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【君の罪と痛みを】能力者スレ【信じていく】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 20:52:30.62 ID:KJdN/+wZ0
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。
【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1299225974/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 21:14:53.23 ID:dTfoz7A2o
>>1
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 21:27:39.34 ID:e6Ryshsjo
>>1
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 21:27:42.63 ID:Ap97XD0fo
一乙なり
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 21:41:03.88 ID:yQTJrsaVo
>>1乙です
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 21:42:17.49 ID:RLVZmGYyo
>>1
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 21:47:29.46 ID:ezV3JViEo
>>1乙です
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 21:49:23.70 ID:t1T8WKrvo
>>1
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 21:54:38.85 ID:dTfoz7A2o
>>1000

……………また、斬り損ねたか

【男が消えると、ぽつりと―――呟いて】

【先程投げた小刀を拾って…彼も去っていくだろう】

/ういさ、お疲れさまっでした
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 21:55:55.78 ID:TtSk6ugwo
>>1

前スレ>>882及びスリヴァー&フェアリーっちの方へ
/したらばがメンテってるらしいので、ここに。
/ただいま帰りました。>>885に返してあります。
/ですが明日も此方の帰宅はこれくらいの時間ですので、お時間が合わないようでしたら
/待ちきれない場合は今回の絡みは無かったことにしていただいてかまいません。
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 21:56:05.31 ID:ezV3JViEo
前スレ>>998

そう、ですか。
じゃあ、もう外野がとやかく言う問題ではないですよね。

【そう言って、顔を綻ばせる】
【ちょうど腰に戻そうとしていた『柄』を指摘され、相手の見える位置へ上げ直すと】

えっと…『能力』の媒介みたいなものです。
――マテリアルクリア

【ぽう――と、『柄』を持っている方とは逆の掌から】
【淡い光を放つ、丸く透明な水晶が、生まれて】
【グワッと開いた『竜の口』へ、吸い込まれるようにして飛んで行き】

この水晶――マテリアル≠チて呼んでいるんですけど。
それを嵌めると、初めて『剣』としての役割を果たすんです。

【青年が、水晶の嵌められた『柄』を一振りすれば】
【水晶から透明な剣身が伸び――『剣』となるだろう】
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 21:56:33.59 ID:t1T8WKrvo
>>1
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 21:58:49.34 ID:EPtToVdd0
>>1

>>997
なら警戒はときなさい…
【そう言い】

……何があったか知らないけどココア飲んで落ち着きなさい
【そう言う彼女はなんとも悪人らしくなく】
【態度はアレだが心配してるようだ】
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 21:59:05.49 ID:+CH31zbuo
>>1

【公園】

【鮮やかな黒髪黒目を持ち、鍵形の木製の髪飾りを付けた比較的胸の大きな少女がベンチに座っている】
【漆黒の長髪はうなじの辺りで束ね上げられ、夜色の瞳は透き通る輝きと吸いこまれそうな暗さを備えている】
【黒いインナーの上に、白い上着とスカートを着ており、黒いタイツが足全体を覆っている】
【その両腰辺りには、それぞれリボンをあしらった白い半月形のポーチらしきものが付いている】

……≪R.I.P.≫といい、今の世の中に不満を持ってる人は結構いるみたいだね

【新聞(一昨日の)を広げ、内容に目を通しながらそんな事を呟く】
【記事の内容は、金の国で僭王≠ェ起こした事件とその顛末についてだ】

「国民の正義」によって「公開処刑」、か……世の中はままならないね

【記事を読むその様子からは、僅かに皮肉めいた言葉の響きがあって―――】
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 22:01:34.32 ID:Ap97XD0fo
>>13
……悪い、性分でな。

【バツの悪そうな顔でそう言って】
【気だけはぴん、と張り詰めさせているが体の力だけを抜いて】

……、アンタ、“らしくない”な。

【善意には、余り慣れていないのか少し居づらそうな様子で】
【言われるとおりにココアを啜って、リンの方を見て】
【何がらしくないかは分かるだろう】
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 22:04:38.76 ID:KJdN/+wZ0
>>990

……分かりません。僕から、自発的に、変わる気は、有りません
若しかしたら、誰かに、変えられるかもしれない。……僕が、どうなるかは、……

……、機関に入ったのは、殺戮の場を欲したから

【長い言葉を、彼等に返して。荒んだ雰囲気を持ちながらも、柔和に微笑んだ】
【白さんや、重太郎君や、口黒君と、呼んでいた頃を、懐かしむ様に】

……僕は、君達を殺したいですよ。……、今の僕は……好きな人、全員℃Eしたいんです
―――親愛の印は、殺意ばかり。立派な、殺人鬼ですよ

【小さく、自嘲の笑い声を、上げると】

君達が、戦いたく無いならば、僕も、何もしません
……ですが……僕は。 君を、殺したいです

【最後に、そう告げて。彼が、戦闘の意を見せるならば。此方も、殺し合いに興じると、答えた】
【其れは、ずるい殺人鬼だ。結局、僅かな偽善を建前に、彼と対話している】

>>999

……、そして……今の、話の通りです

【少女へと向き直り、語り掛ける。其の瞳は、真摯なもので】

……僕は、誰彼構わず、殺したいんです
もし、此の理性が消え失せれば。あの子にさえ、飛び掛ってしまう可能性が、有る

【獲物のしがみ付く、左手を、握り締めて。残っている、偽善の部分で、ぽつりと】

……、友達を。……重太郎君も、あの子も
……もう、傷付けたく、無いんですよ

【寂しい笑みだった。悲哀と、少しばかりの、自嘲】
【無論、其れは。重太郎にも、色んな大切な人にも、見せたく無い姿だ】
【以前、友人との別れの際、経験して。あの辛さは、二度と体験したく無いと誓った】
【未だ、理性が残っているから、其の言葉を出せた】
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 22:06:37.52 ID:95+Hd16U0
>>1

>>前993

【メルフ導師は、真剣な面持ちでクルスの懺悔にも似た告白を聞いていた】

【余談であるが、この人物は相当に気さくな人柄であり――これほどまでに真面目になることは、珍しい】
【クルスの悩みの吐露に、彼もまた、それだけ思うことがあったのだろうか】
【……彼女の告白が一区切りつけば、メルフ導師は】

……“異端狩り”の任を負うものが、誰もが一度は通る道だ。
争うことに、殺めることに苦しまない人間は、居ない。では、彼等はそんなとき、どうするのか……
……彼等は神に祈り、許しを請う。自らが信じる神こそが、自らの行いを正当化し、浄化してくれると信じて――
……では、その神を信じられなくなった時。その神に疑念を抱いてしまったとき。
迷う人は、弱き人は、どうすれば良いのか……


……クルス。わたしは今から、聖職者としてあるまじき言葉を並べ立てるかもしれない。
その言葉がきみにとって、その悩みを少しでも軽くする『答え』となるのかは、分からない。

正直なところ、誰かの懺悔を聞くのも久方ぶりでね……模範通りの回答など、きっと出来やしないのだが……

【そう断った上で、メルフ導師は。クルスに、「座りなさい」と示し】
【自らはクルスの前に回りこんで、しゃがみこんで目線を合わせて――】

……そうだね。では、クルス。

【矢張り真剣な面持ちで、真っ直ぐ彼女を見据え――】



……何故、この世界に『幽霊』というものが存在すると思うね?



【…………、…………?】



/申し訳ございません、遅くなりました!
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 22:07:10.95 ID:6gOwqv8p0
>>11

【彼の摩訶不思議な能力を見て】

…俺の剣よりよっぽど変ってるな…というか能力者なのか…

いいなその能力…俺のはショボいからな…実質無能力者だ

【彼の能力はショボいらしい】


19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 22:09:40.62 ID:mzUL4FyDO
>>1
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 22:09:47.30 ID:0QpYpjiA0
>>15
あら?何がらしくないのかしら?
【ココアを飲み】

もしかして…悪の組織の一員らしくないって事かしら?
なら偏見よ…接見一般的から見たら《R・I・P》は悪よ
けど私から見たら自分達の理想を求める集団よ
私達は私達なりの正義と想いで戦ってるのよ……
………まあ、理解はできないかもしれないけど
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 22:10:39.54 ID:ezV3JViEo
>>18

え、ええっと…

【自らの能力をショボイという彼に、なんと言葉をかけるべきかと、思案して】

どんな能力も使い方…ですし、その…

【結局、月並みな台詞しか言えないのであった】

ど、どんな能力なんですか?
もしかしたら特定の相手には強力な能力かもしれないし…

【と、相手の能力を見たがるような素振りを、見せた】
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 22:14:19.40 ID:yQTJrsaVo
>>17

……私は……。
悪魔どもをこの手で滅ぼしていくことに、罪の意識もありませんでした。
……罪深いことなのでしょうか? それすらも、今は分からなくて……。

【そこまでを口にして、クルスはメルフ導師の言葉に耳を傾ける】
【彼は、聖職者としてあるまじき≠ニは言うものの、もはや自分の言も、聖職者としてはありえないものだ】
【彼の口にする言葉通り、古びた椅子の上に、静かに腰を下ろす】
【メルフ導師の口から出る言葉を、一言一句逃すまいとするかのように――少女は、自らの胸に唯一の右手を当てて】

……え?

……あ、はい……霊魂なるものは、存在する、と考えておりますけれど……。

【最初の問いが、突拍子もないものだったせいか、間の抜けた声をあげ】
【取り繕うように、少女は自らの考えを述べる】

/お気になさらずー。
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 22:16:32.43 ID:Ap97XD0fo
>>20
……そうだよな、正義の逆も正義、どっかで聞いた言葉だけど。

【呟いてココアを啜り】

別に、アンタが抱いてる正義を馬鹿にするつもりは無いさ。
ただ、其れが俺とぶつかるなら、潰さなきゃ成らないだけで。

【飲み終えたココアの缶を軽く宙に投げ、左手をついっ、と滑らせた】
【次の瞬間には缶が鋭利な刃物で粉々に切り裂かれたように成っていた】
【しゅる、と何かを巻き戻すような音が聞こえて、谷山は歩き出す】

……じゃーな、リンさん。
次、敵として会わないことを祈っておくよ。

【そう言うと右手をひらひらと振って歩き去っていった】

//乙でしたー!!
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 22:16:42.39 ID:e6Ryshsjo
>>14

どうしようか、リンゴを買ったはいいがナイフを持っていなかった。
……そうか、そのまま齧れば良いのか。

【目に被る程度に伸びたブロンドの髪に物憂げな銀色の瞳、人形のように中性的な顔立ち】
【簡素な作りのキャップに猛禽の翼が描かれたジャケットを着込んだ人物がそこに通り掛かる】
【ジャケットの袖を巻くっている為に見えるその腕は細く、程よい筋肉が付いているような印象】
【首には銀色の、しかし何も彫られていないドッグタグが掛けられており街灯の明かりを時折反射する】

【手にもった赤い果実を無感情に見つめ、そして……】
【そこにいる彼女を見つめる、何も感じていないようなその瞳で】

(新聞か、しかし随分前の物を読んでいるんだな……。)
一昨日か、その辺りの……。きみリンゴは食べるか?

【今日でない新聞を読んでいる彼女に興味が湧いたのだろう】
【その人物には恥ずかしさという物が無いのかひたすらに少女を注視し】
【突然その手に持ったリンゴを差し出す】

……いや、違う。なんと言えばいいのだろうか、そうきみに興味があるんだ。
少し昔の新聞を敢えて読んでいるきみが気になって、そして話しかけた。悪意はない、筈だ。

【どうにも他人と話す行為事態に慣れていないらしく】
【その言葉はどこか上滑りをしていて、もしかしたら彼女の目にはただの不審者に映るかもしれない】

【一方その本人は自分の言葉のおかしさは気付いていないらしく】
【至って真面目な表情のままだった】
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 22:18:04.68 ID:6gOwqv8p0
>>21



【ジャンプして刀で円を描く】
【黄色いぼやっとした円が】

【その円を触る】
コンコン

…これはただの盾だ…他に応用も効かない…
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 22:18:23.65 ID:t1T8WKrvo
【街中】
【外灯が辺りを煌々と照らし、人通りがまばらになった大通り】

はぁ〜……結局、何もわからずか
せめて石ころの名前くらいわかりゃあなぁ

【大通りに設置されたベンチに座り、黒い宝玉をボールのように何度も上に放る、】
【無精髭を生やし、短い黒髪に紅い瞳、鋭い目付きをした身長180cmほどの中年男】
【灰色で皺だらけのワイシャツに黒のネクタイを着て、黒いスラックスと茶色のサンダルを履き】
【丈の長い若干うす汚れた白衣を羽織っている】

何処に行きゃあ手がかり見つかんのかねぇ…
本屋?博物館教会?寺?……虱潰しに行くっきゃねぇ、か

【放るのをやめて、ジッと宝玉を見つめながら呟く】
【宝玉は闇のように黒く、表面には雷のような線が幾筋も刻まれている】
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 22:18:52.10 ID:RLVZmGYyo
前スレ>>999

『この子には何も話さなくていい。これ以上付け入る隙を見せちゃあダメだ。』
【いつもと変わらない、落ち着いた様子で話す銃】
【チッとばつが悪そうに舌打ちを鳴らす少年】
【いつもの少年ならば、夢幻さんさえいなければお前を殺しているとでも言っているだろう】

>>16

そ、そんな……
【自分の前に突きつけられた「現実」に絶望する】

『夢幻さん、質問に答えてもらえるかな?』
【絶望する少年を気にかけつつも、質問をしようとする】
【何か、考えの上での行動らしい】

【相手の返事も待たず口黒は女性へと問いかける】

『貴女の殺人衝動……それは僕達の前では抑えられるのですか?』
『僕達さえいれば、貴女は人を殺さずに済むんですか?』
【何としてでも、彼女を助けたいと思ったうえでの質問】
【人を殺さない事が、彼女を救う事かどうかと聞かれると返事はできないだろうが】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 22:22:38.17 ID:snBhJzBA0
>>23
……良い言葉をいってあげる
《人は正義を掲げると、非情で残酷になれる》
アナタの正義が世間一般的な悪にならないようにね
【そう言い】

ええ…それじゃあ、またいつか会いましょう
【そう言い見送るだろう】

/乙でしたー
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 22:24:50.02 ID:FvwJ2XJDO
>>16

…………あー

【納得した、と言わんばかりのうめき声】
【くわえ煙草をぷっと吐き捨て】


……やっかいだな、そりゃ
今のあいつなら、お前に簡単に殺されそうだ
道路に転がったボール追いかける馬鹿なガキみたいに

……同僚だしなぁ

【「外のやつなら今」、はっきり口にしてみれば溜め息も零れ】
【どうしたものか、と悩み、出した結論が】


>>27

なあ、友達なんだろ?
こいつがさ、お前を殺したくて仕方がないんだって

殺人鬼って、一人殺したら暫く満足したりするんだよな
だったら、貴重な犠牲一つで、何人も助かると思わないか?

当たり前だけど、私は嫌だ
私は悪のカノッサ機関所属だし
でもお前、正義の味方なんだろ?

【少女は、言葉を止めることはしなかった】
【そしてこの提案は、少女の本音から出ていた】
【誰か殺させておちつかせれば、どうにかなるかなあ、と】

じゃないと、また誰か、関係ない奴が死ぬぞ?

【事実だけ述べて、一度様子見】
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 22:25:22.29 ID:ezV3JViEo
>>25

うう…む。

【コツコツと、その円を叩く為に、ガントレットを嵌めた右手を動かすだろう】
【確かにただの壁――しかし本当に?】

えっと…その長い刀…それも貴方の武器ですよね?
あ、すいません、ジェラルドって言います。

【相手の刀を、再度指差して】
【自らの名前を、明かして】

それを使った技…技術なんかはありますか?
それと組み合わせれば、この『盾』はとても強力になるかもしれません。

【例えば――と、青年は剣を構え】
【一歩踏み込み、相手と壁の間へ斬り込もうとするだろう】

この壁≠フせいで、相手は一歩踏み込みが遅れる。
『能力』は自由に消せますか?もし消せれば、更に応用の幅は広がると思います。

【その身のこなしも、指摘の仕方も】
【何処か――人の上に立った事のあるような、そんなもので】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 22:26:43.23 ID:95+Hd16U0
>>22

【メルフ導師は、クルスの思う罪に対して、今は明確な答えを返さない】
【何か思惑があるのか?ただ彼は、先ほどの突拍子もない話を広げていく】

ふむ、きみは信じるタイプか。神の信者であったようだし、当然かな。
とまぁ、そんなことは今置いといて、だ……では、何故。きみは『霊魂は存在する』と思うのか?

【しかし、そんな突拍子もない話でありながら、彼はとても真剣であった】
【真っ直ぐとクルスの瞳を見据えながら、言葉を紡いでゆく――】

……人はね、弱い生き物なんだ。思ったよりも怖がりで、不安が何よりも苦手な生き物なのだよ。
そんな人が、何よりも恐れるものは何か?愛する者との死別?自分を理解されないこと?
或いは、明日の温かなパンにもありつけないことか……それもあるかもしれない……
だが、人が最も恐怖するもの。それはね、『説明できない出来事』なのだよ。

……人は知性を有する。他の種族とは一線を画した、ズバ抜けた知能を持つ。
世の中のあらゆる出来事を解析し、解き明かし、認識可能とすることで、人は恐怖を取り除いてきたんだ。
何故、焔は燃え上がるのか?可燃物に対して熱を加えることで、空気中のO2が反応して燃焼が発生する――
そう。この世界の、ありとあらゆる反応を、結果を、過程を。測定し、解析し、認識し、理解すること。
それが発展につながり、文化を形成することに繋がる。人の知性を最も妨げるのは、恐怖と不安だからだ。


ところが、そんな人の知能を以てしても解明できない出来事があったらどうする……?
真夜中にひとりでに浮き上がる椅子や机。使われていない部屋から響くグランド・ピアノ。
現実には見えないのに、写真の中にだけ存在する隣人……誰も居ない場所から聞こえる足音。
どれもこれも超常的で解明不可能な事象だ……しかし人は賢いんだな。
そういった現象に対して、『幽霊の仕業』という、新たなる概念を。考え方を生み出したんだ。
どうしても説明できないことに対して、幽霊、魂という「器」を与えることで認識可能にしたのさ。

考えることは最大の武器になる。どうしようもない、考えることすら不可能な出来事に対して、
少々荒っぽくも、人間は考えるための「入り口」を生み出した。「存在しないもの」を「仮定」することで。
そうすれば「考える」ことが可能になる……全く理解不能な現象ではなくなるんだ。

無理矢理な屁理屈と思うかね?しかし歴史として正しいことなんだ、そうやって人は『恐怖』を取り除いてきた……。
これは人間の全ての基本原理に通ずる。人は何かを『名付ける』ことで、自分自身の世界においてそれを認識するのだから……


……わたしはね。人が信ずる『神』というものも、この『幽霊』に通ずるものがあるのではないかと思うのだよ。

【そこで一旦区切って、メルフ導師は天井を見上げる】
【きっとぼろぼろなのだろう――しかし彼は、その更に奥の空を。いや、そのもっと向こうを見据えているようにも見えた】

32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 22:27:48.65 ID:ezV3JViEo
>>25>>30
/風呂に入ってくるので次レス遅れます、申し訳ない
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 22:28:25.68 ID:+CH31zbuo
>>24
(……何か変な人が来た)

【少女はこっちに来たナウい人にチラッと視線を向け――】

……別にいらない、かな

【あっさり申し出を蹴り飛ばした】
【それから、新聞のことを指摘されると、とりあえず新聞を畳んで置いて】

その辺りに転がってたのを読んでたんだ。どうせ書いてることは大して変わらないだろうし
それよりも私としては、わざわざ自分のすることに断りをいれる君の態度が気になった

【落ち着いた口調で話しながら、じっと目前の人物の様子を見ている】
【表情を変える気配もなく、その瞳は妙な圧力を生み出しつつある】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 22:32:13.40 ID:6gOwqv8p0
>>30

うむ…この能力は対遠距離にしか使わないのだが…攻撃の受けない状態が3秒続くと消える。
まぁ消すことはできる…組み合わせたことはないな…

剣では負ける気がしないのだがな…誰にも。
ああ、申し遅れた。 「blue justice/青義同盟」 所属、タツミというものだ。
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 22:35:10.04 ID:6gOwqv8p0
>>34/すみません この文が抜けてました

【と言って剣をしまい腕を組む】
(剣では負ける気…の上の文に)
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 22:40:12.75 ID:yQTJrsaVo
>>31

【メルフ導師の目を見返して、そのバリトンへと耳を傾ける】
【――実のところ、クルスにしてみれば、それはとても難しい話題で、ついていくのがやっと、と言うところではあったが】
【ところどころに頷きを返して、クルスはじっとその言葉に聞き入っている】

【一通り、彼の言葉が終わったところで、こちらの答えを、と口を開く】

……つまり、神が、人の祈りに生じる、というのは、そういうことですか?
でも、私は……。

【――敬虔な使徒にとっては、受け入れがたい言葉なのだろう】
【反射的に、否定的な言葉が口をついて出そうになって、それを飲み込む】

【――自らの裡に、神を疑う声があるのもまた、否定しきれない事実だったから】

【それは、既に『この異世界』が、自分の居た世界からは切り離された世界だったのではないか、とか】
【コレほどまでに血に塗れた腕が、もう神の掌に守られているはずがない、とか】

【そう言った思いから来るものだった】

……神を信じることは、作り話を信じる子供と同じだと?

【言葉だけならば、叱責の声にも聞こえるだろう。だが、クルスはメルフ導師を責める口調ではない】
【もし、そうであるならば、自分もまた、そうであるのだろうか、という懐疑と自責の思いにかられた言葉だ】
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 22:43:01.13 ID:ylZzudzco
【街中】

………随分と長い間引き篭もっていたようだな、私も

【白鞘の居合刀を腰に差した赤みがかかった黒いコートとズボン、寒さをしのぐ為か映える白のセーターを着た女性が周囲を見ながら街中を歩いている】
【脱色した白けた金髪の長髪をうなじの後ろで留め、伸びに伸びた前髪は白いカチューシャで押さえ、視界を確保している】

さてどうしようか
髪を切ってサッパリしたいが引き篭もりすぎて所持金が無い………

【ぶつぶつと無表情っぽい顔で何か呟いている】
【ふらふらと動くその様は暇人そのものである。幾分か姿は変わったが見覚えのある者が見れば知っている人物だと、すぐに分かるだろう】
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 22:44:00.78 ID:e6Ryshsjo
>>33

そうか、まあそう言ってくえると助かる今日のおれの夕御飯だから。
……フム、話す切っ掛けにリンゴを使うとはどうかしているのかもな。

【嘲笑、無論自分の行動への、である】
【鮮やかな色をしている真紅の球体の表面を見つめ、そして一口】

(たまには肉類も食べたい物だが贅沢も……だな)

【口に広がる酸味は間違いなくリンゴそのもの】
【微かに渋いのは皮ごと齧った為だろう、といちいち筋道を立てて考える】

きみに話しかけたのは純粋な興味、それだけだと思う。
つまりは……今世界で起きている事の自分の見解ではなく――――
他の人間の見解、きみの考えを聞いてみたいと思ったんだ。違う視点でも見たい、という言葉にも置き換えられるだろう。

【他者の感情を捉える能力が足りないのだろうか】
【その瞳に蠢く物を悟る事はなく、じっと見つめ続ける】

最近の出来事というと≪R.I.P.≫の件と金の国の事変か。
そういえば道行く連中もそういった事ばかりを話題にしていた……。
きみはどう思う?その事件のどちらでもいい、なんとなく思った事でもいいから教えて欲しい。

【一口齧った箇所から果汁が漏れ地面に円を残す】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 22:47:43.26 ID:KJdN/+wZ0
>>27

……、今≠ヘ何とか、抑えています
君達の前では。完全に、殺意だけで行動しない程に

【此の瞬間、そして、此れから少しの間だけ、抑えられると告げて】
【然し、射抜く様な、感情の込められていない視線を、彼に向け】

……、でも。……いつか。此の感情は、消える時が来ます

【続ける。彼女はいずれ、重太郎達でさえも、殺そうとするかもしれないのだ】
【いつか、理性も吹き飛び、知人も殺して廻る日が来ると】

……救い様は、有りませんよ

【問い掛けに対しての、口黒への、返答だった】
【「自分の様な、外道を。救おうとしても、無駄だ」と、告げた】
【故に、彼女は、受動的に、変われる事を望んでいるのだ】

>>29

【小さく、声を上げた。思わず、苦笑を漏らす】
【香月にとって、少女は。大切な、存在だ。無論、自分にとっても、大切な人だ】

すみません。……、有難う御座います……

【そんな、彼女を。あっさりと、今までの事を吹き飛ばす様に、傷付ける訳には行かない】
【だから、距離を置くと、決めて。会いたいという感情を、押えつける】

……、一つ。お願いしても、宜しいですか
……彼女に。……僕と会った事、言わないで欲しいんです

【彼女に顔を向けずに、然し、彼女の耳に、届く様に】
【告げられた其れは、唯、静かに、其の場に響いたかもしれない】

【そして、香月の言葉の後に】

―――……どう致しますか

【重太郎へと、問い掛けるだろう】
【戦いたくない、だが、心が戦いを求めている、瞳だった】
【最早、安定していない】
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/08(火) 22:51:25.55 ID:iNNe8n2AO
>>34
/ID変わりまして携帯から

【青年も、相手に習い、水晶を取り、『柄』に戻したそれを、腰に提げ直して】

剣の腕で負けない自信があるなら、それも立派な武器ですよ。
ある程度の強度があるなら、少々無茶な攻め方だって、出来ますし。
…ってすいません偉そうに。

【若干、顔を紅潮させて、頬をポリポリと掻き】

青義同盟…あのポスターの?
タツミさんですね、覚えました。

【そう言うと、突然何か思い出したような顔をして】

いっけね…買い出し頼まれてたんだった…
す、すいません、また何処かでッ!

【お辞儀と共に、急いで公園を走り去ってしまった】

/お疲れ様でしたー!
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 22:56:33.89 ID:6gOwqv8p0
>>40

…騒がしい少年だな…だがなかなかの実力者と見る…

誘ってみるべきだったかもな…青義同盟に。

【そうつぶやくと彼は公園を出て暗い道を進むのであった】

/乙ですー
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 22:57:08.70 ID:95+Hd16U0
>>36

……ああ、そうだとも。道に迷ったとき。罪を犯したとき。自分自身を、許せないとき。
それでも人は、道を探した。罪を祓ってほしかった。自分を、誰かに許してほしかった。
……しかし、どうしても。どうしても、その方法が見つからなかった時。
人々は、『存在しないもの』を『仮定』することで……『救い』を見出そうとしたんだ。
『恐怖』を。『不安』を取り払うために。人の知性は、『神』という絶対の存在を生み出したんだ。

【――彼は言った。「聖職者としてあるまじき言葉」、と】
【まさしく、そうだろう。異端として裁かれても、何ら可笑しくはない暴論だ】
【しかしメルフ導師は、真っ直ぐな瞳で以て語るのである】

……そうだ。わたしはさっき、「神とは人の祈りそのものである」と言った――
そう考えるに到った理由は、これだ。そう考えると、あらゆる矛盾が解き明かせる。
何故、この世界に神の教えは数多と存在するのか?
人々があがめる神は幾つも在って、そして神によって人々に説く道は違う。
ある方の神が絶対の教えとするものが、ある方の神が説く絶対の禁忌にすらなりえる。
それは、その『神』の本質が、そこに生きる人々の祈りと願いを色濃く反映したものであり――
――いうなれば、一種の『文化の産物』であるからだ。わたしは、こう考えた。

恐怖無くして霊は成らず、霊もまた恐怖無くしては成らない。
信仰無くして神は成らず、神もまた信仰無くしては成らない。
信仰は恐怖の裏返しであり、即ち神と霊は表裏一体のものである――
それが、わたしの導いた結論だ。


……そこで、本題だ。では、自らが信じる神を。信じられなくなったらどうすればいいのか?

きみのいうように、今までの自分は作り話を信じる子供と同じだったと開き直ればいいのか?
いや、そう簡単には行かないのが現実だ。なぜなら、神は人々の文化に記憶に歴史に、確かに「存在している」のだから。

作り話とは違い、「神」とは人々の祈りによって確かな存在を得る域にまで昇華された。
「罪」、今までの自分の「行い」、その「正当化」……「理由」……「懺悔」……
そんな『現実』が複雑に、巧みに絡み合うことで、「神という存在」は最早『実体化』している。
その本質は確かにこの世界には存在しない。だがしかし、最早『在る』のと変わらないんだ。
滅茶苦茶なことを言っているように聞こえるかもしれないが……そういうものだ、信仰というものは。

……だからこそ、迷うんだ。「神の存在」。それが揺らいだとき、どうしようもなく迷うんだ。
今までの自らの行いが。『神』によって正当化されてきた行いが、その論が、全て破綻してしまうから。
もう自分を救ってくれるものはないのか?と……自分は『罪人』なのか?と――
……『恐怖』が。『不安』が襲い掛かってくる。打ち破る術はないのだろうか?……


……いや、ある。それはとても単純で、とても難しくて、だからこそ真理になりえる一つの答えだ。
クルス。「幽霊」を信じない子供は、では、『何』を信じているのか?
『何』に基づいて、「幽霊など存在しない」と断じているのか?

【……そうやって導師は、少女に問いかけるだろう】
【彼の論理はとても複雑で難しい……ところどころに疑問や思うものが残るかもしれない】
【しかし、それを不思議と聞き入らせるその要因とは何か?その答えと、メルフ導師が思う答えは、きっと同一のものなのだ】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 22:58:15.80 ID:RLVZmGYyo
>>29

『その必要はないと思うよ。』
『仮に、重太郎がここで殺されて助かる人数よりも』
『これから重太郎が、間接的な物も含めて助ける人数のほうが多いだろうからね。』
【聞いてる方が恥ずかしくなるような内容を淡々と話す銃、口黒】


『それに君は機関の人間だろう?一般人が死んでもどうとも思わないだろう?』
【さっきまでのとは違う、見下したような声で】

>>39

ごめんなさい……貴女を助けられなくて…
【彼女ではなく、彼女の中にある理性へと向けられた言葉】

「じゃあ誰か一人でもいればいいのか?」
【どんな形であっても助けたいであろう白口の言葉】

今戦いをしたら、殺人衝動を少しは抑えられるのですか?
【先程の少女の言葉が効いたのだろう、少しは応じようとする少年】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 22:58:31.89 ID:+CH31zbuo
>>38
リンゴダイエットは朝やるものだった気もする
……まぁ、きっかけは何でもいいんじゃないかな?

【リンゴを囓るその人物を見ながら、やはり淡々とした調子で応える】

私の考えを聞きたい、か……
私も他の人の意見は気になってた。特に他の人の考えを気にするような人は

【少しだけ俯いて考える様子を見せた後、再び顔を上げてそちらを見る】
【続く言葉の言い回しが妙だが―――「無条件に賛同する人でない」という意図を解することが出来るだろうか】

どちらも今の国の、世界のあり方に異を唱えるって点では共通してるかな。金の国の方は一応収まってるみたいだけど
でも二つの話はやっぱり別物だから―――

【話の提案を聞いた後、探るように言葉を紡ぎ―――】

―――そうだね、君個人はどっちの話をしてみたい?≪R.I.P.≫と金の国

【そう言うとそちらに合わせてか、ベンチから立ち上がって立ち話の姿勢を取る】
【滴った果汁には視線も向けず、ただ真っ直ぐにそちらを見つめ――】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 23:06:40.21 ID:3nRw57rSO
【繁華街、とあるゲームセンター】
【――その一角にて、幾度も幾度も。小気味よい打撃音が鳴っている】
【腹の底に響くようなそれを辿ってみれば、そこには「拳打の鉄人」なるゲーム機】

了いだ……吹っ飛べ、この野郎――――っ!!

【よくあるパンチングマシーンである。その真ん前で靡くのは、臙脂のジャケット】
【上着の内には無地のシャツ。ジーンズを穿きブーツを履いた、中性めいた白皙の人影】
【墨色の双眸を、睨むだけで人が殺せそうな程に鋭く細め。ミットに向けて連打連打連打】
【ややあって、「フルボッコだどん!」と。――筐体が、どっかで聞いたような声を上げた】

……っし、今のは良いセン言ってた。これは……、って。
な、……そんな――――冗談、おいちょっと待て。ホントに人間業かよこれ。

――――いや、そりゃベスト10は無理だろうけどさ。それでもなんかもっと、こう。

【一息吐いて表情を和らげ、濃藍の髪を掻き上げる。……数拍置いて、表情はまた元通り】

【どうも結果が芳しくなかったようで、眉を顰めてディスプレイをガン見中】

(本業じゃないけど、これは一寸……能力を使うか、それとも大人しく他のゲームで……)

【心得があるのか、体重の乗せ方、フォーム等々もそれなり以上に洗練されているのだが】
【そこはつわもの揃いの新世界の事、膂力が違う。ランキングに乗るかと言えば、答えは否のようで】

【……しかし、これは酷い負けず嫌い……。】
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 23:08:03.93 ID:yQTJrsaVo
>>42

【静かに、彼の言葉を聞いて、真っ先にクルスの胸を襲ったのは、強い拒絶反応だった】
【――物心ついたときには、既に神の存在を信じていた】
【成長していくに従い、神の言葉、神の教えを教師から教わり、覚え――】
【この見知らぬ世界について半年、それでも自分は聖書の中身を暗記しているし、諳んじても見せよう】

【半身が遊離する感覚、自分を自分と規定している根幹の一部が、瓦解していくような――そんな感覚だった】

……。

【――一方で、彼の言葉に強い共感を得ているのも事実】
【自分はもはや神から打ち捨てられたのか、自分はもはや救いの御手から零れてしまったのか、その思い】
【彼は、その答えを知っているように見えた】

……教えてください。
私は……信仰を捨てることは出来るとは、思えません。

……私は、いったいどうすれば良いのですか?

【文字通り、救いに手を伸べる者、『迷える子羊』のように、メルフ導師の言葉に縋りつく】
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 23:10:02.03 ID:FvwJ2XJDO
>>39

……まず、当たり前の事言うぞ

機関員だからって、「何でもあり」じゃない
身内にまで手を出すようになったら、飼うのに限界はあるだろ
……その内、切られるぞ?
機関以外、どこの物好きが、制御出来ない殺人狂を手元に置くよ

押さえられないようなら、未来はない
少なくとも……自由行動出来るような未来は、さ

【警告のようなもの、なのだろう】
【機関にいれば、期間員と接触するのは必然】
【もしその過程で、誰かと親しくなってしまったら?】


>>43

要は私と同じで、自分は死にたくないんだろ?
しかもそれを、自分で言うことも出来ない
問題を私にすり替えたって、結果は同じさ

ここでこいつを殺して犠牲者を減らすか
自分が死んで、こいつを満足させるか
それとも、「自分は何も出来ない」と諦めるか
まあ、今すぐは死人も出ないし、どこで誰かが死んでも私たちには関係ないよな?

【相手を自分の同類扱いして、同意を求めるような】
【現実問題、何もしないなら、解決もしないのは確かなのだが】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 23:10:13.80 ID:6gOwqv8p0
【街中】

【夜の街中は人が少ない】
【最近街で良く見るポスターがはがれている】

【そのポスターを横目に藍色の着物を着た男が長髪をなびかせて歩く】
【腰には2mもの日本刀が】

【足元が泥で汚れているのを見ると鍛錬の帰りであろうか】
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 23:10:49.16 ID:e6Ryshsjo
>>44

残念ながらダイエットとは縁がないんだ、太らない体質というのかな。
しかしいきなり話しかけられても驚くだろう?実際おれはそうやって失敗しているし……。

【しゃりしゃり、もぐもぐ、とリンゴを食らっていく様だけは小動物のよう】
【ただ咀嚼する最中でもその瞳は何も見ていないようにぼうっとしている】

それはきみにとっておれのような人間は珍しいということか?
……なんだろうか、この感じは良く分からないな。

【ヘタだけになったリンゴを屑籠に投げ捨てる知恵の実は芽を出すことなく、棄てられる】
【それはそれとして、果汁の付いた指を軽く舐めてそして少女の隣は空いているだろうかと尋ねる】
【少女の言葉の意味は無意識の段階では理解しているのだろうけれど、意識レベルまで理解できてはいない様子だった】
【つまりは脳内でその理解を言語化出来ないでいるのである】

確か誰かが捕まって……という話だったか、おれも詳しくは知らないけれど。
おれか?おれは……そうだな≪R.I.P.≫の話をきみとしてみたい、。

特にそのリーダ、いやボスなのかな?彼が気になるんだよ――――
世界に向けて堂々と己の言葉を伝えた彼が、あわよくばもう一度会ってみたいが……。

【そのリーダたる人物と会った事があるのだろう】
【彼のその行為の理由を、彼が何を思ったのかを】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/08(火) 23:16:56.30 ID:1F6EZ1KAO
>>45

あー……お前じゃ無理だろ
スピードはあってもウエストが足りねぇし、なぁ?

【そんな、ゲームに熱中する彼女の背後から――水を差すような、男性の声】
【それから、かちりこちりと秒針が時を切り刻む音が、妙に冷たく聞こえてくる】

【聞き覚えが、ある声だ】
【連想されるワードは――教会≠ニ枢機卿=Bそれから、“甘味”】
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/08(火) 23:21:56.92 ID:KJdN/+wZ0
>>43

【何故、彼が謝ったのか、分からなかった】
【「殺人鬼等、見限れば、良いのに」という、申し訳無い気持ちが、沸き起こり。其れが、殺意に押え付けられる】

―――……其れは。……やってみなければ、分かりません

【彼の問い掛けに。勤めて、冷静な声で、返答していたが】
【興奮。同時に、罪悪感。其れ等の感情を、声に交えていた】
【早く、自分を殺して欲しい。貴方を殺したい。自分を、変えて欲しい】

>>47

……其れは、承知しています。手を焼く飼い犬等、処分した方が早い
僕の支部の、皆さんにも、……迷惑を掛ける訳には、行きませんから

【そう、答えて。殺意に、卵に、完全に支配された、其の時は】

……其の時は、機関を辞めます……。万が一の、処刑も、受ける覚悟です

【と、言い。何度辞める心算だ。結局、自分は、覚悟出来ていない馬鹿野郎だと、唇を噛む】
【其れでも、辞めない気持ちを持っている物は、ひとつ、有った】

……君と、……あの子の、事……、絶対に、何とか、しますから

【未だ、理性が、心に存在する内に。彼女達に、其れを、伝えたかった】
【彼女達が、あの呪縛から、解かれる方法を探すと。そして、後は、何も言わずに】

【目の前の彼を、警戒し。左腕で待機していた、自分の胎児―――アートマンを起こす】
【其れを、彼へ向け、沈黙したまま構えているだろう】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 23:26:28.20 ID:+CH31zbuo
>>49
…それは残念
それは、まぁそういう人の方が多いんだろうね、うん。私は明らかに変じゃなければ相槌くらいは普通にうつけど

【無心にリンゴを囓る様子を動物園的に温かく見守る】

自分の中で結論を出して満足する人も多いって話、かな
特にこういう出来事だと多数派から外れる様なことは迂闊に言えないだろうし

【立ち上がろうとしたところでベンチの空きを尋ねられたので、身体を横にずらし、人の座れるスペースを作ることで無言の返答とする】
【とりあえず座り直すことにしてよっ、と腰をベンチに下ろす】

≪R.I.P.≫、か…実は演説とかをリアルタイムで見たことが無いんだよね
よくわからないけどそういう時間帯だけ意識が飛んでたりして、ね

―――さておき
今のボスはカーネルって人だっけ?確か放送局襲撃のときに組織を乗っ取ったとか
実は私も会ってみたいんだ。都市伝説から手紙を預かってるし
……その口振りだと、君は直接会ったことがあるんだね

【途中まで自分のことを語った後、気を取り直して話を始める―――
 もしピンポイントに意識が飛んでるのならもっと気にするべきなのかもしれないが】
【※都市伝説=知り合いの知り合い】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 23:27:32.02 ID:95+Hd16U0
>>46

【メルフ導師は、クルスの言葉に、静かに目を瞑って】
【暫く静寂を保ってから――ゆっくりと目を開き、語り始める】

……「幽霊を信じない子供たち」が……『何を』信じているのか。その答えを教えてあげよう。
彼らはね…………――『自分自身』を。信じているのだよ。

【……ふわり、と。何処からともなく舞い込んだ風が、彼の金糸雀色の装身具を、小さく舞い上げる】

……純粋ゆえに、それは強固だ。
先人が恐怖した「認識できないこと」を、「認識できないこと」と「認識」する。
そうして自らの中で解析を完結させ、恐怖を取り除き、なおかつそれを強く信じぬく。
子供には容易くとも、大人にはとても難しいことだ……


……だからこそ、クルス。わたしはきみに、こう言おう。
自分自身の進む道に、悩むのなら。それでいて、道を示してくれる神を疑うなら。
それでも信仰を捨て去ることができず、道が見えず、立ち尽くそうとしているのなら――


きみはこれから、『自分自身』の『信念』に基づいて、歩いていかなければならない、と。


【彼の力強い声が――廃墟となった教会に、静かに響く】

何を信じるのか。何を思うのか。何のために、進むのか。自分自身で考え、実行し、そして振り返る。
それはとても恐ろしいことだ。恐怖、不安、孤独……神という絶対の拠り所は、もうないのだから。
しかし……現実とは、斯くもそういうものなのだ。
自分の罪を、迷いを、願いを。一瞬で簡単に祓い、示し、叶えてくれる、優しい優しい「神」。
それに縋ったまま生きていては、きっと……本物の幸福は、見えてこないのだ。
なぜなら、自分自身の進む道を。人生を決定するのは、最終的にどうしても自分自身ただひとりだけであるのだから。

犯した罪を。過去を。全て背負ったうえで、捨てることなく。
未来を見据え、時に迷い、時に傷つき、時に涙し、時に笑いながら、進んでゆく。
それが本来の人の生きる道であり、真の「救い」であるように、わたしは考える。
そして、その辛い道を乗り切った者にだけ――――


――偶像ではない、ほんものの≪神≫が、微笑んでくれる。


……わたしは、わたしのそういった信念を信じている。
だから、クルス。きみが、どうすればいいのか。信仰と罪の狭間から、どう抜け出せばいいのか。
その答えは、進む道は、わたしがきみに提示したものの履行であっては、いけない。
きみ自身が、見つけ出し……きみ自身が、選択していなかければならない。
わたしは……そう、考える。

【――やがて彼は、其処で口を噤み、真っ直ぐクルスを見据えるだろう】
【……暴論、かもしれない。だがしかし彼は、それを信じている】
【それが彼の『信念』であり、だからこそ彼は、迷わない】
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/08(火) 23:38:23.15 ID:3nRw57rSO
>>50

うっさい、大きなお世話だ。自覚はあるけどさ……オレだって、鍛えてるのに。

【興奮の冷めやらぬまま、振り向きもせずぶっきらぼうに言い放ち】
【むすっ、と常の仏頂面を尚のこと渋く、渋く。額に青筋、とまでは往かないが】

【そのまま、目にもの見せてやるとばかりに次のコインを投じかけて】
【人影は、ふと手を止めた。――記憶の片端に、引っ掛かるものがあった】

(そういや――この声、聞き覚えがある。それに、懐中時計=c…十字架=j

――――ミール?

【落ち着いた声に、秒針が立てる規則的な音色。そうだ、確か約束≠――】
【とっかかりが出来て仕舞えば、後は数秒も掛からない。彼女は小さく呟きつつ、振り返る】

【表情は、だいぶ和らいでいた。反して右手は、「手本を見せろ」と無言の内に言うように】
【硬貨を握ったまま、其方へと突き出されていたのだけれど】
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 23:42:09.30 ID:yQTJrsaVo
>>53

……自分、を。

【クルスは、その言葉に目を丸くして――驚いたようだった】
【自分を信じる。当たり前の事でもあり――また、とても難しいコトでもあった】

私に、私の道を……。

【メルフ導師の言わんとするところは、もはや明らかだった】
【貴方は貴方の信じることを行いなさい。その弱きを、重荷を、誰かに預けて進むのは、とても危険なことだ。と】

【クルスは、天を仰いで――そこには、ぼろぼろの梁が残っているのみだ――瞑目した】
【しばらく、そうしていたが、また元に戻す。その目には、不安がありありと浮かんでいた】

……とても、とても大変な事のように、思えます。
背負った荷に潰れる驢の様に……いつか、押し潰されてしまいそうで……。

【胸に当てていた手を、ぎゅっと握り締めて――恐怖しているだろうか】
【今までに、この手にどれだけの血を染めてきただろうか。どれだけの人に苦しみを与えて――】
【――どれだけの思いを、その眼下に打ち捨ててきただろうか】

【それらを忘れず――一人で背負い、歩いていく?】

……メルフ導師は、それでも平気なのですか?

【それは、どれほどの困難なのか。想像を絶する言葉に、クルスの心情が口をついて出る】
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 23:42:14.38 ID:e6Ryshsjo
>>52

今日話しかけた相手がきみで良かった。
いつもだったらまるで人間以外の何かを見るような目で一瞬睨まれ、そして逃げられていただろうから。

【どうにも他人との意思疎通が上手くいかない、そんな事が多々あったらしく】
【一見無感情に見えるがそれなりに悩んでいたようだった】

多数派主義とでもいうような社会の図か、少数派は[ピーーー]と言われているみたいだ。
多分おれは少数の部類に入ってしまうのだろう、それならこの生き難さも分かる。
きみは、そうだな……頭が良さそうだから多数派側なのだろうか?

【呟くのは「ありがとう」という小さな声、礼儀は一応はあるらしい】
【ぼすっと座りキャップをより深く被り直す、まるで外界と自分とを隔てる如く】

そうなのか、……生憎とその時の映像は保存していない。
いつもならばしているのだけどあの時はあっけに取られたというか……。

【件の放送の前日に会った人物がいきなり映像として現れたのだから】
【何か行動するというよりもただその現実を受け止めるので精一杯だったのだろう】

ああ、そういう名前らしいだがおれはアイツを名前で呼ばない。
おれがアイツに名前を尋ねた時にアイツは教えてくれなかったから……。

【変な所で根に持つヤツだった】

そういうのはもしかしたら睡眠障害かもしれない、病院に行くといい。
表の病院ならキチンと適正な値段で診察してくれるだろう?

【裏の医師に酷い診察料を取られた事を思い出す】
【おかげで今の財政事情はリンゴ1つ買う事しか出来ない程度までに逼迫してしまったのだ】

ふむ、どうやらきみに興味を持ったのは偶然ではなかったようだ。
そんな所で繋がるとは、縁の妙というヤツだろうか……。

会ったのはその放送の一日前だよ、初対面だった――――
今思えばおれという人間があんな風に話すのは少し可笑しい。

【暗い空を見上げて月明かりを受ける横顔は】
【苦笑いで、しかしどこか楽しげだった】
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/08(火) 23:45:05.38 ID:RLVZmGYyo
>>47

…クッ……!
【唇をかみ締めて悔しがる】

『そんなこと僕はっ…』
【今度は少年が口黒の声を遮り話し出す】

そうさ…本当は死にたくないよ。
人生辛いことより、楽しいことの方が多いし、まだやりたいこともたくさんある。
だから死にたくない…
だけどお前とは違う!無関係な人も守りたい。でも夢幻さんは殺したくない!

でも今の俺にはそんな力はない……だから俺は強くなるんだ。
【矛盾したことを言っているのは分かっている少年】
【本当に今の状況では自分は何もできないことも】 
【強くなると決めたのに……と唇を噛む力を強くする】

>>51

そうですよね……やってみなくちゃわからないか。
でも、[ピーーー]つもりもないし、殺されるつもりもないです。
僕はただ、夢幻さんの殺人衝動を抑えたい。
【女性の言葉を聞き、銃を引き抜こうと考えるが、今の状況を思い出す】

【少女の方へと視線を移し】
なぁ、今から2人きりにしてくれないか?





58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/08(火) 23:48:03.53 ID:1F6EZ1KAO
>>54

はは、そりゃ同じ歳の女の子と比べたら、お前は余程鍛えられてるだろうさ
それでも男女比とかはあるだろ……性別で比べてたら、かなりいいとこ行ってるだろうさ

【なんて、彼女にとっては慰めにもならないかもしれない言葉を飄々と吐き出して】
【秒針の音色は、騒がしいゲームセンター内だというのに、異常なほど耳につく】

【振り返った先――赤い布を緩めに頭に巻いた、癖の強い黒髪の青年が立っている】
【格好は以前と異なり、彼の所属から見れば正装ともいえるだろう漆黒の僧衣】
【それをジャケットのように軽く羽織り、片手には細長い杖がひとつ】
【八端十字架に埋められた時計は――相変わらず淡々と、時間を刻んでいた】

よっす、久々。暇潰しか?

【まるで一般人のように言いながら、しかし物珍しそうにゲームセンターの騒音と煌めきを眺めていて】
【……彼女が差し出す硬貨は。見えない】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/08(火) 23:53:22.29 ID:95+Hd16U0
>>55

……ああ、そうだ。それは、とても大変な道のりさ。
わたしだって、何度か潰れそうになったことがある。

でもね、それでもわたしが、こうして立って。
そして、信念を有して、歩いていけるのは……――

【――メルフ導師は、ゆっくりと立ち上がって】
【まるでこの世界の全てに感謝するように、或いは文字通り≪神≫に生を感謝するように】
【或いは、感極まった指揮者がそうするように、静かに天を仰いで――】

……背負うべきものを『共有』する、『仲間』が居るからだ。


人間は、自分自身を信じていかねばならない。
だが、それでいて、人間は自分ひとりだけでは絶対に生きることはできないのだ。
よくできたものだと思うよ。……『人』を創造なされた、偶像ではない≪真の神≫は、よくお考えになられた。
それは、暗に示しているということなのだ。人が道に迷い、押しつぶされそうになったとき、どうすればよいかを。

神に縋るのではない。天上の、見えないものに救いを求めるのではない。
きみの隣の、きみの信じられる人に。きみが共に笑い合える人に、救いを求めればいい。
そうやって、辛いことを分かち合い、涙を分かち合い、嬉しいことも、悲しいことも……
分かち合って困難を乗り越えながら……自分が信じる道を、往く。


……わたしには、義娘が居る。
彼女は、本当に辛い人生を歩んできた。この世にこれほどの絶望が存在するのかという道だ。
しかし、彼女は今、とても明るく笑って、幸せそうに生きている。
神を信じ、聖職者となることで暗闇から解き放たれたことも一因かもしれない。
しかしそれ以上に、あの子は自分自身を信じた。自分自身から、逃げようとしなかった。
そして、あの子の周りには、苦しさを分かち合うすばらしい仲間が居た……。

……きみは、どうだね?
いままで、自分の歩んできた道を、振り返ってみるといい。
そこには、何がある?何が見える……きみに、声をかけてくれるものは、あるかね?

【立ち上がったまま、メルフ導師はクルスを見下ろして問いかける】
【それは、まさしく父親のような、優しさに満ち溢れた目だった】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 00:00:37.43 ID:CRD8Rrifo
>>56
なんだか随分凄まじいことがあったみたいだね……?

【見た目から人間離れしてるでも無しに「人間以外の何かを見るような目」で見られるというのはただごとではない
 …と、少女は思いながら悩ましげな様子を見ている】

多数派に迎合するのは、簡単ではあるけど必ずしも楽ではないと思うよ
今回みたいな出来事は下手なことを言うと社会の敵扱いされかねないから、まぁ仕方がない

【まいのりてぃ的な思想に関して少し考えを巡らせながら返事を返す】
【……自分が多数派かどうか喋ってないなこいつ】

テレビとかでも流されることがあるけど、グロテスクがどうのとか過激な内容がどうのとかで
オリジナルそのままはまだ見れてないんだよね、前の演説

【映像を持っていないという発言に、むぅとちょっと残念そうな様子を見せる】

変わったこだわりだね。いや、プライドが許さないとかそういう問題かな?

一応知り合いに腕のいい医者はいる。……変な改造をされてない保証はないけど
こっそり一般の病院で検査受けたときシロだったから大丈夫なはず

【言葉づてで既に胡散臭い奴がいるものだ。とにかく「普通の」病院はもう試みたらしい】

縁はどこで繋がるから分からないものだよ、きっと

あの襲撃事件の前日――?また変わったタイミングで会ったものだね
カーネルって人はかなり変わった人らしいけど、その時はどんな話をしてたのか、気になるな

【月明かりの下で黒い髪と瞳が輝いている―――】
【テロリストの主犯を「かなり変わった」と片付ける辺りに、彼女の内なる大胆さが伺えるような……】
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 00:04:28.46 ID:zkgmAQ8Oo
【公園】

【一人の青年がベンチに座って、黒色の表紙の分厚い本を読んでいる】

……────うぅむ。

(魔術って、やっぱり難しいんだな……)

【燃えるように真っ赤な三本のアホ毛、青空のように透き通った空色の瞳】
【白いシャツの上に灰混じりの黒色のパーカーを羽織り】
【左手首にはオレンジ色の包帯を巻き、左足には蒼を基調とした金属製の細身のアンクレットを身に着け、】
【霰を連想させるような幅広で白色透明な長剣を、抜身で腰に帯びている。】

【読んでいる本は、所謂魔術の参考書のようなもので】
【左手に"蒼穹の魔力"を集めてることから、どうやら魔術の練習中といったところである】
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 00:10:34.45 ID:JS2iSdp6o
>>59

……なか、ま。

【クルスは、大仰な動きで立ち上がったメルフ導師の顔を見上げながら――】
【その言葉を、鸚鵡返しに呟いた】

【――言われて、自分の歩いてきた道を振り返る】
【恩人の数ならば、両の手の指の数では利くまい。討ち払ってきたものは、それより増して多いだろう】

【――与えるなら、受け取ろうとしなさい=z
【ふと、一人の女性から、最後に受け取った言葉が耳の奥に蘇る】

【受け取ろうとしない者から、何かを受け取る事は出来ないのだから……=z
【彼女は、そう言って、微笑んで――そして、落ちていった】

【――自分は、今まで傲慢だったのだろうか。驕っていたのだろうか】
【あらゆる物を救って見せると】
【――それがこの一人の手で叶うと、信じて――】

……。
沢山の人に、助けてもらいました。
……彼らは、生きろと。助けてあげるから、と。

……そう仰ってくださいました。
私も、そうありたいと願ってきましたが……少し、心得違いだったのかも、しれません。

【そう、自分には彼らも一人であるかのように見えたが――】
【彼らとて、一人の人間なのだ。彼らの強さは、メルフ導師の言うところの、『仲間』であるとか、もっと言えば――】

……守りたいもの。

【――そういうもののための、誰かのための強さだったのかも、しれない】

……メルフ導師。最後に、一つ。
守りたいものが、この世に忌み、嫌われたモノであったとしても。
……私に、私の信念の下に進めと。そう仰ってくださいますか?

【クルスの目には、依然として不安の色が浮かんでいる】
【だが、今、それにより強く浮かんでいるのは、決意の色だった】

【――神を忘れず】
【――罪を忘れず】
【――人を忘れず】

【それでも、戦い抜くことを決めた、その決意の色が】
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 00:13:09.44 ID:CCizowpDO
>>51

……戦場で気が狂って、どうにもならなくなって
だけど時々、まともに戻る奴
そういう奴、何人か見たよ
……最期まで見届けた訳じゃないけど

理性のあるうちに、自分の終わらせ方を考えると良いかもな
完全に狂ったら、何も考えられなくなるんだから

……もし、そうなったら
次の祭りには、私が連れて行くさ

【無理矢理にでも救おうとは、思わなかった】
【救いを、誰か親しいものが望んでいる訳ではないから】
【自分の半身は、知らない。眼前の本人が望むのは―――】
【少女は、諦めていた】

>>57

なあ、楽にしてやれよ
私たちは機関員。世間の目は冷たい
正義の味方のお前が、私には冷淡で言葉もよこさないように、さ
強くある時はいいが、困っても救いは来ないんだ

こうなった人間を治せるのは、かなり深い繋がりの有る奴だけさ
聞いてて気持ちいい正論なんて、狂気の前じゃ無意味だしな
お前が去ってから。こいつはまた、誰かを[ピーーー]ぞ?

なあ、殺してやれよ
私には分かるよ。こいつが、殺したくないって思ってる事
でも、無理だ。麻薬なんだよ、血の臭いって
やめようと思う頃には、手遅れなんだ

【抑揚をつけるでも懇願するでもなく】
【ただ、思うことを淡々と並べていくだけの】
【少女に、悪意はない】
【そうしてやることが良いのだと、思っていた】

>>二人

……ああ、分かった
死体は、貰ってくけどな

どうなるかは、知らない
ただ、きれい事はいい結果を生まないよ

【自分の半身の友人に、僅かながらの憐憫の情】
【少女は部下に支持を与え、死体を回収しそこから去っていく】


/こちらは一足お先に、お疲れ様でしたー
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 00:14:57.54 ID:jPKVNmySO
>>58

――タメかそれより下の同性で、オレより上を少なくとも三人識ってる。
内二人は、純粋なヒトとは違うけれど……きっと、捜せばもっと。

ま、別に好いけどさ、どうでも。力で勝負しようなんて、端から考えてないし――?

【彼女はそれなりに熱しやすいが、冷めるのもまた速かった】
【慰めるような言葉に対しては事実を並べつつも、至ってフラットな口調で返し】
【青年へと向き直れば口の端のみを微かに曲げて、更に一言付け加える】

【どこか負け惜しみじみて聞こえなくもないが――それはまあ、置いておくとして】

ああ、久しぶり。概ねそんなトコだよ、見回りの途中でさ。
こういう場所が非行の温床に、って名目で――一寸ばかし、寄り道。

【さほどの音量は無くとも不思議とよく透るのは、彼女の声もまた同様、か】
【服装に多少の差異はあれど、想起した通りの彼に。役職にあるまじき事を宣い】
【これでもか、と硬貨を人差し指と親指で摘んで、目の前にちらつかせて見せて】
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 00:16:16.14 ID:/DEvDgQHo
>>60

どうにも苦手なんだ、考えた事を言葉にするのが。
普通の人間には出来る事が出来ないと、やはり異質と思われて仕方ないだろう?
つまり、おれは存在不適合者のような者だよ。普通には成れないし普通には慣れない。

【相手との会話が小さなレベルではあるが成り立たないのだ】
【自分の意思が伝わらないという事はストレス以外の何物でもなく】
【それ故自分の前から人は去って行く、ただ今日はそれなりに話せている……そう思えた】

だが他人から疎外される事は少なくとも無い、無意味に差別される事も少ないはずだ。
社会が敵だよ、おれには……。おれ自身は敵対するつもりは無いというのに。

【表情を曇らせる、そして溜め息】

規制というヤツか、リアルな世界があるというのに目隠しする理由がおれには分からない。
言い方が悪いかもしれないがそれはただ臭いものに蓋をするような物じゃないか。

プライド?……おれがプライド?……フム。
(もしそういったものがおれにあるとするならば、もしかしたら彼から与えられたのかも知れないな)

【まさかそんな物が自分の中に存在するとは微塵も思っていなくて】
【彼女からそう言われ初めて自覚する、大きく目を見張る】

診察されて問題ないのなら……体質だろうか、気を付けるに越したことはないだろうが……。
しかし改造されているかもしれない、というのはどうなんだ?

【彼女の知り合いの医者、出来れば会いたくないものだとか思ったとかなんとか】

その時か、その時おれは……。
とある丘で空を見ていた、おれは空が好きだ。空をぼうっと見つめていたらアイツが来て――――
そして空について語った、おれは空には可能性があるかもしれないと言って。
アイツは空に自由という名の空虚があるだけだ、と言った。

【酷く断片的で彼女には伝わる物も伝わらないかも分からない】
【ただそれを語っている表情はどこか柔らかかった】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 00:20:31.79 ID:LvB2pAhB0
>>62

【メルフ導師は――クルスの独白にも似た言葉を、ただ無言で聞いていた】
【しかし、その唇には、何処かしら嬉しさが宿っているように見えて】

【クルスが投げかけた、最後の問いに】
【その瞳に宿る、不安に】
【それより更に奥で確かに燃え始めた、決意の焔に】

【彼は。今度こそ、唇に微笑みを映して――】


――進みたまえ。
それが、きみの≪信念≫であるのなら。


【力強く。本当に力強く、そう言い放つだろう】

【祭壇と十字架を背に、堂々と佇みながら宣言するメルフュレル・ファーザーは】
【本当に、どこか――神々しくすらあるかも、しれなかった】

……迷いは、晴れたかね?

【そして、またにこやかに微笑みながら、そう訊ねるだろう】
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/09(水) 00:22:07.88 ID:XwBtM8xAO
>>64

……ま、広いしな。世界は

【あっさりと彼女の言葉を肯定しながら、この場所ではやや目立つ僧衣を脱ぐ】
【コートのように使っているため、その下にある衣服は全く一般的なものと差し支えなく】
【灰色のタートルネックを着用した姿を晒せば、こんな場所だろうとこの神父は紛れ込んでしまうようだった】

非行、ねぇ……まぁ、いいんじゃねぇの?
こんなとこで出来る程度の非行なら、可愛いもんさ

【なんて、返す言葉は少し意外なもので】
【しかしゲームセンターにたむろする人々を見詰める彼の瞳は、その場の雰囲気を一緒になって楽しむような色があった】

【――で、】

……いや、インドアなもんで

【なんて、頑なに硬貨から視線を逸らすが……彼の身体は鍛えられていて】
【絞られた、しなやかな筋肉ゆえの細身というのが、彼女には分かるはずだ】

/次遅れるかもです
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 00:25:06.28 ID:bufh5yC10
>>57

……、何を、なさるのですか?

【彼女にとっても、此の衝動は、出来る事ならば、長く押さえていたい】
【自由に行動出来る、今の内に。遂げられなかった事を、全て、して置きたい】
【だが、其れを可能にする方法等、無いかもしれないのだ】

【殺す事も、殺される事も、しないのならば】
【彼は、何をするのだろうと、思って、問い掛ける】

>>63
/お疲れ様でした!

……、有難う御座います。……
……夏祭り、君達の、浴衣姿。見たかったです

【名残惜しそうに、そう、答えて】

どうせ、好き勝手生きてきた僕には、悲惨な死しか、待っていません
結果は見えています。残った時間を。僕の事だけで、考え尽くさない様に、したいんですよ

……はい。……さようなら

【別れを告げる。彼女の背中を、見送るだろう】
【また会える時は、来るだろうか。自分は、諦めるしか、無いのだろうか】

【其れから、再び、重太郎へと向き直り】

……彼女の、言う通り。希望は、絶望にしか成りません
僕を殺した方が、早いのでは、無いでしょうか

【淡々と、思考した事を、問い掛ける】
【殺意は消えず。唯、殺したい、殺されたいと、彼女は願うばかりで】

/すみません、お風呂行って来ます……
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 00:31:58.61 ID:QtoS4KsAO
>>61
【紙袋を抱えた、青年が、前を通りがかる】
【セミショートの金髪とマントを揺らし、少し急ぎ気味に】

(──ん、む?)

【チラリと、ベンチに座る青年の本へ、視線が泳いで】
【結果として、立ち止まってしまった】
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 00:32:54.48 ID:A0EsAogDO
>>885

『あん?…おい、フェン、お前はどうするんだ?』

【裸眼の少女は問うた。しかし、】
【その質問に対しても、メガネの少女は何も答えなかった。】

【やがて、裸眼の少女は相手と目が合う。穏和な笑みと、瞳の群青に吸い込まれそうになった。】

『まっ、いいや。ほんなら私だけでもやってもらおうかね』

【裸眼の少女はそう呟いてから、相手の手招きに応じる。】
【怪しい、などとは考えていなかった。頭で考えるより先に行動するタイプである】

「……」

【メガネの少女も一応は近づく。そして、】
【相手が動いた瞬間、何をしようとしているのか分かった。】

「…ヴァンパイア…?」

【そして、裸眼の少女のまさに首筋に、相手がふれようとする瞬間、】

「…だめ…」

『は?────────────うわっ!!』

【走り出し、自分の相棒を思いっきり突き飛ばした。】
【ドシーン、という音がして、盛大に転ぶ】

『い、いってえええ!!!フェン!!てめえどういう─────』

「……あなた、吸血鬼ですね?」

【メガネの少女は相棒の抗議を無視して、】
【相手に鋭くそう問いかける。】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 00:35:06.97 ID:JS2iSdp6o
>>66

……ありがとうございます。

【その言葉に、クルスは微笑んで会釈を返して――椅子の上から立ち上がった】
【その姿は、やはり華奢で、背も小さい、子供のような少女でしかなかったが――】

……はい。
……一切の迷いなく、とは参りませんが……。

【――そこには、自らの手で運命を切り拓く、一人の人間の声があった】
【もはや時間も惜しいとばかりに、急いだ様子で教会の入り口へと歩いていく】

迷ったら、きっと。
……そのときはまた、懺悔、聞いてくださいね?

メルフさん。また、どこかで。

【最後に、少女は振り返り】
【いたずらっぽく、はにかんで。そう言い残すと、小走りに、教会から去っていくだろう】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 00:35:24.47 ID:s0vivMAYo
>>63

そ、そんなつもりは無かったんだ。
一言謝らせてくれ、ごめん。
【少女の様子を気にかけて謝る】
【自分と同じくらいの少女には弱いのはこの年の男の性だろう】
【だけど人殺しは許さないと言葉を続ける】

そうかもしれないし俺には詳しいことは分からない……
だけどまだ変えれるかもしれないだろ!?
殺したらそこで終わりなんだぞ!?
【少女に説教するかのように話しかける少年】
【命を第一事項として考えているようで

そんなことは分かってる…
でも綺麗ごとを実現させるような力をつけていくつもりだ。
【自分が綺麗ごとを言っているのは重々承知している】
【そして自分の夢を述べる】

>>68

殺したくないです…絶対に…
何としてでも助けたいです……
でも自分にとってそれは無理なことは知ってます…
【さっきからずっと感じていた、助けられない事―――自分の力がないばかりに】
【そういって、視線を銃の方、白口へと向ける】

お前はさっきからそうしたかったんだろう?
「よく分かってくれるな、さすが相棒」
【普段の彼、白口なら言ってないであろう相棒という言葉を少年へと掛ける】
【そして少年は白口をホルスターごと取り外して】

こいつを持っててください。
少しはよくなると思います。
【そう言って、女性の胸元へと白口を投げる】

/乙でした。おふろ了解しました
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 00:36:43.70 ID:CRD8Rrifo
>>65
月並みな言い回しかもしれないけど―――言葉にはノイズが混じるものだから
自分の考えをどれだけ精確に言葉にしたつもりでもそれを受け取る人にその言葉は考え通りには伝わらない
君はそういうのが特に目立つ人なんじゃないかな?

それからこれもよくある言い回しだけど、不適合者は自覚してないからこそ不適合だと思う

【簡略化した説明…あなたの考える「緑」と相手の考える「緑」はしばしば違うものだからそこをまったく同じと考えるとアレするアルよ】

君の話からはちょっと外れるけど、人は何時の時代も、完全に分かり合えることは無いんだろうね
「彼ら」もそんな世界に鬱屈としたものを感じていたのかもしれない

【呟きながら、先ほど脇に置いた新聞に視線を落とす】
【人が分かり合えるなら争いは起きない―――ならば決意のもとに争いを起こした彼らはきっと―――】

それこそ対外的な繕いだろうね。隠しても無駄だとしても、それは自ら明け透けにすることとは別問題だと思う

うん。プライド。自ら選んで意固地になってるのなら、それは拘りとかそういうレベルの話じゃないかな

【こくり、と肯定の頷きを返して】

改造出来る人らしいから仕方が無い、うん
色々聞きたいことはあるけど、どうせ教えてくれないから仕方ないね

【仕方ないね。とにかく普通の人じゃあ無いね】

空には自由という名の空虚、か……問題はないよ
可能性も、空虚も、きっと本質は同じ。満たされてない、果たされてないものがそこに広がっているもの

―――私は、そこに生きることに決めた。空虚なものを満たしていくことに

【そう囁くように呟いた少女の顔には、僅かに影が差したように見えて―――――】
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 00:37:41.59 ID:g/3RU1IAO
【公園】
【街灯の光に照らされるベンチから、深い溜め息が吐き出される】

あーぁ、めちゃくちゃ痛いじゃねえか。
あいつら私の事を化け物か何かと勘違いしてんじゃねーのか?

しばらく動けそうにねぇな…
【長身の体躯に纏われた漆黒のスーツの奥に、挑発的に胸の大きく開いたカッターを覗かせ。背ほどまで伸びる闇色の髪を一つに結いながら、右前髪の一房だけを深紅に染め上げる。その髪に縁取られた、細い輪郭に収まる顔は見れば見るほどに整っていた】
【全身を黒で統一したその姿はボロボロに引き裂かれており、所々血が滴り落ちている】

あ〜、暇だ。
【そんな状態でありながら、優美に足を組ながら女性は夜空の星を仰ぎ見た】
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 00:43:03.93 ID:GCYWzecLo
>>74
【公園に足音が響く】
【着崩した学ランに使い込んだスニーカー】
【そして、視線を音の出処である足元から上へあげていくに連れて、少々特徴的な其の風貌が視えるだろう】
【白髪灰眼であった。其の髪は、ともすれば空気に溶けそうなほどに白く】
【其の眇められた双眸は、白目と僅かに明度を異としている故、黒目と分かる】
【肉体の色素悉くを奪われたかのようなその外見。しかしそんな浮世離れした見た目でありながらも其の所作はいかにも普通の学生然としていて】
【その灰色の双眸が、血に染まった女を見ると同時、白から血より紅い真紅に染まって】

おい、アンタ、大丈夫か?

【早足で足を進め、話しかける】
【その目は、どうやら心配しているようで】
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 00:43:09.66 ID:LvB2pAhB0
>>71

……そうかい、それはよかった。
ま、いきなり全ての迷いが晴れれば、それはそれで怖いものさ。
迷いながら進むといい。わたしは、いつでもそれを聞いてあげよう
或いは、きみの仲間が……それを打ち払ってくれるだろうから、ね

うむ、また何処かで

【そうして彼は、去り往くクルスを見送るだろう】
【寂れた教会の中、ひとり、メルフ導師は――】

……フフ、あの子と出会った日のことを思い出したな。
何か通じるものがあったのか……強く歩んで欲しいものだ。

……名刺を渡し忘れたが、まぁいいだろう。再び会うべきなら、きっと会えるとも。
文字通り、「神の導き」によって……なんてな。

【懐から取り出した、いつも初対面の相手には渡している名刺を眺めながらフゥ、と息を吐いて】
【――それは彼が居る教会≠ノおいて、彼の部屋に通るための通行証にもなる名刺】
【教会≠ェ誇る『術式解析部』の≪ 枢機卿 ≫――メルフュレル・ファーザーの、名刺である】

……さて、わたしもそろそろ行くとしよう。
わたしの信じるもののために……な……

【やがて彼もまた、最後に十字架に小さく祈りを捧げて】
【手にした分厚い魔導書を持ち直し、歩いていくだろう――】


……と、その前に、芋羊羹と赤ワインの補充だ

【なんて、すっとぼけたことを呟きながら】

/お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
/メルフ導師が絡み中で一度もボケなかったなんて……!奇跡に等しいッ……!
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 00:44:38.51 ID:JS2iSdp6o
>>76
おつかれさまでした!
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 00:45:55.31 ID:zkgmAQ8Oo
>>69

……───ん?

【少年が立ち止まったのに気づくと】
【本を読むのを中断して、少年の顔を見上げる】
【集中していたように見えて、案外周囲の警戒はしていたらしい】

何か、ようか?

【キョトンと首を傾げて、尋ねかける】

【彼の左手に集まっている魔力は、素人でも視る事ができるため】
【この青年が魔術師であることは、容易に推測できるだろう】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 00:48:01.46 ID:zfXLcvYK0
【公園】

【ベンチとは少し離れたところで剣を振る男が一人】
【藍色の着物に身を纏い、2mもあろうかという日本刀を軽々と振り回す】

【刀が空を切る音が、公園全体に響き渡るほどに大きくなってくる】
【鍛錬をしているであろうその男の目は何かを見据えているようである】

(…私の能力とうまく組み合わせる…か…)
【先ほどの金髪の青年のアドバイスを思い出しながら、彼は自分の太刀筋を確認する】

(自分の能力にもっと向き合わないと…)
これ以上…強く…なれんぞっ!!

【声とともに空を切る音がさらに増す】
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 00:51:52.49 ID:ctjoykl/o
>>70
【目の前からすっ飛んで行った裸眼の少女に多少は驚きはしたのか、目を丸くして】
【が、眼鏡の少女の問いを受けると、表情を戻してゆっくりと立ち上がる】
【その瞳には、行動を阻害された悔やみ等は微塵も感じられない】

……有り体に言えば、そう、だね
不満かな、それは

【それだけの相手の追求では、その行動の意図するところが分からなかったようで】
【ただ、どうしたの、とばかりに首を傾ぐばかり】
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 00:53:42.86 ID:QtoS4KsAO
>>78

えっと…その本と手は──うわととっ!?

【紙袋を両手で抱えていたことを、一瞬忘れてしまっていたのだろう】
【思わず片手で本を指差した拍子に、紙袋のバランスが崩れ──】

──っと、と……!

【間一髪、何とか持ち直し】
【少し息を乱しながら】

あー…えっと。
魔法を見たことがないもので…

【正確には、覚えて≠「ないのだが】
【魔法も存在がそれなりに認知されている世界で、見たことがないというのは、相手にはどう映るだろうか】
【加えて、青年の格好は、凡そ一般的とは言い難い】
【両手に嵌めたガントレット】
【上半身を守るレザーアーマーに、下半身のプレートレギンス】
【そこにマントが加われば、その姿はまるで】

貴方は…魔術師ですか?

【何処かの王国に仕えている、騎士のような姿だった】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 00:54:21.98 ID:jPKVNmySO
>>67

狭いように見えて、な……。

【――くつ、と小さく喉を鳴らして、朔夜は首肯しつつ其方を眺める】
【毎度ながら、とても枢機卿≠ノは見えない。或いは腰の得物の分、自分の方が目立つのではなかろうかと】
【そんな失礼な物思いに耽りながら、首を緩く傾けて目を細めていたが】

【あまりじろじろ見ていると気取られるやも、と。ややあって口許に左手を添え、明後日の方向に目を向けた】

――――うん。此処じゃきっと、首は飛ばないと思う。
精々がカツアゲとか喧嘩とか。性質が悪いので、麻薬の取引場所に……って感じだな。

【それから青年の眺める先へと自然に視線を流し、相も変わらぬ調子で相槌を打って】
【「それだって、たかが知れてる」と付け加え。どこかぼんやりと、人込みを観察する――】

…………ダウト。デスクワークでそんな風になるか、馬鹿。

【因みに、彼女。やはりと言うべきか、肝心な所はきっちり抑えていた】
/了解なのですぜー、此方こそ遅レスすみませぬ……。
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 00:56:39.83 ID:/DEvDgQHo
>>73

きみは……なんだろうな、今おれは慰められているのだろうか?
だとしたら言うべきは「ありがとう」か……。

しかし自覚していてもそうそう治らないんだ、性分なのかもしれない。

【三つ子の魂なんとやら、治そうにも正そうにも時間がかかるものは在る】
【特に人格や精神のような領分になるとより難しいのだろう】

人は言語という意思を伝える物を持っているのに、分かり合えない……か。
もし神のような物がいるのだとしたら今頃ソイツは人間の事を笑っているのだろう。
そうかアイツはもしかしたらそういった物が嫌だったのかもしれない……。

【ふと、彼の戦いの意味を彼の言葉から直接に尋ねてみたくなった】
【生きたままの彼の言葉で……】

成程、そういう考え方もあるのか。明け透けにすることとは別問題……、フム。
ふふ……それはまるでおれがまともな人間みたいに聞こえるじゃないか。

【くす、とその仕草に笑みで返す】
【おまえはれっきとした人間だと言われているようで、それが幻想だとしても嬉しかった】

可能性は無限に分岐するただ姿は決まっていない、空虚も違う見方をしたならそうなのか。
きみの言葉は不自由なおれにも分り易い、話しかけて良かったよ。

……きみのその生き方は、おれが言うのはおかしいだろうが凄く難しいと思う。だが――――
だが同時にとても尊いもののように思える、なんとなく……だけども。

【その表情を、なんとかしたいと思った】
【でも、やはり言葉が見つからない自分が伝えたい事が言葉として立ち上がってこない】
【それに対して自分は悔しいのか気がついたら唇を噛んでいた】
【表情も知らずのうちに険しくなっていた、まるで己を憎むように】
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 01:00:22.38 ID:GCYWzecLo
>>74
//まだ居ますか?
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 01:01:16.02 ID:zkgmAQ8Oo
>>81

……大丈夫か?
取り敢えず、座ったらどうだ。

【ベンチの端の方へと詰め、人が座れるスペースを作り】

───本当に?
せめて一度くらいは、見たことあると思うんだけど。

【"魔術協会"というものがあるくらい、この世界には魔術が浸透してるはず】
【そんな日常的に見るものではないだろうが、一度も見たことないとなるとかなりのレアケースだろう】

うん、俺は魔術師だよ。
そういうお前は……どこかの国の騎士?

【コクリと頷き、少年の問い掛けを肯定する】
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 01:02:49.98 ID:/855RysDO
>>72

【彼の言葉に、険しい表情を浮かべた、女だったが】
【放られた、重太郎の相棒に、驚いて】

―――ッ、

【急いで、掴もうとする】
【割れ物を扱う様に、優しく、両手で、白口を握り締めて】
【逸れから、重太郎へ、虹色の視線を向け】

…何故、白さんを…?

【怖ず怖ずと、尋ねるだろう】

/すみません、見逃していました…ごめんなさい…
/携帯に移行します…
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 01:03:02.63 ID:g/3RU1IAO
>>75
あ?
【手負いの為か、それとも常にそうなのか】
【敵か味方かも定めない内に、淀みない敵意を込めた射抜くような視線を向けて】

それは私に言ってんのか?
【全く傷を感じさせない程の威圧感をしばらく向けて】

見てわかれ。
私はな、一等暇をしているんだよ。
四の五の言わずにこっち来て座れ。
【反論を許さない様な絶対的な命令口調で、横の空いたスペースを叩いた】

88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 01:04:22.84 ID:A0EsAogDO
>>80

『な、なにい!?ヴァンパイアだと!?』

【素っ頓狂な声が路地裏に響いた。】
【裸眼の少女は驚いた様子で相手を見つめる。】
【ということは…あのままだったら自分は血液を吸われていた分けか…と彼女は思考した。】
【同時に、「力を底上げしてやる」という言葉も思い出す。】

『…どういうことだ…?私を吸血したら力があがる…?』

「不満ではありません。私も魔法使いだから…ヴァンパイアは見たことあります。ただ…」

【二人は疑問的な視線を相手に投げかける。】

「説明して欲しいんです。どうして吸血によって力が上がるのか…」

「一般的に、吸血という行為は…自らの仲間を増やす行為ですよね?私は文献で読んだことがあります。」

【メガネの少女は話した。目の前の人物がそのたぐい、つまり、先ほどの行為が「仲間を増やすための」吸血であったかどうかは分からない。】
【同時に、そのような行為を行う吸血鬼なのかも定かではない。しかし、】
【なにかことがあってからでは遅い。自分にヴァンパイア化した姉、すなわち裸眼の少女を】
【元に戻せる術は無いのだ。】
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/09(水) 01:05:21.06 ID:XwBtM8xAO
>>82

……少なくとも、そんな世界が二つ以上はあるんだ。認識しないだけで、充分広い

【異世界から来た住人――そういった人々を、此処にいれば見たことはあるだろう】
【合わせ鏡のようにして無数に重なる世界の向こう側などは、生物の持ち得る尺度で計ることはおそらくは出来ず】
【そんなことを適当に嘯く彼が役職に不相当なように見えるのは、外見が未だ“青年”の粋を出ないからかもしれない】
【教会≠フ円卓に座する一人でありながら、まだ二十代にも見えるその姿――なんらかの『加工』がされているのか】

【彼女の視線に、気付いているのかいないのか。どこ吹く風とばかりに周囲を見て】

殺伐としたのは厭だねぇ。平和がいいさ
麻薬だろうと喧嘩だろうと、本人が納得してるなら俺はいいと思うけど

【なんて、聖職者には合わないことを】
【それからちょっとして、立場的には相応しくないことを言ったと思ったらしい】
【「今のは秘密な」、と彼女を子供扱いするように、人差し指を自分の唇に当てて、困ったように笑いながら】

……なるさ。本は、重い

【視線が明後日でございます】

/そして既に帰ってたとか以下略
/俺から絡んでるから大丈夫!ヤバくなったら舞台裏に書き込みますんで、気にせずどーぞ
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 01:08:05.85 ID:GCYWzecLo
>>87
(……面倒な輩に出会っちまったかね)
はぁ……。

【ため息をつきながらも、その視線を受け止めて、たじろがない】
【しかし、目の奥には、無意識の悪意、が渦巻いているのが分かるかも知れない】

……そうだよ、怪我してるだろうに、アンタ。

【その悪意を一瞬目を瞑り、抑えこみ】
【少年は特に強そうでもなく、賢そうでもない】
【しかし、その見た目の年齢からは想像がつかない程の修羅場は潜って来ている】
【そう思わせる場慣れした雰囲気を少年はまとっていて】

物騒な人には、関わらないほうがいいというが、まあ仕方がない。

【逃げようにも、逃がしてくれなさそうだ。とボソリ呟いて】
【少年は迷うこと無く横に座り込んだ】
【ぼんやりと少年は夜空を見上げている】
【色素の皆無な、白い髪は、月光を浴びて金を孕んでいる】
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 01:09:03.84 ID:QtoS4KsAO
>>85

すいません、ありがとうございます。

【紙袋を抱えたまま、空けられたスペースへ腰を下ろし】

ええ、本当に。
その……

【相手が魔術師であるということを肯定し、逆に『お前は騎士か?』と聞かれると】
【青年は、やや申し訳なさそうに】

……記憶喪失ってヤツで。
覚えてないんですよね、色々。

【片手と両膝で、紙袋を固定して】
【空いている手で、頬をポリポリと掻いた】

だから、魔法を見たのはさっきが初めて、自分が騎士かどうかは、解らなくて。

【でも、と続ける】

名前なら、有りますよ。
ジェラルドです、お見知りおきを。

【そう言って、相手へ笑いかけた】
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 01:12:44.42 ID:s0vivMAYo
>>86

コイツがいれば殺意の抑止になるかなぁと思ったので…
できれば3人で側にいたいのですがそれは無理なので白口を渡しました。
白口もそれを望んでいましたし……
【白口との別れを少し悲しむ少年】
【だが、今はそれよりも彼女の手が汚れるのが嫌なようで】

機関の…どこに務めてるのですか?
もし、夢幻さんが処刑されそうになったら…そこに乗り込みますから
【前少女と話していた処刑という言葉が引っかかったらしい】
【よっぽど心配な様子の少年。そしてこの言葉に嘘はないだろう】
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 01:13:23.10 ID:CRD8Rrifo
>>83
実を言うと、それほど慰める意図は無かったんだけど……
お礼は受け取っておく、「どういたしまして」、うん

【ぺこり、と会釈して受け取っておいた少女】

個を持つ生命の構造欠陥だと思うよ。同じものを見ても、同じことを感じるとは限らないもの
いや、「まったく同じこと」を感じることはむしろありえないと言っていいかな
まぁ「彼」は神様とか如何にも信じてなさそうだよね

【目を伏せて、滔々と言葉を紡ぐ】

体裁、というやつかな。世界に反する彼らがとても嫌いそうなことだね、まったく

―――少なくとも、君と殊更異常な存在として接したつもりはないかな

【笑みを向けられたので、こちらも笑みを返す――作ったものであることは確かだが、偽りの感情、というわけでもない妙な雰囲気だ】

世界を≪序曲≫に…ありのままの姿に還す、と言ったんだってね
きっとその空虚な空を、自分の信じる何かで満たし直したいのかもしれないね、「彼」は―――カーネル…

【…と、そこまで言って】

カーネル……なんだっけ

【台無しだった】
【しかし、その表情に先ほど一瞬差した影は既に無く―――】
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 01:17:05.38 ID:zkgmAQ8Oo
>>91

……───えっ?

【記憶喪失という言葉はよく聞くし、青年も知っているが】
【実際に見たのは初めてであり、感嘆の声を上げ】

悪いこと、聞いちまったな。
けど、そんな申し訳なさそうにする必要無いから。

【そう言うと、軽く頭を下げて謝った】

ジェラルド、か。俺は天ヶ谷 双葉。
知ってるかどうかは分からないけど、"対機関連合"って組織のリーダーをやってる。

【"対機関連合"──度々ではあるが、新聞などに載る程度には知名度はあり】
【記憶喪失といえど、存在を知っていてもおかしくはないだろう】
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 01:22:38.68 ID:g/3RU1IAO
>>90
面倒な奴に出逢っちまったなぁ、って面をしてんじゃねーよ。
そんなに夜空の一つになりてぇのか?
【女性の態度は出逢ってから寸分も変わらずに“不敵”で、そして何より高圧的で】
【少年の顔を覗き込む紅い瞳は暗闇の中でも爛々と輝きを放ち】

物騒な奴と関わりたくないなら、端っから私に話しかけたりしねぇだろ?
それに、私は世界一優しいお姉さんだから安心しな。


それからもっと喜べよ。

私と出会えたのは間違いなく幸運だからよ。
【豪快な笑い声を真夜中の公園に木霊させながら、肩に手を回して組もうとする】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 01:22:59.49 ID:g/3RU1IAO
>>90
面倒な奴に出逢っちまったなぁ、って面をしてんじゃねーよ。
そんなに夜空のお星様の一つになりてぇのか?
【女性の態度は出逢ってから寸分も変わらずに“不敵”で、そして何より高圧的で】
【少年の顔を覗き込む紅い瞳は暗闇の中でも爛々と輝きを放ち】

物騒な奴と関わりたくないなら、端っから私に話しかけたりしねぇだろ?
それに、私は世界一優しいお姉さんだから安心しな。


それからもっと喜べよ。

私と出会えたのは間違いなく幸運だからよ。
【豪快な笑い声を真夜中の公園に木霊させながら、肩に手を回して組もうとする】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 01:25:32.90 ID:/855RysDO
>>92

……、

【言葉を聞き、何か、考えている様子で、沈黙した】
【ぎゅっと、白口を、抱き締め様として】

……、ごめん……、……ありがとう……

【漸く見せた、安堵の笑みは。】
【以前の彼女を想起させる、少しだけ明るい、逸れだった】

……処刑は、悪魔で、可能性の事です……
僕が、完全に手を付けられなくなった場合
仲間が僕を殺してくれるだろうか、と……

……当然の、判断の話ですよ

【そう、説明して。首を一度、横に振ると】

……、だから。勤めている場所は、言えません

【彼の問い掛けを、躊躇う事も無く、断った】
【世話になっている、自分の仕事の場を、言う訳には行かないと】

……本当に、白口さんは、宜しいのですか……?

【最後の、問い掛け。ゆらり、彼女の姿が、蜃気楼の様に揺れるだろう】
【何処からか、彼女の体に、移転魔術が掛けられている様で】
【どうやら、その場を、去ろうとしているのか】
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 01:27:28.02 ID:QtoS4KsAO
>>94

あ、はは…

【今はもう、慣れたものなので】
【青年としては、相手に謝れてしまうと、苦笑するしかなく】

対機関連合…確か、マスターが読んでいた新聞に…

【記憶を辿っているのか、少し思考した後、ああそれなら知っていますと答え】

(Justice≠ノ、対機関連合…それに青義同盟、か)

【これで青年は、ここ最近で正義≠掲げる3つの組織に、それぞれ関わりがある人物と接触したことになる】

双葉さんですね、覚えました。
…リーダー?!
それは…凄いというか、大変そう、というか。

【色々苦労も、あるのだろうかと考えて】

そうだ。
魔術師である双葉さんに、少し見て貰いたいものがあるんですけど。

【そう言うと、青年は紙袋をベンチへ置き、立ち上がるだろう】
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 01:28:26.50 ID:ctjoykl/o
>>88

一つとして……世界、ああ、ええと、あらゆる国に。
『血を吸う生き物』は……沢山、有る事。広義的には……僵屍や、河童も。
私が……今しようとしたのは、血を介しての魂振……日の下を歩けないのは、同じだけれど
……『魂振』について、聞いたことは?

【説明下手なのかなんなのか、どことなく言いようは分かりづらい】
【ただ、詰まる所男は、良く知られるような、正に血の支配者足るヴァンパイアではないと言うことか】
【『魂振』とは神道等に通ずる文化である、双子が日本や櫻の国に詳しくなければ分からないかも知れない】

……君達が拒むのならば、今は良い
私が今欲するのは、『引き寄せる力を持つもの』……出来る事ならば、それでいて我々に引き寄せられてくれるもの

【何となく電波混じりの男は、眼鏡の少女は恐らく結果がどうあれ裸眼の少女の変化を拒むと見たらしく】
【そのまま、行先を確認するように路地裏から出る方角へと目を向ける】
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 01:29:00.10 ID:GCYWzecLo
>>95
星まですっ飛ばされるなら其れは其れで一興かも知れねーな。
何なら月面探査でもしてくるか。

【などと軽口を叩く】
【少年は終始飄々とした態度で】
【紅い瞳と紅い瞳が交錯する、が。少年の真紅は女の輝きの真紅とは違う】
【泥のように濁りきって、染められた紅。どこか不快な、腐った肉の断面、渇いた血……、そんな感じだ】

物騒な事に関わるのは、一応仕事、っつーかそんな感じなんだよ。
包帯ぐらいなら巻いてやるけど?

【ベルトポーチのポケットを開き応急処置セットを見せて】

悪いね、あんまり喜ぶとか、そういうの、得意じゃない。

【苦笑を漏らしてそう言って】
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 01:31:18.10 ID:/DEvDgQHo
>>93

そう、なのか……。

【なんだかショボーンとした】
【言葉を間違える事もあれば受け取る事も間違えたりもするのだ】

必要な構造欠陥でもある気がする、ある物事から得られる情報が均一化されてしまえば……
その物事に対する“危険”のような物に誰も気付かない可能性がある。
人間の多様性、そこから得られる情報の菜はその種全体を保たせる為にあるのかもしれない。

前言撤回だ神はそれなりに考えている、かも分からん。
フム、やはり他者とは会話してみるものだ。自分一人では思い浮かばないような事が表層に現れる。

【こうして新たに得られる見解も、その種の多様性と言葉という道具によって生み出されるのかしら】
【自分の顎に手を当てながらそう感じた】

きみは不思議な人だ、きみと話すのは……そうだな言葉にするならば「心地良い」というのが一番近いだろう。
言葉が不自由なおれの話を聞くきみは大変だろうけど。

【そんな自分から逃げ出さずにいてくれる彼女の存在が有り難く】
【言葉には出来なかったが満たされる物を感じていた】

言うなれば空という物を純粋な空に、か……。
自分で言ってみてもよく分からないが、彼がしたい事は分かるかもしれない。
おれはその為にももう一度彼に会う必要がある、そう漠然と思う。

カーネル、カーネル……フェンダス、いや――――
今はカーネル=アドルフ・レルゼクム……か。言葉にしてみると荘厳な名前だ。
ますますおれという名前のない生き物が霞むようだ。

【そうして笑う、皮肉交じりだがそこには悲観は含まれていなかった】
【こんな風に表情を崩す事自体珍しい、それもこれも様々な人物との関わりの結果なのだろう】
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 01:32:40.26 ID:s0vivMAYo
>>97

【その表情につられて、少年の表情も明るくなる】

そんなことされたら、本当にその支部潰しに行きますよ?
【冗談とは思えない口調で】

分かりました。後、僕は対機関連合に所属しているので、その事はお忘れなく。
【いつ戦場で会うか分からない、そんな意味を込めて話す少年】

「俺なら構わないぜ?あんたの為ならなんだってしてやるよ!」
【白口の口調も、いつもの物に変わる】

それではさようなら
『それじゃあまた』
【別れを告げる銃1丁と少年1人】
【胸の前で軽く手を振る】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 01:40:08.84 ID:zkgmAQ8Oo
>>98

確かに大変だけど、俺だけが大変なわけじゃないし。
……それに、組織を設立したときに覚悟は決めてたからな。

【苦労すると分かっていて設立したということは、それだけの"理由"があるということである】

ん、なんだ?

【どこか興味深そうに、首を傾げる】
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 01:43:19.13 ID:A0EsAogDO
>>99

「…魂……振…?」

『…聞いたことすらねえなあ…』

【今度は二人が首を傾げる。】
【異世界から来た彼女らにとって、その言葉は初耳だ。当然、意味すら分からない。】
【また、二人は目の前の人物に対して、ヴァンパイアという種族との「ズレ」のようなものを感じていた。】
【簡単に言えば、イメージと違う、ということである。獰猛な、血に飢えたような雰囲気が、】
【目の前の男にはない。】

『…状況が見えねえなあ…つまり、その魂振ってやつで力を底上げするわけだろ?そのために吸血をするって分けか。』

『…というか、お前ヴァンパイアっぽくないなあ…日光を嫌うとかはそれっぽいけどさ』

「…目的はなんですか?」

【メガネの少女はしばらくの思考の後、言葉を紡いだ。】
【相手の紳士的な対応に、幾分気持ちが和らいでいるためか、先ほどのように棘はない。】

「まさか…ただの親切心ってわけじゃないですよね?」

【彼女はそう付け加える】
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 01:43:40.18 ID:jPKVNmySO
>>89

そして仮に認識したとしても、広すぎるから確たる実感が持てないまま、と。
マクロな視点で物を見るって、どうも苦手でさ……ただでさえ、不確かなものばかりだし。

【類は友を呼ぶ≠ニいう言葉の通り、そういった不可思議なものには縁がある朔夜だ、が】
【それこそ途方もない位の世界の広さは、頭で解ってはいても、易々腑には落ちて呉れない】
【全てを直感的に捉えて知識とする事と、それを智恵として活用する事には、天と地ほどに差があって】

【彼に、枢機卿≠ニいう肩書きは似合わないと――無理矢理に良く言うならば、親近感に因るものだろうが――思ってしまうのも】
【きっと、その一例だ。この世界では必ずしも、外見と実際の年齢が一致するとは限らない=z

【一応、識ってはいるのだが。そんな事は夢にも思わず、くぁ、と彼女は欠伸を噛み殺して】

読んで字の如くに、な――まあ、偶には刺激が欲しくもなるけれど。
……鼬の尻尾追い掛けるのも、面倒だしな。ああ、別に言わないよ。

チクる相手なんて、すt――けふん。メルフ導師位しか居ないし、オレの得にもならないし。

【名前通り、と小さく呟いて、あまり平和が過ぎるのも困るのか、此方もよからぬ事を】
【どっちみち、純正品な正義の味方≠ノは程遠いのだ。体裁は繕わず、少し睨むようにしつつも頷いて】
【何やらあらぬ事を口走りかけて、今度は慌てて修正し。心配するな、と】

へえ、さぞ分厚いんだろうな。……にしちゃ、均整が取れてるけど?鍛えたみたいだ。

【催眠術師よろしくふらふらと硬貨を揺らしながら、意地の悪い笑みを浮かべ】
//あばばばば、了解しましたー……。
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 01:44:36.75 ID:g/3RU1IAO
>>100
残念なお知らせだが、私がテメェを殴り飛ばす時は違う銀河の住人だな。
【軽口に対してあまりにも冗談めかさない口振りで言って見せ】
【悪戯っぽい笑みを浮かべると】

物騒な事に関わる奴はな、物騒なモノに引き寄せられんだよ。

んじゃあ、心優しき少年に甘えて…
大分と今日は派手にやられてっからなぁ。
【纏めた髪を払いのけつつボロボロに破れたスーツのボタンに手をかけて、寒いなどと零しながらおもむろに脱ぎ始め】
【止めなければシャツまで脱いで、赤いブラに包まれた豊満な胸と彫刻の様なしなやかな身体つきに刻まれた切り傷や銃痕を晒すだろう】
【不思議と傷の割には出血が少ない】
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 01:46:24.42 ID:/855RysDO
>>102

……、そうならない様に、出来るだけ、頑張ります……

【苦笑を浮かべ、ぽつり、呟いて】

……、……次、会う時は。恐らく。完全に、敵同士だ

【紡いだ言葉に、何故か、敬語が混じっていなかった】
【そして、白口の言葉に、戸惑う様子を見せてから、小さく笑って、礼を告げるだろう】

……はい。逸れじゃあ、……

【別れを告げる声を、続ける間も無く、其処から消えた】
【後には、死体の血液しか、遺らなかっただろう】

【ともかく、彼女は、白口と共に、自分が、身を置くと決めた場所へ、戻り】
【全ての元凶で有る、胸の中の兵器に向けて、忌みの視線の向けた】

/お疲れ様でした!ありがとうございました!
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 01:49:21.83 ID:s0vivMAYo
>>107

はぁ…行っちゃったなぁ…
『ま、だいぶ静かになりそうだけどね。』
そんなことよりもっと強くならないと……
ってことでまた魔術の本でも買ってくるか…
【そう言って、街へと出て行くだろう】

/おつかれさまでした!こちらこそ
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 01:50:04.25 ID:GCYWzecLo
>>106
はっ、吹くねぇ。
ま、態々体験しようとも思わんが。

【其の言葉も、するっ、と流して】

……かもなぁ、怪我も何も、最近頻度多いなそういや。

【自分の左腕の付け根を右手でぎゅっ、と握って】
【そして、徐に脱ぎ始める相手の行動に驚いて】

おい、ここに居るの思春期男子一匹だぞ。
少しかんがえろよな。

【と言いつつもベルトポーチから手際よく物を取り出していく】

取り敢えず傷見せろ、消毒して包帯巻くから。
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 01:50:39.09 ID:CRD8Rrifo
>>101
【なんだか落ち込んだその人物を見て―――】

……ああ、これがさっき話した意識の相違なんだろうね。だとしたら私は済まないことをしてしまったかもしれない

【割と呑気にそんな考察を繰り広げていた】

個を持つが故に、という解釈からすればそうかな。各々が違う考えをもつことが世界の釣り合いを取ることに繋がってるのかも

神はサイコロを振るかもしれないし、振らないかもしれない……知らない存在のことを考えても仕方が無いけど

【首を回しながら空に目をやりながらそんな事をゆってる少女】

別に不自由ということは無いよ
君の不興を買うかもしれないけど、君の言葉をこちらの解釈で汲みとってこちらの解釈を言葉にするだけだから
心地いいというのは、夢のない言い方をすれば私の解釈が君にとって自然なものだったんだろうね

【相も変わらずマイペースに言葉を紡ぐ―――流石に若干申し訳なさそうな響きが入っているが】

世界を更地にして、新たな世界を作り出す―――彼は空虚な空に、何かを見ていたのかな

アドルフ・レルゼクム……なんだかここだけで名前みたいだね
―――名前が、無い?いや、そういえば名乗っておいたほうがいいかな
私は穂躑躅輝夜(みつつじかぐや)。それで、君の「無い」名前を聞いていい、かな?

【自らの名前を名乗り―――そして相手の放ったその言葉の意味を問うた】
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 01:53:19.31 ID:QtoS4KsAO
>>103
【ベンチから立ち上がった青年は、振り返り、相手の方を向き】

そう、ですよね。
覚悟がなければ…組織なんて作れない…

【数歩、距離を取り】
【腰に提げていた『柄』──剣身がなく、『鍔』の部分に『竜の口』が装飾されたもの──を抜き】
【空いている手から、透明な、淡い光を放つ水晶を、生み出し】

これから行うこと……
それが魔法≠フ類いなのか、或いは別の何か≠ネのか、見極めて欲しいんです。
正体が解れば、記憶を取り戻す手掛かりになるかもしれないから。

【そう言って、『竜の口』に水晶を嵌めると、水晶から透明な剣身が現れ】

古の民を守護する

【詠唱≠フような、呟きを発し初めて】

穢れ無き騎士イノセイトよ

【光が、青年を覆い】
【溢れ出るのは──魔力?】

我に…力を

【瞬間、青年の握る『剣』が、ショートソード程度の大きさに縮み】

変身!

