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厨二能力授けるから・・・ - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/03(水) 21:52:18.09 ID:a+MhU30IO
それ使って厨二を爆発させようか

厨二病患者隔離スレへようこそ
そしてこのスレを開いてくれて有り難う
ルールを読んだ後は厨二妄想を爆発させよう

【基本ルール】 荒らしは全力で華麗にスルー!
※荒らしに反応した人も荒らしです。

チート無双、無理やりな防御&回避、確定攻撃は禁止
※1 酷い場合はそっと言ってみよう
 ただし煽るようなキツい言い方は好ましくないです。
※2 たまには攻撃に当たりましょう
 いつもと違うスリリングな闘いをしてみよう!

老若男女に人外キャラまで自由にどうぞ!
※好きなキャラを演じてスレの世界を楽しもう☆
 ただし鬼だから怪力、天使だから空を飛ぶ等は勿論なし!

一言「書き込む前に更新すると幸せになれるぞ!!」

――キミはもう 目覚めたかい――?

只今の能力授与スレ→http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1312249825/
@wikiURL→http://www26.atwiki.jp/vipdetyuuni/
vipが落ちてるときは避難所へ→http://yy72.60.kg/vipdetyuuni/

※前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1311886355/
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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 :【見習い戦士】Lv.3:exp(4/5) [sage]:2011/08/03(水) 22:03:11.30 ID:h9330cR/o
>>999
「ええい助さん、思い切りぶつかっていきなさい!」

助さんって誰だよ。

それはともかく...

嫌な予感しかしなかった、この赤い人。このままだと無謀な特攻を仕掛けかねない。

いや、自身を犠牲にすると言っているならばそうなのかもしれない。

「私は...貴方が本気でそう思っているならば止める権利はありません。」

でも

「でも、その貴方の愛するご主人様が本当にそう望んでいるかを考えて下さい。」

少女が言いたいのはそれだけなのだ。

/>>1乙なのです!
3 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/03(水) 22:04:59.39 ID:TJtuQIOJ0
>>1
乙です

前スレ>>1000
【公園に入ってきた影、それは二十歳ぐらいの女性だった】
【こちらに寄って来て話しかけてくる、どうやら自分のやっている事が騒音だったらしい】

「それは申し訳ありませんでした」(…胃が痛むな、能力者かそれに近い人間か?)
【型打ちを一時中断して彼女に振り返り頭を下げる、年上には敬意を表するタイプだ】
【謝った所で、青年はまた型打ちを開始する】

「………」(せいっ、せいっ)
【無言で、拳法の型打ちをする青年、掛け声や足踏みを控えた】
4 :【妖刀貴】妖刀使い@Wiki [sage]:2011/08/03(水) 22:07:13.28 ID:UcZU+Ht1o
【路地裏――――街から切り離された、暗い闇の中】
【其の空間の中は、濃厚な鉄の匂いで満たされていた】

「はぁ……やれやれ。こんなもんでいいか」

【転がるゴミ、一歩踏み出すごとに滴る水音】
【そして少し低めの声が路地裏に小さく響いた】

【そこに存在するのは2つの肉と一振りの刀】
【一つは赤いジャージ、黒いスラックスを着た黒髪の青年】
【一つは全身を切り刻まれた、すでに原型のない赤色の肉塊】

「ったく……」

【青年は右手に持つ刀を担ぐように持ち、肉を虚ろな瞳で見つめた】
【死んでいる。青年が殺したのは明確だった】
【すでに性別すら分らない死体――――妖刀を持つ者は、妖刀が餓える前に妖刀に血を吸わせなくてはいけなかった】

【端的に言ってしまえば、目の前に転がるのは青年にとって、ただの餌に過ぎなかった】
【血に濡れた妖刀が、鈍く光る】

/>>1乙です
5 :【暗感炎黒】 [sage]:2011/08/03(水) 22:13:02.34 ID:s5W0Ue1p0
>>2
「わかりました黄門様!」

【無駄にノリが良かった】

「そうですよね……ご主人様はそんなこと望んでいないかもしれない…」
「いや、絶対に望んでない、と思います…」
「でも!それではダイヤの気が済まないんです!」

【「結局は自己満足ですよ…」と自虐的に言って見せる赤い人】

「そして最近…こんなものを見つけました……」

【そう言って赤い人が取り出したのは一つのビデオ】
【そのパッケージには黒い短い髪と金色の瞳の小さくて可愛らしい少女が写っていた】

「これがダイヤの愛するご主人様です!いやあ!可愛い!!」

【しかしこれは『やばい』内容のビデオなのである】
【これを見つけて、赤い人は覚悟を決めた。絶対に許さねえ、と】
6 :【見習い戦士】Lv.3:exp(4/5) [sage]:2011/08/03(水) 22:21:14.52 ID:h9330cR/o
>>5
「そうですか、どうしてもやるんですね。」

初対面のこの少女が思い留ませる事など不可能ではある、されど自分の命位は大事にして欲しかった。

少女には理解出来ないが愛の力というのは凄まじく強いのだろう。下手をすると自身が滅びる程に...

...?

ビデオだ、パッケージには可愛いらしい少女が写っている。

「これが貴方のご主人様ですか。」

まさかヤバい内容が記録されているとは思わない。

そのご主人様は死後までこのような内容の記録が保存されていて哀れみ以外の何者も感じない少女であった。

...

...?

何かが胸打った気がした。

目眩がする。

「ごめんなさい、しばらく立ち続けていたので胸が...」

地面にしゃがみ込む少女、顔色が悪い。
7 :【見習い戦士】Lv.3:exp(4/5) [sage]:2011/08/03(水) 22:25:36.76 ID:h9330cR/o
>>6
訂正です。

・そのご主人様は死後までこのような内容の記録が保存されていて哀れみ以外の何者も感じない少女であった。



・そのご主人様は死後までこのような内容の記録が保存されている事を知ったらこの少女は哀れみ以外の何者も感じないだろう。



8 :【暗感炎黒】 [sage]:2011/08/03(水) 22:29:55.69 ID:s5W0Ue1p0
>>6
「もう…絶対に許せませんよ……」

【ご主人様がパッケージのビデオを憎々しげに睨む】
【これはそん所そこらの『やばい』内容ではない】

【これは所謂『スナッフビデオ』というものだ】
【スナッフビデオとは人間が死んでいく過程を記録したビデオだ】
【もちろん、決して表には出回らないビデオである】

「これは…このビデオを作ったのはきっと『学園』の奴らです…!!」

【こんな残虐な事を平気でやってのける】
【そんなのはアイツしか思い浮かばない】
【そしてアイツ意外には不可能だ。ご主人様をぐちゃぐちゃにした本人なのだから】


「!!?」

【いきなり地面にしゃがみ込む少女。なんだか顔色も悪い】

「だ、大丈夫ですか!?水の飲みます!?」

【ビデオは懐に仕舞い込み、水を再び取り出す赤い人】
9 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/03(水) 22:31:01.24 ID:SoWHn1oKo
/【万生変幻】さんがいらっしゃれたならば、凍結したのを避難所の『凍結ロール情報総合』スレにて書き留めておきましたので
/ロールできるお時間ができたならば、良ければそのまま前スレの>>630宛てにレスをお願いしますっ
10 :【剣魔】 [sage]:2011/08/03(水) 22:31:20.37 ID:VG7G0naFo
「Bad Luck!(最悪だぜ!) どうして俺がこんなことを……」
『まぁまぁ、まだマシじゃないですか。食い逃げでそのまま警察に捕まるよりは』

【ポイ捨てられたゴミや、飲食店の出す生ごみが散乱する為、鼻が曲がるような臭いが漂う裏路地】
【罅割れた街灯から洩れる光以外にはなんの明りも存在しない暗い空間に蠢く影と一人の男の愚痴】
【ガサリゴソリとビニール袋が動く音が止み、もう一度男はどうしてこうなったのだと愚痴を再開する】

「やっぱり無理があるぜ、こんな裏路地の掃除なんてよ。あーやだやだ、早く帰って風呂に入りたいなぁー!」

【裏路地の闇に溶け込むかのような漆黒の長髪を弄りながら、端正な顔立ちの男は声を上げる】
【血が凝縮して出来た様な深紅の瞳が暗闇に浮かびあがり、まるでホラー映画の一場面に出てきそうな情景であった】
【その腰には黒塗の鞘におさめられた一本の刀】
【いや、腰の刀から溢れ出す禍々しい妖気は紛れも無く人を狂わせる妖刀である】
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/03(水) 22:31:54.29 ID:rl3z/lp5o
>>1乙です!

/>>4まだいらっしゃりますか?
12 :【妖刀貴】妖刀使い@Wiki [sage]:2011/08/03(水) 22:32:39.20 ID:UcZU+Ht1o
>>11

/います
13 :【厄毒泌染】@wiki [sage]:2011/08/03(水) 22:36:57.32 ID:rl3z/lp5o
>>4
「〜〜♪〜〜〜♪〜♪」
【物凄くご機嫌な様子で路地裏を散策している】

【少女のその姿は荒んだ路地裏にはあまり似合わない姿である】

「もうすぐで予選があります・・・・・そこで勝てば私の知名度が上がり喜ぶ人が多くなる・・・・」
【考えが思いっきり口から出ている】
「そして優勝すればもっと人が喜びます・・・・」

【一人ニヤニヤしながら歩いてる姿は結構不気味だ】

「そしていつもの様に手を抜かずにパトロールをしている私・・・・・何て素晴らしいんでしょう・・・」
【自画自賛しながら歩いている】
「ん?変な臭いがしますね・・・・・・・・・何でしょう・・・」

【臭いの方向へと進んで行く】

【そして肉塊を目にしてしまう】
「っ!!何これ!」

【驚いてついつい大きな声を出してしまう】

/有り難く絡ませていただくんだぜ!
14 :【見習い戦士】Lv.3:exp(4/5) [sage]:2011/08/03(水) 22:38:36.73 ID:h9330cR/o
>>8
「?」

ビデオを憎々しげに睨む赤い人。

いろいろと謎が多い、初対面なのだから仕方のない事だろう。

初めて会う人に自分の身の内話しをベラベラと話す人間などいない。

そして何よりここから先はこの少女が立ち入ってはならぬのだ。

『学園』の作ったビデオ、この少女も中の人も誤解していたが...何やらヤバい、本当にヤバい内容が記録されているのだろう。

知ろうなどとは思わない。

知ってはならないのだから。

地面が近い。

「大丈夫です、本当に。」

この症状は何か解っている、何故なら2回経験しているから。

そしてどうすればこの症状が収まるのかを。

少女の日記によればこれで15回目のコンタクト。

「貴方、異能の力とか持ってますか?」
15 :【最斉思幻】短い催眠術、暗示を相手にかけることができる目を持つ @wiki [saga sage]:2011/08/03(水) 22:41:08.02 ID:08tuc5/p0
>>1


「…はぁ……」


【星の綺麗な夜。】
【松葉杖をついた少年は、深い溜息をついていた。】

【いつもならば旅人らしい軽装か、『学園』の制服を着ているのだが。】
【今日の少年は、青い患者服を着ていた。正しくはここ最近、だが。】
【病院の臭い…と言うべきだろうか。薬品や消毒液などの、あの特有の臭いが患者服に染み付いている。】


【広い、コンクリートで舗装された駐車場。】
【駐車場の東には鉄柵が設置されている。その向こうには青い海が広がっており、少年はそこを歩いている。】
【左脇に挟んだ松葉杖をつき、右手は鉄柵を掴みながら。カツカツ、コツコツと。】

【少年の歩いてきた道を辿ってみると、それなりに大きい病院に行き着く。】
【もう夜だ。いくつかの病室の明かりは消えているが、それでも明かりがついている所はある。職員部屋などだろう。】


【はた、と足を止める。】
【鉄柵の向こう、どこまでも広がる海。その彼方に浮かぶ月を見上げる。】


「(……結局アレはなんだったんだろう…)」

【少年は、自らを跳ね飛ばしたなにかしらについて考えていた。】
【公園の入り口で反復横跳びらしき動きを見せ、直後に消えたと思ったら自分を撥ねていた『何か』。】
【人影らしきものは辛うじて見えた、が。アレが人間かと問われると、少年の人生観では首肯し難い。】

【人間はあんな速度で動かない。人間は突然消えない。人間には撥ねられない。撥ねられたとしても全身骨折にはならない。】
【まあここの医療技術は発達しているらしく、全身骨折でも短期間で歩けるまでに回復したのだが。それはそれ。これはこれ。】

【その全身骨折の憂き目に遭った張本人である少年が、今何をしているかと言えば。】
【リハビリを兼ねての散歩…と言えば聞こえはいいが。本来それは昼の内にするものであり、こんな暗い夜にするものではない。】
【では何をしているか。やはりリハビリを兼ねての散歩だ。】

【昼に歩き回るのもいいが、夜に歩き回るのもいい。元旅人の少年は、それをよく知っていたのだ。】
【だから半ば強引に看護婦さんを説得し、半分脱け出るような形で散歩をしているのだ。】

【…元とは言え旅人の、歩き回る事に対しての熱意が看護婦さんをどうにかしたのかは知らない。】
【ついでに看護婦さんが明日どんな処遇を受けるのかも知らない。…少年は、心の中でそっと看護婦さんに謝っておいた。】
16 :【暗感炎黒】 [sage]:2011/08/03(水) 22:45:34.55 ID:s5W0Ue1p0
>>14
「本当に大丈夫ですか!?顔色悪いですけど!」

【地に伏す少女に心配そうな声をかける赤い人】
【意外と心配症である】

「異能の力?ああ、炎をちょちょっと出せますけど」

【赤い人の能力は両腕、両足から黒い炎を噴出させる程度の能力だ】
【その能力は感情によって強さを変える。ネガティブになれば炎はより黒く、より熱く】
【ポジティブになれば炎は黒さを削ぎ、熱さも抑えられる】

「それがなにか?」
17 :【妖刀貴】妖刀使い@Wiki [sage]:2011/08/03(水) 22:48:31.01 ID:UcZU+Ht1o
>>13

【と、しばらく立ち止まり意味もなく死体を見下ろしていると】
【静寂を破壊するかのように響く少女の声】

「あー……見つかったか」

【面倒くさそうな声……一応人が死んでいるのだが、その声に罪悪感は含まれていない】
【ゆっくりと少女の方へと顔を向け、暗い瞳に少女の姿を映す】
【みられたのはいただけない。通報されるのも面倒だし……殺してしまおうか?】

「なにこれって……どう見ても死体だろ」

【少女の大声での疑問に対し、まるで1+1を2と答えるように、平然と返す】
【そこから、青年が人の死に慣れ、一を殺し慣れていることが推測できるだろう】

「餌はもう喰わせたが……刀の錆になってもらうとするか……?」
「まあ、此の刀は錆びねえだろうけど」

【右手に持つ妖刀を握りしめ、殺意を滾らせる】
【まだ[ピーーー]と決めたわけではないが、このまま相手が自分に都合の悪い動きをしようとすればそうせざるを得ない】
【尤も、こんな時間にこんな危ない場所に来る人間は明らかにまともとは言えない】
【おそらくは能力者か、それとも何かしら特殊な技能を持った人間か……どちらにせよ、警戒するに越したことはなかった】
18 :【厄毒泌染】@wiki [sage]:2011/08/03(水) 22:57:04.67 ID:rl3z/lp5o
>>17

「・・・・・・死体・・」
【目の前の肉塊に目を落とす】

「・・・・・・!!」
【怒りを露わにし今にも掴みかかろうとするが彼女の理性がそれを止めた】
【なんせ相手は凶器を所持しているのだから】

(・・・・・このままだと・・私も危ないです・・・というよりこの人をどうにかしなくちゃ・・)

「その・・・・貴方の名前は?」
【怖いという気持ちを振り払い近寄って行く】

【まぁこれにも一応目的があったりするのだが】

「・・・・その剣で私を[ピーーー]つもりですか?」
【物凄くとがった視線を男に向ける】
「でも・・・・死にません・・・・」

【取りあえず出鱈目を言っている少女】

【自分を強く見せるための嘘だとすぐに気付かれてしまうかもしれないが】
19 :【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5) [sage]:2011/08/03(水) 23:01:24.90 ID:h9330cR/o
>>16
「ええ、本当に大丈夫です。」

予想通り相手は異能者。

たとえ無能力者でも一部に限定してこの症状は出る事はある。

「いえ、貴方のお陰で私はまた強くなれます。ありがとう。」

少女はゆっくり立ち上がる。

「私そろそろ行かないと、貴方も、復讐ばかりに囚われないでね。」

「あ、あと、私の行く先について来ないでね。危ないから。」

少女はまるで、恐怖に押し潰された兵士のような顔で、足取りで、公園の近くの林へ向かう。

exp+1!
Level up !

Lv.4:exp(0/5)

もしかしたら少女の姿は赤い人に見えるかもしれない。

だが、ここまで行くのが精一杯だ。

金色の視覚化される程のオーラが、力が少女の周りを包む。それは金色に輝き、辺りに痺れんばかりの覇気を少女は放っていた。

神の魔翌力、謎の魔法媒体が火の魔法、コンフラ に進化させた。

相入れぬ者、灼熱の記憶が水の魔法、アリクアム に進化させた。

飛翔、圧倒的力量差が雷の魔法、パグナに進化させた。

後悔の銃創、第二のコンタクトが地の魔法、エラト に進化させた。

溺愛と復讐の"赤"が風の魔法、ウィンドに進化させた。

戦闘経験と訓練が少女の剣技と回復魔法を高める...

常人では耐えきれない進化の力が少女に流れ込む。

『力になんて喰われませんよ!』

記憶の中の自分の言葉だ。

----喰われない。

---------これ以上私を侵食させない。


公園まで届いているであろう金色の覇気は
、突如として形を崩す。

「私が力を喰う。」

その覇気は、少女へと吸収された...

/絡み乙&ありがとうございました!
/眠気がマッハなのでここで切らせて下さい...
20 :【妖刀貴】妖刀使い@Wiki [sagesaga]:2011/08/03(水) 23:05:49.40 ID:UcZU+Ht1o
>>18

「名前……?んなもの聞いてどうするんだよ」
「まあいいか……森島だよ、森島」

【近寄ってくる相手に対し、妖刀の先端を緩慢な動きで相手に向ける】
【制止させる意を込めた動作――――近づかれるのはあまり得策ではないからだ】
【とはいえただ向けただけ。そこまでの脅しにはならないかもしれない】

「へえ、死なないね……。なんかの能力か?」
「それは困ったな……だったら死ぬまで殺し続けるしかないってことか」

【ぽつん――――妖刀の先端から真っ赤な雫が一滴、地面へと落ちた】
【狂気すら感じられる青年の思考――――嘘に対しては半信半疑、といったところだろうが】
【死んでも死ななくてもやる行動は変わらない、と青年の言葉はそう言っていた】

「別にオレもアンタを殺したくて殺すわけじゃないんだ」
「でもな、通報されて生活が壊れるのは嫌なのさ。悪く思わないでくれよ」

【青年の言葉に嘘はない。別に人を殺すのが趣味な異常者ではないのだ】
【ただ、殺さなくてはいけない理由があるから殺す。それだけ】
【単純だが、それゆえに阻止するのがなかなかに難しい】
【だが、それは理由さえなければ殺す気はない、ということになる】
【どうにかして説得できれば、青年はあっさり止まってくれるだろうが……?】
21 :【暗感炎黒】 [sage]:2011/08/03(水) 23:10:36.14 ID:s5W0Ue1p0
>>19
「ええ?本当に?」

【いや大丈夫ではなさそうなのだが】

「は?ダイヤのおかげ!?は?はあ…は?」

【全く理解が追い付いていない】
【二桁の足し算ができないだけある】

「え、ええ…感情に任せて動いたりはもう二度としませんよ…碌なことなかったし…」

「は、はあ…了解です」

【わざわざ付いていく理由もないが、そう口止めされたのなら絶対について行きはしない】
【案外、聞き分けのいい子なのだ】

「じゃ、じゃあさいなら!」

【そして電動の車椅子をクルリと一回転させて、その公園を後にする赤い人なのであった】

/絡み乙でした!!
22 :【厄毒泌染】@wiki [sage]:2011/08/03(水) 23:15:41.92 ID:rl3z/lp5o
>>20

「森島さんですね・・・・・・覚えました」
【険しい雰囲気で相手の名前を復唱している】

「私はマリアです。マリア=ドロアーテ」

「死なないのは能力じゃないです・・・・」
【別に不老不死と言うわけでもない】
「私自体の能力は本当に微弱な物ですから」

【そう、少女の能力自体は”微弱なのだ】

【能力発動____LEVEL1】
(ここは取りあえず凶器をどうにかしなければ・・・・)

【男には小さな怪我を負う程度の不幸がとりつくだろう】

「取りあえず剣を置いてください話はそれからですので。」
【素直に剣を下してくれると能力は解除されるだろう】
【少女自体も何とかして剣を引き離そうとしているのだが】

【もし襲いかかってきたとしても少女には避けるすべがないのであっさり攻撃を食らってしまうのだが】
23 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/03(水) 23:21:44.79 ID:a+MhU30IO
【廃虚群】
【朽ちた廃ビル、割れた窓ガラス、そして昼でも暗いその雰囲気。】
【昔日の栄光を打ち消すその場所に、一人の人物がいた。】

「……はぁ…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。頭に生えた二つの黒い狼耳。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣と、左腰のコートで見え隠れするホルスターに納められたリボルバー。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「……あのガキが…ったく…」

「…どうすんのよこれ…」

【そっと狼耳に触れ、そしてため息を吐く。そばの崩れかけた瓦礫に腰を下ろし、】
【女はここにいない誰かに対してごうごうと怒りの炎を燃やしていた。】

【ため息を吐くと、そのタイミングに乗じてへなっと狼耳が垂れる。】
【また、よくよく目を凝らせば、その大剣からはもくもくと白い冷気が吹き出ていることがわかり、】
【これが彼女とその周りの周辺気温を下げていた。】
24 :【妖刀貴】妖刀使い@Wiki [sagesaga]:2011/08/03(水) 23:28:13.26 ID:UcZU+Ht1o
>>22

「いや、別にアンタの名前なんかどうでもいいんだが……」

【と、いいつつも相手の名前を脳内に保存する】
【特に理由はなかった。なんとなく。ただそれだけ】

「死なない能力じゃなかったらどうして死なないんだか……」
「殺されないとか思ってないよな?だったら諦めろ」

【相手が何の能力かはわからないが、強気に出ておく】
【もしかしたら殺されるのはこちらかもしれない。だが、戦う上において気持ちはかなり重要である】
【だからこそ、強気な姿勢は崩さない】

「……あ?何でオレがアンタの言うことを聞かなくちゃいけないんだよ」
「自分の立場、分かってるか?……めんどいし、もう殺しとくか」

【そうつぶやき、刀を振り上げた。相手の能力がすでに発動しているとも知らず】
【妖刀は先程殺した人間の血で濡れていた。柄もまた、例外ではない】
【血で手がすべり、妖刀が手から離れる――――】

「っと――――」

【地面へと落下していく妖刀をキャッチする】
【が、其の鋭さが仇となり落ちて行く際にだらりと下げられていた左腕に僅かに切り傷をつけた】
【触れただけでも簡単に切れてしまうほどの切れ味――――それもまた、妖刀故か】
【……小さな怪我を負う程度の不幸――――しかし、青年は妖刀の呪いにより、あらゆる傷が重症となってしまうのである】
【ある意味で相性が最悪の能力だった。だが、青年はそんな事知らない】

「……あらら、やっちまった」

【無表情でつぶやいた。左腕から噴出す血――――普通とは思えない量】
【だが青年は痛みを感じる様子はない。だが、その小さな不幸のせいで隙が生まれていた】
25 :【互信光臨】 @wiki [sage]:2011/08/03(水) 23:33:50.57 ID:xADgubem0
夜道なるや、閑散した街道、虫の集う外灯に打ち捨てられたビール瓶
ビールケースは山積みに、道端で放置され、舗装されてない為か微妙な地割れで余り平坦と言えない道路
そんなド真ん中に、HIJETと書かれた軽トラックが“らあめん”て看板掲げて、芳醇なスープの香りが
まぁ、何とも言えない食欲を誘っていて……ーーー

怜火『ついつい来ちゃった訳だ、ん、此処の塩、旨い……』
灯火「うぷ……確認するけど、さっき、鰻丼食いに行ったばかりだよね……?」
怜火『あァ、そいえば彼処の山椒の香りなかなか良かったなぁ、甘いタレとマッチしてた』
灯火「いやいやいや、感想は求めて無いよ、何故そのプロポーションでそこまで食欲旺盛なの? 怜火の胃は未知なる宇宙なのか?」
怜火『ま、アレだ、ラーメンは別腹って奴だ』
灯火「何でも別腹と言って許される事にも限度はあるよね、もう何玉目?」
怜火『まだ5玉目だな』
灯火「うん、解った、まだ、なんだね、まだまだ食べるんだねー……」

言うなれば、二人の女性はとある仕事帰りに鰻丼大盛りに、ラーメンも食べに来ている様で
一見単なる仲良し女子高生コンビでは有るが
そう、実は二人はヒーローなのである! ……多分
26 :【厄毒泌染】@wiki [sage saga]:2011/08/03(水) 23:38:03.34 ID:rl3z/lp5o
>>24

「名乗ったら名乗られるのも礼儀ですよ!!」

【こう言う時でも自分の理論を持ち出している】
【緊張感がないわけではないのだが・・・・・・】

「私を殺す前にその人が死んでしまうからです・・・・」
【取り方によっては少女がとても強い人間になってしまうだろう】
「えっと・・・・殺されるんですか?私・・・」

【一瞬顔の筋肉が強張る】

「・・・・・っ!」
【覚悟して目を瞑る少女】
【その瞬間運が良く相手の刀が地面へと落ちる】

(小さな切り傷ですね・・・・・安心です・・・・)
【この少女、自分の力の事はぼんやり把握してるのでそこまで詳しく知らないらしい】

【そして、なぜか知らないが切り傷と同じ所から血が噴き出していた】
【今目の前でおきている事が把握できずにビックリしている】

【だが、このままだと自分が殺されるのも明白】

【能力強化_____LEVEL2】
【条件・1名前を聞く 2敵意を向けられる】

【今さっきの不幸より少し強い不幸が男に取りついてしまうだろう】
27 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心・敵対 sage saga]:2011/08/03(水) 23:43:42.53 ID:pp86znpU0
>>25
うっがー、疲れたー…

【人気の少ない街道】
【そこに、一人の青年が現れた】

【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ】
【ジェイルやら何やらに指名手配されている、ふつーの青年だ】

【青年は物凄く面倒くさそうな表情をしながら、歩いている】
【青年の右手には、一人の男性】
【ずるずると青年に引きずられている】

【男性の口の周りにはケチャップがついていて、その男性がケチャップを全部飲み干してその衝撃で気絶していた事を示していた】
【血じゃないよ、血じゃないよ!!】

【青年はふとラーメンの軽トラックの前で足を止めると】

……………ま、ちょっと遅れても……な

【自分に言い聞かせるように呟くと、ずるずると男性を引きずりながら、軽トラックに近づいていく】
【怪しさ満点】
28 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/03(水) 23:43:46.99 ID:a+MhU30IO
>>23取り消します
29 :【妖刀貴】妖刀使い@Wiki [sagesaga]:2011/08/03(水) 23:46:23.51 ID:UcZU+Ht1o
>>26

「あっそ。こんな場所で常識を持ちだされてもな」

【人が一人死んでいるのに、常識を持ちだされ手も青年は困惑しかできない】
【もとより非常識の世界に生きているのだ。常識など知ったことか】

「ふぅ〜ん、随分とお強いようで」
「ま、オレにも日常があるんでな。今ん所殺す予定だが?」

【一切の価値のないゴミみたいな日常でも、彼には大事な物だ】
【通報されてジェイルに追われる身にでもなったら、面倒極まりない】
【となると殺すしかないわけだが】

「はぁ……なんか血が止まらんな」

【どくどくと左腕から流れだす血、どうやらとどまることを知らないらしく流れは動いたままだ】
【偶然が作った傷とはいえ、青年にはかなりの重症】
【このまま放置すれば数刻と経たずに失血死するのは簡単に解った】

「無駄話してる時間もあんまなさそうだな……。おとなしく殺されてくれないか?マジで」

【刀を持った右手で傷口を抑えながら、ゆっくりと殺意を膨れ上がらせる】
【傷口を手で抑えても気休め程度にしか血は止まらないが、やらないよりはマシだろう】
【青年は相手が強いと勘違いしているらしく、警戒してすぐに斬りかかろうとはしなかった】
30 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/03(水) 23:49:01.72 ID:BVTYa4Jr0
>>25
そこから少し離れた場所で、一人の青年がふらふらと歩いていた
その足取りはおぼつかなく、まるで病人のようだった
その理由はというと…

「腹減った…」

…つまりそういうことである

「まったく…。何でこんな時間はどこも開いてないんだ…」
「一つぐらい開いててもいいじゃないか」

その時、視界の端に「らあめん」とかかれた看板を発見
気づけば辺りにはいい匂いが立ち込めていた
次の瞬間に青年がとった行動はただ一つ。
その屋台へ向け、人間とは思えないほどの速さでダッシュである
31 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/03(水) 23:53:29.56 ID:BVTYa4Jr0
>>25>>27
/>>30で乱入していいですか?
32 :【厄毒泌染】@wiki [sage saga]:2011/08/03(水) 23:53:40.16 ID:rl3z/lp5o
>>29

「その・・・・・取りあえず病院行きましょう。」

【相手の出血量を見て軽くあわてている】
【こう言う時でも他人の事が気になってしまうのが哀しい性だ】

「強くはないんですけど・・・・・・
あと、殺さないっていう選択肢はないんでしょうか?」
【少女的にはあんまり人が喜ばない争いは嫌いなのだ】

「ちなみに私は今日見た事を忘れる事にしますよ?」
「あと、差し出せるものなら何でも差し出しますよ?」
【精一杯の命乞いである】

「それ以上やると次は命にかかわりそうですよ?
私は自分で自分の能力は制御できないんで・・・・・」
【一応自分が能力者である事を吐露してしまう】

「貴方が喜んでくれるなら一緒に病院にでも行きますよ?・・・・
だから病院に行きましょう?」
【<親の死体より敵の怪我>である。死んでしまったらしょうがないが、まだ何とかなるかもしれない男の方を何とかしたい少女であった】
33 :【剣魔】 [sage]:2011/08/03(水) 23:59:48.05 ID:VG7G0naFo
>>10
/絡み募集中ッス
34 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心・敵対 sage saga]:2011/08/04(木) 00:04:17.45 ID:2cZ+HsZQ0
>>31
/自分はOKですよ!
35 :【妖刀貴】妖刀使い@Wiki [sagesaga]:2011/08/04(木) 00:04:35.43 ID:Im48Z2qdo
>>32

「なんで殺す予定の相手に心配されなくちゃいけねぇんだよ……」

【痛みを感じないからか、表情に変化はないが顔色は真っ青である】
【だが、本人はほうっておけば治ると思っているため病院に行く気はあまりないらしい】
【弱い一般人なら瞬殺できただろうに、相手が強いと勘違いしたせいで死に体だ】

「あのな、そんな言葉信じられると思うか?世の中嘘ばっかなのによ」

【話は平行線……青年が少しでも命の危機を感じたりすれば、状況は変わるのだろうが】
【妖刀の力により痛みを感じないせいで、いまいち傷の重さを理解していないのだ】
【果てしなく馬鹿である】

(制御できないほど強い能力とかなめてんのか……?)

「チッ……」

【ジリ、僅かに後ろに引き傷口を抑えていた手を離す】
【真っ黒な世界で生きてきた彼にとって少女の言葉はとても信用できるようなものではなかった】
【が、いい加減ここで勝負をつけないとブッ倒れてしまいそうだ】
【左腕は動かない為、右手で刀を握り構える】
36 :【互信光臨】 @wiki [sage]:2011/08/04(木) 00:06:34.60 ID:0NOUDq1G0
>>27
怜火・灯火「『……?』」

怜火と灯火、最初の内はラーメンに夢中で有ったが視線の先の店主の視線を感じる
自身にでは無く、近寄る背後に、だ、其れくらいなら普段、気には留めないが店主の瞳には
恐怖か驚愕か、良く解らない色をして居た。
不意にチラッと、視線の先を覗き一瞥する灯火……ーーー瞳に映る、怪しい、怪しすぎる青年
灯火は怜火へと、あまり動きを見せずに視線を合わせた、呼応する様に怜火はそれに気付く

怜火『(……何が見えた?)』
灯火「(……ぁー、うん、隻腕の人が、気絶した人を引きずってコッチ来てる)」
怜火『(気絶? 死体じゃねェよな)』
灯火「(さぁ、死後なら、腐敗臭する筈だし、まだ血色はよさそうだから……其れは無いかな?)」
怜火『(ん、なら様子見だな)』
灯火「……はい? 怪しさ1000%だよ?」
怜火『まだ……、怪しいだけだろ、其れに勤務時間外だ、っと、シッ……来た』

ボソリと囁き声で会話する二人
怜火は平静を保って居るも、灯火は怪訝な態度を隠せずに居た、青年が店に来るだろう頃には
二人は黙って、かつ意識は青年に向ける様にして居た
37 :【厄毒泌染】@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 00:11:08.02 ID:u7zv3og8o
>>35

「えっと・・・・・分かりました!じゃあ死ぬ一歩手前くらいまでなら攻撃してください」
「避けないし能力も使いませんので。」
【どうにか信じてもらおうと必死である】

「早くしてくださいね・・・・・その・・人に斬られるのは初めてですから。」
【恥ずかしそうに両手を上げ無抵抗のサインを送る】

「あと、世の中には信用できる人間も居るんですからね・・・・」
【どうやら人を信じさせるための行動らしい】

【お人好しを通り越して馬鹿である】

「あと、鏡を見た方が良いですよ・・・・・」
【相手の血が抜けて肌の色が大変な事を知らせようとしている】

【少女はポケットから可愛らしい手鏡を取り出し男の方へゆっくり投げた】

「・・・・あんまり痛くしないでくださいね。」
【ニコッとほほ笑み男の一撃を待っている】
38 :【紅蓮鬼道】 15pt [saga]:2011/08/04(木) 00:11:52.22 ID:sKLKA1Eb0
視界に色がないのは、何が理由なのか。
俺が見てきた世界は、こんな色をしていたのだろうか。
黒と白しかない世界、いやそれすらもあるのか分からない。
境界線もあやふやで、遠くを眺めているつもりだが、それが遠くなのかもわからない。
限界なのは、分かっている。恐らく、近い内に壊れるというのも分かっている。
いや、既に壊れているのだろうか、それすらも分からない。
この公園には、何か思い出があった気がする。何だっただろうか。

―――今ではそれも、どうでもいい―――

***

人寂れた公園の中央に、呆然とした様子で青年は立ち尽くしていた。
黒い髪に紅い眼をしている青年。いや、している筈だった青年。現在はその眼の色はとても紅とはいえず、黒ずんだ鈍い紅い色を示している。
瞳はなく、虚ろ。何処か遠くを見ている気もするが、その眼に景色は入っていないように見える。
呼吸も浅く、まるでしていないのか思う程に肺も動きを見せない。
しかし、青年は生きているし、脳が処理してるかは別として、目の前の景色も見えている。
ただ、死んだように、動かないだけ。植物人間という言葉が似合う程に。
39 :【雷神篭手】@wiki [sage]:2011/08/04(木) 00:14:21.00 ID:/9zqbKCu0
>>33
/なら失礼をばっ

「夜だってのにちっとも涼しくならないねぇ、全く」

【とんとん、とつま先を鳴らしながら裏路地に小さな影が一つ】
【黒いノースリーブのパーカー、黒いホットパンツ、黒いハイカットスニーカー】
【それに反するように白い肌】
【いつもは被っているパーカーも暑いためか被っておらず】
【肩まで伸びた銀色の髪が時折風に靡いている】
【中性的な声で文句を言っているが、その長い髪で少年と間違われることは今日はないだろう】
【その文句は、あなたにも聞こえるほど大きかった】


「ねー、そこのお兄さんもそう思わない?」
【青い瞳があなたを捉え】
【話し相手を見つけてか、嬉しそうに笑った】
40 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心・敵対 sage saga]:2011/08/04(木) 00:14:34.35 ID:2cZ+HsZQ0
>>36
よっこいせ、と

【青年はトラックの脇、地面に雑に男性を降ろすと】
【先客には一瞥もくれず、二人組から一つ離れた無難な椅子に座ると】

しょうゆラーメン、ってあるよな?一つお願い

【とか言いながら、ポケットから財布を取り出す】
【ここまではフツーである、でも、容姿が怪しい、怪しすぎる】

【隣の二人組からの、視線というより、意識の的になっているのに感付きつつ】
【いつもの事なのでスルー、やはり一瞥もくれない】
41 :【互信光臨】 [sage]:2011/08/04(木) 00:14:38.87 ID:0NOUDq1G0
>>31
/済まぬ、反応遅れたッ
/私、遅レス故に、二つ対処するとかなり遅レスになるけど、其れで良いのならッ
42 :【最斉思幻】短い催眠術、暗示を相手にかけることができる目を持つ @wiki [saga sage]:2011/08/04(木) 00:16:46.19 ID:7TDMpt/t0
>>15
/まだ募集中。2時前後までになりますけども
43 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/04(木) 00:18:17.16 ID:JVAAY5iS0
>>34>>41
/それじゃあお願いします
44 :【重圧王姫】 [sage]:2011/08/04(木) 00:22:28.50 ID:mURQal17o
>>38

「あら、死体――――かしら?」

カツカツと地面をヒールで鳴らして公園に侵入してきたのは誰か。
お姫様と形容するに値する容姿、服装、威厳。歩む姿は威風堂々。

緩く巻いたブロンドを夜の生ぬるい風に靡かせ死体じみた青年へと近づく。
白い肌の細腕を組み、軽く顎に片手を添えてつまらなさ気に見下す。


「公共の場で死ぬのは迷惑ね。死ぬなら樹海にでも行って死になさいよ」


くすくす、と妖艶かつ毒々しく哂う。嘲笑とも言えるその笑みは挑発も含んでいる。
45 :【妖刀貴】妖刀使い@Wiki [sagesaga]:2011/08/04(木) 00:23:54.26 ID:Im48Z2qdo
>>37

「……はぁ?」

【飛び出した言葉に漏れるのは、疑問符】
【青年は停止した。相手の言葉の意味が、理解できなかったから】
【信用されるために死ぬ手前まで攻撃しろ?――――馬鹿なのか、こいつは】

「……何いってんだ、お前」

【ようやく出てきた言葉は、そんな頭の悪そうな言葉だった】
【何人も殺してきたが、こんな展開は初めてで、どう対応すれば良いのか分らなかった】
【こんな事ならさっさと襲いかかって相手の能力で殺されて置いたほうが楽だったかもしれない】

「……」

【鏡に映る土気色をした自分の顔――――死人同然の、生気のない色】
【自分の一撃を待つ少女の笑顔を見て、急速にこみ上げてくる脱力感】
【一体自分は何をしているんだ?という疑問。なぜこんな下らないことで少女を殺そうとしているのか】
【罠かもしれないのに、健気な少女の姿を見て、それを殺そうとしている自分に吐き気がこみ上げてきた】

【刀を構える――――鈍く怪しい光を放つ、化け刀】
【いつもなら簡単に振るえるはずなのに、とてつもなく重たい】
【いや、もう多分自分は少女を殺すつもりがないのだろう。心のどこかで、信用してしまったのかもしれない】
【だから――――刀を振るった】

「……近くの病院、どこだよ」

【刀は虚空を斬り裂く――――もしかしたら、前髪を少し斬るかもしれない】
【本当は転がった死体の処理などもしないといけないのだが、此の体だとどうしようもない】
【何もない空間を切り裂いた刀は、そのまま鞘に収められた】
46 :【剣魔】 [sage]:2011/08/04(木) 00:28:36.09 ID:pHoPWkIOo
>>39
「Huh? どうしたんだお嬢ちゃん、こんな夜中に。窓の外から妖精さんでも見たのか?」

【再び作業を始めた男に掛けられた女性とも男性とも取れる声】
【なんだなんだ、と男が振り向けば、こんな物騒で汚らしい場所に似合わぬ少女がそこに居た】
【その銀色の髪と青い瞳は非常に目立ち、まるで西洋の人形を思わせるような造形をしていた】

「ほら、帰った帰った。ここはまだ青臭い餓鬼が来るような場所じゃねーぞ」

【シッシッ、と手を振り、言外に邪魔だと言い放つ男】
【あまりに無警戒そうなその姿が、危なげに感じたのだろう】
47 :【紅蓮鬼道】 15pt [saga]:2011/08/04(木) 00:32:48.33 ID:sKLKA1Eb0
>>44
――声が聞こえる。
声の聞こえる方に振り返る。ぼやけた黒と白の視界でも、それが人であるという事は分かった。
誰だこいつは、男か、女か――もうそれすらも分からなくなった。とりあえず人≠サういう事なのだろう。

耳に雑音が入り、それが脳で処理され、人の発する言葉であると気づいた。
今の俺は死体に見えるらしい。そこまで落ちぶれたのかと考えるが、思った以上に感情が出てこない。

この目の前の人がいってる事を要約すれば、死ねといっている事が分かった。それを理解するのにも時間がかかったが、まあこんなものなのだろう。

何て反応していた?俺なら何かいい返しただろうか?――それも、面倒だ。


「――なら、殺せ。」


【最初に言葉を投げかけられてから約一分間の間の後、声をかけた人物の方へと僅かと体を動かす】
【そして瞳がないながらも相手を眼で捉え、掠れた声で返事を返す】
【今現在の彼は一つの事を認識し、それを返すだけでもこれ程の時間がかかるのだが、彼はそれを深くは考えていない】
【それ所か、今自分がいるのかもわからない、何を考えているのか、処理しているのか、自らが座っているのかたっているのか、それすらも分からず】
【何故そのような状況になったのか、それすらも覚えていない】
【故に、その言葉は掠れた声ながらもとても軽い調子で、彼にとっては認識の一つ、それ以上の物ではなかった】
【その姿は道化が似合うか、悪魔か、死神か、それとも只の喋る死体か】
48 :【厄毒泌染】@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 00:32:52.82 ID:u7zv3og8o
>>45

「やっぱ殺さないとだめですか?」

【不安そうな顔で男を見つめる】
【やっぱり死ぬのは怖いのだ】
【というよりまだ死にたくはないのだ】

「何って・・・・おかしいですか?」
【人のために命を落としかけるのは普通の事らしい】

【ここまで行きすぎたのもある意味異常かもしれない】
【けど人が悲しむのはもっと異常なのだ】

「あの・・・・早くしてくれませんか?」
「その・・・・・・・結構怖いんで・・」
【オドオドしながら一撃を待っている】

【普通の一般人ならこの隙にきっと逃げ出していただろう】

(・・・・・来る・・)
【構えた刀を見て覚悟を決める】
【心の中では死ぬ準備もできている】
【そして。目を瞑る________】

「・・・・へっ?」
【まだ自分が生きている事を不思議に思っている、しかも無傷だ】
「近くの病院は・・・・・○○クリニックですけど・・つきそいましょうか?」

【そう言うと肉塊の方へ向って行く】
「取りあえずこれを・・どうにかしましょう!」

【少女は肉塊に向かい十字を切ると、肉塊を近くにあるごみ箱に詰め込み始めた】
【少女なりの死体の処理の仕方である】
49 :【雷神篭手】@wiki [sage]:2011/08/04(木) 00:41:08.78 ID:/9zqbKCu0
>>46

「もしティンカーベルを見てたのなら、今頃ボクはネバーランドに居るだろうね」

【ポケットに手を突っ込んだまま肩をすくめて、そんなことを言う】
【そうしてから、くすっと微笑んだ】

「青臭い餓鬼とは酷いなあ、まあ合ってるけど」
【酷い、とは自分で言いながらもそれを楽しんでいるようだ】
【口が弧を描いていた】

「適当に歩いてたら着いたんだけど、ここってそんなに危ないところなの?」
【首を傾げて、貴方に尋ねる】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/04(木) 00:41:22.93 ID:9PjOT39/o
>>15
(いいですか?)
51 :【重圧王姫】 [sage]:2011/08/04(木) 00:41:31.76 ID:mURQal17o
>>47

「頼まれて殺してあげる程、私はお人好しじゃないわ」

だって面倒じゃない、と付け加えて待ちくたびれたと欠伸をひとつ。
目の前の人間――か、どうかは分からないが――が何故こんな状態なのか。
興味は無いのだが散歩でめぐり合ったついで。暇つぶしに構ってみるかと思考し。


「ウザイわね、貴方。生きてるの?死んでるの?ハッキリしなさいよ」

「見ていて苛々するわ……まるで蛻の殻ね。何か嫌な事でもあったのかしら」


てくてく、とベンチへと歩み寄り腰を下ろす。ドレススカートの下で足を組み偉そうにふんぞり返ってだ。
何をどうすればああも”ただ生きてるだけの状態”になれるのか、不思議でもあった。

ほんとに、軽く押しただけで死んでしまいそう―――そうくすりと嘲笑を零す。
52 :【妖刀貴】妖刀使い@Wiki [sagesaga]:2011/08/04(木) 00:41:34.53 ID:Im48Z2qdo
>>48

「可笑しいに決まってんだろ……普通は自分が一番に決まってる」

【青年は自分が一番で、自分が良ければほかはどうでもいい、という考えの人間だ】
【そんな彼からしたら彼女は可笑しいなんて言うレベルではない。狂人である】
【一切理解が及ばない相手に、青年はある種の恐怖を感じた】

「○○クリニック……あそこか……」

【そういえばそんな名前の病院が近くにあった気がする。場所はうろ覚えだが】
【まあ大丈夫だろう。適当に歩けばたどりつけるはずだ】
【そんな甘い考えで少女の提案を断る。まだ自分の状態のやばさに気づかないのだろうか】
【今もまだ血がだらだらなのに、本当に馬鹿な奴である】

「別に……いい。つか、殺そうとしてた相手にそんなに構わないほうがいいと思うぞ」

【正論といえば正論。普通自分を殺そうとしてた相手を病院には連れて行こうとはしない】
【そこに関しては青年のほうが常識を持っていたようだ】

「あー……それはオレが後でやっとくから」
「あんま死体とか触らないほうがいいぞ。殺ってもいないのに手、汚すな」

【あっさりと死体に触って片付けようとする少女を、目を丸くしながら見る】
【死体に触るのに抵抗がないのだろうか?ある意味すごい神経の持ち主である】
【もしかしたら同業者の殺し屋か?と思ったがたぶん違うなと断定した】
53 :【最斉思幻】短い催眠術、暗示を相手にかけることができる目を持つ @wiki [saga sage]:2011/08/04(木) 00:42:01.86 ID:7TDMpt/t0
>>50
/ウェイ、二時くらいまでなら大丈夫ですよー
54 :【厄毒泌染】@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 00:50:17.22 ID:u7zv3og8o
>>52

「・・・んー人が喜んでくれたらそれで良いんです」
【簡潔にそう答え屈託のない笑みを浮かべ男を見る】

【能力解除】
【これで少しはましになってくれるだろう】

「あそこは結構行きつけなんですよ、だから保険所いらないんですー」
【ニコッと笑いながら言うが相当な怪我をしている証拠でもある】

【半ば強引に男を連れていくだろう】
【だって限りなく死にかけているんだから】
【その内男の片腕を両腕で抱え込むような姿勢になるだろう】
【そして本当に引きずろうとするだろう】

「えっと・・・・・えいっ!!」
【手をグーにして男の事をポカッと殴る】

「これで私も貴方を殺そうとしたからお互い様です。さっ!病院行きますよー」

【今さっきの険しい雰囲気は消え朗らかな笑みを浮かべている】

「んー大丈夫です、こう見えてマグロ一匹裁けたりするし・・・・なま物の扱いも結構上手だし」
【何とか肉塊をゴミ箱に詰め終わったらしい】
【両手は真っ赤っかである】

「どうしたんですか目丸くして?・・・・」
【不思議そうに見つめる相手を不思議そうに見つめている】
55 :【剣魔】 [sage]:2011/08/04(木) 00:54:53.90 ID:pHoPWkIOo
>>49
「最近は何かと物騒だろ? 特にこんな夜中はチンピラ能力者が裏路地に溜まっている場所なんざ大量にあるからな」

【おっさん臭い掛け声をあげて最後のゴミ袋を、青いポリバケツに入れる】
【肩を回し、いかにも疲れたと体で表現しながら少女に向き直る】

「それにティンかーベルを見ていないんじゃ、悪い大人に襲われてもピーターパンは気付かないぜ?」

【男は緩慢な動きで少女へと歩みを進めようとする】
【裏路地で物騒な刀を持った男が少女へと近づこうとする様子は、下手をすれば通報モノの光景だろう】
【ここで少女が悲鳴を上げれば、たちまちホラー映画の一場面と化しそうである】

【勿論男にそんな気は無く、ただこのいかにも厄介事を運んできそうな少女を仕方なく家まで送り届けようとしているだけなのだが】
56 :【紅蓮鬼道】 15pt [saga]:2011/08/04(木) 00:55:34.63 ID:sKLKA1Eb0
>>51
「……そうか。」

誰も殺して欲しい、何という意味で言葉をいったつもりはないが―――まあいい、面倒だ。
今の俺はどうやら生きているらしい。それを認識する事ができた。ならば死なない方がいいのだろうか?……そもそも、俺は何だったのだろうか。

「……俺にはわからん。」

ベンチ――という名前だった気がする――まで歩いていき、座る人≠視界にいれ、向きを少しずつ直していきながら、返事を返す。
掠れた声ながらもそれが聞こえるのは、この場にいるのは二人だけだからだろうか、強いて言うなら夜風が何人か。

「……覚えていない。」

自らが記憶を手放したのか、それともこの世に誕生した時からこうだったのか、それすらも分からない。
頭の中は混沌で埋まり、記憶を探す事などできそうにない。
何故あそこにいる人≠ヘ笑み――だと思う――を浮かべているのか。
それと関係あるのだろうか――嗚呼、分からない。
57 :【互信光臨】 @wiki [sage]:2011/08/04(木) 00:56:43.24 ID:0NOUDq1G0
>>40
単なるらーめん店主と言えど、客として対応するのは当然の事、注文通りにラーメンは来るのだろう
にしても堂々として居る、堂々とし過ぎている。
有る種の戸惑い、何が正しく、何が疑わしいのか、怪訝な渦に捕らわれた灯火は
思わず手汗を握る

怜火『なぁ、あんさん、デッカイ荷物抱えてるが、何処で拾ったんだァ?』

怜火が……ーーー其の灯火の感じていた懸念、疑心、吹き飛ばす一言
青年に対してきわめて自然かつ、かなり直線的な危険な問い、表情や仕草ともに
静かなる火を感じさせる様な、火種を待ち焦がれる様な、一見、会話の間にスープを
啜り飲むなど緊張感は感じて居ない様に見えるが

灯火「(……結局、手出すつもりなのかなぁ、勤務時間外とか言いながら、一番やる気じゃん)」

怜火『(……塩、透けてるのに、スープも濃厚で良いな)』

まぁ、一名を除いて……ーーー明確な敵対の理由を、探り当てようとして居た。
静寂な空間な為、辺りの雰囲気も知れずながら、屋台からはひしひしと疑念の念が湧き出ていた
屋台外からは、はたして其の様子がどう映るか……ーーー?

/御免……PSPフリッて、遅れました、四次元さんコチラは好きな時にどぞ
58 :【蹂躙ノ純白】 :2011/08/04(木) 00:57:29.81 ID:Ni/d2p/Lo
【数々の星屑が朧げな輝きを浮かべる空に】【凛】【誇りを纏い浮ぶのは文の月】
【深夜の誘う微睡み、人工的な白が少なき錆れた街に降り注ぐのは白銀の柔らかさ】
【見守られ、世界に滲む少年は何かを求める様に夏場の空に良く似た外套の袖を】
【滑らし撓(たわ)ませ、青い指輪が嵌る右手を吸い込まれる様な夜空へと差し伸べる】

【……そして、柔(ふ)わり】

【天より零れ落ちたのは軽く脆い純白の粒、蛍火の様に淡い光を灯すこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいは】
【古びた公園のベンチに座る少年を隠す様に舞い降りて……小さな溜息が世界に紡がれて】
59 :【妖刀貴】妖刀使い@Wiki [sagesaga]:2011/08/04(木) 00:59:05.08 ID:Im48Z2qdo
>>54

「……わからん」

【人が喜んでくれたらそれでいい?……なんというか生きている世界が違いすぎるらしい】
【その言葉の意味を理解するのは、きっと数学とか英語よりずっと難しいだろう】
【要するに青年には理解出来ない】

「な、いいっつってんだろ……!!触んじゃねぇ……」

【叫ぶ元気はないらしく大声はあげなかったが、流石は殺し屋無駄な迫力がある】
【まあ、血をだらだら流した情けない姿で言っても滑稽なだけだが】
【そしておとなしく引きずられていく】

(痛み感じないからあんま意味ないんだけどな……)

【相手に殴られたが、青年は痛みを感じないためあまり意味はなかった】
【とはいえレベル1の勇者より防御力の低い青年である。殴られた場所は青あざになっていた】
【しかし痛くないため、そこまで支障はない】

「……いや、マグロと人間の死体を同列に考えてるやつを初めて見たからな。そりゃ多少は驚くさ」
「ま、いいか……ありがとさん」

【死体をわざわざ片付けてくれたことに対して、一応お礼を言っておく】
【どちらにしろ後で青年が跡形もなく片付けるつもりだったが、あくまで一応】
60 :【雷神篭手】@wiki [sage]:2011/08/04(木) 00:59:22.94 ID:/9zqbKCu0
>>55

「ふうん、そうなんだ」
【あまり興味はなさそうである】
【自分から聞いたことだと言うのに、適当な少女だ】

「−むしろ君がピーターパンじゃない?」
【そう言ってくつくつと楽しそうに笑う少女】
【貴方が自分を襲う気がないと、見抜いているようである】
61 :【重圧王姫】 [sage]:2011/08/04(木) 01:04:05.06 ID:mURQal17o
>>56

「反応薄いわね。わざわざ足を止めて構ってあげてんのに」

ため息。何故、こうもあの青年は無気力なのか。
常にああいう人間なのだろうか――だとすれば面倒な人。

何かに絶望したのか、何かを失ったのか。

いつの日かの自分もあんな風に”壊れて”いたのだろうか。
そう思うとなんだか無性に腹がたって来て――静寂に混じり確かに舌打ちが響く。


「ねぇ、貴方はなんで生きてるの?生きてて楽しいの?」


くるくる、とブロンドを指で弄りながら問いを投げかけてみる。
予想は先程と同じく「分からない」だろうが―――何故か聞いて見たくなったのだ。
62 :【愛玩動物】 :2011/08/04(木) 01:04:06.67 ID:1zST6meko
>>58
……はむはむ
【いまだにハムをがっついている丸いもふもふ。ベンチの下で誰にも盗まれないようにと、わざわざ隠れて食べていた】

…………
【向こうのベンチを見ると、なんだか季節はずれの雪が降っていた。毛むくじゃらの身体をぶるぶる震わせ、こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいのほうに向かった】
63 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心・敵対 sage saga]:2011/08/04(木) 01:05:55.77 ID:2cZ+HsZQ0
>>57
たまにゃ屋台もいいもんだなぁ…

【誰に言う訳でもなく呟く】
【そして眠たそうな表情でラーメンが来るまで待とうとするが】

………んあ?

