来る存在でもある】
【後方、腕から分解された屍の内の一体、その視界を用いて、シオンの背を確認】
【自分がされた事と同じ様に、或いはそれ以上の苦痛を与えようと、後方から巨大な腕を近づかせ】
【気をつけの姿勢になる様に、両腕ごと胴体を掴もうとするだろう】


/主催者との対戦者全体へのレスがあります、少々お待ち下さい
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/05(土) 22:31:25.04 ID:5+QRou+do
>>245>>261(アサヒ&レオンハルト)

「上等だ小僧!!ならば次の段階へ進め!!」
「即ち!!私利私欲を大義の後ろに隠し、他者と迎合する段階だ!!」
「怨嗟で戦うものは所詮それまでと思われる、ならば如何とする!?」

【加速に時間が掛かる。当然ながら、原則にも時間が掛かる】
【大型車両の如きエルナトの巨体は、床にぎゃりぎゃりと白線を残しながらブレーキを書ける】

「ぬうぅぅぅぅ………ぅぅぅうううううおおおうっ!!!」

【ぶうん、と振り回される、左手の金棒。その狙いは、自らが作りだした魔力砲弾】
【破壊は免れない。ならば少しでも遠ざけようと、金棒を叩きつけて】
【黒い羽根がぶつかるタイミングに合わせ、爆発の起点を数十センチほどずらした】
【前方に押し出したその爆発は、この場に存在する三人全てを平等に巻き込むだろう】


「まだ分からんのか怠惰な獅子!!!だから貴様は我々の内の一人たりと従えられんのだ!!!」
「国を思う故の暴走等と己の行動を美化するのならそれは我等と何も違いが無いわ!!!」
「貴様一人のたれ死にして変えられる物が何処に在るかァッ!!!」

【爆発の風圧により、後方へと押し戻されるエルナト】
【幸か不幸か、障害物に脚を取られる事こそなかったが、然し己の間合いには飛びこめず】
【ダメージで乱れた呼吸を落ち着かせようとした、まさにその時―――】

/此方も同様に、暫くお待ちください
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/05(土) 22:31:49.98 ID:5+QRou+do
>>249>>251(クルス&双葉)

『(あぁ?馬鹿正直に下がりやがったか?)』
『(牽制で潰すか、横に動いて時間稼ぎが上策だと思ったが)』
『(だから言ってんだ、魔術師ってのはもやしっ子≠セってよお……)』

『(寧ろ今ヤバいのはあっちのガキ。なんだか知らねえが、小手先の技は良い物持ってやがる)』
『(あれでまともな剣振り回せる体格有ったら、かなーりヤバかったろうが………)』

『……農業付けの騎士サマ舐めんじゃあねえッ!!!』

【獅子は、兎を倒すのにも全力を尽くす。全力で走り、全力で噛み、全力で食いちぎる】
【離れた獲物に対する手段は一つ。全力で追う事だ】
【だが、それだけでは足りないと踏んで、もう一手】

【空中に浮かんだままの、残りの二本の刃】
【それが放物線を描いて、双葉の後方へと飛んで行く】
【数m後方に到達すれば、床にギン、と弾かれ、それから向きを変えて】
【次の命令を待ちうける事だろう】

【挟み打ち。止められる、と踏んだ次の瞬間だった】

『お、お!?なんだ、度胸あるじゃねえかこのガキがァ!!!』

【低空タックルの為に伸ばした腕は、直ぐには引き戻せない。姿勢のバランスが崩れるからだ】
【故にウォルフは、拳を固める事で、指の保護だけを最低限行う事を選択した】
【手甲の隙間から入り込み、指の腱を痛めつける刃の切っ先】
【精神はひるまない。然し、身体まで無敵では居られない】
【ほんの一瞬、ウォルフは足の動きを止めた】


/やはり続きます、少々お待ち下さい
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:32:57.61 ID:L8P7l+rAO
>>271

ん、分かった

【クリーム色のコートは畳んで元の場所に戻した】
【そのついで、しゃがんでキルが掴んで落ちた服も戻そう、うん】

次は……まぁ、無難にセーターと……

【キルの落とした服を畳ながら呟く】
【そういえば下着の類はどうしよう】
【今更習慣付けるのは不可能な気もしてきた】

……まぁいいか、うん
【諦め】
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/05(土) 22:33:08.24 ID:5+QRou+do
>>ALL
【戦局は、未だに大きくは動かない】
【二対一の状況であれど、圧倒的な不利とはならず戦う三人】
【状況を乱す者は、随分と唐突に現れる】


【どさり】

「…………む?」

【後方からの音に反応を見せたのは、不思議な事に最も騒がしいエルナトであった】

【後方、玉座の上。一人の少女が座らされている】
【何処の街にでも居そうな、小奇麗だが地味な印象の彼女】
【王城に似合わない平凡な衣服に、白い白い肌が映えている】

【白過ぎる】
【人種によるものではない。化粧で生まれる白さでは無い】
【戦いに生きる者なら見慣れたその白は、血を失った人間のそれで】
【ただ、首筋に残る二つの小さな傷だけが、赤く紅く在った】

「(………不味い!!!)」

【この、白い屍の意味を理解出来たのは】
【アルマゲスト≠フ側に置いては、エルナト・トーラスただ一人だけだった】

「ウォルフ、下がれ!!一度此方に来い!!」

『あぁ!?いきなり何を―――』

「黙って動かんかァッ!!!」

『―――……おう、よ』

【双葉達との交戦を行っていたウォルフが、後方へと大きく飛び退いて】
【爆風によって後退させられたエルナトの、直ぐ隣にならぶ形となる】
【鉄仮面の下で、怪訝な表情をしているだろうウォルフの隣で】


「団長殿!!小僧!!其処の隻腕の娘!!魔術師!!そしてライブラと交戦している二人!!」
「俺は依然から、一つだけどうしても知りたい事があった!!それが分からんから、まだ此処に居る!!!」

「お前達は今までの人生で、此処で死んでも良い≠ニ思えた事が有ったか!!?」

【エルナトは、両手の金棒を高く振りかざし、叫んだ】


【後方、玉座】
【ぴちゃん、ぴちゃん。紅い液体が天井から伝い、少女の亡骸を濡らしている】
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:34:13.36 ID:nZr/OUkQo
>>266

【放たれた弾丸】

『おうい!!フェンいったぜえ!!ぼさっとすんなあ!』

【裸眼の少女は叫ぶ。】
【銃口が上向きだったからだ】

「っくっ・・・雷撃術中止―――――対抗呪文」

「・・・――――打ち返せっ!!」

【懐から杖・・・木製の短いそれを取り出した】
【半円を描くように素早く動かすと・・・】

【現れるのは、一枚の水晶でできた板】

ギイン

【銃弾はそれにあたり、同じ勢いで正反対の方向・・・すなわち少年へと向かった】

『対抗呪文だあ!?・・・あの野朗むちゃしやがってよ』

「・・・・やっぱり・・・とっさの魔法は疲れる・・・」

【裸眼の少女は若干の疲労を覚えた】

『おらあ!!まだまだいくぜえ!!』

【鳩尾への打突。】
【少女の力なので威力は低い。火属性でそれを補おうとしている。また、魔翌力は反射神経、スピードに全振りである】
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:34:21.77 ID:cA0us8SAO
>>272
ん、あぁ…そうだ…

【適当に相づちをうつ】

質問を返そう…お前はなんでここを歩いていたんだ…?

【少し何か疑いを持っているようだ】


/すまぬ…すまぬ…
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:36:54.66 ID:OvjhOM3DO
>>274

 これはすいません。 
 驚かす気はなかったのですが。【シルクハットを右手でとり、一礼する】
【なお老紳士の帽子を脱いだ頭にジッパーが・・・・・・】

しかし、そんなことが・・・・・・
【帽子を再び被り、呆れを通り越し感心しながら呟く】
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:38:43.77 ID:RXzoYHfko
>>275

(む、むさくるしい……オレが……むさくるしいだって?)

【彼の言葉に地味なショックを受けていたとか何とか】
【まあこれはどうでもよろしいです】

(い、いや……それは置いておいて。「食えば〜」ってのは比喩か)
(それとも実際の事なのか……まあどっちにしても危険なヤローには変わり――――)

ねぇよなあ!!

【姿勢を下げる、刀の切っ先を右後方に垂らす】
【ガリガリと地面と擦れる音、しかし切っ先が欠けるような事は無い】
【それ程に堅く強いのだ】

理解なんざするつもりねえよ!イイヒト気取りだって同じくなあ!

【叫び、そして刀を下から上へと切り上げる】
【地面を力を溜める為のとっかかりとして利用した、それ故にその剣速は速い】
【狙いは男の左肩、撫でるように切り裂こうとする】

【同時に少年の左足から地面へと「黒色」が滲み染める】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:38:56.76 ID:eVTgTmX9o
>>252 >>255

【緊迫した表情が、不意に、キョトンと緩んだ】
【数度、瞬きしたあと、僅かに口を開けて】

(……「ガルニエ」
 あなたさん、ご自身の名前が嫌いなんです……?)

【咽喉から出かけた言葉は、飲み込まれる】
【きっと見当違い――、ブンブンと頭を振った】

……あなたさんは、他人の主張を否定しない代わりに
自分の芯も絶対に曲げない、そう仰るです?

お互いに干渉しあわない、相容れない、ある意味では高潔な精神です
その在り方の前には、きっと言葉なんて意味がなくて――

――本当に、戦いに特化しすぎです。

甘く緩やかな日常≠フ、どこが悪いんです…?
戦って戦って戦って……、周囲に死を撒き散らして……、
……その終着駅に何もない、なんて、そんなのは……辛いだけです…

【徐々に細くなっていく声】
【戦いそのものを楽しむ彼女の言葉に触れて】
【少女の表情に影が差した】

辛いだけです、から……

【鋭く猛き光の奔流が、正面から迫る】
【少女は未だ、徒手空拳】
【しかし――その技は知っている=z

  ≪キルシュシールド≫

【突き出した右手の前に精製されるのは、巨大マフィン】
【紅茶とサクランボの甘い香り、ふっくらしっとりとした、焦げ茶色のクッション】
【艶やかな表面を持った、半球状の盾】
【肉厚な生地は蜂蜜色の魔翌翌翌力を内包し、自身の耐久性を飛躍的に向上させているらしい】

(……くっ)
(…見るのと受けるのじゃ、大違い、です…!)

【ジリジリと、光撃を受け止めて――】
【盾ごと半身を翻すことで、なんとか流した】

……せめて、ここで
(戦えない身体に…!)

  ≪キルシュディッパー≫

【―――ズドンッ!】
【砲撃音を以て、ガルニエへと射出されるマフィン】
【スピードは速いが、ダメージは皆無】

【ただし直撃した場合は、その洋菓子から大量の液体が染み出してくる】
【無色透明】 【さくらんぼの薫り】 【低粘性】
【スピッツの一種、キルシュヴァッサー】
【要するにアルコールである】

>>273
【射出タイミングで飛んできた森島の前に立ち】
【彼の隙をカバーしようとしながら】
もし……液体がついたら=A熱を打ち込んで欲しいです
失敗したら、…指示をくださいです…!
【背中側の彼へ、小さく声をかけた】
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:40:12.47 ID:Xlc9x988o
>>279

……、、どうしたん、、だ?

【確かにここ数ヶ月。いや、最早1年近くにもなるが──】
【その中で彼女が下着を着けていた期間は一ヶ月か、そこら】
【確かに今から下着の着用を習慣づけさせるのは難しい】
【不可能ではないが、難しいだろう】
【だが、どちらかといえば猫にお手を教えるほうが難しいくらいである】

【しかしキルはそんなことなど知った事ではないかのようにきょとんと首を傾げ】
【ぱちくりと瞬きをして、じぃとシルヴァーグを見上げるのであった】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 22:42:36.68 ID:Ps70tVPdo
>>254>>276>>280
【此方に迫る矢を谷山は《HelloWorld》の眼を通して見ていた】
【前方と後方360度の視界を得た谷山に現在死角は存在しない】
【活性化する哲学者の卵がもう一つの能力Truth Newsを強化し、その五感、思考速度を強めていく】
【迫る矢を恐れはしない。考えなしに矢を撃つとは思えないがゆえに】
【五指から伸びるワイヤーで谷山はライブラの蛇腹剣を引っ掛けていた】
【そして、今は糸を巻き取る機構を起動、相手を強力な膂力で引っ張っている】
【上手く之が役立てば、シオンの矢は当たる確率が上がるだろう】

(アクイニ ミヲマカセ ロ!)……黙ってろ、俺は悪意に飲まれはしない。

【其の眼は、蛍光グリーンと真紅が入り交じった物と化していた】
【泥のように薄汚い色である】
【ベルトポーチから直ぐに取り出せるようにしていた精神安定剤を右手親指で弾き飲み下す】

(……このまま距離を寄せ《アクイニ》りゃァ、最大火力《ミヲ》ぶち込みに行けるが……ッ!
さぁて、どうするか。《ユダネロ!》前の戦いでは火薬は《アクイヲ》見せてない。なら《トキハナテ!》ば意表をつくのは可能。
どうする、さてさて最善《テキハメノマエ》の手はなんだなんだどこにある。チャンスをノガスな《コロセ!!》)

【高速で展開される思考にも、悪意の声が混ざっていくが、其れを能力で跳ね除けて】
【相手の言葉を受けて口元を歪めて叫ぶ】

ああ、そうだろうな。悪と断じられた時点で語る言葉は受け入れられない。
だからこそ民衆は正義を信奉する。其れが正しいかどうかは別として、な。

【巻き上げた剣を確認すると同時、糸を緩め剣を投げ捨てる】
【糸を巻き戻しながら迫る相手を見据えて左腕を構えて】
【拘束された相手を見据えて足をずん、と踏み込み、地面に固定する】

――――Booooooooomb!!

【左腕の人工皮膚が吹き飛び、その下の金属装甲を顕とした】
【がしゃり、という装填音と同時、前方に撒き散らされる金属粉】
【それに電気が趨り、着火。周囲の空気を食いながら莫大に爆発が増大し、ライブラを飲み込もうとするだろう】
【打撃であれば、一撃二撃耐えるのは可能だろう。だが、意表を付いた隠し武器、それも爆発。この攻撃は効くだろうか?】
【そして、びりびりと震える音の中に聞こえる声】
【此処で死んでも良いと思えたことが有ったか?】
【其の問を受けて声を返す】

ああ、有る!
俺は、今此処で死ぬ覚悟で来ている!
弱い俺が闘うためには!此処で死ぬと思わなければ闘うことなんて叶わない!
だから俺は、何時どこでも此処で死んで良い!

【生きるために死ぬ覚悟をする】
【今日は死ぬにはいい日だ、という言葉がある】
【その言葉は、死ぬための言葉などではない。生きるための言葉だ】
【死んでたまるか、死ぬ気で生きろ、死ぬ覚悟を持て】
【そう云う信念。谷山は常に、此処で死んで良いと思っている】
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/05(土) 22:44:36.39 ID:6pOTH2oAO
>>283
あ、はは…

【ガショ、ガショと、ガントレットやプレートレギンスの擦れる音】
【この話の馬鹿さ加減は、自分でも嫌という程分かっているのか、頬を若干赤らめて】

いえ、貴方が謝ることではな──え?…あれ?

【チャック?ねえ今頭にチャック付いてなかったこの人?】
【やだこのお爺さん怖い】

(でも、もしかしたら頭にチャックが付いている人が居るかもしれないし…)

【居ねえよ】
【しかし、絶賛記憶喪失中であり自分の名前さえ解らない青年は、何でも聞いてみようとするのである】

えっと…素敵な(?)“チャック”ですね。

【と、老紳士の頭部を指差しながら、言ったのだった】
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:47:23.45 ID:d1Za/FjSO
>>282
俺か? あー……見れば分かるかもしれんが買物だよ。ウチで飯を待っているお嬢様の為にな。

【そう言いながら、彼はそちらに……買物袋の中身を見せる】
【牛肉、にんじん、じゃがいも、玉葱、カレールー……他にはシャンプーやら何やらとか 女 児 用 下 着 とか】

【いろいろと入っているが……やましい目的の物は無い……と信じたい!】

ふぅ……さて。アンタ、マジに軍人なら……ちょっと軽い質問があるんだが。良いよな?

【何事も無いかのように】
【青年は、やや真面目な顔でそう言った……こちらもまた、そちらに些細な……形の無い疑問を抱いているのだ】

/謝る事は無いですよー
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:47:52.01 ID:UQF4BPw7o
>>251 >>278 >>280

……く!

【頭上にあった刃が、天ヶ谷の後ろへ回りこむのを見て、クルスが歯噛みする】
【――反撃を行わずに居ること、左手に魔翌力が集中していることをかろうじて悟ったクルスは】
【今まさに、『砲台』に対しての猛攻が仕掛けられていることを理解した】

【彼が『砲台』となるならば、この身体は即ち『盾』――】
【後ろに配置された刃は、彼自身に対処してもらうとして、まだしもクルスに近い、あの『本体』を、止めに行く】

『銀貨を……ッ!?

【そう決意して、防御のための呪文が、途中で驚愕に止まる】
【――何が、起こっている?】

……天ヶ谷さん、大丈夫ですか?

【魔術を中断し、小走りに天ヶ谷の方へと近付いて、その傍らで周囲を警戒しながら――】
【エルナトの不可解な叫びと。玉座に現われた、蝋のようになった少女へと目を向ける】

……いったい、何が……?

【エルナトの言葉には答えず、やや混乱した様子で、玉座と、エルナト、ウォルフへと視線を彷徨わせる】

【――赤い雨が骸を濡らす】
【まるで砂時計のように、刻一刻と、定められた時へのリミットを刻むように――】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:48:10.10 ID:BRNlLVILo
>>281

俺相手にそれするのはまずいと思うぜ?
(ずいぶん魔翌力を消費したようだし、よしとするか)
【少女に忠告するような形で話す少年】
【そして――――少年は銃弾の軌道に鏡を作る】
【鏡に当たった弾は反射して、また眼鏡の少女の元へいくだろう】

「おい、スリヴァーの方もみてろよ?」
【白口の言葉で、裸眼の少女の方へと視線を向ける】
【眼鏡の少女へ意識が向いて、裸眼の少女への注意をしてなかった少年】

くっ…!
【棒と自分の間に鏡を作る少年】
【防御用に作られたが、魔翌力を込める時間はなく、ふつうの鏡ができる】
【―――当然、普通の鏡では魔翌力付きの棒をとめれるハズもなく】

熱っ……!
【鳩尾へと攻撃を受ける少年】
【鏡を作ったおかげで、直撃はくらわなかったが、熱の効果で火傷を負う少年】
【軽度ではあるが、反射を鈍らせるくらいの効果はあるだろう】

クソッ!
【咄嗟に――――銃で裸眼の少女を殴りつける】
【頭を狙っている。どうやら、気絶させるのが目的らしい】

292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:48:46.73 ID:K4QFWUYfo
>>261>>277

お前を焼いて、その後ろ!
あの忌々しい女を、焼いて――――あァ、首を落とす作業はあの軍師たちに呉れてやるッ!!
僕のやりたいことは「敵討ち」! 「歴史の変遷」じゃあ、ないもの、ッ―――――!!

【爆発に伴った、暴力的なまでの風と熱、そして閃光】
【思わず目をぎゅうと瞑って、片足を振り上げた直後の無防備な身体は、後ろに吹っ飛ばされる】
【床に叩きつけられる瞬間、ごろごろと転がって。着地のダメージを少しだけでも逃そうと――】


――――、?
そんなの、あるわけ――――

【――して、片膝を突く姿勢に落ち着いた矢先の。唐突過ぎる、敵からの問い】
【少年はそれに、否と答える。何故なら彼はまだまだ幼くあって、だから、】

――――――っ、なに? あ、れ……

【視界の端に映る、虚ろな白と、それを汚す赫】
【それらに、素直に。「怖い」と思って、しまった】
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:49:17.41 ID:L8P7l+rAO
>>286

【いつも近くにいるのなら不可能ではない】
【むしろ、すぐにでも直そうとするだろう】
【だがそういう訳ではない以上、諦めよう】

いや……何でもない

【落とした服も直し終えて、次】
【スカートでも探しに行こう】


/ この感じだとだらだらと買い物ロールが続きますが
/ どうしましょうか?
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:49:21.06 ID:2lYgvjrjo
>>276>>280>>287

【彼女の右手の弓を解除し、ワイヤーへと戻し、それをリングへと収納する
相手はかなりの強者、となると――――迂闊に、ワイヤーを無駄遣いするわけにもいかない
常時のDead Memories≠サして、かなりの頻度で扱うThnks fr th Mmrs=z

【脳裏を掠める痛みは、単に気のせいじゃなくて……っ】


……だから言ったでしょう絶対≠ネど存在しないと――――……
それとも何でしょう、貴女方はご自分たちが、何か特別な存在である、とでも勘違いをなさって……っ!!


【――――それは、ほんの数刻の出来事
空中から≠アの戦闘を観察していたため、後方から動き出す腕≠サれに気づくことはできた
しかしながら、そこに立ちはだかったのが、タイムラグ】

【彼女は記憶≠読む能力者現在≠ニ過去=\―――その差は、存外に大きく
気づいたのは、直ぐ側まで腕≠ェ、迫った後に】


んっ……ハァ……ひゃっ――――くぅ……

(しまっ――――……これじゃ、抜け出せ……な――――んぅ……あっ)


【押さえつけられ、零れる声は苦しげに、吐息の音を、微かに伝えてきて
集中が途切れたためか、ライブラを拘束する絲≠フ力が弱くなるだろう
それとは対称的に、声を漏らす彼女は、かなりきつそうである】

【ただでさえ、華奢な身体の上に、締め付けられ、呼吸が困難になっているのだ
能力発動中のために、消費するエネルギーに対して、補給が足りない状態、ともいえよう
直ぐに、ハァ、ハァ、と苦しそうな音が強くなる――――……胸が大きく上下し、少しでも呼吸をしようと、口を震わせて
ぎゅぅ、と閉じた瞼が、微かに歪んで、圧迫による苦痛を、くっきりとしめしていく
白く細い喉が、潰されるように、その音だけを奏でる】

【そんな中、耳に流れ込むのは――――……問い≠ニ、谷山の言葉
応えるには少々難しい状況、けれども、残った力を振り絞る】


……在り……まっ――――はぅ……す――――
ですの、で……私など、構わず――――早く……っぐぅ……


【紡ぐ言葉は、谷山にもまた、向けたものであろう
自身に構わず、ライブラへと刃を向けろ、とそう伝える】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:49:22.47 ID:MN1y0lISO
>>280
何!?トーラス貴様!
唐突に何を言いだすんだ!?
【玉座にある血の気の失せた死体】
【小さな傷など見なくとも犯人を理解した、先日見たばかりで記憶にも新しい二つの牙】
……………………これは……
【視線を上へと移す】
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:49:22.78 ID:OvjhOM3DO
>>288
【チャックを指摘された途端・・・】

なんのことでしょうか?

【笑顔が・・・怖いです】

ところで・・・君はとんでもないラッキーボーイかもしれませんな。
【突然、話を変える】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 22:50:02.30 ID:HFqCsxFYo
>>284

てめっ……!?

【前述の通り右手のナイフで受け止めんとするが、一歩及ばずか】
【ぱっくりと肉の割り開かれる左肩、当然視界を埋め尽くすように血が噴き出し】
【急激な失血と痛みに、見てとれるほど姿勢が傾く】

ふっ……ざけやがってぇえ!!!

【が】
【それを拒否するように、無理やり左腕を下げると、近距離からナイフを投げた】
【狙いなど定まらない、が、ほぼ間の距離も無い状態ではどこに行こうとも回避は難しいか】
【加えて、投げたのは『左手』だ】

【下を向く余裕も無い今、相手の足元ににじむものも視認することはできない】
【チャンスは今、といったところだが】
【――先ほど投げたナイフは、上へと飛ばされた。では今は、重力に負けてどこへ行く?】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:54:09.38 ID:cA0us8SAO
>>289
そ、そうか…お遣いというものか…

(追ってではない…か…)

【シャンプーなどを物珍しそうに眺める】

【視線を戻し】

断る理由がない…かまわない
が、言えないこともなくはない…

299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 22:54:31.03 ID:jdpMd6Lco
>>278>>280>>290

……よしっ

(これで───撃てるッ)

【挟み撃ちのような形になり、退路こそ断たれたものの】
【"必殺技"を撃つのに充分なだけの魔力は、溜まった】
【故に逃げるのを止め、限界まで近づくのを待ち構え】
【男の足が止まったのを見て、彼は攻勢に出ようと、必殺技を放とうとするが───】

───ん?

【"何か"が起こって、空気が変わった】
【男が後退した以上、今は"撃ち時"では無い】
【肝心なのは、何故エルナトがウォルフを下がらせたのか】

…………した、い?

【玉座の上に突然現れた"其れ"は、確かに彼にとっては見慣れたものであるが】
【嫌なものは嫌だし、悔しいものは悔しい。唇を噛み締める】

あぁ、あるさ。もう二度と無いだろうけど。
絶対に死なないって、誓ったからな。

【エルナトの問に、そう答える彼】
【昔は死にたがりのようなものだったけど、今は違う】
【彼の生きる目的の一つに、"生き続ける"事が加わったから】

うん、俺は大丈夫。
それより警戒しとけ。"何か"が来る、気がする。

【クルスの言葉に答えながらも、彼は玉座から目を離さない】
【彼が生まれながらにして持ち、そして幾多の戦場で鍛えられた直感が】
【玉座の上の死体を見た時から警笛を鳴らしている。"危険"だと】
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:56:18.88 ID:uxPMrQ3oo
>>270

戦場でも礼儀を、とは中々見上げた者だな?
良かろう、その儀礼に応じて取材の一つや二つは受けてやろう
それがペンによるものでも、剣によるものでもな―――。

【内心では「アートマンか」、と既に戦闘の算段を打ちつつ、答え】
【後の『人質に当てないとは』という言葉には、あえて何事も返さない】
【否定とも肯定とも取れる。答えは、自分で探すしか無いのだが】


【『かちゃり』――――何か、鍵の外れるような音がして】

>>273

――――『考える』ことと『実行する』ことは別物だ、“アマチュア”。

【一言だった。自身の攻撃のせいではなく、自ら吹き飛んだ青年にかけた声音は】

【ガルニエには圧倒的な強みがあった。それは能力でも力でもなく、実績】
【まだそう歳をとっている訳ではないが、軍人として長く戦ってきた】
【同世代には絶対に負けないと、内心自負するまでの輝かしい経験があった】

 【だからこそ、彼女は強く真っ直ぐなのだ】
 【自分に自信があるからこそ、自らの意思を世界に曲げられずに発せられる】


  どうした、貴様ら三人でかかって私一人に勝てんのか?
 
    そんな事なら正義の味方など辞めてしまえ、永久に地を這いずる方が似合いだろう

【壁の爆発――それはガルニエの頬に、小さいとは言えない火傷を負わせた】
【僅かに歪む表情から、その怪我自体から。決して彼女も化け物ではないのだ】

【しかし、『新月琥珀』があるとはいえこの自信である。――――決して折れない、鉄のような】

//続(ry
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 22:56:30.07 ID:Xlc9x988o
>>293

……??

【このような返答は、今日二度目だろうか】
【はぐらかされて。諦められて】
【キルにはそうされる理由も。些細な態度の違いも、上手く理解出来なかった】
【ただ、ほんのちょっともやもやした気持ちが心の中に渦巻いて】
【むぅ、と。まるで拗ねたかのように唇を尖らせるのであった】

/うーん、このまま適当に何着か買ったことにして買い物シーンはキンクリとかはどうでしょうか?
/中々上手く展開を広げる事が出来ずに申し訳ない……
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:57:09.49 ID:uxPMrQ3oo
>>287

―――、―――――。

……ああ、私は自分の意思を曲げることなど絶対にしない
他人を否定もしない、相容れない、交わりたいとも思わない

戦闘に特化で十分だ。“甘い夢”など、私の中では当に覚めているのだから―――。

【口数も少ない、表情も揺らがない、信念に至っては言うまでもない】
【しかしながら、察することは難しくともハニーの言葉は深く刺さっていた】
【ガルニエの心ほどわかり辛いモノも無いだろうと、思われるが――――】


 終着駅からは乗り物を降りろ。他人に左右されるレールなど外れてしまえ
 例え誰に何を思われようと、私は私の思う道を行く
 何も悪くはない。戦う事は絶対のタブーか?否だ、私は神に裁かれた試しはない

 ――――辛いのなら、始発にまで戻ってしまえばいいのだ―――ッ?

【左手の刃、未だに形をとどめていたソレでマフィンを切る】
【避けても良かったが、どうにも精神の昂ぶりに身体がついて行かず―――結果、被弾】
【好い匂いを漂わせる液体はガルニエの左腕から左半身にかけて広くかかり―――。】

>>ALL

【未だ負った傷は顔の火傷のみ、オーラの様に放たれる強い光で周囲を照らし】
【ふと、ガルニエは三人の敵対者へと視線を向けて、口を開き】

 そういえば……そこの記者は気付いているようだ、遅くなったが
  貴様らに一つ訂正しておく。先ほど三対一と言ったな、あれは嘘だ――――。


     ――――あぁ、そうだ。
  
               貴様らは、私が身分の貴賎で人を見ると思うか?

 或いは人質を、こんな小さな戦いの為だけに取ると思うか?


  【「自身の利益と“今日”しか見えないテロリストと、同等に見てもらっては困る」】

【どういう意味か――? それは一言で表すならば罠だ、ということで】

【―――展開は早い。ガルニエの光によって、相対する三人には大きな影が出来ているハズ】
【その影からぬるりと黒い、非常に鋭い爪を持った―――まるで悪魔のモノのような腕が現れ】
【それらは音もなく五指を広げると、眼前に在るヒトの背を裂かんと縦に大きく振るわれる】

【と、此処で一つ。これからは影から発生するものの、決して発生後は影を追尾することはなく】
【飛んで避ければそれで終わり、発生した場所から腕が動くことは無い】  
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 22:57:59.21 ID:uxPMrQ3oo
/おっとっと、>>302の最初の安価は>>285へ、ですね
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/05(土) 23:00:17.91 ID:6pOTH2oAO
>>296

すいませんでしたァー!

【土下座…これは極東の島国に伝わる秘技ッ!DOGEZAだァーーー!!】
【その角度、速さ、全てにおいて完璧ッ……】
【金髪緑眼の青年は、それを完璧に行って魅せたのだッ!】

…──え?
それは…どういう意味でしょう。

【ふざけるのは止めて立ち上がり、老紳士に聞いた】
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 23:01:55.52 ID:RXzoYHfko
>>297

まだだ、まだ終わらねえぞ……――――

【弓のように弧を描き、紅く刀は過ぎ去る】
【足元の「黒色」の面がふつりと揺れる】

次で終わり……

【左足周辺から「黒色」の針が男の右足、その太ももに向けて突き出る】
【針の先は小さいが深く刺さる頃にはその直径は大きくなる、後退しなければ危険――――】

【だが】

……――――!!
(この距離で、ナイフを……っ!!?)

【刀程の質量を持った物を振った後、そしてその場に留まったのだから】
【それを避ける事は出来はしない、ナイフが爆発するかどうかは分からない】
【ただ自分の身体の中心にそれを貰うのはどちらだろうと危険である】

【少年は刀を掴んだ右手を戻す、そして掌を向ける】
【おそらく数瞬後に男の投げたナイフがその手を貫く、ないし爆発するだろう】
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:04:44.66 ID:L8P7l+rAO
>>301

【悪意は無いとはいえ、キルに冷たくしてしまっている気がする】
【形はどうであれ、彼女はキルの願いを聞き入れていなかった】

【むんず、わしゃ、どさっ】←キンクリ
【買い物終わり】

ふぅ……寒い時は、さっき買った服、とか着るんだぞ?

【服屋から出て来て一言】
【やっぱり夏服で冬を過ごすのは辛い、もう終わるが】


/ 申し訳ない、もう少しやりやすい状況を作るべきでした
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:05:04.04 ID:OvjhOM3DO
>>304
今、金の国で何か一騒動おこってるそうで・・・いれば血を見るのは避けられなかったかも知れませんぞ。 
【土下座は軽くスルー】
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 23:07:13.77 ID:nZr/OUkQo
>>291

『バーカ。魔法学校の主席を舐めんなよお!!』

【再び打ち返される銃弾。それを見ながら裸眼の少女は呟く】

「スリー!!余計なことは言わないでっ!!」

【ばっさりと肩を切り裂かれる。】
【メガネの少女は痛そうに顔をしかめた。裸眼の少女の表情がそれを再現している】

(・・・でも・・・これで・・・)

(この弾丸は私のものよ・・・・)

「吸魔術・・・・媒体、弾丸・・・・吸魔対象・・・鏡・・・」

【短めの杖を振った。すると、弾丸は浮翌遊する】

「・・・攻撃性撤去・・・完了・・・・・発射!!」

ヒュン

【当たっても全く怪我を負わない弾丸が発射される】
【少年が防御策を講じ、鏡を生成したら・・・その瞬間、弾丸に急激に魔翌力を吸い取られる】
【弾丸の通った後が、緑色にキラキラと光っていた。その異変に気づけば・・・少女が何らかの細工をしたのに気づけるだろう】

『おっ!!打撃で私と渡り合おうってかあ!!』

『十年早ええんだよお!!』

【銃を棒の真ん中で受けた。そのまま押しこもうとするが・・・】
【疲労、肩の裂傷・・・それにより思うように力が出ない】
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:07:23.05 ID:9cq/xMfM0
>>300>>302
どうもありがとうございます
私は紅閻寺レンと申します。紅い閻魔の寺と書いて紅閻寺です!!!
【そう叫び】

では……
【カチャリとした音がした瞬間】

【手慣れたように後ろに下がり、影により右手を浅く斬られ】


私はアナタと戦いましょうか?
よければお名前を…戦争だから名乗りは無用は無しで
【そう言いながら人質だった女性を見る】

【アートマンはアートマンで人質の女性が他の二人に攻撃しないように見張っている】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:09:33.98 ID:d1Za/FjSO
>>298
そういう言い方をするとなんか俺がガキみたいだからやめてくれよ……せめて買い出しで。

【再び頭をポリポリと掻いて】
【「もういいだろ?」と。買物袋を自分の方へと引き寄せる】

結局どっちだ? まあ……そんな大した事じゃあ無いぜ。アンタがどこ所属か……あとは、その武装について軽く頼むわ。

【後者はともかく……前者はそれなりに大した事な気がするが】
【青年は、口元に社交的な笑いを浮かべながらそう言った】
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:10:38.63 ID:76ZERlTI0
>>309訂正
/後ろに下がり×
/その場から離れ○
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 23:12:35.63 ID:HFqCsxFYo
>>305
【爆発と、相手の攻撃】
【どちらが早かったかは定かではないが、ナイフは相手の掌の間近で爆発する】
【多少の損害は覚悟の上、爆風に乗るように大きくのけ反り吹き飛ばされるように後退】
【針の先が5cmほど右足に突き刺さるが、むしろ貫かれなかっただけまだマシか】

ぐ……オレに、オレに向かって何しやがるぁああああああ!!!

【左手はぶらりとぶら下がり、無事ではなさそうだ】
【その証拠にナイフを持つのは右手、しかしその本数は三本】
【未だ体制を整えている最中ながら、相手が向かってくれば投げるつもりだろう】
【その前に、止めをささねばならない】


【相手の、上から降ってきたナイフへの反応が無いためこの時点では描写不可能】
【頭上に落ちてきたものとして、再度判定を願います】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:12:43.82 ID:Xlc9x988o
>>306

ぅ!
んと、、んと……、あつい、んと……ふ、く……、、
えと……えっと……
あつ、いとき、、ふく、かえ、る?

【こく、こくとまた二回頷いた後】
【途切れ途切れに紡いだ、そんな言葉】
【最初の方こそ、上手く文章が作れずに歯がゆそうな様子ではあったが】
【やっと、それらしい台詞が紡ぎだされる】
【要約すれば、「暑い時は寒い時の服から着替えてもいいの?」と、だいたいこんな感じだ】

/いえいえ、此方こそ……
/うん、なんかごめんなさい大会になりそうなので謝罪はここまで!
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/05(土) 23:13:13.30 ID:6pOTH2oAO
>>307

…──騒動、ですか。

【血を見るのは避けられなかったかもしれないと言うことは】
【人死──少なくとも誰かが傷つくような、戦いが】

(それほどの規模の、戦闘が彼処で?)

【少し前まで居た場所が、阿鼻叫喚の地獄へ変わっているかもしれないと】
【それを、運が良かったととるか或いは──】

あ、それでそのチャックは…いえ何でもないです。
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/05(土) 23:16:05.41 ID:5+QRou+do
>>287>>294(谷山&シオン)
【記憶の参照と、それについての思考と。拘束されながらも、並行して】
【口に出す言葉とは別の領域で、ライブラは寸刻の内に思考する】

〔(打撃、耐えられる……いや、あれは違う。なんだ?)〕
〔(記憶に、有る。アレは、確か………)〕
〔(………認識完了。両腕使用不可能、屍兵の距離、遠い)〕
〔(可能な対応、最善手、負傷は免れない、然し次善。躊躇の余地無し、実行)〕

【がぎ、ごきん。ライブラの胸の奥から、奇妙な駆動音のようなものが聞こえる】
【油が不足した機械の様な、鈍く腹にたまる音】
【その正体は、ライブラの胸を左右に切り分け、体内から飛び出す】

【それは、一本の、人間の腕。硬い甲冑に覆われた腕だ】
【屍を自由に操り、そればかりか周囲の空間すらも、屍に適応させるライブラの能力】
【自らの体を屍に適応させ、腹の内に屍を、腐らせずに保存していたのだ】
【奇襲用の切り札であったそれは、ライブラの顔を覆う様に持ちあがり】

【ず、どん】

【間に緩衝材代わりの腕を置いてすら、首が大きく後方に跳ね跳ぶ】
【脳が激しく揺れて、機械並みの思考力が、霞み始める】
【それでも、ギリギリ残る明瞭な部分で、自らを拘束するワイヤーからもがくように抜けだし】

〔…………………守れ……守れ!攻撃を排除、全力を防御に……〕

【谷山を狙っていた屍達が、ライブラの方へと駆けよって行く】
【シオンを拘束していた腕は、役目を果たしたと見るや彼女を放り出し、やはりライブラの方へと】
【屍全てを、ライブラは、自分の身を守る盾にした】
【普段ならば、数に任せ、自分のダメージの少々は無視して押しつぶすのだろうが】
【現状、回復し切らない思考。これより僅かな間だが、おそらくライブラは、戦力に数える事は難しい】

/続きます
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:16:16.65 ID:bVPgKB3Yo
>>300>>302

【『自分から跳んだ』為、“受身”を取る時間は十分に存在していた】
【転がった勢いそのままに素早く立ち上がり――見えるのは、小さな少女の背中】



          …… 了解。 指示は要らないみたいです。


            【疾=@――――― ッ!!! 】


【彼の右手≠ゥら放たれたのは、『紅い光線』――所謂、熱線≠ナある】
【効果は“物の温度を高温にするだけ”で、其れ自体の破壊力は皆無に近い】
【然し、此れは単なる『照射』……実体≠ェ存在しない分、「超高速」――!!】
【狙いは無論、ガルニエの左半身=\―】


【直撃の有無≠ノ関わらず――森島は再び、両手に“ガンブレード”を握ると】
【『効果』、『次の手』、『アプローチ方法』……特に、『新月琥珀のポーチ』に眼を遣って――】




【  ――― ぬるり=@ 】


 ……あぁ、不味い。  ――……ハニーさん、『背後は気にせず続けて攻撃』をお願いします。


【目の前に出現した、ハニーを狙う腕=c…無論、『背後』にも気配を感じる】
【彼は一言だけ発すると――ハニーを狙う腕≠ノのみ斬りかかり、其の“手首”を切断しようと試みる】

【無論、『背後に対する対処は皆無』――強いて言えば、“踏み込み”が傷を浅くする程度だろうか】
【どちらにせよ、彼は「背中を切り裂かれ」……鮮血を噴出しつつ、何とか“右”に倒れつつ跳ぶだろう】
【阻害が無ければ、爪の効果範囲の外≠ノ於いて一旦、其の身を地に伏せる事となる筈だ】
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/05(土) 23:16:36.75 ID:5+QRou+do
>>290(クルス)>>292(アサヒ)>>295(レオン)>>299(双葉)>>ALL

「………ふ、ふあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!」

【答え――帰らぬならば、帰らぬ事を答えとして――を受けてのエルナトは】
【やはり見た目相応の、やたらと響く大音声で笑い始めた】

「そうか、分かったような分からんような気分だ!!!」
「だが貴様等には感謝しよう、俺の単純な頭でも、理解出来る事は有った」
「即ち、そんなもの言葉にするのも面倒だ≠ニいう事がな!!!」

「そうだ、そもそも理屈など存在しない!!そう思ったら、その時!!!」
「分からんのならそれは、俺がそう思った事が無いというだけの事なのだろう!!!」
「だが、今の俺には良く分かる!!そうだ、今この瞬間……―――」

【ガシッ】

『…………へ?』

【ウォルフが、頓狂な声を上げた】
【それはそうだ。ウォルフの足が床から浮いて、ぶらりぶらりとぶら下がっているのだから】
【鎧の首部分をエルナトが掴んで、高く持ち上げているのだから】


『うおいおいおいおいおいおい何をすんだテメえこのや―――』

「何故、此処に居るか!!そんな事に深い理由など無い!!」
「そして、此処で死んでも良いという覚悟に、深い裏付けなど無い!!」
「ガキの為に大人が命を賭ける、それが悪い道理が何処に在るかアアアァァッ!!!」

『―――て、ちょ、きゃあっ!?』

【ぶうん、と、風車の様な音を立てて】
【エルナトは、持ち上げたウォルフの体を、片手で軽々と放り投げた】
【その狙いは、先程まで罵り合いを行っていたレオンハルト】
【幾ら刃を身に纏っているレオンとは言え、鎧と人間一人の体重は中々に響く事だろう】


/続きます
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/05(土) 23:19:13.94 ID:5+QRou+do
>>ALL

【人間が一人、空中を舞った。時系列としては、それとほぼ同時】
【玉座に滴る紅い液体が、突如滝の様に、天井から流れ落ちる】
【壁一面を瞬く間に染めていくその赤を、色も香りも知らない物は居るまい】
【何人分のものとも分からない、海の様な血液】


【流れ落ちる血液の中に、槍のようなものが浮かんだ】
【金属の様な光沢を放ち、然し紅のそれは、血液を硬化させて作りだしたもので】
【本数は十か二十か。兵士が作る陣形の様に並んでいる】

【その内の6本が、ボウガンの矢のように射出された】

【クルスを、アサヒを、双葉を】
【精密な狙いこそ付けてはいないが、足を貫いて機動力を削ぎ落そうと】
【血紅の槍は、穂先から真っ直ぐに、一本ずつ飛んで行く】

【では、残りは?】


……―――騎士、エルナト・トーラス

城門を明け、兵士を逃亡させ。貴方の行いは、反逆罪であると見ても良いでしょう
いいえ。明確に、その意図を以ての行いですわね?
そして今また……私から、美味しい御馳走を奪い取る様な事をしてくれる

【玉座の、少女の屍。それに纏わり付くようにふわふわと】
【一枚のドレスが、宙を漂っていた】

【滝の様に流れる血は、ドレスの内側へと注ぎ込まれ】
【やがて、一人の少女の姿を形作る】
【何処までも他人から見て美しく見えるように≠ニ整えられた笑み】
【その不自然さを際立たせる様に、紅い唇の内側には、四本の鋭い牙が見える】

【其処からの声を、知る者も多いだろう】
【そう、彼女こそは―――】


「ぐ、ぐぅうううおおおぉっ!?」

ですが、安心しなさい。私は今夜は寛大なのよ
月が見えない……こんなに暗くて美しい夜なのだから

今まで、御苦労さま。そして、頂きます

【屍の少女を膝に抱き、愛おしげに血の気の無い頬を撫でる彼女は】
【己の部下の背を、三本の槍で貫いて。詫びる事無く、逆に赦しを与えようという彼女こそは】
【僭王ヽumia Frederike Luiza Albrecht Goldwyn】
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:20:50.02 ID:OvjhOM3DO
>>314
知り合いが電話で話してたのをたまたま聞いただけなので詳しいことは知りませんが・・・・・・
【少し申し訳なさそうに言う】

・・・そんなに気になりますかな?
【青年に笑顔で問い掛ける】
【ただし目が笑ってない】
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:20:52.25 ID:cA0us8SAO
>>310
えっと……その…特殊部隊だ
【漠然とした回答】

(外の世界には機関を憎む人間が数多く聞く…私が素直に機関からの外れものだと言えば信じてもらえるだろうか)

(いや…憎しみとはそんな軽いものだろうか…なんにせよ…機関の名前は伏せよう)

(でも誰かに頼らないとこのままではいずれ私は…)

(仮にこいつが良い人間だとしても巻き込んでしまう恐れがある…)

(…何故こんな考えばかりが出てくる…私は逃げた時から一人で生きると決めた)

《ただ縋りたい…縋りたいんだろうな…何かに…》

【ぼそりと呟く】

そうただの特殊部隊だ…

321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 23:22:28.46 ID:BRNlLVILo
>>308

【飛んでくる銃弾を見て、顔を緩める少年】
【再び、銃弾の軌道を予測し、鏡を作ろうとする】

【その弾を見て不審に思う銃――――口黒である】
【眼鏡の少女がそんなことするとは思えない、それに銃弾は一度眼鏡の少女に当たった】
【それらを踏まえて、銃は少年へと叫ぶ】
『だめだ!何かある!』

【忠告したが時すでに遅し、鏡は既に作られており、今すぐにでも、弾を当たりそうである】


打撃ではやりたくなかったが……
殺せないのなら仕方ないだろう。
【そういって少年は、もう片方の銃で裸眼の少女を殴ろうろする】
【狙いは、先程と同じ気絶。殺さないような威力で】
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 23:24:31.50 ID:Ps70tVPdo
>>294>>#15
【呻き、紡がれる言葉を聞いた】
【思わず振り向き、谷山は逡巡する】
【情報の伝達速度を加速させているため、その思考は常人の数倍で成される、が】

(どうする、だが今ライブラを倒さなけりゃァ……。
締めは長く無ければ致命とはならないはず。だったら……ッ)

――――すまん、シオンッ、速く潰してお前を助ける!
だから待ってろ!!

【そう叫び谷山は爆風の余韻の中に突撃していく】
【此処で撮るべき最善の策は、シオンが致命と成る前に敵を打倒しシオンを解放すること】
【ウェル子の言葉が脳内で再生された】

(『「誠の最善」とは……「各々の価値観」に左右されぬ「この世の真理」とは――
「仲間を救い、立ちはだかる悪をも打ち砕く」……』)

【故に、目の前の敵を仲間を救うがために打ち砕き、仲間も救う。其の最善を得る為に――――駆ける!】
【きりぃっ、と腕が軋みを上げて、再び響く装填音】

――――ッ間に合わせるッアアアアアアアアアアアアアアアアアア!

【左掌から爆発が起きる】
【其れにより始まるは暴力的なまでの加速】
【きぃん、と音を立てて装甲の一部が分離。其れを右手でつかみとり、このパーツは暗器、ナックルガードとして使用できる】

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

【風に煽られ、ばたばたと学ランをはためかせて跳ぶ、飛ぶ、翔ぶ、飛翔ぶ!!】
【鋼鉄のナックルガードを握りしめた拳を振りかぶり、相手の腹部当たりに向かって、跳びかかり打撃を放つだろう】
【神経は其の超加速を死に近づくと判断して、その知覚を爆発的に増大させる。走馬灯の様な状況】
【その視界に。血が。槍に貫かれて、血が】
【そこに居たのが、ルーミア・ゴールドウィンであった】
【しかし、其れを見ても止まることなど無い。何かにぶつかるまで、谷山は止まることはないのだ】
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/05(土) 23:25:00.31 ID:6pOTH2oAO
>>319

いや…あはは…気になるなー…なーんて。

【汗】
【冷や汗と、引きつった笑み】
【同時に考えるのは、金の国で起きているという騒動】

(知り合いから…?)
って、知り合いの人は大丈夫なんですか?
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/05(土) 23:25:26.43 ID:Ps70tVPdo
//>>322
//>>294>>315>>318へです!安価ミス……
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:27:44.70 ID:L8P7l+rAO
>>313

うん、キルが着たい時に、着て大丈夫だからな?

【暑い時は暑い時用の、寒い時は寒い時用のそのための服です】

ホットドッグでもっ……

【買い物終わりに、とそれを言おうとした所で】
【ふらり、と足元がふらついた】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 23:29:32.71 ID:RXzoYHfko
>>312

……ーっ!!

【耳に爆ぜる音が響く、右手から飛沫く赤色】
【右手を動かす、レスポンスが無い、手首から先が無い】
【思うよりも冷静だった】

……フン、未だ死んでねーなオレは
それなら未だ戦えるな、まだ負けてないな

【ぼたり、ぼたりと垂れる血】
【見慣れた物だと少年は冷ややかに思った】

【しかしこの状況はよろしくない】
【見れば相手の手には3本のナイフ、切れる爆弾が3つ】
【当たり所にもよるが自分を[ピーーー]には十分な量なのは間違いない……か】

(一旦引く、流血は不味い……)

【少し呼吸が荒くなる、血を失った弊害だろうか】
【手首の辺りで「黒色」を出し、軽く患部を圧迫する、痛みが襲う】
【苦悶の声は耐えようとしても漏れ出る物だ】

くぅ……はっ……っ!

【痛みを吐き出すように息を吐く】
【同時に少年は後退へ5m程する、足元の「黒色」は霧散し二次元に溶ける】
【後方への移動でナイフは避けられるだろう】

相手がお前だろうがオレだろうが――――
いや相手がオレ自身だったらもっと原型留めない程度にぶっつぶしてるか……。
まあその何だ、お前だって死ぬ人間なのさ或いは殺される……な。

【無論その理論は彼にも当てはまる】
【人は誰でも死ぬ、市民でも奴隷でも王女でも、そして自分も】

にしてもあんな近くで爆破して、お前の正気を疑うよ全く。
お陰でこっちは右手なくしちまった、どっかに転がってねーかな。

【片手で刀を持つのは些か不安定だ】
【「黒色」で刀を持つ左手を巻いて固定する、これでそれなりに安定するだろう】
【未だ終得ぬ戦意と敵意は刀を構える事で相手に伝わるだろう】

【正中線状には構えられない、左足を出して右足を引く】
【半身の姿勢のまま刀を向ける】

【少年の足元には「黒色」は無い】
【まるでそれは何かを狙っているようで、危険だと感じるには十分】
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 23:30:36.06 ID:OBny2ErSO
>>317>>318

えぅ、う? あ……

【時計の針は止まることなどなく、変わらないように進むのに】
【少年の視界が、まるでコマ送りのように。時間を進めるのは、何故だろう】
【戦っていなかった方の敵が宙を舞って、戦っていた方の敵が攻撃を受けた】
【そして、自分に、飛来する、槍、足に、向かって】

――――――あ


   【――――あし、?】

【細切れにぶつぶつとぎこちなく進む時は、唐突にもとに戻る】
【足、脚――――少年にとっての生命線! 心臓と頭の次に守るべき部位!】
【膝を突く姿勢から、四つん這い、それからさらに頭を垂れて背中を丸め】
【自身の脚に、上半身を被せるような姿勢で槍を受け止めれば、それは背中に突き立った】


――――ぅぐ、いぅ、っ――――……

【怨敵が目の前にいるのに、それよりも、痛いという感覚が勝ってしまうのは、幼さ故か】
【蹲ったまま、痛みに震えて、呻くだけ】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:31:32.02 ID:2lYgvjrjo
>>315>>318>>322

【ライブラの腕から解放され、彼女は地面に落ちる
衝撃の音は小さく――――……尾を引くほどでもなかった】

【しかしながら、拘束されたダメージは大きかったのか、地面に倒れながら、しばし、うめき声をあげた
立ち上がろうとするも、脚が上手く動かないのか、そのまま倒れたままで】


(――――……すいません、後は――――任せました……っ)


【静かに、瞼を閉じて、残されたものの、無事を祈った】


/っと……急用が出来て、そろそろおねんねしないと間に合わなさそうだぜぃ……
/というわけできりも良いので落ちるね!乙でした!
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 23:31:36.67 ID:eVTgTmX9o
>>300 >>302 >>309

……レールが外されたなら、手を引っ張ってでも連れて行くです

始発になんて戻れないから、人は悔いを残さないように、生きるんです!

【彼女の返答に、一瞬息をつまらせた後】
【後戻りなんて出来ないと――それだけを叫んだ】

(三対一じゃない……、です?)

【ガルニエの言葉を聞いて、ハニーがまず真っ先に意識を向けたのは】
【人質だった女性の方向】
【しかし確認し終える前に、背後から風切り音が聞こえた】

>>316

…………えっ?

【――護られたのだろうか】【そんな予感がする】
【振り返れば、きっと理解できるだろう】
【しかしそれは、彼の声に背くことになる】

……だーりん、さん、……無茶はダメ、です

【確認したい気持ちを押さえて――、そんな冗句】
【――重ねた両掌を、ガルニアへ向ける】

 アイシング シュガー ボルテックス

【その掌から、冷気の込められた粉砂糖を吹雪かせる】
【一陣だけの甘い北風】
【森島くんの攻撃の是非にも依るが】
【粉砂糖は可燃性である】
【もし火が付いているならば∴き起こされるのは粉塵爆発】
【付いていなければ、水気を帯びた腕は冷凍されるかもしれない】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 23:31:48.27 ID:nZr/OUkQo
>>321

ガチッ

【少女たちには天使の・・・少年には悪魔の・・・鳴き声が響いた】

「よしっ――――吸魔!!」

【緑色の筋が激しく光る】

『っしゃあ!!力が湧き上がってくるぜえ!!』

【同時に、メガネの少女の魔法陣が激しく光った。まるで、どこからか魔翌力が供給されたかのように・・・】
【少女の息切れが止まる。】

【だが、あくまでも「魔翌力使用の疲労が回復」しただけ。】
【物理攻撃の傷、その他は何も変わっていない】

『あぶねっ!!やろお!!』

【とっさに首をかしげた。鎖骨に激痛が走る】

「痛ッ・・・スリー!!これ折れてるよ!」

『うるせえ!!骨の一本や二本どうってことねえ!!おらああ!!』

【体重をかけて押し込もうとした。】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:33:03.01 ID:OvjhOM3DO
>>323

・・・そうですか・・・では・・・・・・ 
【老紳士は再び帽子を取る】
【チャックのスライダーが老紳士の頭を横断するように滑りジッパーが開いていく】

あぁ・・・大丈夫だそうですよ。
彼『自体』が現地に居るわけではないので
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 23:33:18.94 ID:OBny2ErSO
>>327
//書き忘れ……アサヒ中身、携帯に移動しました
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 23:34:27.23 ID:UQF4BPw7o
>>315 >>317 >>318

【一人、場の推移についていくことが出来ず、うろたえるクルスを尻目に】
【いよいよ舞台は、引き返しようのない場所にまで、動き始めていた】

な……っ!

【先ほどまで戦っていた巨躯が、やすやすと放り投げられるのを見て驚愕するも――】
【だが、その尋常でない膂力に、慄いている場合ではない】

【――それよりももっと、オソロシイ事態が、緞帳を下ろすように降りかかってくる】

これ……は……!

【噎せ返るような、鉄の臭い。錆の臭い。濃密なワインのような色合いの、吐き気を催すようなぬめりを帯びた液体――】
【咄嗟に右手で口元を押さえて、逃れられるはずもない臭気を遮断する】

っ、『三十枚の銀貨』!

【その血の海の中に現われた紅の槍。クルスは、視認すると同時に呪文を叫んでいた】
【銀の短剣が、槍に向けて掃射される――穂先の横腹へと、何度も叩きつけるように】

【――一度】
【――二度】
【――三度!】

【三打目で、ようやく軌道をそれた紅の槍に、背筋を泡立たせながら――】
【女王の降臨をただ見つめる。畏怖の感情と共に】

……ルーミアさん!

【なんの意味も無い言葉の発露。呼びかけるように、クルスは現われた女性の、名を叫んだ】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:35:50.73 ID:Xlc9x988o
>>325

、、ぅ!

【こくん!】
【今度は元気良く、一度だけ頷き】
【ソレに合わせるように、鎖の音も元気良く、しゃらりと鳴って】

────、、しぅ、、ヴぁ?

【ふらり。足元がふらつく彼女を見て】
【一瞬。ぽかんとした表情を浮かべた後】
【そのまま、慌てて。シルヴァーグの身体を、小さな身体で支えようとした】
【──最初は、言葉も分からなかったのに】
【──最初は、感情なんてなかったのに】
【今、彼女がしようとしたことは──】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 23:36:52.77 ID:HFqCsxFYo
>>326
【先に明記しておくならば、投擲により爆発させられる『左手』は今は相手の攻撃により自由が利かない】
【もしかすると相手は気づいていないかもしれないが、今のナイフは反射のみだ】
【それでも、本数が多ければ双方ぶつかりあった時にどんな反射をするかは定かではないが】

本当、デロデロヘドロ垂れ流しやがって気色悪い奴だぜ……
……だが、それももう見なくてすむとなるとせいせいしてくるもんだなあ?

【ゆっくりと右手を肩の位置まで上げ、今にも投げんと振りかざす】
【投擲しか芸の無い男、となれば、相手が油断しなければ決着は早いはず】
【加えて今は足の自由も効かず、正常な回避など出来ない状態】

とっとと死にやがれ――ッ!

【相手の精神に関わらず、激高した男はもう攻撃の手を緩める事も無いだろう】
【距離はせいぜい5m足らずか】
【今出来る限りの精いっぱいの力で、『右手』で三本のナイフを一気に投げる】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:37:24.97 ID:d1Za/FjSO
>>320
特殊部隊ね……まっ、いいや。問い詰めたところで無駄だろうからな。……ああ、

【諦めとも怠惰とも言えるような……そんな表情を見せつつ】
【何かを思い出したような、声を出して】

……自己紹介が遅れたな。俺の名はフィアーゼ=R……異世界出身のナイスガイだ。Rの意味は探らんで良い。

【簡素な自己紹介】
【社交的、と取るか……或いは、“核心”を一切明かさない辺りから怪しい奴、と取るかは自由だが……とりあえず、陽気そうな男だ】

そして“サプライズ”を愛する男でもあるんで……以後よろしく頼む。

【そう言って、握手を求める】
【買物袋を持ったままで、だ】

【無情か有情か……そちらの呟きは、聞こえなかったらしい】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/05(土) 23:38:22.07 ID:6pOTH2oAO
>>331

【その様子を見つめつつ、老紳士の言葉に反応し】

現地に居ないのに…情報が?

【魔法──のようなモノか、または能力だろうかと考えながら】
【老紳士の正体、そして青年が見るものとは──如何に!】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 23:43:44.60 ID:BRNlLVILo
>>330

……クソッ!!安易だったな。
【口黒の忠告に従っていれば……と激しく後悔する少年】
【そして魔翌力を吸い取られ、力が抜けてくる】

『ま、魔翌力をたくさん使うような戦い方はしないからまだよかったね。』
【いつもと同じ口調で少年を慰める銃】

押して駄目なら引いてみろって言葉知ってるか?
【そう言って、銃を後ろへと引く―――少女がまだ棒へと力を込めていて、前のめりになったのなら】
【後頭部めがけて銃で殴るだろう。気絶するような威力で】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 23:45:17.17 ID:jdpMd6Lco
>>317>>318

ルーミア・ゴールドウィンか。
ったく……吸血鬼、かよ。

【死体の首筋にあった二つの小さな傷】
【そして"血液"を操るといったら──真っ先に思いつくのは、これだろう】

……──てめぇ、いい加減にしやがれッ!!
そんな、簡単に──人の命を奪うなよッ!

【目の前の状況に怒りがこみ上げ、思わず叫んでしまう】
【善悪とか抜きに、ただただこの状況が許せない】

食らいやがれえええぇぇっっ!!!

────《 JOKER 》ッ!!

【叫びと共に左手から放たれるは、巨大にして強力な光の奔流】
【彼の"切り札"たる其れは】
【血液の槍ごとルーミアを飲み込もうと、一直線に向かっていく】

【狙いも、軌道も単純──だがそれを補うだけの火力を秘めている】
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/05(土) 23:46:39.95 ID:L8P7l+rAO
>>334

【何とか踏みとどまれた、片手で頭を抑えて、キルを見る】
【支えてくれた事が嬉しかった】
【指切り出来なかった事が悔しかった】

っ……ありが、とう、キル
(大丈夫だ……大丈夫……まだ……)

【頭を撫でてあげたいけれど、触れてしまう事が怖かった】
【息は荒い、少しぐらい無茶しよう、今はまだ出来る】
【深呼吸して、落ち着こう、まだ休むには早いぞ、私】

……それ、じゃあ、ホットドッグ、買いに、行こう?

【口調は途切れ途切れ、息も荒いし、歩調は落ち着かない】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:46:57.52 ID:cA0us8SAO
>>336
す、すまない………

【申し訳なさそうに言い】

イセカイという所がお前の故郷なのか……聞いたことのない地名だ…

【理解できていないらしい】

私の名前は……

(そういえば私には名前がないんだった…実験体ナンバーでしか呼ばれたことがないんだった…)

わ、忘れた…すまない…


【こちらも自然と握手しようと手をのばし…】

ッ!

【すぐさま手を払いのける】

はっ…すまない……私は男が苦手なんだ…

【男が苦手な男…おかしなことを言いだす奴だ】
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:47:45.58 ID:OvjhOM3DO
>>337

そのことについてはですな・・・
【言い終わるやいなや、チャックが螺旋状に開いたため、服ごとリンゴの皮むきのようになった老紳士の『皮』が重量に従い地面に落ち・・・・・・】

企業機密だからヒ・ミ・ツ(はぁと)
【姿を現したのは褐色の皮膚、ブルネットの髪と黒い瞳、そしてグラマラスなボディ、身にまとってるのは黒のベビードール一枚のみ】
【なんともエキゾチックな美女が・・・・・・因みに今度はへその下辺りにチャックのスライダーがある】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 23:50:52.44 ID:uxPMrQ3oo
>>309
           【人質。】

『―――ったくよォ。ヒト様の髪引っ掴んで蹴っ飛ばすとか無ェーよなァ』
『いくら“罠”だからって、バレちゃいけねェからって猿轡までするかァ?』

『…………まァ、爆笑もンだったから助かったがなァ―――。』

【手錠が外れていた。目隠しも猿轡も、消えていた。高価なローブは、似合っていた】
【栗色の髪と空色の瞳、白い肌は美しく、釣り上がった目は性格を表し】
【悠然と起き上がってローブをはたくその様子は、まるで戦場には見えなくて】

「紅閻寺レン」―――覚えておこう、取材のアポイントメントだな

『ンでェ……?このネイア様と戦うだとォ―――?』

【ニヤリと、冷ややかなガルニエのそれとは対照的な、勝気な笑みが浮かぶ】
【言葉にせずとも分かるだろう。「ヤってやるよ」ということで】

>>316>>329

【先ず、ハニーを狙う腕の手首だが。コレに関してはあっさりと切り落とせる】
【腕自体は痛みに呻くように悶えると、そのまま空間に霧散して】
【青年の背を切り裂いたそれは血に歓喜する様に震えると、やはり消え】

(……軍服、というだけあって防火耐性などもないわけではないのだがな)
(あの匂い、やはりアルコールだったと見て間違いはなかったか―――!)

【一方でガルニエはと言うと、簡単に表せば燃えていた】
【紅い服をより赤く。銀色の髪と褐色の肌をより鮮やかに、輝かせて】

【状態は芳しくないようだった。染み込んだアルコールに、燃え上がる炎】
【軍服は直ぐに脱ぎ捨てたが、左腕とその肩、背面にかけては軽度の火傷を負い】
【炎を振り払うために左手の刃付きサックを衝撃に変え、ダメージを追いつつも赤を退かせ――――】


   『おーォー、普通の人間相手にありゃ、最早攻撃じゃなく“焚刑”だろォよ』

【――――られ、なかった。瞬間的に広がった爆風は、三人へは届かない】
【何故ならネイアが魔翌力による壁を広げたから。二次的な要素ではあるが、ラッキーである】

【しかし、ガルニエ視点ならばどうか。「これでよし」と思った矢先に爆発だ】
【いくら『新月琥珀』の強大な魔翌力が合ったとしても、何も肉体を強化できるわけではない】
【その結果―――長い経験から生み出した対応は、「諦めてくらってやる」ことである】


【バシャン!噴水庭園であったことが幸いしたか、或いは意図的なのか彼女が噴水に落ちる音がした】
【声はない。続く音もない。死んだか、と問えばYESもNOも戻ってこないが―――。】

//続くんです。
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 23:51:13.63 ID:uxPMrQ3oo
>>ALL

『―――テメェらも酷ェよなァ、寄って集って女一人ボコボコにしてよォ』
『このネイア様もビックリだ。ァあ、ところでお前ら――――』

【ずる、ル、グチぃ―――そんな耳障りな、肉を突き抜けるような音と共に】
【現れたのは黒い翼、ネイアのその背に、正しく悪魔のものであろう黒い翼だ】
【強気な表情や先程の魔翌力の壁、察するに、実際に悪魔であってもおかしくはないのだが―――。】

   【『――――勝った気に、なってたりァしねェよなァ?』】


【今度は、新月琥珀でもなんでもない。純然たる個人の魔翌力だった】
【その量は図る気も失せるほどに多量で、凶悪で、今にも溢れて打ち出されてしまいそうで】


【三人の挑戦者が想像できるだろうことは、「これから何か大きいのが来るぞ」、ということ】
【ネイアという彼女からすれば登場早々だが―――戦闘は現在、所謂終盤に差し掛かっている】
【見れば。あまりに多量の魔翌力は彼女の頭上に球体として具現化し、その大きさを増して行く】

【―――更に言えば、未だに爆炎が漂う噴水の辺りにも輝きが満ちていて】
【そこから感じられるのは先程までの光球に使われていた比ではない。そんな魔翌力】


   【――――王城を囲う天空に、ひゅう、と一陣の風が吹く。】
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/05(土) 23:53:31.28 ID:6pOTH2oAO
>>342

ああ成る程ダンディーな老紳士の中身はグラマーな美女でしたぜヒャッホウっておおおおおおおい!!!

【ノリ突っ込み】
【割と真面目にノリ突っ込み】
【そりゃあもう全力で】

マトリョーシカか!アンタは何段重ねだ!

【なんで記憶喪失なのにマトリョーシカとか知ってんだよコイツ】

ぜぇ…はぁ…い、一体…ぜぇ…な、何者…

【息も切れ切れに、相手の正体を、問い質してみる青年であった】
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/05(土) 23:53:40.97 ID:RXzoYHfko
>>335

奇遇だなオレもそう思う、確かにコイツは気色悪いその点は同意出来る。
ああ、それはつまりお前はここで死ぬって事か?成程それが遺言……と。

【フフ、と少年は薄らと笑みを浮かべる】
【幽玄ないつか見たような殺人鬼のように】

(こりゃいつかの番外編だな、そして今度ばかりは失うわけだ)
(それにしたって、こうも早くに来るとは思わねーっての……)

【少年は刀を地面に垂らして再び駆ける】
【重さ故に右半身が少し前に出るような走り、そして右腕が前に出る】

先に手の無い腕なんて大した物には使えない、使えるとしたらそれは――――
精精盾ぐらいってトコかな……っ!!

【迫る三本の銀色、矢と見紛うばかりの速度のそれは目で捉えるが難しいが】
【人体の内で重要な機関を事前に守る事は出来る、その右腕で】

【ざく、ざく、ざく、と3つの音】
【腕の甲の部分に2つ刺さり、そしてもう1つは腹部に刺さる】
【男の数歩前でよろける】

…………っ!!

【前のめりに転ぶ、このままでは不味いと右足を突っ張る】

(ざっけんな!終わって、たまるかよっ!!)

【少年は転ぶ力を利用しようと、つまりは体重の移動の力を利用してその左手の刀を――――】
【男の左脇腹に向けて男から見て右から左へと振る】
【体重と少しの遠心力が加わり威力はそれなりに大きい物となるだろう】
【ただ狙いが酷く雑で、一撃の鋭さという物は無いどちらかといえば力でゴリ押しするような物だった】

【成功失敗を問わず少年は転び】
【腹部に刺さったナイフはより深く突き刺さることだろう】
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:56:58.75 ID:Xlc9x988o
>>340

……、、だめ、、だ。。

【「ありがとう」には、「どういたしまして」】
【今までキルは、そのことを忠実に守ってきた】
【お礼を言われたら、必ず「どういたしまして」と言う】
【今まで守ってきたそのルールを。教えられたルールを】
【初めて彼女は、無視した】

【そして、歩こうとするシルヴァーグの服の裾を、きゅっと掴もうとする】
【大好きな、大好きな、ホットドッグ】
【それを買いに行こうとする相手を、止めようとした】

しる、、ヴぁ……、、へん、だ、ぞ?
だか、ら……、、だか、ら。。

【きっときっと。気遣っているのだろう】
【言葉を知らない故の、不器用な気の遣い方ではあったけれど】
【大好きな物を我慢して。我慢しようとして。キルは、真直ぐに相手を見つめる】
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:57:56.69 ID:d1Za/FjSO
>>341
(…………)

【返答もせず、彼は「思案」にふける】
【そちらの話……それを“聞いていない”、という訳では無い】

……んあ? 男性恐怖症って奴か……そりゃスマンかった。

【素直に手を引きつつ……】
【その一連の会話……】
【フィアーゼ=R。彼は生粋の“変態”でこそあるが……しかし“アホ”では無い】
【明らかな『不審』……それを読み取ったらしい。懐疑の視線を、そちらに向け】

ふぅむ……アンタ、どうやら“事情”があるらしいな……それも“サプライズ”どころじゃねえ……“ドデカイ”事情がな。

【ゴーグルの下の垂れ糸目は……確かにそちらの顔に焦点を定める】
【決してブレない視線は……変態のような物では無い。頼れる“兄貴分”のような……そんな視線】

しかぁし、だ!

このフィアーゼが“無理矢理に”それに触れるのは……少々ヤボかもしれんな。

【フィアーゼは言葉を紡ぐ】
【あくまでも“そちらに任せる”……そう言っているのだ、この男は】

……ちなみに『イセカイ』ってのはアレだ。“この世界”とは“違う”世界だ。

【……細かい補足は忘れない】
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/05(土) 23:58:51.23 ID:MN1y0lISO
>>317>>318
急に何を……っ!!
【ガシャアアアン】
【人一人投げ付けられたのを受けとめられる程の豪腕ではない】
トーラスっっ!!!
【自らに付いてきたはず部下までを貫いた】
【その出来事は人間を投げ付けられたのと合わせて心身共に殴られたようなショック受けた】
な…なんで……こんな…………


/遅れてしまって本当にごめんなさい!迷惑だったら切って先進んで下さって結構ですので!
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:05:44.00 ID:5kpQ6PrP0
>>343>>344>>ガルニエ戦の皆さん
いえ、普通に怪しさ抜群でしたよ。もっとも100%とは言えなかったので助けましたが
もっとも客観的に見れない人は100%騙されたかもしれませんが
【ツッコミをいれながら】
【怪しんでるのに助けた彼女はお人よしか?】

ありがとうございます
【そしてガルニエに言い】

あと言葉を返しますが実質私は攻撃は一回しかしてません
ガルニエさんにやったのはお二人ですよ?実質2対1でした……あれ?私空気?

まあ……ここから私もくわわりますが
【次の瞬間】

まだ彼女は動きます油断しないでください
【森島とハニーに向かいそう言い】

フレイ
【アートマンの口からネイアに向かいサッカーボールくらいの火球を放つだろう】

……悪魔か
【そしてネイアの変貌を見て】
【顔が雑誌記者から殺し屋の顔になり】
【冷たい殺気を放ちながら、右袖からナイフを出し構える】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 00:06:20.38 ID:sAf/MM9xo
>>322(谷山)>>327(アサヒ)>>328(シオン)>>333(クルス)>>339(双葉)>>349(レオン)
【守れ、守れ、守れ。絶対死守命令を、己の手駒に命じ】
【屍の壁を己の前方に作り、負傷回復までの時間を稼ごうと画策するライブラ】
【事実、その戦法は間違っては居なかったのだが】

〔(一つ、二つ。中央に集中、間に合わない)〕
〔(諠・r蛯 「全ぐ」 ャ縺呎ァ倥↑ 「あれを殺」 逕溽黄 縺悟 「殺せ」 「励∴繧九→)〕
〔(縺セ縺咒嘯サ菴薙° 「次を」 ヲ邵ォ縺 「次の」 ・▽縺 「次の駒を」「誰を」 代※蟾ョ縺齢誌)〕

【思考を、ノイズが走りまわる。頭蓋の内を、異常な数値が掻き乱す】

〔(√≠繧薙 「軍を」 ・溘・ 「ごうりゅうするには」 ・。譬ス菴 「飛んでいる」 ・芳闃ケ「赤い翼の」闃髻ソ繧)〕

〔(縺サ繧峨 「白い肌」 ・ェィ縺ィ譴・「長い髪」潟シ譴・r蟾ョ 「綺麗なドレス」 吶°繧・繧 「宝石を」 奇シー・)〕

〔「ねえなんで」・脈譛峨j繧・・縺ュ 鬥冶シ 「あの子に有るのに」・辟。縺・s縺ァ縺吶° 「本当に?」〕
〔憶縺・「じゃああした」s縺ァ「やくそく」縺吶¢「ぜったいに」縺ゥ 「ぜったいに」豁サ菴「ぜったいに」・縺ッ〕
〔「しろいつめたいかたいてあしうごかないめにひらかないくちきがえもできないくつもはけない人形はいえでわらってるだけ」〕

【―――ブラックアウト】
【屍の防壁二段を貫き、その後方のライブラを。防御も出来ずに居る彼女を捉えた谷山の拳は】
【突撃の威力を過たず伝え、鎧を纏ったその体を、カタパルトの様に射出する】
【衝突音は二回。二回目のそれは、玉座の間の壁に大きな罅を走らせて】
【動きまわっていた屍の兵達も、やがてばたばたと崩れ落ちていった】


/続きます
/そしてシオンの人、お疲れさまでしたー
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:06:46.46 ID:0ZL+ZMUDO
>>345

クスクス・・・・・・喜んでもらえたみたいで嬉しいわ・・・
【ベビードール・・・スケスケです】

さぁ?もう忘れっちゃったわ・・・何枚重ね着してるかなんて・・・・・・もしかしたら私で終わりかもしれないし・・・まだ下もあるかも・・・
【へその下辺りのスライダーを軽く撫でて小さな金属音をならす】
何者?・・・ただの一般人よ・・・
【妖しい笑みをうかべながら】
気になるなら・・・試してみる?
【ベビードールの裾を左手で際ど少し・・・されど際どいラインまで摘み上げる】
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 00:06:50.80 ID:sAf/MM9xo
>>ALL
【膝の上に抱えた、猫を愛でるかの様に。僭王≠ヘ、屍を愛でる】
【だが、彼女が屍に抱く感情は、愛情ではなく友情でも無い】

御苦労様。十分に時間を稼いで……体力も、削った
これなら5人程度が相手でも、如何にかなりますわね?
……ああ、貴女も。もう空っぽ?残念ですわ、美味しかったのに
さようなら。天国で自慢しなさい、機関議員を生け捕りにした事が有る、って

【とてもとても美味しい、御馳走に向ける、あの崇拝の様な感情】
【ルーミアが立ち上がると、少女の屍は絨毯の上に転げ落ちて】
【床に広がる血に、肌を赤黒く染められていった】


……ライブラは、壊れかけていますね
心配しなくても大丈夫よ。貴女の血は美味しくないもの
それに……この戦いに勝ってから、貴女はまだまだ働いてもらう必要がある

無様に、這って逃げなさい。敗北者には似合いでしょう
あまり長い間其処に居るなら……巻き込んでしまうかもしれませんわよ?

【腰の鞘から長剣を引き抜き、左手で握り】
【血の滝に右手を指し込むと、一丁の黒い魔銃を引き抜く】
【形状はショットガンに近い。本来なら、両手で支えて扱うべきそれを】
【ルーミアの細腕は《JOKER》へ向け、易々と引き金を引いた】

【輝かしい道を象徴するかの様な、光の奔流。夜を歩く彼女の放つ、黒い閃光】
【二者の中間地点でそれらは接触し、混ざり合って灰色の光を周囲へと放つ】
【夜間の薄暗さに慣れた目を、痛めつけんばかりのその光が収まった時には】
【玉座の間の壁面に大穴が空き、外気がヒュウヒュウと吹き込んでいた】

【ルーミア・ゴールドウィンは、其処に立っていた】
【相殺しきれぬ余波がその身を焼いて、衣服を焦がしている筈なのに】
【常人ならばその余波ですら、暫し蹲りたい程の威力であっただろうに】
【彼女は、魔銃を肩に担いで、こう笑ってうそぶくのだ】


ああ、素晴らしい―――人を捨ててまで、力を求めた甲斐が有ったというもの
昔の私なら、今の一つで死んでいてもおかしくない。でも今の私はこうして立っている
そう、生物とは須らく日進月歩し、今日よりも明日に力を求めなければならない
ならば生物の集合体である国家が、停滞を認めてよい筈が有りましょうか?

【完全では無いにせよ、即席の一撃による高等魔術の相殺】
【この一度の攻防で、彼女の持つ力は、見えただろうか?】
【父を捨て、国民からの支持を捨て、部下を捨て、自らの人としての生を捨て】
【不要物と断じた一切を切り捨てた彼女は、その生に於いて今、頂点を迎えようとしていた】


/続きます
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:06:55.64 ID:ln3eIA/AO
>>348
な、ないっ!!そんなものない!!

【答える直前に視線を逸らす…心理的に読み取れば嘘をついている証拠だ】

(こいつはおそらく私が隠しごとをしていることに気づいている…)

(隠し通すつもりでいくならさっさと無言で立ち去っていれば…)

(まだ遅くはない……この場から逃げよう…それが双方のためだ)

【両手に握り拳を作りぐっと力をいれる…何かにこらえているようだ…】

……すけて…助けてほしい…もう嫌なんだ…恐れて生きるのは嫌だ…
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 00:07:16.49 ID:sAf/MM9xo
【僭王≠ヘ、不意に歩きだす】
【壁に開いた大穴から、城壁へと、散歩する様に】
【着いて来いとも言わず、だが警戒する視線すら向けず】
【まるでそれが当たり前であるかの様に、歩み出て行く】
【追えば、直ぐに追いつける。走れば追い越す事すら出来る】
【彼女は、走ろうとしない】

【その背後、王を守る騎士の如く付き従うのは、大量の血液】
【誰から、何人から、どれだけの間に集めたのだろうか】
【今また、エルナト・トーラス一人の血を吸って、更に量を増した血の川は】
【意思を持つかの様に、彼女の背後に続いていく】


【月は見えない。暗い暗い、夜である】

【城壁を取り囲む松明の数を、誰が数えられるだろうか】

【兵士一人一人の顔など、『王城』という高みに在っては見える事が無い】

【だが、場外の者達は、確かに彼女の姿を見た】

【紫のドレス、長い長い金糸の髪。そして血に塗れた両手】


…………誰かが死んだ事を、彼等の誰も知りはしない
これはとても素晴らしい、この世界の様ではなくて?

こんばんは、無礼な訪問者達。欲しいのはこの私の命?それともこの国?
或いは……勝利というあやふやなもの?個人の確固たる思想?

