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【それでもまだ呆れるくらい】能力者スレ【あしたを信じてる】 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2011/04/13(水) 20:46:43.65 ID:BfXOQIJq0
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。

無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。

【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/sports/37115/

【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
・完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
・弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
・基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
・書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
・他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
・「コテハン」は禁止の方向で!
・基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
・スレチなネタは程々に。
スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
・基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
・国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
・他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
・時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
・特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
・あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
 勝手に世界を氷河期などにはしないように。
・能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
エロ描写について
 確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
 なので、全面的な禁止はしていません。
 ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します
 やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
 カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
 あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1302353629/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/
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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/13(水) 20:48:47.27 ID:nzVg6brno
>>1
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/13(水) 20:53:10.64 ID:LJcOG8XSO
>>1乙です。
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/13(水) 20:55:40.58 ID:lhd7gkxXo
>>1乙ッ!!
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/13(水) 20:57:10.27 ID:tM2Sq+vio
>>1乙!!
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/04/13(水) 21:10:16.00 ID:qOmvCZHy0
>>1乙,2,3の合図で両手広げて
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/04/13(水) 21:15:32.41 ID:F8sWzZdSo
>>1
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/13(水) 21:19:28.53 ID:2od1umMx0
>>1乙っ
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/13(水) 21:34:55.77 ID:+JEG1Ebxo
>>1
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/13(水) 21:45:48.56 ID:xB93zZ5ho
>>1
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/13(水) 22:44:34.29 ID:lhd7gkxXo
>>前995

…………もぅ…

【どこか抜けている、そんな青年に軽く嘆息すると】

――そう…

【一抹の期待を打ち砕かれたかのように、あからさまに残念そうな顔をする】
【けれど、櫻の国から遥々ここまでやってきたのだ】
【絶対に諦めるわけにはいかなかった】

【自分自身の為に、自分を応援してくれた皆の為に】


【そして、彼の「なんとかなる」という言葉を聞いた瞬間】


―――本当!?

【曇った顔が、一気に晴れた】
【一度突き落とされてから上げられたので、その期待は跳ね上がってしまったようだ】


…わたしはどこも機械では創られてない
だから多分…魔法で動いてる……と思う

わたしを…調べるの?

【彼女の体だから、それは彼女が一番知っている】
【見た目的にも、どこも機械的なところはなく、外見はほとんど一緒だ】
【話し方も動き方も、今のところはどこもぎこちないところなかった】

【そして彼女は自分を調べるかと、彼に問う】
【それは検査程度の意味ではない】
【彼女は、自分を精密に検査されるのも、覚悟していた】

/はーい。了解です!
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/13(水) 22:48:34.24 ID:AFoTLVIAO
//いちおつです。
>>999

……気の所為だと思う。

【明らかに目を逸らした】
【この少女、無表情な上、淡泊な話し方しかしないが……中々分かり易い性格のようだ】

貴女は……獣人なんだ。
だからといって何かある訳でも無いのだけれど。

でも、話すなら……こっちに来て欲しいかもしれない。

【驚いた――と言うよりは、珍しいなー、程度の感覚で、少女の外見についての感想(?)を述べる少女】
【不愉快にさせるかもしれない発言だが……どうやら、悪意は微塵も無いようだ】

……食事に不満はないけれど……どうやって出したの?

【先程まで、食欲の塊みたいだった少女の態度が一変】
【どうして出したのかを、気にし始めた】
【相変わらず無表情だけれど、その瞳に浮かぶのは、好奇心、興味の色】
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage saga]:2011/04/13(水) 22:48:47.96 ID:07lj8RcY0
>>998

【相手の少女の笑みに、言葉を返すことはなく】
【返したのは、どこか演技っぽさのあるような、そんな笑顔】
【とりあえず、一件落着、だろうか】

本当にそうですのよ。
本を読んだって文章は入ってきませんし、だからと言ってやけ食いなんてしようものなら、別の要因でストレスがマッハですわ。
運動は苦手ですし……、そうですわね、人とのおしゃべりなんて、いいかもしれませんわ。

【しんみりと頷く相手に、こちらはいまだにイラつきを見せて】
【相手が挙げた一通りも駄目、本も駄目、やけ食いも駄目、運動も駄目】
【「おしゃべりなら大丈夫かも」なんて言いながら、にこり。副音声があるとするならば、きっと「気分転換に付き合って」】

……なら、いいんですけれど。
わたくし、苦いのは駄目なんですの。
後、錠剤を飲み込むのが上手く出来なかったりして……、お恥ずかしい話なのですけれど。

【相手の説明に、安心したのか、小さく息を吐いて】
【言葉は雰囲気から見て、どうも。その薬に頼ろうかな、という気持ちはいくらもあるらしく】
【後ほんのちょっと、押せば。きっと収入の一部になってくれるはずで】

あら、わたくし、未成年でしてよ?
それに、お酒はあんまり好きではありませんの。
気だるくなるというか、なんていいますの? 頭がふわふわする、といいますか。
ですから、飲みませんのよ。

【未成年である、と。言っておきながらも、どうやら飲酒の経験はあるらしく】
【わざとらしく嫌な表情を浮かべながら、首をゆるゆると振った】
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/13(水) 22:51:30.02 ID:iRoCP8LWo
>>11

魔術なら機械よりは楽だな
うん、調べないことには何ともできないと思う
キミにどんな魔術が使われているのか、命令系統は何なのかとか、まぁ色々

【全てが魔術という答えに、彼は少し気が楽になったように安堵の息をついた】
【それに続けて質問に対して首肯した】
【今はまだ検査なのか手術なのか、具体的な方法は言わない】
【しかし彼女が望めばある程度のことはするだろう】

そうだ、まだキミの名前を聞いていなかったね
俺は赤木、赤木怜司(あかぎれいじ)
キミの名前は?

【ふと思い出したように名前を名乗り、少女の名を尋ねた】

//ただいまです
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/13(水) 22:55:39.12 ID:nzVg6brno
>>12
おっと、それは失礼。

【近くに来いといわれて、素直に近寄る】
【それは蓋の中身を届けるためにも都合がいいからだ】
【穏やかに差し出しながら、右目が下弦を描く】
【おそらくウィンクのつもりなのだろう】

手品師が手品の種を喋ったらおまんま食い上げですよ、お嬢さん。

【蓋の中身は、コンビニで売っている程度のものだ】
【缶コーヒーも特別高価なわけでもなく、何処でも買えるような一般的な微糖コーヒーである】

品質は見ての通りです。もちろん毒なんか入ってませんよ?
…それから盗んだわけでもありませんから、ご心配なく。

【ちょっとだけ、憮然とした表情をする猫は、一切口を動かす事無く『声』を出していた】
【さぁ、と、軽食を差し出し、受け取るのを待っている】
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/13(水) 22:59:44.22 ID:xB93zZ5ho
>>1000

………、…………キチンとしゃべるのだな?

ふむ、まあ確かに世界は広い。戦う相手にも事欠かん
他人の戦いなど聞いても血は滾らんし、何よりつまらん
実践/実戦しなければ意味がないというのは、実によく分かるがな―――?

【本当に小さく、にこりと笑って言葉を紡ぐ】
【時折、言葉を遮るような「ゴポゴポ」という音が聞こえる――気も、するかもしれないが】

どういたしまして、と言ったところか
なに、同僚なのだから気にする事はない

……気持ちもモノも、受け取りはするが、な?

【そう言って、いつしか笑みの消えた鉄の表情で『ID』と『特殊ナイフ』を受け取って】
【外で待つ積もりだからかIDはしまい、ただナイフには視線を落とし】
【幾度か持ち直したり、刀身を指先でなぞったりと、具合を確かめるようにし】

【ふと気づいたように顔を上げると、「行って来い」と相手を促すと】
【なにか感慨深そうにまたナイフを見て、弄るような動作を繰り返し―――。】
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/13(水) 23:00:12.89 ID:2od1umMx0
>>13

やけ食い、ねぇ?
実は食べるって行為は、ストレス対策に有効ではあるんだけど…………まぁ、言わずもがな事ではあるな

【どうやら、人体に関わる仕事をしている関係上、それなりに人の体には詳しいらしい】
【ここでいう『別の要因』とはなんなのか――――それは口にする方が野暮と言うものだろう】

おしゃべり、かぁ…………そういや、あんた名前なんて言うんだ?
俺はイマミレイ、イマミレイ=シーク…………さっき話した通り、薬を売って生活してる、流れの魔術師さ

【なんとなく、自分がおしゃべりの相手としてみなされているのだろうと感じたのか、自己紹介を始める少女――――イマミレイ】
【会話を楽しむのであれば、互いの名前は知っておいた方がいいと言う事なのだろうか】

――――あぁ、だったらそれこそ心配する事はねぇよ
俺の薬は、みんな液体タイプなのさ。嚥下するのに支障が無いように…………こんな風にな

【言いながら、イマミレイは左手を中空に向けてかざす】
【すると、空間に魔力光で魔方陣が形成され――――その中から、液体の入ったフラスコが飛び出してくる】
【それをイマミレイは、左手でキャッチする――――普段、かさばるものはこうして持ち運んでいるのだろう】

ほら、これが件の薬さ…………
まずは、心を落ちつける作用を織り込んである。それから、自己暗示を促進させる術式を織り込んである。これを順番に効かせるんだ
――――これを落ちつける環境で飲んで、忘れたい事を忘れる様に念じれば、10分くらいで嫌な事を忘れてすっきり出来るはずさ

【取り出した薬を差し出すイマミレイ】
【中には、透明度の高い水色の液体が揺らめいている】

…………確かに酒は好き嫌いが分かれるからなぁ
俺も、飲む事は出来るけど、よっぽどの事が無い限り飲まねぇよ。飲み会とか、付き合いとかじゃなきゃな…………
プライベートでは、そんなにイケる口でもねぇ…………20になれば、また違うのかもしれねぇけどな?

【さらりと、自身も未成年でありながら飲酒をしている事実を口にする】
【しかし、それほど頻繁と言う事でもないらしい】
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/13(水) 23:03:48.72 ID:lhd7gkxXo
>>14

よかった……

じゃあ…その、調べてもらっても、いい?…
…あ、お金とかなくでも大丈夫なの…?

【機会よりは楽という答えに彼女もまた、大きく安堵して】
【少し言いにくそうに、検査を申し出た】

【お金の面は、少しふざけてるように見えて実はなかなか大きかったりする】
【彼女は元々一文なしなのだ】


わたしは――
『自立自動殺戮ユニット―――Iamyプログラム code:Failer-001』
―――ゼーロ・ウィオラーケウス

……自動なんたらは…気にしないで…

【今前と違う何処か機械的な、事務的な口調で名乗った】
【おそらく名を問われた時はこう答えるようにプログラムされているのだろう】
【ゼーロはそれを気にいっていない様子だ】


赤木…さん…うん、覚えた

【確かめるようにぽつりと呟く】

/おかえりー
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/13(水) 23:06:49.32 ID:tM2Sq+vio
>>16
喋れなくはない、だが普段はあまり人と話すことがないため、私はあまり会話を得意としない。
故に、私がまともに話せる場合は、基本的に独り言の時となるだろう。先ほどは殆ど自己の内情を口に出していただけ故、あのようにまともに喋ることが出来たようだな。
だが、いくら私の頭脳が良くとも、ここの調整は上手く行かないようだ、まったく困ったものだな。

……と、いう。………………こと。

【しゃべれる理由を解説した】

…………じゃ、取ってくる。

【そう言うと、中に入っていき。数分後には出てくるだろう】
【ガートルッドは、2m程の巨人の肩に乗って戻ってきた。巨人の右手には、大きな籠が握られている】
【巨人は、無数のレンズを持つヘッドギアを装着し。両腕は根本から切り落とされた異形。ガートルッドの開発物である】

…………じゃあ、そろそろ実験の時刻。私は行く。
今度にでも、私の実験所に来るといい。機関の物相手なら、兵器を提供しよう。

【そう言うと、巨人は跳躍し、去っていった】

//乙でしたー!!
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/13(水) 23:08:53.42 ID:AFoTLVIAO
>>15

気にしなくて大丈夫。
多分、失礼なのは私の方だから。

【一応、自覚は有ったようだ】
【改善するつもりは、余り、と言うか全ッ然無さそうだが】

……なら、全部じゃなくて良いからヒントを。
気になって仕方がない……!

【駄目、と言われても、好奇心が抑えられないようで】
【せめて少しだけでも、と、必死にせがんでくる少女】
【それは、先程まで一人で何やら物騒な事を呟いていた少女からは考えられないような変化で】

毒は、始めから疑ってない。
と言うか、人をナイフで滅多刺しにしても誰も気付かないようなこの環境で、わざわざ私を毒[ピーーー]る意味が分からない。

えっと――――……ありがとう。

【小さく、礼を呟いて、受け取った軽食を口に運んだ】
【毒などが本当に含まれていれば、きっとこの少女は気付くが――まあ、それは無いのだろう】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/13(水) 23:10:14.77 ID:iRoCP8LWo
>>18

金に関しては……そうだな
少し嫌かもしれないが、俺が連れてきた被検体ということで免除しようと思う
つまり、キミが俺に調べてもらう、というよりは俺がキミを何かしらの研究のために調べる、という名目だ

【金に関しては少し悩んだがすぐに案が出てきた】
【それは言い方を選ばないならば実験サンプルか何かのような扱い】
【嫌ではないだろうか、と気にする様子で顔色をうかがうように首を傾げてみせた】

分かった、ゼーロだな

【名乗りに対しては気にした様子はなく、名前を復唱して首肯した】
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/13(水) 23:11:37.74 ID:l9FV2ZzDO
いちおつ
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/13(水) 23:15:59.59 ID:nzVg6brno
>>20
どういたしまして!

【礼には素直に微笑み、少女が軽食を食べる姿を見ていたけれど】

いえいえ、こちらも確かに失礼だったのですよ、あのような声の掛け方は。
ですので…はい、お互い様、という事で!

【これで手打ちね、と手を叩いて、あっけらかんと猫は言った】
【それから、今度は種明かしをせがむ言葉に】

んー、どうしましょうかねー、いっちゃおっかな、やめとこっかなー?

【ニヤニヤと、必死な少女をからかうように笑う猫】
【しばらく考える動作をしてから、思いついた! とばかりに手を叩く】

では、お嬢さんの特技を一つ見せてください。
手品の種はただでは明かせませんが…等価交換なら問題ないでしょう。
何かあります?

【期待に満ちた眼差しで、猫は少女の出方を伺う】
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage saga]:2011/04/13(水) 23:18:01.80 ID:07lj8RcY0
>>17

まあ、確かにそうではあるのかもしれませんけれど。
……ですけれど。

【ストレス発散に効果はあるのだろう、と。とりあえずの同意は示しながらも】
【繰り返される語尾。そこに篭められた意味と、吐き出されたため息と】
【やけ食いは、選択肢の中にあっても選ばれることはないのだろう、きっと】

イマミレイさん、ですのね?
わたくし、二谷音々子といいますの。適当に呼び捨ててくださって構いませんのよ。
名乗るような職種も特にないのですけれど。よろしくお願いしますわ?

【念のため、とばかり。口にして、そう聞き返し】
【それから、ふたやねねこ、と。そう名乗って。呼び捨てでも構わない、なんて付け足しをひとつ】
【相手の名乗りに合わせようとしたのだろうか、そんなことを言ってから。挨拶と、軽い会釈】
【ちり、と。小さな鈴の合計よっつが、互いにぶつかって小さく音を鳴らして】

液体も液体で、口に味が充満する感じが……、……いえ、何でもありませんのよ。

【下げた頭を上げてから、口にしかけて、やめる】
【それから、空中に現れるフラスコを視線で追い】
【それが差し出されれば、相手に視線を戻し】

……それで、おいくらですかしら?
あと、よろしければ。お金をいくらか多く出しますから、ちょっと聞きたいことがあるんですの。

【首を傾げ、値段を尋ね】
【それから、今度は逆に首を傾げ、そんな質問を重ねて】
【「人を探しておりますの。」なんて、聞きたいことの内容を、大雑把に伝えて】

慣れれば悪くはないのかもしれませんけれど……。
今のところの感じですと、わざわざ身体を悪くするよなリスクを負ってまで飲むものではない、というところですわね。
どうして皆さん平然と飲めるのでしょう? ……慣れですかしら。

【やっぱりお酒は好きではないらしく。ため息をひとつと、子どもっぽいそんな質問をひとつ】
【この場で答えられる人は居ないと思うのだが。答えに期待しているわけではないのか】
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/13(水) 23:18:28.31 ID:xB93zZ5ho
>>19

成程……まあ、研究や実験にそうそう言葉も要らんだろうしな
必要最低限、少なくとも私と意思疎通が出来ているのだから問題も無かろう
いずれ、卵か何かの次にでも修正をしてみたら良い

……あぁ、行ってこい。
素敵な贈り物をありがとう、ガートルッド

【ナイフの柄を逆手に持ち、その軽さやリーチを測るように動かして】
【ひゅん、という音と共に言葉を送り、見送って―――数分後】

(―――これはまた、随分と大きな取り物だな)

そうさせてもらおう。近々、古ぼけた頭の持ち主共を一掃する予定なのでな
お前のような最新鋭の頭脳と、その結晶。存分に使わせてもらうよ―――。

【とはいえ、遠くを見ても直ぐ目の前に立ちはだかるモノが、一つ】
【本日、ガルニエが水の国に来たのもその為であって、忘れる事もなく】
【どうしようか、と呟きながら――――跳躍する巨人の姿を、やがて視界から消し去った】

/お疲れさまでしたー!
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/13(水) 23:18:48.05 ID:lhd7gkxXo
>>21

ううん…嫌じゃないよ

【ゼーロはそれを嫌だと言わなかった】
【せっかく無償で調べてもらうのだから、贅沢は言ってられなかった】
【と言うよりも、そんなことを言う資格も余裕もなかったというのがただしいだろう】

…それで…わたしはどうすればいいの?

【調べるといってもゼーロは何も知らない】
【これからどこへ行けばいいのか、どんな検査なのかも】

……

【そして、彼女は赤木の方へと歩いて近づこうとするだろう】
【検査をするのに危ないからといっていつまでも近寄らないというのはダメだと気付いたのか】
【己の狂気を抑えつつ、一歩、また一歩と赤木へと近づいてゆく】
【あなたはこれを止めようとも自由だ。拒まれれば彼女も素直に言うことを聞くだろう】
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/13(水) 23:23:26.55 ID:iRoCP8LWo
>>26

っと、待った

【ぱっと左手を出して静止の声をあげる】
【それは近付かれるのが嫌だったからではない】

残念なことに、俺は研究者でもあるんだが下っ端でね
いきなり客連れてきて検査室開けろって言っても、はいそうですかと開けてもらえるわけじゃないんだ
だから時間をくれないか? 2、3日でいいんだ

【彼は研究者ではあるが功績があるわけでも優秀であるわけでもなく、どちらかといえば名前を連ならせてもらっている立場】
【それゆえに、すぐに検査室の許可がとれるわけでもなく、準備には時間がかかるようだ】
【つまり今すぐ近付く必要はないということ】
【これは彼の気遣いでもあった。近付くことを恐れている彼女への】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/13(水) 23:24:19.41 ID:AFoTLVIAO
>>23

解った、お互い様。
気にしない事にする。

【互いに無駄に気を遣うよりは其方の方が良い】
【そう思ったのだろう、それ以上、先の件に触れる事は無かった】

本当に少しで良いから……うぅ。

【必死になってせがんでみた後、自分が少し遊ばれていた事に気付いたのか、小さく声を漏らした】
【でも、それも一瞬の事で、特技を見せれば教えてくれると言われ、ぱ、と、仮面のように固まっていた表情を僅かに明るくする】

……特技。
えっと……こんな、事とか?

【一瞬、少女の右腕に蛇が絡み付いたような、異形の術式が浮かび上がる】
【その後、少女は近くにあった廃屋のレンガ塀に近付いていき】

……えい。

【どごぉ、と、右拳で一撃の下に殴り壊した】
【ぱっと見た所、レンガ塀は老朽化していたりはしなかった筈だ】
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/13(水) 23:31:27.47 ID:2od1umMx0
>>24

まぁ『やけ』にならないレベルなら良いんじゃないか?
よく噛む、喰った後に運動する…………これが出来てれば問題ないだろ?
……それが出来ないからこそ、って言うのもあるかもしれないけどな……

【やけ食いが不味いのは、自制が効かなくなってしまう所にある】
【よって、やけ食いの『デメリット』を、ちゃんと抑える様に加減が効けば、それで済む事ではあるのだ】
【――――もちろん、それが出来なかった為に、気分転換と引き換えの『悲劇』に見舞われるのも、多々ある話なのだが……】

音々子、な。よろしくな

【さっと手を上げて、挨拶するイマミレイ】
【言われた通り、少女――――音々子をそのまま呼んで】
【恐らく年頃なども対して変わらないだろうから、と言う考えからだろう】

はは…………だったら、目をつぶって「水だ」と思って飲んでくれよ…………大した味はつけてないからさ

【相当に『薬』に抵抗感があるのだろう】
【やんわりとその抵抗感をぬぐい去ろうと、イマミレイはそんな事を言いだす】
【実際、口当たりもただの液体で、味と言っても微かな甘味だけ――――それこそ、先入観を捨てればただの水を飲む様なものだ】

あぁ、値段な…………音々子は初めてのお客さんだからな。サービスして1000で良いぜ?
数売りじゃないし、効き目には自信があるんだ

【値段を問われ、そう返すイマミレイ】
【基本的には、もう少し高い値段を提示するのだが、多少まけた恰好だ】
【手作りかつ商品に自信があっての値段なのだろう――――高いかどうかは人それぞれだが】

人…………?
まずは、名前だけ聞かせてくれ。俺が知ってる人物だったら、改めてそっちの金を受け取るからよ

【人探しと言われ、首をかしげながらそう返す】

あぁ…………あれは人と飲むからこそのものだからなぁ…………
一人で飲んでも、旨くはないし、楽しくも無いだろ
酒と一緒にテンションを上げて行くから、身体に馴染んでいくように出来てるんだろうぜ…………

【イマミレイの答えは、要するに『人と飲むからこそ楽しく、その楽しさが酒への評価に繋がる』と言うものだった】
【確かに、酒気が入って盛り上がれば、それは良い気分をもたらしてくれるだろう】
【しかし、音々子の言うとおり、身体を壊すリスクを冒してまで飲むのであれば、一人で飲むものではないと、イマミレイは感想を口にする】
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/13(水) 23:32:30.97 ID:nzVg6brno
>>28
!?

【流石の猫もちょっと面食らったようで、頭上に台詞どおりのマークを浮かべながら目を白黒させた】
【少女が壁を殴った事もだが、そのおかしな式を捉えたのだろう】

【猫は一瞬真面目な顔をしたが、約束は約束と思い出して、一度その話を棚上げする】

…え、えっと、ですね。
実はさっきのおにぎりとサンドイッチと缶コーヒーは、あらかじめ買ってあった奴です。
それを、煙に紛れて出しただけですよ。こんな風に。

【言うと、猫は横に手を出す】
【ぼんやりと猫の腕に光の線が走り、虚空からいきなり青褪めた槍が出現した】
【猫の身長と同じ長さだが細身の、軽めで取り回しに優れそうな槍だ】

私…は、魔法使いでして。ちょっと普通の空間とは違う場所にものを格納できるのです。
それが今回の、手品の種です。

【そこまでは、『声』は上ずりながら種明かしして、いきなり表情を引き締める】

…それで、お嬢さん、その腕はどうしたのです?

【『声』からは、若干感情が取り落ちていて】
【少し、冷たくなる】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/13(水) 23:33:14.35 ID:lhd7gkxXo
>>27

――!

【彼の声に合わせるかのように、彼女の足はピタリと止まった】
【そして彼の言葉を受けると】


……わかった
今日は…帰ったほうがいい?

【短く同意の言葉を返し、指示を促して、それきり黙ってしまうだろう】

【日を開けることが嫌だったからではない】
【ただ、検査は今からだと思っていたので、その2、3日を我慢する覚悟をしようとしていたのだろう】

【赤木の気遣いは、無理に彼女が自分を抑えることをしなくてもよくなるため効果的であったと言えるだろう】
【ゼーロも不用意に近づこうとしたことを反省している様子だ】
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/13(水) 23:47:01.02 ID:iRoCP8LWo
>>31

うん。今日も遅い。安全な場所に真っ直ぐ帰って、身体と精神を休めておいた方がいい
キミの生き方は中々に精神力を削るだろうからね
しばらく経ったらまたここに来てくれればいい

【そういうと怜司はカツン、カツン、と杖の音をならしながら魔術協会の方へと歩き始める】
【しかし数歩進んだところで顔だけで振り返った】

そうだ、最後に一つお節介を
厄介な誘惑に勝つ手段は明確な意思を持つこと、というのは言わなくても分かるだろう
だから、これからはここに来るときは明確に”人を襲わずに入る”という『覚悟』を決めてからの方がいい
でなければ、今回のように協会に入ろうとする別の人間を襲ってしまう可能性もあるからね

【それは一種の忠告でもあり彼女を少し心配した言葉だった】
【入り口の前で右往左往すれば精神もそれにつられてしまう。悪質な命令を跳ね除けるには明確に”そうする”という決意が必要だ、と】
【ここに来るとき、人を襲いたくないのならば強い意思を持った方がいいという助言だ】

それじゃ、またね

【軽い別れの言葉を告げると、協会の中へ歩き去っていった】

//お疲れ様でした
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/13(水) 23:49:56.46 ID:AFoTLVIAO
>>30

格納する魔術……そんな魔術があるのは知らなかった。
これでやっと気にならなくなった、ありがとう。

【そう言って、再び貰った軽食を口に運んで、無表情な顔を少しだけ緩ませる】
【何とも幸せそうに食事を楽しんでいたのだが、其処で聞こえる、真剣さを含んだ声】

見ての通りだけれど……私の腕には、術式が埋め込まれている。
左手の包帯の下と、あと、背中にも。

それが……どうしたの?

【疑問符を頭の上に浮かべながら、そう聞き返す少女】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage saga]:2011/04/13(水) 23:52:33.42 ID:07lj8RcY0
>>29

まあ、そうですわね……。
とりあえず、やけ食いをするのは全ての案が失敗した時、と考えまして……。
その頃にはきっと、ある程度の鬱憤は晴れているはずですわ。
ええ、きっとそうですわ。

【とりあえず一通り試して、それが駄目だったときの最終案】
【少女曰く、その前にさんざストレス発散に繋がることをしているのだから、きっと大丈夫】
【自分を納得させるようにひとつ、頷いてから】

ええ、よろしくお願いしますの。

【にこり、と笑んで】
【相手の行動が握手を求めてのことだったなら、彼女はあっさりと応じて】
【少女の手は細っこく、力もあまり、無さそうな】
【そうでないならば、こちらから握手を求める、などは無くて】

ええ、そうしますのよ。
苛立ちを募らせるくらいでしたら、少しの我慢くらい、どうってことありませんもの。

【浮かべた笑顔は、ほんの少しだけ。強張ったような、そうでないような】
【ともかくも、我慢をするつもりはある、らしく】
【苛立ち<薬。まあきっと、大丈夫】

……あら、まけてくださいますの?
それはありがたいですわ。ありがとうございます。

【サービス、という言葉に。一瞬、少しだけ目をさらに丸くして】
【それから紡いだのは、そんな感謝の言葉】
【その値段で、何の異論も無いらしい】
【お財布か何か、取り出すのだろう。右手をワンピースのポケットへと入れて】

鈴音……、えぇと、桜花鈴音、でしたかしら。
「髪が黒くて鈴がいっぱいでね、えっとね、近くに居れば分かるのよ!」なんて言うのは、妹さんの言葉ですけれど。
去年のクリスマスから音信不通の行方不明らしいですわよ?

【尋ねられれば、少女はあっさりとその特徴を零して】
【尋ねられていない、そんな部分まで。口にしながら、ここでようやっと、ポケットからお財布を引きずり出して】

人と飲んだことは数度あるのですけれど、そのときは別に普通に酔っただけでしたわね……。
きっと機会に恵まれて居ないんだと思うんですけれど……。
一人酒、なんてものもありますけれど。私にはどこがいいのか、ちぃっとも分かりませんわ。
未成年だからかしら? ……っと、とりあえず、お薬の分ですわ。

【ぶつぶつと、何となく愚痴のような響きを持つ言葉を吐き出しながら、お財布を開けて】
【言い終わると同時に、言われた金額分。1000取り出すと、それを相手に差出した】
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/13(水) 23:55:41.08 ID:lhd7gkxXo
>>32

うん…また今度…此処に来る
その時は…よろしくおねがいします

【一度礼をすると、彼の背中を見送る】
【次に来る時は――わたしはどうなるのだろうか。そんなことを考えながら】
【振り返った赤木の言葉には】

わかった
迷わないようにする…

【それはゼーロにとってきっとものすごく難しいことかもしれない】
【けれど、少しでも今の状態がよくなると信じる限り、彼女は赤木の言ったことに従う筈だ】
【それが最良だと信じて】


―――――――― “ また会おうね ”

【彼を見送った後、透き通るような玲瓏な声が、響き渡ったような―】


/お疲れさまでした!
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/13(水) 23:58:36.01 ID:nzVg6brno
>>33
埋め込まれて…ですか。

【猫は、槍を出したときと同じように唐突に消した】
【困ったように頭を掻いて、少女らしからぬ疲れた表情を見せる】

その式、ちゃんと扱えてます?
こう、時々勝手に起動して制御できなくなったりとか、してませんか?

【心配げな『声』に、猫は真剣な表情にむぅと唸る】
【猫の推測が正しければ、そういう問題ではないはずなのだ】
【体格や外見年齢に不相応な厚い式…これは、念入りに仕込まれたものではないのかという推測が成り立つ】

【となれば、この少女の正体もなんとなしに見当がつく】

【でも、本人に敵意はない】
【むしろあどけない表情に当惑しながら、猫は再び別のポリバケツに腰掛ける】
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 00:05:27.24 ID:Vt2bO9mU0
>>34

確かに……そうかもなぁ
回りくどいって言っちゃえばそれまでだけど…………

【色々とやっているうちに気が紛れると言うのは、確かによくある話だ】
【しかし、それは要するに『気疲れしてどうでも良くなった』とも言える訳で】
【食物の過剰摂取が避けられるなら、問題は無いのかもしれないが……】

【イマミレイの仕草は、自分の顔の横に手を上げてかざすと言うものであった】
【「よっ!」と人に挨拶をする様な、アレである。握手の意図は無かったようで】

あぁ…………もう一度使い方を確認するぞ?
一人で落ち着ける所で飲んで、忘れたい事を忘れる様に念じるんだ…………自己暗示を促進させる作用があるからな
変な自己暗示をするんじゃないぞ? 『嫌な事を忘れる事に集中する』んだ……その為に、場所は選んだほうがいい

【薬を差し出しながら、もう一度使用法を繰り返すイマミレイ】
【通常の薬とはまた別な意味で、副作用などに気をつけなければならないのだろう】

――――――――ッ!!
桜花、鈴音…………
…………なるほど、あんたの期待する内容かはしらねぇけど、俺はある程度知ってるぜ……?

【その名前が出た瞬間、イマミレイはカッと目を見開いて、表情を一変させる】
【良く言えば真剣、悪く言えば今にも誰かに切りかかる様な、鋭い表情に】

…………今度、気の許せる仲間と――――多少『暴走』しちゃっても大丈夫な仲間と一緒に、飲んでみると良い…………
肌に合うかどうかはともかく、楽しさの意味くらいは、分かるはずだからよ…………
一人酒は、俺にも理解出来ねぇな…………っと、毎度あり!

【鈴音の事が気になるからか、語り口から勢いが鈍る】
【それでも、渡される金と引き替えに薬を差し出す時には、威勢よく声を張り上げて】
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage saga]:2011/04/14(木) 00:05:29.11 ID:WRyTOkMAO
>>36

うん、埋め込まれた……或いは体内に刻み込まれたか、どっちか。
多分、消せるものでは無いと思う。

…………あの、疲れてるなら、休んだ方が良い。

【そう言って、少女の無表情が初めて大きく変化して】
【獣人の少女を、心配するような表情に変わった】

右腕は大丈夫、左腕は駄目。
勝手に周りの魔力を吸い始める。
触れば魔力弾とかを掻き消せるから、便利と言えば便利なんだけど……。

……やっぱり、どうなるか解らないのが不安。

【そう言って、自分の左腕に巻かれた包帯に視線を落とす】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/14(木) 00:14:17.06 ID:0TfQGqc/o
>>38
…お優しいのですね
私『たち』は、大丈夫ですよ。

【奇妙な一人称を口にして、穏やかに『声』が告げた】
【気遣いの言葉に、猫は微笑み、頭を撫でようと手を伸ばすだろう】
【抵抗されなければ、柔らかくも暖かい手つきで、ゆっくりと撫で回すはずだ】
【それから、少女の言葉を分析するように】

ふむふむ、右がプラスで左がマイナスの関係なのですね。
…ん? なんでしょう、これ某K原さんの…いえ何でもありません、チャージなんかしませんよ、ええするもんですか。

【一人でボケて、勝手に落ちをつける『声』だが】
【猫は、暗い空を見上げる】

”どうしたい?”

【すると突然、少女の中に声が響くだろう】
【念話だ、猫が今まで発していた『声』とは違う、少年のような声だった】

”君は、どうなりたいんだ?”

【猫は、少女の眼を真っ直ぐに見つめた】
【糸目の向こうに隠れていたのは、蒼】
【海より深く空より遠い蒼色の瞳が、夜の闇の中でなおぼんやりと輝いている】
【その目が、雄弁に語る】

【君の言葉を、聞きたいと】
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage saga]:2011/04/14(木) 00:19:49.49 ID:fWTAEUd90
>>37

……なんだか、最初の目的と違うことになっている気がしますわね。

【なんて。何十秒か経った後に、そんなことをぼそりと呟いたりしたのは、ご愛嬌】

分かりましたわ、大丈夫ですの。
薬の類は大概摂取するときに決まりがあったりするものですし。

【「グレープフルーツジュースが駄目とか、ありますものね。」】
【なんて。どこかズレている気もするのだが、まあ。気をつけてくれるのだろう】
【薬が苦手だったりする辺りからも、ことさらに気をつけてくれそうである。何となく】


あら……、知り合い、でしたの?

【唐突に変わる相手の様子に、いくらか目を丸くして】
【目を丸くしながらも、どこか、目を輝かせたように見えたかもしれず】
【お仕事としての人探し。きっと、情報は欲しいはず】

ええ、そうですわね。それが実現する日がいつになるかはともかくとしまして……。
……そ、れ、で。お財布を出したついでですわ、法外な金額は無理ですけれど、いくらかお金は出しますの。
良かったら、教えていただけると嬉しいのですけれど。

【こちらもこちら、お酒のことよりも、情報を手に入れたいらしく】
【半ば無理矢理に話題を終わらせ、わざわざ強調するようにして】
【「お金を出すのだから、それ相応の――」なんて、副音声は。聞こえたとしても無視するのがきっと良くて】
【差し出された薬を受け取ってほんの少し、緩く見つめてから。相手に視線を戻し、首を傾げた】
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/14(木) 00:22:44.12 ID:WRyTOkMAO
>>39

なら、良いのだけれど……。

【黙ってそのまま撫でられる】
【喜んでいる様子は無いが、抵抗しようとする様子や、嫌がっている様子も見られない】

右が腕力、左が魔翌力、背中が生命力。
そう、私は教わったし、術式は実際その通りだった。

だから―――――!?

【そこで感じる異変、心に響く少年の声】
【開かれた眼と、現れる蒼穹の色】

私は、どうしたいとも思わない。
今はお腹が減ったり大変だけれど、困ったりするけれど、毎日が嫌だったりはしない。
術式が不安になる事もあるけれど、この腕は私の腕だから。

だから――――このままで良い。

『私』は『私』のままで良い。
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 00:28:49.21 ID:Vt2bO9mU0
>>40

…………いつの間にか、そうだな……
やけ食いしない様にする事、になっちまってたな…………

【気分転換の方法について話していたはずなのに、気がつけば喰いすぎないようにする方法について、話の中心点がずれてしまっていた】
【その事に気がつくと、妙に精神的な疲労感が押し寄せてくる】

あぁ、くれぐれも気をつけてくれよ?
魔術的な要素である分、失敗すれば怖いからな

【ややくどいかもしれないが、重ねて注意するイマミレイ】
【怪我の治療などとは、やや次元の違う薬品の使用なのだ】
【注意し過ぎると言う事はないだろう――――無論、よほどの事が無いと、致命的な失敗などは無いと言うのも事実だが】

あぁ…………クリスマスに行方不明って言ってたな…………
その少し前に、会ってたさ……丁度良くな…………

【表情が、更に固くなる】
【どうやら、行方不明に関係するかは分からないが、それ相応の情報は持っているらしい】
【――――行方不明と聞いて、悪い想像をしているのだろう】

情報…………
――――――――分かった、10000だ…………10000で手を打とう…………
本格的な情報屋なら、もっと取るんだろうが…………俺はそんな仕事をしてる訳でもないからさ…………それでいい

【金額を問われ、しばし頭を悩ませてから、そう口にする】
【自分の持っている情報は、どれくらいの価値があるのか。また、情報と言う者の対価として、どれぐらいが『相場』なのか】
【色々と、悩んだ末での回答だった】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/14(木) 00:32:03.72 ID:0TfQGqc/o
>>41
”そうか”

【猫は、蒼い目を消して、先ほどと同じように笑った】

『貴女』が貴女の中にちゃんといるなら、それでよいと思いますよ、お嬢さん!

【もう、何の暗い色もない】
【最初に現れたのと同じように、糸目で陽気な手品師猫の顔に戻っていた】

【再び、バケツから立ち上がり、最初と同じように中を見せ、蓋を閉め、蹴飛ばす】

【種を明かした手品を再演する意味などない】
【けれど今度は、蓋の上に煙が昇ることはなく】

【バケツを覗き込むのを促すように、彼女のほうを向けて】

他に、食べたいものはありませんか?
ひょっとしたら、でてくるかも?
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/14(木) 00:39:03.05 ID:WRyTOkMAO
>>43

……結局、何を聞きたかったの?

【再度、頭の上に疑問符を浮かべて、少女は猫少女に問いかける】
【先の遣り取りでは、少女は、ただ、聞かれたから思った事を答えただけ】
【相手が自分の何を知りたがっていたのか解らなくて、それが、気になっているのだろう】

食べたいもの……えっと。
麺類が食べたい。

【少し、無茶を言ってみたようだ】
【今の少女は、自分が麺類を食べれるかどうかより、彼女がそんな物を出せれるか知りたい気持ちが勝っているらしい】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/14(木) 00:46:55.77 ID:0TfQGqc/o
>>44
貴女が迷っているなら、私は道を示す事もできた。
不安だというなら、目的が定まらずにいたのかと思ったのです。

【そう、ちょっと心配げに、眉を寄せて、『声』が言う】

でも、そんな事なかった。
貴女はきっと、その気持ちがあれば、今すぐどうこうなる人じゃありませんよ。

【笑って、空のバケツと少女の間に蓋を挟み、視界をさえぎる】
【すると、いきなり濃厚な香りが鼻腔を擽るだろう】

でも、それで今を乗り切っても、多分次が来ます。
次は多分、それだけじゃちょっと足りない。

【蓋をどけると、厚い湯気が空に昇る】
【赤いどんぶりに、豪勢に盛られたとんこつラーメンが、バケツの底で待機している】
【割り箸のサービスも忘れない。袋に入った割り箸が、予備のつもりか三本入っていた】

そんなときは、私を探してくださいな。
でなければ、貴女が頼れる人のところに行くのもよいでしょう。
貴女が揺れたとき、あなたの敵に共に立ち向かう誰かを探すと、いいのではないかと思ったのですよ。

【そうしめて、猫は伸びた】
【体をほぐすようにストレッチをしながら】

伸びちゃいますよ、どうぞ?
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage saga]:2011/04/14(木) 00:49:14.24 ID:fWTAEUd90
>>42

【話題がズレて居たことに両者が気がつけば、少女はどこか責任逃れするような笑顔を浮かべて見せて】
【もう触れないことにするのだろうか、やけ食いに対しての反応はそこで途絶え】

ええ、分かりましたわ。
それに、これだけ注意されているのですもの。
何かあったらそれはわたくしの責任ですわ。

【「そこはもうイマミレイさんのせいではありませんのよ?」】
【もしも何かがあったとしても、相手のせいにはしないから、なんて】
【にっこりとした笑顔で、そんなことまで】
【彼女的には「それぐらい気をつける」ということ、なのだが】

ええ、クリスマスの日に、「用事があるから」って出かけて以降。
戻ってもこないし、連絡も無いし、見つからない、だそうですの。
念のため聞きますけれど、それ以降に会いましたの?

【肯定の頷きを返しながらも、その言葉は確定の響きではなくて】
【「別にわたくし自身は知り合いでもなんでもありませんのよ。」なんて、付け足しをひとつ】
【それから、本当に念のため、という風に質問をして】

分かりましたわ、では、それで。

【あっさりと頷いてから、両手で可愛らしくつまんだお財布で、口を隠すようにして】
【緩く首をかしげる仕草は。本人は「前払いか後払いか」を尋ねているつもりなのだが、どうも伝わらないかもしれず】
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 00:58:21.83 ID:Vt2bO9mU0
>>46

【イマミレイはイマミレイで、鈴音の名前が出てから、余裕を無くした様な状態になっている】
【やけ食いの話題は、自然消滅という形で終わる事だろう】

――――あぁ、分かった

【流石に、自分でもしつこかったかと自省し、そこで注意喚起を止める】
【実際、意図的に悪用されでもしなければ、それほどの大事にもならないだろう】
【そこは正しく、市販薬や処方薬と同じものである】

…………本当に、行方不明か…………
いや、俺があったのは、丁度クリスマスの数日前だ……それ以後は知らない…………
――――ただ、クリスマスの夜に、鈴音が何をしてたかは、おおよそ分かってる…………
俺と会った時に、多分鈴音はこうするだろうって、話をしてたからな…………
――――だから、そっちの望む情報はどうかは、まだ不透明だ…………

【音々子の望んでいるのは『クリスマス以後の消息』の情報】
【対して、イマミレイが持っているのは『クリスマスに失踪した理由を推察するための根拠』とも言うべきもの】
【音々子の確認に対して、イマミレイはその部分を強調した。それが必要無ければ、この商談は立ち消えと言って良いだろう】

――――情報がそれで良いんだったら、先に払ってもらえないか?
知り合いで情報屋をやってる人の、受け売りだがな…………

【その仕草の意味を汲み取る事は出来なかったが、偶然にもその聞かんとするところに答える様に】
【イマミレイは、情報が欲しければ先に代金を払ってくれ、と口にする】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/14(木) 00:58:56.16 ID:WRyTOkMAO
>>45

ううん、今も迷ってはいる。
でも、迷う事も含めて私の生き方だと思っている、それだけの話。

【それがきっと、この少女の生き方なのだろう】
【今まで人格を抑圧されていたから、今の生き方すら、楽しめる、苦境も含めて自分の人生だと思える】
【その考え方が、幸せに繋がるかは、解らないけれど―――】
次が来て挫けたなら、挫けた理由を捜すだけ。
乗り越えられなかったら、梯子や踏み台を捜すだけ。
せっかくの人生を無駄にするつもりなんて、私には無い。

でも、ありがとう。
困った時には頼らせて貰う。

【そう言って、現れたどんぶりに視線を落として】

それと……ラーメンを熱々のまま保存していた、なんて訳は無いよね?

49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/14(木) 01:03:47.24 ID:0TfQGqc/o
>>48
一人でやれる事には、限界がありますから。

”だから僕らも二人一組(ツーマンセル)なのさ”

【念話の言葉は、気のせいかと思うほどに一瞬で、聞き逃してしまうかもしれない】
【猫はけろっとした様子で、空っとぼけるように視線を上に逃がす】

それはさっきのと種が違うので内緒ですよーぅ。

【ラーメンを零さないように離れて、またからかうように笑った】

割り箸、割れます? いわゆるエコ箸という奴もありますけど。

【最初から割ってあって、洗えばもう一度使える奴だ】
【それを予備動作なく掌に出しながら】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/14(木) 01:14:53.39 ID:WRyTOkMAO
>>49

それは、確かにそう。
うん、解った、困った時には人に頼る事にする。
ありがとう『二人とも』。

【少女は、そんな声も逃さなかった】
【その理由は、きっと、驚く程単純な物で】

む。
……でもいい、その秘密は次に逢った時に聞く事にする。

だから、今は一旦帰る。
流石に、立ったままラーメンを食べるのは無理、片手が包帯で塞がっているし。

……あ、そのエコ箸は欲しい。
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage saga]:2011/04/14(木) 01:16:35.49 ID:fWTAEUd90
>>47

心配してくださってありがとうございますわ。

【最後にひとつ。にっこりと笑いながら、そんな感謝の言葉を紡いで】
【それを言い終えれば、右手を後ろにやり、軽く。ツインテールの右房に手櫛を通し】

そう、ですの。
ですけれど、わたくし。先ほども言いましたけれど……、知り合いでも何でもありませんのよ。
その人のことは、妹さんに聞いた分しか知りませんの。
ですので、情報が増えることはありがたいんですわ。
……つまり、その情報、ぜひともいただきたいですわ。
お仕事を終わらせようと思うならば、猫の手も借りたいくらいですもの。

【クリスマス以降のことは知らないと言われれば、本当に僅か。残念がるような仕草を見せるも】
【情報ならば、何でも言いとさえ言いかねないような様子】
【最後の一行は、言いながら。右手をきゅっと握って、猫の手のようにしてみたり】

はいな、了解しましたの。

【こくりと頷き、どこか軽いような、了承の返事】
【言いながら再びあけたお財布は、今更描写すると、黒地に白猫の柄の描かれたもの】
【数秒も経たずにあけたお財布から一枚、指定されたとおりに10000取り出せば、相手に差し出した】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/14(木) 01:18:59.66 ID:0TfQGqc/o
>>50
ふふふ

【『声』はそう笑ったが、猫は口元を一瞬引きつらせた】
【何故って】

せっかく出したのに、ですか?
私たちの晩御飯でいいじゃないですか。路地裏でひっそりラーメン食べるのって、素敵やん?

”何その語尾”

【二人で軽い漫才をしながら、猫は手にしたエコ箸を少女に手渡した】
【シンプルなデザインで装飾は一切ないが、意外と頑丈である。折ろうとしても折れないだろう。例え象でも】
【箸の具合を少女が確かめる前に、猫は本当に唐突に、もう一本のエコ箸を出して麺を取り、少女へと近づける】

では、あーんしてください。

【えっ】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/14(木) 01:24:35.56 ID:WRyTOkMAO
>>52

まあ、いい。
人と食事をするなんて、滅多に無いから、チャンスだと自分に言い聞かせる。
そう思う事にする。

【そう言って、箸を受け取って】
【地面に腰を下ろして、さあ食べよう、そう思った矢先に】

……あの、これくらいなら、流石に一人で食べれるんだけれど。

【無表情を崩して、困惑した様子を見せる少女】
【何故こうなった、とでも言いたげな表情だ】
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/14(木) 01:31:43.28 ID:0TfQGqc/o
>>53
ですよねー

【声は収めてくれたが猫はまだ乗り気なようだった】
【冗談だと笑い、猫は少女の食事を眺める】

シナチクを頂きます!

”卵は僕のだ”

このチャーシューは絶品ですねー

”スープも中々こってり…”

【が、時折少女がつまんでいるラーメンを一口ずつ掠め取って、何処から出したのかレンゲでスープすら拝借する】
【いけしゃあしゃあと味の品評をするその有様、まさに泥棒猫】

【ただしまあ、楽しげな様子だった事は、間違いない】
【二人(?)の嬌声が、路地裏に高らかに響き渡る、賑やかな夜になるだろう】

//すみません、今日はこんな感じで締めさせていただきます
//お疲れ様でした、たのしゅうございました!
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 01:35:40.01 ID:Vt2bO9mU0
>>51

…………

【音々子の笑みに、つられた様にイマミレイもフッと笑みを漏らす】
【自分の薬を役立てて、活かしてくれるのが嬉しかった】

…………あぁ、分かった。音々子も大変だな…………

【よほど情報が不足しているのだろう。猫の手も借りたいと言っている音々子に、わずかに同情した】
【結果的に、イマミレイは自分の情報を話す事になりそうである】
【本当に鈴音の人となりなどを知らないのであれば、これから話す事もそれなりに有効活用できるだろう】

…………確かに、受け取ったぜ?

【差し出された10000を、押しいただく様に受け取るイマミレイ】
【通常のやり取りとは違う金の流れ――――しかも、自分自身心穏やかにはいられない事物に対して――――に、微かに緊張している心証が漏れ出た格好だ】

…………それじゃあ、今から話す事が情報だ。良く聞いてて欲しい…………

【情報量を受け取ると、そう前置きを一つ置いて、イマミレイは語りだす】

――――12月19日の夜だったよ
フラフラと、俺と鈴音は街で顔を合わせて知り合いになったんだが…………
あいつ、あの段階から既にかなりやつれててな…………何か、無理をしてた様な印象だった……

【情報を商品として伝達すると言う事に慣れていないのか、要点を押えてはいるのだが、どこか思い出話を語る様な口調でイマミレイは話す】

聞いたら、何でも恋人と喧嘩別れしたから、直接会って謝りたいって言ってた…………
その恋人ってのが、『魔術協会』所属の赤木怜司…………個人的に、以前やり合った事のある、虫の好かない男だったよ

【言いながら、顔を顰める。どうやら、言葉通りに良い印象を持ってはいない様だ】

で、魔術協会に顔を出してみろって言ったのさ…………ついでに『何かあったら相談に乗る』とも言ってな…………
最初は渋ってたけど「仲直りするために、友達の力も借りてみたらどうだ」って、アドバイスをして、なんとか合点がいったようだったよ

――――――――これが、俺の知ってる全てだ

【一通り話し終えたイマミレイが、ふぅっとため息を吐く】

…………俺から言える事は、『魔術協会』を、ひいては赤木怜司を当たれ、と言う事だけだ…………
ただ…………鈴音は相当に無理をしてた…………赤木との一件で、相当心労がたまって、それが身体にも作用してた様だったな…………
ましてや、世間一般には恋が云々と騒ぐような日で、それ以後に行方不明。で、交友関係にトラブルを抱えてたって事を考えると…………

【情報の要点を整理しながら、イマミレイはそこでぎゅっと唇を噛む。そこから考えられるのは、お世辞にも良い展開ではないだろう】
【もし、クリスマスに赤木怜司との接触が無かったのであったら、これはある意味で取り越し苦労に終わる。もっとも、失踪している事実自体は消えないが】
【だが、そこに怜司が絡んでいるのだったら――――恐らく、二人の再会は『失敗』したのだろう。『成功』したのなら、そこから失踪する意味など無いからだ】
【そして、連絡も取れないと言う事を考えると――――自らか、あるいは他者か、命に関わる事態に発展した可能性が大きい】

――――赤木怜司と当たる時は、気をつけろよ…………そして、もし怜司が『黒』だったら、悪いが俺に教えてくれ…………
――――鈴音の『仇』だって言うなら…………俺がこの手でぶち殺してやる…………ッ!!

【最後。あるいは取り越し苦労かもしれない忠告の後に囁かれた言葉は】
【底知れぬ怒りと憎しみに彩られた、イマミレイの『仇打ち』宣言だった】
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage saga]:2011/04/14(木) 02:07:27.59 ID:fWTAEUd90
>>55

……まあ、お仕事ですから、仕方ありませんの。
これで食べてるんですもの、贅沢はいえませんけれど……。
楽なお仕事のほうがいいのはまあ、当然ですわね。

【大変なのは大変。ただ、彼女はそれを生業にしているらしく】
【楽な方がいい、なんて。冗談ではないのかもしれないが、冗談っぽく、言ってみたりもして】

毎度あり、ですの。

【にこり、と。会話の中でたびたび浮かべていた、演技臭いような笑顔を改めて浮かべ】
【こんなことを言うのは、どこかズレているのかもしれないが】
【ともかく、そんなことを口にして】

よろしくお願いしますわ。

【前置きに、とりあえず、という風に。そう返し】
【返し終われば、話に集中するためか、目を伏せて】

【そのまま、しばし。身動ぎもせずに聞いて】
【そのうちに、その話が終われば。相手の吐くため息に被せるように息をひとつ吐いて】

クリスマス前に恋人に会いたがっていて、どこに居るのかを知って、クリスマス当日に行方不明、と。
……別れ話が縺れるなんてことはよくあることですわね、そうだと決め付けるのはどうかと思うのですけれど……。

【手に入れた情報から、単純にたどり着くようなそんな答えに対し、感想をひとつ】
【そうだと決まったわけでもない、ただの予想。もう一度息を吐いてから、ゆるりと首をかしげて】

その、赤木さん? どんな人ですかしら?
見た目ですとか、持ち物ですとか。特徴的なものがあれば嬉しいのですけれど……。

【先に漏れた「魔術協会のほうは動き回りはしませんわね……。」なんてのは、小さな独り言】
【その人物の方の特徴を尋ね】

探す人が増えてしまいましたけれど……、まあ、ついでですわね。ついで。
ええ、それは構いませんわ。わたくしにとっては一切の他人ですものね、問題ありませんの。
……まあ、それを尋ねたことでわたくしがどうにかならなければ、の条件付ですけれど。

【探す人が増えたことに対する愚痴はため息に乗せて夜に流して。適当に自分を誤魔化してから】
【それを教えることについての問題は無い、と。返して】
【にこりと笑いながら付け足すような内容ではないような気が】
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 02:21:11.46 ID:Vt2bO9mU0
>>56

…………あぁ、まだ確定事項じゃない
が…………外からの要因、例えば通り魔に巻き込まれたとかじゃない限り、鈴音の心の動きに、赤木怜司はかなり深く関わってるのは事実だ
事実と言うより、俺の所見かもしれないが…………あいつがああもやつれてたのは、間違いなく赤木についての出来事があったから、だ…………
もし、そうした外的要因が作用してるなら、赤木に当たっても収穫は無いかもしれないけどな

【安易で、直接的な推測だと言う事は分かっている。そもそもが、鈴音が本当に赤木を尋ねたのか、そこも確定的な話でもないのだ】
【だから、赤木は無関係の可能性も大きいと、補足しておく】

赤木の特徴か…………
まず奴は、白衣を着てた。なんでも研究者らしいから、その理由だろう
あと…………奴にも事情があってな。身体が不自由で、杖を支えに歩く様な状態だ
恐らくは、非常時の為の備えも兼ねてるんだろうが、盾がくっついた杖って感じの、特徴的なものだ
これを目印に探せば、間違いないとは思う

【思い出せる限りの怜司の特徴を話す】
【身体が不自由になった理由も、イマミレイは知っているのだが、そこは怜司に慮ったのか口をつぐんだ】

――――その時は、あんたの仇も一緒にとってやる…………

【ギリッと引き出された一言】
【元々が、怜司の事を嫌っているイマミレイだ。そこまで被害が拡大したのなら――――本当にそれを実行するだろう】
【――――――――例え、魔術協会の全てを敵に回してでも】

それと…………何かあったら『八福尽星』って酒場の、アーディンって用心棒に頼ると良い
俺の名前を出せば、色々と計らってくれるはずだ…………最悪、赤木を尋ねる時のガードマンの役も、金次第ではな?
あの旦那、腕は立つからさ

【イマミレイなりに、音々子の身を案じたのか、そう告げる】
【失踪事件を調べていた人間が、ミイラ取りがミイラに…………となる事も、無くは無いのだ】
【そこに怜司が関わるかは、まだ分からないが。逆に言えば、分からないからこそ不安であるとも取れる】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage saga]:2011/04/14(木) 02:38:27.05 ID:fWTAEUd90
>>57

そう言うこともあるかもしれませんけれど……。
そんなことよりもとりあえず、誰を探せばいいのか分かっているほう、ですわ。
最終的にどん詰まったら、そちらも考えないといけないでしょうけれど……。

【とりあえず、ある程度道の分かるほうへ進むのが先、と】
【当然といえば当然な、そんな結論】

……白衣に変な杖、ね。
まあ、まず間違えそうにありませんわね……。
そしてこちらの顔は割れていない、と。どんな風にでも近づけますわ。
圧倒的有利かしら?

【挙げられた特徴は、ざっと略して】
【口元に手をやって、ぶつぶつと呟きながら】
【ほんの少しの間、思考をめぐらせて】

まあ、身障者に殺されるほど貧弱な身体はしていないつもりですけれど。
こんな世界ですし、気をつけるに越したことはありませんわね。
イマミレイさんの手を煩わせないように頑張りますわ、目指せ生還、ですの。

【挙げられた特徴だけで、あっさりと。彼女は、至極失礼な発言をひとつして】
【相手の手を汚させないように、それよりも何よりも、きっと自分の命のために気をつける、と】
【言い終われば、首をひとつかしげて】

八福尽星……、八福尽星。ええ、分かりましたわ。
アーディンさん、ですのね? 
あんまりお金は使いたくないのですけれど……、考慮してみますわ。

【口の中で数度ころがし、口に出したのは二回ほど。その後に、こくりと頷いて】
【考慮のうちに、入れるようで】
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 02:48:09.02 ID:Vt2bO9mU0
>>58

あぁ…………なんか、恐らく俺が嫌ってるからだろうな……無闇に赤木を悪く言いたてちまったが、有力な参考人である事は間違いないんだ……

【ふと気がつけば、怜司が鈴音に何かをしたと言う前提で、ものを喋っていた】
【イマミレイ自身、怜司の事を嫌っていると言うのが、表に出た格好だろう】
【『情報』を提供する以上、そこに習慣などを加えるのはご法度なのだが、そこまで徹底する事は出来なかった】

……そうだな。あるいは、直接本人に行くんじゃなくて、周りから攻めるのも手だと思うぜ?
と言っても、奴の交友関係ともなると、流石に俺も知らんけどな

【音々子の言う通り、調べる側の正体を相手に知られていないと言うのは、大きなアドバンテージだろう】
【確証を得るために、周りの証言を集めるのも一つの手だとアドバイスして】
【――――やはり、直接向かう事のリスクを意識しているのだろう】

あぁ……奴は魔力はほとんどなくなってるが、何か道具や武器が無いとも限らない……
そんな身体の状態でも自衛できるような何か、がな…………

【そうでなければ、この物騒な世の中、無闇に外で出歩く事は出来ないだろう】
【ある種の確信を以って、イマミレイはそう警告する】

あぁ。俺への連絡も、そこを介してくれよ
直接的な連絡手段は無いから、そこが一番俺に近いんだ

【魔術師と言う事もあり、イマミレイ自身も一応腕に覚えはあるのだろう】
【どうやら、イマミレイは『八福尽星』を、窓口の様に利用しているらしい】

――――――――じゃあ、俺は行くぜ?
頑張ってくれよ…………俺からも頼む…………

【そういうと、イマミレイは背を向け、何かの術式らしきものを口中でブツブツとつぶやき始める】
【恐らく、呼びとめなければ、そのまま立ち去るだろう】
【――――鈴音の姿を見て、イマミレイはどうしても捨て置けないと言う感情を抱いていた】
【彼女自身、この一件には大きな関心を寄せているのだろう】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage saga]:2011/04/14(木) 03:07:45.79 ID:fWTAEUd90
>>59

まあ、かまいませんことよ?

【なんて、あっさりと返すのは、きっと】
【彼女にとって現状その人は、会ったことも無い他人だから、なのであって】
【つまるところ、お仕事以外での興味が無いのである。きっと、欠片も】

それも、いいとは思うのですけれど、ね。
わたくしも、先ほど初めて知った人ですし……分かりませんわ、ちぃっとも。
その赤木って人を知っている人を探してもいいのですけれど、手間はなるべく省きたいですし……。
どちらの方が手間がかからずに済むのでしょう、分からないですわ。

【周りから埋めていくこと自体に異論は無いが、手間がかかるから、と。選択肢からはある程度外されているようで】
【困ったようにひとつ、息を吐いて】

ま、何かしらがあると見るのが妥当ですわね。
こんな世界ですもの、身障者が丸腰で生き延びていけないとは言いませんけれど、難しいでしょうし。

【相手の確信付きの警告に、こちらもそんな確信付きの言葉を吐いて】
【考えていることはきっと、その自衛方法について。数秒ほど、考える仕草をするも、諦めてから】

分かりましたわ。
未成年が入っても大丈夫ですかしら? わたくし、まだ17なのですけれど。

【相手が未成年であることは、お酒についての話題の時に既に分かっている、くせに】
【くすくすと笑いながら、そんなことを尋ねてみせて】

はいな、それでは、お気をつけて。
ま、死にたくもありませんもの。頑張りますわ、それはもう。

【呼び止めることは無く、返したのは挨拶の言葉】
【死にたくないから頑張る、なんて。結局のところ、彼女は探し人のどちらも、重視していないようで】
【相手を見送るつもりなのか、こちらが去る気配は今のところ無くて】
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 03:15:04.10 ID:Vt2bO9mU0
>>60

…………そうか

【情報として、ちゃんと伝わっているのなら問題は無い】
【後は、音々子がやることであり、そこから先はイマミレイの領域ではないだろう】

……まぁ、そこの判断は音々子に任せるよ
俺よりか、こう言う事に慣れてるだろ?

【自分が魔法薬の販売を生業としている様に、音々子もこうした探偵の様な仕事を生業としているのだろう】
【なら、それはプロの判断。どちらの手段を取るか、そこはまだ分からないが】

『魔術協会』って、場所柄の事もある
そういう道具の類、一杯作ってそうじゃないか?

【魔術関連技術の研究において、現在の最大手とも言えるのが『魔術協会』だ】
【ならば、そこの研究の産物を、なにかしら所有している可能性もある】

…………心配ねぇよ。俺だって17だ。それでも常連だぜ?

【イマミレイ自身も、未成年――――と言うより、音々子と同じ年であった】
【にもかかわらず、酒場を媒介に仕事をしていると言う】
【通常の則で計られる場所では無いだと言う事が、分かるだろうか】

あぁ、じゃあな音々子
――――『ペガサス・ウィンド』!!

【背中越しに別れの挨拶を交わすと、イマミレイは術式を解放し、空へと飛翔する】
【既に更け切った夜空に、その姿は瞬く間に溶けていった】

/乙でしたー!
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県) [sage saga]:2011/04/14(木) 03:36:23.43 ID:fWTAEUd90
>>61

イマミレイさんのお陰で、お仕事が進展しましたのよ。
ありがとうございますわ、本当に感謝していますの。

【相手のそんな反応に、こちらが返したのは感謝の言葉で】
【ぺこりと、小さく頭を下げて】
【にっこりと笑む様は、少し唐突に感じられる、かもしれなくて】

ま、そのときはそのとき、ですわ。
せいぜいたっぷり考えて、後は成り行きに任せてしまう。
適度に適当なのがいいのですわ。

【果たしてそれは適度なのだろうか、なんて】
【そんな疑問も適当に流されてしまいそうな、そんな予感】

ああ、そうですわね……。
……イメージ的には、変な新種の生物なんかも居たりしそうなのですけれど……キメラですとか。
…………いえ、街中なんかで見かけないから……居ないのかしら?

【軽い同意を示した後に、口にするのはそんなことで】
【居たとしてもそんなものをあっさり出すとも思えないのだが】
【なんと言うか、もしかしたら彼女、眠かったりするのかもしれず。それとも素なのであろうか、これ】

あら、同い年……では、安心して入れますわね。
良かった、わたくし、あんまり酒場みたいなところには入ったことがありませんでしたから。

【同い年であったことに、両手を小さく合わせて喜びか何か、そんなものをアピールして】
【あわせた手を口元にやり、ちょこんと首をかしげ。にこりと笑って】

【それから、空へと失せる相手を、目で追って、見送って】
【その後、宿へと戻る最中に】

…………あれ、そういえば桜の花って……。

【なんて、ぶつぶつと。独り言の多い子なのでした】

【ちなみに、八福尽星には。偵察も兼ねて、きっと、顔を出す、はず】

/おつかれさまでしたー
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/14(木) 16:11:47.50 ID:sK8RZroAO
>>428(リンリン)

【求められることに、慣れていない】
【手放したものが自分を追い掛けてくるなど、想定外にも程があった】
【本当は、既に持ち主がいるのであれば、その人物に譲るつもりだったのだが――】

(……この、男が)

【あいつが、あいつが、と】
【刀をまるで友人のように語り、意志を尊重するから、狂ってしまう】
【ただの武器として扱う男だったのならば、ここまで揺るがなかったのに】

 【ただ。】
 【故に刀は――彼を選んだのだろう】


 「あ……」

【響く怜悧な音の中で、少女の小さな呟きが零れた】
【そもそも、彼女が意志を持った原始の理由は、主人を切りたいからであった】
【しかしそれは悪意からでなく好意で――『刀』に視界があるとすれば】
【ぐちゃぐちゃに歪んだソレは、現在の使い手である彼との戦闘に影響を及ぼしたことだろう】

――さぁ、来てくれ
俺は『ソイツ』と一緒に戦ったことはあっても、相手として戦うのは初めてなんだ
これが終わったら――決めてやる。だから、泣くのはやめるんだな

【すぃ、と。痩躯が鍔ぜり合いを止めるようにして後方へ下がろうとするのと】
【その言葉を聞いて、柄が孕んでいた涙の熱が引くのは、ほぼ同時だった】
【彼の脳内には、小さな子供がその衣の袖でぐしぐしと涙を拭う姿が浮かぶだろう】
【そしてその後の、殺しあいでない戦いを精一杯楽しもうとする――笑顔も】
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/14(木) 16:37:23.06 ID:CFB5OYbDO
>>63

【己の外にまで狂いや歪みを与えているとは知らず】
【目の前の痩躯に迷いを与えているのが他ならぬ自分自身だとも分からず】
【落日の雫に抱かれて眠る青年は──ただ、逆十字の施された表情を、万華鏡に向け】


────手伝ってやるよ、ナオミ


【浮かべたのは──ただただ、静かな笑み】
【紡いだのは──刀の気持ちを、願いを叶えようとする、言葉】
【普段は青年のマフラーの中で囁きあい、赤を求めるナイフ達も】
【今宵は不思議と──静まりかえっていた】

【刀がヒトの姿を取っていれば】
【この刹那が闘争の遊戯でなければ】
【或いは──紅蓮の少女の頭を撫で。背を押して微笑みでもしたであろう雰囲気は】
【刀の笑顔が、感情が伝わってくると同時──引き潮の如く消え去り】


   【 ────── 、 】


【言葉は、なかった】
【人を殺さずに闘う方法など知らない青年は──月明かりに白刃を煌めかせ】
【手首のみで僅かに刀を引かせた後】
【後方へ下がった痩躯の左肩から右脇腹を軌跡とする一閃を放とうとする】
【だが其れは。痩躯が手首を返して防げば簡単に対処できてしまうもの、で──】
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/14(木) 16:50:52.92 ID:sK8RZroAO
>>64

【特異な人間だ、と思う。一般的な概念に嵌めるならば、狂人だとも】
【けれど、どうしても自分には彼が狂っているようになど見えなくて――】
【それは、振るわれるあの刀が。妙に嬉しそうな気配を見せるから、だろうか】

(娘を取られた親、ってのは少し違うか)

【心中で呟き、苦く笑う。恋人を取られた、でもしっくりこないのだが】
【妬ける、という言葉が当て嵌まる点では――全て同じなのかもしれない】

【青年の気配が変化して――或いは、普段と戻っていくのだろうか。】
【痩躯は、彼と彼女の気配が混ざり行くのを感じていた】
【昔の自分には出来ないこと。あくまで彼女を『武器』として扱っていた自分には】
【こうも静かに『存在』を同化させることなど、今でも不可能だろう】

――――、……ッ

【思考は、やはり戦闘に響く】
【左肩を抉る熱を感じた瞬間、咄嗟に刀を持たない右手が伸びて】
【懐かしいその白刃を――包帯に包まれた素手で、掴み取ろうとする】
【成功すればそれ以上身体に食い込ませるのを防ごうとしながら、“二人”を見て】

なぁ。お前は、人間か?

【問い掛けたのは、一見すればまるで関係ないような内容のもので】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/14(木) 17:06:50.26 ID:CFB5OYbDO
>>65

【刃が、届く。こんなにも呆気なく。あんなにも簡単に】
【だけど青年は思う。まだ、足りないと】
【まだ──違うと思う】
【こんな斬り方がしたいんじゃない】
【こんな流赤を望んではいない】
【抵抗の果て。闘争の深焉──其処での、一刃】
【温もりを消し去る一突きを、常に彼は求めていた】
【終焉たる一閃は──この戦いでは望んでいけないことは理解していたけれど】
【それでも──こんな傷付け方は「違う」と感じた】
【そしてかけられた言葉に。人の、声に】


──多分、な


【ただ一言、答える】
【自分の出生など。自分の種族など気にしていないという風に、答える】
【──現に、彼は人間なのだろう】
【刃物を、振るえる。その行為自体が、その証明】

【痩躯の手に食い込む刀を感じながら】
【逆十字は其方を真直ぐに見つめた】

【防がれた刀。すぐには刀を振れぬ体制】
【──次の一手は、守りの其れしかないだろうか】
【青年は赤き意識の中、思考する】
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/14(木) 17:21:37.52 ID:sK8RZroAO
>>66

【多分、という曖昧な肯定で充分だった】
【それに正直なところ、彼を『人間』というには違和感を覚えてもいた】
【どちらかというならば――この男は『刃物』なのだろう】
【刃の寵児、その鮮烈な赤に笑みを浮かべながら、楽しそうな表情で】

じゃあ、いいよ

【右手を離して、後ろに身体を引くことで後退。それで『彼女』から離れると】
【痛みを感じていないような表情で、声で。“また”を期待しながら】

お前が死ぬまで――ナオミは貸してやる

【それが、『彼女』の主人が出した、結論でもあった】
【やるには惜しい、というか悔しい。しかし引きはがすのもなんとなく違う】
【ならば――自分の無駄に長い生を利用して、別の解答を探せばいい】

【なに、たかが二桁の年月だ】
【この男の傍ならば、待遇は破格だろうよ――なぁ、ナオミ?】

【彼の手元の刀は、驚愕で絶句している様子でもあった。】
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/14(木) 17:37:28.47 ID:CFB5OYbDO
>>67

【──離れた】
【切っ先が、自由になる】
【僅かに紅く染まった刀を、軌跡を辿るかのように軽く戻し】
【喰──手首を返して切っ先を翻し】
【次は痩躯の左脇腹から、右肩。其の一閃を──っ、】

────、?

【──止まる】
【防がれても、そうでなくとも】
【袈裟にかけた一手は、骨を断つには至らない】
【精々が──皮膚を斬り咲く程度だろうか】

……、いいのか

【問いかけの意味は】
【其の行動の意図を問うものではなく】
【痩躯の万華鏡と紅蓮の金目、双方の意志を、訪ねるもの】
【──最も青年にとっては】
【重要なのは痩躯ではなく、刀の思考の方なのだろうけれど】
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/14(木) 17:47:37.73 ID:sK8RZroAO
>>68

【刃と皮膚で触れながら、しかし防御の動作を取ることはなかった】
【なんとなく大丈夫な気がした、という漠然な考えが当たったからよかったものの】
【失敗していたらどうしたのか――それもまた、“面白かった”のか】

………………。

【痩躯は、答えなかった】
【その問い掛けの矛先が、自分でなく『刀』だと理解していたのだろう】
【分かりやすいくらい『刃物』に甘い男だ、なんて思いながら】
【自らの赤い血で濡れた白刃を――見遣り】

 「……ディータ、は。迷惑じゃ、ない、か?
  私、結局決められなかった……ディータと主人の、どっちかに、出来なかった
  だから、私、我が儘だけど……ディータと“遊んで”から、
  その後、主人のところに帰っても、いいのか……?」

【――子供を蝕んでいたのは、天秤から眼を背けてしまった後悔だ】
【もし彼女が大人ならば二股を掛ける悪女のように開き直る可能性もあったが】
【如何せん、まだ子供。百年といえ、『神』として考えるなら未熟もいいところだ】
【両者が好きだからこそ、嫌われるのが怖い。優柔不断で見捨てられないかと】
【それだけを不安そうに――問い掛けて、くるだろう】
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/14(木) 17:59:52.48 ID:WVUOu/8ro
【夕方の公園】

はぁー…どうしようかな…
食べ物のことを考えるとお金が無いから野宿かなぁー…

明日にはバイト探さないと…


【赤い長髪に緑の瞳で
上は赤のTシャツの上に黒いパーカーを羽織っていて、下はジーンズ
と言う格好の高校生位の少女が、横に大きなリュックサックを置いてベンチに座ってため息をついている】

【少女の腰の右側にはホルスターが収められており、そこから装飾の施されたコルトパイソンが見える】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/14(木) 18:03:02.67 ID:CFB5OYbDO
>>69

【刃と、父親──】
【痩躯は知ることはなく。或いは「刀」は知ったかめしれぬが】
【その二つが、青年にとって世界を構成する要素だった】
【それ以外──特にヒトは、彼にとっては邪魔だった】
【迷子の自分を、父親に見つけてもらえない──そんな思考に取り憑かれていたから】
【逆に言えば。ヒトでなければ、よかったのだ】
【猫だとか、精霊だとか。或いは、妖だとか】
【それらに対しては──刃を向けるものの、気分次第では、命までは奪わなかった】
【其れはきっと。「其れ等」と「自分」を、父親なら見分けてくれるなんて──】
【根拠もなにもない、奇妙な妄信のせいであり】

【──白刃が、葡萄酒色に染まり往く】
【其処からの感覚──「勘」で、なんとなくではあるが痩躯が人間でないことを知ったのかもしれなかった】

──ヒャハ
「我が儘」がひとつ増えても……今と変わんねぇ、よ

【──「刀」は、知っていることだろう】
【『姫』『お嬢』──青年にそう呼ばれている白黒の細ナイフ】
【其の性格もまた、どこか我が儘であることを】


……死が二人を、別つ、まで──だなぁ?


【──紡いだ言葉は。其れは──】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/14(木) 18:16:19.13 ID:sK8RZroAO
>>71

【青年が『刀』に返す言葉は、勿論だが主人にも聞こえていた】
【どうやら、納得行く結果になったらしい――三者共に、だが】
【これから数十年は寂しくなる気もするが、なに。たった二桁だ】
【戻ってきたときには――散々に酷使してやろうと、悪戯っぽく考えて】

「うん。……うん!
 ディータ、ディータ。みんな。あと、少しだけ、一緒に居させて、ね!
 それから――」

【――主人。もう少しだけ、待っててね】

【その言葉は、何故だか耳に届くようだった。幼い向日葵のような声に】
【主人もまた笑みを浮かべてから、もう片方の刀を振ると】

なぁ。名乗ってからいけよ?
“誘拐犯”の名前くらい知らないと、後々困るんでね

【と、此方から『貸してやる』といったにも関わらず我が儘な言葉を投げ掛ける】
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/14(木) 18:28:14.44 ID:CFB5OYbDO
>>72

【──かた、と】
【青年の赤いマフラーの中で。小さく聞こえた其れは】
【ナイフ達が、頷く囁きのようなもの】
【恐らくは、歓迎しているのだろう】
【おかえり、と。また、よろしく、と】

──ヒ、ハァ
遊び疲れるくらい──一緒に、いてやる

【掛けた言葉は】
【矢張り、どこか優しいもので──】

……リンクス。
ディートヘルム・リンクス

【すぅ、と刃を痩躯から離し】
【付着した赤色を拭いながら青年は己の名を紡ぐ】
【ディータ、という愛称を告げないのは】
【痩躯が刃でないという──ただ、それだけの理由なのだろう】
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/14(木) 18:37:49.56 ID:sK8RZroAO
>>73

【それを喜ぶようにまた、刀も揺れる】
【嬉しそうなひとつの“集団”を眺めながら、小さく吐息を零して】
【刀に対しては優しい青年に、なんとなく保育園のお泊りとかを想像した】
【多分、そういった認識で構わないのだろう――物騒過ぎる保育園ではあるが】

「遊び疲れたら、また皆で寝るんだ」

「だから、皆。もう少しだけ、宜しくな!」

【きゃらきゃらと、今までの縛りが無くなって弾けるような笑い声を零すと】
【もし、身体があったならば。彼に抱き着いていたくらいに、喜びを全面に出して】

リンクス。覚えた
じゃ、今まで通りに――そいつと遊んでやってくれ。ナオミ、“また”な

【彼の名乗りに違和感もなく頷くと、彼にそれだけを告げた】
【大切に、などは彼に言う必要はなかった。誰よりも刃物のことを想っているような青年だ】
【今まで通り、それだけで充分。そういった風にして、彼に相棒を預けると】
【痩躯はいつかの再会を待ち遠しく思いながら――刀を片手に、去っていくだろう】
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/14(木) 19:00:22.33 ID:CFB5OYbDO
>>74

【──他愛のないことを、話し。笑い】
【お話に疲れたら、違う遊びをして】
【其れにすら疲れたら、ころりと横になり、寝る】
【起きて、また遊びに行って──】

【──確かに其れは、保育園のようなものであったのだろう】
【青年が先生役。刃物が、子供役】
【或いは青年は、仕切りたがりの子供の役目かもはしれなかったが──何はともあれ】
【そんな。「彼ら」にとっての保育園は】
【矢張り、常人から見れば狂気を感じるものかもはしれなかった】

ああ──そうだな、ナオミ
また、皆で──ヒャハ、ハ

【かたかた、と。ナイフ達も笑う】
【青年もまた、いつものように笑い】
【狂気に落ちた瞳の色は、変わらなかったけれど】
【その笑みだけは。決して歪んではいなかった】

じゃあ、な。ツァーリ・F・カーディナル

【痩躯との別れに対しては、そんな淡白なもの】
【特別な思いを抱いているわけでも、ない】
【強いていうならば、「友人」の主人といった関係だったが】
【其の繋がりは、少なくとも別れの際の行動に影響するものではなかったらしく】
【青年はそのまま──万華鏡の痩躯を、見送って】


──おかえり、ナオミ


【そっと】
【白き刃に──触れるか触れないかの】
【とても幼い、口付けをした】

/おおおお疲れさまでしたー!
/二日間ありがとうございました!
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/04/14(木) 19:01:39.00 ID:sK8RZroAO
>>75
/二日間、お疲れ様でした。ありがとうございましたーっ!
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 19:03:32.93 ID:mY2Oc9LZo
【街中】

(とりあえずゼーロの検査の手はずは調えた。あとはブルーラインに頼まれた卵の情報収集や人材調査)

(それから俺個人の技術力と資源調査、か)

【表通り。路地裏にほど近い場所で突っ立ってる青年がいた】
【青年は子供にも大人にも見える顔つきと、黒く短い髪に色白の肌を持ち、ワインレッド色のナイロールの眼鏡をかけている】
【服装は、黒いスラックスと茶色のシャツの上に白衣を羽織っているという研究者のようなもの。腰に締めているベルトの左側にはホルスターがあり、その中に黒いハンドガンが納まっている】
【右腕には手から肘までを覆う灰色の盾のようなものがあり、その先端から杖が出ていて青年の支えになっていた。右手は盾の内側から横に伸びているグリップを握っており、杖というには非常に機械的なデザインだ】
【格好のせいで中々人目をひいている】

やること多いんじゃボケ!

【叫び声を一つあげると、手近な壁を蹴り始めた】
【余計に目立っている】
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/14(木) 19:57:49.69 ID:w9Ykz8e60
【水の国、街中】


【――はたり。はたり】


【人通りが多い筈だろうが、其の場所の一角だけは違って。壁に只一人ポスターを貼る人影】
【其処には人が寄らない理由が在って。其の物の顔の銀色の髑髏は禍々しく光っているのであった】


(終わったか………、然し改めて見ても長いな)

【銀色の包帯で巻かれた最後の一枚を貼ると一息付いて。白煙でも出した後】
【改めてその内容を観察している様子。微妙にふふ、と苦笑気味】

【ポスターを見れば――

 新正義組織 「blue justice/青義同盟」
 俺達の組織と、justice・対機関連合等の正義組織との違いは2点ある!

 〜中略〜

 P.S 何なら文句でも構わねぇぜ?腹立ててる連中もいんだろ?お互いの正義を語り合おうや。実力も見ておきたいしな】

【と。青義同盟のポスターだろう事は明白だろうか】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/14(木) 20:01:25.93 ID:WRyTOkMAO
>>78

【古びたコートを身に纏い、左腕に術式が刻まれた包帯を幾重にも巻き付けている小柄な少女】
【闇夜のような漆黒の髪を伸ばし、星光のような金色の瞳でポスターを見つめていたのだが】

…………。

【べりべりべり、と、ポスターを豪快に剥がし始めた】
【だが、何故だろうか、そんな事をやっている割に、少女に青義同盟への敵意やらなにやらは、感じられない】
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/14(木) 20:20:04.06 ID:w9Ykz8e60
>>79

 ん?

【べりべりと云う音。其れに反応したらしい。其の方向に身を翻す】
【そしてかしん、かしんと其の少女に歩み寄るだろう】

(ふむ……。ポスターを剥がすと云う行為は分かれるが、訊いてみなきゃ解らないな)
 ――― あー、ポスターに興味が在るのか、其れとも別の理由か?

【叱る訳でも、咎める訳でもなく】
【その光景をじっと観察しつつ意を決した様に、小さく頷いて。暫くし訊く異形】
【其の風貌は少し変わってはいるが、此方も敵意自体は感じられない】
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/14(木) 20:27:32.89 ID:WVUOu/8ro
【水の国・夜中の公園】

今日の晩御飯は我慢っと…
………はぁ、しばらく旅を中断して…お金貯めようかなー…
行く場所行く場所でバイト探すのも大変だし…


【赤い長髪に緑の瞳で
上は赤のTシャツの上に黒いパーカーを羽織っていて、下はジーンズ
と言う格好の高校生位の少女が、横に大きなリュックサックを置いてベンチに座ってため息をついている】

【少女の腰の右側にはホルスターが収められており、そこから装飾の施されたコルトパイソンが見える】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/14(木) 20:29:40.16 ID:WRyTOkMAO
>>80

【個性的な、金属音を思わせる音を聞いて、ポスターを右手に持ったまま振り向いた少女】
【髑髏のような異形に畏れを抱く様子は無く、ただ、金色の瞳で、じ、とその姿を見つめるだけ】

ん……興味はあまり無い。
でも、メモ翌用紙とか、紙飛行機とか、重宝してはいる。
色々な場所に何枚も何枚も張ってあるから、こうして時々貰ってる。

【あっさりとした、否、寧ろ、感情を感じ取れないような淡泊な声での返事が返ってくる】

貴方がこれを張っていた、という事は、この青義同盟の人?
だったら、ありがとう、このポスターには良い暇潰しをさせて貰ってる。
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/14(木) 20:29:59.97 ID:FnugiHR50
>>77

【その声にビクッと反応する人物が一人】
【どうやら彼の近くにある路地裏から街中に出ようとしたようであり】
【彼との距離が近いがためにより一層彼の声が大きく響いたのだろう】

っ…!!おいコラうるせーんじゃボケ!変な格好しやがってゴルァ!!

【彼を人睨みしてから同じように少々乱暴な口調で叫ぶと彼も手近な壁を蹴る】
【その男の風貌は少しだけ不良に見えなくもなく】
【黒の長袖に赤いシャツを羽織り、頭にサングラスを掛けている、男性的で整った顔立ち、おそらく20前半か】
【両手にはめている赤のオープンフィンガーグローブが印象的である】
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/14(木) 20:41:03.87 ID:XyHxfPfGo
【櫻の国、公園】


―――やぁ!はっ!

【すっかりと静かになった暗がりの公園で、汗を垂らしながら剣術修行をしている人影が一つ】

【それは10〜12歳ほどの背丈に、真っ直ぐに下された腰に届く程長い樗色(おうちいろ)の髪、前髪は短く切り揃えられていて】
【澄んだ紫色の双眸を持ち、袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカーを履いた、少女だ】

【手に持つ獲物は、竹光。真剣ではない】


―――せいっ!


【気合とともに一閃。しかしその太刀筋と踏み込みは甘く、御世辞にもいい腕とは言い難いものだというのが見てとれるだろう】
【だが基礎は出来かけている。子供のチャンバラよりかは、しっかりとした剣術になっているようだ】


―――――…ふぅー……

【体力面は見た目相応らしく、息を切らしながら膝に手を当てて一息つき、一時休息】

【因みに、素振りである。実践的な練習はしていないようだ】
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/14(木) 20:48:39.38 ID:w9Ykz8e60
>>82


 ……暇つぶし?

【ふと。其の言葉には首を傾げたりもするのだが――】

 嗚呼。そうだったのか……まぁ、貼ってあるのを「活用する行為」は好いだろう
 ……然し。使った後は塵箱に棄てておけ。―― 街が汚れる

【成程と云わんばかりに明後日の方向を見る異形】
【「其の行為」事態には全くと云って良い程反応が薄い。其の言動この者も大概ではある】


 ―― 如何にも。俺は青義同盟のゼビレイ≠セ。……何、礼には及ばんさ

【一構成員として。其れは如何なのか。兎も角、彼は少し少女との距離はおく】
【質問にも、全てに応えて云って。淡泊と云えば、低い声も総じてそう思えるかもしれない】
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/14(木) 20:57:02.68 ID:WRyTOkMAO
>>85

正直、予想外だった。
自分が頑張って貼ったモノを遊び道具にされていたら、怒ると思っていたのだけれど……。

【少しだけ――無感情に思われた少女の声が変化する】
【どうやら、男が怒らなかった事に、逆に興味を覚えたようで】

……ゴミは綺麗に片付けるようにはしている。
飲食店の裏の残飯置き場とか、工場裏の廃品置き場とか、物を捨てられる場所には困らないから。

【だが、今言ったどの場所も、紙を捨てるのに相応しい場所では無い気がする】
【それにも関わらず、『綺麗に片付けた』そう言えるのは、傲慢か、無知か】

ゼビレイ、覚えておく。
それと、一つ、この『青義同盟』について、聞いていい?
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/04/14(木) 21:07:36.26 ID:3t7rbjG7o
>>84

もう春だねぇ……
【こんな、オッサン臭い台詞と共にやってくるのは一つの人影】

【黒いスーツの上にカーキのモッズコートを着た、どこぞやの刑事のような格好の青年】
【黒い瞳をしており、短く切られた黒い頭髪は、容姿も合わさって、中々爽やかである】
【身長は170後半程度で、年は20歳前後くらいだろう】


ん…小さいのに頑張るねぇ…
【少女の修行の様子を見て、感心したような様子で独り言を呟く】

【少女に興味が湧いたのか、少し早歩きで、少女の下へと駆け寄る】

【そして、優しいとはお世辞にも言いがたい声色で、少女へと話しかける】


こんな夜遅くに、何してるのかな……?
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 21:18:23.24 ID:mY2Oc9LZo
>>83
//おうふ、気付くのがだいぶ遅くなってしまいました
//まだおられますか?
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/14(木) 21:18:58.00 ID:w9Ykz8e60
>>86

 『風評』の観点から見て、『そう云う行為』をされる事は道理だろう
 然し俺は、其れに裂く労力が無駄であると推論≠オているだけの話
 ――無論、叱る事も出来るが…………極力、『厄介は省きたい』。故に咎めはしない

【其の予想外を訊けば。説明口調で其れを云い述べる】
【平和主義理論。そうとさえ感じるかもしれない。矢張り青義≠フ構成員ではある様子で】


 ――嗚呼、助かる。が……、――其処しか棄てる場は無いのか?

【デリカシーの類にも疎い。ふと其れを訊いてはいる】
【然し、相も変わらず明後日の方向を見たりはしているので無視して構わないと思われる】


 ―― 組織の基本事項位は知っている。好いだろう
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/14(木) 21:22:27.05 ID:XyHxfPfGo
>>87

……えっ!?

【突然話しかけられて驚いたのか、小さく跳ね上がった】
【相当につかれていたということもあり、青年に気付かなかったのだろう】
【数瞬後元の体勢に戻ると、しばらく固まった…が】


襲っちゃダメ、襲っちゃダメ、襲っちゃダメ、襲っちゃダメ、うん、大丈夫………

【心の中で呟こうと思ったのだが、それは無意識に言葉となって小さな唇から出ていた】
【しかしよほど近くで聞かなければ何を言っているかまでは聞きとれないだろう】
【聴覚が格段に優れているなら話は別なのだが】

【そして落ち着いたようで、顔を上げると】


――修行……してた………

【青年の問いに無表情で、もの凄く簡潔に答えた】


―あなたは……だれ?

【額の汗を腕で拭うと、質問を返す】
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/14(木) 21:27:53.51 ID:FnugiHR50
>>88
///いますぜい
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 21:31:35.72 ID:mY2Oc9LZo
>>83

(げぇ、不良にぶち当たったか)

【その相手の風貌を確認すると内心で厄介なのに見つかったと毒づく】
【しかし表情にはそれを何とか出さなかった】
【相手の方にしっかりと向いて軽い会釈のように頭を下げる】

すいません

【と、軽く謝った】
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/04/14(木) 21:32:42.60 ID:3t7rbjG7o
>>90

あれ…驚かせちゃった…?
【少女の様子を見て、少し頭を傾げるが、急に話し掛けたのが悪かったんだな。と自己完結してから】
【声には、気づいていない様子】


俺…?俺は、宮下正次だよ……

もし良かったら、君の名前も教えてくれると嬉しいなぁ…
【少し驚いたような言葉を発するが、そんな仕草は全く見せず】
【そして、何というか、生理的に気持ち悪い言い方で名前を尋ねた】


えっと…剣の修行でもしてたのかな…?
【手に持った竹光を指差しながら、質問。剣についてはちょっとは分かるような口振りである】
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/14(木) 21:37:31.18 ID:WRyTOkMAO
>>89

成る程、何となく解った。
でも、悪い事をした人を咎めて、それを繰り返させないようにするのも『正義』の務めだと思う。

私としては、叱られないのは有り難いけど。

【裏路地を徘徊する少女だが、一応、それなりの考えは持っているらしく、それを述べる】
【お前が言うな、と言われたら言い返しようが無いのだが】

――――……?
……私のやった事は、何か、変だった?

【そう言って、首を傾げる少女】
【どうやら、自分の妙な点に気付けていないようで】

うん、ありがとう。
えっと、この『青義同盟』は、他の正義組織と、何が違うの?
他の人達も、人を殺したいと思ってはいないと思う。
貴方達も『絶対に殺さない』と言っている訳じゃない、何が違うのか、解らない。
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/14(木) 21:41:43.33 ID:FnugiHR50
>>92

お、思ったより素直だなアンタ
つーかさっきやること多いとか言ってたけど何だ?仕事に行き詰ってんのか?
仕事のストレスってもんはよ〜く俺も解るが壁に八つ当たりしちゃあいけねぇなぁ

【少し彼の態度に感心しながらこんなことを言う男】
【こいつも先ほど思いっきり壁に八つ当たりしていたのだが】

ま、そういうムカつく事は女でも抱いて忘れるのが1番だぜ?

【見た目通りのチャラいことを言いのけるこの男】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/14(木) 21:42:22.93 ID:XyHxfPfGo
>>93

――――ううん…大丈夫、気に…しないで

【実際驚いていたが、それは彼女の気遣いだろう】

【名前を要求されると、一瞬下唇を噛んで何かに堪えるような仕草を取ったが】
【本当に一瞬のことで直ぐに】


――『自立自動殺戮ユニット―――Iamyプログラム code:Failer-001』


ゼーロ・ウィオラーケウス

【さっきまでの声色とは違う、何処か機械的な声で謎の単語を放った】
【おそらくゼーロが名前だろう】


……今はこう名乗らなくちゃいけないけど…気にしないで…

【そのように名乗りたくなかったのだろうか。その言葉はもう元の口調に戻っている】


宮下…さん、覚えた…

―――…うん、強くなりたいから、修行してた
…宮下さんは…剣術使えるの?…

【確かめるように呟くと、指された竹光をチラリと見て】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 21:47:08.44 ID:mY2Oc9LZo
>>95

(こういうタイプは苦手なんだが……)

【あれこれ言ってくる男に対して表情が硬いというか困り顔】
【不良などがあまり得意ではないのだ】

仕事にも似た”しなくてはならないこと”でね、忘れるわけにもいかないんだ

【どこか気分的に引きながらも無視して立ち去ろうものなら何をされるか分からない】
【仕方なしにとりあえず、忘れては困ること、ということだけ伝える】
【嫌な感じがするのか、少し後ずさりまでした】
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/04/14(木) 21:56:29.49 ID:3t7rbjG7o
>>96

………

あっ、ゼーロちゃんね。俺も覚えたよ…
【少女の口調に、口を小さく開け、キョトンとした素の表情を見せる青年】
【だが、あわてながら、口を閉じて、返事を返す】


あー…俺かぁ…

剣術なんてそんな立派なモンじゃあないんだけどねぇ…
自分なりのやり方なんだ…
あれ…2刀流ってやつ…?

【剣の心得は、我流ではあるが、あるらしいこの青年】
【しかし、青年の何処を見ても、刀など持っておらず、疑問符が浮かんでもおかしくない】
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/14(木) 21:59:29.73 ID:FnugiHR50
>>97

【雰囲気で彼が自分を嫌がってるのを察知すると】

おいおい、見た目は確かにチャラいイケメンだけどよ、別に怒らせない限り俺は「安全」だって。
自分から拳を振り回すみたいなアホなこともしないからそんなに嫌がってるオーラ出すなよ…

【後ずさりする彼に「警戒などしなくてよい」というようなことを話す】

似た…ってことは仕事じゃあ無いってこと?つーかよく見たらあんた若いな。学生…ってわけでもないのか

【変わった格好をする彼に対し若干興味がある様子】
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/14(木) 22:03:48.60 ID:9W9j9A9uo
【水の国・森林地帯のどこか】

【薄暗いその場所を、一つの明かりがゆっくりと動いていた】
【照らし出されるのは銀の髪と褐色の肌、そして黒い軍服で】
【目立つ光源はといえば口元のタバコ。なにやら、光そのものであるかのように煌めいていて】

(突破は不可、奇襲も不可、見捨てるというのはもってのほか)
(作戦には人員が必要不可欠だ。今、ルビーシャの面々を失うのは惜しい……)

―――さて。連中の巣とも言うべき場所は、この方向だと思ったのだがな

【時折見えるのは、袖の“77”という刺繍。行く先は決まっているらしく、方向は一定で】
【見る人が見れば、その目的地が“Jusitce”の『風霊統主の城』だと分かるだろう】
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/14(木) 22:04:07.82 ID:XyHxfPfGo
>>98

―――――二刀流……

【初めはゼーロもそれを習得しようとしていた。その時は竹光を持っていなかったので、木の枝で】
【なので】


二刀流は…よっぽど強い人しか使えないって、空人師匠が…言ってた

【一番初めに、師に教えて貰ったことを思い出して言ってみる】
【わかったような口を…】

【もし使えれば、それはゼーロにとって『ものすごく強い人』と見られることになるだろう】


そう言えば…刀…持ってない…よね?

置いて来たの……?

【見た目は丸腰にしか見えないので、疑問に思ったようだ】
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 22:04:56.09 ID:mY2Oc9LZo
>>98

……そうか

【そういうことじゃない、とは思ったがわざわざ言ってややこしくしたくなかったため、胸に秘めておいた】
【とりあえず現時点では見た目も中身もチャラ男そのもの。不良とあんまり変わらないという認識だ】
【自分からイケメンといっているあたりも、何だか嫌悪感を煽っている】

学生で合ってる。研究者の端くれでもあるが
仕事じゃなく頼まれごとと、あとは個人的な用事だ

【学生兼研究者だと青年は答えた】
【更に忙しいのも仕事ではなく頼まれごとらしい。忙しくなるほど多いのだろうか】
【因みに雰囲気的にまだ引いてるかんじがある】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/14(木) 22:05:59.78 ID:w9Ykz8e60
>>94

 嗚呼。そうだな。叱って説く。正義組織としては常識だ……其れも又一つの意見だろう
 あんたは、俺より正義が解っているのかもしれない ―――
 ……俺はな。そう云う風には成ろうと云う方向では無い。其れは『暗躍』を意味しているが

  俺は其れで、生きていこうと思っている。生きていかなくてはならないと思ってはいる

【卑屈に成ってしまってるのかもしれない。然し、其れを突き通すと云って】
【何故。彼は其処まで拘るのか。其れは――。兎に角、其の禍々しい双眸は少女の眼を見据える】

 いいや、戯言だ……

【其の反応を見て。少し自嘲気味にくつりと哂いつつ】

 ……独自の解釈だが

 『 不殺 』。之に限ると思われる。どんなに追い込まれようと……。追い詰められようと殺傷せず
 正義悪問わず、相手の『 信念 』を尊重し。正々堂々$闘をする、出来る組織の事―――
 恨みや嫉妬の概念に囚われず……まるで子供の喧嘩の様に――『愉しい、戦闘が出来る』組織

 或いは正義を導く、道筋≠ニなる組織。平穏への針を少し進ませる組織
 ――― 綺麗事、滑稽な話そんな風評を吹き飛ばす『 合理性 』さえも持つ
 然し、少なくとも俺は≠サんな組織だと理解している―――

【嘆息。其れは、其の云い述べた後にあって。現実は、そう甘くは無い】
【其れを全て感じ取り、少々、俯いた後に。又少女へと眼を戻す】


 ―――して行こうと。思ってはいる
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/14(木) 22:12:52.54 ID:FnugiHR50
>>102

…ちょっと引いてるだろ。もしくは俺のイケメン度に嫉妬してるのか?ま、今のは冗談だが

【そう言って引かれながらも軽く笑う男】
【どうやら彼がまだ引いていることは十分承知のようで】

つーか研究者ァ?へー…ってことは相当いいトコ通ってるんだろ?どこ?何研究してんの?

【一方的に質問する男 …まぁウザいかもしれないがこの男、いつもこんな感じではある】
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 22:18:58.66 ID:mY2Oc9LZo
>>104

『魔術協会』で一応は魔術の研究、ということになるか

【『魔術協会』──魔術師の育成や魔術の研究を専門とした組織の名だ】
【それなりに有名なため、男も知っているかもしれない。もちろん、知らなくても問題はない】
【つまり青年は研究者であり魔術師ということになる】
【容姿は完全に科学者のそれだが】
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/04/14(木) 22:20:01.80 ID:3t7rbjG7o
>>101

空人師匠…?

へー…お師匠さんみたいなのがいるんだね…
【青年は、確実にズレている所に、関心を示す青年】

【「おっと、ごめんごめん…」と、自分でも気づいたのか、そんな台詞を言い放った後】

んー…
そんな対したモノじゃあないよ…
【謙遜してこんな言葉を言っているかのように思えるが、そんな気持ちは青年にはサラサラ無くて】
【だが、二刀流を使えるという言葉に嘘はないようだ】

刀…?あー…
此処にあるよ…数十本くらい…
【そして、ポケットへと手を突っ込み、手を丁寧に出した後、手の平を開く】
【手には何か、10円玉サイズの小さな物。そして、手の平の10円サイズの何かは、一瞬の内に、大きくなる】
【そして、青年の手には、普通サイズの刀が現れる】
【これが、青年の能力らしい】

【数十本、というからには、ポケットの中にはもっと刀があるのだろう】
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/14(木) 22:22:13.73 ID:WRyTOkMAO
>>103

そんな事は、ないと思う。
私は、まだ何も知っていない。
ただ、私の考えた事を言っただけ。

正義は、日陰にいたら駄目。
陽射しに当たって輝いて、初めて意味がある、希望になれる。
誰もいない場所でこそこそと動くのは、私達みたいな、真っ当に生きていけない人間だけで良い。

……貴方の言っている事は、只の贅沢。

【禍々しい双眸に、金色の輝きが正面から向けられる】
【それは―――決して、怯む様子を見せようとしなかった】

……チラシには『どうしても駄目なら殺して良い』と書いてあった。
『不殺』はあくまで目標で、絶対ではなかった……。

【それだから、少女は質問をしたのだろう】
【結局それでは余所の組織と変わらないから、何が違うのか、と】

……なのに、余所と違うと主張している意味が、解らない。
私には、同じにしか見えない。
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/14(木) 22:26:47.43 ID:FnugiHR50
>>105

…あそこか。なんか魔術使える奴ってムカつくんだよなー
なんとなくだが使えねぇ奴を見下してる気がしてさ。調子に乗ってる っていうか
俺の趣味ってさ、調子に乗ってる奴を叩きのめすことなんだわ…って別にお前がそういう発言しなければいいだけの話なんだけどさ

【ちょっと物騒なことを言いのけるこの男 軽く挑発するように聞こえるかもしれないが彼にはそのような自覚が無い…かもしれない】
【完全にこの男の偏見であるが、彼は魔術を使える人間をあまり好まないようである】
【そしてこの発言からはこの男が魔術を使えないこともわかるであろう】
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/14(木) 22:33:22.01 ID:XyHxfPfGo
>>106

うん……わたしに剣術を教えてくれている…人
――そう言えば、戦ってるところを見たことが無いから…強いかどうかは…わからないけど

【………らしい】

【ゼーロは手に持った竹光を鞘に納める。その仕草もぎこちなく】
【如何にも剣を扱うことに慣れていないというのが伝わってくるだろう】
【もう呼吸も落ち着いており、体力は回復したようだ】

【宮下の言葉を受けると、どこに?と首を傾げて】
【そして、ポケットから出てきた何かが剣に変形するのを見て】


わ………

【驚いたように、短く感嘆の声を上げるとまじまじとその刀を見つめる】


――戦闘のとき…便利そう…

いっぱい投げて変形させれば……きっと強い…

【幼い割には一瞬のうちに戦術を立て始めた。戦闘経験はあるのだろうか】
【だが、先程からの様子を見た限りでは戦闘能力はかなり低い筈だ】
【どう捉えるかは、宮下次第だが…】
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 22:36:29.31 ID:mY2Oc9LZo
>>108

……挑発なのか脅迫なのか分かり辛いな
ま、別に俺は魔術が使える人間と使えない人間で妙な線引きはしないから安心してほしい

【男の言葉はやはり挑発か、或いは脅迫のように聞こえたらしく、青年は素直にそのことを言った】
【続けて見下したりはしない、と。信じるかどうかは男次第だが】
【それから顎に手をあてて、何かを考えるような仕草をした】

(異能コンプレックスは考えていたが、魔術コンプレックスまであるのか)

(……いや、考えてみれば当然か。それにこいつの言ってる通り、見下す魔術師も居るのかもしれない)

【異能を持っている人間、つまり能力者を敵視したり嫌う人間が居るのは予想していた】
【しかし魔術師に対してはあまり予想していなかったため、男の言葉は少し意外だったのだ】
【多少の才能は必要あれど、能力者と違い魔術は後天的に身に付けることのできる技術】
【だからそれを妬んだり嫌ったりというのは完全に予測の範囲外だった】
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/14(木) 22:37:42.95 ID:Y0qefRbgo
【街中】

……──漸く、退院できた。

(頑張らなきゃいけない時期なのに……寝込んじまう、なんて。)
(……情けない。あんまり無理してるつもりは、無いんだけど。)

【燃えるように真っ赤な三本のアホ毛、青空のように透き通った空色の瞳の青年が歩いている】
【白いシャツの上に灰混じりの黒色のパーカーを羽織り】
【左手首にはオレンジ色の包帯を巻き、左足には蒼を基調とした金属製の細身のアンクレットを身に着け、】
【霰を連想させるような幅広で白色透明な長剣を、抜身で腰に帯びている。】
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/04/14(木) 22:41:56.94 ID:3t7rbjG7o
>>109

へー…
ま…なかなか強い人なんじゃない…?
俺知らないけど…
【二刀流云々だとか、剣術に対する事は、よく分からなかったが、聞いた感じ強そう。それだけの理由でそう言って】



……ごめんね。
触れてるときにしか、小さくしたり、元に戻したり出来ないんだ…
【口調は余り変わってないが、明らかにしゅん…とした様子の青年】
【後ろから見なければ分からないだろうが、その背中が小さくなっているように見える】


そうしたいのはやまやまなんだけど…
あ…そうだ…

真剣持ってる…?
良かったらコレ、あげようか…
【そして、鞘に入った刀を、少女へと差し出す。手に取れば分かるだろうが、普通の刀の半分くらいの重さである】
【これも青年の能力だろうか】

【重量以外の武器の特徴としては、切れ味に特化した刀。その他に、コレといった特徴はない】
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/14(木) 22:48:19.68 ID:FnugiHR50
>>110

…あんたはさっきもすぐ謝ったしな。見下す奴じゃなさそう…かね? ちなみにさっきの警告…かね。
一応俺も魔術かじってみようとしたんだが、全くわからん。ま、センスなかったってこと。
あー、別に嫉妬とかじゃなくて、とにかく何でも「調子に乗ってる奴」を見ると潰したくなるっつーか、潰すために俺は存在してるっつーか

【そうとぎれとぎれに語ると、何か考えてるような仕草をする彼に問いかける】

あ?何?見下す魔術師に覚えがある…とか?そうなら直々にこの剛腕で沈めてやるんだが…ハハハッ。

【そう言って男は左手を軽く回す】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/14(木) 22:53:27.63 ID:iSiBaxToo
>>111

………見つけた、か?

おいそこの!そこの、あー……頭に触覚生やしてる奴、お前だよ!

【彼の側面、歩いている通りに合流する道から】
【かん、かんと硬質な足音と共に、呼び止める声】
【あまり該当者は多く無さそうな呼びかけは、彼へ向けられている者以外の何物でもない】

【青年が立ち止まるにせよ歩き続けるにせよ、声の主はテンポを落とさず走り】
【彼の顔をじっくり観察出来る位置にまで近づき、立ち止まろうとする】

………あー……当たり、か?顔写真なんて無いからなー、ウチには
人探しには苦労する………、と

……ちょっと、顔貸してくれるか?

【白無地のポロシャツは襟のボタンを止めず、その上に≪死獸弌≫の印を刻む袖無しジャケット】
【裾へ向かうにつれて黒から赤のグラデーションを描くズボン、金属補強された戦闘靴】
【藍色がかった膝までの白髪に、マフィア風のソフトハットを重ねた、身長160cm程の少女】
【両手はズボンのポケットに突っ込まれ、口には煙草を咥えている】
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/14(木) 22:54:25.98 ID:FnugiHR50
>>113
//訂正 左手→左腕です すみません…
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/14(木) 22:55:07.11 ID:mY2Oc9LZo
>>113

(あんたが一番調子に乗っていそうだが……)

【左手を軽く回す男にじと目を向ける】
【しかしそんなことを言ってしまえば厄介なことになるのは目に見えており、またそんな勇気もないし無謀でもない】
【なので、はぁ、とため息をつくだけに終わった】

悪いが、あまり暇でもないんでね
これで失礼するよ

【あまり世間話をしているほど余裕がないようだ】
【そういうと、表通りの方へと歩き去っていった】

//お疲れ様でした
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/14(木) 22:59:52.52 ID:FnugiHR50
>>116

ん、用事のある所悪かったな

【そう言うと男は歩き去る彼に対し2本指敬礼を送った】

/ありがとうございました
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/14(木) 23:02:43.36 ID:XyHxfPfGo
>>112

―――そうなんだ…

でも、5つくらい手に持って、間合いに入った時に剣の形にすれば――

【無表情のまま、またしても瞬時にそんな作戦を立てて見せた】
【…宮下のフォローに見えなくも…ない?】


……いいの?

【そう言いつつ差し出された刀を、手にとってみる】
【竹光よりは重いが、基礎体力をつけ始めたゼーロには持てなくはなかった】
【ただし、数回振れば腕が疲れてへたり込んでしまうだろうが…】


真剣って…意外と……軽いの?

【因みにゼーロは今まで真剣を持ったことが無い】
【そのため、鋼の塊がこんなにも軽いのが疑問に思えたようだ】


【ここまで、彼女はずっと無表情である。希薄な彼女の感情を読み取るのは、慣れていなければ苦労することだろう】


/ちょいと遅れてしまいました。申し訳ない…
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/14(木) 23:04:10.17 ID:w9Ykz8e60
>>107

 結局……、違いなんて無かったのかもしれんな
 贅沢、嗚呼。確かに……だが、‘出来ない事’ではない
 悪を説き、味方に付ければ
 在るいは、正義の足し位にはなるだろう

/済みません。突然急用が出来てしまいました。落ちます
本当に申し訳ないですorz
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東) [sage]:2011/04/14(木) 23:05:57.20 ID:WRyTOkMAO
>>119

……解らない。

//把握しました、ありがとうございますー。
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/14(木) 23:15:00.26 ID:Y0qefRbgo
>>114

触覚じゃねぇ、髪だ髪ッ!!

【殆ど脊髄反射で反応。大声で訂正】
【その後立ち止まると、声がした方へと向き】

俺の立場を、知ってるような口ぶりだけど。
機関員が何の用だ?

……ま、話の内容によるかな。

【好戦的ではないようだが、警戒はしているようで】
【処刑剣の柄へと、右手をかける】

【それでも怪しい動作をしたり】
【会話に益が無かったりしたら、即戦闘を仕掛けるだろう】
【カノッサ機関と対機関連合の間に、敵対しない理由など無いのだから】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/04/14(木) 23:18:24.17 ID:3t7rbjG7o
>>118

…!
なるほどなるほど…!中々やるねゼーロちゃん…
【一瞬、ほんの一瞬だけ瞳孔が開いたが、一瞬だけ。なるほど!といった感じらしい】
【大分感心しており、フォローとか、そんなんには決して見えていないらしい】


あー…これはね…
いや、これも…
俺の能力だよ…
物を小さくしたり、軽くしたり…軽くするのはあんまり得意じゃあないんだけど…
【左手で、右の手首を軽く握っているのは、少し誇らしく思ったからだろう】

普通のは、それの倍の重さだよ…
【本当に刀のことあんま知らないんだなとか、そんな事を考えつつも、ちゃんと事実を伝える青年】
【恐らく、この青年はこの能力がある為、二刀流を扱えるのだろう】

あ、二刀流目指してるんだったら、もう一本あげるよ…
力付いた時に、また…ね?

【そして、ポケットから何かを取り出し、先程と同じように大きくする】
【少女の力等、配慮しておらず、渡そうとするが、断ったとしても、この青年あg悪い気分になるという事はない】
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/14(木) 23:22:46.84 ID:iSiBaxToo
>>121

最初にそこかよっ!

【自分で言った事ながら、そこを返されるとは思わなかった様で】
【煙草の為か走ってきた為か、やや上がった息を落ち着けながら】

……あー、本当に当たりだな?髪と顔立ち、目、まさかなーとは思ったけど
大会やらなんやらの記録も……漁ると良い事あるもんだ

………なんだ、思ったよりガキっぽいんだな

【その顔を、身長差の為に見上げるようにしながらも、更に近づいて行く】
【ただ、顔を見る為の様に、言葉や表情ではフェイントを入れつつ】
【剣を振るうには近過ぎる距離にまで、入り込もうとする】


………話の内容、か。いきなり本題なんて忙しい奴だなー
生憎と、そんな長い話に出来る程、私に深い考えは無いよ

……おい、ルビーシャの事は知ってるか?
包囲されたとか古い話じゃない。ついこの間の、ディモルキャストの後の事だ

【現時点では、交戦の意思は無し。然し、先制攻撃を受けにくい位置取りを行おうとはする】
【戦闘を仕掛けられれば、反撃にも逃走にも、即座に移行出来る程度の心構えは有るらしく】
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/14(木) 23:34:38.29 ID:Y0qefRbgo
>>123

……これでも、結構年上の方なんだけどな。

【正義組織の人間が若者ばかりというか】
【justiceのリーダーがあの年の時点で、お察しというか】
【精神年齢は知らん】

知ってる。
現場にいたし──百家を討ったのも、俺達だ。

【俺たち、つまりは「対機関連合」】
【裏切りもあったため微妙ではあるのだが、まあ嘘ではない】

それが、どうした?

【幾つか心当たりはあるが、口には出さず】
【相手の一挙一動に注目しながら、言葉を待つ】
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/14(木) 23:36:39.80 ID:XyHxfPfGo
>>122

役に立てたなら…よかった……

【どうやら宮下の為に色々考えていたらしい】
【褒められると照れたのか、ほんのすこしだけ目線を外した】

【能力の説明を聞くと】


軽くすることも…出来るんだ…

……ちょっと…羨ましいかも…

【面白い能力だと感心したようで、刀を構えてみる】
【羨ましいというのは、きっと単純に腕の力があまりないから】
【重いものをもつときの苦労を解消できる、ということからだろう】

【非力な彼女は竹光を振るうだけでも精いっぱいなのだ!】


―――ありがとう……わっ……とと………

【空いた手で刀を受け取ろうとするも、普通の重さだとは思っていなかったので】
【ずしりと重いそれに腕が耐えきれず、地面に落してしまった】
【慌てて重たそうに両手で抱えて、少しよろけた】
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/14(木) 23:41:50.09 ID:iSiBaxToo
>>124

………まず、一つ。死体は、何処だ?
百家だかが死んだって証拠になるものは、どこにある?
それの有る無しで、これから考える事が………

……と、先走り過ぎたな

(………まあ、敵対組織だったらこんなもんか)
(炊きつけて燃えるなら、それでいいだろ)

【相手の反応の温度に合わせてか、少女の声も幾らか落ち着いて】
【或る程度近づいた距離は維持したまま、何秒か沈黙を挟む】


おい、対機関連合だのJusticeだのが、どういう看板掲げてるか知らない訳じゃあない
でもな、それでも私は確認しておくぞ

何百何千と人が死ぬかも知れない。お前達だけじゃ助けられないけど、私達でもどうしようもない
だけどお前達が手を貸せば、どうにか出来るかも知れない、今はそんな状況だ

(遠まわしにやってたら飽きられそうだ……さっさと本題で良いだろこの場合)

【直接の戦闘に関しては兎も角、言葉を用いての争いはそもそも捨てているのか】
【表情、声共に、特に何かの色を敢えて持たせるような事はしていない】
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/04/14(木) 23:43:31.73 ID:3t7rbjG7o
>>125


【ありがとね。と軽く礼を言ってから】

羨ましい…?ほんと…?
ほんとに…?
【何度も聞きなおすのは、嬉しいからだろう。ここらへんが単純らしい】

あ…ごめん…
【少女が持つ刀へと、手を伸ばす。もし、刀と触れた場合、それと同時に、刀は半分くらいの重さとなるだろう】
【書き忘れたかが、特徴としては、一本目の刀と同じである】


……っ……いっ……!!
【触れたか、触れなかったかは別として、青年は頭を手で抱える】
【頭痛でもしたのだろうか、理由は定かではない】
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/14(木) 23:55:17.10 ID:XyHxfPfGo
>>127

……?

―――うん、羨ましい…嘘は…ついてない

【素直にそう答えた。澄んだ眼は真っ直ぐに宮下の顔に向いており、嘘を吐いていないのがわかるだろう】
【口調も歪みない。小さな声ではあるが透き通るような玲瓏な声色だ】

【ゼーロはその行為を妨害したりはしない。寧ろできない】

【宮下に異変が起こると】


――大丈夫!?

【刀を地面に落して、彼の背中をさすろうとするだろう】
【痛みが走る部位はそこではない筈だが、変に手を出すといけないと思ったのか】
【ともかく、彼女が宮下を心配していることに変わりは無い】


【もし宮下が魔翌力を感知できるなら――ゼーロがどす黒い魔翌力を垂れ流していることに気がつくかもしれない】
【最初の発言こそ怪しいものではあったが、ここまで彼女が敵意を彼に向けてはいない。無論殺気もない】
【勘が良ければ無意識に魔翌力を流している、つまり魔翌力の制御が出来ていないと気付けるだろうか】
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/15(金) 00:05:50.75 ID:JGIqlhSho
>>126

……ようは、協力したいってことだろ。
俺達は被害を減らすため、お前たちは仲間を助け出すため。

OKだ。勿論、ジャッキーニ関係だけだが。

【無駄な話は必要ないとばかりに、パッパと話を進める】

【情報は事前に手に入れてたため、状況の理解は容易いし】
【機関と協力する案は、こちら側にもあった】
【必ずしも協力する必要はないという、違いはあるが】

(……──ま、隠す意味もあんまないか。)

百家は生きてる──身柄は、俺達が預かってる。
死亡したっていう放送は偽装。最初から仕組まれてたんだよ。

【そしてこれもまた、あっさりとバラした】
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福井県) [sage]:2011/04/15(金) 00:08:01.43 ID:SNL0KqE9o
>>128/読み違えてました。すいません。軽くしたのは、前のレスで、落ちた刀ということでお願いします。



あ、ああ…大丈夫…気にしないで…
【こないで良いというかのように、少女の方へと、片方の手を出す】
【だが、その声は辛そうで、頭痛は去ってない様子】

【魔翌力は、少し感じたが、口に出すことはせず、というか出来ず】


……それじゃあ…俺はここらへんでね…

さようなら…ゼーロちゃん……っ…!
【頭痛はしたが、頭から手を離し、その手を、開き、別れの挨拶をする】
【少女の返事も聞かずに、公園を出て行くだろう】
【足取りはフラフラしており、今にも倒れそうである】



クソッ…哲学者の卵の副作用ってやつ…か……!
【胸を押さえながら、こんな事を言ったようだ】

/おつかれさまでした!ありがとうございました!
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/15(金) 00:12:02.96 ID:sanz6e8Go
>>129

………長話が嫌いなら、用件だけ済ませるのでも良いけど

ああ、そうだよ。そういう事だ。そして、それ以外に方法は無い
この方法を取らないなら、国軍側に死体の山が出来る
数人数十人じゃあない。最悪、双方合わせて数千から一万がとこだ
追い詰められた鼠がどれだけ厄介かは、分かるだろ?

………と、ちょっと待て。生きてる?

【近づけていた間合いを、今度は背中を向けて歩いて引き離す】
【特に何も無ければ4mほど、声は届くという程度の距離までに】

……あのジャッキだかジョッキだかの野郎、そういう事かよ
生きてるってんなら、それも札の一枚程度にはなるか………?
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 00:15:34.61 ID:HJTTjJ9So
>>130

――う、うん……

【宮下の意思が伝わったらしく、ピタリと止まった】
【ゼーロは只心配そうに手を自分の胸の前に置き、彼の顔を見ている】


え…うん……


【そそくさと去ってしまう彼を止めることも出来ずに、彼女は立ちつくした】
【次に声を発しようとしても、きっともう彼には届かないと思った―――けれども】



       ――――― “ また会おうね ”



【どこか寂しそうな、そんな玲瓏な声が――夜の公園に響いた】

/おつでしたー!楽しかったです!
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/15(金) 00:25:49.10 ID:JGIqlhSho
>>131

こっちとしても、被害はできるだけ抑えたい。

あぁ、生きてる。
そもそも死亡放送みたいなのは、死ぬ前に流れたしな。
R.I.P.の一員も、百家の仲間としていたし。

【色々と、仕組まれていたということである】
【現場にいた彼は、大きく其れを実感している】

取り敢えず、百家との協力は漕ぎ着けた。

というか、窮鼠がどうとかって言ったけど、
「水の国の奇襲」については、そっちは分かってるのか?

【ポーカーフェイスを崩さず、問いかける】
【若干言葉足らずな問い掛けであるが、分かる人なら分かるはず】
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/15(金) 00:33:26.60 ID:sanz6e8Go
>>133

……ビジネスマンみたいな奴だな、お前
いやそれは別にどうでも良いんだけどさ

……死ぬ前に、か……戦闘中だな?
そのタイミングで流した、本当に機関に敵対するつもりらしいな……
RIPの方は、良く知らないんだが……あのジャッキ野郎がか?

それと、百家との協力、って……出来る状態で生かしてあるのか
驚いたな。こうして話してる感じだと、情報抜いたら殺してるかとでも思ったのに

【話題を変える前に、会話から受けた印象をそのまま正直に】
【そういう事をしそうに見える、と。あまり暈さずに伝える】

【「水の国の奇襲」 話題が此処へ移ると、少女は怪訝な表情になる】

奇襲………?いや、何の事だか何時の事だかさっぱり。ルビーシャ占領した時の事か?
別口だとしたら………やっぱり、分からない
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 00:47:31.51 ID:DvjL7UCKo
【公園】


日が暮れれば人の目にも着くまいがぁー

……こんなに寒いのは想定外だったな、うん。……とても傷に染み入る


ついでに何処も彼処も閉め切ってれば、更に染み入る……ような

【空色の患者衣を着て足には下駄を履いた青年が、木製のベンチに腰掛けている】
【憂い気な表情をボサボサの砂色の髪で隠し、首元に薄く包帯を巻きつけていて】

【その足元には抜き身の刀が突き立てられ、降り注ぐガス灯の灯りを鈍く撥ね返す】


思えば……あの時もこんな感じだったか……?

【ぽりぽり、と首元の包帯を右手人差し指で引っかいて、】

…………んー。

【と、眼前に聳える刀の柄に左手を添える】
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/15(金) 00:47:54.74 ID:JGIqlhSho
>>134

【素の自分では感情的になりすぎるきらいがある】
【真面目な話し合いなどには向いてないため、若干キャラを作っている】
【そのため、ビジネスマンという表現もあながち間違いではない】

ジャッキーニの方は俺は見てないけど、何かしてたんじゃないか?
少なくともRIPの奴は、最初から見捨てる気だったみたいだ。

……──ま、正義組織だからな。

【利用価値が残っているのも、理由の一つではあるが】
【捕らえた機関員を生かしているということは、やはり甘いのだろう】

ジャッキーニは、水の国中枢への奇襲を狙ってる。
百家からの情報だ。
最初から、そこまでが狙いだったんだろうさ。

……計画が露呈した以上、最早奇襲には成り得ないけど。

【追いつめられてからの反抗ではなく、明確な作戦があるということ】
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/15(金) 01:00:39.08 ID:sanz6e8Go
>>136

……否定も言及もしないのな。正直、ちょっと肩透かしを食らった気分だ
正義の味方と言ったら、もう少し温度が伝わってくるような奴を想定してたんだけど……
時代の流れってのは……こういう事なのか、な

【ふぅ、と小さく溜息を付くと、輪になった煙がぷかりと浮かぶ】
【風の向きの為か顔に纏わり付くそれを、首を振るって掻き散らして】
【新鮮な空気を取り込むも、咥えた煙草はまたそれを毒す】


水の国、中枢?

……んな兵士、何処から持ってくるつもりなんだ……?
機関の兵士じゃ幾ら何だって、そんな命令従いはしないだろうに……第一、遠すぎる
囲まれでもしなきゃ、あんな偽者の命令なんか……

………なあ、ディモルキャストの方で、機関員以外の敵ってのは見たか?
そうじゃなきゃあのジャッキ、単身もしくは数人で奇襲する事になるぞ?

………いっそそれなら、死人も出なくていいんだけどなぁ

【場所、指揮系統、どう組み合わせて考えても、ルビーシャの機関兵が実行出来る事では無いように思えて】
【情報の無い第三勢力の存在を懸念し、確認をする】
【平和主義者には見えそうもない装いや口調ながら、悪い数字は小さい方が良いと】
【そろそろ短くなってきた煙草の火を、恨めしげに見つめながら、また溜息】
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/15(金) 01:09:46.87 ID:/zDdeJuVo
>>135

……あっつゥ
そろそろマフラーいらないかも……

【公園の前を、金髪赤目の少年が通りかかる】
【黒紫の襤褸外套を身に纏い、その下には半袖カッターシャツに黒のサスペンダー付きショートパンツ】
【足元には黒い編み上げロングブーツ、同じく黒の帽子とマフラーを身につけている】

ん……何だろ?

【仄明るく煌めきを撥ね返す刀の光に目を惹かれ、進む方向をそちらに変える】
【暗がりにも人影の容姿が視認出来る程度の距離で、少年は立ち止まり相手を見据えた】

何かと思ったら、物騒なオジサンかァ。怖い怖い
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/15(金) 01:34:01.84 ID:JGIqlhSho
>>137

じゃ、感情的になっていいのか?

