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【散ればこそ】能力者スレ【いとど桜はめでたけれ】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) :2011/03/28(月) 00:38:11.88 ID:O02cZSwg0
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。
【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1300979336/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/

ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 00:48:35.58 ID:CUy+co4Io
>>1乙ー。
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 00:49:04.55 ID:nGKTV3PDO
>>1乙ー!
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 00:49:41.52 ID:8UYHRBGSO
>>1乙ゥッ!
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage saga]:2011/03/28(月) 00:53:49.41 ID:0DNLiSFuo
いちおっつー!!
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/28(月) 00:58:57.88 ID:L9iyPn9Mo
>>1
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/03/28(月) 00:59:27.52 ID:cYRZhcSoo
>>1
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 01:00:41.38 ID:1X+J0BYw0
>>1乙ッ
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(秋田県) [sage]:2011/03/28(月) 01:10:07.63 ID:76pharJ0o
>>1
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) :2011/03/28(月) 02:21:34.71 ID:2b3354yNo
>>1
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 02:25:03.26 ID:S02Z5XqDO
>>996

ふ、ふ……それは嬉しい申し出だね
私にとっても今日は運がよかったよ、フォルス君
なんたって、私の愛に応えてくれる人が1人増えたんだから、ね?

ふふ、あは、は……!
楽しいよ、とても、とても、とても、とても──!
「今度」が待ち遠しい。違うかい、フォルス君?

【端正な、張りつけたような笑みは最早消えていた】
【あるのは、どこか歪んだ笑み】
【それこそ、カノッサ機関にしかいてはいけない人間が浮かべるような──其れだった】
【『蝶』──?】
【否。今の彼女は】
【蝶の振りをした、蛾だ】

【立ち上がったフォルスを見ても。シズリは席を立たなかった】
【恐らくはまだこの店に留まるつもりなのだろう】

あぁ、もちろん代金は私が払うつもりだったよ
私はしばらく、ここで余韻にでも浸ってようかなーぁ?
それじゃあ、フォルス君

  【そして】
  【彼女は、言った】


   ────『またね』
   『愛してるよ』────


【──それは】
【恋人同士が紡ぐかのような】
【吐き気を催すほど甘ったるい、言葉だった】
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 02:25:44.17 ID:S02Z5XqDO
/>>1乙、『愛してるよ』
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/03/28(月) 02:29:38.33 ID:wz8czefAO
>>1乙の極み

>>997
───《時は流れる川である。流水に逆らわずに運ばれる者は幸せである。…私自身、何故自分が此処に居るのか解らない》

【流されるままに、"確かに夢遊病"と言い換えても、構わないかもしれない】
【"ソレ"は空中に浮かんだまま、念波を返す】

───《"目覚めには光"。朝起きても、外が暗ければまた寝てしまう》

【騎士が放った光を鍵として、"ソレ"は覚醒したと言う】
【先ほどと変わって、成人男性程度の体躯はあるだろうか】
【頭部は髪が見られず、スキンヘッドのようだ】
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 02:32:04.18 ID:O02cZSwgo
>>999

目的なしに暴れたいから、って奴なら……そうだな
多分、水の国だの聖都だの、目立つ所を狙うな
逆に言うと、それ以外の場所は理由なきゃ狙われないんじゃないか?

……ま、そりゃいいや

【話題の移行に伴って、先の話題は一度区切る】


ああ、おかしいね。とんでもない話だ
そもそもこの世界、組織の所属なんざ自分の意思で決められる
能力者なら尚更だ。理由が有って云々言う奴は、ただ動こうとしないだけだ

そしてカノッサに居る以上、それは自分の意思だ
人殺しを日常的に行って、誰かから奪う事は呼吸も同じ。そういう組織にな
私だけじゃあない。カノッサに居る連中は全員、そういう立場に望んで座ってるんだよ

悪い事は悪いって真っ当な神経してりゃ、そもそもカノッサになんか居ないんだ
カノッサに所属してるって時点で、そいつはもう悪党。この辺りは……正義連中、勘違いしてそうだな

【テンションを変えるでも、声の調子を変えるでもない】
【ただ、思う事を並べているだけ。それだけの事、だからこそ】
【この言葉には、芝居じみた意図は混ざらない】


お前は確か、善悪どっちにも降り切れてない善人よりだったよな?
カノッサに敵対するってんなら、はっきりそういう立場を示しとけ。仲間簡単に見つかるぞ
敵対しないんだったらカノッサに寄りかかっとけ。金なんか幾らでも手に入る

中立ってのは頭には楽なんだが、人によっては後々響いて来る
お前は見てると、中立よりははっきり何処かに立つ方が似合ってるよ
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 02:35:16.10 ID:ZPcc8X78o
>>1

>>11

           あぁ

【その言葉に、その毒蛇の甘言のごとき言葉に】

【まるで質の良い音楽を聞いたような声を漏らした】

【そしてまた、彼も答える】

【酷く優しく、酷く甘く、酷く溶かすように】


       俺も、”愛しているよ”


【──それ以上の言葉は無く、彼は静かに店を後にするだろう】
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 02:37:06.14 ID:pTAVL8P1o
>>1000

趣味では無い、では仕方なく人を傷つける……?
理由があれば確かにそれも正当化されるのかしらね。

【よっこらせ、と婆臭い台詞を吐きながら】
【しゃがんでいたその身を起こす、腰をポンポンと叩く姿は尚ババア】

温泉には色々な効能がありまして――――
例えば傷の治りが早くなるとか肩こりが治るとか、筋肉痛が治るとかetc……。
物は試しってヤツじゃないかしらん?回復が早くなれば次の行動も早く出来るでしょうしねー。

【合理性を追求するならば、そういった面から温泉を見れば悪くはない筈】
【まあそこまで温泉に入らせたいわけでもないので、言葉はどこか適当な雰囲気を持っていた】

試作品なんか全て非効率的で非合理的よ、ここからより研磨させてゆくの。
それに初手から完成していては作る側としては面白くない、試行錯誤しなければ……ね?
ま、ある程度完成したらしぃちゃんにプレゼントしてあげるわ。いらないって言われたら、そうね捨てようかしら。

【くるりと銃を回し、胸の間へとポケットイン】
【彫られた字が残照を残し目にチラつく、もしかしたらその文字そのものに何か意味があるのかもしれないが】
【その文字の意味を知っているとしたら彼女か彼女の身内か、或いは彼女の敵か……だろう】
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/03/28(月) 02:37:29.94 ID:cYRZhcSoo
前スレ>>998

ご、ご教授ありがとうございまぁす!
【恥ずかしいためか、誤魔化すように早口でそういった後、頭を下げる】
【少し頬が紅く染まっているのを隠すためだろう】

『やっぱそうなるよねぇ…』
『って、えっ!?―――』
【予想通り、のハズだった少女のリアクションは、途中から見事に銃の斜め上を行って】

「まぁ、よく喋るのが取り柄なもんでな」
『ま、ちゃんと魔銃らしいことも出来るから、いいのさ』

いや、ちょっと待って、俺の声忘れないでもらえます?
【銃を振り切って、少女に懇願する少年】
【其の口調は、割とというかかなり本気で、そして顔はちょっと涙目】

『ただの…か』
【余り納得していないご様子で。】

ま、まぁそれは置いておいてほしい…
なぜ、これが車輪だって…か
難しいなぁ…うーん…脳が、そうやって記憶してるというか…
そういう風に決め付けちゃうのじゃないのかな、俺たちが知らない間に
【急にそんな事を聞かれて、戸惑いの色を隠せないが、今自分が出せる答えを精一杯答える】
【銃は、両方とも、うんうんと頷いてて、少年と同意見のよう】

/すいません遅れました


18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 02:45:00.82 ID:S02Z5XqDO
>>15

【ぞくぞくぞくぅ、と】
【背筋が。脊髄が。身体の芯が、痺れ震えた】

【この感情は、歓喜だろうか】
【この感情は、憤怒だろうか】
【この感情は、悲哀だろうか】
【この感情は、快楽だろうか】

【フォルスがいなくなった店の中】
【くつくつとシズリは笑い、呟いた】


みーんな、『大好き』──『愛してる』ぅ……


【「××××××××」】
【直後に呟かれた言の葉は】
【店のざわめきに、呑まれていった】

//わー、ありがとうございましたー!お疲れ!
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 02:45:46.27 ID:ZPcc8X78o
>>18
//お疲れ様でしたー、楽しかったですよー
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/28(月) 02:47:11.92 ID:L9iyPn9Mo
>>16

……──本当に、正当化されるの?

【日頃から沢山の殺人を犯している少女】
【理由があるからといって、その罪は正当化されるのだろうか】

【声の調子こそいつもと変わらないものの、どこか悲しげに目を伏せた】

…………本当に?
じゃあ、入る。

【世間知らずな少女。メリットがあると分かると、あっさりと意見を変える】
【案外、騙されやすかったりするのかもしれない】

くれるなら……貰う。

【少女には文字の意味など欠片も理解できず】
【一時は文字について疑問を抱いたものの】
【「まぁ久連乃だし」という結論が出て、深く追求するのは止めた】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/28(月) 02:49:26.65 ID:2b3354yNo
>>13
”そうか、だからそんな顔をしているのか”

【少女はそう『いって』目を伏せた後、言葉にしないまま謝罪の意だけを伝えた】
【頭を掻いて、困ったように眉を寄せる】

”じゃあ、せめてもの償いだ。今の僕にできる事はあまりないけれど、何か用事があるならやっておこう”
”でなきゃ、そうだな…眠るまで話し相手にでもなろうか?”

【少女の蒼い目が、瞼の下へと消えた】
【身体に光り続けていた蒼い線もまた、蝋燭の火を消すように掻き消える】

”なければ、それでもいい。君は望みを口にする権利があるし、僕はソレを聞く義務がある”
”何せ、魔法使いだからね”

【一瞬だけ、少女の姿が薄く掻き消えようとした】
【だが瞬きの間に、足を動かす事無く二、三歩ほど元居た位置から離れただけ】
【転移魔術の暴発だが、一応の制御には成功しているらしい】

【少女はじっと、その姿を見た】
【異様に驚くでもなく、見とれるでもなく、ただ一個の存在と認めて視線を絡める】

/すみませんちょっとおくれました
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 02:50:23.86 ID:nGKTV3PDO
>>14

【暁は黙って香月の話に耳を傾ける】
【色の無いフラットな言葉を遮るでもなく相槌を打つでもなく、暁はただ聞いていた】
【そうして香月の話を聞き終え、暁はようやく言葉を紡ぐ】
 
 んなこた、知らん。
 
【第一声は先程と同じ言葉】
 
 善悪どっちも降り切れてないってのはお前の見当違いだな。俺は善でも悪でもねえよ。
 まあ確かに善人寄りなんじゃねえか? 進んで人を殺そうなんて思わねえし。今まで結構殺してるけどな。
 
【は、と吐き捨てるように笑い、暁は言葉を続ける】
 
 前の世界のカノッサとは何度かやりあったが、この世界のカノッサと敵対するかどうかなんて知らねえよ。
 ああ、つうかアレだ。こう言えば良いか。
 ……俺は俺のやりたいようにする。中立とか正義の組織とかカノッサとか、ンなもん知らねえ。
 忠告だけは一応、感謝するわ
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 02:51:05.78 ID:nGKTV3PDO
>>14

【暁は黙って香月の話に耳を傾ける】
【色の無いフラットな言葉を遮るでもなく相槌を打つでもなく、暁はただ聞いていた】
【そうして香月の話を聞き終え、暁はようやく言葉を紡ぐ】
 
 んなこた、知らん。
 
【第一声は先程と同じ言葉】
 
 善悪どっちも降り切れてないってのはお前の見当違いだな。俺は善でも悪でもねえよ。
 まあ確かに善人寄りなんじゃねえか? 進んで人を殺そうなんて思わねえし。今まで結構殺してるけどな。
 
【は、と吐き捨てるように笑い、暁は言葉を続ける】
 
 前の世界のカノッサとは何度かやりあったが、この世界のカノッサと敵対するかどうかなんて知らねえよ。
 ああ、つうかアレだ。こう言えば良いか。
 ……俺は俺のやりたいようにする。中立とか正義の組織とかカノッサとか、ンなもん知らねえ。
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 02:51:37.08 ID:nGKTV3PDO
>>14

【暁は黙って香月の話に耳を傾ける】
【色の無いフラットな言葉を遮るでもなく相槌を打つでもなく、暁はただ聞いていた】
【そうして香月の話を聞き終え、暁はようやく言葉を紡ぐ】
 
 んなこた、知らん。
 
【第一声は先程と同じ言葉】
 
 善悪どっちも降り切れてないってのはお前の見当違いだな。俺は善でも悪でもねえよ。
 まあ確かに善人寄りなんじゃねえか? 進んで人を殺そうなんて思わねえし。今まで結構殺してるけどな。
 
【は、と吐き捨てるように笑い、暁は言葉を続ける】
 
 前の世界のカノッサとは何度かやりあったが、この世界のカノッサと敵対するかどうかなんて知らねえよ。
 ああ、つうかアレだ。こう言えば良いか。
 ……俺は俺のやりたいようにする。中立とか正義の組織とかカノッサとか、ンなもん知らねえ。
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 02:51:58.44 ID:nGKTV3PDO
>>14

【暁は黙って香月の話に耳を傾ける】
【色の無いフラットな言葉を遮るでもなく相槌を打つでもなく、暁はただ聞いていた】
【そうして香月の話を聞き終え、暁はようやく言葉を紡ぐ】
 
 んなこた、知らん。
 
【第一声は先程と同じ言葉】
 
 善悪どっちも降り切れてないってのはお前の見当違いだな。俺は善でも悪でもねえよ。
 まあ確かに善人寄りなんじゃねえか? 進んで人を殺そうなんて思わねえし。今まで結構殺してるけどな。
 
【は、と吐き捨てるように笑い、暁は言葉を続ける】
 
 前の世界のカノッサとは何度かやりあったが、この世界のカノッサと敵対するかどうかなんて知らねえよ。
 ああ、つうかアレだ。こう言えば良いか。
 ……俺は俺のやりたいようにする。中立とか正義の組織とかカノッサとか、ンなもん知らねえ。
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sagesaga]:2011/03/28(月) 02:53:38.04 ID:uZMCpb460
>>17

……そう、その通りなんだよ。

もちろん普通に考えりゃ、僕が持ってるものは「ただの車輪」に決まってるさ
だけどね。人によっては違うかも知れないし、車輪だとしてももっと違う形に見えるかも知れない

「決めつけ」してしまわない限り――それが「   」(くうはく)である限り。
僕達の目の前には無限に近い選択肢と、どこにあるか分からないゴールが存在してくれる
ゴールがどこにあるか分からないから。それを見つけたくて、頑張る

そうなったらどんなことだって、可能性がゼロとは、きっと言い切れない。
この車輪の持ち主は――そんなことを、教えてくれたのさぁ。

【得意げな笑みを浮かべた彼女はとんとんと車輪を指で叩き】
【タンバリンと言うには事欠くが、小気味よい音を奏でていく】
【この考え方が――彼女の希望なのだろうか】
【神の教えを説いていく尼僧のような、奇妙な陶酔がそこにはあって】


 ―――きみ、「正義組織」って知ってるかなぁ?


【しかし、なぜ――――?】
【一見して、言葉の連続性を感じられないこんな問いを】
【彼女は、目の前の少年にぶつけたのであろうか】

【彼女の言葉の意図。それを読み取ることは難しい】
【されど薄紫の眸に宿った光は、俄に熱を帯び始めていた】

//そろそろ、寝落ちしてしまいそうです
//夜中の投下なのに、長ったらしい話を振ってしまってごめんなさい
//もし問題なければ、明日に持ち越しをお願いしたいのですが・・・。
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 03:02:02.95 ID:pTAVL8P1o
>>20

私は教師ではない、その答えは自分で見つけなさい。
それにもしここで私が答えを言っても貴方は本当の意味で学習しないでしょうからね。
まあそう質問している時点で貴方は「殺人」に対して何らかの感情を抱いているのでしょう、それが無意識だとしてもね。

【その時の口調は普段のちゃらんぽらんな久連乃ではなく】
【どこか冷たい其れ……】

(……この時しぃちゃん以外に素直、これはもしや)
そ、そうだっ!特に私と一緒に温泉に入るとフィールド効果で攻撃翌力と防御力が2倍に……。

【その時久連乃に電流走る――――合理的な理由があれば何でも騙されそうな少女、となれば……】
【両手を卑猥な動きでわきわきとさせながら、荒唐無稽な事を言いやがるのだった】
【その姿は紛れもなく変態だった……】

あら、てっきり「いらない……」とか言いそうな物だとばかり思っていたのに。
ま、時間がどれだけ掛かるか分からないから気長に待つ事ね……。
精精完成前に死なないように心がけなさいな、しぃちゃんの納得しそうな物作ってあげるからさ。

【似てもいないチェルシーの声真似をしながら、久連乃の表情は意外そのもの】
【少女のその発言に柔和な笑みを浮かべ】

そうと決まれば今から徹夜せざるを得ないわね、しかし今の私でどれほどの物が作れるやら……。
頑張らせて貰うけれど、ね。それじゃこの辺で私はラボに篭るわん、じゃあねしぃちゃん!

【軽く少女の肩を叩き、そのまま歩いて自分のラボまで帰ってゆくだろう】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/03/28(月) 03:02:25.15 ID:wz8czefAO
>>21
【"ソレ"には、相変わらず口や鼻は見あたらず、発光する瞳だけが、顔面を彩るパーツだ】
【胎児の姿勢のまま、少し身体を動かして、"ソレ"は『話す』】

───《なに、気にしなくてもいい。一度起きた身だ。次は自力で覚醒してみせるさ》

【少女の気持ちでも察したのか、そう言うと、"次は自分で起きる"と、そう言った】
【胎児の姿勢を解き、今度は膝を組み、頬杖を突いた姿勢を取る。『思案』という言葉を、行動で分かり易く表した形だ】

───《望み、魔法使い、ふむ…》

【多少移動した少女を追跡する瞳が、闇夜に光の線を作る】
【そして、頬杖を突いていた手を頬から外し、人差し指を立てるようにして、少女へ言う】

───《では、世界の情勢を教えてくれないか?どうせ此から巡るだろう場所の事は、一つでも多く知りたい》

【そう念波で言うと、"ソレ"は地上に、少女に向かい、ゆっくり降りて来る】
【地上5m程の位置で停止して、宙に浮かぶ】
【会話は脳内で直接行われているから距離は関係ないが、どうせなら近くで、ということだろう】

/いえいえ、お気になさらずー
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/03/28(月) 03:04:44.88 ID:cYRZhcSoo
>>26

そのとおりかもしれない…
―――だけど
ゴールなんて決める必要あるの?
選択肢だけでいいんじゃないの?
ゴールなんて、マラソンのチェックポイントに過ぎないんだよ、
ゴールなんて、一時の目標でしかないんだよ
そう在るべきだと、俺は思うな
【少女の意見を、考え方を一通り聞いて、自分が思う考え、というより希望的観測を述べる】
【少女と少年の間には、銃が入れない壁の様なものができていて】

正義組織…俺が所属している、対機関連合とか、Justiceとかそういう組織のことだろ?
【正義組織、その言葉を聞いて、少し、嬉しく思う】
【自分が所属している、対機関連合には、誇りというか、よく言えないが執着があって】
【其れだけに、その質問の続きを待ち侘びている】

【話の連続性には、少年は何の疑問も感じず、ただ、次の質問を待つだけだった】

/了解しました、では、明日の午後8時15分頃に舞台裏で呼んでください
おつかれさまでした、お休みなさい

30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 03:05:06.53 ID:O02cZSwgo
>>22

その「どちらでもない」ってのが、「振り切れてない」って事さ
そーいうのは、あー……往々にして、割とな
がっちり立場決めてる奴と触れるには、障害になる事が有るんだよ
敵対も味方もしないなら、お前はなんだ?そんな感じの考え方の奴も居る

……やりたいように、は構わないさ。止める権利なんざ無いだろうからな
だけど……だったら、覚えとけ。私は、立場はっきりしてる奴の方が好きだ
「そんなの知らねえ」って奴よりも、何もかも徹底的に考えつくす奴の方が好きだ
………まあ、考えた結果が私に不利益なら、そりゃ潰すしかないだろうけど

自分の好き放題に暴れて達成出来る目的か
他人の為社会の為と馳せ回って達成出来る目的か
お前の目的が………そのどちらなのかは知らないけど
私の目的は、前者だよ。他人の為と考えてちゃ、十回生きても届かない
んで、正義組織だのフリーの反カノッサ能力者だのは、邪魔なんだ

【短くなってきた煙草を、吹き矢の様にゴミ箱に飛ばし】
【咥えているものが無くなると、目に見えてテンションが急落して】

………まー、そういう事だ。お前がどーすんのかは知らないけど
少なくとも、これ以降私にああいう声のかけ方をして、今回の様に返せる保障は無い
それが私にとって、見分を深める為に有益ならば話は別だろうけど

…………あー、頭使ったら疲れた。煙草無え?
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/28(月) 03:16:51.73 ID:L9iyPn9Mo
>>27

……そう。
分からないけど、分かった……。

【何故教えてくれないのか、何故学習できないのか】
【その意味は今はわからない】
【けれど、いつか分かる。そんな気が、なんとなくした】

………────やだ。

【僅か2文字で拒否。】
【久連乃の事を、今までで一番冷めた瞳で見据えていた】

…………お金がかかるなら、いらないけど。
使えないなら、私が捨てるから…………。

……努力する。

【ゴミでなければ貰えるものは貰う、というスタンスのようだ】

……………さようなら……。

【去っていく久連乃に対し、小声ではあるが挨拶をした】

/お疲れ様でしたー
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/28(月) 03:18:07.47 ID:2b3354yNo
>>28
”世界情勢か…わかった。僕もあまり詳しくはないが、答えよう”

【少女は降りてきた『ソレ』が位置を固定したのを確認してから、呟くように答える】

”僕が知っているのは、後の祭りくらいだ”
”金の国、という場所で、第一王位継承者が問題を起こして公開処刑される事になった”
”それに反対する人間と賛成する人間とで、処刑場は武力衝突の場になった”

”そこに、砲弾が打ち込まれた。誰を狙ったわけでもない、無差別な砲弾が雨のように”
”聞けば、金の国の軍師がそれを指揮していたらしい”
”R.I.P.とかいう組織の一員だったとかで、その王位継承者にある事ないことを事を吹き込んだのも、全てそいつの差し金だった、とか”

”…直接、というか、遅れて到着して、全てが終わってから当事者の一人に聞いた話だけどね”

【又聞き、という奴さと、少女は自嘲気味に言う】

”…そうだな、後知っているのは、昼の国だか夜の国とかいう場所を、『機関』とか言うのが制圧しているとか”
”数日前、金の国でR.I.P.の襲撃があった事、得体の知れない勢力がいくつか活動を開始した事くらいかな”

【公開処刑事件以外は、少女の言葉はちょっと曖昧だった】
【常識に欠けているというか、あまりにも知らなすぎる言動に、不信感を抱くかもしれない】
【けれど少女は、一瞬沈んだ表情をこれまた一瞬で消し】

”僕が知っているのはこれくらいだな。微々たる事だが、役に立つといいんだが”

【ちょっとだけ、力を抜いた表情で笑った】
【申し訳ないという感情が滲んでいて、それでいて、ここにきて初めて、本心から笑ったような顔だった】
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 03:19:09.81 ID:nGKTV3PDO
>>30
 あ? 状況次第じゃ敵対も助勢もするぞ俺は。今までもそうやって来たしな。 くはっ、そりゃ残念だ。けど一つ言っとく。俺はこの立場は、俺が選んだ立場だ。
 
【好みじゃないと言われた暁は快活に笑って言う】
 
 ああ……ついでに言うと俺は胸がでかい子が好きだね、うん。
 
【最後にそんな言葉を付け足して】

 ……目的か。今んトコ、俺にはねえな。まずは世界中見て回らねえと。金でも貯めてから。
 ふむ、まあ……。

【右手が懐から取り出したのは、煙草の箱。開けて一本、香月に差し出す】

 お前にはお前の立ち位置が有るってのは理解したさ。迂闊にゃ声掛けねえようにするよ。

【笑って言って、くわえていた煙草を左手で握り潰す】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 03:23:27.86 ID:pTAVL8P1o
>>31

ゴメンなさいね、私は意地悪だから……。
でもいずれ、その不理解も理解に変わるでしょう。

【そう言って彼女は何故か満足気に頷いて】

オウフ……断られてしまったでござるよ……。

【策略は残念な結果に終わった】
【世に悪の考えが蔓延ることはないのだ!】

お金は取らないわ、創るのが報酬みたいなものだからね。
つ、使えなくてもせめて捨てないで思い出の品として取っておいてよう……。

【「ガーン」という文字が久連乃の背後に見えたような見えなかったような】
【ともあれ捨てられないように頑張らねばと口には出さずに奮起する久連乃であった】

挨拶できる子は良い子、それじゃね風邪を引かないように。

【一度だけ振り返り、変わらぬ胡散臭い笑みのまま手を振って】
【夜の中へと消えてゆく……】

/お疲れ様でしたー
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/03/28(月) 03:31:45.16 ID:wz8czefAO
>>32
───《………成る程》

【少女の話に、途中一切の口を挟まず、"ソレ"は話を聴き終える】
【そして、瞳を明滅させた後、感想を言う】

───《その話に、些かの憤りを感じるのは、私という存在は"そういうこと"が嫌いなのかもしれないな》

【自身でも、掴み切れていないのか、曖昧な発言だ】
【そして、少女の話し方から、もしかしたら自分と彼女は似たような境遇ではあるかもしれない、と思ったが、それを表に出しはしなかった】

───《少なくとも、次の目的地は見つけたよ。感謝する》

【表情こそ作れないものの、首を僅かに前後させたのは、少女の笑みに対するアクションなのだろう】
【そして、"ソレ"の手足が、徐々に"胴体"へ吸い込まれ行くだろう】

───《おっと、名残惜しいが、時間のようだ。…名乗れる名があれば良かったのだが》

【"ソレ"に名前は無く、また考えてもいないのだろう】
【念波とは言え、今度は"ソレ"の声色が申し訳無さそうだ】

───《良ければ、名前を教えて欲しい。人物の名前も、また一つの知識だ》

【そうして、少女が名乗っても名乗らなくても、"ソレ"は球体に戻ってしまうだろう】
【そして、街に向けて、飛び去って行くだろう】


/お疲れ様でした!
/お付き合いありがとうございましたー!
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 03:32:49.39 ID:O02cZSwgo
>>33
【首を伸ばして煙草の箱に近づき、口を開けて】
【その状態で暫く硬直し、恨めしそうに相手の左手を見る】
【火種が無い、と言う訳で】
【結局、煙草は取らずに引きさがる事になった】


そうそう。そうじゃねえと、次は殺し合いになりかねないからな
従わないなら皆殺し、機関はこんぐらいシンプルじゃなきゃあ
頭使って飴だ鞭だやるのは、力を見せてビビらせとかないと意味が無いし

……そんな訳だから、気安く来るなら覚悟を決めとけよ
部下連れてたらそいつらの手前、手抜きなんざ出来ないんだからな

【結局、ニコチン摂取元の確保はままならず、見るからに力を落としたような表情】
【もう一度ばかり、警告を繰り返す】
【「部下を連れていたら」、普段は単独で動くが、前回の様な事もある】
【上司としての立場では、個人の思うまま動く事も出来ず】

………んじゃー、そろそろ私は行くよ
もう良い時間だ、早く帰らないと……五月蠅いのが居るんでな

【最初に向かっていたのと同じ方向へ、また歩き始める】
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/28(月) 03:39:14.64 ID:2b3354yNo
>>35
”こっちこそ、会えてよかった。なんだかそう思う”

【少女はそういって、自分の頬を叩いた】
【それから、別れを告げるように変わっていく相手に頷く】

”名前が、ないのか”
”そこもきっと、僕と少し似ているね”

【独り言のような呟きをはいて、少女は笑った】
                              I D
”此処での名前は、ブルーライン。この姿への身分証明”
”この身体でいる限り、僕の名前だ”

【飛び去っていく球体に、ブルーラインは手を振った】
【姿が見えなくなるまで振ってから、ふと気合を入れなおし、一瞬身体に蒼い線をまとって、すぐに消した】
【再び球体が向かっていった空を見ながら、少女の姿は掻き消えた】

【もうすぐ、夜は明けるだろう】

/お疲れ様でした!
/遅くまですみません、また機会があればよろしくお願いしますー
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 03:48:11.40 ID:nGKTV3PDO
>>36
【暁は何も言わずに煙草の箱を懐にしまう】
 
 殺し合いはごめんだが、お前とはもう一度やりたいとこだね。勝ち逃げされんのは好きじゃねえ。
 
【攻め手を悉く封殺された初対面のあの時を思い出す】
【──全力でやり合ったらどうなるかと、考えないこともない】
【ククと喉で笑い、その考えを頭の片隅におく。機会があればやりあうことになるだろう、そう思い】
 
 は、ンなもんはじめから出来てるよ。殺す覚悟も殺される覚悟もな。殺すのも殺されるのもごめんだが。
 ……お偉いさんは大変だな。ま、程々に頑張んな。

【それだけ言って、暁は去っていく香月を見送る】
 
 …………
 
【煙草の箱から一本取り出し、口にくわえる。指先に焔を灯して、点火】
 
 へっ、火種ならここにあんのにねえ……

【──黙っていたあたり、どうやら初めから香月に煙草をやる気は無かったらしい】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 03:54:47.45 ID:O02cZSwgo
>>38

………あーあ、どうしたもんかなあ
あんまりだらけてると、忘れ去られるっていうのに……

……いっちょ大物捕まえるの狙うか

【人の居ない場所】
【自分の煙草を取り出して、自分のライターで火をつけて】
【煙を吐き出しながら、独り言】

居ないもんかねー、そーいうのさ

【そのまま、路地裏へと消えて行く】
【帰宅のためのルートは、どうも捻くれているらしかった】

/お疲れさまでしたー
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 15:22:52.53 ID:ZPcc8X78o
【街中】

そこのお姉さん、お茶いかない?

「結構です」

【人が行き交う街中で、最早時代錯誤なのでは、と思わせるような方法(俗称ナンパ)で女性をお茶に誘おうとし、そして撃沈している青年が居る】
【青年は、整ったやや長い黒髪に、高めの身長】
【茶色のコートを羽織り、同じ色のブーツを履いて、灰色のジーンズにアクセサリーとしてチェーンをつけている】
【鋭い、或いは悪いと表現出来る目つきのせいか、雰囲気などが不良やチンピラに近い】
【こんな見た目で誘いに乗る女性など、路地裏にしか居ないのではなかろうか】

だぁれもかからねぇな

【その事実に気付いているのか否か。青年の愚痴が街の喧騒に掻き消されていく】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 17:06:50.65 ID:9hC7eVmQ0
【公園】


……………


【昼下がりの公園のベンチに少女が一人座っている】

【10〜12歳程の容姿に、真っ直ぐに下ろされた腰まで届くほど長い淡い紫のストレートヘア、前髪は少し短く切りそろえられていて】
【澄んだ紫色の双眸、さらに濃い紫のワンピースにこれまた紫のスニーカー、と全身紫の風貌】

【これ以上に無い無表情で公園の地面を見つめたまま】
【じー、と何をするわけでもなく座っている】

【魔翌力を感知できる者は彼女の周りにどす黒い魔翌力が滲み出ているのに気づくだろう】
【しかし彼女は敵意も殺気も持っておらず、至って静かだ】

【おそらく、魔翌力の制御ができていないのであろう】
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/28(月) 17:39:57.45 ID:YC79qsds0
>>41

「黄金色の〜♪あなたの――♪」

【公園に足を踏み入れ、鼻歌を歌う少年】

【歳は12,3といったところだろうか、まだまだ若若しい肌色の肌のをしている】
【周囲を焼き焦がすほどの真っ赤な短髪と、それに順応しているがごとくの漆黒の眼】

【真紅に近しい色の鮮やかな羽織を羽織っており、安心感を与えるが】
【反面、右手に付けられた無骨な手甲にはこびりついた赤がまとわりついており】
【そのギャップが、やはり物騒な人間のように思わせる】

「たっぷり…んっ?」

【ある程度歩いたところで、ベンチに座っている少女に気づく】

【自分も他人からしてみればそうなのであるが】
【周辺の人間に対して異彩を放っている全身紫の服装に目を寄せ】
【失礼など考えず、その鮮やかな眼球を正面からのぞきこもうとした】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 17:44:48.73 ID:9hC7eVmQ0
>>42

【騒がしいのがきた…くらいにしか思っていなかったが】
【次の瞬間眼の前に現れた顔を見て】


…だれ?

【まあ特に驚いたりもせず、相変わらず無表情で極フツーの質問をした】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 17:50:31.51 ID:ZPcc8X78o
【街中】

そこのお姉さん、お茶いかない?

「結構です」

【人が行き交う街中で、最早時代錯誤なのでは、と思わせるような方法(俗称ナンパ)で女性をお茶に誘おうとし、そして撃沈している青年が居る】
【青年は、整ったやや長い黒髪に、高めの身長】
【茶色のコートを羽織り、同じ色のブーツを履いて、灰色のジーンズにアクセサリーとしてチェーンをつけている】
【鋭い、或いは悪いと表現出来る目つきのせいか、雰囲気などが不良やチンピラに近い】
【こんな見た目で誘いに乗る女性など、路地裏にしか居ないのではなかろうか】

だぁれもかからねぇな

【その事実に気付いているのか否か。青年の愚痴が街の喧騒に掻き消されていく】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 17:52:21.92 ID:iuCS683oo

【──丘。】
【暮れ泥む街中を、見下ろす人影。】

…。特に異常な“光”は無さそうだな。
敵は居ない──か。

【大量の“闇の魔術式”。“穢れ”を辺りに散開させつつ、溜め息を吐く。】

いつどこに敵が居るかは分からないって言ってたが、わざわざ此処まで“警戒”する必要があるのやら。
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/28(月) 17:53:10.83 ID:YC79qsds0
>>43

「おう?俺の名前をしらねェたァ…さてはお前、この街が初めてだな?」

【右手を折り曲げ、筋肉を誇示する】
【――子供なのでそんなものはないが】

「俺ァ天を遍く一枚の紅羽根、ヴァーデッドたぁ俺のことよっ!!」

【実際、有名人でも何でもなく、先程の謳い文句は即興である】
【金は持ってはいるが、金持ちなわけでもない】

【つまり、ただの誇張主義者である】

「お前は誰だ?まずは名前からお聞きしよう!」

【真っ白な歯を見せ、軽く半回転後】
【左手を少女の方に伸ばし、『どうぞ』の姿勢】
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 18:01:14.79 ID:9hC7eVmQ0
>>46

うん…“全然”知らないし、この世界も初めて…

【眼の前の相手が本当に有名人なら、その性格からしてなかなかに傷つきそうな一言】
【流石純粋な子供、怖いものを知らないねっ】

【そして、街だけではなくこの世界も初めてと言う】


…やっぱり、知らない……

【それ以上知らないって言うのやめたげて^p^】


『自立自動殺戮ユニット―――Iamyプログラム code:Failer-001』

ゼーロ・ウィオラーケウス

【内心、鬱陶しいなあとか思いつつ、いやそんなことは顔には出さないし出ないが】
【何故か今までと違う、どこか機械的な口調で自分の名前と―よくわからない単語を発した】
【だが間違いなく、其れは彼女の本名だろう】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 18:07:53.30 ID:S02Z5XqDO
【街中】

【かつん、かつん】
【女性特有の靴音をたてながら、1人の女が道を歩く】

ふふー
今日は縁が繋がるかなーぁ?

【藍色の長髪をまっすぐに伸ばし、エメラルド色の瞳をした彼女は楽しそうにそう呟く】
【──かつん、こつん】
【まるで周囲の人間を観察しているかのように、道行く人々の動きを、視線だけで追う】
【そんな彼女は──この時期にしてはやや薄手の格好をしていた】
【白いワイシャツのボタンは胸の前だけで止められており】
【風が吹くたびに。柔らかそうな肌がふわりと露出する】
【薄布一枚で隠されたボリュームのある双丘は──】
【かつりと彼女が歩を進める度にぷるりと揺れて】
【しかしながら、上半身とは対称的に】
【脚部の露出はベルボトムのジーンズで最小限に抑えられていた】

【────凛】
【右耳につけられたイヤリングが、すまし顔で揺れる】
【≪No.CZ≫──右耳の装飾品に彫られたその数字の意味は、一体】
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/28(月) 18:10:44.74 ID:YC79qsds0
>>47

あんま知らないって連呼しないでくれよ…マジへこむわぁ…

【後ろを向き、とぼとぼと数歩歩いたのち】
【肩をガクッと下げ、落ち込んでいる。が】

まぁ、気にしないけどね…してたら無駄だっつの。

【しかし,内心有名人ではないことに気が付いていたのか、さっさと切り上げてしまった】

【そしてもう一度少女の方に向かい合い】
【先ほど言われた名前をインコのように言い返す】

自立自動殺戮ユニットか、結構流行ってるよな〜
うちにも一台あるぜ?掃除機代わりに入荷したんだ。

【有 り 得 な い】
【自分でもそう思っているらしく】
【冷や汗を垂らしながらまたしても話を自分から切り上げてしまった】

ふーん…ゼーロちゃんか、じゃあ略してゼロウィだな!

【いきなりあだ名を命名】
【ぶん殴られてもいいんじゃないかな?】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 18:17:54.89 ID:9hC7eVmQ0
>>49


【項垂れるヴァーデッドを、「なんで落ち込んでるんだろう」的な眼で見るゼーロ】
【気付いてないけどあんたの所為です】


え…?私の仲間が…?

【 真 に 受 け る な 】

【どこまでも純粋なこの少女】

【そして次の瞬間】

【スパァン!!】
【と気持ちの良い音が、公園に響くかもしれない】
【神速ともいえるスピードでの平手打ちがヴァーデッドに繰り出されるだろう】

語呂悪い

【ストレートすぎて酷い】
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 18:25:24.19 ID:iuCS683oo
>>48

【すれ違い───振り向いて此方を注視する人影が一つ。】

(──C(100)、V(5)、II(2)……No.107っつー事はアンダーナンバーか)

(…警戒するべきなのか、それとも友好的にするべきかって所が気に掛かる所なんだが)

【体中を漆黒で包む其れは、道端で何かを考え始める。】
【──街中に居たら、普通警戒されるべきなのは“彼”の方のような気がするが、気にはしていないようだ。】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/28(月) 18:26:23.88 ID:YC79qsds0
>>50

ッ!?はうあっ!?

【ジャストスマッシュー!】
【公園のベンチからジャングルジムまで直撃】

痛ェし…ゼロウィそんなキャラだったの?

【ほっぺたを何度も左手でさすり、ゼーロの方を向く】
【涙目になっているものの、けがはなさそうだ】

語呂悪くないし!ゼロウィはもう決定な!

【ビシィ!と効果音が出そうなほど左手の人差し指を向ける】
【うざい、この一言に尽きる】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 18:32:49.59 ID:9hC7eVmQ0
>>52


【勢いよく吹っ飛んで行っても、例えジャングルジムに頭をぶつけようとも】
【きっと、無表情の冷たい眼をヴァーデッドに向けるだけで終わるだろう】


………

【その問いはスルーされてしまうだろう】
【代わりに冷たい視線が送られ続ける】


【ム…とほんの少し不貞腐れた表情になり】

いいもん……私もあだな付けるから…
えと…誰だったっけ………

【忘れてやがるぞ】
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 18:37:34.88 ID:S02Z5XqDO
>>51

うーん?

【かつん】
【すれ違った後。青年の視線を、背後に感じた】
【青年と同じく、彼女はぴたりとその場でたち止まり──】
【にこりと。その口元に笑みを張りつけて】

や、そこのおにーさん
そんな熱い視線を送っちゃって、どうしたのかなーぁ?

【相手の方へ振り向きざま。張りつけた笑みはそのままに、彼女はそう言った】
【──どうやら、機関員にしては友好的な人間らしい】
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/28(月) 18:41:23.69 ID:YC79qsds0
>>53

ヴァ―デッドだよ、覚えてくれよ?
仮にも機械キャラ狙ってるなら名前忘れんなよなっ?

【のそのそとジャングルジムから立ち上がり、汚れを払う】
【年寄りのように腰に手を置き、痛そうにさする】

でもあだ名つけるなら大賛成さ、いいのを付けてくれよ?

【親指を立てて笑う】
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 18:49:34.41 ID:iuCS683oo
>>54

【──唖然とした表情を、暫く見せる。】
【掛けられた言葉を理解するのに時間が掛かっているのだろうか。】

──オイオイオイオイ。
見てたってコトについては全面的に認めるが──
…これの、何処が。熱い視線だってんだよ。

【冷ややかな眼差し──というかジト目。】
【何言ってんだ、という気持ちを思いっ切り表情にしている。】

【“彼”が同僚であるかと聞かれれば──曖昧な所である。】
【ただ、内部事情は知っている。】
【──彼は、水の国支部の医療関係に携わっている人物であるからだ。】

──。
(どうすっかね、コレ。適当に会話はしてるが───…)

【何かを考えている様子を見せているのだが、恐らく口には出せないのだろう。】
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 18:52:02.51 ID:9hC7eVmQ0
>>55

あ…そんな名前だった……
私機械じゃない…

【どうやら思い出したらしい】
【そして】

ヴァーデッド……
んー…………

【数分、表情を変えることなく熟考】
【どんなあだなが出てくるかと思えば】

ヴァーくん…かな…

【超普通】
【いや、単にいいのが思いつかなかったのは秘密】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/28(月) 18:58:18.62 ID:n7OXl/jv0
【路地裏。今晩も、混沌と、悪意ばかりが、存在する場所の、その一角】
【棄てられた、いくつかの、木箱の上に。返り血を、浴びた様な、赤黒さで身を包む、人物が、一人】

(……まもる。……、たにやま……)
(……、……まもる、は。……遂に、データベースに。……)

【人物の容姿は、黒の大きなキャスケット帽を被り、旧い血の色をしたボブヘア、蝋燭の様に白い肌、右頬に深い傷跡】
【今にも眠りそうな、ぼんやりした表情。生気の失った、濁りの混じる、オールドローズの瞳】
【体の線が分かる、膝丈の、黒ずんだ赤の色合いのロングコート。エナメル質の、黒のサイハイブーツ】
【左腕が、皮を剥いだ肉の様な色の、悪魔の様な、鋭い爪を持つ巨大な異形の腕。手の甲の中央に、簡略化した山羊と、六芒星が掘り込んである】
【異形の左を隠そうと、血で穢れた包帯を巻いているが、其れは意味を成さず。脈動するグロテスクな肉が、大きく覗いている】
【十字架型ドッグタグ、右手首に、「No.90」の刻印が入った、銀のハンドカフスを着けた、背の低い、十八歳程の少女だった】

……僕に。……情、は。……本当に、……遺っているのか

【片手には、何かの、端末機。其れの、発光する、画面を覗いて】
【浮かべているのは、無表情。だが、明らかに、落ち着いている様子には、見えない】

……、

【心など、棄ててしまえば、良いのに。自分で、自分が、判らなくなる。】
【敵の、心配を、している暇は。自分、には、無いだろうと、】
【とある、機関員は。ただ、意味も無く、無表情に、苛立つばかりだった】

【彼女の、傍には。明らかに、暴力を受けた、痕跡のある、柄の悪そうな、青年が数人】
【呻いている様子から、まだ、息は、有るようだ。八つ当たり、する様に、人物は、青年の一人を、思い切り、踏みつける】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/28(月) 18:59:08.71 ID:YC79qsds0
>>57

ヴァーくんか、いいよ!いい!実にいい!
暴君みたいだ、本ッッッ当にベネッ!!!

【なぜか気に入っているみたいだ、顔もほころんでいる】
【満面の笑みを浮かべ、ゼロウィの方に近づいて行った】

喧嘩をしたわけじゃあないが、仲直りの証だ。

【右手の手甲をはずし、その手を前に差し出す】
【手の甲の部分に緑色に輝く石が埋め込まれており、そこから無尽蔵に魔翌力が溢れ出ている】

【どうやら無意識の様で、実際に行おうとしていることは】
【握手のようだ】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 19:03:04.63 ID:S02Z5XqDO
>>56

ふふ、もしかして恥ずかしいのかなーぁ?
別に私のこと、たぁーっぷりと見てもいいんだよ?

【笑みを形取る唇が、更に深く弧を描き】
【ぎゅ、と。彼女は胸の下あたりで腕を組んだ】
【──元よりそれなりの大きさがある胸である】
【腕組みなどすれば、左右から寄せられて更に豊かになったように見えるかもしれず──】

んー?
どーしたのかなーぁ?

【その双丘を見せ付けるかのように、彼女は青年へまた一歩近づき】
【ほんの少しだけ屈んで──そっと彼を見上げた】

【どうやら彼女は青年のことを知らないらしい】
【それもそのはず──彼女は所属支部を持たない、フリーの機関員だからだ】
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 19:07:47.71 ID:9hC7eVmQ0
>>59


………

【喜んでいるのが気に食わないのか、またも不服な顔に】
【しかしすぐに元に戻る、理由は簡単、どうでもよくなっちゃったのである】

【そして差し出された手を見て――】

……

【差し出された手から溢れる魔翌力を感じ取った瞬間だった】
【一瞬、ほんの一瞬だが、口元が醜く歪み、獰猛な笑みが零れた】

【ゼーロは何かに耐えるようにその笑顔を抑えて】
【何の言葉も口にせず、只静かに握手に応じるだろう】
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/28(月) 19:08:18.25 ID:gpDxQQX7o
>>58


――――動かないで=B


【冷たい空気を切り裂く様に――路地の『入り口』から聞こえる声】
【質からして、まだ若い男。 一般的に“青年”と呼ばれる年代の物だろうか】


……ゆっくり、其の人達から離れてください。
此方としても、直ぐに実力行使≠キる気は有りません――。


【月明かりに照らされる様に、『西洋剣』の切っ先が見えるだろうか】
【“持ち主”は暗さに紛れて釈然としないが……聞き覚えの有る$コかも知れない】
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 19:15:14.89 ID:iuCS683oo
>>60

…。……。

【──ぽかん。】
【そんな書き文字が、頭の上に浮かんでる気がする。】
【取り敢えず、状況を理解する事に手間取っているようだ。】

…、
……OK、おーけー。ちょっと一発ブン殴っていいか?返事は聞かない。

【特に振りかぶらずに、直線的に握り拳を額に向けて放つ。】
【当たれば痛い。取り敢えず、それだけは言える。】

──大丈夫か?しょうきにもどった!って言う準備は出来たか?
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/28(月) 19:16:40.34 ID:YC79qsds0
>>61

――?
(気のせいか?今凄い殺意のようなものを感じた…?)

【しかし,ゼロウィの様子にはそのような印象はない】
【自分のことをあのように名乗っていたが、関係はないだろうと自己完結】

じゃあ、握手だな!

【そのまま少女の自分よりある程度小さい手を、同じぐらい小さい手で握り返す】
【ヴァ―デッドは軽く微笑し、少女の顔をもう一度覗きこもうとする】

【――もし、もしゼロウィに高濃度の魔翌力に反応する感覚のようなものがあれば】
【青年の『石』を…その手ごと握り潰そうとしてしまうかもしれない】
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/28(月) 19:17:49.15 ID:n7OXl/jv0
>>62

【踏み付ける、足が。怯える様に、小さく震えながら、止まる】
【誰かが、来た。こういう、行動を、この場所で、していれば。止めに、入る人が、現れるのも】
【何ら、おかしくは、無い。おかしく、無い、筈なのに】

……。……誰、

【何故、自分は。この脚を、止めてしまったのか】
【聞き覚えの、ある、声だったからか。其れとも】

―――誰だ……!

【その声は。先程から。少女が、淡々と、紡いでいたものでは、無かった】
【明確な、怒りが、混じっていた。そのまま、彼の警告を、無視して。青年を、もう一度、踏み付けようと、するだろう】
【少女の、左腕に、魔力が灯り。黒と、赤が、マーブル状に混じった、不気味な光を、見せる】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 19:20:18.15 ID:ZPcc8X78o
【街中】

そこのお姉さん、お茶いかない?

「結構です」

【人が行き交う街中で、最早時代錯誤なのでは、と思わせるような方法(俗称ナンパ)で女性をお茶に誘おうとし、そして撃沈している青年が居る】
【青年は、整ったやや長い黒髪に、高めの身長】
【茶色のコートを羽織り、同じ色のブーツを履いて、灰色のジーンズにアクセサリーとしてチェーンをつけている】
【鋭い、或いは悪いと表現出来る目つきのせいか、雰囲気などが不良やチンピラに近い】
【こんな見た目で誘いに乗る女性など、路地裏にしか居ないのではなかろうか】

だぁれもかからねぇな

【その事実に気付いているのか否か。青年の愚痴が街の喧騒に掻き消されていく】
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 19:26:19.88 ID:9hC7eVmQ0
>>64

【現在進行形で握手を交わすだけなのだが】
【その眼はどこか焦点があっておらず、不思議に思うかもしれない】


(どれ…?)

【やがてヴァーデッドの手の緑石から、魔翌力が溢れていることに気づくと】
【視線は、その一点に集中するだろう】

(あれ…欲しい…あの石が…)
(だめ……早く手を離して…っ)

【この間、無言】
【だがゼーロは手を離さず緑石を見つめたまま固まっている】

【その手が微かに震えていることに気づくかもしれない】
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/28(月) 19:26:33.02 ID:gpDxQQX7o
>>65


――……対機関連合≠ナす。
其れ以上其の人に危害を加えるのなら、少しばかり……


【――歩を進め、月明かりに照らされた人物は】
【其の“行動”と相反する様な……驚いた&\情を浮かべた】


 ……、 ……貴女――――。


【所々が焦げたホワイトシャツに、紅いベルトを通したボロボロの黒いスラックス】
【肩甲骨の辺りまで伸びた髪は首筋の辺りで括られており、蒼いリボンが目立つ】
【両手には『魔法陣』の描かれた白い手袋を嵌めた――貧乏そうな青年だ】

【『確実と言えない』のも無理は無い……彼女は、彼の知っている彼女ではなかったからだ】
【容姿≠熨エの大きなファクターの一つだが、特に行動≠ェ、である】
【一方、青年――森島 京――の方は、『服装』が若干変わった程度だろうか――】


【ゆらり、と『銃口』の付いた西洋剣が揺れて――――】
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/28(月) 19:28:29.29 ID:YC79qsds0
/ヴァ―デッドです
/夕飯なので返信遅れます
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 19:28:49.77 ID:S02Z5XqDO
>>63

きゃんっ!

【──そんな。悲鳴なのか動物の鳴き声なのか分からない声をあげ】
【ふらり──】
【反動により、軽く仰け反り。組んだ腕も解いてしまう】

【と、その時】
【ぷちんという、糸の千切れるような音と共に】
【──はらり】
【彼女の胸をかろうじて隠していたワイシャツが】
【「着ている」状態から完全に「羽織って」いるだけのものに──】


【……──などというハプニングは残念ながら起こらず】
【「いったーぃ」──】
【そう言いながら、さすさすと撃ち抜かれた額を右手で擦る】

もー、私は最初から正気だよーぉ?
それとも──私が槍を遣うように見えるのかなーぁ?

【「確かに、ベッドの中では使い慣れてるけど、ね?」】
【くすくすと彼女は笑う】
【張りつけて笑みのまま、囁くように笑う】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 19:29:56.05 ID:9hC7eVmQ0
>>69
/あいさ、ゆっくり食べてきて下しあ
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sagesaga]:2011/03/28(月) 19:33:20.90 ID:uZMCpb460
>>29

きみ、僕がゴールの場所を決めているように聞こえたのかなぁ?
ちゃんと言ったじゃないか、「ゴールはどこにあるか分からない」って

僕はさ、きみと違って一時の目標のことを「ゴール」とは呼ばないんだよねぇ
なにかな…僕のゴールって言うのは、ひとつのゲームのエンディングみたいなものさ

そこまで到達したら、僕の人生というゲームはとりあえず完結するんだ
完結するって言うのは、生きる意味を見つけてやり遂げるって感じかなぁ?

――僕は中途半端でしかない達成を、「ゴール」とは呼びたくない…。

【――熱くなる、なんてところで留まらず】
【少女の眸は、燃えていた。若くて儚い炎がめらめらと灯っていた】
【「ゴール」観の違いを論じるのみなら、ここまで気を吐くことも無かろうに】
【いったい何が――彼女をこうも駆り立てたのだろう】

【少年との会話の方へ、興が完全に移ってしまったのか】
【車輪を底深のポケットに仕舞いこみ、一歩強近付く】

……そうだねぇ、僕はその2つがメジャーだと思うよぉ
青義同盟なんてのも有るみたいだけど、あそこは印象が――

【そこまで紡いで、何か歯に引っかかるみたいな感じがした】
【重要なことば。それを、普通の会話とまぜこぜにして見失っている――】

…――「俺が所属している」……。

【はっとして、抑揚なくその言葉を復唱した】
【力仕事には向いてないと分かっている小さな手に目を遣り――逡巡】
【そのまま、静謐の時が何秒も流れて】

………こほん。


――きみ、メンバーを増やす権限とか持ってるのかな?
無いなら、リーダーにお目通ししときたい人を、案内することは出来る?


【迷いを断とうとでも言うのか――畏まった咳払いで、沈黙を破ると】
【恥ずかしげな桜色を頬に浮かせ、核心に迫る言葉を投げかけるだろう】

//レスしておきます! 本日もよろしくおねがいします
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/28(月) 19:40:58.79 ID:n7OXl/jv0
>>68

【夜の光に、照らされた、その、人物の、顔は。知っている、者の、其れで】

……、

【懐かしい、顔だなと、思った】
【驚いている、彼に。どうしてだろう、と、疑問に思ったが】
【ああ、そうだ。自分は、もう、異形の、容姿だったなと。思考を続ける】

【月光と、闇の中で。少女は、】

……久しぶり……だね、……。……もりしま

【何故か、彼を、呼び捨てで。無感情の、其れで、挨拶して】
【失礼な、事なのだが。そんな、小さな、変化よりも。彼女が、内面も、変わったと、確信させる、一言を、続ける】
【オールドローズを、彼の、銃口の付いた其れへ、向けて】

……。どうするの?……それで、……僕を、殺すの?
だったら。頭を、狙った方が良い。僕を、三十個の肉片に、変える心算で、切り刻んだ方が良い

【「そうしないと。僕は、動き続ける」。そんな、不気味な、ことばかり、紡いで】
【台本の、長い台詞を、感情も込めずに、語る様に。ただ、視線だけを、ぎょろぎょろ、動かして】
【やがて、青年を、踏む事に、飽いたのか。どうでも良さそうに、自分の、後方へ、蹴飛ばそうと、するだろう】
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 19:42:19.56 ID:iuCS683oo
>>70

【別に残念じゃないです^q^】

──なら、もっと“重傷”だと言う事か。成る程。
【哀れみの視線。一目でそうと分かる。】

…。仮に“誘われても”絶対に行かねえわ。
──身の危険しか感じられねえ。

【彼女の発言に、身の危険を感じたらしい。】
【そんな言葉を返しながら、数歩退く。】
【奇しくも、先程彼女が詰めた距離と同じだけ離れた。】

んで?何でこんなトコをフラフラしてんだよ。
…まさか、意味も無くブラブラしてたなんて事はねえよな?

【先程殴るのに使った方の掌を、開いたり閉じたり。】
【殴る準備は出来ている、とでも言いたいのだろうか。】
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 19:49:22.32 ID:9hC7eVmQ0
>>71
/追記 こっちもご飯なので行ってきます
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [saga]:2011/03/28(月) 19:52:34.52 ID:gpDxQQX7o
>>73

【森島の顔に浮かんでいるのは、紛れも無い驚き≠ナある】
【だが、其れは『異形』の容姿よりも――意外な所で出会った℃魔ノ対する物が強い】

…………殺す…、って………そんな事――――、―。

【次いで耳に入る彼女の言葉……此処で漸く、頭が働いて来たのだろう】
【何処か違和感を感じた彼女の容姿に、再び双眸を走らせて――】


……、…! どうしたんですか、其の腕=c…!!


【からん――――。】

【其の眼が『左腕』を捉えると共に、西洋剣は取り落とされて】
【この状況下では、十分に“素早い”と形容出来る動きで足を踏み出して彼女に近付こうとする】
【『驚き』から『心配』に――先程まで剣を突きつけていた者と同一とは思えない、弱々しい表情だ】
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 19:58:04.48 ID:S02Z5XqDO
>>74

【(^q^)】

ふふ、危ないだって?
そんなことないよ?
だって──そんなメリット、ないじゃない
せーっかくお互い素敵な気分になれるのに、どうしてキミを危ない目にあわせなきゃいけないのかなーぁ

【授業中におこる、密かな笑いのように。くすくすと彼女は笑う】
【時折耳につく間延びした語尾は、恐らく彼女の癖なのだろう】
【そして一歩下がった彼を見ても。彼女はその距離を詰めることはない】
【──少なくとも、今は】

意味もなく──?
ふふ、それは誤解だよ真っ黒くろすけくん
私は、ちょーっとお話出来る人を探していただけだよ?

【──それは】
【聞く人が聞けば、「ナンパ中でした」とも取れる発言であった】
【……機関員が、一体何をしているのだろうか】
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 20:02:04.80 ID:Mn6HAGS50
【街中】

……疲れたわね
【長い翡翠色の髪に、顔全体に包帯を巻き、左目と口と両耳の部分だけを露出している女】
【両足は膝から下は黒い義足がしてある】

【右手にはココア缶を持ち、飲み】

……銃を改造したいわね
利織ばかりに頼んでもあれだし…誰かいないかしら?
【そう呟きながら歩いてる】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 20:03:49.82 ID:O02cZSwgo
【とある辺境の刑務所】


【能力者に対しては、この世界の警察の大半は無力であるが】
【それでもやはり環境に適応し、『対能力者に特化』した個所もある】
【強力な能力者を複数置く、機械制御の重火器を二十四時間作動させるなど、対応策は様々だが】

【此処も、その一つ。幾重にも張り巡らされた分厚い壁が脱走を拒む、通称黒鉄の棺=z


…………あー……こりゃまた厄介だなー
どっから手をつけて良いんだか分からねーやこりゃ

……いやまあ、数と時間を費やせばどうにか………?

【無機質殺風景の黒い壁を、見上げる者が一人】
【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上にはブラウンのロングコート】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪に、マフィア風のソフトハットを重ねた、身長160cm程の少女】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】

【煙をぷかぷか吐き出しながら、首を限界まで反らせて】

……こういう所も知っておかないと、なあ

【社会見学でもする学生の様な口調で、一言】
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/28(月) 20:07:43.52 ID:n7OXl/jv0
>>76

【武器を、落とし。接近して来る、彼に。どう、反応すれば、良いか、迷った】
【近付かれる事は、怖かった。だが、どうにも、彼を、止める気が、起きなかった】

(……、)

【其れは。彼女の、無気力かつ、消極的な、性質故か。それとも、心の、何処かで、願っているからか】
【どちらにせよ。彼女は、死人の様な、枯木の様な、侘しい雰囲気で】
【ただ、じっと。彼を、待ったかも、しれない。行動だけは=z

……。……もりしま

【数字の付いた、自分と。其れを、駆逐する役目を持つ、彼は、敵対する身だ。其れを、彼に、分からせたかった様に】
【左腕は、未だ、攻撃の為の、魔力が、在るが。ぴくりとも、動かさずに】

……殺されたいの?

【問い掛ける。ぽつり、一言、だけ】
【無論、殺意等は、欠片も、見せていないが。だが、言葉で、彼が、立ち止まるか、反応を、見ようと】
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 20:11:12.00 ID:N6obN58/o
>>77

──素敵じゃねえからッ!全っ然素敵じゃねえからそれッ!!

あー…ったく…もー…
【相手の反応に苛立っているような様子を見せている。】

(──何か、色々と通じねえ気がするなホント)

(……こう言うのはマジで“扱い辛い”…何すっか本当に分かんねえわ…)

──んで。それで、話し相手について来いとか言われたら、何処でもおいそれとついて行くつもりだったのか?

【何故か、会話に疲れている様子。】
【──自分の言いたい事が相手に伝わらない。】
【その事で、同じような言葉を“発して”いても、相手が別の言語を話しているような気分に陥っていた。】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/28(月) 20:12:36.83 ID:YC79qsds0
>>67

(右手の石が…なんだこの感覚ッ!!)

【握っている右手の指がわらわらと蠢く】
【甲に付いている石が淡く輝き、鼓動するように光る】

ごめんっ…耐えられないッ―――ッ!!!

【左手で無理やり剥がすように右手をゼロウィから離そうとするも】
【右手は一切剥がれようとせず、そのまま戦闘時のように変貌を始めた】

【まだ起動段階にまで追い付いておらず、半人状態の様だが】
【右手に赤い逆鱗が纏い、巨大な拳を制作していく】
【すでに右肩あたりには炎を噴出する空洞が形成されており】
【いつも通りの能力起動時に成っていった】

【が、】

なっ…―――!!?

【いつも通りの変形はそこまでに、バラバラに崩れるように変形し】
【より狂獣の様に変貌を遂げた】

【どうやらヴァ―デッド本人に操作できなさそうだ】
【このまま握っていると攻撃されるかもしれない!】

/ただいまです
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 20:14:58.41 ID:ZPcc8X78o
>>78

よぉ、そこの姉ちゃん遊び……に……

【街を歩いている女性に明らかなナンパの声がかかる。いや、かかった】
【が、顔の包帯に足を見て、言葉が止まってしまった。表情には”しまった”という文字が出ている】
【青年は、整ったやや長い黒髪に、高めの身長】
【茶色のコートを羽織り、同じ色のブーツを履いて、灰色のジーンズにアクセサリーとしてチェーンをつけている】
【鋭い、或いは悪いと表現出来る目つきのせいか、雰囲気などが不良やチンピラに近い】

えぇっと……人ですか?

【超失礼
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 20:19:13.46 ID:1X+J0BYw0
【『風霊統主の城』 1階大広間】

兄上の傷もそろそろ癒えてきたし…………そろそろ、実行したいんだけど……

【薄手のトレーナーの上に赤いジャケットを羽織った、左目を縦に走る傷跡が目立つ、背中に掛かる程度の青い髪の、両腕の肘から先が触手と化しているのを、ジャケットの袖で隠している少女と】

「――――今のままじゃ、まだ人員が足りねぇ……って事か…………」

【短く刈りあげた髪に、上下黒で揃えた服の上から更に黒いベストを着込み、右目の周囲に古い火傷の跡がある青年と】

[あの時、『Justice』のみなさんに、もっとちゃんとお願いしておけばよかったですね……]

【ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のオッドアイを持ち、白いワンピースを着た10歳くらいの少女と】

〔まぁ、それは今さら言っても詮無き事だ…………
それよか、あの旦那、本当に大丈夫なんだろうか…………なんか『そろそろ帰りたい』とか言ってたし……〕

【背にでかでかと「東」の一文字が書かれた白いコートを羽織り、腰の左右のホルダーにそれぞれ剣と銃の様なものを下げた、くせのある銀髪に黒光りする様な瞳を持った青年が】
【床にしゃがみ込んで円陣を作りながら、難しい顔で何事かを話している】

≪仕方ないっすよ…………お店の方にも、ずっと連絡入れてないんすから…………≫
"それだな…………。あの人も、一応責任ある立場。それを気にしているのだろう…………"

【ジャケットの少女の傍らには、青い炎を纏った、やけにデフォルメされた髑髏が浮かんでいる】
【が、その姿や声は、魔力持ちなどでなければ感知する事は出来ないはずだ】
【また、火傷の青年の左袖が、違和感が無い程度に少しだけ膨れている】

<…………>

【その一団から少し離れた所に、フード付きのマントと半ズボンを着た、顔に大きな傷があり尻尾の先が二つに分かれた、猫人間という表現がしっくりくる眼つきの鋭い二足歩行の猫が】
【即席の寝床の上に横たえられ、静かに眠っている】



【なお、広間の入り口には『身に魔力を秘めている方の助力が欲しい。実験に参加してほしい』という張り紙が貼ってある】
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [saga]:2011/03/28(月) 20:20:26.17 ID:gpDxQQX7o
>>80

【其の言葉が耳に届いた瞬間――足が、止まりそうになった】
【彼は、死にたくない。 『死が怖い』からこそ、人を殺したくないのだ】
【然し……此処で止まれば=A自分の行動が総て『嘘』に成ってしまう気がして】

【……『本当』だからこそ、『嘘』に成ってしまうのは厭だったから】



        ――――殺されたくないです。



【彼は足を止めずに=\―……“正直”に話す】


……でも、檸檬さんは僕を殺したりなんかしないって思います。
僕も檸檬さんを殺したりなんて、する積もりは有りませんから……さ、見せてください。


【――――「おあいこです」、と、彼女に微笑みかけて】
【彼は接近が叶えば……、“手袋”を脱ぎ捨て、生身の左手で彼女の左腕を取ろうとするだろう】

【無論、接近を阻害も出来れば、手を取られる事を拒否する事も出来る】
【その気になれば――彼女の言うとおり、「攻撃」する事も難しく無いだろう】
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 20:20:36.11 ID:PJ9muBsh0
>>83
あら……酷いわね
まだ二十歳もいってない女性を捕まえて…人間ですか?なんて
悲しいわ…グスグス
【全然、悲しそうではなく】
【右手に持ったココアを飲み】
【左手でカッターを取り出し】

悲しくって…手が滑りそうだわ
【チキチキチキチキチキチキ】
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 20:22:32.74 ID:S02Z5XqDO
>>81

そうかなーぁ?

【くつくつ、くつ】
【喉を震わせて、彼女は笑う】
【一体何が可笑しいのか】
【張りつけた笑みのまま。つくった笑みを変えぬまま、ただ喉を震わせて、笑う】

ん、そういう事かな。話が分かりやすくてとっても助かるよ
相手が望めば、どこへでも──
喫茶店でも。レストランでも。
或いはホテル。お金がなければ、倉庫とかでも構わないよ

最も──キミはそういうつもり、なさそうだね
そういう人も──私は、『愛しているよ』

【──笑う、笑う、笑う】
【語尾を粘り濃く間延ばせながら】
【変わらぬ笑みを浮かべ、喉を震わせながら】
【エメラルド色の瞳の彼女は──愛を口にする】
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 20:27:06.31 ID:ZPcc8X78o
>>86

(やべぇ、こいつやべぇ)

【その様子に青年は素直に危機感を覚え、素直に顔を青ざめさせ、素直に身体を震わせた】

悪かった悪かった。ロボット扱いしたのは謝るからそのオプション兵器を身体の中にしまってくれ
サイボーグだとは知らなかったんだ

【両手を相手に向けて落ち着かせようとするが、選んでいる言葉が明らかに人間に向けたものではない】
【今度はサイボーグ扱い】
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 20:31:26.97 ID:9hC7eVmQ0
>>82

【ヴァーデッドが変化するのを、じっと見ていた】
【只――石が光った時】

(抑え――…られない)

【先程一瞬だけ見せた獰猛な笑みが、復活し同時にどす黒い魔翌力がゼーロから噴き出る】


ヴァーくん…ごめん

【狂喜の笑顔を垂れ流しながら、そんな謝罪の言葉】
【そして、完全にヒトではなくなってしまったヴァーデッドの右腕を空いている左手で――】


―――ちょうだい?

【やさしく、そっと触れようとするだろう】
【触れれば、右手から少しずつ魔翌力と体力が吸いとられ始める】

【その間ゼーロは握られたままの右手を離そうとはしないだろう】
【否、そうしないのではない、できないのだ】
【少女の細い腕の力では、暴走するヴァーデッドの手を振りほどくことはできそうにない】

【だが…先に力を吸い取ることができれば――二人とも事なきを得るだろう】

/只今戻りました!
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/28(月) 20:32:37.54 ID:weMhYHZ20
【水の国、街中】


【――はたり。はたり】


【人通りが多い筈だろうが、其の場所の一角だけは違って。壁に只一人ポスターを貼る人影】
【其処には人が寄らない理由が在って。其の物の顔の銀色の髑髏は禍々しく光っているのであった】

【人通りが多い筈だろうが、其の場所の一角だけは違って。壁に只一人ポスターを貼る“人形”】
【銀色の包帯で巻かれたその束。――少し、先は見えてきたか】
【然し、只々作業的に黙々と貼っているのであった】


【ポスターを見れば――

 新正義組織 「blue justice/青義同盟」
 俺達の組織と、justice・対機関連合等の正義組織との違いは2点ある!云々】
【気になる人はblue justice/青義同盟でWiki検索!by中の人】

【――と。貼っているのは青義同盟のポスターだろう事は明白だろうか】
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 20:33:22.85 ID:DrwKZKYC0
>>88
…………死にたいのかしら?
【ニコリと笑いながら、飲み終わったココア缶を握り潰し】

なんて…冗談よ
【カッターをしまい、服に戻し】

けど…貴方、女性にまったくもてないわよね…童貞
【冷たく淡々と暴言を吐く】

あと…サイボーグじゃないわ…ゾンビよ
【人外でした(笑)】
【両足は義足だが】
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/28(月) 20:36:09.11 ID:n7OXl/jv0
>>85

【正直な、言葉に。初めて、無感情だった、其れに、変化を見せる】
【少し、目を、見開いて。其れから、焦る様に、口の端を、吊り上げて】

……、……分からない。……。
……断言……出来る、……意味は、……どこから……見付けたの?

【声には、何も、感情は、篭められていない。そういう風に、出来ているのだろう】

……もりしまは。……。……優し過ぎるよ

【彼を、皮肉る様に。優しさを。彼女は、甘さと、感じる、其れを、恐れる様に、さげずむ様に】
【その、言葉の、後。力無い、グロテスクな、左腕は、簡単に、掴めるだろう】

【そして】

……馬、鹿。……、……大、……嫌い……

【そして。浮かべた、表情は。ぐしゃぐしゃに、歪んだ、泣き顔、だった】
【緩やかに、左腕を、動かして。彼の手を、払おうと、思ったが。本当は、したく無いと、感じている、自分が居て】
【可哀相な、自分に、酔っているのだろうか。その、涙の、真意は。未だ、分からなかった】

【優しい、言葉を、掛けられて。こうも簡単に、篭絡する、自分が、許せなかった】
【攻撃、するべき、状況なのに。もう、何も、判らない。分からない。分からな―――】
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 20:36:20.40 ID:ZPcc8X78o
>>91

すげぇ、女性経験を見透かす機能もついてんのか
最近のサイボーグすげぇな!

【驚きと感激の声をあげながらじっと女性を観察する】
【どのへんにその機能があるんだろう、とでも考えているのだろうか】

はっはっは、そんなわけねぇだろ

【サイボーグは信じてもゾンビは信じなかった。それどころか笑い飛ばした】
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/03/28(月) 20:37:18.79 ID:cYRZhcSoo
>>72

ううん、俺が言いたいのは…
そもそも、ゴールを決める必要があるのかなって言いたいんだ
ゴールなんて置かなくてもいい、そんな気がするんだ

ゲーム…か…そういう言い方はあんま好きじゃないけど、ま、いっか
じゃあ君は、生きる意味を見つけられないの?

あまり変わらないかもしれないけど、俺はそれを目標って呼んでるんだ
【熱くなってこそいるが、冷静な心は持ち合わせていて】
【心の奥底で、自分で確かめてから、言葉を生み出していく】

せ、青義同盟…あれについては…まぁあれだよ…
『ま、ノーコメントって事だから、気にしないであげてね』
【怒りを抑えているような口調で、少女にそう告げる】
【それを察して、というか、過去にこういう事があったと思わせる言葉を投げかける】

うーん…俺入ったばかりだからなぁ…
集積情報で、独断でメンバーに入れた、とかそういうのは見たことあるけど…
じゃあとりあえず双葉さ…じゃないリーダーに連絡いれとこうか?
【顎に手をやって、いかにも考えている、という様なポーズをしながら考える】
【そして、はっとしたかのようにポケットから携帯を取り出す】

/遅レスごめんなさい…よろしくおねがいします
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 20:38:12.24 ID:N6obN58/o
>>87

【さあ、と不意に風が駆け抜けた瞬間。】
【纏う空気が僅かに変わったような──。】

──道化でも、気取るつもりか?
さっきからずっと、仮面でもくっつけたみたいに笑いやがって──よ。
本心から笑ってねえのは、果たして俺の思い過ごしかねえ?…まあいい。
俺の言いたいコトはそんなんじゃねえ。

【先程の雰囲気が“変わった”と認識したのならば、今度は再び元の空気に戻ったと認識出来るだろう。】

──ああ、愛してもいねえし恋してもいねえよ。
ついでに言えば、優しくするつもりもねえ。
【何の躊躇いも無く、そんな言葉を吐く。】
【友好的には、したくないのだろうか。】

…“倉庫”?てめえ、ドMかよ?
監禁がお望みだって言うんなら止めねえけどよ。

【はあ、と溜め息。驚愕を通り越して心配しているような、そんな気もする。】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/28(月) 20:43:06.62 ID:YC79qsds0
>>89

【ゼーロの手が自分の右手に触れる】

ごめん…!どうにか離れて…ッ!?

【触られている部分から力がどんどん吸い取られている】
【右手の疼きがさらに激しくなり、強制的にゼーロの両手を弾こうと暴れる】

【なお、この右手の石は無尽蔵に魔翌力を放出し続ける宝玉である為】
【体力は底があるが、魔翌力は無い。正確には見得えない】

がっ…!ぐあっ…!!に…げろ…ッッ!!!

【それを必死に抑えていたが、遂には耐えられなくなって暴走】
【近くにあったゼーロの両手を右に振って弾こうとする】

【押さえていた状態のため、力はほとんど抑えられているとはいえ】
【見た目通りの少女であるならば、簡単に払えてしまう程度の威力はありそうだ】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 20:46:05.26 ID:7WkSiH7s0
>>93
あら?だって貴方モテなそうな顔をしてるわ…
【ふっ…と笑いながらそう言い】

ならコレで信じるかしら?
【そう言うと再びカッターを出し】
【チキチキチキチキチキチキ】
【ザシュッ!!!ドバァァー!!】【なんとカッターの刃を出し】
【自分の首を深くか切った】
【血が噴水のように噴出し】
【女の頭が地面に落ちる】

【だが身体はなんともないように頭を拾おうとする】
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 20:49:57.64 ID:ZPcc8X78o
>>97

そうか? 割といい男だと思うんだが

【顎に手を当ててキリッとしてみせる】
【見る人が見たら変顔扱いされそうに似合わない】

【※ここは街中です】

……うわぁ

【めっちゃ引いてる】
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 20:55:26.27 ID:9VxbIzaj0
>>98
ないわね……
【生首状態の頭が喋る】

【わかってますよー】

あら…つまらない反応ね
【引く行動をみながら、つまらなそうに言い】
【噴出した血が宙にうき、糸のような形になり】
【頭を首に乗せ、縫っていく】
【余った血は縫い傷から彼女の体内に入っていく】

まあ…どうでもいいわ…
貴方に質問があるわ…
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 20:55:41.13 ID:9hC7eVmQ0
>>96

【狂気は止まらない、止まれない】
【そこに吸いつくせぬ魔翌力源があるなんて…こんなに都合のいいものはない】

【ゼーロは出来る限り多くの魔翌力を吸収しようと、ヴァーデッドの右手に張り付くだろう】
【魔翌力を喰らい、自らの力を膨らまさんが為に――】

【だが】


……――――きゃ――!

【暴走した彼の右腕が振るわれる】
【強大な力を持つが、見た目通り非力な少女は難なく吹き飛ばされてしまう】

【身体を地面に強かに打ちつけて、数瞬後、少しばかりよろけて立ち上がる】

【狂気の笑みは未だ消えていない】
【彼の力を得んが為、静かにもう一度接近しようとするだろう】
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/28(月) 20:56:30.94 ID:gpDxQQX7o
>>92

【――先ず、目に入ったのは血で穢れた包帯】
【隙間から見える肉には、嫌悪感では無く憐憫の情を覚えた】
【包帯で隠そうとしていると云う事は、多かれ少なかれ厭≠ネのだろう】
【尤も……『目立つ事を嫌っている』と云う可能性も有るが、彼はそう考えて】


『根拠』なんて如何でもいいですよ――僕がそう思うから、思ってるだけなんです。
其れが本当だったら嬉しい事は確かですけど……。


―――……うん、よく言われます。
……あ、でも大嫌い≠ヘあんまり言われませんね――。



【彼女の言葉に対し「嫌われちゃいました」と返すと、安心≠ウせる様な微笑を浮かべ続け】
【左腕を、軽く支える様に持ちながら――右腕をポケットに突っ込む】
【……少しだけ、時間が掛かって。 取り出したのは白いハンカチ】


大丈夫ですよ。 ……僕は貴女を傷付けたりしません。
時間が掛かってもいいから、ゆっくり、落ち着けば良いです。


【――少しだけ機械的≠ネ動きで其れを彼女の顔へ】
【当たれば、“金属”の感触がする右手で――ゆっくり、ハンカチを目の辺りに当てようとするだろう】
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 20:57:20.47 ID:1X+J0BYw0
>>92
>>101

/非常に勝手ですが……乱入させてもらっても良いですか?
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 20:58:02.25 ID:S02Z5XqDO
>>95

さぁ?
キミの思い過ごしなんじゃ、ないかなーぁ?

【空気の。雰囲気の変化を受けてだろうか】
【──す、と】
【ほんの僅か。笑みが歪む】
【其れは幽かな変化ながらも──分かる人間には分かるものであった】
【仮面の笑みから、淀んだ──機関員が浮かべるにふさわしい笑み】
【或いは此れが、『本心』からの笑みか】

【だが、相手の気配が元に戻ると】
【まるで何事もなかったかのように、笑みは再び張りついて──】

ふふ、残念
でも私はキミのことを今この瞬間から愛することにするよ
一方通行の片想いというわけさ──
大丈夫、キミのことをストーキングしたりキミの周りにいる女性をバラバラにしたりはしないから、ね?

【ふわり──夜風が、人通りのやや少なくなった街中を通り抜ける】
【その直後。香ってくるのは涼しげなミント系の其れ】
【恐らくは、彼女からのものか】
【そして彼女は匂いと同じような涼しげな表情を浮かべると──そんな、宣言を】
【どこか歪んだ、貴腐ではなく腐敗した蜂蜜や葡萄酒のような──】
【其れは、そんな誓いだった】

ふふ、ホテルのお金を払えない可哀想な子たちのためだよ?
もちろん、叶うことならば羽布団に包まれて愛を語りたいけれど──
それが出来る人はそう多くないでしょう?

【──呼吸をするように嘘をつく、とはよく言うが】
【彼女の場合は、呼吸をするように愛を語る】
【くすくすくす、と笑いながら】
【心配無用と言わんばかりに、彼女は己の唇にそっと、指をあてた】
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/28(月) 20:59:45.13 ID:gpDxQQX7o
>>102
/来いよラギッ!! テメェの手で(ry
/はい、此方は檸檬さんの方さえ宜しければ大丈夫ですよー
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 20:59:56.64 ID:ZPcc8X78o
>>99

サイボーグに冗談のセンスを問われたくねぇよ

【まだ言うか】
【今のを見てもまだサイボーグだと言い張っている】

質問?

【怪訝な表情をしながら首を傾げた】
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sagesaga]:2011/03/28(月) 20:59:57.57 ID:uZMCpb460
>>94

僕はねぇ、不完全燃焼で終わる人生なんて絶対に嫌なんだよ
一生と言う限られた時間で、本当の願いをやり遂げるつもりならさ、
誰が何と言おうと僕はきみの言うみたいな甘い考え方はしない―――。

さっきのことを教えてくれた娘のために…は、もちろん。
………それに、死んでからじゃ親孝行も出来ないからさぁ、
一番の「近道」として、僕は敢えてそう思うことにしたんだよ…。

【雄弁に語る姿は、やっぱり女の子よりも男の子のようで】
【自分に重荷を背負わせようとする姿は、彼女の胸に沈む弱さの裏返し】

【――誰かを自分より重んじて生きる人間の多くは、いつか折れてしまう】
【その心を腐らせず闘い抜くことが出来る者があれば、人は彼を英雄と称えるだろう】

どこかで区切っちゃったら――きっと駄目≠ネんだ
「ゴール」が手の届くところに見えたら、人は止まってしまう

【ふと。笑みに降りた影は、中世的な金の国特有の澄んだ星の光が産んだもの】
【――だけであるはずなど、無くて】


【しかし、彼女は微笑みを枯らすことは無く】
【さて――「連合」への、加入希望についての話題となるが】

…不安な気持ちなのは、わかるよ。
僕みたいな弱い人間を加入させるのは、躊躇われることだってわかるからねぇ

だから、連絡だけ入れておいてくれたらもうバンバンザイだよ
名前知ってた方が良いよね? 僕、「セシウス・クレプシドラ」って言うんだぁ

【クレプシドラ―――伝統的に、法曹関係者や国家権力に関わる人間を多く輩出する家】
【古い時代に裁判に用いられた水時計(桜の国で言う漏刻)の意味を持つ姓】
【だが、重役を務め続けているわけでは無いので、氏族の名はそう高くはなく】
【控え目な語調を用いた彼女にも、驕りらしいものは見られなかった】
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 21:02:40.44 ID:O02cZSwgo
【とある辺境の刑務所】


【能力者に対しては、この世界の警察の大半は無力であるが】
【それでもやはり環境に適応し、『対能力者に特化』した個所もある】
【強力な能力者を複数置く、機械制御の重火器を二十四時間作動させるなど、対応策は様々だが】

【此処も、その一つ。幾重にも張り巡らされた分厚い壁が脱走を拒む、通称黒鉄の棺=z


……うだうだしてたらこんな時間じゃねーか

あーもーどーすっかなー、いっそ戦車に列車砲括りつけて使い捨てるか……
間違いなく運んでる間に邪魔されるよなー……

どうしてこうも馬鹿みたいに頑丈につくりやがったんだか……客の事も考えろよなあ
……もう警備員張り倒すか

【無機質殺風景の黒い壁を、見上げる者が一人】
【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上にはブラウンのロングコート】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪に、マフィア風のソフトハットを重ねた、身長160cm程の少女】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 21:03:59.48 ID:9hC7eVmQ0
>>100
/ごめんなさい!次ちょっと遅くなります
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 21:04:19.19 ID:q+yOn5hoo
【路地裏】

…あーあァ、誰か通んねーかな?

腹減っちまって二倍イライラするぜ、チクショウ

【壁際に置かれた金属製のゴミ箱の陰に焦げ色のローブを着てフードを被った青年がしゃがんでいる】
【どうやら通行人に襲い掛かって略奪行為を働こうと誰かが通るのを待ち伏せているのらしいのだが】
【何故か人通りは全く無い、それもそのはずで】
【表通り側から来た人間が見れば、ゴミ箱の向こう側に青年が右手に携えて肩に担いでいる抜き身の刀の切っ先がひょっこりと顔を出しているのだった】
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage saga]:2011/03/28(月) 21:04:46.62 ID:0DNLiSFuo
【櫻の国】
【比較的、田舎ではあるが、活気のある土地】
【そこの小高い丘に、一つの道場がある】
【其の名を、《花鳥風月一派戦術道場》という】
【一代で門下数百人の流派にまで発展した、実戦派を謳う流派の総本山】
【かなりの大きさを誇るそこは、堅牢な門に守られていた】
【門の前には、二人の屈強な門下生が刀を腰に刺して立っている】

「なぁ、安。お師様は何時帰ってくるのかのぉ」
『さぁな。俺達にはあの人の事は理解できんのは、よく分かっとるだろうに。
ただ……、火憐嬢様が、先日顔を真っ青にしてらしたが……』

【二人の門番は、師の帰りを待ちながら、黙々と門を守り続けている】

//クルスの人、よろしくです!!
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 21:05:12.86 ID:9VxbIzaj0
>>105
貴方の脳は蛆がわいてるのかしら…
【ひどい】

ええ…ここらへんに武器を改造してくれるお店はあるかしら?
【そう言いながら、服から大型拳銃を取り出す】
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/28(月) 21:05:59.85 ID:YC79qsds0
>>100

ごめんごめんごめ―――!!!

【右手の暴走はすでに止められない】
【意識までは奪われなかったものの、石としての防衛本能か】
【それとも…ゼーロ自身が何か石と関連するものを所持していたのかも知れない】

【すでに右手はゼーロを追撃しようと暴れ狂う】
【拳を握り、右肩から炎が噴出する】

――避けてゼロウィ!!!

【幾分か遅れて聞こえてくるはずの声、大声で叫んだため聞こえてはいるはずだが】

【炎を噴出させることで飛行機のエンジンの様に低空を高速移動】
【そのままゼーロに握った明確な殺意の塊を向かわせる】

【その威力は申し分なさそうに見えるものの、スピードはある程度遅く、ふらついている】
【ヴァ―デッドの意思もあってか、蛇行するように空を進んでいるためだろう】

【元々以上の威力はなさそうな上、このまま当たらないと体を地面に叩き付けることになるだろう】
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 21:07:59.62 ID:ZPcc8X78o
>>111

機械仕掛けの脳に言われたくねぇよ

【負けじと言い返す。口が減らないとはこのことを言うのだろう】

武器の改造ねぇ?
わりぃけど、平凡な一般不良の俺はそんな店知らねぇよ

【不良を平凡で一般的と言うのかはさておき】
【拳銃を一瞥するだけで、彼はすぐにそう答えた】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/28(月) 21:11:30.03 ID:iV2QuCmto
【路地裏】

……ここでの生活、少し経ちましたが…
慣れって怖いですね…

【やや暗がりから、歪な魔翌力が漂っていて】
【遠くからではかなり大きな影が蠢いているように見える】

【だが近寄って見れば、実際は身長145cm程の少女で】
【翡翠色の真っ直ぐな長髪に、翡翠色のくりくりした瞳】
【黒いマントのような服を纏った、そんな風貌だ】

…けど、怖いです
いつ、衝動が起きるか…

【そして大きく見えた正体、それは彼女の背中に見える黒紅色の翼だ】
【一番それに真っ先に目が行くが、視線を下ろせば
 彼女の後ろ側には尻尾が生えていて、腕も鋭そうな爪の付いた異形の物】

【いずれも龍を彷彿させる形で、彼女が人で非ざる者だというのがすぐに分かる】
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 21:13:32.50 ID:N6obN58/o
>>103

────。

【──特に、言葉を返さなかった。】
【いや、返せなかったと言うべきか。その“闇の淵”に触れて、ぞわりとした感覚を感じた。】

…どちらにせよ、お断りだっての。
俺は思春期のガキじゃねえんだぞ?
安易に“手を出す”程、まだ“堕ちた”つもりはねえよ。

【やれやれ、とでも言いたげなジェスチャー。】

“相手”を選べ、“相手”を。ついでに言うなら“時間帯”。
──んな顔が出来んなら、誰にでも、勝手にすりゃあ良い。だけど俺は“オコトワリ”だ。

…。
(読めねえ、な──…)

【──また、溜め息を一つ。】
【不意に、何処かへ向けて歩き出す。】
【興味があるなら着いていくのもいいが、このまま別れるのも一つの選択肢だ。】
//暫くの間落ちますので、ここで絡みを打ち切って頂いても結構です。
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 21:15:52.96 ID:9CyRA/s50
>>113
役ただず……
【ひでぇ……】

…まず、貴方が平凡に見えないわね
そして……ただの不良があの光景を見て引くだけなんてしないわ…
【ただの不良なら驚いたりするはず……なのに彼はまるで鮮血沙汰に慣れてるような反応で】

貴方は何者かしら?…
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/28(月) 21:16:06.77 ID:n7OXl/jv0
>>101

【彼の、言葉に。何も、言わず。反応は、ぐ、と、唇を、噛む動作で】
【以前の、彼女ならば。嬉しそうに、小さく、笑っていたかもしれない】
【左腕に、ついても、彼の、考えた、通りで。生き返った℃桙ノは、既に、巻かれていたものだが】
【其れでも。腕を、隠したいという、思いは、心の、何処かに、存在していて】

【言葉に、出すことは、恥ずかしかったが。彼が、嫌いだと、言われない、其の理由が】
【其の、微笑みで、言葉で、行動で。分かった、気がした】

―――……、

【硬い、感触の、右手。其処から、彼の、腕のことを、推測して。また、表情を、歪めた】
【柔らかな、白で、押さえられた、目は。じわり。水分を、滲ませるだろう】

……。……、もりしま

【ぽつり。涙を、拭かれながら。彼の、名を、呼んで】
【慟哭などは、無かったが。未だ、少し、涙を流して、興奮している様子で】

……もりしま……。……分からない、よ……
全部、……分からない……僕は、……また、機関員、……に、なった。のに……

―――……敵の、ことを……想っ……

【その、甘えた、言葉は。恐らく、答えても、答えなくても、良いものだろう】
【化物の、左に、触れられながら。どうでも良い吐露を、ぽつぽつと、語る】
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/03/28(月) 21:19:37.56 ID:HNhq4Y1do
>>110

……ここ、かな。

【一人の少女が、きょろきょろと落ち着きなく周囲を見回しながら、道場の方へと近付いてくる】

【年の頃は15にも満たぬだろうか。身長は150pほどで――左腕の、欠けた少女だ】
【その肌は白磁のように滑らかで、腰ほどまでに伸びた金の髪は、柔らかく風を受け止めて、なびいている】
【整いすぎていて、人工物を思わせるその目鼻立ち。紅を引いたような小さな口唇】

【ダッフルコートにロングセーター、デニムジーンズと言うありふれた出で立ちでありながら】
【ひらひらと揺れるその左袖や、西洋人然とした要望も相俟って、ひどく悪目立ちしている】

【――門番達の目がよければ】
【彼女が右手に持っている、その太刀に気付くことができるだろう】

【――門番達が、己の目を信じることが出来るならば】
【その太刀の銘――『鬼酔割義人』を。その持ち主であるはずの人間を、思い出すことが出来るだろう】

【右手に持った太刀が重いのか、少しバランスの悪い足取りで、少女はどんどんと、道場の門へと近付いてくる】

/クルスです、よろしくお願いします
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 21:21:06.06 ID:ZPcc8X78o
>>116

おいおい、血ぃ見て”ひぃ!”なんて言うのは一昔前の不良だぜ?
今じゃどこの誰が張り切ってんのか知らねぇが、路地裏にゃえぐい死体がごろごろしてやがる
毎日のようにそれ眺めてりゃ嫌でも慣れるだろ

【やれやれ、というようなポーズをとりながら理由を説明していく】
【確かに路地裏に死体は山ほどあるだろうし、不良はそこを根城にしている】
【流血に慣れている、というのは確かだろう】
【しかし、先ほどの光景は流血どころではなかった。単に慣れているだけか、或いは──】

それよりサイボーグ、何でお前はゾンビなんだ?

【呼び名はサイボーグなのに尋ねてることはゾンビ】
【しっちゃかめっちゃかだ】
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/28(月) 21:21:25.47 ID:eJHk5s2Fo
>>107
えー、シズクが負けただけでも割とびっくりなのに、遂にウェル子までやられたのは知っていると思う!

【前触れ無く響き渡ったのは、豪快かつやかましい男の声――】

――そこで! 最近の能力者共のヤバさに思いを馳せつつ、残った我々で作戦会議だッ!! イエーイ!! はい、拍手!!

【――声の発生源を見れば、ノーネクタイで白いワイシャツを着て、その上には、ボタンも掛けずに真紅のスーツを羽織っており、】
【ズボンも同じく赤で統一され、足下に目をやれば大きな白い布袋が置いてあって、】
【レンズが若干赤みがかった眼鏡を装備し、口にはタバコをくわえ、】
【白髪で短髪な上になぜか真っ赤なナイトキャップを被っているというあまりに奇妙で目立つ出で立ち――】
【身長が190cmほどあるのだが、年齢は20代前半とでも言ったところだろうか――、というそんな感じの男が、『黒鉄の棺』の側で、椅子に座っていた】
【しかも御丁寧に、自分の前に小さめのテーブルまで用意して、肘をついていたり】

「ぱちぱちぱち…………うん、二人で?」

【そして――「蟹」――】
【なんと、高さ2メートルはあろうかという「機械の蟹」……というか「蟹型のロボット」が、目に入るだろう】
【赤男の対面に鎮座するこの蟹ロボットのボディは、塗装のされていない金属そのままの鈍い灰色】
【眼の部分は赤く発光していてまさに機械仕掛け、と言った雰囲気】
【蟹の特徴たるハサミは体長相応の大きさを誇り、見る限りではかなりの力を有していそうだ】
【そして時折、プシュー――と、関節から魔力混じりの蒸気を噴き出していた】

【――それと、クリーム色の作業用つなぎ服に身を包み、頭にサンバイザーを被って、】
【右目に片眼鏡を装備した茶髪ポニーテールで身長170cm弱くらいの女性が蟹の背に乗っていた】
【もちろん、赤男と会話をしているのは、蟹ではなく、この女性】

二人で!! 主力二名が現在療養中な上、ゴーストはスタンド・バイ・ウェル子だし、しょうがないだろ!

「じゃあもうアレだね、組織解散でいいんじゃないかにゃー?」

うっぜえ語尾だな! 誰が解散するか!

「って言いますか、フツーこんなトコロで会議しますか?」

うるせえ! 俺は開けた場所と、リスキーな行為が大好きなんだよ! イッツァスペクタクルデイズ!!

「アッハッハー、もういっそ蜂の巣になってしまえばいいのに、いいのに」

【ツッコミどころ満載(?)な二名と一体は、刑務所の側にありながら騒がしかった――】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/28(月) 21:23:08.75 ID:weMhYHZ20
>>114

 ふぅむ、成る程。衝動を抑止したいと。そういう事か?

【ふぅ、と其の漆黒ローブの人形はその少女の隣に突如として現れたのだった】
【其の銀色の骸骨顔から赤く点る眼やらは
 この者を人外及び機械を連想させるだろうか】

 其れとも。自分の本能的による物等で、不可能な類か?

【其の者は見据えがちに小首を傾げつつ。何処か堅い口調で一言二言問うた】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage saga]:2011/03/28(月) 21:23:20.35 ID:0DNLiSFuo
>>118
「む……異人か」
『そのようだな、む、あの太刀は……』

【少女を視界に収め、同時に二人の門番が声を発する】
【門の前に立ちはだかり、クルスに話しかけるだろう】

「待たれよ、異人の少女、その太刀をなぜ持っている」
『お師様は、どうなされた。その妖刀はお師様の物の筈なり』

【二人とも、威圧はしていないが警戒はしている】
【門番として、確り役目を果たしているのである】
【しかしながら、その太刀が戻ってくる、ということは。あまり考えたくない事が、起こったかも知れなくて】
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 21:24:41.26 ID:S02Z5XqDO
>>115

あーぁ、呆気なくフラれちゃった
でも──忘れないでね?
私がキミに捧げる愛は、決して変わらないから

【言葉ではそう言っているものの】
【表情だけでは──然程、残念そうには見えず】
【それでも諦めが悪いのか。或いは諦めという言葉を知らないのか】
【彼女は、艶やかな唇で再び愛を紡いだ】

それに──相手を選ぶなんてとんでもない


  ────愛することを選ぶなんて、私にはとても、出来ないよ


【くつくつ、くつ】
【夜風に混じり、響く笑い声】
【それはぬらりと淫らに糸を引く蜜のように──いつまでも、いつまでも残っていた】


    【 『またね──愛してるよ』 】


【最後に聞こえた其の言葉は】
【春の夜の、幻聴だったのかもしれない】

/では、きりもいいのでこの辺で
/ありがとうございました、お疲れ様でした!
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/03/28(月) 21:24:43.56 ID:cYRZhcSoo
>>106

限られた時間…かぁ
仮に、永遠に生きられるのなら、どれだけ素晴らしいんだろうね
【不死願望がある、そう取られてもおかしくない言葉を、奇妙な笑みを浮かべながら言う】
【奇妙な笑みを消してから】

近道してもいい事ないよ?
見たところ君も若いんだから、長い時間かけて、ゆっくりと…ね?
【先ほどとは違う、純粋な笑みを浮かべて、忠告とはちょっと違う
 なんとも形容しづらい言葉を言い放つ】

いつかは、見える、そうあるべきだと思うなぁ……
【純粋な笑みを消さずに、上の方を見て呟くかのように】

弱い…?
あれ?君能力者じゃないの?

なら、書き込んでおくよ
『重太郎、自己紹介しないの?』
【携帯を手馴れた手付きで、いじっていたためか、自己紹介を返そうとなど思っておらず】
【あっ、そうだった、と手を体の横においてから】

俺は、宮本重太郎。さっきも言ったとおり、対機関連合所属なんだ
「俺は白口っていうんだぜ!」
『僕は口黒、よろしくね』
【いつものテンションで自己紹介を返した少年とは対照的に、ハイテンションな銃が1丁。そう、白口である】
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 21:25:33.40 ID:8UYHRBGSO
【水の国――とある森】
【空を見上げれば、すっかり星が煌めく綺麗な夜空になって】
【それに付き添う様に、地もまた夜の無気味に薄暗い森へと変わった】
【そんな中――】

・・・・星、綺麗だなぁ・・
手を伸ばせば・・届きそう。
【白のカッターシャツに青のネクタイを着け、腰には二本の刀を携えた少年が木にもたれ掛かって休んでいた。】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しく】
【カッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解る】

【――・・・と、言ってもやはりここは薄暗い闇の中】
【例えば、かなり至近距離だったりしない限り、少年の容姿を視認するのは難しいだろうけれども・・】
【もしここを通る者がいれば森に棲む獣と誤認しかねない。】
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 21:27:16.31 ID:R0Huq1Pa0
>>119
あら…そんな一昔の不良は路地裏に沢山いるわよ?…
【少し怪しむように見て】

あら?…簡単よ…
死んだからに決まってるじゃない…
私は…ただ《生きたい》だけだし
どうして《ゾンビになったか》は
よくわからないわ…
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/28(月) 21:27:47.82 ID:gpDxQQX7o
/檸檬さんの方、>>102の件ですが如何しましょう
/森島中としては、どちらでも大丈夫ですー
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/28(月) 21:28:51.59 ID:n7OXl/jv0
>>127
/うわああああああ!すみません!ボーっとしてて…!
/勿論、自分はオッケーです!本当すみませんでした…!
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 21:29:20.03 ID:ZPcc8X78o
>>126

……えっ?

【ぽかーんとしている】
【しばらくそうしてから、”またまた御冗談を”というポーズをとってみせる】

ふーん。ってことはお前を生き返らせたやつがいるってことだよな

【ここに来てようやっとゾンビであることを信じたらしく、推測を口にした】
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 21:30:24.74 ID:O02cZSwgo
>>120

………うぉあ、何か出た

【この少女にしてみれば、まさしく「何か」としか言いようの無い状況だろう】
【何処からどう贔屓目に見ても、決して「普通」とは言えないような集団(二人だけど)に】
【おかしなものを見慣れている少女でも、流石にコメントが出なかった】


……えーと、漫才師?いや、コント集団?
少なくとも、笑いを取って飯を食う連中だよな?

【声を掛けているのかいないのかの、微妙な角度と声量で】
【思った事を殆どそのまま、オブラートに包まず】
【「主力って誰だよ」とか「寧ろそいつら居た方が良かったんじゃね?」などの呟きも零して】
【少女は、その位置で硬直している】


【やがて、状況が幾らか理解出来て】

……あー、厄介に厄介が付け足されたー……
何でこうも訳の分からない事が起こるかなこの世界は……

【溜息をつきながら、其方にへと顔を向ける】
【とりあえず、直ぐには接触を図らず、様子見。積極的に係わりたいとは思っていないらしい】
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 21:33:38.48 ID:O02cZSwgo
>>120
/おっと、そんな長くはならないけど急用が
/多分、30〜40分程度で戻れるとは思いますすいません
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/28(月) 21:34:15.02 ID:iV2QuCmto
>>121

───わわっ!?

【もちろん、いきなり隣に表れて驚くのは人間だけではない】
【反射的に咄嗟に距離を取り、異形の爪を構える】
【相手も得体の知れない者であるため、構えを解かずに口を開く】

…さぁ、どちらなのでしょうか…
両方共、思い当たるところがありますからね

………自分でもわかりません

【小さく横に首を振って、ため息をひとつついた】
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/03/28(月) 21:34:34.57 ID:HNhq4Y1do
>>122

【門の前で、二人の男が立ちはだかるのを見て、少女は歩みを止めた】
【――右手に提げていた太刀に、目を落としてから】

お師様、と言うことは、こちらが『花鳥風月一派剣術道場』で、間違いないのですね。

【悲しみに暮れた蒼い双眸を、二人へと巡らせてから】
【ゆっくりと息を吸って、少女は――】

……私の名前は、クルス、と申します。
花城六輝翁の頼みにより、彼の令孫との面会を求めてまいりました。

……『詳しい事情』は、その方にお会いしてから、と言う訳には、参りませんでしょうか。

【それだけを、告げた】
【『詳しい事情』を、ここで告げない理由は何か】
【わざわざ孫に会いに来た、その理由は――】

【――理由も述べずに、孫に会わせろ、と言う少女に、果たして門番らはどう対応するのか】
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 21:35:17.35 ID:Mn6HAGS50
>>129
《一回目》は悪魔よ…

《二回目》はよくわからないわ……悪魔に身体をのっとられて、その悪魔は消滅したのに…ゾンビになったのよ
【首を傾げながらそう言う】
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 21:35:51.84 ID:S02Z5XqDO
>>125

【さくり、さくり】
【星屑の煌めきを楽しむ少年の耳に──そんな、草葉を踏む音が届くだろう】

【獣──ではない。恐らくは人】
【その事は、聞こえる音の数やリズムで判断は可能であり──】


んー?
誰かいるのかなーぁ?


【──次いで聞こえたのは】
【語尾のやや間延びした、女性の声だった】
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 21:36:22.01 ID:9hC7eVmQ0
>>112


アーテル・スフィア

【両手を開いて前に突き出し、小さく呟くと中心に向かうほど黒いグラデーションのかかった球体が出現する】
【それを維持したまま、ゆっくりと前進する】


【彼の一撃には本能が察知したのか、無理に動こうとはしなかった】
【回避できる軌道だと判断すると、勢い余ってすっ飛んでゆく彼を横目で見遣り】
【地面に落ちたのを確認した後、其方へまたゆっくりと歩み寄ってゆくだろう】

(ヴァーくん…許して…)

【彼女もまた、暴走している】
【異常なまでの、魔翌力への執着心から――】
【それが彼女の目的であり――使命】
【それを終えるまで、彼女の中の狂気は止まることを知らないだろう】

【彼女は只、只管、彼の体力が尽きると暴走が止まってくれると信じ――】

/遅くなってすいません…
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 21:38:36.63 ID:1X+J0BYw0
>>104
>>128
/では、お言葉に甘えて
/なんだか、ややこしくしてしまって申し訳ない



>>101
>>117

――――――――そこまで、だ…………!!

【唐突に、路地裏の奥――――更なる闇から、押しつぶしたような低い声が響く】
【同時に――――雨あられと放たれる、青い光の粒の様な『砲撃』】
【それは、彼らの足元に転がり、呻いていた数人の青年の頭部を、的確に粉砕し――――絶命させる】

気晴らしに…………抜け出してみりゃぁ……………………面倒な、事に……巻き込まれ、やがって…………!!

【そうして、どこか不自然な足音と主に、現われた人物は――――】
【赤いウェーブがかったロングヘアーに、黒のライダースーツで全身を固めた、毒々しい赤い口紅が印象的な女性】
【その細い首筋には、『Canossa 616』と刻み込まれたプレートのついた、金属製の首輪がはめ込まれている】
【その左腕からは、小型のガトリング砲台が突き出されており、先ほどの射撃は、これから放たれたものと思われる】
【そして、右腕は左の脇腹を押え、その歩き方も、左半身を引きずるような、身体を持て余した歩き方だ】

≪No.90≫…………前の借りは、ここで返させてくれ…………援護する…………!!
なんで、あたしが『切り落としたはず』の左腕が、そんな事になってるかは……後で聞かせてもらうとして、だ…………!

【夢幻檸檬とこの女性は、ある意味で浅からぬ関係にある】
【しかし、今ここでは女性は夢幻檸檬の仲間であり――――】

そして――――――――聞かせてもらった…………『森島』とやら…………!
お前が、裏切り者の『森島 京』なのか……それとも、他人の空似なのか…………確認する術はねぇから、どうでもいい…………!
――――ともあれ、だ…………――――――――あたしの『仲間』に、手を、出すな…………――――!!

【――――同時に、対機関連合の敵である】
【苦しげな口調に、傷を庇う様な動作――――本調子でない事はすぐに分かるだろうが、しかし面倒な『増援』だ】
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/28(月) 21:40:24.47 ID:eJHk5s2Fo
>>130
蜂の巣ってなんか旨そうだよな

「……ふぁっく」

【女性の乗る蟹ロボットが、プシュー、と蒸気を放つ音がこだまして――】

――――ん? おや、こんなところにお嬢さんが

【凄まじい切り替えの早さで、男が、少女に気付いた】
【「いやー、ハッハッハ」みたいな感じで、にこやかにうっとうしい顔を向けている】

こんばんはお嬢さん、タバコは身体に悪いぞ! 美容にもよくないと俺は思う! あくまで思うだけだが!

「ヘビースモーカーが訳の分からないことを言い始めた」
「あ、それから漫才師でも大道芸人でもいいけど、面白かったんならお金ください、お金」

【※男も咥え煙草の真っ最中】

……っと、まあ、挨拶はこの辺にして――
こんな辺鄙で物騒な場所で何をしているんだ、補導される前に帰っておくといいぞ

「お困りでしたらお助けしますけどね!!     …………………………有料で」

【――案外フレンドリーだった】
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 21:40:30.60 ID:ZPcc8X78o
>>134

おいおい二回も生き返ったってか?
すげぇなおい。死後の世界ってのはどんなんだ?

【けらけら笑いながらそう聞く青年は、とても信じているようには見えなかった】
【何せ目の前のサイボーグ(冗談だが)は二度も蘇生したと言っているのだ】
【にわかには信じがたい話だ】
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/28(月) 21:41:32.48 ID:eJHk5s2Fo
>>131
/おっと了解いたしました!
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage saga]:2011/03/28(月) 21:42:23.64 ID:0DNLiSFuo
>>133
【少女、クルスの問いに、首肯を以て応え】

「ああ、此処が花鳥風月一派戦術道場だ」

【そして、クルスの告げた言葉を受けて、門番二人が顔をみ合わせて】
【数秒して、二人ともクルスの方を向くだろう】

「……中に入られよ、クルス殿」
『俺は火憐様に話を通してこよう、しばし待たれよ』

【物分りが良かった。師の教えにより、おなごには優しくせよ、と教えられているのだ】
【堅牢な門は、軋みを上げて開き、クルスは客間まで導かれるだろう】
【門の中は、巨大な道場と、豪邸であって。かの老人は、此処で弟子に技を伝授していたことが伺える】
【客間は、畳張りで、待っている間に茶と、櫻の紋の入った桜花饅頭(道場の名物)が出されるだろう】
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sagesaga]:2011/03/28(月) 21:42:38.86 ID:uZMCpb460
>>124

……時間はねぇ、きみが思ったより早く過ぎて行っちゃうんだ
気が付いたら、僕たちが胸に抱いてる夢なんて簡単に追い抜いていってしまうよ?

こぼれ落ちる砂や水で時間をはかる道具は昔からあるけどさ、
ああいうのは、僕にとっては時間のイメージにぴったり当てはまるものなんだよ
…誰にも止められないし、どんどん失われてくものだって分かるからさぁ。

【――ついに。ふわふわした微笑の一端が、ぐにゃり崩れた】
【悪意らしいものは見えず、怒鳴り立てることはしないけども】
【「長い時間」をかけることを、断固として。夢物語であるように否定する】


  【「したくない」の背後に潜むのは、「できっこない」?】


【さて置き、穏やかでのんびりした口調を変えることはせず】
【一人と二挺の自己紹介を受けて、自然と笑みを作り直し】

宮本くんと口白くんと黒口くんだねぇ?
改めて、セシウス・クレプシドラをよろしくね。

【注:この間違いは中身にとっては作為的なものです】
【似たような名前が頭の中で混線したのか、セシウスは架空の名前を二つも作り】
【深く腰を曲げて――挨拶の時と同様に、一礼するだろう】
【戦乱の跡地を吹く風にツインテールがゆらめいて】
【未だに掃われぬ塵埃の粒が髪から散らされ、汚れた雪のように舞った】
【悪臭がないため、不潔な訳では無さそうだけれど――】
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/28(月) 21:45:46.57 ID:weMhYHZ20
>>132

 驚愕させたか。申し訳ない
 俺は青義同盟の“ゼビレイ”
 まぁ、正義組織上の巡回であんたを見つけたような所だ

【青義同盟。其の名は案外有名ではあったが。どうであろう。兎に角、正義陣営の者らしい】
【……印象、大分怪しいが。軽く会釈しつつ】

 この通りサイボーグ……いや、正確には“アンドロイド”らしい。そして消えるのは“俺の体質”……

【警戒の類は慣れたものだ。其れで察して。淡々と説明しつつ】

 と。まぁ、そんな事は良いんだ

【大雑派に切る。そんな人であると解ってくれれば良いらしい】

 其れは難儀だな……
 何とかなるのか、その“衝動”は?