【突然の、自分に向けられた質問に】
【間抜けな声をあげながら顔を上げる】

あぁ、うん、その辺の裏路地で見つけたから拾ってきた

【まるで、その辺で五円玉拾った、とでも言うような、どうでもよさそうな声色で】
【くぁむと欠伸を交えながら言った】

/こちらも大丈夫です四元さん!
64 :【厄毒泌染】@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 01:07:13.63 ID:u7zv3og8o
>>59

「だいじょーぶ、いつかきっとわかる日が来ます!」

【うんうんと頷きながら男に話している】
「まぁ、十人十色です!」
【物凄く便利な言葉である】

「ん?でも振りほどく元気もなさそうじゃないですか・・・」

【クスッと笑い男を見る】
「もうすぐで病院ですからねー」
【ズルズル引きずりながら病院の前まで移動してきた】

【少女が本気で力を出しても多分段ボール引きちぎる程度である】
【力が弱すぎるのだ】
【あと、きっと頭とかも悪い】

「えー・・でも案外裁いてみると一緒ですよ!」
【ニコッと笑い自分のフォローを始める】
【ただ、物凄い失言を残しているのだが】

「じゃあ病院に入りましょー」
【ズカズカと入って行く少女であった】
65 :【蹂躙ノ純白】 :2011/08/04(木) 01:11:24.44 ID:Ni/d2p/Lo
>>62

「………………?」

【ただ、疲労】【ただ、迷い】【ただ、苦悩】【心を縛り付けるのは重き鎖】
【もう疲れたと少年は雪の感触に溶け込む様に瞳を閉じて……静かな世界に】

【だからこそ】【鼓膜を叩く微量の足音に気がついたのだろうか……自然と】
【劇が開演する様に上がり始めた瞼、世界を覗き始めた瞳は、謎の小動物?を捉え】


「……………………歩く毛玉?」
66 :【剣魔】 [sage]:2011/08/04(木) 01:13:52.45 ID:pHoPWkIOo
>>60
「残念、俺はピーターパンなんて子供の味方のような真っ当な人間じゃないんでね」

【さしずめフック船長を食べようとするワニだろうよ、と何がおかしいのか男は愉快そうに笑う】
【少女の目の前に来た男は少女の視線と同じ目線になるまでしゃがむと、真っ直ぐに見据えながら男は口を開く】

「ほれ、とっとと帰んな。しょうがねえから、今夜だけは悪い大人に食らいつく恐怖のワニになってやるからよ」

【そう言って男は少女の頭に手を伸ばす】
【安心させるように頭に手を置いてやれば、大抵の子供は落ち着くだろう】
【男はそう考えたらしい】
67 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/04(木) 01:14:40.74 ID:JVAAY5iS0
>>40>>57
その時、暗闇の中から一人の青年が現れ、二人組のすぐ近くの椅子に腰をおろす

「とりあえずラーメン一つ…」

そう言い終わると、目の前にテーブルに音を立てて突っ伏した
無理もない…>>30に示した通り、空腹の体で無理に走って来たのだから…
そんな状態のため怪しい男の存在すら気が付いておらず
すぐ近くの二人組の一人が男に話し掛けるのを聞いて、ようやく気が付く
もっとも…気がついたとしても、突っ伏したまま顔を男の方へと向けるだけだったが…
68 :【妖刀貴】妖刀使い@Wiki [sagesaga]:2011/08/04(木) 01:16:30.75 ID:Im48Z2qdo
>>64

「ムリムリ、フェルマーの最終定理より難しいだろ」

【自分本位な思考しかできないしするつもりのない青年には理解不能だ】
【だから、そのいつかはきっと来ることはないだろう、多分】

「あ?調子乗ってるとブッさすぞ……」

【本当のことを言われ、返す言葉もなかったのか小学生のように脅しをかける】
【学校にも言ってないためか、頭の悪さは筋金いりである】
【そのまま、ズルズルと病院の前まで来る】

「……あぁ、なるほどね」

【人殺しの経験があって、なおかつそれを悪いと思ってないならさっきの行動もうなずける】
【同業者ではないとはいえ、どちらかというと同類に近い存在なのだろう】
【ま、思考は対照的ではあるが】

「はぁ……」

【言われるがまま病院の中へと入っていく】
【時間が時間なため、大した治療はできないだろうが傷口自体はたいしたことないため止血さえしてもらえばそれで十分である】
【そんなわけで受付を通過し、軽い止血をしてもらい片腕を包帯でぐるぐる巻きにした青年が治療室から出てきた】

「こりゃしばらく貧血に悩まされそうだな……」

【部屋から出てきて小さくつぶやいた】
69 :【愛玩動物】 :2011/08/04(木) 01:19:12.72 ID:1zST6meko
>>65
……ワンワン!
(毛玉とは失礼だな、このクソガキ!)
【毛玉と言われたことに腹を立てたのかいきなり吠え出す丸いもふもふ】

ワン! ワンワン!
(蝋人形にしてやろうか!)
【心の中ではそう叫び、少年に近づいてみる。手を差し出してくれば、噛み付くつもりだ】
70 :【雷神篭手】@wiki [sage]:2011/08/04(木) 01:19:51.99 ID:/9zqbKCu0
>>66

「ん…やっぱり、いいワニさん」

【くすぐったそうに、嬉しそうに】
【また気持ちよさそうに、目を細めた】
【少女と同じ目線になって初めて、少女の首に】
【小さな手の痣が残っていることに気がつくだろう】

「でもボク、帰るところがないんだよね」

【唇に人差し指を当てながら】
【そんな問題発言をする】
71 :【紅蓮鬼道】 15pt [saga]:2011/08/04(木) 01:20:16.39 ID:sKLKA1Eb0
>>61
「……面倒くせぇ」

自然と、口に出た。自然と出たのだから、本当にそう思ったのか、口癖だったのだろうか。よく分からない。
ベンチに座っている人は俺に何を求めているのだろうか、よく分からないが勝手に溜息を漏らしている。
溜息は――確か呆れた時に出す物だった筈だ。何が理由でかはわからないが、呆れられたようだ。よく分からない。

濡れた物と濡れた物をあわせて、それを弾くような音。
舌打ち――をした時のような音、舌打ちなのだろうか、分からない。

いきなり突拍子もない事を聞いてきたな……脳が回り始めたのか、それとも久々に動きたくなったのか、やはりよく分からないのだが、やけに回る。
それともこれが普通なのか、いや、今はそれを考えるより、目の前の人の質問に答えたほうがいいだろう。

「……お前は俺が楽しそうに見えるか?」
「お前は俺が生きてる意味がわかるか?」
「それが分かれば分かるんじゃないのか?」
「……いや、お前は俺に話しかけてきた、つまりは俺を生きていると認識した訳だ。」
「生きているとは何だ?楽しいとは何だ?貴様に生きる意味はあるのか?何故生まれた?」
「むしろ逆に聞いてやる、お前は生きていて楽しいのか?生きている意味があるのか?」

【掠れていた筈の声は段々と活気を戻していき、声だけを聞くなら一般人と何ら変わらない所まできていた】
【しかし外面的な変化はなく、いや――ただ虚空を見つめる筈の眼が瞳のないままベンチの人を明確に捉えた】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/04(木) 01:21:43.50 ID:9PjOT39/o
>>15
(申し訳ない、自分のキャラの不足でシチュエーションになじめない事態になってしまいました…)
(今回は辞退させてもらいます……)
73 :【厄毒泌染】@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 01:25:37.65 ID:u7zv3og8o
>>68

「フェルマー?あぁ・・ああ・・・あの人ねー知ってますよー」

【きっと知らないのだろう】
【少女の中では何処かの優しいおじいさんくらいしか浮かんできていないのだから】

「刺しますか?でもここ街中ですよー」

【ニヤッと笑う】
【こういう面では物凄い賢さを見せたりする】
【つまりは狡賢い馬鹿なのである】

「・・・・あっ!!忘れてください!!」

【自分の失言に気付き慌て始める】
「本当に・・その学校の授業でちょこっと習った程度ですからね!」
【フォローにも会っていない】

【病院内は結構がらっとしている】

【そして、色々な人たちが少女を避けるようにしてどよめき出す】
【まぁそれも当然なのだが】

「貧血ですか・・・・辛いですよね!分かります!」

【少女も時々貧血に悩まされるらしい】
74 :【蹂躙ノ純白】 :2011/08/04(木) 01:27:00.14 ID:Ni/d2p/Lo

「……」【鳴き声を聞いた瞬間、悩みの拘束は解き放たれた、そう心に風は吹く】
【淡い雪の粒が降りしきり白く化粧がされた大地、声を上げる白くモフは同じ色】
【心を擽(くすぐ)り始めた好奇心と言う衝動、フードの奥、白の瞳に宿る穏かな光】

「…………ん、撫でて欲しいのか?」

【天に捧げた指輪が嵌る右手を白モフに向けて体に触れようと】【頭を撫でる為に】
75 :【蹂躙ノ純白】 [sage saga ]:2011/08/04(木) 01:27:36.14 ID:Ni/d2p/Lo
>>74
>>69あてです。
76 :【重圧王姫】 [sage]:2011/08/04(木) 01:30:09.55 ID:mURQal17o
>>71

「面倒なのは貴方でしょう」

ふん、と鼻を鳴らして足を組み換えて。
膝に両手を置いてキッと青年を睨む―――本当に、ウザったい。

分からない、という返答では無かったが。中々に饒舌に語ってくれた。
とはいっても内容は”分からない”と同等であるが。一呼吸置いて、返答する。


「楽しそうに見えないわ。生きてる意味なんて分からないわ。分かる気もしないわ」

「心臓が動いてたら生きてるんじゃないの。少なくとも生物としてはね」

「私に生きる意味はちゃんとあるわよ。それを誰かに教えるのは趣味じゃないから、言わないけど」

「私が生まれた理由なんてくだらないわ。くだらない”実験”の”結果”で”完成品”の様な”欠陥品”が私だけど?」


ふぅ、と一息ついて―――心底苛々した表情で。


「それでも私は生きていて楽しいわ。少なくとも少し前よりは、確実にね」

「だって私、一人で生きてるわけじゃないもの。はっ、貴方は一人かしらね」


馬鹿にした様な口調。鼻で笑い舌打ちする。何故こうもこちらも饒舌に食ってかかったのか。
らしくない。こんなにもらしくない自分は嫌いだが――嫌いじゃない。目の前にいる青年に比べれば、嫌いじゃなかった。
77 :【愛玩動物】 :2011/08/04(木) 01:31:33.95 ID:1zST6meko
>>74
…ワンワン
【噛み付こうと思ったが、指輪で歯が折れるのもいやなので結局素直に撫でられていた】

……ワンワン
【雪を頭に被る。丸い毛で覆われたそれはとても柔らかく、暖かい】
【頭を下げ、雪を舐めてみる。冷たくてすぐに止めてしまった】
78 :【剣魔】 [sage]:2011/08/04(木) 01:34:27.10 ID:pHoPWkIOo
>>70
「What’s?(なんだって?) ったく、厄介事のオンパレードだなオイ」

【立ち上がった男は困ったように後頭部を掻く】
【少女の首にある痣には気が付いていた男だが、あえて口に出したりはしなかった】

「何か、親と喧嘩して家出娘ってか? やめとけやめとけ、大人になって恥ずかしい思い出が増えるだけだぜ」

【そんな簡単に済むような問題じゃないんだろうな、と内心げんなりとしながら少女に問いかける】
79 :【妖刀貴】妖刀使い@Wiki [sagesaga]:2011/08/04(木) 01:34:44.84 ID:Im48Z2qdo
>>73

「……知らないなら知らないでいいんだけどな?」

【ぶっちゃけ自分も難しいってことぐらいしか把握していないのだが、相手はもっと知らないらしい】
【きっと見当違いなものを思い浮かべているのだろう】
【なんか可哀想になったため、そんな気遣いの言葉を口にした】

「……目撃者全員殺せば問題ないけどな」

【普段の状態なら出来なくはないだろうが、如何せん血が足りなすぎる】
【つまりは青年なりのジョークだったわけである】
【ニヤリと笑う少女に少し悔しさがこみ上げて本当に差してやろうかと考えたのだが】

「学校の授業で人間捌くってどんな学校通ってるんだよ……」

【呆れたように言いながら、溜息をつく】
【言い訳をするにしても、もうちょっとマシなモノにして欲しかった】

「ま、一ヶ月もすれば治るだろうよ。それまでの辛抱だ」

【ものすごい量の血が流れたため、しばらくは殺し屋家業も出来なさそうだが】
【少し貯金もあるししばらくは働かなくても大丈夫だろう】
【とんだアクシデントだったが、休暇がもらえると思えば安いものだ】

「んじゃ、オレはもう帰るわ。今度飯でも奢ってやるよ」
「じゃーな」

【時間も遅い。それほどでもないが睡魔が青年の中で何かをささやいている】
【それに、やることはやった。眠いし帰ろう、という安直で本能に赴くままの考え】
【病院を出ると、少女に片手を上げて別れの挨拶をし、そのまま帰路についた】

/時間も遅いでのここらへんで……絡みありがとうございました!
80 :【互信光臨】 @wiki [sage]:2011/08/04(木) 01:35:08.78 ID:0NOUDq1G0
>>63>>67
怜火『へぇ……、拾った、ね、其れなら納得』
灯火「なーんだ、拾ったのかー、うんうん納とkいくかぁぁああああああいッッッ」
怜火『灯火、黙れ、食事中だぞ、しまいにゃ、しばき倒すぞ?お?』
灯火「ぇー……ぅん、御免、でもコレ、私が悪いの?私がおかしいの? ねぇ、店主さん?」

怜火は淡々と其の話を受け、ふむ、っと息を付く様な頷きを交えた返事を取る
別段、自分達は指名手配犯だから取り押さえると言った義務無いし、はても限られた情報しか
耳に入って居らず、隣の人物が指名手配犯なのかも知らないで居る
話を聞く限り、悪意あって気絶させた実行犯で無いと証明する応えが返って居る

灯火が激しいノリツッコミを為すま怜火が叱責、てんしゅは しせんを そらした !
客席には>>67たる青年の姿が眼に映る、話聞かれたら不味いかな、なんて心配に至るが
さして物騒な話題でも無い(?)ので気に留めずに居た

怜火『まぁ、納得ってのは嘘として、そんなモン拾って後々、どうするつもりなんだァ?』
灯火「(嘘なら言うなよ……でも肝心なのはそこだよね)」

恐らく、すぐ近くの為か、>>67にも話声は聞こえるだろう。
81 :【雷神篭手】@wiki [sage]:2011/08/04(木) 01:39:26.15 ID:/9zqbKCu0
>>78

「あはは、そんな簡単に済む話だったらよかったんだけどね」

【まるで貴方の心の内を見透かすかのよう言い、若干困ったように眉を下げて笑う】

「ーんー、まあ、家らしいものはあるっちゃあるけど、またあの子と会うのもなー」

【勝手に自分で考え始めた】
【そして、結論が出たらしく貴方に問いかける】

「この辺で一夜を過ごせそうな場所、無い?」
82 :【蹂躙ノ純白】 :2011/08/04(木) 01:39:26.74 ID:Ni/d2p/Lo
>>77
【────……柔らかく、暖かい感触】

「……ふっ」

【ふかふかなクッションの様に毛皮の中に沈む手の感触に零れたのは僅な笑み色】
【滑らせる様に頭を】【くすぐる様に顎を】【味わう様に撫でた手】【離されて】

「ちょっとつめたすぎるか……な?」

【ぱちん、と鳴った指の音は終わりを告げる鐘の様に……何時の間にか雪は止んでいた】

「こんなもん……か、なぁ……なんでお前はこんな所にいるんだい……迷子?」
83 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心・敵対 sage saga]:2011/08/04(木) 01:42:53.96 ID:2cZ+HsZQ0
>>80
納得だな

【何故か自分で納得している】
【やってきたラーメンの暑さを、器を触って確認し】
【割り箸を割って】

いただきます、っと

【ゆっくりとラーメンを食べ始めた】

いや、だって拾って来いってのが仕事だし
後々の事は知らん

【らしいです】
【っていうか説明が面倒くさいだけなのかもしれない】

>>67
【ラーメンをずるずると啜っていると】
【さらに客、フツーの男である】

【物凄く腹をすかせている雰囲気の>>67に向けて】

こっちみんな

【と一言だけ告げた】
84 :【愛玩動物】 :2011/08/04(木) 01:43:37.65 ID:1zST6meko
>>82
……
【なぜここにいるのか、理由などない。捨てられた訳でもない。野良犬のようなものだった】 

…ワン
【とりあえず相手の膝の上に飛び乗ろうとしてぴょんぴょんと跳ねた。届くかどうかは別として】
85 :【紅蓮鬼道】 15pt [saga]:2011/08/04(木) 01:43:47.67 ID:sKLKA1Eb0
>>76
「……そうか」

どうやら俺は面倒者らしい、よく分からないが、そういわれたからそうなのだろう。
俺が先程、自然に口から出た言葉と同じ気持ちを抱いたのだろう。

睨むような視線がこちらに来ても、彼は何も動じず、何の動作もしない。
睨む事の意味がわかっているのか、それすらも怪しい、何をしたかも、分からない。

「一人、か……」

一人では、なかった気がする。
何故だろう、記憶は何処にあるかわからない筈なのに、ちゃんとうまっている。
誰かがいた気がする。それこそ常に、周りに。
だが、今は誰もいない、自分から逃げたのか、周りが逃げたのか……どうなんだろう。
――記憶にいる俺は、多分楽しかったのだろう。目の前の人が、楽しそうだから。

「そう、か……」

視界に色が見えた気がする。白と黒じゃないような、黒よりも青みがかかった……青とは、なんだろうか。なんでもいいか、面倒臭い。

出口に向かい足を動かす、出口を知っているのは何故だろうか、後で考えればいい。
ゆっくりと、ゆっくりと小さく歩いていく、歩く事が無意識にできた、重要な事だったのだろうか。
86 :【重圧王姫】 [sage]:2011/08/04(木) 01:48:19.23 ID:mURQal17o
>>85

「………ちっ、らしくない事するもんじゃないわ」

素っ気ない返答を経て出口へと向かう青年を見送りながら舌打ちした。
揶揄ってやろうと、虐めてやろうと思っていたのに。いつの間にかこんな事に。

らしくなさすぎて逆に笑えて来る―――調子が狂う、頭が痛い。


「改めてみると――――……ああいうのって、馬鹿ね」


それは青年に向けた言葉か、過去の自分か。定かでないが。
確かな事は”壊れた姿”は見ていて気持ちいいものではない。少なくとも弄り甲斐が無い。

残されたお姫様は生温い風に眉間にシワを寄せて、数分後には散歩を再開したのであった。

/絡み乙だぞぇ
87 :【厄毒泌染】@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 01:48:52.23 ID:u7zv3og8o
>>79

「・・・・知りません!」

【完璧に開き直っている】
「でも、きっと優しい何かだったんですよ!」
【偉い人を何か扱いする少女であった】

「・・・・・・まぁ、そうですねー、でもきっとそれは難しいです」
「なぜかって?だってここは能力者が沢山いるから!」
【10人に8人が能力者と言う街である、きっと返り討ちにされてしまうのだろう】

「えっと・・・・シスター傭兵学校です。」
【この子は養成学校と傭兵学校を間違えて入っているのであった】

【紛いもない事実らしい】

「一か月ですか・・・・・可哀想に・・」

【物凄い哀みの目で見つめる】
【逆にイラっとするかも知れない】

「絶対に!約束ですよ!」
【目を輝かせている】
【きっとあり得ない量を食べるのだろう】

【そして男を見送り少女も帰路に付いたのであった】

/乙ありでしたー
88 :【蹂躙ノ純白】 [sage saga ]:2011/08/04(木) 01:49:07.53 ID:Ni/d2p/Lo
>>84
【雪の上で跳ねる白い綿あめ、優しく包む様に掴んだのは少年の小さな両手】
【そして……ぽん】【僅に粉雪が積もった膝に白い綿あめは優しく置かれて】

「ふふ……急になんだい。まぁいいや……あったかいねぇ……お前は」

【そのまま……再び少年は白い綿あめの頭の上に置かれ……ゆっくりと撫で始めて】
89 :【愛玩動物】 :2011/08/04(木) 01:53:36.59 ID:1zST6meko
>>88
…………
【少年に支えられながら膝の上に乗ることが出来た】

…………
【頭を撫でられると、暖かいなどと言われたのが嬉しかったのか嬉しくなかったのか分からないが、吠えなくなった】

……
【ただ、のど乾いたなーと思いつつ】
90 :【剣魔】 [sage]:2011/08/04(木) 01:54:14.54 ID:pHoPWkIOo
>>81
「はいはい、そーでしょうねそんな予感はしてたよ畜生」

【男は考えるが、どうにもいい案が浮かんでこない】
【金でも渡してどこかのホテルにでも泊まらせようとも考えたが、よくよく考えてみればこんな少女が一人ホテルに泊まろうなど限り無く怪しい】
【かといって、じゃあ自分も付いていけばいいのではと思うが、明らかに容姿の違う男と少女、しかも片方は刀持ち】
【どう見ても厄介事の匂いがプンプンと漂ってきそうだ】

「あー、俺の家……来るか?」

【ならば、仕方が無いが自分の拠点の方が一番無難な気がしてくる】
【この時男は先ほどの飲食店で酒を飲んでおり、明らかに思考回路が少し可笑しかった】
91 :【紅蓮鬼道】 15pt [saga]:2011/08/04(木) 01:54:20.82 ID:sKLKA1Eb0
>>86
/絡みお疲れ様でした!

後、前の文章あたりにリタイアと突っ込んでおいてください
92 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/04(木) 01:59:54.87 ID:JVAAY5iS0
>>67>>80
「なんか物騒な話ですねー」

まるで人事のように呟く青年。いつもなら相手の言うことを信じずに、今頃空気砲を派手に撃ちだしているのだが…
なにしろ極度の空腹で注意力警戒心その他諸々が全く働いていない状態なのだ

「ラーメンまだですかー?」

なのでこんな間の抜けた言葉しか出ず、男が悪であろう事に気づけていないのである

             全ては空腹のせいなのだ

ただ男がどっかで見たことがあることだけは分かっている様子
もう少し見ていようと思ったのだが向こうから「こっちみんな」と言われ、顔を反対側に向けるのだった
93 :【雷神篭手】@wiki [sage]:2011/08/04(木) 02:00:55.91 ID:/9zqbKCu0
>>90

「いいの!?」

【年頃、と言うにはまだ早いものの】
【少しは嫌悪を表すのが普通ではないだろうか】
【やはり、どこか常識が抜けているのか】
【キラキラした瞳であなたを見た】

「…ベッド、初めてかも……」

【ー常識がないのではなく】
【いつもそれほど切羽詰った生活をしているから、らしい】
【夢見るお姫様のように、期待に胸を膨らませ】
【嬉しそうに笑っている】
94 :【蹂躙ノ純白】 :2011/08/04(木) 02:04:17.20 ID:Ni/d2p/Lo
>>89

「……暖かい……うん」

【腹部に感じる生き物の温もりが心に誘い始めるのは穏やかな睡魔の手】
【次第に乱れ始める言葉とゆっくりになっていく、少年の撫でる手と】

「…………あ……たた……か」

【静かな静かな夜の時間はただ緩やかに流れて行き……閉じ始める瞳に】

【そして】

「…………すぅ……すぅ」

【何時の間にか少年の口元から世界に溶け始めた、規則正しい寝息、撫でたまま】
【今の少年の心と意識は楽しい眠りの森にお出かけ中、静かに、静かに……】


【過ぎていく優しい時間】


/もうそろそろ、寝落ちの気配がしてきたので……絡み乙でしたっ
95 :【愛玩動物】 :2011/08/04(木) 02:08:56.17 ID:1zST6meko
>>94
…………
【手の動きがとまり、思くのしかかってきた。邪魔だなーと思って顔を見てみる】

…………
【意外とかわいいと思いつつ、少年から離れるのもどうかと思い……】

……
【結局動くのも面倒なので、そこで一夜を明かすことにした】

/おつでした!
96 :【剣魔】 [sage]:2011/08/04(木) 02:12:50.26 ID:pHoPWkIOo
>>93
「ってもなぁ、お嬢ちゃんが期待するような家なんかじゃねーぞ?」

【生活に必要な最低限の家具しかない殺風景極まりない部屋である】
【家で活動することが殆んどない為、仕方が無いと言えば仕方が無いのかもしれない】

「それじゃ、しっかり掴まってろよっと……」

【男はおもむろに少女の体を掴み、軽く猫のように持ち上げて背中に背負うとする】
【なんの前触れも無く行われる動作は、普通の人間ならば反応が出来ないと思われるほど自然体で素早い】
【感覚的に言えば、急に体が浮き上がったと思ったら何時の間にやら男の背中に居た…と言ったところか】
97 :【互信光臨】 @wiki [sage]:2011/08/04(木) 02:18:50.13 ID:0NOUDq1G0
>>83>>92
怜火『へぇ……そだ、ラーメン奢ってやっからよ? 其の仕事って奴、詳しく聞かせてくれよ』
灯火「(ラーメンで釣ったッ! 聞き方が明らかに悪役ヤクザの其れなんだけど)」
灯火「ん、怜火、普段カードだし、現金の方はあんまし持って無いよね? ……奢れるの?」
怜火『………』 じー
灯火「あ、はい、私が奢れ、と……最近、ツッコミが私に定着してきて無い?」

最低限、情報を引きだそうとしている怜火、微かな笑みを浮かべて、告げてる様は
良い情報源になるやも知れない、と言う、企みの微笑
そう考えるとラーメン代は非常に安いが、安易に引き出せない情報なら
其れも“クロ”に近付いたと言う確信要素と受け取る、そんな消極思想、なんてったって
勤務時間外、あまり積極的に動くべき所でも無い、笑みの裏にはやるせ無さも隠れていた

灯火「あ、聞こえてた? 御免ね?食事中にペチャクチャと」
怜火『まったく、黙って食えねェのか』
灯火「いや、私は食って無いからッ」

>>92の耳に入る呟き、一般人かは解らないが簡単に聞かれてる面からしては
無警戒だな、なんて感じるが、取り立てて隠す事でも無いが灯火は気遣いのフォローに走った
98 :【雷神篭手】@wiki [sage]:2011/08/04(木) 02:20:02.60 ID:/9zqbKCu0
>>96

「だいじょ――って、うわっ――――」

【勿論、あくまでこの少女はただの人である】
【そんなことに反応できる暇もなく、あなたの背中に居た】

「…よいしょ」

【一瞬どうしていいかわからなかったが】
【ぎゅ、と抱きつくようにしがみついてみた】
【ちょっとからかいの意も込めているが、貴方は気づくだろうか】
99 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心・敵対 sage saga]:2011/08/04(木) 02:25:13.97 ID:2cZ+HsZQ0
>>97
は?詳しくも何も、今言ったじゃん
俺は、拾ってきてくれって言われて拾ってきただけ
っていうことで、ラーメン奢れよな

【真実でも嘘でもない情報を提供し】
【ラーメンはちゃっかり奢れと言い出す】
【超理不尽】

>>92
気にすんな気にすんな

【他人事のように、『気にするな』と>>92に言う】
【確かに、気にされたら危険であるが】
【ずるずるとのんきにラーメン啜っている青年は、それに気付いていないようだ】
100 :【剣魔】 [sage]:2011/08/04(木) 02:33:52.23 ID:pHoPWkIOo
>>98
「やれやれ―――――」

【少女がからかって居ることに気が付いた男は、困った奴だと被りを振る】
【この程度のことで男が動揺する訳も無く、何故なら彼には愛すべき彼女がいるのだから】

「舌噛まないように気を付けとけよ……ハッハー!!」

【男は背中の少女に注意を呼び掛けると、楽しそうに声を上げて跳躍】
【一瞬で建物の屋上へと降り立つと、そのまま屋根を伝い時には飛び越えながら空を駆ける】

「この特急便は運転が荒くて大変危険です―――ただし、途中下車は出来ません……ってなぁ!」

【これくらいの報復くらいなら許されるだろう、と男はさらに加速する】
【気分は安全装置の無いジェットコースターと、スリルは十分に味わうこと請け合いである】
101 :【雷神篭手】@wiki [sage]:2011/08/04(木) 02:38:33.67 ID:/9zqbKCu0
>>100

「−あぁ、やっぱりピーターパンじゃん」

【今度は振り落とされないために】
【ぎゅ、と貴方にしがみついて】
【くすりと微笑んで言った言葉は】
【ー風に掻き消されて貴方の耳には届かなかった】
102 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/04(木) 02:38:38.51 ID:JVAAY5iS0
>>92>>97
「・・・・・・・・・・・・・」

じーっと黙ってしまった青年。寝てるように見えるが実際は違う
ラーメンがくるまでの間、残り少ないエネルギーを使って考え事をしているのだ
“あいつは誰か”そのことについて静かにゆっくりと考えていく

(どっかで見たことあるんだよな……いや、もしかしたら“聞いたことのある顔”なのかも……)
(だとしたら面倒だな……それこそ大勢の人を思い出さなきゃいけないんだから……)
(正直面倒臭い……でも思い出してスッキリしてからラーメン食べたいな……)

そんな一人芝居を脳内でやりながら、着実に誰かを思い出しつついるのだった
103 :【剣魔】 [sage]:2011/08/04(木) 02:41:24.16 ID:pHoPWkIOo
>>101
/と、すみません
そろそろ眠気が辛くなってきたので落ちまする
絡み有難うございました&乙でした!
104 :【雷神篭手】@wiki [sage]:2011/08/04(木) 02:45:12.47 ID:/9zqbKCu0
>>103

/了解しました、割とこっちも限界だった……
/お疲れ様でしたっ!
105 :【互信光臨】 @wiki [sage]:2011/08/04(木) 02:56:18.84 ID:0NOUDq1G0
>>99
怜火『悪ィが、私の詳しくっ、てのは、仕事の依頼人はどんな感じか、何時、何処でとか、解る事を話せって意味だよ』
怜火『其れが話せないなら、奢れないな……ま、灯火の金だから、構わねェけど』

灯火「いや、そこはさすがに構うからッッ!!」

情報は単純に話す気が無いのか
いっその事、交戦して無理矢理引き出すのも考えるが、どうも隠している、と言うよりかは
興味そのものが感じられないと言った印象を受ける
ラーメンと言う安価な報酬を賭けたのも、リスクの低い博打打ちに近い感覚ながら
もう少し話を掘り下げようと試みる

灯火「(ん、クロなら、私は隙見て、気絶してる人回収しないと……タイミングが掴めないなぁ)」

>>104
灯火「(こっちはこっちで、話し掛けたのが聞こえて無かったのか黙りこくってるし……)」
灯火「(そいや、あの人の顔を覗いてたな、そこからか)」
灯火「……あの、あの人とお知り合いだったりしますかね?」

灯火は窺いつつ青年に問う、どうも今話してる相手と面を合わせてから何かに考え耽る様子故に
思い切って聞いてみる、もし指名手配犯と聞いたら、>>99の青年の人質は
どうあれ保護しないといけない
106 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心・敵対 sage saga]:2011/08/04(木) 03:02:07.08 ID:2cZ+HsZQ0
>>102
【本人はラーメンを食っているだけだが】
【隻腕、狼の耳とダブルで分かり易い特徴があるため】
【少し考えれば、この青年が指名手配犯だと分かるだろう】

>>105
仕事の依頼人は仕事の依頼人でしょうが
何処で何時かは忘れたー分かる事はありまちぇん

【ただ面倒くさいだけのようだ】
【青年の足元で気絶している男は、起きる様子は無い】
107 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/04(木) 03:21:57.69 ID:JVAAY5iS0
>>105>>106
「・・・・・・・・・・・・・・!」

その時、一瞬だけ青年の目が鋭く光る。そして突っ伏していた上体をゆらりと起した

「あいつと知り合いかって?違うね、そんなのじゃない」

そう言って明後日の方向に向いていた顔をゆっくりと男の方へ向けて言った

「ただの敵ですよ。ジェイルD級手配犯“全瞑心感”…すなわち犯罪者…」
108 :【互信光臨】 @wiki [sage]:2011/08/04(木) 03:52:21.48 ID:0NOUDq1G0
>>106>>107
灯火「えっ、あ、指名手配犯、mjd?」
怜火『なーんだ最初からそう言ってくれりゃ、良いのに、道理で話が成り立たない……ほい、灯火ッ!』
灯火「あ、おk」

灯火「Double……ーーー」
  怜火『Justice……ーーー』

怜火・灯火《《Double★Burning》》

>>107の話を聞いた途端、怜火は口元を釣り上げ笑む、二人は席を離れ、指輪を掲げるポーズを取ると
瞬く間に蒼い炎に包まれ、炎が散ったかと思えば、黒マフラーと漆黒制服を身に纏う
変身後姿に変貌、と、言うのも
指名手配犯たる青年の、気絶した人質を奪取する為に機動性が必要なのだ、所以の変身
時間は限られる故、少しキツいが

怜火『あ、ちと、荒っぽくなるやも知れないから、店主さん下がって下がって』
灯火「けふんッ、ヒーロー国際条約第325条ッ!!如何なる理由があろうとッ!!罪人の怪しい行為は対処すべし!!」
怜火『んな条約は無いがァ、人質はちぃっと、こちらで保護させて貰うぜ?それならラーメン奢るからよ♪』

蒼い炎を片手に纏って、怜火と灯火は身構える、きっちり店主を離れさせてから
まずは人質を優先事項に、対処をする様
109 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心・敵対 sage saga]:2011/08/04(木) 05:07:36.30 ID:2cZ+HsZQ0
>>107
イエス、ごめいとー

【グッ、と親指を相手に向けて立てる】
【一見ただのバカである】

【だが、指名手配犯だとバレようとも】
【まったく臆したりしない様子からみると、やはり伊達ではないようだ】

>>108
………

【ラーメンをちゅるちゅると食べながら相手の変身風景を眺める】
【そしてようやくラーメンから口を離すと】

ぶっちゃけ、いちいち変身の掛け声、恥ずかしくねぇの?

【何の有利不利もなく、ただ単に本当に気になったからといった様子で】
【そんな事を聞く】

【と同時に、よっこらせと立ち上がり、面倒くさそうに欠伸をした】

/寝落ち申し訳ないぃぃぃっ!!!
110 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/04(木) 10:17:36.67 ID:4h5NjjtIO
【公園】
【午前中の公園だ。自然が溢れ、葉擦れの音と噴水の乾いた音が清涼感を醸し出すそこに、一人の人物がいた。】

「…後六日か…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣と、左腰のコートで見え隠れするホルスターに納められたリボルバー。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「さて……どうなるか…」

【近くの木に寄りかかり、ぼんやりと独り言を呟く。】
【よくよく目を凝らせば、その理由がわかるだろう。女の大剣からは、】
【白い霧状の冷気がもくもくと絶え間なく吹き出ており、彼女とその周辺気温を適度に下げている。】
111 :【装闘機兵】 [sage]:2011/08/04(木) 10:34:33.06 ID:jMu6JD2bo
>>110
‥‥む  す、ず  し  いな   ?


【そんな、とぎれとぎれの声と共に、人の気配が近づいてくるだろう】

【もし、振り向けば、そこには醜い顔をした女が立っているのを見るかもしれない】
【顔の右側は火傷跡で引き攣り、左側は無数の裂傷に覆われ、傷跡が盛り上がっている】
【格好は、黒い軍服という格好で、肌の露出は全くと言って存在しない】
【肩には黒いロングコートを背負い、首には濡れタオルを巻き、右手には髑髏の仮面を持っている】
【足には、炎の意匠のような紅い鋼の装飾具がそうびされているのが分かるだろうか】

【そういう、傷だらけの女が、涼しさに誘われて現れた】
【因みに、ずっと動いていたのか、見るからに汗だくであるため、少々暑苦しい】
【腕や足からの放熱で蜃気楼が起きているのも分かるだろうか】
112 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/04(木) 10:44:01.84 ID:4h5NjjtIO
>>111

「…ん…」

【ところどころ切ったような、途切れた言葉が耳に入る。彼女はそれを聞くと、素早く体ごと振り返った。】
【どうも最近は、他人よ気配やなんかに敏感になっており、度重なる不意打ちのせいで過度に警戒心を持ってしまっている。】

「……」

「…なんだ……暑そうな…」

【視界に収めるは、一人の女性だ。自分も顔には傷があるのだが、相手はそれ以上であり、】
【火傷と数えきれない裂傷。見まいとしてもどうしてもそこに視線が行ってしまう。装飾具や髑髏の仮面も気になった。】

【それから女は呟き、属性の出力を上げる。一抹の警戒心は健全で、言いながらも相手に対して抑えるべきところは抑えていた。】
【先ほどより冷えた冷風が、相手に届くだろう。】
113 :【装闘機兵】 [sage]:2011/08/04(木) 10:51:15.63 ID:jMu6JD2bo
>>112
‥‥ す  こ  しま  て。

【ごそごそ、いそいそ】
【コートを着こみつつ、仮面を装着しはじめた】
【さすがに暑いのかフードを被りはしないが、その姿は少々人から外れていると言える】

こレで、少し声聞きヤすイダろう?

【声が途切れず、機械音声となって、髑髏面から発せられる】
【どうやら、暇つぶしに世間話をするために仮面を付けたようだ】
【そして、やはり暑いのか、コートはまた脱いで、腰に巻くことにしたようだ】
【少し届いた冷風を感じて、ク、く、と笑い声を零す】
【因みに、胸元にはNO.∞と書いたバッジが有り、彼女がランカーズに属すると分かるだろう】
【だが、それらを気にすることなく、女は軍服の胸元をぱたぱたしながら】

‥‥感謝スる。

【すっ、と素直に頭を下げてお礼を言うのであった】
【不審すぎるが、とりあえず敵意等は無く、ただ涼しいから来ただけみたいだ】
114 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/04(木) 11:05:41.90 ID:4h5NjjtIO
>>113

【待て、言われ、彼女はおとなしく黙っていた。その間、何気なく相手を見つめていると、自分と同業であることが分かる。】
【胸元バッジ…それはこの世界に君臨する大きな企業ランカーズ≠フそれを表すバッジではないか。】

【ランクを表す刻まれたナンバーは「∞」。無理数の中でもかなり大きな数字になるそれは、女にさらに思考の種を与えた。】
【比較的前から所属している自分だが、まだそのナンバーを持つ者とは会ったことがない。】
【ゆえに、相手は最近入ったのだろうか…ぼんやりと考え事をしていると、】

「あらあら…暑いでしょうに…なんか悪いわね。」

【少なくとも、相手も同じランカー≠ナあるなら過度に警戒する必要は無いはずだ。】
【女は内に秘めていた張り詰めた緊張の糸を緩ませ、警戒心をそっと散らした。】

【確かに声は聞き取りやすくなり、涼の風に笑い声を漏らす相手にこちらも自然と表情を崩す。】

「いいのよこれくらい。おんなじランカーならねえ…」

【相手が頭を上げると、彼女はコートの内側に付けた自分のバッジを見せる。】
【「No.15」と焼印されたそれは見るからに古く、ところどころ傷ついていた。】

【そして、彼女の頭の狼耳が揺れる。そう。今まで目立っていなかったが、それは確かにそこに存在しているのだ。orz。】

「ランカーズには最近入ったのかしら?それとも前から…?」
115 :【装闘機兵】 [sage]:2011/08/04(木) 11:13:25.38 ID:jMu6JD2bo
>>114
イ、ヤ、気にスるナ。
普段は仮面ヲ付ケテる時の方ガ多いカラな。

【日常会話も、仮面を外した状態では難しいため、仮面は基本的に付けている】
【外すときはリラックスするときと寝るときと食事の時くらいである】
【故に、彼女は貴女のその言葉には、気にすることはないとひらひらと手を振って示した】

‥‥ム。アナたも、ランカーカ。

【胸元のバッジを、仮面の奥の真紅の双眸が見据えていて】
【そして、耳元で動く狼耳を見て、びくん、と反応する】

‥‥も、フモフ‥‥し、タイ。

【この異形、もふもふした物や、動物をこよなく愛す性格である】
【故に、ついつい、ゆっくりと耳に手が伸びてしまったりしちゃって】
【伸ばしつつも、貴女の問に彼女は答える】

最近、ダよ。守る‥‥チカラの、為に。
鍛えなキャ、いけナい、かラ。

【仮面の奥の双眸は、傷を追って尚、真っ直ぐな光を宿している】
【嘘の欠片もなく、守るために戦うのが彼女であった】
116 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/04(木) 11:28:11.46 ID:4h5NjjtIO
>>115

「そそ。最近は防衛戦ばっかりになってるけどね。」

【忙しく、また放浪を続けているため自分よりさらに上のランカーに挑戦する機会がなかなか無い彼女であった。】
【そんなことをしていると、何となく相手が上の方に視線を伸ばそうとしているような気がした。】
【…いや、気のせいではないようだ。あの視線の位置は…】

「は?…もふもふ…?」

「な、…!だ、だめだめ!」

【やはり。自分の「耳」を見つめているではないか。そういえば生えていた。そう生やされていたのだ。】
【慌てて相手の手を避けるように2、3歩後退する。まだ他人から触れられたことはないが、どんな風になるかは容易く想像できる。】

「ははあ…やっぱり最近か…どうりで見かけない顔だと思った。」

「守る≠ヒえ…ふうん…」

【狼耳を隠すように片手で抑え、女は呟いた。「守る」や「守護者」などと聞くと、どうにもとある人物を思い出してしまい、そのせいで嫉妬にも似た感情が露呈しそうになってしまう。】
【無意識であるそれには気づかずに、「守れなかった」彼女は相手を見つめた。】
117 :【装闘機兵】 [sage]:2011/08/04(木) 11:33:50.44 ID:jMu6JD2bo
>>116
そ、ウカ。
‥‥上ニ立つトイウのは、大変ナのか?

【世間話をするように、異形はそう問いかけて】
【しかし、次の相手の、耳に触っちゃダメとの事には、しゅんと俯いた】
【嫌がるのを無茶してまで触るつもりはないようだがとても残念そうである】

‥‥モフもフ。もフモフ。

‥‥‥‥い、イナ‥‥。

【などと、小さくつぶやいていたりした】
【見た目に反して、ちょっと性格が幼いというか、純粋であった】

‥‥む、ン?

すマヌ‥‥、何か、不快ナ事が有っタダロうカ?
見た目ノ、事で有れバ‥‥、すマナいとシカ言い様ガ無いノダが‥‥。

【己の見た目が不気味であることで、負の感情をぶつけられたと思ったようだ】
【しかし、どちらにしろ、彼女は貴女を心配していることは分かるだろう】
118 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/04(木) 11:46:59.24 ID:4h5NjjtIO
>>117

「どうかしらね…ま、戦うのが好きならなんてことないわよ。」

【三度の飯より戦闘が好きな女にとって、毎日毎日繰り返されるランカーズの「仕事」はさほど苦にならなかった。】
【平和ボケするよりは、煮えたぎる闘技場で身を焦がす方が性に会っている。】

「…よくない。ったく…」

【やれやれ危なかった。そっと手を離すと、耳が不機嫌そうにピコピコ揺れた。なんせ生やされたのがつい最近である。】
【まだ自分で細かく動かすことができない。女の感情に従って、勝手に動いていた。】

「あ…?」

「ああ……いや…何でもないわ。ごめんね?…その、暑いから…」

【ここでようやく気づき、女は取って付けたように言い訳。嘘なのはバレバレだが、こうするより他はない。】
【相手には何の罪も無いのだ。自分の八つ当たり的な行為で、心配させてしまったのならこちらに落ち度がある。】

「しかし…守るねえ…」

「悪者を懲らしめるための力……それを求めてランカーになったのかしら?」

【自分を落ち着かせるために、ポケットから一本煙草を取り出し、咥えた。】
119 :【装闘機兵】 [sage]:2011/08/04(木) 11:59:00.08 ID:jMu6JD2bo
>>118
‥‥ソうカ。
うム、戦いガ好きなラ、それデイイのだロウな。

【己はそれほど戦いが好きなわけではないが】
【相手が本当に戦いが好きであるというのは、よく分かった】
【故に、それ以上何かを言う事は無いだろう】

す、マヌ。

【この異形、気が弱い】
【元々、他者の視線に怯えて生きてきた身である】
【ついつい人の顔を伺ってしまうのは、当然といえば当然か】

細かク、は、追求シない。
貴女ニも、貴女の事情ガ有るダロうかラ。

【仮面の奥の瞳は、静かに揺らがず】
【まるで鋼≠フ様な印象と人≠フ優しさを感じさせるだろう】
【続き、相手からの問に、異形は】

‥‥いヤ、違う。悪党モ守リタい、救いタイ。
私にハ、記憶が無イ、だガ、こレダケは、覚えテイる。弱き者を守レ=Aとイウ、役割‥‥が、私ノ全て。
‥‥だガ、其れデ、構わヌ。私は、人が好キダかラな。

【異形は、己の記憶という物を持たず、目覚めてからひと月の記憶しか、彼女には存在していない】
【与えられたのか、元から持っていたのか、己の役割だけを知っていて】
【だが、彼女は其れで構わんと言う。どうだろうと、其れが己だと信じているから】

‥‥私ノ、名はファントム=B
貴女ニ頼みガ、有る――――。

【異形は、すっ、と頭を下げ、直ぐに上げる】
【ファントム、それは死霊や幽霊を表す単語、その彼女は、貴女を見据えて】

―――私と、一手試合ってクレなイだろウカ?

【と、戦いの誘いを投げかけるのだった】
120 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/04(木) 12:13:05.34 ID:4h5NjjtIO
>>119

「別に謝ることはないわ…」

「あ、そう。…まあ。深くは聞かないでちょうだい。」

【少しの濁りも無いその双眸を、女は見つめ返した。相手の目は、どこか無機質な鋼の硬い印象を宿している。】
【しかし、その中でも人間としての有機的な優しさを携えているようの思えた。】

【これは気のせいではないはずだ。なぜなら女にとってその「優しさ」はどこか懐かしいような、】
【それでいて壊してしまいたくなるような衝動を駆り立てたせるからだ。】

「っ……」

「へえ…記憶が…ねえ…」

【悪党すらも守るという言葉に、また感情をぶつけそうになった。】
【流石にこれ以上やると色々誤魔化しが聞かなくなるので、くっと耐える。狼耳が一瞬ピンと張り詰めた。】

「ファントム…ええと、私はロータス…ロータス・ブラック。ただの剣術家よ。」

【相手が名乗ったので、こちらも名前を届けた。記憶が無いとのことで、一体目の前の異形はどのような境遇の元生きてきたのか気になる。】
【ひょっとすれば自分よりもさらに壮絶で、そして辛い道を歩んでいるのかもしれない。】

「……」

「どうして…その…理由は…?」

【そして、紡がれる誘いに対しては静かに、鋭く、何かを見抜いた様な視線とともに、言葉を返す。】
121 :【雷神篭手】@wiki [sage]:2011/08/04(木) 12:23:05.02 ID:/9zqbKCu0

「今日もあっついなあ、嫌になるよ」

【昼、町の外れにある廃墟】
【そこにある出っ張った瓦礫に腰を下ろして】
【ポケットに手を突っ込みながら足をプラプラさせている人影が一つ】

【黒いノースリーブのパーカー、黒いホットパンツ、黒いハイカットスニーカー】
【それに反するような、滑らかな白い肌】
【普段浅く被っているフードは外され、肩まで伸びた銀色の髪が風に生ぬるい風に靡いている】
【独り言を言いながら、青い瞳は青い空を眺めていた】

「…暇だなあ」

/殺し合いでもなんでも来ーいっ!
122 :【装闘機兵】 [sage]:2011/08/04(木) 12:25:59.94 ID:jMu6JD2bo
>>120
‥‥ウ、む。
聞かぬヨ、貴女が話すマデは、ネ。

【なにか闇を抱えていると分かって、しかしそれゆえに踏み込まない】
【相手の、抱える物に触れるには、まだ遠い。そう感じるがゆえに】

【だが、何とかしたいとも、そう思う】
【相手の、態度から、己になにか感じる物が有るのは、分かる】
【人目に怯えたゆえに、人の心にはひときわ敏感になった】

‥‥ロータス、ブラック。
良い、名だ。

【相手の名を聞き、仮面の奥の引き攣れた唇は笑みを形作る】
【続く、相手の問いに、彼女は仮面をズラして、顔を少しだけ見せて】

‥‥  ロータ  ス は、  何か  私に思う事  が有るの  だろう?
貴女  の抱える  闇が、 見ていて  辛い。
だ  から。  チカラに  なりたい。  けど 触れるには  遠い。
貴女は  戦いが  好き と言う、 か ら。  戦えば  少し  近づける かと  思うか  ら。

‥‥ 私は  貴女 と。  なかよく  したい。
でも、  このまま  じゃ、多分  なか よく  出来  ない、から。

だか  ら。  私と  戦って、くれないか  な?

【己が仲良くなりたいと思う、そして目の前の彼女の闇に触れたいと思う】
【触れるには遠い。ならば近づく必要がある。という思考の元の結果だった】
【仮面の奥の醜い少女の顔は、たしかに醜悪かつ可憐に微笑んでいることだろう】
123 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/04(木) 12:53:29.34 ID:4h5NjjtIO
>>122

「…話すまでは…か。」

【その時が来るだろうか。女は一瞬だけ遠い目をした。自分でもその瞬間を望んでいるのだが、】
【しかしそれに気づけるほど彼女は自分を分かっていない。】

【異形は、的確に自分の心を捉えていた。鋭く、正確に。それだけでなく、態度からも分かるようにそこに踏み込んでこようとはしていなかった。】
【今まで会ってきた人物達とは、この点で明らかに異なっている。一線を置いている、と言ったら適当か。】
【本当に自分のことを考えてくれている結果であったのだろう。】

【そして、自らの問いかけに対し、相手は仮面をズラした。そこにある顔は確かに醜いが、自分も似たような物だ。】
【それに、相手の心は「美しい」。外見など、対したことではない。】

「……ふん…」

【言葉を聞きながらゆっくりと、右手で剣を抜き去った。弧を描く鉄紺色の大剣は見るからに重そうな音を奏でているが、】
【彼女はそれを腕一本で扱っている。刃の部分が凶悪に光り、その存在を嬉々として主張していた。】

「ああ。…あるわよ。あんたみたいな人間らしい「光」の道を歩く奴はね…羨ましくなるのよ…」

「…あんたには無理よ……私に近づくことなんてできるもんですか。」

【静かだが、その声は確かに聞こえるだろう。相手が言い終えてから、女はなおも言葉を紡ぐ。】
【一瞬言おうか迷ったが、次の瞬間には躊躇うことなく話していた。】



「……数えきれないくらい殺したわ…人をね…」

「男も女も…能力者も無能力者も…泣き叫ぶ子供も……命乞いする女の子も……」

「毎日毎日……無用な殺戮を繰り返した…神殺機関≠ノいた頃ね…」


「…あんたは甘いわ…この世には救えない人間もいるのよ。守れない人間も存在してるのよ…」

「光とも闇ともつかない私に……手が届くとお思いかしら?」


【剣を抜いたのは、それは戦いを承諾したからであり、彼女はゆっくりと刃を上にして肩に担いだ。】
【一見なんということはないこの動作は、彼女の「構え」であり、虫が入るほどの隙も存在していない。】

「まあ…いいわ。口で言ってもしょうがない…」

「そんなら…「守りたい」というその力を見せてみなさいな。私にぶつけてみなさい…」

「…返り討ちにしてやるわよ……一撃≠ナね…」

【相手を見つめる女の瞳は、冷徹に濁りきっていた。】
124 :【装闘機兵】 [sage]:2011/08/04(木) 13:09:24.37 ID:jMu6JD2bo
>>123
――。

【相手が剣を抜き放ったと同時に、異形も構えを取る】
【全力で当たろうとする気概が、仮面の奥の双眸を紅く光らせる】
【剣に対して、此方は無手、徒手。だが、引くつもりなど、欠片もない】

【相手の言葉を、聞く、只管に、言葉を漏らさず】
【己の心に、傷を刻むように放たれる、言弾[コトダマ]を】
【全てを聴き終えて、口を開く】

――私も、そウカも知れナイ。
記憶が無いノダ、コレまデにしテキタ事等、知らヌよ私ハ。
だかラ、私は貴女ヲ責めラレナい。

【己には記憶がない。軍服を着ていた当たり、軍人なのかも知れない】
【だとすれば、沢山殺してきたのだろう、きっと】
【それの真相は、分からず。だが、己は知らぬ罪業を背負っていうかもしれない】
【故に、己が罪人であるか分からぬ異形は、罪人を憎まない】
【そして、最後に一つ、マスクの奥から声を発する】


   ―――届カセる


【出来るか分からず、届くか分からず、相手はおそらく格上】
【それら全てを理解した上で、確信し、決める】
【――届く=A届かせる=z【――――と】
【それに異形は思うのだ。どんな罪人でも、光の上に掬い上げるべきだと】
【他者を傷つける物をひとり救えば、その者が傷つける分の人が救われる】
【それは、間接的に多くを守る℃魔ノもつながるのだから――――】

【故に、異形は構えを取った】
【腰を落とした、打撃基本のスタイルの格闘スタイル】

‥‥ぬッぉおォっ!!