【小さく、いやーな笑みを浮かべて】
【生真面目な性格のため、こんな感じで話しているが】
【素のほうが彼にとっては楽なわけで】

民衆のデモを装って、実行するらしい。
軍の武装を弱体化させて、能力者部隊で押し切るみたいだが──

……戦力の方は、どうなんだろうな。
ピエロ・リュネール……だっけか? それが主力になるのは、確かだと思う。
戦場全体を見回したわけじゃないけど、俺はRIPの奴しか見てない。

【戦力については、良く分からない様子】
【百家に聞けば詳しく分かるかもしれないが、少なくとも今は】
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 01:40:27.96 ID:DvjL7UCKo
>>138


物騒とは何てこった……

【聞きつけて、青年は声のするほうを見遣る】
【俯き気味に、ゆっくりとけだるそうな雰囲気を漂わせながら】


そんなに怖くないぞ、俺は。

……それでも避けて通ろうって言われると悲しむぞ、それなりに

【左手で刀の柄を摩り、右手をひらひらと振って挨拶する】

【青年からは不穏な空気が発せられている気がするが、特に敵意は無い様に見えるだろう】
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/15(金) 01:46:40.90 ID:/zDdeJuVo
>>140
長物ぶらさげてるのはここいらじゃ珍しくないけどサ?
抜き身でってのは、ねェ

【胡乱げな目で、しかし口元には笑みを浮かべて】
【まるで見下すように、尊大な態度で顎を軽く上げて相手を見遣る】

じゃーァ、近付いてみる?

【とん、と地面を蹴り】
【良く言えば蝶が花に止まるように、悪く言えば風に吹かれるビニール袋のように】
【ごく軽いもののように、青年の目の前に降り立つ】

ね、何してるの?
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/15(金) 01:49:02.39 ID:sanz6e8Go
>>139

おー、なれなれ。なれるならなっちまえ
何処の誰が「仕事で助けます」なんて正義の味方を信用するかよ
……機関じゃああるまいし、な

んで、結局戦力は分からずじまいか………
デモを装うってのは、よっぽど上が無能じゃない限り成功は難しそうな気もするけど
……その無能を上に据えておくの工作、多分完了してるだろうからなぁ
水の国の根回し=c…幾ら鈍くたってこうも色々合わされば気付くよ
多分、あのD≠チてのばら撒いてたマフィア、バックにウチの何処かが付いてた

………こんな所だろ。余計な話題は、あまり気に入って貰えなかった様だし

【必要なやりとりは済ませたとばかり、煙草を足元に吐き捨てて】
【それを何度か踏みにじってから、また開いていた距離を広げる】
【少しばかり、耳を澄ませなければ会話に苦労する距離で】


………なあ。お前も良く居る連中と同じで、「機関員なら死んでいい」って思うタイプか?
自分の身内じゃなきゃ、「赤の他人なら死んでいい」って思うか?

……本音で答えてくれ。今回の件で、機関員なんか死んじまえって、思ってたりするか?

【明らかに視線は外し、声を発する方角もずれている】
【それでも、耳だけ。髪に隠れた耳だけが、双葉の方へと向けられて】
【空を見上げて後方に落下した帽子を、左足の踵がキャッチした】
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 01:58:56.51 ID:DvjL7UCKo
>>141


仕方ないだろ……納める鞘が見当たらねーんじゃな

今は、買うにも昼間にゃ外に出れないしなぁ……

【再びぽりぽり、と首に巻きつけた包帯を引っかく】
【その服装や包帯から察するに、長らく入院中なのを察することができる】


ん、まぁ、外の空気を吸いに、な……

もう一つ挙げるなら、黄昏てるみたいに黄昏てる所だ

……良い緋色を見つけたからな、お前も見たんじゃないか?

【そう言うと青年は左手で聳える刀の刀身を差す】

【その様は夕暮れに似た色が、ガス灯から刀の奥へと吸い込まれているような】
【そんな風な輝きを放っていた】
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/15(金) 02:05:30.56 ID:/zDdeJuVo
>>143
ふゥん。路地裏にでも行けば、夜行性のムジナがごろごろ動いてるんじゃない?
ま、随分ぼったくられそうな気もするけど

【ムジナ、とはそれを使った慣用句の通りに、暗い場所に潜む者たちの事だろう】
【揶揄混じりに小さく笑う様子は、少年らしいとも言える】

緋色? ……ああ、そういうコト
それじゃア、血に飢えた殺人鬼! ってなワケじゃないんだ

【大げさに言う様子は、それを期待するような節すら有る】
【そのまま、横に逸れるようにして男の横、ベンチの端に腰を下ろす】
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/15(金) 02:05:43.87 ID:JGIqlhSho
>>142
/すみません。
/キャラが思うとおりに動かない上に、
/眠気で頭が動かないので、最後のレスは明日返信させていただきます。
/取り敢えず、この後別れたという形で〆という事でお願いします。
/我侭申し訳ございません。お疲れ様でした。
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 02:20:50.34 ID:DvjL7UCKo
>>144


んー……そういう気分じゃないんだよなぁ……

同属嫌悪をしてなくは無いんだけど、少なくとも殺し合うに赴くような気分じゃないのは確か

【ま、一方的にやられる図しか見えないけどな!と、冗談めかして笑い、】
【左手でまた刀を弄る】


今のところは。と付け加えてくれりゃ、うんと頷けるがな……

【隣に座る少年を訝しげに見て「ふぅ。」、と溜息をつく】
【大方、少年の期待するような其れを感じ取ってのことだろう】

【青年はどうやら少年を好戦的には思っていなかったらしく、面倒がるような感情が前面に出ている】
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/15(金) 02:23:34.61 ID:sanz6e8Go
>>145
/あい、了解しました
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/15(金) 02:38:55.56 ID:/zDdeJuVo
>>146
夜に空いてる店って、そんなにオモテには無いと思ったからサ
ま、気じゃないってんなら仕方ないと思うけど

【確かに欲す物があるといえども物騒な場所には変わりない、頷いて同意する】

アッハハ、それってギャグ? 結構面白い事言うね
んじゃもう一つだけ質問だけど、なんでそんなに怪我してるっぽいの?
……ね、もしかして、何かしらの襲撃を阻止してとか、逆に襲撃してとかだったりする?

【少年の質問とは、抗争――メタ的な言い方をすれば、組織が絡むようなイベントに】
【関わっているような、それ以上に、その組織に関係しているかと】
【……問う少年の目は、僅かに期待を超えた狂気的な昂揚の光を湛えている】
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 03:03:41.37 ID:DvjL7UCKo
>>148

……なんならこの後、路地裏に赴いても良い

ただ、病院に居る時間が延びるのは戴けないのさ

【首元の包帯を引っかいている内に、奥の斬り傷の痕が見え隠れして】
【その傷はほぼ塞がってきてはいるが…】


いや、俺はその手の事柄に触れないようにしてるからな
テレビを見て、映った扇動者を馬鹿にして……そうして、事が過ぎ去るのを待って……

そうしてあの手の連中には触れないようにしてきた。

何にも兎に角、組むのは駄目だ……俺がただの殺人鬼だとしたら荷が重過ぎるからな


【青年はテレビや新聞で報道されるような事柄に一切触れないように活きてきた】
【メタ的に返せば、中の人も。】
【路地裏に一人で赴いては、追い剥ぎを働き】
【他人を大いに犠牲にしながら、自らより強い敵、或いは集団を避けるように活きてきたのだ】

【世間の全てを他者に押し付けて、潰し合う能力者を横目に嘲笑ってきて】
【今尚、それを悔いる節は少ない】

【もし有るなら、世間が恐慌に陥るまで各地の戦闘を長引かせてしまっていることだろうか】

【果たして自分にそれを引っ繰り返せるかは大いに疑問だが】
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/15(金) 03:16:08.09 ID:/zDdeJuVo
>>149
アッハー、そりゃァ勘弁だよねェ
親切な誰かが届けてくれればいいね、なァんて

【口元に軽く手を宛がい、片眉を上げて小首を傾げる】
【冗談を言うようなその仕草は、どこか嘲弄のようですらある――それほど、少年は自尊心に満ちている】
【それも、根拠のない、だ】

……そういう考え方もあるんだ?
ボクは恨みがあるからだけど、大抵そこに飛び込んでいくのって、気まぐれか、信念かのどちらかだから
ま、そりゃ大抵の人間は好き好んで火に入ったりしないのかもね

【それが賢明だと、相手と同じ側の人間では無いものの理解を示す】
【どのような状況にしろ常に死の濃い匂いが付きまとう戦場は、好ましく思わない者もいるだろう】
【ぴょん、とベンチから離れて肩越しに相手を振り返り】

――ね、もしも『そういう扇動者』たちに会えたら、今度ボクと会う時そいつらの事教えてほしいな
ボクね、そいつら全員ブッツブしてやらなきゃいけないの。
お願い、ね?

【とても、無邪気に】
【それは10歳ほどの見た目そのままに幼げな微笑みを浮かべて、ささやかな『お願い』を口にした】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 03:40:22.42 ID:DvjL7UCKo
>>150

お前とか、か……?

【ふ、と口元に笑みを浮かべて呟く】
【勿論、少年が鞘など調達してきてくれるわけもないのは承知の上】
【だとすれば、こんなことを言う自分を、青年は笑ったのかもしれない】


火に入るより何より、メリットが少なすぎる……

戦争経済で特需を起こそうってんなら話は別だが、表立つのは……そう

思想や理念を語り、能力者という機械を武器にのたまうだけのクレイジー野郎、そしてそれに順ずる思想家

……ああいうのが幾ら集まっても、実は世界に変革は起こせないのさ

表面上には確かに一つの安定が訪れるだろう、が

それが革新的な仕組み、或いは『全人類が能力者を区別しない』環境の整備に繋がるとは到底思えないんだよ


少なくとも、今は……な。

【青年は戦場よりも、どうやらその外へと目を向けてきたらしい】
【戦いに於ける責任から逃げれば、自ずと其方へ目が行ったのだろうか】
【過程はどうあれ、良くも悪くも青年は本当に第三者だった】


……会えたら、な
尤も、この先一生会いたいとは思わないが……

お前もまた、殊勝なことだ……俺より幾つ年下なんだか


【青年は少年のように、幼くして戦闘に立つ人間をそれなりに見てきた】
【その歳で力を求めること、或いは求めざるを得ないことに】
【今更、疑問を抱きはしない、が――――】

【一応、青年は『お願い』を承ったらしい】
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/15(金) 03:54:48.85 ID:/zDdeJuVo
>>151
ハァ? ボクが? わざわざオジサンの為にィ?
するわけないじゃーん!

【ですよねー】
【相手の揶揄をあまり解してないのか、吹きだす表情はかなり底意地の悪いものだ】

そ、ボクはほんの少ししかこの世界の来た道を知らないけれど
何かが大きく変わった事なんて、せいぜいはびこる勢力が違うくらい?
……変わらない事こそ、正義の活躍の証なのかもしれないけれど

【達観した相手の考えは正解だ。同時に、あやふやなこの世界では間違いであるのかもしれないが】
【大多数である第三者としての意見と見ると、少年の目から見ても明らかなほどの正解】
【だからこそ、第三者では無い少年は最後にそれをやんわり否定するような言葉を付け足す】
【それは、まだ幼い少年の小さな意地か】

ふふ、ありがと。それじゃァボクはそろそろ行くよ
じゃあ、ね?

【快諾とはいえないまでも了承の言葉を受け取ると、少年は一層嬉しそうに目を細めて】
【中性的な含み笑いを残して、くるりと踵を返す】
【暗い色の多い服装は闇に溶け込むように、公園から去って行った】


/お疲れさまでしたー
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 04:14:27.29 ID:DvjL7UCKo
>>152

だろうと思ったよ……
……ハァ……。

【予想していたとはいえ、余りの返しに驚き、】
【少し期待していた自分に更に呆れる】


勢力は移り変わってきたが、中身は同じ

(正義を掲げて武器を取り、支配を掲げて武器を取り)
(結局、戦火を広げるだけで、人民の支持とその思想の統一までには至らなかった)

保守だけと見れば、大した物だと思うが、なぁ……

【青年は正義、というものに酷く疎い】
【それでも少年の意見を尊重しようと、意見を述べる】
【保守、それだけで見れば、と】
【だが、それでは食堂の定食の値段は落ち着かないのだ】


ああ、じゃあな……

【青年はモヤモヤした感情を緋色の奥に見】
【それを殺したい一心で、少年を見送るように右手をひらひらさせた】

【意識が相手に傾けられるほど、青年は達観してはいなかったけれど】


/お疲れ様でしたー!
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 11:25:52.95 ID:Cy/Wqjfw0
【神社】
【咲き誇る美しい桜並木、綺麗に手入れが行き届いた石畳の上――】
【微かにひらひら舞い散る花弁の元、さ、さ、とホウキを掃く音が聞こえる】

……うむ、良い塩梅に咲いたの。
今年は少し遅れたが……ひとまずは安心といったところか。

【前頭部のみが美しい白銀色という、特徴的な短い外ハネの黒髪】
【清廉なる紅白の巫女装束を纏い、その上から白い衣を羽織った少女が竹ボウキを手に掃除している】
【凛とした銀の瞳は、世の果てまでをも見据えているな儚さを持っていて】
【背中でとても大きく結ばれた蝶々結びの飾りが、羽か尾のようにひらりと舞っている】

しっかし善い日差しだの、すっかり春だな。
これを機に、我が社を訪れる参拝客が増えてくれると好いのだが……

【などと呟きながら、舞って落ちた花弁を片っ端から掃いている】
【抜けるような晴天、綺麗な桜並木、ホウキを手に掃除する巫女さん。なかなか画になる風景である】


/>>雑談937の方、お願いしますー!
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 11:32:33.39 ID:cWB9RMWHo
>>154

【カツン、カツン、という独特の音が入り口の方から響いてくる】

さてさて、落ち着ける場所としてはここがいいかな

【巫女さんのいる神社に足を踏み入れる青年が一人】
【青年は子供にも大人にも見える顔つきと、黒く短い髪に色白の肌を持ち、ワインレッド色のナイロールの眼鏡をかけている】
【服装は、黒いスラックスと茶色のシャツの上に白衣を羽織っているという研究者のようなもの。腰に締めているベルトの左側にはホルスターがあり、その中に黒いハンドガンが納まっている】
【右腕には手から肘までを覆う灰色の盾のようなものがあり、その先端から杖が出ていて青年の支えになっていた。右手は盾の内側から横に伸びているグリップを握っており、杖というには非常に機械的なデザインだ】

【左手には三角フラスコを二つ持っており、どちらにも水が入っている】
【もし魔力感知が可能ならば、片方の水は魔力を多分に含んでいるのが分かるだろう】
【青年は神社に入るなり手近な石に腰を下ろす。杖をついているせいか、歩みは非常に遅い】
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 11:41:30.06 ID:Cy/Wqjfw0
>>155

……む、言うてる間に来よったわ。
うむうむ、矢張り普段の行いが善いと、善いことが起こるものだな。
おい、そこの汝(うぬ)よ。よくぞ……――

【巫女はやってきた青年の姿を認めると、ひとりでうんうんと頷いて】
【それから人当たりの良い笑顔を浮かべ、そちらに歩んでいこうとしたが】
【青年が神社に入るなり、石に腰かけたのを目に留めると。がちん、と固まる】
【固まって、それから暫くしてから元に戻って。また取り繕うように笑顔を浮かべて】

……こほん。汝よ、よくぞ来たの。我が社を参拝に来たのだな?
まさかとは思うが、休憩のためだけに来たのではあるまい?まっさか、のう

【と、そう青年に問いかけるだろう】
【やや笑顔がひきつっているのは、気のせいだと信じたいが】
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 11:45:13.72 ID:cWB9RMWHo
>>156

うん? 巫女さんかい?
こんにちは

【近付いてきた巫女に向けて挨拶と会釈をする】
【何だか笑顔がひきつっている気がして一度首を傾げたが、それはすぐに戻した】

いや、休憩に近いよ

【残念、これが現実】
【明らかに休憩ですとは言ってほしくなさそうな巫女に向けて平然と首肯した】
【返事をしてから左手に持っていた二つの三角フラスコを地面に置く】
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 11:53:16.08 ID:Cy/Wqjfw0
>>157

まぁ、この装束を纏っていて巫女でないなら、ただのコスプレ好きであろうな。
ちなみに我はサブカルチャーとして取り上げられる巫女は大嫌いだ。本職たる我らに失礼とは思わんのかの。

【巫女は両手を拡げるようにして自身の装いを披露しながら、何故かぶつぶつと愚痴って】
【それから、平然と「休憩」と返した青年に。再び硬直】
【――するが、またも笑顔を取り繕うようにして、】


はっはっは、馬鹿を申すでないわ。
照れる必要などない、若いからといって神社を参拝することの何が恥ずかしいのだ。
大体の、今の若者には信心が足りん。この時代の悪い文化に毒され、卑しく汚れきった心で生きておる。
だから犯罪も絶えんのだ。大方どいつもこいつも自分のことしか考えておらんであろうからな。
そんな世の中だから、信仰を捧げるということはとても大切なことぞ。
それは己の心を清めることにもつながるからの、神の恩恵を受けると同時に卑しき精神も払われて一石二鳥だ。

そんな有難い場である神社(かみやしろ)を、まさか休憩のために利用するなど。
こんなに不届きなことはあるまいよな?のう?ほれ、正直に申してみよ、照れんでよいわ

【……などとのたまいながら、凄い笑顔でそちらに歩み寄ろうとするだろう】
【フラスコには、一度視線を落としたが気にしないことにしたようだ】

/ぎゃー、友人に見つかったです。邪気邪気してるのがバレてしまうっ
/上手いこと目を盗みつつ返信するので、以後若干返信が遅れます。申し訳ないです
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 12:00:27.74 ID:cWB9RMWHo
>>158

……随分とストレートに侮辱してきたな

【最早珍しいとさえ感じる”若者”というラベリングを使った批評に対し、青年は怒るどころか感心するような声をだした】
【声を荒げることもなく、彼は軽く首を振って左手で自分のこめかみあたりをとんとん、と叩いた】

信仰心を養うために、必ずしも参拝をしなくてはならない、という道理もない
それに俺は宗教が嫌いなんだ。神社っていう場所は好きだけどな

【彼が言った内容は反論のようなものだ】
【どうやら信仰心が全く無いわけではなく、宗教や信仰に対しても考えをもっている人間らしい】

で、何をそんなに参拝させたがってるんだ?
いつから神社は信仰心を押し付ける場所になったんだ?

【軽く首を傾げながら、若干棘のある言い方で尋ねた】
【巫女の態度から参拝させたがっている、というのは感じ取ったようだ】

//了解
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 12:23:58.29 ID:Cy/Wqjfw0
>>159

うん?侮辱だと?何か我が汝を侮辱したか?

【対して巫女は純粋に首を傾げる。どれを取って侮辱としたか分かっていないらしい】
【ちなみに、彼女は未だ少女である。どう考えても青年に対して若者どうこう言える歳ではない】

むっ……
(な、なかなか……正論ではないかッ……
 が……この程度でへこたれる我ではないわっ!)

……うむ、確かに。信仰というものは強制であっては無意味。自発的でなければな。
そこんとこ間違えるでないぞ?我は汝に信仰を捧げよと強制しているわけではない。
ただの、道を示しているだけだ。こう、な。なんというか……

……ああ、うん。我が社に踏み入っておいて休憩だけして去ろうというのか?
この場を与えてくださった我が神に感謝しようという心持は無いかの?
世の中の出来事、その摂理は因果律。全て自らに返ってくるように出来ている。
日頃の行いが善ければ、きっと汝にも善いことが返ってくるものぞ。

そこで、だ。汝も、今日この時の安らぎに感謝を示し、それを我が神に還元するのだ。
そうすればきっと、汝にとって善いことが返ってくる。そうして連なってゆくのだ。


だからこう、我が神に信仰を捧げると同時に、その表れとして賽銭をッ――!

【あ、本音出た】
【何やらいろいろと破綻しかけな論理をぶちまけていたが、結局はそれが目的なのだろーか】

/案の定遅れました、申し訳ございません。
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 12:34:51.32 ID:cWB9RMWHo
>>160

俺のことを若い人間だと言っておきながら、最近の若者は自分のことしか考えてないだの卑しく汚れきった心で生きてるだの……
よく言えるな?

【首を傾げる巫女に侮辱と評した部分をストレートに伝える】
【侮辱といいつつも、あまり怒った様子はない。声色も感心というか、疑問の色が強い】

…………

【本音が出た巫女にこれ以上ないぐらい冷ややかな目を向けている】
【次第にその表情は眉をひそめ、何だか苦々しいものに】
【はぁ、と一つため息までついた】

だから宗教は嫌いなんだ
金がほしいならやるよ

【うんざりするようにそう言って財布を取り出し、中から紙幣を一枚取り出して差し出す】
【わざわざ近付くつもりはないようで座ったままだ。取るにはそちらが歩み寄る必要があるだろう】

//いえいえ、大丈夫ですよ
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 12:56:17.85 ID:Cy/Wqjfw0
>>161

ああ、なるほどの。その部分か。
だから、そんな若者の中でも神社に参拝に来た汝は違うの、なかなか善い心がけだぞ、と。
そういうニュアンスで申したのだ。その点では勘違いさせて悪かったの。
まぁ、汝が参拝に来たわけでないというのならばどっちでも変わらんというか何というか

【侮辱、の点に関しては。実にさっぱりとした様子で、素直に謝った】
【が、最後の台詞が完全に蛇足である。良くも悪くも裏がないというか何というか】

【そして、溜息と共に紙幣を取りだした青年に対しては】


なッ、――――!?


【ぴしゃーん、という擬音と効果すら聞こえそうな勢いで、硬直した】
【ひらひら桜吹雪が綺麗だというのに、この巫女の周囲だけ雷雲である。イメージは】
【巫女は、わなわなと震え、かたん、と竹ボウキを取り落とし――】


こッ……
この不届きモノめが―――――――――っ!!


【何故か、烈火のごとく怒りを露わにした。なんでだよ】

それではまるで、我がゼニのことしか考えておらぬ大馬鹿者ではないか!
だいたい、これで我が汝のゼニを受け取ったなら恐喝まがいも良いところぞ!
いいか汝よ、我は決してゼニそのものが欲しいわけではない!信仰が欲しいのだッ!
信じる者を失えた神は死に絶えるも同然!無縁仏の哀れな末路を汝は知っておるか?
そして我が仕える神の死は我の死も同義!巫女という存在の意義も潰える!

今この社はお世辞にも信仰が集まっているとは言えぬ!結構な大ピンチよ!
だからこそ我はこうして頑張って参拝客を集めようとしているのだ!
そして世の中は綺麗事だけでは語れんから汝には教えてやる。信仰を失った神社がどうなるのか?
信仰を失うということは人が来ないということだ。人が来ないということは賽銭が無いということだ。

……ああ、ぶっちゃけた話!今この「春霞の社(はるがすみのやしろ)」は大赤字よッ!
この世界の宗教団体のどーこーがどうなってるか分からんからメタ的な意味で深く突っ込まれたら終わりだが兎に角赤字よッ!
このままでは信仰を失い完全に形骸化した神と共に、この社も無くなってしまうッ!
我はそれがどうしても厭だから、こうして己を捨てて参拝客獲得と賽銭獲得に励んでおるのだッ!

ただゼニを受け取るだけでは、確かにこの社は持つかもしれんが信仰は集まらんっ!
だいいち、それを受け取るということは我が心身の堕落を意味する!巫女たる資格など全く失えてしまうわッ!


そんなこんなでッ――――!


【巫女は、鋭く右手を天に掲げると、青年をぎらりと睨みつけ――】



――――賽銭箱はあっちだァァァァァァァァッッ!!!


【ずびしぃっ!と、拝殿にある賽銭箱を示すだろう】



【…… えっ 】
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 13:03:49.00 ID:cWB9RMWHo
>>162

信仰者かどうかで線引きか
懐かしいな

【巫女のその返答に、信仰者であればいい人間、そうでなければ悪い人間、という意味で受け取った】
【そして何故か懐かしいと言ったのだが、これは彼が異世界の人間で元の世界では宗教間の闘争がわりとあったためだ】
【そこまでは語らないが】

……要は自分とこの神を崇拝してなお且つ賽銭もしろってことだろ?
それやりゃいい人間、やらなきゃ悪い人間ってか?

【未だに棘のある言い方をする】
【それからよいしょ、とちょっとおっさん臭い声とともに杖をつかって立ち上がり、のそのそと賽銭箱の方へ行く】
【賽銭箱に紙幣を放り込むと、またのそのそと戻ってきた】

なぁ、どうしてそんなに信仰を集めたがる?
信仰心なんて人それぞれだろ? 皆、別々の神様を持ってる
お前、本当に信仰者か?

【石に腰を下ろすと、また疑問の色が濃い声色で尋ねた】
【彼からすれば、押し付けとも思える信仰の集め方がどうしても理解できないでいる】
【挙句の果てには信仰者かどうかを疑い始めた】
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 13:21:18.31 ID:Cy/Wqjfw0
>>163

むぐっ……や、そういう意味では――
あくまでも心構えとして、信仰を捧げられるほどの広い心を有する人間は……
こう、自分勝手な者よりかは幾倍善い人生を送れるであろうというか……

【辛辣な物言いに、巫女は少々気圧されたように怯む】
【あんまり頭はよろしくないのか、正論かつ棘のある調子で言い寄られると弱いらしい】
【むしろ、今までこの巫女の暴論を食らった人物は大体呆れるか笑うか逆ギレするかで】
【青年のように、極めて冷静に対処してきた人物は居なかったりするのである】

うむ……だから言ったであろう、信じられぬ神に意味など無い。
神というものの本質は、人の信仰心によって形成される存在だ。
人が畏れ、そして信じることによって生まれ得る現象よ。
それが一般的に言う神の定義、そして宗教の本質。我が知人の受け売りではあるがな。

むろん、そういう概念を超越した、偶像を超えた神霊というものも、この世界には在る。
そしてこの社は……うん……まぁ、善かろう。教えてやる。他言無用で頼むぞ?
我が社には、その真なる神霊さまを祀っておる。
だが、その神もまた、人の信仰心によって力を保つことができるものよ。
今、我が神はとても弱っておるのだ。あまりに信仰と崇拝が少ない――
このままでは、向こう数年で神霊さまの力は潰えてしまうだろう。
というか寧ろ、それより早く我の食べるものが無くなりかねん。赤字まっただ中だからな……。


……我もゼニばっかり欲しいわけではないのだ、そこだけはハッキリさせておくぞ。
みながみなの神を持っておるのも理解しておる。押しつけがましいのも承知の上よ。
ひょっとすると、それでは本当の信仰は集められんのかもしれんが……
……兎に角、何度かこの社に足を運んでもらう口実を作らなくてはならん。
事実、今まで此処を訪れた者の何人かは、この社を気に入ってくれたようだ……。
……ひょっとすると、そこから人づてに来訪者が増え、そこから信仰も生まれるかもしれんだろう。


……以上っ!久々に考えさせられたわ、甘いものでも食わんとかなわん!
……そうだ、汝よ、饅頭でも食べるか?

【やや苦しい論である気はするが、そこまで言い切ると】
【巫女は傍らのホウキを拾い上げ、居住の方へ歩いていこうとしつつ、訊ねるだろう】
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 13:32:22.09 ID:cWB9RMWHo
>>164

キミの言葉からじゃ、そういった意図は汲み取れなかったな
あんな言い方じゃ極端な話、信仰心を持たない人間は愚の骨頂、と言っているように捉えられても仕方ない

【気圧された様子を察してやりすぎたと感じたのか、少し棘の外れた言い方になった】
【ちら、と地面に置いてあるフラスコに視線を移し、すぐにまた巫女へと戻す】
【どうにもただの休憩というよりフラスコに理由があるような雰囲気だ。そもそも水が入ってるフラスコを置いて、何をしているのだろうか】

……なるほどね
何かしらの事情はあると思ったけど、思いのほか深刻だな
棘のある言い方をして悪かったよ。饅頭はいただこう

【ふぅ、と一息つくように息を吐くと、今までの言ってしまえば喧嘩腰の態度を軽くだが謝った】
【今までの話から分かるだろうが、彼も一人の信仰者なのだ。何を信仰しているかはともかくとして】
【だからつい、少し熱が入ってしまったのだろう】
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 13:41:23.96 ID:Cy/Wqjfw0
>>165

それに乗せられて上手いこと乗って来てくれれば我が物なんだがな。
自らの感情に振り回される者を説き伏せて言いくるめるなど容易い。
そうやって上手く我が社に信仰を捧げるように差し向けていたのだが、
汝のように冷静に切り返されるとどうにも上手く行かんな

【相手の言い方が少々丸くなったのを感じ取ったのか、ほ、と安堵の息を零して巫女は続ける】
【何やらさらりと凄いぶっちゃけている気もするが】
【相手の視線の動きに釣られて、巫女もフラスコを見やり。「ところで、何だそれは」と訊ねて】

いや、我も少々強引であったことを詫びてやろう。すまんかったな。
ただ、今の話は本当に他言無用で頼むぞ?

……少し待っておれ、茶菓子を持ってきてやる

【此方も、微妙に上から目線だが謝罪を告げると、居住区へと戻り】
【少しすれば、竹ホウキの代わりにお盆の上に熱いお茶と饅頭数個を置いた巫女が戻ってくるだろう】

ほれ、食うが善い。茶はサービスだ。我も少し掃除を休憩したいと思っていたしな?

【巫女は此方も、隣の石に腰かけるとお盆を傍らに置いて】
【しかしまぁ、すさまじいまでの手のひらの返しっぷりである】
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 13:48:24.72 ID:cWB9RMWHo
>>166

それは俗にいう詐欺だが大丈夫か?

【冷静な、ツッコミである】
【怒りだとか疑問だとかを通り越してだんだんこの神社に行く先が心配になってきた】
【が、それも一瞬で”まぁいいか”という気分にあっさり変わった】

真水と魔力を含有している真水だ
放置して反応を見てる

【フラスコが何か、という質問にはこう答えた】
【それから左手で眼鏡のフレームを指先で軽く押すとしばらく黙り、「変わらんな」と呟き、もう一度フレームを軽く押した】
【様子としてはまるで何かの実験のようだ】

やれやれ、最近はどうも人の秘密を聞くことが多いな
じゃ、頂こうかな

【お茶を左手にとってずず、と啜る】
【ふー、と息を吐きながら安堵の表情を浮かべると、「やはり茶いいな」と呟いた】
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 13:55:07.58 ID:Cy/Wqjfw0
>>167

大丈夫だ、問題無い(キリッ


……という返しが流行っていると聞いたのだが、合っておるかの?

【やたらドヤ顔で切り返した後、けろりとしてそう返す】
【本当にこの巫女が切り盛りする状態で大丈夫なのだろうか、この神社は】
【中の人本人が割と心配になってきているのは秘密である】

ほう……?我にはそういう学は無いから全く分からん。
汝は学者か何かか?

【巫女はそれに興味を抱いたらしく、じー、とフラスコを覗き込む】
【じーっと見ている途中で、小さく欠伸を挟んだ。一般人が見ても、そういう反応になるのは仕方ないか】


当然よ。この景観もまた、茶のうまみを引き出すのに一役買っておる。
今年も善い桜が咲いたの

【巫女もまた茶を啜りながら、桜並木を見上げてほっと一息つき】

そういえば、まだ名前を聞いておらんかったな。
我が名はイミナ。春霞の社が巫女、イミナ・ハルネアだ。
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 14:01:33.37 ID:cWB9RMWHo
>>168

合ってはいるが間違ってる
正直、そんな方法じゃ信仰心が集まるというか、信仰心とはいえないと思うんだが

【茶を啜りながら素直な疑問をぶつける】
【信仰心が本心からの何かを意味するのであれば、詐欺まがいな話術で操作したところで無意味】
【そう彼は思ったのだ】

『魔術協会』所属の元魔術師で学生で研究者の端くれだ

【何やらごちゃごちゃとした説明になったが、『魔術協会』に所属している研究者ということらしい】
【つまりは学者で合っている】

赤木、赤木怜司(あかぎれいじ)
……櫻の国の名前には聞こえないな。どうして神社を?

【名前を名乗り返してすぐに首を傾げた】
【巫女の名前はどう聞いても櫻の国のものではない】
【だが今手に持っているものも、視界に入っているものも、櫻の国のもののはずだ】
【もっとも、櫻の国に実際に行ったことはないため、ただの憶測だが】
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 14:14:06.56 ID:Cy/Wqjfw0
>>169

無いより有る方が善かろう?
それに、今も言ったようにまずは我が社に足を運ぶ理由を生みださねばならん。
形だけの信仰は、数を重ねるうちに何時しか心からの信仰へと昇華される……はずだ。

【饅頭をかじりながら、巫女――イミナはそれに答える】
【言葉尻があいまいだったため、いまいち説得力には欠けるか】

ふむ、「魔術教会」の……名前くらいはちらほらと聞いたが、あまり明るくは無いな。
同じような教会≠ネら知っておるのだがな、というか寧ろライバルよ。

【無い胸を張って威張って言うイミナだが】
【この小さな神社と巨大な教会≠ナは、ぶっちゃけ勝負にもならないだろう】

赤木、か。覚えておいてやろうぞ。
うん?……まぁな、そのあたりにも色々と事情があるのだ。
我が社のルーツが櫻のものであることに違いは無いがな。

【イミナは赤木の問いかけに、どこか含みを持ったような笑みで答える】
【その顔立ちは、なんとなく櫻の人間に似ているようにも思える、が】
【凛とした銀の瞳に、前頭部の髪だけが白銀色という特徴的な髪色――】
【それは櫻の国では、あまり見られないかもしれない……どことなくミステリアスなような――】
【或いはこれも、イミナの言う「社に足を運ばせるためのワザ」なのかもしれない】

……さて、我はそろそろ仕事に戻る。
赤木よ、汝もゆっくりしていけ。盆と湯呑は置いていけば後で片付けておく。
そして願わくば、また訪れるが善いぞ。
「桜並木がステキで、とっても可愛い巫女さんが居る神社がある」と宣伝してくれればなお善しだ

【突っ込みどころ満載な台詞を投げかけながら、イミナは立ち上がり】
【蝶々結びの飾りをひらりと翻しながら、桜並木を歩いて拝殿へ向かうだろう】
【赤木が此処で暫くゆっくりしていても、何も咎めたりしないはずだ】

/時間も差し迫っているので、このあたりで!
/たびたび時間がかかって申し訳ないです、ありがとうございました!
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 14:16:58.18 ID:cWB9RMWHo
>>170

……まぁこれも何かの縁だ
宣伝ぐらいはしておいてやるか

【同情したか心配になったか】
【イミナが居なくなった後、そんなことを呟いた】

【それから──】

……定着したら発散しない?
或いは放出する分と吸収する分が同じ、か
魔力の全くない場所があれば少しは助かるんだが

【独り言を呟きながら、フラスコ二つを持ってその場を立ち去った】

//お疲れ様でした
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/15(金) 17:24:37.14 ID:2ywdVxSs0
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 18:11:22.73 ID:KNW9JBLoo


────……程度には、回復したか

【路地裏。漆黒の人影は、突き当たりの壁を目の前にして佇んでいた。】
【不意に右手で握り拳を作ると共に、壁に叩き付け────壁の一部を吹き飛ばす。】



【調子を確かめる為の行動なのだが───うるさい。とにかくうるさい。壁に拳を叩き付ける際、馬鹿げた轟音を響かせた。】

【単純な拳の力では無く、魔術による物である事は彼の姿を観察していなければ気付けないだろう。】
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/15(金) 18:21:20.11 ID:+gOcokwxo
【人通りの少ない路地裏】

そろそろお家に帰らないとなー…
ここからなら人も少ないしあっさり帰れるよね…

【髪は黒いセミロングで、目は赤く
 服は上は黒いTシャツに、下はデニムショートパンツと言う肌の露出がかなり激しい少女が歩いている】
【しかし少女がただの人間ではないのがすぐに分かるだろう。】

【何故なら少女の皮膚は青白く、
そして露出している肌の至る所に黒い肉塊が見える更に部分によってはそこから鋭利な棘も伸びている】
【何よりも少女の左腕はもはや人間の腕ではなく怪物の腕であり、
所々見えている肉塊と同じく黒色で、まるでそれ自身が生きているかの様にドクンドクンと脈を打っている。】
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/04/15(金) 18:24:55.99 ID:nTkEML8AO
>>173
【ジャリ─…ジャリ…──】
【路地裏の砂利を踏みしめて、歩む音】
【砕けた壁の残骸を前に、立ち止まる人物】
【キャソックと呼ばれる、黒い聖職者服に身を包んだ男だ】
【左右に流した金髪に、蒼い瞳、右目には銀縁のモノクルを金色の鎖で吊している】
【モノクルの鎖は胸元辺りで固定され、首から提げられた銀十字のペンダントにカチリと当たっている】
【腰に巻いた鎖のようなベルトにはデッキホルスターが取り付けられており、ラミネート加工されたカードデッキが入っている】
【優男と言う表現が適切だろうか、しかしその柔和な表情は、大抵の人を落ち着かせることが出来るだろう】
【男は相手の様子を見て、目元は笑み作ったまま、口元だけを動かして】

──これはいけない。
暴力を振るっていいのは異端者達≠セけですよ──?

【柔らかい笑みを浮かべたまま、男は物騒とも取れる発言を──当然≠フように】
【相手が魔術を用いて壁を砕いたことに感づいているのか、視線は自然と彼の拳へ向かっていた】
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/15(金) 18:36:10.67 ID:KNW9JBLoo
>>175


────。知ってる。んな事は分かってる。

…分かってて、やってんだよ俺は。


【此方に漆黒の瞳を向けて、そんな言葉を口にする。】
【暫くの沈黙の後、舌打ちを一つ。初対面の相手に対する行動とは思えない。】


【勘が鋭ければ────手袋を填める右手の“痕跡”から、其れがただの魔術で無い事にも気付けるかもしれない。】
【壁の一部を“完全破壊”し、物質的に“崩壊”させる事によって莫大なエネルギーを放出させる。】
【こんな芸当が出来るのは────“闇の魔術”である可能性が高い。】

【────黒髪。黒衣。全身を漆黒に包む其れは、相手の挙動を観察しながら返答を待つ。】
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/04/15(金) 18:46:17.54 ID:nTkEML8AO
>>176
【男の柔和な表情は、相手によっては「ヘラヘラと笑ういけ好かない男」に映ることも充分にある】
【それが男自身解っているからこそ、相手の舌打ちや態度で気分を害すること等ないものの──】

(……ふむ。見事なまで破砕──分解=A或いは崩壊≠フ要素を含んだ魔術……と言ったところでしょうか)

【蒼い瞳を僅かに落とし、足元の残骸を確認すると、再び双眸は前を向き】

(闇の魔術>氛泱゙も、ただ闇の魔術というだけでは異端≠ニは言い難い…ですかねえ)

【男もまた、相手が此方を観察するように、その漆黒の容姿をモノクルに映す】

成る程、それが良い行いではないと理解しながらも、止める意思は無い──と?
…困りましたねえ、その調子で壊されては此処の住人もたまったものではないでしょうに。

【ワザとらしく、男は困ったような表情を浮かべ】
【相手の反応を仰いでみせた】
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 18:48:23.01 ID:EkCL65yjo
【夕暮れ時の廃遊園地】
【黒いローブを着た女性が、メリーゴーランドの前に佇んでいる】

“贖罪”…かァ
とんでもねェ呪い、だなァ

【黒い大きな帽子で顔は口元までしか見えないが】
【長い髪は濃いオレンジ色で、帽子の縁には鮮やかな毒花が飾られ】
【まるで魔女のような、そんな雰囲気を持っている】
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/15(金) 18:48:31.51 ID:JGIqlhSho
>>142

……───どうでもよくなんか、ねぇよ。
どうでも良かったら、正義の味方なんてやってない。

俺は、誰にも死んでほしくない。
悲劇が産まれるのは、嫌なんだ。
だからこそ──てめぇらみたいな存在は、許せねぇッ


…………じゃ、当日は宜しくな。

【そして、青年はその場から歩き去っていった】

/お疲れ様でした。
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/15(金) 19:02:00.19 ID:KNW9JBLoo
>>177

────…言いたい事は、それだけか?
こっちはてめえと、暢気にお喋りする“気分”じゃねえんだよ。

【───はっきりと、此方に敵意を向けている。】

【このような相手と関わるのが嫌なのか、それとも別の理由があるのだろうか。】



…。
尤も、そっちがこっちに用があるってんなら────…

【────。】
【単なる殺意とは違った何か。空気を、世界を浸食していく“黒の気配”。】
【清らかな水に墨汁を流し込むかのように。彼の放つ気配は、着実に世界を“汚染”して往く。】

【彼の身体から無意識に放出される“闇の魔翌力”。単に闇という性質を持つ物では無く、“光を侵す闇”の力。】

【聖職者にとっては────邪悪と形容されるべき物。】
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/15(金) 19:05:27.39 ID:wrn4cTszo
>>174

あーイライラする…

【路地裏、少女の前方から歩いてくる人影があった】
【軽く日に焼けた肌、わかる人間にはわかる程度に、身体を鍛えていると密かに主張するシルエットを持つ…少女、だろうか】
【年の頃は14・5あたりに見えるが、ウルフカットの黒髪を揺らしながら、眉間に皺を寄せ、口はへの字、ジト目の奥で踊る炎が不機嫌だと主張する】
【タイトなジーンズにノースリーブの上着だが、同じく袖のないシャツは腰周りを隠すほど裾が延びていて、胸板はいささか丸い】
【少女と少年の要素が混在する人物だという印象を与えるだろう】

【そんな少女は、歩いてくる相手を見つけてぴたりと止まり、そのジト目を更に不機嫌そうに細めてジロリと観察する】

おい、お前。何だその腕は?

【異形の少女に向かって、この男っぽい少女は歯に衣着せぬ失礼な物言いで問うた】

【魔翌力を感知する能力が鋭ければ、この少女の周囲に立ち上る魔翌力から、妙な殺意のようなものを感じるかもしれない】
【特定の何かを探して警戒の網を張る狩人の如き意思を】
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 19:10:32.43 ID:VfZuP4SSO
>>178

【そこに通り掛かる男が一人】

【黒い瞳、一つに束ねた黒髪】
【返り血を浴びてそのままにしたような赤黒い和服】
【腰には白い鉤手甲がぶら下がり】
【両腕には黒い鉤手甲を装備】
【黒い方は、鉤爪の代わりに長さ20cm程の刃が付いている】

…うん?
(あの花にあの髪……)
(……アイツか?)

【どうやら見覚えがあったらしい】

…よう。何やってんだ?

【声を掛けてみる】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/15(金) 19:12:30.64 ID:+gOcokwxo
>>181

(うわぁ…何だか不機嫌そうな人が…)

【内心でそう思うも、今更逃げたりしたら余計に怪しまれるのでそのまま歩く】


わ、私?…
えっと、その…特に何でもないけど……

【案の定声を掛けられ、少しビクっとしつつもそう返して】

こ、この世界じゃあ別に人間以外でもおかしくないでしょ?…

【魔翌力は感知できないが、相手の雰囲気から殺気立っているのは把握しているらしい】
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/04/15(金) 19:15:33.77 ID:nTkEML8AO
>>180
───やれやれ、注意にキレる若者──ですか?
実に嘆かわしい、けれど私もただ殴られる訳にはいきませんねえ。

【闇が足を運ぶ中、男は一度バックステップをして、デッキホルスターから、一枚のカードを引き抜いた】
【ハートのジャック>氛汕齣フ、これは】

別段、貴方と話し込みたいことはないのですがね、こうも敵意を向けられるとは予想外です。
──ああ、異端者≠ヘこれだから困る。

【先ほどまで、どこか下手に出ているような調子だった男の声が、冷たいものに変わる】
【モノクルの奥、その瞳は相手を射抜くように鋭く】
【向けられた敵意の刃に返すような、そんな視線】
【男の獲物は手に持ったカードのようだが、何をする気なのだろう──?】

闇≠ヘ闇≠轤オく暗がりで縮んでいてくれればいいんですがね。
此方まで侵蝕するのは止めていただきたい。

【嫌悪を、隠すこともなく表に出し】
【男は自分の足元にカードを落とすだろう】
【瞬間、男の半径1mほどのエリアには、闇≠ヘ入れなくなる筈だ】
【清い水──聖≠フ力のようなものが、結界を張っているのだ】
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/15(金) 19:18:20.62 ID:wrn4cTszo
>>183
その腕はなんだって聞いてるんだ、お前じゃない。

【にべもなくぶった切る失礼な少女】
【はぁ、と溜息をついて、苛立ち交じりの髪をかきあげる】

ああそうだな、世の中いろんな奴がいるもんだよな。
第一おかしいとかそういうことを言ってるんじゃない。
そんなもんだしてあるいてっと、狩られるぞっていいたいんだ。

【本当に、口を開けば悪口雑言しか飛び出さない】
【けれど内容は、一応心配しているのだろうか】

【相変わらず不機嫌丸出しな少女は周囲を伺って鼻を鳴らす】

ちっ、竜くせぇ…何処だ?

【探している相手らしいワードを自分で出しておいて、少女の眉は更に釣りあがった】
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/15(金) 19:23:36.37 ID:+gOcokwxo
>>186

なんだって言われてもー…私の…化け物の腕としか言いようが無いけれど…

【自分で化け物ということは理解してるのか、少し困った様子でそう言う】


だってしょうがないじゃん…隠すとかそう言うのは無理だし…
それに私は狩られそうになったら相手を[ピーーー]し…。

【少し不機嫌そうにしながら、その気になれば相手を[ピーーー]とまで言う】


竜?…私は見たこと無いなー…本とかでなら見たこと歩けど…

187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/15(金) 19:28:46.03 ID:iYffeCyj0
【路地裏】

オラァ!!

【その声と共に繰り出される綺麗な放物線を描くジャーマンスープレックスホールド】
【不良の脳天がコンクリートに突き刺さる】
【両手のクラッチを切り、痛みに悶絶する不良を横目に落ちているサングラスを拾ってゆっくりと立ち上がる一人の男】
【良く見ると周りには先ほどの不良と同じように地面に這いつくばっている輩が3人、いや、4人】
【どうやら5人の不良をこの男が1人で叩きのめしたようである】

…ふぅ。さっき飯食ったばっかなのに動かすなよ…

【そう軽く息をつくのは黒の長袖に赤いシャツを羽織り、頭にサングラスを掛けている、男性的で整った顔立ちの若い男】
【青のジーンズについたゴミを払う両手の赤いオープンフィンガーグローブが個性的である】

…つーかお前らが俺の前で「調子に乗る」から悪いんだぜ?俺の趣味は「調子に乗った馬鹿を叩きのめすこと」だからなぁ。
早いとこ俺の視界から消えないと腕折るぞ?あ?

【不良共をおびえさせるこの男もまるで不良である。その脅しを聞いた不良共は顔を青くしながら醜い走り方で逃げていく】

188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 19:29:30.01 ID:EkCL65yjo
>>182
【声を掛けられ、振り返り】

―――アッハハァ

【一瞬の間を置いて、笑う】

 “ 久しぶり ”

【恐らく彼女は、彼が見覚えのある人物と同一人物のようだが】
【纏う雰囲気は、どこか異質なもので】

変わんねーなァ、お前は
相変わらず博打でもしてんのかァ?

【ただ、中身だけが以前と変わらない】
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 19:30:54.94 ID:KNW9JBLoo
>>184

────てめえの事情なんざ、知ったこっちゃねえんだよ。

…てめえこそ、懺悔室にでもすっこんでろ。
酸素吸って二酸化炭素吐いて済みませんとか言いながら一生懺悔してろ。

用はねえなら、とっとと帰らせて貰いたいんだが?



────────邪魔だ、“どけ”。




【堤防が決壊したかのように、“闇”が先程とは比べ物にならない速さで辺りを浸食してゆく。】

【外部に放出された魔翌力は“黒”の中で式に導かれ、魔術という名の解を導き出そうとしている。】
【────相手が何らかの攻撃を見せれば、即座に発動させる心積もりであった。】
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/15(金) 19:34:14.87 ID:wrn4cTszo
>>186
化け物ぉ? お前がか?

【確かに、腕は異形な少女に向かって、狼少女は呆れ果てたように口にして】
【そして、鼻で笑う】

はっ、お前が化け物なら、最近噂のR.I.Pの連中なんかは魔王だぞ。
必要とあれば人はだれだって[ピーーー]し、獣も細菌だって人を[ピーーー]。
殺人技能高いからってえらそうな事ほざくんじゃねぇ、だれだってやる、俺だってそうする。

【そしてガキだな、と、笑い飛ばす】

世の中には、左腕を丸ごと柱みたいなのですっぽり覆って封印した奴だっていたそうだ。
他にも姿かたちを擬態できる魔術だってあるらしいじゃないか。
勉強不足だ、やれる事やってから言えよ。

【そういう口の利き方しかできないのだろうか、一発殴ってやってくださいと、保護者がいれば土下座しそうな口の悪さだ】
【だが竜に関してはまた殺意が強まる】

いるもんだよ、案外そこらに。
何食わぬ顔で人間に擬態して、さも当然のように社会に混じってる奴がさ…

【強い憎悪を感じさせる言葉だが、いい切ってから、少女は額を押さえた】

…っ、ああ、もう…うるせぇ、面倒だからおとなしくしてろよ…っ

【頭痛がするようだが、それをねじ伏せるように、吐き捨てて】
【様子がおかしい少女の殺意が、周囲の景色を陽炎のように一瞬、揺らめかせるだろう】
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/15(金) 19:34:28.67 ID:VfZuP4SSO
>>188

あぁ、まぁな。今は結構ツイてるみてぇだ。

【そう言いながら、懐をポンポンとたたく】

お前は……、
……変わったな。なんかあったのか?

【怪訝そうな表情で尋ねる】
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/15(金) 19:35:39.57 ID:bIQpyX9Mo
>>187
【男に向けて、よく響く変成器最中の声が掛けられるだろう】

おい、何やってんだそこの。

【着崩した学ラン姿が特徴的な少年だ】
【白骨よりも白い髪は、ハリネズミのようにツンツンに逆立てられて】
【腰にはベルトポーチを巻き、仕込杖を差している】
【右目には拘束具めいた黒革の眼帯が装着されていて、よく目立つだろう】
【首には、銀糸のスカーフが巻かれており、風にバタバタとはためいている】
【パッと見では、この少年も不良のたぐいに視えるかもしれない】
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 19:42:49.42 ID:EkCL65yjo
>>191

へェ。それなら早速カツアg
………何か高そうなモン買ってもらうかなァ、アッハハァ

【何か物騒な事を言いかけて、誤魔化す】
【微妙に悔しそうなのは、前回の戦闘の結果を思い出したからか…】

そうだなァ、色々とあってな―――


―――お前の、お陰でなァ

【ニタリと笑う口元が、帽子の縁から覗く】
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/04/15(金) 19:43:11.24 ID:nTkEML8AO
>>189
【濁流のような、闇の浸食】
【結界の中佇む男の姿は、さながら三角州に取り残されたようだ】
【男は相手の言葉に、顎に手を当てながら思案する】
【相手の様子を見るに、直ぐに仕掛けてくることはなさそうだ】
【であれば、そこまで話の通じない相手ではなさそうで】
【少なくとも、悪≠ニ認定するには些か──情報不足】

ふむ…確かに、私も無駄にカードを消費したくはありませんがね。
直ぐに仕掛けて@ないところを見るに、貴方を悪 £f定するのは横暴なようだ。
尤も──

【顎から手を離し──デッキホルスターからジョーカー≠フカードを引き抜くと、自らの眼前に掲げ】

──異端者≠ナあることに間違いは無さそうですがね。

【紫色の魔力がカードを包んだ直後に、男の体が崩れるようにして空へ上がって行くだろう】

貴方に関する情報を得て──またの機会に処理する≠ニしましょう。
それでは──ご機嫌よう。

【やがて、消えてしまうだろう】
【足元にあったハートのジャック≠焉A何時の間にか消えていて】
【後に残るのは、闇の川──】


/外食に行くそうで、続行が難しいです、すいません…orz
/またの機会に絡んでいただけたら嬉しいです
/お疲れ様でした!ありがとうございましたー!
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/15(金) 19:43:51.19 ID:+gOcokwxo
>>190

(一回死んでここに居るのは確実に化け物だよね、うん……)

よく言われるし…自分でも分かってるから…

その人達は…私とはまた別の意味で化け物だねー…
別に自慢してる訳じゃないよ…
ただ私もそんなに化け物化け物言われたら少しは怒るよ?…
分ってても結構傷つくんだから……

【笑い飛ばされてさらに不機嫌そうになり】


残念だけど私の場合左腕だけじゃないから
色々な場所が人間と違う…
隠したいけど隠せれないからこうやって人気の少ない場所を歩いて帰ってるんだよ…


…竜って…悪い生き物なの?…

【少女の様子をみて、不審そうにしながら】


大人しくって…別に最初から暴れるつもりなんてまったく無いんだけど点n
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/15(金) 19:47:42.73 ID:iYffeCyj0
>>192

あん?調子に乗った不良を叩き潰してたんだよ
つーか何だよアンタ。スゲェ悪そうな格好してんなぁオイ、さっきの不良の知り合いかァ?

【堂々と「何をしていたか」を言うと男は彼にガンを飛ばす】
【どう見ても不良にしか見えない態度】
【そして両手をジーンズのポケットに突っ込みながらゆっくりと彼との距離を縮める】
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/15(金) 19:51:00.60 ID:wrn4cTszo
>>195
ふぅん、難儀な体質だな、お前。

【興味なさげに返す不機嫌少女は、】

…ひょっとして、あれか?
早く人間になりたーいって奴か?

【ふと、纏った不機嫌を散らす】

自覚があるんなら、やめとけ。
人間のフリなんて、わかる奴が見たら一発でバレる。
どんなに上手く隠したって、正しい連中からしてみれば、そりゃ嘘になるんだとさ。

【力を抜いて、壁にもたれかかる】
【下に落ちた視線は、何を見たのかわからないけれど】

…俺だって、そうだったからな。

【かすれそうな、言葉を、零す】

ああ、お前じゃない、体質でな、頭で声がするんだよ。
竜を殺せ、ってさ。勘違いするな。

【だから何故素直にごめんなさいと(ry】
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/15(金) 19:52:21.11 ID:bIQpyX9Mo
>>196
何も、ボコる必要も無いだろうによォ。
見た感じ、アイツら調子乗ってるのは見た目だけだろうよ。
喧嘩売る度胸も無ェ。そんなヤツぶっ潰していきがるのは、底が知れるぜ?

【はぁ、とため息を吐きながらそう答える】
【口調こそとげとげしく馴れ馴れしいが、そこまで敵愾心を向けているわけでもない】
【不良っぽいのは外見だけかもしれないだろう】

っは、不良?またまた冗談言うなオイ。
ドッチかっつーと、正義の味方だよ、俺はな。

【近づく相手を見て、態勢を変えず重心だけを変えて、何時でも相手の動きに対応できるようにする】
【それは、路地裏の喧嘩などで培われるようなものではない。命の取り合いを少なくとも大量に経験してこなければ、こうはならないだろう】
【見た目で判断するのは危ないだろう。しかし、正義の味方というのも胡散臭い外見なのは確かである】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 19:53:02.75 ID:KNW9JBLoo
>>194

(仕掛けてくる、と思ったんだが……一体どういう────)

…ち。結局はどいつもこいつも一緒────
(──しかもありゃ雑魚じゃねえ、か。並の奴なら“呑める”程度にぶつけたつもりだったんだが……)



【闇の魔翌力は時間が巻き戻るかのように“逆流”し、彼の体内にて完全に消失する。】

【相手の消失した跡を見据え、暫く黙考していた。】

//またの機会に絡めれば嬉しいです。お疲れ様でした。
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 19:57:16.39 ID:VfZuP4SSO
>>193

カツアゲはお断りだ。俺をボコれりゃ話は違うが。

【冗談のような調子で言う】

…えっ?
俺がお前に何かしたか?

…ちょっと待て。今思い出す。

【頭に手を当て、少し考える】

……まさか、“手”にナイフを持たせる事か?すまん、それ以外思い出せねぇ。
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/15(金) 20:05:44.61 ID:iYffeCyj0
>>198

…いや、思いっきりあっちが俺に喧嘩売ってきたんだが…
つーか何?「底が知れる」って喧嘩売ってんの?

【この男は中身も不良っぽいようだ】
【さらに大股で歩いて彼に近づき、踏み出せば拳が届く間合いまで詰めて止まる】

…ちなみに俺は「正義のイケメン不良」って奴だぜ?
「悪そうでムカついた奴を死なねぇ程度にぶっ殺す」
俺はいつもそうしてるんだわ

【彼の「正義の味方」発言に対抗してなのかこんなことを言いのけるこの男】
【学ランを着た彼が動きに対応できるよう重心を変えて備えるのに対しこの男はまだ両手をポケットに突っこんだままの姿勢】
【つまり隙だらけの姿勢である】
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/15(金) 20:09:35.08 ID:+gOcokwxo
>>197

ううん、隠すつもりは無い…
でもだからといってそこまで罵られるのも嫌…

おかしいよねー…言ってることが矛盾してるもん…

人間が気持ち悪いのを拒否するのは分るけど…
私だって自分で意思を持って行動してる…
貶されたら怒りたくもなるよ…


……お姉さんも?…
……お姉さんも人間じゃないの?…

【首をかしげて少女は言う】

ふぅん…お姉さんも色々大変なんだね…
大丈夫なら…いいけれど…
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 20:11:18.68 ID:EkCL65yjo
>>200

…言うじゃねェか
いけ好かねェ所も相変わらず、だなァ

【悔しさを滲ませつつも】
【どこか懐かしそうに、彼女はそう言う】

あァ、そんなアドバイスもされたような気がするな
それだけ覚えてりゃー100点満点だ、アッハハハァ

【蘇芳の回答を聞いて、どこか嬉しそうに笑った】

ところでお前、何の博打で儲けてんだァ?
オレはブラックジャック位しか知らねェんだが…
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/15(金) 20:13:33.53 ID:bIQpyX9Mo
>>201
はぁ、そこは軽くあしらっとけと思うのは俺だけか。いや、そうだよな、じゃねーと喧嘩しねーか。
先ずは、話し合いとかよ。そういう手もあるじゃんよ。

【呆れたように、そう言葉を漏らして】

悪いね、俺は平和主義者だ。
戦う必要がなけりゃ戦わねーし、こちらから挑む積りもねぇ。
そりゃ、アンタが殴りかかって来りゃ、殴られたくねーからほどほど≠ノ相手するけどさ。

【この少年、全く見た目に似合わない意見を持っていた】

そうかい、それがお前の正義なら、そうすりゃいい。俺が止める事はない。
他人の正義を否定するのは、俺のポリシーじゃねーからな。
ま、俺はそもそも喧嘩を起こらねーようにするために頑張っているんだが。
俺は、世界平和≠ェ目標でな。仮にも世界平和を目指す以上、好戦的なら話しに成らねーだろうが。

【隙を見せぬまま。目の前の男に白銀の左目を向けながらそう言い放つ】
【よく見れば、少年の体は全身傷だらけで。眼帯の有る方の顔には、一閃の傷が走り抜けている】
【どう見ても世界平和を語る顔ではない。だが、表情は真面目に世界平和を語っていた】
【相手への対抗でもなく、本心からそう語っている事は間違いないだろう】
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/15(金) 20:16:48.70 ID:/21yqQnR0
【――――――――ナポリス総合病院 第二病棟 1階廊下】

【ヴェイスグループからの多額の資金の流れによって運営されているこの病院は、設備、人員ともに評判の良い病院である】
【しかし――――同時に『子供の幽霊が出る』という、奇怪な噂の絶えない場所でもある】
【大抵は、罪の無い噂話と、話の種になって仕舞いなのだが――――――――ある種の人間には、看破出来ないものがあった】



【――――時は、一時遡る】



『――――――――調べてもらいたいのは、第二病棟の地下にある、不可解な施設…………端的に言えば、秘密結社の秘密基地と言ったところか
研究所への入口は、第二病棟のこの廊下――――『子供の幽霊が出る』と言われている廊下だ…………
『子供の幽霊』は『暴蜂』の生物兵器と推測される。姿を消したのは、ここに地下への通行手段があるからだろう…………』

【『八福尽星』の用心棒頭にして、ちょっとした顔役の一人でもある、ワーキャットのアーディン=プラゴール】
【彼もまた、この噂話を聞き過ごす事をしなかった――――どころか、秘密裏に調査を行っていた人物だった】

『ヴェイスグループ総帥、シュバルツ=L=ヴェイスには『暴蜂』と言う、私設の能力者戦闘部隊が存在する…………
表向きは、ボディーガードとして通っているが、その実、シュバルツ=L=ヴェイスの爪牙となって、暗躍している私兵部隊だ…………
彼等の拠点の一つが、ここ…………以前、探偵をやってその存在が確かめられた、ナポリス総合病院地下の秘密研究所に間違いない…………』

【彼の行いは、端的に言えばヴェイスグループの裏の顔に喧嘩を売る行為】
【故に、直接自身は赴かず、人を使っているのだろう。それだけを言えば、こそこそとした卑怯な行為と取られても仕方はないのだが――――】

『――――『暴蜂』は、『Justice』≪R.I.P.≫双方に敵愾心を燃やしている……特に『Justice』へは、その態度は顕著だ
裏の顔とは言え……ヴェイスグループは強力な力を持っている。野放図のままにしておけば、世界のパワーバランスは再び混迷へと傾きかねない…………
そこで、今回の調査を、君たちに頼みたい…………危険な行いだと言う事は、話した通りだ…………
どんな些細な情報でも良い。持って帰って来て貰いたい…………』

【大げさな考えと取られかねないのも事実だが、しかしその名を轟かせる他の組織と渡り会おうと言うのは、確かに見過ごせないだろう】
【個人であれ、社会であれ――――――――来る危機に、備えは必要なのだ】



【――――時は戻って】



【今、アーディンの雇った者達が、その地点に集結している】
【眼前に、壁に隠されていた、地下へと続く階段を臨みながら】
【冥府まで続いていく様な暗い階段を前にして、挑む者たちは何を思うのか――――】

/ヴェイスグループイベント、開始です
/参加者の方は、これにレスをお願いします
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 20:18:13.85 ID:VfZuP4SSO
>>203

ブラック・ジャック?21のアレか?
そんな洒落たモンじゃねぇよ。

【手甲を外し、懐に手を入れる】
【取り出したのは、お椀とサイコロ三つ】

よくやるのは、チンチロリンとか丁半博打とかだが……、
…もしかして、博打してみてぇのか?
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/15(金) 20:18:56.99 ID:wrn4cTszo
>>202
自分が正しいと思うなら、胸を張れ。
やれる事をやってりゃ、それも伝わる奴には伝わる。

【仏頂面のような無表情で、少女の胸を小突こうと指を伸ばすだろう】
【軽く後ろに仰け反る程度の力加減だ】

【ところが、お姉さん、の言葉に憤怒の形相になって顔を鼻先まで近づける】

初対面だから優しく言ってやる。
俺を女扱いするな。

【ジト目に宿った炎はどす黒い】
【込み入った事情を説明する期はない強い口調には、恐ろしいまでの迫力があった】
【顔を放し、気を取り直してと溜息を吐く】

一応人間だが…親父が邪竜殺しをやらかしてな。
返り血を浴びて、その魔翌力を得たのはいいが、呪いが掛かってたんだ。

【簡潔に説明して、肩こりをほぐすように何度か肩を回す】

竜に対して強い憎しみを持つんだと。
昔は親父がこの状態だったんだが、俺が出来てからそれは俺に移って…

【いきなり上を見上げた】
【零れてしまいそうな言葉を無理やり飲み込むように黙り、顔はおそらく少女からは窺えないだろう】

そんなわけで、一応、人間だ。
迫害はされたがな。

【顔を下ろして、けろりと、少女は続けた】
【何を思っているのか、顔と声からは判断しづらい】
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/15(金) 20:26:12.76 ID:+gOcokwxo
>>207

…む、胸を張って…私らしく…?…

わっ!…

【胸を小突かれると、思わず少しふらつく】
【そしてその時にもしかしたら少女はわかるかもしれない】
【着ているものがTシャツだけなら本来感じられる、「体温」が
少女からは全く感じられず、冷たいものであると】


ひっ!…ご、ごめんなさい…

【目の前に少女の顔が来て、少し怯えた様子で謝る】

竜殺し……

…何で…それで迫害されたの?…
竜を[ピーーー]のは悪いことなの?……

【少女は見た目通りにそこまで色々な事を知ってるわけでは無いらしく、思わずそう漏らして】
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 20:26:26.28 ID:EkCL65yjo
>>206
あァそう、それそれ
まァ大して強くはねェけどなァ…

【博打の強さには自信がないのか、曖昧な言い方をするも】
【蘇芳が取りだしたお椀と三つのサイコロを見て、興味津津といった様子だ】

丁半なら分かるぜ!
えっと、アレだろ、半が偶数で丁が奇数!

【………今一分かっていないが、やりたいという意志はあるようだ】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/15(金) 20:26:33.02 ID:iYffeCyj0
>>204

まぁ喧嘩そのものは好きだからよぉ、自然に体が動くんだわ。ハハハ。

【そう軽く笑いながら彼の話に耳を傾ける】

ふーん。「世界平和」ねぇ。俺はただ「俺にとってカッコいい俺でありたい」からカッコいいと思う正義やってる…って感じなのかね、
俺にもよくワカンネ。とりあえず調子に乗ってる奴と悪いことしてる奴見るとスゲームカつくっていうか。

【少し首をひねりながら自分の言葉を紡ぐ】

あ、そうだ。世界平和とか正義って言うならなんか最近ある組織のポスター貼ってあるだろ?えーと、アレ!ブルージャス…ティス?だっけ?
アレのメンバーだったりするの?あれ正義組織だろ? 

【彼も最近街のあちこちに貼ってあるポスターを見ていたみたいだ しかしうろ覚えである】
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/15(金) 20:27:35.56 ID:iKE8klpmo
>>205

【――深遠≠フ様にも見える、目の前の階段】
【真坂自分が『怪物』と成る事は無いだろう、とらしくも無い感情を抱き階段を下りる者が、一人】



 …………悪趣味ですね。 病院に研究所を作るなんて。



【所々が焦げたホワイトシャツに、紅いベルトを通したボロボロの黒いスラックス】
【肩甲骨の辺りまで伸びた髪は首筋の辺りで括られており、蒼いリボンが目立つ】
【両手には『魔法陣』の描かれた白い手袋を嵌めた――貧乏そうな青年だ】


【彼は恐らく、自らの名を橋立椿≠ニ名乗っただろう――】
【数度の面識が有るジンジャーからは不審に思われたかも知れないが、】
【其の辺りの『事情』が存在する事は、類推出来るだろうか】


(……、…子供の幽霊=\――、―か。)


【『厭な話』を思い出し――彼は、唇を軽く噛んだ】
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/15(金) 20:32:31.55 ID:bIQpyX9Mo
>>210
ま、何もいいはしねぇが。
あんまり喧嘩ばっかしてると、敵作るぜ。気をつけるといい。
つっても、多分意味ないんだろうがな。

【苦笑を漏らしながら、そう答えて】

正義というのは、正しい事を己の義に従って成す事だと俺は思っているよ。
それが、お前の本心からの行動なら、それがお前の正義[Justice]なんだろう。
言葉だけの正義より、お前みたいなのの方が俺としては好感あるぜ?
空っぽな言葉より、実のある行動のが百倍マシだかんな。

【こっちは、自分なりに確りとした考えを持って正義をしているようだ】
【そして、その上で相手の正義を間違っていないと認めた】

イヤ、違う違う。あっち≠カゃねーな。
俺が所属してるのは、正にそのまんまなネーミング、Justice≠セ。
あ、俺谷山 基樹[タニヤマ モトキ]って言う。よろしく。

【所属を答えるついでに名を名乗った】
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/15(金) 20:34:22.17 ID:kvcN59GAO
>>205

【その場所に彼女はいた】
【深い赤色の眼に短い銀髪、黒いローブを身に纏った女性】
【相も変わらずのその格好、壁に身を預けて、何か考えていた】

(アーディンさんが自分から動くのは珍しい事、らしいが……)
(それほどの事、なんだろうな、多分)

……考えても仕方ない気もするな

【はぁ、と短く息を吐き、壁から背を離しその階段を見据える】
【暗い、非常に、本当に冥府まで続いているんじゃないか、と思うほどに】
【数秒の間の後、彼女は階段を下り始める】

/ シルヴァーグです、よろしくお願いしまっす
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/15(金) 20:34:23.19 ID:0pEMNuDQ0
>>205

【開かれた階段のすぐ前に、ひとつの姿があって】
【しかし、そこには。重なるように「二つ」の声が流れていた】

「先日の繰り返しとなりますが…後悔だけはないと、誓えますかな?
 ――涙が枯れ命も尽きるのが闘争の世界の常であります
 そこに悲しき程の若さで飛び込むことの無謀さを、今一度本気で背負いますかな?」

もうやめにしよーよ、ベンヌ
アンタが忠誠を誓った三人のうち二人は、元々この世界になんかいない

だったら。
…アタシくらい可愛い子に旅をさせないで――どーしろって言うのサ?

【装いはデニムの半ズボンに、ピンクの「パンダ」が描かれたTシャツ。小学上級生ぐらいの容姿】
【紅眼白皙、癖の強いセミロングの黒髪が特徴的で、値打ちのしそうな「紅い指輪」を付けた】
【そんな風采の少女が――眼に見えない“声の主”と、小声で言葉を交わす】

「(時音様、史彦殿………お耳に届くはずも無いのでしょうが――)
 (「鳳来」の秘守と「海部」の誓い、この世界では最早―――。)」

「…承知。私めはもう、問いませぬ」

【短い言葉を残して沈黙した指輪を、勝ち誇った眸で見やり】
【鼻を鳴らした彼女の手の中には。80センチを越す、機械化された群青の鉄槌があった】
【大人の基準で見ればそう大きくもないが、彼女は小柄である】
【扱えるか不安に思わせるだけの長さと重量には、自然となりそうなものだけど】

…ふん、この三年は本当に長かったわね
まー分かったならこの上ないよ。 アタシ、最高の気分で――

―――さぁーて、お仕事お仕事っ!!

【重い重い夢と鋼とを。軽い軽い心と躰で抱えて】
【虞無き幼き声は、闇の淵へと飛んでいく――】

//史音とベンヌです、今夜はよろしくお願いします
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 20:36:00.52 ID:VfZuP4SSO
>>209

いやいや。半が奇数。丁が偶数。ここ大事。

【間違いを訂正する】

で、いくら賭ける?

【サイコロを一つしまい、尋ねる】




/サイコロはこちらにあるので、こちらで決めても良いでしょうか?
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/15(金) 20:37:11.95 ID:wrn4cTszo
>>208
体温低いな、お前。

【けれど、少女は大して気にした様子がない】
【軽い調子で言ってから、続ける】

ふつーの連中からしてみれば、気味が悪いんだよ。
邪竜なんて得体の知れないものを倒す奴も、その家族も。
自分にその力が向けられたら、って思ったら、怖くて排除しようとする。
迫害とか嫌悪ってのはそういうもんだ。

【少女はある程度達観した考えを呟く】
【この頃には、その口調も幾分か軟化していた。毒気を抜かれているようだ】
【ジト目は生来のものなのだろう、変わらないが、もう不機嫌というより、どこか眠そうな表情にも見える】

苦労は誰しもあるもんだが、負けなきゃいい。
だから俺は闘うんだ、この呪いが消える日までな。
お前も、負けんな。お前の中の化け物に。

【とても微細な変化で、相手に伝わるかはわからないが】
【そのとき、眠そうな少女の口角が、ほんの、とても僅かに上がった】

竜崎遥人(りゅうざきはると)。
俺の名前だ。お前は?

【表情はすぐに仏頂面に戻り、そう短く尋ねるだろう】
【一言たりとも聞き逃すまいと、ぼんやりした表情の奥に真剣さを隠して】
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 20:39:22.85 ID:S6IFjD8co
>>205
【数々の実力者たちが装備を固めて覚悟を決めこの依頼に挑んでいる中、明らかに一人事情が分からずおろおろしている者がいる】
【何の因果か気が付いたら巻き込まれてこの仕事をやるはめになってしまったらしく…多分どういう仕事をすればいいかも話半分しか理解できてない少年が】

うう…オレの…オレの身に覚えがあったなら…ついさっきそこで何でも屋まがいのバイトをやっていたはずだったのにッ…!
気が付いたらなんか巻き込まれちまった…!もはや何が何だか訳が分からねえ…!
オレって奴はどうしてこう頼まれると断れないかな…?

【どうにも慌てふためいた顔で黒髪に骸骨のようなモチーフのヒ―ローのプリントが付いた柄Tシャツと黒いデニムの真新しいジーンズとスニーカー
上物の皮のベルトには携帯用工具入れをフックで填めて、その背に先端が少し曲がった鉈のような武器を背負い、両手に機械の戦闘用ガントレットを装備した少年が
忍び足でその病棟を歩いていた】

けど…へへへ、子供の幽霊が出ると噂の病院かあ…!なんか冒険心がくすぐられちゃうぜ…
そういう所こそ忍び込んでみたくなるってもんだよな…!なんか日雇いのお給料もらえるみたいだし…
見てやがれレスカめ…オレはもうその気になれば一人で暮らしていけるんだからな!

そんな訳でさ!頼まれたからには頑張るぜ!みんなもよろしくな!

【あらかじめ誰が来るかなどを聞かされていたとすれば…おそらくその中で『彼』と面識ある"橋立椿"は首を傾げたかも知れない】
【事前に聞かされていた話では、5人のうち一人はかつての戦いを生き残った戦士の一人、『ジンジャー・ユースロット』と名乗る男が来ると聞かされていたはずなのに】
【実際に集まったメンバーの中にはあの飄々とした女好きの青年の姿は欠けており、代わりに見慣れない少年がそこに来ていたのだから】

【だがそんなことをまるで気にしてないと言わんばかりに彼は意気揚々と同士たちに気さくで軽快な声をかけてくる】
【告げた者は、確かに言っていたはずなのに…依頼を受けたその人物は『ジンジャー・ユースロット』と名乗ったのだ、と】

/ジンジャー中です、よろしく
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 20:41:52.15 ID:oeFL+KhQo
>>205

【危機を回避しようと。危機を忌避しようとする者たちの中】
【現れるのは当然──危険を加速させる者。危険を助長する者】

(アーディン=プラゴール──イマミオ君が言ってたのは十中八九彼の事、かなーぁ)
(ここで信頼を売り──尚且つ、ふふ)
(ヴェイスグループになんらかのちょっかいを掛ける事が出来れば──)
(≪Justice≫との共倒れが期待できるかもしれない、ねーぇ)
(最も──共倒れなんてつまらないことには、したくないけど……)

【≪艶に濡れる女郎蜘蛛≫──藍色の長髪を真っ直ぐに伸ばした彼女の、其のエメラルド色の瞳は】
【宝石の色彩でありながらも。楽園の蛇の如き甘い色でもあった】

【彼女の名はシズリ】
【最初に行われたであろう自己紹介では──】

  【「シズリさんでも、シズリちゃんでも。シズちゃんでもシズりんでも」】
  【「好きなように呼んでくれて、構わないからねーぇ?」】

【──そんな、甘ったるい語尾と共に己の名を奏でていた】

【そして今宵の彼女は──ワイシャツのボタンは上二つを除いては全て留められており】
【脚部も、胸部も。腕部の露出すら殆ど見られない】
【在るとすれば、唯一外されたボタンからちらりと見える柔らかな肌と鎖骨くらいだろうか】
【その首元には、きらりと光るアクアマリンのネックレスが彩りを加えていて──】

>>ALL

シルヴァーグちゃん、だっけーぇ?
ひょっとして前衛が得意なのかなーぁ。
椿君やベンヌちゃんも、ジンジャー君も──分かってるかもしれないけど
こういう狭い場所だと、隊列みたいなのが必要だと思うんだーぁ。

進みながらでもいいから、自分が得意なポジションについた方がいいんじゃない、かなーぁ?


【「因みに、私はサポート専門。最後尾は任せてくれていいからね?」】
【──奈落に最初に進んだシルヴァーグを見て、だろうか】
【くすくすと囁きにも似た笑みを漏らし、彼女はそう告げる】
【少なくとも彼女は、全員が闇の中へ足を踏み出さぬまでは動かぬつもりらしい】
【彼女の言葉に従うか、或いは彼女を疑うかは各々の自由だ】

/見ての通り、ビッチです。よろしくおねがいしまーす!
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 20:43:07.43 ID:EkCL65yjo
>>215

Oh…一番大事なとこ間違ったなァ
ちょっと待て、今の手持ちはっと…

【財布を持った“手”が現れ、彼女の方に中を開けて見せる】

…よし、まずは20000賭けるかァ
その景気よさげな懐、ヘコませてやるから覚悟しとけよォ!

【かつて、子供の為の夢の世界を演出していた場所で】
【マネーが飛び交う大人の世界が、繰り広げられようとしている】

/OKです!よろしく〜
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/15(金) 20:43:53.52 ID:+gOcokwxo
>>216

あっ、うん…まぁね……

【特に大したことも言われずに、ほっとした様子でそう言う】


……おねえ……お兄ちゃん……何というか…強いね…
私はそんな考え方出来ないよ…

【またお姉ちゃんと言い掛けるが言い直して】
【ため息をついて少し落ち込みながら言う】


……うん、私は私…
いつか…人目を気にせずに歩けるようにがんばるよ…

【少女の言葉を聴き、少し元気が出たのか、子供らしい純粋な笑みを浮かべて言う】


え、私?…
名前は…ラルウァ…

遥人お兄ちゃんね…覚えたよ…
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/15(金) 20:44:06.04 ID:iYffeCyj0
>>212

…あっちか。なんか「俺たちが全てを守る」的な上から目線の感じがして嫌いだわ
つーか基本的にデケぇ組織そのものがなんかムカつくっつー感じかな

【彼の偏見であるがどうやらjusticeが気に食わないようで】
【そのことを所属する本人の目の前で言うのはどうかとも思うが平然と言いのける】

…あ、そうか、俺も一応名乗っとくか。えーと、葛西 亮[カサイ リョウ]。
…そういえばブルーのついた方があんた等のこと若干挑発してるように見えたんだがどう思うんだ?

【あのポスター(blue justiceの)を見れば誰でも挑発しているように感じるであろう】
【彼はそのことについて薄い笑みを浮かべながら尋ねた】
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 20:46:45.65 ID:oeFL+KhQo
>>218
/しょっぱからミス
×ベンヌちゃん
○史音ちゃん
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/15(金) 20:48:02.34 ID:/21yqQnR0
>>211

【病院と言うのは、多種多様な人々の出入りする空間である】
【その一方で、研究施設と言うのは、様々な設備や備品を使うために、外部とある程度の連絡が無ければならない】
【両方の施設を一緒に纏めてしまう事で、カムフラージュしようとしたのだろう――――表の顔としての『病院』でも、裏の顔の『研究所』に必要な化学薬品などを運び込んでも怪しまれる事は無い】

>>213

【以前にアーディンと接触の会った際に、彼は『別件も抱えている』と言ったのを、シルヴァーグは覚えているだろうか】
【恐らくその『別件』が、今回の件に関わっているのだろう】
【同時進行するのは困難と言っていた様子からして、今回の様な事を、以前から抱えていたと考えるのが自然だ】

>>214

【ある意味、その場に似合わない様な明るい声をも、眼前の闇はただ沈黙のままに吸い込んでいく】
【この暗闇の先にも、『涙枯れ命尽きる』世界が、待っているのであろうか――――】

>>217

【今、この場には依頼主たるアーディンの姿は無い】
【このイレギュラーとも言える事態に、疑問をさしはさむ事が出来るのは、共に行動をする者たちのみであるが、それは個人の判断だろう】
【――――イレギュラーな事態が、身内から発生した事を知れば、アーディンは何を言いだすか分からないが――――】

>>218

【シズリの予想通り、かつてイマミオ――――表向きにはイマミレイと名前で通している『元少年』の言う恩人は、アーディンの事だった】
【ならば、同時にイマミレイの話していた「『卵』を浴びた」と言う情報も思い出されるはずで】
【しかし――――煽動を胸に秘めている彼女には、それが危険とは、認識されていないのかもしれない――――】

>>211>>213>>214>>217>>218

【――――隠し扉は、壁がスライドして現われると言う、至極単純な構造だった】
【観葉植物でカバーする程度でしかなかったが、逆に言えば、普段はこの程度の偽装で十分だったと言う事か】

【通路の中に入れば、打ちっぱなしのコンクリートの、殺風景な階段が真っすぐ続いているのが分かるだろう】
【数か所、通気口と思われる穴が、天井に空いているのがかろうじて分かる程度】
【一応、小型のトンネル用ライトの様な物が設置されており、足元を見失う心配はなさそうだが、それでも視界は薄暗い――――――――】

【背後からは、なおもせわしなく館内放送の声や、看護師の足音などが聞こえてくるだろう】
【この喧噪が、あるいは最大のカモフラージュだったのかもしれない】

【――――――――1分ほど下り続けると、先の方が明るくなり、目的地の研究所内部に到達した事が分かるだろう】
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/15(金) 20:49:54.50 ID:wrn4cTszo
>>220
…おにい、ちゃ…
いい、響きじゃないか。

【相変わらずの糸目で、ちょっと頬を高潮させて頭を掻く遥人は】
【じゃあなと、軽い二本指敬礼をラルウァにしてから通り過ぎた】

【ひらひらと後ろ手に手を振る姿は、どっちかというと男らしい】
【その姿が見えなくなる前に立ち止まり、振り返る】

……い、言い過ぎた、許せ。

【返事を待たず、遥人は走っていった】
【何に対しての謝罪なのかは明言しなかったが、走る姿には、気恥ずかしさが混じっていた】

//ラルウァの人、お疲れ様でした!
//ちょっと短めですが、自分はこれにて。ありがとうございました!
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/15(金) 20:52:49.49 ID:wrn4cTszo
>>224
/そして最後の最後にやっちまったー
/糸目ではなくジト目です、すみません
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/15(金) 20:54:59.55 ID:bIQpyX9Mo
>>221
ま、そういうヤツが居るのも当然だ。嫌いなら嫌いで、それでいい。
俺の正義[Justice]は、個人で達するのが難しいからな、意地張って目標を達成できないよりは、組織に入ってでも押し通すべきだ、って思っただけ。
まあ……、なんだ。予想外なことに、仲間意識つーもんを持っちまったのが誤算だったが。

【葛西の言葉を受けても、怒ることも否定することもない】
【巨大組織である以上、批判が来るのも当然、ジャーナリストとして活動している以上、世論という物の性質は熟知していた】
【己の正義を貫くためならば、組織という形も利用するというのが谷山。格好にはこだわらない】
【達成することこそが一番の目的なのだから、過程には拘らない、最短のルートで、最高の結果を求めるのみ】

葛西、な。よろしくさん。

【にぃ、と笑みを返す。どこか胡散臭いながらもお人好しさを感じさせる笑みで全然不良の類には見えない】
【というか、白い髪も眼帯も戦いの果てになっただけで、本人としては不良のつもりは無かった。ぽい≠フは自覚しているが】
【そしてBlue justiceに付いての意見を求められて、首をヒネって】

あそこのリーダーと、一回話というか、取材したことはあるがな。組織というの関係なしに。
話した結果としては、気に入らねぇ≠チてのが俺の印象だな。別にこっちに喧嘩売ろうと知ったこっちゃねぇんだよ、それは別にいい。
100%嘘を書いてるってんなら、そりゃ詐欺だから罰せられなきゃいけねーが、全部が全部嘘って訳でもねぇ。
だが――――だが、だぞ。
俺は、アイツの話を聞いて思った。
アイツには芯≠ェ感じられねぇ。芯の無い正義は、絶対悪にも劣る悪だ。
だから、俺はあの正義を否定はしねぇが、いつかぶつかり合うかもしれない、とだけ言わせてもらうか。
組織の見解は、俺の知ったこっちゃねぇな、勝手にしてろ、ってだけさ。
元々、団体行動特異な性質じゃねーんだ俺。

【語る語る語る】
【ともかく、要約すれば、個人的には組織自体というより、組織の頭は気に入らない】
【相手の語る正義それ自体は否定しないが、いつかぶつかり合う可能性は十分以上に有る、というかんじだ】
【組織に付いては、自分は興味がない。好きにするといいというスタンス】
【所謂、一匹狼基質というか、集団に馴染めないタイプの人間であったこの少年】
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/15(金) 20:55:29.46 ID:JGIqlhSho
【街中】

【漆黒のローブを着用し、人目を避けるかのように深くフードを被る少女がいる】
【フードの隙間から覗くのは、くすんだ銀色の髪と】
【りんごのように透き通った真紅の左眼に、固く閉じられた右眼】
【首全体が黒色の水晶で構成されており】
【大口径拳銃をローブに括りつけ、翡翠色の指輪を左手中指に嵌めている】

……お腹、減った。

(けど……お金が、無い。)

【手に持っている財布の中を見て、深い溜息を一つ】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/15(金) 20:56:02.03 ID:+gOcokwxo
>>224

//お疲れ様でしたー
//こちらこそ、遅いレスになってしまって申し訳ないです
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 20:57:23.66 ID:Qr+QpNj3o
【路地裏】


【一人の少女が路地裏の端に蹲っている】
【生きてはいるだろうが、ピクリとも動かない】

【少女の風貌は10〜12歳ほどの背丈に、真っ直ぐに下された腰に届く程長い樗色(おうちいろ)の髪、前髪は短く切り揃えられていて】
【澄んだ紫色の双眸を持ち、袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカーといった恰好で】


………ぐぅ…うううっ……

【低い声で呻いて、頭を抱えている】

【魔翌力を感知できる者ならば、ある程度まで近づけば、その少女の周囲にどす黒い魔翌力が滲み出ているのに気がつくかもしれない】
【然し彼女は敵意の類は持っておらず、勘が鋭いなら魔翌力を制御できていないとわかるかもしれない】
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 20:59:08.06 ID:VfZuP4SSO
>>219

20000か。面白ぇ。
んじゃ、行くぜ!

【お椀にサイコロを二つ放り、すかさず伏せる】

半か、丁か。
どっちだい?
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/15(金) 21:05:09.26 ID:iKE8klpmo
>>213

あー……大丈夫ですか、僕が次に行きます。
足、踏み外さないようにしてくださいね。

【「暗いですから」――そう、声を掛ける彼は何を心配してるのだろうか】
【恐らくはそう言う性格なのだろう、人の良さそうな微笑を浮かべている】


>>214


……この間は、ロロケルムさんがお世話に成りました。


【擦れ違い様――橋立から、そんな言葉が掛けられたと判ったかも知れない】



>>217

(……記憶喪失――な訳は、無いか。)
(『ジンジャー・ユースロット』が襲名制だとかは聞いたことが無いし――。)

(――――まぁ、今は良いか。)

【彼の挨拶に、「宜しくお願いします」と軽く一礼を返して】
【疑問は後々に解消する事にしたらしく――足を進めて】


>>218


……どちらかと言うと、開けた場所に出てからの方が問題かも知れませんね。
シズリさんが後方なら――僕は中から近距離に出ましょうか。
後方でも大丈夫なので、他の方々に合わせる感じで ……――と。


【背後からのシズリの声に、背を向けて階段を下りつつ応え】
【然し、直に狭い場所≠ヘ少し開けた場所≠ノ変わって――】



>>223



…………前、出ましょうか。 何だか『厭に無用心』です。


【――すぃ、と最前列≠ヨと出る橋立】

【以外にもあっさりと侵入に成功した事に、逆に浮かぶのは警戒心】
【両手の魔法陣に魔翌力を込めつつ、辺りを警戒する――】
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/15(金) 21:07:18.67 ID:iYffeCyj0
>>226

「芯」ねぇ…感じられねェ奴があんな組織立てるとは思えねぇんだがなぁ
られないんじゃなくて、感じさせない、とか…まぁ俺は馬鹿だからワカンネーわ。
つーかお前の言う「芯」ってどういうこと?

【頭を右手で軽くポリポリと書きながら悩むようなしぐさを見せて言葉を漏らす葛西】
【そして何秒か固まったかと思うと ニヤァ という擬音がぴったりの笑みを浮かべてボソッとこのようなことを呟く】

…正義同士の抗争…あってはならねぇ事だが…スゲェ楽しそうだなぁオイ…
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 21:08:41.57 ID:EkCL65yjo
>>230
【彼女が出した数字に、財布を持った“手”が慌てた様子を見せている】

ん゙〜〜〜〜〜…

【勇み足で大きく出たはいいが、丁か半か迷うところか―――】

よッし、半!

【―――即決。】
【慎重さの欠片も見えない】
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/15(金) 21:12:41.01 ID:VfZuP4SSO
>>233

半、だな?
さて、半か、丁か。

【お椀をゆっくりと持ち上げる】

【サイコロの目は】

【1・3】
【残念、丁】
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/15(金) 21:12:44.23 ID:bIQpyX9Mo
>>232
芯、か。
俺の思う芯とは、善に立とうと、悪に身を落とそうと、人を殺そうと、生かそうと、死の間際となっても、絶望に落ちても。
どんな事があっても、何があっても。それでも変わらない、確固としたモノ。それが俺の言う芯だ。
ヤツの言葉は、薄っぺらい。あくまで話しただけだから、本当は違うかもしれないがな。
少なくとも、俺はそう思った。お前がどう思おうと、それはお前の勝手だがな。
それに、俺が気に入らないのはアイツ個人。あいつの率いる組織自体には別に何の感情もない。
イヤ、善≠ェ増えるのは悪いことじゃぁ、無いからな。逆にありがたい事だと思ってるぜ?俺個人じゃ、出来ることと出来ないことがあるんだ。
人助けをするヤツは大いに越したことは無いだろうに。

【語る谷山。正義論、といった物を谷山は確りと持っているようだ】
【そして、相手の言葉を受けて、ぴくり、と眉根を寄せて】

やめてくれ、そう言うのは。
少なくとも俺はお断りだね、そうなったらオレはイチ抜け。
一人で世界を救うたびにでも出るさ。

//なんか会話文長すぎてごめんなさい
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/15(金) 21:12:58.50 ID:0pEMNuDQ0
>>218

じゃあ“シズ”って呼んであげる
てっきとーで短い名前の方が、こーゆー時にも良いジャン?

「…マスターの戦闘は、前衛に向いたそれに御座います
 私に決定権は無いと言えど、マスターは前線での戦闘に異論は挟まぬことでしょうな」

【自らの名前を呼ばれ、その方に首を向けシズリの顔を見上げた】
【チームで最小の人間と、最小の「喋る物体」は】
【矮躯の中の「一寸の魂」を持つのだと思わせる、はっきりとした応対で】
【それぞれ、言葉を返し】

そーそー、ベンヌの言うとおり。アタシは前で暴れるわ!
アンタも最後列が得意なんなら、勝手にしなよ

…その態度が分かり易い罠だったら、笑っちゃうんだから

【――とてもではないけど、好印象を抱いているとは言えない少女の声が】
【不敵な笑みと一緒くたに送り出され、会話をまず締め括った】

>>223

【異界に踏み込んでいく自分と、間断ない日常の剥離】
【シルヴァーグに先を譲ったけど、それ以降の面子としては足の勇む彼女は】
【階段を一段降りていくごとに。面白くも、少しだけ不気味にも思った】

(……“病院”は、キライだしっ)
(だんだんその雰囲気が遠ざかってくのは、いいのかな)

【薄れいく喧騒と続く足音の中に、異なる物音が混じらないかと】
【柔らかそうな耳二つ、そばだてて】
【眼を慣れさせる為にライトを見つめながら進む】

【なお。彼女の「指輪」は、今日は淡い燐光しか放っていない】
【輝度と同時に魔力の反応が強くなり危険性が増すからだ】
【かなり、些細な事だ―――】

>>231

「…“華蔵院”の方でありますかな? この度は真に。
 しかし生き延びることが出来たのは、我ら二人の実力では御座いませぬ
 ロロケルム殿の生命力と、時の運の味方のお陰ですぞ」

うーわ、やっぱ腰低っ
アタシまで巻き込まないで欲しいんだけど…

ねえアンタ、森島だっけ?
…確かに無用心というか、待ち構えてるみたいなカンジ――。

【史音にあるていどの放任を認めたにしても】
【その実力と精神には、疑問符を残しているらしいベンヌからは】
【悪意はないけども、苦みのある声が小さく通り】

【史音は喋ることの多くを取られた事に不満を漏らし】
【彼と横に一定の距離を保ちながら、同じく最前列へ踏み出でた】

【――思われたより軽快に、「ベンヌ」は構えられ】
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 21:14:30.14 ID:S6IFjD8co
>>211

…映画とかでは結構病院を秘密基地にする話ってあるんだけどね、椿兄さんはそういうの嫌いか
まあ、不謹慎だもんなあ…なんとかハチって組織今まで聞いた事もないけど…
現実に病院を秘密基地にする奴なんてロクなのがいないだろーね、揃ってる設備が設備だしさあ…

(やっべー、オレ超不真面目な奴とか思われてねーかな…)

【存在そのものが不審なその少年は…真剣にこの任務の事を考えているらしい"椿"に気を使っているらしい】
【冒険の一環として楽しもうとしていた自分は不謹慎に見えたかも、と少しばつが悪そうであった】

【…結局、彼は何者なのかはわからないが】

>>213

シルヴァーグ…だっけ、ちゃん付けの方がいい?
何も気を滅入らせることはないよ、本当にヤバそうだったらオレが先に行ってトラップがありそうだったら
解除してくるからさ、心配しないで

(可愛い…)

【椿と話した以降は後は全員女性陣だからか、その少年はキリリと顔を整えた】
【まるで本来来るはずだったジンジャーのように、女性の前でカッコつけたがっているらしい】
【無鉄砲にも見えるこの態度だが…ジンジャー・ユースロットの評判を考えると、女性に優しい性質なのかも】

>>214
【良くも悪くも真剣で解け込み辛いほどにテンションの低い人たちに囲まれて少しおろおろしていたが…】
【喝を入れるように大声を張る少女にどうも機嫌を良くしたらしい】

おお、一方ここにすっごく張り切ってる人がいる!超テンションあがってきた!
どーもよろしく史音ちゃん!
誰か一人でも明るい奴がいてくれると勇気が湧いてくるんだよね…へへ

(ちっちゃくて可愛い…)

【考えている事はどうにも失礼だが、明るくあろうとする少女に助かった、と感謝する】
【そこに待つ物がとてもひどい物である事は聞かされているため、その一言だけで助かったらしい】

【というか、彼女は問答無用でちゃん付けか】

>>218
【パチン、とシズリの鼻先で指を鳴らして眉間の辺りに指をさすと少年は告げる】

ジンジャーでいいよ…君付けじゃあなんかむず痒いから呼び捨てにしてくれて結構だよ
…えっと、シズリだっけ?オレはどっちかと言うと前衛が得意だから
サポートが得意なのか?サポートに自信があるならぜひ頼むよ

(可愛い…そして)

【背を向ける刹那…一瞬チラリ、と誰にも見られないタイミングでちらり、と胸元を見ると】

(なんと大きい…!)

【グッ!とサムズアップを見られない用にあげると彼は誰よりも前に飛び出して行こうとする】

>>223
【階段を誰よりも我先にと歩こうとしながら彼はぽつりと呟いていた】

…なんかリアルな秘密基地だ…それっぽくなってきた
一体…ここに何が隠れてるんだろう…?

みんな、気を付けて…なんか見えて来た

【目の前が明るくなってきた事を確認】
【目的地に着いた、その事に一瞬安堵した物の…最初に聞かされた話を考えると安心はできない】

【ぐ、と彼は胸の前で拳を固く握りしめる…『戦闘態勢』…に移行したのだろうか?】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/15(金) 21:14:35.82 ID:0pEMNuDQ0
//拙い拙い、名簿を信用しすぎたゆえのミスですね
//>>236は 森島 × 橋立 ○ です。
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 21:19:27.91 ID:EkCL65yjo
>>234
【ゆっくりと持ちあがるお椀を、じっと見つめていたが】
【結果は、1・3の丁で】

だぁあ、畜生!

【そら見ろ、と言うかのように“手”が彼女を指差すも】
【しっと追い払われ】

いきなり20000負けかァ…
よォし、次は5000賭ける!

【控え目に出たようだが、吉と出るか凶と出るか】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/15(金) 21:24:20.28 ID:iYffeCyj0
>>235

あのポスターからは俺はその「芯」を感じたんだがなぁ、まぁ「百聞は一見にナントカ」っていうから実際に会ってみないとだけどな。

【腕を組んでそう語る】
【そして彼の発言に軽くがっかりしたような表情を浮かべながら】

…つまんねぇの。「俺の正義が本当の正義だ!!」とか言って突っかかってきて来てくれればいいのになぁオイ。
つーか一人で世界を救うほどの力がお前にあるとは思えないんだが?お前ちっちゃいしひょろいし。
いや見た目で判断はしちゃいけねえけどよォ。俺くらいの体格ならいいけどね。

【そんなことを言う彼の体格は確かに良い。186p、95s。プロレスラーのようながっちりとした筋肉質の体格である】
【少し上から見下したように聞こえるかもしれない】

//全然気にならないですよ。すごく上手なロールで参考になります。マジ見習いたいです 
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 21:24:47.33 ID:VfZuP4SSO
>>239

へへ、まずは俺の勝ち。

【面白がるような表情で“手”と優蛾のやり取りを見る】

んじゃ、第2回戦。行くぜ。

【お椀にサイコロを放り、すかさず伏せる】

半か、丁か。
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 21:25:28.52 ID:nifJ1zkNo
【街中】

【がさ・がさ、がつん・がつん。ビニールが擦れ合う微かな音と、硬質な足音】
【街灯に彩られるその道を、やや疲労を感じさせるような足取りで進む人影ひとつ】

……やーっと、なんとかなった、かな……

【その主は、三白眼気味の金の瞳を持った少年だ。焼け焦げていた灰色のブレザーは買い直したのか、すっかり元通り】
【毛先だけが緑で、根元が金に変色してしまった髪は中途半端なまんまだが。袋の中身は、どうやら染髪料のようで】
【これで、彼にとってのすべてが元通り――――?】

 【びー。ざ、ざざザぁざザっがビヂっ――ザ――ガぢっ――――】


【――――――】

【――否。首にぐるりと巻き付いた、「金の首輪」が。居心地悪げに、唸り声を上げている――】
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/04/15(金) 21:26:56.29 ID:kvcN59GAO
>>214

(あ、可愛いな、あの子)

【少女を視界に入れた時、彼女はそう思った】
【危ない人なんです、気にしてはいけません】

(何か似合いそうな服は……)

【彼女が史音に似合いそうな服を考えていた頃】

>>217

ん、よろしく頼む

【挨拶を短く済ませた後彼女は階段に進んでいった】
【変わった格好だな、とか色々と思う】

【ジンジャーを見て、随分と元気な奴だなと思う頃】

>>218

……なら、私が一番前、だな
遠距離の手段は持ち合わせていないからな……

【シズリの言うとおり、彼女は近接攻撃しか攻撃手段を持っていない】
【先頭を歩く彼女がそのまま前衛、と言う事になる】

【彼女がシズリを何か苦手な奴だな、と思う頃】

>>231

ん、大丈夫だ、ありがとう

【彼女は夜目は効く方だ、それにライトがある】
【踏み外して転ぶ、なんて事は多分ないだろう】

……

【橋立椿と名乗る男を見て、生活に困ってるのか、と思い始めた頃】

>>223

(何もなかったな……不自然なぐらいに)

【彼女が無駄に長い階段だな、と思う頃ようやくついた】
【先ほどの階段に何もなかったのが変だったのか】
【ローブの中の剣の柄に手を掛けていた】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 21:27:19.49 ID:EkCL65yjo
>>241

余裕こいてんのも今のうち、だぜ?
GUCI
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 21:27:52.25 ID:EkCL65yjo
>>244は途中送信です…orz
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 21:31:00.74 ID:KNW9JBLoo
>>229

────魔術干渉。範囲指定、第3から第14まで。


【──男の声が響く。】
【──淡々と、少女の発生させる魔翌力に対して魔術によって干渉しようとする声は、部分的に切り取られており出所が掴みにくい。】

【干渉の内容は『固定』。外部に放出された魔翌力を、小さな塊に物質化しようとしている。】
【制御出来ない部分を切り取れば、応急措置程度にはなるだろうか。】


【魔翌力を辿れば“誰か”の所に行き着くかもしれないが、その場所はやけに遠い。】
【──意図的に、身を隠しているようだ。】
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 21:32:52.04 ID:oeFL+KhQo
>>223(Field)

(なるほど──単純だけどそれ故に偽装には最適ってこと、かーぁ)
(でも……こーんなところ、侵入者対策があってもなんら不思議では無い)
(アサルトライフルでも持ってこられたら、そこらへんにいる連中なら対策の仕様が無いし、ねーぇ)
(最も──狭い場所である限り、私が何とか出来ないこともないわけだし──ふふ)
(アーディン君が誰に『卵』を解除されたかどーかは、分からないけど……)
(まさか、『卵』を浴びた理由は「ココ」ってわけじゃ、ないよねーぇ?)

【かつん、こつん】
【女性特有の靴音を立て、シズリもまたコンクリート製の奈落へと誘われる】
【にこりとした笑みを表情に張りつけたまま──それでも、彼女は周囲を注意深く観察していた】
【──その観察対象には、今現在の≪仲間≫である4人の協力者たちの、入っていたのだけれど】

>>231(森島)

(なるほど──推察するにオールラウンダー……)
(魔力の使用も可能……保有する能力が在るかどうかは──まだ、分からないかなーぁ)

椿君は全距離対応型、なのかなーぁ?
だとしたら助かるよ。特にこういう場所では臨機応変な反応が重要だから、さーぁ

【くすくすくす──】
【温もりの欠片もない冷たい壁に、細波のように緩い声が静かに溶け込んでいき】

>>236(史音&ベンヌ)

ふふ、史音ちゃんにはちょぉーっと嫌われちゃってるの、かなーぁ?
とっても心外だねーぇ。ここでキミたちを罠に嵌めて得られるものなんか、私にはないよ。
むしろ──失うほうが大きいかなーぁ。
兎も角、前衛はよろしくねーぇ?

【史音の言葉に。矢張り糖蜜のような蕩けた言葉と共にシズリは返す】

>>237(ジンジャー)

ふふ、どうもこのチームでは前衛の方が多いみたいかなぁ
キミの言葉に甘えて、メカニックの少年。キミのことはジンジャーと呼ばせてもらうよ

すぅーっごく、頼りにしてるからねーぇ?

【そんな、ジンジャーの背を押すかのように】
【シズリは彼に、甘い言葉で励ましの台詞を送る】

>>243(シルヴァーグ)

ふふ、よろしくね、シルヴァーグちゃんも。
さてさて、誰が一番先頭なのかなーぁ?

【──前衛、4人。後衛1人】
【凡そバランスよいとは言えぬパーティ編成になってしまったが、それはともかくとして】
【自分以外の全ての人間が前に出るということが、シズリにとっては愉快だったらしい】
【まるで競争を焚きつけるかのような言葉を、さざ波の笑みと共に浮かべ】

>>ALL

(──予想以上に前衛が多い)
(サポートできる人間は椿君と私くらい、かなーぁ)
(半々くらいが丁度よかったんだけど──仕方無い、か)
(あんまりこういう方法は好きじゃないけれど……最悪、盾になってもらえればそれでいい)

──── ≪ Pain ──

【ぽつり。恐らく後方に陣取っているのはシズリのみとなったこの瞬間】
【彼女は静かに。誰にも聞こえないよう、何かを呟いた】
【其れは彼女の行使する異能の一部か】
【みちみちみち──と。まるで白いカビか菌糸を思わせるモノが彼女の足元に、顕現し始める】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 21:33:26.72 ID:EkCL65yjo
>>241
余裕こいてんのも今のうち、だぜェ?
………多分。

【内心では、何かまた負けそーだなァとか思いつつ】

もう一度、半!

【次こそ来い!と言わんばかりに、お椀を見つめている】
【遊園地でサイコロ転がす和服のにーちゃんと魔女、非常に謎な光景だ】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 21:37:44.02 ID:VfZuP4SSO
>>248

よし、お前が半、俺が丁。
さて、何が出るか。

【お椀をゆっくりと持ち上げる】
【サイコロの目は】

【5・3】
【またも丁】
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/15(金) 21:39:03.04 ID:/21yqQnR0
>>231

【前方に進んでも、何者かが潜んでいたり、トラップが仕掛けてあったりする気配は無いだろう】
【思えば、入口のカムフラージュも、何かの拍子に見破られてしまいかねない様なものであったが】
【逆に考えれば、その程度で十分だったとも取れる。あの偽装でも、今まで恐らく誰にも――――アーディンの雇った探偵以外には見破られなかったのだろうから】

>>236

【耳をそばだてる史音にも、地上の喧噪ばかりが耳に残り、異常は感じられないだろう】
【ただし――――地下へと歩を進めるうちに、それとは別に、何かの重低音の様な物が、下から聞こえてくるかもしれない】
【何か、機械の駆動音の様なものだ】

>>237

【先行しようと歩調を早めるその足音が、やけに大きく響くだろう】
【ただと通路と言ってしまえばそれまでだが、それにしてはやけに殺風景なのも事実だ】
【――――しかし、やはり現時点では何らかの危険が待ち構えている様な気配は無い】

>>243

【シルヴァーグもまた、私設の無防備さに疑問を抱いたようであるが、この時点ではまだ何も起きない】
【ここまで来ると、この施設の無防備さも、あるいは意図的な物なのではないか、とも思えてくるが、真偽のほどは――――】

>>247

【注意深く観察――――もしその視線が単なるコンクリートのものに過ぎない床――――階段にも向けられていたならば】
【あるいは、暗さにまぎれていたそれ――――点々と続く血痕を見つける事も出来るかもしれない】
【アーディンは、この通路を『生物兵器の出入口』と言っていたが、この血液がその裏付けになるだろう】

>>231>>236>>237>>243>>247

【階段を降り切ると――――全く異質な空間が、その先には広がっていた】
【床も、壁も、天井も――――――――全てが白一色で覆われた、眩ささえ感じるホール】
【ちょっとした食堂程の広さがありそうな、ただ白一色の世界――――――――観葉植物の緑が、心安らぐものとなっている】
【清潔で、潔癖で――――――――非常に無機質な広間だった】

【耳をすませば、静寂の中に、微かに機械の駆動音の様な物が聞こえてくるだろう】
【もはや、地上階の病棟の、待合室や診察室の喧騒は、皆無と化している】
【先ほど>>236が感じた重低音も、恐らくこれ――――秘密研究所を稼働させための機械の音だったのだろう】

【更に周囲を見渡せば、自分たちのやってきた通路の他にも、いくつかの通路があるのが見えるだろう】
【しかし、その大部分は封鎖されており、開いているのは、その内の2つのドアのみ】
【片方には、『第一プラント』との表記がされており、更に下へと続く短い階段となっている】
【もう片方は、『管制室』との表記がされており、こちらは逆に上へと続く階段となっている】
【今まで分かっている位置関係を勘案すると、『第一プラント』と『管制室』を挟んで、ちょうどこのホールが中二階の様になっているのだろう】

【眼前に現れた、二つの選択肢】
【どちらへと歩を進めるかは、各々の裁量に委ねられている――――と判断して構わないだろう】
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/15(金) 21:40:12.65 ID:bIQpyX9Mo
>>240
そう思うんなら、そうなんだろうよ、お前はな。オレはそうは思えなかったってだけの話だ。
普段はバーに居るらしいし、気になるなら会いに行けばいい。

【おそらく、谷山と葛西の思う正義≠ヘ違う】
【谷山に取って、正義は振りかざす物ではなく、心に秘めて貫き通す物】
【大きな声でオレはせ正義だああああああああああああッ!と叫ぶようなのは性に合わないというだけ】
【叫ばずとも、振りかざさずとも。正義を心に抱いていれば、自ずと正義は貫かれるのだから】
【そう、信じているのだ。故に、ぶつかり合うのも好みはしない】

別に、正義の反対はまた別の正義。正義の反対は悪じゃない、悪の反対は善でな。
悪にも悪の正義が有る。ただ、悪の正義は世の中の大多数、善の正義には認められない。
だからこそぶつかり合う。そう、悪だけじゃ無くて善同士でも。

【谷山の話は、理詰めである。徹底的に思考しての話】
【中の人が見るに、葛西氏はどちらかというと直情的。故に、あまり気に入らないのだろうか】
【そして、葛西の言葉を受けて、谷山は鼻で笑う】
【谷山の背丈は165cm、大分小柄な上に比較的細身。故に、見た目で言えば強そうではないだろう】
【だが、谷山は馬鹿にされた上で、言葉≠返す】

何も力≠チてのは武力≠ノ限らねーだろうに。
権力=A財力=A知力=A生命力=A気力=A求心力=B
これらも全て力≠セ。ぶん殴って何かを解決するならガキでも出来る。世界はそう簡単には平和に出来ねーし、一人でするつもりも無い。
オレは、報道者[journalist]。オレが使う力≠ヘ求心力=B

【葛西に、銀色の目を向けて。その目は、小柄な体躯に反して強く揺らがず】

世界を繋ぐのは、武力≠ナも権力≠ナも、財力≠ナもない、情報の力だ。
この世の、救わねばならない人が居るという現実を、安全圏の奴らに、伝え続ける。
オレ一代じゃ変わらなくても、何年も何十年も何百年も、ずっとずっとずっと、やり続ければ。
いつか、世界は平和って力で一つになれる筈だ。
俺の目標は、戦いをこの世から無くす事じゃない、戦いの無い世界なんてあり得ないし、そんな世界は、緩やかに滅んでいくようなものだ。
俺は、この世の人間の多くが、心から平和を願う世界を作りたいのさ。

【それは、何時達成できるかわからない夢想の如き夢の理想郷】
【だが、先程からの発言で気づいているだろうか。谷山は一度として夢≠ニ行っていない目標≠ニ言っている】
【夢はかなわないからこそ夢。故に、谷山が目標と言っているということは、大真面目に之をなそうとしているという事だ】
【何時になるのだろうか……?果てなき夢想が如き目標≠達するのは――――】
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/15(金) 21:41:17.94 ID:/21yqQnR0
>>250追記
/ここから、ルートが二手に分かれます
/各人で判断して、どちらの道を進むか選んでください
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 21:44:34.11 ID:EkCL65yjo
>>249
【ドキドキしながらお椀を見つめていたが】
【5・3の丁、賭け金が少なかったのが幸いか】
【―――だが、累積すれば25000の負けで】

…ま、まだまだァ!

【財布の中身はそろそろである】

次は50000賭ける!
一発逆転、狙ってやるさァ…!

【ずいぶん大きく出たようだが、嫌な予感MAXである】
【額的に、これが最後の賭けになりそうだ…】
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/15(金) 21:48:34.86 ID:Bhek2PESO
【大通り】
【腰まで伸びた蒼の長髪、毛先から数センチの色が濃くなっているソレを、鈴が付いた紅い紐で一つに縛った巨大なポニーテール】

【ちりん、ちりん】
【風が吹き、鈴が揺れて、音が鳴る。】

ふう、ふう

【凛々しい目付き、左目は黒い瞳。右目の瞳は、青い花のような模様が常にぐるぐると回っている特異なモノ】
【男物の青黒い古びたコートと、同色の長ズボンという服装の少女。背負うは、自分の身の丈程の、黒いナップサック】

あひゃ……此処が聖都か。良い街だな。

【手には、一枚の地図】
【櫻の国の高級和紙に、墨だろうか? 黒一色で描かれた、聖都とその周辺の地図】
【見たところ、旅人か流浪人といったところか? 何かを探すかのように、辺りを見回している】
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/15(金) 21:50:13.09 ID:iKE8klpmo
>>236


元=E「華蔵院」ですね――先日、ロロケルムさん共々クビになってしまいまして。
今日の此れも、三割くらいは二人分の生活費を稼ぐ為に……と、如何でもいい話です。


【其れでも表情が明るいのは――性格に起因する物だろうか】
【だが、決して「油断している」訳ではない。 警戒の眼を周囲に向けて】


――……まぁ、目的は『情報収集』です。 危なくなったら逃げちゃいましょう。


【ふわり、冗談っぽい微笑を浮かべると――「頼りにしてますよ」と横に出た史音に声を掛け】


>>237

映画での展開は好きなんですが――、実際にやられると、ね。
こんなスプラッターっぽいのは、ミカローの映画だけで十分です。

【“そう言う映画”は嫌いでは無いが――あくまでも其れは、虚構≠セから】
【腹の内は穏やかでなく、然し、表情は柔らかいままだ】

【「昔、医者になりたかったんですよね」――そんな、言葉を続けて警戒に戻り】


>>243


…………ちなみに、無職です。


【エスパーなのか何なのかは不明だが、何故か史音に対して行った物と同じ宣言】
【何も、「服を買う金が無い」と云う訳ではないのだが――誤解は必然である】
【と言うか、恐らく二回目を言い放つ必要は無かっただろう。 何か誇ってるみたいである】
【でも、ドヤーみたいな顔はしてないので恐らくは律儀なだけなのである。 色々と残念である】


>>247


……………………何か、可笑しな事でも?


【――微笑み≠其の顔に浮かべたまま、彼女にそう問い掛けて】

【本能的にでは有るが、『自分の笑み』と其れは、質が違うように思えた】
【捉え方によれば、此れ以上は無いほどに同じ≠ネのかも知れないが――】


――あぁ、この服の事なら、貧乏だから≠カゃ、有りませんよ?
単に新しい服を買うのが面倒なだけで……言い訳になって無いですね。


【――直ぐに、橋立は『軌道の修正』に掛かる】
【軽く笑い声を上げ、飽くまでも此処では仲間≠ニ云う良好な関係――】


【 ――……彼は、『こんな事』ばかり上手くなってしまった 】


/一参加者の分際で次に続きます
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/15(金) 21:50:48.80 ID:iKE8klpmo
>>250>>255



――――…、……眩暈がしそうですね。


【白=\―視神経を強烈に刺激する其れに、一度目元を押さえて】
【周囲を見回し、観葉植物の他には何もない事を確認】
【一応、観葉植物へと接近し……鉢に手を当て、『熱源』の有無を確認する】
【若し、“機械”の類が埋め込まれていれば――『判る』事となるだろうか】


【―――― 一連の動作が終われば、橋立は二つのドア≠向いて】



時間に余裕は有りませんし、二手に分かれましょう。
………、……管制室≠フ方に、僕は行ってみます。



【何故か彼は――直ぐに、管制室≠フ方の扉へと向かう】
【まるで『目的』が其処に有る様な、或いは、『プラント』から逃げた様な――】


【 ――『笑み』は消え、双眸は既に戦闘≠ノ備える物となっていた 】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 21:51:03.30 ID:VfZuP4SSO
>>253

おっ?ずいぶんでかく出たじゃねぇか。
ここで負けたらヤバいんじゃねぇか?

【さすがに優蛾の財布が心配になってきた様子】

…まぁいいか。行くぜ。

【お椀にサイコロを放り、伏せる】

半か、丁か。
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 21:56:10.29 ID:EkCL65yjo
>>257

う、うるせー!
これで勝てば、今までの負けも取り返せるからなァ!

【勝てればの話である】
【謎めいた外見とは真逆、ムキになった子供のようだ】

今度は………丁!

【さて、一か八かの大勝負】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 22:00:12.91 ID:VfZuP4SSO
>>258

OK、俺が半、お前が丁。
さて、勝つのはどっちか。

【お椀を持ち上げる】
【サイコロの目は】

【1・1】
【最後に大逆転、見事に丁】
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/04/15(金) 22:00:29.58 ID:kvcN59GAO
>>237

……ちゃんを付けられる歳でも無いからな……
呼び捨てでも何でも構わないよ、好きに呼ぶといい
……頼りにしてるよ

【彼の考えている事など知らず、そんな答えを返す】
【考えていた事はその事では無いのだが、指摘はしない】

>>247

ちゃんは止めてくれ、もう二十歳越えてるからな?
(やっぱり苦手だな……鎖骨は綺麗だと思うが)

【ちゃん付けは非常に嫌がっていた】
【自分に似合わない気がするから、らしい】

>>255

……あぁ、うん、そうか

【それを聞いて彼女はそう反応するしか出来なかった】
【まだ若いから何とかなるだろうなぁ、と思いながら応援していよう】
【職探し、頑張れよ、橋立】

>>250

(橋立は管制室か、なら……)
時間が無い、早く行こう

【そう言って彼女が足を進めるのは第一プラント】
【警戒は緩めず、第一プラントの階段の方へ進んでいくだろう】
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 22:03:55.83 ID:KNW9JBLoo
>>246
//反応が無いようなので、一旦取り消します。
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/15(金) 22:07:47.76 ID:0pEMNuDQ0
>>237

【この世界に到来して日が浅い史音と、そのお目付け役は】
【ジンジャーの評判というものを、まるで知らない】
【――異世界人特有の、歴史不足故に】
【気さくそうな「彼」への印象だけで、ジンジャーと言う人間に切り込む時】

そーよそーよっ、ネガネガしてもよゆーが無くなるだけ!

アタシと、いちおーベンヌからもよろしくねー ……えっとジンジャー

【不敵な笑みを浮かべて、明るい言葉を返すことを考えれば】
【彼女は――今のところ好ましいものを見ているだろう】

>>243

【その思考の中で。史音の「指」から、鋭い視線を感じたかも知れない】
【事件の容疑者を見るような、冷たい疑いの眸】
【――なんて呼んじゃうと、大袈裟だけど】

>>247

――別に?
なんだかアンタにベタベタしてもらっても、そんな嬉しくないなーってだけっ!

「(…魔力の変化、地衣タイプの?)
 (気に留めておくぐらいは、するべきでありますか)」

【誰にでも甘い口溶けを以て語られる言葉への批判は】
【裏を返すと、彼女への独占欲になるのかもしれず】
【しかし――必要がなければ、それ以上言葉を交わそうとはしないだろう】

【地を覆う魔力に、違和感を覚えるのは】
【ベンヌが多大な魔力を持ちながら、肉体を得ない存在だから―― ?】

//僭越ながら続きます
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/15(金) 22:08:10.63 ID:0pEMNuDQ0
>>250

―――、…あーうー、予想以上に明るい

てゆーか、広すぎで何もなさすぎなのよ!!

【道理なら、暗所から明るく開けた空間への移動は開放感を伴うはずだ】
【でも。無機質の広間の中にあるのは、解き放たれた心地良さなんかじゃなくて】
【史音の性格のため、怖気付きはしないが】
【甲高い彼女の声に染み出す、「不満」めいたものが見て取れ】

『            』

【慣らしても余った光明に顔をしかめ】
【眼も細めた史音は顔を伏せ、ベンヌに何かを耳打ちする――】
【幾度か声を交わせば彼は、「頷く」かの如く光を明滅させた】

>>255

つまりアンタら、男二人暮らし? 

―――やだー!!!

【冗談めいた空気が、数瞬流れども――】

はいはーいっ、アンタの言う事なら聞いとくわ

…ベンヌ。始まったからには、今まで以上に全力でサポしなさいよ!!
生き残ることにもいちおーオモキっての置いてるんだから…
アンタが、何でもかんでも深刻に考えるバカだったって、だけで!!

【口元を引き締め、声の「調子」だけを後退させ】
【彼女とて。覚悟らしいものはあるらしい】

>>みんなー

「さて皆様…常識的に考えれば“本丸”は管制室であります
 しかし。斯様な施設においては、この二つの部屋が緊密に連動している可能性も有りますぞ
 ――あるいは。システム自体に侵入を防ぐ自壊機能が含まれているかも知れぬ」

その上でアタシ達は、“第一プラント”を目指すわ
何かしら変化があった場合に、キドー力のあるアタシが連絡しに行けるしー
なんとなしにだけど、そっちの方が「起伏に富んでそう」だから――サ。

【八重歯を、眼を焦がさんばかりの白に光らせながら】
【史音はちょいちょいと手招きし、二人の意見を告げる】
【聞きやすい声のベンヌに前半を任せたのは、彼女なりの仲間たちへの配慮で】
【言葉を区切ると直ぐさま。彼女たちは、「下層」への階段へ向かう】
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/15(金) 22:09:23.16 ID:iYffeCyj0
>>251

…いいんじゃねぇの。甘くて青臭ぇ理想を追い求めるのが「男」ってもんよ。
それでも俺ぁ馬鹿だから武力≠ナしか正義を求められねェ。ま、さっき言った通り喧嘩大好きだからいいんだけどよぉ

【彼は谷山の目標を「甘くて青臭ぇ理想」と言ったが彼自身に対しては好印象を持ったようで】
【其の黒い瞳で彼を見据えては軽く笑う】
【この笑いは少なくとも彼を馬鹿にした笑いでは無く、「おもしれぇ男に出会えたな」という喜びが少し表情に出たようで】

基樹の正義、実ればいいな。ま、俺ぁ俺らしく行くぜ?「正義道」って奴をなぁ。もしかしたらどっかの組織に属したりするかもしれねぇ。
それともこのままどこにも属さずに一人で俺の目標を…目標?…まだ目標が何かわかんねぇが、それを見つけて突き進むかもしんねぇ。
とりあえず、まぁRIPとかカノッサとか調子に乗ってる悪いやつ等をぶっ潰すことは変わらねぇが…

もし、俺と基樹がぶつかったら、そん時は、そん時な。

【呼び方が慣れ慣れしくなったのは彼が一目置いた証拠なのだがウザイと思われても仕方が無い】
【彼がこの後その「武力」でどう世界に影響を与えるだろうか】
【もしかしたら葛西の善と谷山の善がぶつかる日もそう遠くないかもしれない】
【まぁ、彼はそのぶつかる日を軽く楽しみにしているのではあるが】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 22:12:36.13 ID:EkCL65yjo
>>259
【祈るように、お椀をじっと見つめていたが】
【1・1の丁、見事な大逆転だった】

いよっしゃァァ!!
初めて、お前に勝ったな!

【無邪気にはしゃぐ魔女】
【妖艶さを取り繕っても、中身は年相応の女子のようで】

さァて、この辺で終わりにしとくかァ
………あ、ちょっと待った!

【何か思いついたようで、蘇芳の持つサイコロとお椀を指差した】

オレに親やらせてくれ。
勝てたら、イイものくれてやるよォ

【どうやら、サイコロを振る側になりたいらしい】
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/15(金) 22:18:09.85 ID:VfZuP4SSO
>>265

あーあ、やられちまった。ほれ。

【10000の紙幣2枚と5000の紙幣1枚を取り出し、優蛾に渡す】


…親?別にいいぜ。ほれ。
(良いモンって何だ?)

【お椀にサイコロ二つを入れ、優蛾に渡す】




/引き続き私がサイコロを振ってよろしいでしょうか?
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/15(金) 22:22:23.20 ID:bIQpyX9Mo
>>264
っは、そうさ。追いかけずには居られないのよ。
火が点いちまったんだ、もう止まることなんか出来やしねぇ、燃え尽きるまで駆け抜けるだけさ。

【冷静にみえたかもしれない。これまでの谷山の態度は】
【だが。しかしながらだがである。谷山の目を見れば、それが全く表面的なモノである事が分かるだろう】
【冷静という殻の奥には、理想を追い求め駆け抜ける果てなき激情が渦巻いているのだ。この少年の本質は、熱血≠ナあった】
【にぃ、とこれまでの大人びた態度や発言からは予想できない、歳相応の笑みを浮かべて、葛西を向いた】

ああ。お前を否定はしねぇ。
だが、突き進んだ結果、ぶつかり合うならぶつかり合うしかねぇだろう。
その時までは、お前の道がいいものになることを祈っとく。

【相手の旅路を応援するかのように、そう言って】
【ああ、そうだ。と思い出したように言うと】


っらぁ――――ッ!!