【それを、横向きにベルトへ差し込めば】
【青年を覆う光が、一気に弾けて】
【光が消えた後、其処に立つのは──】

──こんな魔法≠ヘ、ありますか?
そもそも、これは魔法≠ノ分類されるのでしょうか。

【──立つのは】
【2mを越す、頭から爪先までを白い鎧で覆った、巨大な剣を持つ、騎士の姿だった】
【兜の奥で、蒼白い瞳のようなものが、光った】
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 01:53:30.55 ID:ctjoykl/o
>>104
先ほど言った通り、我々に引き寄せられてくれるものに君達が成ってくれる事が望み
何れ。君達が……欲するようになってくれる……それを私が、ほんの少し軌道を修正してやれば良い
……それが正義であれ、悪であれ、他者を誘う常套手段

【そこまでひとしきり、今までで一番喋ると視線を向けていた方向につま先を向ける】
【マントの裾が翻る位のタイミングで、今一度二人に顔を向けて】

リスクを考慮してしまうのならば……それはまだ、時期ではないという事
……また、会おう

【そう言い残すと、暗闇の中に溶け込むように去っていってしまった】


/やっぱり持ち越すと自分の頭はテンポが悪くなるようです、申し訳ない
/お疲れさまでしたー
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/09(水) 01:54:47.01 ID:XwBtM8xAO
>>105

ま、“有る”という認識だけ持ちながら“無い”ままに生きるのが無難だろうな
干渉してきたら受け流せばいいんだし、よ

【なんて、また適当なことを言う】
【よく聞いていれば、彼は先程から適当なことばかり言っていて、】
【一定の主義主張を持たないのかと勘繰りたくなるだろう――本当は、そんなことないのだろうが】

……“平和”と、“争いが無い世界”は、違う。戦争で景気がよくなることもある
問題は――どれだけ『一般人』の犠牲者を、減らせるかって点だ

【「――それ以外は。」】
【悪でも正義でも、人を巻き込まない場所で大儀を抱えて勝手に争ってくれ】

【その一言を、ぽつりと。好青年であるはずの彼は、酷く冷ややかに囁いた】


ていうかお前は、鼬ってよりは猫じゃらしを追っかける方が似合う気がする

【………………】

……ス?
って、あぁ……お前、顔広いな……

【同僚の名前がその唇から出るとは思わなかったのか、呆れたように息を吐くと】
【彼女の追求に、さすがに耐え切れなくなったらしく、軽く頸を振って】

ほら、守りたいもんも守れないしな

【しかし、まだ硬貨は無視を貫く。頑なに】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 01:59:32.09 ID:A0EsAogDO
>>112

「…引き寄せられ…る…」

『…』

【二人はそれぞれ相手が言っていることを解析していた。】
【だが、結果は見えない。浮かんでは消えるのは全て、「予測」である】

『あ、行くのか…じゃあな…』

「……助けていただいてありがとうございました…」

【二人はそう呟き、】
【男を見送った。】



/こちらこそすいません…
/乙でした!またよろしくお願いします!
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 02:03:54.55 ID:/DEvDgQHo
>>110

いや、君が気にするような事でもない。
おれにとってはこれも経験、というヤツだろう。

【以外にも早くその意識の相違に出会えた】
【それを経験と呼ばずしてなんと呼ぶのだろうか】

世界は個人の意識に支えられているのかもしれない。
世界が生き物を支配している訳では、無いのかも……。

確かにおれは、おれ達は神という存在は認識できないだろうから知る手段もないか。
死んだのなら神に謁見する事も可能かもしれないが、それも結局はこの世では確かめようもない。
全ては机上の空論……か。

【思うにこの世の生き物は「神」という存在があったとして、それを認識するような器官が無いのだろう】
【しかし傍にその存在を曖昧ながら感じられる、人によってはそれは物理法則だったりもするのだろう】
【その曖昧さを埋める為に人は信仰という手段を用いたのでは……と考察を1人続けるのだった】

希望、のような気がする……いやこれはおれの目線からみた彼の思考を言葉にしたに過ぎないな
おれの「こうであって欲しい……」という思いが含まれているかもしれない、やはり本人に聞くのが一番なのだろう。

【希望、確かに自分は空の対してそのような感情をいだいているかもしれない】
【そしてカーネルという人物と自分の考えが近ければ良い……とも】

ふふ、確かにそうだ……。
穂躑躅輝夜か覚えておく、ここまで深く物事を考えられたのはきみのお陰だ。
……無いんだよ文字通り、おれに名前は。要らない世界で生きてきたから。
それこそ「おまえ」とか「きみ」というような呼び方で十分だったんだ、今まではね。

【今までという事は、現在は名前という物に必要性が出てきたのだろう】
【彼は困ったように肩を竦ませる】
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 02:08:47.45 ID:g/3RU1IAO
>>109
【小首を傾げながらきょとんとした表情で見据えていたが、やっと意味がわかったのか呆れ顔で】

何を考えろって?
今私の目の前に居るのは邪念と雑念だらけの男だろ。
まぁ、つまんねえ反応じゃなくて私も脱ぎ甲斐があるってもんだがよ。

消毒はいいから止血だけしてくれよ。
止めてるのもだるくなってきたし。
【邪悪そうな表情でじろじろと見つめて、含み笑いをしながら】

私に恥じらいなんてくだらない感情を抱かせたいんなら、恋に恋する女の子にならなきゃいけねーな。
まぁ、私に見合う男がこの地上に存在してるかどうか疑わしいがよ。

あ、腹が結構傷が深いな。
【傷口は新しいモノが至るところにあるが、特に脇腹の部分に銃創があり少量ながら血液を流し続けている】
【その新しい傷の他に様々な古傷が痛々しく身体のあちこちに残っていた】
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 02:10:45.13 ID:zkgmAQ8Oo
>>111

─────ッ!?

【深夜の暗がりの中で、突然発生した光】
【目が眩んで、思わず目を閉じてしまう】
【そして目を開けてみるとそこにいたのは──一人の、"騎士"で】

……うーん─────

【発現した鎧を見回しつつ、考え込む動作を見せる】

(魔力は感じ取れたから、少なくとも能力か魔術のどちらかだと思うし、
 こんな魔術知らないけど……枠からは外れてないから、無いとも言い切れないんだよなぁ)

(でも能力はそれこそ何でもありだし、こっちも可能性としては捨てきれない。)

…………どちらとも言い切れない、な。
能力と魔術、どちらの可能性もあるから。
ただ強いて言えば、それが魔法でもおかしくはない。

【彼は結局、そう結論づけた】
【"魔術"も"能力"も、定義される範囲が広すぎて可能性を潰しきれないのだ】
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 02:16:34.21 ID:GCYWzecLo
>>116
はっ、悪いが傷だらけの女の体見たって流石に欲情なんざしねーさ。
あいよ、包帯巻くのは得意だ、任せな。

【そう言うと顔色を変えること無く、脱脂綿とオキシドールで血を拭きとり】
【各所に包帯をキツめに巻重ねていく】

……鋏ねーな、ま、いいか。

【そうつぶやきながら右手で包帯をもち、左手の人差し指をつぃっ、と走らせて包帯を切って】
【しゅるっ、と言う音と共に何かが巻き取られた音がして】
【ぎぎっ、と言う音と共に左腕ががくり、とぶら下がる】

……うえ、故障かよ……、ありえねー。

【そう吐き捨てるように言ってどたっ、と椅子に座り込む】
【丁度包帯は巻き終わったようである】
【少年は右腕だけをもぞもぞと動かして、学ランを脱いでいる】

だー、糞、脱ぎにくい。
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 02:18:20.46 ID:QtoS4KsAO
>>117

そうですか…簡単に解ることでは、ないですよね。

【鎧の内側から、反響するような声でそう言って】
【白い鎧が、分解でもされたように一気に吹き飛び、消えれば】
【『柄』を握った青年が其処に立っているだろう】

『能力』は…一応、この『柄』に水晶…マテリアルを嵌めて、『剣』を作り出すことです。

【それだけは確かな記憶≠ニして覚えていたことだと、青年は言う】
【けれど、今の変身が一体何なのか≠ヘ、全く記憶に無いらしいのだ】

だから…もしかしたら、魔法≠ネのかもしれませんね。

【ベンチに戻ろうとしたところで、青年はバランスを崩して、地面に膝を突いてしまうだろう】

っと、と…
すいません、疲れるんです、これ。

【苦笑しながら、自分で立ち上がって、ベンチへ座ろうとするだろう】
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 02:22:04.60 ID:CRD8Rrifo
>>115
うん、君が気にしないなら私も気にしないことにする
もし私と話したことが経験になったのならなによりかな

【あっさりと気にしなくなったのはさておき、そちらが何か満足していると判断したのか、相槌をうつように一つ頷く】

それこそ認識の問題じゃないかな。人を主体とするか、世界を主体とするか―――
個人的に、人が世界に生かされてるという考えは好きじゃないかな

そうだね、どこまで行ってもそれは「if」の話。気にしたところで明日のご飯は美味しくならないよ、たぶん

【ふぅ、と流石に疲れたのかため息ひとつ】

それは、間違いではないだろうね……世界を変革させた先に、絶望を選ぶほど彼が「道を踏み外した」ようには見えない
でも、やっぱり真相は本人しか知らないんだろうけど

うん、気が向いたら覚えておいて
……名前のいらない世界の話はさておき

【またさておいたよこいつ】

ここは「名前のいる世界」だから、可及的速やかに名前を持つことをおすすめする
……というより要求したい。私が不便だし
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 02:28:32.44 ID:zkgmAQ8Oo
>>119

ごめんな、役に立てなくて。
でも、俺は能力である可能性のほうが高いと思う。

【見たところ、今のが魔法だとしたらかなり高レベルのものとなる】
【更に独創性が高い上、自分の能力を一部ギミックとして使用してるとなると】
【あまり魔法である可能性が高いようには思えない】

……もし気になるなら、"魔術協会"に行ってみたらどうだ?
あそこの方が、俺よりもレベルが高い魔術師が集まってると思うし。
俺はどちらかといえば、実践派の魔術師だからな。

【ただ役立たずのままでは申し訳ないので、】
【右手の人差指を立てて、一つの組織を紹介してみる】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 02:29:10.28 ID:/DEvDgQHo
>>120

明日のご飯は美味しくならない、か。
分からない事は分からないなりに対処するのが最善かもしれない。
ifはどこまで考えてもifのまま、それなら明日のご飯を美味しく食べたい。

【即物的ではあるが、それ故にその言葉には共感できる】
【明日の食料も危うい、というのが一因でもあるけど……】

そうだおれもアイツがそんな風には見えなかった。
確信とまではいかないがそれでも……。

【静かにその地面に視線を落とす】

覚えておくさ、きみのような人を忘れる訳がないだろう。
……名前、いやそのだな……おれは何かに名前を付けるのは苦手――――
というか発想が出てこないんだ、他人に名付けて貰うほど仲の良い人物はいないし。

【伏し目がちに申し訳なくそう伝え】

すまない、本当に……。

【頭を垂れるのだった、それも微かではあるけれど】
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 02:33:14.01 ID:g/3RU1IAO
>>118
やっぱまだ寒いわ。
よくやったよ、誉めてつかわす。
【巻かれ終わった包帯を満足そうに眺めて】

言ってくれるじゃねーか、クソガキ。
そろそろ生意気な口閉じねえとキスして窒息死させんぞ?

…ん?
【シャツを着直しつつ邪悪で凶悪な微笑みを浮かべながら顔を近付けていったが】
【奇妙な音と共にぶら下がる左腕に視線を移し】

へぇ、義手なんてなかなか渋いもんつけてんじゃねーかよ。
そんな楽しそうなもん持ってんなら早く言えよな。

私が直してやろう。
【興味津々に瞳を子供の様に輝かせながら、有無も言わさずに学ランに手をかけて脱がせようとする】
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 02:36:29.92 ID:jPKVNmySO
>>113

……違いない。どのみち然したる必要性も無いんだ、積極的にどうこうする理由がないよ。
何も無ければそのまま放置、干渉してきたら受け流して、どうしても邪魔なら退かすだけ、だ。

【形の無い世界に迎合するよりは、自分の世界≠確りと見据えて、等といった風に述べ】
【パンチングマシーンの件から、ずいぶん壮大な方向に話題が逸れたな、と思いつつも】
【これはこれで悪くはないので、特に突っ込みもせず更に話を進めてゆき】

じゃあ平和でも構わないや……と。ん、そうだな、きっと。
戦う意志の無いやつは、戦いに因って傷付かない。そう在るのなら、それが一番良い。

【朔夜は概ね%ッ意して、珍しくも正義の味方らしい科白を吐いて】
【――――続く言葉には、何も言わない。ただ、薄く目を鎖して淡く笑った】


…………それ、猫じゃらし≠ノ成りたくて言ってるの?


【………………。。。】
【意訳:うるせー噛むぞ引っ掻くぞ】

――――ああ、妄言だ。気にするな。
広くは無いよ、単に縁があっただけだ。ほんの少し、な?

【厭に早口に取り繕った後、事もなげに嘯いてにやりと笑う】
【奇妙なものである、本当に。そりゃあ、世界も狭く見えようという物だ】

【遂には、ぴたりと硬貨を揺らすのを止めて――諦めたか。いや、まだ早い】

そこの画面に並んでるアルファベット三文字の連中は、守りたいものを守れてるのか?

【腕は引かずに、執拗な追及を更に続けて。此処まで来ると、もはや屁理屈の域であった】
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 02:37:49.27 ID:QtoS4KsAO
>>121

いえ、充分です。
能力≠フ延長線にあるものだと言う貴重な意見が、得られましたから。

【そう言って、顔を綻ばせる】
【双葉の言う通り、能力の一部を組み込んでいる辺り、魔術である可能性は低い】
【で、あるなら】
【似たような能力者を探してみるのも、一つの手か】

魔術協会=cですか?
…成る程、ありがとうございます。

【紙袋を抱えて、立ち上がると】

時間がある時に、訪ねてみます。
それでは、また何処かで!

【今度はちゃんと、紙袋を片手で支えて】
【空いている手を振りながら、公園から去って行った】


/お付き合いありがとうございました!
/お疲れ様ですー
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 02:39:02.85 ID:GCYWzecLo
>>123
怪我慣れてるからな、治療も自然とうまくなる。

【少々自慢気にそう言って】

はいはい、まだ死にたくないからやめてくれ。
そんなに盛りが着いてるわけでもねーんだ。

【腕をぶら下げながらそう言って】

好きで付けてる訳じゃないけどな。

【と言いながら大人しく学ランを脱がせてもらって】
【学ランの下は動きやすいタンクトップであった】
【全身薄い火傷跡や傷跡塗れであったが、ひときわ目立つのが左腕の付け根】
【まるでちぎれたような歪な傷が走っている】

っと、外すのは……ちっ、ガートルッドの奴、面倒な機構を……。

【そう言ってしばらく弄っていると、腕が根元から取れた】
【その表面は人工皮膚を張ってあり、パッと見は生身と変わらない】
【其れを相手に放って】

片手じゃ皮膚剥がせないから、剥がしてくれ。

【因みに義手はその表面の皮膚で隠されているがかなり無骨な物】
【重みも相当有って、付けるのに慣れるまでかなりの時間が掛かるようなものだった】
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 02:39:02.93 ID:CRD8Rrifo
>>122
【今中の人はご飯とifからIHジャーを思い浮かべた。それだけ】

うん。まったく無駄と切り捨てるのは流石にアレだけど、今は他にすることがあるはず
名前とか

【こら】

上司を手にかける、というのは普通なら異常だけど、逆に言えば彼の本気を象徴してる行動とも取れるしね
彼の目指す世界……とても気になるところだね

……もしかしたら、ここで私が颯爽と名をつけるところなんだろうけど
私は実はあまりネーミングセンスに自信がない。他人とはいえ一生のもの何だから無責任になるわけにもいかないしね
……機会があればカーネルに…いや、それは流石に……

【声の調子から段々ノリが普通の女の子になってるのが伺えるかもしれない…流石に悩んでいるようだ】
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 02:42:18.22 ID:zkgmAQ8Oo
>>125
/お疲れさまでした。
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/09(水) 02:48:08.97 ID:XwBtM8xAO
>>124

ま、そんなもんだよな……えぇと、そもそも俺ら何の話してたんだっけ?

【頷きながら話を戻そうとして――逸れまくってスタートが見えなくなったらしい】
【若干、なんでこんな話になってるんだと不思議そうに頸を傾げながら尋ねて】

【彼は、その同意には答えない】
【或いは“其処”が、軸であり芯なのか。曖昧なまま、終わらせようとして】


甘噛みで済むならなぁ

【苦笑いを零しながら、そんな風に笑う】
【――まぁ彼は朔夜の実力をよく知らないので、ある意味では仕方ない反応だった】

す、す……す……?
ふぅん、縁ね……俺はあの人のこと、あんま知らないんだけどな

【彼女が何を言いかけたのか、単語を繰り返しながら呟いていたが】
【縁と言われ、自分には薄いものだという――部署が違うから、ではないのだろう】

【……で。】

……おにーさん、こういうのやり方しんないから、教えてくれる?

【遂に折れました】
【諦めたようにそんなことを言うと、更に数歩距離を詰めてゲームマシンの前に立つだろう】
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 02:51:42.35 ID:ypyZHm8SO
>>127

(もしかしたら彼女は少し意地悪な人なのかもしれない……)

【しかし反論の余地が無いので黙るしかなかった】

確かに気になる、アイツの思想が……。
アイツが何を考えているのか、そして思い描く世界が。

いや流石にそうはいかないさ、いくらなんでも初対面のきみには……ね。
まあ今は前よりも名前というものが必要だとは思っているが
そこまで欲しいというのもどこか違うんだ。
どうやらおれは名前が無い自分にそれなりに愛着を持っているらしいからさ。

いや、アイツに名付けられるのは何となく嫌だ。
さっきの話の続きではないが、なんだか負けた気がするから。

【少しずつだが人間らしさが芽生えてきたのか】
【そんな反論をして、そして立ち上がる】

まあ名前に関しては今度にしてくれ、その時にはあると思うから。

【反転し彼女に向き合う】
【見下ろす、以外と背が高いことが分かるだろう】

今夜はありがとう、きみの考え……哲学のようなものに触れられて良かった。
とても実りのある一時だったよ、輝夜。

【ぺこりと一礼】
【やはりどこかぎこちないが】

/ちょいと携帯から失礼します!
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 02:55:20.00 ID:g/3RU1IAO
>>126
ふん、幸せな死に方を選ばせてやったのに…
後悔すんなよ。

次からは遠慮なく鉄拳制裁を下してやる。
【強く拳を眼前で握りしめて、恐怖を起こさせる様な満面の笑みを投げかけて】
【放られた義手を受け取ると】

ふーん、わざわざ人工皮膚張り付けるくらいだ。
無駄に重い安物って訳でもなさそうだし、なんか仕掛けでもあんのか?

良いメカニックなら紹介してやるぞー、勿論有料だけどな。
【相当重量のある義手を軽々と眼前に持ち上げて興味深そうに見つめて】

剥がせば良いんだろ?
【義手の皮膚を掴むと思い切り力任せに剥がそうとする】
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 02:58:37.23 ID:CRD8Rrifo
>>130
確かに、一度直接会ってみたくはあるね……世界の敵として君臨して、その先に何を見ているのかはとても気になる

名前がないことに愛着……
長く名無しで暮らしてきたのなら仕方ないかもしれないけど、一般社会との溝は深まる一方だよ?

ふむ、彼に頼るような格好は嫌か……

【ふとそこで、ぴこーん、と妙な思い付きをして―――】

ときに君は―――海は好き?

【礼をして去りそうな雰囲気の青年を引き止めるように、立ち上がりざまそんな質問をした……男だよね?】
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 03:02:09.13 ID:GCYWzecLo
>>131
はは、俺にも女選ぶ権利ぐらいは有るだろうに。

あと、俺ゴキブリよりしぶといから、潰すときゃ、気をつけな。

【意味ありげな笑を浮かべて、相手と目をあわせ】
【知らないうちに少年の目は、真紅から灰色に戻っていて】

えーと、なんだったけか……。
よく使うのは鋼糸と内蔵爆薬だけど。
あと外装パージとか、仕込み武器三種とか、電磁波による電子機器干渉とか有ったはず。
あと、俺のダチは忌まわしいことに稀代の天才だ、アイツ以外にゃ弄らせる気は無いね。

【嫌そうな表情で友人に付いて話すが、信用はしているようであり】
【そして、剥がせば、其の奥には堅牢武骨、質実剛健な装甲が視えるだろう】
【少年は、それを此方に持ってくるように言って、右手でドライバーを取り出した】
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 03:11:29.04 ID:/DEvDgQHo
>>132

誰でも良いから彼の価値観に触れるべきなのだろう。
彼が世界と対立するのであれば……、そうせざるを得ない場面が出てくる筈だ。

【戦いというものは物質的な事だけではない】
【精神的な部分での戦いもある筈だ、そしてそれにも勝たなければならない】
【正義の組織は……】

まあ屁理屈のようなものだが、本当に愛着はある。
……きみは意地悪な人だな。

【ぐぬぬ……と言葉を返せず】

ああ、これはおれの勝手な思いだが……ヤツとは出来るだけ対等でいたいのだ
名前を付けられてはそれこそ名付け親になってしまうから、つまり対等ではなくなる。

【それはただのエゴのようなものだけれど】
【自分にとっては大切で、譲れないものでもあった】

なんだ変な事を聞くな……、海か?
……空の方が好きだ、ただ日が昇る時と落ちる時の姿は嫌いじゃないかな。

【どうやら、空>>>>>海らしい】
【でも自然の風景はそれなりに好きなようだった】
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 03:17:08.92 ID:g/3RU1IAO
>>133
新聞紙か雑誌を丸めて叩けば死ぬってことか?
虫風情が生意気言ってんじゃねーよ。
【意に介する様子もなく吐き捨てる様に言って】

色々と手間がかかるもんを詰め込んでくれやがったな。
いじれねえじゃねえかよ。
【つまらなさそうに片手で義手をドライバーの方に近づけて】

私の知り合いも機械に関しちゃまぁ天才の部類に入るだろうがよ。
奴から言わせれば『天才なんてくだらない、他人の物差しで測られるなんてまっぴらごめんだよ』
なんてことを抜かして自分の改造にご執着だ。

本当、色んな人間がいるよな。
【その友人の落ち着いた口調ながらも幼い声を真似しながら告げた】
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 03:22:13.58 ID:GCYWzecLo
>>135
はは、南国のゴキブリは殺虫剤じゃしなないらしいぜ?

【此方は言い返すようにそう口を動かして】

何かと詰め込みたがるのが癖なのさ、アイツは。

【そう言いながら器用に外装を外していく】
【そして、ぱかり、と開くとぎっちりとワイヤーが中に詰まったりしていて】
【なにやら変な機械をベルトポーチから取り出して中をしばらく弄ると、外装を閉じた】

ま、多分大丈夫かね。

【と呟いて】

まだ自分改造するならいいじゃないかよ。
アイツなんざ『谷山君……ちょ、っと……内蔵、入れ替え、て。見たくない、か、……い?』
とか言って背後から麻酔打ってこようとするんだぜ?
自分に遣るようなら迷惑かけない分ましじゃねーか。

【そう言いながら腕を肩に着け、暫く弄って】
【左手の指がぴくりと動く】

っし。
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 03:23:35.75 ID:CRD8Rrifo
>>134
拳で語り合う……というのは少しばかり浪漫過ぎるかな?
でも、彼の意思を理解した上でそれに相対せる人でないと彼の相手は務まらないかもね

【夜空に視線を巡らせながらそう応える―――そういえば彼女は空に何を見ているのだろう?】

それでも、時には捨てなくちゃいけないものもあるよね
さっきの話を引っ張る様な言い回しだけど、名前はコミュニティにおいて「個」を持つ為に重要なものだ
未来永劫誰とも関わらないのでもない限り、「名前を持たない」ことを「捨てる」必要はいずれ訪れるよ……変な言い回しだね

【それから、青年の回答を聞き―――】

そうか、空派か…
海派なら仮の名前に「アドミラ」辺りを勧められたんだけど

【元ネタ:アドミラル…海軍大将のこと。】

仕方が無い、キャプテンかジェネラル辺りで妥協してもらうべきか……

【どうも輝夜、カーネル((特に陸軍)大佐)から着想を得て軍事系の言葉を名前に当てるのはどうかと考えたらしい】
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 03:31:36.08 ID:/DEvDgQHo
>>137

そういうのも悪くはないだろうな……。見てみたくはある。
言葉で言うのか簡単だが実際は難しい、か。

【彼女に釣られて空を見る】
【自発的にばかり見ていた空を違う形で見たのは初めてかもしれなかった】

まあ、そうだが……否定出来ないが。
関わりを持たない、それを続けるのは無理だろう。生き物でいる限りは絶対に。

【関わらずを続ける事が出来る存在がいるとしたら】
【それこそ神に近しく、無に近い存在くらいだろう】

……?あどみら?
きゃぷてん?じゃねらる?……?
……なんだそれは、どんな意味があるんだ?

【そしてここで名前の意味が分からないという事態に】
【どうやらカーネルという名をそのまま「カーネル」という名で理解しているらしく】
【更に軍に関係ある知識はほぼ皆無らしかった、空に憧れる(笑)】
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 03:40:43.76 ID:g/3RU1IAO
>>136

ハッ、減らず口だけは本当に減らねーな。
この私にそんな口を利くなんて、いつかその口に殺虫剤を撒かれても文句は言わせないからな?
【一つに括っていた髪を解き、背に髪を下ろして風にさらわれながら】
【うっすらと不気味で妖艶な笑みを浮かべる】

今度は私が改造してやる。
小型ミサイルくらい搭載させて……いや、火炎放射器でも良いな。
【色々と思案を巡らせて、左腕が肩についたのを確認し】

研究者とか技術者の奴らなんて全部がそんな感じだろ?
天才なんてもんは一つのこと極めるかわりに他のもん捨てる奴らの総称だ。

さてと、借りも返したし。
そろそろ行くかなっと。
【勢い良く立ち上がると大きく伸びをして、欠伸をすると】

黒岩 凌子ってのが私の名前だ。
忘れんじゃねーぞ?
しっかりと頭の中に留めておきな。

じゃーな、心優しき少年。
【公園の出口の方へひらひらと適当に手を振りながら立ち去っていった】

/お付き合いありがとうございましたですよ
/お疲れ様でしたなのです!
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 03:41:28.57 ID:CRD8Rrifo
>>138
言うは易し…というやつだろうね

【月は出ているか。知らんけど。空を眺めたままそうボヤいてみる】

まぁ、そうだよね
とはいえ多くの人は名前は親から与えられる物であって、君とは境遇が違いすぎるのが何とも、ね

【そのことと、さっぱりな青年の態度にか、嘆息っつうかため息をひとつ】

カーネルに対抗した名前というのも乙じゃないかと。まぁわからないならそれでも構わないけど……

……はっ!ルフトバッフェ!
――いや、コレは長すぎるか……

【意味:空軍(ドイツ語で)】
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 03:42:41.27 ID:jPKVNmySO
>>129

……パンチングマシーンから腕っ節の強さの話になって、世の中には強い奴が大勢、って。
そこから世界って広いなって感じに話が置き換わり、その件ら辺から、割と深刻にズレ始めた。

で、今に至る――――と。……ああ、オレも乗ってるんだけどさ。

【そう、始まりはたった数発の拳だったのだ。それが加速度的に世界規模の問題にまで拡がり】
【――と。こう書くと何やら今から戦争でも始まるようだけど、実際は結構ノリが軽いお話】

【それ故に、勢いまかせでこうも脱線したのかも知れない。左手で頬を掻きながら、苦笑を返しつつ答え】

【朔夜もまた話を戻しに掛かり、其処≠ゥら先には踏み込もうとしない】
【自称人でなし≠公言して憚らない彼女、だからこそ――である】


……まあ、じゃれる程度だと思うよ。遊べないのは、困るし。

【本気では無いのだろう。此方も同じように、くすくすと涼しげに笑んで】
【此方も仔猫では無いけれど、彼も猫じゃらしで済むかどうか、と内心思っているらしい】

【それでもこうして面白がっている辺り、微妙に失礼というか性質の悪さが窺えるというか】

……だろうな、一枚岩じゃなさそうだし……寧ろ、交友関係が有ったら驚いてる。
大方、あんまり興味が湧かなかったから今まで関わることも無かった、って感じか?

【次いで適当な推論を述べると、筐体に備え付けられたミットを指差して】

殴れ。画面の向こうにいる悪人面を叩き潰してやるつもりで、力一杯。
恨みつらみとか殺意とか日頃溜まったどろどろした物を込めて、とにかく殴れ。

【ちゃりーん、とコインを投入。「タイミングは機械が教えてくれる」と宣って。……酷い。】
//い、意識が……申し訳ない、危ないところでした
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/09(水) 03:44:36.24 ID:XwBtM8xAO
>>141
/そろそろこっちもキツイので、ここら辺で一旦切りますか?
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 03:45:11.37 ID:GCYWzecLo
>>139
悪いね、糞弱い分言葉だけは強く有りたい、ってだけよ。

【少年は決して強くなどはない】
【学ランを脱いだ時に見えた体は、普通の物で】
【それゆえに怪我も多く刻まれるのだろうことはよく判る】

……さすがにそれはいいわ。
地味な物と一転特化の大火力。それさえありゃ戦術的には足りるしな。

【必要ないとばかりにバサリと切り捨てて】

まー、な。
アイツ之場合は切り捨てまくりだと思うが。

【“アイツ”を思い出しながら】
【そして、名乗りを受けて】

谷山 基樹[タニヤマモトキ]。
しがない正義の味方志望のジャーナリストさ。

【そう名乗り、谷山はただひとり沈黙して夜空を見上げていた】

//乙でしたー!!
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 03:56:09.41 ID:/DEvDgQHo
>>140

行なうは難し、か……。
月なら、一応は出ているかな雲が少し邪魔だが。

【黒色の空に浮かぶ金色の天体は、微かながら確かに輝いているだろう】

おれにおれという意識が生じた時には親というものはいなかったんだ。
それでも生きているという事は誰かしらに育てられたのだろうけど、心当たりも何も無い。
おれは多分幸運だったのだろう、今きみと話している自体が奇跡のようなものかもしれない。

【何かクサイ台詞を吐いたような気がしますが、気のせいです】

ん?なんだカーネルという名には意味があるのか。ただの名前じゃあないのか……。

るふとばっふぇ……うん、悪くは無いな……。
るふとばっふぇ、るふと、……うん、良いんじゃないだろうか。

【何かピーンと来たらしく】
【なんどもうんうんと頷き出した】
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 04:03:03.14 ID:jPKVNmySO
>>142
//遅くまで申し訳ない……ええ、それでは。
//一先ずはお疲れ様でしたー、有難うございました。
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 04:04:59.63 ID:CRD8Rrifo
>>144
うん。口先だけで回るなら彼らはあんな行動には出ないって話かな

【薄雲に隠れながら輝く星と月を見上げ―――】

………

【不意にそこで黙り込んだのは、何か輝夜の中で思うところがあったのか――
 いずれにせよ、青年の知るところでは無いのだろうが】

うん。多分アレは一般名詞からとってるんだと思う
……意味は自分で調べたほうが楽しいんじゃないかな?

【要するに:体よく説明を逃れる方便である】

気に入ったならお好みでどうぞ
自分で決められるんだから、じっくり自分で決めるのもよしだけど

【なにやら頷いている青年を見て、そんな一言】
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 04:06:00.29 ID:XwBtM8xAO
>>145
/了解しました
/遅くまで付き合わせて申し訳ないです、お疲れ様でした。おやすみなさい
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 04:15:40.17 ID:/DEvDgQHo
>>146

言葉に行動が伴っているからこそ、彼は世界にとって驚異なのか。
…………?

【彼女の沈黙がどこか気にかかったのだろう】
【空を見上げていた瞳を降ろして彼女を見るが、言及はしなかった】

そうなのかきみは物知りでもあるんだな、素直に感心したよ。
分かった今度暇な時にでも調べておこう。

【自分さえ生きていれば他はどうでも良い】
【そんな持論で生きてきた、だから必要以外の情報は多くはないのだった】

るふと、……辺りが語感が良いな。
一先ず名乗ってみる、お試し期間?というヤツだ、ありがとう輝夜。

……るふと、るふ……と……。

【小声でなんども呟いて】
【どうやらその響きを口に出す事で覚えようとしているらしかった】

うん、これで大丈夫だろう。
これでおれは固有名詞を得た訳だ、つまり君が名付け親か。
フフフ……なんだか変な感じでもある。

【口元を抑え微かに笑う】
【なんだか気品があるような感じで】

それじゃあ、今度こそ……だな。
今夜はありがとう輝夜、またいつか会おう。
次に出会う時はもう少し話しやすいように気を付けるよ、じゃあ……また。

【名の無い自分と完全に別れられる訳ではまだないけれど】
【それでも段々と変わっていく準備は出来た、その一歩は踏めた】
【彼女、輝夜のお陰で……】

【細長い指を携えた手を軽く振って】
【そして“るふと”は去って行くだろう】

/この辺りででしょうか?
/お付き合いありがとうございました!
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 04:31:02.57 ID:CRD8Rrifo
>>148
或いは君が無知なだけかもしれない…

【ぼそ】

君が今まで生きてきた世界は私たちの普段言うところの世界とは別の「世界」の様だし、未知のこともきっと多くあると思う
知識に触れることは、「君の世界」に大きな変化を与えるはず、うん

【やや認識の相違がある気もするが、とにかく知識を得ることを勧めてみせる】
【それから、名前候補を復唱する青年を見て、少し頬を緩め―――】

私はまだ誰かの親になる気はないけど。それに、特別な恩義を感じる程でもないと思う
多くの人は、親に名前を与えられることに感謝しているだろうけど―――
「名前を与えられる」コト自体に意識して感謝しているとは思わないし

―――うん、それじゃあ今日はこのあたりで
こちらも、もう少し気の利いた冗談を言えるようにやってみるよ

【手を振り返しながら彼の姿を見送り――――】
【それから輝夜は、ベンチに座って新聞をもう一度読んでから帰ったそうな】

/お疲れ様でしたー!
/遅くまでお疲れー

150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 11:25:15.12 ID:tJJF4107o
【公園】

よし・・・造るもんは造った、これでいつでも"アイツ"になれる・・・・・・!

【ごちゃごちゃとした髪型の茶髪で、マグマの様な朱色の眼を持ち、17歳程の、ガタイの良い、ベンチに座っている青年】
【服は土に汚れた緑色のローブで、中には灰色のTシャツと短パンが着られていて、黒色の靴を履いていて】
【そして、くすんだ金色で、「Grun Guibaknowrr」と、薄い灰色の刺繍がある長めなスカーフを首に身に付け、後方へとたなびかせていた】

・・・妹、すまんよ・・・・・・でも、"アイツ"にならないと・・・ストレスで自分が自分で無くなってしまうッ

【ぼそり、誰も居ない公園でそう呟いた】


【まさかとは思いますが、この「妹」とは、彼の想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。】
【しかし、そうかどうかを知る者は、まだ、この世界には居ませんね。】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 18:02:47.04 ID:4skrJu2DO
【路地裏―――】

…………

【蒼色のTシャツの上に紺色の半袖パーカーを羽織り、首に橙色の宝石が付いたペンダントを掛けた、黒髪ショートヘアで薄い蒼色の瞳を持つ、その顔立ちからは一見すると少女にしか見えない人物が、壁際にへたり込んでうつらうつらと眠そうに首をもたげている】

【その外見から年齢は15〜16歳程だと思われる】
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 18:15:38.91 ID:qi+XjyMEo

【――街中】

【漆黒の“人型”が路地裏の近くで佇んでいる。】
【不審な“それ”は人ではあるのだが、全身を黒で塗り潰すかのように黒衣を纏っている。】

――“青義同盟”、か…アホらし。
まぁ俺みたいのにとっては、敵が増えたって感じなのかねぇ…

【壁に背を預けると、興味が無いとばかりに欠伸を一つ。】
【彼の存在を不審な目で見る通行人が居るのだが、特に彼は気に留めていないようだ。】

…正義<Justice>なんざ、何処も――
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/09(水) 18:48:51.34 ID:XwBtM8xAO
>>141

あぁ、そうだったか……思えば遠くまできたもんだな
ま、目的がない雑談だから仕方ないっちゃ仕方ないんだろうが、少し事故りすぎか?

【※話題が】
【しかしそんなことを言いながらも、言葉にされるとお互いの脱線っぷりに、思わず笑ってしまい】
【適当にもほどがあるなと、自分と朔夜の浅い部分での性質を乾いた感じで馬鹿にしてみせた】

……いや、マジでじゃれるなよ?
俺、一応お偉いさんだから。怪我ダメ絶対

【と、ちょっと引き気味に答える】
【実際……どうなのだろうか。身体の鍛え方は実戦的なところに重きを置いているようだが、】
【身のこなしから見える経験値は、皆無と言っていいほどない――或いは、完璧に隠匿されている】
【異端狩り≠フような荒事担当というより、どちらかといえばインテリ系の部署の上司である彼の実力は不明なまま】

いや、そういう訳じゃないけど……俺、結構マジな話でインドア派なんだよ
で、メルフさんは全国行脚とかしちまうアウトドア派だから、機会がなくってさ
羊羹好きらしいからそこらへんは是非語り合ってみたいと思うんだが……

【両者の間にある甘味好きという点だけで、好印象らしい。簡単なやつだ】
【あまりにも杜撰で乱暴な彼女の言葉に、苦笑いすると軽く折り畳んだ僧衣を肩に掛けつつミットを装着し】

【はじまるドン、の合図と共に、彼は軽いペースで筐体を殴りつけはじめた】

……そういや、聖職者に、殺意とか、強要するもんじゃ、ない――よっ、とォ

【集中する気は、ないのだろう】
【殴る間もそんな風に言葉を返して、しかし――『速い』】
【ゲームだからと気を抜いているのか、意図的に体重を乗せていないらしく、成人男性にしてみれば拳は軽いが】
【それを差し引きしても――スピードが異常なのだ。朔夜と並ぶレベル、だろうか】
【勿論、戦闘時にこのスピードが出せるかといえば、そんなこともない筈だが……】
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 18:57:10.52 ID:GCYWzecLo
【路地裏】
【血よりも紅く咲き誇る薔薇の如きドレスに身を纏い】
【片手には、豪奢な薔薇の装飾が施されたステッキを握っている少女】
【髪は生気溢れる葉の様に鮮やかな翠色で】
【蒼穹の瞳は、今鋭く細められていた】
【そして、そんな少女は……】

いぎゃーーーーーー!!
怖いですの!ケダモノですの!
こ、来ないでくださいまし!!
う、訴えますわちょ!か、噛んでしまいましたわ!

【……不良に絡まれていたりした】
【不良がおい姉ちゃん俺と遊ばねー?みたいなことを言いながら絡んでいる】

あ、あうあう……。
こ、こりゃーまずいのですわ!
じじ、実力行使ですのよ!?
とうっ!

【そう言いながら必死な様子で不良にステッキを振るう】
【ずぉおぉおぉっ!という、その見た目からは想像できない風切音が響き】
【次の瞬間、不良は路地裏の行き止まりの壁まで勢い良く吹き飛ばされていた】
【頭を打って気絶したようだ】

……や、やってしまいましたわ……。
き、貴族ですのに物理攻撃なんて、野蛮ですのに!

【そこに居たのは、普段はファミレス店員をしているちょっと頭が可哀想な魔法少女(現在20歳)であった】
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 19:04:09.10 ID:WwFpyJ+ao
>>154
【偶然、叫び声を聴きつけて、そこへ現れた金髪の青年】
【不良達を怒鳴りつけて、注意を惹きつけようとした矢先】

お、おい!
何してんだアンタ――ら?
って、ちょっまっえええええええ!!!???

【飛んだ】
【盛大に不良(哀れ)が飛んだ】

…――ええええ。

【驚きの声が尾を引きながら、青年はなんとも言えない表情を浮かべて少女(20歳)を見た】


/絡んでいきなりすいません…夕飯です…ッ!
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 19:10:50.08 ID:GCYWzecLo
>>155
……見られてしまいましたわ……。

【しゅん、としょげた様子でため息を付き、なにやら落ち込んでいた】
【流石にゴスロリですら無い魔法少女ルックは恥ずかしいのであった、もう20歳ですし】

……こ、こんばんはですわ。

【取り敢えずとばかりに態度を取り繕って、微笑みを顔に浮かべて挨拶】
【振る舞いは、気品が有り、貴族の様に見えるかも知れない】
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 19:30:45.21 ID:eMQJOhEw0
【――海岸】

…………。

【両手に握った茶色い布で頭を覆い隠した、小柄な少女が、座り込んで海を眺めている】
【分厚い黄色の手袋を着用して、纏っている衣服は長さが足りずにおへそが露出しており】
【身につけた短パンを締めるベルトには、特徴的なドクロマークが描かれていた】
【短パンの後ろからは、薄桃色の獣の尻尾が飛び出している――】

……

【不意に少女は、淀んだ黄金の瞳で海の果てをぼーっと見つめながら立ち上がり】
【ゆっくりと、一歩ずつ――海の方へ歩んでいこうとするだろう】
【靴が海水に濡れても構うことなく、一歩一歩と進んでいこうとする】
【膝まで海に沈んでも、それでもなお暗い瞳を携えたまま、少女は歩み続けようと――】


/予約絡みのようですがそうではないので誰でも気軽にどうぞ。
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 19:32:04.56 ID:+WNA0yil0
【とある路地裏】

………暇ね…
【長い翡翠色の髪に、顔全体に包帯を巻き、左目と口と両耳の部分だけを露出している女が歩いてる】
【両足は膝から下は黒い義足がしてある】

……
【手には《仮面魔法少女ギャラクシー☆ミカ》という漫画】

(パンチラシーン多いわね…パンツじゃないから恥ずかしくないの……って)
(魔法?空からミサイル放つ魔法って…というか手榴弾投げていいのかしら?魔法少女…)
(……敵も敵で宇宙生命体って…魔法関係ないじゃない)
(…………このポーズいいわね)
【なんか念入りに読んで】

【キョロキョロと辺りを見回し】

宇宙の神秘に包まれて
流れ星に乗って華麗に参上
仮面魔法少女……ギャラクシー☆ミカ♪
悪しき魂よ!アナタに赤色の花を咲かせるわ
【なんかそのキャラの台詞とポーズをやり始めた】

【誰かに見られたら恥ずかしいというレベルではないが……】
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 19:37:58.69 ID:7Hnh+bPeo
>>158

【黒い髪、黒い目に黒い学生服を着た少年】
【少年の腰には1つのホルスター、その中には銃が1丁】

………何だこの人……
【その光景を見て思わず口に出した失礼な一言】
【声量は決して小さくはない】

……ハッ!
【今の言葉が聞こえていない事を祈りつつ、口に手をあてる】
【こ、このままではマズイ!と判断し】

あ、ど、どうも〜
【右手でちょっと通りますよのポーズを取りながら早足で女性の横を通り抜けるだろう】
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 19:41:22.16 ID:wTV4qeKBo
>>157

――3……2……

【――と、少女からやや離れた位置に、一人の男がいた】

【ノーネクタイで白いワイシャツを着て、その上には、ボタンも掛けずに真紅のスーツを羽織っており、】
【ズボンも同じく赤で統一され、右手に目をやれば大きな白い布袋を持って肩に担いでいる】
【レンズが若干赤みがかった眼鏡を装備し、口にはタバコをくわえ、】
【白髪で短髪な上になぜか真っ赤なナイトキャップを被っているというあまりに奇妙で目立つ出で立ち――】
【身長が190cmほどあるのだが、年齢は20代前半とでも言ったところだろうか――、というそんな感じの男だ】

――1……

【彼は、少女に気付いていないようで、海岸に立ってジーッと海の向こうを見据え――】


――ハイッ!ドーンッ!!


【――凄まじい爆音が響いた】


【地平線に程近い位置――遠くの海が、爆発した】
【巻き上がる水しぶきと、凄まじい振動】
【まさに爆弾が起爆したかの如く】

【遠くでの爆発ゆえ、少女や男達に対しての被害は一切無いが、とにかくあまりに唐突なので驚くかも知れない】
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 19:43:00.11 ID:WwFpyJ+ao
>>156

ど、どうも…こんばんは。

【若干、引き攣った笑み】
【青年は、セミショートの金髪に、緑色の瞳を持っていて】
【マントを羽織り、上下を鎧を着込み、更には両手にガントレットを嵌めている】
【見ようによっては、騎士のように見えなくもない】

(…何処かのお嬢(?)様なのかな?)
危ないですよ、こんなところに女性が一人じゃ…って余計なお世話かな。

【吹き飛ばされた不良達を見やり、そう続けた】

/ただいま戻りました
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 19:43:17.62 ID:y5VHy/e10
>>159
【ビクッてなり】

【まるで機械のような動作でそちらを見て】

【彼女からサーッて血の抜けたような音が聞こえ】

ま ち な さ い
【ガシッと少年の手を掴もうとする】

【成功したら】

見た!?見たわね!!!アナタ!!!!!
【凄い形相(包帯をまいていてわからないかもしれないが)で、空いてるでカッターを取り出し】
【チキチキチキチキチキチキチキチキ】
【刃を出そうとする】

【なんか後ろに黒いオーラがががががががが】
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 19:47:23.71 ID:eMQJOhEw0
>>160

…………、……だめ、やっぱり――

【膝の上あたりまで海に浸かったところで、俯いたまま少女は震え出して】
【僅かに目元に涙を溜めて、踵を返そうとする】
【その表情は、この世のあらゆる絶望を混ぜこぜにしたような、そんな表情で――】

……ユヒカは……いったい、どうすれbわうーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ?!!

【どーん】
【凄い振動と爆音に少女は凄く驚き、凄い叫び声をあげながら凄い勢いで両耳を押さえ凄い勢いでしゃがみこむ】
【凄い勢いで耳を押さえたため両手で握っていた布が凄い勢いではらりと海に落ち】
【その下から、凄い勢いでピーン、と。彼女が人にあらざることを示す、桃色の獣のような耳が立ち上がる】
【凄い水飛沫に体をいくらか凄く濡らされ、更に浅瀬でしゃがんだため服は凄くずぶ濡れになってしまった】

えっ、え、な、何っ!?なにかナ!?なに?!

【先ほどまでの暗い雰囲気は何処へやら、突如巻き起こった事態に困惑しているらしい】
【男にも、気付いていないようだが――少女の叫び声だ。男は、彼女に気付くだろう】
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 19:48:47.51 ID:7Hnh+bPeo
>>162

ひっひぃぃっ!
【手を掴まれて、反射的に悲鳴を上げる少年】

ごっごめんなさあああああいいいいい!!
【女性のオーラを感じ取って、謝っているのか叫んでいるのかよくわからない声を出す】
【その目には液体が溜まっている】

いや僕ほんと何も見てないですよ!ほんと!ほんと!
【見え透いたというかバレバレな嘘をつく】
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 19:49:32.54 ID:GCYWzecLo
>>161
えっと、取り敢えず……。

【そう呟いてステッキをくるくる回す】
【そうすると少女の体に黒い薔薇がいつの間にかまとわりついていき、薔薇が霧散するときには姿を変えていた】
【その格好は所謂ゴシックロリヰタと呼ばれるタイプの服である。足元までの長いスカートはバニエでふくらませて】
【頭には白レースのヘッドドレスを付けて、髪は金塊をそのまま糸にしたかのような金髪を縦ロールにした物】
【首には懐中時計を掛けて、そして、その右手には大きな古びた本が有る。本にはぐるぐる巻きに鎖が巻き付けられていた】
【そして、青年が魔導の知識を持ち合わせているのであれば、先ほどの薔薇は魔力で構成された物だと分かっただろう】
【ふぅ、と一息ついて】

いえ、先ほど絡まれてしまいまして……。
不本意ながら実力行使してしまいましたけれど……、戦いは好きではないのですわ。

【アンニュイな表情で不良の方を向いて】
【ついっ、と左手を不良に振ると、影のような物が集まって布を構成し、不良に被さった】

流石に、あのままだと寒いでしょうし、毛布ぐらいはですわ。

【くすり、と微笑んでそういった】
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 19:50:42.11 ID:ex5ijKNMo
【街中】

【暗がり、人々が歩いている中一人の女性が居た】
【長い黒髪のポニーテールに黒のショートパンツ】
【黒いダウンコートは前のチャックが外れており中の白いキャミソールは大きな胸を窮屈そうに押しこんでいる】
【茶色のブーツで年齢は20歳前後、顔立ちは美人と言う他ない】
【手には2m程の白い金属の棒を肩に置く状態で持っており、上の方に人が引っ掛かっている】

…………

【女性は無言のまま歩いている】
【上に引っ掛かっている青年らしき人物はピクリとも動きはしない】
【髪は金髪で長さは普通だがボサボサ】
【青が基調の袖の白いジャージに下はコーンのジャージを履いている】
【顔は見るも無残に眼の周りにアザ、顔は腫れて頭には無数のこぶがある】
【戦闘の負傷というよりはギャグ漫画によくいる懲らしめられた雑魚キャラのような傷だ】

そろそろ自分で歩いて下さい
いい加減重いです

「…………」

【女性は棒を傾け自分の眼の前に青年を移動させる】
【と次の瞬間気絶している青年の顔を右から思いっきり引っ叩く】
【青年はヘブシッと意味の分からない言葉を口から漏らし左に大きく吹き飛ぶ】

起きてるのはバレバレですよ
次はグーでいきます

【青年はすいませんでしたと言いヨレヨレと身体を起こし女性の少し後ろに移動しトボトボと一緒に歩き始める】
【さっきから街中なのにこの二人の行動は迷惑この上ない】
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 19:51:34.40 ID:qi+XjyMEo

――…。

【――呆けたまま、街を往く人々を眺める不審人物。】

――まーた路地裏で能力者が暴れ回ってんのかね、るっせぇー、わ
銃[ピーーー]るならサイレンサーでも付けろっての――…

【彼の言葉通り、彼の近くに入口がある路地裏から銃声と轟音が絶えまなく聞こえている。】
【取り敢えず何かが暴れているようだが――彼は特に動く気は無いのだろう。】
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 19:52:38.23 ID:7Fgbqc210
【水の国『風霊統主の城』 城門前】

――――ハァッ……ハァッ…………!!
「お、おい…………!! 後ろ、離されてん、ぞ…………!」
[ちょ……ちょっと待って、くれ…………! 傷が…………ッ]
〔東さん、立ち止まらないで、ください…………!!
もう、ちょっとですから…………!〕
<間に合えば……いいのだが…………!>

【薄手のトレーナーの上に赤いジャケットを羽織った、左目を縦に走る傷跡が目立つ、背中に掛かる程度の青い髪の、両腕の肘から先が触手と化しているのを、ジャケットの袖で隠している少女と】
【短く刈りあげた髪に、上下黒で揃えた服の上から更に黒いベストを着込み、右目の周囲に古い火傷の跡がある青年と】
【背にでかでかと「東」の一文字が書かれた白いコートを羽織り、腰の左右のホルダーにそれぞれ剣と銃の様なものを下げた、くせのある銀髪に黒光りする様な瞳を持った、頭部から流血し、背中に服の上からでも分かる打撲傷を負った青年と】
【ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のオッドアイを持ち、白いワンピースを着た10歳くらいの少女と】
【フード付きのマントと半ズボンを着た、顔に大きな傷があり尻尾の先が二つに分かれた、猫人間という表現がしっくりくる眼つきの鋭い二足歩行の猫が】

【何かから追われているかのように、必死になって城へと駆けこもうとしていた】

"レイド…………そろそろ不味いぞッッ!!"
≪もう、いくらも距離がないっす…………!≫

【赤いジャケットの少女の傍らには、青い炎を纏った、やけにデフォルメされた髑髏が浮かんでいる】
【が、その姿や声は、魔力持ちなどでなければ感知する事は出来ないはずだ】
【また、火傷の跡のある青年の左袖が、違和感が無い程度に少しだけ膨れている】

【ラベンダー色の髪の少女からは、尋常ならざる量の魔力が放たれ】
【猫人間の右肩からは、黒い魔力が溢れている】

――――『justice』!! 誰か!! 門を開けてッッ!!

【先頭のジャケットの少女が、必死の形相で、悲痛な叫び声を上げて開門を求める】
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 19:54:05.51 ID:JN9ATJJHo
【路地裏】

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女がいる】
【そのウェーブがかった金髪はラメ入りのヘアゴムによってポニーテールに纏められている】
【少女は喪服を思わせる黒の強い灰色のワンピースコートの上から、同色のケープを羽織っていた】
【コートの袖口と裾、襟には暖かそうな黒いファーが。背中側には上品な編み上げの飾りも見受けられ】
【ケープの留め具としてなのか、首元には灰色の大きなリボンが結わえられている】
【右人差し指にはめられている紅い石の指輪と、首に下げているチェーン付のコインが時折鈍く光を反射する】

────闇雲に探したところで、矢張り見つかりはしません、か。。
支部にお邪魔した方が……、、うぅん、でも、場所を良く知るわけでも、ありません、し────

【暗く寒い路地裏には凡そ似会わぬ風体の少女は、そう独り言をいいながら道を歩く】
【その様子からして、何かを。或いは誰かを探しているらしい】
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 19:54:57.23 ID:evnPW5Cm0
【路地裏】

―――――その穢れた手を、アタシに伸ばすなぁ!

【今日も今日とて、この界隈は、闘争の音色で満たされている】
【然し、鼓膜にキンと響く少女の声は、良く観察される其れと違い、敵対者より優位に立ったもの】
【渾身の力で長竿を振り回しでもしたような、重く鋭い音 風に乗れば】

『あげゃ、あげゃっ……ば、ば、ば……バケモノだぁ〜!!』

ハぁン、おめおめ逃げるくらいなら、最初から出てくるんじゃ無いわよね。
…女のコを見る目は有るみたいだけどね、喧嘩の相手は完璧に間違えてるやんの、ばーっか!

【正しく、一目散に。見るからに柄の悪い薄ら禿の金髪男が、情けない捨て台詞と共に脱兎と化す】

【残されたのは、毛皮のひっついたフード付き、ベージュ色のコートを羽織る、小学校上級生程に見える少女】
【病気一歩手前の真っ赤な眼に蒼白な肌と、手触りの良さそうな黒髪が特徴的で、値打ちのしそうな紅い指輪を付けている】
【携えているのは、柄の長さにして80cmは優に有って、少女の細腕で持てるとはとても思えない】
【――――メカニカルな構造を取り込んだ、双頭の鉄槌】

【逃げ出した男の走路を示すようにぽたぽたと血が垂れて、地面に跳ね返りながら痕を作る】
【この紅い道しるべを用いて、或いは騒ぎを聞き付け,誰かが訪れるかも知れない】
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 19:56:12.01 ID:Ke4xwCuSO
>>168
【その時、】
【城の門が――・・開いた】

【そして出て来たのは――・・】

はいはい・・何でしょうか――・・・って・・っ?!
【白のカッターシャツに青のネクタイをして首には紅のマフラー、手には黒の手袋を着け、腰には二本の刀を携えた少年】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

どうしたんですか・・っ?!
皆さん・・・っ!?
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 19:56:35.27 ID:WwFpyJ+ao
>>165

…わ。

【瞬きする間に、着替え≠済ませた少女を見て、少々驚いた声】
【青年は、内心で魔法を見るのは二回目だな、と呟いて】

(多分魔法だよね。今の…)
(似たようなことは自分でも出来る訳だし…やっぱりアレ≠ヘ魔法の類なのかなあ)

【無意識に、手は腰に提げた『柄』に触れて】

な、成る程…それは大変でしたね(不良が)。

【なんともパワフルな女の子だな、と思いながらも】
【気絶した相手(とは言え気絶させたのは…)を気遣うところを見て】

やさしいですね。

【少女に釣られて、青年も笑みを漏らすのだった】
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 19:57:07.41 ID:y5VHy/e10
>>164
【なお女性の手は非情に冷たい】

忘れなさい!!!今見た事聞いた事わすれろっ!!!
【途中ドスのきいた声になりながらカッターの刃を向け】

………ぶっちゃけいい年した女があんなポーズしてどう思った?
【自虐なカマかけをした】
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 19:57:31.46 ID:wTV4qeKBo
>>163

――ヘーイ、実験成功!!

【よし!と言った感じでガッツポーズを決める男】
【少女の叫びなどどこ吹く風である】


【「カー」】  【「カー」】  【「カー」】


【――すると、次に聞こえてくるのは、不吉な雰囲気を纏うカラスの声……】

「…………案外、上手くいくものですね――――」

【見れば、セーラー服に紺のスカートと、頭には水兵帽を被り、縁無し眼鏡を掛けて、】
【金色に煌めくロングストレートヘアーを靡かせている――、そんな身長160cm程度の少女が、男の背後にいるではないか】
【不気味にも、少女の周囲には、3羽のカラスが飛び回っていて――】

あったぼうよ、ギシちゃんにどんだけ貢いだと思ってんだ!

「ギシちゃんって言うと、また怒られますよ……」
「……それから……ですね――」

【そしてカラス少女が、クイッと、指で、「ある方向」を指し示す】
【男はそれに反応して、「ある方向」に顔を向けると――】

…………あ…………、あー、いやー、お嬢さん!
どうしましたそんな水まみれになっちゃって!!
……いや、ハッハッハ、すまんすまん、よしきた手を貸そう!!

【ようやく事態を把握したらしい男は、ずぶ濡れになった獣少女の元へと走り出した】


「……………………」


【一方で、カラス少女は、そんな男と、そして何より「獣少女」の方を視線で貫く】
【鋭く光る眼鏡の奥には、冷めた目付きと、澄んだ蒼色の瞳が覗いていた――】
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 19:58:41.08 ID:jPKVNmySO
>>153
【おとーさん、向こうの街があんなに小さく見えるよー(違います)】

こっちが言うのも何だけど、予想外に広がり過ぎた気がするよ。
最初の話題が思い出せないってのも、相当なもんだよな……事故っていうよか大惨事?

【――そんな前置きをしつつも澄ました口調を保ち、まるで他人事のように言ってのける朔夜】
【意にも介していない様子。その態度は、今更だ、と言外に語っている。本当に、清々しいほど適当だ】

大丈夫大丈夫、TPOはきっちり守るから、さ。
……多少の怪我くらいは、どうにかなりそうな気がするけど。

【彼女は一応、そんな返事をするけれど】
【やらないとか冗談だとか言わない辺り、何というかお察しであろうか】
【筐体の前から退くと、一歩下がってじーっと彼を眺め――視線が痛いです、はい】
【流石に戦闘狂という訳では無いのだが、枢機卿≠フ力の程には並々ならぬ興味があるようで】

むぅ。……あ、そっちの話か……そりゃまあ、確かに説経が好きそうには見えないしな、お前。
――……会ったのも一、二回程度だったと思うけど、控えめに見ても一日三食+夜食におやつの五回は食べてると思う。

【もはや素人、という考えは捨てていた。つぶさに観察しても何も見えないのか、少し不満げに唸りつつも】
【その分を言葉で解消しているのか、と思える位に只管ぶっちゃけまくっている】
【因みに、一回の絡みで三度ほど羊羹平らげてました、というのは真実。ちょっとした余談だ】

…………えー。ほらほら、もっと頑張れー。

(速いな――一遍やり合ってみたいかも。大方術師だと思ってたから、冗談のつもりだったけど)
(違う≠フか?或いは……何方にしろ、クロスレンジでも退屈はしなさそう、かな)

【むくれて見せつつも、口許の緩みは隠せない。内心、朔夜は感嘆していた】
【教会式≠フイメージが先行してか、以前は近距離でこうも動けるとは思っていなかった、が】
【無気力な応援とは裏腹に、口ほどに物を言う目はすっかり本気だ。言わずもがな、物騒な意味で】
//遅くなりましたー……では、宜しくです!
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 19:59:33.01 ID:qi+XjyMEo
>>169



【入り口付近に佇む影が、少女の姿を視認する。】
【――明らかに不審人物である其れは、足音を立てずに徐々に近付いていく】

【――少女が此方に目を向けたならば。】
【「全身が真っ黒い人」が近寄って来るという状況を確認出来るのだろう。】
【某少年探偵の漫画なら、犯人的な何かである。】
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 19:59:46.24 ID:GCYWzecLo
>>172
ええ、家に帰る道としては近いんですけど、通らないほうが良かったかも知れませんわ。

【疲れた様子でそう言って。どこからか鞄を取り出すとそれに本を放り込んだ】
【そして、やさしい、と言われて頬を染めて】

いや、それほどでも有りませんですわ。
取り敢えず、あの方が起きたらあれですので、路地裏出ませんかですの。

【そう言うと、優雅な足取りで路地裏の外に行こうとする】
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 20:03:33.99 ID:7Hnh+bPeo
>>173

はっ、はっ、はいいいいい!
【涙が目から溢れている少年。正義の味方だと言うのに情けない】

い、いい年だなんて!と、とても!
いつまでも若々しくあろうとするのは素晴らしいことだと思いますよ!
【お世辞というワケでもないが、だいぶ苦しい事を言う少年】
【火に油を注ぐ結果にならなければよいが…】
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 20:03:47.53 ID:eMQJOhEw0
>>174

え!?何、どういう……わぅ?!

【少女はかなり混乱しているようで、周囲を見回しながら浅瀬で蹲っていたが】
【やがて男と少女の存在に気付くと、其方を見やり――】

……あ、ごめんネ、別に大丈夫だから――
ユヒカは……あれ?

【駆け寄ってくる男を、大きな黄色い手袋を嵌めた右手で制しながら】
【空いた左手で、頭の上に乗せていた布を掴もうとして、それが無いことに気付き――】

…………あれ
……わ、わぅわぅわぅわぅわーーーーっっ!!ち、ちがうヨ!?ちがうヨ!?
ユヒカはちがうヨ!?に、人間だヨ!?ユヒカはちゃんとした人間だヨ?!
だから狩らないでっ!傍に寄らないで!ユヒカ獣じゃないもン――――っっ!!

【どうしようもないほど今更だが、少女は両手で自身の獣耳を隠しながら】
【勢いよく後ろに後ずさり、男を避けようとするだろう】
【しかしここは浅瀬であり足場は悪い。そんな凄い勢いで後ろに下がろうとしたなら――】

……あ

【思わず、足をつまずいて。彼女は、後ろ向けに海に思い切りざぶんと倒れこむだろう】
【忙しい少女だ……しかし、明らかに困惑しているのか。がぼがぼともがいて……あれ、おぼれてらっしゃる?】
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 20:06:19.12 ID:WwFpyJ+ao
>>177

そうですね…長居する理由もないですし。

【路地裏の出口――つまりは通りに出る道だが】
【そこはたった今青年が入ってきた道だったので、青年は少女へ道を空けるようにして一旦端へ寄って、少女を通そうとするだろう】
【自分は、その後から追っていこうという訳だ】

(…以外に、小さいな)

【少し離れた位置だったので、解らなかったが、少女の身長は青年の胸辺り――いやそれよりも低いのではないだろうか】
【当然の結果として、少女が通る時に、青年の鼻腔を少女の髪の匂いが刺激する訳なのだが――】
【この青年、確実にドキリとして顔を紅潮させるだろう】
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 20:06:31.84 ID:2xHoKsZ/o
>>170

【かつん、こつん】
【鳴り響く、乾いた足音…血の跡を辿って闇の中から貴女へ近づいて行く】

…………

【かつん、こつん】
【闇路に響く、乾いた足音】
【それを鳴らすのは闇を更に深くした様な“霧”を纏った人影】

【無精髭を生やした30代の男性だ。】
【真っ白なワイシャツとGパン。嫌でも目立つ、赤い手甲を着用し、腰にそれぞれ長さの違う三本の刀を携えており】
【乱雑に切られた黒い髪と黒い瞳は左程特徴的でも無く】
【唯、彼に纏わりつく様に在る黒い霧が…不気味で】

【左手は刀の鞘を握るでもなく…ただ其処に置き】
【右手をだらりと下げていて】


【一見、戦う意志の無い様に見える彼――】
【だが、その纏った闇が、乾いた足音が―――誰かを斬りたいと、“願って”いて】

【かつん………】
【その歩みが、貴女から3m程手前で―――止まった】


………去れ。

【ひと言。警告の様に…囁いて】
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:07:20.86 ID:JN9ATJJHo
>>176

────?

【探し物は見つからねども】
【忍びよりたる怪しき影】
【誰かを。何かを見つけようと辺りを見渡しながら進む少女に、其れを見落とす道理は無く】
【漆黒の人物を目に留め、一言】

ジョンさ────、、
……、、っっ

【呼んだのは、誰かの名前。何かの名前】
【恐らくは知人の名前だろう】
【しかし、よくよく見れば相手は少女の知る人物では無く】
【二人しか居ない路地裏で、人違いをしてしまった事に対して頬を朱に染める少女であった】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 20:09:00.50 ID:GCYWzecLo
>>180
有難う御座いますわ。

【道を譲ってもらい。くすり、と微笑みかけた】
【其の表情はまるで花の様なもので、まさに“薔薇”である】

……どうしましたの?

【きょとん、とした様子で青年を見上げる少女(20)の身長は153cm】
【良く中学生に間違われたりする、ぶっちゃけて言えば合法ロリである】
【無垢な瞳で青年の顔を覗き込んでいた】
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:10:04.60 ID:/wsg7VO70
>>178
【ブチッ!!!!】
【なんか血管がキレた音がし】

…………
【手を離し】
【近くの壁を肉体の限界を超えた馬鹿力でおもいっきり叩く】
【ズガァァァァァアン!!!!】
【と壁は破壊され】

そ こ に な お れ !!
【火に油どころか核燃料だったでござる】
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 20:12:24.57 ID:7Fgbqc210
>>171

――――ま、護!?
良かった、悪いけど、早く中に………………!!

【先頭の少女――――レイドは、門を開いたのが知人である事に気づき、一瞬安堵の表情を浮かべるが】
【すぐにその表情を恐慌させると、事情説明もそこそこに、中に入ろうとする】

【――――その瞬間】

ッ、う…………あッ!!
「レイド!!」

【突如、レイドの右後方から、小さな矢の様なものが飛び出し、レイドの右太ももに突き刺さる】
【そのあおりを受けて、レイドはその場で転倒してしまう】

《――――そこまでですよ、レイド様………………》
{――――ヒャッハッハッハッハッハ……………………!!
第一級優先攻撃目標、レイド=E=ヴェイス。第二級優先攻撃目標、アストラ=O=ヴェイスに東 銀鶏……そして『justice01(仮称)』までとは……
獲物がより取り見取りじゃねぇか…………!}

【一団の後方から、声が響く。そこに立っていたのは】
【グレーのビジネススーツに身を包んだ、淡褐色の肌に明るめの紫色の髪をした女性と】
【白のビジネススーツに身を包んだ、赤の不健康そうな長髪をした痩せ身の男が】
【二人ともに、胸元に、逆三角形の金のプレートに蜂を象ったバッジを留めている】

>>>……………………<<<

【そして更にその後方には】
【黒のボディースーツを着込み、目元をバイザーで覆っている、小学生ほどの3人の少女】
【少女達の額には、それぞれγ、δ、οという文字が刻まれており】
【γの少女はライトグリーンの、δの少女は黄色の、οの少女は蒼黒のショートカットをしている】
【なにより、髪の色と額の文字を除けば、彼女らの容姿は瓜二つである】

《――――お久しぶりですね、少年…………。前の警告通り、邪魔は許しませんよ?》
〔――――怪我をしてる東さんと、『卵』を浴びてるアーディンさんは、下がってください…………!〕
{ヘッ! 勇ましいお嬢ちゃんよぉ…………てめぇがどれほどの使い手かは分からねぇが…………まさかこの物量差、引っ繰り返せるとは思わねぇよなぁ!?}

【ラベンダー色の髪の少女が、一歩前に進み出て、『暴蜂』の一群の前に立ちはだかる】

"…………待て。レイドの被弾した位置…………おかしいぞ…………!?"
くっ…………ま、護…………東さんと、アーディンの旦那だけでも…………中に…………!!

【足に被弾して倒れているレイドが、護にそう頼み込む】
【一方、アストラの袖で、ダハルが顔をしかめていた。敵の位置を考えると、不自然な角度から、レイドへの矢は放たれた事になるのだが――――】
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 20:13:03.79 ID:qi+XjyMEo
>>182

【黒髪、褐色の肌、黒の衣服、黒の手袋。】
【全身を闇に同化させるかのように、漆黒に身を包む其れは、暗殺者を彷彿とさせる動きで近付いて行く。】

【――身の危険を感じさせるには、充分だ。】

――………か。

【――唇が、何らかの言葉を紡ぐ。】


…アホかあああああああああああぁぁぁぁッッ!!!

【少女の近くに辿り着いた影は――――“唖然”としていた。】
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/09(水) 20:13:11.82 ID:J13z+Ea30
>>175

【とん、とん、とん。】
【軽妙なリズムでゲームの機体を殴りつけながら、彼の唇には笑みが浮かんでいて】

いやいやいや、怪しいもんだなぁ
怪我は極力したくねぇし、よ

【視線は気にならないらしく、リズミカルに拳を動かしつつ】
【何も見えない、隠蔽された実力の上に飄々とした絵柄を載せて】

説教とか、ね。意味分かんねぇし、ね
ほほう、そりゃまた……随分と熱狂的だなぁ

【彼がメルフ導師に対して抱いているのは、その功績などというよりも】
【同じ甘味好きという、その一点についてだけのようだ】

殺意とか、ないし、ねぇ
だいぶ、全力です、よっとぉ

【彼女の物騒な雰囲気に、気付いているのだろう】
【瞳に苦い色を乗せながら、ゲーム画面では太鼓に手足の生えた物体が殴り飛ばされていて】
【魔力を行使している色は見えない――あるいは、それも隠れているのか】

/よろしくですー
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 20:13:15.65 ID:wTV4qeKBo
>>179

――れ、れれれれ、れ、冷静になれ!!!

【お前が冷静になれ、とかそういう話はともかく、】
【なんか慌てふためいている少女を見て、男は叫びつつも駆ける】

……あれ、溺れてる? いやいやいや、それはやばい!
そーっれ、どっせい!!

【次に男は、右手の袋を海岸に投げ捨て、】

「…………ああ、これはまずい流れですね…………」

【一方で何かを察した様子のカラス少女が、小走りで動き出す】

ぬおおおおお!! 俺流必殺レスキュー奥義!!

――《デス・サブマリン》――!!

【そして、謎の技名を叫びつつ、男は、跳んだ――】
【――そう、目の前の少女を救うために、海へ、ダイビング……】


――――ってここ浅瀬じゃねえかグオッホァッ!!!


【ビターン!!】
【哀れ男は、獣少女のすぐ側で、浅瀬に叩き付けられた】



「…………大丈夫ですか、お嬢様――――」



【どうやらこの展開を予測していたらしいカラス少女が、気付けば事件現場(?)にいた】
【彼女は、溺れる獣少女の腕を掴もうとする】
【掴めたならば、そのまま引き上げるだろう】
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 20:13:31.81 ID:7Hnh+bPeo
>>184

(『今変な音したよね……』)
【この様子を冷ややかな目で傍観する銃】
【本当はこの銃言葉を話せる魔銃なのだが、今は話すべきではないと考えて黙る】

はっはいいいい!
【なおるというか正座している少年】
【その頭の中には死にたくない、それしかない】
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 20:14:24.69 ID:WwFpyJ+ao
>>183

【対して、青年の身長は180cm以上はあるだろうか】
【もうそれはそれは、ウブな反応で】

なななナンデモナイデスヨ?
あ、あはは…

【ガントレットを嵌めた右手を、口元を隠すように持ち上げ】
【少女から視線を外して、口笛になっていない口笛を吹き】

さ、さあ速く通りに出ましょう、うん。
こんな暗い場所じゃ何ですし。

【と、言って】
【尚も紅潮する顔を右手で隠しながら、左手で少女の肩に触れて、通りの方へ促そうとするだろう】
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [age]:2011/03/09(水) 20:17:09.00 ID:K0rUAEADO
護とラギデュースの人の絡みが固定化し始めてるって言われてるけどどうなん?
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 20:17:46.13 ID:GCYWzecLo
>>190
……?変な人ですわ。

【首をかしげてそう呟くも気にしないことにしたようで】
【青年のエスコートを受けて表通りへと足を進めていく】
【暫く歩き、表通りへと出て】
【青年の方を振り向き頭を下げて】

有難う御座いますわ、一人で少し心細かったですの。

【にこり、と笑って顔を上げる】
【髪がさわり、と揺れていい香りがしたかも知れない】
【そして、改めて青年の格好を見て】

そういえば、その格好。
騎士様ですの?

【興味津々な様子であり、その所作はどこか子供っぽくもあった】
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:18:01.16 ID:9hAtgT2V0
>>189
アナタは何も見なかった……いい?
アナタは何も聞いてない……いい?
もし…誰かに言ったら…………
【首にカッターの刃を近づけながら】
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:20:05.68 ID:C6jgXCsSO
>>170

【そこの近くの通り】
【男が一人歩いている】
【彼の風貌は】

【黒い瞳、一つに束ねた黒髪】
【返り血を浴びてそのままにしたような赤黒い和服】
【腰には白と黒の色違いの鉤手甲がぶら下がっている】
【黒の方は、鉤爪の代わりに長さ20cm程の刃が付いている】

【そこに金髪ハゲの男が飛び出してくる】

(ん?)
(なんだよこのハゲいきなり飛び出してくんなよ…っと?)

(…血?)

【金髪ハゲの怪我に気づくが、声は掛けず】
(中に誰かいるのか…?)

【黒の手甲を装備し、路地裏に入ろうとする】
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:20:37.08 ID:JN9ATJJHo
>>186

【その漆黒は。その動きは。その静けさは】
【少女が知る人物を、否が応でも思いださせるもの】
【唯一違うのは、褐色の肌か】
【「──あの人は、肌だけは、白い方でしたわね」】
【そんなことを考え。左手は無意識にか、胸元のコインに触れていたが】
【不審者の接近に流石に警戒したのか】
【一瞬だけ。ぱちんと少女の周囲に火の粉が爆ぜた】
【しかし────】

ぴっ……!?

【突然出された大声に驚いたのだろう】
【びくんと震える肩。ぎゅっと瞑られた目】
【触れていたコインはすっかり握り締められていて】

【まるで怯えた子猫のようなその反応は】
【今しがた爆ぜた火の粉は幻影だったのかと疑ってしまいたくなるかも、しれなかった】
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 20:20:51.11 ID:wTV4qeKBo
>>179>>188
/ぬわ、まこと申し訳ない、飯落ちでございます
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 20:21:40.49 ID:eMQJOhEw0
>>188

【人というのは、右も左も分からないほど混乱すれば】
【いつもならば絶対にしないようなミスや失敗を、してしまうようになるものである】
【即ち、こんな余裕で足が付くような浅瀬で溺れてしまったりもするのだ】
【当然、余裕で足が付くわけだから飛び込んだら無茶苦茶痛いと思う。哀れ男】

がぼっ、ぁ、んぐ、…………ぷあっ!?えほ、げほっ、っあ、はぁ、はぁ……

【一方、少女は鴉を連れた彼女に、無事引き上げるだろう】
【普段ならば“人間”に触れられることを嫌う彼女だが、今はそうも言っていられない――】

けほ、けほっ……あ、……ありが、と……――――?!

【ようやく呼吸も落ち着いたようで、ずぶ濡れになったまま、少女は黄金の瞳で彼女を見据える】
【しかし、その姿をしっかりと認識した瞬間――少女の顔に浮かんだ色は、驚愕だった】
【いちいち忙しい子であるようにも思えるが……――】

……キミ、は……――――「ウェル、子」……?

【……出会ったはずがない。名乗ったわけがない】
【なのに、彼女の顔を、名前を。見知ったように呟いては――状況も、変わるというものだろう】

【※男スルー】
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 20:23:56.22 ID:evnPW5Cm0
>>181

【去る足音、迫る足音――確かに、路地裏に逗まる限り、面倒は避けられそうに無い】
【恐怖とも昂奮ともつかぬ、何はともあれ高揚した気持ちは、平時よりもペースの速い呼吸と鼓動になる】

「さて……マスター、この様な道は、なるべく早々に抜け出すが無難かと。
 ニナ様のご忠告、けろりと忘れたなどとは、言わせますまいぞ…。」

はい、はい。判ってる判ってる。
……埃っぽい場所、キライだしねー…。

【―――突如、姿の見えない第三者≠フ声が、この空間に溢れた】
【老成した印象を聴く者の耳に残すが然し、尖って刺さるようなところの無い、円やかな男声】
【少女に対して、其れが諫言めいた言葉を投げかけると、溜息雑じりに少女は応じ】
【細い躯で路を摺り抜け、サイド・ロードに消え行こうとするのだけども】

……はにゃっ?

【間に合わない 足音は感じても、黒い靄に覆われた影は、茫として捉えどころが無かった】
【唐突で、コミュニケーションの体すら成していない問いを前にして、恐怖心より疑念が先行して】
【彼女の口癖にも近い、緊張感の無い気抜けした声が零れた】

【尤も、その直後には、血潮の色をそのまま移した様な眼に浮かぶ、刺すような警戒心と、不快感】

「……何方か存じ上げませんが、そうさせて頂けるのなら、是非とも。
 此のような場所は、言うまでも無く危険ですからな。
 御互いの合意のもと、穏便に済むのならこれ以上は有りませぬ。」

【それとは対照的に、例の熟成された男の声は、冷静ながらも、強かに言葉を投げかける】
【―――音源を求めれば、其の声はどうやら少女が携えた『鉄槌』より、発されているものの様だった】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 20:24:54.12 ID:WwFpyJ+ao
>>192

【少女を通りまで出し、青年もその少し後ろから追いすがり】
【通りに出たら、少女の横へ並ぼうと足を動かし――】

(ウブボアァーーーーッ!)※追い討ち※

【と、盛大に萌え倒される(新語)ところだった青年だが、なんとか持ちこたえる】
【香りと、表情と、仕草と】
【もう何かジェットスリームアタックである】

あ、えっと…

【と、急に真顔に戻り】
【頬をポリポリと掻く仕草をしながら、答える】

その…記憶喪失ってヤツでね。
自分が何者≠セったか、覚えてないんだ。

【あはは…と、苦笑気味に笑った】
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 20:25:40.80 ID:zfXLcvYK0
【街中にそびえ立つある塔の屋上】


…よし。そろそろかな…まぁタツミちゃんは怒ると思うが…俺らしい方法だと思うぜ?

【そう言ってニヤつくのは茶色のテンガロンハットとウェスタンシャツ、藍色のジーンズに黒のウェスタンブーツのウェスタンな男】
【小脇に大量のチラシ?を挟んでいる】

…一応強引に警察に許可とったしなぁ…こんなワイルドな宣伝方法があったっていいと思うぜ?
ポスターも少し付け加えたし。

――――さぁ、いっちょやりますか――――

【そういうと男はあと一歩で落ちるギリギリまで前に出る】
【見降ろすと街の人々であろう点のうごめく様子が見える】

――――せーのっ  そらぁ!!――――

【その掛け声とともに大量のチラシが空を舞い、街の至る所に落ちていく】

【その光景はまさに壮大、と言った所か】
【街中の人が今頃空を見上げているだろう】

【空を舞うその紙にはこう書いてあった】

【「Justice」や「対機関連合」のように、「悪なら即殺す!!」というような輩がいる正義組織に、疑問を感じませんか?】
【私たち「blue justice/青義同盟」は、上記2つの正義組織とは違います!!】
【この組織の目的はできるだけ殺しを避け、悪を更生させることです。】
【この組織では更生の余地なし&危険人物と判断した場合のみ、殺しが認められます。】
【真の正義はここにあり 「blue justice/青義同盟」メンバー募集中!!】
【現在メンバーが足りずに活動できない状態にあります!!少しでも気になったら連絡を!!】 
【お電話はこちら、リーダー「マーシャル・T・ロウ」のtel ○○○−△△△−□□□まで!!】
【全員救えないなんて解ってるけど、それでもできるだけ1人でも多く救おうと頑張ってみないか?】
【俺のクソ甘い考えに賛同できる奴!!悪人善人関係なく救ってやろうという器のでかい奴!! 】
【そういう奴を俺らは求めている!!ポスターじーっと見てりゃあスカウトしにいっからヨロシク!!】
【メンバー大大大募集中!!RIPでもカノッサでも救ってやるからかかってこいや!! by マーシャル・T・ロウ】


おお〜すげぇなぁ!! …おっとそんなこと言ってる場合じゃねぇ!! 

【そう言って男は急いで塔を降り、街中に溶け込んでいく】
【そしてみんながその光景に気を取られている中、ニヤニヤしながら街中を歩いていく】

(おぉ…みんなイイ反応してんじゃん)
(誰も俺がやったとは知らずにねぇ…)

(さぁ良い目をしてポスター見ている奴はいないかぁ!?)

201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 20:27:25.71 ID:qi+XjyMEo
>>195

…オイ。

――色々と、待てよオイ。
…人違い、とかそんな事を言いたいんじゃねえよ、マジで。

――警戒、とかしろよ普通。“他人”だったならとっとと謝って逃げろよ。

ここ、何処だか分かってんだよな?
・・・分かってて“それ”ならとんでもねえアホだぞ。

【――呆れ顔で、少女に話し掛ける男。】
【要するに、此処は危ないと言いたいのだろう。ついでに自分も。】

【話し終わると、背中を向けて入口の方向へと向かっていく。】
【恐らく彼の要件は其れだけだったのだろう。】

【――ちなみに、立ち去る訳では無い。】
【少女が此処を動かなければ、再び戻って来る。】
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 20:28:28.45 ID:GCYWzecLo
>>199
あわっ!?

【青年の反応に目を白黒させて慌てて】
【心配そうに男を見ている。無自覚である】
【そして、記憶喪失と聞いて驚いた様子で】

そうなんですの……大変なんですのね……。
わたくしに何か役に立てることが有ったら、何でも仰って下さいまし。
之でも貴族(妄想です)ですもの、エスコートされて礼の一つもしないのはポリシーに反しますのよ。

【ふふん、と少し自慢気に最後の言葉を言うものの】
【その言葉全体には、相手を労る調子があり】
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 20:28:32.66 ID:7Hnh+bPeo
>>193

はっ、はい!誰にも言いません!
何も聞いておりません!
【軍人のような返事をして誠意を見せる少年】

も、もし言ったらどうなるのですか?
【知的好奇心から出た言葉】
【いい結果にならないことは分かっているが】
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:30:35.84 ID:iNFtRI1O0
>>200
【壁に貼られた大量のポスター】
【そのポスターをジッと見ている人物が居る】

ふむ...ふむ...
【輝くような白髪の茶色のブレザーを着た青年だ】
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 20:30:49.47 ID:qi+XjyMEo
//あわ。ちょっと呼び出されたので暫く席離れます、ごめんなさい。
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:32:19.97 ID:+WNA0yil0
>>203
もし言ったら……
【近くの壊した壁の瓦礫を拾い】

アナタの[ピーーー]潰すわよ
【握り潰した】
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 20:33:51.92 ID:WwFpyJ+ao
>>202

気にしなくていいよ。
自分自身、最近じゃ記憶喪失でもいいんじゃあないかと思って来たから。

【自然な笑みから、そう言って】
【少女が、『礼をする』と言うのを聞いて、少し頭を捻りながら】

お礼…じゃあちょっと、聞きたいことがあるのだけど。

【どうしようかな、ここ街中だし…】
【と、何やら呟いて】

まあ、良いか…ちょっと離れててね。

【腰に提げている『柄』を抜き取りながら、青年は少女へ距離を取るよう促した】
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 20:36:15.43 ID:GCYWzecLo
>>207
……それならばいいのですが。

【と少し心配するような様子を引きずって答えて】
【そして、続く言葉を受けて、こくり、と小動物のように頷く】

ええ、応えられることなら何でも応えますわ。

【言われるとおり距離を取って、首をかしげて青年を見ている】
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:37:51.46 ID:JN9ATJJHo
>>201

え、えぇと、えぇと……、、も、申し訳、ございま、せん。。

【恐る恐る、目を開けて。申し訳なさそうに俯き、小動物よろしくぷるぷると震える少女】
【だが、恐怖で震えていると言うよりかは情けなさで震えている。そんな具合】
【少女が「ジョン」と呼んだその人物は、きっと】
【彼女の警戒心をこうも奪ってしまうような──そんな、人物なのだろう】

……、……?

【俯き、地面のあたりを右往左往している視線は彼が立ち去るのを見る事が出来ず】
【説教めいた言葉が、それ以上飛んでこないのを疑問に思いふと顔を上げ──】

【──或いは、彼からみればこの間】
【少女がただ、ぼーっとつっ立っているようにも見えるかも知れず】

【実際。顔を上げてからの少女は】
【「何だったのだろう」とでも言いたげな表情で】
【ぽかんとして、その場に突っ立っていたわけであるのだが】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:38:13.24 ID:JN9ATJJHo
>>205
/いってらしゃーい
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 20:38:24.08 ID:zfXLcvYK0
>>204

【街中の人々はみんな空に舞うポスター、舞って床に落ちたポスターを見ている】

【そしてその様子をウェスタンファッションの男、ポスターを舞わせた張本人が見る】

【しかしその中で何故か壁のポスターを見る白髪の青年が】
【まぁ壁のも同じポスターなのだが…】

なぁ青年、空からそれと同じポスターが降ってきたってスゲェよなぁ…
その、「青義同盟」っての、大胆なことするもんだなぁ

【男はその青年が気になったのか話しかけてみた】
【自分がそのリーダーであることはもちろん伏せて】


212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 20:39:01.51 ID:Ke4xwCuSO
>>185
―――・・・・っ?!
レイドさん?!レイドさん!!
【彼等の焦りが少年――護に伝ったのだろうが】
【急いで中に入れようとしたが、それも間に合わない】
【レイドが倒れる――ッ!!】

・・リイロ・・クローンっ!!
【・・・あぁ、なんてタイミングの悪さだッ】

(・・・会合でこの件で皆さんにお願いしようとしていたのに・・っ)
(織守さんには、許可はとったけど・・)
【もしもの場合、巻き込まれてくれ―――そう頼むはずだったのに】

・・・・・はぁ、皆には謝るとして、

・・―――皆さん、どうぞ中へ、
【護は呟き、中へ入ってくれと門の方へ手で指す】
【そして視線は移る。】

さて―――・・・・『皆さんを巻き込む』・・?
・・そんな事を言う前に、まずは周りより、目の前の敵に、僕に集中したらどうですか

ここは死守する・・――ッ。
レイドさん達だけじゃない。
ここにはJusticの皆や、関係のない人達までいるんだ。

これ以上、僕達の城には一歩足りとも入れませんよ。
【目の敵達へと―――ッ!!】
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 20:41:07.59 ID:2xHoKsZ/o
>>198

―――――去れと言っている!!!

【『鉄槌』から発せられる冷静な声に被せる様に、怒号を飛ばす】
【それは言いかえれば、己から逃げてくれと言う…願いである】
【――――しかし、もう遅い】

【ぷつん、と音を立てて。男の“――――”は呼び起される】

【嗚呼、嗚呼―――噎せる様なこの香りを、より色濃くしようと】

【 キ             ンッ 】

【鞘の上に置かれて左手を“滑らせて”】
【一番小さな刀の鍔へ指をかけ、引き抜いて―――それを投擲する】
【一連の動作はまるで西部劇の早撃ち。鞘というレールで加速した凶刃が、さながら忍者の扱う棒手裏剣の如く…切っ先を貴女へ向けながら飛来するだろう】


【投擲を終えるとほぼ同時か、男の右手は中位の刀の柄へ伸びて。足は少女へ素早く駆けよろうと動き出していた】
【古の剣の達人は一息で一杖(約3m)を飛び込んだと言う…そしてこの男もまた―――達人】

【小刀を迎撃、若しくは回避した直後の少女の隙を狙うつもりだ】
【飛び込みから数瞬遅れて…神速とも言える抜刀で、少女の喉を掻ききる刃を放つ筈だ】
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 20:43:04.30 ID:WwFpyJ+ao
>>208

(むう…可愛い…)

【内心で、そう評しながら】
【『柄』を握る手とは逆の手から、丸く透明な水晶を、生み出し】
【『柄』――鍔に『竜の口』が装飾されたそれに水晶を嵌め込み】

こういう魔法=c或いは能力を、見たことがあるか、聞きたいんだ。

【水晶から、剣身が現れ――】

古の民を守護する――ああ面倒くさい変身!

【おい詠唱すっ飛ばしたぞコイツ】
【変身の掛け声と同時】
【『剣』を、横向きにベルトへ差し込み】
【瞬間、眩い光が散って――光が消えた時、青年の居た場所には】
【2mを越す、全身を白い鎧で包んだ騎士≠ェ、巨大な剣を携えて、君臨していた】

215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 20:45:15.21 ID:7Hnh+bPeo
>>206

あ、…あ…あ…
【言葉を聞いて顔が青ざめて行く】

(ど、童貞で死にたくない………ッ!)
【一瞬にしてこういう思考になる。年を考えればおかしくないだろう】

『重太郎はまだ未経験だからそれは勘弁してあげてよ。お姉さん』
【突然、少年の腰から声がする】

216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:46:21.15 ID:iNFtRI1O0
>>211
うん...本当に凄い人たちだね
【ポスターから目を離さず言う】

俺...今まで正義とか悪とかから目を離してきたから...協力できたらな...
【白髪の青年はポスターの「青義同盟」の名前を見る
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 20:46:47.65 ID:GCYWzecLo
>>214
【変身を見て、目を白黒させて】

おー!凄いですの、なんなんですの!?
で、でっかいですの、わーですのー!

【興味深そうに騎士の周囲をくるくると周り、見ている】
【目元に薔薇が集まり、いつの間にか眼鏡を構成していて】
【目は隙なく鎧を見ていた。この20歳の少女は、我流ながらも魔術師】
【自己流術式も存在する、才女だ。そして、少女の魔術の中には――】

……不本意ながら、その手の魔法、使えますわよ、私。

【3,4週した後に、正面にもどってきてそういった】
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 20:47:55.82 ID:sGIoyzipo
【何処かの廃墟、瓦礫で築かれた灰色の山の上】

……なんだか、ネー。

【鮮やかな赤の外ハネセミロングと同色のツリ目は、なんだか猫を想像させる、ような】
【白いカッターシャツに赤チェックのネクタイを締めて、同色のプリーツスカートとガーターベルトで固定した黒ニーソとを身に纏い】
【そして、普通に歩くにも不便そうな、厚底の「赤いロッキンホース・バレリーナ」――その靴で、こつん。軽い音を鳴らす少女】

アッチの子は行方不明、コッチの子はおっきな戦闘に身を投じ、と、
……なんだろ、あたしだけ、取り残されてる気がするの。

【ややメタいことを口走りながら、足元に転がる瓦礫を崩して蹴っ飛ばす】
【一センチほども楽しくなくて一ミリほども意味のない、その行為をなんとなく。繰り返していた】
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 20:48:12.01 ID:7Hnh+bPeo
>>804
これもキャラへの愛の形なんですね!
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 20:48:55.83 ID:7Hnh+bPeo
/うわぁ誤爆ごめんなさい
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:49:20.16 ID:eiLkP1iA0
>>215
……なら言わない事ね
【そう言い】

あら……喋らなければいい話よ
……で何処から声がしてるのかしら?
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 20:49:26.80 ID:wTV4qeKBo
>>197

……………………メ、メタァ……………………

【男はピクピク痙攣しながら、海水のない海岸へ向かって這う】
【惨め極まりない光景であった……】


「……はい、どういたしまして――」


【その傍ら、無事相手を引き上げた少女は、手を離して、サラッと自身の長髪を掻き上げる】
【潮風に揺れる金髪は、世闇に映えていることだろう】

【――と、唐突に自分の名を、確かに、呼ばれた】

「…………『ウェル子』…………ええ、ウェル子、でございます……が――――」

【無表情のまま、眼だけを細め、目の前の獣少女に視線を注ぐ】

「……どこかでお会いしましたか――?」
「すいませんが、わたくし、印象の薄い人の顔と名前を忘れやすいものでして……」

【「カァー」】

【ウェル子を取り巻くカラスが、呼応して、鳴いた】


/すいません、お待たせしましたァアア!!
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 20:53:04.92 ID:7Hnh+bPeo
>>221

は、はい…喋らないようにします……
【これ以上話すのは危険と察知して】

こ、コイツです……
【そういってホルスターから銃を引き抜いて】

『驚いたかな?ま、ちょっと訳アリな物でね。』
【少年とは反対に落ち着いた口調でそう話す】
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 20:54:34.23 ID:zfXLcvYK0
>>216

(これは…勧誘いけるかもな…)
じゃあ電話してみりゃいいじゃんよ。ホラ。そこにリーダーか何だか知らないが電話番号書いてあんだろ?

【と、言ってポスターの電話番号を指差す】

男は勢いだぜ?「やりたいことやったもん勝ち」って昔の人が言ってたしな。

【男は白髪の彼にに電話することを勧める】
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 20:54:53.39 ID:WwFpyJ+ao
>>217

本当に!?
って…あ、そういえばさっき…

【鎧の中から、反響するような声】
【往来の邪魔になっているが、気にしたら負けである】

うーん…コレに関する記憶はスッポリ抜け落ちちゃってて…
ある人は能力の延長にあるものじゃないか≠チて言ってたんだけど。

【喋る度に、兜の奥で青白い光が明滅し(眼だろうか?)】
【成る程、こういう変身魔法が使える人も居る訳か、と青年は思う】

自分のルーツを探るには、自らの力の解明もいいかなあ、と思ってね。
ありがとう、参考になったよ。

【鎧が、弾け飛んだ――かと思ったら空間に溶けるようにして消えた】
【騎士が居た場所には、青年が立っており、少々足元が覚束無い】
【エネルギーを使うものだったのだろうか?】
【バランスを崩して、倒れてしまうかもしれない】
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:55:02.29 ID:S/neKpbp0
【水の国】
【ディストン植物園】
【そこは南方から北方まで多種多様な植物が存在するドーム状の植物園】
【水の国でも有数の観光名所の一つである】
【そこに一台の軍用ジープが接近する】

G-901¢S機起動開始………園内にいる全ての人間を掃討しろ

……こんなちんけな植物園を占拠した所で何の得になるのかは知らんが……
久しぶりの仕事だ…楽しむとしようか

【ジープから降りる一人の人物】
【肩ほどで切りそろえられた茶色の髪に同じく茶色の瞳】
【整った顔立ちに首から軍用ゴーグルを下げて】
【全身を胸元に33≠フ刺繍の入った森林迷彩の軍服で固めた】
【黒いコンバットブーツをはいた軍人≠思わすい出立ちの長身の青年】

【ベルトにはアーミーナイフが差してあり、肩からサブマシンガンを下げている】

【通信機に何か告げるとジープのコンテナ部分が開き、中から何かが出てくる】
【長方形の胴体に四足で虫のように歩くゴミ箱に足が生えたような高さ1m程の赤い単眼型スコープのマシーンである】

【それは4体ジープから現れるとスコープで辺りを見渡し】
【コマンド通りに園内に侵入しようと歩行していく】
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:55:24.03 ID:jPKVNmySO
>>187
【くすくすと零れる笑い声。口許を手で覆いながら、朔夜は】
【尚も、説得力の欠片も無い気休めを並べ立てる】

そうそう極端なコトはしないって、安心しろよ。
怪我、は……得物を変えれば、甘噛み程度には抑えられると思うぞ?

【使っている所は想像できないが、模擬戦用に刃を落とした刀、というのも一応所持だけはしているようで】
【ともあれ先程の言葉通り、彼女にも時と場所を選ぶ程度の分別は付く。今のところは、心配無用か】

柄じゃない、というか。
……芋羊羹にワインって、そんなに合うのか?

――――まあ、そりゃそうだが。はいはい集中集中、もっと気合い入れるー。

【さらりと酷い暴言を吐き出し、それからちょっとした疑問を呈してみて】
【現在進行系でサンドバッグもかくやの有様になりつつある、画面の向こうのマスコットに軽く合掌】
【気のない応援の言葉には、微かな喜色が乗せられている。横で見ているだけでも、こういう物は割と楽しい】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:56:32.91 ID:+WNA0yil0
>>223
…………
【銃の方を睨み】

アナタ…悪魔じゃないわよね?
この子の身体を乗っとろうとしてる…
【なんか喋る武器に嫌な思い出があるのか】
【そう言う】
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:57:03.68 ID:+WNA0yil0
>>223
…………
【銃の方を睨み】

アナタ…悪魔じゃないわよね?
この子の身体を乗っとろうとしてる…
【なんか喋る武器に嫌な思い出があるのか】
【そう言う】
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 20:58:01.92 ID:7Fgbqc210
>>212

[ま、待てよラベンダァイス…………いくらなんでも、お前一人じゃ――――]
〔今の東さんよりは、戦えます…………!!
良いから、城に入っててください!! これでも…………元『justice』メンバーの『娘』です…………!〕
[――――ッ!!]
<…………行くぞ、東 銀鶏…………ラベンダァイス、レイド…………死ぬなよ>

【護のまねきに答えて、城の中へと避難する銀鶏とアーディン】
【銀鶏は渋る様子を見せたが、ラベンダァイスの言葉を受けて、負傷をしている事もあって、そのまま引き下がった】
【――――親子の絆を強く押し出す、ラベンダァイスの気迫に、押されたと言う面もあるが】

《相変わらずですね…………護、と言いましたか? まだ、我々に刃向う事の意味を、理解していないと見えますね……》
{ヒャハハハ…………一人で、いいとこ二人でか? 何ができると思ってやがる!?}

【立ちはだかる護とラベンダァイスを見据え、冷たい視線を投げかけるリーナと、赤い長髪の男】
【確かに、彼我の戦力差を考えれば、2体5――――状況は、決して芳しくはない】

「レイド、立てるか!? ともかく、お前も城の中へ――――」
"ッ!!! 我が主よ!!"≪アストラ、危ないッッ!!≫
「な――――――――」

【足に被弾したレイドを抱えあげようとするアストラに、ジェムとダハルからの叫び声が飛ぶ】
【何の事かとアストラが面食らった瞬間――――――――真っ向から、打撃が飛んできた】

「が――――――――っ……………………」
ッ……兄上!!

【唐突に、何かに殴られたかのようにアストラの顔面に傷が入り、そのまま脱力して倒れ込むアストラ】

{――――目の前の敵、なぁ…………それよりもてめぇは、すぐそばの危機に、意識を集中した方が良かったなぁ……!}
>…………アストラ=O=ヴェイス、沈黙…………<
《――――いいタイミングです! ロンリームーンライト……!》

【せせら笑うリーナと挑発の男。それに答えるように、レイド達のすぐそばの空間が、まるでCGの様に歪んでいく】
【そして、その歪みは人の形を結び、そこに現われたのは、黒のボディースーツを着込み、目元をバイザーで覆っている、小学生ほどの少女】
【髪の色は銀で、額にはηの文字が刻まれている】

〔まずい…………!『ギガンテス・フォース』!!〕

【仲間の危機を受け、ラベンダァイスは慌てて変身する】

【3m程の人形の様な巨体】
【土偶とも、石像とも表現できそうな威圧感を備えている】
【寸胴で、巨大な腕を備えており、腕の先端には、半透明のラベンダー色の爪がついている】

〔『justice』の人!! レイドさんを頼みます!!〕
>………………<

【姿を変えたラベンダァイスは、城門の外に立ちはだかり、『暴蜂』一行に向き合う】
【一方、アストラを殴り倒したηは、バイザーをレイドへと向けている】
【その右手には、ロッドがしっかりと握られていた】
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 20:58:14.52 ID:eMQJOhEw0
>>222

【少女は、目の前のことしか見えない性格なのか、惨めなことになってしまっている男のことは一旦忘れているようで】
【いや、正確には、彼女――「ウェル子」と“出会ってしまった事実”が、少女の中では大きすぎて】
【今は、少女の思考、視界のすべてを、それだけが占めていたのだ】

……え、あっ!