【轟ッ!!】【直後、突然足裏のブースターが噴射、高速で接近していく】
【見れば分かるだろうか、彼女の構えは、タックルである】
【腕を、直ぐに相手に絡められるようにした、高速の接近に依る突進】
125 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/04(木) 13:30:44.80 ID:4h5NjjtIO
>>124

「……」

【ぎり。と歯を食いしばり、女は剣を持つ手に力を入れる。相手の言葉が「痛い」。剣で切られるよりも、銃で撃たれるよりももっと痛かった。】
【それに、記憶がない…ということは一体どういうことなのだろうか。自分のしたことがわからない以上、どの様にしていいのか手に負えないのもしれない。】
【それを考えると、相手は自分よりも何倍も「強い」。光の道を歩むその姿に、彼女は嫉妬していた。】

【だからこそ、女は思う。全霊を持って、自分の深淵を見せよう。深淵の闇を…そこに落ちきれず、かと言って相手の様に人の道を歩むこともできていない歪な剣を見せよう。】
【猛進する異形を目の前に、彼女は目まぐるしく思考した。】

「……お前の手は―――――――――――

【タイミングを合わせ、女は左足で踏み込む。ダンッという音とともに、ギリギリまで相手を引きつけた。】
【避けたり、受けたりという選択肢ははなから存在していない。相手よりも「速く」髪の毛の一本分でも「疾く」攻撃するだけだ。】


―――――――――――届かないわ…」










耀



【閃光のような一筋の薙ぎ払い。防御を完全に捨て、初太刀に勝負の全てをかけた、「歪な」剣がそこにはあった。】
【超重量の剣から繰り出されるその一撃は、タックルをぶつけようとする相手に大ダメージを与え、そして吹き飛ばそうと異形の腰当たりの高さで進む。】

【「一撃」だ。いつだって自分は一発で決めてきた。「一撃必殺」。それだけである。】

【とはいえ、避けられない様な速さではなく、相手の反応によっては回避や迎撃も可能だろう。】
【一方女といえば、守りを全て犠牲にして攻撃している。そのため、異形がタックルをやめなけば、それは彼女に「直撃」することになるのだ。】

【また、何を思ったのか。女は相手に剣の刃ではなく「峰」を向けて薙ぎ払おうとしていた。】
126 :【装闘機兵】 [sage]:2011/08/04(木) 13:39:18.92 ID:jMu6JD2bo
>>125
【高速の接近、常人離れした異形の動体視力は、相手の姿を性格に捉えていて】
【――何処か、相手が泣いている様に、彼女は思った】
【そして、迫る一撃が来ると同時、左腕をぐっ、と下ろして拳を握りしめて】

――イや、届く=B

【が、きぃいぃんっ!】

【左腕で、刃を受ける。その、音は鋼≠叩く音】
【裂けた軍服の下からは、人間の其れではない、鋼の腕が視えるだろう】
【めき、めきと凹み、嫌な音を出すそれは、刃ではなく峰だったからこそ起きた現象】
【そして、吹き飛びそうになった瞬間、異形が左腕を真下に下ろしたまま、拳を、開き】

【ッドゴォンッ!!】

【手を覆う手袋を吹き飛ばすようにして、爆発が生じる】
【その勢いで、宙に浮き。そして、爆風で相手は態勢を崩すかも知れない】
【同時に、足のブースターの噴射を利用して、空中で回転、腹部へ回し蹴りを相手に放つだろう】

【相手のように、洗練されては居ない、だが】
【己の全て≠使って、彼女は貴女と相対している】
【蹴りを放つさなか、貴女の瞳を異形は見据えていただろう、きっと、その目は】

【―――優しい】
127 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/04(木) 13:56:08.49 ID:4h5NjjtIO
>>126

「―――――――――!!」

【正面から「受けた」。女は驚きに目を見開く。剣の達人でも、「雲耀」を食らえばその真剣ごと両断されてしまうのだ。】
【それほどの威力が、彼女の先ほどの一撃にはあった。】

【だが、考えてみればそれは当たり前であったのかもしれない。相手の救おうとする気持ちが、届けようとする決意が女の負の感情を上回った。その結果である。】
【それに、自分の剣は「歪」だ。光とも闇ともつかない上に「迷い」がある。そうでなければ、誰が「峰」など向けるだろうか。】

「ぐっ―――――」

【ダアン!】
【蹴りが直撃する。前述の通り、もともと防御は考えていないのだ。爆風で態勢を崩すが、それが無くとも当たっていただろう。】
【みしみし、と嫌な音を聞いた時はもう、自身は剣を捌けずに空に投げ出されていた。そして、彼女は短い悲鳴とともに地面に接触する。】

「………」

「…それがあんたの―――――――――――」

「…はは…なるほどね…負けたわ…」

【優しい。優しくて懐かしい。女は異形の瞳と似た様なそれを過去に見た気がした。】
【しかし、それを思い出せないのは、やはり彼女の存在そのものがまだ歪だからだろうか。立ち上がり、剣の鋒を地に向けて言葉を紡ぐ。】
128 :【装闘機兵】 [sage]:2011/08/04(木) 14:01:36.64 ID:jMu6JD2bo
>>127
‥‥ッ、ぉぉぉォオッ!!

【異形は、機械音声の雄叫びを上げて、確実に。届けた=z
【そして、態勢を戻せず、頭から地面にごっ、とぶつかって落ちて】

―――、い、タい。

【頭を抑えながら、地面をゴロゴロと転がっているのであった】
【ゆっくりと、そうしながら異形は立ち上がって】
【仮面をズラして、心から嬉しそうに笑うのであった】


‥‥ 届い  た  か?


【答えは、分かっているけれど。それでも異形は貴女に問いたかったのだ】
129 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/04(木) 14:10:59.13 ID:4h5NjjtIO
>>128

「……」

「…言わなくても、分かるでしょう…?」

【ヒュン、と剣を振り、それを背中に戻す。抜き身…いわゆる「鞘無し」で帯刀していた。】
【問いかけに対しては、これまた曖昧に答える。しかし、曖昧なのはその文面だけで、穏やかに微笑んでいる彼女と、それが纏う雰囲気は、確実に肯定の意を示している。】

「でも…私の存在はまだ「歪」ね…さっきの太刀筋も…」

【とはいえ、確実に、相手の気持ちが「届いた」。】
【そのことで、彼女は救われた気がした。光に近づいたと思えるのだ。】
130 :【装闘機兵】 [sage]:2011/08/04(木) 14:20:53.65 ID:jMu6JD2bo
>>129
‥‥ あ ぁっ!

【にぃ、としてやったりという悪戯っ子の表情だ】
【人の身から外れても、人間としてあろうとしている異形の姿がソコには有った】
【そして、異形は嬉しいのだ、なによりも、貴女に攻撃が届いたことが】
【そして、続き、あなたの言葉を聞いて、眉根を寄せて】

‥‥私ハ、人間の形かラ外れテイる、ソレコソ歪≠セ。
だガ、歪も貫けバ、真直グだト、私は思ウ。

【この異形の存在は歪みに歪んでいる】
【本来持ち得る記憶を持たず】
【生身のはずの四肢は鋼に取って変わり】
【仮面を以て素顔を隠し、唯一の目的のみで前へ進む】
【しかし、その様に貴女が光を感じたというのならば――――】

【―――歪であることも又一つの道であると、異形が示しているのを、理解できるかも知れない】

【歪であっても、そこに信念を抱けば、歪なまま、まっすぐに進める】
【異形は、そう心から信じていたのだ】
131 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/04(木) 14:32:34.56 ID:4h5NjjtIO
>>130

「んー…そういうのも分かる気がするわね
…」

「歪≠煌ムけばゆがまなくなるかも…」

【なるほどこれは女のとって予想外であり、しかし納得のできる物であった。】
【歪から脱却しようとしてばかりいたが、いっそのこと相手のいう様にしてもいいかもしれない。】

「…とにかく、私はまだまだ弱いわ。方法はどうであれ早くこのゆがんだ太刀筋をどうにかしなくちゃ。」

「…あんたに会えてよかったわ。何かが変わった気がする…」

「それじゃあね…」

【乱れた髪を整え、女は踵を返した。】
【最良この場に止まって置く理由は無く、また蹴られた脇腹が疼いていた。】

「……ああ、そうだ。」

「この世界には…いろいろな能力者がいるわ。…私は無能力者だけどね…中には危険な奴らもいる…」

「……死ぬんじゃないわよ。…あんたのこと嫌いじゃないからね。」

【ふと、思いついたことがあり、足を止め振り返る。】
【紡ぐ言葉は異形を心配したからであり、本心から出た言葉であった。】

【そして、彼女は再び歩み始める。今度こそ、その場から去って行った。】


/乙かれさまでしたー!
/ありがとうございました!楽しかったです!
132 :【装闘機兵】 [sage]:2011/08/04(木) 14:37:44.34 ID:jMu6JD2bo
>>131
――変われタノ、は。ロータスの、力、だヨ。
お役ニタてたナラ、嬉しイよ。

【仮面の奥の顔は、絶対笑っていた】
【そして、最後の忠告じみた言葉を聞いて、腕を組んで】

‥‥当然、ダ。
[ピーーー]バ、そコデ、終わリダかラナ。


――そっちモ、死ななイヨうニな。

【そうして、ロータスを見送って】
【ひしゃげた左腕をどうするか考えながら、異形は歩き出したのだった】
【その足取りは――何処か嬉しそうだった】

.//乙でしたー!!
133 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/04(木) 15:35:24.80 ID:wtlZse8x0
…あー…。

【暑い暑ーい夏の昼。】
【子供らが遊ぶ遊具より少し離れた屋根付きの簡易休憩所。そのベンチ。】
【こんな暑さの中でも元気に遊ぶ子供の姿を横目に、其処に座る青年はグダっていた。】
【そこに扇風機など、ましてやクーラーなどあるはず無く、近くの自販機で買ったペットボトルに入った水で凌ぐほか無い。】

【涼しげな水色の横線が入ったTシャツを着てる青年。 今日はどのバイトのシフトにも入っていないらしい。】
【そんなわけで一日中暇。 部屋に篭るのもアレなので、と外に出たのはいいが、このザマである。】

【今日もこの公園は平和です。 だが青年が心の片隅で、何か起こらないかなと思っているのは真実である。】

/なんでもこいやぁぁぁ! あ、殺し合いになったら全速力で逃げす可能性があるのでご了承を。
134 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/04(木) 16:33:38.27 ID:wtlZse8x0
>>133
/これ無しで・・・
/すいませぬ・・・。
135 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/04(木) 18:06:04.70 ID:0qUlO1mVo
【走る、駆ける、逃げる。一匹の白い兎はびょこびょこと飛び跳ねるように駆けながら迫り来る圧倒的な"死"から逃れようと全力全開を振り絞って息を切らしていた】
【掴まれば殺される。それがハッキリと本能的に直感的に動物的に感じ取ったその瞬間から、目が合った相手から放たれた殺意が自分の全身を束縛しようとしているのが伝わってきた】
【そして、今もこうして走っていると言うのに周囲からは木の葉がざわめく音が幾多もし、足音が背後から追ってくるのだ。その巨大な手で自分の息の根を止めようとするために】
【勝算なんてのは一つもないが、この入り組んだ森の中で小さい兎の体を見つけるのは至難の技であるはずであり、一度だけでもいいから見失われる必要がある。そうできさえすれば―――】

【転がる視界、遅れてやってくるのは木が軋み縄がしまる音。気が付けば後ろ左足首から痛みが広がっていき、自分は逆さ吊りであった。そして直後に――視界は暗転する】
【そして生命を全うした兎の傍でそっと『精霊たちよ、今日も我らに生命を与えてくださって感謝します。どうか彼らに安らかな眠りがあらんことを』と呟きが垂れたのであった】



【夕方、森、比較的開けた場所】

【今日の昼間に街を出発した女性は今はこの森の広場の様な場所に位置する切り株の一つに腰を降ろし、森林浴と言えば聞こえはいいが消えぬ夏の暑さを浴びていた】
【暗くなる前に早々に焚き火を炊いて暗闇に備え、兎の肉を何分割かにして4個ずつ程木の枝に突き刺し、焚き火の近くに差し込んで肉を焼いている最中なのであった】
【やや動きを止めるのが早いような気もするのではあるがこのままでは森を抜ける前に火が落ち、視界が最悪となった森の中をぐるぐると彷徨い続ける羽目になってしまう】
【方位磁針は生憎と持ち歩いておらず、その上なんでもっと街を早く出発しなかったのか悔やまれる―――途中で行商人と遭遇し、食べ歩きなんかをしていたのも原因の一つではあるが】
【とかくも、そんな訳で今日は早めにここで野宿するのを決定し、早めに寝て早朝にでも森を出発するのが得策と考えたのであった。ふかふかのベッドが恋しい】
【しかし、兎の肉と言うのも久しぶりに食べるものであり、あんまり都市部などでは店頭に並ばないため若干の期待もあるのではあった。晩飯の為ならば自然を取りすぎるという訳でもない】
【だが、この女性、ファンタジー色の強い設定を気取っている割りにはスマートフォンなどを常備しており、当然アプリケーションを使えば自分の位置がどこにあるかなど把握できる】
【明らかに兎が食べたいためがだけに野宿の道を選んだに違いないのであった。精霊云々言ってるくせに意外とふてぇヤツである】
136 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/04(木) 18:07:07.78 ID:0qUlO1mVo
>>135
/あ、武装の描写がありませんでしたが左腰のベルトに鞘付きで西洋両手剣ぶら下げております
/また、雑談から殺し合いまでなんでもうぇるかむでごぜーますっ
137 :【剣魔】 [sage]:2011/08/04(木) 18:36:26.84 ID:pHoPWkIOo
>>135
「うう……、お腹がすいたのです」

【足場の悪い森の中を、頼りなさげに歩みを進める一人の少女】
【上空を見上げれば木の間から洩れる赤い光が現在夕刻に差し掛かろうとしていることは明白である】
【既に方角も、どこから来たのかさえ分からず彷徨い歩く少女は、現在迷子と化していた】

【腹の虫が食事を寄こせと催促しているが、勿論少女が食べ物を持っている筈も無く】
【何時間も森を彷徨い歩いてた所為か疲労困憊で、足は既に棒のように感じられた】
【それは少女が背中に背負う深紅のエレキギターの重さもあるのだろう】
【少女が持つには少々不釣り合いなこのギターは、しかし少女にとって大切な物故置いていける筈も無かったのだ】

「―――――あれ?」

【ふと、少女の鼻が息苦しい炭素の匂いを感じ取る】
【よくよく見れば、視界の先には狼煙の様に煙が上空へと上がっているのが見えるではないか】

(やった、もしかしたらご飯分けて貰えるかもですっ!)

【そこまで贅沢な要求じゃ無くても、街へ帰る道くらいなら教えて貰えるかもしれない】
【相手が危ない人間かもしれないということをすっかり頭に入れていない少女は、先ほどのフラフラとした歩みを止め】
【その力は何処にあったんだと言わんばかりの速度で、煙のある方へと走り出した】
138 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/04(木) 18:36:51.77 ID:pHoPWkIOo
>>137
/名前間違えたorz
139 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 18:47:39.18 ID:WJyAZQ+80
【ここは路地裏…とはいえないが人通りは少なめな場所】
【そこには今、がたいのいい不良と呼んで差し支えない男が三人】
【肩を並べてニヤニヤしながら怒っている】
【一般人は勿論、それが見えているものの関わりを持たないために見て見ぬふりだ】
【なんと非情な世の中だろうか。さらにおかしなことに】
【相対するのは可愛い、小さな幼女】
【その髪は綺麗な朱に染まっており、暗い中でも良く目立つ】
【その瞳は純粋な空の色を宿し、凛々としている】
【その服はこれまた真っ赤。そして服と言うには少しおこがましいほどに露出度の高いほぼ布¥態】
【その矮躯は幼女なので小さく、控えめながらも服の露出度が高いために健康的な男ならば胸が高鳴るだろう】
【そしてその声は―――】

「あひゃひゃひゃ!!」

【―――狂嬉に満ち満ちていた】

/なんでも募集!
140 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/04(木) 18:55:21.42 ID:0qUlO1mVo
>>137
【立ち上る煙をぼーっと見つめながら退屈を淡々と噛み[ピーーー]女性。旅も長くやってきたものなのでこの暇と呼ばれる空白の時間にも大分慣れてきたものであった】
【考えていることはと言えば次の街までの距離だとか、今焼いている兎の肉の味を想像したりだとか、特に最近考えるのは何年経ったら旅を止めて故郷へ帰ろうか等だった】
【考えようと思えば考える事など人間無数にあるもので、それに気が付ければこうして森の中でぼーっとする奇妙な女性の光景が簡単に出来上がってしまうのだ】
【さて、頃合い的にはそろそろ焼けてきた頃である。動物性の脂が茶色くなった肉を垂れていく様は正に食欲をそそられ、焚き火に垂れた油のように食欲も増すと言うもの―――】

「チッ……こっちは腹空いてんのに」

【―――左腰の鞘の画に近い部分を左手で急いで掴み、右手で柄を強く握り締めると同時にバッと立ち上がって方向を突然向かってくる足音へと向ける】
【こんな森の中で焚き火の煙を見て走ってくるなんてのはそうそういない。動物であれば第一に火を避けるし、足音のリズムから二足歩行であるのは明らかな話】
【加えて、これだけ急いで走って来るのだから何かしらの目的があるのは確定的であり、夕方の人気の無い森でやって来る人物と言えば―――野党、追い剥ぎ、盗賊】
【一応、そうでないという可能性も多いにはあるがだからと言って油断し、あっさりと組み伏せられてしまったのでは話にならない。特に女性である自分は更に気をつけねばならない】

【そして、相手がやや開けた空間に飛び出してきたときに待ち構えていたのは左足を後ろへと擦り引き、今にも長剣を抜刀せんと構えている女性の姿であろう】
141 :【最弱兵器】 [sage]:2011/08/04(木) 18:56:26.20 ID:jMu6JD2bo
>>139
――あらら、面倒な所に出会っちゃったわね。

【そんな、何処か異様な鋭さを含む声が、唐突に聞こえるだろう】
【もし、此方を振り向けば、その人影が女性であることに気がつく筈だ】

【黒いパンツスーツに身を包んだ金髪の女性である】
【シャツの胸元は大きく開けられており、僅かに谷間が見えて】
【起伏に富んだ小柄な体躯は、パンツスーツ故にそのシルエットを良く見せる】
【蝶の意匠の施された銀色の眼鏡が特徴的で、鋭い印象を与える】
【口元には、火の付いた細葉巻の甘く濃厚な煙が流れて】
【鋭い目線や雰囲気を中和する役割を、その煙が果たしているだろう】

【ふぅ、と煙を吐き出しながら、女性は不良に向かって躊躇いなく歩いて来る】

‥‥屑は屑なんだけど、ねぇ。

【小さく、そんな言葉を浮かべて、さらに犬歯を剥きだしにする歪んだ笑みを浮かべて】
【ぴりぴりとした、本当に勘の鋭い者にしか分からない、僅かな殺気を放つだろう】
【殺気を[ピーーー]のに慣れているようだ、そうまるで―――まるで暗殺者のように】
142 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 19:07:49.43 ID:WJyAZQ+80
>>141
【突然、ではないのだが後ろから女性の声が聞こえる】
【果たして、幼女は振り返らなかった】

『ああ?な〜に笑ってやがる!この餓鬼が!』

【三人の不良の中でも一番背が高くて屈強そうな男が可愛い幼女に容赦なく殴りかかる】
【その威力はまともに当たれば痛みで蹲ってしまうほどだが、幼女はそれを不敵に笑い―――】

「ひゃひゃ!!たりないぜぇ!?」

【―――もろに顔面に受ける。否、受け止める。相変わらず不敵に笑いながら】
【幼女の顔からは、否、鼻からは血が出ていた】
【そして放った言葉は「足りない」だ。これには不良達も傍観者たちも驚きを隠せない様子で】
【しかしそんなことに気を取られはしない幼女。すかさず自分の顔面にあてがわれている手を掴み】
【引っ張り、転ばせ、首を絞めて、殺そうとする】

『わ!な、なんだコイツ!!』

【残る不良達もこれに気を取られており、迫る女性には気付いていない】
【幼女は首を絞め続け、周りはただ息を飲むのみ】
【二人の不良は幼女を必死に引き剥がそうと殴るけるの暴行を加えるが一向に離れてあげない幼女】

【この異様な光景が特殊法人【殺人会議所】の一員である女性にはどう映るのか】
143 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/04(木) 19:12:14.40 ID:wtlZse8x0
…あー…。

【暑い暑ーい夏の、その夕方。】
【子供らが遊んでいた遊具より少し離れた屋根付きの簡易休憩所。の中にあるベンチ。】
【暑さの中で元気に遊ぶ子供の姿を数時間前見ていた青年は、そのベンチに座りグダっていた。 】
【そこに扇風機など、ましてやクーラーなどあるはず無く、近くの自販機で買ったペットボトルに入った水で凌ぐほか無い。】

【涼しげな水色の横線が入ったTシャツを着てる青年。 今日はどのバイトのシフトにも入っていないらしい。】
【そんなわけで一日中暇。 部屋に篭るのもアレなので、と外に出たのはいいが、このザマである。】
【もう子供たちの姿は無い。 青年がグダっているのを笑われる心配もない。】
【昼間は猛暑、夕方でも暑い。 青年がグダるのには、どちらも違わないのである。】

【今日もこの公園は平和です。 だが青年が心の片隅で、何か起こらないかなと思っているのは真実である。】

/なんでもこいやぁぁぁ! あ、殺し合いになったら全速力で逃げす可能性があるのでご了承を。
/使い回しとか気にしたら負け!
144 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/04(木) 19:13:08.14 ID:pHoPWkIOo
>>140
【無論、目的地に此方を警戒し、刀を構えている女性のことなど知る由も無く】
【少女の頭にはこの窮地を脱してくれる救世主が居るのだと随分とお花畑な脳みそと言わざるを得ない】
【目的地が近くなる度に少女の笑顔が段々と深まっていき、その様子は希望にあふれている】
【そして鬱蒼と茂る木々の奥に開けた空間と焚き木が目に入った瞬間、少女の気が緩んだ】
【その気の緩みがいけなかったのだろう】

「へ―――はわわわわ!」

【そもそも疲労困憊の状態でここまで走ってこれたのは体に無茶を強いっており】
【突然歩みが緩まれば、足の力が抜け普段では起こらないような事態が起こることは明白】
【簡単に言えば、少女は自らの足に自分の足を引っ掛け、広場へと倒れ込むように転んでしまった】
145 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/04(木) 19:13:17.72 ID:jMu6JD2bo
>>142
―――はぁい、そこのおにいさぁん。

【唐突に、甘ったるい声を出しながら、暴行をする男の内一人の肩をとんとん、と叩くだろう】
【いつの間に外したのか、胸元がさらに大きく開かれ、ブラが少し見えるくらい胸元が見える】
【そして、頬が上気しており、目が潤んでいる】
【正直、大分エロいと言える状況だろうか】
【もし、男が此方を向き、近づいたとすれば――】

【おもむろに、男にくちづけをするかもしれない】
【当然、唇にである】

【そして、もしそれが、成功したとすれば、相手に人工呼吸をするように、タバコの煙を吐き出すだろう】
【彼女の能力は、物質の性質を最大限に引き出す能力】
【当然煙草の煙の毒性≠焉A最大級に引き出されるのであるが】
【直で、濃密なシガリロの煙を、吸い込まされたとすれば、もしかしたら死亡するかもしれなかった】
146 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/04(木) 19:22:49.14 ID:0qUlO1mVo
>>144
【―――どさっ】

【『敵』が飛び込んでくると思ったら、肝心のその『敵』は突入してくるや否や盛大に自爆、つまりは転倒をかまし】
【警戒心を滾らせ戦闘に備えていた女性の気を一瞬にして緩める結果となった――まさかこんなところで少女と会うとは】
【それに時は既に夕刻を過ぎようとしており、良い子ならばとっと家に帰るのがベストである時間。にも関わらず目の前で転んでいる】
【とかくも、こんな少女相手にいつまでも抜刀体勢だなんてのは相手を怖がらせかねないし、バカバカしさもあるのでスッと構えを解き】
【内心、いきなり起き上がって攻撃してこないか少し心配ではあったが剣を抜かず少女の方へと歩み寄っていき】

「……ハロー?大丈夫?」

【歩み寄れたならば形式的な安否を確認する言葉を吐きつつその場にしゃがみ込んで相手の様子を見ようというのであった】
147 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 19:23:54.18 ID:WJyAZQ+80
>>145
【今度こそ突然の声に思わず振り返る不良の一】
【見ればそこにはエロティックで魅力的、スタイルも申し分ない女性の姿が】
【当たり前だが不良はそれに見とれ、まともに行動を起こすことが出来ない】

『やべえ……』

【何がやばいのかは全く不明だが、ゾンビのような足取りで女性に近づいていく不良】
【かと思えば口づけされる。その衝撃に思考が回らないようで目を白黒させている】
【不必要な情報を付け足すとすれば、不良の息子はとても元気に立ち上がっていた】

『…………!!?』

【口の中に突如吐き出される紫煙】
【それを勢いよく吸い込んだ不良は幸せを噛みしめながら地に伏した】

【所かわってここは幼女の方】
【未だに幼女を蹴り続ける不良と、首を絞められ、目を剥きながら絶命した不良】
【幼女はボコボコにされながらも「あひゃひゃ」と笑い続け、つい数分前まで圧倒的有利にあった筈の不良は心に余裕を持てないでいた】

「あ、しんだ!」

【ようやっと首を絞めていた相手が死んだことに気が付いた幼女は眼前で自分を蹴り続ける不良をニヤリと見つめる】
【その瞳に恐怖し、堪らず逃げ出す不良の行く手には、先の女性が】
148 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/04(木) 19:28:30.98 ID:jMu6JD2bo
>>147
っ――ぷはぁ。

【つぅ、と唇と唇を繋ぐように、唾液の橋が出来て、それがぷつん、と千切れる】

‥‥ま、及第点、でもがたい良いのって、好みじゃ無いのよねー。

【足元の煙を吸込み幸せに死んだ不良を蹴りつつ、そう言って】
【此方に迫る、最後の不良を見て、とても楽しそうにわらいを浮かべる】

ったく、屑は屑らしくよぉ――、膝まづきなァ!

【おもむろに、口元のシガリロを此方に向かう不良に向けて突き出し】
【火の付く部分が一気に燃え上がり、足元を焼き尽くそうとするだろう】
【丁度、足元で幸せを味わう不良ごと、毒煙の炎が最後の一人の襲いかかってくる】
【その時の表情は、誰がみてもドSと表するであろう、とても良い笑顔であった】
149 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/04(木) 19:37:05.69 ID:pHoPWkIOo
>>146
「む、むぎゅ〜〜」

【不思議なうめき声を上げ、少女は地面に倒れて起き上らない】
【いや、正確に言えば起き上れないと言った方が正しい】
【自分の足が絡まり前方へと転倒した瞬間、確かに少女はフードを深く被った女性が此方に向かって刀を構えていたことに】

(無理無理無理! 絶対殺されるですよーーー!! こここ、こうなれば旅の途中で覚えた秘儀『死んだふり』を……)

【ザクザクと土を踏みしめて此方に近づいてくる女性に思わず震え上がりそうになる体を必死で抑える】
【私は死体私は屍返事が無いのだー、と若干錯乱しつつも気絶した振りを続ける少女だったが】
【少女の予想とは違い、大分穏やかな言葉が女性の口から飛び出たことに思わず拍子抜けする】
【が、そこでもう一度やらかしてしまうのが少女クオリティと言えるだろう】

【思わず緊張の糸が緩んだ少女から、誤魔化しきれないような腹の虫が盛大に鳴り響いたからだ】
【少女の様子を見た女性は、少女の顔全体が真っ赤に茹であがっていることに容易に気が付くであろう】
【それゆえに、今度はまた違う意味で起き上げれない少女であった】
150 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 19:37:28.03 ID:WJyAZQ+80
>>148
「ああ!!にげるなー!」

【鼻血に続けて口からも血を噴いている幼女は最後の不良を追いかけるが所詮は幼女の脚力】
【がたいのいい不良に追いつけるはずもなく、最後の不良は燃えた】
【目を見開いて、口からは血と涎を垂らしていた幼女は歓喜する。そして小躍りする】

「あっはー!!すごいぜ!!これはきもちよかったんじゃないの!!?」

【数秒後には黒焦げになった二つの人だったものが転がっているのが見える】
【そしてまるで時が止まっていたかのように動いていなかった傍観者たちは動き出す】
【悲鳴をあげながら慌てて逃げ出す。害がなくても能力と言うものは恐ろしいのだ】

「あひゃひゃひゃひゃ!!ねえ、おねえちゃん!?はじめましてだねー!?よねー!!?」

【女性がどこからどう見てもドSな顔をしているのに対し、幼女は恐怖が顔に張り付いたのかのような恐ろしい顔】
【具体的には目は大きく見開かれ、口をニヤリと歪ませ、そこから溢れるのは血と涎。そんな顔で女性に近づいていく】
151 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/04(木) 19:40:19.80 ID:0qUlO1mVo
>>149
/ちょっと用事が入ってしまいました!一応、1時間〜2時間くらいで戻れるとは思うのですけれど……
/ロール開始してそうそうなのにごめんなさい……凍結か、なんやかんやでロール終了のどちらかでお願いしたいです……
152 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 19:41:09.21 ID:WJyAZQ+80
>>148
/すみません!飯落ちです…すぐ戻りますので!
153 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/04(木) 19:43:56.10 ID:pHoPWkIOo
>>151
/別に時間は気にしないので一、二時間くらいなら余裕で待ちますよww
とりあえず時間潰しながら待ってるんで、ゆっくり用事終わらせてきてくださいなww
154 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/04(木) 19:44:40.20 ID:jMu6JD2bo
>>150
は、屑が燃え屑になっちまったじゃねーの。

【黒焦げの死体を踏み、唾を吐きながら、言う】
【己が屑と知り、屑の末路がどういうものか知る故に】
【彼女は裏に関わるものに対する容赦という物は欠片として存在しなかった】
【そして、近づく少女に、ぎろり、と眼鏡の奥の鋭い視線を向けて、シガリロの先を向ける】

近づくな、触れるな、服が汚れるから。
最近買ったばっかのお気になんだから、汚したくねーんだ、ほら。

あと、テメェみたいなチビガキの知り合いなんざ居ねーよ。
あともう一つ、客取るならもうちょい場所選べよ。
そんな笑い方とかしてちゃ、客つかねーぞ。

【そう言うと、ポーチからおもむろにタオルを出して、少女に投げ渡すだろう】
【少女が無事かとか、殺した後処理より、服を優先するのが、彼女という人間だった】
【尚、彼女は少女の露出や、路地裏などの裏に関わる性質から、いわゆる娼婦の類と勘違いしたようだ】
【その発想からも、彼女がどれだけどっぷりと闇に漬かっているか分かるだろう】
【そして、少女の方に目線を向けつつ、路地裏の壁に背を預け、うんこ座りをして】

‥‥あーくそ、自分勝手に生きたいのになんでこう面倒になるかね。

【と、小さく呟くのだった】
155 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/04(木) 19:45:05.92 ID:jMu6JD2bo
>>152
//うい!りょーかいでーす!ゆっくりたべてきてくださねー!
156 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/04(木) 20:03:33.70 ID:wtlZse8x0
>>143
/募集中。何でもどぞ
157 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 20:04:04.76 ID:WJyAZQ+80
>>154
「ああん!!つれないぜぇ!?」

【女性の辛辣な言葉にそういって左目だけ瞑り、右目はさらに見開く】
【幼女は女性とお近づきになりたいわけではない。女性のあの攻撃を受けたいのだ】
【はっきり言えば不良共の甘っちょろい攻撃くらいではあんまり気持ち良くない】

「きゃく?なにそれ?わたしはどっかのみせのてんいんさんとかじゃないんだけどぉ!?」
「というかわたしさ!じつはけっこうえらいんだぜぇ??あひゃひゃひゃ!!」

【この幼女は確かに可愛い。そして服のせいで図らずも露出度高めだ。だが決して如何わしいお店の呼子とかの類ではない】
【少し、否、かなり常軌を逸したドMなだけだ】
【ちなみに、幼女の言う『偉い』とはとある勢力での立ち位置だ。そもそもあの勢力に上下関係は殆どないのだが】

「あ、いいやつじゃん!」

【眼前の女性から飛んできたのは攻撃ではなく、タオル】
【幼女的には攻撃された方が嬉しかったが、これでも十分嬉しくはある】
【うけとったタオルで顔を拭き、血と涎を洗う】

「え?じぶんかってにいきたいならそーすればいいじゃん!?」
「なになに!?なにしたいんだ!?」

【いちいちハイテンションな幼女だった】

/ただ今戻りました!
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関東・甲信越) :2011/08/04(木) 20:04:27.88 ID:Uk6GZpuAO
能力者スレにびびって消えろ
159 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/04(木) 20:13:50.92 ID:jMu6JD2bo
>>157
‥‥テメェみたいなガキがお偉方を遣ってるような所なんざ、其れは其れは屑なんだろうなァ?

【顔が、怜悧な印象の美人であるがゆえに、余計その鋭さが際立つ】
【そして、この女、知らないとは言え自分の所属する組織をDisりやがった】
【まあこの女に仲間意識や、上下関係は無く、求めるのは金銭のみという存在】
【故に、遠慮なく彼女は万人に、鋭い言葉を吐き出すのだった】

汚いのが嫌なだけだ、あとそのタオルは返さなくてもいい、適当に捨てとけ。
血まみれのタオルとか、絶対二度は使いたくねぇからな。
血に汚れた札束なら必死に洗うけど。

【金、金、金、金、金】
【情も、誇りも、信念も無く、徹底して金銭を追い求める】
【一番効率のよい、暗殺という形で、彼女は裏をのし上がっていった】

【そして、しばらくは少女のハイテンションを我慢していたが、とうとうキレた】

―――助けといて殺すのは面倒だ、ちょっと寝ろ。

【シガリロの先端を、少女の方に向けて、直後】
【次は炎ではなく、濃密な煙が少女を飲み込むように吹き出すだろう】
【男に放ったほど酷くは無い毒性に押さえてあるのが攻めてもの救いであるが】
【濃密なニコチン、タール、一酸化炭素、そのた200種類の毒素の華麗なアンサンブルが襲い来るだろう】
【少なくとも、咳き込み、呼吸困難、チアノーゼ等の、呼吸器の症状が強く出て、目眩が来るはずだ】
【喋るのも辛い、死んだ方がましな苦しみを味合わせるぎりぎりの調整であった】
【イケメンであればこの後蹴ったりして楽しむが、イケメンじゃないためそれはしない】


――ち、うっせぇなガキ。

【舌打ちと共に、女性はゆっくりと近づいてくる】
160 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 20:27:47.97 ID:WJyAZQ+80
>>159
「うーん!ざんねん!!みーんなひとごろしがだいすきないいひとばっかりなんだぜぇ!!」

【全くいい人たちではない】
【しかし、この幼女はドMなのだ。殺されればそれだけ凄い快感が得られるのだ】
【なので幼女の視点からでは悪いことではないのだ。人殺しは】

「いいの!?じゃあ!」

【ぽいっとそこらへんに捨てておいた】
【遠慮ナンテ高貴なものは持ち合わせていない】

「あひゃひゃ!!わたしをきもちよくさせてくれるのかぁ!!?」

【そのセリフの後に自分を包み込む煙】
【それを何の抵抗もなく吸い込む幼女。深呼吸するように思い切り】
【幼女を襲う痛み。吐き気。眩暈。喉の痛み。体中が痛い。痛い。快感】
【常人にとっての毒はこの幼女にとっては快感を得るためのものに過ぎない】
【膝から地面に崩れ落ちる幼女】

「あひゃひゃひゃ!!なんだこれ!?からだのなかがゾクゾクするぜぇ!?」

【だらしなく舌を出して、快楽に歪む顔は狂った微笑みを称えている】
【体の中から直に快感を得られるなんてめったなことでは味わえない】
【体を痛みと快感でクネクネさせ、だが、その口から聞こえる言葉に『苦痛』の二文字はない】

「あひゃひゃひゃひゃひゃ!!あ゛ひゃひゃひゃ!!!」

【女性が舌打ちしていようが、近づいて来ていようが知ったことではない】
【今はこの快楽を享受することが一番大事なのである】
161 :【天地開闢】 [sage]:2011/08/04(木) 20:35:08.05 ID:woI76qyOo

“K”
少年は両眼を失くしていた。剥き出しになった眼窩からは絹糸のような白い束が海市を求めるように風に揺れて。生きていた。
焼死者同然、黒くただれて、ただ輪郭をくずして、それでも。刮目せよ。懺悔するな。影を食め。
少女は地面に横たわる人非人の骨を小気味よく鳴らしながら、歩を進める。無辺に広がった屍体の群。
いまやぞっとするばかりに澄明な秘色の色に空と裾野はおおいつくされて、もう畏れるものは何もない。
血が下り、雄黄色のヤニの焦げるにおいと白煙の鼻をくすぐるようなくさみが漂っているのだから、少年はときをあらそい逃げなくてはならないのだ。
しかし、腐敗し、獣じみたにおいが充ちているこのとき、首のない女へと自らの性器をあてがおうと屹立させる。
それを、緇衣を着た老婆たちが見つめる。少年は寂寞の闇の中を性器だけを頼りに腰を振り続ける。
女は孕んでいて、半透明の膜の中から赤子が少年を見つめていた。老婆たちは口の中から血なまぐさい液を漏出しながら見つめる。
少女は胞衣に抱擁されている居心地の悪さを感じて、なにかを排出するように歩を進める。
破瓜が予感された。忌むな。悼め。もう還ることもない不浄死体たちを踏みしめ、高らかに骨を鳴らせ。凱旋のときだ。
少女は“K”を思い出す。ぬめるモスグリーンの闇が腰のあたりまで這いあがってきて肉を痙攣させる。
すでに死んでいた少年の眼は下卑た肉を痙攣と生臭い血の闇をひとたびもへていないかのように冷涼としていた。
老婆たちは少年から服を剥ぐ。少女はそれを見つめる。羊水に浸った赤子は底の方に溜まった紅い海へと流れ出ていた。
闇が燻ゆる。胸底にたまった深海水が、彼女から溢れ出たとき、遠くで銃声が鳴った。

/ソロールです。すみません、ロールしたのですが時間がなくて……
162 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/04(木) 20:35:48.90 ID:jMu6JD2bo
>>160
‥‥へ、もしかしてさ、それ。

【少女の言葉に、きょとんとした顔をして、呟いて】

‥‥殺人会議所?

【金髪のボブカットをぽりぽりと掻きながら、そう問いかけた】
【そして、タオルを捨てたことはどうでも良くて】
【それよりも、目の前でのたうち、笑う少女の声が目障りだった】
【故に、馬鹿にし、ゴミクズを見るような冷めた目で少女を見下ろして】

へ、なんだガキ、変態か。
ま、そんな事はどうでもいい―――んだよッ!

【のたうつ少女の喉に、ハイヒールの踵を迷いなく叩き込む筈だ】
【よっぽどがなければ死なないと踏んだため、黙るまで″Aを攻撃し続けるつもりだった】

おら、だまれってんだよ!
その甲高い声もデリカシーの無さも勘に触るんだ、上司だからって容赦しねーぞ!

【おそらく、殺人会議所の幹部だと、当たりをつけて】
【その上で迷いなく蹴りをぶち込む彼女の精神性は少々ぶっ壊れていると言ってもいい】
【上下関係、人情は知らぬ。知っていたが捨てると決めたからこそ】
【誰よりも容赦なく、彼女は有ろうと、非道な行動――幼女にとってはご褒美だろうか? を続けるのだった】
163 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 20:44:50.01 ID:WJyAZQ+80
>>162
「なに!!?しってんの!?」

【そんなにゆうめいだったけぇ?と首を傾げる幼女】
【その通り。この幼女は殺人会議所の幹部。幹部が幼女というのも考え物だが】

「ぐうぇっ!!あひゃひゃひゃ!!」

【ドSとドMが出会ったらこうもとんでもないことになると言うのか】
【きっとこの幼女。どんなに蹴られても黙らないだろう。喉が潰れてもだ】

「すっげえぜぇ!!?ちょーきもちーわ!!!」

【ちなみにこのドMな幼女は体を真っ二つに折られたこともあるが、その時も快感を得ていた】
【そして能力のせいで何があっても死なない。その代わりに死の快感は味わえないのだが】
【ちなみに、死なないだけで、自動回復機能はない。回復には常人と同等の時間を要する】

「あひゃひゃ!!そう!もっとわたしをののしってぇ!!」
「いいよぉ!!!おねえちゃんの!!あひゃひゃ!」

【声も段々掠れてきたのだが、そんなのお構いなしに喋り続ける】
【寧ろ喋れば喉が痛くなるので幼女にとっては好都合だった】
164 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/04(木) 20:55:59.59 ID:jMu6JD2bo
>>163
昨日%ったんだよ、昨日な。
デブで汗だくのきっもちわりーおっさんが出迎えやがったけどよぉ。
まともな奴はいねーのかまともな奴は?
ガキにメタボのおっさんとか‥‥、ったくやってらんねーよ正直どうでもいいけど?

【容赦のない言動。【人喰鬼】と出会ったときも、安定して同じような発言だった】
【表の人間相手には優しさが有るが、裏と成れば容赦を捨てる】
【裏は己と同類であると思うが故に、彼女は己をどうでもいいと思うがゆえ、同じほどに他人もどうでも良かった】
【そうして、しばらく蹴って、蹴って、蹴って、蹴って、笑い声を上げて】
【上気する顔も、よされれた眉根も、先ほどの不良を相手にした時よりもエロティックな印象で】
【ぺろり、と舌なめずりをして、少女をさらに冷たい瞳で見下ろした】


あぁ――やっべぇ、ぞくぞくしてきた、畜生ふざけんじゃねーぞ‥‥!


【足を振りかぶり、サッカーボールでも蹴るかのように、頭を蹴り飛ばすだろう】

(‥‥くっそ、まともなつもりだったんだけどよぉ‥‥、やっぱ屑は屑だわ。
ま、いいかもしれねーぇな。なんか、蹴れば蹴るほど、あたしが屑になってく感じがするや‥‥)

   【結局、裏に携わる己が、他者を狂っているという権利等無い、なぜなら――――】

おら、おらァッ!!きもちーんだろぉ?

【ひゅっ、と顔の目の前で、ピンヒールの踵をすんドめして】

‥‥お願いしろよ?蹴ってください≠チてなぁ‥‥。

は、ははははッ!!ハハハハハッハハハハッハハハッハハハハハハッハ!!
 

   【――――
深淵に長く身を置いた彼女も又、狂人の一人に過ぎないのだから】
165 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 21:07:59.09 ID:WJyAZQ+80
>>164
「きのーか!」
「あのおじさんいいひとじゃん!?」

【幼女曰くいい人らしい】
【あの組織にいる時点でいい人ではないことは明白なのだが】

「あ゛あ゛あ゛あああ!!すっごいぜぇ!?あひゃひゃ!!」

【蹴られ、蹴られ蹴られ蹴られ蹴られ、蹴られて、快感を得る】
【笑いが止まらない。体の痙攣も止まらない。こんな中でも幼女は『辛い』とか『死にたい』とかいわない】
【体の中を毒が侵していく感覚。体の外を女性に蹴られる快感】
【だんだん女性も乗り気になってきたようで、自分を罵る声にも体が反応する】

「きゃっ!!」

【頭をサッカーボールのようにポーンと蹴飛ばされて、宙を舞う幼女】
【その顔は狂った笑みが張り付いており、地面に落ちてもまだまだ続けて欲しい様子である】

「きもちーぜぇ!!?あひゃひゃ!!」

【女性がまたくるのかと思いニヤリとしていた幼女だったが】

「ありぇ!?」

【この発想はこの幼女にはなかったらしく、新たな感覚が幼女の体を走り抜ける】

「け、けってください!!ぜんりょくでけってください!!」

【けたたましい笑い声をあげる女性に必死に懇願する幼女】
【もはやこの場にはこの二人以外は存在していない】
166 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/04(木) 21:15:35.41 ID:jMu6JD2bo
>>165
――いや、汗臭せー時点でAUT。

【Oh miss spell !】
【残念ながら、学は余り無い、生き延びるので精一杯の生活だったからだ】
【しかし、様々な裏の仕事、体も売って生きてきた彼女は歪んだ性癖を持つ】
【その、性癖を今、彼女は全力で開放しているさなかだった】

‥‥いいねぇ、ぞっくぞくしてくるわ、まじたのしー。

【ぶるる、と体を震わせて、恍惚とした表情を浮かべている】
【‥‥需要と供給が釣り合った状態って、こう言うのを言うのかも】
【いくら遠慮なく虐めても、死にもしない幼女に、彼女は愛着を持ち始めていた】
【当然其れは、人間に向けられるものではなくペット≠ニか玩具≠ニかそう云う観点だが】

っぁあん、まじ、いい感覚‥‥っ。

【蹴り飛ばして、飛んでいく幼女を見て】
【眼鏡の奥の瞳を淫靡に濡れた色に満たしていて】

【懇願する、少女の姿を見て、にこぉぉおっ、と】
【とってもやさしそうなまんめんのえみ≠浮かべながら、口を開く】

‥‥舐めな。

【口元に、ピンヒールの踵を持ってくるだろう】
【もし、幼女が其れを舐めれば、その瞬間に口の中、喉奥に踵を叩き込むだろう】
167 :【白鳳撃突】@wikiよろず [sage]:2011/08/04(木) 21:16:33.78 ID:0cHEj9pIO
【港】
【一本の船が、今宵その場所に到着した。この国に来航するには珍しい大型船である。】
【汽笛が鳴り響き、碇が下ろされ、停船すると、人々が蜘蛛の子を散らすように国土を踏みしめる。】

「…着いた…」

【そんな中、彼女もまた、始めてこの国に降り立った一人であった。】
【20代前半程度と思しき一人の女性である。左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように羽織ったワインレッドのマントは上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

「……ここに…この国にいるのか…爛…」

「…ふむ…幾つか面白い氣≠煬ゥえるな…」

【歩きながら、たわいもないことを考えた。】
【未開の地を踏んだ彼女はしかし、どこか興奮していた。】
【これから一体どの様な人物と会えるのだろうか。】

【一度引退した身とは言え、やはり昔の血が騒ぐ。】
【さて、先ずは港町に行き宿を探して―――――――――――】

「……」

「………街…どっちだ…?」

【いきなり迷った(;^ω^)】
168 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 21:28:04.22 ID:WJyAZQ+80
>>166
「あせくさくても、いいひとなんだぜ!?」

【まあ、この幼女が『いい人』という場合は大概いい人でないが】
【どうせスプーンで抉ってもらったとかそんな感じだろう】

「あひゃひゃひゃ!」

【体をドクドクと脈打たせて喜び咽ぶ幼女。実はまだ8歳】
【生理的現象として瞳から涙が溢れているが、表情は歪んだ微笑みを称えている】
【こんなに進んで自分を気持ちよくしてくれる人は生まれて初めてかもしれない】
【いままではある程度のところで相手が気持ち悪がって終わってしまうのだ】
【女性はこの幼女をペット∞玩具≠ニして見ているらしい。ソレを聞けばきっとこの幼女も喜ぶだろう】

「あ゛あ゛あ゛ああっあ゛あ゛あ゛あああああああ!!」

【毒のお陰で常に痛みが幼女の体に降り注いでいる】
【そのため、幼女に休む暇はない。休む暇なく快感を受けている】
【故にこんな獣のような声も出せるのだ】

【とっても優しそうな満面の笑み、を浮かべる女性】
【蹴ってくれるのかと思いきや、その足は眼前で止まってしまう】

「え……」

【舐めな、一瞬その意味が分からなかったが、少し考えれば分かること】
【顔を女性のヒールに近づけて元から口から飛び出ている下でチロチロと舐めだした】

【きっと次の瞬間には幼女の口の中に女性の踵があるのだろう】

/再びすみません…風呂落ちです…
169 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/04(木) 21:28:27.23 ID:wtlZse8x0
>>143
/時間帯を夜に変えて最後の再募集
170 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/04(木) 21:34:50.82 ID:JVAAY5iS0
>>108>>109
「ったく…なんでいつもこうなるんだ…」
「俺はただラーメンを食べにきたのに…」

そうぶつくさ言いながらゆっくりと立ち上がり、店主の方へ顔を向ける

「店とか壊れるかもしれませんけど、あとで直しますので。心配しないで下さい」

そして男に顔を向ける。さっきまでとは違い鋭い表情だ

>>108
「随分と頼もしいですね。ぜひとも頼みますよ」
「あいつは私に任せて下さい。ちょっと聞きたいことがありますので…」

>>109
そう言い終わると素早い手つきで“空気砲”を取り出し右手へと装備する

「という訳なので大人しくして下さいよ」

その右手を男へと向ける。抵抗したら撃つつもりだ

/すいません…こっちも寝落ちしてました。
171 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/04(木) 21:37:14.68 ID:jMu6JD2bo
>>168
‥‥ふぅん、ま、気にしないけど。
あのおっさんは、どうでもいいけどさぁー。

【おっさんはどうでもいい、と言いつつも、幼女をにたにたと見つめて】
【スーツのポケットから髪留めのリボンを取り出すと、幼女の首に巻きつけていくだろう】

‥‥は、あんたたまんないわぁ。
ペット∞おもちゃ∞奴隷=d‥選びなさい?あんたを、ゴミクズ以下に扱ってあげる。

‥‥あ、選ばないのは無しよ?
そしたら、このリボンで首締め上げてあげないから。

ほら、苦しいのが来るよぉ?素直になれば、煙ももう一回吸わせてあげる。

【飴と鞭どころか、鞭と鞭なのであるが】
【彼女は、体を傷めつけるのも好きだが、心から己に屈服させるのをこよなく好む】
【故に、彼女は幼女に遣ることとしては、鬼畜ってレベルじゃねーよ!って事だが】
【己にお願いしなければ、気持ちいことをさせてもらえないと摺り込むように、先ほどから言葉責めをしているのだった】

【そして、幼女が己のヒールを舐めた瞬間、足を叩き込み】

テメェみたいな薄汚ねぇド`のクソガキに足なめられてぇなんか思わねぇよクソがァ!
おら、謝れよ!足どけてやるからよぉ!ははははっっっははははっははははっはは!!

【言葉で責めて。行動で快楽を刻みこんでいく】
【路地裏という場もありインモラルに過ぎる光景がそこにはあるだろう】
172 :【互信光臨】 @wiki [sage]:2011/08/04(木) 21:57:10.40 ID:0NOUDq1G0
>>109
《信頼度70%》

怜火『ぶっちゃけると、慣れた、一応、振り付けも振り付けで意味があってねッ、と』

二人は互いに背中を合わせ、背中を押し合う反動をスタートダッシュとして同時
に地を蹴る、俊敏な動き、蹴りの達人故に、微妙な力配分が活かされてるのか
反復横跳びの要領ながら、動きをブレーキさせ無い様に力の配分が出来ている。
二人はVの字に曲がる様に、対して距離を離さず、かつ進路は青年へ共に疾駆

灯火「ま、変身の振り付けはロマンですたい♪ 怜火ァッ!肩借りるよッ!」
怜火『あいよっ』

怜火が少し灯火より前進し、体勢を前屈みに、灯火は大きく階段の様に、怜火の背と、肩を
軽く踏み、其のタイミングで怜火は腰を上げつつバネの要領で灯火は大きく跳び上がる
……ーーーすれば3m近い跳躍か、よほど速い動作の妨害無ければ
灯火は相手の背後付近に着地をするだろう
目的は気絶した男性、行動間に想定外な事が無ければ、すぐ様、灯火は其の男性を
引っ張り回収すべく襟元へ手を伸ばすだろう

/いえ……結局、私も寝落ちしてたのでお互い様と言う事で、反応遅れて
/寧ろこちらが申し訳無い……あとレスの尺の為、二回に分けます、スマソ
173 :【互信光臨】 [sage]:2011/08/04(木) 21:59:03.41 ID:0NOUDq1G0
>>170
灯火「はて、さてはジェイルか、何かのお人かな? 解んないけど、利害一致って奴かな」
怜火『詰まる所、能力者って所かァ、ま、頼むが、私等はあの気絶した男性を回収せねばならん』
灯火「人命の安全確保が第一だかんね」

素性も知らないが、どうも相手をする立場からしては、利害は一致すると見て
灯火と怜火は其の問いに、サムズアップで返す
考えれば、本来は戦いは避けたい二人ながら、人質に近い存在を敵対するだろう相手青年が抱えている
所以に、共同戦線に近い形で、協力せざる得ないだろう
互いに、立場が同じで有るならば、だが

怜火・灯火「『さて……』」

そのまま、二人は>>172の行動へ走る。

/>>172の続きです、私の遅レス所以に……済まぬ
174 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/04(木) 21:59:27.81 ID:Jpxvp1B9o
>>153
/本当に申し訳ないのですが、どうしても今日中にはレスを返せそうにならなくなってしまいました……っ!
/お待たせした挙句、更に待たせるようなことになって本当にすみません……
/凍結の継続云々はそちらにお任せしますので、あんまりにも待たせ過ぎと感じられたなら切ってしまってもかまいまし……
175 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/04(木) 21:59:52.82 ID:0cHEj9pIO
>>167再募集っ!
176 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 22:03:43.69 ID:WJyAZQ+80
>>171
【ペット。おもちゃ。奴隷。どれも素晴らしい響きだ。幼女にとっては】
【選べないような条件だが、強いて言えば『ペット』が好みだった】

「ぺ、ペットがいいぜ!!」

【だから早く首を絞めてくれ、というような期待の眼差しで女性を見つめる】
【煙も魅力的だ。丁度毒が抜けつつあるところだったのだ】

【鞭と鞭。それは幼女にとっては飴と飴に等しい】
【この女性が鞭打てば、幼女は飴を頂ける。まさにギブ&テイク】

【気付けば幼女の咥内には女性のヒールが】

「ろ、ろれんなはい!!」

【口の中に足がある状態で「ごめんなさい」と言おうとしてこうなってしまった】
【今ので更に口の中が切れた。鉄の味が口の中に広がる】
177 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 22:06:15.55 ID:WJyAZQ+80
>>171
/お待たせしましたぁ!
178 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/04(木) 22:09:44.62 ID:pHoPWkIOo
>>174
/いえいえww 気にしていないのでお気になさらずww
あー、じゃあ凍結しておきますね! 
179 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/04(木) 22:09:59.96 ID:jMu6JD2bo
>>176>>177
――そ。

【ペットが良いと、言う幼女の頼みを聞いて】

――だったらお前はこれから犬だァ!!
ほら、鳴け、鳴けッ!!わん!わんってなぁ!!