【     ッ    ド   ゴ  ォ  ン   ッ    !     !  】
【壁に左拳を叩き込んだ。拳は、根元まで突き刺さり、コンクリートの壁に大きな罅を作った】
【それは、全身の運動が連動しなければ成せぬ技法。決して、弱いものでは実現できぬ事】
【ぼごっ、と拳を抜き、葛西に悪戯気な笑みを向ければ】


ま、正義≠名乗る以上、之くらいはな。


【んじゃ、と言い残すと谷山は跳躍。左手の五指の先から銀色の線を伸ばすと屋上の貯水塔に引っ掛け体を跳ね飛ばし、ビルの屋上に着地。走り去っていった】
【能ある鷹は爪を隠す。力の一端を見せただけであるが、谷山は武力を持たないわけではない。積極的に振るわないだけであった】
【谷山の去った後、先程まで谷山の立っていた場所には、一枚の名刺が落ちているだろう。もしそれを拾うことがあれば】
【統一征斗会新聞部部長/編集長、justiceメンバー、谷山 基樹[タニヤマ モトキ]という名前と。連絡先が】
【名刺の裏には、困ったら連絡でも寄越しな、極力力になってやる、と一筆掻かれている】

//乙でしたー!遅レスやら安定しない長さなど、いろいろごめんなさいなのでしたが、楽しかったのですよッ!!
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 22:25:02.64 ID:EkCL65yjo
>>266

さんきゅ!
よォし、やってやるぜ!

【お椀とサイコロを受け取って、わくわくといった様子だ】

えーっと…こうだな、いくぜェ!

【慣れない手つきながらも、お椀にサイコロを放って伏せる】

さァて、丁半どっち?

/はい、よろしくです!
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 22:30:09.11 ID:S6IFjD8co
【コホン、と咳払いをしながら改めて味方陣営を再確認する】

(…さ、て、と…うっかり巻き込まれちまったもののこれは一種のチャンスとも考えていいだろうね…
正直今回は偶然の参加になっちゃったけど…ここで数人の実力者と出会えたのは僥倖…!
へへ、彼らがどれだけできるのかをぜひ知りたいかな…!)

【す、と彼は姿勢を低くしながら…胸元の羊皮紙に触れながら二ヤリと笑っていた】


>>255

…ミカロー?スプラッタ―映画って事はミカルゲウス・クルーガー?
オレファンなんだよね…へへ…椿兄さんも映画だったら結構好きな訳?

【…一介のスプラッター映画ファンらしい】
【そんな様子から彼の『敵対心』らしきものは感じられない…やはり別人?】

>>260
【きょとん、と目を見開く】

…あれ?ハタチ?見た目だいぶ若く見えたが…
じゃあ…気を付けて、オレもどこまで助けられるかよくわからねーのさ…

【すまんねー、と手を合わせて頭を下げる】

>>262

そう、オレはジンジャー・ユースロット
個人的には史音ちゃんくらい明るく余裕を持って闘える人がいてくれると個人的に士気が上がる
女の子が元気なところを見るのが大好きだからー、

【両手を頭の下に組んで、にっこりと笑う】


>>250

…そうだな…個人的には…中枢に乗り込みたい気分だ
管制室に乗り込みたいからなあ…史音ちゃん、シルヴァーグ、頼める?
椿兄さんも一緒に行っても構わないかな?答えはきかねーけどさあ!

【パチン、と一回り年上の青年に指をさしながら彼は後ろに着こうとする】
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 22:31:02.12 ID:VfZuP4SSO
>>268

ふぅむ。丁、いや半だ。

【半に賭けた蘇芳】
【しかし何が賭けられているかは分かっていない、結構危険な賭け】



【ちなみにお椀の中のサイコロは、6・5】
【半である】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 22:35:43.90 ID:KNW9JBLoo


(───…そろそろ“神社”に行かなきゃなんねえかな)

(一応、約束はしちまったし…)

【パンを片手に、ぶらぶらと街を歩く人影。】
【──特にこれといった目的が無いようで、周りをしきりに見回しながら歩いている。】

…。騒がしいよな、毎度毎度よ…

【路地裏へ繋がる道を一瞥すると、近くのベンチに座り込む。】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/15(金) 22:36:57.79 ID:iYffeCyj0
>>267

…ヒュウ♪ やるねぇ…ったく、あんなもん持ってんなら喧嘩仕掛けて見るべきだったぜ…

【そう言って名刺を左手で拾うと、壊れた壁を見て、そして反対側の壊れていない壁に目をやる】
【一瞬、ニヤリ】

オラァ!!

【  ド  ガ  ァ  ァ  ン  !!  】

【右から繰り出される、エルボー、一閃。】
【肘をぶち当てた周り全体がまるで爆発でも起きたかのように破片が飛び散っている】

…左ならもっと行くかな…?つーか俺ぁパワー馬鹿だしこんくらいはできないといけねぇか。
…腕磨いとかなきゃな。

【葛西 亮。彼に軽い対抗意識を持ったよう。】

//ありがとうございました。巧みな文章にビビらされます!!
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 22:37:47.63 ID:oeFL+KhQo
>>250(Field)

(血痕──怪我人か、或いは犠牲者の、かなーぁ)
(其れに……機械の駆動音、か。中々にそれらしいじゃない)

【目に付いた血の痕跡と、聞こえる機械音】
【それらを感じ取り──シズリは仮面の其れとは違う、薄い笑みを浮かべる】
【血痕の行く先を意識の端で追いつつ、開かれたドアを見て】
【恐らく彼女は、状況を見てからどの道を進むかを決めるのだろう】
【今の所、血痕が続いているほうの道へ行くという選択へ、天秤は傾いているのだけれど】

>>255-256(森島)

──ふふ、なぁーんでもないよーぉ?
ただ、かっこいいなぁって思っただけ。
私には、どんな距離でも対応できるなんて器用な真似、出来ないからさーぁ

【「ねぇ、椿君。椿君はそう思わない──?椿君」】
【そっと。偽りの名を彼女は紡ぐ。甘く、甘く。腐敗した、仮面の笑みで】
【或いは其れは、彼には何とも思えないのかもしれない。奏でられているのは、虚構の名前なのだから】

>>260(シルヴァーグ)

それじゃあ、キミのことはシルヴァーグ、と

【「それでいい、かなーぁ?」】
【醸しすぎた果実酒の如く甘い語尾を携えて。そっと彼女は己の唇に白い指をなぞらせる】
【凡そ戦闘には向かぬ容姿に性格──夜の街に立っていた方が、まだ其れらしい】

>>262>>263(史音&ベンヌ)

そーぉ?
でも、史音ちゃんって私にだけはなーんか態度違うよねーぇ。
所謂ツンデレってやつ、かなーぁ?

【──くす、くす、くす】
【漏れる、蜂蜜のさざ波。だが其の波は、相手が居なければ返ってこないもの】
【彼女の言葉を無視するか、これ以上の会話をしないのが彼らにとっても得策だろうか──?】

>>ALL

椿君は管制室。シルヴァーグはプラント
史音ちゃんもプラントで──ジンジャーは管制室
綺麗に別れたねーぇ。
それじゃ────

≪床に着いている血痕が気になるところだけど≫──私は管制室に行こうかなーぁ?
よろしくねーぇ、ジンジャーに椿君

【──女性陣を避けたのか。或いは戦闘の雰囲気がもろに漂うプラントを避けたのか】
【其れは彼女にしか分からないことではあったが──最終的にシズリは、管制室へ行く事を決める】
【勿論。階段やコンクリートに付着していた血痕の情報を仄めかすことを忘れずに、だ】
【このような場合。情報は共有してこそ価値があるもの】
【だからこそ、普段は情報を他者へ明かすことを好まぬ彼女はそのような行動に出たのだ】
【最も。彼女を普段から知る者がこの場に居ないために、それはどうでもいいような情報なのかもはしれないけれど】
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/15(金) 22:44:21.18 ID:/21yqQnR0
>>256

【観葉植物には、特段仕掛けなどが施されている形跡は無い】
【単純に、光合成のための純粋な植物の様だ。地下と言う事もあり、酸素供給の補助を成しているのだろう】
【――――否、もう一つ目的がある。先ほど森島が「目眩がしそう」と言った様に、この空間はあまりに目に厳しい】
【そこで、白一色の空間に観葉植物を配置する事で、視覚から来る精神的な負担を和らげようと言うのだろう】
【本来なら、患者が流血する病院の手術室など、『赤』に対する視覚的な緩和が従来の『緑』の意味なのだが】
【この空間ではただ『白じゃない』と言うだけで、心理的圧迫を緩和する効果がある。それを目的として、この観葉植物は配置されているのだろう】

>>263

【史音の不満の声は、ただ広い空間に反射し、やがて消滅していくのみ】
【このホールが広い要因は、恐らく物品の移動などのために、空間を確保しておく必要があるからだろう】
【一行も、通路を通じてこのホールに出た様に、ここは外と研究所を結ぶ連絡通路として機能している】
【そのために、移動の効率などを考えた上でスペースを確保している――――のかもしれない】
【――――ついでに言うならば、人気が無いとは言え、敵地で『叫ぶ』という行為は、あまり褒められたものではないだろう】

>>273

【――――血痕は、実のところホールの手前で切れてしまっていた】
【薄暗く、目立たない階段では、それが残っていてもよほどの事が限り目視できないが】
【こうも白が目立つホールではそうもいかない。恐らく、ホールの血痕は拭われてしまっているのだろう】

/続きます
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/15(金) 22:45:45.77 ID:/21yqQnR0
>>260>>263(『第一プラント』組)

【『第一プラント』の扉をくぐり、階段を下りると、すぐに新たな部屋が開けている】
【その先には――――――――息を飲む光景が広がっているだろう】

『――――――――……………………』『――――――――……………………』『――――――――……………………』『――――――――……………………』
『――――――――……………………』『――――――――……………………』『――――――――……………………』『――――――――……………………』

【巨大な試験管のような、透明度の高い液体に満ちた巨大なカプセル】
【その中に――――――――小学生くらいの、小さな子供が、入れられていた】
【ザッと見回しただけでも、その数は20を下回るまい――――――――同じ容器に、同じ顔身体をしている小学生ぐらいの子供が、入れられているのだ】

【良く見ると、その子供は小さな少女だと分かるだろう】
【髪の色は、脱色した様な白――――無色と表現するのか、もっとも的確か】
【一糸纏わぬ姿で、眠る様に目をつぶりながら、液体の中に沈んでいる少女たち――――これが目撃談のあった『子供の幽霊』の、正体だったのだろう】

――――!?
誰だね君たちは!?
「どうした…………!?」

【その時、一つのカプセルの近くから、白衣を着た作業員と思しき男が飛び出してきた】
【そして、そのそばにはもう一人の作業員が、訝しげに侵入者たちへと視線を向けようとしている】
【どうやら、端末を操作している最中、侵入者に気付いたらしい】
【―――――――――騒ぎが大きくならないうちに、無力化するのが適当か】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/15(金) 22:46:29.06 ID:/21yqQnR0
>>256>>269>>273(『管制室』組)

【『管制室』の扉をくぐり、階段を上がると、短い通路の先に、一つのドアがある】
【だが、そこは先ほどのホールの大多数のドアと同様に、閉じられており】
【更にドアの横には、カードリーダーと思しき、機械の様な物が設置されている】
【どうやら、ここにはそれなりのセキュリティが施されているようで、簡単に入る事は出来ないだろう】

【恐らくは、重要情報が多数入手できると思しき『管制室』だけに、入るにも相応の手間がかかるようだ】
【外から入りこんできた>>、>>には、通る手段はないのか――――――――】

【その時】

――――――――はぁ、やっと交代…………うわっ!?

【突如、ドアが開くと中から研究員と思しき男が出てくる】
【だが、扉の前の>>256>>269、273に驚いた様子で、たじろぐように、一歩下がる】

「なんだ、何かあったか?」

【室内には、コントロールパネルや巨大ディスプレイと思しき、白とは異なるいくつもの光に満ちている】
【『管制室』の名に偽りはなく、何らかの操作、そして情報の集計を行っている部屋である事は、間違いない】
【そこにも、もう一人の研究員が端末を操作しており、状況を確認しようと動き出している】

【――――――――この好機、逃してはならない。同時に、騒ぎが大きくならぬうちに、この男を『黙らせる』必要がありそうだ】
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 22:46:43.47 ID:EkCL65yjo
>>270
半だなァ?
さァて、勝敗は…!

【そっとお椀を持ち上げると】
【6・5の半、蘇芳の勝ちだ】

あ〜、最後の最後で負けちまったなァ…
お前やっぱ強いわ。アッハハァ!

【さして悔しい風もなく、ぱちりと指を鳴らす】
【すると、何かを持った“手”が現れた】

約束だ、くれてやるよ

【蘇芳の前で開かれた“手”の中には、赤色の糸を基調とした組紐】
【髪を束ねるのにちょうどいい長さだろうか】

能力者の中には、生身で受けるにはキツい特殊攻撃を使ってくる奴らがいる。
この組紐を身につけてれば、込められた呪術で少しは効果が弱まるだろうさァ
まァ、持つなり捨てるなり好きにしてくれ
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/15(金) 22:47:10.34 ID:UwSMLkHAO
>>271

【コツン、と。そちらに近付く足音がひとつ、あるだろう】
【それから、人どころか生物であるかもあやふやなくらいの、異形の気配】
【物覚えがよければ、その気配が一度とある戦争で共闘した者のものだと、気付けるはずだ】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/15(金) 22:48:00.57 ID:Bhek2PESO
>>271
【そこに近付いて行く、少女が一人】
【腰まで伸びた蒼の長髪、毛先から数センチの色が濃くなっているソレを、鈴が付いた紅い紐で一つに縛った巨大なポニーテール】

…………なあ

【凛々しい目付き、左目は黒い瞳。右目の瞳は、青い花のような模様が常にぐるぐると回っている特異なモノ】
【男物の青黒い古びたコートと、同色の長ズボンという服装の少女。背負うは、自分の身の丈程の、黒いナップサック】
【知り合いでもない貴方に、馴れ馴れしく口を開いた】

280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/15(金) 22:48:29.10 ID:Bhek2PESO
/>>279は取り消します。申し訳ありません

281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 22:50:05.43 ID:KNW9JBLoo
>>279
//複数やりませんっすかー?
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/15(金) 22:51:16.61 ID:Bhek2PESO
>>281
/他のお二人がよろしいのでしたら、私としては願ったり叶ったりですが……
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/15(金) 22:51:22.33 ID:UwSMLkHAO
>>280>>281
/こちらは複数でも大丈夫ですよ
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 22:58:44.03 ID:VfZuP4SSO
>>277

…コイツは……?

【渡された赤い組紐を受け取る】

…成る程、コイツがありゃ能力者との喧嘩に有利になれるかも、って事だな?
ありがとよ。んじゃ早速。

【今まで髪を束ねていた紐を外し、渡された組紐で束ね直す】

じゃ、またな。縁があったらどっかの賭場か路地裏で会おうぜ。

【そう言うと、立ち上がり】
【そのままどこかへ去っていった】



/乙でしたー!
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 22:59:24.68 ID:KNW9JBLoo
>>278,279

…。

────わざわざ俺に近付くなんざ、相当な物好きだな、てめえ。




【ベンチに眺めて空を眺める、そんな状態のまま語尾に(キリッとでも付きそうな言葉を“投げる”。】
【果たしてどちらに問い掛けたのやら。】


【────むしゃむしゃむしゃむしゃごくん。】
【持っていたあんぱんが、口の中に消える。】

【──ふと、前を見ると】


…あれ、二人…?

【呆けた様子でまじまじと>>279を見つめる。】

【どうやら、“彼”にとって>>279の存在は予想外だったようだ。】
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/04/15(金) 23:00:13.05 ID:kvcN59GAO
>>263 >>275

(悪趣味極まりないが……何か……見覚えが……)
片方は私がやる、もう片方を頼む

【思考を巡らせつつも、彼女は史音にそう早口で告げる】
【その直後、ダンッと地を蹴り人では到底出せない速さで先に顔を出した男の頭を】
【更に細かく言えば、声を出させない様に口の辺りを掴もうと手を伸ばす】

【もし掴めたのなら、強い力で床に頭を叩きつけるだろう】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/15(金) 23:02:44.98 ID:iKE8klpmo
>>260>>263

【――何だか二名には其々、誤解をされている様では有るが】
【彼は『鈍い』のだろうか、訂正を行う事は無く】


……じゃあ、そっちは任せました――危なくなったら、逃げてくださいね。
何回も言いますが、アーディンさんは『此処を潰せ』とは言って無いんですから。


【そう言って――微笑を浮かべ、彼女達を見送り】


>>269

いや、一時期暇で仕方無い事が有りまして――。
試しに見てみたんですよ。 ……好き、と言うか、『面白い』って感じですね。


【早い話が、“残酷描写は好きでは無いが映画としては面白い”と云う事か】
【後ろに着いて来た彼に首肯を返すと――】


>>273


……はぁ、其れは有難う御座います。
でも、場数を踏んで練習さえすれば誰でも出来る事ですし、其れに……――


【――彼女の笑みを見ていると、思う。 『似ている』、と。】
【何時頃だっただろうか、馬鹿みたいに笑みの仮面を被っていたのは】
【……否、今だって被っているから、何か感じる&ィが有ったのだろうか。判らない。】


――……自分の出来る事さえ出来れば良いんです。 多芸はおまけみたいな物ですよ。


【 ――笑み≠浮かべて。 橋立は、言葉を返し。】

【扉を開け放つと――彼は、先頭に立って階段を上がる】



>>276


【――扉を開ける方法=z

【研究員が出て来た時、其れを考えていた彼】
【其れでも――『経験量』故か、反応は素早かった】

――――……此れ≠ヘ任せます。 お二人。

【瞬間的な『エネルギー変換』――“加速”して出て来た研究員に迫ると、】
【彼が進路を塞いでいれば、押しのける様にして管制室内へと乱入し――】


 何でも無いですよ。 ……ちょっと、見学しに来ただけです。


【もう一人の研究員に迫り、鋼鉄の右手≠ナ以って彼の鳩尾を殴り付けようとする】
【狙いは『気絶』させる事だろうか――沈まねば、再び拳を振るうだろうか】
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/15(金) 23:10:30.07 ID:UwSMLkHAO
>>285

……いや、久しぶりな気配を感じたもので
なぁちょっと聞いてくれよ、俺いま傷心中なんだ。そして慰めろ

【あんパンを食べ進める相手に、掛けられる声は中性的なものだ】

【そして姿を現すのは――闇のような紅蓮の髪をした白皙の『生物外』】
【片方が包帯に覆われた隻眼はくるくると色彩を踊るように変化させており】
【カッターシャツの上から黒のジップパーカーを羽織った姿は、以前となんら変わりがない】

>>279

【それからもう一人の存在に視線をやると、瞳を僅かに瞬かせた】
【少なからず驚いたらしいが、今だ話し掛ける様子はない。ただ、物珍しそうにしげしげと眺めているのみだ】
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/15(金) 23:11:46.56 ID:0pEMNuDQ0
>>269
【 「それでもマスターに、作戦の根幹に関わる場所を任せることはなりませぬ」 】
【 『広い場所で暴れながら、美味しい役どころを得たいジャン!』 】
【水面下では、二名の利害がほぼ綺麗に一致していたために】
【意見の齟齬による軋轢は、生まれなかったとしても過言にはあらず】

へへーん、「士気が上がる」って!! どうだ恐れ入ったかベンヌ!!
世界を照らす太陽、それって今夜はアタシの役目じゃなーい?

「夜に輝く太陽は、果たして良しとすべき物なのか…
 ――と話が逸れましたな。宜しくお願い致しますぞジンジャー殿。」

じゃ、管制室でのショーブ頑張って
アンタ見たカンジ機械強そーだし、ちょっとは頼りにしてるんだからね!
【自然体に失礼な言葉を紡ぐと、彼女は踵を返し】
【いよいよ。禁術の園へと足を運ぶ――】

>>274-275 >>286
【かんかんかん、早いリズムでの歩行を伝える足音が溢れる】
【それもまた、どこか「煩い」と思わせるもので――】

「…マスター、耳をお貸しを。
 私に取って戦いを見過ごすことと、油断を見過ごすことは違いますぞ
 お嬢様は、少々舞い上がっているようにお見受けしましたから――
 ここから先、なるだけ不用意なお声は上げずにお進み下され…。」

【さて。敵地で声高々と叫ぶ彼女に、ベンヌもやはり重々しい感情を抱いていた】
【説得力となるぐらい緊張感が漂う時機、階段の道中で】
【ごく小さく円やかな声を。彼は少女の耳元で連ねていく】

【尤も。結果的にその助言は、そこまで必要でも無かったかも知れぬ】
【開かれた部屋に、勇躍せんと入り込んだ彼女にとり――

――――、…――ぃ、い……、、、…。。

【――この光景は、「叫びながら」見る物にはならない】

【いつもであれば。並みの“凄惨な光景”なら、笑いながら通りすがれる彼女から】
【小鳥の囀りに似た声と、鮮やかな色を失わせるドス黒い闇を】
【史音の琴線、またの名を――〈傷 / Trauma〉に触れるものを、かの悪魔の林は宿していた】

「―――マスター、お気を確かに!
 子供の幽霊の目撃証言から考えれば、間違い無く…」

 「 ――アレは、敵なのですぞ! 」

【脳裏を過ぎる、先のホールのような無機質で、此処と同じく残酷な記憶を】
【洗い流してくれるみたいに、ベンヌとシルヴァーグの声が響く】

…はっ!
今になって何を、この史音ちゃんに!!

アンタらに云われる前から――考えてるのよっ

【鼓膜を打たれたばかりか、尻や頬を打たれたように】
【目の前の現実に引き戻された少女は、ニヤリと笑み悪態をついた】
【――まだ。後悔なんて、あるわけない】

……――ふっ!!

【カプセルの間をすり抜けるように、「高く」飛び上がって】
【走り幅跳び+高飛びの要領で、史音はもう一人の研究者の頭上へ向かう】
【足裏の延長線上に、彼を捉えたのなら――】

【―――どしん!!】
【唐突にその「落下速度」――精確には、重力加速度を増し】
【悲鳴を上げる間もなく、首を蹴潰そうと試みる】
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/15(金) 23:14:07.62 ID:Bhek2PESO
>>285
【もう一人(>>278.>>288)にも視線を、ほんの数秒だけ向けて。然し不審を感じたか、すぐにそちらに向き直り】

なあ……この辺に、さあ。

【くるくると廻る瞳は、何処か不気味。射抜く的は、今、貴方の口の中へ消えたアンパン】
【そちらの驚きなど、意に介さぬようで。彼女は、髪を左手で掻き上げながら】

あ、お前でもいいや。この辺に……安くて腹を膨らませられる店って無いか?

【その視線を、隻眼の者に移しながら、彼女はそう言って】
【どうやら、不審など抱いていた訳では無いらしい……或いは、警戒心が無い……という事だろうか】

【右手で腹を摩りながら、返答を待つ】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/15(金) 23:14:17.05 ID:EkCL65yjo
>>284

あァ、そんときはまた博打なり喧嘩なり派手にやろうぜ



【蘇芳が去っていった後、静寂の戻った廃遊園地で】
【彼女は、帽子を深くかぶり直す】
【覗いた口元には妖艶な笑み―――】

【―――今の彼女は、“西の魔女”】
【だが、あえて彼には今の名前を伝えず、かつてのままの自分を見せた】
【それは策略でも何でもなく】


…逢えて良かった


【風に揺られて、メリーゴーランドがきぃ、と音を立てた】




/乙でした!サイコロ担当感謝です!
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 23:16:06.73 ID:S6IFjD8co
>>273
【ん?と首を傾げてシズリを見る】
【どうにも闘う感じには見えない感じだったが…どういう事が得意なのだろうか?】
【椿に対して多少強そう、というイメージが来るのに対してあまり強そうに見えない】

(多少、『強か』さを感じはするんだけどな)

シズリも来るの?ずいぶんと危ないと思うのだが…?
多分激戦区になってしまう気がするよ?それでもいいのか?
それと…

【悪戯っぽい笑みを浮かべながらジンジャー少年(以後、彼の事をそう表記する)はす、と右手をのばすと】
【シズリのおでこの辺りをつん、つん、とつつこうとしながらやれやれ、と少し茶化すように呟く】
【背丈は多分彼女より2、3cm低い程度、多分問題なく届くだろう】

なーんか、嫌われてね?シズリ
笑い方が気味悪いからかもなあ…正直可愛いと思うのに
ほれ、もっと爽やかに笑ってみ?髪とかかきあげて『やあ愛しい君たち』とかちょっと気障なのもいいかも

【誰の影響かはよくわからないが…ヘンな事を進めてくるものだ】
【そして椿の知るジンジャーと違って…女性が相手であろうと結構バッサリと失礼かつ本当の事を告げる】

>>276>>287

あー、分かる分かる…怖いもの見たさって奴っしょ?オレも親父もそんな感じ
どっかの映画にミイラの死を克服する秘宝みたいなのを探しに行く映画にも冒険ものとは思えないほどあのスカラベが気持ち悪いってか
グロすぎにもほどあるだろうって感じ?みたいなー…あーいうのが好きなんだよ…わかるかな

一方でクルーガー監督は絵的な不快感よりも『静寂』描写の扱い方が面白くってさ…こう、相手がどういう演出で
どういうタイミングで精神攻撃すれば本気で怖がるかを計算しているって言うかさ…面白いよな

【椿に対してめっちゃ気さくにグロ描写談義に花をさかしながら扉にたどり着くと】
【―――突然、たじろいでこちらの存在に驚いている研究員、続いて言葉を駆けてくるもう一人の端末操作中の男】
【決断は一瞬、まず彼はまっすぐ目の前の男へと一歩踏み出す、続いて横から追い抜いてくる椿に一声】


――――君は奥を頼んだぜ!


【見向きもしないまま彼にそう声をかけると研究員の至近距離で姿勢を低くする】
【相手は武装すらしていない、ならば打撃系を用いる状況ではなく別の『技』を使うべきと判断したジンジャー少年】
【指を開くと、彼はその手を相手の右膝へと伸ばそうとする】


…おとなしくしてもらうぜ!


【『分解』…この技術でまず膝の関節を外しに行くのが狙いなのだ】
【膝の関節を外されてバランスを崩すのに成功した場合、乗りかかって右手を掴み左肩まで捻り上げるだろう】
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 23:20:04.16 ID:KNW9JBLoo
>>288,290

────嫌だけど?

【一刀両断。背景に書き文字でずぱーんとか書いてある。】

…いや、そもそも何で俺なんだよ。気でも狂ったか。それとも単にからかってるだけか。

【────ジト目でそんな言葉を躊躇無く投げ掛ける。】
【頭の中を覗いても、特にそれ以外の事は考えていなさそうだ。】

────。

【ぐるん、と>>290の方に顔を向けて、また戻す】
【はあ?とでも言いたげな顔をしていたのは、見間違えでは無さそうだ。】

【ツァーリに期待の目。輝いてないけど期待の目。】
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 23:23:13.46 ID:Qr+QpNj3o
【路地裏】


【一人の少女が路地裏の端に蹲っている】
【生きてはいるだろうが、ピクリとも動かない】

【少女の風貌は10〜12歳ほどの背丈に、真っ直ぐに下された腰に届く程長い樗色(おうちいろ)の髪、前髪は短く切り揃えられていて】
【澄んだ紫色の双眸を持ち、袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカーといった恰好で】


………ぐぅ…うううっ……

【低い声で呻いて、頭を抱えている】

【魔翌翌翌力を感知できる者ならば、ある程度まで近づけば、その少女の周囲にどす黒い魔翌翌翌力が滲み出ているのに気がつくかもしれない】
【然し彼女は敵意の類は持っておらず、勘が鋭いなら魔翌翌翌力を制御できていないとわかるかもしれない】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/15(金) 23:26:58.02 ID:oeFL+KhQo
>>274-276(Field)

(──薬品の一つや二つ、支部辺りからパクってくればよかった、かなーぁ)
(最も……)
(使ったところで、血の痕は床中にべっとりと残っている反応が見えるか、なにも見えないか、なんだろうけど)

【かつん、こつん】
【規則的な靴音を奏でながら、彼女は進む】
【ぞわり──彼女の足元で蠢く「菌糸のような白い何か」は】
【彼女が一歩進めば遅れたように其の後に続き】
【まるで彼女の従者のように、みしりうぞりと彼女の足元で囁く】
【或いは良く見れば】
【その、「菌糸」は──みっちりと生えた、何かの「根」であることが分かるかもしれない】

>>287(森島)

──なるほど、練習かーぁ。
そこは思い浮かばなかったかなぁ。
ふふ、努力はどぉーも苦手だからさぁ。そんな選択肢が見えなかったよ。
やっぱり椿君は凄いね──『好き』になっちゃったらどぉーしよーかなーぁ

【くす、くす、くす】
【仮にも敵地といえるこの場所で。彼女は余りにマイペースであった】
【白い壁は生憎と蜂蜜や葡萄酒のような色には染まらぬものの──】
【とろりとしたさざ波の微笑は、ゆるりと純潔に見える壁に呑みこまれ】

>>292(ジンジャー)

ふふ、どっちにしても危ないんじゃないかなーぁ。
プラントにしても、こっちにしても、ね。
それに、敵戦力が多いと思われる方に「数」を置いた方が攻略は用意。違うかな?

でも──、笑い方が気味悪いって言われたのは、初めてかなーぁ。
でも、ありがとうねジンジャー。そんなキミの事を『愛しているよ』?

【こつん、とおでこを小突かれ。困ったような笑みを浮かべるシズリ】
【その言葉──「初めて」というのが真実かどうかは分からぬけれど】
【浮かべた笑みは、ほんの少しだけ困ったようなものだった】
【そして紡ぐのは。甘い、甘い。芳しい蜜壷の香を放つ言葉】

>>ALL

────お見事。

【2名の研究員には、若干の驚きを見せるシズリであったが】
【そも。何らかの形で「敵」が現れる事は「想定内」だったのだろう】
【動揺などは殆ど見せぬまま──現れた研究員の「処理」は、前衛の2名に任せきり】
【それでも──彼女の足元に澱む「根」は。先ほどよりも範囲を広げているようであった】
【現在は、彼女を囲うようにして。半径50cm四方に巡らされている具合だろうか】
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/15(金) 23:28:01.45 ID:UwSMLkHAO
>>293

そこを頼むよ、泥棒猫に愛娘取られて、あぁもう本気でマジ無いわー
理由なんかない、近くにいた知り合いがお前だったからだ。いいから聞けよ

【らしいが、意味分からない】
【そういえば以前持っていた刀を所有してなかったりして、それが関係するのだろうか】
【ふざけたような口調だが、しかし傷心というのは案外冗談でもないらしく、若干だが隻眼の色が濁ってて】

>>290

【食べ物屋、と問い掛けられて数秒間だけ考えて、すぐに破棄した】
【基本的に食べる事を好まない性質なので、知る訳がないのだ。少し眉を寄せると】

……腹が減ってるのか?

【と、質問に質問で返すだろう】
【暗に「知らない」と答えているのだが、それで終わらせる気はないようで】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/15(金) 23:29:27.07 ID:sanz6e8Go
【水の国、何処かの森】

【一本の巨木の前に、一人の少女が、目を瞑って立っている】
【両手を体の脇に自然に降ろし、右足をやや後方に於いて】
【灰色の長髪の彼女は、彩度の低い衣服で、夜に紛れ込んでいた】

【十数秒か、数十秒か。その右脚が、ひゅうと音を立てて、巨木の幹に撃ちこまれる】
【鞭の様に鋭い破裂音が上がり、木の幹が揺れて。はらり、はらり、葉が落ちて来る】

……しゃあぁっ!

【少女が目を開く。そして、瞬きを3つ入れられない程度の寸刻に】
【真紅の籠手を装備した両腕が、彼女の眼前の空間を数往復した】


………あちゃー……やっぱり影響あるか……

【少女の両手には、蹴りの衝撃で落下した葉が、掴めるだけ掴まれている】
【だが右手に掴まれた量は、左の半分程度しか無かった】

【右瞼の上から頬にまで達する傷跡を、右手の甲でなぞりつつ】
【少女は、両手を見比べて浅い溜息をついた】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/15(金) 23:29:54.56 ID:/21yqQnR0
>>286>>289(『第一プラント』組)

ぐっ……っ!! 、……――――――――
「――――――――っ、侵入者!? ッボッ………………」

【シルヴァーグによって床に叩きつけられて呆気なく沈む作業員。悲鳴ですら、漏れ出る事はなかった】
【また、一瞬早く、何らかの連絡手段を以って異常事態を発信しようとしつつも、史音によって踏みつぶされた作業員は】
【あらぬ方向に首をねじ曲げられ、倒れ伏す。恐らく、首を折られて事切れたのだろう】
【これで、当面の障害は排除されただろう。そして、カプセルのそばに設置された端末を確認する事も出来るはずだ】

【ちなみに、端末は各カプセルに据えられており、他の端末も、立ち上がった状態で放置されている様だ】
【その端末を確認すると、以下の文書が確認できるだろう】

『1:『クローンサイボーグ』次期開発計画』
『2:『クローンサイボーグ カテゴリー:リイロクローン』増産計画』
『3:試作新兵器用パーツ開発指令』
『4:魔術関連技術開発 草案』
『5:人体強化剤『ナノマシン』開発報告書』

【恐らく、この研究所で行われている研究に関する、簡単なデータなのだろう】
【これならば、大まかな情報を一目で確かめる事も出来るだろうが――――――――1人で同時に複数のデータを閲覧する事は、出来ないらしい】
【どのデータを開くか――――それは個々人の手にゆだねられている】


>>287>>292>>295(『管制室』組)

ぐああああぁぁぁぁっ…………!!
な、何を…………!

【ジンジャーに膝を攻撃され、苦悶の叫びと共に倒れ伏す、手前の研究員】
【幸い、室内になだれ込んだ際に、扉は自動で閉まり、その悲鳴は遮断されたらしい】
【倒れた男のそばに、カードキーがこぼれる。これでドアを開閉していたのだろう】

「う、ゴホッ…………っぐ、ギ…………――――」

【一方、森島によって殴りつけられたもう一人の研究員も、泡を吹いて数秒悶絶した後、気絶してしまう】
【――――所詮、研究員は研究員、戦闘能力は皆無という事なのかもしれない】

【管制室のディスプレイには、何らかの数値データと思しきものが延々と表示されており、更にいくつかのカメラ映像と思われるものが映されている】
【何かの機械を組み立てているものから、少人数がミーティングをしているものまで。見覚えのあるものは、恐らくないだろう――――――――これまでの行動は、映像には残っていないようだ】

【管制室は、いくつかの座席が用意されており、座席ごとに端末がセットされている】
【その端末からは、以下の情報にアクセスする事が出来るようだ】

『1:『Justice』『機関』などの武装集団への対応』
『2:『風霊統主の城』攻撃計画 中間レポート』
『3:水の国秘密都市『V.I.C.特別区』入域制限緩和についての通達』
『4:『暴蜂』の任務達成状況及び構成員について』
『5:試作新兵器『プロトメサイヤ』開発計画 草案』

【一見して秘密武装組織にふさわしい情報から、何の事か分からない不可解な情報までが、入り混じっての羅列となっている】
【だが一つ言える事は、このどれもが、この場でのみ見る事の出来る貴重な情報だと言う事である】
【1人で同時に複数のデータを閲覧する事は出来ないようで、情報の取捨選択をしなければならないだろう――――――――】

/各自、自分のフィールドの選択肢にある情報を選択して下さい
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/15(金) 23:31:39.13 ID:wrn4cTszo
>>294
竜…じゃ、ねえな。

【路地裏にふらりと現れたのは、一言で言うなら、男の要素が強い少女だった】
【軽く日に焼けた肌、わかる人間にはわかる程度に鍛えられた肢体は、若干の丸みをも帯びている】
【ノースリーブの上着にタイトなジーンズを履き、シャツも袖がないのに裾が腰周りを隠すほど長い】
【ウルフカットというべきか、ざっくばらんな黒髪を揺らし、ジト目でうずくまる少女を見る】

ったく、そろそろ夜陰に紛れて暴れだすかと思ったが…
なんだ? 気配がする割にはぜんぜんいやしない…

【ぼやきながら、少女はへの字を作る唇を開く】

そんなところにいると蹴り飛ばすぞ。
ゴミかと思うだろ、紛らわしいんだよ。

【極め付けに、口の悪さまで一級品だった】
【少女をいたわる様子はなく、無遠慮に一歩ずつ接近する】
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/15(金) 23:33:55.09 ID:Bhek2PESO
>>293
……ちぇー、何だよその顔。

【そう言うと、彼女は、髪を弄っていた手を、腰に当てて】
【首をゴキン、と。音を鳴らしながら、右に曲げて】

【然し、隻眼(>>296)の言葉に、彼女は目をきらりと輝かせて】
【数瞬ほど、間を空けて。口を開いた】

そうだよ、もう数日なんにも食べてないからねっ……はぁ…………

【事実である】
【旅人らしき彼女の、ナップサックの中身は、それ自体に意味は無いであろう“魔石類”や“薬草”等で……食料やお金は、一切見当たらない】

【ちなみに、隻眼の本心が「知らない」だと言う事には、気付いていないようで】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 23:36:54.08 ID:Qr+QpNj3o
>>299

ううっ……?

【声に反応して顔を上げる。その顔は苦痛に歪んでいる】
【少女の姿を確認すると、ギュッと下唇を噛んで】
【よろよろと、路地裏の端の端へとゆっくり移動しようとする】

【また、この際黒い魔翌力を少女へと流し、少女の魔翌力の有無を感知しようとするだろう】


――――て

【幽かにだが、声が響く】


…お願い、逃げ……て…

【どういう、ことだろうか?】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/15(金) 23:42:07.68 ID:wrn4cTszo
>>301
【少女の魔翌力…それは、一般的なものとは系統が違った】
【意思を持っているように周囲に警戒網を張り、特定の何かを探すように張り詰めている】
【今のところごく微量だが、抑えられた殺意のようなものは感知できるかもしれない】

逃げろ、か。

【言葉を、聞きとがめて、吟味するように口にしながら】

やだね。

【どうでもいい、とばかりに短く返し、また進む。天邪鬼なのだろうか】
【ただ、その濃いこげ茶色の瞳は、少女の周囲に漂う魔翌力を捉えるように細められている】
【お互いに、よくわからない】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 23:42:59.09 ID:KNW9JBLoo
>>296

────俺である必要性、全く感じねえんだけどッ!?
【──必然的にツッコミに回ってしまう。】

…“これ”で良いだろ、話聞いて貰えよ。
生憎俺はこうやって何もしない時間を満喫してる訳で────

>>300を指差しながら、もう一個脇にあった紙袋からあんぱんを取り出す。──因みに、あんぱんしか入っていない。】

>>300

…バカが居る。嗚呼、ここにバカが居る。

【“これ”呼ばわりしたり、バカと呼んだり。こっちもかなり態度がふざけている。】

いや、飯とかんな事言い出すか?普通よ。

【──先程取り出した、あんぱんを手にしながら話す。空腹の相手に対して食べ物を手に話すのは、嫌がらせだろうか。】
【ちなみに、パクろうと思えばパクれる。プライドが許せば、の話だが。】

ツァーリ、金持ってるだろー。多分。お前生きてるだろ。
何処でも行けば一緒に行って話聞いて貰えよ、な。

【──一体、何の話を聞かされると言うのだろうか。】
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/15(金) 23:43:08.09 ID:iKE8klpmo
>>292>>295>>298


(……大丈夫、か。)

――……ジンジャーさん、其の人を気絶させて部屋の隅に。
此処で戦闘になったら、『巻き添え』喰らわせちゃうかも知れないので――。
シズリさんも見つからない内に、早く。


【『監視カメラ』を警戒し、先程の鉢植え等を調べていたが――其れは杞憂だったか】
【気絶させた研究員を部屋の隅の方へと運ぶと、彼はジンジャーにそんな指示を出す】
【行動の割には、甘い=c…彼の性格が、凡そは推し量れるだろうか】



【――暫し、適当に辺りを調べるが、恐らくは彼には全く理解出来ない】
【だが、目に付いた座席=c…此れなら操作出来るか、と、席に着いて端末を操作し】



(………………、…『武装集団』、か。)



【眉を顰め、暫し頭を悩ませる――恐らくはどれも、重要な情報に変わり無いだろう】
【だが、対機関連合員≠ニしては――――】


【――……彼は、2≠フ情報へとアクセスするだろう】
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 23:46:47.66 ID:Nu6fJzNSO
【街中】

【がさ・がさ、がつん・がつん。ビニールが擦れ合う微かな音と、硬質な足音】
【街灯に彩られるその道を、やや疲労を感じさせるような足取りで進む人影ひとつ】

……やーっと、なんとかなった、かな……

【その主は、三白眼気味の金の瞳を持った少年だ。焼け焦げていた灰色のブレザーは買い直したのか、すっかり元通り】
【毛先だけが緑で、根元が金に変色してしまった髪は中途半端なまんまだが。袋の中身は、どうやら染髪料のようで】
【これで、彼にとってのすべてが元通り――――?】

 【びー。ざ、ざざザぁざザっがビヂっ――ザ――ガぢっ――――】


【――――――】

【――否。首にぐるりと巻き付いた、「金の首輪」が。居心地悪げに、唸り声を上げている――】
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/04/15(金) 23:48:14.76 ID:kvcN59GAO
>>289 >>298

……お疲れ、ベンヌもありがとう
(トラウマでもあるのか……?)

【その姿を見て、彼女は何とも言えない表情をしていた】
【踏みつぶされた奴は、多分死ぬのかな】
【病院はすぐ近くだけど、治療されずに死んでくのかな】
【無力化すると、手近な端末に近付き、その画面を見て、固まった】

……リイロ、クローン、?

【この部屋にあるたくさんのカプセル、その中に入っている物だとは思う】
【ただそれが、一度しか話をしていないけど知り合いの名前で】

………

【数秒後彼女は指を動かして1の項目を選択するだろう】
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/15(金) 23:51:54.63 ID:Qr+QpNj3o
>>302

――――そう

【系統が違っていても、魔翌力であることには変わりは無い。それを感じとった瞬間】

【ぷつん。頭の中で何かが決壊する音が広がった】
【さっきまでの苦しそうな様子はどこへやら、ゆらりと立ちあがると首だけで振り返り】
【肩越しに少女の姿を捉える】


じゃあ――

【無音のうちに反回転。樗色の髪を靡かせて、ウルフカットの少女へと向き直る】

【その顔に浮かんでいるのは】



あなたの魔翌力……………

             ――――――――――ちょうだい?


【酷く兇猛な、およそ少女が浮かべるべきでないような、歪んだ笑顔だった】

【ボウッと紫の少女から漆黒の魔翌力が噴き出る】
【それはさながら巨大な闇となって、暗がりの路地裏を覆い尽くしてゆく――】

【先程まではなかった、確かな“敵意”が、少女へと向けられる】
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/15(金) 23:53:01.71 ID:0pEMNuDQ0
>>298 >>286

恨みは無いケド、これがアタシのしたかった仕事の大事なパーツっ

…――伊達に“国魔”目指してたんじゃ無いんだから!

【首を潰す時の衝撃を、男の体から床に受け流すように膝を深く曲げ】
【今度は「軽く」なった自身を、反発でひょいと跳躍させると】
【だれもいない場所へ、羽根のように舞い降り】
【遺体をさっと蹴散らすと、何か異世界の固有名詞を呟いた】

しかしサぁ、見れば見るほど胸糞悪いね…
同じ顔がたくさん並んでるのって、思ったよりずぅっと気持ち悪ぃ――  …ん?

「(…完全な閉鎖環境での培養、でありますか)
 (マスターの眼には、醜く映るのも無理は無し――ですな)」

【個性と自由を愛する彼女からしてみれば、これは正しく悪魔の所業だ】
【陳列棚に並ぶマスプロ商品と同じか、少しだけ丁重な扱いを受けた少女たち】
【その姿を。時折ちらりと、嫌悪と寂しさの入り乱れた眼で追い】

【さすれば自ずと「端末」――それにも、目線が合う】
【嘘臭い大股で、その前へ歩み出て】

えーっと。あれをあーして――

『5:人体強化剤『ナノマシン』開発報告書』……ちょちょんっ、と。

「さて…シルヴァーグ嬢ですかな? 貴女もこの端末を調べるおつもりで御座いましょう? 
 なら我がマスターは、端末の中の最後の項目をお選びになった
 そして何ぶん時間がありませんからな、出来ることなら別の物を選んでくださらぬか
 我侭を通す代わり――情報の記憶については、任せられることもできますぞ。」

【史音が、機械を操作し始めると】
【シルヴァーグに対して、ベンヌが指示を出そうとする】
【物事を記憶する機能には、並外れているようで】
【その熟した声は、少しだけ自信ありげだったかも知れず――】
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/15(金) 23:53:12.78 ID:UwSMLkHAO
>>303

うっせー、いいから聞けよ馬鹿
この苛立ち、どこのまっくろくろすけにぶつけるか悩んでたところなんだから

【必要性、と言われたので真っ黒な辺りに矛先を向けた。これはひどい】
【以前はもう少し聞き分けがよかった気がするのだが、どうしてこうなったのか】
【すすすすす、と、身体を寄せて彼というか紙袋に接近しようとしながら】

>>300

【眼を輝かせた少女に言葉を詰まらせると、片方だけの瞳を瞬かせた】
【知らない、とは言えない雰囲気。隣の男みたいな奴は蔑ろに出来るが、】
【こういう少女に対しては甘いのが、この痩躯の特徴だったりして】

……とりあえず、これでも喰ってろ
なんか今ここで天文学的な確率で拾ったから
あとお前うっさい。迷惑掛ける相手はお前みたいな奴がいいんだよ

【とか言いながら、紙袋ごとあんパンを勝手に少女へ差し出そうとするだろう】
【それから男を罵倒して、しかし唇にはほんの少しだけ楽しそうな笑みが浮かんだ】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/15(金) 23:59:24.92 ID:Bhek2PESO
>>303
待て待て待て“馬鹿”って何だよしかも“これ”ってさあ!! 「古色蒼然(コシキ ソウゼン)」名前があるんだよなー私には(偽名だけど)!

【古色蒼然。四字熟語のような、偽名の少女……尤も、彼女が偽名使いかどうかは、貴方には知るよしも無いのだが】

あんパンくれよー何これみよがしに食ってんだよー……

【彼女にも、ある程度プライドがある】
【だからこそ、“能力”を使えば、“ほぼ確実にあんパンを奪い取れる”状況ではあったが】
【忌ま忌ましげな視線を浴びせながらも、行動は起こさないで】

おっ…………お前……

【隻眼の(>>309)行動。彼女は、差し出されたあんパンを、受け取ろうとして】
【やや申し訳なさそうな表情を浮かべ、他方(>>303)を見て……】

武士道精神に反する……けどッ、厚意を無下には出来ない…………ッッッ

【ギリリ、と歯を食いしばり、ただただそのあんパンを、見つめるばかり】
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/15(金) 23:59:40.57 ID:S6IFjD8co
>>295

…まあ、間違ってはねーかもな、ここにいるからには多分戦力だろうし
なんらかの能力者だろ?頼りにしてるよ…お、今の顔は可愛い、ほれほれもっとスマイルだ

【仮にも敵地なはずなのだが…グロ映画談だのスマイル談だのを語るあたり彼もずいぶんマイペースだ】
【重い空気に流されないと言うか、掴みどころがないと言うか…だがやっぱり頭が悪そうというか…良くも悪くも『純粋』そうだ】
【一方で、『愛している』という言葉の反応に対しては茶化すようにはにかんで】

ハン、残念ながらおべっか使っても何も出ないよ、でもありがとうね

【手をひらひらと振りながら彼は少し照れくさそうに呟いた…後で】
【なんとなく見える、彼女の足元から伸びる…白い根に】

(…?あれは…なんだ?あれがシズリの能力?)

>>304

…男には優しくないオレの意見で良ければ言うけど…とりあえず両手両足を一時的に『分解』して
意識を保ったまま縛り付けて置いたら、情報を吐かせるとかが出来る気もするんだけどな…まあいいや
カモン!『グレート』…

【グレート…と、そこまで叫んだところで彼は急に何かを思い出したかのように】
【急にジンジャー少年の表情が沈むと、チッ、となんだか舌打ちをした】
【めんどくさそうに頭をかきむしるとポキ、ポキ、と指を鳴らす】

>>298
…やれやれ、健全なる魂は健全なる肉体に宿る…だぞ
研究者たる物自分のデータを守れるようちったぁ殴り合いも覚えとけよ…と言ってもまあ無駄かな…

【そのまま右手で平手を作ると、その首元めがけて鋭く手刀を叩き込もうとしてくる】
【成功したなら、そのまま部屋の隅に縛りつけに行くだろう】

【続いて彼が座席と情報端末を見てんー?と首を傾げる】

…これ、情報端末か…?これに乗ってるのなんだろうか
えっと…まずこのジャスティスってなんだこれ…武装集団って事は物騒な奴らかな…
機関ってのはどこの機関かな…例えばマグネット機関とかユビキタス機関なんて奴らの概出情報をこんな所に思わせぶりに残すとは到底思えないけど
…心当たりが多すぎるぜ…まさか、『カノーダム』の残党どもが絡んでるなんて事はないだろうな…

【機関と告げられて彼はカノッサとすぐに結びつけることはできないのだろうか?また…正義組織として公表されているjusticeを知らない?】
【彼の言動にはあまりにも謎が多すぎる…どの情報を持っていて、どの情報を持っていないのだろうか…】

ん?水の国秘密都市…?それに…試作新兵器プロトメサイヤ…?

【彼はしばらく考えてどちらを見ようかな…などと思ったが】
【個人的に新兵器と言うのに興味を持ってしまったので…『5』を入力しようとするだろう】
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 00:00:09.30 ID:zDKlfmkco
>>307
お、ゴミかと思ったら蛇だったか。

【豹変する少女に、軽く口笛を拭く男女】
【指を鳴らし、軽く伸び、数回跳ねてフットワークを確かめる】

好きなだけもって行けばいい、止めはしない。

―――――ただし、

【少女の右手に突然出現したのは、四角い筒?】
【いや、赤褐色のコーティングに包まれた、持ち手に対し異様に長いバレル】
【現実世界で言うならスパス等に代表される、片手用ショットガンのような代物だ】

俺に勝ったらな。

【ガゥンッ!!】
【引き金をためらいなく引くと、案の定散弾が少女にばら撒かれる】
【少女との距離は大体15メートルほどだが、集弾性が悪く面上に拡散するため、一発の威力は大したことがない】

【はず、だが。】
【弾丸が命中した壁面は、不相応に大きく削られてしまう】
【射程距離はそう長くないらしいが、通常の散弾と思わないほうがいいだろう】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 00:12:28.12 ID:kQQPn+Yjo
>>309

…ああああああああああんッ!?
【 (゚д゚)】
【そんな表情を返す。拒否している。思いっ切り拒否している。】
【ついでに、紙袋もツァーリから遠ざけようとしていた────のだが。】
【呆気なくパクられてしまう。】

>>310

バカはバカだろ。バーカバーカ、後何回バカって言って欲しい?

────!
【やりとりを見て、何か言いたげ。】
【二人の行動にストレスゲージが上がっていく。勿論その殆どは片方なのだが】


…てーか。
糞ッ!どいつもこいつも思考レベル一緒かよッッ!!

【やってられるかとでも言いたげにガタンと立ち上がり、何処かへ向かって歩いていく。】
【───“まっくろくろすけ”呼ばわりはこれが初めてでは無い。】

…適当に飯が食えりゃ良いだろがッ!!

【がおー。】
【口から炎でも吐きそうな、そんな表情をしながら。】
【彼が向かっているのは一番近くにあるごく一般的な(筈の)飲食店。】

【───来い、と言いたいのだろうか。】
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 00:13:57.46 ID:Nqkx/ZfMo
>>298(Field)

(──カードキー……)

【零れ落ちたカードキーを見て。念のため、だろうか。シズリは其れを拾い上げようとする】
【今後必要になるかもしれないから、だろうか】
【かつん、と靴音を立てて。邪魔する人間が居なければ。カードキーはシズリの手に移ることだろう】

>>304(森島)

(──性格は甘いんだねーぇ。甘い人間は『好き』だよ。『だぁーい好き』)

【彼の言葉に頷きという形で返事をする彼女ではあったけれど】
【蜂蜜の思考の奥底では、そんなことを考えていた】
【『好き』『好き』『大好き』『愛している』──「椿君」】
【だけど。今はそんな思いは表層には現れない】
【──「未だ」 現れない】

>>311(ジンジャー)

──おべっかじゃないよ、って言ったら。どうなのかなーぁ?

【にこ、と。今度浮かべた笑みはどこか悪戯っぽい其れ】
【ふわりと──或いは彼の距離からだと分かるだろう】
【この、鼻をくすぐる芳香は、シャンプーのものか】
【どこか心を安らげる其の香りは。彼女の笑みを更にくすぐったく感じさせるかもしれず──】

>>ALL

【管制室の内部へと進み。セットされた端末へ近付く彼女】
【其処に映しだされる文字列を、エメラルド色の瞳に反射させ──】

(──機関も対象になっている……?)
(それよりも気になるのは──≪Justice≫の本拠地の攻撃計画があるという事)
(加えて──水の国秘密都市……?)
(気になる情報が多すぎる。私としては構成員についても知っておきたいところだけれど──)

【「根」を足元に這わせつつ。彼女はたたたんっと端末の上で指を弾く】
【ピアノを弾くような其の動作で選んだものは──】
【──4.構成員に関わるものや、任務に関わる其の選択肢だった】
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 00:16:03.24 ID:BV35tzRlo
>>312

じゃあ、……もらっていくね?

【その言葉を聞くとさらに顔を歪ませた。掌を上へ向けて、両腕を広げると迎撃態勢へと移行する】
【相手が出したショットガンを確認すると】


  ―――― アーテル・スフィア


【小さくそう呟くと、30cm程の大きさの中心になるほど黒い球体が手の上に現れる】
【同時にバックステップをとり腕を前に出して、球体を操作。散弾の軌道に二つ連ねるように合わせた】

【だが、これでは散弾が直撃してしまう――― が】

【黒い球体に呑み込まれた散弾は、その威力を大幅に失い、少女の元の位置には届いたが後退した彼女へは届かなかった】
【黒い球体に実体はないようだ】
【バックステップは出来るだけ遠くに退避するためはもちろん、これを見越しての行動だろう】

【しかし完全に回避できたわけではなく――】
【見ると右足や左腕、そして肩など、ぽつぽつと赤く血で染まっている。少量だがダメージは通った】

【しかし受けてばかりではない】


  ―――― アーテル・リリース-黒弾-


【親指と人差し指を伸ばし、それ以外は畳んだ。悉皆、手を銃に見立てて、人差し指の先を相手へと向ける】
【すると指先から漆黒の銃弾が、少女へと放たれるだろう】

【狙いは、右肩。スピードは速く、威力は普通の拳銃並だろう】


//こんな時間ですがお風呂へ行ってまいります。
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/16(土) 00:19:55.97 ID:MHRBy7FAO
>>310>>313

【彼の叫び声もどきにはシカトを貫いた】
【酔ってるんじゃないかと疑いたくなる絡み方だが、残念なことにド素面である】

【その代わりに僅かな笑みすら浮かべながら、バカ呼ばわりされる少女を構いはじめて】

遠慮してるのか?気にしなくていいぞ
なにせこれは拾ったものだからな。所有権は何処にもないんだ、拾ったんだし

【と、なんだか我慢している彼女を懐柔しようとするだろう。意味が分からない】
【それから、火を噴くまっくろくろすけ(イメージ)へと視線をやり】

じゃあ俺、コーヒーで

【なんて注文を突き付けながら、彼の後を追うだろう】
【あんパンは、彼女が受け取ろうとしなくても無理矢理その手に押し付けるはずだ】
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/16(土) 00:22:50.16 ID:M9qD4NAr0
>>304

【情報にアクセスすると、次の文章がテキストファイルとして展開されるだろう】

『――――『風霊統主の城』攻撃計画 中間レポート

『Justice』の居城である『風霊統主の城』には、『暴蜂』の優先攻撃目標の多くが匿われており、更に『Justice』自体が、第二級優先攻撃目標と見做されている
よって、今後『暴蜂』による、『風霊統主の城』への攻撃は、最低でも1回、実行される見通しとなっている
その為、『風霊統主の城』近辺を調査、及び攻撃計画の策定が進められている。本データは、その中間報告である

現在、リイロクローンη『ロンリームーンライト』を軸として、交代制によって目標近辺を調査、監視している
目標本体は、湖面に浮かぶ城と言うものであり、何らかの魔術的な機構を備えている事は間違いない
内部には、『Justice』構成員のほか、数十人単位の一般人が入居しており、彼らは主に在野の能力者で構成されているとの事
レイド=E=ヴェイス、アストラ=O=ヴェイス、東 銀鶏の三者は、籠城の構えを解いておらず、入城以来一度も外出していない事が確認されている

周囲の地形であるが、主に森に覆われた僻地であり、大型兵器での進行は難しいものと思われる
また、湖面に浮かぶと言う性質上、攻城の際には水上移動手段が求められ、また城壁の破壊も行わなければならない
周囲の気候は比較的穏やかで、空からの攻撃も選択肢の一つとして数える事ができる

以上の点から、もっとも確実なのは『空爆』と言う手段であるが、内部を無差別に攻撃する事になる上、ギルド連盟を敵に回す行為であるため、推奨されない
陸路及び水路を往くのも、攻撃手段としては迅速性に欠けるものと思われる
よって、現実的な攻撃手段は、空から戦闘員を降下させ、上階から攻撃すると言うものである
ただしこの際にも、攻撃が失敗に終わった際に撤退手段が無いと言う欠点があり、また敵方に対空兵装がある場合、もっとも下策となるとも言え、今後も検討を進める必要がある――――――――』

【提示された情報には、実に詳細に『風霊統主の城』とその近辺を調査している事が明記されている】
【そして、文中にある『リイロクローン』の文字――――】
【少なくとも、レイド達はまだ生きているようで、更に『暴蜂』も『風霊統主の城』を攻めあぐねているらしい事も分かるが】
【既に明確な攻撃手段の検討にも入っており、更に今もなお、攻撃の意志は無いにせよ近辺を監視している者達がいると言う――――】
【明確に敵対の意志を表明しているだけあって、『暴蜂』はかなり本格的に『Justice』を落とす考えの様だ】

/続きます
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/16(土) 00:23:52.86 ID:M9qD4NAr0
>>306

【――――シルヴァーグの考えている通り周辺のカプセルの中身は、よく確認すればかつて面識を持った少女――――リイロ=M=ヴェイスと瓜二つである事が分かるだろう】
【更に、開かれた情報には、その事を裏付ける、嫌な情報が書かれていた】

『――――『クローンサイボーグ』次期開発計画

新たな戦力として開発中である『クローンサイボーグ』の理念は『一定のクオリティを保ちつつも、状況に応じた発展性を持たせた兵器』である
現在、評価試験の対象として、リイロ=M=ヴェイスを素体として作成した『リイロクローン』シリーズを稼働させている
しかし、素体が植物状態である事もあり、既にクローニングの限界が近く、新たな素体の確保の必要性が生じている
今後のクローニング素体としては、身体能力の高い、成人前後の男性がもっとも理想的であると思われる
リイロ=M=ヴェイスについては、植物状態となった事で、オリジナルとクローンとの間に生じる、活動における諸々の諸問題をクリアできたものの、やはり素体としての能力は低いと言わざるを得ないものだった
よって今後は、健康かつクローン作製に合意した成人男性を素体として使用する事が望ましい。場合によっては、合意なしで軟禁して細胞採取する事も、選択肢の一つと考えられる

また、あくまで『クローンサイボーグ』は、量産兵器としての方向性で開発を進めて行くと言う、シュバルツ=L=ヴェイス氏の意向である
しかし、強化発展性を鑑みるに、数打ちばかりではなく、少数精鋭の特殊サイボーグ兵としての開発方向もあるように思われる
氏の意向に背くものではあるが、これも可能性の一つとして、今後追及していきたい――――――――』

【――――まず、リイロ=M=ヴェイスは植物状態となってしまっているらしく、その身柄もこの『暴蜂』に確保されているのだろう】
【そして、その体を用いてこの醜悪な『生物兵器』を、よりにもよって実の父親である『シュバルツ=L=ヴェイス』なる人物が、造らせているらしい】
【それだけに留まらず、彼等はこの研究をさらに推し進める段階に、差し掛かろうとしている】
【あくまで、彼等にとっては現状は途中段階なのだ。これを『兵器』として、商売に使おうと言うのであろう】


>>308

【精神的によろしくない光景を後にして、端末にアクセスすると、次の情報が出てくるだろう】

『――――人体強化剤『ナノマシン』開発報告書

人体を強化する手段として、旧来にはサイボーグ化や薬物投与などの手段が用いられてきたものの、これらは共に弊害を伴う手段である事も周知の事実である
サイボーグ化には、定期的なメンテナンスが要求され、また想定外のマシントラブルなどが発生した場合、被験体の生命そのものが危機に陥る事になる
また、薬物投与も同様で、中長期的視点に立った際に、後に与える弊害と言うものが非常に大きく、恒常的に用いる事の出来ない手段である

そこで、現在これらに代わる人体強化の方策として、『ナノマシン』の開発が行われている
これは『人体強化剤』と銘打たれているものの、れっきとした機械・兵器の類である
血中を循環可能な、極小サイズの機器であるナノマシンを体内に注入し、状況に応じて作動させる事によって、コンスタントに肉体強化を図る事が目的である
現在、既に動物実験の段階まで実用化のステップは進んでおり、更にクローンサイボーグの、サイボーグ強化前の素体を用いる事によって、人体実験も容易に成し遂げられる計算である

実用化に成功すれば、安全かつ確実に肉体を強化する手段となり、各国軍への供給によって、大きな利益となる事が期待できる
また、私設戦闘集団『暴蜂』の戦力増加にも寄与する事が可能。今後のヴェイスグループの主力プロジェクトとして認められる事は確実だろう――――――――』

【どうやらこの研究所は、カプセルの中に広がるクローン兵士のみならず、様々な軍需研究を行っていたらしい】
【その形跡は、ザッと見た限りで、分かりやすいものとしては存在しないものの、この研究所のどこかで、確実に進んでいる研究であるようだ】
【――――人間の体に、超極小の機械を入れて、それによって肉体をパワーアップさせると言う、途方もない研究であるが】
【文中で指摘している通り、色々とメリットのある物でもあるらしい】
【軍需産業として、兵士の手軽な強化を実現させるこの研究は、彼等の間でも特に重要な物として位置づけられているようだ】

/続きます
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/16(土) 00:25:46.20 ID:M9qD4NAr0
>>311

……っぐう…………は、っ…………――――

【森島に鳩尾を一撃された研究員と同様に、彼もまた、手刀の一撃で伸びてしまった】
【そして、情報端末は、アクセスされた通りに情報を提示する】

『――――試作新兵器『プロトメサイヤ』開発計画 草案

先日、『ヴェイス重工 軍事兵器開発部門』において、拠点攻撃用の大型航空兵器の製作が決定となった
この兵器は、『試作型最終救済決戦兵器 プロトメサイヤ』と言う仮称で呼ばれており、制空権の掌握と、強力な空対地攻撃を同時に実行するための兵器として開発が進められている
前時代的な大艦巨砲主義的思想に、シュバルツ=L=ヴェイス氏は反対したものの、他の役員全員の賛成によって開発が決定した

この兵器は、全長500m以上の球体をした基幹ユニットに、強大な対地砲台を備え付け、周囲に対空砲台と装甲板を兼ねた子機を配置すると言う、やや空想めいた巨大兵器である
スペック上の稼働時間は18時間、うち滞空可能時間は10時間、戦闘可能時間は3時間と言う、燃費の悪さが欠点だが、追々ブラッシュアップしていくとの事
何より見るべきは、その対地攻撃力で、巨大対地砲台『コロナ・ゴスペル』は、最大出力で発射した場合、人口50万人前後の一都市を一撃で壊滅させる事が出来ると言う
これを拠点攻撃に使用した場合、子機砲台による雑魚散らしの後に『コロナ・ゴスペル』を使用、最短2時間で一拠点を制圧する事が可能になる

シュバルツ氏の反対にあったものの、確かに実用化できればこれ以上ない兵器となり、軍事バランスを大きく変える事になるだろう
しかし、試作段階でも予算は凄まじい額になっているのも事実で、これが失敗すれば、ヴェイスグループ全体に大きな痛手となる事も否定できない――――――――』

【――――以下に、この試作兵器の詳しいスペックや開発指示、設計図の様な物が続くが、そこはよほど機械工学に精通していないと分からないものだろう】
【文章を信じるならば、巨大な機械のボールの様な空を飛ぶ兵器で、一撃で一つの『都市』を壊滅させられると言う、途方もない兵器を開発しようと言うのである】
【『試作型最終救済決戦兵器』という名称は、何やらハッタリをかまそうとしてこけてる様な印象もあるかもしれないが】
【福音の名を冠する対地砲台『コロナ・ゴスペル』は、言葉の通りに決戦兵器として理想的な物なのだろう】
【――――アーディンの言うとおり、この様な物が実用化されれば、世界のパワーバランスは一気に変わってしまう】
【それだけの兵器を、『暴蜂』――――その上に存在する『ヴェイスグループ』は作ろうと言うのだ】

/続きます
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/16(土) 00:26:26.27 ID:M9qD4NAr0
>>314

【カードキーは、どうやらこの管制室の出入りに必要な物の様だ】
【先ほど倒された研究員も、これを使って部屋から出ようとしたのだろう】
【――――アクセスすると、端末は素直に情報を公開する】

『――――『暴蜂』の任務達成状況及び構成員について

現在、『暴蜂』(バウフェン、と発音)の主任務である優先攻撃目標の一覧は、以下の通りである

第一級優先攻撃目標:レイド=E=ヴェイス、ライク=ヴェルトゥス
第二級優先攻撃目標:アストラ=O=ヴェイス、東 銀鶏、サージ(仮称)、『Justice』全構成員
第三級優先攻撃目標:カーネル=アドルフ・レルゼクム、森島 京
第四級優先攻撃目標:天ヶ谷 昴

第一級は、直接シュバルツ=L=ヴェイスへの叛意を明確にした者たち、第二級は第一級に協力する者たちである
第三級に関しては、カーネル=アドルフ・レルゼクムがヴェイス邸での破壊行為、森島 京がレイド=E=ヴェイスに関する情報の所有が理由となっている
第四級の天ヶ谷 昴は、カーネルと森島双方の理由を合同したものであるが、『哲学者の卵』の影響が指摘されているため、接触は推奨されていない

以上、第一級は殺害、第二級は殺害をメインとして現場の判断による行動を求められるが、第三級以下は、捕獲をメインとして活動する事が求められている
ただし、今後の情報追加によって、優先度はフレキシブルに変化する可能性があるので、要注意

なお、各優先度によって、対象殺害、もしくは確保に成功した者への報酬は、以下のランクとなっている

第一級優先攻撃目標:5000000
第二級優先攻撃目標:3000000
第三級優先攻撃目標:2000000
第四級優先攻撃目標:1000000


また、現在の『暴蜂』の構成員は、以下の通りである

上級構成員:リーナ=ヴェイセシス、ガルンロード=イクシール、グルゴン=イクシール
一般構成員:クロウ=ブラックヴァルズ、ダジル=エヴァン
準構成員:リイロクローン全13体(後に増員予定)

現在、作戦規模に対する人員不足が指摘されており、増員の必要性が指摘されている――――――――』

【どうやら『暴蜂』は、アーディンの言葉通りに『Justice』と≪R.I.P.≫を、その主な標的に選んでいるようだ】
【更に、惜しげもない大金を、かの目標を殺害、もしくは捕獲した者には提供すると言う】
【恐らく、敵対者には容赦がない一方で、協力者には様々な恩恵を与える事を重視しているのだろう】
【その規模も、一応先の二組織に敵対する事を前提にしているだけあり、そこそこのものがあるらしい】
【――――『優先攻撃目標』の中に、機関の人間はカウントされていないが、これをどう捉えるべきか――――】

/続きます
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/16(土) 00:27:46.55 ID:M9qD4NAr0
>>304>>306>>308>>311>>314

【――――――――突如、けたたましいベルの音が、耳に痛いほどの静寂を切り裂く】

『――――第二病棟にて、火災報知機に反応あり。二酸化炭素消火装置が作動します!
第二病棟の皆さんは、至急、指定の避難通路を通って、屋外へと避難してください!
繰り返します――――第二病棟にて、火災報知機に反応あり……………………』

【無機質ながら、強い語調で繰り返される、女性の音声による警報】
【火災が発生したために、消火装置が作動する――――――――これを、言葉の通りに受け取れる状況では、最早ないだろう】

【二酸化炭素消火装置――――――――燃焼の原因である酸素を減らし、火災を消火させるタイプの消火装置だ】
【しかし、通常地下施設を持つ建造物には適用されないタイプでもある。理由は言うまでもなく、窒息の危険があるためだ】
【逆に考えれば――――対侵入者用トラップとして、施設に大きな損傷を与えずに、二酸化炭素中毒で殺害するこの『トラップ』は】
【こうした秘密の地下研究施設に、都合が良いのだろう】

【ともあれ、考え事をしている時間などない】
【地下の面々は、早急に、脱出しなければならないだろう――――――――】

/二酸化炭素充満まで、あと7レス
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 00:28:04.23 ID:CuQnJpNSO
>>313 >>316
……一回くらいで堪忍して欲しいなあ。

【馬鹿正直にそう言うと、受けとったばかりのあんパンを、本来の持ち主である彼に差し出して】
【隻眼に「ありがとう、ごめんな」と。彼に「返すよ」と……そう言った。どうやら武士道精神とやらが、勝ったらしくて】

……っ

【ガタン。その音に身体をビクッと震わせて……怒らせたと思ったのであろうか、然し】
【次の言葉で、彼の意図に気付いたのであろうか、表情に、純粋な笑顔を浮かべて】

……なあなあ、あいつ、今流行りの「ツンデレ」ってやつか?

【そんな言葉、どこで覚えたのか?】
【とにかく、その笑顔は崩さないまま、彼の後ろを着いて行き、実にご機嫌そうなな様子で、彼と知り合いであろう隻眼にそう耳打ちした】
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 00:29:44.29 ID:zDKlfmkco
>>315
まあ、そうだろうな。

【球体を見た男女は呟いて、ショットガンをトンファーのように持ち変える】
【飛来した弾丸を止めようとしたのか、軽く腰の辺りにためるように振りかぶり、】
【振りぬく勢いで身体を回転させ、回避する】

今のはお前の技か。

【ジト目は相変わらずだが、眉が不敵につりあがる男女】
【ただし、呟いた言葉が気になる】

【同じ銘でくくられた技、二つ目に繰り出したのが開放(リリース)】
【相手が最初に口に出した、『魔翌力を頂戴』の言葉…】

こりゃ迂闊には触れないな。

【回転させながら、ショットガンを消し、開いた手を握る】
【いつの間にか右手首に巻かれた細い鎖を握り、先端を軽く振り回し始める少女】

でも殴るときは触るんだからな、いいか。

【先端を真っ直ぐ、相手の少女に投げる】
【少女と男女を結ぶ直線を描くような鎖の先端には、いつの間にやら小さな鏃のようなものがついている】
【けれど少女が次の行動をとる前に男女が鎖を小さく握りなおすと】
【腕に巻かれた鎖の周囲に、更に一回り大きな魔術言語による輪が現れる】

【それに何事かを念じると、少女から50センチほどの距離でいきなり鎖が下に落ちる】
【先ほどの手の上に現れた球体を回避する形で進む鏃は、僅かに下がった後、勢いはそのままにまた方向を変えて手の甲を狙うだろう】

【そしてその合否に関わらず、男女は左拳を振り上げて突っ込んでくる】

/承知しました、どうぞごゆるりと
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 00:34:12.00 ID:kQQPn+Yjo
>>316,322



──それで、だ。

【中略。“キンクリ”でも可。席に座り、メニューを眺め始める。】
【──メニューの内容は、一般的な“ファミレス”と相違無い。ドリンクバーもある。水おいしい。】

……ミスった

【──ぼそり。】
【メニューの横に書いてある数字の桁が、一般的な店に比べて一個多い事に気付く。水おいしい。】

…ああ。

どうにでも、なりやがれッ!
【だん、と机に財布を叩きつけて笑い始める、壊れてしまったらしい。水おいしい。】

//時系列は適当なタイミングで飛ばして下さい。
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/04/16(土) 00:35:47.60 ID:V7m+9nHAO
>>308 >>318

ん……すまない、もうした後だ、被ってないから大丈夫だろうけど……
……これぐらいなら、まだ覚えられるよ、ありがとう

【閲覧した情報が、彼女の気分を悪くしたのか】
【その口調は先ほどとは随分と違っていて陰鬱そうな物で】

はぁ……こんな場所……無くなればいいのに

【短く息を吐いて、彼女はそんな事を呟く】
【普段の彼女を知っている人がいれば、彼女らしくない発言に驚くだろう】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/04/16(土) 00:37:04.61 ID:V7m+9nHAO
>>325

/ 途中送信という奴だ、気にしちゃいけない
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/16(土) 00:39:57.72 ID:MHRBy7FAO
>>322

……あぁ、ツンデレだな

【しかしなんだか自分の周りの親しい男たちはツンデレが多い気がするが】
【一体全体、どういうことなんだというように頸を傾げながら解答した】
【新ジャンル;ツンデレまっくろくろすけ】

>>324

【お水が美味しいお店につくと、メニューを開いてから値段を眺めて眉を寄せた】
【それから壊れたレディオみたいに笑いはじめる男の頭を、メニューで叩いて止めようとしながら】

とりあえず、割り勘な
お前は奢ってやるから、何がいいんだ?

【なんて、暖かいご飯にわくわくしているだろう少女に問い掛けるだろう】
【しかしまぁ、水おいしい】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/16(土) 00:42:25.52 ID:3H7bGTgyo
>>311>>314>>317>>321


【――考えるのは、後でいい】

【……と言うより、深く考えるのが怖かった 】
【『頭痛』が一瞬奔り、眉を顰める。 大丈夫、此れくらいなら問題は無い】
【『リイロクローン』と云う言葉の意味だけは、意図的に考えない様にして――】



      【 ≪ Rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr――――!!!≫ 】



【――思考を離す≠フに、ベルの音は持って来いだった】

【彼は警報を耳にし、其の意味を『理解』すると……座席から、立ち上がる】
【他にも気になる物は有ったが、見ている時間的余裕も身体的余裕も無い】



……バレましたね。 逃げましょう。
場合によっては、二人の方も助けに行かないと。


――――僕が先に行って来ます。



【そう告げると、彼は管制室から出て行くだろう――】
【最早、姿を隠す積もりは無い。 両手に魔翌力を集中させ、戦闘態勢=z


【――残りの二人は、少しなら他の情報を見ていても構わない≠ニ云う事か】
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/04/16(土) 00:46:45.67 ID:V7m+9nHAO
>>308 >>318

ん……すまない、もうした後だ、被ってないから大丈夫だろうけど……
……これぐらいなら、まだ覚えられるよ、ありがとう

【閲覧した情報が、彼女の気分を悪くしたのか】
【その口調は先ほどとは随分と違っていて陰鬱そうな物で】

はぁ……こんな場所……無くなればいいのに

【短く息を吐いて、彼女はそんな事を呟く】
【普段の彼女を知っている人がいれば、彼女らしくない発言に驚くだろう】

>>321

【突如として鳴り響くベルの音、次いで響くアナウンス】

長居は出来そうにないか、急ごう、時間はあまりなさそうだ

【史音の側に近寄り、彼女が動き出せば、その後を追う様に動くつもりだろう】
【念の為だ、念の為、まだ何があるかわからない】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 00:48:11.46 ID:AYKS1wsNo
【森】

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!

【森に暑苦しい叫び声が響く】
【その声の出所に居るのは長い黒髪をポニーテールにした少女だ】
【普段は黒いジャケットにベージュのロングスカートという目立たない装いだが、今日は違う】
【焔の文様の染め抜かれた袴に、上半身はサラシ一枚というなんか凄い格好である】
【そして、その両手には、光り輝く二振りの小太刀が握られている】


はぁぁぁッ!!光焔万丈――――ッ!!


【目の前、銃数メートル先に有る木目がけて、突きを放つ】
【刀の間合いではないその距離を、光の線が駆け抜けて、木を貫いた】
【木は即座に燃え上がり、倒れていく】

……っは、は、ぁッ!は、は、ッ!

【荒い息を吐きながら、少女は地面に倒れ込んだ】
【見れば、少女の肋が浮き、血色が悪い事が分かるだろう】
【典型的な栄養失調である。その状況で、彼女は鍛錬をしていたのだった】

…………っ、は、腹。へった……、疲れ……た。

【地面に倒れ込みながら、朦朧と、そう呟いている】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/16(土) 00:48:41.53 ID:vbJ6zD+p0
>>318

人体への機械埋め込みによる、強化――
この世界の技術レベルは、場所を限れば相当に高いみたい…

「人体改造に、字面だけでも“クローニング”――
 ヴェイスグループはいわば、非人道兵器の総合商社でありますか
 他のデータも想像を絶するものであるという“想像”は、容易ですな――。」

【指輪を翳しデータをベンヌに「記憶」させつつ、二人は淡々と会話を進める】
【しかし。快活なはずの史音の声にはどこか焦ったような感じがチラついていて】
【ベンヌのバリトンからも、先のささやかな明るさが抜け落ち】
【端末から手を離すと、忙しなく鉄槌を弄び始めた】


  【――この漠然とした胸の痛みとは、いったい何なのだ】
  【どこか。この世界に訪れて一度味わった畏れと、それは似】



      【 ―――――≪ W a r n i n g !! ≫――――― 】



「…予想通りですぞ 脱出を、マスター。
 この広さでは、10分かからず毒が満ちましょう!」


  【ていた――だけども、それを回想するどころの話では無い】

【ベンヌが正に予測していた「自壊システム」が、起動したのだ】
【カモフラージュが用をなさないことが、幼い彼女にさえ理解し得るほど】
【すでに。この案件は深みに迫り始めている――】

これってアンタが言ってた、「連動」だか「自壊」だか――
まったくサ、たまにオトクな情報教えてくれるから、捨てらんないだよねっ…!

シルヴァーグ、めんどーになる前に階段一気に登るわよ!
――置いてかれたら、アンタが悪いんだから!!

【迎撃システムが有るとすれば、無色のクローン軍団であろうか】
【それらが作動する前に、彼女はこの部屋を脱出するつもりのようで】
【乱暴に声掛けすると――口を、真一文字に結び】
【「魔装鉄槌・ベンヌ」を寝かせた状態で構え、プラント出口まで馳せんとする】
【それでも遮る者が無ければ、階段に足をかけ始めるだろう】
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 00:49:22.32 ID:CuQnJpNSO
>>324 >>327
やっぱりツンデレか……初めて見た

【首を傾げている隻眼に、「どうかしたのか」と問い掛けて】
【然し、返答に期待している訳では無い。ただ気になって、口をついて出ただけ】

【二人に着いていく形で、お水がおいしい店に着いて。壊れたように笑う彼と、良くない反応を見せた隻眼を見て。何か、何か嫌な予感がして……】

うわ……高っ

【二人に続くようにメニューを見て。半ば絶句しながら、ストレートにそう呟き、水をごくごくと飲み干して】
【隻眼の優しい言葉にも、少しの間だけ、反応出来ずにいたが】

…えっ、あ、えぇと……これ、が良い!

【彼女が指差したのは、所謂“お子様セット”……というヤツ】
【様々なおかずが楽しめるそれは、然し量が少ないからか、意外にも、値段は“控えめ”である】
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 00:50:41.53 ID:RDRl1yZJo
>>314

…さ、さーね!個人的には火傷しないうちにやめておいたほうがいいと思う!
ほら、なんか面白そうな事が分かりそうじゃないか、まずはそっちから見ときなよ
パソコンとかは使える?

【タタン、タン、と情報端末の座席の背もたれを指でリズミカルに弾きながら彼はそう進めてくる】
【照れているのだろう、ということはわかる…なんとも分かりやすい一方で】

(…いい匂いがする、イカン目眩が)

【体調の変化、目の前がどことなくくらくらする症状は身体の不調だろうか、と考え始めている】

>>319

…プロトメサイヤ…制空権掌握と空対地攻撃…飛行艇みたいな兵器か?

【まず飛び込んできた文章を見てプロトメサイヤは飛行するタイプの兵器だと理解】
【続いて彼の視界に詳しく飛び込んできた物を見て息を飲む】
【彼も機械に関して詳しいタイプの人間、だからこそこのプロトメサイヤの特殊性に関してド肝を抜かれた】

【その奇妙なフォルムや、内部に仕込まれた浮翌力発生装置や強度、そして…その兵器の威力】

…こんな球体のフォルムで空を飛んで地上を制圧なんて…本気で考えてやがるのか…?
前後左右自由自在に動けるものすごく小回りのきいて相手の攻撃を避けやすい事この上ないだろうが…おいおい、これっぽっちの浮翌力発生装置だけで動かすのか?
ありえねえだろ…逆にどうやってこれを空に浮かばせるってんだよ…!普通に考えりゃ2時間も浮くはずがない…それがスペック上18時間…バカな…材質はなんだ?

…何よりも恐ろしいのは明らかに少なすぎる浮翌力発生装置のない溝をほとんど兵器の可動部分に費やしている…!
イカレてやがる…こんな威力の兵器なんで持ち出す必要がある…?国でも獲りに行く気かよ…!?何に使うんだ…?

【苦しそうな表情を浮かべていた】
【ヴェイスグループの悪意の片鱗、彼はそれに触れた実感を得ていた…吐き気のするような『制作者』の悪意を】
【だがしばらくして彼は異変を感じた、それは…サイレンの音から始まる】

>>328

…二酸化炭素!?しまったッ!見つかっちまったみてーだ!
おい椿兄さん!いいのか一人で…?オレも援護しに…

【そこまで告げると、不思議に言葉が止まる】

【不思議と、彼なら大丈夫、そんな気がしてきたからだ…彼はまず背中の鉈を引き抜く】
【いつでも振るいに行けるように…座席から立ち上がった状態で】

(すぐ見ていく…後でアンタにも教えてやるからな…)

【次は『1』、よくわからない不明の集団についてとりあえず検索しようとするだろう】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/16(土) 00:53:26.41 ID:vbJ6zD+p0
>>318の内容を、途中から以下に差し替えます

>>329

シルヴァーグ、めんどーになる前に階段一気に登るわよ!
――置いてかれたら、アンタが悪いんだから!!

…それにこんな場所と、心中なんかしたくないでしょぉ!

【迎撃システムが有るとすれば、無色のクローン軍団であろうか】
【それらが作動する前に、彼女はこの部屋を脱出するつもりのようで】
【乱暴に声掛けすると――口を、真一文字に結び】
【「魔装鉄槌・ベンヌ」を寝かせた状態で構え、プラント出口まで馳せんとする】
【それでも遮る者が無ければ、階段に足をかけ始めるだろう】

【近くに寄ったシルヴァーグに対しては、特にアクションは起こさないが】
【ああは言いながら、彼女をわざと置いていこうともしない】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 00:55:08.18 ID:Nqkx/ZfMo
>>320(端末情報)

(レイド、ライク、アストラ──なるほど、その多諸々≪Justice≫……んん?)

【現れた情報群を記憶に入れつつ。シズリは次々にその名前へ目を奔らせ──】
【──.一瞬。彼女の視線がとある人物の名で、止まる】

(──森島、京。元アンダーナンバーズ──確か≪No.105≫だったか)
(何故ここに名前があがっている……?)
(彼は死んだはず──いや、或いは……≪本当は 生きている≫──?)
(可能性としてはヴェイスグループのトップが京君の死を知らないということもありえるけれど……)

【──浮かんだ、可能性】
【それは疑念という形で鎌首を擡げ、彼女と同じエメラルド・グリーンの瞳で彼女の思考を支配する】
【「森島京」──そう呼ばれる人物が、まさか自分の傍に居るとは思いもせず】
【彼女は。以前データベースに投稿された情報に、疑問を抱いてしまった】
【曰く。「森島京は生きている可能性がある」──と】

(構成員の名は覚えた──)
(機関との協力関係も、京君の名を利用すれば恐らくは可能)
(選択肢の一つとして捉えておくべき、かなーぁ)

【だが。それだけで思考を止めてはいけないと彼女は判断し】
【続く構成員の名前も頭の中に叩きこみながら、「たんっ」】
【指で端末に触れ。他の情報を見ようとした其の時だった】

>>321(サイレン)
>>328(森島)
>>333(ジンジャー)

────ちっ、見つかったのか

【──紡いだ声は。どこか憎憎しげなもの】
【甘い甘い彼女のものとはかけ離れた其れは。或いは彼女の二面性を示すものだろうか】
【先ほどのジンジャーの声には応える様子は無かったのは】
【それはきっと、情報の記憶と整理に専念していた故であり──】

【みちみちみちみち──!】
【退路での敵の妨害を予測しての事だろう】
【彼女の足元のみならず。彼女の周囲の天井や壁にもまた、「根」の侵食が始まる】
【白く、白く、白く。みちりみちりと生えゆく其れは】
【甘い蜜の囁きを漏らす彼女の異能とはとても思えないものであったが──】
【恐らくは彼女の能力による作用なのだろう】
【「根」に這われた機器類は、少なくとも「根」の影響のみでは機能を停止したりなどはしない】
【更には御丁寧に。「端末」の部分だけは「根」を侵食させていなかった】
【それは、少しでも端末に触れる時間を延ばそうとする彼女の気遣いなのだろうか】

【諦めは悪いのか。或いは森島の言葉を聞いてか──少しだけ。もう少しだけ、情報を見ようと】
【たんっ!】
【コンソールを、叩く。選び出した数字は3──隠された都市の情報だった】

(急げ、急げ急げ──!)
(せっかく「椿」が時間を稼いでいる。少しでも多くの情報を──!)

【戦闘は他者に任せろ。己の手を直接汚すのは最後の手段】
【利用できるものは徹底的に利用しろ。だが必要とあらば、死なぬ程度に己すら駒にいれろ】
【──それは。機関員として。或いはこの世界の人間として生きてきた彼女の、思考】
【た、た、た、たと。焦るかのように床を踏み】
【エメラルド色の瞳は落ち着かないかのようにくるくると周囲にも視線をめぐらせる】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/16(土) 00:55:15.78 ID:vbJ6zD+p0
//ああミス連発!
//>>334文章内の>>318を、>>331に差し替えます
//スレ汚し、ゴメンナサイ
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 00:55:32.50 ID:kQQPn+Yjo
>>327

【そんなジャンル要りません^q^】

────。別に良いっての、金入ったばかりなんだからよ。

【叩かれた瞬間に、真顔に戻る。】
【目覚まし時計のように静かになった。】

【財布とは別に、封筒を取り出してテーブルに置く。一般的なお給料、とは雰囲気が違うような気がする。】

>>332

…。……。
【何か言いたげな様子だったが、やがてツァーリの方をくるり。相手すんのはそっちだとでも言いたげ。】

コーヒーでも、飲むか───。
【水おいしいし!】
…うっさい黙れ

【何処かへと向けて一言。誰に向かって言っているのだろう。】

そういやツァーリ、話したい事は?

【一応、用件について触れておく。】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 00:56:26.48 ID:NsZIdn6Mo
>>330

アチッ!
ん――――なんだ……

【その青年は、濃紺のバサッとしたザンギリ頭で、白銀の瞳と端正な顔持ちで】
【赤地に金のラインが入った忍服の上から黒地に金の豪華な羽織を羽織って金の下駄を履いている。】
【背中に2つの大きめの金色と銀色の煙管(キセル)を担いでいる】

【青年は木の上から飛び降り】
【少女の方へ近づいていく】

目が覚めちまったぜ…

【おそらく青年は木の上で寝ていたのであろう】
【そしてたまたま彼女の攻撃の火粉が飛んでが彼に―――】

ふぁあ…

何だ腹減ってんのか……

【そういうと眠たそうな表情で、青年は羽織の懐から桜餅を取り出し、少女に渡そうとする】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/16(土) 00:59:37.75 ID:rSYbzdbFo
>>330

……誰か居るの?「誰か居るの?」『誰か居るの?』《誰か居るの?》

【少女の耳に届くだろう、細く小さな、幾つもの声】
【同じ言葉を発している、似た様な声をしている。ともすれば、一人の声と思われるかも知れず】
【然しそれらは、やはり何処か、違いが一つ一つ見受けられる】

【木々をがさがさと何かが揺らす】
【草木が掻き分けられて、何かが近づいて来る】
【足音は複数、気配も複数。だが、人の気配はと問われると、一】


お腹空いたの?「かわいそう」『かわいそう』《かわいそう》
でも「ここじゃ」『たべもの』《無いかも》[どうしよう]〈こまったね〉

【また、声の数が増える】
【声の主(或いは主達)は、まだ姿を見せない】
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 01:00:13.67 ID:AYKS1wsNo
>>338
……うぅ、はぐっ!

【びょこっ、と上半身だけ跳ね起きて、直で桜餅を口の中に飲み込んだ】
【しゃもしゃもしゃもしゃも、ごくっ】
【むくり】
【………………】

ふむ、礼を言おうか、有難う。

【きりっ】

【…………なんかイロイロと台無しだ、ひどい】
【地面に胡座をかき、近くに置いてある鞘に二振りの小太刀を収める】
【木の下においたジャケットまでずりずり這って行き、着るほどの体力は無いのかサラシの上にジャケットを羽織った】

…………ところで、もしかして今の技、見たのか?

【上目遣いで男のほうを、不安げな表情で見る】
【剣士としては、あまり技や手の内を見せたくなかったのである】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 01:00:45.86 ID:AYKS1wsNo
>>339>>338
//よーし、パパ、複数絡みしたいぞー!
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 01:00:48.91 ID:BV35tzRlo
>>323

【二つの黒球には継続時間があるのだろうか、溶けるように両方とも消え去った】
【そして】

―――そう、威力吸収、魔翌力吸収、体力吸収

それが、わたしの…………“能力”

【相手の問いかけか、独りごとか――に答えると】


――― アーテル・スフィア

【再び呟き、今度は左手だけに、黒球が生成された】
【それを再度、鎖の軌道に合わせる。狙いは先程と同じだろう、鎖の威力を低下させるつもりだ】

【だが、それを回避するように方向を変えた鏃には対応できず――】

………―――いたいっ……

【前に突き出した右手の甲を掠めた。直撃という訳ではないが、それに近い。手の甲から鮮血が舞った】
【分裂した鎖、それにはあまり気にかけていないようだ】

【すぐさま銃を模した左手を相手へと向ける】
【接近する少女を危険だと思ったのか、無音の発砲を3回、狙いは右肩に2発と左肩に1発である】

【なお、右手には未だ黒球が残されている】
【不用意に近づけば、何が起こるかはわからない】


/ただいま戻りました!
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/16(土) 01:00:55.81 ID:rSYbzdbFo
/おう、被った。複数キツそうなら退きます
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/16(土) 01:01:30.29 ID:rSYbzdbFo
>>341
/こっちは問題無いぞー、とは言うものの
/時間等々で大丈夫ですか?
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 01:02:56.05 ID:AYKS1wsNo
>>344
//自分は明日休みなのです、平気なのです
//でも、キセルの人がダメでしたら、すいませんが今回は引いて下さりますか?
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/16(土) 01:03:09.08 ID:M9qD4NAr0
>>333

『――――『Justice』『機関』などの武装集団への対応

ヴェイスグループの今後の行動に際し、他の戦闘集団との何らかの関わり合いは、もはや避けられぬ事態となっている
既に大きな動きを見せている集団もあり、今後の方策を検討するために、今一度現状を整理しておく

『Justice』
既に宣戦布告が成されており、所属能力者全員が『第二級優先攻撃目標』に数えられている
また、第一級優先攻撃目標のレイド=E=ヴェイス、第二級優先攻撃目標のアストラ=O=ヴェイス及び東 銀鶏が、本拠地である『風霊統主の城』に籠城している
今後、何らかの戦端が開かれる事は、もはや避けられない

『対機関連合』
以前、ガルンロード=イクシールと接触した対機関連合員があり、敵対的な言動を受けたと言うものの、現状詳しい事は分かっていない
組織としての実態も、未だ把握しきれていないが、未確認情報に『Justice』との連携を密にするための連絡手段の様なものがあると言う
やはり警戒が必要であり、場合によっては敵対者となる可能性もある

≪R.I.P.≫
現総帥であるカーネル=アドルフ・レルゼクムによって、ヴェイス邸が過去に襲撃を受けており、同人物は第三級優先攻撃目標に数えられている
また、ヴェイスグループと利害対立の関係にある事は疑いようもなく、当面の目標とされている
『Justice』との二項対立の中間に割りこんでいく形になるため、パワーバランスには細心の注意を払わなくてはならないだろう

『カノッサ機関』
現在、『暴蜂』及びヴェイスグループとは一切の関連が存在しない組織であり、社会的には悪の枢軸として捉えられているが、今後の方針は完全なる未知数
水の国国内におけるルビーシャ一連の行動に不安が残るものの、特段利害対立も発生していない
また、レイド=E=ヴェイスは機関との敵対行動を繰り返している形跡があり、レイド=E=ヴェイスの抹殺と言う点でのみ、利害一致の関係にあるとも言える

『blue justice』
新興の武装集団…………と形容して良いのかも分からない、不可思議な集団である
悪人更生を主としたその方針は、武装集団と言うより思想集団と言う物が近いのかもしれない
具体的戦闘力などが不明であり、『暴蜂』のリーナ=ヴェイセシスの報告によると、『Justice』及び『対機関連合』に近い立ち位置であると言う
もし先の報告が事実なら、これも今後敵対の可能性が非常に高い。しかし、当面は同集団に対しては沈黙を守るのが吉と思われる

一部に過ぎないものの、これだけの戦闘集団との因縁が形成されている可能性があり、予断を許さない状況となっている
可能であれば、唯一敵対関係にない『カノッサ機関』との共闘を視野に入れる必要があると思われる――――――――』

【――――残念ながら、彼の望んでいる『各集団についての詳細』は、あまり分かるようなものでもない】
【しかし、彼らが世間の他の集団をどう見ているか。その点については、実に詳細にそのデータは物語っていた】
【もし、帰還する事が出来れば、各々の組織について自前で調べ、それと合わせれば――――『暴蜂』の目指す立ち位置が、手に取る様に分かるだろう】

/続きます
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/16(土) 01:03:57.56 ID:MHRBy7FAO
>>332

ならよく見ておくといい、需要のある男のツンデレはかなり希少だからな

【とかなんとか、馬鹿にしてるんだか嘲笑ってるんだか分からない言葉を掛けて】
【問い掛けてきた言葉には聞こえないというふうにスルーを決め込んでから】
【お子様セットを指差した彼女に、小さく眉を寄せてみせると】

こういうのじゃなくていいのか?

【と、ハンバーグのプレートなどを指差してみるだろう】
【遠慮しているのか、それとも本心なのか、見極めかねているようだった】

>>337

【だが需要は此処にある(キリッ】

【静かになった彼に対して、何か言う事もなくメニューに視線を流していて】
【なんの漫才だといいたげな視線を店員さん達の方から感じるが、無視】

へぇ、仕事してるのか

【と、とりあえずはそんな質問をしてから、自分もコーヒーを頼むことにしたらしく】
【おいしいお水を飲みながら、次の問い掛けには嫌なことを思い出したというような表情を浮かべて】

……百年くらい使ってた得物を取られた

【なんて、告白した】
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/16(土) 01:04:09.90 ID:M9qD4NAr0
>>335

『――――水の国秘密都市『V.I.C.特別区』入域制限緩和についての通達

ヴェイスグループ傘下の企業の、重要拠点を集約した秘密都市Vace Industrial Complex……通称『V.I.C.特別区』への入域制限が、この度緩和される事となった

従来は、ヴェイスグループ傘下の企業に属する者であっても、事前の申請と時間を掛けた審査が必要であったが、今後それが廃止される
理由としては、水の国政府に対する『秘密都市』としての圧力が限界に来たため、公開せざるを得ない事態となったためである
しかし、『V.I.C.特別区』は交通の便が悪く、空路はヴェイスグループ傘下の航空機のみの離着陸が認められ、陸路は幹線道路が一本引きこまれているだけである
また、偽装要塞としての機能も有し、内部に警戒武装兵『V.I.C.ガード』が配置されているため、今後公開となっても、さしたる問題はないものと思われる

今後、関係者か否かに関係なくフリーパスとなるが、ヴェイスグループ関係者は、IDを提示すれば、入域に際して優先処置が取られる事になる
観光客などの訪れる事もないであろう都市機能の為、今後も大幅な人口の社会移動は起きないだろう――――――――』

【このデータは、実に短い情報量でしかない。ならば、外れを引いたのだろうか――――否、実に重要な、ある一つの事実を提示している】
【『山椒は小粒でも、ピリリと辛い』――――この例えを使うなら、今しかないだろう】
【それは、今回の調査対象『暴蜂』の全体の本拠地の、端的ながらもその存在を証明する情報だったからだ】
【詳しい地図などは付記されていないが、交通の便が悪い、水の国のどこかに、その要塞秘密都市は確かに存在するらしい】
【――――ある一面では、今回最大の収穫と取る事も出来るだろう】

/続きます
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/16(土) 01:04:53.66 ID:M9qD4NAr0
>>328>>329>>331

【再び、最初の地下ホールまで、到達した一同】
【当然、ここから更に地上への道を往き、脱出しなければならないのだが】

――――――――そこまでだ
<<…………>>

【脱出を目指す一同の前に、立ちふさがる存在があった】
【軍服の様な黒く豪奢な服を着込み、金の長髪をオールバックにした大柄な男】
【更にその後方には、黒のボディースーツを着込み、目元をバイザーで覆っている、小学生ほどの2人の少女】
【少女達の額には、それぞれα、μという文字が刻まれており】
【αの少女は金色の、μの少女は赤色のショートカットをしている】
【なにより、髪の色と額の文字を除けば、彼女らの容姿は瓜二つである】
【そして、第一プラントに向かった>>329>>331は、その容姿が、地下のカプセルにあったものと同じであった事にすぐに気がつくだろう】

何者かは知らぬが…………『私の』研究施設を嗅ぎまわるネズミがいるとの事で来てみたが…………どうやら、どこかの組織の回し者の様だな

【――――堂々とした立ち振る舞い、豪奢な服装、仮面の如き無表情から放たれる、圧倒的プレッシャー】
【確証こそないが――――――――この男こそ、ヴェイスグループ総帥、シュバルツ=L=ヴェイスなのだろう】

「――――『暴蜂』が足止めを行う! 研究員は即刻非常通用口から脱出しろ!!」
「遅れるな!! 二酸化炭素で窒息するぞ!!」

【来る時には封鎖されていたドアから、何人もの研究員が飛び出してくる】
【彼等は慌ただしく、封鎖されていたドアの一つへと殺到し、姿を消して行く。どうやら、そこが内部の人間にとっての『非常通用口』なのだろう】

……ここでお前たちを私自らが倒すのもやぶさかではないが…………私としても、その様な軽率な行動をする気はない
その代わり…………お前たちの息の根が止まるまで、これがお前たちの相手をしよう…………

【言いながら、シュバルツは合図をする様にその手を振り上げる】
【瞬間――――――――プスー、と、エアーの抜けるような独特の音と共に、先ほども開く事の無かったドアが一つ開く】

〈――――――――ゴメンナサイ、ゴメンナサイ…………死ンデ下サイ…………〉

【聞こえてくるのは、ひたひたと言う動物の足音と、わずかにノイズの混じったような、絶望に彩られた声】
【十分な光量が確保されている空間だけに、その姿はすぐに全員の目に焼きつく事になるだろう】

【――――頭部を金属的な装甲で覆われた、ネコ科の大型動物の様な獣】
【機械的な一対の角が、頭部の側面から前方に飛び出しており、更に、前を向いた頭とは別に、上を向いた機械の塊の様な『頭』が存在し】
【まるで鎧を着込んだ様に、肩や腹の周りに金属的なパーツが備え付けられ、8m前後の、先端に、縁が刃になっている金属の環の様なものがついた尾を帯び】
【そして、その背中には――――――――】
【オレンジ色のショートカットで、鼻に酸素吸引用と思しきチューブを差し込まれ、背筋を伸ばしたまま眠った様に目を閉じ、額にωの文字を刻みこまれている、小学生ほどの少女が】
【赤黒い肉塊によって無理やりにつなぎ合わせた様に、獣の背中にその上半身だけを残していた】

>>328>>329には、その姿に覚えがあるだろう――――次期ヴェイス家当主第三候補、リイロ=M=ヴェイス】
【植物状態となり、いずこかに姿を消していた少女が、あまりにも変わり果てた姿で、確かにそこに存在していた】

――――キラークイーン、メルティングブレイダー、そしてファルガ…………『可能な限り時間を稼げ』
特にファルガ…………分かっているとは思うが
〈――――分カッテル!! リイロチャンヲ死ナセタクナカッタラ、負ケルノモ、誤魔化スノモ、逃ゲ出スノモダメダッテ言ウンダロ!?〉
その通りだ…………負けた時や、私の命令に逆らった時には……背に乗せている貴様の主の命は、貴様もろとも潰えるものと思え…………
往け、ファルガ……いや…………オリジナルシン…………。巡り巡った絞りかすは、最後に消える事になる…………それがω(オメガ)…………終わりの意味だ

【場に居る3体のリイロクローン、そしてそのオリジナルであるリイロと一体化した使い魔であるファルガに、シュバルツは命令を飛ばす】
【オリジナルでさえ、他のリイロクローンと一緒くたに扱い、あまつさえ、使い捨てであるとの態度を、露骨に表しながら――――】

/二酸化炭素充満まで、あと6レス
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 01:05:54.30 ID:NsZIdn6Mo
>>340

いいや…オイラ寝てたからな……
まぁ誰かさんのおかげで起こされたんだけどよ

【よく見ると青年の頬に小さな火傷のようなものが一つ】

まぁ、いいんだけどよ
何やってたのか知らねぇが、ちゃんと腹ごしらえしてやるんだぜ

【青年は二対の刀を見て、勘付いたようだがあまり気にせず】

ほら、桜餅はもうねぇがおはぎならまだあるからやるよ
それと、技は見てねぇから安心しな

【そういうと、桜餅の代わりに葉にくるまれたおはぎを渡そうとするだろう】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 01:06:47.65 ID:NsZIdn6Mo
>>344.>>345
//複数おkですよー!
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/04/16(土) 01:07:03.80 ID:OwaJpfBAO
>>330
/文を書きリロードした瞬間に見えたのは複数の兆し…!
/しかしこれは色々とキツそうです…な
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/16(土) 01:09:44.51 ID:rSYbzdbFo
>>345>>351
/それではお願いします
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 01:10:07.08 ID:AYKS1wsNo
>>339
お腹が減ったのだ!桜餅一つじゃ、足りないのだ……。

【声のする方を向いて、不安に思うこともなく、そう答えた】
【動物的本能が、悪意を感じ取らなかった様だ】

……まあ、あれだ。直ぐに死ぬわけではない。
それよりも、出来れば服を着せてもらえると嬉しいのだが。
寒くてね、疲れでまともに動けぬし、風邪を引いてしまいそうなんだ。

【ぶるる、と震えて、そう苦笑する】
【腕がだらり、と垂れており。疲れで動くのも難しいようだ】

>>350
む、スマヌ……。

【目を伏せて、そう呟いて。】

此方に頭を貸せ、火傷程度なら、治す力は残っている。

【そう言うと、指をちょいちょい、とやって近づくように促すだろう】

……腹がへるんだ、尋常じゃなく。
一日五食食べても足りないんだ、修行をすれば栄養失調になるし。

【淡々と語るが、心の辛さがにじみ出ていて】

……おはぎッ!!
食べるぞたべるたべるーっ!!
甘いものは大好きなんだ!感謝するぞー!えーと、君の名前は何だ!?
私は花城 火憐[ハナシロ カレン]という!

――――おはぎおいしー!

【幼児退行しおった、おはぎをしゃもしゃもごっくんしている】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 01:11:14.38 ID:AYKS1wsNo
>>352
//な、ぬ……
//すんますん、ちょっとさすがに辛いのです……
//夕方からなら大歓迎でしたのですが、もうしわけありませんが、引いていただけると……
//どうしてもというならば頑張りますっ!
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 01:13:40.93 ID:pgIILN0DO
【公園──】

 ……ふむ。
 
【ゴォンゴォンと辺りに断続的に響く重低音の発生源は、根本を地面に埋めた太い鉄骨から】
【その傍らには赤毛混じりの黒髪をした青年が立ち、左手に新聞を持ってそれを読んでいた】
【もう片方の手──即ち右手は拳を造り、何度も何度も鉄骨に叩きつけられる】
【要するにこれが、音の発生源】

 ……色々動いてやがんなあ……

【鉄骨を叩く重低音の合間に青年はぽつりと呟いた】
【その間にも右拳は何度も鉄骨に叩きつけられ、鉄骨は徐々に徐々に、歪んで行く】
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/04/16(土) 01:13:43.09 ID:OwaJpfBAO
>>355
/流石に此方のレスが遅かったですから引きますです
/またの機会に絡めることを楽しみにしております!
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 01:14:03.81 ID:zDKlfmkco
>>342
素直にありがとう、ガキ。

【礼を述べながら突っ込む男女は、振り上げている左腕は身体を屈めて回避するが、右肩への二発を貰う】
【苦痛の表情を浮かべながら、男女は接近をやめない】

じゃあ、俺の魔術も見せてやるよ。

【鏃の形が変わった】
【貫通した肉の内部につっかえる『返し』が生まれ、引き抜く事が困難な形状と化す】
【食い込み、苦痛を与えるであろうその鏃だったが、鏃の一転に瞬間的な魔翌力が集い―――――】

【少女の体に、著しい重力負荷をかけるだろう】

竜を[ピーーー]のに必要らしいからな、この手の能力は。
空の王と呼ばれるワイバーンという竜種を、同じ土俵に引き摺り下ろすためのアンカー。

【少女の横をスルーして振り返り、左手で右腕を握り、引き寄せる】
【刺さった鎖以外はもはや消え、二者間をつなぐ一本の鎖が、なぞの怪力によって引き寄せられる】

【おそらく、通常の感覚で六倍から八倍の重力がかかり、大きな負荷を与えているはずだ】
【だが、重力変化そのものは魔術ではない。原因が魔術であっても、変化そのものは現象だからだ】
【魔翌力吸収能力では減衰しきれないはず】

そして竜種は、多くが対魔翌力性能を備えている。
抵抗を減らすため、原因と結果を切り離した魔術は特に有効―――――!!

【男女は、対竜に特化した性能を持っていた】
【それは、図らずして魔翌力接触による吸収能力を持つ少女にはおそらく有効】
【無抵抗で引き寄せられれば、振り上げられた拳が無慈悲にその脳天に刺さるだろう】

【おそらく、痛い】

//おかえりなさいませー
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 01:14:43.73 ID:AYKS1wsNo
>>357
//はいっ、すいません!今度の絡みを楽しみとしておきますね!!
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 01:18:40.79 ID:NsZIdn6Mo
>>339

ん?気配が…

【青年は声のするほうへ視線を向けるだろう】

幽霊じゃ…ねぇよな……
おーい、いるんなら出て来やがれ!

【多少ビビっているのか―――】
【姿を確認したいようで】

>>354

お、オイラか?
オイラは獅子堂 輝天てぇんだ
花城 火憐てぇんだな、覚えとくぜ

【名乗った後】

五食……すげぇ…な

【彼女に食に対する心に驚き】

あ、すまねぇな
【そういうと青年は彼女に頭を貸そうとするだろう】


//複数よろしくです!
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 01:20:44.34 ID:CuQnJpNSO
>>337 >>347
【彼の態度に、少々ムッとしながらも】
【然し、彼が「ツンデレ」だと確信している蒼然は、すぐに表情を戻して】

ん…………んん……

【隻眼の言葉に、少々心が揺らいで】
【白魚のような指先が、お子様セットから少しだけ、離れて−】

いや、これが良いんだ私は!

【然し、それを気取られないように。すぐに、“お子様セット”に指先で、とん、と触れて】
【……あくまでも取り繕っただけ。心の揺らぎを見抜くのは、容易だろう】

【二人の話は、何の事だか全くわからないようで】
【然しどうやら重要な話らしい……とりあえず口は、挟まない事にした】
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/16(土) 01:23:21.25 ID:rSYbzdbFo
>>354>>360

寒いんだ「お腹空いたの?」『動けないんだ』《かわいそう》
〈でも運がいいよ〉[運がいいね]〔そうだね〕<そうみたいだね>

「まともに動けないんだね」『風が冷たいけど』《でも風邪はひかない》
〈こんなに熱いし〉[何か燃えてるの?]〔火は嫌いだよ〕<熱いから>

           運がいいね

【似た様な、だが複数の声。少女の言葉に、憐憫の意を示すが】
【だがその言葉の後半で、運がいいと。誰から見てかは分からないが、そう言った】

「出て行くよ」『出ていいの?』《もう出ていいよ》もーいーよー
〈鬼さんこちら〉[手のなるほうへ]〔鬼が怖くて〕<月見は出来ぬ>

【青年の要求に応える声は、童遊びの唄、文句】
【やがて彼女達≠ヘ、その姿を現した】

【成程、見えにくい訳だ。彼女達≠フ身長は、140cm程度】
【見事に黒く長い髪と、これまた黒い着物。夜の森では景色に紛れてしまう】
【小さな手足、足には草履。ざりざりと音を立て、するりと現れたが】

【これはまあ、何処から湧いてでたものか】
【最初の一人の後ろにまた一人、また一人。電車ごっこの様にずらりと並ぶ】
【合わせて八人ほどになるだろうか。それらが皆、黒髪に黒い着物。まるで通夜だ】

【顔は、少しずつ違う。目つき、口元、眉の具合、等々、等】
【先頭の一人だけは、櫻特有の肌の色。後ろの七人は、白粉でも塗ったかの様に真っ白】
【ガラス玉の様な16の眼球が、8ずつ、二人に向けられた】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [saga]:2011/04/16(土) 01:23:25.87 ID:3H7bGTgyo
>>333>>335

【――ジンジャーに手を挙げて応え、部屋を後にする彼】
【其の顔には、『笑み』が浮かべられていた……少し、可笑しかったのだ】
【細部までは聞き取れなかったが、シズリの『発声方法』の豹変――其れから、無言での情報収集】
【先程までの彼女なら椿≠ノ愛想の良い一言でも掛けていただろうか、と思って――】



                    【 ――――― 】




        …………シュバルツ=L=ヴェイス



【―― 一連の光景を見終えた彼が『敵』へと発したのは、それだけ】
【だが……、 …表情≠ェ、彼の感情を何よりも雄弁に物語っていた】


【 ―― 哂っていた≠フだ。 酷く、『狂った殺気』の浮かんだ其れで。 】



……お二方、難しいかも知れませんが――お願いします、『殺さないで』下さい。
まだ、助かるかも知れない。 ……こんな世界なんです、きっと何とか成ります。
大体、「事情」は判るでしょう? 其の子は、殺しちゃいけない。




           ≪  殺 す な ら 、 奴 だ  ≫




【――『哂った』まま、彼はそんな言葉を吐いて】


【向かうは諸悪の根源≠フ元――……右手に『紅黒く』光る≪ナイフ≫を生成して】
【『哂い』続けながら、緩慢な動作で歩み寄り――】



なぁ――、 ――何でお前、生きてるんだよ。 死ねよ。



【――……其の身からは、視認出来るほどの黒い魔力≠ェ噴き出していた】
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/04/16(土) 01:24:46.21 ID:V7m+9nHAO
>>331

……あぁ、分かってる……

【何か考え事でもしていたのか、少し間が開いた後、答えを返した】
【先ほど見たデータ、それがどうにも影響している様で】
【表情は暗いまま、彼女の後を追うように走り出す】


>>349

【地下ホール、ある種のお約束とも言える】
【そう簡単に逃がしてくれる訳もなく、彼女はまた溜め息をつきそうになる】

私の……?……そうか、お前か、お前なんだな
お前が、原因か、そうか、ふ、はははっ
お前を[ピーーー]事が出来たら、終わるんだな、そうだな、そうに違いない

【彼女は、非常に、機嫌が悪かった】
【剣を抜き、彼女は、真っ直ぐに、敵を見る】
【人型が三つに、よくわからないのが一つ】

リイロ、すまない

【そう呟くと、彼女は真っ直ぐに男の方へ走り出すだろう】
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 01:27:15.38 ID:kQQPn+Yjo
>>347

…一般的な病院とかに行けない奴を、何人か診てる。
相手が相手だから、手に入る金もそれなりって感じだ。

【────以前の戦いで利用した、“眠り”の能力による治癒能力。其れを使っているのだろう。】

…聞こえてないと思うなよ。マジで殺されたいのかてめえら。
【ツンデレ談義を終わらせたいらしい。】

…。愛…むす…め……?

【──ぽかん。】
【言いたい事は理解出来たのだが、言葉を租借するまでに時間が掛かる。】

【電子レンジの中で、脳が回っているイメージ図が彼の頭の上に登場。】

【やがて、タイマーが0となりターンテーブルが止まり、蕩けた脳が出て来た。】
【イメージ図終了。ばちょーんと消えた。】


…“ざまあ”。
【ぷぎゃー。】
【────結局、これに落ち着く。】

>>361


…ツァーリ、金は良いから適当に頼んで来い。俺はコーヒーで良い。

【──気付いていたのか、気付いていないのか。】

【注文の如何に関わらず、注文してから物が来るまでの間は“どうでもいい会話”で潰されるのだろう。多分。】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 01:27:20.32 ID:AYKS1wsNo
>>360
輝天か、よろしく。

【しゃもしゃもとおはぎを頬張りながら、そう答えて】

他の人より、体が強かったり、特異体質があったりするんだがな。
その代償の様だよ、一日五食、それも他の人より食べなければ栄養失調だ。
まあ、その分……だいえっと、は要らないんだが。
食べるのは嫌いではないから、まあいいのだがな。

【むしろ食べなければ死んでしまう、いくら食べても太らないのではなく、いくら食べても痩せていくのだ】
【花城家のエンゲル係数は果てしなく高いことだろう。そして、横文字にたまに弱いのは仕様である】

気炎、喚起。

【僅かな気を引き金に輝天の自然治癒を強化した】
【しばらくすれば火傷は無くなるだろう】

>>362
…………、ああ、私が燃やしたのさ。
ちょっとばかし、暴れたい日でね。
でも、……そうだな。火に近づけば寒くはないか。

【燃える木の方へゆっくりと張っていく】

……ん、これはまた。
桜の国の勢揃い、か。どうも同郷の様な者が多い日だな今日は。

【現れた少女たちを見て、ずれた評価を下す】

や、元気か君たち。

【にかっ、と鮮やかな笑みを少女たちに火憐は見せた】
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 01:30:36.11 ID:RDRl1yZJo
>>335>>346
【懐からメモを取り出すと、彼は走り書きで大まかな情報をメモに取り始める】
【走り書きとは言うが、結構詳しい情報をかく…本人にしか読めそうにないほど汚くなっているが】

justiceは全員攻撃目標で…対機関ってのが検討中
≪R.I.P.≫ってのはカーネルサンダースとやらがヴェイスを攻撃して攻撃目標…
で…カノッサ…カノッサ…?


――――カノッサァ!?オイちょっと待て!なんでカノッサって名前がここで出てくるんだよ!?
まるで、そう…まるで…カノッサが…

【何の事を言っているのか…?】
【カノッサの事は大体覚えていたのだろうか…その割に機関と言う言葉が出てもカノッサを思い浮かべるのがずいぶん時間がかかったようだが】
【彼の持っている情報、持っていない情報、そもそもの彼の考え方、それら全てが現状不明の今では言葉の意図がまるでわからない】
【最後に見たbluejusticeを見て、なんだジャスティスって二つあるのか?などと呟きながらメモを走り書いた】

【ともあれ全ての情報を閲覧し終わったジンジャーは近くの隣にいるのを見て】

…そろそろここもあぶねえか…おいシズ…

【リ、と言葉を投げようとしたところで、聞こえた憎々しげな声】
【第一印象とは違う、甘い言葉とは違う彼女の言葉】
【彼女の裏に隠されたその言葉を聞いて、彼は】

………………

【ふう、とため息をつくと、何事もなかったかのように彼はシズリに近づいて】

おいシズリ、逃げるぞ…背負ってやろうか?その足で走れるか不安だからな
それとも、その能力は『地に足が付いてない』と使えないか?だとしたらオレが手を引いて前を走る?

【その足元から伸びる『根』に向けて指を差しながら、この状況からの脱出を考える】

/続きます
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/16(土) 01:30:49.55 ID:vbJ6zD+p0
>>349

――はにゃっ、やっぱりしかもボス付きで出てきた…けど!!

「“彩色済み”――それも、パターンは別種
 生物兵器として判断した場合、スペックの違いが推測されますぞ
 恐らくは、短所を潰しあう様に動くか、我々の足止めに特化していましょう」

ならば。先に方っぽ叩き潰すだけでしょ!
外にまで出ちゃえば、アイツらだって派手にはやれないんじゃない!?

「…それしか無いと言えば、そうなのでしょうな
 しかし無策の特攻は拙いですぞ。我らの“数の利”を―――」

【非常通用口と本来の入り口をそれぞれ一瞥し】
【次に視線を集中させるのは、道を塞ぐ三体の敵】
【――少しだけ遠のきそうな足を、敢えて一歩前に進めて】
【仲間たちに通る声のため首を振りながら、ベンヌを並べた両手に握る】


 【いつでも行ける、振り回してやる】
 【アタシの夢の前に塞がるなら、例え女の子だって殴り殺してやる】
 【「花の下の約束」は、何よりも重いんだから――】


  【そう――思考したまま、身体は凍り付いた】


―――――……なに、「アレ」は…、……。 、……。。

「“リイロ”――“オリジナル”…?
 まさか、あのお嬢さんは……。」

【あやね それを、「生命」ト認シ季し他意のカしたク内ノかでないのか死ないのかわからなななくて】
【ベンヌは、余りにも冷静に状況を捉えたため、“浮いていた”】
【この2名に。行動らしいものは、まだ見えない】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 01:31:05.71 ID:RDRl1yZJo
>>349>>363

【全ての情報を手に入れた以上は今すぐにでもここから脱出しなくては窒息死する】
【ならば長居は無用、彼らは退避の用意を始めた】

【扉の外では何が起きているか現状わからない】
【これより脱出準備に入ろうとしていた彼らだったが】

おい!椿兄さん!何が起きたんだッ!
まさか…敵がもうすでに近くまで…!?

【心配から言葉を投げかけようとしたが…彼は断片的な情報を耳にした】
【シュバルツ=L=ヴェイス、この子は殺しちゃいけない、殺すなら奴だ】

…なにが…おいつば…き…

【…にい、と言葉を切れ切れにしながらその様子を視認しようとして】
【彼は、やがてこの状況を目の当たりにするかもしれない】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 01:31:21.17 ID:BV35tzRlo
>>358

――――くっ……ううううぅうぅうぅぅぅ…………

【尋常ではない重力をまともに浴び、一瞬のうちに地面へと伏しそうになるも】
【右腕を引っ張られたことで、それは防がれた】
【しかしこの重力下、見た目通りの非力な少女には耐えることはままならない】
【ウルフカットの少女の狙いは的中、炎や水ならともかく自然現象はどうにもならなかったようだ】

【右手に残った黒球を相手に打ち込もうと振りかぶるも、既に遅く、重力で腕もあがらない】

【―――結果】


――――アァッ!


【振り下ろされた拳は脳天に直撃。それにより少女には抵抗する力がなくなり】
【だらりとそちらへ身体を預けるように、もたれかかるだろう】

【妨害することも可能だが、もし、それを許したならば】


――………止めてくれて…ありがとう


【と聞きとれるか怪しい、小さな声で、そう呟くだろう】

/えと…鏃は掠っただけで貫通はしていないと思うのですが…違いました?
/ちょっと捉え間違えてますか…?
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 01:32:38.83 ID:zDKlfmkco
>>370
/ぐぉおおおぉすみませんかすってました自分のミスですorz
/こ、こういうときはどうすれば…?
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 01:34:14.00 ID:NsZIdn6Mo
>>362

なんか、懐かしいような……

【青年も子供の頃遊ぶときに聞いたような唄を聞いたようで】

あ、子供…って思ったよりたくさんのお出ましだな

【数人程度だと思っていたのだろうか】
【思ったよりその人数は多くて】

どうしたんでぇ?
こんな刻にこんなとこにいたらあぶねぇぜ?

【少女達に青年は問う】


>>366

おう、よろしくでぇ

特異体質か…ところでさっき花城と言っていたが
もしかしてでけぇ道場かなんかやってねぇか?

【どうやら櫻の国出身の彼は、それらしき道場を見たことがあるようで】
【彼女も青年の格好を見れば勘付いてはいるかもしれない】

おう、なんか力がみなぎってきた気がするぜぃ!
(それと不思議だ、腹の傷も痛みがなくなってきてやがる…)

【彼女が彼にもたらしたのは火傷だけではなく、前に負った傷も回復させてくれたのだろう】
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 01:34:25.37 ID:BV35tzRlo
>>371
//では愛しのキャラのお肌を守るために掠ったと…
//支障出ますか?例えば右腕引っ張れなかったり…それならば貫通ということでお願いしますっ
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 01:35:31.36 ID:zDKlfmkco
>>373
/く、苦しいかもですがかすったら重力制御対象って事で!
/チートだと思うんで今回だけいいですすみません、よろしいでしょうか?
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 01:36:29.69 ID:Nqkx/ZfMo
>>328(端末情報)

(V.I.C.特別区──身内ですら念入りなチェックが入る都市、か……)
(要塞としても機能し、内部のセキュリティも万全……)
(交通の便が悪く、陸路は一本のみ──)
(或いはこの都市……地図を見ればある程度は存在箇所が絞れる可能性もある)
(……ヴェイスグループと機関が手を組めば)
(もしかしたらこの都市は、水の国支部に次ぐ水の国の重要拠点となる可能性もある……!)

【た、た、た、た、た】
【指を奔らせる。思考を巡らせる】
【どうすれば。何をすれば己に一番有利に事が動くか】
【どうすれば。何を紡げば己が一番害をうけずにすむか】

【────たんっ】

【選択した二つの情報。それらを全て、脳裏に叩きいれ】
【そろそろ、潮時だと感じたのだろう】
【ふっ、と短く浅く息をつくと。かつん!と足音を立てて端末から離れるために歩き出す】

>>367>>369(ジンジャー)

──「根」が生えれる場所なら、どこでもいける。
それよりもジンジャー。行こう

【かつん、かつん、かつん】
【歩けは、するのだろう。最初の時よりも急ぎ気味なのは、焦っている証拠なのだろうか】
【やがてシズリとジンジャーの二人は、最初の地下ホールへとでるはずであり──】


>>349(シュバルツ=L=ヴェイス)
>>363(森島)

(なるほど──雰囲気から察するに、彼が親玉ってところ、かなーぁ)
(それに……瓜二つの彼女たちはクローンと見るのが普通、かな)
(猫に乗ってるあの子だけはまた別の感じもするけれど──)

【──ざわ、と】
【彼女の周囲の床に。「根」がざわめく】
【床や天井と同じ白さを持ちながらも──しかし、其の「根」は】
【清潔さとはかけ離れたイメージ。細菌。カビ。菌──そのようなものを、連想させ】

(……殺す?ふふ、冗談じゃあ、ない──)
(こんなところに親玉が来るなんて────)


             (   ──── 『 愛して 』 くださいと 言っているようなもの じゃないかなーぁ  )


【敵を殺そうと。現れた敵を殺そうとかけだす者たちの中】
【彼女だけは──場違いな事を考えていた】
【殺意に。憎悪に塗れなかった。其れが皮肉にも。彼女を「普段の彼女」へと、戻させて】


             ────みぃーんな。殺し合いをしている余裕はないと思うんだよ、ねーぇ。


【────かつん】
【「だから。とっとと逃げようよ」】
【ヒールの音を、高らかに。彼女は、ただ笑った】
【端正な笑みを。仮面の其れを、表情に張りつけ。笑った】
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 01:36:37.70 ID:BV35tzRlo
>>374
//おkですー。それでよろしくお願いします!
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/16(土) 01:36:57.23 ID:MHRBy7FAO
>>365>>361

あぁ、なるほど
そういう意味だとお前の能力は便利そうだな。俺のはせいぜい、建物を潰すくらいか。仕事になりそうな応用法は

【それも、するとなれば身体中から傷が開いて血塗れになるオマケつきなのだが】
【ともかく、それ以外には使えそうにないだろう。僅かに溜息をついてから】

……はっ

【笑いやがった、コイツ】
【これは殺されても文句は言えないかもしれない】

【彼の頭上でレンジがくるくるしてる間に、彼女の反応を確かめて】
【やはり遠慮しているのだということを理解すると、小さな笑みを浮かべた】
【それから手元のボタンを押して、店員を呼び出しつつ】

割とマジで困ってるんだよ
新しいの、作ってもらうしかないか……

【溜息と共に、話題は終了するだろう。】
【本当はもっと愚痴りたかったのだが、少女がいる為に飲み込んだようだった】


【やがて、やってきた店員に】

――コーヒーふたつ、あとハンバーグプレートと、飲み物は何がいいんだ?