知りたいわ、とっても。貴方達が、何故、こうして戦いに来たのか
……彼等の前で、見せて頂戴

    【舞台は移る】【万人の前に】【幾らかの事実を隠蔽して】
【先んじた出来事を知らず】【会話はついぞ聞こえない】【見えるものだけが全て】

【城壁の上で対峙する王女と能力者達を、国民は、何をする事も出来ず、見ているばかりだった】
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:08:29.54 ID:YWFIIbBAO
>>347

【キルなりの、不器用な優しさ】
【言葉を知らないなりのキルの優しさ】
【それを無視しよう、なんて考えにはならなかった】

【しゃがみこんで、キルと同じ目線】
【深い赤色の眼がじっとキルを見つめた】

……ごめん、ちょっと、無理しすぎ、たみたいだ

【嘘をついてまで、心配させない様にした自分が嫌になる】
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 00:09:18.61 ID:yQDNRggxo
>>346

【極端に体力を失った状態での全力投球、その結果は言わずもがな】
【すぐに次の手とは行かずに、半端な体勢のままで相手の攻撃を食らう】
【ガラ空きの胴、当たりの程は見事、というべきだろう】

がっ……!

【脇腹に突き刺さった切っ先は、内臓の肉壁を食い破って外へと出ていく】
【相手が転んだことにより加えられた押し出す力ははっきりと伝えられ】
【男の胴は、半分から向こうを完全に二つに引き離されたようになる】

な……て……めえ……

【震える手でナイフを取ろうとするも、多すぎるほどの失血はそれに耐えきれず】
【いくらかぐらついたところで、男の体は後ろへと倒れた】
【今とどめを刺すか否かは相手の自由だが、どちらにしろ男はそのうち息絶えるだろう】
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:09:44.95 ID:ln3eIA/AO
>>354

【俯いて突然涙をこぼしはじめ…しばらくの間が続き】

/【両手云々】の描写のあとにいれて(´・ω・`)描写ぶそくや

359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:14:41.61 ID:o9yVzl9Xo
>>338

『うおあっ!?』

【ぐん、と少女はバランスを崩した。】
【まずい・・・このままでは追撃を食らう】

『フェン!!舌を思いっきり噛め!!』

【メガネの少女は目を丸くした、が、相棒の様子を見て、】
【その意図を察する】

「―――――っっっ!!!」

ガリリリ

「ひいっ!!」

【直後、裸眼の少女は後頭部への鋭い痛み・・・通常なら気絶してもおかしくない・・が、】

『痛みで痛みを征すってかあ!?』

『おらよ!!最後の一撃だ!!』

【棒を反転させ、全体重をかけた重く鋭い突きを喉元に向けて放つ】

「痛い・・・・・い、移動魔法・・・えいひょうかいひい・・・」

【口元を押さえながらメガネの少女は呟いた】
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/06(日) 00:16:22.87 ID:YmmRQkaAO
>>352

た、ただの一般人がそんなもん着てる訳がな…いだろ普通!

【若干言い淀んだのは、記憶が不確かな為】
【赤らめた頬を隠すように、ガントレットを嵌めた手を鼻の辺りまで挙げて】

(き、着ぐるみと変わらないのに!なにこの人!)
え、ええい!
だったら無理にでも正体暴いてやる!

【腰──そこに提げている『柄』に、手を触れて】

マテリアルブレード──フレイム!

【もう片方の掌から生み出された丸く紅い水晶を、『鍔』の部分──『竜の口』に、嵌めて】

──ふっ!

【嵌め込まれた水晶から、紅く淡い光を放つ、透き通った刀身が現れた】
【表情は、依然赤いままなうえ、視線は明後日の方向に逸らされていた】
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:16:48.59 ID:kpj5csLTo
>>343>>344

【地に倒れ伏し――呻き声を上げる森島】
【幸い、傷は浅め=B 依然として『戦える』範囲内の負傷だ】

 (……、っ…――後で、拾わないと=B)

【――耳に入った爆発音。 立ち上がりつつ見遣れば、『ガルニエの姿は無い』】
【恐らくは“吹き飛ばされた”のだろう、と当たりを付けると、苦々しい表情でそんな事を思い――】


……。

…………。

……………………      正面から破ります=B


【 ―― 『魔翌力の球』 を目にした森島は、数瞬の沈黙の後に宣言≠オた 】


……雑誌記者さん、その火球=\―出来る限り『早く』『大きい』物を僕に打って下さい。
ハニーさん、可能なら“何か”で僕の足を地面に固定≠オて下さい――。
お2人とも、其の行動が終わったら『攻撃準備』……“アレ”を放ってきた時が、狙い所です。


 【――「他に良い手が有れば、其れに従います」と言葉を続けて】


(“熱源”ならさっきの爆発で幾らでも有る――雑誌記者さんのも加われば、『十分』。)
(目一杯≠ナ撃つのは初めてだけど……反動さえ、“何とか”成れば―――。)


【彼が開始したのは、所謂チャージ=\―周囲の気温すら、少しづつ下がり始めて】
【規模の小さい火は其の大きさを減少させ、“消える”物すら出て来る――】




                ≪ Over Heat    ―――……




   【――――熱を吸収している≠フは、紛れも無くこの青年だ】
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:19:14.34 ID:ALNm+Kguo
>>356

【誰かが、教えてくれた事がある】
【「こわれた」オルゴールのことを、「びょうき」なんだと】
【そう、例え話で教えてくれた事がある】
【その時は、「びょうき」が何の事なのか分からなかったけれど】

……、、しる、ヴぁ。。
しるヴぁ、……、、んと。、びょーき、、なの、か?

【淡い燐光を放つ右目と、夜色の左目】
【それに加えて、深い赤色の3つの色が、交叉する】
【どこか心配そうな表情のキルは、きっとどうすればいいのか分からないのだろう】
【服の裾を掴んだ片手はそのままに。残るもう片方の手は頼りなさそうに宙をふらつき】
【への字に曲がった口元も、何かを言いたげにしながらも言葉を紡ぎきれてはいなかった】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:20:18.43 ID:FknOJTDSO
>>351>>353>>355

ふぅ、う、あァ――――ッ、

【自分の腕を背中に回して、ぱたぱた、探るように動かして】
【やがてその、捨て犬のように迷子になっていた手は、突き刺さった槍に到達し】
【掴んで、引き抜く。肉が裂ける。痛みに喘ぐ】


ふ……ぅ、貴女のほ、うからっ、出向いてくださる、なんて。
ほん、とに。僕は、幸運……なのかも、……です。

【強がり。憎まれ口。暴言。ああなんでもいい。何か口に出していないと】
【いたい、のと、こわいので、足が動かなくなってしまう、気がして】
【背中にあいた穴からこぼれる赤で服を汚しながら、少年は、「敵」についてゆく】
【炎は、まだ消えない。大丈夫。戦える。だれかの顔を思い出しながら、息を吐いた】
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:20:40.41 ID:bNJtP1tlo
>>359

『あら、あっちのが一枚上手かな。』
【呑気な事を話す銃。その口調には余裕が感じられる】

ま、まじかよ…・・・
―――どうにでもなれっ!
【クロスカウンター狙いで、少女の顎へと銃の打撃を放つ少年】
【幸いなのは少年のがリーチが長いことだろう】

【身体能力の高くない少年にとっては不本意だろうが】
【この一撃でどちらかが倒れるだろう。少年はそう予感していた】
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:23:10.78 ID:0ZL+ZMUDO
>>360

あら・・・それで私をどうする気なのかしら?・・・
【妖しい笑みをうかべながら近寄ってくる】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:26:41.89 ID:9nB7K2vSO
>>354
………………

【黙って。彼はただひたすら黙って】
【彼/あるいは彼女。の声を聞いていた】
【そして静かに、零れ落ちるように発された救難信号(SOS)に……彼は】

……その言葉が聞きたかったんだ。見ず知らずのアンタを助けるだなんて妙な…

【そこまで言うと、彼は一旦区切りを入れる……特別な理由は無い。単に……“喋り疲れた”】

……妙な、話かもしれん。

しかし……然しだ。「アンタが」“そう言うのならば”……妙な話でも無いな。助けてと言われたなら……助けざるをえん。

【『にやり』……そんな擬音が適切だろうか。彼は口角を僅かに上げる】
【それが何に対する「笑み」か……それは彼にしか解らないところだが】

詳しく話してくれ。なんならどこかで落ち着くか……ああ金が無いから今の(落ち着くの)無しで。

【最後の最後で……なんとも締まらない】
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:27:47.99 ID:egG85Z0SO
>>351>>353>>355
貴女は……貴女は何故こんな事をする!
前に話した夢とやらの為ですか!?

【奇しくも衝撃によって前回と同じく骨が折れ、内臓が傷ついたか】
【呼吸に血の気が混じる】

貴女は全てを切り捨ててまで一人で…そこまでして目指すものがあるのですか…

【今一度、緊張感の中剣の柄を強く握り直す】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:28:20.99 ID:y+WebrUko
>>353 >>355

【こちらの声には答えず、恐らくは戦闘中から練っていたであろう、天ヶ谷の魔術を受けてなお、ルーミアは余裕がある様子】
【――違う=z

【クルスの脳裏に、ふとそんな予感めいた考えが過ぎった】
【彼女自身が口にした――人を捨てた≠ニいう言葉。彼女は――目の前の、ルーミアは、果たして自分の知っているルーミアだろうか?】
【そもそも。自分は、この女性の事をどれだけ知っていたのだろうか――?】

……ぁ。
わたし……は。

【玉座の間に空いた大穴から覗くのは、魅せ付けるように立つルーミアと、その向こうの人の波】
【――ただ一人の人間として、この人≠救いに来た】

【金の国の女王でもなく】
【アルマゲストの首魁でもなく】
【ルーミアと言う名の――女性を】

【こんなことは間違っていると、言いに来た】
【――助けに来たはずだったのに】

あなたを……貴女と

【どうして、助けたいと願った人々は、この手では掬い取れず、零れ落ちていくのか】
【――自分の都合では動かしきれないほどの、世界の潮流を感じながら】

……お話をしにきたのに……。
どうして!
……どうして、こんな事を……!

【この地は赤熱の地獄。光のない空と、屍山と血河の只中にあって】
【――自分の声は、もはや場違いなほどに、遠い】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 00:28:38.03 ID:s6iTQQ20o
>>328>>353>>355
【視界の端に、倒れたシオンを収めて。大事は無さそうだ、と安堵の感情が生まれる】
【心配事は無くなった。ならば後はただ前に進むのみである】
【ドゴォッ!と轟音を響かせて、拳が走り抜ける。肘関節がおかしな音を立てた。激痛が駆け抜ける】
【地面に体を撃ちつけながらも転がって衝撃を殺し、立ち上がる】
【……右腕、肘から先がだらり、とぶら下がっている。粉砕骨折であった。だが――――倒した】

……って……ッ!
遮断遮断!

【痛みを能力で遮断。一端アートマンを解除し刀を鞘に収めて】
【ひゅるっ、と糸の調子を確認。火薬は後一度分のみ】
【ルーミアを見て眼はギラつく。悪を断罪せよと心が叫ぶ】
【この女を、之を!王座に載せてはならないと。そう全身全てが理解し、心が叫んだ】

……手加減は不要、だったら……ッ!
いいぜ、出番だ哲学者の卵、いくらでも目の前の“アレ”に対する悪意をふくらませろ。
オレに力を寄越せ!行くぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおあああああああああああああ!!

【左手を握り締め、爆発するように数式の奔流を産み出して】
【自己にその数式の奔流を叩き込む】
【莫大な情報が谷山を塗りつぶしていく】

救う為に此処に来た!!知るために此処に来た!!
そして、理解した。お前を倒さないことにはこの国は救われない、だからあああああああああああああああああああ!!
(コロセ、ニクメ、オカセ、コワセ、ニクイ、メノマrwhゴエの相手ニクイニクニクニクイイィイィ!
テキ、殺せ!コロセ!コロセ!悪意にミヲユダネろ!!アクイにノマレ、チカラをエロ!!
オマエはナンノタメニイイルルウルルウヅフエ!!オマエノソンザイ意義アアアアアアアアアアアア!!)

【塗りつぶす思考が、敵を倒すためだけに、敵に対する悪意だけに、殺意だけに。
正義の為に闘うだけの、只のシステムへと、谷山を変貌させていく】

おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!ブチギレそうだぜこのやろうッ!!
ギャッハハハハハハアハヒャハッハハハハhギヒヒアッハハハハハハハハハハh!!
来なあああゝあゝあゝあゝあゝあゝあゝあゝあゝdbsjlksdhn!!d
――――《H e l l o   W o r l d !!》

          ――――《Ver1.1!!》

【数式が収束していきヒトガタを創り上げる】
【ワイヤーフレームに無数の目を持つ顔。裂けた口からは奇声を漏らす其れは】
【莫大な数式を纏っており、その数式が組み変わり、一対の翼を生み出した】

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおブチ殺す!《ピギィイィエイイイイィァアアアアアアアアアア!!!!!!》

【翼が羽ばたき、数式を撒き散らす】
【その数式が収束し、十発程の情報弾と化した】
【当たれば一瞬だけとは言え、神経に莫大な情報が叩きつけられ脳がフリーズする】
【一発で其れである。その十発を同時に撃ちこめば、数秒は停止させることが出来るだろうか】
【莫大な情報を纏う其れを、奇声と共に高速でルーミアに目がけて打ち出した】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:28:39.57 ID:YWFIIbBAO
>>362

……どう、なんだろう、病気じゃない、とは思うんだ
……キルになら、言ってもいいかな、私、吸血鬼なんだ

【キルが吸血鬼を知っているかはわからない】
【吸血鬼、なんて聞かれても私は答えられない】
【キルの頬に触れようと手を伸ばした】

【触れれば、その手は死人の様に冷たい】
【先ほど指切りを拒んだのもこれが理由だ】

さっきは、ごめん
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:29:49.70 ID:AYVL1+MAo
>>357

ぐぅ!……あ……っ

【わが刀が相手を切り裂いたかどうか少年は分からなかった】
【途中から手の感覚よりも身体から送られる痛覚の方が勝って来たのだ】
【視界が堕ちる、腹部に強烈な痛みが響く】

【男を切り裂いたかどうかすら分からないが途中で左手の「黒色」は解除され】
【刀はその手から離れ赤い点を残しながらかららと地面に転がる】

(……あ、クソ腹の中に大きな虫がいて内蔵を喰らい尽くしてるみたいだ)
(冗談じゃねえこの身体はオレのもんだぞ、とっとと出て行きやがれってんだよコノヤロー……)

【そんな様をリアルに想像してしまい、自分の脳を潰してしまいたくなった】
【この状態では立ち上がるのは恐らく無理だろう、それでも這いながら上半身を起こそうとする】
【いっその事意識を離してしまおうかとも思ったが相手の生死を確かめるまで堪えろと本能が呟く、その言葉すら忌々しい】
【右手、いや右手首を地面に当てる激痛が響くが気付けにはなるだろう、そこから更に力を込めて半身を起こす】

うっ……ぐァ、ちっ……情けないね全くよう。
でも、まあ……やるべき事はやったのかね、よくわからないけど。

【腹部のナイフの異物感に胃の内容物を吐きそうになる】
【それも些か情けないと何とか堪えるが、いつまで保つのだろうか】
【自分を皮肉るようにふと笑う、薄く淡く】

よ、よう……なんだお前も酷い姿だなオイ……。
ははは、かはっ……お互いざまあ、ねえな。

【彼はいずれ絶えるのだろうか、自分ももしかしたらそうなるのかもしれない】
【そして少年は、ゆっくりと口を開く】

お前……だ、名前……言えよ、教えろよ。
覚えておいてやるからさ、早く教えてくれよ、なあ……。
そうだ、オレは……エルフェスってんだよ。

【もう無いのに右手を伸ばす、無い人差し指を男に向けて】
【名前を言いそして尋ねる】
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 00:31:58.12 ID:vl7xG0YVo
>>343-344 >>350

(…………やった、です)
(けど、もう一人=\―)

【ガルニエが噴水へ落ちたことを確認して、小さく安堵していた】
【倒せてはいないだろう≠ニ警戒しつつも】
【眼前からアレほどのプレッシャーが消えれば、その落差に気持ちも緩んでしまう】
【レンの警告によって、注意力を分散させてはいるが――】

【それから、ネイアの方へ向けられる、濁りのない眼差し】

殺す気はありませんです
……ただ、四肢か目でも潰さない限り、おねーさんは止まってくれそうに見えなかったです

ですから、貰う気でやったです
――3人掛かりでも手の抜けない実力の持ち主ってことは、きっとわたし達よりご存知なはずです
協力者のおねーさん?

【――戦闘に腐心する信念を折りたかった、と】
【殺し≠謔閧熏唐「ことを、やすやすと口にする少女】
【果たして、その表情には善意のみが浮かんでいた】

んん、それとも、悪魔に性別は無いんです?

【ネイアの姿、人外の翼、頭上の魔力球体へと視線を走らせた】
【――、表情が曇ったのは、やはりケタ違いの魔力量を視たためか】

(……、魔力が豊富な相手は――、まだ経験が浅いです)
(ここは、おにーさんの支持に従って……)

>>361

……その作戦、捨て身じゃないです?
本当に、大丈夫です? 無茶するなって、言葉の返事、まだ聞いてねーですっ

時間が急かすから、やってやるですけど……!

【森島の傷を見たのか、見てないのか】
【或いは地面に零れ落ちた血液で気がついたのかもしれない】
【不審そうに、心配そうに眉をしかめながらも、彼の腰に抱きついて】
【両脚に比重の重いチョコレート≠流し始める】

【――きっと、生暖かい。 熱を吸収すれば、砲台のように固まるだろう】
【逆に加熱すれば、すぐに溶ける】

【それが終われば、サッと飛び退いて】
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 00:32:32.41 ID:tPLiiqMxo
>>353>>355

【彼の人生の象徴たる切り札が】
【"太陽"の如き、必殺の極光が───容易に、夜の闇の中に飲み込まれた】

…………なっ……!

【余波に巻き込まれた"常人"である彼は】
【その身を焦がされ、後方へと吹き飛ばされる】
【完全ではない相殺のため、彼の方に来た余波は少なかったが】
【それでも全身に軽い火傷を負ったし、地面を転げた】

【それに、何よりも───大きかったのは、精神的ダメージで】

(俺の…………切り札、が……────)

【あの一撃で仕留められると思うほど、自惚れているわけではなかった】
【けれど、あのような形で、あんな一撃で対処されるなんて───】
【それこそ幼い頃から、ずっと鍛えてきたこの魔術】
【其れを"失って"手に入れた力に防がれたのは、自分自身を否定されたようで】

……てめぇは、危険だ。
だから……倒しに、来た。

【戦う意志まで、折られた訳ではなく】
【体勢を立て直そうと立ち上がるが】
【ルーミアの姿が、とても大きく見える気がするのは──どうして、だろうか】

【再び、左手に"蒼穹の魔力"を溜め始めるも、それもどこか弱々しい】
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/06(日) 00:33:05.33 ID:YmmRQkaAO
>>365

そ、それは勿論斬り…

【笑みを浮かべて、近付いて来る女(絶対に違う)】

き、斬り…

【視線が動き、女(かもしれない)を見てしまうのは、男の性か】

斬り……

【更に距離を詰めて来る女(そうに違いない)から、距離を取るように後退し】

──コレがこの○IOの逃走経路だッ!

【地面斬って炎の壁を立ち上らせて──逃げ出したァーーー!】
【一気に逆方向へダッシュ!振り向きもせず全力疾走だ!】
【どうやら手荒なことは出来ないタイプの人間らしい】


/絡みありがとうございました!
/そろそろ落ちます故、今回はこの辺りで切らせていただきます
/お疲れ様でした!
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:38:35.29 ID:ALNm+Kguo
>>370

きゅーけつ、、き。。

【その言葉を聞き。矢張りキルは、かくんと首を傾げる】
【知らないのだ。その言葉を。吸血鬼という、存在を】
【でも。その単語の意味は分からなくても】
【「能力者」「無能力者」──きっと、そんな類の言葉なんだろうと】
【分からないなりに、自分で言葉を理解しようとして】

……、、「ありがとー」に、は。。……、「どう、いたしまし、て」

だった、、ら……、。。「ごめん」には、、なんて、いう、いい?

【頬に触れた、冷たい冷たい感触】
【その冷たさに驚いて、少しだけ身体が震えたけれど。それだけで】
【そのまま、キルは。頬に触れたシルヴァーグの手を】
【小さいかもはしれないけれど──自分の手で、彼女の手を包み込もうとする】
【そして、その言葉の意味は、きっと】
【きっと。「大丈夫だよ」といいたいからの、言葉なのだろう】
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 00:38:47.01 ID:yQDNRggxo
>>371

【何度か起き上がろうと指に力を加えるも、実際のところは震えが僅かに起きるばかり】
【流れ出した血はひび割れた石畳を染め上げ、元の位置に戻る事も無い】

……く……そが……
だれが……教えてやるかよ……

【相手がどうこちらを捉えていようとも。悪党は悪党に過ぎぬもの】
【振り絞った力が示すのは立てた中指のみ、それもすぐに力を失って解かれた】

/ちょ エルフェスさん死んじゃらめえ
/どうしよう助けてもよかですか
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:38:55.27 ID:ZFMyxeTDO
>>364
/携帯に移行しました


『…──────!!』

ガゴッ

【少女は顎に重い一撃を食らう。】

『白と黒!最後って言ったろ!大人しくくらいやがれ!!』

【だが、それでも喉への一突きを動かした。それは彼女の執念である。】

「あ……」

【メガネの少女はグラリ、と崩れた。視界がぼやける。それは…】
【相棒の意識の混濁化を示唆している。】

「…ま…ず…」

「…い…どう…」

【気力で杖を振った。】
【瞬間、二人の姿が消える。】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 00:42:23.97 ID:vl7xG0YVo
>>372
/うわああ、すみません
/森島くんもハニーの行動を防げますので、その場合、以下の行動はキャンセルされます、すみません!
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:43:54.29 ID:0ZL+ZMUDO
>>374
あらあら・・・
【立ち去った青年を見送りながら老紳士の『皮』を拾い】
【体に軽くかぶせると老紳士の『皮』に着いたスライダーが動き、再びセクシーな女は品の良い老紳士になる】
随分と純情な若者でしたな・・・・・・
【そして暫くして青年と反対方向に去っていった】

/乙かれさまでした
/遅くまで付き合っていただきありがとうございました
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:47:34.92 ID:AYVL1+MAo
>>376

ち、なんだ意地悪め……。
まあ名前なんて後から付ける物だ……し、大事なのは本人その物か。

【痛む身体を引きずって、噴水へと這って行くなめくじのような痕が残る】
【もっとも透明ではなくて赤色だが……】

ああ、くっそ……痛いな本当……。
頭も痛いし身体も痛い、二重苦とはこのことかね、はっ下らねえな。

【冗談を言うほどには余裕はあるのだなと、冷静に判断する】
【それが続くかどうかは別としてであるが】
【少年は右腕に刺さったナイフの柄に手を掛ける】

はあ、……っ!ぐっ!!

【1本、2本……同じように声を上げ引き抜く】
【鮮血に塗れた腕を縛らなければならない、失血死は些か嫌な死に方だ】
【服の内側を探る、確か包帯があった筈だ】

用意周到っていい言葉だな、ホントさ……あ。
く…………いよいよヤバイかなこりゃ――――

【取り出した所で、力の分配を間違えたのか包帯を落とし】
【そして風に攫われ転がって行く】
【腕が力なく落ちた、意識も同じく……――――】

/あう、どうぞお好きなように
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:50:35.04 ID:ln3eIA/AO
>>366
【震えた声で】
氷の国…カノッサ機関…エレノア研究所……そこが私の生誕の地…

【語りはじめた=金ない\(^o^)/】

研究所は主に人体実験が中心だった……
私はそこで実験体として産みだされ、扱わてきた……

戦闘…殺戮だけの為に改良を施されてきた…もう何人の同胞を殺したか覚えていない…

幼い頃はこれが普通だと思っていた…だが…成長と共に研究所外の任務も多くなり…
外の世界を見るようになった…外の人は私を優しく扱ってくれる人が多く…何より明るかった

次第に研究所の暮らしに疑問を感じてきた…
だが、その頃の内部の人達は実験体でも任務やプライベートでも優しくしてくれた
でも…やがて…身体も成長し……周りの男の玩具にされはじめた
それから外に行っても機関と繋がりのある一般人にも玩具にされ…

私も苦痛を感じはじめた……そしてついには罪もない一般人の虐殺…
機関が暴動を起こすたびにこれだ…

外で心が痛み…戻れば外が痛む…

それから私は逃げ出したい感情が溢れはじめ…

ある日逃げ出した…国を出るまで追ってがきた…
怖かった…今まで優しくしてくれた人達が…みる影もないほどに豹変し襲いかかってきた…

必死に逃げ…逃げ切っても恐怖が消えなかった…消えないんだ……

【頭をかかえる】
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:50:54.61 ID:bNJtP1tlo
>>377

『「お、俺(僕)達に言われても…』」
【同時にポツリと呟く銃2つ】
【動けるようになったらなぁ……と考えてはいるが、銃では無理な事だ】

―――か、はっ!
【喉へ一撃をくらって、意識が途切れそうになる少年】

『「起きろおおおおおおおおおお!』」
【今までにない大声で叫ぶ2丁の銃】

(ここが踏ん張りどころだ……頑張る!)
【喉への攻撃のせいで口には出せないが、心の中で叫び返す少年】
【その想いは、銃へと伝わっているだろう】

―――――ちょっとは強くなれたな……
【意識を取り戻す少年】
【その声は掠れているが、力強い】

……?
【銃を構えなおすとどこにもいない少女2人】
【大の字になって寝そべる少年】

/これどちらの勝利ですかね?
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:51:46.29 ID:bNJtP1tlo
>>377

『「お、俺(僕)達に言われても…』」
【同時にポツリと呟く銃2つ】
【動けるようになったらなぁ……と考えてはいるが、銃では無理な事だ】

―――か、はっ!
【喉へ一撃をくらって、意識が途切れそうになる少年】

『「起きろおおおおおおおおおお!』」
【今までにない大声で叫ぶ2丁の銃】

(ここが踏ん張りどころだ……頑張る!)
【喉への攻撃のせいで口には出せないが、心の中で叫び返す少年】
【その想いは、銃へと伝わっているだろう】

―――――ちょっとは強くなれたな……
【意識を取り戻す少年】
【その声は掠れているが、力強い】

……?
【銃を構えなおすとどこにもいない少女2人】
【大の字になって寝そべる少年】

/これどちらの勝利ですかね?
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:52:19.56 ID:ln3eIA/AO
>>366
【震えた声で】
氷の国…カノッサ機関…エレノア研究所……そこが私の生誕の地…

【語りはじめた=金ない\(^o^)/】

研究所は主に人体実験が中心だった……
私はそこで実験体として産みだされ、扱わてきた……

戦闘…殺戮だけの為に改良を施されてきた…もう何人の同胞を殺したか覚えていない…

幼い頃はこれが普通だと思っていた…だが…成長と共に研究所外の任務も多くなり…
外の世界を見るようになった…外の人は私を優しく扱ってくれる人が多く…何より明るかった

次第に研究所の暮らしに疑問を感じてきた…
だが、その頃の内部の人達は実験体でも任務やプライベートでも優しくしてくれた
でも…やがて…身体も成長し……周りの男の玩具にされはじめた
それから外に行っても機関と繋がりのある一般人にも玩具にされ…

私も苦痛を感じはじめた……そしてついには罪もない一般人の虐殺…
機関が暴動を起こすたびにこれだ…

外で心が痛み…戻れば外が痛む…

それから私は逃げ出したい感情が溢れはじめ…

ある日逃げ出した…国を出るまで追ってがきた…
怖かった…今まで優しくしてくれた人達が…みる影もないほどに豹変し襲いかかってきた…

必死に逃げ…逃げ切っても恐怖が消えなかった…消えないんだ……

【頭をかかえる】
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:52:25.03 ID:bNJtP1tlo
>>377

『「お、俺(僕)達に言われても…』」
【同時にポツリと呟く銃2つ】
【動けるようになったらなぁ……と考えてはいるが、銃では無理な事だ】

―――か、はっ!
【喉へ一撃をくらって、意識が途切れそうになる少年】

『「起きろおおおおおおおおおお!』」
【今までにない大声で叫ぶ2丁の銃】

(ここが踏ん張りどころだ……頑張る!)
【喉への攻撃のせいで口には出せないが、心の中で叫び返す少年】
【その想いは、銃へと伝わっているだろう】

―――――ちょっとは強くなれたな……
【意識を取り戻す少年】
【その声は掠れているが、力強い】

……?
【銃を構えなおすとどこにもいない少女2人】
【大の字になって寝そべる少年】

/これどちらの勝利ですかね?
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:52:46.58 ID:bNJtP1tlo
>>377

『「お、俺(僕)達に言われても…』」
【同時にポツリと呟く銃2つ】
【動けるようになったらなぁ……と考えてはいるが、銃では無理な事だ】

―――か、はっ!
【喉へ一撃をくらって、意識が途切れそうになる少年】

『「起きろおおおおおおおおおお!』」
【今までにない大声で叫ぶ2丁の銃】

(ここが踏ん張りどころだ……頑張る!)
【喉への攻撃のせいで口には出せないが、心の中で叫び返す少年】
【その想いは、銃へと伝わっているだろう】

―――――ちょっとは強くなれたな……
【意識を取り戻す少年】
【その声は掠れているが、力強い】

……?
【銃を構えなおすとどこにもいない少女2人】
【大の字になって寝そべる少年】

/これどちらの勝利ですかね?
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:52:52.04 ID:ln3eIA/AO
>>366
【震えた声で】
氷の国…カノッサ機関…エレノア研究所……そこが私の生誕の地…

【語りはじめた=金ない\(^o^)/】

研究所は主に人体実験が中心だった……
私はそこで実験体として産みだされ、扱わてきた……

戦闘…殺戮だけの為に改良を施されてきた…もう何人の同胞を殺したか覚えていない…

幼い頃はこれが普通だと思っていた…だが…成長と共に研究所外の任務も多くなり…
外の世界を見るようになった…外の人は私を優しく扱ってくれる人が多く…何より明るかった

次第に研究所の暮らしに疑問を感じてきた…
だが、その頃の内部の人達は実験体でも任務やプライベートでも優しくしてくれた
でも…やがて…
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:52:53.51 ID:YWFIIbBAO
>>375

私も、なんて言えばいい、かわからないから教えてあげられないけど

【血を吸う人型、言ってもわからない】
【教えてあげられるなら、教えてあげたいけど】

……大丈夫、きっと大丈夫
私なら、そう言うと思う

【キルの小さな手は彼女の冷たい手を優しく包んだ】
【眼を閉じて、少しだけ、落ち着く】
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:53:12.28 ID:ln3eIA/AO
>>366
【震えた声で】
氷の国…カノッサ機関…エレノア研究所……そこが私の生誕の地…

【語りはじめた=金ない\(^o^)/】
研究所は主に人体実験が中心だった…… 私はそこで実験体として産みだされ、扱わてきた……
戦闘…殺戮だけの為に改良を施されてきた…もう何人の同胞を殺したか覚えていない…
幼い頃はこれが普通だと思っていた…だが…成長と共に研究所外の任務も多くなり…
外の世界を見るようになった…外の人は私を優しく扱ってくれる人が多く…何より明るかった
次第に研究所の暮らしに疑問を感じてきた…
だが、その頃の内部の人達は実験体でも任務やプライベートでも優しくしてくれた

/ながくなりすぎたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwわける
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:53:13.29 ID:YWFIIbBAO
>>375

私も、なんて言えばいい、かわからないから教えてあげられないけど

【血を吸う人型、言ってもわからない】
【教えてあげられるなら、教えてあげたいけど】

……大丈夫、きっと大丈夫
私なら、そう言うと思う

【キルの小さな手は彼女の冷たい手を優しく包んだ】
【眼を閉じて、少しだけ、落ち着く】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:53:15.50 ID:bNJtP1tlo
/連レス申し訳ない
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:53:28.72 ID:YpMCasvIo
>>350

『惜っしィなァ……記者なんざ、普通戦いにァ参加しねェだろォ?』
『せめて来たのがアッチの“微温湯組”だけならなァ……』

『―――ま、いい。そろそろ終わりだぜェこの変人がよォ』
『悪魔は嫌いか?あァ?そォだよなァ、人間って自分より強いモノがキライだからなァ』
『もっともォ?終盤でこのレベルじゃァ強いも弱いもねェよなァ―――!!』

【ギュン、と頭上の球体から黒い光線が放たれて】
【それは火球を貫き、相殺させて―――更に大きさを増して行く】

【要は、この程度ではダメ。もう時間がない、攻撃するならば――――。】

>>361

(……櫻の国の、なんといったか、あの戦法は)

(“赤備え”……いや。“車懸かり”……?それとも、“乗崩”や“千成衾”か……?)
(………違う。ダメージが大きすぎたか。頭がマトモに回らん――――。)

(“啄木鳥”……“火牛計”……そんなものではない。戦法を一緒くたにするな)


   ―――、――――まさか、こうも焼かれるとは思っていなかったぞ

【水を滴らせながら、深く息をして、痛々しい肌を見せながら髪を掻き上げ】
【悪魔とは対照の、戦乙女たる彼女は水中より身を表す】
【ギリギリの所だった。もし爆発の際に、一撃でも余計に入っていれば――――。】

   あぁ……、思い出した、丁度三人なのだから、語呂も良い。

【腰元の『新月琥珀』。残った魔翌力を全て開放して、光に変える】

【太陽が有るかのようだった。庭園内を隈なく照らし出すほどの光が、ガルニエの手元に創りだされ】
【それは弓の形に、ガルニエの伸長よりも長い大弩弓へと変貌して】
【そこに番えられる矢は三本―――それも神々しいまでに発光し、命の輝きを表すようで】

>>372

『カワイイ見た目して凶悪な思想の持ち主だなァおイ……ま、いい。』
『見てのトーリアレぁ生きてる、協力者ってェ立場でも無ェが』
『あァ性別。有るだろォ?無ェヤツも居るかもしれねェが、こちとら昔から女でなァ。』

【にやァ―――その勝気な表情、次第に移り変わりゆく先は、愉悦の表情】
【「嬲る楽しみだ」「そのキレイな面を」「その奇妙な自信の塊を」】
 
 『テメェらァ!!一人に頼り切って助かるとか思ってンじゃねェぞォ―――!!!』

//続続続ゥ!
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:53:28.86 ID:ln3eIA/AO
>>366
【震えた声で】
氷の国…カノッサ機関…エレノア研究所……そこが私の生誕の地…

【語りはじめた=金ない\(^o^)/】
研究所は主に人体実験が中心だった…… 私はそこで実験体として産みだされ、扱わてきた……
戦闘…殺戮だけの為に改良を施されてきた…もう何人の同胞を殺したか覚えていない…
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:53:35.76 ID:YWFIIbBAO
>>375

私も、なんて言えばいい、かわからないから教えてあげられないけど

【血を吸う人型、言ってもわからない】
【教えてあげられるなら、教えてあげたいけど】

……大丈夫、きっと大丈夫
私なら、そう言うと思う

【キルの小さな手は彼女の冷たい手を優しく包んだ】
【眼を閉じて、少しだけ、落ち着く】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:53:53.57 ID:YpMCasvIo
>>ALL

【黒い球体が動きを止める。白い弩弓が引き絞られる。】

【一瞬、その場の空気が止まっていた。ただし一瞬、即座にそれは打ち破られて】


    ――――“三矢訓” 

     『――――“Black neighbors”』


【放たれたのは三本ずつの白矢と黒光線―――交わって、白黒のツイストとなり】
【膨大な魔翌力が合わさって空間を弛ませ、地面を削り、ただ光の奔流が輝かしく】
【その強大な威力を持った三本は、それぞれ敵である三人へと一本ずつ、駆けていき――――】
                 

   “「吠えてンじゃねェぞ三下がァァアアァア――――!!!!」”


【『轟ッ!!』―――上空から、まるで“風の砲撃”にでも合ったかのように一瞬動きを止めた】
【見れば、上空には青い髪をした青年が「浮いていて」。きっと、邪魔をしたのは彼で。】
【感じれば、城の周囲に吹く風という風は全て青年に収束していて――――。】


【―――それでも、僅かに威力を落としただけの三本はまた進む】
【獲物を射抜き、穿ち、貫き、その生命という明かりを塗りつぶしてしまえと迫っていく】

【狙うのであれば“あのタイミング”――――「正面から破る」のなら、“その時”しか――――!】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 00:54:58.37 ID:ln3eIA/AO
/連投しすぎた…ごめんなさい\(^o^)/エラーなるんやもの
あとに投下したの無視してくれ
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 00:59:41.86 ID:sAf/MM9xo
>>363(アサヒ)

そう、貴方は私自身に用が有るのね?
それは、きっと私の思想などとは、関係の無いものなのかしら
個人間に生まれる、私怨。大きな流れの中では、小さいものとして無視されてしまう

私は……きっと、無視する側の者ですわ
一人の意思など、意に介さず。常に大と小を比較している

でもそれが、人間では無いのかしら?
人間でなくなった今も、私はそう思います


>>367(レオン)

そう。人間は集団に属すれば、小を切り捨て大を活かす
そうしなければ集団それ自体が潰えてしまうのだから
……なのに、不思議な事が有った
13年前より。私が何も分からない子供で有った頃より
言葉に出来ずとも、胸に抱いて来た疑問が

王家とは。王とは、個人では無いのですか?
集団に属するなら、切り捨てられるべき『小』ではないのでしょうか?
本当に利益を考えるなら、王だけに利となる仕組みは、消えて居て良い筈では?

然し、現実は違う。人は、『王』という言葉≠ノ、何らかの意味を覚える
彼等も、そう。反乱軍と内通していたエルナトでさえ、直接私には刃を向けなかった


>>368(クルス)

お話を、しましょう?それはきっと、今しかないのよ
今より後に、貴女と私がお話を出来る事は、きっと無くなってしまうの
だから、答えてちょうだい。私の疑問を、解けないクイズを

此処に集まる民衆………彼等の要求は「王を返せ」
おかしいでしょう?自分達の身を危険にさらしてまで、彼等は『小』の利を求めるの
その為に反乱軍と認定され、私の手で死ぬ事が有ったとしても……
そのリスクを理解して尚、彼等は私に牙を向いた

……もしかしたら、それは『小』の利という言葉が、酷く魅力的だからかも知れないわね
大の為に小を捨てるのが、人。だからこそ人は、小の為に命を掛けられる者に、羨望を抱く
今、彼等は、その存在になる事が出来ている。一つの敵を前に、こうして集まる事で……

ねえ、どう思う?


/続きます
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 01:00:31.61 ID:sAf/MM9xo
>>369(谷山)

……ふふ。貴方は、素晴らしいわね
今、何をしなければならないか………良く、知っている
民衆はきっと、貴方を褒め称えるでしょう。彼等には貴方の声が聞こえない
貴方が何を叫ぼうと、それを民衆は知る事もないのです

……民衆が見るのは、貴方が僭王≠ノ真っ先に躍りかかったという、偽りの無い事実
そう。まるで街角のポスターの様な、真意を知らない表面だけの事象……

救う為に。素晴らしい言葉ですわね
私もそう。この国を救う為に、此処に立っている
……貴方が此処に居るのは……私を殺す為なのかしら?

貴方に、問うわ。名前は、所属は?



>>373(双葉)

………夢と現の境で、貴方の名乗りを聞いていました
『天ヶ谷』……そう、そうだったのですね
きっと、昴も誇らしいでしょう。貴方の様な兄を持っているのなら

……なのに、貴方は。何故、そんな小さく呟くのでしょうか?
私を、倒すのでしょう?ならば、倒してみせなさい
お前の思想は世界の為にならない、正義の為に倒す
そう叫ぶ事こそが、リーダーたる貴方の務めではなくて?

それとも正義の道は、一つの障害物で崩れる程に脆いのかしら
だとすれば……そうね。彼女がこの国を襲撃していたのは、障害物の一つ?
危険、だとは思わない?身内に、過去の事とは言え、牙を持つ者が居るのは


/続きます
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 01:01:01.03 ID:sAf/MM9xo
>>ALL
【アサヒ、双葉。彼等の声の力の無さにも】
【レオンの、文字通り血を吐くような声にも】
【クルスの、何処か悲痛にも響いてくる声にも】
【そして谷山の、狂気を含んだ叫びにも】
【彼女は一度ずつ取り繕った笑みを向け、そして一度ずつ微笑んだ】

【それが、始まりの合図だった】


私を打ち倒すものが、私の道を打ち果たすものが、この様に打ちひしがれている筈が無い!!
例え刀折れ矢が尽きようと、その魂を銃弾に変える者である筈だ!!

ならば今の私は、今の貴方達には倒される事は無い
見せてください、世界の前で。貴方達一人一人を、心行くまで
幕は日の出、或いは登場人物全ての終わり……さあ


『デモンズハンド・オブ・ブラッド』『ハウンドドッグ・オブ・ブラッド』
『ウォール・オブ・ブラッド』『タイダルウェーブ・オブ・ブラッド』!!!

【アサヒと双葉。なんとなく、彼女が、似ているなと思った二人へ】
【向かっていくのは、城壁の上に広がる血で作られた、小規模の津波】
【液体の質量で打ちのめし、押し流す事を目的としたこの攻撃】
【特徴としては、左右に攻撃範囲が広い事だろうか?】

【レオンへと向かうのは、血が固まって作られた、一つの巨大な手】
【拳は握っていないが、然し掌に人一人を包む程度の事は出来そうな】
【それが、正面から、レオンに組みつこうと向かって行く】
【血と言えど、もはやこの技には、液体の性質は欠片も残っていない】

【クルスへ向かう、巨大な犬の頭。血を個体化し作り上げた偽物】
【偽物とは言えど鋭い牙を備えたそれは、彼女の腹部目掛けて進んで行く】
【所詮は犬だ。だが、犬とは言えど、牙は小さなナイフにも似て】
【深く噛みつかれれば、肉を裂かれる事となるだろう】

【そして、谷山の眼前。大量の血液が垂直に立ちあがり、一つの壁を作り出す】
【攻撃目的ではなく、防御の為の技。乱射された情報弾を、無機質が砕いて行く】
【一つ、二つ、三つ、四つ。展開に間に在ったそれ等が潰されて行き】


【抜けた。三つの情報弾が、壁の生成より早く抜けた】
【飛来するそれを、ルーミアは無頓着に、手で打ち払おうとする】
【即ち、自らの手で、触れた】

…………――――――――――――――――――?

【時間にすれば、一秒と少々】
【この空白は、彼等の反撃の起点となるか?】
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 01:01:07.16 ID:ALNm+Kguo
>>388

……、、うん。。
だいじょーぶ、だ。。

……、、しる、、ヴぁ。。
つめた、い。。けど……、わた、し……、。あった、め、る。。

  【「だいじょーぶだ」】

【その言葉を、キルはもう一度繰り返す】

  【「シルヴァーグの手は、冷たいけれど」】

【彼女の言いたいことは。キルの言いたいことは、きっと】

  【「私が、シルヴァーグを暖めてあげる」】

【だから────「だいじょーぶ」】
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 01:04:03.41 ID:yQDNRggxo
>>380

【相手が見ることは叶わないだろうが、男の体は血が湯気を上げてのぼっていく】
【まるで何かの前触れのように、しゅうしゅうと音を立てて】
【そしてやがて誰かがこの場所を訪れたとしても、そこにあるのは】
【確実に、『歩いて去っていった』と見られる血の跡のみ】

【相手が次に目を開けた時。そこは自室でも病院でもなく、まして天国や地獄でも無い】
【抜けるような青空と穏やかな人の行きかう声、賑やかな街並み】
【小さな、住宅街の真ん中にある公園のベンチの上】
【体の怪我は嘘のように治っており、僅かに痛みのようなものが残るのみ】
【相手の右手ばかりは、再生しきれなかったのかどうしようもなく手首だけが残る状態であるが】
【逆にそれが、嘘ではなかった事を物語るかもしれないが】

【そして】

【もしも相手の心に、『その』光景が残ったならば】
【相手は時折、『その』夢を見るだろう】

【暗い部屋、噎せ返るような薔薇の香り、大きなベッドに広がる黒紫のシーツ】
【部屋を照らすのは髪の長い女の『生きた生首』を使ったランプ】
【僅かにうめき声を漏らすのは、涙を流し、無理やり逸らされる背に苦しむ花瓶の『美女』】
【貴方の目の前に居るのは、長い黒髪を持った何処か『関わってはいけないもの』を思わせる妙齢の女】
【革のボンデージに黒く大きなレースが垂れたような、扇情的なドレス】
【同じく黒のオペラグラブをした腕がそっと伸ばされ、触れられた傷が耳障りな音を立てて激痛を伴いながら再生される】
【血に濡れた貴方を見下ろしながら、紫に塗られた唇が柔らかい笑みをかたちどる】

【『おいでなさい……』】

【それは、泡沫の花の夢――――…………】



/割と大分かなり好きにしてみました。にこり。
/本日はお相手ありがとうございました、お疲れ様でしたー!
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 01:08:03.49 ID:ZFMyxeTDO
>>382
【櫻の国・路地裏】

ドサドサ

『……』

「……」

【双子は力なく着地した。だが、二人とも横たわり動こうとはしない。】
【裸眼の少女は渾身の一突きを打ち放とうとした瞬間、すんでのところで意識を失い。】

【メガネの少女もそれに呼応し、移動魔法を行使した瞬間に】
【口中に広がる血の味を噛み締めながらその意識をとばした。】

【ゆえに、少女達の方が少年よりも一瞬だけ早く戦闘不能になったのだ。】

「……う…あ…」

【メガネの少女がゆっくりと目を覚ました】
【ズルズルと引きずるように体を動かし、姉に近寄る。】

「…スリー…だい…ひょう…ぶ…?」

【舌を深く切っているためなかなかしゃべることができない。しかし、】
【少女はそれでも姉を呼んだ。何回も何回も】

『……うるせえ…』

【裸眼の少女は言った。それを聞いて、妹は思わず安堵のため息をついた。】

『…少し…寝かせろ…』

「…う…ん…」

【2人は再び…】
【倒れ込んだ。】


/こちらが先に意識を失いしかも逃亡したのでそちらの勝利です!
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 01:08:44.48 ID:bNJtP1tlo
>>402
/了解しました。乙でしたー!そしておやすみなさい
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 01:11:24.67 ID:YWFIIbBAO
>>400

ありが、とう、キル……

【さっきと同じ言葉、気持ちは詰め込んだ】
【優しさが暖かくて、嬉しかった】

【いつまでもこうしていたかったけど、そういう訳にも行かず】
【名残惜しそうに、キルの頬から手を離そうとして、立ち上がれたなら】

……指切り、しよう?
オルゴール、直ったら聞かせてくれ

【そう言って彼女は小指を立てた手をキルの前に出すだろう】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 01:12:24.10 ID:9nB7K2vSO
>>381
………………成る程な。よりによって“カノッサ機関”絡みかよ。

【頭の中では「ウホッこいつおんにゃのこなんじゃね?」という淡い期待が燻っていたりするが】
【決して口には出さない。表情は何と無く厳しい感じを保っているし……実際に、そんな期待よりも“憤り”の方が遥かに遥かに“大き過ぎる”】

だが……安心しろ。

このフィアーゼに……“不可能”は無い。

【彼の声色は“根拠の無い自信”のような……“しかし”「何故か頼れる」……そんな声色だ……】
【恐らく「何も考えていない」……しかし何故か「頼れる」気がするのだ】

要はなんだ……アレだ。



カノッサ機関ぶっつぶせば良いんじゃね?


【そして……彼が吐いた台詞は】
【あまりにも……あまりにも“夢想的”で……しかし彼はやはり……“自信”……そんな感じの「何か」を持っていて……】
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 01:12:52.14 ID:s6iTQQ20o
>>397-399
【失われる正気。塗りつぶしていく悪意、狂気】
【その狭間で、谷山はぎりぎりの理性を残していた】

Justice所属兼……統一征斗会新聞部、部長……ッ!
谷山[タニヤマ]……ッ!基樹[モトキ]だ……ッ!
俺の正義の為に、俺が、この国を救う術はッ!!アンタを殺すことと判断したから……ッ!
だからッ!……ッ潰すゾォォラァァァッ!!
行くぞ――――ッ!!ルーミア・フリデリーク・ルイザ・オルブラフト・ゴールドウィンッッッッ!!

【正気を振り絞り、名乗りを上げ、目的を告げた】
【そして、情報弾の命中と同時に、《HelloWorld》は組み変わった】
【展開されるワイヤーフレームは谷山の体に纏わり付く】
【テクスチャが貼りつけられていき、体にぴっちりとくっつくボディースーツ型となった】
【バージョンアップによる変形である。背にはワイヤーフレームの翼が生えている】
【活性化する卵の力に侵食され、髪の色が抜けていく。銀を通り越し、骨より白い純白へと】
【眼は、朱く紅く真紅く染まり、血の涙を流し、口元には狂気の笑み】
【ぎりぎり、と足を縮め。だぁん、と地面を蹴り跳躍】

救うタメニ殺ス!!オレハ悪トイワレてもイいカラ!
だカら!!何ヲ犠牲にシテも!!オマエの命だけは―――ッ!!
奪わせてモラうぞおあああああああああああああああああああああああああああああ!!

【左腕に収束する無数の数式は1m程の情報の塊と成って】
【それが組み変わっていく。組み変わり完成したのは50cm程の巨大な岩塊】
【其れを義手の力とアートマンの補助で鷲掴みにして全力で投擲する】
【表面には数式がまとわりついている。触れれば意識はフリーズしないが、肉体への指令が少し遅れるだろう】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 01:12:52.96 ID:y+WebrUko
>>397 >>398 >>399

貴女がほんとうに自分の事を正しいと思うなら……!

【犬の頭部を模した血の塊に、クルスは右手を前に差し出した】
【――先に弾いた槍とは大きさが違う。どれだけこの血塊を叩いた所で、おそらくは微動だにするまい】
【回避が絶望的な以上、これを受け止めるしかない、と判断】

『三十枚の銀貨』……!

【クルスの掲げた右手の前に、長方形の銀色の盾が現われる】
【たった一本の腕で、その盾を掴み、腕を折りたたんで、身体に密着させる】
【腰を落として――真正面から、その攻撃に対抗する!】

ぐ、うぅっ……!

【あぎとの中に居並ぶ牙という名の殺意が、クルスの身体を揺さぶる】
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 01:13:30.54 ID:y+WebrUko
>>407
/こちらの文章は途中送信です、申し訳ない。
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 01:13:31.18 ID:SCNcdvmS0
>>361>>372
わかりました…

フレイガ
【そう唱えると】
【アートマンが半径1mくらいの火球を森島に向かい放つだろう】


>>392
いえ…悪魔に両親と姉を殺されましてね…
もっともソレは死にましたが

>>395
(誰だか知りませんが)

チャンス!!
ドラちゃん!!!!
【突然ドラゴノイドが動きだし三本の矢に向かい突撃し】

【目的は三本の矢の威力を少し下げるためだ】

【成功失敗とわずドラゴノイドは消滅し】

【彼女は動き出す】

【宝月流殺刃術】

【ナイフを持った右手を左腰辺りにそえ、居合のような構えをとり】
【右足を前に出し、左足を半歩後ろに出し構える】
【左足で地面を蹴った次の瞬間、消えたと錯覚させるほどのスピードでガルニエに向かい】

【《壱の奥義》】
【腹部にまるで同時に放ったような縦・横・右斜めの三つの居合を放つだろう】

【《疾風飛燕》】


【だがガルニエに向かう間にダメージをおうだろうし】

【この攻撃は相手の虚をつく奥義】

【いくら速くっても冷静な判断をとられれば回避されるだろう】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 01:18:13.64 ID:ALNm+Kguo
>>404

【離れて、少し遠ざかったシルヴァーグの手】
【それでも、何故かさっきのようなもやもやした感情は湧かなかった】
【吹いてくる冷たい風も。今は不思議と、寒さを感じなかった】
【そして──差し出されたのは】

……、、!。

やくそく、の。。ゆび、きり

【にぱ、と。再び表情に笑みが戻る】
【その笑みは、やっぱり普通の子供のような、真っ直ぐな笑顔で】
【嬉しそうにしながら、キルはシルヴァーグの小指に、自分の小指を絡めることだろう】
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 01:18:57.43 ID:AYVL1+MAo
>>401

ん、うぅ…………。

【不意に少年は覚醒する】
【瞳を開けば視界が広がる、ただ自分がいた筈の場所ではなかった】

は?……んだよコレ……。

【夢か現か判断出来なかった】
【もしかしたら自分が死んで、ここは死後の世界というやつなのだろうか】
【見たところ右手は失ったままだが、死後の世界とはそういう物なのかもしれない】
【死んだ時の姿でそのまま堕ちるのかも知れない、と】

痛いけど、これも生きているって明確な証拠とは言えないよなあ。
さしあたってここは何処だろうか、地獄の1丁目かね?

【左手で頭を掻いて、触れる事を確認する】
【五感は生きているがそういう“あの世”とも言える】
【この場所にいるのに、この場所に現実感が沸いてこない】

(……オレが死んだのか死んでいないのか確認する方法は)
(そうだな、知っているヤツを探すかな出来るだけ死ななそうなヤツで)
(そいつがいればここは現世の証明にもならあね……)

われながら酷い証明方法だね、全く惨めだ。

【溜め息を吐き、ベンチに背を預ける】

(しかしなんだろうな、何か見たような醒めたような……)

【少年が今、現実感を得られていないのは】
【淡く霞むような映像、夢かどうかすらも分からないそんな物の為だった】
【思い出そうとも映像が歪むのは脳が思い出してはいけないと言っているからか】
【夢とはそういう物だったのかそれとも……少年は分からない】

【分からないまま、暫くその場に佇むのだろう】

/おつでしたー!
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 01:22:43.97 ID:ln3eIA/AO
>>405
馬鹿ッ!機関を潰すのは容易なものでないことは重々理解しているはずだ!

今までどれほどの戦士がそれを試みた…?

機関は永久不滅だ…倒しても…残党がすぐに立て直す…信仰度が並大抵じゃない……

【かぶっていたフードを脱ぐ】

これだけ話したんだ……素顔くらいは見せてやる

【やや紫がかった黒く長い髪を首の後ろあたりをゴムで締めている。瞳は黒。女にしかみえない】

いっておくが…男だからな

413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 01:22:48.55 ID:egG85Z0SO
>>397>>398>>399
内通…だと…?
トーラスが…内通者だった?
あ…あ……

【この状況、今自分が握っている剣】
【先日、目の前の少女に対してやっている事がシルバー・ソードと変わらないと指摘し詰め寄った】
【偶然か、運命か】

私は…私は……何度同じ間違いを繰り返すと言うんだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

【内通者、裏切り者、勿論ばれてしまっては意味は無い】
【だが、最後まで…死んでしまうまで自分は気付けなかった】
【機会はあったはずなのに………】

あああぁぁぁぁぁっ!!

【剣で地面に横一本に線を引く】
【引かれた線から火炎が凄まじい勢いで吹き上げる】
【防壁として特化した魔法剣】
【飛び道具は燃やし蒸発させ、それができなくとも吹き上がる勢いで護衛の対象まで到達させない】
【血液の手と自分との間に炎の壁ができあがる】
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 01:23:40.96 ID:FknOJTDSO
>>397

そう、……僕のこの、貴女を憎む気持ちなんか。
貴女に向いた大きな大きな矢印の中の、一部分にしか過ぎなくて。
きっと、この民衆の中に――貴女が起こした襲撃に巻き込まれて、何かを失った人がいるかもしれない。
それと変わらないか、劣るくらい、の。ちいさいちいさい些細な、……うん。

【長い独白、それはきっと半ば自身に語り掛けたものであって】
【冷える思考と反比例、痛みは熱を伴って、疼く】
【少年は何故だか、それが心地いい気すらした】
【深呼吸ひとつ、目をぎゅっと瞑って開けば、目の前に鉄錆の香りの暴力】

――――それでいい、それでいいんだよ、僕は、たぶん。
些細なベクトルでも、他のベクトルの助けになれば――それでいい。
だって僕は、「この国がどうなろうと知ったこっちゃなくって」。

   ――――――貴女を一発、蹴り飛ばせればそれでいいんだよッ!!


【その、身勝手でひたすら直線的な宣言を合図に。炎が、勢いを増した】
【地面を思いっきり、蹴り飛ばし――跳躍の方向は「縦」】
【強化された脚力がもたらす跳躍は、高い。けれど、これじゃあ赤い波は越せな、い――?】


――――――――《炎舞・虚翔》ッ!!


【――――「跳躍が、一回きりなら」。】

【金の炎を、靴底に移動させて圧縮――それを小さく、炸裂させる!】
【その勢いに乗って、「空中で」「もう一度跳躍」――】
【所謂、二段ジャンプ。これで波を飛び越えようとし、成功したならばルーミアの頭上へ――駆ける】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 01:25:08.56 ID:tPLiiqMxo
>>398>>399

……───?
どうして、昴の名前を────

【妹に金の国の王族との接点など、自分の知る限りないはず】
【ならば、どうしてルーミアはその名前を知っているのだろうか──】
【いや、今重要なのはそこではない】

……そうだよな。
牙だって、使い方次第だろ?
俺だって人を殺せる力を持ってるし、お前だって人を殺せる力を持っている。
問題なのは使い方──そしててめぇは、それを誤ったッ!

だから、昴のために、皆のために、俺のために───

───俺はてめぇを倒すッ!!

【ルーミアにその気は恐らく無かっただろうが】
【"昴"の名を聞いて、彼の瞳の中の蒼穹に輝きが残る】
【自分の戦う理由を、再確認できたから】

ぐ……っ…………

【彼は魔術以外の防御手段に乏しく、攻撃の対処は回避や剣を主体とする】
【それ故、面での攻撃に非常に弱い】
【魔術を使わない以上、殆ど為す術も無く血の波に攫われて、後ろの壁へと叩きつけられた】

【その後、地面に着地することは出来たが】
【叩きつけられた際内蔵を圧迫されて、口の中に血の味が染み渡る】
【先程負った火傷の分も含めて、少しずつだが確実に限界へと近付いている】

(一人で足りないなら、二人、三人。)
(だったら、一つで足りないなら────)

【持っていた長剣を万年筆に戻し、懐に仕舞うと】
【ルーミアの1秒の隙の間──彼は集中して、"両手"に蒼穹の魔力を集める】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 01:26:50.95 ID:ZFMyxeTDO
>>403
乙でした!!おやすみなさい!
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 01:27:33.20 ID:YWFIIbBAO
>>410

【ゆびきりげんまんうそついたらはりせんぼんのーます、ゆびきった】
【そんなお決まりの歌に乗せて、約束を交わした】

……今日はありがとな、キル

【キルの頭を撫でようと手を伸ばす】
【色々と、世話になった、ホットドッグでも買ってあげたかった】
【体調も、先ほどよりも良くなってる気もする】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 01:30:31.16 ID:kpj5csLTo
>>372

えーっと…、……多分、大丈夫――です、かね。
ちょっと二、三日――、うん、酷い筋肉痛に見舞われる位です。
……あー、判りました判りました。 無茶はしませんよ。

【この青年――生来、性格がこんな風に出来ているのだろうか】
【明らかな危機≠フ前でも、あはは、と笑みを浮かべ――】


      ……ありがとう=B 此れなら、行けます。


【――礼≠フ言葉と共に、双眸を閉じ】


>>409

【『熱感知』により、目を閉じていても接近はわかる=\―】
【「礼は後で言おう」、と、そんな“如何でもいい事”を思いつつ】


   ―――……、…、っ。


【火球の直撃=\―然し、其れは直ぐに消えてしまう】
【“熱吸収”に拠る物だが、其れでも若干のダメージ=c…声を出しつつ、歯を食い縛り】


>>392>>395


(……『攻撃目標』、想定の二倍が3つ。)

(……『状態』――、―侵攻=A後、一時停止=\―“捉えられる”)

(……『充填率』――大体、九割……無茶しない≠チて約束したし、此れで十分。)


【『収束された熱=x――体内を移動し、其れは“左腕”へと流れ込み】
【生成されるのは『篭手』状の物体……獄炎を写し取ったかのような、純粋なる真紅=z
【最早彼の脳内が処理するのは、熱源反応≠フみ。 『何者か』等、すっぽりと抜け落ちて――】


       ―――― 六文銭ごと叩き潰せ


【彼は其れを双眸を開く≠ニ同時に、左腕を正面へと突き出し―――――!!=z    



                ≪ 紅 蓮 龍 膽 ≫



      【 ――其の発動は、思いの外静か≠ネ物だった 】


【無音そのもの≠ナ発生したのは、『三匹の龍』――否、そう“見える”物】
【まるで意思≠持つかのように其の身を躍動させ、一直線に風を切って動きを止めた三本≠ノ向かう】
【接触したならば、“潰す”事ではなく、“魔翌力を吸収”する事で自身を肥大化させ――相殺≠ナ爆発を起こす】



    【 ―――  静寂≠ゥら騒乱≠ヨ   只、真っ直ぐ≠ノ進んで行く  】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 01:33:17.00 ID:y+WebrUko
>>397 >>398 >>399

分からない! 私には、貴女の言う事が何も!
こうして争いの火種をばらまいてまで、進歩しようと、国を良くしようと言って……。
……その未来に貴女は何を見ているんです!

……私に見えるのは、争いの果ての荒野、無人の栄光。
分からないのですか! これだけの多くの人が、貴女を間違っていると、こうして集まっているのに!

ルーミア、ルーミア・フリデリーク・ルイザ・オルブラフト・ゴールドウィン!
そこまでして、貴女は何を求めているのですか!

【まだまだ言い足りない。まだまだ聞き足りない】
【――だが、時間はいつだって、彼女を待っていてはくれないのだ】

……ッ、ルーミア、さんっ!

【犬の頭部を模した血の塊に、クルスは右手を前に差し出した】
【――先に弾いた槍とは大きさが違う。どれだけこの血塊を叩いた所で、おそらくは微動だにするまい】
【回避が絶望的な以上、これを受け止めるしかない、と判断】

『三十枚の銀貨』……!

【クルスの掲げた右手の前に、長方形の銀色の盾が現われる】
【たった一本の腕で、その盾を掴み、腕を折りたたんで、身体に密着させる】
【腰を落として――真正面から、その攻撃に対抗する!】

ぐ、うぅっ……!

【あぎとの中に居並ぶ、牙という名の殺意が、クルスの身体を揺さぶる】

……ぁぁああっ!

【――盾が砕ける、ガラスのような破砕音が響く】
【拮抗したのは僅かに数瞬】
【押し迫るその質量に抗しきれず、クルスの身体は、容易く後ろへ吹き飛ばされた】

【玉座の間へと、ごろごろと転がって、すぐに立ち上がる】
【顔が少し擦り剥けている所を見れば、おそらく服の下の皮膚も、おそらく擦り傷だらけだろう】

【立ち上がり、悲しみに暮れた瞳で、ルーミアを見る】

【そのほっそりとした、美しい身体へと、数多の攻撃が殺到していくのを目にして――】
【――もはや、取り返しがつかないことを悟る】

……どうして……!
どうして……!

【血を吐くように、誰にともなく問いかける言葉を口にしながら、その手の中に剣が織り成される】

【ルーミアを、ここで倒すしかないのか。貴女を救いたいと、そう告げたはずなのに】
【――救いのために差し伸べた手は、なぜか剣を握っている】
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 01:33:52.34 ID:ALNm+Kguo
>>417

ゆび、きー

【お決まりの歌は、まだ知らなかったけれど】
【それでも、紡がれた歌を追うように】
【ぎこちないながらも、慣れぬ言葉を歌にして。ゆび、きった】

んーん。。んと、、どー、いたしまし、て!

【伸ばされた手を、避けるようなことは当然なく】
【にぱりとした笑顔で、キルは彼女の手を受け入れる】
【そんな彼女の笑みは、まるで】
【「いつでも、あっためてあげる」と】
【まるで、そう言っているかのようでもあり──】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 01:38:53.80 ID:9nB7K2vSO
>>412
まあな……確かに一人、二人では無理だ。俺だって「本当に」全滅させられるとは思わんよ。

【思わずガクッ、とリアクションしてしまいそうな情けない発言】
【彼は“お手上げ”のポーズを取り】

ただ……“手傷”ぐらいは与えられるだろうぜ? なんせこのフィアーゼには不可能は無いしな。

【しかし……謎の自信を見せた】
【このシーンでも……彼が買物袋を両手に持っていて、しかもその中に女児用の下着が入っているとか考えちゃ駄目だよ】

どう見ても女の子です本当にありがとうございました!

【心の底から嬉しそうな表情で】
【グッ! とガッツポーズ】

俺はそろそろ行くかな……そうだ……最後に教えてくれよ。アンタの“呼び方”をな……いつまでも「アンタ」じゃやりにくいだろうが。

【さて、フィアーゼはその表情、状態のまま振り向いて……】
【そちらから離れて行きつつ……最後に、質問を投げ掛ける】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 01:41:37.08 ID:YWFIIbBAO
>>420

あぁ、そうだ、私はついて、行けないけど、これ

【財布を取り出して、キルに差し出すのは】
【ホットドッグがいくつか買える程度のお金】
【キルがそれを受け取れば】

じゃあ、またいつかな、キル
今度は、一緒に、ホットドッグ食べよう

【そう言って彼女は背を向け帰路につくだろう】
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 01:42:25.95 ID:ln3eIA/AO
>>421
男だと言っているだろ…もういい…
【男といいはるのにもまた理由があるのです】


名前は実験体ナンバー以外ないと言った……好きに呼べ…

424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 01:47:13.37 ID:ALNm+Kguo
>>422

……、、ぅ。。ありが、と。

【そのお金を、素直にキルは受け取った後】
【ぎゅ、と。貰ったお金をコートのポケットの中に入れ】

んと、、それも、「やくそく」、、な。。
えと……じゃあ、、また、な、しる、ヴぁ!

【また一つ、増えた約束】
【オルゴールと、ホットドッグ】
【次に会えた時は、両方果たせるといいな】
【そんなことを思いつつ。最後はやっぱり笑顔で】
【去り往くシルヴァーグを、見送るキルであった】

/お疲れ様でしたー!
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 01:47:54.02 ID:vl7xG0YVo
>>392 >>>>409 
>>395 >>>>418

(凶悪……、どこがです?)

【精神年齢も幼い彼女に、自らの残虐性は分からないのか】
【ネイアの愉悦に満ちた表情を見つめる――が、言葉を返す暇はない】
【不思議そうな表情から一転、二人の攻撃を真剣な眼差しで捉えた】

……くぅっ、やっぱり準備時間がねーです…!

【宙を滑るように飛来する必殺の一矢】
【捻れ、穿つことに特化した一撃を受け切るには、圧倒的に、力量と時間が不足だ】

【そう、外的要因による、ブーストを――】


【――シルクの手袋、その指先を噛んで脱ぎ捨てる】
【現れるのは、オーロラ色の右手――?】

【――否、すでに右手と呼べる形状ではない】
【「遊色の煙」と例えた方が適切な程に変質してしている】

【自分≠ニ世界≠フ境界を曖昧にする切り札】
【命を刈り取る二頭の猟犬の前に、右手だった物≠翳し】

  Aurora Felicitas

【高速生成される、白黒クッキー型の巨大な盾】
【衝突と共に、苛烈な衝撃を受けて肩が外れそうになる】

……これを使っても、うぅぅ……っ
無理です…!

なら……!

【――左手をポケットに突っ込んで、取り出したのは一枚のカード】
【左右対称の翼が描かれた札であった】

……緋色の雫=c!

【ハニーが起動呪文を唱えた直後、彼女の背中に展開される白翼】
【ばさりと、一度羽ばたいて、大きくジャンプを――】

【――直後、盾が砕かれた】

……くっ ぅ、…。

【体を捻り、二種の矢を回避しようとするが、右脇腹を持って行かれた】
【素の防御力がない彼女であったが――、掠っただけで大きく損傷したのはこれが初めてだ】
【空中で錐揉みした後、地面に叩きつけられるだろう】
【――彼女にとっての攻撃の好機は逃される】

【羽根は、その役目を終えて、霧散した】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 01:58:20.42 ID:9nB7K2vSO
>>423
はいはい男男。

【そちらは向かずに……しかし、確実に信じていないであろう口調】

好きに……ねえ。

それじゃ……ちょっと厨二病臭いが、「The fate is broken(運命を打ち破る)」から取って……“フェイズ”とでも呼ばせて貰うか。

【そう言い残して……フィアーゼはその場から去った】

/お疲れ様でしたー!
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 01:58:45.46 ID:sAf/MM9xo
>>406(谷山)

………っ、正義とは……

正義とは!!殺戮を行う為の免罪符か!?
それとも己の主張を声高に通す為の理由付けか!?

貴方の主張する<Justice>は、私やライブラのそれと何も変わりが無いのか!?
即ち、力を振るう事を優先事項とし、相手を殺害する事を目的とする……
そのような、抵抗出来ぬ者を捩じ伏せる為の正義に過ぎないのか!?

悪と言われても良いなどと言うからには正義を名乗るな、
看板としての正義に討たれる程に、捨てた人≠フ価値は低くない!!

【ばね細工の様に跳ねあがる、ルーミアの右手。銃口が、谷山へと向けられる】
【数瞬の魔力の集束の後、引き金が引かれれば】
【今回放たれたのは、双葉の切り札を蹴散らしたそれではなく、広範囲の散弾】
【投擲された岩塊を削り、小さな物へと変えて行く】
【削られた破片が、雨の様に降り注ぐ。血を操る彼女自身が、血に濡れて行く】
【額から流れる血の筋は、口を過ぎて喉元にまで届く】



>>413(レオン)

貴方も騎士なら、知っている筈。騎士には器用な$カき方など出来ない
例え己の思想が君主と異なろうと、君主を裏切る事などは出来ない
自らの死と君主の死を天秤にかけて、全く迷わずに自らの死を選ぶ……

……そう、それがこの国の騎士!!愚かにして逆らう事を知らない者達!!
例え君主が如何に愚かであろうと、それ以上に愚かで在る事を自ら選ぶ!!

知っていましたわ、最初から。エルナトが、私の道と思想を同じくしていなかった事は
ですが、あれは私を君主として選んだ。だから私は、あれを部下として使い続けた……
……首を狙えば、実現出来たかも知れない場所に居たというのに

【硬化した血液は、炎にあぶられて「溶ける」】
【どろどろと溶け、液体の性質を取り戻し、噴き上がる炎に覆いかぶさり】
【それはやがて、自らの完全な崩壊と引き換えに、噴き上がる炎を鎮火する事だろう】
【次、また次。僭王≠フ武器は、まだ幾らでも残っている】


/続きます
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 01:59:35.48 ID:sAf/MM9xo
>>414(アサヒ)

個人の欲望が、集団の利益と一致するのなら
きっとそれは、集団の為に働いているとみなされるのでしょうね
だったら……集団の利の為の行動が、個人の欲望の為と見えたらどうでしょう?
それを許すものは、きっと何処にも居ない。それが正しい事よ

そう。所詮は、外から見える形
貴方が何を思って、何の為に戦っていたとしても……その姿は、勇ましく映る
外に集まる民衆の目に、誰よりも勇ましく戦う者として映る

これは、正義と呼ぶべきなのかしら。どう思う?

【一秒少々の空白。それは、非常に短い様で】
【アサヒの様な、機動力に任せる者に対しては、無数の可能性を孕んだ時間だった】

…………! 何処に……!?

【ルーミアが見ていたのは、一度の跳躍まで。意識の空白が。二度目の跳躍に合わさった】
【その結果、ルーミアの主観からすれば、アサヒは「空中で一瞬にして姿を消した」ようなもの】
【頭上の彼の存在を、まだ彼女は気付いて居なかった】


>>415(双葉)

…………兄、ね。もう、忘れてしまいました
5歳の子供の記憶など、歳を重ねれば嫌が応にも薄れて消えて行く
乱に生まれなかった私と、治世に生きられなかった兄と……

私が姉で、プレシールが弟であれば
きっとこの国は、強国で有り続けられたのでしょうね……

……感傷は、終い

【血の津波は、アサヒと双葉を通過すると、城壁の上に薄く広がる】
【広がった血液はルーミアの脚元へと吸い寄せられ、また次の命令を待つ】
【何人か、何十人か。集めた血液の全ては、一滴一滴が刃と見て良いだろう】


牙の使い道…………ふふ。私の牙は、この為に
きっとこの世界に生まれ落ちたその時に、決まっていたのよ
そう。遅く生まれて、あの時代を幼いまま過ごす事が定められた時から
私の牙は……この時代を作る為に…………

【牙。それは比喩でもあり、実際に口の中に存在するものでもあり】
【『この時代』。幾つもの組織が覇を唱え、力が価値観の上位に立つ、現在】
【それを指すのだとしたら、作るという表現は当てはまらないだろう】
【ならば、指し示す時代とは――――】
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 02:00:17.97 ID:sAf/MM9xo
>>419(クルス)

分からないなら分からないまま、事実だけを見なさい
分からないままに耳を傾け、私の言葉に身を委ねなさい……それで、良いのよ?

争いの火種が用意されたのは、今に始まった事では無い
遥か昔、昔……我が王朝の始まりは、そもそもが争いの火より起こった
いいえ。世界のあらゆる王朝は、争いから生まれたのです
その地に住まう者達が争い、争い、争い。残った最大の一つが、全てを収めた

国民達が幾ら王家を慕おうと、一つの事実は消す事が出来ない
即ち、過去にはこの王家も、侵略者として忌み嫌われていたという事を………


だけど、こうも考える事は出来ないかしら?
王家という絶対の権力も、所詮は侵略者あがりの勢力で
これまで統治を許されてきたのは、国民に幸福を約束してきたからだ、と
ならば、あのクーデターの日。多くの幸福と国力を失った、あの時から……
果たしてゴールドウィンの王朝は、この国を統べる権利を持っているのか?
こうして眼下に集まった民衆の方が―――……

………ふふ、良い眺めですわね

【獲物の血を啜った犬は、その飼い主の元へ首だけで馳せ参じる】
【足元の血だまりへ、溶けて混ざる犬。紅く染まるドレスの裾、脚】
【もはやどれだけの血を吸ったか、分からない程に】
【彼女の足元は、紅く紅く広がっていた】



>>ALL

……―――思えば、早い月日

あのクーデターより13年。≪ネル・ナハト≫の大乱から1年
全ては流れ流れ、人は移り移り。留まるものは、何一つ無い

……この国だけが、13年前に取り残されている
生活の水準も、国民の意思も。王家への信頼も
「王様が守ってくださる」「騎士さまが助けてくれる」
そんな、もう幻想に過ぎない信仰すらも…………!

【血に濡れて紅く染まるドレスの、背】
【肩甲骨の位置を、おそらくは皮膚ごと突き破り、二枚の翼が出現する】
【血の様に紅く夜の様に黒い、羽を持たない蝙蝠の翼】
【ばさり、ばさり。風を押しのけるように、翼は緩やかに動き始める】

Fall on your kness,≪World is mine.≫

――――――Mine? Truth?

【瑠璃色だった二つの瞳】
【もう其処には、青の痕跡は残っていない】
【場外の松明の炎、その赤だけが目の内に反射していた】
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 02:01:46.96 ID:ln3eIA/AO
>>426
フェイズ……なんか…うん…すごく男らしいな…
(名前をつけてもらった…)
【背を見送り】

またな…フィアーゼ

(また…?)

【こちらも立ち去った…】

/お疲れ様ー絡みありあり
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 02:12:07.66 ID:s6iTQQ20o
>>427-429
違ウ……ッ!
糞……黙れ、黙ってろクソ卵ォォオオオオオオオオォオォォオ!!

【自己の額に拳を叩きつける】
【ごきり、と音がして額が割れ血が吹き出すが】

俺は!“俺”のイル場所に立つ。俺の居るトコろガ俺の《Justice》だ!!
生きている以上、俺もアンタも正義がどこかニアる筈ダ!
正義の無い奴ナんざ、何処にも居やしナイ!!
俺は、俺の正義は。たくさんの人を救いたいから!!
だから、その為なら俺は何だってする、この手を汚すことも躊躇わない。
悪と言われても構わない。オレはコレをセイギと信じるカラ!!
オレはこの手でお前を屠る!正義に見えないかも知れない。其れでもコレはオレのセイギだ!

【散弾が骨の折れた右腕をえぐる】
【傷口から砕けた骨が零れ落ちていって】

問う!ルーミア・フリデリーク・ルイザ・オルブラフト・ゴールドウィン。
オレのセイギはタクサンの人ヲ救う、コトだ。
お前のセイギは、何だ!?

【情報の翼を羽ばたかせ、泥の眼を煌めかせて問いかける】
【卵の悪意を飲み、求めたのは会話】
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 02:13:52.72 ID:YpMCasvIo
>>409

【簡単に、結論から。―――ドラゴノイドの突撃、それは見事に身を張った楯となった】
【ドラゴノイドが消滅到るまで、ものの数秒もかかりはしなかったが――――】

【――――それでも、“風の砲弾”と同等以上の時間は稼げた】


 ……見ろ、ハニー・グレイトテイスト。
 終着駅のその先は、貴様のような『甘ちゃん』には危険過ぎる
 引っ張ってでも、など。妄想に過ぎんのだ


 ぁあ、取材ならいつでも、受けてやると今一度――――……。

【そして再度、ガルニエは噴水へと倒れこむ】
【今度はその水面に赤い波紋を広げながら。冷ややかな視線は瞼で覆い隠しながら】

【―――ただ、此処に到るまででレンもある程度以上のダメージを受けることは覚悟しなければならない】
【超ド級の威力を誇る光の奔流を駆け抜けるというのは―――それだけで、恐ろしいからだ】

>>418>>425

【戦闘の軸、またそうであったガルニエの喪失―――“こちら側”にとっては、あまり手痛い】
【いくら魔翌力があろうとも、ネイア一人でこの状況を覆せるとは思えない】

【否―――思えない、ではなく。出来ない、であって】

『野郎ォ……ヤってくれやがったなこの豆粒記者風情がよォ!』
『ソコのヒョロいクソガキもよォ―――ナニモンだァ?あァ、オイ!?』


『―――ゴミ人間共が生きがりやがってよォ………素直に死んでろってェンだよ―――ッ!!!』


【グン、と黒い出力が増された。二倍?三倍?桁が違う。冗談のような数字】

【―――だが、まるで底なしの彼女の魔翌力は。寧ろ最大の弱点でもあった】
【先ず、魔翌力を食われていることに気付くのが遅れてしまったこと】
【次に、相手が肥大化すればするほど意地を張って―――その出力を上げてしまったこと】
【最後に、幾ら彼女でも限界が有ることを―――小さなプライドの影に、置き忘れていたこと】

//続く。
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 02:14:48.34 ID:YpMCasvIo
>>ALL

  【それは夢幻のごとく。僅かな静けさというものは爆発の轟音に叩き潰された】
  【三本の黒白矢は喰らい尽くされ、三匹の龍は身を以て悪魔の魔翌力を撃ち減らし】


【その場に倒れていたのは、先ずガルニエ。これは先程から状況が一つも変わらない】
【そしてネイア。彼女は倒れていたというよりも、そうなりかけていたというのが正しいか】
【所々、爆風で破けたと思われる黒い翼が身体を支えていて――――。】


『……テメェら、よくもこのネイア様に膝をォ――――ッ!?』
        
         「《“多重風槍”》ッッ――――!!!」

【上空から、やはり“風”で出来た無数の槍が降る。狙いは明確に、ネイア一人】
【対抗するほど余力もないのか、悪魔は黒い鏡を作り出して―――そこに落ちる】
【同時に、赤く染まった噴水からもガルニエの姿が消え―――――。】

【――――静かで、あっという間だった。唐突に訪れたのは、終わり】
【びゅう、と風が一吹きすると上空の青年は何処かへ飛び去り】

【庭園に残ったのは一握りの自然。赤い水。圧倒的なまでの、破壊の跡】
【そして―――それをコールする者も居ないが、確かな事も一つだけ】
【この王城内における、唯一機関が関わった戦い―――勝者は三名の勇者、ということ】


――――――

――――

――

 
 こっちだこっちだとさっきから……あぁ、見ろ。居たじゃないか―――!