【ぎしりッ!と首をリボンで締め上げていくだろう】
【そして、彼女はそのままどうするのか、と思わせると】
【そのまま首元を締め上げたまま、リボン結びをして行く】

犬には、首輪が必要だもんなぁー?
ほらぁ、ありがとうございますって言いな!

【そう、リボンを首輪替わりにするのだった】
【そして、おそらく幼女がありがとうと言えば】
【犬は喋るな!と言って顔に一発拳を入れるだろう】
【そして、幼女の謝罪を聞き、背筋を悦楽が駆け抜けて、ふるふる、と頭を振り】

‥‥いいわ、許してあげる。
こっちを向きなさい。

【そう言って、少女の顎を摘み、直後くちづけをするだろう】
【不良にした物とは違う、濃厚なものである】
【大量に吸い込んだ煙を、舌を絡めながら、ゆっくりとゆっくりと、流しこんでいくのである】
【ドSの見た目ビジネスウーマンと、ドMの見た目幼女。こんなに犯罪的光景はそうそうない、きっと】

//おかえりなさいっ!!
180 :【全瞑心感】@wiki [正義・闘争・安心・敵対 sage saga]:2011/08/04(木) 22:10:01.76 ID:2cZ+HsZQ0
>>170
大人しくしてたら牢屋に連れて行くんだろ?
そんなの嫌じゃん…

【肩をすくめながら、ある意味当たり前な事を言う】
【確かに、牢屋に入るのは嫌である】

【だが、それが自らの罪であればただの自業自得なのだ】

【恐れる様子も無い、撃つならば撃てという態度、退屈そうな表情である】

>>172
…な、慣れたら負けじゃないのか?

【呆れたように呟く】
【向かってくる二人組を一瞥すると】

めんどくさ…

【足元の尖った小石を拾い上げる】
【丁度、二人組の片方が前屈みになった辺りで、青年はしゃがみ込み】

【その小石を、足元の男の目玉に近づけた】

あー、えっと、何っていえばいいんだ?
ゴホン、えー、これ以上近づくならばー、この男のー、命はー………眼球の命はー、無いと思えー

【超棒読みの、超ベタな台詞】
【だが、行動はその適当な台詞と同じような、適当な行動ではなく】
【相手がそのまま跳び、青年の近くに着地でもすれば】
【何の躊躇いも無く、男の目玉に小石を突き刺す気だろう】
181 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 22:24:48.22 ID:WJyAZQ+80
>>179
「わん!」

【鳴いた。それはもうあっさり】

「うぎゅうううう!!」

【突如絞められる首。気持ちいい】
【予想外に気持ちいい。だんだん白目になってくる】

「あ、ありゅがとうござーまちゅ!!」

【首を絞められている為に、正しく発音できず、こんなことになっている】
【そしてお礼を言ったら顔面を殴られた。これには微笑まざるを得ない】

「わ、わん!わん!!」

【犬は喋るな!と怒られたので素直に犬の泣き真似をする幼女】
【健気過ぎて涙が出て来るぜ】
【もう「あひゃひゃ」と笑い声をあげる余裕はない。が未だ顔は笑っている】

「わん…んぐっ!!!」

【足を口から出されて、女性の方を向いてみれば口づけされた】
【首を絞められていて、酸素が圧倒的に足りないのにこれである。とても喜んでいる】
【女性の咥内から少しの酸素と大量の煙を吸い込んだ幼女は同時に道の感覚にも陥っていた】
【それは舌にある。舌が、舌も、気持ちいい】

【その時の幼女はうっとりとした表情であちこちから血を流し、微笑んでいたそうだ】
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/04(木) 22:25:45.03 ID:4Q+5snpGo
「……何でさっきからわたしに冷たいのですか」

『………』

【夜の公園のベンチの上に二つの影がある。一つは小さくもう一つは大きい影】
【その正体は一匹は白い柴犬の子供でもう一つはその飼い主の金髪な少女だった】

【何やら飼い主は正座をしており子犬といえば顔を逸らし身体を伏せていた】
【この頃の飼い主の我侭に憤慨しているのとおやつを没収されたため怒っている様子】

「ごめんなさい」

【とりあえず謝らなければどうしようもないと犬に向かって土下座をしている少女であった】
【子犬のほうは謝られてもまだ少し怒っているのかふんっと少し鼻息を鳴らす】
【公園で少女が子犬に対し土下座をする奇妙な図が出来上がっていた】
183 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/08/04(木) 22:26:18.01 ID:4Q+5snpGo
>>182
/名前忘れてました
184 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/04(木) 22:28:44.38 ID:wtlZse8x0
>>175
/まだ大丈夫ですかね?
185 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/04(木) 22:30:41.63 ID:0cHEj9pIO
>>184
/大丈夫です!
186 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/04(木) 22:33:06.56 ID:jMu6JD2bo
>>181
――は、ははッ!!
あーくそ、楽しいわ、可愛いわあんた!

【そうして、白目の幼女の首に綺麗なリボンを作って】
【丁度、窒息しないけどぎりぎり息苦しいレベルの、限界の苦痛を味わう加減をしてある】
【そして、お礼を言った幼女を殴り飛ばして、そして、頭を撫でて、とてもいい笑顔で】

――コレは犬の証。
外しちゃダメよぉー?そしたらもう虐めてあげないから。
お姉さんからの、プレゼントなんだから、大切にしなさいよ?

【ペットに、高級なブランドの服を着せる感覚と言えばいいか】
【首に撒いたリボンは、たしかに高級なブランド品であって】
【其れをプレゼントに擦る程度には、彼女は幼女を好んでいた】

は、はははははは!!
いいわ、もっともっと、ね。

【そして、口の中に舌をねじ込み、煙を吐き出しながら】

‥‥ん、っ、じゅ、ず、ぅ、ん。

【突然、幼女の舌を強く、噛みちぎらない程度に噛み付き】
【こそげ取るようにガリガリと口を引いていくだろう】
【その苦痛も、相手の苦痛と成ることを知っているがゆえに、もっと痛くなるようにだ】
【舌は、口を話した後、じんじんとした感覚に襲われるだろうか】
【すっ、と体を離して、幼女を見下ろしながら】

四百苅 十歳[シオカリトトセ]よ。
私の名前。

【唐突に、思い出したように名乗りを上げるはずだ】
【そして、少女の頭を掴み、己の顔に寄せるようにしながら、問うだろう】

名前聞いてあげる。
人間の言葉で喋るのを許可してあげるから名乗りなさい。

【と】
187 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/04(木) 22:34:48.78 ID:wtlZse8x0
>>167 /それではお願いします!

「紀人くーん、後3個だから、一気に持っていってー」

…はい、分かりました。

【その港、近くにある倉庫で、その青年は段ボール箱を何個も抱え上げ、倉庫に運び入れていた。】
【白地に水色の線が一本横に入ったTシャツを着る黒髪の青年。】
【今日は、港に入ってくる荷物を倉庫に運ぶアルバイトをしているらしい。】

「お疲れー…今日はもう解散でいいからねー。」

…あー…疲れた。

【残りの三つを運び入れ、責任者の間延びした声を聞きながら、青年は外へ出る。】
【今日はコンビニで夜飯を食おうか…そう考えていたとき、青年は目を前に向ける。】

【其処には右目だけにレンズを掛け、赤いマントを羽織った若い女性が居た。】
【何か周りをきょろきょろと見渡し、…迷っているようだ。】

……迷ってるようですが…どうしたんですか?

【困ってるようなので、青年はその女性に歩み寄り、そう声を掛ける。】
188 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/04(木) 22:38:41.01 ID:JVAAY5iS0
>>173>>180
「そんな感じですよ。詳しく説明したいのですが、今はそれどころじゃないので」

そう二人組に返して空気砲の狙いを相手の頭に調整しようとした時、相手が石を構えるのが見えた

「まったく…無駄な抵抗しないで欲しいよ」

そう言うと、何のためらいも無く空気砲を撃ち放った
ただし、狙いは人質の男。彼を吹き飛ばして相手から遠ざけようとする

「まっ、目潰されるよりはマシでしょ」
189 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/08/04(木) 22:45:55.19 ID:sKLKA1Eb0
薄暗い夜の森、木々風にゆれ音を奏で、夜に動く動物達は声を上げ連絡を取り合う。
狩人が動く、薄気味悪く、命の危険すらある一帯。そこで一人の青年は苦悩していた。
その青年は森の中の地面に座り、呆然と焚いた火を眺めている。
その青年の眼は死んだようにも見える。俯いて悲しんでいるだけにも見える。
そこはこの暗い森の中故か、分かり辛く、明確に答えを出す事はできなさそうだ。

焚き火の傍の中には魚が何匹か、(この魚、熊からこっそりとってきたとはいえもしない)
何処からか見つけた木の枝にさされ、地面に突き刺さっている。
中まで火が通るのを待ち、手を僅かに前に出して暖を取る。

(もう食費もつかえなくなるとはな……思うまい、思えまい。)

自傷気味に小さく笑い、溜息を漏らす。それが火にかかり、僅かに勢いが強くなる。
この青年、万屋を営んでいるのだが仕事が来ず。
とうとう今月の家賃を払うと金が尽きてしまい、電気代所か水道代も払えず、部屋の明かりを全て消して外に出てきたのだ。
そして食べ物を得る為にきたのが森の中、そこでこっそりと魚をとってきたが……。

(どうしよう、銀行何かにお金を借りにはいけない、借りれたとして依頼がくるとも限らない。)
(だからってこのままだといずれ死ぬ、間違いなく何かしらの方法で死ぬ気がする)

「……どうしよう。」

思わず声が漏れた。
丁度いいかなと思って木の棒に手を伸ばし、それに刺さっている魚を食べる。
何故だろうか、魚を食べれる事に感動した。
190 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/04(木) 22:47:50.81 ID:0cHEj9pIO
>>187

【さて困ったことになった。渡航してからいきなりこうなるとは物凄くついていない。】
【てっきり目の前にすぐ街があるか、あるいはどこか分かりやすいところに案内板でも立っているのかと思ったが、そんな物がまるで無いではないか。】

「むむ……」

【いや、と思う。あってもおそらく意味がない。】
【この女、それはそれはこと道に迷うという行為に対しては天賦の才を持っていた。】
【一人で行動して目的の場所にいけた試しがない。】

【そのまま唸り、考えあぐねていると、】

「ん…?」

【声を掛けられる。振り返ればそこには一人の青年。】
【女はあまり感情を表に出すようなタイプではないが、この時ばかりは心底安心した。人が来なかったら本当に詰んでしまうところだ。】

「……今日始めてこの国に来たんだ……旅人だ。」

「…ここから一番近い街はどこにある…?」

【自分がたった今、この国の土を始めて踏んだことを明かし、】
【そして一番聞きたかったことを聞いた。】

【同時に、レンズの中の瞳が一瞬光る。この青年は…と彼女は何かを見抜いたようだ。】
191 :【互信光臨】 [sage]:2011/08/04(木) 22:48:14.12 ID:0NOUDq1G0
>>180>>188
灯火・怜火「『ぁ』」

時すでにおすし……ーーー石を突き出し、脅迫に近い台詞する頃にはもう跳躍に入っていたのだ
今更、止めても中途半端に相手に近付き、眼球がお陀仏か
万事休すか、いやいや、幾ら何でも諦めるには、早すぎる
灯火はとっさに飛び上がり滞空した状態で手を掲げる、有る種の反射的行動故、1秒と掛からないだろう

灯火「説明すんのッ……ーーー遅すぎやっちゅーにッッ!!」
灯火「(人質の人、巻き込むけど、ごめんなさいっ、一か八かッ)」

“蒼い炎”を掌から発現させるが、其れを放つ前に>>188の空気砲が
人質に放たれるのを見る、性格的には信頼しても良いだろうが
そのまま空にそびえた状態で、蒼い炎の矢を拡散させ相手の青年に3本放つ……ーーー速度は大した事無いが
当たれば肉体ダメージは無いが“邪悪な者の精神”を削る炎が体に引火するだろう
それと同時ぐらいに、灯火は背後付近に着地する頃合だ
192 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 22:50:06.50 ID:WJyAZQ+80
>>186
「わん!わん!」

【必死に女性に応えようと犬の真似をする幼女】
【涙も血も出ている。しかし、幼女は微笑んでいた】

「わん!!わん!」

【犬の証。その言葉に幼女はパアッと顔を明るくする】
【そして嬉しそうにわんわん吠え出すのだ。結構癖で「あひゃひゃ」といいそうになるのを堪えている】
【当たり前だが、幼女はこのリボンが高級なものだとは気付かない】
【それ以前にファッションに疎いと言うのもあるが】

「わん!わん!」

【満面の笑みで笑っている幼女。血まみれでも、可愛い】
【少し猟奇的だが。そして犬の鳴き真似だ。完璧だな】

「ひや!あっ!ああっ!!あ゛あ゛ああぁ!!」

【舌をかまれて叫ぶ幼女】
【噛み千切られてもまたくっつくのだが、そうはならなかった】
【女性の口と自分の口が離れた時には、舌は血こそ出ていないもののヒリヒリする】
【そして煙の毒が再び幼女の体を駆け巡る】

「う゛あ!!あ゛あ゛あああああああああああああああっ!!」

【毒が回ってまた体中が痛くなる。気持ち良くなる】
【涙を流しながら、天に向かって叫ぶ幼女。だが、大丈夫。快感はちゃんと得ている】

「な、まえ!す、すずか!!」

【掠れた声で自分の名前を女性に伝えようとする】
【掠れてはいるが声は大きいので、ちゃんと伝わっているだろう】
193 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/04(木) 22:55:39.11 ID:6ZeU7Vh40
>>182
絡み大丈夫ですか?
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/04(木) 22:57:00.55 ID:4Q+5snpGo
>>193
/大丈夫です
195 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/04(木) 22:57:08.37 ID:JVTjy/EX0
>>182
まだいらっしゃいますか?


 夜空は、何だか怖かった。
 自然と、“独り”の女性は、光を求める様に、公園に入って行った。

 目の先に、ベンチがある。
 そこには、二つの影。
 知り合いの姿を、赤い瞳に映し。

 傍へと寄っていく。

『ごめんなさい』

「……何を、している。のですか?」

 その異様な光景に、訝しみながら。
 声をかけてみる。
196 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/04(木) 22:57:35.98 ID:JVTjy/EX0
>>195
これなしでお願いします、すみません
197 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/04(木) 22:59:44.75 ID:wtlZse8x0
>>190

…旅人ですか…へぇ…。

【そういや、この前も旅人の少女に会ったな、そう思いながら相槌を打つ。】
【あの少女は道着姿だったが、この女性はマントに片目レンズ。】
【特徴的な人ばかりだな…とも思いつつ、女性の質問に答えた。】

…近い街…? …それなら、あっちの道をずっと行けばそのまま街に着きますよ。

【すっと、青年が指を指す先には、一本の大きな道。】
【青年が言うにはこの道を真っ直ぐに行けば町へと着くらしい。 確かに、遠目に見ると、ビルなどの灯がぽつぽつ見えるだろう。】
【無論その街というのは、能力者御用達の公園があったり、色々あったりする大きな街である。】
【しかし、道に迷うなどといういまどき見ないだろう「特技」を持っているようには見えない。】
【見かけによらないな…などと、1人で勝手に頭の中で笑っているのだった。 勿論、今彼女に見えている顔は無表情と疲れ顔の中間のようなものだろう。】


【女性が瞳を光らせているのも知らず、青年は先ほどのアルバイトの疲れからか、小さく欠伸をするのだった。】
198 :【全瞑心感】@wiki [闘争・安心・敵対 sage saga]:2011/08/04(木) 23:00:06.49 ID:2cZ+HsZQ0
>>188
(…ラーメン………あんまり伸びてなければいいなァ…)

【のんきにそんな事を考えている】
【だが次の瞬間、相手が"何か"を飛ばす】
【自分を狙っている訳じゃなさそうだし、ま、いっかーと物凄く適当に考えていると】

……おっとぉ!?

【足元に居た男が、どんっ、という鈍い音と共に、吹き飛ばされる】
【そこまで吹き飛ばされた訳ではないといっても、やはり自分と引き離されたのは事実である】

>>191
【と、次の瞬間、空中に飛び上がった二人組の片方が、手を掲げるのが視界に入った】

2対1とかやめろって!セコい!セコいぞヒーロー!

【まだそんな冗談を叩く余裕があるようだ】
【尖った石は持ったまま急いで立ち上がると、後ろに吹き飛んだ人質を回収しようと、バックステップ】

【する瞬間、地を蹴る右足から"正義感"を撃ち出す】
【その衝撃は、瞬間的に青年の脚力として働いた】
【ドンッ!という音と共に地面を抉りながら】
【青年は、たった一歩の動きで、後ろの人質の傍に近寄る】

【さっき自分が居た場所に、蒼い炎の矢が落ちるのを見て】
【冷やかすように、ヒューと口笛を鳴らすと】

もう吹き飛ばされないように…っと

【右手に持った石を、先ほどより眼球に近づける】
【それはほんの1センチか2センチぐらい】
【少しでも青年の右手が下がったり、男が動いたりすれば】
【すぐに男の眼球は傷付いてしまう、そんな距離だ】
199 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/04(木) 23:01:09.71 ID:jMu6JD2bo
>>192
‥‥うぅーん、イイわぁ。
こりゃ、いくらでもハードにいけるから調教のしがいがありそう。

【犬の真似を続ける幼女を見て、本当に楽しそうな嬉しそうな笑みを浮かべる】
【最近丁度ひと恋しくて、犬でも飼おうかと思ったら調度良かったっていう調子だ】

ふふ、舐めなさい。
ドMの変態幼女はダメだけど、犬なら舐めてイイわ。

【ヒールのつま先を、幼女の目の前に出すだろう】
【痛いだけがMの喜びではないと、ドSの彼女は】
【さらに色々と、8歳の幼女に教えちゃいけないようないいこと≠教えていたのだった】
【血など見慣れていて、暗殺で死体を見るのにもなれていたけれど】
【目の前の少女には、どこか可憐な愛しさを感じていた】
【SMは愛無くしては成立せず。今ここに、女性からの愛玩の愛が成立した】

ふふ、喜んでくれたみたいで、嬉しいわー。

【舌の痛みと、毒にのたうつ幼女を見て、くすくす、と微笑んで】
【名前を聞くと、にんまりとさらに笑みを深くする】

‥‥そ、すずかね。いい名前だわー、かわいい人間の子ね。
でも、貴女は犬。犬なのよ。
だから、私が呼ぶ時は、さくら≠諱Aさくら

【人としての名ではなく、人間じゃない名前を付けることで、さらに己が犬だと印象づける】
【妙に手馴れてやがるこの女。もともとの暗殺の前彼女の仕事がその手だったようだ】
【幼女の頭を撫でながら、口を開く】

じゃあさくら=A血だらけで汚いでしょ?
近くに私の隠れ家があるから、付いてきなさい。

【そう言って、彼女は歩き出す】
【おもむろに振り向いて、さくら≠ノこういうのも忘れない】

――――当然、四つん這いで、ね?

【とても、その笑顔は愛情あふれるものだっただろう】
【きっと、この先の隠れ家では、めくるめく[禁則事項です!]が、始まるのだろう――】

//これ以上やると俺があばっばばなので、乙でしたー!!
//なんというか、いろいろと、あれでしたが、たのしかったですっ!
200 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/04(木) 23:01:52.55 ID:6ZeU7Vh40
>>182
「………」(なんだこの状況)
【彼女からそう遠く離れていない場所に一人の青年が立っている】
【茶髪に眼鏡、片方の肩だけにかける小さなバッグをかけていて大学生のように見える】
【そんな彼が土下座している彼女を無表情で見ていた】

(どうする…べきか)
【静かな公園を探している中、青年はどうするべきか考えていた】

>>195
もうしわけない
201 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/04(木) 23:08:14.39 ID:JVTjy/EX0
>>189
まだいらっしゃいますか?


「……?」

 靉靆たる森の中、“独り”の女性が、進んでいく。
 森を横切る夜風に、月明かりで染めた様なポニーテールを揺らし。
 緋色の瞳は、手元の地図を見ていた。

 左膝は、白いタイツを傷め、痛そうに庇いながら歩いていた。
 自主的に、森を抜ける――というサバイバルをしていたのであるが。
 どうやら、足場を踏み外して怪我をした上に、方角を見失ってしまったようである。

「――帰れなさそう、ね……」

 残念そうに口を開いてこぼすが。
 その表情は淡白。

 野営を決めようとした時。
 明かりが見えた。

 それは、一人の青年が、焚き火をしている証で。
 ただ、小石を踏むソールの音が、青年には聞こえたかもしれない。
202 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/04(木) 23:10:58.43 ID:0cHEj9pIO
>>197

「んー……あっちか…」

【青年の指の先を見つめるとなるほど。ちらほらと雑踏の明かりが見える。】
【ここから見る限り直線だ。やれやれ、と再び安堵して、】

「ありがとう。…それじゃあ……」

【と踵を返す。最良この場所にいる意味はなく、】
【さっさと宿をとって旅の疲れを癒したい。歩き出すが】

「………」

「…………」

【それでもやはり不安である。ここをまっすぐ行けば着くだろうが、果たして自分はまっすぐ行けるだろうか。】
【なんせ自他ともに認める究極の方向音痴だ。辿り着けるか不安である。ましてや未開の地では、その気持ちが相乗的に高まって行った。】

「あー…」

「…君は…これからどうするんだ。」

「その…向こうの街に行く用事とか無いのか…?」

【少しの葛藤の後、そこには再び青年の方に向き直る彼女の姿があった。先ほど教えられた街の方を指差し、質問する。】
【別にこれは案内して欲しいとかそう言うのではない。そう、違う。絶対違う。…多分。】
203 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/08/04(木) 23:11:25.03 ID:4Q+5snpGo
>>196
/ごめんなさい,今度よろしくお願いします!

>>200
「……明日のおやつは倍にしてあげます」

【謝ったがそれに対する反応が無い子犬に対し更なる条件を付け加えた】
【おやつの言葉に反応した子犬は身体を上げると鼻でつんつんと飼い主の】
【頭を小突く。許したということらしく飼い主も気付いたのかぎゅっと子犬を抱き締めた】

「もうこれからはおやつを奪ったりはしません!」

『わん』

【ぎゅーっと身体を起き上がらせ子犬を抱き締める少女】
【その腕の中で抱き締められる子犬は満更でもない様子であった】

【こんな事を繰り広げているわけで近くの青年には気付かない】
204 :【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki [sage saga]:2011/08/04(木) 23:15:22.73 ID:WJyAZQ+80
>>199
「わん!わん!」

【なんというか、気に入られたようだ】
【よかったね】

「わんわん!」

【言いながら女性の足に顔を近づけていき、舌でペロペロ舐めだす】
【今は犬だから舐めていいらしい。幼女も嬉しそうである。変態だ】
【女性がOKサイン≠出すまで、幼女は舐め続ける】

「わんっ!わんっ!」

【毒の快感に体をビクンビクンさせている幼女】
【それでも犬の真似を続行するあたり、まだ余裕はあるのだろう】
【体中が性感帯になったような気分である。顔を真っ赤にして閉まりきらない口から大量の涎を垂らしている】
【目も焦点が合っていなく、虚ろで、しかしどことなく微笑んで見えた】

「わん!わん!」

【遂に名前まで剥奪された。新名『さくら』】
【まあ、これはこの女性と居る時のみの名前だろう。きっと】
【犬としての名前が『さくら』人としての名前が『鈴華』それでいいじゃないか】
【そして幼女の頭を撫でながら喋り出す女性】

「わんわん!」

【なんと、女性の家まで招待された】
【これに歓喜した幼女はピョンと痺れる体をつかって小さく飛んだ】

「わん」

【勿論四つん這いだ。言われるまでもない】
【そして忠犬よろしく女性について行く。さらなる快感を求めて】

/絡み乙でした!!
/色々アレだしたけど楽しかったです!
205 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/08/04(木) 23:16:56.16 ID:sKLKA1Eb0
>201
小石を踏む音が聞こえ、反射的にそちらの方角へと顔を動かす。
そういえば何か声のような物が聞こえた場所じゃないかと、目を凝らす。夜眼の為、周りはよく見える。

(おいおいさっきの熊さんだったりしねーよなぁ?……)

いや、まさか、熊が恨んでこちらを探しにくる何て知能はないはずだ、そんな事する気力もない筈。

いや大丈夫だ、まだこっちには手をつけていない魚が一匹ある、こいつを投げて背を見せないように逃げればいける筈。

と、ありもしない事の可能性を模索しはじめ、座ったままだと最悪どうなるかわかったもんじゃない、と立ち上がり、音のする方向に耳を凝らし、眼を向ける。

――が、蒼い眼が捉えたのはポニーテールの女性。

あれ、熊じゃないと少しの驚きをしつつ、安堵感に浅い息を漏らす。

(いや、黙ってたら怪しいだろ、俺。)

と、咄嗟に脳を働かせ、何かを言おうと頭を動かし――――

「こ、こんばんはー……。」

場違いな挨拶しかでてこなかった。
206 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/04(木) 23:17:46.73 ID:6ZeU7Vh40
>>203
(…イイ話かなぁ?)
【とりあえず見守ってみた、和解したようだがこれからどうすべきか】
【別の公園を探したいがここ以外に条件が当てはまる公園は無さそうだし、適当に言って帰らせてみる、夜遅いし】

「あー君? そろそろ帰った方がいいよ? 夏だけど暗くなってきたし」
【彼女に近づくのは二十歳いくかいかないかの青年、知的そうな表情を浮べているが】
【素直に帰ってくれるだろうか】
207 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/04(木) 23:21:56.81 ID:wtlZse8x0
>>202

…あ、それじゃあ…………

……!

【女性はどうやら納得したらしく―――真っ直ぐだから間違える方が難しいが―――青年に背を向け歩き出そうとする。】
【青年も女性に手を振り、…そして気付いた。】

【自分の住処、…即ちアパートはあの街にあるのだと。】
【青年は考える。 バイトも疲れたし、早くアパートに戻りたい。】
【だが、1番速く街に着くのは、ついさっき女性に教えた道である。】
【一緒について行くのは、ものすごく…なんというか、なんともいえない気分である。】
【しかし、助け舟を出してくれたのは意外にもその女性だった。】

―――「あー…」

―――「…君は…これからどうするんだ。」

―――「その…向こうの街に行く用事とか無いのか…?」

【こちらに振り返った女性はまさに女神。(青年のイメージです。)   女性は、案内役…もとい、付き添いが居るらしい。】
【自分は、この道を通りたくても通れない。 完璧に利害が一致している。】

…あ、俺だったらあっちに住んでるところあるんで…今から行きますよ。

【と、女性にとってはこっちこそ助け舟になるだろう言葉を口に出したのだった。】
208 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/04(木) 23:23:06.27 ID:JVTjy/EX0
>>205

「――……!」

 何か、居る――。
 咄嗟に、近くの枝を拾おうと、跼る。
 明かりを目印に奇襲を試みた獣だろうか。と。

 熊だとしたら、どこまで闘えるだろうか。
 眼帯のかかっていない、左の赤い目は、炯炯と――。

「……」

『こ、こんばんはー……』

 喋り、瞳の青い。
 熊――否。青年であった。

 身体を上げ、息を一度整える。
 熊ではなくて、よかった、と。
 ただし、安心もしていなかった。

「――こんばんは。です」

 熊でなかったから、安全。
 ――というわけでは、決してなかったから。

 どこか、ぴりぴりと。
 神経をとがらせて、青年を睥睨する。
209 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/08/04(木) 23:24:10.18 ID:4Q+5snpGo
>>206
「厭であります、貴方の指図は受けません」

【声を掛けてきた青年に顔を向けると言葉を発しキッパリと拒否】
【基本的に初対面の人の言うことには反発するため少女にとってはいつも通り】
【の行動である。子犬は少女の胸で大人しく青年のほうを見ていた】

「……」

【そして青年の顔をジーっと見ながらお前が立ち去れ、といった視線を送り】
【続けているのであった】
210 :【氷雅皇帝】@wiki [sage]:2011/08/04(木) 23:27:55.58 ID:mURQal17o

蒸し暑い。ただひたすらに蒸し暑い。不快指数はうなぎ登りである。
人混みから人気のない路地裏まで歩きに歩きまわった―――面倒臭い。

奇っ怪な服装の青年は一段落ついて河原に腰を降ろして煙草を蒸かしていた。
皮ジャンを素肌に着用。前は全開、頭にはライダーゴーグル。針金細工の様に長い両手足。
漆黒の長髪に生える真っ白の肌と、釣り上がった目。口元では煙草がふよふよと煙を揺らす。


「ぎゃは……たまの休暇も良いもんだが、相変わらず糞みたいなのしかいねぇ」


D.O.T.A本部から別支部に単身赴任していたのだが、今日はフリーな日。
かといって本部に戻る気も起こらずこうしてのんびりと街を練り歩いていた。


「ふぃー……ぎゃははは、気持ち良いねぇ」


緩やかに温度の下がる辺り一帯。夏場では有り得ない程の温度。
簡単に言えば冬のそれと同等まで温度は下がっていた―――能力の乱用とはまさにこの事。
211 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/04(木) 23:28:51.20 ID:JVAAY5iS0
>>191>>198
「冗談ばっか言いやがって、ふざけるのも大概にしろ」

またも相手は人質の目に石を付きつける、今度はさっきのようにはいかないらしい
どうすべきか…その考えを一瞬の間に終わらせ、はじき出した結論は…

「仕方ない、人質には悪いけど…」

そう言うと空気砲の狙いを相手の腹部に変えて一発撃ち込む

「あとで直してあげますから。ちょっと間は我慢して下さい」

さらに相手へ空気砲を数発撃ちながら、自らも相手へと近付いていく
人質の安全よりも相手の確保を優先するつもりらしい
212 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/04(木) 23:29:22.18 ID:0cHEj9pIO
>>207

【これでもし用事がなかったり、そもそも青年が違うところに行ってしまったら、状況的に先ほどと変わらなくなってしまう。】
【さてどうなるだろうか。女は何気ない様子で聞いていたが、結構胸中は不安であった。】
【迷ったらいろいろ詰む。しかも当人は人と話すのが苦手ときているのだ。これ以上ない最悪のコンビネーションである。】

「あ、…そうなのか…」

「それじゃあ……ここであったのも何かの縁だ。…一緒に行こう。」

【提案しているような口ぶりだが、その声色は断定的である。】
【まさか相手にとって、自分が助け舟になったとは思わない彼女は、そっと青年が歩くのを促すのだった。】

【彼が歩き出したら、その隣で彼女も歩き出す。】
213 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/04(木) 23:31:16.14 ID:6ZeU7Vh40
>>209
「ええ」(んっ、胃が痛んできた、一癖ありそうな人だ)
【そんな少女に青年は苦笑い、いつのまにか胃の痛みで女性を見分けれるようになってきた】

「ほら、危ない人も出てくると思うし…、それに公園に用事が…」
【腕を組んで後ろを振り返る、青年なりの追い出し方法だ】
【最後にボソリと呟きつつ、腕時計をチラリ見た】
214 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/08/04(木) 23:37:23.32 ID:sKLKA1Eb0
>>208
相手が挨拶を貸してくれたぞ!話し合いできる人だぞ!森の中にいるにも関わらず!
と、思考回路がそれなりにマトモなんじゃないだろうかと目の前の女性に期待を抱く。
――のだが。

(……何か、睨まれてない?)

臆病に臆病をかけて勇敢で割ったような青年はその何処かぴりぴりとした空気すらも拾い、とがらせた神経すらも肌で感じ取ってしまう。
あれ、俺もしかして怪しまれてる?まずいぞ、ここでドンパチやりたくないぞ、逃げるぞ俺は、絶対に。
なら誤解を解く一言を言わなくてはいけない、何をいえばいい?―――
名前を聞くか?いやいや危ない人だろう、世間話?頭のネジが飛んでるように思われてしまう。
どうする?もう逃げるか?もうそれが一番手っ取り早いんじゃないのか?そうそれでよくね?駄目なのか?
――いや、もしかしたらここの森のお世話になる可能性もあるんだ。逃げてしまったら駄目だろう。

「……とりあえず、暖でも取ったら?」

ほら、焚き火あるぞー?とそれを使い相手を座らせようとする。
座った体勢とたった大勢なら立っている方が有利の筈、つまりいざという時に逃げれる。
それにさりげないぞ!今日は夜風が冷たいからな!

と、内心一人で舞い上がる青年、一応言うと、青年が言葉を発するのにかかった時間はそこまでかかっていない。
215 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/04(木) 23:38:44.80 ID:wtlZse8x0
>>212

…そうですね、行きましょうか。

【どうせ、あの街には行かなきゃならないんだし…と、青年は快諾。】
【快諾したというか、女性の半ば…いや、完全に断定的な声によって、行かざるを得なくなった形である。】
【そして歩き出す青年と、その隣で歩く女性。】

【……べ、別にそんなんではないので要注意である。】

【しかし、このまま無言が続くと辛い。】
【そういうわけで、青年は色々と考えた結果―――】

…やっぱり、宿とか探しに行くんですか?

【―――当たり障りのない普通な質問をするのだった。】
216 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/08/04(木) 23:39:30.21 ID:4Q+5snpGo
>>213
「……貴方がその危ない人でありますか」

【子犬を胸元で抱きながらジーっと青年の顔を見つめ呟く】

【少女としては帰るのも吝かではないのだけど言いなりになるのが厭らしく】
【全く退くつもりはないわけで前よりも深くベンチに座り始める】

「貴方の用事なんて知りません」

【基本的に自分中心な少女に相手の事情は関係なし】
【軽く顔を背けると子犬の毛づくろいを始めているのであった】
217 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/04(木) 23:47:13.14 ID:6ZeU7Vh40
>>216
「うーん、まぁ関わったら危ないかもしれないな」
【顎に手を当てて考え込む青年、まぁ深く知りすぎたらの話だ】

「…しょうがないか」(ふぅ、できるだけ後ろに隠れられる物はっと)
【ため息をつき、一瞬だけ目を光らせてから、彼女から離れた、しかし公園からは出ない】
【少女からある程度離れて、ベンチにバッグを置いてから青年は】

「…すぅ、はっ」(まぁいつか帰るでしょ)
【八極拳、夜の型打ちを開始、自分に言い聞かせるような小さな掛け声と、街の中と言う事で遠慮したかのような足踏みをする】
【相手の腹を狙うような肘うちの動作は、二時間続くであろう】
218 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/04(木) 23:48:30.64 ID:JVTjy/EX0
>>214

 青年に、どうやら。
 睨んでいるのが気が付かれ、よくは思っていないのが知られてしまったようである。

 殺られる前に――。
 先に、手を打つべきだろうか。

 むき出しの警戒心に、裸の猜疑心。
 かき消したい恐怖心。

『……とりあえず、暖でも取ったら?』

 先に口を開いたのは青年。
 夜風は冷たく、なんとも親切な言葉である。
 あるのだが。

 独りは少しでも早くこの森を抜けたい。
 抜けて休みたいのである。
 ほとんど足を止めることなく歩いた身体は、汗に濡れ、微かにそのにおいを気にするのであった。

 故に。

「――遠慮します」

 断ってしまう。
 剰え。

「……」

(油断させて、そのすきを狙うつもり。か――)

 誤解まで覚える始末。
219 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/04(木) 23:51:52.27 ID:0cHEj9pIO
>>215

【いやあしかし、一緒に歩ける人物がいるとは実に心強い物だ。】
【相手が快く承諾してくれて、ここでようやく彼女は気を抜くことができた。】

【もう迷う心配はない。逆にいえば、先ほど迷う心配は有りまくった。】
【むしろ心配しかなかった。】

「………」

【虫の声が小さく響き、辺りには二人の足音だけが木霊していた。】
【何となく無言なのは悪い気がする。自分が一緒に行こう、ということを提案したため、何か話題を探さなければならないだろう。】
【女は勝手にそう思い、さて何の話をしようかさらに思考していた。そうこうしていると、】

「ん…?」

「…そりゃあな…風呂にも入りたいし…第一寝るところがない。」

【当たり障りの無い質問には、ごく普通な当たり障りの無い返答。】
【気の利いた冗談の一つでも言えればいいのだが、哀しきかな彼女にそんな会話を広げる能力はなかった。】
【コミュ障……ではないが不器用である。】

「……」

「……極めた流派はなんだ。」

【その結果、やはり、というべきか。】
【会った時から気になっていたことを聞くことにした。自分が青年と同じ格闘家であることを示唆する発言…】
220 :【互信光臨】 @wiki [sage]:2011/08/04(木) 23:52:03.20 ID:0NOUDq1G0
>>198>>211
灯火「なに言ってんのさ、五対一で掛かる戦隊モノよりかは、生易しいじゃんッ、って早ッ」
灯火「……ーーーいけど、時差って奴かな、距離はそんなに無いか」

よもや、長く滞空してる訳も無く、彼女が着地した時点で、相手が後ろに跳躍を始めた事になる
なれば、灯火がかなり近い状態で、青年は人質の眼球を……眼質にしてる訳になるが
>>211の青年の台詞が耳に入る、治せる、能力者の言葉だ曲がりなりにも
冗談では無いのだろう

灯火「なーんだ、じゃあ、遠慮する必要は無いってか」
怜火『はぁ……世の中には万能な奴も居るもんだ』

怜火『よっこらしょッ……とォッ』
灯火「時間が無いから、緩急付けずに行くよォッッ!!」

怜火『Double Flame……ーーー』
灯火「ーーー……ストォォォオオオム・インッパクトォッッ!!!!」

あくまで“青い炎”で、精神攻撃を企てる、当たっても肉体的ダメージは無いだろうが
灯火が地に掌を着け、人一人サイズに太く蒼い火炎放射を直線状に放ち
怜火が正確に火炎放射の周囲の箇所を狙い、9本の蒼い炎の矢を上と左右へ拡散する様に放つ
煌めく炎の弾幕は、花火の様に、周囲を尽くすだろう
221 :【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki [sage]:2011/08/04(木) 23:53:48.29 ID:4Q+5snpGo
>>217
「……ふん」

【型打ちを始めた青年を見て不満そうに鼻を鳴らす】
【少女から見ると何をやっているかは良くわからないのだが】
【とりあえず長引きそうだということはわかったようでベンチから腰を上げる】

「今日の夜食はラーメンであります」

『わん!』

【少しなら青年に意地を張るため公園に居るのだけどお腹が空いていた】
【あまりに長引くと行きつけの屋台が閉まってしまうということで帰り支度を整えていた】
【肩掛けカバンを背負い子犬のリードを握ると青年にあっかんべーをしてから】
【歩き始め公園から去り始めていた】

/絡み乙?ですかね、何かすいません
ありがとうございました!
222 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/04(木) 23:58:40.85 ID:6ZeU7Vh40
>>221
「夜道には気をつけろよー、せいっ」
【型打ちを続けつつ彼女に聞こえる音量で注意を出す】
【まぁ彼女は能力者の可能性もあるから心配はいらないか】

【今日も青年は、静かな公園に掛け声を響かせながら考え事をする】

/短くて申し訳ない
/このまま絡み待ちします、危険になると逃げる可能性があるのでご了承を
223 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/08/05(金) 00:01:25.33 ID:KKFtVqNE0
>>218
(っくっくっく、夜風に吹かれ、明かりもろくにない森の中、どうだ、焚き火の炎がとても暖かく見えるだろう?)

もうそろそろ新しい木々でもいれないと勢いが弱まりそうだが、それでもこの状況での明かりはとっても欲しい筈。

「えっ……。」

だから、お断りされるとは思わなかったのだ。
加速する焦り、冷や汗が毀れた気もするが、それを確認する事もできず。
まずい、どうする、どうすればいい?今の状況なら逃げ切れる自信はある、最悪もうここの森の中とかどうでもいいし、どっか別の場所にいけばいい、のだが……。

(さっきより警戒心強くないかなー?なぁーんて……)

愛想笑いを浮かべる。無論脳内で。ヘタレに愛想笑いをする余裕はなかったのだ。
だからこそ今この場で動けばタダですむとは思わない、ヘタレは痛いのも嫌いなのだ。
だから、安全に、尚且つ、怪しくなく、逃げる方法を模索し――――

「貴方、怪我してるよな?」

ふと、相手の足が怪我してるように見え――いや、してる。
夜でも昼でも夕方でもこの青年の眼は関係なく見える、それゆえにこの状況だろうが女性が怪我をしているのは、普通に分かる。
224 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/05(金) 00:06:00.56 ID:ShrVkVKe0
>>219

【夏の暑い夜道。 虫が小さく鳴き、微かにそれが青年の耳にも届く。】
【そんな中で歩く2人の男女なのだから、しかも数分前にあった仲なのだから、気まずい。気まずすぎる。】

【そんななかでした青年の当たり障り無い質問】
【やはりと言うか、女性の当たり障りない答えによって、それは簡単に打ち消される。】

……。

【やはりこの質問は失敗だったか…そう思っていると、今度は相手から質問される。】

…鬼神流です。

…そんな、極めたなんて分からないですけど…。

…はぁ…。

【先ほどの質問に答える女性のように、青年は気軽に答える。】
【鬼神流は、毎日のように新しい技が開発される。 つまりは、青年は何時も新しい技を考えているために、単純に「極めた」とはいえないのだ。】
【そして青年はため息を1つつくと――――】

…!!

……あなたも、格闘家ですか…。

【―――今更かよ。気付いた青年。 女性を二度見して、そう答えた。】
【女性の格闘家とは同じ種類の人に会ったなと、あの少女を思い出しながら。】
225 :【全瞑心感】@wiki [闘争・安心・敵対 sage saga]:2011/08/05(金) 00:10:17.11 ID:uyeYKH7l0
>>211
あれ?ノリ悪いっすよー、ちょっとー

【何故かツッコミ】
【ノリが悪いというか、この青年がただバカで、それに周りがついていけないだけなのだが】

おいばかやめろ

【腹に一発当たる】
【うおっ、と青年がその衝撃に驚いた瞬間】

【鋭い石は、男の眼球を傷付ける…どころではなく】
【青年は、その石で、ぐさりと、男の眼球をかなり奥まで突き刺した】

【その激痛に意識を取り戻した男の断末魔、血が溢れ出る】
【青年は嫌そうな顔をすると】

だから嫌だったんだよ…うるさいから………

【既に男の眼球を一つ潰した石から手を離し、不機嫌そうに呟くと】
【ゆっくりと立ち上がった】

>>220
【その時、丁度二人組の弾幕攻撃が放たれた】

えー、何それ、無いわー、容赦無いわー

【だが、青年はカラカラと笑っている】
【ただの炎だと思っているので、まあどーにかなるかなーという、やはり適当な感じ】
【そもそも、炎を直接受けた事が無いので、重度の火傷とかなんとかを知らない】
【だからこその適当さであった、常人であれば知らずとも回避の努力くらいはするはずだが…】

【炎は青年の体を燃やす】
【数秒後、通り過ぎていった炎の中から現れた青年は、一瞬、きょとんとした表情を浮かべ】

………あー、あーあーあーあーああぁあー……………

【呻き声をあげながら、足元の人質の脇腹辺りを何度か思い切り蹴る】
【そしてめちゃくちゃ不機嫌そうな表情を浮かべると】

精神攻撃とか、めんどくさっ、めんどーくっさ!

【頭を抑えながらそう叫んだ】
【確かに精神攻撃は利いているようだ、少しだけ冷や汗を流している】

【だが、青年は反撃する気はないようで】
【その場で頭をかきむしりながら、人質を蹴りまくっている】
226 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/05(金) 00:12:28.97 ID:aImANY500
>>223

「……何を、焦っている。のですか」

 添付の悪い丁寧語が、青年に訊ねる。
 射る様に、赤い瞳は青年を見、油断は見せない。

(やはり、何か企んでいた、か――)

 勿論、それは警戒を解くため――であったはずだが。
 まるで、反対になってしまった。
 隙を見せれば、首を狩られるか。

 こつ。
 一歩、後ろへ。
 逃げ切れるだろうか――というタイミングで。

『貴方、怪我してるよな?』

「――!」

 暗い、夜。
 焚き火とはいえ。
 怪我を見抜けるものだろうか。

 白い生地に染まる赤い斑。
 分からなくはない、か、と判断に至る。

「――ええ。だから、チャンスって襲い。ますか?」

 怪我をしていたら。
 何だというのだ。

 目の前の獣は、とどめを刺そうとでもしているのか――とさえ思えた。
227 :【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 00:15:09.48 ID:ls90xgy+o
>>210
夜の街をとてとてと歩く一人の少年
ニット帽を被った以外は特に何の特徴も持たないその容姿は、完全に街の一部と化していた
視線は興味深げに彼方此方へと向けられ、少しばかりは昼の熱気が引いた街を歩き続ける

――と、その足が不意に止まり、

「す、涼し過ぎませんかっ?」

自信を包み込む外気が急激に冷え込んだ事に対しての驚きを口にする事になった
もっとも、それで肌寒さを覚える少年では無く、寧ろ動きやすいとすら感じていたのだが

とは言え、その原因はやはり気になると言う物
辺りをぐるりと見渡した少年は―――

「………」

明らかに怪しい男を目撃するのであった
228 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 00:16:06.01 ID:LVTsxT5IO
>>224

【ううむ気まずい。どこかに話題が落ちてないだろうか。】
【あのお喋りな妹ならこんなとき場を保てるんだがなあ…】
【彼女は何となく罪悪感を抱きながら相手の返答を待った。これで話が膨らまなければ…】

「……鬼神流=c」

「…いや、かなりの使い手だろう。「氣」で分かる。」

【その口調は断定的で、青年を強者と決めて疑わないようだ。】
【まあそれにはちゃんと理由が有り、彼女も昔幾度となく先人の強者と打ち合ってきたため、手合わせせずとも概要的な力の有無は分かるからである。】
【簡単にいえば彼女は外部の強さに「慣れ」そしてそれを「測る」ことができた。】

「……」

「自己紹介がまだだったな…天真 白(てんしん はく)…」

「…ただの八極拳士だ。…ま、一度引退し、たった今復帰したわけだがな…」

【歩きながら、彼女は言葉を紡ぐ。もうそろそろ街だ。やれやれ無事に着いた。】
229 :【氷雅皇帝】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 00:20:43.71 ID:1QiC3cJ5o
>>227

「ふぃー……よっと」

携帯灰皿を取り出してギュッと煙草を押し込んだ。煙はジュッと音をたてて消える。
携帯灰皿を胸ポケットへ直しつつ、脇においてあったビニール袋へ手を伸ばす。

取り出したのは缶ビール。どうやら月見酒と洒落こむらしい。
プシッと音を立てて泡が吹き出る。一口、二口と喉に通して一息ついて。


「あぁ?なんだァ?」


ぐるん、と首を後ろに向けて気配のする方へ。依然、周りの冷気は異常気象。
絶対零度ともなると洒落にならないので調節はしてある。故にデパートくらいの気温。

缶ビールを片手に河原で胡坐をかいてヘラヘラと笑いながら少年を見る青年。怪しい。
230 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/08/05(金) 00:22:56.65 ID:KKFtVqNE0
>>226
「いや、何をって……いや、その……」

(手玉に取られているっ!まずい!やられる!余裕だぞあの女の子!俺はボコされる気がする!どうすればいいんだよ本当に!)

間違いなく冷や汗が垂れた、確信できる。
相手は無表情、こちらはそれに一歩後ろに下がってしまった。
既に圧倒されている、俺は間違いなく捉えられた。逃げれる自信何てもうない、土下座で許してもらえるか?いやでも許してもらえなかったらあの体勢からじゃ移動はできない。俺は5分後にこの世にいるのか?

「――なぁ、どうすれば貴方は疑わなくなるわけ?」

まだ話し合いができると思って安心したのか、青年は何とか言葉を出すことができた。
しかし上ずった声で、襲うつもりというよりは逃げるつもりの方があっているように見える。

「俺は貴方を襲う気何てないの、一応いっておくよ?一応。」

流石に一言だけじゃ危ない人扱いか?ともう一言付け加えるがさらに怪しくなったような気がしなくもない。
この青年は最初っから目の前の女性を襲うつもりなんてないのだが、それをこの状況で伝えるのは難しそうだ。
231 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/05(金) 00:28:52.81 ID:ShrVkVKe0
>>228

…そんなことないですよ…、格闘家の小さい女の子にも負けちゃうんですから…。

……「氣」…?

【どこかで聞いたような。 先ほどまで思い出してただろうが。】

【青年はといえば、 打ち合った強者といえば「あの男」だけ。 そして、あの少女。】
【「あの男」の強さしか分かってないわけである。 つまり、外部の「強さ」というものが、青年に分る筈ない。】

【そんな事で悩んでいる青年を横目に、女性は話を続けた。】


…白さんですか。 俺は立風 紀人(タチカゼ ノリト)…。 よろしく。

【「天真」…。 これもどこかで聞いた苗字だと、青年は考える。】
【そして、やっと青年に止めを刺す…もとい思い出させたのは、次の一言だった。 遅い。】

…八極拳…。

…白さん、もしかして…黒髪のショートカットで、道着を着た妹さんとか…家族に居ません?

【そう、思い浮かんだのは、この前模擬戦をしたあの少女だ。】
【この女性の歳なら、あの少女はきっと妹だろう…。 そう思って、そんな質問をしてみたわけだった。】
232 :【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 00:29:28.61 ID:ls90xgy+o
>>229
灰皿に煙草をきちんと処理する様を見る限りでは、あまり悪い人じゃないのかな――とか感想を抱く
もっとも、缶ビールを外で堂々と飲む男を見る少年の目は冷たかったが

「…ッ!」

唐突に自身が見られ、そして声を掛けられたという事実にビクッとしてしまう少年
別に悪い事をしているつもりも無かったが、しかし相手を邪魔してしまったかと考えないわけでも無く
それでもやはり、疑問は口にしておきたかった

「あ、あのっ。この気温は貴方が―――ッ」

少しずつ警戒した様に相手に近づきながら問い掛ける少年だったが、言葉の途中で――前のめりに倒れてしまった
万歳をする格好で、顔からバタンと
転び慣れているからなのか、顔を直ぐに上げた少年は、涙を流すまいと堪える様な表情をしていた
233 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/05(金) 00:30:26.31 ID:ShrVkVKe0
>>231
/あぁ違う、間違えた。
/「…女の子にも負けちゃうんですから…」→「…女の子にも苦戦するんですから…」
/すみません…。
234 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/05(金) 00:33:43.75 ID:5VlHdshD0
>>220>>225
「あーあ、本当にやっちゃたよ…」

予想はしていたが、流石に気持ちの良いものではなかった
石が人質の目を突き破る瞬間、青年は僅かに目を閉じて心の中で人質に詫びる

「脳までとどいてないといいけど…」

流石に脳まで壊されたら修復不可能になる。それを阻止するため、青年は空気砲での攻撃を止め、相手へと一気にかけよる
が残り数mまで来た時、二人組の攻撃が相手に当たって相手が人質を蹴り出してしまった

「今度は八つ当たりし始めたよ…」

これ以上人質を傷つけられると困る。青年は素早く空気砲を構え、近い距離から相手へと発射した
235 :【氷雅皇帝】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 00:35:50.00 ID:1QiC3cJ5o
>>232

「………………」

グビグビ、とビールを飲みながらビクッとした少年を見ていた。
何コイツびびってんだ、やましい事でもあるのか―――まぁ、そんな事を思いながら。

少年の挙動はさておき。投げかけられた質問には答えようとしたのだが。
ものの見事に前から河原へとダイブ。正直見てて痛々しい程である。


「この気温は俺様の能力だぜ」


冷静に、極めて冷静に答える。無表情に近いその表情は正に冷徹か。
グビ、と一口ビールを飲み下して一息ついて顔を川の方を向けて――――。


「ぎゃは、ぎゃ、ぎゃははははははは!!何時の時代の芸人だっての、ぎゃははッ!!」


堰を切る様に大爆笑。バンバン、と太ももを片手で叩きながらである。ツボったらしい。
236 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/05(金) 00:38:47.70 ID:aImANY500
>>230

「……、答えられない、のなら――構い。ませんけれど」

 あくまでも、青年は“まだ”安全ではない。
 それだけ。

 本当は、すぐにでも逃げ出したい。
 この怪我で戦闘にでもなれば、満足に闘えまい。

 青年は焦っていたかもしれない。
 独りは、怯えていた。
 虚勢の向こう側、獲物を睥睨する獣ではなく、どちらかといえば、狩人から逃れようと牙を立てる小動物なのだ。

『――なぁ、どうすれば貴方は疑わなくなるわけ?』

「……」

 どうすれば。
 安全だと分かれば、独りも疑いたくはなかった。

『俺は貴方を襲う気何てないの、一応いっておくよ?一応――』

「……、……」

 上から下まで、一顧をくれる独り。
 どうやら、得物はない。

 それが分かると。
 こつ、こつ、とソールを鳴らし、傍の木へと寄り掛かる。
 角に猜疑はもたず、それでいて、信用もしない距離なのだろう。

「……朝まで。長い、ですけれど――野営、ですか?」

 青年が焚き火をしていたのを見ると。
 恐らく、ここで一夜を明かすのだろう。
 ――魚は、焦げていないだろうか。
237 :【互信光臨】 [sage]:2011/08/05(金) 00:42:34.60 ID:noNkqRmn0
>>225>>234
「……ーーー止めろ」
   灯火「屑がッ、蹴る相手が……ーーー違うんじゃないのかぁぁあああッ!!!」

蒼い炎はあくまでも、灯火が近付いていると言う、行動を目隠しさせる、いわば単なる目眩まし
……ーーー本題は蒼い炎に精神を削られ、思考力、即ち集中力を絶ち
灯火が近接攻撃に出る目的で有るが
抉られる眼に蹴られすらする人質、此処までするか……ーーーっと胸奥に胸糞悪さを覚える
Suck《超最低野郎め》と吐き捨てる程に燃えたぎる怒り、怒り、怒り、怒髪遡り険しい眼光

灯火「ひゃッくッ!まんッ!かいィッ!!顔面に蹴らせろやァァアアアアアアアアアアッッッ!!!」

蒼い炎の中から、彼女は疾駆し、蹴りの師範並たる実力にそぐわぬエッジで
フェイントを込めた中上下と一段に三発ずつ、一秒間に合計九発もの蹴りを放つだろう
怒りの爆熱を代弁するかの様に、其の蹴りは“赤い炎”を纏っていた
当たればジワジワと皮から焼き尽くして行く……ーーー神の業火
恐らく>>234の青年の攻撃と、ほぼ同時タイミングになるだろう
238 :【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 00:43:32.41 ID:ls90xgy+o
>>235
「そ、そうですか…。便利ですね…」

顔だけを起こした状態のまま、冷静な相手の返答に小さく頷く
別に助けを求める様な甘えた性格でも無かったが、しかしスルーと言うのも辛い――そんな事を考える少年だが、

「う、うう…」

唐突に大爆笑をした男の様子を見て、思わず呻き声を上げてしまった
目尻に少しずつ溜まって来ていた涙が一固まりとなって、頬をつうっと伝って行ったのも、偶然ではないだろう
このまま転んだままなのも悔しいと考えたか、両手を河原の石の上で踏ん張らせて上体だけでも起こす

「…芸人じゃありませんよ」

訴えかける様に言うが、果たして問題はそこなのか
239 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 00:43:49.66 ID:LVTsxT5IO
>>231

「負けを知ることは強さにつながる…」

「それに…能ある鷹は爪を隠す≠ニ言うだろう?私にはその「爪」が見えるんだ。「氣」でな…」

【青年に慣れたのか、彼女はスラスラと言葉を紡ぐことができていた。同じ格闘家ということもあり、】
【また自己紹介しあったため打ち解けることができたのかもしれない。】
【街の端、ようやく人の話し声が響く大通りの入り口で、女は立ち止まった。】

「立風か…いい名前だ…」

「…そう。八極拳だ。…聞いたことあるか?」

【しかし、その質問は打ち消される。続く相手の言葉を聞いて初めて、】
【女は明白な感情を青年にぶつけた。無論その種類は「驚き」である。】

「……爛のことか……!」

「…ああ。いる。…私の妹だ。」

「どうして知ってる…。…会ったのか?…あいつと…」

【宿を探す視線は、ピッタリと青年に向けられていた。】
240 :【全瞑心感】@wiki [安心・敵対 sage saga]:2011/08/05(金) 00:50:04.17 ID:uyeYKH7l0
>>234>>237
畜生、ほんっと、何で俺がこんな目に遭う訳?