【そう注文してから問い掛けるだろう】
【店員は笑顔の裏に、なんだこの集団というような疑問を隠していて】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 01:39:13.80 ID:uHEx9ciSO
>>356
【かつ、こつ。暇人の深夜徘徊だろうか。重低音に紛れて、足音が一つ】

【草木も眠るこの夜更けに響く音は、否応なしに周囲を通り掛かるものの意識を引くようで】
【その硬質の音は公園の入り口付近に立ち止まる。青年が気付いてそちらを向けば】

……そりゃ、動かないわけも無いだろう。置いてかれる側の身にもなれ、って話だけれど。

【ぼんやりと車止めに腰掛けて、鉄骨を叩く彼を眺める人影が、ひとつ】
【横からそんな事を宣って、くあ、と欠伸を噛み殺した】
//まだ大丈夫でしょうか……?
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 01:41:14.33 ID:zDKlfmkco
>>370
何言ってんだ、俺は道端にごみが落ちてたから掃除しただけだ。

【状況が変わったのを見て取り、再び憎まれ口を叩く男女】
【けれど少女がもたれかかってくるのに、抵抗したりはしなかった】
【鎖を消し、右肩を抑えながら、大きな溜息をつく】

ったく、お前といいあいつといい、この世界は自分の力すら扱いきれねぇガキばかりじゃねぇか。

【この場にいない誰かを口汚くののしりながら、もたれかかる相手に合わせ自分も壁に背を預ける】

…最も、俺も闘っていくらか気は楽になったんだが。

【遠まわしに、自分にもいい結果だったと、男女は口にする。まったく素直じゃない】
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/16(土) 01:41:30.11 ID:M9qD4NAr0
>>363

――――――――何故、生きているか、か…………簡単な事だ
私には、勝者たる力が、私を勝者たらしめる力があるからだ…………それが無い為に、ヴェイス家を支えるために苦労して死んだ『父』とは、私は違う…………
私は、この世界に君臨するに足る力が、あるのだ…………

【狂気に歪んだ『哂い』を浮かべながら、うわ言のように繰り返す森島に、無表情のままに、当然の様に告げるシュバルツ】
【両手を広げ、自らの存在を誇示し、まるで大衆の前で演説でもする様に、冷徹な声で告げた】

何故、貴様がそうも私に怒りをぶつけるのか…………いや、その理由は今さら言うまでもないな…………
――――リイロには力が無かった。ヴェイス家の面汚しであるレイドと、ライク・ヴェルトゥスのために、植物状態に墜ちたリイロは、もはや個としての生命を維持できなかった
だから私が道具として使えるようにする一方で、その生命を『ヴェイス禁祭事術式伝書』の『人魔融合』で繋いだだけの事だ…………
恨むならば、レイド…………私の娘と、ライク・ヴェルトゥスを恨むのだな…………
繰り返すが、尋常な方法ではもはやリイロは限界だった。自発呼吸能も、代謝機能も限界を迎えたための処置だ
――――無論、親としての情などではない。せっかくファルガと言う戦力があるのだ。腐らせるのはもったいないと言う事だ

【森島の怒りの原因など、この状況では推測する事はたやすい。故にシュバルツは、それを最初から最後まで説明した】
【無論、そこに感情的な揺らぎなど、一切存在しない】

>>364

…………貴様にそれが、出来るのか?

【向かってくるシルヴァーグに対して、たった一言】
【どこまでも冷たい言葉が、放たれた】

>>368

…………この様な子供まで、私の道を阻むか…………
だが、それは貴様が選んだ事だ…………その身を、路傍の露と散らせる覚悟は、当然あるのだろうな?

【硬直した史音に対しても、シュバルツの冷徹な言葉は及ぶ】
【彼にもまた、自身の『道』を阻むものは、如何なるものでも排除すると言う、意志があるのだろう】

>>367>>369>>375

――――まだネズミが潜んでいたか…………流石にこの物量差は不味い、か……

【更に飛び出してきた二人を見ると、シュバルツの顔に、やや苦いものが走った】
【現状、4対5。しかも、自身は前線に身を置く気は無い】
【――――残念だが、現状は玉砕覚悟でなければ、勝利には結び付かないだろう】

/続きます
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/16(土) 01:43:32.93 ID:rSYbzdbFo
>>366
【笑みを向けられた彼女達≠ヘ、皆一斉に笑みを返す】
【外見の年齢に相応の笑みも、これだけ揃うと屋台の面にも見えて】
【浮かべた笑みが何時までも消えないのが、その感を助長した】

「元気よとっても」〔すごく元気〕『だけど元気じゃなくなりそうなの』
「だから元気が欲しい」〔沢山沢山元気が欲しい〕『でも、落ちてないから困ってた』

           「〔『みーつけた』〕」

【彼女の問いに応える、白い肌の三人】
【全く体温を感じられず、全く鼓動を感じられず、全く血の気を感じられない以外】
【特に変わった所も無い三人は、声を揃える】

>>372
《こんな時間に遊んでたら》〈悪い子だって怒られる?〉[怒られるのは嫌いだよ]
《嫌いな事は遠くにやるの》〈そうすれば全部いい事なの〉[鬼が来てるぞそら逃げろ]

           《〈[みーつけた]〉》

【彼の方に向いているのも、三人。少女に向かったそれとは別で】
【皆、お面を被ったような笑みを消さないまま。だが、深めもしないまま】
【問う青年に、近づいて行く】

【3つの足音が、ほんの少しずつ、ずれていて。ノイズが混じり、心地良いテンポにはならない】
【草を土を石を蹴る音は、如何にも雑多な、鬱陶しい蟲の様なそれ】


>>二人

……みーつけた

ねえ、食べる?いっぱい、いーっぱいあるのよ
お箸もあるしナイフもフォークもあるし、お皿はないけど骨と毛皮が有るのよ

【肌の色が普通の彼女は、青年と少女の間】
【たった一人残った、どちらにも動いていない白い肌の娘に、浮かべた笑みをそのまま向ける】
【すると笑みを向けられたその娘は、草むらからずるずるとロープを引きずり出した】

【その先に縛られていたのは、2mほどの熊の死体】
【小さな矢や短刀で剣山のように突き刺され、黒い毛皮が一度紅く染まった痕跡のある、それは】
【血が乾いて、また。だが元とは違う黒を取り戻していた】
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 01:47:44.10 ID:BV35tzRlo
>>379

――そう、……それなら……そういうことに…しておいて……

【意識が遠ざかっているのか、声が断続的だ】
【戦闘できない状態になったからか、顔からは兇猛な笑みが消え去り】
【少し苦しそうだがまだ無表情と呼べるものになっている】


――――――っ……


【自分の力すら扱いきれない】
【その言葉には、なにも言い返せなかった。自分がもっとしっかりしていれば】
【こんなことにはならずに済んだかもしれない】


――?
闘って……………気が…楽に……なるの…?

【少女にはそれが不思議でならなかったらしい】
【全く理解できないといった口調で訊き返した】
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 01:47:50.53 ID:AYKS1wsNo
>>372
なんだ、知っているのか。
ああそうだ。私が花鳥風月一派戦術%ケ場二代目頭目。
花鳥風月を捨てる者=A花城 火憐だよ。

先代――お祖父様は、《R.I.P.》との戦いで、戦死してね。
必然、お祖父様の孫である私が道場を継ぐ事となった。

【継ぐ、と言っておきながら、花鳥風月を捨てるというその矛盾】
【しゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃも】
【もし、輝天が先程までの鍛錬を見ていたのであれば、噂に聞く花鳥風月の技とは似ても似つかないと分かるだろう】
【基本を同じとした新たな流派と言って良い技の体系、それは正に花鳥風月を捨てた証明の様で】
【しゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃも】
【捨てるのには、大きな理由があるようでもあるが……?】
【しゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃも】

はは、大した事ではない。
少しばかり、輝天の持つ本来の命の力を後押ししただけさ。
楽になったのなら、元来君が持つ力が強いという事だろう。

【しゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃもしゃも】
【ごっくん】
【食べまくっている】

>>381
ふむ、何を言っているか全く分からん。
だが、病は気から、という。
とにかく笑っておくと皆元気になるぞ!はっはっはっはっは!!

【高笑いが公園に響き渡る。恐怖等感じていなかった】
【肝がすわっているのか、大物なのか、単なる馬鹿なのか、それともそれら全てなのか】
【ともかく、仲良くするつもりだ、火憐は】

お、熊か。
故郷ではよく喰ったな、懐かしい。

【引っ張られてきた熊を見て、舌なめずりをして】

丁度火も有る、捌いて焼くか?
少し動けるようになってきた、この手の作業は得意だしな。

【万能に使用できる短刀を袴の隠しから取り出しながら言う】
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/16(土) 01:49:12.49 ID:M9qD4NAr0
>>363>>364>>367>>368>>369>>375

――――無駄な事を…………『ラグ』!!

【向かってくる>>364に対して、冷ややかな、侮蔑を孕んだ視線を飛ばすと、シュバルツは叫ぶ】
【瞬間――――シュバルツの身体が、青いフィールドの様な物で包まれ、シルヴァーグの攻撃を完全に遮断してしまうだろう】

{――――…………!!}

【そして――――シュバルツのそばに、全身を赤い炎で包んだ、人間の頭部程の大きさの蜂が、瞬時にその姿を現す】
【同時に、場に発生する、暴力的なまでの量の魔力――――これが、シュバルツの使い魔にして、その力の源なのだろう】

<<――――攻撃、開始……!!>>

【状況をとらえ、リイロクローン二体も戦闘を開始する】

【αは、身体の『中』から、ナイフやチャクラムなど、大量の『投擲武器』を取り出し、両手で投げる】
【狙いは>>363>>368――――少なからずショックを受け、動きを止めているであろう面々に向けられた】
【一方のμは、背中から、赤く燃える剣を取り出すと、>>364に向けて突撃する】
【一番、主に近い人物を、妨害しようと言うのだろう】

〈………………ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ…………!!
リイロチャンノ為ニ、死ンデ下サイ!!〉

【――――主と一体化させられたファルガ……否、リイロクローンω『オリジナルシン』は、涙を流しながら、その角を振り上げる】
【そして、勢いよく振り下ろすと、角から電流が炸裂し、>>367>>375へと放たれる】
【比較的後方にいる面々を、狙ったようだ】

/二酸化炭素充満まで、あと5レス
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 01:50:36.58 ID:PjOHMALDo
【櫻の国、その何処かの森の中】
【得も言われぬ霊幻な雰囲気に満ちた緑の中で1人歩く者がいた】

ふ〜……いやはやこんなもんかなあ……。
あたしにしては頑張ったんじゃない?誰か評価してくれてもいいんじゃない?

【独り言である、周りにはだれもいない】
【女性は軽いウェーブのかかった少し長い黒髪をその手でくしゃりと掻き上げる】
【彼女の姿を一言で表すならばそれは修験僧のような格好だった】
【首には何重にもした数珠を掛け、彼女の性格なのか胸元は大きくはだけていてサラシで巻かれているの分かる】

……咳をしてもひとりぃ……ゴホっ……。
…………一人って辛いでございます、切実に。

【右頬に刻まれた切り傷を人差し指でカリカリと掻く】
【古傷であるそれはもう痛みはないのだけど、掻いてしまうのは癖のようなものだった】

森に篭って早一週間、誰でもいいからお話したいねえ……。
あと文化的な物に触れたい、これまた切実にさあ。

【「むー」とむくれる、それだけで寂しさが募る】
【それを紛らわせるように手に握っていた銀の錫杖で地面をトンと叩き、大きく息を吐く】
【その行動を節としたのだろう、ダルそうな猫背のままフラフラした足取りで歩き始めるのだった】

(やっぱ人間には会話が必要だと思うんです、人肌が懐かし……)

【俗世と離れても仙人でない彼女はその環境には慣れずにいた】
【要するに煩悩まみれだった】
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 01:51:27.60 ID:CuQnJpNSO
>>365 >>377

【一連の会話。蒼然は、何の事か……いまいち、分からず】
【「物騒な能力だなあ」とか。呑気な表情で、そんな事を考えていて……】

【まさか自分の、幼い遠慮が見抜かれてるとは思いもせずに】
【表情の裏側に、後悔とか何とかが混ざり合った、複雑な顔を、貼付けていて】

……え

【だから、隻眼の言葉は、ただただ、嬉しいモノだった】
【何も言い出せずに、くるくる廻る瞳に涙を浮かべて。ちりん、ちりん。澄んだ鈴の音】

この御恩は……っ、この御恩は一生忘れませんっ

【表情は、笑顔で】
【目元からは、雫が落ちる。少し経って口を開く。「葡萄ジュースが良い」】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 01:55:36.49 ID:zDKlfmkco
>>382
…おい、気をしっかり持てよ、俺は運ばないぞ、片腕だし。

【軽くゆすり、意識を確保しようとするも、片手ではその細い体重を支えるのすら精一杯】
【力の入らない右手で頭をかきむしろうとして、肩に激痛が走ったのか一瞬びくっとなるけれど】

【言葉を呑むタイミングは、ちゃんと聞いていたらしい】

何その叱られて部屋に篭るクソガキみたいな息使い。
ガキの本分は成長する事だろうが。現状に不満があるなら改善して成長しやがれって言ってんだよ。
くそっ、言わせんな馬鹿。

【気を抜いたのか、自分もずりずりと座り込む】
【少女を抱きかかえるような姿勢になるが、胸元は見た目以上に厚く軟いはずだ】

俺だって、抑えられない時はある。
そういう時はこうやって、ぶつけりゃいいんだ。
…本当はサンドバック役を一人確保してそいつに継続してぶつけるのがエコロジカルなんだけどな。
溜まったら出す。当然だろ?

【お前こそ何言ってんだと、ぶっきらぼうに言い返す男女は】
【少女に対して一切の遺恨なく接しているようでもある】

おい、マジで寝るなよ、俺が困る。
…あ、俺もなんか、腰に来てる、たてぬぇ…

【最後の最後で、情けなく崩れる】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 01:57:30.36 ID:NsZIdn6Mo
>>381

いや、怒りはしねぇが……
遊ぶならおてんと様が出てる間に遊んだほうがいいぜ
(只者じゃないな…)

【別に怒っているわけではなく】
【ただ幼い少女だけに心配している様子】
【そして、少女達が普通とは違う雰囲気に気づいているようで】

おい、熊かよ…
いや、オイラは腹いっぱいだから遠慮しとくぜ
(警戒することにこした事はねぇな)

【青年は気を練っているが警戒している素振りは見せず】
【少女達が何もしてこなければ何もしないだろう】

>>383

まぁ、昔見たことがあるからな
頭目か、嬢ちゃんすげぇんだな。
頭目か…

【青年の記憶は間違ってはいなかった、そして彼女が二代目の頭目と言うことを聞き】
【彼も本来は忍軍を束ねる、二代目の忍頭になるべきだった男】
【若干不安そうな表情をして】

よく、食うな……
そうか、死んじまったのか
わりぃこと聞いたな

【祖父が死ぬということ、それは誰しもが悲しむだろう】
【そんな彼女にわびるような気持ちを見せ】

ほう、じゃあ新しい流派でもひらいたらいいぜ!

へぇ、なんだか医者いらずってやつだな!

【少女の力を見て】
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 02:03:31.53 ID:kQQPn+Yjo
>>377

────能力だけならな、つまんねえ話。
【溜め息を一つ、やれやれとでも言いたげなジェスチャーで話を打ち切って】

取り返しゃ良いんじゃねえの?
…まさか、壊されたんじゃねえだろ?

【──“普通の疑問”を投げ掛けながら、漆黒の刃を手元に生成。注文を聞き終えた店員が逃げるように奥に駆けていった。】

>>386

【──数分後、店員がマッハで届けたコーヒーを口にしながらそんな姿を眺めた後に】

……聞きたい事は、何してたかについて、だ。
別に言わなくても良いんだけどよ。

──代わりに、ツァーリの“アホ”の愚痴に付き合ってくれれば。

【淡々と、そんな言葉を投げ掛ける。】
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/16(土) 02:05:43.43 ID:rSYbzdbFo
>>383

「ふっふっふっふっふ」〔ふはははははは〕『はーっはっはっはっは』
   「〔『はーっはっはっはっはっはっはっはァ!』〕」

「……元気にならないよ?」〔喉が疲れるよ〕『お腹がすくよ』

【この少女達≠ネらではだろう。三人1セットで悪役笑い】
【だが彼女達は自分でこれをお気に召さず、揃って同じ様な仏頂面】
【口をとがらせ、ぶーぶー文句を言いだし】

「焼いてちょうだい」〔ばらすから〕『ばらばらばらの』〔ばーらばら〕
「腕を」〔脚を〕『頭を』「毛皮を」〔剥ぐから焼いてちょうだい〕

      「〔『ばらすのは私がやるから』〕」

【剣山状態の熊に群がる彼女達】


>>388
《怒らないの?》〈本当に?〉[嘘つきは嫌い]《だーい嫌い》
《お日様は眩しいし》〈熱いし〉[人が一杯いるしやだ]

【昼間に出歩くのは嫌だ、と。その理由は、健康とは対極に位置しそうなもの】
【青年に近づいて行った三人は、くるりとターンして熊へと向かう】
【その動きもまた、いやに揃って、だが僅かなズレが不愉快だった】


>>二人
【肌の色が普通の一人と、熊を引きずり出した一人とを除き】
【六人の少女が、剣山の様になった熊に群がる】
【右腕、左腕、右脚、左足、胴体、頭。それぞれに跨って】
【突き刺さっていた短刀を引き抜き、振り上げ、振り下ろす】

【それは、獣を解体するというよりは、挽肉を作る行程にも見えた】
【骨が見えるまで短刀を振り降ろし、見えてきたら横に振るって肉を削ぐ】
【只一人、胴体に跨った少女だけは、丁寧に丁寧に毛皮を短刀で剥いでいたが】
【それ以外は皆、白い肌を赤く染めて、黙々と作業を行っていた】


【解体がある程度進むと、胴体に跨った少女が、毛皮を折り畳んでいく】
【小さな御座の様にして地面に「3人分」敷いて、その上に削ぎ取った肉を並べ】

「焼いてちょうだい」〔お塩が無いわ〕『血でいいのかな』[いいの?]

【調味料が無い事を確認しながら、火憐に焼くように頼む】

【尚、良く見て欲しい。「3人分」である】
【そう。肉は青年の分も、確りと切り分けてしまったのだ】

《食べるよね》〈食べるよね〉[食べるんでしょ]〈食べなさい〉《食べろ》

【揃いの笑顔がずっしりと、重圧を青年に乗せていく】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 02:07:25.17 ID:BV35tzRlo
>>387

……ごめん……なさい…

【傷が痛むことに気がついたのだろう、それに対して謝った】
【傷つけてしまってごめんなさい…と】

【どうやら、本当に指一本動かせない程に疲弊しているようだ】
【最後の一撃よりも、重力攻撃が効いたのだろう。あの負荷はやはりこの少女が受けるには少々強すぎた】
【故にその体勢になることは避けれる筈もなく、ぼふ、と埋まる形になった】


……………………

【その言葉にはやはり返事は無い】
【ということは、少女にはどうすることもできない問題なのだろうか…?】


――ダメ…

そんな理由で……人を傷つけちゃ…ダメ……

【そう言うも、最初に攻撃を仕掛けたのは彼女である。説得力皆無】
【しかし、冗談を言っている気配もない】

【少女が危ない状態になってきているので、言われた通り意識を強く持っているようだ】
【だがいつまで続くかわからない】

【崩れた彼女に「大丈夫…!?」と声を掛けて、顔を見上げる】
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/16(土) 02:08:12.20 ID:MHRBy7FAO
>>386

……大袈裟だな

【と、薄く笑みながら呟く】
【食べ物を奢ったくらいてそこまで感謝される謂れはないと思うのだが、と】
【ぼんやり考えていた時に――パーカーに入れていた携帯が震えはじめた】

>>389

フラれたんだよ、要するに
いつの間にか付喪神になってんだからなぁ、意味分からん

【などと愚痴っぽく言いながら取り出した携帯の画面をチラリと見ると、僅かに表情が変わった】
【面倒がるように眉を寄せながらも席を立ち、コーヒーカップを彼に寄せて】

悪い、用が出来た
これはやる、今度会った時に払うから
じゃあな蒼然。悪いやつじゃないし、コイツの面倒は頼んだよ

それじゃ、ばいばいお二人さん。“また”な

【そう言って、慌てたように去っていった】

/申し訳ない、限界でした
/お先に失礼します。絡み、ありがとうございました。お疲れ様でしたー!
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/16(土) 02:09:48.58 ID:3H7bGTgyo
>>364>>368>>367>>369>>375>>380

【――彼の言葉が紡がれ始めた瞬間、森島は足を止めた】
【『哂い』を浮かべたまま、『[ピーーー]べき相手』の話を聞き】
【『哂い』を浮かべたまま、『[ピーーー]べき相手』の話を反芻して】
【『哂い』を浮かべたまま―――、】




…………なら、仕方有りませんね。



【――――――笑って≠「る。……嗚呼、笑って――=z


【投げられた『投擲武器』に対し、行うのは右手を振る℃魔セけ】
【すると、彼の前方に出現する紅黒色=c…『吸い取られる』様な、只管な暗さ】
【其の名状し難い物体は、恐らく『硬さを操れる』のだろう――盾¥に展開】
【『投擲武器』を全て防御すると、消滅。 再び、優しげな笑い≠ェ現れて】



…………此処じゃあ、殺しにくいですね――何処で殺しましょうか。
昔はよく、『寝込み』を襲った物ですが……無理そうですね。 あぁ、大変だ。
今は「仲間」も居ないし。 ――そうだ、良い機会が有った。



【――すたすたと、其の場の人物を置き去りに、『出口』へと向かう彼】
【誰かが話し掛けたならば、『笑って』顔を向け――】












………………………貴方みたいな奴は、やっぱり[ピーーー]べきですね。
本当に有難う。 やっぱり、屑は[ピーーー]だけだと再確認出来ました――。



…………お礼に、殺してあげます。 震えて待っててくださいね。



【――笑っていない¢o眸を、最後にシュバルツへ向けて】
【彼の姿は、『黒い魔翌力』と共に出口へと消えて行くだろう――――】


/お先に失礼します、お疲れ様でしたー!
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 02:10:32.64 ID:AYKS1wsNo
>>388
なぁに、私以外に継ぐ者が居なかっただけの話さ。
全く、男衆共に継ぎたければ私を倒せ、と言ったら皆逃げていってな。
結果、私が継ぐ事となった。……まだまだ、お祖父様の域には至っていないと言うのにな。
だからこそ、私は道場を放置して武者修行の旅に出たというのに。

【今のポストに、正直不満を持っていたのが火憐だ】
【それは、そのポスト自体にではなく、その地点に立つに相応しくないと思うがゆえにであって】
【その為に、火憐は旅に出たのだった】

……ああ、だがお祖父様は笑って逝った。
ならば、私に泣くことは許されない、私は、笑いながら見送るしか無い。
そして、私に出来る追悼は――――ただ一つ。
―――お祖父様を超えることに依ってのみ、それは成される。

【鋭い目、重苦しい雰囲気】
【これらは、全て先ほどと同じ馬鹿面晒した半裸少女が放つ者】
【この少女、必要と有らば躊躇わず剣を振るう、命を奪うことをためらわない】
【そこに居たのは、理想的なまでに完成された剣士であった】
【しかし、次の輝天の医者いらず、との言葉を受けて、ずん、と落ち込んで】

……腹がへるんだ、生命力を強めるということは、腹がへるんだ。凄く。

【代償とばかりに、食事の量が増えるらしい】

>>390
おー!!うむ、その感じだ!!はっはっはっは!!

【馬鹿笑いオールナイトニッポン】

気のせいだ!!多分元気になったぞ!!

【馬鹿面オールナイトニッポン】

うむ、任せろ。
では、剥ぐのと砂漠のは任せた。

【そう言うと、ジャケットを脱ぎサラシ姿となって】

手際がいいな、はっはっはっは!

【そして、徐にジャケットから塩を取り出して、肉にまぶす。何故出てきたかは考えてはいけない】
【そして、それを近くの枝を折り、鋭く削った物に突き刺して、火の中に突っ込む】

はい、之で終わりだ。暫く待てば食べられるだろう。

【一瞬、ざ、わ、と背筋に寒気が来た。危ない、そう体が感じたようだ】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/04/16(土) 02:11:11.73 ID:V7m+9nHAO
>>380 >>384

お前が、お前が[ピーーー]ば終わるんだ!お前が!

【全力を乗せた一撃、だがその刃が届く事はなく現れたフィールドに防がれた】
【一対一ならば、彼女は何発でも自分が壊れるまで、攻撃を浴びせていただろうが】
【時間が無い上に、多数だ、やってられない】

くっ、邪魔をするなぁ!!

【シュバルツに近付きすぎていた体を少しでも離れさせ】
【突撃してくるその攻撃を剣で受け止めた】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/16(土) 02:12:47.13 ID:vbJ6zD+p0
>>363 (橋立さま)

「…――ムム、魔力パターン変化。 あの方は…橋立殿!
 いったい、何が起きて――、……嗚呼お気を確かに、橋立殿!!」

【彼から放たれた新たなエネルギーは、視認に才能を要求せず】
【嫌悪を抱かせることにもそうであるし、そして見る者の種族をほぼ選ばぬ】
【人外としては人間に近い精神を持つベンヌも――例外で無く】
【「機械的」に付与された魔力探知機能から受けた情報、それが故に】
【『本能』に唆されるかの如くして――声を張り上げる】


  【 道を誤る者あれば 止めねばならない―― 】
  【 ゆくのなら。せめてどこかで立ち止まれ―― 】


【当初それは、彼にとって「ある一人の少女」のみを対象にしたプログラムだった】
【しかし。新世界の物語の中で様々な人物の影響を受けた彼女は、もう止められない】
【ベンヌが心の底で、何時しかそう自覚してしまっていることは】
【冒頭の「放任」と、この思考を他者に向けたことから明白であり――】
>>384

【ふとした瞬間、史音が「動き出す」】
【それは正に、シュバルツが彼女への言葉を紡ぎ終えた刻だった】
【――指輪の燐光が、変光星のように妖しく瞬いて】

――えへへへぇー、そーだよねっ
まったくもって、そのとーりだよね!
「…マスター、何を……!」

…何をって、椿の言ってることでしょー?

女の子の夢を奪う奴は、死ぬまで振り回してあげれば良いの

【―――何が作用したのか、候補の多さ故に検討がつかないけども】
【史音の紅顔もまた、ぐぅにゃりと歪んだ笑みを浮かべていた】
【覗いた八重歯は獰猛さを表し。血の色を移した眸はなおも赤く】
【その言葉通り、風車のようにぐるぐると】
【自らの前方で、「ベンヌ」を振り回す―――】

「えぇい!「ファルゲン・フォルム」強制終――
 がぅっ、……、制御、が!!」

「(………『鳳来玉』―――こんなにも、早く起ころうとは…!)」

【瞬間――史音の手を軸として、ハンマーの回転に沿って】
【強力な「熱風」が発生。余多の投擲武器を弾き飛ばそうとしてしまうだろう】
【魔力の影響を受けた風は、紅葉色の波動を纏っており】
【「知っている」なら――それが、この世界では“宝玉”と呼ばれる物の魔力に近い、と】
【そう、判断することが出来るだろう】

「…マスター、眼を覚ましなされ!
 その“暴走”は。史音様の駆け抜け方とは違う、でしょうに――!」

【攻撃が決まらなかろうと、史音は「ベンヌ」を地面と水平に構えなおし】
【つか、つ、つつ、かか、つ――不規則な足音と共に】
【笑顔を貼り付けたまま、シュバルツたちに近づこうとする】
【それを止めようとするベンヌの声には、隠しもしない錯乱が見られ――】


  「―――おまえは、史音様では無い!!   ・・・  ・・・  ・・・  、……  」


【そう言い放ったのち、ベンヌは“青ざめた顔”をした】
【それを理解できる者は、この世の何処にも居ないだろうけど】

【――その瞬間、僅かに史音の動きが鈍った】
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 02:14:07.44 ID:CuQnJpNSO
>>389 >>392
【大袈裟だろうが、何だろうが……恐らくは、“何かある”のだろう】
【彼女がその態度を改めたのは、男の言葉が耳に入ってから】

兄、を……

【蒼然は、少し俯いて】
【しょげたような、何とも言えない……然し確実に、「良くはない」表情で】

兄を捜してるんだ……櫻の国の生まれで……ちっちゃい頃、生き別れた。歳は10も離れている……

【全文書くと長すぎるので……要約するなら、こういう事】
【「兄を捜して聖都まで旅。なんとか聖都に着いたは良いが、お金は殆どない食料はないで困っていた」……】

【店を出る隻眼に、「またね」】
【こちらからも、そう言うと……蒼然は、貴方に視線を固定する】


398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 02:15:07.72 ID:zDKlfmkco
>>391
済んだ事だ、もういい。

【ジト目を閉じて、首を振り、唇を噛む】
【揃って路地裏で行き倒れてたら何がどうなるかわからない】
【しばらく考えて、一瞬少女をちらりと見てから、決心したように頷く】

………やるか。うん。
しっかりつかまってろ。

【突然、痛む右腕を上に上げて、予備動作なく出した鎖が跳んでゆく】
【アンカー状になった鎖が壁面の天辺に引っかかり、男女の左腕が少女を抱きしめた次の瞬間、二人の身体を引き上げる】

【妙に体が軽いと、少女は思うかもしれない】

うぐぉっ!?

【肩が痛むのか、妙な悲鳴を上げる男女だが】

傷つけるんじゃっ、ねぇよっ!!

【叫ぶ事で痛みをねじ伏せながら、次のアンカーを射出】
【別の建物の屋上に刺さり、引き寄せられるように体が移動する】

闘う以上、お互い対等っ!!
殴れば痛いし刺されば死ぬっ!!

【刺さる地点にたどり着く前に一度消し、再び次の建物へ】
【これを繰り返し、二人は夜の街を飛ぶ】

そこんとこ、弁えてっ!!
            タ タ カ ウ
それでも全力で、分かり合うのが、仲間って奴だろうがっ!!

【そんな勢いあるチェイスの最中】
【男女は決して左手の力を緩めない】
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 02:20:10.29 ID:NsZIdn6Mo
>>390

ああ、おこらねぇし嘘でもねぇから安心しな
お日様の日の光をあびねーと強くならねぇぞ?

【あくまで普通の子供の生活風景を教えるように】
【この少女達はあくまで普通の生活とは違っているような】

お、、、おう、じゃあ食わせてもらうぜ……
あ、はは、、

【冷や汗をかきながら少女達に従う青年】

(まぁ火が通るんなら食えるだろ……)
(元忍者が熊食えないって…洒落にならねぇな……)

【青年はもう諦めたのだろう、熊を食べる覚悟はできているようだ】


>>394

そうか、大変だなぁ
でも嬢ちゃんは十分つええよ、さっきの寝起きの炎もオイラにさっきやったヤツも含めてな

なぁにその爺ちゃんより強くなれるさ

【少女の葛藤、それは青年が思っていたよりもずっと大変で】
【頂点に立つということは強いだけではいけない、人間をまとめる力もいるのだ】
【その大変さが青年にはわかっていた】

腹が減るのか?じゃあそこの熊の…たりねぇみてぇだったら俺の分までやるからよ

【彼は自分の熊を少女に食べてもらおうという思惑で】
【内心、ほっとしているようだ】

400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 02:24:41.97 ID:kQQPn+Yjo
>>392

────。あ、ああ。じゃあな…。
(──あーあ、俺が何かやらかしても知らね…)

【──溜め息を一つ。】

>>397

【他人事のような態度を取りながら、時折コーヒーを口に運びつつ、口を挟まずに聞いていた。】

【────聞き終わってカップを置くと、此方に視線を固定。】
【目をしっかりと向けたのは、一番最初に見た時だけであった。】

【───先程とは違い、何処か“現実的”な瞳で微かに威圧する。】

…。で、これからの計画は?

ここまでやって来て、ノープランなんて言わせねえぞ。
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 02:28:44.95 ID:BV35tzRlo
>>398

【突き放されるように言われると、やっぱり傷つけてしまったことに悔恨が沸いたようで】
【少女と同じように下唇を噛んで、俯いた】

【そして何かに決心した様子に】

…………?

【訝しげな眼を向けると、身体がふわりと軽くなったような感覚になり、腕に抱かれ――】

【飛んだ】

【高い所に慣れていないのかそれとも怖いのか。言葉を失い眼を見開いて、落ちないようにと自然に手に力が入る】
【ジェットコースターの如く飛び回る最中、しっかりと話は聞いていたようで】


――――なか、ま……

【そうポツリと呟いた】
【闘うことでわかり合う、それが仲間?】
【最悪殺してしまうかもしれないのに?】
【朦朧とする意識の中、少女の言葉に様々な思考を巡らせる】
【どうやら、幼き少女はまだ理解していないようで――】
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/16(土) 02:30:25.03 ID:rSYbzdbFo
>>394

「どこから……?」〔何時……?〕『何で……?』

【三者三様の疑問文は、注がれている視線からして塩の事だろう】
【何処から取り出した、何時の間に取りだした、そもそも何で持ってたと】
【面白い様に同じ顔、驚愕の表情を三人で】

【寒気は、何処から来たのだろう。火は近いし、季節は春】
【仮に原因がそれ等と関係無いとしたら、火燐の目に映るだろう光景】

【少女達≠ェ自分の座る場所として用意したのは、一人分のござ】
【それに座るのは、肌の色が普通の彼女。その後ろに、一人が立って】
【残りの6人はやはり3:3に分かれて、左右に立っていた】


……櫻の、おさむらいなの?
道場の頭目……そう、言ってた、けど。つよい?
強いと、いいなあ。強くないと、つまらないなあ

<強い剣士、だと良いなあ>

【青年との会話を聞いていたのか、焼き上がるのを待つ間、話題を移動したが】
【一人がこれだけ長く喋るのは、彼女達≠ナは珍しい事だろう】

【尖った枝に注がれる視線は、独楽か凧を見るようなそれ】
【いたそうだねー、そうだねー。誰か二人分の声で、やりとり】


>>399

《お日様にあたらないと……?》〈つよくなれない……?〉[本当に……?]
《嘘だよ》〈嘘だ〉[そんなことないよ]《月が好きだったもん》〈いつも夜だったもん〉[強かったもん]
《どうして嘘つくの?》〈どうして?〉[何で?]《嘘つきは嫌い》〈だーい嫌い〉

       《〈[………嘘つき!嘘つき!嘘つき!]〉》

【何の事を言っているのかと、首を傾げるかも知れない。彼女達の言葉は支離滅裂だった】
【それでも、どうにか。きっと誰か、青年の言葉に該当しない人物が居た、と分かるだろうか】
【それを根拠に彼女達は、青年をうそつき呼ばわりのシュプレヒコール】
【場合によっては拳を突き上げて行進しそうな、声の上げ方だった】


《……食べてよ》〈食べるんでしょ〉[食べなよ!]《食べろよ!》

【次第に強くなる語気。何処からか取りだされた箸】
【やけに長い、下手をすれば彼女達の肘から手首までありそうなそれで、熊肉を掴んで】
【彼女達三人は青年に近づき、強引に座らせようとし】
【もしも座ってしまえば、肩なり脚なり胴体なり纏わり付いて、無理に熊肉を食べさせようとするだろう】

【身長140cm程度、下手すれば更に小さい、そんなのが3人。特定の人種には楽園だろうが】
【それが、熊の返り血で真っ赤な顔で、生焼けの肉を食わせようとしてくるのであれば】
【果たしてこの光景は、ほほえましいなどと言えるのだろうか】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 02:31:52.28 ID:Nqkx/ZfMo
>>380(シュバルツ=L=ヴェイス)

────≪はつかねずみがやってきた。はなしは おしまい≫

なぁーんて、ねーぇ?
流石に逃げたほうがいいんじゃないかな、親玉君。それとも、シュバルツ君って言ったほうがいいかなーぁ?

【ネズミと呼ばれたせいか】
【白い壁に溶け込むかのような囁きの笑みを漏らし。彼女は冗談っぽくそう告げる】
【そして──浮かべた、笑みは】

ごめんねーぇ?
『愛』のないSMは好みじゃないんだーぁ


                 ≪ Pain For Pleasure / 快楽の代償 ≫


       【   ざ  ぁ   ────  !  】


【突如。シズリの正面に大量の≪茨≫が展開される】
【「根」──そうか、「根」だ】
【先ほどから彼女に突き纏っていた、白い白い「根」】
【それはきっと。この≪茨≫たちに必要なもの。或いは彼女は常に、戦闘態勢にあった──?】

【刹那に現れた茨たち。それはシズリのみならず、ジンジャーまでも護ることとなる】
【恐らくはジンジャーが彼女の傍に居た事が幸いしたのだろう】
【だが。ジンジャーとシズリから僅かに離れた他の人間には──】
【流石に、「根」の展開が追いつかなかったらしい】
【きっとこの茨にも。射程範囲と言うものは存在しているのだろう】

【茨の太さは、女性の小指ほどだろうか──ただの茨にしては、相当に太いもの】
【それらが、彼女の周囲に張り巡らされた「根」から蠢き出し。まるで生き物のようにうねる】
【即座に彼女の「盾」として展開された茨たちは──ばちりと電流に触れるとあっけなく炭と化してしまう】
【だが──「根」は未だ、消えていない】
【それはつまり。何度でも。何度でも、何度でも、何度でも何度でも何度でも何度でも何度でも】
【────防御も。攻撃も、可能だと言う事】

>>393(森島)

(──あの、黒い魔力。なんだったのかなーぁ)

【去り往く彼を見て。彼女はただ疑問に思い。そして──】

(でも──面白いね。『愛して』いるよ、椿君)

【──そんな言葉を。心の中で、そっとかけた】

/森島の方、お疲れ様でしたー!
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 02:34:44.40 ID:zDKlfmkco
>>401
だからっ!!

【おおむねの方針が決まったのか、公園らしき開けた場所を見つけ、そこに向かって跳ぶ】
【アンカー射程が最大50メートル。後三回】

傷つけるだのなんだのってっ

【あと二回】

見下してるんじゃっ!!

【後一回】

ねぇよぉおおおおおっ!!

【飛び込んだ先は、芝生の上】
【砂埃を舞い上げ、大きく芝生を削る二本の線を引きながら、男女は、少女を抱えたまま、立っていて】

…はぁ、はぁ…
お前がまた誰かを襲ったら、俺がまた殴る。
その代わり俺がなんかやらかしたら、お前が撃つ。
それで対等だ、わかったな。

【ここなら、日が昇ればある程度安全かと、考えて、少女を穏やかに座らせ、よろよろと立ちあがる】

返事は!?

【叫んでおいて、思い直したか、左手で額を押さえる】

竜崎遥人(りゅうざきはると)。
お前は?

【勤めて作り上げた、冷静な口調で、問う】
【必要な事であるかのように、遥人と名乗る少女は、返答を待ち続ける】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 02:38:21.98 ID:CuQnJpNSO
>>400
【彼の“威圧”に対し、彼女は】
【運ばれて来た料理及び飲み物に、少しだけ口を付けて。具体的には数秒程、黙り込んでいたが】

寝場所はどうにでもなるし、ギルド連盟のクエスト受ければお金はとりあえず何とかなるって聞いたから……

【聞いた、というのは噂話だろう】
【要は、ノープランなのだ……しかも、どうしようもない程】

私の兄、“聖都にいるらしい”んだ。兄妹だから……何と無く分かるんだっ

【あまりにも、無茶苦茶≠ネ考えだ】
【単なる14歳の思考だとすれば、それ程無茶苦茶な物では無くて……然し、「実行に移す」には、あまりにも……】
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 02:38:44.44 ID:AYKS1wsNo
>>399
……そうなれればいいのだがな。
だからこそ、お祖父様を超えるためにお祖父様の技を捨てたのだ。
お祖父様と同じ道を歩いては、何時までも追いつくことは出来ず、跡を追うだけなのだから。

【目の光は、真摯で、純粋な物。祖父の事が本当に好きだったようだ】

いや、さっきのはそれほどでもないぞ?
それにおはぎを沢山食べさせてもらったしな、そこまでがっつくつもりは無い、安心して食べるといい。

【しかし残念、火憐はそこまでがっつかなかった】
【因みに中の人は熊肉を食べたことが有るが、動物園っぽい臭いがする以外は割と旨みが有って美味しかった】

>>402
ふふふふふ!
何時でもどこでもおにぎりを作れるように塩は持ち歩いているんだ。
何も食べるものがないときも塩さえなめていれば、ある程度はなんとかなるしな。

【なんと、理由があった。しかも割としっかりとした】
【そもそも火憐のジャケットは場合によっては無限の様におにぎりが湧いて出る(しかも何故か手作りで)】
【あまり不思議でもないかもしれない】
【火憐はあまり深いことを考えないが、本能的なレベルで、何処か危険な気配と、おかしい、という感じをいだいていた】
【まあ、それでも態度を変えないのは、相手がアクションを起こしてからでも間に合うだろう、という直感に依るものなのだが】

……弱くは無いさ。
君たちも、熊を仕留められる当たり、弱くはないようだが。

【少女たちに目線をやりながら、焼け具合を確認して】

生っぽいのが好きだ。というわけで、私はそろそろ食べる。
君たちも食べるといい、ここからは好みの火の通り具合になるからな。

【そう言うと、枝に差したままかぶりついた。血の滴る熊肉を豪快に食べていく姿は少女っぽさが全くない】
【そして、輝天に無理やり食わせようとしているノを見て】

……どんな人間にも好き嫌いがある。
無理やり食べさせても、美味しくないものだ。
それに、それは流石に生焼け過ぎる、もう少し火に戻すといい、野生なら寄生虫の可能性もあるしな。

【ぶちっ、と肉を食いちぎってそういった】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 02:38:58.99 ID:RDRl1yZJo
>>375>>380>>393>>395>>396

【聞こえていた会話と、敵と味方の配置を把握しつつあるジンジャー少年】
【殺意を露わにしてシュバルツに向かって行く椿、合流した史音とシルヴァーグが同じ顔の少女と闘っている状況】
【そして…背中に女の子を植えつけられた猫の化け物が明らかにこちらを狙っているのが見えた】

【背中に埋められた少女を見て…少し悲しげな眼差しをしながらジンジャー少年は呟いた】

やれやれ…ずいぶんとへヴィな状況なんじゃあ…ねーのかコレは…?
そしてマズイ事に…どいつもこいつも頭に血を上らせすぎだぜ…敵も味方も殺意だらけじゃねーか…!
椿兄さんは…先に行ったか、だがちょいと…頭冷さねーとマズイんじゃねーのか…

史音ちゃん!シルヴァーグ!目を覚ませッ!

【ガチガチと震えながら悲しい眼差しになったジンジャー少年は、しかしクールに切り抜ける方法を考えようとしていた】
【全くの未知なる敵であることから、溢れんばかりの殺意に呑まれる事がなかったことが彼にそれだけの余裕を与えていたのか】

【この状況、敵はシュバルツ、リイロクローン、そして背中に少女の人質を取られた猫の化け物】
【ここで猫の敗北を確定させてしまったら背中の少女は殺される…今、ジンジャー少年は必死にその事を考えていた】
【今すぐ手持ちの道具で救いだすことは難しい、一体どうすれば?―――そんな時偶然にも光を見出したのは】

【殺意に、憎悪に呑まれずその笑みで『殺し合いをしている余裕はない』と、殺し合いを否定したシズリの言葉】
【彼女が闘う意思を持たない事を宣言した事が、彼に閃かせた】

【自分たちはあくまで闘う意思がないのだ、戦わなければ負けもクソもない…―――あくまで、『あの猫』が『自分たち』に負けたらと奴は確かに宣言した】

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

クール、こんな状況で自分を見失わない…大した図太さじゃねーの、そう、それがいい!
ようは殺し合い自体、勝負自体してオレらが殺されず、猫がオレらに負けなければいい、その方法をとればいいんだ…
ずいぶんと自尊心の高そうな男だ…その辺りを徹底的に刺激すれば…!

【オリジナルシンは今まさにこちらに角を振りおろそうとしている…その涙を見たとき彼は呟いた】
【必ずその涙も止めてやる、と…そのために今自分とシズリを狙っている事を即座に察知すると彼はシズリへと駆けよって腰に腕を回して抱き止めようとしながら】

…シズリ、頼みがある…あの子を死なせるわけにはいかない
全部うまく回すために…あの人質の命をも護る…そのためには…そうだ、殺し合いなんてやってる場合じゃねえッ!いい事を言ったなシズリ

…ただし『逃げる』というのも正しくない…正しくは『進む』!『進撃』!GO AHEAD!
あの『親玉』を『負かす』…『殺害』せずあくまで『負かす』ッ!それが何よりも大事な事!

…わずか一瞬だけでも、その根で動きを止めて、と頼んだら…それはできるか?

【と、質問を投げかけながらその雷撃を避けようとする】
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 02:43:39.12 ID:RDRl1yZJo
>>407追加

【…かに、思えたが】
【そこで彼が見たのは…巨大な茨が自分たちを護ろうとするところ】
【規模の大きな防御に、あっけに取られながらも、改めて告げる】

…そんな…大規模な能力なら…容易いんじゃあ…ねーの!?
頼む、一瞬でいいんだが…協力してくれるか、ようは、ヤツが『敗北』すればいいんだから
その辺りの細かい『インチキ』は任せてくれないだろうか…?

…敵だろうと『愛する』やり方ってのは…嫌いじゃないんだよね

【と、最後にそう付け足しながら】
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 02:44:04.05 ID:NsZIdn6Mo
>>399

おう、もうわかった!好きなようにしな!
だから落ち着いてくれ!な!?

【少女達の言葉攻めを落ち着かせるかのように】
【完全に少女達の流れに押されている様子だ】

おっとっと…
おう、食うよ…食べさせていただきますよ…

【青年は無理やり座らせられ少女達のなすがままにされている】

(さすがに手を出すわけにはいかねーか・・・らなぁ…でも生肉だと腹壊しちまうな)
よし、オイラ自分で食えるから肉貸してくれ!
でぇじょうぶ!ちゃんと食うからよ!

【そういって懐から手のひらより少し大きいくらいの葉を取り出し】
【この手のひらの上の葉っぱの上に置くようにとと頼むだろう】

>>406
がんばれよ、応援してるぜ
 
【強くなろうとする彼女を心から応援する様子だ】

まぁまた腹減ったらいいな、やるよ
オイラも強くならねぇといけねぇし、怪我が完治したら修行開始だ

【青年もまた強くなりたいと思う身】
【目的は違えど、気持ちを同じであろう】

ああ、どうやら無理やりくわs

【少女達の勢いに押されているようだ】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 02:46:31.49 ID:BV35tzRlo
>>404

【建物を通り越し、少女にも公園が見えた】
【ジェットコースターは、そこで止まり、「すごい…」と一言零すと】


は、はいっ!

【叫ばれるのは予想外だったのか、ビクッと反応して頓狂な返事をする】
【おそらくまだ完全に彼女の言葉を理解していないのだろう】
【けれども、お互いにお互いを注意し合うような、そんなものなのだと、少女はそう捉えた】

【そして座って、名を問われると】


『自立自動殺戮ユニット―――Iamyプログラム code:Failer-001』

―――――――ゼーロ・ウィオラーケウス

……今はこう名乗らないと……いけないけど……気に…しないで……

【今までとは違う、何処か機械的な、事務的な口調で名乗った】
【名乗り終わると口調はすっかりと元に戻る】

……竜崎…さん……覚えた…

【確かめるように、呟いた】

【意識は、どんどんと遠くなってゆく】
【でも、竜崎と別れるまでは、耐えられるか】
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/16(土) 02:46:35.14 ID:M9qD4NAr0
>>393

{――――…………!?}
――――ほぅ、その反応は…………『哲学者の卵』と言う奴か?

【豹変は、表面的な物で終わらなかった。それを、シュバルツと、使い魔のラグは察知したらしい】
【いささか意外そうな表情を、その鉄面皮に現す】

…………せいぜいもがき苦しむのだな、雑草の如き『賊』よ…………。私の面前で、地獄の裁きに下される姿……私も楽しみにしている

【森島の、狂気に満ちた宣言の前に、シュバルツは堂々と胸を張る様に受け止めた】
【「私を否む者を、私は許さん」――――かつて、『Justice』への宣戦布告を行った際と同じそれを、全身から滲ませながら】

/お先に乙でしたー!
/予想以上に時間が掛かってしまって、申し訳ないorz

>>395

――――繰り返して、問おう…………貴様に『それ』が、出来るのか?

>>393には劣るだろうが、それでも十分な殺意と憎しみを滲ませるシルヴァーグに、再び同じセリフを繰り返すシュバルツ】
【――――どうも彼には、自身の力を背景にした、絶対的とも言うべき自信があるようだ】

――――蟻も、万億とその数を増やせば、脅威と化す…………だが、一匹の蟻に何が出来る?

【自分の守りも撃ち抜けないで――――そういうニュアンスで、シュバルツは続ける】
【少なくとも、シルヴァーグ一人の存在は、彼にとり大した脅威にはならないと言う事だろう】

>>396

あれは…………?
――――どうも此度の『賊』は、精神に変調をきたす者が多い様だな?

【明らかに豹変したその表情。ただの怒りや憎しみで変化したそれではない】
【シュバルツの冷徹な眼が、史音とベンヌを射ぬく】

しかし…………厄介なのも、また事実か

【――――いずれこのままでは、シュバルツもまた、二酸化炭素によって命を奪われてしまう】
【時間稼ぎにも限界があると、見切りをつける様子を見せ――――】

>>403

…………ほぅ、貴様は何か、違うようだな……?
他の面々とは、纏う雰囲気が、生み出される感情が…………根本的に違う

【シズリの言葉に、微かに目元を緩めるシュバルツ】
【――――人の上に君臨する者として、多くの『人間』を見続けてきた彼の直感が、囁いているのだ】
【――――他の『賊』達とは、何かが根本的に違う存在であると】

――――その通りだな。この様なつまらぬ場で命を落とすつもりはない

【シズリの言葉を、あっさりと受け入れるシュバルツ】
【その表情は既に、仮面の如き無表情に戻っていた】

>>407

――――貴様の様なタイプは、厄介だな…………冷静さを失わず、あくまで自分の意志は変えず、か…………

【シュバルツの眼は、慌てながらも筋の通った言葉を発するジンジャーを、冷徹に見ていた】
【取り乱す他の面々とは、一線を課される――――無論、>>403とは別の意味で】

――――――――その必要はない、侵入者よ……

【シズリへと持ちかけた提案を、聞き咎めたのだろう。シュバルツは、唐突に声高に宣言した】

/続きます
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 02:51:33.37 ID:zDKlfmkco
>>410
…強そうじゃないか、お前。
竜殺しの反存在(カウンター)には打って付けだな…。

【浮かんだ笑みは、獣のそれに似た獰猛さがあって】
【右肩を抑えながら、ややふらつきながら背を向ける】
【ゼーロが認識しているかどうか、確認せず――――いや、聞こえてると信じて、声をかける】

痛い、痛いぜチクショウ。
でも生きてる…痛いから、生きてる…っ!

【声色は、笑っているように聞こえたかもしれない】
【竜を裂く遥かな人は、獲物を求めて再び何処かへ消えてゆく】

//うおぅ、お疲れ様でした!
//途中盛大にぐだって仕舞い申し訳ありません、ありがとうございました!
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/16(土) 02:53:01.31 ID:M9qD4NAr0
>>393>>395>>396>>403>>407

<う、くっ…………ご主人様に、危害を加える事は…………っ、ッ!!>

【シルヴァーグと均衡するμだが、様子がおかしい】
【まるで、精神に負担がかかった様に、異常発汗と呼吸の乱れが見えた】
【――――前の戦闘で受けた『精神的な』ダメージが、まだμから抜けきっていなかったのだ】

<っ、攻撃失敗……第二射を!!>

>>393>>395に放った攻撃は、共にいなされた。αの顔に渋いものが走りながら、再び武器を取り出そうとする】

〈…………殺サナキャ、殺サナキャ殺サレル…………!! リイロチャンハ、僕ガ護ルッッ!!〉

【放電攻撃を、あっさりと無化されたωに、焦りが生じる。倒さなければ、自分たちは死ぬ――――】
【更なる手段を模索し始めたその時――――】

――――お前たち、離脱するぞ
〈…………エ?〉
<<――――――――了解>>
――――もとより、この手勢で押さえようと言うのは無理がある話だったのだ…………
この場合、仕方があるまい…………キラークイーン、メルティングブレイダー、オリジナルシン…………命令だ。撤退せよ!

【――――総帥シュバルツの、突然の撤退宣言】
【状況が、如何なる場合においても自分たちの勝利に結びつかないと、判断したのだろう】
【――――覇者は、負ける戦いはしない物】

〈――――良カッタ…………リイロチャン、良カッタ…………ゴメン、シルヴァーグ、サン…………〉
<<…………>>

【命令を受けて、ファルガは再び涙を流しながら、それだけを呟くと、α、μと共に、ドアへと走り去っていく】

――――『賊』共よ。私の腹を探ろうとしたのは、お前たちだけの発案ではあるまい?
背後に、必ず何者かが潜んでいるはずだ…………伝えておけ
『天に向かって唾する事は、何時であっても無駄な事』とな…………
{――――…………}

【最後に、シュバルツは悠々と先に撤退したクローンたちの後を追う】
【最後まで、一同に睨みを利かせる『ラグ』がいた為、その背中を追撃する事は不可能に近いだろう】

【――――――――障害を排した一行の前には、地上への階段のみが伸びている】
【後はこれまでの道を、駆け上がるだけだろう】

「大丈夫です!! 慌てないでください…………!」
「業務連絡、業務連絡、三班は4階の入院患者を誘導し、屋外へ退避する事!!」

【地上階に戻った一行を待っていたのは、阿鼻叫喚の騒ぎだった】
【先ほどの火災報知機の放送は、当然の如く地上にも行き渡っていたのだ】
【――――この騒ぎなら、紛れて脱出する事も容易だろう】

/二酸化炭素充満まで、あと4レス
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 02:53:07.94 ID:kQQPn+Yjo
>>405


────バカ。

【暫くの黙考の後に、一言だけを返す。】
【そして再び、考えを巡らせる。】

それじゃ、こんな事を聞いた事もあるか?

…聖都には悪意を持ってる奴が、しかもかなり強い奴が沢山居る事とか。
…能力者でも何でも誘拐して、人身売買を行う存在が居る事とか。

【───黒の薄い手袋を填めた右手で、握り拳を作り】

てめえがここまで来れたのはすげえよ。


────でも、その様子ならここまでだ。

ここで、いつかお前は死ぬ事になる。

【額に拳を密着させようとしながら、そんな言葉を少女に投げ掛ける。】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/16(土) 02:58:57.05 ID:rSYbzdbFo
>>406

弱くない、じゃ駄目。駄目なの。喜んでくれないの
すっごく強くないと、喜んでくれないの。弱いと怒られるの
……こんな弱いのじゃ、駄目なの
強い人じゃないと、喜んでもらえないの

<強い剣術家を……望む、人が居る、のよ>

【「こんな」、熊の事だろう。熊程度の強さでは満足しないという】
【その主語を全く明らかにせぬまま、少女は一人、熱病に浮かされたように語る】
【彼女の背後に立つ一人が、言葉を補完して】

………これで食べる<刺さないように気を付けて>「刺していいのは目か喉」『耳は?』

【肉を口に運んだ後も、周りの複数の口から】
【肉の味は誰も語らず、ただ、鋭い枝の先に、幾つもの視線が集まって】
【「目」「喉」、それらの視線は一固まりに、青年と少女を往復した】


>>409
【だが、少女達≠フ行動が、火燐によって窘められると】

…………………五月蠅いなぁ

【16の眼球は何故か、青年の喉元に視線を集めた】
【青年の位置、炎の灯りもあれば、よくよく見える事だろう】
【その内二つの目は、不機嫌という明確な感情の色を備えていたが】
【残りの14。それはまさしくガラス玉の様で、黒に炎の赤を反射するばかり】
【可動範囲限界まで開かれた瞼は、眼球の丸さというものを分かりやすく教えてくれている】

《………嘘つきは悪い事なの》〈だから怒るの〉[怒るよ]
《だけど許してあげる》〈ちゃんと食べたら〉[それか、教えてくれたら]

……修行……強いの?刀を使える?
強くないと、駄目なの。お土産にならないの、喜んでもらえないの
どうなの……?ねえ、教えてよ

【似たような容姿の8人の中、特別待遇を受けている彼女が口を動かし始めると】
【青年に纏わり付いていた3人は、ぴたりと動きを止めてしまった】
【肉を取ろうとすれば、何の抵抗も無く行えるだろう】

【たった二つだけ、感情の見える瞳。それは、まだ青年の喉元に向いている】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 03:02:22.01 ID:BV35tzRlo
>>412

………強そう……?

【頭上にはてなマークを浮かべて、竜殺しの反存在というのも、多分なんのこっちゃ分かっていない】
【けれど、変だと思われることも、けなされることもなく】
【ただ受け流すかのようにそういってくれるのは、少女にとっては凄く嬉しいことだった】

【やがて意識が遠のいてゆく。目の前は暗くなり、竜崎の顔が視認し辛くなってゆく】

【思考もままならない状態で、此処まで運んできてくれたりするところを見ると】
【最初の危険人物さながらのイメージではなくて、もしかすると、優しい人なのかな。そんなことを考えて】

【そして最後、彼女の笑うかのような言葉を聞き、背中を見送ったところで、意識がぷつりと、途絶えた】
【満身創痍のゼーロは、この後夜の公園で一夜を過ごし、誰かに発見されることになるだろう】


【   ただ   】


          ――――――――――“ また会おうね ”



【真夜中の公園に、透き通るような玲瓏な声が響いたような―――】


//お疲れさまでした!!
//いえいえ、ぐだることなんてしょっちゅうあることじゃないですか!気にしないで行きましょう!
//ありがとうございましたー!
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 03:03:13.05 ID:AYKS1wsNo
>>409
ああ、いつか死合でも仕様じゃないか。

【死合である、試合ではない。火憐に取って戦いは基本殺しあいであった】

私もな、腹ごしらえを終えれば、また剣を振るわねばならぬ。
あと一歩なのだ、あと一歩で何か、足りない何かを得ることが出来る筈だ。

【真剣な表情で、手元の刀を撫でて】

……耐えるのだ、輝天。

【びっ、と親指を立ててエールを送った】

>>415
……成程、強者を望むものが居るのか。

いいだろう、乗った。

【話を聞き、即答】
【大口を開けて、肉を頬張り、咀嚼、嚥下】
【シャツを羽織り、前を閉じ、スカートを履き、ジャケットを羽織る】
【腰にベルトを巻き、二振りの小太刀を差す。和洋折衷の姿である】

……で、何処に居る、その者は。
戦いを挑まれて答えぬ程、私はやぼではないから、安心するといい。

【漆黒の目には、どう見ても赤などは無いのに、確かに紅蓮が有った】

それとも――――君たちが、私の相手をするのか?

【ざわぁっ!と周囲の空気がささくれ立つかの様に、変じていく】
【それは、莫大な殺気、闘気。すでに火憐は戦いに入れるようになっていた】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/16(土) 03:09:38.15 ID:vbJ6zD+p0
>>413

アンタが天なら、アタシは叩き落す
――空だって、海の底まで沈めてやるの 《あやねグラビト》……

………、……(……『あ、や、ね』………)? ??

【蜂の首領を墜とさんやと、静かに狂える炎の鳥】
【しかし、戦いは思わぬ形で終焉を迎え】

【――ガーンッ!】
【憎々しげに床に叩き付けられたハンマーの音は、重々しいのに空虚だった】
【生まれた小陥没だけが、徐々に毒に満たされていった】

【さて。敵を失ったことで彼女は幾らか冷静になったのだろうけども】
【にしては不気味なほど、史音には言葉がなくて】

「…、マスター、これ以上の長居は真の無意味であります
 故に――撤退を、提案……。」

【揺らぐベンヌの言葉に対して、頷きもせず――ただ、「そうする」だろう】
【これで何も起こらないなら、安全圏まで離脱せしめる】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 03:10:50.16 ID:CuQnJpNSO
>>414

……っ またバカって……!

【言い返そうとして、然し】
【貴方の真剣な態度に、彼女は閉口する】

それくらい、知っているっ!!

カノッサ機関、《R.I.P.》……色々な悪い組織があって……関わっちゃ、いけないんだって……

【蒼然の知識はあくまでも“知識”であって、経験に基づくモノでは無いから】
【彼女は、それらの組織の恐ろしさにも、当然ながら「生半可」にしか気付けていなくて】

……そんな事…………っ

【「無い」とは言えなくて。「どうしたらいいの?」そんな泣き声が、口から溢れ出して】
【右手で、拳を跳ねのけようとする】
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 03:12:41.15 ID:NsZIdn6Mo
>>415

ああ、食べる、ちゃんと食べるよ、だから肉は貸してもらうぜ

【そう言うと少女から肉を取り、】

さすがに生肉じゃ食えねぇからなぁ……

【そう言うと青年は左掌に気を集中させそれを青白い雷に変え、その雷で左手に置いた肉を焼く】
【表面がすこし焦げすぎているようだが、中身まで焼けただろう】

どうだ!上手に焼けたぜぃ!
んじゃ…

【覚悟を決めて青年は肉を食った、そして最後に締めで持っていた酒を飲む】

ふーくったぜ!ははは!
刀かー今持ってねぇからな…
そこの嬢ちゃんのを貸してもらえるなら見世物程度ならできるかもな
【立ち上がろうとし、火憐のほうを向きながら話して】

>>417

ふー食った食ったぜ…ある意味いい修行だ……

ところで嬢ちゃんその刀どっちか貸してくれねぇか?
オイラ刀なんて持ってねぇし、無理にはいわねぇがすぐ返すからよ

【少女達に刀は使えるかとの問いに答えるかのごとく】
【刀を持っていない青年は彼女の刀を借りようと試みて】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/04/16(土) 03:14:41.00 ID:V7m+9nHAO
>>411 >>413

黙れ!お前はっ、いつか必ず殺してやるっ!!

【言葉を荒げ、彼女はただ殺意だけを向ける】
【叶いもしない夢を掲げる子供の様に見えた】

はっ……はぁ……

【彼女にしては、珍しく息を荒げ、剣を下ろした】
【あいつは、殺さなきゃいけない、そんな義務感に駆られるけど】
【私だけじゃ、私じゃあいつを殺せない】

絶対に、何とかしてやるからな、リイロ

【自分には何も出来ないのが、ただただ嫌になる】
【助けてやる、なんて言っても助けられた事は一度もない自分が嫌い】

時間がない……早く行こう

【ここにいても得する事はない、足早に階段を登ろう】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 03:24:47.47 ID:RDRl1yZJo
>>411
【懐からペンを取り出し、隠し持っていた髭眼鏡を手に取りながら彼は見た】

何…!?撤退するのか…自らあいつらが…?
どうしたと言うのだ…一体奴らはッ!確かに流れは少しずつこちらに流れていたけど、ああくそ、だからこそ惜しい
とはいえ…なぜか戦いを避ける事が出来た…良しとしないとな

【ふー、とため息を突きながら三人を階段まで送り、その後を付けながら彼は思う】

(…この手の戦いの場において…各々が自らの長所を面白いほどにオレに見せてくれた…
なんかボロボロで、最後ショッキングな物を見てしまい…クソッ、その場で助けられなかったのは落ち度かな
ともあれ、このままじゃ終らねえぞ…絶対に…)

【チラリ、と脱出中に彼は残る女性陣をじっと見て】

(…椿兄さんのナイフ、シルヴァーグの剣、史音ちゃんとベンヌの拳銃…で、シズリの根…いや、茨か
一人一人が、目が飛び出そうなほどの実力者ってのは垣間見る事が出来なかったが…それにしても、『殺意』が渦巻きすぎていたぜ…
そんな中、飲まれなかったのはただ一人、か…)

【ぶつぶつ、と彼は考え事をしながら脱出を完了させようとするだろう】
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 03:27:21.60 ID:Nqkx/ZfMo
>>407(ジンジャー)

(──ったく、どいつもこいつも、甘いんだから)
(でも……その甘さを、シュバルツ君は利用している。ふふ、賢いやり方ではあるかなーぁ)

【ジンジャーの言葉を聞き。彼女は静かにそう思う】
【甘いと。どこまでも、甘いと】
【だが──其の甘さは。彼女にとっては、とても心地の良いものだった】
【そう。甘さはいつだって。彼女の『愛』を育んでくれた】

【腰に回された手を受け入れるかのように、シズリはジンジャーの手をそっと握ろうとする】
【細く、柔らかな──淡いミルク色の肌の感触は絹糸のように滑らかであり──】

……可能か不可能かで言えば、もちろん可能だよーぉ?
それに、協力を惜しむ理由もない──あぁ、『愛して』あげるよ。
シュバルツ君も、ジンジャーも、ねぇ?

【くすくす、と。漏らしたのはさざ波を思わせる声と笑い声】
【──その声は矢張り。そっとそっと、地下の白い空間に溶けていき】
【しかし。彼女の「根」は、シュバルツへ向かう事は無かった】
【正確には──向かわせる必要がなくなったのだ】
【シュバルツが「帰る」と。自ら撤退する趣旨の発言をしたが故に】

>>411>>413(シュバルツ)

ふふ──そう言ってくれると嬉しいかなーぁ。ねぇ、『愛し』のシュバルツ君
私はキミにとっての特別な存在である事が──例えこんな場所であっても嬉しくて仕方ないよーぉ?

【くす、くす、くす】
【消し炭となった茨が。ぼとりぼとりと白き床を汚していく】
【ぼろぼろと崩れていく茨の隙間から、次第にエメラルド色の視界がシュバルツを向き──】

────『愛しているよ』シュバルツ君

いつか、いつかキミに会いに行こう。いつか二人きりで話をしよう『愛』を語ろう──
私の名前はシズリだ。覚えていてくれるととてもとても嬉しいかなーぁ
例えシュバルツ君が私の存在を拒んでも、私はキミを拒まない。
例えシュバルツ君が私を殺そうとしても、私はそれをキミからの『愛情』と捉えよう

一方的な『愛』であろうと──それはそれで、ロマンチックだと思わないかなーぁ?
ふふ、あは、はははっ…………じゃあ、


                    『またね』

                  『愛しているよ』────!!


【────高々と宣言されたのは、一方的な感情。一方的な想い】
【この場ではあまりに場違いすぎる宣告を、彼女は恍惚とした表情で紡ぐ】
【殺意でも憎悪でも狂気でも怨嗟でもなく──『愛情』を、彼女は紡ぐ】

>>418(史音)
>>421(シルヴァーグ)

──ふふ、今日はここにきて正解だった。
でも『愛』を語る前に死んじゃあ、元も子もないよねーぇ。

さぁ、帰ろう。アーディン君に報告をしなきゃ。
私は私でする事は山ほど残っている。早く出よう。死に追いつかれる前に──!

【かつん、かつん、かつん、かつん】
【表情に愉悦を宿したまま、彼女は唐突に歩き出す】
【シュバルツの居なくなった。目標の居なくなった場所など既に要らぬ】
【だから。早く出なければ──早く、伝えなければ】
【口元に綺麗な三日月の弧を浮かべ。かつんかつんと彼女は足早に地上を目指す】
【病院の中に無事戻れれば──そのまま、ゆるりと姿をくらませでもするのだろう】
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga !red_res]:2011/04/16(土) 03:30:50.84 ID:M9qD4NAr0
>>418>>421>>422>>423

≪…………こっちだ、お前たち!!≫

【地上階まで戻った一行を、即座に出迎える声があった】
【フード付きのマントと半ズボンを着た、顔に大きな傷があり尻尾の先が二つに分かれた、猫人間という表現がしっくりくる眼つきの鋭い二足歩行の猫】
【――――今回の件の雇い主、アーディン=プラゴール】

≪只逃げるだけでは、奴等の追手にマークされるぞ…………っ、?
橋立 椿は…………死んだか? ともあれ、こっちだ、ついてこい…………!!≫

【この場に帰還してこない森島を、『死んだ』と解釈したらしいアーディンは、残る4人を裏へと誘導する】
【敵の追手の隙をついて、無事に脱出できるだろう――――そして、得た情報を全員で交換した後、解散する事になるだろう】




【――――――――水の国『V.I.C.特別区』 ヴェイスグループ本部ビル】

「お頭様、申し訳ありません…………侵入した『賊』は、混乱に紛れて逃走…………取り逃がしたとの事です…………」
――――やむを得ないだろうな……ナポリス地下のプラントを廃棄する…………すぐに『穴を潰す』よう、手配せよ
「ハッ…………」

【秘密の研究施設として、もはや機能しなくなった以上、放棄は避けられない――――――――】
【脱出したシュバルツは、自身の本拠地において、戦闘の後始末の報告に追われていた】
【胸元に、逆三角形の金のプレートに蜂を象ったバッジを留めた、グレーのビジネススーツに身を包んだ、淡褐色の肌に明るめの紫色の髪をした女性】
【秘書のリーナ=ヴェイセシスが、状況を整理し、シュバルツに報告している】

あそこの研究…………引き継ぎの目途はどうなっている?
「はい…………製造していた、リイロクローン後期試験型は大半が壊滅…………最終調整に入っていた第二プラントの8体のみが、生き残りです
メンテナンス中だったものを含めた、前期試作型の13体は無事が確認されています
また、データは他の研究施設にバックアップがありましたので、被害は無いようです
ただ……リイロ様の細胞のサンプリングも、もはや限界に近く……量産兵器として正式にリイロ様の細胞を使うのは、難しいようです……」
――――構わん。『リイロの製造』は、これ以上する気はない。生体パーツやナノマシンの研究も、遅れは出るだろうが、基礎部分が残っていれば再建は十分に可能だ……
それより、侵入した『賊』についてだが…………急がねばならんな。『暴蜂』の増強…………そして、次の行動を
奴等は、間違いなく今回の行動で『何か』を掴んだだろう…………そのアドバンテージを、活かされる前に…………
「はい…………!!」

【シュバルツの興味は、物品の損失にはさほど働いてはいなかった】
【それよりも、侵入者が何を掴み、それによって今後どう行動するかに、関心が向いていた】
【秘書であるリーナ=ヴェイセシスは、シュバルツの命に従い、部屋を後にする】

――――我々の転覆は…………一朝一夕に成せるものではない…………
『機関』にも、『Justice』にも、『対機関連合』にも…………形而上的な『神』にもな…………

【一人薄暗い部屋で、シュバルツは窓の外をにらみながら、ポツリとつぶやいた】
【そこには、奢りがあるのかもしれない。自身の過大評価もあるのかもしれない】
【しかし――――――――決して揺るがない強大な力。それを彼らが保有している事だけは、事実として否定できない】

【――――――――蜂が次に針を向けるのは何処か。それはシュバルツだけが知っている――――――――】

/以上でイベントは終了となります
/参加してくださった皆さん、拙い進行で、随分と遅くなってしまいましたが、ありがとうございましたー!
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/16(土) 03:32:14.90 ID:kQQPn+Yjo
>>419

【安易に、拳ははねのけられた。】
【───椅子に深く座り、既に空になったカップを持ち上げて下ろす。】

────。
バカだよ、てめえは。本当に、バカ。

…此処に来る時だって、渡された奴があんのに食べようとしなかっただろ。

──腹は空いてたのに、意地張って。

【暫く瞳を閉じて、また開く。】

【何かを“切り替える”かのように、一呼吸。】



────。これからも、“ひとりで頑張る”のか?

【───“ひとり”を、少し強調して言う。】
【兄の話からしても、その方が効果的であると彼は感じているからだ。】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/16(土) 03:33:43.78 ID:rSYbzdbFo
>>417

………どこかに、いっちゃった。いなくなっちゃった
ずっと、ずっと待ってたのに……全然、見つからなくて、だから、

<……だから、探している。口調は私≠ノ近いな>
<外見は大きく変わるまい。櫻の証、墨を流したよりも濃い黒髪>
<髪を斬るのが嫌だとごねて、小屋に立てこもった程の執着よ>
<端の命など露に思わぬ冷酷、己に敵すれば幼子も縊り[ピーーー]残虐>
<女人に生まれたは如何なる過ちか、或いはそれこそ天慮とやら、か?>

【この少女達≠フ知的レベルは、口調は、ほぼ同程度だった】
【少なくとも今までの会話ではそう見えていた筈なのに、今この瞬間は】
【中心の少女はやけに幼く、その背後の少女は妙に大人びて】
【だが、その名前だけは。意図でもあるのか、口にはしなかった】

>>420

……今見ても、駄目。いない、もの。ここにいないもの
強かったら、死ななかったら、喜んでくれる。ぎゅってしてくれる
一杯、優しくしてもらえる、から……

<生憎と、見世物として成り立つ速度では……追いつかぬやも知れんぞ?>
<刀が得手では無いなら専門は別か。槍か薙刀なればさぞや喜ぼうが……>
<ふむ、期待しておく、か>

【ひっついていた三人、動きを止めていた彼女達が】
【他の仲間達と合流する為に、するすると移動していく】
【熊に突き刺さった短刀を引き抜き、体内から骨を掴み取り】
【持ち返る分を確保すると】


>>二人

「……弱かったらこまる、見ておきたいけど」『もう遅い、から』
〔いつか、いつか。もしかしたら〕必要無いかもしれない、けど

………でも

【じゃき、じゃき、じゃきん】
【青年の近くの三人と、中央の少女と、その背後の少女と】
【彼女達には何の変化も無く、残りの三人】
【その体内から、刃物を擦り合わせる様な音が聞こえた】
【だがそれは、威嚇行動に過ぎないのか。言葉では、戦いを引き延ばす意図を伝えて】


「きっと何時か現れる」『強い剣士が好きだから』〈強い匂いが好きだから〉
[霧に紛れて]〔月明かりの下で〕《吹雪の中から》
「『何処から来るかは分からない』」〈[でも、血の有る所に現れる]〉〔《優しい優しい、魔物だから》〕

<斬り甲斐が有る事を、切に祈ろう> あえる、と、良いな………

【現れた時と同様、彼女達は一列になり。また、森の奥へと消えていく】
【名乗りもしなかった少女達≠セが、もしも便宜上名前が必要ならば】
【先頭の彼女が口ずさんだ、この唄を名とすれば良い】

さくら、さくら まにまにはえて
あいにそまって あかぬけて

さくら、さくら まにそいとうて
そいていけぬは くちおしや

【桜恋≠ニいう、櫻の国の唄の、一説である】

/此方は、此処で抜けます
/お二人とも、お疲れさまでしたー
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 03:40:09.58 ID:AYKS1wsNo
>>420
【輝天の言葉に、目を伏せてしばしの沈黙の後】

……、すまん。貸せぬ。これだけは譲れぬのだ。
一振りは、お祖父様の形見、一振りは私のために寿命を賭けて打ってくれた物なんだ。
…………それに、双方とも妖刀でな。おそらく、私以外には懐かないから、輝天が持てば、おそらく呪われるぞ。

【どちらも、火憐にとっては大切な物。一刻とは言え、他人に委ねるなど出来なかった】

>>426
……ほぅ。

【目を細めて、その話に聞く外見を心の内に秘める】
【腰の二振りがかたかたかたかた、と震えを返す】

――――それでこそ、斬り甲斐が有るというものよ。

【そこまで聞いて尚、笑いを返した】

血も、剣も、戦場も、何時でも私の居場所はそこだ。
待っているぞ、名も無き剣士、名もなき魔物よ。

【消えていく少女立ちをみて、そう声を返して】

――――ちょっと、他流死合に行ってくるか。
気を引き締めたくなった。

【そう言うと、輝天に軽くテを振り、歩き去っていった】
【体からは、吹き上がる殺気と炎気、すでに彼女は、燃え上がっていた≠フだった】

//この漢字だと、此処で終わりですかね、おふたりともこんな時間までおつでしたん
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 03:40:21.39 ID:Nqkx/ZfMo
>>424
/眠気がヤバくて返レスが無理\(^o^)/
/遅くまでお疲れ様でした!
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/04/16(土) 03:40:39.91 ID:V7m+9nHAO
>>424

……はい、ありがとうございます

【疲労感が凄かった、体はそうでもないが、疲れていた】
【色々と、事が起こりすぎた、仕方ないか】

【病院から脱出して、情報を交換して、解散して、これからどうしようか】

……誰も、助けられないのかな……

【もう、疲れた】


/ イベントお疲れ様したー!
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 03:46:19.90 ID:NsZIdn6Mo
>>426

そうだな強かったら死ぬ困難も乗り越えられるもんな
でも強いだけじゃだめだぜ?

フッ、オイラぁただの旅人よ
さぁ、どうだろうな?あくまでオイラぁ唯の旅人でぃ

【青年は一応、剣術等の心得はあるが勿論一流の剣士には劣る】
【彼は忍者なのだから。体術、忍術、幻術そして煙管の扱いに長けているだろう】

まぁ次に会うときを楽しみにしてるぜ
熊も思ったよりまずくなかったしな、でも今度は牛を頼むぜ?

【そういって森の奥へ消えていく少女達を見送ると】
【なぜか心地よい唄が聞こえてきていた】


>>427

そうか、それで良い
大切なモンは絶対他人なんかに貸すんじゃねェ
オイラのこの煙管もオイラ以外が持ったら死んじまうからな

【そう彼の背負っている煙管も妖気を発している】
【妖刀使いの彼女なら気づいているだろう】

じゃあなオイラもけぇるか

【桜吹雪と共に青年は消えていった】

//二人ともお疲れ様でした!
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 03:46:23.39 ID:RDRl1yZJo
>>424&>>ALL

…死んだ…?何を言ってる、もうオレ達よりも先に行ったはずだ…
死んだならすぐ分かるっての…彼は先に帰ったのか?まだ伝えていない情報がいくつもあったのに…

【頭を書きながら彼が死んでいるはずはないと反論するジンジャー少年】
【ともあれ彼とはまたいずれ話をしに行くと言う事で決定、今はその事を考える事はやめることにした】
【メモを走りがいたものを取り出して、彼らに詳しい話をする用意をしながら、呟いた】

史音ちゃん、シルヴァーグ、シズリ、君たち今日はありがとう…非常に痛みいる
だが気をつけてくれ…奴にはあのとんでもない兵器がある、あんなとっておきがあれば逃亡という戦略も使えるって訳だ
出来る限り信用できうる戦士たちにこの事を話してくれるとありがたい…

ともあれ、本当にありがとう

【こうして全ての情報を共有することが終了したならば】
【彼はそのまま報酬の料金を受け取ってその場から去っていくのだろう…また会おう、とだけ言い残して彼はいずこかへと消えた】

【←To Be Continued...】

/乙でしたー!本当にお疲れ様です
/終始ご迷惑をおかけしたことは本当にすいませんでした
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/04/16(土) 04:21:38.07 ID:OwaJpfBAO
【とあるカジノ】

【ルーレットが興じられている席に座る男の周りには、ちょっとした人集りが出来ていた】
【堆く積まれたチップの山を前に、ディーラーは愚か、周囲の野次馬ですら、顔を青ざめる】
【男は平然としたものだ】
【先ほどから淡々と、ボールの落ちる場所を当て続けているというのに、その表情には欠片の喜色も見えず】
【何よりも周囲が訝しがっているのは、男の容姿だ】
【キャソックと呼ばれる、黒い聖職者服に身を包んだ男の姿は──神父≠ノしか見えない】
【何故?周囲にはその表情が尤も多いことだろう】
【モノクル越しの蒼い瞳は、何を見ているのか、真っ直ぐに】
【ディーラー?ではない。野次馬?でもない】
【淡々と数字を述べ、積まれていくチップを尻目に、男は──思案≠オている】
【ボールの落ちる先ではなく、もっと別の事柄を】

(私はどちらかと言えばハト≠ナすが……闇の魔術≠行使する者を悪戯に放っておく訳にもいきません)
(やれやれ…あの黒衣の者、聞き込んで回るしかないようですね)

【男が思考を進める度に、チップの量は増え】
【野次馬が沸き立ち、ディーラーが泣きを入れた辺りで、男は席を立つのだろう】

──となれば…路地裏&モりが妥当ですか。
フフ……懐かしいところに用事が出来たものです。

【神父がカジノを去る】
【夜は、明け始めていた】
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/04/16(土) 10:08:22.87 ID:1ke5w6CAO
【街中】
【路地裏の入口に、車椅子に乗った少女が見えるだろう】
【壁に左手を付き、右手は頭に添えられている】

最近、痛みが酷いなぁ……
なんで…だろ………

【どうやら路地裏に入るつもりではないようで、何も無ければそのまま街の喧騒に呑まれるだろう】
【しかし、路地裏で何かが起こっていれば、彼女の目に止まるかもしれない】
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/16(土) 10:20:42.86 ID:IgGy80fqo
>>433

……───どうした、の?

【路地裏の方向から現れた人影が、少女に話しかける】

【漆黒のローブを着用し、人目を避けるかのように深くフードを被る少女】
【フードの隙間から覗くのは、くすんだ銀色の髪と】
【りんごのように透き通った真紅の左眼に、固く閉じられた右眼】
【首全体が黒色の水晶で構成されており】
【大口径拳銃をローブに括りつけ、翡翠色の指輪を左手中指に嵌めている】
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 10:31:14.49 ID:1ke5w6CAO
>>434
【えっ…と声を出して、現れた少女の方を向く。そんなことを聞かれるとは思っていなかったのか、その顔には戸惑いの色が浮かんでいて】

あ、あぁ。ちょっと最近頭痛がするだけです。そんな大したこと無いから、気にしないで
【しかし、現れた者の容姿を見て少し安心したのか、敬語とタメ口が入り交じった口調で言葉を返した】
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/16(土) 10:38:11.57 ID:IgGy80fqo
>>435

…………本当に?
痛みが酷いんじゃ……無いの。

【テクテク歩いて、車椅子の少女へと近づき】
【紅色の瞳で、じいっと少女の瞳を覗き込もうとする】
【無表情ではあるが、どうやら心配しているようだ】
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 10:49:42.26 ID:1ke5w6CAO
>>436
うーん…何か分からないけど……“何で痛むのか気にすればそれだけ痛みが増す”から、あんまり考えないようにはしてる。……結局、考えちゃうんだけどね
【手を頭に添えたまま、そんなことを言う。見識が深い、或いは似た事例を見たことがある者にとっては、それは“ある症状”を思い起こさせるかもしれず】

…綺麗な瞳ね
【近付いてきた少女に覗きこまれ、彼女は微笑みながらそう呟いた。彼女の茶色の視線と、少女の真紅の視線とが交差する】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/16(土) 11:00:37.04 ID:IgGy80fqo
>>437

…………そう。
ただの頭痛じゃ、無いんだ……。

……大丈夫?

【少女には、その頭痛の原因は分からない】

綺麗じゃ……無い。
私のなんかより、貴方の方が綺麗……。

【若干卑下しながら、相手の瞳を褒める】
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 11:15:30.42 ID:1ke5w6CAO
>>438
うん…まぁ何かしてれば気が紛れるから、多分大丈夫
【医者に聞かせたら起こられそうなことを言った後、私の目なんて地味なだけよ。と笑いながら言う】
【明らかに年下の女の子相手だからか、いつの間にか敬語は無くなっていて】

それより…路地裏は危ないからあんまり通っちゃ駄目だよ。近道したい時もあるのは分かるけど危険もいっぱいあるんだからね
【と、そこで心配そうな顔になり、妹を諭すような口調で警告をする。もちろんローブの拳銃には気付いているが、この世界では護身武器を所持していない方が珍しいし、また、彼女にとってそんな問題では無いのだろう】
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/16(土) 11:21:57.23 ID:IgGy80fqo
>>439

医者には……診て貰ったの?

……私の目なんて、所詮作り物だから

【ボソッと、小声で呟く】
【この少女は誰にでもタメ口だったりする】

私は強いから、大丈夫……。

【そうは言うが、見た目が小学生な上に痩せ細っている少女】
【あまり戦えるようには見えないかもしれない】
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 11:36:22.83 ID:1ke5w6CAO
>>440
診てもらってない、けど…
【お金がなぁ…なんて呟いていて。庶民派】

…?
【少女の呟きを彼女の耳は捉えていたが、どういうことか分からなかったため、聞こえなかったフリをして】

駄目だよ。そう言って油断してたら、痛い目にあっちゃうんだから。体は大切にしなきゃダーメ
【強そうには見えない少女に、そう再度の注意をする】
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/16(土) 11:43:24.49 ID:IgGy80fqo
>>441

…………診てもらった方が、いい。
お金が無いなら……無理にとは、言わないけど。

【意見を強く伝えたいのか、茶色の瞳をジッと見つめる】

別に、死ななきゃいい……。
……慣れてるし、油断してるわけじゃない。

【まるで、いつも路地裏にいるかのような口ぶりである】
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 12:06:56.73 ID:1ke5w6CAO
>>442
うーん分かった、考えとくね。ありがとう
【少女はどちらとも取れる発言を返す。が、向けられた視線に応えるようにしっかりと目を離さなかったため、プラスの意味だと捉えて構わないだろう】

慣れてるって…
【はぁ、とため息をひとつ】
傷付けたり傷付けられたりする事がたくさん起こる場所に積極的にいちゃ駄目
危ない目にあっちゃうかもってこともあるけど、体に傷を作らないようにしないといけないじゃない。女の子なんだからさっ
【と、最後に軽く冗談めかして警告を締めた。恐らくこれ以上は煩く言うことはないだろう】
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/16(土) 12:31:00.35 ID:IgGy80fqo
>>443

……もう傷だらけだし、
容姿は気にしないから……問題ない。

──私は、貴方のような一般人じゃないの。

【氷のように、冷たい言葉を言い放つ】
【どうやらこの少女は「良い子」では無いようだ】
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 12:39:33.37 ID:1ke5w6CAO
>>444
【少女の反応に悲しそうな様子を見せ、そう…と呟く】
それじゃ、私行くから
心配してくれてありがとね、今度病院にも行ってみるよ
その…気を付けてね
【そう言うと車椅子を転がして、街に消えようとする】
【少女が引き留めなければ、恐らくこの出会いは終わるだろう】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/16(土) 12:43:19.80 ID:IgGy80fqo
>>445

私は……ニナ。
……貴方の、名前は?

【引き止めまではしないが】
【簡潔に自己紹介し、相手の名前を問いかける】
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 12:49:32.81 ID:1ke5w6CAO
>>446
ニナちゃんか…私はセシリア・ランツ
また、会えたら良いね
【そう言うと、少女は手を振り、街へ消えていった】

/乙でしたー。話膨らませるの難しいですね…
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2011/04/16(土) 12:50:45.77 ID:IgGy80fqo
>>447
/お疲れ様でした。
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 14:37:05.85 ID:CuQnJpNSO
>>425

だって、……だってっ…………

【「あれは、お前のだから」】
【“幼い”武士道精神とやらは、とても不安定で……あくまでも精神だから、些細な事で、瓦解してしまう】

【気づけば、料理は、半分ほどまでに減っていて……】
【ジュースを最後まで飲み干して、からんと、グラスの中の氷が鳴いた】

私だって本当はっ……でも、“一人”でやるしかないんだ……っ それが、オキテだからな……

【オキテ。掟】
【それが“どんなもの”なのか。ただ彼女は、「掟破りは許されない」と……そう付け加えて、付け合わせのフライドポテトを、口にほうり込む】
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 14:40:46.89 ID:CuQnJpNSO
>>449
/すいませんこれ無しで
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 14:43:19.77 ID:CuQnJpNSO
>>425

だって、……だってっ…………

【「あれは、お前のだから」】
【“幼い”武士道精神とやらは、とても不安定で……あくまでも精神だから、些細な事で、瓦解してしまう】

【気づけば、料理は、半分ほどまでに減っていて……】
【ジュースを最後まで飲み干して、からんと、グラスの中の氷が鳴いた】

私だって本当はっ……でも、“一人”でやらなきゃならない事だから……

【彼女の口から、続けて“理由”が出る事は無い。そこで口を閉じ、黙り込む】
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 14:56:25.64 ID:kQQPn+Yjo
>>451

――。“一人”でやらなきゃなんねえ、ねえ。
…“誇り”を掲げる奴が居るが、そーいうのはやれる力があるからやれてんだよ。

――お前はその点、どうなんだよ。やれる力があんのか?
自分から関わろうとしてる奴に、関わらない自信はあんのか?

【―――必死に此処まで来た相手に対して、貶すような言葉を並べる。】
【単純に口が悪い事もあるが、やはり心配はしているのだろう。】


――。考えろ。

…自分が何をしたいのか。その為に何が必要なのか。

【――荷物をそのままに、席を立ち上がる。】
【戻って来るまでの時間は、少し長い。料理を食べながらも、“考える”時間は十分ある筈だ。】
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 15:14:08.04 ID:CuQnJpNSO
>>452
……う

【力ならある。同世代の同姓は勿論、相手が異性であろうが年上であろうが何であろうが捩じ伏せる“力”】

それ、は……っ

【然しそれはあくまでも、“能力”のハナシで。人間関係とか、そういう事には、いまいち自信が無くて】

(“巻き込む”訳にはいかないんだよ……兄は、私一人でっ……)

【ちりん、ちりん】
【髮紐に付いた鈴が揺れて、澄んだ音が響いた】
【彼女の表情には、何か悲壮な決意のような、明らかに“お兄ちゃんに会いたい”とは違うソレが、浮かんでいて】
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 15:29:07.37 ID:kQQPn+Yjo
>>453


――。

【――突如、背後から頭に向けて放たれる拳。】
【言える事はただ一つ、当たれば痛い。】


――…何、暗い顔してんだよ。バーカ。

【――暫く様子を見て、様子を察したのか】


…“ひとり”でやるんだろ?てめえは。
――そう決めたんなら、とっとと腹を括れ。

【そんな言葉を投げ掛けて、帰り支度。】
【荷物と、テーブルに置いていたその他諸々を回収し、出口の方向に向かって行く。】


【―――代わりに、簡素な袋を自分に座っていた場所に置いて。】
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 15:53:40.42 ID:CIO6TA3SO
【街中】
【土曜日という事もあってか、人通りがいつもより多い、そんな大通り】
【彼等はそれぞれ、様々な方法で、休日の今日を楽しんでいる。】
【……―――そんな中、ただ一人、この少年は】


外に出てみたけど………やっぱりやる事……ないなぁ……

暇ぁ……暇だぁ〜……あぅう……
【白のカッターシャツに青のネクタイを着けた彼は、ただ一人とてもとても暇そうだった。】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】

………はぁ、何か…ないかな

【歩道に設置されたベンチでうなだれて】
【何か、現状に変化が起きる事を望んでそんな事をポツリと呟いた。】
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 16:03:51.36 ID:CuQnJpNSO
>>454
…………てっ!、?

【少しだけ、ぼーっとしていた彼女は】
【当然、彼の拳を回避出来る筈も無くて。後頭部を摩りながら、振り向いた】

うる、さい! またバカって言った!

【表情を、塗り潰して。淡い怒りを帯びたそれに変えた】
【然し、彼女はやはり嘘が下手くそで。先程の表情も、隠し切れてはいなくて】

……うん。

【ちょうどハンバーグを食べ終わり、出口に向かっていく彼に従うように、紙ナプキンで口元を拭って】
【立ち上がった時に、彼の席に置かれている質素な袋を見て】

ふう、ご馳走様でした……って、忘れ物してるぞー?

【彼の背中に、そう呼び掛けた】
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 16:15:10.91 ID:kQQPn+Yjo
>>456

【――てくてくてくてくてく。】


【相手の返事をまともに聞かずに、一方的に歩き去っていく。】
【やがて、その姿は同色に紛れて見失ってしまうだろう。】

【素の行動なのか、それともわざとやっているのだろうか。】


【――袋の中身は、一ヶ月程度の生活費と、、無作為の場所へと転移する、逃走用の“魔術結晶”。】
【こちらは恐らく――――わざと残したのだろう。】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 16:25:49.29 ID:CuQnJpNSO
>>457
ったく、ドジだなあ

【そんな事を呟いて、悪戯心で、その袋の口を開いて】
【中身を見た途端……一瞬だけ、硬直】

【ぽたり、涙が落ちる】
【蒼然は馬鹿で、鈍い。それでも、このささやかな“贈り物”の意図くらいは】

【生活費と魔術結晶を、しっかりと、しっかりと握り締めて−】

この御恩は…………ッ!!

【「いつか、必ず」】

/長時間お疲れ様でした!
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) :2011/04/16(土) 16:51:30.77 ID:1ke5w6CAO
>>455
/もういない…ですよねー……?
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 17:04:22.25 ID:CIO6TA3SO
>>459
/そんな事言われたら……離れられないじゃないか…、
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 17:06:58.36 ID:8BhgiLeso
【路地裏。入口近辺】


「謝れっつってんだろォが!」

【学ランを着たチンピラ二人が通りから少し入ったところで、なにやら凄い剣幕で喚いている】
【どうやら壁際にいる人物に言っているらしく、音量がでかいので、五月蠅い】


……………………

【一方壁際の人物の風貌はと言うと10〜12歳ほどの背丈に、真っ直ぐに下された腰に届く程長い樗色(おうちいろ)の髪】
【前髪は短く切り揃えられていて、澄んだ紫色の双眸を持ち、袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカーを履いた少女だ】

【魔翌力を感知できる者ならば、ある程度まで近づけば、その少女の周囲にどす黒い魔翌力が滲み出ているのに気がつくかもしれない】
【然し彼女は敵意の類は持っておらず、勘が鋭いなら魔翌力を制御できていないとわかるかもしれない】

【その少女は、抵抗らしい抵抗をせず只無表情、無言で立つのみ】
【このままだと、何が起こるかわから―――ない?】
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 17:07:07.89 ID:1ke5w6CAO
>>460>>455
確かに原因も分からない頭痛は危ないよね。病院、いつ行こうかなぁ…
【うなだれた彼が顔を上げたならば、ちょうど知り合いの車椅子の少女が目の前を通り過ぎた所の筈だ】
【彼がうなだれていたために、少女は彼に気が付かなかったらしい】
【ウェービーな黒髪のポニーテールが風に揺れ、心地良さそうな横顔をしている】
【少年からすれば良い暇つぶしの相手が見つかった、と言えるかもしれないが───?】

/やったー!
途中ご飯とかありますがよろしくお願いしますー
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/16(土) 17:16:44.97 ID:pWnX52F5o
>>461

おいおい、何絡んでやがんだァ?
ナンパにしちゃァ乱暴だな

【ふらりと現れたのは、黒い大きな三角帽に黒いローブ姿の魔女】
【毒花が飾られた帽子の縁から覗くのは、口元と濃いオレンジの長髪だけ】

(この子…とんでもねー魔翌力、だなァ)

【少女から滲みだすどす黒い魔翌力を察し、更に彼女が不良に絡まれているという状況から】
【事が起こる前に仲裁に入ろうとしているようだ】
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 17:21:04.47 ID:CIO6TA3SO
>>462

あぅ〜〜っ、
何か、暇を潰すのに良い事……―――

【少年はそう何となく、その“何か”を見つけようと顔を上げて、周りを見渡してみる】
【そして、ちょうどその時……】


――………あ、見つけたっ。

【目の前を、少女が通り過ぎていった。】
【何と都合良く、何てグッドタイミングなんだろうか、心の何処かで彼女に感謝しながら】

―――セシリアさんっ、今晩わ。
どうかしたんですか?

【少女の名を呼んでみる。】

/よろしくですっ、
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 17:23:58.32 ID:8BhgiLeso
>>463

「なんだァ?おめェは…すっこんでろ!」

【不良の片割れが、魔女に気付いたようで、その姿を見るや否や突っかかった】

「こいつはなァ、人にぶつかっておいて謝りもしねェんだよ」
「きっちり謝るってのが、じょォしきだろォ?」

【ポケットに手を入れた状態でガンを飛ばしながら、そう答える】
【不良が人に絡むのには十分(?)な理由だ。馬鹿である】


…………………はぁ………


【小さく、僅かに少女が肩をすくませてため息を零した】
【それに気がついた不良は、案の定「なにため息ついてんだよ!」と喚いている】

【どうやら、少女の方も謝る気はさらさらないらしい】
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/16(土) 17:31:17.18 ID:pWnX52F5o
>>465

アッハハァ!そーかそーか、ぶつかられたのかァ
そいつは不幸だったなァ、アッハハハァ!

【馬鹿にしたように笑って、魔女は不良共をあしらう】
【そして―――小さなため息を聞いて、少女の方に振り返った】

んー………よし、

【何事か考えた後、背丈の低い彼女に合わせるようにしゃがみこんで】

その“力”で、おどかしてやりなよ
やり方は教えてやるさァ

【こんな事を、囁いた】
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 17:31:23.60 ID:1ke5w6CAO
>>464
【耳に届いた声に振り返り】

あ、護君だー ───ーー〜〜ッ!

【声の主を確認し、一瞬の後に頭を抱えてうずくまる】
【激痛に顔を歪め、呻き声をあげている】
【少年からすれば、一体何事かと、そんな風に感じるだろう】

【今、彼女の頭の中を駆け巡っているのは、こんなこと】

(  い  嫌

 思い出しちゃダメ

忘れ てる? 何を?

 嫌! 誰?!…誰?)
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 17:41:24.63 ID:8BhgiLeso
>>466

「変なカッコした糞アマが!無視してんじゃねぇよ!」

【どうやら少女の方へ行ったことに怒ったようで】
【ポケットから手を出すと、関節をパキパキと鳴らして威嚇して】

「覚悟は出来てるんだろォなァ?」

【そんなことを、魔女の後ろで言っている】


【少女の方はというと、はやり無表情で魔女の方を見遣り】


―――おどかす?………どうやって?



【そう答えた。興味はあるらしい。“おどかす”であって“傷つける”ではないからだろう】
【その囁きに、乗ろうとしているようだ】
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 17:52:16.18 ID:CIO6TA3SO
>>467

どうm――――っ?!

【少年―護は、そう言葉を返そうとした。だが、しかし】
【言い終わる前に事態は、急変していた。】
【突然苦しそうにうずくまったセシリアに、護は焦りの表情を浮かべてベンチから立ち上がると彼女の傍に近づいていこうとする。】

【うずくまったと同時に護がまず連想した可能性は――『あの港での状態と同じ症状ではないか』というだった。】
【しかし、すぐに思考の中からそれは薄れていく】
【あの時は、能力を使用したからだった。ならば能力を発動してもいない今、それはあるはずもない】

………えっと……えっと、
【何故こうなったのか訳もわからないまま、どうしたらいいのかも理解できないで焦り続ける。】
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 17:53:43.00 ID:1ke5w6CAO
>>469
いやぁ!…ち、近付かないでっ!
【慌てて近付いてくる彼に左手を突き出して、接近を拒否する】
【右手は顔半分を隠すように顔に当てられていて、左目からは涙がはらはらと流れ落ちているのが分かるはずだ】

(あ、いや…見ちゃダメって、分かってるのに…)
【目は大きく見開かれ、少年の姿を凝視する。視線を外したくても、外せない】
【茶色の瞳は、涙で潤んでいて…】
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/16(土) 17:59:04.11 ID:pWnX52F5o
>>468
【少女の問いに、ニタリと笑って答えようとしたが】
【不良の怒号に脊髄反射で「るっせんだよクソがァ!」と怒鳴り返し】
【はっとしたように口元を押さえて、妖しい雰囲気を繕い直す】

あー、ごほん…

よォし、まずは一匹目でお手本見せるかァ
いいか?基本は顔で脅す、声で脅す。
それに自信がねーなら、『能力で脅す』

………ただし、見せるだけさァ。[ピーーー]なよ

【そう言うと、魔女は指先をくるりと回す】
【とたんに、6つの“手”が彼女の周囲に出現し】
【一斉に、後ろに近付いてきた方の不良を指差した】

オレもぶつかってやろうかァ?
こいつらと一緒に、なァ!!!

【一人目の不良は、これで逃げ出すかもしれない】
【位置的に、もう一人の不良は状況に気づかないか】
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/16(土) 18:05:31.86 ID:pWnX52F5o
>>471
/いや気づくよな普通に…
/やりyすいように脳内修正して下さい〜
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 18:11:51.49 ID:8BhgiLeso
>>471

【後ろの不良はごちゃごちゃとなにかのたまっているようだが、これ以上書いても仕方ないので省略】


………………わたしの能力は……使っちゃダメ…

【何故だろうか?顔と声はスルーして、能力の行使は拒否してしまった】
【自分の能力を嫌っているのだろうか】

【現れた手には一瞬目を見開いて驚いて見せたものの、直ぐに元の無表情に戻ってしまった】
【同じく、手に気付いた不良は】

「なんだこれ…!?気色わりぃ」

【幽霊でも見たかのごとく、そんな感想を漏らした。思わず一歩後ずさる】


【先程から空気だった不良の片割れは比較的おとなしいのか、壁にもたれていただけだったが】

(こりゃやべぇ……)

【手に気付いたようで、仲間をほったらかしにして逃げようと動く―――が】


―――――――――ここから出たら……潰す…


【冷たい無表情は、時になかなかの迫力を醸し出す】
【紫色の視線に射抜かれると、不良は短く呻いて動きを止めた。どうやら効いたようだ】
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 18:16:14.77 ID:CIO6TA3SO
>>470

……………っ、……はい

【護には、彼女が何を考えて何を想っているのか、さっぱりわからなかった。】
【だから、拒絶されたら、もうそれに従って後ろへ下がるしか出来ない。】

……、
【何故彼女は自分を拒絶した?】
【何故彼女は、涙を流している?】

【――――もしかして、全て自分が原因ではないだろうか、だんだんとそんな事を思いだすのだった】
【自分と会った途端に、こんな事になってしまったのだ、なら原因は自分ではないだろうか】
【そして―――辿り着いた答は、】

【―――彼女は、自分を嫌っている?】
【拒絶する程に、泣いてしまう程に】
【間違った答にはそんな、誤解が生じてしまっていた】

―――………ゴメン…なさ…い……。
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/16(土) 18:24:48.58 ID:pWnX52F5o
>>473
【少女の気迫に押され、動きを止めた不良たちを見遣って楽しそうに笑い】
【先程の言葉―――自身の能力を嫌うような発言に、考え込む】

(黒い魔翌力、制御が上手くいってない、使用を控えている…かァ)
(あの魔術書を渡すか、制御の呪術を掛けてやるか、だなァ)

んで、こいつら引きとめてどーすんだァ?
土下座させた後にゆすってボコして丸裸にして電柱にでも縛って晒すのかァ?

【そこまでやるのはお前だけだ】

/飯ってきますー
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 18:28:31.74 ID:1ke5w6CAO
>>474
【痛みは徐々に大きくなるが、近付こうとしない彼に安心したのか顔の歪みが少しだけ和らぐ】

私…あなたの事、思い出せません。…ごめんなさい
何で、こんなことに…なってるのかは、分からないけど…
【涙を流しながら、少年の事を忘れてると言う少女。護には、些かショックな事だろうか】

何を…謝ってるの……
【そして少年の謝罪を受けて、セシリアは痛みを堪えながら、護のことを、見つめる】
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 18:32:50.53 ID:8BhgiLeso
>>475

…………知らない…
でも…傷つけるのだけは……やめてあげて…

【さっきあなた潰すって言いましたよね】
【それはともかく、止めたのは魔女が「おどかせてやりなよ」といったからだろう】
【特に意味は無いようだ。お説教でもしてあげたらいいんじゃないかしら】

【考え込む彼女に、僅かに黒い魔翌力を向かわせる】
【無意識の行為である。攻撃ではない、魔翌力の有無を感知しようとしているのだろう】


――――ところで、あなた……

【何を思ったのか、口を開くと】


………仮装パーティー?


【  えっ  】

/はい。いってらっさい
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 18:56:09.58 ID:CIO6TA3SO
>>476

【過去の経験上、『誰かに嫌われる』のは、護にとって、一番残酷な行為だった】
【セシリアの言葉は、確実に彼の心の傷を抉っていく。】


…………忘れ……たっ、
……ですか……。
そう………ですか、無理…しない方が良いですよ。

【記憶から、消されるぐらいに自分は嫌われていたのか】
【自分は―――ついに、無かった事にされてしまった】


…………ゴメンな……さい、ゴメンな……さい、ゴメンなさい。ゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさい……っ。
【最早、答になっていない。】
【何故謝ったのかなのに、更に謝ってしまった】
【まるで壊れたラジカセの様に、「ゴメンなさい」とそればかりを繰り返す】
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 19:02:33.42 ID:8BhgiLeso
>>477
/おっと、自分もご飯いってきます
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/16(土) 19:23:30.92 ID:pWnX52F5o
>>477

んー、じゃァ“昔の仕事”(お説教)でもするかなァ…

【今はもう居る資格がねェ同盟のだが、と前置きして青いカードを見せる】
【そこには、大きな文字でblue justiceと刻まれていた】

いいかァ、よーく聞けよクソ共。
お前らの仕事は、能力者に絡んでボコられる事のみだ。
それ以外、例えば一般人に手を出したりしやがったら…
オレよりおっかねー奴にとっ捕まって、自警団に連れて行かれちまうぜェ?
マーシャル・T・ロウって奴に、なァ。アッハハァ!
分かったらさっさと帰れ、金置いていってもいいぜェ

【最初と最後にあまりよろしくない文言が含まれているが、これで彼らは引き下がるだろう】


―――ああ、オレかァ?

       …仮装パーリィ?答えはNoだなァ―――

 
       “西の魔女”さァ


【魔翌力を探ったならば、魔翌力というよりは呪いのような…そんな力を感じ取るだろうか】
【向けられた僅かな魔翌力を分析しつつ、魔女は>>477を見る】

(黒い魔翌力―――他の魔翌力を吸い込むような、そんな感じ…かァ?)

んで、お前はなんつーんだァ?

/ただいまー、そしていてらさいー!
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 19:27:47.77 ID:1ke5w6CAO
>>478
【ゴメンなさいと繰り返す彼の姿を見て、ズクンズクンと痛みが増していく】

何で…謝って……
(頭が…割れそう。痛い…痛い…。どうして…)
【その時、ある人物との出会いがフラッシュバックする】
【『護君に、好きな人がいたらどうする?』『可哀想なセシリアちゃん』】

【        】

【次の瞬間、セシリアは大きな大きな悲鳴を上げる】
【やっぱり、そうなのかと。鈍感なのは、私の好意に気が付いていて、弄んだのかと】

【本来の彼女ならば、きっとそんなことは思わなかった、筈なのに──】【しかし、薄氷で傷口を覆われたセシリアの心は、再び壊された】

【セシリアの目の前に歪でひび割れた球体が出現。肉がぼこぼこと沸き出して、彼女のアートマンが召喚される】
【通常より一回り大きなソレは彼女の感情を表しているかのようで】
【しかし核と同じように、その全身にはいくつもの亀裂が存在している】


/すみません遅れました
ご飯食べてきます
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 19:32:55.79 ID:CIO6TA3SO
>>481
/すいません。こちらもご飯です。
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 19:37:11.16 ID:8BhgiLeso
>>480

「おい逃げっぞ!」
<お、おう……>

【位置的に不良のどちらかが、少女たちの前を通過しなければならなかったので
【お互いに声を掛けると別々の方向に走っていった】
【覚えてやがれ、そんなありきたりな捨て台詞を残して】


―――魔女……

【ズクン。己の狂気が疼く。でも――】

(襲っちゃダメ襲っちゃダメ襲っちゃダメ……大丈夫)

【強く、明確な意識を持つことにより、今回は完全にそれを遮断した】
【名を問われると】


『自立自動殺戮ユニット―――Iamyプログラム code:Failer-001』

――――――ゼーロ・ウィオラーケウス

……今はこう名乗らないといけないけど、…気にしないで
…そんな恰好してるから、何かと思った…


【どこか機械的なような、事務的なそんな口調で答えた】
【しかし次の瞬間には、もう口調は元に戻っている】
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/16(土) 20:00:01.73 ID:pWnX52F5o
>>483

ゼーロチャン、かァ。
この格好は訳ありでなァ、顔も見せられなくて悪いねェ

【どこか悲しそうに、そう言って】


…さァて、クソ共も逃げたし本題に移るかねェ

【魔女がぱちりと指を鳴らすと、古めかしい黒表紙の本を持った“手”が現れた】
【タイトルは、『黒き魔翌力に纏わるイシェメの記述』】

もしかしたら、お前の持つ魔翌力について…有益な事が記されてるかも知れない本、さァ
良かったらコレをやろうかと思ってたんだが―――

【言葉を切って、ゼーロを真剣な表情で見つめる】

―――自分の力、ちゃんと制御出来てるかァ?
見たところ、不安要素が多い。
望まない殺しをしたくないなら、オレの呪術で制御の為のきっかけを作ってやるよ。

…どっちがいい?

【本か、呪術かという事だろう】
【もちろん、どちらも望まないという選択肢もある】
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!red_res]:2011/04/16(土) 20:00:47.87 ID:3H7bGTgyo
【 水の国・中央  ――― PM : 7:30 】



【 ――――― 東≠フ空が、紅く燃えているのが見える 】



【……戦闘≠ェ開始されたのは一時間前、午後6:30前後】
【≪No.63≫ジャッキーニ=ライオニウス率いる約200の精鋭部隊は特権階級の居住区域を襲撃】
【呼応する様に、中央各地で総数約500の兵が政府機関の襲撃を開始する】


【予め警告を受けていた水の国側は即座に、待機させていた特別編成軍約2000を出動】
【水の国中央部が一方的な被害を受ける事を阻止し、戦闘≠ヨと持ち込む事に成功した】


【対する≪No.63≫本軍は周囲の特権階級所有の建造物に火を掛け、貴族居住地の破壊活動を開始】
【現在も燃え盛る其の業火は空を焦がし、隣接する民衆の居住区域に燃え広がる勢いである】


【消化が先決、と決した司令部は約500の兵と能力者部隊を後詰として投入】
【一部の能力者達には各地で行われている戦闘への救援を命令】
【また、残った能力者達には兵と共に≪No.63≫の撃破を命―――――】







   【 ―――――prrrrrrrrrrrrr=Bprrrrrrrrrrr=B 】







…………………誰か出てくださいよー!! ……――、 ―― あぁ、もうっ。



 【―――かたり、と。 キーボードを打つ手が止まる。】
 【厭に成る。さっきから引っ切り無しに電話が掛かって来るのだ。】
 【新聞の購読者やら、取材に出ている記者やら、其の家族やら。】
 【新聞社なら確定的な情報が集ってでも居ると思うのだろうか。 我々も貴方達と変わらないのに。】



………もしもし――、 あぁ、はい。 本社ですか。 …………状況? 今、書いてる最中なので少し待ってください。
簡単なのでも良いから教えろ? ――……そうですね、―――。




    ――、 ……判りません。能力者≠ェ投入されたんですから。




 【 ――――誰にも、判らない。 誰が勝利するのか、誰が死ぬのか、何人が死ぬのかも 】


/イベント開始です。 ≪No.63≫側の方々、投下をお願いします。
/VS主催の方々は少しお待ちくださいませ。
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/16(土) 20:01:52.40 ID:3H7bGTgyo
【 水の国・中央 / 貴族居住地 】


【  ――――其処は、炎熱地獄≠ニ云う表現が、最も相応しいだろうか】


【立ち並ぶ『邸宅』と呼ぶに相応しい其れ等は、大部分が火を吐く様に燃え盛っている】
【引っ切り無しに響くのは、炎によって其の形状を破壊される硝子の響かせる音】
【大きく幅を取られた通りのみが周囲の炎から切り取られており―― 異様=@】

【恐らく『敵大将が炎に包まれた通りに居る』と報告された君達、能力者は、】
【数百の兵達が乱戦を繰り広げる中を抜け、“此処”に到達した事だろう―――】







       ―――――――――……………、 ……… 。







【――中性的な相貌の人物。190を越えようと言う長身から、男性≠ニ確定可能か】
【墨痕淋漓たる書跡を髣髴とさせる“墨色”の長髪は膝元まで伸び、癖の付いた毛先は広範に散っていて】
【纏うは胸元に紅薔薇十字≠ェ彩飾された漆黒の軍服風長外套。至る所に『魔法陣』が記されている】
【矛盾した表現だが――燃え盛る様な冷たさ≠感じさせる『蒼』の双眼を前髪の向こう側へ有していて】



【彼が玉座≠フ如く座しているのは、『国軍兵の死体』の山の上――“数十人”は下らないだろう】
【『斬られた』人物も居れば、『撃たれた』のであろう人物、『焼き殺された』様な者も居る】
【全くの無表情≠ナ、彼は――、―“待ち受ける”かの様に、炎の壁の向こうを見詰めていた】


/VSジャッキーニの方々、此方にレスをお願いします。
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 20:03:33.15 ID:z1nxd6H8o
>>485

【水の国、中央部 / 何処かのビルの、屋上】

 ≪信じていれば、明日は必ずやってくる≫

【鮮やかで爽やかな薄緑色の瞳を持つ、黄緑のパーカーに身を包んだ少女が。其処に、立っている】
【丈が長くてミニスカワンピースみたいになっているその服には、フードに三角耳と背中に尻尾のお飾り付き】
【濃緑のショートカットは、何故だか左サイドの一房だけ長くて。「鈴付きの紫のリボン」で結ってある】

 ≪信じていれば、願いは必ず叶うのよ≫

【――――119。レスキューナンバーの刻まれた、銀のチョーカーは。正しく「従属」を表していて】
【つうっと。指で、其処を撫ぜてみる。……冷たい、】

 ≪だから、諦めないで――――

【使い古されたことばをつなぎ合わせた流行歌を垂れ流す、安物のプレーヤーとイヤホンを】
【何の感慨も抱かない、いま自分が触っている銀のそれと同じ温度をした視線で、見】


                  ――――ヒカリと共に、歩め。


 【――ここのフレーズだけは、なんとなく気に入っていたりしたけど。】

【未だ音を鳴らし続けるそれらを、彼女は、転落防止の柵の外へ放り投げた】
【安っぽい音質で紡がれる安っぽい歌は、自由落下に従属して、落ちる墜ちる堕ちる】


【彼女は眺めている。この戦乱のまんなかあたりを見つめながら、彼女は待っている。自分を邪魔するだれか、を】

//セラフィナイトでございます。夢幻檸檬さん、よろしくお願いしますっ!
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/04/16(土) 20:04:10.97 ID:2xKh2f6Qo
【彼女は、傷だらけだ】
【彼女は、心と身体に火傷を負い、逃げられぬ苦痛に蝕まれていた】
【彼女は、苦痛を絶望で塗り潰すために、自らの額を抉り、血に塗れた】
【彼女は、それでも、誰に頼まれたわけでもないのに、戦場へ絶望を届けに現れる】
【彼女は、そうやって絶望と手を繋ぎ、絶望に塗れ、絶望の中を歩む……】


【水の国・中央部 ―― 市街地】

【人家、商業施設の集まるこの地域】
【普段ならば人の往来が絶えず、賑やか極まりないこの場も今宵は戦場と化し、これまさに惨状】
【ギャーギャーと不穏なる鳴き声に彩られし夜は、カラスの巣窟であった】
【人の代わりに跳梁跋扈するカラスの群れ、群れ、群れ……】
【空に、屋根に、路地に、通りに……どこを見ても、数え切れない程のカラスが、のさばっていた】

……嗚呼……痛い……苦しい……辛い……フフ……、まさしく……絶望……――
それにしても……我が同僚たる諸賢様方は、組織を応援する尊い「犠牲者」……と、失礼、「シンパサイザー」様でしたね――
そのシンパサイザー様への、ご挨拶もなさらない、ということですね……ああ、嘆かわしい……

【セーラー服に紺のスカートを着て、長い青リボンの巻かれた水兵帽を被り、縁無し眼鏡を掛けて、】
【頭――額に血の滲む包帯を巻き、金色に煌めくロングストレートヘアーを靡かせている――、そんな身長160cm程度の少女が、】
【市街地の中央を走る大通りの真ん中に佇み、右手を口の辺りに当てる仕草をしつつ、何やら嘆息していた】
【虚無と絶望と嫌悪を渦巻かせる深淵の碧眼、無機質かつ無温度の眼差し、薄弱なる感情を宿した無表情を携えて――】

ま、よろしいでしょう……同僚内の代表者として……わたくしがこうして舞台に立って差し上げようではありませんか……


           ≪R.I.P.≫

                ―― ノクトクルセイド所属

     『絶望の水先案内人』 …… ウェル子


【黒羽根の舞う絶望の市街地にて、彼女が、誰にともなく、呟いて――】


……「義」によって、≪No.63≫様の助太刀に、参りました――


         【"Judgment of a Pilot"】

【その心意気は是か非か……≪No.63≫の生き様を見届けながら、今宵、彼女は邪気と悪意の沼で狂乱するのだろう】
【そうやって、彼女が「導く/裁く」のは、きっと現れる二人の「第三者」――】
【貴方様方の「狂気/理想」は、正義と悪の二元論を払拭した泥沼において、どれだけ輝けますか――?】


/ウェル子で御座います、シャンドリヨン様、ブルーライン様、よろしくお願い申し上げます
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/04/16(土) 20:04:24.05 ID:mj3R+bKc0
【水の国】
【中心近代都市部――――ビル街の6車線道路】

【ビルの立ち並ぶ都市部にある片側3車線の大きな道路】
【今回の騒動により、歩行者はおろか、走行する車両の姿も見えない】

【そんな中、中央分離帯の上に立っている一人の人物】

ん〜いいですねぇ……静まり返った近代文明の結晶たる都市は、かくも芸術的だ……フフフフ
今回は適当に足止めしてから引き上げるとしましょうか…支部≠ヘ次元隔離″マみですから問題なし
新No.63様の一世一代の儚い夢の実現に手を貸してやろうかねぇ…子供はテレビのヒーローの真似をしたがるものだ…クク
あぁ今回は悪役が好きな少年≠フおままごとか…ハハハハハハ!

しかし何か足りない……もう少し私好みにさせて頂きたいですねぇ……ハハハハハハ、ああそうだ
こうすればいいんですかねぇ……っと

【透き通るような肩ほどの長さの金色の髪に黒のソフトハット、“蛇のような”鋭い糸目≠フ中に黄金の瞳を持ち】
【左手の甲に緑の蛇の紋章のような魔法陣≠フ中に逆さまの十字架≠サの下にZT≠ェ描かれた刺青があり】
【黒いシャープな印象を与えるダークスーツの下に白のドレスシャツ、毒々しい蛇のような緑のネクタイ】
【黒いスラックスに緑のベルトを二本通して、そこから黒いチェーンを垂らして、黒いブーツを履いた】
【“歪な雰囲気”を醸し出す180cm程のスラリとした長身の青年】

【両手には黒と金のブレスレットを付けており、腰のベルトにはホルダーに入った細長い金属の杭が何本も付いている】

【そう、現在水の国支部≠ヘ立っていたはずの場所から忽然と消えている】
【しかし今回の戦いのはあまり関係のない事だろう】

【近くには一つの装置が無造作に置かれている】
【っと、スーツのポケットから何か小さな端末を取出し、そのボタンを押す】

【ドンッ!!!ドンッッ!!!┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ドドドと激しい爆発音が響き渡る】
【直後、左右にあるビルが2つずつ爆破され、無残に崩れ落ちていくだろう】

【それに誘爆され、他のビル達も大きく損傷していき、辺りは火の海になっていく】
【街並みは、一瞬で地獄絵図へと変貌したのだった】

クククククク……ヒャーハッハハハハハハハハハハハ!いいねぇコレ!
ナノマシンを空気中に散布してからの固定信号による爆破…準備に4時間かかったけどな

さてさて、聞きつけてだれか来ますかね、まぁ適当に遊んであげますか

【紅蓮の海の中で笑い、来訪者を待つ】

//レギンですお二方お願いします
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 20:07:03.69 ID:GdJuSNSSo
【水の国中央部・自然公園】

【東の紅とはまた別に――いま現在、避難所となるべき其処は火炎の地獄と化していた】
【出口という出口は全て焔の壁に閉ざされ、緑地は火の粉で焦がされて】
【そして民衆の多くがソレらに巻かれるか、もう一方の侵略者によって生命の危機に在り―――】


   一人二人じゃモノ足りない、十や二十じゃ中途に半端
     どうせ[ピーーー]なら三桁四桁、それだけ殺って漸く満足。

 ―――なァンてなぁ、理屈は良いから死んで踊って楽しませろよニンゲン共が


【火炎の危機。術者は女性、左右一対の黒い翼を持った茶髪の悪魔である】
【手にはキセルを、心には殺意を、それぞれ持って高所に浮翌遊し、火を操って人を燃す】

【そして、さらにもう一方。華美な金銀の装飾に身を包んだ、人形の大蛇が在る】
【腕を伸ばして散った人々をかき集め、触れた先から魂を抜くように脱力させ】
【赤い瞳をギラつかせながら、“喰い物”は無いかと園内を彷徨く―――それこそ、亡者の如く】


【はて、さて。広い園内といえど、そこかしこに渦巻く火炎によって温度は高く】
【更には何か仕掛けでもあるのか、火勢を増すのにうってつけな風も吹いている】
【まだ生きている人は大勢いる。助かる確率は、凡人のみでは限りなくゼロに近いと言えるだろう】

/ネイアでございます。谷山、ドロルの御両名方、本日は宜しくお願いしますー
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 20:10:26.07 ID:MXocvEwSo
>>489

………いやはや、今も昔も、バカと煙は高い所を好み
大莫迦者は火で遊びたがる、か

【こつん――――とても“自然な”足音が響く】
【かつん――――貴方に一歩でも近づこうと】

…悪ガキには灸を据えねばならぬ、か。

【無精髭を生やした30代の男性が、歩んでくる】
【真っ白なワイシャツとGパン。嫌でも目立つ、火より赤い手甲を着用し、左腰に脇差を2本、中位と長大な刀を1本ずつの刀を携えている】

【身長は170cm後半とそこそこ大きくガタイも良いが乱雑に切られた黒い髪は左程特徴的でも無く】

【両の瞳を抉る様に奔る疵…それは横一線に奔り、更に瞳を四等分にする様に縦に一閃ずつ双眸に疵が奔っている】
【比べれば右の疵の方が大きく、目元から顎まで一直線に伸びていて】

【計四本の刀と、その傷だらけの顔は嫌でも人目を引いてしまう】

【―――されどこの男は、炎の中、異常の中こそが一番“自然”に見えよう】
【それほどまでに―――似合っている=z

【キチリ―――音を立てて、一番長い刀を引き抜いて】
【近づけるならば、青年の3m手前まで歩み寄るだろう】

/山本正勝です、よろしくお願いします
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 20:11:33.66 ID:AYKS1wsNo
>>490
【着崩した学ラン姿が特徴的な少年だ】
【白骨よりも白い髪は、ハリネズミのようにツンツンに逆立てられて】
【腰にはベルトポーチを巻き、仕込杖を差している】
【右目には拘束具めいた黒革の眼帯が装着されていて、よく目立つだろう】
【首には、銀糸のスカーフが巻かれており、風にバタバタとはためいている】

……さぁて、仕事と行きますか。

【腕に腕章を着け、安全ピンで止める】
【腕章には、統一征斗会新聞部という文字が染め抜かれている】

――――ぜってぇぶっ潰す。
この国だからってのぁ関係ねぇ、俺の目の前の惨劇は、尽く打倒してやらァ。

【左目に、強い光を宿して。少年は歩いて行く】


おい、糞野郎ッ!