【思わず相手の名前を呟いてしまったことに気付き、少女はまた狼狽する】
【加えて頭部の獣の耳も隠さなければいけないし、混乱は加速しそうになる――】
【……が、もう仕方が無い。少女は、何処か覚悟を決めたように、両手を下ろして】

……たすけてくれて、ありがと
それで、ユヒカとキミは……直接、会ったことはないヨ

ユヒカは……――――

【――ちらり、と。鳴いたカラスに視線をやってから】
【ぐ、と。分厚い黄色い手袋を嵌めた右手で、自分の胸元あたりを掴んで】
【何度も何度も言葉を飲み込みそうになりながら……紡ぐだろう】


……ユヒカの“コードネーム”は、『エンジ』

≪四刃(フィーア・シュヴェアート)≫の……≪縛焔の葬爪≫、エンジ


……信じらんない、だろうけど
……「ノクトクルセイド」の……ウェル子、……だよネ、キミは

【――真っ直ぐ見据えた黄金の瞳は、確かにそう紡いだ】
【ウェル子が、余程≪R.I.P.≫のメンバーに興味が無い限りは……少なくとも知っているはずだ】
【≪四刃≫の最後の一人。紅き焔の凶戦士、『エンジ』のことを】
【とはいえ、彼女が知る『エンジ』と、目の前の少女は、どう捻っても似ても似つかないことも事実】
【しかしウェル子の名前と容姿を知っているということは、≪R.I.P.≫のインフォメーションが使える立場ということか】


/お気になさらず!
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 20:59:52.37 ID:iNFtRI1O0
>>224
あ...あぁ! 俺も誰かの為に役に立ちたい!

【青年はポケットから携帯電話を取り出す】

えーっと...○○○の...

【ポスターと携帯の画面を見ながら番号を打ち込み電話をかける】

【プルルルルル...】
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:00:39.69 ID:7Hnh+bPeo
>>228

『魔銃らしいけど悪魔ではないかな。』
『ま、僕も僕自身の事はよく分からないんだけどね。』

『じ、重太郎の体を乗っ取ろうだなんてそんな事するわけないじゃないか!』
【思ってもない言葉を言われて驚く銃】

な、なぜそう思ったのですか?
【口黒がそんなことするとは到底思えない様子の少年】
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 21:03:45.65 ID:evnPW5Cm0
>>213

「……ヌヌ、マスター、跳躍を!
 (見立てが甘かったか……マスターには、可能な限り力を振るって頂きたく無いのであるが…ッ!)」

【この刻、「ものを言うハンマー」は、静かな後悔に襲われていた】
【問答無用での逃走を試みれば良かったものを、なまじ意思の疎通を求めた結果、招いてしまった危機】
【だが、其れだけは、言葉を吐き出すに迷いは生まれない 彼が、少女に素早く指示を飛ばすと】

…えぇぁ……、…――とぅあッ!

【少女の身体が、地上5メートルほど迄―――文字どおりに、ふわりと『舞い上がった』】
【困惑が無いとは言えない。敵がどんな攻撃を仕掛けてくるかまでは、予測を立て切れていない】
【だが、この跳躍力とて、容易くは予想できまい―――「初見殺し」とも言える】

【視線を下に向け、男が踏み込んだのを見届けると】
【彼女は、まるで「重力加速度が変化した」かの如き高速で、その背後――男性の移動距離を加味し2m程――に着地する】
【小刀は少女の沓を掠めるか掠めないかの所で空を切り、路地裏の深部へ吸い込まれた筈だ】

……ねぇ、『ベンヌ』。一応聞くんだけど。
―――交戦に、異議なんて無いわよねっ!

【着地した少女が、衝撃吸収の為に屈めていた身を、静かに立て直すと】
【その手に握られた鉄槌に言い聞かせるように、八重歯を剥きだして、勝気な声で問う】
【直後―――「ばかり」と、音を立てて。少女の声に応じるモノが有った】

【石突きの部分を路地に突き立てて――直立したハンマーの打撃部が、「蓋」を開かれている】
【其処に空いた穴から、めらめらと燃え盛る球形の焔弾が、男と少女の間に射出されるだろう】
【サイズは小さいが、地表に当たれば、油を撒いた後かと思うほどに、魔力の炎が拡がっていく】
【恐らくは、遁走ないしは行動範囲を狭める事を、意識した攻撃】
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:04:45.25 ID:qi+XjyMEo
>>209

【――ぱた。】
【足音が、止まる。】

……。お灸を据えられなきゃ、分かんねえのか?

【背を向けたままポツリと呟き、長い息を吐き出す。】

【肺に残る息を全て吐き出し終わると、僅かに前に出した右腕に“闇”の魔翌力が集約していく。】
【――一目で危ないと感じさせるのは、充分だっただろうか。】 

【――どうやら、彼は少女を此処から出そうとしているようだ。】
//…帰還しました。
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:05:11.48 ID:lxzB2lJVo
【森の中】
【夜になり月明かりのみが辺りを照らす、獣道の中腹】

銃創か…不自然な死に方をしてると思えば、どっかの猟師の狩り損ないか?
ふーむ…この血管の細さは…元々心臓が良くなかったみてえだなぁ

【獣道の真ん中にしゃがみ込み、ピンセットとメスを手に持って大きめの野鳥の解体をしている、】
【無精髭を生やし、短い黒髪に紅い瞳、鋭い目付きをした身長180cmほどの中年男】
【灰色で皺だらけのワイシャツに黒のネクタイを着て、黒いスラックスと茶色のサンダルを履き、】
【丈の長い若干うす汚れた白衣を羽織っている】

おっと、銃弾見っけ
…あんまりいい弾使ってねえな、こりゃ

【銃弾をピンセットで摘み、しみじみと観察した後に後方に放り投げる】
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 21:05:13.43 ID:XBd73YFq0
>>233
………ならいいわ
【そう言い】

悪魔に身体を乗っとられた馬鹿な《ゾンビ》や
……刀に操られて殺戮を繰り広げてる少女を知ってるからよ…

もっともその原因達はもういないわ…
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 21:06:24.13 ID:GCYWzecLo
>>225
ええ、不本意ながら……その……あの……。

【指をあわせてもじもじして言い淀んで】
【決心したように言葉を紡いだ】

……魔法少女ですの!

【ジャッジメントですの!ではない。関係ない。ババア声ではない】
【そして、青年の説明を受けて、こくこくとうなづいて】

成程、能力の記憶も抜け落ちてますのね。
魔力は感知しませんでしたけれど……。

【首を傾げながら】
【そして、変身を解除して倒れそうに成る青年を抱きとめる】
【ふにゃり、という柔らかい少女の感触と、甘い花のような香りを感じるかも知れない】

ととと……。

【どうやら変身しない限りは非力なようで】
【受け止めたは良いものの、体格差でふらふらしている】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:06:56.26 ID:XXqqwrtno
【公園】

カノッサ機関に、R.I.P.……どちらも動きが活発化してきておるか。
さて、このまま個々に動いておるだけでよいものかの

「会合の際に何かしらの進展があればいいのですけどね」
「皆さんが協力しあうことが出来ればきっと……」

【夜の公園を歩く二つの影があった】
【一つは櫻の文様を刻んだ着物に身を包む黒髪黒眼の、小柄な女性】
【もう一つは長い黒髪をポニーテールで結った、16,7程であろう容姿をした】
【しなやかに鍛えられた身体つきを夜桜のようなデザインの和装で飾った少女であった】

【治安の悪化する夜間、周囲に意識を散らしながら】
【二人はポツポツと言葉を繋げていっていた】

(……何時迄、妾はこうしておるのだろうな)
(偽りの冠を掲げ進めば何れは破綻するだろう。……いつまでも、先延ばしには出来ぬよな)

【チィチィ……と季節外れの虫の声が公園に咲くように鳴らされた】
【身を冷やす風を指で擽りながら、街灯に照らされ伸びる二人の影がゆらゆらと揺れている】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 21:07:19.40 ID:zfXLcvYK0
>>232

【ガチャ】

――――「はいもしもし「blue justice/青義同盟」リーダーことマーシャル・T・ロウです」――――

【男は携帯を取り出し電話に出て一言、そしてニヤリ】

――――俺も誰かの為に役に立ちたい――――それは君の本心か?

【携帯を耳にあてたまま、青年の目をじっと見て尋ねる】

241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/09(水) 21:10:28.76 ID:J13z+Ea30
>>227

……ま、暴力的なこたぁ苦手だから、したくねぇけどね
だからお前は、こう……ゲームで、平和に、遊んでろ

【彼女の性質を、感覚では理解しているのか】
【獲物を変えたところで本能の闘争となると、刃云々ではどうしようもないところがあって】
【たとえば、殺意。気迫。そういった類に当てられれば――此方がどうなるか、分からない】
【故に彼は、いつであろうと彼女と刃を交えたがることはないだろう】

苦手、なんだよ、なぁ
信仰なんて、言葉程度で、簡単に変わるなら。薄っぺらいものだし
なにかに縋らなきゃ、まずいって時に、やって、深く根付いても。それじゃ、洗脳だ
聞かれりゃ、適当に答えるが。やっぱ、自分で決める、べきだよな

【神だろうが、指導者だろうが。】
【自分から指針を決めたのなら――なんだってそれは強みになる】

羊羹にはお茶だろjk

……さっきゅん、ちょっと。おにーさん、飽きてきたんだが

【認めないようでした】
【なんて言いながらも、単純にフルボッコし続けるゲームに飽きてきたようで、そんなヘルプを零す】
【が、そろそろ終盤か、ゲーム画面の彩りが変わると、「おっ」と小さく声を零し】
【最後の一打。……ひゅうっと、彼の纏う雰囲気が刹那の間に変貌した】
【別にプロボクサーのような修行を積んでいるわけではない、のだが】
【それは、気紛れか。それとも、執拗に誘ってきた彼女んい、良いカッコでも見せたかったのか】
【軸足に体重を乗せ、最後に振り下ろした拳だけは――『重み』が、違っていた】

【……ややあって。機械が画面をぐるぐる廻し、スコアの計算を始めるだろう】
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 21:12:27.99 ID:WwFpyJ+ao
>>238

あ、はは…ごめん…

【おかしいな、と青年は思う】
【普段は、こんなに疲れないんだけど…】

(あ、良い匂い…だなあ…)

【なんて、思いながら】
【相当疲れているのか、中々身体に力が入れられないようで】
【せめて少女の負担を減らそうと思ったのか、膝を突くような形で身を屈め】
【少女の肩に、頭を預けるような形になり】

(なんだか…昔も…こんな…)

【誰だっけ…思い出せないな…=z
【と、少女の耳元で呟きながら――】

…―――ぐぅ。

【寝てしまった…】

/お風呂故、次レスが遅れます…ッ!
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 21:12:53.21 ID:wTV4qeKBo
>>231

「…………ライトウェル様――――」

【ウェル子が、男の名――「ライトウェル」を呟く】

…………あいよ…………ぐふっ…………

【すると、ライトウェルは、海岸でへばりながら自身の懐をまさぐり、】
【「何か」を取り出し、ウェル子に向かって放った】
【……その後、彼は息を引き取った…………わけではないが、ぱたりと黙った】

「…………『エンジ』様、と仰いましたね――――」

【微動だにせず、投げられたブツをキャッチするウェル子】
【それは、まさしく≪R.I.P.≫用の「携帯端末」――】

【ウェル子は、右手に持った端末を、そそくさと操作し始めて……】

「≪四刃≫――≪葬爪≫“エンジ”――…………」

【そう、彼女は今、端末で「エンジ」の項を見直していた】
【ウェル子の怪訝そうに細められた目が、端末から、目の前の「ユヒカ」へ推移していく】

「…………ま、何だってよろしいですが……わたくしが、ウェル子、であることは事実――――」
「ええ、ノクトクルセイドの不届き者……『ウェル子』――」

「やれやれ、情報を餌にして外部に敵を増やすため、情報の確認は怠らなかったつもりでしたが……」
「とんだ『道化』が、わたくし以外にもいらっしゃった……ということでしょうか――」

【そして、彼女は、ユヒカに背を向け、歩き始めた】
【――今、ここは浅瀬の中】
【ずっと海水に浸かっているのも寒い、というわけで、陸に上がろうとしているだけだったりするが】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:14:21.47 ID:7Hnh+bPeo
>>237

そ、そんな人が以前いたのですね…
【事情を察知してか、深いことは聞かず】

『ま、そこらへんは安心してもらえるかな』
『僕と重太郎と…後1人は長い付き合いだから』
【明るい口調でそう言って】

もしかして貴女がやっつけたのですか……?
【この人なら出来るだろうなぁ等と考えながら質問をする】

245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:15:49.17 ID:iBwFt72ho
>>239
【公園のベンチのひとつ、鮮やかな黒髪黒目を持ち、鍵形の木製の髪飾りを付けた比較的胸の大きな少女が座っている】
【漆黒の長髪はうなじの辺りで束ね上げられ、夜色の瞳は透き通る輝きと吸いこまれそうな暗さを備えている】
【黒いインナーの上に、白い上着とスカートを着ており、黒いタイツが足全体を覆っている】
【その両腰辺りには、それぞれリボンをあしらった白い半月形のポーチらしきものが付いている】

【新聞(一昨昨日の)を読んでいた少女は、ふと地面に揺れる影に気付き、そちらに顔を上げる】
【そして、影の主である二人の人影を補足すると―――】

……なんだかお疲れですね。雰囲気が

【まるで会社帰りのサラリーマンに掛けるような言葉をそちらに聞こえる程度の声量で発した】
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 21:16:52.75 ID:iIyofkwv0
>>244
なら安心だわ…
【静かにそういい】

いえ……私がやったのは刀だけよ
あの刀……本当にムカついたわ…
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 21:17:25.42 ID:GCYWzecLo
>>242
……いえ、構いませんわ。

【そう言って、むむ、と体に力を入れて】
【かくり、と眠ってしまった男を見て、眉を寄せてどうしましょう、という表情になって】

魔道書さん、ちょっと力貸してくださいまし。
影で、亀さんでも。

【と、魔道書に言うと、影がするすると伸びていき男を持ち上げるだろう】
【影は亀の様な形になり、其の背に男を載せるだろう】
【そのまま男が起きなければ近くの公園まで連れて行って、男をベンチに横たえるかも知れない】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 21:17:41.12 ID:iNFtRI1O0
>>240
え...
【電話をかけるポーズのまま(;゚Д゚)の顔で男の方を見る】

もっ...もちろんだ! 俺は今までしてこなかったんだ! だから俺...役に立ちたいんだ!
【すぐに我に返り男に言う】

誰かの役に立ちたい...当然俺の本心だ!
【青年も男を見据える】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 21:18:34.23 ID:JN9ATJJHo
>>235

【最初は、その意味が分からなかった】
【何故、彼がそんなことを言うのか。分からな、かった】
【だけど】

────っ、

【顕現し、彼に集中し始める魔翌力】
【其れを見て。幼く頼りなさそうな少女の目が、見開かれ】
【危機感から、だろうか──ぶわりと】
【彼女の左腕に、炎をデフォルメしたかのような小型の盾が現れた】
【──恐らくは、能力だろう】

【右腕に闇を纏う彼。左腕に炎盾を構える彼女】
【服の色は互いに黒いけれども。肌や髪が黒一色の彼。金や蒼などに彩られた彼女】
【暗い暗い路地裏で。彼らの姿はあまりにも対照的すぎて──】

【じり、と。少女が一歩後退る】
【だが彼女の後ろは闇。路地裏の奥へと続く道】
【それもそうだろう。この場所から出るための道は、他でもない彼が、塞いでいるのだから】

/おかえりなさーい
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 21:18:42.82 ID:2xHoKsZ/o
>>234

――――――

【強烈な踏込の折、真上へ消えた少女を…彼は見逃さない】
【5mもの跳躍――――確かに脅威であろうか】
【追い立てる手段は、持っておらず。しかし長柄の得物を持った少女もまた、接近戦を好むのだろう。無理に慌てる必要は無いと考え】

【屈んだ少女が体勢を立て直すと共に、彼も振り返り】
【引き抜きかけた中位の刀を其の儘鞘に納め、纏った黒い霧へと…腕を突き入れ】

【ずるり……燃え盛る炎の内でも黒々しい霧から取り出したのは、1本の“太刀”】
【全長は1.5〜2mと言った所か…やけに大きすぎる“野太刀”と呼ばれる凶刃を、引き抜いた】


【嗚呼―――喧嘩を売りつつ、逃げるなんて】
【そんな事、するわけが無い】
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:19:19.11 ID:Ke4xwCuSO
>>230
【城の中へ入っていく二人】
【だが、安心したのもつかの間だ】

―――アストラ・・さんッ?!
【すぐさま二人目の犠牲者ッ!!】

任せされました!!
【ラベンダァアイスの言葉を承諾して】
【護は駆け寄す】
【兄妹の下へと――ッ】
【その途中に刀を抜き、リイロクローンの方へと、闇の魔翌力を放つだろう】
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:21:12.99 ID:7Hnh+bPeo
>>246


『へぇ、少し興味があるんだけど話を聞かせてもらってもいいかな?』
【同じ喋れる武器がいたことに興味を持ったらしい】

253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 21:23:17.93 ID:eMQJOhEw0
>>243

……あ、おにーさん!大丈夫かナ!?
なんだかユヒカのせいでごめんネー!

【ウェル子がライトウェルを呼んだことで、ここで漸く、男の方に気付いたようで】
【海の方から海岸の男に向かって、心配そうに声を投げかけるだろう】
【だがなんとなく扱いがぞんざいなのは、この場にそんな空気が流れているからだろう。多分】

……わぅ……

【ウェル子が端末で『エンジ』の項を調べたなら】
【其処に登録された容姿データに映し出される姿――先ず目に付くのは、血のような臙脂色】
【焔を閉じ込めたような鮮烈な、特殊な形状の紅い鎧装に包まれた小柄な体躯】
【染まりきった臙脂色の髪を靡かせながら、口元から漏れるのは狂気の吐息】
【紅い牙の様な仮面と両手両足の紅いツメ――仮面の奥に覗く、血走った黄金の瞳】
【針や刃、鋭利なフォルムを模した装甲を持つ魔獣が如き風貌――】

【どこを取っても、眼前の純朴そうな少女とは似ても似つかない】
【せめてもの判断材料が、小柄な体躯と、黄金の瞳くらいか――】

……わふ、いや、ユヒカは……その、……
…………い、いろいろ……事情が、あって…………ねぇ、ウェル子おねえさん
キミはなんで、≪R.I.P.≫に……――

――わ、わぅっ!待ってヨ!

【と、ユヒカは、そう口ごもり。不意に話題を転換しようとするが】
【急に背を向けて歩き始めたウェル子を、追いかけるだろう】
【といっても、そのまま陸に上がるだけだろうが――】
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 21:25:26.08 ID:eMQJOhEw0
>>253
/っと、ごめんなさいウェルウェルの人!次の返信遅れます!
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:26:06.00 ID:XXqqwrtno
>>245

……ほう、そう見えるかの?
そうじゃな、多少心労が積み重なっておる気もするが

「……――!」

【少女の言葉に対する反応は、両者異なるものであった】
【ポニーテールの少女は身体を機敏に動かし瞬時に「構え」を取り声の主に鋭い視線を向け】
【女性がそれを窘めるように片手を上げて制止し、彼女の方へと向き直りながら返事をする】

(……過敏すぎじゃよ。そう急くものではない)
「(……ご、ごめんなさい織守様。つい……)」

【ポニーテールの少女へ、虫のように小さな声でそう囁きながら。】
【少女はそれを聞くと、小さく一礼をして女性――織守の背後に回り待機の姿勢に変わった】

ふむ……お主、このような夜分に一人で何をしておるのじゃ?
最近は何処も物騒じゃし、このように薄暗い場所ではそれも見辛いじゃろう

【織守は少女へと一歩近づき、彼女に向けてそう訊ねた】
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 21:26:29.23 ID:eiLkP1iA0
>>252
どうも何も最悪よ…
持ち主の女の子が苦しむ姿を見て喜んで…人をみさかいなく殺し…
女の子の身体を無理矢理乗っとろうとしてる最悪よ……

吐き気がするほどムカついたわ……だからへし折ってやったわ…
…いざ自分がやられると焦ってて……自分が死ぬとは思ってなかったみたいよ…
【思い出し少しイラツキながら言う】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 21:27:51.20 ID:zfXLcvYK0
>>248

…そうか!! じゃあ…

【男は手を出して握手を求める】

握手に答えてくれるなら…今日から君は「blue justice/青義同盟」だ!!

/文浮かばねぇ…
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 21:33:10.93 ID:7Fgbqc210
>>251

【以下、人物の整理によりセリフ括弧を変更】

[襲われたら…………こうやって、身を守るしかありません……!]
〔あなたも……我らと敵対する意味が、分かっていないようですね…………!〕
{とはいえ、ちょっとこれは面倒だ…………簡単に火は効きそうにねぇなぁ……!}

【城門より少し手前で、にらみ合う三者】
【ラベンダァイスの変身形態の外見から、そのパワーとディフェンスを読みとったのだろう。迂闊な動きは出来なかった】

<…………>

【その状況の中、無言で剣を取り出し、構えるδ】
【その剣には、放電が確認できるほどの電気が纏われている】

<…………敵の装甲。非常に重厚。ただし、重量とバランスの悪さが認められる…………>

【与えられた分析能力を駆使し、ラベンダァイスの弱点を探るγ】
【見た目からでも、その大まかな特性を、把握する事が出来るらしい】

{ってぇ事は…………チクチクいじめて行きゃあいいって訳かよ!! そうらッ!!}
[っぁ、ああっっ!!]

【鈍重な形態――――その報告を受けて、長髪の男が火炎術式を発動させると、ラベンダァイスに火炎弾を浴びせる】
【大したダメージではないようだが、ラベンダァイスは熱さに悲鳴を上げた】



<…………回避!!>

【魔力を放たれたηは、素早く身を翻す】
【もとより、知覚に敵がいる状態で、そのまま追撃に入る気など、無かったのだ】

<――――援護射撃>
"させるものかッ!!"

【前線に居たοが、ηの援護をせんと、その身からマイクロミサイルを飛ばしてくる】
【レイドとアストラに降り注いだ分は、ダハルが溶解液で撃ち落とすが、『漏れ』が護へと降り注ぐ】
【その数、3発――――大した破壊力ではないが、無視をするのは得策ではないだろう】

ジェム…………行きなさい!! あたしは良いから!!
≪ッ……了解っす……!
護さん…………構わず立ちまわってください! 援護しやす!!≫

【足をやられて座り込んでしまったレイドが、ジェムを護の側へとやる】
【護の動きに合わせて、ジェムがフォローに回る構えだ】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:33:17.13 ID:7Hnh+bPeo
>>256

『そんな下衆なやつがいたとは……』
【自分は絶対にそんな風にはならないと心の中で誓い】

『後、知ってたらだけど、なぜ刀が喋るのか教えてくれないかな?』
『僕が言うのもおかしいとは思うけど』
【そういってまた女性へと質問する】
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:33:38.28 ID:iBwFt72ho
>>255
少なくとも、楽しいことがあった人の様子では無かったと思った、かな

【女性の言葉に朴訥な調子でそう返すと、ポニーテールの少女の方の構えに反応するように立ち上がろうとし―――】
【それを静止する女性を見て、再びその場に座り込む】

【それから、ここにいた理由について尋ねられると、ひとまず新聞を畳んで脇に置き―――】

昨日、ここでたまたま会った人と世間話をしたんだ
それがなかなか盛り上がったから、今日もここで世間話の相手を探そうかと

【夜色の瞳を女性の方に向け、どこか淡々とした調子でそう答えた】
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:35:18.11 ID:qi+XjyMEo
>>249

――。
――…悪い事は言わねえよ。特に目的が無いなら、“出て行け”。

【――掌に集約した魔翌力が、魔翌力としての性質を保ったまま一つの形状を形作る。】
【其れは漆黒の刃と姿を変えて、辺りに存在を示さんと覇気を放っていた。】

【彼が振り返り――暫く経つと、再び“闇”の魔翌力へと姿を変え、霧散していく。】
【出て行かなければ危害を加える、とばかりに邪悪な笑みを浮かべて、彼は依然として其処に佇んでいた。】

【――。】
【彼は因みに、“横を抜けて出て行く”事を期待している。入り口付近である事もあり、ある程度道が開けているからだ。】
【しかしながら、少女は彼に警戒を向けている以上、安易に彼の“横を抜けて、出て行く”事は無いだろう。】

【奥へ行けば危害を加える、かと言って安易に出られない。】
【――詰んでいる気がしなくもない。】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 21:36:22.86 ID:QtoS4KsAO
>>247
/ただいま帰還しました!ID変わりまして携帯より

【『キング・クリムゾン』ッ!】

【公園】
【ベンチに横たえられた青年】
【特にうなされる等は無いようで、規則正しい寝息が聞こえる】
【一発殴るか】
【或いはベタに目覚めのキス≠ゥ…】
【いや何もしなくても数秒後には、目を覚ますんですけどね☆(メメタァ】

……ん、む。

【数秒後、青年は目を覚まして】
【勢い良く、上体を起こすことだろう】
【もし顔を覗き込んでいたりすれば、激突してしまう可能性もある】
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 21:36:48.45 ID:iNFtRI1O0
>>257
は...はいッ!
【握手をする】

マーシャル...さんでしたね、俺は白王 在処(しらおう ありか)です
【ちなみに彼は水の国の大企業「シラオウ・カンパニー」一人息子である】

この「青義同盟」って他にどんな人が居るんですか?
【ふと、聞いてみる】
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 21:37:39.40 ID:/wsg7VO70
>>259
何故喋るか?……
【そう言うと首を傾げ】

わからないわね……アレは妖刀だって言ってたけど…何故喋るなんて深く考えてなかったわ…
なんで喋れるのかしら?
【今更ながら疑問に思う】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 21:37:50.16 ID:626CgBROo
>>253

…………な、なあに……俺のようなナイスガイからすれば…………
当然のことをしたま……で……だZE…………

【ライトウェルが、呻く】
【うつぶせ状態で、弱々しくも右手でサムズアップしてるあたり、最高にうざやかである】
【(※うざやか:うざったらしい爽やかさを意味する)】

「……そもそも周囲に人がいないことを確認してから実験しないからこうなるのです――」
「自業自得……ですね……」

【辛辣極まりないウェル子だが、言うまでもなく、彼女は陸に上がれば立ち止まる】
【立ち止まって、そして、再びユヒカに向き直る】

「色々な事情……ですか」
「それはまあ、事情もなく、『このような組織』に在籍するわけがございませんからねえ……」

【――と、冷たくあしらうような言い分と、視線】
【固定された無の表情が、寒々しく場を彩る】

「――わたくしが、なぜ≪R.I.P.≫に入ったか……と、尋ねるおつもりですか……?」
「…………『上司命令』……とあらばお答えするのもやぶさかではございませんが――」
「初対面の、ただの同僚の、世間話……という程度でしたら……お答えする義理もありませんよねぇ――?」

【目の前の相手に一切譲ることない、遠慮無しの言の葉】
【相手が「上司」であることを確信できないがゆえの言動だろうか】
【それとも、これがウェル子という人間なのだろうか――】


>>254
/了解です、焦らずどうぞー!
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 21:39:46.10 ID:evnPW5Cm0
>>250

「…異議なら、有りますとも。」
――はぁっ? …何言っちゃってんのよベンヌ、もう闘いは始まってるのよ?

「だからこそ、です。マスター。
 マスターには可能な限り素早くこの戦闘を切り上げ、生存の為に此の場を離れる必要性が有りましょう。
 其れこそが、私が史彦さまと時音さまより受け賜った使命…。」

【鉄槌――これが即ち、『ベンヌ』である――を、突き刺さんばかりに立てたまま】
【火炎の拡散を前にして、少女とハンマーは、有ろう事か口論を始める】
【無理も無い。眼の前の敵に対しての注視は怠って居ないとはいえ、闘う事に対しての所感は、大きく食い違っていた】

はぁ……ほんっと、クソ真面目よね、ベンヌは。
そんなにアタシの事を思うなら、あンのキョドーフシン£ラすのに、出来る限り力を貸して。

…よく知ってるでしょ、アタシが「負ける」のが嫌いなの。
―――海部 史音(あまべ あやね)は、振り回すのは大好きだけど、振り回されるのは好きじゃないっ!!

【だが、ベンヌの少女に対する二人称が「マスター」で有る様に、主導権を握るのは少女の側】
【闘志を胸に灯した彼女を強引に説得しようにも、物理拘束力を持ち合わせぬ身の彼は】
【「……敵が追いかけられないと判ったなら、直ぐに退く様、お願いします」と、渋いものを口に含んだ声を返す】

…さぁ。
斬れるものなら、来ってみなさいよ!!

【――――にやり、不敵な笑みを作って】
【先刻と同一の焔の弾丸が、追加注文とでも言うべきかまたも放たれる】
【炎の剣山、その丈は未だ足首ほど 素早く突破すれば、ダメージは皆無か、少なく抑えられるだろう】
【だが、下手な踏み込みでは、弾丸への直接の命中や、更に増した火勢に、幾らかのダメージを受ける恐れが有る】
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 21:42:00.54 ID:GCYWzecLo
>>262
Old King Cole was a merry old soul?(オールド・キング・コールは愉快なお方)
And a merry old♪ soul was he?;(愉快なお方はコール王)
He called for his pipe, and he called for his bowl(パイプを持って越させ ボールを持って来させ)
And he called for♪ his fiddlers three.(ついでに三人のバイオリン弾きを連れて来させた)
Every fiddler he had a fiddle,(バイオリン弾きは一つづつバイオリンを持ち)
And a very fine fiddle had? he;(一つづつのバイオリンをバイオリン弾きが持った)
Oh there's none so? rare, as can compare(どれもこれも比べようも無く素敵に見える)
With King Cole and his♪ fiddlers three.(コール王とバイオリン弾きとバイオリン)

【鈴の音の様な歌声が公園に響いている】
【所謂マザーグース。子供に聴かせる子守唄のように】
【愉しげな調子でリズムを刻み、旋律を紡いでいく】
【因みに、いま現在の状況は所謂膝枕であった。解説するのを忘れていたため、ダメなら膝枕無視でお願いします】
【そして、起きた青年の顔面に額を強く打ち付け】

Humpty Dumpty……うきゃーっ!?,(ハンプティ・ダンプティ……うきゃーっ!?)

【と叫んで頭を押さえて涙目に成っていた】

あうううう……痛いですのー……。
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:44:02.19 ID:XXqqwrtno
>>260

まあ、愉快な事があったとはとても言えんじゃろうな。
昔からではあるが、忙しい時期が長らく続いておるからな。職業病とも言えようか。

【少女の言に機嫌を損ねたような様子はなく】
【織守は夕餉が何であったかを語るように、自然な口調で言葉を返す】

ほう、つまり御主は柳の下でどじょうを探しておった訳じゃな?
悪くない考えじゃ。酒場や街のような活気のある場所とはまた違った、出会いが望めるやもしれんからな

【小さく口元を上げて、上品げに微笑む】

世間話といえば、今は数多くの事柄が世界を賑わせておるが
御主は何か特別関心を抱いたような出来事はあったかの?ほれ、その新聞に載っておるような事じゃ

【視線を新聞の方へとチラ、と移しながら】
【「世間話」というワードを切り取り、それを始点として彼女との会話を始めようとする】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:46:33.58 ID:Ke4xwCuSO
>>258
――――・・・ッッ!
【護はまた、魔翌力を放つ】
【ぶつけ合い、相[ピーーー]るのが目的だろう】

ジェム・・・さんッ!!
よろしくお願いします!!

・・・とっととコチラを片付けて
あっちの援護に行きますよっ!!
【チラリと、ラベンダァアイスに視線を向け、】
【またリイロクローンに戻すと、】
【コチラの武器は刀だ、接近戦に持ち込まないと、まず始まらない、】
【だから、距離を詰める為に駆け出す】
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 21:48:40.37 ID:jPKVNmySO
>>241

――――ふぅん。まあ、別にいいけどさ。嫌がる相手を無理矢理……ってのは、趣味じゃないし。
ゲームじゃいまいち緊張感が足りないけど、仕方ないから妥協はするさ。

【少し不本意そうだが――それでも、本当に気のない相手に、いつまでも誘いを掛ける事はしない】
【だが、きっと。機会があればとばかりに、虎視眈々と狙ってはいるのだろう】

【その態度は、先程例えられたようにどこか猫めいていた】

……如何なものだよな。押し付けるのも、それに甘んじるのも、さ。
結局、最後は自分だけだし――助けてあげます≠チて感じは性に合わないよ、お前もオレも。

【救われる、赦される、なんてものは結局、一時凌ぎの処方箋に過ぎないのだ】
【何から何まで受け身ばかりでは、云々。……大体そのような事を言って】

【手慰みとはいえ、店内で刃物を抜くのも考えものだと思ったか】
【ぴぃん、と親指で硬貨を弾いては取ってを繰り返しつつ】

ですよねー…………。

んな事言うなって。ほら、もうそろそろ――フルボッコだどん!……なんつって。

【せ、戦争が始まるぞ……っ!】

【二度三度とこくこく頷いて、全面的に同意。窘めるように軽い調子で告げれば】
【確かな気迫の篭った一打に、しばし目を丸く。やがて満足げに微笑むと】
【ひゅう、と称賛するような口笛でもって応じる。それから、マスコットの声色を真似て】

【――――微妙に似ている。ホント、びっみょーなレベルでよく似ている。大事な事だから(ry】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:49:04.72 ID:7Hnh+bPeo
>>264

『妖刀か……』
『何か霊的、オカルト的なものなのかなぁ…』
【独り言のようにそう呟いて】

あっ、そういえば自己紹介がまだでしたね。
【思い出したようにそう呟いて】

僕は宮本重太郎です、よろしくお願いします。
対機関連合所属です。
【路地裏でこういう事いってもいいのかなと思う少年】

そして、コイツが、口黒です。
【そういって銃をこつこつと叩く】

『あらためてよろしく』
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 21:49:21.46 ID:zfXLcvYK0
>>263

白王?どっかで聞いたことあんな…おっと、まず現時点でのメンバーか。
まぁポスターに書いてある通りまだ活動できるほど多くない。

【と言ってポスターのほうに顔を向ける】

俺、タツミっていう侍かぶれ、神凪 京子 っていう嬢ちゃんだな。で、今君が入って4人ってこと。
まだまだ足りない。せめてあと1人か2人は欲しいって所かな…
とりあえず…もし君が「この組織に入れたい」と思う人材がいたら、是非勧誘してほしい。

【「あ、そうそう」と言って軽くニヤつくと、また青年の方に顔を向き直して】

ところで…白王君、君、もし嫌じゃ無ければ副リーダーやってみないか?

【会ったばかり、入ったばかりの人にいきなりこんなことを言うのは彼くらいだろう】
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 21:49:39.02 ID:QtoS4KsAO
>>267

あいたッ!……て、あれ?

【ドゴメキゴシャア!(※人間の頭と頭がごっつんこした音です※)と、鈍い音が響き】
【目覚めた瞬間再びの眠りに誘われるところだった青年は、スルスルと上体を戻し】

(…ん?なんか柔らかい…?)

【と、少し視線を横に向ければ、そこにあるのは少女のお腹(或いは膝)で】
【上を見れば、涙目の少女が居て】

(ひ、膝枕ァーーーッ!!??)

【ボンッ、と】
【一瞬で茹で蛸のように顔を赤らめて】

ごごごごめん!
だ、大丈夫!もう大丈夫だから!

【慌ててそう言った】
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 21:49:44.40 ID:JN9ATJJHo
>>261

──、人を、

【警戒からか。恐れからか】
【紡がれた少女の声は、僅かに震えていて】
【聞こえた音だけで。緊張していると、分かるもので──】

探して、いるのです。
このような場所、に……、おられる、可能性が高い、ので……
ですか、ら────

【きゅっと噛み締められた唇は、何かを耐えてのことか】
【蒼く澄んだその瞳は、まるで抗議するかのように彼を見つめていて】

【──ぱちん、と。小さな小さな火の粉が、少女の周囲に現れ始めた】
【しかし不思議とその火の粉は】
【相手を攻撃するのではなく。少女を護るかのように──】
【ふわり、ふわりと舞っていた】
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 21:50:46.17 ID:2xHoKsZ/o
>>266

【先程言った通り、この男は約3mを一息で踏み込むほどの…実力者】
【先程の少女の跳躍から、彼我の距離はたったの2mになった】

――――――ヒュッ!!!

【短い呼気とほぼ同時。一息にも満たぬ“間”で】
【約“1m”程炎を迂回するように左前方へ踏み込んだ】

【彼我の距離も約1mまで、縮められて】
【何故、たった1mなのか。長柄の武器相手では不利ではないか】

【答えは、否】
【それこそが、彼の間合い―――柄も含めた全庁で2mはあろうかという“野太刀”を持った、彼の“間合い”】

【ブッ――――】
【途切れる様な風を切る音が、鳴った】

【それは、男が右から左へ刀を薙いだ音】
【巨大な太刀で有りながら、その速度は文字通り“風を切る”様に速い】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:51:47.23 ID:lxzB2lJVo
【森の中】
【徐々に外灯の光が見えてくる獣道の末】

変に道草食っちまったな…
おかげで白衣やらシャツやらが血塗れになっちまった…

【獣道をふらふらと歩く、】
【無精髭を生やし、短い黒髪に紅い瞳、鋭い目付きをした身長180cmほどの中年男】
【血のついた灰色皺だらけのワイシャツに黒のネクタイを着て、黒いスラックスと茶色のサンダルを履き、】
【丈の長い血の付いた薄汚れた白衣を羽織っている】

街に着いたら、まずコインランドリーだな、うん
…金あったっけ

【歩きながらスラックスのポケットから財布を取り出し所持金を確認する】
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 21:52:17.81 ID:McWyaC070
>>171
重太郎と口黒ね……

私の事は《屍》と呼びなさいよ

……そして私は世間一般的には悪人よ
【そして自分を指差しそういう】

【先程の会話からしてそう見えないが…】

/少しの間やく一時間くらい落ちます……スイマセン
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 21:52:58.86 ID:GCYWzecLo
>>273
あううう……。凄く頭固いのですのね……。

【額を暫くすりすりしていて】
【手を離すと少し額が赤くなっていた】

えと、迷惑でしたか?

【因みに顔を上に上げたところで、膨らみの類は欠片もない】
【悲しいことに虚乳である】

え、えと、ならいいのですけれども。
あの、頭大丈夫ですか?

【そう言って青年の額を手で撫でようとするだろう】
【冷たくてすべすべした指先が、さわり、と触れて、痛みを和らげるかも知れない】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 21:53:48.09 ID:S/neKpbp0
【水の国】
【ディストン植物園】
【そこは南方から北方まで多種多様な植物が存在するドーム状の植物園】
【水の国でも有数の観光名所の一つである】
【そこに一台の軍用ジープが接近する】

G-901¢S機起動開始………園内にいる全ての人間を掃討しろ

……こんなちんけな植物園を占拠した所で何の得になるのかは知らんが……
久しぶりの仕事だ…楽しむとしようか

【ジープから降りる一人の人物】
【肩ほどで切りそろえられた茶色の髪に同じく茶色の瞳】
【整った顔立ちに首から軍用ゴーグルを下げて】
【全身を胸元に33≠フ刺繍の入った森林迷彩の軍服で固めた】
【黒いコンバットブーツをはいた軍人≠思わすい出立ちの長身の青年】

【ベルトにはアーミーナイフが差してあり、肩からサブマシンガンを下げている】

【通信機に何か告げるとジープのコンテナ部分が開き、中から何かが出てくる】
【長方形の胴体に四足で虫のように歩くゴミ箱に足が生えたような高さ1m程の赤い単眼型スコープのマシーンである】

【それは4体ジープから現れるとスコープで辺りを見渡し】
【コマンド通りに園内に侵入しようと歩行していく】
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 21:53:58.94 ID:C6jgXCsSO
【路地裏】

【男が一人、ゴミバケツを椅子にして頬杖をついて座っている】
【その男の風貌は】

【黒い瞳、一つに束ねた黒髪】
【返り血を浴びてそのままにしたような赤黒い和服】
【腰には白い鉤手甲が一組ぶら下がっている】
【両腕にも色違いの黒い鉤手甲を装備】
【鉤爪の代わりに、長さ20cm程の刃が付いている】

…ったくよー…
博打の負け分踏み倒そうとするからこうなるんだぜ?

【彼の目の前には】
【男が血まみれで倒れている】
【意識は分からないが、一応息はある】

…さてと。
俺の勝ち分、請求させてもらいますぜ、と。

【そう言うと、右腕の鉤手甲を外し】
【倒れた男の懐に手を突っ込む】
【財布か、もしくは金目の物を探しているのだろう】
【傍目には、ただの強盗にしか見えない】
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:56:07.95 ID:7Hnh+bPeo
>>277

し、屍さんですか…
【ちょっと呼びづらいなぁと思ったが口には出さず】

えっ、刀から女の子守ったりとかしたんじゃないんですか?
【先程の会話からしてそうとは思えず】

『あ、あんなことしてたのに……』
【思わず言ってしまった銃、口黒】
【あまり大きな声で言ってなかったのが幸い】
【耳のいい人なら聞こえてる…かもしれない】

/りょうかいしました
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:56:08.67 ID:iBwFt72ho
>>268
職業病、なの?
疲れを溜め込みやすい職業、か……

【んー、としばし考える様子を見せるが―――候補が多すぎて考えるのを諦めたのか、
 首を軽く横に振ってから女性に向き直る】

街中や酒場は……なんて言うのかな、嫌な言い方をすれば「俗っぽい」人ばかりだから
こんな時間にこの辺りをうろつく人は割と頻繁に普通じゃないから、こっちのほうがいいかな
……私は一応未成年だしね

【自ら「嫌な言い方」と言いながら、表面上は殆ど変わらない様子で言葉を紡ぐ――感情が表に出にくい性質なのだろう】
【「世間話」の内容について話が及ぶと、俯き手を顎に当ててちょっと考えて―――】

……そうだね、最近は名無しだった人と≪R.I.P.≫についてちょっと話してたかな
基本的にカーネル=アドルフなんとかは凄い根性をしているとか何とか

【顔を女性に向けて最近他の人と話したことを思い起こしながら言葉を放つ】
【名前はまだ覚えてなかった】
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 21:56:09.27 ID:iNFtRI1O0
>>272
ふ〜ん...まだ人は足りないのか...
【白王は腕を組みながら言う】

はっはいぃ!? 副リーダー?
【当然驚きます】

俺そんなに強く無いですよ! それにたった今加入したばかりなのに...
【さすがに迷ってます】
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:00:00.62 ID:5V2vzcbxo
【夜の闇を外灯が照らし始める時刻、ジャングルジムやブランコなどのあるいたって平凡な公園の中】
【ベンチの前に屋外喫茶店のような小洒落た丸テーブルが設置されている休憩エリアで銃のメンテナンスを一時中断しテーブルの上のチラシを持つ者がいる】

…ほほー…『blue justice』ねえ…なんだかんだでjusticeを批判する正義組織って意外と初めての登場じゃねーのか?
まあ、道理で世間が揺らいじゃってるわけだ

【チラシを指でパチン、と弾きながらぼそりとつぶやいたのは茶髪の上から黒のフェルトハットをかぶり左目にはそれを隠すように眼帯
首周りにふさふさした毛の帯がついた黒の革製コートに黒いシャツ青の膝が破けたジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトにウエスタンブーツの青年だった】
【意味もなくチラシを裏表返してみたりもしたがやはり胡散臭い物を見るような目は変わらず】

【続いて彼はチラシの隣に置いてあった『金の国の姫君の処刑』についての記事が載った新聞に隠れてない右目を動かすと】

…で、お姫様が公開処刑…か
どうしてこう、この世界は騒がしいのが好きなんだ、いいかげん疲れて来たってもんだぜ

【そうぶっきらぼうな口調で呟いた彼は、自分の顔がだいぶ悲しそうな顔をしている事に気がつき、舌打ちしてベンチに寝転がった】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 22:00:22.50 ID:WwFpyJ+ao
>>278
/再びPCへ、IDコロコロ変わって申し訳ない

【むしろ、胸が無いことで逆によく顔が見えてしまい】
【結果として、青年はあたふたしてしまう訳なのだが…】

い、いや。
謝るのはむしろこっちと言うか…あ。

【少女の額の、赤みがある部分】
【そこを見て、青年はガントレットを右手だけ外し――】

(あれ…前にも別の人の頭を…)

【少女が自分の額を撫でようと伸ばした腕と、クロスする形になるだろうか】
【青年も、少女の額へと、手を伸ばして】
【痛みを和らげるために、撫でようとするだろう】
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/09(水) 22:02:07.87 ID:J13z+Ea30
>>270

いやぁ、がっつり趣味っぽい気がしますけど
ま、そんなに戦闘したくて、どーしても血が見たくて、仕方なくて、
……一般人を手にかけそうだったら、連絡しろよ

【――それでも】
【彼の中での優先順位はあくまで一般人が高く、それを手に掛けるくらいならば】
【自分が血塗れになってやるからと、ごくあっさりとした口調で答えた】

本人が満足してるなら、俺は止めないけどな
それこそ、喧嘩も、麻薬も、なんでも

【自己責任と、価値観の違い】
【本人が納得しているのなら、いくら語ろうと意味は何もなくて】
【そんな、当たり前な用で当たり前に認識できないことを呟くと】

羊羹にワインとかありえんだろ

【その瞳の色は、マジでした】

あー、つかれたぁ
やっぱこーいうのは、慣れないね。なんか、つまらん

【なんて、割と疲れたのは本当なのか、苦笑いするように小さく愚痴って】
【びみょーすぎる彼女の声真似には、反応しない。……失笑を隠すように肩が震えてるけど】

【数字が回転し、やがて表示されたのは――朔夜のひとつふたつ上の数で】
【あーぁ、なんて、笑うが……彼が本気でやってなかったのは、彼女にもみて取れただろう】
【男性と女性、身長、体重の差からすれば、もう少し上を狙えただろうに、それをしないで】
【……あるいは、意図的にこの数字を狙ったのか。その答えは、彼にしか分からない】

【記録部枢機卿・ミール――よく分からない男だ】

/次遅れるかもですー
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:02:49.47 ID:eMQJOhEw0
>>265

わぅわぅわぅ、それでもなんだか申し訳ないヨ!
大丈夫ならいいけど、大丈夫じゃなかったら言ってネー!

【良くも悪くも純粋というか、頭が足りないというか】
【うざやかにサムズアップするライトウェルに、一応安心はしたようだ】
【しかし、やっぱり扱いがぞんざいな気がする。ライトウェルがそういう星の元に生まれたからだろうか?】

…………わぅ、……

【ウェル子に続いて陸に上がろうとしたところで、彼女が立ち止まったため此方も立ち止まる】
【その靴は半ば程度までが海水に浸かっており、まだ完全に陸に上がってはいない】
【まるで彼女の立ち位置を象徴するかのように、陸と海の狭間で、ユヒカは立ち尽くし】
【冷たくあしらうような言い分、どこか刺々しい言い方】
【そんなウェル子の態度に、ユヒカはすっかりしょげかえってしまう】

【……本当に彼女が、戦場を爆焔と悲鳴で満たすバーサーカー、エンジなのだろうか?】

【……ユヒカは暫く俯いたまま黙り込んでいたが】
【ふと――何処か、縋るような。悲しむような表情を浮かべて顔を上げ】
【ウェル子を、まっすぐ見据えてから――】

……じゃあ、……


……ユヒカを殺して、って言ったら……やって、くれる……?


【――そんな、衝撃的な科白を、口にするだろう】


/ただいま戻りました!
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:03:36.93 ID:qi+XjyMEo
>>274

――人を…ね――
【途端に、曖昧な表情を見せる。】

俺に容姿が似ているんなら―――恐らく、てめえにとっては“あちら”側の人間の筈だが。
表情からしても―――…“依頼”とは考えられねえけど、さ。

…そんな奴に、何か用があったのか?

【彼を中心に渦巻いていた“気”が、再び元の空気に変化していく。】
【――警戒させる必要が無い、と彼が感じたのかもしれない。】


(盾を顕現させたっつー事は防護系の能力だが――――…“弱い”な。)
(――本来の力はまだ出してないだろうが、咄嗟の攻撃に耐えられるとは思えねえ)
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:03:43.33 ID:7Fgbqc210
>>269

<相殺…………!?>

【ミサイルを撃ち落とされ、οの顔に一瞬の焦りが走る】
【流れ弾で、特に意識がしていないとはいえ、この様な能力があるのでは油断は出来ない】

≪了解っす!!≫
<…………アンカークロー、射出!>
≪させないっすよ!! 『ソウルファイヤ』!!≫
<っく…………!>

【護のそばに飛来し、構えるジェム】
【接近を行う護に対し、οは腕に仕込まれた、工業用アームの様な爪を飛ばそうとするが、そこにジェムが青い火球を放つ】
【被弾したοは、身体から力が抜けるのを感じ、アンカークローの勢いが弱まる】

<……すまない、ラ・グランドクロス。奇襲に失敗した…………
奇襲と偵察くらいにしか、役に立たないと言うのに…………>
<…………戯言はいい、ロンリームーンライト。私は戦闘用に特に改修を受けたのだ。こうした役目は任せろ>

【だが、ジェムがοに専心した事で、ηがοに合流し、2対2の形が出来上がってしまう】

く…………こっのぉ…………!

【足へのダメージに、顔を顰めながらも、レイドは立ち上がる】
【数の上でも、戦力でも、明らかに不利なのだ。いつまでも倒れている訳には、行かなかった】



[――――行っけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!]
〔こ、これは!?〕
{どんなバケモンだこいつ…………うぉぉっっ!?}
<<…………!!>>

【ラベンダァイスは、このままではじり貧になると踏んで、右腕をロケットパンチとして飛ばす】
【敵に当たりこそしなかったものの、遠距離攻撃の手段を持つという示威行為により、ある程度意表を突く事は出来たようだ】
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:03:52.26 ID:pIXZadTSo
【公園】

(あー……、不味いです)
(成功は成功ですけど、この術式は完全に失敗です)

【完全に脱力した姿勢で、西洋人形のようにベンチに腰掛けているのは】
【クリーム色コックコートを着た、蜂蜜色ポニテの女の子】
【紅茶を思わせる虹彩の瞳を持っていて、身長は角砂糖を一列に積んで133個分】
【ミルクセーキのように滑らかな白手袋で両手を覆い】
【チョコレート色の警棒を腰に吊っている】

……まぁ、時間が経てばそのうち、なんとかなるです?

【女の子が視線を落とした先には、バスケットボール大のゼリー球体が4つ】
【子犬のようにベンチの周りをチョロチョロ跳ねる様子は、まさしくスライムである】
【少女は視線だけでそれらを観察しつつ、儚げにタメ息をついた】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 22:05:09.78 ID:GCYWzecLo
>>285
いえいえ、突然膝枕なんて、驚きますものね。
でも、固いベンチにそのまま寝かせるのも、あれですわよね、と思ったのですわ。

【あたふたする青年の様子を見て、どうしてこんなに慌てているのだろう、と疑問に思って】
【お互いの額をなでなですりすりする妙な構図となった】
【それが可笑しいようで開いた手で口元を押さえて、くすくす、と愉しげに声を漏らして】

ふふ、何か面白いですわ。
もう大丈夫ですの、之でもしぶといんですのよ、わたくし。

【そう言うと、青年の額から手を離し】

そういえば、まだ名乗っていませんでしたわ。

【そう言って立ち上がり】

メアリ(本名は本山 淑子[モトヤマトシコ])ですわ。
以後、お見知りおきを、ですの。

【スカートの端をちょこん、と摘まんで恭しく礼をした】
【そのさまは淑女その者であった】
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:06:04.88 ID:Nhfu0I5SO
【路地裏】
新橋! もっと速く歩くのじゃ!

【前髪を姫カットにした羊羹色のロングヘアで、瞳の色は真紅色。気の強そうな目付きが特徴で、紅葉柄の燃えるように紅い着物と明るい赤の袴を身に纏う少女が、後ろを向きながら小さな肩で風を切って歩いている】

【そこから数m離れた後方を、微笑みながら歩いているのは……つまり少女の視線の先にいるのは】
【「新橋」という明るい色の襟巻きを首に巻いて、古風なデザインの「学帽」を被り、髪は外ハネ気味で、黒。瞳は赤色で、目がすわっており、黒を基調にした着物と黒の袴の上から、黒いマントを羽織った青年……襟巻きの色と同じく「新橋」と呼ばれたである】

【余談だが、少女は「前を見ていない」上に「注意力が散漫」な状態だ……誰かにぶつかるかもしれないのに】
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:07:42.98 ID:zfXLcvYK0
>>283

まぁ普通そうだよなぁ…とりあえずその気になったら電話してくれば良いよ。
でもその間にもう副リーダー決まってるかもだけどな。あとメンバー集まるまで活動はしないし…
集まったときに一回集会するからその時に活動内容とか詳しく語るわ。

後何か質問ある? ないならさっきのポスターばらまきで話題になってる今が勧誘のチャンスなんでね!!
すぐにでも俺は勧誘に街中を走り回るつもりさ!! あ、さっきのばらまき俺があの塔からやったんだぜ?

【といって、あの塔の屋上付近を指差す】

294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:10:07.62 ID:XXqqwrtno
>>282

成程、御主は普通よりも一つ二つ含んだ者を好む質(たち)か。
別にそれが良いとも悪いとも言わんがの
歳若い娘である自覚があるのならば、くれぐれも身の安全には気をつけるのじゃぞ?

【ピン、と人差し指を立てながら簡単な忠言を洩らす】
【恐らくはそういう性格……世話焼き説教家に近しい性質を持った人間なのだろう】
【そう告げる織守も、小柄で幼い容姿をしており、微妙に説得力には欠けるが】

R.I.P.……今最も世界を賑わせておる「てろりすと」集団じゃな。
最近は組織内部でも大きな変革があったようじゃしの……今後の動きに一番注意を払わねばならんじゃろう。

「かーねる」とは手合わせしたことはあるが、彼奴は確かに侮れぬ手腕の持ち主であったな

【うむうむ、と一人首を縦に小さく振る仕草を見せながら返事をする】
【言葉からするに何かしら彼の組織とは因縁がありそうだ】

御主自身は、それに関して何か感じる物はあったかの?
妾自身、その組織には興味がある。よければその者と語らったことや、お主自身の感想などを聞いてみたいのじゃ

【てくてくと数歩、少女の方へと歩き出しながら続けて訊ねる】
【特に阻止されなければ、織守は少女の隣付近にポスンと腰を下ろすことになるだろう】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:10:52.57 ID:zkgmAQ8Oo
>>280

……………。

【その光景を、真紅のツンツンヘアーの十中八九学生であろう人物が見ていた】
【寒さに備えてか、学ランをキッチリと着用していて】
【どこか似合わないメガネを掛け、両手には包帯が巻かれている】

【おもむろに、学ランのポケットから携帯電話を取り出すと】

……もしもし、警察ですかー?
あの、強盗みたいな男の人を見かけたのですが。えっと────

【110番した】
【実際には通話している"フリ"であり、何処にも電話はつながっていないのだが】
【そもそも、この世界の警察なんてあまり役に立つようなものではない】

【───とどのつまり、ただの"イタズラ"である】
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 22:11:55.12 ID:WwFpyJ+ao
>>291

【何かまだ言いたいようだったが、少女が大丈夫だというので】
【渋々といった形で言葉を発し】

えっと…むう。

【少女が立ち上がるのに合わせて、青年も立ち上がる】
【もう、大丈夫なようだ】
【足元もしっかりしている】

メアリ、だね。
ジェラルド、よろしく。

【ガントレットを嵌め直しながら、青年は笑って答える】
【それにしても…と】

(さっきの…何だったんだろう)

【少し、怪訝な顔で思案するが、それも一瞬で】

えっと…帰るなら、送ろうか?
こんな時間だし、幾ら強いって言っても、女の子一人じゃ心配だからさ。

【遠慮がちに、そう聞いた】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:12:42.35 ID:YJse2yIJo
【街中】

今日はラーメンとかがいいなぁ
いや、もっと別の食いもんとかあると思うんだよな。うん

探究心、探究し

ん?

【道端を歩いていたにび色のローブを着て深くフードを被った青年が不意に立ち止まり】
【ぎらつく抜き身の刀を右手に携えて、路地裏へ続く暗がりを眺めている】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:13:36.24 ID:evnPW5Cm0
>>275

「…マスター、右から薙いで来ますぞ」
OKベンヌ、打ち返しちゃうんだからっ!!

【此方を凌ぐほどの長さを持つ武器を出してきた時点で、密着状態での戦闘は有り得ないとは判る】
【二人の経験不足故、賭けに近い側面もあるが、敵の攻撃は掻っ攫うような大薙ぎか、槍のような刺突であろう】

……――ふんっ、にゅー!!

【そこまでを考慮して―――敢えて、少女は】
【両手で持ち上げた頑丈な鉄槌の柄をその軌道に当て込んで、斬撃を弾く事を選んだ】
【刀がブチ当たったなら、「手ごたえ」と呼ぶには強過ぎる程の、大きな反作用を感じる筈だ】
【堅牢なだけでなく幾らなんでも重量が可笑しい。先の大ジャンプも含め、カラクリが有る】

すぅ………――ったぁぁぁぁ!!

【―――攻撃をいなす事に、成功したのならば】
【少女は、体勢を崩した可能性もある男性の方へと、矮躯ならではの身軽さで駆け出して】
【男とすれ違う様に右側へ踏み込みながら、此方もまた短い息を吐き、「ベンヌ」で脇腹を打たんとするだろう】
【当然ながら、「何も無くとも」このハンマーにはかなりの重量が有る、臓まで響く威力は想像に難く無い】

【そして、左側では、吹き下ろす風に溶けて行きながらも、未だに盛んな炎の池】
【単純な攻撃だが―――的確で迅速な対応や、能力の助け無しで、簡単に切り抜けられる状況では有るまい】
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:14:34.99 ID:626CgBROo
>>287


「………………………………」


【――「間」――】


【ヒュウ――と風が吹き抜けていく中、ウェル子はユヒカの「頼み」らしき言葉を聞き取った】


【佇むウェル子の髪と、スカートと、それから帽子に巻かれたリボンがゆらゆらと靡いている】

【そんな中、ウェル子の無温度の視線は、ひたすらユヒカの眼に注がれており――】


「――ふう……、随分と唐突ですね……」
「無論、わたくしは、『悪』です……、ええ、人殺しをする人間、ではあります……」

「――です、が……、それはあくまでわたくしが、相手を殺すだけの理由があってやること……」
「現状、わたくしには、『理由』が無い――」

「そもそもどうでしょう……」
「わたくしが同僚……それも上司を殺したとなれば……」
「例えば、総帥……カーネル=アドルフ・レルゼクム隊長閣下様に怒られてしまうかもしれません」
「わたくし、いやですよ、怒られるのは……ね……」


【――滔々と言い切って、彼女は、眼鏡を、クイッと、整える】



「……ま、『上司命令』とあらば……『しょうがない』かもしれません……けど、ね――」



【――加えて最後、ぷいっとそっぽを向きつつ、】
【極々小さく、呟くように、ウェル子は口を動かした……】


/お帰りなさいませー!
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:15:32.00 ID:JN9ATJJHo
>>288

──、あ

ち、違うの、です。
私が探しているの、は……、その。
ジョン様……貴方様に似ている方、ではなくて────

【勘違いを、させてしまった。そんな表情を、少女は浮かべた】
【先ほど呼んだ名前をもう一度紡ぎ。彼女は申し訳なさそうに俯く】
【どうやら、少女が探しているのは「ジョン」という人間ではないらしく──】

他の方、から……、言われ、て。。
とある方へ──伝言と、預かり物を、渡したく、て……。

【小さな声で、恐る恐る少女は語る】
【彼女の話を聞く限りでは、何らかの依頼を受けての行動らしい】
【最も、彼女はそのことを「依頼」だなんて思っていないようではあるが】

【そして、場が元の空気に戻りつつある気配を感じ取ったのだろうか】
【彼女の周囲に舞っていた火の粉が、まるで空気に溶けるように徐々に消えていく】
【しかし、未だに少女の左腕の盾は消えないまま、で】

【──きぃ、と】
【或いは、この静けさの中。彼は分かるかも知れない】
【少女から。まるで人間のように見える少女から】
【小さな、小さな。機械の駆動音が、聞こえてくることに】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:15:58.96 ID:iNFtRI1O0
>>293
【指差した塔を見る】

....このポスター今のうちに拾っておかないと皆に踏まれて大変な事になる気がするけど

【道ばたのポスターを指差し言う】

回収しとく?
【聞いておく】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:17:10.80 ID:YhfS2kPDO
【路地裏】
「いや・・・だれ・・・か」
【一人の少女が壁に右手をつき、脚を引きづりながら懸命に歩いている】
【血が滲み破れてボロ布のようになったセーラー服とニーソックスと靴が片方脱げていることから、何者かに襲われ逃げている最中なのだろう】
【よく見れば制服はお嬢様学校として有名なものだ】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 22:18:35.21 ID:GCYWzecLo
>>296
ジェラルドさん、ですのね。
よろしくですわ。

【ふわり、というのが一番正しいような笑を浮かべて言って】
【そして、送ってくれると言ってくれたが申し訳なさそうに】

いえ、そんなに遠くもありませんし、大丈夫ですわ。

【割と遠いのだが、普通の3LDK。お嬢気分で生きている身としては、余りそう言うのは見せたくないのであった】

えっと、魔道書さん。

【魔道書を取り出し、くるくると回すといつの間にかステッキとなっていて】
【ステッキで影を小突くと、影が膨らんで巨大な鳥を形作った】

之で、直ぐですもの。
ジェラルドさんの記憶がもどるのを祈っておきますわ、御機嫌よう。

【そう言うと、黒い鳥は羽ばたいて少女を載せて飛び去って言った】

//乙でしたー!!
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:18:42.43 ID:zfXLcvYK0
>>301

…いや。めんどくせーしいいや。

【笑いながらそう言う】
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:20:04.63 ID:c9ucAdTAO
>>302

【かつ、かつ、と、小さな足音が裏路地の横の道から近付いてくる】
【振り向けば其処には、十代半ば程の、黒髪を腰まで伸ばし、左腕に包帯を巻き付けた少女が居るだろう】
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:20:53.52 ID:C6jgXCsSO
>>295

…!?
【学生の携帯に気づいた鉤手甲の男】

おいおいちょっと待ってくれよサツにバレたらパクられちまうじゃねぇかオイ!

【かなり慌てている様子】
【急いで学生に近づく】

まずは話を聞いてくれ。サツにチクるのはそれからだ。

【携帯がイタズラだとは気づいてない】
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/09(水) 22:21:25.85 ID:WwFpyJ+ao
>>303

そっか…それじゃあ、また。

【少し名残惜しそうな表情で、少女を見送り】
【……そんな理由があるとは、露ほども知らず】

むう…可愛い娘だったな…

【もう少し一緒に居たかったな…と、少女が見えなくなった辺りで呟きながら、自らも帰路についた】


/乙でしたー!
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:22:19.73 ID:eMQJOhEw0
>>299

……わぅ、……

【……当然。断られるということは、ユヒカとて予測していた】
【しかし、そうなったときの対処法など、この少女には無い――が】

……でも、ユヒカ、は……
……ユヒカは、……

【――上司命令とあらば、しょうがない、と。ウェル子はそう言った】
【ユヒカの獣たる聴覚は、それを逃さず拾う】
【ならば、自分が強く頼めば、ウェル子は自分を殺してくれるのかもしれない】
【総帥であるカーネルに証明するために、ユヒカ自身が何か文書でも遺せば――】
【……いや、でも、と。ユヒカは、そこで止まってしまう。俯いたまま、黙り込んでしまう】

【……何故なら。少女は、「死にたくない」という感情をも、持ち合わせているのだから】
【そんな、不安定な狭間で、ただ。静かに揺れる白波が、ユヒカの靴にぶつかっては溶けてゆく――】



『…………――――結光(ゆひか)ッ!』


【――しかし、不意に。海岸から少し離れた砂浜より、声がするだろう】
【きっと。ユヒカも、ウェル子も、聞きなれた声が――】

……あ、……

【ユヒカが、はっとしたように振り向けば、其処には】


『……何をしている、こんなところで……――』

【――研ぎ澄まされた刃の様な、果てを見据える真紅の瞳】
【秘めたる野望の具現の様な、燃え盛る灼焔を映した髪……】
【金糸の装飾が施された純白の軍服は、高貴絢爛たる様相を呈し】
【腰に挿した、双振りの大きな鞘。白い手袋を嵌めた両手――】
【各部を覆う、月輪の如き玲瓏な輝きを放つ紅い鋼の鎧が、覇者たる風格を放ち】
【そして靡く真っ赤なマントが、それを彩り纏め上げる――】

【噂をすれば何とやら、とはこういうことか】
【……――≪R.I.P.≫新総帥。カーネル=アドルフ・レルゼクムが、そこに居た】

……カーネル、さん……

【カーネルは、一歩一歩と砂浜を踏みしめて此方に歩み寄る】
【肉眼でも感じ取れるほどの魔力の気質……圧倒的だ。静かな海岸を、震わせる】
【これほどまでに……彼は、力を得たというのか――彼はユヒカの前で立ち止まると、ウェル子を見下ろして】

『そして貴様は……――ウェル子、か。
 そういえば貴様と直接面向かって会話するのは初めてか?
 このカーネルが反乱を起こしてからも、ノクトクルセイドに身を置いているのだ……
 此方では、このオレに賛同したと勝手に認識しているが……その認識で構わんのだな?』

【そう、訊ねるだろう】
【確かに威圧感は、在る。だが、敵意などは微塵と感じられない】
【万が一ウェル子が「そうではない」と否定しても、即攻撃するといった事は間違いなく、ないだろう】
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:22:55.01 ID:iBwFt72ho
>>294
一応、自分が女の子だという自覚はあるよ
自分から言っても説得力が無いから言わないけど。とりあえず忠告に感謝

【立てられた指に視線をやってから、そう言葉を返す】
【少女の応対は相変わらず淡々として、どこか素っ気無くも感じられるが、感謝の言葉を口にする程度にはまだ常識的らしい】

……でもそっちの方が気をつけるべきかもしれない。世の中には「ロリコン」という部族がいると聞く

【※いません】

そう、大胆不敵なテロリスト、その現リーダーのカーネル……

そういえば昨日の名無しだった人もカーネルと直接会ったことがあるとか言ってたかな

【「現」リーダーという言い回しは、彼の行いに対する含みを感じさせなくもない】

前に会った人とは、主にカーネルの人間性がどんなものか考えてた、かな
そうだね、彼は……とても賢くて、その上大馬鹿だと思う

【少女は座る位置を女性の座ろうとしている場所と逆方向にずらし―――
 要するにスペースを作ることで座ることを容認する意思を示す……近づかれるのを嫌がってるように見えなくもないねコレ】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:23:52.94 ID:X5cxrB2Y0
>>289
【因みに彼の刀は前回の物と同じ】
【リイロクローンの顔を殴った、あの『鈍器』である】

うおぉぉおおおおおお!!!
【それを思い斬り振るうッ】
【今、ジェムのおかげで若干、弱体化したοの腹部へ!!】
【もし攻撃が成功すればそのまま怯むοを蹴りその勢いで後ろへ退避するだろう】

ジェムさん、ナイスです!!
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:25:38.26 ID:Nhfu0I5SO
>>297
【路地裏を注視していれば】
>>292な様子が見えるだろう】

【実際には、それなりに微笑ましい光景なのだが……しかし、遠くから見れば】
【少女が青年から「逃げて」いる……ようにも見えるかもしれない】

/横着してゴメンネ
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 22:25:49.13 ID:2xHoKsZ/o
>>298

【少女の鉄槌と、長大な野太刀。それらがぶつかった瞬間】
【パキンッ――――】
【異様なまでに、“軽い”手応えを…少女は感じる筈だ】
【脆い、ガラス以下の硬さの“野太刀”を、叩き割った感触だ】
【塵芥へと変わる野太刀の正体は―――黒い霧。黒い霧で作り出した、ただ切れ味が鋭いだけの“デキソコナイ”】
【その塵芥もまた、黒い霧へ戻って行く】

【全力でハンマーを振るった少女には、空振りに等しい感覚だろうか】

【男の右から左へ移った右手が、腰に下げた中位の刀へ伸びて】
【同時に男の脚が、駆ける】
【一息の3分の1かそれ以下の速度で、少女へと「体当たり」を喰らわそうとするだろう】

【後ろによろければ、抜刀からの切付けを狙うのだろう】
【だがこれは―――とあることを、確認する為の攻撃でもある】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:25:49.85 ID:qi+XjyMEo
>>300

敬語で喋る必要はねえよ。敬語で話したきゃ敬語で話しても良いんだが。
なんかその――――……“面倒臭い”。

(ジョンって名前か―――聞いた事ねえな…)

【どうすればいいのか分からない、と言いたげな表情で頭を掻く。】

――“とある方”、ね。支障が無ければ聞かせて欲しいんだけどよ…?
…。

【“音”が聞こえたのか。微かな反応を見せる。】
【音の正体が何なのか分からないようで首を傾げる程度であったが、「彼が何かに気付いた」事に少女が気付くのは容易である。】
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:27:42.69 ID:iNFtRI1O0
>>304
おいおい...
【あきれるように言うが顔は笑っている】

よしっ! そしたら今からパトロールしようかな! さっそく行ってくるぜ!
【白王はやる気満々で何処かに行こうとする】
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:28:00.89 ID:YhfS2kPDO
>>305
「ッ!」
【足音が聞こえ】

「いや・・・いやぁいあああ」

【どうやら足音を追っ手の者と思ったようだ】

「たすけ・・・キャッ?!」
【何かにつまづいて転ぶ】
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:28:42.56 ID:zkgmAQ8Oo
>>306

……いやいやいや。
そんなに焦ってるってことは、バレるとまずい事をしてるって事じゃないですかあ。

【持っている携帯を耳から離し、通報するフリを止めると】
【近づいてくる男から急いで離れる】
【なんか危険に見える男が近づいてくるのは誰だって怖い。少なくともこの子は怖がる】
【とはいえ、この学生の身体能力は並であり、急いで追いつこうとすれば出来なくもないだろうが】

でも、そんなに言うのなら話を聞いてあげないこともないです。
名前・性別・年齢・職業・血液型・好きな食べ物・どうしてこの状況になったかをどうぞ。

【なんか敬語の割にはすっごい上から目線なのは、気のせいじゃない筈】
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:31:39.32 ID:YJse2yIJo
>>311

こんなトコでなにやってんだ、アレ

【声のする方に青年は向き直り】

・・・ちょっと寄り道。

【と独りで呟いて、路地裏のほうへ足を進める】
【右手の刀を右肩に担ぎ上げて、一歩一歩】
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:31:48.71 ID:XK6LgbZgo
【とある、余り治安の宜しくない街】

【人々が行きかう天下の往来、そのあちこちを塞ぐように】
【看板と共に、あれこれと品物を並べている者達】
【どうやら此処は、露店街とでも呼ぶべき場所らしい】

【食料品、装飾品。或いは、バッタもののブランド品やら】
【大量生産された中で、偶に出来る刃の零れた剣やら刀やら】
【確りしたものは買えないが、安く仕入れようとするなら丁度良い場所】


【その一角に】
【シートの上に、『何も置かず』商売をしている者が居た】

いらっしゃい、いらっしゃい。もう夜も更けて良い時間
本日限りとは言わないけれど、此処は何時も特売だよー

【商品を明確に示さず、だが道行く者へと宣伝だけをしているのは】
【足跡刻まれぬ新雪の如き、長い白髪の少年である】
【女性的な顔に、違和感が無い程度にうっすらと化粧を施して】
【接客業でまま見られる、如何にもな作り笑顔を浮かべながら】

歩みを止めて布団に籠れば、寒さは逃げても音が聞こえない
偶には耳を澄ませて目を光らせて、世界をとくと楽しみましょー

【周囲の、「物」を売る者達とは、明らかに何かずれている彼は】
【通りかかる人間に、見境なく声を掛けていた】
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:33:36.90 ID:c9ucAdTAO
>>315

……えっと、貴女は何をやっているの?

【ちょこん、と、片膝を付くような体勢で、倒れた少女をじぃ、と見つめる少女】
【少女から敵意や殺意の類は感じないが、善意や好意の類も感じないだろう】
【本当に『ただ見ているだけ』なのだ】
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:33:39.44 ID:zfXLcvYK0
>>314

おう!それでこそ青義同盟だ!!行って来い!!

【そう言って笑顔で彼を見送る】

…それじゃあ俺も勧誘に走るか…

【と、彼と逆方向へ走って行った】

/乙でした
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:33:40.92 ID:7Fgbqc210
>>310

<くっ、しまった……!!>

【勢い、動きが弱まっているοでは、それを振り払いきるだけの余力はなかった】
【咄嗟に、アンカークローを引き戻して、刀を受け止める。腹部への直撃こそ防いだものの、多少のダメージは入ったようだ】
【そしてそのまま、蹴り飛ばされて距離をあけられてしまう】

<…………射出!!>

【そこに、ηが援護射撃に入る】
【左腕にはめた腕時計に仕込まれた矢を、1発放った。レイドの足を射た、あの矢である】
【直線的かつ、威力も大した事の無い一撃だが、当たり所によっては致命傷にもなりうるだろう】



――――あっちは…………!

【何とか立ち上がったレイドは、ラベンダァイスと暴蜂の戦闘へと視線を向ける】

〔落ち着いてください皆さん! この攻撃は大振り…………落ち着いて射撃を!〕
{任せろ…………行くぜ、木偶の坊がッッ!!}
[あっ、ああぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁ焼けるぅぅぅうッッ!!]

【やはり、ラベンダァイス一人では数の不利は覆せないようだ】
【リーナによって、ロケットパンチの弱点を見抜かれたラベンダァイスは、長髪の男の火炎に、良い様になぶられている】

<――――後方より接近!>
<なに!? っぐはあぁぁっっ…………!!>

【しかし、ラベンダァイスの放ったロケットパンチは、ある程度制御の効く代物だった】
【抜けた先からターンして後ろから襲い、δにダメージを入れる】

――――そこっ!!
〔くっ…………ここまで追い詰めておきながら!!〕

【戦況を見て、レイドはリーナに対し、光弾を放つ】
【ラベンダァイスに専念していたリーナは光弾を喰らう。大したダメージではないが、戦況にやりにくさを感じ、思わず舌打ちを漏らす】
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:38:43.01 ID:iNFtRI1O0
>>320
/乙でしたー
/これからよろしくお願いします
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:39:09.29 ID:XXqqwrtno
>>309

「ろりこん」……確か、幼児性愛者の事であったかの?
最近は世の中に多いらしいのぅ、未発達な女子を見てはよからぬ事を考える輩が

【彼女の言葉に、ふむむ……と小さく声を洩らす】

まあ、妾ほどの美姫にもなれば
そのような特殊性癖の者でなくとも魅了してしまうものじゃがな。
美しさは罪とはよくぞ言ったものじゃよ

【ニヤリ、と何処から湧いてくるのか判らない自信満々な言葉を吐きながら】
【大平原と呼び表して支障が無いであろう胸を張りながら告げた。冗談か本気かは不明である】

……組織というものには、往々にしてあのような挿げ替えがあるものじゃよ。
確固たる信頼関係で結ばれておるならば兎も角、な。

あ奴が頭となったR.I.P.がどのような変化を遂げるか……現段階では予想もつかぬが故に不気味じゃ。

【かの組織について、そんな言葉を漏らしながら】
【空いたスペースにポスンと小さく細い身体を入れて腰を下ろした】

その考え方は間違っていないじゃろうよ。妾が見た限りでも、同じような感想じゃ。
しかし、賢い馬鹿者程恐ろしい存在はそうはおらんから

頭の回る馬鹿はな、世間一般から見て馬鹿らしいとさえ取られることを実行してしまう力がある。
それゆえに驚異となるのじゃ。常套を破り、常識を覆す。そんな可能性がある敵など下手に完成した悪党よりも強いものじゃ

【カーネルに関する考察に、持論を交えながら肯定の意を示す】
【そして織守の言葉にはっきりと浮き出た「敵」というワード。恐らくは、彼女はかの組織と明確に敵対する存在なのだろう】

「(……えっと、私はどうしましょうか)」

【一方、後方で待機していたポニーテールの少女は】
【ベンチに座る守護対象の姿に、自分はどうしていいものやらと少し混乱しながら視線を彷徨わせていたが、特に気にする必要はないだろう】
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:40:18.33 ID:McWyaC070
>>281
………私はね…私が気に食わないのが敵なの…
それが悪と言われようとね…
改めて自己紹介…《R・I・P》の《ノクトクルセイド》が一人…紅閻寺リンよ…
アナタ達とは一応敵ね……
【そう言い】

そ こ !!
【口黒に黒いオーラががががが】

/ただいまー
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:40:23.87 ID:YhfS2kPDO
>>319
「へ?」
【間抜けな声と共に首だけ後ろに振りかえる】
「・・・・・・」
【・・・一言でいえばパニック状態】
【突然の少女の登場と質問に頭が回らない】

「襲われて・・・あ、あの助けて・・・?」
【数秒後・・・やっとこれだけ言うことに成功】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:40:30.35 ID:XQwvn9eAO
>>318

……何してるんだ?
【黒いローブに身を包んだ、銀髪赤目の女性】
【傍から見れば、おかしなその露天の前で立ち止まり質問を投げかけた】

【彼女の目には、どうみても、何かが売られている様には見えなかった】
【だからこそ、声を掛けたのだが】
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:40:36.14 ID:JN9ATJJHo
>>313

【面倒くさい、と言われ。割とショックを受けたような表情になる少女】
【どうやら咄嗟に感情を隠すのが苦手らしい】
【先ほどからころりころりと変わる表情が、その証明であり──】

あ、あぅ──も、申し訳、……、えぇと、えぇと
ご、ごめんな、さ……、?

【きっと彼女は、相手の言葉を「敬語で話すな」という意味で受け取ったのだろう】
【おどおどしながらも、敬語ではない話し方をしようとするも】
【彼女にとっては、敬語は最早癖となっておりなかなか普通の喋り方が出来ない】
【挙句の果てには、語尾に「?」マークがつく始末である】

……、えと。
百家、羅山という、方を、探しているの、です。
ですが──中々、お会いできなく、……?

【──百家羅山】
【それが、彼女が探している人物の名前らしい】
【或いは彼は、その人物の名をニュースや雑誌で見聞きする機会があったかもしれない】
【先日。水の国にあるルビーシャという街を占領した、カノッサ機関がNo.63】
【其の者こそ、彼女の探している人物だからだ】
【しかし、彼女が間然に言葉を紡ぎきる前に。彼女もまた、僅かに首を傾げた】
【目の前の相手が、何かに気付いた様子を見せたのに気付いたが故の反応であったが──】
【「何に」気付いたか。そこまでは、彼女は分からなかったからだ】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:43:34.80 ID:626CgBROo
>>308

「――――ん…………?」

【さて、と】
【聞き覚えがある……というよりは聞いてすぐ正体を判別できる声】
【ウェル子は、ユヒカにワンテンポ後れて、極めてマイペースに「声の主」に身体を向ける】

「あら……カーネル=アドルフ・レルゼクム隊長閣下様……『こんばんは』……」

【ぺこり――と、うやうやしくお辞儀をするウェル子】
【彼女の様子にこれといった変化はなかった】
【口調も態度も表情も、全ては平常通りに推移している】

「実物は、端末やTVとは違い、それなりの風格を有していらっしゃるようで……」
「ふふ……会えて良かったですよ――」
「このまま会わずにいれば、わたくし、貴方様のお顔と名前を一致出来ずにいたかもしれませんからねえ……」

【顔を上げたウェル子は、僅かに口の端を吊り上げる】
【冗談か、本気か分からぬが、総帥に対して中々に不敵】

「――ええ、わたくしは、≪R.I.P.≫一筋ですから、ね……」
「これからも、全力で任を果たす心積もりです……」
「……です、が、どこまで『カーネル=アドルフ・レルゼクム隊長閣下様』自身に尽くすかはわかりませんよ……」

【はて、どういう意味だろうか】

「『≪R.I.P.≫一筋』とは申しましても、『カーネル隊長閣下様一筋』……とはまた別のお話……」
「貴方様にわたくしが心酔するかは……ええ、貴方様次第、というわけです――」

【嗚呼、ウェル子は、「そういう人間」だったのだ】
【いつだって相手を試している】
【どこでだって相手を測ろうとしている】
【すなわち、彼女は《Judgment》であり――】

「まあ……このわたくしの慇懃無礼な言葉ですが……」
「『世界に挑む』心算の貴方様からすれば……『上等』なお返事でしょう――?」

【「カー!」と、ひときわ強く、威嚇するように、カラスたちが共鳴した】


…………修羅場だ……修羅場だな……よし、このまま死んだふりをしていよう…………

【誰にも悟られぬ程度の小声で、ライトウェルが呟く】
【別にビビってる訳ではないが、浅瀬ダイブのダメージがあるので迂闊に動けないのだった】

【修羅場の中、説明もなくなぜか海岸で倒れている赤男――】
【それはそれは一人だけシュールだった】
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:46:26.48 ID:7Hnh+bPeo
>>324

…ノクトクルセイドか……
貴女は悪いことがしたいわけじゃないんですよね?
なんで《R・I・P》なんかにいるんですか?
【自分と敵対している組織の人物だが、悪い人とは思えない様子】

『あ、あは、あは』
『ご、ごめんよごめんごめん。』
『傷つけたりとかは…やめてほしいな…?』
【甘えるような声で、心からお願いする】

/おかえりなさい
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:46:30.98 ID:XK6LgbZgo
>>326

おや、いらっしゃい。その問いの答えはとても簡単だよ
こんな所に居るんだ、商売の最中に違いないさ
尤も、この時間にまで粘ってるのは少数派だろうけれどね

【厚手のホットパンツの下に黒いボトム、赤い革のサイハイブーツ】
【左前のブラウスに白い毛皮のコートを重ねて、ターンクロスの首飾り】
【服装も、やはり性別にそぐわない少年は】
【まずは一度、答えにならない様な答えを返す】


……何か、欲しいの?此処に在るものが
全ては交渉次第、条件次第。安くしておいても、良いよ?

【ぽん、と自分の腰の下、レジャーシートを叩く】
【レジャーシートの上には、少年が座っているばかりで】
【とてもでは無いが、金銭的取引の材料になる物など、無い様に見えるが】

【とん、とん】
【少年は右手の人差指で、自分のこめかみを叩いて見せた】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:49:10.85 ID:c9ucAdTAO
>>325

いや、私に利が何一つ無い。
痛い思いをするだけなのが見えている。

【きっぱりと、お断り】
【同情する気や助ける気なんて微塵も無いようだ】
【厄介に巻き込まれる前にそのまま背を向けて―――】

……あ。

【―――立ち去ろうとしたが、何かを思い付いたらしい】
【くるり、と振り向き、少女に向き直る】

少し、条件を呑んでくれるなら助ける、貴女の指定する安全そうな場所まで私が同行する。

少しで良いから、お金を頂戴。
そうすれば、無理をしてお金を手に入れなくて済む、此方としても助かるから。

【きっぱりと言い切る】
【条件を呑むのなら、きっと約束は守るのだろう】
【面倒な嘘を吐くくらいなら、さっさと殺して奪ってしまえば良いのだから】
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:49:45.06 ID:evnPW5Cm0
>>312

【回避されても、此方には「二人分」の思考が有って、炎の壁としての作用の御蔭で、敵の次の動きは判じ易い】
【胸の中で、がなり立てる様に激しく、心臓が脈打っている理由である「予想だにしなかった」事は、それでは無く】
【余りにあっさりと刀が砕け、滑るが如くして、会心の一打を回避された事】

(……幾らなんでも、卑怯臭いわ…。)
(一方的に「振り回されてる」みたい、すっごい頭にくる……!)

【闘いの張り詰めた緊張感と、積み上がる疲労が先に堪えて来るのは、身体の小さな少女の方だろう】
【思考に浸み出す、どろりとした嫌悪感もあって、攻撃後の彼女に小さな隙が生じた】
【―――健脚には自信が有るが、眼の前の男には、足掻いても届かない】

……はぁぅっ!

【結果、その神速の突撃は、少女の身体を側面から打ち据えた】
【しかし、身体を直接にぶつけたのであれば、直ぐにでも伝わる『違和感』が有るだろう】
【――――この少女、見た目からは四方や想像も出来ぬ程、「重い」のだ】

く、やってくれたわね!
…ベンヌ、此処は「アレ」を使う……判るっ?

「御冗談を……確認は、次回からは省略して頂きたい所ですな…。」

【細い骨格へ受けたダメージは少なくないが、その脚は根を張っているのかと思わせるほどに安定を保つ】
【痛みを怒りに変じて、全身に力を込めるべく、歯を食いしばれば】
【展開していた鎚頭の片割れから、じゅうじゅうと、夜を焦がす様な燃焼音が発された】

ひっ……さあぁつ!!
―――あやね=c…――――ロケッティア≠っ!!!

【その瞬間、少女の絶叫と共に、眼を疑うほどの速度でハンマーが振るわれる事だろう】
【穴の開いたハンマーヘッドからは、ロケット噴射宛らに、轟々たる炎の帯が伸びて】
【それを利用した加速で、威力と木習性を増した打撃は―――抜刀しようとする、男の手へと襲い掛かる】
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:52:03.23 ID:evnPW5Cm0
/>>332,最後の部分、変換ミスがひどいですね
/【それを利用した加速で、威力と奇襲性を増した打撃は―――抜刀を試みる男の手へと襲い掛かる】 って感じで、脳内変換お願いします。
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:52:45.13 ID:wElvV4Wf0
>>329
そうね……
しいて言うなら《観察と恋》
そして《天秤をひっくり返した世界》がみたいから…

………後は黙秘権を使わせてもらうわ…
【そう言い】

…………次はないわよ
【睨みながらそういう】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:54:48.58 ID:XQwvn9eAO
>>330

【数秒、考える様に唇の下に指の腹を当て】
【彼女なりに、答えが出たのか、小さな溜め息をついた】

はぁ……いや、特に要らないが
そういうのはもう少し治安の悪い場所でやった方がいい
ここじゃあ、中途半端に治安が良すぎる

【そういうのをするほど、困っている様な格好は見えないが】
【何かしら、事情はあるんだろうと彼女は考える】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:55:58.88 ID:YhfS2kPDO
>>331
【去ろうとする少女を見て顔を青くするが、少女の要求を聞くなり】

「5000万でいいかな?・・・・・・それとも・・・やっぱり億?」
【このテロと路地裏殺人鬼のおかげで貧民街出身キャラも多い中、たいしたお嬢様っぷりだ】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:56:17.40 ID:jPKVNmySO
>>286

そりゃ、相手が相手なら吝かじゃないさ。愉しめそうなら尚更……。
けど、理由もない弱いもの虐めは好きじゃない。つまんないし、しないよ。

――……そういう事を言われたからには、有り難く甘えさせて頂くほかにない、と思ってるけど。

【呼吸するように殺しはするが、戦闘にならない殺害行為は趣味ではない朔夜】
【そんな複雑な乙女心(?)故に、悪人≠ナその衝動を発散させている現在は大丈夫だ、というものの】

【それじゃあそういう事≠ノしようかな、と小さく呟いて。傍迷惑な奴である】

そうだな――こっちに干渉してこなけりゃ、どーだって良いや。オレも。

【所詮は人間。それぞれの抱く主義、思想は千差万別で、どうあっても相容れない事だってある】
【それは判っているが、如何にかしようとも思わない程度には、彼女は自分本位な人でなし≠ナ】

あ、うん……。そりゃ、スタンダードとは言えないと、思うけど。

【だがしかしそんな彼女もこれには苦笑い。甘味に懸ける情熱に気圧され気味である】
【これも枢機卿≠フ実力の一端というものかっ…………!!】

【┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨(ry】


……そうかそうか、慣れないなりによくやったじゃないかあはははは。
それじゃ朔夜ちゃんがご褒美をあげよっかなー、一寸そこに直れ畜生。……畜生。

【対して彼女、ものっそい棒読みしつつ。笑顔のまんまでぎりぎり拳を握ってらっしゃって】
【嘗めプか、嘗めプなのかこんにゃろう――!等とうだうだ言っている】
【渾身の声真似(らしい)が不発だった恥ずかしさも相俟って、なんかもう駄目だこのひと】

【まあ、そんな事で本当に怒る程、器が小さくはないだろうけど。結構大人げないのもまた事実】
【ころころ変わる態度は見ていて飽きないかも知れないが、正直大分疲れるかもしれなかった】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:56:19.20 ID:qi+XjyMEo
>>327

――ああもう敬語でいいってのッ!
敬語で話したきゃ敬語で話しても良いっつったろ!俺!

【そんな少女の様子に、もどかしそうな表情を見せた。】

“百家羅山”――…カノッサ機関員、か。
なーんでそんな奴に会う事を頼まれてんだか……まぁいいや

【名前に対し、特に驚く様子は見せない。彼が“悪党”であるからこそであるのだが――】

水の国支部にでも行けばいいんじゃねえのか?…ってああ。知る訳ねえか。

……。

【突如、こつり、こつりと少女に歩み寄る。】
【音の“根源”を探しているのだが――少女が拒否反応を見せなければ、少女に触れられる程度の距離まで近寄る事となるだろう。】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 22:56:22.12 ID:eMQJOhEw0
>>328

【カーネルは、ウェル子の言葉を、無言で聞いていた】
【ただ、鋭い灼熱を封じ込めたような赤い瞳が彼女を見下ろしている】
【まるで見定めるように――ブレることなく】

【だが、やがてウェル子が語り終えれば】
【カーネルは――くつくつと、喉を打ち鳴らして】

……クククク……
クハァーーーーッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!クク……貴様……いいじゃないか……
なかなか肝が据わっている……いいぞ……オレはな、そういうやつは大好きだ……

いいだろう、ならばこのカーネルに付いて来い、ウェル子。
貴様がこのオレの姿に何を見るか……それは自由だ。
そして、もし貴様から見て、このオレが≪R.I.P.≫を導くに相応しくないというのなら……

……そこのカラスに、遠慮なくこのオレを背後から襲うよう指示するがいい。
首か頭だ。そのクチバシで鋭く突き刺してやれば、幾らこのカーネルといえども即死だろうからなァ……

【――それは凄まじいまでの自信の表れなのか】
【それともウェル子の言葉を酔狂と見て、彼もまたそうやって返して見せたのだろうか】
【いずれにせよ……侮れぬ、といったところか】

……さて、ウェル子。貴様にはもう少し話しておきたいことがある。チョイと待て。
…………――――帰るぞ、結光!

【そして、彼はウェル子から、傍らで俯いていたユヒカへと視線を移す】
【ユヒカはずっと俯いたまま、無言だが……カーネルに反論する様子は、無い】

……ここで何をしようとしていて、何故貴様がズブ濡れなのか……敢えて聞くまい。
だがな、オレは諦めていないぞ。オレは『チカラ』を手に入れた……圧倒的な『チカラ』を。
……世界を変えると言い切った者が、オレ自身の周囲すら変えられんでどうするというのだッ――!

「……カーネル、さん……でも、ユヒカは……」

……良いのだ。貴様は気にしなくて良い。必ず……必ずオレは貴様をも≪理想郷≫へと導く。
先に帰ってろ……端末転送装置くらいは自分で使えるだろう。

「……わぅ……」

【ユヒカは――どうやらそれに了承したらしく、渋々と携帯端末を取り出し】
【やがて、それに内臓された機構によって、本部へと転移されるだろう――】
【海岸には、紅き覇帝、カーネルと――絶望の水先案内人、ウェル子と――】


……それで……アレは何だ?

【カーネルの、文字通り虫ケラを見るような冷たい視線に刺される、赤き変態ライトウェルだけが残る――】
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:56:44.73 ID:iBwFt72ho
>>323
……それなら問題ないかもしれない
でも、それならそれでやっぱり変な人に絡まれるかもしれないからやっぱり気をつけるべきだね
……美しさって誰が罰するのかな?

【自信満々な女性の発言に、少しながら感動混じりの声を上げて応じる】
【おい、ツッコミ入れろよ】

確固たる信頼関係……そこで見るとなかなか妙ではあるんだよね、彼
「はぐれ者」の寄り合いである筈のテロ組織、おおっぴらに下克上を仕掛けるというのは思想的にも戦力的にも真っ当な判断じゃない

【気を取り直すように表情を(キリッとしたものにして話に移る】
【一瞬女性の頭頂部、或いは背丈に意識と視線が集まった気もするが気にする必要はないだろう】

そう言われると、彼は意図的に常識はずれな行動をして見せているという見方が出来るね
単純に他者からの注目を集めるだけじゃなく、自分たちが今のあり方、常識を破壊するというアピールにもなる

世界に反旗を翻し、組織のリーダーにも躊躇わず刃を向けた愚かな賢者―――
―――「主への裏切り者(ジュデッカ)」はあらゆるものを敵に回して何を思い願うか
機会があればそれを直接聞いてみたい、って感じのことを他の人と話していたんだ

【女性の出した「敵」という断言に目を開き―――それはそれかと今は半ば流して話を続ける】
【しかしこの少女、ポニテの人のほうをガン無視である(悪意は無いのだろうか)】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:57:53.42 ID:T/E3vGD9o
【公園】

はあ・・・

【ごちゃごちゃとした髪型の茶髪で、マグマの様な朱色の眼を持ち、17歳程の、ガタイの良い、ベンチに座っている青年】
【服は土に汚れた緑色のローブで、中には灰色のTシャツと短パンが着られていて、黒色の靴を履いていて】
【そして、くすんだ金色で、「Grun Guibaknowrr」と、薄い灰色の刺繍がある長めなスカーフを首に身に付け、後方へとたなびかせていた】

そろそろ、楽に飯を食いてえなあ・・・
狩りも楽じゃあないんだよッ!

(・・・"アイツ"になって、そのついでに稼ぐかな!)

【何らかのかたちで焼いた兎(皮は剥いである)に塩コショウをかけた物を、もっしゃもっしゃと食べながら、そう呟いた】
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:58:25.88 ID:Nhfu0I5SO
>>317
【彼女らが何をしているのか】
【青年が現場に到着するまでに、その事について説明しようと思う】

……そろそろ散歩は終わりにするのじゃ?

【この言葉が全てである】
【妙な口調、妙な容姿、妙な連れと、妙揃いの少女。しかし行動自体は……それを行う場所はともかくとして、普通な物】

【新橋、と呼ばれる青年】
【大正時代か明治時代をイメージしたような……しかしどこか「ズレた」ファッションセンス】
【少女の言葉を「頷き」で肯定しつつ、周囲の警戒を怠らない】

【……そちらが現場に来た時の光景は、壁に追い詰められた少女と、それに詰め寄る青年……のようにも見えるが】
【事実上は、「壁にもたれ掛かって休む少女」と「それを見守る青年」だ】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:58:57.16 ID:C6jgXCsSO
>>316

…マジじゃなかったのかよこのガキ。
ビビらせやがって…

【いろいろな意味を込めたため息をつく】


【学生が急いで離れたことには特に何も言わず】


(「話を聞いてあげないこともない」だぁ?)
(「何上から目線で物言ってんだコラ」と言ってやりてぇ所だが、マジでサツにチクられたらヤベェからな…)
(あークソ!イライラするなこのガキィ!)

【内心憤るが、それは声と態度には出さず】
名前、橡 蘇芳(つるばみ すおう)。
性別、男。見りゃ分かんだろ?
年齢、23。
職業、喧嘩好きな博打打ち。
血液型、A。
好きな食べ物、肉。
どうしてこの状況になったか、まぁ話せばちっと長くなるかもだが…

まず俺とアイツ−−そこで倒れてるヤツ−−が博打を打った。
俺が勝った。
アイツは負け分を踏み倒そうとした。
俺はボコボコにして金を取ろうとした。
終わり。

【長くなかった】
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 22:59:51.30 ID:X5cxrB2Y0
>>320
やったッ・・・
―――・・・て訳でもなぁ・・い・・かッ?!
【安心したそのわずかな隙が】
【護に攻撃を当てさせた】
【しかも、当たったのは、肩】

あおああああぁぁ・・・・
【最近、怪我をした所だったのだ】
【塞ぎ始めた傷がまた開く】
【その痛みは、苦しみとなって声へ叫びとなる】
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:00:24.41 ID:7Hnh+bPeo
>>334

残念だ……
一緒に正義として戦いたかったのに……
【弱く、小さな声でそう言う】

いつもの俺なら《R・I・P》所属って聞いたところで銃撃ってるところですが
今は戦う気になれない…
【先程と同じように弱い、口調で話す】

もし、気が変わったら一緒に正義として戦いましょうね。
【右手を差し出す少年。握手を求めているらしい】

『あ、ありがとう、優しいんだね。』
【心の中で、安堵の声を漏らす】

『最初から思ってたんだけどなんで顔を全部見せないのかな?』
【話をずらそうとしてるのか、好奇心からかは分からないが、質問する銃】
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:01:11.11 ID:XK6LgbZgo
>>335

おや……お姉さん、何を考えたのかな?
僕は只、この頭の中に詰まってる情報を、適切な値段で
欲しがってる人に売る、そんな商売をしてるだけだというのに
ふふ、人の考えは読めないよねぇ……

【くす、くす、くすり。口元に手を当てて、小さく笑い声を上げて】
【からかう様な視線を下から上へ。座ったまま、女性の方へと向けてから】

…………勿論、それがお望みのお客さんになら、そうするけれど

【更に小さい声。おそらく「そう」思われたのだろうと予想した事を肯定し】

ま、そういう事だよ。どう?
移り変わりが常の世の中、必要なのは耳の良さ
のんびり過ごすのがお望みなら、それはそれで良いけれど、ね
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 23:06:34.54 ID:JN9ATJJHo
>>338

ふ、ふぇえっ……!
も、申し訳、ございません……!

【びくん!とまたも少女は肩を奮わせる】
【どうやら、見た目に違わず気の弱い性格であるようだ】
【それどころか、敬語云々の話から察するに「流されやすい」性格でもあるようで】

は、はい……。。
支部の場所、は……知らない、です。。

【機関員への拒絶反応が、ない】
【そのことに、内心驚きを覚えつつも。矢張り申し訳なさそうに、少女はそう言って】
【彼が近付いてきた事に対しては、ただ、首を傾げるだけ】
【接近を拒むことも、後ずさることもなく。少しだけ不安そうに彼を見上げ】

【──きぃ】
【確かに機械の音は。少女から、聞こえていた】

/申し訳ない、次遅れます
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/09(水) 23:07:33.84 ID:XwBtM8xAO
>>337

まぁほら、人を切らないと死ぬ呪いとか発症したらな、遠慮なくって感じさ
悪人っても、路地裏にいるヤンキーとかは“一般人”だし、そこ含めてだからな?

【なんて、彼が定義する“一般人”の枠は、どうやらかなり広めなご様子】
【彼女のことを信頼してない訳ではないが、まぁストレス発散には付き合うよと、そんなレベルの言葉を軽く伝えて】

なんでわざわざワインと組み合わせるのか、理解できねーっつーか……
お茶と合うように作られたもんなんじゃねぇのか? 羊羹って……ワインとか……

【なんか危ない人になってます】
【枢機卿になる第一のステップ……それはいかに甘味を愛するかに以下略】


わぁいご褒美だ何くれるのかなー?

【とか棒読みで言い返すと、どうどうと猫でもあやすみたいに手を出して】
【恥ずかしがる彼女を可愛いなぁと思う余裕は持ち合わせているけれど、】
【馬鹿にするような性格の悪さは存在してなくて、困ったように笑い】
【疲れたりはしない、むしろ楽しいらしく、指を子猫をからかうように振っていた】
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 23:07:51.78 ID:626CgBROo
>>339

「いやはや、わたくしも隅に置けなくなってきましたねえ……」
「ヴュネルド・ダーンヒュラインお兄様の眼球抉り忠告に始まり……」
「ユヒカ様に殺害を懇願され……挙句総帥様から背後を狙う権利を頂けるなんて……ね……」

【――と、肩をすくめてみせる】
【少々おどけて見えても、張り付いた無表情が、決してただの「道化」でないことを物語る】

【そして、ユヒカとカーネルのなんだかきな臭いやりとりを見届け、】

「では……さようなら、ユヒカ様――」

【転移していくユヒカに、ひらひらと軽く手を振った】


「……嗚呼……『あれ』ですか……」

…………どきっ!