【結局の所、彼は少女を少し心配していたようだ。そんな問いを残して】
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 21:46:06.47 ID:R0Huq1Pa0
>>139
暗くって静かで…気持ち悪くって安らぐ場所よ…
【淡々とそう答え】

けど人によって違うんじゃないかしら…
この世界には幽霊だっているし…成仏した幽霊は冥界や天国や地獄とかに行くとか聞くわ…
【そんな事を言いながら大型拳銃をしまう】
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 21:49:49.36 ID:O02cZSwgo
>>138

……いやつまんねえよ笑えねえよやらねえよ
後から編集して笑い声と字幕入れる必要があるくらい笑えねえよ払わねえよ

……訳の分からない事って、それ私の台詞じゃね?
なんか知らねえけど何処かの誰かが態々こんなとこで話し合いって訳分からなくね?

【相手二人の内、まずは女性の方への返答】
【あまりにも理解の及ばない事が多いのか、口調がどうにも頭の悪い女学生風になっていて】

それからそっちのうっせーよ二重の意味で

【鬱陶しい方には、声量についてと煙草のへの言及について、一言で片づけた】


………挨拶なのか?これが挨拶なのか?どこの部族の風習だ?
そしてその言葉をそっくりそのまま返せる状況なのは狙ってるんだな?ああ?
それからそっちの出来損ないの蟹に乗ってるの。困ってる、凄え困ってるけど元凶お前達だよ
賑やか過ぎるのが増えたせいで警備の目が無茶苦茶強まりそうでもう大弱りだよチクショー
何なんだよお前達物乞い?それとも親切押し売りして歩く宗教家?

【フレンドリーな相手に対し、こっちは見事に逆】
【息継ぎの回数を最低限にしてまで文句を言いたかったらしく、言葉を終えるまでは非常に短い】

【警備の目、侵入を企んでいるような物言いだが】
【確かにこの状況、すくなくとも少女一人で居るよりは明らかに、目的の達成には遠い】


/用事長引くかと思ったら一瞬で終わったびっくり
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 21:51:30.06 ID:8UYHRBGSO
>>135
・・ぅ・?・・・誰かいるんですか・・?
【女性の声に気がつくが】
【暗闇でそちらにこの少年が見えない様に】
【こちらも女性が見えていない】
【少年は見えない誰かに恐る恐る、声をかけた】
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/03/28(月) 21:53:19.32 ID:HNhq4Y1do
>>141

……ありがとう、ございます。

【無理な要求であることは自覚していたのだろう】
【それがすんなりと受け入れられたことに、少女は安堵した様子を見せた】

【門番に案内され、客間まで通されて、クルスは慣れない畳みの上で、慣れない正座の姿勢で】
【――いずれやってくるであろう、六輝の孫に、どう話したものかを思案していた】

(……何て言ったら良いんだろう)
(……私が、もっと強かったなら……)

【出された茶にも茶菓子にも手をつけず、硬い表情で待ち人を待つその姿は】
【傍から見ても、ずいぶんと張り詰めた様子だった】
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 21:56:35.08 ID:ZPcc8X78o
>>144

……ふぅん

【興味のなさげな返事】
【しかしそれは今までのものとは違い、どこか真剣味のあるものだった】
【それに気付ければ、この話を信じたというのが分かるだろう】

ま、死後の世界なんざどうだっていい。生きるのが最上だ
しかし、流石にあんたをお茶に誘う気にはならねぇなぁ

【ぽりぽりと頭を掻きながらそう言った】
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/28(月) 21:57:16.13 ID:gpDxQQX7o
>>117>>137

【うん、うん、と、笑顔を絶やさず――頷きつつ、彼女の話を聞く】
【依然として止まらぬ涙を拭き続け、彼女の左腕を掴んで】
【目の前の彼女を放って置く様な真似は、彼には出来ないから】


……檸檬さん。 其れはね――――


【確り、『体温』を伝えようと、其の左手を優しく握って――――】



  【 BaaaaAAAAAAaaaaaaaaaaaaa――――――n<b!!!!  】



【銃声、攻撃、絶命―――――――、殺意=z
【そう云った物が『有り触れた物』である筈の路地裏で、其の時は“有り得ない”物】
【背後からの其れ≠ヘ確かに其れ等を内包していて、彼は呆けた様な顔を作る】
【一転、顔を引き締めると……「檸檬の左腕を掴んだまま」、ハンカチを押し付ける様に渡して振り向き】


(…………怪我=Aしてる―――――?)


……最近の機関はどうなってるんですか。
『治療』位確りしてあげないと、―――― ……知り合いですか、檸檬さん。


【眉を寄せ、呟いたのは女性の怪我≠ノ対する……文句、だろうか】
【無論、『檸檬が近くに居る』以上はガトリング≠使えないであろう、と云う打算も混じっている】
【だが、直ぐ様に「戦闘態勢」に入ろうとしない彼の行動――悪く♂fるかマシ≠ノ映るかは、五分五分か】
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage saga]:2011/03/28(月) 21:59:03.87 ID:0DNLiSFuo
>>147
【数分後、客間の戸が開かれ、一人の少女が入ってくる】
【鋭い。正に刀と言うのが相応しい凛とした少女である】
【長い黒髪は腰まで落され、和服は上品に着こなされていて】
【涼やかかつ鋭い瞳は、今は少し揺らぐ複雑な感情に満たされていた】
【戸の奥の門番二人には、戻って良いと言い、扉を閉めるとクルスの正面に座り、会釈をする】

クルス、殿でいいのだな?
私が開祖、花城 六輝が孫。花城火憐[ハナシロカレン]だ。
……お祖父様は、お祖父様は。どう成されたのだ?
なぜ、刀だけ、帰ってきた。なぜ、お祖父様は帰ってきていない?

【落ち着いた物腰だったが、やはり、師で有り敬愛する祖父である六輝に付いて、どうしても気になるようで】
【凛とした少女は、揺れる瞳をクルスに向けていた】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 21:59:04.71 ID:S02Z5XqDO
>>146

んー?
やーっぱり、誰かいるのかな……っと!

【──さくり】
【草を踏み分ける音がして、しばらく経ち】
【ようやく現れたのは──声からしても分かるだろうが、1人の女性だった】

【藍色の髪をまっすぐに伸ばし、エメラルド色の瞳をした彼女は──】
【上半身に白いワイシャツを1枚纏わせ──更には、ボタンを胸元でしかとめていなかった】
【下着の類はつけていないらしく、風が彼女を擽る度。ふわりと柔らかそうな肌が露出して──】
【薄い布キレと数個のボタンに閉じ込められた、豊かな胸の双丘は】
【どこか窮屈そうに──自己を主張していた】
【そんな、露出の多い上半身とは裏腹に。彼女の脚部はベルボトムのジーンズで覆われており】
【そのことが余計に──彼女の露出した肌へ、目を向けさせることになるかもしれなかった】

(──んー?)

や、こんなところで何をしているのかなーぁ?

【現れた女性は、少年の顔を見て一瞬、間を置き】
【それから──にこりとした笑みを浮かべてそう言った】

【──凛】
【彼女の右耳にさがっているイヤリングが、小さく揺れる】
【≪No.CZ≫──右耳の装飾品に彫られた数字】
【イヤリングなどというものに彫られているために読みづらいかもはしれないが】
【その数字の意味とは、一体】
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/28(月) 22:00:21.97 ID:iV2QuCmto
>>143

ゼビレイさん…

……失礼。私には名乗る名前が無いことをお許しください。
それにしても青義同盟ですか…ふむ

(そういえばポスターも貰ってたような…『前の私』が)

【聞いたことがあるのか、唇に指をあて思案する素振りを見せ】
【会釈されれば、こちらも会釈し返す】
【アンドロイド、そして能力持ちについては特に反応も驚きは見せなかった】
【───自分も、同じようなものだから】

何とかなりませんよ、今のところは

───だからこそ、ここにいるんです
ここなら、人通りが少ないですからね

【衝動が起きても、向ける対象が無ければ平穏で済む】
【そう言いながらにこっと笑うが、どこか孤独感が漂っていて】
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/28(月) 22:01:25.59 ID:eJHk5s2Fo
>>145
おお、お嬢さん、いいねえ、いいスジしてるぜ!
世の一部の男性に大受けのナイス毒舌っぷりだ!
ところで俺ってMだっけSだっけ?

「ふぁっきん」

【※スルースキル検定準二級くらい】

ああ、俺達は物乞いかもしれないし、宗教家かも知れない
肩書きは何でもいいけど、まあ、ほら、『イイヒト』だぞ?

「このネジの外れた男は置いておいて……」

おいマキナ、お前開発者だろ、ネジ締め直してくれよ

「――お嬢ちゃんは、ここに侵入でもする気かな? かな?」

【おちゃらけた風でありながら、意外にも「芯」のある、蟹の上からの視線と共に、】
【女は、「面白いそうなことを見つけた」時の、悪戯っぽい子供のような微笑を、浮かべていた】

【……一方の男は何を考えてるのかわからないけども】
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 22:01:40.25 ID:Mn6HAGS50
>>148
あら…ゾンビ差別かしら?
【クスリと笑い】

貴方の名前は?
私の事は…屍(しかばね)って呼びなさい
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/03/28(月) 22:02:41.60 ID:cYRZhcSoo
>>142

…じゃあ、追い抜かれないよう頑張るかな
(『この子怒ったのかな…ま、僕は口出ししないけどね』)

ええと、砂時計とか、水時計ってやつだよね?
聞いたことあるよ、
「なぁ、思ったんだけどよぉ、お前ってあれか?時間に厳しい奴?」
【ここで、空気の読まない凄く馬鹿なやつが1人、いや一丁】
【この事を言えば、俺は空気読めないんじゃなくて、好奇心が凄すぎて抑えられないんだぜ!と元気に返すような奴である】

『…間違われるってのは、いや、間違われるんじゃなくて、口黒と混ざるってのが…』
「おうおう!そうだぜ、そうだ、俺が、白口な!白の次は口だぜ!」
『そうだよ、この空気の読めないお馬鹿さんが白口だよ。そして僕が口黒ね』
「俺は、空気を読めないんじゃなくて、好奇心が凄すぎて抑えられないだけなんだぜ!」
【前述の通りである。そして、口調こそ静かだが、死んでも間違われるのが嫌な銃口黒】
【そして微笑ましいというか、柔らかな笑顔でそれを眺める少年】

あ、こちらこそよろしく
【頭を下げるつもりは無かったが、少女につられてか、自然に頭を下げる】
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 22:04:36.17 ID:ZPcc8X78o
>>154

屍だぁ? 嫌な名前だな
俺はフォルスっつうんだが、まぁ好きに呼びな

【名乗られた名前を聞いて眉をひそめた】
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 22:06:42.82 ID:q+yOn5hoo
【路地裏】

…通んねーなぁ……

しっかし、腹減るわー……今日何か食べたっけ?

【壁際に置かれた金属製のゴミ箱の陰に焦げ色のローブを着てフードを被った青年がしゃがんでいる】
【どうやら通行人に襲い掛かって略奪行為を働こうと誰かが通るのを待ち伏せているのらしいのだが】
【未だ人通りは無く、それもそのはずで】
【表通り側から来た人間が見れば、ゴミ箱の向こう側に青年が右手に携えて肩に担いでいる抜き身の刀の切っ先がひょっこりと顔を出しているのだった】
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/28(月) 22:06:49.28 ID:YC79qsds0
>>136

【地面に落下し、そのまま横転】
【本人的には立ち上がるつもりはなかったのだが、右腕が本能的に受け身を取る】

やばいぞゼロウィ、次からは手加減出来ないッ!!
本気で来い、でねェと…!!
(興奮している?無意識は戦闘状態に入りやがった!?)

【右手が蠢き、ゼーロに向かって掌を向けると多大なる魔翌力がその場に集中する】
【もう一度握り直し、さらに強く深く握る】

【圧力にも近いそれが魔翌力を重圧し、縮小させるとともに】

【――それを炎に変換し、拳に纏い、もう一度】
【殴りかかる!!!】
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 22:10:18.89 ID:R0Huq1Pa0
>>156
本名は別にあるわ…
ゾンビだから屍…そう名乗ってるのよ

フォルスね…覚えたわ…
【そう言ってクルリと回り】

じゃあ私は行くわ…
また会えたら会いましょう…
【そう言って去っていくだろう】

/乙でしたー
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 22:10:19.95 ID:XKom4XOSO
【郊外、図書館の見えるとある通りに】
【臙脂のコートを羽織り、腰には長短併せて三振りの刀を提げた、人影一つ】
【薄霧の立ち込める中を、音を殺して足早に歩いている】

……撒いたようだな。随分と長いこと掛かったが、所詮は非戦闘員、か。
流石に……これ以上が有るようなら、キツいかも知れないが――――。

【濃藍の髪に、白皙の痩躯。見れば、その表情は微かに歪められ】
【彼とも彼女ともつかない影は、怪我でもしているのだろうか】
【脇腹を押さえ、右足を引きずるようにしていた――何か、有ったのだろうか?】
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/28(月) 22:11:19.52 ID:n7OXl/jv0
>>137>>149
/宜しくお願いします…!

【森島の、言葉を、聞こうと、して。瞳を、細めながら、顔を、上げようとして】
【上げようと、して―――】

【その銃声は。彼女の、思考を、全て、奪い去った】

【そして。現れた、女性は。彼女の、記憶に、鮮明に、残っている、人物で】
【―――紛れも無い。彼女の。仲間=Aだった】

―――……!

【嘘、だろう、と、信じたかった。だから、その、増援が来たという、真実は、辛いもので】
【濁った、淡い紫の、瞳を、見開いて。血の通っていない、冷たい体を。本当の、人間の様に、恐怖で震わせる】

……ッ!……ブラックハート、……やめ、……!

【涙も、引っ込んだ。絶望に、上塗りされた、其の表情を、彼女らに、見せるだろう】
【「違うんだ」、と。ブラックハートに、数度、言葉を、掛けた後】

……ブラックハート―――僕は、……もりしまを、……傷つける、心算は……
もりしま、は。ただ、僕を―――!

【どうすれば、良い。混乱ばかりが、頭を、埋め尽くす。敵と、仲間に、挟まれた、この、状況下で】
【そうして、思わず、出て来た言葉は。余りにも、子供の様に、正直すぎる=A其れで。もしかすれば、誤解を、招きそうな】
【冷静に、対処することを、完全に、見失っている。 味方が、敵を、庇おうとする、その状況は。酷く、シュールな、ものだった】

(もりしま、……逃げ……)

【怯えた視線を、子供の様な、其の視線を。彼に、向けるかもしれない】
【白過ぎるほどの、肌を持つ、顔は。今にも、更に、青ざめんばかりで】
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 22:11:53.64 ID:ZPcc8X78o
>>159
//お疲れ様でしたー
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 22:12:24.60 ID:O02cZSwgo
>>153

なおさらうるせーよこの程度で毒がどうこう言ってんじゃねーよまだ甘口カレーだよ
豆板醤だのタバスコだの瓶ごと入れても食える程度の甘さだよ
大体にしてなんなんだよお前等二人片方口縫い合わせて良い?良いよな?裁縫苦手だけどホッチキスで
五十枚閉じのホッチキスで上下の唇閉じてガムテープで張り合わせて良いよな?

【毒舌、というには多分、まだ温い。多分】
【それでも言葉を発する速度は継続中。普段の様な長い思考時間が無い】

【それでも、一応まともに会話出来る気配を、女性の方から感じたか】
【長々と口を動かして空になった肺、煙ごとまた空気を取り込んだ】


……どー考えても、現時点で大分失敗に近づいたけどな……そーだよ
正確には、堂々と入り込んでから逃げ出すつもりだった
一人で入りこむ手段は有るけど、出る手段に掛ける。ワラワラ連れてくると時間が掛かる
どうしたもんだかなー、って思ってたら……

………なーんで変なのに捕まるかなー………あーもう
普通さ?そんな目立つ玩具、こんな場所に持ってこなくね?
玩具で遊びたいなら何処か別な場所にしてくれ私巻き込むなそこの変な奴ごと持ってけ
どっかの街中で暴れてたののそっくりさんなんか持ってくるな

【男の方へは、どうも会話の対象という認識にも及んでいない様だが】
【それでも真っ当な会話が成り立ちそうな女性には、不平を隠さないながらも受け答えを始めた】
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 22:14:04.67 ID:nGKTV3PDO
>>157
【がらがらがらがら、と硬質な何かがアスファルトを擦る音が辺りに響く】
【音の発生源を見れば、赤毛混じりの黒髪をした青年が、いままさに路地裏に入ろうとしている】
 
 ……。

【どこか機嫌良さげな表情。何か嬉しいことがあったのだろうか、その足取りは浮わついているようにも見える】
【──がらがらがら、という音】
【音の発生源は、青年が引き摺っている2メートル程の鉄筋だった】
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/28(月) 22:16:34.70 ID:weMhYHZ20
>>152

 そうか。そういう事なら仕方がないな

【『其れ事態全く気にしていない』からなのだろう曖昧名所は追求しない】
【彼はそんな機械独特といえる冷酷心を内に秘めていたりして
 ……こんな言動では、察するに欠けるやもしれぬが。そんな蛇足】

 そういうのは無理矢理、抑え付けても変わらなそうだ
 ……ふぅむ。脱却させる為には、か

【少し明後日の方向でもみつつ。思案している様子。瞬き等がないのは異質ではあるが】

 ……
 ………

 発散でもしてみるか…?

【ふ、と日常会話の如く其の顔を戻しつつ。小首を傾げている】
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/28(月) 22:18:43.65 ID:8mhrt65f0
>>160

おやおやお嬢さん……そんなに急いでどちらへ…?

【ふいに正面から声が響く、愉快そうに笑ったような】

夜道は危ない……送ってこうか?

【燃え上がるような腰ほどまで伸びる長さの真紅の髪に、“蛇のような”鋭い赤と黄金混ざった混沌≠フ瞳】
【左手の甲に緑の蛇の紋章のような魔法陣≠フ中に逆さまの十字架≠サの下にZT≠ェ描かれた刺青があり】
【真っ赤なシャープな印象を与える袖、裾、フードにファーの付いたロングコートをボタン全開で着て】
【中には真っ黒なタートルネックに夜色のボイドキューブ≠フネックレス】
【紅いスラックスに黒のベルトを二本通して、そこから黒いチェーンを垂らして、紅い先の尖ったロングブーツを履いた】
【“混沌の雰囲気”を醸し出す190cm程のスラリとした長身の青年】

【ニタニタと笑いながら首を傾げて問いかける】
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/03/28(月) 22:20:07.04 ID:HNhq4Y1do
>>150

え……?

【――クルスは、客間に入ってきた少女を目にして、小さく声をもらした】

【大きな道場のおそらくは跡取りの候補として席を連ねるであろう人。それもあの豪傑たる花城の孫】
【――まさかその人物が、これほどまでに歳若い少女であるとは、想像していなかったのだ】

……っ、失礼しました。
私の事は、クルス、とお呼びください。

【慌てて会釈を返して】

(……花城、さん)

【――どこか気の急いている様子の火憐へと、右手に持ったままだった刀を――『鬼酔割義人』を】
【二人の間の床に置き、火憐の方へとそっと押し出す】

……花城六輝翁の、遺言≠ナす。
この刀を、桜の国の、孫へ渡すように、と。

【――はっきりとした声音で、火憐の目を真っ直ぐに見つめて――クルスは、そう告げる】
【遺言∴竄ウれた言葉】

【――それは、つまり、花城六輝が、死に際して残した言葉】

……ッ。

【舌が痺れる】
【――彼の孫に、その死を伝えねばならぬこと。その役割から逃げてはならぬと分かっていても】
【悲嘆の念に、押しつぶされそうになる感情だけは、御しようがなかった】

……金の国。≪R.I.P.≫の襲撃において、その構成員との戦闘で、命を落とされました。
私は、彼と……共に戦い……。

【ぽたり、と畳みの上に雫が落ちる】
【クルスの目や表情は、彼の死を伝えるがためにか、まるで能面の如く――感情を移していなかったが】
【その目から溢れた涙だけが、決壊した防波堤を乗り越えて、静かに零れている】

申し訳、ありません……。

【その謝罪は何に対するものか】
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 22:21:39.66 ID:8UYHRBGSO
>>151
あぅ、今晩わ、
【女性は機関員、少年は正義組織の一員―――それに気づいていればまだ警戒は解かなかっただろう】
【だが、不幸にもイヤリングの数字には気づいていない。】
【少年は相手が人間の女性である事だけを視認して、その警戒を解いてしまった】

・・・星を見ていたんです。
凄く綺麗だったから・・、
貴女も一緒にどうですか?
【少年はそう答える。】
【何の警戒もない。少年は素で気づかない。】
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sagesaga]:2011/03/28(月) 22:21:44.22 ID:uZMCpb460
>>155

あはっ…面白いなぁ、きみたちは。
なんだか、退屈だけはしなさそうだよねぇ

あっ、そうなの…なんだか、順番が変わっちゃうのって変な気がしてさ
白黒くんと、口口くんなんだね?本当は


…――ごめん、今のはほんとうにふざけちゃった。


【馬の尻尾よりも、花飾りに似た小さいツインテを撫で上げて】
【はにかんだ笑いと共に、軽やかな声で打ち明けた】
【――露になっていた暗い何かは、胸の奥に引っ込めたつもりらしい】

双葉さんへの口添え、頼まれてくれてありがとうね?
これ僕の電話番号だから、携帯の。

【作業着の胸ポケットの膨らみから、彼女も携帯電話を取り出して】
【かち、かちと何度か操作した後、電話帳を見せようとする】
【この間、右も左も驚くほど膨らみが無かったり】


【その作業が終了したのなら】
【彼女は、後ろ歩きに何歩か少年と距離を取る】

…そろそろ、僕は寝床にまで戻らなきゃ
何か後で言いたいことがあったら、電話口に伝えて欲しいなぁ
いちおう、明日もこの辺りで、復興作業してるけど。

【「復興作業」――誇らしげに溜められた声で、紡いだ語句は】
【彼女が薄汚れた作業着に身を窶す理由、正義を求める心の一端を、如実にしめす】
【だが、彼女の肉付きの悪い腕にそう似合う行動で無いのも事実で】
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 22:24:16.70 ID:q+yOn5hoo
>>164

(キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!)

(やっとだよ、やっと。コイツぁ逃せねぇぜ。へっへっへ……)

【来る赤毛混じりの黒髪をした青年が路地に入ってくる音を聞くと彼の鼓動は昂ぶる】
【逸る気持ちを抑え、じっと、ただひたすらに気配を殺して、青年が目の前を通るタイミングを見計らう】

【青年が見れば未だ、刀の切っ先がゴミ箱の奥に見えるのだが】
【しかし今の青年が気付くかは青年次第】
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/28(月) 22:24:40.78 ID:eJHk5s2Fo
>>163
ああ、痛くするなよ?
流石に痛いのが快感になるほどアレじゃないからな、俺も!

「私はステープラー派ですが何か?」

【ふふん、と男は得意げに眼鏡を整える】
【何をそんな得意げなのかは知らない】

「へー、君、面白いねえ」
「そういう意味不明かつ危険な行動する人ってあんまりいないからね」

目立つ玩具をこんなところに持ってくる発想をした俺達も似たようなもんだな

「あと、玩具じゃないから、蟹だから、『FoA(フォア)』君だから」

しかし自殺志願者か、ただのアホか、どっちかくらいしか刑務所に飛び込むなんてしないよな、何考えてんだ?

「ただのアホが何を……」
「――っていうか、入ってきたらいいじゃないですか」
「追っ手くらい、蹴散らしましょうよ、蹴散らしてしまいましょうよ、ふふーん」
「むしろ私なんかこの刑務所をぶっ壊したくなってきましたよ、えへへ」

【意外とまともになってきた男と、妙に食いついてきた女】
【どっちも大概だが、とりあえずやっぱりどこか「おかしい」ヤツららしい】

【――そして、『FoA』とかいう名前らしい蟹が、また蒸気を噴いた】
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 22:24:51.03 ID:1X+J0BYw0
>>149

(くそ…………戦闘態勢にでも入ってくれりゃぁ…………離れると、踏んでたんだが……!!)

【『檸檬が近くに居る以上、ガトリングは使えないだろう』という予測は、見事に当てはまった】
【曲がりなりにも、この女性が行おうとしている事は『救援』――――その対象を傷つける様な事は、行えるはずがなかった】

……ッ、ぐ…………ぶふっッッ…………
(っ…………昨日の傷が、まだ響いてやがる…………やっぱ、大人しくしとくべきだったか…………?
――――いいや! 『仲間』のピンチに、居合わせる事が出来たんだ…………まだ、幸運とも不幸とも、分からない…………!)

【左わき腹の傷口を押えながらも、左腕を真っすぐに森島に伸ばしている女性の口から――――血が吹き出る】
【しかしその血は、普通の赤い体液ではない――――肌色で、透明度の高い、おおよそ『人間の血液』と言われても、納得しがたいものだった】

さぁ…………さっさと、剣を取れ『人間』…………!!
お前が……裏切り者の…………『森島 京』なら、なおさら、だが…………
…………そうじゃ、なくても…………『仲間』じゃない……『人間』は、みんな……『駆除』して、やるんだ…………!!

【女性の瞳が、狂熱と冷酷とを同時に孕んで、冷たく燃える】
【その『熱』も『冷』も、根源は同じ――――『人間』に対する、底知れぬ『憎悪』だ】
【鬼の形相を作りながら、キッと森島を睨みつける女性。己の身をも焼き尽くしてしまかねない程の、激しい殺意がこれ以上ないほどに現われていた】

>>161

――――≪No.90≫……夢幻、よぉ…………!
あたしゃ、パッション・プレイ支部長から…………頼まれてんだ…………頼んだし、頼まれてんだ…………!
『同じ機関員同士。…………仲間割れは……するべきじゃ、ない』…………ってなぁ……!

【未だ、夢幻檸檬のフルネームを知らない故に、ナンバーとファーストネームを織り交ぜて、そう言葉を投げかける女性――――ブラックハート】
【単なる仲間意識だけではない。信頼する上司からの頼み――――それもあって、ここに介入しない訳にはいかない、と】
【途切れ途切れの、苦しそうな口調で、力強く一句一句を区切る様に、言葉を放った】

――――やっぱり……『森島 京』…………なの、か……?
この『地獄』から………………さっさと、一抜けしやがった…………裏切り者、なのか……よ…………!?

【要領を得ない檸檬の言葉から、少ない情報を整理するブラックハート】
【一番重要なのは、敵の正体。組織としての『機関』が、絶対に無視できないだろう標的が、眼前の人物なのかと問いかける】

…………≪No.90≫!! 武器を、取れ…………取れよ!!
あたしが植えた『卵』…………それがありゃあ、人殺し……ぐらい、出来るだろうが…………ッ!!
どうしても…………それが、無理、だってんなら…………早く、そいつから……離れろ!!

【彼女に取り、一番に優先されるべきは『人間の抹殺』である】
【しかし、この状況――――場合によっては、檸檬の救出が叶わない可能性も秘めている】
【死闘と同じく、ここで見捨てる様な事があれば、彼女の『機関』の中での地位は地に落ち――――今度こそ『失敗作』の烙印と共に葬られる事になるだろう】
【故に、ブラックハートは呼びかける。『共に戦え。出来ないのなら、共に引き揚げろ』と】
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 22:25:08.74 ID:9hC7eVmQ0
>>158

【ゆっくり、ゆっくりと歩む】
【もう制御は効かない。あるのは理性も、本能をも越えた「何か」――】

【故に、ヴァーデッドのコトバも“届かない”】

【黒い球体を拳打の軌道に合わせ、空中に浮翌遊させる】
【これをガードしてはいけない―そう、本能が諭す】
【それに従い、胸の前で腕を交差して衝撃に備える】

【一方、彼が放った拳打は、黒い球体に呑み込まれると、威力が大幅に低下するだろう】
【そう、この球体はあらゆるものの威力を削ぐ力を持っている】
【しかし、完全に沈黙させれるわけではなく――】


……―――きゃっ――!


【甘んじて攻撃を喰らうがよろよろと数歩後退しただけで済むだろう】

【そして】

【間髪入れずに、疾駆する】
【その速度も、やはり幼い少女のそれ同様、遅いが】
【距離を詰めるには十分で】


アーテル・リリース−黒撃−!


【接近を許せば、即、黒い球体を生みだし、それをヴァーデッドの腹部へと繰り出すだろう】
【今度の球体は先程吸収した拳打の威力が籠っている】
【つまり、これを喰らえば先程吸収された分の威力が、黒い弾となって襲いかかるだろう】

【黒弾の大きさはバスケットボール程で、速度はそれほど速くはない】
【距離が少し空いていて、冷静ならばいとも簡単にかわせるだろう】

【だが、今のヴァーデッドなら――?】
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage saga]:2011/03/28(月) 22:27:31.73 ID:0DNLiSFuo
>>167
……クルス、か。

【名を、口の中で転がし】
【そして、差し出された刀を、押し出された其れを、少女は、その手に握って】

……お祖父様……。

【両手で、掻き抱くように。まだ、泣くわけには行かない。話の全てを聞いては居ないのだから】
【だから、刀に、師の、祖父の息遣いを感じながら、気丈にクルスに、目を向けて】
【死んだのならば、その、死に様を聞かねばならぬ。剣豪の、英雄の孫として。其れは義務であるのだから】

……そう、か。
お祖父様は、逝かれたのか……ッ。

【たんたんと、言葉を返して。しかし、その目は深い憂いを帯びていて】
【すくっ、と立ち上がり。なれた動作で鬼酔割義人を抜き放つ】
【刀の妖気は、揺れ動き。悲しみを同じく抱いている様で】

お爺様の。お祖父様は、どう死なれた。
死ぬために、お祖父様は、旅に出られたのだ。
我が師にして、敬愛する、我が祖父は。
どのように、どんな死に様で、散り逝かれた。

【クルスに、涙で揺れる瞳を向けながらも。自分の祖父であり、師であった六輝の、死に様を】
【どんなに凄惨だろうと、どんなに凄絶であろうとも。知らなければいかなかった】
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/28(月) 22:30:20.82 ID:iV2QuCmto
>>165

────。

遠慮しておきますよ
衝動が起きていない今、発散してもどうしようもありませんし、どうせすぐに溜まるんです
そんな無意味なことで貴方さんを傷つける訳にはいきません

【少しだけ考えてから、首を横に振ってきっぱりと断った】
【それからようやく、構えていた爪を解いて】

それよりゼビレイさん、
……正義組織上の巡回中って言いましたよね?

それなら───私を今のうちに殺しておいたほうがいいですよ?
人通りが少ないとはいえど、通ることには通ります
タイミング悪く、衝動が出たら…どうなるか

【そんなことを平気な顔で言い続けていく】

悪意は無くても、人間に害を与える存在なのは間違いないです
確か青義同盟では、悪人も更生させる……つまり守るべき相手ですよね?
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 22:30:23.81 ID:S02Z5XqDO
>>168

(童顔に、刀2本──)
(学生風のファッション……)
(なるほど──フォルス君の報告にあったのは彼か)
(ま──わりかしどうでもいーんだけど、ね?)

【夜闇に慣れた視界が捉えた少年の姿】
【それは、彼女が所有/共有する情報の、ある一頁に載っているものと一致していた】
【しかし彼女は、そのことを即座に「どうでもいい」と判断して切り捨て】

ふふ、ありがとう
じゃあ遠慮なく、座らせてもらうよ?

【最初に浮かべた笑みはそのままに】
【彼女はふわりと涼しげなミント系の香りを漂わせてそう応え】
【彼の右隣──ナンバリングされているイヤリングが彼に見えない、右隣に腰を下ろす】
【「どうでもいい」──】
【それは今しがた切り捨てた思考ではあったが】
【余計な不穏要素は付け足したくないのが、正直なところだった】
【そして彼女は、すっと上を──一面に広がる星屑の海を見上げて】

──嗚呼。いい、景色だ
なかなか素敵な場所に、私は来たみたいだ、ね

【ほう──と】
【感嘆の息を漏らし。どこか惚れ惚れとした表情で、言葉を紡いだ】
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 22:33:18.63 ID:nGKTV3PDO
>>170
【赤毛混じりの黒髪をしたその青年は、余程良い事があったのか鼻歌などを歌いながら路地裏へと入ってきた】
【がらがらと鉄筋の立てる音を辺りに響かせながら路地裏を進み──】
【──その足が、止まる】
 
 ……なあ……
 これ、言っていいのか分かんねえが……刀か?
 あー……まあ、とにかく。……ヤッパの切っ先、見えてんぞ

【ゴミ箱の奥に向けて聞こえるように多少声を大きくして赤毛混じりの黒髪の青年は言った】
【その声音には、なんだか気まずそうな、指摘しても良いものかと悩んだような響きがあった】
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/28(月) 22:34:25.12 ID:L9iyPn9Mo
【路地裏】

……寂しいですわぁ。
…………寂しいですわぁ!

もっとお友達が欲しいですの。
どなたか、運命の方はいらっしゃらないでしょうか───

【大きな純白の日傘を右手で差している、流れるような金髪の少女が歩いている】
【身に纏っているのは赤と黒を基調とした色鮮やかなロングドレス】
【所謂オッドアイであり、左は煌く星の如き金色の瞳、右は若葉の如き黄緑色の瞳】
【少女自身よりも一回り大きい、蝙蝠のような漆黒の羽が背中から生えている】

【危険な路地裏には似つかわしくない独り言を、構ってほしそうに大声で喋っている】
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 22:37:12.58 ID:O02cZSwgo
>>171

………ぶっ壊れる筈ねーよ、そんなの一台で
能力者複数人放り込む為に作られた刑務所の外壁、どういうもんだと思う?
半端なく頑丈なんだよ、並みの戦車じゃどうにもならない程
だから列車砲でも牽引してくるか、最悪……と思ったんだが

そもそも、何の為に侵入するか、だ
中に用件有るのに、中身潰しかねない選択肢は無意味
大体、侵入者として追っかけまわされてたら、落ち着いて見て回れないだろーが………
だからコソ泥の真似事考えてたんだが……

【そろそろ、悪態を重ねる事の無益さにも気付いたらしい】


……なあ、保護者とか居ないの?まともな大人は。そろそろ私、諦めが頭にチラついて来たんだけど
別に止めないよ?攻撃しようと何だろうと。ただ、私のしたかった事が潰れるだけだし
自由に会議でも民衆虐殺テロでも刑務所強襲でもすりゃ良いじゃないか
フォアでもファールでもインフィールドフライでも、動かしてくればいい

【会話が普通に行えそう、と思った先の肩透かし。とうとう圧し折れた】
【煙草を地面に吐き捨てて、踏みにじり火を消して。煙混じりの溜息一つ】

………そもそもお前達、ここに何しに来たんだ?
まさか本気で、こんなところで話しこむ為だけに出てきた訳じゃないだろ?

【話題をずらして頭の休憩。これ以上、この話題を続ける事に疲れたらしい】
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/28(月) 22:37:59.93 ID:YC79qsds0
>>173

(絶ッ対に使いたくなかったが仕方ねェ…あっちも臨戦モードだ…)
ホントゴメンな…ある程度痛みに耐えてくれ…

【相手の放った黒弾に直撃、意識が消失するほどの激痛が体内を駆け廻るが】
【その衝撃の反動にて、空中に飛び上がった】

劇濃度鎮静剤…1粒以上はダメだ…が!

【羽織の中から異様な見出しの瓶を取り出し、3粒飲みこむ】
【瞬間――ヴァ―デッドの目がうつろになり、右手の暴走が収まった】

すま…ない、俺…今本気しか出来ない…
じゃあ…な…次あったら…また謝るよ…

【そう呟いた瞬間、ヴァ―デッドとゼーロは一直線上に成り】
【ヴァ―デッドがゆっくり体を空に向けると】

【絶大な爆炎が放出され、ゼーロに向かって飛び出した】

【そのままヴァ―デッドはどこかに移動し、見えなくなっている】
【無理やり逃走したようだった】

/すみません今日はここで落ちます
/お疲れ様でした―
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/28(月) 22:39:53.48 ID:gpDxQQX7o
>>161>>172

【剣を取れ≠ニの彼女の言葉――成る程、彼女の『憎悪』は身を焦がすほどに感じる】
【……“戦闘は不可避”と言っても過言では無いだろう】
【アンダーナンバーと言えども、『ガトリングのみ』でのし上がれるほど甘い組織でもない】
【「他の攻撃手段」或いは「ガトリングの延長線上」で以って何らかの攻撃≠仕掛ける可能性は十分】


――――……怪我、してるんですね。


【だが、彼は応じず=c…其の『液体』を見て、微かに眉を曇らせる】
【其の表情は、「敵性能力者」としては極めて異端的な物で――】


……檸檬さん。 大丈夫です――焦らないで。
ゆっくりで良いですから、『貴女がどうしたいか』を僕に教えてください。
逃げるんだったら、貴女を連れて逃げる事も出来るし……誤解を解きたいのなら、落ち着いて話す事も出来ると思います。


……尤も、其の場合は少しだけ“手荒”な真似をする事に成りますが。


【彼女の腕は離さず、確りと其の双眸はブラックハートを見据え――問う】
【云わば膠着状態=c…檸檬が何らかの行動を取るまで、両者は迂闊に動けない】
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/03/28(月) 22:40:16.74 ID:HNhq4Y1do
>>174

【クルスは、自らの袖で涙を拭って】
【――それから太刀を鞘から引き抜いた火憐の姿を見つめる】

……。

【――その姿は、全く似ていないようで、やはり祖父と孫であるようだった】
【豪放磊落を体現したかのような、六輝の姿を思い起こし、また瞼が重くなる】

……パニキュレータ。
……紅閻寺リン。
敵は、共に炎を操る能力者達でした。

彼女らを相手に、足を引っ張るばかりだった私を、幾度となく、花城さんは庇って下さいました。

……最期は、20歳頃の姿を取り戻してまで、彼らと戦い抜かれました。

ゴメンなさ……い……。
……私にもっと、力があれば……きっと……。

【――その言葉を最後まで口にすることができず、クルスはついに顔をうつむけた】
【それは、あの時から何度もこの身を苛んだ悔恨の思い】

【――自分を庇う必要がなければ、きっと彼は今も――】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/03/28(月) 22:42:14.25 ID:cYRZhcSoo
>>169

ほんとに退屈はしないよ
それに…便りにもなるし…ね?
「まぁな!」
『ま、白口とかただのしゃべる銃なんだけどね…』

「うーん…でも、口白はちょっと言いづらいだろ!」

『それより…口口って、気持ち悪いかな……』
【さっきまで黙っていたから、喋りたかったのか、仲の良さを存分に見せ付ける少年御一行】

あ、番号ね、了解了解、じゃあ俺のも教えるね
【そう言って、再び、携帯へと夢中になる少年】
【―――その作業が終わったころ】

ん、じゃあ俺は強くなる為に頑張らないと行けないからね、
『無理は駄目だよ?重太郎』
「ジジイじゃねぇから大丈夫だって口黒ぉ!過保護すぎるんだよお前!」
【遠くを見つめて、何か、思い詰めているような様子で】
【そして、一度視界を閉じて、大きく息を吸った後に】

復興、頑張ってね、手伝えなくて悪いけど
男なのにね…
それじゃあ、さようなら
「じゃあな」
『さようなら』
【そう言って、右手を上げて、手を振り出す】
【そして、少女も確認せずに、街へと歩き出すだろう】

/2日間おつかれさまでしたー!
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 22:43:47.17 ID:q+yOn5hoo
>>177

(奴の慌てふためく様が目に見えるようだぜェ。へっへっへ……)

【等と思っていた矢先に】

へ……?

【「なぁ」】

【と標的にした相手からの一声】
【途端に思考は凍りつき、頭の回転が再開し】
【言われたことをなんとか理解して、ゴミ箱と自らの獲物をしゃがんだままに見比べて】


な、な、何だってぇーーーーーっ!!?

【思わず彼は立ち上がってしまった。待ち伏せは何処へやら…】
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 22:43:48.39 ID:XKom4XOSO
>>166

――――?

【掛かる声に、彼女は其方へと顔を向ければ怪訝そうに眉を顰める】
【驚いた様子は見えない。ただ、僅かながらその双眸には警戒の色を滲ませて】

【上から下まで、青年をしげしげと眺める。普通≠フ格好には、到底見えなかったのだろう】
【隠しもしない異質≠フ気配も、恐らくは十分に感じ取ったか――――】


御伽噺で云ってたな?気安く話し掛けてくる狼は、一番性質が悪いって。
さておき……少なくとも、お前に語る義理は無いよ。

真性≠ナあれ勘違いしたナンパ野郎≠ナあれ、だ。

【舌端火を噴く、とでも云おうか。抱いた不信感がそのまま、辛辣な言の葉に換わって夜気を震わす】
【どうやら、良い印象は微塵とて持たなかったよう。鋭く其方を見据えた儘に、歩みを止めて】
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 22:46:39.08 ID:9hC7eVmQ0
>>180

あっ――

【もっと魔翌力をくれ…と語りかけるような催促の眼】
【逃げたヴァーデットを追いかけようとするも、スピードは段違い】

【やがて狂気に満ちた顔は、もとの無表情へと戻り―】

…ごめんね、ヴァーくん…

―――また会おうね

【そう、呟くと、どこかへと静かに歩き去ってゆくだろう】

/お疲れさまでしたー
/また機会があれば是非絡みましょう!
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 22:46:49.92 ID:8UYHRBGSO
>>176
ええ、どうぞ。
【少年――護は自分の隣に座る事を承諾する。】
【それ程までにまだ本当に何も知らなかった。】
【自分の事が機関のデータベースに乗ってしまっている事も】
【それを乗せたあの青年が機関員だった事も】
【今隣にいる女性も機関員である事も――・・・】

でしょ?
ここは車が通る事がないからとても空気が綺麗で
凄くよく見えるんですよ。
【少年もそう空を見上げる。】
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage saga]:2011/03/28(月) 22:50:39.81 ID:0DNLiSFuo
>>182
【ちんっ、刀を収める音が響き】
【そして、クルスの話を立ったまま、聞く】
【俯き、泣くクルスに近づき、肩に手を置くだろう。そして、己の方を向けさせて】

……此処に来てくれたこと、感謝しようクルス。
弱くなどはない。悲しみ、耐えて、此処に来た君が、弱いはずはない。
……我が祖父の最期を看とってくれたこと、心より礼を言わせてもらう。

【その目に、攻める様子はない】
【くすり、と六輝と同じような優しげな笑みを浮かべて、やはり血が繋がっていることを想起させながら、刀に手を這わせて】

……笑って、逝かれたのだろう?
鬼酔割が、教えてくれた。お祖父様は、満足して逝かれたと。

【かたっ、と刀が震えを返す。この刀も又、武器として主の死を悼んでいた】

……だから、私は、泣くわけには、いかんのだ……。
櫻の妖剣の孫として、私は……ッ。

【気丈な様でも。この少女は、少女に過ぎず】
【ぽたり、ぽたり、と畳にシズクが落ちていく】

泣いてなど、いないのだ……ッ。

【顔を歪めて、涙を流し】

ああああああああああああああああああああああああっ!!

【号泣した。気丈の仮面は剥がれて。祖父の死を悲しむ一人の少女がそこに居た】
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 22:51:20.63 ID:ZPcc8X78o
>>178

(あー、あれやべぇよ。さっきのよりずっとやべぇよ)

【そこに運悪く(?)たまたま通りかかった青年が居た】
【青年は、整ったやや長い黒髪に、高めの身長】
【茶色のコートを羽織り、同じ色のブーツを履いて、灰色のジーンズにアクセサリーとしてチェーンをつけている】
【鋭い、或いは悪いと表現出来る目つきのせいか、雰囲気などが不良やチンピラに近い】

【少女を可哀想な子を見るような目で見ている】
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 22:52:06.54 ID:nGKTV3PDO
>>184
【立ち上がった刀を持つ青年を見て、赤毛混じりの黒髪の青年は、目を伏せてわしわしと自分の頭を掻いた】
 
 あー……その、
 
【声音はいかにも気まずそうだ。何かを言いかけながら赤毛混じりの黒髪の青年は顔を上げ、】
 
 なんていうか……

【かわいそうな人を見る目で刀を持った青年を見やる】
【心底気まずそうな、ばつの悪さを隠さない視線】
 
 つ、次があるって! 大丈夫大丈夫! まだ、ほら、次があるし!
 次頑張れば大丈夫だってきっと! なあ!

【あまつさえ、フォローを始める始末であった】
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/28(月) 22:52:15.99 ID:eJHk5s2Fo
>>179
ああ、見学目的? じゃああれだよ、電話予約しとけ、電話予約

「そっかぁ、じゃあ大変だよな、誰だって死にたくはないものネ」
「能力者収容施設に無理矢理押し入ろうってのがそもそも無茶なんだよ、きっと、うん」

【――と、二人して急に冷めたような意見を引っ張ってくるが、】

保護者は俺とコイツだ 「はい、保護者です!」

【……二人同時に、ビシッとサムズアップ】
【しかも真面目な顔して】

そして甘いぞ嬢ちゃん、本気でこんなところで会話するために潜んでいるのが俺達だ

「っていうかー、なんかー、別にうるさくしないし、邪魔もしないからー、侵入したいならしてくればー、みたいなー」

……いかん、マキナがダレてきた!

「いいじゃん、こそ泥上等、むしろこそ泥が頑丈な刑務者相手にどこまでやれるか拝んでみたいもんだね」
「それどころかそんな曲芸を見せてくれるなら列車砲だろうと波動砲だろうと引っ張ってきてやるッスよーこんちくしょーめ」

【あちゃー、と言った感じの男を尻目に、】
【元々不安定なテンションだった女が、ここにきてやさぐれてきた】
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/28(月) 22:53:54.86 ID:8mhrt65f0
>>185

ハハハハハハハッッ!!!そんな警戒しなさんなって……まぁ無理もない…か
ハズレハズレ……大外れ…俺様はどちらともチガーウ……ククククク

まぁお前さんも気配≠垂れ流し過ぎだな……一発で分かるよ……相容れない存在だって…
番犬≠フ一員ってとこだな……当たりか…?まぁいい

【相手の事など考えないように、ただ一人ごとのように喋る】
【左手の刺青をヒラヒラと見せつけながら、ニッコリと笑い、告げる】

俺は水の国支部≠フ長だ……後は言わなくても分かるだろ?

さぁて……手負いのようだが……どうしようかね…

【カツン、カツン、と靴音を響かせ、一歩一歩近づいていく】
【青年の背後はぼやけるように歪み始める】
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/28(月) 22:54:20.26 ID:weMhYHZ20
>>175

 其れは哲学か?専門外なんだがなぁ……

【うーとか唸り。銀燭の瞼を閉じながら思案顔】

 少し言葉が足りなかったな
 俺が付き合おう。あんたは発散すれば良い。其れだけの話だ。迷惑等はない。戦闘能力はある

 まぁ、やらなくて人を殺戮するより、思う存分やってみた方がマシだろうと推測しただけだ

 そもそも、俺はあんたを“人間”として見ている
 姿、形は確かに人外その物だが、あんたには感情が在る。其れは“人間”以外は出来ない芸当だよ
 無論、考える猶予くらいは幾らでもある。判断は任せよう

【淡々と説明口調で簡潔に述べつつ。最後に一つ。頷いて見せて】

 それはあんたにとって“仕様もない事”何じゃないのか?
 其れならば、少なくとも、正気のあんたを殺す理由等、何処にもないだろう

【ふふ、と含み笑いをしつつ顔を上げて。眼を開けて】

 まぁ、あんたが暴走したら止める。俺の組織の志はそんな所だろうと、俺は思う
 今の所俺はその志を破る詰もりはないな

【少し卑怯かもしれない。しかし、其れと『まぁ、推論だよ』とか云っている】
【彼は正義なのか。其れは気になる所ではあるが】

/遅くなりました
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/28(月) 22:57:09.54 ID:n7OXl/jv0
>>172>>181

―――……ッ!

【パッション・プレイ支部長。―――其の、固有名詞に。少女の、表情が、揺らいだ】
【月光で、煌く、胸元の、十字架は。彼女に、とっての、大きな、存在の、証で】
【支部長に、迷惑を、掛ける訳には、行かない。だが、彼も、傷付けたく無い。ならば、自分が、すべき、行動は】

【ブラックハートの、「彼は、森島京か」、の問い掛けに。彼女は、ただ、困惑の色を浮かべ、黙り込む】
【だが、其れは、紛れも無く。肯定≠ニ、受け取れる、態度だった】

……卵、は……もう、無……ッ違う……其れは……後で、……
……。だから、……

【混乱、していた。森島の、言葉を、聞いた後も、まだ、ずっと、迷っていた】
【いつまでも、闇に、身を、漬すと、決めた。もう、誰にも、迷惑は、掛けられない。自分を、決めなければ、いけない】
【自分は、どちらへ行く? 一度だけ=A暖かな、光の、道か。 いつまでも、冷たい、闇の、道か】

【―――矢張り、分からない。自分の、本当の、気持ちが。分からない】
【分からなく、なったから。彼女は】

【彼女は、言葉を、紡いだ】

……ブラックハート。……、ごめん。……僕に。……少し、だけ……時間を、頂戴
これは……君≠フ、性じゃ。無い……僕が、裏切ったって、……データベースに、書いても、良い

パッションにも……ごめん、……って……

【人生の、分岐点にも、感じた。ごちゃまぜの、感情は、ただ、彼女を、狂わせて行く】
【狂わせて、狂わせて。―――徐々に。前≠フ、彼女を、想起させて行く】

だから、―――今だけ。逃げさせて


【 】

【彼女が、最後に、選んだのは。逃げる、という。卑怯な、選択肢だった】
【未だ、幼稚な、彼女には、決められない、答えだったから】
【一度、機関を、離れ。考える、時間を、欲した】

【森島に、答える様に。左腕を、掴む、其の、暖かな、手を】
【人間の、右手で。握り返すだろう】
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 22:59:45.57 ID:S02Z5XqDO
>>187

なるほど──人の手が加わえられた場所は理路整然としていて綺麗だけど……
必ずしも、そうではないってこと、なのかなーぁ?

【少年の呟きを耳にいれつつ。それに応えるかのように、彼女は言の葉を謡いあげる】

【しかし彼女は、何かを思い出したかのようにふっと星空から視線を落とし】
【星の瞬きを思わせるようなエメラルドの瞳を、彼へと向け──】
【変わらぬ笑みを形取る艶やかな唇に、そっと──指で触れる】

そうだ──こんな素敵な場所を教えてくれたキミに、お礼をしないといけない、ね?

【そして、唇に落とした指を軽く上下の唇ではみ】
【すっと、指を口元から離すと】
【ゆっくり──彼の顔へ、己の顔を近付け】
【抵抗されることがなければ──】
【少年の唇と、自分の其れを合わせようとする】
【──其れは。口付けという行為そのものだった】
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/03/28(月) 23:01:16.55 ID:HNhq4Y1do
>>188

【――そう、確かに六輝は笑って、逝った】
【彼が己の幸福の内に旅立ったのであれば、ここに居る自分が、それをどうこう言う権利などないのかもしれない】

(……それでも)

【――生きていて欲しかったと願うのは、傲慢なのだろうか】

【――目の前の少女の肩が震えている】
【誰も彼も、親しいものの死を前にして、悲しまずにはおれない】
【いずれその離別が来るべきものであったとしても――】

……火憐、さ……ぅ……。

【クルスもまた、少女の隣で涙を堪え、静かに泣く】
【――声も嗄れよとばかりに、何度も何度も泣いたというのに】
【――彼を救うことの出来なかった自分に、泣く資格などないだろうに】

……っ、うく……。

【――この身を震わせる嗚咽を、止めることは出来なかった】
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 23:01:27.27 ID:O02cZSwgo
>>191

うーし分かった、邪魔しないならそれで良い
どーせもう今日は向こうも音くらい気付いてるだろうし諦めるさ
だから勝手にダレてろ寧ろ潰れてろ私の気持ちを味わえ

【女の方には大分慳貪。普通に話せると思った矢先、反動は大きかったらしい】
【女の方は視界と意識から外して、男の方にだけ首を向ける】

………んで?会話する為、なんだよな?
んじゃあ、冗談だの軽口だので流さないで、会話してくれるってんだな?
もうこんな時間だ、今から忍び込むなんてやってられない
かと言って、何も得ること無しに帰るの勿体無いしな
「本気で」とか言ってたからには、本気なんだと考えるぞ

【また肩透かしを喰らっては堪らないと、先に確認だけ】
【ニコチン切れの影響もあり、声に力は無いのだが】
【少なくとも、口にしている言葉に嘘は無い】
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 23:02:48.51 ID:q+yOn5hoo
>>190

俺としたことが…待ち伏せに定評の有るこの俺としたことがッ……!

馬鹿な、なんという、愚かな、有り得ねぇ、実に愚かな!ぬァんという凡ミス!!

【復唱】
【混乱した頭は自分の凡ミスを激しく悔いる】
【刺さるフォローが彼の心には怒涛の追撃となって】

うるさいッ!!最悪だ、恥ずかし過ぎる、生き恥だ!!
ああ…ダメだ、俺は……

もういい!俺は死ぬ!此処で死んでやるぞーーーーーーッ!!

【涙声で喚き散らす】
【右手に携えていた刀に左手を沿え、両手持ちにその切っ先を自らの首元へ突きつけて】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/28(月) 23:04:39.08 ID:L9iyPn9Mo
>>189

……あら、運命の殿方発見ですの!
今日は星座占いが一位でしたに違いありませんわっ!
貴方様がいて下されば、今日は寂しい夜を過ごさずにすみそうですこと!!

【青年の眼なんか全く気にしない、というか気づかない】
【うるさい・騒がしい・ハイテンションの三拍子】
【また、遭遇してしまった時点で、
【この可哀想な子の脳内では、青年が話し相手になってくれる事が確定してしまったらしい】

では、早速ですが───

──10万差し上げますから、私とお友達になって下さいません?

【そしてニッコリ笑顔で、冗談みたいな本気の一言を】
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sagesaga]:2011/03/28(月) 23:04:51.28 ID:uZMCpb460
>>183

【それから】

(「男なのに」、「強くならなくちゃ」……ってさ)
(僕の耳にも痛い言葉を良くもまぁ選んでくれたよねぇ、「偶々」って奴は。)

【ふたたび車輪を手に持ったクレプシドラは、陶然とそれを眺めていた】
【会話を好む彼女が、自分の世界にここまで没入しきる事は珍しい】


――――ゴぼ、…、…ぉッッ!!


【――何と、言うべきか。それは余りに突然のことだった】
【彼女の口から赤黒いものが、龍の息にも勝るほど盛大に吐かれ】
【歩を止めた彼女はその場に蹲り、胸をぐっと抑える】

……くぅ、ぉぁ…、……。。。

(やっぱり、無茶だったかなぁ……)
(お母さんと仕事仲間が、小心翼翼の輩だと思われない世界を、作りたかったのに…)

【「何か」を取り出さんと伸ばした腕は、ごっそり血が抜けたように痺れ】
【全身を貫き始めた拷問的な痛みに、意識さえ投げ出したいと思った】
【涙を溜めた眸に映る「車輪の大きさ」が、さっぱり分からない】


(――せめて、少しの間でも、時間が止まってくれたなら……)


【声にならぬ叫びの中で、瞼が堅く鎖された】
【ふわりと、手の中が軽くなる気がして―――】
【痛みの中で固めたままの拳の中には、確かに一握の空気しか無くなった】

【のち、今日に名の伝わらぬ何者かに発見され、金の国の病院に収容されることになる彼女は】
【携帯電話をポケットに忍ばせた以外、「何も持っていなかった」のだと言う――】

//お疲れ様でした!
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 23:10:01.38 ID:pTAVL8P1o
【水の国の近くの森の中】
【鬱蒼と茂る木々の間から時折鈍く重い音が響いている】

ふう――――!
とまあ久しぶりだけどこんくれーだな、腕は鈍ってねーみたい。

【極度のツリ目そして眉間の深いシワ、その瞳の色は藍色】
【右目には物々しい黒い眼帯、丁度軍人とかが付けているような物を想像すれば良い】
【これといって手入れをしていないのか所々外に跳ねている赤黒い色の腰まで伸びた長い髪の毛】
【それらの特徴のどれを取ってもどこか攻撃的な様の女性が森の奥でニヤニヤしながら立っていた】

まあここまで均したら問題はねーだろさ、重畳重畳。

【白のシャツと対比するようなワインレッドのネクタイは丁寧に結ばれて】
【シックな黒の上下スーツに身を包み黒色はその身を引き締まったように見せるだろう、それも胸以外は……だが】
【女性の傍らには巨大なハンマー、全長は1.7m程で、ヘッドの部分要するに物を叩く部分は――――】
【直径凡そ40cm、長さは90cm程……言う必要もなく、人が扱うには大きい】

頑張って土の下で栄養分にでも何でもなってくれや
素敵な花でも咲いたら摘みとってやるからさ。

【地面の円形の跡は、それはやはりハンマーの物】
【女性の発言からはこの土の下で何かが眠っているのが推測できるかもしれない】
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/28(月) 23:10:34.01 ID:eJHk5s2Fo
>>197
「ぐにゃーっと潰されて『ひぎぃ』って言っておけばいーい?」

テンションの調整が崩れると、お前は俺以上にアレだな、マ・ジ・で!

【最初こそハイテンション極まりなかった男が、今度は女のフォローに回る】
【もしかしたら苦労人かもしれない】

……あ? なんだなんだ、俺と話したいことがあるのか?
それならいいぞ、いくらでも見聞きして返事してやろう
言っておくが、俺だって人語を解す事の出来るヒューマンビーイングだからな
本気にならずとも、常識的な会話は出来る! 出来るともさ!!


【実はまだ椅子に座ったままの男が、ガタン!と立ち上がって意思表明】
【とりあえずキリッとした表情なので大丈夫そうだ、うん、大丈夫そうだ】
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 23:11:28.70 ID:ZPcc8X78o
>>199

うわぁ……

【めっちゃ引いてる。肩を落とし、口を半開きにし、腰を若干落とし、目が虚ろ】
【これ以上なく引いている。本日二度目だ】

……おい。誰彼構わず愛を振りまくの、流行ってんのか?

【そんな態勢のまま、少女の提案というか冗談というか、言葉を聞いて、こちらもこちらで突飛な返し方をした】
【少女は知らないだろうが、つい先日、誰彼構わず愛を振りまく変人にぶち当たっていたのだ】
【そのせいか過敏になった彼の脳は、友人になろう=友情をあげよう≒愛をあげよう=昨日の、という方程式が出来上がっていた】
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 23:13:22.41 ID:1X+J0BYw0
>>181

…………それが、どうしたぁぁッッッ!! 『人間』!! う、っぐ、ごほっ…………
あぁ…………昨日、『Justice』の、谷山 基樹って…………ふざけたガキの右目ぇ……潰した時に…………持ってかれた、さ…………!

【気遣うような言葉。それを掛けられ、更なる怒りをたぎらせて、ブラックハートは咆哮する】
【それが、傷に響いて更なる吐血に結びついても、彼女は言葉を止めない。『人間』に対する恨み辛みは、そんな痛み程度では、止まらない】

――――いいから……さっさと来いよ『人間』がッッ…………!
全力を出せねぇ…………手負いの敵…………そんなもん一匹…………殺せねぇのかよ、お前は…………!

【攻撃に転じてくる様子の無い森島に、苛立ったように叫ぶブラックハート】
【挑発とも取れる文句も、半分は本心からの叫びだ。とにもかくにも、夢幻檸檬を取り戻すためには、自分に刃を向けさせないといけない】

――――保護者ぶってんじゃねぇ!! ≪No.90≫は……お前は…………敵同士、だろうがッ!!
お前がそんな態度を…………取るってんなら…………あたしゃ、お前ら両方とも…………『敵』として、討つ…………!!

【檸檬に対する、諭す様な言葉を耳にして、更なる怒りに震えるブラックハート】
【敵の癖に、何を理解者ぶっているのか――――その態度は、彼女の冷静さを、少しだけ蝕む】

(全力を出せねぇ…………あぁそうだろうさ……!!
フットワークは効かねぇ、『アイアン・メイデン』も、稼働率は80%にも行きそうにない…………こんな状況で、どうやって取り戻せばいいんだ……!?
これにミスれば…………もう、申し開きも出来ねぇ…………! ――――嫌だ、こんな形で、終わりたくねぇよぉ…………!!)

【自分の負傷を鑑みるに、戦闘能力は大幅に低下しているだろう】
【当然のこととして、ブラックハートの戦闘手段はガトリングだけではない。しかし、それを発揮できるかどうか――――否定的な見解にならざるを得ない】
【そして、彼女は失敗を非常に恐れていた。治療を抜け出しての外出に、遭遇した困難への対処を失敗したとあっては、何らかの処罰は避けられない】

>>194

――――『卵』が、無い…………だと…………!?

【憎悪を吸い上げ、更に深めるそれが無いとなれば――――かつて正義の顔を見せた檸檬の事だ。人殺しはすまい】
【ブラックハートの表情に、苦いものが混じる。更に――――】

なっ――――――――っ、正気か…………≪No.90≫…………!?

【明確な、拒否の選択肢――――もう疑いようもない、裏切り者『森島 京』と共に、夢幻檸檬は逃げようとしている】
【一瞬、表情を、怒りや憎しみとは違うもので引き攣らせ、ブラックハートは硬直する】

――――――――馬鹿野郎!!!
答え出すってんなら…………考える時間が欲しいってんなら……!! っぐ、がほぁっ…………!!
そいつと一緒になんか、行くんじゃねぇ!! そんなの、答え出すまでもなく、『丸めこまれる』に、決まってんだろうがッッッ!!
その手を離せ!! お前が嫌だっていうのなら、離れたって、殺しはしねぇ!! お、ゴッ…………!!
――――そんな事も、分かんねぇのかよッッッッ!!

【傷口から右手を離し、力の続く限りに叫ぶ】
【答えを出したいと言うのなら、両者から等しく距離を取る事が当たり前の行動だろう。だと言うのに、森島と共に行こうというのであれば、それは答えを出すためじゃない】
【自分から、機関から――――今あるもの全てから、文字通り『逃げる』行動だ】
【そして、明らかに情にほだされている檸檬が、森島についていけば――――答えに対する姿勢など、取るまでも無く、答えは決まり切っている】
【最悪、望み通り逃がしても良い。しかし、森島とともに行く事だけは許容できない。必死に、どこか悲壮なまでに、繰り返し血を吐き散らしながら、ブラックハートは檸檬に対して叫ぶ】
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 23:13:41.51 ID:7KmZYl4s0
>>201
あら…死体でも埋めたのかしら?
【そう言いながら近づく人影】

【長い翡翠色の髪に、顔全体に包帯を巻き、左目と口と両耳の部分だけを露出している女だ】
【両足は膝から下は黒い義足がしてある】
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 23:16:18.77 ID:O02cZSwgo
>>202

………正直、お前と積極的に話したい訳じゃないけど
そっちの女やそこの蟹と話すよりよっぽどマシだろ

……いや、実際そこまで大した話じゃあ無い。本題は千里の彼方だし
適当に考えて歩いて適当に思い付いた事だから、私の方には結論なんか無いんだけどな

ここに放り込んである能力者を、処刑しない理由は何か
全部殺せばこんな建物いらねーだろ、って思ってなー……
軽犯罪者って訳でも無いんだから、殺して大きな不利益もないだろうに

【本当に、何処かからか間に合わせで持って来たような話題を一つ】
【後は口を閉じて、男の答えを待つ】
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/28(月) 23:17:01.62 ID:uU6cYyJco
【歓楽街】

最近の俺様の出番っていったら、坊ちゃんの送迎ばっかりである
これは酷い
いつからパシリになっちゃったのかしら俺様

【パンダのきぐるみが看板を持って呼び込みをしている】
【マッサージ師のようなピンクの簡易白衣を着たその図体は、少しばかり背高のっぽ】
【看板には『本格中国式マッサージ』と書かれている】

……あ、そこの人随分疲れた顔してますねー!
どうです、一つ整体で心も体もリフレッシュー!
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 23:17:03.45 ID:nGKTV3PDO
>>198
 なッ、バカヤロォ──!

【切っ先を自らの首に向けた青年に、赤毛混じりの青年は慌てて駆け出した】
 
 命を捨てるだなんて、
 
【踏み出した赤毛混じりの黒髪の青年の背後で、鉄筋ががらんと音を立てて転がる】
 
(間に合え……)
 簡単に!
 
【叫びながら必死に駆ける。無駄にしていい命なんて存在しない】

 (間に合え──!)
 言うんじゃねえ──!
 
【もう一歩で、届く──】
 
 ──ってああなんでこんなところにバナナの皮がうわあッ!

【──と思われた瞬間、赤毛混じりの青年は足元にあったバナナの皮に足を滑らせて転倒】
【それどころか、今まさに地に転げようとする赤毛の混じる黒髪の青年の頭は、構えられた刀の柄頭にぶつかろうとしている】
【つまり──このままだと構えられた刀が押されることになる】
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/28(月) 23:18:15.61 ID:L9iyPn9Mo
>>203

……────まあ。

貴方の中では、友達になる=愛を伝えるって事でして?
個性的なお人ですこと。
何故初対面でチンピラみたいな貴方に、私のようなレディが恋しなくてはいけなくって?

【「愛を振りまく」とか言われて、滅茶苦茶テンションダウン】
【男を可哀想な子を見るような目で見ながら、一歩後ろに引いた】

私は貴方とお友達になりたいだけですわ。
お答えは「YES」ですこと? それとも「はい」ですこと?

【なんか若干不機嫌になりながら、それでも友達になろうと要求してくる】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage saga]:2011/03/28(月) 23:18:55.35 ID:0DNLiSFuo
>>196
【暫く、泣き続けた。顔を、ぐしゃくぐしゃにして】
【泣いて、泣いて、泣いた。ずっと、ずっと】
【涙も、枯れ果てたかという程泣いて、火憐は、立ち上がる】

……お祖父様。

【そうつぶやいて、戸を開けて、縁側に出る火憐】
【縁側から、裸足のまま庭にでる火憐。天気は、雨で】
【二人の心を表しているかのようであって】

我が敬愛する師、花城 六輝よ。
追悼として、我が技を、貴方に捧がせていただく……。

【右手に持つ、刀を引きぬく】
【目の前には、大きな岩。庭に聳えるそれは、自分が生まれた日、祖父が庭に持ってきた物】
【其れに向けて、刀を構える】


奥義――――――――


【其の構えは師と寸分違わず。其の剣、師より受け継いた剣】
【吹き上がる気は、師と異なる、紅蓮の気で】
【其れでも、この少女は、花鳥風月を受け継ぐ者である】
【抜刀し、放たれる斬撃】


―――――― 花  鳥  風  月  ッ  !!


【祖父のものとは異なる。炎熱の斬撃】
【白熱する刀身から、“花”弁の如き火の粉と共に、真空の斬撃が無数に翔んでいく】
【ぴゅぅうぅぅいっ!と甲高い“鳥”の鳴き声のような音を立てて刀は振るわれる】
【風は、爆発的な熱“風”と化し、岩を溶かし、熱し、燃やし】
【弧“月”の斬撃は、岩を削っていく】
【ちぃん、と音を立てて刀が収められて】
【次の瞬間には、そこに巨大な墓が出来上がっていた】
【火憐の放つ熱気で、周囲の雨は蒸発していて】
【クルスの方を向いて、少し無理をした笑みを浮かべて】

……私が生きている限り、お祖父様の“遺志”は私と共に有る。
鬼酔割と共に歩み。私も祖父の様な剣豪に成る。
泣いてなど、居られない。お祖父様のように、私は戦場でしか生きれない人間だ。
お祖父様を思って、ただ泣くなど、望まれていないはずだ。
だから、何時かお祖父様を超える事を、追悼とすると、今決めた。

【六輝は、櫻の如く華やかな男であったが】
【火憐は、轟火の如く激しく、強い女であった】
【火を宿した瞳で、泣くクルスを見つめ、哂う】
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 23:19:21.05 ID:XKom4XOSO
>>192
(左手、甲。あの刺青――逆十字≠ノ蛇=Bああ、要はアピール≠オたいのか)
(間違っても、本来の意味じゃない。あれは異端≠フ象徴だろう)

(となれば数字≠ヘ……ナンバーズの認識番号。……ってのが、最悪の予想だが)

垂れ流してる、ね――なんだ、両方だったか。勘違い野郎≠ナ、真性の異物=B
…………耳に障る。その欝陶しい笑い声、抑えて呉れない?
序でに云うと、そのひょろ長いおみ足で180゚ターン決めてお帰り願えれば、非常に助かる。

運命かはたまた電波か、何を感じ取ったかは識らないが。……消えてくれ。

【ぼんやりと巡らす思案の内容は、中性的な容貌にはおくびにも反映されない】
【ただ、ごく普通≠ノ。音を殺し気配を殺してはいるが、夜道で不審者に出会った時の正しい反応を、人影は返した】

【得物と奇妙に薄い存在感≠ゥらは、恐らく彼女が常人ではない、と知れるだろうが】
【だが然し。所属を表すような所持品を、彼女は何一つ身につけていない。気配も、また然り】

【因みに。メタな事を言うならば面識は無かった筈、だろうが――さておき】


さっぱり解らない。女痛め付けて愉しむような下衆が、目の前にいるコト以外は。

【後方へと小さくステップを踏み、左手にすらりと腰の短刀を抜き放ち】
【緩く構えて、全く悪びれる様子も無しに。彼女は、更に宣った】
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 23:21:27.45 ID:ZPcc8X78o
>>209

素敵な返事だ。おかげで今日は安心して眠れそうだ

【少女の一般的解答に安堵の息をついた】
【それはもう本当に安心したように】

友達ぃ?
そんな不機嫌になってまで友人になろうとしなくたって……

【引いちゃいないが今度は呆れたような口調に】
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/28(月) 23:25:35.14 ID:iV2QuCmto
>>183

哲学なんて難しいものは私もわかりませんよ?
───全て、事実ですっ

【ふぅ、と視線を逸らすように上に向けて】

こんな見た目でも"人間"と見てくれるんですか?
ふふ…ありがとうございますです

……ですが、私は正真正銘"化け物"の類ですので、そこはお間違えの無いようにお願いします

では、お言葉に甘えさせていただきます

【忠告するように、唇の前で指を立ててそう言って】
【ぺこりと礼儀正しく深々と頭を下げる】

…はい、こちらは準備OKですので!
構えてもらえますか?

……あと、コレは独り言ですが…暴走してからでは遅い可能性もありますよ

【爪を再度構えて深呼吸を繰り返すと、それなりの魔翌力が彼女を中心に渦巻き】
【雷の魔翌力が、稲妻となって爪の周りを漂い、ばちばちと甲高い音を上げる】
/こちらこそごめんなさい。タイミング悪く電話がかかってきて遅れました】
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/28(月) 23:26:20.23 ID:eJHk5s2Fo
>>206
ひどいなあ、こんなナイスガイを捕まえておいて

【そして、質問を聞けば、】

……まあ、無論、俺の個人的意見になるわけだが、一応答えておくとだな

――世の中、殺しただけじゃ満足できねえ奴が多いんだよ
殺せばそこで終わりだが、生かせばいくらでも罪への代償を払わせられる
死ぬとねえ、逃げられるからねえ、あの世に

【言ってることはともかく、表情は意外とへらへらしてたり】
【ただし声色は真面目なので、テキトーに言ってるわけでもないだろう】



……あと、化けて出られるより、手錠で繋いだ方が怖くなくていいだろ?



【そして腕を組み、最後にそう付け加えた】
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 23:27:48.76 ID:8UYHRBGSO
>>195
夜の森は暗くて不気味って避けられますけど。
それでも、良い所だってあるものですよ。

そ――――・・・・あぇ・・・え?!
【少年は未だ何か喋ろうとしていた様だが】
【その言葉は―――止められた】
【それ女性の唇がが少年の唇を塞いだからで―――】

・・・・ちょっ・・!?
ちょっとぉ・・!?
【――――・・・はなくて】
【それを少年は寸での所で唇付けを止めたのだ】

ぇ・・・??
ちょ・・ちょっとそ・・そう言うのは・・・好きな人・・・同士でする・・もの・・ですよぉ・・?
【少年は近づいてくる女性の顔に赤面しながらそう告げる】
【止めたものの、その位置は本当に寸前】
【女性が少年の言葉を無視してそれでも迫ってくるなら】
【その場合、少年の阻止もむなしく女性の口づけは成功するだろう】
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 23:28:52.51 ID:q+yOn5hoo
>>208

【金属製のゴミ箱から零れ落ちたのだろうか】
【そうでないなら此処にゴミ箱があるんだから、ちゃんと捨てて欲しいものだ。昨今のマナーの悪さときたら…】

【それは、さておき】

【赤毛の混じる黒髪の青年の頭はぴったりと柄頭を捉えていて、】



グッバイ!!ニューーワァァァアアアアア、ぐえっ

【吐く筈の捨て台詞も吐き出せず、代わりに嗚咽を吐いて】
【刀の切っ先は喉笛に突き刺さり、首の中央を横断して突き進み、脊柱すら貫いて彼の首を貫通する】

【一秒の間を置いて、鮮やかな赤が刀が首に刺さる根元から迸る】

【捨て台詞さえ吐けないなんて、悲惨】
【放って置けば、彼の身体は仰向けに崩れ落ちるだろう】
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/28(月) 23:30:39.03 ID:8mhrt65f0
>>211

あれーおっかしーなーこれだけ言えば突っかかってくるかと思ったけど…
なーんか同じ感じ≠ェしてたんだけどな……残念残念…

【ありゃ、と拍子抜けしたような表情と共に顎に手を当てて考える】
【同時にターンと勢いよく踵を返すと顔だけ振り返り】

こうゆうのはさ……お互いが望んで起こるもんだ……その点最悪…

手間取らせて悪かったな一般人=c知り合いと雰囲気似てたから同じ感じかと思ったよ

んじゃ気を付けて帰れよ……夜道はこんなイカレ野郎≠ホっかだから…ハハッ!!

【眼を見開き、口元を歪めながらそう言うと、元来た道を歩みだした】
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 23:30:53.30 ID:pTAVL8P1o
>>205

あ?んだよ誰だテメーは……。
そういうの聞く前に先ず名を名乗るのが礼儀ってもんだろうが。

【視線を尚も強くし現れた女を睨み付ける】
【小動物であればその視線で直ぐ様逃げ出してしまいそうな程、強い】

ま、死体であってんだけどな。誰にも見つからないように深く深く穴を掘って……
そんでもって誰も掘り出せないように丁寧に土を被せて仕上げに花の種を蒔く。
自然に優しくていい趣味してんだろ?

【示すように地面を脚で叩く、返ってくる音は硬い】
【それほどまでに土が固められているのだろう、手で掘り返すのは非常に難儀しそうだった】
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/28(月) 23:31:48.30 ID:L9iyPn9Mo
>>212

私は、友達が欲しいですの。
理由はこれだけで、充分では無くって?

では、2倍の20万に増やしますわ。
これで充分でございますこと?

【表情からわかるとおり、明らかに青年の事を嫌っているし】
【お金を払うと言っていることから、友情なんて興味無さそうに見える】
【それでも、この少女は青年と友達になりたいらしい】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/03/28(月) 23:33:53.34 ID:HNhq4Y1do
>>210

……。

【開け放たれた戸の向こう、小雨の降りしきる庭を視界に収めて】
【背を向けた火憐の背に、クルスは既視感を覚えた】

【少女から湧き上がった紅炎の気、繰り出された、不可視の斬撃】

……あ……。

【紅蓮の暴風が収まった後に残ったのは、一つの墓石】
【――クルスは、呆然とその光景を見つめていた】

【振り向いた火憐と、視線が合う】
【覚悟を背負った少女の姿は痛々しくも――やはり、鷹の子は鷹、と言うところだろうか】
【正しく、あの剣鬼、花城六輝と同じ資質を持ち合わせた者の姿だった】

……。

【――クルスには、生き急ぐような彼らのその姿に、共感を覚えることは出来ない】
【だが、自分には自分の決めた道があるように】
【彼女らにも、また、彼女らの決めた道がある】

(『――心が、死んでしまうから』)

【花城の死を諌めたそのときに掛けられた、パニキュレータの言葉が思い起こされる】
【――武人の生き方を、自分が否定することは、できはしない】

……それが貴女の選んだ道ならば。
どうか、貴女の往く先が、光が照らされんことを。

【右手を胸元に当てて瞑目し、クルスは小さく祈りの文言を口にする】
【――今は、彼女のその道行きが、幸多からんことを、祈るばかりだった】
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 23:34:03.15 ID:O02cZSwgo
>>214

こんな誰にも見えない所に放り込んでたって変わらないと思うんだがなあ
どうせ被害者なんて連中には、刑務所の内部事情なんて見えないだろうし
生かしておいた所でこーいう場所に入る連中、罪なんざ償う事もしない
無駄に飯食わせて退屈な時間を過ごさせるだけ。温いような気がするけどな……金の無駄だし

……まあ、良いか。良く分からない、で

【表情は見たくないのか、相手に背を向けて】
【そうすれば、真面目に聞こえる声とだけ対話出来る為、精神の安息は得られる様で】
【立ち続けるのがダルくなったのか、胡座でその場に座りこむ】

殺しておかないと後々面倒な奴ってのも居るだろーになぁ
そういう輩を放置して、チマチマとした悪人は楽だからとぶっ潰して
そんな綺麗事、ガキのお遊びで十分だろうに……思ったよりあちこちに有るから困る
その辺り、正義組織って連中ははっきりしてて良いとは思うんだが……

殺さないって自己満足と、殺して誰かの為になるって自己満足と
こんなもん、どっちを優先すりゃ正しいなんて答え有るのか?
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [saga]:2011/03/28(月) 23:37:19.30 ID:gpDxQQX7o
>>194>>204

【――森島は、自分でも割り切れない$l間だとつくづく思う】

【『殺すべき敵』を殺すどころか、戦闘を仕掛ける気にも成れない】
【恐らく、目の前の女性と別の場所で会っていれば……敵と知っても、病院へ連れて行っただろう】
【現に、昼の国支部長と言う前科は有る。 連合員としては失格≠ニ言ってもいい行動だ】


…………もう少し、落ち着いて″lえる事にしましょうか、檸檬さん。


【……そんな彼だからこそ、ブラックハートを『完全に見捨てる』事は出来なかった】


【「少し目を瞑って待っててください」――そう言うと、森島は一旦、安心させる様に手を握り返し】
【其れから、『ポケットに左腕を突っ込んで』……風斬り音と共に、素早く何か≠投げる】


              【  カッ =\―――――!!! 】


【投擲したのは『魔玉』……レイド=E=ヴェイス°゙製のマジック・アイテム】
【残り少ない数個の魔玉総てに魔力を籠め、『目潰し』とすると同時、彼は“疾駆”――!!】
【「普通の人間」では不可能な速さ、能力≠使用した超高機動戦法だ】


僕は『丸め込む』積もりなんて有りませんよ。
――――……疑うなら、“一緒に来れば”いい。


【彼女の懐へ飛び込むことに成功すれば、放つのは『鋼鉄の右拳』のアッパーカット】
【“脳震盪”を起こし、彼女の気を失わせる事を目的とした其れ――果たして】


/うわぁ、お待たせしました……
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 23:38:43.29 ID:9CyRA/s50
>>218
あら?そうかしら?
……まあ、いいわ
私の事は屍(しかばね)って呼びなさい…
貴女の名前は?
【何処からかココア缶をだし、開けて飲もうとする】
【冷たく微笑みながら】

あら…怖いわ
怖くってアレね…アレよ…
………アレって何かしら?
まあ…いいわ
貴女に聞きたい事があるわ…シンプルで簡単な質問……ここで出会ったらわかるわね?
【そう言いながら、服から大型拳銃を取り出し】

【まさか……】

この銃を魔改造してくれるお店か人を知らないかしら?…
【………………】
【場違いな質問だぁぁぁぁあ!!!!】
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 23:39:10.79 ID:ZPcc8X78o
>>219

(さて、おふざけもここまでにして、真面目に考えるか)

【少女の提案を聞き、青年は若干ながらも真面目な表情になって、値踏みするように少女を見始めた】
【その視線は頭のてっぺんからつま先までを何度も往復している】
【しかし、脳内では目の前の少女の見た目がどうか、などは考えておらず、純粋に何が目的なのかを推し量ろうとしていた。視線は完全なフェイクだ】

(……分からん)

【しばらく考えても答えは出てこなかった。情報が、金で友達作ろうとしてる、しかないのだ】
【はぁ、とため息をついて青年は答えを決めた】

金はいらねぇが、友人にはなってやってもいいぜ

【こっちもこっちで本当に仕方なしに、といった具合だ】
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 23:39:45.38 ID:S02Z5XqDO
>>215

【口付けを止められ──彼女は一瞬、きょとんとした表情を浮かべるも】
【すぐにまた、ふわりと口元に弧を描き】

いいんじゃないか、なーぁ?
だって私──キミに一目惚れしちゃったみたいだから

【心なしか──彼女のエメラルド色の目は潤んでいて】
【其れはまるで。浅瀬の水色のように、透き通っていた】

【そして、彼女はそのまま──】
【互いの唇を、触れさせようとするだろう】

【もし口付けを交わすことが叶えば、彼は感じるかもしれない】
【──彼女のキスは】
【ミントの、涼やかな味だった、と】
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 23:40:48.47 ID:CN0GXCfSO
【薄汚れた廃ビルの屋上】


【一人の青年が佇んでいる。】

【紅黒く汚れた黒いロングコートを身に纏い、髪は艶の無い灰の短髪】
【その両手には黒鉄の自動拳銃[ベレッタM92F]が握られる】
【瞳は血を連想させる紅】
【その視線は掲げられた人型の標的を鋭く射抜いている】

227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 23:41:03.66 ID:nGKTV3PDO
>>216
【掛かった液体の温かさでそれを理解した】
 
 そん……な──……
 
【赤毛混じりの黒髪の青年はただ呆然とその姿を眼に捉えた】
【体が動かない】
【喉が干上がる】
 
 嘘、だろ……? なんで、なんでお前が死ななきゃいけないんだ!
 なんで……っ どうしてッ! 俺が、俺がもっと早ければ……!

【温かい血を浴びたまま青年は慟哭する】
 
 許さねえ……許さねえぞ……カノッサァァアアア────ッ!

【……盛大に、責任を棚上げにして】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/28(月) 23:44:56.59 ID:eJHk5s2Fo
>>221
そうか? 俺はこんな隔離空間に入れられたら発狂するぞ?

【その場でふぅん、と息を吐き、】

やめとけやめとけ、殺すと化けて出るから、いやマジで
亡霊とか怨霊とかお化けより生きた人間の方が怖いなんて嘘っぱちだぞ
どう考えても、霊体の方が怖いからな!!

「だよね、物理法則とかないもんね、まじやばだった」

正義組織はハッキリしてていい、っていうと、悪組織が中途半端ってことか?
ふーむ、そりゃまあ「やりたいことやって非難されてる」のが悪組織ってだけだしな
端から見りゃ意味不明でも仕方ないっつーわけで

……――ま、なんにしてもだよ、お嬢さん
人間、放っておけばいつかは死ぬんだ
そう焦って殺してしまうこともねえだろうってよ
俺は、そう思うわけだねえ、おう

【――なんて、案外真剣に語った後、HAHAHAHA!!と、要らぬ高笑いをあげるのだった】
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage saga]:2011/03/28(月) 23:45:35.88 ID:0DNLiSFuo
>>220
……ああ、有難う。クルス。

【にかっ、と少女本来の、剛毅な笑みを浮かべて】
【ぺたり、ぺたり。と裸足のまま縁側に上がっていく】
【汚れのたぐいを気にするタチでは無いようで】

今日は、泊まっていくと良い。
お祖母様に頼めば夕飯位は作ってくれるしな。
来た客を持て成さず返すなど、花城家の名が廃るのさ。

【隣に座り込み、墓石の出来栄えを見ながら、そう言う火憐】

……私は、余り頭が良くない。剣の才は、お祖父様にも褒められたが、其れだけだった。

【刀に、手を沿わせながら、独白するように言って】

だからこそ、お祖父様とは、良く気が合ってな。
良く真剣で斬り合いをしてたよ、脇腹なんて昔さくっ、とやられて今も傷が残っててな。

【楽しげに、日々を語る火憐】

泣かないでくれ。辛いかも知れないけど、泣くとお祖父様が悲しむから。

【クルスに目を合わせて、紅蓮の瞳を煌かせた】

お祖父様の遺品、何か譲ろうか?

【そう、問いかけて】
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/28(月) 23:45:39.75 ID:n7OXl/jv0
>>204>>222

【混乱した】

……、ブラック、ハート、……

【夢幻は、ただ、混乱していた】
【まず、ひとつ、思い出したのは、偽善の、感情。ブラックハートの、身を、案じる】
【だが、一度、口に、出してしまった。逃げる、と、はっきりと、決めてしまった】
【引き返す事は、出来ない。だが、彼女を、見捨てる事も、出来ない】

……、僕は……

【彼女は、機関の、人間に、其の身に機械を入れられた。ならば、彼女が、監視下に、置かれていることは、分かっている】
【だったら、彼女は、何をされるのか。自分は、彼女を、どうでも良いことだと、忘れるべきなのだろうか。其れは、嫌だ、と感じる】
【森島にも、言われ。ただ、困惑して、答えを、急ぎ過ぎ、申し訳無くて。答えを、見出す事が、出来なかったが】

【―――そして。放たれた、閃光】

【幸い、森島の、言葉を聴き。慌てて、ぎゅ、と、目を、瞑った、少女だったが】
【瞼越しの、強い、光に。身を震わせて、驚く】

……っ

【その後。瞳を、開き。状況を、確認しようと】
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/28(月) 23:47:10.24 ID:weMhYHZ20
>>213

 そうか。其れは良かった

【ん?上に何かあるのか、とした様子で上を向いて】

 化け物ねぇ……奇遇にも、龍と克ち合うのは二度目だな、その形状とよーく似ている
 “化け物”では少し愚弄したような名だ。せめて“龍人”とでも記録しておく ―――――


 応、来い“龍人”。何……『死にはしない』さ

(《抑制指令》――《出力、25%》)


【口から垂れるような、そんな説明口調で。其の数値と空を仰ぎながら云いつつ】
【ふ、と少女の方向に其の禍々しい赤い発光体の双眸を向けると―――】

 フフ、元気な事は良い事だ。生きてるんだからなぁ……
 しかし、其処迄云われると“暴走”とやらのあんたの状態が気になるな。此方も準備は出来てる

【ふわり。彼は膝を屈むだけ。そんな簡単な準備だ――】


 ――“手加減”はする。でなきゃ俺と組織の名がすたる。いいな?


【然し、其の事実は正直に述べて。半ば答えが強制的ではあるが、問うた】
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 23:48:26.20 ID:pTAVL8P1o
>>223

屍?じゃあついでに地面に入っとくか?今ならお仲間もいて大変お得なんだぜ。
栄養分にその脚は邪魔だろうから引きちぎって……後は丁寧に埋葬してやるよ。

【冗談でもなく真顔でそう言ってのけるからには……】
【自分で均した土を自分でまた掘り返す事は造作もないのだろう】

ああ、八柳の夜行……真名は別にあるけど教えてやんね。
初対面のヤツに教える程心優しくねーし、悪いね。

【さして悪いとも感じていない様子で】
【置いたままだったハンマーを蹴り上げ回転させ肩に載せるようにして持つ】
【重量も相当である筈なのに物ともしていない様子を見ると、力持ちらしく】

ンだオイ……?やるってんなら――――
……嫌だ、知らない、帰れ、知らない、知ってたとしても教えない。

【戦いかと思い今ならそれなりに身体を動かせるし丁度良いと思っていたが】
【全く違う要件で、ガクッと肩が下がる】
【そしていくらか不機嫌そうにそう答えた、眉間の皺を深くして……だ】
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/28(月) 23:49:26.59 ID:L9iyPn9Mo
>>224

──あら、良かったですわ。
断られましたら、また"大変な事"になってましたもの。

これで、私と貴方様はお友達ですの。

【少女の言葉に裏は無い】
【ただ純真に「友達になりたい」と思っているのは間違いない】
【心から浮かべた眩しい笑顔が、その証明である】

【しかし、深く観察すればわかるだろうが】
【蝙蝠のような羽、生気が欠けた真白な肌などなど】
【異形の特徴が散見しており、裏が無いからといって安全とは言い切れない】

【友達になれたからか──それとも、別の目的か──少女は歩いて、青年に接近しようとする】
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/28(月) 23:50:55.40 ID:q+yOn5hoo
>>227

【地面に押し返された刀は首から抜け落ちて】

【やけに綺麗に大の字に倒れた】
【涙も流れず、走馬灯には言えなかった台詞の無念】

【だが青年の慟哭を聞くなり】


…いやいや、お前のせいだから!

【彼は首だけを起こして、冷静にいちゃもんをつける】

【まぁ、此方も自業自得と言えばそうなのだが。】
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 23:52:24.22 ID:ZPcc8X78o
>>233

(さぁて、どうやって警戒すっかな)

【近付いてくる少女をじっと注視する。動きはしないものの、その瞳には警戒の色がある】
【抵抗も何もしないため、近付くこと自体は大丈夫だろう】
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 23:53:07.30 ID:8UYHRBGSO
>>225
・・・・・・えぅ?

ちょっ・・・・・・んふぅっ?!
【女性が再び唇を近づけた事で】
【少年の阻止も虚しく、二人の唇が重なり合う】

(あうぅ・・・何なの・・この人・・・)
【こういう事に慣れてない少年は女性の口づけの味に】
【思わず赤面して、そんな事を考えるのだった】
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/28(月) 23:55:35.83 ID:O02cZSwgo
>>228

正義も悪も、それぞれのベクトルで突き抜けてはっきりしてるよ
はっきりしてないのは、中立を言い訳にする連中。どっちつかずのな
それでも、本当に完全な中立を保つんなら良い。完全に双方に不干渉なら
だけどな、そんなの無理だろ?経済から何から完全に閉じた環境つくるなんて
だからどうしても、或る程度の立場を決める必要が出て来ると思うんだ

世間一般に言う悪人ってのはお前の言う通り、やりたい事をやってるだけ
自分の目的が最大の優先事項で、その為になら他人をどれだけ踏みつけても構わない
逆に善人っていうのは、他人の為に自分が踏みつけられる様な事してるよな
報われないってのはまあ仕方が無いんだろ。それはそれで好きでやってる事だろうから

……ただ。「悪組織所属だけど殺人はしません」だの「悪人でも絶対殺しません」だの
こーいう中途半端な考えってのは、どっちに寄ってるんだ?
「やりたい事をやり、やりたくない事はやらない」「だけど誰かの為って側面もある」
この中途半端な考え方ってのは………本当に、どっちがどっちなんだか

【よ、と声を上げ、両足を伸ばして前屈。柔軟体操の様な行動をしながら】
【やはり顔は後方に向けず、似た様な調子で話を続ける】

………最近は、何だか……そう、少しばかりあやふやな事が多くなりすぎた
『思想のサンプル』っていえば良いかな……こういう話題が語り尽くされて、自分で考えなくても答えが直ぐに出る
そしてその答えは万人受けする為に、極端に走らないものが多い気がするんだ

中途半端だって事を乗り越えられるくらいに考えが纏まってるのなら、良いんだけどな
そういう奴の言葉は……聞いてみると、中途半端には思えないし
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/03/28(月) 23:55:47.33 ID:HNhq4Y1do
>>229

……いえ。

【火憐の礼の言葉には、短くそれだけを返し】

……では、お言葉に甘えさせていただきます。

【宿泊を提案する言葉には、僅かに間を空けてから、承諾する旨を告げる】
【並んで、庭にできた墓石を眺めて――】

……。

【――自分に稽古を付けてくれた時、楽しげだった六輝の姿を思い出す】
【――既に終わってしまった事実を変えることは出来ない】

(……いつまでも、泣いているわけにも、いきません、ね)

【こちらを覗きこんでくる火憐に、大丈夫だ、といわんばかりに小さく笑みを返した】
【そして、遺品を割譲する提案には、首を振った】

……既に、もったいないほどの物を頂いておりますので。

【そう言いながら、ダッフルコートの左内側に留めてあるホルダーから、鞘ごと、一本の短刀を引き抜く】
【――『鬼酔割義人』、そのいくつかの付随品として作成されたであろう一つ、太刀の小柄=z

……。
彼の想いに、報いるためにも。
……私は、強くならなければ

【その小さな鞘に収まった担当を見つめて、クルスは小さく、呟いた】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/28(月) 23:56:36.92 ID:N6obN58/o

【────街灯の無い路地。】
【暗闇がすっぽりと“悪意”を覆う場所。】

【其処に立ち尽くす一つの人影。】
【“漆黒”の、人影。】

 【光があれば、また影も存在する。】
 【影が無ければ、光は存在する事が出来ない。】

 【──この世のすべてを知っているなんて言えるのは、傲慢にして無能な神ぐらいのものだ。】
 【この世界は未知の領域と無明に満ちた闇で占められている。】
 【俺たちは、この世界のどのくらいを理解していると言えるのだろう──?】

──“新世界”、か…

【人影は小さく呟くと共に、付近の散策を始めた。】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/28(月) 23:58:18.34 ID:XKom4XOSO
>>217
【如才無く――と言うには些か酷いやり口だが――しらばっくれてみせた、物の】
【人影がJustice≠ノ所属する、青年の言葉を借りるなら番犬≠スる事は紛れも無い事実だ】

【単に、彼女は自分の置かれた状況も解らぬ程の莫迦ではないというだけである】

(――支部長≠チて、おい。悪い予想どころか、その更に下じゃないか)
(あれが嘘を吐いていないなら、正真正銘最悪≠セ。……避けられて、何より)

【故に、こうして戦闘を避けた――つう、首筋に一滴の冷や汗が伝う】
【内心、肝が冷えるのを禁じ得ない。必然的に意識は緊張し、そして続く彼の言葉に因って】

(似た雰囲気=H……ひょっとしてこいつ、見抜いて=\―――!?)

【――――それは、致命的≠ネミスと成った。見えた、だろう】
【僅かに見開かれた双眸。その内に、隠せぬ驚きの色が浮かんだのが、振り向いた彼の瞳には】

【彼は果たして、其れを如何様に捉えるのか――――?】

(……どうする。早いトコ退きたいのは山々だが、仮に踵を返したとして)

(こいつが、何等かの不意打ちを掛けない保証が無い)

【彼女は黙して、何も語らず。ただ身構えて、佇むのみだ】
【因みに。彼が魔術や異能力――特に概念=\―に、造詣が深いなら】

【この一帯に満ちる薄霧に、何か違和感≠感じるかも知れない】
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/28(月) 23:58:43.36 ID:nGKTV3PDO
>>234
【カノッサァ──!】
【カノッサ──】
【ノッサ──】
【ッサ──】
【サ──】
 
【無駄にエコーした慟哭。赤毛混じり黒髪の青年は涙を流し(ている気分になりながら)、カノッサ機関への復讐を決意したのであった】
【────そこに掛けられた、声】
 
 ぎぇぇえああぁあぁ(死体が)しゃべッたァァァ!?
 
【赤毛混じりの黒髪の青年は驚きのあまり、首だけを起こした青年の顔面に拳を放つ】
 
 このっ! くのッ! マジで! ビビったじゃねえか! んのヤロッ!

【五発くらい】
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/28(月) 23:59:44.01 ID:7KmZYl4s0
>>232
あら…それは嫌だわ
折角、《生きてる》のに…酷い事言うわ…
貴女は脳筋なのね…
【はぁ……っと溜息をはき】

あら…残念ね
【それ程残念そうではないが】

酷い人ね…いいわ。自分で探すわ
【拳銃をしまい、ココアを飲みながら少し残念そうにし】

【このままじゃ絡みはすぐ終わりそうな為】
【なんとなく埋めてある地面に近づきトントンと踏もうとする】
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/29(火) 00:00:44.16 ID:BwSDk6R9o
>>231

随分と余裕のあるお言葉ですね…

…て、あっ!悪い意味ではないですよ?
むしろ、頼もしい、っていう意味です!

でも、発散とはいえどこちらは手加減無しで行かせてもらいますから…
もし誤って……そうなった時には恨みっこなしですよ?

【後腐れの無いように、最後の忠告───
 尤も、これまでの彼女の言動からそうなるのは想像し難いが】

行きますよ…

【片手を前に、もう片手を後ろに構えて、視線を合わせる】
【ピンと張り詰めた空気がほんの僅かの間だけ漂い、
 それを破るように、彼女はそちらへ向けて駆け出す】
【右手を大きく振りかぶり、一閃しようとするように見える】
【だが、あまりにも愚直すぎる。それは逆に様々な憶測を呼び込むことだろう】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage saga]:2011/03/29(火) 00:00:53.78 ID:8QEe/3FLo
>>238
【クルスの取り出した、小柄を見て、驚いたような表情をして】
【そして、くす、と微かに笑いをこぼし】

大分、気に入られていたようだな、クルス。
芽が出ない者に自分の物を託すなどしない人だったよ、お祖父様は。
だから、クルスも必ず強くなる。
私も、もっと強くならないといけないしな、お祖父様を越えなければ。

【そう言うと、すくっ、と立ち上がり】

じゃ、私はお祖母様に夕飯を多めに作るように言ってくるよ。
また後で、話でもしようじゃないか。

【明るい表情を努めて作って、足早に少女は奥へ去っていった】
【……走り去った、廊下には数滴の雫が残っていたが】
【明日、火憐はこの道場を立つ事となる。火憐の旅路は、如何なる物に成るのだろうか……】

//乙でしたー!!
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 00:01:25.20 ID:yaMuuO+DO
>>326

【二人以外、誰もいない──星海の下で交わした、口付けは】
【彼らが機関と≪Justice≫の構成員同士だということを考えれば】
【甘美な毒リンゴのように背徳的で──エデンの園の蛇のように、ロマンチックなものだったのかも、しれない】


ん、ふ────ぁ


【柔らかな唇を彼に委ねていたのは、ほんの数秒程の時間だっただろうか】
【彼女はゆっくりと名残惜しげに彼から顔を離し。くすりと笑ってそう語る】
【──表情が、どこか恍惚としていたのはきっと気のせいではないはずだ】

ふふ──可愛い

【そして、完全には体勢を戻すことなく──まだ、顔が近いまま】
【キスの味を思い出すかのように、ちろりと舌を出して唇を湿らせた】
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 00:03:11.67 ID:8CF9/6m5o
>>235

……そんなに見ないで下さって?
私たち、友達でしょう?

【友達だから、警戒するなと】
【警戒している事を見抜いたうえで、そう言い放ち】

【二人が恋人同士であったら、キスでも出来るような】
【友達同士としては明らかに過剰な、そんな近さまで近寄ろうとする】
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 00:05:56.87 ID:0SHimFc90
>>222

ごほっ……がっ、お………………!!

【檸檬に対する、傷を顧みない叫ぶような説得の後で、ブラックハートは派手に吐血する】
【その血も、やはり薄い肌色の『人工血液』。夕闇の中、ともすれば水と間違いかねない液体が、地面を汚す】

なっ――――――――う、ぐっ………………

【そうして咳き込んでいるところに放たれた『閃光玉』に、思わず右腕で目を庇う】
【普通なら、視界を護りながらも、敵の一手に対して何らかのリアクションを取るところだったが、やはり消耗が過ぎた】
【そうして、アッパーカットは綺麗にブラックハートの顎に入る】

…………あたし、に…………『死ね』と言うのか………………
この、身体…………定期的に『メンテナンス』を受けなきゃ…………4日で壊れる身…………
『機関』に飼われてなきゃ…………死ぬしか、ねぇんだよ…………!

【だが――――ブラックハートは気絶しなかった】
【その身がサイボーグである事が、幸いした格好だろう。よろけ、路地裏の壁に体重を預けながら】
【先ほどの『説得』で体力を消耗したのだろう。どこか燃え尽きた様な、呪いの言葉の様な返事を返すブラックハート】

――――『丸め込む』つもりが無いってんなら…………≪No.90≫は、連れて行くな…………お前ら、別行動、しろ…………!
あたしゃ、任務でここに来たんじゃ、ない…………。この要求を飲むなら、森島 京…………お前の事は、今回限り、『上』には……黙っておいてやる…………

【『丸め込む』つもりはない――――その言葉を一種の言質と捉えたブラックハートは、交渉に乗り出す】
【檸檬に対してのみ『共に行くな』と叫んでも仕方がない。森島の側にも、アクションを仕掛けていかなければならない】
【そこで、ブラックハートは、自分にできる『森島にとっての利』を、交換条件として提示する】
【乗るのなら、『機関』に対して『裏切り者の始末は失敗し、まだ生きている』と言う事実を、隠匿すると言うのだ】
【当人たちが黙っていれば、誰にも分からない事――――彼女の嫌う『人間』の意志に、賭けざるを得なかった】

>>230

――――これだから…………『人間』ってのは、嫌なんだ…………!
大事な事を、一時の感情で簡単に……見失う…………盲目になれる…………!

【ポツリと、憎悪の籠った独白をこぼすブラックハート。それを聞き咎める事ができるかは分からない。何しろ小さな音声だ】
【しかし、その声にもまた、彼女の、何らかの経験が混じっているのだろう。その言葉を呟きながら、つぶった目から、一筋の涙をこぼしているのだから】

夢幻…………檸檬と、言うのか?
お前は『仲間』だ…………そして、『借り』がある…………お前がただ、一人になって、考えたいってんなら…………あたしゃ、何も言わねぇ…………
お前が態度を決めるまで、『裏切り者』って、報告をする事も、待ってやるよ…………

【要領を得ない言葉。『人間』そのものを憎んでいるブラックハートが、必死になって『仲間』に信を説いているのだ】

だが…………『時間が欲しい』ってんなら、一人で行け…………これだけは、譲れねぇ条件だ……
……何故かは、さっき言っただろう…………『答え』なんてもんは、どっちかに寄りかかりながら、探すもんじゃねぇんだ…………
これを破るなら…………お前は裏切り者でもなんでもない…………『流行を追いかける様な感覚で』…………『自分の命にすら責任を持てない』…………
あたしの、一番憎むべき…………『人間』…………だ…………

【自分も、『機関員としてそぐわない』行動をする以上、檸檬にも『筋を通せ』と主張するブラックハート】
【『借り』があるとも言い、『まだ『裏切り者』とも言う』。ここが彼女に示せる『仲間』に対しての最大限の『誠意』なのだろう】

(モード『アイアン・メイデン』…………作動用意だけは……しとくかねぇ…………
――――羨ましいよ……夢幻、檸檬…………鎖に縛られないってだけで…………それがどんなに、素晴らしい事か…………。こう言う事は、失ったものにしか、分からねぇもんだ…………)

【檸檬の返答を待ち、場合によっては全てを破壊する準備だけは整えながらも、ブラックハートは檸檬に対する羨望を禁じえなかった】
【サイボーグとして『機関』に、否応なしの服従を強いられ、何らかの過去によって『人間』を信じられない彼女に取り、自分の選択肢を探す事の出来る檸檬は、非常に羨ましかった】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 00:07:16.14 ID:89wngCvSO
>>239

【その路地の上方】

【近くの廃ビルの屋上から】
【立て続けに三度、炸裂音が響く】
【その手の事にそれなりに詳しい人間ならば9mmパラベラム弾を放った音だと気付くだろう】

//>>239さんを撃った訳ではありません
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 00:07:21.60 ID:0SHimFc90
>>247修正
/『まだ『裏切り者』とも言う』→『まだ『裏切り者』とは扱わないとも言う』
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 00:07:34.66 ID:FQBIcFqKo
>>246

別にいいじゃねぇか
”友人”、なんだろ?

【見るな、という言葉に薄く笑いながら答えた】
【警戒を見破られたことに驚きはしなかった。あからさまなのに自覚はあったからだ】
【かなり接近してきた少女から視線を外さず、首を傾げてみせる】
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 00:08:07.79 ID:B8WHN+ico
>>241

【殴られる、五発くらい】

いだっ!?ちょ、ぐへっ!話を、ちにゃ!ヤメ、ぬわっ!?もs、うわらばっ!?

【殴られながらも弁解を切り出そうと必死なようで】
【所々、こひゅっと喉から空気を漏らしながら叫ぶ】

【そして大体殴り終えると】


…話を聞けよゴラァアアア!!!

【怒った、というより爆発した】
【声を上げ、上半身を起こし、食らいつかんばかりの勢いで咆える】
【キレてますね】
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/29(火) 00:08:45.84 ID:vuHk1f7wo
>>237
ハッハッハ、人間なんて白黒ハッキリしないグレーな部分が多いからこそ、だぜ!
別に正負どちらかに突き抜けなきゃいけないなんて決まりは世界のどこにもねえだろう?
だったらグレーに染まってやろうという輩もたくさん出てくるさ

例えば俺はとある方向に突き抜ける男だが、そこの蟹女は「極端なまでの灰色」だ
不思議だろう、白黒ハッキリしないのに、「極端」なのだよ

「ケタケタケタ……って口では言えるけど、実際どう笑うんだろうね」

……ああ、まあ、つまり、なんだってありって訳だ
結局は当人の心意気次第だってな
物事は上か下か、右か左か、だけじゃなく、上下左右斜め奥行きがあるってことですぜ、お嬢さん

それに曖昧だろうが中途半端だろうが、それを貫き通せば大したもんだと、俺は評価したいね
ついでにサイン貰いたいね

【言い終えるとワハハハ、と笑って、どすんと椅子に座り直す】
【その上、根拠もなくとても自信満々な笑みだったという】
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/03/29(火) 00:10:48.18 ID:LwXg+dKno
>>244
/おつかれさまでした!
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 00:10:55.81 ID:KxOc1kf9o
>>242

自分で屍って言っておいてなんじゃそりゃ……。
ああ、理から外れた生き物だから理屈は通じないか。

【死んでいるのに生きている】
【矛盾する概念を内包している存在に普通の言葉は通用しないのかもしれない】
【そう思い、勝手に自分で納得する】

少なくとも2人は知っているが……
1人は性格が悪い上に代償として色々な物を要求してくる。
例えば……目玉とか、心臓とか、腕とか、親とか。

【タダで物を作る程、その技師は優しくないらしく】
【説明をしていてその人物を思い出したのか女性の顔が尚も険しくなっていた】

もう1人は性格が良い……、のかアレは?こっちは何も要求してこない。
してこないけれどやたらと構ってきてウゼェ、個人の事にやたら介入してくるからウゼェ。
あとこの国付近にはいないから多分無理、アイツは櫻の国中心に活動してっから。

【まあ「ウザイ」云々は女性の感じ方次第でもあるので精確な事は分からないだろう】
【ただ活動範囲的な話では、およそ可能とは思えない】

ほらどっちも無理だろ?かたや目玉やら要求してきてかたや近くにはいない。
どっちにしたって八方塞がりってヤツさ、現実なんてそんな物。

【つまらなさ気に鼻を鳴らし】
【大きく欠伸、温まった身体も段々と平常時へと戻ってきた】
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/29(火) 00:12:12.59 ID:FwSyhiC00
>>240

さぁーてと………帰って新しいテロの計画か戦車の開発でもっと…
…………どうした?家のガスの元栓閉め忘れてきたのに気付いたような面しやがって…

あーあれか、やっぱり一人じゃ恐いってか?マァ可愛い……ヒヒヒヒヒヒ

【回りくどい言い回しと表現をしながらジロリ、と鋭い瞳を向ける】
【不敵に笑う口元とは逆に、眼はまったく笑っていない、据わっている】

【ふと、辺りの異変に気づいて、顔をしかめる】
【男は、ほぼ概念存在≠ノ近いレベルにまで達している程人間離れしている】

おい………コレ℃Tいてるのお前か………?