【よく通る声が公園内に響き渡る。その声は、一人の女性に向けられているだろう】
【悪魔だなんだなど関係ない、大切なのはただ一つ。目の前のヤツの正義≠ヘ俺の正義≠ニぶつかるという事】
【ブツかるなら、どちらかが折れなければならない。そして、此方が折れるつもりは毛頭ない、欠片も】
【故に、立ちはだかった。年齢に比して少年の姿は小柄。だが、その立ち姿は場慣れしており、その肉体は見た目をはるかに超えるポテンシャルを秘めている】
【左手の五指をきりきり、と動かして、ざっ、と右足を進める】


――――楽しませてやるからさっさと帰って寝ちまいな。
殺すなら俺だけにしとけ。……つっても、殺されるつもりなんざ、全く無ェけど。


【挑発がごとく、獣の様な笑みを浮かべて、女を睨みつけた】
【ガラス玉の中に水銀を満たしたような銀には、強い意思の光が見えるだろう】
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 20:13:28.01 ID:8BhgiLeso
>>484

……できてない……たまに…暴走してしまうの…

【下唇を軽く噛んで、答え――】


……………

【ゼーロには思ってもない、自分が自分として確立するための、絶好の提案】
【その選択肢が、二つも。それ故にどちらを取るか、彼女は思考する】
【選ばないという選択肢は初めから彼女にはなく―――】


(呪術ってことは……呪い…かな?)
(呪われたら……それはそれで自分ではなくなる……?)
(でも本なら…)

じゃあ………本がいい……
でもそれ……どんなことが書いてあるの…?
……持ってても、呪われない?


【選択したのは、本だった】
【そして、具体的にどのようなことが書いてあるか、その本を持っていても安全か】
【その二点を不安げに確認しようとする】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/04/16(土) 20:18:08.25 ID:pRH8stnp0
>>487

【其処へ、接近して来る人物。其のシルエットは、人物というよりも、異形と描写した方が良い存在】
【繰り返し響く、階段を上る音。夜に消え入る足音は。恐らく、少女の耳に届くかもしれない】
【少女が阻止しなければ、其れは、屋上のドアを開けるだろう。丁度、プレーヤーを棄てた光景を、目の当たりにする形で】


……君、は。……


【異形の容姿は、黒の大きなキャスケット帽を被り、旧い血の色をしたボブヘア、蝋燭の様に白い、死人の様な肌、右頬に深い傷跡】
【死者の様に、生気の失った、然し、淡く輝くオレンジの瞳。だが、其の肌も、瞳も、今は、炎の色合いに染まっていた】
【赤と黒のボーダー、タートルネックの、ニットワンピース。黒いオーバーニッソックスに、同色の、レースアップブーツ】
【左腕が、皮を剥いだ肉の様な色の、悪魔の様な、鋭い爪を持つ巨大な異形の腕。手の甲の中央に、簡略化した山羊と、六芒星が掘り込んである】
【異形の左を隠そうと、血で穢れた包帯を巻いているが、其れは意味を成さず。脈動するグロテスクな肉が、大きく覗いている】
【十字架型ドッグタグ、右手首に、「No.90」の刻印が入った、銀のハンドカフスを着けた、背の低い、十八歳程の少女だった】


……。機関員……


【ぽつり、紡いだ言葉には、矢張り動揺が込められていた】
【少女の装飾品に刻まれた番号≠ノ、戸惑っているらしい】
【異形の手首のものにも、同じ組織のものであると判断出来る其れが、刻まれていたからだ】

……、

【内に秘めた偽善が、少女を、止めなければいけないと想った。例え、同僚であっても】
【戸惑いながらも、骨と肉を掻き混ぜる様な不快な音と共に、腕の形状を組み替えて行く】
【腕は徐々に、レイピアの様な細い剣身へと変化し始める】

/夢幻檸檬です。セラフィナイトさんの方、宜しくお願いします!
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 20:18:28.85 ID:zDKlfmkco
>>488
【鴉の巣と化した市街地】

”義によって、ねぇ”

ぽふ、ぽふ、ぽふ。
【気の抜ける、けれど不要な音を立てない足音が不意に現れる】

【その姿は、人型の猫と呼ぶのがもっとも適切であろう】
【蒼い毛皮、猫耳尻尾、中肉中背+αの肉付きの肢体】
【袖なし臍だしのクリームイエローインナーと、ベリーショートのカットジーンズ】
【最小限度の布面積の、はしたないとすら言える少女は、】

【ボサボサの黒髪に糸目を隠し、溜息をつく】

”R.I.P.は獣のような連中だと思っていたけれど、認識を改める必要がありそうだ”

【口を動かさず、念話にて近隣の相手に届く声は、見た目とずれた少年らしい低いトーン】
【油断なく、糸目の奥の瞳は周囲のカラスを見つめて】

【最後に、立ち塞がる少女を捉えた】

”まあ、わるぅいえらいさんが片付くのは都合がいいかもしれない、それはよしとする”
”密かに悪い事してた奴への制裁として、それもまあよしとする”

【そんな、他人事な言葉を、吐いて、少し遠くであがった炎を見る】
【感情が見えない動作と言葉だったが、僅かに開いた糸目の向こうで、蒼い瞳が揺れる】
【…そして、目を閉じ、軽く俯いて】

”ただ、まだ罪なき子がいるかもしれないからね”

【顔を上げると、全身に蒼い光の線が走る】
【そのまま気を漲らせて、拳士のように腰を低く構えた】

”そろそろ止まっていただく”

【両拳に炎を纏い、細く長く、精神集中の息を吐いて】
【軽くステップを踏み、軽量級ボクサーのような足運びでフットワークを確かめる猫は】

”ブルーライン、魔法使い。これより出撃する”

【鴉の群れにも、少女の暗闇を前にしても、一切臆することはない】


//ブルーライン、出撃します。
//シャンドリヨン様、ウェル子様、よろしくお願いいたします!
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 20:19:39.98 ID:DTE2f7Y/o
>>490>>492


【ネイアが炎を操り、一般人の虐殺を楽しんでいたその時】

…これは……

【赤い長髪に緑の瞳で
上は赤のTシャツの上に黒いパーカーを羽織っていて、下はジーンズ
と言う格好の高校生位の少女が公園の中に入ってきて言葉を失う】

【少女の腰の右側にはホルスターが収められており、そこから装飾の施されたコルトパイソンが見える】


まさか…ここまで酷い事になってるなんて…!

【そしてこの惨事を起こしているネイアを見つけるとにらみ付けて】


……あなたですか…
…許しません…!


【怒った様子でそう言うと、腰のコルトパイソンを引き抜き、そして自分のこめかみに突きつけた】

……『変身』…!

【少女はそう呟くと同時に引き金を引く、すると瞬時に少女の体が炎に包まれる】
【炎は、ネイアが放つものとは別の種類のものの様で、少女を真紅色で包む】


【そしてすぐに炎が消えると、そこには…
背中に細身の剣を背負い、左手には籠手の様な盾を着けており
……そして、腰の右側には先ほどの装飾の施されたコルトパイソンを提げた赤い西洋甲冑に身を包んだ戦士が居た。】

……あなたを、倒します…

【その西洋甲冑に身を包んだ戦士が、少女と同じ声でそう言った】


//ドロルです、今夜はお二人ともお願いします
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 20:20:14.58 ID:CIO6TA3SO
>>481

【護はセシリアの気持ちに気付いて弄んでいた。、セシリアは護の事を嫌っていた。だが、それもこれも、全部―――誤解なのだが、二人はそれに気付くだろうか】
【お互いに誤解しあい疑心暗鬼して、二人の間に、確実に皹が入っていく】


(…………僕は、……)

【護は、完全に意識が飛んでいた。】
【それほどまでに心は既にボロボロだった】
【その場に、跪いて動かない】
【セシリアが能力を発動したのにも、もはや無反応だった。】
【そして―――何より隙だらけだった、彼女が今アートマンで攻撃しようものならば、容赦なく命中するだろう】

/ただいま戻りました。
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 20:20:45.44 ID:CuQnJpNSO
>>488
随分、暗暗しいのがいるーヨ。

【暗暗しい、とは果たしてどういう意味なのだろうか……】
【ある意味で間抜けな発言、そして、その持ち主もまた、間抜けな口調】

(ふぅ、ん……《R.I.P.》か。相手にしたい組織じゃあないが…………)

【右耳に補聴器のような機械、狐を思わせる細い目で、口元に穏やかな笑みを浮かべる白髪の男】

(カノッサ機関直属よりはマシだーヨ。商売相手の一角に刃向かうなんて、たまったモンじゃない)

【背は高く、白いドレスシャツの上から黒いスーツを着ており、左胸には青色の薔薇のコサージュ。暗黒色のベルトの両腰に高級そうな革のポーチを装置した、いかにも「キザ」っぽい服装は、この場にはあまりにも場違いか】

それに……自己紹介をして、利益になる相手でもなさそうだな。気狂いの相手をしてるヒマは無い……どけーヨ。

【彼は何も“本当にどいてくれる”だなんて思っている筈もない】
【両腰のポーチから、“通常のそれ”より少し細い、「ダーツ」を。それぞれ両手に一本ずつ】

【スノウウル=シャンドリヨン。《中立》たる男の、その真意は……?】

/シャンドリヨンです。お二方よろしくお願いします
/あと、次レスからレスが大幅に遅れる可能性があります
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 20:22:37.25 ID:b9+USEX1o
>>486

【炎の壁を切り裂いて、白銀の盾が閃く】
【炎を吹き散らす、その銀の大盾は、その使い手が炎の海を渡り終えると】
【まるでガラス細工か何かの様に、儚く砕けて霧散した】

【――現われたのは、一人の幼い少女】
【紅に照らされたその姿は、マネキンのようにも見えた――】

【白磁の様に滑らかな肌。腰ほどまでに伸びた、絹糸のような金の髪は、炎の中を突っ切ってきたであろうに、焦げ後すら見当たらない】
【特徴的なのは、整いすぎていて、どこか人工物を思わせる目鼻立ち。紅を引いたような小さな口唇】

……っ、居た……!

【その身に纏うのはロングセーターにデニムのジーンズ】
【ロングセーターの左袖は――そこにあるべき左腕の不在を殊更に示すように――風を受けて揺れている】

【――相争う両陣営の中、止められるはずの戦いを、しかしより大きな敵の為に、と見捨てて】
【少女の表情には、その事に対してか。懊悩の色が濃く現われていた】

【――そして、焦りも、また】

……死者を辱めるようなことを……!

【そちらへと近付いて行くうち、彼の人物が座しているモノ≠フ正体を見極めて、歯を軋らせてそんな言葉を零す】

そこを、退きなさい!
……このような蛮行、どんな理由をもってしても許されることではありませんよ!

【声の届く場所にまで近づけば――隻腕の少女は、怒りも露わにそう叫ぶ】


/クルスです、本日はよろしくお願いします。
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2011/04/16(土) 20:23:02.28 ID:HEWu8GTNo
>>489
【レギンの立つ頭上から数mほど離れた地点、その上空から】

フハハハハハ!ハハハハハハハハハ!!!

【黒い服、漆黒のマント、影の如き闇の色をした手袋にフルフェイスタイプの仮面を見につけた男が】

何とも豪快なクラッカーだ!
前回の平原の空気も悪くはなかったが・・・・・・
これもまた実に良い!!
炎が風を炙る熱気!
崩れるビルから噴き出す退廃の音色!!
まさに狂気!全壊の狂葬曲!!
今夜の会場は此処で良い様だな!!!

【上空から稲妻の如く落下し】
【地面に激突する寸前に身を翻し、ふわり、と】
【落下のスピードを相殺し、マントを靡かせ着地】

なんとも凝った演出をしてくれるじゃぁないか・・・・・

【レギンのほうに体を向け】

良い殺し合いができそうだ・・・・・

【つかり、と歩を進めて接近する】


/はい、ラグナロクです、よろしくお願いします
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/16(土) 20:24:25.99 ID:IgGy80fqo
【水の国 / 住宅地帯 / 噴水側】

【普段は賑やかな住宅街】
【しかし既に避難が完了したのだろうか、"不自然"な程までに人の気配はなく】
【テロが起きているというのに、死体すらこの場には存在しない】
【───ただ一人の少女を、除いては】

……───はぁ。

【巨大な噴水を背にして佇む小柄な人影が、溜息を一つ】

【漆黒のローブを着用し、人目を避けるかのように深くフードを被る少女】
【フードの隙間から覗くのは、くすんだ銀色の髪と】
【りんごのように透き通った真紅の左眼に、固く閉じられた右眼】
【首全体が黒色の水晶で構成されており】
【大口径拳銃をローブに括りつけ、翡翠色の指輪を左手中指に嵌めている】

(戦争は好きじゃないけど……。)
(向かってくる敵は、倒す……それが、私の役目。)

【小学生程度の外見。華奢な体格】
【一見、このような戦場には似合わぬ存在である】

【だが、分かる人──例えば、歴戦の猛者のような──には分かるだろう】
【この少女は逃げ遅れた一般人などではなく】
【幾つもの戦いをこなし、幾人もの人間を殺してきた"殺し屋"である事が】

……だから、≪No.63≫の敵は殺す。

─── 《 Luminous Vista 》

【これから始めるであろう戦闘、訪れるであろう敵を予期してか】
【"能力"を発動───少女の周囲の雰囲気が、変わった】


/チェルシーです。
/ガルンロードの方、よろしくお願いします。
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/16(土) 20:27:13.92 ID:z8SA3Czf0
>>486

【コツ、コツ、コツ、コツ。】
【ゆっくりとした足音が彼の耳に小さく響くであろうか】
【どこからかゆらりと姿を現したのは茶色のテンガロンハットが特徴のウェスタン風の格好の男】

…入院明けの慣らしにしちゃあキツイかな…ハハッ。…まぁ、アレを使うなら…だが。つーか炎のせいで熱いんだよ。早めに…は、いかねぇか

【帽子をちょいと上げ、玉座≠フ如く座している彼を見上げながら小さい声でつぶやく】
【そして視線を伏せ、彼に見えないように苦笑すると、両手に銃を生成する】
【コレが彼の能力であろうか】

【そして目線をまた彼に向け】

…青義同盟リーダー、マーシャル・T・ロウ。テメェの愚行を許すわけにはいかねぇ。テメェを「確保」し、自警団送りにしに来た…

――――――かかってこいや大量殺人鬼がァ!!!!

【両手の銃を上方の彼に向け、叫ぶ】
【炎に負けないくらい熱い闘志を乗せて】
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 20:28:20.58 ID:z1nxd6H8o
>>494

……この高さからさあ。下を見るとね、ヒトってほら、豆粒みたいな大きさじゃない。
だけどその豆粒のひとつひとつに膨大な物語が宿っていて。
いずれは芽を出し大きく育って、樹になるんだよね、なーんて。

 【――――】

【ドアが開いた、その向こうの光景を視認。彼女はに、と笑って見せる】
【まるで見知った友人に語りかけるような、軽くて口当たりのいいトーンで】
【緑の少女は、セピアカラーの少女に話しかけた】

でもね、

――――「上に居るヒト」にとっては、そんなのどうでもいいことなんだよ。
昇って来るジャックなんか、煩わしいだけのコビトに変わりない。
芽が出なけりゃ、ただの豆粒で終わっちゃう。

【……何を、語っているんだろう。いまいち輪郭がはっきりしない、お伽噺みたいなことば】
【それを一旦途切って、伸びを一回。うーん、と気持ちよさげに唸って】


 だからボクは、ね、上へ行きたいんだ。
 誰にも見下されない、てっぺんへ。
 あいにく翼が無いから、駆け上るしかないんだけど、

 ――――邪魔をするなら、「機関の仲間」のキミだって。退けるよ?


【――――。笑みは消える。目の奥が、きゅうっと細まった】
【それと同時に、少女の手・足部分に。纏わり付くように「紫色の球体」が出現】

【此方は軽く構えて、そのままだ。其方の出方を窺っている――】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 20:30:45.93 ID:GdJuSNSSo
>>492

……あァー?糞そのものの人間如きが私を糞野郎呼ばわり、ねぇ……
ナメてんじゃねェぞ糞餓鬼ィ、意見言うなら後五万年は生きてからにしろ

………でも、まぁ。楽しませてくれるンなら許してやるよ
テメェの五臓六腑を引き裂いた後に生かしながら食わせてやる―――
いやァ、それよりも眼と爪を潰した後に水牢ってのもアリか……?

【『どっちにしろ、ぶっ[ピーーー]』。高らかに声を響かせると、キセルをひゅうと振り上げて】

【すると、そこかしこに渦巻いていた火炎が一束の龍と成り】
【大きく口を開けて、少年の正面から灼熱を以て攻めかかる】
【当たれば勿論、一溜まりもないだろう。が、攻撃は一直線で、横に転がるなどで回避が出来る】


【尚、ネイアの位置は地上より5,6mほどの空。ちょっとやそっとでは届かない、か】

>>496

許さない許さないって、よく言われるけどなァ……
毎度毎度、口ばっかりで罰が無ェンだなこれが。再発防止になってねーぞマヌケ
……さァ、私は一体何人殺したでしょう?“酷い事”の一言で済むでしょうか?

【くる、と人型の大蛇がそちらを向く。身の丈は、2mと少々はあるだろうか】
【胴も腕も細いながら鱗に包まれ、炎の光を照り返し、活力に満ちた様子】

―――倒す?結構!やれるもんならやってみろっつーンだよ“調度品”ッ!
出来なきゃ死なない程度にいたぶって、私の家の飾り付けにしてやるからなァ―――?

【悪魔の指示で、バケモノは動く。自在に伸びるらしい両腕を、するすると器用に伸ばしていき】
【間髪淹れずに少女へ向けて、鱗に包まれた二つの手を進ませる】
【この手――もし触れれば、奇妙な脱力感を感じるだろう。何か、体力を奪われるような―――。】
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2011/04/16(土) 20:30:55.70 ID:vbJ6zD+p0
>>486

【むくむくと膨れ上がり、焼かれ砕かれそして融かされ】
【フレイム・タンは平等に。瓦礫さえも貪り尽くす、そして】
【炎河と化した街には、もはやネズミの一匹も居ないのではないか】


 【――そうも、思われたが】



  【―――――…… ドォォォォンッ =\―!!!!!】



【陰影のみの「矮躯」に似合わない、重々しい音と共に】
【隕石の如く――真紅の空より、通りのド真ん中へ降り立った】
【濛々たる砂煙が立ち、その向こうからは甲高い声】

(世界が世界なら、「海部」もこうされるのかな)
(―――いいえ。アタシと、いちおーベンヌが居るなら…。)

一撃も出させてくれないで逃げた相手ってサ、
実はアンタが、最初で最後なんだよね

でも、今日は―――。
そのたったひとつの特例さえ、吹っ飛ばしてあげるんだから!

【熱波に煽られ、妙に温い汗を滲ませながら】
【胸の高鳴りに秘めた思いを、不敵な笑いで「興奮」に傾かせ】

【視界の一角を埋める塵埃が、熱い熱い風に乗り天に昇ったとき】
【屍山の玉座への不遜な謁見を求める「彼女」の姿は、いよいよ現れる】

…ベンヌ、交戦に異論は!?

「御座いませぬぞ。
 …ですから、今は眼の前の闘いだけを――!」

―――えへっ、そーこなくっちゃね!

【装いはデニムの半ズボンに、ピンクの迷彩柄のTシャツ、小学上級生ぐらいの容姿】
【紅眼白皙、癖の強いセミロングの黒髪が特徴的で、値打ちのしそうな「紅い指輪」を付け】
【深い群青色に包まれた、重装の“機械化鉄槌”を携える】
【そんな風采の、いつか見た少女が―――いま、きみの前に】

//史音ベンヌです、よろしくお願いします!
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 20:33:22.86 ID:M9qD4NAr0
>>501

あーあ……ったく…………『ナポリス総合病院』の穴をふさぐのもままならねぇってのに、テロなんかに巻き込まれるたぁ…………
だが…………いーいねぇ。機関裏切って≪R.I.P.≫についた奴のテロだって言うんなら…………俺らが出てくのも悪くはねぇ……!

【胸元に、逆三角形の金のプレートに蜂を象ったバッジを留めた、白のビジネススーツに身を包んだ、赤の不健康そうな長髪をした痩せ身の男が】
【くつくつと喉を鳴らし、潜み笑いを浮かべながら堂々と歩いてくる】

「――――ガルンロード様、ご注意を…………何者かいます」

【そばには、黒のボディースーツを着込み、目元をバイザーで覆っている、小学生ほどの少女が】
【油断なく周囲を誰何しながら、短い歩幅でつき従っている】
【少女の額には、νという文字が刻まれており、白色のショートカットをしている】

――――っと…………どうやら、当たりを引き当てた様だぜ?
おいそこの!! お前さんは、この一連のテロの仲間か!?

【噴水のそばに佇む人影を認めるや否や、男――――ガルンロードは声を張り上げる】
【かなり直接的な呼びかけ。『敵か否か』を、はっきりさせようと言うのだろう】

「…………!」

【一方の少女は、スーツの全面を露出】
【胴体にはめ込まれた、大型のスピーカーの様な『音波砲』を剥き出しにする】
【これが、この少女にとっての戦闘態勢なのだろう】

/ガルンロード&リイロクローンです
/よろしくお願いしますー!
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/04/16(土) 20:36:24.33 ID:2xKh2f6Qo
>>495>>498

……ああ、どうもはじめまして、こんばんは――
二名様、確認いたしました――

【そんな素っ気ない挨拶と共に、ウェル子の瞳が捉える、二人の「相手」】

――魔法使い様とやらは、なるほど、わたくしの「敵」でよろしいでしょう……

【次に、まずブルーラインを注視】
【その挙動、言葉、雰囲気――ウェル子の敵対者として立ち塞がっているとみて問題ない、と判断】

……そちらのキザっぽい御方は――

【それから流れるようにシャンドリヨンに視線を移す】
【……「中立」――それは、すべての味方であり、敵たり得る存在】
【――ウェル子は「全て敵」として認識する人間ゆえ、そもそも中立など意味を成さないのだが……】
【そう、ウェル子と対峙するもう一人の者……ブルーラインにとっては、無視できない話かもしれない】

【彼らは、互いに協力し合うかも知れないし、互いに反目し合うかもしれない】
【どちらを選ぶのも、それは全て各々の判断次第だが……】

…………ま、何でもよろしいでしょう――――
のべつ幕無し、三千世界を絶望へと叩き落とすのが、わたくしなのですから――

【そして、両者に相対する彼女は、両腕を大きく拡げた】

【瞬間、耳をつんざく鳴き声の嵐の中から、「カラス」がやってくる】
【――1,2,3…………と、徐々にウェル子へ群がるカラスは、最終的に計6羽】
【彼女を護るように、近い位置を飛び回るカラスたちは……どう見ても、彼女の「従者」である】


【さあ……悠長に構えていれば、彼女は間違いなく容赦ない攻撃を、「二人とも」へ仕掛けてくる】
【……己の信じるままに――「動け」――】
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 20:36:39.05 ID:1ke5w6CAO
>>497
【茫然自失状態の彼に対して、彼女は精神錯乱状態】

ウアアアァァァ!!!
【少女の叫びに応えるようにアートマンは唸り声をあげて護に突撃し、ボディーブローを放つ】
【ほふく前進で移動するソレは腕を振るう直前にスピードが減少するし、また知能の低いソレが攻撃した結果腕が伸びきった状態で護のいる位置に拳が届くことになる】



/おかえりただいま
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 20:38:03.06 ID:AYKS1wsNo
>>496>>506
【ちらり、と甲冑少女を視界に収め。目を細めてその戦力を確認】
【敵であれば骨が折れる。味方であれば頼もしい。故に、確認を必須とし】

おい、アンタは、俺の目の前に居るあの胸糞悪い人殺しの敵か?

【そう、問いかけて、にぃ、と笑みを浮かべて一言口にする】

もし、そうなら。ちぃっと共同戦線でも組もうじゃねぇか。
一人より二人だ、数が大いに越したことは無ェ。そうだろ?

【協力の提案を申し上げた。少年は、この光景を見て尚、表情を崩すことはない】
【熱い心[HeatHeart]を胸に秘めつつ、あくまで脳髄は冷静に[CoolBrain]。心を燃やすのは、谷山に取っては下策の下策】
【故に、熱い心で思考を冷やし、戦闘という作業を効率的に終わらせる。それが谷山の戦い方だ】
【ただ、その姿は傍から見ればただの冷血漢にも見えかねない。しかし、気づくかもしれない。その瞳は、決して冷めてなど居ないと、確かに正義という光が宿っている、と】

っは、年功序列はこの現代社会に於いて意味なんか持たねぇってのに。老害が、サッサと死んで世界に隙間をつくりやがれ。

舐めてんじゃねぇぞ。俺は、その程度じゃ死なねぇよ。
楽しませてやるからサッサとお帰り願おうか、一般人助ける時間が欲しいんでな。

【ネイアに向けて、そんな戯言を返すも。その目だけは油断をしない】

遅いし狙いが甘い。
俺みたいな小さくて卑小な存在狙うなら、もうちょい狙いつけなきゃだめだぜ?

【谷山は、異様な動きをする。反応が恐ろしく速い。人の領域では無いくらいに】
【身体能力はあくまで人間レベルの最高クラスに収まっているモノの、反応と合わされば回避は困難ではない】
【すっ、と重心をずらすようにすれすれの回避をして。地面を蹴る。脚力はかなり高いようで、近くの公園の木に飛び移る】

――――ふ―――ッ!!

【木がギシギシとしなり、その戻る反動と同時に木を蹴り飛ばす。そして、跳躍】
【左腕を振りかぶり、ネイアに殴りかかろうとする。この少年、凄まじく身軽である】
【左腕は特殊な義手で、その膂力は凄まじいもの。さらに皮膚は衝撃に反応して硬化する特殊繊維】
【跳躍の速度も有り、当たればダメージは与えられるだろう。】
//あいさつ忘れてた……。お二方、よろしくですのッ!!
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/16(土) 20:38:15.66 ID:pWnX52F5o
>>493

OK、こっちだなァ

【そう言って、本を彼女に渡す】
【重厚感のある黒表紙の本はいやに古めかしく、かなりの年代物である事がわかるだろう】

アッハハァ、それには呪いの類は掛ってねェよ
内容は…そうだなァ、簡単に言っちまえば物語さァ

【長くなるぜ、と前置きして魔女は語り始める】
【その本は遥か昔に、異世界の魔術科学者イシェメが記した物らしい】
【他の力を無限大に吸収しつくしてしまう“黒き魔翌力”が世界を襲った際に、】
【彼は黒き魔翌力を物体に封じ込めて、それに意志を持たせ自発的な制御を促そうと試みた】
【結果、実験は成功。ただし、魔翌力に意志を持たせるリスクを彼は鑑みておらず】
【その後の魔翌力の経過観察に、彼は生涯を捧げる事となる】
【―――といった記述のようだ】

/遅れて申し訳ない…
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 20:38:41.81 ID:AYKS1wsNo
>>509
//おおお……安価ミスだと……。安価は>>496>>506へです
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 20:39:53.63 ID:AYKS1wsNo
>>511>>509
//うわああっ……!安価は>>496>>504へです!!すいませんっ!
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/04/16(土) 20:41:59.71 ID:mj3R+bKc0
>>491

おっと、さっそくですか!いやーようこそいらっしゃいました……ご苦労さまです…
もう一戦を退いていそうなその振る舞い、いいですねぇ……老体に鞭を打って頑張ってる姿を見ると…

ぶっ壊したくなっちまうなぁおっさんよぉ……あぁ?

【最初は帽子を抑えてにこやかに笑いながら出迎えるが】
【突如変貌し、蛇のような黄金の瞳で相手を捉えながらニッコリと口元を歪める】

引き返すなら今のうちですよ?腰痛できついんじゃあないですか?
まぁ、足止めが私の役目ですから、こうやってお話しているだけで結構なんですが

一緒にあそこで頑張ってる夢見る少年を応援しましょーよ…フフーフ

【挑発するように軽い口調で話しながら首を傾げる】
【接近について何かしらのアクションをとる事はないだろう】
【かといって、隙だらけでもない、不可思議な男だ】

>>500

【豪快な登場をしたラグナロクを見ながらニッコリと笑い、パチパチと手を叩く】
【着地で生じた風で飛ばされないように帽子を抑えながら男を見ながら】

これはこれは凄いですねぇ!大道芸人ですか?それともどこかのヒーローショーからやってきました?

まさか………ただの変態=I?これは大変だ!早く自警団≠呼ばなくては!
あーでも呼んだら私までしょぴかれてしまいますね……どうしましょう……?

【ワザとらしく考える仕草をしながら、挑発を口にする】

それと……勘違いしないでください、私は殺し合い≠キる気は毛頭ありません……やるとしたら…

一方的な蹂躙≠ナすが…今日はそれも違います……ただの暇つぶしですよ

>>All

いやー機関員≠竍番犬≠フ方々ではなくフリーの能力者で良かったです
やはり管理職にいると色々板挟みで大変でして……やれやれです、しかし、さすがに二対一は結構面倒ですね…なので

【パチン!と右手の指を大きくならす、同時にレギンの後方の空間がひび割れ】
【大きな音と共に何かが飛び出してくるだろう】

こちらも増援を呼ばせて貰いますよ……フフフフフフフフ

≪応用型重装甲車両―――パーナメント≫です!!!!

【全長5.20m、全幅3.40m、全高2.01m、重量8.0t】
【都市部迷彩が施された大きな車体に、白蛇のエンブレム=z
【車体を厚い装甲で覆い、タイヤは左右4つずつの合計8個】
【上部にはガトリングガンと火炎放射器がならんでおり、威嚇している】

【レギンの後方に止まり、まずは挨拶代わりに山本にはガトリングによる制圧射撃】
【ラグナロクには火炎放射を放つ!!】
【レギンは動かず、にこやかに笑っている】
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 20:42:37.95 ID:DTE2f7Y/o
>>504

ならば私があなたを二度とそんな事が出来ないように…
必要なら四肢を斬りましょう……それで罰になるでしょう…
私は…救いがありそうな悪人には…甘いとよく言われますが…
……あなたみたいな、救いようが無い悪人には…容赦しませんよ…

…これは…魔物ですか…

【大蛇を見て、背中の細い剣を抜いて構えて】

はい、やって見せます…。あなたはこの場でもう何人もの人を殺してます…
とても許されるものではありません…だから私が倒す…!

それは実際に私を倒してからにしてください…
私はここであなたを食い止めて、その分誰かが助かるなら…私は死んでもかまわない…


遅いっ!!……

【するすると伸びてきた手を剣を振るい、まずは片方斬り付けようと】
【そしてすぐにもう片方も対処しようとするが】

──っ、これは…?…
…はぁっ!

【僅かに間に合わず、大蛇の手が触れて脱力感を感じるも
すぐに立ち直し、その触れた手を剣で叩き切ろうと】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 20:43:45.33 ID:8BhgiLeso
>>510

【渡された本。それを開いて軽く各ページを流し読みしながら、魔女の説明を聞く】
【なるほど、黒い魔翌力を他の“物体”に封じ込める、その方法がわかるかもしれない】

【呪いが掛かってないとの答えには】


……そう、よかった……
じゃあ、もらっていく……

ありがとう…

【最後にお礼をする。きっとこの本は彼女を救う希望となるだろう】
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/16(土) 20:46:28.30 ID:3H7bGTgyo
>>499>>502>>505


【じろり――、―眼前に現れた敵≠、眼球だけ動かして視認し】
【とん、と一足飛びに『山』から降り立つと、】


……死者≠ナは無い ―― 『力無き敗者』だ。

……殺人≠ナは無い ―― 『人間の淘汰』だ。


僕は此処に、天秤を覆す∴ラに存在する――。
ならば、『力無き強者』に与する『力無き弱者』を殲滅するのは当然。
この世は、『力有る者』によって其のコントロールを得るべきだから。



―――……まぁ、君達には理解できない事だろう。



【――二名に対し、そう言葉を返して。】
【上空からの一名には、軽く『首を上げ』――バックステップで、距離を取って】



…………其れ≠セ。


『戦う』事でのみ力の有無≠ヘ測る事が出来る――。
僕の『革命』を止めたいのなら、さっさと掛かって来い。
この弱者£Bは、其れでも“勇敢”だった――君達は、如何だ。



【一切の『笑み』も『闘志』も浮かべる事も無い彼は――『思想』は兎も角、強者≠ノは違い無い】
【外套の“魔法陣”を薄く煌かせ、『両掌』を眼前の三名へと向けると――】





           ≪ 理想郷の為に死ぬ価値は有るか? ≫





【両掌付近≠フ空間が、魔翌力と共に『歪み』――飛び出したのは、“三本の槍”】
【直線的に三名へと飛んで行く其れは、恐らく小手調べ≠ニ言った所だろうか】
【速さは見切れるほどであり、回避・防御はそれ程に困難では無いだろう――】


【――問題は、ジャッキーニの転換速度が速い℃魔セ】
【槍を放ち終えると即座に、二丁の魔銃≠召喚し――両手に握った】
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 20:46:47.72 ID:DTE2f7Y/o
>>509

【声をかけてきた学ランの少年を一瞬確認して】

敵になりますね、私は今からこの人を倒す必要がありますから…
この人は何人もの人を既に殺しています…


分かりました、協力します…!
あなたはその人をお願いします…私は先にこの化け物から対処する必要がありそうです…

【そう言うと、手を伸ばしてくる大蛇に剣を向けた】

/すいません、自分のレスのネイアさんへの書き込みの上にという事でこれを補完してください…
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 20:50:03.36 ID:zDKlfmkco
>>498>>507
”国軍側の人か”

【不思議な存在感を放つ男に、猫は短く念話を飛ばす】
【疑問の類をはさむことはなく、単なる確認だ】

”僕らの相手はあの子だが、只者じゃあるまい”
”気をつけて”

【短い、気遣いの言葉を吐き、敵の攻撃に備える】
【それは、男の性質が中立である事を感じた上での言葉なのかは、わからない】

【猫は、相手の少女にカラスが集いだすのを見て、移動を開始した】
【直線距離は維持しつつ、シャンドリヨンとウェル子を直線で結び、ウェル子を中心に大体45度の位置に陣取ろうとするだろう】
【おそらく、ウェル子の狙いをある程度分散させた上で反応できる位置を考えているのだろう】

”カラスにできるのは空を人から隠す程度だ、数をそろえたところで空は落ちんよ”

【目標地点に向かいながら、猫は手首のスナップを利かせるように指を鳴らす】
【ウェル子に向かって小さな火花が直線を描くように数回瞬き、然る後爆発した】

【爆発の規模はというと、範囲は狭い】
【ウェル子とカラスの視界を覆い、その場から動けば被弾する。攻撃先を自分と設定した上で『置いた』形だ】
【範囲は狭いが、威力は申し分なく】
【タイミングが合えばカラスはあえなく粉々である】

【続けて、位置取りに成功すれば軽い足運びでウェル子へと直進する】
【炎を纏ったつめによる引っかき攻撃は、狙いと速度は正確で、メガネを落とそうとするかのように風を斬るだろう】

【攻撃が成功した場合、元の位置から直線状、シャンドリヨンとウェル子と角度135度のあたりに移動するはずだが…】
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/04/16(土) 20:51:36.41 ID:pRH8stnp0
>>503

【紡がれた少女の言葉に、異形は、唇を噛んだ】
【何処かから吹く、火薬の臭いが混じった様な風に、髪が靡く】

―――……君は……。

……いつか、……行く
……上の、世界=B……

……翼が無くても、……。其の、両脚で
駆け上がる事が、出来る

【彼女の言葉には、何らかの感情が込められている印象を受けた】
【ぶつかる、緑と、橙。紫の球体―――恐らく、少女の能力か魔術かに関する其れを確認した後。表情を引き締める】

……。だから、……僕も。……君と戦う
この戦争は、……絶対、間違っていると、思うから


……今、此の瞬間だけ 君の夢を。少しばかり、邪魔する


【彼女と戦う事に対して、確かに、引け目を感じていた。だが、其の迷いも、捨て去る】
【少女も、覚悟を持っていた。彼女が、先程紡いだ言葉が、彼女の思想≠ネらば。其れは、自分を戸惑わせるものでは無い】
【出来る事ならば、少女が、自分を倒して、駆け上った先の明日へと進んで欲しい。出来る事ならば、自分は、少女を倒して、此の戦火を終らせたい】

【思いの、交差】

【最初の行動は、接近だった。前屈みに、態勢を低くして、出来るだけ速度を出せる様に、少女に近付こうとするだろう】
【然し、外見からして矮躯に吊り合わない腕の重量からか、かなり遅い。阻止は、困難では無い】
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/16(土) 20:51:39.32 ID:IgGy80fqo
>>506

───《 射出 》

【少女の上空に赤色の水晶が精製され】
【ガルンロードの胸部を狙って、一直線に放たれる】
【水晶の先端は鋭く尖り、小型で細長い形状をしている】

【自らのポジションを答える前に攻撃】
【騎士道精神などといったものは欠片もないようだ】
【しかし攻撃の速度があまり速くないため、不意打ちには成り得ないだろう】
【先手必勝の考えに従い、攻撃しただけに過ぎない】

……一応、仲間。
そして──貴方達の、敵。

(複数相手……あんまり、得意じゃないけど。)
(それよりあの子、"気に食わない"……────)

【攻撃後、機械のように無感情で無機質な返答をする】
【白髪の少女に対し何か思うところがあるようだが、顔には出さず】

【大口径拳銃を抜くと、グリップを両手で握り締め構え】
【照準をガルンロードへと定める】
【どうやら、集中攻撃をしてガルンロードから先に落とす作戦のようだ】
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 20:51:45.38 ID:zDKlfmkco
>>518
/この表現はちょっとまずいかな…

【炎を纏ったつめによる引っかき攻撃は、狙いと速度は正確で、メガネを落とそうとするかのように風を斬るだろう】

【炎を纏ったつめによる引っかき攻撃は、狙いと速度は正確だ】
【対応できなければメガネを落とそうとするかのように風を斬るだろう】

/に差し替えてください
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/16(土) 20:52:16.83 ID:pWnX52F5o
>>515

参考になればいいがなァ…

【そう言って、ニタリと笑い背を向ける】

じゃァな、また何処かで

【そう言って、路地の奥へと去っていった】



/其方の設定の琴線に触れてしまいそうだったので、ぼかした書き方にしました
/細かいところの記述は其方で設定してしまって構いません〜

/では、この辺で!
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 20:56:24.53 ID:MXocvEwSo
>>513

………?挑発のつもりで御座ろうか?大分「安い」言葉しか聞こえぬな
声の質を変えるだけで相手がビビると思ってる時点で三下以下の臭いしかせんが…まぁ良い

【はて?と本気で不思議そうな声を漏らした直後…溜息を吐いた】
【―――ハズレ≠引いたとでも言いたげな、本当に悪ガキの相手を押し付けられた大人の様な息を、だ】

―――――――ガキの尻拭いをするのも大人の仕事で御座る

【タンッ――――】
【軽い足音と共に、男は駆け出した】
【3mもの距離を一足で詰める足捌きは忍びの様で。ほぼ一瞬でレギンとの距離を詰めようとし】

【2mもの車体の上にガトリングガンが着いているならば、近づかれた場合車体そのもののせいで山本自身を狙えなくなる可能性も有る】
【―――ソレを見越しての、動きだろうか?】

【チンッ…ビスッ】
【手甲を、肌を抉る銃弾が、山本の身体を赤く染めていく】
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 20:57:25.26 ID:CuQnJpNSO
>>507 >>518
絶望? ……それは困る。

【キザ男、シャンドリヨン】
【彼は何を思ったか……両手のダーツを、空中に“投げ捨てた”のだ。投げてもう一度キャッチとか、そういう事では無い】

【どう考えても、キャッチしようが無い方向……自分の後方に、だ】

「絶望」に堕ちた世界、ってのも悪くはないけどーヨ。それじゃあ、いまいち儲からない≠カゃないか。

【くるくると回りながら落ちる、二本のダーツ。完全なる愚策……】
【そう、思うかもしれない=z

カラスの従者……ハッ、メルヘンチックな事だ。そんなお前には……《苦笑い(ビッターラッヘン)》が止まらないーヨ。

【さりげなく(?)混ぜ込まれた言葉が、彼の開戦の合図】
【何気ない、苦笑いが。彼の武器となる】

【シャンドリヨンを中心に現れるのは、鎧を着た黒いカミキリムシ……その数、四】
【内二匹が、地面に落ちたダーツに“取り付いて”……そのまま、シャンドリヨンの左右に帰還】

さあ、て……気をつけるのはお互い様だーヨ。

【その間に、ブルーラインに言葉を返す。無難で、それでいて“平淡”で。心の底からでは無い、薄っぺらな言葉】

カラスと“蜻蛉(リベレ)”……果たしてどっちが強いやら?

【そしてウェル子に対しては、意味深な言葉……事実上、特に意味は無い。彼のダーツの名が、“角蜻蛉(ホルンリベレ)”……ただそれだけ】

【左右のカミキリムシが取り付いた、“自立機動兵器”のような、浮翌遊するダーツ】
【右側のそれが、それなりの速さで……ウェル子の腹部へと飛んで行く】

【当たれば結構痛いが……冷静な判断を下せれば、回避なり防御なり、なんとでもなるか】
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 20:58:08.54 ID:CIO6TA3SO
>>508

【―――――自分は、そんなにも嫌われる様な、そんな人間だった。】
【戻っていくの感じる。――……だんだんと、過去の、幼少時の自分へ、誰もが嫌いだった心へ、戻っていく。】

…………―――――くぅッ?!

【――と、だがここでその思考は一旦、停止させられる。】
【アートマンの叩き込まれた拳の一撃は、現実に彼を戻す。】
【その目に映ったのは、――錯乱する、セシリアだった】

………セシリア……さん……何で……、

【殴られた護は、そのまま後方へ吹き飛ぶ。】
【追撃も可能だろう、】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 20:58:43.71 ID:8BhgiLeso
>>522

【去っていく魔女の背中を見送ると、本に目を落として】
【期待するかのようにそれを見つめた】

【やがて、彼女は道場へ帰ってゆくだろう。多分】


/お疲れさまでした
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 21:00:02.74 ID:GdJuSNSSo
>>509

年寄りだと思って甘く見ると、“冷や水”を食らうのは若造……
亀の甲より年の功。経験の差が歴然に過ぎンだろーが、人間―――!

【グオッ!という音と共に、火炎の龍が地を焦がし、抉り取って、溶かす】
【外れである。しかし、ネイアはそれを気にするような様子もなく】
【更には、こちらへと飛来する少年を見ると笑い、指をパチリと鳴らして】

………陸上で、鮫に食われるっつーのはどうだァ?

   『―――ウシャアアァァァァアアアアアァァァァァ――!!!』

【先程の龍のように、公園を覆っていた炎の壁から何かが飛来する】
【反応の速度が異常なのなら、見えるだろう。ホオジロザメと人の、中間のような存在が】

【死んだようなうつろな眼、ぬるりと光る青白の肌、そして大口にずらりと並ぶ三角の歯】
【胸部に空いた穴には風が吹き荒れ、どうやら炎の追い風はこの生き物が原因か】
【―――ともかく、強靭で悪趣味な生き物が現れて、少年の攻撃を悪魔の寸前で受け止めて】

【そこから一気に、胸部の風を後方へ排出。ロケットの様にして、推進力を産み】
【少年を短く力の在る腕で掴もうとしながら、共に地表へ落ちんとし。】

>>514

………ほォ、良いねェ!最ッ高だねェ!
手足をぶった切って芋虫みてーに這いずるなんて反吐が出る程の極罰だ!
そこらの“無能な能力者”とは覚悟も何もが違うのか……

――――何にせよ、楽しみにさせてもらおうか?

【大蛇の手による脱力感、それはかの魔物が持つ能力にある】

【簡単に言えば、エネルギーの操作。体力、魔翌力、気力――ありとあらゆる、力】
【それらを加減したり、取ったり、与えたりする能力によるもので】
【まだ、少しばかりの疲労を感じる程度だろうが―――幾度も喰らえば、タダでは済まず】


【バリバリと、鱗が剥がれ落ちる。硬い。大蛇の腕は細いのだが、鱗が硬い】
【しかしながら、鎧として役立つのは一度なのか、右手の鱗が大きく剥がれ】

【魔物はそれを気にする様子もなく、先程は伸ばしたのに対して腕を縮め】
【その“引き”によって、再度相手のエネルギーを吸い取ろうと試みる】
【―――だが、押しで攻撃されれば、引きでも恐らくは同じ結果】
【根本的な部分で、どうやら頭な良くないのか。もし右手を再度攻撃すれば、上手く切り裂くことも出来るだろう】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage saga]:2011/04/16(土) 21:01:56.02 ID:b9+USEX1o
>>516

……貴方は……!

【人を人とも思わぬが如くその言葉に、クルスの喉から、引きつるような音と共に、非難するような言葉が漏れる】
【――だが、それに続く言葉は上手く出てこない】

【分かることは、一つだけ】
【目の前に立つこの男は、人を人とも思わぬようなこの男が、自分とは相容れぬであろう。その予感】

っ……ここで貴方と問答をする時間も惜しい。
演説の類なら、貴方を無力化した後で、いくらでもお聞きいたします!

【その言葉と共に、少女の身体から――その義憤に燃える姿からは想像もし得ぬような、禍々しい魔力が吹き上がる】
【魔力というよりは、瘴気とでも形容した方が相応しい、その氷のような力は、少女の唯一の右腕に絡みつく】
【少女は、男性の方へと、その右腕を掲げ】

『三十枚の銀貨』ッ!

【少女の声と共に、呪文が完成する――】
【掲げた右手の先に、回転式弾装に装填された銃弾のように、三本の短剣が現われる】

Shoot!

【飛来する槍に対し、そう叫べば】
【少女の意志と魔術に呼応し、三本の短剣は、連続で文字通り銃弾の如く掃射され、槍の穂先へと正確に叩きつけられる】
【狙いのズレた槍の真横すれすれ。刃が少女の左肩を掠めていくのも意に介さず、少女は男性の方へと走り出す!】

【走る速度は、同年代――13、4歳と言ったところだろう――の少女に比べれば、やや速い、という程度】
【男性が距離を取り続けるには、そう難しくはないだろう】
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 21:03:27.59 ID:z1nxd6H8o
>>519

……もう、待てないの。
いつ来るんだか解らない「いつか」なんか、ボクは――――

【彼女にとって、この戦争は「手柄を得られるかもしれないチャンス」であり】
【機関員である夢幻檸檬と出くわすことになるのは、少々どころではない予想外であったが】

 ――――待たないよッ!!

【それでも、彼女は「諦める」選択肢を取らず、見て見ぬふりをする】
【夢幻を退け、その向こうにある「階段」を登るため――】


【接近するセピアの彼女に合わせ、此方も接近――近接タイプのようだ】
【両者がそれぞれ前に出れば、鉢会うまでにそうそう時間は掛からない】

――――――しぃ、ッ!

【ある程度までお互いが近づけば、彼女は左脚を振り上げて】
【「異形でない方の腕」、「右腕」。其処の、二の腕辺りに狙いをつけて、回し蹴りを放つ】
【なんてことはない威力と速度は、正しく「小手調べ」の意味を兼ねている】
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 21:04:32.16 ID:M9qD4NAr0
>>520

――――チッ、いきなりかよ!!
おぅら――――ッッ!!

【全く意に介さずと言った様子で放たれた水晶に、渋面を作りながらも対応するガルンロード】
【右手に魔力を収束させると、それを炎に変換。ファイヤーボールを以って水晶を迎撃し、叩き落とす】
【下手な回避よりも、それが確実と判断したためだった】

…………へっ、そうかい。実に分かりやすい態度表明、ありがとよ?
んじゃ、さっさと死んでくれや!!
「――――戦闘、開始…………」

【先の攻撃でほぼ分かっていた事だが、改めて本人の口から聞いて、ガルンロードは下卑た笑みを浮かべる】
【そのまま、戦闘態勢に移行。問答無用の態度を相手が貫くなら、こちらとて、多くを語る必要はない】

く…………いきなりチャカかよ…………!!
サイレントレクイエム、俺が引きつける…………お前は敵を牽制しつつ、隙を窺え!
「――――任務、受領完了……」

【拳銃を向けられ、ガルンロードの表情に、より分かりやすい苦みが走る】
【当たりどころによっては、一撃で致命傷になりかねない武器を、いきなり向けられたのだ】
【人外のスピードに自身があるため、ただの一発で仕留められないとは思うが――――】

(――――撃たれてからじゃ、この場合遅ぇよな…………こうなった場合、すべきは…………位置取り!!)

【この状況で、ガルンロードは率先して動く選択肢を選ぶ】
【――――能力である瞬間加速を用いて、チェルシーに対して噴水を挟む様な位置へとステップする】
【合間に障害物を挟む事で、一時的に拳銃を無力化しようと言うのだ】
【そのままでは、あるいは無防備かもしれない動きだが】

「…………!!」

【音波砲を構えたまま、νの少女がチェルシーの動向に神経を集中させている】
【下手にガルンロードに集中しては、こちらが攻撃を向けるだろう】
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2011/04/16(土) 21:05:02.04 ID:HEWu8GTNo
>>513

【突如現れた装輪装甲車から放たれた炎が、その顎門を広げ襲いかかり】

ふむ・・・・・

【彼はその顎門に向け、疾走し跳躍、あっさりと飲みこまれたかに見えた】
【その刹那】

フハハハハ!何かと思えば!!
先ほどと比べなんとも!!!

【その炎を文字通り切り裂き、その身に焔の残滓を纏いながら飛翔し、現れる】
【その両の腕には風、魔翌力によって指向性を持たせた真空のカマイタチ】
【其れを用い、火炎を切り裂き、熱による被害を最小限に食い止めた】

このような玩具ではこの私の欲望を焼き尽くすことはできんぞ?

【何もない空間から、ドス黒い血のような黒の刀身を持つ長剣が現れ】

蹂躙できるものならやってみると良い・・・・
其れと私は変態ではない!
弩変態だ!!

【其れを右手に掴み、レギンに向け疾風の如き速度で飛翔、距離を詰めていく】
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 21:06:01.04 ID:AYKS1wsNo
>>517>>527
はっは!任せときなぁッ!!名乗っとくか、お二方。
Justice所属、そして世の不条理に立ち向かうフリージャーナリストッ!!
谷山 基樹[タニヤマ モトキ]だッ!

【よく通る声で二人に名乗りを上げた】
【空中に居る谷山は、義手内部の錘の位置調整や重心の微細な調整で跳躍軌道を操作している】
【この少年。空を飛ぶ術こそ持たない物の、空中戦には慣れている様である】

(今の♂エでまともに戦うのは初めてだ……。どこまで通用するか……!?)

【左目が細められて、感覚を鋭く鋭敏にしていく】

は、経験も密度と濃度で補えるしそもそもの才能とか努力でいくらでもひっくり返せるだろうが。
頭硬てーぞ、ババア。

【売り言葉に買い言葉。舌戦は比較的得意であった】
【そして迫る化物を見て、冷静に思考を回す】
【受け止めた拳を、一端思いっきり退き、その勢いで体を上へ引き上げて】

ひゅっ!

【左腕をサメの口に突っ込むだろう】
【もしそれが成功すれば、鮫の口の中。体内で爆発を起こすはずだ】
【谷山の左腕は、暗器の固まりと言って仔細無い。その内の一つが、内臓爆薬だ】
【しかも、体内から。当たればかなりのダメージに成るのは確かであるが、失敗すれば大地に落とされる】
【さぁ、この一撃の成否はどうなるのであろうか?】
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/04/16(土) 21:10:31.55 ID:2xKh2f6Qo
>>518>>524

…………お、馬、鹿、様――――

【ブルーラインの放った火花を視認するやいなや、ウェル子はその場でカラスを「鷲づかみ」にする】
【両手に1羽ずつ、苦しそうな計2羽を遠慮無く握りしめ――】

――《覇の代償》――

【両手から、黒い閃光はほとばしった】
【そして次の瞬間、彼女の身体を覆うように「旋風」が発生】
【「黒い羽根」をこれでもかと含んだその「旋風」は、防護壁の役割を果たし、爆発から彼女を護る】

【更に続くブルーラインの引っ掻き攻撃】
【ソレと同時に迫るシャンドリヨンのダーツ】

【しかしウェル子は一切表情を曇らせることなく、ふっと軽く息を漏らし、】

【――「飛び込み前転」】
【しゃがみ、前に跳び、接地して、くるりと一回転、というその動きを、滑らかに繰り出した】

【結論を言えば、それにより引っ掻きとダーツを同時に回避】
【更に前進することでシャンドリヨンにある程度近付くカタチとなる】

【そうして――】

……まずは、お返しです――

【前転を終えしゃがんだ状態のウェル子の命令で、カラスが、飛ぶ】
【一羽がシャンドリヨンの真正面から腹部を狙い、】
【一羽がブルーラインの背後から背中を狙い、】
【各々「クチバシ」を突き立てようと、鋭く飛翔し襲来するだろう】

【なおこのカラス――攻撃力こそ実際のカラスより強烈だが、】
【実は「脆弱」であり、気絶する程度のダメージを与えてやれば、「戦闘不能」となる】
【この事実に気づけるかも、戦闘の趨勢を左右するか――】

【ウェル子の周囲に残る残りカラス、2羽】
【またウェル子の身体を「旋風」が護っているのも忘れてはならない】
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 21:10:37.54 ID:1ke5w6CAO
>>525
【少女はわんわんと子どもの様に泣いている】
【何で、と言う護に対してセシリアは】
ひ、酷い……
………酷いよ!
酷いよバカぁ!!!
【と泣き叫ぶ。二人の気持ちはすれ違いつつも、歪な形でピッタリと話の整合が取れてしまっている。このままでは───】


【アートマンは吹き飛んだ護を追いかけて、今度は右の平手で彼の脚を打ち据えようとするだろう。避けたり、しっかりと耐えなければ転倒することになるかもしれない】
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 21:12:12.18 ID:DTE2f7Y/o
>>527>>532

私はドロルと言います、無所属で…治安を良くする為に旅をしています

(少年に向かって、軽く剣を振りながらそう名乗った)

─────


…これくらいの覚悟が無ければ、私の夢は叶わない物なんです…。


(あの攻撃を何度も食らうのはまずい……)

【疲労感を感じて、鎧の下で顔をしかめてそう思い】


なっ!…思ってたより硬い…!

【剣が弾かれるのを見て少し驚いて】


なら…この剣で戦っても埒が明かない…
…えいっ!

【相手が腕を縮めるのに合わせて少女はなんと…その腕に目掛けて、武器である剣を投げた】


今のうちに…!

【そしてすばやく、装飾が施されたコルトパイソンを抜こうと】
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2011/04/16(土) 21:12:24.05 ID:vbJ6zD+p0
>>516

強い奴が上に立つのはとーぜん、アタシだってその方が良いと思う
でもサ。アタシもアンタも、その方法論はパンピーのためのものじゃない!

「…人類は野生で他者と奪い合い、理性でも競争を軸とした社会を受け容れました
 しかし。この世界を混沌の形にまで巻き戻す事は、我らの望む所には非ず」

【確固たる思想を持つ敵にゆすぶりをかけることは、念頭に無い】
【むしろ逆=\――自分の意思を、貫く事が肝】
【痛みも悲しみも振り回さんとする彼女と】
【その彼女に、苦渋と幾つもの邂逅の後に「悔やまず」と誓わせた彼は】
【正反対の性格ながら、そう思うことだけは同じだった】

【そして。ゆがむ世界、ひずむ陽炎】
【現れた「一突き」を前に、この少女は】

ふー、…――はっ!!

【振り上げた「ベンヌ」の双頭の片割れを、脇腹の方向からから叩き付け】
【竹を割る様に槍を折り、そして残骸を火の海に弾き飛ばした】

【それから、返す一振りで】
【槍を払った方の槌頭――左翼の部分を、ジャッキーニに向け】

あやねバーニング=I!

【火蓋が開かれるように、その打撃部は「展開」】
【彼を標的として、火の玉のような魔力塊が三発放たれるだろう】

【受けると、軽い打撃感と高熱を被弾部位に感じ】
【罷り間違って死体に当たれば、引火して火葬的な炎を上げることもある】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/16(土) 21:14:32.12 ID:z8SA3Czf0
>>516

な…めんなっ!!
(この程度のスピード…!!本気出してねぇなヤロー…!!)

【ドン。右の赤いリボルバーから銃弾を1発。その銃弾の軌道はちょうど槍に向かい──── 】
【ピンポイントに槍の先の若干右側に当たり、槍が弾かれ左前方の地面に突き刺さる】

…力ってモンはなぁ、人を守るためにあるんだわ
強者ってモンはなぁ、弱者を守るためにあるんだよ

そこんとこを勘違いしてる奴は、本当の強者じゃねぇ…お前は「狂った者」って書いて「狂者」…

要するに、ただの馬鹿ってことだよ────

【槍を弾いた後、ロウは両手を彼に向けたまま、自論を語る】
【そして彼が銃を持っていることに気付くと】

言っとくが、同じ二丁拳銃使いで俺に敵うと思うなよ…っ!!いくぜぇ!!

【ほんの一瞬だけ笑うような表情を見せたかと思うと、姿勢を低くして間合いを詰める】
【そのまま詰めながら彼の右太ももめがけて一直線の弾丸が左の青いリボルバーから放たれる】

(相手も銃、こちらも銃…お互いに間合いを詰められるのを嫌う…が、接近戦なら「アレ」がある…!!)
【ロウが銃使いのくせに間合いを詰めるのには上記のような理由があった】
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/04/16(土) 21:14:41.76 ID:2xKh2f6Qo
>>533>>518>>524
【追記】

【ウェル子の握った2羽のカラスは、閃光と共に「消滅」し、「黒い羽根」の塊に還り、その羽根が「旋風」を構成している】
【要するに、《覇の代償》発動の生贄に捧げられた、とでも思っておけば間違いないだろう】
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/04/16(土) 21:19:42.10 ID:mj3R+bKc0
>>523

いやーご期待にそえなくて申し訳ありませんね、消化は済ませておくのでもう帰ってもいいですよ?
いや、もっと大物と戦いたいならほら、あっちの方に行けばいいですよ

【心底申し訳なさそうに頭を下げながら苦笑をする】
【そして、主戦場と思われる場所を指さしながら嗤う】

【ガトリングは狙いが定まらなくなって、射撃を止めざるおえなくなった】

ありゃりゃ……接近されてしまいましたね……こうなったら仕方ないです…

よろしくお願いしますよ、天使サマ=H

【フォンと、レギンの前方に光の柱が現れ、そこから一人の人物が現れる】

【透き通るような銀の髪に、青い美しい瞳をした整った顔立ちに】
【和服と軍服を合わせたような複雑な構造の白い服を着た青年】

【腰には白い鞘に入った刀が下げられている】

[了解した支部長代理……敵を殲滅しようか…ハァ!!!!]

【レギンと山本の間に割り込むようにして立ちふさがり】
【高速で接近する山本に腰の刀を抜刀して、腹部を斬りつけようとする】
【刀には電撃が流れており、切れ味はかなり高い】

>>531

おお、見かけによらずかなりやり手のようですね…少々見くびってましたよ…ハハ

あぁ弩変態≠ナしたかこれは失礼……さてこちらもお願いしますよ

【ラグナロクの間にも、光の柱が現れ、そこから誰かが出てくる】

「はいはい、面倒だけどがんばりまーすぅ……ハァねむ」
「さっさと終わらせてゲームの続きしよっと……ヒャハ!!!!!」

【透き通る銀髪のポニーテールに綺麗な青い瞳】
【白い雪地迷彩のような白い軍服に白いコンバットブーツを履いた青年】

【一振りの白いスピアを背負っており、それを構え、ラグナロクに向ける】
【突如として風が槍の周辺を回りだし、集約していく】

「そーれっと!!!!!ぶっとべ!!!!」

【圧縮された風の衝撃波が、ラグナロクに放たれたッッ!!!!】

>>ALL
【装甲車は狙いを戻す為に一度後退し、その後ラグナロクの方に移動をしだす】
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/04/16(土) 21:22:55.19 ID:pRH8stnp0
>>529

【接近が成功していた事に安堵していたのか、彼女が左足を上げた事に、橙を見開いて、息を呑む】
【其の後、少女の蹴りが直撃し―――其の箇所から、何かが砕ける鈍い音が響く】
【そして、痛みを堪える様な、小さなうめき声を漏らして。 確実に、右腕が折れた】

―――、……ッ!

【更に、矮躯の方が軽い為。蹴りの威力に煽られる様に、体が横に傾き、転がって行く】
【だが、其の瞬間。滅茶苦茶に左腕を振り上げ、其の刃で、少女を、切り付けようとするだろう】
【咄嗟の行動故に、目に見える程の、余りにも大きな動作だ。近距離だが、回避も困難では無い】

【少女の行動、攻撃の成功、失敗に関係無く、異形は転がって行くだろう】
【散らばったセピアの髪。古惚けた童話の挿絵、其れをくしゃくしゃに丸めたゴミを連想させる】
【右腕の痛みに耐え切れず、コンクリートの上で転がる姿を見せる】
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 21:23:15.60 ID:zDKlfmkco
>>524>>533
【舌打ちは、念話なしでも行えるようだ】
【攻撃がかわされることは想定内として、判断の早さと必要最低限の動作による回避を言葉なく賞賛】
【猫は引っかきの状態で出した手を地面につき、纏わせていた炎を爆発させて上へと跳んだ】
【カラスの頭を掠める事になってしまうが、摩擦以外に特に問題はない】

”何処の風翔龍だ、風のバリアとか…”

【空中で両手に炎を纏いなおし、器用に腕の向きを切り替えて爆発させ、姿勢を制御しつつ相対距離をつめる】
【だが、相手はからす使い、空中に浮かび続けるのが得策ではないとの判断から急速に落下する】

【ウェル子の頭上に、今度は脚に炎を纏った状態で、振り上げて】

【下方向に力をかける爆発を起こし、脚にまとう炎は濃度をあげる】

”燃えろ”

【そして、おそらくウェル子の位置からやや後方に落着する寸前、上げた足を下ろし、地面を蹴る】
【劫、と地面に地割れが広がり、シャンドリヨンの手前程度、ウェル子の直下で爆発が起こる】

【上空への攻撃翌力は高いだろうが、風の性質を変えるにはきっと至らないだろう】

【それでいて、カミキリムシに対しては何故か影響を与えない】
【爆発に満ちた魔翌力が、ウェル子に対して指向性を持つためであると、気づけるものは魔翌力感知能力が高いものだけ】

【自分は後方へ下がり、ウェル子の背面に距離を開ける】
【2・3歩ほど開いた距離をつめようと、脚をばねのようにして力を貯め始める猫】
【若干の隙があった】
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/16(土) 21:24:56.46 ID:IgGy80fqo
>>530

【赤色の水晶は炎にたたき落とされ、地面に転がる】
【この接触で分かるかもしれないが、水晶の耐久力はかなりのものである】
【少なくとも今の攻撃では、傷一つ出来ていない】

…………やだ。
死ぬのは、貴方……。

(速い……このままじゃ、挟まれる。)

【1VS2のこの状況。】
【噴水は壁ではなく、障害物としては頼りない】
【よってこのまま挟み撃ちになれば、不利な状況を強いられる】

【しかしそれが分かっていても、ガルンロードのスピードを止めることは出来ず】

けど────

───《 射出 》

【噴水の上空に橙色の水晶が創りだされ】
【ガルンロードの頭部を狙って、落下していく】
【色以外は、先程の水晶と変わらない】

【尚、攻撃の際少女はガルンロードの方を見ていない】
【種明かしすれば、この少女は水晶と視界共有出来るからである】
【しかし赤色の水晶は地面に転がっており】
【その位置からはガルンロードの事は見辛く、狙いは多少大雑把になっている】

……貴方も、"人形"なの?

【繰り出されたのは、おおよそ戦闘とは関係ない質問】

【そして銃口をνの少女へと向け直すと、引き金を引く】
【拳銃の見た目通りかなり威力が高く、その反動に少女自身も一瞬怯んだ】
【だがガルンロードから狙いを定め直すというタイムラグがあるため、対処は簡単だろう】


【赤色の水晶──νの少女とチェルシーの中間。地面に転がっている】
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 21:26:00.03 ID:GdJuSNSSo
>>532

―――密度に濃度に才能、努力ぅー?

笑わせンなよ谷山基樹ィ!人と悪魔の絶対的な差は変わらねェ!
DNAレベルでテメェらとは出来が違うんだよ不良品のポンコツが
……それとも何かぁ?生き物としての差すらもひっくり返せるってかァ?

【ごくん。鮫のバケモノは、まるで餌を放られた犬のように素直に、谷山の左腕を飲み込んで】
【ドンッ!という音、煙。そして、黒い血。確実に効いている―――効果は、有r】

   無理無理無駄無駄ァ!
 
      こっちの最高傑作がそうそう墜ちるかよォ――!!

【――有る。しかし、それを加味しても有り余るほどの体力が、この生き物には在る】

【鮫のバケモノは、口内の義手を圧倒的な咬筋力で離さじと食らいつき】
【先程の風のロケットを再燃させて、再度地上へ向かって吶喊せんとする】
【しかし、やはり爆弾が効いているのか、上手くもがけば逃れることも不可ではない】

【それでももし、逃れず共に地表へ向かえば―――100kg超の重さが、彼に掛かることになる】

>>535

夢、ねェ……やっぱ最高だぜテメェ、ぶち壊したくて仕方ねーや

……だが、昔っから悪魔ってのは契約を持ちかける生き物でなァ
治安を良くするだか、夢を叶えるだかしらねーが
ドロル、よォ。このネイア様と一献杯を傾けて、サクっと夢を叶えたどうだ―――?

【ニタリと笑う悪魔は、はたして本気かそれとも遊びか】

【ひゅう、とキセルを振るうと、魔物がそれに応じてピクリと動く】
【投げられた剣は見事に腕へと突き刺さり、そこからは黒い血が滴る】

【しかし、それだけ。魔物は呻き声の一つも上げず、相手を見据え】
【未だ無事な左腕を以て、引く際に相手の頭部を掴もうとする】
【勿論、鎧があるだろうから物理的なダメージは薄いが―――能力が、ある】

【もし触れることが、あるいは掴むことが出来たなら、魔はそれを行使しようとするだろう】
【体力魔翌力という、この世界の悉くを吸い尽くすような、凶悪な能力で。】


544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 21:29:54.48 ID:CuQnJpNSO
>>533 >>541

ふぅ、む……成る程、この程度の技じゃ無駄かーヨ。やるなあ。

【たやすく回避された、“ダーツwithカミキリムシ”】
【然し……「それだけ」か? 否】

【「ホバリング」しているのだ……先程までウェル子が居た位置で、停滞する】
【この男の……《苦笑い(ビッターラッヘン)》と言ったか。中々に、“ねちっこい能力”】

ッ…………中々いてーヨ。だが、

【突撃して来たカラスを、あえて“受ける事”を選んだ】
【嘴が彼の腹部に突き刺さり……そこから鮮血が溢れる、が】

カラスが、血に飢えてるのかヨ? いや、そうだとしても。“ミスったな”

【その血に触れたならば。危険だ】
【“毒”……“魔翌力性の毒”。カラスは恐らく、生物では無いのだろうが】
【彼の“魔翌力の毒”には関係が無い。触れたならばその時点で、内部から焼かれるような“高熱”に襲われる】

【“何だ”……この男、“人間”か?】
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 21:32:13.35 ID:MXocvEwSo
>>539

…………ンな事したら主催者に怒られるでござる

【少々メタい突っ込みをして】

【ザッ――――】
【己とレギンの間に“誰か”が割り込めば、左足を前に出して突然の停止】

――――1つ、訂正して貰おう

【抜刀術を使ってくる青い瞳の青年の動きに合わせて、左足を“退いた”】
【切れ味の良さを物語る様に、山本の衣服と皮膚がすらりと裂かれるが…】
【右足…利き足を前に出たこの状態から】
【引き抜いた長大な刀で、伸びきった青い瞳の青年の、刀を持つ手を右逆袈裟に切り上げようとするだろう】

拙者―――能力者等では御座らん

【低い、強い声が…聞こえただろう】
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 21:33:03.28 ID:AYKS1wsNo
>>535>>543
……は。思い上がるな悪魔風情が。
人間を舐めるなよ。人は矮小で弱い。それは間違いねぇ。
しかし、しかしだ。強者が勝者とは限らねぇ。有利なのは強者であるのは間違いないけどな。
窮鼠は猫を食い殺す。追い詰められた弱者の恐ろしさを教えてやらァ。
それに――――

【――――俺は、100%人間って訳でもないしな】
【そう、小さく呟いて】

一瞬で、墜として≠竄驍諱B
まだ俺は、能力出してねーんだぞ。
《――――Black out!!》

【声が不自然に響くと、谷山の肉体から数式が吹き上がる】
【義手にまとわりつくように数式は収束していき、バケモノの体にそれを叩きつけようとする】
【その情報は、神経に叩きつけられると、神経の指令の全てを数秒だけシャットアウトするだろう】
【一時的に、相手の行動を強制終了させるような技である。情報の操作者、谷山】
【その皮膚の一部が、じじじ、とノイズを生んでいる。生身の人間ではない、谷山は】
【アートマン、そして哲学者の卵と融合した、新たな存在である】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 21:33:11.41 ID:z1nxd6H8o
>>540

――――――っ!? 、

 【……脆い!?】

【蹴りを放った本人が、驚愕に目を見開いた】
【骨の砕ける音と感触とを、脛で確実に感じ取る。と、同時】

、――――ッ!!

【ざンっ、】
【異形の左腕、肉色の刃。それらは彼女の胸の表面を走り】
【髪の一房、パーカーの紐と布地、それから皮膚を浅く斬り裂いた】

……っ、ふぅッ……

【未だ感じる破壊の名残。それを振り払うように、左脚でなにもない空を蹴り】
【転がる「敵」を見、表情を歪めて。それでも再度、接近を試みる】

 【捨てろ捨てろ捨てろ。まだ意識がある。刈り取れ、刈り取ってしまえ足枷など!】
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/16(土) 21:33:23.07 ID:3H7bGTgyo
>>528>>536>>537

【――対処される℃魔ヘ、想定内】

【来襲≠ェ『二名』に、遠距離攻撃≠ェ『四発』――】
【ならば、と、彼は、……“二丁拳銃”の銃口を下≠ノ向けて】


…………もう、『言葉』は必要無いだろう。
“他人の思想”等、容易に崩せるものではない――『無為』だ、諸君。


【――銃口を引く≠ニ同時に、『彼の体が宙に舞った』】
【“魔銃”……特性は、『魔翌力』によるエネルギー増幅・変換】
【恐らくは相当に高度な術式が組まれているのだろう、位置エネルギー≠ヨと射撃の力は変換された】


【回避した三つの魔翌力塊は、彼の後方の山≠ヨと直撃し――『炎上』】
【銃弾も其の炎の中に飲み込まれ、あたかも“炎の怪物”が其処に鎮座している様な――そんな錯覚】


【――ジャッキーニが二丁拳銃≠空中で投げ捨てると、再び『両手周辺』の空間が歪み】
【両手に握られたのは、大斧=c…空中であるにも関わらず、腕の力だけで軽々と振り被って】





          ………………     逝け  



             【 ―― 振り抜く =@】



【同時、発生するのは斬撃波=\―『横一直線』に三名を捉える様に、飛来するだろう】
【だが、飽くまでも“横に広いだけ”。 “厚さ”はそれ程でもない為、前後移動≠ナ回避は可能か】
【威力は大きいが、盾の材質次第では『受け止められない事も無い』――】



【――また、この行動を好機≠ニ捉える事も出来るかも知れない】
【人間ならば誰しも、『着地時』に隙を生ずる。 ジャッキーニとて、例外では無いだろう】
【又、彼が武器を召喚する″ロに『魔法陣が輝きを増す』事には容易に気付くだろうか――ならば、である】
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 21:34:10.14 ID:CuQnJpNSO
>>544訂正
/×【彼の“魔翌翌翌力の毒”には関係が無い。触れたならばその時点で、内部から焼かれるような“高熱”に襲われる】
○【彼の“魔翌翌翌力の毒”には関係が無い。触れたならばその時点から触れている間、内部から焼かれるような“高熱”に襲われる】
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 21:34:47.21 ID:DTE2f7Y/o
>>543>>546

お断りします。

【ハッキリとそう言った】

私はまず…誰かの手を借りて私の夢を叶える気はありません…
ましてや…あなたとの契約なんて…願い下げです…


効いてない…!?…

【剣を投げたことで、少しは怯むと計算していたのか、銃を抜くその動作は隙だらけで】

あっ…くっ…!…

【頭を掴まれ、そちらに引かれる】

【それと同時に更に疲労感がましてしまい】


…この際なんでもいい…!

【そう言うと、引き摺られながらも自分の頭に向けて、コルトパイソンの引き金を引いた】

『SUMMON-BULLET』

【すると何処からとも無く、鳥の鳴き声が聞こえる。それも大きな鳥のだ】
【そして空を見るとそこに居たのは、
今まさに大蛇の方に向かって、急降下をしている燃えるように真っ赤な鳥だった】

【そしてそのまま、大蛇の方に向かって、物凄い速度で突っ込もうと】
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2011/04/16(土) 21:38:28.86 ID:HEWu8GTNo
>>539
っく・・・邪魔を!!

【槍により射出された其の衝撃波を】

するなぁ!!

【左腕に纏ったカマイタチを左から右に向け横薙ぎに殴り】
【大部分を減衰、しかし衝撃波の煽りを食らいダメージを受ける】

ぬぅううう!!

【が、その衝撃を利用し体をひねり】

キェァ!!

【裂帛の気合と共に真一文字に長剣を一閃】
【其の刀身に込められた魔翌力が空間を切り裂き】
【次いで漆黒の光刃が発生、その身に確かな殺傷力を纏って】
【槍をもった青年に向け、暗黒の尾を引きながら襲いかかった】
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 21:38:37.70 ID:M9qD4NAr0
>>542

(…………ただの魔術の産物って感じじゃねぇな…………能力か?)

【走り込む中、ガルンロードは転がった水晶に目が行く】
【叩き落とされただけで、分解しない水晶に、何か嫌な物を感じた】

ハッハハハハハ!! 『やだ』か!!
随分と分かりやすい主張だぜ!! だったら、どっちが生き残るか、見てみようじゃねぇかよ!?

【敵と会い、死にたくないから殺す――――単純明快かつ真理をついたその呟きは、何故かガルンロードの『つぼ』に入ったらしい】
【豪快に笑い飛ばすと、再び歩を進める。余計なイデオロギーなどが絡まない戦いが、気に入ったのかもしれない】

――――またかよ!!

【頭上を狙う橙の水晶に、ガルンロードは毒づく】
【この高速移動、あまり頻繁に使用すると、身体に反動が帰ってきてしまう】
【振り切って振り切れない事は無いが、その反動を恐れたガルンロードは、回避を断念し、再び迎撃に走る】
【――――右の拳に炎の魔力を収束させると、頭部に向かってくるそれに合わせて、拳を放つ。叩き落とす算段だ】

「――――――――そうだ。私は人形だ」

【チェルシーの言葉に、飾り気の無い肯定の返事を返すν】
【それは、別に人形故に感情が無いと言う理由ではない。一触即発の戦闘態勢に、意識が殺がれていた為、ぶっきらぼうな返事に留まったのだ】

「――――ッ、音波砲発射!!
…………っあッ!!」

【銃口が向けられた瞬間、反射的にνは胴体の音波砲を重低音で発射した】
【空気を震わせ、衝撃波となってチェルシーへと放たれたそれは、拳銃の弾丸の軌道を狂わせつつ、チェルシーを襲う】
【しかし、チェルシーの狙いのぶれがあったとはいえ、それで完全に軌道を反らす事は出来なかったようで】
【弾丸は、νの右のふとももをかすめた】
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 21:45:26.36 ID:CIO6TA3SO
>>534

―――……何でですか……セシリアさんっ!!

【何故、彼女は涙を流すのか?】
【護は本当に、乙女心には疎く、鈍感だった。よりにもよってその言葉を、何で、ともう一度その言葉を繰り返してしまう。】


(何で……、そんなに苦しそうなんですか…?)
(何で、そんなに泣いているんですか……?)
(貴女は―――……僕の事が、嫌いなんでしょう?)
(……―――僕から、離れれば、簡単に楽になるじゃないですかっ。)
(そうすれば……僕……も……あれ?)



(…僕は………セシリアさんの事を、彼女を、どう思っていたんだっけ……?僕……は、)

【ここまでは、セシリアの気持ちばかりを考えていた護は、ここに来て漸く自分の気持ちに向き合おうとしていた。】
【それは、確実に、正解へと、近づく為のまず一歩だったはずだ】

【そして、そんな脳と同時に身体も動かす。】
【地面に着地すると同時に、身体を横にずらして、アートマンの攻撃を回避する。】

/遅くなりました。
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/04/16(土) 21:46:25.24 ID:2xKh2f6Qo
>>541>>544
【ブルーラインに向かったカラスは、いわゆる「スカ」】
【攻撃を外され、悔しげにそのまま直進した後、向きを変え、ウェル子の下へ戻る】

【一方シャンドリヨンに刺さったカラス】
【恐らくはシャンドリヨンの想定通りだろうか、「悶える」】
【そこから抜け出そうにも抜け出せぬ毒に、カラスは内部から焼け爛れ――】
【――ふわっと、絶望の魔力を孕んだ「黒い羽根」の塊に姿を変えてしまう】

【両者、「見ていた」のならばカラスの仕組みに気付くチャンスとなる】
【カラスは「戦闘不能」に陥ると、ウェル子の魔力を内包した「黒い羽根」に戻る、という事実に】

――お二方、中々に強烈な攻撃をお持ちのようですが……

【さて、戻ってウェル子】
【後ろにダーツと、ブルーライン】
【前転のせいでずれた眼鏡を、クイッと正しながら、神経を集中させる】

【――ふと「カー」と一羽のカラスが鳴けば、ウェル子はこくりと頷いて、】

……「協力プレイ」をするのでしたら、周囲にも配慮しないといけませんよ、ねえ――?

【カラス達と共に、前へ、駆けた――】

【走り始めとほぼ同時、直下で発生した「爆発」が彼女を襲う】
【それにより彼女を護っていた「黒き旋風」が、びゅう、と吹き飛んでいく】
【――貫通する爆発にやや損傷を負いながらも、ウェル子は止まらない】
【その上、カラスたちも「旋風」の中で爆発をやり過ごしたらしく、欠けたカラスは無し】


――《無の代償》――


【ウェル子の右手の甲に、一羽のカラスが止まると、瞬間、また「黒い閃光」】
【しかし今回はカラスが消えず、ウェル子の甲の上で翼を拡げているだけだった】
【更に、何やらそのカラス及びウェル子の周りで「黒い羽根」が怪しくうごめき――】

【――そのままシャンドリヨンに、真正面から接近するウェル子】
【何か「策」があるのだろうか、とにかく放っておくと、懐に入り込まれてしまうかも知れない】

【カラス残り状況】
【1羽:右手の甲の上】
【2羽:ウェル子の周り】
【また、上にも記したが、「旋風」は消え、ノーガード状態である】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 21:49:30.91 ID:GdJuSNSSo
>>546

………あァ、そう。で、鼠が猫に確率はどんなモンだよ、えェ?
所詮弱者は弱者だ、絶対的に有利な生き物が勝つのは道理
いくら御託並べよーとなァ、テメーらゴミはゴミのままなンだよ―――。


  ―――分かったかよ不燃小僧。


【なにせ、近距離。半ば抱きついているかのような距離である】
【だからして、バケモノは数式を避けることも出来ず――くら、と揺れ】

【固く閉じた口から力が失せると同時、巨体が地へと落ちていく】
【そして、迫るのは火炎の龍。先程のモノが、下方から】
【先ずはバケモノを飲み食らい、未だまだ足りぬと口を開いて、谷山に迫る】

【もし飲まれれば―――というのは、最早説明要らずであろう。】

>>550

   そうかい、そりゃ残念。
      交渉決裂でゲームオーバーだ、さっさと果てろ―――。

【ず、ズ、壽、とエネルギーを吸いに吸う。せっかくの、好気なのだから。】
【決して左手は離さず、対して右手は剣をだらりと下げたまま動かさず】
【やがて、此方へと迫る真っ赤な鳥を、同じように真っ赤な魔物の瞳が捉え】

……ま、いいか。干物よりも焼き鳥のほうが美味そうだものなァ

【突然、魔物の腕が頭部から離れて、戻って行く】
【しかし同時に、かの者の薄い胴体が酷く膨らみ―――唐突、口が大きく開いて】

【此方へと飛来する鳥目掛け、そこから生命力で作ったエネルギーの“砲”を撃ち出す】
【要は魔銃の弾と同じようなもので、その数は五発】
【狙いは定めてこそいるものの、赤い鳥の能力次第では―――全て躱すのも、不可ではない】

556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 21:52:32.95 ID:b9+USEX1o
>>548

(……! 跳んっ……!)

【こちらに銃口を向けられることを想定しながら近付いていた少女が見たのは、銃口を真下に向けて】
【ロケット噴射でも行うかのように、上空へ上がっていく男性の姿だった】

ッ、『三十枚の銀貨』!

【空中からの掃射を想定して、魔翌力を解放】
【少女の前面に、さほど大きくはないものの、銀色の盾が顕現する】

なっ……!

【――だが、男性はさらにその向こう側へ】
【銃を投げ捨て、大斧を空中で構えたかと思えば――熱波を切り裂いて、斬撃が迫る】

っくっ……!

【だが、こちらに新たな手段を選ぶ時間はない】
【前面に展開していた銀の盾を右手で掴み、腕を畳んで身体に密着させ】
【迫り来る斬撃波に対して、防御姿勢をとる】

……く、うっ!

【どすん、と重い一撃】
【斬撃はどうにか殺したものの、衝撃波までは殺しきれない】
【たたらを踏んで、後ろへとふらふらとよろめく】

【――衝撃に揺らぐ視界を、それでも前へと焦点を合わせて】
【おそらくジャッキーにが降りてくるであろう地点に向けて、魔術を展開する】

『三十枚の銀貨』!

【今度は、少女の周囲に遊弋するように、短剣が二本、現われて】

Rondos!

【今度は、それらが高速回転しながら、まるで手裏剣の様に着地予想点へと向かう】
【まるでハチェットでも投げるかのようなその投擲術は、目標に対する狙いが定まらないが為の、大雑把な一撃だ】
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/04/16(土) 21:52:41.65 ID:mj3R+bKc0
>>545

[よく喋る害虫だ……舌を噛んでも知らんぞ]

[ッ!!!!!!おのれ………]

【回避できるはずもなく、切り上げを受け、左腕と刀が上空に舞い、鮮血が吹き出る】
【青年は半歩後退し、右手を前方に突き出す】

[クッ!!!!!失せろッッ!!!]

[能力者も無能力者も関係ない!貴様ら害虫はッッ!!敵だッ!!]

【叫びと同時に右手から電撃が迸り、山本に向けて紫電が放たれる】
【受ければ数秒のスタンと高圧電流による火傷を負うだろう】

【当たっても当たらなくてもそのまま右手で刀をキャッチする】

>>551

「っとと……やるねオジサン……なら……」

「これならどうかなッ!!!!!!!!!?」

【黒光りする刃を受けて、右肩を大きく抉られるが踏みとどまり】
【鮮血に彩られながら、おもいきり槍をラグナロクの腹部へと投擲する】

【同時に、装甲車のガトリング砲身も、ラグナロクに向けて標準を合わせ】
【一気に銃口から銃撃を放つッ!!!!!】

>>ALL

やー頑張って下さい、しっかりと足止めしないと怒られてしまいますからねぇ…

まったく…下っ端辛いですね……やれやれっと……

【レギンは首を横に振りながら、装甲車に寄りかかっている】
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/04/16(土) 21:52:44.18 ID:pRH8stnp0
>>547

【左腕の刃が、切り裂いた感覚】
【未だ、少女に意識は有る】

……っ、……!

【転がる異形。向かって来る少女に、焦燥に駆られた微笑を向けるだろう】
【其の歩みから、先へ進もうとする少女の其れを連想した】
【過去を切り抜いた異形。少女が、進むべき道を、妨害する異形】

【今此の瞬間、少女の光を遮っているのは、暗闇を作っているのは、紛れも無く自分】
【再び、其の疑問に、思考が戸惑う。何度でも、何度でも、迷う】

……、光をッ……

【だが、止める訳には行かなかった。両脚と、剣の左腕に、力を込めて、立ち上がろうとする】
【彩度が違っていても、緑で統一された容姿。薄い緑の瞳を、見据えながら】


……、 光と、共に


【其れが紡いだ言葉に、意味は有ったのか。先程の、少女が聞いていた音楽の歌詞に、酷似しているようにも思える】
【少女に、送った言葉なのか。自分へ向けてのものなのかも、判らない】

【少女が接近する間、阻止されなければ―――左腕を、再び冒頭のものへと戻し、】
【何処かから、柄と鞘に、五芒星の装飾がされた、鍔の無い、銀燭の短刀を取り出し、其れを、左腕で握ろうとするだろう】
【その間、矢張り、隙は出来ていて】
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2011/04/16(土) 21:53:35.91 ID:vbJ6zD+p0
>>548

そーネ、かんがえ方の食い違い それはホントなら『オマケ』みたいなモンよ
アタシがアンタとやり合う理由なんか、特に単純だったもん

―――『仇打ち』とか、『負けたくないから』とか

―― 取り敢えず、ブン殴ってみたいから ≠ニかサぁー!!

【正義の味方らしい素養は、この少女には無くて】
【彼女の補佐に回る指輪には、自らの為だけの「力」が無くて】
【――戦闘。それに注力する事を、互いに宣言したことで】
【大きく育った笑みから、八重歯がちらり】

「マスター、気に病まれぬよう。
 彼らは煙に乗って、天に召されるのですぞ」

……、…「日本」の習慣で考えて、大丈夫かな――。

【屍の山火事を見遣れば、眸を主として。顔の苦い色が濃くなるけども】
【まだ「軽口」を飛ばせる程度には、余裕は残る】

あやね=c…グラビトン=I

【二次元的に見れば広範に及ぶ攻撃範囲も、高度を得て見たのなら】
【思った以上に、回避は容易いのだ――】
【能力を用いて軽減した重力の中を、高く跳躍】
【掠りもせずに、断裁の波を飛び越え】

―――それでもってバーニング≠チ!!

【落葉のごとく、ふんわりと『頂点』から落下しながら】
【ジャッキーニの着地のタイミングを見計らい】
【先と同じ魔力を、また三発放つだろう】
【狙いは、「繊維」で構成されていると思われた――煌びやかな外套】
【より精確には。―――その、魔法陣】
【狙いは少々甘いけども、彼女の狙いは明白だ】

 【だけれども、この二人にとて】
 【 「 着地の隙は、平等に訪れる 」 ―――。】
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 21:57:41.85 ID:zDKlfmkco
>>544>>554
”人見知りするんだよ、僕ってば”

【両腕と脚の炎が消え、猫の周囲には静電気が発生し始めた】
【それは毎秒ごとに加速度的に規模をまし、瞬間、】

ごごっ、どぉおんっ!!

【けたたましい雷鳴を鳴らしてウェル子の至近距離へ詰めた】
【だが攻撃をすることはなく、挑発的に背中を小突くまねをし、雷鳴混じりに左方へ避けるだろう】
【そのままウェル子の右、左前方、右後方と不規則に移動をする猫だが、】

【ここで、もし普通のカラスの性質を持っているのならば、何かがおかしいと気付くかもしれない】
【おそらく、能力で直接制御していない待機状態のカラスたちが、いきなり目を回したり気絶したりするだろう】

【その手品の正体は、電磁波】
【カラスたちの器官には、自分の位置を把握するために方位磁石のようなものが含まれている】
【それを狂わせる強烈な電磁波が撒き散らされたのだ、気絶しなくとも操作を狂わせる程度の威力はあるはずだ】

【ただし、おそらく現状ウェル子本人が操る二羽にはどの道影響があるまい】
【或いは、元から強い魔翌力が仕込まれたカラスへの影響もほとんどない】

【一通りやらかして、再びウェル子の右側へ回り込む】
【距離10メートル足らず、微笑み、雷の速度で反対側へまわる】

【策があるのを承知で、猫は再び、その拳に灼熱を纏い振り上げる】
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/16(土) 21:59:39.43 ID:IgGy80fqo
>>552

【接触したのであればより明確に感触が伝わってくるだろうが】
【これらの水晶は、規格外なほどに硬い】
【──放った拳が、恐らく傷つくであろうほどに】

【炎の拳により一つ皹が出来たことから、壊れないわけではないようだが】
【通常の方法で壊すためには、所謂"必殺技クラス"の攻撃が必要である】

…………っ

【拳銃も水晶も、広範囲の攻撃を対処するには向かず】
【回避を選ぶが、拳銃を撃った反動で行動が僅かに遅れる】

【結果、チェルシーは右へ跳んだが音波砲が左腕に深く掠めた】
【痛覚がないため顔色一つ変えない。】
【だが、反動の強い拳銃。片腕が負傷していては扱うのに多少支障が出るだろう】

……あっさりと、認めるのね。
私も、人形だけど……貴方は、それでいいの?

【人形らしくない、合理性に欠けた質問】
【ただ戦闘を遂行するのであれば、確実に必要ない】
【このような質問をするからには、チェルシーは現状に少なからず不満があるようだ】

だから、生き残るのは私……。

【自らの強さに慢心してるが故の発言ではない】
【何か"強い意志"を感じ取ることが出来るかもしれない】

────《 射出 》

【再び噴水の上空に黄色の水晶を作り出し、放つ】
【今回の狙いは、ガルンロードの腹部である】

【だが、二度も受ければ分かるだろうが】
【軌道は一直線、速度も早くない。これらの攻撃は、かなり単調だ】
【ただ、そのような単調な攻撃を繰り返すからには──何かしらの意図があるのだろう】
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 21:59:45.20 ID:AYKS1wsNo
>>550>>555
1%あれば、後は行動次第でいくらでも確率は調整できる。
0%ならどう仕様も無いが、この状況なら、10%くらいは期待できそうだしな。
世の中に絶対は無いし、不可能も有りはしない。


――――余裕に胡座かいてると、痛い目見るぜ糞ババア。


【バケモノから腕を引きぬくと、落ちていくバケモノの巨体を蹴り、跳躍。墜ちるまでの時間を稼ぐ】
【時間としては数秒程。それで十分に過ぎる】

し――――っ!

【左腕を走らせると、五指の先から銀糸が伸び、木に絡みつく】
【そして、糸を引き戻して木の枝に着地。身軽である】

……さぁて。どうするかね。…………どれだけ召喚できるのかそれが問題だけど。
(幸い自信家タイプ。だったらその自信からくる油断はかならず来る。焦るな谷山基樹、機は必ず来る)

【枝の上に立ち、ネイアを睨みつけて口元に笑みを浮かべ】

つーか、さっきからお前は戦ってないよなぁ。
さんざん俺のことゴミとか言ってるけどよ、実はお前自体はゴミなんじゃねーの?
ビビリなのか?取るに足らないゴミみたいな俺を目の前にしても、バケモノの後ろに隠れてガタガタおびえてなきゃいけない位ビビリなのか?

【挑発をした。谷山には決め技が限りなく少ない】
【故に、手を晒すのは得策ではないが故に、こうして微妙な手段を取らざるを得ない】
【そもそも、飛ぶ技など持っていないし、遠距離にも攻撃は撃てない】
【ならば、近づいてきてもらうしか無い、またはドロルのバックアップに徹するしか無い】
【……まだ、奥の手は有るのだが】
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 22:00:44.59 ID:DTE2f7Y/o
>>555

くっ…う…

【エネルギーを吸われ続け、かなり疲労してきた模様で】


っ!…

【開放されると同時に、ドロルの方はまたコルトパイソンを抜いて何かをして】


【鳥の方は大蛇がエネルギー弾を撃ち出すのも構わずに近づいて】
【その玉に対応するように、こちらは6発の火炎の玉を吐き出した。】

【そしてそのまま翼を畳み、流星のように大蛇に突っ込んでいく】

564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/16(土) 22:00:47.45 ID:z8SA3Czf0
>>548

おいおい…銃は見せかけかよ…って!!

【状態を傾けて低い姿勢を保っていたために上空を見るのが多少遅れたか】
【彼の衝撃波への反応が若干遅れる】

範囲広すぎだろぉ…!!って…!!

【飛び込み前転で直撃は回避するが、衝撃波が以前カーネル戦で痛めた右足(脛の部分)を襲い、或る程度の血が流れる】

クソッ…!!またかよ…!!

【しかしまだ動けないほどの傷ではなく、機動力が落ちた程度で済んだか】
【右ひざを石畳についた状態のまま、軽く赤く染まる脚を恨めしそうに軽く見て、「まだ動ける」と判断すると】

痛みを…返すぜ!!

【その状態のまま彼の下に位置する石畳に向かい両手の銃からそれぞれ一発を放つ】
【弾丸は石畳に当たるとほぼ垂直に跳ね返り、ほぼ真下からの銃弾が彼の両太ももを襲う】
【下からの弾丸というのは多分彼にとっても未体験であろうか】

565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/16(土) 22:00:48.60 ID:IgGy80fqo
>>561
/追記です。

/赤色の水晶:νの少女とチェルシーの中間。地面に転がっている。
/橙色の水晶:ガルンロードの足元。地面に転がっている。
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 22:01:21.63 ID:MXocvEwSo
>>557

いやなに、年齢を食うとどうしてもお喋りになるんでござるよ

【突き出された右手には“気付く”が…“何”をするかまでは分からない】
【バチンッ―――――】
【光速の其れを避け得る人間≠ヘ居らず、紫電が山本の身を焦がした】

【―――ほんの刹那の合間、彼の意識と時間が、飛び去る】
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 22:01:36.34 ID:1ke5w6CAO
>>553
【ひっく、ひっく】
【ボロボロと涙を流すセシリアは、嗚咽を漏らしながら手のひらで何度も何度も顔を拭う】
【護の問いには答えず、ただ、泣き続ける】

《ガアァァァァ!》
【足払いを避けられたアートマンは、今度は左腕全体を振るって護の体を捉えようとする】
【モーションは分かりやすいが、速い。当たればかなりのダメージになるだろう】
【だが攻撃の特性上、素早く接近すれば攻撃の威力はゼロに等しくなる。中途半端に後ろに避けようとするのが一番危険な行為だ】
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 22:01:47.49 ID:DTE2f7Y/o
/>>563>>562へのレス番号が抜けてましたです…
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 22:04:58.86 ID:PjOHMALDo
>>548

(やっべ、超絶遅れた……っ!)

【鼻に届く異様な臭い、それは少年の焦りを更に加速させる物だった】
【彼は走っていた、額に汗を浮かべ肩で息をしながら――――】

【山≠フ揺らめく光が彼の瞳に捉えられる頃には、その辺りにいる人間にも少年の存在に気付くだろう】
【新雪のような或いは白紙のような白い髪、緑色に染まった瞳】
【白のタートルネックの長袖シャツ、その上に緑を基調にした深い緑色のベストを羽織り――――】
【手には黒いドライバーグローブ、膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【ズボンのベルトの右側に無骨なナイフを2つ平行に掛け、更に左側にもナイフを1つ掛けた】
【小さな身長(160cmくらい)の少年がようやっとその場へと到着した】

うへー……笑えない状況だなあオイ。
(とも誰が敵かは一目瞭然な状況……)

【少年の右腕は二の腕の辺りからスッパリと無くなっており、包帯でぐるぐる巻きにされている】
【何かの事故で失ったのかそれは少年しか知りえない事だが、包帯を透けて微かに赤い色が滲んでいる所を見れば】
【腕を失ったのは最近なのかもしれない】

【少年の顔に所々擦り傷があるのは腕がないバランスに慣れていない為すっ転んだ時に出来た傷である】

(取り敢えず挨拶代わりかな、1つ……)

【頬の傷を軽く拭い、そうしてから腰のナイフへと手を掛け引き抜く】
【刃渡り20cm程、刃の部分は凹凸になっており例えるならパン切り包丁を殺傷に特化させてような感じ】
【ナイフを手の内でくるりと回転、標的へと目を凝らしロックオン】
【その数瞬後ナイフをジャッキーニの腹部に向け投合、ナイフは回転しながら空を裂き飛来するだろう】
【ただ単純な攻撃でしかも大した質量もないので弾くといった行為で防御するのは容易も容易】

/エルフェス中身です、遅れてしまい申し訳ありませんでした
/皆様よろしくお願い致します。
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 22:06:40.91 ID:CuQnJpNSO
>>554 >>560
(黒い羽……? これが原材料かヨ? あるいは……“切り替え”可能か)

【羽に還ったカラス、爆発。こちらに迫って来るウェル子】
【細い目から覗く瞳は、それらを注意深く観ていて……“あまりにも余裕こいた”態度は、ある意味で「不気味」】

(あの猫は……今は“度外視”だヨ。《苦笑い》)

【ホバリングしていたダーツが、くるんとUターンして。その穂先を、再びウェル子に】
【先程と同じ。当たれば痛いが回避や防御は可能な速さ。然し】

【今度は、背後からだ。しかも、まるでダーツに目でもあるかのように……“ウェル子が壁になって、シャンドリヨンからはそのダーツは見えないのに”】
【正確無比に、ウェル子の背、普通の人間ならば心臓辺りに当たる部位に向け、ダーツは飛んで行く】

【シャンドリヨン自身は、自分の左側に浮翌遊しているダーツwithカミキリムシに指示を出しながら、後ろに跳ねて距離を取ろうとして】
【それもまた、ウェル子に向けて飛んで行く。その左足付け根を貫くように。速度等は同上】

【カミキリムシ現状】
【1:背後からウェル子へ】
【2:前方からウェル子へ】
【3、4:待機】
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 22:10:59.14 ID:z1nxd6H8o
>>558

……ひ、かりッ――――

 【テレビで耳にタコが出来るくらいに繰り返された、量産された流行曲の】
 【その部分だけがイヤに耳に残ってしまうのは、何故なんだろう】
 【――――】

【流動するようにかたちを変える異形が、短刀を握る】
【その間、彼女は行動していた、「一歩も動かず」「息をも止めて」】

――――≪情熱の≫ッ……

【きゅい、ぃん。右手の球体、それが一回だけ律動】
【ぐるりと一回転したようにも見えるし、光を吸収したようにも見える】
【とにかく、「何らかの力を蓄えた」のは、明らかであり、】


≪ネコヌコ・ナックル≫――――――ッ!!


【それを纏ったまま、繰り出すのはただの「正拳突き」】

【単純で直線的なその攻撃に付属された「紫の球体」、その正体は「斥力」――】
【触れたモノを撥ね退けるように、反発するエネルギーを持った球体は。喰らってしまえば、言わずもがな「危険」】

【――しかし。このエネルギーを行使するに当たって、圧倒的な欠点がひとつ、「タメに時間がかかる」のだ】
【彼女は短刀を構えるのを見てからタメを始めたので、回避や妨害をすることは容易なはずだ】
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 22:14:40.03 ID:M9qD4NAr0
>>561

――――ぐぁぁぁぁっ…………かっ、固ぇ…………!!
拳にひび、入ってねぇだろうな……!!

【殴りつけて、想定外の固さに戦く】
【破壊する心算で、全力の一撃を叩きこんだのだ。その反動もまた大きく、拳に強い鈍痛が走る】

「く、ぅ…………。っ、…………!?」

【かすめた右太ももが痛むのか、表情を歪めるνだが】
【向けられた不可解な質問に、訝しげな表情を浮かべる】

「――――私たちは所詮クローン…………どうあがいても、本物になれない存在…………
生きる意味を、戦いの中にしか見いだせない存在…………良いも何も、それが私たちの存在意義だ…………自分で自分を否定する気など、無い」

【――――自分と同じ顔、自分と同じ身体をした仲間たちが、10人以上いるのだ】
【そして、自分たちにも『オリジナル』に相当する人物がいる事は、よく知っている】
【その事実がある限り、自分たちはコピーに過ぎない。その現実を、何の躊躇もなく迎合しているらしい様子を見せる】
【――――更に、その体は戦闘用にサイボーグ強化を受けている】
【人形である事を、兵器である事を否定すれば、自分の『意味』全てを、否定する事になってしまう】
【それだけは、自我あるものとして『したくなかった』】

…………何度も何度も、やらせるかよ!!
いい加減、見切ったぜ!!

【拳を痛めながらも、自身に向かう水晶に合わせてステップするガルンロード】
【何度も同じ様な攻撃をされても、喰らわないと言う事だろうか】

「――――音波砲、高周波チューニング…………発射!!」

【回避はしても、拳を痛めた状態で即座に反撃に移る事が出来ない】
【その隙をカバーすべく、νが再び動く】
【再び放たれる音波砲――――今度は、耳をつんざくようなキィーンと言う音を放つ】
【それは、耳に入れば激しい頭痛を伴って、脳にダメージを与えるだろう】
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 22:17:02.07 ID:PxkifKNSO
【路地裏】
【突如として周辺の魔力が渦を巻き、眩く輝きはじめる】
――――

【光が収まった時、魔力の集中した場所に居たのは――一人の少年だった】
【ペパーミントの髪色、学校の制服を思わせる白いブレザーを羽織った少年がうつ伏せで横たわっている】

……んぅ
【気を失っているのか、立ち上がる気配はない】
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/16(土) 22:17:31.04 ID:3H7bGTgyo
>>556>>559>>564

【『一名』、新たな敵が現れた――眼の端で其れを捉えると、】
【“着地後”の敵の攻撃に対する回避法に思考を巡らせるが――】


…………君は、あの場で『殺して』置くべきだったな。


【史音の上からの攻撃準備=\―此れに関しては、全くの予想外だった】
【同時に、他の三者が各々行う『攻撃準備』――彼は、思考を転換して】




      ≪ Axt des Fanatismus=\―――!!!! ≫




【『斧を再び振り被る』と同時、其の身に充満する強大な魔翌力=z
【“魔翌力風”が其の身を包み、ロウの弾丸は若干狙いを外し――両足を掠り、出血を引き起こして】




          【  ―――  轟=@ ―――  】




【着地と同時、彼は斧を地面に振り下ろす=\―伴って、周囲に発散される『衝撃』】
【強風が吹いた程度であるが、其れは確実に各々の攻撃の狙いをずらす事と成るだろうか】
【“直線状”に『地割れ』が奔り……舞い散る粉塵で、彼の姿は完全に隠されてしまう】



【――……だが、土煙の中。微かに燃えている℃魔ェ垣間見えるだろうか】
【恐らくは“史音の攻撃が当たった”のだろう――他の者達の放った攻撃の有効性も、期待出来る】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2011/04/16(土) 22:18:24.40 ID:HEWu8GTNo
>>557
っちぃ!!

【放たれた槍を視認、身を捩って何とか回避を試みるも】
【其の穂先は、ラグナロクの特殊繊維の服の上から突き立てられて肉をえぐって食いこみ】
【鮮血を其の服の下に垂れるほどに滲ませ】

ぐぉ!!

【放たれたガトリング弾のいくつかが直撃、服の繊維に阻まれて貫通は免れるも】
【着弾の衝撃が体を貫き大きなダメージを負う】

っちぃ、たかが機械如きが・・・・・
無礼た真似を・・・・

【左手に魔翌力を集中、魔翌力によって形作られた幻影の剣を生成する】
【しかし剣と言うにはあまりにも大きく、塊と呼ぶには鋭すぎた】

幻影剣・極式化!”原初の刃”《レーヴァティン》!!!
砕け散れ!!

【くるりと体を一回線させ其れを装甲車に向け投擲、魔翌力の操作も加えて加速しながら襲いかかる】


/遅くなって申し訳ない
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 22:18:39.88 ID:GdJuSNSSo
>>562

……ほざくな糞ガキ、騒がしいばかりのその大口、黙らせてやる

【ごうッ!と火炎の龍は消え失せる。当たらなかった以上、操っても仕方が無いからだ】
【ふと地に目をやれば、先程のバケモノは焼き魚の状態――手は、尽きたかに見える】
【なにせ、谷山の挑発通りネイアは自らは動かない。勿論、戦いが苦手だからである】

【―――しかし、勝気なにやりという笑みは消えるところを知らず、炎と同じように燃え上がり】

>>563

【玉砕する。火の五発に焼かれて、命の五発は燃え落ちて】
【まず先に、残った六発目の火炎の玉が魔物を焼く】
【鱗が有っても引火はするのか―――いや、腕から滴る黒い血が燃えているようにも見え】

【そして、追撃。魔物へと一筋の光となって、真っ赤な鳥が飛来して】
【その嘴がか、あるいは勢いに乗った鳥そのものが、か―――】

……最高傑作、割と自信有ったんだがなァ
テメェら、次に会ったときは必ず殺すぞ―――?

【魔物の胴を刺し貫き、その生命というなの灯火を叩き消す】
【ひょろ長い胴が力を失って倒れ、金銀の装飾が辺りに散らばって】
【今ここに、ネイアという悪魔の手下が二体ほど、倒れ伏し――――】


>>ALL

はァ……どんだけ“作る”のが大変か、分かってンのかテメェらは
此処で死んだ連中程度の命じゃ足りねー、千の命で作る私のペットを二匹もよォ……

【状況が、変わった。二対一、圧倒的に善の二人が有利な状況】
【ドロルからは幾らかエネルギーを奪ったものの、谷山には大して手も打てておらず】
【此方は魔力こそあるものの、肉弾戦など論外―――仕留めるのは、骨が折れる】

……散々殺したしよォ、さっさと帰って寝るっつーのも―――ッ、?

【「帰るか」。そう口にしようとしたところで、悪魔の翼を“光の矢”が打ち貫き】
【唖然とした表情のネイアは、一転――――高所、見物席からフィールドへと、落ちていく】



【――――果たして、どういう事なのか。それは分からないが、チャンスであることには違いない】
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/16(土) 22:21:25.37 ID:3H7bGTgyo
>>574
/ゴメンなさい、>>569が抜けていました。
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 22:23:57.27 ID:qxDBXFySO
>>573

【その路地裏に繋がる街道】

【そこに14〜5歳程に見える少年が歩いていた】

【紅い瞳、ボサボサの黒い短髪】
【砂埃で薄汚れたクリーム色のコートを羽織り】
【同じ様に薄汚れた黒い長ズボンを穿いている】
【右腕にはウロボロスを象った白い腕輪を付けている】
【コートの背中には二つ穴が空いており】
【そこからは『竜の翼』としか言えない物が生えている】
【よく見ると、両手の爪は全て5cm程の長さに伸びている】

…うん?

【先程の魔翌力の光に気づく】

……なんだろ?

【路地裏を覗き込もうとする】
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/04/16(土) 22:26:00.06 ID:mj3R+bKc0
>>566

[好機かッッッ!!!!!!]

[ここで落ちろッ!!!この害虫がァ!!!!]

【刀を片手のみで構え、走り出す、左腕の断面から血を流しながら】
【そして右上から斜め一閃に振り下ろす、バランスが取れず、踏込はイマイチだが】

【スタンは接近中には解けているだろう、対応は十分に可能だ】

>>575

「はっはー!そんなもんかよ!大した事ねーな!変態仮面ッ!!」

【槍はラグナロクから外れ、回転しながらそのまま青年の手元に収まるだろう】
【肩から血を噴出しながら余裕をこいていたが、ラグナロクが生成した巨大な剣≠見て】

「あっあれなんかヤバそうしゃない?」

「し、支部長代理ぃぃぃぃぃ!!!!そっち行ったッスーーー!」

へ…?

うぉ!!アデデデデでデデデ!!!!!!!!


【ガキンッ!と装甲車両に突きささり、大きな音と共に装甲車を爆砕する】
【寄りかかっていたレギンは爆風で投げ出され、道路を転がっていく】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/04/16(土) 22:26:58.30 ID:2xKh2f6Qo
>>560>>570

【ブルーラインの不思議な挙動】
【それに伴い、市街地に蔓延るカラスたちが、落ち着かなくなる】
【ブルーラインの思惑通り、カラスたちがぶっ倒れたり、ふらふらしだしたり、である】
【この行為が戦局に影響を与えるかはともかく、市街地のカラス群は、「ただのカラス」であることが分かる】
【……いや、カラスによる市街地への被害が軽減される、という意味では「価値ある」行為か――?】

――キザ男……いえ、「カミキリムシ」様……

【一方で、ウェル子の周りのカラスに影響はなく、そのまま突進するウェル子】
【ギリッ――と、右腕に力を込めつつ、】

お互い、「見えないはずのもの」が、見えているようですねえ……フフッ……

【背後から襲いかかるダーツに対し、1羽のカラスが反応した】
【なんとウェル子の盾となるべく、ダーツの進路上に入り、そして、ブスリ――】
【断末魔と共に、このカラスは「黒い羽根」に還った】
【まさか、この少女、カラスを使って見えない位置も監視しているというのか――】

【――が、左足を狙ったダーツは、ウェル子に命中】
【スカートの上から、ぶっすりと左足付け根に刺さったダーツの先端より、赤い色がにじみ出して――】

――あら……痛いですね……それにしても……そんな逃げないで下さいよ――っと

【本当に痛覚が通っているのか、と思わせる無表情ぶり】
【距離を取ろうとするシャンドリヨンに、ダーツ回避すら無しでの強引な接近を続け――】
【シャンドリヨンのバックステップ終了の間際、その一瞬をつき、右腕を、振るうだろう】

【彼女の右手には「翼を拡げたカラス」がいるが……このカラスの翼、なんと「刃」と化している】
【もしもまともにその翼を身に受けようものなら、「刀」で斬られるのと同等の攻撃を喰らうことになってしまう】
【そう、ウェル子は、「カラス」を武器にするという、奇想天外な技を使っていた――】

【――と、以上のように、シャンドリヨンに固執しつつ、拳を振り上げたブルーラインには何もしていない彼女】
【つまり、ブルーラインは、余裕を持って次の行動に移れるわけで――】


【カラス状況】
【1羽:右手の甲で刃状態】
【1羽:ウェル子の周りで飛んでいる】
【なおウェル子の身体からは、「黒い羽根」がオーラの如く湧き出ては舞っている】
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 22:29:24.60 ID:AYKS1wsNo
>>563>>576
……っち、俺は相性が悪いし、ドロルはピンチ。
伊達にババアやってねぇな、畜生が。

【そして、変化した状況を確認】
【ネイアは、翼を撃ちぬかれた。そして、ドロルは大分消耗している、が谷山はまだ傷を負っては居ない】
【チャンス。そう、チャンスである】

今行くしかない、行く……ッ!!

【そう言うと、木を蹴り、地面に着地、走りながら眼帯に手を延ばす】


         H  e  l  l  o――――! (見せてやるよ――――!)




 ――――T  r   u   t   h  W  o  r  l  d  !! (醜くも美しい、愛すべき真実の世界をなぁッ!)



【谷山の右目を覆う眼帯がはじけ飛ぶ。そこから吹出すのは、無数の数式】
【数式は、無いはずの右目を構成していく。そこに有るのは、無数の数式で構成された莫大な情報の集合体】
【架空の触覚は、同じ空想の怪物を許容すると言う。ならば、架空の視覚は、何を映す?】
【架空の視覚は、架空の世界を映しだす、架空の世界を認識する。】
【人間の感覚の内、83%を占める視覚という感覚。それが仮初に塗り替えられたとすれば。】
【すでに、その者の居る世界は、異世界と言って仔細無い。そう考えられないだろうか?】
【さて、仮想の右目が映す、真実の世界≠ヘ如何に――?】


《処理領域、4/4使用、現状プラグインは存在しないため、本来の機能の再現とする》
《プログラム タニヤマモトキ。――Run》

【脳に叩きつけられる莫大な情報が、谷山の意識を一瞬失わせて】
【元に戻る瞬間には、谷山はタニヤマと化していた。同じに見えて、それは違う】
【アートマンであり、人間である不自然な存在。世界というシステムの中で動く、一つのプログラム】
【外部からプラグインを入力することで、いかようにも変化しうる、異形の存在≠ナある】
【現状は、プラグインが存在しない。そのために、本来持っていた能力をエミュレートする】

《おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!》
《Data Painッ!!×4ッ!》

【びきり、と背の皮膚が割れ、ワイヤーフレームで構成された腕が生える】
【アートマンの存在の仮想再現である。そして、タニヤマは地面を蹴り、ネイアに跳びかかるように襲いかかっていく】
【4本の腕には、それぞれ数式がまとわりついている。それは、痛みのデータを痛覚神経に直接叩き込む技】
【そして、腕の膂力は強化されている。喰らえば、全身に激痛が走り抜けるだろう】
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/16(土) 22:31:08.99 ID:z8SA3Czf0
>>574

【右脚の痛みを煩わしく思いながらも立ちあがって両手の銃を構える】

(着地時を狙う――――!!)

【しかし彼が起こす粉塵で彼の姿は隠れてしまう――――が】

(なんとなくさえ解かれば…巻き込める!!)

【ロウは間髪を入れず両手の銃から銃弾をそれぞれ1発ずつ放つ】
【その弾丸は先ほどとは違い、右の弾は燃え、左の弾は青く輝いている】
【いずれも粉塵の中に吸い込まれていくが、銃弾に干渉が無ければ、お互いに粉塵の中のジャッキーニよりやや手前の所でぶつかるであろう】
【跳弾を狙えるロウのテクなら難しくは無い】
【そして銃弾同士がぶつかれば中規模な爆発が起こり彼を襲う――――】
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 22:32:33.47 ID:PxkifKNSO
>>578
……
【倒れている少年の周囲には微かに魔翌力が渦巻いている】
【覗き込んだ少年にそれを感じ取る力があるのなら――解るだろうか】

…………ぅ…ぁ…

【その種類、性質が"この世界"に存在する如何なる魔翌力とも異なるものということを】


……ぅぐ…
【少年は時折、苦痛に眉を潜め、小さく呻いている様子だ】
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 22:33:13.97 ID:MXocvEwSo
>>579

…………やか、ましいのはぁ……

【ダンッ――――】
【相手が踏み込む時…此方からも“踏み込んだ”】
【切先に近いほど威力が有るであろう刀…ならば、円の軌道の“内側”に行くにつれて威力は落ちる筈だ】
【パッと、右手の刀を手放して……】

【ザクリ…と、肉を、骨を抉る感触があるだろう】
【山本の左肩を青年の刀が抉った】

――――どっちだ、コラァァッッッ!!!!

【青年より短い間合いに適応するため、一番短い刀を右手で引き抜き…そのまま峰で青年の右脇腹をぶっ叩こうとするだろう】
【大刀を手放し、小さな刀を握るまでの間で、気づけるか】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage saga]:2011/04/16(土) 22:34:50.78 ID:b9+USEX1o
>>574

……。
(当たった……?)

【爆音と共に粉塵を散らすその光景を、揺れる頭を振って、確認する】
【濛々と舞う土ぼこりの中をじっと見やっても、僅かに影が見え隠れするだけ】

(……これで倒れるような生半可者なら、楽なのですけど)

【あれほどの魔力・技術の持ち主だ。自分の希望が、的外れであることなど重々承知している】
【だが、クルスの行使する魔術の要は、転移≠フ魔術。到達点を視認できない今、無闇に攻撃を加えるても、浪費となりかねない】

【それゆえ、じっと、クルスは魔力をいつでも発動できる状態を維持しながら、戦況の変化に気を配っている】

>>559 >>564 >>569

【同時に、ようやく戦況を眺める機会を得た】

【――二丁拳銃を繰る男性】
【――大槌を振り回す、自分と同じくらいの――いや、それよりも恐らくは歳若い少女】
【――そして、良く見知った、どこか楽天的な白髪の少年、エルフェス】

(……大丈夫、俺は、一人じゃないのだから)
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 22:34:59.80 ID:zDKlfmkco
>>580
【やはり、魔翌力を帯びているカラスとそうでないカラスの違いがある】
【猫の蒼い目がそれを捉えて、反応しないウェル子に対して縦方向の引っかきを繰り出す】
【攻撃が外れようが防がれようが、即座に後退。落ちたカラスを踏み潰しながら、目を開く】

【ウェル子の右手のカラスの頭上、前触れなく出現するのは青褪めた…針、だろうか】
【厚さは一センチ足らず、長さは一メートル弱】
【飛翔し、シャンドリヨンに突っ込む前にウェル子の腕諸共串刺しにしようと落下する】
【当たっても、ウェル子なら痛くはないだろう】
【行動を阻害されてどう思うかは別だが】

【落着前に、猫は青褪めた槍を取り出す】
【細身で長さは150ちょっと、取り回しに優れてはいるが打撃翌力に欠ける印象だ】
【それを横殴りに振り回し、ウェル子の腰を狙って振りぬく】
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2011/04/16(土) 22:36:23.39 ID:vbJ6zD+p0
>>574

――く…、…う!

【この場の面々で最も軽い、断定しても良さそうな体は】
【着地後の体勢の崩れと運悪く重なった衝撃に、簡単に弄ばれ】
【重力の操作が間に合わなくて――ぐらり。倒れた】

【小刻みに左右される視界を鬱陶しく思いながら、少女は立ち上がる】
【この程度の衝撃で受ける傷なら、戦にそう支障はなかったけども】
【粉塵の濃霧への対処は、出来ていなくて】

ふふん、ロロケルムを退けたとは思えないくらいチマチマ闘うのね!

少しだけ冷や汗かいてたんだけど、恥ずかしいわ

「…マスター、戦域に新しい友軍を確認しました
 なれば、形勢の逆転を奴が目論むことは必至ですぞ――
 先ほど刻まれた地割れは、見えておりますか?」

…、…見えてないけど、どーせあーの攻撃のせいでしょっ!
次の布石と思ったら、考え過ぎじゃない?

【煙の中から伝わる。ぱちぱちとした小さな火種の音だけを聞き分けんと試み】
【しかし上手く行かなくて、結局「動く炎」の方へ眼を向け】
【ベンヌを寝かせた自然体・我流の構えで、次を待つ外無かった】

【煙を晴らすためだけに炎を使えば、却って「首を締める」かも知れない】
【それはもちろん、呼吸が困難になると言う意味で――】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 22:36:44.54 ID:DTE2f7Y/o
>>576>>582

【大蛇を見事に撃破すると、紅い鳥は、空に飛び立ち、炎となって消える】


なんとか…なりましたか…

【疲労から、息を切らしてそう言う】


!…くっ!…


【谷山が何か大技を発動しようとしているのを見て
直ぐに自分の頭にコルトパイソンを撃つ】

『FLIGHT-BULLET』

【すると鎧の後ろから先ほどの鳥と同じ真紅の翼が出現し、それを羽ばたかせてネイアの方に飛んでいく】

このままだと…あの人が死んでしまう可能性がある…
あの人はたくさんの人を殺した…でも…!

私は…これだから甘いって言われるのに……!!

【するとなんと、落ちる寸前でネイアを受け止め、技を発動させようとしている谷山の前に入ってくる】
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/16(土) 22:37:02.81 ID:IgGy80fqo
>>572

…………くっだらない。
それはただ……諦めてるだけ。
人形であろうと、出来ることは幾らでもある……。

兵器が、普通に生きてはいけないの……?
──……それは、私への侮辱だ。

【生きる意味を探しているチェルシーにとって】
【νの少女の考えそのものが、自分自身の否定に繋がる】
【大体、自分は嫌々戦闘しているというのに】
【何の躊躇も無い少女の事が、チェルシーは気に食わなかった】

【回避された黄色の水晶は、地面へと刺さる】

……?

【対処できず、音波攻撃を聞いてしまうが】
【痛みをシャットダウン出来るため、頭痛は完全に受け付けない】

(なに……これ…………)

───《 射出 》

【しかし、脳へのダメージはしっかり通っているようで】
【νを狙って放ったはずの緑色の水晶が、見当違いの方向に飛んだ】
【何事もなければ、そのまま突き進みビルの壁に刺さることだろう】

【ガルンロードの方へは、何もない】
【攻撃をするのであれば大きなチャンスだろう】

【赤色の水晶:νの少女とチェルシーの中間。地面に転がっている。】
【橙色の水晶:ガルンロードの足元。地面に転がっている。】
【黄色の水晶:ガルンロードから見て後方。地面に刺さっている。】
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/04/16(土) 22:38:32.51 ID:pRH8stnp0
>>571

【向かって来る、正拳突き。彼女の球体が律動した事には、警戒していたが】
【其処から、交差して、刀を突き出す形で、反撃しようと思考し―――其れを、喰らった=z

【其の瞬間から、世界は、スローモーションで駆け巡る】
【彼女の攻撃は、腹部に当たるかもしれない。時間を掛けて、襲い掛かる、熱と鈍痛と吐気】
【気付けば、激しい痛みと共に、自分は後方へと吹き飛び】


―――ッ!!


【後方には、柵が有った。其のまま落下するかと思ったが、何とか、其処に叩き付けられる形で留まり】
【痛みに、小さく悲鳴を漏らす。汗を掻いていたならば、呼吸していたならば、それらからも、苦痛を表していただろう】
【ずるり、と。弛緩し、地面に転がる体。危険だと、警鐘が鳴り響く幻聴。もう、声を出す事も、辛い】

(紫の球体、―――威力を増す@ヘが……ッ!?)
(違う、其れだけじゃ……、其れだけの力じゃ……ッ)

【辛うじて、吹き飛ばずに、存在していた思考。然し、其れも消え入りそうだ】
【此の異形は、耐久力は殆ど無いが、中々失神しない所が、ゴキブリ並の其れの様な気が】

【招く混乱が、短刀に魔力を流すという行為に出る】
【亦、距離が開く。未だ動こうとする異形。だが、其処で転がるばかりの其れは、充分に止めを刺せる状態だろう】
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 22:40:14.47 ID:PjOHMALDo
>>574

【轟音と衝撃、そして風にエルフェスの放ったナイフは侵攻を妨げられ……】
【吹き飛ばされるようにエルフェスの足元へと帰還、地面にカラカラと落ちるのだった】

ちぃ……、やっぱそうそう上手くいかねえか。
(まあ再利用出来るから良しとしよう……)

【エルフェスは左手でナイフを拾いくるんと回して逆手に構える】
【敵、あの斧の攻撃それに伴う衝撃波は驚異だ】
【地面に広がるひび割れから見てもそれは十分に理解できる】

(姿を隠す、その意図があるにせよないにせよ……)
(それを利用しない手は無い筈、相手は隙を見てこちらに攻撃を仕掛けてくる可能性がる)
(結論、警戒するに越したことはない……と)

【エルフェスの足元から放射状に「黒色」が広がる】
【半径は2m程度でそんなには広くはない、ただ表面上が時々コロナのように沸き立っているのが分かるだろう】
【少年は姿勢を下げいかなる事態にも対応出来るように構える】
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2011/04/16(土) 22:40:22.21 ID:HEWu8GTNo
>>579
【青年がレギンの方を気にしている隙を見計らい】

―――――――――――ッ!!

【歯を食いしばり飛翔、紅き血の尾を引きながら加速し】

おおおおおおおおおおお!!

【長剣を構え、自らの周囲に魔翌力によって生成された幻影の剣を数本精製】
【それらを引き連れ銀髪の青年に肉薄する】
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 22:40:38.49 ID:qxDBXFySO
>>583

【残念ながら、この少年は魔翌力を感じる事はできない】

【そのまま路地裏に入り、呻く少年を見つける】

あ、あのー……。
大丈夫、ですか?

【とりあえず声を掛けてみる】
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 22:42:03.46 ID:CuQnJpNSO
>>580 >>586
うるせーヨ、「カラス」

【言葉や表情は、余裕たっぷりで……然し内心、彼はかなりアセッていた】

(痛感遮断か? それとも痩せ我慢……いやありえないヨ。表情が“変わらない”……痩せ我慢なら、壱ミリでも崩れるだろ)

【“ダーツ”による攻撃は、決定打が少ない】
【“血液毒”による攻撃は、狙って行えるようなモノでは無い、「カウンター」のスキル】

【じわじわといたぶる事が真髄。然し、目の前の少女には、“通じない”……!?】
【その動揺≠ヘ、致命的な隙を生む】

ぅぐぁああッ!!