【直後、王城に歩を進める一部の民に紛れて、治療隊を連れた少女がこの場に現れる】
【先程のローブと異様に似た作りのローブを着た、黒髪の少女――なのだが――――。】


/と、尻切れトンボながらこのあたりで一区切りしてみたり
/続けても問題無いですし、そうでなければ普通に終わりでも。自由な方を
/取り敢えず一度、お疲れさまでしたっ!
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 02:19:11.99 ID:dUMYtJmSO
【櫻の国、北部】
【その何処かにあるのだろう深い森】

はぁ!……はぁ!……はぁ!……んくぅ……。

【1人の少年が駆けていた】
【茶色のコートは誰かからか貰ったのだろう、少年にとっては大きくて地面に引き摺ってしまっている】
【泥と雪解け水が混じって、コートの端を汚している】
【当の少年はそんな事はお構い無しとばかりにひたすらに走り続ける】

はあ……、ふう……ここまで走ったら大丈夫だよ、ね?

【近場の樹に寄り掛かり息を整えながらも自分が来た道から追っ手が来ないだろうかと不安気な見つめる】
【その瞳は純粋な赤、肌は白くそして髪の色も白かった】
【少年は所謂アルビノのようなものなのだろう】

誰も、いない……。1人でここまで来れた……―――――
やったぁぁぁぁぁぁぁ!!外だぁぁぁぁぁ!!

【追っ手がもし周辺にいたとしたら気付かれるのではないかと思える程に少年は両手を上げて喜びを顕にする】
【そのまま興奮が冷めないのか周囲にある自然物を興味深気に観察する、少年の表情は満開の笑みだった】
【彼にとって今の環境は全く新しいもので、例えるなら年頃の子供がレジャーランドに遊びに来たようなものだった】
【彼は長い間幽閉されていた】

………………。

【初めて見る世界の姿に感動し、湧き出る感情に言葉が追い付かない】
【少年は涙すら浮かべその場で自分の寄り掛かる大木を見上げている】
【周囲への警戒を完全に解いて……】
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 02:23:53.17 ID:y+WebrUko
>>427 >>428 >>429

なら、貴女が慕われる王になれば良かったんだ!
こうして暴君と蔑まれてまで、舞台に上がる必要なんて、どこにもないでしょう!

……ゴールドウィンの王朝が倒れゆく宿命だったとして!
ルーミア、ルーミア! 貴女が、貴女がどうしてそれを、こんな風に背負おうとするんですか!

あなたが……もっと、もっと違う道を探していたなら、今は、きっとこんなことには……!

【少女の目から涙が零れて落ちる】
【ギリリ、と柄を握る右手の中に、圧力が掛かる――】
【――彼女を救うなどと言った舌、とんだお笑い種だ。結局のところ――自分に、彼女を救うことはできやしないではないか】
【できることは、この凶行を止めることだけ。あの白い肌に、刃を突き立てることだけ】

『三十枚の、っ銀貨』……!

【嗚咽交じりに呪文を唱えて、右手に握った剣先に、短剣を三本召喚】
【手にした短剣の刀身の周囲を、回転式弾装に込められた弾丸のように停滞した短剣に命令を下す】

Shoot…っ…!

【三本の剣先が、その凶刃で空気を切り裂き、開いた右の翼へと、コンマの僅かな時間差をおいて、三連撃を行う】
【――言葉では必死に説き伏せ、しかしこの腕は刃を持ってかの身を切り裂く】
【己の身の矛盾に、分かってはいても――どうすることもできない自分が悲しかった】
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 02:24:08.40 ID:FknOJTDSO
>>428>>429

――――僕は、僕が信じるモノしか正義と認めない、――

【かすかな声は、頭上から】
【金色に輝く炎は、小さな小さな太陽のようで】
【真黒の空には似合わない、ああ似合わない】


僕は貴女を信じない、そこで貴女を討とうとしてる人たちだって信じてない、
信じてるのは、僕の、たったひとりの家族だけだ――――


【――
   ――
     ――おちて、】

  【声が、炎が、
         金色が、
             太陽が】


   だから、僕の正義を踏み躙った貴女が!!

        大っ、嫌い、だぁああッ!!


【――――ただの「降下」】
【ただしそれは、万有引力の力を借りていて】
【おまけ、金属の仕込まれた営利なヒールの切っ先が、そちらに向いていて】



――――――――《炎舞・落日地衝》ッ!!


【「跪け、世界は我が物」】
【そう宣言する、ルーミアに、墜ちる――――!】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 02:25:49.95 ID:sX/7e++O0
>>432>>433
………えぇ…取材にいきます…その時には美味しいココアを……
【全身から血が滲み、火傷をおいながらそう言い】

無茶……しすぎました…
【バタリと倒れる】

人間なめるな…悪魔
【震える手でネイアに向かい中指を立てながら】

(……というかあの人大会に出てた……………)
【途中で助けにはいった風使いの事を思い出しながら意識を手放した】

/皆さん乙でしたー
/楽しかったです
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 02:27:22.14 ID:egG85Z0SO
>>427>>428>>429
貴女がそうさせたんでしょう!
トーラスが貴女を殺せない事を知っていて……それでも貴女はこうならざるをえない道を選んだ!

【溶けた血液を乗り越えルーミアへと向かって走る】

貴女は卑怯な人だ…………
貴女をそうしたのは一体誰なんです?まさか彼女が?
それとも何か、別の方法で……?

【一歩足を強く踏み出す度に苦痛が顔を歪ませる】
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 02:28:55.78 ID:kpj5csLTo
>>432>>433

【ピキッ――】

【足元を支えていた、固まったチョコ≠ノ走る『亀裂』】
【相当の“反動”が有ったのだろう――通常なら、「後方に吹き飛ばされ」ていても可笑しくは無い】


はぁ……っ、…はぁ………。
――…クソ…、……死ぬかと思った=\―――。


【余力でチョコを溶かす≠ニ……崩れる様に、其のまま仰向けに倒れこむ彼】
【血だらけチョコだらけ傷だらけ火傷だらけ――お世辞にも、綺麗とは言えない“勝ち様”である】


/皆さん、お疲れ様でしたー!
/個人的には途中で限界来るかもですが、まだ大丈夫ですー
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 02:31:07.36 ID:tPLiiqMxo
>>427>>428>>429

……ふざけんなよ。

その道を選んだのはてめぇだろうがッ!!
道なんて幾つでもあるし、これから選ぶことだって出来るだろッ!!
だから決まっていたとか、そんな曖昧なものを言い訳にするんじゃねぇ!
仮にそんなものがあったとしても──ぶち壊しちまえばいいッ!!!

…………お前だって、一人だったわけじゃないだろ……。

【最後の言葉は──"あの少女"の事を指しているのだろうか】
【深く関係を知っているわけがない。でも、さっきの口ぶりからすると、きっと】

……受け取ってけよ、今の俺の全力を。
そして見せてみろよ──何かを捨てて、手に入れた力ってものをッ!!

【"JOKER"以上に強い札など、無い】
【ならば其れに勝つためには、どうしたらいいか】
【答えは簡単、"JOKER"を2枚出してしまえば良い。ルールなんて、気にするな】

ルーミアアアアアアアァァァッッッ!!!

───《 W JOKER 》ッ!!!

【両手から放たれる、二つの極光】
【太陽の如き光の奔流は先程の"倍"の力となって、ルーミアに向かっていく】
【これが今の彼の全力、最大の切り札】

【──実際のところ、一発目の切り札よりかは一つ一つの威力は落ちている】
【魔力を充分に溜める時間が無かったからだ】
【けれど、例え一つ一つが弱くなったって、力を合わせれば、きっと】
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 02:42:02.50 ID:vl7xG0YVo
>>432 >>433 >>437

――ハッ、ばか、言ってもらっちゃ、こまるです

これが、御二人の……最高出力、みたいだったです……から…、
味わって、……おきたかった、だけ、です……

【攻撃を放棄し、全力で防御に徹し、未練たらしく回避を行った者のセリフとは思えない】
【きっと口からの出任せ、ただの強がりだ。もういない相手に対して、弁明するように呟いた】
【焼けつく痛みと流れ堕ちる体力で、立ち上がることもままならないらしい】
【異形の右手を隠すように胸に抱き、左手で抉れた傷口を抑えている】

>>439

……悪かったです、最後の、最後まで、おにーさんを信じていれば……、よかったです。

あぁ、もう……
後から他の人が来るんです
ちゃんと、さっきみたくカッコ良く=c…ね

【前半の部分は、きっと上の空で、聞こえないかも分からない】
【小さく微笑みかけると、チョコレートだけを消失させた】
【普段なら、お菓子を消す≠ネんて、ポリシーを曲げることは滅多にしないのだけど】
【今回ばかりは、そんな気分】

ふふ……
カッコ悪いわたしは、早々に退散です

【治療隊の方へ目を向けた後、右手をより一層、引き寄せて――】
【左手で転送装置を起動させた】

【少女は黒い水たまりに飲み込まれて、その場から消え去るだろう】


/みなさん、お疲れ様でしたー!
/一方的に話しかけてすみません、返信はしなくても構いませんので
/ありがとうございましたー!
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 02:53:42.25 ID:YpMCasvIo
>>437>>441

【倒れこみ、意識を失った彼女にも治療のために数人が駆け寄っていく】
【なにか途中で阻害が無ければそのまま病院に運ばれることとなるだろう】

【―――それと、記者故に気付いた事柄なのだろうが】
【レンが最後に思ったこと。それは間違いなどではなく、寧ろ“大当たり”だった】

/お二人ともお疲れさまでしたッ!


>>439

【倒れこむ彼に、数名からなる治療隊が駆け寄っていく】
【その先頭は前述のとおりローブの少女、黒髪とふてくされたような表情が特徴的で】
【隊員たちが――おそらくは能力で――“温かな波動”を送る中、唯一小瓶を取り出して】

……その様子だと、死ぬことはなさそうだから安心しろ
傷は治らずとも、直ぐに動ける程度にはなるだろう

それから、この薬を―――そうだな、一口で飲んでしまえ
効果の程は身を以て、だ。別に奇妙な効果は無いからな
味が気に入らなかったら、そこらのチョコでも舐めればいい

【それを差し出し、随分と良く回る舌で、見かけとは離れた話し方をする】
【どことなく冷ややかとも取れる視線―――事務的にも思える、語り口調。】

  「―――ネイアが此処に居た、なんて冗談だろう?」
  
    『―――本気と書いてマジである。我の勘に狂いはないのである。』

【―――と、薬は不味いがよく効くというタイプのもので】
【飲めば舌が焼けるほどにアレだが、数分もすれば身体が軽く感じられ】
【更には傷の治りも数倍早くなるという―――そんなモノである】
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 03:02:36.56 ID:kpj5csLTo
>>441>>442

【消えて行くハニーに、軽く手を挙げる事で別れを告げ】
【頬に付いたチョコレートが消えた事で―― 一応は、「戦闘後」っぽくはなった様子】


……まぁ、そりゃ、死にはしませんでしょうけど。


【少女の言葉には、「何だか釈然としない」様子】
【だが、この様な状況下の所に態々来てくれたのだから――と、思い直して】

【――仰向けのまま、ぐいっ、と飲み干し】





…………この程度で味気に入らなかったら、僕の舌は既に腐ってます。


【ぼそっ、と何か言った】

【どうやら普段飲まされる薬は、もっと不味い≠轤オく――何とも無いような表情】
【舌が苦しいのには変わり無いのか、数分間ほどは口数もあまり多くならないだろう――】
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 03:04:04.05 ID:sAf/MM9xo
>>431(谷山)

……甘い、と笑う事は誰でも出来る
言葉の隙間を突いて相手をあざ笑う事は、とても簡単で
誰でも出来る上に明確な反論は用意出来ないから、自然と広がって行く
何時からなのかしら。正義という言葉が、酷く嘘臭く聞こえるようになったのは
それはきっと……そう。笑う者が増えてからなのでしょうね
人は、弱い。大勢が動けば、そう動かざるを得ない……

……だけど、それでも。付和雷同しか出来ず、日々が変わらぬ事だけを望む者だとしても
彼等が其処にいて、悪い理由など何処かに在るのでしょうか?
いいえ、そんなものはない。彼等は、そこに居てよい
自分の家でも、街の中でも。そして現在の様に、王城を囲む事でも……
但しそれは、彼等自身の意思によって為されなければならない
彼等自身が自らの思想を持ち、この行為が正義で有ると認識して行われなければならない

【リロード。強靭な顎で銃身を加え、右手で魔銃のレバーを操作】
【次の弾丸を放つ用意を完成させると、再びルーミアは語りに戻る】
【流れる血が目を覆うせいか。もう、笑顔を取り繕う事は出来なくなって】
【きっと、これが彼女の本来の顔】

私の正義は、絶対的な力=\――軍事力≠持ち
人を捨てて得た長い永い寿命の間、行使し続ける事
そうしてこの国を、世界最大最強の国家にする事……「でした」

貴方は、笑いますか?荒唐無稽な、到底届く筈の無い、正義の名を借りたこの夢を
私は、もう笑う事は出来ない。誰かの正義を笑えるのは、正義を歩もうとしなかった者だけでしょう

【夢は、朝になれば覚める。ならば、朝に眠る生き物になれば良いと】
【太陽を浴びる権利を捨てた所で、夜には夢から覚めてしまう】
【夢も無く、太陽も無い世界。それはきっと、夢の無いだけの世界より、寒く暗いのだろう】
【今宵は、月の無い夜だ】

>>438(レオン)

……そう、知っていた。エルナトの事は、よく知っていました
あれも私の事は知っていたのでしょうね、きっと……私が、何を思っていたか。何をしようとしていたか
話した事は無い。けれど、数年も近くに居れば…………ふふ
終わったら、剣の丘に埋めてあげなければ、ね。ジークフリート、喪主を務めて貰えるかしら?

さあ、もっと吼えてみなさい、高らかに。貴方の叫びが、城壁の下の民衆に届く程に
私に刃向い、一度撃退された。貴方だからこそ、その叫びには意味が有る
……仮に死んだとしても、戦場での死は望む所。それが、騎士でしょう?

【接近までの道のり。もう、間に塞がるものは無い】
【歩く騒音公害の様な男は死んで、鉄仮面の騎士は退場させられて】
【屍食好みの従者は、玉座の間から何処かへ逃げ出し、影も形も無い】
【学者達は今頃、資料室でペンを走らせているのだろう】
【城内に残った一部の兵士騎士は、きっと武装を一所に纏めている筈だ】
【臣下の誰一人として、此処には来ない筈だった】

【ただ一人の例外。この国に使える者】
【行く路を、塞ぐものなど、無い】
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 03:04:29.14 ID:sAf/MM9xo
>>435(クルス)>>436(アサヒ)

慕われて、守って、どうする?私は、何時か死にます。いえ、誰でも何時かは死にます
生きていたとして、何時までも現在の姿で居る筈は有りません
人だった頃ならば……三十を過ぎれば、力は衰える
六十を過ぎれば、思考力も衰えて………長く生きて、八十年

私が作るべき王朝は!!私に守られるだけの、従順な国民の王朝か!?
ならば其処に立つべきは私でなくても良かった!!カノッサ機関で十分だ!!
世界最高の武力、兵力、技術力!国を上げてかの機関に降伏すれば十分だ!!

……違う。私は、この国のそんな姿を見たいなどとは思わなかった
私が見たいのは……在りし日の栄光。夕日を浴びて輝く王城の姿
城壁に反射した光が照らす、国民達の表情…………
…………意思を持った、人間達の、目

【思考の空白、谷山の攻撃による行動の遅延】
【それらを以て尚、ルーミア・ゴールドウィンは、眼前の少女に勝てるつもりで居た】
【事実、勝算は有っただろう。一撃の火力、種族由来の耐久力。そして現在の精神状態】
【捨てて、捨てて、切り離し。囚われる者の無い彼女は、とてもとても身が軽くて】

【その軽さが、風に吹かれればやすやす倒れるものだと、彼が知らせる】

……家族は、大切にしなさい。出来るうちに
昨日まで。今朝まで其処にいた筈の人が、夜には物言わぬ屍となる
世界は酷く不愉快に、不幸を人に運ぶように出来ている……

……『上方』『加速』『加速』『加速』『加速』!!!

【この戦闘に於いて、殆ど用いられなかった左手≠フ長剣】
【それをルーミアは、額に触れさせる形で、高く掲げた】
【一歩も逃げず、待ちうける。落下するヒールの、その切っ先を】

【ギャン!と、衝突に伴う摩擦音】
【ルーミアの体重は、軽い。それこそ、少年よりまだ軽いのでは無いかと言う程に】
【例え脚力が伴っていたとしても、踏みとどまり切れる筈はなく】
【増してや、谷山の攻撃が残した後遺症、行動の遅延。それが、尾を引いていた】

くっ、ぐ、ぅううう………ううああァッ!!

【頭蓋を激しく揺らされ、額から出血し、後方に突き飛ばされ】
【そう成りながらもルーミアは、長剣に魔力を注ぎ込む】
【「真上へ勢いよく跳ねあがれ」。そう指示を受けた長剣は】
【打ち込まれたヒール毎、アサヒを空中へはね返そうと射出される】

【然し一方に対処すれば、もう一方。クルスの攻撃への対処が疎かになる】
【幕を張ったような翼の、耐久力は決して高くない。それこそ、容易く短剣は翼を貫いて】
【血管の無いその部分から出血は無く、きっと痛みこそあれ、感じて居られないのだろう】
【既にダメージは全身に、少しずつ少しずつ刻まれているのだから】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 03:05:48.45 ID:sAf/MM9xo
>>440(双葉)

知っていますか?理想を語る事は、誰でも出来るけれど……
理想を実現させようとして、成功する事はとても難しい、と
歩み続ける貴方なら、きっと分かっている筈。決して、相容れぬ者は居る
どれだけ足掻いても力が足りぬ事は有り、その解決策すら見えない事が有る

……私に「これから」は有りません。私の前に、もう道は一つしか残っていません
そして私は私自身の考えで、この道を選んできました
きっと私がもう一度生まれても、同じ状況ならこうしたでしょう
……壁を壊すには少しだけ、私では火力が足りませんでしたわね
あの大砲が腕についていれば、きっと爽快だったでしょうに……

【双葉に再度向けられた銃口。集束の完了した魔力】
【全力には全力を以て、受けて立つ。引く事も、避ける事もしない】
【魅せてやろう、王たらんと夜を歩いた者の全力を】
【城壁の上に広がった大量の血液は、今は動きを顰めていた】

……天ヶ谷 双葉、魅せなさい
何も捨てず、切り離さず。全てを抱え、歩いて行く
そんな理想を口にするだけの、絶対的な力≠―――!!


≪ Who Know The world want ? ≫


【再び、ただ一つの動作。引き金を、右手の指が引いた】
【吸血鬼として覚醒していくルーミアの、数十人分の血液を武器として操るルーミアの】
【その制御する魔力全てを銃口に注ぎ込んだ、魔銃よりの『砲撃』】
【それは、先刻の物に良く似て然し規模は異なる、黒い閃光を伴って放たれた】

【二者の中央の空間で、3つの光が衝突する】
【飽く迄作業の如く受け流さんと、ルーミアは、魔力の噴出角度を変更しようとした】

(………これ、は……!)

【動かせない。少しでも動かせば、押し切られると、全ての感覚が告げる】
【既に全力を注いだその状態から、新たに注ぎ込む魔力は残っていない】
【押され始める。魔力の衝突自体も、彼女の体も、後方へと押し流されて】


……最後に、一つだけ聞かせなさい

全てを、どうにもならぬ理由で失ったとして
それでも捨てられない何かを、貴方は持って居ますか?


【誰が知っている、世界が何を望むのか】
【きっと知っている、自分が何を望んむのか】

【終幕は、近い】
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 03:07:42.43 ID:N7meOmRAO
【街角】
【薄緑色の鎧を身に付けた小柄な青年が、ひぃひぃと情けない声を出しながら走っていた】
【こぎれいな顔立ちをしているものの、その顔は歪み、お世辞にもカッコいい等とは言えない様だ】
こ、ここまで来れば大丈夫か…
やっぱり治安ここ悪い!こっちに来てからチンピラばかり!こ、怖いじゃないか!
【そう叫ぶ。情けない】
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 03:11:51.07 ID:YpMCasvIo
>>443

おぉ……お前、どんな環境で育ったんだ?色々と大丈夫か?

【飲んだら飲んだでそんな態度。それでも、あくまで子供の言葉である】
【悪意もなければ害意もない、「やるじゃないか」というようなソレで】
【「ビンは適当に捨てておけ」と青年に告げると、先程の声の主を呼びつけて】

「―――誰ですかー、と見てみれば……寧ろこっちが誰でしょう、って問題を出したくなる相手だね」
『我は知らん相手である。取り敢えず“悪魔が居たか”を聞きたいのである。』

色々とズレた……ええい、名乗り遅れたな、私の名はマウス
今はこの金の国で支援という名の実験中だ
決して機関などの側には居ない、そちらの一人と一匹もな?

【少女の言葉と共に現れたのは金髪金眼、長身の男性と「蛇人間」】
【男は黒いロングコートを羽織り、蛇の方はと言えば――腕組みして、舌をチロチロと】

【尚、蛇の方については、詳しい部分はwiki参照だ】
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 03:17:31.25 ID:itixzm8To
>>447
【時間は夜。一人の少女が夜に佇む】
【人の目を釘付けにしてしまうほどの美しい黒髪を腰まで伸ばし、漆黒のゴスロリ服にふわふわの黒のコートで身を包んだ顔立ちの整った少女】
【対照的に引き立つ肌は雪のように白く、いろいろと控えめな体躯。夜に佇む】

――。

【時間は夜。一人の少女が夜に浮かぶ】
【少女の瞳には温度が無い。その佇まいは、そんな怪談≠竍都市伝説≠再現したかのような雰囲気。人間のものではないであろう瞳が、ギョロリと青年へ向けられる】
【白と黒が対称的に釣り合った少女。爪にはうっすらと鱗のような模様。夜に浮かぶ】
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 03:21:19.27 ID:kpj5csLTo
>>448

【言われた通りに瓶を適当に捨てると――其の場の人物を確認しようと、首だけ上げて】
【金髪の男性を認めた時……何と言うか、『うわぁ』って感じの表情を作り】


(……マウスさん ……ん、何処かで聞いた様な聞いて無い様な。)
(―――まぁ、どうでもいいか。)


お二人がさっき仰ってた……『ネイア』でしたか。
そう云う名前の――あの人、悪魔だったんですね。 道理で滅茶苦茶な魔翌力だった訳だ。
……あぁ、兎も角、居ました≠諱B



 ――あのー、スイマセン。 ……そろそろ運んで頂いても?


【返答としては“YES”――アレだけ何度も自分の名を連呼されては、厭でも覚えてしまう】
【尋ねられた事を全て返答し終わると、何か風邪引いた子供みたいな態度で催促始めました】
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 03:21:20.74 ID:s6iTQQ20o
>>444-446
……ああ、正義を語る奴は、笑われる。
俺も経験はあるさ。
……変わらぬ事を求め立ち上がるも、変化を求めて立ち上がるも。
其れが自己の意思で行われるのなら、其れは“正義”だ。
だって、俺がジャーナリストをしているのは。ひとりひとりに正義を気づかせるため。
言葉の力、言葉の正義、情報の力で世界を救う為だからだ。

【そうだ。誰でも正義は有る】
【その正義に気付けない物が居る】
【そう云う者達に、正義を伝える。立ち上がらせる】
【正義の世界。個人の救いなど規模の限りが有る】
【だったら、世界すべてが正義に目覚めれば?】
【谷山も、ルーミアに負けず劣らずである】
【リアリスト気取りの少年は、その実純真な夢想家であって】
【その夢想の為に日々歩んでいる。沢山を助けるために】
【だから……ルーミアの夢を聞いても谷山は】

―――笑わないさ。其れも又一つの正義だ。
俺は笑わない、いや、笑わせることはしない。
でもだ、其れでも俺とアンタはぶつかり合う。
俺の正義とアンタの正義はぶつからざるを得ない。

【すっ、と左手をルーミアに翳す】
【纏わり付くテクスチャが分解され、鋼鉄を顕として】

間違ってないよ、アンタは。
夢なんかじゃない、其れは正義だ。
誇れ、ルーミア・フリデリーク・ルイザ・オルブラフト・ゴールドウィン。

【がちゃり、と響く装填音】
【前の火薬の薬莢が排莢され、甲高い音を響かせる】


       ――――《Code-EX BrainclasH》


【無機質な音声が響き、掌に数式が集中していく】
【最後の一撃だ。そう呟いて】

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!

【火薬が内部で燃焼。その爆風が数式で書き換えられていく】
【爆風が違う物へと変化を遂げていく。それは、莫大なエネルギーの塊】
【それは、衝突する光に追加され、ていくだろう】
【谷山の信念、正義、記憶、感情。それらをデータ化した物を爆風に込めエネルギーと変えた】
【いらないバクデータなどではない。今打ち出したのは“谷山 基樹”だ】
【正義として、正義を打倒するために】
【谷山は自分全てを以て、相手に当たるとそう決めた】
【正義を宿した虹色の奔流が、ルーミアに向かい、襲いかかって行った】
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 03:25:06.38 ID:FknOJTDSO
>>445

【背中の刺し傷からの出血は、灰色のブレザーの広域を染めていて】
【加えて、急降下、引力により、痛みに蝕まれる少年の全身】
【もはやそんなの、どうでもよかった。踵に伝わる感触だけが、心地好くて】
【嫌悪を全部忘れてしまえそうな、「一撃を入れられた」という事実のなかで】


――――――兄さ、ん、からっ。伝言っだ、寝言だけど――――っ、

   「やっぱり、もっと喰ったほうがいいぞ、サンドイッチだけじゃ少ない」――って、なぁ……!!


【――――】

【いつだったか。公園で、少年はメロンパンの屑を盛大に溢していて】
【まだ瞳の蒼かったルーミアは、綺麗にサンドイッチを食べていた】
【そんな、「普通」な。この戦場に似合わない、間抜けな伝言は】
【金の瞳の彼が、ルーミアと敵対して尚。そんな気軽な言葉を掛けようとしていた、馬鹿馬鹿しい事実】
【――――ああ本当に、馬鹿馬鹿しい――】


【ダメージを積み重ねて弱っていたのは、少年も同じで】
【あっさりと吹き飛ばされて、無様に背中から着地】
【ごろりと半回転、うつ伏せになって――そのままだ】
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 03:31:20.44 ID:egG85Z0SO
>>444>>445>>446
私はっ…貴女をっ…止めるっ!!
……ああぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁああぁぁっ!!
【戦場で突撃する兵士の様に】
【耐え難い苦痛を耐えるように】
【雄叫びを挙げる】

ヴェルステンバリスっっ!!

【この国のために生き、この国のために死んだ者の剣】
【特殊な付加効果こそないもののその切れ味の鋭さは随一】

うおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!

【例え間に何が邪魔をしようとそれごと切り捨てる】
【それぐらいの気迫を持って突撃し、切り掛かる】
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 03:32:23.91 ID:YpMCasvIo
>>450

「何だい、京君。こっちは割と真面目にお仕事なんだよ?」
「職歴が機関ってだけで書類選考アウトなんだ、選り好みする余裕はないのさ」
「……ところで君、少しふてぶてしくなった?」

『―――あぁ、居たのなら良いのである。良くはないのであるが。』
『あぁそれと、我の名はエスクラーヴである。覚えずとも良いが。』

………いいから、さっさと運んでやれ馬鹿共

【――――。そんなこんなで、治療隊の装備の一、担架をささっと用意して】
【青年が何も言わなければそれに乗せ、施設の無事な病院へと運んでいくだろう】


【ここで、何故三名の「いかにも」な人物が集まったのかを解説】

【彼らの話すところによれば、なんでも傭兵扱いで雇われたのだそうで】
【雇い主は昼の国のある貴族。依頼の内容は「件の悪魔の確認」で】
【そんなこんな偶然にも出会ったわけだ―――と、病院までの道中、話のネタに】
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 03:33:45.51 ID:y+WebrUko
>>444 >>445 >>446

……どうして、人をそんなにも軽んじるのですか。
……貴女ほどの力がなくたって。誰だって……。

貴女の力になりたいと。
貴女の助けになりたいと。
……そう願う声が、聞こえませんでしたか?

私はこの国の民ではないし、国を背負ったあなたの苦しみなんて、きっと理解できないけれど……。
……貴女を、ルーミアさん、王女でもなく、女王でもなく、ルーミアという女性を助けたいと、そう言ったのに……!

【涙を零して、それでも目を閉じず、拭わず、剣を持って、結末へと加速する舞台で踊る】
【――こんなにも、手を伸ばせば届くほど、ルーミアは近くにいるというのに】

【この思いは届かない。――届くとするならば、この右手に閃く、刃のみ】

【彼女は望んだのだ】
【――望みを捨てろと言う他に、彼女に届ける言葉がないのなら】
【それはきっと、死を命じるも同じ】

【そう、自分が彼女を助けることを正義とするように】
【彼女もまた、在りし日の金の国を正義として】

【もっと、きっと違う道があったはずだったろう。穏やかな治世の元】
【健やかで、それでいて強かな国民達を守る、そんな優しい国の未来も、どこかにあった】

【だが、それはもう過ぎ去った夢。取り返しのつかぬこの地獄で】
【――彼女の願いが、多くの不幸を齎すならば】

【自分は、その願いを打ち砕かなければならない】

【それが、たまらなく悲しい。哀しい。かなしい。】

ルーミアさん。前に話したこと……覚えていますか。
貴女は、私に、『勝利して見せよ』と仰いました。何に、とは仰いませんでしたね。

【右手の剣から手を放す】
【空中に放り出されたはずの剣は、ふわりふわりと、風船のようにとどまったまま、その切っ先をルーミアへと向ける】

……勝ちましょう。
国に取り憑かれた貴女に。

【静かにそう宣言して、クルスは右手を左肩から、右脇へと振りぬいて、魔術の完成とする】

【空中の剣が、青白い輝きに包まれる】
【全魔翌力を、ひたすらに注いで注いで――自分の魔翌力が空になるまで、注いで】
【十重二十重に掛けたのは、同一の術式。並行に数十の転移の魔術≠展開し、同一の剣へと重ねる】

【もっと速く】
【もっと強く】
【もっと鋭く】

審判の地を焼く焔=\―!!

【モスキート音の様な小さく、一瞬の音だけを、クルスの耳に残し】

【――超高速、迅雷の一撃が、ルーミアの右手、魔翌力を手繰る魔銃の元へ奔る――!】
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 03:33:49.61 ID:N7meOmRAO
>>449
ほんとに撒いたよな、うん
適当にホテルとろう、もうこんなに暗くなってるし、はぁ…
【歩きながら背後を見てそう呟いた後、ため息をついて前方に目を移す】
―――
【思考が、止まった】

あ、あひ…
【目の前には怪しげな少女。その雰囲気から青年が受けた印象を一言で表したならば】
あひゃあああぁぁ〜〜!!
お化けええぇぇ〜〜!!!
【これである。ガチガチと震え、何とも情けない】
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 03:34:12.17 ID:tPLiiqMxo
>>444>>445>>446

……んな事、分かっているさ。

【これまで生きてきた上で、彼は幾つもの妥協をしてきたし】
【きっとこれからも、それは変わらない】
【一人では力が足りないから、皆の力を合わせようと結成した"対機関連合"だって】
【協力組織である、正義組織の筆頭"justice"だって──限界は、絶対にある】

理想なんて、きっと叶わない。
でも叶わないからって──其れを捨てて、逃げたくなんか無い。

少しずつでも、近づくことは出来るんだ。それを積み重ねれば、いつか───

【自分の意志を折りも曲げもしなければ】
【少しでも早く、理想までの距離を詰めることができるはずだ】
【だから諦めない。絶対に】

───俺はもう、何も失いたくないんだッ!!!

【二つの魔力の衝突。それを受けて、彼は更に"切り札"に魔力を篭める】
【この青年は魔術師でありながら、自身の魔力を全く持っていない】
【それでも魔術を使えるのは、外界やマジックアイテムから魔力を借りているから】
【つまり──ある意味では、彼の魔力は無尽蔵なのだ】

がっ………ぁ……

【しかし、彼自身には限界がある】
【身体が大きすぎる魔力に耐え切れず、口から鮮血が溢れる】
【いくら諦めなくても、肉体が倒れてしまえばそれまでだ】


……───無い。

皆を守るのが、俺の全てだ。


【ルーミアの問い掛けに、青年はそう答える】
【全てを失ったときには、きっと自分もこの世界には存在していないだろう】
【自分のために、他人のために戦う。それが青年の、全て】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 03:50:35.77 ID:kpj5csLTo
>>454

【――さて、金の国の病院≠ナある】
【清潔感漂うロビーの中、安置されたソファと観葉植物】
【だが……其の雰囲気を『乱す』者が、一人だけソファに“ふんぞり返っていた”】


「……おーぉ、来た来た。 やぁ京君、待ち侘びましたよ私ぁ。」

……何で貴方が居るんですか。

「厭だなぁ、僕を誰の弟子だと思ってるんですか?」


【藍色の着流しの上から羽織るのは、乾いた血のこびり付いた白衣】
【眼鏡の視野、其の半分程は黒の前髪に隠され――全体的に、『だらしない』】
【首から掛けた聴診器が、辛うじて『医者』と認識出来る範囲内に留めている様な青年だ】


【森島とは知り合いらしく――軽やかに立ち上がると、担架の傍へ】
【傷の具合を目視した後、周囲に居る人々へと笑みを湛えた顔を向けると】


「私、京君の担当医の那智 仁斎≠ニ申します――後の身柄、こっちで預かりますんで。
 何か言っとく事有ったら今の内に言っといて下さい。 取り敢えずさっさと処置して切り……治療したいので。」


……切る?


「厭だなぁ京君聞き間違いですよ! 君の脳は能力の過使用で疲労が溜まっているみたいだね!」


【まぁ、早い話がこの胡散臭い医者――『今から治療するんで森島の身柄だけ寄越せ』と言いたいらしい】
【信用できない事この上ないが、森島自身が大して抵抗を見せていない辺り……大丈夫なのだろう、多分】

【若し、何も無い≠フなら――彼らは、病院の奥へと去って行く】


/ちょっと眠気がアレなので、そろそろ〆させて頂ければ幸いです
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 03:52:33.71 ID:itixzm8To
>>456

【息も絶え絶え、何やら必死に走っている人が来たと思ったら、あろうことか人を見て『お化け』などと呼称し、絶叫】

――……。

【少女の瞳。縦型スリットをもつ爬虫類の瞳が僅かに細められる】
【こいつは久々に、面白いものを見つけた、と。そう笑う。口元が歪み、弓のように口角が釣り上がった】
【下手に顔の作りが良いものだから、その笑みの冷たさといったら最高の出来栄え。凄絶な零度の笑み。例え、青年でなくても背筋にゾクリとくるくらいの】

【少女は一歩、青年へと歩を進める。異形の仮姿を保ったまま】

【風も無いのに、少女の美しい黒髪がざわつく】
【そのざわめきは、少女が一歩、踏み出す度に大きくなる。心なしか髪自体が伸びているような錯覚】

【少女が何度目かの歩みを踏み出した頃に、青年は気づくだろう。それが錯覚ではなく、本当に伸びていることに】

【少女は笑う、何もが可笑しそうに。少女は笑う、罪を犯しそうに。少女は笑う、青年を侵しそうに。口が裂けそうなほどに】

【――クスリ、と声が聞こえたような気がした】
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 04:01:31.71 ID:YpMCasvIo
>>458

(あぁ………誰の弟子なんだ?)
(『怪しさが凄まじいのである。面白いのだが。』)

「……成程、つまり京くんの保護者だな」

【「ならどうぞ」、と案外あっさり―――殆どある一人物の行動だが、快諾して】
【サックリ此方の名だけを伝えると、彼らは病院の外へと足を向ける】
【精々が、最後に「お元気でー(笑)」という言葉。仕事なのだからまあ、仕方ないと言えば仕方ない】


【――――、病院の外。時間帯にしては人も多いが】

【周囲より一層も二層も目立つ彼ら、近づくものは誰もなく】
【そんな中で声も小さく、話す事柄は一つだけ】

(「依頼主と部下の姓が一緒なんだが―――。」)

                
                   【と。】

/ではこんな具合で、改めてお疲れさまでした御休みなさいッ!

461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 04:03:35.32 ID:kpj5csLTo
>>460
/お疲れさまでしたー!
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 04:07:25.83 ID:sAf/MM9xo
>>452
【ああ、そういえばそんな事もあったなあ、と】
【彼女は、何処かしら懐かしい光景を思い出していた】
【きっとあの邂逅に深い意味などなく、出会った理由などなく】
【あの邂逅によって、自分の運命が大きく変えられた訳でもない】
【日常の一コマ。自分が、世界と競う舞台に立つ前の】


……それじゃあ、今度はハンバーガーを食べてみたいわね
それから…………お砂糖とミルクたっぷりの、アイスコーヒーを一杯

……そんなの食べたら、太っちゃうかしら?

【血より美味な食物など、もう存在しないと分かっていても】
【身の為にならず、味を楽しむにも限度があると知っていても】
【その忠告は、満ちた腹をくぅと鳴らすだけの力は有った】


>>453
【夢幻より引き戻されて、現】
【現を漂って、また夢】
【記憶の何処か端の端。見た事が有ったような】

(……ああ、あの剣は)
(そうそう、私がまだ子供の頃、見た事が有った筈)
(何時だったかしら?)
(そう、彼女と遊んでいた時だったわ……7つ上の、彼女と)

………貴方は、止まらない様に
だけど時々は、後ろを見てみるようにしなさい
騎士は、皆、どちらかに走り過ぎる………不器用だから、騎士になるのだろうけど
貴方は騎士らしくない……それはもしかしたら、才能なのかも知れないのだから

【銃身を、魔力の反動を支える身】
【防御に用いる一欠片の力さえ、今のルーミアには惜しかった】
【だが、それ以上に】
【自らに剣を向け、そして離れて行く。この僅かな時間を】
【口を開けずに終えるのが、勿体無いと思えた】

【鎖骨を、肋骨を、それぞれに断ち斬って】
【騎士の剣の切っ先はその身を抉り、血の海に新たな血を流させた】
【揺らぐ。視界も、足元も、姿勢も】
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 04:08:42.52 ID:sAf/MM9xo
>>451>>457

……ああ、世界は何時も意地の悪い所を見せてくれる
理想が叶わないと知る事が出来るのは、理想を追った者だけ
なのに……「追い続ける」事が出来るのも、追った事が有るものだけ
叶わないと知らなければ、追い続ける事すら出来ない……

……だから、追い続けるのでしょうね

【伸ばし切っていた腕は、圧力に負けて】
【1cm、1cm、じりじりと押されていく】
【威力の勝負なら劣っていても、体力勝負なら?】


「叶わない筈は無い」なんて、綺麗な言葉を使わない人で良かった
そんな者に、追う事を知らない者に、力で負けるなどは……
そんな事は、有ってはならないから

だからこそ、<Justice>……過去の同盟者に、助言を残しましょう
他者の正義を批判し指を指して笑えるのは、正義を追った事の無いものだけです
その道のりの険しさを知れば、その様な事が出来る筈は無い……
……だからこそ貴方達も、否定してはいけない。異を唱えて良いのは、その実現方法だけです
どんな下らないように見える理想であれ……それが子供の描いた夢であれ、きっとそれは何処か正しいのですから

……何か一つでも残してれば勝てるかな、と思っていたけれど
全部守るなんて欲張りには、勝てそうにありませんわね?

【いや、事が此処に及べば、そう考える事も無意味か】
【谷山の支援放火により、更に威力を増した光】
【黒の閃光が飲み込まれ、灰色を通り越し、白へ】
【浄化されてく、短い夢と共に】


>>455
【そして、終わりを告げる剣】

【力の象徴として権力の象徴として、支配者の持つべき武器、剣】
【支配者たらんとした者に終焉を届けるには、相応しいと言えるのだろうか】

【指を貫く、白銀の刀身。紅く煙る空間を、刃を濡らさずに駆け抜ける】
【魔銃が城壁を叩いたのは、瞬き二つほど後の事だった】


……何時か、きっと……貴女は、気付く
守るだけでは、それは一方通行の押しつけの関係でしか無い事を
守りたい、助けたい。それがどのような善意から生まれたものであれ
空から降り注ぐ雨の様に与えるだけでは、人は満ち足りる事は出来ない……

……貴女の言葉は、寄り添って安らぎたくなる甘美さが有って
だけど貴女の言葉は、届かない所からただ降りて来る
だから私は……その言葉に、手を伸ばせなかった

与えるなら、受け取ろうとしなさい
受け取ろうとしない者から、何かを受け取る事は出来ないのだから……

【顔の半分が血に覆われて、月は無くて、今は夜で】
【松明の灯りに照らされたその顔を、明確に見る方法は何一つ無いだろう】
【それでも、その表情だけは。あの時魅せた笑みとは違う、彼女の表情だけは】
【白い光に飲み込まれる前に、見えたかも知れない】
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !red_res]:2011/03/06(日) 04:09:12.66 ID:sAf/MM9xo
>>ALL

【《W JOKER》、《Code-EX BrainclasH》】
【二つの奔流に飲まれ、ルーミアの体は、塵の様に空へと舞う】
【四肢に意思が伝えられなくなり、痛みを感じなくなった頃に】
【ようやく彼女は、自分が何処に居るかを知る事が出来た】


【眼下、城壁に広がる赤の海】
【場を取り囲む民衆の手には、刃と炎】
【自分と戦った能力者達は、赤の海を踏みつけていて】
【どうにもその姿が、憎らしい程に羨ましくて仕方が無い】


ふふ、ふ……―――あはっ、あはははははっ……!!

【でも、まあいいやと思えたのは】
【きっとこの瞬間が、これまでの生のどの時間よりも短く感じられたから】



       我が覇業っ、破れたり!!!



【場外に張り巡らされた堀に立ち上がる水柱】
【透明な水に、波紋のように血の紅は広がって行く】

【誰ともなく。場外の民衆が、拳を突き上げて叫ぶと】
【小さな一つ一つの声が重なって、城をも揺るがす歓声となっていった】


【金の国、僭王討伐戦=z
【騎士、エルナト・トーラス、死亡】
【騎士、ウォルフ・コル=レオニス、場外へ逃亡】
【ライブラ・ユースティティア、同じく場外へ逃亡】

【僭王<求[ミア・ゴールドウィン、撃破】


/長時間のお付き合い、有難う御座いました
/これにて本日のイベントを終了します
/尚、主催はまだ暫く起きていますので、何らかのレスを頂けば反応は出来ます
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 04:18:58.32 ID:N7meOmRAO
>>459
【美しく、それでいて恐ろしげな少女が笑みを浮かべたのを見て、青年は震える】
【爬虫類が如き少女を目の前に、先程チンピラ達から逃げた時とは比べ物にならない恐怖を覚える】
【少女が歩み寄り、髪がザワザワと波打ちながら伸びていくのに気が付いたとき、青年の血が凍った】
【歯の根が合わなくなり、ガチガチと音をたてる】
あ…あ…
(こ、怖い…怖い怖い怖い怖い怖い!!)

(だ、駄目だこのままじゃあ…た、助け、助け…)
【青年は腰のホルスターに納められた、古びた玩具をぎゅう、と、握り締める】
【その汚れ具合、細かな傷、そしていつでも取り出せるようにしていることから青年の“たからもの”であることは想像に難くないだろうが。酷く…情けない】
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 04:19:00.43 ID:s6iTQQ20o
>>462-464
……忠告、礼を言わせてもらう。

【テクスチャが砕け散っていく】
【ハリボテの、ワイヤーフレームの翼が砕けていく】
【あらゆる虚構。正義の信念が創り上げた虚構は、その役目を果たし、砕けていく】
【べちゃり、と地面に落ちる谷山の体はこれでもかというほどの血濡れで】
【その髪と眼は、全力で能力を行使した影響か色素が失われていて】
【透明感を感じさせるほどに白と、白に限り無く近い灰色になっていた】
【《Code-EX BrainclasH》の代償は、アートマンの破壊】
【そして、それ相応のダメージが谷山を襲うものである】
【血を吹き出しながらも、笑みを顔に浮かべて腕を掲げて】

……お前は、お前の道は、お前の夢は、お前の正義は。
――――間違ってなんか居なかった。其れは、真実を知るジャーナリストとして、伝えなけりゃ、ならないことだ。
国民に真実を伝える。真実を伝えて後ろ指を差されても、な。
だって、其れが俺の《Justice》だから、さ。
じゃーな。ルーミア・フリデリーク・ルイザ・オルブラフト・ゴールドウィン。
来世では、アンタの正義が貫けることを祈っておく。

【そう言うと、口から血を吹き出して血溜まりに谷山は倒れこんだ】
【眼を瞑り、浅く息を吸って吐いて】
【……兎にも角にも、谷山達は勝利を収めることが出来た、それだけは確かであった】

//おつでしたー!!楽しかったのでございます!!参加者の皆様も乙でしたあああああああああああ!!
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 04:21:16.11 ID:FknOJTDSO
>>462>>464

……少しくらい、太ったっていいんじゃない?
貴女、十分、細いんだから。

【ふふ、と。小さく笑う、可笑しそうに】
【先程まで殺し合っていたのに、なんで自分はこんな顔、してるんだろ】
【きっと自分がとっても間抜けなことを言って、彼女も同じように間抜けなことを返したからだろう】
【――それでいい。一蹴り、入れた。それで十分】


…………あぁ、まぶし。

【あとのことなんて、知らない。この国の人々がいろいろと変えていくだろう】
【そもそも僕は……ふぁ、くに、とか。どうでもよかったし。――つかれた。ねよう】


【「天金」アサヒ――行動不能】

//お疲れさまでしたあああ!
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 04:29:26.31 ID:y+WebrUko
>>462 >>463 >>464

はーっッ…! あぅあ……!ッ! はっ……!

【持てる魔翌力を全て注ぎ込んだのだ。半人半魔、身体の半分が魔翌力で構成されているクルス】
【死んでしまっても、おかしくないような魔術だった】

ルーミアさんッ……!

【まだ話してないことがある】
【まだ聞いてないことがある】

【縺れる足を懸命に動かして、光の中に消えていく――その笑顔に、右手を伸ばす】
【だが、届くはずのない隔たり――その手のひらは空を掻いた】

【城の外に、大きな水柱が立つ】
【透る中に朱を滲ませ行く、堀が見える位置に、クルスは城壁から身を乗り出して下を見やる】

……もっと、いろいろ……。
ルーミアさん……! 

【――脳裏に浮かぶのは、地に伏した自分を見逃す、高慢で、高飛車で――だというのに優雅な彼女の仕草】
【彼女が本当に真からの悪人だったならば――】

【クルスは首を振る】

【でもとか。もしとか】
【もう、この場にはルーミアはいない。自分は生きている】
【その事実しか、残っていないのだから】

もっと、いろんなお話がしたかったです……!

【堪えきれない言葉とともに、涙が、デニムのジーンズに染みを作る】

【――湧き上がる、兵士達の喝采】
【――そのしわぶきの中、クルスはただ頭を垂れて、嗚咽を漏らすばかりだった】
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 04:33:06.56 ID:egG85Z0SO
>>462>>463>>464
貴女は…騎士でもないのに不器用すぎたんです……

【剣の血を払い鞘に納める】
【深呼吸し息を落ち着けるもすぐに思い出したように】

…………国王は…陛下は無事なのか?
誰かが救い出したのだろうか、まさかまだ地下牢に?

【重い足を引きずって確認に向かおうとするも】

いっつ………終わったと思ったら…痛みが……
まぁ…後はなんとか……なるだろ………

【結局諦めて救護を待つ事に】

/非っっ常にお疲れ様でしたー
/楽しかったですありがとうございましたー
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 04:34:37.98 ID:itixzm8To
>>465

――ふむ。

【と、少女はお化けごっこ≠唐突に止め、何やら興味深そうな顔で青年を見つめている】
【口元の筋肉を吊り上げすぎて痛いのか、両手で頬を包むように、むにむにとマッサージなどしつつ】

泣き叫び、命乞いでもするかと思ったのだけれど――、

【髪の毛だけは、依然として、意思を持っているかのように、うねうねとのたくっているが】

――まぁ、その…、怖かったかな?

【特に悪びれる様子も無く感想を聞いてくる。まるで友人にドッキリでも仕掛けたような雰囲気で】

一応、叫んだ場合のツッコミも用意していたのだけれど…。

【「うっさいわ!」と、ビシッと素早く振るう右腕の振り付きで実演する少女】
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 04:36:54.80 ID:sAf/MM9xo
>>468
【城壁の下は、異なる世界だ】
【誰も、彼等が何を思い、何を語り有ったかなど知らない】
【下にいる者達が知っているのは、彼等がどのように殺し合ったかだけだ】
【その結果、僭王≠ヘ敗北し、堀へと落下して】


『力の有る物を集めろ、急げ』
『泳ぎの達者な者は今すぐ飛び込み、呼吸だけでも確保しろ』
『医者の手配。人外にどの程度効くかは知らないが』

【そして今、民衆達の手に引き渡されようとしている】

【黒いローブの人物、そのボードの文字は見えないだろうが】
【その人物の周囲を、忙しく走り回る民衆達】
【それぞれがそれぞれに、己の出来る事を探して】


【もう、語りあう事は出来ない。まさしくその通り】
【これより先、彼女に待つ運命など、分かり切った事だろう】
【自らが慣例を作った。「王族と言えど、地下牢に放り込まれる事はある」】

【クルスが今見ているのは、当然行われるべき事だ】
【ルーミアが勝利していたのなら、逆の自体が生まれていただけで】
【そこに起きている出来事に、何も不自然さは無い】
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 04:37:23.75 ID:tPLiiqMxo
>>462>>463>>464

何か残すのは……勿体、無いだろ?
為す術も無く失ってしまう人達が、あまりにも多くいるのに。

……ありがとう。ごめん。

───さようなら。

【場外の民衆のように、彼は喜ぶことは出来なかった】
【寧ろ悲しみや悔しさなど、あらゆる負の感情が襲ってくるようで】
【それでも──自分は確かに壁を壊して、前に進めた】
【だからルーミアの分も、歩き続けなければならない。それが責任だ】

【集中が解けて、うつ伏せに地面に倒れる】
【それ程までに限界に近づいていた、魔力を行使していたことを実感すると同時】
【改めて、今自分が戦っていた相手は"強かった"のだと思う】

【もう、朝も近い】
【このまま眠ってしまいたいが──その前に一つ、やり残したことがある】

…………昴。

【懐から取り出したのは、携帯電話】
【きっと、この出来事はニュースになるだろうが】
【それでも──妹には、自分が伝えなくてはいけないと思う】

【金の国国王にして、天ヶ谷 昴の友達──ルーミア・ゴールドウィンの最期を】

/お疲れさまでしたー。本当、ありがとうございました。最高でした。
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 04:51:18.62 ID:N7meOmRAO
>>470
あひ?
【青年の恐怖がまさにピークに達する直前、少女の変わりように先とは違った意味で思考が停止する】

あひ??
【目をぱちくりさせる】

【少女の怖かったかという問いにコクコクと頷きつつ、まだ信じられないものを見るように少女を見つめる】
【だがしかし、未だに声は出ないようで。どうしようもなく情けない】
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 05:04:35.95 ID:itixzm8To
>>473

【シュバッ!、と鋭いツッコミを練習する少女。シュババ!シュバババババッ!、と。最早、ツッコミではなく、そんな技っぽいが】

どうしたの? 言葉でも落としたのかしら?

【仮想敵へのツッコミ練習も一段落したのか、未だに特徴的な言語を発しない青年に向き直る】

肉体言語(ボディランゲージ)?

【既に、少女の足首付近まで伸びていた髪が、その先端を鎌首のようにもたげる】
【まるで蛇のように、うねる其れは、青年を威嚇しているかのようにも見えた】
【『メドゥーサ』】
【そんな空想上の化け物にどこか似たフォルム。勿論、少女の頭部から伸びているのは蛇ではなく髪の毛≠ナはあったが】

…と、言うよりは、頭髪言語(ヘアランゲージ)?

【新しいコミュケーション方法が誕生しそうだった】
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 05:17:38.21 ID:N7meOmRAO
>>474
あ…えっと……
【おどおどしながらも、ようやく喋れるようになったのか少女の方を見て】
お化けじゃ…ないの?
【酷い、酷すぎる。第一声がこれか青年よ】

【少女に対して失礼な言動をした後、蛇の様にうねる髪を興味深げに眺める】
えっと…これって、能力?
故郷じゃあ僕の他に一人しか見たことないや
【そんなことを言う青年。敵意がないことは何となく分かっているにも関わらず、蛇の威嚇に若干腰が引けている。情けない】
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga !nasu_res]:2011/03/06(日) 05:25:25.51 ID:sAf/MM9xo
【僭王#ス乱軍の手に落ちる】


【翌日の報道を賑わせたのは】
【金の国の王城で起こった、一つの戦いの記録】
【外から誰かが見た、『正しく客観的な』情報だった】

【前国王、王位に近々復帰の予定】
【僭王♂ニ臣団、資料記録の功により恩赦】
【反乱軍の人的被害、非常に軽微】
【付随して、二面三面を賑わす程度の記事も】
【国民ならずとも、話の種にはなるだろう】


【だが、この日の報道での最重要事項は】
【おそらくは、反乱軍中枢より直接行われた声明発表だろう】


『我等金の国国民軍は、国民の正義の総意を以て』
『我が国の玉座を汚し世界に乱を引き起こした僭王<求[ミア・ゴールドウィンを』
『三月十九日。王城城門前にて、公開処刑する』

『尚、反乱軍≠フ残党は、未だに散見される為』
『処刑場には、国民軍の武装兵士を配置する』
『彼等の業務は、国民の生命を守る事』
『例え如何なる敵が訪れようと、我等は目的を完遂するのみである』

『金の国に永き平和と栄光あれ』

【日取りと、場所。そして、誰が対象になるか】
【たったこれだけの情報に、不要な文言をあれこれと付け足して】
【それでも「短い」と言えるだろう、この声明は】



……ふむ。吾輩、このような見世物は中々に好む性質でな
久しく夜の国に籠っていた。出向くも、悪くは無いやもしれん

【世界の、力を退屈しのぎに振るう者】
【その心の鼻先を、こよりでも用いるかの様に擽っていた】


/絡み不要!
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 05:41:05.54 ID:itixzm8To
>>475

【青年の第一声を聞いた少女は、少しだけ逡巡し】

――ふむ。

【と、唸る】

お化け≠ニは、本来あるべき姿や生るべき姿から大きく外れて違って変化してしまう、その変化した姿を「お化け」や「変化」というのよ。
または、化けて生るため「化生」ともいうけど。
能力者として、身体的な変化をした私。
人間とは違う、本来の姿形から外れ、別の特徴を持つ私は、広義的にはお化け≠ニいって差し支えないでしょうね。
それが貴方の思い描くソレとは違うかもしれないけど。

【「まぁ、この世界には色々といる≠ゥら、私がお化けなら、この世界はお化けだらけね」と、付け足して笑った】

能力よ。

【青年の問いに簡潔に答ると、少女の髪の毛は、少女の背後で展開を開始する】
【高速で長さを蓄え、自身を拘束するかのように複雑に複雑に編みこまれていく】
【そうして出来上がったものは、『椅子』。自身の髪の毛を伸ばし編み込み、即興で作られた少女専用の椅子】
【真っ黒な椅子。そこに少女は腰掛けた】

まぁ、こんなことも出来る。

【と、一言呟く。自慢なのか何なのかは図りかねるが、紹介でもしたつもりなのだろうか】

一人、と言ったわね。どんな人だったの?

【椅子を作り、改めて少女は青年に聞いた】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 06:01:44.17 ID:N7meOmRAO
>>477
【少女の“お化け講釈”を聞いて、青年は顎に手を当ててうーんと唸った。神妙な顔をして呟く】
成程、こっちは化物がいっぱいなんだ…
【失礼な上に話の本質を理解してなかったようである。チキンな上に頭も悪いとは…最早どちらが年上だか分からない】

【少女が“椅子”を造り上げたのを見て感心したように声をあげた。ここで自身の能力を語るという行為は青年の頭には浮かばなかったようで、質問されたことにのみ答えていく】
へー便利な能力だね
イカルスさんのこと?故郷の騎士団長だよ、国が経済破綻したから元だけど。こっちに来てるみたい
能力は…なんか彼ってあのイカロスの子孫らしくてさ、先祖代々伝わる能力なんだって。羽が生えて空飛べるって噂だけど
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 06:26:08.22 ID:itixzm8To
>>478

まぁ、3割りでも理解できたのなら嬉しいわ…。

【青年の理解度に若干の呆れを滲ませる。しかしながら、お化け講釈を熱心にする気も無いのか、さらりと流した】

イカロス…。

【少女はその名を反芻し、ゴスロリのスカートから伸びる白くて細い足を組んだ】

…迷宮、蝋の翼、…蒼穹の光輝。 ――ウォルター・バーデ…、は関係ないか…。

【左手親指を唇に軽く当て、何やらブツブツと独り言】
【騎士団長≠竍経済破綻≠ニいう単語には目もくれず、イカロス≠ニいう人物名にのみ着目する】

Icarus…か。
空を飛べるのならば、さぞ愉快でしょうねぇ。

【まだ朝と呼ぶには些か早い、黒から濃紺へと彩りを変える空を見上げて言う】
【地を這う蛇の瞳は広すぎる空に、空を駆ける翼に何を思うのか】
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 06:38:49.34 ID:N7meOmRAO
>>479
/うわエラーめ!
朝ごはん食べてますので若干遅れます、すみませんorz
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 06:46:21.58 ID:itixzm8To
>>480
/イエア。ごゆっくりー、と言いたいのですが、私に残された時間はあと50分…。
/まぁ、終わらなかったら後日なり、切るなり、なんなりと。
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 06:56:46.07 ID:N7meOmRAO
>>479
【ブツブツと呟き自分の世界に入った少女に話しかけるのを躊躇う青年。】
(いやまぁ噂だから詳細なんて分かんないけど…)

【話をする内に警戒が解けてきて気が緩み、青年はポツリ、と、物思いに耽っているならば聞き取れるかどうか微妙な声量で、こんなことを呟いた】
ちょっと怖いけど悪い人じゃなくて良かったな。あとちょっと遅かったら“発動”してたし…

/ただいまですー
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 07:12:52.42 ID:N7meOmRAO
>>481
/おぅふ今見ましたorz
私としては続けるのも面白いので後日、でも良いのですが、このへたれチキンに魅力を感じなければ切ってもらっても構いませんです
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 07:28:38.16 ID:itixzm8To
>>482

――しかして、空を飛ぶという夢は5種類に分類される訳だけど、その中でも、空を飛んでいるにも関らず思い通りに飛ぶことが出来ない場合は…

【青年が少女を放っている間にも、少女はあっという間に思考の渦に飲まれていった】
【脳内に流れる少女の知識。それが再生されるままに、少女は勝手気ままに喋る。そこには相手が聞いているとか聞いていないとかは関係ない】
【これは、謂わば少女の脳内を整理している最中なのだ。相槌を打つ必要も無い。流れっぱなしなっているテレビみたいなものだと思えばいい】

【一人で喋っていた少女だが、青年の動きは敏感に察知したようで】

何か言ったかしら?

【何を言ったかまでは聞き取れなかったようだ】

>>483
/書いてしまったので、一応、レスだけ。
/その言い方は卑怯ですわ。なんつって
/私も続けたいので後日でも宜しいですかな? 都合のいい時間とかあれば是非。私は深夜(だけ)なら大体いつも都合いいです
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 07:36:37.99 ID:N7meOmRAO
>>484
/取り敢えず打ち合わせだけ
/確かに卑怯ですよね、すみませんorz
/では今夜舞台裏にて呼びかけますんでよろしくお願いしますー
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 07:53:54.35 ID:itixzm8To
>>485
/冗談なので気にしないでくださいな
/こちらの都合で伸ばしてしまって申し訳ないです。それでは一旦、お疲れ様です。また深夜にお願いします
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 11:11:58.46 ID:0FbPEDn70
【街角のベンチ】
【木陰の下、日に日に温みを増していく風に肩を過ぎた髪を靡かせ、一人の少女が座っていた】

定住定住、五月蝿いなー……。
アタシはあこがれてる、いや恋してるんだよぅ、放浪生活ってヤツに。

【毛皮のひっついたフード付き、ベージュ色のコートを羽織る、小学校上級生程に見える彼女】
【病気一歩手前の真っ赤な眼に蒼白な肌と、手触りの良さそうな黒髪が特徴的だが】
【装いの中で何より眼を引くのは、右手人差し指を通した紅い宝石の指輪かも知れない】

【――或いは、問題は、そんな事ではなく】
【彼女が、リングきらめく己が指に対して、長々と喋りかけていると言う、奇妙な事実…?】

…それにアンタだって、「退屈であることは好ましくない」とか言ってたじゃないのサ!

【周囲の眼を顧みて、声量は抑えられているとは言え、生来の声質、声の癖はよく通る】
【加えて、独り言としては――「会話」であるなら、当然だが――やけに抑揚が強い】
【静かな町並みを通り過ぎる「誰か」達が、彼女に奇異の眼を向けていく】
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 12:26:11.90 ID:ALNm+Kguo
【街中】

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女が歩いていた】
【そのウェーブがかった金髪はラメ入りのヘアゴムによってポニーテールに纏められている】
【少女は喪服を思わせる黒の強い灰色のワンピースコートの上から、同色のケープを羽織っていた】
【コートの袖口と裾、襟には暖かそうな黒いファーが。背中側には上品な編み上げの飾りも見受けられ】
【ケープの留め具としてなのか、首元には灰色の大きなリボンが結わえられている】
【右人差し指にはめられている紅い石の指輪と、首に下げているチェーン付のコインが時折鈍く光を反射する】

もうすぐ春、ですわね──
暦の上ではもう春なのでしょうけれ、ど。。

……それにしても
中々、人探しは難しいです、わ

【そんなことを呟く少女は、ふと。路上にある露店に目を留めて立ち止まる】
【売られていたのはクレープ。彼女はきっと、甘いものが好きな女の子なのだろう】
【もの欲しそうにその露店を見入る少女はどうやら、買おうか買うまいか葛藤の最中のようだ】
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 13:00:02.74 ID:iwwd7UhSO
>>488
/未だいますか?とミサカはミサカは(ry
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 13:03:37.30 ID:ALNm+Kguo
>>489
/早くしないとブチコロシ確定だにゃーん
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 13:23:07.31 ID:mf87txz50
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 13:26:11.01 ID:iwwd7UhSO
>>488
「あぁ、お腹空いた・・・」

もうぅ・・お姉ちゃん。ちゃんとご飯食べてるの・・?
【ふと聞き覚えのある声】
【と、言ってもこの二人が揃っているのを聞くのは彼女は始めてだろうが】

「昨日の晩飯は何も食べれてない・・・金が無くなって・・・」
【一人は元々何色の物だったのか分からなくなってしまう程に汚れたローブを身に纏い】
【顔中には包帯を巻いた少女だ】
【その蒼いボサボサ髪には氷で出来た花の髪飾りをつけている。】

もうぅ・・・あ、ちょうど露店やってる見たいだから何か食べようよ。
【もう一人は白のカッターシャツに青のネクタイを着け】
【腰には二本の刀を携えた少年】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 13:27:07.41 ID:iwwd7UhSO
>>490
/ではではよろしくお願いします!
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 13:33:26.63 ID:ALNm+Kguo
>>492

────?

【その、聞き覚えのある二つの声がしてきたほうに目をやると】
【矢張りそこに居たのは、顔をよく知る2人がいて】
【「あぁ、ちゃんと会えたのですわね」──】
【心の中で、少年と少女が再会できた事を安堵する】

護様、それに紗月様! お久しぶりですわ
ちゃあんと再会できたようですわね?

【ちりん。胸元のコインと付属のチェーンが、小さな金属音を立て】
【ぱたぱたと靴音をならして、少女──エルは彼らの方へ嬉しそうに走りよっていく】
【何しろ、彼女にとっては久しぶりの二人との再会だ】
【このような世界。二人とも無事であった事への喜びもあるのだろう】

/こちらこそ、よろしくお願いします!
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 13:46:07.25 ID:iwwd7UhSO
>>494
「護、悪いんだけどお金よろしくできる?」
【彼女――紗月は所詮、ホームレス。】
【勿論ながら露店でクレープを買う金など無いのだろうか、】
【少年の方に呟く】

もう、はいは・・・・ん?あ、エルさんだ。こんにちわっ
【少年――護が渋々それを承諾した所でこちらへ駆け寄ってくる少女――エルにようやく気付くのだった】

「エルちゃん!おぅ!おかげさまで何とかね!」
【紗月も、エルに振り向き、答える】
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 13:58:52.23 ID:ALNm+Kguo
>>495

ふふ、お二人ともこんにちは
それにしても、本当によかったですわ
義理とはいえ、互いを大切に思う姉弟が離れ離れなのは寂しい事ですから

【ふわりと、ポニーテールにしたブロンドヘアが風に揺れる】
【以前は髪を一つに纏めていなかったエル】
【何か心境の変化でもあったのか。或いは誰かからヘアゴムを貰ったのか】
【ともあれ、エルはにこりと微笑んで二人の傍で再び立ち止まる】
【そして、ちらりと先ほど自分も見ていたクレープ屋へ視線を移し】

……、、私、も。。買おう、かな……、

【ぽつりと、小さく言葉を漏らす】
【誰かが何かを買おうとしているのを見ると、自分もそれを買いたくなる】
【その欲求に負けてしまいそうになっているエルであった】
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 14:26:22.19 ID:iwwd7UhSO
>>496
「・・・人間ってのは何処かで何かしら繋がってる物よ、な」
【紗月はそうやっと見つけた弟の頭を撫でる】
【きっと彼等を繋いでいたのは――この思い、絆だ】

「だから、探し人ってのは会いたいと思えば、会えるもんだよ。」

・・・・あぅ、お姉ちゃん・・・・子供扱いするなぁ・・・
【頭を撫でられて護は恥ずかしそうに呟くのだった】


「・・・・で、私も何しようかな」
【紗月は護の頭から手を離すと】
【露店のメニューを見る】
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 14:39:24.01 ID:ALNm+Kguo
>>497

会いたいと、思えば──

【それは、偶然だったのか】
【エルは今。とある人物からの頼みで一人の男を捜している真っ最中であった】
【だけれども。目的の人物には中々会えず】
【探し人と同じ組織に属する人間には会えるも──まだ、本人にはまみえて居ない】

【もしかしたら、と。彼女は思う】
【「もしかしたら、自分は彼/探し人のことを恐れているのではないか」】
【────水の国のルビーシャを占領した、名前しか知らぬ探し人のことを】


【だが、その思考もすぐに紗月の言葉で現世へと引き戻される】
【露店のメニューはある程度豊富だ】
【ソフトドリンクはオレンジジュースやアイスティーなどと、常識的な品揃え】
【本命クレープはといえば、クリームやフルーツで彩られたデザート系のものから】
【チーズやミートソース、ポテトサラダなどが入っている軽食感覚のものまで様々】

……、イチゴと、チョコのがいいでしょう、か──
護様は、どうしますの?

【エルが注文するのはきっと、イチゴとチョコのクレープだろう】
【メニューを見て考え込む紗月の邪魔をしてはいけないと思ったのか】
【早々に注文するものを決めた彼女は、護にどのクレープを買うのか尋ねてみた】
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 15:02:49.61 ID:iwwd7UhSO
>>498
「デザートは・・うぅん、私にとってはこれかま朝食で昼食だからな、昼食に甘い物ってのは・・・」
【真剣に悩んでいる様】
【彼女にとってこれが今日の朝食であり、昼食であり、】
【ついでに昨日の晩飯の分なのだから。】
【これは彼女にとっては重要な食事であった】

「・・・・よし!ミートソース!ミートソースにする!」

じゃあ僕、このクリームとバナナにしようかな?
【こうして二人共に注文が決まったのだった】
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/06(日) 15:12:01.78 ID:aLZt7MU/o
【街中 人気の無い通り】
【セミショートの金髪と、マントを揺らし】
【一歩進むごとに、プレートレギンスの擦れる音を立てて】
【街路を歩く、一人の青年】

大通り…はどっちだっけ?
多分、こっちだよ…な…?

【そっちは あぶない とおりです^o^】
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 15:15:10.30 ID:ALNm+Kguo
>>499

確かに、昼食に甘い物は少しつらい、ですわね
クレープほどのものとなると、朝食であってもやや──

【デザート系クレープは、基本的にクリームがたっぷりと入っている】
【当然、甘さやボリュームもそれなりだ】
【そんな甘味たっぷりのものを空腹の胃に叩き込んだらどうなるかは、お察しの通り】
【故に、ミートソースのクレープを頼んだ紗月の判断は正解、なのであろう】

決まり、ですわね──

【二人が注文したのを聞き、再度ふわりと微笑むエル】
【その後、自分の注文したものを店員に告げ。代金を支払い】
【彼ら三人が頼んだクレープは、すぐに出来上がって手渡されることだろう】
【特に紗月の頼んだミートソースのクレープは、あの独特な香りが相まり】
【空腹の彼女の食欲を、余計にそそることになるかもしれない】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 15:29:55.95 ID:iwwd7UhSO
>>501

「・・・・半日ぶりのご飯だ!!いただきます!!」

有り難うございます。・・・えと・・いただきます」
【紗月は受け取ると、そのいかにも旨そうな臭い、見た目に空いた食欲を抑えられず、かぶりつく】
【護は、お金を二人分払ってクレープを受け取って呟き食べ始めた】

「やっぱり飯を食べられるってのは幸せだな!旨い!!」

甘くて美味しい・・・
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 15:40:55.55 ID:ALNm+Kguo
>>502

も、もしかして紗月様、昨日はお夕食、召し上がっていないのですか?
あぅう……お身体に障りますわよ──?

【紗月の言葉に対しては、心配そうにそう語るエル】
【しかし、店員からクレープを受け取ると、持ちっぱなしというわけにもいかないからだろう】
【あむあむと、控えめにクレープの端を食み、クリーム部とイチゴを口にし】

……、、美味しい

【甘味が幸せを呼び、頬を緩ませ。小言をいう気分ではなくなったのだろう】
【一口一口は小さいながらも、幸せそうにエルもクレープを食べ始めた】
【──何故か鼻の頭にクリームがついているのは、注意すべきかどうなのか……】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 15:58:24.72 ID:iwwd7UhSO
>>503
「ホームレスなんてそんな物よ?」
「ご飯に毎日、朝昼晩とありつける訳がない、三食ちゃんと飯にありつけただけでもその日はラッキーな物よ」
【エルにそう、教えたのは厳しい現実】
【エルや『現状の護』と紗月達、ホームレスの暮らしはまるで違う世界だ】

「(可愛いな・・この娘・・・)」
【まるで子供の様なエル
に愛らしさを感じたのか、あえてそのままスルーします。】
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 16:26:59.12 ID:ALNm+Kguo
>>504

そう、なのですか……
大変、なのです、ね。。

【また一口、クレープをかじる】
【紗月の現状を聞き、実際に見て。ほんの少しだけ、感じる甘味が遠ざかる】
【鼻についているクリームには気付かず。口の中で甘味を転がし】

護様は、最近どうなされているのですか?

【そう言って、今度は紗月から護へと話題を振る】

/申し訳ない、ちょっと急用で目を離してました……ただいま
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 16:49:10.06 ID:iwwd7UhSO
>>505
ふぬっ・・?!僕ですか・・?
【目の前の甘味に夢中になっていたのか】
【護は、ビクリと突然話題が自分になったのに少し驚き】

あぅ・・・・えっと、特に変わらないですかね・・
学校行って、バイトして。
あ、あと《Justice》の活動を・・ 今はどんどん敵が増えて物騒ですから・・

・・・・機関にももう。特に目を外す事は出来ません・・・
【最後に特に今一番警戒している敵の名を出す。】
【・・・呟く護は少し何か思いだしたように寂しげだった】

/いえいえ、実は謝るのはこっちだったりします。
/すいません、出掛けます。7時、8時あたりに帰ってこれるはずです。
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 17:03:30.29 ID:oti+gQGSo
【公園】

…やっと、着いた……
げほっ…げほ…

【軽く土で汚れた、白いワンピースを身につけた少女が入ってくる】
【彼女の持つ翡翠色のロングヘアも、土で汚れていて】
【髪と同じく翡翠色の瞳は、輝きを失い、伏し目がちに虚ろだ】

【石英のように透き通った四肢には無数の生傷が走っていて】
【血が垂れているわけではないが、見るからに痛々しい】

【ベンチまでたどり着くと、崩れるように横へ倒れた】
【視線は、公園の地面へと向けられている】

結局……私は何がしたかったのでしょう?
何が…できたのでしょうか…?

ねぇ、キューちゃん、知ってるなら教えてくださいです…

「くるるる……」

【『キューちゃん』と呼ばれた其れは、彼女の頭からぴょいんと飛ぶように降り】
【主を慰めるように傷を舐めながら、くるくるとのどを鳴らす】
【その正体は、二つの翼をもった、小さな可愛らしい龍だ】
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 17:07:03.03 ID:ALNm+Kguo
>>506

──≪Justice≫……
し、知らなかったですわ──護様が、メンバーの一人だなんて。。

【ふと生まれた、不安】
【それは、正義をかざす組織の一員である彼が】
【己の師を──犯罪者でもある自身の愛しい人を、討つのではないかという不安】
【彼女にとって、正義とは】
【彼女にとって、“一般人が思う”正義とは】
【自分が大好きな人を奪いかねない、不安要素を孕んだものであった】

【湧いた不安は、僅か表情にも表れ】
【ほんの少しだけ、彼女の笑みに影が宿る】
【それでも──もし「どうしたの?」と聞いたところで】
【彼女はきっと。「なんでもない」と誤魔化すのであろうけれど】

それに……、機関、……、────?
どうか、なされたのですか護様?

【聞いたのは、彼女から】
【寂しげな彼の表情を見て。彼にも何らかの事情があるのではないかと、そう思う】
【例えば、機関員に友人が居る、だとか】

/了解しました
/いってらっしゃーい
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 19:13:17.11 ID:ALNm+Kguo
/護の人へ
/申し訳ない、こちらも再び用事が入ってしまいました……
/何時に帰れるか分からない状況な上に、今週はスレ参加が難しいので
/出来れば次レスあたりで絡みを終わらせてくれるとありがたいです
/折角絡んでくれたのに申し訳ない……
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 19:48:49.68 ID:wDfdi+O70
【水の国、とある森の中】
【――轟っ、と。魔力で構成された光が爆ぜる音が、木々の間に響く】

【その音を辿ってみれば、その先には魔術を繰る人物の姿を見つける事ができるだろう】
【灰色のキャスケット帽を身に着けているせいで、人相までは確認できないのだが――】

――はぁぁッッ!!

【漆黒のコートを身に纏う人物が右手に持つのは――光を纏った剣、だろうか】
【人影がそれを一振りすれば、再び生まれる衝撃。白が爆ぜて、一瞬夜を塗り替える】
【目の眩むような炸裂の中、剣士は臆する事無く軽やかに前へと跳躍して】

コールクァイア<b、――ふ、ッッ!!

【空いていた左手に召喚されるは、これまた光を宿した一振りの十字架型の短剣だ】
【人物は其れの鍔を掴むと、まるで銃でも持っているかのように構えると――】
【その構えの通り、魔銃よろしく連続で放たれる魔力の弾。独特な短剣の使い方だ】
【連なって宙を駆けていく魔弾は、真っ暗な森の中に白いラインを残しながら】

【三度の衝撃。弾丸は、人影の目の前に存在していた岩に皹を入れるに至った】
【……ふわり、と、炸裂で生まれた風が、被っていた大きめの帽子を飛ばして――】

……あちゃぁ。やっぱりこの使い方だと火力不足は免れませんよぅ。
まあ、岩を壊す程の威力があっても問題ですけど……。

【姿を現すのは、サイドポニーテールに纏められた繊細なフェアブロンドの髪だ】
【少女≠ヘ右手の剣の先で帽子をキャッチすると、僅かに苦笑を零すのだった】
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 20:00:30.88 ID:bNJtP1tlo
>>510

【その様子を木陰から見る黒い学生服の少年】

え?………
【少年はその光景を見て、目を丸くする】

【自分より小さな女性――――それが自分でも壊せないであろう岩を壊している】
【魔翌力のおかげである事は分かっていたが、頭の中が混乱する】

(お、俺も魔翌力を上手く使えればあんな事できるのかな…・・・?)
【頭の中に映るは、自分が強くなった妄想】

【―――そして少年の体は動きだし、女性の前へと立つ】

そ、それってなんか魔術かなんかですか?
【なんとしてでも、魔術の力を手に入れたい。その一心で少年は女性に質問する】
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 20:02:12.66 ID:sAf/MM9xo
>>510
【がさり、と木々が揺れる】
【方角としては、彼女の右手側だろうか】
【地上を移動するのではなく、木々の上を飛び回る様な】
【葉と枝だけを揺らしてそれは近づいて来る】

【やがて、その音の主は】
【夜間でも見える程度の距離、木の枝の上に姿を現した】


熊くらいなら、それで十分すぎると思うけどねー
まさか、城壁を壊したい訳じゃないだろうし

……それとも。ロボットと戦う予定でもある?
だったら確かに不足なのかもね、三発だけだと

【灰色の長髪を高く結いあげた、灰色の瞳の少女】
【両腕の真紅の籠手に、首から下げた聖ユダのメダイのペンダント、と】
【普段と然程変わらない服装の彼女には、見覚えもあるだろうか】
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 20:03:38.16 ID:sAf/MM9xo
/おう、被った。複数辛いようなら退きます
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 20:12:39.19 ID:wDfdi+O70
>>511

……ん?
ああ、一応これは魔術ですよぅ。魔力を圧縮した弾丸です、けど……。

【いきなり現れた少年にきょとんとしながらも、少女は丁寧に応対をした】
【先ほどまで光を纏っていた短剣クァイア≠ヘ、今は何ら異常の無い短剣に見える】
【という事は、彼女はこの短剣に魔術を使って先程の弾丸を発射したのだろうが――】

えっ、と。魔術……使いたいんですか?