チィッ……なんだこの感覚……概念≠ェ不安定に……相互干渉≠ゥ……グックッ…


【突如、男は片手で頭を抑えて苦しみだす、額の血管は浮き上がり、破裂しそうな程だ】
【荒い息を吐きながら、女を睨みつける、顔を、左手で覆いながら】
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 00:13:53.76 ID:Ogmvkw9SO
>>245
【唇から離れてからも】
【少年は赤面し、硬直したままで】

・・・・あ・・あぅう・・

もう・・お婿に行けないですよぉ・・


【数秒してからようやく絞り出した言葉がそれだった】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 00:14:01.94 ID:IyEGCr570
>>243

 余裕がなきゃ出来ないさ……何、この状態での戦闘は初だ
 幾等かの経験にはなるだろう。此方も感謝はする

【少々頷いたりして。其の言葉を発すと】

 其の時は……『無力化』するさ

(《龍人の接近》- 《回避orGO?》)

【この状態は、知力(A.I)事態も弱い其れなので、矢張り粗末である】
【無論、この者の脳は二つある訳なので、あまり意味は無さそうだが――】

(近接攻撃?其れにしては……露骨すぎる。まぁ良いか。取り敢えず蹴っておくしかない)

【結局もう一つの脳も、脳筋でしか無かった。ということだろう】
【屈んでいた左足を蹴り上げて。ミドルキック気味に牽制】
【しかし、其の脚は“堅牢”で勢いさえなければ、少し痛い。といった程度だろうか】
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 00:16:51.87 ID:8CF9/6m5o
>>250

ええ、そうですわね───

【大きく、大きく口を開く】
【その中に、"吸血鬼"最大の特徴ともいえる牙が覗いている】

───では、いただきまーす。

【礼儀正しく、食前の挨拶をすると】 
【青年の首筋に牙を立て、ガブリと噛みつこうとする】
【もし成功したのであれば】
【吸血と、吸血鬼の血液の注入を繰り返すだろう】
【この"血液の循環"が終了すれば──常人であれば、吸血鬼になるはずだ】

【──但し、動作は全体的に酷く鈍く、警戒していたのであれば回避は容易かもしれない】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 00:16:57.05 ID:kMq4usvDO
>>251
 
 るっせェわボケェェェエエエ!
 一瞬マジでビビったわ! 一瞬マジで心臓止まるかと思ったわ!
 この責任どう取るんだ言ってみろゴラァ!

【盛大に逆ギレ。ヤンキーだとかヤーさんもびっくりないちゃもんのつけっぷりである】
 
 そもそもてめえが待ち伏せしてっからだろうが! 違うか!? 
 違うかって聞いてんだろが何とか言えやオラァ!
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 00:19:52.70 ID:TRO23Lvfo
>>248

──…ッ!?

【──咄嗟に、音の“元”を探る。】


…ち。
──厄介事、か。

【“上”である事は察知出来たものの、それ以上は何も分からない。】
【──無論、彼はこれだけの情報量では全く動く事はない。】
【そもそも、一般人であろうと、能力者であろうと。厄介ごとに自分から突っ込んでいく人間は、ごく少数であろう。】
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 00:20:43.08 ID:x8CrFqjX0
>>254
ゾンビだって生きてるのよ…
心臓ないけど…喋れて、動いてるんだからね…
【ふふふと笑い】

お金じゃダメなのかしら?
左目とったら…右目はないから目が見えなくなるからダメね…
心臓もないからダメね…
腕はないと不便だからダメね…
親はもう死んでるけど……生きててもダメね…
【真面目に考えながら、ココアを飲み】

櫻の国は遠いわね……こっちもダメね
【残念そうにし】

現実は酷いわね……
まあ、現実だから仕方ないわね
【そう言いながらもう一個ココア缶を取り出し】

御礼よ…飲む?
【そう言いながらココア缶を渡そうとする】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 00:22:21.01 ID:FQBIcFqKo
>>258

はい、外れ

【さっと左に回避すると同時に、少女の腹に右の拳を叩きこもうとする。慣れているのか、動作自体は速い】
【もしその反撃が当たれば、拳を素早く引き、顔面にも叩きこもうとするだろう】
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 00:22:27.17 ID:yaMuuO+DO
>>256

ふふ──それじゃあ

私が、もらってあげようか
『初めて』をあげた相手にだったら……いいんじゃないかなーぁ?

【くすりと。彼女は笑う】
【純潔を散らしてしまったのであれば──散らした相手を好きになればいい】
【それならば、キミの『初めての相手』と常世を共に生きるパートナーはイコールで結ばれる】
【──エメラルド色の瞳は、そう語る】

だって──少なくとも私は
キミのこと……『愛している』んだから

【──樹に巻き付いた蛇は】
【楽園のイヴへ、甘美な誘惑を囁きかける】
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 00:23:08.69 ID:aACXuzX/o
>>252

んー………やっぱり、分からねえんだよなあ……
「人それぞれ」「考え方次第」なんて言葉を使えば、大体は解決するだろ
でもなあ、それが本当に、答えとして採用していいのか?
色の度合いがどうだろうと、灰色なら灰色だ。極端も何も無い
灰色である事こそがアイデンティティって不自然に整えた様な話だしな

結局、どこなんだ
個人として灰色で居られる範囲と、立場として白黒分けなきゃない範囲の境界は
灰色で居る事そのものに酔う奴と、思考の結果灰色に辿り着いた奴の境界は
半端な思想に半端じゃない考えで辿り着いた奴と、そうじゃない奴の……
借り物の言葉を使う奴の境界は、何処に有るんだ
……これも、答えを借りてきた所で役には立たないだろうけど……

………分からねーなあ

【伸ばしていた脚の片方だけ引き寄せ、腰の下に移動させ】
【それを使って、ぴょんと飛び跳ねるように立ち上がると】

……あー、そろそろ帰るわ。明日にでも出直す
搦め手でもなんでも、どうにか入り込む方法は有るだろ

……ふざけて構えるのは嫌いだ。曖昧なのも半端なのも良いけどな
それでも、お前くらい纏まってりゃ………まあ、良いだろ

【「たばこー……」と呻くような声を上げながら】
【少女は、ふらりふらりと何処かへ歩いて行こうとする】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 00:26:34.57 ID:B8WHN+ico
>>251

あァア!?じゃあ、てめぇが触れなきゃ良かっただろうがァ!!
そのせいで恥ずかしくて死ぬかと思ったわ!

ていうか、死んだわボケェェェエエエ!!

【売り言葉に買い言葉、といったところか】
【脊髄反射的に青年の口からは暴言が飛び出す】

【思考は鈍化したまま、脳と口だけが勝手に動いて言い争ってみたりして】
【その間も、ビチャビチャ血が流れたり、こひゅっと喉から息が漏れたりしている】
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 00:27:45.82 ID:89wngCvSO
>>260

【更に数度銃声が響く。】
【が、数十秒であたりは夜の静寂を取り戻す。】


【そして黒い人影が屋上から飛び降りて>>260の10mほど後ろに着地する】
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 00:31:11.93 ID:B8WHN+ico
>>259

あァア!?じゃあ、てめぇが触れなきゃ良かっただろうがァ!
そのせいで、恥ずかしくて死ぬかと思ったわ!

…ていうか、死んだわボケェェェエエエ!!

【売り言葉に買い言葉、といったところだろうか】
【ローブの奥の口は脊髄反射的に暴言を吐く】

【思考は鈍化したまま、脳と口だけが勝手に動いていて】
【その間にも喉元からビチャビチャと血が滴ったり、こひゅっ、と空気が漏れたりしている】
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/29(火) 00:31:44.77 ID:r1vRuERfo
>>230>>247

【『捉えた』感覚は有った――だが、気を失っていない=z
【会心の一撃と呼ぶに相応しい其れを受けて、何故気を失わないのか】
【……だが、其の後の言葉が疑問を氷解させる】


(…………『機関』って言うのは、何でこう―――ッ。)


【殴った右義手を軽く振りつつ、森島は唇を噛む】
【“飼う”と云う表現を使った以上……其れが彼女にとって最善≠フ状態でない事は想像に難くない】


…………僕の事なんて、如何でもいい。
貴女が信じられないって言うのなら、僕は檸檬さんと行動しません。
其れよりも――檸檬さんの事を報告しない、って話、本当ですね。


     ――――……信じます≠諱B


【――釘を刺す≠ニは、少しニュアンスの違った其の言葉】
【ブラックハートに向けて放つと今度はポケットから『黒いハンカチ』を取り出し】
【“使え”とでも言わんばかりに、彼女の手の届く範囲へ放り投げると】



…………決める≠フは貴女です ――辛い、かも知れませんが、ね。



【西洋剣を拾い、檸檬を振り向き、其方に歩いて――通り過ぎてゆく】
【恐らく、彼女の『解答』を耳にする必要は無いと感じたのだろう】
【是であれば付いて来ない、非で有れば付いて来る……其れに、彼は解答をすでに予感していたから】


【――だから、檸檬の手に白いハンカチだけを残して。 森島 京は、去って行く】


/では、この辺りでしょうか。 お先に失礼しますお疲れ様でしたー!
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 00:33:04.10 ID:TRO23Lvfo
>>266

【銃声も気配も、どちらも至極分かり易い──そして、身構えるには充分な時間があった。】
【魔翌力より生成した「黒刃」を、振り向きざまに首元に向けようとする。】

────。“てめえ”、か?
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/29(火) 00:33:24.26 ID:BwSDk6R9o
>>257

……!

回避とかはとらなくてもいいのですか?
結構ビリビリ来るらしいですよ…

【相手の左足が出るのが見えても、勢いを殺したりせず、突っ込む】
【犠牲無しに前には進めない───それが彼女の戦闘ポリシーで】

【ちなみに第三者視点なのは、本人は感電しないからであろう】

───右足がお留守ですっ!

【左足で蹴るということは、同時に右足をがら空きにする】
【回避行動が取られないならそのまま、そこへ爪を振り下ろすのみ】
【堅牢でも、彼女の爪は非常に鋭い───人間の肌ならかなり抉るだろう】
【同時に放電、当たれば前述通りだが、びりびりほど可愛いものではない】

痛…っ!

【当たる当たらないは別にして、振り下ろせばそのまますれ違う形で体を逸らす】
【蹴りに対して防御したわけではなく、しかも勢い良く行ったのだから結構痛かったのだろう】
【接触した部分を軽くさすりながら、距離を取る】

/ごめんなさい…睡魔が襲ってきてます
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 00:35:41.10 ID:bjN75KqSO
>>255

言うコトが一々ピエロじみてる、な。見れたもんじゃない。
で、言うに事欠いて今度は何だ。独りが怖いって――?

……はっ、誰が。餓鬼じゃあるまいし。

【尤も。彼女は直ぐさま其れに気付き、浮かんだ戸惑いは直ぐさま霧散する】
【――慣れている≠フだろう。感情を押し[ピーーー]事に、恐らくは、相当に】

【だが然し、覆水は盆に返りはしない】


そうだ≠ニ云ったら、どうなるんだ――?


【さて、閑話休題。彼女の能力とは、拒絶≠フ概念操作である】
【この霧は、言わばその媒体。効力は、拒絶≠ゥら枝別れした認識阻害=z

【まあ、ジャミングのような物だ。概念存在たる彼に、少なからず影響するのも】

【また無理からぬ話では、有る――――】


(……普通の人間やら化け物やらは、これ≠ノ影響されないよな)
(となればエセルの時と同じ、不確かな……いや。幽霊には、見えない)

(魔導生命の類か?どうだろうな――)

【言外に肯定を返せば、彼の苦しむ様を観察し。彼女は、ふむと鼻を鳴らして】
【かつん、こつん。踵は返さず、もう何歩か後退する】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 00:37:14.47 ID:Ogmvkw9SO
>>263

初めて・・・っ?!

えええ?!!・・・・いやいやいやいやいやいや!!!
【テンパる少年】
【余計な事を言ってしまったと今更になって後悔する。】


・・・・・えっと、・・・その・・・

・・・考えておきます・・・。
【結局、答を先延ばしにする】
【今少年には回避がこれしかなかった】
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 00:37:41.55 ID:8CF9/6m5o
>>262

……───うっ!?

【"友達"だからか、完全に油断していたため】
【拳を腹に受け、体勢を立て直す間もなく顔にも受ける】
【少女は吸血鬼、見た目よりかなり耐久力が高く、ダメージ自体は大したことないが】
【顔面に受けた際に運悪く脳が軽く揺さぶられてしまい】
【一瞬意識が飛び、大きく体勢を崩してしまう】
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 00:37:43.80 ID:kMq4usvDO
>>267
 
 ああン! コケたもんは仕方ないちゃうんか!?

【ついにはエセ関西弁まで使い始めた赤毛混じりの黒髪の青年】
【まるで自分が悪いとは一欠片も思っていないかのごとき剣幕である】
 
 死んでんならモノ喋ってんちゃうぞコラ! 今なら責任取って格安で火葬してやんぞ! ああ!?
 焼き加減はなんだ!? レアか? ミディアムか!
 シェフにおまかせコースならこんがりウェルダンやぞゴルァ!?
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 00:38:32.54 ID:KxOc1kf9o
>>261

死んでるのに動いてるっていうんだそういうのは。
ま、学者でもなんでもねーから良く分からねーしそこまでこだわりねーけど。

【対して彼女は全く笑わなかった】

金じゃ価値はない、所詮紙切れだろうさそれに目玉とかの方が利用価値あるし――――
とか言うヤツだろうから無駄だなあ……
気まぐれか何かを起こせば話は違ってくるんだろうけどな、ただ不確定な事に頼ると碌な事にならない。

【彼女の言う人物の気まぐれが決して良い方向を向くとは限らず】
【正にお手上げ状態で態とらしく肩を竦める】

残念だね、でもまあ街には技師なんて腐る程に溢れてるだろうさ。
大きい国だったら尚更の事、気張って探せば見つかるんじゃーねーの?

ん?いや遠慮して……やっぱ貰っておく、喉が乾いた。

【一瞬訝しげに缶と女性とを睨みつける】
【なにやらよろしくない物が入っているやもしれないと疑った】
【が、そこまでストレートな罠を仕掛ける筈もないだろうと判断しての事、女性から缶を受け取るだろう】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/29(火) 00:39:59.58 ID:VlmChp890
>>247

【開いた、視界で。其の、一撃が、入った光景は、見えていた】
【彼女の、森島に対する、交渉の、言葉も。呟きも、僅かにだが、聞こえて】
【だから、今、するべき、行動も。意思も、決まった。そう、確信した】
【呟きには。ぽつり、と】

……、僕は。……化物だ。……人間じゃ無い
……、ブラックハート。……迷惑、ばかり、掛けて……ごめん

……もし、……君が。……機関に、殺された、時は
僕が、……君を、縛っている、人達を、……全員、……殺す、から
……そう。伝えて、置いて

【そう、返す。まるで、子供みたいな、言葉で。だが、篭められた、殺意は、本物で】
【ごめんじゃ、すまされない。身を挺して、機関である、自分と、森島を、逃がそうと、している】
【厄介な、状況。ブラックハートにとって、夢幻が、作り上げた、迷惑な、状況。其れなのに】

……、―――分かった。……絶対、に……約束、する
絶対に、……約束、するから……

【此れを、破れば。自分で、自分を、許せない。誰にも、寄り掛からず、答えを、見付けると】
【機関に、戻った際の。ブラックハートの、事が、気になったが。其れでも、今は、行くしか無い】

ブラックハート。僕は、―――機関に、戻っても。戻らないことに、なっても

【そうして。一度、口篭った後に、彼女が、放った、言葉は】
【「君を、変えた人間を。許さない」】
【そんな、偽善に、満ちた。子供の様な、言葉を。ブラックハートに、向けるだろう】

……、もりしま

【そして。去って行く、彼の背を、彼女は、追わずに。ただ、じっと、見詰めて】
【感情の、高ぶりが、過ぎ去ったのか。酷く、落ち着いた、然し、無表情とは言えない、柔らかな面持ちで】
【彼に、迷惑ばかり、掛けた。この、一時だけだったが、甘えて、ばかりだった】
【この瞬間の、ことを。謝る時は、来るのだろうか。来なくとも、ずっと、胸に、秘めて置きたい】

色々、ありがとう。また、いつか

【そう。礼を紡いで】
【次の、瞬間には。彼女も、闇に、溶け込む様に。消滅する様に、其の場から、消滅するだろう】
【握り締めた、白は。いつ、どういう状況で、返す事に、なるか。それは、まだ、分からなかった】

/では、自分も…お疲れ様でした…
/夢幻が、面倒なキャラクターで、ごめんなさい…ありがとうございました…!
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 00:40:29.31 ID:89wngCvSO
>>269

【人影は赤黒く汚れたロングコートを纏った灰の短髪の青年】
【生成された黒刃を見】

チッ…能力者か…!

【首に黒刃を向けられるのとほぼ同時に右手に握られた自動拳銃[ベレッタM92F]を>>269に向けようとする】
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/29(火) 00:40:55.82 ID:vuHk1f7wo
>>264
ダメか? 灰色が個性じゃダメか?
何をお悩みかしらんが、考えれば考える程深みに落ちていきかねんぞ
目に見えない事を区別しようってのがそもそも無理難題だ
絶対的な尺度や定規がほしいってんなら……そうだな、マキナ、作ってやれよ

「…………高くつくわよ?」

うむ、じゃあツケといてくれ


――っと、お帰りかね、まあ夜道には気をつけるんだな!!

「うぼぁー、さよならー」
「もし次の邂逅があれば、素敵な素敵な杓子定規を用意しておくでござるー」

【なんて、本気かどうかも分からない言葉とともに、手を振って見送る】
【……なぜか蟹ロボットも、ウイーンガッシャンガッシャン、と手を振っていたとか】




――しっかし将来有望なヘビースモーカーだな……
あいつは世界じゃなくニコチンに殺されるに違いない


「――正義と悪……それは、喫煙者と非喫煙者……簡単な話だろ?」


……それはグレーって事にしておいてくれ、煙的な意味で


【刑務所の横で、夜は更けていく…………】


/お疲れ様でしたー!!
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 00:43:16.77 ID:FQBIcFqKo
>>273

ヴァンパイア……吸血鬼
種族が違うとかはどうだっていいが、どういう理由があれど、吸血は敵対行動だよなぁ?

【殴りつけた右手をぷらぷらと揺らして、青年はふらつく少女を眺めていた】
【ニヤニヤとした薄気味悪い笑みを浮かべていて、追撃は無い】

あーあ。どうも、三連続でおかしな女に引っかかると泣けてくる
で、どういった弁解だ? 血が足りねぇのか?

【声をかけながら、ポケットから黒い手袋を二つ出し、両手に嵌める】
【それだけで構えは取らないが、恐らくそれが戦闘態勢なのだろう】
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 00:44:38.80 ID:TRO23Lvfo
>>277
【──暫く、相手の様子を眺めると。】
【そのままの状態で、不意に『固定』を解除。「黒刃」を消失させる。】

────。“無益”だ。

【銃を向けられたと言うのに、平然とそんな言葉を吐いた。】
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 00:45:51.35 ID:aACXuzX/o
>>278

灰色である事自体を個性にしようって奴が駄目なんだよ
色ってのは至るべき場所で、最初からそう在ろうと用意したらそりゃ作り物だ
大体なー、自分の思考なんざ自分で動かせる。それなら投げ出す意味無いだろ
脳みそ使わないで生きるなら、猿になった方が良いよ。力強いらしいし

………あー、真面目に考えるってのは楽しい楽しい

【手を振る事も振り向く事もなく、そのまま去って行った】

/お疲れさまでしたー
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 00:46:40.05 ID:yaMuuO+DO
>>272

ふふー、初々しいね
最近はなかなかそういう反応を見てなかったからかなぁ
すっごく、新鮮な感じがするよ

【顔を赤らめたり狼狽えたりする彼の様子を見て、あまり彼が恋愛に慣れていないと悟ったのだろう】
【彼女はそんな彼のことを、にやにやとした笑みと共に見つめ──】
【──やがて。彼から顔を離して、完全に元の、星を眺める姿勢へと戻った】

期待してるよ、少年くん
だけど此れだけは忘れないでほしい、かなーぁ?


──私の『愛』は、キミと共にある


【そして、そのまま】
【ゆっくりと彼女は立ち上がり。少年へそう宣言した】
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 00:48:33.85 ID:x8CrFqjX0
>>275
私は一応能力と考えてるわ…
 ネクロ・サイクル
《輪廻転生》と呼んでるわ…
【そう言いながらココアを飲む】

マッドサイエンティストね…私が行ったら解剖されそうだわ
【困ったような表情をし】

そうね……気ままに探すわ…

…流石に毒とかはいれないわ……
ココアに失礼よ…というか、ココアにそんな事する人は天罰よ…
ココアみたいな嗜好の飲み物にそんな事できないわ
【なんか熱く語りながら】


/お風呂いってきます
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 00:51:48.83 ID:B8WHN+ico
>>274

てめぇこそ俺にもs、ごぶっ!

【言い返そうとしたが、喉に詰まった血が口から漏れてその一言が遮られる】
【自分の視界に入る、赤、赤、どろどろの赤】
【瞬間、カチリ、と思考は再開されて】


げほっ、げほっ、あー……

【頭を冷やす、という風に冷静になる。落ち着く】
【怒りを押し[ピーーー]ように意識の深層へ静めながら】
【何の目的を持っていたか、それを再確認してみたり、状況を整理してみたりして】


……嗚呼、焼かれて動いたら、もっと驚くんだろ?

【処理しきれない思考を抱えたまま、言葉を返す】
【その場凌ぎの言葉ではあるが】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 00:51:55.44 ID:89wngCvSO
>>280

【黒刃が消えた事に一瞬呆けたが】

…たしかに無益だな…。

【ボソリと呟き】
【戦う意思が無いと思いこちらも銃を懐にしまう】
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/29(火) 00:54:43.89 ID:FwSyhiC00
>>271


あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!がぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!
お、お前、な……だ……?なんなんだ?なんだなんだなんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

【先ほどまでの余裕など消え去り、狼狽した様子で叫ぶ】
【肩で息をしながら頭を押さえ続ける、しかし、視線は女を見たままだ】

お、おれの……俺様の概念≠ェッ!!!!ミダサレル=H???

成程なぁ……クククククク…ヒャーハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!そうか!!!

これは本当に……運命≠ゥもなぁ……ヒヒヒヒヒ……俺様は滞在≠ニ定着≠フ二つダ…
お前はなんだ?否定≠ゥ?拒絶≠ゥ?無効≠ゥ?まぁなんでもいい……

貴様と俺は対極≠ノ位置するらしい……おやおや、遊びで来たのにこんな事になるとは…ハハハハハハハ!!!

【狂ったように笑いながら、女には意味が分からないかもしれない言葉を言い放つ】
【そしてそのまま頭から手を放して、ドクン、ドクンと脈打つ額のまま、一歩踏み込む】

災厄の博物館≪パンドラ・ミュージアム≫!!!!!!!

全ロスト・ウェポン展開!!!!待機!!!!

さぁぁぁぁぁぁぁ!そのカタチ≠俺様によこせぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!

【叫ぶと同時に男の後方の空間が歪み、波紋のように広がる】
【その歪みの奥には様々な武器∞書物∞生物≠ェうっすらと見える】

【男はそこに手を突っ込み、一つの剣を引き抜く】

【それは刀身にルーンの刻まれた闇を纏った魔剣である】
【男はそれを構え、一気に間合いを詰めようと全速で接近する、そしてそのまま剣を振るうだろう】
【同時に纏っていた闇が収束され、凄まじい直線状の衝撃波として放たれる】

【だが、距離が空いているので、接近までのラグはある、何かしらの対応は出来るだろう】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 00:54:47.16 ID:IyEGCr570
>>270

 がぁあああああああああああああ!?


( 《ガガガガガガガガ(ry》 )

【回避力に定評があるが、この者は今其れを抑止していて】
【カキィン!其の爪は。そんな音と共に弾かれるような音がするだろうが電気――】
【其の両脚部の銀色の人間の骨の様な両脚。其れが露わに成った。例えば。此れが鉄だとしたら】


【……其れは一体どうなるだろうか。体中から煙が立ち上る事になる】


 ぐっ……な、ナルホド…―― デ、デンキか………


【立ってはいる。しかし。其の脚は鉄であった以上、大きな被害を受けて】
【きぃい、と其の両足で歩いてはいる……しかし戦闘。其れを続けられる程度はあ――】


 ……駄目だ。動けん


【前言撤回。不可能であった。其の時何か色々反省したい気分になったと云う】


 ――教訓だ。どんな相手でも全力で………

( 《再起動》 )

【プツンッ】

【如何考えても――其れは。「電源が切れた音」】
【最後の言葉。其れは説得力皆無ではあるが。其れでも「立っている」のは凄い……のか?】
【兎も角、生きてはいるらしい。その証拠に五月蠅い機械音が彼から聴きとる事が出来るだろう】

/あーすみません。遅くまで付き合わせてしまって……
/ではこんな感じに。ギャグっぽくなったけど。其れも又一興だよ!うん
/……なんか、本当にすみません。乙でした
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 00:56:14.77 ID:8CF9/6m5o
>>279

…………敵意は、ありませんわ。
でも──人と吸血鬼では、"友達"になれないでしょう?

【そう、敵意も悪意も裏も無い】
【ただ、この少女は人と"友達"になりたいだけなのだ】
【青年が最初に思った"可哀想な子"という表現が、ぴったりと当てはまる】
【悪人ではなく、狂人。それもかなり重度の】

……しかし、拒否されるだなんて。
やっぱり貴方様は、個性的ですこと。

仕方ありませんから──ぶっ壊れた貴方と、友達になることにしますわ。

─── 《 P a S ─罪には罰を─ 》

【血のように真っ赤な鎖が、両掌から一本ずつ出てくる】
【両腕を大きく横に広げた体勢。戦闘準備は整ったようだ】
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 01:00:50.11 ID:0SHimFc90
>>268

――――あたしゃ、『人間』の様な、汚ぇ存在じゃ、無いんでね…………
大事な話の時に…………嘘は、つかねぇのさ…………

【信じる――――自身の身より、檸檬の身を案じる森島の言葉に、眉を潜めながらも、皮肉めいた口調で答えるブラックハート】
【保身と、欲望と、一時の感情――――彼女の憎む『人間』の姿とは、あまりにかけ離れた森島の言動に、不可解な物を感じたのだ】

(……こいつに、檸檬がたぶらかされるのも、分かる様な気がするねぇ…………
『希少種』の様に…………人間らしいクズさを見せない…………甘さにも、自分なりの筋を通してる…………
――――やっぱり、羨ましいんだよ…………『裏切り者の≪No.105≫』め…………!)

【不殺の態度が透けて見える。それでいて、一時の感情と言うものに支配されることなく、理知的に物事を進めるだけの冷静さがある】
【ただ『甘い』だけじゃないその姿に、思わず『アレは本当に人間なのか?』と言う疑問を覚えるブラックハート】
【同時に、機関を抜け出し、自分の意志を貫徹しているその姿は、やはりどこか羨望の眼を向けざるを得ない物でもあるらしい】

へっ…………敵の情けは受けねぇ…………って、言いたいところだが、強がってもいられねぇな…………
俺は譲歩する。その代わりこいつを貰う…………それで『貸し借り無し』だ…………森島 京…………

【苦しげな中に苦笑を浮かべながら、ハンカチを手に取り、口元の人工血液をふき取るブラックハート】
【後で戦う事になった時に、ためらう事の無いように、敢えてその好意に甘える――――人間を嫌う殺人鬼である一方で、戦士でもある彼女なりの『けじめ』だった】

>>276

化物…………?
――――本当の意味で『人間じゃない』ってんなら…………それこそ、お前には悪いようにはしないよ……夢幻檸檬

【彼女の嫌いはただ一つ『人間』である事】
【しかし、もしも夢幻檸檬が『人間』ではないと言うのであれば――――彼女を害する理由は、ブラックハートの中から完全に消滅する】

(――――厄介な伝言を…………それを口にしたら、あたしの立場、益々悪くなるだろうがよ…………)

【檸檬の殺意に満ちた言葉に、苦笑しながらも親指を立てて見せるブラックハート】
【冗談では済まない突っ込みどころのはずなのだが、彼女は何も言わない】
【――――『人間ではないもの』に見せる、彼女の本来の――――あるいは、割れ残った破片の様な――――優しさだ】

……………………!?
――――あたしの無念……晴らしてくれるって、言うのかい…………?

【約束は護ると言う、凛とした表情を見れば、ブラックハートに対して嘘をついているのではないと言う事ぐらいは分かる】
【その上に、『人間でない故に信じられる』檸檬の言葉は――――彼女に、純粋な驚きを与えた】

――――――――夢幻檸檬。あたしゃ、お前の出した答えは、最大限尊重するよ…………でも、お前とだけは…………敵同士には、なりたくないな…………

【敵として戦い、味方として語らい、そして今、再びどちらに転ぶか分からない立ち位置に、檸檬は移ろうとしている】
【だが、ブラックハートにとっては、檸檬だけは、久しく得られた『手放しで信じるに値する相手』なのだ】
【出来るなら、戦いたくはない――――偽らざる本心を口にして】

――――――――今さらで悪いが、左腕の事、本当に済まなかった…………これで『借り』は、返したよ…………!

【去りゆく姿に、手を振りながら、頭を下げる】
【殺人狂としての顔と、そうして相手の身を案じてやれる顔――――どちらも偽らざる、彼女の本性】
【重大な結果をもたらしたその行いも、謝罪せずにはいられなかったのだろう】

さて…………戻るか…………
幸い、服の汚れぐらいだから…………無断外出以外は、全部ごまかせそうだねぇ…………

【森島、そして檸檬を見送ると、よろよろと立ち上がり】

(『神』なんかにゃ、祈らねぇ…………んなもん、この世に居るはずもねぇ、いたとしても、祈るに値しない、畜生だ…………
だから、あたしゃ、『運命』に祈る――――どうか、夢幻檸檬に、幸多き未来を…………あたしみたいに、ならないでくれよ…………!)

/乙でしたー!
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/29(火) 01:01:40.33 ID:75t//0ZH0
【神社】
【まだ蕾の桜並木、長く続く石畳……その奥に聳え立つ、社(やしろ)】
【寒空の下、ほくほくと湯気を立てる湯呑を両手で持ったままちょこんと座っているのは】

……今日の参拝客は、……4人、か

【前頭部のみが美しい白銀色という、特徴的な短い外ハネの黒髪】
【清廉なる紅白の巫女装束を纏い、その上から白い衣を羽織った少女だ】
【凛とした銀の瞳は、世の果てまでをも見据えているな儚さを持っていて】
【背中でとても大きく結ばれた蝶々結びの飾りが、羽か尾のようにひらりと舞っている】

せめて日付が変わる前に5人目が欲しいところ、かの……


…………しっかしまぁ、寒いな

【呟いて、ずず、と熱いお茶を一杯】
【※すでに日付は変わってしまっています】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/29(火) 01:02:05.82 ID:RjK4SVWz0
>>282
【女性の感じた通り、少年の恋愛経験は浅い】
【誰に恋したことは無い。恋をするのがどんな感じなのか知らない】
【しかも誰かに恋されても――鈍感な少年はその気持ちに気づけないでいる。1】

・・・・あぅ、からかって・・・るとかじゃないですよね・・?
【真正面から愛してるといわれたのは本当に初めてで】
【如何すればいいかなんてわからなかった】
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 01:02:11.10 ID:KxOc1kf9o
>>283

ふーん、死んでも死なないねえ……。

【彼女を上から下へと舐めるように見つめる】
【普通の、死んでいない人間とそれほど変わったような箇所は見られない】
【義足にしたって珍しい程のものではない】

そうだなそれが賢明な判断だろう、細胞の一片まで研究されつくして
んで最後は焼却処分されちまうのがオチだろうからなあ……。

【「やり兼ねない」という思いがある、それだけで紹介する気も失せる】
【なにも不幸な人間を増やす必要もあるまい……と】

流石に初対面の人間を速攻で信用はしないわ
そこまで甘々な性格してねーし……。でもまあいただくけどな。

【なんでココアをいただこうと思ったのかと聞かれれば「なんとなーく」とかその程度のアレ】
【要するに気分だったらしく、ゴクリゴクリと飲んで、飲み干すだろう】
【遠慮という物をしらないらしい】
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 01:06:07.98 ID:FQBIcFqKo
>>288

やれやれ、やっぱりそうなるか

【少女の言葉は予想とは違った。だが武力行使に出られることは何となく予期していた】
【相手は身体能力が違うと噂される吸血鬼。徒手格闘ならば不利だろう】
【だが彼は逃げなかった】

くくく、白兵戦は久しぶりだな

【手の血塗られたような鎖を持った少女を見て、彼は獰猛な笑みを形作った】
【右足を引き、両腕を挙げる。ボクシングにも似た構えだ。ギリリ、と手袋が軽く締め付けられる音がした】

【構えを取ってすぐに、素早く右、左と順に半歩踏み出し、距離を詰めにかかる】
【繰り出すのは顎を狙った左ジャブ。それ自体はさほど威力は無いがスピードがあり、狙いは人体の弱点である顎だ、それなりのダメージはあるだろう】
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/03/29(火) 01:06:52.69 ID:+gC459CAO
>>290
【ポウ...と、"ソレ"は現れる】
【黒い球体。そうとしか表現出来ない、異能の気配を発する暗黒の玉】
【その球体が、形を変える】
【腕、手、脚、足、頭──球体部分を胴体と見立てるなら、大凡それらのパーツが構成され、丸かった部分も、引き伸ばすようにして"胴体"となる】
【黒い。黒が集まって作られたヒトガタの"頭部"には、爛々と光る、"眼"と思わしき発光があり、口は無い】
【身体の表面では、常に言いようのない闇が波打ち、揺らめく】

───────

【発光する瞳で、辺りを見回した後、ゆっくりと少女へ向かって歩み始めるだろう】
【"悪意"や、"敵意"は見られない】
【けれど、警戒するには充分な──】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 01:09:32.60 ID:kMq4usvDO
>>284
【盛大に血を吐いた青年に半ばぎょっとし、赤毛混じりの黒髪の青年は、はあと嘆息】

 ……悪いが俺じゃあ力になれねえぞ。自分の傷なら塞げるが他人の傷は塞げねえ。
 死なねえなら傷口焼いて止血するくらいは出来るがな。
 ──どうする?
 
【やれやれ、と悪ノリを止めて問い掛ける】
【少しばかり遊び過ぎたか、なんて思ってはいるものの、治癒なんて真似は実際出来ない】
【さて、どうしたものか、なんて考えて】

//すいません眠気がががorz
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 01:12:21.12 ID:3nJ6K8+C0
>>292
頭潰されたら死ぬけどね…
【トントンと頭を叩き】

やっぱり貴女は優しいわね…
【ふふふ…と笑い】

あら…良い飲みっぷりね…
けどココアは味わって飲むものよ…
【そう言いながらココアを飲む】

/ただいまー
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 01:12:59.33 ID:yaMuuO+DO
>>291

────からかう?

【その言葉を聞き。彼女は本日2度目の、きょとんとした表情を浮かべることとなった】
【恐らく、自分の語る『愛』が疑われるだなんて──】
【予想外、だったのだろう】
【だが彼女はすぐにその表情を笑みへと変え】

どーして、キミをからかう必要があるのかなーぁ?
それともキミは、私のこのどうしようもない程に愛おしい気持ちを疑っているのかな?
だとしたら──とてもとても、悲しいことだね

私の気持ちが信じられないようなら、いくらでも言ってあげるよ、少年

【まるで舞台俳優であるかのように、彼女は大袈裟に手を動かし。苦し気に胸を抑え】
【そして──】


────キミのことを、『愛しているよ』


【腐りきった黄金の酒のように──】
【その響きは。痺れる程に、甘かった】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/29(火) 01:13:06.54 ID:75t//0ZH0
>>294

……む?

【少女はいち早く異変を察知したのか、出現した球体の方へ銀の視線を向けて】
【ことり、と近くに湯呑を置くと、草履を履いて外に出る】

……なんだ、魍魎か霊魂の類かの?
我は信仰と賽銭さえ捧げてくれれば何であろうと構わんが、
我が社と神に危害を加えるような悪鬼羅刹であれば容赦はせんぞ?

【その異様なヒトガタにも驚くそぶりを見せず、すぅ、と巫女装束の懐からおフダらしきものを一枚取り出して】

おい、汝(うぬ)よ。聞こえておるか?
人語を解することが出来るなら、其処で歩みを止めるが良い。

【そして、全く屈することは無く、凛とした声でそう投げかけるだろう】
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 01:18:09.03 ID:TRO23Lvfo
>>285
//んと、ごめんなさい。言いたい事をいくつか、率直に。

まず、オウム返しはやめてくださいな。無反応と変わらないので。
会話をする為に此方から無理矢理話題を持ちかけないといけなくなりますし、正直辛い部分があります。

次に、描写をもう少し書いてくださらないでしょうか。
先程の2レスですが、

【──その路地の上方にて】

【近くの廃ビルの屋上から、立て続けに三度炸裂音が響く】
【9mmパラベラム弾────銃弾について特に詳しく無い人間でも、それが銃声である事ははっきりと分かるだろう】
【それと同時──いや、少し遅れて、人影の後ろに青年が降下してくる。】

改変しましたがこのように一つのレスに纏められますし、この位の情報量ならしっかりと対応する事が出来ます。

今の所、青年が何故此処に居るのかも、何をしたいのかも殆ど分かりません。
先の破裂音との関連も分かりませんし、完全に他人です。
このままでは【立ち去る】事位しか此方のキャラでは出来ないので、宜しければもう一度レスをして頂けないでしょうか。
面倒であれば、絡みを打ち切って頂いて結構です。
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 01:18:17.68 ID:8CF9/6m5o
>>293

【接近戦は不利と青年は予想したが】
【女性の若い吸血鬼であるこの少女、そこまで身体能力が高いわけではない】
【そのため、実際は然程不利でも無いかもしれない】

……近寄らないで下さる?

【上体を軽く後ろに反らし、ジャブを回避すると】
【左手から生えた血の鎖を、青年の脇腹を狙って振るう】
【もしこの攻撃が当たった場合、】
【鎖自体の威力は低めであるが、鎖から身体に電流が流れるだろう】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/03/29(火) 01:18:43.16 ID:+gC459CAO
>>298
【ぺたり、ぺたり、ぺたり、ぺた。少女の言葉を理解したのか、定かではないが、"ソレ"は確かに歩みを止めた】
【緩慢な動きで、首を傾げてから、爛々と光る双眸が、少女をじぃっと見詰める】

───b滅nk光gh

【…人語を解していたとしても、人語は喋れないらしい】
【凡そ人とも、獣とすらとれない奇っ怪な言葉を、無い口から吐き出した】
【そして、また首を傾げる】
【…何か困っているようにも見えるのだが、表情もないし、アクションも少ないので、些か分かりづらい】
【受け取る人物次第──となるだろうか】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 01:19:38.23 ID:B8WHN+ico
>>295

【冷静になった頭で言葉を紡ぐ】
【本心であれ、偽心であれ、先ほどとはうって変わってぶつける言葉ではなく】

ん、別に良いさ。所詮自業自得だ
こういう運命だった、と、受け入れてみるのも構わないが、なァ……?

どの道、この状態では飯にもありつけそうも無い
食ったってボロボロ喉から零れちゃ、何の意味も無いだろうから

…逃げるなら今のうちだぞ

【言っている途中にも所々で血を吐きながら】
【上半身を起こしたまま、右手で傍らに落ちた抜き身の刀を掴む】

【表情を隠すフードの奥から、青年を睨みつけて】

/では切るか、持ち越すかお選びくださいな♪
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 01:20:11.13 ID:KxOc1kf9o
>>296

転生って言葉程万能的ではないって訳か、そいつは良い。
万能とか言い出したらぶん殴ってただろうからなー。

【さらりと危険な事を言い本人は素知らぬ表情】

優しい?まあそう思いたければ思うといいさ。
人間は誰だって自分の見たいように世界見ることが出来る。
想像することも然り、だからこそ裏切られても自己責任……。

【彼女としてはそこまで優しくしたつもりは全くなかった】
【まあ無意識的に他人に優しくしているだけかもしれないが】
【だからといってこの女性を信用してよいかどうかは別の話である】

水分と糖分が摂取できればそれでいい。
ってまだ持ってんのかよ……ジャンキーだ……。

【一方ロマンも何もない発言】
【それは日常での食生活が殺伐としている弊害だったりもする】

/お帰りなさいませー
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 01:21:54.70 ID:FQBIcFqKo
>>300

【回避された直後。鎖が振るわれているにも関わらず】
【青年は何も臆せず、また間髪入れず、踏み込みながらの右ストレートを少女の顔面へと繰り出した】
【踏み込んでいるためリーチはあり、威力もスピードも十分だ】
【当然、捨て身同然の攻撃のため、鎖による攻撃はこのままならば当たるだろう】
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/29(火) 01:26:03.75 ID:75t//0ZH0
>>301

(ほう、止まったか。我の言葉が分かったのか、それとも我のこの美しさと気迫に押されて本能的に止まったのか……)

【後者は無いような気がするのだが、少女もとい巫女は少し驚いたような表情を見せて――】

……んむ?今何と言うた?

【そして、此方も眉を顰めて首を傾げる羽目になる】
【彼女はとりあえず、おフダは右手に持ったままに幾許か思考を重ねて】

ううむ、何だ?道にでも迷ったのか?
それとも腹が減ったか?汝に口があるのかどーか分からんがの。
もしや、我に滅されるために来たとかではあるまいな。
出来ないことは無いが、面倒だから好かんぞ、そういうのは……

……ああ、賽銭箱をお探しなら向こうだぞ。

【と、思いついたことを手当たり次第に述べてみることにした】
【人語は理解出来ていると仮定して、どれか当たっていれば其処でアクションが入ると踏んだのだ】
【最後に思いついたように賽銭箱を指差すが、まぁそれは違うだろう。多分】
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 01:27:41.64 ID:8CF9/6m5o
>>304

…………っ!

【回避出来ず、顔面にストレートが直撃】
【攻撃をしてる最中の為、体勢を崩すわけにはいかないと踏ん張る】
【結果、少女の攻撃はそのまま続行されるが】
【身体を反らしたりなどしてストレートの衝撃を逃せなかったため】
【ダメージは大きく、小さいながら鼻の骨にヒビが入ったようだ】
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 01:29:36.33 ID:kMq4usvDO
>>302
 ……あー、いや。流石に納得行かんわ。
 近くの病院まで連れてく。それで良いか。

【自分もアホだが相手もアホだよなぁ、とどちらにも呆れながら、赤毛混じりの黒髪の青年は病院に行くことを提案する】
【あんなアホなことで死なれても困る……というのがその本音】
 
 今思うと結構な大惨事だよな。つかお前、不死者か何かか?
 傷の割には結構平気そうだしよ。どうなんだ?

//もうちょっと頑張ってみます……!
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/29(火) 01:31:09.19 ID:RjK4SVWz0
>>297
そうですか。
【少年は呟いてから】

―――・・愛してくれてありがとう、
【女性に聞こえるかどうかぐらいの声でそう言った】
【もし聞こえたならそれには照れが混じっていて】

・・・・僕、護って言います。
【彼女が既に自分の名を知っているのは知らぬまま】
【少年は名乗った】
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 01:31:22.54 ID:FQBIcFqKo
>>306

ぐっ!

【バシッ、という音と共に青年のわき腹に鎖が直撃。その後の電流により、苦悶の表情を浮かべて一瞬動きを止める】
【距離を離すにせよ攻めるにせよ、チャンスか】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 01:34:10.06 ID:89wngCvSO
>>299
//すみません。もう少し内容を厚くしないといけませんよね…orz
//>>285の続きで

いきなり銃向けて悪かった…。
ちっとばかし慌ててたもんでなぁ…あんたも追っ手かと思っちまって。
…まぁ、お互い様って事で勘弁してくれ。
【肩を竦め、苦笑しながら謝罪する】
【飄々としながらも紅い瞳には警戒の色が見て取れる】
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 01:34:36.89 ID:bjN75KqSO
>>286
【ぼんやりと、思考の端で考える。彼の言葉の詳しい意味は、解らないが】
【だが、彼女は、たった一つだけ――――狂おしい程に実感≠オていた】

(――……概念=H)

(そうか、どうやら本当に、こいつは人でなし≠轤オいな。……不確かな、泡沫だ)

【――――あれは】

【息を深く、長く吸い込む。精神を集中し感覚を練磨し、思考回路を組み直す】
【踏み止まり斜に佇み、左順手にだらりと短刀を下げる。構えは、左の自然体】

お前が、何者か。何を欲していて、如何して此処にいるのか。

どうでもいい≠諱Aそんな物――ただ。勝手に決めた運命≠ネんかで、オレを縛るな。

(そして。あれはオレを■そうとしていて、だから、オレは、■されない為に)

【傷付き軋む身体の痛みを、意識して思考から押し出して】
【最後に拒絶≠フ言葉を投げれば、いとも容易く。全てを、戦闘に備えて切り換えた】



……死ねば好い。何一つだって、お前には呉れて遣らない。


【  敵≠セ――――!  】

【玲瓏と透き通った、零下の殺意を視線に乗せて。彼女は、迫り来る相手へと】
【逆に一歩踏み込んで、振り切られる刃の打点と刃筋とを逸らして受けた】

【力が十分に乗る以前に初動を突くことで、威力を殺すその行為。続けて】
【踏み出した右足を軸にし、半時計にぐるりと廻りつつ、刀身を受け流す】

【体軸を傾け、衝撃波を至近距離にて回避すると。振り切った所に、回転を利用した流れるような反撃】
【彼自身が振るう剣――その勢いが上乗せされた一閃を、彼の左方より二の腕を狙って放つ】
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 01:34:41.77 ID:dValeeyF0
>>303
この世に万能なんてないわ…
どんなモノでも利点もあれば欠点もある…それと同じよ
【ココアを飲み終わり、また新たなココアを出し飲もうとする】

あら…私とした事がつい口を滑らせたわ…
【優しい発言にそう言い】
…嫌いじゃないわ
その考え
【ふふふ…と笑い相手を見つめ】

ならココアを毎日飲みなさい…
失礼ね…ただココアが好きなだけよ
【ココアを飲み終わり】
【ふぅ…っと溜息をつく】

そういえば死体埋めてたって事は…貴女は裏家業の人かしら?
機関とかの一般的な悪組織なら死体を埋めるなんて事はしないと思うから…
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/03/29(火) 01:35:26.25 ID:+gC459CAO
>>305
【『我のこの美しさ──』辺りの思考に少女が行き着いた時、闇のヒトガタが『いやそれはないわ』みたいな感じで右手の手首をブンブン動かしてたのは気のせいじゃない、多分】
【と、少女に様々な質問をされるも、"ソレ"は全てに対してゆっくりと首を横に振った】

───bf光yr..c駄qh
【何か言葉を発するも、相手に伝わっていない(伝わらない)ことを思い出したのか、途中で言葉を切る】
【若干だが、肩を落とすような動作をした後、思い付いたように首を動かす】
【もし、この社内に目立った光源があれば、"ソレ"はその光源に近付いて行くだろう】
【しかし無い場合は、やはり肩を落として、唐突にジェスチャーを始める筈だ】
【こう…両手で丸を作ったあと、パァーっとしたジェスチャーを加えるだろう】
【電球…恐らくは『光』を表しているのだが、少女には届かないような、そんな気がする不思議ヒトガタ生命体であった】
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 01:39:50.93 ID:TRO23Lvfo
>>310

…こっちにも非はある──とか言いてえ所だけどよ。

【──はあ、と分かり易い溜め息。】

──のんびりと話している暇、あんのかよ?
さっきの銃声。無関係とは思えねえんだけど、よ。

【街灯が殆ど無く、真っ暗の中を見回す。】
【瞳孔が開いているからとは言って、きちんと“見える”保証は無い。】
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 01:40:11.05 ID:8CF9/6m5o
>>309

痛い……ですのおおぉぉぉっ!!

【右手から生えた鎖を体内に引っこめると】
【その手で、相手の左手首を掴もうとする】
【この右手に触れてしまったら、触れてる間ずっと身体に電流が流れるだろう】

【痛みに苦悶の表情を見せており、あまり戦闘慣れはしていないようだ】
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 01:41:54.60 ID:B8WHN+ico
>>307

馬鹿が…俺はお前を…

【ローブの青年は何かを言いかけたが】

…いや、いいか
好きなようにすると良い……その方が都合がよさそうだ

【と言い直し、自らを病院まで連れて行くことを許した】
【熱くなっていないときだと、彼はこんな感じなのだろうか?】
【それとも死にそうなだけ?】

【どちらとも取れるような落ち着いた声でフードの奥の口は告げる】

嗚呼、俺は死者だよ……
具体的には、「うごくしたい」と言うが相応しいだろう

【まぁうごくせきぞうみたいなモンさ。とよく分からない例えを挙げて】
【足にゆっくりと力を入れて、よろよろとよろめきながらも十数秒かけて立ち上がる】

/寝られるようでしたら何時でも言って下さいね!
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 01:44:53.00 ID:KxOc1kf9o
>>312

その通り、なんだ話せば分かる人種じゃねえか。
少し、感心してやったぜオイ。

【けたけた笑いながら空き缶を自分の足元に置き】
【足を乗せ軽く「ふんっ」と掛け声を上げてから足に力を掛け踏み潰す】
【缶はペタンコ、とはいかず半分潰れ半分地面に埋まるような形で処理された】

ま、一般人程度の優しさを偽ることは誰にでも出来るさ。
長い間生きていれば尚更の事もはや造作もない……。

だがココアは飲まない、面倒臭いから。

【物言いならないニヒルな笑み】
【そしてココアはお断りします(AAry】
【実際はココアを作る程の技量がないというオチでした……】

いや、アタイはただのなんでも屋だけど?裏もあるっちゃあるけどさ。
この行為はどちらかっていうと埋葬の意味合いが強いかね。
どっちにしても深く探らない方が身の為かもな……。

【その言葉は暗に示していた】
【深く関わりようものならば叩き潰す用意はある……と】
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 01:45:48.37 ID:FQBIcFqKo
>>315

ぐぁぁぁあああああ!!

【左手首から流れてくる電流の痛みが全身をかけ巡り、絶叫が響き渡った】
【しかし当然無抵抗ではなく、痛みのせいで力の抜けてしまった右手をぐっと握り締め、】

ナメてんじゃねぇぞ三下がぁああああああああああ!!

【左手首を掴んでいる手ではなく、もう一度思いっきり顔面に拳を叩きいれようとする】
【片足を浮かしながら放つそれは、体重も乗っていてかなりの威力がある】
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 01:46:03.66 ID:yaMuuO+DO
>>308

──ふふ
ここは、どういたしまして、と返しておくべきなのか、なーぁ?

【「ありがとう」──】
【その言葉を聞き、彼女は口元に浮かぶ三日月の弧をますます深めた】
【とてもとても──楽しかった】
【彼のその言葉は。彼女にとっては、何よりの甘露であり──】

護君、かぁ
うん──いい名前だね
私の名前はシズリ。
親しみを込めて、シズちゃんでもシズリちゃんとでもシズりんとでもシズリさんとでも
つまり──護君の好きなように呼んでくれても、大丈夫だよーぅ?

【彼女──シズリは。相変わらず笑みを浮かべたまま、そう告げて】
【そろそろ帰る時間なのだろうか】
【くるりと、シズリは彼女が最初に来た道の方へ身体を向けて】

さて……名残惜しいんだけど──
そろそろ、帰らなきゃ
身体が冷えちゃうからね。風邪引くわけにもいかないし
護君も、あんまり夜更かししちゃダメ、だからねー?

【──そんなことを紡ぎ】
【たった一度だけ、護の頭にそっと、手を置いて】
【ぽんぽん、と。子供をあやすかのように軽くたたき】

それじゃあ────『またね』

『愛しているよ』────

【──其れはまるで】
【まるで──恋人に向ける、別れの挨拶のようでもあった】

【彼が引き留めなければ、彼女はきっと】
【そのまま、どこかへ立ち去っていくだろう】
【声をかけるのは、これが最後の機会になる】
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/29(火) 01:47:32.08 ID:75t//0ZH0
>>313

……何故かの、今なんか凄くムカついた気がするのだが……

【凄いナイスタイミングで右手首ブンブンされたのを認めた巫女は、独り言のような声量でそう呟いて】
【とりあえず、今しがたの自分の質問に対する否定の意のジェスチャーだと解釈し、無理矢理納得することにした】

……なんだ、違うのか。……しかし今のでハッキリしたぞ。汝、我の言葉は理解るようだな。
だが汝が喋れんとなると難儀するの、手話でも会得していれば楽なのだが……うーむ

【彼女は右手の人差し指と親指におフダを挟んだまま、うーん、と腕を組んで悩んで】
【……この神社に、特に目立った光源というものは見当たらない】
【強いて言えば、社の中に設置された天井の蛍光灯であろうか。窓から光が漏れている】
【が、それは矢張り微弱なもの。ジェスチャーをするハメになると思うのだが、――】

……お、何だ。いいぞ、ふむ、ふむ……
丸、……爆発?何だ、爆弾を作れば良いのか?爆弾は無いの。
……爆弾に似たようなモノならあるんだがの、火の玉とかな

【と。自己解釈を重ねた末に、右手に挟んでいたおフダを、自身の眼前に持っていって】

……――――ほれ、どうだ。生憎爆発はせんぞ

【――瞬時にして、それを蒼い火の玉へと変貌させ。空中に、停滞させる】
【“符術”だろうか?意外と使う術はステレオタイプな巫女さんであるが】
【この「火の玉」。結構な『明るさ』を持っている……過程は違えど、求めるものには辿り着けたかもしれない】
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 01:50:33.91 ID:kMq4usvDO
>>316
 
 なら自由にさせてもらうよ。……動く死体、ねえ。
 まあ良いわ。お前名前は? 俺は朝宮暁だ。
 
【名を尋ねながら赤毛混じりの黒髪の青年──暁はふむと考える】
【パッと見には人間にしか見えない青年。魔術や何かの超常技術でこうなったのだろうか】
【血が噴き出したということは心臓は動いているのだろうが、一体何をもって死体を名乗っているのだろうか】
【そんな疑問が点いては消え、点いては消え。少し試してみたいこともできてきたが】
 
 それよりも病院かね。準備が良けりゃ手ぇ握れ。飛ぶから。

//ありがとうございますー! まだ頑張りますww
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 01:52:45.90 ID:89wngCvSO
>>314

ああ…撃ったのは俺だよ。
ねぐら襲われてな…。
全員始末したから…とりあえず、しばらくは大丈夫だ…。

まぁ…能力者でも来ねぇ限り何とかなるし…。

【飄々とした態度を変えず>>314を見据える。】
【月明かりを反射し、青年の瞳はまるでそれ自体が光を放つかの様に爛々と紅く煌めいている。】
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 01:54:16.71 ID:8CF9/6m5o
>>318

舐めているのはどちら───っあ!

【またも、顔面に拳が当たるが】
【さすがに3度目にもなると、対応もある程度慣れたようで】
【当たる寸前に身体を後ろに反らしていたようで、ダメージとしては微妙な模様】

【しかし、拳を食らった瞬間に左手首を掴む力が緩む】
【掴んでいる手を振り払うチャンスかもしれない】
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/29(火) 01:56:16.36 ID:FwSyhiC00
>>311

【ズバンっという音を立てて左腕が切り落とされる】
【その反動で剣は頭上に大きく浮き上がり、そのまま湾曲して消滅した】

【男は吹き出さす血を眺めながらどこか達観したような表情で】

はっ………左腕が……殺されちまった=c…俺も人の事言えた義理じゃないが…

バ ケ モ ノ め … … … 

こいつは駄目だ……相応の準備と器≠ェ無いと……今の間合い、今のインパクトで外されるとは…
いいぜ……お前はそうやって……他人を否定≠オて生きてゆけ……

【落ちた左腕を眺めながらぼんやりとそう呟いている】
【口元にはどこか、深い闇≠フ籠った、微笑が浮かび上がっている】

仕方ない……今日は退散させてもらうとしよう……ククククク……ハハハハハハ!!

また、今度出直すとしようか………貴様を食らう≠スめによぉ……

【刹那、ギュルンッと、音を立てて落ちた左腕が元の定位置に戻る】
【何事もなかったかのように繋ぎ合わされた腕を眺め、手を握ったり開いたりしながら口を開く】

お前の否¢ョ性の概念も……二重概念≠ナある俺は完全には殺しきれなかった≠謔、だな…

ただ、暫くは使えそうにねぇなぁ……この腕……やれやれ、諜報用≠ナくればよかった…
しかしお前…どうやってその概念≠ノ呑まれずに生きてやがる……?

否≠フ概念など、そんなもの、耐えきれるわけがない……

【ヒュっと後方に大きく跳躍し、距離を取る、どうやら現段階≠ナは敵わないと判断したらしい】
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 01:57:11.60 ID:NXqmgAfi0
>>317
あら?…少しだけなのね
悲しいわ…
【余り悲しそうではないわ】

そんなものかしら?…
それは残念ね…
怖い怖い。余りにも怖くってココアが飲みたくなるわ…
【ココアを再び出し】

なんでも屋なら銃を魔改造してくれないかしら?…
嫌ならいいけど…
【再び銃の話題をだした】
【ある意味しつこい。まあ、断っても大丈夫だろうが】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 01:57:54.44 ID:FQBIcFqKo
>>323

【右の拳が入った直後、浮かしていた右足を前に着地させる。密着に近いほど接近していることになるだろうか】
【緩んだのを見逃さず、左手首で弾くように拘束から逃れ、すぐに左の拳を腹部へ入れようとする】
【態勢としては左半身を引いているような状態なため、先ほどよりは左での攻撃は威力がある】
【顔面を連続で狙い腹部に躊躇いなく拳を入れるあたり、女性相手に一切容赦がない】
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/03/29(火) 01:58:40.20 ID:+gC459CAO
>>320
【光を見つけたものの、微弱な光である事に気づき、結局肩を落としてしまう】
【そしてジェスチャーをするの…だが…】
【ふぁっ○んこの巫女なんも分かってねえ!】
【とでも言いたげな表情(※無表情です)で、軽く地団駄を踏んだ"ソレ"であったが、火の玉の「明るいさ」が、届いた瞬間】

────────

【"ソレ"の黒い身体が、弾けた】
【直後、地上から3m程の位置に、水色の人影が見えるだろう】
【水をそのまま人の形にしたような、妙な艶と透明感のある身体】
【サイズは、成人男性程度、と言ったところだろう】
【スキンヘッドの"ソレ"は、胎児のような姿勢で空中に停滞している】

───《結果オーライ。というヤツなのだろうか、これは?》

【と、少女の脳内に直接語り掛けるように、"ソレ"の声は聞こえるだろう】
【男性とも、女性とも取れる、そんな声色で、"ソレ"は話す】

───《ともあれ、目覚めを手伝ってくれて感謝する。先程の姿では、些か意思の疎通がとりずらくて困ってしまう》

【胎児の姿勢のまま、"ソレ"は少女を見下ろすような形で、『話して』いる】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 02:00:30.30 ID:TRO23Lvfo
>>322

───…“始末”、ねえ。
なんで追われてんだか知らねえが、そりゃ難儀な話、だな。

(俺が此処に来たのは──果たして、偶然…か?)
【何やら考える様子を見せた後に、ふと閃く瞳を眺める。】

…“何に”、追われてる?追われる事情は、別に良い。
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 02:02:46.43 ID:KxOc1kf9o
>>325

アタイを心底感動させたかったなのなら……そうだなあ
世界の名文学100選でも持ってくるといい、その苦労に免じて感動してやるよ哀れみ的な意味で。
ついでに目の前で破り捨ててやる。

【酷いどころの騒ぎではなかった】
【ちなみにそこまで読書家じゃないので真面目に読んだとしても5pくらいが限界です】

あー……その、なんだろう……。
アタイは「壊す」だけしか出来ないなんでも屋だ、故にアタイに銃を渡した日にはぶっ壊れるよ?
というかぶっ壊すよ?原型留めなくなるレベルでぶっ壊すよ?

【渡して出来上がるのは他に類を見ない新機能を持った】
【「銃弾を打出せない銃」……という名の処理に困るゴミである】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 02:03:14.97 ID:B8WHN+ico
>>321

アルフレートだ……コレも何かの縁にしては酷いが
他人に命を預けるのは趣味じゃないが、肝心の命が無いんだ…仕方ないな

【手を握りながら自己紹介をする】
【握る力はやや弱弱しく、少し握りづらいかもしれない】

物好きなもんだなァ、自分に襲い掛かるはずの相手を助けるなんて
いや、実際に襲ったわけじゃないにしてもだ…

【運よく血反吐を吐かずに言い終えて】
【ふう、と溜息をつく】
【何かを考えているのだろうが、表情の見づらさや過ごした時間の少なさで其れを察することはできないだろう】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/29(火) 02:07:43.00 ID:75t//0ZH0
>>327

【軽く地団駄を踏んだヒトガタに、変なところだけ意思疎通が出来るのか、巫女は】

おい汝よ、何か不届きなコトを考えとらんか?蹴るぞ?滅するぞ?掃除させるぞ?

【と、ジト目で睨みつけながら、新しいおフダを手に歩み寄ろうとしたところ、で――】


ん、何か……――きゃうっ!?


【突如弾けた“それ”に、素っ頓狂な声を上げて。一歩、後ずさり】


な、何だ!汝が爆発するのか!そんなオチは要らんわ!
ええい、何か気持ち悪い声が出てしもうたではないか!責任とってゼニを……いや、まぁ良い。

うむ、何ぞ良く分からんが、我に感謝するが善い。
そして感謝の意を示すために我が社に信仰と賽銭を捧げて往くが好いぞ。

【結構驚いたようだが、この御時世である。ついでに一応巫女さんである】
【妖怪だとか霊魂だとか化物だとか見慣れているのか、この異様な姿にもあまり動揺することはなく】
【えへん、と無い胸を張って威張りやがる。面倒くせぇ】

と、まぁ、それは置いといてだ……何だ、今のは?いや、この『目覚め』とは?
条件は『熱』か?『光』か?それとも『妖力……魔力』の波動か?
我が術だけでは安定せんからな、どれが条件か分かればそれなりに対処しようぞ。
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 02:09:43.18 ID:89wngCvSO
>>328

ちっとばかしデカイ組織さ…。

【軽い冗談を告げる様に気安く言う。】

多分誰でも知ってるぜ。

―――

【若干のタメの後に告げられた組織の名前】
【この世界で最大の勢力を誇る闇社会の能力者集団】
【最悪にして災厄の暴力装置】

―――カノッサ機関――
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 02:11:55.19 ID:Ogmvkw9SO
>>319
(・・・また名前を褒めらたぁ・・)

―――・・・はうぅ・・・・っ
子供扱いしない下さいぃ・・・。
【頭を軽く叩かれた時に】
【“まるで子供の様に”少し拗ねた様になる】

ええ、また何処かで会えますよ。
【だが、その時は、今度こそちゃんとした答を求めれるのだろうか・・?】
【そう考えると、ちょっと遠い日がいいかも・・・なんて、そんな事を考えてしまう】
【さてそれは一体何日後、何週後の話になるのやら・・】

【とにかく、今は去っていくシズリを見送ったのであった。】

【――――次回に続く・・のであろうか?】


/携帯に移行して乙でしたー
/楽しかったです!ていうかエルと人と中身が同じとは・・・びっくりです。
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 02:12:43.84 ID:cABn2O0c0
>>329
それはただの嫌がらせね…
貴女は砂山を作ってはしゃいでる子供達の砂山を平気で壊す派ね…
それともドミノチャレンジをしてる人達が最後の一枚を立てようとした瞬間に倒す派ね…
【例えがよくわからない】

つまり壊し屋ね…フラグクラッシャーとかできそうな感じね…
死亡フラグや恋愛フラグや生存フラグを壊せそうね…
【クスリと笑い】

まあ…しょうがないわね
明日また探すわ
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 02:13:05.72 ID:8CF9/6m5o
>>326

───……う─────

【拳を食らい、少女の身体が軽くふらつく】
【確実にダメージは溜まっているようで、限界まで後一、二歩といったところか】

【口から、青年の胸部目掛けて血液を吐く】
【ダメージを受けたから吐いたのではなく、意識的な攻撃だ】
【この血液に触れた場合、鎖などと同様に電流が流れるだろう】
【威力は先ほどのものまでとあまり変わらないが、流れる時間は短い】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/03/29(火) 02:19:29.11 ID:+gC459CAO
>>331
【先程の姿と変わらず、鼻や口は無い。より人間に近付いた瞳も、相変わらず発光している】
【そんな双眸を、少女に向けて】

───《すまないが通貨は持ち合わせていないのだ…。この身で、買うものもないからな…》

【些か申し訳なさそうな声色で、そう念波を送る】
【掃除…?と、少女の言葉を思い出しながら僅かに首を傾げる】
【胎児の姿勢を解き、今度は膝を組んで頬杖を突く、『思案』の姿勢に移行する】

───《"目覚めには光が必要だ"。近くに手頃な"光"があれば良いのだが、こればかりはその場所任せでな…》

【少女が魔力の探知等に長けていた場合、"ソレ"から発せられる魔力反応は、微弱であることが解るだろう】
【つまり、魔力の塊でもましてや妖力でもない。"生命力"の、塊のようなのだ】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 02:19:29.25 ID:FQBIcFqKo
>>335

くっ……!!

【腹部への攻撃の直後。もう一度右ストレートを顔面へ繰り出すべく、右手を引いたのだが、電流のダメージが蓄積されているのか、動きが遅くなってしまった】
【その遅れが仇となり、胸部への血液を喰らい、短い間の電流を受ける】
【それが更なる遅延、動きの停滞を招いた。動きが止まったのは一瞬だが、これもまた隙だ】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 02:19:32.59 ID:kMq4usvDO
>>330
 
 アルフレートな。預けるも何も落としてるもんな。
 もしかしたら交番かどっかに届いてんじゃねえの?

【軽口を叩き、ククと喉で笑う。握られた手を握り返す暁の手は、人肌以上に暖かい】
【弱い握力に片方の眉をぴくりと動かす。速く行かなければ】
 
 ……いや、逆にお前さ、あんな間抜けな死に方して良いのか?
 俺はあんな間抜けな殺し方がごめんだからこれからお前を病院に届ける訳なんだが。
 まあ、いいか。──ちぃと熱いぞ。
 
【そう言った暁の背中に、赤い光が後光のように広がる】
【しかしそれは一瞬の内に焔を噴いた。背中に展開されたその形は、翼。焔造りの翼】
 
 いよ、っと!
 
【アルフレートと手を繋ぎ、暁は紅蓮の翼を羽搏かせて空へと翔け上がった】
【紅蓮に燃える翼が羽搏く度に熱波と火の粉が撒き散らされるが──今は寒い夜空を飛んでいる】
【精々、多少熱く感じる程度だろう】
 
 さて、空を飛んでる訳だが。
 
【アルフレートの手は暁によってがっちりと握られてはいるが、宙ぶらりん】
【眼下には街が広がりちょっとした絶景だが、高所恐怖症でも抱えていたら失禁ものの光景だ】

 感想はどうよ
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 02:21:30.67 ID:yaMuuO+DO
>>333

ふふ──だったら、キミの方から迫ってくればいいんじゃないな、なーぁ?

【「私を押し倒せたら、大人だって認めてあげる」】
【最後の呟きは、ほんの少しだけ悪戯っぽく紡いで】
【そして、そのまま】
【『愛している』の言葉を残して──】
【彼女はどこかへと、立ち去っていった】



【──数十分後】
【護と別れ。誰もいない、静かな場所にて】


……ふふ
は、は──ふは、くく、ぁ、は──ぁ

【シズリの笑みが──変わる】
【囁くようなくすくす笑いから】
【張りつけたような変わらない笑みから】


…………っ、あはは、は、はははははははははは!!あーっはははははははは──────────!


【ドブ河のように淀んだ──】
【酷く腐った笑い方へ】
【シズリの笑みが、変容する】

最高だよ、とっても、とーっても気分がいい!
感謝するよフォルス君!キミが私を彼へと導いた!
素晴らしいよ護君!初々しいのは大変に結構だ!

嗚呼──願わくば、護君


────キミを愛する人が、私以外にいますように


く、ふふ──ふは……ぁあ

『愛している』──
ああ、『愛してる』さ……
とろけるくらいに熱く、甘く、深くねーぇ……!

ふふ……あはははははははははははは────!


     【 『愛している』 】


【嗤い続ける彼女の声は】
【今宵も、誰にも、届かない】


/お疲れ様でしたぁあああ!
/うん、エルの人と同一人物です。中身自身もびっくりです
/こちらこそ楽しかったです、ありがとうございましたー!
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 02:21:56.11 ID:TRO23Lvfo
>>332

──。
…っ…はははははは…

【──何故か、笑う。】
【面白くは無い。冗談だとも思っていない。だが───】

──一人で勝てる──いや、逃げ切れる、とでも?

【───可笑しい。】
【自分が機関に与する者であり、目の前に居るのは標的。】
【そんな状況が、何故か堪らなく可笑しかった。】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/29(火) 02:25:22.00 ID:75t//0ZH0
>>336

【なお、少女の中での刑罰ランクは「蹴る」→「滅す」→「掃除させる」である】
【そんなに掃除するのが大変なのだろうか。良くわからない】

うむ、ご尤もだ。なれば汝は仕方あるまい。特別だ。
我が社に踏み入っておいて賽銭を供えなかったものなど、今まで居らんかったがな。
見逃してやろうぞ

【※お賽銭とは信仰心、善意を以て、参拝者の意志で寄付するものです】
【どう間違っても、神社側が「見逃してやる」とか言うものではありません】

(……魂魄、か?奇妙なものだが……まぁ、今はよい)


『光』、か。我が社の中であれば……いや、……入れるのか?その状態で。
ううむ、我が術では、いずれ妖力が切れれば灯りが消えてしまう。
暫し待つが好いぞ。

【と、それだけ言い残すと、巫女は足早に社の方へ向かって】
【草履を脱ぎ、障子を開けて中へ入り……しばらくすれば】

【ぱっ】


【神社がライトアップされました。】


【……………………】

……うむ、これで安心だろう。待たせたの。
夜間の参拝客のために、石畳と社の周辺の地面に電灯を埋めてあるのだ。
灯篭は手入れが面倒だからな。……とはいえ、消費電力や電気代もバカにならぬ。
と、いうわけで最近は切っておいたのだ。今宵だけ特別だぞ、特別尽くしだな

【ややあって戻ってきた巫女曰く、そういうことらしい。妙に現代的な社であった】
【そして、浮遊していた蒼い火の玉は、巫女の手の動きに沿って消失し――】
【――何故か、再びおフダに戻る。彼女はそれを懐に仕舞って】
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 02:27:09.02 ID:KxOc1kf9o
>>334

そりゃ嫌がらせだもの、で自分のした事が無為に帰してしまい泣いている姿を見てまた感動するわけ。
ガキにはちょっかいださねーよ、アレは面倒臭い生き物だしなあ……。
でもドミノはどうだろう面白そうだからやってみようかね、へへへ。

【自分の技を使えば1つどころか一斉にドミノを崩す事も可能といえば可能だろう】
【もしかしたら今後どこかでドミノが沢山倒されるかもしれません】

死亡フラグはコイツと元からの寿命で回避してる、でも長生きはするもんじゃねーな。
嫌な思い出ばかりしか思い出せないし……。

【コイツ、とは肩に乗せたトンカチの事】
【なにやらコレ自体に特殊な能力でもあるような言い方であるが深くは言わず】

恋愛フラグは……――――
まあ殴ろうと思えば何でも殴れるし、壊そうと思えばなんでも壊せる。多分。

【途中無言になったのは気のせいです、気のせいです】

そうしとけ、出来るだけまともなヤツに頼んだ方が良い。
悪魔みたいなヤツと無理に頼み込む必要なんかねーんだからな。

【悪魔のよう、と例えたのは自分かそれとも件の技師のことか】
【もしかしたら両方であるのかもしれない……】

ま、水の国だったなら1日もしないで見つかりそうなもんだ。
人が流れる場所は栄えるからなあ、精精頑張ってくれたまえよ屍少女、アタイはそろそろ帰るでな……。
風邪引かないよう……屍だから関係ねーか、まあアバヨー。

【肩に乗せ続けるのも飽きたのかそれとも疲れたのか】
【投げるようにして地面に置き、柄を掴んでそのまま引きずりながら歩き】
【引き止めなければ森の外へと歩いてゆくだろう】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 02:31:06.16 ID:89wngCvSO
>>340

…そんなに可笑しかったか?

さぁな…出たとこ勝負で分の悪い賭けって事は理解してるけどなぁ…。
まあ…高位の能力者は派遣されてねぇし…。
俺みたいなただのどぶ鼠にゃあ人員割けねぇってか割く必要がねぇだろ…?

【ニヤリと笑う】
【虚勢か、本当にそう思っているのか】
【まるでカノッサ機関など全く恐れてはいないように】
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 02:33:00.30 ID:8CF9/6m5o
>>337

(……これ以上長引かせるのは、危険ですの。)

これで──決めますわっ!

【自身も限界に近い以上、これが恐らく最後のチャンス】
【思い切って、一歩踏み込んで】

───《 天罰 》ッ!!

【全力で、右手で相手の脇腹辺りを掴もうとする】
【今少女の手に触れれば、】
【先程までの電流と比べかなり強力な電流が、持続的に流れるだろう】
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 02:36:06.45 ID:FQBIcFqKo
>>344

ぐぁああああああああああああああ!!

【一瞬の隙、遅延の連鎖がその一撃を不可避に変えた】
【強力な電流を持続的に流され、全身を痙攣させながら断末魔の叫びをあげる】
【手を離すか電流を止めれば、身体から煙をあげながら、膝から崩れ落ちるだろう】
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 02:38:13.19 ID:B8WHN+ico
>>338

フ……もしそうならなら、どれだけ楽だろうなぁ……

【つられる様に彼も笑う】
【と言っても自嘲するような、或いは諦観者の其れに似ていて】

元々死んでるんだ、二度目だろうが何だろうが生き返りはしないし
二度死んだところで、また無理矢理にでも動かせば良い……
……まぁ、今回ばかりは例外だが

【例外、と彼は言い、そして想起する】
【動くにも彼にはルールや法則、生きていた頃なら使うも面倒だと感じさせる労力を惜しめない】
【其れを捨てれば、もう二度と命を手にすることは無くなるだろうから】
【そんなことを考えながら、焔の翼に顔を顰める】

感想?ああ、熱いが……ごほっ!

【飛んでいる最中】
【なるべく左手を離さないように意識していると、不意に口や喉から血が出て強く握ってしまいそうになるが】
【だが、地上に降り注ぐ自分の血を見て彼は「中々悪くない」と続けた】
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 02:39:01.86 ID:TRO23Lvfo
>>343

…“危険度”ってのは、段々上げられてくもんだぜ?

【ふと、そんな言葉を返す。】

──機関員は一人一人、端末を持っている。
それだけ配布出来る財力自体も凄まじいモンだが───…問題なのは、その端末で膨大な量の機関員を“管理”してるってコトだ。

…一人より二人。二人より三人。
今日は一体、何人“始末”したんだ?

【───冷たい口調で、そんな話をする。】
【“逃げる事は出来ない”、と断言したいかのようだ。】
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 02:40:46.71 ID:cABn2O0c0
>>342
それは感動じゃないわ…
あら…私の言葉で何処かでドミノしてる人がピンチだわ…けど私は謝らないわ
【どこにいるかわからない未来の犠牲者に対しそう言い】

あら……別にいいじゃない
私は正式なゾンビになったからずっとこのままよ…
腐らないゾンビってのもおかしいけど…
にしてもそれは特殊な武器なのね…実は呪われてるのかしら?…

…今の間はなにかしら?

そうね…私は本物の悪魔に願いを言ったから酷いめにあったわ…
だからやめとくわ…
【溜息を再びはき】

ええ…また会えたら会いましょう
【そう言いながらこちらも去るだろう】

/乙でしたー
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga]:2011/03/29(火) 02:40:55.94 ID:+gC459CAO
>>341
───《うん…?私の知識内にある賽銭とはそんな…うおっまぶしっ》

【何やら間違った料金形態(?)なお賽銭に突っ込みを入れつつ、「ぺかー」と照らされた神社を見回して、瞳を嬉しそうに明滅させる】

───《この神社ではナイターでも…いやなんでもない。感謝するよ、少しは"蓄える"ことも出来そうだ》

【ふいに──「ばさり」──と、翼を広げたような音と共に、少女に向かって微風が吹くだろう】
【目を凝らして"ソレ"の背を見れば、透明な──いや、羽化したての昆虫のように、徐々にハッキリとしてくる"翼"が、見えるだろうか】

───《"不確かな世界(クリア・ウェポン)"》

【"半透明"の翼が、周囲の光を受けて、発光した後、"ソレ"の身体に戻るようにして消えてしまうだろう】
【そして、お札に戻る火の玉を見て、瞳の明滅で興味を示す】

───《"リサイクル"…というヤツだろうか?何ともエコロジーな術…だな》

【と、少女の術に対して感想を述べる(念波で)】
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 02:45:21.35 ID:8CF9/6m5o
>>345

ぶっ壊れて、下さりまし───ッ!!

【多少長めに電流を流すと、手を離し】

…………はぁ……はぁ……ぁ────

【青年が膝から崩れ去ったのを見ると、少女も地面に両膝をつく】
【気が抜けた瞬間、一気にダメージや疲労が襲いかかってきたのだ】
【意識を失ったわけではない。だが、かなり息を切らしている】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 02:47:42.37 ID:FQBIcFqKo
>>350

【倒れたまま青年は動かない】
【息はしているので、死んだわけではないようだ】
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 02:48:26.09 ID:KxOc1kf9o
>>348

要するにお前は変なイキモノって事だ、こりゃ絶対に解剖されるフラグだな。
紹介どころか遭遇しないように気をつけたほうが良いぜ、アイツは路地裏に出没するから気をつけろ。

【その発言は逆に出会うフラグのような気がしてならない】
【とも出会い頭かた解剖されたくないのであれば気を付けるに越したことはないだろう】

呪われてる?とんでもない色々な加護があるのさ、色んな人間の加護がな。
一回ぶっ壊れて焦ったがアタイが思うよりもしぶといモノらしい――――

【最後に軽く足で蹴る、見た目は大きいだけのハンマー】
【鈍色が月明かりで怪しく輝いた】

かといって神に何か願っても神は何もしてくれない……か。

【振り返る事もせず小さくそう呟いて】
【後ろ手で手を振るのであった】

/乙でしたー!
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 02:50:43.98 ID:89wngCvSO
>>347

二人さ…。
下っ端の戦闘員だったがなぁ。

やけに詳しいんじゃねぇか…?
機関の事情によぉ…。

【ジロリ、そう表現する事が正しい疑いの視線】
【相変わらず紅い瞳爛々と煌めく】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/29(火) 02:51:13.02 ID:75t//0ZH0
>>349

何を言うておる、汝の知識が全て正しいとは限るまい。世は広いのだ。
汝が正しいと思っていることが間違いであったということなど、ごまんと存在するぞ?
時には自分自身を見つめなおし、その行いと心身を洗い清めることも大切なのだ。
その一歩として、我が神に汝の心の表れたる賽銭を捧げることで……おっといかん、何時ものクセが

【恐ろしいまでの弁舌、賽銭への執念である。あながち言ってることが間違ってないうえ説得力があるからタチが悪い】
【とにかく巫女は、一度こほん、とわざとらしい咳払いをして】

うむ、存分に光を浴びるが好い。
それだけ我が社の電気代が上昇してゆくのだが、この際構わぬ。
汝が何時か、その恩を返しに来てくれると、我は信じているからな

【きらきらした銀色の瞳がまぶしいです。というか物凄い胡散臭い純真さを醸し出している】
【……が、その裏では相手の動きを、事細かに観察しており】

(……あの翼で光を受けることで、力を蓄えておるのか?)
(例えるなら、土中の水分を吸い上げる『根』のように……ならば、もし万が一のことがあれば――)
(……真っ先に、あの翼を狙うこと、だな)

【――そんな、巫女に似合わないような物騒な思考。それも、表情に出すことはなく】

そうだ。我が春霞の社(はるがすみのやしろ)は環境にも優しいのだ。
まぁ、それでも使いすぎたり無茶をすると完全に消えてしまうのだがな。
だいたい、術を使う度に新しく符を書き直すなど、紙と時間と墨と労力と妖力の無駄ではないか。

【こんな、何処か抜けたような調子で返してみせるから、案外侮れないのかもしれない】

……で、汝は何故ここに?我が妖艶なる美に見惚れたかの?

【いや、それはない】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 02:52:30.15 ID:8CF9/6m5o
>>351

【息を整えるために、長めに休憩をとり】
【休憩を終えると、立ち上がり】

……うふ。うふふ、うふふふふ。
漸く、貴方様と本当のお友達になれますわぁ───

【不気味な、狂ったような笑い声をあげながら青年へと近づき】
【屈むと、青年の首元へと牙を近づけ──噛みつこうとする】

【成功したのであれば、やろうとする事は先程までと同じ】
【"血液の交換"を行い、青年を吸血鬼にしようとする】

【──だが、少女がとった休憩はかなり長く】
【その間に青年が目覚めるのも、有り得なくはないだろう】
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 02:53:26.56 ID:kMq4usvDO
>>346
 
 悪くねえか。なら上等だな。
 
【煌々と輝く火の粉を地上へと降り注がせ、街の灯火を眼下に臨み、暁はアルフレートと共に飛翔する】
【暫くの間、暁は翼を羽搏かせていたが、やがてふと口を開いた】
 
 お前の言う生きてるとか死んでるとかはよく判らねえがよ、俺からしたらお前は生きてるように思えるぜ。
 人格があって、意志があって、思考があってよ。
 なんつーか、体は確かに死んでんだろうけど、アルフレートって個人は生きてると思うぞ。
 
【それだけ言うと、暁は眼下に目的の場所を見付けた。大きな建物──病院だ】
【暁は小さくあったと呟くと、紅蓮の翼の物質化を解く。霊体となった翼は熱を生じず、また焔も纏わない】
【当然空気抵抗なども発生せず──二人は病院へと急降下】
【建物にぶつかる寸前で、暁は翼を再び物質化させながら大きく広げて空気の抵抗を全面に受けて、制動をかけた】
【それから二、三度羽搏き──着地】
 
 んじゃ、ここまでだな。後は一人でも大丈夫だろ。

【降り立った場所は、病院の正面入口の前だった】
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 02:59:03.28 ID:bjN75KqSO
>>324
【平時は鳴りを潜めているが――元来、彼女の心性は限りなく拒絶≠ノ親しい】
【別離に覚醒め戦場にて熟成した、天性の人でなし=Bその行動原理は、極めてシンプル】

【極限の攻性防壁。害意を映し、その儘返す曇りなき鏡≠フ如き】
【殺られる前に、殺れ≠ニ。半ば衝動的に彼女を駆り立てる、異質なまでの生存欲求だ】


【――――そう。何一つ存在しない世界なら、自分にもまた何一つ傷が付かない】

  識ってるさ。それと、剣士≠ニしては二流以下だね、おまえ。……駄目だ。
  膨大な力≠サの物になって仕舞ったが故に、其れを御する術がなっちゃいない=B

【安息の地とは、全てが滅びた後にしか存在しない。故に、振るう刃に鞘は無く――――】

【殺すコトと生きるコトは、いつだって彼女の中では=で結ばれている。そんな、壊れた極論で】


――――難しいことは理解らない。けど、オレの力だ。オレが御せない筈が無い=B


【自らの根源たるそれを知ってか知らでか。いや。恐らくは無自覚なのだろうが、彼女は】
【陰陽の陰。本来ならば生き物が内包しては為らぬ負を、その心で以って汲み上げ、行使する】

【詰まる所。拒絶≠ノ特化しているのは器≠ナなく、その中身=Aと言う訳だ】
【器自体は、ただのヒト。研ぎ澄まされているが、その域は外れていない。で、あるからして】

【一閃で、既に限界だったのだろう。力の入らない左掌が、からん、と短刀を取り落とす】
【その手を持ち上げ、彼女は腹部を抑えて表情を苦痛に歪めた。或いは、肋でも折れたか】
【青年の振るった剣の負荷は、確かに彼女を苛んでいたようである――――】

【だが此処に来て、彼女は更に力を発した。無事な右で、腰の太刀の柄を握り】
【そして、抜き放つ。妖ノ気漂う抜き身の鋼に、有りったけの魔力≠ニ拒絶≠込めて】

【ゆらり。月夜に、掲げた――――いつの間にやら、通りを包む霧は晴れていた】


で、話は戻るけどさ。……滞在≠ニ定着≠フ二重概念、だったっけ?
……鑑みるに、それが原因だ。そんなご大層な得物が無くたって、人≠ヘ、強い=B

金獅子はもっと鋭かった。どこぞの山猫は、もっと刃って物を識っていた。貴宝院 織守は、もっと気高かった。

お前が番犬と嘲笑ったオレの仲間も、オレが今までに殺り合った敵も。
お前に最も足りないものを、両手で抱えても余るほどに持っていた。


【人でなし≠ヘ、斯く語る。刃の先と眸の奥に、透き通った蒼を蒐めて語る】

【魔力と精神力を贄に、全てを斬り断つ大妖の太刀に、必殺の鋭さを伴わせ】

【鮮やかに、酷薄に、何処までも冷たく硬質な、アルカイック・スマイルを浮かべて】


だから、お前は何時か負けるんだ。オレみたいな人でなし≠カゃなくて、純粋な人≠ノ。

何れ来るその時の為に――――六文銭代わりだ、取っとけ。


――――――終ノ太刀……絶蒼=B


【そして彼女はその必殺≠、下がる青年へと、渾身の力を篭めて振り下ろす】
【刀身の延長線上、天を衝かんばかりに形成された、拒絶の蒼≠――――】

【成否を問わず、それ以上の追撃はしない。より正確に言うならば、出来ない】
//あばばばば、なんか超絶遅くなりました済まないっ!
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 03:01:19.33 ID:FQBIcFqKo
>>355

(……これで諦めればいいんだが)

【青年に意識はあった。倒れこんだのは確かにダメージからだが、半ば自分からでもあった】
【倒れさえすればある程度のダメージは与えたのだ、撤退する可能性もあった】
【無理に倒さず倒されず、この場をやり過ごす、という考えに基づいた行動だった】

【しかし中々少女はその場から動かない。息を整えているのが倒れていても分かる】
【まだかまだか、と待ってはみるが、少女がその場から去ることはなかった】
【長い休憩のおかげか、体力は回復したものの、片や素手、片や電流。どちらがより短時間により大きなダメージが与えられるかなど、考えなくても分かる】

(頼むからどっか行ってくれ……)

【例え小休憩を挟み戦闘が続行出来るようになったとしても、あまり勝利する自信、勝算が無かった】
【心の中で青年は、ひたすら少女が立ち去ることを祈った】
【だがしかし、そんな願いが届くことなく、少女は近付いてきた。もう一度、今度こそ自身を吸血鬼にさせるため】
【青年からすれば、そんな化け物になりたいわけがなかった】

──しつけぇ女だ全く

【牙が近付いてきた瞬間、声と共に右手を跳ねるように動かし、少女の喉元を掴まんとする】
【掴むことに成功すれば、かなりの力でぎりぎりと締め上げるだろう】
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 03:01:32.94 ID:TRO23Lvfo
>>353

…相手から情報を引き出すのが先決なんじゃねえのか?
──俺はてめえにわざわざ、“絶望”させに来てやってんだからよ。
【──疑いを肯定したも、同然である。】

…まあいい。
その“甘い考え”が、何処で消えるか一──

【──ふ、と突如姿を消す。】
【気配は既に無い。何処かに転移したようだ。】
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga]:2011/03/29(火) 03:04:48.61 ID:+gC459CAO
>>354
───《あ、ああ、うん、そうだな。確かに、自らの知識こそ正しいとするのは間違いだ、うん》

【不思議ヒトガタ生命体を納得させたぞ!すごいや巫女さん!】
【しかし、何やら邪な視線を受けた途端、(無表情なのに)露骨に嫌な顔をしたのは気のせいだろうか】

───《言っておくが、機織りは出来ないからな。いやなに、一応な》

【少女の思惑は知らねども、その視線には気付いたようだ】
【相手の観察に対して、何を思ったか、"ソレ"は比較的穏やかな声で、念波を送る】

───《"不確かな世界(クリア・ウェポン)"は、形の無い力だ。翼にもなれば剣にもなる》

───《そして、"光"を蓄える為の能力は、別のモノだ。あくまで"翼"は媒体だ》

【勿論、私は無差別に人を襲ったりはしない。勘違いをされることはよくあるが──と、相手を安心させる為だろうか、そんな言葉を付け加える】

───《成る程、自らの労力も減らすとは…エコロジーの極みか。ああ、それと私に性別は存在しない》

【つまり「それはねーよ」宣言である】

───《散歩のようなもの……とは言え少々特殊な散歩だが。ちょうど通りがかったタイミングで、呟きも聞こえたものでな》

【初めの、少女の呟きのことだろうか】
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 03:06:29.02 ID:89wngCvSO
>>359

…チッ…あいつもか…。

(…恐らく高位の能力者だ…カノッサも本気になったのか…?)

…はぁ……死にたく、ねぇなぁ…。

【深いため息をつき暗く路地を後にする】

//乙です。
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 03:13:37.40 ID:8CF9/6m5o
>>358

…………えっ!?

【青年の意識が残っていたのは、完全に予想外で】
【反応が遅れ、焦りが生まれ】
【驚愕の表情を見せながら、首を締め上げられる】

……ぅ…………ぁ─────

【幾ら吸血鬼だろうと、呼吸を絶たれればいつか死ぬ】
【襲いかかる苦しみに、呻き声をあげながらも】
【相手の右手首を両手で掴んで、力を込め離そうとする】
【青年とは対照的に、両手を使ってもあまり力が無い】
【気管が狭められてる上、戦闘経験が少ない少女はスタミナ不足だったからだ】

【また、能力も使わない】
【何故ならば、この少女は血液を素にして電流を発生させる】
【大技を使った時点で貧血気味なのに加え、】
【呼吸が満足にできない今の状況、下手に使用したら即気を失ってしまう】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 03:14:44.73 ID:B8WHN+ico
>>356

上等と呼べるほどでも無いな、熱いし

【一々そうやって茶化してみる】
【癖といえば癖、意図と言えば意図、彼は暁の背を見遣っては文句を垂れたり褒めてみたり】

生きてる……ねぇ
確かに……そういう考えも、ごふっ!…アリじゃないか

(アルフレート、俺は。生きていると言っても悪くはないかもしれない…か)

【血反吐を吐きながら、病院辺りに着くまで彼は下を眺めることをやめなかった】
【果たして下を眺めていたのか、目を合わせまいとしていたのか、それとも…?】
【何の理由があったにせよ、病院前に降り立つと彼は右手に刀を携えたまま】

ご苦労だったな、物好き
次に会うまでには、先にバレないように気をつけるとしよう……ごふっ

…じゃぁな。嬉しかったよ

【と、挨拶をして踵を返し、よろよろと病院の方へ歩いていこうとする】
【嬉しかったとは】
【病院まで運んでくれたこと?話してくれたこと?生きていると言ってくれたこと?】
【何れにせよ、言葉の真意が語られることは無いだろう】
【たとえ、聞いたとしても。】
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/29(火) 03:16:18.44 ID:75t//0ZH0
>>360

うむ、そういうことだ。またひとつ賢くなったな。
それもこれも皆我が社の神のお陰ぞ。感謝の気持ちを示すために賽銭を……いかんな、もう条件反射レベルだぞ

【それはそれで重症である】

……ちっ、そこは機織りであろう。綺麗な娘子に化けてな。
とはいえ、……何だ?汝は我が思考を読むことでも出来るのか?
まぁ、よい。そうしようと思えば、幾らでも機会はあったのだ。
ゼニに勝る信用は無いが、信用してやろうぞ

【と、妙に威張ったように言う巫女であるが】
【そもそも、金銭ほど脆い信用もなかなかあるまい】
【彼女、友達とか居るのだろうか。恐らく突っ込んではいけない領域である】

労力を減らしておらんと面倒でかなわんのだ。掃除も大変だしの。
……なんだ、両性具有か。或いは種の存続と繁殖を、生命体としての目的に据えておらんのか?
そうであれば、そもそも生殖に必要な器官……性別というものも、文字通り存在せんであろうが……
……イメージ、汝は後者かの。

【と、彼女なりの解釈を付け加えて、そう返す】
【……余談だが、この巫女さん。ぶっちゃけ、黙ってれば普通に可愛い顔立ちではある】
【前頭部のみが銀、それ意外は黒という特徴的な髪型に加え、何処となく憂いを秘めたような白銀の瞳】
【その異質な雰囲気を、清潔に保たれた巫女装束が纏め上げ調和する――】
【――が、圧倒的なまでの金銭への強欲さとアホさ加減が全てを台無しにしているのである。乙】

……そうか。我が参拝客が少ないと嘆いているのを皮肉りに来たか。
せめて賽銭でも持っていれば善かったがな、そのために電気代まで消費してしまっているしの。
…………いやなに、冗談だぞ。気を落とすでない。よく来てくれたな

【※一瞬冗談に聞こえなかったのは多分気のせいではありません】
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 03:22:14.63 ID:FQBIcFqKo
>>362

【両手での抵抗により、いくらかは喉への圧迫も緩まる。この状態を維持し続けて窒息死、ということにはならないだろう】
【首絞めを維持したまま、もう片方の手を使って何とか立ち上がろうとする。当然、首を掴んだままの少女も強引に立ち上がらせようとしながら、だ】

何だか知らねぇが、電流はもう撃てねぇようだな?
ったくよぉ、散々人の身体に無茶苦茶してくれやがって。どうすんだおい

【かなり頭に来ているのか、睨むような視線をぶつけている】
【しかし首を絞める以外の攻撃はしていないため、何かをすれば拘束から逃れられるかもしれない】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 03:24:08.40 ID:kMq4usvDO
>>363

 おーう。精々気を付けなよ、間抜け野郎。
 ああ、機会が有ればまたいつかな。
 
【暁はよろよろとした歩みで病院へ進むアルフレートの背を見遣っていたが、やがて踵を返す】
【シングルライダースジャケットから煙草の箱を取り出して口にくわえ、指先に焔を点して、着火】
 
 …………。
 
【紫煙を肺に入れて息を吐く】
【何事かを考えるような、思案の色をその面影に浮かべていたが、やがて思い出したようなああと呟いた】
 
 鉄筋、置きっぱなしだったわ……。
 
【ち、と舌打ちを一つ。わしわしと頭を掻いて、暁もまた歩き出した】
 
//完走……! 絡んで下さりありがとうございましたー!
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 03:27:58.48 ID:B8WHN+ico
>>366
/おめでとう……!!お疲れ様でしたー!
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 03:32:22.49 ID:8CF9/6m5o
>>365

【為す術も無く、強引に立ち上がらされる】
【確かに窒息死はなさそうだが、この状態が続けばいずれ気を失う】

…………ぁ…………………。

【立ち上がったのを良い事に、左膝で金的をしようとする】
【散々顔面を狙われた以上、急所を狙うのを躊躇する理由はない】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga]:2011/03/29(火) 03:32:54.40 ID:+gC459CAO
>>364
───《此処は銭神様(?)でも祭っているのか…?》

【なんだろう、実際に居てもおかしくない気がする】

───《能力で身体を多い外見だけを作る…くらいなら可能かもしれない。尤も試したことはないし、出来ても長続きはしないだろうな》

【つまり機織りに来るとしたら、さっきの闇ヒトガタかこの水色ヒトガタの二択である。南無】

──《見ての通り、私は男でも女でもないさ。君の言うとおり、存続や繁栄は私の身体にはインプットされていないようだ》

【組んでいた膝を解き、両手を広げて全身を露わにすれば、平坦な胸板と、何の膨らみもない股間が見えるだろう】
【男性の特徴も、女性の特徴もない。声色も、曖昧なものだ】
【そんな"ソレ"から見ても、確かに少女は「可愛い」と言っていい筈なのだが、まあ、うん】

───《……………。すまない、何時か恩を返すことが出来るよう、努力しよう、うむ》

【暫く念波が送られなかったのはどんな事情だろうか…】

───《さて、と…ではそろそろ、私は去るよ。良ければ名前を教えてくれないか?》

【そうして、少女が名乗っても名乗らなくても、"ソレ"は球体に戻って街の方向へ去って行くだろう】
【《また来るよ》と、少女に告げて】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 03:40:54.36 ID:FQBIcFqKo
>>368

そいつぁあからさま過ぎんだ……ろぉ!!

【首だけ持った状態から思いっきりぶん! と少女を放り投げる】
【それは壁や地面を狙ったものではなく、とにかくただ投げた、といった感じだ。地面に落下すれど、背中を痛めるだけでそこまでのダメージにはならないだろう】
【多少息を切らしながら、右手を何度か開閉させる。ダメージの蓄積のせいで、これ以上の拘束も出来なかった】

おい。お互い散々だ
痛み分けってことで、今日はお開きにしようや

【地面に転がっているか、立ち上がっているか、或いは何らかの手段で上手く着地した少女へとそう提案する】
【電流が使えないのは確認した。だが正直なところ、今この少女と無理に戦い、勝ったとしても何もメリットが無い。その上、万が一負ければ人間でなくされてしまうのだ。あまりにデメリットが大きすぎた】
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/29(火) 03:44:44.41 ID:75t//0ZH0
>>369

そんなことはないぞ?ちゃーんと御利益がある由緒正しき神を祀っておる。
だから汝も、その利益にあやかるためにも賽銭……うむ、もうスルーしてくれんか

【彼女は普段からどれだけ賽銭を要求していたのだろう。最早華麗なるレベルで全ての話題が賽銭要求に繋がる】

ほう、色が無いのう。
ま、仕方ないことか……今度、我が『式神』で『依代』でもこさえて見るか?
我はあまりそういう技は得意ではないが、試してみる価値はあるかもしれん。
尤も、汝に『憑依』とかいった芸当が出来るかどうか、なのだがな。

【とのことである。本当に、使える術は物凄くステレオタイプな巫女さんのそれか】
【つまり彼女は、「式神」という術を用いて、「人間の身体の器」を作り】
【その中に相手を放り込むことで、擬似的な身体を与えられることは出来ないだろうか、と考えたわけだ】

……おおう、そんな大っぴらに見せ付けられても困るがの。確かに何も無い。
ますます不思議な存在よな。……(ゼニを持ってないなら)まぁ、どうでもいいがの。

【何やら不吉な言葉が、声に出されず思考だけで紡がれた気がするが……】


うむ、丁度良い頃合だな。我も戻ろうかと思っていたところだ。
社の朝は早いからな、そろそろ眠っておきたいものよ。

我が名はイミナ。……イミナ・ハルネアだ。覚えておくが良いぞ。
機会があればまた会おう、えっと……ゼニ無し。

【結局最後までそれを気にしていたのか】
【ともあれ、巫女……イミナは、球体に変化してしまった相手にそう名乗って】
【此方も、踵を返して社の方へ戻って行くだろう】
【暫くすれば、神社のライトアップが消えると同時に――】


――ぬあーっ!お茶が冷めてしまっておるではないかぁーーーーッ!!
おのれゼニ無し、汝なんぞ爆発してしまえーーーーッッ!!


【……なんて叫びが、聞こえてくるかもしれない】
【そういえば一番最初に飲んでいたお茶を放置しっぱなしだったのである。オチ、だろうか】
【しかし、爆発してしまえとはどうなんだろう。まぁいいや、アホ巫女だし】


/このあたりですね!お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 03:47:39.58 ID:8CF9/6m5o
>>370

……────っ!

【背中が地面に叩きつけられ、仰向けに倒れる】

───逃さ……な─────

【掠れた、途切れ途切れの声でいう】
【青年にとってメリットが無いとしても、少女にはあるのだ】
【"友達になれる"という、少女にとってはかなり大きなものが】

【故に、諦めないが──無視して去ろうが、現状少女に追いかける手段はない】
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/03/29(火) 03:48:33.30 ID:+gC459CAO
>>371
/お付き合いありがとうございました!
/お疲れ様でしたー!
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/29(火) 04:00:41.79 ID:ntlreR5yo
【歓楽街】

最近の俺様の出番っていったら、坊ちゃんの送迎ばっかりである
これは酷い
いつからパシリになっちゃったのかしら俺様

【パンダのきぐるみが看板を持って呼び込みをしている】
【マッサージ師のようなピンクの簡易白衣を着たその図体は、少しばかり背高のっぽ】
【看板には『本格中国式マッサージ』と書かれている】

……あ、そこの人朝帰りですかー!
どうです、一つ整体で心も体もリフレッシュー!
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 04:00:46.10 ID:FQBIcFqKo
>>372

(まいったな……)

【ここで何とか出来なかったため、青年は少し困ることとなる】
【少女が電流を打てないのは九割間違いない。胸部への吐血からの電流で、血を使ったものだと目星もつけている。それが当たっていた場合、もう一発使えるかどうかだ。また、今までの行動から触れなければ電流は出せないという推測もしていた】
【だがもしも仮に、ここでその読みを間違えていた場合。後一発撃てて、それが中距離まで届き、更に動くだけの気力があった場合、自分は敗北する。あと一発でも喰らえば本当に気絶しそうなほど体力は消耗している】
【どれだけ行動を思い返してもそれは九割無い。だが一割はあり得る】
【”自分が不利なときは楽観的に、有利なときは悲観的に”──それが青年の基本ロジックだ】
【結局彼は──】



【少女を注視したまま、ゆっくりと後ろへ歩きだした】
【仮に敗北条件を全て満たしている、という前提で動く場合、彼の選択肢は”接近して彼女を気絶させる”しか残っていないためだ。そちらの方が遥かに危険性が高い】
【最後の最後まで視線を少女に固定したまま、彼は路地裏の角を曲がっていった】

//こんなところでしょうか。夜中までありがとうございました。お疲れ様でした

376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 04:04:52.06 ID:8CF9/6m5o
>>375

【青年の逃走は、成功だったかもしれない】
【少女は一度、鎖を介して電流を流していた】
【今鎖を使えるかどうかは別として、中距離の攻撃手段もあったということだ】

…………あ……。

【去っていく青年に対して、手を伸ばしたが】
【その直後、急激な眠気が襲ってきて──青年が去った後、少女はその場で眠りについた】

/お疲れ様でした。
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 04:16:57.22 ID:aACXuzX/o
>>374

………おや、おや

……ふーん、そういえばこういうの、お客の立場で見た事は無かったっけ
どうせ暇だし、ちょっと覗いていこうかな

【厚手のホットパンツの下に黒いボトム、赤い革のサイハイブーツ】
【左前のブラウスに白い毛皮のコートを重ねて、ターンクロスの首飾り】
【足跡刻まれぬ新雪の如き、長い白髪の少年が、其処に通りかかる】

ねえ、そこのパンダさん。中国式、って何?

【生粋のこの世界人である少年、中国は知らないようで】
【うっすら化粧の施された中性的な顔に、にこにこと笑みを浮かべながら】
【血管の中身の色が透けて居そうな赤い目で、看板を覗き込む】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/29(火) 04:28:50.65 ID:ntlreR5yo
>>377
うん? お、坊はお客さんかーい?
中国ってのは……なんか遠いとこの遠い国なんだそうだ
兎角この店はあん摩指圧辺りが売りでなー、結構いいぞ
いやあ俺様もバイトの後に軽くやってみたけど、これが良いのなんのって

【自分よりもずっと低い位置にある相手の頭を見遣り、腕を組んで説明し始める】
【又聞きっぽさが滲んでいるが、一応真っ当な店のようだ】

……と、まあ俺がやる訳じゃーないからねぇ
お暇だったらどうよ?

【と、看板を見やすいように傾ける】
【 中国式マッサージ
   1.三十分 3,000
   2.六十分 6,000
   3.九十分 8,000
 延長十五分毎 1,000
  コース
   リラクゼーションマッサージ
          精油マッサージ
         前立腺マッサージ】
【※ちなみにマッサージの描写とかはしないよ! 行ってみたいよ!】
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 04:35:08.69 ID:aACXuzX/o
>>378

どっちかって言うと此処で働いてる方が似合いそうな気がするけどね、うん
一応、今の所はお客さんのつもりで来てるよ
で……ふーん、効いた事の無い国だけど……指圧、か
あんまり経験は無いね、そういうの……

……で、これがコース、と

【ふんふん、と頷きながら看板に視線を落し】

料金体系は割と普通、本当にマッサージなんだね
あまり酷い値段にもなってない、良心的な価格でってちょっと待ておい

【声に出しながら看板を読み上げて行き、最後の方でストップ+ツッコミ】

………いや、あのね?うん、良いんだけど。そういうお店なのは良いんだけど
流石に冒頭からこの速さでそんなものが出て来るとは思わなかったからね?
流石の僕も此処まで堂々と言葉に乗せ辛い文字列が出るなんて思わなかったからね?
時間が時間とは言え暈す、そこは。思いっきり

【書いてある、明らかに不穏な文字を、カメラ(存在しません)から隠すようなジェスチャー】
【※マッサージチェアで十分だよ!】
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/29(火) 04:44:44.51 ID:ntlreR5yo
>>379

へぇーもしや整体師? あれって結構素質も関係あるっぽいしね
やっぱねー分かってる人がやると肩こりの取れも違うよホント
生活の足しの為にやってみたけど、そういうオマケが美味しくってやめられないわー

【こんな時間まで働かされても苦そうではない、というのはある種の説得力か】
【突っ込みを入れられて看板を見返し、ふむ、と頭でっかちな体を揺らし】

元々はきちんとした医療行為なんで問題無いと思った、反省はしている
まあこんな世情だしそんな世の中の歓楽街だし、どっちの用途にも結構需要あるみたいよ
アレだね、柔軟性? ウチの店は幅広くやってますよって

【平然と言いつつ、そっとさりげなく看板を背中に隠してみる】
【※人はぼったくるけどチェアはぼったくらないからね!】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 04:49:43.44 ID:aACXuzX/o
>>380
いーや、どっちかというと看板の一番下の方の仕事に近いかな?
まあ、こんな時間にこんな格好でこんな街。大体、分かるでしょ?
………で、結構良い感じみたいだねー………ふんふん

【きぐるみのアンバランスな体形にも、彼の話題にも】
【それぞれ、看板に示すのと余り変わらない興味を示し】

まあそうだけど。確かに医療行為だけど。だけどね?
……需要が多いのは……うん、頷けるかも知れない
柔軟性は必要です、150度くらい開脚出来ると便利。怪我も減るし

【柔軟性というのは、そういう事では無いのだろうが】

ところで………えーと、お兄さんで良いのかな?
ちょっと、このお店について幾つか聞いてみたいんだけど……

【急に話題を変えると、何気なくきぐるみの頭に手を伸ばす】
【その様子はまさに、鼠の王国にて親玉鼠に手を上げる子供のごとし、だとか】
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/29(火) 05:01:29.21 ID:ntlreR5yo
>>381
……ワーオ世紀末。本当怖いわあ
大抵遅刻ギリギリで脇目振ってるヒマないからあんまり売り子さんとか見てないけど
まあウチは他のお店の閉まった後も、その従業員向けに開いてるからね、賃金も美味しいこと

【相手の言葉通り分かってしまったらしく、手を口に当てちょっとのけ反る】
【視界が悪いのか、背を曲げて改めて相手を見遣って】

うーんお兄さんかおじさんかって言われると後者かしら
もう40才への階段が見えてきそう……ん? 何何なんでも聞いてみー

【丁度相手に頭部を傾けていたところ、視界も相俟って取るのはそう難しくないだろう】
【取って覗くのは、ブルネットの長髪を前髪ごと手ぬぐいで押さえた細目の地味顔だ】
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 05:07:45.85 ID:aACXuzX/o
>>382

この道5年と大体半分のベテランです。いつも流れてるけど
まあそういう訳で、偶には癒すより癒されたい、って思うんだ
このお値段なら良心的だし、ちょっとゆっくり休もうかなって思ったけど……

………ちょっとだけ、気になる事が出来ちゃった

【「悪くないじゃない」、相手の顔への感想だろうか】
【細目の目尻へ、右手の指を伸ばしつつ。周囲を、二度程見渡して】

……ここさー、「変わった子」は扱ってない?
ほら、どう言えば良いのかに困るけど………そうだね

あんまり表を歩かせたくないような子とか、居ないかな?
こういう、お客さんの目を塞いでおいて良い所なら、居るかなと思ったんだけど

【声を顰めて訊ねるのは、こういう街でもあまり好まれないタイプの『商品』】
【浮かべていた笑みの質が、好奇のそれから商売用のやや露骨なそれに変わった】
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/29(火) 05:19:30.28 ID:ntlreR5yo
>>383
えええ……五年って坊ちゃん幾つよ、いやいい聞いたら怖い気がする
貧乏人にゃそういうのは本当縁が無いからなぁ、実際目にするのは新鮮……と
アレよ坊ちゃんパンダは頭取られると死んじゃうのよ

【するんと取られるパンダの頭部、頭が軽くなった事に些かよろめいて】
【首筋にまで伸びたトライバルタトゥーがちらつくが、(いつものメイクが無いせいで)比較的真っ当そうな人間だ】
【故に、続く相手の言葉には三白眼が明らかになるくらいには驚いた】

……ん
いやウチは、んー……店舗も小さいし、人件費もあんまり掛けられなくってね
ちょっと齧っただけの普通の店よ? よそは分かんないけど、さ

【口ごもり、どう反応していいか難しそうに頭をぬいぐるみの手先で掻く】
【目線を泳がせ思わず背筋を伸ばし、目は天を仰ぐ……嘘はついてなさそうだ】
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 05:25:40.89 ID:aACXuzX/o
>>384

年齢?そうだねー、特に機密事項でも無いし。教えても問題は無いんだけど
お兄さんがショックで倒れたりしたら困るから黙っておこうかな
………今は、それよりも

【タトゥーや細めの目などは、割と好きな部類のパーツ】
【もう少し冗談で遊んでも良いかな、とも思ったが】

そう、それは残念だなあ………
待遇の良いお店は、何か有る事が多い。此処はどうなんだろうって思ったんだけど
それとも案外、働いてる子が割を食ってたりして

【逃げて行く視線を追うにも、身長には限界が有り、背伸びをするだけ】
【ピシっと伸びた相手にもたれかかるように、少しばかり体を傾けてみる】

……美味しい話を見つけたら、まずは疑って掛かる癖がついちゃってさ
そういう子が居るお店が有ったら、良いお取引相手になってくれるかとも思ったんだけど……
それよりも今は、此処のお話。どう?どんな子が居るの?
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/29(火) 05:36:13.09 ID:ntlreR5yo
>>385
い、いちおー普通のマッサージのお店だからね?
そりゃ店長の出自とか店構えとかについては色々あやしい部分も多いモンだけど、うーん……
そういう店だったらまず、3,000じゃあすまないんじゃないかしら

【パンダの頭部を手に取り、元のようにきゅきゅっと嵌める】
【小首を傾げて看板と少年を交互に見て、やはり不思議そうに親指しかないきぐるみ手で顎をさする】
【あやしまれた原因は自分かな、とパンダの中で眉を八の字にしつつ】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 05:41:56.88 ID:aACXuzX/o
>>386

ふうん、普通かあ………残念、残念
お仕事で普通の人とばっかり接してると……偶には、ね
ほら。肉料理ばかり食べてると偶に、野菜とか魚とか食べたくなるでしょう?
それと同じ。変わった子とか居たら楽しかっただろうし……
………このお店と、良い関係を築けたかも知れないし

【とん、と一跳ね。相手から離れて】
【一度建物を見上げてから、そのまま空へと目を向ける】

……明るいね。人間でももう、灯り無しで本を読める時間だ
こんな時時間帯にそういう事をしてもらうのは気が引ける
だから、今回は様子見。次が有ったら、遊ばせて貰うかもね?