【愚痴る】
【そして、最後に強く人質を蹴ると】

あー、はいはい、落ち着けって、な?無抵抗な人間を攻撃するのは良く無いと思うよ

【適当にそんな事を言いながら、左足から"闘争心"を撃ち出し、先ほどと同じように脚力代わりにする】
【と同時に左足で地を蹴る】
【必然的に青年は右、相手から見て左に、それなりの速度で飛ぶ事になる】
【シンプルだが、見えない何かを飛ばす相手は直線的な攻撃しかしてこないと予想していた為】
【とりあえず横に回避しようと、蒼い炎に当たった直後にそう考えていたのだ】

【だがやはり攻撃の手は打っていない】
【"無抵抗な人間"というのは、ある意味真実である】
241 :【氷雅皇帝】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 00:50:28.17 ID:1QiC3cJ5o
>>238

「ぎゃ、はははっ、あァ、便利だぜ?ぎゃはははは」

依然、爆笑中。とりあえず便利なのは間違いないらしい。
振り返り少年を見ると泣いていた。それを見て胸を痛めるほど、聖人君子でも無い。


「芸人じゃねぇなら奇跡的な転び方だな、ぎゃはは―――泣くなよ、男だろ」

「こっち来いよガキ。暑いのは嫌だろ?ぎゃはは、不審者じゃねぇから安心しろって」


ぴっ、と手を少年に向ける。途端に少年の真下の地面は隆起するだろう。
軽く椅子の様に氷を創り上げて、地面にも霜を作りる。あっという間の出来事だろう。
そのまま氷の椅子に座っていれば青年の隣まで地面を滑り近づくはずである。
242 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/08/05(金) 00:52:37.35 ID:KKFtVqNE0
>>236
(答えられないって何だよおいおい、勘違いが増してないか?大丈夫か俺?)

この青年には女性が小動物には見えず、それ所か熊なんかよりも強大な何か。形が不定形だからこそ恐怖なのかもしれない。
青年は五体満足、であるにも関わらず一度戦いが始まれば目の前の女性より上手く戦う事はできないだろう。
というより、逃げる道を全力で探すだろう。

「……ひっ…。」

やばい、こっちきた、逃げれるか?足はかろうじて動く。
足があればいい、最悪腕は捨てよう、痛いけど死ぬよりマシは筈だ、生えるし。
そう思い、手を前方に出し、足を少しずつ後ろに回していき――そこで思い違いだったと気づく。

「そ、そのつもりだけど……貴方は?」

朝まで長いというのは青年にとっては嬉しい限りだ、太陽とか拝めない。
青年は傘を持ち出すのを忘れた為に朝までに家に帰り、そこで夜になるまで明かりも水も一切つけず飲まずで眠りに入る。
それで夜になったら入り口で万屋として待ち、深夜になればこっちで夜食をとりに来る。
こんな予定だった、だから今日も夜食を取りに……

「……あ、ああっ!」

気づいた時には既に遅く、魚はこげて食える代物ではなかった。
罰でもあたったのか。一匹食えただけでもよかったと考えるか。

「……食べる?」

試しに、聞いてみる。無論女性に。
243 :【二鳥拳銃】wiki参照 [sage]:2011/08/05(金) 00:52:56.92 ID:3wzLCetu0
>>3
(聞き訳が良くて良かった)
「気を付けた方がいいわよ」
「こんな時間にそんなことしてたら変な奴に絡まれるかも知れないからね」
「というより……なんで、こんな時間にその太極拳みたいなことをやってるの?」

【相手が再び練習に入ったにもかかわらず、矢継ぎ早に質問を投げかける女】
【鬱陶しくはないだろうか?】

/遅れました
244 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/05(金) 00:57:20.94 ID:ShrVkVKe0
>>239

…「爪」が…「氣」で…。

【そう呟くように言う青年の顔には無表情が張り付いている。】
【が、心の中では、やはり驚きだった。】

【気付いたらもう此処まで来ていた。 夕方に通った道を戻ってきた青年と女性。】
【立ち止まった女性に合わせ、青年もその足を止めた。】



…やっぱり、爛…さんの家族…か…。

【流石に、本人の身内に呼び捨てで言うことは憚られた。 咄嗟に「さん」をつける。】
【女性がそう思っているように、心の内側で青年が表す感情も、やはり「驚」。】

…やっぱり妹だったんですか…。
…この前、この街で手合わせをしました。 先ほど言った「格闘家の女の子」って言うのは、彼女の事です。

【こちらに向けられる視線に、こちらは、少し俯きながら、だが顔の方向は、無意識に「公園」へと行く。】
【公園での模擬戦。 辛うじて勝利したのは良いが、あの強烈な肩でのタックル…】
【じわじわと体を痛めつける「氣」…。 青年は、今でも鮮明に覚えていた。】
245 :【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 00:57:58.04 ID:ls90xgy+o
>>241
「え――?」

不審者じゃないと言う相手の言葉の真偽を判じようとした所で、その瞬間に自身の身に起こった事に驚いてしまう
男が手を向けたその刹那、少年の真下に氷が誕生し更にそれが椅子を形作ったのだから、驚かない訳が無い
抵抗するという発想も奪われた少年は、茫然としたまま男の隣へと運ばれてしまった

「…こ、これも能力なんですか!?」

てっきり相手の能力は気温を下げるぐらいだと感じていた為か、少年の疑問は大きく、思わず勢い込んで尋ねてしまう
すっかり涼しくなった事にも満足しながら、しかし今は質問の方が先だと言わんばかりに
246 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/05(金) 01:03:09.44 ID:aImANY500
>>242

「……?」

 独りは、訝しむ。
 まさか、自分が熊の様な、何か恐ろしいものに思われているとも知らず。
 双方とも、ただの警戒心と、臆病さが招いていた誤解であった。

「……」

(怖がられてる……? まさか。ね)

 傍の木まで歩いただけで。
 何故か、恐がられた。
 ――気がした。

『そ、そのつもりだけど……貴方は?』

「……さあ。――熊に襲われたら敵わないから、早く帰りたい。ですね」

 汗も気になるし、髪も痛む。
 こんなところにいないで、早く帰ってしまいたかった。
 安心できないところで、安眠なんてできそうにない。

 こんなところで、野営でもしてみたらどうなるだろう。
 却って、ストレスになったら――。

『……食べる?』

「……食べて。ほしいですか?」

 食える代物ではない――と判断するのは、青年だけではなかった。
 襲われるかもしれない――と警戒していた独りは、変わった。

 悪戯をしかける、青年なのだと。
 好印象ではないことには、変わりはなかった。
247 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 01:03:14.02 ID:kNjplx+d0
>>222
取り消し

>>243
「いえ、大丈夫です、‘足’は持っていますから」
【淡々と同じ動作を繰り返す中、青年は返答を開始する】

「拳法は、体を鍛える為に毎日2時間三セットをしているんですよ」
【蒸し暑い夏の夜、額から汗をうっすらと滲ませつつ訳を説明】
【最近型打ちを見られるのもだいぶ慣れてしまった】
248 :【氷雅皇帝】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 01:06:54.57 ID:1QiC3cJ5o
>>245

「だからそうだって言ってんだろ、ぎゃはは」

ぐびぐび、と缶ビールを飲み干してビニール袋にしまい込む。
割と面倒そうなのは見間違いでは無いだろう。


「絶対零度って分かるかお坊ちゃん。一瞬で物を凍結させるアレだぜ」

「それ使えりゃこれくらいの芸当は簡単だよなぁ、ぎゃはは」


胸元から煙草を一本取り出してライターで点火。煙は風向きの所為で少年の顔面直撃だろう。


「んで、お坊ちゃんの能力と名前と住所は?さん、に、いち、キュー」


ぎゃはは、と笑いながら矢継に質問。口角を釣り上げて、とても意地悪な顔。
249 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/05(金) 01:11:40.54 ID:5VlHdshD0
>>237>>240
「黙れ。お前が言うな」

既に大怪我を負っている人質になお追撃する相手に怒りが込み上げ
さらに、自ら“無抵抗の人間”と称する相手の言動に怒りは頂点に達する

「まったく…貴様は随分と自分勝手な生活らしいな…」
「その性格、正直言って嫌いだ。殺意すら湧き出てくる」

静かに低くドスのある声で言う。それは自分の攻撃が回避されても変わらない

「直接ぶん殴ってやりたい…いや…そうするべきだな…」

そう言うと右手の空気砲を外し、両手に緑色の手袋を嵌める

<スーパー手袋 これを装着すると人並み外れた怪力になる>

「ちょっと顔の変わるかもしれないけど…別に構わないよな…?」

そう言い終わるか終わらないかのうちに青年は助走を付け、相手の顔面目掛けて左腕のストレートを繰り出す

250 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 01:12:24.02 ID:LVTsxT5IO
>>244

「手合わせ……そうか…」

【なんというか…世界は自分が思っている以上に狭い。女はそう思わずに入られなかった。】
【渡航して始めてきた国で最初に会った人間が、自分の家族を知る者だったのだ。】

【神がいるとするならなかなかオツなことをしてくれる。そう思わずにはいられない。】
【同時に思うことは、目の前の青年…この人物、一体「何者」だろうか。】
【血縁関係にあり、そして元の国では何度も手合わせしたことがあるため、彼女も妹の強さは百も承知だ。】
【だからこそ、驚きを隠せない。相手は妹に「勝って」いるのだから。】

「爛に勝ったのか……君は私が予想してまよりずっと強いみたいだな…」

「…ふむ……あいつは元気なようだな…良かった…」

【無表情に薄っすらと笑みが浮かんだような気がする。】
【どうやら妹はこの国でも少しも変わっていないらしい。そのことが、姉を安心させていた。】
【視線を戻す。相手が見つめる先には公園…だろうか。広場のようなものがある。】
【話の流れを汲み取ると、あそこで組み手をしたのか。彼女なりに思考していた。】
【そして考えるうちに、自分もやはり、どこか妹と似ていると思わざるを得ないことになる。】

「…私のリハビリに少し付き合ってもらいたいが…」

「残念だ…時間がな……」

【夜も遅い。自分は暇人であるのだが、相手はその類ではないかもしれない。】
【懐から懐中時計を取り出し、盤を見つめ悔しがった。】
251 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/08/05(金) 01:13:58.32 ID:KKFtVqNE0
>>246
「……大丈夫、だよな?」

小さい声で呟いた、呟いたのは声に出して自らを安心させる為。
もうそこまで警戒しなくても大丈夫だよな?……敵意ないよな?大丈夫だよな?



「その足じゃ、帰れそうもないか……」

とりあえず大丈夫という事にして話を進める。いや、帰れるのかもしれないが、怪我がひどくなるのは目に見えている。
ここで傷を治す何かでもあれば警戒心をといてくれるのだろうが、生憎そんな物もって来ていない。

「……俺が背負って送ろうか?」

人の親切は何れ自分にも帰ってくる。という言葉を思い出し女性に提案してみる。
もうそんな迷信にもすがる気持ちだ。藁があるならすがりたい、本当に。
ここで親切にしておけば依頼がくるのかもしれない、そうすれば……。

「いや、そういう訳じゃないんです、ごめんなさい。」

早口気味に謝罪の言葉を述べる。
ちょっとした冗談でもとばして気を緩ませようとしたが、どうやら失敗だった様子。
なれない事はするもんじゃないなぁ、本当に。
252 :【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 01:14:42.86 ID:ls90xgy+o
>>248
「そ、そうなのですかっ」

相手の返答を聞けた事に満足したのか、少年は一度大きく頷き、相手の様子を眺めた
悪い人じゃないのかな…――なんて考えてみるが、しかし良い人である気もせず

「絶対れいど………」

相手の言葉を理解しようと、気になる単語を反芻する少年であったが、顔が煙に包まれた事によって思考が中断されてしまう
被っていたニット帽を取って煙を追い払おうとするが、根本的解決には至らず

「え? えっと…名前はアルヴィット・カルヤライネンです。能力は――えいっ!」

掛け声と共に目の前の地面を一殴り
途端、天を突くような勢いで1mばかりの氷の槍が突き出てきた

「――こんな感じです。旅をしているので、住所は有りません」

律義に相手の質問に答え終えると、一息に喋った疲れからか、ふうと息を吐く少年

「えっと…貴方のお名前は?」
253 :【戦美ヲ呼ブ者】五感をリリースしてワルキューレをアドバンス召喚。@詳細wiki [sage]:2011/08/05(金) 01:21:25.94 ID:GqR9LDKpo
【雨が通り過ぎた夜の森。その奥にある月の光を浴びる泉にて】
【――凄まじい雨だった、一瞬だがそれは吹き飛ばす様に降り注いできた】
【苦悩も柵も打ち消すように、流水は体に一時的な癒しを与える】
【浴びている間は心地よくとも、降り終えれば着ている服に水がしみこみ】
【晴れた気持ちに鎖を与える。まぁ、それなら早く脱いでしまえばいいのだ】
【人は裸体を常にさらしてはいけないと定められた。しかし脱ぐ機会も多く与えられた】
【その脱ぐ機会を与えられ、泉にて身を沈める人間の女性らしき者がいた】
【長いブロンドの髪、青い瞳。熟した体は色香と神々しさを放つ……】

【その者は光に包まれ、髪で旨く秘所を隠しながらも大胆に水浴びをしていた】


(こんなんですが絡み町です)
254 :【氷雅皇帝】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 01:22:14.26 ID:1QiC3cJ5o
>>252

(マジで言うのか……こいつ、かなり阿呆じゃね?)

内心そう思いながらもつらつらと語られる素性を黙って聞く。
氷の槍をみた辺りで少しだけ興味深げな顔。氷能力者と会ったのは初めてだからか。


「なげぇ名前。面倒だからお坊ちゃんでいいな、ぎゃはは……一人旅とは危険だなァ」

「同じ氷結系かよ……ぎゃは、同じタイプってのは中々に嬉しいもんだぜ」


煙を輪っかにして宙に飛ばしながら笑う。ていうかお坊ちゃんってなんだろう。


「俺の名前は一文 一貴。世界警察I.O.J職員、特別強襲部隊D.O.T.Aリーダーだぜぇ」


襟元のD.O.T.Aのバッジを指さしてほれほれとチラつかせる。大体信じてもらえないからである。
255 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/05(金) 01:22:26.06 ID:aImANY500
>>251

『……大丈夫、だよな?』

「……?」

 青年の行動が、一つ一つが。
 きになる。
 聞こえたわけでは、決してなかったが。

 青年は何がしたいのか。
 何を、企んでいるのか。
 ――考えすぎだろうか、甘いだろうか。

 独りは、ストレスで、頭を痛めていた。
 ――勝手に。


『その足じゃ、帰れそうもないか……』

「……」

 痛いところを、突いてくる。
 独りは、それも気に入らなかった。
 推理力を披露して、一つでも二つでも、上に立とうというのだろうか。

「――勝手に」

 ――決めつけないで、ください。
 そう言おうとして。

『……俺が背負って送ろうか?』

「……」

 これは、親切なのだろうか。
 それともそう思わせるための、罠。

 いずれにしても、汗が気になる独り。
 首は立てには振らない、決して。
 ただ、視線は向けたまま――睨みつけるほどではないが。

『いや、そういう訳じゃないんです、ごめんなさい。』

「……」

 何だろう、これは。
 この青年、何だか。



 ――苛つく。

「……」

 淡白な表情で、魚を手にする青年に寄り。
 魚をひったくろうとする。
256 :【互信光臨】 @wiki [sage]:2011/08/05(金) 01:26:31.38 ID:noNkqRmn0
>>240>>249
灯火「無抵抗の男を無意味に蹴り付けといて言える義理かよォォオオオッ!!!」
怜火『待てッ、灯火、人質の確保を優先だ』
灯火「そんな事してたらッ……ーーー」

怜火『タイムアップだよ』

ーーー……追おうとするのを、怜火が叫び止める、タイムアップ
二人の変身のリミットが切れたのだ、漆黒の制服の色は、風に乗り散り行く灰が如く
失って行き、マフラーも霧の様に消失する
灯火は、舌打ちをし、人質を確保すべく側に寄りハンカチ等で
鮮血の湧き出る人質の片目を塞ぐ、よほど昏睡してるのだろう、痛みを直に感じて無いだけ
奇跡だろうか

怜火『(にしても、無抵抗なのは事実、か、単純に攻撃手段が無いか、遊んでやがるか)』
怜火『(どちらにせよ、人質さえ確保したら、もう一人の青年に任せるしか……)』

灯火「……ーーーもっかい、もっかい、変身しよッ……? 今、許せないんだッ……」

灯火「私、自身がッッ!!」
怜火『気持ちは解るが。待て』

現時点戦っている青年は能力者、一対一でも対処は可能な筈、否
寧ろ其の方がやりやすいケースも有る、少なくとも人質を確保して居た方が良い
此以上は、リスクが大きいのだから
257 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/05(金) 01:28:03.13 ID:ShrVkVKe0
>>250

【世界は思った以上に狭い、これは青年も思ったことだった。】
【偶然港で出会い、真っ直ぐな道を数キロ歩いただけの仲だが、その女性が自分の友人の家族だったとは。】

…爛…さん、強かったですよ。かなり。
…でも、復帰した身とはいえ、白さんも、強いですよね。
…間違いなく。

…自分の目が狂ってないとすると、元気でしたね。
…「少しだけ」遊具で遊んでたら、自分を鬼神流の使い手だと見て、手合わせを申し込むんですから…。

【青年の言う「少しだけ」とは、遊具の各々の頂点を跳び回る、青年曰く「点跳」という訓練。】
【どうみても、あれは「少しだけ」「遊んで」等いなかった。】

…ですね、…俺はこっちの道を行きますんで。
…そういえば、この道を真っ直ぐ行くと、安い宿がありましたよ。
…案内は、此処らへんまでで良いですかね?

【確かに、時間はもう深夜。 まだ繁華街は人がいる状態だが、確実に数は減っている。】
【そして、青年は十字路の右側を指差す。 安いアパートだ。】
【青年はそう言ったが、もし女性がまだ案内を頼むというなら、快諾して宿までの道を歩くだろう。】
258 :【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 01:30:00.33 ID:ls90xgy+o
>>254
「…それが呼びやすいと仰るのなら、構いませんが。一人旅は気楽でたのしーですからっ」

「そうですね、僕も嬉しいですっ」

心底嬉しそうに笑みを浮かべながら頷く少年
流石に目の前に氷の槍があるのは邪魔に思ったか、ひょいと押して倒すと、後は自然蒸発に任せる

「一貴さんですか。D.O.T.A.―――って、あの正義の?」

目上の相手をいきなり呼び捨てと言うのは問題があるが、少年自身はそれを気にせず
――と言うよりも、他の事に興味が向いていた

「せ、正義の味方さんっ。しかもそのリーダーなんですか!」

幾らか感心した様に声を上げ、目を輝かす少年であるが
しかしD.O.T.A.に対するその認識は少し間違っている様な気がしなくもない
259 :【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 01:32:02.43 ID:ls90xgy+o
>>258
/呼び捨て→下の名前で呼ぶ
260 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/08/05(金) 01:34:02.51 ID:KKFtVqNE0
>>255
「いや、別に他意はないよ?ただ大変そうだなー、って思っただけでさ?」

困った時こそ助け合いっていうでしょ?と
その態度が気に食わないのも露知らず、ただ迷信を信じ、それとは別に凄く気まずいこの空気をなくす為に、ついでにいうと一人より二人の方が安堵感があるから。
まあ全部自分の為で、親切心何てこれっぽっちもないのだが、そんなの悟られなければいいのだ。

――しかしまた睨みつけられている。何だ?今度は俺は何かしてしまったのか?

「ってちょ、まっ――」

いきなり近寄られ、知らずのうちに警戒。
しかしこげた魚を取られるとは思っておらず、それは簡単に取られてしまう。
その行動に疑問を浮かべつつ

「それ、まさか食べるつもりじゃないよな?」

何だこの女性、分からない、それ故に――怖い。
261 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 01:35:53.93 ID:LVTsxT5IO
>>257

「…どうだろうな…」

「……まあ、あいつよりは強いさ。あいつには負けたことはない。」

【しかし、それが青年より強いと言うことの証明にはなっていない。】
【むしろ自分は数年現場を離れていたため、弱い可能性の方が高かった。】

「…。」

「え…?遊具で…?……君がか…?」

【何か勘違いをしている。妙なところで抜けている女。】

「ん…そうか。」

「ああ分かった。案内も大丈夫。…いろいろすまないな。ありがとう。」

【ペコっと頭を下げる。】
【流石にこの距離で宿屋までは迷わないだろう…迷わない…はずだ。】
【それからもう一度別れの言葉を投げかけ、彼女は踵を返した。】
【このまま何もなかったら、やがて雑踏にその姿を消すだろう。】

262 :【氷雅皇帝】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 01:36:42.87 ID:1QiC3cJ5o
>>258

「お坊ちゃんなんで一人旅してんだよ、世界一周か?」

嬉しげな笑みを浮かべる少年を見て微笑みながら訊ねる。
その年で一人旅なんて大体は訳ありなんだろう、と思いつつ。


「そうだぜ、俺様は正義の味方ってヤツだ。ぎゃはは、悪人みつけたら通報しろよォ」

「リーダーって言っても今は本部を適当に任せて別の支部で仕事してるけどよ、ぎゃは」


目を輝かす少年からの視線に少々気恥ずかしい思いをしつつも、正義の味方と認識されるのは嬉しい。
自分が正義と信じてやまないのだから、他人に肯定されれば嬉しすぎて堪らないものである。
263 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 01:36:44.43 ID:uyeYKH7l0
>>249
何か、俺の扱いひどくね?

【薄い笑いを浮かべながらそんな事を言う】
【相手の覇気に飲まれるどころか、その覇気を感じてすらいないような態度】

【相手が、手袋のような物を嵌めるのをみて、何か細工があると考える】

あぁ?別にいいが………

【ニィッ、と笑いながら、両手を構える】
【そして、相手が自らの拳、腕の射程範囲内に入った瞬間】

それは、そっちにもその覚悟があるって事で、OK?

【ドンッ………鈍い射出音と共に、"安心感"と"敵対心"を自分の左腕の肘から、後ろに向けて撃ちだす】
【相手と同じ青年の左ストレートは、速度と威力が倍増され、衝撃も増えている】
【狙いは相手と同じ、顔】
【その威力はもちろん相手が上だが、速度面ではどうなるだろうか…?】
264 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 01:38:17.91 ID:uyeYKH7l0
>>256
【二人組の変身が解けるのを見ると】
【何か、時間制限かエネルギーのような物があるのだろうと考える】
【そして、人質を処置する様子を一瞥すると】
【すぐに目の前の>>249に意識を集中させた】

【どうやら、邪魔はしない…いや、出来ないようだ】
265 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/05(金) 01:43:56.61 ID:aImANY500
>>260

『それ、まさか食べるつもりじゃないよな?』

「――。」

 独りは、喋らない。
 ただし、目で――“わかるでしょ?”とでも言わんばかりの。一瞥。

「――」

――。

 小さな口、細い唇、皎い、歯。
 良く、そう、とても良く焼けた魚の肉を、削ぎ取る歯。

 口の中に、魚の肉――否、肉だったものが飛び込んでくる。
 まず、舌が逃げた。
 当たり前だ、旨いはずがないのだから。

 苦い。
 思わず、噎せ返してしまうような。

 吐き出してしまいたかった。
 ただ、何でだろう。
 青年に、八つ当たりをしたかったのか。

 こうして、憂さを晴らしているようにも思えた。
 気が付けば、自棄になって半分ほどを胃に落としていた。
 迷信ではあるが――癌にならなければ良いが。

「――さあ、食べた、わ……食べ、ましたよ?」

「私に食べさせて、どうするつもり。だったのですか?」

 青年に訊ねる。
 苛ついた、ただそれだけで、青年を責める。

 ――短絡的な行動だ。
266 :【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣 [sagesaga]:2011/08/05(金) 01:45:20.82 ID:ShrVkVKe0
>>261

…とりあえず、近いうちに手合わせ願いますよ。 白さん…。

【少女よりも強い。 その言葉は、青年の士気を高めるのに十分だった。】
【そう勝手に言って、また特訓でもしようかなと思う青年だった。】

…まぁ、ちょっと遊具の上を「跳ねてた」だけですよ。

【また誤解されそうなことを言う。 跳ねてたって、別の意味で捉えられるかもしれないだろうが。】
【誤解に誤解を重ねそうだ。】

…あ、それじゃあ。また…。

【もう案内は不要らしく…といっても何か不安だが…しかし本人が言っているのだ。】
【そう勝手に解決して、右に曲がる。】
【青年と女性の手合わせは、いつになるのだろうか。 青年は、心を昂ぶらせるのだった。】

/絡み乙でしたッ!
267 :【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 01:47:14.86 ID:ls90xgy+o
>>262
「ふふ、よくぞ聞いて下さいました! 一人前の吟遊詩人になるため、僕は各地を回って詩の題材を求めているのです!」

相手の問いに対し、自信満々――端的に言えばウザい位のテンションで言い張る少年
話に脈絡が無い為、唐突に何の話をしているのかとぶん殴られても文句は言えないが、しかしその表情は底抜けに明るい

「そうなんですか! やはり日々悪人さんと戦ってらっしゃるのですか?」

子供らしい純粋さで、好奇心の赴くままに質問を続ける

「僕も、正義になれるかなぁ…」

ふと思いついた様にぽつりと呟かれたその言葉が相手に届くか定かでないが
しかし唐突に思い浮かんでしまったのだ、そんな疑問が
268 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 01:47:16.64 ID:LVTsxT5IO
>>266
おつです!
楽しかったです!!
269 :【氷雅皇帝】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 01:58:13.24 ID:1QiC3cJ5o
>>267

「達観した趣味もってんなぁ、吟遊詩人ねぇ……まぁ、頑張りな」

唐突なテンションの上がり様に少し引いたが、直ぐに優しい笑み。
面白いガキだ、と思いつつ確りと人間観察は静かに行っていた。

どうやら嘘をついている節も無い――――真っ直ぐで善人といったところか。


「そりゃそれが仕事で俺様の生き甲斐だからなァ……悪人は見つけたらとっちめるぜ、ぎゃはは」


とっちめる。柔らかい表現ではあるが実の所は―――殺す。
悪に対しては慈悲の欠片も無い。改心の余地を与えない。一秒でも早くこの世から抹殺する。

それが青年の正義であるが。それを知れば少年はどう思うのか。


「さぁな、それを知ってるのは未来のお坊ちゃんだわ。俺様にはわかんねぇよ、ぎゃはは」

「悪が嫌いで嫌いで仕方ない人間なんだ、俺様は。だからこうやって悪を淘汰しようとしている。それが俺様の信念でよー」

「お坊ちゃんが世間一般で言う悪党、外道が嫌いって言うなら、なれんじゃね。大事なのは信念ってヤツよ、ぎゃはは」


ぷは、と煙を口と鼻から吐き出して水面を見つめ少年の呟きに答える。
どれもこれも受け売りであるが、既に自分のモノである。正義を目指すというなら―――全力で応援してやりたい、と思いつつ。
270 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/08/05(金) 01:59:13.24 ID:KKFtVqNE0
>>265
「えちょ、あの……。」

目の一瞥の意味は分かったのか、それ以上何もいわなかった。
正確にいうと、『言えなかった』なのだが。

この状況でなければその綺麗な歯を見て、少しは官能的な感情だとか、綺麗だなーくらいの感情が青年に浮かんだのかもしれないが。
この時の青年はそれはもう恐怖心だらけ、何が目的だ、だとかそんな考えでいっぱいで、そんな事を考える余裕もなく。
気づけば手を後ろに回して足を地面に擦りながら距離をとっていた。しかしあまり動けず、距離はそこまで開いていない。

「……え、いや、もも、目的何て……そんな物……。」
「冗談だったんです!そんな他意があった訳ではなく、もし怒らせるような事をこちらがいったのなら、謝ります!
いや今すぐ謝ります!ごめんなさい!本当にごめんなさい!」

表情をせわしなく変え、顔を振り、何度も頭を下げて必死に、それはもう必死に謝る。
これが人様の食事をとった罰なのか?もうやだよ、女性怖いよ……。
271 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/05(金) 02:07:07.77 ID:5VlHdshD0
>>256>>263
「覚悟? そんなもの既に出来てるに決まってるだろ」

そう言い返した瞬間、鈍い音と共に相手の拳が飛び込んでくる
そして次の瞬間、青年の左手は相手の顔面より僅か数cmで止まった

ゆっくりと後方へ倒れていく青年。不自然と思えるほど首は後ろにそれていた
そして地面に接触する直前に、青年の口から微かに声が洩れる

「まだ……終わってないからな」

そう言い終わった瞬間、青年の右手が僅かに動き、体よりも先に地面に触れて体が叩きつけられるのを防ぐ

「後は任せて下さい…、こいつは…絶対に…倒します…」

遥か後方に居る二人にそう言いながら、ゆっくりと立ち上がる
相手の左ストレートが直撃したせいだろうか、少しフラフラしている
だがその表情はさっきと変わらず、依然鋭いままだった
272 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/05(金) 02:10:15.94 ID:aImANY500
>>270

――ぺこぺこと、苛つく……。

 それが、本音。
 ただし、言わなかった。

 否。
 言えなかった。

 苦くて、泣きたかったから。

「――……美味しい食事を、どうも?」

 笑っていない表情。
 もともと、笑ってなどいなかったのであるが。

 今欲しいのは、安心。



 ではない。
 水だ。
 さっさと、この苦痛、そう、苦くて痛い、この感じを洗い流し飲み込んでしまいたかった。

「私は――こっちで寝、ますから……来ないで、くださいね?」

 苛つくから? 異性だから?
 否。

 苦くて泣いてしまいそうだから。
 実に単純で、愚かな理由であった。

 そう言い捨てると、止めさえしなければ、駆け足で藪へと消えることだろう。
273 :【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 02:12:32.03 ID:ls90xgy+o
>>269
「ありがとうございますっ。頑張って…また逢う事が有れば、一つお聞きくださいねっ」

相手の優しい笑みを見て嬉しい気持ちを一杯に抱き、少年の方も穏やかに笑った

「生き甲斐、ですか…格好いいです…」

羨望とも言うべき眼差しを向けながら、溜め息を吐く様に言葉を吐きだす
それは、自身が其処まで割り切れないだろう――と諦めての仕草である事が明らかであった

無論、相手の言う正義がどれだけ凄惨な物なのか、少年は知らない
例え知ったとしても、それを正義だと信じ込める男の生き方を、少年は素直に評価しただろう

「未来…悪を嫌い…信念…」

ぽつりぽつりと相手の言った言葉を口に出して見ながら、考え込む少年
暫しの逡巡の後、どこか納得した様な笑顔を見せた

「まだ、分かりませんけど…でもこんな僕でも正義になれたら良いなって思いますっ」

それは、余りにも漠然とした正義への憧れに過ぎない
それでも今がこうだとしても、それを成長させるのは少年自身に他ならないのだが

「じゃあ、そろそろ僕は帰りますね。一貴さん、良いお話を有難うございましたっ!」

ひょいと腰を上げると男の方を向き直り、深く一礼
笑みを浮かべながら手を振り、そのまま夜の街へと歩き出して行った
274 :【氷雅皇帝】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 02:21:09.54 ID:1QiC3cJ5o
>>273

「そうだぜ、俺様は最高に格好いい、ぎゃはは」

断言。絶対的な自信から来る言葉。青年にとって正義とは絶対的なものであるから。
だから格好悪いはずもない。何よりも、少なくとも悪なんかより確実に格好いい。


「おう、なんかあったら本部まで駆け込めよ。俺様の名前出したら対応はえーぜ、ぎゃは」


手を軽く振りながら歩き出した少年を見送る。たまにはこういうのもいいな、と思いながら。
少年の姿が見えなくなった後、ゆっくりとビニール袋を持って立ち上がる。

目線の先には、対岸のダンボールハウスに近づく二人組の青年達。
間違い無く、ホームレス狩りだろう――――嗚呼、正義に休日は無いんだ。


「ぎゃははは―――――♪」


翌朝。氷像が複数川底に沈んでいるのを発見されたとか。


/絡み乙だよー
275 :【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki [sage]:2011/08/05(金) 02:21:58.98 ID:ls90xgy+o
>>274
/乙でしたっ!
276 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/08/05(金) 02:22:54.48 ID:KKFtVqNE0
>>272
「どど、どういたしまして……。」

無表情。どうみても言葉とあっていない。しかし元から無表情だったし気にしなくていいんじゃないだろうか。
――いや、絶対何か思ってる。いやでも俺悪くないよな?あれ?でも謝った方がいいかな?


「あ、足大丈夫なら……いいけど。」

このまま次きたら死体っぽいのがありましたー、だとか、そんなんないよな?
……流石にそれは気分が悪いって。

追うこともできず、追えるとしても恐らく追わず、呆然としたまま、駆け足でさっていく少女の後姿を、ただ見ることしかできなかった。

――この臆病っぷり、なおらないんだから仕方ないじゃないか。
277 :【互信光臨】 @wiki [sage]:2011/08/05(金) 02:24:31.39 ID:noNkqRmn0
>>264>>271
怜火『あァ……』

>>271での青年が、よろめきながら放つ発言、怜火は頷き返事するも
単純に信じるしかない、信じる……ーーー今まで、己達が一番に信じてきた事、其れは
己自身以外ならば、相棒で有る彼女達
怜火との反応の裏腹、灯火は前に出る

怜火『灯火……もっかい変身して、倒しきれなかったら、多分、人質を保護しきれない』
怜火『其れに、単発火力で攻める私らにゃ、たぶん、共同戦線には向かないからな』

灯火「私はッ、このまんまじゃ、終われない……無能力のままでも、私は行くよ」
怜火『………ーーー』

あくまでも、灯火は向かう様だ、傍観する方が利口なのかも知れないが、其れを許さない自分が居る
見せかけであろうがヒーローになる前は力を無い
其れを言い訳に、明確な悪に立ち向かえて居ない自分が大嫌いであった
怜火は……ーーー

怜火『なら、人質は任せな  信じてるからよ相棒 』
灯火「……ありがと、それでこそ、私の相棒♪」

其の気持ちを一番よく知っている、二人は似た者同士なのだから……ーーー怜火と灯火は指輪を掲げ出す
278 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/05(金) 02:26:30.00 ID:aImANY500
>>276

「くっ……後味の悪い……」

 本当に悪い。
 きっと苦味。

 青年が追うこともなく、藪の向こう。
 野営をしようか。
 いや、少しでも進んで、抜けよう。

 そう考えていて――。

――。

 暗がりにもう一度足を取られる。
 今日は歩かない方がいいのではなかろうか。

「……明かり?」

 不幸中の幸いだろうか。
 落ちたところから、街の明かりが仄かに見えたのだ。

 独りは、光を求め。
 歩き始めた。



 道中。
 もう一度、足場を踏み外したという。


おつでした
青年、ごめんなあい……
279 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 02:33:49.74 ID:uyeYKH7l0
>>271
あぶ………やられたかと思った………

【ふぅー、と長いため息をつく】
【殴られれば何か起こると考えていたので、それなりに冷や汗モノの、賭けであった】
【自分の数センチ、もし数秒遅れていたら直撃していた距離】
【そんな距離まで相手の拳が迫ってくれば、もう駄目かと思うのも当然だ】

【とはいえ、青年はもう残弾全て撃ちつくし】
【今はただの無能力者、相手に触れる事が出来れば少しは変わるかもしれないが】
【手袋の効果が分からない以上、接近戦もいいとは思えない】

【相手がフラフラで、接近戦の動きが鈍くなっている事を祈りつつ】
【防御ではなく、回避体勢を整えた】
【逃げる気配は無い】

>>277
………

【チラッと視界の隅に映ったのは、まさに友情を誓い合っている二人組】
【そういえば変身解除の後に、インターバルはあるのだろうか…】
【とかちょっと不安に思いながら】
【やはり、近くに居る>>271に意識を集中せざるを得なかった】

…だから2対1って卑怯だろぉ!?

【が、その怒りは爆発させなければすまなかったようだ】
280 :【夜扈皇属】《ヴァンパイア》 [saga]:2011/08/05(金) 02:36:06.62 ID:KKFtVqNE0
>>278
お疲れ様でした!
きにしとらんですよ、楽しかったとです、またロールしてくださいな
281 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/05(金) 02:57:16.80 ID:5VlHdshD0
>>227
自分の背後から二人の会話が聞こえ、それが終わった時、青年は微かに笑った
それは嘲笑の類いではなく、ただ純粋に二人の絆に対しての敬意のようなものだった

「あの人達こそ“ヒーロー”の名に相応しい…」
「出来れば自分もああなりたいもんだ…」

そう言うとゆっくりと右腕を上へ掲げ、相手へ一言告げる

>>279
「でもその前にお前を倒してからじゃないと話にならない…」
「どうせお前は、今度の攻撃はよけようとでも思ってるだろ…?」
「ならこれでどうだ!!」

その直後、青年は上に掲げた拳を勢いよく降り下げ地面に叩きつける
次の瞬間、青年を中心に隕石でも落ちたかのようなクレーターが生まれ
中心から亀裂が入り、地面が陥没し始めた

282 :【互信光臨】 @wiki [sage]:2011/08/05(金) 03:22:38.27 ID:noNkqRmn0
>>279>>281
灯火「ま……ーーー其れは自業自得かな、私らの目が黒い内は、テメェ等みたいな奴を許さない」

怜火『別に私らは真剣勝負をやりに来てんじゃない、潔く罪を認めないテメーにふさわしい罰を与えに来てんだよ』
灯火「逃げるなら今の内だよ、今はちょっと機嫌が悪いからね……」

怜火・灯火「『ーーーDouble Judement』」

指は電撃が走る様な烈火の尾を帯びて、彼女達を包み、そして……ーーー漆黒の制服に
二人の色別の、スカーフが風に靡く
>>281の地割れに寄り、コンクリが幾つか盛り上がるが、灯火が、身体能力を活かした
身軽な動きで瓦礫の合間合間を縫う様に突き進む

灯火「見知らぬヒーローさんッ!最後まで戦い抜かんとする其の正義心!心から尊敬するよッ!」

ほとんどの活躍では、現時点>>281の青年が称えるにふさわしく、また其の心意気を灯火は
向かいながら声を張り上げ告げた、左腕に青い炎を、右腕に紅い炎を纏い
先に左腕を前に掲げ、敵たる相手に牽制の火球として放つ

灯火「覚悟ォォォオオオッ!!!」

其の合間に、直進、ひたすらに直進、ただ此の怒りを脚に込めて蹴り付けたい一心に
283 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 03:32:57.75 ID:uyeYKH7l0
>>281
確かに避けようと思っている
それが分かるとは…やはり天才か

【やっぱりこの青年はバカだった】
【少し間を空ければこの調子である】

【相手がなんと素手で地面に亀裂を入れるのを見ると】

は…!?

【驚きに口を開ける】

>>282
ひでえ!お前ら、何も殺す気でこなくともっ!

【泣きそうな目でそう訴える】

【また変身したのをみると、ハァとため息をつく】
【そして、地割れがこちらに近づいてくるのを見ると】

フッ、使わざるを得ないようだな、秘策…

【ぐっと足に力を入れると青年は】

【三人と地割れに背を向け、思い切り走り始めた】
【逃走……秘策、逃走である】
【めっちゃくちゃ頑張って走っている】

【だが速度は常人】
【スタミナも常人並だろう】
284 :四次元袋 @wiki [saga sage]:2011/08/05(金) 03:59:56.49 ID:5VlHdshD0
>>282
「私もあなた達の勇気と使命感に敬意を表しますよ!」

たとえ限界が来ても自ら危険に飛び込んでまで使命を果たそうとするその姿
それを目の当たりにして浮かんだ思いを、向こう負けないくらいの声で返し
今まさに火球を放たんとしている彼女に向けて親指を出した拳を差し出す

>>283
「まったく…あいつにはプライドが無いのか…?」

まさかの逃走に怒りを通り越して呆れすら出てくる
だが依然怒りのほうが勝っており、空気砲を再度装着して相手の背中に向ける

「逃げられると思ったか?この卑怯者」

そう言い終わった直後、空気彈が相手目掛けて一直線に飛び立った
285 :【互信光臨】 [sage]:2011/08/05(金) 04:26:16.10 ID:noNkqRmn0
>>283>>284
灯火「へっ、それじゃ、ご希望通りにッ!!逃がすかよォッッ!!!」

怜火『あ、怜火、そっちはッ……!』

丁度、相手の背中を“真正面”から追い上げる形に、右腕の紅い炎の拳を打ち出そうとして
怜火は、あ、っと声をあげて注意を促す、あまりに地が不安定な為もあったのか
迅速な対応も間に合わない……ーーーそう
>>284で放たれた空気砲の射線内に灯火が介入する形になってしまったのである、有る種珍しい
事故だ、敵を追おうとする形で背中にモロに空気砲を浴びてしまう灯火、痛烈な一撃

灯火「うぼらばァッッッ……!!!?」

怜火『ぁー………』
灯火「」 ぴく ぴく
怜火『……追いつけねェかな、こりゃ』
怜火『(ぁー、こう言う事なるからって踏まえて、止めてたんだが……ホントになるとは)』

エビ反りに背中を押さえ倒れ伏せる灯火、人質を確保して居る怜火は動ける筈も無く
今や実質追えるのは、青年だけだが、今青年を見失ってしまった場合、人質の負っている
怪我を放置してしまう形になるのだ
何というハプニング、何かごめんなさい
286 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 04:34:41.76 ID:uyeYKH7l0
>>284
お前のその、見えない何かは直線的!
銃口さえ見ていればそんな物、回避は容易いッ!

【走りながら後ろを振り向きそう叫ぶ】
【そう…なのだろうか?】
【相手の銃口を確認すると、すぐに回避を…】

>>285
…………………え?

【空気砲を構える男を遮るように入ってきたのは、二人組の片方】
【そして…見えない弾の軌道が直線という予想が当たっていたようで】
【間に入ってきた相手に、見えない弾が当たったようだ】

………

【数秒、走るペースが遅くなり】
【驚きに口を小さく開けるが】

(…ハッ、これはチャンス!)

【ダッ!とダッシュ、逃走を図る】
【だがやはり速度は並】
287 :【互信光臨】 [sage]:2011/08/05(金) 05:26:05.79 ID:noNkqRmn0
>>286
怜火『ぁーぁ……おかげで、変身………切れた、か』
怜火『……つ……かれ……t』

灯火・怜火『「………ーーーzzZZ」』

そう二回目の変身は彼女たちの体に負担が掛かる為に、かなりの疲労が伸し掛かるのだ
怜火も灯火の気絶により、そのまま体を横に傾けさせ、地に倒れ伏せる
結局二人の方は追う事は為せずーーー……あがるは静かな寝息
嵐の後の静けさとやらか、静寂に包まれる健やかな寝息は、心地よさげに辺りに
響き、今宵の睡眠場と成ったのであった
元々は人質の確保が目的故に、一つの達成感が安堵を生んだのも有るだろう
>>【四次元袋】たる青年が告げていた様に、人質の体は修復されると信じて

なかなか醒めぬ深い眠りに、二人にとっての勝利の祝福とばかり、朝陽が煌めき輝いた。


/無理矢理な締め&四次元さん返信待てず、ご免なさい、此以上引き延ばしするのもアレなんで……
/そして乙と絡み感謝、Wが不慣れで見苦しい点ばかりで含め遅駄レスなど、済みませんでした
/そしておやすみなさい……
288 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 10:26:25.25 ID:LVTsxT5IO
【大通り】
【午前中で人通りが多いそこに、一人の人物がいた。】

「…放浪二日目…」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

「さて…どうするかな…」

【この地に来たのはつい昨日である。彼女にとっては右も左も分からない。】
【ゆえに行く当てなんぞ決められるはずがなかった。】
【どういう土地が、どういった場所にあるのかまるで分からないのだ。】

【しかも当人が物凄い方向音痴と来ている。分かっても行けない。】
【取り敢えず、と何気なくポケットに手を入れる。軽食でも買おうかと思っていたら…】

「……」

「…あれ…?」

【財布落とした(;^ω^)】
289 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/08/05(金) 10:39:03.99 ID:hNw/0tLh0
>>288
/まだいらっしゃいますか
290 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 10:39:32.59 ID:LVTsxT5IO
>>289
/おります!
291 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/08/05(金) 10:44:25.96 ID:hNw/0tLh0
>>288

【その後ろの辺りを人ごみにまぎれて歩く、普通の青年】
【黒目黒髪と、目立った特徴もないし、大した持ち物もない】
【ただ、まぁ普通よりほんの少しだけ美男子な青年だった】

……ん??

【ふと、目の前の女性が財布を落とす】
【なんとなしにそれを拾うと】
【素早い足取りで女性に近づき】

ちょっと、おとしましたよ??

【と、短かく声をかけて呼び止める】
292 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 10:52:52.32 ID:LVTsxT5IO
>>291

【辺りは季節的にも結構暑いのだが、しかし女は涼しげであり、汗一つかいていなかった。】
【もっとも、今は冷や汗をかきそうになっているのだが…来た瞬間に無一文になるとはこれ如何に】

「ん…?」

「あ、…」

「…ああ。すまん。…落としてたのか……」

【取り敢えずと、視線を下げていると声をかけられる。】
【振り返ればそこには一人の青年だ。特に特徴もない普通な彼だが、】
【しかし、彼女はレンズの奥の瞳を一瞬だけ光らせ、訝しげに細めた。】

「………」

「…人間かな…?」

【財布を受け取る。いやあ助かった。女の全財産である。】
【これが無かったら宿にも止まれないし、食事もできない。】

【ポケットに戻し、暫く相手を観察した。】
【そして、一つの質問を投げかける。ここだけ聞くと冗談のようだが、女は至って真面目だ。】
293 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/08/05(金) 10:56:17.97 ID:hNw/0tLh0
>>292

いや、別にいいよ

【礼を言われると照れ臭そうに言う】
【ここまでを見ても、一般人にしか見えないはずだ】
【が、次の言葉を聞いた瞬間】
【その雰囲気が変わった】

……人間だよ
今は、ね

【すぐに元の雰囲気に戻る】
【ごく普通の人間の雰囲気に】
294 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 11:03:03.91 ID:LVTsxT5IO
>>293

「…これが無かったら大変なことになるところだった。」

【本心である。蓄えを一気に無くすことになるのだ。】
【このままだと路頭に迷うことになってしまうところだった。】
【今度は落とさないように、とポケットのより深いところにしまう。】

「…そうか…」

「……元はヒトじゃないと…へぇ……驚いた…」

【やはり。予感は当たっていた。】
【相手の雰囲気がごく短い間だけ変わったところからも、】
【それが事実であることを示唆しているように思える。】
295 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/08/05(金) 11:14:34.38 ID:hNw/0tLh0
>>294

はは、それは危なかったんだね

【そう言って笑う】
【いやみではなく、純粋に思った事を言っているのだ】

まぁ、今は完全な人だよ

【微笑みながら言う】
【しかし、よく考えれば今でも完全な人ではない】
【半分だけが人間で、後が天使見たいなものだ】
296 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 11:22:36.31 ID:LVTsxT5IO
>>295

「旅をしてるからな……これが無くなったら、宿に止まることができなくなる。」

【若干乱れた神を整え、女は言う。しかし昨日会った青年といい彼といい、この国にはなかなか親切な人が多いようだ。】
【あまり優しさを知らない彼女にとって、それは何にも変え難い物になる。】

「……前はなんだったんだ…?」

【軽く首をかしげ問い掛ける。「今は」と言う言葉が気になっていた。】
【相手が人間で無いことを認めた証拠だ。それなら、一体何者だったのか聞きたくなるのは世の常だろう。】
297 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/08/05(金) 11:25:58.86 ID:hNw/0tLh0
>>296

野宿になったら困るよね
やった事があるけどあれは辛いよ

【やった事があるらしい】
【苦笑いをしていた】

前か……
知りたいかい??