【と。彼女はじいっと少年を見つめながら、そう尋ねた】

>>512

まあ、熊を狩るわけでもないですし、ロボットとも戦う予定はありませんけど……。
……世の中には機械より硬い人間とかいたりしますから、ね。

お久しぶりです、吟雪さん。

【二人目の来訪者は、かなり以前に見かけたきりの人物だった】
【自分の記憶が正しいのなら、それはもう一年近く前の事になるだろうか】
【ぺこり、彼女はサイドポニーを揺らしながら深々と礼をした】

【……恐らく、彼女が想定しているのは自分よりもずっと強い相手なのだろう】
【もしかすると、今の魔術では攻撃が全く通らない敵が出てくるかもしれない――】
【そうなった時に、慢性的な火力不足の彼女では辛いものがあるのだ】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 20:12:40.77 ID:bNJtP1tlo
>>513
/すいません…こっちがキツいので退いてもらえるとありがたいです。
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 20:14:02.27 ID:wDfdi+O70
>>513>>514
/おおっと、こっちは(多分)複数は大丈夫、ですが……
/重太郎の人の方がきついそうですね……どうしましょう
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 20:14:08.59 ID:bNJtP1tlo
>>513
/おうふ、下手で遅くなってもいいのなら……
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 20:15:14.88 ID:sAf/MM9xo
>>515-516
/こう言う時は速い物勝ちが原則さー
/という事で退きます、何れまた別の機会にでも
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 20:16:07.27 ID:wDfdi+O70
>>518
/申し訳御座いません。またいずれ宜しくお願いします!
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 20:16:08.48 ID:bNJtP1tlo
>>518
/そ、そんな申し訳ない……
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 20:30:35.37 ID:bNJtP1tlo
>>514

ま、魔翌力を圧縮……?そんな事もできたんですね!
【少女の様子など気にせずに目を輝かせながら話を聞く少年】
【短剣にも興味津々なご様子】

使いたいです!やりたいです!強くなりたいです!
【即答―――質問とは違うものも混じっているが、それほど魔術を使いたい証拠だろう】

あ、自己紹介したほうがいいですかね。
俺は宮本重太郎といいます!
そしてこれが……
【マシンガントークをする少年。相手の事を気にしていないのは少年が未熟な為】
【そして腰につけてある2つのホルスターから銃を取り出す】

『はじめまして口黒です。』
【聞こえてくる声。少年の手の方―――つまり銃から】
【普通の人であれば混乱するだろう】

「そして俺が白口だぜ!。よろしく!。」
【今までの自己紹介よりも大きく、無邪気な声で話し出すもう片方の銃】

【この2つは、魔銃と呼ばれる物らしいが、少年はその詳細をよく知らない】
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 20:30:57.35 ID:oti+gQGSo
【公園】

…やっと、着いた……
げほっ…げほ…

【軽く土で汚れた、白いワンピースを身につけた少女が入ってくる】
【彼女の持つ翡翠色のロングヘアも、土で汚れていて】
【髪と同じく翡翠色の瞳は、輝きを失い、伏し目がちに虚ろだ】

【石英のように透き通った四肢には無数の生傷が走っていて】
【血が垂れているわけではないが、見るからに痛々しい】

【ベンチまでたどり着くと、崩れるように横へ倒れた】
【視線は、公園の地面へと向けられている】

結局……私は何がしたかったのでしょう?
何が…できたのでしょうか…?

ねぇ、キューちゃん、知ってるなら教えてくださいです…

「くるるる……」

【『キューちゃん』と呼ばれた其れは、彼女の頭からぴょいんと飛ぶように降り】
【主を慰めるように傷を舐めながら、くるくるとのどを鳴らす】
【その正体は、二つの翼をもった、小さな可愛らしい龍だ】
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 20:35:45.95 ID:3RthbUw10
【酒場】


「ロウさん!!今日取材の人が来るってホントですか!!」
「僕たちも青義同盟に入れてくださいよ〜」

ザワザワ ザワザワ

【酒場の客たちが、1人カウンター席で記者を待つ男にそう問いかける】
【茶色のテンガロンハットとウェスタンシャツ、藍色のジーンズに黒のウェスタンブーツがカウボーイを彷彿とさせるその男こそ】

【「blue justice/青義同盟」のリーダー、「梅酒のT・ロウ」ことマーシャル・T・ロウである】

ったく、うっせーな…もう知り合いは入れねェって決めてんだ…後はスカウトでのみ勧誘する。
そうタツミちゃんと決めたんだよ。ほら。とっととあっち行った。記者きたら静かにしてろよな…

【ロウはそう言って野次馬たちを軽く追い払うと、グラスの梅酒を飲み干す】

(記者ねぇ…まぁタツミちゃんのポスター作戦もまんざらではなかったかもな…)
(俺はいきなりやりすぎだとは思ったが…まぁインパクトは与えたっつーか…)

【酒場の壁にもそのポスターが貼ってあった】
【そのポスターにはこう書いてある】

【「Justice」や「対機関連合」のように、「悪なら即殺す!!」というような輩がいる正義組織に、疑問を感じませんか?】
【私たち「blue justice/青義同盟」は、上記2つの正義組織とは違います!!】
【この組織の目的はできるだけ殺しを避け、悪を更生させることです。】
【この組織では更生の余地なし&危険人物と判断した場合のみ、殺しが認められます。】
【真の正義はここにあり 「blue justice/青義同盟」メンバー募集中!!】
【現在メンバーが足りずに活動できない状態にあります!!少しでも気になったら連絡を!!】 
【お電話はこちら、リーダー「マーシャル・T・ロウ」のtel ○○○−△△△−□□□まで!!】

【現在メンバーが足りずに活動ができない の部分が赤字で大きく書いてあった】

524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 20:37:01.14 ID:wDfdi+O70
>>521

ええ。こう、ギューっと詰め込む……みたいな?
あ、この短剣はそういう技術をやりやすくする、って能力を持ってるんですよぅ。

【興味津々な彼の様子に、彼女は小さく微笑みながら説明をしていく】
【こっちの剣もです、と。右手のロングソードを軽く持ち上げながらそう付け加えた】
【これらの事から鑑みるに、彼女は所謂魔導剣士≠ニいうスタイルなのだろう】

っと、宮本重太郎君、と……?

【きょとん、と。あっけにとられた様子で彼女はもう二つの声を聞いた】
【それが銃から発せられた声だと気付くのに、たっぷり5秒は要しただろうか】
【ああ、と一人合点が行った様子で頷くと、再び彼へと真っ直ぐ視線を向けて】

私はエルメア。Justice≠フエルメア=ミルフォードと申します。

【ぺこり、恭しく礼をしながら、彼女は自らの名前と所属を名乗った】
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 20:39:28.38 ID:IgdVHiXWo
>>522
【黒い服、漆黒のマント、フルフェイスタイプの仮面を身につけた男が】

っく、もう三月になるのに何故にこんなにも冷えるのだ・・・・・・
おかしいだろう!雪降ったぞ雪!!

【マントに包まりながら愚痴りつつ歩いている】
【その手にはコンビニの袋、中身はアルコール類にするめ等】

しかしもう私もオッサンと化しているな・・・・・
四捨五入すれば30・・・・・・
何も悪いことをしていないのになんでおっさんにならねばならんのだ・・・・・
はぁ・・・・・

【リアルに凹んでいる、精神的にはもう若くないのかもしれない】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 20:40:34.21 ID:3RthbUw10
/>>523は谷山の人専用です
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 20:46:45.11 ID:s6iTQQ20o
>>523
【ぎぃっ、と音を立てて酒場のドアが開く】
【そして店内に入ってきたのは一人の少年】
【年の頃は17,8程。年齢の割に背丈は低く小柄である大凡160cm前半位で】
【そして、その髪は逆立てられた、雪より尚白い白髪で】
【その双眸も色を抜き取られたかのような白に限り無く近い灰色だ】
【着崩した学ラン姿に腰にはベルトポーチを巻き、ガンベルトを改造した物に仕込杖を差している】
【右腕の袖の端からは包帯が、顔にも絆創膏が巻かれていて負傷をしていることが見て伺える】
【店内を見回し、近くの客に何か話しかけると一直線にT・ロウの前まで歩いて行く】

こんばんは。
今晩、貴方の取材をさせて頂きます、谷山 基樹と申します。

【ぺこり、と頭を下げ、礼儀正しくそういった】
【見た目は学生の物であるが、その見た目に反して場慣れしている感覚を感じさせるだろう】
【ベルトポーチに左手を滑りこませ名刺を相手に差し出した】

―――――――――――――
統一征斗会新聞部部長
メディア総合会幹部
Justiceメンバー
谷山 基樹[タニヤマ モトキ]

Tel@@@-@@@-@@@@
―――――――――――――

【と名刺には書いてある。Justiceのメンバーであった】
【補足するように苦笑を漏らして】

今日は、新聞部として来ています、なのでJusticeとは関係有りません。
そちらも話はあるでしょうが、此方の取材を先にさせていただいても宜しいでしょうか?

【礼儀は正しく。人の良さそうな顔の作りも有って、嫌な感じはあまりしないだろう】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 20:50:43.39 ID:bNJtP1tlo
>>524

ギューっと詰め込むですか、なるほど、ふむふむ……
【学生服の裏ポケットからメモ帳を取り出し、書き込む少年】

それは便利そうだ……コイツらにもそういうことってできるんですかねぇ?
【俺もできるのかな?と考えながら質問をする。この少年本当に魔術に疎い】

【剣と聞いて、ピクッと眉を動かす少年】
【こんな子が剣を使うなど信じられないといった様子】

『ん、驚かせちゃったかな。ま、仕方ないとは思うけど』
【少年よりも大人らしい口調で話す銃、口黒】
【驚かれる数のほうが多いらしい。当たり前だとは思うが】

じゃ、ジャスティスですか!
僕も対機関連合なんです!会合を開くんでしたっけ?
【少年は集積情報で得た情報を頭の中から引っ張り出して質問をする】
【この質問に特に意図はなく、瞬時に少年の口から出たものである】

529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 20:58:57.81 ID:wDfdi+O70
>>528

そうそう。ギューっと、です。
うーん、魔術をちょこっと勉強したら出来るようになると思いますよぅ。

【彼女の魔術の流派では、魔力の圧縮とやらは基本的な技術なのだろうか】
【然し、彼が次いだ言葉を聞くと、うーん、と声を洩らしながら首を捻って】

私にはその銃の詳しい性能が分かりませんから、はっきりとは言えませんが……。
で、でもやってみる価値はあると思います! 多分!

【喋る銃ですし直接聞いてみるのが良いかも、等と冗談めかした事を付け加える】
【彼女自身も、重太郎が持っている銃にかなりの興味を示しているようだ】
【口黒の言葉に、彼女は「まあ、この世界ですしおかしくはありませんが」と洩らして】

あ、はい。今度の17日に。
対機関連合の方でしたか……なら、多分来ても大丈夫だと思いますよぅ。

【会合を提案したのは彼女であるから、当然ながらその存在は知っていて】
【ニッコリと微笑みながら、重太郎の出席を促す――気が緩いとも取れるかもしれないが】
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:00:13.57 ID:oti+gQGSo
>>525
/おわぁ!見逃していて大幅に遅れて気付きました!ごめんなさい
/まだ居られますでしょうか?
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 21:03:48.59 ID:3RthbUw10
>>527

【彼の近づいてくる姿を見て】

「…若いな…」

【そう小さい声でつぶやく(ちなみにロウは20歳)】
【そして彼が挨拶をして名刺を渡しそれを受け取ると】

へぇ…Justiceの人と会うのは3人目か…結構身近にいるのかねぇ…

【と苦笑しながら言うと】

えーと…ホイ。俺の名刺。どうも。「blue justice/青義同盟」リーダー マーシャル・T・ロウだ。

【タツミが作ってくれた名刺を左ポケットから出し、それを差し出す】

――――――――――――――――――

「blue justice/青義同盟」リーダー 

   マーシャル・T・ロウ

  tel ○○○−△△△−□□□   
――――――――――――――――――

是非取材してウチの組織を広めてくれ。メンバーが足りないんでな…

【そういうと彼はマスターに梅酒の追加注文をした】

532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 21:04:13.62 ID:9nB7K2vSO
【大通り】
さて……いきなり「カノッサ機関」を敵に回すのはヤベーからなあ……

【外ハネの青髪で、糸目で垂れ目。顔の上半分を覆う赤色のハイテクっぽい大型ゴーグルを装着しており】

協力者、を探したいトコだが。

【水色のマフラーを巻き、オレンジに黄色の水玉模様のネクタイを締め、分厚い青色のコートを羽織った青年が……】

流石におおっぴらに公表する訳にもいかねえしな……困ったぞ。このフィアーゼにも不可能はあるという事か……!?

【何やらぶつぶつと呟きながら、そして顎に手を当てる古典的な“考える構え”を取りながら歩いている】

【服装の奇抜さはともかく、彼自身には特に「可笑しい面」は無い】
【ならば……可笑しいのは何か。簡単だ】

【彼の後ろを“浮いて”“着いて来る”……“棺桶のような何か”だ】
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:06:59.43 ID:AYVL1+MAo
【昨夜大きな戦闘があった金の国】
【古びて水の枯れた噴水庭園】

と、この辺だよな……昨日オレがいた場所は。
……………。

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【白のタートルネックの長袖シャツ、その上にファーのついた深い緑のモッズコートを羽織り――――】
【手には黒いドライバーグローブ、膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【ズボンのベルトの右側に無骨なナイフを2つ平行に掛け、左側に妖しい魔翌力を隠すように包帯で刀身を隠した刀を掛けた】
【小さな身長(160cmくらい)の少年は周囲を見渡す】

…………あ゛ー、なんだそりゃ何が起きたんだよオイ。
いや、もしかしたら住人とかが遺体を――――

【右手をポケットに突っ込んだまま少年は地面をじっと見つめる】
【険しい表情のその先にはまるで誰かが歩いていったような血の跡】

無いか、無いなもしそうだったらこんなくっきり跡が残る訳がない
となると……駄目だワカンネ。

【何かしらが起きたという事だけは分かった、それで十分だと開き直り】
【噴水の縁に腰掛ける、漏れ出る溜め息は疲れが篭っていた】

夢か現か、現世かあの世か……どっちかね。
(知り合いか何か通りかかれば重畳だけど、そう簡単には事は運ばねーかな)
(ま、時間はいくらでもあるし……適当でいいか)

【自分がいるこの場所が本当に自分がいた場所なのだろうか】
【現実感が得られないまま少年は誰か来ないかな、とぼうっと座り続ける】
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:07:42.17 ID:IgdVHiXWo
>>530
/別にいるけど、嫌ならスルーしてくれて大丈夫よ?
/初めてじゃないし、別に
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 21:09:45.79 ID:s6iTQQ20o
>>531
【両手で名刺を受け取り、ベルトポーチに収めた】
【椅子を音なく引いて、座り】

ああ、ジュース有ります?有りませんか、ではミルクで。

【学生であるゆえ酒は飲めない、ミルクを注文】
【そして、こほんと咳払いをしてロウを見据えた】

ではマーシャル・T・ロウさん。
これからの会話は、録音となっております。
隠したい話等があれば後でそこは削除しますがご留意ください。

【ベルトポーチからレコーダーを取り出して言って】
【レコーダーを机の上に置き、スイッチを入れた】
【実際は此方のレコーダーはダミーであり、鼓膜に直接接続されたマイクでも録音をしているのだが】

先ず最初に。
何故、青義同盟をお立ち上げになったのか。
お話ししていだだけますでしょうか?
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:10:39.68 ID:bNJtP1tlo
>>529

もっと基礎からやるべきですよね!頑張ります!
【無邪気、そして純粋な声で返事をする少年】

そうですか。じゃあちょっと調べますかな!
『ま、僕は自分自身のことはよくわからないんだけどね。』
「俺も同じく」
【最初の少年の言葉から、最後の銃の言葉まで、声を絶やさない少年一行】
【その様子からは、少年達の仲の良さが分かるだろう】

来てもいいのですか!?
ジャスティスで顔知っている方が何人かいるので行ってみようかなぁ……
【少女の言葉に驚いた様子の少年】
【部外者の自分が行けるなんて思ってなかったらしい】

あ、ジャスティスに魔翌力の使い方が上手い方っていますか?
【さっきから魔翌力関連のことにしか頭がないこの少年】
【魔翌力の扱いが上手くなれば強くなれる。そう思っての質問だ】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 21:15:15.63 ID:rvsxwjDSO
【町外れ】
【曰く。肉体的、或いは時間的に、余程のことがない限りは真の意味で忙しい≠ニは言えないらしい】
【それでは、昨今蔓延している忙しそうな人間とそうでない人間の差とは何か】

【――それは偏に、時間の使い方の上手さだ、との事である。例えば、このように】

異常、なーし……っと。この分なら、早いとこ上がっても問題は無いかな。
……となると今日は用も無いし、久々に暇が出来る訳だ、が。…………。

【から、ころ、から、ころ。何とも呑気に、紫の地に桜の柄の小紋を着流して】
【足には下駄を履き、腰には合わせて三振りの刀を帯びた、白皙の痩躯が】

【街の明かりの見える方から、さりげなく周囲に目を遣りつつ、緩いペースで歩いてくる】
【彼女の言葉を真実とするならば、結構忙しいらしいのだけど】
【正直なところ、何処が忙しいのだと言いたくもなる振る舞いである】


…………えーっ、と。……鍛練で良いよな?ほら、丁度近くに公園も……。


【因みに、時間の使い方の上手い人=遊びの上手い人、という訳でもないらしい】
【暇を持て余して、結局いつものルーティンに落ち着く。有りがちな話である】
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:16:40.04 ID:oti+gQGSo
>>534
/ああ、よかったです
/ではレス文書いてきます
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 21:20:40.97 ID:wDfdi+O70
>>536

そうですねー。図書館とかに行ったら魔術の本も置いてあると思いますよぅ。
魔術に関しては経験も大事ですけど、座学も大事ですからねー。

【と、エルメアが重太郎に提案したのは「本を読み漁ってみる」事だった】
【彼女もそうした事があるのだろうか、何かを思い返すような口ぶりでそう伝える】

じ、自分の事は分からないんですか……へぇ……。
まあ、調べてみたらきっと何か見つかるでしょう!

【ニコニコと、彼女は微笑みながらそう言う。微笑ましいな、と心中で零しながら】
【――思い返してみたら、そういえば、久しく友人と会っていないかもしれないな】
【そう思うと、彼女は今度の会合が更に楽しみになってくるのであった】

知っている人、ですかぁ。
私は最近加わった人の事はよく知らないのですが……。

……魔力の使い方だったら、海里さんや武美さん、刹那さん、吟雪さんでしょうか。

【最近組織に顔を出していないのだろうか、彼女はそう前置きをすると】
【知る限りの魔術師≠フ人間をつらつらと上げていく――どれも古株のメンバー達だ】
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 21:20:54.71 ID:3RthbUw10
>>535

んー。きっかけってやつか…
今考えたらSSっていう奴と口論になったことかな…

快楽殺人者と同じ思考の奴が正義語ってんのに切れちゃってな…そいつがラインヴァイスっていう正義組織にいるって言ったんだ。
その話を同じ青義同盟のタツミや、他の賞金稼ぎたちに話したら、Justiceにも対機関連合にもそんな奴がいるらしいってね。

それ聞いて、ホントに正義の心を持つ者のみが集まる正義団体を作ろうか、ってタツミに言ったら、なんかあいつが本気になってね。
そのまま勢いで…って感じかな?

【思い出しながら語っているのか、とぎれとぎれに話す】
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 21:24:21.42 ID:iwwd7UhSO
>>508
えぇ、まぁ・・・
【ふとクレープを食べていたその手が―――止まった】

檸檬・・さん・・・・『元機関員』の僕の友人が・・・
哲学者の卵を植え付けられて・・・・・孵化して・・・
それ・・・で・・それ・・・・で人が変わった・・いや、・・・戻ったみたいに・・・・・
――――彼女は・・・機関へ・・・戻って・・・いってしま・・った・・んで・・・・す
【必死に、途切れ途切れに、紡ぎ、呟く】
【その言葉につまったのはただ、哀しみ。友人を失った・・・―――】

「・・檸檬ちゃん・・が・・?!」
【どうやら、その友人は彼女の知り合いでもあったらしい】
【紗月もまた、護が話す事実に驚愕して】

・・・・・・・。
【護は完全に沈黙。】
【―――・・・護。頬を一筋の涙が伝った】

「・・・。エルちゃん御免。 なんか・・こんな雰囲気にしちゃって・・・」
「でもこの子も色々一杯一杯なんだ、察してね。」
「護・・・・お前も大変だったな。」
【紗月は励ます。】
【それが家族として彼に今出来る事だからだ】

「・・・・私達はこれで失礼するよ。じゃあね。」
「行こ・・?護」
【紗月は歩き出す】
【護も、黙ったまま頷くと彼女の後ろを歩きだす。】

【二人はやがて、その場か消えたのだった】

/只今戻りました!
/そして了解です。これにて〆にします。
/乙でした!
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/06(日) 21:25:32.62 ID:YmmRQkaAO
>>537
【セミショートの金髪とマントを揺らして、外れを歩く青年】
【カチャ、カチャ、と一歩進むごとに音を立てるプレートレギンス】
【両手を護る、ガントレット】
【パッと見では、騎士を連想させるような風体だろう】

うーん…『名前』、考えなきゃ駄目だよなあ。
流石に『名無し』と答える訳には……

【何やらうんうん唸り、片手を軽く顎に当てながら思案顔】

もう何かから適当に名前を取ろうか……いや止めておこう。
絶対に後悔する名前になる気がする。

【青年は、まだ女に気付いていない】
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 21:26:10.47 ID:s6iTQQ20o
>>540
ふむ……、では貴方の正義は真の正義だと、そう仰るわけですね。

【顎に軽く触れ、運ばれてきたミルクを軽く口を湿らす程度に含み】

では、貴方に取っての正義とは。
本当の正義とは何か、お話ください。

【真剣な目で言う】
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 21:26:53.08 ID:JEZ96Zn9o
>>533


【「カー」】 【「カー」】 【「カー」】


【噴水庭園の上空より響いたのは、数羽のカラスの鳴き声】
【……と、空から舞い降りてくる、数枚の黒い羽根】


夢は現……現は蝶の夢の如し……


【りぃん――、と、鈴の音のような、良く通る澄んだ声がそれに続く】

――『胡蝶の夢』……

うつろいやすく、壊れやすい世界において、果たして夢と現を分かつ必要はあるのでしょうか――

【声は、少年の背後からだ】
【振り向いたなら、セーラー服に紺のスカートと、頭には水兵帽を被り、縁無し眼鏡を掛けて、】
【金色に煌めくロングストレートヘアーを靡かせている――、そんな身長160cm程度の少女が佇んでいるだろう】

……『絶望』――

憂き世たる浮世には、『絶望』しか……無い――

【鋭く光る眼鏡の奥に、冷めた目付きと、澄んだ蒼色の瞳が覗いていた】
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:29:29.02 ID:oti+gQGSo
>>525

む……?

【聞いたことのある声が耳に入り、地面に向けていた視線を動かす】
【本当は起き上がればもっと早かったのだろうが】
【そんな元気ももう無い、といった感じで首だけ動かす】

あれは……

……ラグナ、さん…かな?
こんなところで何をしてるんだろう…?

【ぼんやりとした視界を、何度か瞬き、目を細めて注視する】
【その姿が記憶と結びつくのにもすこし時間がかかった】

「きゅー…!」
大丈夫、キューちゃん。あの人は悪い人じゃないよ

【小さな龍はその姿に警戒してか威嚇するように鳴き声を上げるが】
【彼女がそれを制するように手のひらを前に持ってくると鳴きやんだ】

/それでは大幅に遅れて申し訳なかったです―
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 21:31:44.31 ID:BAZHFpvlo
【街中】
【とある壁面に向かって、直立不動。そんなちいさな人影が、ひとつ】

……、……、…………

【肩まですとんと落ちた髪は白くて、肌も病的に白くて。瞳すら、白に程近い灰青。纏う服と靴は、それらと正反対の真っ黒で】
【色彩と言う概念が抜け落ちてしまったような、細く小柄な少女】
【右の眼を覆い隠す長い前髪は、「その下」を見せたくない、と語るように、世界と視界を遮断する】

……、……、…………

【『「Justice」や「対機関連合」のように、「悪なら即殺す!!」というような輩がいる正義組織に、疑問を感じませんか?』】
【そんなことが書いてある、ポスターが、壁に貼ってあって】

……、……、…………

【(∨д゜)】
【リアルに、こんな顔のままで、突っ立って。通行の邪魔になることこの上なし――】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:32:10.11 ID:bNJtP1tlo
>>539

おお!その手がありましたか!
【片方の手を開き、もう片方の手を握り締めてガッテン!のポーズをとる少年】
【その後、少年はうーん……でも本はあまり好きじゃないんだよな…と情けなく声を出す】

『ま、そこらへんの事情は』
『「気にしないってことで』」
【銃2丁の表情は分からないが、その声は笑っていた】

ありがとうございます!怖い人じゃないといいけどなぁ……
【少年は後の言葉は少女に聞かれないよう呟くが、耳のいい人なら聞こえるだろう】

/風呂行ってきます

548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 21:34:53.08 ID:wDfdi+O70
>>547

本が好きじゃないなら、この機会に好きになってみたらいかがでしょう?
多分、意外と悪くないものですよぅ。私にとってはですケド――。

あ、私もう行かなきゃ。では重太郎さん、また会合で!

【彼女はそう言うと、森の向こうへと駆けていき――やがてその姿は夜闇に消えるだろう】

/っと、俺も風呂っぽいんでここで〆にしましょうか。乙でしたー
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 21:35:28.30 ID:3RthbUw10
>>543

全員を救おうとしてみること…かな…。全員救えないなんて解ってるけど、それでも諦めずにできるだけ頑張ってみる。
まぁ、その結果が殺すことなく更生させるってことかな…まぁはっきり言って更生なんてしてくれない輩がほとんどだと思うけどな…
それでもまずはやってみる。ってのが俺らかな。

【軽く梅酒を含みながら遠くを見つめるような眼でこういった】
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:36:15.36 ID:AYVL1+MAo
>>544

(この声はどこかで聞いた、か……?)

【その発信源はカラスの声が邪魔で掴みづらかったが背後らしい】
【少年はとっさに振り向く            ( ゚д゚ )彡】

おわあ……なんだよお前かよ。
ってまあカラスの声でなんとなーく分かったんだけどさ。

【驚きと少しの喜びが混じった表情】
【どうやらここは現らしい、彼女がいるならばそうだろう】
【もっともそれも希望的観測だと言われれば反論しようがないのであった】

夢?そりゃあ分かれてなくちゃこまるだろ、ずっと寝ぼけたままでいるわけにもいかねーし。
いや、でもあの微睡みは悪くはねーな。

【きゃらきゃらと笑う】

つーか何だ?やたらと憂鬱な言葉吐いてるけども……。
アレか、アンニュイな感じなのか今日は?

【どこか冷めた様子の彼女を】
【心配という程のレベルではないがどうかしたのか、と尋ねた】
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:37:10.69 ID:N2ckUU9po
>>546
【そのポスター前で立ち尽くす彼女の隣に】

あぁ、最近、そのポスターよく見ますね

なにか、気になるんですか?

【燃える赤色のショートヘアに、温和な印象を持った金色の両目が輝く】
【フラワーハットを被った、紺色のブラウスとロングスカートの細身の女性】
【首元には十字架が輝き、ブラウスの裾には≪No.111≫の刺繍がある】



例えばJusticeや対機関連合の―――

【すぅ、一呼吸置いて】



       風評被害、とか



【にこり、彼女に問いかけた】
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 21:39:04.80 ID:s6iTQQ20o
>>549
成程。
では次、行かせていただきます。
普段、今は組織としては活動をしていらっしゃらないようですが
何か個人で活動を行って居ますか?

【ミルクで口を湿らせてそう云う】
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 21:40:39.97 ID:symS4mL90
【水の国 路地裏】

――――ぐ、ぁ…………畜生…………!
また、奴と出くわすなんて…………!

【背にでかでかと「東」の一文字が書かれた白いコートを羽織り、腰の左右のホルダーにそれぞれ剣と銃の様なものを下げた、くせのある銀髪に黒光りする様な瞳を持った青年が】
【頭部から血を流しながら、必死に息を潜めて周囲の様子をうかがっている】

……な、なにより………………ここで出くわしたって事は…………
奴等、狙ってやがる…………!!

【夜空を見上げ、白んだ息を乱れた呼吸に載せて吐き出しながら、青年は悔しげに顔を顰める】


【――――――――すぐそばの表通り】


「――――報告に間違いはない様だ。ここで奴に出くわすと言う事は……」

【青の下地に黄色のラインが入った大型の甲冑に身を包んだ、2m半はあろうかと言う巨体を誇る大男が】
【その重量感にあふれる巨躯を、ゆったりとした動作で歩かせている】
【その胸元には、逆三角形の金のプレートに蜂を象ったエンブレムを甲冑に取りつけている】

[[――――グルゴン様、ご命令を…………]]

【大男のそばには、小さないくつかの影がまとわりついていた】
【黒のボディースーツを着込み、目元をバイザーで覆っている、小学生ほどの2人の少女】
【少女達の額には、それぞれκ、λという文字が刻まれており】
【κの少女は灰色の、λの少女は赤紫色のショートカットをしている】
【なにより、髪の色と額の文字を除けば、彼女らの容姿は瓜二つである】

「…………何らかの連絡手段を持っている事も、十分に考えられる…………
向こうは今動けんだろう…………早急に奴を追いかけ、黙らせるのが得策……!」
[[――――任務、受領完了…………]]

【大男の指示に、2人の少女は油断なく周囲を誰何しながら先行する】
【間違いなく、その姿は『敵を警戒している』事が見てとれるだろう】
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:41:55.96 ID:IgdVHiXWo
>>545
ぬ?

【きゅー、という龍の声に反応し、その声がしたほうに目を向ける】

龍?隣にいるのは確か?

【あごに手をやって脳内の記憶を呼び起こし】

いつぞやの巨大ネズミ捕りにかかっていた・・・・・
元気がなさそうだが・・・・・・

【つかつかと接近、ベンチの前に片膝をついてしゃがみ込み】

こんな遅い時間に何故ここにいるのだ?
しかも傷だらけ・・・・・何が起きたのか私に話してくれるか?ミーナよ。

【とりあえず隣の龍のことは放置し、痛々しい姿となった彼女に目線を合わせて話しかける】

【】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:42:54.25 ID:IgdVHiXWo
>>554に追加
/別に気にする必要はないからね。
/仕方がない
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 21:45:23.17 ID:BAZHFpvlo
>>551

コポァアア――――――――――ッッ!!?

【※悲鳴】
【視線はずうっと、ポスターに釘付けで。もちろん隣なんか見ておらず】
【少女にとっては「いきなり」掛かってきた声に、大きく肩を震わした】

う、あ、あ? あ、いえ……
いやあの、ほんと、何だろうなーって思っただけ、で、

【声がしたほうに、恐る恐る視線を向けて】
【ああ優しそうな女の人、身なりもきれいで、――】

……ぅ

【――――詰まる】
【刺繍に気付いたわけではなくて、その、言葉に。咽がぐっと、閉まる感覚】
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 21:45:37.59 ID:3RthbUw10
>>552

えー活動は…賞金稼ぎしてるけど最近はそれほど…だな。2年前は1人で麻薬組織潰したりタツミと組んで大物捕らえたりしてたんだけどね…
あ、ちょっと前にRIPの中央放送局のジャック事件のときにその中で屍っていう奴と戦ったよ。
勝ったんだけど逃げられたなぁ…

【逃げられたことを少し悔むような口調で】
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 21:46:36.22 ID:JEZ96Zn9o
>>550

はい、わたくしです……『こんばんは』――

【まずは挨拶】
【ぺこりと丁寧なお辞儀付き】

さて……いわゆる再会……というものでございますが……

【そして一呼吸置くように、眼鏡の縁をクイッとあげて、】

――もしかして、「今日」限定でわたくしが機嫌悪いみたいな認識でしょうか……
少々予想外ですね……

わたくし……いつもどんなときでも、このように世界に絶望していますゆえ……

【――などといいながら肩をすくめた】

…………いえ、前回会ったとき…………んー…………

【……と思ったら、何かひっかかったのか、少し思案する様子】

…………ま、思い出せませんが、ええ……そういうことです――――

【そう、彼女は今……、】
【「前回彼と会ったとき、わたくし、もしかして案外機嫌が良かった感じだったでしょうか……」】
【という、一抹の疑問を覚えたのだが、結局思い出せなかったようだ!】
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 21:47:40.07 ID:s6iTQQ20o
>>557
……普段は賞金稼ぎ、ですね。
では、最後の質問です。
青義同盟に興味が有る方々に向けてのコメントを頂きたいです。
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 21:48:03.92 ID:rvsxwjDSO
>>542

(……それとも店に出向くか?いや。バイトの無い日まで、あれと顔突き合わすのもな)

【此方も、随分と悩んでいる様子。それもその筈である】
【鍛練の為の時間は、既に取ってあるのだ。飽くまで、これは妥協案】
【偶の休みまでストイックに過ごすのは、実際いかがなものだろう――と】

――――?

【とにもかくにも、動かなくては話にならない。踵を返し、歩き出そうとした所で】
【彼女は鎧の音に気付き、初めて青年へと意識を向けた】

【ここまでで数秒。青年の進路上に彼女が居た場合、ぶつかってしまう虞もあるだろうか】
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:50:58.71 ID:oti+gQGSo
>>554

…わわっ!

【少しぼんやりと遠目に見てたせいか、話しかけられた瞬間に驚いた表情を見せ】
【すぐさま、もとの表情へむりやり戻した】

あ、えと…変な声出しちゃってごめんなさい…

ラグナさんに心配かけてもらうような事ではないですよ?
ほんのすこし、ドジしてしまっただけですので
大丈夫です…龍の再生力は、普通では無いですから…!

ここにいるのもちょっと休んでいるんです
もう少ししたら帰るつもりだったんです!……ほんとですよ?

【とりあえず口から出るままに言葉を並べていく】
【なるべく、相手に心配をかけないように】

/すみません!お風呂入ってくるので次レス遅れるかもしれません
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 21:52:46.19 ID:3RthbUw10
>>559

えー。

俺のクソ甘い考えに賛同できる奴!!悪人善人関係なく救ってやろうという器のでかい奴!!

そういう奴を俺らは求めている!!ポスターじーっと見てりゃあスカウトしにいっからヨロシク!!

…こんなもんかね?

【そう言って彼に視線を送る】

563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:56:13.75 ID:N2ckUU9po
>>556
ふふっ、面白いお嬢さんですねぇ

【夜の帳を裂く月明かりの元の、少女の隣にて】
【くすり、口元に手をあてて、目を細め微笑むと】

まぁ、このポスターに書いてある扇情も、一理あるんじゃないんですか?

だって、そうでしょう・・・


―――「ヒトゴロシ」をする、「セイギノミカタ」なんて

可笑しな話じゃないですか?―――



むしろ今まで世論が動かなかったのがおかしい位です

ご大層な大義名分を掲げても結果的に人を殺せば、
本当にそれは「許される殺人」行為だったんでしょうか?

【彼女は口元に手を当てたまま、言葉を紡ぎ】
【ただただ語る、「セイギソシキ」の「矛盾点」】
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:56:51.98 ID:AYVL1+MAo
>>558

あ、おうこんばんはー。

【釣られて挨拶が遅れた事に少し焦りを感じながら】
【少年も一礼、お辞儀を返す】

んだよソレ、ダメダメな平常運転じゃねーか。
まあオレは他人に「元気出せ」なんて台詞は間違っても言うような生き物じゃねーから――――
オレがお前を励ますとか考えねーこったな、なーんて。

【またきゃらきゃらと笑う】
【多分冗談半分の台詞だろう、彼はそこまで冷たくない】
【冷たくないけども過度に優しくもない……普通の性格】

えー……ホラ、お前が変なヤローに追いかけられててだなあ
で、そこでオレ様がこうドッカンとソイツをぶっ倒した訳さね。

【一々ボディランゲージが入るのが微妙に恥ずかしいヤツだった】
【ただその会話もに使われるのは左手だけで、右手は依然ポケットに突っ込んだまま】

んでんでぶっ倒して……倒して……。
…………刀をもらった、うん。

【す――と微妙に目を逸らす】
【この間に起きた事を言葉を交えて回想していたら】
【頬に口づけされた事を思い出したらしく、それを悟られないようにと逸らしたらしい】
【バレバレかもね!】
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:58:51.56 ID:9nB7K2vSO
【大通り】
さて……いきなり「カノッサ機関」を敵に回すのはヤベーからなあ……

【外ハネの青髪で、糸目で垂れ目。顔の上半分を覆う赤色のハイテクっぽい大型ゴーグルを装着しており】

協力者、を探したいトコだが。

【水色のマフラーを巻き、オレンジに黄色の水玉模様のネクタイを締め、分厚い青色のコートを羽織った青年が……】

流石におおっぴらに公表する訳にもいかねえしな……困ったぞ。このフィアーゼにも不可能はあるという事か……!?

【何やらぶつぶつと呟きながら、そして顎に手を当てる古典的な“考える構え”を取りながら歩いている】

【服装の奇抜さはともかく、彼自身には特に「可笑しい面」は無い】
【ならば……可笑しいのは何か。簡単だ】

【彼の後ろを“浮いて”“着いて来る”……“棺桶のような何か”だ】
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 21:58:52.66 ID:s6iTQQ20o
>>562
……はい、宜しいです。

【そう言うとレコーダーのスイッチを切った】

後日、新聞の方にこの記事を載せさせていただきます。
あと、部誌の方にもインタビュー記事として書かせていただきますね。
ご協力有難う御座いました。

【頭をペコリと下げ、微笑みを見せ】
【次の瞬間には、目線の鋭い表情に“戻っていた”】
【くぃっ、とミルクを飲む其の所作は、こちらこそが素であると思わせるようで】

つーわけで、ココまでが新聞部の俺の仕事だ、こっからはオフレコだな。

【口調が一瞬でくだけた】

俺はJusticeだしな、アンタのその此方に喧嘩売ってくるようなやり口は、正直どうかと思ってる。
まあ、俺が知っているJusticeのメンバーがまともな奴らばかり、ってのも有るかも知れないがな。
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 22:02:35.66 ID:3RthbUw10
>>566

…一応年上には敬語を使えよ?つーかポスターはタツミがつくったんだぜ?
はっきり言って俺もやり過ぎだとは思ったんだがなぁ。

【苦笑気味に語る】
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 22:03:43.76 ID:vl7xG0YVo
>>553

【路地裏】

負傷しているな……これは幸運だ…

……しかし、まだ助かる怪我か…

【青年が周囲を見渡せば、割合近くに焦げ茶色のローブを着た少女が立っていた】
【毛先に近付くほど緋に染まる、グラデーションの掛かった栗色の長髪】
【淀んだ水色の瞳を持っていて、顔付きは10代半ば程】
【右手には、掌の二倍程の大きさのハンドベルが握られている】
【白いベルに描かれた金色の文様は、言語か図画なのかすら読み取れない】

…とすれば、トドメは早いほうがいいな
命が抜けきった後では、その価値も減じてしまう

【物騒な上、マジで空気の読めないことを言いながら近づいてくる少女】
【感情の乗らない表情は、まるで青年を値踏みしているかのようで――】

【――路地裏に入ってくるだろう三人には、未だ気づいていない様子】


/まだいらっしゃいますか?
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:05:12.67 ID:IgdVHiXWo
>>561
ふむ・・・・・・そうか・・・・・・
其れならばいいのだが・・・・・・・
随分と・・・・・・

【土で汚れた髪、服、傷ついた体をみて思う】
【ほんの少しのドジでこんなことになるとは思えない】
【其れに少し疲れた、と言うような様子でもなかった、そこで】

ミーナ、1つを教えてやろう。
君はウソをつく時・・・・・耳がピクピクと動くのだな。

【カマをかけてみることにする】

/かなり遅くなって申し訳ない
/把握しました、ごゆっくりと
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 22:06:38.53 ID:hhqqVDkK0
ミーナに断る権利も与えない害悪ラグナ
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/06(日) 22:06:51.24 ID:YmmRQkaAO
>>560

本で読んだ適当な偉人の名前とかでいいかな、この際だし──っと、とと…?!

【ガチャ、ガチャ──ドンッ】
【丁度、青年が立ち止まった時だろうか】
【もう一歩速く止まっていれば、衝突を回避する余地もあったのだろうが】
【青年は、女とぶつかるタイミングで立ち止まってしまったのだ】

だ、大丈夫…ですか?

【アーマー…と言っても上はレザーアーマーなので、ぶつかって怪我をすると言うことは少ないだろう】
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 22:06:53.86 ID:BAZHFpvlo
>>563

っ、っ、

【何か言葉を紡ごうとするのに、咽が引き攣って、声が出ない】
【息をすることすら、なんだかやり辛くなったような、気がする】

(……ひとごろし、って、……私のことだ、きっと)
(どうしよう、私のせいで、私のせいで≪Justice≫の評判が、……)

【目の前の女性が言うことは、あたりまえのことだと理解できる】
【人殺しなんて、どんな理由があったって赦されないことなのに】

だ、って……私は、……

【震える唇を駆使してやっと紡げた言葉は、いいわけ】
【人殺しを正当化しようとする自分が、ここにいる】
【その事実が、自分を助けてくれる組織を蝕んでいることが、ひどく恐ろしい】

……どうすれば、いいん、だろ……

【この間の、放送局テロ。そこに自分は「正義」の立場で存在して、「殺した」】
【人を貫く感触が戻って来る。視線が落ちる。小さく、震え始めた――】
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 22:07:43.82 ID:ln3eIA/AO
【人気のない広場のベンチ】


(私は弱い人間だ……どういう形であれ、私情に他人を巻き込んでしまった。
優しい人間を危険に晒すことになってしまったやもしれない…)

(昔の私ならこうはならなかったろう…脆さを見せることは愚か、感情なんて殆どなかったんだからな…)

(昔の私ならこんな状況でも一人で生きるつもりでいたかもな…心を閉ざして
ふ、いつからだろうな…人間が備える喜怒哀楽を覚えたのは)
【広場の周りは木々が生い茂っており心地よい風がふいてある】

(果たして今…それを覚えた私は人間と名乗ることができるのだろうか…)

【ベンチに腰をかけ空を眺めている黒いローブをきこんだ人物…顔はフードで隠している。ベンチの隣には銃槍】

(追っ手はもう諦めたのだろうか……)

(薄々そんな気分になってしまう…ここ最近平和だったからかもな)

(でも恐怖は取れない…眠ると奴らが浮かぶ…そうだ機関の人間は世に溢れている。
簡単には逃げられないんだ…以前の少女は例外だが)

【視線を空から戻す】

(あいつは機関を潰すなどといっていたな…馬鹿げた話だよ、たった一人でさ)

(あいつの瞳は真っ直ぐだった…それに引き換え私の瞳はいつも後ろしか見ていない)

逃げていたんだ…ずっと…立ち向かおうともせず…
逃げ続けても何も解決しないのにな
それどころか他人を巻き込んだ始末
奴と話してわかった…立ち向かうんだ…何事にも

【暗かった瞳に光が宿り、その者は立ち上がる】

そのためには…強くならないとな

【銃槍を手に取り、ギアを回す】

━━ビット解放

【声と同時に銃槍のボディの一部が剥がれ、その者を囲うように自動的に動く。どれも盾に近い形をしている】

よし、このビットをターゲットに訓練しよう

【ビット(盾のこと)を正面に並べさせたあと、距離を取り銃槍を構える】

魔翌力を使うからあまり長時間は無理だな
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 22:09:20.17 ID:JEZ96Zn9o
>>564

……はい、大丈夫ですよ
貴方様に限らず、全人類誰であろうと、わたくしを励ますことなど期待していませんから……

【無表情かつ淡泊に返すのは、凄まじいネガティブ発言】
【深刻さ皆無で、さらっと言ってるだけマシか】

……ええ、それくらいは覚えてますよ――
忘れっぽいわたくしでも、ね……エルフェス様――?

【ここで相手の名前を出したのは、「忘れていないアピール」であろう】
【彼女は、喋りつつ、ゆっくりとエルフェスの方へ足を運び出し――】

一応一目で気付いてはいましたが……
売却したりせず、ちゃんと使っているんですね、刀――

…………さて、「こんな血生臭い場所」で、最初のように貴方様は疲れた様子で、何か物思いにふけっていました――――

【ギリギリ手が届かない程度の位置まで来て、止まる】

「アンニュイな感じなのですか」――と、貴方様のお言葉、そっくりお返しいたしましょうか……

【――聞いただけなら、心配しているようにも取れる言葉】
【しかしながら、鋭い視線で相手を射貫く彼女】
【間違いなく「思いやり」の精神はこもっていないようで――】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:09:50.59 ID:bNJtP1tlo
>>548

読まず嫌してるのかなぁ…俺……
【上を向いて答える少年】
【思い浮かべてみるが、あの字がたくさんなのが嫌で内容を見ていなかった】

それではさようなら!
『それではまた。』
「じゃあな!」
【少女の声に反応して一斉に別れの返事を返す】

とりあえず図書館いってみるか…
魔術協会にあるんだったっけ……
『ま、今日は時間だし、明日行ってみようよ。』
「賛成!俺眠いし」
【そんな会話をした後、少年達は森の中にある自宅へと帰る】

/乙でしたー!
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 22:10:34.14 ID:s6iTQQ20o
>>567
……悪いね、敬語苦手なんだよ。取材の時は問題なく出来るんだが。

【嘆息してそう言って】

別に他組織落とさなくてもアンタの組織自体に魅力があれば人はくるんじゃねーの?
たしかにやり過ぎだわな、ああ。

【頷いて】

あと俺はJustice抜ける気は無いから。
俺の正義は、あそこで貫くって決めたからな。

【灰白色の眼を細める】
【其の眼は、場慣れして擦れてはいたが、其れでも光を尚失っていないものである】
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 22:13:55.68 ID:symS4mL90
>>568

――――っ、誰だ…………!?

【追手の者たちとは違う声に、青年は顔を引き攣らせながら、ローブの少女の方向を見やる】

…………て、てめぇ…………なんだよ、俺と、やる気か…………!?

【顔に苦しげな表情を作りながらも、害意を口にする少女に対して、睨みつける青年】
【頭部に流れる血を、忌々しげに拭う】

確かに…………俺は手負いの獣だろうが…………まだ牙が折れたつもりじゃねぇ……
――――と言いたいところなんだが…………今は相手にしてる場合じゃねぇんだよ…………!

【右手には、短くて幅が広く薄い、大型の包丁の様な形をした剣を】
【左手には、銃口を中心に十字型の銃身を持った、トリガーやマガジンが存在しない、不思議な銃を】
【左右の腰から、それぞれに得物を取り出す青年だが、構えはしない】
【手に握ったまま、青年は再び表通りの様子を窺おうと、耳をそばだてる】



[――――!!
グルゴン様、血の跡です。まだ乾いていません]
「…………なるほど。それではλ、先行せよ」
[了解…………]

【表通りでは、三人組が青年の流した血の跡に気付いた様子で、赤紫の髪をした少女を先頭に、静々と路地裏へと足を踏み入れてくる】

/ぎりぎりで残ってました。よろしくお願いします
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 22:15:37.36 ID:3RthbUw10
>>576

ああ、あんたはあんた自身の正義を貫けばいいんじゃないか?
まぁあんたは快楽殺人鬼には見えないしな…
つーかJusticeのスカウト制度ってどうなってるんだ?あんた記者なら知らないか?

【そう一気に言うと男は梅酒を一気に飲み干す】
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 22:18:27.65 ID:s6iTQQ20o
>>578
まーな。
記者やってるのもその一環さ。

【くぴり、とミルクを飲んで】
【そして、質問を受けて腕を組み】

割と適当だぜ?
俺も1人Justiceに入れたけど、その時は俺が軽く面接して模擬戦して、ネットワークの方に告知しただけだしな。
案外そういうもんさ。
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:20:06.06 ID:N2ckUU9po
>>572
【パッションの発した言葉、それは恐らく少女にとって残酷なものだろう】
【血で血を洗う新世界において、なにも殺人行為は特別な事件でもない】

【それでも、”堪える”人間には”堪える”ものである】
【正義組織とは、決して「純真無垢」な存在ではない】

【時には拳を血で染めることもあるのが現実だが】
【それゆえ「理想」と「現実」の姿はかけ離れていく】

(あれー?適当に煽ってみたら、震えだしちゃって・・・)

・・・どうすれば、いい・・・と・・・

【ふぅん、と口元に手を当てたまま、少女の言葉をそっくり返し】

あなたが「なに」に対して「どうする」んだかは知りませんが・・・
ここで会ったのもなにかの縁、というものです
そこのお店で、なにか甘いものでも食べながらお話しましょうか?

【彼女は後ろを振り返り、街灯に照らされた看板に「酒場」の文字がある】
【三月と言えども夜はまだ寒い、それならば暖かい店内、といった所か】

【ニコ二コ顔で、そう提案する彼女であるが】
【勿論少女はこの提案を断っても構わない】
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:21:30.31 ID:sAf/MM9xo
【金の国】
【つい明け方、国民軍が僭王≠フ手から城を奪い返し】
【その余熱が、夜になっても覚めていない】


【プレシール通りの酒場では、朝から宴会の様なものが続いていた】
【誰が主催と言う訳でもなく、参加者も限定しない】
【ただ集まって、賑やかさに任せて騒ぎ、飲むだけ】
【今夜ばかりは酒場の側も、国民軍の兵士の懐には寛大になっているらしく】


「賑やかだな、ほんと。あっちの男なんか、もう四時間は飲んでないか?」

『おかわり』

「……お前はお前でどれだけ食ってるんだよ」

【その光景を、酒場の中心の席に陣取りながら、全く加わらず眺めている者達が居た】
【一人は、丈の長いコートを袖を通さず羽織り、フードを被り、煙草を咥え】
【もう一人は、被衣――時代劇などで見られる、女性が顔を隠す目的で被る着物――を頭に乗せて】
【何れも、体格からすれば少女だろう。身長は160cmに届かない程度だ】


【折角の目出度い日だと言うのに、それに水を指す女が居る】
【騒いでいる者の内の何人かは、酔いもあってか次第に険悪な雰囲気を漂わせ始めるが】


「…………とりあえず、そろそろ仕事すっかー……誰かいないもんかな」
「どの組織でもそうでなくても、接触出来れば良いんだが……」

【当の本人たちは、どうにも別な事に気を取られている様で】
【コートの方の少女は、店内をきょろきょろと見渡している】
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:22:36.57 ID:AYVL1+MAo
>>574

大丈夫そうも無い、とか言ったら駄目な流れかコレは?
オレが言うのも変だけどそこまで悲観?するような事でもないと思うぜー。

【冗談にそう返されるとなんだか申し訳ない気持ちになってくる】
【軽く肩を竦ませて見せ、困ったような表情】

ああ、でも「様」は付けなくていいぞなんだかムズ痒いから。
そんな敬称付けられるほど偉くないし……。

【座るならどうぞとばかりに噴水の縁をポンポンと叩く】
【座る余裕、場所は十分にある筈】

売るのも勿体ないじゃんか、それに刃物は好きだからそれなりに使わせてもらってるよ。
結構重宝してるんだぜ?最近だとナイフよりも使ってる感じだし。

【ナイフよりもリーチがある分振り易い】
【ナイフのように相手の懐に飛び込む必要も無いし】
【そんなこんなで愛用しているらしいです】

ん?……おおう、なんだよそこまで見てたのか。
まあその通りだよ、正にアンニュイな感じだったんだどうにも生きている実感が湧かなくてね。
いや、なんというかこの世が元居たオレの世界かよく分からなかった……っていうのが正解かな。
……自分で言ってて意味分からないな、すまん。

【どうにも自分が感じた事を言葉に変換出来ず】
【困る、そして恥ずかしげに頬を掻いた】
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 22:26:02.02 ID:3RthbUw10
>>579

へぇ。ちゃんと面接はするんだな。じゃあ快楽殺人鬼みたいな奴がなんでいるんだ って言っても知らねぇよなぁそんなこと…

【そういうと軽くため息をつく】
【ため息をついて数秒】

…まぁとりあえず世間にもJustice内でもウチのこと広めといてくれや。
ってかもうすでにみんな結構知ってるんじゃねーかな?ポスターすげぇ貼ったし。

584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 22:26:15.76 ID:vl7xG0YVo
>>577

ふぅん? 私は眼中に無いわけか

……手負いの獣は確かに手強いが、それは必死ゆえのこと
遠くを見据えて足元を掬われるようでは――

【平坦な口調で彼に返答しつつ、接近を終えた】
【左手に青銅の杭を生成】
【あと1歩踏み込めば届く距離だが――】

【乱入者によって、会話は中断された】

……団体さん、みたいだが…

おい、お前ら、捜し物か? 尋ね人か?
行くならさっさと通りすぎてくれ

【三人へ声を掛けると】
【青年を壁側へ押して、道を譲ろうとする】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:26:17.58 ID:oti+gQGSo
>>569

ふぇっ!?
そうなのですか…!?

【自分でも知らなかった…というかでっち上げなので当然だが】
【慌てて、でもゆっくり耳を触って確認する】

あの…み、耳が動いてたとしても…!
嘘はついてないです!
ほんとですっ!信じて、ください…!

【引っ掛けられたとは気づかず、そのまま修正するように返事をする】
【若干、瞳は潤んでいて、良心が邪魔するなら追求しにくい感じだ】

/ただ今戻りました!
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 22:27:34.88 ID:BAZHFpvlo
>>580

……っ、……

【鈍い動作で、視線を上げて。見せた顔は、真っ青だった】
【不安げに揺れる、白に程近い色合いの瞳。それが捉えた、女性の表情は】

…………は、い。

【救いの手を伸べる、聖女の微笑みにすら見える――見えてしまった】
【何もかもが自分を責めている錯覚に陥った少女は、何かに縋りたくて仕方なかった】


【だから、首を、縦に。振ってしまったのだ】
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 22:28:41.85 ID:rvsxwjDSO
>>571

――……っ、と。

【衝突し、女性は二、三歩とたたらを踏んで大きく後退する】
【軽くよろめいたものの。足を捻るような事も、転けるような事もない】
【これといって問題は無い、と言えるだろう。因みに、ぶつかった際の衝撃は酷く軽い】

ああ……悪い。一寸した不注意で。そちらこそ――――って、聞くまでも無いか。

【いくら鎧越しで、尚且つ相手が痩躯だったとしても。こうも、と疑念を抱くほど】
【見た目に違わない知識があるなら、咄嗟に体を引いて衝撃を逃がしたことが解るか】

【腰に提げたものに見合うだけの心得は、どうやら持ち合わせているようだった】

(……しかし、物々しいカッコだよな。フル装備のオレが言えた義理じゃないが)
(帯剣はしていないのか?――この成りじゃ、一つや二つ提げてても可笑しかないが)

――さておき。お前も酷く悩んでいたようだけど、何か困った事でも?

【次いで彼女は、態勢を立て直しつつ小さく会釈。大丈夫か、と聞きかけて】
【それから相手を観察し。この格好で怪我をする事もあるまい、と半ば断定】

【僅かの間だったが、何やら思案しているように見受けられたので。立場上聞かぬ訳にも行くまいと】
【些か男性的な口調で、尋ねてみる。中性的な容姿と声も相俟って、或いは性別を誤認する事もある、か】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 22:29:18.35 ID:s6iTQQ20o
>>583
まあ、確かに過激な奴は居るっちゃいるがな。
快楽殺人と言われても、俺は分からんわ。

【此方もため息】

ん、つっても道歩いてるとそこらじゅうで見るんだよな。
まあ分かった。そろそろ行くわ、部下の記事の確認もしなきゃならんし。
何か会ったら名刺の連絡先までな。

【立ち上がり、机の上にふたり分より少し多めの金を置いて谷山は去っていった】

//乙でしたー!!
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 22:34:31.99 ID:3RthbUw10
>>588

過激な奴やっぱいんのな…まぁなんかあったら連絡したるわ

…じゃあな。これからでかくなるぜ、この組織は…

【不気味な笑みを浮かべて彼を見送った】

/乙でした
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:37:48.15 ID:IgdVHiXWo
>>585
(っく、逆に尋ねにくくなってしまった・・・・・次は)

【予想外の反撃に若干戸惑いつつも】

ふむ・・・・・そうか・・・・・・

【若干悲しそうにそう答えて】

私では相談に乗れない、いや相談できない、と言うことか。
私では不足、信用できない・・・・か・・・・・

【次は不自然なくらいに落ち込んでみる】

/おかえりなさい
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 22:39:06.89 ID:symS4mL90
>>584

本気でやる気か…………ッ!?

【無用に事を荒立てて見つかったら不味い】
【そこにばかり意識が先行していた青年は、少女に接近されてハッとした表情を見せる】

(俺は…………馬鹿か!?
三つ巴で乱戦に持ち込めば……上手く切り抜けられたかもしれないのに…………!)

【むしろ、ここでは敵意を見せる少女を容赦なく攻撃し、無理やりにでも空気を荒らしまわれば良かったのだ】
【そう気付いた時には、後の祭り――――】

「――――む?
あぁ、確かに探しているのだが…………お主、流血した銀髪の男、見かけなかったか?」

【路地裏に入り込んできた大男が、少女を見据えるとそう聞いてくる】
【青年の危惧していた敵は、正にこの集団で間違いないだろう】

[――――グルゴン様。そこにおります]
「何…………!?」
[…………コートの特徴と損傷個所の一致を認識
第二級優先攻撃目標:東 銀鶏…………]
――――ッ、しまった!!

【目元をバイザーで覆った少女が、壁に押された青年――――銀鶏を発見する】
【背中に『東』などと書いている、目立ちたがりな服装が災いした格好だ】

「…………覚悟せよ、東 銀鶏!」

【それを認めた集団の動きは早かった】
【甲冑の大男は、背から右手一本でハルバートを抜き放ち】
【κの少女は左腕を構え、λの少女は腰から小さな拳銃を二丁取り出す】
【――――銀鶏に、止めを刺すつもりのようだ】
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 22:39:18.91 ID:JEZ96Zn9o
>>582

……「性分」でして――
ネガティブも、相手への「様」付けも……ね――

……ですから、やめる気もございませんし、どうかお構いなく――

【これもまた淡々と、そう告げる】
【告げた後で、おもむろに、エルフェスの示した位置に、腰掛けて、】

――ふう……と、まあ、上手く扱えているならよろしいのですけどね……
あの気に入らない亡霊の武器を上手く処分するためにとりあえず試しに他人へ渡してみたのですが……

……っと、失礼いたしました、今のは余計なお話でしたね――

【わざとなのか口が滑ったのか】
【ボソッとなんかイヤな事実を発覚させて、彼女はそそくさとそっぽを向く】

【そして続くエルフェスの悩みを聞くと、】

……何を仰っているのか理解に苦しみますが――

――このわたくしが、ここにいる以上……世界は何一つ変わってなどいません
良い方向にも……悪い方向にも……です……

そして……貴方様が感じるその「言葉にしにくい感覚」――
「それ」がある以上……ここは紛う事なき「いつもの世界」……

『胡蝶の夢』――と先程申しましたが……

夢は、夢であると、気づけない――気づけないから、夢……
死んだものは死んだとは気付けず……
「自分は生きていないのかも知れない」……と、そう感じた時点で……
貴方様は……いやがおうにも……世界に生かされている――


…………と、いう理論はいかがでしょうか?


【最後、エルフェスに顔を向け、彼女は極めてうっすらと口に微少を浮かべていた】
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:42:49.54 ID:N2ckUU9po
>>586

ふふっ、素直な子は好きですよ?

【頷く少女を見て、彼女は小さく口元を歪ませて】



【そして、舞台は通りから酒場へ移り―――】

【訪れた酒場の店内はいわゆる”ゴロツキのたまり場”だ】
【木製のテーブルを囲んでジョッキ片手に大笑いする者】
【酔いつぶれたのか、いびきを立てて顔をうつ伏せる者も】
【相手の胸倉を掴み、今にも殴りかかりそうな者すらいた】



【―――しかし、彼女が店内に足を踏み入れて一言発せば】



”Good evening(こんばんわ)”、皆様―――


【しぃん、まるで水を打ったように、喧騒の店内が静まり返った】

ふふっ、皆様、今日も元気が良いよいで―――

【瞬間に静まり返った店内、それをさも当たり前のように進み】
【そのまま、店内の一番奥、「裏口より」の席に腰を掛けると】

さぁ、そちらへどうぞ、”sickly(病弱)”さん?

【少女も、同じテーブルに着くようにと促して―――】
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/06(日) 22:43:34.54 ID:YmmRQkaAO
>>587
《──ズキン》

(ッ……!)

【頭の奥で、鈍い痛み】
【“壊れた記憶”を、刺激するように】

(今の……“避けた”?いや、“逃がした”…?)

【ぶつかった瞬間の──コンマにも満たない思考の時間】
【それなのに、その時間はとても永く感じられて】

【青年が、謎の頭痛で反射的に左手をこめかみ辺りへ上げた時】
【僅かに捲れたマントの奥に、剣の『柄』のようなものが見えるだろうか】

(女…いや男性?でも女性にも…あれ?)
あ、あー…えー…っと…

【頭痛に一瞬だけ顔を歪めたこと以外、青年に目立ったダメージはないようだ】

……『名前』、考えてて。

【この場合、普通はペットの名前でも考えていたのか…と思うことが多いのだろうが】

──自分の名前が、解らないからさ。

【続く言葉が、事情を塗り替えてしまった】
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 22:45:16.37 ID:cRmZ84sn0
>>581

【少女達と同様に、この空気の中で浮いた雰囲気の人物が一人】

……………………

【まるで観察するかのように宴をしている人々を眺めている】

【透き通るような肩ほどの長さの金色の髪に黒のソフトハット、“蛇のような”鋭い糸目≠フ中に黄金の瞳を持ち】
【左手の甲に緑の蛇の紋章のような魔法陣≠フ中に逆さまの十字架≠サの下にZT≠ェ描かれた刺青があり】
【黒いシャープな印象を与えるダークスーツの下に白のドレスシャツ、毒々しい蛇のような緑のネクタイ】
【黒いスラックスに緑のベルトを二本通して、そこから黒いチェーンを垂らして、黒いブーツを履いた】
【“歪な雰囲気”を醸し出す180cm程のスラリとした長身の青年】

【両手には黒と金のブレスレットを付けており、腰のベルトにはホルダーに入った細長い金属の杭が何本も付いている】

【テーブルにはなぜかゆで卵が沢山置かれ、殻が散乱している】

【不意に少女たちに視線を向けると、柔和に笑いながら会釈した】
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:51:30.79 ID:oti+gQGSo
>>590

むー……そういう言い方はズルイですよ…
ねぇ、キューちゃん?

「きゅー!きゅー!」

【そう言われると弱いのか、困った表情を浮かべて】
【はぐらかすように小さな龍へ話を振る】
【当然、主の味方なのか肯定するように鳴いて】

そ…それに!
ラグナさんだって…私の言葉、信用してないじゃないですか…

とにかく、私は…げほっげほ…大丈夫ですよ

【何がなんでも嘘を貫き通すようだ】
【それは彼女の、誰にも迷惑をかけない、という一心であって】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:52:34.03 ID:AYVL1+MAo
>>592

うーん、性分なら仕方ないの……か?
よく分からん、でもまあ気が向いたらでいいから「様」付け止めてくれな。

【やんわりとそんな感じで言ってみる】
【相手の性分を曲げてまでするような事でもないだろうし】

刀って重いから若干刀に振られ気味だけど、慣れてきたから問題無い。
……って今なんだか酷い言葉が聞こえたような気がしたんだが?気がしたんだが?
おい目を合わせろコノヤロー、そっぽ向くんじゃねーよオイ。

【彼女に自分がいいように使われている感】
【じとっとした湿度の目でウェル子を睨むのであった】

だよな、オレが確認したかったのは生きている人間でかつ知り合いがいるって事だったんだ。
つまりお前と偶然出会った時点でここが元の世界って確認出来たんだよ、そんな訳でサンキュー。

【奇妙な、身体に纏わり付くような違和感は彼女のお陰で消えたのだった】
【ネガティブな彼女の存在が魔を祓ったのだ】

それはなんというか、感覚と世界に生かされている……か。
なんだか気に入らないな、自分以外の何かに自分が操られているみたいでさ。
……でも死んだのにも気づかないってのも若干マヌケのような気がするんだぜ?

【その彼女の微笑みに返すように】
【ふふ、っと抜けるような笑みを浮かべる】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 22:54:29.25 ID:vl7xG0YVo
>>591

【三人の方向を見ていた少女であったが】
【見かけなかったか?と尋ねられて、再び青年を見上げた】

――――……

【何も言わずに、視線を戻して】
【その先に見たのは、抜き放たれるハルバード=z
【彼らが発する、明らかな敵意――――】

(あんなので攻撃されたら、大量出血確実じゃないか――)

いや待て!待て待て待て!
これは私のだ!

私が見つけたんだから、私のものだろう?

というか多分人違いだ、東 銀鶏なんて、よくある名前だしな!
コートも拾い物だろう、物を拾いそうな顔をしてる! な!

【青年を庇うように彼らの間に立ち、右手のハンドベルを構える】

【それから、東に同意を求めるように、声を掛けた】
【――想定外の出来事だったためか、表情に微妙な焦りが浮かんでいる】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 22:55:05.85 ID:vl7xG0YVo
>>591

【三人の方向を見ていた少女であったが】
【見かけなかったか?と尋ねられて、再び青年を見上げた】

――――……

【何も言わずに、視線を戻して】
【その先に見たのは、抜き放たれるハルバード=z
【彼らが発する、明らかな敵意――――】

(あんなので攻撃されたら、大量出血確実じゃないか――)

いや待て!待て待て待て!
これは私のだ!

私が見つけたんだから、私のものだろう?

というか多分人違いだ、東 銀鶏なんて、よくある名前だしな!
コートも拾い物だろう、物を拾いそうな顔をしてる! な!

【青年を庇うように彼らの間に立ち、右手のハンドベルを構える】

【それから、東に同意を求めるように、声を掛けた】
【――想定外の出来事だったためか、表情に微妙な焦りが浮かんでいる】
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 22:55:26.35 ID:BAZHFpvlo
>>593

【酒場、その中の光景を見て、思わず肩を縮める】
【なんだか、テレビドラマだとかによく出てくるような、「悪そうな酒場」】
【そんな感想を抱いた瞬間、だった】

――――え、……

【次に少女の頭に浮かんだのは、うすぼんやりと記憶している聖書の話】
【「預言者」が荒れた海を割った、なんて。御伽話一歩手前の逸話で】
【なんとなく、似ている、気がする。だとしたら】

……失礼し、ます?

【――目の前の彼女は、一体?】
【疑念を抱きながら、少女もまた、腰掛ける】
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:56:38.81 ID:sAf/MM9xo
>>595

「………………あ」

『……どうしたの?』

「同僚が居た……No.71だとさ」
「……確か、知らない顔。何してるかも知らないし」

【会釈に対して二人は、特に礼を返さなかった】
【服装から分かる見分だけ確認して、今はただそれだけ】
【直ぐに行動を起こす必要は無い、つまり急ぎの用件は無いらしい】
【気が向けば、接触はするかもしれないが】

「あー……立つのめんどい」

『……美味しい』

【反応しない主の理由が、これ】
【特に何も無いのに動くのが億劫だという、不精な考えが理由だった】
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 23:01:01.86 ID:0FbPEDn70
【街角のベンチ】
【木陰の下、荒ぶる夜風に肩を過ぎた髪を靡かせ、一人の少女が座っていた】

定住定住、五月蝿いなー……。
アタシはあこがれてる、いや恋してるんだよぅ、放浪生活ってヤツに。

【毛皮のひっついたフード付き、ベージュ色のコートを羽織る、小学校上級生程に見える彼女】
【病気一歩手前の真っ赤な眼に蒼白な肌と、手触りの良さそうな黒髪が特徴的だが】
【装いの中で何より眼を引くのは、右手人差し指を通した紅い宝石の指輪かも知れない】

【――或いは、問題は、そんな事ではなく】
【彼女が、リングきらめく「己が指」に顔を向け、長々と喋りかけていると言う、奇妙な事実】

…それにアンタだって、「退屈であることは好ましくない」とか言ってたじゃないのサ!

【周囲の眼を顧みて、声量は抑えられているとは言え、生来の声質、声の癖はよく通る】
【加えて、独り言としては――「会話」であるなら、当然だが――やけに抑揚が強い】
【静かな町並みを通り過ぎる「誰か」達が、彼女に奇異の眼を向けていく】
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 23:02:48.03 ID:IIoyqdr00
【<Justice>本拠地――風霊統主の城、前】
【湖のほとり。城を見上げるかたちで、ぽつんと佇む影がある】

(……他に……手段が、思いつかなかっ、た)
(……殺されても、文句は言えない。でも、僕だって……覚悟は、出来てる)

……このまま、生きてるのかも、死んでるのかも分からないような「灰色の人生」なんて、……

……嫌、だ

【それは白い無機質無装飾な仮面で顔を覆った、かなり細身の小柄な影だった】
【左腕の部分にだけ黒い装甲を纏っており、右腕は白い服で覆われて】
【胸部には左腕の装甲が延長された鎧、腹部は鎖帷子を纏っている】
【そして足も左の部分だけ切り取られたように黒いロング・スカートのようなもので隠されて】
【その下の白いズボンと相俟って、全体的に黒と白だけで纏められた特徴的な服装だ】

(……信じて、ないけど。……居るなら、勇気……貸して)

【影は、静かに城を見上げながら、す、と胸元で十字を切って】


……≪R.I.P.≫所属、≪四刃(フィーア・シュヴェアート)≫のワーズワイス――だ!
誰か……――居ないかッ!居るのなら、僕の前に……出て、来いッ!

【――静寂を一閃。周囲の森を劈くような声で、そう叫ぶだろう】
【この声に誰かが反応するか否かは、文字通り「神のみぞ知る」……だが】
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 23:04:58.02 ID:IgdVHiXWo
>>596
むぅ・・・・・しかしだな・・・・・・

【土の付いた髪を手で取って】

こんな状態で大丈夫ですなどと言われても説得力のかけらもないと思うが・・・・・
それと其処の隣の龍。

【ここで隣の龍に矛先を向け】

髪と服はボロボロ、傷だらけの上に表情はどう見ても硬い。
どう見ても国士無双十三面待ち親アガリではないか・・・・・
もう一度言うがこんな状態で大丈夫だと言われて信用できるか?
私ならできない、主人の身の安全を願うなら、な。

【と、其処まで言ってミーナの頭の上に手をポンと置く】

これは私が勝手にやっている御節介だ。
迷惑だと思うが、私のこの御節介に付き合ってもらえないか?
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 23:05:54.57 ID:N2ckUU9po
>>600
【静まり返った店内、少女も同じくテーブルに着いた後に】
【右手を上げて「ちょっとすみません」と店員を呼び寄せ】
【「いつものバニラアイス、二人分で・・・」と注文を告げた】

【そして対面に座する少女に向かい直り】

あぁ、そういえば自己紹介がまだでしたっけ・・・

私は・・・勿論、あなたのお察しの通り―――
「この世の悪の根源」にして「世界の敵」でお馴染みの、

カノッサ機関の―――

【すぅ、一呼吸置き】

―――氷の国支部、支部長を勤めます、パッション・プレイと申します

【にこり、なんの臆面もなく告げた・・・「機関員」そして「支部長」の肩書き】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 23:06:12.25 ID:rvsxwjDSO
>>594

(抱えて……妙だな、頭には触れてすら居ない筈なのに)
(……当たり屋みたいな手合いとも思えない、けど。――ああ、やっぱり)

【痛みに眉を顰めて、僅かに苦しそうな様子を見せた青年】
【その仕種に疑問を抱くも、直ぐに視線は腰の柄≠ヨと移る】

【結果、疑問は直ぐに薄れて。取り立てて深く考えることも無い】

……ふぅん、記憶喪失、ってヤツか。そりゃ難儀だな……。
何処かに定住してたり、この世界での仕事のめどが付いてたりする?

他にも、何か覚えてることとか。無理に思い出さなくても良いけど……。
名前を考える上で、何かしらの助けになるかも知れないし、さ。

【続けて尋ねるのは、簡単な身辺についての事。袖振り合うも多生の縁、とばかり】
【初めて会ったばかりの青年に、随分と親身になって――それに疑念を抱いたのなら、或いは】

【その次の言葉で怪しさは氷解するか、少しでも、薄れてくれるだろう】
【「ああ、申し遅れた――オレは、Justice≠チて組織に所属させて貰ってるものだけど」】

【序でのように告げた名前は、とある正義組織≠フものであり】
【例え知らずとも、少し安直にも見えるネーミングに、悪い印象を抱くものは少ないだろう】

【彼が、そうしたものに敵対する立場に居たのなら。話は、また別かも知れないけれど】
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 23:07:53.74 ID:symS4mL90
>>598

(どうする、どうすればいい!?
こんな至近距離で凶器を突き付けられていたら、どうする事もできねぇ…………!
コートで受け止めて、受けきれない事はないだろうけど、ここから逃げる隙を作るだけの『乱戦』に、持って行けるのか……!?)

【一人壁を背にして状況と対峙している銀鶏は、必死になって状況の打開策を練る】
【しかし、その考えはむなしく空転するばかり。確実と言える策は愚か、それなりの可能性を秘めた策すら、見出せなかった】

「…………お主、本当にそう思うのか?
東 銀鶏という名前が、ありふれていると? 残念だが、わしには理解できぬ…………」

【左手でヘルムを抑えながら、どこか呆れた様な声色で返す大男】
【しかし、口調そのものは未だ丁寧さを失っていない】

――――馬鹿野郎!!
これは俺の親父の最高傑作だ!! 拾い物なんて、ケチなものじゃねぇよ!!
「――――自分の矜持は通すか。見上げたものだ、東 銀鶏よ…………」

【拾い物とごまかそうとした少女に対し、怒号をぶつける銀鶏】
【どうやらそのコートには、本人なりの誇りがあったらしい。それを拾い物で片付ける事は我慢ならなかったようだ】
【――――しかし、それがために少女のごまかしはあっさりと霧散してしまう】

「――――お主はそやつの仲間か?
だとしたら、共に我らの敵として考えさせてもらう…………
『私のもの』と言うその言葉……『獲物』としての意味ならば、すぐに殺してもらいたい
わしらは、ただその男が死んだ証だけが欲しいのでな…………自ら手を下す事に拘りはせん
むしろ、殺してもらえるのなら、こちらからは礼として3000000を差し上げる用意がある」
[[…………]]

【少女の様子を訝しんだ様子で、大男はそう口にする】
【その横では、少女たちが互いの得物をしっかりと構える――――敵なら攻撃し、味方なら加勢しようと言う姿勢か】
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 23:10:38.71 ID:tPLiiqMxo
>>602

【静かな町並みを通り過ぎる"誰か"が、ここにも一人】

…………?

【漆黒のローブを着用し、人目を避けるかのように深くフードを被る少女】
【フードの隙間から覗くのは、くすんだ銀色の髪と】
【りんごのように透き通った真紅の左眼に、固く閉じられた右眼】
【小型拳銃をローブに括りつけ、翡翠色の指輪を左手中指に嵌めている】

【一人で会話しているみたいな少女の事が気にかかったのだろうか、歩いて近づくと】

……───頭、大丈夫?

【───無表情で、冷たく言い放った】
【黒髪の少女とそう身長も変わらないのに、やけに感情の篭ってない声で】
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 23:12:50.44 ID:JEZ96Zn9o
>>597

……いえ、その、刀は好意です、好意――
「好意」だなんて、嘘とはいえ生まれて初めて他人に使いましたけど、好意です、大丈夫です

【もうごまかしにすらなってないごまかしを、真顔で言い放つ彼女】
【つまり先の言葉は本当であり、つまるところエルフェスを利用していたということだろうか】

……やれやれ、何があったか存じませんが、自分の生きる世界を見失うとは――
どういたしまして……とは申しますけども……
お礼よりも前に……もっと「眼」を養うことをオススメ致しますよ……

【とっても可愛くないお返事】
【やれやれと言いながら小さく首を横に振ってたりする仕草も中々憎たらしい】

――世界は途方もなく大きく、無情……
ゆえに、世界に生かされている……というのも致し方ないお話……

しかし、世界に挑むことは出来ます――
この憎き地上に生まれた者に分け隔て無く与えられる……「世界への挑戦権」……

気に入らないのなら、世界からの挑戦状を受けて立てばいい……
マヌケになりたくないのなら、世界に盾突いてやればいい……

……ね、簡単でしょ……?

【――と、小首を傾げてみせる】
【どこか愛嬌のある仕草だが、言葉の内容は過激極まりない】
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 23:14:01.16 ID:FknOJTDSO
>>605

カノッサ、……支部長……!?

【なんとなく、この女性は「あちら側」である気はしていたのだけど】
【まさか、支部長――相当の地位を持つ人、だとは、想像以上】
【目をわずかに見開いて、声が、上ずる】


……あ、えと。
私は、白坂カゲツ……<Justice>に所属させて頂いて、おります……、

【自己紹介には自己紹介を返すべきだろうか、と】
【こちらも所属を述べる、しかし、その声は弱々しく】
【……今のところは、と。小さく小さく、付け加えた】
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 23:14:02.56 ID:cRmZ84sn0
>>601

/すいません、やっぱり絡みは取り消しでお願いします…
/折角絡ませて頂いたのにこちらの展開能力のなさと判断力のなさのせいで広げられそうにありません
/遅い時間に不用意に突っ込んどいて申し訳ないです
/こちらの事は気にせず他の方に絡んでください
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/06(日) 23:22:01.45 ID:YmmRQkaAO
>>606

あはは…そう、それなんだ。

【他人から『記憶喪失』と指摘されるのは、何やら恥ずかしいのか、少しばかり表情を赤らめ】

(…さっきの、何だったんだろう)

【突然の頭痛に、青年は青年で、疑問を抱いて】

う…目が覚めてから根無し草な上に無職です…なんかすいません…

【orz】
【相手の態度に疑念を抱くことはなく】
【記憶喪失故の性格なのか──生来のものなのか】
【因みに『目が覚めてから』と言うのは、『記憶を失ってから』という意味だろう】

思い出せること…うーん…

【流石に、急には思い出せないのか】
【少し唸った後、肩を落としてうなだれる】

はぁー…駄目だ…Justice=H

【ピクン、と頭を挙げて】
【敏感に、その言葉に反応する】

……駄目だ。
何か思い出せそうだったんだけど…

【再び、ガクンとうなだれて】

覚えていたのは、自分の能力と、生活に必要な知識くらいで。
名前も過去も組織も何も──解らなくて。

【自分が何をすべきなのかも──と、小さく付け加えた】
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 23:22:22.95 ID:oti+gQGSo
>>604

だ、だから少しドジやって…!
ついた汚れも転んだだけで…!

【それでも首を軽く振って否定する】

「きゅー?」

【一方、龍の方は】
【多分、国士無双うんたらかんたらが理解出来ていない】
【何言ってるの?と言わんばかりに首を傾げた】

うー………そこまでいうのなら…
……むー…

【やっと、本当にやっとのことで、折れた】
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 23:22:53.80 ID:AYVL1+MAo
>>609

それ絶対に悪意篭ってるよな?な?
っていうかもう「嘘」って言っちゃってるじゃんか語るに自分から落ちてるじゃねーか。
ちょっとは反省しろコノヤロ、……まあ変な刀だけど今んトコ大した害は無いからいいんだけどさ。

【「酷いヤツめ……」と小さく呟いて】
【左手で腰に掛けた刀を叩く、名状し難い雰囲気のソレだが】
【少年が鈍いのが幸いしているのだろう……きっと、多分】

ここで昨日死にかけて、んで目覚めたら違う場所だったそれだけだけどさ。
実際そういう目にあってみると分かるよ、なんか不安定になるんだ。

【その時に見た不可思議な夢の事は彼女には告げなかった】
【夢自体が酷く曖昧だったし、夢の所為でおかしくなったというのも恥ずかしかったのだ】

世界に盾突くねえ、それもある意味面白そうだけど……。
人間程度が世界と戦ったって勝敗は目に見えて、というか何を持って勝ちなんだ?
まさか世界を[ピーーー]なんて事は無理だろうけど……。

【その世界を確かめるかのように地面を強く踏んでみる】
【びくともしない、強い大地は――――】
【逆に自分の小ささを確認させる】
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 23:23:39.25 ID:vl7xG0YVo
>>607

……う゛

【出任せを看破されて、気まずそうに唸った】
【東 銀鶏=\―類似する名前にさえ出会ったことはない】
【生来、嘘を付くのは得意ではないのだ】
【こんな、咄嗟の出来事ならば尚更のこと】

――あぁぁっ!?