【既に明るくなり始めている空に目を細めて、ぐぅと背伸び】
【もう一度きぐるみに、今度は露骨さの消えた普通の笑みを向けた】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/29(火) 05:52:51.57 ID:ntlreR5yo
>>387
……割と。俺様ってば、見かけの割に一般人な人生送ってるからね
そういう人に返す言葉ってのは、どういうものなんか……ごめんな
こんなとこより、公園とかで同い年見つけた方が新鮮かも知れんぜ?

【果たしてこんなパンダの浅慮な言葉など、相手の実になるかは分からないが】
【どこか難しそうな声音で、しかし茶化しでは無いように問うて】
【それから、おどけたようにくるんと頬にもふもふの手を当てる】

そーね、ちょっと前より随分日が高くなるのも早くなったもんだが
俺もそろそろ仕事の……あ?
……やっべ! 時間外フラフラしてたら賄いが……!
悪いな坊ちゃん、今度はマッサージ受けに来てちょうだいなー!

【相手と同じように白んだ空を見上げて、哀愁を漂わせ……ようとしたが】
【はたと気づくは勤務時間を過ぎている事、慌てたように看板を担ぎ】
【片手で礼して踵を返し、まだどこか静まらない歓楽街へと消えていった】


/お疲れさまでした―!
/ふ、普通のおみせなんだからねっ!('◉◞⊖◟◉`)
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 06:00:12.45 ID:aACXuzX/o
>>388

同い年じゃあつまらない。僕は年上の人が好きなんだ
背が高くて、適度に逞しくて、そして少し洒落て意地悪いくらいの人が
優し過ぎる友達じゃあ、満たされないよ……ふふ

ああ、きっといつかは。もしかしたら誰か連れて来るかもね
この街の職種の中では、容姿に依存する部分がかなり少ない
きっとこの仕事を身につけたいって子は居るだろうからさ

………大丈夫。手と耳は正常な子を、探して来るよ

【同じく手を上げて礼に返すと、もう寒さも薄れた外気をたっぷり吸いこみ】
【近道の為だろうか、まだ暗さが居座る路地裏へと飛びこむ】
【遠ざかって行く足音に混ざって】
【くす、くす、くすり、と笑い声】


/お疲れさまでしたー信じられるかっ!
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/29(火) 11:39:23.82 ID:FwSyhiC00
>>357

ハッハ!アドバイスどーもぉぉぉぉ!んなこたー俺様が一番よく知っている…
日に日に膨れ上がる存在≠ノ、もうただの器じゃあ持たなくなってなぁ…ヒヒヒヒヒヒヒ

故に求めるッ!!!究極の器≠なぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

【可笑しくてたまらないと言ったように、拒絶≠ノより激痛にさいなまれる額を抑えながら】
【楽しそうに叫び、手を広げて夜空を見上げて叫び続ける】

ハハハハハハハハッッ!!!成程成程………やはりお前は化物≠セな…

だがその根底を支えるのは別の……外部因子≠セ…まずはそこから無くしてやる…

【楽しそうに口元を歪めながらそう言うと、再び笑い】


クックック………ヒャヒャヒャーハハハハハハハハハハハハハ!!!!!
他人の強さ≠ネんざ知った事じゃねぇ!!!求める力≠ヘ全て個別だッ!!!!

俺が求める強さ≠ヘ己が内にのみ存在するッ!!!全ての事象≠看破する究極の力だッ!!

【笑う、嗤う、哂う…その笑いは誰に対してか…あるいは自身への―】
【女の最大の一撃の構えを見て、笑いながら片手を上げる】

たわけがッッッ!!!!!!!!消え失せろッッ!!!!!!!

災厄の博物館≪パンドラ・ミュージアム≫―――射出

ついでに……おまけだ……とっとけよ…お前をさらに衝動≠ヨと苛む

【接近する女、否怪物≠ノ向けて、再び空間を歪め、武器を召喚し】
【今度は魔剣、聖剣、王剣、様々な四つの剣を召喚し、女の四肢目がけて撃ち放つ】
【成否に関わらず、剣は数秒後に消滅するだろう】

【さらに、哲学者の卵≠焉A相手の腹部に向かって放たれるだろう】

【同時に、女の必殺≠フ一撃をバックステップで回避――仕切れず】
【刀身の先端部分のみであるが、胴体を一閃され、血が噴き出す】


グッハ………流石だな……もう半歩踏み込まれてたら殺されていた=c……


じゃーな………今回は……ここまでだ……俺は…俺様は…

水の国支部長代理′島No.71=c…レギン=カーマイン様だ……覚えとけ…
名も知らぬ殺人鬼=cクククククク……ヒャー八ハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!

【そのまま男は飲み込まれるように歪んだ空間に身を溶け込ませていく】
【後には何も―残らない】

//お疲れ様でしたッッ!!!!!
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 16:02:53.07 ID:bjN75KqSO
>>390
【そして。絶蒼≠ヘ踏み込みも無しに、ただただ真っ直ぐ振り下ろされる】
【それは邂逅≠フ魔力と精神力を喰らい、強化される%チ性を利用した、業とも呼べない業】
【本来ならば決して調和し得ない拒絶=\―彼女の精神から生まれるもの――と、魔力を】
【太刀の力を借りて統合し集約せしめ、その一閃を以って全てを断ち切らんとする、言わば一つの境地≠ナある】

【消耗は莫大、身体に掛かる負担も甚大。それだけのリスクを支払ったとて、形を保って居られる時間はたったの数秒。あまりにも、未完成】
【だが、然し。ともすれば存在否定≠フ領域にまで届こうかという一閃は、一切の対象を選ばない】

【ヒトもモノも、それ等が内包する命も、形無き大気も力も意志も空間も、世界≠キらも】
【平均して半径十数mの射程圏、この絶殺領域(とくいてん)に踏み込んだのならば】
【そして、太刀を核として展開された、長大な拒絶≠フ刃に触れたのならば。干渉からは、逃れ得ない】

【識槻朔夜の求めた、果ての一振り。真実、誰もいない世界≠具現するもの――――】

――――――夢と、散れ。

【残光を曳く深い深い蒼の軌跡は、初めに大気を喰らい尽くした】
【次に生じる真空が卵≠吸い寄せ、高密度の拒絶と魔力の奔流で、跡形もなく分解した】
【砲弾宛らに投射された、歴史に名高き宝剣の数々は、無事とは言えど弾かれて。その軌道を僅かに曲げ】
【刀身に纏う、光も闇もその他の力も、恐らくは相殺されて。その勢いは、大きく削がれる事と相成る】

【だが、その一切が通用しない訳では無いらしい。問答無用に全てを拒み、断ち切れる訳ではないのか】
【恐らくは、存在密度や経た歴史、或いは霊格や単純な強度等。物体が内包する、様々な要素に影響されての事であろう】
【故に四つの剣は、彼女の両の肩と太腿に届き。相当に威力は軽減されたものの】
【その切っ先がレギンに届くのと、ほぼ同時。血飛沫を散らし、決して浅くない傷を残す】

【だが、未だ終わりはしない。彼が消え去ってから刹那遅れて、更に――――】
【斬られてズレた°間が、ぐにゃりと歪み。やがて断層≠ニなって】
【それが元に戻る際に発生する、反動たる衝撃――地震のような物、と捉えれば解り易いか――と】
【自壊を始めた絶蒼≠謔闊れ出す、夥しいまでの拒絶が。彼女の前方を、瞬時に満たす】

【結果、通りの一角は完膚無きまでに崩壊した。兵器にすら比肩するそれは、文字通りに必殺≠フ威力だ】
【概念による攻撃であるが故、ひょっとすれば人に非ざる彼であろうと。いや、寧ろ人に非ざるがために】
【直撃すれば、危うかったかも知れない。現に胴体の刀傷から拒絶≠ノ干渉され】
【彼を構成する概念≠ヘ、少なからず乱されている筈――――】


嗚呼、やっぱり理解っていないのか、おまえは……。
そんな望み、叶うはずが無いんだよ。在り方からして破綻している。
破綻は二つ。一つは、器≠外に求めたこと。己が内にのみ存在する、自己完結した強さ。
それを御する術を、自分以外≠ノ望むなんて――――それこそ、莫迦な話だ。

もう一つは――――――概念=B

自分自身を滞在≠ニ定着≠ノ変えた時から、おまえはどうしようも無く遠ざかっている。
だって、既におまえは滞在し定着するだけのもの≠ノ成り果てているんだから。
力を求める余りの愚考だね。おまえは飽くまでもヒトの身で、そこに至らねば為らなかった≠フに。


【ゆらり。力無く身体が傾ぐに任せ、片膝を地面に突きつつ、朔夜は謳うように告げる】
【貪欲に力を求め、ありとあらゆる物を蒐集し過ぎた彼は。それに縛られ、それ以上には進めないと】


一つだけ予言してやるよ、レギン=ハーネットだかカーマインだか。
オレが全てを否定するほか無いとするのなら、おまえの最期はただそこに在るだけ≠セ。

何にも変われず、何処にも往けず、誰とも交われず――自分の尾を食んで、決して満たされない飢えを癒しながら。
ただただ独りで永い時を、その左手の甲に刻んだ、蛇≠フように生き続ける。

――――それが、末路。終わりが無い≠ゥら、どこまでも終わっている=B


【左手で太刀と短刀を回収しつつ、さらり。彼の理論の矛盾点を突き、拒絶≠オて】
【絶蒼≠フ余波で、襤褸切れのように蹂躙された右腕を抑えれば】
【足を引きずりつつ、その場を後にするだろう。そして、誰もいなくなる――――】
//只今戻りました、それではお疲れ様でしたー!
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 18:51:53.80 ID:TRO23Lvfo

──。
【路地裏。その入り口ので佇む人影。】

【“漆黒の人型”。黒髪、黒い瞳。漆黒の魔法衣を身に纏う其れは、長い時間その場所から動こうとしない。】
【──邪魔、である。路地裏に入ろうとする者は彼に抗議するのだが、それでも全く動こうとしない。】

(…。死にたいのか、ね)
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage saga]:2011/03/29(火) 19:00:20.92 ID:8QEe/3FLo
【路地裏】

…………やれやれ、初めての旅。どうも最初からつまづいたようだ。

【嘆息するように息を吐く少女が、一人そこには立っていた】
【黒いジャケットにベージュのロングスカート、長い黒髪はポニーテールにして居る】
【涼やかな印象を与える切れ長の瞳は、今面倒そうな感情を感じさせて】
【腰には、二振りの刀があり、その風格からして、名刀であるのは間違いなさそうである】

「よぉ、財布だしてくれ、っていってんだけどォ?」

【その少女に絡むガタイの良い男が一人】
【そこそこ鍛えている様で、刀を持っているのを見ても不安そうな様子は無い】
【少女の方は、見た目だけで言えば割と華奢な部類であるのもその理由の一つだろう】

……宿に帰るのでな、悪いがどいてくれ、下郎が。

【吐き捨てるように言うと、そのまま歩き出そうとする】
【だが、道を塞ぐ取り巻きの様な二人のチンピラ】

『じゃぁさぁ?宿で俺達と“イイコト”しない?』
<そうそう、嫌なのは最初だけだからさァ!>

【下卑た笑いを浮かべて、詰め寄ってくるチンピラ】
【嫌悪感を顕に、少女は刀にさり気無く手を伸ばしていく】
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 19:08:11.65 ID:6w3DRCEo0
【街中】

今日は仕事休みですね
まったく、ここ最近テロが多いから取材が大変でしたよ
【愚痴を零しながら、歩く人影】
【長い翡翠色の髪で、赤い瞳に、白いYシャツに、黒のロングスカートをはき、左腕に腕輪をした、人形のような容姿の女だ】

【右手にはココア缶を持ち、飲んでいる】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 19:10:24.31 ID:TRO23Lvfo
>>393

(“古典的”。バカっぽいのは言うまでもない)

(入り口で塞ごうが何しようが、本当に雑魚ってのは───…)

【入り口に居た影が、足音を立てずに近付いていく。】

(はは──んな“ガキ”を相手に、何やってんだか。楽しそうで何よりだが)

【飛び込んでいって助ける──のが“正義の味方”らしい行為ではあるが、影の目的は、“見物”らしい。
【近くの壁に寄りかかって、その様子を眺め続ける。】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 19:11:42.29 ID:myI58Uuzo
>>393
女の子誘うには、芸のない台詞ですねぇ

【突然のダメだし、不良たちの動きが止まる】
【路地裏の入り口からふらりとやってきたその姿は、一言で言うなら、人型をした猫】
【中肉中背に蒼い毛皮、猫耳と尻尾と、いろいろ目を引く姿だった】
【おまけに、服と呼べるのは胸と腰に巻いた布程度で、後はほとんど毛皮で覆われているから、とでも言わんばかりの無防備】
【糸目をボサボサの髪の奥に隠し、一見すると笑顔にしか見えない】

そもそもいきなり財布を出せなどと口にする事から無粋。
それから次にいたいのは最初だけ? それで気持ちいいのはあなた方だけだっつーの。

【口を動かさないまま『声』だけが痛烈に罵倒する】
【不良たちがどう動こうが無視して、少女は耳を押さえるジェスチャーをする】
【ちらりと、糸目の奥に蒼い瞳が見えた】
【流し目のようなその目は、耳を塞ぐジェスチャーと共に続けられている】

【これは、何かの合図だろうか】
【果たして少女に伝わるかどうか】
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank) [sage saga]:2011/03/29(火) 19:13:04.60 ID:8QEe/3FLo
>>395-396
//同時絡みにしますかー?
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 19:13:07.59 ID:myI58Uuzo
>>396
/おおぅ、不覚でした
/後出しなので身を引きますです
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 19:15:31.14 ID:myI58Uuzo
>>397
/えっと、>>397さんがそう仰るなら、
/>>395さんがよろしければ
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/29(火) 19:16:09.40 ID:TRO23Lvfo
>>397-398
//複数やりませう
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 19:19:58.06 ID:8QEe/3FLo
>>395>>396
//ではよろしくですのー!!
【突如響いた声に、一瞬ぴくり、と眉を動かすも、次の瞬間には落ち着いていて】
【そして、鼻で笑う様な声を漏らした後、口を開いて】

全く、その通りだな。
そんなに性欲が余っているなら、去勢でもしてやろうか。

「さっきから優しくしてやれば、いい気になりやがってこのアマぁッ!!」

【激昂するガタイの良いリーダー格が詰め寄っていく】
【しかし、涼やかに目を細めるのみで、そのまま少女のジェスチャーを受けて、こくり、と頷く】
【すっ、と相手に感づかれない様に、耳を押さえて、口パクで、大丈夫だ、という】
【助成を断るつもりは無いようだ】
【おそらく、何か耳を織せる必要のあること……例えば音等を使用すると踏んだようだ】
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 19:27:14.53 ID:6eMvUB+lo
【街中】

【藍色の長髪をまっすぐに伸ばした、エメラルド色の瞳の女性が歩いている】
【首元をささやかに飾るのは、アクアマリンが用いられたネックレス】
【身に纏うのは白い、清楚さを感じさせるワイシャツであったが──】
【ボタンを胸元のみでとめ。後はちらりと肌を露出させている姿は】
【真っ白なシャツのせいもあってか──どこか、背徳的で】
【しかし、肌の露出の多い上半身とは対照的に脚はベルボトムのジーンズを履いており】
【足元を彩る藍色のパンプスを素足で履きこなしていた】

さぁて……まーずはどう動こうかなーぁ?
うんうん、それにしても昨日は──楽しかった、な

【──凛】
【右耳に付けたイヤリングが風に揺れる】
【≪No.CZ≫──耳の装飾品に刻まれた数字】
【ただ擦れ違っただけでは、或いは読み辛いかもしれないが──其れの意味するところとは】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 19:29:38.20 ID:TRO23Lvfo
>>396

(──と、“お決まり”だよな、こういうの)
(ま、面白そうではある──か)

【──冷ややかな目。】
【この男が何をしに来たかは定かでは無いが──目の前で起きている事を、止める気は全く無いように感じられる。】

【同罪として“巻き込んで”しまっても、いいかもしれない。】

>>401

(ま、なんというか──可哀想だな、主に頭が)

【溜め息を、一つ。彼が発した、初めての音が其れである。】
【気配を感じ取る事に長けていなければ、男の存在にはかなり気付きにくい。】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 19:38:35.85 ID:myI58Uuzo
>>401>>403
/お手柔らかにー

【少女に意図が伝わったのを見て、再び瞼の奥に消える蒼】
【それからにんまりと笑い、口を小さく開いて、呟く】
【一瞬、猫少女の体に蒼いラインが走り、特に喉元へと集中するのを、猫少女に視線を向けているものがいれば気付いただろう】

そんな軽い軽い少年方は、
「言葉の重みを知るといい」

【その言葉を耳にした少年たちは、唐突に地面へと倒れ付した】
【唐突過ぎるその変化に戸惑う少年たちに、猫少女が威圧感たっぷりに告げる】

「女の子を口説くつもりならもっと丁寧に、人にモノを頼むならもっと素直になるといい」
「君らは落第だ、そのまま過大重力で潰されたくなければ必死に反省するといい」

【そうしてしばらく見下ろし、猫少女は全員の意識が落ちたあたりで、身体に浮かんだ線を消した】
【更に唐突に、少女の姿が掻き消える。そして前触れなく>>403の後ろに現れて、一言】

見ていらしたなら入ってきてくださればいいのに、恥ずかしがりやさんですか?

【転移魔術による瞬間移動、だろうか】
【得体の知れない猫少女は、そういって微笑んだ】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/29(火) 19:40:05.28 ID:m3j+iqcAO
>>402
【女性が前を見れば車椅子に乗った少女が其方に向かって行くだろう】
【すいーっと車椅子を動かすその姿は長年の経験を窺わせる】

【そこに角から曲がってきた自転車の少年達】
あっ!
【少女の車椅子に接触し、彼女は転倒する】
【少年達は気が付かなかったのかそのまま街の喧騒の中に消えていき】
いっ―たーい……こらー気を付けなさーい!!
【後には後ろへ引っくり返ったまま叫ぶ、端から見ると少し滑稽な少女が残った】
【スカートが捲れ、見えそうになっていることには気付いていない(絶対領域!)】
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/29(火) 19:41:25.53 ID:m3j+iqcAO
>>405
/やったー確保ー!
と…ご飯速攻で食べてきますorz
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 19:42:53.49 ID:8QEe/3FLo
>>403>>404
ぬ、他にも居るのか?

【第六感が並ならぬ程に発達していた】
【野生動物の様に鋭く、その気配に少女は気づいたようだ】
【ざわ、と殺気ではないにしろ、警戒心が周囲の空気を少し重苦しい物に変えるだろう】
【そして、直後の光景。不良が倒れ伏したのを見て、ほう、と感心したように声を漏らした】
【そして、終わったのを確認すると、猫少女と男の方へ歩いていき】

いやぁ、助かった。礼を言わせてもらうよ、獣人の少女よ。

【と、少女の方にはにこやかに言葉を投げかけて】
【男の方には、警戒の表情を浮かべる】

……あそこの下郎共の仲間か?
だとしたら、相応の手段は取らせてもらうが。
具体的には――――

【――――千切る】
【そう、はっきりと声に出した】
【去勢すると言っていたりした当たり、どこを千切るかは想像に難くない】
【手をこきり、こきり、と鳴らしながら、口元を不快そうに歪めて男に相対している】
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 19:50:53.75 ID:6eMvUB+lo
>>405

ん──?

【かつん、こつん】
【女性特有の靴音を立てながら、まるで誰かを探すかのように歩いていたその時──】
【視界に移った車椅子。車椅子の少女と自分を遮るかのように横切った、自転車】
【彼女はそのまま、しばし自転車の彼らの姿を目で追っていたが、やがて】

【かつん、こつん】
【迷いを感じさせない、真っ直ぐな歩き方で転倒した少女の方へ向かっていく】

────や、大丈夫かなーぁ?
全く、近頃の少年たちのモラルのなさには呆れるところだよ

【そして、車椅子の彼女のすぐ傍まで近付くと】
【嫌に甘ったるく語尾を延ばした言葉を紡ぎ】
【にこりとした笑みを表情に張り付けて──少女をじぃと、見つめた】
【彼女の右手が相手に差し出されている事に気付けば】
【一応、手助けをする意思はあるのだと察する事はできるだろうか】

【──面白い事になりそうだ】
【そう、密かに中身は思った】

/いってらっしゃーい
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/29(火) 19:55:08.84 ID:TRO23Lvfo
>>404

(──…うわ)

(流石にアレとは関わり合いにはなりたくねえぞ──…とっとと出て行くべきだったか)

【──引き気味。】

バカか。
……あんなのに関わったら面倒でしか──

…うっおッ!?

【──超びっくり。】
【反射的に、横に飛び退く。】

フツー、人の後ろにいきなり“飛んで”くるかッ!?……ってえ?え?

>>407の方を向く。】

>>407

──。
【──冷や汗。】
【どうやって逃げようか、とでも言いたげな表情で黙っている。】

…ぶきや ぼうぐは かならず そうびしないと───…じゃなくてッ!
……いや、一般人A的な受け取り方は出来ねえのかよ、どっちもよ。
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 19:56:39.75 ID:aACXuzX/o
【とある辺境の刑務所】


【能力者に対しては、この世界の警察の大半は無力であるが】
【それでもやはり環境に適応し、『対能力者に特化』した個所もある】
【強力な能力者を複数置く、機械制御の重火器を二十四時間作動させるなど、対応策は様々だが】

【此処も、その一つ。幾重にも張り巡らされた分厚い壁が脱走を拒む、通称黒鉄の棺=z


……うっし、計画は出来た。これなら普通に入り込めるし、問題無く逃げ出せる
後は、キャストが必要として……それをどっから持ってくるかだなあ……
適当に歩いてるの捕まえるにも、どうも場所が悪い様な……

【無機質殺風景の黒い壁を、見上げる者が一人】
【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上にはブラウンのロングコート】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪に、マフィア風のソフトハットを重ねた、身長160cm程の少女】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】

……まあ、偶然を待つか

【煙をぷかぷか巻き上げて、気長な独り言】
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 20:02:53.75 ID:myI58Uuzo
>>407 >>409
いえいえ、当方は通りがかっただけですよ
それに躾のなってないワンちゃんに道理を教えるのは社会の義務ですから。

【猫少女に浮かんだのは、まさしく満面の笑み】
【妙に血色がいい顔で、『いい事をしたなー』と喜ぶような】
【けれど『千切る』の言葉に、何故か猫は一気に顔色を青くする】
【それから、少女に若干のへっぴり腰で抑えて、と手を出すが】

いーじゃないですか、あんなのに不必要な器官ですし、引っこ抜いて犬にでも食わせればよいのです。

【『声』はやたらと乗り気である】
【そんな風に、声と猫の仕草は一致しない。まるで声と少女は別の存在であるかのような】

【ぎぎぎ、と首を>>407へと向け】

女の子が暴漢に襲われているのに、だまってみている男がありますかっ!
あなたが本当に男性であるなら、むしろ積極的に割ってはいるべきだったのですっ!!

【ぴしゃりと一喝】
【猫少女は複雑な表情で頷き、ちょっと哀れみを含んだ視線を男性に投げかけた】
【視線は諦めろと雄弁に語っていた】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 20:05:03.57 ID:myI58Uuzo
>>411
/うおーい首はそっちじゃぬぇー

【ぎぎぎ、と首を>>407へ向け】

【ぎぎぎ、と首を>>409へ向け】

/に訂正願います
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 20:13:05.21 ID:8QEe/3FLo
>>409>>41
はっはっは!なぁに、遠慮することはない。

【にぃ、と“トテモイイエガオ”を浮かべて】

止血はしてやろう。
之でも死なない程度に全殺しにするのは大得意でな。

【その右手の周囲の空気は、蜃気楼の様に揺らいでいて】
【掴まれれば、千切られるのは間違いなさそうだが……】

とまあ、冗談は此処までにしておこう。

【とたんに、殺気が霧散する。笑えない冗談に過ぎる】

見ていたなら止めろ、と言いたいところだがな。
そこまでか弱い女でもない、別に責めるつもりはないさ。気にすることはない。はっはっは!

【腰に手を当て、よく響く声で笑う少女】
【凛々しいと言えばいいのだろうが。何処か“バカっぽい”】

ふむ、こいつらの処遇は、どうするかな。

【猫少女の言葉に、施策を巡らせ】
【おもむろに、倒れる不良たちのズボンの尻部分を掴んだ】
【次の瞬間】

轟 ッ ! 

【不良のズボンの尻部分が燃え、不良が飛び起きた】

「『<いぎゃああああああああああああああああああああああ!!熱い熱い熱い熱い!!ひぃぃぃぃいぃい!>』」
はっはっは!さっさと失せろ!

【飛び起きた不良の尻を蹴り飛ばすと、不良はケツを燃やしながら走り去っていった】
【額の汗を吹き、いい仕事したかの様な満足した表情を浮かべている】

いやぁ、いい燃えっぷりだった。

【割とドSというか、鬼畜であ】
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/03/29(火) 20:16:29.46 ID:m3j+iqcAO
>>408
【かつん、こつん】
【そんな音が近づき、声をかけられて少女はそちらへ目を向ける】
え゛っ…
【と同時に自らの状態に気付き、左手でバッとスカートを押さえる】
【誰かに見られただろうか…と顔を赤らめてそんなことを思いながらも】

【差し出された手を礼を言いながら握り、起こしてもらった】
【茶色の瞳が、女性を見つめる】

/ただいまー
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/29(火) 20:18:49.94 ID:DDx4bbHh0
【街中】

おいおい、この俺がいる水の国でひったくりたぁいい度胸してるじゃねぇか

【茶色のテンガロンハットが特徴のウェスタン風の男が手錠をつながれた弱弱しい表情の男にそう問いかける】

うう…まさか「梅酒のロウ」に出会っちまうとは…最悪だ…

【つながれた男はそう言うとうなだれる】
【それを見たウェスタン風の男はニヤッと笑うと】

悪が栄えた試しなし。by,青義同盟一同!!

【と、カッコよさげに言う】
【そして駆けつけた自警団に差し出すと、自警団の若い男が】

ロウさん、今回も助かります…ホントに頭が上がりませんよ…

【そう言ってお辞儀、そしていそいそと去っていく】
【その男の背中に向かってロウは叫ぶ】

いずれRIPやカノッサの連中も差し出してやっからな!まぁちょっくらこのロウさんが頑張ればあんな奴らは簡単に一捻りだぜ?
まぁ俺ら青義同盟に任せときな!!

【そう言うと自警団の男は「期待してます」と笑顔で言うと去っていく】

…最近カノッサとか見ないなぁ…

【彼らが去ってからそうつぶやくロウと言う男】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 20:22:59.95 ID:TRO23Lvfo
>>411

不必要かどうかはてめえが決める事じゃねーってのッ!
(不必要なのはてめえの頭だろ、刈り取ってやろうか?)

【面倒になるので口には出せないが、もっと“酷い”事を考えている。】

──なーんで俺がわざわざ、そんな“襲われたい”ような“バカ”を助けなきゃいけねえんだよッ!
襲われる理由も、襲われた時の対処もどっちも持ってたじゃねえかッッ!

【襲われる理由は、此処が路地裏という場所である事。】
【襲われた時の対処は──恐らく武器の事を指しているのだろう。】

【相手の事をよく観察している──いや、黙って見ていなければ、“バカ”と断じる事は出来ないだろう。】

……。
(一体なんなんだコイツ…?言ってるコトとやってるコトが一致してねえ…)
(…取り敢えず、うっさい黙れ)

>>411に対して向ける目が、心情を思いっ切り表していることは、多分気のせいでは無い。】

>>413

…“全殺し”って何だ“全殺し”ってッ!
もはや生かす意志すら残ってねえじゃねえかッ!!

──え。
【ぽかん。本当にそれ冗談だったのか?とでも言いたげ。】

(…。笑えねえ、ホンット笑えねえ…)
【深い溜め息。肺の中に残る空気を全て吐き出すかのようであった。】

──んで?
……何で此処を通る必要があったのかさっぱりなんだが。

【ちなみに、聞いているかはさておき>>411の会話の中で既に“バカ”とは呼んでいる。】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 20:23:39.32 ID:0SHimFc90
【『風霊統主の城』 1階大広間】

兄上……もう長くここに留まってるけど、大丈夫?

【薄手のトレーナーの上に赤いジャケットを羽織った、左目を縦に走る傷跡が目立つ、背中に掛かる程度の青い髪の、両腕の肘から先が触手と化しているのを、ジャケットの袖で隠している少女と】

「ハッ、問題ねぇよ。一人でも面子が欠けると、都合悪いだろ?
てかラベンダー、お前『Justice』のお仲間に連絡取って、誰か来てもらう事は出来ねぇのか?」

【短く刈りあげた髪に、上下黒で揃えた服の上から更に黒いベストを着込み、右目の周囲に古い火傷の跡がある青年と】

[出来なくはないですけど…………本当は、アレお父さんのアカウントで……お父さんがあんな様だから、あまり使いたくないんです…………]

【ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のオッドアイを持ち、白いワンピースを着た10歳くらいの少女と】

〔まぁ、分からんでもないけど……
でもラベンダァイス……これは大事なことだ。場合によっては、頼むぜ……?〕

【背にでかでかと「東」の一文字が書かれた白いコートを羽織り、腰の左右のホルダーにそれぞれ剣と銃の様なものを下げた、くせのある銀髪に黒光りする様な瞳を持った青年が】
【床にしゃがみ込んで円陣を作りながら、難しい顔で何事かを話している】

≪けど…………『Justice』の人たちも、協力してくれるんですかね……?≫
"問題はないだろう……『魔力持ち』と言う条件こそあれ、基本的に誰でも協力してもらえるんだ……『Justice』がそこまで人材不足とも思えん……"

【ジャケットの少女の傍らには、青い炎を纏った、やけにデフォルメされた髑髏が浮かんでいる】
【が、その姿や声は、魔力持ちなどでなければ感知する事は出来ないはずだ】
【また、火傷の青年の左袖が、違和感が無い程度に少しだけ膨れている】

<…………>

【その一団から少し離れた所に、フード付きのマントと半ズボンを着た、顔に大きな傷があり尻尾の先が二つに分かれた、猫人間という表現がしっくりくる眼つきの鋭い二足歩行の猫が】
【即席の寝床の上に横たえられ、静かに眠っている】



【なお、広間の入り口には『身に魔力を秘めている方の助力が欲しい。実験に参加してほしい』という張り紙が貼ってある】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 20:24:03.58 ID:6eMvUB+lo
>>414

ふふ、大丈夫だよ
少なくとも──見えてはいなかったからね?
ただ……悪戯な風が少しでも吹いていれば、危なかったかなーぁ?

【くつくつくつ、と】
【張りつけた笑みはそのままに、彼女は笑った】
【恐らくは、軽く彼女をからかっているつもりなのだろう】

【そして、見つめられているのが気になったのか】
【エメラルド色の瞳の彼女はそっと首を傾げ──】
【「どーしたの、かなーぁ?」】
【そう、小さな呟きを少女へと向ける】

/おかえりー
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/29(火) 20:26:11.49 ID:FwSyhiC00
>>410

【ふと、近くの壁に誰かが立っている、今にも消え入りそうな印象の】

≪時は進む……人の意思に反して……悲愴なり
                    焦り、事を急いでも意味はない≫

≪個≠捨てた我に意味はない………か
                   ならば、我は何を求める…混沌≠スる世か≫

≪復讐……否、再びあの場所に戻りたいだけなのか
                       英知の地≠ヨ……不可思議なり≫

【中心から左は純白♂Eは漆黒≠ノ分けられた腰ほどまでの美しく、奇妙な長髪】
【鴉の貌≠模したような、髪とは真逆の左は漆黒♂Eは純白≠ノ色分けされた光沢のある全体を覆う仮面】
【腰ほどまでの長さの、舞踏会用の仮面≠ェ規則正しく幾つも付いたディープブラックのローブ】
【中には灰色のストライプの入った漆黒のスーツに、黒い十字架≠フ入った純白のネクタイ】
【スラックスの腰部分にはXを描くように二本の白≠ニ黒≠フ拘束用のベルトが巻かれ】
【靴は、刺々しい装甲の付いた黒い装甲靴で、左腕には同じように刺々しい白い手甲が装着されている】

【身長は180程か、声は何故かエコーがかかり、年齢は判別できないが男ではあるだろう】
【これほど異質≠ネ格好をしながらも、どこか存在感の薄い∴象を放っている】

【誰に語りかけるでもなく、ただ一人ごとのように呟いている】

≪少女………手を貸そう……これが何時か…回り…戻るように≫

【ふと、少女の方を向き、淡々と、しかししっかりとした口調で話す】
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 20:29:33.72 ID:myI58Uuzo
>>413>>416
おおっ、なんと言う女傑!
その若さで何たる胆の据わり様!! いよっ、日本一!

【『声』はやんややんやの大喝采である】
【ちょっと怯えていた猫も持ち直したか、悠然とした態度で腕を組み、頷く】
【それから、燃えた不良の様子を見てほう、と感嘆の溜息】

見事な炎術ですねー、掴む動作からのタイムラグの少なさ、瞬間的に、かつ緻密に制御された力…
ひょっとして、何処かの組織のお偉いさんか何かですかー?

【軽い調子でおだてる『声』に同調し、少女の容姿を観察する猫】
【だが名刀には一瞬目を留めただけで、特に…いや、『あえて』気にしなかったように顔へと戻す】
【糸目のため表情は読みにくいが、猫の顔に浮かんでいる興味の感情は純粋なものだろう】

【それから、猫の視線は男性へと移る】

【表情に何かを感じ取ったのか、一瞬その口の端が吊り上る】
【変化は本当に一瞬で、ぱっと見た限り先ほどと大差がない】

んー、全殺しはよくありませんよ。
そういうのは生かさず殺さず、使えるものは搾り取ってしまえばよいのです。
粛清するは我にありっ! という奴ですね!

【笑顔。変わらず笑顔。だが何故か物騒な文句を経てなお不変。そこに人は恐ろしさを感じるのかもしれない】
【それから少女に視線を戻し、男性に同意した】

そうですよ、路地裏といえば危険、と相場が決まっているものですし、何故わざわざ?
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 20:29:52.62 ID:kMq4usvDO
>>415
 ふーん……
 
【その姿を眺める青年が一人】
【年の頃は二十歳前後か、赤毛混じりの黒髪に黒のシングルライダースジャケット、焔裾にの刺繍があるジーンズ】
【手には旅荷物らしきものを背負ったその青年は、恐らくは旅人】
 
(所謂正義を掲げる組織……かね?)

【なにやら興味深そうに、ロウを見ていた】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/29(火) 20:30:05.48 ID:VlmChp890
【墓地。不気味に、十字碑が、並び、死者を眠らせ。春とは、思えさせない、酷く、冷たい、気温の中】
【墓と、墓の間の、広い、通り道。其の、中央で。人形の様に、転がっている、人物が居た】
【頼り無い、外灯の、光に、照らされながら】

……、

(……勢いの、まま……逃げた、……けど……)
(……決める……、しか、……無い。……)

【過ぎった、思考は。其の、人物を、突き動かしている、もので。緩やかに、瞼を、落とす】
【更に、人物は。とても、人間とは、思えない、ある意味、此の場の、雰囲気に、合っている、異形の容姿をしていた】

【人物の容姿は、黒の大きなキャスケット帽を被り、旧い血の色をしたボブヘア、蝋燭の様に白い肌、右頬に深い傷跡】
【今にも眠りそうな、ぼんやりした表情。生気の失った、濁りの混じる、オールドローズの瞳】
【体の線が分かる、膝丈の、黒ずんだ赤の色合いのロングコート。エナメル質の、黒のサイハイブーツ】
【左腕が、皮を剥いだ肉の様な色の、悪魔の様な、鋭い爪を持つ巨大な異形の腕。手の甲の中央に、簡略化した山羊と、六芒星が掘り込んである】
【異形の左を隠そうと、血で穢れた包帯を巻いているが、其れは意味を成さず。脈動するグロテスクな肉が、大きく覗いている】
【十字架型ドッグタグ、右手首に、「No.90」の刻印が入った、銀のハンドカフスを着けた、背の低い、十八歳程の少女だった】

―――、……。……難しい、……

【何か、言った後。口内で、何か、菓子類を、転がしているのか。「甘い」、と、ぽつり。呟いて】
【逸れきり。何も、言わずに。首と、右手の、装飾品を、煌かせながら。じっと、眠っていた】
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 20:33:20.21 ID:aACXuzX/o
>>419

うぉあ、また昨日に引き続きまた怪しいのが出た
すげー、流石刑務所だよすげーよこういうの引き当てる確率すげー高えよ
路地裏より寧ろ怪しい奴寄ってくる確率高えんじゃね?

【前日よりは、少なくとも会話にはなるのかなー、と】
【あまり確信の持てない淡い期待を持ち、まず自分を落ち着ける為の独り言】


……いや、うん。ちょっと待て。明らかに想定外だった
ぶっちゃけ最初は人質って事にしてどうこう考えてたけどお前じゃ無理だ
そもそも近づいた時点で明らかにお前怪しいもん。人質じゃなくテロリストに近いもん
そんな装飾過多の一般人って何処探しても居ないもん
力貸してくれるの良いけど着替えて来てくれ頼むから

【自分の方に言葉を向けて来たので、それに応答するのだが】
【明らかに、その格好に不満が有る様子】
【少なくとも、真っ当な職業の人間には見えていないらしく】
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 20:34:03.71 ID:8QEe/3FLo
>>416>>420
いや、だってなぁ。私の流派って殺人剣だからな。
そりゃまあ、殺すつもりで行くだろうに。

【事もなげにそういう当たり、素なのだろう】
【しかしながら、この少女に取っては、日常的なジョークの積りである】
【殺しの技を極める道場の中で18年、殆ど外に出ること無く剣の研鑽のみを積んできた】
【ある意味での“深窓の令嬢”である少女だ。“外”とは常識が違うことに欠片も気づいていない】

はっはっは!褒めるな褒めるな喜ぶぞ有難う!!

【すごく馬鹿っぽくその喝采に答えて】
【そして、猫の問いににぃ、と少し気取った笑みを作って】

術じゃぁないのさ。生まれつきの“体質”でな。
簡単に言うと、無尽蔵に体温を上昇させるだけさ。

【右手のひらを相手の前に突き出すと、その瞬間掌の周囲に蜃気楼が生まれていく】
【暫くすると、蜃気楼が消えていき】

まあ……お祖父様が死んでしまわれたのでな。
昨日から一流派の頭目と成っている。

【少し、目を伏せて。どうやら、込み入った事情が有るようだ】
【そして二人の問いを受けて】

ふっふっふ……ッ!

【腕を組み、自慢気にふんぞり返って】

道に迷ったのだ!
いやぁ、飯を食おうと宿から出て飯に有り付いたのはいいのだがな。
いざ帰ろうとしたら知らないところに居たのだ。
3時間位歩いたんだが、一向に宿が見つからなくてな……腹が減った、飯を食わねば。

【説明をしている間に、ぐぎゅるるる、と腹が盛大な音を立てる】
【何かと忙しい少女である】
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 20:34:43.16 ID:N+WmPQB5o
>>422

……この様な時と場所に、此処に人とは

【かつん、こつん】
【足音を立てて、少女の正面から歩いてくる人影】
【少ししてからその全貌は明らかになる】

【無精髭を生やした30代の男性だ。】
【真っ白なワイシャツとGパン。嫌でも目立つ、赤い手甲を着用し、左腰に脇差を2本、中位と長大な刀を1本ずつの刀を携えている】
【身長は170cm後半とそこそこ大きくガタイも良いが乱雑に切られた黒い髪と黒い瞳は左程特徴的でも無く】

【だが彼のその両の瞳は、薄くとは言え包帯が巻かれていて視界を閉ざしており】
【腰に差した計4本の刀と、それだけが特徴的だ】

こんばんは。
自殺にでもいらしたか?

【何処か軽い調子で、少女の前方で立ち止まりながら尋ねた】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/29(火) 20:36:40.57 ID:m3j+iqcAO
>>418
はは…なら良い風さんばかりで助かりました
【女性の言葉を受け、少女は苦笑い】

え、あ、いや。寒くないのかなーって思って!
春と言っても、まだ肌寒いですから
【と、女性の言葉に手を振りながら慌てて弁解する】
【本音を言うと。先程助け起こされた時にその扇情的な格好にギョッとして、暫く信じられないものを見るような不躾な視線を送ってしまっていたのだった】

【初め】
【あ、負けた】
【と思ったことは絶対口にしない】
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 20:38:50.09 ID:lIzIav3x0
【街中】

さて……何処かに銃を改造してくれる人はいないかしら?
【長い翡翠色の髪に、顔全体に包帯を巻き、左目と口と両耳の部分だけを露出している、黒い服を着た女】
【両足は膝から下は黒い義足がしてある】

【右手に持ったココアを飲みながら歩いてる】
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/29(火) 20:42:15.60 ID:DDx4bbHh0
>>421

あおいせいーぎのー♪ブルージャスティスー♪

【ロウの携帯が鳴る】

はいもしもし「blue justice/青義同盟」リーダーそして賞金稼ぎ界No,1のロウですが何か?

【やけに自分をアピールして電話をとるロウ まぁいつもこんな感じの20歳である】

あ、はいはい、そっちはポスター順調?まぁ水の国はもうポスターだらけだしなぁ。
えーと、ほら、あそこの壁にも。

【と周りにも内容が漏れるくらいのやや大きい声で言って青年のやや右の方向を電話を持ってない右手で指差す】
【その方向の壁には青義同盟のポスターが】

あ!電話越しじゃ伝わらねぇな!ハハッ 
え?あーRIPとかカノッサ?全然会わないんだなあこれが、そろそろ組織全体でプレッシャーかけるか?
…まぁ後でじっくり話そうや。 ピッ

【そう言って電話を切る】

【彼が先ほど指差したポスター(縦に2枚連なる形)にはこう書いてあった】

【新正義組織 「blue justice/青義同盟」】
【俺達の組織と、justice・対機関連合等の正義組織との違いは2点ある!】
【相手が悪といえども基本的には殺しはタブー という点と、 目的が悪の排除ではなく、悪の更生 である点だ!】
【俺達の組織の悪人に対する行動は、基本的に3種類。】
【1、更生が完全に成功→その場で解放 まぁこれが1番だわな。】
【2、更生成功の判断がしにくいor更生不可だが自警団に引き渡せる状況→自警団へ これが一番多くなるかと思う。】 
【3、更生不可能&自警団に送れない状況&超危険人物と判断→特例として殺害許可 これは仕方がない。】
【…というわけだ。こんな感じで善悪関係なく救おうという活動をしていく。】
【現在メンバー大募集中だ!!少しでも気になったら連絡してくれ!!】 
【お電話はこちら、リーダー「マーシャル・T・ロウ」のtel ○○○−△△△−□□□まで!!】
【全員救えないなんて解ってるけど、それでもできるだけ1人でも多く救おうと頑張ってみないか?】
【俺のクソ甘い考えに賛同できる奴!!悪人善人関係なく救ってやろうという器のでかい奴!! 】
【そういう奴を俺らは求めている!!ポスターじーっと見てりゃあスカウトしにいっからヨロシク!!】
【RIPでもカノッサでも救ってやるからかかってこいや!! by マーシャル・T・ロウ】

【<現在justiceなどの正義組織に所属する人へ>】
【前回のポスターで、中傷するようなことを掲載してしまったのは済まない。】
【少し表現を大きくしすぎた。確かに俺達の正義は君達の正義とは違うかもしれない。】
【が、人々に希望を送るという部分では同じはずだ。違うか?そうだろ?】
【つまり、何が言いたいかというと、俺達と対等な立場で協力体制を組まないか。ということだ。】
【あくまで対等な立場だ。下に就く気はさらさら無ぇ。舐めてんならこっちからお断りだ。】
【俺はこうした方がもっと多くの人を救える、と思うから提案した。其れだけだ。】
【だから、何か聞きたい事や、協力体制を組みたいと思った人は、先ほどの電話番号にTELしてくれ!!】
【あ。そうそう…もしくは水の国の「BAR FATE」によくいるからそこに顔を出してくれてもいいぞ!!】
【真の正義はここにあり 「blue justice/青義同盟」リーダー マーシャル・T・ロウ】
【P.S 何なら文句でも構わねぇぜ?腹立ててる連中もいんだろ?お互いの正義を語り合おうや。実力も見ておきたいしな。】

429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/29(火) 20:43:06.42 ID:VlmChp890
>>425

―――……、

【現れた、彼に。小さく、体を震わせ。驚いた、様子で。淡く濁った紫を、其方へ、向けるだろう】
【からり。歯に、ぶつかって、音を、立てた、甘味は。未だ、溶け切らず】

……。自分、探しの、……旅、だよ……

【其れは、失恋したOLの、傷心旅行みたいな、感じなのだろうか。何も、分からない】
【意味不明な、答えを、した後。口の端を、弱く、吊り上げる、笑顔と、受け取れる、表情で】

……、……君は。……何で、……此処に……?

【其れから。緩やかに、上半身を、起こそうと、しながら。問い掛けるだろう】
【彼は、獲物を、携えて居るが。少女の、其の、仕草や、表情は。警戒、していない様に、見える】
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 20:44:28.84 ID:8QEe/3FLo
//ちょっと御飯食べてきますー!!
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 20:45:04.43 ID:TRO23Lvfo
>>420

(──こっちもこっちで、バカっぽい…)
【溜め息と共に、哀れむような視線を向ける。】

【…“気付いた”のだろうか。数瞬、目を丸くする。】

“声”。もう少し静かにしろ、キンキンする。
【“てめえ”と言う二人称を使わず、敢えて声の方に呼び掛けたような──そんな言い方をする。】

>>424

……。
(もう、なんて返すべきかも分かんねえわコレ…)
【最早何も言わない。】

【黙って話を聞いていたが、不意に握り拳を作ると──】

──…“バカ”

【腕を引き絞らずに、当てるような形で額に向けて握り拳を放つ。】
【痛い。取り敢えず、それだけは言える。】
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/29(火) 20:46:41.68 ID:FwSyhiC00
>>423

≪ああ、確かにこれではいかんな……
                 個≠捨てたとて、このような事になろうとは≫

≪しかし……その見解は…あっているのか……
                    我には分からん…故に虚無なり≫

【顔を正面に向きなおし、淡々と呟くように声を響かせる】
【と、次の瞬間にはパッパッと服に付いている装飾や手甲が消えていく】

≪すまんな……我の責任である……個≠無くした弊害がこんな形で現れようとは
                                      これも世≠ゥ≫

≪だが……仮面≠セけは外せぬ……許せ
                   これは…このペルソナ≠ヘ今の我を形作っている証だ≫

【黒い長髪ダークスーツに黒い革靴といういたってシンプルな服装に変わった】
【だが、顔を覆う仮面だけは取り残される、男は仮面を摩りながらそう言う】

【声も相変わらずの反響音であり、下手すれば変人度が上がったかもしれない】
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 20:47:24.56 ID:6eMvUB+lo
>>426

ふふ、本当だね
きっとキミの日頃の行いがいいんじゃないかなーぁ?
それとも……キミの可愛らしさに見惚れて仕事をうっかりサボってしまったのかな?

【──ふわり】
【今更思いだしたかのように、弱い弱い風が吹いて彼女の藍色の髪を揺らす】
【風が吹いてきた事はただの偶然なのであろうけれど】
【まるで、彼女がそう言ったから風が吹いたような錯覚を、受けるかも知れず】

んー?あぁ、この格好のこと?
ま、確かに少し寒いけどね──
でも……着飾るためには少しくらいの我慢をしないと
楽におしゃれをして呼び寄せた蝶は、苦労の価値を感じられないと思うんだ

【うぅん、と。手を組んで彼女は大きくのびをして】
【その所為で、ただでさえ限界に近い柔肌が更に外気に晒される】
【幸いな事に、豊かな双丘を覆っている部分はあまりずれなかったものの──】
【頼りないボタン糸がほんの少し、ぷつんと切れてしまえば】
【当然──隠されている部分は風に擽られてしまうというのは想像に難くない】
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 20:52:42.82 ID:kMq4usvDO
>>428
(……なんか知らんがオモシロユカイなヤツ)
 
【ふむ、と思考して青年はロウへと近付いて行く】
【あのポスターは今まで何回か見てきた。なかなか面白いことを書いている、とは思う】
 
(けど、なあ)
 
【不殺の難しさを知っていた。今まで何度も戦って、相手を生かしたこともあったが相手を殺したこともあった】
【数で言えば相手を生かした方が多いが──それでも、不殺は難しい】
 
 あんたが、マーシャル・T・ロウか?
 ちっと思う所あってあんたとやり合いてえんだが、どうよー?
 いや、いきなりで悪いな。

【青年は明け透けにそう尋ねた】
【表情に憎悪などはなく、言葉のまま、いきなりで申し訳ないとでも言うよな苦笑が浮かぶ】
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 20:55:05.31 ID:myI58Uuzo
>>424 >>431
【その特異な二人称に、猫は小さく肩をすくめ笑った】

おや、これは失礼。マスターが普通にお喋りできない分一気に喋ってまして。
二人分ですよ二人分…いやぁ楽しいですけどね?

【指摘を否定せず、さも当然のように声は、その異質さを肯定した】
【猫もあまり気にした様子は無い。軽いウィンクをして、煩くてごめんね、と軽い調子】

【それから、少女の言葉に猫の眉がつりあがる】
【けれど『声』は、それを鮮やかにスルー】

ほほぅ、いわゆる能力者さん、ですね。
この界隈、流行ってます物ねー。

あ、ご自身の事ですし理解していらっしゃるとは思いますが、
水分摂取は欠かさないでくださいね、燃焼過剰で水分が飛んだりすると危険ですから。

【ハイトーンで捲くし立てる声だったが、次の言葉にはちょっと声を詰まらせる】

あ、それは…えっと、ご愁傷様でした…。
苦労なさっているんですね…。

【ちょっと神妙そうに眉を寄せた猫だったが、次の盛大な宣誓にひざの力が抜けて地に伏した】
【追い討ちをかけるような胃の悲鳴に苦笑を浮かべながら立ち上がる】

ね、燃費の悪いお方…ですか。とはいえ、それはこちらも同様。
時間も遅く、夜ご飯にはちょうどいい時間です。
そもそもからして、此処であったのも何かのご縁ですし…
いっとく?

【『声』は、やたら馴れ馴れしい調子で路地裏の出口を指した】
【その方向は、多少の方向感覚があるなら誰でもわかる表通りで、路地から出てすぐの場所に安いレストランがあったはずだ】
【ひょっとしたら向かいのバーかもしれないが、おそらく二人の判断次第でフレキシブルに判断するだろう】


//あいさ了解、ごゆっくりどうぞー
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 20:56:53.23 ID:N+WmPQB5o
>>429

ほほう、自分探し
………しかし、外したと思った眼鏡が頭の上に有るなんてよくある事かも知れぬでござるよ?

【にへら、と口元だけで笑う…とは言え、目元を覆う包帯のせいで口元しか見えないのだが】
【多分、自分探しの旅と言うのを真に受けての答えだろう。多分】

【そして、少女の問いに。今までと僅かに違う―――寂しげな笑みを漏らすと】

…他に行く宛ても無い故
元の世界の仲間を弔っていたでござる
随分とみすぼらしい墓でござるがな

【そう言って、今まで自分が居た方を振り返る】
【其処には、小さな石が幾つも積み重ねられていて】

【そして、すぐに少女の方へと向き直るだろう】
【この男も左手こそ刀の上に“置かれて”いるが、右手はだらりと下げていて……警戒している雰囲気も無い】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 20:58:57.44 ID:aACXuzX/o
>>432

あー……えーと……公用語でおk
いや、うん。努力すれば言いたい事は伝わってくるから良いんだけどさ
とりあえずその仮面が有る以上、お前連れてあそこ入るのは無理なんだ
忍び込むなんて選択肢取ったら、目的達成出来なくなるし、うん
………一度入れれば後はどうにでもなるんだけどなー……

【許す許さないを、少女の方で決められる状況でも無い】
【決めるのは残念な事に、刑務所側の人間である】

………序でに言うと、その声も突っ込み待ちか?
何なんだよその喉奥にボイスチェンジャー仕込んだ様な声は……いや、本当に仕込んでたら驚くが
あんまり変な部分が多すぎて、却って驚けないと言うか、何と言うか……

……えーと。纏めると、やっぱり手伝ってもらえる事、今の時点では………

【少女の計画では、この男が占めるキャストは用意出来ない】
【別な計画が舞い込んで来るなら、或いは方策もあるだろうが】
【もしくは、仮面のマイナスを打ち消せるだけのプラスが有れば、だが】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/29(火) 21:02:28.53 ID:DDx4bbHh0
>>434

【いきなり戦闘を求めた来た少年に対し男は不気味な笑いを浮かべて】

…RIPか?カノッサか?それとも他の正義組織か?
まぁ売られたものは買う主義だが…理由を聞いておこうかねぇ。
言っとくが勝ち目無いぞ?俺の名を知ってんなら分かってんだろ?

【彼の言う「思う所」を言えば戦ってくれそうである】

439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/29(火) 21:05:58.68 ID:m3j+iqcAO
>>433
はは、貴女の方が魅力的ですよ
【微笑みながら言葉を返し、オシャレについて話題が移ると年頃の乙女らしく若干、真剣味が感じられる表情となる】

【ポニーテールにした長くてウェービーな黒髪を指先でくるくると弄りながら】
そうですね…オシャレは我慢っていうのは私も思ってます。ただ…
【とそこで女性の格好をチラリと見て】
そんな格好をしてると危険ですよ。このご時世だし気を付けるべき所は気を付けなくちゃ
後になって悔やむことになっても時間は戻せないですからね
【と話を続けた。真剣味のある顔からは若干汲み取りづらいが、その顔に心配の念が込められていることは分かるだろう】
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/29(火) 21:12:18.77 ID:TRO23Lvfo
>>435

──おま、楽しい、じゃねえだろうがよ。
そのせいで今、お前“等”の事バカとしか認識してねえんだけど。

【──呆れ顔。それ以外に反応のしようが無かった。】

…あーもう、付き合いきれねえ。俺は複数のバカ相手すんのは苦手なんだよ。
行くなら勝手に行け。

【──はあ、と溜め息。】
>>435に折り畳まれた紙──高額紙幣を投げつけて、何処かへ歩き去っていく。】

それに───…“二人だけ”の方が話し易いだろ。

>>435とすれ違う瞬間、そんな言葉を呟いた、ような気がする。】
//んと、ちょっとごめんなさい、落ちます。
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/29(火) 21:12:35.14 ID:VlmChp890
>>436

……。でも……、見付からない。……、近くに、在るかも、しれないって、……想って、いても
……眼鏡≠ヘ、……透明に、……なって、……。

……その、……目、……。どうしたの……?

【彼の、言葉に。何処か、冗談を、交えた様な。然し、か細く、寂しげな、声で。答えるだろう】
【そして。気になっていたのか。彼の、包帯が、巻かれた、瞳について、尋ねた】
【何か、事情が、あるのだろうかと、尋ねる事を、一度、躊躇ったが。其れでも、聞いて、しまう。まるで、其れは、無遠慮な、子供の、様で】

……、あ……

【自分が、馬鹿だ、と、思った。墓地に、人が、来る理由は、ひとつだけなのに】
【彼の、視線の、先の、積み上げられた、石に。】

……その。……、ごめん……
……、僕、……凄く、……失礼、な、ことを……

【慌てて。急いで、立ち上がると。キャスケットを、深く、被り。つばで、目元を、隠しながら】
【其の、感情で、初めて、大きく、行動を。彼へと。歩み寄ろうと、するだろう】
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 21:12:40.09 ID:kMq4usvDO
>>438
(勝ち目が無い──と、相手に言えるだけの自信はあると)
 生憎とこの世界にゃ来たばかりでね。誰が強い、彼が強いなんてのは解らんね。
 軽くやりあったのも香月とハンニバルの二人だけだしな。この世界の平均すらもわからん。
 
【不気味な笑みを浮かべるロウに対し、青年はううむと考え込むようにして言葉を紡いだ】
 
 理由か。あんたの強さと戦い方が知りたい。──正義掲げる組織の看板持ちのな。
 あんたのやり方を見ればあんたの組織のやり方が見えんだろ?
 ああ、それと、俺はどんな組織にも属してねえよ
 
【存外あっさりと青年は理由を言う。どうやら明け透けな性格であるらしい】
 
 あー……突然過ぎるのは解ってるから、嫌ならそう言ってくれ。
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 21:14:26.88 ID:6eMvUB+lo
>>439

そう言ってくれると嬉しいかなーぁ?
でも、タイプの違う人間同士を比べてどちらが魅力的かなんて、いうものじゃない気がするな
だって……チョコレートアイスとデコレーションケーキどっちが美味しいか、なんて──
それは議論にならない。私はそう思う、かなーぁ

【露出の多いエメラルド色の瞳の彼女】
【肌は外気に晒されていないものの──真剣な眼差しで物事を捉える少女】
【年齢も違えば服のセンスも違い、きっと思考の方法も違う彼女たち】
【ある者が見れば女性が魅力的だと感じ】
【別の者が見れば少女が魅力的だと感じる──】
【故に、「どちらが魅力的かなんて比べるのはナンセンス」と】
【そう、女性は言い切った】

ふふー、心配してくれてるのかな?
ありがとう……優しいねキミは
そんな優しい言葉をかけられたら────


        ──── 『愛して』 しまいそうだ


【それは、単なる冗談なのか】
【或いは──本気の言葉だったのか】
【変わらぬ笑みはそのままに】
【名前を告げない女性は、名前を知らない少女に】
【確かにはっきりと、そう告げた】
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 21:15:34.59 ID:8QEe/3FLo
>>431>>435
ぬぅ!?

【突然の握りこぶし】
【その瞬間、瞳孔がきゅっ、と引き絞られ、少女の周囲で上昇気流が起こる】
【しかしながら】

あうっ!

【空腹でダウンしたのか、避けられず頭を押さえて蹲った】

……体温あげると腹がへるんだどうしようもなく……。
というか、殴ったな。次殴ったら千切るからな!

【と、睨みつけながらそう言って】
【すっ、と立ち上がる】
【そして、猫の言葉に、苦笑を漏らし】

だからこそ、水と食べ物は欠かせなくてな。
普通にしてても直ぐに腹が減るから困ってしまう。

【掌をひらひらとさせて、嘆息する】
【そして、声を詰まらせる猫の様子を見て、馬鹿っぽく無い、普通の微笑みを漏らして】

なに、気にすることはない。武人として、華々しい最期を飾れたのだ。
悲しむことなど有りはしないさ。

【どこか、無理をするような表情も、空腹には勝てぬようで】
【直ぐに、眉根を寄せた表情になり、腹を抑える】

む……!飯屋が有るのか。
行くぞ!私は一向に構わん!

【すぐさま元気になった様子で、胸を張っていざ進行とばかりに歩み出す】
【男の方を振り向いて】

お前も行くだろう?なぁに、遠慮はいらん、お前等の分も私が奢ろう!
はっはっは!!

【この調子だと、酒ではなく、食い物のみを求めている感じだろう】

//カレー食ってきましたー!
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/29(火) 21:16:42.61 ID:FwSyhiC00
>>437

≪ならば仕方あるまい……少女の計画を助ける事かなわず
                         ここに来たのが我だった為の破たんか≫

≪所詮は終わった人間…他の助けになる事など無理であったか
                            否、我が我であるためには仕方がない≫

【バシュっと元の服装に戻り、同じ風景を眺めるだけ】
【そこに悲観も謝罪もない、ただ機械的に淡々と呟くだけである】

≪これはこうするしか、発声という事柄ができないのだ≫

≪不快に思うなら謝ろう、しかしワレにはこれしか出来ぬ故≫

≪ならば仕方あるまい……これも結末の一つだ…
                      求めたとて成功するとは限らない…≫
≪故に、世界は回っているのだから……悲愴なり……悲観なり≫

【声色を変えないで、ただ淡々と呟く】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/29(火) 21:21:11.62 ID:DDx4bbHh0
>>442

…いいぜ。まぁ、この世界のトップクラスの実力を知るいい機会だろ。賞金稼ぎの戦い方ってもんを見せたるわ。
で?場所は?ちゃんと他の人に迷惑のかからない場所に移動しないとな。

【ロウは快く戦闘を了承】
【ロウは戦闘に関しては言動からわかるように自信があるようで】
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 21:25:16.35 ID:aACXuzX/o
>>445

世の中、好きな様にやりたかったらマイナスも受ける必要有るんだよなー
仮面被りたがるんだったら、そーいうのお断りの場所には入れないし
堂々と武器持って歩けば、武器嫌いな奴から好かれる道理はない
あっちにもこっちにも事情は有るんだし、自分の道理だけでどうにかなる筈もないよな、まあ
………あー、今日も同じ展開か……まあ良いや、もう

【自分では何かを思い付かず、相手は独り言の様に呟くばかりで】
【良案も見つからなかったため、今回も計画はとん挫】
【その場に座りこんで、煙草を適当な場所に吐き捨てる】

……成功の確率ってのは上げられるんだけどな、結構
自分貫いて成功する事と、失敗する事の二種類が有るってだけで
例えば……こういうどうでも良い会話は、後者じゃないかな
正直に言うと私の頭じゃお前の言ってる事が良く分からないからさー……努力すれば解析出来るけど
求めるなら求めるで、そこに立って口開けるんじゃあなくもっと何か………

【自分に向けられているのかどうか判断のし辛い言葉にも応答しながら】
【一応程度、代替案を頭の中で組み上げようと試行する】
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 21:25:50.39 ID:myI58Uuzo
>>440 >>444
あらら、もうお帰りで…

【言いかけて、声は沈黙する。猫が首を横に振ったからだ】
【引き止めるな、だろう。困ったように男性を見るけれど、彼が投げた高額紙幣はきっちり拾った】

これは、預かっておきますね。
いずれお会いするとき返しますからー!

【声が叫ぶと、ひらひらと猫も手を振った】
【それから少女に向き直ると、猫の腹も小さく鳴った】

おあっ、これは失礼をば…
では、適当に跳びます。しっかりつかまって下さいな。

【少女に向かって右手を差し出す猫。手のひらや指にはしっかりピンクの肉球がついていて柔らかそうだった】
【しかし、跳ぶ、という言葉を聞いて何かを思い返したか、声が再び告げる】

あ、ちょっとこちらの体質で…能力使った後は転移しちゃうんですよ
ある程度制御できますけど、此処で解消したいので、この街の適当なレストラン前に飛びます。

危険はありませんが、よろしいですか?

【とどのつまり、キンクリおk? の質問です】
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/29(火) 21:27:08.59 ID:m3j+iqcAO
>>443
【魅力の話をケーキに例えた女性に同意した後】
え…と……
【愛してしまいそう、と、そう告げられた少女は目をきょろきょろと、戸惑った人間特有の挙動をする】
【普段の少女ならどういう形であれさらっと返せたような言葉に対して、何故こうも嫌な感じに心を揺さぶられたのだろうか】
【間?溜め?雰囲気?】
えっと…あの……
【原因は分からず。少女は言葉に詰まったままだ】
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 21:28:09.32 ID:N+WmPQB5o
>>441

だったら、友人にでも指摘して貰えば良いでござるよ
馬鹿だなと笑われるだけでござろうて。

それと見ての通り目は怪我を負ってな
もう君が何なのかも視認出来ぬよ………幽霊じゃ、ないでござるか?

【と、少女の言葉に彼も冗談めいた言葉を返して】
【目の事は飽くまでサラリと答えた…まるで、大したことじゃない様に。そしてまた最後に冗談(?)を言う】

【そして、少女の謝罪に一瞬キョトンとして】

アッハッハ、何故謝るでござるか?
もしかしたら道に迷ったかもしれない、もしかしたら肝試しかも知れない、もしかしたら散歩に来たのかも知れない
……最悪墓荒らしかも知れぬ。
警戒される謂われは有っても真剣に謝られると…拙者も少々困る

【そう言いながら、歩み寄ってくる彼女の方を“向いて”いて】
【大して気にした様子も無く、笑んで見せる】
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 21:29:07.86 ID:kMq4usvDO
>>446
 へ、そうこなくちゃなあ。
 となると……そうだな、路地裏でも行くか?
 派手にやり合ってりゃ、良くねえ事を考えてる奴らも逃げてくだろうよ。
 
【青年は快活に笑って歩き出す。恐らく路地裏に向けて歩き出したのだろう】
【その足取りは軽いが──重心は大きく上下しない】
【それなりの鍛練を積んだ事が、その足取りから分かる】
 
 …………。
(さて、どれほどのモンかね)
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 21:30:02.13 ID:myI58Uuzo
>>440
/お疲れ様でしたー、次回の遭遇を楽しみにしてます
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 21:30:44.19 ID:B8WHN+ico
【噴水広場】

一日で外に出れるようになるなんてなぁ…コレも日ごろの行いの賜物かね
目新しいものも多いし、割と良かったのかもしれないな

いやぁ、平和って素晴らしいね!ははは

…しかしコレだと動きづれぇな。この国は広いってのに

【空色の患者衣を着て首に厚く包帯を巻いた青年が下駄をカラカラと鳴らしながら歩いている】
【髪は砂色、ぼさぼさで特に前髪が伸びたそれは彼の視界を遮っていて】
【ポケットに手を突っ込んだまま、あてもなくふらりふらりと広場を徘徊する】
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 21:32:54.70 ID:8QEe/3FLo
>>440>>448
む、帰るのか。
元気にしておけよ!今度あったら千切るからな!

【歩き去る男に全力で腕をぶんぶんと振って見送って】

おお、ふにふにそうだ!
私動物好きでなー!触っていいか?いいのか!?

【目をきらきらとさせて、その右手を両手で握る少女】
【抵抗しなければ、むふふふ、と言いながら肉球ふにふにしているだろう】
【そして、猫の問いに、ひゅんひゅん、と風切音を出す勢いで首肯、八岐大蛇の様にポニーテールがあらぶった】

ああ、構わんよ。
おおぉ……ふにふにだぁ……。

【どうやら金栗おkのようだ】
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) :2011/03/29(火) 21:33:25.47 ID:YIqR6TY00
【廃遊園地】

こんなモノでは足りない…、腹が減った

【もう回るはずのないメリーゴーランド、だが何故か煌々と光り回転している】
【その灯りに照らされ、死骸―廃墟探索に訪れたと思われるカップル―が見える】
【二人の体の七割が”喰われて”いる】

こんな人間(ごみくず)では…
オレの餌…『能力者』を喰らいたい…!

【回るメリーゴーランドが『彼』を照らす】
【前下がりに切りそろえられた黒髪、黒い瞳、そして血まみれの口元】
【顔や声は男性、だが体の曲線の具合を見ると女性のようだ】
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 21:35:20.47 ID:8QEe/3FLo
>>440
//凄い馬鹿に巻き込ませてあれでしたが、たのしかったのですよー!乙でしたー!
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/29(火) 21:36:52.04 ID:DDx4bbHh0
>>451

路地裏ね。オーケー。
(歩き方を見ると…なかなかできるみてぇだな)

【そう言って男も彼についていく】
【両手をポケットに突っこんだまま歩くが一切音がしない】

【賞金稼ぎは相手に見つかり逃げられることがあるためにこの歩き方なのだろう】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 21:37:58.04 ID:6eMvUB+lo
>>449

ふふ──女性……同性からの告白を受けるのは初めて、かなーぁ?
それとも、急な言葉に戸惑っている?
或いは名前も知らない故に『愛』の受け入れをアタマが受け付けてくれないとか、かな?

【そんな、少女の姿を見て】
【思わず彼女は、昨日森で出会った少年の事を思いだす】
【─彼もまた、最初はこんな風に戸惑いの色を隠せていなかった─】
【笑みの形を崩すことなく彼女はそう紡ぎ】
【最後の最後。くい、と。口元の三日月が弧を深めた】

そうだね──じゃあ、まずはお互いを知るところから始めないかな?
私の名前はシズリ。
親しみを込めて、シズちゃんでもシズりんでもシズリちゃんでもシズリさんでも──
キミの、好きなように呼んでくれて構わないよ


    キミは

                       なんて

           名前


                    なのかな


【──どろり】
【其れはまるで、熱く澱んだ蜜を思わせるかのような粘り気のある言葉】
【声の質は変わらないはずなのに】
【笑みの形は変わらないはずなのに】
【酷く酷く、彼女の──シズリの言葉は、重く感じるかもしれない】
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 21:41:58.73 ID:myI58Uuzo
>>454
了解です。ではでは

【手をつなぐや否や、少女と猫の足元から消失現象が始まる】
【その間猫はちょっと顔を赤くして身じろぎしていたが、特に少女に突っ込む事はなかった】
【消失現象が終わると、僅かに人通りから外れた、ほどほどの人が入るレストランの正面へと景色が変貌した】

【よくあるチェーン店だ。大衆色の看板にポップな字体で文字が躍り、扉を開けて入ってみれば、満席とはいかないがおおむねのテーブルは埋まっていた】

【店員がこちらの人数を確認して、店舗の角の席に案内された】
【テーブルには拭いた後があり、ちょうど前の客が出て行った直後のようで、周囲は若干騒がしい】
【ありふれた光景で、けれど客たちは自分たちの空間を形成していて、多少の大声でも話を聞かれるという心配はなさそうだ】

お口に合うかどうかはわかりませんが、どうぞ注文してくださいな!
単価はそこそこなので少ない料金で結構食べられます!

【自分の事でもないのに威張るような声に、ちょっと困ったような顔をする猫】
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/29(火) 21:42:14.17 ID:FwSyhiC00
>>447

≪そうなのだろうか………それは悲愴である…我は…≫

≪そこまで我のペルソナ≠否定されては致し方ない……
                           別のペルソナに替えるとしよう≫

【そう言って、仮面に手を付ける、数秒後、到って普通の男の顔が現れる】
【同時に服装も先ほどの、シンプルなものに再び変更される】

≪ならば、成功の為の努力をするしかあるまい
                     少女の思い通りに世界を変革するしか≫

≪それが、手伝う≠ニ言った我の責任であるのだから
                         ……そうなのだろう?≫

【声は変わらず、唇を動かさないでそう言い放つ】
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 21:45:42.92 ID:kMq4usvDO
>>457
(足音がしねえな。……暗殺者みてえだ)
 
【ロウを伴った青年はそんなことを考えながら細かい路地に入り、暫く歩く】
【やがて建物と建物に挟まれた路地裏に折れた。道幅は大体3メートルほどの細い路地裏】
 
 到着、と。
 ……俺は徒手空拳で闘うからこの間合いで良いが──あんたはどうなんだ?
 得物によっちゃ、もうちょい離れた方が良いと思うが。
 
【立ち止まって振り返り青年はロウに尋ねた】
【彼我の距離は3メートルあるか無いか。勢いよく踏み込めば十分に拳が届く距離だ】
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 21:48:48.35 ID:8QEe/3FLo
>>459
おー、凄いな。
私とは違って色々便利そうな能力だ。

【感心したように、能力を体感してそう言って】
【店の中へ入っていき、席へ座ると、メニューを開いて、猫の話を聞いて】

ふむ、ふむふむふむふむ!
どれも美味しそうだな!家が和食しか出ないから、洋食を食うのは殆ど無いんだよ!

【嬉しそうにほほを緩ませて、何食べようかなー、などとにへらにへらしながら呟いていて】
【先ほど高笑いを上げながら不良の尻に火をつけたり、男の[P----]を千切ろうとした少女と同じには見えないだろう】
【そして、暫く百面相をしながらメニューを眺めて】

ふむ、じゃーあ決まったぞ!
ハンバーグセットとステーキセットとジャンボパフェとチョコレートケーキ!
あとクワトロベンティクラシックキャラメルバニラアーモンドヘーゼルナッツアドジェリーエキストラチョコレートチップエキストラチョコソースエキストラキャラメルソースエキストラホイップエキストラシロップノンティーゆるめマンゴーパッションフラペチーノを頼むぞ!!

【最後の注文が糞長かった】
【因みに、2011年時点で某ス○バで頼めるメニューの長さに於いて一番長いのが之である】
【ともかく、その量を全部頼み、食べるつもりの様だ】
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/29(火) 21:49:51.28 ID:VlmChp890
>>450

……。友人、……
……そう、だね。……友達、が、……ごめん、ね。……ありがとう

怪我、……。……もう、……治らないの?
……。僕は、生きて、いるよ。透明じゃ、……無い

【友人、という、言葉に。ぐ、と、唇を、噛んで、一度、沈黙。その後、その話を、終わらせようとした】
【其れから、彼の、目の事を、心配、している様で。淡い、感情を含んだ声で、問い掛けるだろう】
【そして。「幽霊じゃないか」、という、問い掛けに。一瞬、答えを、迷ったが。彼を、怖がらせない為に。生きている者だと、やや、明るい声音で、告げる】
【其れは、半分、本当で。半分、嘘、なのだが。其れは、今、関係無い】

……、

【見えなくとも、彼女を、向いている、彼に。今にも、泣きそうな、表情を、返す】
【だが、どうしようも無く、謝らなければ、いけなくて。矢張り、少女は、罪を、犯していて】
【少しばかりの、沈黙の、後。恐る恐る、唇を、開いて】

だけど。……君は、……そんな、人には、……見えなかった

……きっと、……なかま、も……笑って、いる、から
……みずぼらしい、墓じゃ、無い。……違う、よ

【偽善だった。子供の、謝罪の様な、酷く、拙い、其れだった。】
【聞く者が、聞けば。呆れて、しまいそうな、其れを。ただ、ゆっくりと、紡いでいく】
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 21:51:11.93 ID:aACXuzX/o
>>460

服装整えろー、とか。髪を染め直せー、とか。ピアスすんなー、とか
アイデンティティってそんな、外見だけの安っこいものじゃあ無いと思うんだ
見た目を整えるのは、何処でも必要とされる事。それを個人否定とか取るんじゃあ無いよ
何せ世の中、寝癖一つで大きくマイナス付けられるんだから……と

……それ出来るなら、最初にやってくれれば悩まずに済んだのにな……

【高等学校の面接指導教官の様な事を言いつつ、何気なく男の方を見て】
【仮面が外れた事に、ほっとした様な疲れた様な、様々な感情の混ざった言葉】

……入口やり過ごせば、後はどうにでもなる。もう幻術師でも見つけるか、催眠術師でも探すか……
賄賂の類じゃどうにもならないだろうし、どーすっかと思ってた所だけどさ

……で、何が狙いだ?
良く分からんが接触して来て、駄目出しされると服装変えて
まるで、何か目的が有る人間のようなやり口じゃあないか

【よいしょ、と立ち上がり、ニコチン切れの為に気だるそうに首を回して】
【刑務所の入り口の方に体を向け、声だけ男の方へ】
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/29(火) 21:52:18.16 ID:DDx4bbHh0
>>461

…そうだな…あいにく俺の武器はこいつなんでな…

【と言って右手に赤い銃、左手に青い銃を具現化する】
【銃使いということはどう見ても遠距離型】
【しかし男は続けてこう言う】

…なんつってね。ハンデやるよ。この距離で十分だ。

【笑って両手の銃を回す】
【銃使いが近距離を戦うとは普通なら自殺行為に近いが…】
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/29(火) 21:53:25.16 ID:YIqR6TY0o
>>453
【噴水広場の場所に顔を向け】

…餌…か?

【くるくる回るメリーゴーランドを背に歩き出す】
【目指すは噴水広場】
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/29(火) 21:56:30.11 ID:YIqR6TY0o
>>455>>466です、なぜかID変わった
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/29(火) 21:58:56.82 ID:m3j+iqcAO
>>458
えっと…そんな…事では……無くて……
【嫌な感じがしたから。そんな事を言える筈もなく、結局少女はハッキリと言葉を口にすることはなかった】

【そして泥のような言葉が少女の鼓膜を叩き】

シ、シズリ…さ……

【はぁ はぁ はぁ】
【呼吸が乱れる】

【どくん どくん どくん】
【動悸が乱れる】

【瞳は小刻みにぶるぶると震え、涙が滲む】
【次いで手が震え、小さく開けられた唇も震え始めた】


【車椅子に座る少女から見れば必然、見下ろされる形になる】
うぅ……ぅ……
【パニックになった頭は周囲の風景を小さく、此方を見つめる女性を大きく見せて】

【ギシ】
【知らぬ間に体をのけ反らせていたのだろう、そんな音が車椅子から聴こえてくる】

セシ……リア……
セシリア……ランツ…です………

【逆らえない】



【私は】


【このヒトが】



【怖い】

469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 21:59:37.32 ID:myI58Uuzo
>>462
【注文の長さに思わず凍りつく猫少女だが、胸の布の中身を覗いてなにやら数えた後、店員に向かって投げた言葉は】

同じものをもう一セットお願いします!

【注文を受けに来た店員が半泣きになった】
【が、二名が本気である事を悟ったのか、涙目のままカウンターを経由して厨房へと引っ込む】
【ウェイターが置いていったお冷に口をつけたとき、その厨房からどよめきが上がり、】

「…諸君、腕の見せ所だ! がんばろう!!」

【そんな熱血した声が響き渡る】
【客は何事かと振り返ったり身を乗り出すが、猫は気にした様子が無い】

確かに便利ではあるんですがねぇ…これが中々癖がありまして。
出力制御を間違えると血管がズタズタになったり、何の前触れもなくふぶきの山の中とか、砂漠とか…。
酷いのは見知らぬ土地に出てもう一回転移しようとするとループしたり、酷いんですよ!

【ぐちっていると、最初のハンバーグセットが届いた。おそらく少女のものも同時に届くだろう】
【フォークとナイフを器用に持ち、頂きますと手を合わせると、所作だけは優雅に、けれど尋常ならざる速度で口の中に押し込み始めた】

しかも魔翌力の補充がネックでして、こうして食事しても眠って瞑想しても燃費が悪いから一瞬で使い切ったり!

【『声』と猫本人が独立しているからって、声は喋る事をやめない。そして猫も食べる事をやめない】

あ、そうだ。お名前を伺っていませんでした。
私たちはブルーラインと申します。あなたは?

【すごい勢いで運ばれてくる品々…その二品目に取り掛かる猫少女は、仕草は優雅だったがむちゃくちゃな量を食っていた】
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 22:02:05.02 ID:B8WHN+ico
>>466

そろそろ髪も切らねぇとなぁ……

【青年は自分の砂色の前髪を右手で捻ったりしながら噴水広場を徘徊する】
【手で司会の半分を覆っているからだろうか、或いは下駄と言う履物を履いているからか】
【どちらにしても青年の足取りは覚束ず、ふらりふらりと今にも足が縺れそうだ】

でもなぁ、金がなぁ……

んー…落ちてねぇかなァ……

【運が悪ければ、噴水広場に入ったところでこの青年にぶつかるかも知れない】
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 22:04:19.34 ID:N+WmPQB5o
>>463

そ、友人。
………腐れ縁なんてもんは、自分が思った以上に多くてな

【へにゃり。何処か呆れた様な―――そんな風な笑みを浮かべる】

治らぬでござろうなぁ。治そうにも先立つものは無し。まぁ困る事でも無い故。放っているでござる。
…………………ふむ

【彼は、目が見えない。今も、之からも】
【故に、声の抑揚から表情を見分けるしかない―――それが、嘘かどうかも】
【最後の明るい声には、ただ小さくうなずくだけで】

…………照れるでござるな。理由も無しに持ち上げられるのは

【偽善の様な言葉を、真っ向から受け止める】
【年齢の割に根が純粋なのだろうか…偽善で在ろうと、褒められれば嬉しそうに、照れくさそうに、頬を緩めて】

あ、そうそう。
君に質問が有ってな

【と、突然話題を転換し】

―――――君は友達が居ないのか?

【クソ失礼な事をドストレートに尋ねた】

/すいません。お風呂逝ってきます
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 22:04:41.23 ID:kMq4usvDO
>>465
 へえ、自信満々だな。
(……なんかちょっとムカつくなコイツ)
 
【そんな事を思いながら、青年は構えを取る】
 
 ──始めるか。
 
【青年がとったのは左半身を前に、右半身を後ろに下げたオーソドックスな半身の姿勢】
【微かに踵を上げたその姿勢は、ステップとフットワークを重視したスタイルであると武道に精通する者ならば判るだろう】
 
 ────。
 
【構えを取り、青年は待つ】
【両の眼はロウの全体像を捉えながらも、意識は確りと二挺の銃を捕捉している】
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/29(火) 22:05:14.74 ID:FwSyhiC00
>>464

≪いや、違う………これはそういうモノではないのだ
                         個≠フない我が違う個≠付けるのが嫌だったのだ≫

≪つまりはプライドがあったのだろう………だが
                      それでは状況に変化は訪れない…だから、それを捨てた≫

≪何かを変えるには、相応の努力が必要がある…そういう事だろう
                             よい教訓だ…礼を言う≫

【顔色を変えず、唇を動かさず、相手に無表情で折り返す】
【この顔も、上から貼り付けた擬顔≠ネのだろうか、よほど素顔を見せたくないようだ】
【とてつもない恥ずかしがり屋…ではないだろう多分】

≪そうか……その類も可能ではあるがな……まぁいいだろう
                          これでピースは揃ったわけだ≫

≪狙いか……なくはない……がこれと言って具体性もない
                          少女の望みが完成される事による
                               何かしらの変化を期待しているだけかもしれない、この世界に対しての≫

≪何も変わらぬならそれでよし―――また違う変貌要素を探すだけだ≫

【ザッザと向かっていきながらそう答える】
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 22:08:19.12 ID:8QEe/3FLo
>>469
【お冷を、くぃっ、と飲む動作は確りとした躾を受けている様な上品な物で】
【只の馬鹿である訳では無いようである】
【しかしながら、所作こそ優雅であるがその表情は嬉々としており、口元も緩みっぱなしであるために】
【やはり、評価は馬鹿という事になってしまうのだが】

ほう……、色々と面倒なことが有るのだな。
私のこの体質は生まれつきだからなぁ……。
昔は割と困ったんだ、之でも。興奮すると服が燃え尽きたりしてたからな。
まあ、今は“滅多に”ないが。

【そう、火を着ける事ができるほどの高温の体温にすることが出来るのならば、必然服が燃え尽きる事も有るのだった】
【そして、運び込まれるハンバーグセットをナイフとフォークの扱いは慣れていないのか、箸を受け取り食べ始める】
【ひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐ】
【怒涛の勢いで食べ物が飲み込まれていき、しかしながら器用にそのまましゃべり続ける】

わかる、わかるぞその気持ち!私も一日五食は食べないとお腹が減って仕方が無いのだ!

【一品目完食、箸が残像を残すレベルで駆け巡り、二品目に差し掛かる】
【ひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐ】
【ひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐひょいもぐ】
【口に物を貯めること無く、ただ只管に、普通にご飯を食べる動きを高速化するだけで、数十倍の速度で食事が飲み込まれていく】

ああ、私は花城 火憐[ハナシロ カレン]。
花鳥風月一派戦術道場の道場主だよ。
よろしくな、ブルーライン。

【ひょいもぐしながらにぃ、と気取った笑みを浮かべて自己紹介】
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/29(火) 22:09:36.48 ID:YIqR6TY0o
>>470
【平穏を絵に描いたような噴水広場、ベンチに腰かけた男性が新聞を開く】
【大きな見出しには'食人鬼・グレア 廃遊園地に出没'とあった】
【その見出しの下に載せられた写真と、寸分違わぬ姿の者が目の前を通ったのだが】
【男性が気づくことは無かった】

い た

【グレアの目に、砂色の髪の男が映る】
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 22:10:02.74 ID:6eMvUB+lo
>>468

セシリア・ランツ──セシリアちゃん、か

いい名前だね……セシリアちゃん

【声が、呼ぶ】
【シズリの声が、セシリアを呼ぶ】
【自分の声を。自分の色を】
【セシリアの脳裏に擦りこむかのように──】
【何度も。何度も。何度も何度も何度も何度も何度も──何度、も】
【甘く熟れた声は、セシリアへと語りかける】


ふふ────どうしたのかな、セシリアちゃん


       酷く

                              具合


              悪そうだけど



【相手が自分と同じ目線ではないことを良しとしないのか】
【シズリは、仮面のように笑みを浮かべたまま──吐息を熱く湿らせて】
【セシリアと目の高さが同じようになるよう、そっとしゃがみこむ】



     『 横になれるところに──移動した方が、いいんじゃないか、なーぁ? 』



【そして、そのまま──】
【無意識にシズリから距離を置こうとしていたセシリアを、絡め取るかのように】
【ゆっくり、ゆっくりと彼女へ自分の顔を近付け】
【硝子細工を扱うかのように、酷く優しく】
【セシリアの頬へ、己の右手を触れさせようとして────】
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 22:15:01.58 ID:aACXuzX/o
>>473

………この時間からだと、本題に辿りつけるかは分からねーけどな
適当な所で、今回は普通に引き下がる事になるだろ………多分
まあ、それでも良いか………一度下見するのは後に繋がるし

………ああ、それと。分かる言葉で話してくれ
私は頭のスイッチが入らない限り、そーいう話は苦手なんだ

【刑務所の入り口、巨大な壁しか見当たらないようなその場所】
【明確にそこにある≠ニ自己主張するカメラに、少女は何かを見せて】
【序でに帽子を取って、自分の顔もはっきりと映させた】

【暫くして、目の前の壁が左右に開き、その奥に通路が見える】
【少女は、その通路を進んでいく】


……あー、えーと……ここ、か?
以前に見学許可貰ってた、夜の国自警団の木川と申しますけれど……はい、はい
ええ、そうです、そんな感じです、はい

【突き当たりの方に有るのは、防弾ガラス数枚で固められた受付】
【スピーカーから向こうの声が聞こえ、近くのマイクで向こうに声を送る】
【偽名で名乗り、時々は男の方も指さしたりして】
【それから更に幾らか待てば、刑務官が数名現れる】

【何れも、戦場レベルの重火器を身に付けている刑務官は】
【少女と男を、それぞれ別な一室に連れていこうとする】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/29(火) 22:15:54.14 ID:DDx4bbHh0
>>472

…ほう。 ハンデは無くてもよかったかな?なーんて
【彼の構えを見て笑ってそんなことを言う】

見せてやるか…対近距離用体術…<MKG(マーシャル式ナックル&ガン戦法)>をな!!

【そう言って左足を踏みこみ彼の右脇腹に右の銃で殴りかかる―――ようなモーションをとり殴るように見せかけ、「撃つ」】
【銃弾は左脛に向かう】
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 22:18:30.16 ID:myI58Uuzo
>>474
【ああ、やっぱりこれだけ注文するって事は食うのも早いんだなぁ】
【口こそ食事のために使われているため(そもそも声とは無関係)表情でそれを表現しながら、】
【次々やってくる料理を遠慮なく食べる、食べる、食べる】

花城、火憐さんですね? よろしくお願いします。
それはそうと、花鳥風月、ですか?
なんとも雅やかなお名前ですが、その様子だと、さぞかし名のある実戦剣術なのでしょうね。

【何気ない声がそれを口にして、一瞬猫の食事の手が止まった】
【ちらりと視線を上げて火憐を見、何かに気付いたように小さく頷く】

…あ、あの、もしや、あなたのおじい様は、戦場で…

【猫は食事の速度を上げて三枚目の皿を空にし、四品目…ジャンボパフェのカップを少し音を立てながら引き寄せた】
【大口を開けて天辺のチェリーを呑み、大げさに美味い、と笑顔を見せて頬を押さえた】

あっ、ちょっ、マスター私にも! 私も味覚共有させてくださいっ!!

【声が慌てたように主張するが、ブルーラインは気にせずカップを空にしていく】
【少し作法が崩れて口元が汚れるが、完食後に丁寧に拭って綺麗にする。手馴れたものだ】
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/29(火) 22:22:09.33 ID:FwSyhiC00
>>477

≪本当はやいりたくなかったけど、やらなければ何も始まらないから頑張った≫

≪これなら大分分かりやすいのではないか?あぁ多分大丈夫だろう≫
≪我の努力を無駄にしないよう、頑張ってくれ、頼むぞ≫

【ぎこちない様子で話し方を変えた、まだイマイチ聞き取りずらいが】
【少女のあとに付いて、ゆっくりと歩いて行く】

≪私はどうすればいいのだ……指示がないとわからんぞ≫

【身体を前に乗り出し、少女の耳元に囁きかける】
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 22:22:35.46 ID:B8WHN+ico
>>475

病院食もなぁ…味気ねぇし
何をするにも、金、金、金、と来たもんだ。面白すぎるだろ、クソッタレめ

ん……?

【視線を感じる、音も?】
【つい先まで広場の一角にある売店のショーウインドウへ向けられていた目は、>>475へ向けられて】
【まずはその身形を確かめる心算だったが…】



【男は何故こっちを見ているのだろう?独り言が煩かったから?患者衣がそんなに珍しいのか?】
【ありとあらゆる思考が青年の身体を駆け巡る】
【疑問、興味、本心、警戒、好奇、調査、確認、法則、発言欲、etc】
【兎に角、さまざまな思考を以って視線を男に送る】
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/29(火) 22:22:56.65 ID:FwSyhiC00
>>480

【そのままおとなしく連行される】追加で
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/29(火) 22:26:06.50 ID:VlmChp890
>>471

……。腐れ縁、……。……そう、だね
……知り合った、人、は……大切で。……二度と、離れる、ことは……無い、から

【離れて。其れでも、また、巡り会う。その、言葉が、自分にとって、矛盾≠ノ感じて】
【「自ら、離れようとすることは、間違いなのだろうか。」そんな、意味を持った。呟きを、漏らすだろう】

……。……そう、……でも。……いつか、見えるよ、……きっと

【見えない、よりも、見えた方が、きっと、素晴らしい。彼女は、酷く、自分勝手に、我侭に、そう、考えている。だから、そんな事を】
【声には、何処か、小さな、寂しさと。其れでも、前向きに、行こうとする、暖かさが、含まれて】

……っ、……。……

【その、微笑みに。胸が、締め付けられる、思いで。自分の、頼り無い、言葉が、どうしようも無く、恥ずかしくて】
【だが、矢張り、彼は。暖かな、日の、光の様に、優しい人で「友達が居ないのか?」】

                                        
【 】


―――えっ


【上手く、思考が、纏まらないのか。表情も、体も、硬直させて、ただ、じっと、沈黙している】
【何故、行き成り、彼は、それを、問い掛けて来たのか。感動が、夜空の彼方に、飛んだ気がした】
【ただ、混乱ばかりが、思考を、埋め尽くして。ノイズばかり吐くラジオの様に、口から、小さな、笑い声が、漏れ始めている】
【壊れた。というか、ここまで、まだ、質問に、答えていない。駄目だ、このババア、早くなんとか、しないと】

/行ってらっしゃいませ!
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 22:27:33.26 ID:aACXuzX/o
>>480

………何もするな、が今の答えかな
余計な事をして怪しまれるな、向こうに従え
時間がもう少し有れば、お前にやって貰う事は幾らでもあったけど
今回のプランだったら、今はする事は無いよ……今は、な

【囁きへの返答は、何もするな、である】
【どういう手段かは兎も角、一応だが入り込む事は許されたのだ】
【途中で怪しまれて追い出されなければ、幸いである】

【別な一室へ案内されれば、刑務官が荷物の検査を始めるだろう】
【衣服のポケットなどに何か隠していないかを手で、更にレントゲンの様な技術で】
【もし武器を隠しもって居れば、それを預かろうとしてくる筈だ】
【此処は刑務所、ただ入るだけでも手間が掛かるのである】
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 22:27:33.30 ID:8QEe/3FLo
>>479
【そうなのだ、食べるためだけに使われているなら露知らず、火憐の場合は“食べながら”話しているのだ】
【その上で、米粒一つ飛ばすこと無く、そして頬を膨らませずに会話をしている】
【その食欲のポテンシャルたるや、恐ろしいものであることは想像に難くないだろう】

っふ、お祖父様が長年研鑽を重ね創り上げた剣術だ。
無双の名を欲しいままとするとは言わないが、弱いはずはない。
私自身、自慢ではないが大分強い部類だからな、はっはっは!!

【自己の剣に大きな自信を持つのか、誇らしげに語る】
【その誇りは、剣術のみならず、むしろその技を創り上げた祖父にこそその気持ちを強くいだいているようで】
【そして、猫の言葉に、軽く首肯を漏らして(この時点で3品目終了である)】

……ああ。先日祖父の知り合いが遺品の刀を届けてきてな。
正式に私が流派を継ぐこととなった。だからこそ、自分が師範を名乗るに足るかどうか……。
そして、お祖父様を超える為に、旅に出たのだよ、私はな。
お祖父様より強くなるのは、私なりの追悼なんだ……。

【少し、表情に陰りが見えて。……祖父の死を知ったのはつい先日】
【まだ完全に吹っ切れているわけではないのだ】
【それでも、気丈な火憐は次には、もう元の明るい表情を取り戻していた】
【パフェを見て、口元をにっ!と歪めて】

ウマそうではないか!む、これはうまい!
近所の饅頭よりもずっと美味しいな。
うむ、うむ、うむ、ぐっ、これはかき氷特有の……ッ!
なんの体温を上げればー!

【なにやら騒ぎながら全力でパフェをかっこんでいる】
【ぱくぱくなどではなく、わしわしわしってカンジダ】
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 22:27:35.42 ID:kMq4usvDO
>>478
(ちッ──)
 
【ロウの目論見通り一瞬撹乱を受けた青年の初動は、ほんの僅かに遅れた】
【しかし元から警戒していた事が幸いした。銃口が脛に向かったことに一瞬早く気付き、足を動かした】
 
(脛狙い、か)
 次はこっちから行くぜぇー!
 
【直撃こそしなかったものの、銃弾が脛の肉を抉るが──青年はそれに構わず左足を踏み込んだ】
 
 せ、
 
【踏み込みと同時に放たれたのは、風切り音を伴う鋭い左のジャブ】
【しかしこれは、謂わば牽制。当たろうが当たらなかろうが構わない】
 
(本命は──)
 
【踏み込んだ左足に追従させるように右足を踏み込む。半身の姿勢は崩さないままの素早い踏み込み】
【──右手首を“締める”】
【がっちりと手首を硬めて拳への力の伝導率を高め──】
 
(──こっちだ!)
 ッらぁ!
 
【放たれたのは、右のストレート】
【“手首を締める”ことによって力の伝導率を上げるという特殊な技法を持って放たれた右拳は、ロウの腹を抉らんと肉薄する】
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/29(火) 22:28:41.07 ID:m3j+iqcAO
>>476
【ずりずりずりずりずりずりずりずり】
【毒を頭に刻まれ、刷り込まれ、そしてそれは染み込んでいく】


【気付けば、シズリさんは目の前にいて】
ひっ…ぅ……気持ち…悪……
【ますます心がかき乱される】


【シズリの手がセシリアに触れた所で、彼女の体はビクリと跳ねた】
【いやいや、と、駄々をこねる小さな小さな子供の様に、泣きそうになりながら顔を小さく横に振る】
【そして小さな唇を震わせながら、うわ言の様に何かを呟いている】
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/29(火) 22:31:38.45 ID:YIqR6TY0o
>>481
【中世の貴族を彷彿とさせる黒いスーツを纏った姿は】
【穏やかな公園の中では一際目立つ姿であり】
【なおかつ口元の夥しい血糊が、周囲の者からざわめきを呼び起こすが】
【彼は一直線に患者服の男めがけて走りだす】

い た !

【新聞を読んでいた男が、周りの異様な空気に気づいて顔をあげ】
【もう一度新聞に目を落とし、一面に載った食人鬼の写真を見て】
【再び顔をあげ、叫んだ】

「グレアだ!!食人鬼、グレアだ!!!」

【公園内の人々が、弾かれたように逃げ出した】
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/03/29(火) 22:33:13.97 ID:FwSyhiC00
>>484

≪了解した…………≫


【淡々と、機械的に頷いた】

【その後の手荷物検査にも、何の抵抗もすることなく応じていく】
【これといった武器も見当たらないだろう】

//次から携帯になりますのでさらに文が雑になりますがご容赦を…
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 22:39:25.32 ID:aACXuzX/o
>>489
【手荷物検査が終われば、更にその向こう】
【また壁が開いて、次の通路へと案内される】
【メートル単位の厚さの壁を幾つか超えたあたりで、少女もまた合流し】


………あー、面倒だなこーいうの……まあ、仕方ねーか
うし、さっさと見て回るぞ……

【後方で壁が閉じると同時、奥へ】
【薄暗い急な下り階段を、下へ下へと進んでいく】

【進んだ先は、長い通路】
【両脇には、防弾ガラスと鉄格子が組み合わされた牢が幾つも並んでいて】
【少女は紙の束に目を通しながら、牢を覗きつつ歩く】
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 22:40:15.19 ID:8CF9/6m5o
【路地裏】

…………誰もいない。

【漆黒のローブを着用し、人目を避けるかのように深くフードを被る少女が歩いている】
【フードの隙間から覗くのは、くすんだ銀色の髪と】
【りんごのように透き通った真紅の左眼に、固く閉じられた右眼】
【首全体が黒色の水晶で構成されており】
【大口径拳銃をローブに括りつけ、翡翠色の指輪を左手中指に嵌めている】
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 22:40:25.95 ID:N+WmPQB5o
>>483

そ。腐れ縁。離れても何故か出会ってしまう鬱陶しい奴らでござる
…尤も、拙者にとってのそんな奴らも何人かは―――――

【言いかけるも、ふぅ。と一度息を吐き出す】
【まるで誤魔化す様に―――若しくは言うまでも無いと言う様に】
【ただ少々――懐かしげな、それでいて悲しげな口元がその真実を語っていて】

んー、それは困るでござるなぁ……
…拙者人を見ちゃうと斬りたくなる病にかかってる様で、見えてしまうとマズイんでござるよ
ま、多少の不便さに文字通り目を瞑れば、中々快適に過ごしているでござるしな。無問題でござる

【訳が分からないが、とても分かりやすい病名を告げて。少々困った様に頬を掻く】
【そして。何事もポジテブに考えようなんて、暖かげな…いや、なまぬる〜い笑みを浮かべて】

【――――嗚呼。クソ失礼な事をクソドストレートにクソ聞きやがった癖に。この男の眼差し(?)はクソ真面目そのもので】

あっ…ああ、いや。先程友達に関する話題を出した辺りで謝られたでござるから………

【―――――――少々可哀想なモノを見る様な雰囲気が、また腹が立つかもしれない】

/烏の行水とは私の為のことばである
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 22:41:04.14 ID:6eMvUB+lo
>>487


      大丈夫かな

                     セシリアちゃん


【──そんな言葉を投げかけることが出来るなら】
【どうして彼女は、笑っているのだろう】
【何故、シズリは──にこりとした仮面の笑みを、張りつけたままなのだろう】
【腐敗した林檎のように】
【蕩けきった蜂蜜のように】
【シズリの言葉は──噎せ返るほど甘く。酔いそうなほど、熱い】


【セシリアの肌に、シズリは愛おしげに触れ】
【つぅ、と──大切そうに、切なげに】
【彼女の頬から唇へ。己の白く細い指を這わせようとして──】


──────?


【ふと。彼女の表情が変わった】
【笑みが一瞬消え。真顔の──素の表情へ】
【恐らくはセシリアの唇が震えながら紡ぐ言葉が気になったのだろう】
【静かに、静かに。相手の言葉を一言たりとも聞き逃さないように】
【シズリは、そっと──耳を澄ます】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 22:42:14.63 ID:myI58Uuzo
>>485
【此処にきて、ブルーライン、スピードがやや落ちる】
【感情的なものなのか、或いは単純に胃の限界かは判別しがたい】
【けれど火憐の様子を見て、すぐさまペースを取り戻し、負けじと食う】

【なんとなく、ここで笑顔以外の顔をしてはいけない】
【詰まれた皿や、机の端で待機する『怪物』に微妙に隠れた顔は、そう言っていた】

【なお、チョコレートケーキは本当に味わって食べているようだ】
【一口食べる毎に恍惚の溜息を漏らし、幸せに表情を緩ませている】

そうですか…ですが、それは、いいきっかけかもしれません。
私も、いろんな人を見てきました。時には最後の瞬間に立ち会ったり――――――

【声は、言いかけて、やめた】
【続けようとした言葉を取り消して、別の言葉を用意するような若干の間があり】

――――それを受けて、新たな道を選択する人も。
道は、決して平坦ではありません。
選択した道の先、もっと、より深い絶望と出会い、折れてしまった人もたくさん…。

【さぁ、いよいよ『怪物』とご対面だ…そう勢いづいたブルーラインは、】
【先ほどのジャンボパフェとか、そんなもの目じゃねぇといわんばかりの、天上に届きそうな偉容に、絶句】
【一度首を振って火憐に目線をやり、その表情を伺いながら、改めてかじりつく】

【これは大変だ、と肩が語っているのが、『怪物』越しに火憐にも見えただろうか】

そしていずれ…道を行く限り、どうしても心は削れてしまうでしょう。
細く、か弱く変わってしまう心…一歩間違えれば、すぐにでも壊れてしまうような試練の群れ。
…そこで先へ進めるのは、『それでも』折れない意思だけです。

【大変だが、ブルーラインは懸命にその山へ立ち向かった】
【若干苦行めいていたが、難儀しながらも味は確かなようで、そこそこのスピードで『怪物』と格闘する】
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 22:43:12.35 ID:B8WHN+ico
>>488

【逃げ出す人々を尻目に、青年は淡々と接近してくる男を分析する】

ん……なんだ?

知り合い……じゃ無いな。
血……ってことは、ああ。そういう……

【彼奴が知り合いにいたような記憶は無い。と青年は思う】
【なら、自らに用がある人間でその用も限定されてくる。加えて口元に塗りたくられた血液】
【とりあえずは危険性の有る人物ということにしておこう】

【と、青年は仮定した】


なら俺も逃げてぇんだけど……んー

てか、俺がああいうのに狙われる覚えはあんまり無いんだけどな

【にも関わらず青年はポケットから両手を抜いて、棒立ちするばかり】
【未だ逃げる様子は無く、ただただ立ち尽くすのみ】
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/29(火) 22:43:48.32 ID:DDx4bbHh0
>>486

っ!!直撃避けるたぁやるな…!っと…!!

【相手が構わず踏み込んでくることはロウも予想していない】
【が、絶妙のタイミングで状態を後ろにそらすことでジャブがロウの鼻先をかする】

グハッ…!!

【しかし追撃の右は避けられず、強烈な拳がロウの腹をえぐる―――!!】
【ロウはこの右が腹をえぐる瞬間に軽く後ろに体を倒す】
【このことによりほんの少しだが威力を減らす、がロウの体は後ろに軽く吹っ飛ぶ】

(…ここからが真骨頂だぜ…!)

【ロウは吹っ飛ぶ瞬間に両手を後ろに回し相手から銃を見えなくさせる】
【そして吹っ飛んでの空中、その状態で両銃から弾丸を自分の股下に撃つ】

【すると2つの銃弾が路地裏に散らばるロウの股下にあった小石にそれぞれぶつかり、低弾道の跳弾が両脛を狙う―――!!】

(相手をとらえるために最優先で脚を狙う…賞金稼ぎの常識さ)

【ロウの体が地面に落ちた瞬間後転してうまく受け身をとる】
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 22:44:53.21 ID:pfPZGYOAO
>>490

《なんだ、囚人でも解放するつもりか?少女は…まさか視察が目的ではあるまい》

《それによる結果は何が起こるのだ?》

【壁を眺めながら感慨ない調子でそう問いかける】

【特に意味はない、単純な疑問を投げ掛けるだけだ】
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 22:50:54.74 ID:aACXuzX/o
>>497

………お前さ、本っとーに良く分からないのな
それ、別に聞きたい訳じゃないんだろ?こっち見てないし

どうせ今回は計画全部出来ない、下見するだけなんだから
だから結果は何も起きないよ。ただ、知識と経験を得られるだけだ

ただし牢屋の中の人間とは、会話以外の経験は得られない
会話する事を選ばないんなら……歩くだけになるな

【相手にとってはどうだか知らないが、少女には意味もある事の様で】
【手元の紙の束、おそらくは囚人の資料を見ながら、適当な牢の前に止まる】

………此処は……ああ、一般的な小悪党
詐欺師、だな。能力が有るから厄介な、だけど中身は只の小物って奴
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 22:51:46.04 ID:8QEe/3FLo
>>494
【わしっ、わしっ、もぐもぐ、わしっ、わしっ、もぐもぐ】
【擬音で言うとこんな感じの食べ方でデザートを攻略して行った】
【あえて、元気さを作っているのか、素なのか。その笑顔からは判別し難いだろう】
【剣士として、心を読まれづらく振舞うのは当然であるのだから】

……ああ。私は、立ち会えなかったよ。
只、お祖父様の剣が、全てを教えてくれたけど。

【そっ、と慈しむ様な表情を浮かべ、刀に手を這わせて】

ああ、知っているさ、そして分かっている。
私の歩む道は、苦難の道……修羅道であることも。
祖父は生粋の剣鬼であったからな。
だからこそ、私が祖父を超えるのであれば、私もまた、“剣姫”に成らねばいかんだろう。

【その表情は、馬鹿な笑いを上げる少女の物ではなく。人を殺してでも道を突き進む剣士の其れ】
【どちらも、素であるのだろう。剣士としての彼女も、只の年頃の少女としての彼女も】

……ああ、しかし、折れるわけには行かぬ。
私は、花城火憐。剣にしか自己の価値を見いだせぬ淋しき女。
だからこそ、この意志は砕けることを許されぬのだから。

【そして、“怪物”と相対する火憐】
【先程までの剣士の態度はまたもなりを顰めて】

……はっははははっは!いいだろう、山があればただ登るのみ。
私の胃袋を舐めるなよ、――――“怪物”め。

【凄みの有る表情を浮かべ。全力で挑んでいく火憐】
【その速度。衰えることを知らず】
【巨山は、凄まじい速度で丘へと姿を変えていくだろう】
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/29(火) 22:52:05.47 ID:BwSDk6R9o
【路地裏】


【無数の鋭く、且つ深く抉られた傷と焦げ跡の残る、死体が一体転がっている】
【血の匂いとタンパク質の焼ける嫌な匂いが混じり、気持ち悪い匂いが漂う】
【道しるべの様にそこから血痕が続いており、容易に辿る事ができる】

───うっく…ひっく

…えぐっ……

【辿った先には歪んだ魔翌力が漂い、そして、すすり泣く声が聞こえる】
【声の持ち主は塀に隠れるように体育座りの姿勢で屈みこんでいる
 翡翠色の真っ直ぐな長髪と、潤んだ翡翠色の瞳を持った少女】
【その背中には黒紅色の翼が伸びていて、塀から僅かに覗いている為
 頭隠してなんとやら、割とすぐに場所が分かるかもしれない】

【続けて見えるのは、鋭い爪が生えた、真っ赤に染まった異形の腕】
【死体の傷からしてほぼ、犯人は彼女と見て間違いないだろう】
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/29(火) 22:52:32.79 ID:YIqR6TY0o
>>495
(にげない…?)
(へんなやつだ けいかいするか?)
(でもとにかく腹が減った!!!)