【また、ほんの一瞬だが、青年の雰囲気が変わる】
【姿はアルビノに変わり、背中からは白い翼が生える】
【わずかな間だけだったが】
298 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 11:34:12.06 ID:LVTsxT5IO
>>297

「…だらうな。やろうとは思わん。」

【特にこの季節は蚊やムカデなど害虫も多そうだ。しかもこの人は女ときている。いろいろとまずい気がした。】

「っ!…」

「……なるほど…天使か神か……ヒトよりも高位な存在なのかな…?」

【青年の皮膚の色が変わる…いや、色素が「抜ける」と言った方が適切か。】
【澄んだような白い肌と、同時に背中に生えた一対の翼を見つめた。】
【ごく短い間だったが、女のレンズの奥の瞳はしっかりとそれを捉えている。】

【そして、紡ぐ言葉は半分確信に満ちており、質問と言うよりは「確かめ」の意図の方が強かった。】
【白い翼と白い姿…無論女は今までで天使や悪魔、果ては神と言ったような存在に会ったことはない。】
【しかし、何故だか青年が何なのか、推測することができていた。】
【相手の雰囲気に飲まれているといったところだろうか。】
299 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 11:34:49.47 ID:LVTsxT5IO
「…だろうな。…やろうとは思わん」

でしたorz
300 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/08/05(金) 11:37:56.21 ID:hNw/0tLh0
>>298

天使だよ、一応はね

【一応と言っている辺り、今は天使ではないのか】
【と言うより、意思だけが天使の様なものだろう】

高位ねぇ......
神様って言うのも意外と人間臭い人だけど

【正座をさせられて、何時間も説教を聞いたのを思い出す】
【思わず身震いしてしまう青年であった】
【それっぽい雰囲気を全然持っていない、天使としてもかなり異質な青年であった】
【性格的にもだが】
301 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 11:46:43.94 ID:LVTsxT5IO
>>300

「天使か…本当にいるとは思わなかったな。」

【何となく青年に対する見る目が変わる。人間として、つまり自分と同等の生き物としての視線から、】
【一歩下がった様な感じで相手を見つめていた。】

「やっぱり神様というのも存在しているのか。」

「まあでも…だからと言って祈ろうとは思わんな。こんなことを言うとバチが当たるかもしれんが…」

【どこか楽しそうに笑う女。あまり表情の起伏にとんでいない彼女にとっては珍しい。】
【元天使と会ってテンションが上がってるのかもしれない。】

「……ああ、時間を取らせたな…ついつい話し込んだ…」

「財布ありがとう。…それじゃあこの辺で…」

「神様にもよろしく頼む。」

【そんなことを言いながら、踵を返す女。】
【このまま何もなかったら、やがてどこかに雑踏に消えるだろう。】
302 :【聖翼聖弓】@Wiki [sage]:2011/08/05(金) 11:50:41.17 ID:hNw/0tLh0
>>301

居るもんだよ、意外と何でも

【有る筈がない事や、居るはずがない者】
【そんな物が、世の中にはあるのだ】

別に祈るかいのらないかなんて自由だよ
あの人だし

【あの人、の顔を思い浮かべながら】
【踵を返す女性を見て】

僕はタブリスって言うんだ
覚えておいてくれよ

【名乗ることだけをすると】
【自分もまた、人ごみの中に消えていく】
【どこか、満足げな表情で】

/絡み乙でした
303 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 11:51:17.84 ID:LVTsxT5IO
>>302
/乙でした!
304 :【蟇弧護法】 [saga]:2011/08/05(金) 14:00:17.45 ID:xJ+OUOz80
【街の中の公園 (昼)】

「せいっ、せいっ、せいっ」(雨でもしなくちゃいけないか)
【ポツポツよ雨が降り始める中、一人の青年が公園にいた】
【容姿は…黒いレインコートを着ている為確認は困難だろう、青年らしき人影はこんな雨の中、拳法の型打ちをしていた】

「せいっ、せいっ」(まぁ雨の音で掛け声や足踏みはだいぶ無くなってるか)
【雨が本格的に降り始めている時、怪しい黒い人影は公園で同じ動作を繰り返していた】

/殺し合いの場合、危険になると逃げる可能性があるのでご了承を
305 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 15:07:34.51 ID:xJ+OUOz80
>>304
再募集
306 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 15:32:12.19 ID:Qa6CtaEx0
>>304
「わー!雨なんだよ!」

【雨ではしゃぐチビッ子が一人、人気のない道で踊っていた】
【この際、何踊りなのかは言及しないでおこうと思う】

「雨は珍しいんだよ」

【子供特有のキャッキャした声で騒いでいるが周りに人が居ないので何も言われない】
【そんなところで女の子みたいな見た目の彼は公園に不審者を発見する】
【それは一度どころではなく会ったことのある人物なのだが、その恰好のせいでその人物だとは気付かない】

「ああー!!ふ、不審者なんだよ!!近づいたら連れ去られるんだよ!!」

【と、叫んでいるのだが、何故かその不審者に向けて歩き出すのであった】
【何がしたいんだこの子】
307 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 15:38:44.25 ID:xJ+OUOz80
>>306
【じょじょに気温が下がっていく中、一人の少年が寄ってきた】
【青年の知り合いだが、この格好では他人のように見えるだろう】

「何をしているんだい、こんな雨なんだし帰った方がいいよ」(まぁばれたら事情説明するか)
【型打ちを続けながら、この悪魔に注意を入れてみる】
【レインコートで顔も見づらく、声も少々低め、判るだろうか?】
308 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 15:42:48.56 ID:Qa6CtaEx0
>>307
「不審者さんはなにしてるのー?」

【そんなことが聞きたいだけで不審者に近づくなこのバカチン】
【本当に連れ去られたらどうするんだ】

「って、不審者は痴漢だったんだよ!!」

【この発言が誰かに聞かれればとんでもないことだが、幸い(?)今は雨】
【辺りに人影は見えない。というかこの青年があの青年だと気付いた。勘がいいのかなんなのか】
309 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 15:47:58.56 ID:xJ+OUOz80
>>308
「そんな簡単に他人を不審者呼ばわりしたら駄目だと思うけど」
【適当に説教を入れつつ、型打ちを続けるが案の定ばれる】

「…はぁ、今お兄さんはある男に狙われているから長利 繁として接してくれないかい?」(なんでばれたんだ?)
【動作をやめて、相手に振り返りため息をつく青年、こういう性格の子にはどう説明したらいいのやら】
【とりあえずいきなり本題を説明する】
310 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 15:56:09.01 ID:Qa6CtaEx0
>>309
「だって顔隠してたら不審者なんだよ」

【それなら結構な人数が不審者だと思うのだが】
【彼の中では不審者か否かの境界線が緩い、というか普通だろうが不審だろうがあまり関係ないのかもしれない】

「長利 繁ぅ?でも結局は痴漢って呼ぶからいいんだよ」

【なんでばれたか、それはきっと彼が悪魔だから…なのかもしれない】

「ていうか痴漢は誰に狙われてるの?なにか悪いことしたの?ねぇ痴漢?」

【痴漢犯罪者みたいに聞こえるが断じて違う……はずである】
【そして彼はこの前「普通」と呼んでくれと言われていたのに、そんなことは忘れているようである】
311 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 16:01:59.71 ID:xJ+OUOz80
>>310
「いや、雨降ってるから自然と隠れているだけだから」
【とりあえずこの子を説得、教育というべきか? とりあえず誤解を解きかかる】

「…いいけど違う、とりあえず他人に自分の事を聞かれても内緒にしてくれないかい?」(やるだけやってみるか)
【とりあえず口封じを頼む、精神年齢が低い悪魔にこの頼みは通じるか】
【そして誰もが聞く狙われている情報、青年は顎に手を当てて】

「うーん…殺し屋に狙われているね、殺す場面を目撃しちゃったからこのように変装する羽目になったんだよ」
【青年は頭を絞り相手を納得させるような言い訳を作成、大体あっているはずだ】
312 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 16:10:54.98 ID:Qa6CtaEx0
>>311
「え?でもほら!僕は隠れてないんだよ!どういうことかな?」

【雨対策などしていない彼は頭から足までずぶ濡れである】
【当たり前だが服も濡れており、体にぴったり引っ付いている】

「わかった!でも痴漢のこと聞かれても教えられることなんてないんだよ…」

【何回か出会っているのだが、出会っただけであり、その素性は殆ど知らない】
【青年の方は彼が悪魔だと言うことと名前(の一部)を知っているのだが】

「殺し屋ってなんなのかな?怖い人間?」

【怖い人だよ。うん。やはり知識が乏しかった】

「そういえば僕もこの前いきなり襲われたんだよ!沢山の人間に撃たれたんだよ…」

【だからお城作っちゃった!と続けた。まるで訳が分からない】
313 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 16:19:38.17 ID:xJ+OUOz80
>>312
「…それはエミネム君が雨で濡れるのが苦じゃないから…か? というより傘を差すとかレインコートを着るとかしなさい」
【悪魔は風邪をひかないのか? という疑問を押さえつけてビシッと指摘する】
【対策をしてくれないと青年の目のやり場が非常に厳しい】

「まぁ最悪知ってるって言ってもいいよ、でも最初はどうでもいい顔で知らないって言っておいて」
【腕を組み思考のポーズ、現在青年はレインコートで服装はわからない、もし狙う者が少年に質問してもいい情報は集まらないだろうと言う考えだ】
【そして悪魔の話を聞き、彼も襲われたと聞く】

「んっ? エミネム君は何かしたせいで襲われたの? ついでに沢山の人間って…村の人々全員に襲われたとか?」
【首をかしげ疑問符を頭に浮かべる】
【彼はどこかの村の神聖な場所でロボットダンスでも踊ったのだろうか】
314 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 16:29:06.35 ID:Qa6CtaEx0
>>313
「傘は持ってないんだよ…それとレインコートってなに?」

【三億年も生きてきてそんなことも知らないとは】
【まあ、彼に長い付き合いと呼べる友人は一人もいないのだ】
【知識に乏しいのも仕方ないのかもしれない】

「わかった!教えてあげられることなんて痴漢っていう名前だけだもんね!」

【………なにも言うまい】

「何にもしてないんだよ!!本当だよ!森で踊ってただけなんだよ!」
「村?なんで村の人に襲われるの?」

【森という曖昧な場所指定だが、そんな場所で踊っても普通は襲われたりはしないだろう】
【熊とか野犬とかならばあり得るが】

「なんか…弓?かな?で撃たれたんだよ……折角作ったお城も壊されちゃったんだよ……」

【傷薬貰ったから許してあげたけど!らしい。完全にバカである】
315 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 16:35:40.30 ID:xJ+OUOz80
>>314
「うーん、レインコートは今自分が着ている…雨を弾く服…かな? 買ってあげようか?」
【唸ってレインコートを説明する、身近にある物ほど説明が難しいものだ】

「もうそれでいいよ…」
【…自らが選んだ道、躊躇いは無い…】

「んっ? …どんな格好に人だった? もしかして能力者だった?」
【踊っているとはいえ人間には見える、狩人の誤射と言う可能性は無し】
【お城を作った? という疑問を胸に封じ込めつつ、狂人の類か? と思考してみる】
316 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 16:47:11.23 ID:Qa6CtaEx0
>>315
「このツルツルしてる服のことか!え、買ってくれるの?」

【最後の買ってあげようか?に超反応し、瞳をキラキラ輝かせる悪魔】
【くれるモノは全て受け取る。それが未知の物ならば期待も高まる】

「じゃあ聞かれたらそう言っておくね!了解なんだよ!」

【これでこの青年が痴漢だという噂が広がらなければいいのだが…】

「えー?沢山いたからなぁ…えっと薬くれた人間は黒かったんだよ」

【一応、服が黒かった、ということである。まあ、中身も黒いが】

「多分能力者なんだよ!地面から人間がでたりしてたもん!土の中にいても平気な能力かも!」

【これで青年はぴんときたかもしれない】
317 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/05(金) 16:51:02.39 ID:p7ZpBcLoo
>>149
【腹を鳴らしながらも何故か起き上がってこない少女を視て、女性は思わず首を横に傾げて頭上にハテナマークを浮かばせたい気分であったが】
【なに、腹を空かせているのならばこれも何かの縁であるというものでもあるし、自分の食べる量が減るのは少し惜しかったが分け与えることなぞは容易である】
【女性はしゃがみ込みながらも右手をすっと伸ばして少女の背中へと持っていこうとし、持っていけたならば背中をぽんぽんと叩きながらこう言うだろう】

「もしもし、兎の肉で良ければ食べる?」

【独りで食べる食事よりもある程度の複数人で食べた方が何かと楽しいと言うのもある。退屈潰しには丁度良いだろうなどとも思考させていた】


/遅れながらも返しておきますー!レスはいつでもかまいませんのでっ
318 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 16:55:08.42 ID:xJ+OUOz80
>>316
「それぐらいなら買ってあげるよ、何色がいいかな?」(問題は…)
【高い買い物では無いのであっさりと買うことを決める】
【しかし、スーパーに一人の青年とびしょぬれの少女の姿をしたものが着たら店員はどういう反応をするのだろうか】

「あーうん、じゃあそれで」
【もし痴漢の話が広まっても青年の容姿はわからないからばれない…はず、はずだ】

【さて、ちょっとシリアスな襲った人間の情報、まず青年はその人間が黒いというのに少し眉をしかめ】
【さらに地面から人間、土の中、とういうワードで片眉をあげてピンと来る】

「もしかして、えーと…眼鏡をかけていて、君が言っていたように土から弓を持った土でできた兵隊を出す人の事かい?」
【青年は小さい脳みそをフルに使い、彼にもわかりやすい彼の特徴をあげた】
319 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 17:05:24.54 ID:Qa6CtaEx0
>>318
「うーん…青かなー…」

【ちょっと決めあぐねている様子である】
【青年と幼女のびしょ濡れの姿をしたものが入ってくれば店員は……さあ、わからない】

「じゃあそうするんだよ」

【おうむ返しかっ!】

【青年があげていく襲ってきた人の情報】
【それは確かに彼のおぼろげながらも覚えているあの人物の情報と大部分が一致する】

「そう!そうなんだよ!」
「地面から大砲だしてー…僕のお城を壊してたんだよ!でも傷薬くれたからいい人かも!」

【普通の人に対してはいい人かもしれないが…】
320 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 17:12:08.42 ID:xJ+OUOz80
>>319
「青か」
【その返答に頷きつつも頭に近くのスーパー・デパートの位置を描く】

「ふーむ…まぁ今度から人がいない場所で踊るのは控えた方がいいね、エミネム君の踊りを見たい人もいそうだし」(大砲まで使うのか)
【以外な人物?から歴史の先生の情報を入手、彼との関わりふぁ無いように先生については触れずに注意を出しておく】
【ないよりまし、今度からも知り合いなどに危険な能力者の情報を聞いてみようと思う】

「さて、そろそろレインコートを買いに行く?」
【レインコートの下に装着している小さなバッグのチャックを開けつつも移動の準備を始める】

/このまま買い物したと言うことで絡み乙にしますか? 自分はどちらでも
321 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 17:19:56.87 ID:Qa6CtaEx0
>>320
「あ、ちょっと待って欲しいんだよ!」

【個人的に黄色も捨てきれない彼なのであった】

「僕は誰かに見せるために踊ってるわけじゃないんだよ…見られて悪い気はしないけどさ…」

【彼が踊っているのは踊りが好きだから、というか踊ってないと死ぬから】
【つまり彼=踊りなのだ。彼は踊りそのもの】
【と、青年が先ほどの人物のことについての整理も終わったようで】

「行くんだよ!」

【元気に返事をして、いずれ歩き出すであろう青年について行く準備を始めるのであった】

/では絡み乙ということで!
/絡み乙でした!
322 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 17:21:58.18 ID:xJ+OUOz80
>>321
乙でした
323 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る [sage saga]:2011/08/05(金) 18:04:57.32 ID:EsDx51+Q0
【公園】

「師匠に見つかりませんように・・・」

【青いパーカーを被った少年がベンチに座り、コーラを飲んでいる】

「しかしまさか師匠がこの街に来るとは・・・」

【なんでこんな所に居るかというとロールしたいかr ゲフンゲフン】
【不殺同盟の人たちを巻き込む訳にはいかないからである】

「・・・師匠が戦うと辺り一面焼け野原になるからね」

【顔面蒼白になりながらそんなことを呟く、あの人の恐ろしさは少年が一番知っている】
324 :【水々妖刀】日本刀を召還、刀を水に変化させられる@wiki [sage]:2011/08/05(金) 19:44:39.99 ID:cy+Wcr6W0
【夏の夜の街を長い髪をなびかせ歩く一人の女性】
【彼女の名前は『ユリ』】
【そして能力の名前は『水々妖刀』 】
【極普通の彼女は極普通の能力をもち極普通の生活をしていました】
【でもただ一つ違っていたのは……】

「暑いわ……こういう日は家に帰ってビールと枝豆で一杯やってさっさと寝るに限るわね」
「でも、酒の肴が枝豆だけってのは寂しい……」
「どこかに可愛い女の子でも落ちてないかしら」

【『彼女は同性愛者』だったのです 】
325 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 19:50:47.05 ID:LwJrD9KIO
【大通り】
【一番混み合う時間帯である。様々な人々が往来し、目的を持って歩いている中、彼女だけがその範疇に属さず、ぼんやりと退屈そうに歩を進めていた。】

「……放浪二日目…」

「…どうするかな…」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

(…そういえば…公園によくいると言っていたな…)

「…行ってみるか。」

【踵を返し、近くの公園へ。こじんまりとしたその場所に彼女は足を踏み入れる。】
【見渡すとそこには―――――――――――】
326 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/05(金) 20:03:15.97 ID:mjNEHcGno
>>317
「ほ、本当ですか!?」

【あまりの空腹にとうとう羞恥が負け、勢いよく顔を上げる少女】
【少女の顔は満面の笑みであり、その瞳は喜びを表すかのようにキラキラと輝いていた】
【そして地面の土で少々薄汚れた姿が、より一層少女の瞳が輝いているようにも見えた】

「あはは……、みっともないところを見せてしまったです」

【少女は苦笑いしながら衣服に付いた汚れを払っていく】
【転んだ拍子に唯一の一張羅が破れていないことに安堵しつつ、少女は照れくさそうにもう一度笑った】

/全く気付いてませんでした、申し訳ないorz
327 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 20:03:24.47 ID:Qa6CtaEx0
>>324
/まだいますかー?
328 :【水々妖刀】日本刀を召還、刀を水に変化させられる@wiki [sage]:2011/08/05(金) 20:06:00.37 ID:cy+Wcr6W0
>>327
/いますよー
329 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 20:14:32.07 ID:Qa6CtaEx0
>>324
【同性愛者の百合な女性】
【その前方に、途轍もなく可愛い少女らしき人影が認められた】
【その人物は車椅子に乗っており、右足が綺麗さっぱり存在していなかった】

「やっと退院したけどにゃあ……」

【噛んだ。しかしこれには深い深いワケがあるのである】
【実はこの人物はとある事件(?)によって頭に怪我を負い、その時に脳にもその影響が及んでしまったのである】
【なので今は体がうまく動かない。そのため、車椅子なのである】
【右足を失くしたのはそのしばらく後である】

「やることがねえ…」

【そんなふうにぼやくその美しくも可憐な人物は実は男…なのだが】
【右足を切断されたときに一緒にチ○コも持っていかれたので、今は男か女か良く分からないことになってしまっているのであった】

/では宜しくお願いします!
330 :【水々妖刀】日本刀を召還、刀を水に変化させられる@wiki [sage]:2011/08/05(金) 20:28:19.59 ID:cy+Wcr6W0
>>329
(車椅子?片足?……事故かしら)

(それにしても、可愛らしい女の子)

【淑女である彼女が夜道を一人で行く車椅子の美少女(?)に注意を促さないわけがない】

「そこのお嬢ちゃん、夜道の一人歩きは危ないわよ」
「私でよければ危ない輩から守ってあげるけど、ダメかしら?」

【獲物を見つけた肉食獣のような心中を察されないよう】
【とびきりの笑顔で】

【無論、淑女である彼女がケダモノのような行為をするわけはないのだが】
331 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 20:34:17.81 ID:Qa6CtaEx0
>>330
【背後から迫る女性に声をかけられビクリとする彼女。元男だけど彼女】
【どうやら女性は自分を心配してくれているようだ】

「お、おじょ……むぅ…」

【もういつもの事だし、否定してもすぐにはそれが真実だと証明できないので釈明は諦めた】
【そして反論タイム】

「あなたも女性でしょう?」

【こちらは車椅子とはいえ能力者。ただの女性よりは強いはずだ】
【転ばせられたら立ち上がれないのが珠にきずだが】

「大丈夫でしゅよ…俺、能力者でしゅし」

【そこまで言い、女性の目の前に手頃な大きさの可愛らしいてるてる坊主を召喚する】
【これが能力である。実に人畜無害そうな能力である。見た目は】
332 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 20:34:26.17 ID:kNjplx+d0
>>325
絡み大丈夫ですか?
333 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 20:38:24.42 ID:LwJrD9KIO
>>332
/大丈夫ですよ!
334 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 20:44:18.33 ID:kNjplx+d0
>>325
「せいっ、せいっ…」(ははは、まだ胃が痛むや)
【公園に、彼女からそれなりに離れた場所に一人の青年がいる】
【容姿はさながら大学生、現在その青年は拳法の型打ちをしている、彼女なら分かるであろう】
【しかしいつもの青年とは違い彼は少し顔色が悪い、まぁ関係ないことだ】

「せいっ、せいっ」(まぶたにまだあの光景が焼き付いて…)
【少し前の事を振り返りながら、青年は同じ動作を繰り返していた】
335 :【水々妖刀】日本刀を召還、刀を水に変化させられる@wiki [sage]:2011/08/05(金) 20:47:34.69 ID:cy+Wcr6W0
>>331
「大丈夫よ、私は強いから」

【どんと胸を叩き、自信満々にそう言い切った】

「でも、あなたみたいな可愛い子には弱いかもね」

【うふっと妖しい笑みを浮かべる】

「あら、あなた能力者だったのね」

(何この子能力もかわいい)

【可愛いてるてる坊主を出す、可愛い少女に彼女は魅かれていた】
【少女が元男という事実には全く気付いていないようだ】

「でも、他の能力者がいつ襲ってくるかわからないし」
「一人より、二人の方が何かあった時に安心でしょう?」
「あなたみたいな可愛い子いつ襲われてもおかしくないわ!一人歩きは危険よ!」

【怒涛の説得】
336 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 20:54:09.61 ID:LwJrD9KIO
>>334

【公園は閑散としており、人がほとんどいなかった。】
【女は一抹の期待を込めていたのだが、それは空振り。】
【小さなため息とともに踵を返そうとした。すると…】

「……?」

【どこかで断続的な掛け声のような物が聞こえる。】
【最初は空耳かと思ったが、それは確かに女の鼓膜を揺らしていた。】
【音の方に目をやると…一瞬だけ、驚いた表情になる。】

(あれは……)

(……裡門…)

【見覚えのある型を見て、思わず足を踏み入れる止めていた。】
【もちろん、術者は見ず知らずの人だ。どことなく理知的な印象を与える。】

「……」

(…ちょっと…試してみるか…)

【瞬間、女は少し離れた場所から型打ちを行う彼に「殺気」をぶつけてみた。】
【じわっとした黒い威圧のようなものを感じさせ、その対応を見ようとしたのだ。】
【どこかから自分が狙われているような気がしたら、青年はどうするか…】
337 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 20:58:36.24 ID:Qa6CtaEx0
>>335
【元男。といってもチ○コが無くなった以外はなんにも変っていないわけだが】

「ちょっとしょれどういう……」
(ゆ、百合か!?)

【見た目がとてもかわいい女の子だと言うことを除けば凄く普通な彼女】
【百合とかはちょっと勘弁だった。いやこの場合は性格には百合でないのだが】

「なんでしゅかしょの反応……」

【普通目の前にてるてる坊主が現れたら驚くのでは?と思う彼女だった】
【ちなみに、彼女は見た目が女の子なだけでなく、見た目が子供でもあった】
【この女性が彼女を何歳くらいと見ているかは不明だが、彼女は23歳である】
【ちょっと前に『小学生』とか『15歳』に見えると言われて結構落ち込んでいる彼女であった】

「ま、まあしょうでしゅけど……」

【余談になるが、彼女はその美しい容姿から、やたらナンパされる。男に】
【彼女はホモではないために断るが、相手が逆上して殴られることも少なくなかった】

「つ、着いてきたいなら勝手に着いてくればいいでしゅ!」

【少し怒ったようにプイッとそっぽを向く彼女であった】
338 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 21:00:05.78 ID:kNjplx+d0
>>336
「せいっ、せいっ…!?」(うわっ、なんだ?)
【適当に掛け声をあげつつのんびりしている青年に突然の殺気】
【外見は動作をとめただけだが内面は体が焼け付くような感覚だ、実際ストレスで胃が溶けているんだが】

【それに対し青年はゆっくりと殺気を出した本人に振り向いて】

「………」(…こりゃ撤退だな、しかしどっかで見たような…?)
【一瞬彼女を見てから彼はすぐにベンチの上に置いてある小さなバッグを背負い、彼女の出入り口とは反対の出入り口へと歩く】
【青年は先ほど殺気を当てられたとは思えない落ち着いたような顔で公園から出ようとする】
339 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 21:06:13.92 ID:LwJrD9KIO
>>338

「…あらら…??」

【えっ?】
【と何とも間の抜けた声を出してしまう。】
【てっきり自分と同じ格闘家だと思っており、「どのように向かって来るか」を試したのだ。】
【逃げるという行為ははなから彼女は想定していなかった。】

【さて、どうしよう。一つ聞いてみたいことがある。】
【それはあの「型」。なぜ自分の流派を扱う人間がいるのか。】

「ああ…待った。ええと…」

「…冗談だ!冗・談!」

【青年を呼び止めようとする。】
340 :【水々妖刀】日本刀を召還、刀を水に変化させられる@wiki [sage]:2011/08/05(金) 21:11:18.16 ID:cy+Wcr6W0
>>337
(ツンデレ……ってやつなのかしら)
(それにしても、この舌ったらずな喋り方もかわいいわぁ)

【少女の反応に勝手に喜ぶ】
【今後デレがあるのか、彼女にとっては些細な問題であった】

「じゃあ、勝手についていかせてもらうわね」

【月に照らされた、彼女の笑顔はとても満足げなものであった】

「で、今からどこに行くの?」
「行くあてがないのなら、私の家に泊めてあげるわよ」

(あなたが望めば何日でも……ね)

【繰り返すが、彼女は淑女である】
【決して己の私欲のために少女を監禁しようなどとは微塵も思っていない】
【純粋に、夜が明けるまで宿を貸すつもりなだけである……多分】
341 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 21:14:45.53 ID:kNjplx+d0
>>339
「……ふぅ」(さて、どうやって相手を伺うか)
【あともうちょっとで逃げられる所で呼び止められる、戦闘の気配はしないがちゃんと相手を見ないといけない】

「すいません、自分今生活苦しいんで一万円で勘弁してくれませんか」
【Uターンしつつ尻ポケットから財布を取り出す青年】
【生き残るためならばプライドは捨てるまで】
342 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 21:17:42.20 ID:Qa6CtaEx0
>>340
「あー…好きにしろ…もう…」

【どうやら本当に着いてくるらしい】
【はあ…と大きくため息をつく】

「え…あ…退院したんだった…」

【つまり公園ということになる】
【しかし何度か寝ている所を襲われそうになったこともある】
【ので】

「ほ、ほんとか!?泊めてくれるのか!?」

【そこにご都合主義的に差しのべられた女神の手】
【結構切羽詰まっていることに今更気づいた彼女は女性の提案に飛びついた】

「本当にいいなら…おねがいしましゅ…」

【それが、甘い罠だとも考え及ばずに―――】
343 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 21:18:30.50 ID:LwJrD9KIO
>>341

「は…?」

【再び驚いたような声と、キョトンとした表情で返す。】
【あんまり表情が無い彼女のとってなかなか珍しい顔だ。】

「い、いやいやそういうことじゃなく…」

「…ええと。型打ちに興味があっただけだ。裡門頂肘≠セろ?今の。」

「君…格闘家かい?」

【慌てて言う女。】

/すいません…飯落ちです。すぐ戻りますので…
344 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 21:23:15.81 ID:kNjplx+d0
>>343
「んっ、違いますか」(うーむ、これは本当に戦闘は無しか?)
【出しかけた札を仕舞いポケットに戻す、彼女とは2・3メートル程距離を取っている】

【彼女の話を聞く限り、どうやら型打ちに興味を示したそうだ】

「確かにさっきやっていた型打ちは裡門頂肘です、ですが自分は格闘家ではなくて一般人Dです」
【返答をしつつ、自分の名前?を出す、気づくとは思えないが】

(しかし…雰囲気とか似てるな)
【話す中、青年は少し疑問を浮べた顔をしつつ、彼女の容姿を見ていた】

/了解です
345 :【六元短刃】刃物に6つの属性を付与することが出来る [sage saga]:2011/08/05(金) 21:29:47.13 ID:EsDx51+Q0
>>323
/まだ募集中
346 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 21:30:58.28 ID:LwJrD9KIO
>>344

「違う違う。だいたい、奪うなら氣をあてがうなんて面倒なことはしない。」

【つまり、直接武力行使でぶん取るということらしい。】
【言わないくても良いことまで言ってしまうのは、】
【彼女が口下手で、人と話すのが苦手な証拠だ。】

「ああ…申し遅れた…天真 白(てんしん はく)」

「…私の名だ…ええと…一般人D。」

【果たしてそれは本当に名前か。】
【突っ込みそうになったが、聞くことができない彼女であった。】

「……」

「…な、なんだ…?」

【視線が気になる。】


/お待たせしましたー!
347 :【水々妖刀】日本刀を召還、刀を水に変化させられる@wiki [sage]:2011/08/05(金) 21:34:55.41 ID:cy+Wcr6W0
>>342
「ええ、構わないわ」

【長い髪を手でかき上げる、ふわっとシャンプーの匂いが辺りに散る】

「私の家はこっちよ」

【少女を自分の家まで案内する】
【案内された先にあったのは、築2、30年といったところであろうか】
【木製の古めかしい二階建てのアパートがあった】

「私の部屋は二階にあるんだけど……」

【さすがに、車椅子では上に上れないであろうと思った彼女は】
【少女を抱きかかえようと手を伸ばした】
348 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 21:38:18.63 ID:kNjplx+d0
>>346
「うーん、強盗経験者か」(氣って言ったな、やはり…)
【ポツリと、相手の情報を脳に刻むかのように呟く青年、大体彼女の性格などがわかってくる】

「んっ、まぁ…よろしく? 白さん」(あっ、確定だ)
【何故か疑問符を出す青年、何故なら上の名前に聞き覚えがあったからだ】
【どうでもいいが一般人DのDは大学生の頭文字とかけている、本当にどうでもいい】

「あっ、すいません、つい自分の知り合いと容姿が似ていて」(さて、どう出るか)
【顎に手を当てて呑気に考え事をするかのような表情になる】
【もう彼女の姉だと確信はしているが、頭の回転も一般人レベルだと相手に思わせるような演技をする】
349 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 21:43:08.16 ID:Qa6CtaEx0
>>347
「あ、ありがと……」

【頼んでから自分の行いを後悔した】
【これはつまりこの女性と自分の二人だけになるということだ】
【これはまずい。色々な意味で】

「あ、いや……はい」

【結局ついて行くことにはなってしまったのだが】

【そして女性の家に到着。そこには年季の入った古めかしいアパートがあった】
【しかも木製。少し怖い感じがする】

「二階…」

【これは登れない。つまりここで断ればいいのだ】
【二階なら諦めますよー…】

「え、ちょ!」

【と言う前に、抱きかかえられていた。誰に?勿論女性に】
【これは、もう逃げられない】

【ちなみに彼女は凄く軽いため二階に上がるのにあまり苦はないだろう】
350 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 21:46:54.98 ID:LwJrD9KIO
>>348

「ば、バカ!…可能性の話をしただけだ。」

【強盗なぞとんでもない。】
【全身全霊を持って否定する彼女。不安げに鉄下駄を鳴らした。】

「容姿が…へえ。」

「……」

【少し考え込む女。】
【型打ち…裡門…そして自分と似ている…】

「…!」

「まさか―――――――――――!」
351 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 21:50:37.48 ID:kNjplx+d0
>>350
「一応忠告を、この街で相手を誤解させるような発言は少し危ないと思うので注意してください」
【忠告と言う名の説教を開始、心なしか青年の目は眼鏡越しから光っているような】

【そして容姿の件、しばらく経って、相手からびっくりマークが出たような気がする】

「あっ、そうだ、あなた爛さんの身内ですか?」
【青年は手をポンと叩き、ひらめいたかのようなポーズを取った】
352 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 21:59:59.98 ID:LwJrD9KIO
>>351

「……そんなに治安が悪いのか…?」

【まだ来たばかりだが、その時に会った二人にはどちらも親切にして貰った。】
【相手の言葉に信じられないと首を振る。冗談じゃないことは、青年の目が物語っていた。】

「やっぱり…」

「ああ。私は……姉だ…」

「なるほどな…爛から習ったのか。」

【特に否定する理由はない。女は正直に話す。】
【それに、青年は悪い人ではないと思っていた。】
【なんせ自分の妹が拳法を教えているのだ。】
【その事実だけで、判断するには充分である。】
353 :【水々妖刀】日本刀を召還、刀を水に変化させられる@wiki [sage]:2011/08/05(金) 22:03:22.72 ID:cy+Wcr6W0
>>349
「あら、素直に抱かれるのね」

【彼女は特別に力が強いわけではないが、少女の体重は軽く簡単に持ち上げることができた】

【しかし、そこで彼女は止まった】
【この少女から女性特有の『何か』を感じない】
【本来であったら、可愛らしい少女をお姫様抱っこしているというシチュに興奮しないわけがない】
【だが、違った】
【この子にはその『何か』を感じない】
【だが、触っているというのに吐き気を催すわけでもない】
【つまり、彼女の経験上この少女(?)は男でも女でもないことになる】

(男?それとも、女?)
(能力者なら無生物とかの可能性もあるわ、性別がない人に出会うなんて初めてだけど)

「あなた、もしかしてロボット?」
354 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 22:05:10.64 ID:kNjplx+d0
>>352
「ええ、悪いです、路地裏では毎日不良たちが能力者に虐殺されてますし、ご注意を」
【正直に話す、青年がやぶ医者やっていた頃、嫌と言う程路地裏を歩いたものだ】

【そして彼女も理解をし始める、だが青年は】

「いえ、自分は爛に拳法を教えてもらった青年から教えてもらった者です」
【キッパリと言った】
【一応その青年と自分は同一人物なのだが、現在訳ありでそういう設定にさせてもらう】
355 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 22:12:48.93 ID:Qa6CtaEx0
>>353
「いや違うくて」

【ここであっさり抱かれてしまったのはいわば事故】
【しかも体重が軽いために軽々と抱かれてしまうのだ。屈辱】
【と、思っていたら女性が何か聞いてきた】

―――あなた、もしかしてロボット?

「んにゃわけあるか!」

【普通に人間である。ロボットではない】
【性別が感じられないのは今、チ○コがない】
【だからといって子宮や胸があるわけでもない。そのせいだろう】

「なんでしょんなこと聞くんだよ…?」

【純粋に思ったことを聞いてみることにした】
【まず足が取れていてもロボットならばパーツを取り換えればいいことなのだ】
【つまり、女性は自分になにか人ならざる事象を感じ取ったのだろう】
356 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 22:19:59.68 ID:LwJrD9KIO
>>354

「能力者……ああ。爛の手紙に書いてたな…」

「路地裏か…」

【そこは女にとって、足を踏み入れたことのない場所である。】
【雰囲気的に悪そうな気配が漂っているが、「虐殺」とは、よっぽど悪いらしい。】

「は…?」

「…つまり、爛が誰かに教えて、その誰かから君が習ったということか。」

【少し意外そうであったが、別段疑う理由もない。】
【女は相手の言うことを信じた様子である。】

「ふむ……」

「それはそうと……君…あんまり戦ってないだろ?」

「…型打ちばっかりしてないか…?」

【相手の先ほどの型を見て気になったことがあるらしく、】
【女は質問していた。】
357 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 22:25:08.38 ID:kNjplx+d0
>>356
「ん? 行くんですか、こりゃ不良は気の毒だな」
【視線を上に逸らして呟く、相手の実力は彼女よりは上だろう、姉だし】

「そうです、ちなみに教えてもらった青年はつい最近旅に出ました」
【念の為にそう告げる、保険はたくさんあった方がいい】

「はい、あんまりですね、時々誰かが絡んでくるだけで最近は模擬戦はあまり」
【また腕を組みつつ返答、嫌な気がしないでもなかった】
358 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage]:2011/08/05(金) 22:27:04.90 ID:uFFuxCpoo

粛々と取り仕切られる葬式の様に刻一刻と過ぎ去っていく夜。
蝉達が愛憎渦巻く夜の相手を大音量で奏でる音楽によって探している。
遠くでは負け犬が遠吠えをし、国家権力の狗がサイレンを鳴らして暴走する。

そして、過去なんて無いものだと主張するように一瞬一瞬の暗黒を魅せる夜の闇。
其の真っ只中にて壱つの公園が吼える。
ブランコが風に揺られて喚き立て、青々とした葉がどよめき立つからだ。


「…………はぁ、今日は月は見えねぇ……か」

夜空を見上げ、溜息を吐く男。
鏡と同じ色彩の髪の毛を風に煽られながら、夜の公園のベンチにて夜空を見上げている。
薄くも無ければ分厚い訳でもない、中途半端な雲に覆われた空は、煤けているようで………


「…なぁ〜んか、大事件でも起きてくれないものかねぇ? はぁぁ〜……」

崩れた体勢でベンチに座る男の溜息もまた、一入(ひとしお)なのも頷けると言うものであった。
ただし、世の中の人間の内のどれだけも、夜空を見上げて愛と勇気を友達に生きていないかも知れないが……

//なんでも募集です!
359 :【水々妖刀】日本刀を召還、刀を水に変化させられる@wiki [sage]:2011/08/05(金) 22:30:30.89 ID:cy+Wcr6W0
>>355
(可愛いんだけど……なにか違う)

「ふふ、冗談よ」
「あまりに可愛いから、誰かに作られたロボットじゃないかって思っただけ」

【そう言って、笑顔で彼女は少女の頭を撫でた】

【少女がロボットだろうが、女の子だろうが、野郎……は嫌だけど】
【彼女には関係ない、困ってる可愛い子を助けるのは淑女として当然の行動】
【少女にどんな事情があろうと根掘り葉掘り聞いたところで、自分では力になれないし】
【下手をしたら、それが相手を傷つける可能性もある】

(ま、私には関係ない話よね)

「さ、着いたわ」

【部屋の中はベッドと冷蔵庫くらいしかない質素なものだったが、綺麗に片付いている】
【少女をベッドの上へと乗せると、冷蔵庫を漁りビールと枝豆を取り出した】

「これ飲んだら適当に眠るから、ベッドを使ってちょうだい」
「私は床で寝るけど、一緒に寝たいって言うなら勝手にしてくれて構わないわ」
360 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 22:31:17.20 ID:LwJrD9KIO
>>357

「…用事があればいくさ…」

「自分からそんな殺伐としたとこには行かない。」

【相手が視線を反らすのが気になり、彼女も上を見つめた。】
【しかしそこは分厚い雲がかかり、曇天が広がっているだけだ。今夜は月は拝めそうにない。】

「そうか…」

【ちょっと残念そう。妹】
【のことを聞いて見ようと思ったのだが。】

「…それだと……せっかく鍛錬しても意味がないと思うぞ。」

「…実戦で撃てないんじゃ意味がないからな。」

【そういう彼女の瞳はどこか、好戦的に揺れつつあった。】
【…似たもの同士である。】
361 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 22:36:15.62 ID:kNjplx+d0
>>360
「ふむ、まぁ人気が少ない場所にさえ行かなければ大丈夫ですよ」
【彼女へと助言を与える、意味があるかわからないが】

【そして、来る、青年に対してのカウントダウンが】

「…うーむ、模擬戦…ですか?」(あはは、こりゃやばい)
【特に表情を変えずに相手の反応を待つ】
【中は騒がしくなってきたが】
362 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 22:41:00.24 ID:Qa6CtaEx0
>>359
「いやだから俺は…」

【と、言いかけたところで頭を撫でられ彼女の言葉は途切れてしまう】

【この美しい、本当に何者かに作られたのでは?と疑うような美少女】
【だが彼女は少女ではない。生物学上、彼女は彼なのである】
【そして彼女は23歳。年齢を聞けばどう考えても少¥翌ナはない】

「ちょっと女性の部屋っぽくないでしゅね」

【失礼】
【だがあまりにキャピキャピした乙女な部屋とかよりも圧倒的に彼女の好みの部屋だった】
【彼女の女性の好みはサバサバしたカッコいい感じの女性だ。話しやすければよりグッド】

「え、俺が床でいいでしゅよ…泊めてもらってる身でしゅし……」

【それに女性のベッドで寝るのには些か抵抗がある】
363 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 22:42:12.60 ID:LwJrD9KIO
>>361

「そうか…ありがとう」

(…やばいな…方向音痴を治さなくちゃ。)

【「気がついたら」人気の無いところにいることが多い。】
【どうにも気をつけないと死ぬことになるかもしれない。】

「……いや、嫌ならいいんだ。無理にやったら怪我をするからな。」

「ただ……模擬戦の結果によっては新しい技を教えてあげようかと思ったんだが…」

【そう言って、微かに乱れた髪を整える。】

「まあ…無理にとは言わない。」
364 :【二鳥拳銃】wiki参照 [sage]:2011/08/05(金) 22:46:23.05 ID:xWysplPe0
>>247
「真面目な人ね」

【あんたに言われたくないという位にこの女も真面目なのだが】

「まぁ、さっきも言ったけど変な奴に絡まれないように気をつけなよ」
(尤も、能力者なら心配無用だけどね)
「じゃあ、頑張ってね」

【そういうと、手を振って去っていこうとする】
【呼び止めたりしなければ、このまま行ってしまうだろう】
365 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 22:47:38.70 ID:kNjplx+d0
>>363
「うーむ…」(新技を餌に使ってくるか)
【青年は少し考え込む、別に青年には能力による回復もあるし新技もおいしい、結構こっちにおいしい部分がある】
【メッチャ痛い事になりそうだが】

「よし、やらせてもらいましょう、痛みにも慣れないと行けませんし」
【この戦闘でかなりの情報が得られる可能性が大、これを逃す手はない】
【青年は意気揚々にバッグを近くの木の下にへと置き始めた】
366 :【水々妖刀】日本刀を召還、刀を水に変化させられる@wiki [sage]:2011/08/05(金) 23:06:52.91 ID:cy+Wcr6W0
>>362
「女性ねぇ……ま、女の子らしくないのは確かね」
「もう、女の子って年じゃないけど」

【あはは、と彼女は笑った】

「床で眠るって言ってるけど、気付いたらベッドで眠ってるかもしれないし」
「酒癖悪いのよ、私」
「まぁ、適当に寝ててちょうだい」

【枝豆の入っているパックを開けた彼女は、そのままビールの缶を開けごきゅごきゅと音を立て飲み始めた】

「……ッハー!やっぱ夏はこれよね」

「……あの……さ、好き時に出てけばいいし」
「好きなときに来てくれて構わないわ」

【缶から口を離し、少女の方を向かず独り言のように呟いた】

//絡みありがとうございましたー
//全体的に遅いレスで申し訳なかったですorz
367 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 23:06:52.92 ID:LwJrD9KIO
>>365

「お…やる気になったか…」

【ピカーンと彼女の目が光る。一度引退した身とは言え、】
【心の奥底ではやはり戦いを求めているのかもしれない。】

「ま…そんなに痛くはしないさ。怪我したら元も子もない。」

「…それ。で、だ。」

「君はさっきまで稽古をしていた。…疲れもあるだろう。一方私はまだ汗もかいていない。」

「少々君が不利だからな…」

【そう言って、彼女は頭に白いハチマキを巻いた。ところどころ擦り切れ、】
【かなり年季が入ったものだとわかる。】

「…私が一歩でも後ろに下がったら&奄ッにしよう。」

「後退させたら君の勝ち。もちろん普通に負かしてもいい。これでどうだい?」

【木の下へ向かう彼にそう問いかける。】
368 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 23:13:47.19 ID:kNjplx+d0
>>364
「真面目と言うより…暇なだけですね」
【青年は食う寝る以外にやることが全くない、と言うわけで十分体を鍛える時間があるのだ】

「ええ、わかりました、それでは」
【型打ちをしつつも手を振り別れを告げる】
【あの人も普通じゃないんだろうなぁと思った青年であった】

/これで乙です

>>367
「よし、わかりました」(やっぱり似ているなぁ)
【靴紐を結びなおす不利をして隠れて能力発動、光の矢で足元の小石に微弱な型打ちの痛みを送信、やれることはやる】
【しかしこのハンデ、攻めるより守るほうの戦いを好む青年にとって少々厳しいものとなった、まぁ後は引けない】

「こっちは準備完了です」
【彼女と適当に距離を取り、構える青年、眼鏡はバッグの中に入れた】
【少しキリリとした表情で、相手を見つめる】
369 :【悪魔麺喰】 :2011/08/05(金) 23:14:35.14 ID:T7faQVF4o
【数々の星屑が朧げな輝きを浮かべる空に】【凛】【誇りを纏い浮ぶのは葉の月】
【身に染みる静寂、時代に見捨てられた地に燦々(さんさん)と白銀の色の柔らかさ】
【哀笑(哀しみに笑う)無機質な道化の仮面を僅に口元をずらし嵌めた長身の人型は】
【灰色の煉瓦の地面に建つ屋根が半分崩れ、壁が崩れた教会、今だ残る十字架】
【地面より遥かに先にある其処に腰を掛け、絵画の如く幻想を纏い月を眺める】


「……やっぱりカップヌードルは塩だよなぁ」【その手にはカップヌードルが湯気を上げ、香りを生み出す】
370 :【悪魔麺喰】 :2011/08/05(金) 23:16:41.13 ID:T7faQVF4o
【数々の星屑が朧げな輝きを浮かべる空に】【凛】【誇りを纏い浮ぶのは葉の月】
【身に染みる静寂、時代に見捨てられた地に燦々(さんさん)と白銀の色の柔らかさ】
【哀笑(哀しみに笑う)無機質な道化の仮面を僅に口元をずらし嵌めた長身の人型は】
【灰色の煉瓦の地面に建つ屋根が半分崩れ、壁が崩れた教会、今だ残る十字架】
【地面より遥かに先にある其処に腰を掛け、絵画の如く幻想を纏い月を眺める】


「……やっぱりカップヌードルは塩だよなぁ」【その手にはカップヌードルが湯気を上げ、香りを上げていて】
371 :【唯物支配】“大きさ”を支配する能力 [sage]:2011/08/05(金) 23:17:04.92 ID:RHCgJtdRo

その街、エヴァンスクはマガダンから不凍列車に乗り、五時間ほどで着く。

夏の兆しが地虫の声とともに這いあがってくるころには、
湖上にいるかのようにあたりが水浸しになり、あまりに水臭い風となまぐさい空気が充ちているのだった。

男はなだらかな高台に立ち、最後の隧道を抜けたあたりで水銀のようにぬめる感覚に体をふるわせたことを思い出していた。
いま、眼下で端然といならぶものたちの地鳴りのような怨声が聞こえていた。
流木のように漂う人間の群れ。へしまがった腕は枝。紅く染まる入江に流れこむ黒い血。海にいたる白い道に砂がかかる。

「ここももうだめか――」

煙草を燻らせる男が言を洩らす。言が男から剥離し、意味を失っていた。
言にしたことでついには実体を持ちえず、厭離するばかりであった。男は闇を吸い込む。光はとうに失われていたのだから。

ぽんっと弾ける音がした。世界と混線したような幽かな音ではあったが、またひとつ、離魂したことを告げていた。
それは、誰に? 男はその問いに幾度も青ざめた。ふるえは肉まで浸透し、骨まで青ざめていた。

「“万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった”」

男は街の中心にある、老木の枝から液が金色に光りポトポトと滴っているのを見つめていた。
この世界は、払暁を待たずに剥がれ落ちていくだろう。肉色の暗がりで、男は横隔膜が引きつったみたいな音を立てて笑った。
鼓膜がどうにかなったかと錯覚するほど音が死んでいる世界で、できることなど、なにがあるというのだ。

無以下の無を捩じ込んだ男の眼がマラカイトグリーンに揺らめいていた。

/なんでも募集です―
372 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 23:17:13.22 ID:Qa6CtaEx0
>>366
「……………」

【なんとも反応しづらい】
【もしかすると相手を傷つけてしまったかも知れない】

「ちょっとしょれはどういうことだ……」

【つまり起きたら隣にあの百合な女性がいるかもしれないのだ】
【それのさまを想像したら、見事にトラウマが蘇った彼女であった】

「あ、ありがとう…ございましゅ…」

【それでいいのかお前は】
【と思うが、とても危険な夜のこの街の公園。そこに一人でいれば何があったか分かったものではない】
【へたすれば居候みたいになるかもしれなかった】

/絡み乙でしたー!
/いえいえ、スピードは気にしてませんよ!
373 :【水々妖刀】日本刀を召還、刀を水に変化させられる@wiki [sage]:2011/08/05(金) 23:18:02.71 ID:cy+Wcr6W0
>>362
「女性らしくない……ねぇ」
「ま、女の子らしくないのは確かね、もうそんな年齢でもないけれど」

【あはは、と彼女は少し照れくさそうに笑った】

「床に寝るって言ったけど、気付いたらベッドの上に寝てるかもしれないし」
「寝る場所はあんまり気にしなくてもいいわ」
「私、酒癖悪いのよ」

【枝豆のパックを開け、ビールを缶を開けごきゅごきゅと音を立て飲みだす】

「……ッハー!やっぱ、夏はこれね」

「私が眠ったら、いつでも勝手に出てってくれて構わないわ」
「いつでも、来てくれて構わない」

【少女に背を向け、独り言のように呟いた】

「というわけで、私が起きてる間は私の晩酌に付き合いなさい!」

【くるりと少女の方を向いたかと思うと、肩を抱き自分の近くに少女を引き寄せた】
【楽しそうに笑う彼女の頬は、ビールのせいか気持ち紅くなっていた】

//返信遅くなって本当ごめんなさい orz
//絡みありがとうございました!
374 :【唯物支配】“大きさ”を支配する能力 [sage]:2011/08/05(金) 23:18:38.31 ID:RHCgJtdRo

その街、エヴァンスクはマガダンから不凍列車に乗り、五時間ほどで着く。

夏の兆しが地虫の声とともに這いあがってくるころには、
湖上にいるかのようにあたりが水浸しになり、あまりに水臭い風となまぐさい空気が充ちているのだった。

男はなだらかな高台に立ち、最後の隧道を抜けたあたりで水銀のようにぬめる感覚に体をふるわせたことを思い出していた。
いま、眼下で端然といならぶものたちの地鳴りのような怨声が聞こえていた。
流木のように漂う人間の群れ。へしまがった腕は枝。紅く染まる入江に流れこむ黒い血。海にいたる白い道に砂がかかる。

「ここももうだめか――」

煙草を燻らせる男が言を洩らす。言が男から剥離し、意味を失っていた。
言にしたことでついには実体を持ちえず、厭離するばかりであった。男は闇を吸い込む。光はとうに失われていたのだから。

ぽんっと弾ける音がした。世界と混線したような幽かな音ではあったが、またひとつ、離魂したことを告げていた。
それは、誰に? 男はその問いに幾度も青ざめた。ふるえは肉まで浸透し、骨まで青ざめていた。

「“万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった”」

男は街の中心にある、老木の枝から液が金色に光りポトポトと滴っているのを見つめていた。
この世界は、払暁を待たずに剥がれ落ちていくだろう。肉色の暗がりで、男は横隔膜が引きつったみたいな音を立てて笑った。
鼓膜がどうにかなったかと錯覚するほど音が死んでいる世界で、できることなど、なにがあるというのだ。

無以下の無を捩じ込んだ男の眼がマラカイトグリーンに揺らめいていた。

/なんでも募集です―
375 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 23:21:42.38 ID:LwJrD9KIO
>>368

「私もリハビリだからな…実際に組み手をするのは二年ぶりだ。」

【片眼鏡の位置を正し、青年を見つめる。】
【彼女の構えは妹のものとは違う。体の右半身を青年に向け、「半身」になっているだけであった。】

「それじゃあ…よろしく頼む。」

「陰陽式八極門、天真 白」

「…参る。」

【ジリジリと、】
【少しずつ間合いを詰めようとした。】
376 :【水々妖刀】日本刀を召還、刀を水に変化させられる@wiki [sage]:2011/08/05(金) 23:21:58.77 ID:cy+Wcr6W0
//投稿できてないと思ったら、一つ目が投稿できていた……orz
//>>373は気にしないで下さい
377 :【二鳥拳銃】wiki参照 [sage]:2011/08/05(金) 23:22:51.89 ID:xWysplPe0
>>368
/途中何度も切ってすいませんでした
乙です!
378 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 23:31:01.00 ID:kNjplx+d0
>>375
「よろしくお願いします」(やっぱりそこまで同じではないか)
【こちらもジリジリと相手に近づく、構えは片方の足を斜め後ろ、もう片方を斜め前に出し重心を下げる八極拳の構えだ、へたくそだが】

「…はっ!」
【青年がある程度距離を取ったならばいきなり彼女に接近して首の下辺りに右ストレートを放つだろう】
【最初はシンプルなストレート、これで相手はどう動きをとるか】
379 :四次元袋 @wiki [saga]:2011/08/05(金) 23:36:41.31 ID:5VlHdshD0
>>286>>287
「あっ…」

まさかの事態にポカーンとした表情で数秒の間硬直

「って、なにやってるんですか…。こうなりゃ追いかけるしか…」

逃げようとする相手を追跡しようと、一歩を踏みだすが…
とうとう限界が来たのだろう、口から血を吐きその場にうずくまってしまった

「畜生…最後の最後にこうなるなんて…」


それから数時後、彼女達が目覚めるころにはすでに青年は居ないだろう
そして人質だった運の悪い男も姿を消しているだろう
残ったのは小さな紙切れ、それにはこう書かれている

<男は俺が連れていく。傷を直して、ついでに記憶も消しとくつもりだ
君達もちゃんと休めよ、“ちょっと間抜けなヒーローさん”>

/最後の最後にまたやってしまいました…すいませんです。
/とりあえず絡みありがとうです。楽しかったですよ
380 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 23:39:07.32 ID:LwJrD9KIO
>>378

「……結構うまいな…」

【思わず出た言葉であった。日頃どのくらい練習しているかが、何気ないその構えだけでもわかる。女は内心舌を巻いていた。】

「くるか……」

「化勁…」

【受けず、避けず。】
【飛ばされる右ストレートに軽く横から左手を添え、それを左にいなした。】

【そして、右手を青年の腹部に付けようとする。】
【彼なら分かるだろう。女の体内に、脈々と「氣」が練られていることに。】【チャージ1レス】
381 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/08/05(金) 23:43:32.80 ID:xc1aW9zS0
>>374

「出会ってしまうのなら仕方がない」

音もない世界に突如として響く一つの声、彼女にしてみればソレは音もない世界、鼓膜さえ疑うかどうかの世界。
無音ならば傾けるのならば無し、言語として怪しからず言葉としてならず。

「説明の為に結論を言うのか、結論の後説明するのか。私としては後者だね。何、他愛もないひとり言だよ」




「ここには何もない、ヨハネの言葉を述べたのは果たして誰かな」

一人の少女がソコにいた
382 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/05(金) 23:45:24.79 ID:kNjplx+d0
>>380
(受け流すか)
【右手を大きくそらされても冷静の状況を分析、どうやら今腹部に彼女の手を当てられている】
【それを青年は空いた左手で相手の右腕を横から強く張り手、格好良くいうなら掌底を打つ】

「せいっ!」(喋る余裕はもちろん無さそうだ)
【相手の腕を逸らしつつも自分は右足で相手の左足を蹴る、さて、ここからが本番だ】
383 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/05(金) 23:55:13.98 ID:uyeYKH7l0
>>287>>379
あばよっ!