【その身を、烏の刃が切り裂いて。鮮血が噴き出した……“触れれば高熱”】
【然しその現状は、起こらない。「シャンドリヨンの身体から離れた血液」には、どうやら作用しないらしく】

【BUT(しかし)】

【<何か可笑しい>】
【「止まらない」のだ。ウェル子に突き刺さったダーツが……“進み続ける”“等速直線運動”】
【別方向からの力を受ければ、その時点で直進は止まる、が……】
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 22:47:15.52 ID:PxkifKNSO
>>593
……んぅ?
【声に反応し、ゆっくりと瞼を開ける】

【そしてゆっくりと起き上がりながら、右手で目を擦る】
【少年が目覚めると同時に、周囲の魔力は薄れていった】

……う?
あれ……えと………?
【まだ完全に頭が起きて居ないようだ】
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 22:49:23.89 ID:CIO6TA3SO
>>567

―――はやっ?!

…………ぐぁ………ッ?!

【アートマンの攻撃の速さについていけずに、見事に命中する】
【そして、倒れていく。】

【……その時、セシリアが彼の目に映りこんだ】
【そのセシリアの泣く姿に、何処か痛みを感じる。】
【心が、痛い。先程までの様なものとはまた違う心の痛み、】


【――――…初めて感じる心の痛み。悪口を言われるのとも、誰かに忌み嫌われるのとも違う。】


【その時、ふと頭の中に想い浮かんだのは………――今とは違う顔、前回の別れ際の彼女の笑顔だった、】
【想えば想う程、彼女の事を考えていた。】

【そして次に――――ある人物から言われた言葉。皮肉にも、多分先程セシリアが思い浮かべたの同一人物の彼女の言葉だ】


【―――『愛している。』】
【初めて言われた時には、それがわからなくて戸惑ったが、今は―――……】


そうか………これが、好意か、

【理解できる。これが―――『誰かを、愛する』という事なのかと、】



………そうか、僕は、セシリアさんの事が………、好きだったんだ。



【彼の疑心暗鬼は消えていく】
【変わりに、心は暖かくなっていた。心の傷ももう、塞がっていて。】


/遅くなりましたー
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 22:50:12.07 ID:GdJuSNSSo
>>581>>588

『―――中々、数が減っていた。まさかディモルキャストの会戦がああまでとは、な』
『しかし、実に381名が無事であり、直ぐさま行軍を開始出来た……これは大きい』
『貸した兵の全てとは言わない。一人でも二人でも、多く生き残っていたことは重畳―――。』

【いつからだろうか、自然公園の全てを覆っていた炎が消えていて】

【こちらへ向かってくるのは、人。人。人。黒いコートに、ヘルメット】
【小銃を小脇に生き残った人々へと手を貸し、救出していく軍人たち】

『我々はカノッサ機関である。が、本日に於いてはJusticeらと同盟関係にある』
『危害を加えるべきはNo.63の側に付く者のみ。他者は、我々の味方である。』

【そして先頭に立ち、戦場へと足を踏み入れるのは黒い軍服の女性】
【銀色の髪、褐色の肌、手元には光そのもので出来た、輝く弓】
【『カノッサ機関、昼の国支部長。No.77、ガルニエ』―――それが、来訪者の名。】

――――――――――――――――

【ネイアは、翼が無ければ飛べはしない。魔術も、混乱からか使えない】
【だから、そのまま行けば―――谷山の痛撃によって、戦闘不能に陥るハズだった】

                  【しかし】

    『………どういうつもりだ?』

          「ンだァ、おい……このネイア様を、ッ―――!」

【ドロルの呼び出した、赤い大鳥。それは見事に、悪魔を受け止めることに成功する】
【ほんの僅かな時間だが、膠着――――ネイアは動けず、ガルニエは狙いを付けたまま動かない】

【“どうするのか”は、谷山とドロルの二人。個々の善によって決まることになるだろうか】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 22:51:21.74 ID:M9qD4NAr0
>>589

「…………ならば、それはあなたが自分の意義を自分で捨てた『失敗作』と言う事だけだ
――――いくら心があると叫んでみても、奇跡が起こらない限り、ピノキオは永遠に人形のままだ…………」

【バイザー越しの冷ややかな視線を、チェルシーに向けるν】
【生まれ持った『宿命』と言うものは、最期の瞬間まで宿主に残り、消え去る事は無い】
【戦闘兵器として生まれた以上、それ以外の生き方になど興味は無いし、意味もない】
【徹底して人形であり続ける――――それがνの――否、彼女と同じ姿をした者たちの、矜持なのだろう】

「…………攻撃中止、移動……」

【高周波砲によって、射撃を狂わせたνは、一端放出を中止して、立ち位置を変えるべく疾走する】
【チェルシーを中心に、完全なV字型に展開し、火力の集中を行うべく】

(…………今だッ)
――――良くやったぜサイレントレクイエム!!
喰らえやッッ!!

【その間、なんとか拳に負ったダメージから回復したガルンロードは、状況をつぶさに見ていたが】
【チェルシーに隙が出来たと判断し、噴水の影から打って出る】
【左腕に魔力を収束させ、再びファイヤーボールとして発射。しかし、今度は扇状に広がる5way弾だ】
【カス当たりでも良いから、一発は確実に命中させたいと言う、ガルンロードの意図があった】
【――――足元の水晶には、まだ意識が向いていない】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 22:51:47.44 ID:z1nxd6H8o
>>590

――――っ、――――っ、

【ぱひゅうん、だか何だか。間抜けな音がして、球体がはじける】
【一回使うたびに消えていく性質を、持っているようだ】

【大きな予備動作からの攻撃動作は、それ自体も隙だらけの大振りで】
【それと同時に繰り出された短刀の突きは、ぶれることなく真っ直ぐに腹に入る】
【う、と呻いて、後ろに二・三歩。ふらふらとよろける様に、引いた】


……ああ、……キミはどっかで。ボクと似た者同士、なのかなっ……

【それでもまだ動こうとするあなたとわたし。ぼやけていく世界は多分、共通事項だ】
【腹を押さえて、前へ進む。ゆっくりした足取りで、しっかりした足取りで】

【捨てられない/捨てたくないモノがあるあなたとわたし。そのしぶとさもきっと共通事項】
【ぐらつく思考で能力行使。左の掌の球体を、きゅいっと呻かせて】

 【進む、進む。二人の距離は、もうすぐなくなってしまうだろう】
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/16(土) 22:53:48.96 ID:3H7bGTgyo
>>582>>585>>587>>591


【――ロウの弾丸は、何故か爆発しない=z

【恐らく何らかの干渉≠ェ与えられたのだろうが……】
【どうも、可笑しい。 “炎”を纏った人影は微動だにしていないのだ】
【何か『能力』か『魔翌力』か――其のどちらかを使用したのだろうか――】









                   【 ―――――きりぃ=Aと 】






             …………   ≪     =@≫







            【 『 厭な音 』 】     【発信源は、君達の『上空』】











【―― 一瞬では、何が起こったのか意味が判らない≠ゥも知れない】




【だが、事実をありのままに描写するなら――ジャッキーニ=ライオニウスが落ちてくる=z
【正確に言えば、『白い仮面』を付けた彼。 其れが……各々へ向けて=A“一人ずつ”、上空から。】
【服装は同様であるが、『魔法陣』は外套に記されていない。 両手に構えるは、日本刀=c…溢れ出す、確かな魔翌力】


【串刺し≠フ要領で、君達の『頭』を真っ直ぐに貫かんと――  迫る =@】
【高さ≠ェ有る為、“音”と“魔翌力”に不審を感じれば、回避は可能だろうか】



【――外套を脱いだ≠フだろう。 『砂煙の中の彼』は、薄っすらと“炎から分離して”見え始めて来た】
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 22:54:55.34 ID:qxDBXFySO
>>595

えーと……。

(こういう時はどうすればいいんだっけ……?)

【この少年も少し混乱している】

えっと、大丈夫ですか?
さっき、ここで倒れてたんですよ?

【もう少し声を掛ける】
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/04/16(土) 22:55:29.59 ID:mj3R+bKc0
>>584

[ガッッ!!!!ハッッッ!!!この……害虫が…]

【咄嗟に左腕でガードしようとするが、左腕はもう存在していないのだ】
【峰で打たれ、ヨロヨロと後退しながら吐血をしていく】

[肋骨が……数本イッたか……クソが……クソが!!!]

[限定解放=I!!!!!!目覚めろシデンッ!!!!!]

【血と共に吐き散らしながら、叫ぶ、同時に頭上に紫電で構成された輪が現れ】
【背中にも同じく紫電の翼が現れる】

【バチバチと音を立てながら、様子を伺っている】

>>592

「支部長代理ー!死んじゃいましたかー!ったくなんて威力だ面倒臭い…」

「ってこっちにきやがったな!よし!僕も限定解放=I!レップウ!!!!!!」

【こちらの青年も同じように頭上に風で構成された輪を生み出し】
【背中には竜巻で出来た翼が現れ、辺りに風が吹き荒れる】

「こっちくんなよ!!!オッサンッッッ!!!!!!!」

【そのまま背中の二つの竜巻をラグナロクに向けて放つッ!!!!】
【当たってしまえば身体を切り刻まれ、上空に打ち上げられるだろう】

>>All

いてて……やってくれんじゃあねぇかあの仮面野郎……畜生が…

【レギンは煤だらけのスーツと帽子を払いながらイライラと吐き捨てる】
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 22:55:47.32 ID:AYKS1wsNo
>>588>>597
……なぜだ、ドロル。

【腕を止め、そう問いかけて】

……よぉ、昼の国支部長。

【左手を上げて、軽く会釈した】
【谷山の姿は、ガルニエが前見たときとは大きく変わっている。谷山だと言う事に気がつくだろうか】

ち、殺さねぇよ。じゃぁな。
下手に遺恨残すのも本意じゃねぇ。

【はぁ、とため息を付いて】

意識だけ、奪わせてもらおうか。
後はドロル、ガルニエ。お前らで好きにしろ。
俺は、他の奴ら逃さねぇと。ああ、お前の部下貸せ、一般人に被害出したくねぇんだ、カノッサだろうと使わせてもらう。

【ガルニエにそう言いつつ、ドロルの方に近づいていき】
【背から生える腕を分解、そして左手に数式を纏わせる】
【密度の高い情報で、強制的にネイアの意識を断つ積りの様だ】
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 22:56:34.68 ID:AYKS1wsNo
>>603
//訂正ですち、殺さねぇよ。じゃぁな。のじゃあな。≠抜いてください
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 22:59:43.25 ID:M9qD4NAr0
>>589
/>>598追記。風呂入ってきます
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 23:00:19.29 ID:MXocvEwSo
>>602

……………けふっ

【先程の電撃で身体は熱く、ガトリングで負った傷も案外シャレにならない】
【短い咳払いの様だが…喉の奥では鉄の味がしていて】

【――――チンッ】
【中位の刀の鯉口を切り、右手の一番短い刀を鞘に納めた】
【………右足が前に出た儘の、“居合”の構えと、一目で理解できるだろう】

【光速に応対するならば…同等の速度が必要だ】
【―――――そして、この居合。光程度≠ノ負ける気は無い】

【ぎりりと噛み締めた歯は、今にも罅割れそうで】
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/16(土) 23:01:52.94 ID:8BhgiLeso
【どこかのバー。店内】


【スコォン!】
【そんな音がいい雰囲気のBGMが流れるバーに響いた】
【店内では男が数人何やら盛り上がっており、その原因はというと――】

「譲ちゃん、つえェーなァ!」

【そう声が掛けられた先には、およそこのようにはまだ早いであろう人物が一人】

【10〜12歳ほどの背丈に、真っ直ぐに下された腰に届く程長い樗色(おうちいろ)の髪、前髪は短く切り揃えられていて】
【澄んだ紫色の双眸を持ち、袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカーを履いた、少女だ】

【的には既に3本、同じ色のダーツがいずれもど真中を射抜いている。この少女が勝利したのは明白だろう】
【男の台詞にも照れることなく、凍りついたような無表情でその場に立っている】

「約束だ、譲ちゃん。何か好きな飲みもん奢ってやろォじゃないか」

―――別にいらないって…言ってるのに…

【促されるままカウンターに座ると、メニューを開いて渋々ソフトドリンクを選び始めた】
【更に男の手がカウンターに伸びる】

………これなに?…

【出されたのはカクテル。流石にあまり飲ませるのはよくないと思ったのか、量はごく僅かである。その為、マスターも苦笑するのみでスルー】
【少女はグラスに真っ白い手を伸ばし、それを持ち上げる。その様子に男数人の目線が反応を楽しみと言わんばかりに注がれる】

【止めなければ、そのまま少女は何も言わずに飲んでしまうかもしれない】
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 23:02:20.35 ID:DTE2f7Y/o
>>597>>603

……はぁ…

【谷山が攻撃をやめたのを確認してほっとする】

【そしてネイアを抱えたまま地上に降りて】


……何ででしょうね…
…つい癖なんでしょうか?…
助けたいって思いが、誰にでも働くのは…

【ため息をついて】

あ、は、はい……お疲れ様でした…

【谷山がネイアの意識を失わせる様子を見ながら、そう言う】


……カノッサ機関の方でしたっけ…
…この人…どうする予定でしょうか?…

【そして、ガルニエの方を向いて少し警戒した様子で言う】
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 23:02:58.23 ID:PxkifKNSO
>>601
……ぁ、ありがと…ございま…

【段々と頭が覚醒してきたのか、起こしてくれた少年に一礼する】

(倒れてた…?っても僕は確か…)
【そして目の前の少年を改めて見て、硬直する】

…………?
……!?
(背中…羽根!?ドラゴン!?コスプレ!?つーか、え!?)

【突然辺りをキョロキョロ見渡す】

(え!?ええ!?)
こ、こ……

何処だぁ!?

【非常に混乱しているようだ】
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 23:03:40.56 ID:AYKS1wsNo
>>608
//えーと、まだ意識失わせてないですよ?
//ネイアの人に結果を委ねなければ、確定になってしまいますし……
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 23:04:08.54 ID:b9+USEX1o
>>600

(動かない……。逃げ、た?)

【じりじりと、周囲の炎が空気をあぶる】
【呼吸をするたびに肺が焼けるようなその通りの只中で、クルスは未だ煙の晴れない、爆心地を見つめていた】

【――だが、そうしていたのも、魔翌力≠ェ。殺気≠ェ、自分の上空に現われるまでだった】

……上!?

【振り仰いで、見れば】
【そこには、四つの影が、此処に立つもの全てを狙って降りてくる】

(幻!? ……ダミー!?)

【術の正体をのんびり看破しているような猶予はない!】

【クルスはその場で前転、凶刃からかろうじて逃れると】
【至近距離に立つであろう、ジャッキーニに向けて、ジーンズの腰許から、一本の短刀を引き抜いて、振り向く】

【周囲を観察する冷静さや、そちらに魔術を振り向ける余裕もない】
【それぞれが防御できると信じて、ただ自分の身を危うくする敵へと相対するのみ】
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2011/04/16(土) 23:06:24.15 ID:HEWu8GTNo
/>>602
/ちょっと質問、竜巻の渦は↑向いてるのかそれともラグナロクの方を向いてるのか
/それだけ教えてください
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/04/16(土) 23:06:54.63 ID:2xKh2f6Qo
>>586
【まずブルーラインの引っ掻き】
【これを、カラスが盾になって遮る】
【なんてことはない、単調な防御】

【――続く、針の奇襲】
【これは、あっけなくカラス、そしてウェル子の手に「刺さる」】
【刺さり、長いせいで邪魔なのだが、やはりと言うべきか、「止まらない」】
【ざくり――とシャンドリヨンを切り裂き、その返り血を身体に、脚に、顔に、浴びる】

…………ん…………?

【――ここで気付く、異変】
【なんだ、脚に刺さったダーツもまた、「止まらない」――……?】
【ぐりぐりと左足付け根を抉ってくるこのダーツに、やや眉をひそめ、】

――なんですかこれ……本当に痛いですね……

【このダーツを抜くべく、まずはバックステップしようとしたのだが――】
【――刹那】

…………ッ…………!!

【――「衝撃」――】
【……ブルーライン……様…………ッ!】

【腰に見事命中した「槍」――、歯を食いしばるウェル子】
【表情こそほとんど変わらないという冷血ぶりだが、そのダメージは無視できない】

【彼女はその一撃のせいでバックステップのタイミングを逃しつつも、】
【ブルーラインに顔を向け、睨む】
【深淵の碧眼が、「敵」を視線で射殺すかの如く放たれて――】

……まだ、まだ……です……よ……――

【距離を取るのに失敗したなら、もう距離など取らなければいい】
【――そんな風な雰囲気を以て、彼女が、その場で、地を、踏み締めて、体勢を戻し――】


【…………ざわ…………】


【シャンドリヨンにも、ブルーラインにも程近いこの場で、】
【彼女の身体から、より一層増加した「黒羽根」が出現して、狂い舞い始めた――】

【……何かの、布石、か――?】


【残りカラス】
【右手の甲に1羽だけ】


/ブルーライン様へ
/1レスの間に「相手への反応→自分の行動→自分の行動」と2回くらいの行動をされてしまうと、
/私とシャンドリヨン様は、「相手への反応→自分の行動」で、毎回完結してるために、
/各キャラの行動との兼ね合いや整合性等の関係で、少々厄介なことになってしまいます
/1vs1ではなく複数戦闘である今回だからこそ、の問題ではあるのですが、
/他にロール上の問題点が見当たらないだけに、その辺りに注意していただけたら幸いです
/なお今回は、シャンドリヨン様が斬撃を喰らう描写をなさっていたので、上記のようなカタチで纏めさせていただきました
/こちらの都合ですいません、水を差してしまい、まことに失礼いたしました
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 23:07:54.99 ID:DTE2f7Y/o
>>610

/あー…本当ですね、では「させようとしている様子を」と補完してください
すいません
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/04/16(土) 23:07:57.00 ID:2xKh2f6Qo
>>613
/ぎゃあ、更にごめんなさい……!
/>>594も追加です
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 23:08:04.78 ID:zDKlfmkco
>>613
/すみません、失念していました
/以後気をつけます、ご迷惑をおかけします
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/04/16(土) 23:09:03.26 ID:mj3R+bKc0
>>612
//仮面大公ラグナロク様に向いておりますですはい
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 23:09:55.81 ID:AYKS1wsNo
>>614
//はい、了解です。なんかすいません……
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 23:13:44.94 ID:qxDBXFySO
>>609

えっ……。

(…どういう事?「ここは何処」ってことは、記憶喪失?それとも、知らない内にここに来た?)

えっと、どうすればいいんだろ……?

【きょろきょろと周りを見る】
【この少年も結構混乱している】
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 23:14:03.55 ID:GdJuSNSSo
>>603>>608

【ネイアはあっさりと、谷山の行動によって意識を落とす】
【それによって脅威も消え、ガルニエは弓を霧散させて】
【眼前で繰り広げられるやり取りを眺め、はぁ、と息を吐いて】

………やはり、同盟を組もうと貴様らの行動は理解できんな。

谷山基樹、貴様にしてもソレを殺さず、意識を奪うに終え
そちらの娘、お前も……私が「[ピーーー]」と言えば、否定するのだろう――?

【「困ったものだ」、と呟いて―――気絶した悪魔へ、視線をやり】

その悪魔は危険だ。味方にしろ敵にしろ、最終的には脅威でしかない
だから、私個人としては[ピーーー]のが良いと考える
……まあしかし、それは否定されるだろうから……“教会”にでも、封印してもらうのが良い、か

あぁそれと、谷山。私の部下なら何人でも使うといい
ここに居るだけで100名、みな精兵ばかりだから、多少こき使っても構わんだろう

【ガルニエの意見は、それだけ。近くに居た分隊長らしい人物を呼び、耳打ちして】
【その兵士は一度敬礼すると他の者の所へと走って行き、準備を整える】

【あくまで、この場に於いてはカノッサ機関の人間であっても味方なのだ】
【ガルニエの言う事に嘘は含まれていないようであり、兵士たちは谷山の言葉ひとつで動くだろう】
【脅威も消えた今、少々静か過ぎはするが――――戦いは、終わったのである。】


【なお、これは気が向けばの話だが、“我々”の足元には金銀の装飾品が散っている】
【あの蛇のバケモノの所持品だった物だが、もし拾っていっても何ら問題ないだろう。値打ち品である】
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/16(土) 23:14:05.46 ID:z8SA3Czf0
>>600

…爆発…しねぇ? 軌道を反らされた?

【その時に耳に「何か嫌な音」が響く、上からである】
【先ほど上空からの一撃をくらっていた分先ほどより上空に対して敏感になっていたために素早い反応はできた、が、】
【右脚がついてこない 先ほどの一撃の影響】
【そのために体を捻っての左への回避が若干遅れ、右肩に日本刀がかすり、やや浅めの切り傷から血が滴る】

どうなってやがんだよぉ!!

【体を捻り軽く相手から目線を外して状態で直撃を回避、その日本刀を持つ相手に軽く背を向けた状態のままで】
【そう叫びながら目線の先の石畳にそれぞれ1発】

【放った銃弾はどちらもギリギリまでロウの背中に隠れて彼からは見えない】
【そして跳ね返りロウのわき腹ギリギリを通り右銃の弾は日本刀の根元の腹を狙う】
【当たれば相当丈夫でない限り日本刀の刃は折れるであろう】

【そして左銃の跳弾はロウの股下をくぐり、彼のへその部分に突き刺さらんとする】

622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 23:14:08.37 ID:SgqUxL1Bo
【公園】

【ベンチに座る少年は、空を見上げていた】
【遠く、遠くを見つめる三白眼】
【月明かりに照らされる、ニット帽】
【首から提げられた、十字架のネックレス】
【或いは、腰に提げた二本の警棒すら、今の彼を儚く見させる原因で】
【少年は無意識の内に詩≠口ずさみながら、ひたすら上を空を見る】

――夕火の刻、粘滑なるトーヴ…♪
―――――遥場にありて回儀い錐穿つ…♪

..................................

.............................................―――兄貴≠ニは…解り合えないだろうな。


【やがて、視線を空から外して】
【少年は、溜息混じりに呟いた】
【魔術協会=\―其処に生徒として籍を置く少年は、同じ所属の者なら解るかもしれず】
【それ以外であれば、「夜中に公園のベンチで変な詩を口ずさむ少年」に見えるのだろうか…】


623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/04/16(土) 23:14:17.92 ID:pRH8stnp0
>>599

【彼女の言葉が、聞こえた。其の言葉に、感情が、揺さぶられた。だが、返答出来ない】
【どちらも、譲れない。引けないものを抱いている。 本来ならば、異形が、引くべき事項】

……、

【少女と、異形。碧と、セピア。 刀が、鳴いた、―――泣いた気がした】
【少女の、穢れ無き信念。光。光と共に歩む=B空は紅い。暗く成る時は、未だ、訪れない】
【フラッシュバックする記憶と情景。碧。少女は、進もうと】

                            
                                  【 】


【左腕と、握り締めていた短刀が、徐々に融合して。腕から、果実の様な、橙の魔力光を放つ】
【混ざり合った後、腕が、ぽっかりと消失する。其の後、腕が在った場所には、】
【一振りの、刀が在った。塚は無く、赤黒い柄に、五芒星。銀の刀身】
【少女が接近する間、其れの柄を、横に銜えるかもしれない】

【恐らく、其の記憶が最後だ。異形の、少女の光を遮る行動は、其れで最後だ】
【ふらり、両腕の使えない状態で。立ち上がろうとするだろう】
【瞳は空ろだ。だが、刀身には、】

【刀身と同じ、銀の魔力が集束し始めていて】

【少女を、待つ】
【全てを、賭ける為に】
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 23:14:28.76 ID:zDKlfmkco
>>613
”何を、仕掛ける?”

【呟きに似た思念が警戒をあらわにするが、猫は槍を低く構え、あえて突っ込んだ】
【穂先に熱を帯びた一撃は、物理的な理屈抜きに高いダメージを与えるだろう】

【それを、脚に…膝の当たりへ向けて突き出す】
【生殺与奪に関係のない、動きを封じるためだけの一撃】
【なんとなく、甘いと思うかもしれない、狙いは鋭い】

”…なあ、お嬢さん”

【攻撃の最中、猫はウェル子相手に思念を飛ばす】
【戦闘中だというにもかかわらず、少年の声は、酒場でたそがれる中年のような雰囲気を持っていて】

”君の絶望って、何さ”

【湖で小石を投げ入れるように、ぽつり】

【一瞬、相手の眼を見ようと向けられた蒼い視線は】
【その更に奥を覗こうとするかのようだ】
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2011/04/16(土) 23:16:49.14 ID:HEWu8GTNo
>>617
/グラシアス

>>602
(あれを防ぐ手段は今の僕には・・・・・なら!!)

【放たれた二つのうち片方の竜巻を見据え】
【其の渦の中心に飛びこみ】

おおおおおおおおおおおおおおおおお!!

【漂わせていた幻影剣を其の渦の中心に向け放つ】
【放たれた其れは正確に渦の中心を進み、髪の青年に向け空気を切り裂きながら襲いかかる】

【一方、ラグナロクは】

ぐおおおおおおおおあああああああああああああああああ!!

【全身を切り刻まれて上空に投げ出されて落下していく】

/遅くなってごめんなさい
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 23:19:29.12 ID:1ke5w6CAO
>>596
【アートマンとその本体である少女は感覚がリンクしている】
【倒れこんだ護の言葉はそれによってセシリアの耳に届き】
………………え?
【彼女を戸惑わせ】

……なに、それ?
なによ、なんなのよっ!!
今さら何言ってんのよおぉぉ!!!
【感情を爆発させることになる】

【護が疑心暗鬼から抜け出せたとはいえ、セシリアは未だ囚われている】
【自身の心を散々に弄ばれた後に好きだったなんて言葉を吐かれた、そう考えていて簡単に受け入れられる筈がない】


【アートマンは倒れている彼に追撃の一手を叩き付けようとする】
【今までの様子からセシリアの感情の強さがアートマンの力となっていることは予想できるだろう。握り締められた拳はミチミチと音をたてており、相当な力を込めているのが分かるはずだ】
【狙うは、左足の付け根部分。水色の濁った拳がその脚を潰さんと迫る】
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 23:19:38.37 ID:CuQnJpNSO
>>613 >>624

《苦笑い(ビッター……ラッヘン)》

【今現在宙を舞うカミキリムシ達が、「全て」消滅。それに従うように、「明らかな異常軌道」を見せていたダーツ二本も、完全に沈黙して】
【舌打ちを一つ。ウェル子が受けたであろうダメージも大きい筈だが……然し】

(何かやべーヨ。この雰囲気は……俺のダーツのように確実な……“イヤな予感”ってヤツだーヨ)

【ウェル子の……「異常」か「変貌」とでも言うのか。“明らかな変化”】
【元来接近戦闘を苦手とするシャンドリヨンは、受けた傷を庇うように……ゆっくりと、後ろに跳ねて】

【だが】

…………っく

【痛みは、決して浅くは無かった】
【着地の瞬間傷口から、血が沸き出す。左腕で、傷口を庇うようにして……】

【隙が、出来た】
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/16(土) 23:21:13.55 ID:1ke5w6CAO
>>626
/私も時間かかっててすみません
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2011/04/16(土) 23:22:38.16 ID:vbJ6zD+p0
>>600

【微動だにしない影を注視し続ける事を倦む、好奇心が】
【振って湧いた音に答えを求める、警戒心が】
【余りに、余りに自然に―――】
【史音の視線を、血に染まった夜天へと誘導した】


      【――― 『…………………え』 ―――】


【その時。第一声は、正にこれ】
【合成画像のように不自然なそれが、至って滑らかに流れていく】
【けれども彼女は、そのままぼんやり眺めることはしない】

「マスター、まずはとにかく応戦を
 突き刺しは真っ直ぐ、摺り抜けて背後から叩いてしまえ!」

…はいはい、わかったよっ!

 【―――ベンヌの言葉を、純粋に受け止める事ができるのは】
 【なぜなら。今やここが純然たる“戦場”だから】
 【ここまで仲間の力を借りたとはいえ、渡り合った「流れ」があるから】
 【こんな攻撃。いつかの「恐怖」と比べれば――全然、目じゃない!】


【ジャッキーニとすれ違い、その頭の予測地点を逆に「飛び越える」ように跳ねた彼女は】
【空中に投げ出した身体をその背後で、急に“着地”させようとするだろう】
【重力制御による、ワイヤーアクションのような空中制動】

【さて。生き残る保証なんて、どこにも無いのだけど】
【「何か」を感じて――不敵な笑みは、咲き誇る】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 23:23:23.80 ID:PjOHMALDo
>>600

【耳は能動的に音を拾う、火が弾けるパチパチという音に混じって】
【届く謎の音その発信源は頭上、少年は天を見上げる】

(分身か……?どっちにしても敵、そんなら……)
バラバラにして引き裂いてやる――――。

【見上げる過程で他の仲間にもそれぞれ白い仮面の敵が落ちてきている】
【分身かそれとも全く違う術によるものなのか少年には分からない】
【しかし明確な敵意があるならば、対抗するまでだ】

そっちが串刺しにするつもりならこっちも同じように対抗だ。

【少年の足元、円周上に広がっている「黒色」の表面はふつふつと揺れ】
【それは3つの地点で収束、山なりになりやがて突出】
【刀のような形状となって落ちてくるジャッキーニに向けて伸びていく】
【1つは彼の刀と対峙、要するに防御として】
【後の2つは彼から見てそれぞれ左右から脇腹を狙うように突き斬り込もうとするだろう】


【頭上からの攻撃に対応する一方で……】

(陽動の可能性もあるか、退避する線も考えるか)
(こっちが本体とは思えないしな……)

【手の中のナイフを存在を確かめるように握り】
【目の端で砂埃の中のジャッキーニの動きを辛うじて捉えようとする】
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 23:23:39.92 ID:AYKS1wsNo
>>608>>620
……俺の正義ーJustice]とはまた別の正義=Aか。
否定はしねぇさ。だが、その甘さで自分の首を締めることにならないようにな。
その甘さは、嫌いじゃねぇけど、な。

【相手のその行動が間違っては居ないと、そう言って】
【頭をがりがりと掻きながら】

……俺は、手段を選ばないからな。それが、俺の正義≠セし。

【殺す必要があって、殺さないより殺すほうが周りに被害を出さないならば、迷わず殺す】
【弱冠17歳に於いて、そこまでの意識を持てるには、どれだけの地獄の様な経験を積んできたのかは、想像に難くないだろう】
【両方共、間違っていないからこそ。なにやら微妙な空気に成っていた】
【ガルニエの言葉を受けて、苦笑を浮かべ】

必要がありゃ殺すさ。必要がありゃな。
此処で殺せば、ドロルと此処で言い争いになる。
そんな暇はかけてらんねぇ、火に飲まれる前に人を助けなけりゃいけねぇんだから。

【あくまでも、効率至上だ、と言っているが、それは本心なのだろうか】
【谷山は、心を隠すのが上手い。本心は本当に気を許した物にしか、見せない】

……ごぼ……ぅ、……。
っふ、は。はっ、はっ……は……ッ!

【ざ、ざ、ざ、と仮想の右目が消滅すると同時に、吐血。負担が一挙に来た】
【膝ががくがくと震えるが、それでも無理やり立っていて】
【義手からワイヤーを出すと自分の体に巻き付け、無理やり動かせるようにする】

そっちは……っ……任せる。煮るなり焼くなり好き、に……しろ、無力化した時点で……俺……。にはどうでもいい話だ。

【そう言うと、周りの状況を見回して確認。ぺっ、と血痰を地面に吐くと歩き出して】

……一応、礼は言っといてやる。でも、次会うときは敵だ。

【それだけ言って、兵士達に命令をくだしていく】

まずは物陰に人が居ないか見て来い、人間がいたら連れ出せ。
後は、火の勢いが強いところに放水。近くに貯水槽が有る、それを使え。
力に自信のあるヤツは、瓦礫のあるところを見て来てくれ、人間が挟まっていれば退かして救出。
後は各自の判断に任せる。頼んだぞ。

【そう言うと、ケータイを取り出して、電話を始める】

此方統一征斗会幹部、谷山だ。ボランティア部の災害支援部隊を動かせ、至急。
ヘリ5台でいい。あとは、最寄りの病院に連絡、受け入れ態勢を整えろ。

【そこまで言うと、地面に崩れ落ちる】

……あー。……糞、最近まともに戦ってなかったからな……。
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 23:25:41.72 ID:PxkifKNSO
>>619
いやいや…落ち着けー落ち着けー!
【頭をブンブン振って思考を安定させる】
【そして、今日あったことを整理する】

僕は今日学校から帰ろうとして…
んでもってお腹空いてたからおばさんの店でじゃこ天買って……
その後ゲーセン行って、それでその後帰り道に小鳥遊さんとさつきに会って……
公園で話した後に……?

そのあと…に……?
あ、あれ?
【整理するが、記憶の道は行き詰まり。思考の糸はこんがらがり。】


(拉致…!?いやでも言葉通じるし…)
【目の前の少年の、背中の"それ"に目をやる】

(……もしかして、ヤバイ)
【近くに落ちてあった自分の鞄をてにとり、ジリジリと後退りをはじめる】
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/04/16(土) 23:26:01.14 ID:mj3R+bKc0
>>606

[認めよう……貴公は真の武人だ……だから俺も全力で参る]

[フゥー……フゥー………ハー……フゥッ!!!!!!!!!!!]

[紫電蓮華――――

         豪雷一閃ッッ!!!!!!!!!!!!!]

【ガッと思い切り踏込み、山本へと加速していくッ!!!!!】
【翼を羽ばたかせ、さらに加速、さらに速く、極限の一撃を放つ為に】

【そして通り過ぎるように横を通り、すれ違いざまに一閃を放つ!!!!!!】
【胴を切断せしめるような勢いで…】

>>625

「ハッハ!!!!やった!!!やったぞ!!!これでお終いだ!」

「なんだなんだなんだ!大したことないじゃん!仮面のオッサン!!!」

「ハハハハハハハハ………ハ…?」

【勝利を確信したのか、まさか竜巻の内部を貫いてくるとは思わなかったのか】
【飛び出して来る剣の嵐を防ぐことは出来ず…全身を串刺しにされる】

「あーあーなんだこれ面倒臭いな……あーもう…」

「これで…消え失せろ!!!!!!!!!!!!!」

【全身から血を流しながらも、槍にありったけの風を纏わせ】
【ラグナロクに向けて投擲するだろう、同時に青年も大きな隙が生まれる】

>>ALL

(あーそろそろマジでヤバそうだな……ここまでやられるとは…チッ)

【言葉は放たないが、若干の焦りと、いらだちが、空気に触れる】
【レギンは鋭い表情で戦況を眺めている】
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 23:26:27.76 ID:z1nxd6H8o
>>623

――――――、なっ、

【少女はまず、夕暮れを思い出した。日が地平線の向こうに沈んで行く、光の色を】
【その次に、瑞々しい甘い果実を思い出す。小さいころに、だれかが私に与えてくれた、――】

 【だれか、って、だれだよ。】


……それで、いいよっ。
これでもう――――キミとボクは、さよならだ。


 【それを捨てるために、ここにいるのに。】

【きゅい、ぃいん。律動を、もう一回】
【もう一段階のタメを経て、球体は成長する。傷付けるために、膨れ上がる】


   ――――≪愛と≫≪情熱の≫ぉ……


【それを、拳にセットして。左の拳をもう一度、握り直し】


                 ≪セラフィ・シュ――――――ト≫ッ!!!


【――――やっぱり、まっすぐに打ちだした】
【砲弾みたいなそれは、十数秒たっぷりの大きな時間をかけて。あなたへ】
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 23:31:01.86 ID:DTE2f7Y/o
>>631>>620

本当にそれはよく言われますね…
もしその甘さで死んでしまったら、自業自得と分かってますから…

【ここでようやく変身を解除して、元の姿に戻り苦笑して答える】

……多分本当の正義は…それであってるんだと思います…
少しの犠牲を払っても…多くを守れば…

【ドロル自身も自分のやっている正義が間違っているのは分かってるのか、少し俯いて】

【そしてひとまず、近くの、視界に常に置いておけるベンチにネイアを横にさせる】

……これは?…

【そして戻ってくる際に大蛇の物だった装飾品を見つけ、拾い上げる】

……何か特殊なものかもしれませんね……
………少し悪い気がしますが…もらっておきましょうか…

【そう言うと、そのままそれをポケットへと入れた】

良かったー…
封印…と言うと、どうなるんですか?…
私はあまり詳しくないもので…


!?…だ、大丈夫ですか

【谷山が倒れたのを見ると、慌ててその近くに走ってくる】

636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/16(土) 23:31:11.51 ID:IgGy80fqo
>>598

…………でも、奇跡は起きた。
それに……ピノキオだって、人は救える。

【視線の冷ややかさで言えば、チェルシーも負けていない】
【自分の在り方が間違っていると思いたくないから、徹底してνを否定し続ける】

……く……ぅ─────

【向かってくる、複数のファイヤーボール】
【それに対してチェルシーは回避するのを諦めた】
【直撃してしまい、背中が焼け爛れる【
【目に見えて分かる、大ダメージであるが───】

…………それに、成功作だとしても、
貴方達は──失敗作の私を、殺せない。

───《 爆破 》

【回避を放棄した分、直ぐに攻撃に移ることが出来た】
【ガルンロードの足元の橙色の水晶が、爆発する】

【しかし、1VS2においての不利な点が出てきた】
【チェルシーは、νに対して攻撃が出来ていない】
【"設置された水晶を考慮しなければ"、充分にチャンスといえるだろう】

【赤色の水晶:チェルシーから見て前方。地面に転がっている。】
【黄色の水晶:ガルンロードから見て後方。地面に刺さっている。】
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 23:35:42.93 ID:qxDBXFySO
>>632

(「知らない内に飛ばされた」が近いのかな……?)

【考えてみるが、確信には至らない】

あ、いや、僕はさっきたまたま近くを通ってただけで……。
大丈夫、ですよ?

【怯えられている事に感づき、「怪しい者ではない」アピールをする】
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/04/16(土) 23:37:09.27 ID:2xKh2f6Qo
>>624>>627
【幸運にも勝手に消えた脚のダーツ】
【一方で右手に刺さったままの「長い針」は、「手の中に残る」ことすら無視した「へし折り」で解決する】
【ぽきっと、細い針を左手で折り、投げ捨て、】

……………………

【そうして、黙して、黒い羽根を渦巻かせ、ざわめかせ、さざめかせ、その中心にいるのは、ウェル子】

【――次に、シャンドリヨンと入れ替わるように、こちらへ迫るブルーライン】
【パワーの「充填」でもしてるかの如く不動の少女は、槍に対してアクションを起こさず――】

…………ぐッ…………!

【右膝に灼熱の穂先を受け、思わずその場にしゃがみ込んでしまった】
【……顔に浮かぶ脂汗は、表情の語らぬ「ウェル子の苦痛」を言外に告げ……】

【しかしながら、止まるところを知らぬ、「黒い羽根」】
【溢れ出続けるソレは、どんどん空間を黒く塗り潰していき、】



…………世界が、大ッッッ…………嫌いだからです、よ――――…………ッ!!



【突如、憎々しげに放たれたその言葉は「ブルーラインへの返答」】
【無論、シャンドリヨンにもハッキリ聞き取れることだろう】


――――…………血も……正気も……善悪も……命をも……投げ捨てよ…………――――


【――瞬間、「黒き閃光」がウェル子を中心に激しく瞬いて……】


―――― 《 捨 の 代 償 》 ――――


【閃光が止んだかと思えば、間髪入れずに発生するのは、彼女を中心とした「黒い暴風」】
【「黒い羽根」が多いせいで黒く見えるその「暴風」は、全てを投げ捨てる意思の表れ】
【巨大台風並の風速を持つ風が、シャンドリヨンとブルーラインを、ウェル子から遠ざけようとするだろう】
【加えて「暴風」でひるませることで相手の隙を誘発する、という何とも嫌らしい「防御技」であった】

【――とは言え、言ってしまえば強い風、というだけのこの技によって「ダメージ」はほぼ入らない】
【せいぜい地面の小石や砂が巻き上げられてぶつかってくればちょっと痛い、というくらいか】
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/16(土) 23:41:12.18 ID:3H7bGTgyo
>>611

【五感¢Sては――『其れ』が実態であると、証明する】
【透けても居なければ、足音もする。 確かに風を切った♀エ触も有っただろう――】
【……ゆっくりと、彼女へと向けて切っ先≠向けて】


>>621

【――再び可笑しな事≠ェ、彼の眼前で発生する】

【放たれた銃弾が捉えた日本刀=c…『折れる』までは行かないまでも、】
【けたたましい“金属音”と共に、恐らくは欠けた≠フだろうか――】


                   


【ジャッキーニ=ライオニウス≠ェ――……其れと同時に、“消滅した”】


>>629

【キィ―――ン=c…そんな音と共に、『コンクリート』へと刺さる刀】
【相当な“切れ味”である事が容易に推測出来るだろう】

【――妙に、生きている感触≠ェ無い。 ……『恐怖』を与える其れなど、微塵も】


>>630

【耐久度≠ニしては『人間』を越える事は無い――】
【刀を止められた所に叩き込まれた“黒”を回避する術は存在せず、】
【……“黒”が、彼の脇腹を見事に貫いて】


【――――ロウの元へ向かった其れと同様に、消滅≠オてしまった】



>>ALL

【『煙』が晴れた後――確かに、ジャッキーニ≠ェ其処には立っていた】
【長外套は燃えつくし、焼け焦げた服を身に纏い、面は着けていない】
【――彼の周囲には、数十の日本刀≠ェ地面に刺されていて】
【炎を背に、佇む表情  ――……無表情≠フまま】



…………………手遅れ≠セよ、諸君。 ――水の国は序曲に還る
僕を倒したとしても、『止められない』……終わり≠ェ始まる=\―。



        …………さぁ、空を見ろ



【――不可解な言葉……既に手遅れ=z
【同時に、『白い仮面』の者達は消滅し――光≠ェ、刀へと向かって『還ってゆく』】
【恐らくは“能力”。 ……だが、彼は『説明』等せず、空≠見上げて――】


【 ――――  水≠ェ一粒、彼の額を打った  】

/続きます
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方) [sage]:2011/04/16(土) 23:41:49.88 ID:HEWu8GTNo
>>633
【飛来した槍を剣の腹でかろうじて受け止めるも】

が・・・・ぁ・・・・・!!

【其の穂先に込められた風の衝撃波がさらにラグナロクを上に打ち上げる】

ま・・・だ・・・・・まだだ!!!
まだ私は戦えるぞ!!

【魔翌力を制御して青年のほうに体を向け】
【落下しながら長剣でを空を斬り、漆黒の光刃を放つ】
【其れは一つ、二つ程度ではなくつるべ撃ちの連撃】
【地面に速度を緩め着地するまでの間に計6もの光刃が立て続けに放たれ殺到する】

っく・・・うぅ・・・・

【緩やかに血地面に着地すると片膝を立て、長剣を地面に付き体を支える】
【満身創痍の状態、体が軋み、悲鳴を上げている】
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!red_res]:2011/04/16(土) 23:42:22.78 ID:3H7bGTgyo
【 水の国・中央  ――― PM : 12:00 】


【 ――――― 急に、大雨≠ェ降って来た 】



 【水の国の一国民である私としては『朗報』と言えるのだろうか。】
 【記事を書き終え、疲れ切って家路に就き――漸く辿り着いた家が燃えてました、ではあんまりだ。】
 【この分だと、貴族居住区≠中心に発生している大規模火災も直に鎮火する事だろう。】
 【消火に駆り出されている一部の国軍兵も戦闘に参加する事が出来る。 戦闘も直ぐに終わる。】
 【尤も、ルビーシャ≠ノは依然として機関兵が駐留して―――】





(…………………………ん――、メール? ……何だろ。)
(ネット上に上げる分には十分な記事、送った筈だけど――――。)




………………。


………………………………ん?


………………………………………………―――、―ぇ………嘘。




【この時刻――水の国中心部全域に大雨≠ェ降り始めた】
【一部の者にとっては念願の結果=A国軍側にとっては天の恵み=\―『洗い流された』者にとっては、望まぬ結果=z
【直に大規模火災は鎮火し、先頭へと傾ける兵力の増強を可能とした国軍側は、各地で≪No.63≫派を破る事と相成る】
【……後に判明した事であるが、彼等は『武器を持たされた暴徒』の様な物であった】
【機関兵ではなく、水の国の路地裏に住み込み……しかも、其の最下層付近に位置する者達。 単なる報酬目当てであったと言う】



【同時に飛び込んだ報せは――ルビーシャ駐留軍≠ェ、『解散』されたと云う物】
【詳しい情報は不明だが“機関と水の国連名の降伏勧告”を受け入れた形であるらしい】
【機関兵は協定に基づき、各支部へと帰還。 ルビーシャには国軍が入り、復興作業へ継続従事】



【――――ジャッキーニ=ライオニウスの後ろ盾≠ヘ、完全に消滅した】




/現在からイベント終了まで、大雨≠ェ水の国中心部全域に降ります。
/ロールに絡めていただいても構いませんし、絡めなくても構いません。
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 23:43:01.11 ID:PxkifKNSO
>>637
は、はぁ…
(言葉は通じるんだなぁ……てことは日本なんだろうけど…)
【少年のことばに反応しつつ、警戒は緩めない】

(うぅ…ちょっと怖いけど…聞いてみる?)
え、えと……すいません…
こ、此処って何てところなんですか?
【恐る恐る少年に訊ねてみる】
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 23:44:42.46 ID:M9qD4NAr0
>>636

「…………ならば、そう思い続けていればいい」

【νにとり、これは自分の存在の事ではなく、チェルシーの存在の事】
【ならば、これ以上拘る気は無い。人形を脱却しようとするのも、勝手だろう】
【――――ただ、自分とは分かり合えないだけ】

何をぶつぶつ…………っ!?
――――ギッ…………ぁぁぁああああああああッッ!!

【命中した。これで一気にペースはこちらのものになる。】
【ガルンロードは喜び勇んで追撃に走ろうとするが。そこで、足元の水晶を爆破される】
【全く意識していなかった為、完全に不意をつかれた格好になり、モロに浴びてしまった】
【追撃のために前のめりの姿勢になっていた為、ガルンロードは2mほど前方に吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる】

「ッ、ガルンロード様…………!?
――――音波砲、発射!!」

【移動し、チェルシーの横側へと回り込んでいたνは、即座に音波砲を発射する】
【先ほどダメージを浴びたチェルシーには、迅速な回避は不可能と判断し、速攻を行う事で戦闘能力を奪ってしまおうと考えたのだ】

(――――うぁ…………半端なく、ダメージを浴びちまった…………畜生…………
…………次で『獲る』…………それが無理なら、撤退しなきゃ、ならねぇだろうな…………)

【地面に叩きつけられたガルンロードは、フラフラと上体を起こし、頭をブルブルと振るう】
【元々、身体が丈夫な方ではないガルンロードには、爆破のダメージは相当堪えた】
【これ以上の戦闘を先延ばしにすれば、不利になるのは自分たちだと判断し、呼吸を整えて一気呵責に攻め立てる腹積もりを固める】
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 23:45:18.02 ID:MXocvEwSo
>>633

【…下手な言葉は、語るまい】
【それを言う位なら、目の前の“敵”足り得た人物に――――この、一撃を以て、応えよう】

―太刀割り!―――――――――

【キィッ―――――】
【鞘は刀身を滑らせ加速させるためのレールである】
【引き抜く腕はバネ仕掛けの人形等目ではないほど速く太刀を引き抜く】
【音を、世界を、己の意志すら置き去りにしそうな―――――ただ“速い”一閃】
【人と言う枠の中で、極限まで練り上げた業=z
【光すら、世界すら、己の意志すら無視して発動する】

【―――――ッッン】
【――――青年の攻撃を、逸らす@lに】
【青年本人を狙う業では無い、神速とも言える太刀割り≠ニ言う抜刀術】
【本来なら、文字通り太刀を叩き割る為の奥義である】
【だが、この青年相手では――割れる気がしない。ただ攻撃を逸らす事になる】

【―――しかし「コレ」だけでは、貴方に応えた事にはならない】
【其れが、解って居るから】

【キチリ………】
【反す、刃】
【居合によって伸びきったバネの如き肉体が―――】

――――――胴斬りッッッ!!!

【居合よりも速く∴き戻される】
【刀と共に在り続けた男が編み出した、太刀割り・胴斬り≠フ奥義】
【戦場にて敵の太刀を割り、更に鎧ごと胴を叩き割った事から名付いた必殺技=z
【通り過ぎようとする青年へ振り返りながら叩き込もうとする――「返す」刃…この男もまた、青年の胴を叩き割ろうとしていて】


【――――ブツッ】
【先程の一閃にて、逸らしきれなかったか…男の胴から、血が溢れた】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/04/16(土) 23:46:06.63 ID:pRH8stnp0
>>634

【再び来た、正拳突き。砲撃。其の威力は、既に、体験している】
【先程、吹き飛び、柵と衝突した恐怖。あの一撃を受ければ、今度こそ、あのプレーヤーと同様に、落花して行くだろうと思う】

【だからこそ。もう一度。少女に、願った】
【自分を、倒して欲しいと】



              【あの言葉を、聴いた時から】
            【光を、失って欲しく無いと、思った】



―――……ッ

【力強く、柄を噛む。離さない様に。何が有っても、刀の軌道を、逸らさない様に】
【そして、行動する。向かい来る拳も構わず。首を捻りながら、―――刀を、振り翳しながら】

【矢張り、先程と同じ、相打ち覚悟】
【違う手段を思い付けないのだろうかと、ぼんやり、自分の思考に呆れの言葉を紡ぎ】

【少女に向けて、刀で切り付けようと、接近するだろう】
【向かい来る拳に、何の対処もせずに。ただ、相手を、傷付ける事だけを】
【思っている事と、やっている行動が、まるで真逆の様にも感じるが】
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/16(土) 23:46:54.08 ID:GdJuSNSSo
>>631>>635

ふむ……ま、どちらも自己流の正義をもっているのならそれで良い
他人の考えに振り回されてしまうものより、余程頼りになるからな
甘さ、非情さ。同時には持ち得ないのだから、大事にしておけ――――。

【所謂、悪の視点から見た言葉。固い意志ほど、折るのは愉悦】
【しかし「期待できる」と呟く彼女の表情は、鉄仮面のように無のそれで】

……医療班も、用意はしてある。直、駆けつけるハズだ
こんなところで力尽きてもらっては困るぞ谷山基樹、貴様は私が[ピーーー]のだ

それから、封印については私も詳しくは分からん
ただ、想像するに二度と魔界からは出られなくなるハズだ
謂わば、世界という名の檻に閉じ込めるという形……なに、危害は加えん

【機関員たちは指示に従い、各々の出来ることを行動に移す】
【敵としては脅威だが、味方となればなんと心強いものか―――そう思え】
【また、駆けつけるという医療班も実力は保証出来る。治癒能力者もいるはずである】


【―――戦いは、終わった。ガルニエはベンチに寝かされたネイアを抱え上げ】

では、な。我々はこの者をどこかの教会へ連れていった後、他の援護に回る

No.63は共通の敵だが、同時に同盟の最重要人物でもある
あ奴が消えて以降は我々は敵……それを忘れるなよ、味方諸君―――。

【す、と来た道を取って返し、ガルニエたちは姿を消す】
【炎の戦場、死者は無数だが、正義の徒によって被害の延焼は食い止められた】
【そして脅威の一つも世界より取り除かれ―――残るのは、蛇のバケモノの死体だけ】

        【そう。鮫の化け物は、焼けた姿を何処かへ消していた】

/それでは、これにて!お疲れさまでしたー!
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/16(土) 23:48:30.30 ID:pgIILN0DO
【廃墟の屋上】
 
 ……──。
 
【ジジ、という音と共に小さな赤い点が夜闇に浮き上がり、次いで微かな吐息が紫色の煙と共に広がる】
【路地裏から程近い廃墟の屋上。赤毛混じりの黒髪をした青年は、朽ちたフェンスに寄り掛かって空を見上げる】
【星空】
 
 ……星の位置も元の世界とは違うな。
 
【紫煙を肺に入れ、一拍の間を置いて吐き出す】
【無表情な横顔は玲瓏に澄み渡り、赤みの強い鳶色の瞳は、瞳孔を大きく広げて星空を視界に捉える】
 
 ──……。

【青年は一人、星空の下で天を仰いで紫煙を燻らせる】
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/16(土) 23:48:47.92 ID:zDKlfmkco
>>627>>634
【暴風に飛ばされた猫は、建築物にしたたか背中を叩きつける】
【口の中を斬ったのか、口の端から血を漏らし、ウェル子が作り出した暴風を見て苦々しげに笑い、ずり落ちる】

”…嗚呼、道理で君が敵な訳だ”

【答えに、頷きながら、尻餅をついて】
【取り落とした槍を拾いながら、体の調子を確かめるように軽く動く】

”僕は世界が好きだからね”

【相手の言葉に、いけしゃあしゃあと反語を吐いて、足裏を爆発させる】
【地に着く前に次の爆破、次の爆破と滞空し周囲を旋回。隙を窺うが、全方位を覆った風だ、そんなものはない】
【旋回した限りでは、隙は見えない】

【しかし、暴風が渦を巻いているのなら】

”君が捨てるなら、僕は拾おう”

【手にした槍が消えて、離れた位置に着地し、膝をつきながら】
【猫は、竜巻の上を見た】

【転移した槍が、ウェル子に向かって真っ直ぐ落ちてくる】
【台風の目…渦の中心の風は、全て周囲でぐるぐる回っているのだ】
【唯一の安全地帯といえるだろう】

”全てなんて言わないけれど、抱えられる分はね”

【距離はある、速度は決して速くないし、反応して防御するのは容易いはずだ】
【それに、当たったところで致命傷にはなりえないはずだ。風で狙いが微妙に狂い出している】

【反応すれば、隙になる】
【同じように、ブルーラインも隙があるけれど、猫は笑っている】
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 23:49:39.41 ID:qxDBXFySO
>>642

えっと、ここは「水の国」って所ですけど……。
詳しい地名は僕にもわかりません。すみません。

【少し頭を下げる】
【少なくとも、ここが「日本」でない事はわかるだろう】

あなたは、何処から来たんですか?

【「知らない内に来た」だと確信した少年】
【出身を尋ねてみる】
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 23:51:53.59 ID:CIO6TA3SO
>>626

……ぐわあぁあああああああ!!

【グキィッ!と足の付け根に拳が押し込まれる】
【護の足から、骨に皹が入り、折られていく鈍い音と叫び声が、混じり合い聞こえる。】
【これ以降はもう、立ち上がる事はしない。そのまま、倒れたままセシリアに話しかける。】


…………ゴメン、セシリアさん
でも、それでも僕は……―――

【確かに、今更になって言うこの答は我が儘なのかも知れない。】
【だから、まずはそう彼女への謝罪を口にする。それは先程の謝罪とは、明らかに口調の感じが違う。】


……………僕は、セシリアさんが好きなんです。

【そして、―――手を伸ばした、アートマンのその頭へと、】
【もしそれが届いたなら、アートマンを通して彼女の頭を撫でようとする。】

【間接的だが、確かにその手には温かさがあった。】
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 23:52:53.11 ID:AYKS1wsNo
>>635>>646
……選べる間は、選んどけ。
いつか、必ず。選べないときが来るから。

【甘さを許容するかのような事をぽつり、と呟いて。遠くを見るような表情を浮かべた】

……ちぃっと。さっきまで、気、張ってたからな。
…………指令とか、要請終わって気が抜けただけだ。
あんまり、楽に扱える力じゃねぇのさ。俺のは、な。

【喀血を吐き捨てながら、そう呟いて】

あー……、そうだ、ドロル。

【思い出したように、ドロルの方を向いて】

さっきの翼、どうやってるんだ?
……もし良ければ、説明して欲しい。
…………今の俺には、力がいるんだ。

【そう、問いかけた。今の谷山には空中戦の術が無い。能力発動の状態の谷山の能力は、本来は他者の能力の模倣である】
【故に、その発動理論を聞き、自分の物としたかった。周りに意識を回せなかったため、解析ができなかったのだ】

……は、正義ーJustice]は俺の芯だ。
正義は俺の心の内に有りーJustice in my heart]、決してこれだけは揺るがねぇ。
今回のは、借りだが、だからって次戦うときに手加減するとは思うんじゃねぇぞ。

【減らず口を叩く谷山。折れぬ、倒れぬ、曲がらぬ、壊れぬ】
【谷山 基樹はそう簡単に折られるものではないと、そう自分を信じているから】

……死なねぇさ。俺ぁ、ゴキブリよりもしぶといんだよ。

【強い言葉を返しはするが、反動で満身創痍なのは間違いなかった】
【しかし、腕を失い、目を失い、全身に火傷を負い、色素を失い、人間をやめて尚】
【谷山は谷山であり続けている。それは、軌跡のようなことではないだろうか】

勘違いはしねぇ。お前は敵だ、間違えはしねぇ。

【そう言って、ガルニエを見送った】
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 23:53:24.25 ID:AYKS1wsNo
>>646
//乙でしたー!!
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/16(土) 23:54:51.48 ID:pWnX52F5o
>>647
【階下から、コツ、コツと上がってくる靴音】
【『魔女』と呼ぶにふさわしい出で立ちの女性が、屋上に現れて】

…よォ

【どこか馴れ馴れしい様子で、彼の隣りに歩み寄ってくる】
【彼女の顔は黒い大きな帽子に隠され、口元しか伺う事は出来ない】

星空、かァ。

【帽子に飾られた毒花が、揺れる】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/16(土) 23:57:07.67 ID:PxkifKNSO
>>649

み、水の国?
(西条……?あいや、国か…え…水で有名な国……)

【状況をまとめようと試みていたが余計混乱しているようだ】

あ…僕は……
(日本じゃないっぽいし…)

ニッポンって国の、愛媛ってとこ…です
【混乱しつつも、少年の問いかけには返答する】
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/16(土) 23:57:37.19 ID:b9+USEX1o
>>639 >>641

……!
(やっぱり、ダミー! 本体は……!?)

【近接戦闘を覚悟したクルスの周囲で、迎撃を受けたはずの複数のジャッキーニが消失】
【疑いながらも、まんまとペテンに掛けられたことに苛立ちを感じながら、煙があったはずの場所へと視線を戻す】

……あれは……。

【火にやられた事を示す、ジャッキーニの姿を見やり】
【そして彼が着地するまでは存在しなかったはずの、突き立った日本刀の群れへと目をやって、疑問の声を上げる】

【地面に亀裂。突き立った日本刀は、墓標か――あるいは、魔法陣にも似て】

何を言って……!

【まるで『戦略的な勝利』を確信したかのような、ジャッキーニの物言いに、突っかかろうとして】
【背後にあった、人影の消失を感じ――そして、そのエネルギーが、刀へと戻っていく】

【ぽつり、と】

……雨……?

【不意に、頬に水滴が触れた】
【――ならば、喜ばしいことだ】
【彼らの放って回った、この火元が、やがては絶たれていくだろう事は、想像に難くない】

……雨がどうしたというのです。
貴方の放った火の手も、これでじきに鎮まる事になるでしょう。

貴方を倒し、火を鎮め――そして、街はいずれ元に戻る。
何も終わってなど居ませんよ。

【あまりにも不可解な彼の言動に、答えを返しながら】
【右手に持ったままの、短刀を彼に突きつけた】
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 00:00:20.38 ID:Z+NYfeNSO
>>648
>>638

【ウェル子の言葉は、当然聴こえていた】

【「世界が大嫌い」】

【シャンドリヨンは、表情を変えない。口元に浮かべた笑みは威嚇にも、懐柔にも使える、便利なモノ】
【だがしかし、けどけれど、口元が歪む。笑みから、怒りに】

世界が、嫌い……? 贅沢、言いやがって

【暴風を身に受け、吹き飛ばされて】
【地面に、背中を打ち付ける。ダメージは深く、暫く、立ち上がれそうに無い】

【然し】

【気付けるか。両腰のポーチから、二本ずつのダーツが……“カミキリムシ”を伴って、顔を覗かせる】

/遅れました。申し訳ありません
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2011/04/17(日) 00:00:53.51 ID:osG2uKkX0
>>639

【顔の無さもあり、マネキンじみたジャッキーニ=z
【史音の推測が正しければ、ロロケルムを「一太刀」で「滅多」に裂いたのは】
【この分身を一点集中し、幾度も切り裂いた――と言ったところか】

【まだ少し臭いが、カラクリが分かれば尚の事恐れはない】
【振り上げた「ベンヌ」――いまにも、打ち付けんとした時に】
【幽霊のごとくジャッキーニ≠ヘ失せ、一撃は空を切る】

へへー、手遅れだって? 
アンタがそうだって言うんなら、アタシはそれを『振り回したい』わね!

【無駄骨を打った事に舌を打ちつつ、振り向き】
【「空を見ろ」と言われて、上が見えるくらい首を傾げた】
【ベンヌは史音をフォローする為ジャッキーニの方を「見」ていたけども】
【彼女の好奇心の疼きは、なかなか抑えきれなくて――】


――――、…は、はにゃっ?


【水が一粒、眼の中に入った!!】
【びっくりして顔を伏せると、気温の急激な低下を肌が知らせ】
【火が消えていくにつれて、肺は安堵の吐息を作り始める】


…うっわ拍子抜け、ふつーの雨?
酸とか混ざってたら痛くて気付くし――ねぇ、ベンヌ!

「正直なところ。考えが追いつきませんがな――
 差し当たり私の方でも、雨水の組成について異常は検知できていないのでずぞ
同時に広域*wヘ反応の微弱な変化は確認されましたが――攻性が感じられませぬ」

……え。

【最前線にいることで、却って大局的な報道には触れられない】
【何が起きたのか、置いてけぼりを食らったまま――しかし、彼女たちは】
【すぐ次手を打てるよう。少しずつジャッキーニに迫らんとするだろう】
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 00:01:22.15 ID:8K8tiMTDO
>>653
 おう。
 
【青年は階下から上がってきた人物に目を向けずに星空を見上げ続ける】
【その馴れ馴れしい挨拶に相応の言葉を返して、紫煙を吐いた】

 星空だな。知らねー星空。前に見上げた時と比べて、大分高くなっちまってる。

【ぽつり、そんな言葉を呟いた】
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 00:03:33.11 ID:jhW00TVSO
>>654

ニッポン……エヒメ……

【頭に手をあて、少し考える】

……すみません、わかりません。

えっと、じゃあ、とりあえず公園に行きましょう。こんな所で立ち話も何だし。

【とりあえず公園に行こうと手招きをする】
【どう受け取るかは相手次第】
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 00:03:39.98 ID:HhfqTHsDo
>>646

…魔界から出られなくなる…
…でも、それがあの人にとっては丁度いい罰でしょう
…仕方ありませんね…こればかりは…あなた達に任せます…

【ネイアの方にいくのを見ながら】

…はい、次に合うときに悪事を働いていたら容赦しませんので…

【そう言うと、そのままガルニエを見送った】

/乙でしたー!


>>651

大変ですね…その分一目でやばそうと思ったので間に入りましたが…

ああ、ええっとー…
あれは私の力じゃ無くて、
途中に出てきたあの不死鳥と契約を結んで変身できるようになって
それで変身した状態使える力なので…詳しくは分かりません、…すいません…

【上手く答えられないのか少し落ち込むが】


っう…

【こちらもかなり疲労しているのか、ふらついて】

…えーと…谷山さん、一人で帰れますでしょうか…?…
私は今日はここで休もうと思いますので…


661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/17(日) 00:05:12.12 ID:FYQIY9my0
>>639

【銃弾を石畳に放ったあとにすぐさま視線を彼に向け体制を立て直す――――が】
【彼は消えていた】

消えただとぉ!?

【そう言った後彼の姿をきょろきょろして探すと――――いた。】
【彼の言うとおり空を見ると】

――――雨だ…不幸中の幸い…ってやつか?

【いつもは煩わしく思う雨が、今回は恵みの雨として降ってきたのである】

天は俺、いや、「俺ら」に味方してるようだぜ?
ここからが「マーシャル劇場」の始まりだ…!!

【雨でがぜんやる気が出てきたのか、痛めた右足、右肩に鞭を打ち、両手の銃を彼に向かって突き出し間合いを詰めんと走る】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/17(日) 00:05:41.12 ID:sYX4QIduo
>>658
【青年が呟いた言葉に、首を傾げるような素振りを見せて】

知らねェ星空…
お前、何処かから流れて来たのか?

【そう問いかけて、再び顔をあげ】
【青年の隣りで、同じように星空を眺める】
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 00:05:54.80 ID:1Z0Ntf0to
>>639

【役目の終えた「黒」は消滅と相成る】
【エルフェスの足元から伸びていた「黒」も収束し、やがて失せる】

味気ねえな……、となれば陽動の線が濃厚か?
(刀、あれがどうも匂うな……)

【光≠ェ刀へと還る、ジャッキーニの周りに突き刺さっている刀は墓標のようでもあった】
【何かしらの因果関係はあるのだろう、その件についても留意】
【そんな中でふと自分の刀(厳密には違うが)は今どうなっているのだろうと思いを巡らす】
【素敵な鞘が出来れば良いが、と少しの逃避思考】

んお?空……こいつは、雨……?

【ジャッキーニの言葉につられ直ぐ空を見ることはしないが】
【頬に伝う冷たい物に、ようやっと空へと視線を移せばそれは雨】
【それも段々と強まり大雨に、湿気た誇りの匂いが鼻に届く】
【服は水を吸う無論靴もだ、水濡れの靴の中は嫌な感触だけしか無かった】

んだよ、雨乞いでもしたのかええおい?
でもこの程度の水の量じゃあ国を流すのは、まして世界を流すのは無理ってもんだぜ。
ま、全部が全部思い通りになっちまう前にオレが徹底的にぶち壊してやるけどな……!!

【右腕を突き出し「黒」を纏わせ形状を変化、代替の「黒の腕」を生み出す】
【爪の先が鋭い点以外を除けば左腕とは何ら変わらない、鏡写しにすれば良いだけで形成は容易だった】

【「黒の腕」で腰のナイフを引き抜き構え】
【ようやく右、左両方に同じ形状のナイフが逆手に握られる】

人為的にせよ違うにせよ、びちょ濡れのままは嫌なんでね……。
こうなっちまえばもう濡れるとかそんな次元でもない気がするっちゃするけど、それはそれだ。
どっちにしてもお前を倒す事には変わりない。

【ばちゃん、と水に濡れた地面を一歩踏み込む】
【次いで二歩目、………エルフェスはジャッキーニに向け走りだす】
【走りながら振りかぶり再び左手のナイフをジャッキーニの頭部に向け投合】
【その意味合いは視界を狭まるという物、まさか当たるだなんて微塵も思ってはいない】

【投合されたナイフに彼の意識を集中させて】
【少年はジャッキーニへと肉薄しようと更に駆けるだろう】
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 00:07:22.00 ID:7UnIA1Uao
>>660
……ふむ、成程。イヤ、いいんだ、有難う。

【そう言うと、脳内でデータを整理、自己流にプラグインを脳内で組み立てていく】
【ある程度のデータが揃えば、自分なりに同じ現象を再現すればいい】
【完全な模倣ではなく、結果を同じくすればいいのだという考えである】

……大丈夫か、ドロル。

【そう、問いかけて。ドロルの問いを受けて、苦笑を漏らし】

大分、辛い。
…………何なら、ウチの部隊に頼んで、宿舎貸すけど、運んでもらえるし。

【ば、ば、ば、ば、ば】
【空からヘリが降りてきて、被害者達を搬送していく】
【ヘリは少し多かったようで、一機空きが有るようだ】
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 00:07:56.70 ID:zWgKJagSO
>>645

   ――――――、


【――――ぽ、】
【ぽつ、ぽつ、ぽつ――ざぁ、ああぁあぁぁあ――――】

【雨が降る。国を覆う戦乱の空気を洗い流すかのような】
【あたたかい雨が降る。緑のわたしにも、セピアのあなたにも、平等に】


【拳を当てようとしたその瞬間と、雨が降り始めた瞬間はほぼ同時】
【水滴の感覚に、身体がかすかに震えて。それに伴い、拳の行き先もかすかにずれた】
【大きくずれたわけではないけれど、「必殺」からはずれてしまったことは確か、で】


   …………あ、ぁ。まだまだ遠い、な、


【交差するように銀のライン。胸を走って、紅い飛沫を飛ばし】
【それすら、雨は洗い流してくれた】


 【 「ヒカリと共に、歩め」 】
 【――彼女がいま、信じているヒカリは。果たして本物なのだろうか】
 【答えがどこにあるのかは、いまは知らない】


【セラフィナイト――≪No.119≫――、彼女の意識は一旦ここで途切れ】
【次に目を覚ますときには、雨は止んで日の光が射しているのだろう】

//ここら辺でしょうか、ありがとうございましたー!
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 00:08:54.56 ID:Bdvf0stSO
>>659

そうですか……
(やっぱり日本じゃないみたいだな…)
【少年の反応に少し気を落とす】

……あ、はい
(公園…………と見せかけて、もしかしたら…
……でも、まぁ、路地裏よか安全か)
【少年への警戒は解いていない】
【その為、鞄は両腕でしっかり受け止め、辺りを窺いながら少年のあとを着いていく】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/04/17(日) 00:09:04.21 ID:e8wEoQoq0
>>640

【複数の刃達が降り注ぎ、青年を切り裂き、辺りに鮮血をまき散らす】
【全身を切り裂かれ、血の海に沈む青年は、悟ったような表情で空を眺め】

「ちぇ………まだやれるのかよ……僕はもういいや…面倒くさい…」

「まぁ………最期は少し……面白かったかな……ハハハハハハ…」

【そして、身体が霧のように次第に消えていく】
【後のには、血の一滴も、衣服も、何も残らない、全て消え去った】

>>644

[クッッッ………フハハハハハハハ!!!!!!]

【通り過ぎ、互いに背を向けて、立っている状況で】
【相手の腹部から吹き出す血を確認し、大きく高笑いする、それは勝利の確信か】

【否、違った……同時に青年の腹部から、山本の比ではない量の血が噴出し】
【ドサリと膝を付く、そして、口元を歪めて、そっと呟く】

[…………悔いなし…………]

【青年は、そのまま同様に霧のように徐々に消えていった】
【後には何も残らない……ただ、戦いの余韻のみである】

>>All

はいはい茶番をどうもーありがとうございます…フフ

【レギンはパンパンと拍手しながらにこやかに笑い、二人に歩いて行く】
【手にはあの、ナノマシン制御による起爆装置を握りしめて】

だけど充分時間は稼げたな……これでお前らの周りにナノマシン≠散布させてもらったぜ…

残念だったなぁ…!これでお前らもお終いだ!そのゴミ天使£Bも役に立ってくれたよ!ヒャハハハハハ!

んじゃまぁ……吹き飛べやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!

【ボタンを押すとほぼ同時……水の国中心都市に、大雨がふりそそいだ】
【それにより、ナノマシンはショート、起爆装置は作動しなかった……】

【レギンは降り注ぐ大雨の中、何が起こったか分からず、狼狽する】

な……な、何が……なんだこれはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?????

何故このタイミングで雨がッ!!!!???ありえない!!!!!!!あってたまるか!!!!

【ビルの火は消えていって、残るは狼狽するレギンただ一人】
【大きな隙だ、決めるほかはない】
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 00:10:13.81 ID:HhfqTHsDo
>>664

参考になればいいのですが…


…正直…変身してて耐えれてましたから
かなりきついです、はい…

(こちらも苦笑しながら、雨が降る中でへたり込み)


……お願いしてもいいんでしょうか?…
良いのなら…休ませてもらえるとうれしいです…
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 00:13:43.73 ID:p31Mqhoso
>>643

っ…………!

【身体を捻って何とか直撃は防ぐが】
【音波砲を食らい、全身にダメージが走る】

【対処する方法も無くはなかったのだが】
【これ以上水晶を消費してしまっては、勝利があまりにも遠退く】
【一発なら耐え切れると判断しての、行動であったが】
【───逆に言えば、此れ以上の攻撃は耐え切れない】

【チェルシーにとっては、絶望的な状況である】
【相手の片方は無傷、自身は満身創痍に近く】
【撤退でもしてくれれば死にはしないだろうが、勝利への道は殆ど無い】
【そう、"奇跡"でも起きなければ────】

【───そんな時、水の国中心部に降り始めた"大雨"】

……───ほら、奇跡は起きた。

【今まで見た限り、ガルンロードの属性は"炎"】
【ならばこの雨で、攻撃の威力が大きく軽減されるとチェルシーは考えた】
【消えかけていた勝利への道が、再び見えてくる】

(────次で、堕とす。)

《 連鎖 》、《 吸収 》ッ!

【黄色と緑色の水晶が、自壊して砕け散り】
【その破片から発生した光が、赤色の水晶へと集まっていく】
【また、先程爆発した黄色の水晶の破片からも光が集まり】
【結果──赤色の水晶一つに、強大なエネルギーが集まる結果となる】

【次に来るのは必殺の一撃。その狙いは、"ν"】
【雨によって炎の威力が軽減されるであろう今の状況】
【ならば、驚異になるのはνだと判断したようで】

【しかし、チェルシーはガルンロードへの注意を殆どしていない】
【それは、今まで見た炎なら充分耐え切れると判断したからだ】

【ただ、満身創痍な状況には変わりなく】
【──チェルシーの予測以上の、或いは予想外の攻撃を放つ事が出来れば】
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 00:15:09.81 ID:jhW00TVSO
>>666

【場所は変わり、人気のない公園】
【竜の少年はベンチに座る】

これまでの話から察すると、君は「知らない内に飛ばされた」人、でいいのかな?

【殆ど確信してはいるが、一応確認する】
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 00:15:28.05 ID:7UnIA1Uao
>>668
……勝ったけど、ボロボロ、だな。
…………あー、なんかガルニエの野郎だけぴんぴんしててムカツクぞ!!

【一人だけ怪我一つなくいいところを持ってきやがって!と叫ぶ谷山】
【正義の志を持っていても、高校生。歳相応の部分は当然持っていたのだった】

……ん、了解。
おい、そこの部隊。俺と、そこの子、連れていってくれ。
宿舎で頼む、ああ。

【近くの征斗会メンバーにそう話しかけた】
【谷山とドロルは搬送され、そこそこ広い学生寮に連れていかれるだろう】

ま、あれだ……。お疲れさん。

【担架に載せてもらう谷山は、ヘリに乗る前に、ドロルにそう言って、親指をびっ、と立てて笑みを浮かべていた】
//乙でしたー!!
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/04/17(日) 00:15:41.47 ID:9iNaoEo7o
>>641

【――ザァ――】

【図らずも前触れなしに降り注ぎ始めた冷たい「大雨」】

【……何という偶然か、ウェル子の起こした暴風と合わさり、】
【ウェル子、ブルーライン、シャンドリヨンの戦うこの市街地は、まさしく「嵐」の様相を呈す】

【――ただし、「絶望の水先案内人」は、嵐の中でも、目標を見失うことは、無い】

>>648>>656

【ややあって、暴風が、大人しくなっていく――……】

【流石に、大規模なこの風をいつまでも起こし続けるのは無理、ということか】
【いや、だが……この少女が、暴風を使って相手を遠ざけて、それでおしまい、などというタマだろうか――】

【そうとも、そんなはずはない――】
【彼女は、敵を吹き飛ばしつつ、嵐の中、終焉へのカウントダウンを始めていた】

【上から降ってきた槍は、左腕で遮って、思い切り払いのける】
【この際、左腕に打撲を負うが、それも当然覚悟の上】

【暴風が止めば、姿が露になるウェル子】
【彼女は、顔を伏せて立ち尽くしたまま、右腕を天に高く、高く掲げており、】
【右手のカラスもまた、この世界の王者であるかの如き、威風堂々たる佇まいで――】

【――暴風が過ぎ去った後というのは、存外静かなもので】
【雨が地面を穿つ音だけが、この場にこだまする】

【雨の中、彼女は、幻想的だった】
【ひらひらと舞い散る黒羽根とカラスは、水に濡れてまさしく「鴉の濡れ羽色」を演出し――】
【対照的に滑らかで明るい金髪を誇るウェル子もまたしかり】
【どこか儚げで、どこか寂しげで、どこか諦めたような、独特な「絶望感」を醸し出す】
【……そして、眼鏡のレンズを流れ落ちていく雫が、キラリ――と街灯の光を反射して、】


……おいでなさい、世界を愛する者達よ――

――――さあ……わたくしの捨てた世界を、拾ってみせてください…………


【それはまさしく「挑発」であり、「宣戦布告」】
【わたくしが憎ければ、わたくしを敵とみなすのなら、臆せず攻めてこい、という「誘い」――】

【――また、一見隙だらけに見える彼女だが、やはりと言うべきか、「黒い羽根」が無視できないだろう】
【彼女の足下にはらはらと降ってきては、「溜まる」、羽根の数々は、水たまりの如し】
【幾層にも折り重なる「黒い羽根」が……ほのかな、しかし確かな魔力を、漂わせていた――】
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 00:16:21.71 ID:8K8tiMTDO
>>662
 そう、その通り。前に見た星空はもっと近かったな。
 
【相変わらず星空だけを見て、青年は紫煙と共に言葉を吐いた】
【そこには微かな郷愁が入り交じっていたが、青年が煙草を吸い終わる頃には、それは全て消えていた】

 で、こんな遅くどうしたよ、毒花の魔女サン。月の下じゃあ毒花の色も淡く見えるぜ。
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 00:16:29.14 ID:OH7Oz1cXo
>>667

…………また、死に損ねたか

【血の吹き出した箇所を一度叩いて。痛みが有る事を確認―――まだ、大丈夫だ】
【曇り始めた空を、一度だけ仰いで】


―――――少々、黙れ

【チンッ――――】
【左手で、逆手で一番小さな刀を引き抜き、其の儘レギンの方へ投擲する】
【宛ら棒手裏剣の如く、切先をレギンへ向けながら飛来していくだろう…狙いは、その眉間≠ナある】
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 00:18:58.20 ID:HhfqTHsDo
>>671

でもあの人が居なかったら、今頃あの相手は逃げてましたよ?…

【宥める様に】


すいません…わざわざ運んでいただいて…


ええ、…お疲れ様です…

【力なく笑うと、こちらも軽く手をあげて見せた】

//お疲れ様でしたー!
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/17(日) 00:23:05.97 ID:WSYYuIUOo
>>655>>657>>661>>663





   ……ふふっ、









                               うふ
              ふふふ……ははははは、

   うははははは                    あっはっはっは


        ――あぁぁぁ………ははは


                     ………くくくくくっ……ははははっ




【――雨を浴びつつ、ジャッキーニは笑っていた=z
【捨て鉢な其れでは、無い。 ……『可笑しそう』な、人間染みた其れで】




―――……神≠ゥ人≠ゥ知らないが。 ……『邪魔された』みたいだ。
……僕の計画の“根幹”は、今此処に崩れ去った
この襲撃も、直に『鎮圧』されるだろう――あぁ、成る程、理解した≠諱B



 ……………もう、≪理想郷≫なんて如何でも良い。 戦おう=A諸君。



【――恐怖≠ニは、『質が違う』】

【―― 例えるのなら、『何かを悟った』様な、其処から来る気迫=z
【“自己の考え”の下に、ジャッキーニ=ライオニウス≠ヘ『宣言』し――…… 】



              【  ≪ 一 閃 ≫  】



【――日本刀≠引き抜くと、異常なほどの『正確性』で以ってナイフを叩き落す=z
【其のまま、“両手”で中段≠ノ構えると……静止=z
【『待ち構える』かの様に、構える彼――気迫≠ェ、先程までとは圧倒的に違う】
【「寄らば斬る」と。 ……其れを全身で表現しているかの様な、静かな殺気=z


【――何が彼に起こった≠フか、判る者は彼しか居ないだろう。】
【其れでも、明らかに『強さの質』が変わった事……其れだけは、理会出来るはずだ】
【有る意味では、先程よりも危なく=@――そして、彼は『楽しそう』で】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 00:23:10.20 ID:Bdvf0stSO
>>670

【ベンチにゆっくりと腰掛けながら】
えと……は、はぁ…

(飛ばされた……?って…何?)
【現状が理解しきれず、混乱は深まるばかり】

あ……
(そうだ、携帯!!)
【思い出したように、ポケットの中の携帯電話を取り出し、開く。が】

…………あぁ、そうだった…電池切れてたんだっけ……
【画面は真っ暗。少年は気落ちした様子で項垂れる】
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 00:25:40.85 ID:ftkOrc5To
>>656>>672
【雨が降りだして、猫はくいと、上を見た】
【雲が空を覆い隠し、暗雲立ち込める世界】

【けれどその暗い雲はを見て、猫は鼻で笑った】

”ありがとう、世界。泣いてくれてるんだね…”

【猫は立ち上がり、強く、未だ折れない視線をウェル子に刺しながら、シャンドリヨンへ密かに念話を飛ばす】

”そのカミキリムシ、痛覚リンクしてたり、替えが利かないって事はあるかい?”

【ウェル子に聞こえているはずがないが、視線は一切ぶらさず、また槍を手元に戻して構える】
【気合の吐息を吐き出して、全身に気を漲らせ、熱を槍と身体に纏い、ウェル子へ跳ぶ】

”どちらかに該当するなら一歩下がってほしい”
”でなければ彼女の動きを止めるのを援護してほしい”

【上から叩き下ろすように飛び込むが、踏み込みが足りないのか、手前で空ぶる槍】
【それから、今度はウェル子に念話を飛ばし、にぃと笑った】

”ああ、拾ってあげよう。君という世界すらもな”

【穂先に集った熱が凝縮して、紅色に染まる】
【そして振り上げると、射程が大きく伸びた熱線が一直線に走り、爆発を起こすだろう】
【建物が崩れる等の被害はあるかもしれないが、ウェル子に命中するとするなら左肘あたりだ】
【振り上げた姿のまま、猫は若干槍に振り回され、隙を作っている】
【背中に来たのだろうか】
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/17(日) 00:26:02.01 ID:sYX4QIduo
>>673

へェ…そっちの星空も見てみたいもんだなァ
綺麗なのには変わりねェだろうが、な

【首が疲れたか、星を見上げるのを止めてぐるりと首を回す】
【おまけに、んーと伸びをひとつして】

アッハハァ、気障な事言ってくれるじゃねーか
別に大した訳はねェさ、今日はここに泊まろうかと思ったらたまたまお前が居たのさァ

お前こそ、なーに一人で黄昏れてたんだァ?

【いや、星空ってたのかァ?などとぼやいて、一人で笑っている】
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/04/17(日) 00:27:27.11 ID:facJ6yKF0
>>665

【斬り付けた―――其の感覚に、】
【やがて、其の世界の一片を満たすものは、空から舞い落ちるものが、地面を叩く音】
【瞬間の行動の中、頬を濡らす冷たさに驚いて、表情が引き攣った】

―――ぅ、ぐ……ッ!!

【軌道は、ずれた。だが、矢張り、矮躯には直撃する。脇腹を霞め、少しばかり、肉を抉って】
【何故か、血液は出さずに。腐った様な色合いの、小さな肉片達と共に、体が後方へ傾く】
【先程は、小さく、豆粒に見えていた者達と、同じ視点の地へ、堕ちて行く】

【慌てて、両翼を展開させる。刀が、光と成って、左腕に戻り】
【僅かに、勢いを軽減しながら、落下して。叩き付けられると、痛みと共に、噎せ返る様な雨の臭いが襲い掛かって、苦笑した】

【ふと、近くに目を移すと。先程、彼女が棄てていた事を確認していた、音楽プレーヤー】
【辛うじて、原型も留めているが、破壊されているかもしれない其れを、見詰めて】
【其処には、かつて、どんな歌が在ったのだろうかと、ぼんやり想う】
【少女は、無事だろうか。やがて、近付いて来る、自分を回収に来たであろう、部下の足音が聞こえた】
【次いで、思考に浮かぶ、流行歌。其れの歌詞を思い出し、少女の言葉も連想しながら、眠りに着く】

【信じていれば、明日は必ずやってくる=z
【じていれば、願いは必ず叶うのよ=z

【だから、諦めないで=z


 【ヒカリと共に、歩め=z


/色々と、すみませんでした…お疲れ様でした!
/ありがとうございました!
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 00:27:28.30 ID:8N+IrFib0
>>669

(――――雨、だと…………糞がっ!!)

【――――水の国一体に降り注ぐ雨に、ガルンロードの表情が歪む】
【炎をメインとしている自分には、この状況はあまりに不味い】
【相手に着火させて、じりじりと焼く事で効率的にダメージを与える戦法を考えていたが、これでふいになってしまった】

(なら…………半ば賭けだが、最悪νを使い捨てでも…………!)

【最良の一手は打てない。だが、クローン兵士であるνを『使い捨てる』事をすれば、危険ではあるが、強力な一撃を叩きこむ事は出来る】

「くぅぅぅうぅぅぅッッッッ!!」

【状況を、νはしっかりと把握していた――――危険な状況にある事は、疑う余地もない事が分かっている】
【だが、命令よりも自身の保身を優先して背を向けると言うのは、自分のアイデンティティに対する裏切りにしかならない】
【故にνは――――この場で敢えて前進に走った】
【右腕に、腰に差し込んでいた、近接戦を想定した振り出し型のロッドを取り出し、チェルシーへと突撃する】
【次に放たれる一撃にも、真っ向からぶつかる覚悟だ】

【――――そして、正面から向かうνの姿は、あるいはチェルシーから、ガルンロードへの意識を反らさせるだろう】

――――――――砕けやがれぇぇぇぇぇぇぇぇッッッ!!

【再び、左腕に魔力を収束しながら、ガルンロードは拳を放つ】
【放出すれば、雨に消される。ならば『直接たたき込む』しか、手が浮かばなかったからだ】
【その代わり――――普段は回避に使う高速移動を、突撃に用いて急速に懐に飛び込んで、一撃を叩きこまんとする】
【νを囮として使いながらも、自身の身を顧みない捨て身の一撃――――掛け値なしの、ガルンロードにとっての『最後の一撃』だ】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!red_res]:2011/04/17(日) 00:30:09.37 ID:WSYYuIUOo
【 水の国 ――― 路地裏 】


【……戦争≠フ行われている地点からは、距離の有る其処】
【一人の少女が、“何か”を捜す様に大雨の中を歩いている――】


…………有った――――。
……『成功』…、…――利織や、梧堂君にお礼を言わないと――。


【――何か=A目的のものを見付けたのだろう】
【安堵した様に声を出すと……『其れ』を、覗き込んで―――】



……………ぇ。



――何で=c、……―――否、此れは―――。

一部だけ、『耐水魔術』の上掛け……、……でも、此れじゃあ―――……。






     ……………自動発動=\―――?





【――其れを、何とか止めよう≠ニ。】
【足掻いた彼女は、其の末に『思い知る』事となる。】
【此れを考えた人物は、間違いなく狂って≠「て、とても意地悪≠ナ―――、――】






【 ――――――……… 天才∴ネ外の、何物でも無い 】




/ロール上には無関係の、如何でも良いイベ展開上の文章です。
/生暖かい眼で放って置いて下さいませ。
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 00:30:51.92 ID:jhW00TVSO
>>677

えっと、とりあえず状況を説明すると……。
僕の知ってる限りでは、この世界にはニッポンもエヒメも無い。
君から見れば、ここは『異世界』なんだよ。たぶん。

【状況を説明する】
【さらに混乱する事になるかも知れないが、そんな事は気にしていない】
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/17(日) 00:32:36.97 ID:nGh8N0MAO
>>650
『好きなんです』
【その言葉に、重み≠感じたのだろう。顔を上げて、護を見つめる】
【期待と不安、二つの感情が入り乱れ、セシリアの茶色の瞳は微かに揺らめく】


《アア゙アァ゙ァ!!!》
【ピシッ】
【アートマンのひび割れが大きくなる。直ぐ様同じ位置に拳を叩き込もうとする】


【同時に、アートマンの形状に助けられ、護の手はアートマンに届いた】
あ…
【その温かさは、その温もりは、少女のひび割れた心を、じんわりと暖めていって───】


【拳が触れるか否か、アートマンのひび割れが光り、アートマンの体が霧散した】
【後には核だけが残り、それもすぐに消えていく】
【アートマンHate≠ヘ消滅した】


【セシリアは車椅子から立ち上がり、覚束ない足取りで歩いた後、護のすぐ側に膝をかくんと付いて、そのまま座り込む】
【女の子座りの状態になった彼女は護の手を両手で包み込む様に握ろうとして】
ねぇ…。信じて、良いの?
私…信─じてっ──
【赤くなった目に再び涙が溢れそうになる】
【今にも泣き出しそうな顔で、そう護に問いかけた】

【しかし、きっと、その目に溜まる涙の意味は、先ほどとは意味が違って────】




/うわぁ遅れてごめんなさいっ
お風呂入ってきます
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 00:35:29.65 ID:8K8tiMTDO
>>679
 まあ、大差ねえな。
 ついでに言うと俺は多少気障な台詞言ってもギリギリ許されるツラだから問題ねえ
 
【そう言っておどけるように笑うと、青年の横顔にあった玲瓏な気配はあっさりと消え失せた】
【無表情で、黙って星空を見上げていた時は美貌と言っても差し支えないくらいだったが、そこに表情が加わると、なんとも普通な青年に見える】
 
 ……てなんだ、お前も住所不定が? 家がねえってのは結構辛いよなあ。
 あー、そうだな、さしずめ月下ってたってトコか? 特に何かがある訳じゃねえがよ
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/17(日) 00:36:47.57 ID:FYQIY9my0
>>676

…刀の扱いはうめぇ様だが…

どうってことはない―――ウチには、最強の剣士がいるんでねぇ!!

【彼の気迫、構え、それらを確かめながらも彼に向かって突っ込むペースは変わらず】
【その言動から剣相手の戦闘には慣れているのか】

マーシャル劇場の―――幕が上がるぜぇぇぇぇぇええ!!!っそらぁ!!

【そのままの姿勢で左の銃から青く輝いた銃弾を彼の正面に真っ直ぐ飛ばす】
【この銃弾に当たったものはたちまち凍るであろう―――それが彼の能力の1つ】
【そしてワンテンポ送らせて右の銃から銃弾を放つ】
【彼の少し手前の石畳に当たり、ピンボールのように跳ねて低弾道の弾が左太ももを突き抜けんとする】

【そしてこのままいけば間合いは3mまで詰めるであろうか】

687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 00:37:05.81 ID:Bdvf0stSO
>>683

…………………あー成る程



……………………………
………………へ?
(…………夢だ、これは夢だ)

【狐に顔を摘まれた様な表情で頬をつねる】


…………痛い
夢じゃない
…………
【目の前の少年の異世界発言。少年の風貌。彼の言葉が真実であれどうであれ】

(……何か、すごい…ヤバイ!?)
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 00:42:18.73 ID:b5Z5E7o1o
>>676

……。

【嗤うジャッキーニを、気味の悪そうな目で見つめながら】
【――やがて、言葉を口にしたジャッキーニへと、今度は嫌悪も露わに口を開く】

……戦う為に戦う≠ネどと。
まるで獣と変わらない。

【雨を吸った長髪を、うざったそうに頭を振って、背中側へと流しながら】
【右手に持った短刀を、腰許の鞘の中へと納める】

【――自身の計画の頓挫を知って、捨て鉢になった。傍目にはそう見える】
【だが、それならば彼自身がいやに冷静さを保っているのが、気にはなる――】

……貴方の趣味に付き合う義理はありません、が。
貴方を捕縛するのが、私達の仕事。

どうぞ、存分に抵抗を。

【相手の変化は、自分にも読み取れるほど歴然としたもの】
【――それでも、自ら理想をどうでも良いと言ってのける男に、膝を屈するつもりは、さらさらなかった】

『三十枚の銀貨』。

【銀色の短剣が3本、クルスの意志に呼応して、再び彼女の周囲に現われる】
【それぞれが、螺旋の軌道を描くように、座標を視認――】

Spiral!

【渦を巻くように、三本の短剣は、ジャッキーニの両肩と、左膝を目掛けて肉薄する!】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 00:43:34.11 ID:jhW00TVSO
>>687

これは夢じゃないよ。残念だけど。

【さらに追い詰めるような発言】

…えーっと、とりあえず名前を聞いておきたいんだけど……。
僕はヘイロンって言うんだ。君は?

【名前を尋ねる】
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/17(日) 00:45:44.07 ID:sYX4QIduo
>>685
アッハハハァ!てめーで言ってりゃ世話ねェぜ!
面白れーなァ、お前

【青年の表情が変わったのを見て、何処か嬉しそうに彼女も笑う】

おー、気兼ねなく帰れる場所が欲しいもんだなァ
そんでこんな面倒なローブ脱いで、スウェット着てのんびりしてェわ

【凡そ魔女らしくない事を言い、ふぅ、と一つため息をついた】
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 00:51:59.69 ID:Bdvf0stSO
>>689

………そうみたいですねーハハハ…
(異世界…そういや、何かそんな気がしてきた…)
【混乱しすぎて、頭が真っ白になっている様だ】

ヘイロンさん…ですか
(うを…なんかRPGぽい名前…マジで異世界なのかな…)
あ、えと…僕は、夜彦です。
屋形雲 夜彦<ヤカタグモ ヨルヒコ>…変な名前でしょ?
【若干失礼な事を考えながら名乗る】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) :2011/04/17(日) 00:52:11.54 ID:e8wEoQoq0
>>674

ハハハハハハハハハハ!!!!畜生がッ!畜生がッ!!!!!

ゴッッ!!!!

【山本の短刀が眉間に刺さり、ぐらりと体が揺れる】
【数秒後、眉間から大量の血を噴出し、地面に倒れ伏する】

あー今回は完全にやられたぜ…天を味方に付けるってのはこーゆうことか…

この雨じゃあ……火は全て消え失せるな……勢いも失い……終わりだ…
テメーラ……また遊ぼうぜぇ……

ヒャハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!俺様の負けだッ!!!!!

【グポンっと闇に飲み込まれ、消えていった】

//ラグナロクの方が見当たりませんが、これにて締めさせて頂きます
//お二方お疲れ様でした!!!!
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 00:52:31.70 ID:8K8tiMTDO
>>690
 おいおい、これでも昔はメンパブで働いてたんだぜ?
 まあ、三枚目キャラで売り込んでたけどよ。

【応じるように青年は笑って一つ頷き、言葉を続ける】
 
 だよなあ。小さい部屋で良いからどっか借りてえわ。無職だから貸してくれるトコなくってよー。
 ああ、伝統と格式ってヤツか? 元の世界でウィッチクラフトの薬屋が言ってたぜ。
 先人に敬意を払い、魔女宗の歴史の格式を示すための服装だって婆ちゃんがウルセエ、ってよ。
 まあ、こっちの魔女がどうかは知らねーが。でも大変だな、夏場とか超暑いだろ?
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 00:54:09.35 ID:aLGJZWzDO
>>650>>684
/乱入しても大丈夫でしょうか?
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2011/04/17(日) 00:54:20.22 ID:osG2uKkX0
>>676

【抜けば球散る氷の刃 / 雨だれを切り、飛沫が踊る】
【「覇気」――とでも呼ぶべきだろう零下の気迫の結集が、荒れ狂う炎に代わって】
【われらの間を流れる空気を、ピリピリと歪曲させていく】

何がもう如何でもいい≠諱I
そこはねー、とっくにアタシが通り過ぎてるのよ!!

―――誰かが決めただけの、理想なんてサぁ!
自分ひとりの命賭けて守る程の価値は、無いんじゃないって思うの!!

それで夢を共有するつもりだったのなら――アンタはきっと、『考えが無い』の

「(……これも子供の世迷言ではある、だが)
 (この期に及んで私は、マスターの未来を『決めようと』――)」

「(しかし………私の忠誠心≠ノ逆らう事もできませぬ)
 (時音様、史彦様――)」」

【朗々と言葉を紡いでいく少女は、そんな中にあって】
【寧ろ――ここまでで、最も楽しげな様子に見えた】

 【総身を一本の刀と成した彼に、鞘は無い。戻るため「定められた」場所は】
 【ほんの少しだけ――自分とジャッキーニを、重ねてみたけれど】
 【やっぱり、何だか彼の事は嫌≠ナ】

捨てちゃえるくらいの理想だったら、そうできて良かったよね!!
今のアンタ、きっと楽しく生きる才能に満ちてる。


  でもそれを踏まえて、アタシはアンタを「振り回したい」んだ


      ―――だってサ、まだ『お返し』も済んでないんだよぅ!?


【少女は、悪戯な笑みを浮かべて――それを最後に、唇を引き締めた】
【濡れて伸びた髪を真後ろへ乱暴に掻き、額を晒す】

【山猫のようなしなやかで小さな体躯を、刀の林の元へと馳せさせ】
【浸透する雨水の重みを感じさせない軽やかさで、彼女は】

【―――だんっ!】
【外周に近い刀の柄の一本を、ジャンプ台として踏みつけ】
【より高い空間への、跳躍を試みた】
【分かりやすい行動故に、迎撃も妨害も難しくなさそうだけど】

【「開かれた」蓋の中、ジュウジュウと音を立てて】
【集う炎の魔力の、鮮やかな燐光は】
【水晶の如き雨粒の中を駆け抜け】
【低空で、「一等星」――それによく似た光を、紡ぐだろう】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 00:54:56.38 ID:OH7Oz1cXo
>>692

…………なんだか、なぁ。で御座る

【刀を頭に突き立てた儘去って行かれた為に。鞘の一つをその場にすてて】

死にたがり程死ねぬとは。因果なモノでござる

【呟いて、彼もまた帰路についた】

/お疲れ様でしたー
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 00:54:56.37 ID:1Z0Ntf0to
>>676

人間、全部が全部思い通りにゃいかないのさ……。
お前も、そしてオレも……だ、さあそろそろ終いにしようぜ。

【叩き落とされたナイフはその衝撃によって地面へと突き刺さる】

(しかしまああ人が変わったみてえに……)
(だけど刀相手なら、幾らか憶えがあるんでねやらせてもらう)

【刀の正確性は驚異と言わざるを得ない、乱れがないというのはそれだけで強い】
【加えてその冷たい殺気はそれこそ首元で鎌を掛けられているような錯覚を覚える、自然と汗が出る】
【だがその感覚はいつだったか経験した事がある、その分である程度は優位の筈だと自分に言い聞かせる】

ま、悪いけど神≠ネんてつまらないヤツはこんな所にちょっかいすら出さないだろうから……。
ただ単純に自然の猛威ってヤツだろうさ、恐いね人間は大きな力にはどうする事も出来やしない。

【神のような者がいたとしても何ら恐れる必要はない】
【彼は何もしないだろうし出来ない存在するかも分からない、ならばいないと同じ】

【エルフェスは近付きつつ右手のナイフへと「黒」を纏わせる】
【刀身をコーティング、更に刃渡りを伸ばし刀と似たような長さへと創り変える】

(あっちがあんな状態ならこっちも集中しなきゃなんねーな……)

【びしゃ、びしゃ、びしゃと走りながら意識を細める】
【イメージとしてはちり紙をねじり紙縒りを作るように、細く……】
【集中と同時に刀を袈裟に構える、そうして――――】

(斬って抜ける……っ!)

【そうしてジャッキーニに近づいたのならばエルフェスは剣を袈裟に振るだろう】
【丁度ジャッキーニの左肩から右脇腹に抜けるように、である】
【攻撃の成否に関わらずエルフェスはそのままジャッキーニの後方へと走り抜けるだろう】
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 00:55:09.22 ID:Z+NYfeNSO
>>672

世界が大嫌いなら……“利益”にはならないけど、死んで貰うーヨ。

【四の、浮翌遊するダーツが】
【“ジャイロ回転”……明らかに不自然な回転を、開始する】
【「危険性」……ウェル子の危険性は、十分に理解している、と。シャンドリヨンは自負している】

【近距離〜遠距離全てに対応する技、変幻自在のカラス】
【シャンドリヨン。その目は、ひたすらにウェル子の隙を伺うのみ】

>>678

………………

【彼は無言で、然し、下がらない】
【どちらも、当て嵌まらないから。痛みは繋がらない。替えはいくらでも】

【ジャイロ回転するダーツの内、一つ】
【それを、ウェル子の顔面に向け、放つ】
【威力は高く、速い。先程と同じく、例え阻まれようが進み続けるそれ】

/かなり遅れました……本当に申し訳ありません
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 00:58:09.21 ID:jhW00TVSO
>>691

屋形雲さん、ですね。初めまして、よろしくお願いします。

【ぺこりと頭を下げる】

屋形雲さんは、これからどうするつもりですか?
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/17(日) 00:58:10.98 ID:nGh8N0MAO
>>694
/護君の人が良ければ是非!
誰だろう…楽しみ
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 01:01:39.07 ID:p31Mqhoso
>>681

…………え。

(どう、して…………?)

【逃げるなら分かる。防御するのも分かる】
【だが、捨て身の突撃とは──完全に、予想外だった】
【自分の命を第一とするチェルシーにとっては、考えられない行為】
【何よりも命令を優先するνの行動に対し、注目してしまい】

……っ!

【──結果、ガルンロードから意識が反れ】
【漸く気づけたときには、既に自身の直ぐ近くまで迫っていた】
【軽い混乱状態にあったことによりまだ"大技"は使ってないが──回避、出来ない】

【二人がかりの捨て身の攻撃】
【対処できないのは、ある意味当然である】
【しかし、数的には不利でも状況的には有利。つまり五分五分】

【──ならばチェルシーも同じく、命を懸ければ】

……私は、人形。
だけど、人形だとしても──私は、私。
貴方みたいな兵士一筋の人形でも、人形の癖した善人でもない……。

《E・Noir》所属、チェルシー……、私は、私だッ!

【全く意味も利益もない、自己主張】
【しかしチェルシーにとっては、意味のある行動】
【"意味のない行動"は──自分が不良品として生きている、証だから】

だから───全部、ぶっ壊れろぉぉぉおおおおッッ!!

────《 爆破 》ッッッ!!!!

【チェルシーへとガルンロードの拳が届いた、刹那】
【大きな叫びと共に──赤色の水晶が、大爆発した】
【赤色の水晶の位置はチェルシーの付近】
【規模が大きいため、このままでは三人とも巻き込まれるだろう】

【───そう、"三人とも"】
【自分の能力だから、自分にはダメージは通らないなんてことはない】
【最早この攻撃は、自爆に近いものなのだ】

【どの道、ガルンロードの一撃で敗北は確定していた】
【ならばこの行動はメリットしか無いように思えるかもしれないが】
【満身創痍のチェルシーにとっては、命の危険も伴う──本当の本当に、自爆である】

【尚、チェルシーが壁になるようなポジションな上】
【大雨により爆炎の多くが掻き消されるため】
【もし当たったとしても、二人に届く爆炎は軽減されるであろう】
【───軽減されても尚、"強力な一撃"のレベルなのだが】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 01:03:26.47 ID:Bdvf0stSO
>>699

こ、こちらこそよろしくお願いしますっ
(……悪い人じゃない、のかな)
【つられてお辞儀を返す】

これから…どうすると言われましても…

まぁ…出来たらそのー…
元いた世界に帰りたいですね
【頭を掻きながら、とりあえずの目的を告げる】
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/17(日) 01:03:38.91 ID:sYX4QIduo
>>693
マジかよ!だとすると、かなり儲けてたんじゃねーのかァ?
辞めなきゃ良かったのによォ、アッハハァ

【意外そうな顔をするも、青年の容姿から判断したらしい言葉を無遠慮に並べる】

へェ、詳しいじゃねーか。
こっちの魔女はまぁ、訳ありでなァ。
“贖罪”が終わるまでは、魔女やってなきゃなんねーのさァ

【一瞬、悲しげな表情を見せるも】
【青年の問いに、てんてんてん、と間をあけて】

………それは考えてなかったな
夏までに魔女廃業しねーとだなァ、アッハハァ!

【楽しそうに、笑った】
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 01:05:54.87 ID:AmGyBbZu0
【路地裏】
【それが存在するからには、当然その両側の壁となる建物も存在する】
【そんな建物の屋上】

――……ックシュン

【濃い灰色のローブを身に纏い、首から「L」の字を模った首飾りを下げ】
【両手の親指に銀色の指輪をはめた、三叉の槍を背負った少女が】

ズズ……やっぱり暖かくなってきても夜は冷えますね……

【満天の星空を、眺めていた】
【月光と、わずかな星明りを受けて、槍の穂先が煌いている】
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/17(日) 01:13:36.68 ID:WSYYuIUOo
>>686


……『最強』の定義は、人によって違う。
知恵の有る者、技術の有る者、力の有る者――或いは、意志の力。


――……君は、自分が強いと思うか。


【――微動だに≠ケず、ジャッキーニは言葉を放つ】
【『一種のトランス状態』……有ろう事か、銃弾に日本刀≠当てて】
【凍りついた其れを投げ捨てると、太股を打ち抜かれつつも、新たな刀を手に取って】


>>688


……そう′ゥえるのなら、君には“まだ”判らないんだろう。
『戦うために戦っている』者等、居ないんだ――其れも判らず、戦うべきではない。


――……僕には君こそ、獣≠ノ見えるよ。


【――日本刀≠以って右肩に向かう短剣を叩き落すも、残りの二本は命中】
【刃毀れした刀を投げ捨てる動作は、其れでも機敏其の物――】


>>695


……あぁ、来る≠ニ良い――此れは有体に言えば、僕の「意地」だ。
君の言う通り、今の僕は楽しく生きる℃魔ェ出来るだろう――。


――……だからこそ、君は僕を振り回しに来い


【――日本刀を又一本、地から引き抜いて】
【若干鈍った『機敏な動作』で燐光に合わせる@lに其れを振り抜き――】
【見事に相殺≠キると、其の日本刀を再び構えて】


>>697

あぁ、僕はそろそろ疲れて@た――。
……だが、『思い通りになる』事が無い訳でも無い。


――……判る≠ゥ、君には。


【『袈裟』――刀で其れを受け止め、彼を後方へといなす】
【若干、技にキレが無くなって来たか……魔術≠熈能力≠燒ウしに、無謀すぎる一連の戦法】




>>ALL



       【  ――――………  『来い』と。 彼は最後に、繰り返して。   】

706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 01:14:06.92 ID:pdkKsLoSO
>>684

【アートマンが消え、セシリアが近づいて来たところで上半身のみを立ち上げる。】
【今、全身で立つのも動くのも不可能だった。先程の攻撃は、それ程までに彼の足にダメージを与えていたようだ。】
【そして、アートマンを撫でた手は、そのまま今度は直接彼女に触れる。】


……うん、セシリアさん
どうか僕を信じて下さい。、
貴女を……好きになった僕を信じて下さい。

【そう、小さく弱々しく、呟いた。】
【だが、どんなに小さくても、それは確かに彼女に伝わるはずだ】
【どんなに弱々しくとも、その強い想いは、確かに彼女に伝わるはずだ。】


/了解ですー、ごゆっくりー
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 01:15:55.37 ID:pdkKsLoSO
>>700
/この状況で…乱入だと……誰ですかっ?『
/どうぞ、お入り下さい。
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 01:16:21.21 ID:jhW00TVSO
>>702

うーん……。
「元の世界に帰る」と言っても、難しいと思いますよ。
2年や3年で帰れるとは思えませんし。
実は、僕も異世界人なんですよ。

【さりげなくカミングアウト】

……そうだ。この世界には『Justice』っていう組織があるんです。そこだったら、異世界人でも亜人でもタダで泊めてくれますけど、どうします?

【案を提示してみる】
【実はこの亜人で異世界人の少年もJusticeに泊めてもらっている】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/17(日) 01:16:59.60 ID:nGh8N0MAO
>>706(護君の人)
>>694>>700
眠気の方はどうでしょうか?
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 01:17:11.64 ID:8K8tiMTDO
>>703
 そう思うだろ? けどよお全然。超が五六個つく極貧生活だったぜ。何せアホみてえな額の借金抱えててよー。
 朝は新聞配達、昼間は土型、夕方から夜にかけてはホテルのナイトラウンジ、深夜はメンパブの四ヶ所で働いてたってのによ!
 しかもそれに加えて勢力間の仲を取り持つ外交(コウモリ)屋の荒事要員やってたんだぜー?

【冗談じゃねえし堪ったもんじゃねー! なんて笑いながら締め括る】
 
 専ら拳が専門だが、あっちにいた頃は亜人やら人外やら、魔術師とかの超常技能者とも異能持ちの超常能力者ともやりあったからな
 使えなくても知識は有るぜ。それに知り合いも多かったしよ。
 
【続く贖罪の言葉に、ふと言葉を潜めるが、ややあって】
 
 クハッ! なんだそりゃ!
 暑さ寒さで魔女やってんなら秋になったら魔女再開かよ、学生並みの夏期休暇付きとは恐れ入るぜ!
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/17(日) 01:18:45.64 ID:nGh8N0MAO
>>709
/見なかったことに…
乱入の方どうぞ
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 01:19:01.96 ID:aLGJZWzDO
>>684>>706(セシリア&護)

【かつん、こつん】
【其の場に聞こえるのは、女性特有の靴音】
【──ふわり】
【香るのは、甘く涼やかなシャンプーの其れで】


────やぁ、セシリアちゃん


【──想起される、キーワード】

帰りが遅いと思ったら────どーぉしたのかなーぁ?


【藍色の髪。エメラルド色の瞳】
【露出の多い服装。にこりとした端正な笑み】
【甘い甘い語尾。蕩けた言葉】
【そして──】


ねぇ、『愛し』のセシリアちゃん──そして護君も、こぉんばんはーぁ


【──『愛している』】

【現れた女性は。にこりとした笑みを浮かべたまま】
【宝石色を宿す視線を、彼らへと向けた】
【──くす、くす、くす】
【零した笑みは、紅茶に溶けゆく糖蜜の如く。ゆるりと、周囲に広がっていき──】

/>>700>>706
お察しの通りビッチです(キリ
乱入許可、ありがとうございます!よろしくお願いします
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 01:19:35.57 ID:IyK3reWso
>>704

【キィィィ――――】
【鉄の扉を開ける音が、少女の背後から聞こえるだろう。階段を上る際の足音は全く響かせてなかったようだ】


―――あれ…?

【扉を開けた人物は短く感嘆の声を漏らした。透き通るような、玲瓏な声だ】
【おそらくはここに人が居るのは予想外だったのだろう】

【その人物は10〜12歳ほどの背丈に、真っ直ぐに下された腰に届く程長い樗色(おうちいろ)の髪、前髪は短く切り揃えられていて】
【澄んだ紫色の双眸を持ち、袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカーを履いた少女だ】

【真っ白い肌は月明かりに反射し、浮き上がる紫色と相まって、なかなか幻想的に見えるやもしれず】

【一瞬、引き返そうか近寄ろうか迷うも、選んだのは"留まる”こと。その場所に立ちつくして】
【やがて】


――こんなところで………なにしてるの…?

【そう、声を掛けるだろう】
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 01:19:38.35 ID:8N+IrFib0
>>701

おおおおおおおおああああああああああああああああああッッッッッッッ――――――――――――――――――――――――――――――――ッッ!!!
「っ――――、ぐうううあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――――――――――――――――――――――――――――ッッ!!!」

【真っ向から入れた一撃に対する返礼は、自爆覚悟の大爆発】
【それに巻き込まれ、ガルンロードもνも、爆発によって生じる熱と衝撃波に飲みこまれた】

【――――ガルンロードは、拳が届いた刹那、腕に溜めた魔力をチェルシーの肉体に注入し、内側から炸裂させようとしたが、爆発に巻き込まれ、不完全に終わる】
【だが、内部にある程度の魔力は届いたはずで。それは埋み火の様に、ある程度時間がたって納まるまで、じわじわと身体を苛ませるだろう】

ぐっ、っっは……………………
ち…………畜、生…………てめぇまで……捨て身、かよ…………!!

【爆発によって、再び吹き飛ばされたガルンロードは、5mほど後方に叩きつけられる】
【元々、痩せ身である事からも分かる通り、その体力は戦士としては低い】
【――――雨などと言う『天の気まぐれ』のせいで、実力もこれ以上発揮できそうもない――――端的に言えば、戦闘不能に陥った】
【それでも、ガルンロードは立ち上がる。倒れ伏したままでは、死ぬ事もあり得るからだ】

――――《E・Noir》…………チェルシー、だぁ…………覚えた、ぜ…………その名前…………!!
俺は…………『暴蜂(バウフェン)』の……ガルンロード=イクシール…………
また会う、事がありゃ…………その時に…………今日の続き、と…………行こうじゃ、ねぇか…………!!

【宣言するように名を名乗ったチェルシーの、その言葉を確かに刻み込んだ】
【それに答えてか、ガルンロードもまた、己の名と所属を口にする】
【――――再会を期して。この場は引き上げる心算なのだろう】

…………サイレント、レクイエム………………奴を、足止め、しろ………………
その後で、帰還…………無理なら、自爆……だ…………!
「――――任、務…………じゅり…………完…………」

【フラフラと、雨に打たれながらガルンロードは立ち去ろうとする。背中越しに、νへの命令を口にしながら】

【――――νの損傷は、ガルンロードに輪を掛けてひどかった】
【バイザーには無残なひびが入り、突撃のために構えていた右腕は爆発の煽りをまともに食らって欠損。胴体の音波砲も、無残にひしゃげている】
【――――足止めと言う任務は果たせても、自力の帰還は誰の目にも不可能である事は明らかだった】

「ハァ…………ハァ…………ハァ…………!!」

【それでも、νは上半身だけを起こし、チェルシーをにらみながら、左腕を構える】
【腕には、腕時計型ボウガンが、まだ残っていたのだ。雨の中では、威力も下がるだろうが、これも『足止め』に限れば、やり様はいくらかある】
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 01:20:07.47 ID:pdkKsLoSO
>>709
/眠気…?今のところは大丈夫ですよー、顔洗ってきましたからー
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/04/17(日) 01:21:33.70 ID:9iNaoEo7o
>>678>>698
【傷だらけだった上に新たな傷をしこたま重ね掛けされた彼女――……限界は近かった】
【勝つにしろ負けるにしろ……終わりは、近い】
【でも、だからこそ彼女は、出し惜しみなどしない】
【……ここまで彼女が見せ付けてきた「不退転」ぶりからも分かるだろう】
【彼女は、自分の身を案じて怯むようなことは、無い】


…………絶望の中で……往になさい――――!


【ジャリッ――右脚を軸に弧を描くようなターン+横移動】
【傷付いた身体を一切いたわらぬその激しい動きで、ブルーラインの熱線及び爆発を、受け流すようにかわす】
【ウェル子の移動した跡に沿って、ダーツ傷からの流血が血痕を地に残し、】

【……ふわり……、彼女の足下に溜まりし「黒い羽根」の数々が、急に舞い上がって――】



…………―――― 《  絶  ・  ――――…………



【――今までの中で一番激しい、「黒の閃光」が、ウェル子の右手から、発せられた】

【……次に目に入るであろうのは……ウェル子の頭上、回転する「黒い円盤」が、2枚――】
【それは、「黒い羽根」が円盤状に纏まった物体】
【極薄な癖に、直径1メートルはあろうかという見るだけで「嫌な予感」をさせる代物】

【ウェル子は、その円盤を、フリスビーでも投擲するかのように、】
【掲げていた右腕を振りかぶって、そして力を込m――――『ダーツ』――ッ!】



…………――――  義  の  代  償  》 ォ゛ ォ゛ ――――…………ッ!!――――



【――なんという運動神経……いや、「覚悟」か】
【フリーの左手……その掌で、ダーツを、顔に刺さる寸前で、「受け止めた」ッ……!】
【ギャリギャリとジャイロ回転するソレを、掌に突き刺さらせた挙句、思い切り握りしめる】

【左手と引き替えの何とも無理矢理なる防御を使い、それでも、なお、円盤を、投げきる――!】

【――風を、虚空を、雨を切り裂く円盤が、飛ぶ】
【2枚の円盤はある程度低空飛行した後、それぞれ軌道を変える】
【当然、ブルーラインとシャンドリヨンへ、一枚ずつ向かうことになるわけで――】

【《義の代償》――それは、「円盤状に纏まった黒羽根」が回転によって敵を切り裂く技】
【技名に「絶」の付かないこれは、使い勝手優先の「低燃費系」の技】

【――そしてこの《絶・義の代償》は、前準備を存分に行った上で発動する「発展系」】
【通常ならば真っ直ぐ飛ぶだけで使い捨てだった「羽根の円盤」が、「持続性」及び「誘導性」を持つに至っている】
【そう、それゆえ、一旦回避・防御しようとも、術者もしくは円盤自体を潰さない限りは再び襲ってくるということで――】

【――受け方が悪ければ、何度も、何度も、何度だって、切り裂かれることになる……】

【ブルーライン、シャンドリヨンは、円盤が不規則な軌道を描いた後に、自分の「右側方」から迫ってくるのを確認できるだろう】
【なお円盤は小回りがきかないため、回避しても即座に方向転換して襲ってくる、ということはない】

【ウェル子、最後にしてもっとも彼女に相応しい「執念深い」その攻撃――】
【回避・防御・迎撃――選択肢は無限だが、どう対応する――?】


【最終局面にして、極限の攻防――】
【催促するように迫り来る「命削りの刃」の中、ウェル子を討てるか――】
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 01:24:54.85 ID:Bdvf0stSO
>>708

え!?3年ですか!?

そ、そんなぁ…折角リップルズ移植したのに…フルコンもとってないのに…じゃなくて
せめて皆に連絡で…きてもどう説明していいか…ハァ
【ガックリと肩を落とす】

『Justice』…ですか?
(何かいかにもな名前…だけど、当てもないしなぁ)

あー……御迷惑でないなら、僕も行ってみたいのですが…
【申し訳なさそうに頼む】
【流されやすい性格の様だ】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 01:28:00.03 ID:b5Z5E7o1o
>>705

……。
あるいは、そうかもしれません。

【――彼の言動、彼のいう言葉が分からない】
【ならば、ある意味では彼の言う事は正しいのだろう】
【クルスは、静かに彼の言葉を肯定した後】

けれど。
真意を以って、心を開かぬ者に――手を伸べることなど、私にはできはしないのです。

【――ろくに話もしないまま、こうして彼を倒さねばならない自分に、憤りはある】
【――多くの人民を傷つけた彼に対し、義憤の心も無論ある】

【正義と、理性と、矛盾と、感情と】
【それらが綯い交ぜになる中、それでもクルスは、今正しいと思うことを】
【今為すべきことを、追い続けるしか、ないのだ】

【――ジャッキーニは、あるいは何かの到来を待っているかのようにも見えた】
【それが何であるか、自分にはわからないし、この直観が正しいのかどうかも分からない】

終わりに、しましょう。

【――自分が彼に付きつけることが出来るのは、暴力にも似た断罪の刃】

【クルスの掲げた右手の前、顕現した銀色の短剣が、青白い輝きに包まれる】
【――至極単純で、しかしそれ故に強力な――クルスの奥の手の一つ】

【一本の短剣に、十重二十重と、同一の術式を重ね掛けしていく】
【――転移≠フ、術式を】

終末の地を焼く焔=\―!

【クルスの手元に僅かなモスキート音を残し。空気を、雨を、熱波を切り裂いて】
【迅雷の一撃が、ジャッキーニの、刀の柄を握る両手を貫かんと奔る――!】
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 01:29:43.26 ID:AmGyBbZu0
>>713

【突然の物音。扉が開いた音だと分かるのにそう時間はかからなかった】
【半ば警戒の色を顔に浮かべながら振り向いて】
【それでも、すぐにその表情は普通の、温和なそれに戻る】

【人が来るのは、想定の内だったのだろう。そこまで驚いた様子はみられない】

……星を見てました。今時期の星空も中々綺麗ですよ?
貴女も空を見に来たんですか?

【――なにせ、ここは知る人ぞ知る星空の絶景ポイント】
【というわけはないのだが、高い所であれば、街灯などの光は幾らか抑えられ】
【結果として、星空がよりはっきりと見える】
【「そんな屋上に、他の人間がこないはずがない」と】

ほら、そんな所からじゃ見えませんよ?

【微笑を浮かべて、手招きをする】
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/17(日) 01:29:45.72 ID:sYX4QIduo
>>710
なんだ、お前も随分訳アリな人生送ってんなァ…
勢力間の間を取り持つなんざ、命がいくつあっても足りねェだろうに
オレもまァ能力者の端くれなんだが、この間無能力者に負けちまったからなァ…拳も馬鹿に出来ねェぜ

【魔女について詳しい理由を知って、納得した様子でそう言い】
【青年からの突っ込みを受け、さも楽しそうに笑った】

アッハハァ!再開なんて冗談じゃねー、出来れば二度となりたくねェな!
この“贖罪”の呪いが解けさえすりゃァ、永遠におさらばだなァ
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2011/04/17(日) 01:31:14.55 ID:osG2uKkX0
>>705

【高く高く舞い上がって、少女の身体は濡れ鼠だったが】
【解き放たれたベンヌの魔力は、純粋な熱量を以てして】
【彼女のごく近辺だけを、見る見るうちに乾かす】

―――望む所よ!

【この戦闘で二度、ジャッキーニに火を噴いた「蓋」】
【それを。今度は彼と反対側に向け】

【――――轟ぉ、號ぉぉ、豪ぉぉぉ!】
【爆音を撒き散らして、魔道ロケットエンジンが稼働した】
【俯いた視界にジャッキーニを収め、彼女は構える――】


あやね<b!!


  ――――ミィィィィィィィティア≠氓氓氈I!!!


【結論から言えば、それは上空からの「鉄槌による強襲」】
【重さと自然落下の速度を能力で増幅された、群青の鋼】
【それを――重力とロケットの手助けを借り全力で振り下ろす】
【彼女のアイデンティティ、あやねシリーズ=\―ひとつの、『答え』と呼べる大技】

【攻撃が当たるとすれば、そこはジャッキーニの胴となるだろうか】
【回避や受け流しは至難でも無い、必殺と呼ぶには甘さの目立つ攻撃だけども】
【噴煙の尾を引く隕石≠想起させる一撃の威力にだけは、不足は非ず】

【だが言うまでも無く。モーションの長大な攻撃の前後には、巨大な隙を晒す】
【――これで、決まるのだろうか】
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/17(日) 01:32:41.87 ID:FYQIY9my0
>>705

強さに自信がなきゃ…組織のリーダーやってねぇよ!!

【彼の質問に力強く答えながら3mの間合いから両手の銃を同時に放つ】

これで終わりだッ!!!「イラプション・ショット」!!

【先ほどは爆発しなかったが、次こそはと両手の銃から放った弾を彼の手前でお互いに衝突させようとする】
【撃った瞬間、彼は爆発に巻き込まれないように後ろに飛ぶ】
【さすがにこの至近距離では弾を刀に当てて弾くのは相当のことか】
【弾が衝突すれば中規模な爆発が彼を包み込むだろう――――フィニッシュブローには十分すぎる威力だが】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 01:33:45.71 ID:jhW00TVSO
>>717

(…リップルズ?フルコン?何それ?)

【少年の発言にはてなを浮かべる】

…良いですよ。じゃあ、ついて来て下さい。

【立ち上がり、歩き出す】
【彼について行けば、やがてJustice本拠地の『風霊統主の城』に着くだろう】
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 01:34:52.28 ID:1Z0Ntf0to
>>705

(上手い……っ!)