【棒立ちの青年の首筋を目掛け、グレアは飛び上がる】
【口から覗いた牙は鋭く尖り、爪も長く鋭く強化されているが】
【身体能力としてはやや鍛えた人間程度のようだ】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/29(火) 22:54:07.80 ID:YIqR6TY0o
/口調の文体をちょっと変えます、キャラ定まってなくてすまん
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 22:54:25.12 ID:jrIT1vxDO
【路地裏】

「ぐ・・・くくっ」

『おねぇちゃぁあん!!』

【暗く湿った不潔な路地裏に1人の少女とその弟と思わしき幼い少年・・・それと三人の男が居る】
【少女は三人の男の一人に後ろから羽交い締めにされ、正面からは脱色した髪と・・・薬物だろうか?溶けてギザギザになった歯を持つ男に何か錠剤のようなものを飲むように強要されている】
【一方、少年は残ったもう一人の男に地面にねじ伏せられてる】 

『くそっ!ねぇちゃんを話せ!』
〈あっ!?黙れクソガキッ!!〉
【少年をねじ伏せている男がねじ伏せている手に力を入れる】
【少年の悲鳴が夜闇に響く】

「止めて!弟から手を離して!!」

だったらさっさっと飲めよメス豚・・・なんならソイツにお前の可愛い弟をカマ掘らさせてもいいんだぜ・・・

〈勘弁してくれよダーティー!ヤらせるならよぉ、そっちの上玉なねぇちゃんにさせてくれや〉

《そーだぜダーティーそのままいただいちまおう》

【ダーティーと言うらしい・・・錠剤を少女に飲ませようとしているこの輩は・・・・・・】

うっせー、てめぇらはマスかいて我慢しとけ・・・お?なんだ最初から素直にしときゃあ・・・・・・ 

【今の少女に他に選択肢があっただろうか・・・少女はその白い円形の表面に女性のマークが刻まれた錠剤を飲む】

504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 22:54:33.05 ID:rTWSqYDDO
【路地裏】

むう…流石に[ピーーー]のは気が引けるしな…

【綺麗な黒髪で真っ黒な目をした少年がそこにいた】
【黒のコートを羽織り何か呟きながら面倒そうに目の前の男2人を見ている】

「だから金さえ出せば命は取らないって言ってるだろう?」
『それとも俺たちと良いことでもするぅ?』

【ちなみに風ではためくコートの中には】
【サイズぴったりのメイド服が見え隠れしている】
【そして顔、声質共に少女とも感じる事が出来るものだ】
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 22:57:34.38 ID:pfPZGYOAO
>>498

《気にするな、ただ聞いていただけだ、興味はないが、変化には繋がるかもしれん》

【ぼけっとした調子で問いかけに答える】

それはそれは……どこかで聞いたような男だな…
仕立てておいてなんだが…

【珍しく、面白そうに言う】
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/29(火) 22:57:53.01 ID:m3j+iqcAO
>>493
【セシリアは瞳からつ、つーっと涙を流しながらシズリの顔を見つめる。瞬きをしないその眼は確かに恐怖に彩られていて】
【シズリの言葉が聞こえていないように――いや、実際聞こえていないのだろう――ぶつぶつと何かを呟いている】

【耳を澄ませているなら、判る筈だ。それが何人かの人名であるということを】

【そして、女性は知っている筈だ。その内二人の名前を】


いや…
       怖い…
   助けて…
              フォルスさん…

       助けて…
            護君…

      護君…護君…助けて…お願い……
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 23:03:36.24 ID:kMq4usvDO
>>496
(手応えが有るが……薄い、通っちゃいねえな……!)
 
【青年の拳は特別製だ。鉄に打ち付け鍛え上げた、正しく“人を殺せる”拳】
【硬く練られた拳は、硬いが故に普通の拳よりも力の伝導率が高い】
【そこに“手首を締める”技法を使うことで更に力の伝導率を上げたのが、先程の一撃】
【だが──】
 
(……直撃しなきゃ只の拳だ)
 
【そう。ちょっとでも後ろに跳ばれれば、それはただ威力が高いだけの拳】
【硬く、力の伝導率が高い青年の拳は体にめり込めば、その力を相手の体に余すことなく伝える】
【防御されてもそれは同様。普通の拳とは一味違った威力を発揮するのだが──直撃しなければ普通の拳より多少威力が高い程度】
 
 次は“当てる”──……っ!?
 
【ロウを吹っ飛ばした瞬間には銃声が聞こえた】
【しかし、銃弾がどこから来るのか、判らない】

(吹っ飛ばされながら撃つか……! どこから来るのか分からねえとなれば!
)
 
【銃弾が聞こえた後の一瞬。青年は刹那の内に判断を下す】
 
(前に進むしかねえよなあ……!)
 
【青年は即座に踏み込みを選択。先程と同じく半身の姿勢を崩さずに地を蹴るが──】
 
 っぐ、ぁ!?
 
【直撃、着弾】
【二発の銃弾が脛を貫き、青年は踏み込みを中断。間合いは詰めることが出来たが、追撃するには至らない】
 
 は、やるなあアンタ……!
 
【青年は受け身を取ったロウを見る】
【倒れたロウに追撃を与え、有利を不動にするつもりが、銃弾によってその隙を見逃すことになった】
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 23:04:29.73 ID:myI58Uuzo
>>499
強い人です、あなたは。

【苦難の末、ブルーラインは肩で息をしていた】
【しかし器は綺麗に空になっていた】
【クリーム一つも残さずスプーンでこそぎ落とされ、軽く布で拭けば次の客に出せるほどに】

【そして、ブルーラインは火憐にちょっときつい目線をやった】

最近、『正義』とか『信念』、という言葉を軽く見ている方々を見受けます。
…いえ、実のところ最近ではなく常々いるものですが…

【次の瞬間には消えていたその意志は、強い怒りか、或いは、憎悪にも似ていて】
【でも、その火はもうそこにはなく、あるのはただ、海より深く空より遠い蒼】

あなたは、間違えないでくさい。
正義や信念…守るべきものは、そんな『言葉』であってはいけない。

【声もまた、ちょっと感情を取り落として語る】
【そのとき、ウェイターが伝票を持ってやってきた】
【顔面に貼り付けているのは懐疑の表情、視線の奥に隠れているのは、僅かな期待、だろうか】

【ブルーラインは平時の表情に戻り、伝票に手を掛け………真っ白になった】
【その猫耳から霧のようなものが漏れていて、目も真丸、真っ白で、何の感情も映らない】

【そっと伝票を火憐に差し出し、】

…すみません、手持ちのお金、いくらあります…?

【声は、恐る恐る尋ねた】
【ブルーラインは、笑い声こそもらさなかったが、軽く痙攣するように笑う】
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 23:05:13.16 ID:aACXuzX/o
>>505

変化させようとしないなら、変化はしないよ
お前の中で何かが変化したとしても……それ、私には分からないしな

……っと……で、この牢の男がやった事と言えば……
「自分はカノッサ機関所属だ」とか言って、通行人から金銭をだまし取ってたとか
ちなみに何で掴まったのかと言えば、何処かでボコボコにされて縛りあげられてたんだと
……本物にでもやられたのか?

んで、こいつの能力は………

【少女の声が終わる前に、防弾ガラスに突き立つ数本の釘】
【だが耐久力は低いようで、ガラスには傷も無く、寧ろ釘がねじ曲がっている】


………こういう能力。はっきり言って役立たずだな。素手で防げるらしいし
さーて、次。次は………路地裏名物強姦魔、か

【牢の中からの届かなかった攻撃を、相手にする時間も惜しいのか】
【少女は奥へ奥へと進み、また別な牢の前で立ち止まる】

【奥に進むに連れ、どうやら重罪人が収容されているようで】
【少しずつだが、空気も宜しくない臭いが混ざり始める】
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 23:06:50.25 ID:3nJ6K8+C0
>>503
【ダーティ以外の男の頭に向かい二発の銃弾が飛んでくるだろう】

また……会ったわねクソ野郎…
【長い翡翠色の髪に、顔全体に包帯を巻き、左目と口と両耳の部分だけを露出している女が左右に一丁ずつ大型拳銃を持ってやってくる】
【両足は膝から下は黒い義足がしてある】
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/29(火) 23:07:06.85 ID:VlmChp890
>>492

……、

【其の、言葉に。思わず、視線を、背けて。浮かべるのは、弱々しい、表情で。一度、黙り込んだが】

……。僕の、知り合いの、人が……哀しかった、ことを、哀しかったままで、終わらせないでって
だから、……っ

【失うことは、ただ、ひたすら、辛いことで。自分も、大切な、人間を、失い、それを、知った】
【故に。教えられ、勇気付けられた、知人の、それを。彼に、伝えようとして。然し、上手く、言えず、黙り込んで。本当に、要領の得ない、少女だった】

……どうして、……。いや、それは……
……じゃあ、……治らない、方が……良いって。君は、……思って、いるの?

【どうして、そんな、病気に。というか、見えてしまうと、人を、傷付けようとして、しまうのか】
【気になった。けれど。もしかすれば、彼の、心の、奥底に、触れてしまうのでは無いかという事に気付き、口篭って】
【思わず、そう、問い掛けた】

【可哀相な、ものを、見る雰囲気に。思わず、人間の右手で、彼の肩を、掴もうと、するだろう】
【もし、触れることが、出来れば。それは、死人の様に、冷たい、肌かもしれない】

と、……友達は。……居るよ、……本当だよ……
……僕が、……勝手に、……呼んでいる、だけかも、しれない……けど、……!

【自分の、言葉で、ショックを、受けて、いるのか。何だか、震えている】
【勝手に、焦って。勝手に、落ち込み始めた。意味が、分からない、奴である】

/お帰りなさい! そして、遅れて、すみません…
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 23:07:45.06 ID:B8WHN+ico
>>501

でもこういうのを捕まえりゃあ、報奨金とか出るかもなァ……!

【今の青年は所謂丸腰】
【だが、今の青年を突き動かす要素は十二分に溢れていた】

【そして感情と思考が掛け離れていく…】



……嗚呼そうだな、出るわけねぇけどなァァァアアアッ!!!

【激情が青年を突き動かし】【構想が青年を管理する】

【青年は飛び掛る男を見据え、当てられるぴったりのタイミングで力任せかつ全力の回し蹴りを放つ】
【空中での回避は難しいだろうという思考、そして金欠からの欲望がその身体の酷使を許容したのだ】

/いえいえ、大丈夫ですよー
/こっちも似たようなものですし…;
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 23:07:46.35 ID:6eMvUB+lo
>>506

(────!)

【表情が、また変わる】
【それは笑みではない。「未だ」笑みでは、ない】
【浮かべた色は、驚愕】
【つい最近知り合った彼らと、目の前の少女が知りあいだった事に──】
【──世間の狭さを改めて認識し。己の幸運を、内心で喜んだ】

【口元に濁り澱んだ笑みが、危うく浮かびそうになる】
【だがシズリは、理性を持ってして押し留めた】
【「ここで嗤えば、この出会いは台無しになる」──】
【そんなことをそっと、思考し】


……好きなのかな。その、護って子


【酷く──酷く、「残念そう」な声色で】
【悲しそうな表情を浮かべて、セシリアの頬から指を離す】
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 23:10:05.66 ID:8QEe/3FLo
>>508
【火憐も、ほぼ同時に完食】
【口元を、きれいに拭き取り。それでも尚、火憐は余裕の表情】
【そう、テンションが上がれば腹がへる。故に、テンションを上げながら食えば無尽蔵に食事ができると行っても過言ではない!】

……ふむ、まあ、その手の事は良く聞くな。
しかし、私はそもそも正義の類ではない。
只の斬り合いに生きる剣士に過ぎんよ、そこに正義も悪も無い。

【火の有る瞳。正に火憐の名の通りの瞳を相手にむけて】
【此方は、燃え盛る激情を秘めている】

……お祖父様は、“信念”の為に死んで行かれた。
武士道とは死ぬこと見つけたり、だよ。

【すこし、寂しそうな微笑みを浮かべて】
【ひょいっ、と伝票を受け取ると、なんだ、という表情で】

カードを出そう。

【ほぃ、とウェイターに“黒いカード”を渡す】
【すると、ウェイターの態度が代わり、そそくさと奥に戻っていった】
【伊達に“深窓の令嬢”ではないのだ、そこそこ裕福であった】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/03/29(火) 23:10:24.96 ID:Uu31pdkAO
>>500

んっと……?

【こんな場所が似合わない小さな子供がその死体を見つけ】
【次いで、血痕を見つけ、それを辿って、歩いて、それを見つけた】

おねーちゃん、どーかしたの?

【汚れた場所で、汚れを知らない純粋な声でそう呼びかけた】

【振り返れば、少し長めの黒い髪に、モコモコとした暖かい上着を着た】
【おおよそ六歳ほどの可愛らしい男の子が、首を傾げていた】
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 23:10:29.84 ID:pfPZGYOAO
>>509

《成る程、随分と小さな男のようだな、能力も、個としての器も》

【急に興味がなくなったように吐き捨てる】

《強姦魔か、それも同じだ、意味がない
快楽とリスクの均衡が悪い》

《それなら娼館にでも行った方がよい》

517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/29(火) 23:11:47.53 ID:DDx4bbHh0
>>507

カハッ…!! いってーなコンニャロ…

【うまく受け身をとって片膝立ちになりながら軽く腹を銃の横でなでる】
【そこそこ効いている様子】
【そして彼の状態を見て】

…脚に当たっても動けるのか?普通の奴はそこでギブするんだがお前はどうだ?

【そう言って立ち上がり、両手の銃を相手に突きだし構える】
【腹の影響で背筋を伸ばせず若干前のめりではある】
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 23:13:08.14 ID:jrIT1vxDO
>>510
【飛来した弾丸に為す術もなく頭蓋骨を砕かれ脳ミソを路地裏に撒き散らされる二人の男】

俺達が運命の糸で結ばれてるとしたら・・・きっと色は血の赤だな・・・・・・ 

「う・・・あ・・・あぁ・・・」
『・・・・・・』
【少年は男の下敷きに・・・少女はそのまま地に倒れる・・・気絶?いや・・・様子がおかしい・・・】
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/29(火) 23:14:34.47 ID:YIqR6TY0o
>>512
【空中で体制を変えることが出来ず、回し蹴りをモロに喰らう】

うぐっ…!!

【うめき声とほぼ同時に、ちゃりーん、と景気の良い音がして】
【地面に叩きつけられたグレアの服から、額にすると多めの金貨が零れ落ちた】
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 23:17:46.68 ID:myI58Uuzo
>>514
おおぉおぉおぉお…カードっっ!!
マスター、これで見知らぬ人の家でFX操作する必要がなくなりましたねっ!!

【イヤッホ(後略AA略】
【机を叩き乗り出すように動き、でも音は最低限に抑えて喜ぶブルーライン】
【勢いあまって反対側に座る少女の腕を強引に取り、ちょっと強めにシェイクして、唐突に放す】

【それから瞬時に火憐に背を向けると、頬を掻きながら顔を伏せる】

”……うん、すまなかった”

【火憐の頭に、直接響く声があった】
【『声』とは別の、少年のような低いトーン】

”でも、うん、君は、それでいいと思う”

【ちょっと照れたような調子で、今自分が正体をなくして喜んだのを反省しているのか】
【或いは別の理由か、わからないけれど】

”がんばってね”

【そう言って、素直な気持ちのまま笑った】
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 23:19:50.08 ID:aACXuzX/o
>>516

感想、短くなるよなどうしても
こういう小物相手だと仕方が無いんだろうが……

……で、これ。そこそこの顔してるだろ?
この顔と能力で、まあ何人か引っ掛けてたんだとか

相手に「それが自分の名前だと認識している」名前を名乗らせ、両目で視線を交わして
尚且つ両手で触れる事で、短時間だが相手の自由を奪う
能力としちゃかなり凶悪な部類なんだが……こいつの場合、その短時間で手錠で拘束してたらしいな
で、掴まったのはおとり捜査。被害者からの話で能力を推測して
偽名を名乗った上で、触れようとした瞬間に確保したんだとさ
今は、鉄格子の向こうの触れられない相手を、よだれ垂らして眺める毎日……と

【男と違い、少女はそれぞれの犯罪者に、一定以上の興味を見せている】
【少なくともその顔つきを、手元の資料の文面と照らし合わせる程度には、だ】


………次。ちょっとは有名な所。とは言っても、こいつは全然強くは無い
能力だけで言えば……そうだな、さっきの詐欺師といい勝負
投げたものがちょっとだけ、切れ味が良くなる能力だとさ

【この牢も、男の興味は惹かなかったと見て】
【また次、更に奥へ】
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/29(火) 23:20:08.14 ID:m3j+iqcAO
>>513
ぅ…??
【指を離され、恐怖に彩られていた表情に微かな疑問の色が混じる】
【酷く悲しそうな顔をしたシズリからの、問い】
【心をぐちゃぐちゃにされ、思考を放棄していた少女は、素直に、舌ったらずながらも迷い無く答えていく】
ぅ…うん…好き……
ま…もる…君が…好き…ぃ……
【遠くを―記憶に残る彼の姿を見つめて――彼女はそう口にした】
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/29(火) 23:21:30.03 ID:BwSDk6R9o
>>515

───あ…

【耳にその声が入り、顔を恐る恐る上げる】
【よりにもよって、こんな小さな子に見せてしまった】
【彼女の頭を真っ先に支配したのはそんな事で】
【その為、「何故ここにこのような男の子がいるのか」までは至らない】

そ、それ以上近づかないでください!
おねえちゃんの言う事が聞けますか!?
聞かないと、ちょっと痛い思いをしてしまいますよ!

【慌てて立ち上がり、男の子から少し距離を取る】
【それから血の滴垂る爪を前に、脅すように忠告する】
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 23:23:53.28 ID:dHi3SyY90
>>518
あら…血でも赤は嫌よ…
だって赤は恋人同士が結ぶ色じゃない…
だから黒よ…闇のような黒いね…
(男の子は…下敷きになってるけど大丈夫そうね)
(問題は女の子……何か様子がおかしいわ…)

貴女達!速く逃げなさい!
男の子なら死体くらいどかしなさい!
【なんか無茶な事を言いながら近づいてくる】

(どちらにせよ…あのクソ野郎を片付けないとあの子達が危ないわね)
【二丁の大型拳銃をダーティに向けている】
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 23:25:07.15 ID:B8WHN+ico
>>519

悪ぃが、この辺で殺しあうと俺が捕まるかも知れねぇからなァ……
言うほど殺し合いにする心算も無いんだg

【と言い訳がましい言葉を吐きながら男に向き直っていたが】
【金貨の跳ねる音を聞くなり】


うひょっ!!?

【耳がピクリと反応する】
【どうにも欲望に塗れて思考をある衝動に支配されてしまったようで】

珍しい、こんなこともあるもんなんだなァ……!
へっへっへ……

【金貨が視認できるが早いか、落ちた金貨を回収しようとする】
【その際金貨の元にしゃがみ込むため、青年は大きな隙を曝すことになるだろう】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 23:25:43.84 ID:B8WHN+ico
>>519

悪ぃが、この辺で殺しあうと俺が捕まるかも知れねぇからなァ……
言うほど殺し合いにする心算も無いんだg

【と言い訳がましい言葉を吐きながら男に向き直っていたが】
【金貨の跳ねる音を聞くなり】


うひょっ!!?

【耳がピクリと反応する】
【どうにも欲望に塗れて思考をある衝動に支配されてしまったようで】

珍しい、こんなこともあるもんなんだなァ……!
へっへっへ……

【金貨が視認できるが早いか、落ちた金貨を回収しようとする】
【その際金貨の元にしゃがみ込むため、青年は大きな隙を曝すことになるだろう】
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 23:26:50.89 ID:B8WHN+ico
>>525
>>526
/連投ミス;
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 23:27:53.12 ID:8QEe/3FLo
>>520
なに、気にするな。
一応旅に出る前に親から貰ったのでな。
貰った以上、使わないわけにも行かないさ。

【男気溢れる笑みを浮かべ】
【手をシェイクされる感覚に、肉球ふにふにで幸せ気分】
【しかし、手を離し後ろを向いて話、脳に響く声を放つブルーライン】
【少し、微笑むような表情を顔には浮かべて】

ああ、期待しておいてくれブルー。
何れ必ず一角の剣士に成るよ、私はな。

【刀を軽く叩いて、にぃ、と豪傑の表情で】
【しかも知らないうちに名前を変えて呼んでいた、馴れ馴れしい輩である】

さぁて、行くか。
どうせ着の身着のまま旅してるんだ。
宿に辿りつけずとも困りはしないしな、はっはっは!

【そう言うと、ブルーラインの手を引いて外に出るだろう】
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/03/29(火) 23:29:31.50 ID:Uu31pdkAO
>>523

あう……おねーちゃん、けがしちゃったの?

【血の滴る手を見て、抱いた感想はそれだけだった】
【恐怖心も何もなく、純粋に彼女の事を気にしていた】

【けど、痛い事はやはり嫌なのか、それ以上近付こうとはしなかった】

えと、ばんそーこーあるよ!

【ででーん、と効果音が付きそうなほどに嬉しそうに】
【ポケットから絆創膏を両手で取り出し、見せつけた】
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 23:29:42.06 ID:pfPZGYOAO
>>521

《ふむ、制約はあるが、うまく使いこなせればよい力であるのにな》

《まぁ囮に気づかない程度では度量が知れるが………》

《欲の為に力を使う…というのは間違っていないが》

【まじまじとその男の顔を観察しながら冷静に答える】

《やはり、何事も使い方……か》

《応用しだいでは何事も可能足り得るかもしれない》

《逆に、有能過ぎるが故に他がおろそかになることもあるだろう》

【やはり冷静に、淡々と見解を述べる、この男もどちらかと言えば後者だが】
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 23:31:21.13 ID:N+WmPQB5o
>>511

…………少女よ。拙者、之でも人生経験は君より長い筈でござる

【少々言うのを躊躇ってから要領を得ない少女に言葉をかける】

…誰かを失って悲しめると言う事は。それほどまでその誰かが立派だった、大切だった証でござる。
故に拙者は、出会いを恐れない。失って、悲しめるのを誇りに想うでござるよ

【にへら…と、笑う顔は何処か寂しげだが…それと同時に、何処か誇らしげで】
【嗚呼、本心からの言葉なのだろう……失くし、悲しんだ数だけ出会えた人物達―――それは辛苦を共にした、立派な者達だった。と、誇らしげに語る】

ああ、それがでござるなぁ。コッチの世界に来たばかりの頃少々ドジを踏んでな
勝負に勝ったはいいでござるが…殺人衝動をブーンと奮い立たされてしまったでござるよ

…ま、下手に人を傷付ける位ならこの眼など安いでござるよ

【少々困った様に語るが…何処か他人事の様でもある】
【…お人よし、過ぎるのだろう。滅私奉公が身に染みた男にとって目など安すぎるモノだった】

【そして、肩を掴まれて―――】

……………よしよし。

【嗚呼―――何も言わず、ただ少女の頭を撫でだした】

          【ゴメン】   【 信 じ れ な い 】

/おおう、見逃してた。ごめんなさい。
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 23:32:09.70 ID:6eMvUB+lo
>>522

【これでもし。彼女が大人しく引き下がれば──】
【全てはきっと、丸く収まった】
【セシリアの記憶にはただ「嫌な思い出」として記録され】
【それもそのうち、時間の波に呑まれて風化していただろう】

【────だけど】
【ここであっさりと諦めるほど、シズリは善人ではない】
【ここであっさりと手を引くほど、シズリは優しくなんてない】
【其の事は──】
【イヤリングに彫られている数字が、何よりも重い証明となっている】


──でも、さ。


【シズリの脳内で、昨日の記憶が再生される】
【どこか初々しい反応を見せた少年──護】
【彼とセシリアが両想いであれば。きっと、いや間違いなく護は、己の口付けを頑なに拒んだはずだ】
【更には──己の『愛』に対して、「ありがとう」だなんて台詞は絶対に口にしない】
【其れは即ち。セシリアの護への想いが、未だに一方通行だということを示しており──】


   『 もし護君に、好きな人が居たら──セシリアちゃんは、どうするの? 』


【そっと、一押し】
【荒らされた心を、がけっぷちから蹴り落とすような言葉を】
【矢張りシズリは──甘い甘い声で】
【それでいて、寂しそうな表情で、投げかける】
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/29(火) 23:33:29.22 ID:kMq4usvDO
>>517
 “太股”ならギブアップだろうな。太い血管が走ってるからよ。
(ギブアップ? してえに決まってんだろうが……!)
 
【一発は掠り、二発が貫通した脛】
【熱さから痛みへと変わった傷口の感覚はじくじくと体を苛むが、しかし赤毛混じりの黒髪の青年は、余裕の有る表情を崩さない】
 
(戦闘の続行は──可能だ)
 
【青年の生来の負けず嫌いがそうさせる】

 ……けどお前、太股は撃てねえな?
(太い血管が走ってる太股、刀で切られりゃ一撃必殺だ。銃弾でもまあ、そうだろう)
(だからこそ……こいつは太股を撃たなかった。大したヤツだが──)
 
【赤毛混じりの黒髪の青年は、ここまでの攻防でロウが太股を狙えないと当たりをつけていた】
【半身の姿勢は崩さず、その構えに、気配に、隙は薄い】
 
 第二ラウンドと行こうか。
 アンタの技量に敬意を表して、こっちも技を使わせて貰うぜ……!
 
【そう言って青年が踏み込んだ】

 ふっ──
 
【しかし、その踏み込みは異常。左半身を前にした構えから、右手と右足を前に強く踏み込む】
【その力強さ、速さは先程の比ではない】
 
 七十二式、
 
【更に踏み込む】
【先程の踏み込みによって変わった右半身を出す姿勢から、今度は左足と左の手を同時に前に出して肉薄し──】
 
 烈火ァ!
 
【左手と左足を踏み込み勢いを利用した、腹を抉り込むようなボディアッパー】
【──その一連の動きは迅速だ。始動から完了までに一秒とかからない】
【足で踏み込む勢い、足で地を蹴る勢い、体勢を変える勢いの三種の力を利用した一撃を】
 
 喰ら、えぇッ!
 
【ロウの腹へと、撃ち放つ──!】
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/29(火) 23:33:49.93 ID:75t//0ZH0
【夜の街】
【物陰を縫うようにして、人目を避けて進み往く、ひとつの人影があった】

……あいたたた……うん、まだ痛むけどヤバいってレベルじゃない。
悪いけど、早く帰らないと……“あの子”が待ってるんだよね……

【其処に居るのは、首にベルトチョーカーを巻いた少女だ】
【パッと見セミショートだが後ろで長い髪を一つ結びにしており】
【左腕にはベルトタイプのレザーブレスレットを着用している】
【そして、首から鏡映しのような逆向きの「S」を象った銀色のペンダントを下げている】
【……が、その服装はどう見ても病院で使用する患者衣で。脇腹に私服と思しきジャケットやジーンズの入った袋を抱えている】

【どうやら、病院から抜け出してきたようだ】
【少女の身の運びは繊細で、見事に往来の人々の視線を交わして進んでいる】
【が、少女も人間。一瞬のミスか、数秒間の間だけ、その背後が通りから丸見えになるだろう】
【後姿とはいえ、その姿は少々異様で、興味を惹くのには十分か】
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/29(火) 23:35:11.90 ID:YIqR6TY0o
>>525
【金貨をしゃがみ込んで拾い集め、その数に満足げな笑みを浮かべる青年】
【ちゃんと全額を懐にしまったところで、青年は自らが晒した大きな隙にようやく気付くが】
【グレアはきょとんとした顔で青年を見つめていた】

…ソレ、かたくて噛めないぞ?
おまえ、そんなものを食べれるのか?

【能力の特性故か、グレアの頭は’食える’か’食えないか’で全ての価値を判断しており】
【青年が金貨に興味を示した理由がわからないあたり、かなりの世間知らず(というかバカ)のようだ】
【勝手に「青年が金貨を食べれる」と仮定した上、子供のように張り合おうとする】

紙でできた’カネ’なら、オレもたくさん食ったぞ!
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 23:35:19.38 ID:jrIT1vxDO
>>524

【銃を向ける相手に向かって・・・ダーティーはその下品な笑みを崩さず・・・また奇妙な事に殺気すらはっさない】

ククク・・・クヒ・・・残念だが・・・ゾンビッチちゃんよぉ・・・今回の相手はオレじゃねぇんだわ

【少年はその言葉によって正気を取り戻したらしく、なんとか男の体から這い出て姉に駆け寄る】

つーか、本当にいーところで来てくれたわ・・・神様の粋な計らいってやつかね・・・・・・ 

【少女が少年に支えられ立ち上がる・・・・・・ダーティーと距離がかなり近い】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/29(火) 23:35:31.30 ID:YIqR6TY0o
>>525
【金貨をしゃがみ込んで拾い集め、その数に満足げな笑みを浮かべる青年】
【ちゃんと全額を懐にしまったところで、青年は自らが晒した大きな隙にようやく気付くが】
【グレアはきょとんとした顔で青年を見つめていた】

…ソレ、かたくて噛めないぞ?
おまえ、そんなものを食べれるのか?

【能力の特性故か、グレアの頭は’食える’か’食えないか’で全ての価値を判断しており】
【青年が金貨に興味を示した理由がわからないあたり、かなりの世間知らず(というかバカ)のようだ】
【勝手に「青年が金貨を食べれる」と仮定した上、子供のように張り合おうとする】

紙でできた’カネ’なら、オレもたくさん食ったぞ!
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/29(火) 23:36:01.81 ID:YIqR6TY0o
>>525
【金貨をしゃがみ込んで拾い集め、その数に満足げな笑みを浮かべる青年】
【ちゃんと全額を懐にしまったところで、青年は自らが晒した大きな隙にようやく気付くが】
【グレアはきょとんとした顔で青年を見つめていた】

…ソレ、かたくて噛めないぞ?
おまえ、そんなものを食べれるのか?

【能力の特性故か、グレアの頭は’食える’か’食えないか’で全ての価値を判断しており】
【青年が金貨に興味を示した理由がわからないあたり、かなりの世間知らず(というかバカ)のようだ】
【勝手に「青年が金貨を食べれる」と仮定した上、子供のように張り合おうとする】

紙でできた’カネ’なら、オレもたくさん食ったぞ!
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 23:36:11.67 ID:myI58Uuzo
>>528
【されるがまま、手を引いてもらうブルーライン】
【その暖かさに優しい笑みを浮かべながら、宿、という言葉で思いつく】
【店から出たところで立ち止まり、改めて両手を握る】

あ、そうだ! 火憐さん、今念話が通じましたよね?
念話状態で上手い事リンクすれば、ひょっとしたら宿に帰れるかもしれません!

【声は楽しそうに告げて、ブルーラインも頷く】

”制御には、少々不安が残るけれど、せっかくだから、力になりたい”
”奢ってもらっておいてただで返すとか、名折れだからね”

【さぁ、と改めて差し出された手は、先ほど少女を此処へいざなったものと同じ】
【けれど今度は、ブルーラインが念話をつなげているせいか、違ったものが見えた】

【ブルーラインの姿が僅かに滲む。曖昧な、パレットの上の水彩絵の具のような、蒼い霧?】
【猫のような獣人の姿が、一瞬だけ、曖昧な姿をさらして】

”何せ僕は、魔法使いだからね”
”君が願うなら、どこだっていけるのさ”

【その顔は、一瞬だけその猫の顔に重なったのは、不思議な不思議な、少年の――――】
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/29(火) 23:36:13.02 ID:YIqR6TY0o
>>525
【金貨をしゃがみ込んで拾い集め、その数に満足げな笑みを浮かべる青年】
【ちゃんと全額を懐にしまったところで、青年は自らが晒した大きな隙にようやく気付くが】
【グレアはきょとんとした顔で青年を見つめていた】

…ソレ、かたくて噛めないぞ?
おまえ、そんなものを食べれるのか?

【能力の特性故か、グレアの頭は’食える’か’食えないか’で全ての価値を判断しており】
【青年が金貨に興味を示した理由がわからないあたり、かなりの世間知らず(というかバカ)のようだ】
【勝手に「青年が金貨を食べれる」と仮定した上、子供のように張り合おうとする】

紙でできた’カネ’なら、オレもたくさん食ったぞ!
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 23:36:18.71 ID:jrIT1vxDO
>>524すいませんエラー発生しました
/書き込みがちょっと遅れます
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/29(火) 23:37:10.30 ID:YIqR6TY0o
ものすごくミスorz
スレ浪費すまぬ。。
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/29(火) 23:38:46.55 ID:jrIT1vxDO
>>541は無しで
/どう言うことなの・・・・・・確かにエラーと
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 23:38:57.14 ID:aACXuzX/o
>>530
【次の牢の中の男は、何処までも地味で】
【訪問者に対し、悪戯に牙を剥く事も無い】


………罪状は、連続殺人。ただし証拠は無し
制度上はただの殺人未遂、色々理由付けてここに放り込んだんだとさ

そりゃそうだよな。石を投げて人を殺したとして、凶器は簡単に隠せる
現行犯でも無い限り、まずこいつを捉まえるのは無理だった
運よく、犯行の現場に出くわして捕まえたが……自供したのはその時の事だけ

今は、完全な模範囚。この調子だと十年もありゃ仮釈放だとさ
……私は、その時こそこいつが本性を見せる時……だと思うけどね

【資料のページを数枚飛ばし、適当な所にペンで印をつけてから】

……だろ?

【牢の中の男に問いかける】
【彼は二コリと笑って、親指を立ててみせた】


………さあ、最後。今回の目的……いわばメインディッシュだけど
多分、もう向こうは気付いてる。これだけ反響する場所ならな
んで、会話も耳を澄ましてて……何か、考えてるんだろうさ

……罪状は、ここの奴とあんまり変わらないんだけどな

【目を細めれば、通路の突き当たりが見えるだろう】
【他の牢から十数m離れた位置に、最後の牢が一つ】
【少女は、其処へ向かって歩いていく】
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 23:41:40.96 ID:8QEe/3FLo
>>539
ほう!本当か!?

【ぱあぁ!と顔を明るくして、ブルーラインに顔を近づける】
【そして、言葉を受けて、こくり、と礼を返し】

礼を受け取らぬのは、花城家の名折れ。
その礼、受けさせてもらおう。

【そして、差し出す手を取る火憐】

――――っは、魔法使いか。
だったら私は、紅蓮の剣姫だ。
何時か、其の名に恥じぬ剣士と成る日が、きっと来るさ。

【そうして、重なるように現れた少年の姿を見つめて、柔らかく微笑んで――――】
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 23:42:35.75 ID:cABn2O0c0
>>536
どういう事よ?…
【睨みながら、躊躇なく引き金をひこうとするが……】

(待って…アイツはあの女の子に何を飲ませた?)
(そして、アイツの台詞………!?)

君!!女の子から一旦離れて!!!
速く!!!
【嫌な予測をし叫ぶ!!】

【そしてダーティの頭に向かい、右手の大型拳銃の引き金をひき、発砲しようとする】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/29(火) 23:42:35.78 ID:BwSDk6R9o
>>529

…逆ですよ
おねえちゃんが、怪我をさせてしまったのです

【少し悲しそうな、というか後悔している表情を見せ】
【異形の腕をグーパーさせて何も問題はないことをアピールする】

ふふ…。
ありがとうございます
でも、それはぼくが怪我をしたときに使ってください!私には勿体無い物です

【にこっと笑って小さく会釈して、やんわりと断った】

…ぼくは、他の人を怪我させたりとかしたら駄目ですよ?
おねえちゃんは、ダメな見本です…
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/29(火) 23:45:14.26 ID:B8WHN+ico
>>540

あァ?食えるわきゃぁねぇだろ?食わせてもらうのさ

金がありゃ、買える物は買えるからな……

【青年は気持ちの悪いような笑みを浮かべて金貨を収集していたが】
【「紙でできた’カネ’なら」と聞くや否や】
【ピコン、と音がするかと思うほどの勢いで襲い掛かってきた彼の方に顔を向ける】

ハァァァアアア!?

貴ィ様ァッ!?なんというもったいないことをォオ!?

【金の亡者、とは今の青年に相応しい言葉かもしれない】
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/29(火) 23:47:46.55 ID:pfPZGYOAO
>>544

《それはそれは……一見大物だな……だが》

《この世界において捕まる、ということ事態が大きな失態であると言えよう》

《機関のように企業のように成立しているような悪業組織があるにも関わら…だ》

【また観察するように相手を見つめて、口を動かさないで呟く】

【ふと、男の真似をするように親指を立てて頷く】

《つぎは期待出来るのか?少女が求める罪人なんだろうか?》

【後をついていきながら淡々と質問をする】
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/29(火) 23:49:33.66 ID:myI58Uuzo
>>545
【結論から言うと、消失現象はなく、手を握った瞬間、火憐は目的の宿の前にいた】
【おそらく、想像通りの場所だろう、術は成功したのだ】

【しかしブルーラインの姿はない】
【水平方向をいくらか見渡したところで、発見する事はできないだろう】
【もし何かの気まぐれで空を見上げる事があるなら、屋根の上に立つその姿を見るかもしれない】

りぃん。

【鈴のような音は、きっと火憐にしか届かない】
【けれどたぶん、気付くんじゃないか。そう笑って、ブルーラインは再び姿を消した】

”異邦の蒼い魔法使いと、紅蓮の剣姫、か。なんとも絵になる組み合わせじゃないか”
”そんな『物語』なら、きっと子供達も喜ぶに違いない―――――”

【風に消えるような言葉は、蒼にも似た夜の闇へと溶けて】
【鮮烈な紅の背を押す追い風のごとく吹き荒ぶ…】

//はい、お疲れ様でした!
//とても楽しく絡めて自分は感謝感激です、ありがとうございました!
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/29(火) 23:50:15.60 ID:m3j+iqcAO
>>532
……?
【投げ掛けられた問い】
あの…おこ…ちゃ…まな…まもる…くん…が…こい…なんて…
【ゆったりと首を傾げ、鈍くなった頭でそれをあっさりと否定し――】
…そう…な…の…?
あ…の…にぶ…さは……そう…い…う…こと…?
【――毒が、心を蝕む】


【普段の彼女ならきっと不安がよぎりながらも、次の瞬間には、やっぱり笑って一蹴しただろう】
【だが、ここで毒が効いてきた】
【顔を上げ、不安げな顔でシズリを見る】


【 どうして そういうこと いうの 】

【 なにか しってるの 】


【そんなことを考えていることが容易に分かるだろう】
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/29(火) 23:50:17.06 ID:DDx4bbHh0
>>533

…!!

【ロウは彼の最初の踏み込みを見て把握する―――とてつもない一撃が来ると】
【そう思った瞬間彼は突きだしていた両手の銃の銃口同士を合わせる】
【上記の動作は手首をお互い内側に向けて合わせるだけなので素早く合わせられる】

【銃口を合わせるロウの腹にアッパーを入れようと間合いを近づけた彼に合わせて】

(…ここだっ!!)
【後ろに飛び、同時に両手の引き金を引く】
【ただ引くだけなら1秒なんてかからない】
【引く瞬間に若干銃の角度を手前に向ける】

【すると―――お互いの弾丸がぶつかり、その瞬間中規模な爆発が起こる―――】
【踏み込みが止まらなかった場合、爆発が彼を包むだろう】
【ロウは先ほどと同じように後転受け身を取るだろう】
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/03/29(火) 23:51:05.14 ID:Uu31pdkAO
>>547

んー……わかったぁ

【そう言ってごそごそと、乱暴にポケットに絆創膏を仕舞う】
【大丈夫と本人が言っているのなら、仕方ない】

えと、あやまりたいならだいじょーぶ?

【まだ年相応に稚拙な言葉だが、要するには】
【悪いと思っているなら、いいんじゃない?と言う事である】
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/29(火) 23:51:37.23 ID:r1vRuERfo
>>534

【――其の姿を、見咎めた人物が一人居た】
【目立つと言っても、『数秒』を捉えたのは注意深さ故か、はたまた『偶然』か】
【どうも、気に成った≠轤オく……佇んでいた街角から、彼女の姿を追って歩き出す】


(……脱走≠ゥな――――。)


【所々が焦げたホワイトシャツに、紅いベルトを通したボロボロの黒いスラックス】
【肩甲骨の辺りまで伸びた髪は首筋の辺りで括られており、蒼いリボンが目立つ】
【両手には『魔法陣』の描かれた白い手袋を嵌めた――貧乏そうな青年だ】

【『病院からの脱走』なら、青年にも幾度か経験は有る】
【後姿を追いつつ、そんな事をぼんやり、と考えて……】


――……脱走なら、“発信機”付いてないか確かめた方がいいですよ。
奴等は何処までも追って来ますから。


【のんびりとした様子で、何か良く分からない助言を投げ掛けた――】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/29(火) 23:52:19.05 ID:vuHk1f7wo
>>534

「――――ふっ…………」

【やはり、と言うべきなのだろうか】
【そんな一瞬の隙を見逃さない者が、存在してしまうもので――】
【一つの家屋の屋上から、そんな少女を射貫く、鋭くも妖しい視線があった】
【無論、少女が視線に気付くかどうかは別問題として――】




       【――「カー」――】





【――と、唐突に、閑静な夜の街に響く「カラス」の鳴き声】

【そして次の瞬間、一羽のカラスが少女の眼前にいきなり舞い降りて、滞空したまま羽ばたくだろう】
【顔の前で羽ばたかれれば、多少は進行の妨げにもなってしまうか】
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/29(火) 23:53:11.67 ID:YIqR6TY0o
>>548
【怒鳴りつけられ、びくりと体を震わせる】
【子犬のようにしゅんとうなだれてしまう】

もったいない…のか?
シヘイ?とか、くれじっとかぁど?とか…全然おいしくなかったぞ?

【それらの味を思い出している間に、再び食欲が襲ってきたようで】
【青年を睨みつけ、再び牙と爪を剥き出しにする】

いまはそんなことより、腹ごしらえだ!
ノウリョクシャを食いたいんだ!!!

【体制を低くし、もう一度襲いかかろうとする】
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2011/03/29(火) 23:54:35.57 ID:vuHk1f7wo
/>>555
/おおう! リロードは万全だったはずなのに!
/引きますね!失礼しました!
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/29(火) 23:54:51.50 ID:8QEe/3FLo
>>550
……っは。

【少し、零すように息を吐いて】
【おもむろに、そこに居るのがわかっているように、火憐は屋根の方を向いた】
【響く鈴の音、それを心地良く耳朶に収めて】

また会おうブルー!今度も飯食おうなー!!
其の時は、私はきっと最高の剣士と成っているからなー!

【ぶんぶんぶんぶん、手を振りながら、姿を消すブルーラインを見送って】
【声と、追い風を受け、紅蓮の轟火は燃え盛る】

はっは、楽しくなってきた……ッ!
これからの旅路、楽しみだぞッ!はっはっは!!

【そうして、高笑いをしながら宿の中へと入っていくのだった】
【――――少女の旅路ぞ、如何に】

//乙でしたのよー!!
//予想外に馬鹿だったりしたんですが、動かしてて楽しかった上に普通に運用できたのでおkとします!乙でした!楽しかったです!
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/29(火) 23:57:32.71 ID:VlmChp890
>>531

……、哀しめる、ことは。……

【其の、言葉を、聴いて。鼻の、奥が、つんとした、気がした。何も言わず。唇を、噛む】
【何も、分からなかった、彼女に。分かろうと、しなかった、彼女は。其の言葉が、酷く、響いて】
【ただ、「ありがとう」、と、何度も、言うだろう。まだ、弱い少女は、それしか、言えなくて】

……。そう、なんだ……。……君は、……
……優し過ぎるよ。……、……甘いよ……

(……この、人は。……誰かの、為に、……自分を、犠牲に、出来る)
(……羨ましい。……どうしようも、……無く)

【少女は、まだまだ、弱い、人間で。自分の身を、犠牲に、しようと、思っても。どこか、わが身を、可愛いと、思って、しまっている】
【だが、彼は。本当に、自分の、一部分を、失って。そうして、誰かを、護って来た。彼は、凄い。ただ、只管、優しい】
【だけど、思わず、彼を、皮肉って、しまう様な、言葉を、掛けてしまって】

【ぼっち認定され、もう、哀しくなるのを、通り越した、そんな、気がした】
【最早、このまま、否定し続けても、意味は、無い。事実、少女は、コミニュケーションが、結構、駄目な方である】
【でも、撫でられる、内に。瞳を、細めて。とうとう、落ち着いて、しまった。猫か】

……、と、……友達、百人、……連れて。来るから……!

【そうして。我に、帰った時。直ぐに、彼から、離れようとして。そう、宣言するだろう】
【今に見てろよ、と、言わんばかりの、殺気立った、雰囲気を、彼に、向けるだろう】
【もう、その行動の、時点で。中身は、少女が、更なる、ぼっち力を、高めている、様な、気がして】
【其れから、ふ、と、表情を、緩めると】

……名前、……教えて。……

【ぽつり。放たれた、言葉は】
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/29(火) 23:58:33.44 ID:aACXuzX/o
>>549

……もしかしてお前、私が『罪人』を求めてると思った?
いや、確かに有用な奴だったら、欲しいとは思うかも知れないけどな……
違うよ、全然違う。私が求めてるのは『感想』と『対話』。そして『見識』だ

強くなりたきゃ、そういう機械を作れる人間は居る。武器を持つだけで人はケタ違いに強くなる
武器を持って鍛えれば、それ以前より強くなるのは簡単だ
だけど、人を見る目は?自分自身の善悪の判断は?行動の根幹の思想は?
そんなもん、何処かからか借りて来られる安い品物じゃあないんだ

………最後。連続殺人犯、ではあるんだが
いいや、表現を変えようか

「大量殺人犯。もしくは猟奇殺人者、では如何かな?」

【声の良く響く通路。牢が見えるまで数mの距離】
【どうやらその中の人物は、先に声を掛けてきた】

「カートの音がしない。食事を運んで来てくれた者では無いのだね?」
「そうなるとこの様な場所に訪れるのは、退屈な売名目的の弁護士か」
「もしくは卒業論文に犯罪者について纏めようとする医学生か、と考えていたが」
「どうにも聞こえてくる会話を聞けば君達は、そのどちらにも当たらない」
「久しぶりの来客だ。椅子も出せないが、歓迎しよう」

………ああ、そうしてもらえると助かるよ

【少女は、声に応対しながら、牢の前まで到達する】

【その牢の中は、極めて生活環境としては優れていた】
【柔らかそうな座椅子、古いが頑丈そうなテーブル、その上に置かれたラジオ】
【ベッドは部屋の隅に、本を大量に積み上げて放置されていて】
【壁の奥には扉が一枚。ご丁寧に『water closet』とプレート】


………うおぅ

「ようこそ、来訪者。さて、私と握手はして貰えるかね?」

【その人物は、鉄格子ギリギリに立っていた】
【少女が驚き後退するのも構わず、彼は男の方へと首を向け】
【防弾ガラスの無い鉄格子部分から、手を差し出している】
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 00:01:13.47 ID:ENSDoOov0

>>554

【彼女は、機敏な動きで次々と物陰を移動してゆく】
【判断力、体捌き……どれも素人のものではないだろう】
【そして、或る物陰に忍んで、人通りを確認しているところで】

……ああ、うん。大丈夫、其処は抜かりないよ。
発信機なら葉っぱにくっ付けて河に流しておいた

【少女は慎重に、次の物陰までのルートと往来の人々の動きを確認し計算しつつ】
【本当に何と無しに、そう返答して――】
【――くる、と。其方を振り向く】





【澄んだアクア・マリン色の瞳が見開かれ、青年を見据えて――】

…………、…………。
……………………。…………大丈夫な人?

【と。数刻の沈黙の後、搾り出すようにそう呟くだろう】
【恐らく、「脱走してるけど見逃してくれる人?」みたいな意味合いか】

>>555>>557

/おうふ、申し訳ないです。また機会があれば、是非!
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 00:01:22.85 ID:3O0Waq3DO
>>546

おっと危ねぇ・・・・・・ 
【ダーティーは横に・・・・・・少女達の後ろに隠れるように弾を避ける】
【だが最も完全に照準を付けられた状態で完璧に避けられるはずもなく頬には赤い線が一筋はしっている】

【そして・・・・そして遅かった・・・少年は首を巨大な赤い右手で捕まれ吊り上げられている】

『お魚・・・ハラワタ抜かなきゃ』
「が・・・くぁ・・・あぁ」

【そして左手・・・その指先に着いた刃物のような巨大な鉤爪が少年の腹部を裂き・・・そこから・・・腹につまっていたものを掻き出してる】
【この残虐な出来事の犯人は形は人だがヌメヌメした赤い皮膚を持ち顔に一つ目しかなく、指先には巨大な鉤爪が光っている・・・そして少女の体から出ている・・・つまり少女のアートマン・・・つまり】


ひひ・・・ヒハッヒャハハハハハハハハハハハハハハッ!!!
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/30(水) 00:01:52.57 ID:3gT+nhOZo
>>553

う〜ん…
難しいことだけど、やっぱりダメ、かな?

【視線をやや上に向けて、思案するように唸って】
【ようやく出た答えもやっぱり曖昧なもので】

…他の人を怪我させてもいいのはですね、
大切な物を守るときで、しかも、怪我をさせる相手がどう思うかをよーく考えて
それで、後に何が起きても自分で背負い込めると思ったときだけです

…ちょっと難しいかもしれないけど忘れないでくださいっ
全部守れてない悪いおねえちゃんとの、お約束ですっ

【近づけないから、せめて形だけでも、と小指を立てる】
【いわゆる指きりげんまんというやつだ】
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 00:02:38.91 ID:nhfsvZYSo
>>551

ねぇ、セシリアちゃん
男なんてね──みぃーんな、子供みたいで
それでいて、しっかりしているところはしっかりしているんだよ?

【寂しそうな表情は一変】
【己の容姿を最大限に利用した、大人の──】
【「そういう経験の多い」大人の表情へ切り替え】
【あたかもセシリアに同情しているかのような声色で、囁いた】


私は護君のこと『知らない』けど──
もし……もし、本当に護君に好きな人がいなかったら──もし、彼に恋人なんていなかったら


       ────セシリアちゃんの護君は

       きっと、キミを助けに来ているはずだよね────?


          【それは、言外に】
          【「護君はセシリアちゃんのことをなんとも思っていない」──】
          【そう、伝える一言】


        ────可哀想な、セシリアちゃん

        でも私は。そんなキミのことを────


           【そして彼女は、紡ぐ】
           【悲しそうな目で。愛おしげな目で】


         ────────『愛しているよ』


           【彼女の背中を、押した】
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 00:03:21.06 ID:DGdNT6NDO
>>552
(何の真似を──?)
 
【そう思った次の瞬間、青年の体は爆発に包まれていた。──踏み込みは、止めなかったのだ】
【もうもうと爆煙が立ち込める中、爆発の最中央に居た赤毛混じりの黒髪の青年の姿は、煙によって隠された】
 
【──次第に、煙が晴れる】
 
 ……思わず、能力使っちまったぜ
 
【ごう、という音】
【それは焔が揺らめく音】
【赤毛混じりの黒髪であった青年の頭髪は、目映い赤の一色になっており、その両手足は紅蓮の焔に包まれていた】
【燃える手足は一見焔を纏っただけに見えるが、その実焔と手の間には、物質化した装甲を隠す】
【細身の体は外からは変化が見えないが、その内側には爆発的に強化された力を秘める】
 
 ……してやられた。能力使うつもりは無かったが……使うしかなかった。
 
【火の粉を散らす拳を握り、火の粉を散らす足で大地を踏み締めた】
【ただの人でしかなかった赤毛混じりの黒髪の青年──今は完全な赤髪となった青年の気配は今や、燃え盛る焔に類似する】
 
 ……こんなもんで良いか。あんたの動き方は十分解ったしな。
 ……俺としちゃあここで幕を引いときたいんだが、どうする?
 続けたいなら続けるぜ。動き足りねえし、傷だけ見れば俺の方が多いからな。
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 00:07:53.82 ID:o1iWkYi5o
>>556

ハァ……

……俺の価値観とお前の価値観は違いすぎるなぁ

【呆れたように溜息を一つついて】
【相手の言うことを信じるなら、自分が必要としていたものを相手は幾度と無く無碍にしてきた事となる】

【考えられない、と青年は考えて】

なるほどな、お前も食事が目的か…

…そういうことなら、願い下げだクソッタレめ

【襲い掛かる相手に対して青年はワザと右フックを空振る】
【食らいつくには格好の的だが、其れは青年の撒いた餌、或いは罠でもある】
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 00:09:45.11 ID:FxTLP93O0
>>562
!?
【その光景を見て……屍いや紅閻寺リンは】

テメーは何処まで腐ってるんだぁぁぁぁあっ!?
【思い出すは自分が最初に殺された時の状況】
【悪魔に操られた男により、犯され殺された自分を…】

【二丁の大型拳銃を少女とダーティには向けず】
【左右の壁に向け、引き金を引き発砲しようとする】

【成功したら】
【二つの弾は壁に当たり、弾かれ、少女の後ろのダーティの腹部の左側と右側に向かい襲ってくるだろう】

【跳弾…そう呼ばれてる技術だ】
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/03/30(水) 00:10:42.95 ID:QvFWVfDAO
>>563

ん〜……うん、やくそくっ!

【先ほどよりもずっと長い思考時間、やはり難しかった】
【自分なりに答えが出たのか、彼は満足げにそう答え、小指を立てた】

【ここで、彼女は気付くかも知れない】
【先ほどまでしていた、何かの焼けた嫌な臭い】
【それが無くなっていた】
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 00:10:58.61 ID:J/TFebgIo

【誰も居ない───居る筈の無い、平原。】

【闇の魔翌力──“穢れ”を辺りに垂れ流しながら、佇む“漆黒の人影”。】


………
【夜の空気を身体に取り込み、肺の空気を一気に吐き出す。】
【其れと共に、潮の満ち引きのように“穢れ”が外部へと流動していく。】

【闇の魔翌力に耐性が無い者にとっては──毒そのものである。】
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 00:11:28.28 ID:sDRXMJP8o
>>566
(はずした)
(いまだ!)

【青年が放った右フックが外れ、僅かなスキが生じる】
【そこを狙い定め、グレアは首筋めがけて噛みついた】
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 00:11:43.48 ID:i5wHu4iAO
>>560

《すまないが、ここでの行動は少女に順次させてもらっている》

《どうするのだ?》

【少女に向けて顔を向けて首を傾げる】
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 00:13:56.44 ID:0qVp5dzNo
>>561

【一方、此方の青年――彼女ほどの技術は無い物の、隠れる必要は無い】
【人の間をすり抜ける様にして彼女を追いつつ、返答を聞いて】

そうですか、其れなら良かった――。
でも、油断は禁物です。 僕の時なんて松葉杖の中に……

【どうも、発信機前提であるらしいこの世界の病院事情】
【恐らく青年が口にしようとしたのは、其の中でも『話』と成り得る物だったのだろうが――】





【……行き成り凍りつかれると、此方も其れに倣ってしまう】
【沈黙を共有する姿は、結構シュールな物であっただろうが、幸いにも通行人達は気にしていない様で】


…………え、えぇ……――まぁ、はい、多分。
……と言いますか、隠れなくても大丈夫だと思いますよ?
変な格好してる人なんて幾らでも居ますし、入院着位は別に――。


【更なる沈黙の後、何とか言葉の意味するところに思考が行ったのだろう】
【尤もなのか論外なのか良く分からない論理を展開しつつ、困った様に微笑んで見せた】


>>555>>557
/うわぁぁぁゴメンなさい絶望妖怪さん
/機会が有ればまたお願いします
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 00:14:09.79 ID:yLy4ZDM4o
>>559

……なに、亡くしたら惜しい者ばかりだった故。そう思っただけよ
年をとるといかんな。ついつい語ってしまう

【照れくさそうに、後頭部を掻いて】
【ありがとうと言う少女の頭を撫でると】

……甘味はお嫌いかな、少女よ。
拙者は疲れたときには食いたくなるでござる。

【口に入れた飴玉は、他人の体温で溶けて疲れを取り。幸せにする】
【その様な人生も、また悪く無い】
【尤も―――自身が戦う以外に能が無いのも原因か】


【嗚呼―――少女を撫でる手は異様に優しい】
【まるで少女に同情するかのように。まるで自身と少女を重ね合せたかのように…ただ撫でる手は優しくて】

【―――――嗚呼、くそ。彼女も欲しいし友達も欲しいよ。俺も】
【そんな声すら、聞こえそうである】

っとと……楽しみにしていよう

【手から離れた少女にそう言葉をかける】
【だが言葉の裏に「出来るモノならやってみろ」的な意味が見え隠れするのは気のせいなのだろうか】
【君も自分と同じ道を辿るのだろうと―――すっごい失礼な予言を彼は遺している】

【そして、名前を尋ねられると】

山本 正勝(やまもと まさかつ)と申す。 因みに童貞に候
あ、其方のお名前は?

【余計なことまで教えながら、少女の名前を尋ねて】
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/30(水) 00:16:26.94 ID:yqoxzPkCo
>>571

……どーでも良いよ。帰っても良いし、ここに居ても良い
握手しても良いし、しなくても良い
私は、誰かと握手するのはあんまり好きじゃあないけどな

「ふむ、君は自らの意思を見せてくれないのだね」
「そういう存在は往々にして、いつの間にか忘れられてしまうものだ」
「例えるのならば、日光が近づいて来る日陰の様に……」

【男に行動を丸投げする】
【実際に帰る事を選んでも、握手する事を選んでも】
【それを、少女が咎める事は無いだろう】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/30(水) 00:17:11.26 ID:LaLzvQxP0
>>565

…それがあんたの能力か…
【紅蓮の炎に包まれる彼を見つめて立ちあがり一言】
【そして止めようと提案する彼】

俺も疲れたしな。ここいらにしとくか。でも…!

【ドン。 左手の青い銃から打ち出されたのは輝く弾】
【彼は自分の真横、壁に向かって撃っていた】
【すると弾が当たったその周りが凍っていた】

…炎系統はこれで凍らせれるんでな…あんた俺と相性、悪いぜ?

【正直炎の温度によっては凍らせれないので確証はないが】
【昔はよく火炎ビンを今ので防いだものだった】
【その経験から炎系統には強いと自負している】

【そう言うとロウは両手の銃を消す】
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/30(水) 00:22:20.21 ID:8ZioBraAO
>>564
男は…みんな……
ち、ちがう……そんなの…いやだぁ…
もし……とか…言わないでぇ…止めてぇ……
【目の前で喋るその口を塞いでしまいたかった】
【両手で顔を覆い、自らの視界を閉ざす】

うぅ…う゛ぅ……
【暗闇の中、耳から入ってくる音は彼女を攻撃する】
(護君…知ってる、知ってるよ。あなたが私のことを想ってくれてないことなんて…)
(けど、けどぉ!他の人に…他の人と…そんな……)

【セシリアはすがるように、護の笑顔を思い浮かべる】

【その口が】

『愛してるよ』

【他の知らないダレカに愛を囁いたかのように見えて…】



う゛あ゛あああぁぁぁ!!!!!

【少女の心にヒビが入った】
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 00:23:16.66 ID:i5wHu4iAO
>>574

《自己などとうの昔に無くしてしまった……だからさ迷うのだ》

《だがまぁ、少女の言う見識を高めるのなら、これにも意義はあるか》

【ガッシリと丁寧な握手を返す】
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 00:24:19.81 ID:ZaoH4TYDO
【街中】

うぅ…なんでこんなことに…

【一組の男女がいた】
【とは言え別にカップルに見えるわけではなく寧ろ仲の良い兄妹に見える】
【少年の方は黒い綺麗な髪をして、黒い瞳をしている】
【また、黒いコートを羽織っており着ている服は分からない】
【一方少女は青い髪を黒いリボンで纏めている】
【こちらも黒いコートを羽織っており中の服は分からない】
【また、一番目立つ点は少女が寝ており少年に背負われている点だ】
【寝相が悪いのか少年の視界を何度か遮ったりもしている】
【そのせいで何度か転びそうになったり誰かにぶつかったりしている】
【そしてまた視界が遮られ誰かにぶつかってもおかしくない状態になった】
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/30(水) 00:24:52.81 ID:3gT+nhOZo
>>568

うんうん、いい子ですっ
大人になっても忘れちゃ駄目です
謝って済むことならまだ大丈夫ですが、後から思っても、どうにもならない時もいっぱいありますからね

【ほんとは約束を守ると言った男の子の頭を優しく撫でてあげたかった】
【でも、もう血で汚れた手ではそれは叶わぬことを思い知り、
 ふぅ、と淋しげにため息をついた】

……む?

【鼻を小さくすんすんと鳴らして、匂いの変化に気付く】
【当然だ、何故なら匂いを発生させたのは自分なのだから】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 00:25:54.13 ID:ENSDoOov0
>>572

一応全部調べたから大丈夫だと思う。
まさか性犯罪者よろしく、体内に埋め込まれてたなんてことは無いと思うし。
……無いよね?

【其処で同意を求められても反応に困ると申しますか何と申しますか】
【「でも松葉杖は凄いねー」なんて、他人事のように呟いて】
【そして、沈黙の共有。英語にするとサイレント・シェアリング。なんかカッコいい。どうでもいい】


……あ、うん。大丈夫なら良いや

【一挙に緊張の糸が切れたように、凍り付いていた世界が溶けるように、はぁ、と肩を落とし息を吐いて】
【続く青年の問いかけには、まさしく目から鱗といった表現がよく似合うような表情を見せ】

……え、……でもさ、入院着だよ?幾らなんでも……
…………あ、そうか。トイレか何処かで着替えれば良いんだ

【自分で勝手に打開策を思いついて、ぽん、と手を叩き】
【其処からの行動は早かった。少女は巧みに人の意識の裏を縫いながら、公園まで辿りついて】
【青年に「ちょっと待っててね」と告げると、女子トイレに入り込んで数分】
【面倒なので強制キングクリムゾンな調子で過程をすっ飛ばして、しばらくすれば――】


……うん、もうこれなら大丈夫だよね。

【其処に居るのは、ドクロの飾りのついたハットを被り、首にベルトチョーカーを巻いた少女だ】
【パッと見セミショートだが後ろで長い髪を一つ結びにしており】
【襟と袖にファーが付き、至る所にベルトをあしらった、細身のシルエットの黒いフルジップジャケットを着込んでいる】
【ジーンズは暗い灰色のものを着用し、靴にもドクロのワンポイントの装飾が施されており】
【また、左腕にもベルトタイプのレザーブレスレットを着用している】
【そして、首から鏡映しのような逆向きの「S」を象った銀色のペンダントを下げている】

【なんというか、随分印象が違って見えるだろう。抱えていた袋には、丸めた入院着がある】

いやー、助かったよ。ありがとう、君。
(パッと見で貧乏そうだし)良かったら、お礼に何か奢らせてもらうけれど?

【なんて、笑顔で歩み寄りながら提案するだろう。失礼な思考が入ったのは気のせいではない】
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 00:26:26.32 ID:o1iWkYi5o
>>570

金に…

【青年の現行の思考は「肉を切らせて骨を絶つ」へ】
【元は死体だ、崩れようが修復は利く】
【それに俺は患者だ、と】
【相手を首に食らいつかせ、牙に貫かれて弾ける鮮血が相手の視界を覆う瞬間】



――――悔いろ!

【渾身の左アッパーを相手の鳩尾へ打ち込もうとする】
【その性質には思考は無く、激情に身を任せた力のみの一撃】
【相手が人間と余り変わらない身体構造をしているなら、呼吸がままならない程に追い込む程度のその一撃】
【尤も失神してしまう程ではないにせよ、鳩尾と言う急所への攻撃は強烈だろう】
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 00:26:49.27 ID:DGdNT6NDO
>>575
 “炎の能力”。
 皆そう言うんだよなあ、これを見せると。
 
【ククク、と喉で笑いながら青年が両の手を払うと、手足に纏っていた焔は火の粉となって霧散し、髪の色も元に戻る】
【青年の口振りからすると、どうやら炎は能力の一部か、副次的な物であるらしい】
 
 ……ま、手打ちにしとこうか。これ以上はな。
 あー、痛え。三発も打ち込みやがって
 
【赤毛混じりの黒髪の青年は悪態をつきながら膝立ちになり、裾を捲って穴が空いた自分の足に触れる】
【傷口に触れた青年の手が目映い光を纏うと、次第に出血が緩くなっていく】
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 00:28:28.79 ID:3O0Waq3DO
>>567

【リンの激昂・・・ダーティーは・・・・・・とっさに味方・・・少女を羽交い締めにし頭を打ち砕かれた男の死体を盾にする・・・リンの殺気に対しての咄嗟の行動・・・反射的に仲間を・・・】

ガッ痛っ!?
【おかげでダーティーは生きている・・・防げたのは運がよかったとしか言い様が無い、もっとも右側を狙った弾は直撃とはいかないものも当たったようだ】

ちっ・・・まぁ巻き込まれたくねぇしな!
あばよ!クソメス!!
【ダーティーは咄嗟に以前のトーナメントの騎士とケンタウロスの中間のような体になり逃げ去っていく】

【一方少女は・・・】

お肉・・・あの子好きだから・・・・・・ねぇ“おかぁさん” 
【まるで・・・まるで・・・弟のために母の調理を手伝う姉の・・・自分の手伝った料理を弟が食べた時の反応を予想し微笑んでる・・・そんな表情を浮かべ自身のアートマンに話し掛けたかと思うと・・・】

【接近してくる・・・リンに焦点の合わぬ目を向けながら】
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 00:30:43.03 ID:3O0Waq3DO
>>583
/追加 
/【地面に投げ捨てられた弟の遺骸が鞠のように跳ねる】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/03/30(水) 00:30:49.28 ID:QvFWVfDAO
>>579

うんっ、おぼえてる!

【約束をした事が少し嬉しいのか】
【はたまた彼女から涙が見れなくなったのが嬉しいのか】
【どちらにせよ、楽しそうだった】

どーかしたの?

【彼自身は、気付いていないのか、気付いていても気にしてないのか】
【彼女の疑問符の原因を知ろうとしていた】

【もしも、彼女が死体のあった方へ、顔を向ける事があったなら】
【そこには、血痕しか残っていなかった】
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/30(水) 00:31:38.12 ID:yqoxzPkCo
>>577

……………………まあ、良いかもう

【少女はそれきり口を閉じて】

「………ふむ。君には、何を聞こうか」
「快適だが訪問者のないこの生活を、どうしたものかと思ったが……」

「……気が変わったよ」

【握手の時間は短い。牢の中の中年の男は、自分から直ぐに手を引っ込めてしまい】

「私と其処の少女だけが話をするのでは、君が除け者になってしまうな?」
「それを私は、好ましい在り方だとは思わない、思えないのだよ」

「だから、今夜はさようなら、だ。どちらかが望むなら、また来たまえ」
「その時には……看守に、コーヒーでも用意させておこう」

【そういうと、座椅子に座ってしまった】

………ん?

【少女の方は、この状況についていけておらず】
【会話の対象がラジオと本に没頭し始めるのを、あっけにとられて見ていて】
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 00:31:42.83 ID:PcrnqavSO
【路地裏と大きな通りをあみだくじのように行ったり来たりする一人の人物】
ちらほら人気の減りはじめるこのぐらいの時間が一番問題なんだよなあ…
【それはまるで時代遅れのウエスタン映画から登場人物が抜け出てきたような】
【両の腰にリボルバーを携えた、イメージそのままの保安官の服装】
家出中の少年少女にいつまでも家に帰らないではしゃいでる馬鹿なチンピラはいねーがー
【長い金髪を後ろで束ねて青い目の保安官だ】
ま、いない方がいいんだけどな
【パトロールなので周りに注意しながら路地裏をうろうろしている】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 00:32:23.99 ID:ZRg0F33SO
>>569

【ふわり、穏やかな風が吹き抜ける。野の草花は、皆ことごとく頭を垂れて】
【風上を見遣ればそこには、いる筈もない人が居た】

【長い濡羽色の髪に、透き通った琥珀と金の境の双眸の、小柄な少女】
【ブラウスにジャンパースカート、上から薄手のケープを羽織っている】

やーやーお兄さん、最近流行りの月光浴っスかー?
そんな暗い顔して溜息ばっかり吐いてると、幸せも逃げちゃ……。

あ、深呼吸っしたね。こりゃ失礼ー。

【なんだか気軽に話し掛けて来ている辺り、きっと空気をからけとか読んじゃうタイプ、か】
【彼女は、何してるのかにゃー、等と小首を傾げ、目を細めて彼を観察していた】
/大丈夫でせうか。
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 00:34:25.03 ID:sDRXMJP8o
>>581
【噛みついた肉の感触と噴き上がる血潮に満足、しようとして】

(死体…!?)

【予想していたノウリョクシャの味との差に落胆していた最中】
【強烈な攻撃が鳩尾に入る】
【予想外の攻撃であり、その威力も相まって強烈なダメージとなる】

げほっ!!

【地面に倒れ伏し、幾度となく咳き込む】
【腹を殴られた衝撃からか、幾種類かの高級な宝石と、金細工の小さな像を吐き出した】
【売ればかなりの値がつく代物だが、残念なことに唾液にまみれている】
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 00:35:02.84 ID:FxTLP93O0
>>583
クズが……テメーは[ピーーー]
悪には悪の鉄槌を与える
【普段のクール(笑)な彼女とは思えない程、今熱くなっている】
【そう悪態をつき】

………来なさい
殺しはしないわ…貴女には正気になってもらうわ
【熱が収まったのか、冷静になり拳銃を懐にしまい】
【右足を上げ、蹴りの構えをとる】
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 00:35:58.87 ID:i5wHu4iAO
>>586

《と、言っている、だから今日は終わりのようだな》

《有意義かどうかはさておき、終わったものはしょうがない》

【後ろを向いて肩を竦めて無表情に見る】

《では、もう帰るのか?》
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 00:38:04.41 ID:0qVp5dzNo
>>580


(…………何で僕、付いて来てるんだろう。

【待っている間、公園の入り口に有る逆U字のアレに座り、僅かな疑問】
【街に出ている以上、『時間』は有る――其処は、別に構わない】
【“何となく”、予感めいた物が有ったのだろうか……】


――――……えぇ、『脱走者』には見えません。


【――帰って来た少女に向けた、悪戯っぽい、其れで居て人の良さそうな笑みを見る限り】
【其れは幾つかの意味合いでの性格≠ノ起因するものだったのかも知れないが】


……言っておきますが、此れはお金が無い*じゃ有りませんよ?
単に持ってた服が5セットくらいボロボロになっちゃっただけです。


――だから、どうせなら僕に何か奢らせて下さい。 退院祝い≠ナす。


【NT的なアレが有ったのか、彼女の口振りから察したのか判らないがそう返す彼】
【よっ、と、掛け声と共に逆U字から飛び降り――そんな提案をした】
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 00:38:44.85 ID:nhfsvZYSo
>>576

(──あ、は……)

【今は未だ。嗤うときじゃない】
【後少し。もう少しだけ──耐えろ】

【シズリは必死で。唇をかみ締める】
【セシリアが視界を塞いでいるのも、幸いした】
【そうでなければ──或いは】
【シズリが笑みを堪えていることが、セシリアにも分かったかもしれないのに】


────セシリアちゃん
キミはどう思うか分からないけど……私は、キミのことが大好きだよ
私の事を心配してくれた、優しいセシリアちゃん

私なら──私なら、キミのことを、たくさん『愛して』あげる
だから……もし、気が向いたら私の所においで?

きっと、これからどうするか決めるのには時間がかかると思う
でも──私は、セシリアちゃんがくるのを、いつまでも待っているよ?



      だって私は、キミのこと、『愛している』んだから、ね


【悲痛な叫びを漏らすセシリアに。シズリは愛の言葉を囁き続ける】
【名前を呼び。愛を語り──己の存在を、セシリアに刻み付けるかのように、振る舞い】

【そうして。最後にまた一度だけ『愛しているよ』と告げると】
【それ以降、言葉は要らないとでもいうかのように彼女は立ち上がり】
【一歩、二歩。彼女から、距離を取る】

【離れたシズリを追うか。この場から逃げるか。或いは留まるか】
【全ては──】
【セシリア・ランツの手に、委ねられる】
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/30(水) 00:38:49.79 ID:LaLzvQxP0
>>582

…?ってことはなんかまだあるんだよな?
っつーか回復あんのかよ…便利な能力だなぁオイ。

【そう言う皮肉を言いながら腹をなでる】

…で?今の戦いで俺の動き方以外になんかわかった?俺の組織が見えたか?最初にそんな感じのこと言ってただろ?
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/30(水) 00:38:49.97 ID:ZN5RJ9hA0
>>573

……。大切な、人、ばかり、だったから。……君は、
……強く、……なったの、かな。……

【撫でられ、くすぐったそうに。柔らかな、表情で、瞳を、細め】
【呟いた、言葉は。聞こえた、だろうか。オールドローズに、瞼を、落とす】

……。……、大嫌い=c…、だけど、……。でも
……それは。……必要だと、……思う。……

【大嫌い、という、言葉は。恐らく、嘘、なのだろう。声が、冗談めかした様な、其れだからだ】
【まだ、少女は、精神が、幼稚で。本当のことは、少しだけ、隠して、置きたいから】

【撫でられる、手から。掛けられる、言葉から。其の、意思が、ひしひしと、伝わっている、気がして。少女は、涙ぐむ】
【そうだ。此処に、リア充爆殺委員会の、水の国支部(本拠地)を建設しよう、と、ガイアが、囁いた気がした】
【兎に角、少女は、彼を、見返してやりたいと、ただ、決意して】

やまもと。……因みに≠フ、方は……忘れて置く
……檸檬。……夢幻、檸檬

【名を、聞いた後。無表情、というか、困惑した、表情で。ガクガク、震えた後に】
【おずおずと。自分の、名前も。彼に、教えるだろう】

……またね。……、やまもと。……

【ふい、と。彼の、頬に。冷たい、右手で、触れようとして】
【其れが、阻止されても、されなくとも。少女は、直ぐに、其の場から、去るだろう】

/何か、檸檬が、上から目線のあれになってた様な、気がして…すみません…
/お疲れ様でした、ありがとうございました!
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/30(水) 00:38:59.28 ID:yqoxzPkCo
>>591

………え、あ、ああ?

……あらー………なんでこうなった

【はるばる歩いて来て何故こうなったと肩を落とすものの】
【他にどうする事も出来ず、来た道をそのまま戻る】

【帰りは、行き程の厳重な検査も無く】
【特に突っかかる場所も無く、刑務所の外へ出る事に】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/30(水) 00:40:39.98 ID:3gT+nhOZo
>>585

う、ううんっ
何でも無いのですよ!

(そんな……一体なにが…!?)

【男の子の質問に一瞬びくーっとなるが、なんとか取り繕い、】
【死体の方へ視線をちらちら送る】

(そ、そんなはずは無いのですよ!)

(確かに…確かに!それに血痕も残って居ますし!)
(人だってさっきから通っていないはず…!)

【別に死体が消えたところで、彼女に不都合は一つも無いのだが】
【その異常さに、冷や汗がつーっと頬を伝って】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 00:40:49.45 ID:3O0Waq3DO
>>590
【アートマンの射程距離にリンが入ると・・・】

大きいな・・・切らないと・・・・・・ 
【少女のアートマンは右から左に腕を振り親指をのぞく指の鉤爪でリンの腹部を切り裂こうとする】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 00:41:00.07 ID:J/TFebgIo
>>588

【魔翌力の流動が、止まる。】
【一つ小さな波を残して────何事も無かったかのように、元の“雰囲気”へと変化していく。】

…。……。

【無言。じと、と言う視線を感じる。】

【たたたたたた。軽やかな音を立てて、走り寄ったかと思えば────】

【──たん。両足で地を蹴り、飛び上がる──!】

ちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇいッッ!!!


【跳び蹴り。と言うより、高く跳躍して斜め上から踏み潰そうとしているような、そんな蹴りを放つ。】
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 00:45:27.21 ID:ENSDoOov0
>>592

うん、良かった良かった。あとは、この病院の服だけど……
そうだね、明日あたりにコッソリ返しておけばいいや。玄関とかに置いといて。

【悪戯っぽい笑みに、思わず緩やかな微笑みを零して】
【抱えている袋に入った入院着を軽く持ち上げて思案し、そう呟いた】

5セットもボロボロになったの?それは大変だったね……
私たちは基本、暗黙の了解で、服が破れても次見る時には何事も無かったかのように元通りになってるけど。
……ん?今私何を呟いたんだろう。ごめんね、忘れて

【と。メタい発言を零してから、ひとりで勝手に首を捻って】
【退院祝いとして奢らせてくれ、という青年の提案に対して、少女は】

……え?いいの?なんだか悪いな……
それじゃ、ご馳走になろうかな?年上の提案にはおとなしく従っとくのが吉だしね

【「それで私が大人になったら、年下の子に奢ってあげればいいんだよ。よく出来てるよね世の中」】
【なんて独り言のように呟いて納得し、青年の提案に乗ったようだ。なんというか、結構軽い子である】

ところで、お店のアテはあるのかな?
無かったら私、友達に教えてもらった良いところがあるんだけれど。
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 00:45:48.48 ID:i5wHu4iAO
>>596

【刑務所を出て暫く歩き、最初の変人仕様の格好に戻る】

《これで終わりか、少女にとっては有意義ではなかったようだが》

《次はよい対話をすることができれば良いな》

《我に用は……ないだろうな》

【振り返りながら問いかけ、再び正面に向き直る】
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 00:48:07.95 ID:DGdNT6NDO
>>594
 滅茶苦茶時間かかるから、バチバチやってる間に回復なんて事は出来ねえがなー。
 
【赤毛混じりの青年は軽く笑いながら、足の回復を続ける】
【足の傷口はようやく血が止まったくらいで、まだまだ全治には時間が掛かりそうだ】
 
 まあ……不殺の意思は確かなモンだと思うな。太股狙わずに脛を撃ってたあたりに見て取れる。
 けどなあ……不殺を貫けるだけの力があるかどうかは、微妙だと思うね。
 
【傷口に当てている右手はそのままに、左手でジャケットから煙草を取り出し、口にくわえる】
 
 最後の爆発だって、下手すりゃ人が死ぬんじゃねえか?
 
【左人差し指に火を灯し、煙草に着火】
 
 まあ、そんなとこかね。見えたのは。
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/03/30(水) 00:48:17.84 ID:QvFWVfDAO
>>597

ん〜……ならいいんだけど……

【彼はその事について、気付いた様な態度は取っていない】
【色々と、謎しか残らない現象だが、答えはきっと見つからない】

あっ、そだ、なまえ……
ウィルノート……ですっ

【ふと、思い付いた様に、そう言った】
【そう言えば名乗ってなかった、と思い出したのだろう】

【これでいいのかな?と少し不安になりながらも、自己紹介を終えた】
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 00:48:50.64 ID:FxTLP93O0
>>598
ハァァァア!!!……
【右足の義足で、斜めに斬ろうとする爪を上に蹴り上げようとする】
【右足の義足の裏には「きーっく」と書いてある】

【そして、そのまま左足の義足でアートマンに蹴り上げを放ち、バク宙をし後ろに下がろうとする】
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 00:50:09.78 ID:o1iWkYi5o
>>589

ぐっ……!

こりゃまた病院送りだな……

【と呟き、青年は噛まれて切れた首元の包帯を解いて、巻き方を変えてまた巻き直す】
【これによりある程度の止血効果は得られるだろうが、今尚包帯の上へと血が滲み出ている】
【生きた人間と変わらない身体とただの死体とを行き来する身体を以って尚、出血とは怖いものなのだろうか?】

……あーあァ、何食ってんだお前はよ。

しかも高価そうなモノばっかり……

【そんなことを言いつつ、宝石類を手にとってみようとしゃがむ青年】
【どれだけ強欲なんだ】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/30(水) 00:50:37.97 ID:yqoxzPkCo
>>601
【刑務所を出ると、腕時計で時間を確認して】
【そのまま、街の方へと向かい】

………まあ、なあ

【男の言葉に肯定の意を示し、そのまま去って行った】


/ごめん、ちょっと辛かった
/お疲れさまでした
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 00:53:12.78 ID:i5wHu4iAO
>>606

/お疲れ様でしたー
/いやはや申し訳なかったです
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 00:54:09.96 ID:0qVp5dzNo
>>600

正直、僕だって何で新しい服を買わないのか―― ……ん。
いや、何でも無いですし何も聞いてません。

【ぶっちゃけると『貧乏そう』を挿入して容姿キーワードにしたいが為なのだが、】
【其処はあーだこーだで片付いてしまうのもこの世界である】
【電波を打ち切られた青年は軽く頭を左右に振って……店、と呟き】


いや、さっきの通りにでも戻って適当に入る積もりでしたが――。
……そうですね、じゃあ、貴女の言う所に行きましょう。
同じ量を食べるのなら、美味しい物を食べたほうが幸せです。


【「じゃ、行きましょうか」――そんな言葉を放つと、適当な話でもしつつ彼女の後を付いていくだろう】
【自己紹介は落ち着いてからで構わない、と考えたのか、道中では名を名乗らない筈だ】

/キンクリ大丈夫ですー
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 00:54:16.10 ID:yLy4ZDM4o
>>595

………かも知れぬ、なぁ
そうだと良いが――――――

【何とも言えぬ、擽ったそうな笑みを浮かべて】
【懐かしい、しかし遠い場所にそれらを置いてきた事を惜しいと思う気持ちも有って】

それは残念
しかし、甘いモノばかりも食べてはならぬしな。
受け入れる者、共感する者、反発する者。様々な出会いが有ろう。それらを楽しみにしておくと良いでござるよ

【それもまた、貴女の意志。個性】
【貴女が求める者もまた―――必ず居る筈だ】

【嗚呼、まだ足りない――リア充でなくとも、幸せそうな奴は片っ端から叩き斬る為の得物も有るのに】
【―――――これ以上はいけない。】

………寧ろそっちがメインなんでござるがなぁ。魔女ならぬ魔男(まだん)にござるよ。
夢幻、檸檬。覚えておこう。袖触れ合うも多少の縁。いつかまた会う事もあろうて

【頬に触れれば、少々こけた頬から―――生きた人間の体温を感じれるだろう】
【少女にもきっと―――彼の暖かさの断片が感じれて】

…また会おう、人間よ

【敢えて、確認す様に――そう呟いて】

【少女とは真逆に、冷たさを感じる頬に触れ】

………変わった世界でござるなぁ

【月に向かって、囁いた】

/お疲れ様でしたー!
/大丈夫だ、問題ない―――多分
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 00:54:38.57 ID:ZRg0F33SO
>>599
【彼女が魔翌力を知覚しているのかは、ぱっと見定かではない】
【ただ、黒髪をさらさらと風に靡かせて。じー、と】

【ともすれば眠たげにも見える視線で、其方を眺めているのだった】

……お。

【刹那。見つめ返すジト目に、ぽかーんと】

………おお。

【いかにもな阿呆っぽく口を開け目を見開いて】

…………おおおおぉー!

【女装付けての華麗なる大ジャンプに、何やら感嘆の声を上げ】

すすすすげーっスよお兄さん!まさかのライダージャンプに私歓喜ーっ!
これはツッコミと見せ掛けひょっとするとひょっとして
所謂ところの落下系ヒロインってヤツっスねわかりまうぼぁーっ!

【………あ、蹴られた。】


あーれーっ!

【しかも吹っ飛んだ。何なんだこいつは】
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/30(水) 00:55:45.20 ID:3gT+nhOZo
>>603

…うんっ
も、もう大丈夫!心配要らないから!

【大丈夫といいながら、やはり視線をちらちら送るが】
【考えと言いようのない不安がめぐるばかりで、何にもならず】

…ん。ウィルノート君、覚えたよ
おねえちゃんは…

【少しだけ悩んで─────】

…ごめんね。ウィルノート君っ
今のおねえちゃんには、名乗れる名前が無いの

忘れてくれても…というか、忘れるほうが……いいかな?
私のことなんかよりも、さっきの約束の方がずっとずっと大事……だから

【小さく頭を下げて、名乗れないことを謝罪した】
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 00:56:24.22 ID:sDRXMJP8o
>>589
【未だ、鳩尾に残るダメージで立ち上がれない】

ノウリョクシャ…全然、おいしくッ、ないじゃないか!
それに、おま、え…!
何者なんだ!?

【息を切らしつつも、浮かんだ疑問を解決する糸口を求めて】
【吐き出した宝石を吟味している青年に問いかける】
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 00:57:27.02 ID:3O0Waq3DO
>>604
【アートマンの手は弾かれ蹴り上げが顎をえぐる】

痛・・・ごめんね・・・お母さんどこかで顎ぶつけちゃったみたい・・・ 
【ダメージはあったようだがクスリのせいかアートマンが頑丈なのかダメージはあまり大きくないようだ】

今日はシチュー・・・あの子喜んでくれるかな・・・・・・ 

【その時・・・赤い何かがリンの右肩目がけて弟の方から高速で飛んでくる】

【その正体・・・それは血液・・・まるで熱く煮えたぎり炎の様になった】

【弟の遺骸が・・・まるでミイラのようになる】
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 00:57:46.26 ID:sDRXMJP8o
>>612>>605のミスorz
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 00:59:32.48 ID:ENSDoOov0
>>608

そっか。それじゃ、付いて来て。案内するよ。
安いし美味しいしこの時間にしては結構静かな、穴場があるんだ。

【少女は何処か嬉しそうにそう微笑むと、青年を先導して街を歩く】
【今度は堂々と大通りを歩いてゆく。逆に先程の身のこなしが想像できないだろう】

【 きん☆くり 】

【暫くすれば、少女は路地にある小さなバーの前で歩みを止めて】

ごめんくださーい

【からんころん、と音を立てて扉を開くだろう】
【バー、という割りには、其処は青年の思い描くものと印象が大分違うかもしれない】
【照明は決して薄暗いわけではなく、暖かみが溢れるオレンジ色で彩られていて】
【店内には小気味の良いジャズがBGMとして奏でられており――雰囲気は良い、か】

あ、2人で。
ねぇ、タバコは吸うタイプ?

【やがてカウンターに立つマスターに向かって、少女は左手の中指と人差し指を立てながら示して】
【暫くして、青年に振り向き、そう訊ねるだろう】
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/30(水) 01:01:26.94 ID:LaLzvQxP0
>>602

…あれじゃ人は死なねえよ。つーかあんな使い方は普通しないしな…
お前が頑丈なのはなんとなく解ってたし。まぁ、俺らは不殺不殺言ってるが、いつかは人を殺す日がきっと来ちまうんだなぁこれが。
正当防衛で仕方なく、とか、ホントに殺さないといけないどうしようもないやつとかもいるかもしれん。
あくまで「基本」が不殺だからな。そこはしゃーないわ。

【そう言ってロウもライターを取り出しタバコを吸う】

…あんたも不殺主義者か?見えたから何なんだ?っつーかやっぱガンマンが近距離はきついわ…
大体ガンマンってのはいつも近づけねぇようにして戦うんだもんなぁ。まあ俺が言ったことだけどよぉ…あー腹いて。

【腹へのパンチは結構響いていたようで、まだ痛いらしい】
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 01:03:01.88 ID:J/TFebgIo
>>610

──はぁ……は…ッ!

【無駄な動きで結構疲れたらしい。深呼吸タイム。】
【暫く息を整えると、走った距離をゆったりとしたペースで歩いていく。】

……あーもう、何なんだよ最近。
変な奴にしか会ってねえのか、それとも俺が変なのか───

【無かった事になっているような、そんな独り言。】
【飛んで行った方向に、見向きすらしていない。】
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/30(水) 01:03:08.07 ID:8ZioBraAO
>>593
…………………
【放心し、虚空を見つめるセシリア】
【そこに投げられた最後の言葉。そしてシズリが離れていくのを感じて、セシリアはその肩をピクリと震わせる】

あ…
【助けを求めるように手を伸ばす、届かない】

待って…
【立ち上がって追いかけようとして、そのまま義足を縺れさせて転倒する】

待ってよ〜!
独りにしないでぇ〜!!
【顔が泥にまみれ、それでも手を伸ばし】
【シズリの背に向かって悲痛な叫びを上げる】
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/03/30(水) 01:04:25.79 ID:QvFWVfDAO
>>611

あぅ……

【名前を名乗って貰えなかったのが少し寂しかった】
【けど、仕方ない、と何とか踏ん切りをつけて】

けど……おねーちゃんのこと、わすれないからっ
やくそくのことも、ずっと!

【忘れた方がいい、なんて言われたら、反発したくなる】
【元気に抗おう、うん】
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 01:07:15.89 ID:xtnd931H0
>>613
………頑丈ね
【そう呟きながら】
【再び蹴りの構えをとる】

…………なにかしら?
【赤い何かがリンの右肩を貫通する】
【痛みも暑さも感じない……だが右腕が少し動かしにくくなり、疲れがたまる】

ミイラ…?
血を操る能力?……奇遇すぎて欠伸が出るわ
【そう言いながら、動かしにくい右手で包帯を外す】
【すると人形のような美しい容姿の顔があらわになる】
【……が、右目は空洞になっている】
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 01:07:28.17 ID:0qVp5dzNo
>>615

【へぇ――彼が呟いた言葉は、『意外』から来た其れ】
【路地の小さなバー、と言えば、青年の知っている物はもう少し“落ち着いた”物だった】
【暖色と明るい照明が合わさって、下品ではない“賑やかさ”を演出している】



…………あ、いや、僕は吸いません。
お酒も飲みませんし、普通の禁煙席で大丈夫ですよ。

【早い話が、『普通の席で大丈夫』という返答】
【心許無いという訳でも無いが、裕福とも言えない身、店の内装に一抹の安心感を覚えて】
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 01:12:49.67 ID:ENSDoOov0
>>621

【確かに一般的なイメージで抱かれるバーよりは賑やかな雰囲気ではあるが、決して騒がしいわけではなく】
【ゆっくりしたいならゆっくり出来るような、そんな適度な落ち着いた空気も兼ねている】
【かつて少女が、とある電波の紅茶義賊(ナンダヨネー)に教えてもらったバーであるのだが――】

ん、分かった。

【小さく頷くと、少女はとことこ歩いて近くのボックス席に腰掛けるだろう】
【持っていた入院着の入った袋を傍らに置き、ぐでーん、と背もたれにもたれると】

あー、疲れた……気を遣うもんなんだね、病院から逃げ出すのって。
君、口ぶりからする結構な常習犯っぽいけど、よくやるねこんなの。私はもう勘弁かな

【と、いきなり砕けた調子でそう話しかけるだろう。落ち着けるところに来て、先程まで緊張していた反動か】
【しかし、初脱走であの手際の良さは感服である、かもしれない】
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 01:13:36.56 ID:nhfsvZYSo
>>618

(────あぁ)

【「最高だね」──】
【心の中で、シズリは思う】
【それと同時】
【もしかしたら今夜笑いをこらえすぎて、明日筋肉痛になるかもな、なんて】
【そんなことを──考え】


      ────セシリアちゃんが、そう望むのであれば


【まるで、姫を守る女騎士のような台詞を】
【惜しげも無く、シズリは口にする】
【──セシリアを守るべき人間は】
【きっときっと、他に居るはずなのに】

【かつん、こつん】
【今離した分だけの距離を、正確に詰めなおし】
【シズリは。泥に汚れたセシリアのすぐ目の前にしゃがみ】
【あの。張りつけたような仮面の笑みを、にこりと浮かべる】

【そして──そのまま】
【セシリアが抵抗しなければ】
【シズリはそっと──所謂お姫様抱っこをして、セシリアを抱きかかえることだろう】
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 01:13:55.42 ID:o1iWkYi5o
>>612

へぇ、死体のときに食ったら美味くないのか!
いやぁ、俺は食おうなんざ思いもしねぇけどな……

【驚いたように目を丸くしてみたりして】
【素振りや、その口調そのものがワザとらしく聞こえるかもしれないが】

俺か……?

あさり食べたときに砂抜き失敗しててたまに砂食べちゃうことあるだろ?
アレだよアレ、要するにハズレって事さ

【と、青年は相手に合わせるように食い物に例えてみながら】
【手に取った宝石類を患者衣のポケットに仕舞い込んだ。コレは強奪ではないのか?】

美味しくいただきたいなら、せめて背後からにするべきだったな
突撃見てから完全死体化余裕でしたでは、フェアにならないだろう?

【そして、唾液やらなんやらのついた手をパッパッと振り払って】
【ニヤッと笑い、下駄を鳴らす】
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 01:16:17.07 ID:ENSDoOov0
>>622
/口ぶりからする「と」が抜けました。訂正します
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 01:17:38.07 ID:3O0Waq3DO
>>620
【貫通した血はまるで火の玉のような形に成りながら今度は後ろから背中を狙って高速で飛んでくる】
【衝突のエネルギーで元の液体に弾けるように戻るので貫通はしないだろうが衝撃は大きいだろう】
【それと同時にアートマンが接近して右手の爪を腹部に突き立てようとする】
【アートマンのパワーはダーティーの変身後と同じくらい・・・常人より上と言ったところだがスピードはダーティーと違いパワーと同じく常人より上であり人間以内のものなので対処が不可能なわけではない】
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 01:17:44.61 ID:DGdNT6NDO
>>616
 そんなもんだったか? ……やれやれ、見誤ったかね。
 
【爆発の威力を聞いて舌打ちを一つ】
 
 ……そうだな。不殺なんざ本当に強いヤツしか出来ねえよ。
 滅茶苦茶強いヤツを不殺に倒すなんざ、それこそ最強って言えるほど強くねえと駄目だしな
 
【紫煙を吐きながら青年は治癒を続行する】
【空いた穴は血こそ止まっているが、傷が治るのはまだ先らしい】
 
 いや。……昔は不殺気取ってたがな、単なる傲慢と、殺す覚悟が出来てないってだけだった。
 今は──そうだな。無駄な殺しはしないように気をつけてる。
 “殺す覚悟”も“死ぬ覚悟”も出来てるつもりだ。
 
【煙草をまた一口】
 
 見えたからどうだって訳じゃあねえよ。俺はこっちの世界の組織とか知らねえから……まあ情報集めの一貫だわな。
 ……痛むか? まあ直撃しなけりゃ内臓痛めたりはしねえよ。俺に三発もブチ込んだんだ。そん位は我慢しろ。
 あの間合いを選んだのもお前だしな、ガンマンのくせによ。

【楽しそうに笑いながら、紫煙を吐く】
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 01:21:05.66 ID:ZRg0F33SO
>>617
【風とともに現れた少女、風とともに去りぬ。何はともあれ、嵐は去った】

【――――そうだ。きっとこれは、ただの悪い夢だったのだろう】
【この足には蹴りをぶち込んだ感触なんか微塵だって残っていないのだ】


【 と 、 思 い き や 】

それはまあ勿論両方っスよおにーさん、ほら類友って言うじゃないっスか類友って
目には目歯には歯鼻フックには鼻フック右の頬と見せ掛け左の頬にボディブロー!
とまあ取り敢えず何が言いたいかってえと自分も容赦なくヒトに蹴りとか入れられちゃうタイプってことで、はい!

【きらーん。後方からそんな効果音を伴わせ、何やらものっそい早口が返ってきなすった】
【しかもよくよく聞いてみると――――あれ?声近付いてね?】


………… 一 発 は 一 発 っ ス よ ?


【次の瞬間、天空より舞い降りるのはゴスロリファッションの流星!】
【小柄な体躯は見紛おう筈もなく先程の少女、平原よわたしは返って来た!とでも言いたげな悪夢っぷりだ】

【その華麗なフォームから繰り出されるは、跳び蹴りby編み上げブーツ――――!】
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/30(水) 01:21:55.49 ID:3gT+nhOZo
>>619

…あはは
ありがとうです……!

【ふと目頭が熱くなっていることに気がつい、隠すために笑って】
【零れ落ちる前に目を両手でくしくしと、こする】

あと、もうここには来ない方がいいです
こわーい人もいっぱい居ますからね!

…ほらほら、暗くなる前に帰ったほうがいいですよ
おばけとかも出ますよー?

【からかうようにして、安全なうちに帰らせようとする】
【来ない方がいいというのは、自分に会うなという意味も暗に含んでいて】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 01:24:14.06 ID:0Y2aBqop0
>>626
【後ろをチラッと見て】

《タラリア》
【そう叫ぶと2mくらいの高さまでジャンプし】
【義足から風の魔翌力が放たれ、そのまま空を飛び】
【二つの攻撃を回避し、相手にぶつけさせようとする】

【成功したら少女の背後の近くまで移動し少女の方を向いた状態で着地しようとする】
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 01:25:24.10 ID:0qVp5dzNo
>>622

【同じ様に席へと付くと、彼は左手≠フ手袋だけを外す】
【特段、怪我を隠していると言った訳でも無いらしく――『魔法陣』を見るに、戦闘用か】
【右手は嵌めたまま、と言う、少しちぐはぐな形で彼女の言葉を耳に入れ】


……多分、『変な医者』が追いかけて来ないだけ数段楽ですよ。
松葉杖に発信機仕掛けるわ、薬にに混ぜて魔翌力体飲ませるわ……。
――最終的に看護士さん達、エクストリーム・脱走≠ニか意味判らない競技にして賭けしてましたもん。


 ……まぁ其の人、もう病院辞めたんで一安心ですが。


【超人ばかりのこの世には、勿論超人の医者も存在するらしい】
【遠い目をして語る青年は、運悪く超人に当たってしまった被害者の様だ】



そう言えば―― 名前、まだ聞いてませんでしたね。
……僕は森島京と言います。


【適当に何か注文しつつ、彼女に名を尋ね――注文を終えると、会釈】
【まだ20代前半、と言った所だろうが、少し老成した感じの仕草をする青年である】
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 01:25:40.43 ID:sDRXMJP8o
>>624
【結局、彼自身について詳しく知ることはできなかったが】
【その能力の片鱗を知って、無邪気な笑みを浮かべる】

死体、化…?
はは…おもしろいなぁ、ノウリョクシャ、って…

【ふらつく体で立ち上がり、ねぐらにしている廃遊園地へと足を進める】
【彼、いや能力者という存在を’マズイ’ものだと判断したのだろう】
【今後、彼が人や能力者を食い散らかす危険性は低いだろう】
【…ただし、おいしい餌がもらえるなら迷わず誰にでもついていくだろうが…】



…あさり…って、すなごと食べるんじゃ、ないんだ…

/落ちます、お付き合いありがとうございました!
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/30(水) 01:25:59.38 ID:8ZioBraAO
>>623
【一歩、一歩、そしてまた一歩】
【シズリが近付くごとに、セシリアの顔は安堵の色を帯びていく】

あ…
【抱き抱えられた時、セシリアにはここが生涯続く安寧の地だと感じられ】


嬉しい…



シズリさん……






私の脚になってください…







【一生を添い遂げる人に言ってみたいな、と、そう決めていたフレーズを、紡いだ】
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/03/30(水) 01:27:14.87 ID:QvFWVfDAO
>>629

ん〜……わかったぁ
けど、『えりゅ』がいるからだいじょーぶだよ?

【謎の単語、えりゅ、いるから、と言う割には】
【それらしい物は辺りには見当たらなかった】

それじゃあ、おねーちゃん、またこんどねー!

【そんな彼女の意志も気にせず、きっとまた来るのだろう】
【目的が、果たして彼女との再開かはわからないが】
【顔だけをそちらに向け手を振り、走り去ろうとしていた】

【呼び止めなければ、ここでお別れだ】
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/30(水) 01:29:57.89 ID:LaLzvQxP0
>>627

無駄な殺しはしないように…か。それで十分じゃね?って最近思うんだわ。
駄目もとで言うぜ?ウチに入らねぇか?
俺もそんなにこの世界のことは詳しくないが…一応集会所の酒場(ポスター内の「BAR FATE」)が賞金稼ぎがたくさん来る酒場なんだ。
そこで情報収集もできるし、俺ら青義同盟は最近できたばっかで話題性もあるからこの名前を言うだけで結面白い反応する奴も多いと思うぜ?
どうだ?

【ロウはあからさまに彼を【blue justice/青義同盟】にスカウトしている】
【ロウが彼を、彼の覚悟を、思想を気に入ったということか】
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 01:31:26.64 ID:3O0Waq3DO
>>630
【アートマンの腹部に血液は当たり、アートマンは衝撃で前かがみになる】

あっ痛っ・・・
【少女は腹部を押さえ地に膝を着く】
【背後にいるリンには気付いてないようだ】
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 01:32:49.50 ID:ENSDoOov0
>>631

【少女は視線を落としてその仕草を見やるが、別段気に留めることはなく――】
【……席についてからの仕草といえば少女だが、彼女。室内でも何故か帽子を取らない】
【余程、このドクロ飾りのついたハットが気に入っているのだろうか?】

……ええ、……それマジなの?
変わった人が居るもんだねー……それ、患者の人権とか大丈夫なのかな。
でも、エクストリーム・脱走なら私も参加してみたかったかも。

【純粋に驚いた表情を見せた後、冗談めいてそう笑って見せて】

……私の兄もよく病院から逃げ出すんだよね、困ったものだよ。
こっちからすれば心配で仕方ないんだけど、ちょっと気持ちが分かったかな……。
あの閉塞感は半端無いね、こっちはもう動けるってのにさ。

【何処か寂しそうな表情を見せてから、そう言って御絞りで手を拭きつつ】
【注文の際には、「あ、いつものお願いします」なんて告げて会釈して】
【やがて、青年が名乗ったなら――】

ああ、うん。そうだね。えっと、森島……


……もりしま?


え、……『対機関連合』の『森島京』さん、かな?


【その苗字を聞いた少女が、ひどく驚いたような顔を見せてから聞き返すだろう――】
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 01:36:52.47 ID:o1iWkYi5o
>>632

【後の被害者軽減に協力したなど当の本人は露知らず】
【人の味に味を占めなければ、彼の再犯の可能性はやや低めなのだろうが…】

【病院への帰路道中で青年は上機嫌の鼻歌交じりに】


――――ジャァァァアアアックポォットォォォオオオ!!


【と叫びながら帰ったとかなんとか。】

/お疲れ様でしたー!
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 01:37:28.79 ID:J/TFebgIo
>>628

…何………だと……ッッ!?

【落下系ヒロイン展開────と思いきや。】
【固有スキル発動!その幻想を[禁則事項です]】

【────回避。超絶ご都合能力で左方にすらりと回避。幻影まで残している気がする。】

────うおらっしゃぁぁッ!!!
【止まらない。“爆風”を使ったせいで、“吹っ飛んでいた”。】
【そのまま、良く分からない草木に向かって高速で衝突。】
【3Hits! Total Damage 999999 ! Overkill】

【“YOU WIN”といった内容の文字が、画面外(?)から少女に向かって飛来する。】

【──この男にとっては、デジャヴな展開であったりもする。】
【具体的に言えば、“超”うるさい少女と出会った時にこのような展開が起きた。】



【ところで、だ。少女は地面に向かって超絶な飛び蹴りを放った訳で────】
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 01:39:43.49 ID:nhfsvZYSo
>>633

──あぁ。構わないよ、セシリアちゃん
もう椅子に縛り付けられる生活は終わり。
これからは、私がキミの脚になってあげる


     『愛しているよ』────セシリアちゃん


【今度ははっきりと。「キミ」ではなく、セシリアの名前と共に】
【腐敗した葡萄酒のように芳しい、甘い甘い声で】
【シズリは、愛の言葉を囁いて。愛おしそうに、彼女を抱える力を強くする】


【そうして────シズリは】
【このまま、何も無ければ。何もされなければ】
【セシリアを、自分の家へ──とあるマンションの一室へと連れ去ろうとするはずだ】

【独り暮らしなのだろうが、シズリの部屋はそれなりに広く】
【寝室のベッドは何故かダブルベッドではあったけれど──】
【また、もしセシリアの脚がしっかりと動けば部屋への出入りは自由にしてもよく】
【彼女が望めば──シズリは、セシリアと共に散歩に出たりもするだろう】
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 01:39:54.30 ID:/wcwaZpG0
>>636
気絶しなさい…
(まさか使うとは思わなかったけど…)
【右足の義足を彼女の背中に当てようとする】

【成功した場合……】

ロケットキック
【右足の義足がまるでロケットパンチのように勢いよく放たれ、吹き飛ばそうとする】
【至近距離の為、少女ごと義足は飛んでいきそうだが】

【一応は死なないように調整されている】
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 01:40:50.32 ID:DGdNT6NDO
>>635
 
 おいおい、無駄な殺しはしないようにってよ、不殺がなきゃ正義を掲げてる他の組織と変わらねえんじゃねえか?
 
【そう言って赤毛混じりの黒髪の青年は快活に笑う。足の傷口は徐々に埋まり初めてきた】
 
 そうだな……いや、悪いが今の所は遠慮させて貰うぜ。カノッサにも誘われたが、蹴っちまったしな。
 ……俺さ、正義だなんだってわざわざ題目にして掲げることじゃねえと思うんだよ。
 善悪って、個人個人が持ってるモンだろ? それに従えば良いじゃん、って考えちまう。
 だから群れて正義だ悪だ、っていうのは、いまいち性に合わねえんだよな。

【そこまで言って、また紫煙を吐き出した】
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/30(水) 01:44:25.08 ID:3gT+nhOZo
>>634

(えりゅ…友達か、何かかな?)

そっか…それなら大丈夫だね

【一応、えりゅとは何か、視線を泳がせてみたが分からず】
【勝手に解釈して、大丈夫だと言ったのだから大丈夫だろう、と考えうんうん頷いた】

…はい、それではさようならです!

【ゆっくりと手を振って笑顔で見送って】
【姿が見えなくなって、だいぶ時間が経ってから、残った謎、
 死体が消えたことを調べるべく、血痕の場所へ近寄って】

/お疲れさまでした!
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 01:44:35.93 ID:0qVp5dzNo
>>637

お兄さん、ですか……ちょっと羨ましいですね。
兄弟の居ない身からすれば、心配してくれる肉親が居るって言うのは――


何で知ってるんです?