【追跡が来ない事を確認すると】
【ハッハッハと爽やかに笑いながら、走って通りを後にする】

【そろそろ大丈夫か、という所まで離れた所で一息つき】

【今度会ったら、あの二人組には感謝しておこうと考えながら】
【ラーメン屋を探しに、暗闇の中に姿を消した】

/ということで、お二人とも長い絡みに付き合って頂いて、ありがとうございました!お疲れ様でした!
384 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/05(金) 23:57:16.68 ID:LwJrD9KIO
>>382

「っ!」

【手を当てがった瞬間、それはあらぬ方向に反らされていた。】
【加えて、左足に激痛。「氣」の塗布が間に合わず、直撃した。】

「くっ…」

【蹴られながら震脚。相手の右側に自身の体を置いた。】
【強く地を踏みしめる。踏み込みながら…】

「…は…っ!」









【背中でのタックルを放とうとした。】
【「氣」は負荷していない。故に威力は高くない。】

【練られ続けるそれは、さらに密度を増す。】【チャージ2レス】


/申し訳ない…今度は風呂に入って来ます…
385 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 00:03:33.52 ID:hX9oDJe30
>>384
「!?」(これは…やばい!?)
【何とかカウンターには成功したが自分の右横に相手の体、そして足に力が入っているのがわかる】
【これは確実にでかい攻撃が来るなと思い】

「よっ!」(緊急回避!)
【青年は前へと跳ぶ、が残念ながら全く力が入っていないジャンプなので全く跳ばない、跳ぶというより前に倒れたが正しい】
【青年はしこたま胴体を地面にうったが、さて、倒れた青年の足は、タックルする彼女にどのような影響を与えるだろうか】

/いってら
386 :【唯物支配】“大きさ”を支配する能力 [sage]:2011/08/06(土) 00:08:57.40 ID:kSfjIF7lo
>>381

血なまぐさい瘴気が崖下から生者を引きずりこむように昇ってきていて、
男は古びた革と黴のにおいにまみれているサンダルを履き直した。岩場の影が伸びる

無精髭を生やし、偽りにさえ見えるほど白いYシャツを着ていた。襟の裏側の索溝が葡萄色にぼーっと発光していた
                        ススンダ
「この街もじきに沈む。これほどまでに侵食された街は久しぶりだな。誰もいない街に名前など必要ない」

この国特有のモスグリーンの煙が漂流していた。燻ゆる闇を吸い込むことで男は肺胞を充たしていった

「俺はいまただなかにいる。終わりも始まりもない、終わったと思えば、まだただなかにいるんだ」
「――――この街の名前、覚えておいてくれるか?」

男はそこでようやく立ち上がって、街の外側を走る夜行列車に目を細めた。
男の喉仏には古い言葉が引っ掛かっていた。
  ヤ ツ
「聖ヨハネの言はまだ言の前だからだ。これほど静かな夜に少女と二人だなんて、ああ、悪くない」

眼下に広がっていた無辺の獄は、夜半の落下の轟音にゆめと消えた。

/ゆっくりになりますが、それでもよければ
387 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 00:20:17.07 ID:sM27FLxB0
>>386

辺りに立ち込める死臭も、眼前に広がる屍達も興味をしるさない。
例えそれが血の海を彷徨い、漂う流木のような死体でさえも。

「詩的だね、悪いが私はそういうことは苦手なんだ、別の物に置き換えることができない。
 死体をそのまま死体って言うことしかできない。ようするに客観的にだ」

散らかした玩具箱がそのままほったらかすように、転がる者たちをかたずけようとしない。
だからきっとこの街はこのまま、ちらかしたままそのままわすれんぼ。あたらしい玩具をみつけましょ。
がたんごとん、がたんごとん。でんしゃがおそとをはしります。

「名前なんて必要ない、だって名前のない街も素敵でしょ
 せっかく名前があるのに、よんでくれる人はいなくりました。
 とっても素敵な名前なのに」

388 :【魔鎧音撃】魔力装甲の展開&衝撃魔法 [sage]:2011/08/06(土) 00:32:35.19 ID:V18ws0WBo

「ええ、はい―――未だ『目標』は甲、乙共に確認できていませんが」

学術都市郊外―――ゲームセンターのフロア内にある、休憩所。
灰皿が積まれた机傍らにある小さな椅子に腰掛け、携帯電話を耳に宛がう少女が一人。


「軍備と言いますか、予備隊員と言いますか―――学校の性質上、生徒の殆どが『保有者』でして」
「『我々』がいかに屈強で日の本と陛下に殉ずる覚悟のある戦士であろうとも、力押しによる制圧は困難かと」

ゲームの筐体が発する電子音の数々に、その演算結果に一喜一憂する遊戯者達の声、喧騒。通話音が周囲に漏れる事は"恐らく"、無い。
それに黒いボブカットに大和撫子―――と形容すべきだろうか、清純とか純潔とか、そういった言葉を連想させる淑やかな顔立ち。
その薄く朱を乗せた小さな口から、件の不穏な言葉が発せられているとは、到底考えられないだろう。


「――――……はい、それでは定時報告を終了します。以上」

その後も電話越しにいる『相手』といくらか言葉をかわした後、少女は携帯をウェストポーチへ、腰を椅子から滑らせ、とんと床へ体を降ろす。
『長電話』しすぎただろうか、時刻は既に日も変わろうという所―――一つ遊んでいこうかと、周囲を見回してみた。


/何でもどうぞ
389 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 00:34:53.41 ID:PBnof8KIO
>>385

「…範囲の広い靠撃を避けたか…」

【残心。ゆっくりと体を動かし、高ぶる自分の気持ちを落ち着けた。】
【だんだんと、戦闘の「カン」が戻って来るのがわかる。】
【歩法、身体の送り方、重心の移動。理論ではなく、自分の身体が覚えていた。】

「……さて…茶番は終わりだ…」

「…勁≠流す…」

【振り返り、倒れた相手を見つめる。】
【まだ動かない。足の痛みで、下手に動いても逆に刈られる。】


/お待たせしましたー!
390 :【唯物支配】“大きさ”を支配する能力 [sage]:2011/08/06(土) 00:37:46.87 ID:kSfjIF7lo
>>387

「こうやって静かな夜は剥ぎが現れる。彼女たちにとって、屍体は炭化した古木にすぎない。俺も同じだ」
「―――よく見てみるといい。鳶が啄ばむのはよく肥えた肝臓だけだ。青白く痩せこけたものなど無価値だ」

君はどちらだ、と男は少女の方に向き直り、うすくまなこをあけてにやけてみせる
全身を脱力しているような恰好であるにもかかわらず、男は上背があるように見えた

男はウィスキーの疎林の匂いを漂わせながら、少女の脇を抜けようとした
高台から見える白い道を下り、赤く染まった入江まで行くつもりだった。夜汽車は街を過ぎて、もう行くあてもなかったのだ

「名は力だ。そのかわいいデコにラベルを張っとけ、まだ私は新品ですってな」

言葉とは裏腹に、赤い闇が沈澱する街の底へと、男は胡乱な顔で歩を進めていた
391 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/06(土) 00:41:34.47 ID:9pTTk7Obo
>>388

――ぎゃは、っ!
アハハハハッハハ!どうしたのよ、そんなんじゃお姉さんをイカせらんねぇぞォ?

【そんな、やかましい声が響き渡るだろう】
【もし、そちらまで歩いていけば、そこは格闘ゲームコーナーであった】

【黒いパンツスーツに身を包んだ金髪の女性である】
【シャツの胸元は大きく開けられており、僅かに谷間が見えて】
【起伏に富んだ小柄な体躯は、パンツスーツ故にそのシルエットを良く見せる】
【蝶の意匠の施された銀色の眼鏡が特徴的で、鋭い印象を与える】
【口元には、火の付いた細葉巻の甘く濃厚な煙が流れて】
【鋭い目線や雰囲気を中和する役割を、その煙が果たしているだろう】

【そんな女性が、どうやら相手の不良どもを格ゲーでカモにしているようだ】
【画面には19連勝と有り、周囲の雰囲気も不穏である】

あららー、どぉしたのかなあー?
もう終わりかしら、それともリアルファイトしちゃうのかなー?
ま、ダメ押しで20連勝行っちゃいましょーか‥‥っ、ってああこうなっちゃうのか。

【調子に乗りすぎたかなーとつぶやきつつ、女性は不良に胸ぐらを捕まれ釣り上げられていた】
【しかし、暢気にタバコの煙を吸って、ふぅ、と不良の顔面に吐きかけて】

【直後】

「‥‥ぐ、う、ご‥‥ぉぁ‥‥っ」

【煙を掛けられた不良が、苦しみながら昏倒したのだった】
【とんっ、と女性は地面に降り立って、しかし周囲を5人の不良に囲まれているのが分かるだろう】

あっちゃー、どうすっかな。
なに、レイプでもすんの?
言っとくけどあんたら全員タイプじゃねーから一昨日きやがれ屑共め。

【などと、めちゃくちゃ不穏な雰囲気を振りまいている】
392 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 00:45:51.30 ID:hX9oDJe30
>>389
「うう…危なかった」(運だったな)
【すぐに立ち上がる、ふらふらしているが】

「こっから本番…」(まぁ意識はつなげたいな)
【構えなおしキリリと表情を変える】
【集中しなければいけない】
393 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 00:50:54.69 ID:sM27FLxB0
>>390

「人間だってフォアグラを食べるもの、鳥達だってソレは同じだわ。
 私にしてみれば…興味がない、故に無価値で」

眼前に訪れる結末はいかに、その顛末を知る者は生きてはいないけど。
死後なんて後にも先にも分からないものだ、疑う理由はない。

「それはそれで危険だよ。その手の趣味の人が連れてしまう。金物を持って路地裏を歩くのと同義だよ。
 どうでもいいがね、歩くのならレールの上を歩いたらどうだい?」
394 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 00:51:01.00 ID:PBnof8KIO
>>392

「…二年のブランクは甘くない…」

【そろそろと、ゆっくりと左足を下げ…】

「……でも、…もうじき取り戻せそうだ…」

【ドンッ】
【刹那。踏み込み。】
【妹と戦った彼なら分かるだろうが、女のその震脚の早さは彼女のそれとは比べ物にならない。】
【残像を残すような速度で、下げた左足で踏み出した。】
395 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 00:57:09.05 ID:J2Ri7Ollo
【月がとても綺麗な夜、すっかり人がいなくなった物静かな公園】
【滑り台の上に座り、月を見上げる一人の青年がいた】

あー、腹減った……

【つぶやきは静寂の中に消え、また虚しさだけが帰ってくる】
【こんなことをつぶやいたところで、空腹は消えない。青年はため息を付いた】

【燃えるように逆立つ金髪に整った顔立ち】
【黒のレザージャケットに赤色のシャツ、そしてジーパン】
【目付きが悪く、あまり人柄が良さそうには見えない青年だった】

やっぱ、公園の水だけじゃひもじいな……

【どうやら青年、公園の水で腹を満たしていたようだ。そりゃ腹も減るだろう】
【見たところ20代前半といったところで、まだ食欲も衰えていない】
【そんな男性が水だけというのは、正直言えばかなりアホだった】
396 :【魔鎧音撃】魔力装甲の展開&衝撃魔法 [sage]:2011/08/06(土) 00:58:04.52 ID:V18ws0WBo
>>391

「……うわ」 眉を眉間に寄せ、小さく口を開いて漏らす。

喧騒の中、とはいえ喧しい女への嫌悪感。不自然に甘ったるい煙の香りに対する生理的拒否反応。
たった一言だったがそこにははっきりと、格闘ゲームの筐体の前で怒鳴り散らす女性への否定的感情が込められていた。
両者の距離はさほど開いていなかった、ともすれば顔を合わせる前に、少女の存在に気付ける程に。

面倒に巻き込まれるのは御免だ、ああいった手合いは苦手だし、『任務』に支障をきたすかもしれない。


少女はそのまま黙し、極力物音を立てないようにして女性の後ろを通りすぎ、そのまま出口へと向かおうとした。
慎重を期して、時折様子を探るようにそちらを見遣りながら――
――その度に鋭く、冷え切った視線が、女性の背中に突き刺さる。
397 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 00:58:23.14 ID:hX9oDJe30
>>394
すいません、眠気がやばくなってきたので連結でいいですか? 明日は予定ありませんから
398 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 01:00:45.20 ID:PBnof8KIO
>>397
/了解です!
/自分も明日は用事無いので…
/おやすみなさいです。
399 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/06(土) 01:04:51.94 ID:9pTTk7Obo
>>396
【ちらり、と女性と貴女の目が会うだろう】
【そして、にぃっ、と女性の口元が歪められて】

【こ の は く じ ょ う も の】

【と、とても楽しそうな笑顔で、口パクしたのだった】
【そして、直後】

わ、私のこと、忘れたのっ!?
と、友達を見捨てるなんて、ちょっと酷くないっ!?

【当然友達なんかじゃない、そう、彼女は】
【目の前で己を無視した貴女を、強制的に巻き込んでやろうと】
【とても意地汚いマネをするのであった。正直、屑のような所業であろう】

「‥‥おぅ?そこのネーちゃん、此奴のダチか」
<へ、此奴も一緒に犯しゃいいんじゃね?>
”へ、へへ。ヒョロいし、ちょろいちょろい”
<<‥‥お、おれ童貞なんだけど、い、いいのかよ>>

【などと、不良どもは貴女の方に向き直り、にじり寄ってくるだろう】

【が ん ば っ て ね ぇ】

【後ろから、女性がいじわるな笑顔で、ひらひらと手を振りながら口パクするのであった】
【正直不良どもは強くないため、果糖と思えば簡単に勝てる】
【なのに、貴女にけしかけたのは、単にむしゃくしゃしたからだった】
【後ろで女性は涼しい顔をして細葉巻を吸っているのだった】
400 :【唯物支配】“大きさ”を支配する能力 [sage]:2011/08/06(土) 01:10:19.69 ID:kSfjIF7lo
>>393

「真に有能な人間は無為に過ごすことができる。無価値なものもまた自身だ」

男は白い道を下る。振り返ることはない。だが、この闇に誘われた少女がいることに“こちら”世界の意味を見出しつつあった

「彼らが死ぬのには理由はない。理由を語るための言葉はもう剥落してしまったのだから」
「ひとつ、教えておこう―――君も気をつけるといい。その小さな唇で真実を語ろうとも、言は必ず舌根を抑えつけてくる」
「なあに簡単なことさ。目の前にある獄を語るために俺が費やすのは、煙一つさ」

男はまた煙草を燻らせながら、長い坂を下りていった。

「―――嬢ちゃんもついてくるかい。安心しな、嬢ちゃんが育つにはあと十年はかかる」
「レールの上なら、適切だとでもいうのか?」
401 :【魔鎧音撃】魔力装甲の展開&衝撃魔法 [sage]:2011/08/06(土) 01:20:36.90 ID:V18ws0WBo
>>399

「何……ッ?ふざけないでください、私はただの学せ―――」

見た事も無ければ聞いた事も無い、記憶の片隅にすら存在しない女性に突然、馴れ馴れしく話し掛けられ――気付けばこの有り様。
身構え、歯軋りしながらじりじりと後ろへ退る。片付けようと思えば、格闘だけでも済ませられるだろうか。


「……覚えておいてくださいね?絶対に許しませんから」
「こんな児戯みたいな事、良い大人のやる事ですか」

と悪態を付いて、今日一番の冷たい目線を女性へと送った、その直後だった。

少女の体が、さながら浮翌遊するように宙へと浮かび上がる。ギリギリのラインまで舞い上がるスカート。
もし不良達がその中身を凝視しようとしたなら、恐らく少女はそのうちの一人の肩に、丁度正面から肩車される形で『飛び乗って』

ふん、と一つ威勢を付けて腿を捻り、不良Aの首をあからさまに不自然な方向へと曲げ―――ひいてはその勢いで不良の体を、脇腹から地面へと叩きつけるはずだ。
402 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 01:20:41.99 ID:sM27FLxB0
>>400

「なら、私が獄を語るのなら、それこそ獄という言葉を語るね。
 その十年もたった一言、十年経過したと加えるだけでいい。あぁ、これは君には分からないか」

等と言葉を濁す。
長い坂をくだる男をどうしようかと、少し悩んだのち暇潰しに追いかけることにする。

「さぁね、レールの上を歩いてたら列車に轢かれてしまうかもしれない。不運なんてものがあるからね」
403 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 01:22:32.31 ID:J2Ri7Ollo
>>395

/まだ募集中です……!
404 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/06(土) 01:29:00.38 ID:9pTTk7Obo
>>401
ふぅ、怠い怠い、今日は暑いのよねー、喧嘩なんてやってらんねーっての。

【筐体に腰掛けつつ、足を組んで後ろでニヤニヤしている】
【半端じゃないレベルで不快な女である】

「ぅ、ぉおおおっ」

【不良の一人が、少女に詰め寄っていき、しかし視線が一瞬スカートに向いた】
【直後、ごきりと嫌な音がして、不良は地面に倒れていた】
【妙に幸せそうなにやけた顔をしていたのは、間違いじゃないきっと】

<‥‥お、おいマズくね?>
やば、たっちゃんやられたよ、おい
<<‥‥お、俺の初体験はどうなるんだよ?>>

【不良たちが、そんな風に距離を話し始めた直後】

【轟っ】

【不良の背を、甘く濃厚な葉巻の香りと共に迫る炎が炙った】

<ひ‥‥っ>
た、すけ‥‥っ
<<おれの童貞があああああっ!>>

【服を焦がし、ズボンの尻も燃やされているため、知りをさらけ出したまま、不良たちは逃げていくだろう】

‥‥つまんね。
酒でも飲み行くかなぁ。

【足元の、最初に倒した不良の頭をヒールでゴリゴリと踏みながら、人事のように呟くのだった】
【色々と、常識から外れまくった行動だろう】
【もし、少女が此方を見るのなら、にやり、と嫌な笑顔を浮かべて】

わっるいねー、育ちが悪いもんで、中身ガキなのよ。
学校いったこと無いから仕方ないよね、正直さー♪

【幸せに学校に行けているとか、表の世界にいるとか】
【そういう事が、妙に要らついて、女性はこんなことをしたのだった】
405 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/06(土) 01:33:16.65 ID:PBnof8KIO
>>395

「はー……」

【そんな公園に入ってくる一人の人物がいた。】
【もう夜だ。辺りは暗く、人っこ一人いない。彼女もまた、相当な異質である。】

「……学園のほうにはまだ…」

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは背中の身の程もある大きな片刃の大剣と、左腰のコートで見え隠れするホルスターに納められたリボルバー。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】
【また、辺りは季節的に暑いのだが、女は涼しげで、】
【その証拠に、彼女の周りだけまるでクーラーをあてがったかのように、程よく涼しい。】

「…まあいいわ。そもそも時期が大事よ。」




「―――――――――――っ!!」

【独り言を呟きながら、ぼんやりと歩いていると、】
【前方不注意で、浮石に躓いて前のめりに転ぶ。】
【転び方が悪かったのか、手に持っていた紙袋…2つ肉まんが入ったそれが相手の方に飛んで行き、そして―――――――――――】
406 :【唯物支配】“大きさ”を支配する能力 [sage]:2011/08/06(土) 01:38:14.00 ID:kSfjIF7lo
>>402

「言は過去にも未来にも存在しないという点で、跡形もなく飛散してしまう」
「世界が滅ぶ日をついに言いえず、すべての予兆は剥がされてしまった。そこに横たわる屍体から髪の毛が奪われたように」

「手を貸そう。暈色が濃くなってきた。こんなときは迸る血を感じる必要がある」

男は追いかけてきた少女を振り返り、手を差し伸べた。白すぎて指先まで蒼々としていた

―――入江は棺であった。入江は鬆がたっていた。入江は薄暮の光だった
―――入江は死であり、死そのものだった。入江は記憶であった。入江は忘却であった。

無辺に広がった屍体の群生。入江は流れくるものをすべて受け入れていた。白い道を下る、ふたりでさえも

男は一面の白骨を踏む締めながら、入江の際まで来ると勃然と入江を眺めた。ここからさきは薔薇の血の道なのだと
407 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 01:42:27.05 ID:sM27FLxB0
>>406

「私に言わせれば世界の終わりなんて、玩具箱のお片づけだよ。まぁ、ありがとう」

一言礼をあげて蒼白な男の手を握る。
そして只無言で男の後を追う、踏みつける骨からポキリと良い音が聞こえた。

「この先に何かあるのかい?」
408 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/06(土) 01:43:06.13 ID:SJEBqaZM0
>>395
まだ大丈夫でしょうか


 青年が喋らなくなったころ。
 こつ、こつ、とソールを鳴らして、滑り台に寄るのは、“独り”の女性。
 月明かりに染まったようなポニーテールが靡き、眼帯と、それがかかっていない方の赤い目がうっすらと煌めく。

 滑り台の下、柱に寄り掛かると。
 食べかけのホットサンドを、口にしようとし――。
 止める。

 食欲が、無いのだろうか。
409 :【魔鎧音撃】魔力装甲の展開&衝撃魔法 [sage saga]:2011/08/06(土) 01:43:17.15 ID:V18ws0WBo
>>404

「あー……」

不良Aのそれとは対照的な苦い表情、一瞬、選んだ技を間違えたと後悔したのは決して言うまい。
挙げ句臀部に火を付けられ、蜘蛛の子を散らすように退散していく不良B以下を尻目に、事の元凶たる件の女性へと向き直る。


「まあ……私も、学校に行きだしたのはつい今年の事ですし」
「それでも中身が、例えば私と比べてこうまで差が出るとは、にわかには信じられませんが」

感情的、煩い、ろくでなし―――少女にとっての嫌いな人間たる条件トップ3が勢揃い、トリプル役満。
無論、相手へ向けられる言葉は自然と辛辣なものになる、根は良くとも、厄介事に巻き込まれようとも、嫌いなものは嫌いだ。


「……っと、すいません。言い過ぎましたかね」
「これじゃ、あなたと大して変わりませんし」

口に出してからすぐ、それが自分の『嫌い』な感情に依るものだと気付いて、反射的に謝辞を述べる。しかし反省の色は見えない。
そもそも、最後の一言のせいで直前の思考を全否定してしまっているのは内緒だ。
410 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/06(土) 01:43:59.65 ID:SJEBqaZM0
>>408
すみません、よく見ていませんでした、取り消しでお願いします
411 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 01:44:28.73 ID:J2Ri7Ollo
>>405

【夜の公園、あまり人気がないため、青年以外の物音など風が揺らす葉の音ぐらいだ】
【そんな公園に、誰かがやってきた。静かだったせいか、なんとなく気配を察し、ふと目を向ける】
【青年の眼には完全武装した女性の姿が目に写った】

おいおい……物騒だな

【確かに世の中物騒だ。ましてや夜中、女性が一人で歩くのは恐ろしいことだろう】
【だがそれにしても拳銃、そして普通の人間では扱えないような大剣……】
【左目にある傷を見て、青年の中に警戒心が発生し、感覚を研ぎ澄ませる】

……

【しばらく視線をそれとなくそちらへ向け、観察する】
【金品などほとんど持ってはいないが、カツアゲなどされたらたまらない】
【そうでなくてもこの世界には殺人鬼などが多すぎるのだ、警戒するのに越したことはなかった】
【そうして観察を続けていると……飛来する何か】

――――ッ!!

【達人には及ばないとはいえ、格闘技の体得者である青年が、それをつかむのは容易だった】
【いつもならばなにか危険物かもしれない、と警戒するところだったのだが】
【彼の嗅覚を刺激する本能が、無意識にそれをキャッチさせた】

【それを手に取り、恐る恐る中身を見、そして――――】
【獣のような、飢えた目付きで女を見た。目付きが悪いため、睨みつけるようにも視えるかもしれない】
【視線には、飢餓故かこんな言葉が込められていた】

【――――“殺してでも奪い取る”】

【……まあ、流石にそれは大きく出すぎだが】
412 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 01:44:56.18 ID:J2Ri7Ollo
>>410

/次の機会によろしくお願いします!
413 :【剣聖】 [sage saga]:2011/08/06(土) 01:48:27.57 ID:fbx+mzG/o

「ひ、ふ、み……足りないね……」

自販機の前で項垂れる紫色の外套の麗人――腰の二本の刀から剣客と分かる。
和装を着こなした和製美人と形容するに相応しい、真っ直ぐな黒髪と白い肌。

一見すれば女性だが――――。


「………今夜も野宿、か」


手の平の上には三枚の小銭。銅と銀と黄銅が一枚ずつ。
これでは缶ジュースすら買えない。悲しくなるほどに貧乏であった。
414 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/06(土) 01:51:26.82 ID:9pTTk7Obo
>>409
‥‥へ、澄ました顔してよ。
そういう顔が一番嫌いなんだよ、私はな。

【ぺっ、と足元の不良に唾を吐きかけて、じゃまだとケツを蹴り飛ばして無理やり起こす】
【そして起き上がった不良にさらに蹴りを入れて、逃がすのだった】
【どう見ても、育ちが悪いというレベルの問題ではないほどだ】
【人格形成に致命的な問題が有ったとしか思えない、そんな性格】
【続き、相手の嫌味じみた言葉に、眉間にシワを作って】

ぁん?テメェ喧嘩売ってんのかしら?
言っとくけど、そこらの不良より沸点低いし、容赦無ぇから気をつけろよ?

【なまじ美人故に、その顔は恐ろしい】
【しかも、声は低くドスが効いていて、何というか、ビジネスウーマンというよりは――】
【――極道の姐さんとか、そういう方が似合うような印象だろうか】

あー、金にならねぇことはしたくねぇのになー。

【どさり、と格ゲーの筐体の前の椅子に座り込み、おもむろに財布を取り出した】
【ぴんっ、と財布から何かを取り出し、相手に弾くだろう】
【日本円にして、最高額貨幣。いわゆる一万円の価値がある紙幣を投げて渡した】

喉乾いたからなんか買ってきて。
釣りやるから、それでちゃらにしな、面倒は嫌いなんだよ。

【あ、燃え切った。と小さく呟いて、二本目を取り出そうとしたが】

っち、空か。厄日じゃねーか今日。

【細葉巻が無かったようで、金髪のボブカットをがりがりとかきむしっていた】
【最初の印象に比べて、妙にフランクかつ話しやすい気配を放っているだろうか】
415 :【唯物支配】“大きさ”を支配する能力 [sagesaga]:2011/08/06(土) 01:53:49.91 ID:kSfjIF7lo
>>407

「――――言をしまう言があればいいが、残念なことに受け入れるのは入江だけなんだ」

男は少女から手を離し、その場で胡坐をかき、無表情で入江を見つめていた

「先になにがあるかは分からない。分かっていることは俺が君を殺すということだけだ」
「だが、それもまた惜しい。君が美しく育つ姿を見ずにその首を断ち、ホルマリン漬けにすることはしたくはない」

男の首の索溝が燐光を帯びていた。男は閾の闇をたゆたうひとつの遊糸だった
416 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/06(土) 01:54:59.57 ID:PBnof8KIO
>>410
/ごめんなさい…

>>411

「あいたたたたた……」

【まともにこけることはなかったが、女は大きく前のめりになり、全体重を左の足の爪先で支え、そして態勢を立て直した。】
【ひねった様な、突き上げてくる痛みが襲う。】
【隻眼であり、かつ辺りが暗かったため周りが見えず、石につまづいたらしい。】

「ふぅ……ったく…」

「…あら?…」

【手に持っていたはずのものが何処かへ行っている。】
【確かに先ほどまで持っていたのだが…と、彼女は辺りを見回した。放り投げているかと思ったのだが、どこにも落ちていない。】

【すると、どこかで人の気配がする。それもただの、凡人の気ではなく、】
【どこか殺気だったような、獲物を狙う獅子の鋭い視線を向けられている様な、そんな尖った雰囲気だ。】

「………」

「…なに。……あ、それ…」

【睨まれたら、睨み返す。その行為は彼女の意思ではなく、半分反射として行われていた。】
【勝気な性格と、気の強い自身から来ていると考えれば妥当だ。】

【そして、気がつく。相手の手に持っている紙袋は、自分のものでは無いか。】
417 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 02:03:09.42 ID:2ZMbqXdC0
>>415

「へぇ、分かりやすい。いいね、そういうのは。
 それでこそついてきた甲斐があったというものだよ」

少女はにこりと笑うだけであった。

「だから今回はソレっぽく相手をしてあげよう。文章が稚拙なのは簡便してくれよ、時間が時間でね」
418 :【魔鎧音撃】魔力装甲の展開&衝撃魔法 [sage saga]:2011/08/06(土) 02:03:48.93 ID:V18ws0WBo
>>414

「くぅ……」

口をへの字につぐんで、押し黙る。脅し文句を並べ連ねる金髪の女性を、負けじとじっと見据えて。
認めたくはないが気圧されたのだろう、返す言葉が喉を出ない。その小さな手は小刻みに震えていた。

その勢いで万札相当の金を受け取り、言われるがままに同じフロアーにある自販機へと歩いていく。何をしているのやらと、自嘲めいた笑みを浮かべた。


「以外と美味しいんですよ?これ」
「……好みの別れる味ですから、合う合わないは知りませんけど」

暫しの後、戻ってきた少女が手渡したのは―――『スパークリングお茶』巷ではマズいと評判の新製品らしい。
少女もまた同じ商品を一本――申し出の通り釣り銭はスカートのポケットに押し込んで――ボトルを傾け、喉へと流し込む。
少女はそれをとても美味しそうに、一口、また一口と飲み込んでいく。

もし女性もそれを口にして、かつまともな味覚をしているのなら――炭酸は要らないだろうと突っ込みたくなる緑茶の味わいが、口内に広がるはずだ。
419 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 02:05:28.41 ID:J2Ri7Ollo
>>416

……

【中に入っているのは、食べ物。自分が渇望しているもの】
【だが、これは人のものだ。今すぐ喰らいつきたいが、そうは行かない】
【ならばどうする?逃げるか?逃げ切れるだろうが、そんな情けない選択肢はありえない】

【ならば、戦うしかないじゃないか】

【どうやら青年に交渉するとかそういった考えはないらしい】
【多分空腹のせいで思いつかなかったのだろう、馬鹿である】

……おい

【相手が自分のことを睨みつけていた】
【青年は目付きが悪いゆえ睨んでいるように見えるだけのため、実際は睨んでいない】
【自分はまだ何もしていないのに、なぜ睨みつけられなければいけないのか】
【そんな苛立ちが空腹と綯い交ぜになり、声をかけ立ち上がる】

“これ”……アンタのだろ?

【右手に持つ紙袋を指さし、ニヤリとどこか不敵な笑いを浮かべる】
【対峙すると背中に背負われた大剣の異質さに気がつく】
【正直言えばリーチ的に分が悪すぎる、拳銃も持っているようだし】
【しかし、今ここで奪わなければ――――死ぬ】
【もはや引き下がることはできないのだ。とりあえず交渉してみろよと言いたいところだが……】

返してほしけりゃ――――オレを倒してからにしな

【ただでさえ肉弾戦しかできないのに紙袋で片手は封じられており、更に空腹で体力は限界】
【水でたぽたぽの腹を引きずり戦っても負けるのは目に見えていた】
【しかし空腹のため青年はもはや食欲という本能に身を任せたただの“獣”】
【要するに馬鹿なので勝敗関係なしに勝負を挑もうとしている】

【その笑いながらも、どこか鬼気迫る表情をした青年の雰囲気は、まさに牙を向く寸前の狼と言っても良かった】
【……今現在の、実際の戦闘力は小型犬並である】
420 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/06(土) 02:08:28.36 ID:9pTTk7Obo
>>418
へっ。

【鼻で笑う様に、嫌な表情を浮かべていた】
【だが、次の瞬間には普通に気の良い美人さん風の表情を浮かべていて】
【どうやら、金を渡した時点で、貸し分は返したと思ったようだ】
【そして、渡されたお茶を受け取って、キャップを開く】

‥‥炭酸のお茶、ねぇ、こんな変なもん‥‥。

【くいっ、とお茶を喉に流しこむ、そして嚥下した瞬間】
【くわっ、と目が見開かれ、ごっごっごっ、と一気飲みして行く】
【そして、30秒程で全てを飲み干したら】

‥‥ぶはぁッ!

【と、おっさん臭い声を上げて口元をぬぐって】
【凄まじく機嫌の良い表情で、言い放つ】

やっべぇ、コレめっちゃ旨いじゃないの。

【と】
【少々味覚がズレているというか】
【基本的に食生活が酷いタメ、大抵の物を美味しく感じる幸せな舌だった】
【機嫌が良くなったのか、メーカーの所や、ロゴの説明を見ながら、へー、とかほー、とか声を漏らして感心していた】
421 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/06(土) 02:16:08.69 ID:ZsQeBfaWo
>>326
【これまた予想外にも輝くような笑みを向けてくる少女が眼前にいて、この夕方の森の寂しげな雰囲気が一瞬にして払拭された気がした】
【照れながらも笑みを絶やさないその姿からは健気さすら感じれて実に心をほっこりとさせてくれる。久しぶりに良い人と会った気がする】
【堪らずこちらも軽い微笑みを零しつつ立ち上がり、土汚れなどを払う少女を見下ろしながらも鼻で焚き火から漂う肉の臭いをかぎ、若干焦げてきたのに気が付くと】

「じゃ、その辺の切り株にでも座ってて。おいしそうなの持ってくるから」

【一瞬手を差し出しかけたがこれ以上肉を放置すると焼き過ぎて肉が硬くなり、しかもその肉汁やら油すらも燃え尽きてしまいかねないことを考え出し】
【少女へとやや薄情かもしれないがそう言って座る事を促し、自分は焚き火の方へと向かって歩み寄っていくのであった】


/いえいえ、こちらこそレス時間が安定しなくて申し訳ないです……
422 :【唯物支配】“大きさ”を支配する能力 [sagesaga]:2011/08/06(土) 02:16:26.66 ID:kSfjIF7lo
>>417

男はにこりと笑うだけの少女を見て、どこでもないような苦笑いをした。
ふつふつと湧き上がってくる笑いに肋骨がぽきりと音を鳴らした。ようやく同期したような予感さえあった

「――――力み過ぎだ」

砂を叩きながら、骨を鳴らしながらも入江から目を離すことはない。別離した魂でもあるかのように。

「一丁前に戦えるようになったら俺のところへ来い。そうやって力んでいる間は俺には勝てねえよ」
「それにな、俺は女と戦わねえって決めてんだ。それでもやるっていうなら――――」

手には砂―――それも極微量なものだ。洗い流すこともできない、砂の
423 :【剣聖】 [sage saga]:2011/08/06(土) 02:16:50.19 ID:fbx+mzG/o
>>413
/まだ募集中だったり
424 :【魔鎧音撃】魔力装甲の展開&衝撃魔法 [sage saga]:2011/08/06(土) 02:19:47.09 ID:V18ws0WBo
>>420

「お、あなたとは気が合いそうな予感がします」
「やっぱり緑茶は偉大だと思いますよ、詫び寂びがいつでもどこでも味わえますしね」

凄絶なまでの前言撤回、たかがB級飲料の一つや二つでそこまで決め付けるものだろうか。
とはいえ後に続く言葉を聞けば、まず間違いなく女性の方はそれを否定するだろうが。
少女も負けじと炭酸茶を一気に飲み干して――――


「……う」

――げっぷを一つ、否、まだ出かかりだった。
自分の貞淑で純情で清らかな大和撫子、相手曰く「澄ました女」
その印象を崩すまいと必死に口を抑え、顔を赤らめて呼吸を堪える。
傍から見ればくしゃみ、最悪嘔吐しようとしているように見えなくもない、その行動はむしろ逆効果にすら思えるが。

425 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/06(土) 02:23:13.17 ID:PBnof8KIO
>>419

【夜食だ。あれは夜食である。自分がこの後宿かどっかで寝転がってでも食べようと思っていた夜のお供だ。】
【夜間に物を食べると消化に悪く、太るとかなんとか言うが、そもそも女としてあまり自覚が無い彼女は体重の変遷など意識していなかった。】
【食べたい時に食べたい物を食べてなにが悪いというのか。そんなことを思っている。】

【相手が袋の中に視線を送るのをみると、その瞬間口数が少なくなった気がした。それだけで無く、どうも目が怖い。】
【まさか相手が睨んでいないとは思わない女は、真っ向から鋭い視線の火花を散らしていた。】

「…なによ。そうよ。私のよ。」

【静かだが、その言葉ははっきりと相手に届くだろう。「さっさと返せ」という苛立ちにも似た感情が込められているのは否定できない。】
【感じが悪いが、これが彼女の素なのでどうしようもなかった。】

「は、はあ…?」

【不敵な笑いから、放たれる言葉に一瞬ポカンと。相手をバカにしているわけでも、見下しているわけでも無く単純に状況を把握しかねているからであった。】
【「倒せ」というのは即ち「殺せ」ということだろうか。…いやいやそんなわけはあるまい。肉まんの一つで命をかけた戦いをするなど、信じられなかった。】
【ということは単純に「組み伏せれば」いいのか…素早く思考しながら、考えをまとめ、】



―――――――――――グワン



【牙を向きかける狼に届けるのは、一振りの重低音。】
【女は無言で大剣を抜き、同時に一振りした。】
【当然、この距離からではその刀身は相手には届かない。しかし、その刀身から「放たれた」ものは、甲高い音とともに確実に彼に迫っていた。】

【滑り台の端が、放たれた何かによってスパッと「真っ二つ」に分断されたことから、その正体に気づけるだろう。】
【そう。鎌風…いわゆる「斬撃」である。分離した斬撃が、青年を襲おうとしているのだ。…その進行方向にあるものを片っ端から切り裂きながら…】

【不可視であるが、前述の通り、加えて音と、不自然な空気の淀みから存在に気づけるだろう。また、速さ的にも避けようと思えば容易い。】
426 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 02:24:49.74 ID:2ZMbqXdC0
>>422

「なんだ、残念」

それは始めて見せた子供のような我がままな声で。

「君は戦闘を仕掛けるタイプだと思ってたのに、見込み違いだったな。
 あぁ、そういえば最近上の方に戦えってついてないのはそいうことなのかな」

等と愚痴のような呟き、酷く不服そうだ。

「私は本気で戦ってくる相手が欲しいのに。
 勝つとか死ぬとか馬鹿らしい、そんなもの只のロストだろう?また遊びなおせばいいのさ。
 それでこそゲームみたいに初めからね」
427 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/06(土) 02:26:25.50 ID:9pTTk7Obo
>>424
うーん、わびさびはわかんねーわ。
ま、茶は好きだけどね。酒はもっと好きだけど。

【わびさびが理解できない最近のダメな若者である】
【此方のほうが年上だが、どう考えても精神年齢は此方がガキだ】
【酒酒ー、と足をぶらぶらさせながら謎の鼻歌を歌っている】
【そして、相手が突然げっぷをしようとして口を抑えたのを見て】

っふ、は‥‥あははははははッ!

【けらけらと楽しそうに笑い出したのだった】
【この女、喜怒哀楽感情が凄まじくはっきりしている】

なぁーに、澄ましてんのよ。
こんなゲーセンで、げっぷしようと誰も見ちゃいねーっての。
気取ってちゃ、人生楽しくねーぞ?

【と、ふらんくすぎる言葉を掛けるのだった】
【作法など知ったことか、決まりなど知ったことか。そう言わんばかりの態度だった】
428 :【剣聖】 [sage]:2011/08/06(土) 02:29:59.13 ID:fbx+mzG/o
>>413
/なしで!
429 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 02:34:35.29 ID:J2Ri7Ollo
>>425

……あン?

【相手が剣を振る。ただの脅しかと思ったが――――】
【否、それは間違いなく自分に向かって迫ってきている。進行方向のものを、切り裂きながら】
【疑問の声をあげたのもつかの間……すでに、もうそれは眼前へと来ていた】

――――っと、危ないじゃねえかよ

【能力を一瞬だけ発動し、驚異的な瞬発力で右に飛び転がり、回避を行う】
【ギリギリ間に合わなかったのか、服に僅かに切り傷が刻まれたが、これで食料が手に入るなら儲け物だ】
【ただ、もうこの際リーチのことに関しては気にしなくていいらしい】
【なぜなら、此の公園すべてが彼女のリーチ内だと今の攻撃で感づいたからだ】

っし、行くか……

【飛ぶ斬撃、話に聞いたことはあるが、実際に見るのは初めてだ】
【面白い――――そんな芸当ができるのは、大抵達人やら何やらと相場が決まっている】
【ならば、目の前の女性もおそらく、腕のたつ剣豪に違いない】
【食料がほしいという欲求があったが、それと同時に喧嘩屋としての血が、騒ぎ始めていた】

【そして、肺いっぱいに空気を吸い込み、気合を入れ】
【能力を発動し、一気に駆け出す――――其の速度は常人ならば捉えるのが難しいほどだ】
【だが、身体能力の高いものであれば捉えることは可能だろう】
【女性の次なる斬撃を警戒しながらも、全速とまでは行かないがかなりの速度で接近を図る】
430 :【唯物支配】“大きさ”を支配する能力 [sagesaga]:2011/08/06(土) 02:41:47.58 ID:kSfjIF7lo
>>426

「君が本気で戦うならば俺も相応の力を使わなければならないだろうが――」

子供じみた少女に男は無表情のまま歩き始めていた

「その考えでいる限り、俺は戦うことはないだろうな。やりたいならいつでもいい。寝込みを襲ってくれても構わない」
「まだ幼い少女が俺みたいな中年の男を襲うというなら、なんとも嬉しいことだが」

白い道を辿る。やるべきことは決まっていた。続発するこの異常現象をつきとめること――

「なにかあったときは呼ぶといい。女ならすぐに駆けつける。野郎ならその場で相手に加勢する」

男は潮騒を聞いて、稜線を往く黒い棺の列に目を凝らした。報償を運ぶ蟻のようだった
431 :【魔鎧音撃】魔力装甲の展開&衝撃魔法 [sage saga]:2011/08/06(土) 02:42:28.85 ID:V18ws0WBo
>>427

「…」 堪える、楽になれと、女の声。
「……」 堪える、否、帝国女子たるもの貞淑でなければ。
「………」 堪える、もう、楽になっちゃっても良いよね?そして――――

「【諸般の事情により、カットされました】」

我慢の挙げ句少女が出したそれは、あまりにも強烈だった。
もはや何とも付かぬような汚濁した雑音。それに加え、喧騒の中でもしっかりと聞き取れる音量。
予想以上の結果に顔を真っ赤に染め、頬を膨らせて女性に恨めしげな視線を送る。

あと少しで引っ込んだのにと、ぶつぶつと恨み言を漏らした後で咳払いを一つして。


「……せっかく友人が、と思ったのですが」
「お酒もまあ、嫌いではありませんけど、飲んだ事もありませんし……美味しいんですか?」

紺と白の学生服が示す通り、彼女はまだ未成年だ、印象や性格からして、客観的にも飲んだ事があるようには見えない。
純粋に興味が沸いたのか、年齢的には「大人」で「年上」である女性へ一つ教授してもらおうと、今度は瞳を爛々と輝かせ、相手と目を合わせた。
432 :【頑強魔法】@wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 02:48:15.12 ID:2ZMbqXdC0
>>430

「それでは稚拙な端役者は退場するとしよう。
 まぁ、暇つぶしに探偵のまねごとでもしたらまた出会うかもね」

そういって少女の体が地面に沈んでいく。

「だから姿が子供なのさ。思考が言葉ならば言葉も幼稚ってね。
 俗に言う一人めさ」

そういって姿が消えていくい

/oruddesita
433 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/06(土) 02:48:47.63 ID:PBnof8KIO
>>429

「あらら…」

【進んだ剣圧は、滑り台を真ん中から真っ二つに切り裂き、なおも何処かへ飛んで行ってしまった。】
【青年が回避した後、彼が元いた場所、つまりてっぺん付近が空に投げ出され、そして地面に落ちる。】
【静寂が支配していた公園に、一度だけ轟音が響いた。】

【まともに当たれば相手は死ぬところだったはすだが、女は涼しい顔。】
【それもそのはずで、最初の彼の動きから、この程度なら避けると踏んだからである。】

「見事な身体能力ね。…羨ましいわ。」

【刃を上にして肩に担ぐ。これだけの動作が彼女にしてみれば「構え」であり、その証拠に女には微塵の隙もない。】
【夜風に微かに髪を靡かせながら、相手の行動を待った。】
【能力持ちか…はたまた能力者ならどんな能力か…ぼんやりと思考しながら、対抗策を練る。】

「来るかしr―――――――――――!?」

【言い終える前に、女は目を見開いていた。それもそのはず。】
【「瞬きをした瞬間に」目の前に接近されていて驚かないはずないだろう。】
434 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/06(土) 02:49:15.50 ID:9pTTk7Obo
>>431
【げらげら、と品が無いにも程がある笑い声を、ゲップをした少女の直後に上げる】
【それは、少女のゲップよりいろんな意味で目立つため、少女に向いた関心は女性に向かうだろう】

‥‥ほれ、あたしの方が美人だから私に視線が着てるだろ?

【にぃ、と品の無いフォローと分かりづらいフォローをしていたのだった】
【多分この女なら周囲にイケメンが居ない限りはゲップだろうとためらわない】
【いろんな意味で、突き抜けている、そんな印象だろうか】

酒、ねー。

【少女の問に、うーん、と首を傾げながら】

大人の味よ、結局はねー。私が好きなのは、スコッチとかバーボン。
まあ、蒸留酒っていうきっつい度数の酒が多いんだけど。
洋酒ばっかで日本酒とかそういや行かねーな、好みじゃねーけど。

【と呟きつつ、少女の方を向いて】

丁度いい、近くのバーにでも行くけど、来るか?
一杯分とつまみくらいなら美人な≠ィ姉さんがおごっちゃるぜ?

【とりあえず実地で教えたほうが分かりやすい、と判断】
【女性は直ぐ近くの行きつけのバーに誘うことにした】

‥‥あ、安心しとけ。
ガキん頃から行ってるから、制服着てようが私のツレっていやぁ問題ねぇから。

【と、付け足したのだった】
435 :【唯物支配】“大きさ”を支配する能力 [sagesaga]:2011/08/06(土) 02:51:50.88 ID:kSfjIF7lo
>>432
/乙でした。意味の取りにくい始まり方ですみません
436 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 02:56:29.36 ID:J2Ri7Ollo
>>433

何もかもが……っ

【接近に成功し、再び口の端を吊り上げ】
【スピードの乗った一撃を、相手へと打ち込むべく、左手の拳を固める】
【ここで後悔した。元々彼は右利きなのだが、其の右手には紙袋が在った】
【本気の一撃を出すならば利き手が望ましかったのだが、致し方ない】

遅すぎるんだよ――――ッ!!!

【風を切る一撃――――が、其の速度はそこまで早くなかった】
【それもそのはず、空腹でスタミナが普段より限りなく少ない状態なのである】
【彼の能力はその特性上スタミナを多大に必要にする。燃料がなければ、車は動きはしない】
【空腹ゆえのスタミナ切れが、能力の発動を強制的に切断した】

チッ……!!

【とはいえ、先ほど出したスピードの勢いは、死んではいない】
【勢いを乗せた拳が、女性の腹部、鳩尾辺りへとまっすぐに伸びていく】
【が、先述通り速度はあまり早くなく、常人よりも少し早い程度でしかない】
【一般人でもギリギリ見きれるだろうし、躱すことも難しいことではなかった】
437 :【魔鎧音撃】魔力装甲の展開&衝撃魔法 [sage saga]:2011/08/06(土) 03:01:24.72 ID:V18ws0WBo
>>434

「そうですね……ありがとうございます、それよりも」

どうやら先の一発で少女の自尊心は完全に砕け散ってしまったらしい。
無闇に触れると、かえって傷付けてしまうかもしれない。今はただ―――


「スコッチ、バーボン、蒸留酒……?私、『帝国』の生まれなので残念ながら洋酒には疎くて疎くて」
「知らないものよりは、焼酎とか、そういう見知ったものの方が呑みやすい……かもしれません」

「という訳で、早速行きませんか?そこなら安心して呑めるみたいですし、ね……」

飲んで、その事を忘れたい。その一心で、先の事もあって落ち着かない少女、淑女の誇りはどこへやら。
少女の言葉に応じて相手が歩き出せば彼女もそれに従い、歩き出すはずだ、やや弾んだ足取りで。

「……あ、美人なお姉さん?」 言葉の最後に、忘れていたと言わんばかりに一言付け足して。
438 :【真双戒剣】 [sage]:2011/08/06(土) 03:08:49.36 ID:PBnof8KIO
>>436

「あんたが―――――――――――

【とは言え、接近されてなんの対抗策も講じずぼんやりしている彼女ではない。】
【距離を図り、最良の間合いに持ち込むために左足で踏み込んだ。】

【おそらく、相手は能力者。これは確定的だろう。無能力であそこまで素早く動けならそれはそれで怖い。】
【異能の力で自分の脚力を強化しているか、あるいは空間に干渉して縮地的に接近してきたかのどちらかだろう。と、結論づける。】

―――――――――――早すぎるんでしょうが!」

【拳が来る。こちらは先程のように常軌を逸した速度ではない。】
【回避に専念すれば、女でも避けることができた。しかし、彼女は敢えてそれを受ける。】
【初めから、避ける気など微塵もなかった。防御を犠牲にして彼女が手にした札は…】









【攻撃≠ナある。大剣を下ろし、そしてそれを相手の左脇腹目掛けて上から下へと突き上げる様に降り抜こうとした。】
【超重量の剣から繰り出されるその一撃は、鋭い剣速も合間って非常に重く、】
【大きな打撃系のダメージを与え、そしてさらに相手を空に吹き飛ばそうと接近する。】

【しかし、それでも見切れない早さではない。また、剣を下ろす、振り上げるという各種の予備動作があるため、相手の行動によっては、回避、迎撃も充分可能である。】

【さらに、どういう意図あってか、女は刃筋を逆向き、つまり青年に「峰」を向けて攻撃していた。】
439 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/06(土) 03:11:05.88 ID:9pTTk7Obo
>>437
なぁに、きにすんじゃねーよ、ガキがよ。

【ガキは嫌いだ。何時だって自分本位に動きやがる】
【だからこそ、私は羨む。私は、そう有りたいから】

【気づけば、何時も。己はガキに甘く動いている】
【コレは、己の甘えだ。コレが、一流の悪党に成れない己の理由だ】

【彼女は、己の中で渦巻く感情、何時もの其れを、押し殺す】
【普段であればシガリロの一服で済ませるのだが、切れている故】

‥‥あー、帝国か。
私の生まれはどこなのかねー、まあいいや、行くぞ、ガキ。

【にぃ、とカッコ良いと評せる笑みを浮かべて】
【颯爽とした足取りで、女性は少女を夜の街へ導いていく】
【その様は、まさに大人の女≠思わせるだろうか】
【そうして、しばらく歩いてたどり着いたのは、路地裏の奥にあるこぢんまりとしたバー】
【それほどきれいでもおしゃれでもないが、妙に落ち着く雰囲気を持つ、そこに無造作に入っていく】

うーっす、おっちゃん。

「いらっしゃいませ、お嬢ちゃん」

【ちょび髭の初老の男性に、着やすく話しかけて、カウンターの椅子に腰掛ける】

えーっと、私何時もの、あとシガー切れてるから、コイーバのクラブサイズ、ピンチカットで。
バーボンは、適当におすすめ入れてー。

【慣れた様子で、葉巻と酒を同時に注文し】

あと、ツレ居るから、このガキになんか飲みやすいの。
日本酒か焼酎メインのカクテルとかがいいんじゃねーの?