【ちらり、ウェル子がライトウェルを見遣る】
【ライトウェルはあくまで死んだふりを貫こうとするが……】

「……ま、ただの荷物持ちですよ――」

【ウェル子が、そういえばずっと持っていた端末を、ライトウェルに放る】
【すると――】

あー……新リーダーさんよォ……
ヴュネルド・ダーンヒュラインの兄ちゃんに聞いてみろ……

【すっごい無力感溢れる様子で、うつぶせのまま、顔だけ上げて、端末をキャッチ】

俺様こそが……そこのウェル子の後見人……ライトウェル・エルウェル様だ……ぜッッ!!!

【――その上、いきなり立ち上がった】
【キリッとした表情を決めているが、全身砂まみれだし、もう手遅れである】
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 23:08:33.05 ID:XQwvn9eAO
>>346

何だ、違ったのか、一度だけ、見たこともあったが……
あ、いや、別に必要な訳じゃ無いからな?

【思い出した様に、嫌な顔をした】
【そういう事もあったんだろう、多分】
【耳が良いのか、小声の部分を即座に否定した】

……そう、だな、一つだけ、だが……
確認しておきたいんだが、機関の事はどこまで解る?

【後半は、周りに聞こえない程度の小さな声だ】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 23:10:06.38 ID:zkgmAQ8Oo
>>343

……成程、どっちもどっちといえばそうですが。
"暴力"は、立派な犯罪ですよ?

まぁ、見逃してあげないこともないですが……。
……──口止め料くらい、払ってくれますよね?

【そう言って、ニヤニヤとした笑いを浮かべる】
【なんというかこの学生、煽るような口調がやけに上手かったりする】

【──ただ、自分に有利な状況にあることで、かなり油断している】
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:11:36.49 ID:YJse2yIJo
>>342

【青年は少女と青年の関係性には気付かない】
【というより、気付く気が無いと言った方が正しいだろう】

ひとーり、ふたーり・・・また二人か

運がねぇなー

【じりじりと青年は歩いていく】

(それとも今日はご馳走かねぇ・・・)

【などと想像して】
【追い剥ぎをする、その算段を考えながら】
【散歩を終えようとする二人組みへ歩み寄っていく】
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 23:12:02.19 ID:7Fgbqc210
>>344

「――――――――戦闘を停止せよ」
〔――――ッ!!〕
{この…………声はッッ!!}
<<<<………………>>>>
――――――――父様!?

【突如、頭上からスピーカーを使った様な、人の声が響く】
【それに合わせて、『暴蜂』一行の動きが、止まった】

[うっ…………うあぁぁ……うぅ…………]

【火炎から解放されたラベンダァイスが、変身を解いて地面を転がる】
【まともに身動きできない状況で火炎にあぶられた事は、相当なダメージとなって響いたようだ】

{み、見ろよ…………『グランバルバレイ』だ……}
〔お頭様ッ!!〕

【――――上空には何時の間にか、巨大な航空機が滞空している】
【先ほどの音声は、この航空機『グランバルバレイ』から響いたのだろう】

父、様…………

【――――やがて、グランバルバレイから、一つの影がゆっくりと降下してくる】
【それは一人の男――――軍服の様な黒く豪奢な服を着込み、金の長髪をオールバックにした大柄な男】
【その姿を見て、レイドは絶句する。ヴェイス家当主にして、ヴェイスグループ会長兼社長――――シュバルツ=L=ヴェイスだった】

≪ひ…………ひっ…………ッ!!
――――あっ…………!? 護さん、大丈夫ですかい……!?≫

【その姿を認めて、恐怖に震える仕草を見せるジェム】
【すんでのところで理性を取り戻し、護の傷を気遣う言葉を掛ける】

"大旦那……………"
"(まずい…………この状況は、非常にまずい!!)"

【気絶したアストラの袖の中で、ダハルはパニック状態に陥りつつあった】
【使い魔たちの異常とも取れる反応――――それはある種の経験則に基づいたものである】
【彼等をそれだけ恐れさせるだけの何かを、シュバルツは持っているのだろう】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 23:13:58.10 ID:y5VHy/e10
>>345
それは無理ね…
私はね…正義は嫌なの
だって《人は正義を掲げれば、非情で残酷になれる》からよ…
【静かにそう言いながら】

けど一緒に戦う時が来たら構わないわ…私が気に食わないのが相手なら…

優しくないわ……《ゾンビ》は優しくなんてね
【悪魔に操られてたゾンビとはまさか……】

それじゃあ二人とも…またね
【そう言い立ち去っていくだろう】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:14:44.41 ID:c9ucAdTAO
>>336
あの、私の想像よりも桁が三つ程多いんだけれど……。

【五万から十万位貰えれば運が良い……その程度で考えていた少女にとって、その示された額は予想外過ぎる額だった】
【高すぎて逆に悩んでいる姿から、何となく察する事が出来るかもしれない】

取り敢えず、十万位で承諾しておく。
それだけあれば暫く持つし、お金を沢山持ってると逆に危ないから。

……それで、貴女を何処まで連れて行けば良い?
そこまでは責任を持って可能な限り護衛するから。
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:15:41.34 ID:XK6LgbZgo
>>350

そんな顔をしないでくれると嬉しいなぁ。世の中、年齢の壁と言うものがあってね
真っ当な職業は或る程度以上の年齢の人間の物
だからと言ってそうじゃ無い仕事は、能力が無いととてもとても
だったら、生まれ持った容姿を用いて利益を出すのは、能力者の賞金稼ぎと同列さ
職業に貴賎なし、と言うだろう?

……で、その質問に関しては

【シートの上、膝を抱える様な姿勢から】
【一度足を解いて胡座に組み直し、肘を膝の上に置き頬杖】

……何を知りたいか、次第だね
全くの一般人に比べれば、結構知っている
或る程度係わった人間からすれば、知らない部類だと思う

棚に陳列は出来ない商品なんだ。お望みの品が有るなら、言葉でお願い出来るかい?
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:15:41.32 ID:XXqqwrtno
>>340

大丈夫じゃよ、妾も力を持っておるし
何より頼りになる守護役もついておるのでな

ふむ……罰するは周囲の人間じゃな
嫉妬や羨望などの感情がこう、荊の棘のように肌を突き刺してくるのじゃ。

御主ももう少し愛嬌を振舞っておればその気持ちが分かるやもしれんのぅ……気になってみれば試してみるのも面白いかもしれんぞ?

【ニヤニヤと悪戯気に笑みを浮かべながら妙な提案を少女に投げかける】

はぐれ者の寄り合い……であるが故に想うところがあったのじゃろうよ。
目指す道が、掲げる理想が同じであろうとその仮定で衝突することなど珍しいことではない。

最初から獅子身中の虫であり、頭目の座を狙っておったという説も捨てがたくはあるがの
出世欲故か、他の何かの考えがあってのことか……何が謀反の理由であれ恐らくは後者であろうがな

【何人か、R.I.P.のメンバーと戦った経験があり、その仮定で様々な思想を目にした】
【一人一人が違う目的で戦い、ある者は迷いある者は迷いなく】
【社会に反逆する組織に属するものは皆、何らかの「意志」を胸に戦っていた。……それが、社会に悪と呼ばれる所業であっても】

――まあ、何にせよ第三者がこうして話しておってもこれ以上は望めぬじゃろうな
まさかこの場にカーネルを呼びつけるわけにもいかんからのぅ。そもそも連絡先など知らぬしのぅ

【少女の締めくくりに対して、織守もこの話題について一つの終点を示した】
【「よいしょ……」となにやら可愛らしい声を出しながら着物の皺を正し、少女の方へと向き直り】

それにしても、御主は随分と学があるようじゃな?
普通の者ならば「てろりすと」の親玉について其処まで深く考えようとはせぬものじゃ。
知識欲の賜物か否か、何にしても面白い話ができたのじゃ。感謝するぞ

【ニカッと幼げな顔に笑顔を向けながら、少女に対して礼の言葉を一つかけた】
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 23:18:07.43 ID:2xHoKsZ/o
>>332

―――――

【矢張り、と男は内心歯噛みした】
【確認の為に放った体当たりだが、その重さ―――】

【肉体が“硬い”と言う訳ではないだろうが…重い】
【それでいて5mもの跳躍をする身軽さ――――やり辛い事、この上なくて】

【だが、それでも―――戦う為の手を止める事は無い】

【思わず“鉄槌”ベンヌの言葉に―――思わず頷きたくなる】

――――――遅い

【其方には、二人分の頭脳が有る】
【其方には、2人分の意志が在る】
【その差は―――――“大きい”】

【――――“意志疎通”】
【少女と“鉄槌”の間に必ず必要なモノであろう】
【それも、一瞬で済むものではない。態々“口頭”で行うのならば…今回の“確認”ですらその隙は“大きすぎて”】


【 キ ンッ 】

【0距離】
【体当たりで少女は“動かなかった”】
【ならば、今男と少女はほぼ密着したに近い形なのだろう】
【抜刀術を使うにしても、鉄槌を振るうにしてもあまりに“近すぎる”】

【だが、男は刀を引き抜くのを止めない。】
【鞘ごと刀を地面と垂直に立て。少女の右肩あたりに刀身を押し当てる様にしながら引き抜こうとするだろう】

【文字通り“撫で斬る”】
【長柄の武器と違って、0距離であっても―――攻撃する術は有るのだ】
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:18:18.50 ID:Nhfu0I5SO
>>352
【その時、だ】
【《危機》、あるいは《異変》が適切だろうか……「迫り来る何か」に気付いたらしく、青年は行動を展開する】

【指先から「溢れ出す」黒い“インク”のような物で“繭”を形作り……少女をその中に「隠し」】

【更に繭を作ったインクの“余剰分”を使い「空間に」“魔法陣”を、そして“文”を「描く/書く」……これが、青年の能力という事か?】

【文の内容はこうだ】
【「名を名乗れ。目的を言え。敵意があるなら“塵に帰れ”」】
【明らかにそちらへと向けられた文章……これを単なる「脅し」と取るか「警告」と取るかは自由だ】
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 23:19:17.30 ID:eMQJOhEw0
>>349

……ふん。貴様の面接を担当したのはヴュネルドだったか。
何があったのかは詳しく知らんが……ヤツは自分の『眼』を妙に大事にしている。
確か……不治の病に侵され、視力が弱っていたのを、暴帝ポポルに救ってもらったのだったか……
ヤツが常にサングラスをかけているのは、その後遺症で光に弱いからだそうだ。
そんなヤツに、そんな挑発をかましておいて……よく認められたな、貴様……

【と、思ってもいないところで明かされる、面接の日のヴュネルドの不思議な言葉の真実】
【「己の目はポポル様から貰った」という言葉は、そういうことだったのだろう】

とはいえ、ヤツも武人だ。ちゃんとその奥の本質を見抜いていたといったところか……
そして……結光に……――だと?……

――――――――。

……いや、まァ良い。それは、今は……構わん……

【――と。カーネルは、一瞬眉を顰めたが――ライトウェルの方に、向き直って】
【その名乗りを、うざやかな立ち姿を見届けると】

……そうか。ま、今は取るに足らぬ存在ということだな

【あ、酷い】

ウェル子よ。貴様が信頼しているのなら良いが、あまりその端末は他のヤツに預けないことだ。
悪用されれば面倒なことになるからな……その場合、貴様もついでにオレは始末せねばならん。
それはそれとして……ウェル子よ。ひとつ訊ねておきたい、言っておきたいことがある。


貴様、風の国にある『ルクシャトリス』という街を知っているか?

【その後ライトウェルをガンスルーしたまま、カーネルはウェル子に訊ねるだろう】
【『ルクシャトリス』……ウェル子が地理に詳しいなら、風の国東部にある遺跡街だと分かるはずだ】
【遺跡目当ての観光客、研究者を対象に街興しを推進しており、そこそこのにぎやかさはある】

【……貴方は、ウェル子がそのルクシャトリスを知っている、或いは訪れたことがあるという設定にしても構わない】
【その場合、多少観光資源や風景、感想などをウェル子に述べさせれば、それが設定として反映されることも付け加えておこう】
【無論、そんな街は訪れたことがない、知らないということにするのも自由だ――】
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:19:46.65 ID:7Hnh+bPeo
>>354

……?
【女性が言ったことに目をキョトンとさせる少年】

そのときは…足を引っ張らないように頑張らせてもらいます。
【力強い声でそう答える少年。頼もしい…かもしれない】

ゾンビって…もしかして…?
【何か思い当たるらしいが、それ以上は口にはしない】

それではさようなら、
戦場で会わないことを祈ります。
『それでは、さようなら』
【そういって手を振る少年】

俺も頑張らなくちゃな……
【そういって街のほうへと出て行くだろう】

/おつかれさまでした!

362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 23:22:14.33 ID:XQwvn9eAO
>>356

……まぁ、止めはしないが程ほどにな
知り過ぎる事は、罪になりかねないからな

【あくまでも忠告、恐らく無視されるだろうが】
【しないよりはマシ、とでも考えたのか】

ナンバーズのNo15の事だ、どこまで解る?

【機関の何々だの、機関のどのどのでもなく】
【特定個人の情報、果たして持ち合わせているか……?】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 23:24:00.43 ID:iIyofkwv0
>>361
アナタの正義が一般的な悪にならないようにね…
【ポツリと言い去っていった】

/乙でしたー
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 23:25:48.05 ID:YhfS2kPDO
>>355
【しばらく何か思案した後】
「ゴールドホール本社に・・・父が・・・社長なの」
【ゴールドホール・・・レアメタルの発掘とテロで破壊された地域への復興支援で有名な企業の一つだ・・・・・・ここからそう遠くはない】
「後・・・いらないって言ってるけど」
【立ち上がりながら言葉を紡ぐ】
「カノッサ機関知ってるよね?・・・・私・・・追ってるの・・・そこの人達らしいの・・・・・・もうちょっと欲張った方がいいんじゃ・・・」
【本来、この場で言うべきではない】
【下手したらまたほったらかされてしまう】
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:26:19.29 ID:XK6LgbZgo
>>362

No.15ね……残念、情報は皆無
カノッサは、個人の情報の価値が低い。いつの間にか入れ替わってたり、死んでたり
そうなったとして、後任が前任と大きな能力差を持っている事は割と少ない

早い話が、誰が其処に居てもあんまり変わらないから
個人の情報は、意識して集めた事が無い、って訳
世界に名前を広める有名所だったら、たまーに調査してみるけどさ

【女性が望む情報は、見事に全く何一つ所持していない】
【それが、少年が直ぐに出した答えである】
【ヒントになる何物かすら無い為、思考時間も無に等しかったが】
【その分、進展も無い答えだった】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:29:03.88 ID:W5hx9K1vo
【路地裏】

はぁ…

ここまで世界が楽しくないと感じたのは初めてです
何がしたいのか、目的がわからないのは退屈なのですね…

【腰まで伸びた、しっかり手入れしているのが遠目でも伺える翡翠色のロングヘア】
【髪と同じく、翡翠色のくりくりとした瞳はすこし元気が無さそうに斜め下を向いて】
【真っ白なワンピースの上に、対照的な真っ黒なカーディガンを羽織った】
【そんな少女が路地裏をため息をつきながら歩いている】

…あ!猫さんだっ!

待って!待っててばっ!…うぅ…

【塀の上に乗っていた猫に手を触れようとした瞬間、感電したようにびくっと飛び上がると】
【そのまま塀の上を全速力で走り、逃げられてしまったようだ】

【彼女の周囲を包み込むようにとても濃いが、本当にただの変哲もない魔翌力が溢れていて】
【魔翌力を知覚できる体質ならこれ以上なくやや遠くからでも位置を感じ取れるだろう】
【───猫はそれに反応して逃げたのかもしれない】
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:31:08.88 ID:qi+XjyMEo
>>347

――ったくよー…

【そんな少女の反応に、再び困惑した表情を見せていた。】
【――どうやら、彼女のような相手は「苦手」のようである。】

…水の国中央都市部。その辺で機関員を探して来い。
要件を言えば、案内してくれるだろーから…な。

【周りを気にしてなのか、僅かに声を潜めて呟く。】
【其れと共に少女の様子を観察し、音との“関連”を調べようとしていた。】

―――――機械、音…。

【ぽつり。改めて事実を確認する為に自分に対して言ったのだが、この距離では彼女に聞こえてしまうだろう。】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:32:49.96 ID:iBwFt72ho
>>357
【守護役、という言葉が出てきてようやくポニーテールの少女に視線を向ける】
【流石にさっき向けられかけた鋭い気配は忘れていない――おそらく彼女のことなのだろうな、と心中で納得し】

出る杭は打たれる……なのかな?つまりは

【それから、会話を続けるために視線を戻し―――】

……振舞う自分を想像して少し気分が悪くなった

【いわゆる「他人に媚びる」とか、そういう振る舞いは自覚するほどに不得手だったようだ】

それはそうだろうけど、わざわざ自分たちの戦力を削ぐ真似をするというのは珍しいよ
んー…どんな状況で妥協を許さない、ということなのかな、彼は

最初から、というのも考えられなくはないけどね。見るからに野心家だと推測出来るし
でも既にすげ変わった後で考えても仕方ないかも

【悪と呼ばれるテロ組織の中にあってさらに裏切りという罪を重ねたカーネル―――その真意を読み取ることは容易ではなく】

私も会いたくはあるんだけどね、知り合いの知り合いから手紙を預かってるし
結局直接接触するしか無いんだろうね……

……拳で語り合うの?

【とりあえず目の前の女性はそんな言葉が不似合いなほどに華奢である】
【しかし知り合いの知り合いとは胡散臭さ抜群である。少女は気にしてないらしいが】

最初に言ったけど、普通の人だとここまで大真面目に話し合うのはなかなか出来ないからね
知識欲……と言われれば、そうかな。私が記憶無くしてるのも関係あるかも

【サラリと自分の出自に関する重要な事を口にしつつ――】

こちらも同じ程度には面白い話が出来たと思ってるし、感謝もするよ。どうも

【律儀に礼を返すことにした。会釈付きで】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:32:59.84 ID:YJse2yIJo
>>359

【対象の迅速な行動】
【それに青年はワザとらしく目を丸くして驚く】

おう、気付いたか・・・中々良い勘をしている

やはり運が無い。朝の占いはアテにならない・・・と、あんたも思うだろう?

【とは言うものの魔法陣を描く青年に対してではなく、自嘲的な口調で語り】
【敵意を剥き出しにその青年を見据えていて】

アルフレート、追い剥ぎ、最後のは「お断り」だ

把握したかな?

【馬鹿正直に自己紹介を交えつつ文に応える】
【刀を二振り】
【そのまま右肩へと担ぎなおして】
【約二十歩ほどの間合いを確かめるように、靴をトントン、と鳴らす】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:33:15.88 ID:c9ucAdTAO
>>364
解った、其処に向かう事にするから、道案内は宜しく。
私はその場所を知らないから、貴女にそれは任せる。

……かのっさ、きかん?

【何其れ、と言いたげな視線を送る】
【毎日のように事件を起こし、世界規模の影響を与え続ける組織】
【テレビでニュースを見れば嫌でも名前が目に入る其れを、この少女は知らなかった】

解らないけれど、個人じゃなくて組織に狙われている事は理解した。
じゃあ、条件を追加する。
後々私が困った事になった時に、貴女の会社に助けを求めるかもしれないから、厄介事と理解していてもそれを受け入れる事、それで良い?
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 23:33:21.67 ID:626CgBROo
>>360

「……イヤですねえ、わたくしが端末を悪用されるようなヘマをするはずがないじゃないですか――」

そうだそうだ! ウェル子、言ってやれ!

「そこの男は、わたくしのためなら潔く死ぬ男……」
「そう、だから、端末を預けて不祥事があった場合、潔く死んで下さいますからご安心を……」

――ゴフッ!! 我が全身全霊……敗れたり……ッ!!

【凄まじい毒がライトウェルにクリティカルヒット!】
【ライトウェルは、再び砂浜に仰向けでぶっ倒れた――】

「――『ルクシャトリス』……ですか……」

【ふーむ、とウェル子は自分の口元に右手人差し指を添える】
【そこだけ見れば、割と年相応のかわいげがあるのだが……】

「……ええ……さっぱり、記憶にございませんね――」

【――しばし考えた後、この返答】

バッカ、お前、ルキュシャトリ……ルクシャ、トリスって言ったら……
ちょっと前に稲を食い散らかし、魔力を吸い取る危ない「魔イナゴ」が大量発生して……

「噛みましね……っていうか、適当なこと仰らないで下さいよ……」

――あれ、違う街だったっけ……

【――と、倒れた変態ライトウェルが真偽の疑わしい情報を述べた】
【なお、今適当に考えたこの「魔イナゴ」を真実にするか、ライトウェルの戯れ言とするかは……】
【――お任せ……である】
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 23:34:13.74 ID:C6jgXCsSO
>>351

(あークソこのガキマジでイラつくーっ!)
(しかも言ってる事がいちいち正論だから更にムカつくーっ!!)

【かなりイライラしているが、まだ抑えている】

…ねぇキミぃ。人おちょくんのもいい加減にした方がいいよ?
アイツみたいになりてぇんなら別だけどねぇ…?

【口調は急に落ち着いたが、尋常でない雰囲気を振り撒きながら】
【外していた鉤手甲を装備する】
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 23:35:00.90 ID:XQwvn9eAO
>>365

そうか……いや、済まない、元々有るとは思って無かったからな
カノッサの、しかも個人の事だ、期待はしてないさ

【元々あればラッキー、程度の考えだ】

(やはり自分で探す方が手っ取り早いか……)
駄賃程度だが、貰っておいてくれ

【そう言って彼女は情報料をシートの上に置いた】
【値段としてはそれなりの食事一食分程度】
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 23:39:50.00 ID:X5cxrB2Y0
>>353

はい・・・・何とか・・・
【そう答えてはいるが】
【顔が歪んで、無理をしているようにしか見えない】

・・・・え・・・?
【護は視線を移す】
【まず、上空を飛んできた『グランバルバレイ』へ】
【そして―――】

この人が・・・
【降りてきた人影】


・・・シュバルツ=L=ヴェイス・・・ッ!!
【――この件の元凶である彼へと】
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 23:40:51.68 ID:zfXLcvYK0
>>366

(一応ここにもポスター貼っとくか…)
【そう言って路地裏を歩くのは茶色のテンガロンハットとウェスタンシャツ、藍色のジーンズに黒のウェスタンブーツのウェスタンな男】
【小脇に大量のチラシ?を挟んでいる】

【するとこんな危険な路地裏に少女がいるではないか】
(紳士たるもの女は守らなければ)

そこのお嬢さん、そんなところにいちゃいつ悪漢に襲われても仕方ないぜ?早く大通りに出たほうがいいぞ?

【20歳のそのウェスタンな男が少女に優しいイケメンボイスで話しかける】
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 23:41:22.34 ID:evnPW5Cm0
>>358

「…、御待ちをマスター。
 私は、貴方が一端距離を離すか、でなければ敵を転ばせる為に私を振り回すのかと――!」

【鉄槌の方が、少女よりも賢かった様だが――今さら、間に合わない】
【少女も、相手が僅かに距離を離してから、或いは極端に距離を詰めてから、一撃を見舞ってくると予測していたのだけど】
【攻撃に勢いが発生する前に、考えも付かなかったような体勢から、敵は動き出す】

……――ぃゃゃああああっっ!!

【鮮やか過ぎて――――まるで、夢を見ているかのようであった】
【耐え難い焦燥に苦しみながら回避を試みるも、出来た事と言えば、腕の切断を回避する程度】
【ぱっくりと上腕が裂け、血飛沫は宙に一本線を刻むかの如く】

「ぬッ、マスター、お気を確かに!」
……ぁぁっ、そんな事、判ってるわよ……!!

【ベンヌを左手に持ち替え、彼女は跳躍で後退し。声を荒ぶらせながらも、鋭利な視線を男に向け、気丈に振る舞う】
【然し、その動作と乱れた呼吸からも窺い知れる様に、受けたダメージは小さいとは言えない】

「危険ですぞ、此の侭では…。
 見るに、エネミーは我々を越える跳躍力を備えない筈。
 ……無力化するとは言ったものの、逃走はそう難しく無い事と当方は判断しました…。」

【そして冷静に状況を判断し、処理するのは、常にベンヌである】
【だが彼女は―――未だに、その忠言を聞く耳を持たなかった】

……るッさいわね、どうせ逃げるってことぐらいは判ってるわよ。
―――「ただ、ソレだけ」で終わりたくないから、一発キメてやろうって、さっきから言ってるんじゃないサ!

【地力が違うのなら――せめて、一撃】
【一しきり叫ぶと、彼女は激痛に喘ぐ代わりに、不敵な笑みで自らを励起して】
【1メートル半。その程度の間合いが開いた彼我の動きを、極限下で研ぎ澄まされた集中力で、じっと観察する】
【何時でも、叩き込めるように―――強く強く、ベンヌを握り緊め、幾分か腰を落した】
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:42:04.81 ID:XK6LgbZgo
>>373

この世界、知的生物が多すぎる
特定個人を調べるには、それこそ大組織の幹部格
もしくは、何らかの組織的行動で、中心になってる人間くらいだね
ま、支払われた代金は受け取るとして……

……さあ、此処で僕が口を閉じれば、この商談は終わり
僅かな金銭の移動が有っただけで、互いに利益はかなり薄く終わってしまう
どうだろう、時間に対しての利率が低すぎると僕は思うんだ

【支払われた代金を、コートのポケットにねじ込んで】
【再び、膝を抱えた姿勢に戻りつつ】

だから僕は、一般論を呟く

誰かを探している人間にも、色々居てね
その人に会いたい理由が、好意だったり悪意だったり
もしくは、仕事の内容として、事務的にだったりする
この中で、3番目は良いよね。何か有ったとしても、それをそのまま報告するだけで良い
報告する相手が居ないのなら自分の中で、「この仕事は終わった」と思うだけだ

じゃあ、残りの2つについて、どうだろう?
純粋に再開したいにせよ、悪意から危害を加えたいにせよ
探す人には、この可能性を提示しなければならない

ねえ、お姉さん。そのNo.15とか言うのがもし死んでたらさ
お姉さん、どうするつもりでいるの?

【商談が一つ終わり、その後の内容は只の戯れ】
【求められ望まれて口を動かしている訳ではなく、ただ自分の思うまま】
【何となくだが、疑問に思った事を訊ねてみた】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 23:45:02.75 ID:Nhfu0I5SO
>>369
【彼はあくまでも反応を見せない】
【繭を護るように立ち、まるで「機械」か何かのように……彼は冷静冷徹に魔法陣を「発展」させて行く】

【その間も、「無言」を貫く青年……“新橋”】
【代弁するのは、“文”だ。文字の配列・内容が乱れ……新たな文章を形作る】

【「アルフレート……と言ったか?」】
【「我が名は“新橋 常盤(シンバシ トキワ)”……職業は『執事』だ。“斬姫お嬢様”に手を出す物は許す事が出来ない」】

【宣戦布告……とも取れる、その文章が書かれるとほぼ同時】
【魔法陣が「光る」……放たれるのは、火炎の息吹。アルフレートに向けて……正しくは、アルフレートを中心に、半径1m程を焼き払う火炎弾だ】
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 23:45:43.94 ID:zkgmAQ8Oo
>>372

やだなぁ、ボクは表通りまで逃げ切れば大丈夫なんですよ?
……貴方の名前、かなり珍しいですよね?
逃げきってから警察に連絡したら、どうなりますかねえ。

それにおちょくってなんか無いですよ。"事実"を言ってるだけじゃないですか。

【この期に及んで挑発する】
【ただ笑顔が消えた辺り、余裕というわけではなさそう】

【そしてこっそりと右手を握りしめる───】
【相手が苛立って攻撃してきたところを、カウンターで迎え撃つ狙いだろう】
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 23:46:15.34 ID:jPKVNmySO
>>348

そりゃまたテンプレートな……じゃあ似たような病気ってコトにして、と。
――……あぁ、勿論。ああいう手合いは、斬ってもあんまり愉しくないだろうし……。

そういうのをよく餌にしてるような奴なら、外れてる≠謔ネ?

【言いながらもう片方の手を柄に添えれば、直ぐさま放して「冗談だよ」と薄く笑い】
【今現在という訳では無いものの覚えがあったのか、表情に僅かな苦味を混ぜて】

いやうん、本人が納得してるんなら仕方ないんじゃない、か。……なんて。
ほら、もしかしたら合うのかも知れないし、味覚って人それぞれだし――――。

【遂にはそれは、引き笑いに。朔夜は精一杯、この場に居ないメルフ導師のフォローに回るも】
【焼け石に水な感が否めない。愛とは時に恐ろしいものなのである――^q^】


……美味しい美味しい飴ちゃんですよー。何なら叩き込――あーんしてあげよっかなー?

【棒読みはそのまま、取り敢えず甘味預けときゃどうにかなる、な投げやり思想で】
【気恥ずかしさの所為か微妙に毒とか吐きつつも、ポケットから包みを取り出して。……おばちゃん?】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 23:46:36.99 ID:YhfS2kPDO
>>370
【名の通った会社の位置を知らないならまだしも、世界のカノッサ機関を知らない】
(まさか・・・異世界人?)
【一つの可能性が彼女の頭をよぎるが、今はそんなことは関係ない】
「う・・・うん分かった・・・」

【その時だ】

『おい居たぞ!!・・・早くこっちだ!』
【制服の少女の後方から男の声が】
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:49:37.68 ID:W5hx9K1vo
>>375

……。

…え、あっ!ご、ごめんなさい!

【耳にはいっていなかったのだろうか】
【ワンテンポどころかツーテンポ遅れて反応する】
【そこに人が居たというのもその時に気付いたようだ】

あの…ちょっとボーッとしてて…
話を聞いてなかったんですが、何か私にご用です?

【慌ててすごく申し訳なさそうな表情をしながら】
【やっぱり聞いてなかったのか首を傾げた】
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:50:25.01 ID:XXqqwrtno
>>368

「(――!……なな、なんでしょう……?)」

【急に視線を向けられた少女は、猫のようにビクンと小さく身体を反応させる】
【先程の動きといい、色々と精神的に未熟な点が多くあるようであった】

うむ、まあ杭の出方にもよるがの。
如何に飛び出した杭でも、振る舞いや弁舌に富んでおれば慕われるものじゃ。

妾がどうかというと……ふむ、そうじゃな、「のーこめんと」とさせて貰いたいところじゃがの。

【頬のあたりを何故かポリポリと掻きながらそんな言葉を口にする】
【実際のところこの織守という女性はどのような位置にいるのか、彼女自身にも分かり難いのだろう】

うむうむ、無理にするものではないからの。気にすることもないのじゃ。
お主のように知的な女子を好む者も多いしな、御主は御主のまま我が道を進むのも良いかもしれぬのぅ

【少女の言葉を聞いて、少し可笑しそうでそう告げる】

手紙?……それに、知り合いの知り合いとは最早それはただの他人じゃな。
その点はよいとして、手紙――か……。

【織守は、少女の手紙を預かったという発言を聞いて数秒の間顔を俯かせ思考に耽る】
【そして数秒後、再び顔を上げると】

経緯や文書の内容は、まあ聞くまい。
御主はその手紙を如何にしてカーネルの元に届けるつもりだったのじゃ?

今や世界に知られることとなったあ奴がそう簡単に世に顔を出すとも思えぬし
それ以外となると――そうじゃな、戦場となってしまうじゃろうからのぅ

【純粋な疑問が3割。7割は少女に対する「心配」だ】
【何せ相手が相手である。コネでもない限りはまともな状態で対峙することも難しい者だ】

ふむ?拳……か、拳で戦える身体に見えるかや?
妾は術師じゃよ。剣の一つも嗜んでおらんわけではないが、専門家から見れば児戯に等しかろう

【ネタにマジレス状態。律儀に反応を示してみせるが】
【そろそろ長くなってきたのでこの辺りの話題は閉められて行くだろう】

記憶喪失――か。妾にはその気持ちは察せられぬが、御主も大変なのじゃな。
ちと月並みな言葉じゃが、記憶が取り戻せるよう頑張ってくれなのじゃ。

【記憶喪失という一点に反応し、そんな台詞を彼女に向けて紡ぐ】
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 23:51:27.56 ID:eMQJOhEw0
>>371

……そうか、ならば本当に取るに足らぬ存在だな

【更にカーネルはライトウェルのその渾身のボケ倒しっぷりも完全スルーである】
【これが世界を変える紅き覇者の力というわけか――恐るべし、カーネル!】


【やがて、ウェル子の返答に――カーネルもまた、ふむ、と顎に手を当てて】

ほう、知らんか。まぁ、そこは然程重要ではないのだが……――む?
なんだ、貴様も少しは使えるではないか。よく知っているな。
とはいえ、『魔イナゴ』というのは愛称だ……正式名称は……何だったか?
……何とか・ローカスト……だったか……まァいい。
決して中の人が即興で設定に組み込んだものの、ネーミングが思いつかなかったというわけではない……

【と、なんか苦しいような言い訳を零しながら、カーネルはばさりとマントを翻し】

いいか、ウェル子よ。次にわれわれが戦いの舞台とする街は、そこだ。
いずれインフォメーションにも流しておく……下見に行くのも自由よ。

あの街は今、少し前の「魔イナゴ」の大量発生によって打撃を受けている。
高価な害虫対策を施してあった上流階級と、作物を全て食い荒らされた下流階級……
或いは魔力を奪われ体調を崩し……あらゆる予定がパァになる。
あの街は、今最も『世界のバランス』を。『天秤の不条理』を感じているはずだ……そこを狙う。

【なんということでしょう。ライトウェルの戯言は、華麗なる襲撃理由に組み込まれてしまった】
【しかも何やらそれっぽい感じになっている。正直ライトウェル様様であるが、カーネル自身はそんなことはない】

これに関して、何か質問はあるか?

【そして最後に、ウェル子にそう訊ねるだろう】
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:53:07.97 ID:c9ucAdTAO
>>381
……追っ手らしき人物の声がした、其処から叩いて追っ手を潰すか、逃げるか。
私一人なら後の憂いを断つ為に始末しに行くけれど……今は違うから、貴女に指示を求める。

後の安全を優先するか、今の安全を優先するか。
敵に関しては貴女の方が詳しいし、貴女の体力がどの位持つかも私は知らない、だから、貴女の指示に従う。

【まあ、どちらにせよ戦いは避けられない】
【左腕の包帯を解く準備をしながら、少女に指示を求める】
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 23:55:20.27 ID:zfXLcvYK0
>>382

(くっそテンポ合わないなぁ…)

えーと、ここら辺の路地裏は治安が悪いから危ないよ。って それだけ。

【そう言いながら路地裏の壁にあるポスターを貼る】
【なんか出鼻をくじかれたことのてれ隠しか】

【ちなみにそのポスターにはこう書いてある】

【「Justice」や「対機関連合」のように、「悪なら即殺す!!」というような輩がいる正義組織に、疑問を感じませんか?】
【私たち「blue justice/青義同盟」は、上記2つの正義組織とは違います!!】
【この組織の目的はできるだけ殺しを避け、悪を更生させることです。】
【この組織では更生の余地なし&危険人物と判断した場合のみ、殺しが認められます。】
【真の正義はここにあり 「blue justice/青義同盟」メンバー募集中!!】
【現在メンバーが足りずに活動できない状態にあります!!少しでも気になったら連絡を!!】 
【お電話はこちら、リーダー「マーシャル・T・ロウ」のtel ○○○−△△△−□□□まで!!】
【全員救えないなんて解ってるけど、それでもできるだけ1人でも多く救おうと頑張ってみないか?】
【俺のクソ甘い考えに賛同できる奴!!悪人善人関係なく救ってやろうという器のでかい奴!! 】
【そういう奴を俺らは求めている!!ポスターじーっと見てりゃあスカウトしにいっからヨロシク!!】
【メンバー大大大募集中!!RIPでもカノッサでも救ってやるからかかってこいや!! by マーシャル・T・ロウ】


387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/09(水) 23:55:38.18 ID:XwBtM8xAO
>>380

教会でも治せそうにないが、な。……連絡先、渡してたよな、俺?
餌に……あぁ、まぁな。ってか、お前が仮に一般人を斬ったとしても、それを勘付かれなきゃいいんだよ

【あんま、気分は良くないけど】
【そう付け加えながら、苦味を含む表情を浮かべた彼女にフォローを加えて】

……戦争、か

【あれなんかまずい自体に】
【第一次教会羊羹大戦が開幕しそうな雰囲気と共にそんなことを呟いたが、】
【まぁ冗談だろう。きっと。……そんなことで職権乱用するタイプではない、筈だ】

わぁい飴ちゃん……ってお前それ常備か?

【彼女の毒<飴ちゃん。いや、流石にそんなことはないがあまり毒が響いてないのは事実である】
【取り出された包みを受け取ろうと手を出しながら、不思議そうに尋ねて】
【……無類の甘味好きでも常備はないらしい】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 23:56:14.37 ID:XQwvn9eAO
>>377

言った所で、これ以上は出さないからな

【料金を置くためにしゃがみ込んだ態勢のまま彼の話を聞くことにした】

【この質問に答えようが答えまいが、彼女の自由】
【用件は済んだ、別に帰った所で付き合いの悪い人になるだけだ】

……どんな奴かも知らないが……
悪い奴か、良い奴かも知らない、まぁ多分前者だろうが……
死んだって、困らない奴だ、そう考えて誤魔化すよ

【No15、と言う手掛かりしか彼女は持っていない】
【何をしているかもどんな人間かも全く解らない】
【そんな人間が死んでも、大した事は思わない、と思う】
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/09(水) 23:59:45.84 ID:C6jgXCsSO
>>379

それを「おちょくる」って言うんだよ学生くん?よーく覚えておくんだよー?
ボコボコにされたくなけりゃ……

とっとと家帰って寝てろクソガキがぁーっ!!

【とうとうキレた】
【急に走り出し、その勢いのまま学生の右脇腹に左脚を叩き込もうとする】
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/09(水) 23:59:52.38 ID:7Fgbqc210
>>374

≪……す、すいやせん…………事が済んだら、すぐに、治療しますから……!≫

【未だに身を震わせながらも、そう答えるジェム】
【そんな返事を返すだけでも精いっぱいだった。無論、まだ緊張状態のため、隙を晒す事は出来ないと言う理由もあるにはあるのだが――――】

>首領…………すまねぇ。病院から逃げて来たのを、ここで水際作戦しようとしたんだが…………手古摺っちまった…………<
〔かねてからの指示通り、ロンリームーンライトを伏せておいたのですが…………〕
「構わん……途上からではあるが、成り行きは見させてもらった…………予想以上に敵の数が増えていたのが失敗だったな」

【ばつが悪そうに、シュバルツへと報告するリーナと長髪の男】
【それを無表情で、なんて事の無いように流すシュバルツ。まるで、この一時の失敗など、すぐにでも取り戻せるとでもいう様に】

「…………我々の再三の警告を無視し、お前たち『justice』は、私の行動に干渉し、敵対し続けてきた……故に、私はここに宣言しよう…………………………
――――――――――――――――――――我ら『暴蜂』は『justice』に宣戦布告する――――――――――――――――――――――――――――」

【堂々と、まるでそれが当然の事であるかのごとく、その表情にいかなる感情も現さず】
【シュバルツは、レイドとラベンダァイス、そして護へと宣言した】

「私を否むものを、私は許さん
――――――――お前たちを一人残らず、追放し、蹂躙し、破壊し、裁断し、虐殺し、追撃し、分解し――――――――そして、必殺する」

【事ここに至って、初めてシュバルツの目に、微かな怒りの様なものが光った】
【だが、それも一瞬の事。その言葉を言い終えると、シュバルツは再び、鉄面皮を取り戻した】

「――――『暴蜂』全員に告ぐ。これより我らは、『justice』破壊のための行動をとる
全員、私の命に従いその命を捨てよ。さしあたって…………お前たち、帰還するぞ」
〔><<<――――――――ハッ!!――――――――>>><〕

【シュバルツの言葉に従い、その場に居た全員が、シュバルツの周りに集う。何かの準備動作の様だ】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/09(水) 23:59:58.07 ID:2xHoKsZ/o
>>376

――――――

【距離を離されるも、それを追う事は無い】
【ぽたり…刃に付着した血が、地面を濡らして……すぐに蒸発し】

【さて、仕切り直しである】
【相手の武器は長柄…しかし体格差も有ってか、大して間合いの遠さに差は無いだろう】

【―――ぽたり】
【刀身から滴った血と共に。男の顔からも汗が滴り落ちる】
【熱さや暑さ……焦熱地獄の様なこの場所では、否応なしにも体力を削られて】
【中年には、少々それらは堪えるのだろう……】

【ザリッ――――】
【音を立てて、右足を一歩―――前に出した】
【同時に身体を時計回りに捻じって、刀は右手一本で。地面と水平になる様に構えている】

【何時でも来い、そう言いたげに……男の口元は、笑っていて】
【行けば、間違いなく横薙ぎの一撃を放つのだろう。霧で作ったモノでない刀は、間違いなく実在して】


【全て、スベテを曝け出している筈の男の構えだが――それは“自信”の表れだろう】
【この一撃で、少女を地面に沈めるという―――】


【さぁ、恐れずに―――踏み出せるか?】
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 00:00:39.75 ID:X0r+jRTHo
>>384

「あら……イナゴのお話、真実だったんですか……」

ああ、そうだったらしいぞ、褒め称えてくれ

「……スゴイデスネ」

わー、アリガトー

【※茶番です】

「……なるほど、次の任務のお達し……と言うわけでしたか――」
「ご安心を……そのルクシャトリスでも、わたくしの全身全霊をお見せいたしましょう……」

【――眼鏡の縁に触れ、押し上げる仕草】
【怪しく光るレンズの向こう側の深淵の瞳が、任務に対する真摯さを言外に語る】

「――それにしても、ですよ……」
「毎度毎度、身をなげうって貴方様に辿り着く予定の敵をキッチリ阻止してきてるわたくし……」

【質問は、と聞かれ、言葉を続けるウェル子――】

「……ボーナスとかで、おいしいケーキとか貰えたりしないのでしょうか?」

【――――が、別にルクシャトリスに関する質問ではなかった…………】
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:01:02.41 ID:VLxVS1W4o
>>378

【展開されていく魔方陣にローブの青年、アルフレートと名乗ったその青年はほとんど見向きもせず】
【仰々しく会釈をしてみせる】

ご丁寧にどうも

あと、許してもらおうなんて思ってたら、俺はここにはいないかもしれない、なぁ?

【そうしている間にも放たれる火炎弾に対し】
【ローブを盾にするように左手で右半身の布を左半身まで広げ、火炎弾を受け止めようとする】
【無論、衝撃を受けきれたとして炎上することには変わりなかったのだが】



だから、身包み置いて行きな――或いは

お前らの持ち金だけで我慢してやらんことも無いけど

【と火達磨になる青年は憮然と語る】
【・・・熱さは感じているのだろうか?】
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:03:05.64 ID:xrJykTuHo
>>388

困らない、そう言った
だけどね、それは違うと思うんだよ、お姉さんには

僕の商売を知って、質問は一つ
それが終われば、直ぐに立ち去ろうとする
この間に、貴女は殆ど躊躇を見せていない

もし、それが死んでると明確に呈示されていたら
お姉さん、僕に何かを要求は出来ないんじゃないかな
だって、もう知りたい事が無くなるんだから

いいや、それだけじゃあない
もう探す事に何の意味も無くなって、じゃあ自分は何をするかと
そう考えた時に、貴女は何かを一つ挙げられる?

何の為誰の為探してるかは知らないけれど、それが解決してしまった時
貴女は一体、何をして過ごして行く事になるのかな?


以上、独り言は終わり
そろそろ店じまい……移動して、もう少し治安の悪い所にでも行こうかな

【言いたい事を言い終えると、少年は両手でシートを押して体を浮かせ】
【両足をその下に割り込ませ、ぴょんと跳ねるように立ち上がる】
【敷いていたシートは大雑把に畳むと、近くのゴミ箱の横に置き(持ち帰ろうとはしない)】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 00:06:44.30 ID:qi22HTHDO
>>385
【彼女は必死に考える―――相手は確か三人・・・一人は途中で飽きたと言ってどこかに消えた・・・だから自分はここまで逃げれた・・・残りは2人・・・でもどちらも武装は得にしてなかった・・・なら能力者・・・なら逃げたほうが・・・】

「闘って・・・脚がこれじゃ・・走れないし・・・貴方が私を背負って逃げるなんて無謀だから・・・・・・それで、あなたが闘ってる間・・・私は何をしたら」

[ここだなっ!?]
『構えろ目撃者ごと消すぞ』
【2人が現れる・・・どちらも一般人の格好をしてるが・・・歩き方から素人ではないのはわかるかもしれない】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 00:07:32.93 ID:HXJtNPix0
>>392

ああ、頼むぞ。……そろそろ戦いにも佳境の気配が漂ってきた。
完全に雌雄を決する日も近いのかもしれん……
……覚悟と信念を抱き、いかなる敵にも臆するな。オレたちは、必ず理想郷を掴むのだ……

【玲瓏な月の下、紅が映える】
【ぐ、と白い手袋を嵌めた右手を握りこむカーネルからは、並々ならぬ決意が伺えるだろう】
【がしゃ、と。腰に挿した白い鞘が、揺れた】

【そして……――】

……ボーナス……そうか、ボーナスか……

【……予想外、か。カーネルは、何やら真剣に考え込んでしまったようで】

……それが士気の上昇に繋がるなら、アリかもしれないな……


……よし、ウェル子よ。貴様はケーキで良いのだな?
あとは……戒能のヤツには(`・ω・´)のぬいぐるみで良いか。
パニーには『これでどんな仮面も即ピカ!仮面専用洗剤』でも買ってやろう……他のヤツらは……

【な ん か 言 い 出 し た】
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:07:36.77 ID:2FulcpG0o
>>383
【ポニテ少女の方にはあまり気をかけず、女性の方との会話に意識を傾ける】

杭の出方、ね……私がそうだとしたら、おそらく真っ直ぐではないかな
あなたのほうが真上に伸びていそうではある。と思う

【右手を顔に撫でるように当てながらそんな事を考える】

じゃあそうする。いつも通りが一番気が楽だし

手紙を渡した知り合いは私が一番外に出てるから関係者に会える可能性が云々とか言ってた
もしもの時も私なら逃げるくらいには戦えるでしょう、とも。引き篭もりだから仕方ないね

ちなみに封筒入りだから中身は私も知らない。手紙爆弾では無いらしいけど
差出人は……「新波 垂雪」?知ってる?

【それは仕方ないのだろうか……?とりあえず少女も最低限戦う能力は有してるらしい】
【差出人は、まぁ確実に女性が知らない名だろう―――実はカーネルも知らない名前なのだがそれはさておき】

おおう、術師。魔法使いとかそんな感じなのかな。でも使わないに越したことは無いんだろうね

【ふぅ、と一息つき直して】

記憶を無くした自覚が薄いのかな、私も気持ちがどうと言われると意外と困るんだ
引き篭もりの知り合いも手伝ってくれてるし、頑張るよ

【そうは言ってもやはり考えるところはあるのだろう、一瞬の間だが、表情には確かな影が差していて―――】
【それからいつもの表情に戻ると、流石に長話で疲れたか、両手を真上にうーん、と伸ばして】
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:09:32.71 ID:w3WHcZB3o
>>386

心配してくれて、ありがとうございます

……でも、大丈夫ですよ
今の私には何の力も無いですが、この路地裏にはよく来ますので
ほとんど襲われたことも無いですよ?

それに、全員が全員危ない人でもないですよね?
例えば……あなたさんですとか

【襲われたことがあまり無いから大丈夫、あくまでも結果論ではあるが】
【首を振って自分は大丈夫だということを伝える】

……む

【そして返事を待つより先に貼られたポスターへと目を向ける】
【左上から右下へ、嘗めるようにじっくりと眺めて】
【以前の彼女なら二つ返事で加入していただろう】
【彼女の考え、信念とまったく一緒なのだから】

【しかし残念ながら、今の彼女にそんな勇気は無かった】
【柱でもあった考え、信念は砂上の楼閣に過ぎず】
【自分で自分を疑うまでに陥っているのだ】
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 00:12:09.45 ID:1CCTp+TJo
>>389

……え、家帰っていいんですか?
じゃあ、帰って通報しちゃおーっと。

【避ける素振りもなく、蹴りを受けるが】
【学生の身体──いや、学ランが鉄のように硬くなっていて、ダメージが通っていない】

(…………まっずいなー、どうしよ。)

【が、折角相手の攻撃を防御したのに、学生は何の動きも見せない】
【それは今発動した能力のデメリットの影響で、動けないからなのだが──】
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 00:13:02.41 ID:2FyrdAQAO
>>394

…………随分と、長い独り言で

【少し考えさせられる内容だった】
【もし、死んでいると言われれば、その後どうしたんだろうか】
【どうもしない?そんな訳あるか】

あんまり危ない事するなよ?
……持っていかないのか?それ

【そう言って畳んだシートを指差した】
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 00:14:12.35 ID:6bRAKhmSO
>>393
【新橋は、その様子を見て】
【「成る程、火はイマイチ効かないか」……とでも思ったのか。あるいは、何か別の目的があってか】

【“次の魔法陣”を……「頭上」に出現した“インクの塊”から形作る】
【先程よりも小規模な“それ”は、新橋の頭上に停滞し、発動はしない】

【そして再び変わる“文”】
【「お前に渡す金など、一銭も無い」】
【「が、何もやらんのも可哀相だから」】
【「くれてやる」】

【最後の一文が表示されるとほぼ同時……文達が……いや一文字一文字が独立して動き出し……総数6の「弾」を形作り】

【放たれた。狙いはアルフレート本人に三発。残り三発は空中に“停滞”】


【余談だが……アルフレートは「一銭」という通貨単位を聞いた事が無いかもしれない】
【何故ならば、それはこの世界の……第五世界の通貨単位では無いのだ】

【この青年……異世界人か】
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 00:15:21.55 ID:gunrNzbs0
>>398

…安心してる時に悪いやつは来るもんだぜ?
つーか危ない人がこんなポスター貼るかよ。このポスターじっと見てるようだけど嬢ちゃん興味あんのかい?

…あと今の私には力が無いってさぁ、昔は何か力があったってことだよな。

【男は丁寧にポスターをはりつけながらそのようなことを尋ねた】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:16:41.51 ID:n9oyT9hAO
>>395
誤魔化し程度で良いから、隠れていて。
それと、何かあったら――例えば、あの敵以外に別の敵が居て、その人に狙われていたりした事に気付いたら大声で私に助けを求めて。
最後に、あの二人を始末しに私は行くけれど、私と彼等の会話を真に受けないで。

じゃあ、少しだけ貴女の側を離れる。
何かあったら、叫んで、それじゃあ。

【ひらり、と、黒い長髪を風に揺らしながら、とことこと慌てず騒がず、かつ、脚を早めながら二人の男に近寄っていく】


あ、あのっ、お兄さん達!
あの人が怪我していて、大変なんですっ!看てあげられませんかっ!?
私じゃ、あんな怪我の手当ての仕方が解らなくてっ……。

【そして、少女の口から男達に向けて吐き出された言葉は『無関係で良心的な少女』を装った、困惑した、可愛らしい声】
【先までの淡泊かつ利己的な少女を見ていれば、媚びたようにしか見えない――事実そうなのであろう声だ】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 00:18:37.02 ID:RhjIaGYuo
>>367

あぅ、う……

【彼女は彼女で、そんな彼の言動に対してますます身を縮こませるばかり】
【どうやって言葉を返せば。どんな反応を返せば】
【それが分からないこともあるのだろう】
【しゅん、と俯いて】
【少女はもう一度だけ、「申し訳ございません」と。弱弱しく呟いた】

……、、水の国、の……中央。。
は、はいっ……あの、ありが、と────

────、、………、

【その後、彼の助言を聞いてぱっと顔を上げ】
【嬉しかったのだろうか。はにかんだような笑みを、ふわりと浮かべる少女であったが】
【「────機械、音」】
【彼のその言葉で。少女の表情がはっとしたものとなる】
【心当たりは、あるのだろう】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 00:19:55.89 ID:X0r+jRTHo
>>396

「わたくしが、たかだか正義のヒーロー気取りのひよっこ能力者に臆するとでも……?」
「そんなはずがございません――」

「いきなりグレミュール・ポポル様を殺した貴方様のように、」
「わたくし以外の全≪R.I.P.≫所属者が反旗を翻し、突如敵として現れようと……」
「……わたくしを、怯ませることなど出来はしない――」

「この憎き世界を審判するのは……『絶望の水先案内人』――そう、わたくしです――」

【また、潮風が吹き抜ける】
【ウェル子は、水兵帽を優しく右手で押さえ込み、カーネルを見据えた】

【得体の知れぬ、しかしながら真っ直ぐな蒼の瞳――】
【並々ならぬ決意、というのは、ウェル子も同じであった】


「ただのケーキでは駄目です、チョコレートケーキです」
「適度にほろ苦い、ビターなチョコレートでなければ許しません」

【……この言葉は、間違いなく「真剣」そのものであったとか――】

「ええ、せっかくですから、ボーナスを支給すると士気は鰻登りかと……」
「それに、この辺でユーモアのわかる総帥という面も見せておかないと、」
「飽きられてしまいかねませんからね、主にわたくしなどに」

……俺には? ねえ、俺には!?

「…………やはり、コーヒーにあうのはチョコレートですよねえ…………」

【ライトウェルは犠牲になったのだ……】
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:20:14.17 ID:2G1Mv/S2o
>>397

ふむ……悪いが知らぬ名じゃな。
取り敢えずじゃ、くれぐれも無理はするでないぞ?
本人に会えずとも、手紙だけならば関係しておる誰でも渡せるわけじゃしな。
お主には出来る限り安全な手段を選んで欲しいものじゃよ

【知り合った手前か、彼女の身を案じるような言葉を告げる】
【その一方で関係しているであろう織守が渡す役を考えようともしないのは――立場上の問題であろう】

ふぅむ……記憶の問題は妾の力になれぬ範囲じゃからな。応援することしか出来んのじゃ
しかしまあ、急いては事を仕損じるともいう。
御主もまだまだ若いのじゃし、ゆっくりと一歩一歩探していくとよいのじゃ。

【そこまで告げると、織守はベンチからゆっくりと立ち上がる】

さて、随分と長く話し込んでしまったな……。そろそろ日付も変わった頃か。
では最後にお互いの名を確かめ合って、今宵の世間話を締めくくるとしようかの?

【くるりと身体を反転し、正面から少女の顔を見据えるようにしながら】
【織守は口を開いていき】

妾の名は貴宝院織守(きほういん おりがみ)
そうじゃな、所謂正義の味方という職についておる身じゃ。

……御主の名も、聞かせてもらってもよいかの?

【貴宝院織守――Justiceリーダーは、何の気なしに自身の名を口にし】
【幼げな顔に凛とした空気を微かに滲ませながら、彼女の名を問うた】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:21:09.99 ID:xrJykTuHo
>>400

脇目も振らず、一つの事に打ち込む
そういう人間はとても強い、その事だけにはね
だけど、打ち込む何かが無くなった時、その人は空っぽになる

その隙間を埋める方法は?或いは暴食或いはお酒、ギャンブルに手を出す人も居る
もしくは、夜の街に繰り出して、客待ちの誰かに声を掛ける
……何も代わりが見つからなければ、空っぽのままで何時かはぺしゃん

そうなる前に、別な溺れられる何かを見つけるのが普通の人
だけどね……お姉さん、そういう臭いが薄いんだよ
新しい何かを見つけるのに、苦労しそうな臭いはするけれど

【「どうせ安物だし」 回収しない理由は、深くは無い】
【置いておけば、何処かの宿無しが、寒さから逃れる為に拾うだろうし】
【そうならなかったとしても、特に損という感覚も無く】


お金さえ有れば、溺れる方法は幾らでも教えてあげられる
極上の美酒、神経も焼き切れるような賭博、目も眩む美男美女に、麻薬より強い快楽の毒

もし『空っぽ』になっちゃったら、その時は。ね?

【少年は、路地裏の方へと歩き始める】
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 00:22:01.42 ID:RhjIaGYuo
>>404
/追記
/ただいま戻りました
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 00:24:41.88 ID:qi22HTHDO
>>403
「う・・・うん」
【返事をするとゆっくりと、男たちの顔を見ないように物影に近づいていく】

『・・・救急車はよんだか?』
【一人が問い、もう一人は制服の少女を注視しながらじりじりと近寄ろうとする】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:25:38.53 ID:w3WHcZB3o
>>402

油断大敵ってやつですね!
…少なくとも今は大丈夫なのではないのでしょうか?
全力で走れば、大通りまでは逃げきれそうな場所ですし

すばしっこさには少しだけ自信があるのですよ!

【あくまでも大丈夫だ、と言い張るようです】
【とはいえ確かに大通りからそう遠くはない位置ではあるが】

───少しだけですけどね
私の考えに共通するところがあったので

あなたさんがこの、マーシャルさん、とやらですか?

【ポスターから目を話して、今度はそちらに視線を向ける】

…はい、そうですね
とっても大切なモノだったのですが、ね

【どうにもならないことを諦めているようにふっと指に息を吹きかけ】
【何度か目をぱちぱちさせて淡々と答える】
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 00:25:46.08 ID:HXJtNPix0
>>405

……頼もしい言葉だ。
いいだろう……『期待』してやるぞ、ウェル子。

【カーネルは、にやりと唇に笑みを浮かべ――そう返した】
【蒼と紅が交錯し、夜に溶ける――互いの決意を認識した、といったところか】


【しかしどうやら、カーネルのココロは最早ボーナスの方に傾倒しているらしく……】

ふむ……いいだろう。そうだなァ、貴様らは何時もよくやってくれている……
よし決断しよう。ノクトクルセイド所属メンバー全員にボーナスを支給してくれるッ!

ウェル子よ、貴様は特に貢献度が高い。チョコケーキの他に欲しいものはあるか?
実現可能な範囲ならば取り揃えてやる……新総帥は太っ腹なのだ

【ライトウェルェ……】
【※ここでもライトウェルガンスルー】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:25:50.63 ID:XGAPhOy6o
>>404

――…ああ、悪い。“詮索”しちまった――か。

【溜め息を、一つ。】

“聞く必要が無い話は”、聞かねえ。俺にも、話せない事なんて幾らでもあるしな。

――それじゃ、俺は、此処で。
とっとと出た方が、賢明だからな――

【突如一方的に別れを告げると、路地裏を抜けて姿を消す。】
【少女の“機械音”は関係無いのだろうが、あまりにも突然だった。】

【彼にとって、これ以上の交流は“必要無い”。そう考えての事だった。】

【余談ではあるが、「緋天 颯護」という彼の名前は、聞かれていても答えなかった事である。】
//基地外、離脱させます。お疲れ様でしたです。
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 00:27:04.86 ID:pieBwHEK0
>>391

【少女は、熱に対しては男と比べて強い耐性を備えるらしい】
【それは一般的な常識では考え辛い事なのだが――この場では、ひとまず置いておく】

「…マスター、聞き入れて頂けるとは、思ってなど居りませんがな。
 今であれば、最大限の跳躍を以て戦域を離脱する事も、十分に可能な筈ですぞ。」

駄目モトでも伝えてみたいと思うのは良いこと、だよね。
だけど、予想通り。アタシは未だ、そんな道は選びたく無いんだ。

「……私が御両親から受領した使命は、飽くまでも懐疑の眼で、マスターとこの世の事象を見据える事に繋がります。
 それを嫌うなら―――この世界で言うも難でありましょうが、「海部」の首たるに相応しい力を会得せよ、と。」

……そうは言っておきながら、アタシを箱入り娘みたいに育てたあいつらは、わけがわからないよ。
でも、だからこそ―――力量を見せるチャンスは、逃しちゃいけないんでしょ!

【会話を閉ざし、数瞬瞑目して―――少女は、ベンヌを横に寝かせて構える】
【鎚頭は左側へと向けられ、振り抜こうと思えば、その刹那に放てる、そんな状態で】
【彼女は、自らにかかる重力を低減=@いっそう軽量化された身体を、全力で駆けさせ、迫る】
【その動きを示すのは、車輪の轍の如く敷かれた、いくつもの血痕】

…泣きの一回!
あやね=\――ロケッティア≠氓氓チ!!!

【またも、ベンヌのブースターに、炎の赫が灯り滾った】
【外側を向いた鎚頭が変じたそれから、噴射。爆ぜる様な勢いと熱気を伴って、ハンマーは急激に加速し】
【攻撃の間合いにまで踏み込んだ史音の身体を、時計回りに回転させながら、男のどてっ腹に撃ち込まれるだろう】
【――――こんな思想を持つ少女に、突撃を恐れる心も、ここで弱みを見せる虞も、有りはしない】

/電話があって遅れました、ゴメンナサイ…。
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 00:27:35.92 ID:KogiLxzSO
>>399

(…効いてねぇ?)

【激昂して放った一撃】
【それが全く効いていない】

…面白ぇじゃねえか。
だったらコイツはどうだッ!!

【左脚を下ろし、右腕でラリアットのように手甲をこめかみのあたりに叩きつけようとする】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:28:22.52 ID:VLxVS1W4o
>>401

優しいな。哀れんでくれるとは、ね

まぁ、そんな事より俺の痛みを心配してくれよな
結構熱いんだ・・・その方が普通だろ?

【語る青年のローブは尚燃え続けて】
【彼の受ける熱量は計り知れないほど高いことだろう】

【普通を執事の彼に要求する青年は、自分のことを棚に上げたように言い、それに伴い普通でもないらしく】

ま、どうでもいいけど

【と、自分の言葉を否定して】
【右手の刀をこの上なく大きく振り上げる】
【地面を穿ち、砂埃を巻き上げて、新橋と名乗る青年の視界を奪おうとしつつ】
【刀を振り切る過程で、三発の弾丸を砂埃に紛らせるように青年へ弾き返そうとする】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 00:29:53.50 ID:2FyrdAQAO
>>407

【自分の抱えた問題を全部終わらせて、それから?】
【それから、なんて考えた事が無かった】
【問題を終わらせて、それでおしまい】
【その後は、何が残るんだ?何か残るのか?】

お前は、あるのか?

【そう言う物、溺れられる物】
【路地裏へ行こうとする後ろ姿を引き止める様に彼女は言った】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 00:30:03.04 ID:W/kHhXBSO
>>387

桃缶買って来てくれたら治るかもー、なんて……ん。確か、名刺を受け取った記憶がある。
……完全犯罪など世の中には存在しない≠チて……そういうコトか、つまりは。

【風邪に罹った子供みたいな事を宣いつつ、暫し記憶の糸を手繰って】
【問いに答えると、皮肉めいた呟きを漏らす。露呈しない犯行は、そも犯罪とすら=\―】

【こく、と。なんとも曖昧に一つ頷けば、ばつが悪そうに】
【それでも、その前よりかは幾分ましな表情を浮かべた】


ああ、――――――――――って、え。……えっ?


【だがしかし、それも長続きはしない。朔夜絶句。そりゃもう見事なまでに。】
【まさかこの小さな火種が、やがて世界を震撼させる大火となろうとは――(嘘です)】

【そうだ、冗談であって欲しい。割と真剣に、彼女は内心そんな事を願っていた】

ほーらお食べー……此処が何処だと思ってるんだ、ミール。ゲームセンター≠セぞ?

【棒読みと共に、手ではなく頬っぺたを差し出した飴玉の包みでぐりぐりしようとして】
【尋ねられると、素に戻りつつそんな返答。因みに、動作は絶賛実行中】
【ほら、駄菓子的物体をぐいーんって落とすUFOキャッチャーの親戚みたいなあれですあれ】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:30:52.04 ID:2FulcpG0o
>>406
先方からも「自分の安全を優先するように」とか言われてるから大丈夫
私は進んでクライシスエリアに突っ込む趣味ではない、よ?

【自分で言ったことに首をかしげた少女……本当に大丈夫かなぁこいつ】

そうだね、無理はせずに頑張ってみるよ
……記憶が無いことで困ったことが無いからか、我ながら焦りが無い

【女性が立ち上がったのに合わせるように、こちらも席を立つ】

そうだね、さっき話した「炉利魂」な人たちが漂っているかもしれない

【不審者が漂ってるかはさておき、こちらからも女性のほうを見据え―――】

うん、私は穂躑躅輝夜(みつつじ かぐや)
職業は………ニート?

【おいこら】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:33:11.85 ID:n9oyT9hAO
>>409

ま、まだなんです。
呼ぼうと思ったんですけど、裏路地が複雑な所為で詳しい場所を伝えられない事に気付いて……!

【動揺し、困惑する、演技を行い続ける少女】
【それは、まだ続く】

あとっ、あの子は誰かに襲われたらしくて、だから、今は彼処の影に隠れていて貰っているんですっ。

【ほら、見て下さい、と】
【自分に近い男に、制服の少女の隠れている場所を伝える】
【そして、もし男がその場所に意識を集中させてしまったのなら】

【演技を止めた少女の右手が、貫手を心臓を貫き穿つように、槍の名手が放つ一撃のように放たれるだろう】
【術式により腕力を爆発的に増加させた状態から放たれるそれを喰らってしまえば、人の肉など簡単に貫かれ、命を落とす事になるのは明らかだ】
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 00:34:29.03 ID:X0r+jRTHo
>>411

「わー……流石新総帥――」

深層水が何だって? 海だから、海ネタってこと?

【わざとらしい……というか言葉は喜んでいても表情に変化がないウェル子と、】
【もう反応すらして貰えなくなった悲劇のライトウェル――】

「そうですね……では、せっかくですので、コーヒー豆も取り寄せていただきましょうか……」
「わたくし、こう見えても黒い黒い、ブラックなコーヒーが大好きでして……」
「産地はお任せしますが……頂くからには質の高い奴をお願いいたしますよ――」

【――と、ウェル子は注文して、】

「高品質なケーキとコーヒー――これだけ頂ければ文句はございません……」
「≪R.I.P.≫の新総帥カーネル隊長閣下様はいい人らしいですよ、と噂を流してもいいかなという気分になる程度には満足です……」

【うんうんと、一人うなずき、自己完結していた】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 00:34:47.62 ID:RhjIaGYuo
>>412

い、いえ……、別に話せないようなこと、で、は──、
────、ふ、ぇ……?

【自身の機械音は、別に。隠し立てするような事ではない】
【故に。彼女としては、そのことを問われれば正直に話すつもりでいて】
【それなのに告げられた、一方的な言葉は】
【彼女を唖然とさせるには、十分過ぎた】

……、、あぅ。。

【結局少女は】
【別れの言葉も。自身の名前も、告げる事が出来ず】
【颯然と去って行った彼の姿を、見届けることしか出来なかった】

/お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 00:34:52.81 ID:gunrNzbs0
>>410

【あなたがマーシャルかと言われたので】

ん。俺が「blue justice/青義同盟」リーダー、マーシャル・T・ロウだ。
共通してるなら是非入ってくれないか?今人数不足なんだ。
力なんていらねぇんだ。ただ、悪人善人関係なく救ってやろうという「思い」さえあればいい。
その思いが入団条件なんだ。

力なんて、無くても十分なんだよ。

【自己紹介とともに勧誘もしてみる】
【彼は本気で力などオマケだということを語る】
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:37:13.29 ID:xrJykTuHo
>>416

……僕?

そうだね、僕には現時点で、大きな問題は無い
だけど、一生を賭すにたる何かと言うのなら……


……―――誰かを、溺れさせる事


【とーん、と一跳び、少年の姿は路地裏に消える】
【飛び跳ねているのだろう、音の遠ざかる速度は中々のもので】
【かん、かんと反響の続く中、たった一つ混ざる異音は】

【くす、くす、くすり、と笑い声。】


/お疲れさまでしたー
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 00:37:29.50 ID:1CCTp+TJo
>>414

……───っ……ぅ

【避ける素振りも見せず、ラリアットのような攻撃が直撃】
【こめかみから血が流れるものの】
【小柄な身体にも関わらず、体勢が全く崩れず持ちこたえる】
【種明かしすると、能力によって硬化した学ランが硬くて重くなっているからだ】
【その所為で体制が崩れない代わりに、回避することも出来なかったのだが】

…………痛い、でしょ!

【カウンター気味に、男の右頬を狙って左ストレートを放つ】
【グローブが鉄のように硬化されており、】
【もし攻撃にあたったならば、鉄塊に殴られたような感触がするだろう】
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:38:18.57 ID:2G1Mv/S2o
>>418

う〜〜む……ならばよいがの。
本当に無理だけはするでないぞ?
妾としても知り合いの身に何か在れば夢見も悪いしのぅ

【彼女の仕草に一沫の不安を感じずにはいられなかったようで】
【少し唸るような声を出したが、取り敢えずこの場は納得しておいたようだ】

輝夜か。ふむ、名から察するに同郷の者かの?
……まあそれはよいか。お主自身のことを聞くのは次に会うた時の楽しみとさせてもらうのじゃ

【彼女の名を頭に刻むと、織守は踵を返し手でポニーテールの少女に合図を送る】
【少女はその合図に応えて俊敏な動作で織守の横に従った】

ではな、輝夜
次に会う時までに手に職はつけておくことを勧めるのじゃー

【そして最後に別れの言葉を輝夜に向け言うと】
【最後まで余計なお世話な忠告を吐きながら、公園を歩み去っていった】

/では、お疲れさまでしたー
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 00:40:09.59 ID:6bRAKhmSO
>>415
【残弾、三。魔法陣、一つ】
【その内弾「二つ」を“用いて”彼は新たな“文”を、空間に刻む】

【「どういうタネかは分からないが」】
【「熱いのは熱いのか……いやそれすらも嘘か?」】

【先程よりインクが少ない為か、やや細い文字。この文が表示されてから数秒後……更に文が変化する】

【「確かめようは無いか……いや」】
【「確かめる気も無いが」】

【文を“描く”最中……砂埃と共に自分へと迫る三発の「弾」に気付いたか】
【その内二発を「消す」事に成功するが……一発は新橋の「右肩」を撃ち抜いた】

【それにより新橋は後ろに一歩下がり……また、一瞬だけ文が“乱れ”るが】
【あくまでも「表情は変えない」「声すら上げない」】

【弾が新橋の肩を撃ち抜いたとほぼ同時……魔法陣が光り、放たれる“氷の槍”】
【更に残弾……つまり現在弾の形を保つそれの一発が、追加で放たれた】

【氷の槍の魔法陣は消える……放たれた攻撃の狙いはそれぞれ、「氷の槍→腹」「インク弾→眉間」】
【威力は確かだが、軌道は直線。回避はたやすい。また、「弾」は命中しなかった場合は即座に“消滅”する】
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 00:41:02.28 ID:2FyrdAQAO
>>423

……悪趣味だな

【彼女の頭の中は、先ほどからそれからの事で一杯だった】
【考えても答えはやっぱり出てこない】

それから……

【そう小さく呟いて、彼女は帰路についた】


/ お疲れ様でしたー
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/10(木) 00:41:12.79 ID:PwdyHagAO
>>417

アレってか、果物の缶詰系はたまにだが、無償に食べたくなるよな……
いいんだよ、知らなければ。逆に言えば、知れば――終わりだけどさ

【知りたくない訳ではないが、自分一人の眼が届く範囲は限られていて】
【全ての一般人を守ることなど出来ないが、それでも、知れる範囲内でなら何かしないと気が済まない】

【罰の悪そうな朔夜に、気にするなとでも言いたそうに視線を緩く綻ばせて】

――うん、まぁ、冗談だからな

【彼女の心を読んだような発言をするが、その瞳は一個も笑ってない】
【……羊羹、美味しいよね】

はっはっはっ、其処に口はないぞー?
……いや、おにーさんあんまこういうとこ来たことなくてさ。アレか?

【妙に達観した様子で手を振りながら「ここに飴を寄越せ」と暗に伝えつつ】
【視線をいくつかのゲーム機器に滑らせて、発見したクレーンゲームの親戚さんを指し示して尋ねたり】
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 00:43:43.89 ID:HXJtNPix0
>>420

コーヒー豆と……チョコケーキだな。いいだろう。
明日には取り寄せておいてやる。せいぜい有難く思えッ!
これで我々≪R.I.P.≫の士気は著しくアップだな……ククク……クハァーーッハッハッハッハッハ!!

【ばさぁ、とマントを翻し、何やら上機嫌になっておられる】
【彼もまた、暴帝ポポルに対してクーデターを起こしてからは息が詰まっていたのか】
【案外、ウェル子が提案した「ボーナス支給」は、良い影響を齎してくれたのかもしれない】

では、ウェル子よ……ルクシャトリスへの出撃は土曜日だ……
しかと準備しておけ……では、オレはもう本部へ戻る。
こうしてはいられない……急いで貴様等へのボーナスを手配しなければならんからな……

ああ……いいぞ……実に良い方向へ好転しているッ!
必ずや――世界を……あるべき姿にッ!――≪ノクト・アルカディア≫を、我等にッ!!

そして――待っていろ、ボーナスをッッ!!

ククククク……

クハァーーーーーーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハァァーーーー!!


【カーネルさんがログアウトしました】

【……と、高笑いと共に彼は本部へ転送されたわけだが】
【これでいいのだろうか≪R.I.P.≫。これでいいんだ≪R.I.P.≫】
【さぁ、決戦は近い――ッ!】

/なんか最後がよくわからないノリになってますがお疲れ様でした!ありがとうございましたー!
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 00:46:51.73 ID:oGEMvTgP0
>>390

宣戦布告・・・ですか
【この時護にあったのは】
【敵を前にした恐怖でも】
【皆を巻き込んだ申し訳なさでもなかった】

・・・・ちょうど良かった・・

此方も、justiceもここに宣戦布告します。
貴方達は少し、沢山の人を巻き込みすぎですよ。
だから、僕達は貴方達の事を、「危害ある悪」と判断してここに宣戦布告します。

―――だから、かかってくればいい。
「悪」の相手は「正義」がしてあげますよ。
潰します。徹底的に叩き潰します。
【明確な敵意――】
【今度の宣戦布告は護個人としての物ではなく】
【正義組織として、彼らを潰すとそう宣言した】


431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:48:16.50 ID:2FulcpG0o
>>425
無理かどうかはやって見るまでわからない……!
というのは冗談だけど、わかってる。自分の能力はわかってるつもり

【忠告じみた織守の発言に頷き、了承の意を示す】
【……淡々とした態度を崩さないので、表面上分かりにくいのが非常にアレであるが】

……それなら、話せる程度にでも記憶が戻っているように頑張ってみるよ

【不意に、ふっ、と穏やかな、或いは優しげな表情を浮かべ――】

それじゃあまたね、織守
仕事はゆっくり探すことにするよー

【別れの言葉に手を振り返し、公園を去る織守を見送った】

/こちらこそお疲れ様でしたー!
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:48:28.36 ID:w3WHcZB3o
>>422

…せっかくですが、ごめんなさい

今はちょっと気持ちが不安定で…
自分の考えに疑問が浮かんでいて…

色々と、どうしようもなくて…うぅ

【視線を下に下ろして俯いて苦しそうに返答をする】
【その表情は覗いてみれば、とても暗くて】

ずっと…ずっと信じてきた考え方が不安定になると
それまでしてきたことがなんだったのかわからなくなったのです

───だから、今は入る勇気が湧いてきません
本当に申し訳ないです、マーシャルさん
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 00:48:39.94 ID:qi22HTHDO
>>419
【男達は少女の言ってることを一つも信じてない】
【救急車の問いかけは特に意味はない・・・こちらも信用させて彼女が演技してるかしてないか関係なく殺そうとした】
【故に信用はしなかったが油断はした】

[しまっ!?]
【とっさにじりじりと近寄ろうとしていた方は避けようとするが右肩を抉られる】

『逃げろっ!その腕じゃ戦えない!』
[く・・・すまない・・・すぐに応援を呼ぶ]
【一人は早々と戦線離脱】
【しかし応援を呼ばれれば勝率は下がり、より短い時間で相手を倒さなければならない】
【事態が好転したとは言いきれない】

【残った片方がもう一人が逃げる時間を稼ぐためか突進してくる】
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 00:49:02.26 ID:5Mqh4WrEo
>>413

――――我流

【少女が迫る最中、最後の一瞬。このひと時】
【“異常”であった男の“理性”が戻った】

【戦う為に練磨した、この業】
【異常な儘では使えぬこの業】

【今、この時――――応える為だけに、使おう】
【一瞬の夢だとしても、応える価値が有る少女の為だけに使おう】


【少女が男の間合いの“外側”に来た少女へ向けて、刀を予想通り横薙ぎに振るった】
【“速すぎる”と思われた太刀が――――――】

―――――伸の太刀

【“伸びた”文字通り、間合いが“伸びた”のだ】
【能力と言う訳でも、卑怯と言う訳でも無い】
【神速とも言える一撃の最中、男は刀を反転。柄を握った手を、鍔元かた柄の端まで“滑らせた”】
【刀の柄は、両手で楽に持てる程の長さが有って―――その伸び方は予想より大きい】

【だが―――】

【―――――これを掻い潜れば、貴様の勝ちが決まるだろう】
【さて、この“挑戦”に、少女はどう対処する?】

/ドンマイ…と言いたいところですが、明日お仕事でしてそろそろ寝ないとやばいかも知れません
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 00:51:57.68 ID:X0r+jRTHo
>>429

「あ、はい……土曜日ですね……」

【わー、急にネジが外れちゃったよこの総帥……】
【とでも言いたげなちょっと遠慮気味な反応】

「えー……まあ、そうですね、ともかく、世界にぎゃふんと言わせて差し上げましょう――」

【とりあえずカーネルに合わせる形で相槌を打ち、】
【去りゆくカーネルにゆるーく手を振って、見送って、】


……芸能人を直に見ると印象が変わるような、そんな心境だぜ、俺は

「……ま、ああやって先頭に立って頑張って下さっているのですから――」
「挫けぬ内は、サポートでも何でもしてさしあげましょう……」


「カーネル隊長閣下様……貴方様は……わたくしを、心酔させることが出来ますか――?」


「――《Judgment of a Pilot》――」


……そういえばユヒカちゃん可愛かったな
ウェル子、あんな可愛い子、殺しちゃ駄目だぞ

「――ライトウェル様……凄いタイミングで水を差してきたものですね……」

……ん?


【『絶望の水先案内人』、かく語りき――】


/やふー、お疲れ様でした!
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 00:55:17.72 ID:gunrNzbs0
>>432

…気持ちが不安定になったきっかけとか。  

…あったら…いや、話したくないなら仕方ないけど。できればでいいから話してくれないか?

【彼女の様子を見て】
【相当ショックを受ける何かがあったのかと推測するロウ】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:55:58.59 ID:n9oyT9hAO
>>433
まあ、二対一の状況は崩せたから良しとする。
殺し損ねてしまったのは痛いけれど……仕方ない。

【演技の仮面を脱ぎ捨てて、突進してくる男と堂々相対し、立ち塞がる少女、だが、退く様子も攻める様子も見せる事は無い】
【まずは相手を確実に[ピーーー]下準備から】
【相手の攻撃に合わせて、此方が的確に対応し、行動する準備からだ】

……ああ、それと。
死にたくないのなら、貴方も今の内に逃げる事を勧めておく。
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:56:54.80 ID:VLxVS1W4o
>>426

【同刻、青年は後悔する】
【巻き上げた砂埃が晴れるまで、自分も視界が確保できないことに気付いたからだ】
【だが後悔している暇など、この青年には用意されていなかった】


しまったな、これじゃ俺も見えな――


【どす、と鈍い音が響き、青年はそれを思い知らされ、更に後悔する】
【砂埃が晴れるころ、青年の状況は新橋と名乗る青年は知るだろう】
【或いは、彼が行使する攻撃が青年に直撃した時点で伝わるかも知れないが】


・・・この状況で目が見えてるとか、

やっぱ俺は運がねーのかなぁ・・・


【頭には風穴】
【腹部は見事、氷の槍が突き刺さっていた】
【代わりに何故かローブの炎上はおさまっていたが、見るほどにダメージは大きく見えるだろう】
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 01:04:33.81 ID:KogiLxzSO
>>424

…あれ?

【ラリアットは命中した】
【しかし体制が崩れていない】
【その事を考察する暇もなく】

【左ストレートが直撃】
【少しよろけるが、なんとか持ちこたえる】

…!?
(…なんなんだコイツ…メリケンサックでも仕込んでんのか?)
(ってか何故倒れねぇ?)
(…体を硬くする能力か?)

(…だったら!)

【学生の左腕を左腕で掴み】

(さっき動いた腕は軟らかいはず!)
(…読めた!!)

【学生の左腕の関節を逆に曲げるように右腕を学生の肘に叩き込もうとする】
【まともに食らえば骨折は必至だろう】
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 01:04:35.62 ID:pieBwHEK0
>>434

「―――マスター、『もう一度』踏み込みなされ!」

【敵の手元を観察していたベンヌが無心に放った、その言葉】
【言葉としての返事は、無い 今の史音に、それが出来る訳が無い】

……すぅっ―――!

【故に、彼女は其れを―――『行動』で、堂々と示し、体現した】
【ロケット噴射が開始される直前、より一層低くした体勢からのショートステップ】
【此方の間合いギリギリまで踏み込んだ彼女は、今度こそ。疾風怒涛の秘技を、真っ向から振りかぶるのだろう】
【その成否は、未だ知れない―――月並みながらは、「神のみぞ」と言うべきか】

【この攻撃がどんな結末を迎えようと、急激な加速の連続と影響と蓄積されたダメージにより】
【史音は、ベンヌを握る力さえ、「手放して」しまう事となる】

/あい、了解です。
/取り敢えず文章を切り詰めて加速しましたが、時間的にどうしても厳しいようでは、もう少しだけ明日に延長も可能ですよ。
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 01:07:18.04 ID:qi22HTHDO
>>437
『舐めるなっ!!』
【猛突進の最中・・・男の右腕が服を破いて肥大化し巨大な岩のようになる】 
【また・・・同時に額に光磁気ディスクね裏面のような輝きをを持った光沢の小さな角張った角が生える】

【そのまま近寄れば勢いを乗せた右拳を少女の頭部に放とうとするだろう】
【この右拳、見た目ほど固くなく、ゴムの塊のような感触だが、その膂力は人間のそれではない】
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 01:07:54.01 ID:5Mqh4WrEo
>>440
/おおう、では申し訳ありませんが明日に繰り越してもらっていいですか?
/眠気が限界ですので・・・すいませぬ
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 01:08:50.57 ID:w3WHcZB3o
>>436

…はい、いいですよ
でも、自分語りになってしまいますし、それほど面白い話でもないですよ?

【一応同意を求めてから、ふぅと息を一旦吐いて】
【そちらの表情を伺いながら言葉を紡いでいく】

この前のことです。…ちょうどこの路地裏でしたね
悪いことをしている人に出会ったのです

それで私は止めようとしたのですが、その人にはその人の正義があって…
結局争いごとにまで発展してしまいました

その途中で、ふと「自分の正義をただ無理矢理に押し付けているだけではないのか?」という疑問が浮かんで
そうなったら、もう力が入らなくて…気付いたらボロボロで倒れてました

【言いながらがっくりと項垂れていて】

暴力で勝って、相手にそれが正しいことだと分からせるのが私のやりたい事だったのか…
もう何もかもがわからないんです…
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 01:09:46.31 ID:8lKvM5Kp0
>>430

〔――――まだ分からないようだな、護とやら…………!!
レイド様殺害の任務を、散々に妨害してのけたのは貴様らじゃないかッッ!!
お頭様のなさる事に、自分から飛び込んできて、巻き込まれただと!? 戯言もいい加減にしろッッ!!
貴様らは殺すッッ!! 生かしておくものか…………私の全身全霊を掛けてでも、貴様らをズタズタに引き裂いて、炎で焼き尽くしてやるッッ!!
特に護………………お前は私が殺してやる…………覚悟しておけよ…………!!
奴隷時代に私の受けた仕打ち…………そのまま貴様にも味あわせてやるッッッッ!!〕
>…………悪、ねぇ……勝手に言ってろよ。正義だとか悪だとか……俺たちはそんなもんに拘泥しねぇんだ…………なぁ『首領』よぉ?<
「――――その通りだ。型にはまった『属性』のイメージなど、行動の際に枷になるだけだ……」

【宣戦布告への返礼を受けて。リーナはその容貌を歪めて、鬼の形相で叫び狂う】
【理は我らにあり――――余計な人間たちを巻きこまぬように、彼等は常に行動してきたのだ】
【先の港での戦闘も然り。今回の戦闘も然り。巻き込んだのは、始めからレイドに協力した人間か、自ら首を突っ込んできた者達しかいない】
【それを『危害ある悪』などと断定されて、黙っていられるはずもない。ましてや、シュバルツに絶対の忠誠心を持っているリーナならば】

[――――どうすれば、いいの…………?
お父さんも、レイドさんのお父さんも、『justice』の敵になる、なんて………………]

【火傷にのたうっていたラベンダァイスが、絶望の呻きを漏らす】
【弱気な心が覗くのを、どうしても食い止める事が出来なかった――――親子の絆とは、こうして破断するものなのか】

――――――――待って父様!! リイロは、リイロは今、どうなってるの!?
「――――ヴェイス家の汚点たる貴様などに、その様な事を問う権利などない…………――――――――
精々最後の時を迎える準備でもしておくのだな…………ヴェイス家の禁術に手を染め、私を裏切る禁忌を犯した、罪人よ」
……………………ッ、そんな…………

【最後に、取りすがる様なレイドの言葉をも、シュバルツは眉一つ動かさずに一蹴した】
【打ちひしがれたレイドを残して、シュバルツは立ち去ろうとする】

「――――――――さあ、行くぞ……………………怒れる蜂たちよ」

【シュバルツの周囲に、恐ろしいまでの魔力があふれ、一行を包み込むと、降りて来た時と同じように、ゆっくりとグランバルバレイへと上昇していく】
【それはまるで、見えないエレベーターに乗っているようだった】
【そうして、全員が乗り込むと、グランバルバレイは発進し――――直後、風霊統主の城に向かって、8発の砲弾を放つ】
【それは空中で炸裂し、無数の紙くずをばら撒いていった】
【その紙には、蜂のイラストと共に『必死必殺』の四文字が刻みこまれていた】
【要するにこれは、宣戦布告を形に残る物で表現と同時に、シュバルツのデモンストレーションなのだ】
【――――その気になれば「上空からの空爆で、風霊統主の城を沈黙させる事も、自分たちには可能なのだ」と言うメッセージが、込められていた】

――――なんて、事……………………

【異形と化してしまった両腕で、レイドは顔を覆う】
【数多くの人を巻きこんでしまったのは、言うまでもなく自分なのだ。ここまで事態が悪化してしまった事に、レイドは恐ろしさを感じずには、居られなかったのだ】
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 01:09:53.76 ID:6bRAKhmSO
>>438
【砂埃が晴れ……彼は現状を理解する】
【まずは“繭”が無事かを確認。無事だ】
【次に“敵”を確認。攻撃は成功だ】

【「……不死身、か?」】

【然し……気付けば新橋は、文を動かしていた。明らかな「致命傷」を負い、しかし生きている彼に……一種の“疑問”をそのままぶつけた】

【魔法陣は消え、残弾ゼロ】
【即座に反撃する手段は無さそうだが然し……彼の頭上に再び出現する“インク”の塊】

【それは一人の“兵士”を形作り……兵士は、新橋の右横で待機する】
【装備は、サーベル。見たところ飛び道具は無いようだが……】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 01:11:39.81 ID:pieBwHEK0
>>442
/もうすぐ終わり……ますよね? なら了解です。
/私は、午後5時ぐらいから待機してると思いますので、宜しくお願いしますね。
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 01:13:22.44 ID:n9oyT9hAO
>>441
嘗めてない。
だから、逃げろと言った、挑発をした。
貴方から向かってきてくれないと、勝てる自信が無かったから。

【そのまま近寄る事までは、許した】
【だが、それ以上は絶対に許さない】
【踏み込み、拳を放つ男に合わせ、少女も前傾姿勢で一歩踏み込む】
【元々小柄な少女の身体は、それだけで男の放つ拳の下を潜り抜け、そして―――】

大きな腕、今の貴方ではバランスをすぐに立て直すのが難しいと思うから。
今、この好機に始末させて貰う。

【―――再度、必殺の貫手を放つ】
【最初にやったのと同じように、心臓を抉るように、神速の一打を、もう一度】
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 01:13:46.27 ID:5Mqh4WrEo
>>446
/了解しました。では、また明日。此方こそ、拙い絡みにお付き合い頂き有難う御座います。明日も宜しくお願いします
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 01:17:11.86 ID:1CCTp+TJo
>>439

(マズ、どうしよ───)

【学生の能力は、"物体を硬化させる能力"】
【そのデメリットとして、"硬化させた物体は重くなる"というものがある】
【つまり学ランを硬化させたら、身動きが取りづらくなるのだ】
【それ故左腕を掴まれた瞬間、能力を発動するかどうか迷ったのだが】
【この接近戦では、その一瞬の迷いが致命的な隙になってしまい────】

────────ッ!!?

【そのまま骨を折られて、声にならない悲鳴をあげる】
【散々挑発を繰り返したとはいえ、この学生の精神年齢は見た目相応であって痛みに対する耐性がない】

は、はなせ…………ッ

【頭が真っ白になり、無我夢中で右足で蹴りを放つ】
【その狙いは男の急所──所謂、金的であるが】
【パニック状態で放ったため、攻撃としてはかなり稚拙な出来である】
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 01:18:43.23 ID:W/kHhXBSO
>>428

全くだ。風邪引いた時なんか、特に……あ、シロップが美味しくないのは絶対無しな?
――――そうだな、心得とくよ。その時≠ヘ多分、来ないと思うけどさ。

【以前ならば臆面もなく、その時≠フ為にとでも答えたのだろう。だが今の朔夜には、良くも悪くも居場所があって】
【それ故に、例え他人の尺度であろうと一般人≠ニ呼ばれるものを、出来るなら殺めたくは無く――】

【彼女は視線に篭められた意を汲んだか、くす、と小さく喉を震わせると】
【「で、不味いシロップの話なんだけどさ。例えばこの前――――」】
【――いつまでも話すのも如何だろうと、当たり障りのない話題に切り換えた】

【こんな剣呑な話してて大丈夫なんだろうか。そう思って周囲を見渡せば】
【見えない壁を隔てたように、人が遠い℃魔ェ解る――能力、だろう】

…………あ、ああ。そう、だよな……。

【視線が怖い。どうして枢機卿≠ニ呼ばれる人種は、皆こんなんばっかりなんだろう】
【若干――いや、結構――たじろぎつつ、じり、とほんの僅かに後退り】

【お、おおお美味しいねっ!……^q^】

あ、いっけね。朔夜ちゃん間違えちゃったー。てへっ↑
――――流石インドア派……ん、そうそうアレだよあれあれ。

【それでもぐりぐりするのは止めない辺り、何と言うか強者である】
【渋々といった様子で振った手の内に飴を握らせれば、示される方向を向いて頷き】

【えーっと、何と言うかこう、筐体の中にいっぱいお菓子があって、それをがーっと叩き落とすような、そんな感じです】
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 01:19:49.30 ID:VLxVS1W4o
>>445

不死身・・・?
だったら、もっと俺は悲しんでたぜ

まだまだ俺は人を捨てられそうに無くてね、[ピーーー]る命が惜しいよ

【応える声は血混じりに】
【言葉を吐く最中、音に混じって赤い液体も飛ぶ】

まぁ、今となっては無いもの強請りにしかならないけど・・・
ならせめて、在る物を強請ろうじゃないか・・・!

さ、楽しもうぜ!

【一人舞台】
【そう言い表すのが相応しく見えるほど青年は自己完結し】

【左手で氷の槍を腹部から引っこ抜き、右手の内の抜き身の刀を併せて構える】

うむ、二刀流だ・・・憧れてたんだよな、コレ
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 01:23:14.89 ID:qi22HTHDO
>>447
『くっ・・・』
【その一撃・・・勝負が決まっていてもおかしくない一撃・・・】
【しかしそこに右腕と同じように肥大化することで左腕が割り込む】
【その一撃は肥大化した左腕の前椀に突き刺さる】
『らぁっ!』
【腰の回転を利用し右腕を少女に向けて力任せに凪ぐようにふるう】
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 01:29:50.31 ID:gunrNzbs0
>>443

…俺も自分の正義が本当に正しいかなんてわかんねーよ…
でもよぉ、俺は強引に正しいと思いこんでる。思い込むしかないからね。

もしそいつをほっとけば、多くの人が辛い目に遭うかもしれない。でも、ここでそいつを警察送りにすれば、悲しむ人は前者より少なくなる…
そうなるはずだ!って思いこんでる。正義なんて押し付け合いだよ。自分でも俺の組織が正義を押しつけてるなんて解ってる。

正義ってのは字面とは違って正しいものじゃあないのよ。justiceだって、対機関連合だって、みんな違う正義を押しつけてる。
あいつらもそんくらいは解ってるだろ。俺はあいつらの正義が気に食わないから青義同盟を作った。そんだけ。

つまり、「押しつけざるを得ない」と俺は思う。どうすればいいかのその結論なんて自分が正しいと思った道に進むしかないだろ。


暴力で勝って、相手にそれが正しいことだと分からせるのが嬢ちゃんのやりたい事じゃないことぐらい考えたらわかるって。
暴力で勝って自分の正義を解らせることが、それが相手の人生にとってもプラスになったり、
そうすることで救える人(見逃した悪人の行為による被害者)が出てくると思ったから行動に移したんじゃないのか?

…あーもう!自分でも何言ってるかわかんなくなってきたわ…要するにそんなことで悩むなってことだと思う…

【真剣な目でそう語った後、自分でもあやふやになってきたため頭をかく】

454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 01:31:40.79 ID:n9oyT9hAO
>>452
受けられた、これは、少し危ないかもしれない――!!

【まずは突き刺した手を腕から引き抜きつつ、後ろに全力で跳躍する】
【其処に、ひゅおん、と顔先を掠めるように通り過ぎる異形の腕】

うん、私の場合は当たったら終わり、と考えて良さそう。
次は、確実に殺さないと。

【はらり、左腕を隠していた包帯が解ける】
【それに呼応するかのように、腕に刻まれた術式が黒い光を放ち始め、周囲の魔翌力を吸収し始める】
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/10(木) 01:32:31.73 ID:PwdyHagAO
>>450

……美味しくないのなんてあるのか?
あんまし数を食べたことないから、よくしらねぇんだけど……

【……どうやら缶詰フルーツは、好きでも食べた回数は少ないらしい】
【きょとんと、本気で不思議そうにしながら、彼女に真偽を尋ねて】

【此処だけがゲームセンターの喧騒から切り取られた、異常な空間――】
【人でなし≠恐怖させる妙な鋭利さを持った瞳をにこりと綻ばせると】
【彼女が後退した分を、ほぼ同じタイミングで詰め寄ったりしながら】

……そもそも俺、酒飲めねぇんだよなぁ

【……問題は、合う合わない以前の話だったようです】

なぁにが「てへっ↑」だよ……
えっ、いや、今のにインドア派云々は関係なくないか……?

【頂いた飴を軽く握ると、今すぐ食べる気はないのかそのままズボンのポケットへ】
【ただたんにお菓子が中に入ったゲーム機を探しただけでインドア派と言われ、なんか納得しない様子です】

【把握してるよ、大丈夫だよ!】


……――っと、もうこんな時間か
結構居たな……そろそろ、俺は仕事に戻らないとヤバいかもな

【と、ゲームセンターの壁に掛けられた時計を見て呟くと、脱いだ僧衣を羽織りはじめる】
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 01:37:39.13 ID:G83SVjwSO
>>444
・・・・そうですか、
じゃあ、精々貴女とまた対峙するその日を待っててやりますよ。
【護は怒れるリーナにそう告げると】
【去っていく彼等を消えるまで見つめて、】

――――・・・ふぅう・・・
【溜息】
【大きな溜息】
【緊張から解き放たれて出たのだろう】

・・・皆さん・・・大丈夫ですか
とりあえず、皆生きてますね。
【そして振り返った、絶望する二人へと】

・・・ラベンダァアイスさん・・・レイドさん。

僕達なら大丈夫ですよ。
・・・今度、会合で僕から皆に頼みますから。
【そう、二人に恐る恐る言葉をかける。】
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 01:38:53.20 ID:qi22HTHDO
>>454
『ウガァアアアアアアッ』
【人外の叫び声を上げた後、男の全身が肥大化し2メートルを超える巨躯と岩を思わせる表皮と筋肉を得る】

『ぎ・・・ギギッ』
【一歩・・・まるで飛ぶような大きな一歩を踏み込み少女に左のストレートをお見舞いしようとする】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 01:39:55.46 ID:6bRAKhmSO
>>451
/申し訳ありません……私眠気がマッハなので、ここで一旦中断させていただけないでしょうか?
/再開は明日の13時以降ならいつでも可能です。ただ、もしアレでしたらここで切っても構いません。
/その場合、新橋が少女を繭ごと持って全力逃走したという事にして下さい。
/どちらにせよ、一旦乙です
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 01:45:28.22 ID:KogiLxzSO
>>449

っとぉ!?

【蹴りは直撃】
【しかし男は痛みに慣れている】
【ほとんどダメージにはなっていない】

【先程のストレートで折れた歯を吐く】

…痛ぇじゃねえかオイ。

(しょうもねぇなこのガキ…)
(これ以上痛め付けんのも趣味じゃねぇし…)
(…ここらへんで終わらせるか。)

…よし、離してやろう。

【そう言うと、学生の左腕を離した、その刹那】
【左脚で学生の脚をはらおうとした】
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 01:47:40.34 ID:w3WHcZB3o
>>453

確かに少なくはなります
ですが、その人が捕まって悲しむ人もいるかも知れません
ゼロにするのが、私の信念でした
………疑ってもいませんでした

このことで、それが実現不可能だって気付いたんです
どこかを直せばどこかが歪む
…この世界はそうやってバランスを取っているんだと

自分が正しいと思ったのに、今度は正しくないと思い出す
もうぐちゃぐちゃで何が何だかわからなくなってきて

【…とここまで言って、ネガりすぎたと思ったようで】
【ハッと気付いたような表情をして、両頬をぺしぺし叩くと】

…ごめんなさい、つい暗くなってしまいました
悩んだところでどうにもならないのは分かってます
でも悩まずには居られない…私は、そんな弱い子なのです

とてもじゃありませんが、どこかの組織に入るなんて恐ろしいです
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 01:47:54.85 ID:VLxVS1W4o
>>458
/はいなー分かりましたー
/では明日、十分余裕があるようでしたら返レスをお願いします
/一応此方は明日お休みなのでいつでも居ると思いますので
/では、おやすみなさいませー
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 01:48:50.94 ID:n9oyT9hAO
>>457
『かのっさきかん』とやらが化け物の養育場だなんて話、私は聞いていない。
追加報酬を更に要求させて貰う事にしよう、うん。

【正面からの殴り合い……は、幾ら何でも此方に不利過ぎる】
【此方は右腕以外はか弱い(笑)女の子の物なのだから、勝ち目が薄いにも程がある】

私には左腕しか武器は無いと考えるべき、この状況は。

打開する為には―――。

【左ストレートを紙一重で避けながら、距離を詰め、左手を化け物となった男に押しつけようとする】
【触れた場合、凄い勢いで身体から魔翌力が奪い取られてゆくのが解るだろう】
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 01:57:41.87 ID:qi22HTHDO
>>462

『!?』
【攻撃をかわされた上に吸われていく魔翌力】
【すると男が若干『脱力』する】
【この男の体・・・肥大化した後の体を動かすのには、体が元々持っている栄養素だけでは足らない】
【そこで魔翌力などのエネルギーを使う】
【この脱力はそれが原因のようだ】

『糞っちょこまかと・・・』
【右の膝蹴りを少女に放つ】
【もっともパワーは格段に落ちているが】
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 01:58:45.00 ID:1CCTp+TJo
>>459

…………え?

【男が「手を離す」と言って、この学生は安心してしまった】
【この辺りから学生が戦闘慣れしていないことが推察できるが──】
【兎も角安心してしまって、為す術も無く足を払われる】

…………ぁ………………。

【結果──思い切り体勢を崩して、コンクリートの地面に頭を打ち付けた】
【ドクドクと流れる血。"恐らくは"死んでないだろうが、傍から見たらどう思うだろうか───】
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 02:02:57.02 ID:8lKvM5Kp0
>>456

[――――――――やっぱり私は…………ダメです……………………
お父さんを止めなきゃならない…………なのに、アーディンさんもあんな事になって…………!
『大丈夫』なはずが……ない…………!]