【―― 一瞬だけ、人の良さそうな顔が崩れた】
【『身元』を知っている、と云う事は二通り……敵≠ゥ味方≠ゥ】
【最近では森島≠フ重要性も機関からは失せていると考え、本名を使用していたが――】


…………あー ――うん、何となく、判った気がします。
はい。 仰るとおり、僕は『対機関連合』で……貴女の同僚、って事に成るんでしょうか。


【この青年、こう言う所だけは実に頭の回転が速い】
【『同姓』の人物など、情報ネットワークの中では天ヶ谷∴ハしか直ぐには思い出せず】
【如何見ても、目の前の少女は機関員%凾ノは見えない――】


改めまして、宜しくお願いします。 天ヶ谷 昴≠ウん。


【――――よって、彼は顔に笑みを戻し、もう一度頭を下げた】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/30(水) 01:48:18.87 ID:8ZioBraAO
>>640
は…はい……
【甘い言葉、ぎゅっと少女を抱く腕】
【心まで鷲掴みにされたようで、セシリアは更に心を預ける】

【そのまま彼女は無抵抗にシズリに連れられていくだろう】

【車椅子が無い場合、彼女は歩けるが覚束ない足取りで、見る者を不安にさせるような状態になる】
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 01:48:53.61 ID:3O0Waq3DO
>>641

今日は失敗ばっかりだなぁ・・・

【少女よけるすべが有るはずもなく】

ごめんね・・・お母さん・・・・・・

【簡単に足を添えられ】

早くしないと・・・そろそろあの子が帰ってく―――

【―――そして】

・・・・・・

【今、少女はリンの十数メートル先で静かに慣れぬ家事に疲れて眠ったかねように意識を失い、仰向けに倒れている】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 01:52:47.10 ID:ENSDoOov0
>>644

大家族でね、兄がひとりと弟が3人居るんだ。
いつも兄は無茶してばっかりで、ほんと心配ばっかりかけて……
でも頑張ってるって凄く伝わるから、私としては複雑なんだけどね……。

……ああ、やっぱり。あはは、世の中って上手く出来てるね。

【肯定の意を受けた少女は、何処か嬉しそうに笑って】
【内心、青年――森島の推察力に舌を巻きつつ】

うん。それじゃ改めて、自己紹介するね。

私の名前は『昴』……――――『対機関連合』の新入り、『天ヶ谷 昴』。
いつも“お兄ちゃん”がお世話になってます、森島さん

【そう言って、悪戯っぽく、にこりと微笑み頭を下げる少女、昴】
【少女の兄を指す呼称が「兄」から「お兄ちゃん」に変わっているのは、安心と仲間への信頼の表れか】
【人懐こい笑みを浮かべ、アクア・マリンの瞳で森島を見据える少女】
【そこでようやく、森島は。少女の澄んだ蒼い瞳に、彼女の『兄』との共通を、見出せるかもしれない】
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/30(水) 01:53:51.75 ID:LaLzvQxP0
>>642

いや、あんたの治癒って相手にも使えるなら便利かなーって
あと変わらないってわけでもないぜ…他の正義組織にゃあ殺しそのものを楽しんでる奴もいるんだよ。
思ったよりダーティーな組織かもな。どことは言わないが…

【そして彼の言い分を聞くと】

…まぁあんたの考え方は凄い正しいとは思うよ。ま、そんだけ。そろそろ帰るわ。ちょっと病院にも行かないとな。

【そうやって立ち去ろうと振りかえって5、6歩進むと】

あ、最後に

【そう言ってまた振りかえり】

次もし戦うことがあったらハンデなしでやってやんよ。殺しは嫌いだが戦い自体は嫌いじゃないんでね。

【そして腹を触りながらふらふらと去っていくガンマンであった】

/乙でしたー 下手ですみませんでしたー
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 01:55:21.78 ID:SIvPWkcx0
>>646
【成功した事によりリンも吹き飛び、背中を打ち付け】

はぁ……はぁ……
なに…この反動の威力?
利織……お・し・お・き・か・く・て・い・ね
【八つ当たりだ】

【ヨロヨロと残った左足の義足でなんとか立ち上がり少女に近づき、右足の義足を拾いつけようとする】

【だが……ここで誰かがリンを攻撃してきたら】
【疲れと油断により対処できないだろう】
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 01:57:35.97 ID:nhfsvZYSo
>>645

【そして──きっとこれからしばらくは、セシリアとシズリの同棲生活が続くことだろう】
【シズリは仕事でもあるのだろうか。常にセシリアの傍にいるというわけではなく】
【時折は丸1日。夜も戻らない日はあるが──そういう時は事前に電話などしてセシリアに伝えるはずで】

【恐らく、セシリアがシズリ宅へ来た翌日】
【どこか上機嫌そうに──】
【「フォルスという男を知っているならば、存分に頼ってもいーから、ねーぇ?」】
【「その時は、私の紹介だと言えば話が早いと思うから、さぁ」】
【──という内容の事を、セシリアに伝えることだろう】

【車椅子の方は──】
【同棲して2、3日経てば。彼女の動きに見かねたシズリが新しい車椅子を購入してくるはずだ】


【思いもよらぬ偶然から生んだこの状況で──】
【最後に笑うのは、一体】

/この辺りで〆、でしょうか……?
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 02:00:22.70 ID:ZRg0F33SO
>>639

ふっ、星の屑成就せr――――な、に……!?

【角度、タイミング、スピード、どれを取っても完璧な一撃――】
【決まった。内心少女はそう確信してほくそ笑んでいた】
【だが然し、この落下系ならぬメテオ系ヒロインの予想は大きく裏切られるコトとなる】

そんな、馬鹿なッ!質量を持った残像だとでも言うんすか――――!

【――いや、違うけど。カスってすらもいないのだけれど】
【何はともあれ、着弾。ちゅどーん、とコミカルな轟音が辺りに響き】

【何と。彼女の黄金の右足は、クレーターを刻んで地面に深々と突き立っていた】

――――さ、刺さったァァァァァァッ!見てこれ凄いっスよってあれ、過剰殺傷?
漫画によくある蹴りの風圧だけでやっちまったパターンっスね!自分ったらさいきょー!

【はしゃぐ少女、巻き起こる大惨事、悲劇(?)の幕にはまだ遠い】
【「でも、当たってない。」――肉食形な笑みに口許を吊り上げて】

か弱い乙女の柔肌の仇、思わぬ二撃目ボーナスたーいむ!行ってみま…………。


――――あれ。抜けない。なにこれこわい。

【当たってないなら一発じゃねえ≠ネる超理論の元、無慈悲なる二撃目を】
【放とうと、したのだが。……足が、思ったより深く刺さっていたようだ】

【うんうんと唸りつつ、彼女は足を抜こうと頑張っている】
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 02:03:07.69 ID:DGdNT6NDO
>>648
 確かに他人にも使えるが……精々が血を止めたりすんのが精一杯だぜ?
 俺は体質のお陰で傷を埋める事が出きるがな。
 
【そう言って立ち上がる。ようやく傷口が埋まったらしい】
 
 へえ……そうなのか。それはちょっと気になるな。
 悪いな、折角誘ってくれたのによ。
 
【そうして立ち去るロウを赤毛混じりの黒髪の青年は見ていたが、振り返ったロウの言葉に笑みを溢した】
 
 は、上等だよ。そうなったら俺も初めから能力使って闘ってやる。
 ──俺は朝宮暁だ。機会があったら、またやり合おうじゃねえか。
 
【そう言ってロウを見送り、赤毛混じりの黒髪の青年は煙草を握り潰す】
【顔に、楽しげな笑みを浮かべて】

//ありがとうございましたっ! そんなことはないですよー
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 02:05:25.71 ID:0qVp5dzNo
>>647

【「はい、此方こそ」――そう返して、三度目の礼】
【何処か嬉しそうな表情で彼女の話を聞き、うんうん、と頷いて】

あー――、―成る程。
双葉きゅ……じゃなくて、双葉さんは無茶ばっかりですもんね。
昴さんの言う通り、少しは休まないと。

【一瞬、労働条件の過酷さをチクろうと言う邪悪な思考が渦巻いたが】
【流石に妹≠フ前で兄≠フマイナス面を言ったらアレだよなー、とか、】
【そんな具合の無駄に空気を読む完成が炸裂したらしく、同調】
【寧ろ、普段から自分が思っている事でも有る為に――嘘ではない】


…………うん、   ―――うん。


【――其れから彼は、小さく頷いて=z
【其の表情は紛れも無く『嬉しそう』な物だが……滲み出ているのは、「安心」、だろうか】
【彼女のアクア・マリンは確かに、彼の黒の双眸に其れを感じる事が出来るだろう】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 02:06:09.95 ID:3O0Waq3DO
>>649
【そう・・・ここで攻撃したら・・・もしここで攻撃したら】

【―――上から何かが砕ける音が】

【片足をはめている今なら】

【―――上から何かを穿音が】

【心理的にもリンに勝利からくる油断がある】

【―――上から鋸歯のついた太いドリルが】

【戦闘で右腕の機能も低下している】

【―――高速回転しながら】

【疲労もあるだろう】

【―――少女の頭を貫き砕き】

【だから今・・・攻撃されたら・・・少女を庇うことは】

【―――撒き散らす】
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/03/30(水) 02:12:27.18 ID:8ZioBraAO
>>650
【シズリがいない時には、彼女は一通りの家事をしている】
【掃除だけは身体的に上手く出来ない部分があるものの、洗濯や料理はかなりテキパキとこなす】

〜〜♪
【鼻歌を歌いながら調理し、皿に盛り付け】
【シズリが帰ってくるのを今か今かと落ち着かない様子で待ちながら玄関に立っている】

【そして、かつん、こつんという彼女特有の足音がドア越しに聞こえたら、彼女がチャイムを鳴らすと同時、セシリアはドアを開けて満面の笑みでこう言うのだ】

おかえりっ!


/乙でしたー!
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 02:14:36.62 ID:ENSDoOov0
>>653

【双葉きゅ、と言いかけた森島に対して、昴は何処かにやにやした表情を零して】

あ、全然気を遣わなくていいよ。双葉きゅんで良い。
お兄ちゃんを最初に「双葉ちゃん」って呼んだのは私だし。そっか、そんな進化したんだ。

【と、或る意味衝撃の事実を口にする。つまりこの少女こそが、諸悪の根源(?)なのだ】
【「双葉きゅんって……」とか呟きながら笑いを堪えるその姿から滲むのは、まさしくイジリストのオーラだった】

……でもさ、本当に……頑張り過ぎないか心配でね。
見ての通り、お兄ちゃんはあの性格でしょ?自分のことを顧みずに突っ走るから。
気付いたら凄い大怪我してたり、入院してたりも日常茶飯事でさ……
……そういうのを見てるだけが嫌だから、私も連合に入ったんだけど。

森島さんもお願いね、お兄ちゃんがあんまり無理しそうになったら、助けてあげて。

【が、そんな先程とは裏腹に、兄を心配する彼女の雰囲気は真剣そのものだった】
【余程兄のことを大切に思っているのだろう……昴は再び、頭を下げて】

(…………)

【嬉しそうに小さく頷く森島に、昴も何処か嬉しい気持ちになって】
【そんな折に、】

「お待たせしました。BLTサンドでございます。
 プリンパフェの方は、食後にお持ちしますので」

【料理が完成したようだ。少女の目の前に、BLTサンドイッチが置かれ】
【どうやらこのサンドイッチ+パフェが、昴の頼む『いつもの』らしい】

あ、ごめんね。先にいただきます。ゴチになりまーす

【森島にそう断って、サンドイッチを頬張るだろう。どうでもいいが、左利きらしい】
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 02:15:57.74 ID:0Y2aBqop0
>>654
【聞こえてくる音】

なっ…………!?

【気付けば遅かった】

く…

【目の前で少女の頭が弾け】

クソ…ぅがぁ…

【広がる惨劇】


クソ野郎がぁぁぁぁぁああ!!!!!!
【犯人はわかってる】

【怒りに満ちた表情でダーティを探す】

【そして彼女の右目の空洞に赤い炎が燈される】
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage saga]:2011/03/30(水) 02:19:57.30 ID:J/TFebgIo
>>651

──死が満ち足りた世界。
どこまで逃げても、この世は地獄。
絶望と穢れに満ちた世界からは逃れられないと知りながら────それでも、ひたすらに足掻く────

【近付く、足音。何を言っているかは分からないが────それでも、ぞわりとした物を感じるかもしれない。】

【恐怖が。】

【此方に向けて、駆けている──!】


【──死神の如く此方に近付いて来た黒衣の男は、ふと少女の前で立ち止まる。】

…復讐は、何も生まない。

────そう、思うだろ?

だが一向に構わねえッ!!

【額に向けての、正拳。】
【────一つだけ、言える事。】

──死が満ち足りた世界。
どこまで逃げても、この世は地獄。
絶望と穢れに満ちた世界からは逃れられないと知りながら────それでも、ひたすらに足掻く────

【近付く、足音。何を言っているかは分からないが────それでも、ぞわりとした物を感じるかもしれない。】

【恐怖が。】

【此方に向けて、駆けている──!】


【──死神の如く此方に近付いて来た黒衣の男は、ふと少女の前で立ち止まる。】

…復讐は、何も生まない。

────そう、思うだろ?

だが断るッ!!

【額に向けての、正拳。】
【────ひとつだけ、言える事。そう、たったひとつだけ言える事がある。】


【 当 た れ ば 痛 い 。 】
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 02:20:37.98 ID:nhfsvZYSo
>>655

【「ただいま、セシリアちゃん」──】
【其の笑みに対しては、シズリも同じようににこりとした笑みを浮かべてそう応えるだろう】

【──『愛しているよ』】
【そして、其の響きも】
【一日に一度は、聞く事が出来るはずだ】


【────彼女たちがその場を立ち去った、数分後】
【一人の少女が】
【「浮遊する掃除機に乗った」一人の少女が──その場を、通り過ぎる】

あっちゃー、もう超こんな時間ですか
ついつい超調子にのっちゃってました……もやし、お腹すかせてないでしょうか

って──あ、れ……?
これって……セシリア、ちゃん、の……?


【持ち主の消えた、車椅子】
【其れの意味するところを──少女は未だ、知らなかった】

【嗚呼──たった、数分】
【たった数分……間に合っていれば】

【ひゅう、と】
【冷たい冷たい、春の風】


/わー、お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 02:20:59.81 ID:J/TFebgIo
//あ、ごめんなさいカオスりました。
修正したレスを再投下しますのでお待ちあれ。
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 02:22:57.73 ID:3O0Waq3DO
>>657
気分はいかがかなぁメスゾンビィイ? 
ヒャハッヒャハッヒャハハハハハハハハヒヒヒヒヒヒヒァッハァヒャヒャヒャヒャヒャヒャキシッキシシシハハハハハヒッハヒッヒャハハハハハハハハハハハハ

【リンから見て右側のビルの屋上・・・右腕と左腕だけを変化させ・・・上からリンを見下ろしてる】

【なお、いつのまにかドリルは引き抜かれ、空間に開いた穴は不快な音を出しながら閉じていく】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 02:24:22.62 ID:J/TFebgIo
>>651

──死が満ち足りた世界。
どこまで逃げても、この世は地獄。
絶望と穢れに満ちた世界からは逃れられないと知りながら────それでも、ひたすらに足掻く────

【近付く、足音。何を言っているかは分からないが────それでも、ぞわりとした物を感じるかもしれない。】

【恐怖が。】

【此方に向けて、駆けている──!】


【──死神の如く此方に近付いて来た黒衣の男は、ふと少女の前で立ち止まる。】

…復讐は、何も生まない。

────そう、思うだろ?

だが一向に構わんッ!!

【額に向けての、正拳。】
【────ひとつだけ、言える事。そう、たったひとつだけ言える事がある。】

【 当 た れ ば 痛 い 。 】

//iPhone厨だけが引き起こすミスですマジごめんなさい。
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 02:30:07.80 ID:0Y2aBqop0
>>661
最高に気分が悪いわ……タマナシがぁぁあ!!
【義足《タラリア》の力で高く飛び上がり、風の魔翌力で空を飛び、相手に向かい飛んでくる】

【だが距離はあり】

【逃げようと思えば逃げれるだろう】
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 02:32:17.66 ID:9hl8xK+qo
【路地裏】

【月の光も満足に届かない陰気に満ちた場所に二つの影】
【立つ影がその両腕を広げる。蹲る影は呼応するかのように這いずる】
【神妙に掲げられたるは彩極のアトリエ】

【――静寂が砕け散った】

【砕け散った静寂の破片を踏み潰しながら、影は頬を赤を拭う】

――、39点…。

【一転、静謐な雰囲気の中、目の前のソレに神妙に点数を付ける】
【それは労いの言葉であり、落胆の言葉であり、感謝の言葉であり、蔑みの言葉】
【作品を尻目に影は歩みだす。振り返ることはない】

【漏れる月光に映る影は闇に虹を描く】

【殺人鬼は夜に踊る】
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 02:34:40.61 ID:0qVp5dzNo
>>656

【「どうぞ」、と言葉を返したや否や、彼の料理も運ばれて来た様で】
【彼の方へと運ばれて来たのはハンバーガー=c…まぁ、場所柄可笑しくは無い】


あぁ、やっぱりこの店で正解でした―― 美味しい≠ナす。


【――十五個ぐらい有るのを除けば、だが】

【しかも『確定』を使っていると云う事は恐らく、既に一つ食べた≠フだろう】
【昴が話している間か、サンドイッチにでも気を取られている間か、其のタイミングは定かではない】
【寧ろ、「能力使ったんじゃねぇか」と疑念を抱かせるほどの『早食い』であった――】


……何だか、昴さんはカンナさんと似てますね。


【ふふっ、と微笑を口元に湛えて――返したのは、そんな言葉】
【彼女が『黒野カンナ』と面識を持っているかは定かで無いが、自分の名前を覚えていたのだ】
【“副リーダー”の名前ならば、確実に覚えているだろう、と。 そんな思考が働いたのだろう】


双葉“きゅん”を弄り倒しそうな所もそうですが……何て言うんでしょう。
『他人を護る』為に行動する、って言うんでしょうか。
まぁ、言ってしまえば『対機関連合』に入ってる全員がそうなのかも知れませんけど、ね。
――……あぁ、リロード・ザ・マジシャンは違いますが。彼には近付かない方が良いです。


昴さんも、余り無理はしない様に――『対機関連合』は、仲間なんですから。


【――柔らかな表情を浮かべつつも、森島は回答≠返さなかった】
【其れは、「双葉を助けるなど言うまでも無い」と云う事なのかも知れない】
【或いは、また、『別の何か』が彼にそう“仕向けた”のかも知れない】

【だが、ハンバーガーを口にしつつ、昴に話しかける彼からは――深刻≠ネ物は感じられない】
【そんな『違和感』が浮かんだとして、直ぐに消えてしまうか、そもそも浮かばないかも知れない】
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 02:44:33.83 ID:ENSDoOov0
>>665

ああ、うん。ね、おいしいで――


えっ


【えっ】

【…………けほ、と。昴はひとつ咳払いをして】


カンナ……黒野、カンナ?副リーダーの

【完全スルーすることに決めたようです】
【流石に森島の名前も暗記していた昴である。カンナ、という名前だけで理解できたようで】

私と、カンナさんが?あはは……買いかぶり過ぎだよ、森島さん。
ま、弄り倒す時は弄り倒すし、私が対機関連合に入ったのは、お兄ちゃんを助けるためだから……
あながち、間違っちゃないのかもしれないけど……へ?リロード・ザ・マジシャン?
そんな人には見えなかったけど……

【……と。どうやら彼女、リロードとの面識はあるらしい】
【とはいえ、実は。かつて機関の支部を連合が襲撃した際、彼女が同行したもので】
【その際彼女は偽名を用いて変装していたため、リロード自身は彼女を知らないだろう】
【ついでにもっと言えば、そのイベントは中の人が途中離脱したため、それほど深く関わったわけでもない】

……うん。ありがとう、森島さん。
そっちも、どうか気をつけて。

【回答を返さなかった森島に、違和感は抱かなかった】
【それよりも今、昴の心を占めているのは別のものだったのだ】
【それは、今食べ終わったサンドイッチでも、運ばれてきたプリンパフェでもなく】


……ねぇ、森島さん。



「黒野カンナ」って、……『良い人』なのか、な?



【……という。或いはそれは、とても『奇妙』な質問だった】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 02:47:01.96 ID:3O0Waq3DO
>>663
【ここで最良のエンドはリンによってダーティーが引導を渡されること―――だとしたらダーティーのすることは】

ヒャハハッ!玉ならあるぜ立派なのがな!!ねぇのは虫に食われたてめぇの脳ミソだ!!!脳なしッ!!!!

【伸ばした高速回転中のドリルを屋上の床に叩き付ける】
【古く劣化した建物だったのだろう・・・砕けた床の一部は石つぶてや瓦礫、粉塵となってダーティーの姿を隠し、同時にリンに襲い掛かる】

【そしてダーティーは体を完全に変化させビルの反対側に飛び降りりそのまま闇に溶けるように逃げ去る】

【後味の最高に悪いエンド・・・コレがダーティーのリンの怒りに対しての答え】

【耳障りな甲高い声が笑い声がまだどこからか響いてた】


/すいません眠気が・・・・・・これで締めさせていただきます 
/乙かれさまでした。大変楽しかったです 
/また絡めたらその時はダーティーに地獄を味あわせてやってください
/それではお休みなさい。本当にお疲れ様でした
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 02:50:17.61 ID:ZRg0F33SO
>>662

(こ、これは――――ッ!いや、よくわかんねーっスけど、拙い!多分きっとほら必殺技の前口上とかそういうアレですねわかります!)
(なぁんだなんだかんだ言ってノリ気じゃないっスかおにーさん自分嬉しいっすだがしかァァァァし!!)

(こっちばっかり喰らっといて蹴撃のカタルシス味わえないのは理不尽至極!であるからして当然選ぶは――――)

【駆ける、黒の恐怖。それに一時は竦んだものの、少女は直ぐさま己を取り戻し】
【真っ向青年に相対して、その瞳を睨み据える――】

【するり。彼女を戒める拘束具(ブーツ)がひとりでに緩み、そして】


えと、まあうんアレです。そもそも自分はやってないそれでも僕流行ってないってえか
寧ろ先制打ち噛ましたのは貴方だと思うんです、ですからしかるべき精算は、はい。

復讐万歳ってかボケ殺し反対といいますか早い話――――なぁんとォォォォッ!!


【カウンターで左テンプルに振り抜かれる、上段の回し蹴り――――!!】

【同時に額を正拳が捉える筈だが、それを知っていて尚も彼女は反撃を選んだ】
【完全な相打ち覚悟だ。あれか、馬鹿か。馬鹿なのだろうか彼奴】
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 02:54:34.25 ID:p9CIp2OX0
>>667
ちっ……
【動く左手と動かしにくい右手で顔をガードしながら瓦礫などに当たるも】

【屋上に到着する】

【……が奴の姿はなかった】

ふ……ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!!
【真夜中に死者の叫びが響き渡った】


/乙でしたー
/楽しかったですー。まさかロケットキックが放てるとは…
/なんかいい宿敵みたいになってうれしいです
/おやすみなさーい
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 02:56:05.30 ID:0qVp5dzNo
>>666

【――はて、と刹那の逡巡】

【『理由』は無論気になるが……どうしても知りたい≠ニ思うほどの其れではない】
【人には人の事情が有り、“気に成る”所も違うのは人間として当然の事だ】
【そも、森島と云う人間は――そう言う事≠考えるのは苦手だし、好きでもなかった】


……良い人ですし、強い人ですよ。
僕なんかから見たら、眩しい∴ハに――、ですね。


【「対機関連合二十越え組の面目丸潰れです」、と、冗談っぽく言葉を続ける彼】
【この言葉は、紛れも無く『真実』――無論、『似ている』と思った事も、だ】


【…………かつん、と、グラスを握る金属音が響いた】
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 02:58:28.05 ID:J/TFebgIo
>>668

【避けは、しなかった。】
【鈍い音。何かが歪んだような、鈍い音が響く。】
【だが、それと同時に額に正拳が命中するのだろう───】


…燃え尽きた────

【どさ。真っ白くは──なっていない。いつも通りの真っ黒だ。】
【───取り敢えず、ブッ倒れた。】

【ここまで、まともな会話無し。】
【と言うか、此処から正常な会話が成り立つかどうかすらおかしくなっている。】
【 な ん だ こ れ ^q^ 】
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 03:03:50.92 ID:ENSDoOov0
>>670

【その言葉を聞いた昴は、ほ、と息を吐いて――】

そっか、…………“良かった”

【と。心底からの安堵を、零すだろう】
【それは、何処と無く。自分自身を主体と据えて、良かったと思うのではなく】
【まるで、誰か他人のためを想っていたような……そんな雰囲気だった】

【「お兄ちゃんもあれで二十越えてるんだよねー」、なんて冗談っぽく言葉を続けて】
【もきゅもきゅとプリンパフェを食べ進めてゆくだろう】
【そして、なんとなしに森島の表情を見ていた昴は――】

…………ところで森島さん、ハンバーガー好きなの?

【……突っ込まずにはいられなかったらしい】
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 03:12:07.86 ID:ZRg0F33SO
>>671

【重い打撃音。人間の頭蓋骨を殴る、確かな手応えを拳に残し】
【逃れえぬ直撃を額に受けて、たたらを踏んで後方へと何歩か後退】

【ばたっ。同じく、少女もまた平原に沈むのであった――――】


ぅあー……星が、綺麗っスね――――。

【所謂、所詮人間は戦うことでしか解り合えないのさ、の図】
【河原で殴り合った不良が夕日を一緒に眺めるアレである。アレ。】

【何と言うか途方もなく、電波とか肉体言語とかその他諸々etcが錯綜していたが】
【その中で彼らは、一体何を分かち合ったというのであろうか】
【少なくとも中の人にはわからない。どうしてこうなった――――】

【 ……………^q^ 】
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 03:18:31.09 ID:0qVp5dzNo
>>672

【――ん、と、其れだけを昴の言葉に返して】

確か……りーだーと僕は同い年か其れ位ですね。
リロードの野郎も二十越えてそうですね、――あぁ、厭だ。

【其れにしてもこの青年、彼に親でも殺されたのだろうか】
【リ≠ニ口に出した瞬間、機械的に表情が憎々しげなものへと変貌する】
【彼の話題が終わった後は至って温厚そうな青年に戻るのだから――見ていると何だか面白い】


……ハンバーガー――あぁ、うん、嫌いじゃ有りません。
此処のは美味しいですし、「好き」って言っても言い位です。


――――あー、成る程。 そう言う事ですね。 ……ちょっとこのグラスの水、見てください。


【彼女が『突っ込んだ』理由に思い至ったのだろう】
【関西弁で云えば、「何でそんなに食べんねん」と云う事である……彼は、グラスに注意を促し】
【右手で其れを握ったまま、目に力を宿すと――】


熱量操作≠ェ能力ですので――『カロリー』は幾らでも採れる体質みたいなんです。


【 ――グラスの中の水が、沸騰≠オ始めた 】

【「詰まりは、そう言う事ですね」と微笑んで、今度はグラスの水を冷却≠キる彼】
【……とは言え、一連の動作が終わると直ぐに食事を再開した辺り、只の『食べるのが好きな人』なのかも知れないが】
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 03:18:54.02 ID:J/TFebgIo
>>673

────まず、だ。

【倒れたままの“黒いの”が、微かに頭を持ち上げて言葉を発する。】

…なんなんだよてめえは。パーソナルスペースにずかずかと踏み込んで来やがって、よ。

ちなみにさっきのは────。
自衛だ、自衛。正当防衛らしき何か。
【───自分でも、正当防衛とは思っていないらしい。】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 03:26:47.50 ID:ENSDoOov0
>>674

ああ、うん。お兄ちゃんは“ああ見えても”22歳だね。
たまーに並んでると私の方が姉に見られることがあったりするけど、22歳だね。

【と、イジりストエナジー全開(?)な調子で愉しそうに言って】
【ふと、森島のその機械的な変化を見留めて――】

……リロードさんのこと、嫌いなの?

【ド直球であった】


あ、そうなんだ。
(それで嫌いとか言ってたら反応に困ったけどさ)

【それもそうである】
【そして彼女は、言われるままにグラスに視線を向けて――】

……『熱量、操作』……
そっか、なるほど……へー、便利な能力、なのかな?
私の能力なんかは、戦闘にしか使えないし……
『天ヶ谷流魔術』の腕も、お兄ちゃんに遠く及ばないからねー

【と、素直な感想を零しながら、パフェを食べ進める】
【ちょっとだけ、見てるだけで胸焼けしそうだと思ったとか】


お先。ごちそうさまでしたー

【やがて、パフェ容器にからんとスプーンの踊る音。昴は食べ終わったようだ】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 03:43:45.67 ID:0qVp5dzNo
>>676


……馬が合わないだけです。

【せつこ、それ“きらい”っていうんや】

【――其れは兎も角として、彼も彼でハンバーガーは残り一つ】
【手を一旦停めると、彼女の言葉に少し首を傾げて】


便利……うん、多分便利な方だと思いますよ。
……使いすぎると筋肉痛になるのが玉に瑕、ですが。
僕なんか魔術の才能は無いから、魔術を使えるだけでも羨ましいです。


【彼の『服装』を見るに――日常的に“能力”を使っていると判るだろうか】
【如何考えても、この季節には『寒い』其れである。 大方、空気温操作≠ナもしているのだろう】
【中の人的には年中好きな服装をさせれるので超便利だったりする】


【――――最後の一つをぱくり、と平らげると、手を合わせて「ごちそうさま」】


……さて、そろそろ遅いし出ましょうか。
あんまり遅いと、病院から家に電話が入るかも知れませんし、ね。
我等がりーだー殿下のお心を患わせる訳には行きません。


【がたり、と椅子を揺らして立ち上がり、伝票が有れば其れを取って】
【恙無く感情を済ませ――何も無ければ、店の前で別れる事だろう】

【……見送る彼の姿も、微笑を湛えている筈だ】


/この辺り、でしょうかー
/うわ、気付いたらこんな時間だ遅くまでお疲れ様でしたー!
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 03:43:53.90 ID:ZRg0F33SO
>>675

えーっ、と。……通りすがりの旅鴉、ってヤツっスかねー?
何、と言われても、自分を指すワードはそれと、ぴっちぴちの櫻小町、ってくらいしか。

【「ん、しょ……」と。何処となく大儀そうな掛け声と共に、少女も頭を擡げて】
【それから暫くして、ぽつり。はてと首を傾げての思案の後に、そう答える】

ふぇ。パーソナルスペースって、もちっと狭いもんだと思ってましたけど……。
例えるなら、ほら。初対面でこーいうのはヤだなぁ、って感じる位。

距離にして大体半径1〜2m以内、と――――こんな、感じ?

【それから悪びれもせず、惚けたような事を言って立ち上がれば】
【ぱんぱん、と軽く服を払って。覚束ない足取りで、其方へと近付くと】

【にやり。悪戯っ子めいた笑みを浮かべて、隣へと横たわり直して】

【「あ、そっスか。お返しは済んだし、もう気にしてないんすけどねー!」等と】
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 03:54:36.17 ID:ENSDoOov0
>>677

……へー。じゃ、いつか仲良くなれるといいね。『仲間』なんだし

【と、純真な瞳がきらきらしてます】
【いや、恐らくは分かってて言ってる、のだろうか?】

あはは、私も元々魔術はからっきしだったからね。
お兄ちゃんの指導のお陰、かな……

【そう呟いて、何処か遠い目をする昴】
【……それは、彼女の過去を知る者ならば、理解できるだろうが】
【知らないならば、普通に兄に魔術を教わる昔を思い出しているのだろう、程度しか思わないだろう】


……うん、そうしよっか。
今日はありがとうね、森島さん。
これからも、お兄ちゃんともどもよろしく!

【店を出ると、昴は森島にそうやってお礼を告げて】
【やがて、別れるだろう――】


【――天ヶ谷家】
【双葉は、普段此処には帰っていない――が……――】


……ただいま。

「……おかえり、……。……大丈夫だった、か?」

ああ、うん。平気だよ。私の強さは知ってるでしょ?
……ところでさ。今日、対機関連合の人に会ったよ。
“黒野カンナ”のこと、聞いてきた。

「、…………なんて、言ってた?……」

……“眩しいくらいに、良い人”……だって、さ。
…………無事に会えるといいね。…………“ワーズ”

「……うん。…………――――ありがと、……スバル」


【――物語は、静かに動き始めているのだ】

/お疲れ様でした!超時間ありがとうございました!
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 03:56:47.89 ID:J/TFebgIo
>>678

────そうか、“バカ”鴨か…
それ以外に何か聞こえたのは、気のせいにしてやるから感謝しやがれ。
【───何故か感謝を求められる。】
【早速バカと呼んでいるが、其れが彼のデフォルトである。】

てめえが相手だと大体1〜2kmってトコだ。
寧ろ、同じ階層(レイヤー)には居て欲しくない──
【良く分からないが、彼にとっての世界に存在して欲しくないとまで言われているような、そんな気がする。】

…って言ってる間にこっちに来るんじゃねえってのッ!
明らかにてめえが言う1〜2mまで来てんじゃねえか。嫌がらせか?なあ嫌がらせか?
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 04:22:43.79 ID:ZRg0F33SO
>>680

バカって言ったほーがバカなんすよ?それに自分、葱は背負ってませんし。
あ、ひょっとして食べちゃいたい位可愛いとか!?やだなーもう、照れちゃうっスー……。

【さらりとバカ呼ばわりを受け流し、極限なプラス思考でふざけてみせて】
【ぽっ、等と擬音を口にしつつ、にやにやと笑って「ありがとーございましたっ」と一言】

【――――なんかもう、色々と駄目だ。駄目だ】

ふふふー。それはつまり高翌嶺の花だから恐れ多くて近付けません、と。
お世辞が上手いっスねー、いやはや。惚れちゃうかも……なんて、勿論冗句っスよ?

【続けざま、極限のプラス思考パート2。この少女、完全に彼をからかいに掛かっている】
【全くもって性質が悪い。――ぱちり、ウインクを一つ。隣に身を横たえると其方を向いて】

――――……だって、面白いんすもん。駄目っスかーぁ?

【……………。】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 04:36:33.19 ID:J/TFebgIo
>>681

──妄言も大ッ概にしやがれ。
…なーんで俺がてめえ“なんざ”に欲情しなきゃならねえんだよッ!

【そんな様子にジト目を返し、握り拳を作ると振りかぶらずにそのまま当てようとする。】
【衝撃を擬音で表すならば、ごつん、という程度。でも痛い事は痛い。】

(──マジなんなんだよコイツ……)
【溜め息。物凄く分かり易い溜め息。自分疲れてます的。】

…、……、……。
ああ、死にてえならそう言ってくれりゃあ良いのに───。

【──殺気。しかしながら、そんなに長い時間向けるつもりは無い。】
【暫くすると、意識を別に移して溜め息をもう一つ。】
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 04:59:03.06 ID:ZRg0F33SO
>>682

そりゃまあ、些か色気を欠いているコトは否定しません。何をとは言いませんが大平原です。
けれども、言うに事欠いてなんざとは……あ痛っ!むむむ、か弱い乙女に二度も手を上げますか……。

【彼の言葉に、臆面もなく答えれば。更に二の句を接ごうとした所で、ごつん】
【額に握り拳がヒットし、少女は痛みに顔を顰めて頭を抱えた】

【先程の蹴りと正拳のダメージが残っているのか。うぅ、と小さく唸り】

……あ、また溜め息。そんなんじゃ幸せも逃げ放題っスよ?スマイルスマイル!

【ややあって。素早く復帰し、彼の露骨な嘆息を見咎めて】
【にぃ、と。自分の唇の両端を、人差し指で引き上げて、そう促す】

――――。

【その後、向けられた殺気にきょとんと目を見開いて】
【――その瞳孔が。猛禽を思わせる形状に、細まった】

あ、そうそう。どうして=\―って質問への答えっスけど、何してたんすか?

【まあ、それも一瞬のこと。気恥ずかしげに頭を掻きつつ、「気になっちゃって」と少女は微笑って】
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 05:11:36.98 ID:J/TFebgIo
>>683

──か弱い乙女とかほざくのは蹴りを放つ前にしろっての。
か弱さを微塵も感じねえんだけど?

【やれやれ、とでも言いたげなジェスチャー。】

んじゃ溜め息吐く理由無くせっての、バカ鴨。
──幸せを間接的に奪ってるてめえが“不幸”そのものじゃねえか。

【溜め息再び。】

…てめえが1〜2mの範囲から出たら言うんじゃねえ?

【疑問系。別に言うとは決めないらしい。】
【はっきりと追い出そうとしているような。】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 05:34:30.85 ID:ZRg0F33SO
>>684

時と場合に因りけり、っスよ。櫻の女の子はただか弱いだけ≠カゃねーっスからね?
まあ、初対面早々からケダモノの如く迫られたら、ああいうコトにも成りましょう。

【肩を竦める彼に向け、けらけらと笑いながらさらりとそんな事を宣う】
【意味は、一応通じる。だが、一部始終を知らない者が聞けば多分に誤解を招く言葉遣いだ】

【天真爛漫なのは良いが、にしてもこれは些かに――――】

全く、どこまでもどこまでも酷いっスねぇ。吐けないよーにしてあげましょうか?溜め息。

【へらり。柔らかな笑みを浮かべ、チャックを閉じるような所作で自分の唇をなぞって見せ】

…………貴方の蹴り一発とパンチ二発で、今も頭がふらふらしてます。
治ったらどきますから、今、此処で訊かせてくれません?

【対して、怨みがましく――冗談めかしているが――そう告げて】
【どうあっても訊きだそうと、少女はその場で粘るようだ】
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 05:51:05.20 ID:J/TFebgIo
>>685

──“ケダモノ”、ね。
確かに、何が居るかは分かんねえからな。
【──ふと、今までの事を思い出す。】
【暫く間を置いた後、視線をこちらに向けると】

世界中探したら、てめえを好きになる物好きが“一人位”居るんじゃね?

…ああ、バカみてえな事言い出す前に言っとく。俺はその一人じゃない。
【プラス思考ガード。とは言っても幾らでもそのような事は存在するように思える。】

出来るもんなら、やってみろって話だ。
音を掻き消す位なら、幾らでも出来るけどな。

【そう言った後にわざと溜め息を吐くのだが、全く何の音も聞こえない。】
【其処だけ音声を切り取ったかのように、“静寂”に変化する。】

──。

【──不意に立ち上がり、そこそこの距離を置いて座る。】
【完全に、“他人”の位置だ。】

“穢れ”の解放、循環、再構成。
…端的に言えば、こんな単語が並ぶ。
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 06:17:20.23 ID:ZRg0F33SO
>>686

……ああ、言葉の綾っスよ?何も貴方が、正真正銘のケダモノさんだなんて思ってません。
だって、解りますもん。……出会い頭の一発だって、その気≠カゃなかったってコトくらい。

【「最初から、解ってました」。何を根拠にしたのだろうか、自信満々にそう零し】
【にこにこと明るく笑ったまま、その視線を真正面から受け止めて】

ああ、成る程ー。確かに自分の目の前にひとり、素直になれな――――むー、手厳しい。

【少女は立て板に水とばかり、全く減らない口をすらすらと動かした】
【だがその台詞は、先回りして置かれたプラス思考ガードによって。中途にて、途切れる事となる】


――――かっちーん。スッゴい挑発的っスね……良いんすか、そんな科白吐いて。
当の本人が許可出したってんなら、こっちも容赦はしませんよ?その口、塞いで――――。

【次いで紡がれた、極めて物騒な言の葉。同時、彼女は彼に手を伸ばし――あ、スカった】

……あー、やっぱり術師さんっスか。となれば、つまり……。
吸収≠ゥ、その逆と見るっス。どっちにしろ、制御≠ノ関連したものでしょうけど。

【不満げに眉を寄せつつ、「逃げられた」と語散ながらしばし予想を重ね。ややあって、曰く】
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 09:05:04.80 ID:J/TFebgIo
>>687

──ったく“意味不明”な事ほざいてんじゃねえっての。
…てめえの行動パターン、大分読めてきた。

【してやったり的な表情。】
【溜め息を一つの区切りにすると、暫くの間、再び闇の魔翌力────“穢れ”を外気に放出していく。】

…。後は、てめえには“関係の無い”事だ。

わざわざ教える必要性を感じない。

【何処か───遠くを見つめてそんな言葉をポツリと呟く。】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 13:22:42.95 ID:K7SQkjZZ0
【神社】
【太陽の光がさんさんと差し込む蕾の桜並木、綺麗に掃除された石畳の上で】

……うーむ、今日は好い天気だな!
実に気持ちが良いぞ!

【前頭部のみが美しい白銀色という、特徴的な短い外ハネの黒髪】
【清廉なる紅白の巫女装束を纏い、その上から白い衣を羽織った少女が、ぐぐ、と伸びをしている】
【凛とした銀の瞳は、世の果てまでをも見据えているな儚さを持っていて】
【背中でとても大きく結ばれた蝶々結びの飾りが、羽か尾のようにひらりと舞っている】

最高の掃除日和でもあるな、毎日これなら好いのだがのー

【そして、手にした竹ボウキで石畳の上の砂埃を掃いてゆく】
【青天の下、箒を手に掃除をする巫女さん……なんか良い光景である】
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 13:39:17.91 ID:Jmcq8VNp0
>>689
久しぶりに気持ちよく晴れたやがったな…………
昼寝するにはもってこいだ…………

【黒い質素なドレスの下に何故かズボンを履き、表が青で裏地が赤と言う不気味なマントを羽織り】
【手には先端に玉が施された細い金属製の杖を持ち、悪魔のような意匠をした禍々しいデザインの金の冠を被った】
【腰まで届くような銀の長髪が印象的な「少女」が】
【空を滑る様に駆け、ゆっくりと高度を下げてくる】

――――ま、掃除の邪魔にならねぇようにするのが礼儀だよな…………?

【箒で石畳を清めている人影を、上空から認めたのだろう】
【神社の横手の方へと、進路を変えつつ、降り立とうとしている】
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 13:46:30.38 ID:K7SQkjZZ0
>>690

これが終わったら饅頭でも食うか、良い塩梅だの

【巫女は陽気に鼻歌を歌いながら掃除をしていたが】
【ふと空を見上げ、少女の姿を認めると――】

うむ?……なんだ、来客かの?
最近変なヤツばっかり訪れるが、ゼニを落としてくれば善いことよ

【一人で何やらか呟きながら、さっさと掃除を続行して】
【続行しつつ、降り立って来る少女の動きを観察している】

/絡んでいただいて申し訳ないですが、少し返事が遅くなりますー
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 13:54:29.35 ID:Jmcq8VNp0
>>691

しっかし…………こんな所にshrine(神社)があるとは知らなかったな……
まぁ良いか……こういう場所なら、獣や下衆に邪魔される事もないだろうしな

【地面に降り立つと、キョロキョロと辺りを見回す少女】
【目立つ格好ゆえか、遠目でもその動作は手に取るように分かるだろう】

さて――――お、ご苦労さん
何かあったら起こしてくれよ? …………んじゃ、おやすみ…………3時間ぐらい昼寝するわ…………ふぁ………………

【横になるに適当な、比較的清潔そうな個所を見つけると、そこに身を横たえる少女】
【そのそばに、ばさばさと数羽のカラスが飛来し、少女の言葉に返事でもする様に『カァ』と一声だけ鳴く】
【杖を手の届く範囲に置き、少女が瞑目して休む態勢に入ると、カラスたちは周囲を取り囲んで、キョロキョロと見回し始める】
【その規律だった動きは、少女の命令を遂行するかのように一心で、何かを漁ったり汚したりする気配は感じられない】
【一応、放置しておいても害にはならないだろうが――――非常に奇妙な光景である】

/了解しましたー
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 14:04:07.93 ID:K7SQkjZZ0
>>692

……ん?何だ?

【神社を参拝するわけでもなく、特に質問してくるわけでもなく】
【少女が取った「睡眠」という行動に、巫女は唖然として――】

……ほう、ほう。そうか、よい度胸だ。
この我の前で、この我が社で、そんな戯けた行動をとる勇気があるとはの……無知とは罪よ

【周囲にやってきたカラスに害が無いことを悟りつつも】
【近くに竹ホウキを立てかけ、とことこと其方まで歩み寄ろうとして】
【それが可能であれば、しゃがみこんで少女の耳元に口を寄せ――】


――起きぬか馬鹿者ーーーーッ!!
我が社は休憩所ではないぞ、寝るというならゼニを寄越すか掃除を手伝うかするが好いわッッ!!!


【と、あらん限りの大声で、叫ぼうとするだろう】
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 14:12:38.28 ID:Jmcq8VNp0
>>693

「――――カァ! カァ!!」
……んー…………なんだよ…………こんなすぐに、何か起きるはずもねぇだろ…………?

【近寄ってくる巫女に、カラスは声高に鳴き声を上げるが、少女はどこ吹く風と言った様子で、身を横たえたまま動こうとしない】
【先ほど降下してきた時も、横になる前にも周りは確認してあるのだ。そうすぐに何かが起こるとは思えない】

【――――そんな風に呑気に転がっているために、すぐそこに迫る危機に対応する事が、出来なかった】

――――――――ぎゃっ…………あぁぁぁああぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
だ、誰だっ何しやがるぅぅぅッッッ!!!

【耳元に放たれる大絶叫。少女は耳を押さえ、ごろごろと地面を転げる。早い話が悶絶している】
【その大音響の中身は、流石に聞き分けるだけの余裕はなかったようで、冠を取り落とし、涙を浮かべながら身を起こす】

あ、うぁ…………あぁ、さっきの……………………
な、なんだよ一体………………っ

【相当にその絶叫が耳に響いたのか。少女は涙目で巫女を見上げる】
【周りのカラスたちも、あんまりと言えばあんまりな展開に、少女と巫女の間でキョロキョロと視線を泳がす】
【鳥故に、人間の様に表情がある訳ではないが、その態度は明らかに『困っている』者のそれだ】
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 14:25:03.61 ID:AUmgGLPZo
【公園】

(あー、だるい。目立つような外傷こそねぇけど、電流何度も喰らうのはきつかったな)

あー、今日は休業だぁ

【公園のベンチに座って何やら独り言をぶつぶつ呟いている青年が居る】
【青年は、整ったやや長い黒髪に、高めの身長】
【茶色のコートを羽織り、同じ色のブーツを履いて、灰色のジーンズにアクセサリーとしてチェーンをつけている】
【鋭い、或いは悪いと表現出来る目つきのせいか、雰囲気などが不良やチンピラに近い】

「にゃおん」

おー、飯はねぇぞ

【足元に黒猫が居るのだが、猫と会話している】
【見た目と合わないせいか、通行人に笑われていたりもする】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 14:26:06.12 ID:K7SQkjZZ0
>>694

喧しいわッ!汝(うぬ)は人の家にずけずけ上がりこんで眠り込んでも構わぬという教育を受けたのか?!

【巫女はすぐ傍で仁王立ちし、右手で少女を指差し完全な説教体勢だ】
【気持ちのよい昼下がりも何処へやら、周囲でちゅんちゅん鳴いていた小鳥も全部飛び去ってしまった】

たとえ他人がそれを良しとしても、我がそれを許さぬ!
ましてこの「春霞の社(はるがすみのやしろ)」で其れを成そうとは、不届千万傲慢不遜もよいとこだ!

ああ、汝のその弛んだ精神は生半可なことでは更正できぬな!
まさに心身ともに神に捧げるほどの心意気が必要ぞ!
心と身体を清めることは、今の時代の腐敗した世の中ではまこと必要な事よ!

そうだな、そのための第一歩として、我が神に御賽銭を捧げるが善い!
我が神はすべての行いをご覧になっておられるのだ、改心しようという精神も善行も信心も全て見ておられる!
今ここで汝が自ら変わろうと立ち上がれば、その決意を神は祝福してくれるだろう!


さぁ、賽銭箱は向こうだ!往け!往くが善い!汝のために社のために、そしてこの我のためにッ――!


【………… えっ 】
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 14:37:50.72 ID:Jmcq8VNp0
>>696

あ…………あ?

【ものすごい勢い(少女主観)でまくしたてられる言葉に、ついて行けないものを感じたのか、ポカーンとした表情を見せる少女】
【不意打ちを喰らった先ほどとは違い、何とかその言葉の内容を追いかけてはいるのだが――――】

…………ったく…………要するに、時間つぶしすらさせてもらえない訳だ……
(場所選んだの、失敗だったかな…………)

【ここで寝ようとした事を叱責されている事を受けて、少女はうんざりした様子で立ち上がり、足元に転がった冠を拾い上げ、被り直す】
【小声でなんか呟いたが、巫女自身の言葉にかき消され、誰の耳にも届かないだろう】

さ――――――――賽銭!?
冗談じゃねぇ!! そんな金の無駄遣いをしてたまるか!!
大体、今日は何かを買う予定なんてないから、金なんて一銭たりとも持ってきてねぇよ!
庭に出るのに財布を持ち歩く様な奴がどこに居るってんだ!
――――賽銭が欲しいってんなら、俺から何か買え! こちとら魔法薬売りだ、そっちならいますぐ用意できるからよ!!

【内容が、無礼を咎めるものから賽銭へとすり変わりつつあるのを感じ取った少女は、全力で拒否する】
【この少女、自分で商売を行い、その商いの利益で生きているのだ。そういうところでは、意外と『しっかりしている』為、賽銭という行為には露骨に嫌な顔を見せる】
【同時に――――商売人としてのたくましい根性と言おうか。叱られている立場にも関わらず『俺から何か買え』などと言いだす】
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 14:46:14.81 ID:ZRg0F33SO
>>688
意味不明って。……別に運命感じてましたとかいう電波じゃねーっスよ、自分!
ほら。単に、術師さんが本気でそういう心算≠ネら、態々蹴りなんか使わなくても……。

……って、だけっス。人は見掛けによらない、って言いますし、ねー?

【言っている事は、それなりに筋が通っているが――些か呑気な推論を立てて】
【直後に満面の笑みを渋く変え、「ま、女の子の顔面パンチは頂けねーっスけど」と付け加えて台なしに】


ふふー。ですが少なくとも、鼻とか目じゃなくおデコ狙ってる所と、相互理解の努力を欠かさないとこは――及第っ!

【と見せかけ今度は何やら、彼の予測をもプラス思考で捩曲げて。更にそのまま手を伸ばし】
【流動する闇を押しのけて、えい、とか言いつつその人差し指を彼の口許に宛てようとするだろう】


そんなコトねーっスよ。出会った時点で、多かれ少なかれ関係性は築かれるもんです。
えー、っと――――ここで会ったが百年目≠チていうんでしたっけ?

でも、初対面の術師さんに式の内容やら何やら尋ねるのは、確かに駄目っスよね。
それこそ女の子の歳を訊くくらいのタブーですよって、ええ。ですから――

【暫くして、ものっそいナチュラルに言葉の使い方を間違えた返答をすると】
【上体を起こし、ぺこり。遠くを見据える彼の横で、「ごめんなさい」等と】

【意外にもしおらしく頭を下げて、非礼を詫びる】
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 14:52:18.81 ID:K7SQkjZZ0
>>697

当たり前だ!時間を潰したいならそこらへんで雑草でも食って寝てるが良い!
だがそれはもう赦さんぞ、我が社を一時でも休息の場として利用したのなら、その対価を支払うのだ!
「神さま神さま、私めにこの素晴らしい場を御貸し下さいまして有難う御座います」と賽銭を捧げるが善いぞ!!
そうすれば我とて悪いようにはせぬ、布団と茶菓子も付けてやるわ

【究極の現金主義である。御賽銭ってそんなシステムだっただろうか】
【しかし巫女は、続く少女の言葉が耳に届くと露骨に表情に怒りを露にして】

なっ……!う、汝よ!今の不届極まりない発言を撤回せんか!
ゼニの無駄遣いとは何だゼニの無駄遣いとは、それは我が神に対する不徳ぞ!
だいたい我が社を庭とは言うてくれるではないか、汝の脳味噌こそ雑草ボーボーの荒れ庭なのではないか?

賽銭とは参拝者が神に対して善意と信仰の気持ちを以てして捧げるものだ戯けめがッ!
売買や等価交換に対するお返し、といった汚い欲と損得勘定で捧げられるゼニは賽銭とは言わんのだ!!

だいたい我が貴様からその魔法薬とやらを購入してそのゼニを賽銭に回すというのなら意味が無いであろうが!!
頭を遣え!爆発してしまえ!!この馬鹿者!!

【何か酷い言い様である。賽銭に関しては正論な気もするが、お前が言うな状態だ】

……だが、掃除を手伝うというのなら話は別だ。赦してやらんこともない。
さぁ、どうするのだ?賽銭を捧げるか掃除を手伝うか、ふたつにひとつだ。関わらずに去るという選択肢は無いぞ

【「ほれ」などといいながら、近くに立てかけておいた竹ボウキを少女に向かって差し出す巫女】
【最早、暴論である。お金を持っていないというのだから実質選択肢はひとつな気がする】

そうだな、掃除を手伝ってくれるなら、その薬とやらを見てやっても良い。

【そして、フン、と無い胸を張って威張りやがる】
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 14:56:54.28 ID:AewZB4Zzo
【路地裏。一人の少年が、そこに居た】
【比較的、少年は目立つ外見をしている】
【白骨よりも白い白髪はハリネズミの如く逆立てられている筈だが、その髪は今はぼさぼさに荒れ、血に染まっている】
【そして、少年の目印と成る学ランもボロボロで、焦げたり、千切れて、そして血に染まって鉄の臭いを感じさせている】
【そして、右目の“あった”所からは、血がぼた、ぼたと漏れていて。その目は失われているのが見て分かる】
【荒い息を吐いて、それでも路地裏を歩いていた少年は崩れ落ちるように地面に倒れこんだ】

――――――糞……ッ!
痛い、ッ、痛い、痛い……ッ!
目が……痛い……ッ!

【右目を抑える、手】
【手の隙間からは、血がぼたり、ぼたり、と落ちていて】
【そして、其の血は赤黒い等を通り越して、墨汁よりも黒かった】

っご、が……ぁ。
ぅ……ぺっ。
ごぼ……ッ!

【口から文字通りの血反吐を吐き、のたうち回って】

なん……ッ、なんだ一体……。
オレは、死ぬのか……?嫌だ、そんなこと、認めない……ッ!
生きたい……ッ!

【既に、失血は致死量を越えている筈。だというのに、死んでいない】
【血溜まりに沈みながら、少年はしぶとく生き残り続けていた】
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 15:01:19.11 ID:AUmgGLPZo
>>700

なぁんか血の臭いがすると思ったら、こりゃすげぇな

【鼻をつまみながら、そこに青年がやってきた】
【青年は、整ったやや長い黒髪に、高めの身長】
【茶色のコートを羽織り、同じ色のブーツを履いて、灰色のジーンズにアクセサリーとしてチェーンをつけている】
【鋭い、或いは悪いと表現出来る目つきのせいか、雰囲気などが不良やチンピラに近い】

で、生きてんのか?

【確認するように、そう青年へと声をかける】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 15:06:14.93 ID:AewZB4Zzo
>>701
――ッ!

【声にならない叫びを上げて、のたうつ少年】
【声を、掛けられ。荒い息を吐きながら、男を見上げる】

……ぎりッ……ぎり。
……頼めるッ……な……ら、つれて。っ……て欲しいとこ……ろが、有る。

【右目の“有った”所から黒い液体を吹き出しながら、少年はそう頼んだ】

っぺっ!

【血の固まりを口から吐いて】
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 15:08:55.47 ID:Jmcq8VNp0
>>699

い、一時…………だと………………
オイ、俺が横になって何秒でお前、俺の邪魔したと思ってやがる…………んなもんに対価を要求するのかよオイ…………

【実際、ちっとも休養になっていない。少女は顔を引き攣らせ、怒りと呆れを半々に宿した様な、何とも複雑な表情をする】
【たどたどしくも言葉を返しながら、少女の脳裏には一つの仮説が成り立つ――――こりゃ、敷地に足を踏み入れるだけで賽銭せびられかねねぇな――――と】

うるさい!! 誰が撤回するかよ!!
訂正はしてやる!! 庭ってのはただの物の例えでここを庭と言った訳じゃねぇって訂正はしてやる!!
だが撤回は御免被る!!

あぁそうだろうさ!! 賽銭や浄財ってのは損得勘定を超えた物でなきゃならないそれは事実だろうが!
だがそれはする方にもされる方にも共通しての話だろうがッ!!
たかだか昼寝ぐらいで人の頭をかち割りかねない程の騒音を報いて居丈高に迫るなんてもののどこか清い捧げ物なんだよッッ!!

それに俺には今持ち合わせがないから工面の方法を提示したにすぎねぇじゃねぇか!
こっちの懐具合ぐらい察しろよこの守銭奴!!

【何をムキになっているのか。こじつけがそこかしこに見られる反論を、顔を真っ赤にしてやり返す】
【商売人として、相手を不快にさせてしまったらお終いと言う事ぐらいは知っているはずなのだが、昼寝を妨害された恨みは、相当のものがある様だ】

――――ハァ…………しょうがねぇなぁ…………どれ、そのホウキ、借りるぜ…………
ったく…………とんだ休憩になっちまったよ…………せっかくの気持ちいい天気だってのに…………

【無駄に疲れてしまった様で、どこかげっそりとした表情でホウキを受け取ると、一つ大きなため息をつく】
【憔悴した表情で、一つ空を見上げる。のんびりと過ごす計画は、どこで狂ってしまったのだろうか】

とすると…………この格好邪魔だよな……―――――――――っと………………

【手に持っている杖や、身につけているマントや冠は、掃除の邪魔になるだろう】
【少女が杖をかざすと、それらのアイテムは小さな光の珠となり、胸元に集まる】
【そして、金の台座に赤と青の布で花飾りが成された、小さな赤い玉を中心に収めるブローチとなった】
【今の少女の姿は、質素なドレスの下にズボンを履いているだけと言う、簡素な姿だ】

じゃあ、始めるが…………俺はどこを履き清めれば良いんだ?

【恰好を整え、巫女に問いかける少女】
【一応、掃除そのものには一定の意欲を見せている】
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 15:12:29.69 ID:AUmgGLPZo
>>702

おうおう、しぶといじゃねぇか、いいねぇ

【見上げてくる青年を見下ろす顔は、生きていたことに対して喜んでいる顔だった】
【薄く張り付いた笑みで、その感情を表現している】

どこだ?

【機嫌の良さそうな声で彼は聞き返した】
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 15:18:28.88 ID:K7SQkjZZ0
>>703

時間は問題ではない。我が社を休息に使おうとした、その心意気がいかんのだ。
だいたい、眠りが深い時に叩き起こされるのも厳しいであろう。
我はそこんところもちゃんと考えて、汝を即座に怒鳴り飛ばしてやったのだ。感謝するがよい。

【もう暴論も通り越して呆れる。いや、ここまで来ると逆にすがすがしいかもしれない】
【なお、境内に足を踏み入れて賽銭を払わなかった人物は、現在ひとりしか居なかったりする】

馬鹿者!庭なんぞどうでもよいわ、賽銭をゼニの無駄遣いと言うたことを撤回せい!
そして汝は本当に頭が足らんのう、その弛んだ精神を汝自身が自覚し、
そこから脱却するための第一歩、或いは穢れた己気付かせてくれたことへの感謝として、
或いはそこから発生する信仰心の表れとして、汝が汝の意志で賽銭を捧げるのだ。
我はその道を示し説いているだけぞ?

【けろりとして平然と言ってのける巫女。間違ってない気がするからタチが悪い】
【この話術、この巫女が商人になったなら結構な逸材になるのではないだろうか、とか】

ふん、気分も沈むような曇りや雨の中掃除させられなかっただけ良かったと思うがよいわ。
物事をプラスに考えられぬのは汝の心は汚れておる証拠、だからこそ賽銭を云々。

(……ほう、何だ。魔術というものか?便利なものよ)

【巫女は、その銀の瞳で少女の挙動を注意深く観察しながら――】

うむ、そうだな。とりあえず、石畳の上をやってもらおうか。
参拝客を迎え入れる大事なところだ、綺麗にするがよいぞ。
我は細かいところを手入れするからの

【言って、くるりと踵を返し、掃除道具を取ってこようとする】
【が、この石畳。既にぴっかぴかのように見えるのだが……――】
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 15:18:36.10 ID:AewZB4Zzo
>>704
……っは、もうちょいで、くたばり……ッ、そうだったけどな。
見つけてくれて、感謝してやる……。

【血を吐き、激痛に耐えながらも、減らず口を叩く少年】
【此方も余り柄の良い方ではない。学生服の着崩し方と、髪型を見れば所謂不良である事が見て分かるタイプだ】
【そして、聞き返した男の言葉に、にぃ、と安心したような、そんな笑みを浮かべて】

統一征斗会って組織の研究所が此処の近くに有る。
そこまで連れてけ、知り合いが居るんだ。

【そういうと、気合を入れて体に力を込め始めた】

……ッお……ッ!

【血が霧の様に吹き出し、その血が無数の数式へと分解されていく】
【どう見ても、まともな人間の起こす現象ではない】
【壁に凭れかかるようにして、荒い息を吐いて】

……肩、貸すか……出来ればおぶってくれ。
まともに歩ける、自信は無い……。
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 15:30:57.82 ID:AUmgGLPZo
>>706

統一征斗会の研究所、かぁ

【行き先を確認するように青年は鸚鵡返しで呟いた】
【別にその場所を知っているわけではないし、組織の名前に聞き覚えがあるわけでもない】
【ただ、連れて行くかどうかを、少し考える必要があったのだ】

(さてさて、どうすっか。罠である可能性は限りなく0に近いが……)

【青年が考えるのは罠である可能性】
【路地裏は誰が来るかなど予測は出来ないし、自分自身もここに来たのは完全な気まぐれ。血だらけの状態で倒れていれば殺人鬼やら何やらに見つかって、本当に絶命する可能性もある】
【少年の状態は控えめに見ようが遠巻きに見ようが視力が悪かろうが演技には見えない。本当に満身創痍、虫の息だ】
【しかし仮に自分が自分を殺そうとするとき、わざと満身創痍になり通行ルートを予測して助けられるところで首を切る、という手段は無くは無い。成功率は低そうだが、普通はそんな作戦は立案も決行もしない、という穴は突ける】
【可能性は限りなく0に近い。しかし、0ではない】

しょうがねぇな、肩貸してやるよ

【だが青年は少年を助けることにした】
【助けることによりデメリットが発生する可能性が低く、メリットが発生する可能性の方が高い】
【何より、彼にとって人物のパイプは何よりも重視すべきものなのだ】

【少年へと歩み寄り、肩を貸そうとするだろう】
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 15:35:20.00 ID:Jmcq8VNp0
>>705

っあー………………!
分かったよ、寝るべきじゃない場所で身を横たえたのは反省する…………!
…………すまなかったよ

【もう反論も面倒臭くなってしまったのだろうか。頭をかきむしり、一度居住まいを正すと、さっと巫女に対して頭を下げる】
【先ほどから、会話の部分部分を取り上げて行動するあたり、間違っている事は間違っていると訂正するだけの気概はあるらしい】

………………ッ!!
人が、どれだけの苦労をして金を稼いでいると思ってやがるんだ……
俺の意志の問題なら、今は賽銭を出す気はない。以上!
大体さっきも言った通り、今の俺は一文無しだ!

【幼い頃から、腕一本で世を渡っている少女にとって、金とは決して無駄にしてはならない、大事なものである】
【それを『この巫女に感謝して』捧げると言うのは、心情的に無理がある事だった】
【もっとも、穏便に済ませるために払おうにも、少女の言葉通り今は先立つ物が無いのだが――――】

まぁ……それは言えてるな…………天気が良かっただけマシとするか…………

【もう賽銭云々には答える気力すらないのかもしれない】
【もう一度、空を見上げる。その表情は、先ほどよりかはすっきりしたものだった】

了解。んじゃ、とっとと始める、か…………、――――?

【道具を取りに向かう巫女の後姿を見送ると、少女は視線を地面に注ぐ――――既に手を加える必要もないほどに、綺麗な石畳がそこにはある】
【一度、少女は訝しげに顔を顰めると】

――――おいお前ら、この近辺に、掃除の必要がありそうなくらい、汚れてる個所があったら俺に報告な
「カァ」

【少女は、先ほどから足元に集まっていたカラスたちに、簡単な指示を出す】
【カラスたちは、バタバタと空に飛び上がり、散開していく】

…………ま、やるだけやっとくか…………

【とりあえず、細かいチリぐらいなら掃き清める事も出来るだろうと、少女はホウキを走らせ始める】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 15:37:13.45 ID:AewZB4Zzo
>>707
……っ。

【答えることもせず、浅く、早く息を繰り返している】
【呼吸は不規則で、痛みで息を吸う度にうめき声が漏れる】
【肩を貸そうとする青年に、軽く礼を言うと、左手を相手の肩に掛けるだろう】
【義手、である。普段はその表面に人工皮膚が貼られているが、皮膚がズタズタに裂けて】
【その内にある、鋼の装甲を顕としている。其れを踏まえても、この少年は大分見た目に反して重いだろう】
【筋肉が多いと、痩せてても重い。要するに、大分この少年は鍛えていると言うことであった】

あっち、だ……。

【血まみれの左手で、指を差して】

……ッ、画像、展開。

【次の瞬間、青年の目の前にホログラム画面のような地図が表示され、ルートが出てくるだろう】
【機械を使った様子が無く、コレは少年の能力の一つであることが分かるかもしれない】
【そのルートに従って歩けば、割と直ぐ目的地に着くだろう】
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 15:39:37.62 ID:AUmgGLPZo
>>709

お前、名前は?
何であんなところに、こんな状態で倒れていたんだ?

【移動中、青年は名前と共にこんな状態になった理由を尋ねた】
【少年の仲間が居る場所に入る前に最低限の情報収集はしておこう、という理由だ】
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/30(水) 15:43:36.28 ID:ZN5RJ9hA0
【水の国/ディストン植物園】
【平日の、昼間だが。春に、入って、休暇も、多くなったからか。一般客の、姿も、見える】
【そんな、平穏な、場所の、隅。多くの、植物に、隠れて。緑の地面に、寝転がる、人物が、居た】
【其の、容姿を、見れば。果たして、人物≠ノ、分類して良いかも、判断、出来ない】

……。勝手に、……こんな、こと……考えて
……何が、……したいんだろう……。僕は、……

【それが、漏らした、呟きは。柔らかな、静寂に、溶け込んで】
【人物の、容姿は、黒の大きなキャスケット帽を被り、旧い血の色をしたボブヘア、蝋燭の様に白い肌、右頬に深い傷跡】
【今にも眠りそうな、ぼんやりした表情。生気の失った、濁りの混じる、オールドローズの瞳】
【体の線が分かる、膝丈の、黒ずんだ赤の色合いのロングコート。エナメル質の、黒のサイハイブーツ】
【左腕が、皮を剥いだ肉の様な色の、悪魔の様な、鋭い爪を持つ巨大な異形の腕。手の甲の中央に、簡略化した山羊と、六芒星が掘り込んである】
【異形の左を隠そうと、血で穢れた包帯を巻いているが、其れは意味を成さず。脈動するグロテスクな肉が、大きく覗いている】
【十字架型ドッグタグ、右手首に、「No.90」の刻印が入った、銀のハンドカフスを着けた、背の低い、十八歳程の少女だった】

【客は、人物に、気付いていないのか。または、気付いている上で、スルーしているのか】
【其れは、分からないが。その、寝転んでいる、異質な、存在には、触れようとはせず】
【然し、少女が、流している、魔力。更に、赤い左腕が、葉陰から、少しばかり、覗いていて】
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 15:44:11.96 ID:AewZB4Zzo
>>710
ちょっと、戦いがあってな……。
目に銃弾喰らって、目が無くなった、上に、能力暴走して更に追い打ちだ。

【苦笑を漏らして】

……ま、右目は元から見えてなかったんだ。無くなったところで困るものじゃねぇ。
ッ、ま、当然ムカつきはするが。

【目からは、ずっとタールのような黒い液体】
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 15:45:34.79 ID:AewZB4Zzo
>>710
ちょっと、戦いがあってな……。
目に銃弾喰らって、目が無くなった、上に、能力暴走して更に追い打ちだ。

【苦笑を漏らして】

……ま、右目は元から見えてなかったんだ。無くなったところで困るものじゃねぇ。
ッ、ま、当然ムカつきはするが。

【目からは、ずっとタールのような黒い液体が流れ続けていて】
【少年が普通の状態に無いことを思わせる】
【暫く歩くと、大きな研究所に辿りつくだろう。正門前で少年が所属を言うと、音もなく扉が開き、中に導かれるはずだ】

//途中投稿ー!すいません!
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 15:46:03.67 ID:AUmgGLPZo
>>712

ふ〜ん

【興味を失ったような声で相槌を打ちつつ、その情報をしっかりと記憶する】
【銃弾を”目に喰らっても”生きていられる、というのと、能力が暴走するもの、というのは有益だ】

で、名前は?

【先ほど質問したものと同じものを尋ねた】
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 15:46:25.02 ID:K7SQkjZZ0
>>708

うむ、それでよい。
我も鬼畜生ではないのだ、汝に謝罪する気持ちがあるのなら然程追及はせぬ。
ベストは、汝が汝自身悔い改め生まれ変わる気持ちを示しての賽銭奉納だがな

【と、巫女は謝罪を聞けば、案外あっさりと引き下がって】
【しかし、最後に付け加えた賽銭云々がやっぱり巫女の評価を下げている気がする】

ああ、ちなみに汝が感謝するのは我ではないぞ。
我が社にて祀る、我等が神に対して捧げるものだ。
そこのところを間違ってはならぬぞ。

【道具を取りに向かう途中で、わざわざ振り向いてずびしと指差し指摘する】
【この巫女は相手の心でも読めるのだろーか。恐らく、ギャグ補正である】


【抜けるような青天。小鳥たちのさえずりも戻ってきた】
【石畳を掃いていれば、其処が神聖な場所であることもあいまって】
【案外、のびのびと。俗世から隔離されたような……これはこれで、良い息抜きになるかもしれない】

【が】
【カラスが暫くして戻ってきても、この神社に掃除するべきところなどは見つからないだろう】
【凄まじく手入れが行き届いており、どこもかしこもぴっかぴかである】
【それでも暫く掃除を続けていれば、10分ほどして巫女は戻ってくるだろう】

うむ、やっておるな。調子はどうだ?
この神聖なる場を清めるという行為は、俗世で汚れた汝の心身をも清めることぞ。
世間の面倒ごともここでは無縁だ、案外良いもので……おい、何だこれは。
まだゴミが落ちておるではないか。

【言いながらしゃがみこんで、石畳から何かをつまみ上げる】
【それは――小石にも満たない、1ミリも無い砂の一粒であった】
【……えっ、このレベルの掃除をするんですか】

我はもう暫く他のところを掃除しておるからな、
今日は特別だ、汝はこの石畳を掃除するだけでよい。確り頼むぞ。

【言って巫女は再び踵を返して往こうとするだろう。何か、途方も無いレベルである】
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 15:46:51.63 ID:AUmgGLPZo
>>713
//では>>714の最後の行に【中へと入っていく】と追加しておきます】
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 15:49:50.21 ID:fEXtDzIDO
>>711

【さくり、さくり】
【そんな足音が──彼女へと近づいてきて】

なんばぁ──きゅーじゅー


ふふ、もしかして、機関員なの、かなーぁ?


【──聞こえたのは】
【嫌に粘っこく語尾をとろけさせた】
【女性の声、だった】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/30(水) 15:56:19.28 ID:ZN5RJ9hA0
>>717

【聞こえた、声は。甘美な雰囲気を、孕んでいる様な、気がして】
【誰か、来た。其の、事実に。緩やかに、オールドローズに、瞼を、落とし】
【上半身を、起こすと。未だ、植物の、奥から、出ようとは、しないまま】

……、もし、……そうだと、したら

……。君は、どうするの……?

【答えを、紡がないまま。然し、何処か、肯定する様な、其の、口調で】
【ぽつり。問い掛けるだろう。声は。余り、警戒を、含んでおらず】
【寧ろ、其の、女性を。恐れるかの、様な、震えた、響きで】
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 15:56:32.20 ID:AewZB4Zzo
>>714
谷山、基樹[タニヤマ モトキ]。

【短く、名を答えて】
【研究所の中に入ると、数名のスタッフが駆け寄ってきて、谷山を担架に載せていくだろう】
【数瞬後、奥から一人の女が出てくるはずだ】

「……君、谷山君、連れてきた、OK?」

【そう、途切れ途切れに軋る様な声で問いかけた】
【どんよりと濁った瞳】
【ぼさぼさに伸ばしっぱなしの黒髪】
【そして、シワの寄った白衣を黒いセーラー服の上に着込んでいる】
【先ほどのスタッフたちも白衣の内には学生服や制服を来ていた】
【統一征斗会は、要するに学生の組織であることは想像に難くないだろう】

「茶、コーヒー。どっち」

【客間も兼ねているエントランス。青年を振り返ることもなく、ソファーに座り込むと、そう問いかけた】
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 15:59:15.57 ID:J/TFebgIo
>>698

――それも含めて“意味不明”だっつってんだよ、バァカ。
そういう事をほざく奴が、真っ先に掌を返されるんだよ。

…ああ、そっちにして欲しかったのか。成程、配慮する。

【握り拳を作り、そのまま手の甲で人差し指を止める。】
【因みに手に填めた漆黒の手袋は防寒等の目的では無く、相手に触れる為の物であって、最小限の厚さとなっている。】
【態々布一枚隔てた部分で止めると言う行為には、何か目的があったのだろうか。】

――謝んな、“どうでもいい”。
お前が謝っても謝らなくとも、“バカ鴨”の位置は揺るがねえんだよ。
今更イメージアップなんざ無理だと悟れバカ。バカを受け入れてバカ学校に行け。

【バカ連呼。どれだけバカと言いたいのだろうか。】
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 16:02:58.67 ID:fEXtDzIDO
>>718

【近づいてくるのは──藍色の長髪をまっすぐに伸ばした、エメラルド色の瞳の女性だった】
【まだまだ寒さの残るこの時期。それなのに、彼女の服装はかなり薄いもの】
【純潔を思わせる程白いワイシャツは淫らに乱され──其のボタンは豊かな胸元でしかとまっていない】
【さくり──足音が囁くように奏でられる度、白布が揺れ】
【彼女の柔らかな肌が、緑の空気と戯れる】
【それでいて脚部はベルボトムのジーンズで覆われており──】
【上半身とは対称的に、露出が最低限に抑えられていた】

「どうするの」──?
ふふ、随分と抽象的で、答えに迷う問いかけ、だねーぇ

【──凛】
【彼女の首を彩るは、控えめなアクアマリンのネックレス】

でも……折角縁があったんだから──

【右耳を飾るは、鈍銀色のイヤリング】
【そして、そのイヤリングに彫られているのは】


   『愛して』あげよう、かなーぁ?


【────≪No.CZ≫】
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 16:03:02.79 ID:Jmcq8VNp0
>>715

…………
(やっぱアレだろ…………守銭奴って言うの…………案外間違いじゃねぇな…………
こりゃあれか……? 『同族嫌悪』って奴か? ……で、もし本当に同族ってんなら、俺の薬なんて買うはずもねぇか…………)

【謝罪に対する返事には、何も言わない。一応頭を下げている立場なので、何も言えるはずもない】
【しかし、事につけて『賽銭』を口に巫女に対して、何か悪い意味で自分に近い物を感じる少女だった】
【口に出さなければ、何も問題は無い。そう少女は思っていたのだが――――】

――――――――イッ!?
(お、おい…………こいつ、まさかなんかの神通力でもあんのか!? …………ここの神さんの庇護かなんかで、人の心でも分かんのかよ……!?)

【指を指され、まるで心を覗いた様に的確な一言を浴びせられると、少女は思わず背筋を伸ばして反応してしまう】
【まさか、ここに奉られてる『神』は、本当に霊験あらたかな存在なのか――――少女の胸に、小さな疑問が宿った】

(…………良い日和だな。大した汚れもないし…………やっぱり春が近いって、良いもんだ…………)

【ホウキを掃き進めながら、少女の顔にもようやく笑顔が戻る】
【多少のスス――――普通なら気にも留めないレベルの物に神経質になりながらも、少女も作業を楽しむだけの余裕が戻ってきた】

「カァ。――――カァ…………」
――――そうかい…………ご苦労さん
…………道具を取りに行くなんて言ってたけど、他に掃除する場所なんてあるのかね…………あるいは中か?

【見回ってきたカラスの報告を聞いて、苦笑しながら答える少女】
【巫女の言う『掃除』が、どこまでのレベルなのか。ふと気になりながら、少女は根気よくホウキを走らせる】

――――あぁ、あんた
他に掃除する場所はどこかあるの、か……………………

【戻ってきた巫女に対し、カラスたちの目につく範囲には掃除の必要がありそうな場所は無いと聞いていたため、どこを掃除するかと聞こうとしたが】
【答えが帰ってくる前に指摘されたのは、屋外ならば当たり前と見逃していた砂粒】

――――ぐ……く、ぅ……………………!!

【戻ろうとする巫女の背中を、涙目で睨みつける少女】
【今この場で少しでも小銭を持ってきていれば、こんな事をする羽目にもならなかったのだろう】
【しかし、横になってしまった事を『悪かった』と認めてしまった以上、ここで癇癪を起こす事も出来ず】
【結局、本当に泣きそうな顔を地面に向けて、再びホウキを振るい始める。それこそ神経質なまでに、石畳以外の存在を許さないかのように】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 16:03:03.64 ID:AUmgGLPZo
>>719

オーケイオーケイ
茶で頼むわぁ

【めんどくさそうな声で女性の質問に答える】
【それから女性に続き、ソファへと腰をかける。ただし、浅くだ】
【警戒する理由は先ほどより単純明快。ここに来てすぐに”情報漏洩を防ぐために殺害”というのが脳裏を過ぎったためだ】
【その可能性は審議するまでもない】

【ソファに座ってから、辺りをきょろきょろと見渡す】
【エントランスでは大したものも置いてないだろうが、それでも念のためだ】
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 16:08:57.08 ID:AewZB4Zzo
>>723
「そう。」

【短く答えると、軽く右手を降る】
【すると、それに答えるように床板が裏返り、ロボットアームが伸びてきた】
【その手には、コーヒーと日本茶が有り、零れないようにテーブルにそれを置いた】
【床は再度裏返り、ロボットアームは収納された】

「ここで。つくって……る。品種、の。お茶。味は、なかなか。」

【コーヒーをずずずずずずずずず、と音を立てながら啜って、そう言って】
【淀んだ瞳を青年に向けて、口を開く】

「谷山君、どういう状況……で、倒れて。た?
粗方、予想。ついてる。けど……一応、聞く。」

【軋るような声、感情の薄い表情。しかし、谷山の話をする時は、感情がわずかに見える】
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 16:13:30.51 ID:AUmgGLPZo
>>724

(こんな馬鹿げた仕掛け作った上使ってるあたり、研究所っつう名前に相応しいみたいだな)

【出されたお茶を啜りながら、ロボットアームの出てきた床を一瞥し、女性へ視線を戻す】

路地裏で倒れていた、以上。

【かなり短い返答だった】
【しかしそれは適当なのではなく、身体の状態は連れてきたときのままであり、それ以外の情報はそれしかないためだ】
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 16:19:12.72 ID:AewZB4Zzo
>>725
「……なるほど。処置班、谷山君、どう?」

【話を聞いて、右手を再度振るとホログラム画面が宙に現れた】

『……っと、此方処置班、現在応急処置は完了。しかし鎮静剤を打っても意識が落ちていません。
……尚、血液の変質が生じているようです。後で検査に回しておきます、「お疲れ」

【画面に触れると、画面が切れて】
【顎に手をやって、思索を巡らす】

「……あ。……あー……。まさか……、いや……。」

【なにやらブツブツ呟いていて】

「……なるほど。」

【勝手に納得した】

「礼を、言わせてもらう。谷山君、もう少しで死にそうだった。彼、私に取って大切な研究対象だから。」

【頭を下げて】
【顔を上げると、男を淀んだ目で見て】

「……何か、謝礼の品でも、要る?ここ、色々作ってる」
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 16:19:47.30 ID:K7SQkjZZ0
>>722


   【  3 0 分 後  】


ふぅ……。どうだ、良い塩梅かの。
うむ、結構綺麗になったようだな。
それじゃあ次は、ホウキで履いても取れない汚れをこの雑巾と洗剤で落としてもらおうか。

【巫女は笑顔で、洗剤水の入ったバケツと雑巾を渡して去って往き――】



   【  更 に 3 0 分 後  】


やっておるかー?……おお、見違えるようだの。
では、次は洗剤を全部流してくれ。桜並木に向かって水を流せば一石二鳥だな

【巫女はきらきらした笑顔で、水がたっぷり入ったバケツを二つ置いて去って往き――】



   【  1 5 分 後  】



うむ!良かろう!汝よ、よくぞ手伝ってくれたな!
助かった助かった、感謝してやろうぞ!

ほれ、水掃きだ。てってー的に頼むぞ

【巫女は太陽のように眩い笑顔で、水掃き(石畳の上に溜まった水を退かす道具)を置いて去って往き――】



   【  3 0 分 後  】


よし、石畳の上は全部乾いたの。
これで石畳の掃除は完了だ!有難うの!

最後に、雑巾を綺麗にしておいてくれな

【巫女は見ているだけで心安らぐような極上の笑顔で、洗濯桶と板を置いて去って往き――】



   【  1 5 分 後  】



……ご苦労!お疲れ様だ!
いやー、本当に助かったぞ。一度徹底的に綺麗にしておきたかったのだ

【巫女はここまでの経緯さえなければ一目惚れしてしまいそうなくらい可愛い笑顔で、感謝を述べる】
【 こ い つ は ひ で ぇ 】
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/30(水) 16:20:50.22 ID:ZN5RJ9hA0
>>721

【現れた、彼女。其の、大胆な、容姿に。少女は、驚いた、様子で】
【然し。装飾品に、刻まれた、数字=B 数字を、纏うということは、この世界では】
【ひとつの、意味しか、持っていない】

【恐らく、少女の、同業者。ならば、今、彼女を、警戒する必要は、無い筈で】
【返って来た、言葉は。悪しき組織に、籍を置いているとは、思えない、ものだった】

【「愛する」?】

……、

【一度、少女は、沈黙する】
【博愛主義者、なのだろうか、其れとも、と、思考が、続く前に】

……君も、……機関員、だよね……?
……。愛するって……平和的な、……言葉に。……聞こえる、けど……

……どうして、……そんな、ことを?

【そう、返答しながら。漸く、隠れていた、植物の、奥から。姿を、見せるだろう】
【葉が、触れ合う音を、響かせながら。少女は、立ち上がり、女性を、見詰める】
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 16:29:55.77 ID:AUmgGLPZo
>>726

【女性が処置班と会話をしている微かな間、青年の表情には変化があった】
【──”しまった”、という後悔の念が現れていた】

(谷山基樹……完全に忘れてたが、『Justice』のメンバーか。確か哲学者の卵が孵化していたな。今回の負傷はNo.616の仕業か)

【谷山基樹という名前は、カノッサ機関のデータベースに登録されている。そして今回の負傷とデータベースにあがっていた報告はほぼ一致している】
【諜報員という特殊な任務についている彼にとって通常ならばありえないことだが、彼は今回、”たまたま”──そう、本当に偶然だが、その情報を完全に忘れていたのだ】

【とどめが刺せる最大のチャンスを──逃した】

【そこで女性に声をかけられ、はっとしたように顔を上げる】

謝礼か? うぅん
じゃあその前に、ここのこと、教えてくれよ
統一征斗会とか言ってたけど、具体的には何なんだ?

【考え事の最中に声をかけられた形となったが、その対応に不自然さは無い】
【具体的な謝礼の前に、情報を聞きだそうとする】
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 16:33:27.60 ID:Jmcq8VNp0
>>727



   【――――少女は】

お…………おい! この石畳の広さ全部俺一人で…………俺、一人で…………はぁ…………



   【――――黙々と】

…………桜並木? あっちか…………って、お、重てっ…………
――――っとと、とっ、とっ…………っしょと…………はぁぁ…………



   【――――無心に】

お、おぅ……感謝ついでに一休み…………ひと、やす、み…………
――――湿地暮らしだからって、多少の湿気は気にならないのは、俺だけだよな…………はぁぁぁぁぁ…………




   【――――作業を】

や…………やっと終わったぜ…………、…………なんだ、その雑巾の山は…………お、おい………………
休憩は……………………きゅう、けい……………………うぅぅぅ………………………………………………



   【――――遂げる】

…………に、2時間半も………………掛かったのかよ………………そりゃ、疲れるはずだって………………
も、もう鼻血も出ねぇ……………………てか、ここまでした以上…………汚したく、ねぇ……………………

【全てをやり遂げ、少女の顔は明らかにやつれ、疲れ果てていた】
【普通に考えれば、地面に倒れ込んでいてもおかしくはないのだが、本能レベルで『横になるのは危険』と、刻み込まれたかのように】
【フラフラになりながらも、二本の足で立つと言う姿勢を崩しはしなかった】

――――こ、これで…………昼寝の件は…………清算、できたんだよ、なぁ……………………?

【恐る恐ると言った様子で、少女は巫女に対して問いかける】
【この上に何かをする体力など残ってはいないが――――まさか、これで足りないと言う事はないだろうかと】
【少女は、判決を待つ被告の様な表情で、顔を上げた】
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 16:36:32.62 ID:AewZB4Zzo
>>729
【ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ】
【くひひひひひひひひひひひひ、くひひひひひひひひひひひ】
【なにやら呟きながら口元に歪んだ笑みを浮かべている、凄く不気味だ】

「……後で、バイタルデータひひっ……、見なきゃ……くひ、面白いデータ、きひひ、取れそうだ。ひひひ。」

【顔は紅潮して、不気味なひとりごとを呟いていた】
【そして、男の問いを受けて、正気に戻ったようで】
【元の青白い辛気臭い顔を浮かべてその問いに答える】

「学生、支援組織。教育機関に属していれば、参加権限が与えられる。
……私、であれば。科学部。部長で、ここの所長」

【ごそごそ、と白衣を漁り、名札を出す】
【その時に、ぺた、と他の物が落ちた】
【気づかないのか、名札をさし出して】

「統一征斗会、科学部部長、兼13研究所所長、ガートルッド=エリッド。
部下たちには、凶科学者、とか呼ばれてる、見たい。どうでもいいけど……あ」

【その時、足元のカードに気づく】
【其れは、“カノッサ機関水の国支部”のIDカードである】
【この少女は、カノッサ機関にかかわりを持っているようだ】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 16:36:58.42 ID:fEXtDzIDO
>>728

ま、ご明察といったところ、かなーぁ?
カノッサ機関アンダーナンバーズが≪No.107≫
名前はシズリっていうの
親愛の証として、シズちゃんでもシズりんでもシズリちゃんでもシズリさんとでも
好きなように、呼んでくれていいからね?

【機関員かと問う相手の問いかけには、にこりとした笑みを表情に張りつけて】
【ご丁寧に、自己紹介のおまけ付きで肯定の台詞を紡いだ】
【或いは──相手の少女の名前を、遠回しな言葉で求めているのかもしれず】

「どうして」──?
キミこそ、どうしてそんなことを聞くのかなーぁ?
と言っても……初めて会うキミには分からないのが当然だよねぇ

【くつくつ、くつ】
【彼女──シズリは、さも可笑しそうに喉を震わせて笑う】
【例えるならば、楽しい秘め事を親友にだけ打ち明けるかのような──】
【そんな、囁きにも似た笑い声を漏らし】


──私が、人間を『大好き』だからだよ
そして、人間を逸脱した能力者やその同類達はもっともっと『大好き』なの

≪Justice≫も対機関連合も機関も一般人も貧民も富豪も誰もかも──
私は、『好き』なんだぁ


【仮面の笑みを張りつけたまま、シズリは語る】
【だがその思想は凡そ──機関員のものとは思えない】
【それこそ、彼女が口にした≪Justice≫や対機関連合──】
【或いは“教会”に所属する人間が持ち得る思想であった】
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 16:41:52.44 ID:K7SQkjZZ0
>>730

【疲労困憊、といった言葉がよく似合う様子で判決を待つ少女に対して、巫女は――】

ほれ

【何も答えることなく、何かを少女に手渡すだろう】
【それは――汗を拭くための手ぬぐいと、温かいお茶だった】

よく頑張ってくれたな、本当に助かった。
来るがよい、饅頭も馳走してやろう。それと、寝床が欲しいんだったな?
我が居住を貸してやる、存分に眠るが良い。

【本当に掌を返したように、次々と少女に対して物を勧めてくるだろう】
【そして、少女を先導する途中で、くるりと振り向いて】
【擦れる巫女装束、ふわりと舞う結び飾り、銀の前髪、綺麗な瞳――】

ありがとう、の?

【そして、上目遣いと或る意味でツンデレ感を漂わせる感謝の言葉――ッ!】
【なんだろう、顔立ちが良い分、普通ならば、男性であれば少しはドキッとしても良いものかもしれないが】


ま、これに懲りて、次からは賽銭を持ってくることだ。
とはいえ、今回の善行を我が神は見ておられるからの、いつか手前に返ってくるだろう。
しかしまぁゼニに敵うものはない、何が起こるか分からん世の中だ。今後は財布を持ち歩くがいい。
そして、このことを気付かせてくれた我と我が神の導きに感謝して賽銭をだな

【 全部台無しである^q^ 】
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 16:43:40.20 ID:AUmgGLPZo
>>731

生徒の支援組織ぃ?

【その返答にかなり怪訝な表情をしてみせた】
【少なくとも、青年にとってこれだけの科学(推測)を生徒ためなんぞに使うのは、はっきり言って不必要だと思ったためだ】
【がしかし、目の前の女性の返事を疑ってもしかたない。”そりゃご大層なことだ”とだけ返した】

…………

【女性が気付いたのに続き、足元のカードに視線を落とす】
【そこにあったのは同僚である証明。カノッサ機関のIDカード】
【しかし彼の反応は】

【カードを一瞥しただけだった】
【”それカノッサのか?”とも”カード落ちたぞ”とも言わない】
【何故なら、前者は”何故カノッサのIDカードだと分かるのか”という疑念を呼び寄せ、後者は落ちているのに気付いた後で言うにはあまりに不自然だからだ】
【非常に単純な反応だが、彼にとってここは、かなりの瀬戸際にある。自分がカノッサであることが不必要にバレることは、何としてでも避けなくてはならない】
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 16:51:24.33 ID:BF3dkNHAo
【路地裏】

…………。

【漆黒のローブを着用し、人目を避けるかのように深くフードを被る少女】
【フードの隙間から覗くのは、くすんだ銀色の髪と】
【りんごのように透き通った真紅の左眼に、固く閉じられた右眼】
【首全体が黒色の水晶で構成されており、翡翠色の指輪を左手中指に嵌めている】

【───また、少女の足元で男が仰向けに倒れている】
【胸を銃弾で打ち抜かれ、地面に血溜まりを作っている男が】
【拳銃を構えていることからして、恐らくは少女が"やった"のだろう】
【どうやら、まだ息があるようだが、このまま放置していれば死ぬのは時間の問題か】
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 16:52:13.11 ID:AewZB4Zzo
>>734
「……疑問か。まあ、当然だろう。……他は、もう少し小規模だよ。
大学の研究室等も合わさってるのでね、ここは。まあ、教授等も全て追いだして此処は私の城になってる、けど。
ここは、普通の実験には満足できない奴らの集まる科学の城。其れが第十三研究所だ。
因みに、此処で下手なことをすると、部下たちが嬉々として兵器を運用するから、気をつけるといい。
生きたまま実験台にされたくなかったら、ね」

【そう、此処は大学の研究室も兼ねていた】
【だが、色々と少女はあくどい手段で此処の全権限を手に入れているのであった】
【此処で、一番狂っているのはガートルッド】
【だが、他の者達も程度の差さえあれど、狂っている】
【下手な動きを見せれば、文字通りのモルモットにされるだろう】
【すっ、と気付かれないようにカードを仕舞い込み】

「……おや、コーヒーが切れた」

【すすろうとしたコーヒーが無い事に気づく】

「……谷山君の様態が心配だな、少し見てくる……」

【そう言って、立ち上がった瞬間】

「「「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!」」」

【奥の処置室から悲鳴が聞こえ、ぺた、ぺた、と何かが歩く音が聞こえてくるだろう】
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/30(水) 16:54:43.83 ID:ZN5RJ9hA0
>>732

≪No.107≫ 。……しずり、……分かった。……
……僕は。……夢幻、檸檬。……これの、通り、……≪No.90≫
……。僕も。……好きに、呼んで

【彼女を、何故か、呼び捨てで、呼ぶことにした様で】
【女性のほうが、年下なのに。さんも付けない、デコ助野郎なのだろうか】
【何処か、白昼夢を、見ている様な。穏やかだが、呆とした、瞳を、向ける】
【右手の、装飾品を、見せながら。自分の。名前と、ナンバーを、告げて】

【其れから、彼女の言葉に。少女は、濁った紫を、見開く】

……人間、が……。……大好き、……
……。じゃあ……しずりは。……どうして、機関員に?

【全てを、愛したいという、シズリの、言葉が。機関には、合わない、気がすると、少女は、感じた】
【機関は。呼吸する様に、破壊して。人の、幸福を、日常を、奪い続ける、それで】

……大好き、……って、ことは
……傷付けない、ことに……繋がる、気が、……して

【其れは、シズリの、思想とは。真逆の。正反対の、位置に、在るもの】
【自分の、「好き」という、意識に対する、考えを、述べながら。問い掛けるだろう】
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 16:55:31.42 ID:Jmcq8VNp0
>>733

これ、は…………、っと…………お茶…………!

【手ぬぐいを見た瞬間、それを雑巾と間違えでもしたのか、少女の眼から光が消える】
【が、次に渡されたお茶を見ると、ようやくにして少女は、自分が労われているのだと気づく】

あ、いや…………えっと…………良いのか?

【どこか戸惑い気味に、手に持つお茶へと視線を落とす少女】
【360度――――ではなく、180度方向転換した巫女の態度に、キョトンとした様子を見せる】

あ――――――――!
や、えっと…………こちらこそ…………
(や、やべぇ…………一瞬、変な気分になった……………………ダメだろうが、俺よぉ……!)

【飾らない、実にシンプルで――――その分、真実な感謝の言葉を告げられた時、少女はドギマギして返事を返す】
【――――実を言うと、肉体は『少女』でも、魂は男――――『少年』なこの人物は、一瞬巫女に対して見惚れてしまったのだ】
【だが、普段から性を意識したり『愛』や『恋』を語らったり、ましてやセクシャルな話題に触れることを、蛇蝎のごとく嫌う少女は、必死に意識を切り替えようとする】
【切り替えようとするのだが――――上手くいかなかった】

(帰ったら…………『性愛滅却薬』…………飲んどかないと、不味いな…………)

【巫女の後をついていきながら、中々に治まらない自分の心を、自作の薬で直そうと、密かに決めて】

――――あー…………あ、そうだ…………巫女さん、あんた、なんて名前だ?
俺はイマミレイ=シーク…………自作の薬を売り歩いてる、流れの魔術師だ…………

【また始まった賽銭云々の話題に『全く変わらない』という感想のもと、上の空で聞いていたのだが】
【そんな風に、一日苦楽を共にした(?)相手の名前も聞いていないと言う事を思い出し、名を名乗りながら訪ねる少女――――イマミレイ】
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 16:58:04.62 ID:AUmgGLPZo
>>736

へいへい、大人しくしてますよー

【女性の忠告ともとれる言葉にかなり適当に返す青年】
【元より自ら飛び込んだのだ。自分の首、心臓、頭、目、口、ありとあらゆる急所に刃を突き付けられている状況であるなど、今更説明されるまでもない】
【忠告を受けて尚、暢気に茶を啜っていると、奥から絶叫が聞こえてきた】

(初号機、再起動しました、ってかぁ?)

【ソファに腰掛けたまま、横目でちらりと処置室の方を見る】
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 17:01:55.13 ID:SkpVR7JAO
>>735

間に合った、かな。
銃声が聞こえた、って時点で手遅れだと思っていたんだけれど――。

【どん、と、荒々しい音を立て、大地に降り立つのは、黒髪に緋色の瞳が印象的な青年だ】
【十字架を模した異形の長剣を背負うその姿は、まるで、磔刑に処された罪人の様で】

――しかし、チンピラ相手に容赦無いね。
この程度の相手なら、銃をちらつかせるだけで軽くあしらう事も出来ただろうに。
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 17:04:41.59 ID:K7SQkjZZ0
>>738

うむ、当然よ。さっさと飲まねば冷めてしまうぞ。
というか、飲んではいけないものを差し出すほど、我も天邪鬼ではないわ。

【その戸惑いに、巫女は当然のようにそう返して】
【「ほれ、こっちだ」と言いながら、社の中の自身の居住に招き入れるだろう】
【障子、畳、ちゃぶ台に棚……ものすごくわかりやすい、和風な部屋だ】

布団はそこの襖だ。勝手に出して使うが良い。枕もあるぞ。
それと、お茶のお代わりは其処。饅頭も芋羊羹もある。
何なら一晩泊まっていっても構わぬぞ、宿泊料などは取らんから安心するがよい。

【究極なまでの掌の返しっぷりで、部屋の中の説明をして】
【ドギマギする相手などには一切気付くことなく、ふと名乗られたことで振り向いて】

イマミレイ、か。魔術師であり薬師だな、覚えたぞ。
我が名はイミナ。イミナ・ハルネア。この春霞の社の由緒正しき巫女ぞ。

【またも無い胸を張って、無駄に威張ったような偉そうな態度で名乗るだろう】


/予想以上に絡みが長引いた……こちら、申し訳ないですが5時半より用事があるのです。
/互いの返信速度的にあと一回ずつ返すのが限界だと思うのですが、どうしましょう?
/ここで適当に展開して終わるか、一度切って後ほど再開するかになります
/中断する場合、再開できるのは夜の10時半〜11時ごろになるかと。申し訳ないです
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 17:07:02.03 ID:AewZB4Zzo
>>739
「う、ん。」

【こくり、と言葉少なに首肯して】
【そして、奥からの絶叫に、首をかしげる】

「……まさか、こんな効果とは。」

【奥から出てきたのは、おそらく谷山基樹】

……ッ、オイ……、ガートルッド!
どうなってる、オレハ!どうなってるッ?!

【しかし、その姿は、変貌していた】
【右目には、穴があり、そこから“目”が生まれていた】
【ぼこん、ぼこん、ぼこん、ぼこん、ぼこん】
【穴から、眼球が生み出され、タニヤマの周囲に浮遊しているのだ】
【浮遊する眼球の数は、20個程か】
【そして、その左腕も、奇怪な物と成っている】
【不定形の、流体金属の様な形状と成っているのだ。そして、先端は鋭い爪の様になり、その爪には、人間の頭が突き刺さっていた】

……糞、卵は、オサエタハズナノニ……ッ!
「ふむ……」

【興味深そうに、谷山に近づいていくガートルッド】
【そして、体に手で触れて】

「……はは、なるほど。少し、黙ってくれ、谷山君」

【ぱちん、と指を鳴らすと、床、壁、天井が裏返り、無数の兵器が現れて】

「……そこの人。伏せて。多分、とばっちりが……ッ!?」

【そう、離す瞬間、ガートルッドの胸を谷山は貫いていた】

……ッ、また、オレハ……。
卵に、翻弄、される。のか……!?

【ガートルッドを地面に打ち捨てて、谷山は青年の方へと幽鬼の如く歩いていくだろう】
【無数の浮遊する眼球が、青年を射るように見つめている】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 17:12:07.91 ID:AUmgGLPZo
>>742

あーあ

【ドサッ、と地面に捨てられた女性を一瞥して、青年はやや残念そうな声をあげた】
【勿論それは人が死んだからでも、助けた少年が異形の怪物になったからでも、この危機的状況のせいでもない】

マッドサイエンティストってベッドの上じゃどうなんのか、興味あったんだがなぁ

【この状況に全くそぐわない、不謹慎で下らないことを考えていたためだ】
【気だるそうな動きで谷山の方に顔を向け、めんどくさそうに立ち上がる】

でぇ? どうしたんだ?

【首を軽く傾けながら、まるで友人に話しかけるような気楽さで、彼は谷山に声をかけた】
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 17:13:53.94 ID:fEXtDzIDO
>>737

夢幻檸檬──檸檬ちゃん、か
ふふ、可愛らしい名前だね。檸檬ちゃん

【呼び捨てにされたことには、不快感や嫌悪感を覚えることはなく】
【むしろ名前を呼ばれて嬉しそうな──そんな、表情を見せ】
【口元の笑みを深めながら、シズリは言葉の中に何度か檸檬の名を交えて会話を続ける】

質問攻めだねぇ、檸檬ちゃん
でもそれは、キミが私のことをもっと深く知りたいという愛情表現だと捉えようかな

さて──檸檬ちゃん
どうして私が機関にいるのか、なんていうのはね……
実は私にも、よく分からないんだーぁ──

【くつくつ、くつ】
【さざ波のように静かな、シズリの笑い方】
【だが──夢幻檸檬との問答を境に。彼女の笑みが、表情が】
【じわりと、変質していく】
【にこりとした年上の女性の其れは──鎌の刃のように弧を描き】
【それでいて、妖艶な歪みを纏いはじめる】

なんで、だろうねぇ──?
私の周りで、人が死ぬのは
私が何もしないのに──互いに争って死んでいくのは

【──エメラルド色の、眼差しは】
【到底宝石とは思えぬ程、濁りきっていて】
【甘ったるい語尾を持つ彼女の言葉は──】
【噎せ返りそうな程、熱く。甘く。重い】


     私はこんなにも──全ての人間を、『愛している』というのに


【浮かべた、笑みは】
【機関員が浮かべるにふさわしい──】
【否、機関員しか浮かべてはいけないような】
【腐り淀んだ、其れであった】
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 17:13:57.00 ID:BF3dkNHAo
>>740

……これは、正当防衛じゃない。
先に手を出したのは……私。

【銃をしまい、青年の方を向く】
【相変わらず無表情で、感情の欠けた瞳だが】
【身体の方は痛々しい物に変わっている】
【水晶化した首だとか、閉じたまま開かない右眼だとか】
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 17:17:06.29 ID:AewZB4Zzo
>>743
「……ははは、久しぶりに死ぬか。
ああ、後。その手の事は、嫌いでね。話題にしないでくれ。」

【胸から、“翠色”の血を流しながら、倒れているガートルッド】
【どうやら、生きているようだ、この少女も、マトモではない】
【右手で、頭を抑えながら、谷山は、じり、じり、と近づいていく】

……逃げろ。
どうしようもなく、今、全てを壊したいから。
全て、壊して、全部、憎い……ッ!!
糞……ッ、なんで、卵、孵化、……封印、筈んgsじ。

【言葉が、徐々に崩れていく】
【それと同時に、左手が、形を変えていき】

コワレロ!!

【ぶおっ!と轟音を立てて、その左腕が相手に振るわれるだろう】
【強大な、槌の様に変貌した其れは、凄まじく堅い筈だ】
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 17:17:15.65 ID:Jmcq8VNp0
>>741

――――じゃあ、遠慮なく…………――――

【ここに来て、ようやく安心したのか、フッと安らいだような笑顔を覗かせ、一口お茶を飲むイマミレイ】
【疲れ切った体に、暖かなお茶が染み渡り、ようやく人心地がついた】

あ、うぁ……あぁ、ありがとう…………なら、少し休ませてもらうぜ…………
――――芋ようかん、かぁ…………水ようかんなら、前に見た事あるけど、珍しいな…………

【室内に案内され、イマミレイは休息の姿勢を見せる】
【どうやら、心証は回復できたらしいと分かり、くつろぐ気にもなってきたようだ】

イミナ、か。よろしくな!
なんか魔術関連で要り様だったら、何でも言ってくれよ。お前なら、格安で引き受けてやる!

【巫女――――イミナの自己紹介を受け、そう返すイマミレイ】
【あまり商売っ気を見せるのもどうかと思ったが、変に自分を飾る気も起きなかった。ありのままの自分をさらけ出した格好だ】

――――じゃ、せっかくだし、ゆっくりさせてもらおう…………

【薬の調合の合間の休憩に来ていた事も忘れて、イマミレイはゆっくりと時間を過ごす】
【始めは散々だったが、なんだかんだと言って、この『春霞の社』を、気に行ったようだった】

/では、この辺でお開きにしようと思います
/乙でしたー!
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 17:22:10.69 ID:SkpVR7JAO
>>745

何の理由が――って……――。

【何の理由があってそんな事を】
【そう、問おうとしたのだが、言葉が最後まで紡がれる事は無かった】
【見知らぬフードの人間……だと思っていた相手が、見知った少女だった事に驚きを隠しきれない、そんな表情を浮かべている】

……なんでそんなに傷だらけになってるのか、理由は今は後回しだ、今は、コイツをどうにかしてやらないと。

【片膝を血に染まった地面に付け、傷口の様子を確かめる】
【まだ助かりそうなら、手当を、もし、手遅れのようなら、苦しみを断ってやるつもりなのだろう】


【中の人が『え、この子チェルシーだったんだ……』と少し吃驚してるのはまた別の話】
【ええ、全く無関係のキャラだと思ってました、ごめんなさい】
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 17:23:18.35 ID:AUmgGLPZo
>>746

何だ嫌いか。そのへんは思った通りだけどよ

【ははは、と笑いながら血を流しているガートルッドに返事をする】
【目の前に、暴走した谷山が居るにも関わらず】

おぉっとぉ!

【素早いバックステップで槌の範囲から逃れる】
【それから更に連続してバックステップでまず距離を取った】

あーやべぇ。めんどくせぇ
拾うんじゃなかったな。俺ぁバイ○ハザードやってるわけじゃねーんだが

【ぽりぽりとめんどくさそうに頭を掻く】
【この危機的状況において、怯えるわけでもなく、ただため息をついた】
【ひとまず、彼から動きは無い】
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga]:2011/03/30(水) 17:24:05.08 ID:K7SQkjZZ0
>>747

魔術か、我は魔法の類にはあまり明るくないからの……
汝らの言葉で言うなら、『妖術』というのか?そういう方が得意なのだ。
汝がそういう方面のものを取り揃えておるなら話しは別だが、まぁ覚えておいてやろう。

【うーん、と首を傾げて。少女、イミナは唸る】
【『妖術』……恐らくは、見た目に違わぬ。巫女らしい術が得意なのだろう】

ああ、ゆっくりしていくがよい。
我も疲れたからな、少々眠ることにする。
それと、我は眠りを邪魔されるのが何よりも嫌いなのだ。
出てゆく時に断りは要らんからな、勝手に出てゆくがよい。恐らく、夜まで起きぬ。

ではな、イマミレイ。次来る時は賽銭を持ってくるのだぞ?

【そう言って、イミナは去っていくだろう】
【障子を締め切られれば、其処は長閑な休憩空間である】

【……が、暫くすればイマミレイは気付くだろう】
【この居住に、寝室として使えそうな部屋は、此処しかない】
【それに、もし襖の中や棚の中を覗き込んだなら、代えの巫女装束などが綺麗に畳んであるのがわかる】
【どうやらこの部屋は、普段はイミナが使っている部屋のようだ。決して客間ではない】

【では、巫女。イミナは】
【今、“どこで”休んでいるのだろうか……――?】


【が、今はその疑問を抱いても、解消される手立ては無いだろう――】

/了解です。お疲れ様でした、ありがとうございました!
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 17:28:32.66 ID:BF3dkNHAo
>>748

……能力者なら一人、一般人なら二人。
これが、ノルマ───意味、分かる?

【青年を近寄らせまいと、倒れた男の前に立ち塞がる】
【ノルマとは、殺しのノルマのこと】
【つまり、この男を助けたら少女が死ぬ可能性が上がる】

【尚、よく観察してみれば分かるだろうが、男はきちんとした処置をすれば助かるはずだ】


【前から容姿を大きく変えたからもーまんたいです】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 17:34:39.65 ID:AewZB4Zzo
>>749
「……まあ、な。その手の知識が無いわけではないが、したいとは思わない。
効率的ではないだろう。子を成したいのであれば、試験管で混ぜあわせれば其れで終わりではないか。
“この”体、後で廃棄しなければいけないようだ。全く、割と金がかかるのだが。」

【ガートルッドも、のんきに話を続けていて】
【その間に、床の兵器がいっせいに谷山に攻撃を放つ】
【しかし、無限の弾雨を、変形した左腕で防御した】
【幾つかは被弾したが、流れる血は、真っ黒なコールタールのような物】

……ッ!黙れ、黙れ!!
オレハ、悪意に何座……ッ!
あhsjだか……らfsdgjkl、djglkf黙ってろ……ッ!!
オレハ……justice……谷山、基樹……ッ!!

【蠢く左手を、意思の力で抑えながら】

悪意になんざ……飲まれ……ね@「」4t90−!!

【崩れる言葉、しかし、浮かぶ目が、徐々に崩れ落ちていく】
【その瞬間、地面から無数の糸が伸び、谷山を拘束】

「……君、戦える?どうも、ここの兵器じゃ谷山君倒せない。
殺すつもりで、行って。いい。多分、今死なない、谷山君」

【男のほうを見ながら、ガートルッドがそう言って】

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!
壊す、こわす、コロス殺すコロス!
全て、真実、の、世界、そっれ、正義……ッ!!

【のたうちまわりながら、うわ言のようなことを叫んでいる谷山、隙は大きい】
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/30(水) 17:38:20.20 ID:ZN5RJ9hA0
>>744

……。しずりの、方が……可愛い、名前、だよ

【変な、名前だと、自覚、していた。然し、可愛いと、言われるとは、思って、いなかった様で】
【シズリの名前の方が。自分よりも、可愛い。だから、そう、告げて】

(……よく、分からない、って、…………―――ッ!)