どっちがバカだ!!
こういう時は合わせるだろ! バカ! すごいバカ!

【――後方からも裏切られて、少女的には立つ瀬がない】
【振り返って、噛み付くような勢いで罵声を浴びせた】
【正直なのは、好感が持てるが――】

【少々、息を整えた後、三人の方へ向き直り】

……そうか
私も血液に用があるだけだ

だから、金銭はいらない
そんなものを受け取ったら、手が腐ってしまう――!

【右足を軸に、勢い良く振り返り】
【スピードを乗せ、青年の右側頭部へ向かって、ハンドベルを振るう】

【ある意味では、分かりやすい動作だ】
【回避は容易かもしれない】
【しかし、敵対者も加勢のタイミングを取りやすいかも――】
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 23:24:57.85 ID:9nB7K2vSO
【公園】
っかー……

【外ハネの青髪で、糸目で垂れ目。顔の上半分を覆う赤色のハイテクっぽい大型ゴーグルを装着しており】

……見当たらんな。

【水色のマフラーを巻き、オレンジに黄色の水玉模様のネクタイを締め、分厚い青色のコートを羽織った青年が】

(やたらチラシが張ってある「青義同盟」は駄目だな……メンバーが少ない上に「殺さない」んじゃ、条件に合わねえんだよな)

【ベンチに座って、小さな缶ジュースを飲み干したところだ】
【彼は缶を握り潰して、忌ま忌ましげにため息を吐き出す】

【そして】
【彼の隣に立て掛けられているのは……棺桶のような“何か”だ】
【中身が何かは分からない、が……閉じられた蓋の中からは、確かに「生命」の気配が感じられるかもしれない】
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 23:28:44.51 ID:N2ckUU9po
>>610

へぇ、Justiceの・・・

【少女の自己紹介の”所属”、これには思わず驚いた】
【「まさかこんな幼い少女が?」、と疑問に感じる一方で】
【「なぜホイホイ一緒に付いて来たのか?」という疑問】

さっきの街頭ポスターも、そうでしたね、
Justiceの「批判文章」・・・「あんなものは正義ではない」って

あー、そうでしたかぁ・・・

【なるほど、ならば先刻のポスター前の少女の動揺も納得がいく】
【自らの組織が「殺人犯」などと呼ばれて、気分が言い訳も無い】

【”Justice”の少女と、カノッサ機関の自分】
【相反する人間が、同じテーブルを囲むなど】
【なんだかおかしくなって、思わず笑みを漏らす】

ふふっ、ご安心を、Justiceの若い戦乙女さん
なにも捕まえて支部につれて帰ろうなんて気もありません

まさか、大衆の目前で、誘拐なんで出来ないでしょう?

【そうして給仕係りより2人に運ばれたトレィの上には】
【ガラスのグラスに盛られた「パルマネント・バニラ」】

勿論私はアフター5過ぎに「お仕事」する気もありません
今は只のプライベートですから・・・
さぁ、私の国の名産のバニラアイスです、お召し上がりください

【そう、少女に促して、自らもバニラアイスを口に運ぶ】
【「あぁ、冷たい・・・」と頬を綻ばせ、二口三口―――】
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 23:29:37.56 ID:0FbPEDn70
>>608

…――はにゃっ?

【対照的に。コチラの少女は、表情にも声色にも、読み取ってくれとばかりに感情が滲む】
【多少身を乗りだしながら、首をローブの少女の方向へとスイングする、大振りな動作の中にも】
【ソレに名を与えるとすれば、「怒り」や「戸惑い」と言ったエモーション その、「混色」】

……イキナリ何を言ってくるかと思えば、失礼ねアンタ。
アタシは至ってマトモよ。別に妄想のおともだちと頭のお花畑で遊んでるわけじゃないわっ。

【その反応が、初めて言語として成立した段階では、語気荒く唇も尖って】
【話しかけてきた事すら咎め、警告するような厳然とした口調であったものの】
【ひと通り気持ちを吐き出して落ち着いた彼女は、言葉を区切って、数瞬の思考に心を浸す】

…、……とは言っても、証拠無しじゃ話が進まないわね。
そうだ、「ベンヌ」――何か言いなさいよ、てっきとーでいいからサ。

【軽く一息吐いて、少女はジィ、と少女の瞳――自らと同じ、真紅の双眸――を見据えた】
【その中で、少しの間視線を指に落として、さっきまでと同様に語りかける】
【すると――只でさえ月光を集めて煌くその色が、常識では説明できない様な、烈しいまでの輝きを放ち始めた】
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 23:31:27.27 ID:Jbej50U1o
【路地裏】

【こつん、こつん】
【他の誰よりも浮いた足音が聞こえる】
【浮くと言っても、物理的なものではない…ただ少々――――“耳につく”】

【何故ならソレは、明確な意思を以て居るから………】

【――――――斬りたい、と】

【願う様に足音を鳴らすのは…1人の男性】

【無精髭を生やした30代の男性だ。】
【真っ白なワイシャツとGパン。嫌でも目立つ、赤い手甲を着用し、腰にそれぞれ長さの違う三本の刀を携えており】
【乱雑に切られた黒い髪と黒い瞳は左程特徴的でも無く】
【唯、彼に纏わりつく様に在る黒い霧が…不気味で】
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 23:34:22.48 ID:ALNm+Kguo
>>541

檸檬、様──……そう、だったのですか
哲学者の卵が……────

【きっときっと、大切な友人だったのだろう】
【自分は、その友人の事を知らないが】
【それでも。涙を流す彼の姿を見れば。彼らの関わりは自ずと知れる】

……いえ。お気になさらずに
ご友人が変貌してしまうというのは、悲しいものでしょうから
護様も──辛い時は、紗月様に相談してあげてくださいね?
それがきっと、家族、というもの、なんだと思うのです

【去り往く彼らに対して、エルはその言葉しか掛けることが出来なかった】
【自我を持ち初めて、ようやく1年と少し】
【自分はまだまだ、足りないものがある。言えない言葉がある】
【そのことに、後悔と無力さを感じたまま】

【────ぽつりと】
【春の雨が、降り始める】

/ただいま戻りました。折角絡んでいただいたのに、途中で切ってしまい申し訳ないです
/では、お疲れ様でした!ありがとうございましたー!
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 23:37:42.39 ID:symS4mL90
>>615

うるせぇ!! 親父の遺してくれたものの為に、俺は命賭けてんだ!!
それを通して何が悪いか!?

【銀鶏の矜持。それは今は亡き父への尊敬】
【それに向かって、『正義も悪も関係ない』と言う程に一途に生きている銀鶏が、ここで妥協をするはずがなかった】

「……そうか。そちらがそう言うのなら、別に望むものを用立てしよう
謝礼を支払わないとあれば、わしが殿に叱られてしまう……」

【金銭での報酬を断った少女に、大男は別の何かを進呈したいと申し出る】
【どうやら、益には益で報いるという姿勢を見せているようだ】

――――ぬっ!?

【唐突な回転と共に振るわれたハンドベル】
【銀鶏は、それに対して咄嗟に右腕を突き出す】

(こんな動き、どこかで…………?)

【自然と動いた動きに、銀鶏は即死感を感じていた】
【いつか、こんな動作を経験した事がある気がする――――】
【銀鶏の右腕は、ハンドベルを持つ『腕』を、剣のグリップで打ちつける】
【手首には、相応の衝撃が伝わり、事によってはハンドベルを取り落とす事になるかもしれない】

「ぬ!?」
[!!]

【負傷していたはずの銀鶏の、素早い動作】
【それを認めた瞬間、κの左手の指先から、レーザー光線が射出され、銀鶏を捉えようとする】

あぶねっ、うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

【しかし銀鶏はそれを、大きく身体を反らす事で回避する】
【この少女とは違い、三人組の狙いは、確実な殺害。ならば、頭部か胴体を狙ってくるだろうと踏んでいたのだ】
【そのまま銀鶏は、少女を突き飛ばし、三人組へとぶつけようとする】
【成功すれば、逃げるだけの隙を作れるだろうが、もし少女が踏みとどまった場合、逆に致命的な隙を晒してしまう】
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 23:38:37.32 ID:IgdVHiXWo
>>613
すまないなミーナ、私に付き合わせてしまって・・・・

【クシャリと頭を撫で】

ともかく・・・・・

【袋の中をごそごそと探り、ぶっといサラミとペットボトルのジュースを取り出し】

飲みながら私に何があったか聴かせてくれ。
それと・・・・・・

【サラミのビニールをはがし】

これはお前にだ。

【龍に向けて其れを差し出し、餌付を試みる】

(っち、大三元にしておくべきだったか・・・・・)

【と、そんなことを思いつつ】
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 23:39:50.72 ID:tPLiiqMxo
>>618

いやだって……独り言、ばかりだったから。

【この少女は、非常に感情が薄く】
【会話だからこその「抑揚の強さ」が読み取れず】
【結果、黒髪の少女が独り言ばかりの謎の存在になってしまった】

……不快な思いをさせたなら、ごめんなさい。
でも…………どうしても、気になって。

【疑問に思ったら直ぐ行動しなければ気が済まないタイプらしい】
【そんな、ある意味では子供のような性格の少女】

…………ベンヌ?
誰か、いるの?

【首を傾げて辺りを見渡すが、黒髪の少女が言うような人物は見当たらず】
【そして烈しいまでの輝きに目が眩んだのか、反射的に眼を閉じてしまう】
【深夜の暗がりに眼が慣れていたため、余計に眩しかったのだろう】
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 23:42:33.88 ID:FknOJTDSO
>>617

【「誘拐」のワードに、少しだけ身を硬くした、けれど】
【目の前に置かれた氷菓子を見、甘い芳香を感じ取れば、幾らかそれも解れたようで】
【しかし、スプーンは取らず。掌は丸めて、膝の上】

……敵対組織の貴女に、何故、こんな「相談」じみたことを。
しようとしてるのか、自分でもよく、分からないんですけど、

【ぽつりぽつりと、零れ落ちる言葉には、明確に「不安」の色が見て取れる】
【本当に何故、自分はこんなこと、言ってるんだろう】

……私、ひとごろしです。
でも、悪人じゃない……つもりなんです、自分では。
こんな、で、<Justice>の肩書をつかう、のは……許されないと分かってるのに……

【斬りたい裂きたい刺し潰したい。けれど人は助けたい】
【大いなる矛盾の渦の中で、彼女は溺れている】

…………だ、から……あのポスター、見て。
<Justice>、……辞めたほうがいいのかな、って……

【苦し気な吐息は、まるで目の前の女性に伸ばされた、助けを請う腕のよう】
【行き場を失って、ばたばた、藻掻いている――】


//さっきのレスで書き忘れました……携帯に移動してます。
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 23:44:51.63 ID:JEZ96Zn9o
>>614
へえ……それは大変でしたねえ……

【素晴らしい生返事をして、】

……ああ、そういえばその刀の元々の持ち主……「あの亡霊」――、まだ消滅してないんですよ
だからどうした、という訳でもないのですが……

【――それから、少しだけ目を閉じた】

――戦闘狂をこじらせたあの亡霊が仰るには……
「その刀は俺のうつし身……、お前が不甲斐ないようなら、いつでもお前に取り憑き、殺す……」
……だ、そうですよ、面白いですよねえ――

【どういう訳か、あの亡霊の代弁らしきことを言い始めたウェル子】
【口の端を僅かに吊り上げた不敵で怪しい笑みと共に……】


さて……世界への勝ち……ですが、それは個人により異なる――


――『たとえ話』……


世界を、絶望の淵へ引きずり込む――
世界の人民を支配下に治め、征服を成し遂げる――
世界に隠された、誰も知らない「真理」を探し出す――
世界の天秤を、ひっくり返す――


少々抽象的ではありますが……自分が、世界を、裁いてしまえばよろしい……

世界を、自分の近くへと導き、自分と同じ高さまで引きずり下ろし……

そして、最後に、『Judgment《審判》』を下してやりましょう……

今まで、よくも、わたくしを、嘲って下さいましたね……と、存分に見下しながら……ね――


【言い終えて、彼女は髪を掻き上げた】
【滑らかな金色が、世闇に映える】


【「カー」――、カラスが、空で、鳴いた】
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 23:46:02.39 ID:symS4mL90
>>621訂正
即死感→既視感
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 23:50:26.37 ID:rvsxwjDSO
>>612

……いや、儘ある事だ。気にしなくて良いよ、別に。
異世界から人が紛れ込んだりとか、そんな話もよく聞くし。

【色気も素っ気もない、涼しい表情。悪く言うならば、澄ました仏頂面を浮かべたまま】
【やや落ち込んだ様子の青年を慰めるように、そう告げる】
【あんまりにもさっぱりとした口調なので、多少ぐさりと来るやも知れないが】

【まあ、それは性分ゆえの物だろう。――特に、悪意は無いようだ】

そう、Justice=B大衆の為の正義、悪に対する抑止力を、理念として掲げる組織。

まあ――――所謂ところの正義の味方=Aかな……オレは、違うけど。
ああ、近頃似たような名前の組織のポスターを見かけるけど、あれは気にしないで。

単なるぱちもんのネガティブキャンペーン。青いのと青くないのじゃ、大違い、だ。

【立て板に水といった調子につらつらと、簡単な説明をすると】
【よもや近頃街角に目立つ「あれ」を見掛けていないかと、一寸した注意】
【まあ、にしては多分に毒を含んだ口調だったが――さておき思い出せそう≠ニいう青年の言葉に】

無理しなくて良いよ、記憶が歪む。……何はともあれ、野宿じゃこの季節は辛いだろう。
人助けも仕事の内だ、仕事と住む場所くらいなら世話するよ?少しコネが有って、ね。

【事もなげにそんな事を言って。付いて来るかい、といった風に、軽く首を傾げて見せる】

……何も解らないのならば、とにかく動いて考えれば良い。
くよくよ悩んでも始まらないよ――まあ、名前に関しては困ったものだけど。

…………能力、って言ったけど。それなりに腕は立つ?
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/06(日) 23:54:20.05 ID:9nB7K2vSO
>>619
/まだいますか?
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 23:54:24.22 ID:vl7xG0YVo
>>621

【ハンドベルが止められて、楽器としての性能を発揮する】
【絶対音感があれば分かるだろう、短く鳴る『ラ』の音色】
【大気に余韻を残さない薄やかで凛とした減衰音は、少女の気質とよく似ていた】

悪いぞ! すごく悪い!
なにが悪いって、私に気を使わないところが特に――

【ベルを持つ右腕に入る、カウンターじみた一撃】
【その痛みに短く唸るものの、堪えて、ついぞ武器を取り落とすことはなかった】

【――が】
【意識を腕に向けすぎたようだ】
【銀鶏に突き飛ばされる瞬間、踏ん張りが利かなかった】

……ひゃ、ぁっ!?

【本当に軽々と、三人の方へ吹き飛ばされる少女】
【その肩にはいつの間にか――或いは、ベルが音を鳴らした瞬間だと気づいたものがいるかも知れない――山型で、つるつるとした水色、10cm程度の生物が乗っていた】

【そして、三人に接触するか、地面に叩きつけられれば、ベルが音を鳴らしてもう一匹】
【同じ形状の生物が、彼女の両肩に居座ることとなる】

【どちらにしても、吹き飛ばされた少女を三人が回避できなければ】
【彼の逃走の成功は蓋然的なものになるだろう】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 23:55:45.33 ID:N2ckUU9po
>>624

あぁ、ひとごろし、さん、でしたか?

【「Justiceは人殺し集団である」という街頭ポスターは】
【まさしく目前の少女のことを指していた、ということか】

【一人納得のいったパッションであったが】

では、あなたが「Justiceを辞める・辞めない」の前にお聞きしますが・・・

根本的な質問を・・・どうして「正義は殺人をしてはいけない」なんていうんでしょうか?

【Justiceと機関、まるで正反対の立場の両者であるが】
【投げかけられた相談、それには真摯に応じるようであり】

「殺人」は悪いことでしょうか?

法治国家であれば重罪に対して「死刑」という「殺人」処置もあります
むしろ対峙した相手を「殺さなければならなかった事情」があったんじゃないんですか?

【「なにを当たり前のことを聞くのか」とでも言われそうな】
【そんな根本的な疑問を、逆に少女に投げかけた―――】

/了解です!
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 23:55:50.33 ID:oti+gQGSo
>>622

いえいえ…気にしないでください…

【こちらこそ、なんだか申し訳なさそうにして】

そうですね…どこから話しましょう…

んーっと、今日、路地裏で悪いことをしてる人に会ったんです
それで、私は止めようと説得したんですが……その人にはその人の正義があって…

結局、争いごとになってしまったのですが…

【明らかに声のトーンが落ちていく】

途中でふと、結局自分は暴力で自分の正義を押し付けようとしただけなのかな?という疑問が思い浮かんで
それからはもう…身体に力が入らなくなって…気付いたら倒れてて…

【今にも泣きそうに瞳を潤ませて、それ以上は何も言わなかった】

「きゅいっ…」

【なるほど、彼女が育てているだけのことはある】
【知らない人から貰う物は食べないようだ、目を背けるようにそっぽを向いた】
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 23:56:11.33 ID:AYVL1+MAo
>>625

まあそんな反応されるだろうと思ってた、思ってたさ……。

【少年のその横顔はどこか悲しげだったという】

え゛っ……じゃあ元の持ち主がコレを取り返しに来るかも知れねーのか?
……駄目だ、唾付けといたからオレのだコレ、決定!絶対オレの!

【折角慣れてきた得物を失うのはどこか寂しい】
【本当に唾を付けたかどうかは分からない、というよりも血を沢山浴びたのだが】
【それなりの愛着が芽生えているようだった】

うへあ、なにそのオカルト……今度その亡霊にあったらやっぱり返すわ。
リボンを巻いて丁寧にお返しする、せざるを得ない。

【それは呪いの類なのだろうか】
【今自分が生きている事を考えればどうやら取り憑かれてはいないよう】
【うわごとながらそんな風に思った】

世界、というか神みたいなモノかな……。
それを裁くだなんて、オレには遠すぎてよく分からんなあ、それにむつかしくて。

しかし何でお前はそんなに世界を嫌ってるんだ?
今までのを聞いているとまるでそんな感じに聞こえて、思えたんだけどさ。

【彼女のその崇高な目的は少年が理解に及ぶには少し遠かった】
【しかし彼女が何故そこまで世界というモノに挑戦するのかという疑問が浮かんだようで】
【彼は首を傾げ、顔を覗き込みながら尋ねた】
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/06(日) 23:57:06.29 ID:0FbPEDn70
>>623

【外野の野次馬も、苦い顔で瞼を抑えたり、拡散する光に、思わず声を出してしまったり】
【普通の人間の目であれば、日が出て沈む間見続けてでも居なければ大きな悪影響は無いだろうが、確かに眩い】
【少女自身は平気なようだが―――そして二秒ほど後、その光が収束するや否や】

「……今晩は、また、はじめまして。
 当方、名をば「ベンヌ」と言い――貴女の眼前に在る“マスター”・「海部 史音(アマベ アヤネ)」様に、お仕えする身で御座います。
 宜しければ、共々。以後お見知りおきを。」

【書き割りを省略すれば二人しか居ない筈のベンチの周囲に、不意に。第三者の、声が響いた】
【辛酸を味わって老成した印象を聴く者の耳に残す、然し尖って刺さるようなところの無い、円やかな男声】
【丁寧な自己紹介+α、内容としてはそんな所だが、不思議と周りを落ち着かせてくれる様な気もする】

【―――だが、その声の出所は】

……――もうちょっと、「てっきとー」に出来なかった?

「最低限の紹介に留めた積もりですぞ、マスター。
 貴方の補佐というものを考えたが故、少々の余計も含むかも知れませんがな。」

【紛れもなく、疑う余地などなく―――少女の指に巻き付いた、リングそのものであった】
【先ほどよりも淡い燐光を、声の波を反映するかの如く点滅させながら】
【黒髪の少女に語りかける内容は、お節介焼き、と言うか――「お目付け役」を思わせる】

…えーっと、調子狂っちゃったぁ……。
とにかく……アタシ、全然大丈夫でしょ?

【投げかけたこの言葉を否定すれば、声を聞いたであろうローブの少女の正常さすら、否定することに成りかねない】
【そんな意図も舌の裏に隠して、銀髪の少女に顔を近づけ、微笑を作って尋ねた】
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/06(日) 23:57:19.01 ID:Jbej50U1o
>>628
/わたしは ここに いるよ
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/06(日) 23:59:34.65 ID:IIoyqdr00
【夜の公園、ベンチ】

……そんな上手くいくわけない、か。
あのあと……ずっと一人で(内心ビクビクしながら)立ち尽くしてた僕が、馬鹿みたい、だ……。

【――短い白髪。前髪の一束にだけ、黒のメッシュを入れた特徴的な髪色】
【その上から黒いキャップを被り、シンプルな黒いパーカーの下に白のワイシャツ】
【2つ連なった指輪のネックレスを首から掛け、白いデニムのジーンズを履いた】
【全体的に黒と白だけで纏められた特徴的な服装の――やや幼い少女が、其処に座っていた】

気長に、やっていくしか……ない、か
立場が立場、だし……とりあえず対機関連合か、Justiceにコンタクトが取りたい、けど……
今、は……さっきめいっぱい緊張した分、和むとしよう……


……と、いうわけで。いただき、ます

【その手に、テラごっついデラックスでエクセレントでグレートフルなクレープを、持ったまま……だ】
【無表情ながらに目をきらっきら輝かせて、今にもそれに齧り付かんとしている】
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 00:01:19.50 ID:LHt7ZYsSO
>>634
/把握しました!

【そこに近付いて行く、一人と一つ】

うっわ……殺気剥き出しじゃねえか……

【外ハネの青髪で、糸目で垂れ目。顔の上半分を覆う赤色のハイテクっぽい大型ゴーグルを装着しており】

(こりゃあ早いとこお引き取りすべきかもしれん)

【水色のマフラーを巻き、オレンジに黄色の水玉模様のネクタイを締め、分厚い青色のコートを羽織った青年が……一人】

【そちらが持つ明らかに“危険”な雰囲気に……すぐさま踵を返そうとする】

【そして……“一つ”】
【それは“空飛ぶ棺桶”……のような何かである】
【それは浮翌遊して青年の後ろを着いて来ていて……明らかに「異様」な雰囲気を醸し出す】
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 00:05:15.32 ID:9F5Ni0cz0
>>629

攻撃してくる奴に、気を使う様な奴がどこに居るんだよ!?

【攻撃を入れながら、銀鶏は悪態をつく】
【正確に言うなら、あの場面では少女は攻撃をしてきた訳ではないが、明らかな害意を見せて来ていたのだ】
【あの時、三人組の乱入がなければ、攻撃を加えて来ていたに違いない】
【様々な思いを、余裕の無いために一言で銀鶏はぶつけた】

[なっ!?][しまった――――!!]

【突き飛ばされた少女の巻き添えを食う、κとλの少女たち】
【射撃武器に特化した上に、固く『構え』を作っていたので、避ける余裕がなかったのだ】
【少女もろとも打つと言う選択肢もあったが、状況的に仲間に近い第三者であったため、それが出来なかった】
【結果、銀鶏への狙いを外し、吹き飛ばされた少女を受け止めざるを得なくなる】

「ッ!!
逃がさんぞ東 銀鶏!!」
――――ッッグウウゥゥゥゥゥゥゥゥ…………この程度!!

【偶然、少女の干渉を受けなかった大男が、左手で、腰に下げていた鞭を素早く抜き放つと、逃げる銀鶏の背に向かって放つ】
【それは的確に銀鶏の背中を捉えてはいたのだが――――銀鶏の着ているコートが白く輝きだし、その一撃を弾き返す】
【――――先ほど銀鶏が誇りにしていたコートは、魔力の作用を受ける防具だったのだ】

【そのまま銀鶏は、路地裏の更なる闇に姿を消す事になる】

「……不覚!!
ここで取り逃がすとは…………また、奴等に逃げられてしまう……!」

【甲冑を身に付けた大男の移動速度では、逃げる銀鶏の背を追いかける事は不可能に近い】
【大男は、首を振って悔しさをあらわにする】

「…………っと、お主、大丈夫か?
済まぬな……いらぬ事に巻きこんでしまった」

【大男はそこで、ハルバートと鞭をしまい込むと、少女に声を掛ける】
【今度のその声は、純粋な気遣いの混じったものだ】
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 00:05:16.09 ID:9qAGHCebo
>>633

…………っ

【感情が希薄な少女も、流石に驚いて】
【光が収束してから数瞬遅れて目を開くと】
【再度キョロキョロと辺りを見渡すが、やっぱり誰もいない】

……私は、ニナ。

【どこから第三者の声が聞こえるか気づかないまま】
【取り敢えず、超必要最低限に自己紹介をする】

【そして、黒髪の少女の全身をじーっと見回したところ】
【何故だか点滅しているリングが怪しい、という結論に達し】

…………リングが、喋ってるの?
大丈夫かどうかは……分からない、けど。
……私は、普通じゃないから。

【黒髪の少女の意図に気づきもせず、自分から自身の"正常さ"を否定した】
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/07(月) 00:06:04.82 ID:tdeNhwNAO
>>627

あ、ありがとう…

【若干だが、グサリと来たのか】
【礼の言葉を述べるも、ややぎこちなく】
【相手の言葉──説明に、暫く耳を傾けて】

へえ…“正義の味方”──か。
あ、それって確か『青義同盟』…だっけ?
流し読み程度にしか、見てないけど。
(そういえば彼方此方にあるな、ポスター…)

【理念は──不殺だったかな?と心の中で思い出し】
【やろうとしていることは、彼方も“正義の味方”だろうに──何故こうも嫌悪感を露わにしているのだろう?】

(──ああ、そうか)

【理想≠ニ現実≠ネんだ】
【そう、個人的に解釈して】

え?出来る仕事が…(というか寝床ッ!※重要)あるのかい?!

【相手の言葉と、仕草に、思わず詰め寄りそうになるが、踏みとどまり】

戦闘は……“解らない”。
というより、“覚えてない”──かな。

【腰に提げている『柄』に触りながら、そう答えた】
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 00:10:26.37 ID:nC9iOziSO
>>630

……悪いこと……、どんな悪い人にも、更正の余地はあるかもしれなくて。
その可能性の、芽を潰してしまうから……

【ひとごろしは、よくない】
【そう述べる唇は、最後の最後にクエスチョンマークを添えてしまう】


【思い返す。放送局で対峙した男、テロ組織は、可能性の芽が伸びるまで待てただろうか】
【ブレイザーシティで対峙した機関の少女は、本当に悪だったか】

【戦艦で対峙したあの臙脂色の少女を操っていた「敵」を、自分は許せるだろうか】


――――ちが、う……?

【そうだ、すべて否なのだ】
【悪意を振りまく彼等を野放しにすることも、平和のための力を求める少女を否定することも】
【あんな仕打ちを与える悪を許すことも――】

【――――息が、軽くなる】
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 00:12:20.98 ID:yUjSCjoGo
>>631
っく・・・・・

【餌付失敗】
【やはりテング印のビーフジャーキーにするべきだったかと頭の片隅で思いつつ】


フムン・・・・・・・

【ミーナの話を聴く、そしてラグナロクは】

・・・・・・・ミーナ、君の言う正義はなんだ?

【そう、尋ねた】
【手にはサラミを握り、頭に手を置いたまま】
【シリアスな声色で優しく、そう尋ねた】

其れによって返答が異なる、答えてくれるか?
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 00:13:40.02 ID:THxk/1FAO
>>484

(この辺って物価高いのかなぁ…)
【青年は少女の呟きを少し聞き、自分には難しい内容だと悟るやいなや、考えることを放棄した】
【向上心というものが見られない。情けない】

【そして少女から声をかけられて言うには】
えっ!い、いや、ただギリギリのとこで脅かすのを止めてくれて良かったなぁってだけだよ!
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 00:15:13.98 ID:2d7E713do
>>632

……あら、返されると困りますね、わたくしが
せっかく刀を彼から引き離したというのに――

【ここでちょっとだけ間を置いてから、】

単刀直入に申しますとですね、あの亡霊、すぐそこにいるんですよ
……眼には見えませんけど

まあ……あの亡霊とわたくしにも色々と因縁が御座いまして……
この前貴方様が倒してくれたおかげで、わたくしの支配下に置くことが出来ました
わかりやすい単語を用いれば……「吸収した」――とでも表現できましょうか……

【……唐突な説明だっただろう】
【恐らくは意味不明だっただろう】
【しかし、ウェル子は確かに、嘘偽りない瞳で、そう語った】


…………そして、なぜ、と、問いますか…………

貴方様の仰るとおり……わたくしは、世界を嫌っています

しかし、なぜ、と聞かれて簡単に説明できるかと言いますと……

【言いよどんで、それからふと彼女は、右手人差し指で、自分の眼を指さす】

……例えば、「眼鏡」――
わたくしの掛けている、この眼鏡……

視力が悪いから着けている……というのは説明不要ですが……
なぜ視力が悪くなったか……と、考えてみましょうか

不慮の事故や、遺伝、病気など、色々原因は考えられますが……
――わたくしの場合、「世界のせい」と言っても過言ではありません

わたくし……今でこそある程度大丈夫ですが、失明寸前だったこともありまして、ね――
生まれ持った能力、環境、家族……
生まれた瞬間に、そこにあった、「絶望」――

……カラスに眼球を抉られるというのは、どうして中々辛いものです――ふふ……

【淡々と、事務的に、重苦しさ皆無で、彼女はそう言葉を紡いだ】
【詳しい説明、というわけではないが、「少しは」エルフェスに伝わっただろうか――】
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 00:15:31.43 ID:yjgJTY7mo
>>635

……Justiceに、対機関連合?

【時間が時間故に車の走る音も聞こえぬ、歩道の方から】
【10才ほどの、金髪の少年が宵闇を切り裂くように、独白というには大きな呟きを零す】
【通り過ぎようとしていた影はぴたりと止まると歩く方向を相手の方へと変えた】

ねェ。今、確かにそう言ったよね? ね、もしかして何かそのふたつの事知ってる?
なら教えてよ、ボクにさァ。知りたいんだ、それェ。あんま詳しい人いなくてサ?

【まるでその二つの単語しか、耳に拾えていないように問いかけるのは】
【黒い帽子を目深に被り、同じく黒のマフラーで口元を覆った金髪の少年】
【体に纏うは黒紫の繿褸外套、長袖のシャツに短パン、ブーツ】
【右手の袖は、中に通すものを無くしたように風にはためいている】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 00:17:05.55 ID:yjgJTY7mo
/うわばばばよく見たら待ち合わせっぽい
/失礼しました、>>644はナシでお願いしまするぶ
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/07(月) 00:18:04.77 ID:HwfaI/IPo
>>636

――――――はし、レ

【それは、青年へ向けた…“警告”】
【走り去れ……さもなくば】

【――――タンッ】

【踵を返した青年の後方…殺気を振りまく男の軽い足音が聞こえた筈だ】
【棺桶が邪魔で、身体ごと振り返らなければ見えないだろうが…その男が“飛び込んできている”】

【気配で察せるか、察せなければ…打つ手が無ければ】

【男の手にした一番大きな太刀の一撃で、貴方の両足を斬りおとそうとするだろう】
【鞘は刀身を走らせる為のレールで有り加速装置、首はきっと棺桶が邪魔で見えないだろうから、地面スレスレを…地に着いた貴方の脚を、刈り落とすつもりだ】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 00:19:50.09 ID:ROWmJx4Ao
>>637

……ぅ、ぐぅぅぅ……っ!

【κとλの彼女たちに受け止められたまま】
【悔しげに歯を噛み締める少女】
【瞳が潤んでいるのは不甲斐なさのためか】

【自分が原因で、三人の任務すら失敗させてしまったのだ】
【別段、彼らに協力したいわけではないが】
【プライド高めな彼女にとって、自分のせいで≠ニいう部分が、どうにも許せない】
【文字通り、切歯扼腕する思いだった】

大丈夫じゃない…! ぜんっぜん大丈夫じゃないぞ!
私を使って逃げたな……、アイツ……! 東とか言ったか…!

【ちなみに、身体は大丈夫すぎるほど健康です】
【立ち上がって、苛立たしげに土埃を払う】
【そのままの調子で大男を見上げて】

あれは何だ?
なんで追われてる?
この返礼をしなくては――私の気が済まない

【最後の部分だけ、東の消えていった方向を見ながら、呟いた】
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 00:22:46.54 ID:VhJopU9M0
>>644-645

……ん

【クレープを頬張ろうとしていたその手が、止まって】
【綺麗な黒曜石のような瞳が、少年を捉えるだろう】
【帽子の下のその表情は、少々警戒しているようで】

……いや、僕も……あまり、詳しくは、……知らない。
知ってたと、しても……僕が君に教える義理は、無い。

【と、妙にそっけなくそう告げるだろう】
【だが、よく見れば、なんだか少女の体がうずうずそわそわ落ち着き無いのが分かる】
【その理由は単純明快。テラごっついデラックスでエクセレントでグレートフルなクレープをお預け状態されているから、だ】

/いえ、全然待ち合わせではないですよー
/と、いうわけでもしよろしければお願いします。
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 00:23:51.38 ID:7kAZqKyLo
>>641

…あ、ごめんなさいっ
悪気があるわけではないので、許してあげてください…

「きゅいきゅい…!」

【フォローするように主が付け加えるが、当の本人はそっぽを向いたままで】
【そっと手を伸ばすと小さな龍は其れに乗って彼女の肩に乗った】

………はい、私の正義は、ですね

誰も悲しませず、みんなを笑顔にすること、です
何事も平和が一番…ですから

【しかしその言葉に自信はなさそうな感じだ】
【話したとおり自分の正義に疑問を感じたのだから無理もない】
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 00:26:02.09 ID:ddyOsV5p0
>>638

ニナ、か…。
シンプルでいいわね、宜しく!

…ベンヌ、アンタはこの娘を基準にして、「てっきとー」を磨きなさいっ。

【名前を教えてもらって、素直な喜悦を感じたのか、口元が自然とほころぶ】
【シンプルな名前に好感を抱くのは、自分の名前が「しおん」でも「ふみね」でもなく「あやね」であるヤヤコシサのため、だとか】
【一方、指輪を通して会話に参加するベンヌに対しては、威嚇するように八重歯を見せながら、少し苦い声をかけた】
【反応は、ない。微動だにせぬし、傍目には只の指輪が動作で応対できるはずもない】

「厳密には、違いますな。私の本体は、マスターが隠し持っておられます。
 詰まり、この指輪は、周囲に私の声や意思を伝え、その反響を捉えるための端末なのだ。」

…ハイハイ、ご丁寧にどーも。
でも、それだけあって嘘も過不足も無いわね、概ねベンヌの言うとおりだって考えて。

【ネタばらしだが――ベンヌの正体は、史音が隠し持っている『武器』に宿った、一種の疑似人格の様な存在だ】
【そこまでの説明は、「今日は面倒」と言う、単純かつ理不尽な理由によって、行われない】

【今扱うべき問題、それは、史音のニナの「自己否定」に対する反応】
【率直にソレを描写してしまうと、目尻を釣り上げ、瞼を大きく開いて、「マジ?」とでも言いたげな様子であった】

……そ、そんなの、最初から分かってて話してるしっ。

【―――負け惜しみか、照れ隠しか】
【狼狽えた少女の尻は刹那ベンチから浮かび上がり、両手を胸の前に当てて、史音は思わず乱暴な台詞を紡いでしまった】
【もっとも、その事を非礼として侘び悔やむ心情は、見受けられないのだけども…】
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 00:26:46.54 ID:LHt7ZYsSO
>>646
…………っ!?

【反射的、にだ】
【ある一種の“勘”から……彼は反射的に駆け出した】
【それにより……そちらが振るった凶刃は空のみを斬る事となるだろう】

(……逃げられんなこれは。俺一人ならともかく……今はフレスがいる)

【彼は何か決意を秘めた表情で……素早く振り向いて】

……中々のサプライズじゃないか。まッ、このフィアーゼを倒すには及ばないかな?

【バ−−z_ン!!】
【と効果音が付きそうな程……実に、堂々と。そちらを指差す】
【そちらが動いていないなら、現在の距離は5m程である……ちょうど青年とそちらの間に、棺桶が浮翌遊しているが】

(……フレス。ちょっとばかり力を貸してくれんか?)

【その間……彼は棺桶に、小声で何か、話し掛けている】
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 00:27:40.25 ID:TsHmBrXho
>>643

は……?え……なにそれこわい

【ウェル子の言葉を受けて、見えないと分かっていても周囲をキョロキョロと見渡す】
【むしろ見えないから、どこか恐ろしかった】

ん?つまりはお前があの亡霊って事か?
んじゃあ大丈夫か、大丈夫だよなあ……?

【今の自分の状況で戦うとなると少々不味い事態になりかねない】
【繰り返し念を押すようにウェル子に聞き返し】

生来の物は選べない、そこで何があろうとも本当の所の責任は誰も取れない……。
配られたカードで戦うしかない……ってのは誰が言ったかね。
しかしまあだからといってその状況を甘んじろってのも酷い話――――

うーん、そんな感じだろうか?
駄目だなあお前の言いたい事は感覚的には分かるけど言葉にするのは難しいよ。
本当「少し」で「なんとなく」のレベルで分かった、かな多分。

【彼女が言いたいのは「どうしようもなさ」のような物なのだろうか】
【抗いようの無い物、流されるしかない大きな流れ……そういった現象】

それは痛かっただろうなあ、大丈夫かよ。

【彼女のその言葉を冗談だと思ったのだろう】
【ふざけ半分で真面目にそう返す、深刻そうな顔色を浮かべて】
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 00:28:56.37 ID:9F5Ni0cz0
>>647

[[………………]]

【悔しさを滲ませる少女に対し、無表情な顔を向ける2人の少女】
【先ほど突き飛ばされた時は慌てたが、既に目標に逃げられた以上、取り組むべきはこの少女への対応なのだ】

「…………うむ。東 銀鶏…………我らの狙う『第二級優先攻撃目標』の一人だ」

【怒りをあらわにする少女に対し、敢えて少女の言葉の一面のみを取り上げて返答する大男】
【『大丈夫じゃない』と言う言葉に対して返答しても無意味なのだ。実際に元気に怒りを見せているのだから】

――――我らの主のご子女が、主に背いたため、主はご子女を殺そうとしている
そのご子女の仲間の一人なのだ。故に、あやつは殺して、敵の戦力を殺ぐか、あるいは捕えて情報を引き出さなければならない…………

【この部分は、彼らの活動に関わるデリケートな領域】
【故に、彼等は具体的な固有名詞はなるべく避け、代名詞を用いて大まかな状況を説明した】
【――――この話を総合すれば、彼等は公的な公安部隊などではない事が分かるだろう。つまりは、何者かの私兵】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 00:31:16.26 ID:vtRBLnyMo
>>640
悪人・・・可能性・・・更生・・・

【ただ、繰り返す、少女の言葉を】
【一通り聞き終えると、言葉を返し】

では、例えば、の話ですが・・・

「将来的に悪人が更生して社会貢献する」という可能性があるのならば、
「やっぱり悪人は悪人のまま、余計に犯罪を繰り返す」という可能性だって十分にあります
いえ、むしろ割合としては、「悪人は結局構成できず」というほうが大きいでしょうか

ならば「Justiceの殺人は”再犯の芽を刈り取”った良い殺人」と言えましょう
しかしその行為を”殺人犯”と批判する人たちもいます、というか、ポスターが張ってあります

【と、一旦息をついてグラスに注がれた水で喉を潤し】

では、逆に考えてください
世間の皆さんが「世界の悪」と評価する私たちの「カノッサ機関」を・・・

私たちはなにも世界を混乱に貶めようとしている訳ではありません
未だ争いの絶えない世界を、「絶対的な力」を持ってして、制しようと考えています

勿論その行為は「暴力による支配」なんて言われるかもしれませんが、
誰かが大衆を支配しなければ社会という成り立ちが出来ないのも事実
それが民主的投票だか、独裁政権だかの違いはありますが、
「頂点に立つ」という存在があることには変わりありません

そんな「世界を治めよう」と活動している私たちからすれば、
反発する「正義組織のJusticeや連合」のほうがぽっぽど「悪」ですよ?

【ふぅ、一息で喋り終えた彼女は、もう一度グラスで喉を潤すと】

とまぁ、なんだかグダグダ長い話でしたが、
「殺人をするJuctice」と「Justiceの批判をするポスター」と「世界の悪:カノッサ機関」・・・




誰が「正しい」かなんて、誰にも分かりません


いえ、全員が「間違って」いるのかもしれませんね
ただただ、盲目的に「自分が正しい」と思って動いているだけなんです


とある哲学者は言いましたよ?
「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。」と

【要約すれば「殺人だから悪、という解釈さえも考え方ひとつ」ということか】
【真実は歴史が証明するもの、誰しも己の信じた「道」を進むのみである】
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/07(月) 00:31:22.60 ID:/kprySS40
【路地裏。その一角にて】
【其処には地に伏せる白衣の者とチンピラ二人】
【そして、壁に凭れる形で、座る者が存在していた】

【構図としては「時の止まった殺戮現場」のようで――】

 <<Battery.........100%>>

 <<Standby.........>>


【然し、水面下でその準備は完了していた】


 <<System.........Abnormality>> 


【脳裏に赤い文字が浮かぶも。刹那、その瞼はゆっくりと開かれ、眼窩に輝く赤い眼は露わになる】


 ……

 <<Code name is? __>>


【眼に捉えた物は、白衣の男。既に事切れていたその男を見ると】
【何時かの、何度となく呼ばれた声が思い起こされる。其れはある種の精神的外傷】
【然し、その声は或いは名前を思い起こす助けになってくれた】


 ゼビレイ……

 <<.........welcome.“XEVIREY”――>>


【赤い文字。其れは今も消えない――其れは何らかの警鐘なのだろうか】


(取り敢えず、此処からは逃げるか……)


【そんな事も内心考えつつも何時になく重い体を起し、徐に両膝を曲げると】


 バヒュン!


【そんな騒音と共に小規模のクレーターを残しつつ、建物の屋上へ向かい跳んで往った――】


【ゼビレイ――再起動】


//絡み不要です
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 00:37:43.50 ID:9qAGHCebo
>>650

…………宜しく。

【戸惑いを見せつつ、小声で答える】
【挨拶とかそういうものはあまりしたことがなく、苦手らしい】

【尚、"ニナ"という名前は本名ではなかったりする】
【そもそも本名など、最初から持ち合わせてはいないのだが】

成程、なんとなく分かった……。
それで……本体は、何なの?

【空気とか、「今日は面倒」だという少女の気持ちとか、全く気にしていない】
【正確に言えば、コミュニケーション能力が低く気付けないのだが】
【自分の感情に素直に従って、疑問に思ったことがあったら尋ねてしまう】

うん……私は、人造人間《アンドロイド》だから。
普通じゃ、無い。

【自分は"人によって創られた存在"だと、そう言いたいらしい】
【精巧に作られているようで、見た目こそ人間と変わらないが】
【感情が希薄だったり、一貫して無表情だったり】
【更に付け足せば、一見物騒な拳銃を持ち歩いているのも──其れが原因なのかもしれない】
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 00:38:58.46 ID:0U0vqKuSO
>>639

……どう致しまし、て?

【微かにぎくしゃくした口調に、何か疑問に思うところが有ったか】
【彼女は首を傾けたまま、じい、と青年の眼を覗き込んだ】
【墨色の、どこか鋭い印象を与える瞳――迫力というか何と言うか、結構な目力がある】

【女の勘というのは、性質が悪い。ぶっちゃけ若干怖いくらい】

ああ、そうだ。『青義同盟』、ね。確かそうだったと思う……オレには、正義なんてよく解らないけどさ。
二分すれば同じ正義≠フ陣営の、言わば同志≠ナすら人殺し呼ばわりして否定する、なんて。

そんなんで、ホントに悪党≠ニされてる奴らに歩み寄ってやれるのかな――ああ、話が逸れたか。

【不殺≠ニ悪の更正=Bその二つを理念としているのならば】
【求められるのは、全てを受け入れてやれるだけの器の大きさ≠ナあろう】
【渋い表情を浮かべて曰く、そんな彼等にはそれ≠ェ足りない、と。それが、彼女の見解だ】

(……まあ、昔のオレなら絶ッ対に靡かないな。上から目線で更正させてあげます≠ネんて)
(気に食わないどころか、確実に殺しに掛かってる。ってのは……言えないよな、と)

【――恐らくは、より悪≠ニされるものに近しい視点からの、意見である】
【語り口に僅かな違和感こそあれど、青年には知る由も無い、だろうが……】

……有る。用心棒も出来るんなら言う事は無かったけれど、まあ良いや。
喫茶店というかBARというか甘味処というか……早い話がウェイターだよ。住み込み、三食付き。

【きっと青年にはこの上なく魅力的な(筈の)条件を並べ立て、小さく笑んで】
【それならそれで問題は無いと、軽く手招き。彼が応じれば、何処かへと歩き出す】
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 00:40:27.91 ID:2d7E713do
>>652

――ご安心を……わたくし自身があの亡霊というわけではございません……
では、もう少し砕けた言い方をしますと……「守護霊」とか「使い魔」とかどうでしょうか……
目には見えずとも、確かにわたくしの側にいる……そういうことです

……ただし、そんなに亡霊と会いたいのでしたら、すぐにでも実体化させることも可能ですけどね

【フッ、と軽く息を漏らす】
【彼女の視線は、やはり「嘘ではない」と分かる程度には真っ直ぐだった】
【とりえあず、今のところ、いざこざが起こることは無さそうである】


言葉にするのが難しいからこそ、わざわざ感覚的に語っているのです――

深層心理……心の奥底で僅かだろうと響くものがあれば……
それで「言葉」の意味は達成される……

……で、要するに、です
わたくしは、世界に種々の恨み辛みがあるからこそ、世界が嫌い……と

――至極簡単な理屈ですよね?

【そう言いながら、ピッ――と、人差し指を立ててみせて、】

無論……わたくしも一介の女の子……、泣くときは泣きますからね
まだまだ瞳が明るかった頃のわたくしは……
さぞ悲痛で聞くに堪えない、今のわたくしが聞いたら歓喜しそうな泣き声を上げていたのでしょう――


――なんて、ね……

【……相変わらずの無表情ゆえ、心読み取るのは難しい】
【果たして、エルフェスに合わせた冗談か、はたまた真実の過去なのか……】
【――現状、知るよしは、無い】
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/07(月) 00:42:07.80 ID:HwfaI/IPo
>>651

【走り出す、とは片方の足を前に出す事】
【ならば片方の脚は残って居るが……男は鞘から太刀を引き抜くのを諦め】

【再度距離を詰めようとするも…棺桶が邪魔で】
【彼我の距離を3m程まで詰めて、止まるだろう】

【左手を、一番小さな太刀の“鞘の”上に置いて】
【握るのではなく。置くだけ…右手はだらりと、下げられている】


【嗚呼、そして………】
【2人の間に棺桶が有れば、指さされてもお互いが見えない!!!】
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 00:42:28.45 ID:yUjSCjoGo
>>649
・・・・・・・・・ミーナ。

【シリアスに、言い聞かせるように話し始める】

君の言うみんなの定義は良くわからないが・・・・・・
自分の周りにいる人たち、と言うことならば可能かもしれないが
世界中みんなと言うのは不可能だ、生き物は全能ではない、万能にはなれても、な。
平和が一番だと言うその意見は同意できるが、な。

【くしゃり、と頭を少し強めに撫で】

すまない、答えになっていないな・・・・・
かわりに、一つだけヒントをあげよう。
いいか?正義とは・・・・・

【手に持ったサラミをミーナに突きつけ】

傲慢なものなのだ。

【いつもの彼とは違う、冷たさを纏った声でそう言った】
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 00:43:26.46 ID:yjgJTY7mo
>>648
/ちょっと自己完結しててみてなかったうわあい。すみません。
/遅ればせながらよろしくお願いします


なんだ、おちびも知らないワケェ? イラつくなあ
こんなにボクが努力してるのに全然本拠地の場所とか分かんないとか、ホント理不尽だよねェ
ああもう、信じらんない……疲れてお腹すいてきちゃったよ

【詳しくは知らないと聞けば、続きを聞き終わるや否やぐだぐだとまくしたて】
【自身が望めば情報が入るのは当たり前、とばかりに大きくため息をつく】
【歩き近付きながら肩をすくめ、相手の姿がほの暗い外灯でも視認できる程度の距離につく、と】

あ、なんか美味しそうなの持ってる。いいなーそれェ
ボクに頂戴? 役に立たなかったお詫びとして献上しなよね

【事もあろうに、相手がお預けを食らってるテラごっつ以下略に手を伸ばす】
【遠慮などほぼ無し、普段の(尊大で傲慢な、が頭につくが)一応の確認も無しに貰おうと、もとい奪おうとする】
【ひどいジャイアニズム思考だ】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 00:45:05.67 ID:nC9iOziSO
>>654

…………。
誰が正しいか、分からない、間違ってるかも、しれない――

【耳に含んだ言葉を咀嚼して、じっくり味を確かめて】
【反芻して、もう一度。繰り返し繰り返し、理解するために思考するために】

……そ、ですね。
私はやっぱりひとごろしで、それはどうあってもねじ曲げられないことだけれど。
だけどここで、それを否定すれば、今まで私が手を掛けた人々を侮辱することに、なります。

だったら私は――「ひとごろし」の肩書を背負ったまま。
「正義」に、なりたいです。
本物の「正義の味方」になれなくていい、蔑まれてもいい。
だって私は、ひとごろしですから。

【声は小さくとも、それを言い切って】
【掌は、ようやく、スプーンに伸びた】
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 00:46:08.04 ID:ROWmJx4Ao
>>653

【男性の話を聴くことで、少し冷静になったらしい】
【肩の力をストンと抜いて、なめらかなローブがふわふわと揺れる】
【青銅の杭を消した後、左手を口元に当てて、考えるポーズ】

……家庭、というには、少々大規模か……

先ほど提示した3000000という金額
『第二級優先』という割には、高すぎるだろう?

「別に望むものを用立てる」とも言っていたよな
……その金額の範囲内であるならば、叶うこと

うん、そうだな……『第二級優先』でコレなんだ
もし、そのご子女様とやらを殺したら……
……雇われの兵士は、一体なにを手に入れるんだ?

【興味を惹かれたために、東の情報からは少しズレてきたらしい】
【男性を見る淀んだ瞳は、暗い光を映している】

【こんな憶測だけの質問、答える義理はないけれど――】
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 00:51:06.91 ID:VhJopU9M0
>>661

……おち、び?

【なんかムスっとしておられる。それもそうだろう】
【少女は、ジト眼で溜息を吐く少年を見やりながら】

……おちびに、おちびって……言われる筋合い、無い。

【ぽそ、と。呟くそうに、そう言うだろう】
【どうやら少し、心象を悪くしてしまったらしく――更に】
【相手が、事もあろうに。そう、事もあろうに】
【この少女がものっそい楽しみにしていた、テラごっついデラックスでエクセレントでグレートフルなクレープを奪おうとしたなら】

……――駄、目っ!

【凄い勢いで、それを奪い返そうとする。本当に凄い勢いだ。先ほどまで独り言のような声量だったのに、いきなり大きくなった】
【……クレープは割と不安定である。それもそのはずで、あんな薄い生地にこれでもかとフルーツやクリームを詰め込むからだ】
【無論、それでも食べやすいように店側で工夫してあるのだが、何せこれはテラごっついデラックスでエクセレントでグレートフルなクレープである】
【通常のクレープの何倍もフルーツだのアイスだのカスタードだのプリンだのを詰め込んでおり】
【当然そのため、通常のクレープの何倍もバランスが悪く……――】


……あ

【べちょっ】
【なんと無残にも。テラごっついデラックスでエクセレントでグレートフルなクレープの上部(一番おいしそうなところ)は、その勢いで地面に崩れ落ちてしまうだろう】
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 00:53:03.58 ID:LHt7ZYsSO
>>659
【暫くして……青年は自分の行為の愚かさに気付いたらしい】
【そっと、手を戻して……やはりそちらからは見えないが、左手で……ポケットから……“赤い藁人形”を取り出しつつ、2m程後ろ向きのまま走る】

(……“見られない”のは大きなアドバンテージだが……逆もそうだな)
(向こうは剣士だと思う……が。どんな攻撃を仕掛けてくるやら)

フレス……頼むぞ。

【その言葉と共に……移動する「棺桶」】
【それは素早く、青年の右後ろへと移動した。これで、お互いに相手を視認する事が可能になる……】

【がこん】
【更に、棺桶に変化が起こる】
【“蓋”が、開きつつあるのだ……メタ的な言い方をするなら、次のレスには開くだろう……】
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 00:53:47.97 ID:TsHmBrXho
>>658

その発言から安心しろと言われて安心するほうがどうかしてるわ!
すんなよ!絶対に実体化すんなよ!

【フリではなく、真剣にそして鬼気迫る表情で叫ぶ彼】
【何故って今亡霊と戦ったら戦う以前に屠られてしまうだろうから】

ふーん……ああ、成程つまりは「察せる」とかそういう感じなのか。

嫌いになる理由にしては偉く真っ当な理由だな、それは普通だ――――
でも世界相手となると、それこそ蟻と国家が戦うような物だぜ。
しかもそれで世界に嫌われちまったら、潰されるだろう色々な意味で……。

【じっとその指の腹を見つめて】
【彼女の戦いの難しさを言葉にしてみる】

そんな事言ったらオレだって泣くさ、多分。
ま、お前みたいに他人の鳴き声で喜ぶほどにストイックじゃあないけど。

って、冗談なのか本当なのか……全く訳の分からんヤツだなあ……。

【もっとも自分は泣いた事など一度も無いが、それを言ってどうなるという事でもなく】
【掴み難いどの表情と舌に彼は困惑するのだった】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/07(月) 00:56:16.74 ID:tdeNhwNAO
>>657
【緑眼の瞳が、墨色の瞳に覗き込まれて】
【青年は、思わずたじろいでしまう】
【……少し違う意味で、『どきり』としたのは、青年の気のせいだろうか】

(……やっぱり、女性?)

【確信はしないにしろ、MITUMEAIだけで看破するとは中々にHENTAIである】

…──そうか。

【彼女の言葉を聴いて、たじろいで苦笑気味だった表情を、一変させて】

記憶喪失の身から言わせて貰えば、正義≠熈悪≠焙氛汨Aましいよ。

【自らの理念、信念、怨念】
【なんだっていい】
【自らを証明するもの≠持っている人間は、羨ましい】
【自分のソレ≠ェ何だったのか?何なのか?青年には解らないから】
【青年には、目の前に居る相手の過去さえ、知り得ることもないのだから】

用心棒…実際戦ってみないと解らないからなあ…
胸を張って『任せて』とは言えない…かな。
でも、ウェイターくらいなら出来るよ、タブンネ(ボソッ

【そうして、青年は彼女の後を追って歩き出すだろう】

そうだ、名前は?
……こっちが名乗れないのに、聞くのもアレだけど、さ。
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 00:58:37.19 ID:vtRBLnyMo
>>662

さっきも言ったように、「解釈だけが存在」するんです

世間の皆さんはJusticeを
「純真無垢な無給奉仕のヒーロー」とでも「勘違い」しているんでしょうか?
しかし彼らはテレビ番組のヒーローではありません、
中で動いているのは迷い・戸惑い・時に挫ける人間です

【まるで、念を押すように、言葉を繰り返し】

万人が諸手を挙げて歓迎したJusticeが、
今批判の対象として槍玉にあがっているように、
世間の評判なんて時と場所によってコロコロ変わるもの



なにが正しいのか、悪いのかを「誰も判断できない」のに、ですよ?



あなたが人殺しだとか、Justiceを脱退するとか、
そんなことを世間の評判に流されて決めるのは馬鹿らしいことです

あなたがなにかを決心出来たのならば、それは幸いですよ

【そうして、にこり、少女に笑みを返すと】
【自身も再びバニラアイスを口に運んだ】

【なお、この「パルマネント・バニラ」は常温で溶けずに口の中で溶けるアイス】
【濃厚でクリーミーな味わいに、世間でも人気沸騰中である(といいなぁ!)】
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 00:59:33.05 ID:9F5Ni0cz0
>>663

「…………色々、あるのだな
財産と家柄…………高ければ高いほど、一般の人間とは一線を画すものがある……これが、主の言葉だ」

【確かに、俯瞰して見てみれば、要するに彼らがやっている事は家庭の問題】
【だが、やはりその規模は一般の感覚からは乖離している】
【そこを大男も戸惑っているのだろうか。その声色は、微かに躊躇いを帯びていた】

「そんな事はない。第二級は3000000、第一級は5000000だ
我らが主は、この事をそれだけの大事と考えている…………」

【提示された金額は、当然の様に、さらに上を行った】
【生活の規模にもよるが、いわゆる一般人ならば、働かなくても1年無難に生きていけるだけの金額である】

「なに…………我らも、外部の者への謝礼も、変わる事はない
我らには『臨時ボーナス』として、外部の協力者へは『謝礼』として渡される。その程度の違いだ
我らの主は、自分に従い尽くす者には、損得を超えた庇護を約束し、協力を約束する者には、対等な利益を約束する……
――――――――同時に、敵対する者には、一切の容赦をしない…………それだけの事だ」

【大男は、この『主の姿勢』に、全面的には共感しかねるのだろう。やはりその響きはどこかためらいがちだ】
【しかし、かといって反対しているかと言うとそうでもなく、大筋では同意だが…………と言ったところか】

「だが、違う形を望めば、それはそれで聞き入れて下さるだろう…………
主は、決して吝嗇な面は持たない…………協力してくれるのなら、今から望みの物を言ってほしい
無論、協力するもしないも『そなた』の自由だ…………邪魔さえしなければ、我々は構わない」

【大男のその言葉には、確信めいた響きがあった】
【つまりは、殺した対象の金額に相当する『何か』でも、彼らの主は提供しようと言うのだろう】
【呼び方が『お主』から『そなた』へと変わり、いささか友好的な態度を覗かせる】
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 01:01:39.89 ID:yjgJTY7mo
>>664

はっ。ボクはこれから大きくなるもの。だってまだセイチョーキだしィ?
おちびがもし大きくなったって、ボクの方が大きくなるに決まってるしさーァ

【鼻で笑った挙句にこの言葉である。あくまで自分は小さくないとばかりに堂々と宣言】
【ひょいと手を伸ばした矢先に宙を舞うテラ(ryの上部に、惹かれるように視線を送り】

……あ

ぼ……ボクのセイじゃないよ?
……エート、おちびが……そう、おちびが素直に渡そうとしないから……

【正に惨状となった寺(ryの一部に、奇しくも同じ驚きとも不意についたとも言える一文字を漏らす】
【次いで紡がれるのは謝罪ではなく無罪を謳う自己弁護】
【良い言い訳を思いついた、とばかりに言うも、何となく及び腰なのはどうみても自分のせいであるから】
【間違っても罪悪感を感じているなどでは、ない】

……だから、うーんと……
あー……半分で、許す、よ?

【ちらり、相手の様子を伺い小首を傾げる】
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 01:02:18.27 ID:ddyOsV5p0

>>656

【知りたいと思えば、貪欲に。そんなニナの問いに、苦笑を浮かべ、史音は暫時言い淀む】
【こうなりそうだったから、嫌だったのだ。それこそ「てきとー」な処で、相手の好奇心を満たしてしまいたかったのだが】
【仕方が無いので、ここまでの所作と照らし合わせ、遠慮という物を理解していないのだと割り切った】

本体はねぇ〜、コレなのよ。

…棒、いや寧ろ……竿(ポール)かしら?

【声を引き伸ばして、その間に、コートの内側をがさごそと品位も何も無しにまさぐる】
【そうして懐から取り出したのは、濃い群青の中に、燻したような鈍い光沢を閉じ込めた、30cmほどの金属棒】
【何故か、妙に『厚み』が在るせいか、はたまた渋くヘヴィな風合いに起因するのか、サイズと比べて重厚に見える】
【ちら、ちらと、タクトさながらに振ると、自らの立場を表明するように、指輪と全く同質の光の筋でベンチの縁をなぞって見せた】

「…恥ずかしながら、この世界の基準ではどう見ても「喋らない」様な形で有りまして。
 毎度毎度、説明と釈明には苦労するのですな。」

まったく、よねぇー! もう少し分かりやすいデザインだったらよかったのよ。
白くてかわいーマスコットとか、それがダメならせめて顔とか口とか描いときなさい、ってカンジ!

【折り目正しく、苦労咄など交えながら話を進めていくベンヌと、噛み付いては受け流される史音】
【もうそろそろ見慣れてきそうな構図―――だが】

えっ…――ホント?

【ニナの告白を受けて、吃驚―――思わず、ベンチの空きスペースを、平手に叩いてしまった】
【ばっん、と云った音が二つ重なって、半分身を起き上らせた史音は、湧き上がる疑念を身体で表現する】
【つまり―――「アンドロイドらしからぬ」チェルシーの頬に手を伸ばして、何度か揉んでみようとするのだ】
【…“暴挙”だ、きっと。】
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 01:04:50.13 ID:7kAZqKyLo
>>660

私は、そうすることが一番だと疑っていませんでした
みんながみんないいことをすれば、争いもなくて平和でみんな笑顔になれる
でも、実際は───綺麗事、だったのかもしれません

その前提が崩れて、結局私は何がしたいのか、皆目検討もつかなくなりました
まったく……困った物、です

【綺麗事、それは彼女が一度も発したことの無かった言葉で】
【いつもの彼女にはないネガティヴさを纏って】
【心の篭ってない言葉を、口から零す】

…まぁ、そうですよね
仮に私の正義が物凄く素晴らしい物だったとしても、誰かに押し付けた時点で傲慢ですからね…

【冷たく突き放されても、それほど驚きはせず】
【やっぱり、といった感じにため息をついた】
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/07(月) 01:05:00.40 ID:HwfaI/IPo
>>665

【……此処では、下手なツッコミも何もないと言うのは、救いになるのだろうか?】
【なっていれば、幸いである】

――――――ひゅう

【と、短く息を吸った音が…聞こえただろう】

【貴方が2mを移動する間、男が何もしない訳が無く】
【其処から跳躍…右手で棺桶の縁を掴んでその上に“乗ろう”とするだろう】
【一連の動作は元より決めていたのか…流れる様に素早くて】

【乗れば、小さな太刀の鞘の上に置いた左手が―――奔る】
【鞘の上を駆け、鍔に2本の指をかけて太刀を“投擲”しようとするだろう】
【狙いは勿論青年。太刀は鞘と言うレールの中で加速し。棒手裏剣の如く貴方へ切先を向けながら飛んでいく】

【そして、音と共に―――棺桶と共に貴方の傍へ行くことになるのだろうか?】
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 01:10:10.99 ID:VhJopU9M0
>>670

……僕だっ、て……もっと、伸びる、から……
君みたいな、チビなんか……いつだって、見下して、やる

【……と。この少女にしては珍しく、対抗心を燃やしている】
【――余談だが、“この状態の彼女”は、“普段の彼女”と違い。抑圧している感情を大きく前面に出している】
【ゆえに、「珍しい」という表現は実は誤りで、案外この少女はこんな性格だったりするの、だが】

――――――――。

【それは今では本当に関係の無い話し、か】
【何せ少女は、ぽかんと口を半分あけたまま、地面に横たわるテラryの上部を見つめて停止しているのだから】

【……しばし彼女は時でも停められたように固まっていたが】
【やがて、相手の「半分で許す」という言葉に、ゆっくりと相手を睨み付けると――】

……弁償

【ずい、と。少年に、手袋を嵌めた左手を突き出し】

…………僕のクレープ……

【……ふるふる震えながら、鬼気迫る様子で】
【「べんしょう……」と、何度か繰り返すだろう】
【……見れば、近くにクレープ屋台がある。其処で購入し、このベンチで食べようとしていたのか】
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 01:13:48.61 ID:nC9iOziSO
>>668

……はい。解釈だけが存在するのなら、
私は「お仕事をしていない貴女は悪ではない」と解釈、します。
ですから、このアイス。毒が入ってるかも、だとか疑わずに、頂きます。

【一口。掬って頬張れば、しつこ過ぎない甘さが広がって】
【半分融けたそれが喉を通ると、ひんやりとしていて気持ちいい】

…………おいし。

【ようやく笑った。スプーンの動きは、緩やかだけど軽快に】
【それを繰り返して、皿が空になったころ。少女は椅子から立ち上がる】


一般的に見れば、この光景。非難殺到するでしょうけど、私は別に悪いことだと解釈しません。
……アイスをご馳走して下さったことと、相談に乗って下さったこと。

ありがとう、ございました。

【角度はきっちり九十度、いち・に・さん、のリズムに合わせて、お辞儀】
【再び顔を上げれば、その顔は少しだけ綻んでいて】

【何もなければ、踵を返し。酒場を出ようとするだろう】
【Justiceの人間が、機関員に頭を下げた。そんな前代未聞の事実の余韻を、残して】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 01:14:16.90 ID:9qAGHCebo
>>671

…………ポール?
これが……喋ってる。

【目の前に現れた不思議アイテムに、じーっと視線を送る】
【いくら見ても棒が喋る姿が想像できず、またも首を傾げ】

……どうして、喋るの?
AIとか、機械とか……擬似感情が、搭載されてるとか。

【そしてこの質問攻めである】
【本人には全く悪意がないのが、困りものなのかもしれないが】
【魔術分野の知識が全くない少女は、ベンヌも自分みたいに"創られた存在"だと考える】

…………本当。

【不思議そうに少女の瞳を見つめながらも、特に抵抗せず受け入れる】
【揉んでみた感触は、至って普通な人間の肌と同じような感触だろう】
【強いて言えば、若さゆえにもっちりすべすべ感が秀でてるが】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 01:18:19.29 ID:LHt7ZYsSO
>>673
【それが救いか追い打ちか】
【それは青年にしか分かりようも無い事であるが……しかし】
【彼が少し哀しい表情をしたのは、事実であると言わざるを得ない】

【棺桶に乗る……それは成功した】
【その「奇抜」……とすら言える行動に気を取られた青年は、投げられた太刀に素早く反応出来ない】

っぐお!? ……チッ……中々サプライズな事してくれるな!!

【気付いた時には、青年は持ち前の“反射神経”を活かして素早くしゃがんでいたが……しかし、太刀は青年の頭を掠めた後】
【後ろの地面に突き刺さり……あるいは地面に弾かれ、転がるだろう】

【しかしあくまでも青年は冷静だった】
【棺桶に乗ったそちらが自分の傍に来た事に彼は……素早くその場から後ろに数歩後ろに下がる】

【ほぼ同時……棺桶が所謂「立った」……状態になり、さらに180度「回転」】
【上に乗った青年を落とそうとする……この動作の為か、まだ蓋は開かない】

【現在、蓋がある面は青年の側に向いている】
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 01:19:28.77 ID:2d7E713do
>>666
……面白い反応しますね
わたくしの気分次第では、うっかり実体化させていたところですが……
ま、今日はやめておきましょうか……

わたくしもわたくしで、癒える前に新たな傷が追加されるような日々のせいか、
戯れに魔力を消費して疲労してみる……という気分ではありませんからね――

【気怠げに空を仰ぎ、やる気なさげに手をひらひらさせてみたり】

……「世界に勝てるわけ無い」……と、そう仰いますか――

【――と、ここで、座るだけなのにも疲れたか、】
【彼女は緩やかに立ち上がって、】

随分と、余計なお世話にも聞こえる心配をして下さいますね……
世界との闘いへの布石として……貴方様を絶望に叩き落とすことすら、わたくしは躊躇いません
わたくしが、今日ここで貴方様を会話を交わすのも……すべては、わたくしの思惑があるからこそ……

【エルフェスに背を向け、少しだけ、前に歩く】

それくらい、何となくおわかりですよね――
そんなわたくしを心配するくらいなら……自分を心配した方がよろしいかと――

【ふわり――、柔らかで穏やかなターン】
【ウェル子の、暗く澄み渡る深淵の瞳が、エルフェスに向けられた】

――貴方様の歩む道……主義主張信念信条……それらをわたくしは知りません
ですが……「わたくしの道とかち合う方向」に伸びる道である……とわたくしは推測致します

……そうであれば、いずれ敵として再会する未来が待っている――
そう、貴方様は、その時、わたくしを倒すか、わたくしに倒されるか……
二つに一つの選択を迫られるのです……

…………そうですよね――――?

【「何か」を試しているかのような口ぶり】
【……返答を待つウェル子の眼が、鋭く射掛けられる】
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 01:19:54.92 ID:ROWmJx4Ao
>>669

生命が安く儚い、この世界で、その値段か…
高ければ確実――、という訳でもなさそうだけど…

……そう、グルゴンを見ていると、そう思える
お前、私にトドメを譲ったよな

こんな仕事をしているくせに、無欲な奴らだ
あるいは、金で動くタイプじゃないのか

【面白い、とでも言うように、不敵な笑みを浮かべた】
【いま、目の前に居ない主については言及しないらしい】

【不意に望みのものを問われて、一瞬だけ黙りこむ】

……ああ、私の望みは……、誰かに叶えられるものではない
かといって、物や金銭を受け取ることはルールに反する
だから、そうだな

私がもし、東を殺せたら
その金銭は、お前たち三人で使えばいい
それが希望だ

【ようするに、明確な協力体制は結びたくないらしい】
【男性から、双子のようによく似た二人へ視線を向けて】
【不思議な色の長髪を舞わせるように、踵を返した】

……それじゃ、私は動けるうちにもう一度、捜し物≠セ
手間を掛けたな

【左手を軽く振って、歩き去っていこうとする】
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 01:20:51.98 ID:i7ZEYbDAo
>>642

【青年の言葉を聞いて、少女は一瞬、キョトンとして】

…そうねぇ…――、

【事の発端は、青年の「お化け」発言に乗ってしまったことなのだが】

――どうやら貴方は、相当な怖がりのようだから――、

【「ギリギリのところで脅かすのを止めてくれて良かった」】

――ちょっと反応が見たくてね。

【誰が?∞何に?∞何がギリギリ?¥ュ女の頭はグルグル回る】

反撃も一応、警戒していたのだけれど…、無くてよかったわ

【直感によるブラフ】
【少女はフッと笑う】


/遅れてサーセン
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 01:24:27.45 ID:yjgJTY7mo
>>674

だから、その……も、もういいじゃん、落ちたのは

【黙りこくったまま、砂まみれになったテラの頭部を見つめる相手】
【「悪いことしたなあ」ではなく「なんかボクが悪いみたい」ではあるが、居心地の悪さを感じているのか】
【何とかテラごっついデラックスでエクセレントでグレートフルなクレープから話を逸らそうとしていたが】

弁償?
……ハァア!? 何言ってんのこのおちび!
ボクがお前なんかに恵んでやるわけが……
……ん?

【ここで、固まったのはこちらの方】
【絵が切り替わるようにぐるんと屋台に顔を向け、もう一度相手に顔を戻す】
【自業自得の憤怒に歪んだ顔は無表情になり、次に口端を持ち上げ】
【それはもう、嬉しそうな笑顔に変わり――】

……そう、そうか、ああなるほど、そういうことか

【立てた親指は胸の前、右足は屋台の方向、精いっぱい背中を逸らして相手を見下ろさんと頑張り】

良いだろう!
このボクがお前に恵んでやろう、かわいそうなおちびになァ!

【 な ん か 違 う 】
【……ともかく事実上弁償する気になったようで。屋台の方へ引きずらんと、相手の手をひっつかもうとする】
【もう、どこまでも強引グマイウェイだ】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 01:26:11.05 ID:yUjSCjoGo
>>672
そう、正義とは傲慢なものだ。
それに関しては否定しない、私もそう思っているからな。
君は優しすぎるのだろうか、正義を貫くには・・・・・

【冷たい声でそう続ける】

だが・・・・それでいいではないか?
傲慢?其れがどうしたと言うのだ?
相手も同じように自分の正義を押し付けてきた、お互いさまではないか。

【声色を何時ものものに戻し】

何がしたいのかわからない?
ならこれから捜し、考え見つけていけばいいのではないか?
間違っていると思ったのなら納得するまで考えて、悩んでいけばいい。
君は其れができるはずだ、是が一番だと言えるものを見つけ、信じてきたのだから、な。
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 01:29:40.51 ID:vtRBLnyMo
>>675
ふふっ、さっきまで怯えていた女の子だと思ったら、
随分元気になりましたね・・・

ないたカラスがもう笑った、なんて言葉がありましたっけ

【たとえ両者が反する敵対組織であっても】
【共にテーブルを共にするとは奇妙な話だ】

【しかしそれもまた一興か】

何が正しいか悪いか、なんて解釈のひとつにすぎません

私に言わせれば「カノッサ機関こそ世界の治安を求める平和組織」ですよ?
それも機関員としての「パッション・プレイの解釈」だと、覚えておいてください

では、デートを誘った身として、ここの御代は私が払っておきましょう
なにも年端もいかない女の子にお金を払わせるほど貧しくはありません

【機関において”Dove(白鳩=戦争反対者)”を自称する女であるが】
【なにも闇雲に武器を振り回して相手を威圧するのみが業ではない】
【敵であろうとテーブルについて交渉をする「テーブルマナー」も】
【カノッサ機関・氷の国を率いるパッション・プレイの「武器」である】

では、”Sicky(病弱)”ちゃん、またお会いしましょうか

それが街角か、あるいは戦場か―――
―――それは”誰にも分かりません”が、ね?

【共に席を立ち、酒場入口にて少女に別れを告げて】
【―――そのまま彼女は消えるように夜の闇に紛れていった】
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 01:30:45.31 ID:vtRBLnyMo
>>675>>683

/おっと、〆の文章が抜けていました
/では、遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 01:32:13.41 ID:9F5Ni0cz0
>>679

「…………主は、金などいくらでも持ち合わせている…………
要は、その金で、いかにして人の心を掴むか、それを考えているようだ……これはわしの思うところであって、真意は分からんがな?」

【篤実に主について口にする彼でも、その真意までは測りかねるようで】
【ここから先は、彼にとっても『推測する』以上の事は、出来ないのだろう】

「…………わしは、主に…………殿に認めていただいた。それで十分なのだ…………
わしの言を聞きいれては下さらなくとも、わしを信頼し、頼ってくれる……わしの力は、そうした人のために振るう物だ
身に余るほどの富は、その副産物に過ぎん…………」

【大男――――グルゴンは、何か、損得勘定を超えた何かで主へ尽くす事を心に決めているらしい】
【古風な表現をすれば――――それは忠誠心。認めてくれる者への、意に感じての奉仕】
【どこか固く、古い表現を多用する彼の心を言い当てるには、それが一番適切なのだろう】

「…………そなたも、無欲なものだな。いや、この表現は適切ではないか…………
世俗のものに興味はないのだな。何か、もっと次元の違うものに心を惹かれているのだろう」

【金銭は要らないという言動は、先ほども聞いた】
【少女の望むものは、物質的なものではないのだろうと、グルゴンは結論付けた】

「――――あぁ、最後に……そなたの名前、聞かせてほしい
わしはグルゴン=イクシール…………『暴蜂(バウフェン)』の者だ」

【立ち去ろうとする少女に向かって、やや遅いながらも自己紹介をして、名を問うグルゴン】
【あるいは、この先会う事になるかもしれない人間。名前は知っておきたかった】
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 01:35:37.28 ID:ddyOsV5p0
>>676

うなー………何で、かぁ。
正直言って、禄に教わってないのよ、何でベンヌが人並み以上に喋っちゃうのか。

「正直なところ、私も詳しくは知りませんな。」

【嘘を吐いた様子は、読み取れないし、彼女には、高度に感情を隠す事は難しい】
【考えても見なかったことを、ニナをきっかけとして考え始めて、結局「彼女は」結論には届かなかった】
【なにか隠しているとするなら、ベンヌ。然し、此方は逆に、気持ちを読み取ることそのモノが難しい】
【ただ――「創られた」という言葉を口にしていれば、それに対して肯定の返事を得られたかも知れない】

……ほんと?

言われるまで分からないってーか、言われても分からないわ、アタシには。
どうだろう、骨まで捲れば分かるのかなぁ…どう思う?。

【同じ質問を繰り返すという行為も相まって、ぽかんとした表情は、いっそう間抜けに見える】
【曖昧だったり、神妙だったり、大凡スキンシップには似合わない顔で頬を摘む姿も、極めてシュールだ】
【面白いらしい。確認に要するソレよりも長時間その感触を楽しんでから、手を引っ込めて】
【それを顎に当てると、見上げたリナの上半身をじっくりと視覚で見聞しながら、仄かに危険な匂いのする言葉を口にする】
【※素でやってます】

687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 01:35:41.75 ID:VhJopU9M0
>>681

……よく、ない……

【ふるふると震えたまま、ぽつりぽつりと言葉を紡ぐ少女】
【そんなにこのクレープが食べたかったのだろうか。相当な思い入れがあったらしい】
【弁償を拒もうとする少年に対して、彼女はあくまでも差し出した左手を戻さないつもりだったようだが】

……?

【急に少年の態度が変わったのに、首を傾げて。そして――】

……え、
あれ、なんか違うよう、な……――っ!?

【少年の言葉に、更に首を傾げようとしたところで。手を掴まれた】
【恐らく、差し出していた左手をそのまま掴むのが自然な流れというもの】
【その瞬間、少女は不思議なくらいに、びくりと体を震わせるだろう】
【そこには、まるで「恐怖心」すら見え隠れするように思えるが――今の少年に、そこまで感じ取れるか】

……、……っ……

【何はともあれ、クレープ屋台まで来たなら】

「MMMMMMMMNNNNNN……我ァァァがッ!クレィェエイェァプ屋台へッ!!
 よォォォォォォォォォォォこそおいであそばSHHHHHHHHHHHHH!!
 さァッ!!この芸術的包括筋(アーティスティック・クレープ)をッ!!
 代価たる金銭を捧げッ!!召ェェェェェし上がると良かろォうなのだァァァァァァァァァァアアアアアアッッ!!
 GGGGYYYYYYYAAAAAAAAAAAAA!!さァッ!選べェいッ!!どれを選んでも極上は保障するゥゥゥ……」

【やたらと喧しい、筋肉が肉々しい店員が迎えてくれるだろう】
【ちなみに値段は】

【・クレープ(プレーン) 400】
【・フルーツクレープ(イチゴやバナナ他、フルーツ系統) 550】
【・デラックスクレープ(チーズケーキなど、やたら豪華なトッピングの系統) 700】
【・テラごっついデラックスでエクセレントでグレートフルなクレープ 2980】

……さっきのやつが、いい

【┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 01:37:12.15 ID:0U0vqKuSO
>>667
【HENTAI!HENTAI!(AA略】

……失礼、何でもない。

【墨色の双眸は揺らがない。白い貌は赤みが差すこともなく、何処か生気に欠けている】
【彫像めいて調った、と言えばきっと聞こえは良いのだろうが、冷たい印象が否めない】
【顔近付けて覗き込んでこんな風にしてられる辺り、鉄面皮、なんて言葉が連想できなくもないか】

【要約すると:話せなくもないけどなんか怖い。枝垂れ柳の下に居たら、きっと盛大に勘違いする事請け合い】

――ああ、頷けない事もないかも。ほんっと疲れるよな、何もない≠チて。

【その羨望は、きっと解らないでもないと。そう、彼女は相槌を打つ】
【自分を留め置いてくれる繋がりも、重しとなる過去も無い。身体は酷く軽くて、不安定で】
【気が楽だと言うものも居るだろうし、それは確かな事実でもある。が】
【然しそう言えるのも、指針が――確固とした自分≠ェ有るからだ】

ただ……何も、新しく造れないなんて道理は無い。自分が望むようにすれば良いって、オレは思うよ。
(……無責任だけど。それしか言えないのが、辛いとこだな)

【――無いのなら、造れば良いだけの話。さらりと言うが、それがどんなに難しい事か】
【識っていながら、彼女は必要以上に歩み寄ることをしない。飽くまで、全てを決めるのは青年だ、と】

聞こえてるぞ……まあ、追い追い何とかすれば良いさ。
用心棒の件は、他に腕の立つやつも居る。考えといてくれ、ってだけだ。

――……朔夜。識槻、朔夜。それがオレの名前だよ。
お前は……好きなものとか、能力の名前とか、適当でいいんじゃない?