【火傷に構わず、地面の砂を握りしめるラベンダァイス】
【死体を使役し、一人で100人を殺し、能力者相手に1対3で殺し合う――――そんな人間に、父はなってしまったのだ】
【そんな強大な敵を抱えているのに、更にもう一つ、大きな敵を目の前にしてしまった】
【――――頼るはずだった人物が『卵』に倒れ、ラベンダァイスの心にはどうしても希望が見えなかった】

……………………こうなった以上、犠牲は避けられない…………
護…………頼るなんて言って、こんな事を言うのは勝手だけど…………最悪の場合には、『卵』の破壊だけをして、あたし達は消えるわ…………
≪姉貴…………!?≫
驚かなくても良いじゃない、ジェム…………エルメアがいなきゃ、あたしなんて、とっくの昔に死んでたんだから…………
あの時の『約束』…………もう一度果たすだけよ………………

【レイドの心にも、光は刺してこなかった。むしろ、シュバルツの恐ろしさを知っているために、その絶望は暗く、深い】

"レイド…………本当に、それで良いのか?"
――――良い訳ないじゃない!!
せっかく昴とも、また一緒に『親友』として再会できたのに!! もう一度、らぶみに会って、助けるって誓ったのに!!
良い訳ないじゃないッッッ!!
――――――――でも、『justice』は、世界にとっての最後の希望なの………………ッ!!
その『希望』を…………あたしなんかのために、危険に晒したく、ない…………!!
≪あね、き……………………≫

【それは違うと、ジェムは言いたかった。犠牲を強いるその考えが、昴との悲劇を齎したのだと、ジェムは言いたかった】
【だが、言えなかった。相手があまりにも悪すぎたのだ――――シュバルツを相手にした時、価値を得るためには犠牲が必要だと】
【いきおい、ジェムは認めざるを得なかったのだ】

[――――とにかく、まずは、城の中に入りましょう…………しばらく留守にしちゃってたけど…………
アーディンさんとアストラさんは、私とお父さんの使ってたベッドがありますから………………]
――――じゃあ、あたし達は、広間で雑魚寝させてもらうわ…………
護…………しばらくの間、厄介になるわね…………

【ラベンダァイスの提案に従い、一同はアストラを抱えて、城の中へと入っていく】
【未来は、苦闘と絶望に満ち満ちている。その闇を振り払うための松明は、彼らの手元には、存在しなかった】

……………………ッ

【城に入る時、レイドはシュバルツが砲弾に載せて捲いて行った『必死必殺』のビラを、手に取った】
【それは他でもない。実の父からの死刑執行の宣言文。それをレイドは懐に仕舞い込み、改めて城の門を潜った】

/遅くまで乙でしたー!
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 02:04:25.90 ID:n9oyT9hAO
>>463
……今のは、効いた。

【流石に、こればかりは避ける余裕が無かった】
【だから、右腕を使って膝蹴りを防ごうとしたのだが、そこまでこの力は万能ではない】
【馬鹿力を発揮できるし、外観こそ何一つ変わらないが、強化された筋肉が鎧のように腕をある程度は護ってくれている】
【だが、やはり痛い物は痛いし、怪我をする時は怪我をする】
【元々が華奢な少女だけに、尚更だ】

……でも、ある程度は貯まったから、この魔翌力は返す。


【どうん、と、響く音】
【左腕から、魔翌力が砲弾のように撃ち出された音だ】
【それも、男に押しつけたままの零距離で……】
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 02:07:52.19 ID:KogiLxzSO
>>464

【コンクリートに打ち付けられた学生を見て】

っと…?
(ヤッベ、殺っちまったか…?)

【少し焦る】

…おーい。もしもーし。聞こえてますかー?

【とりあえずしゃがんで声を掛ける】
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 02:10:46.70 ID:1CCTp+TJo
>>467

…………。

【返事は、無い】
【実際は意識を失っているだけなのだが】
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 02:13:39.21 ID:gunrNzbs0
>>460

俺も理想はゼロだよ。さっき警察送りっていったが、それはもし更生する気が無かったらの時の行動の1つだ。
でもその場で完全更生させれば、悲しむ人は多分誰もいなくなるだろう。これができればほぼゼロになるのはわかるが、これが難しい。

俺が組織を作った理由…さっき気に食わなかっただけって言ったけどもう1つあったわ。
難しいけどその場で更生させる確率を上げることならできる。1人より2人でのほうが説得も成功しやすくはなるだろう。
1%でもあげれば御の字だ。

そうやってくよくよしてる間にも悪が何かをしでかしてる。組織に入るのは恐ろしい…って言うけど、
1人じゃあ何もできないし、嬢ちゃんの今の悩みはきっと俺たちの組織の奴みんな…みんなっつっても今んとこ4人だが。
その4人全員が抱えている問題だと思うぜ?

できるだけ1人でも多く救おうと頑張ってみないか? ってポスターに書いてあるだろ?

【ここでポスターを指差す】

正しくないと思うなら、もし100%正しくはできない、正しいとは思えないとしても、正しいほうに近づけていくことはできるんだから。
だから俺たちは正しいと思い込んで、そして自らの行動によって正しい答えに近づけていくんだ。

…俺ぁ論理的なことは苦手だから言ってることわかんないかもしれねぇけど…
とりあえずそんな暗い顔してると守れるもんも守れなくなるぞ?

一応最後にしつこいかも知れねえが…聞いておくわ。


あんたの正義は、「blue justice/青義同盟」の正義と同じだ!と俺は思う!!ならば一緒に「青義」をがむしゃらに貫かないか?

【男ははっきりとした声、真剣なまなざしで語る】


470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 02:15:11.79 ID:qi22HTHDO
>>466
『うおおおっ!!』
【蹴った脚を戻す勢いそのまま手刀を少女の脳天に―――刹那、巨人の動きは止まる】
【体重を乗せたことが、その巨躯相応の質量が、押し切りために前へ前へと集中した精神が――】

【――仇となる】

【巨人の腹部は大きな窪みが出来ており、逆に背中に山が出来ている】
【―――そして山が弾け飛ぶ】
【そのまま巨人は仰向けに倒れていった】
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 02:17:57.60 ID:G83SVjwSO
>>465
二人共・・・・
【護は――・・・・今はもう何も言わなかった】
【今、これ以上はもう傷つけてしまいかもしれないから】

はい、お休みなさい。
【護はそうただ、二人を見送るのだった】

『希望』か・・・
【一人、そう呟く】

そう言ってもらえるだけでも。

―――・・・・正義の人間としてこれほどありがたい事はないや。

でも、『希望』は誰にでも平等にある物なんですよ。
レイドさん、貴女にも
【そして、そう言って歩き出したのであった】

/乙したー!
/長時間有り難うございました!
/あと、固定になりかけている様なので気をつけます。
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 02:20:02.62 ID:W/kHhXBSO
>>455

――ほんの少しだが、ある。あの時は本気で店の保存ミスを疑った。多分、そうだと思いたい。
オレだってそう幾つもは食ってないけどさ、断言できるよ、あれは無い。

だって――スプーンが碌に通らないし食べたら食べたで渋い白桃って、どうなんだ。
シロップの味も同上、やたら粘ついてて、咳が余計に酷くなったし……。

【至って大真面目な表情で、朔夜はきっぱりと言い切った。酷評である】
【舌は肥えていても食にはあまり煩くない彼女だが、にしても、な味だったのだろう】
【身体が弱った時のこととなれば、余計にそう思えるものだ。当社比三割増しくらいで】

【さておき。戦闘で感じる殺意や敵意とは、またニュアンスの違う威圧感。和み絡み特有のあれを感じ取り】
【どうしよう笑ってるようで笑ってない何なんだこいつ――等と考えつつ、彼女は笑みをぴくりと引き攣らせ】
【背筋には冷や汗、退いた分だけ詰まる距離。小さく息を呑み、きょろきょろと周囲を眺めるが】

【助け舟の可能性は、あまり望めそうにない。そう簡単に、能力者が通り掛かる訳も――――】

…………駄目じゃん。……いや、駄目じゃん。

【と、いい具合にテンパってた所にまさかのボケ。がくん、と身体から力が抜ける】
【転けかけて危うく踏み止まると、朔夜は呆れ混じりにツッコんだ。大事な事だから二回】

言ってくれるな、自覚はある。
ああ、ほら……だからやっぱり、こういう所には来ないんだなぁって。

【※メロン味】
【緩く首を傾げ、ややあって一言。曰く、認識にずれがあったようです】

【良かった……。】

…………だな。オレの方も、これ以上サボると問題あり、かも。

【同じく時計に目を遣って、溜息を一つ。それから、軽く伸びをして】
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 02:20:15.50 ID:n9oyT9hAO
>>470
排除、完了。
制服の人、生きてる?


【『敵』を打ち倒した事を確認すると、制服の少女の隠れた場所に急いで帰ってきた】
【場所がバレたからには、急いで送ってしまいたいのだろう】

474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 02:26:40.42 ID:KogiLxzSO
>>468

【返事がない事を確認し】

…おいおいおいこりゃ本格的にヤベぇぞ…
殺しはもうしたくねぇのに…

【更に焦る】

…あ。そうだ。脈だ。脈。

【学生の脈をとろうとするが】

…待てよ。折れた腕でも大丈夫かな…?
…そうだ。首があった。首なら大丈夫。

【鉤手甲を外し、学生の喉のあたりに手を当ててみる】
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 02:28:43.05 ID:1CCTp+TJo
>>474

…………。

【脈はあるようだ。放置していても問題ないだろう】
【尚、金目の物は目に見える範囲内では持ち歩いていないし】
【服を漁っても、見つかるのは携帯電話くらいだろうか。財布すら持ち歩いていない】
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 02:28:59.21 ID:qi22HTHDO
>>473
「は・・・はい・・・なんとか」
【体育座りの状態で震えている】
【立ち上がりながら】
「あの・・・あの人達は・・・」
【何かが破裂する音から相当ヤバいことになっているのは察してるようだ】
【今、あの巨人の死体をみたらきっと気絶してしまうだろう】

【その時、巨人の方から爆発音と爆風・・・赤い液体と塊が・・・・・・】
【敵の応援が来た様子はない】
【どうやら口封じや身元がばれるのを防ぐために巨人の頭に仕込まれた爆弾が作動したようだ】
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 02:31:16.92 ID:w3WHcZB3o
>>469

一人より二人、ですか……
そして他の方も同じような疑問を抱えて

それでも、前へ進もうとやっているのですね
………ふむふむ。

【ポスターをその瞳いっぱいに再度、捉えて】

………っ…

【彼女の気持ちが大きく───揺らぐ】

…………。

…やっぱり、ごめんなさい。
今はいると、間違いなく他の方々に迷惑をかけてしまいますから

……気持ちが落ち着いたら、その時は、よろしくお願いしますね

【悩んで、結果はつかず、首を横に振ると軽く会釈してにこっと笑った】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 02:33:42.15 ID:n9oyT9hAO
>>476
知らない、気絶したか死んだかまで確認してないから。
取り敢えず戦闘不能にしたから、早く道案内を。

【人に対する気遣いなんて一切しない少女だが、道案内役が居なくなれば困るのは自分】
【だから、脅え、震えている姿を見て、適当に誤魔化す言葉を吐いた】

これは、爆発?
機密保持なんだろうけど……何故だろう、無性に腹が立つ。
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 02:37:04.45 ID:KogiLxzSO
>>475

…生きてるか。よかったよかった。

【脈を確認し、安堵する】

…そういやコイツ何て名前だ?

【服の中を漁ってみる】

…学ランのクセに手帳も持ってねぇのかよ…
持ってんのはコレだけか…

【携帯を取り、いろいろ弄って名前を探してみる】
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 02:38:00.95 ID:gunrNzbs0
>>477

…そうか。まあ決心がついたら…いつでも来いよ。

【そういって軽く笑うと小脇に抱える「blue justice/青義同盟」のポスターを右手で渡そうとする】
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/10(木) 02:38:42.46 ID:PwdyHagAO
>>472

へぇ、マジでか
……それは、うん……ないな……

【話を聞きながら、彼の藍色の瞳も段々と苦々しい色を帯びていく】
【おそらく、想像したのだろう。無いわーというような反応を見せながら、当時の彼女に合掌した】

【――で。】
【ボケという名の能力者は通り掛かったらしい】
【彼女のツッコミに対して、彼はへらりと適当な笑みを浮かべたりすると】

いや、なんか苦手でさ……だから、お茶以外は有り得ないと思っただけだ
……で、なんでお前引いたの?

【そもそも選択肢がなかったと言いつつ、何故に彼女が後退したのか尋ねて】

可愛くない訳じゃないが、似合わないなぁお前は。そういうの
……あぁ、そっちか。全然来ない、実はファーストフードとかも殆ど食べた事が無い

【褒めてるんだかけなしてるんだかよく分からない言葉と共に、そんなことを伝え】
【……世間知らず、という訳ではないのは会話してて分かるだろうから】
【本当にただ、機会がなかっただけ――なの、だろうか】

んじゃ、解散ってことで
……あぁ、そうだ。このゲーム、だけどさ

【解散をきりだしながら扉の方へふらふらと歩み寄りつつ、ふとゲーム機を指差す】
【彼は、言うべきか言わないべきか、迷ったような表情を浮かべていたが】

俺がやった時にはなかったんだが、お前がやってた時には右上にアイコンが出てた
多分、あれだ……ハンデでもついてたんじゃねぇの?

【――ゲームには、殴る際の力を二分の一で換算するといったハンデ機能があり】
【おそらくは朔夜が気付かぬうちに、それが適用されていたのではないかと零して】

んじゃ、またな

【ひらり、と、手を振り、去っていった】
【――秒針の音を、引き連れて】

/では、この辺で
/二日間お疲れ様でした、ありがとうございましたー
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 02:41:52.34 ID:qi22HTHDO
>>478
『え・・・爆弾?』
【立ち上がりながら尋ねるが、考えてはならぬことだと首を振り思考を切り代える】

『えっとそれじゃ案内するね・・・まずこの路地裏を抜けなきゃ・・・あ、私も急いで逃げてたから、さっきまで気付かなかったんだけど・・・あそこのビル・・・あれがゴールドホール本社』
【指差した方向には立ち並んだビル群野中で一番巨大なものを差す】
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 02:43:50.12 ID:1CCTp+TJo
>>479

【電話帳には漢字の名前ばかり──いや、それしか載っていない】
【つまり、この学生は櫻の国出身か、"異世界人"である可能性が高い】

【因みに、携帯をくまなく探せば】
【紅 雪希(くれない ゆき)という、この学生の名前らしきものがある】
【──つまり、こんなのでも性別は女だったりする】
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 02:46:33.84 ID:n9oyT9hAO
>>482
彼処、なら、きっとそう時間は掛からない。
悪いけれど、脚に負担を掛けない程度に急いで歩いて。
追っ手に見つかったら、無理して急いで歩いたから脚が痛む……、よりも酷い事になる。

裏路地の最短ルートで行くから、付いてきて。

【時間が時間なのでキンクリしますか?】
【はい/いいえ】
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 02:46:35.36 ID:w3WHcZB3o
>>480

…はい
わざわざ、ありがとうございますっ

【差し出されたポスターを大事そうに両手で受け取り】
【持ちやすいように円筒状にくるくる巻いて】

……っと長話をしてしまいましたね
ポスターを貼っている途中でしたのに、ごめんなさい

そろそろ、お暇させていただきますね!それではっ!

【元気よく手を振りながら、そこから大通りに向かって駆けていくだろう】

/ありがとうございました!深夜までお疲れ様です!
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 02:50:33.21 ID:gunrNzbs0
>>485

あっ!!名前!!最後に名前!!教えてよ!!

【大通りに駆けていく少女の背中に向かってこう叫ぶ】

/いたら最後に名乗りだけお願いしますー
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 02:54:30.02 ID:qi22HTHDO
>>484
「・・・分かった」
【うなずくと精一杯の速度で歩き始める】

【はい】

【――ゴールドホール本社前】
『お嬢様!?』
『な何事ですか!?』
【警備員が慌てている】

【なお敵は来なかった】
【単に間に合わなかったのか、それとも―――】
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 02:58:46.13 ID:w3WHcZB3o
>>486

名前ですか?
ミーナって言います!ミーナ=ヴィリクです!
覚えて頂けると幸いですよー!

【その場で立ち止まり、後ろをくるりと向いて】
【そちらに届くように大声で自己紹介する】
【路地裏だけあって若干響いてうるさいかもしれない】

こんどこそ、それではっ!

/おーっと私としたことが…改めてありがとうございました!
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 02:58:50.86 ID:KogiLxzSO
>>483

【携帯から名前を探し出す】

紅 雪希、ね…

…雪希?…女?

【地味に驚く】

まぁいいや。さっさと帰るか。

【携帯を置き、立ち去ろうとする】

【2、3歩歩いた所で】

…やっべアイツから金取んの忘れてた。

【足早に戻り、倒れていた男の懐を探り財布を取り出す】

【そして今度こそ立ち去っていった】



/この辺で終わりにします
/乙でしたー!
/こういうのは初心者なので変な所があったらすみません!
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 03:01:03.19 ID:1CCTp+TJo
>>489
/おつでしたー
/いえいえ、大丈夫でしたよ。
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 03:01:40.15 ID:gunrNzbs0
>>488

おう!!じゃあなミーナ!!

【そう言って見送った後】

ふぅ…勧誘失敗か…正義って何だろねぇ…

【そんなことを思いながらポスターを張る男が一人いた】

/ありがとうございましたー!!
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 03:39:00.64 ID:W/kHhXBSO
>>481

――キツかった。以来、気に入ったのをある程度買い溜めするようにしてるよ。
泣きっ面に蜂、というか……風邪引いた時って、よくこういう事になるから、困る。

【以上、一寸したあるあるネタであった。やっぱり無理しちゃいけないね!】
【誰かに看病して貰えるって好いよな、と、朔夜はにっこり笑って】

【――顔には出さないものの、安堵していた。正しく、ボケに救われた】
【きっとダウナーで冴えないツッコミしか返せなかったが、そんなものは心底どうでも良かった】

【兎に角、今はこの状況から抜け出せた事が――――】

そっか。……言われてみれば、そこはかとなく……あ、いやあの、それは、何でもない。

【――――抜け出せ、た、のか?】

【何故だかそんな事を呟き、わたわたと慌てつつ答えを濁し】

わ、解る解る。どうにも、向いてないような感じがするよな……!
――うん。まあ、寧ろ枢機卿≠ェ黙々とファーストフード貪ってたら驚くし。

【こうなりゃ話題を逸らしてしまおうと、早口に全面的肯定してから】
【何となくそれっぽいな、と。一般的(?)イメージに照らし合わせて考えて】

【腑に落ちた、といった表情を浮かべての返答】

だな。――……え、ハンデ?……ほんとだ、そう書いてある。
…………ああ、それじゃまたね、ミール。芋羊羹届いたから、期待してろよ?

【そして。彼女はその言葉を聞くや否や、筐体に近寄って説明書きを凝視して、ぽつり】
【意外そうに呟くと、ミールへと手を振り返す。いつぞやの約束の品は、どうやら近いうちに手に入るようだった】

【何分かして、彼女もまた店を後にするだろう。――その後、もう少ししてふと思う】
【幾ら加減していたとて、見た感じでは青年と自分に、二倍近い差が開いていたようには見えない】
【あの耳に残る秒針の音色と共に、フォームや拳の立てる音を回想して】

【……だが、或いは彼ならば、その加減の度合いすら誤魔化してのける、やも】
【どうなのだろう。結局あれは彼なりの優しい嘘だったのか、それとも――小さな疑問は、解けないままで】
//了解です。長時間ありがとうございました、お疲れ様でした。
//楽しかったです……それでは、ごゆっくりおやすみなさーい!
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 04:42:09.38 ID:n9oyT9hAO
>>487
/うわぁああああすいません寝てしまっていました
/まだいらっしゃいますかね……?
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 05:14:08.48 ID:qi22HTHDO
>>493
/なん・・・とか・・・・・・他の用事・・・を・・・しな・・・がら・・・・・・
/ただもうさすがに寝ないとやばいのでお金を払ったことにして、ここで木っていただけると有り難いのですが・・・・・・
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 07:48:10.31 ID:n9oyT9hAO
>>494
/把握しました、そうします
/迷惑を掛けてしまいすいませんでした……
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 09:47:54.47 ID:qi22HTHDO
>>495
/いえいえ、自分こそ遅くまで付き合わせてすみません
/お疲れさまでした
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 15:26:21.32 ID:6bRAKhmSO
>>451
【「半人外とでも?」】
【「まあいい……無駄に長引かせるのは好かない」】

【文字が「変化」し、ほぼ同時に“兵士”が動きを見せた】
【愚直な兵士は、サーベルを握り締め、一般的な成人男性の歩き程の速さで、そちらへと近付いて行く】

【しかし、このレスでは射程範囲には入らないだろう……もっとも、そちらから近付いて来たならば別だが】

【また、それと同時進行で】
【新橋の両手から溢れ出す黒い“インク”……それは、アルフレートに対抗するかのように「双剣」を形作る】
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 15:53:03.84 ID:sM6pYQH2o
>>497

好かない、とお前は言うんだなぁ

いやぁ、善い事だ。実に善い事だよ
俺と闘う事を好かないのは「普通」の目から見て、明確に善い事だ

しかし誇れないが、

【青年は一歩踏み込み、左手の氷の槍を大きく振りかぶり】


長引かせるつもりが無いなら倒れてくれてもかまわないんだが、な!

【兵士に向かって投げつけながら、同時に勢いに乗って黒焦げローブの青年は素早く駆け出す】
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 16:30:30.71 ID:6bRAKhmSO
>>498
【「倒れる?」】
【「そういう訳にはいかない」】

【氷の槍が“インクの兵士”の腹部を貫いた。それにより兵士は「消滅」】
【それを見た新橋は、両手の“インク剣”を一振りし、自分へと迫る氷の槍を斬り砕いて】

【「斬姫お嬢様の“敵”となりえる者は……“潰す”必要がある」】

【後ろに一歩分下がり、彼は“文”を「操作」する……】
【そして生まれる、四発の弾丸。先程のそれと、全く同じ物】

【それらは新橋の“頭上”に、まるで「見張る」かのように“停滞”】
【今のところ、動き出す気配は無い】
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 16:31:12.47 ID:6bRAKhmSO
>>499
/追記。遅れました
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 16:44:14.46 ID:sM6pYQH2o
>>499

肝心のお嬢様は・・・・・・

高みの見物か良いご身分だな。いや・・・さぞ良いご身分なんだろうが

【砕かれる氷の槍を青年は一瞥する】
【もう使えなくなるとは、案外脆いんだなぁ。と呟いて右手の刀を振り上げ】

【走る勢いのままに、新橋と名乗る青年の腹部を右側から左側へ斬り払おうとする】

お前は何のために「お嬢様」を守っている?
金か、信頼か、契約か、友情か、愛情か・・・・・?

【にやにやと下卑た男の笑みが】
【近づいたことによってフードの奥に垣間見えるかもしれない】

【尤も、砂埃の中に視界が確保できていたなら、既に見えていたかもしれないが】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 17:09:45.15 ID:4UCjQFqpo
【公園】

【ごちゃごちゃとした髪型の茶髪で、マグマの様な朱色の眼を持ち、17歳程の、ガタイの良い、ベンチに座っている青年】
【服は土に汚れた緑色のローブで、中には灰色のTシャツと短パンが着られていて、黒色の靴を履いていて】
【そして、くすんだ金色で、「Grun Guibaknowrr」と、薄い灰色の刺繍がある長めなスカーフを首に身に付け、後方へとたなびかせていた】

う・・・ぐぐぐぐッ・・・・・・これが限界か?

【岩のような材質の体を持ち、ガタイが良く、プテラノドンの様にグライダーの様な翼を腕に持っていて】
【くすんだ金色で、「G.G.Glider」と、薄い灰色の刺繍がある長めなスカーフ・・・】
【本体と同じようなそれを首に身に付けた人型の何か】
【それが、彼の近くにいる――距離は2m程度だろうか、それ以上離そうとするとかなり辛いようである】
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 19:09:29.43 ID:5Mqh4WrEo
>>440

【素早い少女を捉えようとする凶刃】
【タイミング、速度…どれも十二分――――の、筈だった】

――――!!?

【―――敵は、“2人”】
【冷静な判断を下す鉄槌が存在した】
【神速の一撃の最中のほんの僅かな動きですら見切る“観察能力”】
【驚嘆に、感嘆に、尊敬にすら値しよう】

【だが、それでも―――“意志疎通”の為の“言葉”ですら、十二分の“隙”と言える】

【――――当てれる。】
【少女が身を低くする直前に、この一撃を―――――!!!】


【だがそれは、――ならばの、お話】


【ゴッ――――】

【男の凶刃が、少女の“真上”を通過した】
【手応えの代わりに感じたのは――重さ】
【己の腹へ叩き込まれた“鉄槌”のソレ】

【「…抜かったか」】
【そう悟ったと同時か……彼の身体は吹っ飛ばされ、壁へ叩きつけられる!】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 19:40:23.39 ID:pieBwHEK0
>>503

【肉に喰らい付く様な深いヒット、跳ね返った衝撃は、少女を苛む痛みさえ加速させる】
【ひゅう―――と、空を裂いた刀が頭上を通り過ぎる間、全ての音が消え失せる錯覚を覚えた】


…………ぐぅ、ふっ――ッ!!


【常識では計り知れない重量を、携行武装として見れば狂気的なまでの推進力で、『振り回す』】
【常の鍛錬は欠かさないとは言え、実戦において放ったのなら】
【思っていた以上の、千切られる様な苦痛に、前進が悲鳴を上げてしまう】
【肘を伸ばして――――手から滑り落ちた「ベンヌ」と路地の衝突の調べは、不自然なまでに軽い】

「マスター、もう十分でしょう。
 我々の目的は、そも命を奪うことでは有るまいて?」

………うん…。

【地に伏したベンヌは、その姿を、豪壮な鉄槌からどこにでも有りそうな30cm程の金属棒へと変える】
【鎚頭は留め金から解放され、からりと涼しい音を上げながら転げ落ち、柄そのものは見る見る内に短縮され】
【史音は、持ち運びしやすい形態に転じた彼を懐に仕舞いこむと、素直にその言葉へ頷いた】

耳あらば聞きな……アタシの名前は、「海部 史音」。
こんなバカな真似に出ないで済むように―――その胸に打ち付けておくのね……っ!

【残された力で、満足感が氾濫した、そんな笑みを作ると】
【捨て台詞を残して―――史音は能力を開放し、横道への高跳び≠試みるだろう】

/舞台裏に書いたとおり、ご飯でした、お待たせしてスイマセン!
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 19:48:15.94 ID:4UCjQFqpo
>>502
/22時頃まで募集
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 19:56:59.70 ID:5Mqh4WrEo
>>504

【壁へ叩きつけられた男は、ピクリとも動かない】
【少女の声も、聞こえたか定かでない】

【だがそれは…死んだという訳でも無い】
【嗚呼―――少女があとほんの僅か、遅ければ自分が勝っていただろうか】
【攻撃を放つ際(>>434)で刀を反転させずに、峰でなく刃で斬りつけたなら…風すら裂いて少女に刃が届いただろうか】

【そんな事考えても考えても…過ぎた事はもう、仕方が無くて】

…………山本正勝。
黒い霧を纏っているときは…気を付けてくれ

【そう言った彼は今…黒い霧を纏って居なくて】

【最上の攻撃を放ちつつも負けたと言う事実に“悔しげに”】
【初めて、感情の籠った声で…名乗ったのだ】


【少女の高い高い飛翔を、見守りながら】

/おかえりなさいー
/と同時にお疲れ様、かなー?
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 20:09:52.88 ID:pieBwHEK0
>>506

【その後。路地裏と、表通りの境にて】

……ベンヌ、今日も良くやってくれたわね。
アタシが勝てたのは、概算して「三割ぐらいは」アンタの御蔭よ。

「………恐悦至極に、御座いますな。」

【血染めの身を押して、何処かへと去っていく少女と鉄槌】
【二人が交互に放つ冗談めいた科白が、じんわりと、静けさを取り戻した夜に溶けていく】
【―――いちずな割に素直でも無いのは、どちらも同じらしい】

/お疲れさまでした! 楽しかったのですよー!
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 20:16:38.01 ID:FRleDcZco
【どこかの廃工場】
【広さ20m四方の広い空間に中心に大きめの低いテーブル】
【それを囲むように3人掛けソファーが三つと三脚の小さな椅子一つ並んでいる】
【テーブルの上には麻雀の台ソファーには四人椅子には一人といったように人が座っている】

{あー駄目だー}

【と言う男は20後半ぐらいで黒髪に黒い和服と白い羽織をきている】
【その見た眼は触れたら切れるナイフのようだが言葉は案外軽い】

{デルボロ3連勝かよ参ったぜ}
〔俺が強いんじゃなくおまえたちが弱いだけだ…〕
〔それぐらい解れ〕

【その問いに答える男は白髪に白いコートに右目に黒眼帯]
【中には黒の長ズボンと2丁の銃を腰につけている】
【結構毒舌だ】

{へぇへぇそうかい、めんどくさい言い方しやがって}

【と黒和服の男は軽く流す】

『ていうか麻雀なんてどこか楽しいんだよ』
『ルール全然分かんねぇしよ』

【黒和服の男の隣に座っている青年】
【その見た眼は背まで伸びたボサボサな黒髪に前髪をまったく上げてない白いカチューシャ】
【黒のジャケットに中には橙のインナー、灰色のジーンズ、眼付が悪く腰には一刀の刀を携えている】

〔おまえがバカなだけだ…〕
『ホント口が悪りぃなぁデルボロさんは』

【デルボロという男はフンッと鼻を鳴らし眼を瞑る】

『おまえもそう思うだろレイナ』

【とカチューシャの青年はデルボロの隣に座る青年に声をかける】
【金髪紫瞳に白いワイシャツと黒の長ズボン】
【中性的な顔立ちで笑顔がとても似合うさわやかな青年だ】

「どっち共言えませんね」
「そう思う時もあればそう思わない時もありますし」

【レイナはそう言いさわやかに微笑む】

〈……おまえはそう言うところがずるいな…〉

【ソファーの後ろ】
【2〜3m程離れた場所に青年がいるが背中が地面に沈んで身体の正面だけ浮かんでる】
【オレンジのボサボサ髪と長袖パーカーを着ている】

「ヴィーゴは少し黙っててよ」

【どうやらオレンジ髪の青年はヴィーゴというらしい】

まあまあそうみんな熱くならないで次のゲームを始めようよ

【そう言った人物は一人掛けの三脚椅子に座っている】
【茶髪のさらさらロングを後ろで一つに結んでいてコーンの長袖シャツに灰色長ズボンの青年】
【その顔は子供のようなくったくのない笑みだ】

『そう言ってるけどリーダーも地紋さんと同じで3連敗だぜ?』
{リーダーは呑気でいいなー}

【そう何気ない会話をしていると入口のシャッターがガラガラと音を立てる】

//絡み不要分で続きます
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 20:18:30.85 ID:FRleDcZco
//続き

おや?帰ってきたようだね
弥生ちゃん

【リーダーと呼ばれる男はシャッターを開けて入ってきた人物にそう言う】
【長い黒髪のポニーテールに薄い青のショートパンツ】
【黒いダウンコートは前のチャックが外れており中の白いキャミソールは大きな胸を窮屈そうに押しこんでいる】
【茶色のブーツで年齢は20歳前後、顔立ちは美人と言う他ない】
【手には2m程の白い金属の棒を肩に置く状態で持っている】

《ちゃん付けはやめて下さい》
《四月朔日さん》
《怒りますよ?》

【そう言うも弥生と呼ばれる女性の顔は真顔】
【ホントに殺しそうだ】

いやーごめんごめん
いつもの癖でねー、謝るから許してよ

【と女性のその後ろにまるで亡霊のようなボコボコの顔の青年がいる】
【髪は金髪で長さは普通だがボサボサ】
【青が基調の袖の白いジャージに下はコーンのジャージを履いている】
【元は目つきが悪いがボコボコでそれもよく分からない】

「これはまた派手にやりましたね弥生さん」
「いくらギャグとはいえこれは中々酷いですよ」

【レイナは軽いため息をつく】
【とその近くではカチューシャの青年が大爆笑】

[おい…刀也……あんま笑ってっとぶっ[ピーーー]ぞ…]

【とボコボコの青年は言う】
【刀也とはどうやらカチューシャの少年のようだ】

『すまねえ…ハァハァ……けど修陸よぉ…その顔は傑作だぜッ!!』

【修陸と呼ばれるボコボコの青年の額に血管が浮かぶ】
【と次の瞬間刀也に飛びかかってきた】
【もちろんただの幼稚な喧嘩だ】

{あいつなにしたんだよ五十嵐}
{あんなにおまえがボコるほど}

《少し余分な行動があったので懲らしめました》

{なるほどね…}

ホント面白いね君たちは!!

【周りがわいのわいのと騒がしくなってきたがある一言で四月朔日が気付く】

〔全員集まっただろ雄大〕

【口を開いたのはデルボロであった】
【どうやら全員集まってする大事な話があったらしい】

ごめんごめんデルボロ
始めるよ

【デルボロは腕を組みもう一度眼を瞑る】
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 20:22:27.36 ID:FRleDcZco
//さらに続き

はーいみんな静かにして

【そう言うとメンバーは大人しくなり弥生と修陸はソファーの空いている場所に座る】
【ヴィーゴも地面の影から上がり近くのソファーの背もたれに肘を置く】
【それと同時にリーダーと呼ばれる四月朔日が口を開く】

とりあえず今回みんなで集まって話をするのはそれ相応の理由があってなんだけどね
「彼のことですか?」

【とレイナが言葉を挟んでくる】

そうその話なんだけどまた別の卵を植え付けられた人物が現れてねそっちも接触して対処しなくちゃいけないんだ
まずは淵神君が言ったとおり谷山少年の卵のこと
彼はかなり無理して卵を抑えてるから早めにこちらでどうにかしないと近々危ない気がするんだ
あくまで僕の感なんだけどね

それは僕のdied behaviorでなんとかするさ
とりあえずこの問題はこれでおしまい

【全員がその言葉に頷く】
【その顔は全員真面目な表情で先ほどのガヤガヤした空気は微塵も感じさせない】

みんなは解ってると思ってるけどおさらいをしようか
僕らがこうやって卵の孵化者に手を差し伸べるか
それは均衡を守ること
卵の力は周りにもあまりいい影響をもたらさないからね
一番軽い被害でも人殺しが増えるだけ

もう一つはおまけだけど協力者を増やす事
少しでも手伝ってくれる人は欲しいしね
そして僕らのやることは一つ


――――――――…を潰す事…


それが僕らuovoMasteringの目的……いや、使命さ!!!

【全員が怒りや憎しみと別の何かが混ざっている複雑な表情であった】

まあ今日はゆっくりして実行は明日以降にしよう

【四月朔日は手をパンッと叩き話を〆る】
【メンバーの緊張の糸が緩み四月朔日は椅子から立ち上がる】

今日の話はこれでおしまいにしよう
とりあえずみんなでも出来る遊びでもしようよ

【そう言い四月朔日は大きくニヤついた】

{そういやリーダー、食料が底をついてきたんだが}
ああ、じゃあ僕が買い出しに行ってくるよ
シュー君壁解いてくれない?

[分かったけど連れは?]

買い出しだし一人でいいよ

【四月朔日は入口はに向かって走るがシャッターで閉じている】
【そこで四月朔日は手を前に突き出し上に振る】
【するとシャッターと周りにあった窓は何も触れずに勝手に開いていく】

空気の換気ぐらいしっかりしないとダメだよみんな

【全員がそれに軽い返事を返し四月朔日は近くの街に向かい歩き始める】
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 20:30:06.02 ID:Zf2mLKCUo
【統一征斗会科学部第13研究所、所長室】
【大量の書類に埋もれる部屋の中央に二つの人影が有った】
【一人は小柄な少年、もう一人は背の高い少女】
【二人は顔を付きあわせて何か話をしているようで】

……んで、完成したって?
「あ……あ。まあ、実験、も。完全に……は。済。んでい、……ないけ。ど。
……数も。無、い……。……其れでも、良い。……なら。でも、保証は。出来ない、よ。」
御託は良い。完成したってんなら説明してくれ、有りうるリスクも、な。
「……わか、った。」

【そう言うと長身の少女が机の上のアタッシュケースを手に取り、開く】
【ばしゅぅ、と煙を立てて開いた事から、其れが普通の保存をされる様なものではない事がわかって】
【出てきたのは、紅い薬品を収めたアンプルと、注射器】

……これ。
「……あ、あ。哲学者の。卵を加…。工した……物。だ。哲学者の。卵……が、活性化。する、と。反応……して。
……コレ、も……活性化。する。卵、の侵食を、相殺、する。けど。脳に、強い負担が……かかる……みたい。
死ぬ……可能性も。有るし。まだ、実験段階。何が怒るか…分からな……い。……それ。で。……どうす……る……?谷山……君。」

【沈黙。数秒後、少年の側が口を開いた】

ばっかやろう、俺ぁお前の事之でも信用してるんだよ、お前、天才だろ。
舐めるな、ガートルッド=エリッド。この程度で死ぬほど柔な体も心もしてない。任せたぞ。
「……了……。解。じゃあ、付いて、来……て。」

【そう言って、所長室の横のベッドルーム、寝るためだけの部屋に行き、少年はベッドに寝転ぶ】
【金属の拘束具でベッドに体を固定され。右腕の袖を捲り上げられた。ガートルッドは、アンプルに針を入れ、哲学者の卵を吸い上げて】
【手首の血管に、すっ、と針を入れる。少年はガートルッドの方を向いて、コクリと頷いて】

……来な。
「う……。ん。」

【ピストンが。押された。哲学者の卵が、体内に吸収されていく】
【全て注射し終え、谷山の頭部に手を当てながら問いかけるガートルッド】

「ど、う?」
……今のところは、特に………!?ぎっ、がぁっ!?ア、アアアアッ!!

【びくびくと体が痙攣し、全身から血が吹出す】
【金属の拘束具が、キシキシと軋み、罅が入っていく】

「……あり得ない。この…数値。バイタル無事、いや、これは!?」
……!……!?……!ッ!あ!?ッツ〜!ーっ!……ッ!

【声にならない悲鳴をあげてのたうち回る少年。ガートルッドは、当てた手から電磁波を出して、卵を外部から制御していく。白衣が飛び散る血に染まっていくも、止めることはせず】
【数時間後】
【谷山は、その部屋に居なかった。部屋に居るのは、傷だらけで壁に叩きつけられ気絶しているガートルッドのみである】
【ベッドルームの窓は砕けて、そこから風が吹き込んでいた。……何が起きたのだろうか】
//ソロールです、絡み不要です。
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 20:31:20.33 ID:Zf2mLKCUo
……っうああぐぅ!がああああああっ!!

【森を疾駆する一つの影】
【びちゃり、びちゃり、と血が趨るたびに飛び散っている】
【上半身はタンクトップ姿で、下は制服のスラックス。逆立てられた純白の髪は、今現在鮮血に染まっていて】
【其の灰色の双眸は血走り、紅い涙を流して。苦痛に耐えるかのような咆哮を周囲に響かせている】
【体からは、大量の数式が吹き上がり、周囲の木々を“書き換えて”いる】
【木々は、燃えたり、水浸しになったり、電撃に撃たれたり、旋風に切り裂かれたりしており】
【誰が見ても、今の少年がまともな状態であるとは思えないだろう】

おごぉおおあああああああっ!?ぐぶぉっ!

【びくんっ、と体が痙攣して。吐血。生々しい嘔吐の音と共に、地面に血溜まりが出来ていき】
【其れでも少年は、暴れまわり、のたうっている】

(コワセ、コロセ、ォカセ、ウバエ、ホロボセ、クラェ!!アクイニミヲュダネロッ!!)
うぐぅああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!
あぎぃっ!?ぐぅ、あ……ッ!糞……ッ!!!押さえ、られな……ッグゥゥウアッ!!

【哲学者の卵の暴走状態。其れが少年を狂気と苦痛の地獄にたたき落としていた】
【哲学者の卵の制御のために、哲学者の卵から作った実験段階の物体を体内に取り込んだ】
【製作者曰く、『場合によっては死すらもあり得る。何が怒るか分からない』と言われる様なそんな不安定な物】
【此の様なことが起きるのも、何らおかしい事ではなかった】
【体を両腕で掻き抱き。血を吹き出し、血涙を流しながら地面に膝を付いた】

(コワセ、コロセ、ォカセ、ウバエ、ホロボセ、クラェ!!アクイニミヲュダネロッ!!)
……ッ!―――ッウァッ!グゥ!
……!…………、っ……!…………ッ!〜〜〜〜ッ!

【地面に倒れこみ、びく、びく。と痙攣をしている】

(コワセ、$(|ロセ、ォ”#%、*ハ%エ、ホロボセ、ク>+@{!!アクイ!#&(〜ュダネ+?_}{!)
……黙……れ……ッ……俺、は……負けない……ッ!
(dsjkHW${uj:;awlqyqvUPM`W#E%PU}CINWTPBPWn'oWR*PYOIV*IW*NYIWR}ov}`{qo{}`yon #{}`o b!!)
……糞ッ……ッ!!まだ・…………まだ、効果は……ッ!?
グギィィイィイエエエエエエエエエエエエエエエアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

【暴走。其れは、未だ止まらない。谷山の心と体を破壊しながら、暴走は続いていく】
【ばきばき、と音を立てて数式が谷山の肉体の表面を這いずり回り、ワイヤーフレームの腕や足が、そこら中から生えていく】
【ぼこり、と背から生えたワイヤーフレームの頭は、歪み、罅が入り】
【口をばかり、と開いてを音を漏らす】

《ピィギイイイィエイアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッア!!》
ぐぅあっ!止め、ろ。やめろッ!!糞、糞おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

【ぎりぎり、とワイヤーフレームの腕が谷山の首に掛かり、締め上げていく】
【ごぼ、ごぼ。と血の泡を口の端から漏らしながら、びくびくと痙攣し、左腕でワイヤーフレームに打撃を加えている】
【しかし、アートマンである其れにダメージを与えることは即ち、自己にダメージを与えることで。殴るたびに自己の体からも血が吹き出していった】
//此方は絡み大歓迎です。
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 20:44:32.45 ID:6bRAKhmSO
>>501
【最初の言葉には、反応を見せない】
【新橋は、両手の“インク剣”をクロスさせてそちらの斬撃を受けようとする。とは言え……やはり即興の技だ】

【普段から剣を扱っているであろうアルフレートとまともに打ち合って、防ぎ切れる筈も無い……彼は体勢を崩しながら、後ろに一歩半下がる】

【要するに、大きな“隙”】

【しかし】

【“停滞”していた四発の「弾」が……アルフレートの頭上から、その上半身目掛けて飛来する】
【回避自体は、それ程難しい物では無いのだが……しかし、これを安易に回避するという事は、新橋が「立て直す」時間を与える事になる】

【更に……これには気付けるだろうか】
【新橋の足元から“インク”が溢れ出し……それが「魔法陣」を描きつつある……とは言え、まだ殆ど未完だが】

【あくまでも、現在進行形。しかし上からの攻撃の最中にこれに気付くのは……やや難しいかもしれない】

【その間に、新橋はもう一つ“行動”していた……頭上に“インクの塊”を出し、それを使って文を描く】
【「金以外だ。―wwヘ√レvv―の愛、友情、信頼、契約」】
【「あの時から……―wwヘ√レvv―」】

【新橋の集中が乱れている為か、文中にはノイズが走る】
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 20:44:41.26 ID:gunrNzbs0
【公園】

ブンッ ビュオッ ヒュン 

【公園全体に響く剣が空を切る音】

…一応この技は実践レベルまでは来たと言っていいの…か?

【そう言って2mもあろうかという日本刀を両手で握りしめるのは藍色のシンプルな単着物に身を包む黒髪長髪の男】

…よし。もう1度。せいっ!!

【その掛け声とともに前方へ大ジャンプし、空中で刀を使いすばやく円を描く】
【するとその円の軌道と同じ大きさの黄色いぼんやりとした盾が出てくる】
【これが彼の能力だろうか】

【そして空中で面をするように刀をその黄色の縦に振りおろす】
【この動きを見る限り、かなりの身体能力を持っているようだ】

【そして振りおろした瞬間に、刀が当たる前に盾が消える】
【そして刀が空を切る】

よしっ…そうだ…これでいいんだ…

【成功した様子】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 20:46:23.77 ID:FRleDcZco
>>512

【とそこに一人の青年が現れる】
【茶髪のさらさらロングを後ろで一つに結んでいてコーンの長袖シャツに灰色長ズボンを着ている】
【両手にはにはそれぞれ大きな買い物のビニール袋が4つ握ってある】

卵の魔翌力を感じて飛んできたけど面白いことになってるね

【どこから来たかは分からないがその青年はその場にいきなり現れた】

(淵神君緊急事態)
(ヴィーゴをこっちに頼むよ)

君は谷山君だね
メンバーの言っていた容姿とところどころ一致してるから

【と声をかけるが谷山には届いているか?】
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 20:48:59.77 ID:UK1IIr8T0
>>514
凄い技ですね
【それを眺めてる一人の陰】

【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女だ】

【右手にはココア缶がある】
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 20:50:17.35 ID:Dgr/Yubco
【風の国東部の街―――ルクシャトリス】
【古代からの遺跡と、現代的な建築が共存した、アレ的に言えば「時の流れのねじれた」地域】

【そんな街の外れに、夜色ののっぺりした無装飾な仮面を付けた、壊れた錠の形の髪飾りを付けたポニーテールの人物が佇んでいた】
【漆黒の長髪は後頭部の高いところで結ばれポニーテールとなり、夜色の仮面は無機質さと冷たさを感じさせる】
【白いインナーの上に、黒い上着とショートパンツを着ており、白のニーソックスが足を覆っている】
【その両腰辺りには、それぞれリボンをあしらった黒い半月形のポーチらしきものが付いている】

うひょー、襲撃するまでもなく壊滅してるでやんの!

【得体の知れない興奮と共に見つめる先は、最近の魔イナゴの被害が特に大きく、半ば放棄された状態の一角】
【仮面の人物(声から女性であることが判断できるだろう)の言葉通りその地域は壊滅状態ではあるのだが――襲撃とは不穏当な発言である】

……おっといけない、真面目に下見をしないとね
おふざけが過ぎると「隊長」から怒られちゃう

【仮面の少女は唐突に素に戻り、その場から歩き始める―――】
【この街の土地勘がある人なら、歩く方向から街の外縁部を探索するつもりだと伺えるかもしれない】
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 20:51:33.02 ID:xrJykTuHo
>>512
【彼の正面、走って向かう筈だった方向から】
【足音、声、臭い、地面の振動。その他様々な情報が、近づいて来る】
【それは、少年と会話をするには、どうにも遠い位置で止まる事だろう】


…………美味しそうな臭いがするね、とっても
だけどざーんねん、食べちゃいけない人だったなんて

【現れたのは、一人の少年だった】
【足跡刻まれぬ新雪の如き長い白髪、うっすらと施された化粧】
【性別の壁を、どちらかと言えば女性側に傾いて歩いている様な白髪の少年】
【その姿を、谷山は、以前路地裏で見た事もある筈だ】


ねえ、生きてる?生きてると良いなあ、なんて思うんだけど
だけど……生きてれば生きてるで、なんだか大変そうだね、君

月並みな質問、どうしたの?

【厚手のホットパンツの下に黒いボトム、赤い革のサイハイブーツ】
【左前のブラウスに白い毛皮のコートを重ねて、ターンクロスの首飾り】
【市中で商売に従事している時と、全く変わらない服装ながら】
【両手で腹部と喉を庇い、白髪の少年は近づいて行く】
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 20:51:55.90 ID:Zf2mLKCUo
>>515
……ッ!?
あぐぅ、近づく…なっう、ああああああああああああああああ!

【ぎらり、と血走った瞳を青年に向けて、そう叫ぶ】
【びくっ、と体が震えて】

ごぼぉぉおxぼぼぉっ!

【再度の吐血】
【其れでも、腕を引き。アートマンに打撃を加え腕を引き剥がした】
【アートマンの頭部に罅が入り、谷山の頭部の同じ箇所からも血が吹き出した】

……ッ、止まれッ!

【ぎ、ぎ、ぎ。とワイヤーフレームの腕が相手の方に伸びていくのを見て、血涙を飛び散らせて止めようとする】
【だが、消耗した今の状態。余裕も体力もない状態では、抑えきるのも不可能だろう】
【話す余裕も内容である】
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 20:52:14.31 ID:xrJykTuHo
/おう、またもや被った申し訳ない退きます
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 20:58:02.49 ID:FRleDcZco
>>519

(到着するまでの少しの間引き留めないといけないな)

君は今からuovoMasteringリーダーであるこの
四月朔日 雄大(わたぬき ゆうだい)が相手する

【そういうと離れたまま谷山のアートマンに向かい思いっきり空を殴る】
【するとそこそこの密度の衝撃波のような拳がアートマンに飛んでいくだろう】
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 20:59:59.45 ID:gunrNzbs0
>>516

…見られてたか…なぁに、ショボイ技だ…あいつにも馬鹿にされてるし…

【そう言って彼女のほうを見る】
(翡翠色の髪…ココア…どこかで聞いたような容姿だが…)
(ううむ…思い出せん…)

【思い出そうと彼女の姿を凝視するが、やはり浮かんでこない】

…やっぱり聞き覚えがある容姿なような…

【と小声でつぶやく】
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 21:01:01.50 ID:Zf2mLKCUo
>>521
《C@[[:[d―Ston;;「@;e》
ぎぃっっ!?ああああああああああぐぅぅぅううあうあうああ!!

【衝撃波が迫るも、ノイズのような声が響く。その度に、谷山が苦痛の声を漏らす】
【数式がアートマンの間に割り込んで、組み変わり、岩を作った】
【岩で衝撃波を受け止めると、腕は其れを掴んで相手に投げつける】
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:02:29.55 ID:sM6pYQH2o
>>513

【降り注ぐ弾丸には見向きもしない】

ふん――――

義理深いねぇ・・・そこまでしても飽きないんだろうから、今には金より価値があるんだろうな
ならば、俺に費やすのは不本意だろう

なにとはいわんが・・・まぁ

【そのくせ弾かれた反動を使い、自らの元に刀を持った右手を寄せて】
【その勢いを逃さぬままに体ごとくるくると自分の頭上に刀を振り回す】

【言うまでも無く、上空より飛来する弾丸を防ぐために】

【見ていないのに反応できる辺りは戦闘慣れしているのだろうか】
【その割に足元に拡がる魔方陣には気付いていないようだが・・・?】


ふむ、まずは落ち着けよう

で、暫し息をすると良い

【くるり、くるりと回る黒焦げローブは、そう言う為にピタリと向き直って】
【靡く布の端を左手で押さえていて】
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 21:04:12.27 ID:RF7Egpjh0
>>522
そんな事ないですよ?
結構研ぎ澄まされた綺麗な技だと思いますよ?
【素直にそう言いながらココアを飲み】


【その小声で首を傾げ】

何処かで会いましたか?
【そう聞く】

【ついでにその聞いた容姿で違う所は】
【この人物は右目があり、足もちゃんとある所だ】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:12:32.13 ID:FRleDcZco
>>523

おおっと!

【岩を投げつけられるも宙を小さく浮くことで回避する】
【四月朔日はそのまま宙に滞在している】

今の君のようにただただ暴走しているだけじゃリーダーの僕にかすり傷一つつけれないよ

【そう言っていると四月朔日の影から人が浮き上がってくる】
【オレンジのボサボサ髪と長袖パーカーを年中着ている青年つまりヴィーゴだ】

<……おまたせ…>

おお、早かったね
じゃあよろしく頼む

【するとヴィーゴは右手の親指の爪を噛み血をだす】
【そしてフードをとると首裏に哲学者の卵が見える】
【そこに血をだした親指を突き刺す】
【するとヴィーゴの魔翌力が膨れ上がり回りの地面が黒く染まる】

<…リーダー…拘束を>

分かった!!

【その次の瞬間四月朔日は両手を目の前に突き出し手を勢いよく叩く】
【すると谷山に拘束する力が加わっていくだろう】
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 21:12:54.41 ID:gunrNzbs0
>>525

(そうだ…ロウが言ってた…!!いやロウのは義足だったな…)
(RIPに入ってる様子も見えないし…別人だろう)
【やはり別人だ、という結論をつけて】

…そう言ってくれるだけ嬉しいよ。
【まだ自分の能力にコンプレックスがあるのかと言わんばかりの言動】


ああごめん、私の知り合いの知り合い?に君に似ている人がいるらしいんでね…
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:13:35.06 ID:EnujslwIo
【公園】

【ベンチに座っている、黒い髪、黒い目、そして黒い学生服の少年】
【腰にホルスターを付けているが、その中に銃はなく、今は右手に握られている】

ぎゅーっと魔翌力を集める…集める…
【呪文のように言いながら、右手の銃へと魔翌力を溜める】

な、なんか行ける気がする…
よっしゃ、行っけーっ!
【期待に溢れる声で空へと「魔弾」を放つ少年】
【魔弾は勢いよく飛んでいくが、それは途中まで】
【始めはサッカーボールより1回り小さい位の大きさだった魔弾】
【それは、2mほど行ったあたりから段々と小さくなり、消えていってしまった】

……はぁ
【ベンチへと寝転んだ後、大きなため息をつく】

だれか魔術教えてくれないかなぁ……
『あんまり気にするもんじゃないよ。会合のときに教えてもらえばいいしね。』
【少年のとは違う声が一つ混ざる】
【少年の右手から聞こえるが…】

【そんなことより一人でベンチを占領するのは凄く迷惑だろう】
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:14:03.47 ID:FRleDcZco
>>526
//風呂入ります
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 21:14:04.34 ID:Zf2mLKCUo
>>526
//ちょっと御飯食べてきます!
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 21:17:51.44 ID:wDwmbotL0
>>527
私に似た………………姉さんか
【頭を抱えながらそう言い】

姉さんが何か迷惑かけてないでしょうか?
【恐る恐るそう聞く】
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:21:04.35 ID:m15X2/Cmo
>>528

おいおい、せっかく寝てたんだから起こさないでくれねぇか?

【一人の男が公園の木の上から跳び下り、少年のほうへと近づいて行く】
【おそらく公園の近くの木の枝の上にでも寝ていたのだろう】

はぁあ……

【あくびをしている青年は、濃紺のバサッとしたザンギリ頭で、白銀の瞳と端正な顔持ちで】
【赤地に金のラインが入った忍服の上から黒地に金の豪華な羽織を羽織って金の下駄を履いている。】
【背中に2つの大きめの金色と銀色の煙管(キセル)を担いでいる】
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:24:18.29 ID:EnujslwIo
>>532

あ、ごっ、ご、ごめんなさい!
【そんな所に寝てる等想像もしなかった少年】
【とりあえずは謝ろうと、頭を深く下げている】

お、お兄さん何者ですか?
【木の上で寝るなんてただ者じゃない…と考えながら質問をする】


534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:28:18.38 ID:m15X2/Cmo
>>533

んー、オイラぁただの通りすがりだよ

【少なからず見た目は派手なようだが、普通の態度で話した後】

それよりさっき何してたんだ?
寝起きだからあんまり見てなかったんでなぁ

【頭をボリボリかきながら少年に問いかける】
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 21:29:39.36 ID:Zf2mLKCUo
>>526
/
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 21:30:13.23 ID:gunrNzbs0
>>531

な…!ロウが言ってたRIPの敵の方は姉か…

【そう言って驚くと、記憶をたどりながらロウとの会話を思い出す】

えーと…ロウが姉と戦って勝ったんだがその姉に逃げられた…だったかな…
ああ、すまん。ロウと言うのは…最近貼ってあるポスター…ほら。あそこにも貼ってあるだろう?

【そう言って公園の壁にあるポスターを指差す】

あそこに貼ってある青義同盟のリーダーだよ。

【ポスターにはこう書いてある】


【「Justice」や「対機関連合」のように、「悪なら即殺す!!」というような輩がいる正義組織に、疑問を感じませんか?】
【私たち「blue justice/青義同盟」は、上記2つの正義組織とは違います!!】
【この組織の目的はできるだけ殺しを避け、悪を更生させることです。】
【この組織では更生の余地なし&危険人物と判断した場合のみ、殺しが認められます。】
【真の正義はここにあり 「blue justice/青義同盟」メンバー募集中!!】
【現在メンバーが足りずに活動できない状態にあります!!少しでも気になったら連絡を!!】 
【お電話はこちら、リーダー「マーシャル・T・ロウ」のtel ○○○−△△△−□□□まで!!】
【全員救えないなんて解ってるけど、それでもできるだけ1人でも多く救おうと頑張ってみないか?】
【俺のクソ甘い考えに賛同できる奴!!悪人善人関係なく救ってやろうという器のでかい奴!! 】
【そういう奴を俺らは求めている!!ポスターじーっと見てりゃあスカウトしにいっからヨロシク!!】
【メンバー大募集中!!RIPでもカノッサでも救ってやるからかかってこいや!! by マーシャル・T・ロウ】

537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:32:30.00 ID:EnujslwIo
>>534

と、通りすがりですか…
【通りすがりがゲシュタルト崩壊しそうだったが、頭を切り返す】

いや、僕魔術の修行中でして。
ちょっとこいつに魔翌力を溜める練習をしていたんです。
【そういって右手の銃を見せる】

…もしかして魔術とか使えたりします?
【まぁそんな事はないだろうが、と思いつつも質問をする】

538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:33:06.80 ID:EnujslwIo
>>537
/わー、1行目切り返すじゃなくて切り替えるでしたごめんなさい。
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 21:33:10.93 ID:6bRAKhmSO
>>524
【その間に新橋は体勢を立て直し】
【アルフレートの刀に防がれた四発の“弾”は「消滅」……しかし】

【魔法陣は徐々に完成に近付きつつある】
【複雑怪奇、そう言うに相応しい、「こじんまり」なサイズながらも実に“入り組んだ”魔法陣】

【「言われずとも、落ち着いた」】

【やはり最初の言葉には返答せず】
【二つの“文”の内片方を上の文に変化、もう片方を“弾”に変化】
【弾は、新橋の頭上に“停滞”】

【現在両手の“インク剣”こそ消えていないが……新橋は、自らは仕掛けず、深呼吸を一つ】
【その為、表面上は“落ち着いて”いるように見えるが】

【足元に、魔法陣。頭上に弾丸一発。両手に“インク剣”……事実上は、完全武装】

/また遅れました……本当に申し訳ありません
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:33:42.21 ID:n9oyT9hAO
【裏路地】


うぅ、考え事に夢中になっていたら、眠る時間がすっかり無くなってたのは予想外でしたよっ……。

【ふぁ、と、手で口を抑え小さな欠伸をしているのは】
【カノッサ機関の制服を身に纏い、腰に細剣を吊り下げた小柄な少女】
【腰の辺りまで伸ばした陽光を思わせる綺麗な金髪と、翠玉のような瞳が印象的だ】

……うん、今日は、早く帰って眠らないと駄目みたいですね。
本当に寝不足で倒れてしまいそうで――痛っ!?

【ごつん、と、裏路地に響く小さな衝突音と少女の声】
【ふらふらとよろめきながら歩いていた所、廃墟となった何かの店に吊り下げられていた看板に頭をぶつけたらしい】
【何でこんな場所に、と、涙眼で看板を睨むが、当然看板は謝罪をしてくれない】
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 21:34:27.19 ID:Zf2mLKCUo
>>526
【相手に傷ひとつ着けられないのを、逆に安堵して】

……逃げ、ろッ!ぐぅううっ!!

【ぶしゅっ、と体から血が吹き出して】
【見知った顔を視界に収めるも、反応も出来ない】

……ッ!
《ピギィイエアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!》

【谷山は、確かに抑えつけられた】
【だが、其の圧力で、卵がより強く暴走】
【アートマンがより醜悪に変化していく】

止まれッ!止まれ、止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ!!!
《――――System Easter Egg!Shutdown!》

【変化した異形の腕が相手に伸びるが、その瞬間、腕がフリーズする】
【そして、一際強く血が全身から吹き出した】

……ッ、ウグゥアッ!成功、か!?

【だが、未だ谷山の体からは数式が吹き出していた】
【ぎしぎし、と腕が蠢き。押さえつける力に反抗しようとしていた】
//ただいまです
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:35:22.42 ID:m15X2/Cmo
>>537

魔術ねぇ・・・魔法とかなら見てことは何度かあるが……

すまねぇな、オイラ魔術とか全然わからねぇんだ

【誤りながら話をした後】

へぇ、いいモンだな

その魔術ってのをみせてくれねぇか?

【その青年は魔術が見たいようである】
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:38:42.02 ID:EnujslwIo
>>542

いえいえ、闇雲に聞いた自分が悪いですから。
ま、魔法ですか……
よければどんなものか教えていただけませんか?
【少しでも情報が欲しい、といった様子の少年】

魔術をですか……
残念ながら僕は銃に魔翌力を込めるぐらいしか…
【俯きながら話す少年。魔術らしい魔術はできないらしい】
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:39:03.69 ID:FRleDcZco
>>541

あまり長く持たなそうだ!
ヴィーゴ早く!!

【四月朔日の手がプルプル震えている】
【と次の瞬間谷山の後ろからヴィーゴが飛びかかってくる】
【そしてヴィーゴは谷山の頭を押さえつけ地面に沈めようとする】
【たぶんこの前模擬戦をした草原に連れていくのだろう】
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 21:39:31.69 ID:VsyxSGZk0
>>536
ああ……そうですか…
うちの馬鹿姉がスイマセン…
最近は口が悪いですが心優しい姉なので、《R・I・P》にいるからといって嫌わないであげてください
【なんか姉とは違い礼儀正しい】

あ…最近噂の…
けどポスターはちょっと煽りすぎかと……
もう少し文章を和らげた方がいいと思います
私の知る限りではそんな危険な方はいないと思いますし……もし協力体制をとることになったら大変ですよ?
【そういう】
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 21:41:31.19 ID:Zf2mLKCUo
>>544
……触れる、な!今の…俺ッ!ぐぐうぅあ!!!

【数式は、気絶の数式ではなかった】
【痛覚データの数式。変性した力の発露】
【抑えつけ、沈められていくが、触れれば全身に気絶しそうなほどの苦痛が襲いかかるだろう】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:47:33.08 ID:sM6pYQH2o
>>539

随分、無口なんだな
今更ではあるが、お前・・・嘘をつくのが苦手なタイプじゃあないか?

【クスクスと笑う】
【嘲る、と言った方が正しいかもしれない】
【無論黒焦げローブの中身にとっては一時の遊戯に過ぎないにせよ】


では、落ち着いたところで

【右手の刀をまた大きく振り上げる】



――――受け入れてみるか

【青年は新橋の操るインクによる武装を完全に無視して】
【速く、というより早く】
【唯一の武器であるその右手の刀を狙いを定め、投げ付けた】

【新橋、ではなく戦闘において意識が多少なりとも逸れていたであろう】

【黒い繭、「お嬢様」へ】
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 21:47:42.10 ID:oLX1ntAto
【風の街/東部/ルクシャトリス、その郊外】

【広野を横断する街道に、お菓子な車が一台、停車している】
【巨大な白黒クッキーを削り、刳り貫いて作られた車体】
【ドーナッツとチョコで出来たホイールに、飴の窓ガラス】
【弾力性のあるコーヒーゼリーのコンテナを備え付けた軽トラックだ】

【――半透明のコンテナには、救援物資が積載されているようにも見える】

(碧おねーさん……)
(……この車を作ったとき、わたしたちは一体、なにを考えていたんです?)

【運転席側のドアに背中を預け、佇むのは】
【クリーム色コックコートを着た、蜂蜜色ポニテの女の子】
【紅茶を思わせる虹彩の瞳を持っていて、身長は角砂糖を一列に積んで133個分】
【ミルクセーキのように滑らかな白手袋で両手を覆い】
【チョコレート色の警棒を腰に吊っている】

【手持ち無沙汰に眺めていたスイーツレシピブックから視線を上げて】
【深い深い溜息を、星空へ吐き出した】

【街に向かって出発する気配は、無い】
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 21:47:54.43 ID:gunrNzbs0
>>545

…まぁあのくらいしないと話題にならないと思ってな…
協力体制は基本的にとらないつもりだ
違う正義を掲げる者同士が協力し合ってもいいことなど無いからな…
君はjusticeの関係者なのかは知らないが、君の知らないところで正義を後ろ盾に殺すのを楽しんでいる輩は確かに存在するんだよ。

【遠くを見据えたような眼でそう言って握りこぶしを作る】
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:48:09.38 ID:QQs4lkXJo
【とある街中の繁華街、未だ人が賑わう時間帯にて】
【そこでは今現在進行形で一人、また一人と意識を手放してゆく非常事態が発生していた】
【動物に限らず、先ほどまで威嚇し合っていたノラ猫はミャアアア…と苦しみながら横たわり、雀は竹トンボのようにくるくる回って墜落しつつある】
【色鮮やかな花が元気なくなったように下に頭を垂れる光景の中を意気揚々と歌いながら行く者がいた】

大風に聞けェェェ〜♪お〜れ〜のォォォ〜名はァァァ〜♪ドォォォラゴォン〜ライ〜ダァァァ〜こっこっにあ〜りィィ〜♪

【歌を歌っている男ははさらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋が特徴的な男だった】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカー】
【そして大事そうに赤いマフラーを首に巻いていて、年は若く20代前半くらいだろうか】

来るならァァァ〜来てみろォォォ〜〜の〜う〜りょォォォ〜〜くしゃァァァァ〜〜♪はーしりィィ〜〜撃ち抜くゥゥ〜〜容赦なァァ〜くゥゥ〜〜♪
駒場のォォォ〜〜言葉をォォ〜〜む〜ね〜に〜だァァきィィィ〜♪愛しき女をォォォ〜まァァァもォォォるゥゥゥためェェ〜♪

【彼が引きずっているのは…2mほどの上から見ると細長い六角形のような形をした重厚な箱…人一人が入れそうな高級感の溢れる箱】
【安定感のあるのっぺりしたフォルムを紺色で彩っており、蓋の表面に真っ黒な三日月を象った模様が塗られており】
【そして中央部に『魔術協会』とロゴが張られていた】
【どこから見ても棺桶だった…そしてそれには銀色の鎖がくっついている】

あ〜したァァ〜の〜世界をォォォ〜まァァァ〜もォォ〜るゥゥゥ〜のだァァァァ〜♪ドォォォラゴォン〜ライ〜ダァァァ〜こーこーにィィありィィ〜♪

【曲調からどうも『アマゾンライダーここにあり』の替え歌を歌っているようだが、彼がそれを歌いながら通り過ぎると、誰もが耳を抑えてうずくまり始める】
【その青年が通り過ぎるごとに誰もが体調不良を訴え始めるその原因は、まぎれもなく彼が歌う景気づけの歌だった】
【なにせこの青年――――騒音公害レベルのものすごい『音痴』なのだから】
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:48:21.13 ID:RmAX3LVDo
>>540

機関員たるもの、身分能力に関係なく常に周囲への注意を怠るな―――。

【こつ、こつ。軍靴の音に声色を混ぜて、言葉をかけるのは一人の女性】
【紅い軍服に身を包み、銀色の髪と褐色の肌を口元の“輝く煙草”で照らし出し】
【冷えた視線と表情に少女に向けた、得体のしれない人物】

……と、私などは勝手にそう思っているが。大丈夫か?
ナンバーと素性を知らずとも、服からしておそらくは同僚の、そこのお前

【だが、少女が多少なり目聡いのであれば女性の素性は直ぐに分かる】
【その袖には夜光に輝く金の糸で、“No.77”の刺繍があるからだ】
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:50:40.28 ID:m15X2/Cmo
>>543

んーとな、オイラが見たのは氷みてねぇなモンと、冷気っていうのか?
魔法っていえるのはそれくらいなモンかな

【思い出しながら話をし】

その銃に魔術とやらをこめて撃ちだすのか?

んー、そうだこれは魔術じゃねくて忍術だが……

【青年は左手に気を溜め雷化させ自分が寝ていたであろう木に手を振りかぶる】
【するとバチィバチッと音を立てながら青白い雷が手裏剣のような形で飛んで行き、木に突き刺さる】
【一瞬の出来事であった】

まぁ寝起きだし軽くしか練ってねぇからこれくらいなもんだけどよ

【雷の手裏剣は消え、木には突き刺さっていた後が残っていた】
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:51:50.71 ID:FRleDcZco
>>546

【頭を押さえ沈めるまではよかった】
【しかしヴィーゴは数式に触れ身体に激痛が走る】
【ただ沈めてはくれたそれだけで十分だ】

【とある草原】

【ここはuovoMasteringのアジトのドアから繋がっている場所だ】
【とそこの地面がいきなり黒く染まっていく】
【そして中からヴィーゴと谷山それと四月朔日が出てくる】
【するとそこには既に卵の力を引き出したメンバーがそれぞれポジションを取っていた】
【しかしそこに出た瞬間黒色は引いて元々の草原の緑色に戻る】
【ヴィーゴが気絶したからだ】

シュー君とデルボロはレイナの能力を通して時空間停止結界の準備!!!
刀也君とレイナはこっちに!!
弥生ちゃんは谷山君を抑えて!

【四月朔日はメンバーにそれぞれ指示を出していく】
【その顔は真剣そのものであった】

[よし、繋がったぜ!]

【修陸とデルボロを覗き他のメンバーは谷山も入れ四角く巨大な透明の壁に入り込む】

周りとの時空間は断絶出来たね
レイナはもう谷山君とは同調(シンクロ)出来たかい?

「同調出来ましたのでいつでも行けます」

【眼には見えない四月朔日の拘束は外れる】

554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 21:53:13.49 ID:1svBH/Oi0
>>548

【コンコンと、軽トラックの扉が叩かれる】

すいません……お尋ねしたい事があるんですが………

(変わった車だな………オイ)

【後ろ髪が硬そうに固まっている肩にかかる長さのウルフカットの茶髪で茶色の瞳をして、両の耳に綺麗な銀色のピアスをして左目に機械的な眼帯をした】
【袖や襟などにベルトが付いて、ファー付きフードがある赤いスタイリッシュなエナメル質のジャケットに】
【迷彩柄のGパンの裾をベルトで止めて、歯車のような機械が付いている茶色のブーツを履いた】
【180cm程のスラリとした長身の年齢は18歳程度の少年と青年の境目のような人物】

【背中には身の丈程の長さで、グレネードでも発射しそうな大きな銃口に厚い刃が付いた巨大なワインレッドの銃剣に】
【腰の白いベルトのガンホルダーには銀色の銃身のコルトMKWと、黒い銃身のピエトロ=ベレッタ】

【トラックをなんとも言えない表情で眺めながらノックする】

555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 21:54:06.86 ID:IRSG2iIm0
>>549
……頭硬いんですね
【少しため息をはき】

……まあ、私から何も言えませんが先入観でモノを決めない方がいいですよ?一回あの人達が戦ってる現場を見てみては?私からはそうとしか言えません

あ…申し遅れました
私はマイナーな雑誌《世界の眼》の雑誌記者
紅閻寺レンです。紅い閻魔の寺とかいて紅閻寺(こうえんじ)です

【名刺を渡そうとする】
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:56:06.72 ID:EnujslwIo
>>552

氷属性の何かかなぁ…
魔法というか能力かなぁ…
【上のほうを見ながら独り言のようにつぶやく】

ええ、コイツに魔翌力を、
威力は余り上乗せさせれませんが…
なので、先程溜めの練習をしていたんです。
【質問にそう返し】

うぉ…お、す、スゲェ!
【パチパチと拍手をしながら、声を上げる】

忍術とはそのような物だったんですね……
魔術でいう魔翌力のような力の源はあるのですか?
【忍術に少し興味が沸いた様子の少年】
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:56:18.53 ID:xrJykTuHo
>>548

……ねえ、その車、動くの?
なんだか、もの凄い飾り付けだけど……

【彼女の方へと近づいてくる、一つの影】
【それは、灰色のローブを頭から被って、その姿を判別し辛くしている】
【だがそれでも、その声には覚えが有るかも知れない】


えーと……たしか、魔術協会で会った事無かったっけ?
こんな所で知り合いを見つけるとは思わなかったけれど……

【現れたのは、灰色の髪と瞳の少女】
【首から下げたペンダントは、やはりチェーンの先はローブの内側で】
【パッと見なら、浮浪者にしか見えない様な格好の彼女は】


………どうしたのって、聞いておくかな

【お菓子な車の数歩手前で、地面に座りこむだろう】
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 21:58:21.23 ID:Zf2mLKCUo
>>553
【草原に出る】
【びく、びく。と痙攣して、血を飛び散らせて】
【ぎしぎしと蠢く体から生えたアートマンの腕は醜悪である】

ぐ……、う!あ、あああああああああああああああああああああああああ!!

【びきり、と音を立ててアートマンを抑える力が弱まっていく】
【アートマンの腕が振り回され、周囲に居る物を巻き込もうと、暴れている】
【谷山は其れを抑えようと、唯一まともに動く鋼の義手で、腕を鷲掴みにしていて】
【ぐぎり、と腕に罅が入り。谷山の右腕が折れる】

ッグ!!
ああああああああああああっ!!

【ダメージは通常同率で反映されるが、其のバランスすらも崩れていた】
【其れでも腕を離す事はない。だが、残る10本程の腕は、近くに居る物に暴力を振るおうと暴れているのが分かるだろう】
【纏う数式は痛覚データ。覚悟を以て触れれば気絶はしないかも知れないが、相当の苦痛を感じるだろう】
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 21:58:22.79 ID:xrJykTuHo
>>557
/被った退きます
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 22:00:21.34 ID:oLX1ntAto
>>554

…………っ

【声を掛けられてから、少しだけ間があいた】
【ハッとした様子で、長身の彼を見上げる、齢10歳ほどの女の子】

(グレネードランチャー……です?)
(それに、銃もたくさん……、ちょっと危ない人かも…です)

……えぇ、っと、……はい、何です?

【凶器を下げた人物が至近距離に居る事実に、少しだけ身をこわばらせた後】
【ぎこちない作り笑いで、彼に問い返した】
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 22:01:26.63 ID:oLX1ntAto
>>557
>>559
/あわわ、申し訳ないです!また機会がありましたら、よろしくお願いします!
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 22:01:28.26 ID:pieBwHEK0
>>548

【「御伽の国から飛び出してきた」と言うには、インダストリ的に洗練された特殊車両】
【それを、驚異と興奮を映すまなこで、まじまじと観察する姿が見えた】

きゃー、興味あるぅー…。
横から見てて、動力も、製法も、作った意図さえも藪の中じゃない!

…とゆーか、そもそも動くのかしら?

「そう考えねば、ここまで運び出すのは困難を極めるハズですからな、仕方が有りませぬ。
 ……事これに関しては、所有者に概説を求めることを、当方としてもお勧めしたい。」

【毛皮のひっついたフード付き、ベージュ色のコートを羽織る、小学校上級生程に見える少女】
【病気一歩手前の真っ赤な眼に蒼白な肌と、手触りの良さそうな黒髪が特徴的で、値打ちのしそうな紅い指輪を付けている】

【メルヒェンなお菓子の車に、少しずつ接近を試みながら、何故か「指輪」と言葉を交わしていたが】
【―――会話の結果を受けて彼女は、これまたお菓子で構成されたかの如き少女の方へと、進路を転換するだろう】
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 22:02:52.24 ID:pieBwHEK0
/>>562、颯爽撤退!
/リロード忘れ、申し訳有りませんでした……!
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:04:28.00 ID:m15X2/Cmo
>>556

まぁ世界には色々なやつがいるもんよ

それはすげぇな、がんばってくれや
【銃を見た後、少年のほうを向き言うと】

まぁすごくはねぇかな
魔翌力ってぇのはしらねぇが、忍術は気を練りこんで使うんだよ。
気力っていわれてるやつにちけぇのかもな。

【少年にそういうと】

そういや最近、たまに眼が以上に見えたり見えなくなったりするんだよな
ま、それはどうでもいいんだがよ

じゃあさっき練習してたことを俺の前でやってみてくれねぇか?
【どうやら少年の魔術に興味があるような雰囲気である】
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 22:04:43.91 ID:oLX1ntAto
>>562-563
/ごめんなさい!ありがとうございます!また、チャンスがあれば是非…!
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:05:17.13 ID:FRleDcZco
>>558

【暴れる腕に四月朔日が一つ一つ拘束させようと力を飛ばして行くのが分かる】
【このまま行けば腕は全て動かせなくなるだろう】
【すると今度は弥生が黒い包帯を飛ばしてくる】
【それは弥生が持っている鉄の白い棒についている包帯だった】
【その棒は2m程の長さで3分の1ほど巻いてあるが今はそれ以上に伸びている】

刀也君も準備出来たかい?

『ああ、OKだ!!』

【谷山の目の前に光の壁が現れる】
【それは谷山を鏡のように映す】

そのまま谷山君の魔翌力をそっちに全部移転させるんだ

【それはつまり鏡に谷山の魔翌力が奪われるということだ】
【完璧に無力化をするという考えだ】

【しかしこれはあくまで二人の拘束が成功した場合だ】
【失敗すればそれ相応の手痛い仕返しを食らうだろう】
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:05:42.32 ID:n9oyT9hAO
>>551

【声を掛けられる数瞬前、足音を聞きつけた瞬間】
【少女は、す、と、右手を腰に吊り下げた細剣に伸ばし、抜き放つ体勢に移る】
【普段纏っているほんわかとした柔らかい雰囲気は微塵も残さずに、凛と張り詰めた空気を身に纏う】
【臨戦態勢に入った、のだろう、その様子から先程までの間抜けな姿を想像するのは難しい】

【と、そこまでやったのだが、飛んでくるのは攻撃ではなく、叱責の声】
【其処で、自分に話しかけて来た相手が敵ではないのを理解し、手を、何事も無かったように退く】

あはは……こうやって会ったのが同じ立場の人間ですから良かったけれど。
……うん、すいません、確かに、拙かったですよね、私の不注意でした。

あっ、私は大丈夫ですよっ!?
額を切ってしまった、なんて事も無いみたいですからっ、この通り、元気満々ですっ。

【謝罪の言葉を口にしたかと思えば、不要な心配を掛けてしまった事に慌てて、自分の無事を主張する少女】
【なんとも機関員らしくないのだが―――足音を聞きつけた際の反応と、臨戦態勢に入った際の雰囲気は、『本物』だった筈だ】
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:06:06.43 ID:gbJ0laljo
【路地裏】
【じめじめとした、纏わり付くような嫌な空気。それを微かに震わす――啜り泣きの声】

……っ、ひぐっ……

【鮮やかな赤の外ハネセミロングと同色のツリ目は、なんだか猫を想像させる、そんな少女】
【白いカッターシャツに赤チェックのネクタイを締めて、同色のプリーツスカートとガーターベルトで固定した黒ニーソとを身に纏い】
【そして、普通に歩くにも不便そうな、厚底の「赤いロッキンホース・バレリーナ」――その靴は、今は鳴らない】

【薄汚れた毛皮に赤黒い染みを作った、猫、と】
【それを抱いて座る、赤い少女、と】
【――――額に穴を開けて転がっている、派手な格好をした男数人、と】

えぅう……う、

【それだけ。灰色の空間に存在、しているのは】
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 22:08:50.77 ID:6bRAKhmSO
>>547
【「そうでも無いさ」】
【文が変わる。魔法陣は遂に完成し、弾丸は相変わらず“停滞”している】
【無口、無表情。「アートマン」かと思う程に、冷え切った者】

【ただ、先程“斬姫お嬢様”と一緒に歩いていた時は……確かに、笑っていたが】


【然し】


【投げられた刀。それに気付いた彼は、恐ろしい程に「人間」だった】
【足元の魔法陣を高速で起動。発動するのは「炎」の“爆発”】

【それにより“あえて”吹き飛ばされ……刀と繭の、一直線上に入る】
【次の瞬間】

【どすっ】
【アルフレートの投げた刀は、新橋の腹部を串刺しにして】
【新橋はその勢いで地面にたたき付けられて滑って行き……繭に、激突する】
【全てな武装が消滅……則ち、魔法の維持が不可能になったという事】
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 22:09:47.33 ID:Zf2mLKCUo
>>566
【拘束の力で、腕の動きが鈍っていく】
【そして、包帯に拘束され、動きは止まる、が】

《C[:]:]ode「@「4”#$%&―F4t”#$&ire!!》
ぐぎ、いがあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!

【数式は、物理的性質を持たない。拘束されない其れは、自在に組み変わる】
【組み変わった数式が、焔と代わり、谷山ごと燃え上がっていく】
【包帯にも燃え移っていくだろう】
【そして、鏡に移された谷山は、もう何も発言することも出来ず、焔に飲まれている】

ぎぐあああああああああああああああああああああああああああ!!

【魔力が奪われ、焔も弱まっていく】
【ゆっくりとではあるが。だが、もし燃え移っていたのならば、包帯に燃え移る焔がすさまじい勢いで趨り、術者を狙うだろう】
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:11:14.30 ID:EnujslwIo
>>564

気ですか…気力なら少し聞いたことがあります。
【前図書館の本で見た事を思い出しながら話す】

目がって…重症だと思いますよ?
病院へ行くのをオススメします。
【青年を心配した様子で話す】

さ、さっきのをですか…
失敗するかもしれませんが…頑張ります。
【そう言って魔翌力を右手の銃へと集中させる】

ぎゅーっと……ぎゅーっと……
【呪文のようにそう言いながら】

今だ!行けッ!
【魔弾を空へと放つ少年】
【魔弾は虚しくも、先程と同じように消えていった…】

……あ、あは、あははは…
【誤魔化すようにそう笑う】
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 22:12:05.21 ID:gunrNzbs0
>>555

ああ、宜しく。

【そう言って名刺を受取る】

justiceのメンバー全員を把握してるなら聞き入れるがな…
俺は世界各地にいる信頼できる情報屋からそのような情報を貰っている。この情報は正しいよ。
もちろん全員がそのようでないのは解っているが、そのような輩を1人でも入れているjusticeとは協力体制など取らん。

…ああ、熱くなって悪かったな… 受け取ってくれ。

【と言って、名刺を渡す】

________________________________

「blue justice/青義同盟」所属
        蒼心流  師範
    タツミ

tel ●●●-□□□□-××××
________________________________


「blue justice/青義同盟」所属、タツミだ。よろしく。
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 22:13:40.46 ID:w3WHcZB3o
【月光に照らされた路地裏】


───。

【そこには、ひとつの影が、浮いていた】
【アホ毛が一本ぴょいんと伸びた、月光を鮮やかに反射する銀色の短髪】
【病的にまで白い肌と小柄な体からは、どこか無機質な感じが漂う】
【伏せられた瞼から疑うに、寝ているようだ】

……スー……スー……。

【しかし、寝ている状況が路地裏といえど非常に異質だ】
【彼女の袖から何本もの触手が大小伸びていて】
【ハンモックのように彼女の体を浮かせ、支えている】

【そんな様子だというのに、退廃的な美しさを感じてしまうのは月光の所為だろうか】
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 22:17:04.30 ID:1svBH/Oi0
>>560

(この子が運転してるんだろうか………)

【なんとなくそんな事を考えながらぼけっとし、数秒間が空く】
【が、直ぐに気を取り直し】

えーっと………ルクシャトリス≠チてこの道を真っ直ぐでいいんでしたっけ…?

(あ、あれ…爽やかが売りの俺が警戒されてしまっている…?)

あーあれだ……うんうん…そうだ!

【警戒を解こうと考えながらぶつぶつと呟き】
【思い立ったようにポケットを漁る】

ほ、ほらこれ……飴あげるよ飴……風の国*シ産のブリーズドロップ=c…
さっき買い過ぎちゃってさぁ…ハハハハ

【何やら沢山飴が入った包み袋を取り出して差し出す】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:18:01.10 ID:FRleDcZco
>>570

《―――ッ!!?》

【弥生がハッとした瞬間包帯から一気に炎が駆け巡っていく】
【しかしそれは途中で止まる】

危ない危ない…弥生ちゃん大丈夫かい?

【炎を止めたのは四月朔日だが身体はとても辛そうだ】
【と次の瞬間炎が刀也を襲うがレイナが背中で庇う】

「―――グアッ!!!」

【レイナの背中は焼け焦げ黒いくなっている】
【それと同時に気絶】

『ありがとなレイナ…』
『あとは任せてくれ』

【谷山の魔翌力もあともう少しで底を突く】
【四月朔日は疲れているがそこを狙っているようだ】
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:19:20.96 ID:m15X2/Cmo
>>571

オイラぁ病院嫌いなんでな……
あの針を刺すのがどうも気にいらねぇんだ…

【病院は嫌いなようで】

威力はわからねぇが、実戦だともうちょっと慣れないといけないだろうな
【少年の魔術をみたあと青年は言う】

(なんだ…眼が痛みだしたと思ったら今度は変なもんまで見えてやがる)
(変なモンでも食ったか……)

【青年は眼を閉じ、悩んだ表情をみせた後、元の素顔に戻り】


そうだ、俺相手に実戦みてぇな感じで修行やらねぇか?
その魔術っての練習にもなると思うぜ?
【青年は模擬戦をしようと少年に問いかける】
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:19:57.65 ID:FRleDcZco
>>575
//確定描写になってしまった
//底を突くと思われるに直しといてください
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 22:21:06.33 ID:Zf2mLKCUo
>>575
【谷山の苦痛の声も、徐々に小さくなっていく】
【其れは、苦痛から開放されるということではない。ただ声も出せなくなっただけである】

……ぅ、ぁ……っ……ぅ……

【焔が徐々に小さくなっていき】
【もうのたうち回る体力も残っていない谷山が倒れこんでいる】
【体からはぶすぶすと煙を上げ。焔は、そして、消えていった】
【狙うなら今だろう】
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:22:03.25 ID:sM6pYQH2o
>>569

ふぅ・・・

【一息】

どうだ、受け入れられたか?

【少し微笑む】
【そして問いかける】
【緩やかに、自然な、やけに背筋を伸ばした姿勢でつかつかと、歩み寄る】


理不尽さに、

【一歩】

間違いに、

【一歩】

現状に、

【また一歩】

自らに、

【更に一歩】

まぁ――――

色々あるが、俺との出会いを
避けるべきだったと、そう思ってるかな?

【至近距離まで近づいていく真っ黒焦げのローブの青年】
【眉間に開いた穴から血を流し、腹部に開いた穴からは形容しがたい惨状を曝け出して】

【それでも尚、執事の青年の腹部から自らの刀を引き抜こうとした】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:22:50.86 ID:RmAX3LVDo
>>567

……ふむ、素直に非を認めるのは好ましい反応だな
指摘を無為にするような下手なプライドなど、持っていない方が良い
ところで、私はガルニエ。そちらのナンバーと、名を聞いても?

【その空気。冬の深夜を歩くが如く、ピンと張り詰めたそれを感じて、一時足を止める】

【多少眉を潜めてみても、周囲に視線を回しても他に該当する人は無く】
【確かに視線の先に在る少女がソレを発したのだと理解して―――また、進む】

【軍歌の音は耳に心地よい程度のリズムで刻まれて、拒否されなければ1m程にまで近付こうとし】

怪我が無いのならそれで良い。健康は全ての基礎だからな
それになにより、「目の前で少女が怪我をする」という状況は心が痛む――――

――――まあ、「本当か」と問われれば「ノー」だが。

【口元の煙草を右手に持って。輝くそれは形を変えて、拳銃に】
【光りそのものの様な拳銃の口は、紛うことなく少女へと向けられていて】
【その引き金にも、既に女性の指がかかり―――――?】


【―――と、これは仮に近づけた場合の話】

【近付けなければ拳銃を出すこともなく、言葉も「全ての基礎」という件までしか伝えられず】
【その際取る動作は腕組みであり、口元の煙草は相変わらず光を放ち続ける事となる】
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 22:23:52.42 ID:19uErHBHo
>>568
ん?

【少女の後ろから声がする】
【若い男の声だ】

こ...これはッ!

【額に穴をあけた男を見て思わず少女に駆け寄る】
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:27:49.30 ID:EnujslwIo
>>576

注射ですか…
確かにあの感じは嫌いになりますよ……
【コチラの少年にも少し病院嫌いの気があるらしい】

む……そうですね…
もっと修行を重ねなくちゃ…
【練習でも出来ない現実を再度認識する】

模擬戦ですか…
うーんでもなぁ……
【いつもは二丁の銃を使う戦い方をするが、今1つの銃はある人に預けてある】

まぁ、軽くでよければやりましょうか
【模擬戦に応じる少年】
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 22:28:22.81 ID:VsyxSGZk0
>>572
あのですね……いえ、コレ以上は口論になるでしょう
けど……《哲学者の卵》という危険なモノが機関にあります
アレを植え付けられたモノは悪意が増幅し、性格も歪みます
justiceにもその被害者がいると聞きますし…もしソレが貴方や貴方の組織の人に植え付けられ悪なら殺してしまう人物になったら貴方はどうしますか?
【真剣な表情で言い】

理想と現実は違う…だから皆さんで協力しあいお互いフォローして悪に立ち向かう方がいいと私は思います

それに………下手したらそのポスターを機関などに利用されるかもしれませんよ?
例えばjusticeと対機関連合の相手に対しこのポスターを使い揺さぶりをかけたり
正義組織のネガティブキャンペーンを利用し機関に占領されてる昼の国や水の国の都市の住民達に見せ『正義組織はいがみ合い君達の事は見ていない。なら救いを求めるには我々機関に協力した方が助かるぞ』的な事を市民に言い揺さぶりをかける事だって考えられます…
むやみに批判するようなポスターは思わぬ事態をうむという事は頭にいれた方がいいです
【なんとも頭がまわる】

ありがとうございます
【名刺を受け取る】
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:29:19.78 ID:FRleDcZco
>>578

(よしっ今だ!!)

【その隙を狙って四月朔日は谷山に詰め寄る】
【そして腹部の卵に手で触れる】

(『来たッ!!リーダーのdied behavior(死んだふり)!!!』)
(『一定の動物以外を自分を含め全て疑似的に仮死状態にする能力』)

【それはつまり谷山と卵の結びつきを無理やり断ち切るということだ】
【つまり谷山は一度卵の力から解放されるということになる】
【決まるか?】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 22:30:29.30 ID:oLX1ntAto
>>574

……ええ、それで合ってますです
道なりに進めば、灯りが見えるはずです

今は普段より、灯りの数が少ないですけど、分からないほどじゃないと思うです
……あ、でもでも、戦争しに行くなら今直ぐUターンっ です

【銃をチラチラ眺めた後、彼の歩いてきた方向を、冗談交じりに指さした】
【たぶん、本気では言っていない】

【取り出された飴の袋を見やって】

(うん、ヒッチハイクを装った強盗さん、でも無さそうです……)
(……いっそ、その方が諦めもついたような……、うぅん、そんな事考えても仕方ないです)

ああ、飴は……
ルクシャトリスに着いたら、わたしと同い年くらいの子供たちにあげて欲しいな、って思うです

わたしは、ほら、後ろにいっぱい食べ物持ってるです

【彼の行動に、警戒心を解き始めたらしい】
【今度は少し穏やか笑顔を見せつつ】
【差し出されたものを両手で、遠慮がちに押し返そうとする】
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:30:37.42 ID:m15X2/Cmo
>>582

じゃあ軽くだな

【青年は少年との距離を5m程度とり】

じゃあいつでもはじめていいぜ?

【青年は気を練り、準備を整えているようだ】
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 22:31:38.49 ID:1CCTp+TJo
【路地裏】

…………。

【漆黒のローブを着用し、人目を避けるかのように深くフードを被る少女がいる】
【フードの隙間から覗くのは、くすんだ銀色の髪と】
【りんごのように透き通った真紅の左眼に、固く閉じられた右眼】
【小型拳銃をローブに括りつけ、翡翠色の指輪を左手中指に嵌めている】

【少女の足元には、額に銃弾によって貫かれた穴がある男が転がっている】
【傷を中心に血溜まりが広がっており、傍からでも男が死んでいることは一目瞭然だろう】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:33:09.67 ID:EnujslwIo
>>586

ではコチラからいかせてもらいます。
【そう行って、銃へとゴム弾を装填する】
【死にはしないが、結構痛い】

【装填し終わると―――】

行きますよ!
まずは小手調べ。
【そういって青年の足元へとゴム弾を発砲】
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 22:33:10.39 ID:aLa2pfK1o
>>573

【カツン、カツン、カツン――――】


【路地裏にゆっくりとした歩調の足音が響く】
【間のある独特の足音はまるで一歩一歩、自分の足元を確認するかのようにゆっくりだ】


コレはまた妙なものが―――っと


【足音の主は女性。声色は若く感じられるが聞く人が聞けば年齢がある程度いっている事が分かるかもしれない】
【女性――赤みがかかった黒のコートを羽織り、その下に映えるほど白いを着ている】
【ズボンもまたコートと同じく赤みがかかっている。足には女性が履くにしてはゴツイブーツだ】

(寝て居る……のかな?)

【腰に白鞘の居合刀を差し、黒い皮手袋をした両手で白いカチューシャを外し、脱色している白けた金髪を整える】
【少女の存在に気付き、気を使ってか静かに近寄って行く】
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 22:33:25.63 ID:Zf2mLKCUo
>>584
【腹部の卵に触れられて。体が一瞬びくっ、と震えて停止する】

……。

【沈黙する谷山】
【卵の力は、止まったようだ。運良く、腹部の卵が停止したことで】
【血中に注入された、哲学者の卵を抑えるために哲学者の卵から創りだされた物質“Easter Egg”もその効果を停止】
【完全に谷山は無力化された】
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:34:14.03 ID:gbJ0laljo
>>581

――――――――ふりー、ぃずっ。

【かちゃり。】
【少女が口にした単語に似合った無機質な冷たさを持つ音と、声色】
【それは、男に銃口が向けられたことを正しく表わしていて】

はい、……ストップ。そこで止まってネ。
いま、何だか他人を信じたくない気分だから。

【吸い込まれるような影を持つ銃口、それをつくる拳銃を握っているのは】
【紛れもなく、赤い少女で。彼女の視線は、膝の上に乗せた猫にぴったりくっついていて】

【すなわち、彼女は、男の方を見ないまま。音のする方に銃口を向けただけの状態である】
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:37:02.79 ID:m15X2/Cmo
>>588

おう、いつでも来ていいぜぃ

【青年がそういうと少年は銃を青年にむけて発砲する】
【ひょいと軽くさける、身体能力は高いようだ】

気ってのはな忍術だけじゃないんだぜぃ

【青年は気を練りこみ全身に使い身体能力を上げる】

【少年に高速で走って近づき、掌底を少年の銃めがけて打ち込もうとする】
【掌底を当て、銃を弾き飛ばそうとしているようである】
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 22:39:58.52 ID:gunrNzbs0
>>583

……《哲学者の卵》。初めて聞いたな。悪なら殺してしまう人物になったら…か。

救う。それだけだ。

【そうはっきりとシンプルな答えを言う】

ポスターは…その程度で揺さぶられる奴は駄目だろう…
あと批判と言うが、そのようなことを思っている市民も決して少なくはない。批判ではなく事実だ…いや、もう止めておくか…

まぁリーダーは私ではない。ロウの性格からしてもしかしたら一時奴らと協力するようなことがあるかもしれない…
もしそうなったらリーダーの命令だ。仕方なく組む…かもしれない。

とりあえずまだ人数が足りないんでね…始動に向けての鍛錬さ。

【そういうと彼女と距離をとってまた刀を振るい太刀筋の確認を始める】

ブン ヒュッ ビュオッ
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 22:40:15.23 ID:19uErHBHo
>>591
なッ.....

【声の主は向けられた銃口に驚き足を止める】
【男の容姿は見えないので、わからない】

何があったんだ....その男はなんだ

【声の主は少女からは見えないが両手を上げるポーズをして言う】
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 22:40:36.96 ID:6bRAKhmSO
>>579
【刀を引き抜く事には、成功するだろう】
【……新橋 常盤。彼は一切表情すら変えずに、その様子を静観していて】

【然し、何もしない筈も無い】
【間接部から奇妙な“軋む”音を鳴らしながら、彼はゆっくりと立ち上がる】

【その右手には……いつの間にやら、酷く脆そうな“インクのナイフ”】
【それを振るう相手は……言うまでもないだろう、アルフレートだ。狙うは、その左胸】

【だが……力が入らない刺突だ。回避はたやすいだろうし、そもそも一歩下がるだけでも射程範囲から離れられる】

596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:41:31.73 ID:n9oyT9hAO
>>580
指摘して貰える間が華だ、と、そう教わりましたから。
それに、自分のミスから目を逸らしていては、何時までも成長せず、停滞を続けてしまいますし、ね。

【ほんわかと、春の日に照らす陽光のような柔らかい笑顔を浮かべ、こういう対応が出来るのは自分の家族の御陰だと、そう言った】
【その表情から嘘偽りは感じられない――尤も、こんなタイミングで嘘を吐く意味が無いのだが】

……あ、先に名乗らせる形になってしまいましたね、すいません。
私はカノッサ機関《No.300》アカリです、宜しく御願いしますね?

【自身の非礼に、申し訳無さそうな顔をしながら、自分のNo.と名前を告げる】
【そして、少女は女性の接近を阻むような真似は一切しなかった】
【その為、加えていた煙草の変化した拳銃を、突き付けられる事になり―――】

えっと、何をするつもりなのか、聞いても良いですかね?

【―――表情に、隠しきれない動揺を浮かべたまま、身動きを封じられる事になる】
【だが、ガルニエが少女の様子を良く見ていたなら、気付くだろう】
【恐怖と動揺に縫いつけられ、停止したかに見える両足には、適度に力が込められており】
【脅えを隠せない、隠せないように見える双眸は、しっかりと銃口の位置と、女性が引き金に掛けた指を注視している】
【最悪の展開が進み、引き金を引かれても、其れに対処し、生きる道を切り開く―――つもりなのだろう】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 22:41:36.97 ID:1svBH/Oi0
>>585

あぁ良かった……どうも迷子になりやすい体質で……
いや、体質という表現は間違っているかな………?

戦争?ハハ、まさかどこぞのテロ組織じゃあるまいし………
被害の視察と、補給物資がどれくらいいるかどうか確かめに行くだけですよ…
書類だとどうも信用ならなくて……どうせなら観光で行きたかったですけど

【髪を少し掻きながら困ったように苦笑する】
【少女に飴を突っ返されて】

(しまった……飴で釣るなんて典型的な不審者ジャマイカ……ッ!)

あ、うん…そうしますね……ハハハ〜

こ、この車は君が運転してたの?すごいねぇーーー君はどんな要件で?

【顎に手を当てて考えながら額から汗が流れる】
【苦し紛れに唐突に話題を変える、若干声が裏返っている】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:42:07.62 ID:FRleDcZco
>>590

終わった…
よしみんな急ぐんだ!!
谷山君を死なせるなッ!!

【そう言うと刀也はレイナの卵に触れる】
【すると重症にも関わらず眼を覚ます】
【向こうでも弥生がヴィーゴの卵に触れ眼を覚まさせる】

「終わったようですね…―――ッ…」

『そうだ急げ!!』

「了解です…」

【そう言うと周りの結界も解ける】
【急いで工場に運んでレイナの同調を使った治療をする】

【数分後、谷山は一命を取り留め身体に包帯を巻かれていた】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:45:55.42 ID:EnujslwIo
>>592

なっ!?
【青年の身体能力に驚き、声を出す】

う、うぉっ!ヤバっ
【青年のスピードに驚いて声を上げる少年】
【銃と上体を逸らして、掌底の攻撃を避ける】

【上体を後ろに傾けた上体では、すぐに次の行動に移れず、かなりの隙を伴った】

600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 22:46:06.33 ID:Zf2mLKCUo
>>598
……っぅ……。

【眉根を寄せ、うめき声を上げて目を開けた】
【いつの間にか、その双眸は色を異としていた】
【右は赤、左は銀のオッドアイ。哲学者の卵と“Easter Egg”の影響で体質が変化したようで】

ごほっ!