【弾かれ、そしていなされたその一連の動作で得た感想はそれだけであったが】
【しかしそれで十分であった、相手は刀の扱いにやはり長けている】
【エルフェスはそのまま暫く離れたところで回転、そして踏ん張り停止】
【飛沫が円状に辺りに散らばる、夜で虹は出ない影も出来はしない】

疲れてるなら倒れても構わないんだぜ、そっちの方が個人的に分かりやすくて助かる。
……なーんて言った所でお前のようなヤツは止まらないんだろうけどさ。

【剣を右下段に逸らすように構え、ターゲットを見やる】
【彼の技は確かに驚異であるがこちらには味方がいる、その分手数が多くそして疲弊は少ない】
【勝機があるとすれば、そこ……】

判る≠ゥどうか……なんて知らんね、他人の考えている事なんてそうそう判らんから。
それに判っててもお前には教えてやらねーから安心するといい。

【人の心は見えない、そこは不可侵の領域で個人の聖域である】
【思考も同じく誰にも侵されはしない個人の世界はそれだけで完全に成り立っているのだ】

【ただジャッキーニの発言はどこか、気になった】
【まるで何かどこかで事が進んでいるような、そんな……】

(考えていても仕方ねえ、やれることをやらせてもらうぜ――――)

【脚部に力を送る、地面と接する確かな手応えは濡れていようと関係はない】
【力を収束させ、跳ねる――――】

七胴落とし……。

【そうしてジャッキーニへと近付き、剣を切り上げようとする】
【背後かそれとも正面かはジャッキーニの向き次第だが……】
【それは彼から見て左下から右上へと表面をなぞるようにして切り裂く事となるだろう】
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/17(日) 01:36:54.63 ID:nGh8N0MAO
>>706>>712
【護に頭を撫でられ、嬉し涙をぽろぽろと落としながら小刻みに頷くセシリア】

【そして口を開きかけたとき、かつんこつんと足音が】
【パッとそちらの方を振り返り、セシリアの瞳は動揺で揺らめいた】
シ…シズリさん…これは……その……
【動揺も当然。これはある意味浮気≠ニ言っても差し支えない行為】
【先ほどまでは頭の片隅に存在していたが、それよりも目の前の彼を信じてみたいという気持ちが強く、脇に置いていた】
【だが、目の前にいるとなれば話は別だ】

【何か言いたげに口が動いているが声にならないのだろう。その小さな口からはそれ以上の言葉が出てくることはなくて──】


/舞台裏で見かけた時にさっさと言えば良かった、うん
よろしくお願いしますー!!
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 01:39:12.01 ID:IyK3reWso
>>719

―――……星…

ううん……ここなら…人がいないと思って……

【なるほど、高所のここではきっとキラキラと光るそれはものすごく綺麗に見えることだろう】
【けれども少女は、まだ空を見上げようとはしなかった。凍りついたような無表情で、佇む】

【どうやら少女は人のいないところを選んで、ここへ来たらしい】
【手招きをされると】


…………………

【警戒しているのだろうか。それとも、何か近づいては不味い理由があるのだろうか】
【ぐ、と下唇を噛み、首をふるふると小さく数回振った】
【理由はともかく、彼女はそれを拒んでしまった】

【無表情な顔に埋まる紫水晶は、只々、其方を見つめるばかりだ】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 01:40:10.75 ID:8K8tiMTDO
>>720
 まあ、今は大分身軽だがな。何せ家無し職無し、加えてあっちの世界と一緒に借金もオサラバだからな。

【軽く笑って言いながら、懐から煙草を取り出す】

 いや、それがそうでもねえんだよ。デカイ組織になればなるほど、一枚岩じゃなくなるからな。
 それにどんな組織だって金と玉が無限にある訳じゃねえ。
 泥沼で終わらない戦いをするよりは、適当なとこで手打ちにして、睨みあった方が良いってモンだ。
 ……はーん、そりゃお前、油断したなあ。魔術も異能も、武術嘗めすぎだぜ。
 ……もっとも俺の術技も、異能併用の超常技能寄りだがなー。

【青年の口振りからは、青年の世界が魔術も異能も存在していた世界であることが窺える】
【それも何やら固有名詞の元にカテゴライズされているらしく、それなりに魔術文化・異能文化が発達していたらしい】

 ふーん、……贖罪の呪いなあ。具体的にはどんなんよ?
 魔女が辞められない呪い、ってのがいまいちよく分からん

【煙草を口にくわえ、器用に言葉を紡いだ】
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 01:41:10.19 ID:Bdvf0stSO
>>723

(…こういうの見せられると、異世界なんだなぁという実感が…)
【目の前にあるのは、城】
【彼の中でふわふわと浮わついていた異世界というイメージが段々と固まり、それが実感へと変わっていった】

それにしても、僕みたいなのが突然上がり込んでも大丈夫なんですか?
(…いろんな意味で)
【少年の後ろをついて歩きながら訊ねてみる】
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 01:41:13.16 ID:ftkOrc5To
>>698>>716
【シャンドリヨンの『返礼』を見て、ブルーラインは笑った】
【飛んで来た円盤に右肩を割かれながら一時離脱し、追撃してくる円盤を避けながら念話の中で何事かを呟く】

”わかってるな、君の仕事はタイミングが命だ…”

【恐るべき執念だと、感心する】
【それに恐怖を抱くことは、ブルーラインには決してなく、ただ、感嘆の情を示す】
【槍で円盤をいなしつつ、ウェル子に、傷だらけになってなお、内なる闇に突き動かされる迷子に叫ぶ】

”惨劇なんてない…あるのはただ、悲劇と喜劇――――――”

【視線を、ウェル子の後方に向けながら、猫は円盤の進行ルート上、円盤の上を覆うような無数の蒼い針を出現させ、叩きつける】
【成功すれば地面に縫い付けられるだろうが、この瞬間、猫の額の血管が切れて血が噴出した】
【おそらく、能力の使用限界と読み取れるだろうか】
【一瞬ふらついて、でも、猫は倒れず、脚に力を入れて食いしばる】

”ラァアアアアアアアアアアアアズッッッッ!!!”

【ぶちぶちっ、と盛大な音がして、再び三筋ほどの血が猫の額から溢れる】
【流れる血は真っ赤で、猫の眼に入ったか、左目がレッドアウト状態となってしまう】

【しかし、視線はウェル子の背後に誰かがいるかのように定められ――――】
【振り返ってしまえば、上空に開いた謎の穴への反応が遅れるだろう】

【空間に直接開いた穴から、得体の知れない、無数の円によって構成された魔法陣が発動して―――】
【ウェル子と、猫を囲い込むような、六メートル四方の立方体の結界に、とらわれるだろう】
【その結界は、特に風に対し強いというのが、うっすらとした壁面を形成する緑色から読み取れるかもしれない】
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 01:43:12.72 ID:p31Mqhoso
>>714

……ぅ……………ぁ────

【元より満身創痍だったチェルシー】
【その上、まともに自身の爆発を受けたのだ】
【無事で済むわけが無く──生きている時点で、"奇跡"と呼べるレベルである】

【右半身全域に大火傷、左半身の節々に軽い火傷】
【肉体に欠損こそ無いが、右腕に負った火傷は特に酷く】
【それこそ神憑った治療でもされなければ、右腕は一生使いものにならないだろう】
【口にこそ出さないが自慢であった銀の長髪も、大部分が焼け落ちてショートカットのようになっている】

【苦痛を感じないから、なんとか意識は保てているものの】
【ダメージにより朦朧としているため、ガルンロードの最期の名乗りも聞こえたかどうか】

【傍から見ても明らかに、命の灯火が尽きかけている少女】
【それに追い打ちをかけるかのように体内に注入された魔力】
【足止めなど必要ないし、放置していてもいずれ死ぬ】

…………《 Lu───s ──sta 》……。

【しかしそれでも尚、チェルシーは生きることを諦めていない】
【うつ伏せで地面に倒れ伏しながらも、自身の上空に青色の水晶を生成する】
【──まともに狙いを定めることなど、もう出来るはずもないのだが】
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/04/17(日) 01:44:22.57 ID:/SyexmmAO
【路地裏】

───集まりませんねえ、情報=B

【殺伐とした、裏の世界】
【鼻を動かせば、血の臭いがしそうな、そんな場所】
【そこを歩くには、些か不釣り合いな容姿の、人影】
【キャソックと呼ばれる、黒い聖職者服に身を包んだ男だ】
【左右に流した金髪に、蒼い瞳、右目には銀縁のモノクルを金色の鎖で吊している】
【モノクルの鎖は胸元辺りで固定され、首から提げられた銀十字のペンダントにカチリと当たっている】
【腰に巻いた鎖のようなベルトにはデッキホルスターが取り付けられており、ラミネート加工されたカードデッキが入っている】
【優男と言う表現が適切だろうか、しかしその柔和な表情は、大抵の人を落ち着かせることが出来るだろう】
【男は、表の通りを歩くのと幾らも変わらぬ、平然とした足取りで、路地裏を進む】
【───見知った土地≠フように】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 01:47:24.57 ID:AmGyBbZu0
>>726

【近寄らない少女に対して、手招きをやめる】
【拒まれている以上、これ以上続けても近寄っては来ないだろうと思ったか】

……? あ、もしかして私……邪魔、ですか?

【「人がいなければ」という発言を受けて】
【ただ、どうするのが最善か思いつかず、その場にしばし佇んで】


もしかして……ここから立ち去った方が良いんでしょうか?

【その場から動かずに、問うてみる】
【ほんの少しの悲しみと、わずかばかりの疑問が、自然と表情に表れる】
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 01:50:48.50 ID:Z+NYfeNSO
>>716 >>729

【二人の病人がいた】

【一人は櫻を見た。一人はコンクリートの壁を見た】

【本当は、見たのは同じ壁だったのに】

俺、は……ッ…、櫻を……

【ジャイロ回転するダーツは、残り三】

……《苦笑い(ビッター・ラッヘン)》ッ……、…………っ!!

【“希望”が、何かを生かし】
【“絶望”が、何かを殺した】

……「見せなくちゃならない」……ッ

【ジャイロダーツ含め、ポーチから次々と浮き上がるダーツ……総数13。内、ジャイロ回転を始める物が10……13のジャイロダーツ】
【全てに張り付く、カミキリムシ。これがシャンドリヨンの、全力解放……】

【内10匹が、円盤を撃ち落とそうと。何度も何度も、ぶつかり続けて】
【過剰なまでの能力使用は、シャンドリヨンに確かなダメージを刻む。口や鼻から溢れ出す、どす黒い血】

ハァー……ッ

【残る三匹の内二匹は、シャンドリヨンの周りを、くるくると廻る】
【そして一匹は、先程までと同等のスピードで……今まさに、ブルーラインが結界に囚えようとしているウェル子。その注意を逸らす為、地を這うように、ウェル子の足元へと飛んで行く】
【そして、シャンドリヨンは。ポーチからダーツを一本、震える手で抜き出し】

【ぴたり。その穂先を、ウェル子の頭に合わせ……“その時を”待つ】
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 01:52:16.25 ID:pdkKsLoSO
>>725 >>712

【セシリアの嬉し涙に、護も微笑む】
【これにて、二人は結ばれ幸せに、ハッピーエンド!!】


……シズナさん。


【……―――だったらよかったのだが】
【どうも、世の中はそう上手く行かないらしい。】
【続いて現れた彼女は、見事に全て、ぶち壊した。】

【そして、更に不幸なのは、居合わせた現場が二人がまさに彼女を裏切った瞬間だった事だ】

【―――……さぁ、ここから事態はどう動くのだろうか】

/何とビッチの人だったのかーッ、(棒読み
/よろしくお願いします
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 01:53:08.02 ID:jhW00TVSO
>>728

大丈夫ですよ。屋形雲さんみたいな困ってる人を助けるための組織がJusticeですから。
ちなみに、「泊めてやったからJusticeに入れ」なんて事は無いですから、安心して下さい。

【そんな会話をしながら、やがて風霊統主の城の入口に着く】

……では、僕はここで。受付の人に訳を話せば、部屋の鍵を渡してくれるはずです。
では、またいつか何処かで会いましょう。さよなら。

【そう言うと、背中の翼を広げ】
【何処かへ飛び立っていった】




/乙でした!
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 01:55:26.02 ID:8N+IrFib0
>>730

「ハァ、ハァ、ハァ…………!
や…………せ、ない…………ッッ!!」

【千切れた右腕から、どくどくと出血し、それによって自然と息が上がっていく】
【血液が足りなくなれば、呼吸機能、特に内呼吸機能が低下するのは自明の理で】
【息苦しさがどんどん加速していく中で、必死に息を継いでいる――――もう、あと10分も持たないだろう】
【そんな中にあって尚、νは己の『任務』を全うしようとする】
【――――己を『人形』と呼称する事に何の躊躇いも持たず、冷めた言動を繰り返していたはずのνが】
【力強く『意志』を込めて『任務』を全うしようと――――『人形』としての己の生き方に、殉じようと言うのだ】

【――――真っすぐに狙いを定めた左腕を、くいっと動かし、仕込まれた『矢』を一発発射する】
【矢は、狙い違わず真っすぐに――――――――『水晶』へと飛来する】
【自分にできる事は、こうやって足止めする事だけ。言わば、一種の挑発によってチェルシーの気を引いて、ガルンロードの撤退の為の時間を稼ごうと言うのだ】

「ま、だ…………私…………は…………死、で……な……ぞ…………!!」

【荒い息を押しのけてでも、呻く様に叫ぶν】
【最後まで、本当に最後まで、任務に忠実にあり続けようとしているのだ】



――――――――ぐ、あ………………ここまでくりゃ、もう…………大丈夫、か…………

【νのこの『献身』が功を奏したか、ガルンロードは戦線を無事に離脱する】
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) :2011/04/17(日) 01:55:55.59 ID:WSYYuIUOo
>>718


【 ―― 迅雷が、彼から牙≠奪って 】


>>724


【 ――痛み≠ェ、彼に『生の実感』を与えて 】


>>721>>722


【 ――裁き≠ェ、彼を『死の淵』へと突き落とす 】



【―――――ジャッキーニ=ライオニウス≠フ望みは果された】



>>ALL



【――吹き飛ばされた℃タ感は、有った。】
【身を包んでいるのは……あぁ、炎≠ゥ。 『死体の山』にでも当たったのだろう】
【何、≪理想≫を捨てての死出の旅≠セ。 ――少しくらい居賑やかな方が、良い】



【――……空≠ノ。 何かが見えた気がしたから。】







…………ははははっ。



見ろ…、……諸君。 …………とても、 良いじゃないか。
成る程。 ………はははっ。 捨てた物じゃないな。
さっき、君達に投げ掛けた言葉なんて――如何でもよくなってしまった。
……君達は …、…死なないほうがいい。 ―……こんな   …………ふはははっ








――――、――   あんな良い物   、僕は始めて見たよ。



【――……手を伸ばしたら、天は僕から遠ざかって行った】
【『倒れた』と気付く事も無く、僕は、実感≠フ中で―――――】


/戦闘は此れで終了です。 〆の文章が続きます。
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 01:57:11.95 ID:IyK3reWso
>>732

…………………ううん…邪魔じゃ…ない

【しばらく沈黙していたが、やがて口を開いた。邪魔という答えは、NO】
【悲しむ少女の姿を見ると、傷つけてしまったかな、と思い、やや俯いて手招きに応じなかったことに後悔する】

……襲っちゃダメ襲っちゃダメ襲っちゃダメ……大丈夫…

【それでもやっぱり歩こうとはしなかったが―――少し距離があるため、聞こえないだろうが】
【少女が小さくなにかを呟くのが、唇の動きでわかるかもしれない】

【やがて何かに決心したように顔を上げるとようやく、ゆっくりとここに来た時と同様、無音でそちらに歩み寄るだろう】

【あなたが魔翌力を感知できる者ならば、ある程度まで近づけば、その少女の周囲にどす黒い魔翌力が滲み出ているのに気がつくかもしれない】
【然し彼女は敵意の類は持っておらず、勘が鋭いなら魔翌力を制御できていないとわかるかもしれない】

【少女の隣までくると、幼いその顔を、夜空へと向けて】


――――――きれい……

【少し見とれるかのような声色で、きっとそう呟くだろう】
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [!red_res]:2011/04/17(日) 01:57:15.78 ID:WSYYuIUOo
【 水の国・中央 ―――― AM:2:00 】



 【…………さっきの光≠ヘ何だったのだろう】
 【支局からの報告を見る限り、水の国中心部全域が『魔翌力反応』に包まれたらしい。】
 【何か変な魔術でも使用されたのだろうか。 其の割には、私の体に特に異変は無い。】
 【お腹は空いたままだし、妙に冴えた目は冴えたまま。 肌には悪いが、仕事だから仕方が――】




…………………ん、皆さん、如何かしたんですか?




 【キーボードを叩く手を止め、ふと、顔を上げると同僚達が窓際に集っていた。】
 【私だけを仕事地獄に放置して、彼等は一体何をしているのだろう。】
 【さっきまであんなに怒鳴っていた局長まで居る。 ……何か、あったのだろうか】




…………………、―――  ………わぁ。




 【………………不謹慎な気もするけど、凄かった。 仕事なんて、やってられない。】





【――――数時間後、≪No.63≫派の引き起こした襲撃は完全に鎮圧される】
【主犯、ジャッキーニ=ライオニウス≠ヘ】
【水の国政府に寄せられた襲撃情報によって、被害は最小限に抑えられたと言える】
【……尚、この戦闘中、『二度』の広域魔術反応≠ェ確認されていた】
【一度目は大雨≠降らせた其れ。 ――『二度目』は、言うまでも無いだろう】






      【 ……判らないのなら、空≠見るといい 】







【  ――――  夜空に虹=@が。 月を跨ぐ様にして、掛かっているから。  】






/此方からの文章は、此れで以上です。
/イベント参加者の皆様、有難う御座いましたー!
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 01:58:49.95 ID:Bdvf0stSO
>>735

あ、そうなんですか…
(変なこと想像したのバレた?)

あ、ありがとうございました!!
本当にありがとうございましたー!!
【飛び去っていく背に手を振る】

/乙でした!
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 02:03:48.19 ID:aLGJZWzDO
>>725>>734

【かつん、こつん】
【靴音は次第に彼女たちへ近付いていき──やがて】
【何事もなければ、2人から3歩分程離れた位置で、立ち止まるはずだ】

残念だなぁ、セシリアちゃん
セシリアちゃんの作ってくれる食事を、私は毎日楽しみにしていたんだけど、ねーぇ?

【──奏でられる言葉は、さざ波の如く夜風に溶け込み】
【甘く、芳しく──其れは醸され過ぎた黄金酒のよう】

悲しいよ、セシリアちゃん──セシリアちゃんはもう、私という「脚」を必要としていないのかなーぁ?

【浮かべた表情は、わざとらしいまでに残念そうなもので──】
【彼女は。セシリア自身が求めたことを。自分から捨てるのかと──】
【そんな風にも取れる。セシリアを責めているようにも聞こえる言葉を、紡ぎだして】

護君──あの夜の星空は……
あの輝きを教えてくれた護君のことは、忘れたくなかったよ

【──或いは】
【セシリアには。まるで護が、シズリに「何かをした」かのように聞こえるかもしれず──】

でも────許してあげる

             私は

      キミ達のことを──

         ──『愛している』んだから


【──其れは鎖】
【──其れは呪縛】
【其れは──彼らを絡めとろうとする、蜘蛛の糸】
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/17(日) 02:04:41.95 ID:sYX4QIduo
>>727

お前の強さのお陰もあるんだろうが、睨みあってくれてるうちが平和だよなァ
…ま、まァ、油断―――もしてたし、うん…
って、何か訳わかんねー単語多いなァ!そっちじゃそんな細かく能力者分類してたのか?

【青年がぽんぽん出す単語についていけないようで、説明を求めるような突っ込みを入れる】

あァ、今宿なしやってる理由がコレだなァ
話すと長くなるが―――

―――今のオレは、“西の魔女”って呼ばれてる
前までは、どこにでもいる喧嘩好きな美少女だったんだが…
とある奴とやり合ったときに、精神をおかしくしてなァ
blue justiceっつー正義組織に入ってたにも関わらず、狂ったように人を…
そんで最終的に、前任の“西の魔女”に出会ったんだ
もちろんイカれてたもんだから、後先考えず戦ってそいつを倒したんだが…

あの野郎、死ぬ間際に厄介な呪いを掛けやがってなァ。
それが贖罪の呪い。今まで人を傷つけた分、報いなきゃならねェっつー呪いだ
オレは正気を取り戻した代わりに、“西の魔女”を引き継いで、他人に忌み嫌われ定住を許されない存在になったのさァ

【そこまで語った後、長くなって悪かったなァ、と一言付け足した】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 02:08:25.01 ID:p31Mqhoso
>>736

【水晶が矢によって弾かれ、その向きが変わる】
【空中へとその先端を向けた青色の水晶──足止めは、完全に成功した】

…………。

【νとは対称的に、今のチェルシーは静かである】
【喋る元気も、体力もないし】
【もしそんなものがあったとしても、体力の無駄だ】

……生き、る…………私、は─────

【いや、自分に言い聞かせるかのように、一言だけ言葉を発した】

【νが攻撃でもしてきたら、余力を振り絞って迎撃するだろうが】
【何もしてこないなら、チェルシーからは何もしない】
【今のチェルシーの目的は「生き残る」事ただ一つなのだ】

【生き残れるのであれば、何だってするであろうし】
【きっと"悪魔の誘い"であったとしても、躊躇せず乗るのであろう───】
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 02:09:19.62 ID:AmGyBbZu0
>>738

……なら、一緒に星を見ましょう?

【邪魔でないと分かって、安堵の表情を見せる少女】
【誰かに迷惑をかけるような存在には、なりたくなかったから】

【足音が聞こえないことなど、さほど気にしない】
【だが、だだ漏れ状態の魔力に気づいている様子もない】
【魔力の感知はどうやら出来ないようで】


――……でしょう?
こんな綺麗な空が、いつも私たちの上にあるんですよ? 夜だけですけど。
素敵じゃないですか?

【空の存在に気づいたら、その景色に惹きこまれる】
【この少女は、最近気づいたのだろう。思わず同意を求める】
【その顔は、喜びに満ちていて。輝くようで】
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 02:11:09.86 ID:b5Z5E7o1o
>>737 >>739

……く。

【魔翌力の大部分を消費して、疲弊しきった身体が崩折れる】
【――未だ火は消しとめきれず、雨が降りしきる中】

……これで、良かったんでしょうか。

【その疑問は、いつだって彼女の身を苛む】
【もっと良い方法。もっと良い解決策。そんなものを、望んでしまう】

【そうして、ジャッキーニの最期の言葉が示したとおり、クルスは。雨が顔を叩くのもかまわずに、天を仰ぐ】

……あ……。

【――月に掛かるのは夜の虹】
【自然発生では在り得ぬ、真夜中に燦然と輝く七色の光輝を、クルスは呆然と見やって――】

【その美しさに心を奪われそうになる瞬間】
【――ふと、疑問が胸中に湧いて出た】

(……あの虹が人工物なのは、明白)
(……誰が? なんのために?)

(それに、この雨と虹に因果関係があるのなら……)
(……なぜ、こんなタイミングで=c…)

(わざわざ、ジャッキーニの計画を頓挫させるようなタイミングで、これが行われたんだろう……?)

【だが、どれだけ頭を捻ろうとも、明確な答えなど思いつくはずもなく】

【――鎮まり行く焔のなか、降りしきる雨に打たれ、虹と月光に照らされて】
【クルスは、この戦いに、己の与り知らぬ手の存在を、感じずには居られなかった――】

/こんなところでしょうか。
/参加者の皆様、主催者の方、本日はおつかれさまでした!
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/17(日) 02:11:28.69 ID:nGh8N0MAO
>>734>>741
(護君もシズリさんと知り合いだったんだ…。あの日≠フ後に会ったのかな。確か護君のこと、シズリさんは知らないって言ってたし……)
【そんなことを頭の片隅で考えながら、シズリから目を離すことが出来ないセシリア】

あ…う…
【シズリの口から紡がれた言葉にそんな単語にもなってない言葉を返す】
【どうしよう、どうしようと、そんなことばかり考えていた】
【きっとシズリほどの人物なら容易に心中を想像できるくらいにセシリアは狼狽えている】


【そして護へ紡がれた言葉に、シズリの狙い通り、ゆっくりと護の方を向き、不安に揺れた瞳を向ける】
【それは、シズリに後ろめたい気持ちがあるセシリアに取って、シズリと目を合わせたくないという気持ちも含まれていただろう】
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 02:15:10.80 ID:1Z0Ntf0to
>>737>>739

……――――。

【斬り、駆けた後また水を弾き飛ばしながら停止】
【右手の内の剣の「黒」が霧散、下地だったナイフの刀身はボロボロで崩れて】
【かつん、と地面を叩いて朽ち果てる】

(終わり、か……)

【足元の水と赤い血が混じる】
【少年は暫く立ち尽くす、立ち尽くして空を見上げる】

……ん、なんだ月明かりでも虹はかかるのか。
へえ、悪くないな……。

【夜で虹は出ない、たがこの満ちた月と大雨の中ではその言葉はいとも容易く崩れる】
【それら全ては自然がなせるされどどこか人為が関わっているような風景、天に浮かぶ黄金の球体に掛ける七色】
【およそこの世のものとは思えないが、それはしかし現実として確かに存在していた】

この光景も記憶に留めておかなきゃ……な。

【エルフェスの「黒の腕」は決壊し霧散】
【紅く染まった包帯と不在の右腕だけがそこには在った】
【ただ痛みは気にせずに、少年は空を見上げる……】

/大変迷惑を掛けてしまいましたが非常に楽しかったです
/お疲れ様でしたー!
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/04/17(日) 02:15:50.81 ID:9iNaoEo7o
>>729
【迷子――? 馬鹿な、「案内人」の彼女が、迷子――?】
【きっと、迷子などと口にすれば、彼女は鼻で笑うだろう】

【……だが、もしも本当に「案内人」が「迷子」だったならば――】

【ガリガリガリッ――!!】
【なんということだ、凄まじい回転により、円盤は「黒羽根」を散らしつつも「針」を削っている】
【まさか、針を、円盤は、突破するというのか――】

【≪Judgment of a Pilot≫】

【……闇の中でこだまする「絶望の金切り声」は、「悲劇」? 「喜劇」?】

>>733
【――否、「絶望」だ】
【絶望こそが、死の無い、悠久の「平等なる無間の底」へと、世界を突き落としてくれるのだ】
【……恐らく、ウェル子ならば、そうやって、応えるのだろう】

【……だが、もしも本当に偽りなき「誠の希望」が、「案内人」にも享受できるものだったならば――】

【ザクッ、ビチッ、ガキッ――!!】
【円盤は黒羽根を撒きつつも、次々とダーツを蹴散らしていくではないか】
【1,2,3,4,5…………ダーツは、落ちていく】
【馬鹿な、このまま円盤が競り勝ってしまうのか――】

【≪Judgment of a Pilot≫】

【……光無き絶望の淵に生える「枯れ果てた樹」は、「櫻」? 「病の見せる幻」?】

/続きます
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/04/17(日) 02:16:11.81 ID:9iNaoEo7o
>>748続き >>729>>733

【――――無音】

【……敵である二名が絶望したか、希望を捨てなかったか、それはウェル子の知りうるところでは無い】

【だが、2枚の「円盤」は、敵を切り刻む前に、さぁ――っと、その姿を霧散させた】


…………嘘、でしょう――――どう、して…………


【渾身の一撃が、ここに消滅したその光景は、術者には信じられぬものだったのか】
【彼女は……眼を見開き、為す術無く、佇むだけで――】


…………くッ…………うッ…………!


【――がくり、体力の限界も相まってか、ブルーラインの結界を視界に収めながらも、】
【ついには片膝を付くようなハメになってしまった】


…………終わらない…………


【ぽつり】



――終わらない……終わら、ない……!! 



【……右手が、ゆっくりと、「額」に伸びて――】



――――ゼ、ツ、ボ、ウ、は…………ァ…………!!

――――――終わらないのですよォ゛オォ゛オオ゛ォ゛オォ゛ォ………………ッ!!!



【――――「紅の濁流」――――】

【ぼたぼたと地面に見てるだけで怖気がする程に流れ出るのは、額からの鮮血】
【包帯をぶち破ったおかげと、興奮の度合いが成せる業か】
【顔を真っ赤に染め、地面に血の池を作り、ただただ、彼女は、「絶唱」する】

【――右手に乗るカラスも、それに呼応するように鳴いて……】



【――――放っておけば何をしでかすか分からぬこの狂人に、最後の一撃を加えるならば、まさしく「今」か――――…………】
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 02:19:09.71 ID:IyK3reWso
>>744

…………うん…

【小さく返事をすると、そのまま夜空に浮かぶ無数の星を見続ける】


……うん…でもなんで夜だけなんだろう……?
お昼にも…見れたらいいのに…

【同意の言葉に続き、疑問の言葉。どうやら昼間に星が見えなくなる理由を知らないらしい】
【いかにも子供らしい疑問だ】


―――なにか…いいことあったの…?

【首が少し疲れて、ちょっとだけ休憩する。屋上の地面に目線を落とすのではなく、少女の顔を見遣った】
【ただ星を眺めているだけなのに、喜びに満ち溢れる彼女が不思議に思えたらしい】
【澄んだ眼で彼女を捉えて、そう質問した】
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/17(日) 02:19:54.13 ID:FYQIY9my0
>>737>>739

【彼がロウの「イラプション・ショット」でぶっ飛んだのを、後ろに飛びながら見る】
【そして着地し、両手の銃をクルクルとまわしてから消す】

…死んじまったか…ま、しゃーねぇってのもあるけどよぉ、できれば殺したくなかったなぁ…50点。

【そう自分の今日の出来に厳しめの点数をつけた束の間、右足に痛みが走る】

っ――――くっ!!!いってぇなぁ…!!

【右足を軽く右手でなでながら、ふと上を見上げると、この戦いに終わりを告げるようなタイミングで虹が月にかかっていた】

…あいつといい、今日の天気といい、なんなんだよ…ハハッ

【この天気をロウは偶然だと思い苦笑いをする】

…今日は月見酒と、いこうかね。

【月を見ながらの梅酒もなかなか乙なのではないかと思いながら、茶色のテンガロンハットをクイっと上げて空を見つめるのである】

/ありがとうございましたー
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 02:21:58.61 ID:8N+IrFib0
>>743

「それ、で…………ま、ぞく…………か…………?」

【チェルシーの言葉を聞き咎めたのだろう。νは問いかける様な、挑む様な言葉を放つ】

「わた、しは…………満足、だ…………。じぶ……を…………まっ、う…………き、た…………」

【――――自分を全うできた】
【νにとり、今まさに消えようとしている命の中で、己の目的は、違わず達成できたのだろう】
【命令を遵守し、自分たちの上に当たる大事な人物を逃がし、そして壊れていく】
【十分に働いた。それを彼等も、評価してくれるだろう】

「お、ま……は…………生き、………………んぞく…………か…………?」

【最期に。νは改めて何かを問いかけようとするが、その声はもう聞きとる事が叶わないレベルにまで、すり減っていた】

「――――――――機能限界。自爆します…………――――――――」

【――――唐突に、νの『体内』から、機械的な音声が響く】
【それは、サイボーグとして組み込まれていたプログラムの、自爆を敢行するものだった】
【兵器として、敵にデータを取らせないために、自律起爆システムが、組み込まれていたのだ】

【――――――――小さな炸裂音とともに、νは爆ぜた】

【周囲には、血と火薬、そして鉄が焦げた臭いだけが残るだろう】
【足元には、肉片と何らかの機械部品の残骸が、ごちゃごちゃと転がっているはずだ】

【『人形』である事を受け入れた少女は、最期の瞬間、自分に満足して『壊れて』いった】

/こんなところ、ですかね?
/乙でしたー!
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 02:22:08.58 ID:8K8tiMTDO
>>742
 俺ぁ大して強かねえが──全くだね。睨みあって互いが動けない状態がベストだわな、一般人的にゃ。
 ……いや、寧ろこっちが聞きてえわ。
 能力者能力者ってこっちの人間は言うが、魔術師なんかも能力者に含めんのか? まあどうでも良いがよ

【青年はツッコミを無視して逆に質問。煙草の先に指を押し当て火を点ける】

 …………

【青年はそのまま真剣な表情で魔女の話──元、喧嘩好きの少女の話を無言の内に聞く】
 
 とりあえず、美少女ってテメーで言ってりゃ世話ねえな。ツラ見せてから言いやがれ。今のてめえは唇だけ美少女(暫定)だ。
 ……しかし、ロウんトコの人間か。不殺掲げて狂っちまうってのは考えモンだな。

【──青年は青義同盟の長を知るらしく、ふむと頷いて言葉を続ける】
 
 忌み嫌われる……ってのは、西の魔女って存在そのものが嫌われてるってことか?
 この世界に来てから長くねえから、俺は知らねーが。
 そうじゃねえなら忌み嫌われるってどういうこった?
 軽く話した俺は特にテメーを嫌っちゃいねえぜ。寧ろ喧嘩好きってなアタリに好感度+1だ。
 ……胸がもっとでかけりゃ+3くらいいってたんだがなあ、残念だ。

【けけけ、とわざとらしく笑うその仕草は、魔女になった少女が最後に付け加えた言葉に、気にすんなと言っている】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 02:28:09.04 ID:ftkOrc5To
>>733>>749
【赤の濁流に身を刻まれ、蝕まれても、猫は膝を屈することはない】
【結界も、猫の魔翌力量から見れば不自然なまでに強力…崩れることはないだろう】

【猫は、杖を地面に刺した。同時に、全身と杖が大きく放電する】

【―――――結界は雨を通し、風…つまり大気を封じ込める】
【ぱり、ぱりと、降り続いていた雨を、電気が分解して、水素と酸素へと姿を変える】

”…ご、…ん、…い”

【それは、猫が未だに能力を行使し続けているという事だ】
【猫の毛皮にもじんわりと赤が染み出し、その蒼を汚す】
【血管が弾ける衝撃で胸を覆っていたインナーもまた破れ、大気に胸を晒すが…真っ赤に滴るそれは、あまりにも、見るに絶えず】

”…ごめ、ん…な…”

【でも猫は、放電を続けた】
【バリバリと、蓄積されていく水素と酸素に塗れながら、突き刺した槍から、全身から電気を放射し続ける】

”…ごめ、んなっ…!!”

【何かが、その頬を伝って、ウェル子を見た】
【血によくにていて、けれど何故か、マーブル模様に、透けている】

【レッドアウトした左目は、元々猫らしく蒼い瞳孔は大きめだ】
【そのふちを彩るような紅が、輝ける蒼とのコントラストを描き出していて】

”ごめんな、ごめん、ごめんっ、ごめんっ…!!!”

【ウェル子に、謝り続けた】
【今までにない、悲壮な表情。シャンドリヨンとウェル子だけが、猫が泣く姿を見た】

【けれど猫が膝を屈することはなく、】
【謝罪の言葉を繰り返しても、決して、許してくれとは言わなかった】

【猫が、槍を引き抜く】
【槍の穂先は赤熱していて、瞬間、結界内部の温度を急激に上昇させ―――――】

【結界が割れることはなかった】
【その中猛烈な爆発が連鎖し、逃げ場をなくした火勢が内へ内へと向かう地獄】

【シャンドリヨンの隣に、突然血まみれの猫が転移してきて、】
【それでも、何故か猫は、倒れず、爆発が収まるのを未だ見ている】

/続きます
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 02:29:46.95 ID:CCGBDDQSO
【水の国、郊外――とある通りの中央。戦火を逃れた桜並木の中に、人影が一つ】
【着流しの紬と白皙の肌とを汚す返り血を、拭いもせず。傘の代わりに、鋼の抜き身を手に提げて】
【ふらり、ふらり。宛ら夢遊病者のように、無目的な歩みを進めていた】


――……あぁ、終わったのか。


【暫くして、雲の透き間から差し込む月明かりに――彼女は、ゆらり、立ち止まる】
【それから。つい先刻までは雨ざらしになっていた所為か、ぽたぽたと雫の滴る濃藍の髪を掻き上げて】
【夜空を仰ぎ、吸い寄せられるように視線を虹に遣れば。ほう、と小さく嘆息し】

【ぽつり。終幕を喜ぶでもなく、落ち着いた、どこか無機質な声音で呟いた】
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 02:31:25.16 ID:pdkKsLoSO
>>746 >>741

【シズリはまたしても、二人に言葉という糸で作られた蜘蛛の巣を張り始めて】
【セシリアは早くも、それに絡み浸かれかけている。】

【―――このままではまたしても、BADEND…だろうか】


―――………あぁ駄目ですよ、シズリさん。全然駄目です。

【だが、ただ一人だけ、セシリアが向けた瞳には、希望があった】
【―――護は、何故かこの状況でまだ、余裕めいた口調をしていた。】


……僕、姉がいるんですけどね。
彼女の口癖を借りるて言うならば


―――貴女は「言葉の重みを、知らなさ過ぎる」んですよ。

【そして、いつの間にか、セシリアの頭を撫でていた手は、自分のズボンのポケットに入れられている。】

【――――それに二人のどちらかが気付いているなら、何かを企んでいるのは明白だろう。】
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 02:31:35.37 ID:AmGyBbZu0
>>750

……ックシュン ……ズズ

【クシャミが空気を読んでくれませんでした】


――……えー、と……太陽が眩しすぎるからですよ。
太陽の光が星の光を全部隠してしまうんです。

【対して、割と現実的に答えを返す少女】
【こういった答えしか、持ち合わせていないのだ】


いいこと、ですか……
なんと言いますか……最近気づいたんですよ。
「こんな綺麗なものが、いつも近くにあったんだ」って。

【身近な幸せは、えてして気づきにくい】
【故に、気づいた時は更なる幸せを見つけることになる】
【空から目を離し、澄んだ黒い瞳を相手の少女に向ける】

【年の数は11。ただ、年の割にはほんの少し高い背】
【それでも、ほんのわずかの差は話すのに苦にはならないだろう】
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/17(日) 02:35:29.17 ID:sYX4QIduo
>>753
こっちじゃ「一般人」か「能力者」かしかねェんじゃねーか?
…ああ、たまに亜人もいるみてェだがなァ

【緩やかに上がる紫煙を眺めつつ、こちらの世界でのおおざっぱな括りを軽く説明して】

おーおー、唇だけでも美少女(暫定)なら満足さァ。ツラは呪いが解けたら見せてやるよォ
それにしてもなんだ、お前大将の事知ってたのかァ…そういや、大将に事の顛末話してねーんだった

【少しだけ、ばつが悪そうな顔をした】

あァ、どうも“西の魔女”は大昔から存在してたみてーでなァ
こっちの世界の伝承やら童話やらに、「わるーい魔女」って事で登場してるらしい。

アッハハァ、そう言ってもらえると嬉しいな…オレも、お前の事嫌いじゃねェぜ
居乳好き、ってところが−3だがなァ

【笑う青年に、彼女もまた笑って答えた】
【ぶっきらぼうなようで、どこか思いやりのある青年に好感を抱いているのだろう】
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 02:35:41.31 ID:ftkOrc5To
>>754続き
【爆発が終息し、結界が消えると、周囲には硝煙が漂うだろう】
【あまりの火勢に、中はおそらく黒こげだろうと、誰もが思うはずだ】

【…けれど、】

【何故か、ウェル子の前には、二メートル近い大鎧が立ちはだかっていて】
【猫の身体に浮かぶ蒼い線は、輝き続けている。血も、いまだに噴出し続けていて】

「…ダメ…」

【がしゃんと、音を立てて鎧が崩れる】
【そのまま砂のように溶けて消え、痕跡は残らない】

【ウェル子は、おそらく衝撃と酸素不足で気絶しただろう】
【ただし前面に鎧が立ち塞がっていたため、前面はかろうじて傷がない】

「…そんな、の、ダメ…」

【猫の意識は朦朧としていて、何を言っているのか自覚しているのか怪しいけれど】
【猫が口を開いて、当たり前に言葉を話している姿をシャンドリヨンは見るだろう】

「…シぬ、の、は、ダメ…」

【つたなく、幼く、呟いて、猫は崩れ落ちた】
【全身に浮かんだ蒼い線は消え去り、血が噴出すのも収まるが、大事である事に変わりはない】

あー、もしもし、そこのお方。
そこのカミキリムシのお兄さん。

【不意に、今の猫とも、念話の少年とも更に違う、普通の少女の声が、シャンドリヨンに届くだろう】

どこか安全なところに身体を運んではもらえませんかね?
いや、治療とかは、何とか、できますから…あ、未だ死んでませんよ? 処置すれば助かるはずです。

【そんな、あえて涙声を抑え、能天気に振舞う声は】
【猫の代弁者のつもりなのだろうか。】
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 02:41:38.10 ID:aLGJZWzDO
>>746

セシリアちゃん────

           さぁ、おいで

           帰ろう──私たちの、家へ


【ゆっくりと。ゆったりと】
【酷く甘ったるい、糖蜜をたっぷりとかけた焼菓子の如き言ノ葉を】
【そっと、セシリアへ贈り。再び甘美な感触を味わわせようとして──】
【姫君を迎えに来た騎士を思わせる素振りで、ふわりと彼女へ右手を差し出した】

>>756

へぇ────?
それはそれは、面白いことを言うねーぇ、護君

私が言葉の重みを知らない、かーぁ
ふふ──護君。随分と愉快極まりない言葉だ


【──くすり。彼女は笑う】
【ただただ、愉快だった】
【気に入った人間が、自分の思い通りにならないことには不快感にも似た感情を覚えていたが──】
【それよりも何よりも】
【「言葉の重みを知らない」と言われたことが、痛快だった】

【──逆だ、と彼女は思う】
【言葉の意味を。重みを知り尽くしているからこそ──】
【彼女は、毒蜘蛛足り得た】
【彼女は、糸という言葉を使いこなせた】
【だが──そんな。挙げ足取りのようなこと。今はどうでもよかった】

【ポケットに入れられた、護の手】
【それに気付いていながらも──彼女は。「何もしなかった」】
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 02:45:24.92 ID:p31Mqhoso
>>752

…………。

【まだ、チェルシーは満足出来ていない】
【満足出来る答えを探すために、生きているのだから】

【例え人形といえど、人が"死ぬ"のは悲しいことのはずなのに】
【残骸が飛び散る、無残な最期の筈なのに】
【何故か今回は、そうは思えなかった】
【そう思わせる程までに──νの最期は、満ち足りたものだったのだろう】

(…………私、も……。)
(あのような最期を、迎えられたら…………。)

【羨ましいなと、チェルシーは思う】

【今までは、生き続けることだけが目的だったけれど】
【なんとなく、別の目的が見えてきたような気がした】
【ずっとずっと生き続けて──満足して、一生を終えたい】

(『暴蜂(バウフェン)』、サイレントレクイエム……────)

───……さよ、なら。

【νの残骸に向けて、永遠の別れを告げると】
【限界を迎えたのか、瞳を閉じてチェルシーの意識は途切れた───】

【まだまだ、少女の物語は続く】

/お疲れ様でした!
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 02:45:44.98 ID:IyK3reWso
>>757

……風邪…?大丈夫……?

【鼻水を吸う彼女を心配して―――というかこの紫の少女、この気温のなかノースリーブのワンピである。寒くないのか】


――そうなんだ…じゃあ…太陽が無ければいいのに…

【まっくらになりますね、わかります。というかもういろいろ崩壊する気が…】
【と、知識レベルはあまりよろしくないらしい。真実を知ればまた次の疑問が、という感じである】


――――そう。……綺麗なものが…かあ…
あれ?………そういうもの…なにも出てこない…

【小さく呟く。表情にこそ出さないが、その声からはどこか虚無感のようなものが感じられるかもしれない】

【今の彼女は、自分のことで精いっぱいすぎた】
【故に彼女が周りに気を掛けている余裕がなどなかった】
【もしそのような心の余裕があっても、今の彼女では素通りしてしまうだろう】
【こうやって、誰かに促してもらいでもしない限り――】


――いい人になら、沢山会ったのに…こんなことには…気付かなかった
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 02:49:42.20 ID:ftkOrc5To
>>754
//おおおおい何やってんだ自分はああああああ
//杖じゃないです槍ですすみません!
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/17(日) 02:49:48.55 ID:ff5dW8kmo
【路地裏】


「ひとつひとよのたわむれなれど」『ふたつふたりのきなえにし』

【どす、どす、どす、ぶすり】
【助けてくれと、濁声の叫びが響く】

《みっつみたまのはてるまでとて》〈よっつよごとにあでのはな〉

【どす、ぶす、ざくり、ざくり】
【その声を何処か遠くのものに感じさせる、幾つもの歌声】
【助けを求める声は、言語としての体裁を失い始めた】

[いつついつかはかれるをしれば]〔むっつむなしきくちづけを〕

【ざく、がつん、ぐしゃ、べしゃ】
【次第に水気を帯びて行く音は、六つの短刀の刃から生まれている】
【小指よりも短い六本の刃は、それぞれに過去人間だった肉つきたてられ】

<ななつなげいてながるながあめ>

やっつやはんのしとねうた

【唄の終わりと、彼女達が手を止めたのは同時】
【彼女達は輪を作り、肉と骨と皮膚の集まりを見降ろしていた】

【140cm程度の背丈、黒髪に黒い着物の、八人の少女】
【七人は真白な肌。内の六人は手に短刀、白い顔を返り血で赤く染め、一人は白いまま】
【そして唄を締めくくった一人は、櫻の人間に特有の肌の色をしていた】
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 02:53:56.38 ID:AmGyBbZu0
>>762

違いますよ……ちょっと寒かっただけです。
……というか、今更ですが貴女、私より寒そうじゃないですか。大丈夫なんですか?

【どうやら鼻が弱いようです】
【本当に今更なことを訊いてみる。尤も、大体答えは想像が付くが】


それはそれでいろいろと困りますよ……。月が光れなくなってしまいます。

【絶対にそれ以上の問題が有る気がするのだが】
【流石にこの答えはわざとである】


――身近なものほど、気づかないものなんですよ。
……いや、手の届かないものだけが見えやすい、と言った方が正しいのかもしれませんね。
目に焼き付けておくといいですよ。忘れられなくなりますから。

【そういって、再び空に視線を移す】
【相変わらずの、満天の星空。降り注ぐ月と星の光が、少女二人を照らす】
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 02:54:58.79 ID:Z+NYfeNSO
>>748-749

糞喰らえーヨ……ッ

【カミキリムシが、全て消えた】
【策や小細工では無く、「ガス欠」だ……魔翌力の、底が尽きた】
【地面に堕ちる、13のダーツ。これで終わりか…………否】

【シャンドリヨンの手の中の、最後】

>>754-759
【それを放り投げようとして、然し】
【“どうやら不要である”と気付いて、彼はダーツを取り落として。】

バケ、ネコ……か?

【意外そうな……然し、「びっくり」した訳では無い、不思議な表情】
【更に聴こえて来る、謎の少女の声】

……それは良い、が…………奴さんがそうさせてくれるかどうかーヨ。

【シャンドリヨンとて、かなりの重傷なのだ……今、ウェル子をあしらいながらブルーラインを連れて離脱、など】
【不可能に近……いや、普通の生物には不可能な速さが、必要な、無謀……】

【ウェル子が、少なくとも先程までいた場所に……ダーツを投げ込んだ】
【当たればひどく痛い】
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 02:57:08.59 ID:8K8tiMTDO
>>758
 はあーん。……俺がもと居た世界じゃ、何かしらの能力やら魔術やらなんやら使えりゃ異能者だ。
 で、異能者の中でも体系立てられた技術的な異能……例えば魔術なんかを使うヤツのことを超常技能者。
 技術的ではなく現象的な異能……例えば発火能力だとか念動能力を使うヤツを、超常能力者って呼ぶ。
 履歴書にも書くくらいだ、こっちの世界じゃ常識だったぜ。

【紫煙を吐いて、話を続ける】

 おーう楽しみにしてるぜ。唇から上がガッカリだったら唇以外ガッカリ少女って呼ぶから覚悟しとけ。
 ああ。ロウとは喧嘩モドキをしてな。不殺を軽々しく掲げるたあどんなヤツか、ってよ。
 
【ふと、青年の言葉が微かな険を帯びた。──青年は恐らく、不殺に対し何かしらの強い思いがあるのだろう】
 
 あれ以上やると殺し合いになるってことで引き分けで手を打ったが、しこたま足を撃たれたぜ。
 こっちは一発素手で殴っただけだってのに、割に合わねえったらありゃしねえ。
 
【ちっ、と舌打ちを一つ。思い出して若干腹が立ったのだろう】

 そっか。そりゃ辛いな……おいおい、巨乳好きの何が悪いんだ? 男の性だぜ男の性。
 ガキに欲情する変態よりゃあ、健康的だろうがよ
 
【一瞬何か痛そうな表情をして、すぐに気を取り直したように笑みを浮かべる】
【そしてまた、表情を変えて】

 ……んで、手っ取り早く報うにゃ、どうすりゃいいんだ?

【真剣に、尋ねる】
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/17(日) 03:02:01.53 ID:nGh8N0MAO
>>756>>760
【護の言葉を聞き、どういう事?と視線で彼に疑問を投げかける】
【ポケットに入れられた手には気付いていないようで】

私…は……
【帰ろう】
【そう言われて、迷う様に視線を揺らめかせる】
【セシリアが迷う最大の原因は、負い目だ】
【きっと、この三人の中で今一番酷いことをしているのは自分だと】
【そう思って被害者≠ナあるシズリの意見に逆らおうなどという気持ちが沸き上がらないのだ】
【そうして、差し出された綺麗な手をじっと、吸いつけられたかのように見つめ始める】
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 03:06:06.88 ID:IyK3reWso
>>765

―――え?……ほんとうだ…さむい

【なんとまあたった今寒さに気がついたようで、ぶるると寒さで一度身震いすると、ガチガチと震え――】
【出す様子もなく、それ以降寒さに何の反応も示さなくなった。寒さに強いのか…?】


………そうか…でも―――あれ?

【どうやらこんがらがったようだ。昼間に星が出るにはどうなったらいいのか、その答えを出そうとして考える】
【あるはずのない答えだから当然出るわけもなく、探し回るうちにわけがわから――】
【そこで思考停止】


手の届かないものだけが見えやすい……か…

【少女の言葉を繰り返して。そしてつられるようにこちらも再び夜空を見上げる】
【浮かぶのは、決して変わらぬ綺麗な星】


あなたは……なんで…気付けたの?

【夜空を、星空を見上げたまま彼女に問う】
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/04/17(日) 03:07:09.27 ID:9iNaoEo7o
>>754>>759>>766
【限界ギリギリの虚ろな瞳――】
【ウェル子が見るのは……絶望を灰燼に帰す業火】

【……死ぬ――?】

【…………いえ……例え命尽きようと、死ぬのだけは御免ですよ…………】


【…………………………血】



………………《血、の…………代…………しょ…………………………――――――



【――――――何も、起こらなかった】


【きっと、恐らくは、彼女の持ちうる中で最強最悪の業である「ソレ」は、発動されることなく――】
【――そう、術者が、先に、力尽きた……】
【失血、苦痛、疲労、衝撃、酸欠……原因は特定不能な程に多い】

【……しかしそれでも、彼女は結果的に、命を失うには至らなかった】
【本来ならば灰にでもされていたかもしれぬ中、「なぜか」助かった】
【何故助かったかは、意識のもうろうとした彼女に認識する術はなく……】

【――ウェル子は、血だまりの中で、うつぶせに、ゆっくりと、倒れ……】


【――「カー」――】


【…………?】
【なぜだ、ウェル子が力尽きたはずなのに、彼女の操るカラスは、彼女の側に健在で……】
【……こつん、と、ウェル子のスカートの横あたりを、カラスが、つついた】


【――と同時、ウェル子の真下に出現する「黒い水たまり」】
【これは≪R.I.P.≫の転移装置……】
【間もなくウェル子は、とぷん、と水たまりに飲まれ、】
【間を置かずして水たまりも消え失せる――】


【サクッと、彼女が逃げた後に、シャンドリヨンのダーツが「血だまり」の中に刺さって……】


【……――嗚呼……彼女は、逃げたのだ】
【死を拒み、希望を拒み、救いを拒み、全てを拒んで、撤退した】
【揺るぎない敗北を心に刻み、彼女は、また絶望するのだろうか――】

【――そうとも……彼女の絶望は、まだ終わらない】
【そして……今後、また何を巻き起こすかも……分かりはしない……】

【……しかし、ここに、確実に残された「結果」が、一つだけ、ある】

    【――『水の国は、絶望から、護られた』――】



【"Judgment of a Pilot" ――絶望の水先案内人、かく語りき――】


/では、これにてこの戦闘も幕引き、とさせていただきます
/遅くまで本当にありがとうございました、お疲れ様です!
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/17(日) 03:12:44.37 ID:sYX4QIduo
>>767
履歴書にまでそんな事書くのかァ…なんかすげェな

【分類を聞いて、それならオレは超常技能者だなァ、と呟き】

安心しろ。そんな面倒な呼ばれ方ぜってーされねェ。されたくねェ。
オレもロウの不殺の方針に同感して入ったクチ、だったんだがなァ…こうなっちまったワケだ
同じく、入る前に奴と喧嘩もしてみたが、あの跳弾には苦労させられたぜ

【そして巨乳好きを弁護する男を呆れたように見ていたが、真剣な表情で問われた言葉に、僅かに驚いた様な様子を見せた】

………さァなァ。終りが見えねーからどうにも、ねェ
報うっつってもどうしたらいいかわからねーしなァ。
とりあえず今は、出会った奴に助言したり使えるアイテム渡したり…地道な事しかしてねーな、アッハハァ
ああ、でも一番効果がありそうなのは見当ついてるぜ?

         ―――オレが死ぬ事、かなァ

【どこか自嘲気味に、笑う】
【かつて不殺を掲げた身で、他者を傷つけてしまった事を相当悔いているのだろう】
【彼女自身にも納得の出来る“贖罪”は、探し当てるのも難しいか】
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 03:13:39.51 ID:ftkOrc5To
>>766>>770
いえ、おぞらぐもう大丈夫かと。

【消えていったウェル子を確認したか、『声』は鼻声で無理をして機械的に喋る】
【間の抜けた感じだったけれど、それは職務を全うしようと励む付き人のようでもあり】

ま、マスター、起きてください…。
ズタズタですよ、いろいろと…ほら、早く修復しなきゃ…せめでっ、病院っ…!!

【…けれど、耐え切れず、『声』が泣き出して】
【猫は、それに反応するようにぴくりと震える】

っ!!! マスター? マスター!!
ほら早く、急いでくださいっ!! マスターがっ、マスターがっ!!!!

【必死の声色で、『声』はシャンドリヨンを急かす】
【おそらく、このまましばらく目は覚まさないのだろう】
【『声』も気づいたかどうかは怪しいが】

【月に掛かる橋は、美しくもそこにあり続ける】

//お疲れ様でしたー!
//初めてレス続けちゃった…ご迷惑をおかけしたりもしたのですが、お二方、ありがとうございました!!
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 03:19:20.25 ID:AmGyBbZu0
>>769

【軽く、相手の少女の方を見てみたが】
【一回震えただけで後は何の反応もなかったので、やはり大丈夫なのだろうと認識する】

……考えすぎると駄目ですよ。どう頑張っても太陽は無くなったりしませんので。

【それを言っちゃあおしまいである。正直考える意味すら無くなってしまう】


【繰り返された言葉が耳に届く】
【一瞬だけ、何処となく悲しそうな表情が、見えただろうか】

……何ででしょうね?

【 台 無 し 】
【とぼけているわけでもない。ある日ふと見上げたら、空の存在に気がついた】
【これだけのことを言葉で説明する術を、持ち合わせていなかった】
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 03:28:05.86 ID:pdkKsLoSO
>>768 >>760

……なら貴女は言葉を重みを知っていてその言葉を出しているんですか?
だったら尚更、余計に僕は貴女が腹立しいですね。シズリさん。

―――………言葉は、刃だ。

【こういった論戦においては、それは時に、攻撃する斬刀となり】
【時に、身を護る為の護身刀となる。】


「刃物を猥りに使うな」と、貴女は子供の頃誰かに教わらなかったのですかッ?!

【そして、彼もまた、今、蜘蛛の糸をそれで断ち斬ろうとしていた。】
【見えないその刃の先は彼女に向けていて。】


………―――セシリアさん、
………大丈夫、僕を…信じて下さい。
【迷う彼女に、再びその言葉を向ける。】

僕から、もう離れないで下さい。
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 03:29:16.58 ID:IyK3reWso
>>773

………そっか、―――あ…お昼は空が明るいから星は見えなくて
夜は暗くなるから光るんだ…!

【ふと答えを出したようである。たいして表情の変化はないが、どこかボーっとするのがわかるかもしれない】
【達成感からくるものだろう】


―――?どうしたの?

【さっきまでの喜びにあふれた顔が悲しみを帯びたものに変わったのを見てしまった】
【首を傾げて、素直に訊いてみる】


――――わからないのかよっ!

【ビシ。拙いツッコミを入れると、ちょっと恥ずかしくなったのか耳が赤くなった】

【でも、言葉では言い表せれないものも――ある】
【この少女も、そういうものは人並に経験してきているので、わかるようなきがした】
【そして、なんで理解できたかも―――やはり言葉では言い表せないものだった】
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 03:32:41.69 ID:8K8tiMTDO
>>771
 そりゃあおめえ、その職種に役立つ異能がありゃ有利じゃねえか。
 雇う側も仕事に適した人材を選べる訳だし。異能差別だ! なんていうバカもいたが、資格みてえなもんだよ
 
【青年の世界は異能がかなり社会に浸透している。何せ飛行異能持ちのサラリーマンが一斉に空を飛んで出勤する世界なのだから】

 さあてどうかな? ──お、おめーもロウとやったのか。……あの跳弾はほんと厄介だよな。
 単なる銃撃なら動き回ればそれなりに避けれるし、銃口を見てりゃ受けれるが、あれはそうはいかねえ。

【魔女になった元少女の言葉に頷き、紫煙を吐くと、赤みの強い瞳を少女に真っ向から相対させた】

 ──ひとつありきたりな事を言ってやる。死ぬのは単なる逃げだ。
 ついでに言えば、てめえが何人殺したか知らねえが、二人以上殺してりゃてめえの命一つじゃ贖えねえ。
 ──んで、ちょっとキツイこと言うわ。
 不殺掲げるのは真に強いヤツの特権だ。本当に強くなきゃ、自分にかかってくる強いヤツを殺に倒すなんざ夢のまた夢だからな。
 ……お前さ、不殺掲げんなら最低限強くなろうとしろよ。死ねば許されると思ってたら大間違いだ。命はそんなに軽いもんじゃねー。
 …………それ分かってるから不殺掲げたんだろ?
 だったら強く生きろよ。諦めんな。一度でも不殺掲げたんなら、死ぬのは逃げ以上の最悪の逃げだ。

【説教よりは説得に近い。だがその本質は、単に自らの経験によって得た考えを話しているだけ】
【青年の鳶色の瞳は、その赤の濃淡を絶えず変化させていた。──けれど、真っ直ぐな視線は変わらない】
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 03:37:07.64 ID:AmGyBbZu0
>>775

【正しい答えにたどり着いたのが分かって、思わず微笑む】


……何でも、ありませんよ。

【押し隠した。押し殺した】
【気づけなかった何時かの自分の姿を、幻視した】


……難しいんですよっ!

【思わず、声を張り上げて返す。怒の感情ではなく、楽の感情】

【ただ、それでも多少は、伝わっただろう】
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 03:46:34.68 ID:IyK3reWso
>>777

―――そう、ならいいけど……

【不思議そうに、相手の顔を見つめる】


……うん、そうだね…

【さっきふざけて見せたのにこんどは真剣な顔で、呟いた】
【話す調子が少し可笑しいのは、いつもの自分とちょっぴり、違うからだろう】
【でも、何時もよりかは楽しい気がした】


―――もう…帰らなくちゃ…
道場の皆が、心配する…

【もう真夜中だ。保護者ならば警察に捜査願いを出してもおかしくない】
【少女は身を翻すと、その場からゆっくりと歩いて去ってしまうだろう】

【少し歩いたところでもう一度彼女のほうへ振り向くと】


――そう言えば……名前…なんて言うの?

【最後に、少女の名を聞こうと―】
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/17(日) 03:49:10.34 ID:sYX4QIduo
>>776
アッハハァ、確かになァ…
聞けば聞くほど面白いな、そっちの世界は

【ここ以外の場所を知らないのだろう、とても興味深げに青年の話に耳を傾けていたが】
【鳶色の瞳に真剣に見据えられ掛けられた言葉に、唇を噛んで俯いた】

………あの時はイカれてて、正確な事は覚えてねェ、が…
いろんな奴の、腕や足を、落とし、て…
ただ、ただそれでも…殺しだけは、しなかったはず、だ…
そこ、だけは、…ッ

【フェンスに掛けられた手が、小刻みに震える】
【精神崩壊させられても尚、彼女は芯を曲げずに不殺を守り抜いたようだが】
【傷つけた数とその残虐性から考えれば、それは言い訳にしかならないだろう】

―――オレは、生きて、いい…のか?
逃げずに、生きて立ち向かう…その資格が、オレにある、のか…?

【青年の説得に、揺れる心】
【不殺を守りたい―――その意志は、確かに彼女にあって】
【その実直さゆえに、強い後悔の念を抱いたまま苦しんでいる―――】
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 03:52:34.14 ID:AmGyBbZu0
>>778

……周りの人に迷惑をかけちゃ、駄目ですよ?

【真夜中どころか、あと数時間も経てば日が昇るだろう】
【なんにせよ、少女がうろつくような時間では無いことに変わりはないのだが】


……リライズ、です。
ギブアンドテイクで、貴女の名前も教えてくれますか?

【立ち去るのを止める理由は、ない】
【ここで会ったのも何かの縁、とばかりに、同じように名前を尋ねる】
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 03:59:37.33 ID:aLGJZWzDO
>>768

──セシリアちゃん

セシリアちゃん──キミの作った食事を、また『一緒に』食べたいんだ
私はセシリアちゃんの「脚」でありたい──
そう望むのは……いけないことなのかなーぁ?

【「セシリアちゃん──ねぇ、セシリアちゃん。セシリアちゃん」】
【彼女は、紡ぐ】
【再び、繰り返す】
【彼女の名を。己の存在を、上書きするかのように──】
【目を細め。寂しげな。悲しげな表情を浮かべ】
【大切そうに、愛おしそうに。彼女は紡ぐ】

>>774

──ふふ、それで?

【──効いて、いない】
【そのような言葉ではいけない。そのような、「正面から」の台詞ではきっと、彼女には届かない】
【彼女の「糸」は──確かに、切れやすいかもしれないけれど】
【彼女が居る限り。何度でも、絡み付けることが出来るもの】
【だとすれば。届かないとすれば──「彼女自身」の存在を、どうにかするしか──?】

護君──キミは随分と真っ直ぐだねーぇ。
そのせいで私は護君に嫌われてしまっているみたいだけれど……嗚呼、残酷なことだ
私はどうしても、キミを『嫌い』になることはできないんだーぁ

──キミは気付いているかなーぁ?
刄は人を護りはする。だけど、その行為は──他の誰かを傷付けると同義
護君──キミの言葉が、誰も傷付けずにすんでいると思っているのかなーぁ?

【──くす、くす、くす】
【エメラルド色の瞳が、笑う】
【「誰も傷付けずに」──彼女が言いたい、こととは】
【──そう。彼女はただ。セシリアのことを言いたかったのもしれない】
【護が、少なからず心に何かを与えてしまった少女のことを、思い出させようとしているのかもしれない】

セシリアちゃん──私は、キミを必要としているんだ

【──最後の言葉は、セシリアへ向けられたもの】

/うお、申し訳ない、意識ぶっとんでた……
/お二方が可能でしたら、明日以降に持ち越したいです
/乱入してきた身で申し訳ない…
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 04:01:20.54 ID:IyK3reWso
>>780

――あなたもね…

【幽かに、幽かにだが、ほほ笑んだような――】



『自立自動殺戮ユニット―――Iamyプログラム code:Failer-001』


ゼーロ・ウィオラーケウス

……………今はこう名乗らないといけないけど……気にしないで…


【今までと違うどこか機械的なような、事務的なような、そんな口調で名乗ると】
【次に口を開くときには、それはもう先程までのものになっていた】


じゃあ………

【小さく別れの言葉を呟くと、くるりと踵を返し今度こそ立ち去ろうとするだろう】


――――――――――――“ また会おうね ”


【去り際、綺麗な星空の下、そんな透き通った玲瓏な声が響いたような―――】


/こんな時間までお疲れさまでした!
/楽しかったですっ
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 04:07:09.05 ID:8K8tiMTDO
>>779
 ……んなら上出来だ。俺はもう何人も殺しちまってる。

【青年は言って、会って間もない人間に見せたい姿じゃないだろうと、震える少女からそっと目を背ける。視線は紫煙を追随する】
【誰にも言わずに誓った不殺は何度も破られた。助けられなかった事が何度もあって、救えなかった事が沢山あった】
【破られる度にまた誓い、強くなろうと己を鍛え、そうして青年はここにいる。だから青年は軽々しく不殺を語らない。──自分は未だ、人を殺してしまう弱者のままだから】
 
 逆だよ、バカ女。
 お前は生きて立ち向かう義務があるんだ。人を傷付けたなら尚更で、不殺を掲げたなら殊更な。
 けどな、現実は甘くねえよ。“最強”でもなきゃ、本当に強いヤツと戦っちまったら、手加減なんてできる訳ねえ。
 殺すか、殺されるかしちまうんだ。
 …………だからよ、不殺掲げんなら覚悟しとけ。三つの覚悟だ。
 “死ぬ覚悟”、“殺す覚悟”、“前に進む覚悟”。
 ……不殺掲げんなら、強く在ろうとしなきゃいけねえ。それが不殺を掲げるヤツの義務だよ。
 不殺掲げてえんだろ? ……だったら黙って、歯ァ食い縛って、生きて、強くなろうとしろよ。
  ────少なくともおれは、そうしてきたよ。
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 04:09:04.69 ID:AmGyBbZu0
>>782

――的確に痛い所を突いてきますね……。

【幽かな、儚い微笑に気づいていたのかいなかったのかは定かではない】
【だが、苦笑いを返す他なかった】
【他人に忠告できるほど、「良い子」ではなかったのだ】


……また会いましょう。
願わくば、血の雨の降らない場所で

【最後の言葉は、果たして今後意味を持つのかどうか。それはわからない】
【立ち去った少女を見送った後、また、輝く星空に、目を向けていた】

/お疲れ様でしたー!
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/17(日) 04:21:59.23 ID:nGh8N0MAO
>>781
/明日への引き継ぎに関してだけ先に
寝てください!取り敢えず自分の番が来てるのに気付いたらレスしていくことにしましょう
護君の人は舞台裏に書き込めないんでしたっけ?それでよろしいでしょうか?

私は引き続きレスを準備しておきます
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 04:25:45.13 ID:aLGJZWzDO
>>785
/本当にごめんなさい。可及的速やかに寝ます、はい
/返信に関しては、自分はそれで問題ないです
/では、一先ずお疲れさまでした、ありがとうございます
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/17(日) 04:26:27.69 ID:sYX4QIduo
>>783
【青年の言葉に、驚いたようにばっと顔をあげ、気まずそうに再び俯いた】

…そう、だったのか

【自身よりも強いであろう青年ですら、守り通すのは難しい“不殺”】
【今までただ綺麗事のように唱えて来ただけのその言葉の、本当の重みを感じた】


生きて立ち向かう義務、

               “死ぬ覚悟”、“[ピーーー]覚悟”―――


       ―――“前に進む覚悟”

【青年の言葉を、復唱する】
【何度も、何度も………その度に、揺らいでいた帽子の中の瞳は芯を取り戻していく】
【そして―――】


―――私、は…

    強く、ありたい………!!!


【決意と共に、もう揺らぐ事を止めた瞳から涙が落ちる】
【それは、乾いた廃墟の屋上にぽつり、と落ち―――】

【―――瞬く間に、古めかしい呪術の陣形に変わって、光を放った】


なっ………!?


【彼女が纏っていた黒衣と帽子が、霧のようになって陣に吸いこまれ】
【ごう、と一陣の風を巻き上げると、陣はすっと姿を消した―――】

【―――そして、風が止む】
【魔女になっていた彼女は、】

【無垢な白いワンピースに身を包んだ少女の姿に、戻っていた】


元に、戻った―――!?


【呆然と、自身の姿を見つめ】
【ぽろぽろと涙をこぼし、その場に崩れ落ちた】
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/17(日) 04:28:06.81 ID:nGh8N0MAO
>>774>>781
うん…信じてる。信じてるよ
けど、シズリさんに…申し訳なくて……
【護の言葉に、地面に視線を落としてそう呟く】

護君…。別にシズリさんは悪いことしてないよ
どうして、そんなに冷たいこと言うの?どうして?
二人で会った時、何かあったの?
【先ほどから自分と護の間に温度差を感じる】
【その原因は恐らく、シズリに対する敵意、或いは疑念の有無だ】
【護はシズリに対して「何か企んでいる」とそう感じているのだろう】
【だがセシリアはそんなことを微塵も思っていなかった。故に、ただただ純粋な負い目だけを、純粋な罪悪感のみを、シズリに対して感じることとなる】

【セシリアを自分の所に引き寄せたいならば、あと一つ、何かが必要なのだろう】
【自分の感情を押し付けるだけでは、駄目だ。それでは愛する人は、離れていってしまう】



私も、シズリさんといたら楽しいよ。そう思ってくれてるなら…嬉しいです
【シズリの言葉を受けてそう返すと、セシリアはシズリの元へ近付こうとする】
【同性だからだろうか、経験からだろうか。シズリの方が的確にツボを捉えてきている】
【護との距離が、少し、離れようと───】
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福岡県) [sage]:2011/04/17(日) 04:29:07.38 ID:AiFBMBqLo
>>761
【水の国、住宅地帯の噴水側】
【戦闘の大勢が決したことで、この一角も夜の静寂を取り戻しつつあった―――】
【そこを通る、人影が二人いたんだよ】

「とっても素敵な、夜空ですわねーー…」

【一人は金髪碧眼の、メイド服を来た少女】

ロマンチックなのは認めるけど、とんだ茶番とも言えるわね―――ん?

【もう一人は、丁子色の長髪と金色の瞳を持った、黒い外套を羽織った少女】
【―――そんな外套少女が、道に倒れた一人の少女を見つける】

「あら、何か見つけて―――大変ですわ!」

【外套少女の様子から、釣られるように視線を移し―――メイド少女が駆け寄り、その容態を確かめる】

戦闘に巻き込まれた、といったところかしら?…ミハル、その子、生きてる?
「ええ、火傷は酷いですけどなんとか命は……あら?」

【ミハルと呼ばれたメイド少女は、知識があるのか淀みない手付きで容態を確認し―――不意に視線が、少女の左手で刹那の間固まった】

【―――すると、一瞬動きを止めたメイドのもとから掻っ攫うように、外套の少女が倒れていた少女を拾い上げる。お姫様抱っこで】


「―――って、一葉様が運ばれますの!?」

仕方が無いでしょう、連れて帰るのは面倒が多いし、一般病院に行くなら私の能力が速いでしょう
……ところで、彼女の名前は?名無しの権兵衛だとまた面倒の種になりそうなのだけれど

【驚くミハルをよそに、マイペースにそんな疑問を呈した一葉なる外套少女―――】
【―――だが、それに対するメイド少女の回答は、】


「確か―――チェルシーと、そう名乗っていましてよ?」


【そう言ったメイドの視線は、満身創痍少女を抱いた外套少女の左手に―――その中指の『翡翠色の指輪』に向けられていて】



【ここでキンクリ!】



【―――意識を取り戻せば、満身創痍の少女は水の国にある一番大きい病院、その一室のベッドで目を覚ます事になるだろう】
【入院した彼女に関する諸々の書類には、患者名「チェルシー」と、支払保証人「翠川一葉」の名前が記されていて―――】

【………】
【……】
【…】

/以上、搬送ロールここまで
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 04:37:11.57 ID:8K8tiMTDO
>>787
 ──……ッ!?
 
【急に吹き荒んだ風の奔流に、青年は思わず風の発生源である少女へと、弾かれたように視線をやった】
【……そうして、楽しげに笑う】
 
 ……魔女は廃業できたみてえだな。春先に廃業できて良かったじゃねえか。
 おーおー、そのカッコなら夏場でも涼しそうだ。
だが……
 
【にやりと笑ってフェンスから体を起こし、紫煙を吐きながら少女へ近付く】
 
 なんだぁそのツラ! 泣いてたら美人も台無しだっつの!
 おら、泣き止めガッカリ少女! 泣いてちゃどんな女でもガッカリ面だ!
 
【満面のからかい笑いを浮かべ、崩れ落ちた少女の頭をわっしわっしと撫で回す】
【その撫で方はいたわるというよりからかうと言った方が適当な撫で方で、青年は早く泣き止めとわっしわっしと撫で続ける】
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/17(日) 04:49:07.93 ID:sYX4QIduo
>>790
【泣きじゃくっていると、突然頭をわしわしされ】
【急いでごしごしと涙を拭き、少し赤いままの、しかし澄んだ蘇芳色の瞳で青年を見据えた】

う、うるさいっ…!誰が、ガッカリ少女だっつの!

―――で、も

                ―――ありがとう


     貴方の、おかげだから



【そう言って、恥ずかしそうにまた俯くが】
【何かに気づいたようで、再び顔をあげた】

名前、聞いてなかったな…。
あたしは優蛾。

…あんたは?

【座り込んだまま、顔だけ上げて青年に問う】
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/17(日) 04:51:23.34 ID:sYX4QIduo
>>791
/細かいミスですが、一応
/あたし→私です
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 04:59:27.24 ID:8K8tiMTDO
>>791
 俺のおかげ? 俺の“せい”の間違いなんじゃねえのか? そのヒデエツラはよ、ガッカリ少女。
  ……おうおう泣いた上に髪も散らばり放題でこりゃヒデえわ、ククク

【恥ずかしそうに俯く少女の言葉に、青年は撫でるのをやめて手を引いた】
【しかしその口振りは感謝される側にしてはいかにも不適当で、青年はその言葉の裏、言葉にせずに気にするな、と言っていた】
【それにしても、酷い言い種だが】

 優蛾な。……あっちの世界にはねえ響きだな。
 まあ、泣き止んだしガッカリ少女とは呼ばないでおいてやるよ。
 俺は朝宮暁だ。住所不定無職の暁だな。

【快活に笑って、赤毛混じりの黒髪の青年──朝宮暁は名乗った】
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [sage]:2011/04/17(日) 05:09:19.51 ID:sYX4QIduo
>>793

だ、だからうるさいっつの!
つーか、この頭はお前のせいだし!!!

【慌てて身づくろいをしつつそう言うが、その顔は照れくさそうな笑顔】

朝宮暁―――よし、覚えた
次に会う時までには、もっと強くなるよ
―――あんたは、住所きちんと決めておきなよ

【余計なひと言を付け足して、笑い】
【立ち上がった彼女は、そのまま暁に背を向けて歩き出す】
【その姿はどこか誇らしげで、まっすぐと前を見据えており―――】



/こんな時間までありがとうございました…!
/すごく理想的な展開にできて、本当に感謝です!
/また機会がありましたら絡ませて下さい、乙でしたー!
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 05:17:00.16 ID:8K8tiMTDO
>>794
 あー? 知らねえよ。ンなの泣く方が悪ィ。

【かっかっか、なんて大きく笑い、すっかり短くなった煙草を口から外し、握り潰す】
 
 おう、その意気だ。そのひでーツラもまともにしとけよ。
 …………余計な世話だよガッカリ少女。
 ──またな。

【最後の最後でケチをつけられた暁は、その姿を見送らずフェンスに体を預けた】
【見送る必要は無いだろう。芯が決まれば人は案外頑丈だ】
【暁は顔を上げて天を仰ぎ、ひゅうと口笛を吹く】

 へ、夜が明けやがるぜ。

【掌を開ければ、爽やかな風に灰塵になった煙草のフィルターがさらりと流れる】
【暁は楽しげに笑って、その眩しさに目を細めた】

//長丁場お疲れ様です! こちらこそ、絡んでくださりありがとうございましたーっ!
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagasage]:2011/04/17(日) 08:54:26.13 ID:osG2uKkX0
>>737

【―――着地】

【これほどの攻撃を受けて、尚も言葉を放ち続けるとは】
【返された腕の痛みの中、少女はすこしだけ口元をゆるめて】
【指輪は、皮肉げに嘆息した】

「……戦闘終了、我々の勝利ですな
 皆様、我が未熟な主を助けて頂き、有難うございます…。」

…へっ、みんなそんなつもりで戦っちゃいないでしょっ
恩を売るんなら兎も角、恩を買うのってどーよ?

っ、でもサ
アンタらに感謝して無い訳じゃ、ないんだからね!   …ぅ

【そこまで言葉を紡いで――何かが、切れた
【どっと押し寄せた疲労に足を崩し、濡れた地面にぺたり】
【この後、蒸れに蒸れる靴の中を想像すれば、多少憂鬱にもなる】
【それをこっそり漏らすと、ベンヌは苦笑交じりに】

「…くく、斯様なよしなし事を考えていられる内が、幸福なのですぞ
 私は、独立したこの世界で“戦うな”と求めることの不道理は理解しましたが、な
 ―――自分を泣かせるような闘争は、これからもお止めしますぞ……
 腕のない従者に出せるのは、口だけで御座いましょう」

「……、さて。お互い文句の言い通しでも、気が滅入りますかな
 マスター…… …――さぁ、空を御覧ください!」

【そう言って、空を光で指し示す】
【云われるままに、赤線の向こうの儚い玉虫色を仰ぐ眸は――】


――――わー、ぁ……!!


【虹の背を照らす、太陽のように――無垢な光を、放っていた】

【危うさの中で刻まれ続けるだろう、幼い夢と従者の苦悩は】
【果たして、どこへと向かう】

【虹を見る人、それぞれの中に、違う虹の色が見えているように】
【それはまだ。無限の可能性の内だ――】

//遅ればせながら、お疲れ様でした!
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 11:15:16.94 ID:pdkKsLoSO
/すいません……眠ってしまっていました。
/こちら護中身です。持ち越し了解しましたー、
/それでは今晩よろしくお願いします。
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/17(日) 11:23:52.38 ID:nGh8N0MAO
>>797
/見たらちょうどいたー!
/自分の番が来たら順次、と考えていたのですが夜と決めちゃいますか…?
/次のレスは護君の人ですしお時間あれば進めちゃって構わないと思います
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 11:43:51.99 ID:aLGJZWzDO
/此方シズリ中身です、おはようございます
/時折返信遅れる可能性がありますが、今から再開しても大丈夫ですぜー
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 12:27:15.36 ID:pdkKsLoSO
>>788>>781(シズリ&セシリア)

―――………それは、っ、

【確かに彼にはどう足掻こうと、一度はセシリアを深く傷付けた、と言うどうしようも、変え様が無い事実がある。】
【紛れもない事実、言い返せる言葉が見当らない。】


セシリアさん、シズリさんは、彼女は………彼女は…ッ、

【見つからない。何と説明すれば良いのか、理解らない】
【事実を伝えてしまえば―――『愛している』と、口付けを交わしたなどと説明したら、彼女はなんと想うだろう?】
【確実に、またしても誤解へとなってしまうのではだろうか、せっかく修復した皹がまた割れる。それだけが恐い。それだけは何としても避けたいっ!】


(!…………っ!!、何なんだ!これは……何だっ!!!)

【圧倒的に不利―――ッ!!見事に蜘蛛の巣に絡み取られて、動けないっ】
【またしても、セシリアが離れていく】
【言葉で―――シズリには勝てないっ、とはいっても、身体ももう動かせない。】


【もう、出来る事は……手を、その手を必死にセシリアに伸ばす事しか、出来ないっ、】

【不利、不利、不利ッ!!!この状況を、打破しなければいけないのは、難しい!!】


/返して起きますねー
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 12:28:06.93 ID:7UnIA1Uao
【路地裏】
【そこにいる人影のその姿は、所謂メイドさんである】
【ロングドレスの上に白いエプロンを着て、靴は編み上げブーツ】
【ホワイトブリムで髪は後ろに纏められている】
【髪の色は情熱的な紅蓮で、瞳は深海の如く深い蒼碧】
【見た目だけで言えば、何処から見ても完璧なヴィクトリアンメイドスタイルのメイドさんであった】

全く、近道をしようと思ったら絡まれるとはねぇ。

【ぱん、ぱん】
【足元に居る不良の頭を踏みつけながら手を払うその姿は、その正統派な見た目や、清楚な雰囲気からかけ離れていた】
【不良は素手でぼこぼこにされていた様で、顔をぱんぱんに腫らしていた】
【襟首をつかむと片手でかるがる不良を持ち上げて、近くのゴミ箱に不良を放り込んだ】

お掃除お掃除、ってね。

【そう言うと、額に指を当てて考え込む】

さて……、今日の晩飯はどうするかねぇ……。
マスター、偏食だしな……。

【腕を組みながら、考え出した】
【路地裏のど真ん中に立ちはだかり腕を組むメイドさん。邪魔な上に凄く目立つ】
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 12:47:38.46 ID:jni4gurlo
>>801

【同じく路地裏】

―――通れないな―――

【そこに現れたのは全身白肌で銀色の長髪と翡翠色の瞳を持った端正な顔持ちの青年】
【それは上半身が水色、下半身が黒灰色のゆったりとした着物を着て】

【軽い足取りで彼女の方へ歩き――――】
【ふと彼女の顔を少し見て、横を邪魔にならないように通りかかろうとする】

【この辺りでは珍しい見た目と格好】
【異質な空気が漂うだろう】
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 12:51:50.47 ID:7UnIA1Uao
>>802
んー……、かつおが安かったか。
かつおのたたきでも……、ん?

【腕を組みながら、どうすればいいか考えていた】
【そして、正面から来る青年を視界に収めて】

おっと、悪いね兄ちゃん。

【にっ、と男っぽい笑みを浮かべて道を譲った】
【すれ違うときに気づくかもしれない。メイドの右拳の皮膚が少し破けて、そこの奥からは金属装甲が見えている事が】
【間違いなく、このメイドは人間ではない】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 12:58:21.61 ID:jni4gurlo
>>803
ああ、特に問題はない……気にしなくていい

【さして男にとっては気にするような事でもないようで】
【ふと、立ち止まり】

この街にはいろんな奴がいるな

【そう言うと、男は振り返りながら話す】
【人間でない彼女は気づけたであろうか】
【その男の冷たいような雰囲気、それを増幅させるような鋭い眼光】
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 13:00:06.66 ID:aLGJZWzDO
>>788

セシリアちゃん──きっと護君は、勘違いをしているんじゃないかなーぁ?
私は、護君とは良好な関係を築きたいと思っているのにねーぇ

ほら、彼は≪Justice≫でしょう──?
疲れているんだよ、お仕事大変そうだしさぁ
だからセシリアちゃん。あまり彼を責めないであげてほしいなーぁ

【──見せるのは、優しさ】
【セシリアだけにではなく。「シズリを責めているように見える」護に、対しても】
【良好な関係を、と語るシズリ。そんな彼女に敵意を持つ護──】
【セシリアの目には、護はどのように映るのであろうか】

【近付いてくるセシリアを見て。彼女は優しげに笑う】
【彼女は、待つ。差し出したその手に、蝶が留まるのを、待つ】

>>800

──どうしても、信じてくれないようだねーぇ、護君
私はとてもとても、悲しいよ──護君


……ところで。


キミは。護君──こんなところで、のんびりしていていいのかなーぁ?
それとも、護君はまだ知らないのかな?
シュバルツ=L=ヴェイス率いる「暴蜂」っていう能力者部隊
これは──偶然手に入れた情報だけど……


   ≪Justice≫の拠点のお城──襲撃する計画があるらしいよーぉ?


今まさに、お城が危機にあるかもしれない
キミの仲間が、ピンチかもしれない
護君が危機を知らせるだけで──救われる命が、あるかもしれない

【「──違う、かなーぁ?」】
【「護に責められている」シズリは──気遣いを彼に見せるだけではなく】
【そんな情報すら、彼に与える】
【嘘では、ない。彼は知っているはずだ】
【ヴェイスグループが、彼に敵意を示していることを】
【ヴェイスグループとの戦闘行為が、セシリアと護とを結び付けるものだというのは──シズリは、知らなかったけれど】
【こんな状況下で紡がれた、嘘偽りない言葉】
【それを。彼はどう受けとめるのだろうか】
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 13:02:13.89 ID:7UnIA1Uao
>>804
そうか、ならいいんだが。

【細かいことはそれほど気にしない性格の様だ】
【そして、それでこの邂逅は終わり、すれ違うだけの筈だったが……】

――――ああ、そうだな。
私もアンタも大概だ。

【その眼光を真正面から受け止めるメイド】
【基本的な性格はヤンキーやチンピラのそれであるため、目を逸らさないのが基本的である】
【すっ、と思考ルーチンが平常から警戒へと移り、右足が少し後ろに移動し、重心が調整される】
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 13:08:26.24 ID:jni4gurlo
>>806
フッ、俺も……か

【そのメイドの一言に同意する部分があったのか】
【どうやら彼も普通の人間ではないようで】

俺とやり合おうなんて思わないことだ
俺は生まれながらにして呪われている

【男の左腕の上腕部と前腕部が少しだが脈動するように一瞬だけ波打つように動く】

【メイドが警戒態勢をとったのに気づいた彼は】
【忠告と警告をメイドに対して行なう、彼も彼女が仕掛けてこない限り】
【何もする事はないだろう】

808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 13:14:02.83 ID:7UnIA1Uao
>>807
見た感じ、まともじゃないだろう?アンタ。

【人間ではなく、ロボットで有るが故にそれを理解する事が出来たようで】
【しかしながら、彼女はロボットであるのに人間以上に人間らしい】

呪い、ねぇ。私には理解の出来ない概念だな。
そもそも、人の体とは構造が異なる無機の体に、呪いが聞くのかは疑問だけどな。

【効かないんじゃないか、と計算が弾きだした】
【だが、あえて戦う積りも無いために、警戒を解く事で、仕掛けないと示した】

……あ、財布落とした。

【メイド服のポケットを探り、顔色を変えて】

悪いけど、探すの手伝ってくれねぇか。
多分此処で喧嘩した時に落としたから、直ぐ見つかる。
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 13:19:10.34 ID:jni4gurlo
>>808
俺がまともなんて言われる世の中になったら

人間なんていないだろうな

【男の素性は今のところわからないだろう】
【ただ、ただ呪われているという事実だけ】

理解などできない方がいい
理解してしまうと―――明日が怖くなる

【男は眼を虚ろにさせながらかなり暗い話をして】

財布…いいだろう
特徴を教えてもらえるか?

【財布の特徴を聞き、彼女が教えてくれるなら彼も探すのを協力するだろう】
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 13:26:48.22 ID:7UnIA1Uao
>>809
はは、まあ私のマスターも大概だからな。
その手の輩には耐性ができているのさ。

【呪われているという事を知って尚、態度に代わりは無い】
【そもそも、この手の輩がマスターであるのだから、慣れていて当然であった】

恐怖って感情はプログラムされていないな。危機を感じ取るプログラムが有るだけだ。
やっぱり、そこら辺が人間との違い、なのかね。
まあ、不満も何も無いし、作ってくれたことには感謝してるんだが。

【独白の様に、そう呟いて】
【そして、青年のその問に、あっ……。と小さく呟いて】
【たっぷり十秒程沈黙した後に、か細い声で答える】

……猫だ。
…………猫がプリントされてる。

…………見た目に似合わねーとか言うんじゃねーぞ!!

【顔を真っ赤にして、そう叫んだ】
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 13:28:06.00 ID:pRQfp1Ujo
【路地裏】

全く、大概にしてもらいたいものだ…能力者≠焉A魔術師≠焉B

【一人は血塗れ、一人は返り血に塗れ】
【安っぽい黒いジャケットに、何処のブランドかも解らない奇妙なロゴの入った、シャツとジーンズ】
【ゴリラのような大柄な体躯は、軽く見積もっても六尺以上はあるだろう】
【衣類は、まるで筋肉の鎧に着せるサーコートのようだ】
【そして何より特徴的なのは、足回り】
【パワードレッグ=\―とでも表現するべき、堅牢なる弐足】
【さながら大樹の如く、男を支えている】

貴様等が才ある者達≠ネらば――無能力者≠ヘなんだ?

【右手で喉を掴み、吊るし上げた相手に問いかけるように】
【或いは、ただの独り言か】
【何より、血塗れで黙するその能力者≠ヘ、既に息をしていないのだから】
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 13:34:25.95 ID:jni4gurlo
>>810
恐怖がないというのはある意味幸せなことだ。

猫か、わかった

【そう言うと、男はメイドの財布探しを始める】
【顔を真っ赤にする彼女を気に留めることもなく】

【しばしの間探すと】

これか?

【そういい、男は猫がプリントされている可愛らしい財布をメイドに渡すだろう】


813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 13:37:28.81 ID:7UnIA1Uao
>>812
……それだ。

【そう言うと、奪い取るように財布を受け取り、メイド服にしまい込む】
【大分、自分には似合わない少女趣味であるのは自覚しているようで、やはり恥ずかしかった】

…………じゃあ、私は行く、かつおのタイムセールが有るんだ。

【そう言うと、背を向けて歩きさっていこうとするが、その前に】

……統一征斗会第十三研究所。なにか困ったことがあれば、何時でも頼れ。
財布探してくれた礼だ。

【それだけ言い残すと、そそくさと歩き去っていった】

//展開がうまくふくらませられなくてすいませんでした……、乙でしたー
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 13:39:02.01 ID:7UnIA1Uao
>>813
//訂正、歩きさっていこうとする、に脳内変換でお願いします
//不良は出してもOKです
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 13:43:00.57 ID:jni4gurlo
>>813
それはよかったな

【そう言う前に彼女に財布を奪い取られ】
【一瞬、間が空いたようになるが】

ああ、急ぐといい

財布の礼は気にするな
統一征斗会第十三研究所…――――何かあれば寄らせてもらうことにしよう

【そして、彼女が去る前、新たな不良が6人ほど現れる】
【先ほど叩きのめされた不良のあだ討ちかだろうか】

【その不良達は彼女に因縁をつけるだろう】

/モブ不良の描写はお好きにどうぞ!
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 13:50:43.65 ID:7UnIA1Uao
>>815
「オイ、ヤスちゃんどこにやったよ!?」
《俺らのダチぶっ潰しておいて、かつお買いに行くってのかぁ!?》
[メイドだからって何でも許されると思ってんじゃねぇぞ!]

【因縁を付けてくる不良たち。一般人であれば財布くらいはさし出しそうな雰囲気で】

……なんだ、ヤルのか?あぁん!?

【こっちも同類だった、背は低いが眼光鋭く】
【メイド服の袖を捲りながら、詰め寄っていく】

「死ねやごるぁっ!!」

【不良の一人、ガタイの良い不良が殴りかかる】

……はぁ、必殺。目からビームッ!!

【次の瞬間、目からビームが出て不良の右頬をかすめた】
【つぅぅう、と血が流れていき、不良の動きが止まる】

ヤルのか、オイ。

「ひ、ひ……おぶっ!」

はい、一人終了。

【ビビっている間に、一人殴り倒された。ぎろり、と残る5人をメイドは睨みつけている】
【不良達は、警戒し、動く事ができないでいる】
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/17(日) 13:51:18.76 ID:nGh8N0MAO
>>800>>805
【シズリに傾くセシリアの体は、護の伸ばした指先がが服の裾に届いたことで、止まる】
【だが、ぎりぎりだ。指先だけで何とかセシリアを繋ぎ止めているその様子は、正にこの状況そのものを指しているように見えて──】


うん…いつも無理して頑張ってさ……
そんなところが──
でも、たまには休んでほしい。いつも張りつめたままじゃ、いつか千切れちゃうよ…
【シズリの手腕はセシリアの心をくるりくるりと丁寧に絡めとっていく】
【気遣いを見せ──配慮を見せ──端から見ていてもシズリを悪人だと判断できるものは少ないだろう】
【対して今のところは、セシリアが糸に絡め捕られていく様子を、動けない護は苦々しい思いで見つめるのみ】
【その様はまさに、蝶と花と蜘蛛だ】
【 本当に 恐ろしい 】

───ッ!そうだよ、護君ごめんなさいっ!!
早く脚を治療しないと!手遅れになっちゃう!!
シズリさん病院に運んで!それか救急車!!
【シズリが一歩引き、余裕を見せたのがきっかけだろう。セシリアは慌てて護の脚を指差し、シズリに叫ぶ】
【シズリの登場に狼狽え、本当に余裕を無くしていたのはセシリアの方だ。今の今までそれを忘れていたのだから】

【蝶は果たして蜘蛛に喰われるのか、花の元へ行けるのか】
【未だ分からないが、状況は動く】
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 14:04:19.15 ID:jni4gurlo
>>816

【彼女の能力にタジタジになっている不良達を見て】

初めてみる能力だな
面白い……

【男も不良の一人に近づいていくが……不良達はメイドに恐怖を感じており逃げることすらしない】

死にたくないなら、消えるんだな

「うるせぇ!ぶちこ○すぞ!」
『調子にのんなモヤシ野郎!』

【そう不良に対して、忠告をした―――が】
【警戒し動くこともままならない不良の内の2人が恐怖心と焦りからか】
【青年の右方向と横方向、即ち両横方向から殴りかかろうとしている】

痛い目、みないとわからないようだな

【彼は不良に殴られるその瞬前、掌を不良に向けるように両腕をクロスさせた】

「うえっ!」、『ぐえっ!!ぼえぇっ』

【よくみると青年は両横から二人の男に挟まれているように見えるが】
【二人の不良の背中から鋭くとがった骨が突きでており】
【青年は乗りかかるようになっている不良二人を蹴り飛ばし】

急所ははずしてある、さっさと消えろ

【急所をはずしているとはいえ、胸を貫かれているのである】
【男二人は苦しそうに這いつくばっているよう】

<てめぇなめんなや!> 、<<あの女をねらえ!>>

【残りの不良が気が狂ったのか、メイド服の彼女に襲いかかろうと飛び掛っていく】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 14:10:46.89 ID:7UnIA1Uao
>>818
……へぇ、ヤルじゃねぇか、兄ちゃんも。

【青年のその技を見て、口元をにぃ、と歪めて】
【そして、目の前から襲いかかる不良二人を見据えて、両腕を振る】

殺しゃしねぇ、地面を這いな、ゴミクズが。

【両手には、パッと見ではホッチキスの様に見える機械が一つづつ握られている】
【名称、アストラプレッシン。本来はVIP護衛用の隠し武器である】
【そのサイズは、メガネケースサイズで携行に適している。しかしながら、口径は小さく威力は低い】
【装弾数は二発。両の手に一つづつであるゆえ、4発の弾丸が手元に有ると言える】
【ぱ、ぱ、ぱ、ぱ】
【軽い音が短く4つ】
【次の瞬間】

<いてぇえええええええええええええっ!!>《くそっ、たてねぇッ!!》

【不良二人の両膝が正確に撃ちぬかれていた。四発を撃ち尽くし、残った本体を不良の頭に投げつける】
【機械故の腕力で、投げられた銃は不良の意識を容易く絶った】

……あー、ダル……。
ごくろーさん、悪いね、巻き込んで。

【そう言うと、メイド服からタバコのような物を取り出して、口に咥えた。煙が出ないため、違う物だと分かるだろう】
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/17(日) 14:19:15.49 ID:pRQfp1Ujo
【路地裏】

全く、大概にしてもらいたいものだ…能力者≠焉A魔術師≠焉B

【一人は血塗れ、一人は返り血に塗れ】
【安っぽい黒いジャケットに、何処のブランドかも解らない奇妙なロゴの入った、シャツとジーンズ】
【ゴリラのような大柄な体躯は、軽く見積もっても六尺以上はあるだろう】
【衣類は、まるで筋肉の鎧に着せるサーコートのようだ】
【そして何より特徴的なのは、足回り】
【パワードレッグ=\―とでも表現するべき、堅牢なる弐足】
【さながら大樹の如く、男を支えている】

貴様等が才ある者達≠ネらば――無能力者≠ヘなんだ?

【右手で喉を掴み、吊るし上げた相手に問いかけるように】
【或いは、ただの独り言か】
【何より、血塗れで黙するその能力者≠ヘ、既に息をしていないのだから】

/さっきと文が一緒?リサイクルさ(キリリッ
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 14:22:13.12 ID:jni4gurlo
>>819

容易い事だ…

【彼にとっては朝飯前という事だろうか…】
【路地裏にいれば絡まれる事も珍しくはないのだろうが】

飛び道具か、あれは

【彼はメイドの彼女が銃を不良の手足に撃ち込んでいるのを見て】
【知らないまでも知識を蓄えるかのような】

あと、一人か
どうする、逃げるんなら逃げな

((ワシらをなめとんじゃねぇぞー!))
((しばきまわしちゃるわー))

【男に性懲りもなく殴りかかろうとする不良】

一人くらい…いいだろう

【男は殴りかかろうとする不良の両肩をつかんで真上に飛び、不良の真後ろに着地する】
【不良は振り向こうとするが、その刹那―――青年が振り向きざまに右腕を振るい、不良の首が飛び壁にぶつかる】
【よく見ると男の掌から骨でできたような刀≠轤オきモノがとびでている】

ここにも長居はできないな

【そう言うと男は掌からでてきた骨を腕の中に戻すように直し、彼女に近づいていく】
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 14:28:31.26 ID:7UnIA1Uao
>>821
……おい。

【青年が首を飛ばしたのを見て、目を眇める】
【その声には隠しようのない険が有るだろう】

何も殺す事ァねぇだろうが。
路地裏の喧嘩で死人を出すなんて、馬鹿じゃねぇのかテメェは。

殺していいのは死ぬ覚悟の有るヤツだけだ。コイツらは日常の喧嘩の積りで掛かってきてるんだ。
だったら、こっちも相応で相手しねーと、意味がねぇだろうが。殺しちゃ意味がねぇ、それも分かってねぇお前は大馬鹿者だ、近づくんじゃねぇ。

あくまで之は、喧嘩であって殺しあいじゃねーんだよッ!!

【彼女は、ロボットであり、魂も無い存在】
【しかし、彼女の思考ルーチンは基本的には人間的】
【良識も確りと持ち合わせている。故に、彼女は叩きのめしはしたが誰一人も殺していない】
【故に、目の前の男の行動は許せなくて】

殺した、ってことは。
殺される覚悟も有るんだろうなァ、テメェは!

【両手にはアストラプレッシンがいつの間にか袖から飛び出していた】
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 14:35:51.58 ID:jni4gurlo
>>822
俺は…いつ死んでも……おかしくはない
そういう運命を歩んできたのだからな

【彼の歩いてきた人生、常に死ととなり合わせだったのだろう】

喧嘩…くだらない
最終的には殺されるか[ピーーー]かだ

【最初は手加減していた彼も、どうやら自分に刻まれた本能には逆らえなかったようで】
【対するメイドの彼女も彼を[ピーーー]つもりでかかってきているのに気づいており】

俺を[ピーーー]…?
面白い事をいうなお前
お前には…あるのか?覚悟というものが

【戦闘態勢をとっている彼女に対し、彼は動じることもなくいる】
【そして、真っ直ぐにした左腕の掌から骨が飛び出し、右手でその刀を取り出した】
【先ほどの刀よりも、鋭い=z
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/17(日) 14:36:12.83 ID:pRQfp1Ujo
/むう、この時間は人が少ないでござるか…
/谷山の方、着物の方、乱入させていただいてもよろしいでしょうか?
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 14:37:10.36 ID:7UnIA1Uao
>>824
//自分は構わんのですが、着物の方に寄ります
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 14:37:43.22 ID:jni4gurlo
>>824

自分は大丈夫でござる
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/17(日) 14:39:03.25 ID:pRQfp1Ujo
>>825>>826
/ありがたき幸せ…ッ!
/レスを書きます故、暫しお待ちをっ
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 14:44:32.05 ID:pdkKsLoSO
>>817
>>805

【花は、ただ祈る】
【蝶が自分の元へ、また戻って来る事を、】
【だが、花は、自分の意思での移動は、できない】
【ただ、そこで奇跡が起こる事を祈り見守る事しか出来ない】


―――…………ッ?!
………何で……貴女がっあの人達の事を知っているんですかッ??!!

【シズリの言葉に、ただ驚いた顔を見せる】
【知っているとも――……自分達の敵を知らない訳がない】

【タダ、――――ナゼ、アナタガソレヲシッテイルッ?!】
【アナタハ…イッタイ……――】


………――――一体、何者なんですかッ!!?
貴女はっ!!!?


【自分はいつの間にか、この人の事が――……苦手になっていた。】
【何を考えて、何をしだすのか分からない。そんなシズリが】
【『愛している』――……彼女が放つ言葉に、彼は最早、不信感を持っていた。】


(病院…救急車駄目………だ……)
(終わって……しまう。この状況が、打破出来ないままぬ、終わって……っ、しまう。)
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/17(日) 14:45:04.70 ID:pRQfp1Ujo
>>822>>823
――ああ、その全くそのメイドの言う通り…無闇に無能力者(ふりょう)≠殺さないでほしいものだ。

【メイドの後ろ――人のモノとは思えぬ足音を携えて、現れるのは、大柄な男だった】
【安っぽい黒いジャケットに、何処のブランドかも解らない奇妙なロゴの入った、シャツとジーンズ】
【ゴリラのような大柄な体躯は、軽く見積もっても六尺以上はあるだろう】
【衣類は、まるで筋肉の鎧に着せるサーコートのようだ】
【そして何より特徴的なのは、足回り】
【パワードレッグ=\―とでも表現するべき赤錆びた装甲を持つ、堅牢なる弐足】
【さながら大樹の如く、男を支えている】

お前達≠ェそんな様子だから、俺達≠ヘ虐げられるしかない…
命の重さは、誰も同じだと言うのに――

【破壊の権化のような人相を、悲しげに歪めて、男は溜息を吐いた】
【突然の乱入者――この男を、二人はどう見るのか】

/ではよろしくおねがいしますー
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 14:47:12.36 ID:7UnIA1Uao
>>829
血が流れる物が、羨ましいよ。
無能力者だって、私に持っていない者を持っている。

……私は、ロボットだからな。決して人になりようが無い。

【独白するように、そう呟いて】
【そして、着物の青年の言葉を受けて】
>>823
……っは、悪いが私は生後2日の赤ん坊だ!!
人生経験も何も有ったもんじゃねぇ!!

だがッ!!

【――だがっ!!】

一つだけ、分かる事が有るッ!!
それは、テメェが間違っているって事だッ!!

【目の色が、蒼碧から灼眼へと変状する。戦闘態勢だ】
【ホワイトブリムを頭から外し、ポケットにしまい込み、後ろに流した髪をもとに戻す】

マスターが私を作ったその日より、何時壊れても構わねぇ覚悟を私はしている。
ロボットだからって舐めるなよ、私の名前はお前じゃねぇ、メアリーだッ!!

【名を叫び、銃声が4度響く】
【四肢の付け根を撃ちぬく軌道で弾丸を撃ち放った】
【腕を振り、銃を捨て。後ろに跳躍、距離をとる】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 14:56:50.38 ID:jni4gurlo
>>829
命の重さは誰も同じ…たしかにそうかもしれない
だが、生かされる命もあれば殺される命もあるのも事実だ

【青年は突然現れた男に対し、自分の価値観を言う】

お前は何者だ?

【彼は、その男の足回りを見て】
【男に話しかけた】

>>830
生後二日、そうは見えない体格だな

【そしてその後彼女がロボットだという事実を聞き】

一つだけ言っておこうか、俺の名前もテメェじゃないと

【そう言うと男は彼女の銃口の向きが四股に向けられる前に横に飛ぶように交わす】
【先ほど、不良達に撃っていたものと学習したのだろう】

じゃあ、俺もお前を[ピーーー]つもりでいこう

【男は驚くべき身体能力の持ち主で、突風のような速度で走って近づき彼女の着地したと同時に裏を取るだろう】
【そして、右手に持った刀で彼女の右肩から斜めに切り裂くように斬りかかろうとする】
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/17(日) 15:06:40.50 ID:pRQfp1Ujo
>>830
…そうか、創られた者か。
だがそれでも、血の通った者よりよっぽど血の重み≠解っていると見える。

【男は、メアリーの横に並び立つようにして、レッグを一回踏み鳴らす】
【犯罪者のような人相であるのに、それは何処か優しさの感じる表情で】

無能力(びりょく)≠ネがら、助太刀させて貰おうか。

>>831
下郎に名乗る名は、持ち合わせていない。
貴様の考えには同意するが、それを決める≠フは――貴様等≠ナは、ない!

【メアリーが弾丸を放ち、後ろへ跳躍し】
【着物の男がそれを避けて、彼女に近づこうとした時、男も動く】
【パワードレッグ≠ゥら機械的な音が聞こえたかと思えば】
【男は着物の男に負けない速さで、彼をメアリーの裏に回らせまいと迎え撃つ】
【これが無能力者≠フ動きなのか――?】

――ぬぅあッ!

【袈裟の軌道で迫る相手の刀を受けるのは、竜巻のように捻った身体から繰り出される回し蹴り】
【レッグの装甲で刀を受け止めて、そのまま弾く考えだ】
【速度こそ男の一太刀にギリギリ追いつく程度のものだが
【男の大柄な体躯と、レッグの重み、加えて遠心力が加わったそれは、刀の耐久度が低ければ、折れてしまうだろうか】
【刀が頑丈でも、マトモに受ければ押し切られるかもしれない】
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 15:08:30.73 ID:aLGJZWzDO
>>817

──キミは優しい子だね、セシリアちゃん
でもセシリアちゃん──大丈夫
彼には≪仲間≫がいるからねーぇ
無理をするのは仕方ないよ
守るべき仲間。その人たちのために戦いたいと思うのは──男なら、どうしようもないことだ

【直前に出した、≪Justice≫の名】
【それに加えて、敢えて「仲間」という単語を出すことで】
【≪Justice≫でないセシリアに、疎外感を持たせようとしているのだろうか】
【そう──以前護がセシリアに告げた言葉を】
【特定の人を愛することは、出来ないと──そのような趣旨の言葉を、思い出させるかのように】
【最も。記憶の想起に関しては、シズリは意図していないことだったのだけれども】

【時に甘い蜜で誘い。時に糸で手繰りよせ】
【──エメラルド色の視線は、ゆらりゆらりと2人に向けられる】
【此方の水は甘いと。言葉を蜜の代わりに待ち受ける彼女は】
【妖しい女郎蜘蛛か。優美な食虫植物か】

──脚?
ふむ……折れてでもいるのかなーぁ?
兎も角。私の『お友達(ディアフレンド)』が「歩けぬ身体」となってしまうのは私としてもつらい

幸い病院は近い──運んであげよう
或いは──護君が私に触れることすら厭う程私のことが嫌いならば……
救急車を呼ぶしか、ないけどねーぇ?

【「歩けぬ身体」──其れは、蝶の悪戯を咎めるが如く紡がれた言葉に聞こえるかもしれず】
【だが。声色からは責めている様には思えない】
【「優しさ」──其れは、甘美な花蜜か。薔薇の刺か】
【ぱこ、と。ポケットから取り出した携帯電話を開きつつ。彼女は軽く首を傾げる】

>>828

何、簡単な話だよ護君

【ぱこ、ぱこ、ぱこ】
【開いた携帯電話を弄ぶかのように、手の中で閉じたり開いたりしつつ彼女は紡ぐ】

──つい先日、とある酒場の用心棒から頼まれてね
ヴェイスグループの息がかかった病院へ潜入したんだーぁ
その時に見つけた情報さ
残念ながら、全てを見る余裕はなかったけどねーぇ?
他にも、「暴蜂」のメンバーの名前や優先攻撃目標など色んなデータがあったよ

……護君。そんなに怒らないでくれないかなーぁ?
私は先程も言ったけれど──キミと良好な関係を築いていきたいんだ

【──単純な、種明かし】
【ただ依頼を受け。得た情報を『友人』にわけ与える】
【それはいけないことだろうか──?】
【『友人』に危機を教えて、何がいけないだろうか】
【くす、くす、くすと】
【出来の悪い生徒を見る笑みを浮かべ、彼女は語った】
【そして、再度繰り返す】
【「敵意」は、ないと】


それよりも──ほら
病院に行こう護君
おぶってあげるよ。それとも、お姫様抱っこの方がお好みかなーぁ?

【──ここで拒めば、セシリアの不審を買うだろう】
【──ここで受け入れれば、護は苦手なシズリに触れ。「何か」をされるかもしれない】
【飴と鞭なんて、生温い】
【此れは──双方が鞭足る選択肢】
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 15:11:03.89 ID:7UnIA1Uao
>>832
私のマスターは外道だが、それでも人間だ。
そして、マスターは、人間らしくない自分を補うように、人間のようなロボットを作った……、それが私だ。

人の心を持たぬ、黒鉄[クロガネ]の心の人を埋めるがため、私は人の心を黒鉄に収めた。
人に在らずとも、私は人だッ!

【そう、叫ぶ】

ああ、頼む。
私も戦闘らしい戦闘は、生まれて始めてなんでな。

>>831
テメェと呼ばれたくないなら名を名乗れ。
ジャネーと、ずっとテメェって呼びつづけるぞ。

【挑発するようにそう言い放ち】
【腕を振ると、次にはその手にまた変わった拳銃が握られている】
【COP .357 MAGNUMである。銃口が4つ存在する小さな拳銃だ。タイプとしてはデリンジャータイプと言えるだろう】
【その個性的な外見にふさわしく、アクの有る性能を持つ拳銃だ】
【あまりに小型であるのに、口径は大きく、軽いため衝撃が直で手に来る】
【その為集弾性能は極めて低いが、それを彼女はロボットとしての腕力で無理やり抑えつける】

あぶねーじゃねーかッ!!

【サンキュ、と男に礼を言いつつ、後ろに飛び】
【足元に4発を撃つ。そして、相手の顔面に向けて手の中のCOPを投げ放つ】
【リロードせず、次々と拳銃を入れ替えるのが彼女の戦術の様だ】
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(茨城県) [saga]:2011/04/17(日) 15:12:20.28 ID:sYX4QIduo
【路地裏】

あー、やっぱコレが一番気楽だわー

【濃いオレンジの長髪に鮮やかな毒花を挿したねーちゃんが歩いている】
【グレーのスウェットに健康サンダルという、夜のコンビニで見かけそうな姿だ】

あとは、燃え上がるようなケンカがあれば最高だな♪

【可愛らしい笑顔で、何やら物騒な事を言っている】
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 15:21:41.48 ID:jni4gurlo
>>832

【すさまじい衝撃と共に刀が弾かれる】
【刀は折れなかったものの、完全に力負けしており】
【青年は後ろにとんで距離をとる】

その足につけているモノの力か
力はあるようだが

お前も、殺されたくなければ消えるんだな
俺は手加減などしないぞ

【先ほどと同じような警告】
【男がどうとるかは男次第だろう】

>>834
十拳丸(トツカマル)だ

【交わそうとするが、突然の乱入で同様し左足に弾丸が掠ってしまう】
【顔面目掛けて飛んできたCOPを刀で切り裂くようにしてなぎはらう】

>>ALL
俺はお前らに恨みはない、引いておけ。これは最終警告だ
ここも時期に騒ぎをかけつけた野次馬共がたくさん来るだろう


【二人に対する最終警告、それは青年の優しさなのだろうか】
【警告をする時の青年の表情はどこか悲しげで】

だがもし、俺に歯向かうのなら手加減などしないほうがいい
悔いが残らないためにもな

【二人が警告をきかなかった場合、彼も力を出すだろう】
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/17(日) 15:33:15.82 ID:pRQfp1Ujo
>>834
いい主を持ったな、例え偏屈な人物だとしても。
生みの親≠ヘ、掛け替えの無いものだ。
……そこまで叫べれば、上等。

【背後からの叫びを聞いて、男は口元を歪めて笑みを作る】
【彼女を後衛に置いて、自らは前衛に赴く】
【そういう考えか、立ち位置を動かすことはなく】
【ひたすら、着物の男を阻むつもりだろう】

>>836
【蹴り。手応えはあった。しかし、得物は素早く後ろへ退いて】
【追撃は、安易に掛けられない距離。けれど、背後からのメアリーの弾丸が、十拳丸の足を掠める】
【十拳丸の身のこなしは、尋常ではない。単純に力押しで能力者達と渡り合うことが難しいのは、解っている】

――俺は無能力者≠セ…魔術適正すらない。
だからこそ物≠ノ頼る。例えばこのレッグのように。

【男は、一度レッグで地面を踏み鳴らす】
【放熱でもしているのか、周囲には熱気が放たれていて】
【こんなものをつけてあんな動きをしたのでは――無能力者≠ナある男にも相当な負荷がある筈だ】
【しかし、そんなことは、絶対に表へは出そうとしない】

(笑止。初めから仕留める考え――仕留められる″lえでもって、此処に立っているのだ)
(しかし―――)

【男は、退く気はない】
【気になるのは、メアリーだ】
【戦闘慣れしていないという彼女をこのまま巻き込んでは、何かあるかもしれない】
【故に、男は】

アーガイル≠セ…
名を名乗られたら、此方も返すしかあるまい。

【チラリと、男は背後のメアリーを見る】
【相手が前方を向いていれば、視線が合うこともあるだろうか】
【すぐに視線を前方に向けなおす】
【退く気は無い――無いが…男は迂闊に動けない】
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 15:37:56.10 ID:7UnIA1Uao
>>836>>837
十握丸。
お前は間違っている。私はそう思う。

【目を眇めながら、そう言って。はぁ、と嘆息する】

見逃せば、お前はまた、覚悟のないヤツを殺すんだろ。
だったら、せめて覚悟のないヤツは殺さない、って約束してもらえるまでは……、な。

【ちきっ】
【両袖からは、銃ではなくブレードが4本出てきた】
【空中に浮遊し、4本のブレードは彼女を守るように、周囲に浮かぶ】

……ああ、私を製造してくれたことには、感謝だ。

【その声は、とても暖かく人間味のある者であって】
【そして、アーガイルの不安を読み取ったのか、変わらない声色で】

アーガイル、私は気にするな。
マスターに依って、戦闘技術はインストールされている。

【ひゅっ、と腕を走らせて、ブレードの切っ先を十握丸に向けた】
【十握丸が動けば、ブレードは襲いかかる事となるだろう】

躊躇わず、前へ勧めッ!!
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 15:42:17.81 ID:jni4gurlo
>>837
能力があろうと無かろうとそれは俺の知ったことではない
能力がなくとも生きたければ生きればいい

【彼は能力の有無に執着はないようだが】
【しかし彼もどちらかというば能力者といえるだろう】

アーガイルか、
その名を墓に刻まれないようにするんだな

【男は引こうとしない】

>>838

【4本のブレードが彼女の回りを浮翌遊しているのを見て】

刀で俺を殺せるか…愉快だな

【男はその場から動こうとはしない】
【そして、こう言い放つだろう】

俺は”最初”はこの場から動かない、好きに攻撃してくるがいい

【不適な笑みを浮かべる青年】
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/17(日) 15:51:30.15 ID:pRQfp1Ujo
>>838
【唯一の懸念。戦闘行動を続行する上での心配】
【背後から掛かった声は、そんなものが杞憂だったと嘲笑うように】
【アーガイルの背中を、押した】

そうか――感謝するッ!

【ボ   ン    ッ   !と。パワードレッグ≠ェ、その赤錆びた装甲を、自ら吹き飛ばし】
【内より現れるのは、銀色の装甲】
【銀光を発する弐足で、路地裏の地面を踏みしめ】

背中を任せる――遠慮なく進ませてもらうぞッ!!

>>839
そうか――では吹き飛べ=B

【男が、懐から取り出したのは、野球ボールのような四つの――手榴弾=z
【それのピンを引き抜き、レッグで一つ一つ、順々に十拳丸へ蹴り出すだろう】
【しかし、爆発して爆風を浴びせるタイプ≠フ手榴弾は、実は一つだけ。注意深く観察すれば、男は一つしかピンを抜いていないし、そもそも他の三つにはピンが付いていない】
【残りの三つは、墨汁を詰めた唯のボールなのだ】
【吹き飛べ≠ニ言うことで、相手に爆発するイメージ≠抱かせ、ダミーの三つで何事も起こらないと油断させたところで、本命を叩き込む算段だ】
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 15:53:51.26 ID:7UnIA1Uao
>>839>>840
刀だけで殺せるとは思ってないさ。

【そう言うと、両の手に袖から滑り込む様に拳銃が現れた】

使える物はなんでも使う。
お前を倒すのは、刃かもしれないし、銃弾かもしれないし、ビームかもしれない。
油断するんじゃねーぞ。

【その手に有るのはリボルバー。パイファーツェリスカだ】
【重量6kg、全長55cmのバケモノ拳銃。人で撃つのは不可能なシロモノ】
【その銃を、機械としての腕力で無理やり扱う力技】
【流石に、素で扱うのは無理なのか、口にタバコ型エネルギーチャージャーを咥える】
【一時的に、彼女の性能を跳ね上がらせる効果を其れは持つ】
【4本のブレードと二丁拳銃。それが彼女の戦闘態勢】
【そして、彼女は未だ幾つかの武装を内に秘めている、そう……例えば――閃光弾】
【スカートから、からんからん、と閃光弾がこぼれ落ちた】

っは、任せろ、アーガイルッ!!

【そう叫ぶその瞬間。路地裏を閃光が埋め尽くした】
【自分は、アーガイルの背後に居る。よって、アーガイルには閃光の影響は無い筈だ】
【しかし、十握丸には、閃光弾は効くだろう】
【メアリー自体は、目のメインレンズを換装し、閃光を防御】
【ブレードを相手の足元を這うように飛ばし、下半身の腱を切り裂こうとするだろう】
【そして、地面を蹴り、暖房の外部機の上に立つと、拳銃を構え、狙いを着ける】
【全身兵器メイドロボ。それがメアリー・シェリーである】
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 16:05:35.31 ID:jni4gurlo
>>840
【男の蹴った手榴弾は墨汁が飛び散るだけのようで青年の周りには黒い墨が散っている】

【そして、本命の爆発する手榴弾】
【その爆風が青年に直撃しただろう】

たよるのは足につけたモノだけではないか
そしてこの威力、牽制程度には強すぎるな

【火薬の臭いに感づいた青年は防御姿勢をとっていた。そしてその場にたっていた、ただ着物の右半分がボロボロで】
【爆風が当たった右側の腕の周辺が骨に覆われている、おそらくそれで爆風をガードしたのだろう】
【骨は腕の中に戻っていく、そして】

【突然の光、青年は目を瞑り回避しようとした】

【そして彼女が青年の足に放った刃――それは皮膚の真下に発生した骨に防がれているのが見えるだろうか】
【通常の骨の強度では到底出来ない芸当だろう。その刃を蹴り払い、青年は言った】

俺は呪われている…

【青年にとって2人を相手にするのは良くないことだ、だから一度のチャンスにかけようとした】

俺はまだここから動きはしない、遠距離攻撃で仕留めようと思わないほうがいい。
お前らの接近戦の最大の技で来い

【青年は”賭け”に出た。拳銃を構えている彼女には通じるかわからないが……】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 16:08:36.31 ID:jni4gurlo
>>842

//>>841も追加で><
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/17(日) 16:17:11.06 ID:pRQfp1Ujo
>>341
【背後からの閃光。効果こそないものの、その光量はメアリーが何をしたのか理解するには足りるもので】
【即興のコンビであるメアリーの援護に、賞賛を送りたくなってしまう】

閃光か――ッ!

【攻撃が通る――!そう、考えた】
【しかし】

(殺った――何?!)

【一手一手が、相手を仕留める為の行動】
【先のアーガイルの行動は、仕留めるつもりの一手。牽制等では、決して】
【故に、それが防がれた衝撃は、大きい。援護もあったというのに、全ては防がれていて】
【だが――】

――腑に落ちんな。
その骨の能力=A成る程、今のを見る限り遠隔では仕留めづらいというのは解った。だが――

【十拳丸の――相手の算段は】
【彼の、近づいてこい≠ニ言わんばかりの誘い】
【遠距離攻撃で仕留めることが出来ない相手が、どうして近距離で仕留められる≠アとになろうか?】

――近づいたところでそれがあれば、結果は同じではないのか?

【誘っている。相手は、得意なレンジまで此方を誘い込もうとしている】
【それに乗るのは愚作。愚かな行為だ】
【それでも】

良いだろう、乗ってやる。
――メアリーッ!後ろは任せた≠シッ!

【男が、駆ける】
【銀色のレッグが、赤みを増して】
【十拳丸へ、肉薄して行く】
【即興の相棒≠ノ、背中を任せて――】
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/17(日) 16:21:00.81 ID:pRQfp1Ujo
/うわああああなにこのレス間違いいいいい
/>>844>>841>>842宛てです…
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 16:22:15.44 ID:p31Mqhoso
【病院 / 207号室】

【一人の入院患者が、ベッドに座って窓から外を覗いている】

……───生きてる。

(右腕と右脚が、あんまり動かないか……。)
(ボロボロだけど……誰が、助けてくれたんだろう)

【若葉色のパジャマを着用した、銀髪ショートカットの少女】
【りんごのように透き通った真紅の左眼に、固く閉じられた右眼】
【首全体が黒色の水晶で構成され、翡翠色の指輪を左手中指に嵌めている】

【少女の身体には至る所に包帯やガーゼが。見るからに重症患者である】

───《 射出 》

(…………能力は、使えるみたい。)

【少女は自身の頭上に赤色の水晶を生成すると】
【それを窓の外へ向けて、一直線に撃ち放った】
【大怪我で能力に影響が出ていないか、試す目的らしい】

【──しかし、狙いが適当であるため】
【病院わきの道路を歩く"誰か"にこの水晶が当たることも、充分に有り得るだろう】
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 16:22:48.74 ID:7UnIA1Uao
>>842
……ち、未だ調整出来てない、か。狙いが甘い。

【相手が刃を蹴り払ったのを見て、そう呟き】
【しかしながら、相手のその言葉を受けて、口元に嘲笑を浮かべる】
【遠距離の方が強いというのに、何故近づかねばならないのか、と】

この私、コードネーム《Mary》は遠距離バックアップがメインでね。
悪いが、私の最強技は遠距離だッ!!

【重力操作で、残る4本のエネルギーチャージャーを弾き、口に咥える】
【ばち、ばち、と全身を電流が走りぬける】

装弾数五発×2。象をも撃ち殺す特別製弾頭だ。
10発喰らって吹き飛び消えなァッ!

【目が、正確な射撃を一時的に可能とさせるほどに強化】
【腕は、反動を殺すために出力を大幅に上げる。象撃ちの弾丸の反動は、流石に受け止めきれないためだ】
【態勢を崩すぐらいなら、と足元を蹴り、跳躍】
【相手の頭上へと、跳ぶ。そして、狙いは真下へと】
【骨の硬度にも依るが、戦車の装甲にも傷を着ける弾丸の十連射。さすがにダメージを与えることは出来るだろうか】


任せな相棒ッ!!


ツインハンドキャノンツェリザカ――   ガ  ン  ズ  カ  ー  ニ  バ  ル  ッ  !  !
 

【即興の相棒に、そう叫ぶと。引き金を指が残像を残すレベルで引きまくった】
【 ズ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ オ ォ オ ォ ォ ン ッ ッ !! 】
【異常な反動の拳銃でクイックドローをする。発砲音が重なり、一つの物となる】
【其れは正に一人フルオートというのに相応しい物で】
【頭上からの10発の凶弾が弾雨が十握丸に襲いかかっていく】
【着弾のタイミングは、アーガイルの攻撃が始まるのとほぼ同時となるはずだ】
【この攻撃が成功しようと、失敗しようと。アーガイルの攻撃を成功させるつもりだ】
【本来はマスターの背後支援の為の存在。遠距離支援はお手の物である】
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 16:29:54.34 ID:jni4gurlo
>>844 >>847

これでお前が仕留められればお前の勝ちだ
だが仕留められなかったら?…死を覚悟しておくんだな

【男に対して、またもや警告のような言葉を発し】

来い……!
二人を相手にするにはこの技を使うしかない

真上か…!仕方ない

【青年は真上から攻撃してくる彼女に危機感を感じ】
【すぐさま皮膚の真下に出来る限りの骨を形成させ防御しようとしたが……】

――――<<竹・剣山壁の術>>――――!!

【その場から動かない青年。だがそれは虚―――】
【男の攻撃してくる箇所から鋭い骨が1mほど3本ほど飛び出てくるだろう】
【相手の勢いと骨の飛び出る勢いを利用した、カウンター攻撃】
【骨はレッグとレッグに覆われていない脚周辺目掛けて突き抜けていくだろう】
【なお男のレッグの硬度が鉄より硬い場合、レッグに当たった部分の骨は砕け散るだろう】


ぐっ・・・はっ!

【青年は少女の銃弾を十発とも食らいかなり傷つき、至る所から流血している】
【まるで血に染まった骨でできた人型の剣山のような】

【青年はかなり傷つき体力を消耗しているようだ】
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/17(日) 16:42:23.74 ID:pRQfp1Ujo
>>847
【接近する。距離を詰める。肉薄する。――到達、させる】
【背後からの援護射撃(さいきょうのわざ)≠ヘ、通り過ぎる瞬間に、風の動きを感じさせ】
【着弾し、きっと幾らかの隙は作ってくれる。そう信じて、アーガイルは自分の責務を全うするのみ――!】

(着弾――確認……!あとは――ぐうッ?!)