【質問攻め、という、言葉に。申し訳無い、思い、だったが】
【女性の、其の、返答に。眉を、顰め。やがて、気付く。気付いて、しまう】
【其の、笑顔。甘く、柔らかだった、それからの、歪んだ、変貌】

【此処に。少女の、眼前に、立っている、女性は】

【間違い無く、機関員=z

【思考が、纏まらなかった。怖かった。怖い、恐い、強い】
【同じ、機関員なのに。畏れが。気迫が。全く、別物】
【少女は、元々、弱い、人間だが。 其れでも、―――】

……、……っ……う、

【少女に、とって。其れは、久しぶりの、感覚。心の、底から、恐怖する=z
【悪意。いや、違うかも、しれない。 愛情。―――紛れも無い、ただ、ひとつの、純愛=z


……。……しずり、は……


【吹き出る筈が、無い、冷や汗が。つう、と、一筋。額を、伝って行く様な、気がした】
【少女は、ただ。救済を、求める様に。懇願する様に。一歩、後退しながら】
【愛を、恐れた。その、微笑を、拒否、したかった。 やがて。女性に、言葉を、紡ぐだろう】

【貴女は】
  【恐ろしい】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 17:44:07.69 ID:+YBXlmRPo
【路地裏――街との境界の周辺】
【右手に一振りの小太刀を携えた人影が、其処に在った】
【街の側に背を向けている状態で、道の中央に立ち通している】
【今のところ、路地裏の陰湿な空気に漂っているのは埃っぽさのみ】

ン、……ァあー
なッさけねェなオイ、体調不良なんてよオ
コレも全部“卵”のせいだ、そうに違いねェ

【あからさまに大きな溜息を一つ吐きつつ、悪態を垂れるその人物】
【真っ黒な着流しを纏っている――ところまでは、まだ良いものの】
【頭部は棕櫚皮の覆面で全て覆い隠されており、少なからず異質さを醸し出している】
【更には、身体の至る所から“何らかの黒い魔力”が少しずつ垂れ流されているため】
【贔屓目に見ても――“魔力”が判る者には尚更に、不気味に思えるかもしれなかった】

辻斬りか、人捜しか、或いはキョーカイに行くか……
……どうすッかな

【錆声で呟きながら小太刀の刃で空をひと撫で、ひゅうんと心地の好い風を切る音が響く】
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 17:44:47.64 ID:SkpVR7JAO
>>751

あぁ……コレも何時もの実験って事、だよね。
すまない、知らない人、僕はアンタを助けてあげられないみたいだ……。

【以前の実験の事情を聞いているから、大体は把握出来る】
【また、あの実験、もしくはそれに準ずるような事なんだろうな、と】

【それが理解出来たからこそ、どう自分が動いても意味が無い事も理解してしまい、その瞳に怒りの色を浮かばせて】
【廃屋の壁を、怒りに任せ、力任せにがん、と、殴りつけた】

…………っう。

【その行為は『夜』ならば何の問題も無く、壁に亀裂を入れるだけで終わったのだろうが、今は『夕方』】
【壁の代わりに自分の指の骨が木っ端微塵になりそうになり、涙眼になりながら、その場に座り込む】

そういえば、その眼とか、首とかは、どうしたの?
酷く、ボロボロになっているみたいだけれど。

【そして、座り込みながら質問の言葉を少女に投げ掛けた】


(……手当すれば、まだどうにかいけそうだね)
(カノッサ機関の人間を斬りまくってる僕が今更何をやってるんだ、とも思うけど)
(まあ、仕方ないよね……)

【心の片隅で、そんな考えを抱きながら】
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 17:51:59.58 ID:ZRg0F33SO
>>720

まったまたー、ご冗談!自分こー見えて騙されにくい性質なんすよー?
……そんなコト言うおにーさんは、掌返すつもりで今こーして自分と喋ってるんすか?

【むう、とご機嫌斜めに頬を膨らましたのも束の間】
【またも少女は笑みを浮かべる。笑顔を基調にした、くるくると変わる百面相を向け】
【「勿論、違いますよね」なんて平然と宣えば、彼女は手袋に触れた人差し指を離した】

【因みに、どう見ても騙され難くは見えない。寧ろ、こう自称する手合いはえてしてカモだ、というのが通説か】

うぅ、いじわるー。自分にはそんな趣味は無いっスよー!
…………あ、ひょっとしたらひょっとして、そういうプレイだったりとか?

【それはさておき―― ね え よ ^q^ 】

【……と、ふわり。手を引き戻すのに追随する形で、柔らかな微風が彼の手袋を撫でる】
【そう言えば――先程、闇の魔翌力の只中に躊躇いもなく手を差し込んだ時も】
【こんな風に、大気がざわめいていたかも知れない、と。気付くやも――能力、か?】

【穢れが大気を媒介として広がるなら、その大気を操作すれば、影響を避けられると考えるのは道理であり】
【とすればこの無頓着っぷりにもまた、得心がいこうと言うものだが――――】


ふふー、つまりは食べちゃいたい程可愛いぜ何時だってウェルカムだから葱背負って嫁に来いってコトっスねっ!
やだなあもうおにーさん自分初対面でそんなプロポーズなんて積極的が過ぎますよ頭がフットーしちゃうー!

で、これ以上ない程アップしてるからもうイメージアップは無理だという訳ですねわかります何故なら何故ならそれは貴方の愛が既に無限大を飛び越えているからさッ、と!!

…………そこまで言われたのならば仕様が無い、付き合ってあげましょうおにーさん。
どーしても貴方が愛の巣的に素敵なキャンパスライフを築きたいって言うんならこの私、吝かじゃねーっスよー?

【このポジティブ有害電波を止める術はあるのだろうか。莫迦だ、完ッ全莫迦だ】
【本気じゃなく100パーからかってる所が、唯一の救いと言えば救いだった】
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 17:52:35.67 ID:fEXtDzIDO
>>753

ふふ──そう言ってもらえると嬉しいよ、檸檬ちゃん

【「──檸檬、ちゃん」】
【シズリはそう言って。不必要なまでに何度も、檸檬の名を呼ぶ】
【檸檬ちゃん。檸檬ちゃん。ねぇ、檸檬ちゃん】
【甘い甘い声を──ゆうっくりと、檸檬の脳裏に、染み込ませるかのように】


      どうしたの


  檸檬ちゃん


【名前を呼ぶ声が、より甘ったるくなる】
【浮かべる笑みが、より妖しくなる】
【熱い蜜のように──湿った吐息のように】
【その言葉は、酷くとろけていて──】

【悪意か。愛情か】
【嫌悪か。情欲か】
【──其れは】
【きっとシズリにとっては、大差のないものなのかもしれない】


     ────ねぇ

     どうして、そんなに

【 「私を、怖がるの、かなーぁ?」 】


【──問いかけの言葉を奏でたのは】
【今度は、シズリの方だった】
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 17:55:24.55 ID:BF3dkNHAo
>>755

…………。

【この状況で、男を助ける方法は少なくとも2つある】
【少女が死ぬか、青年が死ぬか】
【そのどちらも、この少女は選ばないのだが】

……首は、能力。
目は……哲学者の卵。

【非常に簡潔に、青年の質問に答える】
【もし、青年が魔翌力感知に長けていれば】
【"卵"特有の嫌な闇の魔翌力が、閉じた右目から感じとれるかもしれない】
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 18:07:05.56 ID:SkpVR7JAO
>>758
(……しかし、参ったね、僕が死んでこの男の代わりになるのは、まあ、構わないけれど、今はまだ少しだけ早い)
(かといって、チェルシーを殺してノルマも何も無くしてしまうのは、本末転倒だ……)

(……手詰まり、かな、こればかりはどうしようもない)

【はぁ、と、小さな溜め息を吐き、腰を上げて】
【倒れた男の側から、距離を取った】

チェルシー、少し、場所を変えよう。
こんな場所で話していたら、パトロール中の自警団にとかに見つかったら厄介な事になるからね。

【――違う、自分は逃げている】
【救えないと理解した男の側に居るのが、苦痛だからだ】

【そう、うっすらと理解していても、頭が、それを認めたがらない】
【逃げてなんかない、俺は弱くない、と――】

能力、か。
それは……元に戻らない、のかな。
それと、哲学者の卵って……あの、カノッサ機関のヤツ、だよな。
なんでそれが、チェルシーの眼に?

【卵の放つ魔翌力を、青年はしっかりと感じ取っている】
【本人の戦闘スタイルが原因で魔術を扱う事が無いものの、この青年の半分は、闇夜に生きる闇の眷属】
【人間を凌駕しているその肉体が、魔翌力の気配を感じ損ねる事は無かった】
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 18:13:09.94 ID:AUmgGLPZo
>>752

めんどくせぇが、このままだと俺もやべぇしな
礼には期待してるぜ

【へらへらと笑いながら承諾し、谷山へと視線を向ける】
【ポケットから黒い手袋を取り出して両手に嵌め、右手でぐっと拳を握り締めた】
【左手はポケットからナイフを取り出し、逆手に持つ】

そいつ離すなよ

【言うと同時に谷山へ向け、疾走】
【接近に成功すれば谷山の心臓に、左手に持ったナイフを突き立てようとする】

//ごめんなさい、遅くなりました
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 18:15:39.45 ID:J/TFebgIo
>>756

もう――マトモに返事する気すら起らねえってどういう事なんだっての。

…頭に何が生えてんだ。バカか。バカの花が花開いているのか。
脳に行き渡る筈の栄養がちゅーちゅー吸い取られてんのか。
最終的には身体全体が寄生されて完全植物人間になるのか、ご愁傷様だ。

【うわあ、とでも言いたげな表情を見せている。】

(…ああ、ブッ殺してやろうかコイツ)

【再びの溜め息。溜め息一つで幸せが逃げて行くとするのなら、大方相手のせいなのだろう。】
【そして、再びのグー。また狙いは額である。】

…帰っていいか?
と言うか、てめえの台詞で此処に居ようとする意思がマッハで“第6の地平線”まで飛んでった。

【――大分お疲れのご様子。】
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/30(水) 18:17:33.40 ID:ZN5RJ9hA0
>>757

【問い掛けの、言葉は。少女を、畏れさせた。混乱ばかりが、脳を、埋めて行く】
【女性は、ただ、甘く。蕩ける様な、声で。少女の、名を呼ぶ。聞く度に、ぞくり、体が、震える】
【性的な、感覚では無い。嫌悪でも、無い。 其れは、純粋な、恐怖】

……、

【相反する、感情が。女性に、とって、大差の、無い、感情ならば】
【申し訳無いことだが、少女に、とって。彼女≠ヘ、正に。混沌の、存在に。感じて、しまう】
【其処も、怖い。其れは、まるで。深淵を、覗いている様な】

【息を、大きく、吐く。緊張を、解きたかった。しなければ、まともに、会話も、出来ない】
【自分を、奮い立たせ。被っていた、キャスケット帽を、取り去って。はっきりと、其の、表情を見せる】

……。……きっと、……しずり、の……笑顔が。……恐く、見えて
……だから、……僕。そんな、こと、言っちゃって……

……、だから、……

【浮かべていたものは。強張った、笑み。努めて、明るい、口調で、彼女と、語るだろう】
【然し。余裕は、無い。元々、白かった顔が、更に、血の気を、失いそうなほどで】
【「ごめんね」、と。紡いだ、謝罪は―――】
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 18:19:03.50 ID:AewZB4Zzo
>>760
「……電撃、最大」

【男の言葉には応えず、淡々とそう言葉を発すると、次の時には電撃が谷山の肉体を走り抜け】

ご、あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!

【心臓に、ナイフが突き立った。そこから吹き出す、大量の黒い液体】
【暫く、のたうちまわっていたが、徐々におとなしくなり、意識を失った】

「……成功。……まさかね、Easter Eggがこう働くとは。予想外に過ぎた」

【奥から、ガートルッドと同じ顔をした少女が歩いて来る】
【いつの間にか、足元のガートルッドは死んでいて】

「ダストシュート」

【右手を降ると、足元に穴が開き、“死んだ”ガートルッドが吸い込まれて入った】

「……ふむ、哲学者の卵。やはり、面白い研究対象だ」

【谷山は糸でぐるぐる巻きに拘束されている】
【おもむろに取り出した注射器で薬品を十数種類谷山に投与し、谷山はスタッフの手でどこかに連れて行かれた】
【男の方を振り返り、ガートルッドは】

「迷惑を掛けた」
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 18:23:11.67 ID:BF3dkNHAo
>>759

……分かった。
ちょっと、待ってて……。

【左手で拳銃を抜き、倒れている男の胸へと向ける】
【何の妨害もなければ、引き金を引いて止めを刺すだろう】

【──前に出会ってから、何ヶ月ぶりだろうか】
【少女の殺人に対する躊躇が、前よりも更に薄くなっている】

…………うん、戻らない。
卵は……自分で撃った。
強さが、欲しかったから…………。

【どちらも少女自身が原因だったらしい】
【しかし、この少女にとっては"悪意"というデメリットはあまり大きくないが】
【「強くなりたい」、それだけの理由でこれだけの危険を冒すのだろうか】
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 18:25:20.43 ID:AUmgGLPZo
>>763

ちっ、迷惑も迷惑。大変迷惑だったぜ
ちょっとでも罪悪感持ってんなら、事情の説明をお頼みしたいところですがねぇ?

【手袋をポケットにしまい、大げさに両腕を広げながら嫌味っぽく言った】
【迷惑だと思っているのはその通りだが、そんなことよりもいくつか聞こえた単語について聞きだすことの方が重要だ】
【そのためにこうして、やや大げさに振舞っている】
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 18:26:32.70 ID:AewZB4Zzo
>>765
「……ふむ、カノッサ機関に付いて、しっているか?」

【腕を組みながら、男のほうへ表情を変えること無くそういった】
【どうやら、口だけ迷惑を掛けたと言っているだけで、感情的には特に気にしていないようだ】
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 18:28:07.28 ID:AUmgGLPZo
>>766

名前ぐらいしか知らねぇな

【首を横に振って答えた】
【当然これは嘘だが】
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 18:29:35.40 ID:fEXtDzIDO
>>762

【「ごめんね」──】
【拒絶にも似たその言葉を聞いて】
【シズリは。呼吸をするように『愛』を語る彼女は】


     うぅん、大丈夫

     赦して、あげる


【にこりと──最初に浮かべていた】
【あの、仮面のように端正な笑みを、檸檬へと向け】


     だって、私は


     【────宣告する】


     檸檬ちゃんのこと──

     ──『愛している』んだから


【立ち上がろうとしている、這いつくばった人間の背中を】
【一片の容赦も、微かの躊躇もなく踏み躙る】
【其れは、そんな宣告、だった】
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 18:32:40.47 ID:AewZB4Zzo
>>767
「まあ、とりあえず彼は、その組織と敵対していてな。
その組織の兵器を体に埋め込まれた。……哲学者の卵、と言う兵器でな。
まあ、大分タチの悪い兵器だ。彼は、其の兵器の力を抑える術を探していてな。
私が、友人として、色々手伝っていた。……その結果、哲学者の卵を加工してできた物を彼に投与する事となってね。
……結果は失敗。暴走の果てに、何の効果も齎さなかった……筈だったのだがね」

【苦笑を漏らす】

「……先ほど、谷山君の肉体に触れた時に、情報を読み取ったが。
彼は、どうやら、哲学者の卵及び、自分の異能と融合したようだ」

【ホログラム画面を出し、データを入力しながら、そう呟いて】

「……既に、人間ではないのは、間違いないね。
そして、戻る術も現状、存在しないだろう。……全く、彼は何時も面白いことになる」

【くく、と笑いながら、データを整理して】
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/30(水) 18:32:50.82 ID:KSkV8eTr0
【路地裏】

おい、笑えるよな?笑えるよなァ!?
「あがっ…ひぃィ…」

【路地裏の奥、既に薄暗く人眼にはつきづらい場所にて】
【未だ幼さの残るように見える少年が】
【三十路を越したであろう中年の胸倉を左手で掴み上げている】

【少年は真っ赤な短髪、漆黒に近しい色の双眸に】
【鮮やかな薄紅色の羽織を着ており、非常に穏やかそうな印象を与え、貴族の様でもあるが】
【右手に付けられた無骨な手甲にはところどころ血がついており】

【中年を殴りつけたのであろうことが窺える】

笑えねェってのは大変なことだ!人間は笑うからこそ他に生きている生物たちよりも知能が高くなったんだからなァ!!
つまり笑うっていうのは人間における専売特許の一つなのよ!

【高らかそうに少年は語る】
【その顔は笑っているようにも見え、中年の顔もほころぶものの】

その専売特許を一つお前から奪い取ったっつうんならそりゃあ罪も罰もあるってもんよ。
もしお前が笑えないんなら…せめて欠陥に成ったお前の体を埋める墓標ぐらい建ててやんよォ!!
だから笑え、笑えぇ!!!!
「ヒッ…え、えへへへ…」

【少年はさらに大きい音声で中年に対して機関銃の如く言葉を発射し】
【右手を振り上げ、拳を握ったとたん】
【その中年は愛想笑いを無理やり引き出した】

ぉOKOKェ!笑えるってことは、まだぶっ壊れてねェってことだな!!
つまりもっかいぶん殴れるってぇことだ!!!歯ァ食いしばれェェェェェ!!!!!!!

【少年は一度下した右手をもう一度振り上げ】
【思いっきりその中年を無骨な手甲ごと殴りつけようとしていた】
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 18:36:07.29 ID:SkpVR7JAO
>>764

ああ、出来るだけ早く、楽にしてあげて。

【青年は、それを妨害しない】
【ただ、刻みつけるだけだ】
【また『護れなかった』存在がいた事を、その心に、強く、深く】
【そして、殺人に慣れつつある少女の姿を見て、ますます、自分の無力さを痛感する】
【ああ、自分が何も出来ないでいる間に、こうも変わったのか、と】


【……そして、その行為が終わったのならば、数本離れた路地に少女と共に移動するだろう】

そう、か。
無茶するよね、君も。
卵を使うにしても、わざわざ眼に撃ち込む必要なんて無かっただろうし、さ……。

(……何だろう、僕の知っているチェルシーと、『違う』)
(それは言い過ぎにしても、結構、変わったみたいだ)
(良くか、悪くか、それすら解らないけど)

……ねぇ、チェルシー。
最近……何か変わった事は有った?

【流石に、暫く逢わないうちに時間が経ったから、では納得出来ない、違和感】
【それを探るために、青年は、また質問を投げ掛けた】
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 18:39:24.02 ID:AUmgGLPZo
>>769

なるほどねぇ。カノッサ機関に敵対すると、ああなるってわけか

【”おー怖い怖い”──わざとらしくそう言いながら、彼はこれまたわざとらしく身震いしてみせた】
【この時点では概ね予想通り。なので追加の質問をする】

Easter Eggってのは? その、哲学者の卵とやらを加工したってやつの名前か?

【その単語には聞き覚えがなかった】
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 18:42:45.63 ID:AewZB4Zzo
>>772
「はは、確かにな、カノッサ機関はたちが悪い。
中々、面白い研究もしている様だがね」

【くく、と楽しげな様子で話を続けて】

「ま、そういう事に成るね……。
ただ、余り卵のストックが無かったから、実験無しで使ったが。
……中々、おもしろい事になりそうだ。」

【余り、データも揃っていない様である】
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/30(水) 18:45:55.75 ID:ZN5RJ9hA0
>>768

【赦しの、言葉。其れを、聞き。安堵していた、様子だった―――が】
【続かれた、それに。表情が、固まった。引き攣った様な、笑みにも、近い、表情で】

【「愛している」】

【少女の口から、出たものは。言葉では、無かった。悲鳴。両者の、鼓膜を、引き裂かんばかりの、叫び】


ひ、―――――ッ!


【其れは、園内に、響く】
【シズリは。愛情=Aそのままの様な、存在で。其れは、善い事でも、恐ろしい事でも、在って】
【シズリの、言葉は。其の、仮面の様な、微笑みは。麻薬の様に、感じた】

【思わず、へたり込む。両手で、這い蹲って。少女の背後に在った、植物の中で、無様に、転んで】
【恐怖の色を、浮かべながら。少女は、行動から、強く、其の感情を、表す】
【元々、受身の思考を持つ、少女は。抗う事は、出来なくて。だけど、受け入れる事も、恐くて】
【逃げるしか、無かった。目の前から、目を背ける、卑怯者の、思考で】
【其の身を、再び、多くの、草花で、隠しながら。ただ、じっと、呼吸して】

【何時の間にか。客は、消えていた】
【女性の、声と。少女の、悲鳴ばかり、響く中】
【泥に塗れた、赤と黒。恐れを含んだ、オールドローズは、女性に、向けられる】
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 18:46:17.03 ID:sDRXMJP8o
>>770
【廃遊園地】
【風に揺られきぃきぃと音を鳴らす観覧車の上に】
【前下がりに切りそろえられた黒髪と、中世の貴族のような黒のスーツ姿の『彼』】
【品のある容姿とは裏腹に、目つきの悪い黒い瞳で、観覧車の上に胡坐をかいて眼下を見下ろしている】

なにか、いる

【『彼』が一点に見据える先、それは常人の視力では到底見えないものであったが】
【とある路地の裏、そこから感じる異様な空気】
【『彼』はとん、と軽やかに、地上25mはあろう観覧車の上から飛び降りる】
【めざすは>>770のもと】
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 18:49:02.16 ID:ZRg0F33SO
>>761

何って、どっからどー見てもさらッさらヘアーじゃないすかお兄さん。
そりゃまあ、こっちのキューティクルに一寸ばかし栄養が余分に行ってる可能性も無きにしも、ですが……。

――大体、本人が騙すつもりでいる娘にしれーっとネタバラしてたら世話ねーっスよ。
自分の見立てじゃおにーさんは、鍛練だか何だかを邪魔されてむっつり不機嫌なだけ≠フヒト。
こっちを騙すつもりなら、もちっと慎重にやる筈っスからねー。
そんな方に警戒心剥き出しで接するのも、不毛なオハナシだと思いませんー?

【にこにこと笑ったまま彼女は続け、「だからスマイルですって」と、もう一度人差し指を差し出し】
【まあ、相変わらずの莫迦である。阿呆である。態度にそれがありありと滲み出ている】

【だが――まあ、言うだけの事は有るの、か?只の阿呆にしては、そこそこ物を考えているようだ】
【其処まで解っていて何故この態度なのか、というは甚だ疑問だが、そういう性分なのだろう】


あ、また溜め息――――わふっ!?

【んでもって、差し出した指に丁度カウンター(?)する形にげんこつを喰らい】
【大きく退け反り天を仰いで、少女は態勢を立て直すと頭を抱えた。……^q^】


いや……勿論、全部嘘っすけど、ね?
……えー、欲を言うならもうちょっとだけ。
莫迦とか電波とか抜きにしてフツーのお話がしたかったな、なんて。

……ほら、人間は第一印象が大事って言いますし。
どーしてもってんなら、お互い自己紹介してからがいーっす。

【その様子を見て取ってか、少しだけ声のトーンとテンションを落として割と真面目に】
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 18:49:15.97 ID:AUmgGLPZo
>>773

なるほどねぇ

【うんうん、と何度か頷いてから天井を見上げる】
【谷山基樹の現状、統一征斗会、ガートルッド──様々な情報は取得した】
【これ以上聞く必要のある情報はほぼ無いが、少し余計な情報も聞いておかねば怪しまれるかもしれない】

これから彼はどうするんだ?

【そう考え、こんな質問をした】
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 18:51:22.30 ID:AewZB4Zzo
>>777
「……それにしても。君は科学に興味が有るようにも見えないが。
なぜ、こんなことを問うんだ?」

【淀んだ目が、青年の方を向いた】
【感情が読めない目。其れが、青年に向けられている】

「……とりあえずは、暴走を止める。
幸い、先程の薬品で暴走は止まったようだし。
……後は、状態の確認、って所か」

【当たり障りの無いレベルで、答えるガートルッド】
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 18:55:52.28 ID:AUmgGLPZo
>>778

お前なぁ。こちとら重たいあいつをここまで引き摺って、ついさっきは殺されるかもしれない状況に居たんだぞ?
わけの分からないまま巻き込まれるとか、腹立つじゃねぇか

【少し怒ったような顔で両腕を組んで答える】
【言い分はもっともだが、その”殺されるかもしれない状況”のときの応対があまりにも冷静だったのではないだろうか】

これからあいつは更にモルモット、か

【ガートルッドの返答に、独り言のように呟いた】
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 18:58:59.42 ID:AewZB4Zzo
>>779
「……ふむ、妙に場慣れしてる様だったのでな。
例えば、日常的に此の様なことが起こる状況に身を置いているとか。
そんな事が有るのではないかと、思った。……少々、不審だよ。君は」

【研究以外に目が行かないように見えて、周りをこの少女は良く見ていた】
【そして、研究に使われる思考は、青年が不審であることを容易に理解させた】

「……一応、彼は友達。ひどい扱いはしたく無い……。
あくまで、善意でやってるから。」

【言い訳のように、そうつぶやいた】
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 18:59:37.40 ID:BF3dkNHAo
>>771

【パン、と路地裏に鈍い音が響き渡る】
【ローブに返り血が付着するが、気にも留めず】

【歩き出した青年の、後ろに着いて行く】

色々、あった……。
"変わった事"の定義にも……よるけど。

【相変わらず、淡々とした返事】
【前と比べて変わったような、変わっていないような】

/申し訳ない、遅くなりました
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) :2011/03/30(水) 18:59:53.76 ID:cHkAEX+ro
【水の国・噴水前にて】

【ぐずぐず、とぐずる幼女と、困ったようにあやす少女の姿が、まるでそこだけ切り取られたか、のように目立つ
どうやら幼女の方が母親とはぐれた御様子、必死に目に涙をためているが、耐え切れず、ポツリ、と雫が零れ落ちていく
それを見かねた様子の少女は、ぽんっ、と幼女の頭の上に小さな手を置いて、優しく言葉をかける】


……おかーさんの姿をよーく思い浮かべて下さいな
できるだけくっきり、と貴女の大好きなおかーさんを


【そして数秒、そのまま幼女がぐずる音だけがしんしん、と降り積もって
――――……少女の右手から、ワイヤーがするりと零れ落ちた】


Thnks fr th Mmrs


【小さく言葉が紡がれると、零れ落ちたワイヤーが、空中で形を成していく
成人女性の形を、ワイヤーは成して、やがて、それは人≠ヨと色形を変えた
恐らくは、幼女の母親、であろう――――……優しく人≠ヘ微笑みかけ、ぐずる幼女を撫でてあげた】


『おねーちゃんスゴい!ままがでてきちゃった!?』

……ふふ、実はおねーちゃんは魔法使いなんですよ?
あら、どうやら――――本物のおかーさんが出てきましたよ


【商店街を抜けて、そちらへと走って来る人≠ニ良く似た成人女性
彼女≠ヘ、ぎゅっと、幼女を抱きしめ、抱え上げた――――……
いつの間にか、ワイヤーで出来た人≠ヘ、元のワイヤーへと戻り、少女の手の中へと消えていく】


『またねー!魔法使いのおねーちゃん!!』


【ぶんぶん、と手を振る幼女を微笑んで見送ると、少女は一つため息をついた
能力らしきものを使用した疲れか、はたまた――――また、別の理由か】


……少々、羨ましいですね――――……心配してくれる、家族がいる、というのは


【紫苑色の長い髪の後方を三つ編みにし、一つにまとめ腰の辺りまで垂らした
白いオフショルの長袖のトップスに純白の手袋、両手首にかけた黄色いリングそして黒いレースのミニスカ
やや濃いめの紫苑色のニーソックスからみえる脚線美が素晴らしい巨乳の少女は、微かにそんな言葉を紡いだ】
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 19:01:37.60 ID:fEXtDzIDO
>>774

          どうして

   逃げるの

                  かなーぁ?


【仮面の笑みは、すぐに消え──溢れて出てきたのは、芳しい腐酒が如き笑み】
【もし夢幻檸檬が機関員でなければ。きっと彼女はこんな風には嗤わない】
【本性を隠すべき人間に対しては。ただ仮面の嘲笑を向けるだけ】
【──幸か、不幸か】
【夢幻檸檬は機関員で】
【シズリも、機関員で】
【其処には。本質を隠す必要など──全くもって、なかった】


     キミは

  私のこと

         『愛して』くれないの、かなーぁ?


【──其れはまるで】
【死刑宣告にも、似た言葉】
【薔薇色の視線を、怯むことなく。むしろ、却って恍惚とした表情で受け止め】
【さくり、さくり】
【藍色/愛色の髪の彼女は、ゆるりと、夢幻へ歩み寄ろうとして】
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 19:07:15.39 ID:SkpVR7JAO
>>781
悪いね、知らない人。
犠牲は無駄にしたくない、と常々思っている……本当に、ね。

【くるり、とそのまま背を向けて】
【少女の先を歩いていき、適当な路地で立ち止まる】

話して問題の無い事なら、話して貰いたいかな。
僕はご存じの通り頼りないけれど、もしかしたら、少し位、何かの役に立てるかもしれないからさ。

【チェルシーの身の回りに起きる変わった事=厄介事、だと半ば決めて掛かっているこの青年】
【無自覚だし、相手もそれほどそういった事を気にするようには見えない少女だが――普通の人から見たら、大分失礼だ】
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/30(水) 19:07:39.54 ID:KSkV8eTr0
>>775

【少年は何かの視線を感じるものの】
【ここは路地裏、決して見切ることができない数の人々の眼が常にこちらを覗いている】
【気付かない、気づけない】

ッッらあああああああッ―!!!!
「ぐがあっ!!!」

【少年は振り被った腕を思いっきり中年の顔面に叩きこんだ】
【瞬間、中年は少年の拘束を離れ、右方向に吹っ飛ぶ】

【そのまま路地裏の壁に衝突し、気を失った】

チッ…殴り足りねェんだがな…変死体に成るほどぶん殴ッてやってもいいが
腕の一本で許してやるかァ…

【少年はゆるりとした歩き方で倒れて気を失っている中年に近づいて行った】
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 19:08:04.79 ID:J/TFebgIo
>>776

──何処までボケ倒すつもりだっての。
“むっつり不機嫌”にしては、相当怒ってる気がしねえか?俺。
…軽く殺意まで抱いてるんだが。

【──先程から、何度殴っている事やら。】

嘘も何も、てめえの言動の一体何処を信じろってんだよ。そもそも。
──第一印象、バカ鴨。以上。
…何かを聞かれた所で俺に答える義務はねえし、聞いて覚える義務もねえ。

【はあ、と溜め息。もうこれも何度目であるのやら。】
【遂に、一方的に歩いて行ってしまう。】
【引き止められなければ────】

【──此方から見える姿がかなり小さくなった時、ふと足が止まる。】
【振り向くと、此方に向けて言葉を発する。】

…こうなりてえのか?てめえはよ。
だからバカだっつってんだよ。バァカ。

【──聞こえるにせよ聞こえないにせよ、完全に立ち去るとまではしないらしい。】
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 19:10:00.90 ID:yLy4ZDM4o
>>782

ほほう、つまり手前さんは心配してくれる人が居ない孤独な人間だと

【するり…少女を背後から抱き締めようとする人影】
【同時に漂う“酒臭さ”】
【見れば、“彼女も見知った青年”が居る】

【草臥れた青味の強い紺の2つボタンの着いたスーツとセンスの悪さを象徴する黄色いネクタイを着用した坊主頭の青年である】
【真新しい白いローファーがよりセンスの悪さを際立たせるだろう】
【思わず踏んでしまったのか少しフレームの歪んだ上縁メガネをかけ、その奥の双眸の下には深い隈が出来ている 】
【0.5mmしかない毛髪は最早頭皮を隠しておらず、街灯を反射して眩しい】

そいつぁ己惚れってぇもんよぉ。シオンちゃぁん

【げはぁ。と酒臭い息を吐きながら―――――――同時に腹の中のモノをリバースしかけている】
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 19:12:23.90 ID:AUmgGLPZo
>>780

……あーイライラしてきた

【その一言で、青年は明確に顔をしかめた】
【睨むような視線をぶつけながら、かなり不機嫌な表情をしている】

人助けしてやったってのに、てめぇらが返した恩は、化け物と戦わせる素晴らしいアトラクションと、疑いをぶつけるとかいう感涙しそうな対応か?
フザけるのも大概にしろ……!

【”不愉快だ”──吐き捨てるようにそう言って出口へと歩き出す】
【勿論、この怒りも演技だが、イラついているのは本当だ。人助けをしたのも化け物と戦う羽目になったのも疑われているのも、全て事実だ】
【出入り口へ向かう途中で足を止め、振り返らずにこう言った】

何が友人だ、何が善意だ
化け物になったあいつを見るてめぇの目は、大好きでたまらないモルモットを見る目そのものじゃねぇか
間抜けな言い訳してんじゃねぇよ極悪人が

【言い終わるとすぐに出口へと向かう】
【まだ呼び止めたり声をかけたりすることは可能だ】
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 19:18:26.00 ID:BF3dkNHAo
>>784

……助けが必要とか、そういうのじゃない。

【どうやら、厄介ごとではないようだ】
【そもそも少女にとって厄介ごとなどありふれたものであるし】
【それは、変わったことには成り得ない】

それに……貴方に話しても、意味が無い。

【無駄話に興味がないのも、昔から変わらず】

…………カレルは、変わったことはあったの?

【──いや、多少は興味をもつようにはなったようだ】
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 19:22:01.76 ID:AewZB4Zzo
>>788
「……ふむ。申し訳なかったな。そこは謝罪しよう。
……まあ、いい。帰るなら、正面から帰るといい。裏口の類は今閉鎖されているからね。」

【その怒りを受けて尚、ガートルッドは揺らぐ事が無い】
【それは、薄気味の悪い程に、徹底した科学者ぶり】
【実験さえ出来れば、他者の感情も何もかもどうでもいいかのような其の態度は、おそらく真実】
【そして、吐き捨てるような、最後の言葉を受けて、首をかしげる】

「……モルモット、友人……、言い得て妙。だな。
……友人だからこそ、“色々”しようとしていたが……、そう映るのか成程、面白い。
……極悪人、と言われてもなぁ、私はただ自分に正直なだけだ、悪でも正義でも無い。」

【淡々と、誰に話すでもなく言葉を紡いで】
【去る男には、もう興味が無くなったのか、背を向けて】

「……さて、先ずは拘束具と薬品調合。……手術も必要。か。
死んだスタッフも“作る”必要が有るな。……全く、カノッサ機関は私に色々な事を齎してくれる。
……くく、実に……実に面白い……。さぁて、谷山君……、君を救うことが、私にはできるのだろうかね……?
私の科学力の総力を上げて、君を……ッ!っくくく……」

【谷山の眠る奥の部屋にむけて歩く、ガートルッド】
【歪んだ笑みも、狂った思考も。誰がどう見ても“極悪人”】
【しかし、それでも彼女は、“正義”で有る谷山の、友人であるのだった】
【統一征斗会、科学部第十三研究所……、狂気渦巻く科学の城で、谷山はどうされるのだろうか……】

//乙でしたー!なんかgdgdですいませんでした……
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 19:23:21.19 ID:AUmgGLPZo
>>790
//お疲れ様でした
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) :2011/03/30(水) 19:25:52.30 ID:cHkAEX+ro
>>787

【声で、気づいた――――……ふっと、彼女の琴線を揺らす、彼の声
その響きに、耳を済ませながら、嬉しそうに、言葉を返そうと、唇を開いた
潤んだ小さな口が、冷たい夜風を吸い込むと――――……】


ふぁ……っひゃっ!?


【見事にもマヌケな声が、漏れて、何事か、と周囲の注目を集めるだろう
ぎゅっと、抱きしめられた彼女は、彼の腕に両腕をホールドされる形となっている
故にか、ばたばた、っと小さくもがくも、形にならず、彼女を揺らすだけとなった】

【更に彼女の声に誘われて、か、衆目がじろじろーっと、そちらを見ている
まるで、新雪の積もる丘に一片、苺色のシロップを零すが如く、じんわり、と彼女の顔が紅潮していく
きゅぅ、と支えの無くなった紫苑のように、恥ずかしげに、彼女は顔を俯けて】

【――――同時に、揺れる揺れる言葉を何とか、喉を震わせて、零す】


……っあ、あの……そ、その言葉は……んぅ……分かりました……けども!
く、くさいです――――……ものすっごく……!!


【彼女は酒が苦手≠ナある、どれほど苦手か、というとwikiを見れば分かるぐらいに
思わず鼻で呼吸が出来ないのか、つーっと、粘液を唇に付着させながら、口を開き
たぷん、と胸を揺らしながら、大きく口で呼吸をしていく
――――……ともかく、これ以上彼女に密着すると、ビッチちゃん並に乱れる、ということを注意しておきます】

【そしてリバースされるものをぶっかけられるのを危惧しているのか
じぃ、っと貴方へとその横顔を向けようとするだろう
形の良い耳たぶが、すっと、貴方の鼻を撫でる距離、眼前にある紫苑色の瞳は、涙で濡れている
――――――――でもきっと、そこには――――……嬉しさも混じっている】
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 19:26:07.06 ID:hyacY0tio
【公園】

――――――――――

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】

――――、……ねむ。

【非常に眠たげに目をしぱしぱと瞬かせながら】
【公園の隅、ぽつりと設置された休憩用ベンチで何も無い正面を見詰めぼんやりしている】
【ときおり舟を漕いでいる様子から、眠たさは限界ギリギリらしい】
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/30(水) 19:29:55.74 ID:ZN5RJ9hA0
>>783

……ッ!

【少女の、脳内に。「危険」の、二文字が、浮かび上がる】
【ずぐん、ずぐん、と。殆ど、失った筈の、痛みの、感覚が。胸に、奔る】
【眩暈さえ覚える、官能的な。然し、怖い、微笑み】


【機関員の、恐ろしさは。機関員に、戻る前も、現在も。身に、沁みていた、筈だった】
【だが、シズリは。それを、再確認させる様に。認識を、上回る様に。少女に、その、本質を、見せる】
【シズリは、―――シズリ、は】


―――あっ、あいっ愛するから、好きに、なるから!
全部好きになる!愛してるから!ごめんなさひぃ……!

【咄嗟に。無様に、放たれた、嘘の言葉。少女の表情は、鬼気迫る其れで、とても、シズリを、愛する余裕は、見受けられない】
【涙が、浮かび上がった。淡い、薔薇から。吐き気がするほど、無垢な、透明が、流れ出す】
【今にも、失神しそうな、引き攣った、顔。 其れから、とうとう、泣き出して、しまうだろう】
【非情に、不愉快極まり無い、少女の、反応。更に、更に。破綻するべき、少女】

/すみません、遅れました…
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 19:30:33.94 ID:SkpVR7JAO
>>789
うん、何だろう、最初から疑っててゴメンナサイと全力で謝らせて貰うよ。
でも、なら良かった。

【ほ、と、安堵の息を漏らす青年】
【自分に話すような事じゃない、と言われても、それが気にならない位には嬉しかったらしく、口元を綻ばせる】

……ん、ああ、僕?
変わった事、というか、ちょっとシルヴァーグと意見の相違で熱いバトルをした位……かな?
それ以外は、何時も通り此処で情報を集めていたりしただけだよ。

【剣と剣を、非常識な力で叩き付け合う人外の対決でした】
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 19:33:16.21 ID:sDRXMJP8o
>>785
【こちらに気づかない少年の、死角に入って状況を観察する】
【少年が、先刻戦った能力者とはまた異質の能力を持つものであることを認知し】
【純粋な好奇心から、彼に近づいた】

ノウリョクシャ、か?

【恐らくは、少年の不意を突いた形になるだろう】
【ギリギリの間合いだ】
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 19:39:16.57 ID:yLy4ZDM4o
>>792

バァロォ、オイチャン酔ってねぇですよ。
故に臭い訳が無い。無い無い。

【聞かれても無い様な事を答えるあたり、きっと今まで飲酒していたのだろう】
【経緯は分からないが、それだけはハッキリとしている】
【暴れられると逃がさないと言う様に更に彼女を強く抱き寄せて。衆目など有って無い様なモノだった】

……いやね、オイチャンだって寂しい訳ですよ
彼女も居ないし一緒に呑む奴も野郎ばっかだしさ。今回初めてお酒飲んだんだけども

【等と愚痴の様に溢して】
【口の寂しさを紛らわす為か…目の前に来た形の良い耳を甘噛みしようとして】
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 19:39:19.85 ID:BF3dkNHAo
>>795

【ただ、変わったことではないとはいえ】
【今も少女の不幸が続いているのは、紛れもない事実だ】

……意見の相違って、どういうこと?

【早歩きで、青年の隣に並ぶと】
【じーっと、紅い瞳で青年の瞳を見据える】
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga sage]:2011/03/30(水) 19:42:28.65 ID:AXZN8x6c0
>>793

【少女の見つめる視界内、何も無かった正面に、ぴょこんと】
【生え出てくる、クリーム色のツインテールと、おもちゃのようなティアラ】
【次いで現れるのは、まん丸の真っ青な瞳と、毒々しい色合いの、蝶のタトゥーシール】

……ルシアお姉ちゃん、眠いなら、おうちで寝たりしたほうがいいのよー?

【デザイナーが発狂したのではないかと疑うほどにリボンとフリルをあしらった、ゴスロリドレス】
【黒のオーバーニーソックスに、微妙に底のある、赤いおでこ靴】
【全体像はそんな感じの、女の子】

お外で寝ると、風邪とか引いちゃうのよう。

【相手を心配するような表情で、そんなことを言っていたり】
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 19:46:50.57 ID:gpjlGxJSO
【街中】

『愛してる』・・・か
【白のカッターシャツに青のネクタイを着け、腰には二本の刀を携えた少年が歩いついて】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

・・・誰かを好きになる気持ち・・か、

―――――やっぱり分かれない。
その気持ちは・・僕には縁遠すぎるよ。
【少年はそんな一人言を呟いている。】
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 19:46:50.16 ID:ZRg0F33SO
>>786

――……えーと、行けるトコまで?

いや、そこら辺は解らなくはないんですが、はい。
ともあれ実行には移されてないみたいで、何よりっスねー!

【さらり、少女はそう言ってのけ。罪悪感が皆無、という訳では無いようだが】
【どうやら相当にお気楽な思考回路をしていたらしい。――尤も、今更な話だ】

ぴりぴりし過ぎっスよもー、過剰警戒してると神経擦り減っちゃいますよ?
ちょっと位お馬鹿な方が生きやすいっつーか幸せっつーか……。

全く、ツレないのー。

【去ってゆく彼を見れば、むう、とまたもや膨れっ面を浮かべるものの】
【無理に引き止める意志は無いようで、そのままじーっと其方を棄て犬宜しく見据え】

【足を止めた彼に、ん?と小首を傾げてから。何事か微かに呟いて】
【果たして聞こえていたのか、いないのか。それも直ぐに解る】

瘴気がどうとか、そんな感じの意味で――――っスか?
だとしたら馬鹿はそっちっス、馬鹿。

……当にパーソナルスペースの外です、さよならと自己紹介位は普通に出来ますよ、ね?

【そんな返事が、まるで囁くような音量にも関わらず。直接、其方の耳元に届く筈だから、だ】
【これもまた能力だろうか、恐らくは。表情も窺い知れないが、声音は落ち着いて穏やかである】
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/30(水) 19:46:51.10 ID:KSkV8eTr0
>>796
/返信遅くなります
/すみません
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 19:47:26.91 ID:SkpVR7JAO
>>798

【少しだけ、驚いた表情を浮かべる青年】
【この少女がこんなに話に食いついてきた事に、驚きを隠せないようだ】

……ん、やり方の違い、かな。
情報を集める為に、手荒な手段を使うか使わないかで、意見が別れてね。
お互いが譲らないものだから、剣をぶつけ合う羽目になった……って所かな。

【最後に、シルヴァーグに怪我をさせたり、その逆も無いから心配は必要無いよ、と付け加えた】

……うん、ごめん、喧嘩は良くなかったよね。

【そして、少女の紅い眼に、緋色の瞳を向かい合わせて数秒】
【少女の放つプレッシャー(勝手に感じてるだけ)に圧倒され、謝罪の言葉を速攻で口にしていた】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 19:48:22.00 ID:sDRXMJP8o
>>802
/おk!まったり待ってます
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) [sage]:2011/03/30(水) 19:49:41.43 ID:cHkAEX+ro
>>797

【――――その言葉が嘘だと、彼女が理解するのに時間は要らなかった
とは言え、それを突っ込む余力は無い、と言っていいほど、で】


ふぁぁ……はぅ、んぁ……ひゃめっ――――……恥ずかしぃ……れすっ……!


【紡ぐ言葉は、何とか形に為る、程度で、明確な言葉とは、ほど遠く
カメラを彼女の正面へと映してみれば、きゅぅ、と瞼を閉じて、ピクピク、と震えている彼女が目に入るだろう
睫がふわふわ、と揺れて、彼女の童顔を飾り立てると、より一層、真っ赤に染まった頬が、映える】

【強く抱き寄せられて、密着する、彼女と彼、彼の鼓動に耳を傾ける
――――それだけで、一生このままで良い、って思ってしまえるほどに、彼に身を委ねたく、なる
それを抑えるのは自制心、流石に彼女は体裁を気にするタイプである】

【とは言ったものの、鼻を擽るお酒の香りが、耳へと流れ込んでくる愛しい人の言葉が
舌先でとろけるシュガーが如く、彼女の理性を溶かしていくのも事実
びくぅ、と伸びた彼女の両脚がかくん、と膝で曲がって、ぷるぷる、と震えている
今もし、彼が両腕を離せば、絲の切れたマリオネットが如く、彼女はぱたん、と座り込むに違いない】


……ひっ……ふぁ……言って……んぅ……ぁ……いただけれはぁ……
いくらへも……おいっひょ(ご一緒)……ひま――――っ!!


【耳に触れる、暖かな唇の感触に、耳たぶを撫でる、吐息の感触に
ぞくぅ、と背筋を愛撫する心地よい悦楽感、思わず首根っこを掴まれた子猫のように、びくっ、と背筋を伸ばして
そして、プチン、と少し絲が、千切れる音がした】

【震えはとまったものの、やや俯き加減の顔は、依然として赤いものの
ぱっちり、と開いた紫苑色の瞳には、頬と同じ紅潮の色が見て取れて
――――それはまるで、彼女を拘束する貴方の腕に、甘えるように、顎を、ちょこんと乗せた】
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 19:53:39.00 ID:hyacY0tio
>>799

――――――んにゃ……ぅー……?

【かっくん、と大きく上半身が傾き、シルクハットが地面に落ちる】
【その衝撃で意識を取り戻したか、未だ眠たげな奇声と共に身体を起こし】
【何時の間にか生え出てきていた、クリーム色に気づき、目を擦る】

【ぐしぐしと擦って、目を思いっきり細めてじぃーーー、と注視して】

…………んー……――――。

【その視線が、下へ、下へとずれて行く】
【其の侭放置すれば、再び舟を漕ぎ出すだろう】
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 19:55:12.27 ID:fEXtDzIDO
>>794

【≪────っ、………!≫】
【耳に届いた、夢幻檸檬の悲痛な叫びは】
【シズリにとっては──きっと、何よりの甘露】
【呼吸の為の吐息は、熱く湿っており】
【極上の蜜を味わうかの如く恍惚とした表情で】
【敢えて、がんじがらめではなく。逃げる希望が煌めく程度に──】
【言葉の鎖で、怯える彼女を繋ぎとめる】


ふふ────

                 その言葉

      『信じ』るよ

   檸檬ちゃん


【──かちり】
【其れはまるで。少女を絡めとろうとする鎖に、錠を下ろそうとする言葉】
【「もし、今の言葉を、後から撤回すれば」──】
【──そんなことは、きっと。考えてはいけない事象】
【「嘘だったんだ」】
【もし、そうシズリに告げれば。何を、されるのだろう】


──大丈夫だよ、檸檬ちゃん
怖がることは──ないんだよ


     私も、キミのこと────

     ────『愛している』んだから


【其れは。酷く、甘く、優しい声色で告げられた言葉】
【もし。檸檬に近付くことが出来たのなら】
【泣き出してしまった彼女の前に、静かに、静かに座り込み】
【そっと──白い、柔らかな手で】
【檸檬の頭を、優しく、切なく、甘く、撫でようと──】
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 19:56:09.37 ID:fEXtDzIDO
>>794
/追記。お気になさらずー
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 19:56:53.30 ID:BF3dkNHAo
>>803

……別に、喧嘩はいい。
死ななければ……幾らでも。でも───

【喧嘩とかは、どうでもいいらしい】
【戦闘に明け暮れてる少女ならではの価値観】
【それではなく、少女が気にかかったのは別のこと】

───手荒な手段って、どういうこと?

【プレッシャーとかはあまり無い。所詮子供だ】
【しかし少女の紅色は、どこまでも真っ直ぐに青年の緋色を見つめている】
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 19:58:09.99 ID:AUmgGLPZo
>>800

おい、死ぬほど物騒な台詞が聞こえたが空耳か?

【そんな少年に背後からいきなり声がかけられる】
【いきなり】
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/30(水) 20:03:20.42 ID:J/TFebgIo
>>801

──。真面目に話がしたいのか、したくねえのかっていう次元の話だ。
ああ、それともこの程度で怒るなら話をする価値がねえとでも、言いたかったのか?
それなら、“どうでもいい”。

それに───“バカ”で飯が食えりゃ、苦労はしねえっつーの…
【最後は、自分自身に言うかのように小さく呟く。“普通”ならば、聞こえる筈は無い。】

…まあ、もういい。
どっちにしたって、てめえとお話する体力なんざ残ってねえんだよ。

───じゃあな、“バカ鴨”。
颯護、だ。“迷惑なんで”覚えなくて良い。

【──先程と同じ素振りで、何処かへと去っていく。】
【ただ、今度は引き止められなければ戻って来るつもりは無い。】
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 20:03:42.19 ID:gpjlGxJSO
>>810
――――・・・?
【呟いていた少年は気づいたのか】
【一人言を止めて、聞こえた声の主の方に顔を向けた】
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga sage]:2011/03/30(水) 20:03:48.86 ID:AXZN8x6c0
>>806

【ぼとりと落ちるシルクハットに、女の子は「あっ」なんて、声を漏らして】
【身体を折って拾うのではなく、大げさに、しゃがんで拾い上げ】
【ぱたぱたと軽くはたいてから】

はい、ルシアお姉ちゃ……。

【返そうとするも、相手の意識はきっと半分以上夢の中】
【一瞬ぽかんとした後、変化するのは、むうっとした、拗ねたようなもので】
【拾い上げたシルクハットを、ベンチの空いた部分に置いて、それから】

春眠暁を覚えるには、ちょっとだけ早いのよー!

【小さな子特有の、高い声と。夜の公園にしては、なかなか大きなそんな声】
【そんなに早くも無い気がするのだが、女の個的にはどうも、気に食わないようで】
【いまだに、起こそうとするのは声だけで】
【声を上げるたびに、すっきりと描写を忘れていた、髪を結うリボンに結ばれた鈴も。からころと女の子に加勢するように鳴って】
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2011/03/30(水) 20:04:47.41 ID:OkqnLjgzo
【路地裏】

虚しい…

【そう呟く男は和服に腰辺りまである長い黒髪。手足に金属性の黒い枷をつけている】
【腰に一本だけ刀を携えている痩せ型で見た目は20後半】
【周りには何十体ものおびただしい死体の数々】
【そしてその死体全ては全員剣士ということ】

どうして人は死に急ぐ…
どうしてこうも壊れやすい…

ただ虚しい…

【足元に死体の剣士たちが使っていたであろう刀を手に取る】
【そしてなんと食べ始める】
【バリバリと音を立て噛み砕かれる刀を男は飲みこんでいきその場にある刀は全て男の体内に収まる】
【口から血を流しながら男は】

こんなにも苛立つのだろうか…
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 20:05:48.42 ID:AUmgGLPZo
>>812

おい、何か元気ねぇな、牛丼のガキ

【そこに居たのは青年だ】
【青年は、整ったやや長い黒髪に、高めの身長】
【茶色のコートを羽織り、同じ色のブーツを履いて、灰色のジーンズにアクセサリーとしてチェーンをつけている】
【鋭い、或いは悪いと表現出来る目つきのせいか、雰囲気などが不良やチンピラに近い】

【いつぞや、牛丼がどうたら言ってた青年だ】
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/30(水) 20:06:04.77 ID:KSkV8eTr0
>>796

【死角故相手に気が付かず、ゆっくりと中年に接近する】

【真っ赤な短髪はところどころに血がこびり付いており】
【それゆえ痒いのか、何度も左手で頭を掻く】

つか、独りごとみてェじゃねえか!恥ずかしいったらありゃあしねェ!!
さっさとコイツの右腕へし折って、借り。返させてもらうとするかァ!

【コキコキ、と首を二、三度折り曲げ、右腕をハンマーの様に回し】
【中年の眼の前に立つ】

んじゃァご愁傷さま。てめぇはァ喧嘩を売る相手間違ってたってことだよこの野郎ォォォ!!!!!

【振り回していた右腕で相手の右腕を狙い】
【渾身の1打にて振り下ろす】

/遅くなってすみません
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 20:08:25.98 ID:yLy4ZDM4o
>>805

臭いと恥ずかしいは関係ないれひょー……
オイチャン誤魔化そうったってそうはいかねぇよ
そもそもねぇ。オイチャンだって悩み位あるのよ?大体ねぇ、一応健全な男の子が――――

【少女の耳たぶを口に含みつつ、まだ愚痴をこぼす】
【余程鬱憤が溜まっていたか、今日は吐きたいだけ吐いており】

んじゃ今言ったけぇ。今付き合ってぇや
オイチャンみたいに君も色々言いたい事有るじゃろー?

【なーなー、といつも以上に軽いノリで】
【ただ少々…素が出ているのか、方言混じりの言葉である】

【甘える様に顎を乗せてくる少女の身体を、確りと彼の腕は支えていて】
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 20:11:00.29 ID:SkpVR7JAO
>>809

あ……そっちじゃなかったのか。

【なら、何を少女が気にしているのか、何となく理解し、困ったような表情を浮かべて】

……ん、それは……。

【バツが悪そうに、少女の視線から眼を逸らし、背負った長剣をちらりと見やる】
【その刀身に、鞘に、付着している、赤黒い物体を見れば、どんな『手荒な手段』を使ったのかは誰にでも、ましてや戦闘の中に身を置く少女には、容易く解る筈だ】

【手荒も手荒、問答無用にも程がある方法を使った事が】
【そして、もしかすると、常にこの地に身を置く少女は、裏路地に両断された機関員の死体が転がっているのを見た事があるかもしれない】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/03/30(水) 20:12:20.02 ID:Bm1ZGWBeo
>>814

…わーお。結構悲惨な光景だなぁ……
【それまで歩いていた青年は、その光景を見て足を止めて、思わず口からこんな声が漏れる】

【黒いスーツに赤いネクタイ、カーキのモッズコートを着た青年】
【黒い目に黒い髪、短く切られた頭髪はなかなか爽やかで】
【身長は170後半辺り、年齢は20前後といった所だろうか】

あー…刀欲しかったなぁ……
【刀を食い干すその姿を見て、そんなことを呟く】
【食べるという行為自体には驚きを見せずに、ただ落胆するのみ】

君あれ?なんか能力者?
【気を取り直してから、男性の方を見て、質問】
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 20:12:35.76 ID:hyacY0tio
>>813

――――お、おう……!?
ね、寝てません、寝てませんよせんせー――!?

【びっくぅ! と大げさに身体を振るわせ、勢い良く身体を起こし】
【ガッ、とベンチの背もたれに強かに背を打ち付け、再び撃沈】

【少しだけ涙目になりながら背中を撫で、視線をちょいと持ち上げ】

――――――え、と……ファラエナ、ちゃん……?

【目の前の女の子に今気づいたかのように視線を合わせ、小さく首を傾げた】
【名を呼ぶ声が自信無さ気なのは、其の侭、自信が無いからだろう】
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 20:13:37.18 ID:qEPLOL+eo
【路地裏】

【どちらかというと“表”にも近い、そんな場所に一人の少女が座っていた】
【桃色の髪に褐色の肌、少々大きな蒼いリュックを背負い】
【何故だかサイズの合わない紅の軍帽を被った、薄手の出で立ちという人物である】

 ひ、ひ……るの国、と……水の国。それから、ここと―――……。

【そんな彼女は地図を広げ、そちらに目を落とし、ひどく集中しており】
【ひたりヒタリと薄暗闇から近付く人物に、気付かない】

【近付く“ソレ”は、正しく機関員の出で立ちであり、顔はヘルメットのようなモノで見えないが】
【明確に件の少女を狙って、物陰より着実に―――その距離を詰めていく】

822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 20:15:04.68 ID:gpjlGxJSO
>>815
・・・・あ、えっと・・
【振り向けばいたのは知った顔だった】
【少年――護は、青年の名を呼ぼうとするが】
【良く考えたら前回、名前を聞いていなかった訳で――】

・・・・えと・・・牛丼さん。
【考えた挙句、結局、変なあだ名で青年を呼んだ】
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/30(水) 20:15:20.44 ID:ZN5RJ9hA0
>>807

【信じるよ、という、言葉に。絶対に、嘘だと、言えないと、背筋が凍る】
【益々、呼吸が、荒くなる。何度も、何度も、小さな、悲鳴を、上げてばかりで】
【自分の首を、両手で、締め付けられる様に。嘔吐しそうなほど、苦しい、世界で】

【世界で】

あ、あ、―――……っ

【伸ばされた、手は。掛けられた、言葉は。凍結った胸を、解かしてしまいそうで】
【優しく、数多を、撫でられて。ただ、良かった、と、ばかり、思った】

【ああ、ああああ、嫌だ、ごめん、なさい】 【ごめんなさい、ごめんなさい】
【 】 【シズリは、怖い】 【ごめんなさい】 【―――】
                           
                                        【シズリ?】


……、っぐ……ん、……ぁひ、……くふ、……ッ

【安堵した。荒く、呼吸を、吐きながら。ちか、ちか、点滅する、視界の中で】
【涙は、相変わらず、止まらなかったが。瞳を、細め。動物の様に、ただ、撫でられるだろう】
【其れは、吐露する様に。食い縛る様に、ただ、嗚咽を漏らす、幼過ぎる、子供の、泣き方で】

【怖い、怖い怖い怖い怖い、怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い】
【怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い】
【怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い、  愛してる】

【やがて。泣き声が、止んだ頃。少女は、静かに、眠りに、着くだろう】
【最早、失神にも、近い。瞼を落すと、植物の中に、こてんと、倒れ込むだろう】
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/30(水) 20:16:04.21 ID:ZN5RJ9hA0
>>823
/数多→頭です
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 20:16:55.29 ID:AUmgGLPZo
>>822

誰が牛だ、殺すぞコラ

【実際に呼ばれた名前とは違う名前を言いつつ、不良らしく睨みをきかせる】
【牛丼さんは、ダメらしい】

で、何ぶつぶつ言ってんだお前
告白でもされたのか?

【睨みはすぐに引っ込めて、そんなことを聞いてきた】
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) :2011/03/30(水) 20:17:09.52 ID:cHkAEX+ro
>>817

【多分恐らく、貴方の吐息から零れるお酒の色香に、酔っているのかもしれない
――――……けれども、吐露したくなる、胸の奥の気持ちは、確かに抱いていたもの
貴方へと身を任せたまま、零れ落ちていく言葉に耳を傾ける】


じぃ……実は、その――――……わたひ……の、能力について……
悩み事、が……ござ……ぁぃ……んぅ……まし、て――――


【何とか、確かな言葉を紡ごうとする、が、耳たぶをはみはみされている為に、時折言葉が桃色に濡れる
唇に押し付けられて、吐息があたっているだけでこれだ、少しでも舐ると、どうなるか、ある種、危険だと思うよ!
こんな状況に持ってかれて、愚痴を確かに聞く辺り、彼女はやっぱり、彼を尊敬しているのだろう】

【――――しかぁし、立派な脳内やら心がけやらとは別に、身体は正直な御様子
くぱぁ、と開かれた小さな口、貴方の責めで、中々閉じれなかったのか、口内が渇いてしまったのか
んぅ、と時々喉を鳴らして、甘い甘い吐息を空気にとろかしていく】

【紛れ込んださやかなる桃色の香りは、微かに彼女にも流れ込んで
踏み出す一歩の、勇気をくれる】


……――――それは、ふまひ……っ……まだまだ、強くなる、とひふほほれす……


【とくん、と貴方に流れ込む心臓の鼓動と、たぷん、と腕へと触れる、胸の感触
ふわっ、と腕に触れた、と思うと、もたれかかるように、その柔らかさを示してきて
ウェストが細いために強調される胸の大きさを、感じるかもしれない】

【表情を覗き込んでみれば、きゅぅ、ととろけそうな瞳が、目に入る】
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2011/03/30(水) 20:17:41.88 ID:OkqnLjgzo
>>819

【歩いてきた青年に視線を向ける】

なんだおまえは…

こいつらの関係者じゃなさそうだが

【ただただ不気味な感じのオーラを出す男に一つの質問】
【それに対し男は】

能力者だ
それがどうしたのか?
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga sage]:2011/03/30(水) 20:18:58.31 ID:AXZN8x6c0
>>820

……もー、居眠りさんには後で課題なのよ!

【むうーっと膨らんだ頬と、腰に当てられた手】
【そんな姿勢から繰り出されるのは、なんだか相手の言葉に合わせたようなそんなせりふで】
【課題なんて当然無いし、そもそもこの子は先生などではなく】

【ただ、そんな先生ごっこは、相手が背中を打ちつけたことで終わりを告げ】
【心配そうな表情で、「だ、大丈夫?」なんて、尋ね】

そうなのようー。
お久しぶり、なの!
……えーっとね、えっとね、確かね、12月ぶりくらいなのよ?

【ようやっとまともに気がついてくれたことに、にっこりと笑顔を浮かべ】
【ご機嫌良さげに、久しぶりのご挨拶】
【それから、視線を上にあげて。前会ったのはいつごろだったか、と。記憶を漁り】
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 20:21:21.01 ID:0qVp5dzNo
>>821


 ――……なーに見てるのかな♪


【……路地の屋根の上≠ゥら、まだ若い女性の声が響く】


こんな所に女の子一人で居ると、危ないよ?
其れに暗いし……表通りの方に出れば良いんじゃないかなっ。


【すとん、と少女の前≠ノ飛び降りたその人物――】
【身長は170cm程、白を基調としたパンツタイプの軍服を身に着けた女性だ】
【腰まで伸ばした櫻色の髪を辿れば、鷹≠フ細工が施された大き目の軍帽】
【背には其の変色具合から年季の窺い知れる『三味線』を背負っている】

【機関員には一瞥も呉れず……と言うよりも、『気付いていない』とも疑わせる素振りで】
【にかっ、と、歳の割には幼さの残る笑みを浮かべ、彼女の前にしゃがもうとするだろう】
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 20:22:26.65 ID:BF3dkNHAo
>>818

……───どういうこと?

【胴体が両断された機関員の死体を見たことはないし】
【もし見ていたとしても、青年との繋がりには気づかないだろう】
【しかし、大剣に付着している血液からなんとなく察したが】
【確信が置けず、少女はあくまで青年から問いただそうとする】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [sage]:2011/03/30(水) 20:23:15.85 ID:OkqnLjgzo
>>819
/>>827の中身ですが急な用事が入ったのですいませんが絡めそうもありません
すいませんがここで切りということでお願いします
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/03/30(水) 20:26:11.70 ID:Bm1ZGWBeo
>>831
/わかりました。この絡みなかったことで良いのですか?
機会があればまたよろしくお願いします。
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 20:27:21.15 ID:fEXtDzIDO
>>823

【ゆったりと。シズリは檸檬の頭を、撫で続ける】
【「大丈夫だよ──」】
【まるで、檸檬を安堵させるかのように】
【時折、そんな言葉をかけ】
【「『愛しているからね──』」】
【まるで、檸檬を逃さないかのように】
【時折、そんな言葉をかける】

【だが──そのうち】
【『愛し』の彼女から、何も反応が、返ってこなくなって】


────檸檬ちゃん?


【彼女の名を。少しだけ、残念そうに、呼ぶ】
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/30(水) 20:27:23.46 ID:vyF2CRpVo
【公園】

普段あまり「こういうこと」は申さないわたくしですが……
たまには口にしてみるのも一興ということで……

……嗚呼……「痛い」し、「眠い」し、「疲れました」――――――なんて、ね……?

【セーラー服に紺のスカートを着て、長い青リボンの巻かれた水兵帽を被り、縁無し眼鏡を掛けて、】
【金色に煌めくロングストレートヘアーを靡かせている――、そんな身長160cm程度の少女が、ベンチに寝転がっている】
【鋭く光る眼鏡の奥から、冷めた目付きと、澄んだ蒼色の瞳が覗き――】
【普段ならば素肌をさらけ出しているであろう少女の両脚には、今はしっかりと包帯が巻かれていた】

「……………………」

【また、黒のレインコートで全身を覆い、フードを被った男が、少女を護衛するかの如くベンチの前に佇んでいる】
【罅の入ったスキーゴーグルを着用しており、表情や視線がわかりにくく、】
【更に、両手に抜き身の脇差を持っているのが分かるだろう】
【この男は、死んだような気配と、周囲を飲み込むような漆黒の威圧感を放っている】

――あら、まったくの無反応とは……少々傷付いてしまいますよねえ……フフ……

「――疲れたなら黙って寝てろ……餓鬼の愚痴に付き合う気は無いぞ……」

【そんな中、一羽のカラスが「カー」と鳴いて、少女の寝るベンチの背もたれに止まり、】

んー、やれやれ……つれないですね……

【――少女がぐでーんと寝ころんだまま、ふう、と溜息を一つ吐いた】
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 20:29:28.98 ID:SkpVR7JAO
>>830

シルヴァーグは、多少時間が掛かっても、人を傷付けない道を選んだ。
僕は、時間が経って本来の目的が果たせなくなるなら、人を傷付ける道を選んだ。

【とまで言って、一区切り】
【青年の顔に浮かんでいるのは、間違いなく、後悔の色】
【こうして、少女と偶々出逢って、久し振りに会話して】
【漸く、遅すぎたが、漸く、自分の判断の『異常さ』に、気が付いたのだろう】

もう何人も、両手の指で数えられない程度には、この剣で、斬ってきた。

……ごめん、僕が、狂ってた。
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/30(水) 20:31:26.31 ID:LaLzvQxP0
【水の国 街中】

キャーッ!!ひったくりよぉーー!!

【老婆の甲高い声が街に響く】
【そして高級そうなバッグを片手に走るガラの悪い男】
【後ろをチラチラと気にして、道行く人に「どけぇ!」と暴言を吐いては全速力で走る】

(あとはこの角を曲がっていけば…!!逃げ切れる!)

【一方彼が曲がろうとしている角の先には水色の制服――おそらく高校生であろうかという黒髪ツインテールの少女が】

いーつかーすってっきなおーうじっさまがー♪わーたしをむかえーに…

【王子がなんちゃらとかいう謎の歌を髪を結んでいる白いリボンを揺らして歌いながら歩いていた。おそらく学校の帰りだろうか?】
【そして曲がり角でドンという音とともに衝突するひったくりと女子高生】

いったーい!
【そうしりもちをついて言う彼女】

…このガキがぁ!!…そうだてめぇを人質にしてやるよぉ!!

【右手でナイフを取り出し左手で彼女の胸倉をつかむ――】
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 20:32:16.57 ID:ZRg0F33SO
>>811

……んなこた言ってねーっスよ、別に。

(これだけ露骨に拒絶≠ウれりゃ、茶化す他の選択肢も無くなりましょー、ってね……)

その飯だって、もそもそ陰気に喰うよか楽しく喰うのが良いですよ、って。
所謂ところのPTSDっス。まあ、自分が言うのも何ですけどねー?
【溜め息混じりに言えば、少女はひらひらと右手を振って、ふ、と苦笑】
【善くも悪くも、今は&£ハではないらしい。耳聡く聞き咎め、そう応じる】

【――――ひょっとして彼女、TPOと言いたいのだろうか?まあ、何はともあれ】

馬鹿馬鹿うるせーっス、ばか。自分にはハルカって名前が有るんすよ?
風繰り羽=iアンフェアー・ウィンド)のハルカ=アリサカ、きっちり覚えて帰って下さいな!

……と。それじゃー、グッバイそーご。今度は楽しくやれると良いっすね?
もしもまたどっかで会ったら、その時はゆるーくお茶でもっ!ではでは、ハルカちゃんもこれにてー!

【踵を返してブーツを地面から引き抜けば、再びのハイテンションで告げて】
【履き直して、たん、と地面をひと蹴り。一陣の颯が吹き抜けて、次の瞬間には】

【少女の姿は、綺麗さっぱり消え失せていた】
//有り難うございました、お疲れ様でしたー!
//なんか、苦労かけてしまって済みません……。
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 20:32:36.34 ID:hyacY0tio
>>828

【「ひー、ごめんなさーいっ」と、先生に対し涙目で頭を下げ】
【然し背中の痛みのお陰で話題は変わり、表情も苦笑に変わる】
【大丈夫大丈夫、とやや恥ずかしそうに頬を掻きながら】

んー、お久しぶりー。
三ヶ月――うん、其れ位だったかな?
年が明ける前だったような記憶はあるけど……。

【にっこり笑顔に釣られるように、此方も笑顔を咲かせて】
【小首を傾げて記憶を手繰り、お互いの記憶をすり合わせる】
【ベンチに置かれていた自分のシルクハットに気づき、手にとって被り直し】

改めて、こんばんは。フェラエナちゃん。

【にこり、と】
【笑顔を持って、挨拶をし直すのだった】
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/30(水) 20:32:39.34 ID:LaLzvQxP0
>>836

【少女がナイフ男に胸倉を掴まれているその光景を見た瞬間ダッシュして向かっていく男が一人】
【茶色のテンガロンハットが特徴的な20歳のウェスタンファッションに身を包むその男は】

女性にそんな物騒なものを向けるとは…紳士の風上にも置けねぇよっ!!

【そう言いながら間髪いれずに周りの見えていないそのナイフ男の右頬にドロップキックを繰り出す】
【滞空時間の長いきれいなドロップキックである】

840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 20:32:55.00 ID:sDRXMJP8o
>>816
【子犬のような好奇心を以て、少年に近づく『彼』であったが】
【どこからともなく飛んできた大きな『手』によって弾き飛ばされた】

うぐっ…!

「オレの許可無しに暴れてんじゃねーよ、駄犬が」

【毒々しい花を、濃いオレンジの長髪にさした女性が、忽然と姿を現した】
【グレーのスウェットをだらしなく着こなし、キャラクターが描かれた派手な健康サンダルを擦りながら歩いてくる】
【深夜のコンビニでたむろしている若い女性を連想させる姿だ】

おまえ…優蛾…!?

【この一連の騒動は、少年に二人の存在を気づかれる事となるだろう】

/いえいえ、お構いなく
/キャラを「優蛾」にチェンジします、こちらも煩わせてすみません
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 20:33:32.72 ID:hyacY0tio
>>838
/なんだか素で間違えてる自分が怖い!ファラエナちゃんですよー!
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 20:34:05.89 ID:yLy4ZDM4o
>>826

ほほー、のーりょくぅ。
オイチャンと君は全然違うけどぉ…アドバイス出来る事も、有るかも知れんしなぁ
頼るだけでも頼ってくれたら、嬉しいわぁ。

【でろんでろんに酔って居ながらも、彼女の力になりたいのか】
【耳をしゃぶって居れば、何だかミミガーを“食べている様な”気分になり】
【ダチョウ倶楽部的なフリに応える為か…あく、あく、と耳たぶを軽く食みながら、舌はそれを口内へ導く様に舐め上げて】

未熟、と。不完全は違うけぇなぁ
君はまだまだ、未熟じゃろぉ。
……羨ましいわぁ――――――――ん?

【腕にかかる重みが、微かに増した気がした】
【彼女がより一層自分に凭れてきたのかと―――酔った頭じゃそう考えるのがやっとで】

――――まだ飲みてぇなぁ…

【少女の顔を覗きこみながらぽそりと、呟いた】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 20:36:31.21 ID:qEPLOL+eo
>>829

【ビクリ。少女も機関員も、女性の声に同じような反応をして、そちらを見】
【歳、八、九に見える彼女はそちらをぼぅ、と眺め―――もう一方は、身を物陰へと戻す】
【ある程度場数を踏んだ者なのか、近づくと同じく静かに静かに、その気配は離れてゆき】

ぁ……えっと、ね?「まいご」にならないように「ちず」を見てるの。
ミリーは一人でお出かけ、あんまりしたことないからって、ママがね?

【そう、地図だ。彼女が両手に広げているのは世界地図―――簡略版では、あるが】

んー……、あっちは人がおおくて通りにくいから、ミリーはいやなの
それに「くらい」のは、ほらっ!「かいちゅうでんとう」をちゃんと持ってるもの!

【と、なんだか慣れた様子で背のリュックへと小さな手を伸ばし――取り出すのは確かに、懐中電灯】
【世界地図を見ていて、ミリーというらしい、懐中電灯を持った、齢十にも満たないであろう少女】
【彼女はにこりと子どもらしい笑みを返して、女性の軍帽を――そして三味線を、物珍しげに眺める】

【―――と、一方で機関員はといえば、邪魔さえ入らなければこの時点で姿が完全に消えることとなる】
【目的は不明だが―――あまり、重要な行動というわけでもなかったのか。強襲などはしてこない】
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/03/30(水) 20:36:34.83 ID:ZN5RJ9hA0
>>833

【名を、呼ばれても。少女から、規則的な、寝息が、聞こえて来るだろう】
【泣き声が、止まっても。見れば、瞳から、未だ、涙を、流しているかも、しれない】

―――……し、ぅ……

【其れは、答えるために。彼女の、名を、呼ぶものだったのかも、しれない】
【何時までも。しぼんで、しまうのではと、思うほど。泣きながら】

……ぁい、……し……

【漏れた、呟きは。子供の様な、寝言は、聞こえただろうか】
【柔らかな、植物園の、光は。何時までも、花々と、少女と、女性ばかり、照らして】


【ただ、  を。   ずっと、愛している】


/無理矢理な、〆で、ごめんなさい…長時間の絡み、ありがとうございます…
/お疲れ様でした!ありがとうございました!
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga sage]:2011/03/30(水) 20:38:45.96 ID:AXZN8x6c0
>>383

【その言葉に、にこりと。似非先生が浮かべたのは、なんだか楽しそうなもの】
【育て親に似てきたような気がするのだが。まあ、そこは放り投げて】
【「大丈夫なら、いいけどー……。」なんて、わずかに心配さを引きずる声色】

うん、確か、それくらいだったのよう。
……時間が経つのって、早いのねー。

【12月、年末ごろ】
【相手の証言とこちらの証言。合わせて、納得をひとつ】
【こくこくと頷いてから、子どもっぽくないようなせりふを吐いて、小さくため息も吐く】

こんばんはー、なのよう!
…………。

【改めての挨拶に、こちらも、にっこりと笑いながら、挨拶を返し】
【その後に、なぜだか。笑顔はそのまま、不思議に黙り込む】
【何かを言い出したいような、そうでないような。どうも不思議な、そんな間が】
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 20:38:51.79 ID:F5zshspJ0
>>834
あら……なんか楽しそうね…
【長い翡翠色の髪に、顔全体に包帯を巻き、左目と口と両耳の部分だけを露出している女が近づいてくる】
【両足は膝から下は黒い義足がしてある】

【両手には、首のない少女の死体とミイラになった子供と思われる死体がある】
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) [sage]:2011/03/30(水) 20:43:30.36 ID:cHkAEX+ro
>>842

【舌の動きに、惹かれるように――――……粘液が耳に触れた瞬間に、背筋がビクッと伸びて
そしてそのまま、貴方の方向へ引っ張られるが如く、肩をすくめて
――――思わず漏れる、桃色の声は、呂律が回っておらず、言の葉にならず、夜風に散った】

【数刻、その余韻に浸って、ひくひくっ、と震えながら
すーすーと、冷たい感触の耳に、背徳の快楽を感じつつ、言葉を捜す】


……っ――――……そ、その……そろそろ、離してくださぃ……
い、いえ!け、決して……貴方を嫌いになった、とか――――そういうわけではなく、何と言うか……

このままでは……――――なんか……くる…・・んです……


【ぐいっと、上に頭を上げて、後方から見下ろす貴方を下から見上げるような体勢になりながら
言葉にしづらい、その感覚を、はっきりと、言葉に出した
瞳に涙はなく、紫苑色がくっきりと映っているものの
言葉から漏れ落ちるぬくもりは、最早飽和点に達しそうな勢い、で】

【ぁ……んぅ……と、言葉を捜してぱくぱく、と唇が開いたり、閉じたり
――――……その感触を示す言葉は、彼女の辞書には無いのか……それとも――――?】
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 20:43:40.40 ID:ZaoH4TYDO
【公園】

んにゅぅ…
すぅ…すぅ…

【ベンチを一つ占領する邪魔者が1人】
【黒いコートで身を覆う少年だ】
【綺麗な黒髪をしているのも特徴と言えば特徴だ】
【しかし今問題なのはそこではない】
【この少年、ベンチを使い幸せそうに寝ているのだ】
【ぶっちゃけ邪魔だ】
【いくら足蹴にされようとも文句は言えないだろう】
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 20:43:50.05 ID:BF3dkNHAo
>>835

……私に、もっと罪を重ねる気?
そんな救済……やだ。

───私の生きる意味を、汚さないで。

【普段は希薄な感情を顕にする】
【どうやら、かなり怒っているらしい】
【青年のことを、見つめるというより睨んでいる】

…………それに、私のために貴方が罪を被るのも、嫌。

【青年も知ってるとおり、少女は人形ではない】
【幾ら冷たくても、悲しみも、怒りも、きちんと持っているわけで】
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/30(水) 20:46:09.19 ID:LaLzvQxP0
>>839

【ナイフを突き付けて胸倉を掴まれた彼女はその時こう思ったのである】

(助けてっ…!!私の王子様っ…!!)

【その瞬間横から或る男がひったくりをドロップキックでぶっ飛ばしていた】
【「女性にそんな物騒なものを向けるとは…紳士の風上にも置けねぇよっ!! 」というセリフとともに】

か… お前は…マーシャル・T・ロウ…!!クソぉ…ついてねぇゼ…

【ぶっ飛ばされて地面にへばりつくひったくりはそう言うと気絶】

【その光景をポカーンと見つめる彼女】
【そして5秒ほどたってから】

ス…す…素敵…!!私をこの男から守ってくれたんですね!!
やっと…やっと見つけた…!!

――――――私の王子様――――――

【ロウに視線を移し顔を紅潮させ、興奮した様子でそう言う彼女】




851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 20:46:57.85 ID:hyacY0tio
>>845

早いよねえ、時間が経つのって……。
――――ファラエナちゃん、幾つ?

【自然に一度、少女の言葉に同意してから】
【ちょっと不思議そうな表情で、少女にそんな事を尋ねる】
【余りに子供っぽくない台詞だった故、仕方無し】

…………、…………?

【挨拶を返された後、にこにこ笑顔のまま唐突な沈黙】
【お互いがお互いに、特に何も口に出さないまま数秒】
【何か? とでも言いたげに、ルシアは首を傾げて見せた】
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 20:48:08.62 ID:gpjlGxJSO
>>825

・・・・ふえぇ・・?!

駄目ですか・・・?
【牛丼さん(仮名)の睨みに】
【まるで何かに襲われた小動物の様に、ビビる少年】

えっと、その・・・はい。

でも、何て、どんな風に答えたら良いか・・分からなくて・・
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/30(水) 20:49:44.07 ID:vyF2CRpVo
>>846

【――少女が、おもむろに男の腰の辺りを指でつんつんとつつく】

「 ………… 寝 て ろ 」

あら怖い……泣きますよ――?
ほら、来客ですから、お相手して差し上げたらどうですか?

「……チッ、一々うるさい女だ――」

【殺伐としてるんだか遊んでるんだかよくわからない空気の中で、両名が接近する女に気付く】
【寝転がる少女も、護衛らしき男も、どっちも並のチンピラなら裸足で逃げ出しそうな「威圧感」を放ち――、】

「おい……そこの女……『義理』で尋ねてやる……、『何の用だ』」

……死体を引き連れてるとなれば、まあ、穏便な御方ではないのでしょうけどもね――

【まだ「敵意」という程ではないが、「警戒心」だけは剥き出しで、まずはそんな質問を繰り出す】
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 20:50:24.84 ID:fEXtDzIDO
>>844

────、

【その寝顔を見て。その寝言を聞いて】
【シズリはそっと──檸檬に浮かぶ涙を、指で掬いとり】
【く、と。口元に浮かぶ三日月を、歪めた】


     ──私も、『愛している』よ、檸檬ちゃん


く、く……ぁは──は、は……
ふは────ぁ、あ、あぁあ
あはは、は、ははははははははははははははは──!!


【──腐敗した葡萄酒のように、甘い、とろけ、愉悦に浸った表情で】
【とてもとても楽しそうに、歪みきった嗤いを奏で──】


【暫くして、漸く満足したのだろう】
【きっとシズリは、そのまま檸檬を抱き抱えると】
【檸檬の家を知らないため、だろう】
【最寄りの機関支部へ──彼女を、届けるはずだ】


/お疲れ様でしたー!
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/30(水) 20:50:58.44 ID:KSkV8eTr0
>>840

ああっ?

【何かの相談のようなものが近くでなされていることに気づく】
【どうやら少年と女性のようだったが】
【今の彼にとって大切なのは】

【どうやって意識を失わせるか、であった】

おいおいおいおい見てたのかよォ!!?見てたんなら先に言えってんだよテメェ!!
盗み見は犯罪だぞォ!!!犯罪者は許せねえもんだ。

【のそのそとその二人組に接近していく少年】
【興味、というか目標が完全に中年からその二人組に変更していた】

犯罪は悪だが、殺人は悪じゃねぇ。
なぜなら遥か昔から行われてきた行動の一種だからだ!!
よってこの場で意識を断絶させてもらうっっっ――――――!!!!!!

【健康そうな薄桜色の口を大きく歪ませ】
【先程と一転、拳を振り上げて突進した】

【女子供なんぞ関係はなさそうだし、関係あっても少年には関係ないだろう】
【まずはじめにか、女性の方に向かっていった】
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 20:51:07.68 ID:AUmgGLPZo
>>852

駄目に決まってんだろぼけ

【怒ってます】
【結構嫌らしく、眉もひそめている】

詳しく聞かせろ

【興味が出たのか、割と真面目な声色で答えた】
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [saga]:2011/03/30(水) 20:51:13.07 ID:0qVp5dzNo
>>843

【うんうん、と、首肯を以って彼女の話を聞く女性】
【「ミリーちゃんって言うんだ」――先ず、第一声をそう返して】

わー…ちゃんと用意してるんだ、偉いねミリーちゃん。
でもね、其れでも暗い所で読むのは良く無いんだよ?
……お目々がね、悪くなっちゃうんだって。

そう言えば――ミリーちゃん、何処かに行く途中なのかな?

【恐らくは『子供が好き』なのだろう……優しげな笑みを浮かべて】
【珍しげに眺められている事に気付くと、「どうかした?」と首を傾げてみせる】


【―― 機関員に対しては、『邪魔』が入る事はない】
【只、何か“実体の無い白い紐”の様な物が、何処からか彼へと伸びて行く】
【注意すれば、其れが丁度、女性≠フ辺りから伸びていると判るだろうか】
【ミリーには見えない、絶妙な角度。 するする、と、彼の足に触れようとして――】




           【 さっさと消えろ。殺す≠シ。 】



【……脳へと直接伝えられる@lに、そんな『意思』が伝達されたかも知れない】
【“言葉”では無く、“意思”。 具体性は無く――感情≠ェぶつけられたと考えても良い】


【――――ミリーを見遣る女性は、人の良さそうな笑顔を浮かべ続けていた】
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 20:52:26.21 ID:SkpVR7JAO
>>849

ああ、そうだね……今までの事は、僕の、醜い自己満足だったよ。
一人で馬鹿みたいに焦って、必要のない事をしていたんだな、って思う。

今更、なんだけれどね。
シルヴァーグも言ってくれたのに……気付けなかった、気付こうと、していなかった。

【睨みつける視線、と言っても、少女のモノから威圧なんて感じない筈、なのだ】
【なのに、どうしてか、百戦練磨の戦士を相手にしてもこうはならないだろう、という程度に、圧されてしまう、圧倒されてしまう】

赦して、とは言わないけど、せめて、謝らせて。
ごめん、僕が悪かった。

【でも、この瞬間だけは、眼を合わせようと、ちらり、と、視線をそちらに送る】
【その瞳からは、今まで――と言っても少女が知らない間なのだが――青年の瞳に宿っていた、狂気に似た焦りの色は、今は、消え失せていた】

……っ、本当に、ごめん。

【そして、あろう事か、罪を被るのは嫌、と、逆に諭されてしまっている自分が居て】
【情けなさに、顔を伏せた】
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/30(水) 20:53:59.53 ID:LaLzvQxP0
>>850

【ドロップキックが完全にヒット、ひったくりは言葉を残して気絶】

…ふぅ。 俺の名を知ってんなら解るだろ?あんたがついてねぇってことはよぉ。…って、気絶してるか。

【そこに駆けつける自警団とひったくられた老婆】
【老婆がロウに感謝し、自警団がひったくりの懸賞金50000を渡し、そしてひったくりを捕らえ去って行った】

…で、嬢ちゃん大丈夫か?なんか顔色赤いけど…

【さっきの彼女の発言はどうやら聞こえてなかったみたいで】
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga sage]:2011/03/30(水) 20:54:32.86 ID:AXZN8x6c0
>>851

ぼーっとしてたら、あっという間に数ヶ月、なのよぅー……。
もうー、時間さんったら、たまにはゆっくりしたらいいのに!
…………ぅ?

【同意する言葉に、そんな風に返し】
【時間さんに対する言葉は、どうも無理の香り】
【それから尋ねられたことに、数秒の間。その後に返されるのは】
【疑問系の響きを持つ一文字の声と、無数のはてなマーク】

…………。
あーっとね、えーっとね。
前に会ったのって3ヶ月くらい前でしょ、それでね。

【さらに重ねた沈黙の後、何かを言い出したいような、そんな気配は残したまま】
【あーとかえーとかうーとか。少し、声を漏らして】
【先ほど確認した、最後に会った頃。それを改めて口に出して、次の言葉に繋げ】

この3ヶ月の間に、鈴音お姉ちゃんに、会いましたかーって。

【ほんの少し眉を下げ、視線をわずかに、ルシアからそらし】
【少し、言いづらそうに。紡ぐのは、つまり】
【……その後、「えっと、いきなりでごめんなさいなのよぅ。」なんて、付け足して】
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 20:54:58.98 ID:yLy4ZDM4o
>>847

…………うまうま

【と、少女の耳を食みながら呟いた】
【触感的に癖になったらしく――――】

ん、もうちょい待ってぇや

【もう少し、もう少しだけ。と少しの間少女の耳をあむあむしてから。漸く口を離すだろう】
【……十分堪能出来たらしい】

【しかし、彼女を抱き締める手は離さない】
【―――今はだけは、自分の我儘の為に】
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/30(水) 20:59:07.50 ID:3gT+nhOZo
【路地裏】

くぅ…時間が経てば経つほど、自己嫌悪に陥りますね

みんなは何をやっているのかな…

【路地裏の、奥まった広場、そこは平和な日常との繋がりは殆ど無い】
【そこに転がって、建物に囲まれた四角い空を眺めるのは一人の少女】

【真っ直ぐ伸びた翡翠色のさらさらとしたロングヘア】
【髪と同じく翡翠色の、くりくりの凛とした瞳】
【そんな風貌の、"そこだけ見れば"純朴な少女】

でも…これはこれで、悪くないかもしれませんね
誰も来なければ、誰も傷付けずに済みますし…

【そのイメージと対照的、そぐわないのは3箇所】
【真っ先に目が行くのは、背中から伸びた黒紅色の不気味な翼】
【続いて見るからに鋭そうな爪の生えた異形の腕と、尻尾】
【いずれも龍を彷彿させる形状で、彼女が人ならざる者であるのはすぐに分かる】
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 20:59:18.36 ID:0Y2aBqop0
>>853
あら?…失礼ね
私はただこの子達が安らかに眠れる場所を探してるだけよ…
別に貴方みたいな童貞に興味ないわ…
【冷たく笑いながら男に対しそう言い】

それと…同僚がいたから挨拶しようと思っただけよ…ウェル子
こんばんは…
【そう言いながら女性に挨拶する】

【そして包帯が勝手にほどけ】
【人形のような美しい容姿の顔があらわになる】
【右目はなく、空洞だが】

【《R・I・P》ノクトクルセイドの一人】
【紅閻寺リンだ】
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 21:04:38.98 ID:BF3dkNHAo
>>858

……別に、いい。
謝っても、意味なんかないから……。

…………これから、止めてくれれば。

【今度は、少女の方から視線をそらす】
【やはりあんまり機嫌がよろしくないらしい】
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 21:05:04.88 ID:sDRXMJP8o
>>855
【駄犬と呼ばれた『彼』を、大きな『手』がどこかに放り投げた】
【それと同時に、拳を振り上げ突進して来る少年】

アッハハァ!こんな可愛いオンナノコを出会い頭に[ピーーー]ってか!!
悪じゃねぇ割にワルじゃねーか!!!

【優蛾、と呼ばれた女性は愉快そうに笑い、体制を低く構える】
【獣を彷彿とさせるその構えは、女性の妖しさも相まって不気味に映ることだろう】

【そして、その周りを】
【大小いくつもの『手』が、囲む】
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) :2011/03/30(水) 21:06:56.15 ID:cHkAEX+ro
>>861

【――――――――っ】

【声はでない、瞼がぎゅっと閉じられて、脚の力が抜けて】

【抱きしめられたまま、はふはふ言ってる、彼女
どうやら、フィニッシュはしなかったものの、脚がかくかく、と笑っている
ふぅ、と呼吸を整えて、やがて言葉を紡ごうとするだろう】


……私の能力はご存知ですよね?
記憶≠読み取り再生≠キる能力
端的に述べるなら、そんな能力です――――……


【抱きしめられたまま、くいっと、顔を振り向くように貴方へと向けて
ですよね、と小首を傾げながら、微笑みかけるだろう
一瞬一瞬に、様々な表情のカタチを見せる彼女は、本当に、貴方を親しく思ってるのだろう】

【故にか、彼女の言葉は饒舌に、紡がれていく
水面に浮かぶ、櫻の花弁を一つ一つ、辿るような、たどたどしい言葉は
少しでも、この――――抱きしめられている時間を、長くしたいから、か?】


ですが、私の読める人の記憶≠ヘ、その人が、思い浮かべた範囲の記憶≠ワで、なんです
……っと、実演しましょうか、何か――――その、好きな記憶を思い浮かべて下さい、読み取ってみせましょう


【抱きしめられた腕を、彼女からもう一度抱きしめるように
ぎゅっと、貴方に絡められた両腕をそっと重ねて、両手を、貴方の両手に触れようとするだろう
静かに瞼を閉じて、貴方の答えを待つ】

【――――きっと、その横顔は、愉しい夢を見ている少女のそれ、で】
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 21:07:16.92 ID:gpjlGxJSO
>>856
・・・・この前、シズリさんって人に会ったんです。
【話始めた少年の口からまず出たのは、青年の知っているであろう女性の名。】

・・・・・で、星を見てたら、その・・・口づけされて・・
一目惚れした、『愛してる』って・・・
【恥ずかしそうに言葉を続ける】

・・・・・でも、会ったのは始めてだし、僕は彼女の事を知らないんですよ。
だから・・・何て答えていいか・・
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 21:07:46.05 ID:qEPLOL+eo
>>857

【「うん!」、と彼女は返す。歳相応、反応は実に素直なものである】
【で、あるから。偉いねと褒められれば破顔して、注意されれば直ぐに悄げて】

ぅー……ミリー、あんまり「めがね」はかけたくないなっ。

……ぁ、うんっ!おくすりやさんに行ってね、「×××」を買うのっ!
ママがケガしてるから、代わりに買ってきてね、っていわれて、それでね?
ミリー、それを買いに行かないといけないんだよっ?

【不満そうな顔をすると地図をパタンと閉じて、小さく折り畳み、リュックにしまいこみ】
【何故だか懐中電灯は手にしたまま、女性へ自らの目的を告げる。ちなみに「×××」は商品名、一般的な薬で―――。】

……うぅん、おねえさんもかっこいい「ぼうし」、もってるんだなーって。
そっちのは楽器だよねっ?あ、それじゃあおねえさんは「おんがくかんけい」のひとー?

【小難しい言葉を、舌足らずな言葉で、にこやかに。知ってこそいるようだが、理解をしているのかは分からない】
【ともかく、彼女はそんな様子で終始和やかに――――やがて、よいしょ、と立ち上がる】


【―――タッ、と駆ける音が小さくした。紛う事無き、機関員の逃げ足の音である】
【つまり、伝わり。つまり、理解した。其の様子を鑑みれば、本当にただの下っ端だったのだろうか】
【さて、一先ずの危険は去ったが―――少女の言葉通りであれば、目的地は割と近くの店であったりする】

【※なんであればキンクリでもかまいませんのです、ハイ】
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 21:08:53.50 ID:hyacY0tio
>>860

本当にねー。縁側でのんびりお茶啜ってたら桜が散っちゃうレベルだよー。

【どんな喩えだろうか】
【序でに言うなら桜が咲いてから散るまでは結構早かったり】

…………ぅ? じゃなくて――――まぁ、いっか。

【望んだ類の応えは帰ってこなかったが、可愛かったので良しとした】
【にへー、と頬を緩め、だらしない笑みが浮かぶ】

【が、少女の様子――話し難そうなその態度から、表情が少し引き締まり】

……んー、残念だけど、会ってないんだよね……。
私自身色々あったっていうのもあるんだけど。

【御免ね? と眉根を下げ、申し訳無さそうに】
【実際ここ最近、人の殆ど居ない場所に居た為仕方の無いことなのだが】
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/30(水) 21:10:02.61 ID:vyF2CRpVo
>>863

「……死して屍拾う者無し――」
「ふん……安置所ならば病院でも当たるんだな……」

【何を考えてるのかさっぱり分からぬ、淡々とした物言いで、男はそう吐き捨てる】
【「興味なし」はこちらもこちらで、というわけか】

……………………

【ん? と、ウェル子は頭にクエスチョンマークを浮かべた】
【さて、同僚のお名前とお顔は一応何とか覚えたはずですが……】
【こんな方はいらっしゃったでしょうか、と脳内で自問していた】

【――が、相手の包帯が解かれれば、】

……ああ、これはこれは……失礼いたしました――
『こんばんは』――、『紅閻寺』……『リン』様……でしたよね?
ええ、わたくし、ウェル子、でございます――

【挨拶するのに寝転がったままでは無礼と判断したか、】
【身体を起こし、ちゃんと立ってから、ぺこり、とうやうやしいお辞儀をした】

――ですが……同僚と言うことは……「穏便な御方ではない」という予想は正解、ですねえ……フフ……

「……………………」

【そして、ウェル子と男は、その場に直立不動である】
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 21:11:43.57 ID:AUmgGLPZo
>>867

……ふぅむ、なるほどなるほど

【話を聞き、考えるように両腕を組み、護から背を向ける】
【普段であれば極端にまで警戒心の強い彼が、人に安易に背を向けることなどありはしない】
【ならば何故背を向けたかというと──】

(こんなところにあいつが居るのかぁぁぁぁあああああああああ!)

【諜報員という立場上、表情の操作に長けているであろう彼でさえ、護の言葉には驚きを隠せなかったからだ】
【もう、なんていうか、開いた口が塞がらない状態になっている】

そりゃ難しいな

【と、背を向けたまま言った】
【相槌のような返事になったのは、考える時間がほしかったためだ】
【いつもなら少しあればある程度は考えられる……いつもなら】
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/30(水) 21:13:08.62 ID:LaLzvQxP0
>>859

あのね、ロウ様。

【そう言ってロウの顔を見つめる、名前は先ほどのひったくりが言っていたようで】

「子供は何人欲しいですか?私は三人欲しいな。女の子がふたり、男の子がひとりです。名前はロウ様が決めてあげて。私ってあんまりネーミングセンスないですから。えへへ、どっちに似ると思いますか?私とロウ様の子供だったら、きっと男の子でも女の子でも可愛いですよね。それで庭付きの白い家に住んで大きな犬を飼うんです!犬の名前くらいは私がきめたいなぁ。ロウ様は犬派?猫派?私は断然犬派なんですけど、あ、でも、ロウ様が猫の方が好きだっていうなら、勿論猫を飼う事にしましょうよ。私、犬派は犬派だけど動物ならなんでも好きだから。だけど一番好きなのは勿論ロウ様なんだよ。そうだ、ロウ様ってどんな食べ物が好きなの?どうしてそんな事を聞くのかって思うかもしれないけれど、やだ明日からずっと私がロウ様のお弁当を作る事になるんだから、ていうか明日から一生ロウ様の口に入るものは全部私が作るんだから、やっぱり好みは把握しておきたいじゃないですか。好き嫌いはよくないけれど、でも喜んで欲しいって言う気持ちは本当ですもん。最初くらいはロウ様の好きなメニューで揃えたいって思うんです。お礼なんていいよ彼女が彼氏のお弁当を作るなんて当たり前の事なんだから。でもひとつだけお願い。私『あーん』ってするの、昔から憧れだったんだ。だからロウ様、今度『あーん』ってさせてね。照れて逃げないでねそんなことをされたら私傷ついちゃうもん。きっと立ち直れないよ。それでねロウ様、怒らないで聞いてほしいんだけど私、中学生の頃に気になる男の子がいたんだ。ううん浮気とかじゃないよ、ロウ様以外に好きな男の子なんて一人もいないもん。ただ単にその子とはロウ様と出会う前に知り合ったというだけで。それに何もなかったんだから。今から思えばくだらない男だったかも。喋った事もないし、喋らなくてよかったと本当に思うんだ。だけどもやっぱりこういう事はさいしょにちゃんと言っておかないと誤解を招くかもしれないから。そういうのってとっても悲しいと思う。愛し合う二人が勘違いで喧嘩になっちゃうなんてのはテレビドラマの世界だけで十分だよ。もっとも私とロウ様なら絶対にその後仲直りできるに決まってるよ。あとね、ロウ様を私なんかが独り占めしちゃうなんて他の女子に申し訳ない気もするけれどそれは仕方ないよね。恋愛ってそういうものだもん。ロウ様は私の王子様だからそれはもうそういう運命なの決まりごとなの。他の女の子のためにも私は幸せにならないといけない。うんでもあまり堅いこと言わずにロウ様も少しくらいは他の女の子の相手をしてあげてもいいよ。だって可哀想だもんね私ばっかり幸せになったら。」

【一気に自分の世界をロウにぶつける】
【彼女にとってロウは王子様なのだろうか】

873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 21:13:38.17 ID:SkpVR7JAO
>>864

あぁ、解ったよ。
前が前だから、信用されないかもしれないけれど、もう、絶対にやらない。

逆に僕が殺されそうになったりした時には、解らないけど、ね。
自分からこんな事は、しないようにする。

【機嫌を損ねてしまった事に対して、申し訳なさを感じる青年】
【でも、この少女が、感情を剥き出しにした所を見れたのは、嬉しくもあり】
【その二つが混じり合った結果】

【『女の子に明らかに嫌そうな対応をされて顔を伏せるも何か幸せそうな青年』という】
【どうみてもド変態っぽい構図が完成してしまったのであった】


【当然、本人に他意は無いのだが】
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) :2011/03/30(水) 21:16:47.29 ID:KSkV8eTr0
>>865

オッネーーーーサン能力者ッすかァァ!!!!
こりゃあ手加減無用なんじゃねぇか!?ヒャッハァアァァテンション上がってきたああああ!!!!!

【無数の手が周囲に存在していることを確認し】
【自らの右手の手甲をはずす】

『焔』ァアァァ!!!

【少年がそう叫んだ瞬間、淡い光が少年の右手を包み込み】

【次の瞬間、少年の腕には紅色の逆鱗が大量に付着、いや生えていた】
【ほぼ元の拳の2倍ほどの大きさ、肩のあたりまで伸びており】
【肩の部分には何かを噴出させそうな大きな空洞が存在していた】

まずは小手調べに…死んでくれやァ!!!

【そこまで走ってきた勢いを付けて、そのまま突進継続】
【右手で、ぶん殴る。この行動に変更はなさそうだ】

875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 21:17:19.50 ID:Mip7+9Gs0
>>870
そうはいかないわよ…病院行ったら、私が色々疑われるわ…
面倒はごめんよ…
【じゃあ、なんで死体持ってるんだっとツッコミが来るような言い方だ】

まあ…確かにそうね
【そう言いながら二つの死体を優しく降ろし】

ココアでも飲むかしら?…
【何処からともなくココア缶を三つ取り出し】
【二つを彼女らに渡そうとする】

デート中だったかしら?…
【冗談っぽいような声で言いながら】
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga sage]:2011/03/30(水) 21:19:24.52 ID:AXZN8x6c0
>>869

そこに桜餅とか、猫さんとか、居たらー、……きっとね、葉桜になっちゃうのよ!

【なんと日本的に平和な過ごし方か】
【お茶があれば、桜が散るまで。そこにこの二つが加われば】
【彼女曰く、葉桜になってしまう、と】
【金髪碧眼。国を間違えている気がする彼女は、どれだけゆったりと過ごすつもりなのか】

…………?

【無数に浮かぶはてなは、鼠算式に増えていき】
【にへー、と。笑う相手に、釣られ、にこー、と笑う】

……そっかー。
ううん、忙しかったなら、しょうがないのよう。

【笑った表情は、混ぜられたしょんぼり成分に、だいぶ薄められ】
【それでも、かろうじて。笑顔の範疇に居座って】

鈴音お姉ちゃんねー、まだ帰ってこないのよぅ。
……ぶー。

【3ヶ月。日数としては、そろそろ3桁へ突破する頃】
【そんなに経っても、いまだに帰ってこない、らしく】
【じとー、と目を伏せ、拗ねたように眉を潜め。頬を膨らませる様子から見て】
【どうも、連絡のひとつも無いらしく。いまだに、絶賛行方不明中】
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 21:21:23.82 ID:0qVp5dzNo
>>868

【――逃散した機関員には、一瞥たりとも呉れない】
【其れ所か、『もう忘れた』かの様に……ミリーだけを、双眸に収めて――】


…………んっ。


【『おんがくかんけい』】


【其の言葉に、少しだけ言葉が詰まる】
【何か“思うところ”が有ったのか、只、“そう見えた”だけなのか】
【――然し其れは、“老成”した目を以ってのみ、初めて捉えられる様な ……ちぃさな、】


うーん……おねーさんのはね、只の趣味≠ゥな。
でも、とっても上手いんだから。 また今度、聞かせてあげるね。


其れよりも――「×××」買うなら、おねーさんが連れて行ってあげましょう!
ほらっ、早く早く。 急がないとしまっちゃうかも知れないよ?


【直ぐに調子を取り戻した彼女は、ミリーの手を取ろうとして】
【若し、其れが成功したら――成功しなくとも、だが――彼女を『案内』し始める】



【――――数分の後、二人は普通のドラッグストアに着く筈だ】


/はーい、了解ですキンクリさせて頂きました
/若しアレなら、其方様で買い物もキンクリしちゃってください
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/30(水) 21:22:35.30 ID:LaLzvQxP0
>>872

…うん!!そうだな!!

(って何言ってんだ俺何だこの子怖い何王子様なの俺そういうタイプの男じゃなくないか以下略)

と、とりあえず学生さんならできるだけ早く帰るんだな!俺も今から組織の会議に酒場へ行かなくては…

【そう言って帰ろうとするロウ】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 21:23:56.51 ID:yLy4ZDM4o
>>866

……記憶、かぁ

【ふむ、と…少女に促される儘―――思い浮かべる】
【思い浮かべたのは――――矢張りお酒の入った一升瓶】
【今はどうしても、飲みたい気分のソレである】

【―――――だが】
【貴女の能力が、もし彼の“忘れられない”。常に視ている過去の夢の様なモノ迄読み取れると言うのなら】

【――燃える校舎と、目の前に真黒な巨大な獣と、両隣りにソレと対する2人の男が“視える”だろう】
【真黒な、彼女も出会ったことが有る本気の状態の黒縄と言う人物。そして真っ赤な長い鉢巻をした、現≪justice≫所属。犀宮京都と言う男】
【そして―――貴女が視ているのは、今貴女を抱き締めている彼の記憶だと言う事実から…“誰”の視点の物語かは理解できる筈だ】
【断片的な、とある人物の過去の“疵”】
【踏み込むかは貴女の自由だが――――果たして】


【――――はむ】
【そして現実では膝の笑っている少女が面白かったか、また彼が彼女の耳を食んだ】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 21:23:58.54 ID:BF3dkNHAo
>>873

【どこか幸せそうな青年を、怪訝そうに見つめ】

……貴方も、変な人だったの?

【ボソッと、小さな声で言い放つ】
【心なしか表情も声も瞳も冷たい】

【最近、会う人皆変な人ばかり】
【よく考えれば、知り合いも皆変人だった気がする】
【もしかして、変なのは私の方なのかな……とか、そんな事を思ってたり】
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/30(水) 21:24:17.48 ID:9pazJWO3o
>>862

(……『傷つける』ということは、制御が効かないのか?
まぁ、互いに攻撃は効きづらそうだし……
距離を置いておけば何とかならぁな)

【少女の姿を、興味深げに見つめる朱色の瞳が一対】
【物陰からヌラリと姿を現して】

【月光に曝されたその姿】
【傭兵服を着込んだリザードマンらしき生物だ】
【爬虫類の頭部に赤鱗で覆われた人型の身体を持ち】
【同一形状の剣を二振り、腰にぶら下げている】

よぅ、嬢ちゃん、一人か?
ちょいと尋ねたいことがあるんだが

【声を大きめにして、彼女へは必要以上に近寄らない】
【彼我の距離は5mほどだろうか】
【明らかに凶器じみた腕を警戒しているのだ】
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 21:28:16.32 ID:gpjlGxJSO
>>871
【驚く牛丼さんに気づいかず】
【護は言葉を続ける。】

僕には・・・・本当に大切な人達が一杯います。

・・・その人達以上に誰か一人だけを特別大切にするのは・・・出来ないんです。

僕にとっては皆同じくらいに大事なんです。


・・・―――僕には、誰かを恋心で好きになる事が・・・出来ない。
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/30(水) 21:28:19.47 ID:LaLzvQxP0
>>878

うふふ、そんな恥ずかしがらなくてもいいじゃないですかぁ
ところでその組織って何ですか?私も行ってちゃんと「彼女の古賀 ひなたです彼氏がいつもお世話になっています」
って言わないと…

【そう言って逃げようとするロウの左手を両手でつかむ彼女】
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 21:28:42.67 ID:sDRXMJP8o
>>874
ビンゴビンゴォ!アッハハハハァァ!!
手加減なんてつまんねーコトしやがんなよなァ!!!
つーか出来んならやってみろや!!!

【面白いか、つまらないか】
【彼女の価値観はこの二つだけに左右される】

【少年が能力を発動させたことにも、一切怯む様子は無く】
【防御行動には移らず、浮翌遊する『手』達と共に少年めがけて殴りつけようとする】
【このままいけば、少年の異形の拳と女性の拳群がぶつかり合うだろう】
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/30(水) 21:29:09.54 ID:vyF2CRpVo
>>875

またそれは訳が分からないお話ですが……
火葬や土葬がお気に召さないのなら、カラス葬……いえ、なんでもありませんよ?