【咳き込んで、食道に溜まっていた血が周囲に軽く飛び散り】
【ふらり、と上半身を起こして周囲を見回す】

俺。は……。
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 22:46:36.34 ID:gbJ0laljo
>>594

……この子、ネ、名前はまだないけど、あたしの友達なのよ。

【膝の上の、襤褸切れと見紛う薄汚れた毛の塊を。そちらに見えるように抱え上げる】
【……猫だ。薄汚れていることから、野良猫であることが解るだろう】
【それともう一つ、ところどころに赤黒い、模様ではないのだろう、汚れ】
【何であるかは――一目瞭然だろう】

コレは、この子を、蹴り殺した肉袋。
ほんとはおんなじ目に合わせてやりたかったけど――あたし、そんなに足の力は強くないし。

【次に、指差して示したのは――転がった男たち】
【少女はそれらをあくまでも「モノ」として扱っているよう、だ】

【要約すると、可愛がっていた猫を殺した輩を、少女が射殺したのだ、と】
【それだけだ】
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 22:47:17.36 ID:w3WHcZB3o
>>589

………

【あと数歩で、寝ている少女に手を触れることができる】
【そんな距離まで近づくと、触手がわずかに反応する】

───。

【そして、さらにもう一歩踏み込んだ時には、まるで結界のように】
【ドスドスドスッと音を立てて目の前に3本の触手が突き刺さるだろう】
【地面を若干穿っているとはいえ、そちらを狙ったわけではなく、】
【あくまでも主を守っているようで、それ以上はゆらゆら蠢くだけである】

【いったい、彼女は何者なのだろうか】
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 22:49:05.17 ID:TUF3c4Fi0
>>593
なら他の正義組織の方も救ってあげてください
批判ではなく協力しわかりあえるように
【ジーッと相手を見て】

……はぁ
(頭が硬いな……)
【ため息をはく】

ん〜〜……
【鍛練の様子を見て】

【試しに空になったココア缶を意外に速く不意をつくようなタイミングでタツミに投げようとする】
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:51:48.32 ID:m15X2/Cmo
>>599

おっ!かわしたかっ!

【青年の掌底は空を切るだがそれはフェイントであり、掌底の勢いで左回し蹴りを少年の左足にけりこもうとする】

軽くやるだけだからなっ!

【どうやら忍術ではなく体術主体で戦うようだ】
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:53:11.17 ID:FRleDcZco
>>600

《あなたは哲学者の卵が暴走しているところを
近くでたまたま買い出しに行ってた四月朔日さんに発見されここまできて助けてもらったのです》

【と近くから不意に声をかけてくる人物は弥生であった】
【格好は最初会った時とは違いまともだ】

《今回の暴走であなたの哲学者の卵は仮死状態にあります》
《なのでこれからは勝手に暴走しないとは思いますが…》

《その色が変わった眼を見ると分かりませんね》

【弥生はハァーと小さくため息をつく】
【それは心配と呆れが混ざったものであった】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 22:53:16.56 ID:gunrNzbs0
>>603

言われなくても…そうするさ…ん?…ふっ!  キィィン!!

【反射的に2mの日本刀で思いっきり打ち返す(鞘からは抜いていない)】
【きっちりピッチャー返し、つまり彼女の方向へ弾丸ライナーが飛ぶ】
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 22:55:10.56 ID:6bRAKhmSO
/風呂落ちします by新橋の人
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 22:55:22.31 ID:oLX1ntAto
>>597

「補給物資」……なるほど

……うん、事情を知ってるなら、確かに
救援以外の選択肢はありえないです

慈善組織にしても、テロ組織にしても
結局、その本質は「救援」以外の何物でもないんです

【青年の言葉に得心いったのか、ひとりで勝手に頷いた】
【――少女の言葉は独善に満ちていて、念仏のように耳から抜け落ちそうなセリフだ】
【軽く、腕を組むと】

……そういう訳で、わたしの目的は「救援」です
おにーさんも、車でくれば良かったと思うです

【救援物資の詰まったコンテナを、チラと見遣った後】
【ニッコリと微笑んだ】
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:56:07.87 ID:EnujslwIo
>>604

反射神経には自信が
【少し誇らしげに言う、そんな余裕などどこにあるのか…】

って、うぉっ!
【左回し蹴りを避けれず、転倒する少年】

ってくそっ!
【転倒しながらも、右足で足払いをする】
【体術はまったくの素人の少年】
【そんな少年の蹴りが忍者相手に通用するのだろうか?

/ふろいってきます
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:56:56.42 ID:sM6pYQH2o
>>595

【尤も】


愚かだね、見かけに因らず

【とす、と音は鳴る】
【青年は避けることをしなかった】

【心臓、普通の人間であれば刺されれば死ぬ部位を彼に「刺させた」のだ】

【其れにより、青年は受け入れさせようとしたのかも知れない】


無意味なんだ、こんな闘いは
と、思うだろう?

いやいや、真剣に思っているか?

お前に選ぶ権利はあるが、俺は選ばせるほど酷くはないぞ?

【血を流す】
【体中の刺し傷、体に開いた穴から止め処なく】

お前の後ろに守りたい人間が居れば、俺も酷くなる必要も無し

・・・・・・懸命じゃないね、どーも

【やはり青年はまだ動く】
【右手の刀を右肩へ担ぎ、左手で新橋の右手を】
【今尚、自らの胸に突き刺させるナイフを持ったその手首を、がし、と掴もうとする】
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:57:49.06 ID:RmAX3LVDo
>>596

良い師を持ったな、その教えには私も諸手を挙げて同意する
そして、どうやら師も良い弟を持ったと見える

アンダーナンバー、か。一先ず宜しくとだけ言っておこう、アカリ

【少女の柔らかなソレに比べて、女性のなんとも頑ななことだろうか】
【つられて微笑むことなど有り得ず、貼りつけたような冷たい表情を浮かべ続け】
【それでも嘘を付くようにも見えない様子で言葉を続け―――】

【―――視線を徐々に、少女の顔から下へと。】
【こちらを注視する双眸、動きに備えたその両足―――ふと、銃は下ろされて】

……そうだな、言ってみればお前を試した、というところか

敵も味方も、このような世界では余程でないと信用には値しない
「同僚だ」というだけで心を許すのか、咄嗟の自体に対応できるのか
勝手ながらその辺りを見させて貰った。すまなかったな――――。

【これまた、あっさりとしたものである。右手の拳銃は光に戻って、虚空に霧散し】
【代わりにその手を少女へと差し出して―――求めるのは、明確に握手】

【今度は仕掛けも何もない。が、試されていた身としてはどう思うだろうか】
【いくら言葉をかけられようと、拳銃を向けられたことに変わりはない、が――――?】
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 22:57:51.31 ID:Zf2mLKCUo
>>605
……そう、か。
迷惑、掛けたな。

【そう言って立ち上がろうとするも、動けなくて】
【体から力が抜けて又倒れこんで】

……“Easter Egg”。
多分、其れの影響だろう、何が起こるかわからない、ってアイツ言ってたし。

【“Easter Egg”。卵を単語に含むところから、何に関係するものかは分かるだろう】
【谷山の血液には、哲学者の卵を加工した物が混ざっている】
【抑える力と、暴走する力のせめぎ合いで、肉体と精神に多大なダメージを負ったようだ】
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:58:23.14 ID:ngkh6f7a0
【街中】


【どこかの大通りの真ん中で、人の波に逆らうように一人で突っ立っている一人の男がいる】

【暗い茶髪に茶色の革製ジャケットとボロ目の紺のジーンズ、両手には革製の黒手袋を着用し、
右手首に緑、黄、緑の3本ラインのリストバンドをつけている、どこにでもいそうな、ごく普通の男】
【少し違うところは背中に黒鞘の長剣を掛けているくらいだ】

【どうやらグルメ街らしく、男の前にはハンバーガー、イタリアン、うどん屋…などなどの店が並んでいる】


ぐぎゅっるぅうぅうっぅううぅ…………
【注意:おなかがなったおとです】
【どうやら腹が減っているらしいが、どの店に入ろうか決め倦んでいるらしい】
【平静を装いつつ、ゆっくりと首を動かして周りに何があるかを見ている】
【周囲にいた人はそのなんともまぬけな音を聞いてしまったかもしれない】
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:59:07.76 ID:aLa2pfK1o
>>602

―――――

【思わず腰の居合刀に手が伸びかけた】
【その動作には無駄は無く、手馴れている】

(少し前までは遠慮なく攻撃していたかもな)
(年齢を実感すると色々と考え始める物だな)

【はぁ、と一息吐き、両手を挙げ掌を少女の方―正確には触手―に向ける】
【いわゆる降参のポーズである】

主人に手を出すような事はしないさ
好奇心に引き寄せられただけだよ。まぁ見物ぐらいはさせてもらうよ?

【寝て居る少女に気遣ってか、か細い声で触手に語りかける】
【少女の様子と触手の動きから主従の関係だと思ったのだろう】

【女性はゆっくりと足元を確認しながら壁際に移動し、背中を預ける】


【―――何事も無ければ少女の観察に入ろうとする】
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:01:05.91 ID:Bd36hdVM0
>>606
【スパンッ!!】

【右袖からナイフを出し持ち、缶を真っ二つに切り裂く】

やっぱり強いじゃないですか
【ニコリと】
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:01:15.15 ID:m15X2/Cmo
>>609

あちゃ・・・少しやりすぎたかな…
【少年が転び、足払いがくる】

(また眼がっ……!?)
【青年の視界が一瞬真っ暗になり見えなくなる】
【眼を押さえたせいか少年の蹴りがあたり、青年も体勢を崩す】

(なんなんだ・・・一体!?)

【青年は体勢を整え後ろに跳んで距離をあけた後】

魔術っての使ってきていいぜぇ?

【少年の力を試そうとしているようだ】

/いってらっしゃいませー
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:01:32.44 ID:FRleDcZco
>>612

“Easter Egg”?
それは何ですか?
もしかしてこの前ここを突き止めたあの学者さんの何かですか?

【と質問を繰り出す】

でもこれだけ身体に負担がかかり暴走したということは失敗か何かだと思いますが

【そう言い顎に手をあて何かを考える】
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:01:44.59 ID:19uErHBHo
>>601
..........
【黙って少女の言葉を聞く】


なるほど.....君はその男をお友達の為に殺したのか....
【声の主はゆっくりと、そして決して軽くない口調で言う】

こいつは咎めれないな、君は君の信じる正義の行動をしたんだな
俺も...この男の行為は許せない...君の立場なら同じ事をしているかもしれないしな。

【声の主は殺された男を見てこの少女を咎めるつもりだったようだ】
【しかし、声の主はそれを許すと言う】
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 23:04:11.41 ID:Zf2mLKCUo
>>617
……まだ試作段階でな。
材料に成る哲学者の卵も少ないから、ダメもとで手をだしたんだが。
上手く行けば卵を押さえられるはずだったんだ。
そ。作ったのそいつな。

【と頷いて】

……未だ、分からない。
死ぬかも、って言われたし、生きてるだけめっけもんとも言えるさ。
ッ……って。

【顔を歪ませて。未だ痛みは残っているようで】
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:06:06.20 ID:2FyrdAQAO
>>613

【そんな彼の格好悪い音を聞いたのか、立ち止まる人物も多少はいた】
【普通の人なら、特に気にせず再び人の流れに流されるのだろうが、彼は違った】

そこの人、お腹が空いているなら何か買いましょうか?

【グレーのパーカーにジーンズ、とその辺りに居そうな格好の彼】
【目深に被ったフードの隙間からは黒髪と黒い目が見える】

【初対面の人間に言うには疑う程にかなーり親切な事だった】
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:06:34.04 ID:1svBH/Oi0
>>608

さぁどうだかね………そのありえない選択≠選ぶのがテロ組織だから……

救援ねぇ……まぁ他人の信条や主張にあれこれ言うのはよくないから何も言わないけど
自分たちの行いが正しい≠ニ盲信し過ぎるのはよくないと思う…

何事も大きな視野で見なければ……たとえ世界を救っても近くで苦しんでいる人を救えなければ…

ってごめんなさい、なんだか説教くさい話をしちゃって…

【あはは、と後頭部に手を当てながら苦笑する】
【少女の回答に笑顔で頷いて】

まだ俺より全然子供なのに凄いね……君みたいな子が将来世の中を引っ張るんだ…

いや、バイクだよ?今は仕舞って≠るけどねぇ……

【ピーンと耳のピアスを弾きながら意味深に呟く】
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 23:06:34.34 ID:gunrNzbs0
>>615

…この子怖ぇよ…

【そう小声で呟いて苦笑い】

まぁ…一応接近戦でなら負ける気はしないが…なっ!!

【そう言ってまた剣を振るう】

君も…ブンッ  なかなかの…ビュオッ  実力者と見る…!! ヒュン
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 23:07:22.80 ID:gbJ0laljo
>>618

……そ、か。
てっきり怒られるモンだと思ったネ、最近そういう思想が流行ってるみたいだし。

【「どういう」思想なのか、それははっきりとは言わないけれど】
【少女はとにかく銃を下ろして(ただし握ったまま)、コッチ来ていいよ、と呟いた】

あのね、……この子にお墓、作ってほしいの。
あたしには、出来ないから。あなたは、出来る?

【その言葉に応じて此方に来た男に対して、そう告げるだろう】
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:08:39.19 ID:Dgr/Yubco
【風の国東部の街―――ルクシャトリス】
【古代からの遺跡と、現代的な建築が共存した、アレ的に言えば「時の流れのねじれた」地域】

【そんな街の郊外を、夜色ののっぺりした無装飾な仮面を付けた、壊れた錠の形の髪飾りを付けたポニーテールの人物が闊歩している】
【漆黒の長髪は後頭部の高いところで結ばれポニーテールとなり、夜色の仮面は無機質さと冷たさを感じさせる】
【白いインナーの上に、黒い上着とショートパンツを着ており、白のニーソックスが足を覆っている】
【その両腰辺りには、それぞれリボンをあしらった黒い半月形のポーチらしきものが付いている】

―――

【その人物は、歩きながら携帯っぽい何かの端末を制御し―――】
【不意に、静止。それから―――】

「仮面型高級音楽プレーヤー」ってなんじゃああああーーー!?

【メンコのように端末を地面に叩きつけ、そして虚空に向けて咆哮―――――!!】


【そして端末は無傷。頑丈である】
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:10:19.71 ID:fbqGWCwu0
>>622
怖くないですよ
【まあ…あの姉の妹だからね】

いえいえ…私はただの雑誌記者ですから
(…営業停止中だけど殺し屋です)
【!?】
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:12:14.62 ID:w3WHcZB3o
>>614

【触手は単調な動きの割には意外と高知能なのだろうか】
【敵意が無いと判断したのか、元の軌道を通り戻って行く】

【完全に消えたわけではなく、何時でも攻撃できるぞ、と言わんばかりに】
【主の周囲をゆらゆらゆらめていている】

………すぅ…

【寝息に沿って小さな口が小さく動いている】

【変な言い方ではあるが見た目はどう見ても人間】
【しかし、どうしても何か違和感が拭えないだろう】
【冷たさというか、温かみが無い、そんな感じだ】
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:12:28.55 ID:FRleDcZco
>>619

《まぁそう無理はしないで下さい》
《眼の前で人が死なれると目覚めが悪いです》

【対応はクールだがどこか優しさを覗かせる言葉であった】
【とそこに四月朔日が現れる】

やあ、谷山君
僕の名前は四月朔日 雄大(わたぬき ゆうだい)って言うんだ
一度言ったけどたぶん君は意識がなかったと思うから一応言っておくよ
覚えててね

それより心配したよ君かなりキツそうだったからね

【四月朔日はくったくのない笑みを浮かべる】
【それは子どものように無邪気なものであった】

それより君の強大な卵の気配をいきなり感じたんだけど
なにかことを起こしてないよね?
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:13:19.13 ID:19uErHBHo
>>623
うん.....
【少女の言葉を聞き、少女の隣に行きしゃがんだ】
【輝く白髪に右目が黒 左目が赤のオッドアイで茶色のブレザーを着た青年】

うん、いいよ....何処に作る?
【少女のお友達の墓を作る場所を聞く】
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:13:24.67 ID:ngkh6f7a0
>>620

……ん?
【声の発生源へと振り向いて】

…別に金には困っていない……

【と、奇妙な程親切なその少年に対し、すごくそっけない一言を発した】
【と同時に】

ぐるぅぅぅうううぅ…

【とまたしても派手な腹の音を鳴らした】

…が、何を食べようか悩んでいただけだ
【そうらしい】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:15:31.37 ID:n9oyT9hAO
>>611
はぁっ……。

【ほ、と、安堵の溜め息を一つ】
【幾ら警戒した所で、失敗はある、銃を下ろされ、試していたと知らされ、緊張し切っていた精神に、漸くゆとりが生まれた】

私の尊敬する人なんです。
色々な事を親切に教えてくれて、それでいて、自分で考える事が出来るようにしてくれた、恩人なんです。

咄嗟の事態への対応、ですか。
それを見た上で、握手……全部バレちゃってるんでしょうね。

【ある程度は、警戒を表に出さないように出来ると自分では思っていたのだが】
【やっぱり、叶わないなぁ、と、小さく苦笑い】

―――えっと、それでは、改めて宜しく御願いしますね?

【一瞬の躊躇いもなく、握手に応じ、手を伸ばす】
【試されていただけとはいえ、銃を突き付けられていた事もある】
【警戒は完全に抜ききれていないし、また試されているのでは、と疑念が生まれるが、それでも、握手には応じる】
【少女なりの、考えが有っての事だ】

【信頼を得る為には、危険を承知で踏み込まねばならない時もある、と】
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:18:43.83 ID:6bRAKhmSO
>>610
【彼は、余りにも愚直だった】

【「外敵の排除」だ。それが彼に……“組み込まれた”“プログラム”であるかのように】

【ただ無言で、ナイフを持たない方……左手で、アルフレートの左手を掴み返して】

【体重をかける事で、ナイフを一気に下に下ろそうとする……“両断”する為に】

【自分の背後に在る黒い繭】

【それを“護る”為だけに】

【ただ、一人の執事として】
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 23:19:18.06 ID:gunrNzbs0
>>625

…ただの記者がこんなきれいに缶を真っ二つにはしない…

【と、苦い顔でツッコミを入れると、急に思い出したように】

そうだ。記者ならウチの組織を紹介してくれないか?
さっき言った通り人数が足りなくてね…
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:20:31.31 ID:2FyrdAQAO
>>629

悩むぐらいなら全部選べばいい、私はそう考える
資金に余裕があるならばその選択は間違う訳もない
だが君は余裕があるといいながらその選択をしない
それは何故かと言えばそこまで余裕が無いからだ
ならばこの私がその余裕を作ろうではないかっ

【ここまで一息、要約するなら全部食べれば?である】

まぁ食べたい物があるなら奢りますよ
今は機嫌もいいですし

【機嫌がいいのが本当かはわからないが、奢る気ではいるらしい】
【純粋な好意、と受け取って大丈夫だろうか?】
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 23:20:42.01 ID:fsMwWhft0
【<Justice>本拠地――風霊統主の城、周辺】

(……また、……来て、しまった……)
(……でも、覚悟は……出来てる、……)

(……「訣別」するんだ……――)


……今までの、僕と


【白い無機質無装飾な仮面で顔を覆った、かなり細身の小柄な影が、湖畔から城を見上げている】
【左腕の部分にだけ黒い装甲を纏っており、右腕は白い服で覆われて】
【胸部には左腕の装甲が延長された鎧、腹部は鎖帷子を纏っている】
【そして足も左の部分だけ切り取られたように黒いロング・スカートのようなもので隠されて】
【その下の白いズボンと相俟って、全体的に黒と白だけで纏められた特徴的な服装だ】

(……お願い。……――――!)

【モノクロの影は、胸元で小さく十字を切り。それから、息を吸い込んで――】


――≪R.I.P.≫が≪四刃(フィーア・シュヴェアート)≫!≪影剣≫のワーズワイス・コッペリエルだッ!!
誰か居るかッ!!居るのなら、この門を開けて欲しいッ――!!


【その小柄からは想像できない大きな声で、思い切り叫ぶだろう】
【果たして、この名乗りが城の中に居る誰かに……或いは、城に戻ろうとしている誰かに、聞こえるだろうか】
【もしくは、全く関係が無い通りすがりの人物が聞く可能性も、少なくないだろう】
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 23:21:15.89 ID:Zf2mLKCUo
>>627
……死ぬつもりは無いさ。之でも生き汚いことには自信がある。

【安心させるようにそう言って】
【此方に着た、四月朔日を視界に収める】

……他の奴らが言ってたリーダーとか言う奴か。
まあ、よろしく。あと……礼は言っておく。

【素っ気無くも一応は礼をする】
【信用できないとも思っていないが、直ぐに心を開けるほど谷山は純粋な心をしていない】

腕ちぎれたり、色々経験してる。
ま、出来れば二度と体験したくはないがな。

【谷山の体には、大量の傷が有るのが分かるだろう】
【其れだけ、その年齢で色々な事件や戦いに介入してきたということで】
【特に、左腕の付け根は、腕を失った際の跡が生々しく残っていた】
【そして、相手の言葉を受けて、少し目線をずらし】

……卵、加工した物を体に注入したんだ。
理論上は、卵の悪意増幅に逆向きの感情を増幅するように活性化して、効果を相殺するらしかったんだがな。
“Easter Egg”って言うんだが。多分、俺が最初の卵を打ち込まれた時点で、体質変わったりしてたからな。
そこら辺で、色々間違いが起こったんだと思うが……。

【顎に手を当て、考えながら言葉を発していく】
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:22:29.88 ID:aLa2pfK1o
>>626

(やはり主従関係にあるのかな?)
(まぁ早計かもしれないが取り合えずそう見ておこう)

【しかしまぁ、と触手の動きを見てふと思った】

(まるで番犬だなぁ。良いなぁ、ああいうの)

【女性は基本的に独りで過ごしてきた。友人、と呼べそうな人物とは最近全く会ってない】
【と言うかそもそも交友関係が無いに等しい。挙句、現在はほぼ引き篭もりである。無論、と言えばアレだが無職】
【割かし久方ぶりの人(?)との交流。妙に表情が柔らかいのはそのせいか】

(―――でまぁ常識的に考えれば触手は彼女の能力か何か、何だろうが………)

【柔らかい表情の下、女性は少女を冷静に観察している。”普通の”人間か、もしくは別な”何か”、なども思考しながら】



(手っ取り早くそれを知るには”手を出すのが一番”………何だが)

【安らかに眠る少女の顔を見て何を思ったのか】
【僅かに腰に向かって動いた左手を止め、胸の前で腕を組んで、ふぅ、と溜め息を一つ】

【女性は”手を出すつもり”は無いようだ】

637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:24:56.43 ID:gbJ0laljo
>>628

……あったかいところがいいなあ。
出来ればこういう、コンクリートに囲まれた場所じゃなくて、草木のいっぱいあるところ。
そこに、作りたい。

【ぽつり、と呟いて。猫の死骸を、青年に押し付けようとする】
【それを終えれば、少女はふらふらとした足取りで、何処かへ歩き去っていくだろう】

//本っ当ごめんなさい……リアルのほうでちょっといろいろ起きました
//続けられそうにないので、ここで落ちさせて頂きます。本当申し訳ないです、絡みありがとうございました
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:25:10.46 ID:BRYK3x190
>>632
まあ自衛の手段ですよ
【ハハハと笑い】

別に構いませんよ
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:25:24.10 ID:RmAX3LVDo
>>630

良い師というものは、自らの人生に於いて大きな指針となる
この様子であれば、今後も教えに従っていけば間違いはないだろうな

……ああ。どうにも、最近の機関員というのは余裕を見せたがる者が多い
強いのはカノッサ機関そのものであって、所属する自身は違うのだがな
どうにもそういう勘違いが、と思ってだ―――心配は、せずとも良さそうだな

【冷ややかな視線と表情に、思ったことは歯に衣着せず言う性格】
【もしするとロボットのような、そんな印象を受けるかも知れないが】

では改めて、私はガルニエ。昼の国支部長であり、No.77でもある

それと、私は信頼には信頼で応える事が考える
この握手は“そう”だと取っても構わんだろう―――?

【「よろしく頼む」、と伸ばされた手をとって、やんわりと握手を交わす】
【その手は少々無骨だが確かに温かく、彼女が人間であることを感じさせ】
【同時に先程の『試験』の緊張を解すようなそれもまた、感じられるだろう】
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 23:27:31.43 ID:oLX1ntAto
>>621

【ありえない選択肢≠選ぶテロ組織に所属している彼女は】
【彼の言葉に笑みを深めた】

いいえ、勉強になるです
おにーさんの話は最もです

自分たちの正しさ≠信じちゃダメ、というのは当たってるです
志すものによっては、時として自らの良心に背かなければいけない時も、あるのです
他人から悪≠ニ謗られようとも……、やらなくちゃいけないことはある筈です
守りたい誰かを突き放したり、悪い人を殺したり、そんなことです

ただ、ひとつだけ反論させていただくと……
「近くで苦しんでいる人を救って、世界を救わない」ほうが

視野が狭いとは思わないです?

【自分の話を理解してくれた彼に対して、饒舌になる女の子】
【紅茶色の瞳は今、情熱的に輝いていて】
【彼が苦笑している様子も、意に介さないほど、真剣だった】

だからわたしは、救援物資を廃棄する≠アとに決めたです

そう、支援、救済、助勢、……ぜんぶ、刹那的で短絡的な善意です
今日、食べ物を持たない人へ、魚を差し出す行為に同じ、です

天秤の下の方々が、これからずっと食べていくには
今°~われちゃダメです。フラストレーションを高めておかなくちゃダメなんです!

本当の「救済」とは――

【激情的に捲し立てつつ、彼女は運転席に滑りこんで】
【ガチャガチャガチャ――】
【エンジンを掛けようとしている】
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:28:42.98 ID:ngkh6f7a0
>>633
お、おお…
【しばしその言葉に圧倒される】
【だがしかし、彼の好意と言いたいことはわかった】

なら、ありがたくなにか奢って貰おうか

【腕を上げて近くのハンバーガーショップを指さして】

まず…あれからだ
【と遠慮がちに言った】
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 23:31:12.42 ID:gunrNzbs0
>>638

自衛にしちゃあ…な…

【おお怖。 と言いたげな表情でつぶやく】

む。ではもし取材などをするならリーダーのほうに電話をするといい。
ポスターに電話番号が書いてある。RIPやカノッサへの宣戦布告とともに…な…(ニヤリ

【そう言ってニヤリ】

643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:31:24.94 ID:ZFyIYpXAO
>>634
【水色の鎧に身を包み、その上から青いマントを羽織った大柄の男がそこに歩いてくる。身長は190cm程だろうか、大股で歩くその姿からは貫禄を感じられるだろう】
【彼の腰には大剣、そしてその背には大きな丸盾が背負われている。鎧と同じく水色を基調としたその盾はその大きな背中を完全に隠してしまうほどに巨大であり、まるで亀の甲羅のようであった】
【さてこの男、自身の所属する組織の本拠地に何やら大声で呼びかけている少年(?)を目にする】

そこの若者よ、私はJustice所属の者であるが
我らが本拠地に何か用かね?
(確か≪R.I.P.≫は悪の組織で≪四刃≫とはその幹部であったな…)
【最近所属したばかりの男は今まで読んだJustice内部資料を思い出しながら、若干の警戒を込めてそう問いかける】
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:31:25.04 ID:sM6pYQH2o
>>631

それとも、考えられ無いほどに疲れ果てたか!

【勇む】
【其れは虚構で】


ぐ・・・・・・!!

【此処で初めて、青年は呻く】
【が、それまで】

【流石に青年は無意味に斬らせることをさせようとはせず】
【今更にも一歩退いて、ナイフを自分の体から引き抜こうとしつつ】

【左手を、目の前の執事の青年の体重を掛けた一振りに合わせて引き下ろして、彼を前のめりに倒れこませようとする】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 23:32:20.29 ID:5Mqh4WrEo
>>634

【じゃり、と】
【砂を踏む様な足音と共に、人の気配が寄って行く】

【城の中からではなく、小さな影の背後にある森の中から】

【―――やってきたのは、“熊”?】
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:32:26.43 ID:EnujslwIo
>>616

よしっ!当たった!
【自分の蹴りが、青年に当たり、驚きながら喜ぶ少年】

(模擬戦で使うのか……成功するか分からないけど…でも!)
【先程の失敗を気にせずに魔翌力を銃へと込め始める】

【前回より、魔翌力の溜めた量は少ないが、青年へと魔弾を放つ】

行けッ!
【魔弾はテニスボール程の大きさで、光を発しながら、青年を襲う】
【少し、小さくなってきているが、青年の所までは届くだろう】

/すいません。ただいま戻りました
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:32:42.29 ID:FRleDcZco
>>635

そう僕がこのuovoMasteringのリーダーだよ
困ったことがあればいつでも言って
いつでも手助けするから

『リーダーそれよりよう食料はどうしたんだ?』

【そこに刀也が現れ四月朔日に声をかける】

ああ、ごめん
たぶん置いてきちゃったよ

それより刀也君初めて会うんだろ
挨拶ぐらいしなよ

『すまんリーダー』
『俺の名前は蒼美夜刀也だよろしく』

【そう刀也は谷山に自己紹介する】

それより君はこのあとどうするんだい?
送ることも出来るけど
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 23:34:08.50 ID:5Mqh4WrEo
/リロードするんだった・・・>>645は無しで
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 23:34:13.13 ID:fsMwWhft0
>>643>>645
/複数絡みでも大丈夫ですかー?
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:34:26.87 ID:w3WHcZB3o
>>636

【じっと眺めているうちに、ようやく彼女の瞼が開かれる】
【その瞳は、月光が射すとはいえどそれなりに暗い路地裏でも目立つ深紅色をして】
【肌が白いだけに非常によく映えている】

………ん。

【聞こえるか聞こえないかぐらいの小さな息をついて】
【まだ眠たそうに何度か目をぱちぱちさせる】

【触手はゆっくりと降りて、彼女を優しく地面に下ろした】
【両足を地面に着けると、触手は彼女の袖へと戻っていって】
【残った少女はようやくそちらに気づいて、体をくるりとそちらに向けた】

………。

あなたは………誰?

【開口一番の言葉は、雰囲気と違わず、棒読みのような無機質な言葉】
【首はどこか機械的にかしげている】
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:34:29.11 ID:mJoEXWU80
>>642
自衛も頑張ればああなるんです
(……バレてないよね?)
【微笑み】

はい!わかりました
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:34:58.97 ID:2FyrdAQAO
>>641

人の好意は素直に受け止める方が楽です
貰っておいて損もしないですし

【得しかしないなら貰わない手はない】
【貰って損する好意なんてそう多くはない】

べっつに遠慮しなくてもいいんですけどね
えぇ、構いませんよ、言ったのは私ですから

【そう言ってそのハンバーガーショップへ歩いて行くだろう】
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 23:35:35.50 ID:5Mqh4WrEo
>>649
/>>643の方が宜しいなら、是非とも
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:36:17.47 ID:W/kHhXBSO
>>634
【凛――と、空気を震わす叫び。それが届いたか、重苦しい音を立てて門が開かれた】
【硬質な足音が、その内から響いてくる。やがて月明かりの下、橋の上に】

【人影が一つ、姿を晒すことだろう。影は、臙脂色の=\―――――】


…………会いたい奴≠チてのには、もう会えたのか?


【月のない夜空に近い色彩の髪を、肩ほどに延ばした、白皙の痩躯】
【腰には刀を三振り差して、胸元には青水晶のリング・ネックレスを下げて】


【――――問いかける。中性に近い、涼しげな声音で】
//だ、大丈夫でせうかー!?
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:37:21.98 ID:W/kHhXBSO
>>654
//あばばばば、お騒がせしました退きますーっ!?
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 23:38:26.90 ID:fsMwWhft0
>>643>>653>>654-655
/超・複数絡みでもry
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 23:38:32.12 ID:Zf2mLKCUo
>>647
出来れば、頼りたくないがな。
……おい、停止した卵はお前等みたいに血を付ければ力は使えるんだな?

【確認するように言って】
【しかし、谷山は他のuovoMasteringと違って複数の卵を体内に持つ】
【一つは腹部。もう一つは血液に混ざり。もし力を使うことになれば、何かちがう現象が起きる危険も有るだろうか】
【そして、自己紹介を受けて、軽く会釈して】

……蒼美夜、か。ま、よろしく。

【送るかどうか聞かれて】

……自分で、動ける。

【人工皮膚が燃え、鋼を顕とした義手を走らせる】
【五指から糸が伸びると、自己の体に巻き付いていく】
【指を動かすと、体が無理やり動かされ、立ち上がる】
【傷は治ったものの、疲労は治らなかったようで。憔悴しているのは見て分かる】
【だが、其れでも谷山は頑なに頼ろうとはしていない】
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:39:20.05 ID:ZFyIYpXAO
>>653
>>649
/良いですよー
ただ最悪途中で抜けるかもしれません…orz
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:39:27.31 ID:1svBH/Oi0
>>640

そうだよ……だから人は迷い…苦しむんだ……

それもそうだね……どちらかが助からないなら数の多い方を選ぶべきだ…

まぁ俺は…両方≠取りたいけどね…たとえガキの絵空事でも

【ニッと不敵に笑いかけながらそう静かに、だが力強く宣言する】
【トラックに乗り込む少女の背中に向けて】

俺は明け方頃につくと思うから……また向こうで会ったらよろしく

君の正義≠ニ俺の正義≠ェぶつからない事を祈るよ…
呼び止めちゃってごめんね…それじゃあ

【軽く手を振りながら微笑んだ】
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:41:59.93 ID:m15X2/Cmo
>>646

そうだ!来いっ!

【青年は魔弾を横にとんで避ける】

はっ!

【着地した後すぐに青年は気を雷化させ手裏剣にし、投げようとする】
【青白い雷の手裏剣は少年のほうへとんでいく】

(あれが連発できるのかわからないがこれならどうだ……?)

/おかえりですー
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:42:52.44 ID:W/kHhXBSO
>>656
//そそそそれでは……>>643の方と>>649の方が宜しいようならば、是非ともー!
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:42:56.87 ID:ZFyIYpXAO
>>655
/四人か…がむばりますはい
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:43:36.47 ID:ngkh6f7a0
>>652
【どうやら本気で奢ってくれるらしいので取り敢えず店に入って客の列に並んだ】

…機嫌がいいと言ってたが…なにかあったのか?
【いつもクールな彼にしてはらしくなく、自分から話しかけにいった】
【と、言うのもせっかく奢ってもらうのだからちょっと沈黙したら申し訳ないっかなーという簡単な理由ではあるが】

【やがて前の客が注文を終え、自分たちの番になる】

取り敢えず…○○バーガー2個、××バーガー3個、△△バーガー3個で
【……どうやら限度を知らないらしい】
【しかも取り敢えずって…】
【だが、注文したバーガーは値段の安いものばかりだ】
【そこは一応、遠慮しているということか】

このくらいなら、いいか
【ポツリ、とそう言った】
【いつもはどんだけ食べるんだろう】
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 23:44:20.67 ID:5Mqh4WrEo
>>655
/私もよろしおす。 ただレス時間は遅くなりそうです^q^
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 23:45:05.11 ID:gunrNzbs0
>>651

できるだけ大きく頼んだぞ。

…俺はもう少しここで鍛錬するが…君も私の鍛錬を見るほど暇じゃないだろう…

【そういうと男は居合らしき構えを見せる】
【居合にしてはスタンスが狭く、腰を大きく捻っている】
【これは2mの長さを誇る日本刀、名刀・蒼天をスムーズに引き抜くための工夫から生まれた独自のフォームである】

…ふっ!! 

【一瞬吹く、――――風――――】
【風がやむと、そこには居合を抜いたであろう形の左手1本で剣を持っている彼】

【はたして彼女に居合の一部始終が見えたであろうか】
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:46:07.45 ID:aLa2pfK1o
>>650

おはよう―――いや、夜だからこんばんわ、だね
君には悪いが観察させてもらったよ

【起床した少女に挨拶をし、壁から離れる】
【組んでいた手はそのままコートのポケットに入れる】

【そのまま来た時と同じように、自分の足場を確認するかのようなゆったりとした足取りで道の真ん中へ移動する】

取り合えず名前を名乗ろうか
私はペレグリー、ペレグリー・ハームハーツ
ただの引き篭もり女だよ

【柔らかく、友好的な笑みを向けながら女性、ペレグリーは名乗る】
【(”ヒト”ではないのか?)と笑みの裏側に隠しながら】


【少女ほどではないが、ペレグリーの肌が見えている部分は妙に白けており、何処か幽霊を思わせる】
【ペレグリーの顔には―――”何も無く、ただ真っ白な肌”があるだけだ】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 23:46:39.20 ID:fsMwWhft0
>>661-662>>664
/では、よろしくお願いします。れっつぱーりぃっ


>>643

…………――――

【歩いてきた男の方に、ゆっくりと振り向く】
【とはいえ、その表情は白い無機質な仮面で覆われており、当然計り知れないのだが――】
【男が、相手の『敵意』や『殺気』を感じ取れるほどの練度を持つなら、相手からそういった気配は感じられないと分かるだろう】

……<Justice>所属……か

【相手は少々警戒していたようだったが、その名乗りを反復して】

何か……それを、証明できる……ものは、ある…か?
……それと……

>>645

……あの、熊は……<Justice>の所有……なの、か?

【仮面の人物は、その来訪者の気配にも気付いていたらしく】
【ゆるりと其方を向くと、現れた熊を示しながら男に問うだろう】
【此方の熊には少々の敵意を表しているようだが――更に】

>>654

【開かれた、扉】
【思わず、其方に勢い良く振り向いて】
【仮面の奥から見据える瞳、――その瞳に宿る色は、】

……ああ、

……そのために、僕は此処に来たんだ

【と――何処か、ほんの少し――嬉しそうに、そう語るだろう】
【どうやら、この仮面の人物と、城から現れた人物は知り合いらしい――】
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:47:02.99 ID:6bRAKhmSO
>>644
【ふ、と】
【ナイフが“消滅”した】
【青年はそのまま、されるがまま。前のめりに、地面に倒れ込む】

【同時に、だ】
【黒い繭もまた、当然のように消滅】
【その中から姿を現すのは……】

……、しん…………ばし……?

【着物を着た少女、斬姫】
【羊羹色(#383c3c)の長い髪を夜風に揺らしながら、倒れた自分の従者を見る】

【そして、視線をアルフレートに移し】
【お前がやったのか、そう言いたげな表情で、そちらを見つめる】
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:48:56.27 ID:EnujslwIo
>>660

(ちょっと失敗ってか失敗か…)
【また消えそうになる魔弾を見て失敗の2文字が頭の中に浮かぶ】

ま、まじかよ…くそっ!
【手裏剣の軌道に魔翌力を込めた鏡を作る】
【この鏡の生成能力が少年の能力である】
【魔翌力が込められた鏡は、手裏剣と相殺、そして消える】

【その間に、魔翌力を溜める】

もう一度…っ…、行けッ!
【先程と同じテニスボール位の大きさの魔弾が青年を襲う】
【前回とは違い、途中で小さくならない】

(成功……か?)
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:50:35.38 ID:n9oyT9hAO
>>639
教えを護って、そして、私なりにその教えの意味を考えて、悩んで、新しい道を拓く糧にさせて貰いますよっ。
今までも、これからも、ずっと、ずっとです。

【一瞬だけ、僅かに、瞳に浮かぶのは憂いの色】
【『今後』―――その言葉を聞いた瞬間に、それは浮かぶが、直ぐに消え去った】
【少女に様々な事を教えた人物は、もしかしなくとも既に……】

精神に余裕を持つのは、それはそれで良い事なんでしょうけれど……緊張感を忘れたら、駄目ですよね。
それに、カノッサ機関も今のまま……力を不必要に分散させていては、決して強いとは、思えないんです。

【一枚岩で無い組織は、想定外に脆いもの】
【自分より立場が上の人間相手に、この言い方は拙いと思いながらも、最後まで、言い切る】
【ほんわかした気配とは裏腹に、しっかりと言う所は言う、そんな性格のようだ】

昼の国支部……私は昨年の防衛戦以来全く行ってませんでしたね……。
しかし、支部長さん、でしたか。
何だか、今まで私が失礼な事をやらかしていないか途端に不安になってきましたよ?

―――はい、間違いなく、そのつもりの握手ですっ。
私も、信頼を裏切らないように尽力させて頂きますね?

【にっこりと、太陽のように、微笑みを浮かべ】
【此方も、信頼には信頼で返す事を、堂々と宣言する】
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:50:49.67 ID:9GC7ve2/0
>>665
任せてください
【胸(絶望)をはり】

なかなか……
【その速い居合を見て一瞬だけ《宝月流殺刃術の殺刃鬼》の一人として血が騒ぎ、武人の威圧が放たれるが】

じゃあ私はそろそろいきますね
また会いましょう
【そう言い去っていくだろう】

/乙でしたー
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/10(木) 23:51:38.13 ID:2FyrdAQAO
>>663

いえいえ、探しているのがこの街にいると解ったんでね
後はゆっくり探していればいつか会える、と

【探し人がいたらしく、その人がこの街にいる】
【それを知ったから機嫌がいいらしい】

……遠慮するな、とは言ったけど随分と頼むね君は
いや、別にいいんだけどね

【値段表をみて、カウンターにぴったりの代金を出して】

先に座ってるよ

【そう言って、テーブル席まで歩いていくだろう】
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:52:33.81 ID:FRleDcZco
>>657

そうだね、血をつければ引き出す事ができ――――

【と説明しているところに別の声が入り遮る】

〔治ったなら早く帰れ〕
〔邪魔だ〕

【この工場は一室なため近くにおなじみのソファーもテーブルもある】
【そのテーブルでデルボロと地紋がポーカーをやっていた】

そう言わないでよデルボロ

【地紋とポーカーをやっている男はデルボロというらしい】

そう言えば地紋君はどこに居たんだい?

{リーダー遅いから探しに行ってたよ疲れたわ…}

そうか、ごめんよ

【そう言いデルボロに指さす】

彼はデルボロと言ってここの副官をしてるんだよ
口が悪いのはごめんよ
ちなみにもう一人の副官は刀也君

【そう言い四月朔日は谷山に顔を戻す】

まあたまには人に頼るのも大事だよ
弱い人間同士支え合って生きていかないとね

シュー君結界外してあげて

【すると修陸が反応する】
【シュー君とは修陸のことのようだ】


674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 23:56:44.85 ID:Zf2mLKCUo
>>673
……言われなくとも帰るさ。
悪いな、邪魔で。

【此方も、歯に衣着せぬ物言いを返す】
【疲労のせいで目つきが凄まじく鋭い】

……副官。ああ、覚えた。

【こくり、と頷いて】
【指先を精妙に動かして、体を動かし歩みを進めていく】
【其れはまるで、巨大な操り人形の様である】

……信用出来る奴らには、頼るさ。
まだ、俺はお前等を信用できない、それだけ。

【少し、態度は軟化したのが僅かに分かるかも知れない】
【そのまま振り向くこと無く出口へ歩いて行く】
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/10(木) 23:56:49.69 ID:oLX1ntAto
>>659

(両方=c…)

…………っ

【窓越しに聞こえてきた彼の言葉に、一瞬だけ苦しげな表情を浮かべる少女】
【でも、ほんとうに一瞬だけだ】
【あとの動作に躊躇いはない】

【クラッチを踏み込むために、運転席で仰向けに近い姿勢――格好悪い】
【付けっぱなしだった鍵を捻ってエンジンを掛ける】
【サイドブレーキを降ろし、ギアをドライブへ】

【アクセルペダルを、べたっと踏み込んで、思いきりフカし】

……ああ、その想い、素晴らしいと思うです
おにーさんは、こんな子どもの話をよく聞いてくれて、嬉しかったです
お陰で吹っ切れちゃったです

けれど、ひとつだけ間違ったのは…
…わたしに「補給物資」の話をしたことです…

わたしが決意を固めた以上、それはさせねーです!

【クラッチを離す】
【動力が前輪と噛み合い、砂煙をまき散らしながら急加速】

(もう、あなたさんの正義≠ニは接触済みなんです)
(……わたしの悪≠ヘ、この優位を逃せない、――悲しいけれど、お別れです)

【そして、大きくUターン】

本当に、車で……いや、バイクくれば良かったと思うです
そしたら、わたしと会うことも無かった―――ッ!

【青年の正面から、トラックが全力で突っ込んでくる】
【運転手は背が低い為、前が良く見えず、正確なホーミングは出来ないだろう】

【当たろうが、当たるまいが、このまま走り去る勢いである】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:56:58.27 ID:sM6pYQH2o
>>668

お、初めまして、だな

【悠長に挨拶】
【声色は平静を装う、というより素で平静を保っているような】

飲み込みは早いと助かるんだが・・・

さて・・・分かるかな?

【傍らには倒れた執事】
【その目の前に、血塗れで、穴だらけの真っ黒ローブ】
【その表情からは心中は窺い知れないが、何があったかは明白だろう】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/10(木) 23:58:56.51 ID:gunrNzbs0
>>671

【そう言って去っていく彼女をちらりと見て】

ほう…見えたのか…やっぱりただの記者じゃないだろ…
5割とはいえ太刀筋を見られるとは…不覚。

【そういうと男はだんだんと鍛錬のペースを上げていくのであった】

678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:59:33.86 ID:ngkh6f7a0
>>672

探している人…か
【ふと一瞬だけ、表情が暗くなるだろう】

【なぜか】
【単純な理由で、それは彼がいつも「一人」だからである】
【だから…ちょっと羨ましいと思ってしまった】

ん?これくらい食べるだろ?
【どうやら基準からおかしい】

ああ
【そう言って頷いて、バーガーが出来上がるのを待つ】
【少しすると、少年が移動した席にバーガーを盛ったお盆を持って現れて】

いただきます
【軽く頭を下げると、無心で食べ始めた】
【一口がでかい。ゆえになかなかの早さで食べていく】
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 00:00:17.72 ID:6OHQ4JnUo
>>666

【そちらの姿かたちを、スキャニングするかのように】
【右から左へ、少し下がって右から左へと繰り返し視線を動かす】
【全身を眺め終えると何度か瞬きして】

ペレグリー……。

【視線をやや上に向けて考え事をしているようだ】
【おそらく記憶の中の人に一致するかどうかを調べている】
【当然、一致するものはなく、くぁ…と欠伸をひとつ吐いて、涙を拭うと】

紅葉(くれは)……リタ…

【それが彼女の名前なのであろうか?】
【理由は分からないが、どうやら相当な無口であるようだ】
【こちらは友好的な敵対的なのか読み取ることができない】
【というか───怖いほど、表情に変化が全くない】
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 00:00:42.76 ID:8/N0ORv20
>>677

追加/ レンの人、ありがとうございました!!
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:01:04.67 ID:oOn62OHto
>>669

鏡…!?
おもしれぇ!
【少年の能力を見てどこか喜んでいるような】

【弾がとんでくるのを避けたあと確認し】

(あの弾・・・連発はそこまでできねぇようだな)
(それにあの鏡……、俺の力じゃ遠距離戦はキツいな)

模(擬戦だし仕方ねぇか……)
(うまくいきゃ戦意を喪失できるかもしれねぇし)

―――『雷光拳・突』―――

【青年は、左の掌に気を手中し蒼雷化させる。先ほどの手裏剣とは色も輝きも段違いである雷を――】
【少年に高速で近づき白銀の蒼雷をまとった左の掌で少年の足元の目の前の地面を突こうとする】
【避けようが避けまいが少年に攻撃があたることはない】
【尚、攻撃の直後は隙が生まれるだろう】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:03:35.54 ID:wJvnZcAAo
>>674

ここは星の国だから帰り道には気を付けなよ

【そう言い四月朔日は手を振る】

「デルボロさんはホント素直じゃないですね」
「ある意味谷山君とそっくりですよ」

【そこに谷山と似たように包帯を巻いたレイナが現れる】
【デルボロはイラッとしたように眼を瞑る】

「じゃあね谷山君…」

【そう言いレイナも手を振り見送った】

//乙でしたー
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 00:03:50.83 ID:7dPxmBBAO
>>678

人扱いするのは間違っているんだけどねぇ?

【声音が、多少変わったのは何故だろうか】
【答えは今のところ見つからない、見つかる訳もない】

いや、それの半分ぐらいなら大丈夫だけど
って食べるのが早いなぁ君は

【腹の音が大きかった分、余程腹が減っていたのか】
【手持ち無沙汰な彼は、とりあえず外でも眺めていた】
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 00:07:06.55 ID:GhEJZpGOo
>>682
……じゃぁな。

【言葉少なにそう言うと、谷山は工場を去っていった】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:07:14.98 ID:TrELj+IAO
>>645
>>654
>>667
/挑戦しましたがぶっちゃけ携帯能力者じゃ無理そうです、引かせていただきます。すみませんorz
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:08:03.09 ID:yMYrjEeso
>>679

―――――ふむ
(怖いくらいに表情の変化が無いね。コレはいよいよ”人でなし”説を考えてもいいかな)

【少女の反応、表情、を柔らかい表情を崩さずにつぶさに観察するが内心で冷や汗を掻く】
【そして少女、リタが名乗り、表情を僅かに変える。純粋な名前を知る事が出来た、という嬉しさの笑みに】

紅葉リタ―――覚えておくよ
ところで純粋な興味なんだが、君は”人間”かな?

【名前が知れた事に気を良くしたのかのかどうか分からないが真っ向からリタに種族を問うた】
【淀みなく口にした素振りから元々聞くつもりだったのだろうか―――?それとも】

まぁ気を悪くしたらすまない。その場合は素直に謝罪しよう

【彼女なりの誠意…と言う訳ではないだろうが笑顔のまま続けてそう口にした】
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:08:36.38 ID:lx1B9t9eo
>>670

……それでいい。常に前へと進むことだけを考えろ
振り返っても戻れはしない、ならば進んでしまったほうが、得であり楽でもある

【過去より今。言動などからしても、結構な現実主義者であるようで】
【そう言葉をかけた後、握手を交わした手を下げ、腕を組み】

私もそう思う。各国に支部が有るといっても、一枚岩でなければ意味がない
その点で、私と私の率いる昼の国支部は他支部との融和を進めているつもりなのだがな
このままでは散々虚仮にしてきた“連中”に、押し切られかねんよ

【相手の言葉を気にする風もなく、意見を聞き入れ意見を返し】
【決して理想論を出さずに現実を―――少々、押され気味にも思える実情を口にして】

昨年……ああ、あちらの支部跡は既に廃棄、今は空港に陣取っている

それと、身分や言動など気にしなくても良い。支部長などそう偉くもないのでな
私自身、敬語を使われるよりもこうして平等に話すほうが性に合っている

【後、少女の言葉と笑顔に確りと一度、頷いてみせ―――】

では早速だが、アカリ。先程から話に出ている“支部”、お前は何処かに所属しているか?
そうなのならいい、が、そうでないのなら所属することを勧めたい

理由は単純、お前自身も先ほど口にしたな……力は集結させるべきだと私は思う
著名なところであれば『夜』、『昼』、『水』、『氷』の四支部――――どうだ?

【―――単刀直入に、ガルニエは少女へと尋ねかける】
【「入れ」と強制するのではなく、あくまで“提案”―――『同僚』としても意見であった】
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:08:59.29 ID:43l//j5qo
>>681

(魔弾の連発は…結構キツい…)
【魔翌力を消費して、疲れているが、そんな素振りは見せないように振舞う】

やっ、ヤバい……!
【こちらへ向かってくる青年に対して、銃を向ける少年】
【向けきった後には、青年の掌は自分の前の地面にあった】

……降参です。修行不足でした…。
【銃をホルスターに納めながら、話す少年】
【実力の差に戦意を喪失したらしい】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 00:11:24.93 ID:HVW6szISO
>>676
っ…………

【この少女……“斬姫”】
【理解力は中々に高い……らしい】

……ッ!!

【着物の中から取り出すのは、小さな石】

(“約束の宝玉”……!!)

【それは“玉虫色”に光る「宝玉」】
【次の瞬間……その宝玉が激しく……しかし穏やかに発光して】

【更に次の瞬間】

【二人の姿は……跡形無く消えていた】


/長時間乙でしたー!!
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 00:12:27.39 ID:VrKFzhSUo
>>667

………一応、所有と言う形に…なるのでしょうか?

【と、声を漏らしたのは“熊”――――ではない】
【よく見れば…それを“担いだ”青年が居る】

【赤く長い鉢巻、綺麗だが年季を感じさせる道着と袴を着用した黒髪の青年である】
【僅かに覗いた肉体ははち切れんばかりに鍛え上げられ、100kgを超す熊を担げるのも頷ける―――か?】


【そして――――】

>>654

………………
(知らない人…か………)

【自分が所属している筈の組織なのに…何故か顔を合わせた事の無い人物で】
【もしかしたら其方は、風霊統主の城の食堂…その冷蔵庫で――――】


【―――何匹もの熊がまるまる1頭ずつ吊るされているのを見たことが有るかも知れない】
【嗚呼――――定期的に熊肉を補充していたのはコイツらしい。夜中に見たらきっと下手なお化け屋敷より怖い光景である】

【因みに見たことがあるかも知れないと言ったのは、この食堂…現在も尚未稼働で。冷蔵庫は彼が許可を得て使っているだけだからだ】

>>685
/申し訳ございません……お疲れ様でした
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 00:12:44.45 ID:bYFn6vBz0
>>685
/申し訳ございません、此方の配慮が足りませんでした。
/また機会がありましたら、その時はよろしくお願い申し上げます。有難うございました。

/>>667への返レスは>>645の熊の方からお願いします。お手数おかけします。
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:14:54.70 ID:FwbTEWYT0
>>683

…?
【少年の出す雰囲気が変わったので】
【ごくん、と口に入っているものを飲み込み一旦食べるのを止めて】

ヒトではないのか?
【思った疑問をそのまま言ってみる】
【そしてすぐに食べるのを再開する】

そうか?
【モシャモシャと、バーガーを齧りながら】
【ただし、口の中は見えないように】

【外を眺める少年を見て、今更になって彼が自分の分を持っていないのに気付き】
【ス…】
【とさりげなく一つ、目の前に差し出した】
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 00:15:02.53 ID:m173p0Ze0
>>675

【夜空を見上げて、ただ一言とてつもなく悲しそうな表情で】

嗚呼……だから嫌なんだよ……形≠ヘ違えど目指す目標は似ているのに…
否……似ているからこそ争うのか……俺にはわかんねーな…難しすぎて

戦いたくねぇなぁ………どうしてこんなになっちまったんだ…

≪開錠=

【眼帯に手をかけて思い切り放り投げるように外す】
【その瞳は中心に十字架のようなモノが描かれた黄金の瞳】
【同時に腰の銃を二つとも空中に放り投げる】

もっともインパクトを受け流しやすい箇所を演算……検索完了………

≪ここだな≫

【背中の身の丈を超える巨大なワインレッドの銃剣を掴み、後方に構え】
【トラックの進路をずらすように思い切り大剣部分でもっとも影響を与え易い運転席から見て左側面の箇所に叩きつけるように振るッ!】
【直撃したならば横転はしないものの、大きくバランスを崩すことになる】

≪追撃≫

【当たらなくても当たっても大剣を振ったその反動で大きく横に飛び出し、同時に空中から落ちてきた二つの銃をキャッチ】
【そのままトラックの左側の前後タイヤを撃ち抜こうと銃撃を放つ】
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 00:20:15.86 ID:6OHQ4JnUo
>>686

【質問の意味を噛み締めるのに時間がかかっているのか】
【少しの間無言で、するのは呼吸と瞬きのみで】

───わからない
気付いたら、液の中で育っていた……それだけ

【肯定も否定もしなかった】

【いまいち感情が分かりづらいが嘘を付いている様子は無く】
【本当に本人にもわからないようである】
【しかし、普通の人間が液の中で育つのは生まれる前ぐらいだけであろう】
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:20:50.66 ID:oOn62OHto
>>688

【青年の攻撃は眼の前の地面の上で止まっていた

【雷がきえ、青年は姿勢を正すと】

いや、おめぇはすげぇ奴だよ。
オイラにこの技を使わさせたんだからな!
【青年は笑いながら少年に言った後】


――――ズキン!――――

【青年は両目を押さえその場で崩れる】

眼が…眼がぁ……
【青年は苦しそうに目を押させながら倒れている】
【一体どうしたのだろうか―――ただの怪我等ではないようだが】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 00:21:40.43 ID:7dPxmBBAO
>>692

あぁ、全く、最低最悪な吸血鬼だ
人を殺しておいてのうのうと生きてやがる

【感情的、と言うには少し足りないか】
【ただ先ほどまで纏っていた雰囲気とは違う口調でそれを言う】

【無言のまま外に視線を向けたまま押し返す】
【別にいらない、と結構力を込めて押し返す】
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 00:22:09.83 ID:m173p0Ze0
>>693
/追記 銃剣は振った後に地面に放り投げました
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:24:26.49 ID:4fBcF08AO
>>687
はい、解っています。
大切な思い出と教訓だから、絶対に忘れはしない、けれど、それに縛られて脚を止めるような真似もしない。
そう、決めましたからっ。

【後悔しても、もっと教えてほしかったと願っても】
【何一つ、現実は変わらないし、変えられない】
【だから、現実を変える力が欲しくて、道を拓く力が欲しくて、カノッサ機関へ入ったのだ】

アウグスト城塞の件が、良い例なんだと思います。
此方には拠点も有って、防衛戦と有利な条件だった筈なのに、敗北した、あの戦い。
指揮系統を混乱させられた事が敗北の第一歩ですけど、しっかりと一枚岩の組織として纏められていれば、その混乱も無かった、或いは、彼処まで酷くなかったと思うんです。

【意見を聞きつつ、自分の考えていた事を、淡々と口にする】
【これが、この少女なりに現実を見つめてきた結果、得た答えなのだろう】

え、廃棄されてしまったんですか、彼処。
確かに交通の便も良くなかったし、資材の運搬等も大変そうでしたから、今の方が効率的なんでしょうね。

……えっと、解りました、特別な気を遣うような真似はせず、普通に話させて頂きますね?


う、すいません、まだ、所属する支部は決まってないんです。
アンダーナンバーの私には、余りそういった活動は求められていませんでしたから。

でも、それじゃあ駄目ですね、求められていないからやらなくて良い、そんな筈無いですから。
何処に加わるか吟味して、自分が一番力を発揮出来そうな場所に、所属させて貰えないか頼んでみる事にしますねっ。
時間は多少掛かるかもしれませんけど、間違いの無いように動いてみます。

【やる事が決まり、そして、自分の事を気にして貰えたのが嬉しかったからか、微笑みの色を強くして】
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:24:59.36 ID:43l//j5qo
>>695

あ、ありがとうございます。
【かなり強い人なんだなと思いつつも礼をする】


だ、大丈夫ですか!?
【青年のほうへ駆け寄り声をかける】

病院、連れて行きましょうか?
【青年の様子を見て、普通の怪我ではないことを悟る】
【自分の力ではどうにも出来ないので、病院へ行くことを勧めた】
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 00:26:29.24 ID:C/Bc68GSO
>>667
【ふ、と。ほんの僅かに口許を緩めて――人影もまた、感慨が湧かない筈が無く】
【それでも此処はJustice≠フ本拠地で、目の前の彼女の立場は、少なくとも今は不確定≠ナ】

そうか……――ん、一寸待て、ワーズワイス・コッペリエル。
会っておきたい奴ってのは、ひょっとしてこの城≠ノ……居るのか?

【――――あるからして、その発露はほんの瞬きほどの間だった】
【柔らかな声と態度は、すぐに鋭さを帯びる。或いは、その一瞬で十分かも知れないけれど】

【さておき。以前の戦いでは、会っておきたい人≠ェ居るとは訊いていたが】
【それが誰かまでは知らなくて、人影――Justice″\成員、識槻朔夜は問いを重ねると】

>>685
//申し訳ありません…………おやすみなさいませ。
//あれでしたら、自分が退いとけば……。

>>690
【現れた青年に、目を向ければ。彼が担いだ熊を眺めて、もう一度彼を見て熊を二度見して】
【――どうやら、冷蔵庫に吊られた熊を見た事が有ったらしく。漸く謎が氷解したと、苦笑い】

そっちは――――確か、直接の面識は無かったっけな。
……オレは識槻 朔夜っていうんだけど、お前は?

【それから、今更になって初対面である事に気付き、軽い自己紹介をして】
【ぺこりと会釈すれば、其方の名前を問うだろう】
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:27:24.59 ID:FwbTEWYT0
>>696

………………

【絶句】
【一瞬何を言ったかわからなかった】
【バーガーを運ぶ手が止まる】

吸…血……鬼?
【神話の中でしか聞いたことのないその生物】
【人の血液を吸い取り糧とする、おそらくそれだろう】

【押し戻されたバーガーには、何も反応できないでいる】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:28:18.53 ID:yMYrjEeso
>>694

液の中で―――――ふむ
(非常に興味深いが、私が立ち入るような領域ではないかな)

【液の中。と言うワードを得て引き篭もっていた間に読み漁った書物などの知識を掘り起こす】

【だが、それも途中で止める。必要と思えば踏み入れば良いだろう】
【しかし彼女、リタとは今宵あったばかりだ。オマケに自分の立ち位置は不安定で、リタの立ち位置も分からない】
【余計に踏み入って変な物を踏む覚悟があるか?と問われれば】

(ノー、だな。ま、次回からにしておこうかな)
非常に興味深い情報をありがとう
さて、私はこのまま散歩にでも行くつもりだが―――リタ、君はどうする?

【という事で此処から離れる、という行動に移る】
【別に尋ねる必要は無かったが、何となく、リタに声をかけた】
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:29:14.79 ID:ddEKP5fCo
>>689

あっ!!

【想定外】
【青年にとってはそう表すのが相応しいだろう】

【だが、青年は思考をすぐさまに切り替える】

逃げられたか・・・何ということだろう、損失しかないとはなぁ

どうやって、表ぇ歩けってんだか・・・
全く、いやいやいやァ・・・

【次の目的地を定め、次の出会いを無碍にするために】
【青年は暗い暗い路地を歩き出したのだった】

次は無いな、きっと

【息をするように、嘲りながら】

/長時間お疲れ様でしたー!
/途中、配慮に欠ける返レスがあったことをお詫びしますです・・・orz
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 00:32:08.48 ID:7dPxmBBAO
>>701

あぁ、君も気をつけた方がいい
何をしでかすか、分かった物じゃない
人間と同じ姿をしているからね、気付かなくても仕方ない

【吸血鬼とはそう言う物なのだ、と彼は言う】
【人の世に混ざり、生き血を啜る、そんな生き物】

名前は確か……シルヴァーグ、って言ったかな

【人の形を取る以上、見分け方はその程度しかない】
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:33:44.70 ID:oOn62OHto
>>699

ぐっ…ぐああああ
【青年は数分ほど苦しんだ後、痛みが引いたのか立ち上がろうとし】

すまない……もう大丈夫だ……

【青年は、青年のほうを向き礼を言う】
【すると青年の白銀の瞳にさっきまでは無かった卍のような刻印が浮き出ているがその後刻印は消える】

(痛みは引いたが……前よりも良く変なモン見えちまったな……)
いや、病院はいいだろう。

なぁ、まだ――時間はあるか―――?

【少年に問いかける】
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 00:34:27.34 ID:bYFn6vBz0
>>690>>700
/申し訳ないですが、返レスは45分までお待ちいただきたく。お手数おかけします
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 00:35:18.80 ID:uKXabquUo
【街中】

……あっれー。

【一人の青年が、街中を歩いて───】

もしかして……迷ってる?

【───否、彷徨っている】

【燃えるように真っ赤な三本のアホ毛、青空のように透き通った空色の瞳。】
【白いシャツの上に灰混じりの黒色のパーカーを羽織り】
【左手首にはオレンジ色の包帯を巻き、左足には蒼を基調とした金属製の細身のアンクレットを身に着け、】
【霰を連想させるような幅広で白色透明な長剣を、抜身で腰に帯びている。】
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:35:43.30 ID:43l//j5qo
>>705

ほ、本当に大丈夫なんですか?
【青年が無理をしてるのだと思い、心配する少年】

ええ、時間なら大丈夫ですよ。
【淡々とした口調で答える】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 00:39:27.28 ID:dY3MLM3qo
>>693

【トラックは猪のように猛進するのみ】
【彼の攻撃を回避することは出来ない】
【突進軌道を見切られた時点で敗北は蓋然的】

【タイヤが銃剣によって斬り裂かれる】
【――パンクではない】
【冗談でなくドーナッツ製のタイヤは、自身の回転スピードに耐え切れず、切り口から瓦解していく】

【バランスを崩したトラックは、派手にスピンをしながら、街道から飛び出した】
【パワーステアリングを用いても制御は不能だ】

……くっ、やっぱり戦闘経験者です!?
こんなことなら、あのとき砲台を乗せて置くべきだったです…!

【追撃が決まり、左前輪は完全に大破したが】
【左後輪の損傷は浅い】
【――材質上、銃弾のような突攻撃には強いようだ】

【一度大きく揺れて、足場の悪い広野上に止まるトラック】
【動力が片輪だけでは、先程のような突進は出来ないが――】

――わたしはハニー・グレイトテイスト!
中途半端だった自分に決別するためにも、ここで引くわけにはいかないんです!

【バチンッ、と】
【彼を睨みつけるように、ヘッドライトでフラッシュが焚かれる】

【同時に、運転席の窓をぶち破って現れる、チョコレート色の警棒≠持った右手】

くらえっ!

  ≪Dion Fortune≫

【決意に満ちた声で、その警棒――≪風霊螺旋剣≫の名を紡いだ】
【蜂蜜色の魔力が一気に肥大化して】
【警棒の周囲に形成される竜巻のドリル】
【数秒としないうちに成長を遂げ、鋒の延長線上に居る彼に向かって、真空波が迫るだろう】
【――ただし、本来は近距離用の武器】
【元々の殺傷能力も、これだけ距離があれば減衰は免れないだろう】
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:40:55.04 ID:lx1B9t9eo
>>698

(……確かな思想と、それを冷静に見据えることの出来る目線)
(本当に良いモノを持っているものだ。一人一人は、やはり優秀……)
(それが全体だと劣って見えてしまうのは矢張り、機関そのものに欠陥あり、か)

【一つ、先程のものよりも大きく。彼女の言葉に頷いて】
【脳裏では機関の構造、それ自体に僅かな疑問を抱き―――】

街一つ占領して、アレだったからな。分散させた戦力は各個撃破の良い的だ
加えてそちらの言う通り……私も気を付けなければならないが

【私も―――と、いうのは昼の国の部隊が「国自体」を武力で占拠しているから、である】
【彼女はその支部のトップ、謂わば“仮初の国主”というもので】
【規模は違うながら、悪い前例を元にして統治体制を思案する必要があり】

うむ……まあ、急いで何処かの支部に入れなどとと言うわけではない
あくまでメンバーは集結している方が良いと、私個人が思っただけだからな

……個人的には、だが。氷の国支部などを候補に入れても良いだろう
あそこの支部長は信頼が置ける。少なくとも、部下を騙す人間では無いように感じた

それと、私の支部も人員は募集中だが、なにせ戦闘特化の支部でな
しかし来るならば拒みはしない。じっくりと、自分の考えに従って決めるといい

【そう言うと口を閉じて、相手の言葉を待つ】
【自分から話すことが無くなった、といったところだろうか――そろそろ、別れも近く思える】
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:41:02.74 ID:oOn62OHto
>>708

すまねぇ……

【青年は立ち上がり、少年から10mほど離れて対峙する】



俺は攻撃は一切しない、俺に本気で攻撃を仕掛けてきてくれ。
【しばらくの沈黙の後、少年に言い放った】
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:45:18.04 ID:43l//j5qo
>>711

え…えぇ!?
【しばし絶句…その後叫ぶ】

えっちょ、え?
ま、まぁそういうなら……
【あまり事情はよく分からないが、とりあえず銃を引き抜く】

行きますよ・・・
【そういって銃に魔翌力を込める】
【銃はアサルトライフルのような形に変化した】

怪我しないでくださいよ…
【念のためにそういって、青年へとバースト撃ちをする】
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 00:45:42.08 ID:bYFn6vBz0

>>690

……――――っ!?

【突如熊から零れた声――そう見えたのだろう。相手は警戒を露にしたようだったが】
【やがて、それが青年に担がれているものだと分かると、警戒を少々解いて】

……お前、は……<Justice>のメンバー、なの……か?
…………。…………。

(……凄い、パワーだ……僕が、あの力を解放したときに匹敵する……かも、しれない……)

【そう訊ねながら、悠々と熊をかつぐ青年のパワーに、相当驚いているようだ】

>>700

……いや、そうじゃ……ない。……識槻……朔夜

【仮面を被った小柄な人物――≪四刃≫の一人、ワーズワイスは】
【名前を呼ばれたためなのか、相手の。朔夜の名を呼び返しながら、小さく首を振り】

……会っておきたい奴は、二人……居る、けど……一人の居場所は、分かる。
ただ、もう一人の居場所は……分からない。……

……『対機関連合』所属、……らしい。
君たちなら、……<Justice>なら……コンタクト……取れるか、って。考えたんだ

……賭け、だけど、な
下手すれば……名乗った瞬間に、殺されるか、とか……考えてた、よ

【……と。そうやって、自嘲気味に笑った――のだろう。恐らくは】
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 00:45:56.78 ID:FwbTEWYT0
>>704

人を殺しておいて、と言ったな
お前の言う通りなら確かに何をするかわからない
そんなモノが徘徊しているならとうに見つかっていても不思議ではないと思ったが…
なるほど、人間と同じ姿をしているのか……厄介だな
【真剣な顔で、いや実際には最初から今まであまり表情に変化はないのだが】
【本当に実在すると、少年の言葉を信じて考えてみる】

シルヴァーグ、か
それだけだと探しようがないな…
自分から名乗って回っているわけでもないだろう
【暫く視線を落として考えてから】

よければ、俺もその吸血鬼探しに付き合おう
そんなモノを放っておけない
バーガーの礼もしたいしな
【見かけによらずなかなかのお人好しである】
【一瞬、そのために声をかけて奢ったのか、とも脳に浮かんだが、そんな些細なことはどうでもよくなった】
【第一、少年しかわからないことである】

【ジャケットの裏ポケットから携帯を取り出すと自分の番号が表示された画面を出して】

俺の名はフレイ
何かわかれば、連絡をよこせ
【少年へその画面を見せるだろう】


/携帯というものがこの世界にないのでしたら携帯のくだりはなしで、自己紹介をしたと受け取ってください…
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 00:46:35.24 ID:6OHQ4JnUo
>>702

……例には及ばない

【彼女にとって別に大したことでも無い上、】
【大したことであっても反応は変わらないであろうことが容易に予測できる】

【その時、彼女の前を路地裏の血の匂いに釣られたか蝿が横切り】
【そちらがその姿を目視した次の瞬間には、】
【先ほどの触手とは違い、かなり細い触手が袖から伸びて】
【真っ直ぐ正確に蝿を壁に串刺しにしてしまった】

………どうする…とは?

【蝿を仕留めた触手をうねうねさせながら】
【それがどういう意味なのか理解出来ていなかったようで】
【質問に対して、質問で返した】
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 00:52:24.85 ID:m173p0Ze0
>>709

ちぃ………浅いか……だが機動力は削いだな……

【道路から外れたトラックを見つめながら、両手の拳銃を構える】
【警戒態勢のまま一歩一歩接近を試みるが…】

俺はJustice≠フ番怒 氷山!!!いいぜ!!ここで!!

お互いの目指す正義≠フ為に白黒付けようッ!!恨みっこは……無しだ!!

【相手の名乗りに対してこちらも所属と名前を叫ぶ】

くっ閃光で視界が……これじゃあ魔眼≠煦モ味が……ッ

しまっ!ブラインドからの本命かぁぁぁッ!!

【真空波が直撃し、二つの拳銃は遥か彼方に吹き飛ばされ】
【氷山自身も身体を切り裂かれながら数m上空に打ち上げられ、路面に打ち付けられる】

ぐ………クッソがぁぁぁぁぁ!!!!まだまだぁぁぁぁぁッ!!

【それでも尚、立ち上がり、トラックに向けて思い切り走りだす】
【ダメージのせいか、力は感じられない】
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 00:54:52.53 ID:VrKFzhSUo
>>700

…識槻 朔夜さん……初めまして。犀宮 京都(さいぐう みやこ)と…申します

【ペコリ、と熊を担いだまま一礼し。此方も名乗り返す】

【嗚呼―――因みに…熊を見たついでに、某ロロケさんからもらったケーキも、見た事が有るだろうか】
【主食が雑草であることを明かした際に貰ったソレは、誰かに食べて貰おうと…丁寧に切り分けて、「ご自由にお食べ下さいbyミヤコ」 と張り紙をして冷蔵庫に置いてあったはずだ】
【……いつの間にか無くなっていて、この青年自身は食べれなかったのは秘密である】

>>713

……無能力者ながらも…末席を、汚しております

【ペコリ。其方へも、一礼し】

【…さて、ただの“無能力者”が。100キロもの重さの熊を普通に担いで、普通に動けるものなのだろうか?】
【少々強靭すぎる身体は―――人間よりも、化物に近い】

………ワーズワイスさん、で宜しいのでしょうか……?
≪R.I.P.≫所属…と言う事らしいですが・・・・・・?

【と、少々…訝しげに尋ねて】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/11(金) 00:58:21.79 ID:yMYrjEeso
>>715

――――――無知な者からすれば知識という情報を得るということはとても良い事だからね
ま、逆に好奇心猫を殺す、と言う言葉もある。その時その時に応じて知りたいことを留めておく事も必要、と

【目の前で起きた光景を瞬きもせず見届け、そう口にする】
【後半の言葉は自分への戒めか。何にせよ手を出すような事をしなくて良かった、と内心安堵する】

む………

【無心で尋ねたのかリタの返答に言葉が詰まる。返答を聞いて思わず自分の言葉に頭を抱える】

(何も言わず素直に去るが正解だったのかな?いや、今は考える必要は無い)

単純にこの後の君の行動が気になって聞いただけだよ。この場に留まるか、それとも何処かへ行くのか
や、ハッキリと問わなくて悪かったね

【取り合えず変に考える事は止め、質問の意味を口にする】
【自分に非があり、と感じたのか謝罪の言葉を述べる。そして】

では、改めて。リタ、君はこの後如何するのかな?

【ペレグリーは月を背にし、リタへ笑顔を向けながら再度尋ねた】

719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 01:00:08.63 ID:4fBcF08AO
>>710

分散しても的確な連携が取れれば何一つ問題は無かったし、寧ろ良い方向に転がっていったと思いますけれど、あの時の戦いでそんな事は出来ませんでしたもんね……。

【敵は少数、戦力を固めてぶつけるか、連携を駆使して包囲殲滅すれば、苦戦する事は無かった筈】
【少なくとも、街を失う事は無かった筈】
【そう、少女は思っているようだ】

支配下の街の人間の不満を解消するのも、大切ですもんね。
不満が貯まった結果、いざという時に敵を内側に導かれました―――なんて事になったら、大変なんて言葉では済ませられない事になってしまいますから。
……うぅ、もう少し不安を和らげる具体的な案を考えてみたい所なんですけど、難しいですね。

【うーん、と、悩む声を上げる少女】
【だが、実際の統治に関わった事が無いからか、案はそう簡単に浮かんではくれない】

あ、はい、氷の国の支部、ですね。
一度見に行ってみようと思います、彼処には関わった事が無いですから。
それと、もし行く場所が決まらなかったり、戦う事で変えられる事があると痛感したら、其方に行かせて貰うかもしれません。
その時は、また宜しく御願いしますね。

【そういって、頭をぺこりと下げる】

……あっ、もう、こんな時間なんですね。
すっかり話し込んでしまって、時間の事を失念してしまっていましたよっ……。
えっと、申し訳ありませんけれど、私はこの辺りで失礼させて良いでしょうか?
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 01:00:33.80 ID:oOn62OHto
>>712

頼んだぜ
【青年が頼み、しばし沈黙が続いた後、少年は銃を構える】
【おそらく当たれば確実に死ぬだろう攻撃を受けようとしているのか】
【青年は眼を瞑り、考えている――――】

(この感覚だ……、―――もう拒絶はしない……)
(これだ!――――俺の力になれ!――――)

【青年が眼を開けると、白銀の瞳の部分に卍の刻印が浮かび上がる】
【その刹那、少年は引き金をひき、青年へと弾丸を放つ】
【すさまじい弾の威力で土煙が起こり、それが晴れる頃には青年は立っていた】

(見切れた…のか?)

【ところどころ青年の服は弾にかすれて傷がついてはいるが、出血は見当たらない】

(見切れたのはいいが気力を大幅に使うな……コントロールが難しそうだなこれは……)

すまない、無茶ばかり頼んでしまったな

【フラフラな足取りで青年に近づき礼を言うと、青年の腹のほうから鈍いグゥーっという音がなる】

すまん……何か腹が減った・・・
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 01:01:47.86 ID:7dPxmBBAO
>>714

全く、場所が特定出来たから良かったけど
【場所が解らなければ虱潰しにやっていくしかなくなる】
【時間を掛ければ、何が起きるのやら】

これは推測だけど、そいつは人間の真似事をしてる
人の世に溶け込む為にね、知っている人もいるだろう
ここを特定出来たのも、それを知っている人がいたからだ
何も知らない人を騙して、狙っているのかも知れないしね

【彼なりの考えだ、可能性としては悪くないか】

ん……ありがとう、僕はスーフォン
変わった名前と言われるけどね、気に入ってるよ

【そう言って彼の携帯を見やり、それを覚えた】
【メモをするでもなく見ただけだが、多分大丈夫なんだろう】

それじゃあ、僕はそろそろ行くよ
ゆっくりもしてられないしね

【そう言って、店を出て行こうとした】
【呼び止めなければ、ここで終わりだ】
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 01:06:18.47 ID:43l//j5qo
>>720

【死にませんようにと祈りながら発砲した少年】

え……?
【出血のない青年を見て、思わず声を出す】

い、いえいえ。
【何が起きたかよく分からないが、とりあえず返事を返しておく】

やっぱりこの時間まではきついですよね…
じゃあ俺がよく行く、ラーメン屋でも……
あ、お金は僕が出しますよ。
【青年が了承したら、少年は街中へと歩いていくだろう】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 01:10:15.45 ID:6OHQ4JnUo
>>718

…難しいことは……わからない
でも………現在、この場所において、あなたが気にすることは……何も、無い

【珍しく長めに口を開いて声を発する】

【蝿を仕留めた触手を仕舞おうとしたところで、汚いのが嫌いなのか】
【中身がこびりついた触手の先端が、蜥蜴の尻尾のように切り落とされる】
【切られた方はビチビチと地面を跳ねて、正直、気持ち悪い】
【…が30秒ほどもすれば液状化して地面に消えて行くだろう】
【何から出来ているのかまったくもって謎である】

………私は───

…………………寝る、たぶん…。

【長い沈黙の後、ようやく出た言葉は】
【結局答えが思いつかず、適当に答えた感じの口調だった…ような気がする】
【棒読みなのは変わっていないので本当に気のせいかもしれないが】
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 01:11:13.47 ID:FwbTEWYT0
>>721

なるほど…

【確かに、その可能性は十分すぎるほどにあるだろう】
【だがしかしその一方で、そのようにこの世を渡っているとしたら】
【目的を終えると次の街へ…を繰り返しているという可能性もまた、否定できない】
【まあ、少年を凹ませないためにそれは言わないが】

スーフォン、か
覚えておく
何かあれば連絡する

お前の連絡先も教えてくれ
【携帯をジャケットにしまう】

【連絡先を聞くとスーフォンを見送るだろう】
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 01:11:41.15 ID:ZyKWB5xAO
>>707
/まだいらっしゃいますかな?
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 01:12:00.38 ID:oOn62OHto
>>722

すまねぇな…

いや、金はあるから俺がおごるぜ

【青年は懐から金をとりだし、少年にみせ】

ラーメンは、うまそうだ。
案内役頼むぜぇ
【少年の案内についていくだろう】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 01:12:18.43 ID:uKXabquUo
>>725
/貴方の後ろにいらっしゃいます。
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 01:12:33.55 ID:dY3MLM3qo
>>716

(当たった、です…!)
(けど仕留めきれてない、まだ動けるんです……っ!?)

【ギアはパーキング、サイドブレーキを引く。ちなみにレシピブックは助手席だ】
【トラックの発進を諦め、警棒を腰に差して、運転席に座り直す】
【ボロボロの状態で向かってくる彼と、その叫びを聞いて】

わたしの目指す正義≠ニは、世界変革です!!
悪≠ニ同義で善≠ニ近似、R.I.P.における夢≠ナあり……
……その実、あなたの正義≠潰すモノ!!

さあ、かかってくるがいいです!! 番怒 氷山!!

【運転席、側面のドアに向けて、両手を翳す】
【重ねられた手の内部にチャージされていく蜂蜜=z

【もしも彼がドアの前に立てば、一斉に解放】
【蜂蜜の濁流でドアごと吹き飛ばす算段なのだろう】
【――車から降りたほうが戦いやすいのだが、どうしてだろうか。その考えはないらしい】

【彼の接近を待ち伏せて――】
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 01:14:26.91 ID:43l//j5qo
>>726

お、それはありがたいです。
【最近金欠気味で、財布が軽くなってきた少年には嬉しいだろう】

んじゃあ、俺のうしろついてきてくださいね?
【青年のほうを見ながら、そう確認し】

【2人は夜の街へと消えてゆくだろう…】

/すいません、もうちょっと続けたかったけど、眠気がやばいです。
中途半端なとこで終わらせてしまって申し訳ない。乙でした
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 01:15:05.48 ID:7dPxmBBAO
>>724

ん?あぁ忘れてたよ、ごめんごめん

【そう言って彼は懐から一枚のメモをフレイに差し出す】
【連絡先を書いたメモだ、口頭で言うより楽と思ったのだろう】
【随分と、準備はいいようだが】

何か分かれば、連絡でも入れて欲しい
不在の時の方が多いだろうけどね

【それを言い終えると、今度こそ、帰路につくだろう】
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 01:16:17.77 ID:oOn62OHto
>>729

ハハッ金ならたくさんあるからな

おう、たのんだぜ!

【青年は少年のあとについていき、消えて行くだろう】

/こちらこそありがとうございました!乙でしたー!
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 01:16:30.12 ID:ZyKWB5xAO
>>707>>727
/では失礼して…

【そんな青年の前に、セミショートの金髪とマントを揺らして歩いて来る人物】

……む?
あ、えーっと確か…

【立ち止まり、ガントレットを嵌めた右手を、顎辺りへ持ち上げて】
【目の前の青年のことを、思い出そうとしているようだ】
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 01:19:25.10 ID:lx1B9t9eo
>>719

歴史に学ぶことは多い。故事でも近代史でも、それは等しく同じだ

つまり、ブレイザーシティから何をどう学び取るかが重要となる
あれをモデルケースと考えれば……下手な真似はせずに済む
なに、国の全土で反乱を起こされようが対策自体はしてあるのだ、既にな

【悩むことはその手のものに任せておけ、と少女に声をかけ】
【あくまで淡々とした―――逆に言えば、裏打ちされた自信のある態度を取り】

もう一度言っておこう、決めるのはお前だ。入るも、入らぬもな?
そして私たちの門戸は何時でも開いている、その時は歓迎しよう

【と、言われて気付けば確かにもう時間―――話したいことなら、まだ有るが】

そうだな、一先ずこの辺りで解散としておこう
今日は中々に有意義な時間を過ごせた、お前のお陰だな、アカリ

――――ではまた、いずれ何処かで会う日まで。

【最後の最後まで表情は崩さずに、組んだ腕を解いて】
【片手を挨拶の代わりに軽く上げて、そのまま彼女は何処へともなく歩いて行く】
【かつ、かつ――と、響く軍歌の足音は確かな存在感を示し続けていた】

/お疲れさまでした〜!
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 01:19:43.86 ID:yMYrjEeso
>>723

ま、覚える必要は無いさ
ただまぁ知りすぎには注意、程度で良いよ

【喉を震わせるように笑う。何が楽しいのか自分でも分かっていない部分がある。が楽しい】
【だから笑う。”他人”との交流が久し振りだったせいか、少しアッパーになっているようだ】

(にしても面白い。主従関係かと思っていたが―――うん、楽しみは次に取っておくとしようか)

【触手の動きをリタに悟られないように視界に納めながら、しかし楽しそうに笑う】
【―――ペレグリー自身は気付いては居ないが、無意識のうちに左腕が開閉を繰り返している。まるで準備運動のように】

―――ふむ、寝る、か―――
ああ、少し気分が晴れた。今夜の散歩は少し楽しくなりそうだ



では、そろそろ行く事にするよ
それじゃあ”また”、リタ

【リタの回答を受けて、とても満足そうに笑う】
【ホンの些細な事ではある。だが、ペレグリーからしたら”良い事”だったようだ】

【そのまま何も無ければペレグリーは満足げにこの場を後にするだろう―――】
【その足取りは来た時と同じく、間のあるゆっくりとした歩き方。しかし心なしか楽しげにも見える】
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 01:21:48.88 ID:FwbTEWYT0
>>730

【メモを受け取ると、それをポケットにしまって】

ああ、頑張れよ

【それだけを言うと、スーフォンの背中を見送るだろう】
【そして、残りのバーガーを食べ始めるのだった】

/乙でしたあああ!
/楽しかったです。また機会があれば是非絡みましょう!
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 01:24:15.49 ID:uKXabquUo
>>732

……あぁ、俺俺。
俺だってば、ほらあの時のッ!

【どこかの詐欺みたいに、言う】
【念のため補足しておくが、勿論"俺"さんではない】
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 01:24:50.30 ID:4fBcF08AO
>>733
……はいっ、私の道は、私が決めます。
もし、私の道が貴方の道と同じなら、その時には御世話になりますねっ。

今日は、色々と話せて良い時間を過ごせました、有り難う御座いますねっ。


【去りゆく背中に声を投げ掛けて、少女は、帰路に付く】


/絡みありがとうございましたー
/やっぱりこの娘は動かしやすいなぁ……
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 01:26:43.57 ID:7dPxmBBAO
>>735

【店外に出て数分、彼は小さく呟いた】

さて……精々、上手く行く事を願っていようか


/ お疲れ様したー
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/11(金) 01:27:22.13 ID:DiLqzdjHo
>>736

ああ!俺ヶ谷双葉さんですよね、覚えてますよ。

【違います】

奇遇ですね。
散歩…ですか?

【そう言って、笑いかける】
【どうやら、相手が困っているらしいことには気付いていないようだ】
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 01:31:07.32 ID:m173p0Ze0
>>728

あぁ!君の……君と君の仲間が目指すその理想=c立派だ!崇高だ!
俺は説得なんかしない!君たちの理想を悪≠ニは言わない!!!!だが!

俺の目指す正義の前に君たちがいるなら戦うッッ!!!戦わなくちゃいけないッ!
何が正しいかなんか分からねェ!!だが、俺は俺の信念の為に君の前に何度でも立ちはだかるッッ!!

【走りながらただただ叫び続ける、相手の主張を肯定し、尚自らの想いの為に戦う】
【途中ふらついた足が地面の窪みに取られ、前に転倒する】

ぐッッおおおおおおおおぁぁぁぁぁ!!!

【身体を砂や泥で汚しつつもよろけながら立ち上がり再び走り出す】

【そして右手で拳を作り、思い切り地面に打ち付ける】
【数秒後、トラックの真下の地面が一瞬赤く染まり】
【ワンテンポ置いて小規模の爆発が発生する、トラックの後方を打ち上げ】
【そのまま前方にひっくり返すように】

【トラックの対衝撃レベルによっては大きい振動だけで済まされるかもしれないが】
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 01:31:43.81 ID:C/Bc68GSO
>>713
【それを聞いて得心がいったのか、ふむ、と小さく唸ってから】
【口を開いて淡々と、ともすれば事務的なほどに冷たい声で、ワーズに応じる】

成る程、な。確かに対機関連合≠ニは同盟関係に有るから……うん。
出来なくはない。にしても、相当にお前らしくない手ではあったけれど。

――――ともあれ、その辺は相手に因りけり、だ。
一先ずは、オレみたいな奴に出くわさなかった事を喜ぶと良いさ。

【彼女にも責務があるのだろう。因って表向きはこのような態度だが】
【少なくとも、殺意や戦意は感じられない、か――少なくとも、敵対する事はない筈だ】

……もし良ければ、その二人の名前を聞かせて貰えないか?

【ポケットからメモ帳と万年筆とを取り出すと、一応そんな事を尋ねて】

>>717
【ケーキの件は、ともあれ。名乗りを聞いて、恐らくは覚えが有ったのか】
【きっと、情報統合ネットワークに因るものであろう。一つ頷いて】

そう、お前が西犀 京都か。……えと。熊、そんなに好きなのか?
嵩張るから、解体くらいは済ませとくと良いかなぁ、って思うけど。

ワーズワイス・コッペリエル。《R.I.P.》の構成員であり、《四刃》に名を連ねている。
確かだよ、オレ自身交戦した経験もある…………けれど、今は待とう。

何の理由も無しに、こんな所に一人で現れる奴じゃない。
――話を聞いてからでも、きっと遅くは無いと思うよ。

【くすくす、と小さく苦笑を零しつつそう告げてから、彼の疑問に代わって答え】
【何やら窘めるように、そう言った。と――彼女の周囲に、ふわりと霞が漂い始める】

【――能力≠ゥ。妙な真似をしたのなら、自分が対応する、という事なのだろう】
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 01:33:17.61 ID:6OHQ4JnUo
>>734

………?

【何故笑っているのか、彼女には当然分かるワケもなくて】
【相も変わらず無表情な表情で首だけ傾げて】

【先端を切り落とした触手を袖へと戻していく】
【彼女は左腕の動きに気付いているのか視線をそちらに向けて】
【しかし、だからといってどうということもなく】
【しばらくすると視線を元の位置へと戻して】

……さようなら

【その足取りを瞬きせずに追っていくがある程度離れると】
【もう一度、手を当てて欠伸を少し長めにして】
【袖から触手を伸ばして再び寝床を構築していく】

【次に振り返ったときには早くも寝息を立てているだろう】

/ここいらでしょうか?ありがとうございました!
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 01:39:51.46 ID:bYFn6vBz0
>>717

……そう、か

(……――無能力者)
(……それで、このパワー……もしかすると、“僕と同じような……”……)

【その礼に対して、ワーズは会釈すら返すことは無かったが】
【どうやら、無能力者と聞いて、男のパワーの源流を思索しているようだ】
【……が、それも訊ねられてからは中断せざるを得なくなる】

……そう、だ
≪R.I.P.≫の≪四刃≫所属……ワーズワイス、……

……と、いっても……きっと僕は、もうすぐ……組織を、抜ける

【――と。或いは衝撃的かもしれない、そんな科白を呟くだろう】

そのために……必要な、こと。
それを、やるために……此処に、来た。

どうしても、もう一度……会って、おきたい人物が……居る、から。

【そうやって、何処か含みを持たせた風に呟いてから】
【ワーズは、朔夜の方に向き直るだろう】

>>741

……対機関連合の、本拠地が……分からな、かったんだ。
僕の『世界』は……≪R.I.P.≫の中だけ、だから……な
この場所、は……以前の襲撃で、把握していた……から。

【仮面で表情が読み取れないが、恐らくワーズは苦々しい表情を浮かべているのだろう】
【朔夜が零した冗談には――きっと、苦笑いを浮かべているのだろう】
【……随分と。感情を露にするようになったのだ】
【本当に、その仮面さえなければ――普通の、少女のように】

……いや、一人だけに……して、くれ
……ひとりは、≪ノクトクルセイド≫のメンバー、だから
お前たちには、関係、ない。……僕の、問題だ。

【メモ帳を取り出した朔夜の申し出に対して、ワーズはそう返す】
【ノクトクルセイドのメンバー――だというなら、確かに朔夜たちがその名を聞いても、取り次ぐ手段は無いだろう】
【むしろ、ワーズワイスの方がすぐ身近に居る……組織を脱退さえしなければ、だが】

……ひとりの、なまえは。
『対機関連合』所属の……、…………『……黒野、カンナ』


……敵なのに。……僕を、助けてくれた。“何処かの誰か”みたいな、『馬鹿』だ

【……先ほど、仮面さえなければ――とは言ったが】
【きっと今なら。朔夜なら分かるはずだ。ワーズの表情は、きっと。】

……伝えられ、そうか?……僕が。ワーズワイスが、会いたがってる……と。
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga sage]:2011/03/11(金) 01:41:00.20 ID:yMYrjEeso
>>742

【一度も振り向く事も無く、ペレグリーはマイペースに歩き進む】
【散歩、と言う言葉通り当ても無く彷徨う。その顔は終止にこやかなものだった】

ふふふ―――やはり引き篭もっているばかりじゃあつまらないよなぁ

さて、次はどうなるかな

【――――何時の間にかペレグリーの顔左半分には刺青のようなものが現れていた】
【眼のような、しかし植物のようにも見えるソレは仄かに歪な魔力を放っていた――――】

/お疲れ様でしたっー久々に絡めて楽しかったです。ありがとうございましたー
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 01:55:57.12 ID:dY3MLM3qo
>>740

ぅ、あ……っ!?

【彼の攻撃を認識したのは、命中した後だった】
【下方から突き上げるような衝撃を受けて、視界が回る】
【天井に頭をぶつけ、更に逆落しで、もう一度】

【――メシャッ、と】
【トラックは見事に天地を返され、大破していた】
【ガソリンを使っていないためか、爆発は起きない】
【ハニーは、暗転した世界の中で自らの身体が圧し潰される感触だけを味わっていた】

…………おなじ、こと……ば、を……、返してやる、です……
説得が……で、きないの、なら……、両…、者を頒つのは、……、力、です…

……だか、ら  ……し、たちは…   ……なくちゃ… ……のです

【せせらぎのようにか細い呟きは、彼の耳には届かないかもしれない】
【消え行く意識の中、なんとかR.I.P専用の携帯端末を起動させる】

(――ここは、せかいへの、きょうとうほ)

(だから、さよなら、H&M)
(……在りし日の、わたしの望みは、ここで堡塁に、なるのです)

【――潰れた車内から、少女は消失する】
【大破したトラックだけを残して】

【なお、トラックは修繕不能だが】
【コンテナの中には大量の救援物資が残されている】
【ビスケットやジャム、日持ちの良いパンなど、食料品が多数だ】
【この量でも、大勢の人間を救うには全く足りないようにも思える】

【彼はこれを持って行ってもいいし、捨ておいても構わない】

/というわけで、おつかれさまでしたー!
/とても楽しかったです!ありがとうございました!
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 01:57:00.03 ID:VrKFzhSUo
>>741

………………雑草以外で、食べるものがこれしか………

【嗚呼、聞くんじゃなかったと…思うだろうか?】
【その言葉は即ち―――雑草が主食であることを示していて】
【それでも…彼は健気に生きてます】


………言葉を信じて貰うには、誠意を示すしか…ありません
剣を抜いて、言葉を信じろと言うのは…難しいかと

【淡々とした様子で、一言だけ…呟いた】
【信じろと言う貴女が、自分を信じてないと解っていて…何故納得できようか】

【忠告にも似た、その言葉の後……】

………戯言です。お忘れ下さい

【ペコリ。もう一度…頭を下げる】
【過ぎた言葉であったと……―――】

【見れば彼は、武器を持っていない。 それどころか両手すら熊を持つ為にずっと塞がっていて、妙な動きなど微塵も見せていない(熊を持ってるのは別として)】
【……戦う意志が無いのは、一目瞭然である】

>>743

……そう、ですか

【ワーズワイスの言葉に、一度小さく頷いた】
【嗚呼―――】

【ワーズワイスの≪R.I.P.≫脱退】
【必要な事・朔夜との会話】

【――――助ける側と助けられる側の揃った其処に、介入できる余地はきっと無くて】

【ワーズワイスが朔夜へ向くと、その横顔を一瞥してから…一度熊を担ぎ直した】
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 02:00:13.07 ID:uKXabquUo
>>739

そうそう──って、ちげぇよ。
天ヶ谷 双葉だ、分かってるだろうけど。

【ノリツッコミ気味の反応をする】

……いや、散歩じゃない。
まぁ、深夜のパトロールみたいなものだ。

【仮にも正義組織のリーダー、やるべき事はやってるらしい】
【但し頑張りすぎて、迷っているらしいが】

/遅くなりました。申し訳ございません。
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/11(金) 02:05:04.14 ID:DiLqzdjHo
>>747

【あはは…と、笑って】

パトロール、ですか。
確かに…この前も路地裏で不良に絡まれている女の子が居ましてね…

【まあ…助けは必要なかったみたいなんですが】
【と、やや苦笑気味に付け加える】

それにしても、大変ですね。
(自分が)パトロールなんてしたらそのうち道に迷ってしまいますよ。

【HAHAHAと、笑う青年は、方向音痴である】
【…意外とマズイ事態だったりするのだろうか、これは】

/お気になさらずー
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 02:08:39.65 ID:m173p0Ze0
>>745

【少年は立ち上がり、転倒したトラックだけを見つめている】

消え………た?死んだのか……いや……
いや……言い訳は言わないよ……結局は力≠オかないんだな……

これ≠ヘ届ける……俺の正義≠守るために……

何時か、戦わないでお互いの正義≠語り合いたい……な

【それからゆっくりと物資を回収しだした】

/お疲れ様でしたぁ!!
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 02:11:58.89 ID:uKXabquUo
>>748

路地裏は危険地帯だからなぁ。あっちに目を届かすのも難しいし。
出来るだけ入らないように、注意してくしか無い。

【それでも、面白半分で入っていく奴がいるのが困りものだけど】
【と、こちらも付け足し】

……別に、実際に危険人物に遭遇することは少ないし。
それより……散歩で迷ったりは、しないのか?

【自分が迷子になってることは、棚にあげておく】
【実際、定住している家があるわけではないし、最悪その辺の宿に転がり込めばいいから】
【迷ってはいるけれど、そこまで困ってはなかったりする】
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/11(金) 02:18:35.59 ID:DiLqzdjHo
>>750

刺激を求めるのは良いんですけどね…その後が。
まあ、面白半分で入るのは完全な自己責任になってしまいますが。
散歩でですか?
うーん…迷わないのか、と聞かれると…

【路地裏について、二言三言相槌を打った後】
【青年は、相手の質問にううんと唸りをあげる】

最近は大分、ここら辺には慣れてきたので…
それでも入り組んだ道に入ると迷いますがね。

【どうやら、迷子になる確率は半々と言ったところらしい】

そういえば、この間の力についてなんですが。

【と、話題を変えてきた】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 02:25:13.47 ID:uKXabquUo
>>751

……ったく、能力者でも危険なのに。
もし危険人物と2連戦にでもなったら、大半の奴が死にかねないし。

【それくらい、路地裏には危険な能力者が多いということだが】

迷子になる可能性のある散歩って、どうなんだ?

【慣れてきても50%の確率で迷子とか、なにそれこわい】

……ん、何か分かったのか?