何ならオレが付けてやろっか、なんてな。……着いたぞ。

【道中はキンクリです(キリッ】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 01:38:47.29 ID:nC9iOziSO
>>683

……戦場で会ったなら、そうですね。
解釈の押しつけ合いでも、しましょうか。

【敵対していることには変わりない、けれど】
【見極めるだけだ。斬って貫き裂き潰すべき相手かどうか、を】
【それを解釈するのは、戦場での話。それでいいだろう】

それでは、――また。

【女性が消えて行った方向へ、もう一度頭を下げて】
【少女もまた、歩きだす。白い頭が肌が闇に呑まれて、消えた】

//ありがとうございましたー!
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/07(月) 01:39:51.66 ID:HwfaI/IPo
>>677

【キンッ、と音を立てて青年のすぐ後ろに突き刺さるだろう】

【嗚呼、だが……“それ”で終わる訳が無い】
【彼は前から、小太刀は“布石”にばかり使っていて】

【今回も、例外である訳が無い】


【キンッ――――】
【次の音は、刀の鯉口を切った音で】

【小さな太刀の投擲の直後、若しくはほぼ同時。彼は動き出した】
【高低差を利用し、青年のすぐ傍へ降り立ち。一番大きな太刀を鞘から抜き放ちつつ…青年の首を狙う】


【青年の反射神経も、素早さも…すぐれているのだろう】
【だが、それは生れ落ちて数十年一刀一刀に魂を込め続けたこの男も負けていない】
【そして、この“理”合い……彼が圧倒的に不利な要因が1つ】

【貴方が素早く動けるにしても、数歩だけ下がるにしても】
【小太刀を避ける為に咄嗟に“しゃがんだ”なら】
【其処に“立ち上がる”と言うプロセスが必要となるだろう】


【嗚呼、だが―――立ち上がるを許すとしても、其処から数歩退くだけの余裕が、あるのだろうか?】
【もし、退いたとしても―――青年のすぐ後ろの足元には小太刀が有って。躓く可能性もある】
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 01:40:23.46 ID:TsHmBrXho
>>678

そうして貰えると助かるよ、真面目に……。

【片手を失った矢先にまた大怪我だなんて誰だって嫌だろう】
【彼とて例外ではなく、ほっと息を吐く】

大体はそんな感じ、だな。
っていうか戦いが成立するような相手とはオレは思えない。少なくとも今はね。

【世界に敵対する彼女にとってはエルフェスの声は冷ややかなものとして聞こえるだろう】

それなりに心配はする人種でね、あれ?さっきと言っている事が逆か……まあ些事だ。
へえ、この会話にそんな伏線があったとはオレ様びっくりしたよ。

【くすくすと笑うだけ、冗談を楽しむように、現実を楽しむように】
【ようやく現実らしさを味わえたのだった】

ああやっぱりかオレも何だかそんな気がしてたんだ、お前とは敵同士になりそうだなあ……って。
うーん、敵対するって事はそういう事だよなあ……。

【困った、とばかりにエルフェスは眉間に皺を寄せて考え込む】
【腕を組みそうになったが、やめて顎に触れるようにする】

ま、そうなったらそうなった時のオレが判断するさお前に殺されるか、お前を倒すかは……その時だ。
それに今決めなきゃいけない事ではないだろう?意気込み的にはどっちか、って言われたら――――
うん、それはちょっと答えられないね。隠し事があったほうが面白いだろうから。

【放たれた矢のように鋭い視線に彼は曖昧な笑みで返す】
【答えたようでしかしそれは答えになってはいない、曖昧】

【ただ、自分が彼女に負ける時は「殺される」】
【彼女が自分に負けるときは「倒す」と言った、「[ピーーー]」ではなく】
【どうやら彼はそれなりに甘ちゃんらしい】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 01:48:41.19 ID:9qAGHCebo
>>686

……そう。
よく分からないことは、分かった。

…………それじゃあ、何処で手に入れたの?

【空気を読む能力が乏しい少女にとって、ベンヌの感情を読み取るのは無理がある】
【だから、あっさりと追求を諦めるが】
【今度は別の疑問が生まれ、質問する──本当に、世間知らずな少女である】

……ほんと。

骨を見ても……多分、無駄だと思う。
私、結構精巧に出来ているから…………。

【身体を見回しても、人との相違点を見つけることは不可能だろう】
【そもそも、人との"違い"など存在しないのだから───】
【強いて挙げれば右耳が無いが、それも人の範囲に収まる違いである】

…………それに、捲られるのはやだ。

【ボソッと、呟くように一言付け加える】
【人形のような少女にも、やはり恐怖のような感情はあるらしく】
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 01:52:17.71 ID:LHt7ZYsSO
>>690
【青年は、そちらの流れるような猛攻に……内心で「感嘆」していた】
【元の世界でも、これ程の手練に出会った事は有っただろうか……そう思わせる程の……“美しい”までの「猛攻」】

ぐっ……

【彼は……瞬間的に判断した】
【“立ち上がれば斬られる”“ならば”】

おおっ!!

【身体を丸め、地面を蹴り……そちらの脚へと放つ渾身の「捨て身タックル」】
【威力はあくまでもオマケである……要するに、あまり高くは無い。とは言え……成人男性の全体重を載せたタックルだ。決して、弱い衝撃では済まない】
【狙いは二つ……「足元に潜り込む」事による太刀の回避と】
【「脚」を崩す事による、体勢の崩壊】


【そんな命の取り合いの最中……棺桶が、完全に開いた】
【同時……中から漏れ出す、膨大なまでの……異質な、「呪」の魔翌力】
【位置関係的にも状況的にも……そちらから中身を見る事は困難だろう】
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 01:52:45.00 ID:yjgJTY7mo
>>687

ああそうそうだよねえ、下々のものには優しくしなくっちゃア!
なんだか懐かしい言葉だ、嗚呼それが愛なのでしょうママ、ああなんて懐かしい

【高揚した少年には相手の恐怖は悟ること叶わず、そも悟ったとして反応はあるのか】
【どこまでも自分本位な少年にとっては、精々何か震えた、としか見えず】
【そのまま無邪気――というにはかなり語弊がありそうだが――に屋台へと向かい】

……うわあ

【そこで見たものは、人外魔境でした】
【さすがの少年もこれにはドン引き テンションは山から川へとダイブした】
【そのインパクトの前には少女の手を握り締めたままであることすら瑣末やもしれず】

その2280の間には一体何が隠れてるのさホント。スキップにも程があるんだケド
とりあえず……さっきのって、あのテラごっついなんちゃらかんちゃら?
ソレ、二つ。ボクも食べたい。なるべく早くしてよね?

【が、普段のテンションに戻ったとてそれは早口で尊大な他者に口を挟ませない物言い】
【クレープと包括筋がイコールになってしまうほど見事な肉体美の店員にも、傲慢極まりない態度で接する】
【そもそもチーズケーキが入ってるクレープの時点でも相当ヤバい大きさですよね】
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 01:53:03.18 ID:ROWmJx4Ao
>>685

……忠義に篤い、なるほど
お前は主にとって、不思議な駒だろうな

金銭を握らせずとも動き、自らの意思を伝えてくるのだから
…まあ、一面だけを捉えて言うことは出来ないか

【声をかけられて、足が止まる】
【わからないほど、小さくため息を付いて】

この路地裏で、誰かと普通に言葉を交わすなんて…
…らしくないことをした

お陰で少し、私のことを見破られた
ああ、悔しいな
今夜は悔しいことばかり起こる

悔しいついでに、応じてやろう

私はリーズ・グレイトツリー、無所属な、普通の殺人鬼
呼ぶ機会は訪れないだろうから、覚えなくていいぞ

ではな、グルゴン=イクシール

【半ばぶっきらぼうに名乗った後、一度も振り返らずに歩き去っていく】
【人と親しくすることに抵抗があるのだろう】
【――自己紹介には、踏み込まれないための予防線が引かれていた】

/わー!お疲れさまでした―!
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 01:54:41.50 ID:THxk/1FAO
>>680
【少女のブラフに対して、今度は青年がきょとんとする】
え?ぼ、僕が反撃?しないよそんなこと。怖いじゃないか
【青年は続ける】
僕にはヒーローがついてるんだ。ピンチになれば必ず現れる、無敵のヒーローが!
【なにこの子(^q^)】
【話が噛み合わないどころかそこらの幼児と同レベルの発言をしだした青年】
【聡明な彼女にはそんな彼の姿は滑稽に映るだろうか】

/こちらも遅れてすみませんorz
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/07(月) 01:57:37.40 ID:tdeNhwNAO
>>688

(ひ、表情をあまり変えない…のかな)

【HENT(ry】
【あまりにも変化の無い──と言うか怖い表情(かお)から、暫く此方も視線を外せなくて】
【歩くうちに変わって行く景色を見ながら、彼女の言葉が耳へ入って】

ん、ありがとう。
──ま、泣き言だけじゃあ何にも出来ない、よな。

【素直に、青年は礼の言葉を述べて】
【彼女の名前を、聴いて】

朔夜>氛氓、ん、覚えた。
忘れない≠諱B

【青年に取って、忘れない≠ニ言う言葉が、どれほどの意味を持つか】
【彼女になら、理解出来るかもしれない】

好きなもの…能力…うーん…
じゃあ今決めて──…と、着いたのかな?

【しかしッ!キングクリムゾンッ!既に!】
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 02:02:11.04 ID:2d7E713do
>>691
敵は多ければ多い程、わたくしの絶望は威力を高める――
敵は強ければ強い程、わたくしの絶望は濃度を増す――

戦意なき一般市民を何人殺そうと、世界には響かない、世界は動かない
力なき一般市民を何回絶望させようと、世界には効かない、世界は揺るがない

価値ある人間を、価値の意味を成さぬ絶望の淵へ導いたとき……世界は絶望に侵され始める……

【さて、彼女はそんな説明を述べる】
【有象無象を敵にしても意味がないから、それなりの奴を敵に回そう、という魂胆だろうか】

……エルフェス様は、敵として迎えるに値する、と、今はそう判断しておきましょう――

【再び彼女は背を向けた】
【そして歩き始める――去るために】

と、いうわけで……今宵は、夢と現……そして「世界」のお話でした――

人々は、人生を謳歌するため、日々生き、闘い、そしてもがく

しかし「世界」は不平等なもので……
ちょっとした世界の悪戯で、幸運な者と、不運な者が生まれてしまう

……では、不運に陥った者はどうすれば人生を謳歌できるのか――

今までこの世界は、幾度となく、不運を払拭すべく革命を企む能力者が現れては、
秩序を守る正義の心を持った幸運な能力者に敗れてきました

所詮夢想家は現実主義者には勝てない……
それが世界の選択……ということでしょう――


…………さて、わたくしは、「どちら側」の人間でしょう、か――――


では……いずれ来たる絶望の刻まで……さようなら――

【――ふと、声がギリギリ届く程度の位置まで歩くと、おもむろの彼女は立ち止まった】


……と、この前、貴方様と共闘し、刀を渡したときのことですけど――

「嘘とはいえ生まれて初めて使った」というのが「嘘」であると、ここに宣言しまして……
頬にプレゼントした「アレ」……実は、「好意」でした――とか、ね……

……はてさて、どこまでが嘘で、どこまでが本当でしょう……――

【口調は変わらない調子で、顔も見せやしないから、まったくもって嘘か本当かわかったものではないが――】


……なんて……ね――


【――彼女は、歩き去る】
【カラスと、それから絶望を引き連れて――】


/結構長引いてしまったか!誠にお疲れ様でした!!
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 02:04:31.54 ID:nOTpLFNAO
【裏路地】


【この時間帯に、勇敢にも裏路地に入った人間が居るのならば、入った瞬間にそれを後悔するのかもしれない】
【きん、と、空気を凍てつかせるような『殺気』が、その場には満ちているのだ】
【背筋を冷やすばかりか、そのまま凍てつかせ、砕き散らせてしまいそうなその気配の出所は】
【裏路地の奥まった場所にいる、黒髪に緋色の瞳を持ち、黒いコートに身を包んだ青年に他ならない】

……無い、無い無い無い、何処にも無い……
全く、何をやったら出てきてくれるんだろうな、僕の捜してる情報は……

【苛立ちを交えながら、脚を踏み出すのと同時に響くのは、ぐりゃり、という、腐った果実の潰れたような、不愉快な音】
【首を、腕を、脚を、胴を、胸を、徹底的に『解体』され、死亡した人間――衣服から察するにカノッサ機関の機関員か――の切り離された頭が、踏み潰された音だ】

……僕は無駄に時間を使う訳には、いかないんだ
でないと、『また』僕は誰も、救えないッ……!!



/明日への持ち越し上等!という方が居れば絡んで貰えると嬉しいです
/多分、一時間と少ししか絡めないと思うので
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 02:05:18.88 ID:VhJopU9M0
>>694

……頭、……沸いてるの、か?

【明らかに自分の世界に浸っている少年に対し、彼女はまたもじっとりとした目線を投げかける】
【どうみてもヒいている、気がしなくもない、のだが】

……あと、……さっさと、……離せ

【無表情ながらに、俯きながらそう告げる】
【それは恥ずかしそうにも見えるかもしれないし、怖がっているようにも見えるかもしれない】
【その少女の裏に、今何が潜んでいるかは――きっと、少女にしか分からず】


「GARVOWEL(ガーヴォウェル)ッッ!!……少ォォォ年ンンンンンンッッ!!
 そうかァ……まさかッ!そのテラRYクレープをッッ!!
 ふたつも……注文する猛者がッ!!この街に存在するとはァァァァァァァァァッッ!!
 KKKKKKYYYYYYYAAAAAAAAAANNN!!感ッッ服したァァァァァアアアアアアッッ!!
 そのGARVOWELに免じてッ!……5000で良いよ……」

【おどろおどろしい筋肉を惜しげもなく晒す男は、不意にまさしく大天使のような笑みを零して】
【1000近い値引きを提示し、クレープを作成に掛かるだろう】
【意外とその作業は繊細で、指先はほっそり綺麗だったりする。なんかキモい】
【ちなみに「GARVOWEL」とは筋芸表語で『犠牲の上に成り立つ安寧』という意味らしい。筋芸表語についてはwikiでググれ】
【※チーズケーキはそれなりの大きさにカットしているので問題ありません】

【そして、数分後】

「さァッ!!受け取るが良いBOY&娘ェ……!
 このオレが心肉を注いで作り上げたッッ!!スゥヌィゥイイァツ(スィーツ)の結晶よッッ!!
 あぁぁぁぁぁぁぁああああああじわァッッてェッ!!食べるがよかとでSYYYYAAAAAAAAAAAッッ!!」

…………僕のクレープ……

【何がかんだあったものの、少女の手に再びテラryクレープが戻り】
【再び、少女の目がきらきら輝く。よほど食べたかったのか】
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 02:10:20.03 ID:ddyOsV5p0


>>692

親から貰ったの、9歳の時に。
「3年前、マスターのご両親よりマスターへと譲り渡されました。私の記憶が正しければですが…」

もーもー、被せないでよ!

【所々、声が重なってしまい、聞き取りにくい所が在るが、つまりはそういう事】
【上手く両方の声を聞き取ることが出来れば、逆算して史音が12歳程度であるとも分かる】
【―――その口から発された「親」という言葉に宿る、温かいだけでは無い気持ちも、読み取れるかもしれない】

【喋るタイミングが被っただけで、べしばし!と叩かれてしまうベンヌは、結構災難な男だ】
【「痛みを感じる」のはおろか、触覚すら備えていないようで、虚しい金属音がこつリと散るだけでも】

……ほぇー、それって、なかなか凄いよね。
ベンヌも、アンタぐらい愛きょうのあるガイケンだったら好かったのにー。

「そうしたらそうしたらで、私を振り回せなくなるんでしょうに…。」

ふふん、可愛い女の子を振り回すの、嫌いじゃないわよ!
……いっくらなんでも、捲るのはしないけどサ。

【ベンヌを握ったままの右手を、彼を困らせる為だけに、頭上でぐるぐる回し続ける】
【振動に紛れて僅かに震える声に対して、「振り回す」の意味を摩り替えた様な、そうでも無い様な答えを返した】
【恐怖心を確かに宿した、真剣な少女の眼差しに対して、悪戯っぽい笑みを咲かせ】

「……それにしても、随分と話しこんでしまいましたな。
 いや、時間は然程でも在りませんがね、始める刻が遅すぎたか…。」

あー、確かに……。
大分暗いわね、鳥目じゃなくてよかったわ。

【そんな折、ベンヌが、少しだけ強引では在るが、会話の中断を切り出す】
【宝石から放たれた光軸が示すのは、日付をすでに改めた街角の時計】
【きっと、指輪と言う「端末」を通して、ずぅっと、世界を見詰めているのであろう】
【―――これ以上、核心に迫られる質問を避ける意図が無いとは、言えないけども】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/07(月) 02:10:24.15 ID:HwfaI/IPo
>>693

【―――甘い、と…男がまともな状態なら言っている】
【しゃがんだ状態の、貴方の首を狙えば…立っている自分とは高低差が生まれる】
【答えは“前へ”出なければ切られただろう】

【故に、貴方の出した答えは正解と言えよう…】


【だが、ほんの僅か……男の口元に含まれた笑みが】
【“前へ”出る事も含めて。甘いと言っている】

【答えはそれしか用意しなかったのだろう。そうなる様に、“誘った”のだろう】

【カッ――――】
【左手で今抜き放とうとしている大刀の鞘の向きを変更する】

【刀身を抜き放つ方向が前方でなく、右へ…】
【抜き放つ刀の柄頭が、迫り来る青年の“右コメカミ”を狙う!】

【その為に、使用したのは大太刀。長大な刀身は、相手の動きを観るにも余裕が有って】
【攻撃を鞘で“加速”させる余裕も。十二分であった】



【嗚呼、だが…棺桶の中には、気づかなくて】
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 02:12:14.93 ID:9F5Ni0cz0
>>695

「…………駒であろうと構わん
――――おかげで、あの人に会う事が出来た…………」

【グルゴンにとって、駒としての扱いなど、さして重要でもないのだろう】
【――――そうした次元とは全く異なる所に、彼はある思いを抱いていた。それも、あの主を仰がなければ叶わなかった事】

「リーズ・グレイトツリーか。その名前、しかと覚えた
…………次に会う時も、我らの利害が一致する事を祈る」

【名前を反芻し、立ち去る背中にそう呼びかけたグルゴン】
【あまり慣れ合う趣味はないのだろう。ならば、互いを結ぶものは、絆ではなく、利害】

「…………向かおう。アブノーマルデイライト。ファナティックガンスター…………あまり時間を無駄にもできん」
[[了解]]

【リーズを見送って後、グルゴンら一行も、この地を去る】
【彼らには、倒さなければならない相手がいるのだ】



【――――――――水の国。某病院。303号室】

――――なん、ですって!?
「それ、マジかよ銀鶏!?」
[嘘をついて、ってて…………なんになるッてんだよ!? 奴等は来る……すぐにでも!]
〔そ、そんな…………!!〕
<――――……………………>

【中途で逃げ出した銀鶏は、仲間たちの元へと危急の時が訪れた事を知らせていた】
【8割方怪我が癒えていた面々に、緊張が走る】

――――みんな。ここに居ると危ないわ…………!
アーディンさん……『卵』抱えてて、絶対安静のあなたに、こんな事言うのはなんだけど…………一緒に出ましょう!
<…………レイド。俺の役目はここまでだ。これ以上、お前たちを庇う事は、もう俺の手に余る>
[…………あ? なんだよワーキャットの旦那ァ!? ここに来て放りだすのか!?]
「止めろよ銀鶏!! 旦那を刺激すんな!! 『卵』入ってんだぞッッ!!」
<誰が放りだすと言った…………立つ鳥跡を濁さず……引き継ぎぐらいは、してやろう……
『風霊統主の城』へ…………そこまでは、死んでも送ってやる。そこについたら、この一連の契約は、終了だ…………>
〔ッ、アーディン、さん…………〕
<ラベンダァイス……すまんが、頼むぞ?>
――――でも、アーディンさん。『卵』は、あたし達がいないと…………
<無論、『風霊統主の城』で除く事が出来れば、それに越した事はないが…………最後の手段ならある。緊急回避的な、最後の手段ならな…………>
……………………?

【一団の会話には、これ以上ない焦りが混じる。一歩間違えれば、彼等はほぼ例外なく、闇に葬られてしまうのだ】
【止むなく、彼等は最後の頼り――――『justice』の居城『風霊統主の城』へ、脱出する事を決意する】

<(……そう、最後の手段…………一歩間違えれば、俺は二度と帰る事はないだろうが……事ここに至っては、もはやこれしかない…………!)>

【窓から脱出する一団の中の獣人は、その手に3粒の『卵』を握りしめる】
【すぐそこに迫る絶望に、わずかでも抗うために、可能な手段は、全て行使しなければならないのだ――――――――――――――――】

/遅くまで乙でしたー!
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 02:16:07.98 ID:i7ZEYbDAo
>>696

そうなの? …じゃあ、――その鎧は飾りなのかしら?

【青年の特徴的な薄緑色の鎧をまじまじと見て言う】
【その鎧は戦闘を仮定して身に着けているものではないのか、と少女は青年に視線で問う】
【縦型スリットの瞳孔がキュッっと縮まると、少女の瞳から温度が消える】
【鋭く、感情を微塵も感じさせない、人には出来ない零度の瞳。人によっては嫌悪感を感じるだろう】

――え? 無敵のヒーロー?

【縦型スリットの瞳孔が円になる】

【唐突な青年の発言に、虚をつかれた感じの少女】
【そんな絵空事。そんな都合の良い存在がいるはずがない、とは思ってしまう】

【馬鹿にするべきか、大人な対応をするべきか。真意が掴めない以上、下手な手を打てない】
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 02:22:57.19 ID:9qAGHCebo
>>701

……親、から。
じゃあ……史音は、12歳なんだ。

【親という存在がいない少女は】
【そうやって簡単に語れるのが、ちょっと羨ましくもあったけれど】
【いつも通りの無表情で、その感情は表に出さず】

…………でも、あまりいい存在じゃ無い。
人に創られるって事は……"創造主"に、絶対服従って事だから。
……私は、人として生まれたかった。

【こうやって愚痴るということは、】
【"創造主"とやらに、あまり良くない扱いをされてきたという事で】

……振り回すのは、危ないし、
女の子を振り回しても…………意味ないと、思う。

【冷静に、合理的につっこむ】
【笑わないドコロかクスリともしない少女は、きっとボケ殺しなのだろう】

もう……こんな時間。
じゃあ、最後に一つ──"黒魔術"って何だか、知ってる……?

【もう出歩くには危険な時間だということを察すると、"最後の質問"をした】
【──少女の指す"黒魔術"とは、ネクロマンサーとか死霊操作術とかそっちの部類なのだが】
【質問が曖昧過ぎて、その真意まで感じ取るのは難しいかもしれない】
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 02:22:58.47 ID:TsHmBrXho
>>698

ここで「お前にそんな事はさせないぞ!」とでも言えば良いんだろうけど――――
生憎とそんな格好良い人間じゃないんで、悪いね。

【微塵の悪気などない、まるで会話の延長線上を楽しんでいるかのようだった】
【少なくともその声色は……】

でも、お前がオレを敵って見なしてくれるなら精一杯やらせて貰うかな。
それが誠意ってものだろうし、そっちの方が面白そうだ。その時が来たら相手してやんよ……。

【多分振り向かないだろう】
【少年は笑みを浮かべていなかった、真摯な真面目な表情だった】

それはそれはお粗末さま、参考になったよ。

さてその考えはどうだろうね、オレは世界なんかと話した事はないから知らないよ。
話せた所で絶対にウマがあわなさそうだしね、触らぬ神になんとやら……。

でも人間は触っても祟はないだろうよ、神に比べればかわいい物だ。
そいういうお前は「どちらか」以前にただの人間だろうに、全く――――

【そんな風に言われてしまうと】
【どう言葉を返せば良いのか、分からなくなってしまうじゃないか】

それは……――――

【そんな彼女の戯言に、彼は一瞬驚いて目を見開き】
【そして】

お前しか真相は知らないだろうに、本当に良い性格してるよお前は……
まあそういう曖昧なのも嫌いじゃあないけどね。

それじゃあな、今度会ったら……その時にでも。

【絶望とカラスと少女が去った後】
【彼は腰を上げゆっくりと歩き出す】

【まだあやふやな自己を求めて――――】

/お疲れ様ですー!
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 02:23:44.42 ID:0U0vqKuSO
>>697
【HE(ry】

【変化に乏しい、鋭い表情――故意のものか、それとも無意識かは解らないが】
【先程微かに笑っていたことから鑑みて、感情そのものが無い訳ではないのだろう】

【兎角ぶっきらぼうで口が悪い。目付きも悪ければ、性格だって】
【でもまあそこそこに律義で、存外話せなくはない。今の彼女は、そういうものだった】

…………ああ、その意気だ。

【振り返りもせずに前を向き、ただ口の端だけを笑みの形に緩く曲げて】
【から、ころ、から、ころ。歩幅を大きく取り、肩で風を切って朔夜は歩く】

【前向きに考える、との答えに、一先ず表情は満足げ。まるで安堵したように、小さく溜息を吐いて】

――――ああ、有り難う。

……え、今。マジで?ああうん、別に悪くは……。

【忘れない=B全ては理解できないが、きっとその一端は受け取れた、か】
【凛と浮かべた笑みを、更に深めて。それから、店内へ――黒檀の扉が開かれ、りん、と小さくドアベルが鳴った】

//え、あの、その、自分なんぞが決めちゃって宜しいのでせうかあばばばば緊張する
//何かモチーフにして欲しい物的なものとかありましたらどうぞなのですはい……!
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 02:23:51.87 ID:yjgJTY7mo
>>700

『母の言葉』っていうのは世界で一番美しいモノなんだよ? 忘れかけていたそれを思い出したんだよ?
人間これほどうれしいことがあるものか。おちびだって、忘れられない『母の言葉』があるデショ
……ああ、そういえば。だっておちびは歩くのも遅そうだったしサ?

【このマザコンキチキチぶりでヒかないほうがまず珍しそうであるので問題無い】
【母への愛というには依存し切った事を吐きながら、そうだろうと同意を求める】
【離せとの言葉ではまず気づかず、数秒してから手を離し】

ハァ? 屋台の店主風情がボクに対して「免じて」だって?
冗談じゃないよ有り難く取っておくが良いよ、ボクに感謝してさァ

【値引きしてくれたというのに思いっきり押しのけてる辺り、人の行為無駄にしまくりというかなんというか】
【閑話休題。同じくTさんクレープが己の手元にも渡ると、再度見直してその細工に思わず目を輝かせ】
【――かけて、ぶんぶんと首を振る。どうにも素直になれない様子】

ふ、フン。結構イイんじゃないの?
とりあえず味の方は食べなきゃ分からないけど……あむ

【待ちきれないのか、屋台からやや離れた要するに筋肉男の声と姿が鮮明に五感を刺激しない程度の場所へ移動すると】
【相手より先に、そのクレープに一口齧りつく】
【さて、その程は】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 02:29:56.14 ID:LHt7ZYsSO
>>702
なっ…………!?

【そうなる事は、流石に想定外で】
【咄嗟に顔を下げて狙いをズらそうとするも……気付いた時にはもう遅い】

…………ッあ!!

【コメカミを柄頭で打ち抜かれ……青年はそのまま、加えられた力に逆らわずに吹き飛ばされる】
【勢い良く、壁に衝突。青年はぐったりと横たわる…………】

「……あ」

【棺桶の中から……聴こえる、声】
【次の瞬間……棺桶から溢れ出す“凄まじい濃霧”】
【それが晴れた時には……彼らはその場から居なくなっている】

/ごめんなさい眠気がマッハ……
/少し早いですが落ちます。乙でしたー!
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 02:33:42.89 ID:VhJopU9M0
>>708

【果たして、普通ならば。そのマザコンキチキチっぷりにドン引きすること必至なのだろう】
【だが、この少女にいたっては違った。少女は、少年の話題が母へと及ぶと】

……ああ、……うん
……そうだ、……な

【……と。どこか、歯切れを悪く返答し――】

……そんなこと、より。おちびじゃ、ない……

【どこか誤魔化すかのように、そう繋げたのであった】


【そして、肝心の味であるが】

……はむ、……
…………あ、……おい、しい

【ふわりと、クレープを口にした少女の頬が緩む】
【その味は、テラごっついデラックスでエクセレントでグレートフルなものであった】
【テラごっついデラックスでエクセレントでグレートフルな筋肉を持つ彼から生み出されたとは思えない出来である】

【暫く少女は、無言でクレープを食べ進めるだろう】
【半分ほどもくもくと食べたところで、不意に顔を上げて少年を見やり】

……おい、
…………あの、……。……

【……何かを告げようとしているようだが、なかなか次の言葉が出てこない】
【どうしたのだろうか?唇はもぞもぞと動くのだが、肝心の声は全く聞き取れないのだ】
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/07(月) 02:35:12.74 ID:HwfaI/IPo
>>709

……………逃がしたか

【まずは、大太刀を。その後落ちた小太刀を拾って鞘へと納め】

【―――――こつん】

【また、誰かを見つけるまで―――歩き出す】

/はい、お疲れ様でした
/拙い絡みにお付き合い頂き有難う御座いました
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/07(月) 02:35:24.64 ID:tdeNhwNAO
>>707

【青年は、彼女の微細な表情の変化に、幾らか気が付いて】
【同じ様に、笑みを浮かべる】

もう何も忘れたくは…ないからさ。

【青年は至って真面目に】
【ガントレットを嵌めている手で、頬をポリポリと掻く仕草をしながら】
【彼女へ、そう言ったのだった】

多分…この格好≠ゥら見て、何処かの騎士だったのかも…
それらしい名前…あるかな?

【例えば昔の騎士の名前でも…と、付け加えて】

/名付ける過程をキンクリ→後で自分で考えます^p^
/または上記で青年が言っているような騎士っぽい名前%凵c
/お任せしますよ!
/アンタのキャラの名前なんて考えられる訳ないじゃない!ってのでも問題はないですぜ。
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 02:45:49.69 ID:ddyOsV5p0
>>705

うん、そのとーり。
もっと小さく見られる事が多いのが、ちょっとイライラだけどさぁ…。

【史音の身長は、132cmほど。同年代の平均と較べると、かなり低い】
【白磁の様な肌を含め、外見と言う点では、「人形らしい」のは、彼女の方もかも知れない】
【溜め息交じりに、左手で後ろ髪を撫でて】

危ないかもしれない、でも楽しいじゃん、振り回すの。
それに、意味なら在るわよ。解らなくても、きっとね!

ニナだって、ぜったいふくじゅー!なんて考えないで、その創造主とか言うの、振り回しちゃえば良いじゃない!
ベンヌ―――アンタなら判るでしょ? 散々アタシにメンドクサイ想いさせてるんだからっ。

「……、………ええ、そうですとも。」

【このシーンに於いて、珍しくも史音の方が、ベンヌよりも饒舌であった】
【畳み掛ける様に、論理や諦念より、自らの心の衝動に重きを置く思考を、言葉に託してばら撒いて】
【青臭さの中で輝く若い瞳を向けられてのベンヌの言葉には、いささか不自然な間を挟まれた】
【形は根から異なるが、同じ「造られしもの」であるからに、却って口に出し難い事もあったのだろうか】

『黒魔術』?
……ゴメン、ぜんっぜん判らない。

「や、聞き覚えは有りますが、詳しくは存じ上げませんな。
 …そも、その言葉には呪術の一環やら攻勢の術式やら、異なる意味が含まれるとも聞く…『難しい』問いですよ。」

【二人からは、期待していた様な答えは、得られなかった筈だ】
【異世界人である二人は、この世界の魔術体系に明るく無いし、元の世界でも魔術に深い造詣があった訳では無い】
【続きを聞かれる事が無ければ、やがて。史音はベンチから立ち上がり、その傍に一度立つだろう】
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 02:46:01.21 ID:yjgJTY7mo
>>710

……? まあ、いいケド。 『母』は唯一望んで他者を産み出すモノ、だからこそ美しい……なんてね
あと、オマエはどーみてもおちびだから。

【純粋に母を賛美する姿と、平然と他者を貶めたがる姿】
【相反しているとも思える二つではあるが、どちらもが少年の姿】
【べえ、とあっかんべーを相手に向ける姿はどう見ても糞餓鬼だが】

……美味しい。
スッゴクおいしいし全然しつこくもないし最高……なんだろうけど……
せめて売り子くらい、一般人添えればいいのに……

【何かこう、どこかしらにケチをつけないと気が済まない様だ】
【それでも味には一切毒を飛ばすことができないのか、以降は夢中とばかりに同じく黙々と食べ進め】

……ん。何、おちび。よく聞こえない

【呼びかけには口内のものを嚥下してから応じ、耳を傾けるが】
【いまいち鼓膜まで響いてくれない声量に、眉をひそめて片手を耳に添える】
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 02:55:01.96 ID:VhJopU9M0
>>714

……望んで、ね。
…………あと、うるさい

【不思議と、暗い様子を引き連れる彼女】
【「母」という言葉が、彼女にとって一種の禁句に近いものであることは推測できる、か?】
【仮に推測できたとして、この少年にそれを慮ることが出来るかどうかは、置いておいて】
【おちびおちびあっかんべーな糞餓鬼には、ちょいっと爪先による脛蹴りを敢行するだろう】
【あまりチカラは入れていないためガチで痛いことはないが、脛は駄目だ】


【……少女は、クレープを食べ進める少年を眺めながら】
【矢張り、何かを言おうとしていたが、言葉が上手く喉を通らず】
【文字通り言葉を失いかけたところ、で】

……おちび、じゃ、……ないっ。
…………お礼……言おうと、したんだ……

【幸か不幸か――それが、彼女の言葉を円滑にするスイッチになったようで】

……ありがと
…………( “私”の手、握って、くれて )

【ぽそりと、呟くように。それでも、きっと相手の耳に届く声量で】
【しかし。その後に続けられた意味深な言葉は、また独り言よりも小さく】
【何か言ったということは分かるだろうが――ちゃんと聞き取れるかどうかは定かではない】

……それじゃ、な。僕は、もう……行く
もう会うこと、無いとは……思う、けど……覚えといて、やる。
くそ、チビ

【……それを追及されるより早く。少女は、ぐい、と帽子を深く被って】
【そのまま、逃げるように踵を返し、どこかへ駆けて行ってしまうだろう――】
【きっと、少年が静止しようとも振り向くことなく……意外と、足は速かったのだとか】

/このあたりでシメたいと思います!
/お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 02:57:42.03 ID:9qAGHCebo
>>713

……そうなんだ。

【因みにこの少女の身長は約134cm、史音よりちょっとだけ高い】
【アンドロイドだから、年齢の方はあってないようなものだが】

…………楽しい、の?
やっぱり……大丈夫じゃない、気がする。

【少女は自身を普通ではないと言ったけれど】
【やっぱり史音も、普通かどうか怪しく思えると思い直した模様】
【人を振り回して楽しむという感覚は、ちょっと理解出来ない様で】

……───それは、無理。
私は…………命を握られてるから、逆らえない。

【──逆らったら死ぬとか、そのような感じに脅されているのだろう】
【どこか悲しげに、顔を伏せたところを見ると】
【やりたくもない事を、無理やりやらされてきたのかもしれない】

…………それだけ分かれば、充分。

……帰るなら、路地裏には近づかないようにして。
危ない…………から。

【この世界の常識として、"路地裏は危険地帯"というものがある】
【一般人の目が届かず、昼間でも無法地帯となっているそれらの場所は、深夜になると尚更危ない】

……………史音が戦えないなら、帰り道着いて行くけど。

【少女なりに心配しているらしく、最後に一言付け足す】
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 02:58:37.25 ID:THxk/1FAO
>>704
【鎧のことを指摘され、狼狽える青年】
こ、これは!…僕、騎士団に一時期入ってたんだけど、訓練がキツくて……

逃げ出したんだ(ボソッ

い、いや違う!僕が辞めたすぐ後に騎士団は解体されたんだから僕は悪くない!

これ意外と軽い素材だし、僕でも使えるから…
だ、大体!こんな治安悪いとこで無防備とかそっちの方がおかしいだろ!怖いじゃないか!

【自身の恥を認めたくないのか支離滅裂に喚き散らす青年。その行為が恥の上塗りだということには気付かないだろう、情けない】

【ちなみに。イカルスは国民の信頼を得ていたようであるが、“解体されるような役立たずの騎士団の訓練を逃げ出した男”を雇う者がどこにもおらず、数ヶ月の職探しの末に青年はイカルスを頼りにしようとこの地域にやってきたという事情があるのだが……彼の口からはその真実が出ることは無いだろう。よってここに明記する】


そうだよ、こいつだ
【少女の疑問に答えるように、そう言って腰のホルスターに納められたものを取り出す】
【それは足が無く、ゴツい形状のロボットの玩具だった】
15年前に拾った古びた玩具-オモチャ-、これが僕のピンチを救ってくれるヒーローだったんだ
【先程少女は自分の世界に入ったが、今度は青年が自身の世界に埋没していく】

【端から見て――イタタタタ】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 03:08:16.99 ID:yjgJTY7mo
>>715

何なのさっきから。
……ああ、オマエもしかして……ッッッ!?

【少年の疑念は確信へ。それが悪質な悪戯心に変わる前に脛蹴りが入ったのはどちらの幸運か】
【脛を押さえる事が出来ないためにばたばた片足を宙に浮かせてなんとか痛みを消さんとする】
【何がしかの暴言を返すことも、不意打ちが思いのほか痛すぎて出来ないようだ】
【余談として。隻腕のためにクレープ持った手で耳を澄ませたため、タイミングがもし合っていたならば】
【もしかすると、第二次クレープ大戦が始まっていたかもしれないのはさておいて】

お礼?
今なんて……って、ちょっとォ!
最後、なんつったのさ一体……

【感謝の言葉に、まるで、もとい子供そのものの表情で目を丸くし驚愕を表す】
【それはそれが不意打ちであったからか、それとも、嬉しかったからなのか】
【小さく付け足された言葉は、音としては届いても明確な発音まではかき消されてしまい意味は杳として知れず】

……ん。美味しい。

【追いかけるにももう相手の背中は彼方、自分はしばし残ってクレープを咀嚼する】
【一人になって呟いたのは、ようやくの素直なことば】


/こちらこそありがとうございました、お疲れさまでした!
/果たしてこの非実在息子は一体どこへいくのやら
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 03:19:00.91 ID:ddyOsV5p0
>>716

楽しくて何が悪いのよぉ、アタシはそう言う人間なーの。
自分が素敵だと思える事を見つけてるって、とっても嬉しい事じゃない?
―――夢も希望も甲斐の在る生き方も、「やりたい事をやる」と、自然に手に入るモノだしね!

「……――出来る事なら、まだ今は救えない我が主を、赦してはくださらんか。
 まだまだ、悲しいまでに子供でして、な。」

【やりたくない事をやらされる人生なら、逆に、やりたいと思える事を見つけろ、と】
【使い古された、腐敗臭すら残らないほど朽ちた、「瑞々しさ故」の思考は、或る意味では残酷だ】
【それを判っているのか―――ベンヌは抑えた声で、申し訳無さそうに、ニナに寛恕を求めた】
【ぶぅんぶん、依然として、思いだしたように振り回されるけども、出来る限りは声を壊すまいと、努めて】

(…十分って事は、無いと思うけど……。)

判ってる判ってる、大通りを通って、真っすぐ宿に帰るわよ。
それに―――アタシには、ベンヌが付いてるから。

【『闘いの時だけは、すっごく頼りになるのよね!』】
【かなり、血生臭い関係ではあるが、産まれ持った腹の底に響く様な声で史音の語った内容は、間違い無く】
【血煙りの絶える事無い厨二世界では「信頼」の絶対基準として、欠かすことのできないものであろう】

……それじゃ、アタシ達、これで帰るよ。
『マタね』、ニナ!

「それでは、おさらばで御座います―――願わくば、『次』を。」

【凸凹のコンビは、二人して、ニナとの再会を望んで】
【八重歯を見せて大きく笑った史音は踵を返し、右手ごとベンヌを振って、別れのサインとして、歩き始める事だろう】

【――そう言えば、このベンヌ。武器としては、少々頼りなさそうだが】
【武力の一点でのみは強く慕われている辺り、いつもの外観だけが全てでは無いのだろう】
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 03:21:19.06 ID:i7ZEYbDAo
>>717

貴方を責めるつもりは無いわ。少し、落ち着きなさい。
――というか、そもそも破綻したのでしょう? 貴方がいた国は。

【焦りうろたえる人を見ると、逆に落ち着いてしまうのはなぜなんでしょうね】

そうね。ここでは毎日、人が死ぬわ。理不尽に。
人としての面子はギリギリ。どちらかというと自然に近いわね。そういう意味では。
(公共)機関が機能していないわけではないのよ? ただ、それ以上に、ね。
路地裏には近づかない方が身の為ね。うん。出来たら夜に出歩くこともね。

――それと、無防備ではないわよ。私も能力者の端くれですから。

【「竜と戦ったこともあるんだから」と少女は笑う】

【おや、と少女は気づく。掘り出すまでも無く、青年の深いところに辿りつけたようだ、と】

玩具…?

【青年が取り出したモノ。ホルスターから出てくるから武器や魔具の類かとも思ったが―】
【―これはどうやら、違うらしい】

【少女は唇に指を当て、青年の手にあるロボットの玩具を眺めている】
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 03:36:05.62 ID:9qAGHCebo
>>719

…………成程。
良く分からないけど、分かった。

【深い意味は分からず、首を傾げるが】
【大体の意味を汲み取ることは出来たようであるし】
【ずっと生き続ければ、この言葉の真意を分かる日もきっと来るのだろう】

──そもそも、責める理由なんて無い。

【ベンヌの寛恕を求める声に、少女はそう答える】
【その姿や言動は、どこか諦めきった様子】
【道具として使われ続けてきて、精神が磨耗してしまっているから】

……子供かどうかなら、私のほうが子供。
まだ、1年も生きてないし…………。

【まさかの一歳児未満。いや、アンドロイドに年齢の区分などあまり意味はないのだが】

そう、なら良い。
でも……注意して、ね。
この時間帯は危険なことに…………かわりは無いから。

【心配性なのか、念を押して言う】
【いくら強くても、それ以上に強い人間がゴロゴロいるのがこの世界】
【注意するに越したことはないと、少女は思っている】

…………またね、史音。

【前述のとおりこの少女は挨拶を言い慣れておらず】
【この言葉、ギリギリ届くかどうかくらいの小さな声なのだが】
【それでも、挨拶を返しただけで──この感情が乏しい少女にとっては、結構な進歩だったりする】

(……さて、やるか。)

【そして史音に背を向けて、銀髪の少女も歩き出すと】
【先程自分自身が注意した"路地裏"の方角へ向けて、歩き去っていった────】

/夜遅くまでお疲れさまでしたー。
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 03:36:09.34 ID:THxk/1FAO
>>720
そ、そうだ。僕は悪くない…

うん、分かった気を付けるよ
って竜?!ホントに化物ばかりなんだなぁこっち……
【神妙な顔、驚きの顔、不安を帯びた顔。青年の表情はくるくると変化していく】

【ロボットを眺める少女を見て、誇らしげにする青年】
【その玩具は魔翌力が通っているわけでもないようだ】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 03:36:28.99 ID:0U0vqKuSO
>>712
【対して、朔夜。首を捻って思案を巡らし、ああでもないこうでもないと】
【口許に指を宛てて眼を細め、時折ぼそりと口の中で呟き、反芻してみて――ややあって】

ああ。いやまあ、あんまり自信は無いんだが――――……耳、貸せよ。

【先程までの様子とは打って変わって、躊躇いがちに。言うべきか言わざるべきか、と】
【暫く悩んだ揚げ句に、漸く決心が付いたらしい。言うが早いか、耳元に唇を寄せて】

えー、と。……ジェラルド、とか?

…………いや、やっぱりいい。他のを考えるから聞かなかった事にしろ。

【そう告げてから即座に離れ、何やら渋い顔をしてごね始めた】
//ね、眠気がキンクリ……。気付いたら一時間とか眼も当てられませんorz
//※注 この名前は飽くまで一例であります、アレならこの後、他の名前を考えた事に(ry
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 03:38:18.73 ID:ddyOsV5p0
>>721
/お疲れ様でした! 楽しかったのDEATH!
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 03:52:26.90 ID:i7ZEYbDAo
>>722

そう、竜。竜…、うん?――、竜。…多分。

【前髪を弄りつつ、いつかの雨の日に出会った竜っぽい人≠フことを思い出し、記憶を確かめる少女】
【あの破壊的な力は竜であったことに間違いないだろう。死闘と呼ぶに相応しい戦いだった。実際、何度も死に掛けたし】
【幻想種の能力というのは途方も無い力である。それはまた、ある意味では、この少女もそうではあるが】

…その玩具

【まさか、変形(トランスフォーム)だろうか】
【ロボット→変形合体<鴻}ンである。ドリルとかね。ヤバイ、テンション上がってきた】

【少女はハッとして、何かを期待している顔で青年を見る】
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 04:05:35.64 ID:THxk/1FAO
>>725
???…まぁいいや
【少女の煮え切らない返答に首をかしげつつ呟く】

【少女の期待の眼差しを受け、青年は語りかける】
ピンチにならないとヒーローはやってこないよ、そんなに期待しても駄目さ
【腰を少し曲げ、人差し指を軽く振りながら言葉を発するその様は、まるで年上が子供に諭すようだ】
【いやまぁ実際その通りなのだが……】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/07(月) 10:35:49.91 ID:tdeNhwNAO
>>723

………………

【耳打ちされて、暫し沈黙】
【彼女が耳元から離れ、『聴かなかったことにしろ』という最中、青年が口にしたのは】

……ジェラルド≠ゥあ。

【その表情は、嬉しさと気恥ずかしさが混じった、何とも言えない表情で】

うん、気に入った!
悪いけど使わせて貰うよ、その名前。

【渋い顔をする朔夜を尻目に、青年はそう答えたのだった】


/ぐわああああああ寝落ちとかぐわああああああ
/本当にすいません…一先ずはこの辺りで〆ということで
/マスターやら何やらを紹介された、という感じでお頼み申しまする
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 13:50:24.96 ID:j1Ou6ybLo
「嫌な天気だねぇ」

古ぼけた橋の真下。
そこに雨を避けるように、ぼんやりと佇んている男がいる。

身長は170cm半ば、汚れたトレンチコートを羽織っている。
長い黒い髪の毛は三つ編みにして、右目には黒い眼帯をつけて、顔つきはどことなく精悍。
また背中には黒の鞘に収まっている刀を背負っていた。

「これじゃここから動けないじゃないか……はぁ」

大きなため息つき、霰交じりの雨模様の空を見る。
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 14:40:37.65 ID:LHt7ZYsSO
【大通り】
いってえ……昨日はひどい目にあったな。

【外ハネの青髪で、糸目で垂れ目。顔の上半分を覆う赤色のハイテクっぽい大型ゴーグルを装着しており】

しかし、物騒なもんだな……この世界も。

【水色のマフラーを巻き、オレンジに黄色の水玉模様のネクタイを締め、分厚い青色のコートを羽織った青年が、道端に設置されたベンチに座っている】

「…………」

【その隣には、セミロングの茶髪でジト目の、やや色白で小柄な少女が寄り添うように座っている】
【首には、“蠢く黒い呪”がまるで「首輪」のように纏わり付いており】

「……機関、…他にも…………悪い組織は沢山ある……(らしい)」

【全面に赤い魔法陣が描かれた、全身をすっぽりと隠すボロボロで薄地の黒いローブを纏っている】
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 14:56:09.46 ID:j1Ou6ybLo
「……たっく、まだやまないか」

ザーザー降っている雨は一向に止む気配もなく
橋のしたであまやどりをしている男をいらだたせる。

近くに転がっていた石を蹴ると、自分を落ち着かせようと、
胸ポケットにある煙草とライターを取り出し、煙草に火をつけて
口にそれを咥えた。

「あーほんと難儀な呪いだわなぁ」
「誰か話相手になってくる人はいねぇかねぇ」

プハァーと白い煙を吐き出すと、そう男はつぶやいた。
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 17:15:47.85 ID:WfqxzC2oo
【水の国―――病院よりほど近い、公園のベンチ】

【おそらくはその病院の患者であろう人物が一人、そこに居た】
【銀色の髪に褐色の肌、入院着の上から紅い軍服を羽織った、女性である】

【彼女は煙草を吸いながら新聞を読んでいて、その記事はと言えば―――】

     『金の国の“僭王”、反体制派により捕縛』

               『謀反の影に見えるものとは―――。』

 『三月十九日に公開処刑の日取り決定』

【―――と、昨今世間を騒がせていた金の国の一件である】
【それらを読み眺める女性の視線は冷ややかで、文章を噛み砕いているようにも見え】
【また視点を変えてみれば、何かを考えているのだな、とも見えるだろうが】

……まったく、何故こうも“現体制”を維持したがる者が多いのだ?
人が進化の歩みを止めてしまえば、残る道は退化の一歩だというものを―――

【どうにも。この女性はそういうモノが余り好きでは無いようで】

(――――、そろそろ、昼の国も動く時期か……?)

【ふぅ、と煙と息を吐き出すと新聞を自身の隣に放り置き】
【特別することも無さそうに、その冷たい視線を曇天に向ける】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 18:06:26.52 ID:THxk/1FAO
>>731
/ガルニエさんまだいらっしゃいますか?
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 18:08:30.70 ID:WfqxzC2oo
>>732
/なッ、なぜ私がガルニエだと……
/という冗談は置いておいて、居りまするよー
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 18:24:48.18 ID:THxk/1FAO
>>731
【そこへ通り掛かるのは、獣のようなギョロリとした眼を持つ小柄な男。腰には二振りのタルワールが添えられている】
【パッと見で分かるのは、彼も今しがた病院から出てきた患者なのだろうということ】
【というのも、彼の左肩は包帯でガチガチに固定され、上半身をこれまた包帯でグルグルに巻かれているのが服の下にチラリと見えるからである】
【その顔は満身創痍だが何か目的があるのだろう、足の動きは何か目的地があるとき特有のせかせかした動きだ】

【彼の向かう方向には、金の国がある】

【そしてベンチの彼女の前を通りすぎる】
【その時に彼女が目敏ければ分かるだろう、刀身に小さくNo.31と彫られている】
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 18:35:31.06 ID:WfqxzC2oo
>>734

【ふと「不味いな」と呟いて、携帯灰皿に煙草を放り込む】
【そんな時である。女性が青年に視線を向けたのは】
【また、冷ややかなそれは当然のように“No.31”、という刻印も見付けていて】

(……No.31。古参のナンバーズではなかった、という程度に記憶しているが)
(行き先は金の国か……? ふむ、名前は確か―――)

  ――――マウリッツ・グランフェルト?

【と、疑問形ながらも声をかける。腹部に傷があるため、立ち上がりはしないで】
【もしこちらを向く場合、男が勘の鋭い人間であれば羽織った軍服の袖に“No.77”の刺繍を見つけられるだろう】
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 18:47:30.28 ID:THxk/1FAO
>>735
【声をかけられ、男は目をひんむいて女性を見る】
何で俺の名前知ってや――ッ
【動く右手でタルワールを手にとったところで袖に刺繍されたナンバーを見付ける】
【男は支部長クラスのナンバーのみ記憶していたので、当然その数字に見覚えがあった】
【即座に武器から手を離し、礼をする】
失礼しました、ガルニエ支部長。確かに俺はマウリッツ・グランフェルトですわ
【そう言った。多少不自然な辺り、この男は普段敬語を使わないということが分かるだろうか】
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 18:50:07.14 ID:THxk/1FAO
>>735>>736
/追加で

えっと…何で俺の名前が分かったんですか?
【と、心底不思議そうな顔で彼女に問うた】
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 18:56:56.82 ID:WfqxzC2oo
>>736

結構だ、礼も敬語も私などには必要無い
支部長などというのも、単に他のナンバーズより仕事が多いだけだ

急に名を呼んですまなかったな。同僚にはそう会わないものだから、つい―――。

【あくまで、そんな事は気にするなといった態度で言葉を返す】
【「自身は偉くなどないのだから」、そういう彼女は視線も表情も能面の如く冷たくて】
【一度その視線を男からその向かっていた先へと向けて―――】

……金の国になにか用事か?
あそこは今、我々の敵と呼べる者しか居ないと思うが

【そう言いながらゆっくりと、腹部を片手で押さえながら立ち上がる】

【もし、だが。彼が彼女の目以外を見れば他の傷にも気づくかも知れない】
【顔の一部をはじめとして、その手や首などから覗く包帯――そして、火傷の痕に】
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 18:59:43.24 ID:WfqxzC2oo
/おおっと>>738の【立ち上がる】→【もし、だが。】の間に挟む形で

「ん……仮にも支部長なのでな、動きのあるナンバーズは覚えるようにしているだけだ」
「逆を言えば動きのない相手は知らないが……まあ、ネタはそんなところか」

/を追記ー!
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 19:09:26.60 ID:uV27Nr4zo
【金の国】

【国民軍の手によって陥落し、城門の開け放たれた王城】
【その正面には、簡素なバラック小屋が幾つか並んでいた】
【地震などから逃れてきた者の住処にも見える、その小屋の一つには】
【『仮会議室』と書かれた、これまたシンプルな看板が立て掛けられている】

【扉は常に開かれていて、中を除けば書類仕事をしている者が居た】
【黒いローブに頭までを包み、声を滅多に発しないその人物こそ】
【僭王布告≠謔闔s中にて体制批判を行い、国民軍を纏めて来た一人】
【誰も名を知らないが、答えれば返る名は軍師≠ナある】



【一方で、プレシール通りを真っ直ぐ、王城へと向かって行く者が居た】
【彼女は、今回の戦闘には、直接の参加はしていない】
【何かが有ったら城内に突撃しろと、足の早い者を何人か任されていた程度だ】
【だが然し、それでも協力者は協力者。一応、国民軍の方に顔見知りも幾らかは居る様で】
【ところどころに立っている番兵も、その行く先を塞ごうとはしない】


……会合の方も考えないと無いし、こっちはこっちで見ておきたい事もあるし
それに……個人的な事情の方も有るし………

ん、まずは動こう、それが早いや

【長い灰色の髪を高く結いあげた、灰色の瞳の少女】
【真紅の籠手を両腕に装備し、首に聖ユダのメダイを下げた彼女は】
【戦いも無いのに、戦地に赴く様な雰囲気を発しながら歩いていく】
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 19:30:17.41 ID:THxk/1FAO
>>738>>739
あ、いや、うーん…そうですか?じゃあお言葉に甘えさせてもらって自然体でいきますわ
【男もそちらの方が楽なのだろう、言葉を受けて、若干戸惑ったもののすぐに普段の態度になる】
【金の国に行く目的。それを尋ねられ、男は語り始める】
あぁ…俺の任務は敵対組織及び敵対しそうな強者の排除、または“卵”撃ち込みってやつなんですわ
そんで俺は考えたんですわ。効率的に考えて何か事件があった場所を重点的に漁れば良い、そこには少なからず強者がいるわけだし
んでまた俺は考えたんですわ。適当に散策するよりも病院に絞って探索した方が良い。事件があったのなら入院患者の内に強者がいる可能性は少なくないわけだし、何より手負いだ。仕事を進めるならばこの方法が一番良いでしょう
現に事件の多いここ水の国でやったら何人か成果を出せた(モブ)んですわ、俺は天才ですわ
【案外喋る喋る。結果も出ていることで自身の作戦に自信がついているのだろう、事細かに喋り通した。ここには支部長に認められたいという下心が含まれているかもしれない】

そりゃあ光栄ですわ――って昼の支部長そりゃ大怪我じゃないですか、座って下さいですわ!
【自身の名を知っている経緯を聞いて感心すると同時、彼女の怪我を見て慌てて立ち上がるのを制止しようとする】
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 19:44:45.01 ID:WfqxzC2oo
>>741

【ああ、と相手の話すに任せて、口調等の自由を快諾し】

【少々時間が交差するが、彼の制止するに合わせて腰を下ろす】
【実際、表情自体は何事もないかのようだが大怪我というのは事実らしく】
【やや間をおいて「すまんな」と言うと―――話に耳を傾けて】

(……まあ、任務の内容としては現状で申し分の無い行為か)
(敵対する相手を減らすこと。やり方も理にかなっている)

(それにこのマウリッツという男……どちらかと言えば“信用できる”)
(それは何処と無くではあるが、際立って裏表のある性格とも思えない点も……。)
(……機関員として、戦う以外の行動が出来るというのも大きい、か)


  ―――良く分かった、確かに間抜け等では無いようだな

【一言。ベンチに放っていた新聞を手に取って膝に置き、スペースを作って】
【「まあ座れ」、と彼に声をかける。勿論、従うかどうかは彼次第】
【流れから察するに、何かしら話があるという所だろうか】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 19:55:16.12 ID:THxk/1FAO
>>742
は、はぁ…
【すまないという言葉に対していえいえと返した後、女性の勧めに従い、ベンチに腰掛ける】

【新しい任務でも命ぜられるかなと思いつつ彼女の言葉を待つ】
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 20:05:04.77 ID:WfqxzC2oo
>>743

うむ……まあはじめにだが、お前の行動は実に良いと私は思う

昨今のカノッサ機関はどうにも緩い。動いているのは一部のみだしな
システム化した現状の中で、任務だろうとマトモに動く者は賞賛されるべきだ
そういった点で先ず、私はお前にある程度の信用を寄せた

―――と、そういったことを理解しておいて欲しい。初めにな?

【竹を割ったような、というか。思ったことはそのまま言うタイプの人間なのだろうか】
【逆に「ある程度までしか信用していない」と告げると、言葉を続け】

……そこで、だ。私は、動いている者はその者同士で集まっている方が良いとも思う

夜、昼、水、氷―――これら四国の支部は、未だ活動を続けている状態だ
私の個人的な考えではあるのだが、マウリッツ。何処かの支部に所属してみてはどうだ?
支部長との折り合い等もあるだろうが、ただのナンバーズよりは厚遇だとも思うのだが

【そう、昼の国支部長であるガルニエは彼に提案する】
【自らの支部を推さないのには―――何かしら理由があるのか、単に公平主義なのだろうか】
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 20:08:02.09 ID:bYcgzM+J0
【とある病院】
【から離れた公園】

……はぁ。どうも病院は苦手です
(ついつい宝月の技を使ってしまいましたが…)
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女が】
【ココアを飲みながらベンチに座っている】

『レンさん。退院したばかりなんですから余り無茶しないでくださいよ?』
【近くには黒いドレスを着て、長い銀髪に、首にカメラをぶら下げた、優しそうな印象の女性が】

【心配そうにしてる】
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 20:28:44.00 ID:THxk/1FAO
>>744
【女性の話を聞き、まず驚き、次いで考え込む男】
【認めてもらいたい、あわよくば…と確かに思っていたものの、いざ“昇格話”が目の前に突如現れると戸惑いが出たのが故の驚き】
そうだな…確かにどこかに所属するのは良いと思いますわ。所属するとしたらまず、寒いのは苦手なんで夜のと氷のは却下ですわ
あとは能力の関係上“乗り物”がたくさんある方が都合良いんですがね…昼のと水のとどちらの方が良いのか…。昼の国には行ったこと無いんでその辺りが分からないんですわ
どっちも似たようなもんなら、せっかくだから昼のに所属したいですわ
【基本的には自身の能力を活かせる方へ男は入るつもりらしい】
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 20:36:55.93 ID:WfqxzC2oo
>>746

昼と水、か……水の国は言わずもがな、栄えている分科学方面が強い印象だな
反対に、昼の国はリゾート地……あえて開発・整備していないような面も有る

それ故、昼の国にはちょっとした移動の時に使うような小型の乗り物は数多い
加えて言うならば、我が支部は軍事特化―――戦車等も幾らかは有る
但し、『軍事特化』の言葉通り。戦いが苦手、等ではやっていけない面も多々有るとは思うが―――?

【自身の分かる範囲で、特に昼の国については少々詳しく説明を。】
【能力に関しては知らないのだろう。敢えてそういったことは言わず、判断を委ねる】

【尚、どちらを選ぶにしても彼女は拒否も何も反応を示さない―――逆に言えば、どんな考えも受け入れるだろう】
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 20:39:01.62 ID:R52V1q4SO
>>745
/未だいますか?
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 20:43:20.21 ID:Qahpu9aJ0
>>748
/COCOに!
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 20:46:33.20 ID:R52V1q4SO
>>749
/では絡むのさー!

>>745
・・・・あれ?貴女は・・・確か・・
【ふと、聞き覚えのある声。】
【カメラをぶさげている方の女性には、聞き覚えのあるはずの少年の声だ】

【声のする方を見れば、そこには】
【そこに立っていたのは】
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年だった】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 20:53:01.46 ID:iM2AiwR+0
>>750
『あ…護さん!お久しぶりです』
【ペコリとお辞儀する女性…ミラー】

ミラーの知り合いですか?
【もう一人の女性は首を傾げながらそちらを見る】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 20:59:32.71 ID:THxk/1FAO
>>747
【彼女の話を聞き、男の顔にニカッと笑みが浮かぶ】
あ、それなら昼ので決まりですわ。そうだな…
【男はベンチから立ち上がり、そばに落ちていた子供の忘れ物であろうスコップを拾う】
“Get Up”
【そう呪文を唱えた瞬間、魔翌力が奔流。スコップから手足、尾が生える。そしてブワッと音をたてて体毛が生えた】

これが俺の能力ですわ。同時に複数発動することは出来ないし一旦解除したら再び獣化は出来ませんが、割と複雑な命令をこなせますわ
あー次の命令あるまで好きにしとけ
【そう男が言うと、スコップは後ろ足で刃についた泥を落とし始める】

病院ではこの能力で殺ってましたわ。現場に残るのは何故か体毛の生えてるナイフが一本って感じですわ
【ついでの如く先の病室襲撃の方法を語る男】

戦車やなんやがあるならお役にたてると思いますわ、支部長
【自信を持った顔で女性を見る】
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 21:06:17.24 ID:R52V1q4SO
>>751
お久しぶりです。ミラーさん。
【女性――ミラーに挨拶を交わすと】

コチラの人は・・・初めましてですね。
僕、護って言います。
《Justice》という正義組織に所属している者でして、
以後お見知りおきを。
【今度は初見の方の女性に、そう挨拶を返す。】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 21:09:58.88 ID:WfqxzC2oo
>>752

……絶対に口を割らないかわいいペット、といった所か

結構だ。当日を持ってお前を我が昼の国支部に迎え入れよう
武装、兵士、戦車でもなんでも物資は好きに使っていい
支部の場所は昼の国の空港だ。寝泊りも出来るが、ベッドは硬いからな

それと、“我々”昼の国支部は、近々国内の貴族を掃討に打って出る予定だ
まだ日程こそ決まっては居ないが、それまでは今までの任務を続けてくれ

【動き出したスコップを眺めて「ほう」と呟き、続いてマウリッツの目に視線を合わせ】
【よろしく頼む、と右手を出して―――求めるものは、勿論握手】

……さて、それでは色々と決まった辺りでスマンが私はそろそろ戻るとしよう
あまり夜風で身体を冷やしても良くはない、戦いに備えておかねばならんしな

【冷ややかな視線、動かない表情。誰をも遮る鉄壁の城塞にも思えるそれ】
【反対に味方となれば―――城塞の内に居て感じるのは、絶対の安心感】
【無言での信頼を彼に寄せ、握手が済めば彼女は病院へと戻って行くだろう】


/……と、このあたりでお疲れさまっ!でしょうか?
/wikiの方にはこちらから手を加えておきますので、これからよろしくです〜
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 21:11:23.32 ID:6TaHEj3H0
>>753
『はい!護さんはお元気でしたか?』
【ニコリと笑いながらそういい】

『あ、彼女は…』
どうもはじめまして。私は紅閻寺レンと言います
紅い閻魔の寺と書いて紅閻寺(こうえんじ)です
マイナー雑誌《世界の眼》の見習い雑誌記者です
【そう言いながらやっとできた名刺を護に渡そうとする】
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 21:25:29.99 ID:THxk/1FAO
>>754
いやありがたいですわ、これからよろしく頼みますわ
【差し出された手をがっしりと掴む】

【能力を解除して、彼女から命を受けて言う】
了解ですわ、じゃあ俺は金の国で“お見舞い巡り”してきますわ
【そうして、彼女とは逆方向へと歩を進める。しかし、彼らの歩む道は一つになった】


/乙でした!当方携帯オンリーですので適当にマウリッツのページも弄くっておkおkですー
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 21:26:19.29 ID:R52V1q4SO
>>755
・・・元気・・だった・・

―――・・・・とは思い返してみればそれは言い辛いですね、
・・・ちょっと色々あって。
【そう言った時、彼は寂しげだったが】
【あ、でも今は大丈夫ですよ。と】
【すぐ笑顔になり、そう言葉を付け加え返した】


レンさんですか。
これはご丁寧に、有り難うございます。
【そう彼女の名刺を受け取る。】
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 21:30:17.78 ID:nOTpLFNAO
【裏路地】


【機関員らしき人間が、胴体を両断され、上半身と下半身に綺麗に別れ、死んでいる】
【その死体に、冷たい、凍り付くような昏い視線を向ける青年が一人】
【闇夜を思わせる漆黒の髪と、鮮血に良く似た緋色の瞳、手に握るのは、巨大な十字架を模した異形の大剣、身に纏うのは自身の髪色と同じ漆黒のコート】
【そんな様相の青年が、内に秘めた疲れや苦痛を吐き出すように、はぁ、と溜め息を吐く】


今日も今日で戦果無し、か
こんな毎日にもいい加減に慣れてきたけど……慣れる程の時間を使ってしまった時点で、大分マズいんだよね……

……さて、本当にこれからどう立ち回ろうかな

【ぴりぴりとした、常人なら不快感を覚えるような気配――敵意や殺意を振りまく青年】
【八つ当たり気味に壁に拳を叩きつけてみるが、状況は何一つ変わらない】
【強いて言うならば、どごん、という凄まじい音が辺りに響き、自分の居場所を周囲に示しただけだ】
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 21:32:18.87 ID:6TaHEj3H0
>>757
『何かあったんですか?』
【心配そうに護を見て】

いえいえ。雑誌記者としては当然の事です
【ニコリと微笑み】

いたた……
『レンさん!無理しないでください』
【なんか痛がってるレンに心配そうにつきそうミラー】
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/07(月) 21:39:09.26 ID:LdNk64Plo
>>758
【かっ、かっ】
【靴が地面を叩く音が路地裏に響いた】

……おいおい、仕事かよ。
まだ病み上がりだってのに……。

【嘆息するように呟くその言葉は、よく通る声で相手に聞こえるだろう】
【そこに居たのは一人の少年であった】
【着崩した学ランに使い込んだスニーカー】
【そして、視線を音の出処である足元から上へあげていくに連れて、少々特徴的な其の風貌が視えるだろう】
【白髪灰眼であった。其の髪は、ともすれば空気に溶けそうなほどに白く】
【其の眇められた双眸は、白目と僅かに明度を異としている故、黒目と分かる】
【肉体の色素悉くを奪われたかのようなその外見。しかしそんな浮世離れした見た目でありながらも其の所作はいかにも普通の学生然としていて】
【ゆっくりと歩みを進め、青年目線を向けながら逡巡する】

……機関員か。
しょっぴく訳にもいかんし、どうするか。

【敵意や殺意を気にしないわけでは無いようで、少々不快そうにしている】
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 21:46:06.33 ID:nOTpLFNAO
>>760

ああ、他に人が居たのか、いや、僕が立てた音で呼んでしまったのかな。
まあ、良いか、それは今気にする事じゃないし……っと。

【すう、と深呼吸するように息を吸い、一気に吐き出す】
【それと同時に、ふ、と、唐突に消え去る敵意や殺気の類】
【誰だか知らないが、それらの意思を向けるべき相手ではない、と考えたのだろう】

【少なくとも、今この瞬間は】

【異形の大剣を、舗装した道路にがん、と突き刺して、青年はゆっくりと口を開く】

えっと、君が何なのか誰なのか何の為に来たのかは知らないけれど――――取り敢えず、見逃してくれないかな?

【困ったような笑みを浮かべて、そう言うが―――まだ、その瞳に宿る昏い光は消えていない】
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 21:46:11.40 ID:R52V1q4SO
>>759
・・・いえ、・・・ちょっと
友達が・・・
【ここで黙る。】
【これ以上は言えない、というより言いたくない様だ】
【これ以上は・・・未だ心の傷が修復していない。】
【言ってしまったら、きっと開いてしまうから――・・・】

【沈黙から口を何まとか開こうとした所でレンが痛み出す】

あぅ、大丈夫ですか・・?
【護も、心配そうにレンの下へ駆け寄っていく。】
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/07(月) 21:52:41.93 ID:LdNk64Plo
>>761
悪いが五感が敏感でね。
ま、事件嗅ぎつけるにゃもってこいだが。

【嘆息しながらそう答える】
【飄々とした様子、この手の状況は見慣れているといったようで】

……機関とは、チィっと因縁あるしな、見逃してもいいが。
一応俺はJusticeな訳で、このまま見逃すわけにも行かないってのが本音だね。
参考とばかりに、なんで殺したか、軽い事情聴取と行かないか?
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 21:56:57.29 ID:6TaHEj3H0
>>762
『………あの』
言いたくないなら言わないでください
ただし、それで誰にも相談しないでウジウジ悩んでるなら怒りますよ?
『れ…レンさん?』
【ミラーが心配そうにするが】
【レンは護がなんか自分の心の中にしまいウジウジしてるように見えたらしくそう言う】

少し金の国の内乱を取材しにいった際、機関員と戦いましてね…
まあ…おかげで昼の国支部の取材件をえられましたが
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 22:01:01.55 ID:nOTpLFNAO
>>763
馬鹿みたいな音を立てたり、血をブチ撒けたのが災いした、って事か。
もう少しスマートに片を付けるべきだったね、ミスしたなぁ……。

【はぁ、と更に溜め息を一つ】
【苦労性、という訳ではないが、半ば癖になりつつあるようで】

Justice……ああ、正義組織のとやらの人なのかな。
僕も敵対したいとは思わないし、仕方ない、事情は話すよ。
と言っても、カノッサ機関の情報を得るため、の一言で終わりなんだけどさ。
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/07(月) 22:06:17.61 ID:LdNk64Plo
>>765
バレたくないならそれ相応の手を講じろよ。
警戒ってのが足りないと思うぞ。

【血を極力見ないようにしながらそう言って】

……機関の情報ねぇ。
いるか?情報。

【そう言って、口元に笑を作って】

(……やれやれ、どうにも人死に慣れたもんだ。
ただの高校生の積りで生きてたんだけどな)

【などと、今更なことを思いつつ】

之でも、情報を集めることには自信が有る。
つっても機関関係は余り無いがな、モノによっちゃ提供できる情報も有る。
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 22:12:49.79 ID:FhOTt9z/o
【路地裏】

祭りには乗り遅れちまったか…

【顔の右片方が火傷した赤目の女が座っている。】
【白髪混じりの茶の短髪で黒のソフトハットを被り黒のコートを着、ダメージジーンズを履いている。】

さて、次に動くとするなら何処がどう出るか?
機関だったり、連合、正義… 何処が動く?

【近くに有った新聞を読みふけ始める】
【周りには暴漢達が倒れているが死んではいない】
【生命に別状はない程度にダメージを与え、そのまま放置されている】
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 22:16:19.27 ID:LHt7ZYsSO
>>767
うっわ、激しい事になってんな……

【そこに近付いて来る、一人の青年】
【外ハネの青髪で、糸目で垂れ目。顔の上半分を覆う赤色のハイテクっぽい大型ゴーグルを装着しており】

アンタがやったのか、これ。

【水色のマフラーを巻き、オレンジに黄色の水玉模様のネクタイを締め、分厚い青色のコートを羽織った青年である】

「………………」

【そして】
【その腕に抱かれて。一人の少女がそちらを眺めている】
【セミロングの茶髪でジト目の、やや色白で小柄な少女】
【首には、“蠢く黒い呪”がまるで「首輪」のように纏わり付いており、全面に赤い魔法陣が描かれた、全身をすっぽりと隠すボロボロで、薄地の黒いローブを纏っている……そんな、少し「異質」な少女だ】
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 22:18:49.31 ID:nOTpLFNAO
>>766
まあ、見られたら捻じ伏せれば良いだけなんだけど。
……なんて、冗談だけどさ、僕だってわざわざ敵を増やしたくはない。

【へぇ、と、少し驚いた顔を見せる】
【まさか、協力してくれるとは思っていなかったらしい】

じゃあ、駄目を承知で頼もうかな。
機関員のNo.15、セリアって名前の女の詳細をしりたいんだ。
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/07(月) 22:23:56.87 ID:LdNk64Plo
>>769
ま、そう言うのは控えてくれると俺も仕事をせずに済む。
機関員ならまあまだ見逃してやれるが――一般人巻き込んだら、なァ?

【言葉を紡ぎ終えた直後。どろりとした圧力が少年から放たれるだろう】
【其れは、悪意の発露、殺意の震え。一瞬後には、其れは消え去って】
【只、一般人を巻き込めば、少年は容赦をしないと。そう思わせるものであった】
【そして、出された名前を受けて腕を組み】
【数瞬後頷いて】

……悪い、知らないわ。
卵とかならダチが調べてるから情報教えられたんだがな、個人となるとてんでダメでな。
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 22:24:41.15 ID:FhOTt9z/o
>>768
さぁな、やったかも知れないし、やってないのかも知れない

【新聞に目を離さないまま嘯くように応える】

で、何か用でも有るのかね?
ただの浮世人に用は無いとは思うけどね

【クックックと自嘲するように哂う】
【その間にもそちらを見ることは無く、新聞に目を通し続けている】
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 22:25:43.92 ID:R52V1q4SO
>>764
【レンの言葉に何か感じたのか】
【数秒してようやく重い口を開く】

・・・友人が一人、
元機関員だった僕の友人が・・・
・・・・『孵化』させて・・・機関へと・・・・殺戮を楽しんでいた頃に戻ってしまったんです・・・・
【『孵化』―――護はそうとしか言わなかったが】
【この世界で、それから連想できる物質はただ一つしかないだろう】
【―――『哲学者の卵』、その友人はそれを植え付けられ、孵化させ、】
【人が変わった、いや人が戻った様にまた機関へと戻ってしまったのだと言う】

昼の国・・・・
【護は、金の国よりも、そちらの方へと反応する】
【今、昼の国が機関に占領されているのは】
【機関のせいでもあるが、彼にも責任が多少ある】
【“あの時”――シェン・ロンドが昼の国に占領された時、彼もまたその場に居合わせた一人だったのだ】
【あの時、止める力さえあれば、】
【それもまた、彼の心の傷の一つだ】
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 22:31:21.42 ID:nOTpLFNAO
>>770
安心してほしいかな、まだ、そう、『今はまだ』僕は無関係な他人を巻き込む気は無いよ。
僕が『人間』で居られる間は、ね。

【どろりとした狂気を受けても、ものともせず、寧ろ、それ位が丁度良いと、平然とした顔をして】

うん、期待していかなったよ。
組織の動向とかなら兎も角、個人の情報は流石に厳しいだろうから……ね。
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 22:31:39.23 ID:3smhMn+N0
>>772
『友人が…殺戮を…』
……哲学者の卵ですね
……確か谷山さんもソレの被害者でしたね
アレは確かに厄介ですね
【ミラーは口を押さえ】
【レンは考え込むようにし】

その友人の名前は見つけましたら捕まえときますので
【なんか雑誌記者が言った!?】

『どうかされましたか?護さん』
【ミラーは護を心配そうにしながら】
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 22:34:22.52 ID:LHt7ZYsSO
>>771
ふぅむ……まあアンタがやったかどうかは別にどうでもいいんだ。

【「そちらから」“来ない”なら、「こちらから」“行こう”と考えたらしく】
【少女を抱いたままそちらへと、少しずつ歩み寄って行き……とは言え、「5m」程の距離は保っているが】

俺ら、異世界人でね……アンタ、この世界の情勢をどれくらい知ってるよ?

「…………(ちょっと……不躾だ……)」

【新聞を読む彼女を、「博識」……とまでは行かずとも「物知り」程度ではあると考えて】
【右腕で、少し何か言いたげな少女を抱き寄せたまま、左手を大袈裟に振って、そう問うた】
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/07(月) 22:36:46.14 ID:LdNk64Plo
>>773
……ああ、其の“今はまだ”が出来れば永遠に続くことを祈っておこうか。

【狂気は鳴りを潜め、また元の様子に戻る】
【正気と狂気の共存、いや、正気の食われかけている其の精神状態】
【だが、か細い正気の柱を強靭な理性で補強し、少年は未だ正気の側に立っていた】

悪いな。
そこまで俺も機関に通じてるわけじゃない。

【申し訳なさそうに言って】
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 22:42:01.66 ID:nOTpLFNAO
>>776
僕も、そうありたいと願っているよ。
願いが叶うかどうかは兎も角、ね、願うだけなら無償なんだしさ。

【似ているなぁ】
【そんな感情を抱いたが、今は語らない】
【狂気と勝機の狭間に生きる姿に、自分を重ねたが――】

多分、彼の方がマトモだよね。

【――そう、結論付けた】
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/07(月) 22:46:02.33 ID:LdNk64Plo
>>777
……ま、いいわ。

【そう言うと血溜まりを見て】

見逃してやるから掃除は自分でしな。
それでチャラだ。

【徐にベルトポーチから名刺を取り出すと】
【其れを相手に放って。名刺はきゅるきゅる、と回転しながら相手の手元に飛んでいく】

谷山 基樹だ、アンタの名は?

【名刺には、谷山基樹という名と】
【Justice所属及び統一征斗会新聞部部長という肩書き】
【そして連絡先が有るだろう】
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 22:53:57.67 ID:nOTpLFNAO
>>778
ん、ありがとう。
厄介事で時間を潰す訳にはいかないからね、助かったよ。

【軽い調子で礼の言葉を言うが、間違いなく、その簡素な、適当にも見える礼には、感謝の意思が込められていた】
【ぱしり、と、二本の指で挟み込むように名刺を受け止めると、ポケットからメモ帳の紙片を取り出し、ひらり、と放る】

その紙にも書いてあるけれど、カレル、カレル=レナントだ。
何処にでも居る只の『化け物』だよ。

【紙を受け取れば、乱雑に殴り書きした名前と、青年の連絡先が解るだろう】
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 22:54:11.48 ID:JO1xO79DO
【路地裏】

『や・・・やめてくれ・・・お願いだ死にたくないッ!!』

【路地裏・・・そこは何時も何処も赤色と鉄の匂いで満ちている】

もしハエがさ・・・・・・

【壁に付着した肉片、地にぶちまけられた体液・・・量は6人分といった所か】

ハエっていってもイエバエとか・・・まぁ汚い感じの奴だ。 

【そんな中、壁を背に震える足で地に立つ男・・・男の出で立ちは何処にでも居るゴロツキと言うのが相応しいだろう】

目の前をブンブン飛び回ってたとして手で追い払うだけだろ?