「……………………」

【――ベンチに止まっていたカラスが、ここぞとばかりに「カー」と自己主張】
【実にいやーな鳴き声だ】

あら……すいませんね、有り難く頂きます――
この男は、こういうものを飲まないもので、二つともわたくしが頂戴しますけどもね……

【――と言って、ウェル子が二つのココアを受け取って、】

――デート? フフッ……なるほど……もしそうだとしたら、わたくしも少しは笑顔だったでしょうか

【ウェル子がベンチに座る】
【座ってから、ココアを開け、残ったもう一つをカラスに受け渡す】
【カラスは、缶を器用にクチバシに加えると、「カー」と鳴いてどこかへ飛び去ってしまった】

「…………ふっ――――」

【男はと言えば、相変わらず微動だにせず佇み続けている】
【っていうか、ウェル子も男も、無表情ここに極まっておりなんか怖い】
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/03/30(水) 21:31:56.86 ID:BgrHE8gAO
【地下通路】

【生物が脈動するように響く遠鳴りの音と、触れれば冷たく硬い無機質な壁がアンバランスな場所は】
【いったい何が漏れているのだろうか、液体が奇妙な等間隔で天上のパイプから地面を濡らしていた】
【ぼんやりとした青みのある電球から零れる明かりが一際不気味で、表から世界が乖離する此処で】
【一人の青年が――地べたに座り込み、ぼんやりと何かを持ちながら両手を掲げていた】

――――……

【曇天のように暗く鈍い灰色の髪と、細められた切れ長の群青の瞳】
【執事のような燕尾服は血に汚れており、更に地面で胡座を描いてるため泥も僅かに付着している】
【夜色の手袋で隠された両手で、丸っこい何かを持ち上げて観察する表情は無とも言いがたい奇妙なもので】

【ぴちゃん、と反響する水音は、よく聞けばひとつではなくふたつだった】
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 21:32:56.63 ID:hyacY0tio
>>876

んー、久しぶりに櫻の国に足を運びたくなってきたなぁ……。
お団子美味しいし、景色は綺麗だし……単身旅行は寂しいけどなぁ。

【目を細め、何時か見た桜の景色を思い出し、空気が和む】
【数度しか行った事のない国へ行って見ようかと、呟きながら考えて】
【猫を撫でながら、暖かな日の当たる縁側でのんびりと過ごしている様子を想像】
【正義だ悪だと度々抗争が起こる世界とは考えられないほど平和な光景が其処にあった】

……ああ、もうそのクエスチョンはいいから。いいから。

【妄想を続けているわけにも行かない】
【尚増え続けるはてなに「帰っていいよ」と言わんばかりに手を振る】

ん……ごめんね。
これから忙しくなくなると思うから、探せるとは思うけど……。

【大分寂しさのような物が入り混じった笑顔は見てて居た堪れないのか】
【す、と少女へ手を伸ばし、ティアラを避けるように小さく頭を撫でようとする】

【そうしながら、最後に彼女と会ったのは何時だったか、と記憶を探り】

――もう、そんなに経ってるんだ……。

【凡そ3ヶ月。過ぎてしまえばあっという間だが、ちょっと出掛けて来る、じゃ済まされない期間だ】
【何があったのか。何故連絡も入れないのか】
【気になることは幾つもあるが、探して見なければ何も判らないか……】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県) [sage saga]:2011/03/30(水) 21:36:35.70 ID:LaLzvQxP0
>>883

…どう言ってもついてくるなこの子…仕方ねぇな…

【と言って手を掴んでくる彼女と一緒に酒場に行き、そのまま青義に強引に入った彼女】
【もともと彼女も正義感は持っていたし、何よりロウと一緒にいられるのだ】
【ちなみに不規則だが「BAR FATE」のバイトも入るようになったのである】

/変な自演ロールすみません。迷惑かなと思ったんで途中はしょってこんな形にしました。
/ヤンデレ古賀 ひなたの設定のために必要でしたがすみませぬ
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 21:37:03.31 ID:SkpVR7JAO
>>880

……ん?

いや、僕は変人ではない……と自負しているけれど、どうなんだろうね。
評価ってほら、他人が下すモノじゃないか。

【といい、其方に視線を向け】

えっと、何か視線が冷たいんだけれどさ、さっきまでとは別のベクトルで。
僕は何かやったのかな、覚えが無いんだけれど。

【堂々と、そう言い放った】
【自分が幸せそうな顔をしていたなんて、これっぽっちも思っていないようだ】
【自称クール(笑)な為、仕方ないのだが】
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 21:37:18.73 ID:qEPLOL+eo
>>877

………―――――んぅ?

【少女の瞳には、年少特有の煌き“だけ”が燦々と――つまり、気付かない】
【純真無垢とも表せる碧い眼。只々女性の視線とかち合うのみで】
【最終的に、相手の申し出に「うん!」と大きく頷いたことによってそれも断たれ】

えっ、あっ、うん!ありがとっ、おねーちゃん!

――――――――

――――――

――――

【と、いうわけで省略。一部を記すなら、彼女は完全に相手を信用して、手を嬉しそうに繋ぎ】
【殆ど疲れる様子も見せず、片手に懐中電灯を持ったまま―――周囲を眺めつつ、其処に向かって】

【いざ辿り着けば、余程「ママ」という相手が心配なのか、駆け出して。これまた直ぐに薬を見つけ】
【リュックから小さな子供財布を取り出し、確りと代金を払い、商品と財布をリュックに収め】
【律儀に店員へ礼までしてから、女性の姿を探し、認めると笑み―――何度目だろうか、駆け出して】

ちゃんと買えたよっ!ミリー、ちゃんとかえた!……えらい?

【なんて言いながら、頼れる貴女へと小さな身体で飛びつこうと、小さく跳ねる】
【どうにも、少女の様子を見ていると子供ながら身体能力はかなり高いらしいことがわかるだろう】
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) :2011/03/30(水) 21:37:49.15 ID:cHkAEX+ro
>>879

【――――……読み取った記憶≠サれは、踏み込んではいけないような気がした
ふと、後ろを振り向くと、居てくれる、確かに在る、彼――――その彼が、居なくなってしまいそうな気がして
けれども、彼女は詠む、と述べた、それはすなわち、彼が見せた情景】

【踏み出す一歩は重く、厳しいものの、それは確かに、踏み出さねばならぬ一歩
開く口内には、微かにためらいがあったものの、紡ぐ言葉は、はっきりと形を成して】


……まったく、やっぱりお酒の事を考えてるんですね?


【――――――――――――きっと、それは、また違った景色だった
何時もの彼が、普段どおりの彼が、とても、いとおしくて、それで、言葉をためらった
客席から見る景色と、舞台から眺める景色はきっと違う
貴方という物語に踏み込むには彼女は適した人物ではない、ということであろう】

【それでも、もし、貴方が手を差し伸べる、のなら
――――……表情から読み取れるだろう、彼女が貴方の夢≠読み取った、と
それを尋ねれば彼女は正直に、その事実を述べるだろう】

【そして、貴方に尋ね返す、例え、それがどんな結果を孕んでいるとしても】


……ですが、本来の私の能力は、これだ――――ひゃっ!?
ふぁ……はぅ……ひゃ、ひゃひを……ぉ


【耳を再び噛まれて、急に緊張の絲がちょん切れた、ように、彼女の様子が激変
腕にずしり、と感じる、胸の質量は、脚から力が抜けて、貴方の腕に支えられている、事実を示すには十分で
冷めかけていた彼女の表情が、いーっきに紅くなったぜぃ】
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 21:38:17.61 ID:AUmgGLPZo
>>882

(想像通りに純情──いや、無知だな)

【顔を徐々に引き締めながら、最初に思ったのはそれだった】
【誰かを一番大切に出来ない、なんてことは人である以上100%ありえない。いつかは必ず”誰かを捨てて誰かを選ぶ”のだ】
【出来ないなんて判断は、ただ知らないだけだ。彼は瞬時にそう考えた】

【次に考えるのは至極簡単なこと。彼に対しどうすれば面白くなるか、だ】
【当然のことだがこの青年に男性を篭絡する手段などない。友人になって相談相手になり、情報を抜き出すことは出来るが、逆に言えばそれしかない】
【となれば、やることは単純。自分に出来ることをするだけ】
【顔をしっかりと引き締めなおし、護の方を向いて彼はこう言った】

そいつぁ恋を知らないだけだ
いいか? いつかは必ず、何かを捨てて何かを選ぶときが来る。絶対にだ
お前はきっと、心のどこかで一生清廉潔白で居られると思ってるがそれはありえない
人間は汚い。何かを捨てるし、傷つけるし、裏切るし、悲しませる。それも絶対だ
お前はただ、それを知らないだけだ

【まず第一に、その甘い考えを切り捨てる】
【これはただ真面目に話をしている。相談に乗っているというポーズ】
【つまりは、ある一定の信頼と信用を得るための布石】
【重要なのは次だ】

そのシズリって人に、もっと会え
会えばその人のことが分かるし、好きになるかもしれねぇだろ?
世の中にはな、一目惚れしたら凄いアプローチしてくる人も居んだよ

【にっと笑いながら青年はこう言った】
【──今重要なのは、シズリと護のパイプを切らないこと】
【そうすればあいつは『100%』、”確実に”、こいつを揺さぶってくれる】
【そう考えたのだ】
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 21:39:47.55 ID:AewZB4Zzo
【公園】

ふっ!
はぁっ!
とぉっ!

【ぶん、ぶんという風切音と共に、轟く気勢が公園に響く】

ぬぅっ!
はぁぁぁあッ!
ちぇすとおおおおおおおおおお!

【音の出所に居るのは、一人の少女】
【年の頃は大凡18頃か】
【凛とした印象を感じさせる、きりっとした日本美人である】
【ロングスカートに黒いジャケットという動きづらい姿であるのに、それも感じさせぬ程に高速で二刀を振るっている】

ッは!
破ァッ!

【ひときわ強く刀を振るうと、ぶわぁっ!とすさまじい勢いで風が巻き起こった】

……ッ、よし、鈍っては居ないか。

【刀を鞘に収め、汗を吹きながら、そう確認するようにつぶやいた】
【因みに、周囲は少女の刀の修行の影響で木が裂けていたりなんだり、割とひどいことに成っている】
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 21:39:48.14 ID:fEXtDzIDO
【魔術協会──正門前】

んふー、流石は利織ちゃんです
この超完璧かつ超パーフェクトな超仕上がり!
早く超宮下さんに超見せてあげたいですね

【寒空の下──そんな独り言を呟く少女がいた】
【ぽんぽん付きニット帽を被った、アメカジ系の服を纏う彼女の腕には】
【二振りの刀が、抱えられていて──】

【誰かと、待ち合わせをしているのだろう】
【いつも使用している掃除機は、今宵ばかりは彼女の傍には見当たらず】
【その代わり、少女の周囲には、彼女を守るかのように】
【体のどこかにいびつな歪みを保有した、10体の小さな人形たちがふらりふらりと、蠢いていた】

/予約ですのー
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/30(水) 21:43:40.75 ID:3gT+nhOZo
>>881


…むっ!?


【声が聴こえると敏感にびくっと反応して、慌てて立ち上がる】
【それから、視線を動かして相手の姿かたちを縦横に眺めて】
【近づいて来ないのは好都合。ふぅと安堵の息を吐いた】

…ええ。わざとそうしているので、一人ですよ

それで、尋ねたいこととは何でしょうか?

こんなところに居て、得られる情報は少ないものです
答えられる自信はありませんが…

【まずはここに居る割には珍しく、小さく丁寧にお辞儀】
【そちらとほぼ同じ大きさの声を上げて、要件を尋ねた】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga sage]:2011/03/30(水) 21:44:07.58 ID:AXZN8x6c0
>>887

ルシアお姉ちゃん、行ったことあるのよー?
あのね、私ね、写真とかは見たことあるのよぅ、すっごい綺麗で……。
……うー、うらやましいのよ!

【その言葉に、そう尋ね返し】
【尋ね返しておきながらも、その言葉から、行ったことがあると。分かっているのだろう】
【最後にひとつ、そんな言葉を付け足して】
【うらやましい視線(愛称:若干のジト目を向けた】

そうなのよ?

【その言葉に、首をかしげ】
【はてなに向けて振られる手にあわせ、気分を変えるためか、緩く首を振る】
【その動きと振られる手に、はてなたちは、ぱちんと弾け、失せていく】
【(※全てイメージで構成されております)】

あう、忙しかったなら、しょうがないのようー。
私も、少し探せない時間もあったし……。

【先ほどと同じような言葉を繰り返し、自分にもそんな時期があった、と】
【相手に対する重さを軽くしようとしているのか、そんな発言もして】
【小さく頭を撫でられれば、嬉しそうに目を細め】
【撫でられることが好きな猫みたいに、わずかに背伸びして、ぐっと頭を、相手の手へと押し付ける】
【そんな動作や、撫でられるその衝撃が、リボンの鈴を鳴らし。からころと、失せたひとを撫でたときのような。いちいちと、音が鳴り】

……最後に会った人とか、わかんないし……。
分かったら、もう少し、分かるかもしれないのに……うー。

【「用事があるから」と、言われて。それ以降会っていなくて】
【用事が誰かに会うものだったのかも、分からないのだが】
【そうだったとして、それが誰か分かればいいのになー、と。そんな希望的言葉を呟いて】
【「ルシアお姉ちゃん、心当たりとかあるのよ?」なんて、無茶振りをかましてみせた】
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 21:45:44.45 ID:/wcwaZpG0
>>885
土葬をするつもりよ…静かな場所がいいのよ……誰も荒らさないで、この姉弟が静かに眠れる場所が…
【考え方が悪人には似合わない悪人は、冷たく笑い】
【自分の分のココアを飲む】

あら…うるさい
【カラスに対しそう言い】

それは残念ね…ココアが飲めないなんて人生の99%を損してるわ…
【そしてココアを飲んでるカラスに『利口ね』と言いながら】

あらあら……それはごめんなさいね
では…彼は誰かしら?
【冷たい声でそう言いながら】
【彼女も無表情に近い為…なんか怖い】
【更に死体もあるから壊さ二倍】
【今日も世界は通常通り】

/スイマセン…一時間ほど落ちますOTL
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 21:45:47.08 ID:BF3dkNHAo
>>889

……私は、他人じゃないの?

【カレル変人認定完了】
【もはやどう言い訳しようと、少女の中でカレルは変人になってしまった】

別に…………。
私は……、そんな貴方も、否定しない。

…………ただ、もうちょっと離れてほしい。

【只でさえ、普段から冷たくて無感情気味な少女】
【それが更に冷たくなっているのだから、かなりのものだ。言葉が尖っている】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/03/30(水) 21:47:08.90 ID:Bm1ZGWBeo
>>894

【ぶつぶつ呟きながら、やや、早足で正門へと向かう1人の青年】
【黒いスーツに赤いネクタイ、そしてカーキのモッズコート】
【黒い瞳に、黒い髪、短く切られた頭髪はなかなか爽やかな印象を与えるだろう】
【身長は170後半で、年齢は20歳前後といった辺りだろう】

女の子を待たせるとは……紳士らしくないなぁ…
あー…利織ちゃんいたいた…

【先ほどから、紳士らしくない、紳士らしくないと呟くこの青年】
【少女の前で、足を止めて、こんばんは、と魔法の言葉】

えっと…それが、作ってくれたやつ?
【刀を指差しながら、少女へと質問をする】
【うれしそうな素振りこそ見せてないが、声には、希望が混ざっている】
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 21:47:20.01 ID:DGdNT6NDO
【夜の公園──】
【人影の無いその場所に、夜闇とそれ以上に濃密な血の匂いが立ち込めていた】
【公園の中、奥まった場所にある雑木林から、その血の匂いは風に流され漂ってくる】
 
 ──……。
 
【そこに居るのは、立っているのは一人だけ】
【背中に大剣を背負った、女】
【長い黒髪に、深い色合いの黒い瞳。涼しげな切れ長の眼に、すっきりと通った鼻梁、形の良い唇】
【肌は白く見るからにすべやかで、手足は長く起伏に富んだ体つき】
【裾の長い黒革のロングジャケットコートを来て、その上から幅広のベルトを締めた女】
【──背中には、巨大な剣】
 
 …………足りないな。
 
【ぽつり、女が溢す】
【彼女の周りには死体が散乱していた。公園の雑木林に粗末な家を建てて共同生活を送っていた浮浪者のものだ】
【散らばった手足を数えるに、死体は一つ二つではないように思え、それは事実その通りだった】
【この公園で暮らしていた浮浪者全員が、ばらばらになっている。生き残りはただの一人も居ない】
 
 ……ああ、物足りない。
 
【女は溢す。無表情のまま】
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 21:47:56.54 ID:0qVp5dzNo
>>890

【自分は自分で、彼女を待っている間に近くの棚を散策】
【然し、お気に召す物は見つからなかったのか――】
【彼女が代金を払い終える頃には既に、レジゾーンの外側に立っていて】


―――わ! ……っとっと。
……あはは、うん、ミリーちゃんは偉い偉い。
おねーさんがちっちゃい頃は、一人でお出掛けなんて出来なかったもんね。


【飛び付いて来たミリーを、小慣れた動作で受け止める彼女】
【運動能力の高さは、そんな物なのだろうか、と深くは受け止めず】
【そのまま彼女の頭を、二、三度優しく撫でようとしてから】


さ、て、と……此れからおうちに帰るんだよね、ミリーちゃん?
暗くなって来ると危ないし、おねーさんが送ってあげてもいいけど――どうする?


【柔らかな笑みを顔に浮かべ続け、彼女はそんな提案】
【若し、ミリーが承諾すれば――手を繋いで、共に行く積もりだ】


/キンクリでも大丈b(ry
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [saga]:2011/03/30(水) 21:48:58.10 ID:KSkV8eTr0
>>884

(相手の手、当たったら効果がある接触系の可能性が高そうだが…
こンなに楽しい殺し合い止めらんねェ!やっぱ薬飲んどくべきだわ…!)

【その右手に存在する巨大な手を振りかざし】
【目の前にある複数の手のことなど考えず、強引にその女性を殴り飛ばす】

痛ッ!!!めんどくせえっつのォォ!!

【固体的なパワーではある程度押し勝っていたものの】
【総合的に相手には威力を殺され、こちらは脚部や肩部などに相手の手の直撃を食らう】

痛い痛いなぁオイ!!!
コイツァマジになるしかないっしょォォ!!

【女性を殴り飛ばした後、右手を前に突き出す。】
【何かの溜めの様だ、止めるなら今しかない】
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 21:51:02.02 ID:gpjlGxJSO
>>892
・・・・そう言うもの・・ ・ですか・・?
【護は未だ無知で純情だ】
【色で例えるなら―――白だろう】
【その色は、すぐに別の色に染まる】
【知らない事だからこそ、純粋に彼を信じてしまう。】
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 21:51:34.75 ID:yLy4ZDM4o
>>891

………仕方ないわなぁ。
おいちゃん現在進行形で呑みたいけぇ

【ふぅ。と矢張り酒臭い息を彼女の耳に吹きかけて】
【さて……】

――――そういや、君の能力は他人の心の傷まで読み込んじゃうのかね、シオンちゃん?

【…再生迄“実演”出来なかった彼女に、僅かに酔いが醒めた様な声で尋ねた】
【物語の主人公…彼の視点で、彼の物語を断片とは言え覗いたのだ】
【もう十二分に―――踏み込んでいる】

【だが、それを咎めるつもりは無い】
【ただ少々―――自分が迂闊だったのだから】
【頷けば、仕方ないなとでも言いたげな息を漏らして】

……………

【無言でトドメを―――耳を一気に責めてやるだろう】
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 21:51:53.36 ID:AewZB4Zzo
>>900
【かつっ、かつっ】
【そこに、近づいてくる一つの人影が有るだろう】

……む、血の香りか。

【眉根を寄せてつぶやくのは、一人の少女】
【長い黒髪をポニーテールにした、凛とした印象を感じさせる所謂日本美人】
【ベージュのロングスカートに黒いジャケットという目立たない格好だが、腰にある物がその目立たなさをぶち壊している】
【――――二振りの、刀が腰にはあった】
【良方とも、拵の確りとした業物であるのが、見る人が見れば分かる】
【そして、その刀を持つ少女もまた、大分鍛えているようで、隙がかなり少ない】

……そこの。
この光景は、お前が作ったか。

【女を睨みつけて、少女が話しかける】
【警戒心が顕であるのが見て分かるだろう】
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2011/03/30(水) 21:54:29.12 ID:uyL1ekH/0
>>886

【異形の産道のような此処を通りすがる少女の姿は、齢にして14ほどだろうか――】
【降り積もった雪にも似た豊かで真っ白な髪を三つに編んで、二房。両サイドに垂らし】
【赤縁のアンダーリム越しに映る眸は淡い緑、紅のリボンを黒いワンピースの胸に】

………。 ……、

【――規則的なリズムを刻んでいた彼女の足音が、ぱったり失せた】
【最後の音は、体を90度近く曲げる時靴が擦れるそれだった】

【ぴくりとも表情筋を動かさない彼女が、足を止めたのは】
【青年――彼の奇妙な行為が、目に止まったからに他ならず】

………見咎めることができるほど、人間らしい生活をしているつもりは無いけども。

君は一体、何をしているのかな?
…球戯なら、もっと開けた場所を使えばいいだろう

【照明の具合で酷く蒼白い肌は、日の当たらない生活を繰り返して形成されたのだろうか】
【少女趣味をふんだんに盛り込んだ着衣が、喪服めくほどに】
【辛気臭い佇まいは、地下道に少女が居ることの違和を殺してしまう】

【平淡に紡ぐ声と暗い眸には。そうは言ってもどこか不満げなものがあった】
【「納得」はせども、「理解」は出来ていないような――】

【青年の手元に向けられた目は、きりりと凝らされて】
【手の中にあるものの正体を、探りだそうとするだろう】
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 21:54:32.52 ID:SkpVR7JAO
>>898

――――……あ。

【全力で墓穴を掘った事に今更気付いたが、なんというか、もう手遅れ感が漂っている】

うん、出来れば否定して欲しかった、変人として肯定してほしくなかった!
そして、距離を取らないで、無性に虚しくなるからっ……!!

【さくんさくんと切り刻まれてゆく青年のガラスのハート(笑)】
【よよよ、と泣き崩れる真似をしながら、律儀に一歩分位距離を離したり】

……何が、何がいけなかったんだろう……?
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/30(水) 21:56:05.49 ID:9pazJWO3o
>>895

【彼女の対応に、可愛らしくもないツブラな瞳を丸くした】
【爬虫類の無表情顔でも、驚きは表現できるらしい】

……ゲハハ
路地裏の住人には似合わない育ちの良さだな
どこかの廃嫡王女か、お嬢様か

ここはひとつ、跪きでもした方がいいのか

【亜人は軽口を叩いて、地面に片膝を付く】
【しかし、赤い瞳の攻撃的な灼光は失われることなく】

……いやぁ、大した御用ではございません
ご友人の多かった≠ィ姫様を見込んで
幾人か、私めにも紹介して頂きたいだけですよ

……対機関連合か、Justiceのメンバーを

【敬虔な姿勢のまま、その口は不穏な要件を述べて】
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 21:56:28.77 ID:cgchEU2Ko
>>893

【そんな彼女が訓練している公園の、ちょっと外】
【入り口辺りをちょろちょろ歩いている人物がいた】

今日はいちご大福でも買って帰ろうかな〜……――――!!
こ、この音はっ!……刀の音っ!?

【柔和な表情(バカっぽいとも言う)で今日のおやつは何にしようかと呟いていた少女は……】
【通り過ぎようと思った公園から響いた風切り音を耳で捉え、そしてぐるんと公園へと顔を向ける】
【聞き慣れた刀が空を斬る音、誰かが刀を用いているのは明白だった、となればどう行動すべきかは――――】

(刀ならば、観に行かざるを得ませんよ……っ!)

【分かっていた、というか身体の方が先に反応した】
【どたどたとランニングフォーム?なにそれ?レベルの走りで園内へ】
【やがて視界内に訓練中だろうか?刀を持った少女の姿を確認する】

(や、やっぱりですっ刀を持った人がいましたっ!!)

【自分に縁のある品を所持する者を見つけ歓喜の声を心のなかで上げる】

【その少女の姿は――――】
【墨汁のように真っ黒な髪に同じく黒い瞳、顔立ちは幼く】
【頭には赤い鉢巻を結んで、その後ろには真っ赤な蝶々結びが揺れている】
【起伏の少ない身体に水色のタンクトップを着こみ、肩に被せるように白のベルト付きコートを羽織り】
【同じく白い長ズボンを穿き、足には動きやすいようにとスニーカーを履いて】
【両腕に白と黒の鞘の刀を大切そうに抱いている、というような者】

ほあー…………。

【彼女の刀の訓練を邪魔しない程度にぼうっと見つめる】
【まあここまで走ってきた時点で大分目立っているのだろうけど】
【それでも刀を扱う人の行為を邪魔したくないらしくある程度の距離を保っていた】

あ、えっと訓練……終わりましたか?

【刀を鞘に収めた様子を見て怖ず怖ずとしながらも話しけ掛けそして近づいていくだろう】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 21:56:42.09 ID:dk9IX+eH0
【水の国、街中】


【――はたり。はたり】


【人通りが多い筈だろうが、其の場所の一角だけは違って。壁に只一人ポスターを貼る人影】
【其処には人が寄らない理由が在って。其の物の顔の銀色の髑髏は禍々しく光っているのであった】

【人通りが多い筈だろうが、其の場所の一角だけは違って。壁に只一人ポスターを貼る人形=z

【銀色の包帯で巻かれたその束。――先が見えてきた】
【然し、只々作業的に黙々と貼っているのであった】


【ポスターを見れば――

 新正義組織 「blue justice/青義同盟」
 俺達の組織と、justice・対機関連合等の正義組織との違いは2点ある!云々
 気になる人は(ry】

【と。青義同盟のポスターだろう事は明白だろうか】
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 21:56:45.94 ID:fEXtDzIDO
>>899

あー、やっと来ましたね宮下さん!
超こんばんは!
利織ちゃんの超傑作、早く超見せたくて超ウズウズしてたんですよ!
でもでも、いつの間にか研究室で超寝ちゃってて──
紆余曲折あって、ここに来たのは超3分前です!カップラーメンです!

【少女──南雲利織はそう言って、高いテンションのままくるんとその場で一回転する】
【誰かに自分の「作品」を与えることに喜びを覚えるタイプなのか】
【或いは、春らしからぬ寒さのせいだろうか】
【彼女の頬は、ほんの少し紅潮していて──】

はい、超ご明察です!
ちゃあんと、炎と氷の属性をつけておきました!

【──「はい!」】
【そう言って、利織は勢いよく手に持つ刀を宮下へと差し出した】

【もし彼が周囲を眺める気があったのならば──】
【利織の周りにいる人形たちも、どこか嬉しそうにぴょこぴょこと跳ねているのが見えることだろう】
【もしかして、ある程度主の気持ちと連動した動きを取るのだろうか】
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 21:56:59.18 ID:AUmgGLPZo
>>903

そういうもんだー

【うんうん、と何だか満足げに頷いている】
【だが──その表情に、陰が降りた】

……てめぇにも分かんだよ。いつか必ず、何かを捨てて何かを選ばなきゃならねぇときがな

【それは今までとは違って乱暴な口調で、今までになく真面目な声色だった】

しっかし、いいなぁおい。モテる男はよぉ!

【そんな声も表情もすぐに消え、高いテンションで言いながらがしっ、と肩を組もうとしてくる】
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 21:57:44.54 ID:AewZB4Zzo
>>905
//すいません、この絡み文無しでお願いします……すいません
//先に出してた文の方に絡みが来てしまったので……
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) :2011/03/30(水) 21:58:40.81 ID:cHkAEX+ro
>>904

【それはまるで、先生に、怒られた生徒のように
言葉にビクッ、と反応して――――……ぎゅっ、と口を紡いで
やがて、こくん、と頷いて、言葉を捜す】


……お分かりでしょう人の記憶≠ナ私が読めるのは、当人が強く思っている記憶≠セけなんです
逆に言えば、当人が強く思っていれば、思わず読んでしまいそうになるんです

――――……こんなことでは、迂闊に他人に触れることもできませんね……
現に、貴方の秘密を、覗いてしまったようですし……


【しっかりと紡がれる肯定の言葉は、貴方へとどのように聞こえるのだろうか
秘密の詳細を知りたい、とは言わない――――心は読めるだろう、当たり前だ
親しい人物の、あのような記憶≠見せ付けられて、疑問に思わない方が可笑しい】

【けれども、彼女はそれを飲み込んだ、話してくれるのなら、キチンと聴こう
話さないのなら、触れないで置こう、そんな思いを、確かに抱えて
――――人生経験の差か、そんな思いを、容易に汲み取れるだろう】


ですから私は、この能力をこんとろぉぉ……!!


【まったく、シリアスモードが台無しだ、と思えるぐらいに、言葉にビブラートが混じった
はわわぁ……と漏れる言葉は、思わず心配になるほど、間の抜けた声であろう
びくびくっ、と揺れる彼女の身体は、今にも崩れ落ちそうで】

【そして、これ以上虐めたら、取り返しのつかないことになりそう、だと
貴方へと向けられる、涙一杯の瞳が、きゅぅ、と伝えた】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 21:59:10.20 ID:DGdNT6NDO
>>913
//あら……残念ですが、了解ですー
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 22:01:17.14 ID:hyacY0tio
>>896

何度かねー。巡業とか色々で。
桜の季節とか、夏場も秋も……年中景色が楽しめるんだよね、あそこ。
あー、それじゃ、今度連れて行ってあげようか?

【仕事で行った時でも、基本的にフリーダムに歩き回っているだけなので】
【色々な場所で色々な景色を楽しんできた経験から、当時を思い出すように】
【そして、うらやましいと言う少女に、そんな事を言いながら小首をかしげる】
【無計画な発言。連れて行くにしてもどう連れて行くのか、その辺りは考えていない】

うんうん、そうなのよそうなのよ。

【消えてゆくはてなまーくに納得したように数度頷き】
【※全て想像と妄想で構成されております】

ん。

【仕方の無いことは仕方が無い】
【このままお互いがごめんなさいと仕方ないを続けていれば、無限ループもありえるので】
【ここで一区切り。一度頷く事で話を区切り、押し付けられる頭を撫で続ける】
【小さく鳴る鈴の音に、行方の知れぬ少女の姿を見た気がして】

――――流石に、其処までは判らないかなぁ。
最後に会った時は、人を探してる風だったけど……だれだったか……。

【首を傾げて記憶を手繰るも、其処まで細かいことは覚えていないのか】
【暫く悩んでいる仕草を見せていたが、諦めたように首を振る】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/30(水) 22:02:32.65 ID:vyF2CRpVo
>>897
――色々と申し上げたいことはございますが……ま、同僚のよしみでここは口をつぐみましょうか……

【死体に対してのツッコミが色々あったのだろうか】
【だが相手が同僚と言うことで、今回は死体に鞭打つような発言は控える事にしたようだ】

「ココアだから……という訳ではないがな――」

【顔すら動かさず、注釈を付け加える男】
【そして彼の後ろでは、こくこく、とココアを飲むウェル子がいる】
【ウェル子も黙ってさえいれば年相応のかわいげがあるものだが……】

……怪我をしているわたくしを外敵から守って下さる……「守護霊」とでも申しましょうか?

「――俺はただの亡霊だ……」

【――ふう、と缶を口から離し、一息つきながらのウェル子の説明】
【それに対し男は、否定とも肯定とも取れない一言を補い、コキリ――と、首を鳴らした】

やれやれ……、デートして下さる相手が欲しいとまでは願いませんが――
折角、共にいるのですから、もう少し楽しく出来ないものですかねえ……

【――なんて、クイッと眼鏡を整えながらウェル子が不満を漏らした】

/おー、了解です!
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 22:04:12.44 ID:AewZB4Zzo
>>909
む、何者か。

【振り返って、割とキツイ目で少女に見る】
【その立ち姿は、正に女武者と言った様相で】
【見た感じだけだと割と“格好いい”部類に入る少女だろう】

まあ、日々の鍛錬は一応終わったが。
何か用かい。

【タオルで汗をごしごしと吹きながら、そう云う】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 22:05:17.52 ID:qEPLOL+eo
>>901

だよねっ?だよねっ!……えへへ、やったー―――。

【褒められるのが嬉しいのか、頭を撫でられるのが嬉しいのか】
【彼女は目を細めて、相手に抱きついたまま素直に笑む】
【―――きっと、両方か。そういう年頃考えれば、可愛いものである】

【と、尋ねかけられると僅かばかり女性から離れ、相手を見上げて】

うん、ミリーおうちにかえるよっ。
……おくってくれるなら、おねーさんと一緒がいいなっ!

【今度はこちらからとる形で手を繋ぎ、女性を先導するように歩いて行く】
【リュックと共に揺れる桃色の髪と後ろ姿は楽しげで、まるで遊んでいるかのよう】
【相手が気を許した女性だから、というのもあってか―――そうそう、手が離れることもなく】


【―――やがて、自宅であるらしい一軒家へ。他の家々よりも二回りほど、大きいが】
【窓の数の割に、明かりは少なく―――チャイムを二度鳴らすと、出てくるのは一人の女性】
【しかし、小動物のデザインのエプロンをかけた彼女は「べびーしったー」だと、ミリーは告げ】

【ようやっと玄関に懐中電灯を置くと、少女はどうしたものか、とそわそわ】
【流れならば分かれる所だが、寂しいのか、そういった事を口に出せずにいるのだ】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/03/30(水) 22:05:33.04 ID:BgrHE8gAO
>>906

【――きちり】
【青年の硝子のような瞳だけが動いて、少女の姿を視認。一度瞬いた】
【青みがかった照明で照らされた姿をよく見れば、汚れているが身形は悪くなく】
【髪などはちゃんと手入れがされているのだろう。男にしてはサラサラとしていた】

……嗚呼

【小さく漏らされた声は掠れていた】
【何の解答もなく、ただじっと彼女の姿を見詰める瞳は――気味が悪いの一言につきる】

【青年が大事そうに持ち上げたものは、ちょうど、彼女の中の一部くらいの大きさをしていた】
【血に汚れてしまった沢山の金色が、絹糸のように風に揺れて流れている】
【ぼたぼたと血液を垂れ流す場所は細く華奢な、雛菊のようだったろう――頸=z

【何も言わず、立ち上がりはじめた青年が持っていたもの】
【それは、可愛らしい少女の頭部だった】
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 22:07:00.66 ID:yLy4ZDM4o
>>914

いやね、見た事は怒らんよ?
でもね、やっぱ恥ずいから。恥ずいから。特に友達が君の見知った人で在ろう人ばっかとかバレると

【言葉通り…踏み込むのも、踏み込まないのも彼女の自由だ】
【踏み込まれれば話すし、そうしないなら気を使わせた事に対して「スマンね」とだけ言うつもりだ】

【まぁでも、この恥ずかしさはぶつけ所が此処しか見つからない。耳しか。目の前の耳しか】
【もう赤子宜しく目一杯吸ったり食んだり舐めたりしてみて】
【―――もう一度言おう “トドメ”を刺そうとしている】
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/03/30(水) 22:08:04.45 ID:Bm1ZGWBeo
>>911

ごめんね…待たせちゃって…
これじゃ…紳士失格だなぁ…

ま、気を取り直して
あ…睡眠不足…かな…?お疲れ様
有難うね。
【礼を言ってから、刀を受け取って、それを大事そうに脇へと挟む】

【ポケットから普通サイズの財布を取り出して、中から1000抜いて、少女へと差し出す】
【そして、ポケットから「小さくなった」黄色い色をした何かを取り出す】
【それを元の大きさに戻す。結構有名な、黄色い缶の甘いコーヒー】
【甘いのは、少女が、苦いのは苦手そうと、考えたからだろうか】
【――そんなことは置いておいて、元に戻した缶を少女へと投げて渡す】


923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 22:08:46.12 ID:sDRXMJP8o
>>902
【巨大な手の攻撃が直撃し、彼女は後方に飛ばされるが】
【拳同士をぶつけ合い威力を相殺したため、なのだろうか…】
【’傷一つ’無い】

ああぁあヤバいマジでヤバい!!!
最ッ高だよお前!
今ので16個も潰すとかな!!!

【彼女の周囲に浮かんでいた『手』が、半分ほどに減っている】
【どうやらこの手と彼女の体は並より硬いらしい】
【それにより彼女のダメージは少なかったものの】
>>902にある程度のダメージを与えられたようだ】

【ただし、着実に『手』の数は減っている】

おいおい勿体ぶんじゃねーよ!
さっさとマジになれっつーのォ!!

【少年が突き出した右手に強大な力が集まっているのが分かる】
【そこめがけて、彼女は’突き’を繰り出した】
【『手』達も一斉に>>902を指差し、まるで槍の雨のように突進していく】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 22:09:46.77 ID:gpjlGxJSO
>>912
【―――はたして、それはいつになるのか】
【未だわからないが、いつかは必ず来るだろう・・・】

【その時、護が選ぶのは――・・・】

・・・・うぇ・・っ?!

そんなんじゃ・・・僕は・・っ、
【青年の言葉に、護は照れた様子で答えた】
【肩に、青年の手がまわる】
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 22:09:53.81 ID:BF3dkNHAo
>>907

……貴方が変なのが、悪い。

【取り敢えず全否定して、青年に心に止め(?)を刺しにかかり】

…………でも。
私は、カレルのこと……嫌いじゃない。

【しかし、泣き崩れる真似をした青年のことが不憫にでもなったのだろうか】
【素直に、少女は本心を伝える】
【落として上げるとか、アメとムチだとか、そんなやましい気持ちは一切無い】

【──尚、少女がこうして、他人に対する自分の感情を伝えるのはかなりのレアケースである】

……………。

【そして、帰るためにクルリと背を向けた】
【無言ではあるが、決して変な人と顔を合わせたくないわけでは無い】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 22:11:50.92 ID:AUmgGLPZo
>>924

ばーか。もててるかどうか判断すんのはお前じゃなくて見てる人間だろぉが
お前にゃ否定する権利がねーんだよ

【へへ、と笑いながら軽く首を絞めにかかる】
【そんなに力は入れてなくて、ちょっと苦しいぐらいだろう】
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 22:12:45.72 ID:cgchEU2Ko
>>918

あ、いやそのですね……ただの刀に興味がある女の子です。
……いえ、ただのしがない刀匠見習いですハイ、刀に興味があるのは本当です。

【彼女の視線が恐かったのか一瞬縮こまり「ビクっ」と震えるが】
【折角刀を用いている人に出会えたのだから臆してはならないと奮起する】
【少女の自己を表す言葉からは嘘のような物は感じられないだろう】

(……格好良い人だなあ、私とはまるで正反対の人で素敵)

【気持ちを落ち着けて彼女を見れば眼に入るのは】
【へちゃむくれの自分なんかとは似ても似つかない美麗とも言える程の格好良さだった】
【呆けるように暫く見つめるが決して同性愛者ではない】

あ、左様でございますか良かったです!
えっとですね、お姉さんお見受けしたところ刀を使う人のようで。
先程申したとおり私は刀匠(見習い)なのです、それ故にお姉さんのような人に興味がある訳でして……。

ストレートに言うとその刀がどんな物なのか見せて欲しいのですよっ!!
どうか私にお姉さんの持っている刀を見せてくださいお願いします。

【途中で自分の言っている事がまどろっこしくなったのか】
【ビシィ!と彼女に向け、いや彼女の持つ刀に向け指を差し】
【そして丁寧にお辞儀をするのでした】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/30(水) 22:14:52.86 ID:3gT+nhOZo
>>908

【笑い声と膝を着かれ、恥ずかしさから顔が紅に染まって】

い、いえいえ、ちょっと前までは普通に平和な日常に溶け込んでいただけのことです
…頭を上げてください
王女でもお嬢様でも無い、ですから

【ただ反応を見ると素で何故笑われたのか分かっていない様子】
【彼女の言葉に嘘は無いが、いい子に育っていたことは間違いない】

対機関連合…justice……ですか?

ご希望に添えずに申し訳ございません
内気なものでして、あまり友人も多いとは言えませんです
有名な方の顔を知っている程度、その程度ならあなたもご存知でしょう?

それに、仮に知り合っていたとしても、それは"以前の私"ですから

【要約すると、知らない、あるいは知っていても教えないというものだ】
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) :2011/03/30(水) 22:16:15.07 ID:cHkAEX+ro
>>921

【――――……どうすべきか、彼女にも分からない
ただ、確かに言えるのは、今在る彼が、そのままで在って欲しい、ということ
でも、同時に、踏み出したい気持ちの方が、強く、強く、輝いて】


……聴きたいです――――……相談もしたい、気持ちも強かったんですが
やはり、他人の話を聴いてこそ、自身の話を伝えられる、というものです

……ごめんなさい、こんな性格で……


【紡ぐのは、謝罪の言葉、何に向けた言葉かは分からない
けれども確かに彼女は、聞きたい、と言った、そのことは事実だ
――――ゆえに、か、貴方の攻撃(口撃?)に、びくぅ、と反応したのも事実】


ふぁ……ぅっ……んぁ――――……


【瞼がとろん、と落ちて、今、まさに、トドメを刺されようとした、瞬間に
カクン、と彼女の意識が落ちるだろう、まるで、誰かに何か、されたように
がくぅ、と貴方の腕へともたれかかる彼女は、深い眠りに落ちて、居て】

【――――――――近くに、誰か、居る】


/すまん!流石に自重してください!
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 22:17:31.59 ID:AewZB4Zzo
>>927
ほう、刀匠見習い、とな。

【目を少し見開き、面白そうな表情で】
【どうも、目付きが鋭いのは素の様だ】

む、余り見つめてくれるな、恥ずかしいぞ。

【顔を赤らめて、そういう当たり、少し恥ずかしがり屋なのだろうか】
【そして、刀を見せてくれ、との問いに、暫く沈黙を返して】

……構わんが、大切に扱ってくれよ?
一本は形見、一本は一生添い遂げる宿命の刀だ。

【そう、注意するように言い放ち、腰の刀を二振り、差し出すだろう】
【一本は、普通の打刀より、少し長めの物】
【もう一本は、小太刀である】
【その双方とも、確りとした拵えで、名刀であることは目に確か】
【しかしながら、何処か危険な“妖気”を纏っているようである】
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 22:18:16.60 ID:0qVp5dzNo
>>919

【「べびーしったー」――其の言葉を、彼女は繰り返す】
【出て来た女性に会釈をしつつ、考えるのはミリーの家の状況】
【『怪我』が長い為に雇っているのか、裕福な為にか……尤も、家を見れば自ずと知れた】


っと……じゃあ、ベビーシッターさん、私はこの辺りで失礼しますね。
最近は物騒ですし、あんまり遅くまでミリーちゃんを――


【――どうやらこの女性、話そうと思えば『普通』に話せる様で】
【恐らくはミリーと話す時の方が素≠ノ近いのだろうが、礼儀正しい言葉遣い】
【何処か……そう、『綺麗すぎる』会釈と共に、 ――ミリーの様子が、目に入った】


――……、……。

………………スイマセン。 何か、飲み物頂いてもいいですか?
ミリーちゃんとお話して来たから、喉が乾いちゃったんです。


【ミリーに笑みを向けると同時、ベビーシッターへとそんな『お願い』】
【奥に誘われれば付いて行くだろうし、玄関で待っていろ、と言われれば待っているだろう】
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/03/30(水) 22:18:32.61 ID:SkpVR7JAO
>>925

いや、その通りだけれど、言われたら反論のしようが無いんだけれどっ……!

【もう何というか、精神的にボロボロの青年】
【普段は兎も角、さっきは自分がボケていたつもりが無いから、尚更ダメージが大きいようだ】

……うわあ、何だろう、冗談とかじゃなく、凄く嬉しいんだけれど。

【『まさか、これが恋!?』とかボケてみようとも考えたが、本気で視線が絶対零度になりそうなので止めておいた青年だった】

……ん、帰るのかな。
今日は色々とありがとう、話せて楽しかったし、助かったよ。

【去りゆく背中に、声を投げ掛ける青年】
【止めようとは思わない、ようだ】
【自分が過保護になりすぎていた、というのに気付いたのだろうか】
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 22:19:27.62 ID:DDI7mEk6o
【路地裏】

【ぽたぽたと水滴が垂れる音がする】
【カツン、カツンと革靴の小気味の良い足音が狭苦しい世界に反響する】

どうやら、────迷いこんでしまったようですね……。

【憂いを纏ったような黒く鋭い瞳、黒い髪。テールコートを身に付け、シルクハットを被る男】
【両手には白い革手袋、それに加えて右手首には何故だかブレスレットに似た"首輪"を付けている】
【その右肩にちょこん、と留っているお供は、手品師の定番である白い鳩ではなく"鋼色の翼"を持つ雀が一羽】

【どす黒い魔翌力を混じらせた血液を右手から垂らしながら、路地裏を往くその主は立ち止まると】

人生という名の迷宮に。

……。

……。

【…………どういう訳か静まり返った路地裏を、再び歩み出す】
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2011/03/30(水) 22:23:07.85 ID:uyL1ekH/0
>>920

――――、…っ。

【――この程度の光景など、もはや残酷とも思わず】
【スプラッター映画の主人公の境遇になったとしても、何も感じず】

【されど、胸の奥を焼けつかさせるかのような劇薬じみた不快感は】
【耳を掻き毟るような枯れ果てた声への、苛立ちは】
【理性と経験を以てしても、全て拭いきれるものでは無くて――】

…愛欲を金にする仕事は、記憶が曖昧になるほど前に辞めたのだがね
きっと君は私にも、「そうなる」ことを求めるのだろうな――。

【直感――嘲笑われてしまいそうなくらい、非論理的にだけど】
【その視線に詰め込まれた感情に、自然と目星を付けていた】

【毅然と、或いは優しさを凍結されたみたいな、ずけずけと押し付ける物言い】
【言外に「私は穢れている」と告げるのは】
【――プライドを投げ打ってしまいそうなほど、怖いから?】

【傍から見ている分には、余裕すら感じられるような言葉運びだが】

【――隠された右手の中には、一握りの『冷気』のカタマリが】
【極冠の大気を持ち込んだような白煙が、蒼を食いつぶす様に存在していた】
【ぴりり――緊張が、音も影もなく駆け抜ける】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/03/30(水) 22:24:37.61 ID:BF3dkNHAo
>>932

……うん。
じゃあ、また……。

【軽い挨拶をすると、そのまま歩き去っていった】

/お疲れ様でした。
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [saga]:2011/03/30(水) 22:24:44.57 ID:KSkV8eTr0
>>923

もったいぶってんじゃねぇ…
これ痛いんだよ!!!

【こちらに向かってくる大量の手】
【先程のことを考えて、全段直撃は危険であるといえる】

【少年は溜め続けた力を握り】
【その場で“飛んだ”】

ってえええ!!!!!マジこれ痛ェ!!
次は医者行かなきゃまずいレベルだっつの!!!

【正確には“飛んだ”のではなく“跳ねた”に近い】
【肩の空洞から炎を噴き出し、女性の方向に急速移動】

【その勢いごと、思いっきり殴りつけようとしている】

【急加速なため、接近していた手は全て追いつけない程の早さではあるが】
【直進的な動きであるため、破壊力と反比例して回避は実に容易そうだ】
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 22:25:05.92 ID:gpjlGxJSO
>>926
・・・・・うっ
ギブ!ギブアップです!!
【首を軽く絞めただけなはずなのだが】
【護は何故か既に絞める彼の腕をタップしてる】

・・・・あうぅ、
拒否権はないんですかぁ・・
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 22:27:20.82 ID:fEXtDzIDO
>>922

んふー、主役は超遅れてくるものです!
今日の主役は、刀の持ち主である宮下さん!
私は刀持って戦うなんてこと、超出来ませんからね

【──それは、利織なりのフォローだったのだろうか】
【にまりとした悪戯笑いを浮かべ】
【まるで自画自賛するかのように、うんうんと頷いた】
【「私超いいこと言いました」──】
【そんな言葉が聞こえてきても、何ら不思議ではないのが彼女の人間性を表しており──】

【刀と引き換えに、代金を受け取りつつ、「超まいどありです!」なんて紡ぐ】
【きっと0が1個足りなく見えるのは、タイプミスなのだろう】
【宮下さんがそんなことをするとは超思えません──なんて幻聴は、気のせいということにしておこう】
【そして、ぽぉんと投げ渡された缶を慌てて受け取り】

わぁ、超ありがとうございます!
私、これ超好きなんですよ!

【缶のパッケージを見て、嬉しそうに一言】
【だが、すぐには缶を開けず。まずはじんわりと缶に宿る温もりを指先で味わう利織】
【──多分、少し寒いのだろう】
【震える程ではないものの、まだこの時期。外で立ちっぱなしは、体温を徐々に奪っていく】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 22:27:35.38 ID:AUmgGLPZo
>>937

おいおいお前脆いな、もうちょっと頑張れよー
『Justice』なんだろー?

【タップされてもまだこの状態を維持する】
【Jusitceの名を出すという卑怯なこともする】

無いっつうか、俺や他人がお前はもてている、って判断して、それをお前が拒絶して何か意味あんの?
僕はそう思いません、ならまだ分かるぜ? けど、拒絶しても事実は変わんねぇだろ?

【絞めたまま、口調とかは変わらないし気軽な感じの返事だが、内容が真面目だ】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/30(水) 22:28:32.30 ID:9pazJWO3o
>>928

ああ、そうなのですか

私はてっきり、
その爪で日々の静穏を殺し
その翼で安佚とした日常から羽ばたいて行かれたのかと

【彼女の要求通りに顔を上げる亜人】
【蛇のようなジットリとした視線が、彼女の異形部分に注がれる】

……やっぱこの口調は向かねぇな
雇い主様にお伺いをたてる時だけで十分だ

俺様が知ってるのは、各組織のリーダーの容姿くらいだぜ?
もっとも、そのレベルの人間になると忙しいだろうからな
『加入したい』と言いに行くことさえままならねぇ

【亜人のセリフに嘘が混じる】
【もっとも、彼女が何も知らないのであれば、意味のない問答だ】
【再び、ゆっくりと立ち上がり】
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 22:29:34.84 ID:yLy4ZDM4o
>>929

………聞きたい、ねぇ

【少女が気絶すると、ふやけるまで弄んだ耳から口を離す】
【其処で漸く、人目に気付きだした……】

ま、酔いも覚めて地に足が突き出した感じだし――――

【「よっ」よ声を漏らしながらシオンをお姫様抱っこすると】


――――――お話は起きてから、だな

【踏み込むならば、話してやろう…と】
【出来るだけ素早く―――その場から離脱し、帰路につくだろう】

/すいませんっした^q^
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/03/30(水) 22:29:38.62 ID:BgrHE8gAO
>>934

【立ち上がった青年の背は、高くもなく低くもなく、微妙なところでもあった】
【この地下通路を圧迫するほどでないが、しかし身に纏う雰囲気が場を潰すような】
【微かに、彼からする火薬と枯草の香が、より一層に世界を変質させてゆき】

……いえ

【次にこぼれたのは、明確な否定だった】
【座っていた時には影になっていた彼の背後、投げ捨てられたような肢体があり】
【胴体に風穴を開けられた名も知れぬ元人間を、青年はぼんやりと見下しながら】

一日、一人と……決めておりますので
嗚呼。しかし。――もう少し、貴女様の歩く速度が、速かったのならば

【そう呟いてから、彼は笑った】
【今、此方から仕掛ける気はないようだが――けれど、狂気がない訳ではなく】
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 22:29:40.93 ID:cgchEU2Ko
>>930

はひ、この道5年と少しの見習いです……。

【ちょっと恐い視線だけれど、本当に恐い人種ならばとっくに斬られているだろう】
【それになんとなくではあるけど優しそうな人のような気がして】
【ゆっくりと警戒を解いてゆく】

あう、すいません格好良い人だなあとついつい……。

【売り言葉に買い言葉、という訳ではないが】
【ながれでうっかり「格好良い」と言ってしまい、しかもそれに自分で気付いていない】
【ちょっとばかし天然が配合されている人種らしい】

本当ですか!ありがとうございます、勉強させていただきます!!
(形見……ですか……)

【本来持っていた2本の刀を脇に挟み】
【恐る恐るその刀を受け取り、彼女に一礼】

えっと立ったままだと地面に落としそうなので……
ベンチに座ってもよろしいでしょうか?座ってゆっくり見たいのです、許してくれるのであればですけれども……。

【刀をどうするべきかはやはりその持ち主に尋ねるべきである】
【どこかに持っていくにしてもそれは同じ事であり、見上げるようにしてベンチに座っても良いか彼女に尋ねるだろう】
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 22:34:10.94 ID:AewZB4Zzo
>>943
どの道であろうとも、時を重ねるのは大切なことだ。
こうして、刀を見ようとするその努力の心、感服するよ。
はっはっは!

【笑顔を浮かべて、少女を褒める少女】
【笑い方が何処かバカっぽいのは仕様である】

……格好いい、か。
思い出すと、可愛いと言われたことは余り無いな。
そうか、私は格好いいのか、照れるじゃないか。

【真顔で真剣にその言葉に付いて思考を巡らす】
【何処かズレているのが言動で分かる物だ】

ああ、大切にしてくれよ?

【にっ、と気取った独特の笑みを浮かべて】
【そして、ベンチに座ってもよいか、と聞かれて】

一々聞かなくても良いさ。
預けるといった以上、丁寧にしてくれるなら文句は言わん。
好きに見るといい。

【サバサバとして、遠慮をせず、そしてさせない物言いである】
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/03/30(水) 22:35:11.42 ID:O6MjvJcKo
【とある廃墟群】
【山賊か野生動物によって襲撃され、もはや住居の意味を成さなくなり、放棄された土地】
【時が止まったような、という月並みな表現が、これほどしっくり来る場所はあるまい】
【時がたち、もはやそれらの脅威からすら忘れられ、いよいよもって遺跡と化そうとしている墓所】

【その一つが、突然音を立てて崩れ落ちた】
【地震や台風などの自然災害ではない、立ち上る埃や土の粒子に混じる黒い煙が、それが爆発によるものだと語る】
【続いて隣接する民家跡も次々と倒壊し、沈黙の夜をちょっとした賑やかさで彩っていく】

【始まりがそうであったように、廃墟の壁の一つに唐突な来客】
【蒼い毛皮に猫耳尻尾、ボサボサの黒髪の奥に糸目を隠した獣人が、青褪めた槍を両手に佇む】

制御良好、概念『炎』の遠隔操作テストを優良判定にて終了します。

【口を動かす事無く、『声』が機械的に告げた】
【少女の口元は、猫らしく笑っているようにも見えた】

続いて多重起動限界のテストを行います。
概念『槍』に対し『炎』、『竜』第二抑制状態を付与、投擲願います。

【少女は上空へと跳び、そこで身体をそらすように右手の槍を振りかぶる】
【そのままの勢いで直下へと投擲された槍は、投げるとほぼ同時に着弾】
【周囲の地盤を揺らし、脆くなった廃墟を広範囲にわたって崩壊させた】

効果範囲適正、攻撃性能適正…躯体エラー、間接部分の負荷増大。
大丈夫ですか? マスター。

【炎の中に着地した少女は、残された左の槍を弄ぶかのように回している】
【人間味を取り戻した声に気にするなと首を振り、目にも留まらぬ速さで駆け出した】
【僅かに輝く腕の蒼い線が、焼きつくような残像を残しながら】
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 22:36:12.22 ID:qEPLOL+eo
>>931

【「べびーしったー」だというこの女性―――分類するなら、まだ若い】
【だが、ある程度手慣れた様子もあり、「わかりました」と言い切ろうとしたところで―――】

「……あ、ええ、ハイ。どうぞ奥の方へ、直ぐにご用意致しますので。」

【了承。同時に、ミリーはこれまでになく嬉しそうに、はにかんで】
【シッターの彼女は玄関に置かれたスリッパを指した後、奥の明るい部屋を示して、先んじる】
【ミリーは早々に靴を脱いで上がり、「早く行こう」と女性を急かす】


【先に描写してしまうと、部屋はやや殺風景に感じるかも知れない】

【大型テレビに、絨毯、テーブル、椅子、ソファ、それにちょっとしたタンスなどが有るだけだ】
【もっとも、生活感はある。そもそも部屋が広いこともあって、そう感じるかも知れない、というだけの話】
【―――少々時間を進めて。ミリーはリュックをソファに放り、テーブルの椅子に腰掛けて】

「麦茶……で、よろしかったでしょうか?お口に合うかは、分かりませんが。」

【「もし希望があるなら――。」と、シッターの彼女は口にし、尋ねつつ】
【件のテーブルにグラス二つの麦茶を置いて、にこやかに礼をして下がる】


……ねぇねえ、おねーさんっ。そういえば名前、きいてもいいっ?

【―――長くはなったが、これで居るのは二人だけ。楽しげな少女と、女性である】
【遅れながら少女は名を尋ね、答えを待ちながら、先に麦茶を一口飲み――――。】
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/03/30(水) 22:38:49.76 ID:Bm1ZGWBeo
>>938

うーん…でも、俺主人公とかそういうタイプじゃないよ…?
研究できて…、作って…人に安価で渡せることのほうが凄いと思うけどなぁ…
俺…は刀は使えるけど、決して上手いワケじゃあないからなぁ…
【やや、ズレた感じの事を言い返す青年だが、事実この青年は主人公とかそういうキャラではない】
【そして、刀の扱いが上手くないという話も事実なのだろう】

【あ、フォローありがとね。とはっとした様子で言葉を返してから】

【0が足りなく見えるのは幻覚です。そんな言葉は聞こえないです】
【………タイプミス本当にごめんなさい】

あー…よかった…嫌いだったらどうしようかと思ったよ…
ま…俺もこれ好きなんだけどね…
【そして、刀を小さくし、スーツの内側のポケットに入れてから】
【また、コートのポケットから、先程と同じ要領で缶を大きくしてから、右手で持つ】

【寒そうにする少女に気づいたのか、コートを脱いで少女の前へと差し出す】

あー…ちょっとデカいかもだけど着る…?
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府) :2011/03/30(水) 22:39:38.71 ID:cHkAEX+ro
>>941
/っと、区切りも良いからこの辺りで切ろうかな?
/乙でしたー……話が進んだようで進んでないな!まったくイチャつきおって!
/愉しかったぜー!またからもっ
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/30(水) 22:40:03.54 ID:3gT+nhOZo
>>940

あながち、間違ってはいませんよ

これを得たからこそ、日常という輪から外れて、ここに居るんです
尤も───得たくて、得たわけじゃありませんが

【くっ、と唇を噛み締める】
【皮肉を言われていることぐらい彼女でも分かっている】
【だがしかし、事実なのだから言い返す言葉もなくて】

……ですから、私が知っているのもその程度、と言いたいのです

加入こそしてませんが何度かお世話になった際に、Justiceに立ち入りましたが…
その方はもう既に脱退していますからね

あとは───もう一人、居たかもしれませんね?
何しろ、"以前の私"は私であって私でありませんから…曖昧でして

【わざと含みのある笑いを浮かべて、答えない】
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 22:40:43.98 ID:sDRXMJP8o
>>936

ッ、
(早えーじゃん)

>>936の急加速に、彼女は一瞬目を見張るが】
【同時に二つの事に気付く】

【一つは相手の攻撃の直線さ】

【そして、もう一つは】

…ナメてんの、オレの方だったな

【『手』が全てパーの形状になり】
【彼女は回避でもなく攻撃でもなく、初めて『防御』に回った】

951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 22:42:26.06 ID:yLy4ZDM4o
>>948
/了解です。お疲れ様でした。
/……まぁ記憶の断片に触れて貰っただけでも十分な収穫ですw
/有難う御座いました
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 22:42:36.16 ID:gpjlGxJSO
>>939
Justiceでもですよっ
苦しい物は苦しいんです!

僕は・・・・どうすれば良いんでしょうか
【護は苦しそうに言葉を出す、】
【首を絞められたからではなく、精神的に苦しい】
【――――恋というのは、こんなに苦しい物なのか】
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga sage]:2011/03/30(水) 22:44:33.07 ID:AXZN8x6c0
>>916

巡業……なのよ?
桜の花って綺麗で、私ね、好きなのよう!
……ふえ、本当なのようっ?

【巡業。その言葉の意味が、よく分からなかったのか】
【その言葉を鸚鵡返し。それと一緒に、首をかしげ。意味を乞う】
【それから、にこりと笑って。これからの時期は、きっと上機嫌】
【そして言われたことに、きらりと、真っ青な瞳を輝かせ。ぎゅっと、胸の前で手を握り締めて】

ふえー。

【よく分からない、という雰囲気ではあるが】
【はてなをさらに生み出す無限ループは駄目だと、本能レベルで気がついたのか】
【そう声を漏らすだけに、留めて】

……ふふー。

【撫でられ続け、上機嫌そうにそう声を漏らす】
【にこにこと笑って、その様子も、どこか似ているようで】

そっかー。でも、そうよね。
……え、そうなのよぅ?

【あまり期待をしていなかったようで、ふー、と。ため息をひとつ吐いてから、そう頷いて】
【それから、その言葉に。きょとん、と。目を丸くする】
【3ヶ月経っても探すのを諦めていなかったりする辺り、どうも仲はなかなかによさそうなのだが(not駄洒落)】
【どうも、そんな情報は知らなかったらしい。諦めたような相手に向けるのは、「よかったらおしえてほしいなー」なんて、そんな期待の目線】

/ただいま戻りましたー
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 22:44:52.01 ID:SIvPWkcx0
>>917
あら…ありがとう
【ココアを飲みながら返事をし】

あら?…そうなのね…
亡霊?……あら…コワイ
カラスに亡霊に……私は《ゾンビ》ですから、ある意味ここは墓地ね…
【冗談めかしたように言いながら男をジーッと見て】

それはしょうがないわね…チェンジはできないのかしら?

/ただいまー
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 22:46:26.58 ID:AUmgGLPZo
>>952

……こんな風貌の俺が言うのもなんだがよ
そういう答え、他人に求めるもんじゃねぇよ

【少しだけ、締め上げる力を弱くする】
【苦しくない程度に。話せる程度に】

”俺の”答えを教えてやることは出来ても、それは”お前の”答えじゃねぇんだ
”俺の”答えの導き方を教えてやることは出来ても、それは”お前の”答えの導き方じゃねぇんだ

どうして人が恋愛で頭抱えるか、どうして人がそれぞれ別の答えを持つのか、ちっとは分かったか?

【まるで兄のように、先輩のように、先を知っている者のように】
【優しく強く、彼は言った】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 22:47:00.67 ID:sDRXMJP8o
スレ立ててきま
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 22:47:01.89 ID:cgchEU2Ko
>>944

あうう……その通りなんですけども……。

【自分が格好良いと思う人に褒められてだけど自分はそこまで優秀じゃなくて】
【嬉しいような申し訳ないようなで複雑な気持ち、少し頬が染まる】

ええ、その凛々しさはそうそう身につくような物ではありません。
凛々しい人は生まれた瞬間から凛々しい訳じゃないんです。
刀匠も同じですね、いくら刀匠の家系に生まれたとしても刀鍛冶が上手いとは限らない。

【そう言った少女の顔はどこか悲しげ】
【だけどそれも一瞬で何事も無かったかのような笑みに変わり】

はい、もちろんですよ!預かったからには丁寧に扱います。
それではお姉さんも一緒に行きましょ!

【そんなこんなで近場のベンチに腰掛ける】
【少女の持っていた白鞘と黒鞘の刀はベンチの背に掛ける事で落ち着いた】

片方は小太刀ですねー、ではこちらから失礼します。

【もう一振は自分の太ももの上にそっと乗っける】
【そして小太刀を引き抜き、垂直に持ち切っ先から鍔まで何度も往復するようにして観察】
【刀の緩やかな曲線は月明かりに栄えるのだ、それは冷たい三日月のようでもある……】

綺麗な作品です、私もこの域までゆきたいところですが……。
ところで気になったのですがこちらの小太刀とこちらの刀は2つで1つの物なのでしょうか?
そういう趣の対の刀を見たことがあるのでこれもそうなのかなあ……って。

【今度は地面と水平になるように持ち片目を瞑り刀身が曲がっていないか調べる】
【鞘に収まっている時点で直線なのだろうけど、形式美というヤツである】
【そして二振の刀、それぞれに関連性があるのか気になったのだろう彼女に尋ねるのだった】
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 22:47:27.14 ID:0qVp5dzNo
>>946

【急かす彼女に、「ちょっと待ってね」と言葉を返し】
【靴――軍靴ではない様で――を脱ぐと、綺麗に並べる】
【女性にしては長身である為、足を急かす事も無く後を付いて行き】


……わぁ、有難う御座います。 お茶、大好きなんです。


【シッターへと軽く会釈――其の笑顔から、嘘ではないと判るだろう】
【一番好きなのは『緑茶』だが、『麦茶』も大好きな部類に入る】

【グラスへ伸ばした手を、ミリーの問い掛けで止めて――】


あぁ、そう言えば言ってなかったね。
おねーさんの名前は、リュビア=ヴェルライン≠チて言うの。
……ミリーちゃん、苗字は何て言うのかな?


【にっこり、笑って問い掛けると、グラスの淵を口元へと持って行く】
【ごくり、女性らしい、細く白い喉が動いて――グラスをテーブルに置き】
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 22:49:39.83 ID:sDRXMJP8o
次スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1301492941/
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2011/03/30(水) 22:50:48.75 ID:uyL1ekH/0
>>942

【少女の身の丈は、大体の寸法で155cm強ぐらい】
【剣呑な雰囲気に反して丸く幼い顔立ちに、丸みを帯び始めたばかりの肢体】
【とても、「記憶が曖昧になるほど」昔に純潔を売っていたとは見えず】
【おそらく彼女は、人間では無いのだろう―――】

【場を呑むように広がる「それ」に、無理には逆らわず】
【しかし食いつぶされることもなく。そこに、立っていた】

節制………?
…思ったよりも、欲の器は狭いか浅いのだな

【少しだけ拍子抜けした風で、首を捻りつつ左で三つ編みを掻き上げ】
【手の中に溜めた凍気を、小石のように背側へ放り投げた】
【天井よりの垂水はそれを通過することで、かちこちに凍てつく】

【無作為に生まれたお化け屋敷に一服の清涼剤として投じられたのは】
【――それでも穏やかとは言えない、薄氷の砕ける調べ】

ふん……急ぐ必要も無いのでね
私だけを待っている者など、この世のどこにも居らんよ
忌々しい太陽は、この身を焦がそうと急いでいるかも知れぬがな

【下手に背を向けたくないのか、敢えて会話は続く】
【「火」薬の匂いを受けて、無意識に目を潜めた】

 【抑え切れない欲望という点では、共通項を見いだせなくもない―――】
 【大量吸血の快楽が男が女に与えるものに似ているのも、また確かで】

【「仕方ない」――胸につっかえる嫌な感覚を、それでも飲み込んだ】

【気分が悪いのを隠そうとしない、棘のある口調】
【口調は硬質だけど――舌ッ足らずの声には、見た目相応の澄んだ響きがある】
【欲望を刺激するものかは、わからないが】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 22:52:29.95 ID:fEXtDzIDO
>>947

えー?超そうでしょうか?
だって、超無線機持って、超なんか橋の封鎖に超失敗してそうですよ?

【多分、なんらかの刑事ドラマあたりで主役やってそうだと言いたいのだろう】
【しかし、その例の引用シーンが其れなのはどうなのだろうか】
【確かに、割と知られているワンシーンでは、あるけれど】
【だが、続く彼の──凄い、という言葉には】
【「へっへっへ、超それほどでも」──そんな言葉を返す】
【──フォローが、台無しであった】

んふー、利織ちゃん、甘いのは超大好物です!
あ、でもでも!超酸っぱいのも超好きです、イチゴとか、グレープフルーツとか!
その代わり、苦すぎるのはちょっと、超苦手かもしれません。苦いなだけあって

【なんて。聞かれてもいないのに、ぺらぺらと自分の好みを語り。余計な一言までつける始末】
【それが利織らしいといえば、それまでなのだろうけれど】

【そして、そろそろ缶の中にある温もりが欲しくなったのか】
【かり、かりと引っ掻くようにプルタブに指をかけ──その時】
【すっと差し出されたコートを見て、一瞬ぽかんとした表情になり】

わ、わ、わ、だ、ダメですよ!
宮下さんが超風邪、ひいちゃうじゃないですか!
利織ちゃんは平気です、だから、超大丈夫です!

【そう言って、彼の申し出を断った】
【きっと、彼女なりに気は遣っているのかもしれない】
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/30(水) 22:53:16.03 ID:9pazJWO3o
>>949

知らないなら仕方ないな
他を当たることにしようか

【これ以上は無駄と判断したのか、話しかけた要件を切り捨てて】
【細く哂った】

それにしても……
『以前の私は私であって私でありません』と来たか

……それは、異形の力に対する責任の放棄か?
それとも、今の私と以前の私≠ヘ別人だから、嫌わないでください、ってことか?

群れから離れてるのは、制御が効かないからなんだろ?

【亜人はどこか楽しげに質問を浴びせながら】
【一歩だけ、彼女に近づいた】
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 22:55:24.97 ID:AewZB4Zzo
>>957
なに、謙遜することはない。
私も修行中の身でな、お互い半人前同士、仲良く行こうじゃァないか。
はっはっはは!

【腰に手を当てて笑うその姿は、正に豪放磊落という言葉がぴったりと似合う感じだ】

む……それは、少し嬉しいな。
お祖父様も、凄い剣豪だったのだ。
だからこそ、私もお祖父様を超えんが為に、剣を振るっているのだが。
……まだ、お祖父様の域には達せていない。

【拳を、軽く握りしめて】
【少し、遠くを見るような、そんな目をした】
【そして、少女の言葉を受けて】

ああ、丁度疲れていたところだ、隣に座らせてもらおう。

【そう言うと、迷うこと無く少女のとなりにどっか、と座り込むだろう】
【其の動きで長い黒髪が、ざぁぁ、と流れる】
【そして、少女の問いを受けて】

……小太刀は、私が幼少の頃から使用していたものだ。
銘を楓凛火斬山景[フウリンカザンサンケイ]、祖父が懇意としていた刀匠の作りし、“妖刀”だよ。
私が扱うと、並の刀では直ぐに壊れてしまうのでな。

【苦笑を漏らして、そう云う】

そっちの刀は、生前お祖父様が使用していた刀だ。
銘は鬼酔割義人[キスイカツヨシヒト]、無名の刀匠の作だが、かなりの業物だ。
そちらも所謂“妖刀”。お祖父様の前に使用していた5人は皆変死を遂げている曰くつきの物だな。
楓凛火斬とは別の刀匠の作、要するに二つ一組ではないということに成る。

【すらすらと、自分の武器については確りと把握しているのか、語り出す】
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 23:00:40.48 ID:hyacY0tio
>>953

そ、巡業。お仕事して周ってたのよ。
っても、適当に渡り歩いて、たまーに手品するだけだったけどね。
うんうん、本当本当。でも、行くんだったら、三人でが良いよね。

【鸚鵡返しされた言葉の意味をざっくばらんに教えつつ】
【然し仕事の内容はほぼフリーターに近い。大道芸人と言うべきか】
【期待に瞳を輝かせる少女に、ルシアは微笑ましいものを感じながら】
【探し人が見付かってからね、と。言葉にはしないが、暗に暗に】

んー……ああ、可愛いなぁ……。

【嬉しそうに声を漏らす少女の頭を只管撫で付けながら】
【自然と表情が緩んでいくのを自覚しながら、それでもその行為を止めない】
【なでるのも撫でられるのも中毒的なまでに好きなのである】

うんうん。そうなのよー。
私自身、直接聞いたわけじゃ無いんだよねー。
話の流れ的に「赤木さん」だとは思うんだけど、実際は如何なのか。

【一度諦めた事柄だが、期待されては仕方ない】
【改めて記憶を手繰り、矢張り出てくるのは一人の青年の名前】
【彼女といえば彼、そんな思考が脳内で組みあがっている所為もあるかもしれないが】

/おかえりなさいませーっ
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/30(水) 23:01:18.21 ID:vyF2CRpVo
>>954

そうですねえ、わたくしが現れるところ、全ては絶望の墓場と化しますからね――まさしく墓地でしょう……
リン様も、同僚だからといって御油断めされぬよう……
気付けば残る左眼も抉られていた……などとあっては大変ですから……ね――?

【小首を傾げながら、フフッ――と、軽く息を漏らすウェル子は、実に大胆不敵】
【相手が「冗談」と取れば笑い話だが、本気だと思われればただの「挑発」でしかないのだから】

「チェンジ……か――悪くない提案だ、そうだろう、ウェル子――?」

んー、一応、性格はともかく、「腕」は買ってますから……
それに、この亡霊をわたくしの手から解き放てば、また面倒なことになりますから――

「ふっ……聞いたか紅閻寺とやら……この餓鬼はこういう女だ――」
「他を貶めるためならば、亡霊に憑かれるのも厭わないそうだ……」

【ウェル子は、我関せずとばかりに、ココアの残りを飲む】
【亡霊は、手持ちぶさたに両手の脇差を宙に放ってはキャッチしたりしていた】


/おっとおかえりなさいませ!
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 23:01:59.42 ID:qEPLOL+eo
>>958

【こくこく、とミリーは頷き。シッターの彼女は、「よかったです」と軽く会釈して、部屋から出】

【再度、場は静かな室内。ミリーは僅かに減った透明な茶色を両手で置く】
【テーブルの下では犬が尻尾を振るように、両足をふらふらと動かして】

ぅ……ミリーはね、「ミリー・エンシャンス」っていう名前なの。
だから、みょうじは「エンシャンス」、かなっ?
でもそっちだとよびにくいから、“ミリー”ってよんでね、リュビアおねーちゃんっ。

【エンシャンス―――聞かぬ名である。特別、何処か名のある所の子息等ではないらしい】
【しかし、相も変わらずかなりの懐きよう―――人懐こいというよりも、寂しいのだろうか】
【そもそも子供は寝る時間。しかし、注意すべき親は居ない様子、だが――――。】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 23:02:45.07 ID:gpjlGxJSO
>>955

・・・僕の答え・・・

―――・・・えぇ、よく、分かりましたよ
皆、こんなに辛いのですかか

有り難う牛丼さん、僕の相談に乗ってくれた
【さりげなく、もう一度】
【礼を言うドサクサに紛れて、あのあだ名で呼んでみる。】
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/03/30(水) 23:03:28.32 ID:BgrHE8gAO
>>960

【青年は、口に出したことはないが純潔の有無に拘りはあまりなかった】
【こんな時勢である。そういったものでしか、身を守れない少女も沢山いるだろう】
【それに何より――彼が愛する部位は、別に、純潔など関係ないのだから】

【とはいえ、彼女が人間ではない別の何かであることには些か興味を持ったらしい】
【じっと、どこかどろりとした好奇心を秘めた瞳で少女を見詰めながら】

そう、決められておりますので
無為な殺害は、一日に一度だけだと

【言って、彼はやはり笑う】
【どうやら青年は首輪の付けられた狂犬のようで、今彼女と会話してられるのも】
【男性の自慰の後に存在する、所詮は“賢者モード”と呼ばれるソレなのかもしれなかった】

へぇ……ならば此が待ってさしあげましょうか
そうですね、あと24時間もすれば……

【ブラックジョークにもブラックすぎる言葉を紡ぎながら、彼は瞬きを一つすると】
【やはりどこか、刺激されるものはあるのだろう。そんな風な、欲の孕んだ笑みを浮かべてみせた】
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 23:04:28.19 ID:ZRg0F33SO
【とある、病院付近の公園】
【ベンチの片端に腰掛け、手摺りに凭れ足を組んで】
【ぼんやりと物憂げな表情を浮かべて、夜空を仰ぐ者がひとり】

(――これじゃ、鍛練どころの話じゃない、か。泣きっ面に何とやらだ)
(大人しくしてろったって、現状はそうも言って居られない――歯痒いな、全く……)

【濃藍色――黒に程近い、夜空のような――を肩ほどに伸ばし。患者衣の上から臙脂のジャケットを羽織った、人影】
【中性めいて、凛とした風貌の女性である。彼女は眉を寄せ、ふ――と小さく自嘲気味に溜息】

【袖口から僅か覗く、白皙の肌を覆った包帯がどこか痛々しかった】


――――そろそろ、うちに帰ろうかな。

【病院嫌いと云うよりかは、一寸したホームシックにでも罹っているのだろう】
【か細くもよく透る声で紡がれる、帰りたい≠ナはなく帰ろう≠ニの科白は】

【ひょっとすると、誰かの耳を惹く、やも知れない――――嗚呼。こいつ、(脱走)常習犯だ……!】
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 23:04:28.11 ID:DGdNT6NDO
【夜の公園】
 
【人気の失せた其の場所に満ちるのは、吐く程濃密な血の臭い】
【発生源は公園の奥、浮浪者達の溜まり場となっている雑木林の奥】
【然し其処に有る人影は唯一つ】
【黒革のロングジャケットコートを着込み、その上から幅広のベルトの締めた女】
 
 ……足りないな。
 
【鴉の濡羽色の長髪と真黒の瞳、涼しげな切れ長の眼に、すっと通った鼻梁に、形の良い唇】
【背は高く手足は長く、起伏に富んだ体付き】
【コートの胸部は内側から大きく突き上げられ、豊かな胸は内側へと窮屈に押し込められていた】
 
 ……ああ、足りない。
 
【美貌──そう評するのが正当と思える容姿を女はしていたが、濃密な血臭の中で嘯くように言葉を溢す其の姿は、異様】
【立っている者は彼女唯一人。此処で暮らしていた浮浪者たちは、其の悉くが地に散らばっていた】
 
 ああ、困った。
 
【散乱した手足の数を見るに、其の数は一人二人ではまるで足りない】
【──全員だ。此処で暮らしていた全ての浮浪者が、ただ一人の例外も無く──皆殺しにされていた】
 
 ……まるで足りない。
 
【唯一人地に立つ女はそう嘯き、空を見上げる】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 23:05:24.46 ID:AUmgGLPZo
>>967

そう。だから世の中の連中は恋愛に必死なのさ

それと

【ぎりぎりぎり……と首を絞めあげる】
【死なないがめっちゃ苦しいはず】

次にその名を呼んだら東西南北に引き裂くぞコラァ!
俺の名前はフォルスだ! さぁ呼べ!

【一応、名前はちゃんと名乗る】
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/30(水) 23:06:36.40 ID:3gT+nhOZo
>>962

……。

お力になれず、ごめんなさいです

【もう一度、礼儀正しく頭を下げて、謝罪の言葉を述べる】
【嘘、偽りの無い、申し訳ない表情を浮かべて】

───逆です
異形の力に責任を感じているからこそ、
以前の───殆ど何も無い───私と切り離したいのです
"あの子"は交友のある方が何人か居ましたので

綺麗なものこそ、儚いのですから…
大切に取っておきたいのですよ

【少しだけ寂しそうな口調でそう言うと、こちらは一歩も退いたり進んだりせず】

…効かないときがある、と訂正させてください
離れている理由に違いはありませんが…

【効かないのであれば、今ここであなたを攻撃しています、】
【そう言う代わりに軽く異形の腕を前に出して】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/30(水) 23:11:12.99 ID:yqoxzPkCo
>>969
【公園の入り口の方から、足音が一つ】
【偶然通りかかったのだろうそれは、声を拾い上げて】

おー、帰れ帰れ。こんな時間に怪我人がうろつくのは大惨事の元だぞー
見た感じで襲いやすそうな格好してるしな………中身は兎も角

……あー、色々居るよなあこっちも

【独り言の様な口調で返す】

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上には≪死獸弌≫の印を背に刻むロングコート】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪に、マフィア風のソフトハットを重ねた、身長160cm程の少女】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/03/30(水) 23:11:20.51 ID:Bm1ZGWBeo
>>961

【スーツのポケットから、何かを取り出して、手の上で大きくする】
【それは、刑事とかがよく使うイメージの無線機。それを口元へともって来て一言】

レインボーブリ[以下省略します]
【コホン、とわざとらしく咳をしてから、無線機を小さくして、再びポケットへと戻す】

あー…まぁ、あれだよ。俺も隠し芸大会とかで…ね…?
【誤魔化すようにそう言ってから、少女のへっへっへとの声に笑顔を見せる】

ふふふ……やっぱり…。実は俺も、苦いものは余り好きじゃないんだ…
ビールとかなら…割りとイケるけどね……
【コイツもコイツで、少女に負けずに、余計な言葉を注ぐ】
【口調こそ違うが、根は同じなのかもしれない】

んー…俺は、風邪は引かないとは思うけど……
あ…、こんな歌知ってるかな?
【そう言って、コートを小さくしてから、ポケットへと仕舞い、コートを入れたポケットを叩きながら】
【ポーケットの中にはビスケットが1つ、ポーケットを叩くとビスケットが2つ…】
【そこで、歌声はバッサリと途切れる。割と綺麗な歌声で歌うその姿は以外だろう】
【歌い終わった後、青年は怪しい笑顔を見せて、ポケットへと手を突っ込んで、引き抜く】
【手はグーのまま固められており、固めた手を少女の前へと突き出す】

じゃあ…コートは何着になるんだろうねぇ…?

/遅れて申し訳ないです
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 23:11:25.97 ID:0qVp5dzNo
>>966


(エンシャンス=\―聞かないなぁ。)
(ミリーちゃんの親は、ちょっとしたお金持ちなだけ ……ん、親=H)

【こくり、彼女の言葉に頷くと共に、もう一度グラスに口を付けて】
【液体の数分の一ほどを流し込むと――少し、不思議そうな顔をする】


そう言えば……ミリーちゃん、ママのお薬買って来たんだよね?
ママ、ケガで寝ちゃってるのかな。


【そう、確かミリーは『母の薬を買いに行った』筈――】
【怪我程度なら彼女の母も歩けそうな物だが、そんなに重篤な物なのだろうか】
【明るい口振りから、「軽傷」である物とばかり思っていたが……】
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 23:12:06.30 ID:cgchEU2Ko
>>963

そう、ですね。あの私は七野七緒と申します、えっとお姉さんのお名前は?

【彼女の前向きな考えに感化されたのか知らずの内に笑みが零れ】
【本心から知りたくて彼女の名を尋ねる】

お祖父様がお好きなのですね、少し分かります私の場合はお兄様でしたけども。
お兄様も私と同じ刀匠だったので目標にしているのですが、やはり遠くて……。
ふふ……お互い頑張らなきゃ、ですね。

【「剣豪だった」それは過去形、であるからしてきっと他界しているのだろう】
【だとしたら彼女と自分は似ているのかもしれない、大事な人を亡くしたという点で】
【それでもひたむきに刀を扱う訓練をしている彼女が何だか眩しくて……】

やはり妖の宿る刀でしたか、それにしても荘厳な銘ですねー。
名は体を表す、でしょうか?失礼ですがその刀匠の名をお伺いしても?

ふふっ、確かにあの暴れ方ですと普通の刀では耐えられそうにありませんね。
つまりはこの刀の質の良さを語っている訳です、素晴らしいですね。

【妖しくも美しい刀は人を誘い魅了する】
【あまり長時間見過ぎるのもよろしくないだろうと鞘に収め傍らに置く】
【これ程の物を作る人物の名を知っておきたかった】

こちらも妖刀の類、なるほど分り易い程の曰くつきですね……。
二刀一振では無い、お教えいただきありがとうございます。
してこちらの刀をお作りになられた方のお名前はご存知でしょうか?

【小太刀と同じようにその刀身を見つめる】
【刃紋を峰をそして切っ先を……そうして暫くしてからまた鞘へと収める】
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 23:14:21.92 ID:FxTLP93O0
>>965
あら…それは怖いわね
左目もなくなったら、何もみえないから…
気をつけておくわ……
貴女も私に燃やされないように気をつけてね…
【ふふふ…と冷たく笑い】

あら……それは面倒なのね…

ところでお二人に質問だけど…いいかしら?
二つ…聞きたい事があるのよ…
【ココアを飲み終わり】
【ココア缶を握り潰し、ゴミ箱に捨てながら】
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [saga]:2011/03/30(水) 23:19:44.43 ID:KSkV8eTr0
>>950

【純粋なる威力と防御の衝突】
【凄まじい爆音が周囲に木霊するも、目の前の女性をなぎ倒すことはままならなかったようだ】

【流石に無傷ということはなさそうだが…直接激突していない分】
【せいぜいかすり傷程度しかダメージは無さそうだった】

チィ…この技は十八番にして必殺技だったんだがな…
へこむぜ、テンションも下がってきて落ち着いたわ。

【痛そうに右手を何度か左右に振る】
【戦闘中にテンションが上がってしまう性格なのだろうが、すでに眼は据え置かれ】
【むやみやたらに拳を振るうことをしなくなっている】

いや、実に久しぶりだわ
ここまで俺のLv1攻撃が通用しないのはな…ああ、勘違いすんなよ。
これ以上は体がもたねぇから使ってねェだけだ。

【大きく溜息を吐き、項垂れる】
【少々落ち込んでいるようだったが、それもすぐに持ち直した】

名前を聞こうか?俺はヴァ―デッド
本名はちと長いから省略させていただくがな。

【自分の名前を名乗り、羽織の懐から一本の瓶を取り出す】
【そこから1錠の薬をそのまま飲んだ】
【瞬間、ヴァ―デッドと名乗った少年の瞳の色が漆黒から薄灰に変わった】

つっ、ふぅ…さて、落ち着いたところで質問だ、緊張しなくてもいいから聞け。
“まだ続ける”か?“それとも殺しあう”か?
もうあの中年もてめえの知り合いも追う気はねェが、殺りあいてえってんなら

【右手を前に突き出し】

相手になるぜ?

/確定描写すみません
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 23:20:58.18 ID:qEPLOL+eo
>>975

ん……うん、ミリーはママのためにおくすり、買ってきたんだよっ

でもね、ママはいつも「にかい」にいるんだけど、明かりが付いてなかったから……
……多分、お仕事に行っちゃったんじゃないかなっ。
ミリーのママはやさしいけど、いつもいそがしそうだから、きっとそうだと思うの。

【今になって、気付いた様に話しだす。一刻であっても母親のことを忘れる程】
【リュビアとの出会いはミリーにとって、それほどに楽しかったのだ】

【―――しかし、どうにも口振りは軽くない。明らかに心配している様子】
【と、すると。怪我の状態は、ミリーのような子供から見てもあまり良くは無いのだろう】
【更には、無理をしてでも仕事に行くという旨の話。小さくだが、少女の家庭状況が伺える】
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(滋賀県) [saga sage]:2011/03/30(水) 23:21:01.18 ID:AXZN8x6c0
>>964

巡業って、そういう意味だったのね、なの。
初めて知ったのよう! 
……ルシアお姉ちゃんは、手品できるのよう? 
あのね、私ね、そういうこと出来ないから……凄いなぁ、なの!
うーんと……どうせ行くなら、春がいいのよね、なの。
だって、夏とか冬とかだと、なんかね、違う感じするでしょ!

【初めて知ったその単語と、意味に。にこりと笑って、教えてくれたことへの感謝を示し】
【それから、きょとんとした表情で繰り出される、そんな言葉】
【×手品できる ○本業】
【そんな間違いはあるのだが、相手に向けるのは、尊敬とか、そんな眼差しで。凄く本気っぽく】
【確かに、どじとかやらかしそうで、手品には向かないよう……な、そんな感じがしないでも】
【そして、その提案には。そう返し。どうせ桜を見るなら、春の気温で、と】
【「近いうちに、見つかるといいけど……。」なんてのは、独り言】

んーっ。
ルシアお姉ちゃん、撫でるの、好きなのよー?

【撫でられ続け、さらに嬉しそうに綻ぶ表情と、とろける目元と】
【嬉しさのあまりか、漏れるそんな声】
【それから、尋ねるのはそんなことで。「それとも、子どもが好きなのよ?」とも、次いで尋ねる】

……えー、聞いたこと、無かったのよう。
言ってくれれば良かったのにー……。
鈴音お姉ちゃん、怜司お兄ちゃん探してたのよ?

【そして、告げられたそんな事実に、不満げな声を漏らす】
【信じていないわけでなく、信じた上で、拗ねる】
【数度、えーえー、と鳴いた後に】
【告げられた苗字とは違う、名前で。尋ね返す。会ったことがあるようで】

/文章消えて遅れましたのです、申し訳ない
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2011/03/30(水) 23:22:42.79 ID:uyL1ekH/0
>>968

無為な殺害………分かっているのか。褒めはしないが

私が人間を襲うのは、概ね熊が鮭を喰うのと同じこと
待ち伏せの攻撃であり、生きるために必要な部分の多いこと

それにしても、君に言いつけを守らせる者が居るとは、よほど食えんと見えるな

【尋ねられてもいないが、乾いた声はついつい、と紡がれて】
【意外なほど話は合う――不快感に耐えられれば、と注は付くが】

【あるいは、少女がその言葉を用いたのは】
【自分と相手との間に、真っ白なラインマーカーでも引きたかったからだろうか】
【すべてを受け入れる悲観主義にも、感情に付随して生まれる限度はある――】
【戦闘とつながりの薄い状況であれば、尚の事】

……無用だ、私はひとりで生きていく
生涯の伴侶など得られんことは、首狩り族の君とて分かっているだろうに

【さらり、と――夏の爽やかな風が吹き抜けるように、場違いなほどに】
【自分にも相手にも、受け取り様によっては酷い罵倒になることを】
【平然と冷然と言ってのけるのが、この少女だった】

【それにしても。】
【欲望のため首級を挙げる者が伴侶を得難いのは、失礼ながら「わかる」として】
【この少女が自分も「そうである」と言うのは、何故だろう】
【容姿だけなら、仄暗い地下では悪目立ちしかねない程だけど――】
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/03/30(水) 23:22:52.70 ID:AewZB4Zzo
>>976
七緒、な。よろしく。
私は花城 火憐[ハナシロ カレン]だ。
一応、今は花鳥風月一派剣術道場の道場主、だな。
と言っても、未だ未熟の身、頭目を名乗るには足らぬ実力よ。

【苦笑を漏らしながら、自己紹介】
【彼女の目指す高みはどれほどまでに高いのだろうか】

ああ……お祖父様は、遠い。
しかし、だ。

【にぃ、と悪戯気な笑みを浮かべて】

低い山など、登る価値が無いだろう。
苦難の道は乗り越えれば確かに大きな価値が有る。
だからこそ、私は果てなき剣の道を歩むと決めているのだしな。

【愚直、という言葉がコレほどに似合う少女も珍しい】
【余り頭が良くないからこそ、ココまでひたむきに、純粋に夢を、目標を追うことが出来る】

ああ、刀を打つ際、私を見て、この名が良い、と突然決めてくれたんだ。
山景さんという方だ。と言っても、お祖父様より年上であられたからな、数年前に他界されたよ。

……というか、妖気で刀を守りでもしないと、“溶けて”しまうんだ。
体質でな、際限なく体温を上げれるから、そのせいで昔何本か刀ダメにしているのだ。

【すっ、と右手を前に突き出し、少し沈黙する】
【暫くすると、掌の当たりに蜃気楼が生まれるだろう】

百年以上前の刀匠の作でね、お祖父様も旅の商人から買われたようだ。
だから、刀匠の名は、分からん。すまんな。

【鬼酔割義人は、常に刀身に酒を纏う異形の剣だ】
【その、酒精の香りが周囲に漂うだろう】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/30(水) 23:25:12.07 ID:9pazJWO3o
>>972

【彼女が礼をする間に一歩、踏み込んだ】

なるほど、立派な覚悟だな
娘に見せてやりたいくらいだ

……しかし、未練があるんじゃないか?

過去の自分の立場を、綺麗と言い
引換に得た力すら、得たくて得たわけじゃないと言う
そうやってココに篭って寂しそうにしている嬢ちゃんにこそ、何もない≠謔、に見える

【「俺様には」と付け加えながら、更に一歩近づいた】
【開いてたはずの距離は、それで詰まりきり】
【亜人は彼女の心を決めつけて哂う】

なぁ、戻りたくないか?戻りたいだろ?
方法ならあるぞ

その翼も、尻尾も、腕も、もぎ取ってしまえばいい

【情に欠けた爬虫類の右手が、前に出された彼女の左手を捕らえようとする】
【同時に、左手は彼女の右肩を押さえようとして――】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 23:25:28.74 ID:fEXtDzIDO
>>974

わ、わ、わ、超そっくりです……!

【利織の悪戯笑いが、笑みを堪えるような其れになり】
【ぱちぱちぱちぱち、と──夜の協会前に、一つの拍手の音が響いた】
【受けはよかった、とみるのが妥当だろう】
【少なくとも、今の彼女がお世辞を言っているようには到底思えず──】

んー、利織ちゃんはビールも超苦手です
どうせなら、カクテルとかの方が超好みですね
オレンジとかレモンを使ってるのは、より超ベターです!

【なんて──好物の話はいつの間にやら、好きな酒の話へ】
【利織の話を聞いていると、どうやら彼女は柑橘系のものを好むというのが分かるかもしれず──】

(わ──、)

【宮下が歌う、その姿に】
【一瞬利織は──見惚れてしまった】
【静かに、夜に響く懐かしい歌は】
【ほんの少しだけ、彼女を切ない気分にさせて──】

……!?
ま、まさか超増えてるんですか!?

【──切ない気分、ここまで】
【拳の中身が気になるのだろう】
【利織は、先ほどの感傷など地の果てまで追いやり】
【きらきらと目を輝かせ、宮下と彼の拳を、交互に見遣る】

/お気になさらずー
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(静岡県) [saga]:2011/03/30(水) 23:25:32.37 ID:vyF2CRpVo
>>977

――へえ、燃やす、ですか……
なるほどそれはとても恐ろしい――
カラスも炎には太刀打ち出来ませんから、ね――
ええ、せいぜい気を付けさせていただきます……

【判別の難しい、極々薄い微笑を浮かべるウェル子】
【ウェル子は、リンの言葉を、どちらかと言えば「本気」で捉えるタイプの人間だ】

――っと、質問、ですか……
はい、大丈夫ですよ、もちろん「答えられるお話」でしたら、という条件付きですが――

【そしてウェル子は飲み終わった缶を、軽く前に放る】
【すると――】

「…………――――」

【カンッ――!! と、金属音】
【――なんと、凄まじい早業で、男が缶を、右手の脇差で貫いていた】
【それも後ろを振り向くこともなく、まったくの不動で】

……亡霊様も、「質問どうぞ」と仰っているようですよ

「ふん…………」

【脇差に缶が刺さったのを確認し、そのまま男は何事もなかったかのように、再び脇差を放ってはキャッチする動作に戻った】
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 23:27:12.67 ID:DDI7mEk6o
>>970
//まだ大丈夫でしょうか。時間的にとか色々含めて。
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/03/30(水) 23:28:36.29 ID:ZRg0F33SO
>>973

遠いしさ、存外。なにも国外ってほどじゃないけど――ん?

【何となしに零した一言、よもや返事が来るとは思ってもみなかったのだろう】
【女性ははてと首を傾げた後、数瞬をおいてゆるりと其方を見遣れば】

…………ああ、大惨事?それなら一度やったよ。二度目があると確かに困る。

でもなあ、ったく。こう辛気臭い場所に何時までも罐詰じゃ、滅入ること滅入ること……。

【少し意外そうに目を見開いて、それから平時もそうしているのだろう仏頂面に】
【平然とそんな事を宣い、やれやれと肩を竦めた。反省の色は、無し】

――――色々、ってのは?

【ぱらり、紙の捲れる音。膝の上に拡げた一冊の本に視線を落としながら、問うてみる】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 23:29:01.55 ID:0qVp5dzNo
>>979



…………そっか。 ――其れは寂しいよね。


【何処か、 ……遠くに向けて話し掛けるような 】

【――彼女の心中に、何が去来したのかは定かで無い】
【少しの間だけ笑みを引っ込め、双眸を閉じて。 彼女は思考する】



……。

……………。


…………………、……すぅ―――。


【――――眠った=H】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/03/30(水) 23:32:10.71 ID:DGdNT6NDO
>>986
//基本深夜組なので余裕ですよーっ
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 23:34:32.66 ID:0Y2aBqop0
>>985
ええ…燃やすわ
けど…燃やす前に目玉をえぐられたら私の負けかしら?…
【首を傾げる】
【こっちは本気かどうかわからないが】

一つは……能力を目覚めさせる薬って知らないかしら?
昨日《絶望を知らないような調子に乗ってる男》がこの女の子に飲ませてたのよ…
【首のない死体を優しく触り】

私…ああいう調子に乗って自分は高みの見物をする奴…気に入らないの…
だから…まずはその薬について調べたいのよ…個人的にね…
ついでに…この女の子は血を操るアートマン能力に目覚めてたわ…
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 23:34:55.79 ID:DDI7mEk6o
>>989
//うひょーっ。なら絡ませて貰います。


【ジャりぃ……、と砂を踏みしめる音がする】
【遊び場としての有るべき姿を失い狂気に染まった地獄へ迷いこんできた者ということで、】
【それは正義に燃える善人か。迷いこんできた生者か。あるいは、血の匂いに釣られてきた獣か────】

フフフ……。
こん、ばん……わぁ……。

【憂いを纏ったような黒く鋭い瞳、黒い髪。テールコートを身に付け、シルクハットを被る男】
【両手には白い革手袋、それに加えて右手首には何故だかブレスレットに似た"首輪"を付けている】
【その右肩にちょこん、と留っているお供は、手品師の定番である白い鳩ではなく"鋼色の翼"を持つ雀が一羽】

迷路に迷ったのなら、壁に手を付けて歩けば良いとよく言いますが。

【何が可笑しいのか、濁った瞳で笑みを浮かべ】

人生に迷ったら、何処に手を付けて歩けば良いんでしょうかねぇ……。なんてね……。

【どす黒い魔翌力を混じらせた血液を右手から垂らしながら、男は、ゆらゆらと、病的に、まるで陽炎のように歩いて来る】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2011/03/30(水) 23:35:58.17 ID:yqoxzPkCo
>>987

どーせこの世界、櫻以外は何処も近所だろ?
まあ、一々聖都に向かわなきゃないのは面倒だが……それでも随分楽だ
夜の郊外1人旅ー、なんて事しないで済むだけな

……で、やらかしてんのかよ反省しろよ学習しろよ
見た感じ良い歳なんだからもう少し年齢相応に……

【女性に対しては、一般的に用いられる事の少ない、年齢の話題】
【それを思う事も無いかの様に上げて、ベンチに近づいて】
【煙草を近くのゴミ箱に、吹き矢の様に飛ばすと、いきなり相手の隣に座ろうとする】
【ここまで、座って良いかどうかの質問は無し】

色々は色々だよ。簡単に殺せそうな状態で歩きまわる奴も居れば
どうやっても死にそうにない癖に、更に二重三重身を守って引きこもる奴も居る
本人の命の価値に其処まで差が有るかって聞かれると、微妙なとこだろうになー

【そしてそこから、広げられた本の方へ、すすと視線を滑らせて】
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/03/30(水) 23:38:09.04 ID:Bm1ZGWBeo
>>984

ふふふ…喜んでくれたのならよかったよ…
【内心、なんであんな事したんだろうと後悔した青年だったが】
【そんな念は、少女の拍手で吹き飛んでいって】

いつも初めはビールからさ…
そこから、お気に入りの焼酎とか…ジンとか……
カクテルは…たまに飲むよ…
そしておつまみは…ビールには軟骨のから揚げ…
それ以外はチーズを食べるときが多いかな……
【食べ物の話をする青年の姿は、とても嬉しそうで、口調こそ変わらないが、口は決して塞がず】

うーん…増えてるかどうかは…まぁ…ね?
【手を固めたまま、開いたときに手の平が少女の方へと向くように、手を動かしてから】
【大げさな動作で、手を開ける。それと大きくなる手の中にあったコート】
【先程まで来ていたぐしゃぐしゃになった、コートの上に綺麗に畳んであるコートが1つ】
【サイズは、青年が着ている物と同じで、少女には少し大きいだろう】
【サイズが同じなのは、青年が着る為のものだからだろう】
【なお、何故、今までポケットに入っていたコートが綺麗なのかは突っ込まないで欲しいです】

【ぐしゃぐしゃになったコートをテーブルクロス引きの要領で素早くとり、少女に見えないよう、背中へと手ごと持っていく】
【手の平に残るのは、綺麗な畳まれたコート1着。どうぞと言ってから、少女の方へとさらに腕を伸ばす】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 23:38:12.69 ID:hyacY0tio
>>980

まぁ、将来的に役立つ言葉かは疑問だから、忘れてもいいのよ?
そーれーに。手品は私の本業なの。お仕事。コレで稼いでた頃もあったんだから。
でもね、ファラエナちゃん。練習すれば、誰だって出来るようになるのよ、手品なんて。

春、かぁ。もう直ぐだねー……。
まぁでも、確かに折角の桜。満開な時に見に行きたいもんねっ!

【覚えてても意味無いよ、という酷い言葉。実際滅多に使わない】
【誰だって出来る、とは言っても、ルシアの場合は結構特別で】
【手品するに十分すぎるほど有用な能力を持って居たからこそ、なのだが】
【それでも、基礎は地道に練習した結果。頑張れば出来るようになるよ、と】
【独り言に対しては、表情を一瞬暗いものに変えるも】
【「その為にも、頑張って探さないとねっ」とやや無理矢理でも明るい声色で】

んー。
撫でるのも好きだしー、可愛い子供も好きだしー。
両方好きだから、凄く好きかなー。

【なんかダメだコイツ】
【わしわしと、少女の頭を撫で撫でしながら伸びた返事】
【撫でているだけのルシアが酷く上機嫌そうである】

ほら、私も「赤木さんを探してる」って聞いたわけじゃないから……。
誰かを探しているって話だけだったから、実際は判らないし。
もしかしたらー、って話だからね?

【自分の知らない情報が出てきたことに不満そうになる少女に】
【宥めるように、言い訳がましいがそんな言葉】
【二人が知り合いで有る事は、別段驚く箇所ではないのか、無反応】
【やっぱり二人とも面識はあったんだなー、程度だ】
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 23:38:30.60 ID:qEPLOL+eo
>>988

ぅ、ん………。―――、――――………えっ。

【しゅんとして、俯いて、心中の不安が小さく溢れる】
【両の手をぎゅっと握ったその様子は――――直ぐに崩れた、幸いだ】
【椅子を静かに降り、ソロソロと歩いて、しゃがみ、下方からリュビアの顔を覗き込んで】


  リュビアおねー……――――
           ―――ちゃーん―――っ!!!

【寝起きドッキリと、なるのだろうか。小柄な少女は、その高い身体能力を活かして飛び上がり】
【椅子に座ったままの彼女へ、思い切り飛びつき、抱きつこうとする】
【勿論、後ろに倒れないように多少の加減はあるが―――少女の身体は軽いが、取り敢えず う る さ い 】
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/03/30(水) 23:39:22.81 ID:BgrHE8gAO
>>981

結局のところ、此がしているのは有機を無機に変える作業で御座いますので
生きた死骸があれば、頭部があれば、尚のこと宜しいのですが、なかなか難しく
人が食用で御座いますか。太陽が嫌いとおっしゃられるところといい、まるでどこぞの“化け物”のようだ

……まぁ、彼の方は恩人でありますので

【滔々と返答しながらも、やはりどことなく楽しそうな気配が滲んでいて】
【彼女の言葉端から連想される生き物を、頭に浮かべながらそんなことを言うと】
【何か弱みでも握られているのか、それとも尽くせぬ恩でもあるのだろうか】
【裏切ることは出来ない、という風に、最後それだけの言葉を零した】

……どうでしょうか
上に乗って腰を振った男を死体にするのが趣味な女が、魔族と結ばれた例も御座いますので

【などと、実は彼の近親者である例を出しながら、ふと頸を傾げた】
【違和感に気付いたのだろう。彼女がとある“化け物”の種族ならば、確かにそれは当たりなのかもしれないが】
【しかし流石に問い掛けるのも失礼に感じたか、ただただ無興味なのか、言葉に出して確認することもなく】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/03/30(水) 23:39:24.18 ID:cgchEU2Ko
>>982

花城お姉さんですね、こちらこそよろしくお願いします。
道場主さんだったのですか!?凄いです、私はまだ七野家頭首(仮)ですらないのに……。
あう、でもあれだけの腕があるなら道場主と言っても誰も疑いませんよ!

【先程の訓練の名残は見た】
【素直に「凄い」と感じた、刀をここまで扱うというのは久しぶりに見たのだ】
【少女にとってはそれだけで「道場主」足る技術を持っているように思えた】

ほあー…………
(私とそれほど歳は遠くないのでしょうけど、凄いまっすぐ)
(混じりけ無し、ひたむきで……)

【自分は何をするにしても失敗した時の事を考えて尻込みしてしまう】
【しかし彼女はひたすらにひたむきだ、強いのだなと感じ】
【失敗を恐れて何も出来ずにいる自分を省みて自分も負けてはいられない】
【彼女のお陰でそう、思えた。胸の奥で何か熱い物が灯ったような気がした】

山景さんですか、お会いできないのが残念です……。
刀匠って結構そんな感じで銘を決める傾向にありますよ、お父様とか特にそんな感じでした。

【そう言うからには彼女の家系は総じて刀匠なのだろう】
【もしかしたら少女の家系がそういったものなだけかもしれないが】
【不思議な一致にクスリと笑うのだった】

花城お姉さんは能力者なのですか?
熱、いや体温を操るのでしょうかあまり無茶しちゃ駄目ですよ……?

【短めの髪をさらりと揺らし下から覗きこむようにして眉を下げ見つめる】
【どこか小動物的な雰囲気、多分子犬の類】

そうなると骨董品、いやどちらかというと美術品の域ですね。
うーん、名前知りたかったなあ……。ってお酒の臭い、私お酒苦手です……。

【鼻に届いたアルコールの香りに少し涙目になり】
【いそいそと刀を鞘に収め、ほうと一息】

ふう……、刀を見せて頂きありがとうございました!
拙いながら参考にさせていただきたいと思います!!

【得難い経験を得られた、それは刀の造形だけではなかったの言うまでもない】
【満開の笑顔を浮かべながら小太刀と太刀を持ち彼女に差し出すだろう】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/03/30(水) 23:40:49.16 ID:g+a7Lte90
>>971
ぎゃあああああああ!!!
ギブです!堕ちますってええええ!!
【ギリギリと締まっていく腕に】
【流石に危機を覚えたのか、必死にタップして叫ぶ】

離してぇ!
フォルスさん!離してくださいってぇ!
【ついに観念して、その名を呼ぶ】

/PC移行します
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/03/30(水) 23:41:46.01 ID:3gT+nhOZo
>>983

【呆れたようなため息をふぅ、と吐いて】

未練が無いと言えば嘘になりますが………

だから───逆ですよ
世の中の損得のプラスマイナスは常にゼロです
つまり、私はもっと大事なもの、もといプラスを得るために、このマイナスを手にしたのですよ

"何も無い"のだけは、正解です
そのままの意味で、今あなたに名乗る名前すら持っていません

【距離を詰められても、左手を、右肩を掴まれても彼女は動じなかった】
【じっと、この化物の見た目にはそぐわない、汚れの無い瞳で
 内側まで覗かれそうなほど真っ直ぐな視線で、目を合わせて】

お生憎さま、です
この翼も、尻尾も、腕も、もぎ取れば無くなるほど安っぽいものではないのですよ

その言い方ですと、あなたがもぎたいように聞こえますよ?
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/03/30(水) 23:45:34.17 ID:sDRXMJP8o
>>978
【初めて、真正面から受けてみたいと思ったその攻撃は】

――ピシッ

【予想以上のものだった】
【少年から見れば、彼女はかすり傷程度の負傷に見えるのだろうが】
【受け止めた『手』達は全て消えた上に、彼女の服の内側――受け止めた両腕は凹み、大きなヒビが入っていた】

…いや、へこむ事ねーと思うぜ
流石、必殺技なだけあんじゃねーのか?

【相手の醸す空気が落ち着いたものになったことを知り】
【自身も戦闘状態を解く】

アッハハハァ!今のでLv1たぁ笑わせるなァ!!
確かにあれ以上は今のお前じゃコナゴナだろーな
(あれより上があるってコトか…)
(道理で、久々にテンション上がった訳だ)

ヴァーデッド!オレは優蛾チャンだ。
彼氏がこの前92歳で大往生しちまってなァ、今は一人身よぉ

【ジョークなのか真面目な話なのか分からないトークを続けながらも】
【ヴァーデッドの瞳が変化したことを見逃さなかった】

緊張なんざ五年前に仕事の面接行った日以来一度もしたこたねェよ。
そうだなァ…

【じっとヴァーデッドの顔を見つめ、ニヤリと笑う】



答えは、
『これ以上はつまらねェ』だ。



【瞬間、ぞわりと湧き出る『手』の群れ、群れ、群れ】
【その『手』達はまたたく間に優蛾を覆い隠す】


また殺り合おうぜ!あばよ!


【『手』の群れが消え、優蛾が姿をくらます】
【最後に一つだけ残った『手』が、ヴァーデッドに”バイバイ”して】
【ふっと消えた】

/ここいらで終了させていただきます
/めちゃ楽しかったです、ありがとうでした!
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
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男「女の子と組まないと、秋の魔法試験をパスできないようです」 @ 2011/03/30(水) 23:07:02.76 ID:FbDHnDQGo
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【眼の良さが】ここだけロボット対戦世界 二号機【命取りだ】 @ 2011/03/30(水) 22:45:08.86 ID:UeeMkaw5o
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魏に山田あり @ 2011/03/30(水) 21:12:17.29 ID:dtNn5Znho
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【未知なる】ここだけファンタジー世界Part135【世界へ】 @ 2011/03/30(水) 20:59:36.88 ID:jiKmPqGm0
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