【一瞬の思考】
【アーガイルの渾身の力を込めた右足の蹴りが、十拳丸のカウンター攻撃とかち合って】
【軌道の逸れたことで、三本の内の二本が、パワードレッグ≠ノ覆われていない部分を、刺し貫き】
【加えて、負荷の限界が来たのか、左足すらも、崩れ落ちそうになった、ところで】

(俺は無能力者≠セ。達人≠フ域にすら達することはない、凡人…
だが、譲れんものはある。必死で鍛え上げた身体と、能力者に対抗する為の物≠フ扱い――
――全て、奴のような能力者達と戦う為に、集め、学んだこと…!こんなところで…倒れる暇等、無い!)

ォ......ぉおおおおおおおおおおおおおおッ!!!

【全ては、刹那の出来事】
【ド    ン    !と】
【左足は崩れることは無く】
【右足すらも、即座に引き抜いて】
【崩れ落ちる一歩手前の左足は、しっかりと支えを。鮮血が尾を引く右足は、確かに力を持って】
【近距離から、メアリーの攻撃を受けて怯んでいるであろう十拳丸へ向けて、放たれる】
【これで仕留めきるのは難しいだろう】
【消耗しているのは隠し切れない。けれど、それは相手も同じ】
【良くも悪くもこの一撃は、この戦いに幕を引く結果と、なるか――】
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 16:42:42.76 ID:RuYYafURo
>>846



【路地裏の暗がりから小さな一体の人影が、たたたっと現れて】
【道路、というより人目に付くのをなるべく避けるべく走る】
【向かう先は、道路を挟んで向かい側の路地裏】

……はぁ…はぁ…っ

【日光を受けて鮮やかに風に靡く、翡翠色のロングヘア】
【髪と同じく翡翠色の、くりくりとした輝く瞳】
【清潔感溢れる純白のローブに全身を包み、腕も隠している】
【あと特筆するとすれば、ローブの背中側の一部が膨らみ、ぴこぴこ動いていることぐらいか】

【その他にこれといった特徴は無い為、素早く消えれば誰も気にしなかった】
【そう────何も無ければ】


───みぎゃっ!?


【次の瞬間には鈍い音が鳴り響いて、彼女の体が僅かに宙に浮いた】
【放たれた赤色の鈍器は、腹部をまさにクリーンヒットしていて】
【止まりながら歩いたりしているならともかく、走っていた】
【おまけに彼女は結構細身、当たるのは相当な確率だ。運が悪い】
【───そして、小さく呻きながらその場に崩れた】
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/17(日) 16:44:46.15 ID:pRQfp1Ujo
>>849
/なんか文おかしいな…
/×【近距離から、メアリーの攻撃を受けて怯んでいるであろう十拳丸へ向けて、放たれる】
/○【メアリーの攻撃を受けて怯んでいるであろう十拳丸へ向けて、近距離から放たれる】
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 16:47:44.64 ID:7UnIA1Uao
>>848>>849
っ、反動が、来るな……ッ!!

【腕にビリビリ、と振動が突き抜けて、ピピピピピ、とアラートが鳴り響く】
【腕の耐久限界ギリギリまでの反動を受けた故である】
【巨大拳銃を手から落とし、衝撃で十握丸の背後に着地した】


……おおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!
行けッ!!アアアアアアアアアガイルゥゥゥウゥゥゥゥウゥゥゥゥウゥッ!!


【脳内のデータサーキットが沸き立つ感情≠ノ依って白熱し、焼き切れていく】
【そして、其れはロボットであり、成長を知らぬ筈の彼女に成長≠もたらしたっ!】
【それは、重力制御範囲の拡大】


あたれええええええええええええええええええッ!!


【メアリーの立つ場所を中心として、4m程の狭い範囲に、重力が二倍となるフィールドが生まれた】
【そして、その範囲に相手の体から飛び出した剣山の一部が入っている】
【全身全てが入っては居ないが、逆にその一分の重さが変化することで、その重心を崩すことに成るだろうか?】
【彼女の本質は後方支援[バックアップ]。その本質を表すような、援護の能力が襲いかかるッ!!】
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 16:59:59.96 ID:p31Mqhoso
>>850

……、あ─────

【少女が窓の外を除いてみると、水晶が誰かさんにクリーンヒットしていた】
【当然故意では無いのだが、このままでは少女が加害者に成りかねない状況】

(…………まあ、黙っていればバレない。)

【しかし、この少女は悪い子であった】
【目撃者は(多分)いないし、被害者も(多分)誰に攻撃されたか気づいてない】
【つまり、自供さえしなければ完全犯罪(?)成立なのだ】

大丈夫……────?

【座ったまま、窓から身を乗り出すと】
【しれっと無関係者を装い、被害者の少女へと話しかける】
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/17(日) 17:00:37.17 ID:jni4gurlo
>>849 >>852

【アーガイルの蹴りは防げた…だがすぐさま彼の執念の蹴りをもう一度青年を襲おうと】
【避けようとするが、彼女の発生させた重力によって完全に交わしきらず】
【すぐさま蹴りの当たる部部を骨でガードしたが…体格で負けている青年は、蹴りによって吹き飛ばされる】

ぐはっ…!

【数m程吹き飛び、吐血する青年。攻撃は防げても衝撃までは防げなかったのだろう】

俺をここまで追い込むとは……ガフッ…グハフッ!

【立ち上がりながらも立ち上がる青年、生えた骨の針山も体内に収めて】

メアリー…だったか、恐怖を感じないと言ったが次に会う時は恐怖を感じるようになっておけ
次会うときはこうはいかない。

お前は、、、アーガイルと言ったな
俺をここまで追い込んだ奴が無能力者だと思わない方がいい
先ほどの執念の蹴り…能力者であってもそう簡単になせるモノじゃない

【二人に敬意を払ったのだろうか】

お前らはこの俺が仕留める、それまでに死なないように生きておけ

【そう言い残し、青年は近くの屋根に飛び乗り、屋根の上を移動し去っていった】
【二人は気づいているだろうか、この青年は二人を相手にしたときから攻撃に転じていない】
【加えて防御姿勢はとったものの、最後の蹴りで吹き飛ばされるまでその場から動かなかったという事を】

【青年は内心自分の呪われた人生に終止符を打ってくれそうな人に出会えて喜んでいた】

//お疲れ様でした!楽しかったっすよ!
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sagesaga]:2011/04/17(日) 17:10:02.68 ID:pRQfp1Ujo
>>352>>354
【今度こそ――確かな手応え】
【相棒≠フ後方支援(バックアップ)≠ヘ確実な結果を残し】
【渾身の、満身創痍の一撃は、十拳丸を吹き飛ばす程度には、威力があり】
【蹴りを放った直後、アーガイルは膝を突いてしまう】

っぐ…無理が過ぎた…か。
――ふん、俺は少し…図体がデカイ…だけの無能力者≠セ…
それは変わらない、これからも…ずっと。

【レッグによる高速移動は、彼に相当に負荷を掛けていたのか】
【不敵な笑みを浮かべて強がるも、吹き出す汗は、止められなくて】
【相手が去ってから思うことは、一人≠ナあればやられていただろうと言うこと】

(攻撃に転じず、ひたすら受け身になっていたのは…?)

――呪い=cか。

【十拳丸の真意は解らない】
【耳に残る単語を呟いて、アーガイルは手近な壁に背を預けて座り込む】

助かった…サポートが無ければ危なかった、感謝する。

【首をメアリーに向けて、無理にでも、笑って見せた】


/お疲れ様でしたー!此方こそ楽しかったですよー!
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 17:12:14.16 ID:7UnIA1Uao
>>854
……っ、出力不足か……。

【がくん、と地面に崩れ落ちて。体から成るピピピピピというアラートを止めて】

……恐怖、なんかしらねーよ。
そんなデータ私は持っていない、機械に恐怖は要らねぇって、マスターが言っていた。

【苦痛は感じない。触覚データは有るが、痛みは行動を鈍らせるから】
【どこまで行こうと、どれだけ人らしく在ろうと。彼女は結局機械に過ぎない】

ロボットは死なねぇよ、壊れるだけだ。
……次会うときは、性能上げて待ってるさ、覚悟しときな。

【非常時用エネルギーチャージャーで、機能停止だけは防いで】
【そして、アーガイルの言葉を受けて、口元に苦笑を浮かべて】

なぁに、気にするな。
というか、感謝してくれるなら、頼みがあるんだが……。
悪いけど、研究所まで私運んでくれないか?エネルギーが尽きててな……。

【そう、お願いをする】

//十握丸の人、乙でしたー!アーガイルの人、もうしばしよろしくです!
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 17:13:33.71 ID:7UnIA1Uao
//>>856>>855も追加で
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 17:16:57.21 ID:RuYYafURo

う…うぅ……

【水晶が、からんと音を立てて、道路に落ちた】
【少しして、少女が体をぷるぷるしながら立ち上がる】
【結構いいところにいいのを貰ってしまったようだ】

…は、はひ…なんとか…
大丈夫れす……ふぇ?

【どこからとも無く聞こえてきた声に、弱々しくもはっきりと答える】
【遅れて、ぽかんとした表情で声のした方向へ表情を動かす】
【そちらを向く彼女の顔は石英の様に透き通っていて、白い】

…えと、どちらさん、でしょうか?

【凶器が飛んできた方向に居て、当たった自分に話しかけてくる】
【普通は疑いそうなものだが、そちらの目論見通り、1ミリも疑っていなかった】
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 17:17:21.49 ID:RuYYafURo
/>>858>>853宛です!
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/04/17(日) 17:23:51.96 ID:/SyexmmAO
>>856
【メアリーの言葉に、アーガイルは強がりでも無く、本当に思わずといった形で苦笑いを浮かべる】
【エネルギー切れ。と言えば、此方も似たような状態だったからだ】

──やれやれ、参ったな。
だが、無理矢理力を出すしかあるまい……なっ!

【気合いを入れて、壁から背を離して立ち上がる】
【人間は兎も角、機械である彼女がエネルギー切れ≠ニ言うなら、それは本当に動けない事態なのだろう】
【故に、男はある種の恩人である彼女を助けない訳にもいかない】

パワードアーム≠ナも持って来るべきだったか…まあ仕方ない。

【疲弊している為、多少足取りは重い】
【アーガイルはメアリーに近付いて、手を貸すだろう】
【──問題は、今の男に彼女を持ち上げられるのか、だが…】


/ID変わりまして携帯より
/了解ですー
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 17:26:47.79 ID:7UnIA1Uao
>>860
……悪いね、マスターに何か礼でもさせるよ。

【そう言って、メアリーは申し訳なさそうに目を伏せて】

……っ、しょ。

【重力制御自体はそこまでエネルギーを消費しない。故に、自分の体を数s位まで軽くした】
【この大きさで数kgならば、簡単に持ち上がるだろう】

……えーと、研究所はここから5分くらいのところだ。
暫く歩けば、凄い陰気臭い所が見つかるはずだ。
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 17:28:06.53 ID:p31Mqhoso
>>858

……私は、チェルシー。
ここの、入院患者……。

【問いかけに答え、簡潔に自己紹介をする】
【頬に貼られたガーゼ、両手の指先まできっちりと巻かれた包帯】
【わざわざ言わなくとも、この少女が入院しているのは明快だろう】

けど……不幸だった、ね。
突然、空の彼方から降ってきた水晶に当たるなんて…………。

【無表情で、普通に"嘘"をついた少女】
【自分が加害者だという事実を、思い切り捏造しにかかった】

【ポーカーフェイスをするまでもなく、常に無表情な少女】
【嘘つきというわけではないが、嘘を付くのは得意だったりする】
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/04/17(日) 17:33:06.16 ID:/SyexmmAO
>>861
礼か…そうだな、言葉に甘えて作って貰いたいものがある。
…ふっ。

【アーガイルは無能力者≠ネので、科学者からのお礼となれば嬉しい限りだ】
【メアリーの重力制御のおかげで、難なく彼女を持ち上げて、お姫様だっこ≠ナ抱え上げるだろう】
【背丈が合わないから肩を貸すことは出来ないし、かと言って肩車やらもおかしな図になる為、この選択】

そうか(陰気臭い…?)──『キング・クリムゾン』ッ──ああ、あれか(陰気臭いな…)。

【その状態で暫く進めば、メアリー曰わく陰気臭い′、究所に、着くだろう】
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 17:36:05.29 ID:RuYYafURo
>>862

ふむ、チェルシーさん、ですか…
こんにちわ、です…

【落ち着いてきたのか、腕を伸ばして深呼吸をしようとする】
【その際、直撃した箇所に開いた穴が見えるが、そこから奥に見えるのは】
【その下に着ている服でも、肌でもなく───黒色の何か】

ほんとですよ…
うぅ……ついて、無いです

【はぁーっと深くため息を吐いて、自分もそう信じて疑わない】
【嘘を付くのが得意な少女と、疑うことを知らない少女】
【こうしてまんまと、"嘘"は"真実"へと昇華した】
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 17:37:45.89 ID:7UnIA1Uao
>>863
そうか、まあ、マスターなら大抵の物は作れるからな。
任せるといい!

【マスターに付いては、本当に信頼をしている様子が言葉から伺える】
【そして、お姫様抱っこはかなり恥ずかしいのか、顔を赤らめている】
【まあ、見た目だけで言えば可愛らしいメイドさんだ。役得かもしれない】

……ん、ここだ。
中に入ってくれ。

【中に入れば、かび臭いエントランスに入るだろう】
【そこに入ると、奥から一つの人影が現れる】

「……お、。か……え……。…………り」

【そう呟くのは、170cmとかなりの長身の少女だ】
【黒い長髪は、異様に膨らみ、彼女のシルエットを横に二倍は増やしていて】
【淀みくすみ泥にまみれた金色の双眸は、くまが目立ちこの少女が平時どれだけ睡眠を取らないのかを思い知らせ】
【セーラー服の上に羽織った白衣が彼女が研究者であり学生で有ることを分からせる】
【その外見は、正にマッドサイエンティストその者である】
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/04/17(日) 17:44:45.51 ID:/SyexmmAO
>>865
頼もしいな。
メアリーのようなロボットを作れるんだ、凄い科学者なのは会わなくても解……ん?どうした?

【彼女が顔を赤らめている理由が解らない、ゴリラ】
【その凶悪な面でメアリーを運ぶ姿は、事情を知らない人が見たら誘拐か何かに間違われるかもしれない、ゴリラゴリラ】
【エントランスに入って、確認した彼女のマスター>氛氓オかし】

…………大丈夫か、お前のマスターは。

【見るからにマッド≠ネサイエンティスト≠ナある彼女を見て、ちょっと言葉に詰まるアーガイルだった】
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 17:45:20.95 ID:p31Mqhoso
>>864

貴方の、名前は……?

【自分が名乗ったのだからと、相手の名前を問いかける少女】
【これには、別段深い意味はない】

……その黒いの、何?

【疑問に思ったら、直ぐ問いかけずにはいられない性格なのだろうか】
【"黒色の何か"を指差し、どストレートに質問した】
【どうでもいいが、チェルシーの首は"黒色"の水晶によって構成されている。奇遇だね!】

【墓穴を掘るといけないので、これ以上水晶の件には触れない。悪い子だ(?)】
【しかし少女の首と先程の攻撃には、"水晶"という共通点がある】
【これに気づければ、まだ"真実"を"嘘"に戻すことも不可能ではないか──?】
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 17:51:09.47 ID:7UnIA1Uao
>>866
な、なんでもねぇーッ!!
くそ、なんでマスターは私にこんな感情をプログラムしやがった……ッ!いつかゼッテーぶん殴るッ!

【恥ずかしさのあまりロボット三原則を破りかねないメアリーであった】
【並の人間より人間臭いロボットってどうなんだろうか……】

「……だい……丈夫。…………メア、リー……の、エネルギー……。補充、する。
貸して……」

【指を鳴らすと、エントランスの天井からごつい椅子が降りてきた】
【ばちばち、と電気を出しており、これでエネルギーを補充する積りのようだ】

えーと、マスター。こいつ、アーガイルって言うんだけど。
こいつに助けられたから、何か礼がしたいんだ。……何か作って欲しいみたいだから、聞いてあげてくれないか?

【椅子に座らせられながら、そう言って】

「う………………………………………………ん」

【一言、そう言うと、ガートルッドはアーガイルの方を向いて】

「私。…………ガートルッド。この…………。研究。…………所の、…………所長。だ、よ…………?
………………それ…………で。……………………何、を。作って………欲しい…………の」
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 17:56:46.10 ID:xSu69m/xo
【櫻の国、公園】

【――――スコンッ!】

【夕暮れ時の公園に何かが刺さる音が響いた】
【広場の脇、茂みに立つ樹に向かって、ダーツで遊ぶ小さな人影が一つ】

【10〜12歳ほどの背丈に真っ直ぐに下された腰に届く程長い樗色(おうちいろ)の髪、前髪は短く切り揃えられていて】
【澄んだ紫色の双眸を持ち、袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカーを履いた、少女だ】

【見れば樹に張り付けた、木板の的にダーツが刺さっている。先程の音は言うまでもなくこれであろう】


【――――スコンッ!】

【もう1投。鋭く投げられたそれは的のど真中を捉えた】
【どうやら、独りで遊んでいるらしい。ダーツは2本しかないらしく、的からダーツを取ろうと、樹へ歩いてゆく】
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 17:57:25.84 ID:RuYYafURo
>>867

むー……えっと…
名前を聞いておきながら、こちらは訳有って名乗れないのです

とりあえず、ホワイトノートという仮名で。ごめんなさい

【視線を下ろし、唇に指を当てて、名乗るべきか考え込む】
【数秒置いて、ようやく名乗ってもそれは仮名だった】
【彼女の言葉通り、訳があるようだ】

───へっ!?

【自分も今ようやく気付いたようで、視線を先に自分の視線も向ける】
【何かがわかった途端、それはもう大慌てで手で再び隠してしまった】

なな、なんでも、ないですよっ!
えと、あっと…!服の柄っ、です!

【そちらとは対照的に、嘘を付くのがあまりにも下手すぎる】
【慌てるあまり、水晶という共通点には全く気がついていない】
【───気がついたところで、疑うかどうかは別だが】
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/04/17(日) 18:04:52.16 ID:/SyexmmAO
>>868
/アッー!足の怪我を描写し忘れてたァー!
/どこかのタイミングで止血云々をしたと脳内補完頼みます…orz


そうか……?

【ロボットにも熱とかあるのだろうか…】
【そんな見当違いな推測をする、知的系ゴリラ】

ああ──………それは処刑に使う椅子じゃ……ロボットはそういうものなのか。

【それは罪人を座らせるものでは無いんですか、ガートルッド女子?!】
【疑問を抱きつつも、メアリーが信用しているなら大丈夫かと、メアリーを渡すだろう】

ガートルッドか、よろしく。
メアリーが言った通り、俺はアーガイルだ。

【一通りの名乗りを終えてからが、本題】

簡単に言えば…そうだな、転送装置≠セ。
ただし用途は武器の転送、それも戦闘中に支障の無いレベルで、だ。
俺は無能力者≠ナな、能力者と渡り合う為の武器≠ヘ多数所持しているんだが…何分、携行出来る量は限られる。


だから、戦闘中に出したり仕舞ったりが出来たら良いと思ってな。

【普段は自宅の倉庫等に収納している武器類を、戦闘時に切り替えたり、相手に合わせて有用な物を取り出せるシステム──それが欲しいという】
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 18:05:58.70 ID:p31Mqhoso
>>870

訳って……?

【人のプライバシーだとか、深い事情だとか】
【そういったものは全く気に留めず追求する】

…………嘘。
私だって……それ位は、見分けられる。

【あっさりと嘘を見破り、こちらも追求】
【彼女から発せられる言葉は、無感情で、氷のように冷たく、尖っている】

……───嘘は、良くない。

【自分のことを棚に上げやがった】
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 18:12:59.09 ID:7UnIA1Uao
>>871
大丈夫だ、見た目は悪趣味だがな。
あ゛ー……、肩こりが治る……。

【……肩こり?】
【ともかく、顔が緩みまくっている、心配はないだろう】
【ただ、すごい勢いでバヂバヂバヂバヂと放電音が響いているが】

「………………………………ん」

【こくり、と頷き。話を効く】
【そして、全てを聴き終わった時点で】

「成程転送システム……面白いじゃぁないか、いいだろう、メアリーの内部空間拡張システムと酷似した技術を使用すればたやすいことだ。
さて、回路の最小化及び、転送の高速化か。成程無理難題だが私の科学力に不可能はない大丈夫だ問題ない。さて、そうなるとエネルギーの問題か
成程成程それは大きな問題だ困ったものだ。仕方がない、丁度実験段階だった最新技術を使用するとしようか。金は掛かるがPTAを脅せば問題など些細なこと。
それに、メアリーのバージョンアップにも使えるからなああ、問題ない大丈夫だ。さて、形状はどうするか。腕と足に装着するバンド型にしようか、そうだそれがいいだろう。
腕と足に何かを装着したりするのだろう、その足を見れば分かる私は選別がんには自信があるからなああ、間違いない。腕と足の装甲を旬着できるようにしようではないか。
さて、他の武装の形状を教えろそうでなければ最適化出来ないじゃないかさあ、教えろさあさあさあさあさあ!!」

【この間10秒。とりあえず、OKと言う事のようだ】
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 18:16:27.93 ID:RuYYafURo
>>872

それはー…その…
なんといいいますか…

【目を合わせたら駄目な気がして、視線を泳がせる】
【ものすごく申し訳なさそうな表情で言葉に詰まる】

……う、うぅ……う
う、嘘なんかでは…!

【───ない、と答えることが出来ない】
【嘘を付くことに負い目を感じて、良心がちくちく痛む】

───……。

で、では、見せますけど……引いたりとかしないで欲しいです
…その、結構、心にきちゃうので…

【その言葉がとどめのように突き刺さり、観念する】
【辺りに誰も居ないことを確認して、窓に一歩近づいた】
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 18:16:35.98 ID:ftkOrc5To
>>869
【同じく櫻の国、公園】

”あ゛ーやっと開放されたー”

【少女の後方、ベンチに腰掛ける蒼い影が一つ】
【蒼い毛皮に猫耳尻尾、中肉中背よりやや肉付きがいい、猫の獣人少女である】
【背もたれに大きく身体を預けて、首が後方に流れているから、少女は正面から顔が窺えない形だろう】

修復には今日いっぱいは掛かるはずです。
インナーが破損したので、明日買い替えに行きましょう。

【念話で、少年のような低いトーンで安堵の溜息をはく猫に、少女らしい『声』が事務的に答える】
【他に人影はなく、ともすると一人芝居のように見える光景だ】

…ですから、その、ご自身の格好を、もうちょっと、ですね?

【格好、というと】
【猫少女は大きく背を反らし、下半身をだらりと投げ出すかのような体勢だ】
【それだけならだらしないの一言で済むのだが、猫は今、服と呼べるものはベリーショートのカットジーンズくらい】
【上半身は包帯でぐるぐる巻きにされており、腕や手首もきつめに巻かれていて、見るからにけが人だ】
【…で、胸の部分も包帯がさらしのように巻かれていて、その丸みが、背をそらせる姿勢によって無駄に強調されるのだ】
【だらしない、を通り越してはしたない、といえるだろう】

”いーんだよ、元々視線誘導のためのものだろ胸なんて”
”何処かのバカの趣味に付き合ってやってるんだ、群がってくる奴がいるなら群がらせとけばいいんだ”

【投げやりかつナチュラルにこの場にいない誰かを罵倒しながら、何かが刺さるような音に軽く顔を上げる】
【ボサボサの黒髪に隠れた糸目が、少女の投げたダーツを認めて】

”…ダーツか”

【感慨深げに、何かを呟いた】
【この念話は普通の声と同じように拡散している。近寄れば普通に聞こえるだろう】
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/04/17(日) 18:26:02.48 ID:/SyexmmAO
>>873
…………肩こり?

【凄まじい疑問ではあるが、それよりも問題なのなは…】

ちょっ、まっ、落ち着──ああ、OKなんだな……

【…ガートルッドの言葉攻めだ。なんだかこれだけ書くと卑猥に見える、不思議】
【しっかりと話は聞いていたのか、ガートルッドに伝えることは伝えるだろう】

そうだな、先ずは今装着しているパワードレッグ=B
これは大抵の場合着けているから問題はないが…
次にパワードアーム=Aこれはそのままレッグのアームverだが、小さな岩程度なら包み込めるくらいはデカい。
後は───

【こうして、自らの所有する武器≠ノついて、ガートルッドに話すだろう】
【そうして話し終えた後、そのゴリラ面(?)を申し訳なさそうに歪めて】

──……それと、別に一つ頼みたいのが、破損した武器の修理なんだが…此処に転送出来るようにもしてもらえるか?
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2011/04/17(日) 18:26:32.52 ID:rhg8IZQ3o
【森の中――あまり規模の大きくない湖畔の浅瀬】
【其処で静かに佇立する、小さな碧い影が一つ――】

――好い風だわ。

【海碧色のセミロング・ヘアの、非常に中性的な顔立ちをした子供】
【深縹のワンピースを身に纏い、前髪に星の輝きを宿した白い髪飾り】
【子供の周囲には、星彩にも似た幽かな蛍光がひとつ、舞い踊っている】

【辺りは清澄な空気に包まれ、何処となく神秘的な雰囲気を醸し出す】
【髪飾りから溢れる“光の魔力”を含んだ涼風が、森の中を駆け抜けて】
【ざわざわざわと、心地好い葉擦れの音だけが、静謐の中に響き渡った】

【子供から少々離れた位置であっても――「風」の“異質さ”、或いは】
【その風に乗る“魔力”などから、その存在を認識することも出来るだろう】
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 18:27:10.43 ID:xSu69m/xo
>>875

―――!?

【どうやら念話が彼女にも聞こえたらしい】
【樹へと歩む足を止めると、不思議なその感覚に狼狽して辺りをキョロキョロと見渡し始めた】

【そしてベンチに腰掛ける(?)猫少女に気付いたようで、視線がそちらに集中した。どうやら獣人を見るのは初めてのようだ】

【やがて視線を外すとダーツを取りに行き、それを持って猫少女の方へと無音で歩み寄ろうとする】


………猫さん?…
…さっきのは………猫さんが話してたの?……

【因みに公園には紫の少女と、猫少女の二名以外の姿は見受けられない】
【だから、念話をしていたと真っ先に疑うのは当然のことだろう】

【魔翌力を感知できる者ならば、ある程度まで近づけば、その少女の周囲にどす黒い魔翌力が滲み出ているのに気がつくかもしれない】
【然し彼女は敵意の類は持っておらず、勘が鋭いなら魔翌力を制御できていないとわかるかもしれない】

/ごめんなさい!始まったばっかりですがご飯みたいです…マッハで食べてきますね!
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 18:28:53.17 ID:p31Mqhoso
>>874

…………何?

【この少女は視線を合わせようと、紅の瞳で相手の顔をジッと見据えている】
【人造人間ならではな、本家本元の冷ややかな視線だ】
【ずっと視線を泳がせていれば大丈夫であろうが】
【目線を元に戻してしまったら、嫌でも目が合う事になるだろう】

分かった……。
大丈夫……私は見ての通り、無表情だから。

【常時ポーカーフェイスな少女】
【並大抵のことでは、引いたりなどしない】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 18:29:18.75 ID:7UnIA1Uao
>>876
//ちょっと洗い物やらするので、返レス遅れます
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/04/17(日) 18:32:48.88 ID:/SyexmmAO
>>880
/了解しましたー
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 18:33:27.51 ID:ftkOrc5To
>>878
”ん? そうなるね…おっと”

【問いかけに、素直に答えておきながら、糸目を開いた】
【魔翌力を帯びた蒼い目が、夕暮れの赤の中でなお鮮烈に輝く】

”ふぅん、変な魔翌力を垂れ流してるね”

【猫は魔翌力に造詣が深いらしく、率直な言葉を念話に載せた】
【姿勢を戻し、ベンチに座りなおす。脚をそろえてちょっと上品に見えるが、さっきの姿勢の後だと文字通り後の祭り】
【ただし、魔翌力は今のところ感知できないはずだ。最小限度まで押さえ込まれているというか、『スイッチ』が切れているように】

【それから、手にしたダーツに視線を移しながら、瞳を再び糸目に隠し、少女に向けて笑顔を向ける】
【ちなみに額にも包帯が巻かれている。The・けが人。】

”君、ダーツ得意なんだ?”

【魔翌力には軽く触れるだけで留め、子供に対するような優しい言葉で問いを重ねた】

//いってらっしゃいましー、無理はいけませんよー
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 18:44:31.56 ID:RuYYafURo
>>879

少しの間だけですから!
よーっく…いや、できれば見ないでください…

【ローブの紐を解くいて、脱いだ】
【下には普通に服を着ているので裸になるわけではない】
【───、というか、注目するべきところはそこではなく】

名前を名乗れないのも、コレが理由です
あまり他人にこの姿を───覚えてほしくないので

【見えていた黒い物は、彼女に纏うように巻き付いていて】
【次の瞬間にはバサっと風切音と共に広がる】
【それは、背中から伸びた黒紅色の、不気味な翼であった】
【同様に隠していた腕は、鋭そうな爪の生えた異形の物】
【背中でぴこぴこ動いていたものは尻尾。いずれもドラゴンを彷彿させる形で】
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/17(日) 18:46:38.59 ID:nGh8N0MAO
>>828>>833
【蝶もまた、糸に絡め取られ、動けない】
【ただただ蜘蛛に───】

【少女は、ヴェイス家に繋がる単語をヴェイセシスというある女性の名字しか持っておらず、護とシズリが何を話しているのかはよく分からなかった】
【ただシズリの口から流れるように紡がれる言葉の波はセシリアに影響を与え続ける】

あぁ…うん…そうだった
みんなの為に、頑張る護君…
みんなの事が大切な護君は自分の身も省みずに頑張って……そんなところをどうしようもなく好きになって………
だから わ、私一人を あ、愛して 大切にっ してくれる はずっ ないしっ
けどっ 私だってっ 愛されたくて …でもぉ!
そんな護君はっ 私っ 足 引っ張っちゃうっ そんなのは ダメでっ
【溢れ出す思いの丈。矛盾した、けどそれでも自分の本心を嘘偽りなく表した言葉を、ぽろぽろと涙を流しながら吐いていく】
【セシリアの好き≠ニいう言葉を護が聞くのは初めての筈で】
【それは彼に喜びをもたらすだろうか】
【少なくとも前回の邂逅の際から護のことを好いていたという事実は、あの時とても残酷な言葉を放っていたということも、あの時の涙の意味も、理解させる手助けになるはずだ】

歩けぬ体──?
───────いやああぁぁぁ!!!!!
【シズリの言葉を聞き、数瞬放心していた彼女は次の瞬間叫び声をあげて】
【一体どうしたのか】


わっ私っ!!
一瞬私と同じになったら良いな≠チて考えちゃった!!
それは幸せだな≠チて考えちゃったぁ!!!
こんなのって無いよ!私もう護君と一緒にいられないよ!!!そんな資格無いよおおぉぉぉ!!!!!!!
【シズリに抱き着いて°モォ叫ぶセシリア。護の手が離れる】
【わんわんと大きな声で泣き叫ぶ彼女は、蜘蛛に身体を寄せて───】




/意識飛んでましたごめんなさいorz
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 18:47:48.21 ID:7UnIA1Uao
>>876
……んだよ、ロボが肩こりしちゃ行けないってのかよ。

【目を半眼にして、アーガイルを睨みつけるメアリー】
【そして、アーガイルの話を聞いて、ガートルッドは】

「一つ提案をしようか。ああ、済まないね私はあまり人と話すのが得意ではないから付い早口になってしまう気にしないてくれたまえ
そして提案が有るから話すが転送機構を組み込むよりも簡単な手段があるそれは空間拡張システムを使用して空間から武器を引き出す手段だ。
転送よりも出力を食わないしやっている事はほとんど同じだ要するに簡単に説明すれば持ち運び式の倉庫を作るという事だがこれはどうだね?
そして武器の破損に付いては了解した私の暇がある時にでも改良をしよう。そして格納空間に付いてはどうだい?遣ることは変わるが効果は変わらない
完成までは数日あれば出来るだろうどうだい」

【早口は癖である。そして、ガートルッドからの提案】
【武器の転送ではなく、武器を異空間に収納して何時でも引き出せるようにしないか、という提案だ】
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 18:54:59.58 ID:xSu69m/xo
>>882

…すごい……これ、どうやったらできるの?

【どうやらこの不思議な感覚が気に入ったようだ。けれども、感情が希薄なのか表情にはあまり表れない】


……え…?わたしから、魔翌力が…?

【やはり自分では気付いていなかったらしい】
【今まで指摘されたことが無かったので、今初めて気付いたようで】


――上手かどうかわからないけど……できるよ…

【ダーツを軽く指で弄りながら、肯定した】
【さきの様子を見る限りだと、なかなか上手い方だろう】

【ダーツをよく見ればわかるかもしれないが、普通のそれよりも少し細い】
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 18:55:42.53 ID:xSu69m/xo
>>882
/追記、ただいまもどりました!
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 18:56:04.28 ID:p31Mqhoso
>>883

へぇ……───

【少女の全身を覆う黒いものを見て、感嘆の声を上げる】
【宣言通り引いたりはせず、寧ろ興味津々という感じである】
【もう少し観察していたい、とチェルシーは思うが】
【「できれば見ないでください」と言われたので、少女の顔の方へと視線を戻す】

…………ドラゴン?

【そして、異形の証から抱いた印象を口にした】
【あまり詳しくは見れなかったけれど、その姿はドラゴンのように少女の目に写った】
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [sagesaga]:2011/04/17(日) 18:59:14.45 ID:/SyexmmAO
>>885
………筋肉疲労があるのか?
金属疲労ではないのか……そうか……

【メアリーに睨み付けられつつ、真剣に悩むインテリジェンスゴリラ。略してインゴリ君。略したら余計酷くなったからやっぱり止めておこう】

そうか、そんな方法もあるのだな。
──では、その方向で頼む。

【改良≠ニいう単語が気になったが、やってくれると言うのなら文句は言えない】

…連絡先だ、出来たらその番号に電話か──そうだな、街中で会うことがあればその時にでも経過を聞こう。

【そう言って、研究所を出て行くだろう】
【表情には極力出していないが、身体はボロボロである】
【右足を引きずりながら、この後病院へ直行したそうな──】


/この辺りでしょうか?お疲れ様でしたー!
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 19:01:40.00 ID:ftkOrc5To
>>886
”僕は魔法使いだからね、これくらい軽いのさ”

【人からパクっておいて何をえらそうに、と突っ込む人物は、この世界にはおそらくおらず】
【軽く茶目っ気を見せながら、一瞬右目を開いて、左目だけは閉じたまま…ウィンクもどきをした】

【次の言葉を聞くとちょっと眉をひそめて】

”知らなかったの? こう…なんていえばいいかな、暗黒の森の番犬?”
”そういう類のくろーいのが見えるけど…”

【言葉の意味はわからないが、とにかく何かしら邪悪だと伝えたいのだろうか】
【自分の言葉選びに疑問を抱いているようだが、傍から見ただけでは、それは判別が難しい】

”さっきちょっと見てたけど、中々上手いと思うよ”
”そのダーツ、何処で買ったのさ? …なんか、本格的過ぎるような気もするけど”

【これには少し身体を乗り出し、ダーツを操るその小さな手を観察する】
【尻尾が上に持ち上がり、ちょっとうねうねと揺れた】
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 19:03:10.90 ID:RuYYafURo
>>888

…ふぅ
(誰にも、見られてませんよね…?)

【脱いだローブを手にとって、ばさばさと広げると】
【翼を再び体に纏い、着込んで紐を丁寧に結んだ】
【改めて見ると若干窮屈そうに見えるが、
 他人に翼を見られるよりかはよっぽどいいのだろう】

鋭いですね、ご名答です
人間ではない、化物、です

【少しだけ悲しそうに、寂しそうに、自虐気味にそう呟く】
【息を整えるようにゆっくり吐いて、恐る恐るそちらの表情を伺う】
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 19:07:08.10 ID:7UnIA1Uao
>>889
わからねーけど、なんか疲れるんだよなぁ。なんでかわかんねーけど。
まあ、マスターなら知ってると思うけどな。

【あ゛〜……と気の抜ける声を漏らしながら電流を流されていて】
【その光景は割とシュールな光景だろう】

「……う、ん……。でも、私………………あまり、そと……出ない。か。ら……。
……………………じゃあ、ね……………………」
じゃーなー!

【そう言って、アーガイルを見送る二人】

……あっ、かつお買うの忘れてた。マスター、今日はカレーでいいか?

「………………甘口………………で」

私は辛口が好きだ。じゃあ中辛な。人参は残すなよ。

「…………私、マスター。なのに」

〜〜〜♪今日はチキンカレー〜〜♪

【ゆるい空気と共に、研究所の夜は更けて言った】

//乙でしたー!1
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 19:13:59.96 ID:xSu69m/xo
>>890

――魔法使いかあ……怪我も治せたりするの…?

【おそらく猫少女の怪我気がついていたのだろう。巻かれた包帯を見ながらそんな質問をする】
【この少女の中では、魔法使いは万能なのだろうか?】


………あんこくのもりのばんけん?…
――そう…でもきっと……そのくろーいのが出てるんだね…

【例えはどうやら伝わらなかったようで、『くろーいの』と言われた瞬間に表情が少しだけ曇った】
【思い当たる節でもあるのか、それは定かではない】

【上手いと思う。その言葉を受けると】


―――そうかな……なら…嬉しい

【照れたのだろうか、ちょっぴり目線を猫少女から外してダーツを弄っている】
【けどやっぱりそれは無表情に毛が生えたような程度だ】


――…ううん…買ってない……これはシャンドリヨンって人からもらったの…

【嘘を吐いている様子は無い。名前は知っている人しか口に出せない単語だ】
【もしかすると、猫少女はどこかで会っているやもしれず】
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 19:15:53.43 ID:p31Mqhoso
>>891

……───そう。

奇遇ね……。
私も……人じゃ、無いわ。

【チェルシーは、相変わらずの無表情である】

【科学によって産み出された"人造人間"】
【見た目は人でも、人とは呼べない存在である少女】
【例え、目の前の少女がドラゴンであったとしても】
【興味心などは抱いても、恐怖心や差別意識は全くない】
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 19:24:00.05 ID:Z+NYfeNSO
【聖都−とある喫茶店】
【店外のテラスに設置された木製テーブルに、少し“特徴的”なヤツがいた】
【頬杖をついて、時折溜め息を吐いて。何も注文をしていない、自己中心な野郎】

フゥー……「何か」無いのだろうか? ぼくの小説をより「ものスゴい」物にするアイデアはッ!!

【緑色の髪、黒の瞳。彫りが深く、櫻の国出身の物に多い東洋系の顔立ち】
【背中や袖、襟に、「雪の結晶」のマークが見られる、薄緑を基調に白があしらわれたロングコートと、同じく裾や尻、太股のポケットに雪の結晶の、黒い長ズボンという服装の青年】

【机の上には、白紙の原稿用紙が一枚と、新品の「原稿用紙100枚入り」紙袋。他には高そーな使い込まれた万年筆と、消しゴムや、資料らしき写真やメモ】
【「小説家」……それが彼の職か。あるいは単なる趣味か、気狂いの道楽か】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/17(日) 19:24:00.25 ID:6U2Uv5lfo
【森の奥】
【街から続く、アスファルトで雑に舗装された細い道を辿ったその先に、酷く広く開けた空間が有る】
【その場所に立ち入れば、それまで周囲を覆っていた木々の緑の代わりに、冷たい鉛色が目に飛び込むだろう】

【整然と立ち並んでいるその数十の鉛色の群れは、一見すると巨大な墓地のようだが───それらの正体は、錆び付いた重機。】
【ショベルカー、ロードローラーのような道路工事に使われる物もあれば、用途不明の奇妙な鉄塊もある】
【ただ不揃いなサイズと形状のそれらは、不思議と均整の取れた配置で静止しており】
【それを「殺風景」だと感じるか、あるいは「荘厳」だと感じるかは、見る者の感性に寄るだろう】

さて、調べに調べて、もう一つ調べますか

【……そんな“墓場”の入り口に立つ一人の青年】
【[非均一な形状のギア]を胸に描いた、研究者のそれらしき白衣を身に纏っていて】
【両手に十本近くのスパナやレンチを器用に持ち、首を軽く鳴らしながら、眼前に広がる光景を眺めている】
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 19:25:03.71 ID:pdkKsLoSO
>>884>>833

【―――蜘蛛の巣には、ただ一つ、弱点がある。】
【それは「外側からの力」である。人間が一番良い例だろうか、】
【人間が捕まっている虫に哀れみを感じて、巣に少し力を入れたならば、簡単にも形崩れて、捕まっていた虫は糸も簡単に、逃れる事が出来る。―――………】


――………セシリア……さんっ、セ……シ…リアさんっ!僕は…大丈夫ですから…くぅっ!

【あぁ、何て、自分は馬鹿だったのだろう。】
【もっと早く気付けば……良かった、】
【―――………こんな事には、……ならなかったのにっ、】
【手は、離れて……しまった……】


【護は、シズリの「救うような」言葉に、こんな事を想う】
【それが偽りでも、まるで女神の様だと、】、
【護は神様とやらをこの目に見るまで、その存在を信じるつもりはなかった】
【――――………生まれてから今まで一度も、神なんて物を信じた事は無かったけど。】
【……だけで今ならば、今だけなら、少しだけそれを信じる出来る様な気がする。】
【これが一度目。初めてで、そしてこれが最後】

【………その神とやらに、生まれて初めて祈って見る。】
【………何を?……命乞いだろうか、「救ってくれ」と、】




【―――……否。違った、彼が願ったのは――】



【どうか、反撃の一手のチャンスを、とッ!!!】
【この蜘蛛の巣を叩き潰す程の力を、願い祈った!!、】
【そして――――ッ】


「護………全く、何面白そうやってんの。アンタは」

【その願いは―――、届いたのだろうか、】

【やがて、新たな声が三人の背後から、響く。】
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 19:25:18.79 ID:ftkOrc5To
>>893
”出来なくも無いけど、急速に直そうとすると魔翌力消費が激しいからね”
”脚が二本ついてるのに飛んじゃったら、もったいないだろ?”

【よくわからない例えを出して、少女の幻想をやんわりと否定する】

”魔法使いには魔法使いのルールがあって、それを守らないといけないんだ”
”ややこしいけど、こればっかりはね”

【諦めではなく、受け止める覚悟を感じさせる語調で、そう結んだ】

”自分の事だ、少しは知っておいた方がいいだろう”
”敵を知り己を知れば百戦危うからず…昔の人も言っているよ”

【相手が少女である事を忘れたか、ちょっと七面倒くさい喋りになってきた】
【伝わらないかもしれないという配慮に欠けた念話に対し】

えっと、出会った相手のことをよく知って、自分の事もちゃんと理解しておく。
これはとても大切な事だ、という意味ですよ。

【少女らしい軽やかで涼やかな『声』が、そう捕捉した】
【一切口を動かす事無く、どうやって発声したのかは不明である】

”シャンドリヨン…? その人の名前かな?”

【名前に覚えがないようで、首を傾げて、】
【でも、ダーツに何か引っかかるものがあったのか】

”…ひょっとして、狐目で笑ってて髪が白くて”
背が高くて青いバラで語尾が「〜だーヨ」な?

【猫の念話と『声』が、露骨な特徴を並べて尋ねた】
【この段階で、半ば確信しつつある】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/17(日) 19:29:38.41 ID:FYQIY9my0
【路地裏】

…ここにも貼ってあったか

【黒の長袖に赤いシャツを羽織り、頭にサングラスを乗せ、青のジーンズに灰色のスニーカーを履いた男性的で整った顔立ちの男が呟く】
【両手にした赤いオープンフィンガーグローブが特徴的なその男の目線を追うとあるのは1枚のポスター】


【ポスターを見れば――

 新正義組織 「blue justice/青義同盟」
 俺達の組織と、justice・対機関連合等の正義組織との違いは2点ある!

 〜中略〜

 P.S 何なら文句でも構わねぇぜ?腹立ててる連中もいんだろ?お互いの正義を語り合おうや。実力も見ておきたいしな】

【どうやら街中に貼ってある青義同盟のポスター】

…文字からは基樹の言う「芯」を感じるんだがなぁ…ま、会ってみないとわからんけどね
RIP,カノッサを不殺の精神のもと潰そうとするのは俺とまったく同じなんだがな…

【ポスターをじっと見ながら何か悩むような仕草とともに言葉を紡ぐ】

入ったら喧嘩の場が増えるのはありがてぇが…組織に入ったら自由度が減る…かもしれねぇしな…
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 19:29:51.52 ID:RuYYafURo
>>894

…えっ?

え?

【つい二度見をしてしまった】
【見た目はどう見ても人、でも人ではないといった】
【自分もそうな癖に、驚いてしまう】

…では、何者なのですか
私も、見せたのですから…隠しっこは無しですよ?

【同じような相手をこの姿になってから初めて遭遇した】
【嬉しさとか興味とかいろいろ織り交じって、彼女を更にもう一歩進ませる】
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 19:33:09.57 ID:aLGJZWzDO
>>884

──セシリアちゃん。大丈夫だよ
泣くことはないよ……セシリアちゃん


     キミには、私がついているからねーぇ?


私はキミのことを、大切にしてあげられる
私はキミのことを──「セシリア・ランツ」として見てあげられる
「守るべき民の1人」ではなく──セシリア・ランツとして、ねーぇ


【抱き付いてきたセシリアを、慰めるかのように】
【彼女はそっと──携帯電話を持っていない方の腕でセシリアを抱きしめ】
【「≪Justice≫の彼には出来ないとセシリアが思い込んでいる」ことを、自分なら出来る、と】
【静かに、静かに】
【果実の沈んだ若い酒に、砂糖を溶かすが如く──囁きの蜜を、意識の水面に触れさせる】

>>897

【──問題が、あるとするならば】
【蜘蛛の糸は、蝶を救おうとした人間の指にも、纏わりつくということ】
【そして──蜘蛛の巣は、蜘蛛が居るかぎり。壊れても張り直すことが出来るということ】

──さぁ、護君
早く病院に行こう。

【更に言うならば──】

……それとも。
其のお知り合いに連れていってもらった方がいい、かなーぁ?

【彼女にとっての虫は】
【シズリにとっての虫は】
【──人間であると、いうこと】

/おはよーセシリアの人
/それと、申し訳ないお二方
/外食してくるので、次のレスが派手に遅れますorz
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 19:42:41.71 ID:xSu69m/xo
>>898

そっか……すぐに治るってわけじゃないんだ…
――でも…治せるのは…便利だね

……魔法使いのルール…か…

【出来なくもない、それでも十分だった。自分の能力とは違い、人を助けられる能力に惹かれたのか知れない】
【その能力を褒める言葉を出すと、次に猫少女が出した言葉を繰り返した】

【魔法使い同士にもルールってあるんだ、きっとこんなことを思っているのだろう】
【そして、それを守る覚悟がその念話に表れていると、少女は思った】


―――うん……わかった、覚えとく……

――え!?……そ…うなんだ…

【難しい教えには、少女にはわからなかったようだ】
【念話とはまた違う声には驚くも、ちゃんと話を聞いていたみたいで】
【その声に戸惑いはするが、取りあえず意識はすることにした】


……うん…そう!だーヨの人……あと…カミキリムシを持ってた

【全肯定。猫少女が浮かべた人物は、少女が言った人物と完全に一致している】
【最後に言った特徴で、完璧と言えるほど一致するだろう】
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 19:43:15.08 ID:p31Mqhoso
>>900

……──人造人間。
人によって創られた存在……それが、私。

【躊躇いもせず、淡々と言い放つ】
【この少女にとっては、別段隠すようなものではないから】

最も、証拠とかは無いけど…………。
いや……一応証明する手段はあるけど、あまりやりたくない。

【限りなく人に近く創られた少女】
【ホワイトノートのように、異形の証といったものは無いのだ】
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 19:51:26.09 ID:RuYYafURo
>>903

…人造人間…ですか?
人を創るなんて、もう神の領域……ですね

【少々世間事に疎い彼女である】
【創られた人間であると言われると驚いて】
【ロボットとは違うんだ…と心の中で思ったとか】

あ、大丈夫です
そんなの無くても───信じますから

【自分も同じだから、気持ちは解る、とでも言いたげなのだろうか】
【やりたくない、と言われ、彼女は胸を張ってそういった】
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 19:52:39.54 ID:ftkOrc5To
>>902
【素直な少女に気を許しているのか、猫はまた少し姿勢を崩した】
【何とか隠そうとしているが、溜息の回数が多い。傷は完治しているとは言い難いのか】

”自分以外の人を治すのは、とても難しいけれどね”
”生命力や魔翌力をわけて、勝手に回復するのを後押しするのが精一杯だ”

【やれやれと、首を振り、カミキリムシの人、の言葉に頷いた】

”あー、あの人かぁ…この前あったよ、あんまり話せなかったけど”

【そうかそうかと頷いて、次第に口がにやける猫は】

”幼女趣味があるのかね、あの人は”
商売道具をわざわざあげるんですからねぇ…これはひょっとするとひょっとするかもですよ?

【…下世話に、『声』共々小さく笑った】
【あらぬ誤解だと、おそらく本人は言うだろうが、それ以上彼に言及することはやめた】
【見ざる聞かざる言わざる…知らないほうがいいことも世の中にはあると、中途半端に発揮される倫理観】

【そこで話をちょっと切り替えるべく、猫は再び身を乗り出して少女に向かう】

”…で、さっきから僕ばかり話続けてるわけだけど、君は何ができるのかな?”
”見たところただの人間じゃないらしいけど”

【少しだけ、笑みに真剣さを混ぜて、少女に問う】
【ここに来て、ちょっとだけ突き放したような響きを言葉に混ぜ始める猫の思考は、幼い少女には『遠すぎる』だろう】

【その『えがお』は何を思うのか】
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/17(日) 20:01:29.68 ID:nGh8N0MAO
>>897>>901
【現れた人影に気付く様子もなく、セシリアはただシズリの服を両手で掴んで大声で泣き続ける】

うわあああああああぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!!!
【そしてシズリの甘い言葉で更に大きな声で、救いを得たかの様に涙を流した】


【新たに現れた人物はこの修羅場にどんな一石を投じるのか】


/了解しました。行ってらっしゃいませ
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 20:05:28.39 ID:p31Mqhoso
>>904

……そんな、凄いものじゃない。
もし、凄いものだとしても……技術の無駄。

…………あんなヤツ、神なんかじゃない。

【どうやら、「自分の創造主」の事を良く思っていないらしい】
【今まで感情に乏しかったのに、その言葉の節々から憎しみが感じ取れるだろう】

それなら、いいけど……。
とにかく……私と貴方は、変わらない。

【因みに、この少女はコンプレックスを抱いているから「やりたくない」のでは無く】
【別のデメリットがあるから、やりたくなかっただけだったりする】
【最も、そんな微妙な誤解にこの少女は気づいていないのだが】
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 20:10:14.36 ID:xSu69m/xo
>>905

…それでも……すごいよ…

【もう一度、猫少女を褒めると】


猫さんも……会ったんだ…わたしもあんまり話せなかった…

【ダーツを教えてくれたのは、その人だ】
【でも、たいして話をしないまま、去るしかなかった】

【少女には二人(?)が話している内容はよくわからいみたいで】
【なにを話しているのだろうと首を傾げて】

【そして次の問いには―――】


――――――っ……

【答え――られなかった】
【自分にできること?そんなことを考えたことがなかった】
【能力の暴走で人を傷つけないように過ごす、それしか彼女にできることがなかった】
【それ以外の善行を人にしてやれただろうか?】

【少女は、考える。その言葉に刺されるように動きを止めて】
【故に生まれる―――長い長い沈黙】
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 20:19:24.24 ID:RuYYafURo
>>907

…そうなのですか?
だって、命を創りだすのですよ?

………ではチェルシーさんは───この世界に生まれたことを後悔してますか?

…世界って複雑ですよね

【嘘には気付けないくせにそう言うのには結構敏感なようだ】
【その"神"を憎んでいることを知ってか知らずかそんな事を聞いた】
【そして、答えを聞くより先に最後にぽつりとつぶやき、】

なんだか、同じ方が居て少し安心しました。ありがとう、ございます…。
わざわざ遠回りしてごめんなさい。改めて、名乗ります

ミーナって言います。ミーナ=ヴィリクです。

【同類だから安心したのか、同類だから心を許すのか】
【丁寧に頭を下げて、真名を名乗った】
【何はともあれ、この姿になって名乗ったのは、これで二人目】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 20:22:28.58 ID:ftkOrc5To
>>908
”そっか。また会う機会があったら、君の事も伝えておこう”
”ダーツをあげた女の子が話したがっていたってね”

【猫は力を抜いてそう言葉にした】
【念話でつながる少女には、猫が嘘をつく気などさらさらない、と伝わるだろうか】

【そして沈黙。長い長い沈黙】
【それに何かを察したのか、猫は再び溜息をついた】

”君も大変だね”

【選んだ話題がまずかったかと、頬を掻いてちょっと困る】
【猫は、先ほどの…というか未だにぼんやり流される魔翌力を思い出す】

【アレには意思のようなものを感じた】
【少女に何かを強制し、問答無用で行使させる、呪いにも似た邪気】

”でも、何事にも使い道はあるものさ”
”消費が多い能力を使った後大食い大会に出たり、柔らかい身体でピエロ役を演じたり”
”自殺志願者に[ピーーー]ない呪いをかけて、それを逆手にとって瞬間的に自分を強化する、なんて剛の者もいた”

【慰めのつもりだろうか、何かの例を出して沈黙を破ろうと足掻く】
【ひょっとしたら伝わらないかもしれないけれど、伝わるかもしれないという幽かな希望を載せて】

”…まあ、あれだ。とりあえず、座るといい”

【言葉につまり、ベンチの隅によって、一人分の席を空けた】
【それから、突然手を叩き、何も無いはずの手に二本の缶ジュースを取り出す】
【一本はレモンソーダで自分があけて、もう一本、粒入りオレンジジュースを少女が座るであろう場所に音もなく置いた】
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/04/17(日) 20:25:29.70 ID:sfb3sFM5o
【街中】

――――んー、最近は気温が安定しないねぇ。
寒いと思ったら暑いし、逆もまた然り、だし……。

【黒の大き目のシルクハットに、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒のニーソックス】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】

ま、風邪ひかなきゃ大丈夫でしょ。
このままのんびりしてたら四月も終わっちゃうもん、ね。

【時間的にも少なくなった人通りの中を、ゆっくりと歩いている】
【擦れ違う人々に視線を送りながら、何かを探すように】
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 20:39:05.57 ID:p31Mqhoso
>>909

本当に、命を創ったのならね……。

……──後悔は、していない。
後悔なんて、したら……失礼だから。
それに、辛いことも多いけど、楽しいこともあるし……。

【生まれたことを後悔しているから、憎んでいるわけではないようだ】
【ならば、憎しみを抱く理由は別にあるということ】

ミーナ……覚えた。

けれど、私と貴方は違うわ……───

【どういう訳か、同類であることを否定した】
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 20:43:54.54 ID:pdkKsLoSO
>>906>>901

――………っ、お姉ち、ゃん………

【その場に居たのは、一人の少女だった。】
【元々何色の物だったのか分からなくなってしまう程に汚れたローブを身に纏い】
【顔中には包帯を巻いて】
【その蒼いボサボサ髪には氷で出来た花の髪飾りをつけている。】
【そして、護はその二本の刀を手に持った少女を、確かに、「姉」と呼んだ――…】
【何をしに来た――?戦闘……では無い様だ。】
【それ程までに、今日の少女には敵意は無かった】

「………あー、言っとくが。私からはアンタらの話には何も介入するつもりはない、ただ弟に忘れ物を届けに来た、それだけだから。」
「ほら、護。大事な刀忘れていってるよ。」

【少女は、倒れる弟と二人にそう話かけるとその二本を渡す。】


あぅ………―――あり……が……と。
【だが、護はそれを受け取らずに、刀はその場の地面に落ちる、】
【…………例えば、未だ彼に元気が合ったなら、それでシズリに襲いかかっていただろうが。】
【だが、今の彼はそれが出来ない程までに弱りきっていた。】
【そして――】

…………。
【そのまま、護は気を失ってしまう。】


「……………たく。悪いね。ウチの子か随分と迷惑をかけたみたいで、病院には私が連れていくよ」

【彼が気絶した後、少女は、泣きわめくセシリアとそれを励ますシズリに、そう言葉をかけた】


/行ってらっしゃいませー
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 20:45:21.28 ID:xSu69m/xo
>>910

……うん…楽しみにしてるって…言ってて…

【改めてダーツのお礼もしたいのと、教えてもらったダーツの上達ぶりを見せたいということ】
【だから、もう一度機会があれば会いたいと思った】
【猫少女が嘘を吐く吐かないに関わらず、無垢な少女はその言葉を信じるだろう】

【そして、何も言えぬままオレンジジュースを取って、ベンチに腰掛ける】
【手品のようなその行動にも、反応出来ないでいた】


―――――い

【――やがて僅かに震える声で、何かを呟いた】


―――…ない…。こんな能力で…出来ることなんて…ない
わたしの能力は…人の魔翌力と体力を…奪うこと…
……こんな人を傷つける能力しか…持ってない…

【それきり、ぐ、と下唇を噛んで俯き、また黙ってしまった】
【彼女の能力は魔翌力吸収と体力吸収。そして猫少女が感じた通り】
【その力は仕組まれたように時折無意識に、無理矢理彼女に行使させる】

【そのような力を持ったことで、彼女は苦悩していた】

【だけど、そんな力でも何かに活かすことはできるだろう。だけども、幼い少女にはまだそれはわからなくて】
【それを活かせる場所も、状況も、無知な少女にはわからなくて】
【猫さんのように、人の役に立ちたいけど、できなくて】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 20:48:29.43 ID:RuYYafURo
>>912

やっぱりそうですよね!
生まれたことに後悔してるのはよっぽど少数です
世界は複雑だからこそ…楽しいのですからね

───して、それはどういうこと、ですか?

【期待通り、と言わんばかりににぱっと笑った】
【眩しいほどまっすぐに輝いている笑顔である】
【その笑顔をほとんど崩さず、続けて尋ねる】

…ふむ。

十人十色、という意味では無さそうですね

【再び唇に指を当てて、ふぅむ、と悩む素振りを見せる】
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 20:51:07.34 ID:ftkOrc5To
>>914
【ちゃんと座って、ジュースを取った】
【それに小さく頷いて、黙って少女の話に耳を傾ける】
【腕を組んで、一切口を挟まず、その全てを聞き届けようと沈黙する】

”吸収か”

【聞き終えてから、短く呟き、反芻する】
【すると猫は、自嘲気味に笑って空を見た】
【もう空は随分暗い、星が少しずつ顔を出し始めるような時間だった】

”吸収した力はどうなるのさ”

【気負った様子なく、小さく尋ねた】
【ジュースをいくらか煽り、ベンチに置く】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/17(日) 20:53:09.80 ID:FYQIY9my0
>>911

【いきなり彼女の2.3m手前に横の路地裏から宙を舞いながら飛び出す不良らしき人物】

グハァァァァァァッッツ!!!

【無駄にでかい声を上げながら彼女の前に仰向けで石畳に叩きつけられるその悪そうな男の右手にはナイフが握られていた】
【そして横の路地裏からゆっくりと出てきたこちらも軽く不良っぽい男】
【黒の長袖に赤いシャツを羽織り、頭にサングラスを乗せ、青のジーンズに灰色のスニーカーを履いた男性的で整った顔立ちの男である】

…刃物とか俺には通じねぇぞコラ。

【そう言いながら彼の右手を右足で蹴飛ばし、ナイフが吹っ飛び、「カランカラン」と言う音が軽く響く】
【どうやらこの男がナイフを持った不良をボコったようで】

…お、見苦しいとこ悪いな。見た目が見た目だから喧嘩フッかけられやすいん…だっ…と。

【彼女に気付くと不良をかついで路地裏の方に軽々と投げ飛ばしながらそのようなことを言った】
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 20:55:28.93 ID:ftkOrc5To
>>916
/すみません、末尾に

”しばらく溜め込んだり、別の形に変換して放出したりできないの?”

【空を見上げたまま、疑問をぶつける】

/の二行を追加します
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 21:00:30.32 ID:xSu69m/xo
>>916

……わたしの…魔翌力になる…
体力は…奪うだけ…

【魔翌力を吸収すると、自分の強化につながるらしい】
【つまり、人から奪った魔翌力を自分の魔翌力に変換できる、という能力だ】

【猫少女とは反対に、ジュースを持つ手に視線を落とす紫の少女】


―――猫さん

【やがて――小さく口を開く】


―――こんな力でも…なにか誰かの役に立てるかな…

【猫少女の幽かな希望は、伝わっていないわけではなかった】
【こんな力を持ちながらもこの少女は、誰かの役に立ちたいと主張した】

【――持ってしまったことは仕方がない。それを逆手に取ることを、猫さんから教えてもらったから】
【後は―――その方法だけだった】
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 21:00:44.94 ID:OH7Oz1cXo
【公園】

………なんや久々の登場やわぁ

【ぐてーん、とベンチに凭れる着流し姿の青年】
【黒緑の着流しに身を包んでおり
【灰色の髪は高い所で結って肩先位まで垂らしていて】
【その目は糸の様に細い所謂「糸目」である】
【右手には呑み込まれる様な「闇」を思わせる黒の鞘に納めた刀を持ち】
【ベンチの傍らには己の身の丈以上もある巨大な木箱を置いてあり】

心機一転、頑張らななぁ……

【左手に鈍い銀色の金属の塊を持って、それを弄んでいる】
【…なんとも、退屈そうだ】
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 21:00:52.91 ID:8C4DF4zSO
【路地裏の最奥部】

グルルルルルル……

【低い獣の唸り声のようなものが静かに響く】

【ここは時折訪れる迷った人間やネズミの他に生物の気配も無い薄暗い暗闇】
【戦場には戦場の日常には日常の空気があるように、独特の雰囲気が満ちた空間】

【ここに入る人間はまず足元に注意しなければならない】
【暗闇に巧妙に配置された『糸』】
【これに一度触れてしまえば粘着しなかなか取れない】
【そして慌てもがく内に体の自由は奪われ、ここに潜む魔物が舌なめずりしながら牙を突き立てるまで恐怖に怯えるしかなくなってしまうのだ】

【静かに息を潜めた一匹の魔物は来訪者を待ち望んでいる】
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 21:02:07.68 ID:xSu69m/xo
>>919
/リロードし忘れるとこうなる。自分も最後に

………出来るけど…一日くらいしか持たない…

/を追加してください、申し訳ない
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/04/17(日) 21:04:10.00 ID:facJ6yKF0
【湖。辺に腰掛け、冷たい水の中に、両脚を着けている、異形のシルエットが在った】
【周囲には、大量のヌイグルミが転がっている。動物をデフォルメした物であったり、良く分からないキャラクターの其れであったりする】
【人形(ひとがた)を転がし、水の中に脚を着けるという行為自体には、特に意味は無い。全てが、児戯の其れだ】

【冷水に漬けながら、時々、其れを軽く蹴って、飛沫を立てる】
【たゆたう水面の黒。或いは、群青と、映り込んだ月の青白さ。視覚からも冷たさを感じた気がして、其れが、一層心地良かった】

……。気持ち良い……

【異形の容姿は、黒の大きなキャスケット帽を被り、旧い血の色をしたボブヘア、蝋燭の様に白い、死人の様な肌、右頬に深い傷跡】
【今にも眠りそうな、ぼんやりした表情。死者の様に、生気の失った、然し、淡く輝く、オレンジの瞳】
【赤と黒のボーダー、タートルネックの、ニットワンピース】
【左腕が、皮を剥いだ肉の様な色の、悪魔の様な、鋭い爪を持つ巨大な異形の腕。手の甲の中央に、簡略化した山羊と、六芒星が掘り込んである】
【異形の左を隠そうと、血で穢れた包帯を巻いているが、其れは意味を成さず。脈動するグロテスクな肉が、大きく覗いている】
【十字架型ドッグタグ、右手首に、「No.90」の刻印が入った、銀のハンドカフスを着けた、背の低い、十八歳程の少女だった】

……。昨日の傷は……魔術で、補修して貰ったけど……
……痛みが、……残ってる

【他愛無い呟きと共に、準備運動する様に、腕の調子を確かめり、腰を右手で押さえたりしている】
【やがて、其の動作を止めると。再び水面に視線を移し、背中を丸める様に、俯いた】

……機関員との、戦い

【最後に紡いだ言葉は、どのような意味が有ったのだろうか。其れからは、水が、風に流され、軽く波を立てる音しか聞こえなかった】
【思考に浮かび上がる、緑の容姿の少女。 大丈夫だろうか。 ぽつり、心の中で、呟く】
【ふと、手元が寂しくなった。何かに、触れて居たくなった。傍に在った、適当な熊のヌイグルミを抱き寄せる】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/17(日) 21:05:25.68 ID:Xq7Icl1AO
>>920

――だー、れだっ

【にょい、と彼の背後から包帯でぐるぐる巻きの手が伸びて、視界を隠そうとするだろう】
【悪意というよりはじゃれつくような、そんな響きを持った中性的な声音】
【ひんやりとした肌には体温を感じられることなく――しかし、感情の熱はあって】
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 21:08:08.93 ID:Z+NYfeNSO
>>921
【コツン、コツン】

−……チいッ

【響く革靴の足音】
【忌ま忌ましげな顔で舌打ちをするのは一人の青年だ】
【緑色の髪、黒の瞳。彫りが深く、櫻の国出身の物に多い東洋系の顔立ち】
【背中や袖、襟に、「雪の結晶」のマークが見られる、薄緑を基調に白があしらわれたロングコートと、同じく裾や尻、太股のポケットに雪の結晶の、黒い長ズボンという服装】

【脇にペンケースや原稿用紙の束を挟んでいる事から、彼が「物書き」である事は何と無く、推測出来るかもしれない】

(此処に「ネタ」を探しに来たのは正確だったが……“危ない”じゃないかッ……)

【そして彼の右足の爪先が、挑発するような試すような……糸の少し上を、揺れた】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 21:08:08.61 ID:p31Mqhoso
>>915

……私が、一から創られたとは限らない。
命ある、誰かを素ににしたのかもしれない……。

まあ……ただの、憶測だけど。

【この少女は自分の出自などしらないし、本当にただの憶測である】
【根拠など無いのだし、どちらかと言えば想像に近い】
【ただ病院に入院できている以上、非常に精密に出来ているのは確かだ】

貴方は、私の正体を知ってから態度を変えた…………。
それは……人との間に、何らかの壁を作っているということ。

…………私は、違う。
自分の存在は嫌いだけど、人との接触は嫌いじゃない……。

【"一緒にしないでほしい"と、そう言いたいらしい】
【私と貴方の共通点は、人外であることただ一つだと】
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 21:08:09.26 ID:ftkOrc5To
>>919
【それを、その切実な言葉を聞いた猫は、今度こそ】

”簡単な話じゃないか”

【盛大に、豪快に笑った】

”体力をギリギリまで奪い取ればいい”
”そうすれば傷つける事無く、相手は疲労するだけで済む”
”魔翌力も吸い取れるだけ奪えば、相手を封じつつ自分も武装できる”
”充分誰かを守れるんじゃないか?”

【雨が降ったからどうすればいいと聞かれて、傘を差せば? と答えるような軽さだった】
【少女の意思を、願いを汲み取って】
【その使い道として考えられるものを提示する】

”と、今まで聞いた話からならこれが理想だと思われるんだけど”
”君はどう思う? 自分の考えはないのかい?”

【君の意思を、もっと見せてくれと、猫は期待に満ちた眼差しを返す】
【それは、少女の力を知ってなお、彼女の痛みを知ってなお】

【大丈夫だと、笑うように】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/04/17(日) 21:08:38.60 ID:sfb3sFM5o
>>917

【突然路地裏から飛び出してきた人影】
【当然、そこを歩いていたのは少女だけではなく、周囲の数人からも視線が集まる】
【が、こういう現場に各々が慣れている為か、大したリアクションを取る事は無く】
【数秒後には、周囲は何時も通りの日常へと戻った】

【唯一、進行方向に来られ道を塞がれた少女だけが立ち止まり】
【目の前で起こった一連の流れを、ぼんやり、と表現するのが正しいか】
【注目はしていないが、ただただ流れを見守って】

――――ん。
まぁ、路地裏ってそう言う所だし、仕方ないよね。
喧嘩売られても、不意打ちでヤられても、文句なんて言えない場所だから。

【来た場所へと投げ返された不良を視線で追いながら】
【返したのは、小さい少女の割にはやけに現実的な答えだった】
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 21:11:30.96 ID:OH7Oz1cXo
>>924

んぅ――――? 【グニッ】

【目の前に来た腕に、思わず一瞬後ろを向こうとして】
【そのせいで逆に貴女の細い指が彼の空いているかどうか分からない程細い目に入った】
【グニッ…とその感触が伝わるだろう】

【………視界は、確かに閉ざされた】
【気まずさに似た様な雰囲気で、一瞬沈黙した直後】

ァ゙―――――――ッッッ!!!

【声にもならない叫びを上げて、青年はベンチから転げ落ちて両目を押さえるだろう】
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 21:15:55.89 ID:hefNDF5lo
>>923

―――ねえねえ、そこのお姉ちゃん。

【と、一つ。幼い声が貴女の背後から、一筋の明かりと共に向けられる】
【見れば、明かりは懐中電灯のもので、声の主は十歳にも満たない少女であり】
【森でも探検してきたのか、桃色の髪には木の葉が絡み付き―――】

………ぅ。……お人形さん、ミリーも欲しいなっ!

【確りと見えるだろう相手の姿に、少なからず辟易するも言葉を続けて】
【やがて青い瞳を爛々と輝かせ、薄手の服を微風に揺らせながら】

【たたたたっ、と。幼女は少女に向かって駆けていく】
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 21:16:27.09 ID:8C4DF4zSO
>>925
【狩場の主は揺れに反応した】
【しかし、まだ獲物は掛かっていない】


【足元にばかり注意していてもいけない、なぜならば仕掛けられた隙を生じぬ二段構え】
【蜘蛛の中では高いところで待ち伏せ下を獲物が通った時に糸で編んだ網を投げ掛けて捕獲するものがいる】
【粘着糸の投網が上から落下してくる】
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/17(日) 21:17:08.53 ID:Xq7Icl1AO
>>929

あ。

【思わず、そんな声が漏れた】
【すぐに掌を離すとベンチを迂回して彼の方へと回り込む足音が聞こえて】
【それから慌てた様子でしゃがみ込むと、彼の頬に手を添えようとしながら】

ご、ごめん。大丈夫か?

【と、懐かしい声が至近距離で響いた】

【何ヶ月ぶりか、などと考えるのも、馬鹿らしいくらい久しぶりのソレは】
【紅蓮と極彩色を引き連れる、温もりに疎外された――『生物外』のもので】
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/17(日) 21:19:49.16 ID:FYQIY9my0
>>928

…おいおい、考え方がかわいくねーな嬢ちゃん。
君ぐらいの年ならもっと可愛らしくビビるべきだろーよ
そんな反応してたら彼氏できねーぞ?

【彼女の反応に少し驚いたのか苦笑いして言う彼】
【確かに彼にとっても彼女の外見からは想像しがたい答えではあった】
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 21:21:25.19 ID:xSu69m/xo
>>927

【笑う猫少女を不思議そうに見つめる】
【笑い飛ばされたのか、そんなことを思っていたが――】

【次の瞬間にその疑念は吹き飛ぶ】


―――誰かを……守る…

【提示された言葉を、咀嚼するかのように繰り返した】
【誰かを傷つけることしか出来ないと思っていた能力で、誰かを守ることが出来る?】
【それは人の役に立つということと、イコールで結ばれて】


――うん、…わたしにも出来ることが…ある!

【その顔はもう曇ってはいなかった。そして、自分の考えは?という問いには、答えず】
【他にできること、できること、できること…難しそうに顔を顰めて、それを考える】
【取りあえず、NOという答えは、少女にはないようだ。YESと答える為に、それを探す】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 21:23:53.61 ID:OH7Oz1cXo
>>932

ッ………ッ、グ……

【両目を押さえた儘身体を震わせていたが、其れも徐々に治まって行き】

……だ、大丈夫…やもん

【涙声を漏らしつつも、強がってみせる】
【嗚呼、声を聴くだけで分かる…この人の前では、弱音は吐けない。恰好をつけたい】
【そう思う位に――――愛しい人=z

【ゆるりと、両手を目から離して】

こんばんは…ツァーリさん

【彼女≠フ顔を、見つめるだろう】
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 21:30:18.62 ID:b3uL8gDHo
【波止場】

――――…

【顔の右片方が火傷した赤目の女が座っている。】
【白髪混じりの茶の短髪、黒の野球帽に黒のコートを着、ダメージジーンズを履いている。】

――今日は駄目だな、全然釣れやしない

【黒の義手の手元には竹で作った釣竿を携えており】
【女はゴロリとその場で横になり、夜空を仰ぐ】

【夜と言うこともあってか周りには誰も居ない】
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/04/17(日) 21:30:27.24 ID:sfb3sFM5o
>>933

むっ……大きなお世話だよっ!
私にだって好きな人の一人や二人くらい……――――

【其処まで言って、動きが止まる】
【一人や、二人。自分で言って、思い出して】
【今は消息すら判らない、それでも一番大事だと思っている人と】
【此方も消息は判らないが、少女を「所有物」とする人と】

………………い、いいんだよ、そんなことは!
彼氏なんて居なくたって死にはしないもん!

【そういう問題ではないだろう】
【浮かんだ思考を吐き棄てるように大きな声で】
【然し、若干頬を朱に染めながら、叫び返す】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/04/17(日) 21:30:34.00 ID:facJ6yKF0
>>930

【ふと、背後から向けられた光。 其れに、敵襲かと、身を強張らせたが】
【同時に聞こえて来た、少女の声。其処から、好戦的な人物では無い事を確認して、警戒せずに】

(……。……小さい子だ……)

【振り返り、容姿を確認する。思考している事は、どうやら、嗜好の問題の其れの様で】
【子供は、好きな性分なのだろう。抱えていた、茶のテディ・ベアの腕を動かし、夜の挨拶を】

……。こんばんは。……ミリー……?

【一人称で、自身の名を喋っていた。確認を取る様に、同時に紡ぐだろう】
【自分の姿に恐がっても、歩み寄って来てくれた少女が、益々嬉かった。心の中に、じんわりと、暖かさが広がる】

……好きな人形、取って……

【嬉しそうな微笑を向けながら、手招きするだろう。完全に、子供を浚う不審者の其れに見えるが、恐らく大丈夫だ】
【其の後、異形の左で、地を叩き。良ければ、隣に座らないかとも、動作で問い掛けて】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/17(日) 21:30:51.53 ID:Xq7Icl1AO
>>935

……無理するな、ばか

【言って、頬に懐いていた指は彼の頭に滑り、髪で遊びながら慰めるように撫でる】
【甘やかすようなその仕種も、微睡むような柔らかい声音も――全て】
【彼だけに捧げられた、特別なもので】

ん。こんばんは
あと、ひさしぶり。ついでに、ただいま

【闇に流れる紅蓮の髪は、異なる色彩だというのに溶け込むかのようだ】
【隻眼は瞬いてから懐かしむように細められて、薄い唇には心からの笑みを】
【黒のジップパーカーにカッターシャツと、ジーンズにブーツという装いで】

【三つの挨拶を同時に呟きながら、しゃがみ込んで彼と視線を合わせると】
【擽ったそうに、はにかんだ】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 21:31:45.51 ID:ftkOrc5To
>>934
【少女の顔がはれて、安堵の表情をする猫は、最後の言葉をスルーされてちょっとずり落ちる】

”未だ難しいかな、君には…”
”まあ、自分が正しいと思う事をやってみるんだ”
”間違っていると思ったら、何が間違っているか、きちんと考えて、直す”

”それは多分、君自身にしかできない事だ”

【穏やかな慈愛の表情を浮かべて、猫は少女に頭に手を伸ばし、あわよくば、優しく、ゆっくりと撫で様とするだろう】

”考えて、考えて、どうしても困ったときは、誰かを頼るといい”
”君が心から好きだと思える相手なら、きっと真剣に考えてくれるよ”

【猫の言葉は、無責任にも聞こえるだろう】
【一応道は示した、後は勝手にしろ。そういう類の言葉に】

【でも猫は、心から信じていた】
【それでも立ってあるこうと足掻くのが人間であると】
【どんな異能を持っていても、ヒトである事こそがその価値を決めるのだと】

【何せ、ここまでこれたのも、そのニンゲンがいたからなのだから】

”大丈夫、君は一人じゃないし、ちゃんと優しい”

【言い切って、猫は周囲を見渡した】
【星が綺麗な夜空だが――――この季節は、夜桜にも風情がある】
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 21:32:53.32 ID:RuYYafURo
>>926

やはり、それですか…

でも、どちらかわからないなら、ポジティブに考えませんか?
そのほうが、世界をもっと楽しめまると思いませんか?

【うーむ、と思案して、彼女が出した答えはそれ】
【ある意味、"本来の彼女らしい"答え】
【もう一度にぱっと笑って、小さく首を傾げた】

…それは失礼しました

言い訳するわけではありませんが───
私は、衝動的に人を襲うことがあって壁を作っているのです

でも、それでも壁は壁ですよね
───羨ましいことです。とっても。

【軽く目をつぶって、一歩退いた】
【それから、ごめんなさい、と頭を下げた】

/遅れてごめんなさい
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 21:32:56.10 ID:pDgRb3w8o
【公園】

……んー、ぐ…………。、・……がぅ、――――

【素っ頓狂な寝息を立てて、ベンチの背凭れにべったり甘えて熟睡する、人影ひとつ】

【その主は、三白眼気味の金の瞳を持った少年だ。焼け焦げていた灰色のブレザーは買い直したのか、すっかり元通り】
【根元だけ間抜けに色が抜け落ちていた髪も、染直して元通り。常盤色にぴんぴんしていて】
【これで、彼にとってのすべてが元通り――――?】


 【びー。ざ、ざざザぁざザっがビヂっ――ザ――ガぢっ――――】


【――――――】

【――否。首にぐるりと巻き付いた、「金の首輪」が。居心地悪げに、唸り声を上げている――】
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 21:35:12.85 ID:Z+NYfeNSO
>>931

(どうやら気付かれてないらしいな……フン、こんな罠に、ぼくが釣らr)

−−なッ!!

【動物的直感か、あるいは偶然か】

何ぃッ!? 二段構え……か!!

【上に意識を向けた彼は、その投網に間一髪で気付いたらしい】
【バックステップで、それを間一髪回避して……問題は、着地。着地で粘着糸を踏んでオダブツでは、洒落にならない】

【然し、彼は】

くッ……嘗めやがって!!

【何だ=|?】
【足裏に貼付かせるように……“突如”出現した“何か”が】
【彼を「吹っ飛ばし」て……すぐに、消滅する……結果的に彼は、糸地帯から脱出する事に成功した】

クソ野郎が……このぼくを「捉えよう」とした事−

後悔、させてやる……!

【糸地帯の外から、路地裏の最奥、そこに住まうのか、「化け物」】
【彼は、糸の地帯を睨みつけ……きっぱりと、そう言った】
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 21:36:12.19 ID:OH7Oz1cXo
>>939

むむむ、無理してへんし!

【頭を撫でられながらも、強がってみせる】
【糸目だからだろうか…何処か年齢以上に幼く見えそうだ】
【…彼女からすれば、完璧に幼い部類に入るのだろうけれど】

ん、こんばんは。おかえり。久しぶり
ああ、それと・・・・・・

【彼女の挨拶を其の儘返しながら―――ニコリ、と…微笑んで見せて】
【するりと、彼女の両側のコメカミを両拳で挟もうとする】

何処行ってたねん、お転婆嬢★

【―――すっごい、良い笑顔である。コメカミには青筋が浮かんでいるが】
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [saga]:2011/04/17(日) 21:39:52.95 ID:irmIxnoz0
【森/少し開けた場所】
【誰かが小さな切り株に寄りかかって、寝息を立てているのが見えるだろうか――】

んぅ……すー……。

【白いリボンでサイドポニーに纏められたフェアブロンドの髪は、切り株の上に広がっていて】
【少々見づらくはあるが――首元には、錆びた金色のロザリオが掛けられているのが分かるだろう】
【年齢は16歳程度だろうか。装飾品を見るに、彼女は聖職者であると推測できるかもしれない】

……くー。

【……ちなみに。彼女の服装――白にブレザーに黒白チェックのミニスカート――のせいで】
【詳しくは説明しないが、いろいろと危ない。だが、今のところ彼女は起きそうではない――】
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/17(日) 21:40:43.58 ID:Xq7Icl1AO
>>944

そんなに強くないくせに、まったく

【と、男性に対して最大クラスの侮辱を笑顔と共に躊躇なくぶつけながら】
【しゃがみ込むのにも疲れたか、立ち上がろうとして――コメカミを挟まれる】

え、ぁ……く、熊のとこ、だけど?

【彼には事前に連絡して行ったので、怒られるのは予想外だったのか】
【隻眼を瞬かせながらいう言葉には少しばかり不思議そうな色が見えた】
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/17(日) 21:40:49.77 ID:ff5dW8kmo
【路地裏】


「ひとつひとよのたわむれなれど」『ふたつふたりのきなえにし』

【どす、どす、どす、ぶすり】
【助けてくれと、濁声の叫びが響く】

《みっつみたまのはてるまでとて》〈よっつよごとにあでのはな〉

【どす、ぶす、ざくり、ざくり】
【その声を何処か遠くのものに感じさせる、幾つもの歌声】
【助けを求める声は、言語としての体裁を失い始めた】

[いつついつかはかれるをしれば]〔むっつむなしきくちづけを〕

【ざく、がつん、ぐしゃ、べしゃ】
【次第に水気を帯びて行く音は、六つの短刀の刃から生まれている】
【小指よりも短い六本の刃は、それぞれに過去人間だった肉つきたてられ】

<ななつなげいてながるながあめ>

やっつやはんのしとねうた

【唄の終わりと、彼女達が手を止めたのは同時】
【彼女達は輪を作り、肉と骨と皮膚の集まりを見降ろしていた】

【140cm程度の背丈、黒髪に黒い着物の、八人の少女】
【七人は真白な肌。内の六人は手に短刀、白い顔を返り血で赤く染め、一人は白いまま】
【そして唄を締めくくった一人は、櫻の人間に特有の肌の色をしていた】
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 21:41:04.20 ID:hefNDF5lo
>>938

【向けた視線に、返される視線。なんとなくだが、小さく首を傾げ】
【悪い人ではないのかな、と予測をつけながら、目に入ったのは小熊の手】
【つまりは相手の挨拶で。それを見ると、嬉しそうに―――】

―――ん……ぁ、こんばんはっ!

ミリーはね、ミリーって言うんだよっ?
おねーちゃんはおなまえ、なんていうの?

【問いかけながら言葉に頷き、迷わず手に取るのはワニの人形】
【どうやら背にリュックを負っているらしく、懐中電灯はそこにしまって】

【更には、相手の無言の提案を読み取り、そちらへと歩いてゆき】
【左手ではワニの人形を抱え、右手では胸元を――なにか下げているのか、それを押さえ】
【「おじゃまします」という言葉を云ってから、相手の隣へと腰を下ろす】


【―――簡単に表すと、単純な子なのだろう】

【異形の姿は、優しそうという印象で消え。まして、人形をくれる相手である】
【今、にこりとした表情で座る彼女は、ただ幸せそうに見えた】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 21:44:03.40 ID:8C4DF4zSO
>>943
【ガサガサと何かが這い回る音と一緒に、上から声が響く】

あなた、煙草は吸う?
お酒やドラッグは?病気はして無いかしら?

【若い女の声だ】

若いだけいいけれど、男はあんまり美味しくないらしいのよね…

【ガサガサ這い回る音が止まり】
【スルスルと上から糸を伝い魔物が降りてくる】
【巨大な蜘蛛の下半身に若い女の上半身】
【蜘蛛の尾状の器官から糸が上に向かって伸びている】

やっと掛かった餌だもの、少しずつ少しずつ…大切に食べてあげるわ
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 21:44:42.74 ID:xSu69m/xo
>>940

【おそらくまだこの少女には難しいことだろう】
【だけど、それゆえに色んな可能性が、この少女にはあった】
【もっと人と関わり、知識を得ることが出来れば、この少女はきっと、もっともっと成長することだろう】
【猫少女と出会って話した内容は、それのいいキッカケになるはずだ】


―――うん!

【今までで一番元気な返事を返すと、頭を撫でられてくすぐったそうに眼を細めた】


――わかった…そうする

【頼れる人は沢山ではないが、ちゃんといた】
【彼女が慕う、姉のような存在の人物が】

【だから少女は、何度でも諦めずに立ち上がるだろう】
【自分が、自分として確立できる、その日まで】


―――そう、かなぁ…

【気恥かしさから、歯切れの悪い言葉が出るも、優しいと言われて悪い気はしなかった】
【寧ろ飛び上がるくらい嬉しかったのだが、性格上そんなアクションはしなかった。残念】


――――――ありがとう、猫さん

【最後に、猫少女にキッカケを作ってくれたことに、君は優しいと言ってくれたことにお礼をした】
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/17(日) 21:45:57.67 ID:FYQIY9my0
>>937

…やっぱりいないんかい(笑)
ま、今の反応はなかなか可愛かったけどな

【軽く彼女をからかいながら笑う】

つーかこの街は危ない奴が多いんだなやっぱり。嬢ちゃんも気をつけな。
…って言っても俺も軽く危ないか…。ま、「少々危険な正義の味方」ってのも魅力があっていいかもだが

【自分のことを「正義」と言い放つこの男】
【彼の外見にはその言葉は似合わないだろう】
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 21:46:08.59 ID:aLGJZWzDO
>>906>>913

(「姉」──か)
(流石に複数人を相手取るには、タイミングが悪い、かなーぁ?)

【セシリアを抱きしめ。赤子をあやすかのようにシズリは彼女の背を軽く叩く】
【そんな、母親を思わせる行為の裏側──澱んだ思考の奥底では、「糸」を絡めることのみを考えていた】
【だが──彼女の言葉は飽く迄も「対個人」にのみ絶大な効果を発揮する】
【主義主張の違う「第三者」──それが同場面に出てくれば、その「第三者」を絡め取るのは難しくなってしまうのだ】
【故に──今は「タイミングが悪」かった】

──ふふ、感謝するよ護君の……お姉さん、かなーぁ?
どうやら彼は脚に負傷をしているらしいからねーぇ
その辺りを気をつけてくれると、『友人』の私としては助かる


──そうそう
彼が目覚めたら……伝えてほしいことがある

「風統霊城襲撃計画のことは、私はその存在までしか知らない」
「だけど──其れはきっと、彼ら≠ノとっては通過点にしかすぎない」
「詳しい話は、2人きりでしたい」

──と、ね

【現れた少女に対して。彼女はそんな伝言を託す】
【少女にとっては──護に対してプラスになる情報にしか、聞こえないはずだ】

【──2人きりになる】
【其れが、己を危険に晒す可能性もある道筋】
【だが、何故彼女はそんな選択を取ったのだろうか】
【全ては、エメラルド色の瞳だけが、知っている】

【──護や少女がこの場を立ち去るならば】
【きっと、シズリは止めないことだろう】

/ただいま戻りました!
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 21:46:30.44 ID:p31Mqhoso
>>941

…………そうね。

でも……ネガティブに想像しておいたほうが、
嫌な事実を知っても、ショックが少ないから……。

……その考え方も、いいとは思うけど。

【ミーナを否定するわけではないが、チェルシーの答えは正反対の物】
【価値観や考え方の違い、というものなのだろう】

別に、謝る必要はない……。
私には……こうして、普通に接してくれてるし。
……衝動的ではないけど、私だって人を襲ってる。

【相変わらず、冷たい響きを持った言葉だけれど──どうやら、慰めようとしているらしい】

/いえ、自分も遅レス気味ですしお気になさらず。
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 21:46:36.14 ID:OH7Oz1cXo
>>946

………ええもん、僕なんか……

【ぐすっ、と一度視線を逸らしてべそをかいて】
【割とマジで凹んでいる…まぁ好きな人から言われたら仕方ない】

な・が・す・ぎ。
僕がどんだけ心配した思うてんねん

【きり、きり・・と、コメカミを挟む手を少しずつ…捻じりだした】
【いわゆるグリグリ攻撃である・・・】
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/17(日) 21:51:33.04 ID:Xq7Icl1AO
>>954

泣かないのー男だろー?

【なんて、棒読みでからかって】
【グリグリされて鬱陶しそうに眉を寄せたが、しかし反応はそれだけで終わり】

……ていっ

【邪魔、というように彼の頭に痛くないくらいに軽くチョップしようとするだろう】
【拳が外れれば立ち上がり、ベンチに座り込もうとしながら困ったように】

仕方ないだろ、久々だったんだ。色々

【――まぁ、確かに仕方ないのかもしれない。積もる話も、あったのだろう】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福岡県) [sage]:2011/04/17(日) 21:52:51.08 ID:AiFBMBqLo
>>945
【かさ、と葉の擦れる音がして、一人の人影が空の下に追加される】

―――お、ここは少し明るいな

【外ハネ気味の茶髪と茜色の瞳を持った、割とスタイルのいい少女】
【セミロングの茶髪の一部だけを小さなツインテールにしており、その頭頂部には所謂アホ毛が】
【制服風の白い上着とスカートを黒いインナーに重ねるように着ており、黒いタイツが足全体を覆っている】

……って、先客か。こんな所で暇な奴だな

【現れた少女は、『先客』であるところのロザリオ少女を見つけると、声量を抑えてそんな事を言い】
【それから、足音を立てぬように器用に歩いて、ロザリオ少女の元に歩み寄るだろう】
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/04/17(日) 21:53:10.30 ID:facJ6yKF0
>>948

……ミリー、……可愛い、名前だね。……
……僕は、……夢幻檸檬

【ミリーで合っていた事に、安堵して、瞳を細める。ミリー。愛らしく、少女の純真さを秘めた名に感じた】
【名乗り返したものは、妙な名前だった。櫻の国の響きを持つが、固有名詞ばかり連ねた物】
【右手で何かを押さえている動作が気に成ったのか、一瞬其処を注視したが、直ぐに視線を少女の顔へと戻すと】

……、ミリーは、……夜遅いのに……どうして此処に……?

【ワニの人形を手にした彼女に、孫に菓子を与えようとする老婆の様に、「もっと持って行っても良いんだよ」、と問い掛けるだろう】
【リュックを背負って、懐中電灯も常備している所を見る限り、家出か、旅をしているのだろうか、と推測する】

【無邪気な心に触れる事が、久しく感じた。穢れに染まり、氷の張った自分の心を、緩やかに、溶かしていく】
【隣に座った少女に、青白い眩さに染まり、緩みっ放しの顔と、果実の様な橙の双眸を向ける】
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 21:56:19.77 ID:OH7Oz1cXo
>>955

………ええもん。もう僕、女で

【と、ちょっと拗ねちゃったようです】
【チョップされればすぐに手を離して】

【ベンチに座った彼女を一度見上げると】

そう言えばツァーリさん…得物は?

【少々不思議そうに首を傾げてから…立ち上がるだろう】
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [saga]:2011/04/17(日) 21:57:51.32 ID:irmIxnoz0
>>956

……んー……んふふー

【なにやら幸せな夢でも見ているのだろうか。口許には小さく笑みを浮かべている】
【近づき方が上手かったおかげか、ロザリオの少女が起きる様子は一切無い――】
【彼女が望めば、何でもする事ができるだろう。武器を構え、その細い体に振り下ろす事さえ】
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 21:58:26.30 ID:ftkOrc5To
>>950
【つい先日、ボロボロになって帰ってきた甲斐があったというものだ】
【猫は父性に似たものを感じながら、今度は何を思いついたのか、手を放す】
【そして右手を差し出して握り、開くと】

”これをあげよう”

【正面から見ると、銀色の、二辺が異様に長い二等辺三角形だ】
【上下左右に回してみると、それが実は円錐である事に気付くだろうか】
【うっすらと光を反射しながら、表面は傷一つなく、底面から突き出した突起に紐が掛けられるようだ】

”君の魔翌力が抑えられなくなったら使うといい。銀が剥げて黒ずんだら壊すんだ、代わりに受けてくれる”

【少女の手に乗せるように、その飾りを差し出す】
【持ってみれば、少ないながら確かな重みがあるだろう】

”まあ、お守りだよ。君の成長を心から祈っている”

【そして軽く伸びて、そろそろ遅くなる、と空を見上げる】

”…そういえば、君の名前は?”
”僕は、ブルーライン。二回目だけど、魔法使いだ”

【魔法使い、の言葉を、猫は誇るように名乗った】
【万感の想いを経て、たどり着いたその言葉を、手放してなるものかと、力強く】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 22:00:09.43 ID:Z+NYfeNSO
>>949

煙草は一日に二箱吸うし酒もウワバミ。ドラッグもガンガンにキメている…………

…………と言ったら、どうするんだ?

【無論、全てウソ】
【事実を言うなら、煙草は吸わないし、酒は「ホドホド」……ドラッグは思考力を落とすから、キライだ】

そして生憎、「性転換手術」なんてする気は無い……まあ要するに、ぼくを喰っても美味くは無い。

何より−

【その言葉をきっかけに、彼は動いた】

喰われる気は、サラサラ無いッ!

【彼の右手の中に現れる……“杖”】
【荘厳な雰囲気を持つデザイン、物々しさを演出する赤い宝石……見るからに、ヤバい一品だが…………!?】

【……何だろうか? この杖……見た目こそさながら神具のようだが……】
【何か、“空虚”というか……“中身が無い”というか……?】
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/04/17(日) 22:02:41.95 ID:sfb3sFM5o
>>951

むー……。
なにさ、貴方だって居なさそうじゃない……。

【からかわれれば、不貞腐れたように唇を尖らせ】
【反論したいが、出来ない。そんな複雑な心境】
【悔しいからか、ぽつりと小さく呟いて】

そりゃまぁ……何処に居ても危ない人は居るもんだよ。
寧ろ、路地裏でドンパチしてた筈なのに此処まで来ちゃう貴方も十分危ないと思う。
やるならせめてもうちょっと静かに、しっぽりとさー――

【気をつけてと言われても、といった様子で数度頬を掻き】
【其の侭ピシッ、と青年の顔を真っ直ぐ人差し指で指差す】
【が、青年の呟きとも取れる言葉を耳聡く拾った少女は】

……正義? Justice?

【貴方が? とでも言いたげに、首を傾げて見せた】
【地味に失礼な奴である】
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/17(日) 22:03:29.12 ID:Xq7Icl1AO
>>958

はいはい、ごめんな悪かったよ

【拗ねた彼に苦笑いを向けながら、そんなことを適当に言って】
【座り込むと、以前は巻かれていた鎖を持たず、完璧な丸腰の此方は彼の言葉に溜息をついた】
【若干、拗ねたような寂しがるような反応を見せて、少しばかり沈黙すると】

……ナオミ、見付けたけど貸したから、清巌に新しいの作ってもらおうと思って

【そんなことを言う。】
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 22:03:48.64 ID:RuYYafURo
>>953

私の考えを押し付けるわけにはいきませんからね
それも一つの手ですよね

【こちらも無理に自分の価値観を押し付けようとはしない】
【退いた一歩はそのままに、こくりとうなずいて】

ふふ、ありがとうございます

本当は大勢の人と仲良くなりたいんですけどね…
それも叶わぬ願いです

"哲学者の卵"は恐ろしいものですね

【今度は感謝を込めて、もういちど頭を下げた】
【そして、最後のヒトコトは、半ば独り言の様につぶやいた】
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 22:07:46.80 ID:xSu69m/xo
//次スレです
//http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1303045630/
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福岡県) [sage]:2011/04/17(日) 22:08:33.35 ID:AiFBMBqLo
>>959
【そんな訳で、身を屈めて手を伸ばせば触れられる程度の距離まで近づいた少女】
【腕を組み、眺めるように寝ている少女の様子を観察して―――ふと、悪戯っぽい笑みを浮かべる】


     ―――そうだな


【悪い顔でそう言うと、懐のナイフを取り出して、寝ている少女の喉元に―――】



【……などということはまったくなく(ただし不敵に悪そうな表情を浮かべたのは本当)、その場に身を屈めて、淀みなく右手を伸ばし―――】

【―――掴もうとするのは、ミニスカートの裾
   触れたなら、やはり滑らかな手付きで、さっ!と捲り上げようと、】
【もしかして:スカート捲り】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 22:09:01.88 ID:hefNDF5lo
>>957

ぅ……そう、かなっ……?
……でも、れもんおねーちゃんもなんだかカッコいいおなまえだよっ?
「つよそう」だし、「やさしい」もんねっ―――!

【推測と、感想。後者に関しては名前ではなく単に印象だが、どちらも悪いものではない】

【そして、右手で押さえる何か。服が薄手だからか、透けて見えるのだが】
【正体は所謂“ロザリオ”―――触っているだけということもあり、大事なものなのか】
【どちらにせよ宗教色のそれではないようで、次第に手も離れていき】

んっとね、えっとねー……ミリー、おうちにいるのがヤなのっ。
ママはおしごとでかえってこないし、一人でいるなんてつまらない、から……?

【話す合間に「いいのっ?」と尋ね返し、答えが出るかどうかのタイミングで、もう一つ頂いて】
【ワニと対になったのはサルの人形。綻ぶ口元が、喜びを如実に表して】

【言葉自体は尻切れトンボ、最終的には小さくなるのだが―――理由は、これまた一つ】
【それは、こちらに向けられた橙の視線である。無論、拒否感で言葉が失せたわけではない】
【少しばかり暗い話題が、相手の柔らかな(に感じられる)雰囲気に呑まれてしまったからである】

【だから、理由は告げたものの完結はせず。幼女は青い瞳を返して、ニコっ――と、笑いかけ。】
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(四国) [sage]:2011/04/17(日) 22:09:10.29 ID:nGh8N0MAO
>>913>>952
【泣き声は大分小さくなってきたものの、未だ泣き続ける少女に二人の会話に入っていけるだけの余裕は無かった】

(辛い…苦しい…)
【シズリに背を軽く叩かれ、セシリアは赤子の様にその体にぎゅうっとしがみつく】
【セシリアも当然、病院へ向かうだろう姉弟を止めはしない。心の中でゴメンね、ゴメンね、と謝りながら、その背で護に別れを告げるつもりだ】

/おかえりー!
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 22:11:43.65 ID:OH7Oz1cXo
>>963

………むぅ

【と、最後に一度拗ねた様な息を漏らして】
【漸く彼女の隣に座り直すと……】

………………… 

【ぽろり、と目から雫が溢れた……】
【先程目を突かれた痛みとは、別の理由で】
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/17(日) 22:13:29.22 ID:Xq7Icl1AO
>>969

ふふふ、拗ねないの

【なんて上機嫌に言うも――彼が涙を見せると流石に驚いたのか】

え、あ……ど、どうした?

【と、問い掛けて】

/申し訳ない、次遅れます
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/17(日) 22:13:40.01 ID:FYQIY9my0
>>962

…その反応は慣れたわ。ま、一応俺ぁ「正義のイケメン不良」してるんだがな…今んとこはどこにも属してないが…
青義同盟が若干気になってるって感じ。…知ってる?青義。

【苦笑いをしながらそう言い、ジーンズのポケットに入れてあったポスターを出して開く】
【こんなことを言うが一応かなりモテるらしい】

【ポスターを見れば――

 新正義組織 「blue justice/青義同盟」
 俺達の組織と、justice・対機関連合等の正義組織との違いは2点ある!

 〜中略〜

 P.S 何なら文句でも構わねぇぜ?腹立ててる連中もいんだろ?お互いの正義を語り合おうや。実力も見ておきたいしな】

【どうやら街中に貼ってある青義同盟のポスター】

972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 22:13:48.04 ID:MtlrM9ULo
【水の国 とある冒険者ギルド】

……まだ怪我も治ってないってのに
な〜んでこうも次から次へと面倒事が続くのだぜ?

悪党の皆さんもあれだ、たまには休んで南の島にバカンスにでも行ってればいいのだぜ。
そうすりゃ俺も楽できて悪党さんもリフレッシュで、お互いにお得なんだけどね〜……

【水の国にある冒険者ギルドの受付で、一人の男が書類とにらめっこしながら何やら呟いている】
【褐色の肌をした特徴の薄い冴えない容姿のその男は、重い疲れを表情に滲ませながら】
【山のように積み重なった紙に目を通してはさらさらとペンを走らせていた】

【それは昨日発生したテロ事件に関する書類】
【ギルドからの復興支援活動に関して、男は立場上色々と手回しする必要があるのだ】
【物語で語られることのない非常に地味な活動だが、こうした脇役の仕事も世界には存在している】

……あ〜、一旦休憩。もう頭が回らない。
まだ時間あるし、しばらくだらだら通常営業するのだぜ〜……・。

さあさあ勇敢なる冒険者諸君!
胸に秘めたる勇気や野望があるのならばここにカモンなのだぜ!

【男――ギルマスは、積み重なった書類を一旦どかすと】
【気を取り直すように頬をパンパンと張ると、ペンを指先でくるくると回しながらそんな独り言を宣っていた】

【冒険者ギルド<Blue bird>。本日もまったりと営業中である】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [saga]:2011/04/17(日) 22:15:28.39 ID:p31Mqhoso
>>964

哲学者の、卵……?

【その名前を、チェルシーは良く知っている】

【孵化こそしていないものの彼女の身体にもあるし】
【他人に向けて撃ったことさえ──何度も、ある】

……───ねぇ、ミーナ。

私が、その卵を人に向けて撃ったことがあったら……どう、思う?

【最初のように嘘を付くまでもなく、隠し通すことは出来る】
【しかし、どうしてもこの質問だけはしておきたかった】
【理由は簡単──黙っているのが、辛かったのだろう】
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [saga]:2011/04/17(日) 22:16:23.30 ID:irmIxnoz0
>>966

【……彼女の目論見はいとも簡単に成し遂げられるだろう。ミニスカートは特に抵抗も無くめくられて】
【ロザリオの少女は、全く意識が無いままに自らの太ももと下着とを外気にさらすことに――】

【――と】

……ん、ぅ?

【ぱちん。彼女がスカートをめくった瞬間、少女は瞼を開く。…… 起 き た 】
【そして、いつのまにか目の前にいた彼女と、その手が伸ばされている先を翠蒼の瞳で見れば――】

ッッ、キャァァァァァァァァァアァ!?

【これ以上ない位の叫び声を上げると、凄い勢いでスカート捲りの彼女から離れようとする】
【耳まで真っ赤にしながら目じりに涙を浮かべる少女――これほどの叫びを上げるのは彼女には珍しいことだ】


【ちなみに、水色だったそうです】
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 22:17:27.54 ID:8C4DF4zSO
>>961
それは困るわね…初体験はできれば素晴らしい思い出にしたいし…
でも物は考えようかしら、不味い物を知ってこそ、美味しさの有り難みも分かるって物よね

【上に繋がる糸を切り着地】
【現れた杖を見て苦虫を噛み潰したような表情をする】

ゲッ、能力者ぁ…嫌な感じ!
私能力者って嫌いなのよね!
いつも食事の邪魔ばかりして、せっかくだしあなたで腹いせにさせてもらうわ!

【そして尾状器官を青年へ向けると先端から粘着糸を噴射する】
【触れれば粘着し、体の自由を奪う強力な蜘蛛の糸だ】
【ただし極端に火や熱に弱く簡単に焼き切れる】
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 22:19:06.57 ID:OH7Oz1cXo
>>970

えっ?何が…?あれ?

【ポロポロと溢れる涙に、今まで気付いていなかったらしい】
【其れに気付くと漸くそれを拭いだして】

ちょ、ちょっと待って………

【ぐしぐしと涙を拭うが、その端から涙は溢れて】
【少し…治まるまでに時間がかかる】

【――――思えば、彼女に上げた初めてのプレゼント≠ヘ……】
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 22:19:28.06 ID:xSu69m/xo
>>960

―――?

【なんだろうと猫少女の右手を見て、出てきた円錐のお守りに目を遣る】


えっと……魔翌力を抑えてくれるけど…限界があるってこと…?
…何でできてるの…?

【これがあれば、厄介な衝動を抑えることが出来る。いいアイテムだ】
【なくなれば、また補充したい一心で問う。そして、それを受け取って】

【名を問われると】



『自立自動殺戮ユニット―――Iamyプログラム code:Failer-001』

ゼーロ・ウィオラーケウス

―――――今はこう名乗らないといけないけど…気にしないで

【今までと違う、どこか機械的なような、事務的な口調でそう答えた】
【次の瞬間には、元の口調に戻っている。勘が良ければ――彼女が人造人間であることがわかるかもしれない】


――魔法使いのブルーラインさん…だね…覚えた

【繰り返して、もう一度ありがとうと呟くだろう】

/遅くなりました…申し訳ない!
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/17(日) 22:23:19.65 ID:ff5dW8kmo
>>972

「有機と鬼謀?」『それは孔明』〈28まで農夫で〉[魚が居ない水]
〔じゃあ鳳凰の雛は?〕《有機はアルコール》<鬼謀はそのまま鬼謀でいい>

【入口の方から、てこてこと幾つもの足音がして】
【同時に、良く似た声が足音と同数、会話の様な独り言の様な言葉を発する】
【同音異義語の言葉遊びを、行っているその姿は】

【もしも普通の来訪者を想定してそちらを見た場合、直ぐには見つけられないかも知れない】
【少女達≠フ身長は140cm程で、平均の身長より大分低いからだ】
【黒い髪に黒い着物、櫻の東部の顔立ち。此処までなら、平平凡凡だろうが】

……営業してるの?

【少女達≠ヘ8人居た】
【縦一列、電車ごっこのように並んで現れた彼女達】
【戦闘の一人は櫻の黄色い肌、後ろの七人は陶器の様な白い肌】

【そんな彼女達は、男の居るギルド受付までやってくる】
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 22:24:17.71 ID:Z+NYfeNSO
>>975

フゥー……ん。言ってもムダか……

【原稿用紙やら、ペンケースやらが、バラバラと地面に落ちて】
【鈍かったり甲高かったり無音だったり様々な音を奏でる。然し、それはあまり関係無い事か】

【青年が吐き出された糸に向け、小慣れた様子で杖を翳すと】
【杖の先端、宝石の部分が「壁」に、“変化”……糸を、受けて】

こーいうのは……どうだ?

【そのまま、彼は】
【杖を、「化け蜘蛛」に向けて投擲……然し、それ程の「技術」がある訳では、無いようで】
【命中しても、対して痛くは無いが】

【それと同時に、彼は三歩後退する】

/風呂行ってきます
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福岡県) [sage]:2011/04/17(日) 22:24:34.82 ID:AiFBMBqLo
>>974
あ、水色

【なぜ言ったし?】
【ともかく、スカートを捲り、中身を確認し、起きられて叫ばれて―――】

おお、起きたか。こんな所で寝るなんて、ちょっと無防備じゃねーか?
変な奴に襲われたらどうするんだ全く

【屈託のない―――悪戯っ子のようなと形容するべきか―――そんな笑みを浮かべて、しれっとそんな事を宣って見せる】
【ちなみに追わない、捕まえない。余裕綽々な様子で屈めていた身を起こし、再び腕組み立ち姿勢】
【というか、この構図では自分が変な奴そのものだが、そのことを理解できているのだろうか?】
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/04/17(日) 22:24:49.03 ID:sfb3sFM5o
>>971

……名前位なら。ポスターもそこらに貼ってあるし。
ま、私は興味無いんだけど――自分でイケメンって言うのはどうかと思うよ?

【開かれたポスターを見たのは数瞬】
【街を練り歩けば目に付く物は、何時の間にか内容も覚えてしまっているもので】
【少女の頭の中にもまた、ポスターに書かれている事は大雑把にだが残っている】

【故に少女はポスターそのものにはさして興味を示さず】
【視線を向けるはポスターの向こう。それを広げている青年】
【青年が何を思って青義に興味を示しているのか、其処に興味を示している】
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 22:28:00.09 ID:ftkOrc5To
>>977
”それはほら、不思議物質”
”何せ、魔法使いだからね”

【煙に巻いて、猫は肩をすくめた】

”それが壊れる前に、君自身に一番いい方法を探せばいい”
”お守りを過信するなって事だよ”

【そこは、ちょっときつい口調でいい含めておく】
【頼りすぎてはいけない、あくまでお守りなのだと…多分、この幼い少女には伝わらないかもしれないが】

”―――――わかった、ゼーロ”

【機械めいた呼称を、あえてスルーして】

”もう、帰ろうか。流石にちょっと遅い、そこまで送ろう”

【一歩ゼーロの前に出て、手を差し出すだろう】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府) [saga]:2011/04/17(日) 22:31:37.18 ID:irmIxnoz0
>>980

あ、ああああなたがその変な人でしょうっ!?
もうっ、寝てる人のスカートをめくるだなんて考えられないです――っ。

【あ、突っ込んだ】
【怒りや呆れよりも、スカートをめくられたことへの羞恥心が勝ってしまっているらしく】
【怨嗟のような小言のような言葉をぶつぶつとつぶやきながら、涙目で彼女を睨んでいた】

……そもそもあなた、なんでこんな所に……。
迷ったんでしたら、街への道は教えますよぅ。

【おそらく、少女はこの森のことを良く知っているのだろう。仕事のようにそんな提案をする】
【あるいは、早くスカートめくりの彼女から離れたいと受け取ることもできるかもしれないが――】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 22:32:17.99 ID:MtlrM9ULo
>>978

んにゃ?……おおぅ、これはまた珍しく大所帯なパーティーだね。
イエス、只今ギルドは絶賛営業中なのだぜ!

【ギルマスは、妙な隊列を組んだパーティーに一瞬ポカンとした表情を浮かべるが】
【すぐに営業スマイルを取り戻して、彼女の声に短く答えた】

さてさて、本日は何の御用で?
『冒険者』としてか、『依頼者』としてか、はたまた別か。
冒険者ギルド<Blue bird>は可能なかぎり皆さんをサポートするのだぜ

【ギルマスは、へらへらとした邪気の無い笑みを浮かべながら】
【カウンターから幾つかのファイルを取り出しながらそう訊ねた】

【受付で出来ることは主に「クエスト受注」「依頼」「相談」など】
【冒険者への仕事の斡旋を仕事としているため、後者二つで出来ることはある程度限定されている】
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岡山県) [sage]:2011/04/17(日) 22:33:13.18 ID:RuYYafURo
>>973

……む?

これまた、面白い、質問ですね…

【面白い、というのは勿論、冗談。表情は打って変わって真面目だ】
【敢えて何故そんな質問をするのかを尋ねなかった】

……どうとも思わないですね
そりゃあ、褒められたことでは無いですが───

仮に本当だとしたらチェルシーさんが考えた末に、取った行動でしょう?

【彼女らしい、一風変わった答えだった】
【そちらに向けた視線はどこまでも真っ直ぐで】
【それは彼女の言葉に嘘偽りが無いことを表しているようだ】
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage saga]:2011/04/17(日) 22:33:41.31 ID:facJ6yKF0
>>967

……ふふ、……ありがとう。
……でも。ミリーは、素敵な名前だよ

【強そうで、優しい。其の言葉が、本当に嬉しかった。奇異の怪物に、優しい言葉を掛けてくれる幼女を、只管に、愛らしく感じた】
【そして、下げているもの―――ロザリオ=B宗教的なものでは無い様に見えた、だが、装飾品にしては、大事そうなものに見えて】
【ミリーは、どんな思いで、十字を下げていたのだろうかと、ぽつり、思考した】

(……大事な……物なのかな。……)

……お母さんが、……仕事で
……其れじゃあ……いつも、外で過ごしているの……?

【家出の形に近いのだろうか、と考えて。ずっと帰っていないのかと、問い掛ける】
【然し、森は、少女が一人歩きするには、安全は保障されない場所だと心配する。夜は、例え街中だとしても、危険が多い】
【今日まで生きているということは、ミリーは、能力者か、又は、魔術を使える者なのだろうか、と、考えが過ぎった】

【返される、青の双眸。そして、向けられた微笑み。益々、胸が締め付けられる思いで】
【無垢は、全てを浄化してくれる。瞳を細め、無機質な色合が支配する世界の中、其処に存在する、確かな色彩と、暖かさ】

【ふと、大胆な行動に出る。恐る恐る、人の形をしている右手を伸ばし、ミリーの頭部に触れようとしていた】
【もし、其れが、阻止されなければ。明らかに、人間のものでは無い、異常な冷たさが、伝わるかもしれない】
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 22:34:35.03 ID:1Z0Ntf0to
【櫻の国、その何処かの森の中】
【得も言われぬ霊幻な雰囲気に満ちた緑の中で1人歩く者がいた】

ふ〜……いやはやこんなもんかな……。
修行とかもう面倒臭い……眠い……。

【独り言である、周りにはだれもいない】
【女性は軽いウェーブのかかった少し長い黒髪をその手でくしゃりと掻き上げる】
【彼女の姿を一言で表すならばそれは修験僧のような格好だった】
【首には何重にもした数珠を掛け、彼女の性格なのか胸元は大きくはだけていてサラシで巻かれているの分かる】

……咳をしてもひとりぃ……ゴホっ……。
…………それにしても一人って辛い、切実に。

【右頬に刻まれた切り傷を人差し指でカリカリと掻く】
【古傷であるそれはもう痛みはないのだけど、掻いてしまうのは癖のようなものだった】

森に篭って早一週間、誰でもいいからお話したい……。
あと文化的な物に触れたい、これまた切実に。

【「むー」とむくれる、それだけで寂しさが募る】
【それを紛らわせるように手に握っていた銀の錫杖で地面をトンと叩き、大きく息を吐く】
【その行動を節としたのだろう、ダルそうな猫背のままフラフラした足取りで歩き始めるのだった】

(やっぱ人間には会話が必要だと思う、あゝ人肌が懐かし恋し……)

【俗世と離れても仙人でない彼女はその環境には慣れずにいた】
【要するに煩悩まみれだった】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県) [sage saga]:2011/04/17(日) 22:34:45.08 ID:FYQIY9my0
>>981

しゃーねーだろ。イケメンだもの。
俺は性格は良くねぇがモテんだよ。何故かタイプじゃない女ばっかにだが…何故モテるか、その理由はどう考えたってイケメンだからだろ?

【何やらウザイことを言う不良モドキ】

…自分の目指す正義が青義同盟と一緒なら、進んで入るべきなのかね…

【赤いオープンフィンガーグローブをつけた両手で広げたポスターを凝視してはため息とともにこのような言葉を漏らす】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/17(日) 22:37:36.45 ID:xSu69m/xo
>>982

そっか……じゃあ、大事にするね…

【二つとないものだと知ると、やっぱりちょっと残念だが】
【僅かでも、答えを探す時間を与えてくれたのだ。ゼーロはこのお守りを大切にするだろう】


―――うんっ

【差し出された手を握って、やがて歩き出すだろう】

【手を繋いでない方の手で、お守りをしっかりと握って――歩いてゆく】


【一歩づつ一歩づつ、今まさに、成長しているかのように―――】


//この辺りでしょうか、ありがとうございました!
//お守りどうもです!大事に使わせてもらいますね
//お疲れさまでした!
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 22:38:06.93 ID:pdkKsLoSO
>>968

………………、分かった。目覚めたら、伝えておくよ。

【少し、言葉に、合間をとってから、そう約束すると】
【倒れている護を、担ぎ上げて、】


それから、………幸せに、なりなよ。

【セシリアの方に、ポツリと意味深に呟いた。】
【……それに、一体どういう意味を込めているのだろうか】

【だが、それ以上は何も言わなかった、姉弟は病院に向かい出す。】
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 22:39:00.80 ID:pdkKsLoSO
>>990
/追記
/お帰りなさいー
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 22:39:35.78 ID:8C4DF4zSO
>>979
能力者ってのは本当にいつもいつもしゃしゃり出てきて…おかげ私はいつだって空腹よ!
刃物ですらないこんなちっぽけな物でどうにかなると思ってんの!?

【糸を切断、巨大で頑強な爪になっている蜘蛛の脚で払い飛ばす】

【八本の脚で突撃してくる】
【巨体での体当たりは勿論鋭い爪状の脚で踏まれるのも危険極まりない】


/いってらっしゃーい
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/04/17(日) 22:40:26.03 ID:ftkOrc5To
>>989
【少女を握る手は、肉球とは関係なく、暖かで柔らかい】
【穏やかに、一歩ずつ進んでゆく少女に歩調を合わせ、別れるまで寄り添い続けるだろう】

”尊厳と共に在れ”

【夜に溶ける青は、置き去りにした悲しみを払う短い言葉を虚空に残し、共に行くだろう】

//お疲れ様でした、それはご自由にお使いください
//ありがとうございましたー!
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(福岡県) [sage]:2011/04/17(日) 22:42:24.26 ID:AiFBMBqLo
>>983
ああ、どうやらそうらしいな?

【まるで他人事である。その口調の嫌な明るさから、とりあえず反省していないことはわかるだろう】
【組んだ腕を解いて、特に意味はないのだろう、人差し指を立てた手をクルクルと回しながら言葉を続ける】

まさか、あたしが迷った挙句に偶然会った奴の水色下着を拝もうとするトチ狂った奴に見えるのか?
安心しろ、この辺は大体把握したから

【見えるだろう……ともかく、特別迷ってるなどといったことは無いらしい
     口調のマイペースさが崩れていないことからも、それが本当だと伺えるか】


こっちからすれば、むしろお前がこんな所で何をしてるんだって気分だがな
こんな所で無防備に寝てて、もしあたしが(性的な意味で)問答無用で襲いかかって来るような変人だったら、どうしてたつもりなんだ?

【注:既に変人と断ずるには十分かと】
【話す言葉には、若干の呆れが浮かぶ―――好意的に解釈すれば心配してると取れもするか】
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県) [sage]:2011/04/17(日) 22:42:49.66 ID:ff5dW8kmo
>>984

「パーティー……宴会?」『お酒はないよ?』〈おつまみもないよ〉[無い無い尽くしの無い尽くし]

……24時間営業?それとも今日だけ?
今日だけじゃなかったら、すごく助かるんだけど……

【隊列の先頭、比較的普通に見える少女が交渉役の様で】
【後方のメンツは、言葉遊びに耽溺している真っ最中】
【それでもどうやら、言葉の意味は正しく伝わっているようで】


……国で聞いた。ここに来ると、仕事とか探してもらえる、って
お金は持ってきたけど、無くなるし、稼ぎたいから

………まず、この、クエスト受注?

【「まず」と言ったのは、他にも用件が有るのだろうけれど】
【その用件の優先度は、金銭の獲得に比べると低めという事の様子】

登録の手順、とか……どういう事をすれば、いい?
向こうになれてるから………良く、分からない

【櫻の制度は馴染みが有るが、こちらに来てからは日が浅いという事だろう】
【言葉がところどころ足りないが、それでも少女は、可能な限り円滑な進行を目指そうとしている】
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 22:43:33.52 ID:aLGJZWzDO
>>968>>990

(セシリアちゃんに護君──)
(≪Justice≫にヴェイスグループ──)
(護君はヴェイスの名を知っていた。接点はあるのかなーぁ?)
(だけど……ヴェイスグループを機関に引き込むことは、悪くない)
(敵の敵は、味方ってねーぇ)

【優しく、優しく──彼女はセシリアの背を擦り】
【ただただ。セシリアが更に己に身を預けられるように、携帯電話をポケットに仕舞ってから】
【そっと──セシリアの頭を撫でようとする】
【「私は、セシリアちゃんの傍にいてあげる」──】
【まるで、そう告げるが如く甘い態度で、セシリアに接していた】


──ありがとうね、護君のお姉ちゃん
キミともいずれ、『友人』になりたいかなーぁ?

【そして──甘い甘い語尾を口にし】
【そのまま、姉弟を見送ることだろう】

/護の人はお疲れさま、かな?
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県) [sage]:2011/04/17(日) 22:44:34.57 ID:sfb3sFM5o
>>988

――――――ふーん。
良く判んないなぁ、チョイ悪って奴?
ちょっぴりワイルドに惹かれるの? 如何考えても――おっと。

【ものすっごく訝しげな視線をじとー、と向けるも】
【本人がそう言うのならそうなんだろう、そう前向きに考える事に】
【然し少女内では納得していないのか、思わず口が滑りそうになるのを堪えて】

別に、好きにしたら良いんじゃないかなっ。
私から言わせて貰えば、JusticeのblueJusticeも大して変わらないし。
それなら、貴方は貴方の意思で貴方の進退を決めるべきだと思うな。


…………進退は、関係ないかな?


【こつ、こつ、と。青年の横に回るように歩を進めて】
【自分の素直な意見を包み隠さず青年に伝えながら、視線を少しだけ路地裏に向け】
【少しの間を置いて、疑問符と共に青年へと向き直りながら、小首を傾げる】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/17(日) 22:44:40.20 ID:pdkKsLoSO
>>990
/すいません、安価付け忘れていました、
>>952もです。
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/04/17(日) 22:45:30.08 ID:Xq7Icl1AO
>>976

あぁ、もう……

【慌てたよう乱暴に涙を拭おうとする彼の手を、やんわりと押し止めると】
【ポケットから取り出したハンカチで、丁寧かつ柔らかな手つきで水分を吸い取ろうとしながら】

捨てたり、壊れた訳じゃないんだ
貸したんだよ。ちゃんと、帰ってくるから。な?

【と、言い聞かせるようにして彼へと説明していくだろう】
【相棒たる刀を貸し出して、寂しいのは自分もなのだが――まさか、泣かれるとは。予想外だった】

/ただいまです
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/04/17(日) 22:47:53.15 ID:hefNDF5lo
>>986

………え、へへ。ありがとう、れもんおねーちゃんっ!

【嬉し、恥ずかし。両手に抱えた人形に、淡く染まった顔を小さく隠し】
【それでも思ったことはまっすぐに、言葉として素直に伝え】

うんっ。……ごはんは、食べに帰るけど―――。

……あのね、おうちにいるより、外の人たちのほうがあったかいよっ?
みんなみんなやさしいし、ミリーとあそんでくれるからっ!
れもんおねーちゃんだって、こうやって――――――

【安穏な孤独より、多少なり危険な温かみの方を求める―――母親は、余程忙しいのか】
【そして、幾度もこうして出歩いているというような話し方。】
【魔翌力などを感知することは出来ないが、運が良いか特殊な人間かのどちらかなのだろう】

【―――と、言葉の途中で、此方に近付く手へと目が向く】
【何度かされたこともある。相手を信じているからこそ、避けるような挙動は一切無く】

――――、―――………あったかいもん、ねっ……?

【温度してなら、冷たい。寒いのかな、とも思ったが、きっと違う】
【けれどその違和感は責めるようなことではなく、けっきょく幼女は気にも止めないで】
【単に、頭を撫でられるというその行為。それに対して、心の温度を無垢な瞳と元に告げ―――。】
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
一方通行「三下って説教臭くねェ?」 @ 2011/04/17(日) 22:17:47.43 ID:7NzkfmY30
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1303046267/

ここだけU.C.0093 コンマ00で戦死 @ 2011/04/17(日) 22:12:32.04 ID:MB19DATM0
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【あなたの魔力】能力者スレ【ちょうだい?】 @ 2011/04/17(日) 22:07:10.49 ID:xSu69m/x0
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【兄弟愛と】誤ってオナホで妹を殴打してしまった Part16【ミスドの陰謀】 @ 2011/04/17(日) 21:52:24.14 ID:gebJcuRqo
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女装しようぜ! @ 2011/04/17(日) 20:51:09.55 ID:XDIhEUuGo
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外国のプリキュア @ 2011/04/17(日) 20:44:18.91
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ポケモンダイパプHGSSBW今年も映画館でグーーーーーーーーーーーーンwwwwwwww @ 2011/04/17(日) 20:18:28.27 ID:7xCRy5g7o
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ここだけ2以外PC初心者 @ 2011/04/17(日) 19:46:38.60
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