【そして、もう一人・・・スパイクヘアとでも言うのだろうか・・・全体的にツンツンと毛先尖った毬(いが)のような髪型・・・金属製のナイフのように鋭く冷たい眼】

でも『ハエ叩き』があったら・・・ 
【その毬頭の男の両腰のホルスターには占い師が使いそうな拳ほどの大きさの透明な水晶玉がいれられており、腰のベルトにはガンベルトにしまわれた銃弾のように様々な色と種類の水晶玉が固定されている】

[ピーーー]だろ・・・躊躇いなく。

781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 22:55:44.74 ID:R52V1q4SO
>>774
谷山さん・・・・
・・・そう言えば、彼は孵化しているのに、
自我も、能力も、制御出来ていますよね?
【ふと呟く】
【彼の孵化した悪意に襲われた時に確かに抑えていたのを】

・・・今度、会合で聞いてみますっ。
【少しの希望が見える】
【友人を救えるかもしれないという希望を】

ぜひお願いします。
ナンバーは・・《No.90》
夢幻檸檬と言う人です。
どこの支部かは解らないですが、
もう一つ頼めますか?雑誌記者なんでしたよね。
色んな国に行った時に、彼女がその国の機関支部にいるかどうか。
・・・よろしくお願いします。
【頼み事を一つ追加して】
【彼女だからこそ、出来るその頼みを願う】
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 22:57:36.66 ID:FhOTt9z/o
>>775
別にいいならそれもまた然り

【新聞をその場に置き】

異世界人か、懐かしいな
私も元はと言えば別の世界の人間なんだ

世界の情勢か?最近は良く解らんが、少し前の話なら少しは話せるが…聞きたいか?

【左胸ポケットから煙草を取り出し】
【次に右ポケットからライターを取り出し】
【手慣れた仕草で煙草を吸い始める】
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 22:58:41.06 ID:JvLFsjg10
【路地裏】


【暗い色の茶髪に蒼の双眸、ボロ目のジーンズに茶の革製ジャケットを着た男が路地裏の階段に座っている】

仕事もなにもない…暇なもんだな…

【嘆息気味にそう一人ごち、空を仰ぐ】
【背中には鞘に収まった長めの剣、手首にはトレードマークの緑、黄、緑のラインのリストバンドをつけている】
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/07(月) 23:00:24.45 ID:LdNk64Plo
>>779
は、次見つけりゃしょっぴくかもな。
せいぜい気をつけな。

【此方も気楽に其の礼を受けて】
【相手のメモを受け取り、手早く視界に収めしまい込む】

カレル、ね。まあよろしく。
んじゃ、俺は見回り続けるから。
何か情報つかんだら連絡してやる、じゃな。

【そう言うとひらひらと手を振って谷山は歩き去っていった】

//乙でしたー!余り話をふくらませられなくてすいませんでした……。
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 23:05:10.93 ID:4Ws7TvSx0
>>781
一応、彼には精神安定薬渡したけど…なんか彼は別のおさえる方法みつけたんですかね?
【首を傾げ】

………彼女でしたか…
『え?レンさんの知り合いですか?』
ええ。はぁ……まったく彼女だったら私より姉さんの方がいいですが…姉さんとは連絡とれないし、なんか《R・I・P》にいるし………
まったく…
【頭をかき】

わかりました。やってみますよ
【ニコリと】
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 23:10:42.71 ID:nOTpLFNAO
>>784
君も物騒な奴に殺されないように気をつけなよ。
僕はまだ会話が通じるから良いけれど、毎回そんな相手だとは限らないからね。

っと、親切にありがとう。
じゃあ、僕からも何か良い情報が入ったら流す事にするよ。
じゃあ、頑張って生きてね。


【ふ、と、小さく笑い、その場を後にする】


//乙でしたー、こちらこそ話を広げられなくてすいません
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 23:11:49.67 ID:JO1xO79DO
>>783

/すいません、もし空いておりましたら>>780に絡んでいただけないでしょうか?
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 23:13:24.91 ID:LHt7ZYsSO
>>782
まっ、治安の悪いのは慣れてるんでな。

【苦笑いしながら】

へえ、多いのかね。異世界人ってのは……

【やや感慨深げな表情・声色に……しかし内心、“どうでもいい”感情も渦巻いていて】
【少女の方は、「感情を表情に出さない」タイプなのか……特に表情を変えない】

ああ。来たのが数週間前なんでな……それで良いとも。あと、出来ればカノッサ機関について重点的に頼むわ。

「……お願い…………します……」

【青年は「陽気っぽい」あるいは「不躾」な口調で、表情に“愛想よさげ”な笑いを加えつつ】
【少女はやはり表情を変える事無く……しかし小さく頭を下げて】
【対照的。そんな言葉が似合うワンシーンだ】
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 23:18:53.50 ID:JvLFsjg10
>>787
/了解です!

>>780

……
【静かに1人の男が姿を現した】

…おい
【そして重い声で】

そいつもう抵抗する力も意志もないだろ…放してやれよ
【そう警告する】
【容姿は暗い茶髪に青い双眸、ボロ目のジーンズに茶の革製ジャケット、】
【背中には鞘に収まった長めの剣、手首にはトレードマークの緑、黄、緑のラインのリストバンドをつけている】
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 23:21:35.42 ID:R52V1q4SO
>>785
そう言えば薬飲んでましたね。
あれ渡したの貴女でしたか
【思い出して呟く】

・・・・え・・・?
《R.I.P》・・・ッ?!
貴女のお姉さんは一体・・
【彼女の口から出てきたのは自分達の敵の名】
【護は少し申し訳なくなる。】
【もし、彼女のその姉と出会っても】
【頼むどころか会話すら出来ないだろう】
【まずは・・・闘い合うべき相手、いつか対峙するかもしれない】
【彼は敵を[ピーーー]事はしない。だがきっと無傷では済まない】
【彼女の姉を・・・傷つけなければいけない】

・・・とにかく、よろしくお願いしますね。
【護も真剣な表情の後】
【希望が見えた嬉しさで、微笑む】
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 23:26:58.94 ID:JO1xO79DO
>>789
あ?
【突然の男の登場に少しの驚きと多大な凄みを込めた返答】

『ひぃあいいい』

【ゴロツキはその隙に現われた男に向かってヨロヨロと歩きだす】
【足の震えが止まらないからだろう、逃げるにしては遅すぎるスピードだ】

まぁいいか・・・逃げるハエ追う物好きなんていねぇからな。
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 23:29:04.26 ID:FhOTt9z/o
>>788
多いさ、この世界の生まれも多いが異世界の奴ってのは大概分かりやすいしな
ま、分かるようになるさ

【適当に答え】

…機関か、機関なぁ…
うーむ、機関かぁ…

【少し悩みながら】

機関の話なんだが
質問にそれを回答する形で応えることにしよう
大抵の質問には答えよう

【突然そんなことを話し始める】
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 23:29:33.55 ID:6TaHEj3H0
>>790
ええ。私が普段飲んでる精神安定薬ですが
【そう言いながらスーツのポケットから精神安定薬の瓶をだし】

ゾンビです
【キリッ】
『いや…キリッとして言う台詞では…』
【ミラーがツッコム】

まあ姉さんなら二つ返事でOKすると思いますが
【おい…ソイツは本当に悪人か?】
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 23:30:28.29 ID:9qAGHCebo
【公園】

【一人の青年がベンチに座って、新聞を広げて読んでいる】

(……処刑、か。)
(分かりきった結末ではあったけど───)

………………さむ。

【燃えるように真っ赤な三本のアホ毛、青空のように透き通った空色の瞳】
【白いシャツの上に灰混じりの黒色のパーカーを羽織り】
【左手首にはオレンジ色の包帯を巻き、左足には蒼を基調とした金属製の細身のアンクレットを身に着け、】
【霰を連想させるような幅広で白色透明な長剣を、抜身で腰に帯びている。】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 23:33:36.04 ID:JvLFsjg10
>>791
……
【飛び散っている人のカケラを一瞥するが、表情一つ変わることはない】
【慣れているのだろう】

無用の殺人はあまり感心しないな
【逃げるゴロツキには気を向けず、対峙する男を注視する】
【厄介事は面倒だが、無視できない】
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/07(月) 23:37:04.65 ID:tdeNhwNAO
【街中、町外れにある通り】
【ジェラルド>氛氓る女性から、その名前を貰った、記憶喪失の青年】
【セミショートの金髪と、マントを揺らし】
【プレートレギンスのガチャガチャとした音を立てながら歩いている】

今度、朔夜さんに何かお礼をしないと…
Justice≠ノも、顔を出してみようかな。

【そんなことを呟きながら、青年は進んで行く】
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 23:37:35.09 ID:tmh5I5Oi0
>>794

【不意に、背後から。彼の頬に、熱い缶コーヒーがそっと押し当てられようとするだろう】
【それに驚くか防ぐかして、もし振り向いたなら】

パーカーの上から、もうひとつ何か着込んだら?
それか、こうやって温かい飲み物を飲むこと、だね

【其処に居るのは、ドクロの飾りのついたハットを被り、首にベルトチョーカーを巻いた少女だ】
【パッと見セミショートだが後ろで長い髪を一つ結びにしており】
【襟と袖にファーが付き、至る所にベルトをあしらった、細身のシルエットの黒いフルジップジャケットを着込んでいる】
【ジーンズは暗い灰色のものを着用し、靴にもドクロのワンポイントの装飾が施されており】
【また、左腕にもベルトタイプのレザーブレスレットを着用している】
【そして、首から鏡映しのような逆向きの「S」を象った銀色のペンダントを下げている】

【もし振り向かなかったとしても。彼なら、その声で誰なのか分かるだろう――】
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 23:39:40.12 ID:JO1xO79DO
>>795

あ?いきなり説教かよ・・・まずは『こんばんは』だろ・・・で次に『初めまして』だ。
【トゲのある発言をする毬頭・・・・・・一方ゴロツキは後3メートル程の距離だ】
【逃げるゴロツキの開いた口によく見ればキラキラ光る何かが見えるかもしれない】
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 23:41:46.93 ID:LHt7ZYsSO
>>792
そんなもんか? まあ……今は分からんのは確かだが。

【こちらも、それと同じくらいに「適当」な声色である】
【彼は思い立ったかのように適当な木箱……中身は「怪しい薬」である……を自分の横に引っ張って来て、そこに少女を腰掛けさせて】

質問形式ね……それじゃあ一つ。“クソッタレなカノッサ機関を潰す”手っ取り早い方法はあるか?

「呆れるけど……冗談抜き……彼は本気で……カノッサ機関を“潰”そう……そう考えている」

【彼は陽気な口調で……しかし毒をごく少量込めて、“夢想的”とすら言える質問を投げ掛ける】
【そして少女。補足するかのように、青年の話の後に……少し「心配」しているような……そんな口調で言う】
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 23:47:04.72 ID:JvLFsjg10
>>798

そうか、生憎無法者にくれる挨拶は持ち合わせてない
【突き放すように言葉を返す】
【しかし、依然毬頭に注意を払ったままだ】


【しかし逃げるゴロツキから妙な光が見えた】
【毬頭に向けていた意識を、少しだけそちらへ回した】
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 23:47:37.38 ID:TsHmBrXho
>>796

(……あ、いかんまたぼーっとしてた)
……はぁ、駄目だな私は。

【その青年と同じような「ガッチャガッチャ」とした音を立てながら歩く人物がいた】
【淡い真珠色の、およそ腰あたりまで伸びた髪を揺らし】
【ピンク色のタートルネックのセーターの上に乳白色のくるぶしまで隠れるようなロングコート】
【茶色の革製のロングブーツを履いて更に白色のマフラーをして】
【鍔には翼が、柄尻には豹の頭がそれぞれ彫刻され白銀のアクセサリーを首に掛けた】

【片手に鞘入りの剣を持っている点を覗けば極自然な一般人な女性である】

どうにも帰る決心がつかない、ここまで私は弱かったか……。
(全く、情けないを通り越してもはや失望だよ)

【なにやらアンニュイな台詞、誰へと宛てた訳でもない言葉が宙に溶ける】
【彼女は背中に大きな麻袋を背負っているらしく、どうやら金属の擦れる音はそこから漏れているらしい】

……ん?(今、聞き覚えがある単語が聞こえたようなないような)

【青年の言葉に反応したのか彼女はふと止まり】
【そして彼に話し掛けるか掛けないか悩んでいるようでじぃーっと見つめるのでした】
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 23:49:35.00 ID:9qAGHCebo
>>797

…………あつっ!?

【完全に気を抜いていたのか、不意に押し付けられた缶コーヒーに驚き】
【跳ね上がるようにベンチから立ち上がると】
【声の正体を確かめ──いや、既に彼は気づいていたが、振り向いた】

もうすぐ春だし、こんな寒くなるとは思わなかった。
……いや、俺は寒くないけど、さ。

【負けず嫌いだからか、謎の強がりを見せる】
【いつもよりびっみょーにテンションが低いのは、気のせいではないだろう】

【──今青年が読んでいた新聞の内容を、既に少女は知っているだろうか】
【少女と非常に関係の深い人物の事件、最近金の国を騒がせていた其れが載っているのだが】
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 23:50:58.65 ID:R52V1q4SO
>>793
・・・ゾンビ・・・ですか?
【はい、魔装少女です。】
【―――・・・かどうかは解らないが】

解りました、
いつか会うかもしれないのでその時は頼んでみます。

・・・・にしても、この世界は本当に個性的な人間ばかりですね。
【ふと、ミラーの方に視線が向く】
【その機械の身体に】

・・・・・僕、何の特徴もないな・・・、
【彼はただの人間で】
【ただの学生で】
【服は着るのは学生服ばかり・・・】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/07(月) 23:53:52.38 ID:FhOTt9z/o
>>799
へぇーカノッサ機関を潰す方法か

【飄々とそれを聞き】

手っ取り早く潰すのは無理だな
潰す方法は有るかも知れないが、手っ取り早い方法は無い

【両手を上げ、お手上げだ と言った風を見せる】

それが答えさ、次の質問は?
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 23:55:59.31 ID:JO1xO79DO
>>800
・・・だったら俺が勝手に作法に乗っ取って挨拶するとするよ。

【瞬間、ゴロツキの口から透明で尖ったガラスのような・・・水晶の柱状結晶が四方八方に伸び、ゴロツキを口内から串刺しにする】
【同時に結晶の一部が伸び男に向かって槍のように伸びる】

『お休み』
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/07(月) 23:56:05.03 ID:tmh5I5Oi0
>>802

あはは、えいえい

【振り向いてもなお、その頬に缶コーヒーを押し当てようとする】
【透き通った海のようなアクア・マリンの瞳。楽しそうに、細められて】

さっき寒いって言ってたじゃん。強がってると風邪引くよ?
……でもよく考えたら、パーカーの上から何か着るって……変だね。
大きなコートとかさ、下に何着てても関係ないやつならバーッと着ちゃえばいいけど。
あ、でもその場合、人前で上着を脱ぐ時に恥ずかしくなっちゃうか……

【気付いたように顎に手を当てて思案。そこで缶コーヒー攻撃も止まるだろう】
【そして、ベンチの裏側から表側に歩いて回り、立っている青年の隣に腰掛けようとする】
【……既に気付いているだろうが、彼女の名前は天ヶ谷 昴】
【青年こと天ヶ谷 双葉の“実妹”である――】

……あ、コーヒーとココアどっちがいい?

【やがて思い出したように、さっき頬を攻撃していた缶コーヒーとは別に、缶のココアを取り出して提示する】
【青年が読んでいた新聞の――二日前に電話で話した、その内容のことについては、触れない】
【不自然なほどに、触れようとしないだろう】
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/07(月) 23:58:13.44 ID:tdeNhwNAO
>>801
【──ガッチャガッチャ】

ん?

【初めは自分のから出た足音かと思ったが、どうにも違う】
【金属の擦れるような、その音に反応して視線を向けて見れば】

………えっと。

【此方をジイッと見つめる、女性が一人】
【足を止めて、たじろぎ、一歩後退し】
【少しばかり引きつった笑顔で、困ったような声を出した】
【一歩後退した時にマントが捲れて、腰に提げた何かの『柄』が、露わになった】
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/07(月) 23:58:26.15 ID:/Dw87VB40
>>803
【いいえ、魔法少女です】
【――…な訳ありません。そしたら魔女に頭食べられるか、魔女化するか、メガンテな道しかありません】

『ふえ?』
『そ…そんな事ありませんよ!ね?レンさん』
そうですよ!きっと!
【そんな事言うレンだが】

【雑誌記者・精神不安定・胸が絶望・殺し屋(ただいま休止中)・ココア中毒者】
【と個性的すぎだ】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 00:07:20.64 ID:JaWO/WUS0
>>805
!?
【突然の不意打ちに驚く】

くっ…
【しかし迫る槍をサイドステップでかわし、体勢を整える】
【もう一度毬頭に視線を合わせる】

それは初対面の人物に対して口にする言葉じゃない
…もう少し語学を学んできたらどうだ?
【軽く嗤って、ゆっくりと背中の剣に手を伸ばす】

さて、覚悟はできているんだろうな?
【戦闘態勢――】
【隠していた殺気が膨れ上がり、それは全て毬頭に向けられた】
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 00:07:57.81 ID:H68r8cygo
【公園】

【鮮やかな黒髪黒目を持ち、鍵形の木製の髪飾りを付けた比較的胸の大きな少女がベンチに座っている】
【漆黒の長髪はうなじの辺りで束ね上げられ、夜色の瞳は透き通る輝きと吸いこまれそうな暗さを備えている】
【黒いインナーの上に、白い上着とスカートを着ており、黒いタイツが足全体を覆っている】
【その両腰辺りには、それぞれリボンをあしらった白い半月形のポーチらしきものが付いている】

……いつもどこかの国で戦争が起こってる気がするね

【新聞(昨日の)を広げ、内容に目を通しながらそんな事を呟く】
【記事の内容は改めて言うまでもない、金の国で僭王≠ェ起こした事件の事だ】

「国民の正義」によって「公開処刑」、か……世の中はままならないよね

【記事を読むその様子からは、僅かに皮肉めいた言葉の響きがあって―――】
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 00:09:44.59 ID:ywDrZLRSO
>>804
成る程。“この世界の”は、手強いらしいな……まっ、気長にやるか。

「…………」

【「この世界の」】
【それはつまり……“彼の世界”にもカノッサ機関が存在して……尚且つ、彼はカノッサ機関との交戦経験がある……という事か】
【それを「肯定」するかのように……少女も小さく頷いた】

次だが……ちょっと用事があるもんでな。ダブルで行くぞ?

まず、機関に対抗する組織は有るか?

【こちらは本命の質問らしく】
【やや真剣味を帯びた口調で】

んで、アンタの名前は? ……先に名乗っとくと、俺はフィアーゼ。フィアーゼ=R……だ。

「…………」

で、こっちがフレスベルグ。フレスベルグ=ペロー。

「…………よろしく……」

【次は、社交的な質問】
【簡易な自己紹介も兼ねた、手軽な「交流手段」である】
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 00:10:34.95 ID:UGfrK+0Oo
>>807

あ……、そのなんだ……。

【恐がらせてしまっただろうか?彼の表情は芳しくない】
【何がいけないのだろうと首を傾げて、そうだ手に持った剣が威圧しているのだな】
【と、微妙に間違えて解釈】

いや、決して怪しい者ではない……筈。
少なくとも君に危害を加えたりはしないから、そんなに警戒しないで欲しい。

【とりあえず剣を背後に隠す、うんこれで問題無いな】
【などと心の中で頷き】

君の独り言を図らずとも聞いてしまって――――
確かJustice≠ニ言っていたか?……む。

【露になるその『柄』に彼女はその凛々し気な表情を曇らせる】
【剣だろうか、それにしては……なんというか】
【考察するには材料が足らないが、それは相手を警戒する理由には十分に成り得る】

君は、どっちだ……?危険か、否か。

【隠した剣の柄に手を掛ける】
【威圧の意味も含めた行動、抜こうと思えば直ぐにでも刃は抜ける】
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 00:12:50.63 ID:ao7yv7vGo
>>806

寒くない寒くない。ぜんっぜん寒くない。
強がってなんかもないっ
んー、大きいコートとかは、動きづらそうだし。
パーカーとかの方が、身軽でいいや。

【いつも通り強がったり】
【戦闘ばかりしている、彼らしい意見を出したりもしているのだが】
【どこか上の空というか、会話ではない"別のこと"に集中しているようで】
【蒼空のような彼の瞳は真っ直ぐに、妹の瞳の中まで見つめている】

……どっちもいらない。

それより───大丈夫か、昴?

【触れようとしないなら、自分のほうから無理矢理にでも触れる】
【あの事件のことを、妹が全く気にしていないはずがないのだ】
【無理しているに、決まっている───心配だ。】
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 00:14:58.86 ID:tgakhN1SO
>>808
【鬱展開まっしぐら・・・・・・】
【こんなの絶対おかしいよ・・】

ふにゅ・・・・
・・・あぅ、・・・・
【実際の所、女装してるけど】
【あくまでバイトで、強制なので女装癖ではあらず!】
【よって個性ではありませんでした。】
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 00:15:46.88 ID:3nRw57rSO
【とある森の中、にて】
【鬱蒼と茂る枝葉を裂き――ふわり、霞を撒いて風が踊る】
【宛ら猛禽の鳴き声にも似た風切り音が、ひゅうひゅうと周囲に響く】

………、……、――――。………、……………。

【その原因となっているのは、月明かりを透かして輝く、嵐のような蒼い蒼い射線】
【正確には、釣瓶撃ちに放たれる結晶の刃である――更に、元を辿れば】

【針山地獄もかくやと言わんばかりの光景に向けて、手をかざすものが一人】
【木々の狭間に佇んで。元凶と言えば聞こえは悪いが、恐らくその人影こそが、そうだ】

と。まあ、この辺で好いかな。大凡の射程と精度は掴めたと思うし――――。

……所詮はサイドアーム、多くを求めるのも酷な話だし、な。

【流れ弾に気を遣ってか、薮の中から拓けた一点を狙う集中投射】
【彼とも彼女ともつかぬそれは言わずもがな能力者で、恐らくは鍛練か何かなのだろう】
【一人語散れば薮を抜けつつ、ぱちん、と軽く指を鳴らして。その次の瞬間には】

【そよ風と共に刃はすっかり霧散して、残るのは着弾痕と淡い霞だけ、である】


――――さて、と。それじゃ、今度は……。


【入れ代わるように、躍り出る人影。月下に露になるのは、靡く二色と白皙だ】
【青というより黒が近い夜空のような濃藍の髪は、肩ほどの長さで無造作に切られ】
【臙脂色をしたジャケットは、冴え冴えと冷たい月光に映えている】
【中性めいた出で立ちの痩躯。彼女は、腰に差した三振りの内一振り、太刀を右手に引き抜いて】

【正眼に構え、その刀身に魔翌力を集中させ始めた――――】
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 00:18:02.21 ID:mzUL4FyDO
>>809
―――てめぇこそ。 

【左手でポケットから紙タバコのケースを取り出し一本紙タバコを加えるとケースごと残ったタバコを捨てる】

――――んな殺気。

【次にライターをこれまた左手から取り出し火を付ける】

―――――初対面の俺に向けてんじゃねぇ。

【そして煙のあとに続けて言葉を吐き出す】

覚悟?てめぇこそ準備はいいのか?
オムツでもはく時間いるならやるぜ。

【その間、右手はホルスターにしまわれた水晶に触れている】
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 00:19:08.27 ID:iNNe8n2AO
>>812

【えーっと何で剣隠したんだろう、この人?】
【そんなことを考えながら、女性の言葉を聴き】

ああ、そのことですか。
えっと…どう話せばいいかなって──あれ?

【ちょ、何でこのお姉さん剣に手を掛けてるの】
【しかも表情が険しくなってるし、自分が一体何をしたのか──と考えたところで】

(……あ、『柄』が、見えたのかな?)

【『柄』──それも刃の無い】
【そんな物を提げて入れば、ある意味剣を持ち歩くより警戒されるか】

危険…って、自分ではなんとも…

【少なくとも危険ではないと思うけど…と、青年は付け加え】
【腰の『柄』に、手を掛けて、引き抜くだろう】

ええっとですね…これは別に危険な物では──

【剣身が無く、鍔の部分には竜の装飾が成された、『柄』】
【しかしそれを引き抜く行為は、彼女を警戒させる結果に、なってしまうだろうか】
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 00:19:42.28 ID:5IpkbrCW0
>>813

だから強がっても仕方ないって。ほんっと分かりやすいね、お兄ちゃん。
うーん……身軽さ、か。確かに、そう言われれば、それもそうかも。
でも、風邪引いたら動き回るどころじゃないんだし。その辺りは気をつけてね。

【一方昴は、不思議と双葉の瞳、顔を見ようとせず】
【手元の缶コーヒーに視線を落としたり、きょろきょろと周囲を見回してみたりと、落ち着かない】
【しかし、心配しているその気持ちは本物のようだが――】

……えー、折角買ってきてあげたのに。
まぁいいや。目の前で飲んでるの見て欲しくなっても知らないからね。

【ちろりと舌を出しながら、小悪魔めいた笑みを浮かべ】
【缶コーヒーのタブを開け、そのまま唇へと運ぶだろう】
【夜の寒空に、コーヒーの温かな湯気がふわりと立ち上る】

【そして――大丈夫か、と。兄がそう問うたなら】
【妹は漸く、彼の蒼穹のような瞳を見据えて】

……大丈夫だけど?

【にこりと微笑みながら、首を傾げて】

あ、数ヶ月前に私と戦ったときのことを言ってるの?
大丈夫だよ、流石にお兄ちゃんの全力を喰らったわけだからダメージは大きかったけどさ。
もうこの通り、全快だし……

【どこか慌てたように、そう言葉を繋いでいくだろう】
【……果たして、強がっているのは、どちらだろうか】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 00:20:26.95 ID:mzUL4FyDO
>>816
/訂正 紙タバコを加えると→紙タバコをくわえると

/ケースに紙タバコさらに入れてどうすんだよ・・・・・・
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 00:20:51.49 ID:i+CUCJUv0
>>814
【僕と契約したら宇宙の法則だって変えられる】
【さあ!僕と契約するんだ!】

(なんかカワイイ)
【レンさんっ!?】

『それに護さんは護さんですし、特徴がなくってもいいじゃないですか』
【ミラーはフォローになってないフォローをいれた】

さて…私達はそろそろいきますか
『あ…はい』
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 00:24:57.77 ID:2XgRyQZvo
>>811
ふむ、前の世界にも有ったような言い草だ
まぁいい、この世界の機関は限りなく強大なモノになってしまってる

しかもあんまり動きがないから碌に対策組めない状況さ

【首を鳴らしながらそんなことを話し】

ふむ、対抗出来る組織か?
昔はフリーの連合が有ったんだが、最近は解散しちまったのかてんで動きがない

今は活動してて、対抗出来る所は大方2つだな
対機関連合とJusticeこの2つだな

詳しくは余り情報が無いから割愛しておく

【シニカルにそう答え】

三つ目
私の名前か?ハリーって呼んでくれればそれでいい
ただの浮世人だったり、君たちの敵だったり、そういう人間さ

【社交的にそう応える】
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 00:27:14.29 ID:JaWO/WUS0
>>816
結構
【軽くため息をつきながらそう言い放ち】

確認する必要もないが…引き返すなら今だぞ?
それが人生最後の一服になるかもしれんからな
【最後にそう警告した】
【自分から飛びこまないのは、さっきの攻撃の正体がつかめていないからだろう】

(能力者か…あの水晶、さっきのゴロツキに使ったものと同じか?)
【初動を待つ】
【そこに隙があれば、一瞬で終わらせる気だろう】
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 00:27:42.89 ID:UGfrK+0Oo
>>817

…………

【彼が剣を引き抜いた、ならば彼女も】
【その剣を引き抜く】
【現れるのは黒色の刀身、とある強固な鉱石の影響を受けた為の色である】
【その刃は片方のみ、所謂片刃の剣でそのフォルムは東方の刀をイメージされているようにも見えるだろう】

【けども】

…………あれ?

【素っ頓狂な声、それはもちろん彼女の物】
【視線は彼の剣(?)に、だがその剣には刀身が無く】
【つまりは武器には見えなかったようで】

うん、そうだな……危険ではなさそうだ、オホン。

【何事も無かったかのように態とらしく軽く咳き込んでみせ】
【剣を鞘に収めるのでした】

それで、なんだその剣は?
……おもちゃ?という訳でもない、だろう?

【剣として成り立っていないように見えるそれ】
【彼女は首を傾げ、その剣の意味を尋ねた】
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 00:35:36.04 ID:ywDrZLRSO
>>821
有ったさ。俺達はそれから逃げ回ったり……まあ戦う事もあったよ。

「……でも…………」

ああ。そんなに強くないんだよな……俺達の世界の「機関(クソッタレ)」は。

【青年は“にこやか”に……そして明るい口調で。身振り手振りを加えて】
【少女は“無表情”に、身体をぴくりとも動かさずに……】

対機関連合に、Justice……か。なんつうかド直球なネーミングじゃないの……だが気に入った。俺対機関連合目指すわ。

「えっ……“目指す”……とかじゃ無い気が…………」

【非常に軽いノリでそんな事を口走るフィアーゼ=R……そしてフレスベルグの“指摘”に少し難しい顔をして】

……細かい事はいいじゃん。

【呟くような口調である】
【フレスベルグは少し申し訳なさ気な表情をするが……フィアーゼが「気にするな」と言って】

ハリーか……オーケー、よろしく頼む。

「…………」

【社交的な返答をしながら、フレスベルグを右手で再び抱き抱えた】
【そして左手で路地裏の出口を指差して……「もう行くわ」そう呟いて】

じゃあ。縁がありゃまた会おう。

「…………………」

【そのまま、歩き去った】

/乙でしたー!
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 00:36:03.42 ID:mzUL4FyDO
>>809

最後の一服?
【水晶玉をつかむ手に力が入る】
ソイツはてめぇの墓碑名か?
【そしてホルスターから水晶玉が抜かれていく】
【その動きは戦いにおいて素人でわないことを知らせるに十分・・・しかし筋肉の緊張や溢れる殺気などは妙に感知しやすい】
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 00:37:14.37 ID:ao7yv7vGo
>>818

……分かりやすいのは、昴の方だろ。
なにか隠してるのバレバレだ。

【明らかに挙動不審に見える妹】
【それでも心配してくれるのにちょっと、いやかなり胸が痛む】

【──普通じゃないのは、妹だけではないのかもしれない】
【"兄"とか"リーダー"とか、いくら強そうな肩書きを持っていたって、彼も人間なのだ】
【直接殺してはいないし、複数の中の一人だったとはいえ、彼が妹の友人に止めを刺した一員なのは紛れもない事実】

そっちも、心配といえば心配だけど……そっちじゃない。

ルーミアが処刑されるの───知ってるだろ、昴ッ!

【思わず、声を荒らげてしまう。それ程までに、心配ということだろう】
【大きなニュースにもなった上、事件のあらましを自分自身で伝えた以上】
【妹はほぼ確実に、このニュースを知っていると彼は思った】

【これ以上妹に無理していてほしくないから、多少荒療治でも助けてやりたい──】
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 00:37:23.02 ID:iNNe8n2AO
>>823

【一瞬】
【だが、確かに】
【臨戦態勢に入った彼女に対して】

《──ズキン》

(ぐ……っ?!また……!?)

【青年の雰囲気も、一瞬だけ変わった】
【突然の頭痛に顔をしかめながらも、その姿や気配はまるで歴戦の戦士≠フようなもので】

で、でしょう…普段は、危険どころか安全そのもので…

【それも、直ぐに消えて】
【ガントレットを嵌めた右手を額に当てながら、問いに答える】

ああ、えっと…これは『能力』の媒介みたいなもので…
あ、それもよりも…Justice≠フこと、でしたっけ?。

【額から手を離しながら、青年は話題を変えるようにそう言った】
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 00:38:20.99 ID:mzUL4FyDO
/訂正>>825>>822宛てです
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 00:43:24.27 ID:2XgRyQZvo
>>824
ま、目指す物はまた然り
ま、目指せばいい、見つけた路を踏み外す事無かれ

【路を踏み外したモノのせめてもの手向けの言葉を投げかけ】

さて、私の方は機関にアポイントを取ることにしよう
私だって霞を食って生きてる人間じゃないのでね、少し身体を動かさないとダメなんだよねぇ

【その場から立ち上がり】

少し運動でもするか
ちと衰えがちだしねぇ…

【コートの外から横腹を摩り、その場からまた消えて行った】

/お疲れさまでしたー
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 00:44:12.23 ID:tgakhN1SO
>>820
【それには及ばないわ。】

はぅうぅ・・・・・
【ミラーの非道い言い様に】
【もう、少し涙目である。】

・・・・ではミラーさん、レンさん・・・。例の件頼みましたよ。
ではお休みなしゃ・・・・なさい。・・あぅ
【噛みまみた】
【それはともかく、護は二人を見送るだろう】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 00:47:18.75 ID:JaWO/WUS0
>>825
さぁ?どうだろうな
【毬頭の動きを観察しつつ、先ほど殺されて転がったままのゴロツキをチラリと見る】

お前、何人殺したか知らないが…何が目的だったんだ?
【そこらへんのゴロツキを殺したところで、なんのメリットもない】
【ならば――】
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 00:48:43.64 ID:UGfrK+0Oo
>>827

…………?

【その機微なる変化に気付いたのか――――】
【彼女も一瞬だけ青年を強く睨みつける】

うん、まあ見た目と雰囲気的には確かにそうだな。
(しかし先程の……、この男は一体何者だろうか……)

【にこやかとも言い難いがそれなりに普通に言葉を返す】
【その一方で、彼女は彼という人間の姿を考える】
【この場合の姿とはつまり彼の本性のような物である】

【もっとも幾らそれを考えようとも他人である彼女には答えに辿り付きはしない】
【その答えは彼の内にのみ存在するのだろうから】

ああ、そううだったJustice≠セ……。えーと君は件の組織の人間だろうか?それとも敵対の?
ちなみに私は違うがそれなりに世話になっている人間だ。
それも最近は……だが……。あ、いやなんでもない気にするな。

【青年に諭されて思い出したのか今度はきちんと尋ねた】
【「敵対の」とは聞いたもののそれはやはり一応、というだけ】
【彼が所謂悪人のような人物だとは思ってはいない】

【もし悪人であるなら今既に戦闘になっているだろうから】
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 00:48:49.39 ID:5IpkbrCW0
>>826

……あはは、声が大きいよ。ちゃんと聞こえてるって……

…………分かりやすいのは、お兄ちゃんに似たんじゃないかな。

【……――少女は。不意に、表情をなくして。ココアは、懐に戻し】
【両手で持った、湯気を立ち上げる缶コーヒーを、自分の膝の上に置き】
【視線もまた、立ち上っては消える湯気に、落とされて――】

……“貴方”には、本当に感謝してるよ
あんなところで、血塗れになってた……得体の知れない私を、助けてくれた
そのうえ、「家族」として迎え入れてくれて…………
もちろん、命君や他の皆にも……一生じゃ返し切れないほど、感謝してるよ……

【……視線は合わせないままに、ぽつり、ぽつりと語り始めるだろう】
【……そうだ。双葉と昴は、実の兄妹ではない】
【≪R.I.P.≫を裏切り、生死の境をさまよっていた昴を、天ヶ谷家が助けただけのこと――】
【……その事実を話すことを嫌う昴が、自らそれを口にするという事実。並々ならぬ、覚悟と雰囲気が漂う】

……暫くは、さ……ちょっと、遠慮とか……色々あったけど……
今では、本当の家族みたいに思えてて……本当に……、……嬉しくて、さ……


……私が、「天ヶ谷 昴」として。……足が治って、外に出歩けるようになって。
それで、ね。はじめて出会ったのが、……ルーミアなんだ

【……――――】

……ちょっぴり、変わった子だな、って思ってたけどさ……なんか、話が合うんだよね……
初対面なのに、色々濃い話してさ……その後も、たまにちょくちょく会ったりして……
……私が元≪R.I.P.≫だってことも話して。ルーミアの故郷、襲撃したことも言って。
それで、許してもらえて……一緒に帰って、……気付いたら、さ……

……私にとって……はじめての、ともだちに……なってた……。

【……昴は、ゆっくりと顔を上げて】
【缶コーヒーを傍らに置き、丸い月を見上げる】

…………嬉しかったんだよ……
組織の仲間たちとは違う、はじめての……気さくに話せる友達が出来たって……
あんな性格だから、行ってくれるかわからないけど……一緒にお買い物とか、遊びにとか、誘ってみようかな、とか思ってて……
……思って、たのに……

…………なんで、…………

【その頬には、静かにあふれ出した感情が伝っていた】
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 00:50:29.56 ID:Gohoy2FK0
>>830
【ほむほむ!!】

(あ…噛んだ)
『(噛みましたね…)』

(……ドジっ子属性…)
【そんな事を二人は思い】


では、さようなら
『護さん!また会いましょう』
【手を降りながら二人は去っていくだろう】


/乙でしたー
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 00:52:37.77 ID:tgakhN1SO
>>834
/乙でしたー
/夜遅くまで付き合って頂き有り難うございました!
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 00:58:59.27 ID:iNNe8n2AO
>>832

(クソッ!さっきの…この前のヤツもそうだけど、何なんだ?!)

【彼女が青年の中身≠見ようとしても、きっとそれは絶対に見えない】
【何よりも、誰よりも】
【青年は、自分の本性を知りたいと考えているのだから】
【抜け落ちた記憶──記憶喪失の、自らの本性を】

組織の人間でも、敵対して居る人間でもありません。
その…Justice≠ノ所属している『識槻 朔夜』さんに、色々助けて貰ったんです。

【だから、組織については特に何かを知っている訳ではなくて…と、少し申し訳なさそうに】

えっと…ジェラルドです。
……貴女の名前は?
何か用事だったら、今度、朔夜さんに会った時に話しておきましょうか?

【と、自らの名前──授けられた名を、名乗って】
【相手の名前と、その用件を聞いた】
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 00:59:16.81 ID:mzUL4FyDO
>>831
・・・おまえさ・・・ゴキブリ知ってるよな。
いや知らない奴を俺は知らないがよ・・・・・・
【右手に握った水晶玉を男に向け】

・隠れてるときは気にもならねぇ・・・ちっぽけな存在だよな・・・

【ライターを投げ捨てた左手を左のホルスターに収められた水晶玉に触れる】

でも見つけ次第[ピーーー]だろ?

【同時にまた水晶玉から槍のように柱状結晶がのびる】

目の前でカサカサやってんのをスリッパとかスプレーでよ。
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 01:03:28.74 ID:lzTuf6/DO
【櫻の国・路地裏】

『……』

「…」

【二人の少女が倒れていた。髪はボサボサで、あちこち怪我をしている。】

【黒いコートを着て、その下は動きやすそうな服装。】
【詳細は割愛する。なぜなら中の人があり得ないくらい超絶にファッションに疎いからだ。】
【とにかく、一人は比較的明るめの色合いの、一人は比較的暗めの色合いの、今の時期に着ていて可笑しくない服装であると、】
【脳内補完してもらいたい。】


【そして、彼女達は、別段変なところはない。「普通」の少女達である。】
【ただ、少々異質な点をあげるとすれば、】
【互いの容姿、顔つきがそっくりなことだろうか。所謂「双子」というやつである。】
【だが、どちらがどちらかを見分けるのは容易い。なぜなら、】
【片方の、比較的理知的な雰囲気の、暗めの色合いの服を着た少女は黒縁のメガネをかけているからだ。】
【もっとも、そのメガネも今はひび割れ、ずれていた。】


/なんでも対応します
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 01:04:02.31 ID:qOPiuy81o
>>726

そういうものなの…。私にも欲しいわね、ヒーロー。

【もし、ヒーローがいるとすれば、あの時に助けてくれたのだろうか。自分の人生が大きく歪んだ、あの瞬間(ピンチ)に】
【今、この瞬間に現れないヒーローに対してか、自分の過去に対してか、少しだけしょんぼりな少女】

さて――、

【と、少女はスカートの裾をパン、と払い、立ち上がる】
【その動きに呼応するかのように、椅子を形作っていた髪の毛たちが躍動。瞬く間に椅子はその形を無くす】
【複雑に絡み合っていた髪の毛は、まるでそんな意思を持っているかのように、するすると滑らかに動く】
【見ればそこには、全体にゆるふわウェーブのかかった髪を頭の高い位置でツインテールに纏めた少女が】
【色々と面倒なことをしているのは椅子を作るために伸ばした髪が長すぎてストレートだと地面に引きずってしまうからである】

――少し話しすぎたかしら?

【今しがた出来上がった髪型。前髪を少しだけ弄りながら少女は言う】

でも、まぁ、面白い話も聞けたことだし、また色々と話してくれる?

【少女は青年に向いたまま、後ろ手に一歩、下がる】

そうそう。私は、蛇迷寺(だめいじ)。蛇が迷う寺と書いて、蛇迷寺。
貴方の名前はぁー…――、

【うふふ、と少女は笑う】

知っているけど、一応、聞いておこうかしら。

【知っている?】
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 01:07:02.40 ID:zfJOeBOzo
【何処か、夜でも人の消えぬ街】
【仕事帰りという訳ではない。寧ろ歩いている者の、服装の統一感は無い】
【それぞれがそれぞれ、自分の好きな衣服を選び、自由に歩いているような】

【そんな街に夜間訪れる人間など、然程種類は多くあるまい】
【飲む打つ買う、と古い表現をすれば、きっとこの街の存在意義は伝わるだろう】
【或いは店の正面に、或いは路地裏の入り口に】
【懐の暖かそうな者を呼び止める声は、昼の様な賑わいを保っていた】

【そして、此方もその光景の一つ、なのだろうか】


……ふう。やっぱりこの街、落ち着くね
夜行性の生き物が、夜に灯りを見て落ち着くのも変な話だけど……

あ、其処のお兄さん。良い子揃ってるよ、遊んでかない?
世界は何時も戦争戦争、遊べるうちに遊ばないと損だよ?

【歩行者しか通らない路上を、右に左に走りまわる呼び込みが一人】
【それは、足跡刻まれぬ新雪の如き、長い白髪の少年だった】

【厚手のホットパンツの下に黒いボトム、赤い革のサイハイブーツ】
【左前のブラウスに白い毛皮のコートを重ねて、ターンクロスの首飾り】
【女性的な服装に、違和感を覚えさせない程度、うっすらと化粧を施して】


さーあさあ、世界は回る人は去る!今日も何処かで命が消える!
消える前に遊びましょう、ギロチンに掛けられてからじゃ手遅れだ!
戦地で家族を思うは不吉、だったら一夜の妻を思うべーし!

【丸めた新聞を手に張り上げる口上は、あまり穏健には聞こえない】
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 01:11:35.47 ID:UGfrK+0Oo
>>836

ふむん、何かあったのか?頭痛ならば――――
……そうだな痛み止めくらいなら持っているぞ?ちょっと待っている。

【彼が額を抑えた、その行動を見て】
【どうやら彼女は彼が偏頭痛にでも悩まされているのだろうと思ったらしく】
【背負った麻布袋を地面に置いて、なにやらがさがさと探り出す】

そうなのか、それならば私と似たような立ち位置の人間ということだな。
Justice≠フ内情はよく知らないが、そうか良かったじゃないか。
出会ったのがどこぞの機関員だったのなら、君の命も危なかっただろうし。

【似たような立ち位置という事は】
【彼女もその組織に所属している、という訳ではないらしく】
【じゃあ何故Justice≠ノついて知っているのかといえば……】

なんというか私は宿を借りているんだよ、その組織の本拠地の城のね。(最近は戻っていないけど……)
そんな訳でどうにも曖昧な立ち位置な訳だ、正義でも悪でもないような……ね。

ジェラルドか、私はエルヴィアという……よろしく、と言うべきなのだろうか?
いや特には用事は無いんだ、その人物も知らないしね。
ただなんとなーく話しかけただけだよ、君の服装はなんだか目立つし。そう、君は騎士か何かかい?

【名前を名乗ったからだろうか、大分会話のぎこちなさも減り】
【時折微笑みを交えていた】
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 01:13:46.39 ID:JaWO/WUS0
>>837
(水晶の形が…)
(なるほど、さっきの攻撃もこれか…あの水晶を自在に変形できるのか)
【不用意かもしれないが、能力のめどはついた】

なるほど…よくわかった
【…なんとなく予想していた答えが返ってきたので短く嘆息し】

なら…目の前のでっかいゴキブリを退治するか
コイツでな…
【剣のグリップをしっかり掴み、少し抜く】
【鞘から、この路地裏に似つかない薄く紺碧に美しく輝く刀身が姿を現した】

飛刃――”白亜”!!
【抜刀し、縦に大きく剣を振る】
【瞬間、鯉口が白く光り、剣の軌道に合わせて真白い斬撃が毬頭に向かって放たれた】
【いきなり長距離攻撃を仕掛けたのはまだ相手の手の内が完全にわからないからだろう】
【同時に、剣を腰辺りに構え、相手に向かって疾駆し、距離を詰めようとする】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 01:19:05.67 ID:XlMkGezAO
>>839
【即席の髪型を造る少女を見て改めて便利な力だと思う青年】

知っている?まぁいいや
僕の名前はマクスだ。蛇迷寺さん、またよろしく
【そう言って、青年はホテルを取るためにこの場から去ろうとするだろう】
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 01:20:43.62 ID:ORJeGTHTo
>>838

迷子の……迷子の……子猫さん?

【双子の居る区画に足を踏み入れたのは、低く細く、それでいて良く通る声を持つ男】
【二人の傍へ寄ると、白い手袋をした手を伸ばし助け起こそうとする】
【二人が顔をあげたならば、まず目に入るのは薄青色の虹彩だろう】

【ふわふわと揺れる、目に刺さりそうな微妙な長さの銀髪を持ち】
【青白いと形容されそうな肌の色をして、背は高く体躯は細長い】
【お貴族様みたいな真黒のマントに白のドレスシャツ、アスコットタイを締めて】
【黒のスラックスに同じく黒のオペラパンプス、右の手には白のステッキを持つ貴族的風貌】
【まさに、時代錯誤といった感じだ】
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 01:20:44.30 ID:ao7yv7vGo
>>833

(………………俺、は───)

【悲しげに語り始める昴に釣られるように、彼の心にも自責の念が湧いてくる】
【後悔だけはしたくないと、思っていたのに】
【今の昴の姿を見ると、どうしても──自分は間違っていたのではないかと、思ってしまう】

……俺は、アイツのやり方は間違ってると思った。
だから、止めようとした。

沢山のモノを奪って、失って、悲しみに晒して……力を手に入れる、なんて。
───そんなの、間違ってるッ!!!

【そう思ったから、力でルーミアを止めようとしたのだ】
【自分の"理想"とする世界の──"皆"のための世界の、壁になると思ったから】

【──しかし、その結果がこれだ】
【皆のためにと思って行動して、身近な少女を傷つけてしまった】
【誰が、何を間違えたのだろうか】
【それとも最初から誰も間違えてなくて、かみ合わせが悪かっただけなのだろうか】
【「正義の反対は正義」、という言葉があるように──絶対的な正義など、存在しなかったという事だろうか】

【───今の彼に、妹を助けたり、気遣うだけの余裕はない】
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 01:23:47.37 ID:mzUL4FyDO
>>842
ヒュゥッ!
【軽く口笛を吹きながら左手の水晶玉を取り出し円形の分厚い盾にして斬撃を防ごうとする】

いかした形のスリッパだな。
【防げたら男に向かって伸ばした水晶を突き出し、その腹部を貫こうとするだろう】
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 01:25:16.44 ID:qOPiuy81o
>>843

――あら? 珍しいこともあるのね。

【少女は当てが外れた、という顔をして】

マクス、ね。それじゃあ、あ、気をつけてね。

【去っていくマクスの後姿を眺め、その影が大分、小さくなった頃に少女はふわふわと歩き出す】

/お疲れ様です!いろいろとすいませんでした。
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 01:26:32.49 ID:iNNe8n2AO
>>841

へえ、宿を…?
あ、頭痛は大丈夫ですから、薬は…

【と、痛み止めを探すエルヴィアを片手で制して】
【原因不明の頭痛に対して薬を飲むのは、なんだか気味が悪いのだ】

機関──カノッサ機関=Aでしたっけ。
よく、耳にします。

【記憶喪失でも、有名な機関の名前は、街中を歩いていても入って来るものだ】

立ち位置…ですか。
でも、エルヴィアさんは正義≠ノ見えますよ。
だって、悪いヤツ≠ェ『お前は正義か悪か』なんて聞きますか?

【そう言って、青年は笑う】
【エメラルドグリーンの瞳が、優しげに光って】

そうですか…
え?えー…っと…ですね…

【『君は騎士か?』という問いに、青年は若干たじろぎながら】

……解らないんです。
いや、正確には覚えてない=Aかな。

【とどのつまり、『記憶喪失』だと、言うのだ】
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 01:29:59.45 ID:JaWO/WUS0
>>846
だろう?
お前くらいなら潰すのにはもってこいだ
【斬撃は防がれたが、間合いを詰めるのには成功した】
【不意打ちでもなんでもない水晶での攻撃は右に飛びのくことで簡単に回避する】

ハァッ!
【すれ違いざまに一閃】
【腰に構えた剣で右上に斬りあげようとするだろう】
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 01:32:38.05 ID:5IpkbrCW0
>>845

……ごめん。

【ぐい、と目元を拭い。どこか寂しげな笑みを、双葉に向ける】

……全然、気付けなかった。ルーミアが、そんなことを考えてたなんて
友達っていうのも、本当はおこがましいことなのかもしれない……
でも、考えちゃうんだ……私に、何か出来ることはなかったのかな、って……

そしたら、何か……今とは、違う結果になってたのかな……って、さ……。

【そうして、そこまで言葉を紡いだところで】
【昴は、まっすぐ双葉の方を向いて。透き通る海のような瞳で、彼を捉えて】

うん。……大丈夫だよ、大丈夫。
お兄ちゃん。……私は、お兄ちゃんに感謝してるんだ。
ありがとう。……ルーミアを、止めてくれて。

お兄ちゃんや、他の皆がルーミアを止めなきゃ……
きっと、もっと酷い方向に転がってたと思う。

……だから、お兄ちゃんが気に病む必要は、無いんだ。
お兄ちゃん……――「天ヶ谷 双葉」は、「天ヶ谷 双葉」の『信念』を、貫いて。

【まるで全てを見透かしたように、少女は微笑みかける】
【……3年という月日――もうすぐ4年になるか――は。彼女を、本当に彼の「妹」にしたのかもしれない】
【それは短い期間ではあるが……きっと、普通の兄妹以上に、様々な困難を乗り越えてきたから】



……私、公開処刑を見に行くよ。
怖いよ。凄く怖いけど、ちゃんと……向き合おうと、思うんだ。
すごく自分勝手かもしれないけど……ルーミアの選んだ道を、最後まで見届けるのが。私の、友達としての……役目だと、思うから。

【やがて、昴は決心したように、そう告げるだろう】
【友人が殺される瞬間を見る。きっと、辛いことに違いない】
【だがしかし、少女は誓ったのだ。もう、あらゆることから、逃げ出さないと】
【だから――】

……それと、お兄ちゃん。
ひとつ、話したいことがあるんだ。

【――これも、「立ち向かう決意」の、自分への証明なのだ】
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 01:34:22.71 ID:lzTuf6/DO
>>844

【相手から上半身を起こされ、まず目を開けたのは裸眼の少女であった。】
【少女の視界に飛び込んできたのは、海を思わせるような深い青】

『……』

【少女はそれをぼーっと受け入れるしかなかった。】
【うっすらと、半分だけ開いた目は焦点が定まらず、】
【まだ覇気がない。その理由は簡単に言えば彼女を統括する中枢機関、いわゆる大脳、が気絶しているからである。】

『……ん』

【そして、ようやく彼女は声とも取れぬ声を発した。】
【ゆっくりと瞼が動き、目の焦点が合う。】

『……』

『だ…誰だあ……てめえは……』

【まだ体が痛むのか、彼女は顔をしかめながら、小さな声でつぶやいた。体重は相手に預けたままだ。】
【しかも、親切な人物に対する第一声がこれである。】

「……」

【メガネをかけた少女はまだ目を覚まさない】
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 01:34:41.98 ID:XlMkGezAO
>>847
【ホテルロビー】
んーちょっと高いけどまぁ良いかなぁ…

【ドタドタドタ】
「おら金を出せ!こいつと宿泊客は人質だぁ!」
えぇ!?

【その後、そのホテルは瓦礫の山となってしまったと言う。一体何が…】

【マクスの旅はピンチと共にまた続く】

/乙でしたー。いえいえ事故だししょうがないです
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 01:37:18.41 ID:UGfrK+0Oo
>>848

む、そうか……すまない余計なお世話だったな。
(また私は善意の押し売りのような事を……)

【少し表情を曇らせ、袋に突っ込んだ手を戻す】
【がちゃん、という金属音】

ああ、君も知っているだろう彼らの危険さは。
それこそ私が再度言う必要も無いほどに、だ。

ん?……どうだろうね、所謂“悪人”というヤツは弄れ者が多いんだ、
だからそんな質問をしたら逆に注意すべきかもしれない。

【自分は正義側?いや違うだろう私は……】
【どこか上滑りしていくような自分の感情に苛立ちを覚える】

むう……記憶喪失のような感じか?
私は医者じゃないしなあ、挙句治癒系の魔術は使えないし……
すまないそういった事では役に立てそうに……ない、な

【まただ、また無理矢理にでも他人を助けようとしていた】
【どこまでも自分は、救いがたい……】
【小さく溜め息を吐いた】
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 01:41:20.81 ID:ORJeGTHTo
>>851

……だいじょう、ぶ?
怪我をしている……ようだけど……

【そんな言葉を受けても、鈍いのか人が良いのか嫌な顔はせず】
【ただ、ゆっくりと呑気な口調で、小首を傾げて問いかける】

私は……宵晒、雲母。
君達は名前は……教えて、くれるかな?

【右腕に利発そうな、左腕にまだ気を失っている少女を支え】
【例えば二人が此方を敵だと見なしたり、二人に傷を負わせた者が追ってきたとしても対処出来ないだろう】
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 01:43:31.26 ID:mzUL4FyDO
>>849
【かわされた途端、水晶の伸びた部分が粒子状になり消失、盾も増えた部分が粒子状になり、消失し球体の形に戻る】

よっと・・・・・・
【そして予想してたのだろうか・・・大きくサイドステップをして回避を試みる】
【しかし完全にかわせず頬に傷を負う】

【だが直ぐに体を反転させ男に向き直る】
そういや名前知らなかったな。
【直ぐに間をあけず戦闘に移るつもりだろう】
墓に刻んでやるから教えな。
【現に水晶がまた増大を始め、両手を包み四方八方に柱状結晶を伸ばし、まるでボクシンググローブのように両手を覆っている】
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 01:53:51.61 ID:iNNe8n2AO
>>853

……………

【表情を曇らせたり、ため息を吐く彼女を見て】
【青年は──漠然とだが──彼女にも悩み≠ェあるのでは、と考える】

良いんじゃないでしょうか、それでも。

自分は自分の道を歩いて──もしその先に落とし穴が有っても、自分が選んだ道なら後悔はないですから。

【もし──信じた相手が悪人でも】
【自分が信じた≠フだから、それでいいと】
【青年は、そう言って】

あ、いえ、いいんです。
助けようとしてくれる気持ちだけで、充分救われてますよ。

【例え押し売りの親切でも】
【最初から何もしようとしない%zより、余程立派だ】
【そうまでは言わなくても、青年の笑みは、素直に相手へ感謝を伝えるもので】

そうだ、何か悩みがある時は体を動かすことですよ。
多少は相手になれる……と思います。

【手に持ったままだった『柄』を、バトンのようにくるくると回して──剣を持つように、正面へ構え】
【模擬戦でもどうか?と相手を誘い】

えっと……気が進まなければ、無理にとは言いませんが。

【そう言葉を付け加えた】
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 01:55:20.43 ID:lzTuf6/DO
>>854

『……あ、ああ…?…よ、…宵晒…?』

【やがて、少女は完全に目が覚めたらしく、】
【相手に体重を預けるのをやめた。確認するように名字を繰り返した後、】

『い、いだだだっ……よっこらしょっと…』

【と、緩慢な動作で立ち上がる。】
【コートについた汚れをパタパタと払った。まともな動作ができるあたり、重傷ではないようだ。】

『私は…あっと、その前に、』

『おい!フェン、おらさっさと起きろ!』

ゴンッ

「痛ッ!!……あ、…あれ?」

【裸眼の少女から拳骨の目覚ましを食らったメガネの少女】
【彼女もゆっくりと目を開けた。】

『私はスリヴァー。スリヴァー・トレッサホーンだ。で、こいつが…』

「あ、…えっと…フェアリーです。フェアリー・トレッサホーン…」

「あ、すいません。…よいしょっと…」

【メガネの少女も立ち上がった。】
【口調から察するに、この双子は性格は全く違うようだ。いや、】
【真逆とすら言える】
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 01:55:52.36 ID:JaWO/WUS0
>>855
(かわされたか)
【斬り込んだ勢いのまま少し走り、ほんの数メートルほど距離を空け、振り返る】

……フレイ
【それだけをポツリと毬頭に向かって言う】

墓などいらない、俺の死に場は、俺が決める
誰にも俺の先を決めさせたりしない
だから――
【息を少し吐く。剣を握り直し、今度は顔の横に剣を構える】
【その切っ先は毬頭に向けられている。つまり”突き”の体勢だ】

墓に刻むのはお前の名だけだ
【つまりそれは相手の名を欲しているように聞こえるだろう】
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 02:01:52.94 ID:JzMf7QPYo
【公園】

ああ、寒いなぁ・・・

【街灯に照らされる自販機の前ににび色のローブを着て深くフードを被った青年が立っていて】
【傍らのベンチには無防備に青年のものと思しき抜き身の刀が立て掛けられている】
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 02:02:34.28 ID:ORJeGTHTo
>>857

そう。よざらし、まいか。
……怪我は、さほど大したものでは……なさそう、だね

【二人が立ちあがるとこちらも地面についていた膝を戻し、ゆっくりと立ち上がる】
【マントの裾には砂ぼこりの一つもついておらず、夜の影に溶けてしまいそうな黒色は変わらない】

スリヴァーに、フェアリー……。
……ここで……何か、あったのかい?

【男の身長は185cm強、立ちあがると何もなくとも威圧感を感じられるかもしれない】
【先ほどよりも口の位置は遠のいたというのに、ぼそぼそと喋るような声は、しかし聞き取りづらくなることもない】
【何となく、普通ではなさそうだ】
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 02:04:07.75 ID:ao7yv7vGo
>>850

……失敗を振り返るのは大事だけど、後悔は先に立たない。
俺達に出来る事は、先に進むことだけなんだ。

【"もし、たら、れば"に、意味なんて無い】
【誰かの道を奪ってしまったなら、その分まで先に進む】
【それが責任であり、過ちを犯した償いだと彼は思い、ここまで歩いてきた】

…………俺は、もっと強くなる。
今よりも、もっともっと強くなって、そして───
───何も失わず"皆"を守れる、正義の味方になりたい。

【其れは、あまりにも大きすぎる理想】
【言わば子供の夢であり、大の大人が掲げるにはあまりにも馬鹿げているし】
【思ったからと言って直ぐ叶うわけでも──いや、永遠に叶わない可能性のほうが高い】
【それでも彼は、天ヶ谷 双葉は、この理想の道を歩んでいくことを決めた】
【どんなに挫折しても、妥協することになっても、諦めることだけは絶対にしないと】

【「理想が叶わないと知る事が出来るのは、理想を追った者だけ
なのに……「追い続ける」事が出来るのも、追った事が有るものだけ」──とは、ルーミアの弁である】

……───そう、か。頑張った、な。
だったら……俺も、着いて行く。"保護者"として、な。

【"保護者"──邪魔が入らないように守る、ということだろうか】

…………ん、なんだ?

【軽く首を傾げ、妹の瞳を見据える】
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 02:04:46.63 ID:mzUL4FyDO
>>858

あ?自分で決める?
わがままな言うんじゃねぇよ。

【腰を低く落とし】

―――ウニカタ

こいつはてめぇが墓石に刻む名じゃねぇ。
てめぇが最後にその小さな脳みそに刻む名だ。 

墓がいらねぇなら、ここでのたれ死にな!!
【鋭利な結晶が山ほどついた水晶のグローブに覆われた右手を振りかぶり・・・一気にフレイにむかって駆け出す】
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 02:10:12.40 ID:e6Ryshsjo
>>856

ふふっ、君はおかしな人だ……。
出来ればそんな不条理に君が巻き込まれない事を祈るよ、どうか健やかであるように。

【よいしょ、という掛け声と共に麻布袋を持ち上げて背中に背負う】
【潔さとは違うのだろう青年のその気性、尊い物に感じて彼女は微笑む】

いや、いいんだ慰めずとも……。
これは私自身の問題だ、どうにか出来るのは自分のみだろうから。

【儚げな笑みでそれでも小さく「ありがとう」と告げて】
【彼女は立ち上がる、揺れる真珠のような髪は街灯の明かりで少し橙掛かって輝く】

ん?なんだ模擬戦のお誘いか?
……むう、しかし今日は――――

【ふと掌を天に向け空を仰ぎ見る】
【黒い天蓋には微かな雲、それもなにやら重そうで】

今日はやめよう、戦っている最中に雨でも降ったら面白くない。
月明かりも届いていないし……、どうにも……ね。
すまないが今夜は遠慮させて貰うよ、また今度だ。

【それもどちらかと言えば言い訳混じり】
【気分がどこまでもブルーで、今の状態で戦っては実力の半分も出せないだろう】
【そんな事では相手の彼に申し訳がないから、彼女は困ったような笑みを浮かべて】

すまない、ね……。本当に……

【軽く頭を下げ謝るのだった】
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 02:12:31.00 ID:5IpkbrCW0
>>861

……うん。
……分かってるとは、思うけど。……それは、茨の道だよ。
凄く困難で……苦しくて……険しい道だと思うけど……――お願いだから、忘れないでね。
貴方の傍には。私や、皆が……辛いときに支えあえる仲間が、居るってこと。

私だって、そうやって……乗り越えられたんだから。

【そう、昴はふわりと微笑んで。彼の決意を受け入れる】
【……≪R.I.P.≫との訣別。それは昴にとって、自分が歩いてきた道を全て否定すること】
【辛かった。苦しかった。でも、自分がこうして笑えるのは、皆が居たからだと分かっているから】
【だから昴は、そうやって激励の言葉を送れるのだ】
【着いてくるといった双葉には素直に感謝を述べて、そして……――――】

……あのね、お兄ちゃん

【聞き返した双葉、見据えるその瞳に、一度だけ目を閉じて】

……私は、もう逃げない。
どんな辛いことからも、過去からも、今からも、未来からも……逃げたりしない。
決めたんだ……だから、……――――


……――対機関連合リーダー、天ヶ谷 双葉。
私を、天ヶ谷 昴を、同胞として認めてほしい。


【……開かれた大海。その蒼穹を、真っ直ぐ見つめる】
【全ての蒼が溶ける水平線のように。視線が、交じり合う】


……もう、お兄ちゃんだけに背負わせたりしない。私も戦うよ。
お兄ちゃんを支えて、……自分の『信念』を、貫くために。


……お願い、します。

【そして昴は、頭を下げた】

【……それは、当然だが妹の身を危険に晒すことだ】
【『兄』として。自らが守りたいものが戦いに飛び込むということは、喜ばしいものではないだろう】
【だが、『組織のリーダー』としてなら。これほどまでの決意を、覚悟を――断る理由は、無いのかもしれない】
【まして双葉ならば、昴の実力は知っているはず。実戦でも十分に通用するということを】
【≪R.I.P.≫において……元幹部候補まで上り詰めたという事実は、伊達ではないということを】

【しかし、感情というものは物差しでは計れないものだ】
【いくら昴が連合員に相応しい実力があるといえど、そう簡単に決められるものではないだろう】
【果たして――双葉が下す、決断は】
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 02:13:44.01 ID:lzTuf6/DO
>>860

『おいおい…ずいぶんでかい野郎だな』

【ズバズバと言いたいことを言うのが裸眼の少女の悪い癖だ。】
【また、微妙に感じる威圧感については、彼女はなんとも思っていないようだ。】
【そんな繊細な神経は持ち合わせていないようである。】

「…あ、いえ、ここじゃなくて金の国、っていう場所で…その…戦ってました。」

【メガネの少女は相棒とは対照的に、】
【ちょっと怖いなあ、なんてことを思いながら返答する。】

『まあ、あれだ。祭りに参加したってことだよ。少々物騒な祭りにな。』

『んで、私たちは魔法使いでね。移動魔法でここに飛んできたわけだ。』

「そして…怪我で気を失いました…」

【二人はかわりばんこに言った。そして、メガネの少女が、】

「あの…あなたはどうしてここに…?」

【と付け加える。】
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 02:17:57.07 ID:JaWO/WUS0
>>862
なら、墓はいらないってことで合致だな
その名だけは覚えておいてやる
【その場で右足を一歩踏み出し、疾駆するウニカタへ向け右手一本で突きを繰り出す】

飛刃――”白撃”!!
【またも切っ先が白く光り、一点集中の斬撃が繰り出される】
【さっきとは比べ物にならない威力だ】
【水晶でガードしたところで、砕けるか――水晶の強度が試される】
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 02:23:09.10 ID:iNNe8n2AO
>>863

【彼女に釣られて、空を見上げ】
【青年の視界には、黒い雲が見えて】

…───そう、ですね。
晴れている方が、良いですね。

【エメラルドグリーンの瞳を細めて、夜空を確認すると】
【『柄』の装飾──『竜の頭』を、彼女へ向けて】

それじゃあ約束です。
今度、稽古でもつけて下さい。

【ちょっと芝居がかった動作で、そう言って】
【『柄』を腰に戻しながら、笑う】

それじゃあ、また今度。
近い内に、Justice≠ノも顔をだしてみようと思います。

【そう言って、青年は街中へ戻る為に歩き出す】
【途中で思いっ切り街灯にぶつかっていたが、気にしてはいけない】

/ではキリのよいところで…
/絡みありがとうございました、お疲れ様ですー!
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 02:27:46.95 ID:ORJeGTHTo
>>865

金の国の……?
ああ……あれは……私の耳にも届いているよ
とてもとても、恐ろしい、そして歴史的に素晴らしい戦だったと……聞いているけれども

【おそらくは先日の王女による自国の占拠だろうか、そうと仮定して頷く】
【目を伏せ語る口調は、あくまで他者だからこそ『素晴らしい』などと言えるのだろう】
【別段、不思議な事でもないが】

此処は、私のさんぽ道だから。私の可愛い犬もここに居る
……それにしても……君達のような幼い子供が、参加していただなんてね
それで……君達は、勝った? それとも、負けてしまった?

【己の事よりも、と。改めて、双子の少女の風貌を見て僅かに驚愕の色を見せる】
【次に問うのは、まるで関係の無いような事。それにしては、まるで本題のような言いようだ】
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 02:29:00.30 ID:mzUL4FyDO
>>866
ばか正直に・・・

【右手の水晶の下部が伸び柱のようになる】
【そのまま伸びることでフレイの突きをかわすつもりだ】
【同時に左手の水晶の結晶の一つを槍のように勢いよくフレイにのばす】

あたっかよぉっ!!!
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 02:32:14.40 ID:ao7yv7vGo
>>864

うん、分かってる。
……俺一人では、辿りつける筈がないし。

【どんなに強くなろうと、人一人の身には限界がある】
【彼もその事を強く実感しているし】
【"対機関連合"を設立した大きな理由の一つも、其れだ】

【そして、妹の頭を下げながらの"お願い"を聞くと───】

………………っ

(……────あぁ、やだなぁ。)

【──"兄"としての彼は、当然のようにこう思った】
【妹の身を危険に晒すなど、彼は絶対に嫌だ】
【そもそも"皆"を守るために戦っているのに、これでは本末転倒のようにも思える】

【────しかし、それでも】

────……いいよ。
天ヶ谷 昴の"対機関連合"へのメンバー入り──リーダーである俺、天ヶ谷 双葉が許可する。

【妹の決意を無下にするのは──もっと、嫌なのだ】
【きっと考え抜いた末での決断なのだろう】
【兄だからって、心配だからって、我侭で拒否してしまったら自分で自分を許せない】
【それに、いつも自分が戦って心配をかけているだろうに】
【一方的に拒否するのは、不公平のようにも思える───】

【───決断に迷いがなかったのは、似たような事が既にあったのも大きいのだが】
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 02:35:49.61 ID:e6Ryshsjo
>>867

ああ、月が出ていると尚良い。
月が出ているなら、夜でもきっと明るだろうから……。

【目を細め雲の中にあるのだろう黄金の天体に想いを寄せる】
【浮かべるのは慈愛に満ちた表情、しかしどこか悲しげな……】

ああ、分かった今度会った時にはやろう約束するよ。
その時までにモチベーションを高めておく、君をガッカリさせないようにね。

【悪戯混じりの微笑みで彼を見やり】

もしかしたら城で会うかもしれないな、そうだなそれが良いかもしれない――――
あの辺りなら模擬戦の場所にも困らない、森は静かで良いし。

【加えて人も少ない、野生の動物達は頭がよいのでそのような場所には近づかない】
【正に絶好の場所だろう、いつかそこで彼と出会う日が来るのだろうか……】

それじゃあ、またいつかジェラルド……
また会う時まで健やかでいるように、またね。

【そう言ってエルヴィアは彼に手を振る】
【器用に街灯びぶつかる彼の姿を見てクスリと笑ったとか笑わなかったとか】

/はい、お疲れ様です!
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 02:40:25.94 ID:JaWO/WUS0
>>869
チッ…
【”白撃”をかわしたところでフレイの攻撃がやむことはない】

ッ…
【右足を軸にし、回転して右にずれるようによけようとするが】
【水晶の槍はフレイの肩を掠めた】

【だがすかさず接近し、”白撃”があたった右手の水晶に斬り込もうとするだろう】
【狙いは一つ…武器破壊だ】
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 02:41:35.87 ID:5IpkbrCW0
>>870

……ありがとう。

【その許可を、聞いた瞬間】
【昴は、礼を告げながら――どこかほっとしたように、息を吐いていた】

【そう、まさしく双葉が考えたとおりだ】
【彼女とて、心配だったのだ。自分の大切なものが、自分の知らないところで傷つく事実が】
【だが、これからは違う。これからは、隣に立って戦うことができる】
【当然、傷つくこともあるだろう。だが、ただ祈っているだけの無力な自分とは、もう違うのだ】

……えへ、へ

【それが嬉しくて。つい、笑みが零れてしまう】
【年相応の、無垢な笑みだ。今の世界の戦乱の気配を感じさせない、純真な笑顔だ――】
【――天ヶ谷 双葉が守りたいと思った、その、笑顔だ】


……私、頑張るよ。だから、よろしくね。お兄ちゃん。
――さて、そろそろ良い頃合だね。ねえ、どうする?久々に兄妹水入らずでご飯でも食べに行く?
今日くらいはお家で一緒にゆっくりしたいけど……まだ、帰る気はないんでしょ?

【やがて昴は、残っていた缶コーヒーを飲み干し、近くのゴミ箱に捨てて】
【立ち上がって伸びをしながら、双葉に訊ねるだろう】
【そろそろ、お開きの時間らしい】
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 02:42:12.69 ID:lzTuf6/DO
>>868

『へえ…結構有名なんだなあ…あの女王だれだったかな…えーっと…る、る、る…』

「ルーミア、でしょ。スリー、いい加減人の名前覚えなよ。」

【メガネの少女は呆れたように言った。】
【その言葉を受けて、裸眼の少女は「うるせえな、」と煩わしい様子で呟く。】

『さんぽ…?こんな夜中にかよ。…お前物好きだなあ…』

「犬…ワンちゃんですか…?」

【いや、ほんとにそうか?…思慮深いめがねの少女は考えた。】
【この人がもしも能力者だったら…その単語は違う意味になるかもしれない。】

『それがよお…後少しで勝てるところだったのに…こいつが怖じ気づいて魔法使っちゃってな、』
「だ、…だって…死にたくないし…」

『無理やりこっちに来ちまった分けだよ。逃げたから負けってことだな。』

【裸眼の少女は言った。戦闘好きな彼女に取って、】
【自らが逃げたら、それはすなわち敗北を意味するのだ。】
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 02:48:29.45 ID:mzUL4FyDO
>>872
【攻撃によって斬れるというより砕ける水晶】
【しかし柱が壊れてもまだ完全に破壊されたわけではなく・・・砕けた部分がまた元のグローブ状に戻っていく】

【そしてお返しとばかりに伸ばした部分を粒子状にし、消失させた左の鋭利な水晶の結晶のグローブを相手の脇腹にフックでたたき込もうとする】
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 02:51:21.69 ID:mzUL4FyDO
>>875
/すいません訂正を

/脇腹を狙ってフック→落ちてくる勢いを利用して水晶の鋭利な結晶のグローブをフレイの頭にたたき込もうとする
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 02:57:01.85 ID:ORJeGTHTo
>>874
一国の危機、となれば。内乱であるとはいえ……知らない方が、少ないんじゃないかな……
処刑される予定、なのだったか。……詳しくは、まだ聞いてはいないけれど……

【もしも知られて当然の情報ならば思いのほか情報に疎いのか、内情ならば何がしか怪しい情報ルートを持っているのか】
【顎に手を当て、思い出そうとするように黙り込むがやがて伏せていた瞼を持ち上げる】
【不意に、どこかぽややんとしていた雰囲気が張り詰める】

そう。では、君達は強いのか
……ならば、一つだけ、君達に聞きたい……

君達は……強い力を、欲するかい?
君達の力を、底上げする、何かを……
君達が……もしも、それを欲するならば。
君達に、ほんの少しばかりの助けを差し出したい

【注視しなければ分からないような薄い笑みを浮かべて、囁くように問う】
【男の手はマントの内側。今すぐ何かをしよう、というふうではない】
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 02:58:33.25 ID:ao7yv7vGo
>>873

……どういたしまして。

【昴が零した、無垢な笑みに】
【彼も釣られて、思わず笑ってしまう──今日初めての、笑顔だ】
【最近色々あって、笑うことが少なくなった彼だけれど】
【それでもこの子どもっぽい笑顔は、ずっと昔から変りなくて────】

いや、食事するには夜遅いし。
確かに、帰る気もあんまりないけど……その前に、一つ。

【そう言うと、歩いて昴へと近づいていき───】

……───まぁ、約束だからなっ

【左手を昴の頭の後ろ側に回すと】
【自分の胸に妹の顔が埋まるように、抱き寄せる】
【そしてちょっと邪魔っ気なハットを取ってベンチに置いて───】

【───"約束通り"に、昴の頭を、優しく、優しく撫でた】

こんなの、一生に一度きりだぞ。

だから───泣きたきゃ、泣け。

【やはり、なんだかんだ言っても──"兄"は、"妹"のことが心配なものである】

【──ここだけの話であるが】
【彼にとって抱擁は、"愛情"の面でとても強い意味を持っていて】
【"特定の一人"を除けば、たとえ家族であれどするのは非常に稀なのである】
【「一生に一度きり」という彼の言葉も、あながち間違ってはない】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 03:04:24.40 ID:JaWO/WUS0
>>875
(水晶の粒化と元通りにする力か)
(いくら破壊したところで意味はないな)
【グローブ状に戻る水晶を見て、そう結論付ける】

ッ――!
【攻撃後の隙を狙われた】
【ウニカタの攻撃は狙い通り、フレイのわき腹に突き刺さる…はずだった】

ッァアアア…
【しかし、その攻撃を左腕でガードしている】
【多量の出血、声にならない叫びを上げ、痛みを堪える】

これくらいで倒れるわけにはいかない…!
ここは俺の死に場所じゃないだろう?
【剣を逆手に持ちかえる、背を向けるように回転し、その勢いのまま背後のウニカタに突きを繰り出そうとするだろう】
【攻撃の成功に関わらず、左腕を水晶から放し、距離を取ろうとする】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 03:06:13.29 ID:JaWO/WUS0
>>876
/まじか!
/やっちまった…すいません修正無理です…
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 03:08:20.52 ID:mzUL4FyDO
>>879
ぐっおっ・・・・・・
【体を捩ってかわそうとするが・・・かわしきれず脇腹を突き刺されてしまう】

【こちらもたまらず距離をとる】
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 03:09:01.53 ID:lzTuf6/DO
>>877

『ふーん…まあそれなりにでかい国だったからなあ…』

【裸眼の少女は興味なさげに呟いた。】
【事実、彼女にとっては、国の情勢がどうとか、内乱の後日的な影響だとかには全く関心を示さないのだ。】

【裸眼の少女が一番に興味、関心を抱くもの…それは…】

『なに!?力の底上げ!?』

【キラッと、少女の顔はとても活き活きと輝いた。】
【好戦的な彼女にとって、その提案は願ってもないことである。】

『おお。いいのか!?是非頼む!』

【少女は即答した。だが、】

「……」

【めがねの少女は何も答えない。】
【ただ、相手をわずかに警戒したように見つめていた。】
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 03:12:40.74 ID:mzUL4FyDO
>>880
/いや自分こそかってしてすみません 
/ちょっと上に逃げといて脇腹とは・・・と思ったんですがまぁもう突きは横に交わしたと脳内補完お願いしますOTL

/ブランクを・・・はやく克服しなきゃ・・・・・・
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 03:16:43.62 ID:JaWO/WUS0
>>881
ふー…
【深く深呼吸】
【乱れる呼吸を整えて】

次で、終わりにしようか
【剣を鞘に納め、抜刀できる体制をとった】

来いよ、そんなガラス玉ごとお前を真っ二つにしてやる
【無表情で、そう言い放つ】
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 03:19:47.95 ID:ORJeGTHTo
>>882
……そう。
君は望み……君は望まないのか
ふたりとも一緒の方が、さみしくはないと思うけれども……

【僅かに眉を下げ、困ったような表情を浮かべる。そこに、悪意は見られないが】
【どうも男は、感情やらが表面に強く浮かばないようだ】

なら、おいで……私が、君を誘おう

【そう言って、男は少女を手招きする】
【背中を丸めて少女に視点を合わせると、柔和な、優しげな笑みを浮かべて】
【細い顎を持ち上げ、首筋に口づけ――ではなく、咬みつこうとする】
【それによる痛みは、針で刺されたような小さなもの。代わりに襲うのは、脳を鈍らせる快楽】
【それもいわゆる性的なものではなく、夢の中に入り込むような極度の幸福感】
【即ち、吸血鬼による『吸血』】

【※尚、以上のどのタイミングでも眼鏡の少女が制止、或いは裸眼の少女が拒否する事は可能だ】
【それに対して、男は反撃も無理強いもせず、その時点で上記の描写は中断される】
【『ふたり一緒の方が』の時点でやはり止めておく、とするのも良いだろう】
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 03:21:40.46 ID:5IpkbrCW0
>>878

ちぇっ、折角友達に紹介してもらった良いバーがあったのに。ま、いっか。
……あと、お兄ちゃんが帰るまで、家のほうは私がしっかり守ってるから、安心して。
それで、……うん?何?