【首を傾げて、尋ねかける】
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/11(金) 02:34:24.42 ID:DiLqzdjHo
>>752

解った…というよりは、謎が深まった…ですかね。
それでも、進歩はありましたよ。

【さっき話した、路地裏の女の子なんですが、と続け】

彼女は所謂…変身魔法=Aというものを持っていました。
それで、彼女にもあの力を見せて、意見を求めたんですが――

【彼女の時は、ジェラルドの変身≠ノ魔力が感じ取れなかったという】

そこで…これは一つの仮説なんですが。

【人差し指を立てて】

もしかしたら、魔法≠ニ能力≠フ合わさったもの…ではないかと。

【ジェラルドの能力を鍵に、魔法の掛かったアイテム――例えばベルト】
【それらを合わせて、あの変身≠ェ成り立っているのではないか、ということだ】
【注意深く観察すれば、青年が腰に巻いているベルトから、微弱な魔力が感知出来るかもしれない】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 02:37:03.89 ID:C/Bc68GSO
>>743
【全てを精算し、《R.I.P.》を抜ける。その科白に、朔夜は淡く笑って】

対機関連合の本拠地は、オレも知らないよ。……或いは、無いのかも知れないが。
――――それはさておき、まあ……道理では有るな。

【曖昧な事を言ってまた頷けば、ワーズの言葉の端々に滲む感情の色を見て取ったか】
【それに答えるように、くす、と喉を鳴らした。そして――――】

……へえ、あいつか。存外、世の中には多いんだな?そんな馬鹿な奴≠チて。
ともあれ――ああ、伝えられるよ。必ず伝えておく。……けれど、少し掛かるかな。

【馬鹿な奴≠ニいうのが誰を指すのか。それと同じように、ワーズの表情もまた、解る】
【解っていながら、まるで他人事のように。途中からは真摯な姿勢で、答えると】

お前の連絡先――――っつっても、無さそうだよな。どうしたモンか。

【取り次ぐにしても、スムースには往かないかも知れないと、首を傾げて思案顔】
>>746

【――――あ、これひょっとして地雷踏んだかも知れない。と】
【如何にもそんな事を考えてます、という風に、その表情が凍って、引き攣って】

……あ、ぇ、あの。その。よ、良ければなんだけどさ、うん。
今度、何か作ろうか?……簡単なもので良ければ、だけれども。

【……数瞬の沈黙の後。彼女は目に見えて、わたわたと慌て始めた】
【主食雑草主菜が熊って、どんな食生活しているのだろう、と】
【きっと内心そう考えていて、多分その眼は何かかわいそうなひとを見るように】

【京都ちゃん頑張れ、超頑張れ…………!!】


解ってるさ――済まない。城≠竄ィ前の為にも、こいつの為にも、必要だと思って、な。
オレの事を信じろ、とは言わない。……こいつの事も無論、押し付けはしない。

…………ただ、Justice≠無防備なまま危険に晒すような真似は、出来ないからだ、とだけ。

【――何方も全く信じていない、という訳ではない。ただ、ポーズ≠セけでも】
【ワーズワイスにも、京都にも、此方が戦闘態勢にある事≠示しておく必要が有ったのだろう】

【言わば彼≠納得させる為、衝突を未然に防ぐ為の。ワーズが*ュな真似をしたら――という、予防線だったのだが】
【確かに、些か礼を欠いていたかも知れないと。大体そんなような事を言って、霧を消失させ】

……いや、有り難う。オレも至らない所があった。
また何か問題があったら、遠慮なく言って呉れて構わないよ。

【そう告げて頷くと、微かに其方へ笑いかけて】
//あばばばば、描写足らずでした。すみませんorz
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 02:49:44.71 ID:uKXabquUo
>>753

……成程。
俺からは、何も言えないけど。

【ジェラルドの説を聞いたけれど】
【前回述べたとおり、可能性がありすぎて絞れないことには変りない】

ただ、魔法や魔術もそんなに万能なものじゃないとだけ。
機械とかと同じく、色んな式とかが組み合わさってできるんだ。
"変身"ごとに何らかの差異があるなら、もっと魔法である確率は減るんじゃないかな。

まぁ二つが組み合わさってるなら、差異があってもおかしくないけど。

【能力と違い、"魔法"は無茶なものではないということ】
【前回青年が見たときには、確かに"変身"には魔力が伴っていた】

【しかしこの考察は、"魔法"と"能力"が組み合わさってるという説の反論にはならず】
【単なる、"魔術師"サイドから見た可能性潰しの一つである】
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 02:49:47.29 ID:bYFn6vBz0
>>746

……――待って、くれ

【熊を担ぎなおした男が、そのまま去り往くとでも考えたのだろうか】
【ワーズは一度其方を振り向いて、男を――京都を呼び止めるだろう】

……ひとつ。お前に、聞きたいことが……ある。
……お前、は……「無能力者」、だと。……そう、言ったな?

【仮面の奥に佇む、黒曜石のような深い瞳】
【それが、軽々と熊を担ぎ上げる京都を映していて】

……お前、は……『人間』、なのか?
それとも、……『人に在らざる者』、なのか?


……<Justice>は……


…………<Justice>は、もし、そういう『人に在らざる者』が……来たとしても……


……受け入れて、……くれる、のか?


【……その質問は、少々奇妙なものかもしれない】
【だが、ワーズの立ち姿。表情が見えずとも、雰囲気で推測できるか】

【……ワーズワイスが、そんな不思議なことを訊ねた理由は】
【きっと。“ワーズ自身が”…………――】


>>754

……確か、お前たち、も……僕らと同じように、情報共有の……ネットワーク、を使ってるん、だろ?
……構わないよ。それを、連絡に使ってくれて……問題は、無い。
でも、僕の名前を直接書き込まれると、不都合……だか、ら……


……『世界一短い手紙の差出人』が。カンナに、会いたがっている、と。


……そう、伝えて……欲しい。

【……きっとそれは、黒野カンナであれば、すぐにワーズワイスであると分かる表現なのだろう】
【そして、ワーズは。連絡先を問われれば、「……、うん……」と小さく零して、顎に手を当て】

……そうだ、な

…………暫く。『信頼できる奴』のところに、厄介になろうかと……思う。
たぶん、大丈夫だ……そいつの住所。この前、調べた、から
それを……渡して、おく。

きっと、僕は……其処で、匿われてる……はずだ。

【やがて、懐から何処かの住所が記された紙を、手渡そうとするだろう】
【そのために橋を渡り、朔夜に接近するが――敵意は、当然というべきか。無い】
【そして、無事朔夜の傍までたどり着き、それを手渡そうとするとき】
【ワーズは、そっと朔夜の耳元に顔を近づけて――】

(……多分、変装してると、思う……から。……仮面とかも、脱いでる、はず。
 ……お前なら、気付けると……思うけど、……間違えるなよ、な)

(…………“私”だって、普通の女の子みたいな恰好、してみたいんだよ)

【――なんて。何処か恥ずかしげに、そう耳打ちするだろう――】
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 02:51:13.74 ID:oX4rRkiMo
【魔術協会・正門】

【一人の真っ黒なローブを着た青年が閉ざされた門をよじ登ろうとしている】

あ゛あ゛っ・・・・・・

くそっ、失血が酷い
まさかこんな事で此処に戻ってくることになるとは思ってもみなかったなァ・・・

・・・最ッ低の気分だぜ
こんなことなら治療魔法の一つでも勉強してりゃよかったかも・・・

【青年には腹からローブの背中部分までを貫く大穴が開いていて、当然赤い血がべちゃべちゃ滴る】
【そのたびに足元が滑りそうになって】

・・・あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!
後悔とからしくねーしよぉ!

【夜だからなのか小声で騒ぐ、喚く】

アイテテテ・・・・・・

仕方ない、医務室から色々くすねていくか・・・消毒と、針と、後は糸と包帯と・・・

【そのたびに傷には痛みが走るようで】
【魔術協会に盗みに入る算段をご丁寧に口に出しては確かめていた】
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/11(金) 02:56:22.55 ID:DiLqzdjHo
>>755

…まだまだ、解らないことだらけ、なんですよね。

【双葉の説を――魔術師である彼からの説を聞いて、ジェラルドはそう答える】

自分のことなのに、こうまで解らないと…自信が無くなってきますよ。

【いっそ、解らなくても良いのではないか】
【そう思って、思わず表情に出して】
【苦笑してしまうも、それは双葉にとっては単なる苦笑≠ノ見えるだろう】

うん…時間はありますし、焦ることもない…かな。
それじゃあ、この辺で失礼します。

【手を振って、ジェラルドは去っていく】
【……その方向は町の外れへ向かうのだが】

/お疲れ様でした!
/そろそろ寝落ちしてしまうかもしれないので、この辺で失礼させていただきます。
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 03:05:51.95 ID:uKXabquUo
>>758

まぁ俺の言葉なんか気にせず、自分の感覚を信じてみるのもいいんじゃないか?
"魔法"はともかく、その"能力"について誰よりも詳しく知ってるのはお前のはずだ。
だから、さ。

……ん、またな。

【去っていくジェラルドを、手を振って見送ると】
【ジェラルドと"逆方向"に歩き去っていく】
【──どうやらそのお陰で、迷子から脱出できそうなのだが。】

【帰り際に携帯電話を弄って、"集積情報"を覗き】

風の国、ルクシャトリス──行くしか無いか。

【迷子から脱出できたら、風の国へと向かっていくのだろう】

/こんな時間までお疲れさまでした。お休みなさい。
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 03:06:44.21 ID:VrKFzhSUo
>>754

…………

【ふるふる、と……首を左右に振って見せて】
【嗚呼、ダメだ――――ダメなのだ】
【今更“人の”食べ物なんて食べたら―――――“戻れなくなる!!”】

…雑草も、いろんな味が、あるんです

【ギチギチと音を立てそうな程握りしめた拳は…爪が食い込んで血が溢れていた】
【………「お気になさらず」なんて無表情を取り繕って言うが…いろんな意味で辛すぎる】


……私の手は…武器を持ちません、から

【その一言に、如何様な意味が込められていたのか】
【無手―――人を傷つける事のないそれが、人の手を掴むそれが…彼の掲げた正義なのだろう】
【無論…今回も――――】

>>756

………無能故。他人を傷つける勇気も、有りません

【それでも、この場に居れる】
【何故か、なんて言うまでも無い】

誰かの為にと正義を掲げるのに、地位も、経歴も、出自も、人種も、性別も、名も、何も関係は有りません
ただ、それを遂行する意志が在るならば………

【ゆるりと、其方へと右手を差し出して】


……“我々”は、同志を歓迎します


【―――犀宮 京都】
【無能で在り、病人で在り、“超人”で在る】
【能力と言うものに、魔力と言うものに、一切縁のない人間である】
【それでも、“戦える”のは理由が有る】

【それは2つ―――異常なまでの、筋発達と。練り上げた体術によるモノ】
【筋発達に関しては常人と同じと言えぬ、人から外れた身と言っても過言ではない…そのせいでかつてに青鬼と呼ばれた経歴すら在る男でも受け入れられた】


【差し伸べた手は、貴女の覚悟を試す様】
【この手を取れば、これから先は見知らぬ“誰か”の為に…正義を真っ当せねばならない】
【さて―――覚悟は、御有りだろうか?】
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 03:41:28.89 ID:C/Bc68GSO
>>756
【あー、とも、うー、ともつかない唸り声を上げて、朔夜は思案に耽っていたが】
【ワーズの次の言葉を聞くと、目をぱちくりと瞬かせて其方を見遣り――】

ああ、あれを使って良かったの?拙いかな、って思ってたんだけど……ん、了解。
リーダー代理≠セったんだ、集積情報のログはちょくちょく見てるだろうさ。

だからきっと、直ぐに来ると思うよ――あいつからの返事。

【等と請け合い、「便利なもんだよな」――と、独り言のように呟いた】
【それからワーズが此方に近付くのを、勿論、身構えもせずに眺めて】
【彼女が朔夜に近づき、紙片を手渡そうとすれば、応じて此方も右手を伸ばし】

――――了解。あいつに会ったら、その旨も伝えておくよ。
近いうちに会いに行くからな、きっと……いや、必ず。

【それを受け取り、さっと目を通してからポケットに仕舞い込んで】
【「ああ」、と喜色の滲んだ微かな声で、耳打ちに答える。見れば、僅かに肩を震わせて】

【嘲笑の類では無いと思うけど――なんというかこの女、結構性質が悪かった】

……約束、だ。

【ワーズが離れれば、ポケットに突っ込んだ右手を指切りの形にして差し出し】
>>760

…………。

(ああ、そうなのか――――そういう事なのか、京都)

【佇む男の姿――それはただただ、只管に悲壮であった】
【きっと、今までもそう≠セったのだろう。例え、機会があろうとも】
【並々ならぬ自制心を以ってして、彼は自らを律して来たのだろう】

【苛酷な(食)生活に耐える為、それを不味い≠ネどと一瞬たりと思わぬように――――】

【それを思えば、嗚呼。自分の(食)生活の、なんと恵まれた事であろうか】
【自分の何気なく告げた言葉が、どれだけ残酷にして非情な仕打ちであった事か――――ッッ!!】

…………そ、そっか……。

【ほろり。自責と悲哀のないまぜになった涙が、一筋零れかかる。それを即座に拭い取り】
【どうにか、朔夜はそれだけ答えた。手は見ないようにした。頑張れなんて、言えなかった】


…………ああ。その道を、貫いてくれ。

【却説。誰かを護り、その手を取れる正義=B素直に、朔夜はそれを羨ましいと】
【そう感じ、そしてそれを応援したい、と。そんな感情を言葉に篭めて、告げる】

【刀を執る事しか。誰かが振り上げた凶器を、その狂気もろともに斬る外に、出来ないものであるが故、だ】

それがJustice≠セから、な――――。

【続く京都の科白に、満足げに。それこそが自分達の掲げた理念だと、頷いて】
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 03:57:31.56 ID:bYFn6vBz0
>>760
……地位も、経歴も、出自も………………人種、も……――――

【ワーズワイスは――京都の言葉に、まるで夢を目の当たりにしたかのような心地であった】
【彼女の過去は、京都は勿論、朔夜でさえ、今は知らない】
【しかし、彼女は――生まれてから、今まで。殆どずっと、誰からも必要とされず】
【或いは、誰からも認められず……忌まれ、蔑まれ、疎まれて】
【人を愛することすら許されず、あらゆる人生の輝きの、一切を断たれ――】
【――そういった絶望の果てに、≪R.I.P.≫に拾われたという経歴を持っているのだ】

【自分の居場所はもう≪R.I.P.≫に従うことしかないのだと。そう思って】
【戦い続けた。ずっと、今まで。ひたすらに、戦いに明け暮れて――】
【……その中で、知り合った。朔夜、そして今しがた会話に出た、黒野カンナ……――もう一人は、今は明かされることはないが】
【全員。戦いの中で互いを語り合い、戦いの中で互いを認めて、……戦いの果てに、受け入れられた相手】
【誰かに、受け入れられるということは。それだけ敷居が高いものだと、そう思っていた】

【ところが、今はどうだろう。この京都という人物とは、今日。たった今、出会ったばかりだ】
【なのに、それなのに。……きっと、今の自分の言葉で、自分が人に在らざる者だと気付かれているのに】
【それでも……彼は。手を、伸ばしてくれるのか?ただ、自らの『意志』だけを、見て】
【いや、彼だけじゃない……<Justice>は。……――『人』というものは、或いは……――】

……思ったより。
捨てたものじゃ、ないのかな。……世界。

【……そう呟いたワーズの声質は。紛うと無く、幼い少女の、それだった】

……ごめん。その手を取るのは。僕が、僕自身に、ケリをつけられて、からだ
……でも、……ありがとう。
僕は、いつか……その手を、握るよ

【――スデに、声は元の中性的なものに戻っていた。恐らく、意識して作っているのだろう】
【だが。今の京都ならきっと見えるはずだ。彼女の、仮面の奥。彼女が浮かべた、その柔らかな表情が――】

>>761

……構わ、ない。最も早くて、最も確実な、手段……可能なら、それを用いるのが、常……だ。
……それは、≪四刃≫のメンバーが……コンタクト、取ってきた、なんて。問題、だろうけど……
……『世界一短い手紙の差出人』、なんて。カンナ以外、分かりは……しない、さ。
【ワーズは、朔夜の前に佇んだまま、淡々とそう紡いで】
【続けられた、きっとすぐに返事が来るという言葉に、「……うん」と。何処か嬉しそうに、頷いてみせた】

……ああ、……頼む。…………待て。お前、……笑って、ない、か?
……蹴る、ぞ?

【……ワーズの蹴りは、『鬼の力』さえ解放すれば凄まじい威力を叩き出す】
【そうでなくとも、≪四刃≫の一員。なおかつメインウエポンはほぼ投擲ナイフと体術だ。蹴りは洗練されている】
【……つまり何が言いたいかというと、ワーズの「蹴るぞ?」という言葉は、割と洒落にならない】
【幾度か交戦した朔夜なら、その事実がよぅく分かるはずで――】

……ああ…………、……約束

【――やがて、ワーズは。差し出された手に、一瞬驚いていたようだったが】
【微かに震える右手を伸ばして――指を、絡めるのだろう】
【手袋越し。それも一瞬だったが――確かに。何か、ワーズの知らない暖かな感情が、其処に在った】

……それじゃあ、僕は。もう、行く。
感謝する、朔夜……それと、……京都。

じゃあ、な。

【――そして、ワーズは去り往くだろう。森の奥の方へと、一歩一歩と進んでいく】
【その後ろ姿は、最初この場で出会った時より、少し大きくなっているような気がした――】

【――余談、だが。朔夜が受け取った住所。もし、後ほど。調べてみたなら】
【…………  ――――“天ヶ谷、家”?……】

/このあたりで。お疲れ様でした、ありがとうございましたー
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 04:11:00.05 ID:VrKFzhSUo
>>761

【因みに余談だが、肉などの消化にエネルギーを使わないモンばっかり食ってるから…なんだかんだでエネルギー効率は良いみたいだ】
【ほら、肉料理が伝わる以前の武士とかの食生活的な………うん】

【それでもぐぅ……と、腹から漏れた音は、矢張り空腹を示していて】

………………貧困、とは。僅かでも何かを持ってる人間が、使う言葉らしいです

【―――――嗚呼。本当に何も無い所まで来ると。貧しい訳でも無く、困る訳でも無い。ただ…悟りを開くだけであった】
【※空腹で頭が回らないとも言う】

>>762

【犀宮京都は正義の味方である】
【今も、これからも―――この世界では、それ以上の肩書は無い】
【過去も、必要としてくれた人々も…全て置いてきた】

【そんな人間ですら、こうして正義を語れる】
【武器を取らずとも、言葉で人と一緒に居れる】

【夢の様な、話ではない】
【…他人を受け入れれば、認め合う事も出来るのだから】
【失う必要など―――どこにもない】

……分かりました。
またいつか…貴女を歓迎出来るときを……

【やんわりと、微笑む顔は…ただ優しいだけでなく】
【何処か仮面の奥の貴女の表情に応じて…エールを送る様で】

―――その時までは、貴女も我々が“助けるべき”人として、認識させて頂きます

【縋れ等とは、言わない。貴女の決意はきっと硬いだろうから】
【故に、助けれる時は勝手に助けると―――宣言して】


>>761>>762
では、私もそろそろ……
もう一頭、熊を狩ってきます

【と、そう言って…彼もまた、ワーズとは別の方向だが森の中へ歩み出した】

あ、朔夜…さん
その熊……しまっておいてください、ね?

【なんてお願いを、最後にして】
【彼もまた―――森の奥へ消えていった】


【―――――体重100kg超す熊さんを置いてな!】

/では私もこれにて〜 お疲れ様でした!有難う御座いました!
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 05:03:16.02 ID:C/Bc68GSO
>>762-763

……だよなー。悪癖かな、どうもアナログと言うか、こういうのは頭から信用出来なくって。
流石に其れはないけれど、あれで呼び出して伝えて……って、回りくどい事は考えてた。

けれど――――うん。きっと、そっちの方が良いな。

【少し気恥ずかしげに頬を掻きつつ、朔夜はそう応じると】
【何とも微笑ましいワーズの様子に、半ば釣られるような形で笑みを深めて――】

…………っ、ふふ。いや、可愛いなぁって、さ……え、いやごめん割とマジで。
(そうだ――――こいつの膝、また喰らうなんて冗談じゃあない)

【未だに肩を震わせたまま、悪びれる様子もなく宣うも。次の瞬間には、ぴたり】
【肩の震えとくすくす笑いは、完全に止まる。朔夜は彼女の蹴りのキレを、身を以って知っていて】
【そして幸運なことに、それを忘れていなかった。――――相当に、あれは効いたらしい】

――――ゆーびきった、と。

【手袋越しに指を絡めて、そして離すまでの、ほんの少しの間】
【お決まりの文句も飛ばしていたけれど、僅かに伝わる温もりは確かなものだ】
【踵を返すワーズの背に、「守るから」と小さく囁きかけて】

――……ああ。また、な?

(信じるから。…………お前の罪も、痛みも、なにもかも)

【再会の約束を交わして、小さくなってゆく――前より少し大きく見える彼女の姿を、見送った】


【さて。なんということでしょう(裏声。 楽しい食事が、単なる栄養補給に成り下がっているではありませんか――――!!】
【う、うん。きっとそれでも効率的なんだよね、間違ってはいないんだよね】

【……と。彼女は内心に酷い葛藤を抱え、腹の虫の声を聞きながら目をごしごし擦って】

(……哀しすぎるぞ、京都――――。)

【なにか達してはいけない境地にまで辿り着いてしまった男を、言葉を失ったまま】
【手を振る事も出来ずに眺め、そして見送る。そうしてやがて、熊に気付けば】

【一度見二度見三度見て、じーっと暫く穴が空くほど更にガン見して】
【すう、と大きく息を吸い込み、京都が去っていった方向に向かって】

……って、無茶言うなこんのド阿呆がァァァァ――――――ッ!!

【それこそ森の獣が残らず震え上がる位にドスの利いた声で、大きく吠えたのでありましたとさ!】

【因みに、熊さんは頑張って運んだらしいです。後々になって、解体すれば良かったと後悔して】
【……それから、少し後の話。紙片を見返した朔夜は、その住所を調べ直して、大層目を丸くしたそうな】
//あばばばば、遅くなりましたがお二方、お疲れ様でしたー!
//有り難うございました、楽しかったです!
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 12:26:06.58 ID:3fDrciym0
【少女がぼんやりと空を眺めている】

【腰まで届く白とも灰ともとれるくすんだ髪】
【14,5ほどだろうか、触れた瞬間に折れてしまいそうな華奢な身体】
【人形のように整った顔に大きな翡翠色の瞳】
【どこか神秘的な雰囲気を纏っている】

766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 13:27:14.09 ID:3fDrciym0
【14,5歳ほどの少女が空を眺める】

(…鳥さん)

【その翡翠の瞳は天を舞う鳥を追う】
【そして僅かに頬を緩め笑む】

どこまで飛んで行くの…?

【微かに呟いた】
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:00:40.26 ID:0hGjb1J5o
【公園】

【ごちゃごちゃとした髪型の茶髪で、マグマの様な朱色の眼を持ち、17歳程の、ガタイの良い青年】
【服は土に汚れた緑色のローブで、中には灰色のTシャツと短パンが着られていて、黒色の靴を履いていて】
【そして、くすんだ金色で、「Grun Guibaknowrr」と、薄い灰色の刺繍がある長めなスカーフを首に身に付け、後方へとたなびかせていた】


【ガキイン】 【彼が地面を殴ると、その部分が山のように、ロケット状に盛り上がる】
【そして、それに手を突っ込んで、取り出すはマンガ本とおつまみ】
【取り出した後、地面は音を立てて崩れてそしてもとに戻った】

【漫画をパラパラめくりながら、おつまみを食べる彼――戦いてェなァ・・・と一言、溜息と共にぽつりと呟いた】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:00:46.30 ID:0hGjb1J5o
【公園】

【ごちゃごちゃとした髪型の茶髪で、マグマの様な朱色の眼を持ち、17歳程の、ガタイの良い青年】
【服は土に汚れた緑色のローブで、中には灰色のTシャツと短パンが着られていて、黒色の靴を履いていて】
【そして、くすんだ金色で、「Grun Guibaknowrr」と、薄い灰色の刺繍がある長めなスカーフを首に身に付け、後方へとたなびかせていた】


【ガキイン】 【彼が地面を殴ると、その部分が山のように、ロケット状に盛り上がる】
【そして、それに手を突っ込んで、取り出すはマンガ本とおつまみ】
【取り出した後、地面は音を立てて崩れてそしてもとに戻った】

【漫画をパラパラめくりながら、おつまみを食べる彼――戦いてェなァ・・・と一言、溜息と共にぽつりと呟いた】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:00:51.48 ID:0hGjb1J5o
【公園】

【ごちゃごちゃとした髪型の茶髪で、マグマの様な朱色の眼を持ち、17歳程の、ガタイの良い青年】
【服は土に汚れた緑色のローブで、中には灰色のTシャツと短パンが着られていて、黒色の靴を履いていて】
【そして、くすんだ金色で、「Grun Guibaknowrr」と、薄い灰色の刺繍がある長めなスカーフを首に身に付け、後方へとたなびかせていた】


【ガキイン】 【彼が地面を殴ると、その部分が山のように、ロケット状に盛り上がる】
【そして、それに手を突っ込んで、取り出すはマンガ本とおつまみ】
【取り出した後、地面は音を立てて崩れてそしてもとに戻った】

【漫画をパラパラめくりながら、おつまみを食べる彼――戦いてェなァ・・・と一言、溜息と共にぽつりと呟いた】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:00:53.51 ID:0hGjb1J5o
【公園】

【ごちゃごちゃとした髪型の茶髪で、マグマの様な朱色の眼を持ち、17歳程の、ガタイの良い青年】
【服は土に汚れた緑色のローブで、中には灰色のTシャツと短パンが着られていて、黒色の靴を履いていて】
【そして、くすんだ金色で、「Grun Guibaknowrr」と、薄い灰色の刺繍がある長めなスカーフを首に身に付け、後方へとたなびかせていた】


【ガキイン】 【彼が地面を殴ると、その部分が山のように、ロケット状に盛り上がる】
【そして、それに手を突っ込んで、取り出すはマンガ本とおつまみ】
【取り出した後、地面は音を立てて崩れてそしてもとに戻った】

【漫画をパラパラめくりながら、おつまみを食べる彼――戦いてェなァ・・・と一言、溜息と共にぽつりと呟いた】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:00:58.55 ID:0hGjb1J5o
【公園】

【ごちゃごちゃとした髪型の茶髪で、マグマの様な朱色の眼を持ち、17歳程の、ガタイの良い青年】
【服は土に汚れた緑色のローブで、中には灰色のTシャツと短パンが着られていて、黒色の靴を履いていて】
【そして、くすんだ金色で、「Grun Guibaknowrr」と、薄い灰色の刺繍がある長めなスカーフを首に身に付け、後方へとたなびかせていた】


【ガキイン】 【彼が地面を殴ると、その部分が山のように、ロケット状に盛り上がる】
【そして、それに手を突っ込んで、取り出すはマンガ本とおつまみ】
【取り出した後、地面は音を立てて崩れてそしてもとに戻った】

【漫画をパラパラめくりながら、おつまみを食べる彼――戦いてェなァ・・・と一言、溜息と共にぽつりと呟いた】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:01:30.36 ID:0hGjb1J5o
/書きこまれてないっていったじゃないですかー!
/驚異的な多重投票すみませんorz
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/11(金) 18:13:20.80 ID:ZyKWB5xAO
>>771

おお…う。

【セミショートの金髪と、マントを揺らし】
【公園に足を踏み入れた青年は、盛り上がる地面を見て驚いた声をあげ】
【『戦いたい』──その呟きから逃れるように、極力相手に視線を向けないようにして、公園内を突っ切って通りへ出ようとする】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:17:55.87 ID:3fDrciym0
>>771
【白とも灰ともとれる髪を腰まで伸ばした少女が空を眺めている】

…夕焼け……。

【どこか寂しげな表情を浮かべている。】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:19:32.16 ID:3fDrciym0
>>771>>773

//かぶったぁ…orz

地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 18:20:56.75 ID:ZyKWB5xAO
>>775
/複数でもいいのよ…?
/当方携帯の為レス遅いですがorz
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:24:27.76 ID:0hGjb1J5o
>>773

(でもなァ・・・) (・・・・・・我慢してたら、いつか爆発するか!)
(それに、俺には我慢を解放する道具もある・・・)
【そして、また、彼は地面を殴る――すると、先程と同じように地面が盛り上がって】
【それに、手を突っ込んだところで――青年の存在にようやく気がついた】

(ッ!) (ひょー、あぶねェ)
【そちらの様子を伺っているようだ】
【また、声をかけるか否かも迷っているようで】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:25:41.64 ID:3fDrciym0
>>776

//ありがとうございます。

地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:27:50.79 ID:0hGjb1J5o
>>774

(ん・・・まだ居る!)
【そして、少女の存在にも気付いたようで】

(2人・・・この場に居るのは、俺抜きで2人か)
(今、ひと時・・・出すのは止めよう)
【山に突っ込んだ手を、何も出さずに出した】


>>774,776

/こちら、複数でも大丈夫ですよ
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/11(金) 18:31:18.85 ID:ZyKWB5xAO
>>774>>777

(よし、とっとと公園を出よう……うん?)

【何もしてこない青年を尻目に、公園を後にしようと足を進めた直後】
【空を眺める少女が、目に止まって】

(…何だろ。夕陽?でも眺めてるのかな)

【同時に、足も止まっていた】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:35:52.38 ID:3fDrciym0
>>779
【夕焼けを眺めていた少女は男のほうへ向く】

…?

【男を見てかわいらしく小首を傾げている。】

//ありがとうございます。

>>780
【夕日に向けた眼を>>779のほうに向け】
【小首を傾げている】

地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:42:55.16 ID:0hGjb1J5o
>>780,781

(予想外だったな・・・まあ良いや)
(逆に・・・尋ねてみれば、もしかしたら行けるかもしれん)

・・・よう、青年・・・何そんなに急いでんだ
それに・・・嬢ちゃん、俺を見ても何も出てこないぞ
【とりあえず、コンタクトを取ろうとしてみる彼】

【マンガ本と、おつまみを山に突っ込んで、そしてそれは音を立てて崩れて】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 18:44:23.37 ID:j18W6Ao4o
【街中】

【青く縁取りのされている星が描かれた、灰色のポンポンつきニット帽を被っている14、5歳ほどの少女がいる】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【デフォルメされた猫のキャラクターTシャツとタータンチェックのショートパンツの上にフード付のミリタリージャケットを重ね】
【茶色のハイカットスニーカーをはくその足は、寒さ対策なのかなんなのか。しっかりと黒いタイツで覆われていて】

……、森島君のお願いを引き受けたのは超いいですけれど────

────あんな超めんどくさいものだとは超思いませんでした
300ってなんですか、300って
まぁ、黒野君の依頼よりかは超楽……、なのか、なぁ

【漏れたため息は、白く染まって宙に溶ける】
【誰に向けられたわけでもないその言葉を紡いだ少女であったが──】
【──どういうわけか、掃除機に乗って街中を移動していた】
【それも、ただの掃除機ではなく浮遊する掃除機である】
【なんらかの魔導具なのか、それとも能力なのか】
【いずれにせよ、家電製品がこのような使われ方をされている光景は割と目立つかも知れない】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/11(金) 18:49:57.51 ID:ZyKWB5xAO
>>781>>782

>>779の方を向いて小首を傾げる少女を一瞥し】
【声を掛けられて、『うおしまった!』と思いつつも、応える】

青年…?
どっちかと言うと年下は…まあいいか。
(自分が何歳かも定かではないしね…)

【金髪の青年は、見た目としては20代前半と言ったところだろうが】
【諸事情から自らの年齢が解らない為、相手の発言に対しての訂正は求めない】

何を…と言うか…
早くお家に帰りたいなー、なんて。
あ、あははは…

【苦笑気味に笑い】
【ガントレットが嵌められた手で頬を掻いて、視線を逸らした】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 18:50:33.61 ID:43l//j5qo
>>783

【空飛ぶ掃除機に目を丸くする少年】
【その口はだらしなく開けていて、言葉で言うならポカーンとした様子】
【黒い学生服を着ており、腰にはホルスターが1つ、その中には銃が1丁】

な、なんなんだあれ……
もしかして魔術的な!?
【自分で自分に問いかけて、自分で解決する少年】

【魔術が関わっていると考えて、目を輝かせる】
【まだそうと決まったワケでもないのに……】
【そして少女へと駆け寄る少年】

あ、あの!その掃除機って魔術的な何かですかね!?
【目を輝きを保ちながら、少女へと質問をする】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:51:47.78 ID:3fDrciym0
>>782>>784
【山が音を立てて崩れていくのを見て】

…ッ!?

【ビクッと驚く】


//すみません。絡んですぐですがちょっと飯食ってきます。
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:58:12.42 ID:j18W6Ao4o
>>785

【この時。少女は、とある人物からの依頼を解決する方法を考えていた】
【即ち、移動してはいるものの周囲にはあまり意識が向いていない状況であった】
【それを踏まえれば、空中を移動する掃除機というのは非常に考え事をしながらの歩行に向く乗り物であり──】
【──閑話休題】

……、へ?

【急に声をかけられ。一気に少女の思考は現実へと引き戻される】
【そして、状況がよく分かって居なさそうなぽかんとした表情を浮かべ】
【駆け寄ってきた少年を、じぃっと見つめ────】

ま、まぁ? 超そうですけれど
ん、んふー、君も超お目が高いですね
この掃除機こそ、魔術協会の超天才であるこの私が作った超魔導具なんです!

【──最初の方こそ、なにやらテンション調整のために声が上ずっていたものの】
【すぐに得意げな表情となって、にまりとした悪戯っぽい笑みを口元に浮かべた】
【どうやらこの掃除機。彼女が作り出した魔導具であるらしい】
【それはつまり。この掃除機が「魔術的な何か」であるということだ】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 18:59:56.41 ID:0hGjb1J5o
>>784

まッ、細かいことは気にすんなッ
【にかッと笑顔を作り、そう言う彼】

・・・ん、ああ・・・急いでんのか!
まあ、でも・・・一応聞くが・・・無理強いはしない

お前、俺と戦ってみねェか?
【そう、問う彼――強制力を求める声色ではないようだが】

時間なかったら別に良いからなッ!

>>786

ん・・・驚かしちまったか、すまんすまん
大丈夫だ、俺は・・・
・・・・・・悪い奴じゃあなきゃ無害だ
【途中、言葉に詰まりながらも、そうなだめる彼】

そうだ、・・・お前にも聞く

俺と戦ってみねェか、ってな
【やはり、強制的に戦いに持って行くつもりはないようである】

/了解しましたー
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/11(金) 19:08:05.63 ID:ZyKWB5xAO
>>786
【視界の端に、少女を捉えてはいるものの】
【積極的に話しかけることはなく】
【と言うより、目の前の>>>788を相手にしていて、構う暇もないと言ったところか】

>>788

む、模擬戦ってヤツかな。
うーん…しかし…

【かちゃりと】
【プレートレギンスやら、ガントレットやらの擦れてる音がして】
【少し捲れたマントの奥、腰に提げられた『柄』が見え隠れ】

ちょっと今は…悪いね。

【そう言って、立ち去って行くだろう】



/すいませんちょっと問題発生しました
/時間が掛かりそうなので落ちます、本当に申し訳ないorz
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 19:10:33.34 ID:43l//j5qo
>>787

お、おぉ!す、スゴイ!カッコイイ!
【少年は思わず叫ぶ。お世辞のつもりで言ったわけではなく、心の底から】
【証拠にその声は、凄く純粋だ】

ま、魔術協会!?
そしてあなたが作ったのですか!?
【うっひょ、かっこいぃ〜と感嘆の声を後に出して】

じ、じゃあこいつをちょっとパワーアップしてもらったりは出来ますかね?
【そう言って、腰のホルスターから銃を抜いて、少女の前へと出す】

『驚かないで聞いて欲しいのだけど、僕喋れるんだよね。』
【少年のとは違う声―――声は少年の手、銃の方から】


地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 19:10:53.26 ID:3fDrciym0
>>788
【翡翠色の瞳をジト目にして】

戦い…?
…乱暴な人…?

/戻りました

>>789
//乙です
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 19:13:12.32 ID:9SBG+zkSO
【郊外――廃墟】

・・・もっと強くならないと
【白のカッターシャツに青のネクタイを着け】
【腰には二本の刀を携えた少年がいる。】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

【少年の手にはまるで天使の羽を連想させるようなぐらいに白い刀身の刀が握られていて】
【だがしかし、腰に携えている二本は未だ鞘に納められている。】
【そして――少年の目の前には】

・・・といってもこんな物相手にしてても仕方ないよねぇ・・・
練習試合でもしてくれる人でもいれば良いんだけど・・
【明らかに人工的に、壁に亀裂を入れられた廃墟があったのだった。】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 19:17:23.52 ID:0hGjb1J5o
>>789

そうだな、まあ・・・模擬戦って感じになるなッ
(本当は、模擬戦より、死合いの方が好きだが・・・まあ良い)
【妖しく、口を歪めてそう答えた彼】

そうか・・・残念だ
【心の底から残念そうに、そう言って、青年を見送った】

/乙でしたー


>>791

【そして、視線は少女の方へと移る】

そうだ、戦い――模擬戦って奴になるかな

それに、だ・・・とりあえず言わせてくれ――戦い全てが乱暴な事ってワケじゃあねェ
・・・言葉だけじゃあ分かり合えない事もある
戦いが乱暴なら・・・獣は、殆どの人間は、皆乱暴な奴さ

(まッ・・・俺は乱暴な奴って言われても文句は言えねえな!)
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 19:22:48.52 ID:3fDrciym0
>>793
でも…
…痛いのは嫌い…。

【じっと男の眼を見て】


地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 19:23:08.00 ID:j18W6Ao4o
>>790

んふー、そうでしょー!
かっこいいだけじゃなくて、超利便性にも溢れてるんですよ?
普通の掃除機としてだけではなく、乗り物としても超使える!
しかもガソリンなんかじゃなくて、超電気で動きます!
即ち、家庭に超普通にあるコンセントから充電しちゃえば超動けるってわけです!

【もっと褒めろ、と言わんばかりの表情で、少女は掃除機の説明を始める】
【見た目は家電売り場にあるような普通の掃除機】
【故に、純粋に掃除機に手を加えて魔導具へ改造したと思われるのであるが──】
【──何故、飛べるようにしたのだろう】
【飛ばない掃除機はただの掃除機とでもいいたいのだろうか】

そそ、魔術協会です。知りませんか?
魔術を研究したい人や学びたい人が集まる場所です。
私は、その魔術協会の魔導具開発班に超所属しているってわけです。

……っとと、早速この利織ちゃんに依頼ですか。
本物の銃、ですよね、それ……実際に触るのは超初めてですけど、超可能で──

【続いて語られるのは、魔術協会の簡単な説明】
【ぴん、と右手の人差し指を立てる典型的な「説明ポーズ」と共に紡がれた言葉の後】
【しぱしぱと目を瞬かせ。差し出された銃を、興味深そうな表情で見つめ】
【そっと右手で銃に触れようとしたところで、聞こえた声。喋った銃】


────っっ、、し、喋ったぁ!?


【びくん!と思わず身体を振るわせ。少女は差し出そうとした右手を引っ込めてしまう】
【空飛ぶ掃除機の製作者の癖に、喋る物質に対しては驚くらしい】
【なんだかよく分からない少女であった】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 19:29:44.84 ID:0hGjb1J5o
>>794

【溶岩の様に、煮えたぎる彼の眼は――無理に優しく、彼女を見て】

・・・別に無理に戦ってくれとは言わんよッ
そっちがやる気じゃあないなら、俺はやらん

(しっかし、何か妹を思い出すなァー!)
(なんでだろ?) (何か似てるのかな)

【そう言いながら、何かを思い出すような様子を見せる彼】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 19:32:29.51 ID:3fDrciym0
>>796
【彼の様子を疑問に思い】

…?
どう、したの…?

【問いかけた】

地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 19:35:01.97 ID:43l//j5qo
>>795

普通のも出来たのですか!
そして、で、電気!?
環境にも心配りがされていて、物凄いですね!
【オーバーとも思えるようなリアクションで少女の説明を聞く少年だが】
【これら言葉は本心から出たもの】
【でも何で掃除機なんだ……と小さな声で呟く】

魔術協会かー……僕もちょっと魔術してみたいんですよねー。
【昨日の事を思い浮かべながら話す】
【昨日の事とは、銃へと魔翌力を溜めるのに失敗しまくった事】

ま、魔術道具開発班…かっちょええ…
【頭の中で、研究所のような所で、自分がいかにも実験っぽい事をしている様子を妄想する】

『ま、驚くよね。僕は魔銃っていうらしくて、喋れるんだよ。』
『ほかにはアサルトライフルに変形するくらいかなぁ…』

『そのほかに魔銃らしいことは出来ないんだ……』
【驚く少女に、簡単に自分の説明をする銃】
【その声はとても落ち着いており、こういう経験は少なくないことが伺える】


地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 19:36:58.36 ID:0hGjb1J5o
>>797

・・・うおっ
【どうやら、だいぶ意識が飛んでいたようで、小さく驚く】

んー、いや・・・妹の事を思い出してな
多分、今は異世界に居ると思うんだけど・・・

【そう、何処か遠い目で言い】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 19:40:21.36 ID:3fDrciym0
>>799
妹…。
寂しくない…?

【心配そうに問いかける。】

地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 19:42:52.05 ID:0hGjb1J5o
>>800

・・・別に、俺は寂しくないさ!
むしろ・・・妹の事が心配だ・・・

(それと同時に、妹に見つかって欲しくない顔も・・・)

【親指を立てて、そう言う】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 19:47:43.15 ID:3fDrciym0
>>801
【じっと目を見つめ】

…ほんとに大丈夫?

【真摯に問う】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 19:51:12.96 ID:0hGjb1J5o
>>802

大丈夫だっちゅーの
妹は寂しがってる気がするけどさ

【茶化すようにそう言う彼、茶化すと言っても行動からは寂しがっているようには見えない】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 19:51:31.91 ID:j18W6Ao4o
>>798

超あったり前じゃないですか!
空を飛べるんだったらそこらへんのスケボーでも使えば良かったんですけど、そこはこの超灰色の頭脳が光る!
掃除も出来る上に電動式!
これぞ真世代の超エコ製品なんです!
そんな超掃除機!今なら超お買い得の3万円!!

【少年の言葉に乗せられたのか、次々と語る語る語る……】
【そしてその語りは次第にセールストークへと変貌していき】
【「超、どうですか?」】
【そんな、まるで悪徳業者のような台詞を。にまりとした悪戯っぽい笑みと共に紡ぐ少女】
【きっと、少年の呟きは──】
【いや、少女にとって都合の悪い台詞は、彼女には聞こえていないに違いない】

それに──魔術してみたい、ですか
魔術協会は、基本的に超誰でもウェルカム!な超体勢ですからね
寮もあることですし、入ってみればいいんじゃないですか?
魔導具開発班以外にも、古文書解読班とか、新呪文開発班とかいうのもありますし──
魔術について学んだり研究するには、超もってこいの場所だと思います

ですが……ち、超驚きました
喋る武器を見るのは、もやしの持ってた刀以外では超初めてです
割と、いるんです、ね────
で、でもでもでも!喋って変形できれば十分に魔銃ですよ!
超落ち込む事はありません!えっと、超頑張れ!

【更にはセールストークに続いて、魔術協会への勧誘を始める少女】
【初対面の人間に対して、ここまで徹底して商売や勧誘の話をする人間もあまりいないだろう】
【彼女はもしかしたら、魔導具開発班に居るよりもブラック企業の営業担当をするべきではないか】
【そう思うほどに、少女の話しっぷりはアレなもので】

【相手の持つ魔銃に対しては、勧誘・セールストークが終わった後に何やら励ましのような一言】
【どうやらこの少女。魔銃が落ち込んでいるとでも思ったらしい】
【加えて、どこかで喋る武器を見た事があるらしく。喋る銃への適応は割と早いものであった】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 19:55:55.70 ID:3fDrciym0
>>803

…なら、いい…。

【心配している表情から少し頬を緩める。】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 20:00:20.69 ID:GhEJZpGOo
>>792
//未だ居ますかー?
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:00:35.89 ID:0hGjb1J5o
>>805

・・・けッ

【足を組み、暗くなりゆく空を見る彼】

ところで、俺は暫く此処に居るつもりだが、お前は?
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:04:50.52 ID:3fDrciym0
>>807
【少女も空を見上げ】

いる…。

【ゆっくりと男のそばによる。】
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809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:08:07.40 ID:0hGjb1J5o
>>808

そうか・・・まッ、勝手にしなッ

【彼は、その後特に何をするわけでも無い】
【ただ、自らの欲求――戦闘欲の開放を考えるだけ】
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810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 20:10:01.39 ID:43l//j5qo
>>804

さ、3万円……!
【3万円と聞いて、目を輝かせる少年。購入するつもりらしい】
【購入後の自分の姿を想像しているのか、その顔はかなり、だらしない】
【というか、学生が掃除機の乗っているのはシュールな光景だと思うが口には出さない銃】
【学生服のポケットから財布を取り出して中身を確認する】

ひぃふぅみぃ…と…あった!
【目の輝きを更に増しながら、財布から3万円を万札3枚を出す】

うーん…一度いってみようかなぁ…
溜めについて教えてもらいたいし。
【魔術協会の話をするとテンションが下がり気味な少年】
【その頭の中には、魔術下手だと馬鹿にされないかなぁ等とネガティブな物が…】
【そして、少女のセールストークにまんまと嵌る少年。詐欺に遭わないことを祈る】

『もやしの刀……えーと、あれかな、人を殺してた妖刀のことかな?話を聞いたことがあるよ。』
『うーん、変形といっても結構しょぼいからね……重太郎もあんま使わないし…』
【2日前の魔法少女の真似をしていた女性を思い出す銃】
【自分の機能には納得していない様子である、そしてさらっと少年の名前を言った】
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811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:11:15.46 ID:3fDrciym0
>>809

…どうして、戦いたいの…?

【先ほどと違い純粋な疑問として問う。】
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812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:13:07.24 ID:0hGjb1J5o
>>811

ふん、・・・戦いたいから・・・じゃあなくて
悪い奴をぶちのめすには、力が必要なんだよ

【言葉を訂正してそう言う】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:18:56.24 ID:3fDrciym0
>>812

どうして?
悪い人戦う…。
戦いは、怖くて…痛いこと…だよ…。

【悲しげに翡翠の瞳を伏せる。】

【】
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814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 20:19:57.59 ID:9SBG+zkSO
>>806
/すいません、反応遅れましたがここに、
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:21:36.86 ID:0hGjb1J5o
>>813

えーっと・・・悪い奴をぶちのめさなきゃ、被害が増えるだろ?
【明らかに、咄嗟に考えた理由だ】

それに、恐怖を、痛みを、物事を怖がってちゃ成長しない
誰から聞いたかは忘れたが、何処かで聞いた言葉だ
【誰だったけなーっと考えている彼】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 20:21:48.23 ID:GhEJZpGOo
>>814
//では、直ぐ文書いてきますー
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:25:15.58 ID:3fDrciym0
>>815

…。

【俯き押し黙る。】


地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:27:23.03 ID:0hGjb1J5o
>>817

あら・・・何か少し言葉間違ったかな?

っと、ちょっとトイレ行ってくる
なあに、すぐ戻ってくるさ
【そう言い、公衆便所へ向けて歩きだそうとする】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 20:27:28.24 ID:GhEJZpGOo
>>792
【廃墟を歩く一つの人影】
【かつっ、かつっ、と音が廃墟に響いていく】
【其の人影は、なにやらブツブツと呟いていて】

……さて、人気もなさそうだし、試してみるには悪くない、かね。

【声の出処に居たのは一人の少年】
【着崩した学ランは、少し不良ぶっているようで】
【腰にはベルトポーチが巻かれ、仕込杖が一本差してある】
【そして、なにより目立つのは、其の頭部である】
【まず、髪が完全に色素が抜けたような純白。そして其れを逆立ててつんつんに立てている】
【其の双眸も、特徴的だ。右は真紅、左は白銀】
【そして、其の顔立ちは、比較的愛嬌のある物であるが、研ぎ澄まされた風貌である】
【歩みを進めていくと、視界には一人の少年が入り】
【其れが見知った物の姿と知ると話しかける】

よう、護。

【もし護が此方を振り向けば】
【前回あったときと大きくその姿が変わっているのが分かるだろう】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:31:24.13 ID:3fDrciym0
>>818

…まって…。

【男の服の裾を軽くつかみ呼び止める。】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:31:34.01 ID:j18W6Ao4o
>>810

っとと、超先払いってことでいーんですか?
今私が乗ってるのは超私専用!
君に渡すためには──うぅん、そうですね。
製作には1日もいりませんから、明日。超明日以降であれば、超掃除機の受け渡しが可能です。
互いの超トラブルを防ぐために、明日以降でお金と掃除機を交換ってことにしませんか?

超いい忘れてましたが、私は南雲利織(なぐも かがり)っていいます。
先ほども超いいましたが、魔術協会の魔導具開発班に所属しています。
魔導具に改造した掃除機を引き取りに来たい時は、この魔導具開発班の超研究室まできてください。
多分、私の名前を出せば入れますから。
お金は、そのときにでも

【──なんとも、しっかりしていることだ】
【詐欺まがいのセールストークをする少女ではあったが、その辺りの事はちゃんとしているらしい】
【恐らくは、彼女には彼女なりのプライドや誇りというものがあるのだろう】
【研究者というよりかは、職人気質とでも言うべきか】
【今の彼女の言動からは、そんな性格が感じ取れるかもしれない】

んふー、緊張しなくても超大丈夫ですよ
勉強しに来るってことは、知らない事があるって事ですから。
むしろ、超知らないんだ教えろ超ばかやろーくらいの気持ちで行っても超大丈夫じゃないですか?

それとそれと、あいつの刀については……詳しい事は超分かりません。
確かに妖刀、というか超やばいのが超憑いてましたけど──うん、超折っちゃいましたし
……っと、超話が超明確に逸れましたね
で、んっと、魔銃さんは、超パワーアップして欲しいんですか?

【どうやら「もやし」というのは人名らしい】
【少女の友人か知人が所持していた刀、と見るのが一番いいだろうか】
【最もその刀。彼女の口調から見るに彼女が折ってしまったらしい】
【そして、かなり脱線してしまった話題を元に戻すべく。再び魔銃に話を振る少女──利織】
【さらりと告げられた名前に関しては、気付いて居るのか居ないのか定かではなかった】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:32:12.05 ID:0hGjb1J5o
>>820

ん・・・何だ?

【優しく、しかし無理をした優しさで、立ち止まる彼】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:37:22.41 ID:3fDrciym0
>>822

どうして…
どうして…そんなに強いの?

どうしたらそんなに強くなれるの…?

【絞り出すような声で】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:39:16.47 ID:9SBG+zkSO
>>819
・・・・はぅっ?!
【きっと自分以外の人がいないと思っていたのだろうか】
【ビクリと、驚いた反応をして】
【そちらに恐る恐る振り返る】

・・・た・・谷山・・さん?
【が、すぐに】
【すぐにそれが自分の知り合いだと分かると】
【すぐに顔が緩み】

今晩わ、ビックリしたじゃないですかぁ・・
【そう挨拶を交わした】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 20:42:26.17 ID:GhEJZpGOo
>>824
……何だ一体。

【相手の驚く反応に逆に驚いたようで】

おお、そうだ。

【こくり、と頷き】
【相手の言葉を受けて】

驚かすつもりじゃなかった。
つーか、こんな辺鄙な場所に人いるとは思わなかったし。
んで、なんで此処に居たんだ?

【追記し忘れていたが、谷山は左手にコンビニの袋をぶら下げている】
【其れには、大量の保存食とスポーツドリンクが詰まっているように見えて】
【そこからスポーツドリンクのボトルを一つとりだすと、護に向けて放る】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:46:19.94 ID:0hGjb1J5o
>>823

ばーか、俺は大して強くねェよ

・・・強さの基準なんて、人それぞれ
お前が、どんな風に強くなりたいだ
その強さを目指して、ひたむきに進めばいずれ辿り着くさ
【咄嗟に、色々と考えている彼――もとより、彼はあまり考えて行動している訳ではないのだ】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 20:50:50.60 ID:43l//j5qo
>>821

お、おぉ!了解しました。
素晴らしい掃除機を前にして気が早くなってしまいました!
では、都合の良い日にお伺いしますよ!
【お金を財布の中に戻して、財布をポケットへと戻す少年】
【早く掃除機を手に入れたいが、相手に迷惑も掛けたくないといった様子である】
【どこに行くかと日程を聞かない辺りはこの少年が人間として未熟な証だからだろう】

おっと…俺も言い忘れておりました。
宮本重太郎、対機関連合所属です。
『そして僕が口黒かな。後もう1人いるんだけど…今は大事な人の為に頑張っているんだよ。』
魔術協会、道は分かります!顔パスならぬ名前パスとは…まるで映画ですね!
それではお金を持って行かせてもらいます。
【少女と対照的な少年】
【彼女はしっかりしているのに…情けないな……と呟く銃、口黒】
【ここら辺も教えてあげないとな等と後のことを想像する】

そ、そう言うのなら一度行ってみることに……
【あまり乗り気ではないが、とりあえず頷き】


『僕も、自分のことは良くわからないんだよね……』
折るなんて……力強いのですね……
【2日前の女性との話をまた思い出す少年と銃。デジャヴを感じている】

『ああ、お願いしたいんだけど。魔翌力の溜めのサポートを出来るようにしたいんだけどいいかな?』
『後…なんか便利そうなものをできたら…』
【申し訳なさそうに頼む銃、この銃はこの銃で色々悩んでいるようで】

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828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:51:48.90 ID:3fDrciym0
>>826
【大きく横に首を振り】

ううん…。
痛いこと、怖いことから逃げない…。
だからあなたは強い…。

わたしは逃げてばっかり…。


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829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 20:57:35.46 ID:0hGjb1J5o
>>828

だったら、逃げることをやめれば良いだけさ

もちろん、口で言うのは簡単だけど、行うのは難しい・・・
でも、少しずつ、少しずつ、堅実にやればそのうち出来るよ

【と、遠い目で言う彼】
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830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 21:02:34.71 ID:9SBG+zkSO
>>825
あ・・・・有り難うございます。
【護は放られたボトルを受け取ると】
【早速、開けて一口】
【スポーツドリンクを口に含む】

ぷはぁ・・・

・・えっとですね。
ちょっと・・『能力』の試し斬りと練習をしてました。
【護はそう、自分の手に握っている真白い刀身に視線を向ける。】
【どうやらこれが、彼の能力らしい】


谷山さんこそ、どうしたんですか?
そんな非常食と飲み物持って、
【視線を戻すと】
【今度はコチラが尋ね返した。】
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831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:02:59.03 ID:3fDrciym0
>>829

…うん。
がんばる…。

【少し表情が明るくなる。】

//初対面の人に何言ってるんだろwwww
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832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:04:27.07 ID:9SBG+zkSO
>>830
/訂正
/保存食です。非常食じゃなくて。
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833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:05:26.11 ID:0hGjb1J5o
>>831

・・・んじゃ、俺は便所に行くよ
まァ、大して入ってないと思うけどな

【そう言い、そっと彼女から離れようとし】


/流れって怖いおお怖い
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834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 21:05:31.84 ID:GhEJZpGOo
>>830
【谷山もボトルの口を開け、口を湿らせる程度に液体を嚥下して】
【きゃりきゃり、と小気味いい音を立てながら蓋を閉めて、話を聞いて】

へぇ、能力の。

【興味深そうに、白い刀に目線を向けて】
【質問を受けて、にぃ、と口を歪めて応える】

ま、似たようなもんだ。
ぎっちり泊まりこみで修行でもしようかね、と思って人気のない所に行こうとしてたんだよ。
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835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:11:15.33 ID:3fDrciym0
>>833

うん…。

【掴んでいた裾をはなす。】
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836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:13:02.62 ID:0hGjb1J5o
>>835

なあに、ちょっと便所に入ってくるだけさ

【何もなければ、そのまま便所に行って、暫くは出てこないだろう】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:13:26.73 ID:j18W6Ao4o
>>827

んふー、それなら適当な日に来てください
基本的に私、毎日協会に顔を出してますから。
魔導具開発班研究室の場所は、協会の事務の人にでも超聞いてくださいね?

対機関連合の宮本くんに、魔銃の口黒くんですね?
ついこの間も宮本くんのお仲間さんに超お会いしましたし──これも超何かの縁でしょうか。
それにしても、「大事な人のために」──ですか
それはそれで超かっこいいですね。少なくとも、名前パスよりはずっとずっと、超かっこいいです

あぁ、掃除機ついでに、魔術協会の見学をしてくのも超悪くは無いんじゃないですか?
折角来るんです。掃除機以外にもお土産は必要でしょう?

【商談、成立であった】
【どうやら利織と名乗った少女は毎日のように協会にいるらしい】
【何か大掛かりな研究でもしているのか。或いはそれが仕事だからなのか】
【兎も角、真夜中だとか早朝だなんて時間帯でも無い限り】
【魔術協会の魔導具開発班研究室に行けば、彼女に会える事は間違いないだろう】
【「じゃあ、超待ってますね」】
【最後にそう付けたし。癖でもあろうにまりとした悪戯笑いを、また口元に浮かべた】


うぅん、折るというか──この子たちのおかげでも、あるんですけれどね。
それに、私自身はただの人間に過ぎません。
魔術の力を借りなきゃ、刀なんて折る事はできませんよ。ましてや、超妖刀なんて、ね

【「この子たち」】
【その言葉を呟いた刹那。ふわりと利織の背後に浮かんだ十の影】
【小さな、まるで手に握れそうな大きさのその影たちの正体は──10体の人形、だった】
【球体関節を持った其れではなく、布で作られた人形たちはしかし】
【どれもこれも、歪な姿を持っていた】
【顔が無いもの。目だけが大きいもの】
【首が途中からくびれているもの。片腕だけが長く太いもの】
【口が大きいものに、子供が描いた絵のようなぐちゃぐちゃの表情をもつものもいた】
【きっとこの人形たちも、彼女の作り出した魔導具なのだろう】

さて、超本題に戻って、と──
魔翌力の溜め、ですね。そのくらいは超お手の物です。
使う術式は──そうですね。周囲の魔翌力の『吸着』にでもしておきましょうか
それと……うぅん。便利そうなものですか────
口黒くんは、魔翌力の『射出』は超出来ますか?

【そして、完全に魔術の話へと移り。利織の表情が真剣なものへと変わる】
【何せ自身の趣味ではなく、仕事の話なのだ】
【今までのようなおちゃらけた態度で居られたほうが、不安というものかもしれない】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:15:46.66 ID:3fDrciym0
>>836

(…もっとあの人と話してみたい…。)
(あの人…なんて名前なんだろう…)

【じっと待っている】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:19:00.25 ID:0hGjb1J5o
>>838

【・・・】

【・・・・・・】

【へんじがない・・・ ただのべんじょなんみんのようだ・・・】
【中々出てこない、彼】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:21:11.91 ID:3fDrciym0
>>839

…。

【じっと待っている。】

//べんじょなんみんてwwww
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:22:44.82 ID:9SBG+zkSO
>>834
泊まり込みで・・ですか。
【その言葉を聞いて、護は自分も頑張らなければと思った】
【皆、強くならなければと時間と努力を掛けている。】
【このままでは、きっと置いていかれてしまうだろう】
【―――そんなのは、嫌だから・・】

あ、そうだ、谷山さん。
貴方に少し聞きたい事が
【護は、思い出したように、】
【次の話題を切り出した】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:24:48.87 ID:0hGjb1J5o
>>840

うおおー!
まだ居るかー!?
暫くトイレから出れない予感がするーッ!!
すまねェェエエーッ、待ってても何も出てこないぞーッ!!
【便所から響く声、どうしてこうなった】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 21:25:59.85 ID:GhEJZpGOo
>>841
ああ……弱いままじゃ居られない。
だから、修行でも何でもして強くならなきゃいけないだろうさ。

【谷山の瞳には強い光が宿っている】
【信念を感じさせる強い目つきであるだろう】

ん、なんだ。

【淡々、という言葉が似合うように、答えていく】
【だが、比較的護には心を開いているのは、少し柔らかい態度から伝わるかも知れない】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:29:53.86 ID:3fDrciym0
>>842

【声が聞こえて】


(名前…聞きたい…)

【それでも待ってる】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 21:32:24.28 ID:43l//j5qo
>>837

それは有難いです!それでは、1週間以内には行こうと思いますので。
時間はそうですね……午後の12時から9時くらいまでには伺おうと思っているのですがいいですか?
【学生服からメモ帳を取り出して、忘れないように書いておく少年】

仲間というと…対機関連合の人ですか?
俺、入って日が浅いから顔知らない人が多いんですよねぇ……
っと、こちらの私情はどうでもいいとして、
まぁ、普段は本当に馬鹿で、空気の読めない奴なんですけどね。
そこらへんかっこいいのは認めますけど、名前パスもかなりかっこいいと思いますよ?

じゃあ、見学しましょうかなぁ…
そしてお土産までもらえるのですか…申し訳ない…
【魔術協会に行ったことを想像して、お土産の内容も想像してちょっとニヤける少年】
【美味しいものか、それとも魔術的なものか、想像はまだまだ膨らむ】
【もっとも、口黒に声を掛けられて現実に戻ることになるのが】

…!?
それもあれですか…魔道具的な物ですか?
【人形の形に戸惑いつつも、人形へと興味を向ける】

『おお、そいつはありがたいかな。吸着というと…具体的にお願いしてもいいかな?』
『魔翌力の射出なら出来ますよ、重太郎お願い。』
【そういうと口黒を空へと向ける少年、少し右手に魔翌力を集中させて、空へと魔弾を放つ】
【大きさは普通の弾くらいで、段々小さくなって消えていった】

/風呂はいってくるので次おくれます申し訳ない

地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:34:05.25 ID:0hGjb1J5o
>>844

【中の状況はよく分からないが、とりあえずトイレから出てくる気配は無い】
【何か、外部からの影響が無い限り、彼が口を開くことは殆どなさそうだ】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:37:53.43 ID:3fDrciym0
>>846

………。

【まだ待っている】

//あれ…終わらない…?
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:42:37.63 ID:0hGjb1J5o
>>847

【いい加減出てきても良い気がするが、まだ出てこない】
【どうしてこうなった・・・】 【どうしてこうなった!】 【AA略】

【ちなみに、どうやら、トイレ(ぼっとん)の床が抜けて、そこに落ちて】
【必死にしがみついている様子】

/終わ・・・らないですね、すみません
/どうしましょう、名前言わせて切りましょうか?
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:46:30.31 ID:3fDrciym0
>>848

…どうしたんだろう…。

【ちょっと不安げ】

//できれば話したいけど助けに行けんよwwwwそんなとこwwwwww
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850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:49:55.11 ID:0hGjb1J5o
>>849

うおおーッ!
この俺、グラン・ギバニョールは・・・これしきの事でこやしまみれになってられるかァァーーッ!
【気合の声が煩く響く】

/ノリでトイレに突っ込ませるんじゃ無かったwwww
/いや、本当にすみません
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851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:51:39.68 ID:9SBG+zkSO
>>843
・・・会合で聞こうと思ってましたが、
ここなら誰にも聞かれないし、貴方の『それの事』もばれません、

それに少しでも、早い方が良いのでここで聞きますね。
【―――・・・?】
【護は何を聞こうとしているのだろうか】
【そう前置きを告げると】


《哲学者の卵》・・・
谷山さん。貴方はそれを植え付けられてますよね・・?
なのに、どうやって今、こうして自我を保っているのですか?
【そう、真剣な眼差しで尋ねた。】
【だが、彼自身からはそれらしき黒き魔翌力や悪意は・・――感じられない】

実は、僕の『元』機関員の友人が卵を植え付けられて、
それがレギンとかいう機関の人のせいで孵化して、人が変わった様に・・・いや、あの頃に人格が戻った様に、

機関に戻ってしまったんです。
僕は・・その友人を救いたいんです。

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852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:53:25.87 ID:3fDrciym0
>>850

【ビクゥッと驚く】

どうか…したのかな…?

/なんとか脱出してくれwwww
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853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 21:55:32.97 ID:6OHQ4JnUo
【しん、と静まり返った公園】

【ベンチに座っているのはたった一人の少女】
【電灯に照らされた翡翠色のロングヘアは乱れてぼさぼさで】
【髪と同じく翡翠色の瞳は光を、輝きを失って弱々しく】
【石英のように透き通った肌は今にも消え入りそうだ】

…今日は、いつもより体が重──

げほっ!げほ!。

【少し時間が経つあいだにも、なんどもなんども咳き込んで】
【咳き込む度に口に充てた手には血液がベッタリと付着して】
【途中からは拭っていないのか、酸化して赤褐色にもなっている】

【そして、反対の手には何か液体の入った注射器が握られていた】

これが…路地裏で耳に挟んだ「哲学者の卵」ですか…。
あの人達の話では何でも…げほっ…出来る、まさに魔法のアイテム
何でも出来る、という時点で眉唾物ですが───

あの科学者のカリナトゥスさんが持っていて、
その上、私にくれた、ということはあながち本当かもしれません

─────でも、

【注射器の中身を電灯にかざしては悩むように目を逸らす】
【彼女の小さな小さな体は、小刻みに震えている】
【それはもちろん、寒さによるものではなく】
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854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 22:00:14.16 ID:GhEJZpGOo
>>851
……それか。

【腕を組み、瞑目して。そして、自己の宿敵と認める男の名を聞いて】
【やはり倒さねばならぬと再認識して歯を食いしばる】

……レギン……ッ!

【感情を抑えるも体から怒気が吹き上がり】
【周囲に数式が現れるが、冷静に戻って行くと数式が消えていく】

……今の俺は、哲学者の卵の影響をうけていない。
というか、そうだな……昨日、卵の影響を受けないようになった。
こりゃ、会合で離すつもりのことだったんだがな。

【と言って、スポーツドリンクを口に含み口を湿らせて】

俺はuovoMasteringて組織と接触していたんだが。
簡単に言うと、その組織は、全員哲学者の卵を植えつけられた人間の集団でな。
そして奴らは、卵をある程度制御する術を持っていたんだ。
色々話を聞いた上で結論を出すとだ。
どうも、仮死状態にすることで、一時的に卵が宿主が死んだと勘違いして休眠するらしい。
そうすると、卵の影響を受けずに済むようだ。現に今の俺も成り行きで昨日、仮死状態にされてな。
今は卵が休眠してるよ。活性化しても負担はあるが正気は失わないらしい。

【腹部をまくり上げて見せる】
【右脇腹には、卵が埋まった膨らみがあるのが分かるだろう】
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855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 22:01:21.95 ID:0hGjb1J5o
>>852

【とりあえず、キング・クリムゾン!】

【そこには、便所臭のする彼の姿が!】

いやあ、色んな意味で死ぬかと思ったよ・・・って、まだ待ってたんだ


/キンクリしないとgdgdがやばそうだったので、させていただきました
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856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 22:04:54.18 ID:3fDrciym0
>>855

大丈夫…?

【心配そうに見つめる】

//『過程をすっ飛ばす』ですねわかります。
  ちょっと風呂行ってきます。
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857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 22:06:13.39 ID:0hGjb1J5o
>>856

多分・・・大丈夫さ・・・・・・

【明らかに元気が先程より無い】
【彼からは疲弊の顔が見える】

/了解しましたー
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858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 22:08:51.61 ID:j18W6Ao4o
>>845

ん、超分かりました。
そのくらいでしたら、超ほぼ間違いなく協会にいると思います

【こくん、と一度だけ利織は頷き】
【その動きに合わせ。ニット帽についているぽんぽんが小さく揺れた】

はい、対機関連合の──森島君って人です
森島君からもこの間、依頼を受けたんですよね。
対機関連合のことはよく知らないんですけど──会合とかは、超ないんですか、ね?

【この利織と言う少女。協会という組織に所属してはいるものの、危ない世界の事は殆ど知らない】
【故に、対機関連合のことも。比較的有名な≪Justice≫のことも、よく知らず──】
【カノッサ機関のことだって、「なんだか超危ない組織」くらいの認識しかできていないのだ】
【だからこそ、「顔知らない人が多い」との重太郎の発言に、利織は首を傾げてそう尋ねる】

んふー、超いいですね。そういう仲間ライクな子がいるなんて
って……えへへ、超かっこいいですか?いいでうか?

【「名前パスもかっこいい」と言われたからか】
【なにやらものすっごいにやけてしまっている利織。そのにやけっぷりは、思わず台詞を噛んでしまうほど】
【きっと褒め言葉に弱いのだろう。むちゃくちゃ嬉しそうな様子であり──】
【嬉しさのあまり、協会に関する話題も聞き飛ばしてしまうほどであった】

ふふー、超その通りですよ。
利織ちゃん特製のお人形たち──名付けて、≪インディアンズ≫です
内包する術式の効力は少々弱めですけれど、10体という手数でダメージの低さを超補っているんです
そのために、もし暴漢に超襲われても超大丈夫!
しかも一度術式を使用してもある程度時間を置けば勝手に魔力を空気中から超補い、また術が使えるようになるんです!
お人形自体も、利織ちゃんの超手作り!
魔導人形≪インディアンズ≫!10体1セットで価格は5万!2セット買えば超お得な8万円!

【 ま た セ ー ル ス ト ー ク か 】
【しかしその価格は、人形10体にしては比較的高い方か】
【これを、魔導具のために購入するのも良し。5万は高いと断るのも良し】
【因みに購入する場合は矢張り、1からの作成となるために時間は少しかかるかもしれない】

んっと……そうですね。
空気中にも、魔力と言うものは超存在しているわけです。
その魔力を、ゴキちゃんほいほいに寄せられる黒光り物質Xの如く寄せちゃうんです
まぁ、この場合は寄せるというか、「集める」ですね
そんでもって、ゴキちゃんほいほいの如く口黒君の中に「ぴとっ」と。
……、えぇと、えぇと。超、定着というか、くっつけちゃうわけです。
ただの魔力の『吸収』や『回収』だと、魔力の溜めが上手くできない口黒くんだと魔力を逃がしちゃう可能性があります
故に、集めた魔力を逃がさないような術式を超使おうかと思います。
最も、ゴキちゃんほいほいとかハエ取り紙から分かると思いますけど──
あれって、一度くっついたものを取るためにはある程度の力が必要じゃないですか。
逆に言えば、ある程度の力を込めなければ取れない。
だからこそ──魔力は射出できるようですし。
「銃を撃つ」振動と「ある程度の力」をイコールで結べば。
「集めた魔力」は「銃を撃たない限り」──口黒くんの中に「吸収=溜め」られたまま
つまり、きっと今まで以上に魔力による溜めは楽になる……と思います

/了解しましたー
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859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 22:21:12.26 ID:yuqBs9AIo
>>853

【しん――――……と、響き渡る声は小さな音を零して
静まり返った公園に水を打つと、そのソプラノボイスを貴女へと零した】


……ふむ、なんやら知らんのやけど、困ってるように見えるぞ?
あんたのような可愛ぃおなごがそない表情をしてはったら、周りから注目を浴びてしゃあないのに


【独特のイントネーションで、ゆったりと紡がれる言葉は、所謂京言葉≠ニいった響きで
はんなりとした響きは、微かに心を落ち着かせるような、そんな風味が漂っていて
そちらへと向かう人影が、月に照らされて、くっきりと浮かび上がる】

【純白のふわりとした前髪が凛とした顔たちを強調し、後ろ髪を一本にまとめて尻尾のように垂らし
羽飾りのように、髪の一部を鈴のついたリボンで絞っており、瞳は兎が如く紅い
藍色のレース生地のキャミソールに、同素材のニーソックスと、ロンググローブ
白い振袖を肩を出すように衣のように両腕に羽織っている並乳の小柄な少女】

【彼女は、胸の前で腕を組みながら、そちらへと近づいていく】


良かったら、その理由を教えてくれないか?
この小さな手でよければ、てったい(手伝い)ぐらいできるかもれへんさかい――――


【尾を引く言葉が、その伸びを追えた時、微かな静けさがそちらへと戻って
その大きなパッチリとした瞳を、貴女へと注ぎながら、その言葉の返事を待つだろう
身長は150cmぐらい、やや小柄である】
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860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 22:23:37.84 ID:9SBG+zkSO
>>854
卵が・・・・休眠して・・ッ
それ以後は活性化しても正気でいられる・・ッ!
【その言葉に希望が確かに見えた。】
【見え始めたそれは、護の瞳を輝かせる。】

uovoMastering・・・・ですねっ。
有り難うございます。有り難うございますッ!!
谷山さんッ
【護は、礼を言いながらポケットからメモを出して】
【“uovoMastering“とその組織の名を書き溜める】

谷山さんも・・・良かった、
本当に・・・良かった・・
あんな目に・・苦しい目に会わなくていいんですね・・ッ
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861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 22:28:25.21 ID:GhEJZpGOo
>>860
……奴ら曰く、組織の目的は哲学者の卵を植えられた物の支援、及び救済らしい。
星の国の廃工場。詳しい場所は分からんが。調べてみるといい。

【追加情報を護に渡す】
【そして、嬉しそうな護の様子を見て苦笑を漏らす】

……まあ、な。

【僅かな歯切れの悪さは、恐らく気付けないほど僅かなものである】
【谷山は、哲学者の卵という爆弾を撤去したは良いものの、新たな爆弾を抱え込んでいるのであった】
【其れも、哲学者の卵とは違い“何が起こるか分からない”、“Easter Egg”】
【卵を抑えるために体内に注射した其れは、谷山の真理に不安を落としていた】
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862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 22:30:30.99 ID:3fDrciym0
>>857

大丈夫に見えない…。

【そう言って男の右手を両手で握る。】
【すると】
【淡い光をが輝き、男の疲れが抜けていく。】

//戻りました。
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863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/11(金) 22:32:17.16 ID:I4z72m0k0
【路地裏】

――いやあ、やっぱり多いね、死体

【ボロボロで、赤黒く汚れたコートを羽織り】
【顔には笑みの張り付いた少年が】

こんなもんで……ああ、足りないね間違いなく。
かといって増やすのも面倒くさいし

【両手で、あわせて四体の死体を引きずりながら歩いている】

【――何故か空には、大きな紅い月】
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864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 22:32:48.44 ID:43l//j5qo
>>858

分かりました!では今週中に!
【無邪気な笑顔でそう応えて】

森島さんですか……
名前なら聞いたことがあるんですが……
あれ?俺ひょっとして双葉さん以外の対機関連合の人にあったこと無い…?
Justiceなら今度会合があるみたいですよ。
俺も誘われたので行くのですが、所属してない人でもいっていいらしいですよ?
【途中で自問するが、頭をとっとと切り替える】
【さらっと会合に誘うような言葉を言っているが、本人はあまり自覚がないらしい】

仲間ライクというか…なんつーか深いワケが…
【今までにない深刻そうな顔をするが、すぐいつもの顔になる】

ええ、芸能人みたいでとっても!
【またまた笑顔でそう言い放つ少年】

お、おお!溜めの隙を防ぐのとかに役に立ちそうだなぁ……
2セットで8万…2万もやるくなる…こいつは買いかなぁ…でもお金が…
『ゲーム売れば?』
なるほど!
それでは2セットもお願いしてよろしいですか!?
【自問だったのに答えてくれた口黒に、ありがとう!と言葉を続けて】

『ご、ごきぶり…まぁその比喩はよしとするかな……』
『本当に有難う、こんなところで貴女みたいな人にあえてよかった。』
『時間はどのくらいかかるかな?』
【強くなった想像をする銃、口黒。こいつは少年と違ってだらしない顔はしないが…】
【というより顔はない】

/またせてすいません、ただいまもどりました
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865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 22:37:41.74 ID:0hGjb1J5o
>>862

ちくしょう、だいぶ夜も更けちまったぜ・・・公園出るかな
【そう言っていると、右手を握られて】
【よく分からないが、疲れが抜けてゆく】

ん・・・何か楽になったな
【ありがとう、と一言告げると、公園の出口の方を向いて】

/おかえりー
/「男の右手を両手で握る」「疲れが抜けてゆく」だと確定描写になるから、次からは気をつけたほうが良いよー
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866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 22:43:31.33 ID:3fDrciym0
>>865

まって…。
わたし…アンジェ…。

名前…教えて…。

//すみません。戦闘じゃないから大丈夫かと思ってました。

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867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 22:43:34.60 ID:6OHQ4JnUo
>>859

───へ?

【声のした方へその体をなんとか、向ける】
【何故かぐっと涙がこみ上げそうになっていて】
【潤んだ瞳をくしくしと擦り、そちらの姿をしかと視界に入れる】

【同時に驚いた所為か───】
【高さがそれほどないので割れるにまでは至らないが】
【からん、と音を立てて、注射器は彼女の足元へ落ちる】

………。

【言うのか、言わないのか唇を噛み締めてしばらく悩んで】
【半ば助けを求めるような、か細い声で口を、開いた】

見ず知らずの人に…いきなりこんな事言われても戸惑うだけかもしれません…

私……その、もうすぐ死ぬ……んです…っ
もうすぐっていっても、あともって1時間も無いかも……しれません
確証はないのですが……本能的に…げほっ!

【彼女の言葉通り唐突に言われても戸惑う内容だが、とてもではないが冗談には見えない】
【また、吐血。抑えきれなかった血液は指の隙間から零れ出て足元の砂を固める】

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868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 22:49:30.07 ID:9SBG+zkSO
>>861
・・・分かりました。

・・・あとは、檸檬さんをそこに大人しく連れていければ・・・・。
【やるべき事は決まった】
【後は、必要なのはそこまで持っていける程の力】
【相手は卵を孵化させて、以前とは違う。悪意に満ちていて】
【更には機関員なのだ、自分達正義組織の・・――『敵』】
【簡単にはいかないだろう、抵抗するのは分かっている。】

・・・・強くならないと、
【呟くと、刀に目を落とす】

・・・・谷山さん。もう一つ聞いていいですか?

―――僕は、もっと強くなりたい。このままでは駄目なんです。

だから、どうか僕と模擬戦を、
お願いできますか?
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869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 22:51:35.57 ID:0hGjb1J5o
>>866

ん・・・俺か?

俺はグラン・ギバニョール――ただ、その辺をほっつき歩いてる奴さ

んじゃ・・・また、いつか会おうな
【そう言い、公園を立ち去ろうとするだろう】


/戦闘時よりは厳しく無いですけど、一応気を付けたほうが問題になりにくいですね
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870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 22:52:27.17 ID:yuqBs9AIo
>>867

【――――……確かに、戸惑いを隠せない、様子
寸刻、そのしっかりとした表情に、微かな不思議が、浮かんだ
それでも、その様子から、ただ事ではないと、直ぐに理解はできた】


(どないしょーかねぇ……あんまり話すのは得意ではおまへんさかい――――)


【彼女がそっと、近づいて、貴女の直ぐ側へ移動する、と
――――微かに耳を撫でるであろう、そよ風の音、そしてそれに追従するような、柔風が吹いてくる
夜風とは違った、どこか暖かいその柔風が、そっと貴女を包み込もうとして】


そうやったら、その残った時間を大切にせんといけへんはず
その時間を、焦って無駄にするなんて、あほぅなことと思うやろー?
……せやから、よーく深呼吸しぃて、落ち着きなさいな


【貴女の目の前で向ける表情は、どこか力を抜いて微笑を浮かべていて
敵意を感じさせない柔らかい笑みは、貴女を包み込むそよ風に似ていた】
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871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 22:54:16.09 ID:3fDrciym0
>>869

うん。
また、ね…。

【グランが公園を立ち去るのを見送る】

//了解しました。乙です。
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872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 22:55:32.21 ID:0hGjb1J5o
>>871

/乙でしたー
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873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 22:57:18.77 ID:j18W6Ao4o
>>864

んふー、超了解しました!

うぅん、でも対機関連合も≪Justice≫も、なんだか利織ちゃんとは超遠い世界って感じなんですよね
それに、宮本くんから以外にもいろいろと道具の製作依頼は受けてますし──
多分、会合にいってる暇は超ないと思います

【「超、ごめんなさいね?」】
【そう言って、利織は申し訳なさそうに口元の辺りで軽く両手を合わせた】
【もしかしたら彼女は、依頼が溜まっていなくてもこの誘いを断っていたかもしれない】
【「自分とは程遠い世界にあるもの」──「非日常的なもの」】
【そんな世界を自分から覗きに行こうとするほどには】
【彼女はまだ酔狂ではなく。それほどまでには好奇心は深くなかった】

……? 深い、わけ────?
って、んふー、ほーんとですかーぁ?

【彼が浮かべた、深刻そうな表情】
【逸れに対して利織は、かくんと首を傾げて不思議そうな表情を浮かべたが】
【即座に言い放たれた違う言葉に対して疑問も吹き飛んだらしい】
【テンションは超駄々上がり。口調が女子高生風のそれになり、頬も緩む緩む緩む】
【この一場面だけ切り取ると、まるでただの。そこらへんに居る普通の、少女のようでもあった】

超!オッケー!!
ただしお人形シリーズは作るのに超時間かかるので──1週間後くらい、かな。
もしかしたら、10日かそこらかかるかもしれません。
本当は。本来ならもうちょっと短めで済むんですけど、今は超忙しくって
ほら、他の依頼も同時進行してるので、ちょっと超長めに時間くださいね?
もしかしたら、掃除機取りにきてお人形取りにきて、って二度手間になるかもしれませんけど

【「イッツ、ノープロブレムです!」】
【ありがとうの言葉に対しては、やっぱりにまりとした悪戯笑いを浮かべて答え】
【人形たちが完成しそうな時期を、大雑把ではあるが重太郎に伝える】

んと……そうだね、口黒くんの構造次第でもある、けど──
やっぱり、1週間かな。
あぁ、そうそう。今超思ったんですけど──
魔翌力を吸える術式を使うってことは、例えば敵から放たれた魔術攻撃の魔翌力も吸収できちゃうってことです
どのくらい吸収できるかは口黒くんの超キャパシティ次第ですけれど、ね

ところで口黒くんって、超分解されちゃっても大丈夫、です、か?

【使用する術式について、その使用法の応用を思いついたらしい】
【人差し指を立てての説明ポーズをとり、利織はそう追加して】
【最後の最後。恐る恐る、口黒に向けてそう尋ねた】

/おかえりなさーい
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874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 23:02:29.28 ID:GhEJZpGOo
>>868
檸檬……って、夢幻 檸檬さんか?
俺、一回だけ話した事ある。……そうか。
俺も見かけたら、アプローチかけてみる。

【聞こえた名には聞き覚えがあって】
【そして、護の頼みを受けて】

……ああ、構わねぇ。
どうせ俺も修行しに来てるんだ、模擬戦は臨むところ、ってとこだ。

【そう言うと、学ランを脱ぎ、手早く畳むとスポーツドリンク等の入る袋に其れを閉まって、遠くに放り投げる】
【学ランの下はタンクトップで、身体中に無数の火傷跡や傷跡が有る】

あのときゃ暴走してたが、今の俺はまともな状況だ。
あの時と同じと思うと……痛い目見るぜ?

【左手の指をくいくいと動かして、動作確認をして】
【腰の刀は抜かず、義手の装甲の一部を外し、ナックルとして右手に嵌め込む】
【腰を落とし、右掌を前、左手を後ろに構えて】


Truth News――――!&《――――Hello World!!》


【真紅の右目だけが蛍光グリーンに染まり】
【そして、体からは数式が吹き上がる。その数式は、谷山の近くで収束していき】
【谷山の肩当たりからワイヤーフレームの顔。背から二本の腕を生やすスタイルとなる】
【谷山があみ出したアートマンの発動法である。全体を顕現させない場合は、谷山の肉体に接触させて顕現させる必要がある】
【だが、その代わりに操作の精密さや、負担を減らす効果を谷山にもたらしている】
【べきり、と顔に罅が入り、無数の目が覗く穴と、口を形作る】

《ピィイギイィイエエェェアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!》
……さて、何時でもいいぜ。

【蛍光グリーンと白銀の双眸を向けて】
【有る拳は4つ。その内の二つには数式が纏わり付く】
【準備は万端。腰を落として護を待ち受ける】
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875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 23:13:49.86 ID:6OHQ4JnUo
>>870

【自分の物ではない温かみが体を包んだ瞬間、ふっと軽くなって】
【堰を切ったように、彼女の両瞳から大粒の涙が溢れる】

【言われたとおりなんどか深呼吸を繰り返す】
【けれど、やはり落ち着くことはできず───】

…はい………っ

実は…ずっと…げほげほっ!…ずっと前から分かっていたのです
いつ死ぬかは分かりませんでしたが…
………そんなに長くない、と……ひっく

その時は、どうせ死ぬなら悔いの無いように生きよう、と思って…!
死ぬことなんてどうって事ないと……思っていたのです

────でもっ!

いざ、目の前になると………怖くて…怖くて…!

【悲痛な声が涙として地面を濡らす】
【柔らかな笑みに覚える不思議な安心感と】
【どう仕様も無い不安感でぐちゃぐちゃになって】
【いつの間にかそっと甘えるように寄り添う】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 23:14:20.19 ID:43l//j5qo
>>873

忙しい人なんですね。利織さんって。
いえいえ、気にしないでください。
【この少女と自分を比べて落ち込む少年】
【この子はこんなに世界の役に立っているのに自分は…と自分を責める】

まぁ、気になされないでください。
だって…俺も名前とか顔だけで分かるような有名な人になってみたいなぁ…とか
そういう風なこと思いますもの!
【深い訳を話す気にもなれず、誤魔化す】
【そして、少女へと話した願望は、思春期男特有のアレであろう】
【それを話しちゃうあたり考え方が少し甘いというか幼い】

いやぁ何もかもすいませんねぇほんと。
いえいえ!かまいませんよ。俺も暇な学生な物で。
大丈夫ですよ!
【頭が上がらないといった様子の少年】
【それを見て情けないなぁ…と呟く銃。口黒】

『僕の構造かぁ…どんなんだろう…』

『相手の魔翌力を吸収するか……。僕のキャパシティは知らないけど、そいつはありがたい。』
『分解…やったことはないかな。でも大丈夫かな。』
【自分の強化が見えてきてちょっとご機嫌になる】
【分解というのは少し怖くはあるが強くなるためなら仕方ないと割り切る】

それでは、こいつをよろしくお願いします。
【そういって口黒を差し出すだろう】

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877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 23:27:51.08 ID:yuqBs9AIo
>>875

【寄り添われると、仄かに恥ずかしさを感じてか、小さくほっぺたを紅く染める
それでも、彼女の腕の中に在る、可憐な少女の、確かなぬくもりに――――思わず、暖めたく、なって
ぽんぽん、と背中を撫でようとする手は、柔風よりも、柔らかい】

【同時に、思われるのは――――……その、危うさ
小さな小さなその手の温もりは、今にも掻き消えそうな灯火で
思わずギュって――――強く、抱きしめたくて】


……怖い、か……確かに、死ぬのは怖いかもしれへん
やけどね――――……死というのは常にしまい(終わり)じゃないんよ
ホントのしまい、ゆーんは……どなたからも忘れられること、とゆーんよ


【――――そこで、彼女を見つめたならば、優しい微笑を向けると同時に
仄かにその紅い瞳の奥にある、何かを――――……感じ取ることができるだろうか
口調のせいか、落ち着いたように伝わる彼女の声
けれども、そこに在る彼女は、貴女と同い年ぐらいであろう――――どうしても、重みには欠ける】


せやから……安心して見つめてみたらどうだ?
上手くはゆえへんけど、わっちだけは、あんさんを覚えとくさかい……


【ぽんぽん、と背中を叩こうとして、その言葉を紡ぐ
ゆったりとその言葉を述べた後に、ふと疑問に思ったようで、更に続く】


……ん、死ぬってことは、なんか病気でももってはるん?


【首をかしげると、髪飾りのように纏められた髪の一部が、微かに夜風に揺れた】
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878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 23:36:23.20 ID:j18W6Ao4o
>>876

うぅん、なんだかここ最近、超急に忙しくなってきたんですよ
半年くらい前は、もうちょっと超気楽に家電製品を魔導具にして、失敗して、また改良してを超繰り返してたんですけどね

【落ち込んだ彼を見て、はにかんだような笑みを浮かべる利織】
【仕事が多いようにみえる彼女でも、何度も何度も失敗を繰り返してきたのだ】
【そのことを自嘲しているのか】
【或いは自身のマイナスの部分を話すことで、彼を慰めようとしているのかもしれない】

でも、私だって魔導具開発班から一歩出れば超無名にも程がありますよ
あの場所だからこそって感じです。
だけど──やっぱり、思いますね。協会の中以外でも、名前が通用するように超なりたいって
或いは。名前は通用しなくても──何かを、残したいって。
宮本君も、夢を追い続けたり、得意なものを追い続ければ──
もしかしたら、超有名人になることができるかもしれませんよ?

【例えば。道を行く通行人に利織の名を知っているかと尋ねても】
【答えは、「No」としか返ってこないだろう】
【彼女の知名度は、たかがそんなもの。仲間内で知られてはいる。ただ、それだけ】
【そのことを一番知っているのは、ほかならぬ彼女自身だろう】
【「何かを残したい」】
【そう紡いだ彼女の表情は、遠く遠くを見るかのような。そんな表情で】
【似たような思いを持つ重太郎に対し。彼女は】
【また、はにかんだような笑みを浮かべ。ちろりと僅かに舌を出して見せた】

んふー、いいんですよ
利織ちゃんだって超商売なんです。依頼を超選ぶほど、私も仕事が超ざっくざくってわけでもないですし──
それに、物を作るの、超好きですから

っとと、それと、これはまだまだ超先の事になりますけど──
キャパシティを超超えた魔翌力は、吸収しないでくださいね。超、分かっているとは思いますけれど。
器以上のものを詰め込めば、器は超崩壊します
だから、そこだけは超気を付けてください

ま、これはほんと超まだまだ先ですけどね
兎も角。大事な超お友達は確かにお預かりしますね

【最後には、忠告のような一言を彼らに向けて告げる】
【魔翌力過多による、器の崩壊】
【魔導具開発者である利織は、その現場を。その現象をいくつも見てきたのだろう】
【忠告をする彼女の表情は、とてもとても真剣なもので──】

【──こくりと。一度だけ頷いて】
【差し出された口黒を、大事そうに受け取ることだろう】
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879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 23:43:10.89 ID:I4Krwn8F0
>>874
・・・僕も能力が復活しましたから。
前と一緒だと思わないで下さいね。
【そう、告げると】

・・・・そっちも、まだ行けるよね?
・・・よし、それじゃあ・・・
【突然、護の口調が変る】
【まるで、長年連れ添った親友と会話するような・・そんな口調】
【ただ、言葉は谷山に向けられていなかった】
【護の視線は――・・・刀】
【彼が対話していたのは――己の能力とだった。】

    ガブリエル
――行くよッ!!≪護身刀 我武離得≫ッ!!
【神を護る天使の名を持つその刀】
【それを谷山に向け、戦闘準備万端を示す 】


          

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880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/11(金) 23:50:07.45 ID:43l//j5qo
>>878

うう…何か申し訳ない……
【自分のせいだろうなぁ…と考えて謝る少年】
【僕も…とそれに続いて謝る口黒】
【すごい人も失敗するってことは自分も…とまたまた想像をして少し表情が明るくなる】

うーむ…でも1つだけ凄く上手に出来るものがあるとかっこいいですよね。
俺も銃には自信があるんだけど……利織さんの言うとおり僕は銃を頑張ることにします!
【少年が言うとおり、この少年重太郎は銃の腕はなかなかのものであることが分かる】
【自分の志を少女によって再確認させてもらった】

【そういった後、少女の表情の返事として笑みを返す】

人の為になる事…俺も頑張らなくちゃぁなぁ
【自分に言い聞かせるようにそう言って】

『……ま、そこらへんはちゃんと判断してよね?重太郎?』
『重太郎に限って無理はしないと思うけど……』
『それじゃあ、強くなって戻ってくるからね。重太郎。』
【少年はじゃあなと銃へと返事を返し】
【口黒が「壊れる」時を想像して、自分で恐ろしくなる】

それじゃあ、口黒を任せます。
1週間後ほどに魔術協会のほうに行かせてもらいますね!
【そう笑顔で言い放った後】

それではさようなら!
【そういって去っていくだろう】

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881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/11(金) 23:52:33.30 ID:GhEJZpGOo
>>879
っへ、油断をするタイプの人間と思うか?

【にぃっ、と挑発するような笑いを浮かべてそう言って】
【《HelloWorld》の目が蛍光グリーンに染まり、谷山と同期】
【之により、谷山は現在複眼を持つ事となった】
【死角はほぼ存在しないと言っていいだろう】

其れがお前の能力か。
来ないなら……ッ!俺から行くぞぉぉっ!!

【廃墟の天井に五指の糸を走らせる】
【銀色の線が一瞬護の頭上を走り抜け、次の瞬間瓦礫が崩れ落ちてくるだろう】
【そして、糸を巻き戻しながら谷山は地面を蹴り、護に向けて駆けていく】
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882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/11(金) 23:58:14.99 ID:6OHQ4JnUo
>>877

【自分でも無意識に寄り添っていたのだろう】
【ハッとして、申し訳なさそうな表情を浮かべるが、離れる勇気もなく】
【背中を撫でてくれる手に、確かな優しさを感じて】

……死んだらどうなるのでしょうか……?
忘れられるのは……確かに…嫌ですね………ごほっ!

お願いします……もし、もしにです
私が死んでも………今日出会ったばかりですが、忘れてほしくないです…

【ここまで他人に心を開いたのはものすごく久しぶりなことで】
【ところどころに、彼女の言葉に不器用さが交じる】
【そして、いっぱい自分のことを伝えるのも、忘れて欲しくないからであろうか】

……言ってなかったのですが、私はこんな見た目でも古龍の一匹なのです
信じて…もらえなくても構いませんが……

【再び唐突に、にわかには信じがたいことを語り出す】
【しかし、嘘を吐いても彼女には何のメリットも無い】
【何より、彼女の顔が真剣そのものだ】

とあることがあって、私は大事な大事な……翼を失いました
それを境に…私の体からは常に……膨大な魔翌力が流出していた、らしいです

龍のような魔法生物にとって、魔翌力は、命、身体も同然です
回復する量を、漏れ出る量が上回れば、次に削られるのはこの身…

恐らく…今日が…その削りきられる最後の日……なの、でしょう

【膨大な、という割には消耗しきっているのか近くに溢れているのも弱々しく】
【もし魔翌力を知覚できるのなら、彼女から感じ取れるのはまさに風前の灯火】

【抑えようとするが涙が溢れ続けていく】
【彼女の見た目から年齢を推し量ると、無理も無い】
【死ぬのが怖くないわけなんて無いのだ】

/遅れてごめんなさい!
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883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 00:02:15.91 ID:B/l8f8Gvo
>>880

んー?
宮本君や口黒君が気にする必要は、超ないんですよ?

【謝ってきた彼らを見て、にま、と子供っぽい悪戯笑いを浮かべる利織】
【実際、利織にとっては依頼が一件増えただけにすぎない】
【だから、「気にするな」という意味合いを兼ねて彼女はにまりと笑ったのだ】

そうそう。人間誰しも、超得意なものは1つくらいあるはずなんです!
それが、私にとっては物を作る事で、宮本君にとっては銃、なんじゃないですか?
兎も角──超頑張ってくださいね?

【その言葉は、彼への呟きに対してか。或いは自分に対してか】
【相変わらず悪戯笑いを浮かべたままに、受け取った口黒をそっと撫で】

んふー、超任されました!
それじゃ、次は魔術協会で超会いましょうねー!

【両手は、口黒を持つのと撫でるのとで塞がっており】
【生憎と手を振る事は出来ずに口頭だけの別れの言葉】
【代わりに、彼女の周囲に浮かぶ人形たちが】
【幼い子供がするかのように、ばいばいと手を振って】
【そのまま、街中へ消えて行く重太郎を見送るのであった】

/お疲れ様でしたー!
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884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 00:03:06.48 ID:WrB373h4o
>>883
/おつかれさまでした!
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885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 00:05:33.41 ID:m0/YG4E8o
【路地裏】

(俺は――――)

【血生臭い…咽返るような風の流れる路地の端に焦げ色のローブを着て深めにフードを被った青年が立っている】
【彼のフードの奥からぼさぼさに伸びた砂色の髪が差し込む月光を吸い込んで、その最奥に淡く輝くその眼光を覆い隠す】

腹減ったなァ……そう、
俺は、腹が減ったから此処にいる、確か……?

(――――ようこそ?)

嗚呼、もう訳が分からない……ような?ァっ?

【意味も無く何の役にも立たない文字の羅列を口に出して、自分を保とうと試行錯誤】
【意識の混濁にも似た感覚を突き付けられて、逃げ場の無い青年は不意に空いている左手で引っ掻いては】
【右手に携えた抜き身の刀を路地に突き立てて、倒れそうになる自分の体を支えていた】
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886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 00:13:25.38 ID:H/Q8T1E3o
>>882

【不器用に紡がれる言葉は、とても、生々しい言葉に思えて
伝える言葉の響きは、果てしなき慟哭が如く、静かに心の中へと溜まって行く】

【仄かには信じられない事実も、その旋律が伝える
手の中にある温もりが、薄く薄く、灯火へと弱まっていくようで――――】


……ふむ、仄かには信じがたいな
やけど、信じられへん事では無い、あんさんがそう言うのそやし、きっとそうなのやろうね
――――……その前に、言うことあるんじゃない?

名前、おせてくれはる?


【……背中を撫でる手の動きを止め、軽く、貴女の肩を掴もうとするだろう
成功したら、ぐっと腕を伸ばして、貴女を少し、彼女から離して
そして、しん、と視線を注いで、貴女を見つめようとするだろう】

【表情に浮かべる微笑は、凛とした強さを感じさせるようで
――――……月光に照らされて、彼女の背中に在る光=\―――が、見えるかもしれない
闇のカーテンから浮かび上がる身体の半分ぐらいの大きさの、白い、一対の翼
恐らく其れは、魔翌力の塊なのだろう、仄かに輝き、静かに風に舞う】


……もし、わっちが信じられるなら、一つだけ方法が在る
魔翌力が足りないのなら、他から貰えば良いだけのこと――――……だから


――――……貴女を、委ねておくれやす


【ぱたん、と礼をするように、広がった翼が折りたたんで、八の字型に、彼女に密着する
紡ぐ吐息の音が、降り積もる雪のように、しんしん、と折り重なって
直ぐ側に在る視線が、とくん、と揺れる胸の鼓動を伝えるように、ぱちん、と瞬きを一つした】


/のーぷろぶれむ!こんな状況だからね、いくら遅れても大丈夫さ
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887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 00:17:58.81 ID:uTAnZZYN0
>>881
!!?
【護の視線は上へ】
【堕ちてくる瓦礫に向けて刀を振るう】
【もしこれが成功しても、その切り刻まれ小さくなった瓦礫の破片達が彼に傷をつけるが】
【だがそれでも、その方がダメージは小さいはずだ】
【彼は避けられないと判断したからこそ、此方を選んだ】

ッッ!!
【谷山が迫る】
【だがそれでも対応が間に合わないッ!!】

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888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/12(土) 00:27:01.70 ID:VUHPBxKmo
>>887
【瓦礫の破片は此方にも飛んで来るが、小さい物】
【ならば気にする事はないとばかりに駆け続けて】

――ッシィィイッ!ラァッ!!

【まず、放たれたのは二本のワイヤーフレーム腕に依る打撃は鳩尾と肩に別々に放たれる】
【手には、数式がまとわりついており、触れれば一瞬意識が断ち切られる】
【と言ってもコンマ数秒の刹那の時】
【だが、その時に介入する術を谷山は持っている】
【即ち――――義手である】
【生身であれば、その一瞬に追撃を噛ませる事は出来ないが】
【生身ではない、その義手ならば、威力を犠牲として打撃を放てば間に合うのである】
【ワイヤーフレームの腕があたった瞬間、構えた左拳が護の顎目がけて放たれるだろう】
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889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 00:38:52.46 ID:0LG7m2jCo
>>886

【信じてくれた嬉しさか、はたまた別の何かか】
【やっと見せた小さな笑顔は、涙に塗れていて】

名前…は…っ、
ミーナって言います……ミーナ=ヴィリク、です

失礼ですが……逆にあなたさんのお名前を聞いてもよろしいでしょうか…?

【お互いの目と目をまっすぐに向かい合わせ、視線を揃える】
【初対面なのに感じてしまう温かみは何なのだろうか】
【不思議なことにほっと力が抜けて、ようやく落ち着けて】

……あ…?

【自分の瞳に映ったものが、信じられないのか目をぱちぱちさせて】
【その幻想さに、まるで夢でも見ているかのような気分に陥る】

【遅れて、その言葉の意味することを理解したようで】

───だ、だめ、ですっ!!!
私の、消費量は………尋常ではありません!
なんとなくで……げほっ……わかるでしょう!?

そんなことしたら、もしかしたら、あなたさんにまで…………!
そうなったら私はどうすればいいんですかっ…!
そんなの絶対にだめです!
お願いですから、止めてください!