【やれやれと肩を竦めてから、人懐っこい笑みを浮かべて】
【此方に歩み寄って来た双葉に、きょとんと首を傾げ――】

え、おにいっ、――――…………

【――そのまま、何か言うことも抵抗することもなく、抱き寄せられた】
【滅多に取ることはない、トレードマークの帽子】
【深海のような暗い紺色の、さらさらとした髪の感触が、双葉の手に伝わるだろう】

…………あ、……

【――約束。いつのまにか、忘れていた】
【「あの日」。カーネルに狙撃され、重傷を負って、入院して】
【サラの言葉に、背中を押してもらった。兄に甘えたいという、今まで抑圧してきた本心】
【……退院の日。告げた。私の頭を、撫でてほしいと――】
【――その瞬間。≪R.I.P.≫が襲撃し、昴は拉致され、洗脳され】
【双葉と敵対……――随分と、長い月日が流れていた】

【……それを、今。こんなタイミングで、なんて】
【昴は、兄の優しく大きな手と。その胸に、】

……あは、ははは……
なにさ、……もう双葉ちゃんとか言って、からかえなくなっちゃうよ……


私、はっ……――

【――逃げないと。泣かないと、決めたのに】
【視界が、アクア・マリンが、どうしても滲んで――】

……ごめっ、……おにい、ちゃ、……


……っく、……あ、うあ、あ、ぁぁぁっ……
えぐっ、く……う、ぅ……ひっく、……ぅ、ぅぅ……!
……ルー、ミアっ、……るーみあ、……ぁ、……っ、……うぁ、ぁぁあ……!
ごめん、っ……ごめ、ね……ルーミア、……ふぅっ、――ひくっ、うあ、ああぁぁ……

【――やがて、昴は。兄の胸に顔を埋めながら、周囲も憚らず泣き出すだろう】
【今まで、辛かったことが。耐えてきたことが、一気にあふれ出して】
【友人の決意に、気付けなかったことが。救えなかったことが、彼女の心にとどめを刺していた】
【……こんなにも弱く、小さく、儚い存在。彼女の歩んできた道は、こんな少女が背負うには、大きくて、重すぎて――】
【本当に、ほんとうの強がりはどっちだろうか……――ただ今は、涙するばかりで――】
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 03:29:22.14 ID:mzUL4FyDO
>>884
てめぇ・・・
【両手を上に掲げ・・・】
望む所だ・・・
【すると二つのグローブは融合し一つの四方八方に鋭利な結晶がはえた巨大な球体になる】
そのなまくらごと・・・・・・ぶち砕く!
【そしてそれを地面に叩きつける】
【叩きつけられた場所から結晶が勢いよく上に伸びながら、フレイに向けて前に地面を侵食するように猛スピードで広がっていく】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 03:40:47.84 ID:ao7yv7vGo
>>886

……何度も言っただろ、俺は大人だって。
昴は、まだ子供なんだし。
泣きたい時は、好きなだけ泣いていいんだよ。

泣くことは決してダメなことじゃないから。

【いくら子供子供とからかわれても】
【双葉と昴の間には、4,5年の月日の積み重ねの差があるのだ】
【そして大人の境界線を兄は越えていて、妹は越えていない】
【どんなに子供っぽく見えたって、天ヶ谷 双葉は大人なのであり】
【どんなに背伸びしたって、天ヶ谷 昴はまだ子供なのである】

背伸びしたって、いい。
けど──俺の前でくらい、ありのままの"妹"でいてくれよ。

───だって俺達は、"家族"なんだからさ。

…………あんまり"お兄ちゃん"を、心配させんなよ。

【きっと彼は妹が泣き止むまでずっと、頭を撫で続けるのだろう───】
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 03:41:07.42 ID:JaWO/WUS0
>>887
所詮ガラス玉…
でかくなったところでなにも変わりはしない!
【グリップを握る手に力を込める】
【次が最後になるだろう】

飛刃――”白断”!!
【初撃と同じように抜刀】
【同時に鯉口が、視界が真っ白に光る】
【だが、曇りなく真っ直ぐに振り下ろされたそれは】

ハアァァァァァ!!
【最初の抜刀と比較にならない威力を誇っている】
【迫る水晶の先の…ウニカタを、それごと、文字通りに断てるか――】
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 03:50:29.09 ID:5IpkbrCW0
>>888

【双葉の言葉に、昴は泣きじゃくりながら。言葉になっていない言葉を返して】
【ただ、こくこくと。胸に顔を埋めながら、何度も何度も頷いた】
【……本当の家族になれたと、思っていた】
【だが、まだ。まだ、ココロのどこかで遠慮していたのかもしれない】
【『強い』天ヶ谷 昴であろうと。兄に心配をかけない、強い妹であろうとしていたのかもしれない】

【……でも、耐え切れてなんて、なかったんだ】
【ほんとうは、今にも決壊しそうなくらい、抱え込んでいて――それに、今。自分自身が気付いた】

【……馬鹿みたいだ。格好付けて、背負い込まないでとか、私たちがいるから、とか】
【強がっていたのも、背負い込んでいたのも、周りが見えてなかったのも、全部……――】


【……数分ほど。昴はずっとずっと泣いていた】
【やがて少しずつ泣き声が小さくなって、落ち着いてきて】
【ごしごしと目元を拭ってから、双葉の胸から顔を離し】

……、……ありがと。……なんか、吹っ切れた。
…………恥っずかしかった、けど……

【まだ僅かに赤みがかった目で双葉を見上げてから、ちょっとだけ頬を染めて】
【ベンチに置かれていた帽子を手に取ると、抱きしめている双葉の手をすり抜け】
【いつもよりほんの少しだけ帽子を深く被り――】


……、……帰ろっか。


【また。にっこりと。純粋な、子供のような笑顔を浮かべて、そう告げるだろう】
【やがて、2人でつくであろう帰路。今はまだ、帰る場所は違うものの】
【少女のその後ろ姿は、前よりも少しだけ大きく見えて――】
【兄妹の絆は、きっと、もっと――――】

/このあたりで〆させていただきますっ
/お疲れ様でした!ありがとうございましたー!
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 03:52:00.16 ID:ao7yv7vGo
>>890
/お疲れさまでしたー。夜遅くまでありがとうございました。
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 03:52:20.15 ID:mzUL4FyDO
>>889
【迫り来る刃】
うぉおおおおお!!
【水晶は―斬られ――裂かれ――砕かれ―――そして再生する】
あがぁああああああああっ!!
【激しい刃と壁のぶつかり合い・・・その時だった】
ぐっ!
【ウニカタの脇腹から吹き出す血】
【それにより途切れる集中・・・それが勝敗を決定的に分けた・・・】
なぁっ!?・・・しまっ・・・・・・
【次々両断される水晶】
ぐ・・・がっ!! 
【そして】
な・・・・・・
【斬撃はついにウニカタに届いた】
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 04:03:20.99 ID:JaWO/WUS0
>>892
【噴き出す鮮血が、自分に軍配があがったことを知らせてくれた】

………終わった…か
【剣を鞘に納め、ウニカタへ近づく】

さっき…ナマクラと言ったか?
【その目は敗者に対する侮蔑の瞳、そして】

この剣は俺の父の形見
刀匠だった父の渾身の作
使い手に勝利を約束する碧刃――”ズィーク”だ
【自分の剣を侮辱されたことへの―怒りの目だ】
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 04:21:30.62 ID:mzUL4FyDO
>>893
【そのまま前に突っ伏し不様に倒れる寸前】

くそ・・・・・・

【なんとか水晶を杖のようにして立つ】

ざまぁねぇな・・・・・・

【踵を返す】

今日は俺の負けだ。

【あれが双方の最後の一撃とフレイの発言から捕らえてるのだろう・・・水晶の杖をついて歩き去っていく姿は隙だらけだ】

だが次会う時までに宿題を出しとくぜ・・・

【体からは首元からへそまで斬られており、大量の血液がしたたり落ちている】

・・・辞世の句・・・考えときな 

【そして両断された水晶が一気に粒子化・・・煙幕のようになる】
【煙幕が晴れれば其処にウニカタの姿はないだろう】
【ただ・・・赤い血液と・・・華麗に光る水晶の粒子が其処に残った】
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 04:24:55.43 ID:mzUL4FyDO
>>894
追加/遅くまで引き止めてしまいすみません
  /そしてお疲れさまでした
  /とても楽しかったです
  / 自分も精進して今日のような不始末をなくすので、またぜひ絡んでやってください。
  /それではお休みなさい
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 04:28:01.04 ID:JaWO/WUS0
>>894
ふん…当分提出する必要もなさそうだ
【深追い、追撃はしない】
【これでウニカタも懲りただろう、とそんなことを思いながら踵を返す】

あー………なにやってんだろな…俺
【考えてみると何も残らない戦いであった】
【まぁいいか、と心の中で思いながら1人の剣士は夜の大通りへと消えていった】

【しかし多分…病院へ向かうだろう】
【腕の治療を受けに】


/乙でした
/亀レスの所為でこんな時間まで付き合わせてしまって申し訳ない
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 09:43:22.84 ID:XlMkGezAO
【駅前】
【かなりウェービーな髪質で、ただのポニーテールが妙にオシャレに見えるかもしれない黒髪の少女。そんな彼女がお疲れ様でしたという声と共に駅を出てきた】
【その足には新品だがどこか粗悪そうな義足がつけられており、更に車椅子に乗っている。すぃーっと慣れた手付きで車椅子を操作しているその姿からは、長年の経験が窺えるだろう】
はー、次は本屋さんねー。頑張らなくっちゃ

【彼女は次のバイト先に向かうだろう。最近大きな買い物の予定をたてたので、彼女はその為にバイトを掛け持ちし、お金を貯めようとしている】
【顔をよく見れば少し隈が出来ていて、それなりに疲労しているのが分かるかもしれない】

/何でもおkおkですー
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 10:04:29.24 ID:tgakhN1SO
>>897
/未だいますかー
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 10:12:44.61 ID:XlMkGezAO
>>898
/いますよぅ
30分経ってなければ聞かずにそのまま書いちゃった方が良いと思いますよー
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 10:25:43.14 ID:tgakhN1SO
>>899
/了解了解!絡みますぜ
/いつも自分が投下してから待つ・・というより諦める時間が20分な物なので・・気をつけまし。

>>897
ふぁ・・・あ・・・
学校が休みってのも暇な物だなぁ・・・
【ふと聞き覚えのある声――・・・そちらを見れば】
【いつぞやの白のカッターシャツに青のネクタイを着け、腰には二本の刀を携えた少年がそこにいる。】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

・・・むぅ・・・暇だ・・
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 10:33:32.89 ID:XlMkGezAO
>>900
えっ…
【聞き覚えのある声に驚いて振り返る】

あ、あなた…
【声をかけられた少年は覚えているだろうか、その少女がいつぞやの港の戦闘にいたことを】

/成程20分ですか…
当方携帯オンリーなので文章によってはそれ以上かかることもあり得ますのでご容赦願いたいですorz
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 10:48:14.45 ID:tgakhN1SO
>>901
―――・・・・?
・・あ、貴女は
【ふと、少女に気がつく】

・・・えっと・・・えと・・
【だが第二声を失う】
【何と声をかければいいか解らなかった】
【あんな目に合わせてしまっておいて】
【“久しぶりです。元気にしていましたか?”なんて】
【とても言えなかった――・・・】


―――・・・・この前は、申し訳ありませんでした。
“僕らの闘い”だったのに・・・ゴメンな・・・さい
【だから第二声は、謝罪だった】
【巻き込んでしまって、あんなに重症を負わせてしまった謝罪だ。】
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 11:03:13.98 ID:XlMkGezAO
>>902
【言葉につまり、そして謝罪】
【『僕らの闘いに巻き込んでしまった』と】
あ、いや。あなたは知らないかもしれないけど私が喧嘩売ったようなものだから、それはいいんだけ…ど……
【その姿に、“自身の危機に駆けつけてくれたヒーロー”という少女が勝手に付けた印象との乖離を感じ、少し戸惑う】

そ、それよりも!
【戸惑いから醒め、少女は声を少し大きくして言うだろう】
心配したんだからね!戦ってた筈のあの女の人からメモがあるのにあなたから何のメッセージも無いんだから!
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 11:20:15.81 ID:tgakhN1SO
>>903
―――・・・・はぅ・・
そんなのを書く紙とか持っていなかったし・・・
【言い訳である。】

それに、貴女もあのリーナさんって人に治療されて大丈夫そうだったし・・
【といっても、倒れていた彼女が“敵”に治療されていた事なんて知らないだろうが】

僕はこの通り、大丈夫です。
今、別の件で肩を怪我していますけど、
こっちももう大丈夫ですから、
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 11:36:47.92 ID:XlMkGezAO
>>904
【聞く人によっては見苦しく聞こえるような――つまり言い訳――をされ、戦っていたその人に治療されていたという事実を初めて知る少女】
え、あの人が治療してくれたの?やけに傷が軽いなと思ってたけど…
(あ、頭痛くなってきた…私を助けてくれたときのカッコ良――あ…)
【頭を押さえた所で忘れていたことを思い出す】

まぁ怪我の事はともかく、あの時助けてくれてありがとう
それと、出来たら名前教えて。私はセシリア・ランツよ
【それは感謝と自己紹介。少女は名乗りながら車椅子の上から握手を求めるため、右手を差し出すだろう】
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 11:49:39.04 ID:tgakhN1SO
>>905
いえいえ、
僕はただ、当たり前の事をしただけですから。

僕、護って言います。
所属は《Justice》。
以後お見知りおきを、
【少年――護は笑顔で言いながら】
【差し出されたその手に自分の手を伸ばす】
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 12:15:17.64 ID:XlMkGezAO
>>906
え、あなたが護?
【握手を交わしながら、もう片方の手を口に当てて驚きの声をあげる】
【少年を探していた際、友人から聞いた名がその名だったからだ】

【そして、クスッと笑みを浮かべる】
世間は狭いわね、利織ちゃんって知ってるでしょ。あなたを探してるときに友だちになったんだけど

【そしてJusticeの名を聞き、袖の校章をチラリと見てから少年に質問する】
そういえば…Justice――いやあなたは、いつもあんな命懸けのことしてるの?肩の怪我も別件って言うし…
私が言えることじゃないけど……体大事にしないとダメだよ
【そう、心配そうな顔をして言う少女】
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 12:15:48.69 ID:XlMkGezAO
>>907
/お風呂入ってきますー
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 12:43:19.02 ID:tgakhN1SO
>>907
―――・・・・?
【何故、自分の名を聞き驚くのか】
【少し首を傾げるが】

利織さん・・あぁ、
魔術教会の・・掃除機の人ですか。
そうでしたか。
【答が次の言葉が出て】
【納得したようにまた微笑む】

ええ、まぁ、
―――・・でもアレも、この傷もどっちも、ただ友人を救いたくてやった事、やってついた傷ですから。

誰か救う為ならこれぐらいの傷、どうって事ないのですっ

/了解です!
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 13:16:06.94 ID:XlMkGezAO
>>909
そうそうっ!利織ちゃんいつもあの掃除機に乗ってるんだ、私と会った時もそうだったのよ!
【嬉しそうに友人のことを喋る。歳の割には少し疲れた顔をしていた少女も、今は年相応に笑顔をみせる】

【少年の行動理念を垣間見たセシリア。胸の奥に、何故か、小さな小さな寂しさを覚える】
そうなんだ、でも間違っても死ぬようなことになったらダメ。あなたを大切に思う人の身にもなりなさいよ
【そう注意してから、ふと、自分に違和感を感じた。寂しさと違和感の正体に気づかないまま、セシリアは護の返答を待つ】
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 13:17:56.23 ID:XlMkGezAO
>>910
/サッパリ!お待たせしましたー
携帯なんで食事は取りながらでもロール出来るぜ←
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 13:43:03.85 ID:tgakhN1SO
>>910
魔道具の開発をしてるって確か言ってましたね。

(何だか、楽しそうだな・・)
【友人の事を話す彼女の笑顔を見ながら】
【そんな事を思う】

そうですね。
僕を大切に思ってくれてる人はきっといますよね。
昔とはもう・・一人ぼっちとは違うんですね。

僕は・・・もう誰も殺さないし。
誰も死なさせなんてない。

―――・・・勿論、僕だって、死んでやる事はできないですよ。
【皆で、平和になる。】
【それが彼の望む――世界】
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 13:43:31.03 ID:tgakhN1SO
>>912
/お帰りなさい!
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 14:07:14.57 ID:XlMkGezAO
>>912
うん、もう趣味みたい。本人も言ってたけど、趣味をお仕事に出来るなんて最高だよね

【そして彼の理想を聞いて、彼女は――】
すごいね…機関とかを相手取ってるんだろうから、難しいとは思うけど……応援してるわ、頑張ってね
【寂しさが、大きくなっていく】
【なぜ?なぜ?なぜ?どうして?】

あ…あの、護君
何か、私にも手伝えることないかな

【気付けば、そう口にしていて】
(あれ?ホントに何言ってるんだろう私…)
【私は、戸惑っていた】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 14:35:51.57 ID:tgakhN1SO
>>914
有り難うございます。

・・・そうですね・・・・。
【護はその言葉に少し、戸惑う】
【―――彼女を・・・巻き込むのか・・?】
【でも・・・彼女の気持ちを、優しさを・・無駄にしてしまうのも・・申し訳がない】
【二つの矛盾した気持ちに挟まれる。】

・・・セシリアさん。
【そうして、ようやく見つけた頼みは――・・】

―――・・・お願いです。死なないで、
・・・・この理不尽な世界を、生き抜いてください。

これが今、貴女に頼む『お手伝い』です。

今はこれだけで・・・お願いできますか・・?
もし、それ以外で助けて欲しい時は、その時はちゃんと頼みますから・・。

―――・・・だから今はこれだけが、どうか頼める願いです。
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 15:30:47.81 ID:XlMkGezAO
>>915
/ごごごめんなさい、50分かけた長文を投下する直前に電源落ちorz
前もこんなことあったようなorz
しばしお待ちをorz
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 15:36:18.56 ID:tgakhN1SO
>>916
/大丈夫なのさー!
/ゲームしながら待ってるから別に大丈夫ですよ
/ネロ可愛いよネロ
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 15:54:45.98 ID:ywDrZLRSO
【大通り】
さあて……「対機関連合」か。

【外ハネの青髪で、糸目で垂れ目。顔の上半分を覆う赤色のハイテクっぽい大型ゴーグルを装着しており】

だが……果たしてその辺の道端に居るようなアットホームな組織なのか?

【水色のマフラーを巻き、オレンジに黄色の水玉模様のネクタイを締め、分厚い青色のコートを羽織った青年が】

まあいいや……気長に探すか。

【そんな事を呟きながら、雑踏の中を歩いて……いや「進んで」いる】
【彼は……まるで“スケートボード”のように、「浮翌遊する棺桶」の上に立っているのだ】

【その奇抜な外観、更にはぶつぶつと独り言を呟いているせいか……彼の周りにはあまり人がいない】
【その為、遠くからでも「何か」があるという事は分かりやすいだろう】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 16:19:08.58 ID:XlMkGezAO
>>915
【彼の言葉を聞いて、私の胸はズキリ、と、痛んだ】
【そうしてようやく、私は自分の思いと、寂しさの正体に気付いた】
【これは、恋だ。あの日、あの港で、私を救ってくれた、ヒーロー。今日出会い、改めて見ると少し情けない少年は、しかし、やはり、確かに、ヒーローだった】
【だけど…彼はヒーローであるが故に、私を傷付ける】
【彼は、他の人も私と同じ様に助けるだろう。そして彼は、私の知らない場所で傷付いていくだろう】
【私には、彼の葛藤が手に取るように分かった。だから、私がそのことを言うのはお門違いも甚だしい。そんなことは分かってる。だけど、やっぱり…苦しい……】

【でも、彼に余計な心配…など、かけさせないように…表面上、は、何でも…ない…フリ、を、して、言…葉、を…紡ぐ……】

は、はは…。うん、そうだよね。この、ご時世じゃあ…死なないようにするのにも、注意が、必要だしね。あなたに…心配…かけ、させない…ように、ひっく、す…る事、が…一番、ひっく、の、“お手伝い”…だ、よね……

【なんて、バカな。まるで取り繕えてない。今の私はマジで泣き出す5秒前】

【彼は、私が何故ここまで取り乱すか解らないかもしれない。或いは、解っても、その“優しさ”で、解らないフリをするかもしれない。私には判らない】
【けど、けどせめて、彼の目の前で泣き出すような真似はしまい、と、私は車椅子を操りクルリと方向転換】
【もし制止の声が無かったなら、私はこのまま仕事に行き、夜になったら利織ちゃんに電話して、いっぱい愚痴ってやるんだ】
(ほんと…恋って“落ちる”ものなんだな、出られないや。あ〜あ、めんどくさいことになっちゃったなぁ…)
【口ではマトモに喋れないくせに、私の頭の中の独り言は凄くナメラカ。私は本屋に向かおうとする】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 16:56:30.43 ID:tgakhN1SO
>>919
はい、よろしくお願いしますね。
オウム返しに言葉を返すようですが。
間違っても死ぬようなことになったらダメですよ。
貴女を大切に思う人の身にもなって下さい。

――・・・きっと僕、そんな事になったら・・
【彼女の気持ちを知ってか知らずか。】
【まるでその気持ちに拍車をかける様な言葉】
【いや、きっと『未だ』だ――・・・未だわかっていないだろうか。】

―――・・・・セシリアさん?
・・あの・・大丈夫・・ですか?
【護は最後に、泣きかけるセシリアの背に問いかける】

/すいません、遅くなりました。
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 16:56:46.81 ID:zfJOeBOzo
【金の国】
【王城前、『仮会議室』と書かれたバラック周辺】
【国民軍の中枢は、戦後の残務処理に追われていた】

【とは言え死者や損害は少なく、行わなければならない事も僅か】
【捕縛した者への処遇、功を上げた者への報奨の決定】
【後は、来るべき十九日へ向けて、防備を更に固める事】


【バラック小屋には、大きな看板が立てかけられている】
【その看板に曰く『全体受付』】
【そしてその大きな文字の下には、『面会、論功行賞、その他要望等々』と】
【早い話が、「国民軍への用件なんでも此処で受け付けます」という意味の事が書かれていた】
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 17:13:49.06 ID:XlMkGezAO
>>920
【背を向けて護の声を聞くと同時、セシリアは堪えきれず、涙をボロボロと溢していた】
(こ、このくそばかやろぉ……)
【絶対に今言葉を発してはいけない。そう思った彼女は右手を軽く振り、大丈夫よ、と表現した後、今度こそ別れようとするだろう】

【彼女の車椅子の操作がいくら巧みとは言え、追い付こうとすれば難なく追い付けるだろう】

/こちらが待たせてしまった時間を考えれば何のその…ッ
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 17:24:31.02 ID:tgakhN1SO
>>922
・・・・セシリアさん。
泣きたければ泣けば良いと思います。
感情を無理矢理抑えるのは心に悪いですから

・・・でも、せめて別れる時ぐらいは笑いあって別れましょうよ。

・・・泣くのは、それからでも遅くないと、思います。
だから・・・・・ね?
【護はそう告げ、手を降り見送る。】
【出来る限りの笑顔で】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 17:40:30.92 ID:XlMkGezAO
>>923
【彼の言葉に手を止め、袖で顔をゴシゴシと拭いた後、振り返る】
【そして、にっと――無理矢理だけれど――笑いながら、こう返す】
アンタのせいで泣いてんのよ、ばーか

【そうして彼女は本屋に向かった】
【ぐすっと鼻をすすり、芽生えた感情に、出逢えた運命に、彼女は密かに感謝した】

/この辺で、乙でした!
途中待たせてすみませんorz
あと勝手に恋させてゴメンなさいね;
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 17:44:42.14 ID:tgakhN1SO
>>924
/乙した!
/長時間有り難うございやしたー!
/いえいえ、中々楽しかったですよ。そして楽しませて頂きますよ。
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 18:00:50.05 ID:zjK0G8kDO
【砂浜―――】


……………

【蒼色のTシャツの上に紺色の半袖パーカーを羽織り、首に橙色の宝石が付いたペンダントを掛けた、黒髪ショートヘアで薄い蒼色の瞳を持つ、その顔立ちからは一見すると少女にしか見えない人物が、へたり込んだまま落陽を眺めていた】
【その外見から年齢は15〜16歳程だと思われる】


(………――お姉ちゃん)

【季節外れの潮風に揺らされる髪が頬を撫で――小さな背中は段々と暗闇に溶けていく】
【その手には、古びた一枚の写真が大事そうに握られていた―――】
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 18:09:46.91 ID:mIciagEzo
>>926

いやァ、きれいな砂浜だなぁ

【焼けた浅黒い肌を持つ、目の細い東洋風の顔つきの男が、
少女がいる同じ砂浜を歩いていた】
【一ヶ月は洗ってなさそうな汚れたトレンチコートを羽織り、下はタイトなズボンを穿いている。
また、その背中には黒無地の鞘に収まった刀が下げられていた。】

お、そこのお嬢ちゃん一人でなにしているかい?

【しばらく砂浜を進むと、夕日を見ていた少女に気が付き
気味の悪い笑みを浮かべたまま、彼女に近づき声をかけた】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 18:20:08.86 ID:zjK0G8kDO
>>927

…………

【ふと、耳に飛び込んできた誰かの声――周囲の状況から考えて、それが自分に対するものであると判断するのは容易であった】

【くるり、どこか気怠そうな様子で声の主へと顔を向ける】
【男を映した双眼の蒼色は――感情が灯されていないかの如く、"無"に近いものであった】


………別に何もしてないよ 

【――少し低い声色でそれだけ告げると、"彼"はぶっきらぼうにもまた海岸線の方へと視線を返してしまう】
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 18:29:16.14 ID:mIciagEzo
>>928

ふぅん……一人でこんなトコロいると危ないぞォ
最近は変質者とかよく出るっていうしな

【男の顔――右目は蝶を模して絵が書かれた眼帯をつけている――は
笑顔を浮かべているが、決してその目は笑っていおらず、どこか異質である】
【と、己が持つ刀の間合いに入らないぐらいかの所で足を止めると、
三つ編みしている黒い髪の毛は弄りながら、
海岸線を見ている少女――実際は男のようだが――にさらに言葉を投げかける】

なにもしてないってのは可笑しいんじャないかい?
ぼくが見たところだと、君は海を見ているみたいだけどなァ

【男の声にしては、大分甲高い声だ】
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 18:49:43.48 ID:zjK0G8kDO
>>929

僕がいつどこに居ようが、関係ないでしょ。それに、今僕の横に立っている人も十分変質者に見えるけど?

【変わらず抑揚の少ない声色で、白い息と共にやや辛辣にも思える言葉を紡ぎ出していく】
【その横顔からも察するに、あまり機嫌が良いとは言えないことは明白で】


……逆に訊くけど、海を眺めている以外に何かしてるように見える?要は何もしてないのと同じじゃないかな

【もうすっかり夕陽が沈んでいった遥か彼方の一線を見つめながら、肌寒い夜風が身体を冷やし始めても、相変わらずその場から立とうともしない】
【会話をするのも億劫なのか、無愛想でムスッとした未だ態度は崩そうとしないだろう】
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 18:56:02.70 ID:mIciagEzo
>>930

ケケ、ちげェねえなァ。うひゃひゃひゃ

【少年の言葉のどこが面白かったのか、目を細めて
人を不快にさせる甲高い笑い声を上げる。】
【その後、ボリボリと髪の毛を掻き】

めんどくせェ女の子だねェ。何か思い出にも浸ってるんじャねェの?

【くるりと、踵を返した後、男はめんどくさそうに答える】
【そしてまたどこかに向かうために歩き始める】

おみャあさん、もうちょっと笑ってもいいと思うぜ?

【そう男は言うと、口を閉じて砂浜から離れていった】
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 19:01:36.16 ID:KJdN/+wZ0
【路地裏】
【冷たい雰囲気とは裏腹に、其処には、暖かな月明かりが差し込んでいた】
【だからと言って。常に、殺意に満ちた其の場所で、今晩も、行われている事は変わらず】
【矢張り、潰える命と、血に濡れた者が、確かに其処に居て。互いに、笑っているのだ】

【紡がれた歌は、若い、女の声だった】

...A melancholy town where we never smile...♪

【其処には、旧い血の色をしたボブヘア、右頬に深い傷跡が在り、常に据わっている、多色の瞳】
【円を描く虹色の其れは、晴れた空に、太陽を中心に浮かぶ虹輪を想起させる】
【服装は、黒のチャイナドレス。胸元はレースアップで、リボンの隙間に、弾痕らしきものが見え】
【ドレスの上に、同色のスーツのジャケットを羽織り、黒いエナメルのサイハイブーツを履き】
【十字架型ドッグタグ、右手首に、「No.90」の刻印が入った、銀のハンドカフスを着けている】

【女は左腕に、魔力に満ちた、肉塊の様な物をくっ付けて、木箱に座っている】
【隣には、首と胴が、別れを告げた死体。臨終の顔は、引き攣る様な其れだった】
【女は、「……、お仕事、」と呟くと、何か探す様に、辺りを見渡し始めた】
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 19:17:57.65 ID:zjK0G8kDO
>>931

………―――ッ

【男が放った何気ない一言に、ふと顔を上げる】
【「お前に何が分かる」と言い返そうと―――然し、寸手のところで言葉は詰まった】
【"浸っている"――だけ?罅が入り、崩れ落ちそうな儚い過去に甘え、救い≠待ち続けているだけ?―――さながら幼い子供のように】

【図星を当てられたような気分になり、ぎゅっと―――右手の中の写真を無意識の内に強く握り締めた】


ご丁寧にどうも……ッ

【今日初めて感情を滲ませた声で、男に返答する。今は無理に笑うことさえ出来ない自分に一種の悔しさが込み上げて――唇を噛み締める】
【性別を訂正することすら忘れ、男を引き止めることもなく。少年は波打ち際でそのまま俯き続けるだろう】


/返信遅くてすみません……乙でした!
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 19:23:59.02 ID:RLVZmGYyo
>>932

【黒い髪、黒い目に黒い学生服を着た少年】
【腰には2つのホルスター、その中には銃が1丁ずつ】
【ここに来たのは悪いことをしたいからではなくその逆】
【つまり彼はいわゆる―――正義の味方】

ん……綺麗な声だなぁ……
【どこからかは分からない声を聞いてそんなことを呟く】

あ、夢幻さん!お久しぶりです!
【少年は右手をあげながら、女性へと近づく】
【その声は純粋で、年の割りには少し幼い】

――――!
【首と体が離れたソレを見たとき少年の目は限界まで開く】

む、夢幻さん、この人なんで……?
【右手を口に当てながら女性に質問をする】
【なんで歌っているんだ?等と考えが頭に過ぎるが、口には出さず】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 19:27:57.86 ID:zfJOeBOzo
>>932

……お、丁度良い。殺して回る手間が省けたな

【其処へ割り込んで来る声も、やはり女のそれ】
【まずは声、次に足音。それから、煙草の煙が流れてくる】
【そして何秒か遅れて、足並みのそろわない数人分の足音】


おーい、そこの………あー、同業者?
ちょっとその死体、ウチのもんに引き渡してくれると有り難いんだが……

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上には≪死獸弌≫とヤンキーの様な文字が書かれたコート】
【藍色がかった膝までの白髪、両手はズボンのポケットに突っ込んだ少女が、咥え煙草で現れる】
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 19:28:57.63 ID:zfJOeBOzo
/またリロード忘れたぜアッハッハ
/複数無理なら退きます
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 19:30:02.69 ID:RLVZmGYyo
>>936
/自分は大丈夫です
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 19:30:08.39 ID:KJdN/+wZ0
>>934>>935
/自分は複数おkです
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 19:31:31.20 ID:KJdN/+wZ0
>>938
/途中送信……すみません……
/お二方が宜しいならば、是非お願いします……
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 19:33:40.35 ID:zfJOeBOzo
>>937>>939
/可能ならば是非とも
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 19:39:00.07 ID:6gOwqv8p0
【公園】

ブンッ ブンッ

【誰もいない公園に、藍色のシンプルな単着物の男の剣を振る音が響く】
【その音・足捌き・太刀筋から相当の実力者であることが解るだろう】

(もうすぐ私たちは動き出す…いずれ大きな敵とも戦う時が来るだろう…一人でも多く救うために…もっと磨かねば…)

【男はその黒い長髪をなびかせながら2Mもあろうかという日本刀を軽々と振り回す(鞘からは抜いていない)】

もっと… 強くっ!! ブンッ!!
ならなくてはっ!! ブンッ!!

【そのセリフとともに剣の振る音がだんだんと大きくなる】
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 19:47:17.15 ID:KJdN/+wZ0
>>934>>935

【数人分の足音と、声に、ん、と小さく声を上げ。ゆるり、其方へと、顔を向ける】
【最初に、彼女が声を掛けたのは、二丁を携えた少年だった】

……、お久しぶりです。御元気そうで、何よりです

【其の場にそぐわない、あまりにもフランクな、挨拶だった】
【浮かべた表情は、酷く暗い笑み。笑顔に、影を落としている】
【次に、少女へ返答する】

―――……、……

……、勿論、死体は、宜しいですよ
……念の為、確認させて頂きますが、機関≠フ方ですよね?

【少女の、「同業者」と言う言葉に、一度瞳を細めて。のんびりとした動作で、立ち上がる】
【少女の服に、数字が入っている事にも気付いたが、取り合えず、確認を取って】
【然し、其の数字に、何か、感じたものが有るのか。一度、表情を険しくした】

【暫しの沈黙、思考の後。女性は、少年へと、再び顔を向けるだろう】

―――……、詰まり……僕は、そういう事です。重太郎君
……、軽蔑したのならば……どうぞ、僕を殺して下さい

【据わった目。彼の心臓を狙うかの様に、何処か、一点を見詰める】
【輝いているが、何処か、どんよりと曇った空を想起させる、其の虹の瞳で】

/では、宜しくお願いします
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 19:58:44.77 ID:RLVZmGYyo
>>942

……よ、要するに機関の人間だったんですね…?
【叫びたくなる気持ちを抑えながら】
【その声は震えていて、事実を信じたくない心を表している】

「おい、夢幻、どうしたんだよおい!」
【少年のとは違う声が、少年の腰、ホルスターの方から聞こえる】
【銃が喋っている。この銃どうやら魔銃らしい】

……!
【先程の声を気にもせず】
【銃を1丁抜き、女性のほうへ構える】
【その手は声同様に震えていて、恐怖を余り感じさせない】
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 20:00:49.43 ID:Ap97XD0fo
【路地裏にふらりと入り込む一人の少年】
【着崩した学ランに使い込んだスニーカー】
【そして、視線を音の出処である足元から上へあげていくに連れて、少々特徴的な其の風貌が視えるだろう】
【白髪灰眼であった。其の髪は、ともすれば空気に溶けそうなほどに白く】
【其の眇められた双眸は、白目と僅かに明度を異としている故、黒目と分かる】
【肉体の色素悉くを奪われたかのようなその外見。しかしそんな浮世離れした見た目でありながらも其の所作はいかにも普通の学生然としていて】

……っ、抑えろ……っ。

【両腕で自分の体を抱きながら壁に凭れ掛かった】
【体が小刻みに震え、目がきょろきょろと動く】
【挙動不審な動作でベルトポーチから錠剤を取り出し口に放り込もうとするだろう】
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 20:03:28.28 ID:zfJOeBOzo
>>942>>943

番号見りゃ分かるだろうさ……と言うより
この世界、ナンバーズ以外で、番号身につけようなんて馬鹿は居ないだろ?
紛らわしいだけで、利益なんざ何も無いんだからな

それでも気に入らないってんなら、夜の国支部に電話でもしてみれば良い
私の外見伝えれば、電話取った蛇さんが保障してくれるだろうから

【後方、揃わない足音の正体】
【それは、ナイフや拳銃など簡素な装備を身に付けた、数人の男】
【服装は、カノッサ機関が下級兵士に支給しているものに良く似ていて】
【ところどころに『ウロボロスの蛇』の紋章が有る事で、その所属支部を主張している】
【夜の国支部=A主に周りが動いている時はサボり、動かない時にばかり動く支部】
【ブレイザーシティの一件以来、とんと噂を聞かない様な場所でもある】


ちょっとした新人研修、まあ下っ端の育成を、と思ってたんだが……

……知り合いか?そこの、えーと………何だか知らないが餓鬼臭いの
お前、今やってる事は分かるな?カノッサ機関≠フナンバーズ≠ノ銃口向けてるんだ
幾らそれが私じゃないにしても、ウチのもんに武器向けられたら黙ってられないぞ

…………ホールドアップ、だったか。その手を開いて、両手を上げろ
そうすれば、直ぐにぶっ殺しにかかる事はしないでおいてやるよ

【少女は、もう一人のナンバーズの方へと歩を進めながら】
【自分の同僚に銃を向けている少年に、軽く脅迫の文句を投げつけてみる】
【本人は交戦体勢を整えていないが、然し部下は何人か連れていて】
【荒事を起こそうと言うのなら、寧ろ歓迎する所、といった風情】
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 20:08:35.65 ID:0QpYpjiA0
>>944
………邪気眼かしら?
【その様子を見る人影】


【長い翡翠色の髪に、顔全体に包帯を巻き、左目と口と両耳の部分だけを露出している女】
【両足は膝から下は黒い義足がしてある】

……
【右手にはココアを持ち、飲んでいる】
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 20:11:18.24 ID:Ap97XD0fo
>>946
……ぅ。

【錠剤を飲んで、しばらく深呼吸をする】
【十数秒して、ふらりと背を壁から離して歩み出す】
【歩みは少々危なっかしい物であるのがわかるかもしれない】
【因みに進路先には、女が居るが少年はどうやら気づいていないようでこのままならぶつかるだろう】
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 20:16:14.24 ID:/f+5MlJN0
>>947
……はぁ
【溜息をはき】

病人がなにしてるのかしら?襲われるわよ
【そう言いながら、横に避け彼に言う】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 20:19:55.61 ID:Ap97XD0fo
>>948
【声を聞き初めて気づいたような様子で、相手に目線を向けて】

……病気じゃ、無いさ。
ただ……調子がちょっと悪いだけで。

【壁に又凭れ掛かってそう言った】

少ししたら落ち着いてくる……と思う。

【など言いながら深呼吸をしていた】
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 20:21:18.50 ID:KJdN/+wZ0
>>943

【彼の言葉に、動作に。く、と。口の端を吊り上げた】
【言葉を掛けてくれたのは、口黒さんか。其れとも、白さんか】
【どちらにせよ、今は、平和な返答は出来ない。どちらでも、今は、何も出来ない】

貴方と、会った時。此方側の人間では無い事は、分かっていました
……貴方は、恐らく。悪を憎む、善良な人だと思います

……、故に、今。……僕に、銃口を向けた

【女性が、左腕を見せる。引っ付いていた其れは、肉塊では無く、巨大な胎児=z
【攻撃を迎え撃とうとでも、言う様に。其れに、魔力が集い始め。胎児は、鳴き声を上げる】

>>945

……、そう、ですね。……僕の、考え過ぎでした
其れに。支部に電話してみてと言うのでしたら、貴女は、確かに―――

―――……夜の、国?

【彼女の言葉に、申し訳無さそうな、苦い笑みを交え。答えていたが】
【やがて、とあるワードに、引っ掛かった様子で】
【思わず、其の、新人兵の容姿を見る。其々が着けていた、喰らい合う蛇のマーク】

(……、ッ……いえ、恐らく……然し……)

……、……香月、さん?

【思い出す。機関に復職した今でも、憎い機関員の女性が告げた、二人の名前】
【―――近付く彼女に向けて、囁き掛ける様に。おずおずと、問い掛けるだろう】
【其の間も、少年へ向けての、警戒は解かない様にはしているが】
【動揺の為、上手く思考出来ない様子で】
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 20:26:23.96 ID:RLVZmGYyo
>>945>>950

……

【さっきと同じ少年とは思えない迫力で少女へと視線を移す】
【その目は黙ってろと言っているよう】


『重太郎、ここはあの子の話、聞いたほうがいいんじゃないのかな?』
【少年でもなく、さっきの声でもない声が聞こえる】
【声がしたのは先程と反対の腰の辺りからである】

【丁寧に、銃を腰のホルスターへと戻して両手を自分の頭へとやる少年】
【一戦交えようとは思っていないらしい】
【だが、その目には殺意のような物が篭っている】

そうです。俺は今対機関連合に所属しています。
【手を頭に付けたまま女性へと】

……っ!
【胎児の声に思わず顔をしかめる】

「なぁ夢幻、そんなの前いたっけ?」
【今の雰囲気を分かっていない、無邪気な声で】
【そんなのとは、奇声を上げた胎児の事だろう】
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 20:27:47.42 ID:gqFra//n0
>>949
………そう
【そう言いながら】
【彼の近くへいき】

アナタが落ち着くまでいてあげるわ…
【そう言って隣で立ってるだろう】

ココア飲むかしら?…
【何処からかココア缶を取り出し渡そうとする】

【なお声は何処かで聞いたようなするかもしれない】
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 20:30:33.17 ID:yQTJrsaVo
【古びた教会】

【無人の、あちらこちらの内装が剥がれ、見るも無惨な様子の建物の中】
【祭壇と、掲げられた十字架だけが、この建物が教会であることを主張する、廃屋同然の教会】
【貴重にも破損の見られない長椅子に、一人の少女が座っている】

……。
主よ、天にまします我らが主よ。
どうか私の言葉をお聞き届けください……。

【椅子に深く腰掛け、鈴のような声を鳴らし、少女は何事かを呟いている】

【身長はそれほど高くない。入り口に背を向けているため、そちらから分かるのは、少女の絹のような、金の長髪と】
【ダッフルコートに包まれた、ほっそりとした肩。そして、その『中身の不在』を示す、ひらひらと揺れる左袖】

私は間違っているのでしょうか?
……私はもはや救うにあたわぬ罪人でしょうか?
……いかにして、私はこれからを過ごすべきでしょうか?

【泣いているのか、その華奢な身体が震えている。その小さな祈りの言葉は、あまりにも真摯で】
【無人の建物の空気を、まるで慟哭のように震わせる】

……主よ……どうか……。
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 20:33:37.73 ID:Ap97XD0fo
>>952
……一応、礼。言っとく。

【余り素直でないタイプであるようで、そっぽを向きながら言葉を発して】

甘党なんだ、受け取っとく。

【そう言ってココア缶を受け取り左手でプルタブを開く】
【一口、茶色い液体を口に含み、ゆっくり、ゆっくりと嚥下していく】
【まるで蝋人形の如く蒼白だった顔は、少し人心地を取り戻しているようで】

……声、どっかで聞いたような……、レンさん……?

【ついっ、と首を動かして女の顔を見て】
【姉妹かな、とも思いつつ、少しづつココアを飲んで落ち着こうとしている】
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 20:34:55.22 ID:dTfoz7A2o
【路地裏】

…………

【かつん、こつん】
【闇路に響く、乾いた足音】
【それを鳴らすのは闇を更に深くした様な“霧”を纏った人影】

【無精髭を生やした30代の男性だ。】
【真っ白なワイシャツとGパン。嫌でも目立つ、赤い手甲を着用し、腰にそれぞれ長さの違う三本の刀を携えており】
【乱雑に切られた黒い髪と黒い瞳は左程特徴的でも無く】
【唯、彼に纏わりつく様に在る黒い霧が…不気味で】

【左手は刀の鞘を握るでもなく…ただ其処に置き】
【右手をだらりと下げていて】


【一見、戦う意志の無い様に見える彼――】
【だが、その纏った闇が、乾いた足音が―――誰かを斬りたいと、“願って”いて】

【かつり、こつり】
【足音は未だ―――止まない】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 20:36:41.84 ID:FvwJ2XJDO
>>950>>951

ああ、夜の国。殆ど開店休業の
うちのボスが、「そろそろ面白くなってきた」とか………ん?

なあ、前に会ったことは……ないよな?
いや、別に知っててもおかしくはないが……

【その予想は、見事に正解していたらしく】
【少女は、見て分かるほどに不思議そうな表情を浮かべた】

【しかしながら、今の優先事項は、目の前の敵対者】

……似合ってねーよ、そのツラ
ビビらしたいなら、ただ目に力入れても足りねえんだから

おい、下手なことしやがったら、躊躇いなしにやれよ?

【後方の部下に簡単な指示だけ出して、自分は一歩後退する】


/PCフリーズ故携帯より
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 20:38:58.58 ID:7SEvYtyM0
>>954
礼は一応もらうわ…
【そう言い返し】

………レンの知り合いなのね
あの子は元気かしら?
【レンの名を聞いて、少し声が和らぎそう言う】
【声が似てるという事には何も言わない】
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 20:41:46.88 ID:+CH31zbuo
【街中】

【鮮やかな黒髪黒目を持ち、鍵形の木製の髪飾りを付けた比較的胸の大きな少女が立ち止まっている】
【漆黒の長髪はうなじの辺りで束ね上げられ、夜色の瞳は透き通る輝きと吸いこまれそうな暗さを備えている】
【黒いインナーの上に、白い上着とスカートを着ており、黒いタイツが足全体を覆っている】
【その両腰辺りには、それぞれリボンをあしらった白い半月形のポーチらしきものが付いている】

……

【少女の視線の先にあるのは大型ビジョン―――そこには、「テロ集団」≪R.I.P.≫の活動に関するニュースが流れている】

≪リターン・イン・プレリュード≫…世界の始め直し、か……
金の国といい、争いは絶えないよねぇ

【報道に視線をやりながら、そんな事を呟いて嘆息してみたり】
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 20:44:14.98 ID:Ap97XD0fo
>>957
一回だけだけどな、会ったの。
元気そうだった。その、あー、なんだ助けてもらったし。

【“助けてもらった”際の事を思い出し赤面していた】
【割とあれで恥ずかしかったのだった】

……ん、少し、落ち着いてきた、かな。

【そう呟いて】

えっと、アンタは、レンさんの知り合い、っつーか……お姉さん?

【と疑問の声を出す】
【なんとなく態度で妹ではなく、姉と思ったようで】
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 20:46:11.98 ID:95+Hd16U0
>>953

……信仰の集まらないところに、神は宿らない。
きみが祈るその「天」に、主はいらっしゃらないよ

【不意に、背後から声が響くだろう】
【どこか厳格そうで――それでいながら、やわらかさを内包するような、声】

人々が救いを求める『神』の、本質というものを考えたことはあるかね?
わたしは何度も考えたことがある……修行の身であったころから、何度も何度も……
そして、こういう結論に達したのだ。……わたしたちが祈る『神』のほんとうの姿とは……

……わたしたちの『祈り』そのものである、と。

【振り向けば。かなり特殊な剃り込みを頭部のほぼ全体、襟足以外に入れた】
【切れ長の眼と二叉に分かれた眉毛が特徴的な男が、入り口付近に立っているだろう】

【交叉した金糸雀色の襷のような装身具を肩から掛け、やや厳つく見える黒い服を纏っており】
【十字架を象ったような腰飾り、黄金で縁取られた肩鎧から垂れる、同じく金糸雀色の装飾品】
【主に黒と金をベースにした風貌が、重厚かつ威厳ある様相を呈している】
【その片手には漆黒の装丁が施された、分厚い魔導書が在る――常に持ち歩いているのか】

【……聖職者、だろうか?】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 20:47:01.33 ID:mIciagEzo
>>955

同類だァ!うひゃひゃひゃうひゃひゃ珍しいじァないか!

【男がいる同じ路地裏に狂気を含んだ、甲高い笑い声が響く】
【ぬっと、男の前に立ちふさがり、なんの感情のこもっていない作られた笑顔を向ける】
【少し焼けた肌を持つ、トレンチコートを羽織った20代ぐらいの男。
【右目には蝶を模して描かれた黒い眼帯がつけられ、背中には一振りの黒無地の鞘に収まった刀があった】

ケケケケ、仕掛けさせてもらぜェ!

【刀を抜くわけでもなく、黒く光るリボルバー拳銃を握った右手を男に向けた】
【そして何の躊躇もなく、撃鉄と引き金を引いた】
【周りをつんざく音を出して、銃弾が男の目目がけて放たれる】 
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 20:47:13.44 ID:e6Ryshsjo
>>953

【扉の開く音、ついで足音が1つ】
【かつん、かつん、と足音は近づく】

神の社もここまで来ると、威厳も何もあったもんじゃねーな……。
人が拠り所を「神」から他の何かに移したのか、それともただ単に飽きちまったのか。
信仰を、そう信仰を消費する……とでも言えばいいのかな、この場合は。

【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【白のタートルネックの長袖シャツ、その上にファーのついた深い緑のモッズコートを羽織り――――】
【手には黒いドライバーグローブ、膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【ズボンのベルトの右側に無骨なナイフを2つ平行に掛け、左側に妖しい魔翌力を隠すように包帯で刀身を隠した刀を掛けた】
【小さな身長(160cmくらい)の少年がつまらなそうな無表情で現れる】

人間ていうのは身勝手な物だ、アイツが「世界」に絶望するというのも分からないでも無い。
ん?……(なんとなく言ってみたけれど「世界」と「人間」は関連性ってあるものなのか……?)

【右手だけをコートのポケットに突っ込み】
【左の手で壊れた椅子に触れてみる、ひんやりとした感触】
【触覚は「世界」を認識する1つの手段である】

ま、それは兎も角として……だな。
よう、お前こんなトコでなにやってんのさ?場所が場所だけに懺悔か何かか?
となるとオレはここで「光りあれ」とか言えばいいのかな、なーんて。

【くすり、と含み笑いの篭った冗談を言い】
【彼女の背後から場にそぐわぬ大きな声で声を掛ける】
【空気が読めるような人種ではどうやらないらしい】
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 20:47:39.67 ID:e6Ryshsjo
/うわばばば>>962はスルーしてください
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 20:49:43.52 ID:KJdN/+wZ0
>>951>>956

【息を吐き。自分を、落ち着かせて】
【そして、闘わない意志を見せた彼に対し、左腕の魔力も、次第に薄れて行く】

……、対機関連合、……はっきりと、敵対する関係に、居たんですね……
……重太郎君は、きっと……何時までも、正義の志は、潰えないでしょう

【其れから、銃へと、虹の視線を移して】

……、そうですね。前は、居りませんでした
僕が、君達と会った後に、誰かを殺す為、造った兵器ですから

【恐らく、白さんだろうか。そんな思考と共に、言葉を返す】
【向けた表情は、笑みとは、一概に言えない様な。酷く、歪んだものだった】
【ちきり、ちきり。胎児は、蟲の様に、鳴いて】

【其の後、少女の返答に。漸く、感情が揺れ動いた仕草を見せた】
【泣き出しそうな、表情】

―――……ッ

【胸が、締め付けられる思いだった。然し、どうすれば良いかという、迷いも在った】
【ああ、本当に。辛い想像ばかり、的中する世界だ】

……、いいえ。初対面、ですよ……、≪No.42≫の子と、面識が、有りますが
……いつか。……個人的に、話が有ります

【力無き様子で。そんな呟きを、少女へと、向けるだろう】
【其の言葉は、何を意味しているのか】
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 20:51:54.39 ID:6gOwqv8p0
【公園】

ブンッ ブンッ

【誰もいない公園に、藍色のシンプルな単着物の男の剣を振る音が響く】
【その音・足捌き・太刀筋から相当の実力者であることが解るだろう】

(もうすぐ私たちは動き出す…いずれ大きな敵とも戦う時が来るだろう…一人でも多く救うために…もっと磨かねば…)

【男はその黒い長髪をなびかせながら2Mもあろうかという日本刀を軽々と振り回す(鞘からは抜いていない)】

もっと… 強くっ!! ブンッ!!
ならなくてはっ!! ブンッ!!

【そのセリフとともに剣の振る音がだんだんと大きくなる】

【彼には或る焦りがあった】
【これ以上強くなれる気がしないということと】
【私の正義はこの程度の強さでは報われないということを最近感じているのだ】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 20:52:21.24 ID:Gohoy2FK0
>>959
そう……
元気ならいいわ。あの子にはあの子の人生を歩んで欲しいわ
【そういい】

……あの子になんかしてないわよね?
【なんか赤面したのを見て、カッターを出し】
【チキチキチキチキ】
【なんか怖い】

【お姉さんって言葉を聞きピクッとし】

黙秘権を使わせて貰うわ…
【まあその台詞的には当たりだろう】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 20:52:39.18 ID:4EYfGT5Jo
【公園――ベンチと砂場を除いた遊具が取り払われ、寂れてしまっている場所】

さて・・・こんな感じだなッ!

うーむ、我ながら惚れ惚れする程の良い出来だぜェ〜――前の奴より良いかもしれん
完全に壊れなきゃ、修理も出来るだろうしな

よし、この調子で腕の方も作るとするか!

(・・・誰かに見られないと良いけれど・・・・・・もし、妹が来たら真面目にヤバいが・・・・・・・・・)

【ごちゃごちゃとした髪型の茶髪で、マグマの様な朱色の眼を持ち、17歳程の、ガタイの良い、自画自賛中な、ベンチに座っている青年】
【服は土に汚れた緑色のローブで、中には灰色のTシャツと短パンが着られていて、黒色の靴を履いていて】
【そして、くすんだ金色で、「Grun Guibaknowrr」と、薄い灰色の刺繍がある長めなスカーフを首に身に付け、後方へとたなびかせていた】

【青年が手に持っているのは、目と鼻と口の部分に穴のある岩造りの仮面――サイズは、彼の顔ぴったりである】
【岩造り、といっても――色は灰色だけでは無く、色も違う数種類の岩で構成されているようだ】
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 20:53:50.45 ID:KJdN/+wZ0
/次スレです
/http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1299585150/
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 20:56:20.67 ID:ezV3JViEo
>>965
【セミショートの金髪と、マントを揺らし】
【かちゃり、かちゃりと、プレートレギンスが立てる音を響かせ】
【ガントレットを嵌めた手を胸の前で組みながら、青年は歩く】

買出しって言ってもなあ…マスター、店の場所くらい教えてく…うわッ?!

【そんなことを呟きながら、公園を横切って通りへ出ようと思った青年は、声をあげる】

(えっと…修行中?)

【そろりそろりと、相手に気付かれないように――】

(あ、やべっ…!)

【コツン――カランカラン】
【と、足元にあった空き缶を蹴飛ばしてしまった】
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 20:56:37.43 ID:Ap97XD0fo
>>966
した、っつーかされたっつーか不可抗力だったっつーか……ごにょごにょ。

【言葉尻がごにょごにょしている】
【目を合さない、目線がずれている】
【……不審であった】

……あー、成程、ああ。

【其の様子を見てなにか納得した様子で頷いて何も追求はしない】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 20:57:25.23 ID:RLVZmGYyo
>>956

……うるせーよ…
【こんな顔に生んだ両親を少し恨む】
【少年は両親の顔は知らないのだが】

「部下任せか、結構偉いんだな」
「卑怯なヤツだなぁ、立派なのは格好だけか!?」
【明らかに馬鹿にするような口調で】
【物凄く幼稚だが、彼ならぬ、あの銃なりの挑発らしい】


>>964

夢幻さんも俺と同じ志だと思ったのに…
【悲しそうな目で、小さく、弱く呟く】

「誰かを[ピーーー]ためって…それは夢幻が本当にそう思ったのか?」
【そんなことするハズないと期待を抱きながら、また質問をする銃】

972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 21:01:49.95 ID:qKQEjt5Z0
>>970
………
【無言でカッターの刃を向ける】
【怖い…なんか怖い】
【気のせいか黒いオーラが……】

何よ?…
【ちょっとジト目で見ながら】

【彼女はウェル子から聞いた紅閻寺リンで間違いないだろう】

【何処かツンデレな気がするが】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 21:03:44.73 ID:6gOwqv8p0
>>969

何奴っ!!

【コンマ2秒並みの速さで音の方向に振り返り睨む】
【目の前には転がる空き缶】
【そして金髪の青年が見えた】

ああ…。すまん。つい反応してしまって…
(なんだ、一般人か…というか、普通は一般人だろうな…)

【彼に気付くと睨んでしまったことを軽く詫びる】
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 21:05:47.29 ID:dTfoz7A2o
>>961

―――――

【キッ――――】
【貴方が銃を向けようとするのと同時、男の“左手”が動いた】
【一番小さな刀の鞘を二本の指で挟む様にしながら滑らせ、鍔へ―――鍔へ指をかけ、引き抜いての投擲】

【まるで西部劇の早撃ちの様に繰り出されるその“業”】
【一番小さな刀は鞘を滑り、加速して。さながら某手裏剣の如く貴方へ切先を向けながら飛んで行くだろう】
【その途中、銃弾が有ればそれを叩き落として刀も落ちる筈だ】

【――――――カッ】
【立ちはだかった、と言うのなら彼我の距離はそうないのだろう】
【古の達人は一息で一杖(約3m)飛び込んだと言う…そして、それはこの男も例外では無い様で】

【1息…ほぼ一瞬で。貴方の懐へ飛び込もうとするだろう】
【右手は、腰に有る中位の刀の柄へ伸びていて】


/狙って撃ちきるところまで描くと確定描写になるやも知れません
/余計な事でしたら申し訳ありません
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 21:06:35.47 ID:yQTJrsaVo
>>960

……?

【金の髪を揺らして、少女が振り向く】
【紅を引いたような小さな口唇、白磁のように滑らかな頬、人工物を思わせるような、綺麗な目鼻立ち】
【全体が黄金比で作られたような、美しい――どこか、あざとらしさを匂わせる、整いすぎた少女だった】

【まさか、こんな場所にやってくる人間がいるなどとは、思っていなかったのだろう】
【泣きはらした後なのか――うっすらと赤みがかり、やや腫れぼったい双眸を、丸く見開いて、闖入者へと向ける】

……こんばんは。

【それでも、礼儀正しく挨拶をして、小さな笑みを浮かべる】

私達の教えでは、主は常に天におわし、我らを見守ってくださいます。
……他の宗教家の方々には、時代遅れな教えと見えるかもしれませんが。

【ひとまず、一番最初の言葉へと自分なりの言葉を返す】

……私達の信仰は、大いなる主であり、また罪を背負われた方であり、聖霊です。
私は……修行の時などは、神も、教えも、疑ったことはありませんでした。

【真実、少女は心から――敬虔な信者であったのだろう】
【口にする言葉には迷いの色はなく、淀みもない。だが、急に、ふと影が差して、ぽつり、と】

……それを罪と思ったことはありませんでしたが……。

【そう呟いて、暗い面持ちになる。しばし沈思するように、目を伏せていたが、今度は少し慌てた様子で顔を上げた】

っと……申し訳ありません。こちらの管理者の方でいらっしゃいますか?
私はクルス、と申す者です。

【椅子から立ち上がって、その男性の方へと向き直ると、腰を折って礼をする】

/>>962 >>963
/申し訳ありません、また次の機会によろしくお願いします!
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 21:07:01.84 ID:Ap97XD0fo
>>972
……スイマセンデシタ……。

【なにか謝らなければならない気がすごくした】

……つーことは……、アンタ、いや、リンでいいのか。
あんた、――≪R.I.P.≫、か。

【途端、鋭い目つきになり、相手を見据えて】
【警戒の様子は有るが、即座戦闘に移るようではない】
【考えなしに戦いを挑む人間ではないゆえに】
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 21:07:52.58 ID:ezV3JViEo
>>973

いや、はは…

【苦笑を浮かべながら、一歩後退して】
【後退した時に、少し捲れたマントの奥に――腰に提げた何かの『柄』が見えて】
【全体的に見ると――騎士のよう?】

訓練…ですか?
凄いですね、その刀。

【相手の持つ、長い刀を指差して】
【青年の持つ緑眼は、純粋にそれに興味を示してした】
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 21:08:19.32 ID:FvwJ2XJDO
>>964

……あー、あいつの……なんとなく分かった
確かに、それなら知ってておかしくないか……
檸檬とか言ったか?一応、聞いてるよ

【多くには名前を名乗らないとある少女のこと】
【それを、この白髪の少女も知っているらしい】
【個人名は出さず、やや遠回しな言葉選び】

……だけど、あいつもよろこぶんじゃないかな

【一つだけ、ずるい言葉を採用した】


>>971

……今時、そんなの猿でも怒るからないと思うぞ
何を言っても、迫力ないしな……

で、どうするんだ?
殺人鬼を見つけたら知り合いでした。運がないな
じゃあ、知り合いならついでに見逃してやったら?
まさか知り合いに怪我させたりしないよな?

【少年には、行動を強制するような物言い】
【実際に、この局面で善悪を考えれば、誰が悪人かは一目瞭然】
【だが。悪人なら、どうする?】
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 21:14:11.42 ID:oPcuUean0
>>976
……あら?もう私の名前わかったのかしら?
ええ…そうよ
【そう言い】

そんな事よりレンに何かしたのか詳しく言いなさい
私のカワイイ妹のファーストキスを奪ったとか告白されたとか一夜を過ごしてバージン奪ったとかだったら……
【なんか怖いなんか怖い】
【彼女にとっては妹>敵との交戦】
【なのかな?】
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 21:16:02.01 ID:6gOwqv8p0
>>977

ああ、こいつか…まぁ凄いというよりは、変わった刀だけどね…
君は刀には興味があるのかな?

【彼の眼を見れば興味があることはすぐに分かった】
【確かにこの刀は名刀、と呼ばれる代物であるが、彼の言うとおりとても特殊なものであった】

【まぁまだ鞘から抜いてもいないのだから、彼はその長さだけに驚いたのだろう】
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 21:18:30.02 ID:95+Hd16U0
>>962->>963
/うわばばば申し訳ない。また機会があれば是非!

>>975

……聖職者がこんなことを考えては、いけないのかもしれないがね。
しかし、そうでも考えなければ説明がつかないことが、この世界には多すぎるのだよ。
その例は数多存在するが……もっとも分かりやすいものをひとつ挙げるならば……

……本当に此処に『神』がおわすのならば、
われわれは真っ先に神罰を受けているはずだからね。

【荒れ果てた教会を見回しながら、男は淡々と言葉を紡ぎ。一歩ずつ其方に歩んでいく】
【悲しそうでも、寂しそうでも、はたまた当然嬉しそうでもなく。掲げられた十字架を見上げると】
【静かに目を閉じて、胸の前で十字を切り】
【「……こんな罰当たりなことは、あるまい」と。独り言のように呟いて、傍らの棚に掛かった埃を、指でなぞった】

……いや、わたしは管理者ではないよ。しかし、神に仕える身ではある。
仕事の一環でね、各地の教会を回っていたのだが……手渡された教会のリストと、
わたしが随分前に作成したリストにある教会の数が、食い違っていることに気付いてね。
それで、現行のリストの方に載っていない教会を訪ねれば、この有様というわけさ。
戦争があったのか……悪疫が流行ったのか……理由は定かではないが、もう此処は見捨てられてしまったらしい。

わたしの名前はメルフュレル・ファーザー。
ファーザー、とは愛称のようなものだ……皆はわたしのことを『メルフ導師』と呼ぶよ。
きみもそう呼ぶといい……『クルス』。神を疑わないことが、罪だと。
いまのきみは、そう思っているかのような口ぶりだが?

【聖職者でありながら、神を否定してみせた男――メルフュレル・ファーザーこと、メルフ導師】
【彼の論が気になるところではあるかもしれないが、それは彼にとっても同じらしく】
【にこりと微笑みながら、そう訊ねるだろう】
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 21:19:36.67 ID:Ap97XD0fo
>>979
……チッ!

【やはり、と思い舌打ちをして構えを取る】
【しかし、次の言葉で、体がすくみ上がる】

……えぇ、あのですねー、そのですねー……。
つーか、≪R.I.P.≫って知ってる俺云々よりも妹ってのは凄い家族愛なんですけどもいえあのごにょごにょ。

【ヤバイ怖いマジ怖いこの人マジ怖い】
【ぷるぷるしながら、口を機械的に動かして】

……えっと、ソノノノ……。
所謂……クチビルとクチビルの接触といいますかなんというか……、ですねーごにょっ……。
でも、あの!不可抗力だったんですよ!?
ええ、あの不本意で……いや、あのその……嫌と言うわけでは決して無くてですね!
その、あー、どうすりゃいいんだこの状況ー!?

【頭抱えて叫び始めた】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 21:20:25.37 ID:KJdN/+wZ0
>>971

……。……、以前は、同じだったかもしれません……、ですが……

【ゆらり、幽鬼の様に、其処に立ち。紅く黒い髪を靡かせて】

……変わったんです。僕は、殺意を寵愛する人間へ、変わったんです
生温い平和は、苦手だと、思い出したんですよ

【纏めて、銃と、少年へ、返答した。明らかに、殺気立った笑顔】
【思い出したという事は。元々、彼女は、そういう感情が、何処かに残っていたという事で】

だから、僕は、君達を殺したいと思う。……、そして
僕に未だ残っている、クソッタレの偽善は。君達は、変わらないで欲しいと、願う

【殺害宣言と。偽善めいた、人間らしく有ろうとしがみ付いている様な、言葉】

>>978

―――……

【其の問い掛けに、一度、頷く。そして、聞いて、胸が締め付けられた言葉】
【だが、考えていた事が、一つ有った】

……いえ、でも。……

【今、此れだけは、伝えて置こうと】

……、僕は。今、あの子と、会わない方が、良い気がするんですよ

【数度、首を振りながら。ぽつり、呟きを漏らす】
【其れは、少女に会うのを嫌がるという訳では無い。遠慮した感じの、物言いだった】

【そして、機関員の少女の、少年に向けての言葉を聴き】
【言葉には、出さなかったが。何処か、好戦的な雰囲気を、少年に向けた】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 21:21:30.05 ID:ezV3JViEo
>>980

えっと、見た事も無い長さだったので…
――あ、あの。

【指摘の通り、青年は単純に長さに驚いたようだった】
【そして、何か躊躇いがちに言葉を続け】

凄く…焦って≠「るように見えたんですけど。
何か、理由でもあるんですか?

【変なところで、鋭いのか】
【一心不乱に刀を振っていた相手を見て、そう思ったようだ】

あ、いやいや別に無理に教えてくれと言っている訳ではないんですけどハイ!

【急にそんなことを聴くのは失礼だと思ったか】
【慌てて、そう付け加えた】
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 21:22:48.92 ID:mIciagEzo
>>974

はえェ!

【男の左目にうつったのは投げられた短刀が、銃弾とぶつかり落ちる所までだった】
【それなりの腕前と自負していたが、一連の動作が目にうつらなかったことにショックを受ける】
【だが、同時に何とも言えぬ高翌揚感に躰が包まれた】

(来るか!?)

【次に男がする動作を一瞬で予想し、それに賭ける】
【拳銃から手を離し、それが地面に落ちる前に背負っている刀の柄を握る】
【左目を限界まで見開きながら、眼帯の男はそれを抜き正面に振り下ろそうとする】

【速さだけなら無精ひげをはやした男の方が上だ】
【果たして斬られるのはどっちか】

/ウィ、気をつけます
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 21:29:09.83 ID:95+Hd16U0
>>975
/っと、ごめんなさい。クルスの人
/こちらメルフ導師の中身ですが、次のレスが遅れます。申し訳ございません
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 21:29:14.08 ID:6gOwqv8p0
>>984

【彼の核心をついた言葉に軽く驚くと彼は低い声で答える】

凄いな…解るものなのか…
確かに何故か焦って≠「る。 …己の強さの限界が見えてしまった。からなのかもしれない…

【自分でもまだあいまいなのだろうか】
【彼はジッと右手を見つめながらつぶやいた】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 21:32:05.52 ID:7SEvYtyM0
>>982
当たり前よ…ただ一人の家族なんだから…
【カッターを向けながら】

何?キスしたの?ねえ?
私のカワイイ妹にキスしたの?
遊びだとか弄んだとかなら許さないわよ?あっ?
レンのキスが嫌って言いたいの?えっ!?
うちの妹泣かしたら切り刻むわよ?
【なんか途中ドスの効いた声で言いながら詰め寄る】
【気のせいか後ろに悪魔の幻影ががががががが】

………っでアナタとレンの関係は?
ただ事故的にキスしただけの友達?
ラブラブな恋人?
ただ弄んだ関係?
それとももうすでに結婚してるとか言わないよね?
【………………もうダメだこのシスコン】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 21:34:43.48 ID:4EYfGT5Jo
【公園――ベンチと砂場を除いた遊具が取り払われ、その結果として寂れてしまっている場所】
【夜ということもあって、灯りに群がる虫以外に生物の気配は――1つだけあった】


妹・・・すまん
俺はまた、・・・"アレ"を解放する・・・・・・駄目だった、我慢出来なかった

――――うおおおおおッ!

G.G.グライダー・・・良いぞ、その調子だッ

【それは、ごちゃごちゃとした髪型の茶髪で、マグマの様な朱色の眼を持ち、17歳程の、ガタイの良い、青年】
【服は土に汚れた緑色のローブで、中には灰色のTシャツと短パンが着られていて、黒色の靴を履いていて】
【そして、くすんだ金色で、「Grun Guibaknowrr」と、薄い灰色の刺繍がある長めなスカーフを首に身に付け、後方へとたなびかせていた】

【彼は、何かを具現化して何かを作らせているようだ――ガントレットのような、グローブのような、岩造りの】

【青年の近くに置いてあるのは、目と鼻と口の部分に穴のある岩造りの仮面――サイズは、彼の顔ぴったりである】
【岩造り、といっても――色は灰色だけでは無く、色も違う数種類の岩で構成されているようだ】
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 21:37:09.05 ID:RLVZmGYyo
>>978

てんめぇ!言わせお…『感情的になるのは分かるけど、少し落ち着こう』
【少年の怒った声を遮るよう銃】
【し、しょうがないな…と少年は銃へと言葉を返す】

さ、殺人なんてする人じゃない!
だから夢幻さんを殺人鬼なんて呼ぶな!
少なくとも前あったときは……
だから…とりあえず事情を聞く……
【取り乱しながら答える少年。答えになってないのはそのせいだろう】

>>983

も、元々そういう人だったんですね……
【あきらめたように先程のどの言葉よりも弱く呟く】

「待て、一回変わって元に戻ったってことはまた変われるんじゃないのか!?」
「なぁ、優しかったころに戻れないのか?」
【甘い―――そう感じるかもしれない】
【が】
【少年のあきらめかけていた心を動かしてくれたこの銃】

偽善なんかじゃない…!それに、そう願っているのになぜ機関なんかに…!
【女性の殺害宣言について触れなかったのは、そんなことを考えたくなかったから】

夢幻さんとは僕と戦いたいのですか?
僕は絶対に嫌ですが。
【女性の雰囲気を察知し、自分の「希望」を述べる少年】
【悪人は全て[ピーーー]―――そう考える少年だが、この人とは戦う気にはなれない】



991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 21:37:38.22 ID:Ap97XD0fo
>>988
うぇっと!!?
あの、その、うぇーぃっ!?

【全力でパニクっている】
【持ち前の素早さと全身のばねを利用して後ろに跳躍して着地】
【息を吸って、吐いて】

……、事故、みたいなもんですかね。
此方としても悪いとは思ってるし、感謝もしてるんですよ?
能力と、その……卵が暴走してるの、止めてくれましたし。

【相手が少し落ち着いた様子になったようで、此方も返答をすることが出来て】

その、キスしちゃったのは、その止める時の事故というか、でして……。
決して邪な理由は無かったというかですね。

【なんというかもう谷山涙目である】
【この弁解っぷり、もはや哀れですら有ると言っていいだろう】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 21:38:45.27 ID:ezV3JViEo
>>987

強さの、限界?

【つまり、彼は漠然とした不安と焦燥に襲われ、それを振り払う為に強さを求めているというのだろうか】
【青年は、腰に提げた『柄』へ、無意識に手を伸ばす】

強さ≠ニは、なんでしょうか。
相手を力で打ち負かすこと?痛み≠ノ耐えること?他の誰かを護れること?
…――違うと思います。

【『柄』を、腰から引き抜き】
【相手へ向けて、突きつける】
【剣身の無い、棒のような】
【『鍔』に当たる部分に、『竜の頭』が装飾されたそれを、向けて】

自分の信念に嘘を吐かないこと=\―だって、思います。

【真剣そのものの、表情と声で、そう言って】
【突然、我に返ったようにハッとすると】
【『柄』を持ったまま両手を頬へ持っていき】

って何言ってんだろう…すいません忘れて下さい。

【どうやら、思わず言ってしまった自分の台詞に恥ずかしさを感じているらしい】
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 21:40:41.04 ID:yQTJrsaVo
>>981

【男性の言葉に、少女は悲しげに目を伏せて、頭を振った】

……私は……。

【少女の口が急に重くなり、どこか思い詰めた様子で目を閉じる】
【言うべきか言わざるべきか、と思案したのだろう。しばしの逡巡の後、少女は覚悟したように口を開いた】

……私達の教えでは、私達は一度死を迎え、その後に……『審判の日』と呼ばれる日に蘇り。
その日に、審判を受けるのだとされています。

……この世界もまた、あらゆる嘘偽りに溢れていますが……それもまた、いずれ来る審判の日に、裁かれる。
そう信じていました。
……いえ、そう信じています。

【少女の口から語られる言葉は、男性の言葉に対する回答でも、また会話の連なりでもない】
【一方的な教義による釈明、それを口にする理由は、懺悔の代替行為なのか】

メルフ導師。
……私は、かつて、神の刃≠ニして、あらゆる罪に連なるもの、人に在らざる者を、滅ぼすという任に就いていました。

私は迷うことはありませんでした。真実、斬れと命じられたものは、人ではなく……。
また、真に人々を惑わし、誑かす、異形の者達だったからです。

【少女の目は、メルフ導師にあわせられているようで、そうではない】
【どこか遠く、過去の追憶へとその視線の先をやりながら、語っている】

……しかし、その世界を離れ、その任をも離れる事となり……。
今、人と争うことに、苦しんでいます。
……私は遍く人を救うべく、神の刃となったはずなのに……。

……その思いが、ただ妄信するだけの狩人の言でしかなかったのではないかと、そんな事を考えるようになったのです。

【そこにいるのは、一人の弱々しい人間だった】
【神父の前で、己の罪を吐露すること。それは、少女に取って久方ぶりの事だった】
【少女は、今――己の弱さを、誰かに預けようとしている】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 21:40:59.08 ID:dTfoz7A2o
>>985

【背中の刀を上へ抜き、下へ振り下ろすと言う貴方の2つの行動に対し】
【男の行動は“抜き放つ”の1つの動作】

【近場の鉄砲とも例えられる“抜刀術”】
【鞘は加速の為のレールと化して、更に速度を増す】
【踏み込んだ勢いを其の儘に、上体を捻じって更に加速する】

【狙いは貴方が刀を取る為に上げた“腕”】
【腋から少々二の腕へと寄った辺りだ――――】

【貴方の言うとおり、この男の方が速いならば…】
【腕の内側―――斬られて宜しくない血管が有る其処を、切り裂くだろう】

【無論、血を失えば―――刀を持つはずの手にも、力が入らなくなる筈だ】
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 21:43:17.16 ID:QjaFBW0SO
>>965

/まだいますか?
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 21:44:48.57 ID:EPtToVdd0
>>991
………………なら、いいわ
【カッターをしまい】

……で、アナタの名前聞いてなかったわね
別に私は今アナタと敵対しないわ…
作戦の時とレンに何かしないかぎりわ…
【ギロッと見ながら】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 21:49:02.88 ID:Ap97XD0fo
>>996
……Justice所属兼統一征斗会新聞部部長。谷山基樹[タニヤマモトキ]。
予想はつくだろうが、≪R.I.P.≫に敵対している。
……今やっても不利なんでな、そう言ってくれればありがたい。
最近、どうにも加減が効かないもんでね。

【普通の態度、敬語の抜けた物】
【かと言って気を許しているわけではなく、“敵”を前にした警戒を感じさせている物で】
【しかし、感情の高ぶりと同時に又顔色が悪くなったようで】

く……そ、黙ってろ。

【と呟きながら錠剤を口に放り込む】
【パッと見ジャンキーというか、薬に頼り能力を使用してやっと抵抗できているのだった】
【頭を押さえ、また壁に寄りかかって】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 21:49:46.15 ID:6gOwqv8p0
>>992

【彼の言い分を黙って聞くと】
【彼は右手を開いて閉じてを2回繰り返した】
【そして彼の目をじっと見てこう答える】

君の言う強さなら、俺は誰にも負けないよ…俺には強い信念がある。が同時にそれは脆くもある。
でもその信念を守るためには、力がいるんだ。
他の誰かを守ることで、俺は初めて自分の信念に正直になれる=\―

【そういった後、目線が彼の持つ棒に向く】

ところで…君のそれは何だろうか?

【どう見ても怪しいものにしか見えない。おそらくただの棒ではないだろう】
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 21:51:57.70 ID:FvwJ2XJDO
>>983

あわない方が……か。そりゃまた何でだ?
敵対する理由がなくなって、目出度し目出度し
二人仲良く、人を殺してのお祭り騒ぎ、で良いじゃないか

……いやまあ、私が強制することじゃないけどな

【無垢な少女ではない、人を呼吸のついでに殺してしまえるような】
【此処にいない黒髪の彼女は、そんな生き物だ】
【それを知っているからこそ、ある意味では二人とも似合いに見えて】


>>990

機関員なんて、大体は人殺しだよ
今日の私の任務だって、人殺しに慣れさせることなんだ

対機関連合なんていうからには、いきなり射殺しにくるのかと思ったけど
そうしないんだろ?さすが正義の味方
悪人だからぶっころす、そんな外道はいないわけだ
ま、そりゃそうか。それじゃ殺人鬼となにも変わらない

……で、事情を聞いても、多分望みの答えはかえらないぞ?

【相手が取り乱せば、此方は逆に冷えるばかり】
【直接の攻撃はせずに、言葉だけでつつきまわす】
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 21:52:17.89 ID:mIciagEzo
>>994

【人間の肉ではない硬い何かが刀に斬られる】
【血が噴出しない代わりに、ポロポロと金属製の部品が地面に零れ落ちる】
【血の通っていない義手だったのだ。が、それでもかなりのダメージを与えた事は確かだ】
【その証拠に男は斬られると地面を蹴り、大きく後退する】

まずいねェ、ぼくより格上のヤツは嫌いなんだよなァ
うーん、にげようかァ

【懐から琥珀色の宝石を取り出し、それを掲げる】
【と、次の瞬間男の躰は光に包まれて、消えた】

/申し訳ないけど、もう落ちないといけないとです。。。
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
(^ω^;) @ 2011/03/08(火) 21:22:57.34
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1299586977/

Yahoo玉袋 @ 2011/03/08(火) 21:16:37.95
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気まぐれ巫女クロニクル 〜Magia〜 @ 2011/03/08(火) 20:52:41.41 ID:wfjzfNSxo
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【君の罪と痛みを】能力者スレ【信じていく】 @ 2011/03/08(火) 20:52:30.62 ID:KJdN/+wZ0
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ウーフーアイランドがテロリストに占拠されたようです @ 2011/03/08(火) 20:43:48.42 ID:nyelNphz0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1299584628/

なす板に男の子っているの? @ 2011/03/08(火) 20:39:33.07
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1299584373/

【A雑】ストライクウィッチーズ【ムリダナ(・×・)】 @ 2011/03/08(火) 20:38:40.90 ID:OLgvTQL5o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1299584319/

なす板に女の子っているの? @ 2011/03/08(火) 20:14:52.52
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