【落ち着きはどこへ行ったのやら顔色を変えて、慌てて声を張り上げて】
【必死に首を振って、止めるように言い続けるだろう】

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890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 00:54:38.82 ID:H/Q8T1E3o
>>889

【――――勿論、と言いたげに、表情を和らげ、言葉を紡ぐ】


瑠璃=\―――瑠璃・カンパネラ、宜しくね、ミーナ


【手は差し出さない、貴女に触れる手で、十分だから
彼女は更に、ぎゅっと、貴女を引き寄せようとして、その華奢な両腕で、抱きしめようと為すだろう
成功したなら、ミーナの顔に触れるだろう、彼女の成長している、胸の柔らかさ】

【たゆん、とは言いがたい大きさではあるものの、ふわり、と貴女を包み込むような大きさではあって
貴女をみていて、母性が擽られた、のであろうか――――……何のためらいも無く、彼女は行動をおこした】

【それは、続く言葉にも繋がる、行為
――――ぎゅぅ、と抱きしめたまま、言葉を続けようと、する】


……だったら、もし、わっちが何もしんと、あんさんに死なれでもしたら
わっちはどないすればええにゃろうね


【それはきっと、見られたくないから――――……もし、を想像して、微かに濡らした表情を隠すため
貴女から顔を覗かせず、紡ぐ言葉は、どこか強引な理論で】


――――……そういうことだ、わっちが助けたいから助ける
その心に嘘をつきたくも無ければ、邪魔もされたくない


【本当にゆっくり、と――――確かめるように呟く言葉は、混じりけの無い言葉
一応、標準語の勉強でもしているのであろうか、本当の意味を、確かに伝えたくて
そっと、針がなぞる旋律は、方言のそれに、類似していれど、確かな音は、揺るがないソレで】

【左手を貴女の頭の後ろに回し、そっと、掴もうとする】
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891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 01:03:28.95 ID:uTAnZZYN0
>>888
【護は刀を手に向かって振るう】
【義手ではない、鳩尾を狙うアートマンの腕にだ】

・・・・ッ!!
【ワイヤーフレームと刀が触れ合おうとする】
【だが、まだ間に合うッ!】
【もし、谷山が一瞬の判断で腕をひけばまだコレを防げる】
【肩には命中したおかげでその隙ができたのだ】
【触れればその刀は同じく能力、その腕同様タダででは済まない筈だ】
【ワイヤーフレームの腕に傷、小さな傷だが】
【―――それだけでは無い筈だ】

うわぉあああッ
【尚、これで腕を傷つけようががコンマ数秒の隙はできているので】
【どの道、顎には生身の腕が襲いかかり後方はへ吹き飛ぶ】




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892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 01:09:38.72 ID:uTAnZZYN0
/【もし、谷山が一瞬の判断で腕をひけばまだコレを防げる】→【未だ谷山の一瞬の判断で腕をひけばまだコレを防げる】に訂正です。1

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893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/12(土) 01:13:01.55 ID:VUHPBxKmo
>>891
チィィイィイッ!

【舌打ちをして腕を引くも、右のアートマンの腕に傷が付いた】
【ぶしゅっ、と生身の右手から血が吹き出すが、其れでも腕を振るい】

……つっ、痛ぇ。

【そうぼやきながらも、構えを取った】
【このスタイルは未だ模索中のスタイルであり、どのように戦うのがベストか谷山も知らない】
【4本の腕と拡大した視界をどのように有効活用するか。高速化した思考で考える】

――――こう、か。

【構えが変わる】
【足を肩幅に開き、腰を落す】
【すっ、と生身の両手のひらを前に出し、構え】
【アートマンの腕が引き絞られ何時でも打撃を放てるようにする】
【後の先を狙う積りである。生身の腕は完全に防御に向け。アートマンによって確実に打撃を放つ】
【そのようなコンセプトで考えた構えであった】

//今日の昼ごろから祖母の家に行かねばならないので、夜に再開出来ませんでしょうか?
//誕生日で、家族と食事を食べに行くので、再開は10時過ぎ頃に成ると思います。
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894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 01:22:26.86 ID:0LG7m2jCo
>>890

【その名前を噛み締めるように、ふっと一呼吸をついて】

───。

瑠璃さん、ですねっ!
よろしくお願いしま…わふっ!?

【突然のことに、埋もれて見えないが、泣き腫らした瞳を丸くする】
【何をされたか理解したときには初々しく赤くなって】
【しかし、抵抗を一切せず、柔らかさにそのまま身を預けて】

瑠璃さんって、なんだか………私のお母様に似ている気がします
とはいっても、私が小さい時に亡くなりましたから……本当に「気」ですが…

………。
あのっ………もう少し、もう少しだけ……こうしててもいいですか?

【甘えたい盛りにその対象を失った反動なのか】
【彼女は甘えれることが大好きなようである】
【温もりを忘れないように、一秒を大切にするように、少しだけ目を閉じた】

う……ぅ…

そんな言い方…ずるい、ですよ…!
余計に未練が湧いてきちゃうじゃないですか…ぁ…!

【まっすぐな言葉は、もちろん彼女に届いて】
【だからといってどうすればよいか彼女は分からず】
【答えを出す代わりに再び涙がこぼれ始めてしまう】
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895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 01:35:47.06 ID:H/Q8T1E3o
>>894

【ほほう、とその甘え盛りな言葉に、少しにやり、と思う
初々しさを感じさせるその言動や表情に、思わず――――同性ながら、可愛いと思う心
それはきっと、異端なのだろう、と微かに感じながらも……】


――――……しつれーどすなぁ、わっちはまだ成人もしとらんのよ?
それともあんさんは、わっちがそないに老けて見えるとでも?


【その彼女を頼る姿に、思わず虐めたくなってしまうのが、性、とでも言おうか
そんな言葉を述べて、リアクションを楽しみにしつつ、彼女は良いよ、と応える代わりに、ゆっくりと抱きしめた】


(お母様に似ているねぇ――――……嬉しい言葉やね
……やけど――――……もう、思い出したではないか)


【舌先に残る苦味は、何か思い出の結果、であろうか
――――……それを表情に出さず、接することができるのは、いくつもの、体験があったから、で
そして今は、涙を流す貴女へ、行動で示す】


ほほう、それは良いことだ、ならば――――……此処に更なる未練を残させるとしよう


【それはやはり、抱きしめるように、貴女の頭の後ろへとまわした左腕を、そのまま抱き寄せて
ぎゅっと、彼女へと密着させようとする――――と、同時に、彼女は顔を、微かに下方向へと下ろす
ちょうど、リップとリップが、密着するように】

【所謂接吻=\―――……成功したなら、右腕を貴女の背中へと回し、更に密着させようとするだろう
恐らくは、翼に蓄えていた魔翌力の受け渡し、彼女も何かしらあるのか、その量はかなりのもの、と言えよう
……と、同時に、そーいうのを、愉しもうとする気概が、ちらほら】
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896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 01:59:32.03 ID:uTAnZZYN0
>>893

あぁ・・・痛タタ・・・
・・・でもやっと、
【顎に諸に喰らい】
【後方に吹き飛んだ護は倒れて】
【数秒後起き上がる】

【もし、谷山が先ほどの傷に目を向けたなら】
【気づくだろう―――その起きている『異常』に】
【赤黒い何かが傷から噴き出している・・・ッ?】
【だがおかしい、アートマンはあくまで能力だ】
【通ってる訳がないし噴き出す訳がない・・】
【『アートマンの腕からも血が出る』なんてそんな事はあり得ないがないのだがッ・・!】
【だが確かにそれを視認している!目の前で起きていてるのだ!!】

【或いは勘がよければいずれ気づくかも知れない】
【能力に通っているものがあるとすれば――それは・・・】
【この血の様な物の正体――それが・・・】

【・・・谷山自身の魔翌力である事を】

やっと、一撃目当たりましたね・・・ッ!

/一旦乙でした!
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897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 02:01:56.85 ID:0LG7m2jCo
>>895

【からかうには一番面白いタイプである彼女】
【さも怒ったように言われると、もうそれは大慌てで訂正にかかる】

えっ!あっ!あ、えと、その…!
そ、そういう意味で言った訳ではないのですよ!?
それ、それに!
本当に多分!気のせい…ですし!

【───でも、似ている、というのは否定をしなかった】

【抱きしめられると、ようやく冗談だとわかって】
【ちゃんと食べてるのか心配になるほど軽い体重をかけ】
【服の胸の部分を、涙で濡らしてしまうことを】

【小さく「ごめんなさい。」と呟いた】

……それは、どういうこt

んん゙───!?

【目を白黒させる、その表現がこの上なくぴったりだろう】
【間髪入れずに首から頭の天辺へ向かってみるみる赤くなっていく】
【特に耳。蒸気でも吹き上げそうな勢いで真っ赤だ】

【もちろん、魔翌力が流し込まれ顔色が良くなったのもあるかもしれないが】
【大部分の原因はそれでは無く、慣れていないもの、しかもとても深く…によるものだ】
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898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 02:10:26.77 ID:H/Q8T1E3o
>>897

【それは、一生よりも長い一瞬
――――柔らかい唇と唇が重なって、微かなハーモニーを重ね
互いの吐息を、口内で混ぜ合わせようと、為す】

【湿り気を帯びた呼気が、貴女の中を蹂躙しようとし
それと引き換えに、貴女の中の吐息を略奪しようとなす
とろり、とした粘液が、唇に触れると――――……そっと、彼女は唇を離そうとするだろう】

【つー……っと、月に照らされキラキラ、と彼女の思いが糸を引くように
唇に輝くであろう粘液を、彼女はそっと人差し指で拭い去ろうとするだろう】


――――……ふむ、悪くは無かった、かな……っ
……えーっと、どうだろうか、ね?


【向ける顔が無いのか、頬をかきながら、そーっと、視線を向けるだろう
――――……もっと、別の方法があった気がして、ならない】

【なお、送った魔翌力はかなりの量であろう、どれくらい消費するのかは分からないが
大体一ヶ月近くは持つことは期待してもよい、かと】
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899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 02:27:19.44 ID:0LG7m2jCo
>>898

─────。

【もちろん彼女にとっても例外ではなく、
 辺りが、世界全体が止まってしまったと錯覚するほど】
【さすがの彼女とはいえどキスをしたことが無いわけではない】
【しかし、それはもちろん、フレンチのみ、だ】

【抵抗すること無く、相手からされることを受け入れて】
【というより、抵抗できるタイミングでは既に───】

………は…。

……へ………。
あぅ………………あ…ぅ…。

【唇が離れても、奪われた側はそのまま硬直していて】
【メインシステムがオーバーヒートして、思考回路がショートして】

【今の彼女は、先ほどまで死にかけていたことすら分かって居らず】
【脳味噌の中まで真っ白になっていることであろう】
【口も呼吸以外は、時折思い出したように単音を発する程度で】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 02:28:17.58 ID:0LG7m2jCo
/【しかし、それはもちろん、フレンチではない方のみ、だ】
/の間違いです!
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 02:29:13.25 ID:m0/YG4E8o
【路地裏】



冷てえ…

【その声のする通りの壁には数百、いやギリギリ千を超える程度の斬り傷が付けられている】
【紛う事無くこの声の主による暴挙、或いは他愛ない鬱憤晴らしだろうか】

治まったか……?

【乾いた空気の流れる通りの中、焦げ色のローブを着た青年が仰向けに倒れていて】
【傍らには彼の愚行に用いられたであろう、ぎらつく抜き身の刀が垂直に地面に突き立てられていた】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 02:30:49.32 ID:H/Q8T1E3o
>>899

【――――……彼女も、まさかここまで、とは思っていなかった様子
ああ、もう、いじめたくなるねぇ、と仄かに思ったのは、内緒】


……もし、また力が足りなくなったら、キスしてあげる
さかいに、わっちのこと、忘れへんでね?


【でも、このまま長く居るのも、難しいこと――――……
そっと、そんな言葉を紡いで、彼女は静かにその場を後にするだろう】


/っと、乙でしたー!夜遅くまで申し訳ない!
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 02:37:16.60 ID:0LG7m2jCo
>>902

【そちらが立ち上がると同時に、夜風が一つ吹いて】
【その冷たさに、少しだけ、ほんとに少しだけ冷静さを取り戻して】


…あ…あの…は、はひっ…!
忘れたくても……忘れれ、れな…いと思いましゅっ…!


【「キスしてあげる」と言われて「はい」と答えていいのか】
【浮かんだ疑問もすぐにかき消され、風とともに消えていく】
【その時、彼女にできたのは───
 姿の小さくなっていくそちらを、ぎこちない動きで手を振りながら見送るだけであった】

/お疲れさまでしたー!いえいえ、こちらこそ!
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/12(土) 02:39:23.66 ID:bvxzJRPAO
>>901

《ジャリ───ツカ、ツカ、ツカ》

【砂と地面をすり潰すような、足音】
【古い革靴──いやブーツだろうか?】
【その足音を響かせて、路地裏に現れる人影】

フゥー……酷いな、なんだこれは。

【顎髭を蓄えた、中年の男】
【クロークから出した腕──その指先】
【そこには、幾つもの指輪が嵌められている】
【口に加えた煙草からは、紫煙が昇り】
【一言喋る度に、上下へ揺れる】

何だ兄ちゃん。
ストレス解消に壁を斬る趣味でもあんのかい。
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 02:48:49.62 ID:m0/YG4E8o
>>904

うるせぇ、やにくせぇ

【口を付いて出る暴言】
【青年は脊髄反射的な物言いをして、未だ自らに込められた鬱憤を噴出する】

…嗚呼、そうとも。この趣味は今日から始めたんだが、お前もザクザクされたいのか?

俺の敵になる為に来たのか?そうなのか?

【ぶつくさぶつくさ】
【仰向けに倒れた青年は中年の男に目を向けようともせず】

【目を向けたところでぼさぼさに伸びた砂色の髪と、深めに被ったフードが青年の視界を阻むからだろう】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/12(土) 02:58:59.15 ID:bvxzJRPAO
>>905

ほう、それは随分とアウト<hアな趣味だな、感心するよ。

【皮肉気に笑いながら】
【指先で煙草を摘み、一度口元から離す】
【煙を吐き出しながら、言葉を続け】
【視線を向ければ、その煙が大気に溶けることなく、男の周囲を漂っているのが見えるかもしれない】

ん?ああ、すまんすまん。
だがこの喫煙は深い訳があってな。

【トン、トン、と】
【指先を上下させ、煙草の先端──灰を落として】

生憎だが…俺にストリートファイトの趣味はなくてな。
見ての通りのイン<hアだ。

【と、言いながら煙草を口に戻し】
【クロークの中に両手を引っ込めてしまう】
【男は自身をインドアと言ったが、表情やその余裕から、アウト<hアなことを潜り抜けて来た人間のようだ】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 03:13:52.01 ID:m0/YG4E8o
>>906

最初に言っとくが、俺はタバコが嫌いなんだ

……言わなくても分かるだろうが、葉巻だから云々とか言い訳だけはすんなよ

【顔を顰める青年、中年の男と比べれば随分と対照的なものだ】

外に出てればアウトドアだろ
お前が今居るのはお家じゃなく、デンジャラスが売りのお外様だぜ?

ま、とりあえず名乗れよ
お前のような奴には、一人二人覚えがある――――

【げほっ。】
【と息を吐いて、青年は男に対して語りかけていく】
【仰向けのまま微動だにせず、隙だらけの格好で男に目を遣ることすらなくて】

【立ち上がる素振りも見せない。そのくせ不躾に言葉を並べ立てていくものだから、男の神経を逆なでするかもしれないというのに】

【名乗らせるに理由にしても、自分が相手の顔を見れば直ぐに分かること】
【だが、其れすらも面倒だ。と青年は考えていたのであった】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/12(土) 03:30:16.89 ID:bvxzJRPAO
>>907

その点は心配ない。
葉巻は嫌いなんでね。

【そもそも煙草を吸っていることを相手は嫌がっているのだから、何の解決にもなってはいないが】
【恐らくは、解っていて言っているのだろう】

なんだ、気をきかせてギャグでも言ってみたつもりだったが…お気に召さなかったか。

【路地裏は危険地帯】
【その認識は、しっかりと有るのだろう】
【相手の態度を見ても、別段自分のペースを崩すことは無く】
【むしろ名前を聞かれたことで、煙草をくわえたまま口の端を歪め】
【自信満々に、名を名乗る】

メイザース>氛泱op師だよ。

【男の周りを漂う煙が、白く色付けされて】
【はっきりと目に見える形で、上半身だけの人形(ひとがた)を作っていくだろう】

フー……まあ、次はそっちが名乗る番、だな?

【紫煙を、再び口から吐き出して】
【指先に摘んだ煙草の先端から立ち昇る煙と、今吐き出した煙にも白く色が付き】
【煙の人形へと吸い込まれ──人形は男の二倍程に膨らんだ】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 03:42:32.95 ID:m0/YG4E8o
>>908

お前に似た奴が居たような気がしたが――

…どうでも良いな、やっぱり

【息をするように嘘を吐く、それも続けざまに】
【内心青年は彼が自らの記憶と一致する人物が居ないことを分かっていた】
【だが、其れを前提として話さなかったのは若干と自身の記憶を信用しきれていないからであった】
【つい先程まで、発作的な意識障害を起こしていた自身の記憶であれば尚更】

俺はアルフレート……魔法使いだ

【魔術師ではなく魔法使い】
【そう名乗ったのは「お前とは違う」と暗に言いたかったからなのかも知れない】
【そもそも違うものなのかもしれないが、青年の魔法使いに対する知識はあまり豊富とはいえなかった】

フン、まぁいいさ。覚え無くても――――

【「人に記憶される覚えもないし、歴史に名を刻むなんてのは尚更御免だ」】
【そう付け加えて、げほっ。げほっ。と息を吐く】
【咳き込んでいるように見えるだろうが、青年はそういう振りをして当て付けをしているだけだ】
【無論、青年が風邪を引いているであるとか、そういう身体的な問題からくるものでは一切無い】

【鬱憤を晴らすだけ――――そのためには他人の意思は尊重しない】

【尤もこの事実は壁に刻まれた無数の八つ当たりが最初から証明していることなのだが…】

【ともあれ「自分勝手」という言葉が今の彼には似つかわしいだろう】
【特に相手が目の前に立っているのに、何時まで経っても起き上がらないところは褒められたものではない】

人型の煙とは……何のつもりだ……?

【警戒する様子は無く相変わらずだが、警戒する旨の言葉だけは吐いてみたりして】
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/12(土) 03:58:37.95 ID:bvxzJRPAO
>>909

俺は俺だ。
他人に似せられる筋合いはないねえ。

【青年の嘘を見抜いた訳ではない】
【これは単純に、男のエゴイズム】
【自身に絶対の自信を持つメイザースは、他人の空似も許さない】

成る程魔法使い≠ゥ。
では俺とは相容れぬ存在だ。

【エゴイストである男は、青年よりも自分勝手であるかもしれない】

白煙の格闘家(ホワイト・チャレンジャー)≠フことか?
お前を殴るのに使うのもいいが…これは帰宅用だ。

【そう言うと、男は煙の人形の肩へ飛び乗り】
【フワフワと動く人形に身を預けて、大通りを目指して行く】

次は同じ高さ≠ナ会おうか、アルフレート。

【そう言い残して、メイザースは路地裏から姿を消した】


/お疲れ様でした!
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 04:13:34.01 ID:m0/YG4E8o
>>910

筋合い…ね
別にお前が誰だろうが関係ないな……俺はただの野犬と同じく他者を食い[ピーーー]のみ、だ

【青年はそんな野犬を見たことは無い】
【きっと、「誰だろうと構わず[ピーーー]だけ」と言うだけでは表現として相応しくないと思ったのかもしれない】

相容る心算など端から無かっただろうに

……お前も相当の嘘吐きだろう…?

【「も」ということは青年が自らを嘘吐きだと自己申告したということになる】
【当の本人もそのつもりだったのだろう、心なしか態度が大きくなっている】

フン、生憎だが……


俺は男と寝る趣味は無いんだ、”インドア”――――。

【最後の最後まで青年は起き上がることは無く】
【魔術師メイザースを見送る間際に彼から投げられた言葉でさえ。】

【全てを理解したうえで尚、自分本位で考えていたのであった――――】

/お疲れ様でしたー!
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 12:21:34.17 ID:6BL1OXNNo
【街中】

【日は既に高く昇り、大通りにも活気が溢れる時分】
【大通り沿いの商店には目を引く看板が掲げられ】

【その通りをウィンドウショッピングして見て回る女性がいた】

【燃える赤色のショートヘアに、温和な印象を持った金色の両目が輝く】
【フラワーハットを被った、紺色のブラウスとロングスカートの細身の彼女】
【首元には十字架が輝き、ブラウスの裾には≪No.111≫の刺繍がある】


新しいアイスには、
なにかチョコレート系がいいでしょうか・・・


【手元の携帯端末を操作しながら、通りを進む彼女】
【ぽつりと、独り言にも似たため息を漏らして―――】
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 13:16:56.33 ID:B4h40T950
【水の国・噴水公園】

うぁー、もう何も痛くない…。
アタシの体が特別にジョーブで、正直助かっちゃった。

【毛皮のひっついたフード付き、ピンク色のコートを羽織る、小学生上級生ぐらいの容貌】
【病気一歩手前の真っ赤な眼に蒼白な肌と、手触りの良い黒髪が特徴的で、値打ちのしそうな紅い指輪を付けている】
【そんな風采の少女が―――水のさざめきに耳を傾けながら、気怠げにベンチにもたれかかっていた】

「マスターは、病院をひどくお嫌いですからな。
 何時の事でありましょうか。血抜きで「悪鬼外道どもめ、離せ!離せ!」は、流石の私も失笑を禁じえず――」

ば、ばか! あの時よりはアタシだって平気になってるし!
…だから、その恥ずかしい話をさっさと止めなさい!

【近くの座席は一つとして埋まっていない その分目立つのは、この少女の奇行】
【立木越しの木漏れ日を受けてか、強い輝きを放つリングに顔を近づけ――話しかけている】
【それも、独り言らしい一本調子ではなく、抑揚を付け、声量も上げ下げして】

【一見するならば、冗談では無く『病院』を紹介したくもなる、そんな珍景】
【然し、耳を澄ませば。少女のソレとは違う、もうひとつの音が届くかも知れない】
【それは、刺々しいところのない、円やかな成人男性の話し声だった】
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 14:33:44.82 ID:B/l8f8Gvo
>>912
/まだいますでしょうか?
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 14:37:51.71 ID:6BL1OXNNo
>>914
/今、彼方の後ろにいるの、クスクス・・・
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/12(土) 14:45:45.32 ID:B/l8f8Gvo
>>912>>915

おーじさん!超アイスください、アイス!
チョコアイスにマロントッピングしてください!超!

【──そんな、元気そうな少女の声が女性の前から聞こえてくる】
【ふと前方を見やれば、数メートル先にはアイスクリームの露店があり】
【その露店で、一人の少女が、今まさにアイスを買おうとしていたところであった】
【年のころは14、5歳ほどだろうか】
【青く縁取りのされている星が描かれた、灰色のポンポンつきニット帽を被っている】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【デフォルメされた猫のキャラクターTシャツとタータンチェックのショートパンツの上にフード付のミリタリージャケットを重ね】
【茶色のハイカットスニーカーをはくその足は、寒さ対策なのかなんなのか。しっかりと黒いタイツで覆われていて】

あっ!レインボースプリンクルも上から超かけちゃってください!

【嬉しそうな、まるで子供の表情を浮かべて注文を続ける少女】
【だが、その足は地面にはついていなかった】
【それもそのはず。だって──】
【──だって彼女は。浮遊する掃除機の上に、乗っているのだから】


/では、絡ませていただきます
/よろしくお願いします!
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/12(土) 14:50:35.53 ID:aqP+jXZoo
>>913
/い、いらっしゃいまするかー!
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 14:53:35.38 ID:B4h40T950
>>917
/前はどこにもいなかった。だが今は、ここにいる!
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 14:58:30.86 ID:6BL1OXNNo
>>916
【その露天商にて元気の良い声の、その方向を見れば】
【なるほど、アイスを買おうとしている少女がいた―――】
【が、なにより奇妙なのは、彼女の乗る掃除機ではないか】

【これに興味を沸かない者もいないだろう】
【赤髪の彼女も掃除機の少女の隣へ立つと】

失礼、私もアイスを、チョコチップのトッピングでお願いします

【同じくアイスを注文し、隣の少女へ振り返ると】

Hello,”Swweeper(掃除屋)”のお嬢さん
それはすてきな乗り物ですね

ここで会ったもなにかの縁と申します
よかったら、少しお話しませんか?

【にこり、と少女へ笑ってみせて―――】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 14:59:05.29 ID:6BL1OXNNo
>>916
/こちらこそよろしくお願いします!
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/12(土) 14:59:33.09 ID:aqP+jXZoo
>>913>>918

【顎鬚を蓄えた、中年の男】
【クロークから覗かせた両手の指先には、幾つもの指輪が嵌められていて】
【足元を覆う古びたブーツは、男の雰囲気を味付け】
【口元で紫煙を燻らす煙草は、煙たさ≠誘発させるだろう】
【そんな男が、歩いてきて】

…――なんだ、頭の弱い…いや、魔具≠ゥ?

【ボソリと、少女の様子を見て呟き】
【クロークから出した手の指先で、煙草を摘んで口から離す】

おい、小娘。

【そして、相手の性格によっては気分を害しかねない呼び方で、少女を呼んだ】

/では!
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 15:08:11.16 ID:B/l8f8Gvo
>>919

【チョコレートアイスの上に、黄金色のマロン・チップが散りばめられ】
【更にその上から、色とりどりのレインボー・スプリンクルが華やいでいる──】
【そんな、漫画に出てきそうなアイスを店員から受け取った少女の目は、きらきらと輝いており】
【よほどアイスが好きなのだろう──しばしそのアイスを見つめて、食べるのがもったいなさそうな様子を見せていた】
【しかし、そうしてばかりだと折角買ったものが溶けてしまう】
【そう思ったのか。名残惜しそうに。それでいて嬉しそうに、あーんと口を開け──】

……んー?

んふー、私の超発明品を認める人が増えてきたのは超喜ばしい事ですね
別に超構いませんよ?
それとも、超早くも私の作った超魔導具の購入を超希望しますでしょうかっ?

【──ぴた。話しかけられたせいか、アイスを食べようとする動きが止まった】
【そして此方も同じく、赤髪の相手の方を振り向いて。にまりと悪戯な笑みを浮かべる】
【どうやらこの少女。アイスにばかり気を取られて、相手の服に施されたナンバーには気付いていないらしい】
【赤髪の彼女へ店員からアイスが手渡されるとしたら、このタイミングで、だろうか──】
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 15:17:05.68 ID:B4h40T950
>>921

「ぬ、マスター、お知り合いでしょうか?」

アタシが知っててアンタが知らない奴なんて、この世界に居ないでしょ。
…どうせあんまり面白く無いんだから、ベンヌはボケちゃ駄目。

「……左様ですな。」

【その男の接近を真っ先に感知したのは、指輪≠ナあった】
【ほんの少しおどけた調子で少女に語りかけると、不機嫌そうな声色にそれを一蹴されて】
【少女がそっぽを――実質、男の来る方を――向くと、飽くまでも穏やかな声で、一言呟く】
【「ベンヌ」と言う固有名詞は少女の会話の相手を指すモノと考えるのが、自然だろうか】

小娘? …誰よ、それ。
アタシに用が有るんだったら、もうちょっと友好的に付き合う気が有るのを見せて欲しかったわね。

「……「マグ」―――言い得て妙と言いますか、或る意味一般的な言葉なのかも知れませぬが。
 そして、生憎と当方、不躾な主を持ちましてな……申し訳無い。 
 して、貴方の我らに求むるところは何ですかな?」

【判り易い反応と言えば、そうなのだろう】
【勝気な印象の少女は、今回は最初から男性の姿に気づいていたのもあって、皮肉っぽい語調で】
【何処か、責めるような言葉を浴びせるが――指輪の方は、終始柔らかな物腰だ】
【一応の警戒心は隠し持っているのかも知れないけども、非礼を詫びる事まで代行して】
【むっくりと頬を膨らませる少女とは逆に、(そもそもそんなモノは無いが)顔色一つ変えない】

/あい、宜しくお願いしますね!
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 15:22:02.09 ID:6BL1OXNNo
>>922
【アイスを受け取った掃除機の少女の振り向いた後に】
【赤髪の彼女も、同じく買ったチョコアイスを受け取って】

ん、発明品?
と言うことは、お嬢さんが造ったということでしょうか?

このあたりで魔導具の開発が盛んといえば
魔術協会がありますが、もしかしたらそこの関係者さんですか?

【随分自意識過剰な少女、などと内心思いながらも】
【赤髪の彼女は、少し空を見上げるように首を捻り】
【「魔術関係と言えば魔術協会」、そう推測を口にして】

ちょっとそこのベンチで・・・
ふふっ、そんな「素敵な乗り物」があれば、ベンチなど不要ですね

【ベンチに座るのは自分自身であって、掃除機の彼女には関係ないことだ】
【くすりと笑うと、受け取ったアイスを手に、露天商隣のベンチへ腰を掛けた】
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 15:32:30.12 ID:B/l8f8Gvo
>>924

んふー、超モチのロンですよ!
だいたい、こんな超発明品を私以外に創れる人がいたら超会ってみたいものです!

【──自意識過剰、というよりかは無意味な自信】
【それを大幅に超えて、頭の可哀想な子、なのかもしれなかった】

【そして先ほどからお預け状態になっているアイスを一口、あむり】
【口の端に、マロンチップやらスプリンクルが少々ついてしまうも、それに気付いたのか】
【綺麗にそれを指で掬い取り、それらをぺろんと舐め取って】

そうそう、超その通りです!
関係者っていうか、超メンバーの一人ですね!
魔術協会研究部門──魔導具開発班
そこで超魔導具の研究をしたり超製作をしたり……
主に私の創っている魔導具は、家電製品を超ベースにしたものですが

【「最も、超例外があったりは超しますけれどね」】
【そう呟いて、またアイスをぱくり】
【早くも唇がチョコレート色に染まりつつあったが、どうやらそのことは気付いていないらしい】
【相手がカノッサ機関員だとも知らず、少女は暢気に口の中の甘味を楽しんでいて】

【赤髪の彼女と、目線を合わせるためだろうか】
【少女はそのまま、ベンチへ移動する相手を追い】
【ベンチの傍で。相手と同じ高さの目線になるよう、掃除機の浮翌遊する位置を調整する】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/12(土) 15:44:08.30 ID:aqP+jXZoo
>>923

【煙草を、足元へ落として】
【ブーツで踏み付けて、火を消す】

クックック…成る程な。
勝気な娘と喋る指輪…

【嘲笑とも取れる笑い】
【幾つも指輪の嵌められた手で顎鬚を撫でて】

差し詰めおてんば娘≠フお目付け役≠ニ言ったところか?
残念だ…それでは俺の目的は果たせそうにないな。

【ベンヌの問いには答えず、男は自己完結する】
【しかし、その雰囲気と、小馬鹿にしたような嘲笑は、相手の神経をさかなでるには充分だろうか】
【そして何より、目的≠ニいう単語が、不気味さを加速させるのだから】


/ちょいと遅くなりました…申し訳ない
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 15:51:43.23 ID:6BL1OXNNo
>>925
【無邪気にアイスを頬張る少女に、赤髪の彼女は笑みをこぼし】
【「では、私も」と、少女と同じくチョコチップアイスに口にして】

あぁ、魔術協会・・・

そういえば、一つ、噂がありましたね
「火の国戦争では、”奇妙な家電型魔導具”が民間人を導いた」とか、なんとか・・・

まぁ、世間で流布する、根も葉もない噂かと思っていましたが・・・

あぁ、申し遅れました―――

私、カノッサ機関の氷の国支部支部長の―――
パッション・プレイと申します

【ベンチに腰をかけたまま、掃除機で浮翌遊する少女に向かって、ニコリ、名を名乗り―――】

【「世界の敵」と名高い、カノッサ機関員にとって、昨年の「火の国喪失」は苦い過去である】
【無論、「解放同盟」のバックに魔術協会が付いていたのならば、紛れもない対立関係だ】

【そして少女が掃除機の浮翌遊調整をすれば、おそらく目に留まるだろう】
【ベンチに腰掛けた彼女のブラウスに刺繍された―――≪No.111≫】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 16:02:41.29 ID:B/l8f8Gvo
>>927

────、ブレイ、ザー……

【「……シティ」】
【小さく呟かれたその声は、果たして相手に届くだろうか】
【火の国戦争と言われて、ブレイザーシティの事が想起されるのは】
【ニュースを見るものであれば──当然の事であろうが】
【どういうこと、だろうか】
【「奇妙な家電型魔導具」の言葉に。ぴくんと少女の肩が揺れた】
【赤髪の彼女は、根も葉もない噂だと言う】
【しかし、火のない所に煙は立たず】
【噂にある「家電型魔導具」と、少女の所有する掃除機──家電製品。恐らくは、魔導具──】
【そこに、何らかの縁が。繋がりが、あるかもはしれず】

カノッ、サ────?

【続いて聞こえた、相手の所属と名前】
【視界に入った、ブラウスのナンバリング】
【それらの情報は、彼女の表情を引きつらせるのには十分すぎるもの】
【如何に世界の。危険な世界の情報を知らない彼女であっても──】
【頻繁にニュースで名前を聞く「機関」のことを知らないわけはなく】
【その上。自身が関与したブレイザーシティ解放戦線の「敵」はカノッサということもあり】
【少女の思考が、真っ白に染まる】
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 16:05:19.38 ID:qKbdC0OtP
>>926

ぐっ。面出すだけ出しに来て、言ってる事がまるっきり意味不明ね。
今時、そんな凄まれ方したところで、騙される娘もビビる馬鹿も居ないってのっ。

―――あッ、ポイ捨てだなんて汚い、さっさと拾いなさいよ、ほら早く!

「……ひとまず、気にしないで頂きたい≠フですが、な。
 尋ね事にしても戯れ事にしても、もう少し判り易い形式を取って貰えるのなら、有り難い。
 私は兎も角、マスターは気が短い…円滑な会話に持ち込むには、協力が要りましょう?」

【いよいよ好印象を与える方が無理であろう行為を眼にして、少女は益々感情を露にする】
【男の事は「小者の悪人」とでも思っているのか、渡り合おうとも力を示そうともせず、睨んだまま脚を組んで】
【煙草を踏み潰した脚を指指して、がなり立てて急かすのを見ると、エコロジストなのかとも思えるけども】

【ベンヌも、接着剤よろしく二者を繕う様だが、男に対しては、確かな不快感を抱いているらしい】
【小川を揺蕩うかの如く穏やかに流れるバリトンのまま、言外に、この会話の非成立を示した】
【―――ぴかり。火神の星の光を分け与えられた様な紅石が一層強く輝く】
【彼のマスターは、気が短い。警告の意味合いを持つ光条は、その烈火たる本質を映しているのかも知れない】

/気にせずいきましょー
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 16:19:47.00 ID:6BL1OXNNo
>>928
あぁ、そういえばそんな名前でしたね、

   「燃える都市・ブレイザーシティー」って

【わずかに漏れた少女の言葉を捕らえ、同じくその都市を口にする】
【半年間であったが、機関と対抗組織においての火の国の攻防戦】
【それは全機関員にとって「薪に伏して苦肝を舐める」程の屈辱だろう】

家電の魔導具・・・なかなか思い浮かばないアイディアですよね
正直「コレはやられた!」って感じで!


【しかしパッション・プレイの発言は「そういう噂がある」といったまでである】
【目の前の掃除機の少女が「直接の開発者だろうか」とは言及していない】

【無論、パッション・プレイの心中は誰にも分からぬが―――】



【そして掃除機に浮かぶ少女の顔を見上げ、にこりと笑うと】

えぇ、その通り、カノッサ機関の人間です
といっても、今は土曜日、私も休日まで仕事をする熱心さはありません

いかに機関員といえども、
公衆の面前で、それも露天商がいる目の前で
誘拐や殺人などするわけもないでしょう


【そして少女の、絶句する様子にも気にも留めずにアイスを頬張り―――】
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/12(土) 16:22:24.12 ID:aqP+jXZoo
>>929

【グリグリと、煙草を磨り潰すように足を動かしていた男は】
【少女の叫びを聞いて、非情に面倒くさそうな表情を浮かべる】

全く煩い娘だ…

【少女の叫びを無視して、男はベンヌに対して言葉を発する】

円滑?
良いだろう、それなら猿にでも解るように説明≠してやろう。

【そして、再び少女へ意識を映すと】
【男は、煙草を踏み付けていた足を動かし――】

お前の持つ魔道具を全て置いていって貰おうか、って話だ。

【――瞬間】
【磨り潰されてバラバラになった煙草の残骸が】
【上昇気流に巻き上げられるように、一度浮上し】

 Ash to Death   . . . . . . .
 死に灰=\―肺まで裂かれろ。

【弾丸のように、少女が座るベンチへ飛来するだろう】
【一瞬、残骸が刃のように陽光を照り返すのが見えるだろうか】
【そして、触れてみる――或いはこれを避けてベンチへ当たるのを見れば解るだろうが、少女の肌やベンチには傷一つ付けられないのだ】
【但し――吸い込んでしまったら=A内側から苦痛が襲うだろう】

/申し訳ねえ…
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 16:34:23.88 ID:B/l8f8Gvo
>>930

……っ、

【自分はさっき。なんと言った?】
【相手が、自身の掃除機を指して。「お嬢さんが造ったということでしょうか?」──その質問、に】
【自分はさっき。なんと答えた?】


   【 「 だいたい、こんな超発明品を私以外に創れる人がいたら超会ってみたいものです! 」 】


【しまった、と彼女は思う】
【もしかしたら、自分がブレイザーシティの一件に関わっていたことがばれただろうか】
【もしばれてしまっていたならば。どうなるのだろうか】


【──そして聞こえた、パッション・プレイの言葉】
【「公衆の面前で、それも露天商がいる目の前で」】
【「誘拐や殺人などするわけもないでしょう」】
【その言葉が。その台詞が。彼女には、こう聞こえた。こう、受け取った】

【「誰も見ていなければ。人気の無いところであれば」】
【「貴方を攫うか[ピーーー]か、していたでしょうね」】

……、は、は
超、常識的な方、なんです、ね

【震える声で紡いだ台詞は】
【ただの、相槌。ただの、言葉】

【相手がカノッサだと知って尚、この場から逃げようとしないのは】
【きっと──逃げたくても、逃げられないのだろう】
【蛇に睨まれたカエルのように。怖さで、身体が動かないから】
【掃除機に、「動け」と指令する思考が、全うに働いてくれないから】
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 16:42:25.03 ID:l2peG4Mh0
【白とも灰ともとれる髪を腰まで伸ばした少女が空を眺めている】

…曇り…。
鳥さんもいない…。

【人形のように整った顔は僅かに落胆の色に染まっている。】
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 16:42:33.83 ID:B4h40T950

>>931

…な、なんですってぇぇー!

【奇襲攻撃≠ナあれば、間違い無く、煙草の破片は余す事無く吸入された】
【然し、少女が男の足元に注意を払っていた事も幸いして、反応は早い】
【ソレらが浮かび上がるか浮かび上がらないか、その刹那に、少女は立ち上がって】
【小さく息を吐きながら、左手側に俊敏なサイド・ステップ その攻撃を回避する】

……なーんて、派手に驚いて見たけど!
詰めが甘いわね、詠唱に駄洒落を仕込むからカラクリが半分バレてるわ。
どうせ、体内に入り込んでから攻撃効果を発揮する術式なんでしょっ――!

【そのまま、白と黒、灰の色にデコレートされたベンチから、更に離れて】
【ビシィッ!!――と、紅い光を纏った指を男に突き付け、八重歯を覗かせ、不敵な笑みを作った】
【先程まで、ベンヌと比べ知能で劣る面が多く見られた少女だが。発想の奔放さと直感では、上を行っている】
【其れに加えて、彼女には「肉体」が存在する―――ベンヌよりも、この考えに至る土壌に恵まれているのだ】

…ベンヌ、戦闘に異議は無いわね!

「……申し立てた所で、結局は強引に事を構えるのでしょう?お嬢様。」

【其処までを口にすると―――「一瞬」を三つ重ねた程度、ベンヌは口を噤み】

「さりとて―――この様な相手には、灸を据えてやる必要も有りましょう。 
 ………無論、最低限で済むのならそうするべき、と但しは付けますが、な。」

【恐らくは、多少は『信頼』を増したのだろう。その様に、受け答えすると】
【少女はニヤリと笑って―――懐から、30p程度の「金属棒」を取り出し、男の方に向き直り、腰を落として構える】
【見ればそれは、頭のないトンカチ≠ニも形容できそうな姿を、備えている】
【これこそが、彼女の武器なのであろうか? ――それにしては。多少ばかり、頼り無さそうだ】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 16:51:42.03 ID:6BL1OXNNo
>>932
【にぃ、唇に指を当てて、空を見上げるように口元に笑みを浮かべると】

あれ、そういえば・・・さきほどお嬢さんは、その掃除機・・・


    「掃除機」を「自分が造った」って

そう、仰いましたっけ・・・



【西には沈みかけた夕日】
【手元は溶けかけたアイス】
【ひゅぅ、冷たい風が吹き】

・・・と、まぁ、そんなことは今や「過去の事件」に過ぎません
私も、今さらその話題を蒸し返す気も、ありませんし・・・

えぇ、私は機関でも”Dove(平和論者)”で通っている方です
ここで「お仕事」をして、一体なんのメリットがありましょうか?

【”Dove(白鳩=平和論者)”を自称する、この機関員の彼女】
【そして「お仕事」といえば、無論「殺人」や「誘拐」のことだろう】

【しかし本人は、今ここで少女に危害を加えるつもりは無いようだが】

そう、こんな話を知っていますか?

「銃が人を[ピーーー]のではない、人が人をころすのだ」という標語ですが
つまり、「道具そのものよりも、道具の使い方が肝心だ」ということですね

私は「誰がその魔導具」を造ったかなどということに興味はありません

【顔を強張らせた少女に向かい、「優しく」「諭す」ように、語りかけ】
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/12(土) 17:02:10.91 ID:aqP+jXZoo
>>934

やはり馬鹿か?貴様。

【相手に術式を看破され、それを回避されて尚】
【男に焦りは見られず、むしろ余裕を浮かべて】
【指揮棒を振るうように、クロークから一本だけ出した腕を振って】
    . . . .
誰が一度だけと言った?

【ベンチに激突した死に灰≠ェ、向きを変えて再び少女へ向かうだろう】
【それは少女を追従するように】
【少女であれば追いつかれず動くことは出来るだろう】
【だが……】

…それが武器か?
まあいい、問題は――

【少女の武器を見て、眉を顰めるも】
【それは直ぐに、消えて】
    . . . . . .. .. .
――何時まで息が続くかな?

【そう】
【問題視したのは少女のスタミナ】
【如何に動きが機敏でも、それを可能にするスタミナは、無尽蔵ではない筈だ】
【加えて、ベンヌとの会話≠していては、それは更に】

さて…では少し遊んでやろう。

【ピンと立てた、左手の人差し指】
【紅い玉を持つ指輪の嵌められた指】
【それを右手で掴んで――引き抜く=z

前方(fore)£壕モ――いや、これは後方も注意か?

【引き抜かれた指は――炎剣へと姿を変えていた】

937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 17:04:51.91 ID:B/l8f8Gvo
>>935

────、

【ぐ、と。少女は奥歯を噛み締める】
【矢張り、気付かれていたか。そんな感覚が、脳裏を巡る】
【──沈黙こそが、答え】
【彼女が、この掃除機型の魔導具を創ったのは、間違いないだろう】

……、カノッサ機関、も
いろんな人が、超、いるもの、ですね

それに──その考えに、は。超同意、です
使う人間が……全てを、超、決めるんです

【「は、は」と──恐怖を押し隠すかのように、苦笑いを浮かべる少女】
【言葉の震えや途切れは、同じく怖さからくるものだろう】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 17:22:25.45 ID:6BL1OXNNo
>>937
(あぁ、やっぱり・・・)

【最初に声を掛けたときから、ある程度は想定が出来ていた】
【家電型式の魔導具など、世の中見ても早々あるものでもない】

【”この少女が開発担当者”―――答えに窮する姿から用意に見て取れる】
【しかしパッション・プレイは、それ以上掃除機の話題に言及することはなく】

昨年の火の国戦争の件、申し上げたように、
「誰が魔導具を造ったか」には興味ありません

しかし、先ほどの、「銃が人を[ピーーー]のではない、人が人を[ピーーー]のだ」というお話
「道具そのものよりも、道具の使い方が肝心だ」とも受け取れる言葉ですが・・・

まぁ、解釈の方法は人それぞれ、私はこう考えますね



         ―――「人を[ピーーー]銃は、人が作った物である」―――



【この言葉は、まるで少女への牽制だ―――】
【”裏で開発しようと戦地に立とうと、結局は同じ”】
【そんな意味を”裏”に込めて、少女へ告げると】



あぁ、そういえば、もうこんな時間ですね
私はそろそろ帰らなければなりません

【彼女は空になったアイスの容器を、露天横のゴミ箱に投げ捨てると】
【ベンチから立ち上がり、夕日を背に掃除機の少女の前に立ち―――】


ふふっ、どうしたんですか?
さっきから固まっちゃって、アイスが溶けてしまいますよ?


【少女から見れば、丁度逆光だ―――】
【―――彼女の表情は、影で見えない】

【どんな笑みを浮かべているか、など】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 17:24:47.66 ID:B4h40T950
>>936

【少女は、円を描く様に動き回って尚も回避を続けるけども 持久力の問題は、確かに有る】
【生物学のミスかと思われる様な身体能力を持つとは言え。それは「同年代と比較して」のこと】
【怪物級の存在が跳梁跋扈するこの世界では、決定的なものでは無いし――エネルギーは、無尽蔵ではない】
【追撃は予想の外であり、額からはつらりと汗が垂れた、が】

それをアンタが知る時は無いわ。
アタシの息が切れる前に、アンタは吠え面かいて逃げるんだもんっ!

【それを理解しているからこそ、此方側の対応はスピーディだ】
【挑発を続けつつも、少女は懐に今度は左手を突っ込み、またも何かを掴む】
【鈍い光沢を放つ、それは―――小さな樽に迫るものがあるかも知れない、金属製の筒】
【例えるなら、「トンカチの頭」の様な、「金属棒」を、補完する存在】

【いま、懐から取り出した、二つの『筒』――それを、渾身の力で投げ上げ】
【射し込む夕日を貫く様に、既に右手に持っていた「金属棒」を、天にかざして】

よっしっ――――ベンヌ、≪ファルゲン・フォルム≫行くわよ!!

【少女は左拳を握り固め、その叫びを上げ / 応、とでも言うかの如く、指輪は更に輝度を増す】
【すると、見る見るうちに、棒が85p程まで延長され、空高く伸び上がって】
【先端から、魔翌力の奔流らしきもの―――焔より紅い鮮やかな色彩を含んだそれが、大量に放出される】
【その間にも、上昇を終えて自由落下を開始していた「トンカチの頭」達は、少女の傍の地上に墜落】

【――――する、その前に。金属棒より迸る神秘の力と惹き合うようにして、空中で微動だにせず停止した】
【次に、「ひきあう」と言うからにその二つは、棒を挟み込むように、両サイドから近付いて行き】
【完全に接触した瞬間―――ひとりでに「留め具」が起き上り、確りと鎚頭のパーツに噛み合い、ジョイントする】

「………――魔装鉄槌=c変成・了………!」

【ベンヌの、珍しくも良く張られた声が――完成した『ソレ』から響いた】
【剣を手にした男を前にした少女に携えられている、その物体は、最早貧弱な金属棒などでは無い】
【ものを言う武器=\―――「炎打撃滅型魔装鉄槌・ベンヌ」。その真の姿である………!】


あんな不確かな形をしているなら、殴り飛ばすのは厳しそうね。
…なら、こう言うのはどうなのっ!

【ベンヌを両手で構え直した少女が言葉を発すると、蓋を開く様にその頭部が“展開”】
【襲い掛かる灰の雲を掃わんと、球形に固められた炎を射出した】
【もし命中したとして、焼却して片付く代物かどうかには、疑問が残るが】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/12(土) 17:46:52.53 ID:aqP+jXZoo
>>939
/ちょっと周囲があわあわしてきたので続行が難しいです
/落ち着いた時に再開…ということでよろしいでしょうか?
/時間軸は別…ということにすればキャラが縛られることもないと思いますが、どうでしょうか?
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 17:48:58.32 ID:B4h40T950
>>940
/諒解ですが、その場合いつごろ戻れるかをおおまかでいいので書いて頂けると助かりますっ。
/時間軸別は承知ですが、戦闘絡みな分、後々の扱いは少し面倒かと、とだけ。
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/12(土) 17:49:10.29 ID:B/l8f8Gvo
>>938

……、私、は。

【人を殺す銃は、人が作った物】
【確かに、そうかもしれない】
【だが──最初に銃を作った人間は、人を殺そうとしたのだろうか】
【人を殺せるモノを創った誰かさんは】
【最初から、人を殺めようとしていたのだろうか】


    ──── そんなことを超、恐れていたら
    魔術師として。技術者として────科学者として
    何一つ、創る事が、できません────……


        ≪ 創れそうだから、創る ≫


    軍人さんには、超分からないかもしれませんけれど
    これは、物創りに携わる人が誰しも持ちうる、本能です

    銃も、爆弾も、核兵器だって────
    最初から、ヒトゴロシがしたくて作った物なんかじゃ、ない

    私から言わせてもらえば、ですね。パッション・プレイさん


           ≪ 人が銃を殺す ≫


    誰かが、道具の使い方を超誤ってしまうから────
    だから……その道具たちは、超壊されちゃうんです


         【 思わず、力が入った 】
         【 思わず、言ってしまった 】

         【まるで、自身の誇りを貶されたようだったから】
         【相手が≪世界の敵≫であることも忘れ──】
         【ただの人間である、技術者の少女は】
         【ぎゅっと拳を握り締め。はっきりと、そう言った】


────ばいばい、マジメな機関員さん
精々、部下と道具の使い道は超間違えないように

【目の前に立つ赤い彼女を、半ば睨み付けるようにして】
【先ほどまで、ずっとずっと強張っていた少女は】
【捨て台詞とも取れる言葉を吐いて、ちろりと舌を出した】
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/03/12(土) 17:53:43.59 ID:aqP+jXZoo
>>941
/ありがとうございます
/無事であれば明日の夜には戻れる…と思います
/それより速く戻れる場合も、したらばの方に書き込みますね
/>時間軸別は承知ですが、戦闘絡みな分、後々の扱いは少し面倒かと、とだけ
/これに関しては、なるべく後に残らない(ダメージ等が)残らない形で進めたいと思います
/こんなことを言っては戦闘の緊張感も無くなってしまいますが…どうかご勘弁を

/それではちょっと行って参ります
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 18:16:47.98 ID:6BL1OXNNo
>>942
「銃」はどこまで詰めても「銃」でしかありません
自衛手段に使いましょうか?しかしそれも結局同じですね

【ふふっ、唇に指を当てて、すこし笑みを浮かべると】

そのお言葉、私からすれば全て「逆説」です

たとえば、マイクロ波技術の電子レンジ
あるいは強行軍持っていた携帯式医療薬品
それから、グローバル・ポジショニング・システム
・・・GPS機能ですね

「科学技術の発展」は「戦争の歴史」と表裏一体です

・・・これは誰も否定できない「事実」ですよ?

【戦地に立つ人間からすれば、戦局を展開する兵器は】
【「科学技術の発展」と切っても切れない関係である】
【「敵より優れた兵器」とは「効率的」という言葉と同義】
【「鶏が先か、卵が先か」そんな議論にも似た問題だが】


【指で輪を作り、「表裏一体です」、くるりと回してみせると】


「創れそうだから、創る」
えぇ、結構な心構えです

しかしその延長線上には「私たち”戦争屋”」がいることを、お忘れなく


では、またいずれお会いしましょうか?
Goodbye,”Swwwweeper(掃除機)”のお嬢さん
貴方の進む道は「掃除機」で吸い切れない程の
「戦争の残骸」であることを、決してお忘れなく・・・

【夕日に映し出された彼女をにらみ付けた、小さな少女】
【しかし、その言葉には確かに一本の信念が通っており】
【それが捨て台詞であろうと、そのまま言葉を受け入れ】

【サヨウナラ、掃除機の少女に手を降り公園を後にした―――】

/ありがとうございました!
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 18:17:36.32 ID:B/l8f8Gvo
>>944
/お疲れ様でした、ありがとうございました!
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 20:28:52.26 ID:B/l8f8Gvo
【街中】

んにゃろなにが
「貴方の進む道は掃除機で吸いきれないほどの戦争の残骸であることをお忘れなく」──
ですかーっ!
て・め・ぇ・ら・が!
超いろんなのを超悪用してるからそんな風に超なるんじゃないですかっ!

【青く縁取りのされている星が描かれた、灰色のポンポンつきニット帽を被っている14、5歳ほどの少女がいる】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【デフォルメされた猫のキャラクターTシャツとタータンチェックのショートパンツの上にフード付のミリタリージャケットを重ね】
【茶色のハイカットスニーカーをはくその足は、寒さ対策なのかなんなのか。しっかりと黒いタイツで覆われていて】

しかも!買ったアイス溶けちゃうし!超最悪です!

【何やら憤っているその少女であったが──】
【──どういうわけか。ふわりと浮翌遊する掃除機に乗って移動していた】
【地面から2mほど浮いているだろうか。人の流れからひょこりと浮いているそれは】
【浮くべきではない家電製品に乗っていることも相まって、目に付きやすいだろう】
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 20:36:31.53 ID:UKLnYoEK0
>>946
…………………
【それを見ている人影】

なにあれ?
掃除機……
【長い翡翠色の髪に、顔全体に包帯を巻き、左目と口と両耳の部分だけを露出している女が不思議そうに見てる】
【両足は膝から下は黒い義足がしてある】
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 20:44:03.27 ID:B/l8f8Gvo
>>947

ったく、こんな日は超抹茶ラテ飲んで気分を超落ち着けるしか──ん?

──、最近、超見られることが多いですね

【最初の方こそ、苛立ちを発散するかのようにべしべしと掃除機を叩いていた少女であったが】
【ふと、見られている事に気付いたのだろう】
【むーん、と唇を尖らせつつ。視線を感じる方を見遣り──】

……、……、えっと
ち、超こんばんは?

(ま、黛さんの超お友達でしょうか……)

【そこに居たのは、ミイラよろしく包帯でぐるぐる巻きになっていた女性】
【年齢なんて、露出されている部位だけで判断するのは不可能に近く──】
【更に。自身の事は棚に置き、相手の奇妙な見た目に面食らったのか】
【今さっきまでの怒りは何処へやら。ぽかんとした表情で、挨拶をした】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 20:57:12.12 ID:UKLnYoEK0
>>948
あら……こんばんは
抹茶ラテはないけどココアはあるわよ?
いる?
【どこからかココア缶をだし】

………失礼ね…人の顔みて…
【相手の様子を見てそういう】

【ついでに彼女の考えは間違ってなくゾンビである】
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 21:00:50.24 ID:aT1EdkR80
【水の国】
【中央都市部、街中】

【一人の人物が街を歩いている】

あぁくそ……疲れたな……早く休みたい……
なんとか物資は届けたが……ふぅ

【後ろ髪が硬そうに固まっている肩にかかる長めのシャギーの茶髪で澄んだ茶色の瞳をして、両の耳に綺麗な銀色のピアスをして左目に機械的な眼帯をした】
【袖や襟などにベルトが付いて、ファー付きフードがある赤いスタイリッシュなエナメル質のジャケットに】
【迷彩柄のGパンの裾をベルトで止めて、歯車のような機械が付いている茶色のブーツを履いた】
【180cm程のスラリとした長身の年齢は18歳程度の少年と青年の境目のような人物】

【背中には身の丈程の長さで、グレネードでも発射しそうな大きな銃口に厚い刃が付いた巨大なワインレッドの銃剣に】
【腰の白いベルトのガンホルダーには銀色の銃身のコルトMKWと、黒い銃身のピエトロ=ベレッタ】

【ぐったりとした体を引きずるように歩いている】
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 21:05:43.55 ID:B/l8f8Gvo
>>949

あ、超本当ですか?
超ありがと────って、だめだめだめ!
知らない人から超モノを貰っちゃいけません!

【どうやら、抹茶ラテ以外でもいいらしい】
【先ほどアイスが云々と言っていた事から、甘いもの好きなのだろう】
【しかし、嬉しそうに顔をほころばせたのも一瞬】
【はっとした表情を浮かべ、相手に差し出そうとした右手をぱっと引き戻し】

あ、え、えと。ち、超ごめんなさい
えっと……、……。。

【相手の言うことは最もだと思い、少女は素直に謝った】
【そして、「何故そんなに包帯がぐるんぐるんなのか」なんてことを聞こうと思ったけれど】
【それを聞く事も、もしかしたら相手が嫌な思いをするんじゃないかな、なんてことを考えてしまい】
【うぅん、と。返事に困ってしまう少女であった】
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 21:09:23.91 ID:aT1EdkR80
/次スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1299931606/
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/12(土) 21:09:43.93 ID:32a+GHqM0
【街中】

ったくあいつめ…勝手にポスターに付け加えるとは…カノッサ・RIP相手に堂々とかかってこいと言うにはいくらなんでも早すぎるぞ馬鹿…

【そんな愚痴を不満気に洩らすのは藍色の着物を着た侍】
【腰には2mもあろうかという日本刀(でかくて邪魔)】

まったくあいつは物事を勢いで…ブツブツ…カノッサやRIPを潰すならコツコツと行くべきであって…ブツブツ…青義は1歩1歩着実に…ブツブツ

【いろいろ「あいつ」に文句があるらしく、ブツブツ言いながら下を向いて歩いている】
【彼にしては珍しく前方不注意である】
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 21:12:58.97 ID:YddG85sN0
>>951
あら?じゃあアナタは知らない人からモノを貰った事がないのかしら?
知らないお店でモノを買った事もないのかしら?
例えば、知らない場所で知らない人に助けて貰ってご飯を出されても知らない人のだから食べないってハッキリ言うのかしら?
………恩知らず
【なんか話が大きくなり、冷たくそう言う】

あら?言いたい事はハッキリいいなさい?
ハッキリ言わなければ話が進まないときもあるわよ?…
【ジーッと相手を見て】
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 21:14:50.29 ID:H/Q8T1E3o
>>950

【――――……たたた、と前方向から聞こえる、足音
それは、その主の体重の軽さを伝えるが、如く――――ささやかな音で
疲れた貴方の耳には、入らないかもしれない】

【故に、かなりの確率で、その足音の主は、貴方へと、そのまま向かってくるだろう
彼女≠烽ワた、何らかの理由のために、前方への注意が不足していた】


――――……ホント、ばっちい性格してるな……
せやけど、実力はほんまもんか――――……もう、逃げ切れそうやないね


【足音の主が述べるのは、ゆったりとした、はんなりの響きを含む、独特の言葉
一般に京都弁と、言われるそれは、どこか、異国の言葉にも、聞こえないことはない】

【純白のふわりとした前髪が凛とした顔たちを強調し、後ろ髪を一本にまとめて尻尾のように垂らし
羽飾りのように、髪の一部を鈴のついたリボンで絞っており、瞳は兎が如く紅い
藍色のレース生地のキャミソールに、同素材のニーソックスと、ロンググローブ
白い振袖を肩を出すように衣のように両腕に羽織っている並乳の小柄な少女】

【彼女はそのまま、貴方へ向け疾走し、このまま行けば、ごっつん、とぶつかるだろう
――――……目を引くのは、彼女の背中の、白い翼、であろうか
身体の半分ぐらいの大きさの、それは――――夜でもクッキリと、映えて】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 21:19:36.81 ID:B/l8f8Gvo
>>954

……それは超極端な話じゃないですか?
大体、買うと貰うとではだいぶ超違うと思いますし

【見知らぬ人間に。ただ街の中で、偶然あっただけの人間に】
【いきなり、妙な言いがかりをつけられて恩知らず呼ばわりされては気分も悪くなるだろう】
【ただでさえ今日は機嫌がよい方ではないのだ】
【少女は、怪訝そうな表情をして不機嫌そうにそう言った】

んー?
じゃあ超はっきりいいますけど、その包帯超どうしたんですか?

【──どこか、つっけんどんな口調】
【今しがたの「恩知らず」発言が気に食わなかったのだろう】
【本当にはっきりと、聞きたい事を聞いた】
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 21:21:32.96 ID:aT1EdkR80
>>955

あ〜帰って早く録画したまどか見てェなぁぁぁぁ………

【心此処にあらず、といった感じに夜空を見つめている】
【当然、避けられる余裕もないのであった】

………って何ッッッ!!!!

ゴフォァァ…………ロケット頭突き……だと……

【ゴッッ!!!と大きな音を立てて激突し、少年は後方に倒れる】
【そのまま仰向けになって腹部を抑えて苦しんでいる】

また……幼女か……最近幼女運ないな……ハハハハハ…ガクリ

【何か呟きながらガックリと項垂れた、恐らく大丈夫であろうが】
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 21:28:09.63 ID:nDo5eNhF0
>>956
あら?確かに極端ね
ふふふ…
【そしてその様子を見て楽しそうに笑う】

簡単な話よ
《醜い顔》を隠すためよ
【そういった瞬間】
【右目の部分だけの包帯をずらして見せる】
【そこには……】
【何もない】
【文字通り……眼球がなく空洞になっていて、何もない】
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 21:29:47.70 ID:B4h40T950
【浜辺】

………――――。

【一言たりとも口にせず、ましてや鼻歌など歌いもせず、少女が歩いている】
【波打ち際の淵をなぞり、潮を孕んだ砂を潰して進む彼女は、齢14ほどと思われて】
【降り積もった雪のような、豊かで真っ白な髪を三つに編んで、二房。サイドに垂らし】
【淡い緑の瞳を守るように黒縁の眼鏡をかけて、真っ赤なリボンが胸元に付いた黒い冬用ワンピースを纏う】

…………、……『温い』です。

【――――我々が知る限りの彼女の第一声は、異常の一言だった】
【少なくともこの地域、この季節で、海の水を温い≠ニ感じる事は、常識では有り得ない】
【もっとも、見方をより根本的に転換してしまえば】
【いくら早春とは言え、脱ぎ捨てた、闇に溶け込む様なローファーと黒ストッキングを、両手に持って】
【灯台の燈が遠くに見えるぐらいの真っ暗な岸辺を散策する彼女は、確かに感覚がズレているに違いあるまい】
【その姿を見て、何を感じるか―――それは、十人十色だろうが】
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 21:32:02.58 ID:H/Q8T1E3o
>>957

【寸刻、何が起きたか、彼女も理解できなかった
頭から、彼の腹部へと突っ込んだのだ――――……視界が、一瞬だが、真っ暗となった
気がついて、頭を、彼の腹部から上げると、今の状況を確認しようと、為す】

【後方に倒れた彼の、上にもたれかかるように、彼女は倒れこんだ
つまり、今頭を上げた彼女は、その軽いお尻を、彼の腰の辺りに下ろし、座っている状態
きょろきょろ、と周囲を見渡した後に、彼女の――――文字通り尻に敷かれている≠ナあろう彼へと視線を向けた】

【仄かに幼さが残るものの、眼前にある端正な顔達の青年は、まだ、頼りになる、とでも判断したのであろうか
紅い瞳が、くっきりと、貴方の顔を、その網膜のスクリーンへと透過して、ソプラノボイスを、唇から零した】


……いきなりな上に、こないな事をした後で、ほんまに申し訳あらへんにゃけど
少々、お主の力を貸してくれやしないか?

――――……ちびっと、厄介ごとに追われてるんだが……っ


【そこまで紡ぐと、ばっと、彼女は身体を後方へと向けるだろう
視線の先には180cmの黒服の男が一人、ゆっくりと、コチラへと向け、歩いてきている
すり、っと貴方の上をするであろう、柔らかいお尻は、彼女の若さ、というよりかは幼さを伝えるようで
感じる体重の軽さは、彼女の存在の軽さを、伝えてくるが、如く】

【――――無論、いきなり、押し倒した上に、こんなことを言われるのだ、断っても無理は無い
そのことが分かっているのか、再びチラリ、と振り向くように、視線を向けて――――……申し訳なさそうな、紅い瞳を注いだ】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 21:35:32.07 ID:B/l8f8Gvo
>>958

────っ、

【ぞわり。背筋に這う嫌な感触が、あった】
【それを抑えるためだろうか。或いは別の要因か】
【少女はぱしりと腕を押さえ。服の上から、強く強く腕を握り締め】

……、目が
──つらそう、です。

【どこか苦しそうな表情を浮かべ。ぽつりと少女は呟いた】
【がり、と】
【握り締められた腕に、服の上から。強く、爪が食い込む】
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 21:42:29.23 ID:osXp46RAO
【路地裏】
【そこを通る者がいるならば気付くだろう】
【築何年経っているのだろうか。外から見ても長年による傷みが見られる路地裏に建つビル】
【その中、正確に言うと二階から喧騒が聞こえてくる】
ひ、ひいいぃぃ〜!

【どうやらカツアゲの様である】
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 21:46:52.29 ID:Xm8AWn7I0
>>961
……アナタが辛そうな顔する必要はないわ
【そう言いながら右眼を隠す】
【更に両足は義足であり】

……ごめんなさいね。私が怖いみたいね
お詫びとして受け取りなさい…
【そう言いながらココアを投げ渡そうとする】
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 21:48:34.50 ID:aT1EdkR80
>>960

あー痛たたたた………お嬢さん……早くどいってって…えっ?

【後頭部を抑えながら立ち上がろうと上半身を起こす】
【そして少女の言葉に眉をひそめて】

厄介ごとに追われてる………?あーいかにもそんな感じのオジサマがいらっしゃる…

たっく……早く帰りたかったんだけどなぁ……幼気な少女のお願いとあっては……
やるしかねぇよなぁぁぁッ!!

まずは高速で離脱だぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!!!

【勢いよく立ち上がると、少女を脇に抱えるように持ち上げようとし】
【成功したらそのまま全速力で黒服と逆方向に走り出す!】
【抱えられている少女はグワングワン揺れるだろう】
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 21:52:17.91 ID:B/l8f8Gvo
>>963

……。。

【ふるふる、と】
【怖くないと、そう言うかのように小さく首を振り】
【力いっぱい掴んだ手を、腕から離した少女は】
【投げ渡されたココア缶を、今度は素直に受け取った】

どうして、そんなことに──、?

【表情は、そのままに。彼女は相手にそう尋ねた】
【醜いとも、酷いとも】
【そんなことは、決して言わなかった】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 21:57:50.26 ID:H/Q8T1E3o
>>964

【――――眉をひそめる彼に、当たり前だ、と感じた
早く休みたい、と疲労を訴える彼へと、負担をかけ、更には都合よく、助けを求める
だから、言葉が先に喉からこぼれそうになった、断られて、厭な顔をされて当然≠ニ、思っていたから】

【故に、その続く言葉と行動に――――……どれだけ、驚いたことか
ふわり、と浮く自身の身体は、強く叫ぶ彼の声は、それこそまさに、夢見心地とも言えるよう、で
微かに開いた小さな唇は、言葉を失い――――少しして、言の葉を見つけた】


……正気か、こないな小娘の頼みやらなんやら聴いてなんになる?
――――金など無いし、恩を返そうにも――――……ひゃっ……!?


【紡ぐ言葉は、ぐわんぐわん揺れる身体に、かき消されて
早送りのように、揺れ動く景色に、思わずぎゅぅと、自身を抱えるその腕を抱きしめようとする】


も、もっと……丁寧に、扱ってくれたら……うれしーんやけど……ふぁ……っ
その、その――――……もう……信じるぞ――――!!


【見かけ相応の、弱気な言葉が漏れるのは、初めての体験、だからであろうか
言葉を紡ぐと、その腕を確かに、感じ取ろうとする
――――……そして、走り出す彼に気づいたのか、黒服も走り出すであろう
速度はあまり早くない、頑張れば、撒ける――――だろうか?】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 22:03:55.63 ID:0LG7m2jCo
【路地裏】


ビタァン!ビタァン!


【路地裏の暗がりに何かを叩きつける音が繰り返し反響する】
【叩きつけられている先は壁。血でべっとりと赤く染まっている】
【叩きつけられているのは肉塊。おそらく元は人であった物であろう】
【叩きつけているのは数本の触手。肉塊を離さないようにしっかり掴んでいる】

………。

【そして、その触手の元を辿ると、そこには塀の上に座った少女】
【アホ毛が一本ぴょいんと伸びた、月光を鮮やかに反射する銀色の短髪】
【左右についた深紅の瞳は、暗がりでも非常に良く目立っていて】
【病的にまで白い肌と小柄な体からは、どこか無機質な感じが漂う】

…………。

ビダァン!ビダァン!

【そんな風貌の彼女の腕には一本の赤い線が走っていた】
【血はもう固まって流れていないが、凶器は足元に落ちているナイフ】
【状況から察するに、叩きつけられている元人間の持ち物だったのだろう】
【彼女は、怖いくらい無表情、無言でひたすら叩きつけ続ける】
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 22:08:20.31 ID:6VFVYSdp0
>>965
……
【怖くないといわれ『そっ…』て感じで横を向き】

ツマラナイ話よ…
6年くらい前に悪魔にとりつかれた父親の部下に
両親を殺されて…
【彼女は話す】

右目をくり抜かれて…両足を切断され…
【淡々と冷たく】

犯されたのよ…妹の前で
【まるで他人事のように】

そして《殺された》
【サラっと】

ね?ツマラナイ話でしょ?造り話と思ってもいいわよ
【フッ……悲しいような微笑みをし】
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 22:11:06.19 ID:aT1EdkR80
>>966

別に何も期待してませんよー!残念ながら目の前に困ってる人がいたら助けたくなっちゃう性分でね!
しかも少女を見捨てて帰ったなんて言ったらボコボコにされるわ!!

【適当な軽口をたたきながら全速力で走り続ける】
【そのまま路地に曲がろうと少し減速しながら空いている手で腰のホルスターから銃を引き抜き】

これでも安全運転なんだけどねぇぇ!!!

こんの……これでも喰らって足止めされてろってんだぁッッ!!

【黒服の足元に向けて三発発砲する】
【飛び出すのは実弾ではなく氷結弾=A当たった箇所を氷付かせる事ができる】
【狙いは足元、機動力を削ぐつもりか、しかし片腕で少女を抱えているため精度は低い】

【当たっても当たらなくてもそのまま路地裏に逃げ込むだろう】
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/12(土) 22:16:16.35 ID:B/l8f8Gvo
>>968

……、犯され、殺さ──、ぅ、え?

え、ち、超待ってくださいよ!
殺された、って……、え、だった、ら……
い、今のあなた、は──?

【殺されたものは、蘇らない】
【それは、崩してはいけない世界の理の一つ】
【だが、目の前の彼女は確かに。「殺された」と──そう、いった】
【それが本当であるならば──】
【──彼女は一体、何者なのか】

【辛そうな表情から一変。動揺と困惑したような表情で】
【与えられたココア缶を、少女はぎゅっと握り締める】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 22:18:55.58 ID:H/Q8T1E3o
>>969

【――――……確かに、軽口かもしれない
けれども、今の彼女にとっては、それは十分に、宿り木となれる、芯の在る言葉
その言葉に少し、自身の身をもたれ掛からせて――――……】


……分かった、安全運転なんだな?……行(我慢)する――――……
それと……その、有難う……


【小さく、紡いだ言葉は、あわただしい夜の喧騒に、消えて、聞こえないかもしれない
それほどにか細いけれども、確かな――――……響きを持っていて
貴方へと縋る、小さな手が、信頼の二文字を確かに伝えてきた】

【黒服の足元に向けて発せられた銃弾、その内二つは地面へと消えたが
一つが彼の足へと直撃、同時に氷結≠ェ始まり、狙い通りに、地面と脚が氷結された状態に
ぐっぐ、と力を入れても、動きもしない――――彼の追尾は、ここで途絶えただろう】

【……安心して、路地裏に逃げ込めるだろうか
彼女へと、視線を向けてみれば、依然、レースの布で包まれた、柔らかい手で貴方を握り締めたまま
不安げな表情を、そちらへと向けているのに気づくだろう、よっぽど怖かったの、か】
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 22:20:57.01 ID:B4h40T950
>>967

……………、………。

【齢にして、14ほどと思われる少女―――それが、貴女の背後の低い屋根から、鴉のようにそちらを見つめていた】
【降り積もった雪のような、豊かで真っ白な髪を三つに編んで、二房。サイドに垂らし】
【淡い緑の瞳を守るように黒縁の眼鏡をかけて、真っ赤なリボンが胸元に付いた黒い冬用ワンピースを纏う】
【そんな彼女は、 月明かりを背に、路の方へ影を落としながら、怖ろしく静かに腕組みしていたが】

【―――――しゅたんっ】
【スレンダーな体格に相応しい、軽くしなやかな音を立てて】
【何を思ったか、仏頂面のままに、触手が乱舞する路地に降り立った】

………――大丈夫、なの?

【そして、眼前の少女に、三歩ほど。小さな歩みで近寄って】
【一聴したところで、果して誰を対象にしているのか判らない、そんな言葉を投げかけるだろう】
【翡翠の珠の様な、輝きに冷たさと硬質さが同居した眸に浮かべるのは―――僅かな、憐憫】
【然し、それさえも、どんなベクトルを持ってこの暗闇の中を響いているのか、分かりかねる筈だ】
【ただ彼女の「眼」は――――“一貫して”、少女の姿を捉えているが】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 22:21:29.38 ID:tm6H0Lez0
>>970
ゾンビよ…
ついでに殺され方は悲惨だわ……心臓をえぐられたから…
嘘だと思うなら見る?心臓ないわよ?
【カッターを取り出しながら】

経緯聞く?…つまらなくって笑える話よ?
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 22:27:59.73 ID:B/l8f8Gvo
>>973

(やっぱり超黛さんライクな人だった──!?)

って、超!超待った──!
ストップ!超ストップ!
超ダメです!やめてください!街中で超スプラッタショーは超勘弁です!
自分で抉んないで!超お願いします!

【カッターを取り出したところから、きっと皮膚を切り裂くつもりだとでも思ったのだろう】
【ココア缶を握り締めつつ、思いっきり叫ぶ少女】
【それにしても先ほどから超、超とうるさい少女である】

……、うぅ
超気になる話ですけれど──あ、あなたがよろしければ、超聞かせてください
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 22:33:13.86 ID:aT1EdkR80
>>971

礼なら………逃げ切ってからだなッッッ!!!

よっし一発命中だぜやったぁぁぁッッ!!!!!!!逃げ逃げッ!

【そのまま路地裏に入り、ゆっくりと歩きの速さへと変化する】

もう…大丈夫そうだな…よし、この辺で

あー疲れ………たな畜生が………ハァ……ハァ…ぜっゼッ…

【少女を丁寧に降ろし、自らは路地裏の壁にぐったりと持たれかかり】
【そのままズルズルとへたり込んでいく】

で、何で追われてるわけ…?天使ちゃんよぉ……そんくらいは教えてくれよ

【肩で息をしながら伏し目がちに少女を見つめる】
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 22:39:50.87 ID:0LG7m2jCo
>>972
/わわっ!絡まれないと思ってお風呂に入っていて、今気づきました!
/大慌てで書いてきますのでもうしばしお待ちください!
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 22:40:02.83 ID:qaffbHY/o
>>896
【構えをとり、油断無く護を睨みつける谷山】
【隙を見せることはないが、HelloWorldの目の一つが、腕の傷を捉える】
【血が出ている。本来数式……無機物により形作られるそれは、傷が付いても何も噴き出すことはないと言うのに】
【ついっ、とアートマンの傷跡に指を走らせる】
【指に血が付着したのをしげしげと眺め、血のついた指に舌を滑らせる】

……鉄の味は、しない。
……そして、力が抜ける気配……、コレは、成程、そういう事か。

【口の中で血のような物を転がし、味を確認】
【鉄の味がせず、力を感じる。ならば、結論は限られる】

……魔翌力。
傷から魔翌力を失わせるのがお前の能力、か?

【すぅ、と目を相手に向けて】
【左足を前に出し、右足の筋肉を引き絞る】
【長引かせると不利。ならば、直ぐに決めようとそう決めた】
【ノイズのよな音が響き、数式が谷山に纏わり付く、数式は、その性質を変えたが、気づくことはないだろう】
【気絶の数式ではなく、痛覚データを神経に叩きつけるための数式】
【触れれば全身に激痛が走るだろう】
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 22:41:20.07 ID:B4h40T950
>>976
/了解です
/ただし私、時間と眠気限界的に1時か二時ぐらいに撤退してしまうかも知れないです、ごめんなさい。
/あと、緊急地震速報が関東に来た場合は逃げるかも知れません、こちらも事前にお知らせしておきます。
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 22:46:39.16 ID:H/Q8T1E3o
>>975

【降ろされた彼女は、地面へぺたん、と座り込み、肩で呼吸をする彼へと、心配げな視線を向けると
ぎゅっと、小さく、自身の手を握って――――……そして、言葉を紡ぐ】


アイツは、わっちの上司、といったトコだ
建前≠ヘ、わっちの不出来を教育する、というトコか

……そこに、私情が混じった……そないな感じかね


【紡ぐ口数の少なさは、きっと、貴方に心配をかけさせないため、か
それにしても、と言葉が漏れて、立ち上がり、ぐいっと、彼女は貴方へと近づこうとするだろう
爪先立ちをして、視線を上へと向けて、貴方と頑張って、視線を合わせようとして、言葉を零す】


それにしても、けったいな人やね――――……こないな目にあったのに、わっちの心配とは
……何かお礼をしたいのだが……その、さいぜん言ったように
お金もあらへんし、かといって、なんもでけへんから……その


【両腕を、背中で一つにまとめて、貴方へと、そっと身体を前向けに強調するような体勢
スレンダーな体躯に、それなりのメリハリがついて、低い身長ながらも、中々に形には為っている、か
そっと、注ぐ視線は、どこかじぃ、っと貴方に集中しているようで……仄かに頬を紅く染めている】

【何かしらのお礼、を考えているのだろうか――――しばし、沈黙が続く】
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 22:51:41.88 ID:YddG85sN0
>>974
あら?ダメかしら
【そう言いながらカッターをしまう】
【ついでに超は余り気にしてないようだ】

別にいいわ…
【そして彼女は話す】
【彼女を殺した悪魔にとりつかれた人は彼女の妹に殺され】
【自分は死んで魂になった際、その悪魔に契約を持ち掛けられた。『生きたい』という願いを】
【その際に屍人(ゾンビ)として蘇った】
【……だが、それは悪魔の罠だった】
【蘇った際に、記憶を書き換えられた】
【犯人は知らない人。死んだのは妹で、自分は右目と両足を失ったが、復讐の為に悪魔と契約したと……】
【だが実際はその悪魔が黒幕で】
【一緒にいさせる内に、だんだんと彼女の身体の主導権を奪い成り代わる為だった】
【記憶が戻った際、既に遅く……妹と再会するも悪魔に身体を奪われ、二度目の《死》を迎えた】

【……だが、ある戦いの際に二人の男により自分の魂を呼び覚まされ、悪魔と分離され】
【その悪魔は二人の男により消滅された】

【分離された際に自分の《生きたい》という気持ちで起こった奇跡なのか】
【はたまた、長い間、悪魔にとりつかれた要因なのか】

【彼女は再びゾンビになった】

【そう語ると】

……私はコレを能力と仮定し…こう名付けたわ

 ネクロ・サイクル
《輪廻転生》と
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 22:52:19.43 ID:0LG7m2jCo
>>972

………。

【別の声が耳に入り、触手を動かすのを止めた】
【肉塊はずるっと音を立てて壁を這うように地面に落ちて】
【真っ赤な血溜まりは何度も叩きつけたときに泡立っている】

【触手をそのまま伸ばしたまま、身体を声の方向へくるりと回す】
【そちらの姿を視界に捉えると、
 機械のように左上から右下に視線を動かして】
【眺め終わると、一度だけ瞬きして一度だけ息を吐いた】

【その間も表情は張り付いたように無表情から変わらない】

………。

………知り合い…?

【ようやく開いた言葉は、触手の動きを伴って】
【触手は指さすように肉塊へ向いた】
【仮に知り合いだとしても分からないぐらい、ぐちゃぐちゃだ】

/了解です!安全第一ですので、やばかったらいきなり落ちてくれてもかまいませんので!
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 22:57:39.56 ID:aT1EdkR80
>>979

【少女の説明に、眉を潜めて首を少しかしげるようにして】

上司ってなんかの会社か組織か………?
まさか荒事系じゃないだろうな………しかし仕事に私情を持ち込むたぁとんだ馬鹿野郎だな

そんな危ないブラックな所辞めちまえよ

【ぶっきらぼうに言いながらゆっくりと立ち上がる】
【重たいのか、背中の巨大なワインレッドの銃剣を外し、壁に立てかける】

あーいいっていいって……こっちが好きでやってんだからさ……
まっあれだ…こっちも仕事≠ンたいなもんだから

Justice≠ツー自警組織の一員なんだ……おっと名前がまだだったな

おれは番怒 氷山……君の名前は…?

【後頭部を掻きながらばつの悪そうな表情になり】
【苦笑しながら自己紹介し、相手の名前を聞く】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/12(土) 23:03:48.04 ID:B/l8f8Gvo
>>980

……な、なんだか、超壮絶な人生、ですね
悪魔に、屍人──せ、世界は超、広いです

【殺人も。悪魔も。屍人も】
【今まで彼女が生きてきた人生においては、あまりに関わりの無い出来事】
【人殺しくらいは、ニュースで頻繁に見聞きしていたが、ただそれだけで】
【悪魔だって、ただの一度──彼女の友人の所有物に取り憑いていたものと戦った程度】
【もしかすると、そんな。物語の中に良く出てくる存在は、この世界には多いのかもしれない】
【本来この世界で生まれた人間でありながらも、彼女はそう、思い】

 ネクロ・サイクル
≪輪廻転生≫────まるで、世界の理を覆してしまう能力、ですね

それに……それって、もしかしたら──
本当の意味で、死ねない身体になってしまったって、ことでしょう、か?

【ふと疑問に思った事を、尋ねて見た】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 23:04:13.55 ID:H/Q8T1E3o
>>982

【――――……その問いに、微かに、表情を暗くした
凛とした顔たちであるが故に――――……暗い表情はより暗く、感じられてしまうだろう
それを知っているのか、直ぐに、表情を緩め、心なしかの微笑を向けた】


ああ、組織、とゆぅんだろうな……確かに、辞めたいと思ったのは何ぼでもあった
せやけど――――契約ってのがあって……それで……


【そこからは紡がない、どこの組織なのかも、告げないのは何かの理由があってだろうか
それを裏付けるようにJustice=\―――その名に、微かに、表情が揺らいだ】

【それでも、その表情は長くは続かない、自己紹介されたなら、自身もしなければならない、と言いたげに
表情は凛とした、雅な雰囲気を纏うようで、低身長でなければ、それなりに格好もついただろうに】


瑠璃≠セ、瑠璃・カンパネルラ、宜しくな、氷山
――――っと……その、だな、わっちにも出来るお礼≠見つけたんやけど……


【やっても良いか?と、そんな言葉を付け足してみた】
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 23:11:24.90 ID:nDo5eNhF0
>>983
そうよ……世の中にはね…私みたいな日蔭にしか生きれない人が沢山いるの…
……あ、先に言うけど私は世間一般的に言う悪人だわ…
そのバランスをひっくり返して見せたいの…世界には沢山そういう人がいるって…
【彼女にサラっと言うが】
【………そんな悪人には見えないだろう】

死ぬわよ…ゾンビは頭を潰されればね
日の光もダメよ…身体がダルくなるわ…
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 23:14:32.16 ID:B4h40T950
>>981

【眼を覆い、耳を塞ぎ、鼻も詰まる様な、凄惨極まりない光景】
【その渦中に自ら身を投じて、その事自体に対しては、この少女は眉ひとつ動かす事が無い】

【触手が肉塊を指し示した途端、「それは違う」と言いたげに、彼女は首を小さく横に振って】
【人工物めいた、触手の少女の座す塀の前へとと、更に歩み寄る】
【其れから眼鏡のズレを右手で直すと、赤黒い血に染まった少女の腕と、足元のナイフに鋭い視線を向け】
【そのまま、危険な緊張感と、得体の知れない不気味さを漂わせながら硬直―――】

…………――大丈夫、みたいだ。

【―――したのは、たった一秒ぐらいの事】
【少女の顔を一瞥すると、ふわり。月下に穏やかな笑みを咲かせて】
【推察するに、何時からかは知らないが先程まで、怪物の少女の『傷』の事を気に懸けていたのだろう】
【途轍もない視力の持ち主では在るが――そこを考えなければ、一番明快な答えは、それだ】

【先程までの、冷めた刃の切っ先にも似た緊迫が馬鹿馬鹿しくなるような笑顔だが、肉塊への同情は皆無らしい】

………ところで、君。
一つ、お願いが有るのだけど。

…………そこの死体、私に少し、分けてはくれないか。

【そこからややあって―――少女を見上げていた彼女の瞼が、苦しそうに鎖されて】
【人の声より、獣の唸りに近い声に、その喉の震えは変わっていく】
【それでも絞り出したのは、冷静さを繕い尽くした結果、却ってそこまで危機的には聞こえない言葉だが】
【膝を抱え込むように血だまりの中にしゃがんだ少女の額には、じっとりと汗が滲んでいた】
【『目的』は不明であれど―――同じく「人で無い」であろう貴女に、その焦りを伝えるには十分だろうか】
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 23:17:24.47 ID:aT1EdkR80
>>984

ふぅん……なんか大変そうだな……まぁ困ったらウチに助けを求めてこい
契約なんて関係ない…肝心なのはお前の気持ちだ…

最近はわざと心を追い詰めて契約しか選択できないようにするゲスヤローもいるからな
まぁ…いいか…

【話がそれたので適当に切って終わらせる】
【追及も特にしない、あまり私情に首を突っ込むのも良くないと思ったからか】
【ちょっとしたアドバイスだけをして】

はいはい瑠璃ちゃんね…ヨロシクーー

いやだからお礼はいいって……しかもやってもいい?≠チて…
児ポ法に抵触する展開しか思い浮かばねーぞ

【冗談まじりで呟きながら路地裏の出口の方を向く】
【あまり路地裏に長居するのもよくない…と考えたのか】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 23:24:04.88 ID:B/l8f8Gvo
>>985

(……今日は、超文字通り悪運なんでしょうか)
(氷の国の支部長さんといい、この人といい──)

……、悪人さん、ですか?
でも、全然超悪人さんには見えませんけど……?
それに──日陰にしか生きられない、って……

【さらりとそんなことをいう彼女に対して、またも少女は困り顔】
【日の光に当たれないという相手は確かに文字通り、日陰にしか生きられないが】
【社会的な意味での日陰にしか生きれない人間には、思えなかったのだ】

……、超バイオハザードですね

【※失礼】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 23:27:00.22 ID:H/Q8T1E3o
>>987

【干渉し過ぎない態度に、ありがたさを感じて――――……どこか、作り物、であった彼女の表情が
そっと、雪解けを見せて、くすっと、仄かに微笑を、春の訪れを感じさせた】


そうだな、困ったらやっかいになることにしよう
……ありがとう、さすがJustice≠セな


【――――そして、その突っ込みに、図星だったようで、ビクッ、と反応した
……数刻、それをかんこーしようか悩んだ様子であったが、彼の視線を察してか、その言葉を飲み込んだ
どうやら追っ手も来ていないようだ、ここらで別れるか、と――――心で判断を下した】

【それはきっと、心からの判断、とは言えないかもしれない、正直に言えば、もっと、お話したかった
他愛の無い話でも、くだらない触れ合いでも、一つ一つの体験が、大切なことだって、知ってるから
でも、と考えてしまうのは――――色んな理由があって……だけど】

【ぐー≠チと、まるで文字が路地裏に浮かんできそうなほど、にテンプレな音が、響いた
音の発信源は、言わずもがな、彼女の方を見てみれば、まるで紅いシロップでも零したように、染まっていく
まあ色々考えていても、まだ貴方と居たい、と思う身体の方が正直であった、というところであろうか】
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 23:28:06.79 ID:0LG7m2jCo
>>986

………!

【数歩をこちらに近づけば、警戒しているのか視線を固定して】
【先程までの行動で真っ赤に汚れた触手をそちらに向ける】
【気づけば、触手の先端は非常に鋭利な形に変形しているが…】

【見るからに無感情な反面、他人の心の中を察するのは得意なのか】
【殺気、敵意が無いと判断してすぐさま引っ込めた】

……。

………わかった

【やはり、彼女にとっては肉塊は彼女にとってどうでも良い相手だったようで】
【特に、反発することなく、快い返事をした】
【彼女の服の袖から、さらに数本の触手が伸びていく】
【先ほど叩きつけていたのは打って変わって】
【自分が血で汚れるのを避けるように肉塊と一定の距離を取って】
【丁重に、触手で抱えるようにしてそちらに差し出す】
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 23:28:28.17 ID:uTAnZZYN0
>>977

えぇ、それが僕達の能力のまず『最初の一つ』です、
魔翌力を相手の戦闘する術を失わせて、戦闘不能にする。
【護は、谷山の言葉に返事を返す】

これなら、戦闘で誰も命を失わなくて済みますでしょ?
・・・・僕が闘うのは今も昔も誰か護る為で、
もちろんこれからもです、
僕は護るだけであって、誰かから何か奪うのは別の話です
僕には『奪う』という行為なんて要らないんですよ。谷山さん
【そう自分の信念を瞳に宿らせて、付け加えた】
【きっとその想いが、この能力の、そして彼の動力源なのだろう】

【谷山が飛び散らせたその魔翌力は、護の周りを漂っている】
【それは、まるで谷山を彼に近づかせない為の様に】

・・・・さて何やらヤバそう・・ですね
【と、腕を見て後ろへ踏み出すだろう】
【次来るであろう攻撃に備え一旦、彼と距離を取ろうとしている様だ】






992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/12(土) 23:29:43.40 ID:ezY5YHF/o
【路地裏】

…………。

【漆黒のローブを着用し、人目を避けるかのように深くフードを被る少女がいる】
【フードの隙間から覗くのは、くすんだ銀色の髪と】
【りんごのように透き通った真紅の左眼に、固く閉じられた右眼】
【小型拳銃をローブに括りつけ、翡翠色の指輪を左手中指に嵌めている】

【少女の足元には、額に銃弾によって貫かれた穴がある男が転がっている】
【傷を中心に血溜まりが広がっており、傍からでも男が死んでいることは一目瞭然だろう】
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 23:36:59.62 ID:xedSFtxf0
>>988
あら?悪には悪の正義と目的があるのよ…
……正義の反対は別の正義みたいなモノよ
正義と悪は誰が決めた?それは多数決により決められたモノと同じよ…
例えばモノを盗んで生きてる子供にとっては盗みは自分が生きる為の日常…けど世間一般からすれば悪よ
それと同じ…

……私はね…社会的に…世間からはみ出てる人達…その人達が無事に暮らせる天秤のひっくり返した世界がみたいの……
私みたいなのがコレ以上増えないためにね……
もっとも…私が《R・I・P》に入った理由は最初は違ったわ…
ここからは黙秘権を使うわ…
【そう言い】

………それは言わない約束よ
【そう言いながら微笑み】

…にしても、その掃除機…いいわね。私の義足も浮翌遊能力みたいのが欲しいわ…
【ちょっと羨ましいように見てる】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 23:38:36.46 ID:aT1EdkR80
>>989

まぁ俺は末端だからさー小さな事を積み重ねる事しかできない訳よ…
影響力があるわけでもなし、強いわけでもなし……

【やれやれと肩を竦めながらそう呟き、一歩踏み出そうと…】

【少女から発せられる腹の虫にガクッっと膝が曲がり、前方に倒れそうになる、】
【苦笑し、眉毛をヒクつかせながら振り向き】

【溜息をついて瑠璃へと向き直り、微笑みながらため息を吐く】

しゃーないな……どっか飯食って行くか………人が多い所なら見つからないだろうし

んじゃ行くとすっか………財布にどれくらいあったっけ……?

【恐る恐る財布の中身を確認しながら繁華街の方へと足を運ぶ】
【早く来いと言わんばかりに手まねきしながら】
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/12(土) 23:39:11.90 ID:qaffbHY/o
>>991
そうか、其れがお前の戦術、護る戦い。

【そう言って。HelloWorldを霧散させる】
【解除さえすれば魔力は失われない、そう判断して】
【腰の刀を抜き放ち、左手をきしきし、と動かした】

元々、能力らしい能力なんざ持っちゃいなかったんだ、俺はよ。
只素早く、思考が早い、其れだけの男だ。
だがなぁ……ッ!俺には俺の戦い方がある。
俺は、“手段”を選ばない。鬼畜と言われようとも、卑怯と言われようとも。
目的を達成できるならば、手は選ばない。
俺は“達する”為に、戦う。その為には、腕を犠牲にしようと、この生命を失おうと構わない。
“死んでいい、奪われていい”。俺一人が奪われるなら、いくらでも差し出そう。
報道で世界を救う。其れが俺の戦い、俺の信念。
魅せつけて、やるよ、護。

【糸がきりきり、と趨っていく】

色々、修行しておいて良かった。

【糸が腕に全身に絡みついていき、身体能力をバックアップした】
【左手の拳部分には、糸が絡みつき、斬撃を防ぐ為に装甲を強化し、拳にバンテージの様に糸を巻きつける】
【左腕の付け根が動き、真後ろを向いた。生身ではありえない、義手故の動き】
【掌の人工皮膚が剥がれ、穴を顕とし、そこから火薬が発射、起爆】

行くぞ、オ゛ラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

【起爆の衝撃で爆発的加速】
【刀身にも糸が巻き付いているため、切り裂かれることはないが、当たれば凄まじい衝撃が襲うだろう】
【爆風の高熱をまといながら、拘束で横薙ぎの斬撃が護の鳩尾狙いに放たれる】
【回避が難しい速度だろう】
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 23:39:47.26 ID:9FJiPlWSO
【――――風の国、ルクシャトリス=z
【古代から、今までの、悠久の時の流れを風に溶かした町の外れ】
【遺跡と町とを一望できる丘の上に――ぽつりと一つ、影があった】

――……好い風だな、本当に……此処からじゃ何も聞こえないことが、少し歯痒いけれど。

【羽織った臙脂色のジャケットに、無地のシャツ。ジーンズを穿き、ミリタリーブーツを履いて】
【肩ほどで無造作に切られた髪は、夜空にも似た濃藍色。瞳は、凪いだ夜更けの湖面のような墨色】
【儚くも凛とした佇まいの、中性めいた白皙の痩躯――腰には短刀と太刀、合わせて三振りの刃を帯びている】

(……ああ。何時になく、感傷的な気分だと思ったら)
(重ねていたんだな、オレは。……この町に、昔見た風景を)


……にしても、寒い。そろそろ宿に帰るべきか?これは。

【影は芝生に腰を下ろして、ぼんやりと。眼下に広がる景色と、頭上を覆う星空とを眺めている】
【それは酷く穏やかに見える、ほんのひと時の安息。戦禍と次の戦禍とを結ぶ間奏】
【心なしか、時間もゆったりと――この微風のように――流れているように思える】

【しゃら、と。影の胸元に下がった青水晶のリング・ネックレスが、吹く風にちいさく揺れて――】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 23:47:35.54 ID:H/Q8T1E3o
>>994

【――――……そんな事は無い、とその呟きに、返す言葉を一つ】


その小さなこと≠ナ、わっちみたいに救われる者もおるんだ
それはとっても、素晴らしいことだと思うが?


【勇気付けようと、そんな事を言ってみた、ものの、見事に言葉を粉砕する腹の虫
――――……なまじ、カッコつけた分、三割り増しぐらい恥ずかしさが飛来
ぼんっ、と小さく羞恥で爆発する音が聞こえたり、聞こえなかったり】


……その、だな……えっと……かんにんして(ごめんなさい)……っ……
つい、氷山のお陰で、安心してしもて……ほして、思い出だしたみたい……


【向ける顔が無い、といいたげに、ぎゅーっと、顔を下方向に向けて、たたた、と走って直ぐ側へと行こうとするだろう
そして、まるで隠れるように、彼の直ぐ側へと、服の裾を掴んで、歩き出そうとするだろう】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/12(土) 23:50:33.40 ID:B4h40T950
>>990

…………―――助かる。非常に…!

【自分の方向へと伸びた触手に、感謝のしるし。精一杯の微笑を捧げて】
【堪え切れずに荒々しい呼吸を始めながらも、らしく言うならば「ブロック」と化した肉を受け取る】
【その際、「危ないから、離してくれ」と、手で払い除ける動作に、小さな声を乗せた】

【真っ赤なリボンがより鮮やかな真紅に塗れていくのもお構いなしに、一抱えどころでない塊を抱き込んで】
【口元に光る、人外の証左たる左右一対の鋭牙を、躊躇いもせずそれに突き立てた】
【おぞましい接吻―――むしゃぶり付く唇が擦れ合うたびに、ちゅぷちゅぷと尋常でない音を漏らして】
【ストローでジュースを吸い上げるのとそっくりな擦れが、数秒おきに聞こえてしまう】

………ッ、はぁ、はぁ、はぁ…っ。
……………大分落ち着いて、きた………。

【不快極まりないコンサートの終焉を飾るのは、肉片が路地に叩き付けられる、パンキッシュな重低音】
【人中や口周りに付着した血を右手で拭うと、本人が語る通り、冷静さを取り戻した声を発し】
【先刻まで、生命の危機に燃えた瞳には、突き刺すが如き冷たさと酷薄さが復活した】

…………こんな形となると、血の冷凍保存は難しそうだが。
……感謝する、名も無きモンスターさん。

【立ち上がった彼女は手をぱちぱちと払い、首を大きく廻して、キツい結び目のついた三つ編みを揺らす】
【再び目線を塀の上の少女に合わせて紡いだ言葉は、どうにもこうにも、冷めていたが】
【こくりと首を揺らして一礼する所からすれば、確りと感謝の気持ちは持ち合わせているらしい】
【其れを読み取るかは―――少女の心の『基準』によるだろう】
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 23:55:48.82 ID:B/l8f8Gvo
>>993

──正義と悪、ですか……
「物事には全て、理由がある」──
あのもやしなら、そう言いそうですね。

でも──あなたのいう、天秤がひっくり返った世界は。
きっと、今の世界とそう変わらないんじゃ……

【彼女の語る、正義と悪】
【その思想を聞き。思った感想を再び正直に告げ──】

……へー。あーるあい、──、≪R.I.P.≫?
え、うそ。超まじですか?
カノッサ機関の支部長さんに続いて≪R.I.P.≫?
え、なにそれ。超利織ちゃんラッキーディなんですか。それとも超アンラッキー?

【うん。あーるあいぴー。そうだねテロ組織だね】
【今日の昼過ぎ。南雲利織、カノッサ機関氷の国支部支部長と遭遇】
【今日の夜。南雲利織、≪R.I.P.≫構成員と遭遇】
【──嗚呼。なんて巡り合わせ】
【こんなに物騒な面子と立て続けに出会う人間も、早々居ないだろう】
【少女は、再度表情が一転。怯えを通り越して唖然とした表情で、ぶつぶつとそんなことを呟いていた】

ん、えっと、超ごめんなさい、です。

──、で、えっと。掃除機でしたら1機の価格は3万!
義足だったら──そうですね、1本につき1万くらいがいいでしょうか
この魔術協会の天才こと南雲利織ちゃんに任せればどんな魔導具だって超お任せあれ!

【言わない約束と言われて、やっぱり素直に謝って】
【続いて紡がれたのは、なんとも奇妙なセールストーク】
【この様子から見るに、魔導具の販売が彼女の主な収入源なのだろうか】
【それにしても、見境なし、である】
【或いは、魔導具を欲しがっている人間に対しては条件反射でこうなってしまうのかもしれないが】
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/12(土) 23:55:50.89 ID:aT1EdkR80
>>997

あぁ……そうだよな……もっと誇りに思わなくちゃな
ありがとな、瑠璃ちゃん………

【微笑みながら感謝の言葉を口にする】
【こんな自分でも誰かを助けることができた、救えた、それが嬉しかった】

【水の国――中心都市部――繁華街】

さて、どの店に入りたい?あんまり高級過ぎないならなんでもいいよー

(さて追っ手は………どっかにいるか…?)

【キョロキョロと周辺を警戒しながら何の気なしに問いかける】
【辺りには一通りの飲食店は揃っている】

【片手は腰にやり、何時でも銃を抜ける体勢だ】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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