【と、慣れないであろう少女の代わりに、注文をした】
【そして、酒の前に着た、大きな葉巻】
【コイーバと言えば、葉巻の最高級銘柄の一つである】
【ハバマ産の高級な煙草の葉を一つ一つ手巻きして、完璧な湿度管理をした其れを、躊躇いなく口に加える】
【因みに、現在で言うと一本日本円にして3000円の煙草である】
【手元に置かれたマッチを擦り、火を付け、煙を口の中で味わう】
【シガーの煙は肺に入れずに口で味わう物である。濃厚で複雑な、大人の薫≠ェ周囲に漂うだろう】

‥‥やっぱ旨いわー、常用するには高いけど。

【恍惚な表情を浮かべる女性は、まだにダメな大人の典型か】
440 :【魔鎧音撃】魔力装甲の展開&衝撃魔法 [sage saga]:2011/08/06(土) 03:29:51.33 ID:V18ws0WBo
>>439

―――――バー。

落ち着かない、場所が変わっても貧乏揺すりと右往左往する目線は変わらず、店主、照明、女性と行ったり来たり。
女性の吐く紫煙が身分不相応という言葉を帯びて、己の身に染みていくような感覚、煙を鼻から吸い込んで、けほんと咳を一つ。


「……本当においしいんですか?それ」
「何というかえづきそうになりますし、嗜好品とはいえ吸う人の気が知れないのですけど」

先の甘ったるい薫りとはまた違う様相を持った紫煙の風味が、いがらっぽさとして喉の奥に残る。
これを好んで吸う大人の心情がどうしても気にかかって、酒と格闘する前に聞いておく事にした。

答えを待つ間、カウンターの向かいに置かれた酒の数々とメニューを見比べては、その値段を確認しつつ。
441 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/06(土) 03:40:56.88 ID:9pTTk7Obo
>>440
【少女の質問に、口の中で煙をかき回しつつ、ふうっ、と吐き出して】

物心付くころにゃ吸ってたからなぁ私ぁ。
なにせ、育ちが良くないもんだから。

【けけけ、と品のない笑いをこぼしつつ】

‥‥そうだなぁ、一種の精神安定剤。
吸ってる間は、ああ、何時も通りだ、って思えるからな。
どんな仕事している時でも、煙草だけは欠かせないよ。

【彼女に取って、煙草は日常の象徴】
【故に、煙草を吸うのはもはやライフワークと言っていい】
【普段から吸うからこそ、少しイイ物を、と思い、紙巻に飽きて気づけば葉巻へ】
【我ながら金の掛かる女だ、とのらりくらり、と思って】

「はい、バーボン。あと、そっちのお嬢ちゃんには、潮な」

【差し出されたバーボンを、女性は葉巻を吸いながらちびちびと口に運ぶ】
【実は葉巻とバーボン等の洋酒は相性が良いとされる】
【世の中にはシガーバーと言って、葉巻と酒の両方を提供するバーも有ることからも、それは分かるだろう】

【そして、少女の方には、いわゆるソルティドックに似たカクテルが】
【レシピは焼酎とグレープフルーツジュースを、3:1位で入れて、ステアしたもの】
【カップの端には、塩が盛られており、其れが酒の味をより際立たせる物だ】
【因みに、昔の酒屋にて、酒を頼んだ時は、角塩と言って、端に塩をもって、塩で酒を飲むスタイルが有ったとされる】

【つまみに、薄く切ったサラミとチーズが出されて、それだけ】
【シンプルな頼み方である。酒を飲むために来た、そんな感じ】
【因みに、メニューに値段は書かれていなかった。というか、メニューが無かった】
442 :【魔鎧音撃】魔力装甲の展開&衝撃魔法 [sage saga]:2011/08/06(土) 03:58:43.46 ID:V18ws0WBo
>>441

「精神安定剤……今すごく、自分の中で納得してしまった気がします」
「だって……ねえ?」

視線の先には、勿論相手の顔。あの振る舞いを見るに、吸わないと文字通りやっていられない、のだろう。
次いでいかにも高級そうな葉巻を見、自分の言葉を肯定するように首を縦に振った。


ソルティドッグ―――マスターからその名前を聞いた後で、グラスの縁に盛られた塩の存在に気付く。
成る程、塩があってこその存在かと一人合点、舌先でそれを少し舐めてから、グラスを傾けた。
塩味、果汁の酸味、直後にアルコールの苦味と、腹部で燃え盛るような感覚。酩酊感にうちひしがれながら、呆けた顔で「美味しい」と漏らす。


「それにしても、今日は色々ありましたよねぇー……」
「不良とガラの悪い女に絡まれた!と思ったらこうして並んでお酒ですし」

「偶然の廻り合いというか運命というか、人生って何かこう、面白いです」

たった一口で、少女の頬が赤らむ。口調や声音も、どこか明るくなった印象があった。
件の「色々」故か、はたまた酒のせいか、ゲームセンターでの一件がとても昔の事に、女性も数年来の友人のように感じられた。


443 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/06(土) 04:06:22.75 ID:9pTTk7Obo
>>442
‥‥酒飲んで煙草吸ってる時だけが安息の時よ。
少しだけでも、見たくない現実を忘れられるから、‥‥ね。

【ふぅ、と煙を吐きながら、けだるい様子でちびちびと酒を飲む】
【楽しそうな少女とは違い、何処か遠くを見ているような、物憂げな表情】
【酒を飲むとテンションが下がりダウナーに成るのが彼女であった】

まぁねー。
ちょっと最近イラ付いてたのよ、普段はもうちょいマシなんだけど。

【くいっ、と残る酒を飲み下して】

マスター、モッキンバード。

【たまには、とカクテルを頼むことにした】
【彼女の性格を表すように、癖の多いカクテルである】
【好きな人は好きだが、嫌いな人はとことん好き、そんなカクテルを飲みつつ】

‥‥人生、か。
―――私の人生は、どこで間違っちまったのかねぇ。

【因みに、この女性酒豪である。もはやうわばみorざると呼ばれる領域】
【ふぅ、と葉巻を置いて、少女の方に視線を流すと】

‥‥面白いと思える内が花よ、精精楽しんどきなさい。
幸せなんてものは、直ぐに手のひらをすり抜けていつの間にか腐り落ちるんだから。

【と、哲学的なような、そうでないような事を語る】
444 :【魔鎧音撃】魔力装甲の展開&衝撃魔法 [sage saga]:2011/08/06(土) 04:26:19.82 ID:V18ws0WBo
>>443

「現実……?」 意味深な言葉に対し、勘繰るように。

「あ、いえ。失言でした……どうか、聞かなかったことにしてください」

タブーだったかと目を見開き、一瞬言葉を詰まらせた後で小さく頭を下げて、誤魔化すように酒を一口。
腹部を駆け巡る熱気と頭を襲う痛み、相手に倣って、とろんとした瞳で中空を見詰める。


「どこで間違えたか、なんて……そんな問いの答えはありませんよ、人生というものに道や選択肢なんて、ありませんし」
「ただ、社会という大海原のどこに投げ出されたか、それだけの話です」

「救助される事もあれば漂着する事もある。勿論、鮫に食べられる事だって」
「あなただって、ひょっとすれば……それがいつになるかはわからないですけど、可能性はゼロじゃない」

「私の場合は……海流に乗せられて、ずっと海をさ迷っている、って所ですかね」
「こうして周りの景色を楽しんでおきますよ。鮫に襲われるまでは」

意識してかしないでか、少女もまた哲学的?な言葉を口にしつつ、最後の一口。

酒が回っているとはいえ、先とは正反対のアンニュイ、憂鬱に物を語る女性の姿。
彼女の吐き出した煙が照明に当てられながら上へとのぼり、やがて消えていく様が、印象深く脳裏に焼き付いていた。
445 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/06(土) 04:36:41.19 ID:9pTTk7Obo
>>444
‥‥べっつに、気にしなくてもイイわ。

【案外、神経質では無いようで、寛容な返答を返す】
【モッキンバードを飲み干して、次のカクテルを注文する】

マティーニ。

【カクテルの代名詞、トップクラスに有名なカクテルである】
【ジンベースで、飲みやすいタイプだ】

‥‥ゼロじゃない、ねぇ。
は、ははは、笑わせるわ、アンタ。

【にやり、と微笑んで、少女に女性は向き直る】
【その目は淀み、濁り。少なくとも、良い精神状態ではないと分かる】
【酒を飲む程に、己の境遇を感じてしまう、それが彼女をさらに憂鬱へと落としていく】

教えてあげるわ。

世の中ってのは、白と黒しか無いのよ。
そして、その間には、決して越えられない壁が有る。

【おそらく、彼女が居るのは、黒の方】

‥‥一度屑に生まれつけば、結局屑は屑のまま、誰にも悲しまれること無く消えて行くのよ。
だったら、私は屑の中でも最低の屑で良い。

屑に生まれついたなら、とことん屑として生き抜いてやるのよ、其れが深海に投げ出された私に許された生き方。

【女性の、妙な強さ。肉体的にではなく、精神的なそれは】
【究極の開き直りから来ている事が分かるだろう】
【己がダレより屑であろうとして、誰よりも価値が無いと自己を定義して】
【その中で、誰よりも屑らしく醜く生き抜いていく。そう、己に道を貸している】
【その様は、一種修行僧じみているとも、言える、苦行のような人生だろうか】
446 :【魔鎧音撃】魔力装甲の展開&衝撃魔法 [sage saga]:2011/08/06(土) 04:57:04.13 ID:V18ws0WBo
>>445

「オセロでもそうですね、白と黒、彼岸と此岸しか存在しない」
「じゃあ、境界線は?その合間に壁があっても、それは確かに存在する」
「私も白か黒か、そう問われれば『黒の世界』で生まれ、育ってきました、でも」

「でも、存在するもの――グレーを、越えられるかもしれない『壁』を越えようともせず、越えられないと決め付けるから」
「そうだからこそ、『私達』はこうして暗い海の底に居る―――そう、思いませんか?」

異様なまでに食い下がる、同一人物と思えない程に、語気は強みを、瞳は熱を帯びて、しっかりと座った目で女性を見て、言い放った。
女性から見れば白、それでいて彼女もその実黒の世界で育ってきた―――同族嫌悪、そんな言葉が少女の脳裏に浮かぶ。


「あなたが屑なら、私は一発の銃弾です。いずれはその命を投げ出して、指命を成す時が来る」
「でも屑――ゴミは再生されて生まれ変われる、銃弾だってきっと、同じように救われる道があるはずなんです」

「―――世の中に絶対的な屑、誰にとっても不要なものなんて無いんですから」

饒舌に捲し立て、語る。同じ闇の中で生まれた者として、女の言葉は自分の存在を否定する言葉でもあるから。
ただ必死に、存在意義を確立しようと、薄ら涙を瞳に湛えて卓上を軽く、平手で叩いた。


「……そろそろ、終わりにしましょうか」

今暫くの沈黙の後、力無く呟く。
後に残るのは虚無感、やり場の無い憤りと悲壮感が、胸から逆流し、罵倒の言葉として出てきそうな気がして、じっと口をつぐんだ。
447 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/06(土) 05:07:02.44 ID:9pTTk7Obo
>>446
―――思わない。
超えられない物を越えるのに、意味は無いから。

‥‥それに、知っているかしら?
深海魚って、光のある地上にでたら死んじゃうのよ。
結局、深海魚は深海でしか生きられない、死んでしまう、適応できない。

【己は、光の世界には、行くことが出来ないと、語る】
【故にこそ、壁を越えようとする少女の在り方を、好ましいとも思うし、憎らしいとも思う】

‥‥救い、か。
そんなもんがありゃ、どれだけいいもんか。

言っておくわ、もしアンタが救われたと思っているのならば――

【認めたくない。救われぬと思って、コレまで絶望してきたのに】
【絶望することを許されないことが、何よりも怖い、故に認めない】
【だから、好ましく憎らしい貴女に、言弾[コトダマ]を放つ】

―――それは勘違い≠ゥ、元から白に居た≠セけよ。

【かたん、と椅子を立って、カウンターに札を一枚置く】

‥‥マスター、この子酒初めてだから、介抱しといて。

【そう言った直後、女性の携帯が成る】
【其れを取った瞬間、彼女の目は鋭い殺人者の其れに変わった】

‥‥要人暗殺、はいよ、了解。
金は50万、びた一文まけないよ。

あいよ、じゃちゃっちゃと殺してくるよ、金は直ぐに用意しときな。

【と、冷たい瞳。深淵に身を置く者の、特有の瞳を少女に向けて】

‥‥アンタは、此方に戻ってくるなよ。

【それだけ言い残すと、踵を返して店を後にして言ったのだった】

/乙でしたー!
448 :【魔鎧音撃】魔力装甲の展開&衝撃魔法 [sage saga]:2011/08/06(土) 05:18:20.46 ID:V18ws0WBo
>>447

「……」

ただ押し黙って女が携帯を取り、『仕事』へ向かう様を眺めていた。
自分を見ているような感覚に陥る。私も、『任務』を遂行するときはあんな顔をしているのだろうか。
嫌悪というよりも、悲しくて、虚しくて。何よりも彼女が可能性を自ら否定しているのが、辛い。


「そんな事言われたら……私が、人間じゃないみたいじゃないですか」

己の胸に手を当てる、鼓動は確かに人間のものだ。それでも少女は人間ではなく、『兵器』だ。
教育を受け、庇護もされた、今もされている。親では無く―――国に。

多種多様な思いを巡らせながら、カウンターへ体を預ける。店仕舞いをするマスターに朝方まで解放されたのは、あの人には内緒だ。

/乙でしたァッ!
449 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 10:45:11.90 ID:hX9oDJe30
>>394
(あーこりゃ駄目だ、骨の一本や二本イクかも)
【青年は絶賛の弱気、どうやって相手を下がらせるかよりどうやったら自分の被害が少なくなるかを考え始める】
【これは奥の手を使うか? 被弾すれば間違いなく失神コースだが】

(…まぁ、がんばってみるか)
【覚悟を決めて、何故か左手をポケットに突っ込み、相手の方に駆ける】
【特にフェイントもかけない青年の走り、相手はどう来るか】
450 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 10:57:02.94 ID:XHd5hcrIO
>>449

(…向かって来るか…)

【ダアン】
【鉄下駄が地を踏みしめる鈍い音が響く。亀裂を入れん勢いで、女は震脚した。】
【当人にして見ればこれでもまだ甘いらしいが、その速さはなかなかのもの。】
【向かってくる相手との距離を図り、片眼鏡の奥の瞳が光る。】

(まあいい。やる事は変わらん―――――――――――浮け=I)







【相手の顎に向けて、下から上へ右掌打を放とうとする。】
【震脚の力を上体に流し、体重をかけた一撃だ。】
【直撃させ、相手を一瞬でも空に浮かせようとしている。】
【人は地に足が付いていなかったらろくに行動できない。】
【女は相手をその状況に持っていかせようとした。】

【が、氣は使っていない。ゆえに純粋な打撃翌力は低く、】
【また震脚や重心の移動など各種の予備動作があるため、】
【相手の行動によっては回避、迎撃も容易いだろう。】
451 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 11:12:32.46 ID:hX9oDJe30
>>450
(冷静に…客観的に…)
【走る青年の目は異常に冷めていて、鋭い、相手の動きをじっくり舐め回すように見て】
【相手が攻撃してくる予備動作を確認、それに対し青年は】
【全身に電流が走るようなエフェクトが出現して、体が加速する】

【これは青年の左ポケットに入っている、俊足のブレスレットの効果、戦闘には使えないが相手の前に移動したいなどは効果がある】
【これにより青年はハエが止まって見える程の視力により相手の攻撃を体を縮ませて回避、さらに彼女の懐に入り込み】
【電流が走らなくなった後、すぐに】









【相手の鳩首に向けて中段肘撃を出す、ブレスレットの効果を切る隙があるので、回避や防御は可能だ】
452 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 11:23:06.38 ID:XHd5hcrIO
>>451

「……ほう…」

【ものの見事に掌打は空振り。女は相手の加速力に思わず唸った。】
【おそらく…これが「能力」というものか。まだその片鱗も見たことない彼女だったが、】
【なんとなくどういうものかが分かった気がした。】
【そうでもしなければ、説明をつける事ができない。】

「…零勁…」

【ギイン】
【「鉄を叩いた」ような音が辺りに響く。】
【その後、その名残が辺りに拡散し、そして静寂が訪れた。】





「……負けだな…」

「実戦経験が少ない割には…なかなか上手だ。私なんかより才能がある。」

【裡門は、正確に彼女の鳩尾を捉えている。】
【氣で大部分のダメージを無くしたが、それでも、】
【彼女の負けには変わりない。一歩後ろに下がった左足を戻した。】
453 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 11:30:19.93 ID:hX9oDJe30
>>452
「…ふー」(あー、肝が冷えた)
【勝負が終わった瞬間、青年は表情を崩し疲労したような顔になる、集中が切れたようだ】

「いえ、こんな事なら誰にだってできます、集中して、客観的に状況を分析するだけですし」
【額の汗を拭いながらそう呟く、自分の何が駄目で相手に駄目な部分があるか、青年は情報戦が好きだ】
【後それなりに死線を潜った事もあるからか、結構警戒をするようになってきたおかげもあるのだろう】

「あっ、自分に新技を貰える程の戦果は出ましたか?」
【息を整えつつ、思い出したかのように話す、青年が模擬戦をする気になった4割はこれだった】
454 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 11:43:22.73 ID:XHd5hcrIO
>>453

「…結構神経使うみたいだな。」

【一瞬であるが、飛躍的に加速した代償だろうか。】
【相手が表情を崩し、疲れたようにため息をつくのをみて女は言った。】
【集中力を切らしたのは彼女も同じで、構えを解き、練った氣の残りは体内でそっと散らした。】

「…ああ。もちろん。君が勝てたら教えてあげようと思ってた。」

「…というわけで…」

【そしてまた彼女は構える。】
【体の右側を前に向けて半身になった。】

「教えるのはカウンターの技だ。さっきの君の戦いを見てたが、その集中力と分析力は目を見張るものがある。」

「…守り主体で戦うならピッタリだろう。まずは実際にやって見せるから攻撃してこい。」
455 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 11:48:37.96 ID:hX9oDJe30
>>454
「ええ、戦闘後は中々きついもんです」
【青年は戦闘後、彼女は能力の代償と少しすれ違っているが大丈夫だろう】

「よし」(勝ったかいはあったな)
【青年は改めて真剣な表情になり、構えなおす】
【これで新たな戦略のカードが増える、青年は内心ウキウキしつつ、相手に向かって勢いを付けた右ストレートを放った、カウンターも余裕だろう】
456 :【機技改触】《Ultimate Technology》 [sage]:2011/08/06(土) 11:52:26.90 ID:l3SwIbrWo

「……ア、ツゥ……何なんですカ…この国ハ」

【みーんみーんと蝉が鳴く、魂を削る挽歌を世界に鳴く──みーんみーん】
【黄金色に輝く天の眼はあまりにも暑く地上に照りつけ、零れる不満の声】

【ビルとビルの間を時より日差しに熟れた生ぬるい風が通り抜けていくが】
【その風は、人の鼻腔を気分悪くくすぐり、更に汗をにじませるだけだった】

【大気を支配する熱から逃れようと人々が入り混じり、雑音に熱が篭り始める】
【町の大通りを望むカフェテラスの外】【木陰に置かれたテラス席に座る男性は】

【水滴が滴るグラスの黒い中身を一気に飲み干し、茹だる様に座席にもたれ掛る】
【首を隠す長めの金髪が薄汚れた白衣が揺れるが……ただ暑い、それだけだった】
457 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 11:55:52.71 ID:XHd5hcrIO
>>455

「…さて…それじゃあ…」

【飛んでくる右ストレートに合わせて、女は一歩踏み込む。】
【そして、踏み込みながら右手で相手の拳を上から下に跳ねあげようとした。】
【それで態勢を崩させようとしている。崩せたのなら…】

「―――――――――――歯を食いしばれ…!!」











【放つのは鳩尾を狙った左腕での肘打ち。】
【ギリギリのところで止めればいいものの、本当にぶつけようとしているのは、】


【……負けて悔しいからだろうか。】
458 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 12:01:38.95 ID:hX9oDJe30
>>457
(あっ、これやばい)
【相手の動きを見て技を脳に刻むまではよかった、しかしこれは…体で覚えろと言う事か?】
【そんな考えは口にせず、青年の体は鈍い音を立て「ぐぇ」と言う悲鳴を漏らし、吹っ飛んだ】

「ぐっ、ぐふ、ふー」(久しぶりの痛み、いつか慣れる時まで…)
【青年はゴロゴロと転がり、彼女に隠れて光の矢を作成、ダメージを小石に送信、呼吸困難までは送れないが】
【そんなことより青年はしばらく背中を向けて悶絶はするだろう】
459 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 12:05:16.26 ID:XHd5hcrIO
>>458

「……しまった…つい止めるのを忘れた…」

【どう考えてもワザとであることが、この発言を持ってさらに真実味を帯びてしまった。】

「……立てるか…?」

【と、近寄る】
460 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 12:10:27.59 ID:hX9oDJe30
>>459
「うっ、なんとか…」(負けて悔しいっぽいな)
【腹を擦りつつ起き上がる、表情はまた疲労の顔に、移り変わりが激しい青年だ】

「で、今のは…裡門頂肘のカウンター版って奴ですか」
【立ち上がってから先ほどの技の質問をする】
461 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 12:16:37.87 ID:XHd5hcrIO
>>460

「すまんすまん。ワザとじゃないぞ。「ワザとじゃない」」

【最後の言葉を強調する。彼女曰く寸前で止めるつもりだったが、】
【肘打ちを当てる瞬間に忘れてしまった、ということらしい。】

「まあ、平たく言えばそうだな…」

「相手の攻撃に合わして震脚…踏み込みながら攻撃をいなす。そしてがら空きの鳩尾に肘撃。」

「攻撃を捌くところが難しいんだが…まあ君の分析力ならできるだろう。」

【そして、女は相手の態勢が整うまで待つ。】
【充分に青年が休むのを見てから、】

「それじゃあ…やってみろ。」

「…ほい。」

【ヒュン】
【と左ストレートを放とうとした。】
462 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 12:22:52.70 ID:hX9oDJe30
>>461
「まぁ一個手順が増えただけの裡門頂肘ですね」
【そう決め付ける、相手から向かってくるのでただの裡門頂肘より攻撃が楽かもしれない】
【と、ここでテストが着たので青年は先ほどの光景を思い出し】

【相手のストレートを恐れず前に踏み込みつつ左手で拳を弾き】









【相手の動きを見て真似ただけの技、しかし裡門頂肘とほぼ同じなので最初以外は手馴れているだろう】
【右肘が開いての鳩尾に目掛けそれなりの速さで飛ぶ、威力は青年が疲労しているのか、手加減しているのかあまり無いが】
463 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 12:29:27.89 ID:8WkS5p2N0
【ここはショッピングセンター】
【そこの服売り場の試着室】

「見ないで下さい」

『それは無理な相談です』

【その中には少女が今まさに着替えようとしていたのだが】
【中からは少女だけでなく男の声も聞こえる。事件の香りがする】

「なんでですか!見ないことも出来るでしょう?」

『できません。大丈夫です。私は何度もあなたの体で風呂に入っています』

「!?」

【男の問題発言に目を見開き、驚く少女】
【そりゃそうだろう。男に裸を見られていたのだから】

『というか今更ですよね。今までだって私が見ている中お着替えしていたでしょう』

「ええ!?私はてっきり悪霊さんは寝ているモノかと…」

『常に起きてますけど』

(私に安息の時間は…)

【ない】

【ちなみに、この男の声は少女から聞こえてくる】
【説明が難しいが、とある男の思念体が長い年月を経て、少女の体の中に這入り込んだのだ】
【そして今は居候状態。声は男の持っている魔力を介して響かせている】

【この男の持っている魔力は神とも渡り合えるほどのもので、見える人には少女の体から溢れ出ているように見えるだろう】
【だが、見えない人には全く見えない】

【つまり見える感じの人には試着室から膨大な量の黒い魔力が溢れているように】
【見えない人には少女が入っている試着室に変態が入り込んだように】
【それぞれ見えるだろう】
464 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 12:31:23.59 ID:XHd5hcrIO
>>462

「…ちょっと違うが…まあそういうことだ。」

【細かいことはいいだろう。話したらそれこそ日がくれてしまう。】
【女は喉まででかかった言葉をぐっと飲み込んだ。】

「ふむ……うまいうまい。」

【ギイン!】
【再び鉄を打ったような音。いくら彼女でも女であるため、】
【青年の一撃をモロに受けるわけにはいかなかった。生身は紙装甲であるのだ。】

「外門のいいところは…相手の防御を崩してかつ攻撃できるとこだな…」

「カウンターで威力も上がるし…当てることができたら戦闘の流れ≠振り出しに戻せる。」
465 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 12:37:45.55 ID:hX9oDJe30
>>464
「なるほど、外門頂肘は流れを変える技か」(まだ痺れてるか)
【痺れた右ひじを擦りつつ、復唱、本気で打たなくてよかった】

「しかし…使いどころが難しそうだ、相手が剣でも持ってるなら篭手がいりそうだし…」
【顎に手を当て思考タイム、カウンター攻撃の外門頂肘、メリットもあるがデメリットもある】
【それは相手が素手で攻撃をしてくるのが前提なのだから、それにカウンター失敗もあるからまだ死合いには不向きな技かもしれない】
466 :【紅蓮之魔術師】 [sage]:2011/08/06(土) 12:42:37.31 ID:h6KjX/8s0
>>463

良さそうな服ねーかなー

【その辺りを、ぶらぶらと歩いている少年】
【赤チョークを手に、男物の服を物色している】
【色々と考えているうちに、何やら声が】

……(よし考えろ、試着室の中から男と少女の声が聞こえる、ついでに恐ろしい魔翌力も漏れている)

【物色していた手をとめて、色々と考える】
【魔術を行使する少年には、その恐ろしいまでの魔翌力を読み取ることが出来た】
【はてさてどうしたものかと考えて】

すいませーん、試着室の中に居らっしゃるのは男の方ですか女の方ですかー

【と、試着室の外から呼びかけてみた】
467 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 12:44:59.09 ID:XHd5hcrIO
>>465

「…その辺は…君次第だ。」

「…生かすも[ピーーー]もこれからに掛かってるさ…」

【乱れた髪を整えながら、女は言葉を紡いだ。】
【練った氣を完全に散らす。】

「それから…型打ちはもうあまりしなくていいと思う」

「見かけはできてるからな。…後は実戦あるのみだ。」

【妹と言ってることが違うが、これは互いの信念の相違ともいうべきもので、】
【基本を忠実にするか、それとも実戦で数をこなして身体で覚えるか。そのどちらかであった。】

「…それじゃあ…」

「…私はもう行く。……手合わせありがとう。カンが戻った気がするよ。」

【そうして、踵を返す。】
468 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 12:49:30.50 ID:8WkS5p2N0
>>466
【試着室の外から恐らくこちらに向けたと思われる少年の声が聞こえる】

「お、女ですー!」

『男ですー』

「少し黙ってください」

【開けてみれば分かるが、中にいるのは少女。つまり女だ】

「な、何か用でしょうか?」

【そう、少女はそれが聞きたかった】
【何故自分に声をかけてきたのか。普通に考えれば分かるが、少女の中の思念体のせいで分からなかった】
【常識がずれてきているのだ。折角の真面目キャラが台無しである】

『ナンパですか?』

「そんな訳ないでしょ…」

【声だけ聴いてナンパしようとは思わないだろう】
469 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 12:51:40.00 ID:hX9oDJe30
>>467
「…使い手しだいですか」
【生かすも殺すも、青年はこれには同意だ】

「えっ、あっ、はい」(と、言われてもなぁ)
【妹ど矛盾というべきか、姉は実戦するといいと言った】
【しかし青年は型打ちをやめてしまうと異常に暇になる、まぁ少しは控えようと決めた】

【そして別れの時、青年は笑って手を振り】

「また会える日まで、白さん」
【相手が見えなくなるまで見送る、これで青年の生存率はまた上がった、もっとがんばろうと決めたとさ】

/これで乙です
470 :【紅蓮之魔術師】 [sage]:2011/08/06(土) 12:52:53.75 ID:h6KjX/8s0
>>468

……どっちなんですか

【ため息をついた後ポツリとこぼす】
【女か男かはっきりしてほしい】

用って........
試着室から男と少女の声ですよ、てっきり連れ込まれたのかと.....

【ろくでもない事を言っている】
【何処かがずれている】

あとナンパではないです

【ちゃんと否定しておく】
【と言うか顔を見てもナンパはしない少年だった】
【チキンなどと言っては駄目である】
471 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 12:55:07.87 ID:XHd5hcrIO
>>469

「ふふ…」

「ああ……また会おう。」

【その時、彼女は確かに笑った。】
【いい人に会ったものだ。そう考えながら、やがてその姿を完全に消す。】


/お疲れさまでした!
472 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 12:58:06.00 ID:8WkS5p2N0
>>470
「女です」

『おとk』

「黙れ」

【ドスの効いた声でばっさり言われたので男は黙った】

「連れ込まれたって…違いますよ」

【試着室のカーテンを開けて姿を現す少女。勿論誤解を解くためである】
【が、その姿は下着のみの少しエロティックなものだった。これから試着するところだったのだから当たり前だが】

『ちょ、服着ましょうよ』

「え?あっ」

【そして赤面しながらも慌ててとりあえず上着を羽織る彼女であった】
【いや、カーテンをしめなさいよ】
473 :【紅蓮之魔術師】 [sage]:2011/08/06(土) 13:01:53.34 ID:h6KjX/8s0
>>472

……(やだなに女の子の方が怖い)

【思わずゾクゾクと悪寒が走る】

……(ブワァッ!

【そして、カーテンが空いた瞬間鼻血が出てぶっ倒れる】
【うぶなうえに、そう言った物を見た事すらない少年だった】
【意識はギリギリあります】

服を着てくれ.....カーテン閉めてくれ.....

【赤チョークだけは離さずにぼそぼそという】
【必死に鼻を押さえている】
【顔が鼻血と同じ色になっている】
474 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 13:09:28.80 ID:8WkS5p2N0
>>473
「!?大丈夫ですかっ!!?」

【突然鼻から血を大量に吹き出しぶっ倒れた少年】
【一瞬でこんなに出るモノなのか、と驚き心配する少女にやけに落ち着いた声で】

『大丈夫です。彼が初心なだけですから』

【とか言う男】

「は?」

【男の事は男が一番良く分かるのだ】
【そして男の声は言った。大丈夫だ、と】

「服は着ましたよ!」

『ズボンも穿きなさい』

「あ」

【おっちょこちょいな少女だった。今ので少年がこちらを見ていたらとんでもないことである】

「よ、よし。完璧です」

『ドヤ顔すんな』

【服を着たくらいの事でドヤ顔。なんてヤツだ】
【しかしこれでも成績優秀。容姿端麗。品行方正。行動力抜群なのである。学級委員長でもある】

「すみません!今拭きますから!」

【いいつつ、ポケットからハンカチを取り出し少年の顔面の血を拭こうと試みる少女】
475 :【紅蓮之魔術師】 [sage]:2011/08/06(土) 13:13:20.93 ID:h6KjX/8s0
>>474

あ、服は着てくれ(ブワァァァッ

【あいにく安心してそちらを向いてしまった少年は】
【残念なことにもう一度鼻血を出す羽目になってしまった】

はぁ……結局なんで男の声がするんだ......

【それでもなんとか体を上げて】
【こんなことになった元凶の男の声について尋ねる】
【なお、「はぁ」とは欲情したわけでは無くて、呼吸が苦しくなっているだけである】
476 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 13:18:51.89 ID:8WkS5p2N0
>>475
「きゃー!?」

【また鼻血を盛大に噴き出された】
【なんということでしょう。少年の顔面は血で真っ赤です】

『それは私の思念体が神無月さんの中に居候しているからです』

「あ、どうも神無月です」

【思念体、というかこの男の成仏しきれなかった霊魂が注入されたような感じだが】
【そしてついでとばかりに自己紹介を始めた少女は少年の顔に自分の顔を近づける】
【そして事態の深刻さ(?)を再確認すると手にしたハンカチで少年の顔を拭こうとした】
477 :【紅蓮之魔術師】 [sage]:2011/08/06(土) 13:23:52.87 ID:h6KjX/8s0
>>476

俺の顔軽くホラーなんだろうな.....

【ため息をついて愚痴る】
【自分が悪いんだろ】

あ、俺は音影 始です

【名乗られるとこちらも自己紹介】
【いつもの調子が何故か出せない少年だった】
【顔を拭かれるのには抵抗しない】
478 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 13:27:34.37 ID:8WkS5p2N0
>>477
『まさしくゾンビ』

「失礼ですよ…」

【少女もつられるようにため息】
【この男には本当にいなくなってほしい】

「始さんですね…」

【その名前を頭に叩き込む少女】
【頭はいいのだ。簡単に覚えられるだろう】

「始さん。私の兄貴に会ったことはありませんか?」

『突然ですね』

【本当に突然だが、少女は少年の顔を拭きながら問う】
479 :【紅蓮之魔術師】 [sage]:2011/08/06(土) 13:31:03.99 ID:h6KjX/8s0
>>478

誰がゾンビだおい思念体

【口調が荒っぽくなった】
【むしろ、喧嘩っ早い彼はこれが本来の口調だ】

え.......
今のところあった事はないと思うよ

【記憶に残っていない】
【というかその兄貴の顔も知らない】

その兄貴さんがどうかしたの??

【なんだか、兄というのではなく兄貴と言った事が気になって】
【ちょっと怖かったが聞いてみることにした】
480 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 13:34:50.14 ID:8WkS5p2N0
>>479
『誰が?あなたですよ』

【挑戦的な態度を取る思念体。少年が手を出せないからって調子に乗っている】

「そう…ですか…」

【見た目を言うのを忘れているが、まあ、知らないと言うのだから知らないのだろう】
【実際に出会ったことはないし】

「私は兄貴のことが大嫌いでですね…」

『会ってぶん殴りたいそうです』

「ちょっと悪霊さん!」

『事実でしょ?』

【反論できないので「うぐぐ…」と唸ることしかできない少女であった】
481 :【紅蓮之魔術師】 [sage]:2011/08/06(土) 13:40:28.97 ID:h6KjX/8s0
>>480

……(イライライラ

【思わず魔法陣を書いてこの場一体火の海にしたくなったが我慢した】
【思念体が悪いのであって少女が悪いのではないし】

ずいぶんデンジャラスだな.......
なんでそんなに兄貴の事が嫌いなんだ??

【あまりの憎しみの度合いに軽く引くが】
【何かされたのではと問い詰める】
482 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 13:45:31.95 ID:XHd5hcrIO
【廃墟群】
【割れたガラスが辺りに散り、街灯は全て割れてしまっている。】
【昼でも暗く、どこか儚いような、そんな雰囲気が支配していた。そこに、彼女は来ている。】

「……放浪三日目…」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「ふむ……案の定…」



「………どこなんだここは…」

【迷った(;^ω^)】
483 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 13:46:00.97 ID:8WkS5p2N0
>>481
『ふふふ…』

【勝ち誇ったように笑う思念体】
【凄くイラつく】

「あ、いやそれは…」

【言いよどむ少女】

『何の努力もしてないのに結構すごい能力持ってて、勝手に家を出て行ったから…とか』
『家を出てから何も連絡がない、とか。自分より可愛いからとかですよ』

「おい」

【勝手にベラベラ喋ってしまう思念体】
【しかし手を出すことは出来ないので怒りを鎮めるように努める少女であった】

「ま、まあ、碌でもない兄貴なんですよ…」

【憎い理由を全てあげればきりがないのでそうやってまとめることにした】
484 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/08/06(土) 13:49:30.54 ID:uX1SDIIA0
……………………暇ね〜。

「そんな溜めて言う事でもないんじゃないですか………暑い…。」

何よ〜、ランは参ってるみたいね〜。

【暑い暑い昼の公園。】
【子供達が元気よく遊ぶ中で、その少し離れた場所にあるベンチに女は座っていた。】

【ウェーブの掛かった長い金髪を揺らし、日傘を持ってぐったりな様子の女。】
【その膝には全身銀色の狐がこれまたぐったりしていた。】

【そうは言っても汗は両者とも全くかいていない。】

…暇ね〜。

「大事なことですか? それ…。」

…。
485 :【紅蓮之魔術師】 [sage]:2011/08/06(土) 13:50:50.89 ID:h6KjX/8s0
>>483

……(ピクピク

【青筋が出ている】
【プルプルと震えながらも必死に怒りを鎮めているらしい】

え??兄貴なのに可愛いって......え??

【男はカッコいいじゃないのだろうかと考える】
【もしかして女顔なのだろうか】

まぁ、なんでもいいけど......
でも、自分よりかわいいって、君も十分美少女に入る部類だと思うよ??

【努力をせずに凄い能力を持っているから....の下りは分かるが】
【そこだけどうにも納得がいかず、そう言って慰めようとする少年だった】
486 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 13:55:40.43 ID:8WkS5p2N0
>>485
『ふふふ…ははははは!!はーはっはっはっはっは!!!』

【高笑いを始めた】
【果てしなくウザい】

「ええ…白くてもやしで赤目なちんちくりんな男ですよ!!」

【彼女の兄貴は所謂男の娘というやつだった】

「……それはありがとうございます…」
「しかし私が美少女なんだとしたら、兄貴は美美少女ということですよ」

『私も会ってみたいです』

【白くて赤い目をした兎みたいな兄貴であった】
487 :【紅蓮之魔術師】 [sage]:2011/08/06(土) 14:00:39.16 ID:h6KjX/8s0
>>486

……(メキャ
あ、俺の赤チョーーーーーク!!!

【赤チョークが折れてしまう】
【他人からすれば、それしきでおおげさなと思うだろう】
【が、彼の能力発動に必要なものなのだ】

白くてモヤシで赤眼でちんちくりん....

【頭の中に第一位な人が現れたが消した】

美美少女.......
むしろ美人過ぎて怖いわ

【美人過ぎるというのも怖い】
【というか、男の娘が苦手な少年】
488 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 14:06:21.33 ID:8WkS5p2N0
>>487
『魔術の根源を失ってしまったようですねぇ!!』

「え?」

【この思念体にかかればこれくらいは分かるようだった】
【何を隠そうこの思念体は伝説の魔術師なのだ】

「そう!兎みたいな兄貴です。スポーツもしていないから筋肉もありませんよ…」

『仲よくしたいです』

【いちいち思念体がコメントしてくる】
【少女はそれを無視しつつも少年のコメントに応える】

「ええ、一緒にいたら姉妹扱いですよ…いやその前に友達?って聞かれますけど」

【そう。二人は兄弟なのだが、血縁関係が無いように見えるほど容姿が違った】
【兄貴の髪は真っ白だが少女の髪は黒なのだ】
489 :【紅蓮之魔術師】 [sage]:2011/08/06(土) 14:11:15.84 ID:h6KjX/8s0
>>488

残念だったな、俺には奥の手がある

【余裕たっぷりに笑っています】
【なんとうざったらしいことでしょう】

ウサギ........
ウサ耳?

【とんでもない事を言っている】
【ウサギっぽいだけだ】

へぇ.......
なんだかご苦労されているようで

【勝手にうんうんとうなずいている】
490 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 14:15:14.65 ID:8WkS5p2N0
>>489
『なんと』

【ちょっと驚く思念体】

「ウサ耳は生えてませんよ…」

『髪の毛があれば生やせるんですけどねぇ…』

【生やさなくていい】
【というか能力の関係上、自分で生やすことも可能なのだが】

「私は兄貴を負かすために努力したのに……結局努力では才能には勝てないんでしょうか……」

【顔に影を落とし、俯く少女】
491 :【紅蓮之魔術師】 [sage]:2011/08/06(土) 14:22:49.31 ID:h6KjX/8s0
>>490

いや、独り言だよ
(ウサギって食えたっけ)

【言いつつもまったく違う事を考えています】
【たぶん食べれると思うが】

努力では才能に勝てない、か.......
んなことねぇんじゃないの??
俺、無能力者だけど色々できるし

【そういうと、奥歯で親指を噛み切って】
【流れ出る血で床に魔法陣を描く】
【直径は二十センチほどの、小さな魔法陣だ】

「火柱」ッ!

【言葉を合図にしたんの如く、そこから火が噴きあがり】
【少年は思わず飛びのいてこける】
492 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 14:27:19.18 ID:8WkS5p2N0
>>491
「独り言…」

【独り言でそれか、と少し怪訝な表情の少女】

「でも……」

【すると少年が自分の親指を噛んで血を出し始めた】
【そしてその血でなにかを描き始める】

『魔方陣、ですね』

「え?…うわ!」

【暫くしてその魔方陣から火柱が走る】
【少女は驚き、尻餅をついてしまう】

「ちょっと!ここはお店の中ですよ!!」

『そこ?』

【まあ、正論であるが…】
493 :【紅蓮之魔術師】 [sage]:2011/08/06(土) 14:31:29.17 ID:h6KjX/8s0
>>492

あいたたたたた
あ、すまんすまん

【幸いなことに、全力では無かったので】
【店舗に被害はなかった】

でも、ここまで出来るようになったのは、全部努力だよ??
別に才能とか努力とかどうでもいいんじゃない??

【立ちあがって、尻餅をついた少女に手を貸そうとしながら】
【お気楽な調子でそんな風に言う】
494 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/06(土) 14:36:39.24 ID:iKr4QJUd0
>>482
/まだ大丈夫ですか?
495 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 14:36:49.03 ID:8WkS5p2N0
>>493
『規模は小さいですから、まあ、感心はしませんけどね』

「まあ、以後気を付けてくださいね」

【店舗に被害がでていたら大変な事だった】
【何が酷いって、火事である】

「そうなんですか……まだ努力が足りなかったということですね…」

『ついでにいえば私のこの魔力量と魔術の質も努力に依存するものですよ』

「そのせいで禿たんですってね…ご愁傷様です」

『なんで言っちゃいますかね…』

【しかしこの男の努力は尋常でない。そのことが魔術師である彼ならば分かるだろう】
496 :【紅蓮之魔術師】 [sage]:2011/08/06(土) 14:41:21.03 ID:h6KjX/8s0
>>495

あはは、そうする

【苦笑いしながら言うと】
【踵を返して去ろうとする】

あ、でも努力のしすぎで体壊すなよー
あと禿げたって何だよ

【が、一度立ち止りそれだけを言うと】
【じゃーねとでも言いたげに軽く手を振って】
【いずこかへと去っていく】

/少々強引ですが乙でした
497 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 14:46:28.07 ID:8WkS5p2N0
>>496
/絡み乙でした!
498 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/06(土) 15:34:09.81 ID:9pTTk7Obo
>>484
//まだ居たりしますかー?
499 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/08/06(土) 15:34:54.50 ID:uX1SDIIA0
>>498
/居たりしますよー!
500 :【最弱兵器】 [saga]:2011/08/06(土) 15:40:43.32 ID:9pTTk7Obo
>>484>>499
//では突撃させてもらいますー
【途端、子供たちがぞろぞろと消えて行くだろう】
【なにか不気味な物を見たような様子で、逃げるように】
【もし、その逃げた子供たちの視線の先を見れば、おばけ≠ェ居るのが視えるだろう】

‥‥暑イ。

【黒い軍服の上に丈夫そうな黒いロングコートを着た人の形をした異形】
【コートの裾は、幽霊の服であるように、ボロボロでそして汚れてほつれており
【軍服をきっちりと着込んだ様子はとても暑苦しそうである】
【そして目深に被るフードの奥からは、黒光りする鋼の髑髏面が見え隠れして】
【その作りは精緻な物で、本物の骸骨をかぶっているかのように見えるほどだ】

‥‥水‥‥。

【異形は、女性の近くに有る水飲み場にじりじりと近寄ってくるだろう】
【しかし、その瞬間】

【ばたり】

【顔面から地面に突っ込むように、バケモノは倒れこんだのだった】
501 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/08/06(土) 15:54:57.23 ID:uX1SDIIA0
>>500
/名前間違ってませんか?


[キャー! オバケダー! ニゲロー!]

「…ん。」
「…主人。なんか悲鳴が………ぼ、亡霊が見えますよ。」

…ラン〜? 暑過ぎて幻覚が見えてきたんじゃ…………わ、私にも見えるんだけど〜。

【最初に気付いたのは、銀狐。 本当に幻覚に見えたようだった。】
【何故かって、こんな暑いのにロングコートやら軍服やら、やたら厚そうである。】
【女も気付いたようで、同時にそれが人型であることを視認した。】
【髑髏面が光るその人型に、女は興味を引かれた。】

「亡霊が近づいてきますよ………」

…。

【女と銀狐は、その人型の行く先をじっと見つめる。 が。】

…水?

「………あ、倒れましたね。」

…ちょっと行ってみましょうか〜。 何か〜、行き倒れみたいだし〜。

【聴覚が特別良いという訳でもないが、その声は、女にはっきりと聞こえた。】
【歩いてその人型が他の倒れた場所まで近づくと、どこからか水が入ったペットボトルを取りだし】
【そして、その人型に言うのだった。】

…お水、要る〜?
502 :【装闘機兵】 [saga]:2011/08/06(土) 15:58:25.56 ID:9pTTk7Obo
>>501
//おっと、うっかりしました。ありがとうございます

【亡霊は、ピクリとも動かない】
【そして、女性が此方に声を掛け、水を取り出したのを】
【仮面の奥の真紅の双眸は、しっかりと見ていて】
【亡霊だというのに、妙に優しげな気配を、この異形は放っているだろう】
【迷いなく、異形は女性の問に、頷き答える】

‥‥ク、れ‥‥。

【声は、ざざ、とノイズの混じる人工音声】
【少々不気味である事は、確かであろうか】
【ずっ、と右腕を伸ばして、水に手を伸ばしている】
503 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/08/06(土) 16:05:53.73 ID:uX1SDIIA0
>>502

あらあら〜。
良かった〜、まだ死んでなかったわね〜。

「亡霊ってもう死んでるんじゃ…。」

この人亡霊じゃないわよ〜。 さぁさぁ、どうぞ〜。

【姿は怖いのに、なにか暖かいような雰囲気を与えるこの亡霊。】
【少し不気味な機械音声と共に、女と銀狐は、心の内で不思議がる。】

【とりあえず水が欲しそうなので、そのペットボトルを右手に乗せてやった女。】
【亡霊の真紅の瞳を、女の紫の瞳が捕えながら。】
504 :【悪魔麺喰】 :2011/08/06(土) 16:06:03.54 ID:l3SwIbrWo
>>456
上げ
505 :【装闘機兵】 [saga]:2011/08/06(土) 16:11:24.85 ID:9pTTk7Obo
>>503
‥‥痛み入ル。

【妙に古風な言葉遣いをしながらも、ペットボトルを受け取って】
【おもむろに仮面に手をかけると、仮面を外して、ペットボトルを口に運んだ】

ん ぐ  っ  ん  ぐ  っ

【必死に水を飲んで、飲み干して】
【一息ついた様子で、ムクリと異形は体を起こす】
【その仮面の奥の顔は、之以上無い程に醜い顔であった】
【顔の右側は火傷跡がケロイドになり、ふくれあがっていて】
【左側も、無数の傷跡が刻まれ、縫い跡が目立つ】
【まるでお話に出てくるフランケンシュタインの女性版のような見た目である】

れ  い  を  言う

【吐き出された声は、嗄れ、掠れており】
【水を含んで尚まともな機能を示さない声は、死霊の呻きにも聞こえるか】
【おそらく声帯が何らかの事情で、殆ど機能していないのだろう】

‥‥む 狐  か  わい   い  な

【仮面を付けている方が、まだまともに見える顔で】
【異形は狐を見て、とても嬉しそうに微笑んでいた】
506 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/08/06(土) 16:22:35.82 ID:uX1SDIIA0
>>505

妙に古めかしい言葉使わなくてもいいわよ〜。

【なぜ其処を謙遜するのか意味が分からないが…。】
【亡霊が仮面を外す様子を見ながら、女は何故か微笑む】

そんなに喉渇いてたの〜? 必死に飲んじゃって〜。

【口ではそう言うが、その亡霊の、いや、女性の顔に少しだけ驚いているようだ。】
【まるで、怪物。 と、女は言いたげだ。】

いや〜、良いのよ〜?
目の前に倒れた人を放っておくほど〜、私は冷酷じゃないわ〜。

【嘘であるが、今日は気分がいいのか、放っておくことはしなかった。】
【どうせ、こういう事は何時も気分で決めているのだ。】
【女声とは思えないしゃがれた声を発する女性を見ながら、そう言った。】

あ、そう〜?
ほら、ラン〜? 挨拶しなさいよ〜。

「…ぁ、あ、ランと申します…。」

【女性が興味を持ったのは、どうやら銀狐。】
【女に促され、挨拶した狐。 狐が喋っている、異様な光景だろう。】
507 :【装闘機兵】 [saga]:2011/08/06(土) 16:30:18.01 ID:9pTTk7Obo
>>506
‥‥す  ま  ぬ。 性格  だ。

【性格であるようだった、特に意識している事は無い】
【そして、女性のその言葉には、こくり、と首肯して】
【その後、いそいそと仮面を付け直して、コートを脱いでしゃべりだす】

うム。
修行しテたラ、少し熱がハイリすぎタ。
気ヅイたら喉が乾イテた。

【しゃがれた声よりも、幾分かは聞こえやすいだろう】
【仮面は醜い顔を隠すのと、喋りやすくするための装備であった】
【しかしながら、顔と格好以外、態度や性格等は、割と話しやすい、素直な性格だ】

‥‥私ヲ人と定義しテクレるか。
ヤハり、コの世界は、優しイ、な。

【何処か、髑髏面の奥の瞳は嬉しそうに細められているようで】
【やはり、見た目で色々と、困ることがあるのだろう、たすけてくれたことが嬉しかった】

‥‥ラん、か。良イ名だナ。

【こくり、こくり、と頭を縦に振りながら、嬉しそうに狐を見つめていた】
【そして、気がついたように異形は二人に目線を合わせて】

申シ遅れタ。
私はファントム=B今ハ、記憶が無イ故、本名が分カラぬ故、之で勘弁していタダキたい。

【すっ、と頭を下げて、自己紹介をするのであった】
【とても素直な上、礼儀正しいバケモノっぽい人間がそこに居た】
508 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/08/06(土) 16:45:36.33 ID:uX1SDIIA0
>>507

まぁ、わかるからどっちでもいいんだけど〜。
性格なら尚更仕方ないわ〜。

【そう言うと、日傘をすっと女性のに差しだし、少しでも日光を遮断しようとした。】

ふ〜ん。
こんなクソ暑いのに〜、修行してるからぶっ倒れるのよ〜。
気をつけなさいね〜。

【聞きやすくなった彼女の音声を聞き、そう忠告する女。】
【同時に、便利な仮面ね〜、なんて、的外れの意見を持ったりした。】

立派な「人」じゃな〜い。
そんな、自分に自信持ちなさいよ〜。

【自分が人で無い故か、今日の気分の良さ故か、普段口にしないような言葉。】
【苦労してるのね〜、そう言って、笑うのだった】

「…ぁ、ありがとうございます。」

【銀狐は女性の姿にまだまだビビッているらしく。 声が上ずる。】
【が、その目は確りと女性を見つめる。】

ファントムね〜、私は紫(ユカリ)〜。 
記憶喪失か〜、それなら仕方ないわね〜。

【本人にはその気はないのだが、やや上から目線にも取れるだろう言葉を吐く。】
【女性がバケモノっぽい人間なら、こちらは人間っぽいバケモノ。 真逆の2人がそこに居る。】
509 :【装闘機兵】 [saga]:2011/08/06(土) 16:55:28.50 ID:9pTTk7Obo
>>508
――うム。
‥‥む、日傘、感謝すル。

【頭を立てに振った後に、日傘の影が此方に入ったのを感じて】
【素直にありがとうと言葉を返した】

‥‥だガ、チカラを付ケなケレば。
私の、願いハ、叶わナイ、かラ。
だカラ、修行は止めラレナい。

【その姿は、人というよりは、鋼を思わせる頑なさだろうか】
【異形は、何かの目的のために、修行をしているようだ】

‥‥自信、カ。幾人か、私ヲ、認めル物が居るガ。
シカし、私の見た目を不気味ニ思ウ者が多い。まア、仕方なイノダが。

【目覚めて、顔を見たらこうで、記憶も無くて、仮面があって】
【よく確認すれば四肢が機械で、そして覚えていたのは使命だけ】
【そんな自己に、自信を抱くのはこの異形にとってはとても難しいことであった】

取っテ食いハしナイ。
安心しテいイ。

【少し、狐の言葉にしゅんと落ち込んだ様子を返しつつも】
【安心させるような言葉を、異形は狐に駆けるのだった】

‥‥紫。うム、悪くナイ名だナ。

【人の名前を聞いて、褒めるのは彼女の癖である】
【由来も何も分からぬ嫌味の様な己の名に比べれば、どの名も等しく素晴らしい】
【異形はそう思い。しかし其れを羨むこと無く。ただ良い名だと褒めるのみで】

‥‥うム。起きタら、こノ格好ダっタ。
覚えているのは、弱き者ヲ守レ≠ニいう使命、ダケだヨ。
510 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 16:56:29.26 ID:2k79xYQ+0
だー…

【どこかにある公園】
【一人の青年が、ベンチに寝転がっていた】

【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ】
【警察やジェイルやD.O.T.Aに指名手配されている青年だ】

【青年は、右腕を空に向けて突き出している】

………もう残ってねーか

【はぁ、とため息をつき、右腕を下ろす】

出ない出ない出ない、感情ぜーんぶ出し尽くしちまった
あー畜生、今の俺はただの無能力者かよ、誰か幸せを分けてくれー!

【ヤケな感じでそう叫んだ】
【人気は少ないが、まったく居ないという訳ではない】
【結構大声なので、公園の近くを通る者がいれば、青年の叫びが耳に入るだろう】
511 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/08/06(土) 17:14:01.64 ID:uX1SDIIA0
>>509

何もやめろって言ってるわけじゃないわ〜。
程ほどにね〜。 って意味よ〜。
あ、水もこまめに飲むのよ〜。

【「願い」はあえて聞かなかった。】
【まぁ、願いを聞いたところでどうにかなるものでもないと感じたからだろう。】

そうね〜。 不気味に思う人のほうが多いわね〜、多分〜。
まぁ、私は不気味に思ってないわよ〜。 フフ、安心してね〜。

【自分のことを思うと、女性は苦労をしてきたのだな〜、とそんなことを思う。】

「…は、はい…。」

【まだびびる狐だったが、女性の言葉に幾分安心したのか。】
【狐は女性の肩に飛び乗るのだった。】

ありがと〜。
ファントム…良い名前とは言えないわね〜。失礼だけど〜。
でも〜、人間内面が大事なのよ〜。 名前なんて後付に過ぎないわ〜。

【それだけ言って、女は女性にそう言う。】
【この褒めも、良い褒め方がわからなくて言った「後付」に過ぎないが。】

ふ〜ん、「弱キ者ヲ守レ」ね〜。
起きたら使命があるなんて、良いわね〜。 とことん使命を追及すれば、きっと良い事有るわ〜。
512 :【装闘機兵】 [saga]:2011/08/06(土) 17:26:12.67 ID:9pTTk7Obo
>>511
‥‥ウ、ん。程々ニ、頑張るヨ。
水、余り飲まナイ、かラ。

【水を飲むたびに仮面を外す必要があるため、億劫だったりした】
【わざわざ仮面を外して修行を中断して水飲む位なら続行を選ぶ】
【己の存在に余り価値を見いだせないのが、この存在であった】

有難ウ。
ま、ア。今更、バケモノとイワれヨうが、気ニナラないが、ナ。

ハ、はハハは。

【感情が見えない機械音声で、空元気の笑い声を響かせていた】
【そして、狐が肩に飛び乗ったのを感じて、びくっ、と反応して】

‥‥、さ、。触ってモイい、カ?

【と、凄くドキドキしながら狐に問いかけるのだった】

‥‥う、ム。
亡霊、死霊、幻。‥‥フ、どレモ。
今の私ヲ皮肉るヨうジゃナイか。

‥‥だガ、命の価値を決メるノハ、心≠セ。

【誰よりも、真直ぐに、誰よりも高潔に生きれば】
【きっと己の価値は見つかるだろうと、異形は己に対してそう思う】
【故に、異形は己の信念を歪めない。己の思いを貫き通す】
【その有様は、軍人というよりは一種の修験者と言える様だろう】

‥‥私は、他者が好キダ。
ダカら、愛シタいシ。守りタい。

【それだけである。彼女がチカラを追い求める理由は】
【守るためには力が要り、ならば力を身につけなければならなかった】
513 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/08/06(土) 17:43:36.07 ID:HoGm/5V+0
>>510
「あれ……?」

【夏休みなので思う存分遠くまで散歩に出かけ、今になって近所へ帰ってきた少年】
【よく散歩の休憩等で使う公園の横を通りかかると、聞き覚えのある声が】

【誰だったかな、と思いだせずに公園の中へ入ってみると】

「げっ……」

【それはいつだかアカデミーで出会った、彼にとって印象の余り良くない青年だった】
514 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 17:46:13.94 ID:2k79xYQ+0
>>513
あー

【だらーん、と凄く暇そうにベンチに横たわっている青年】
【物凄く退屈そうである】

………ん?

【公園に入ってくる人影に、顔を上げる】
【ジーッとその人物を見つめると】

……………

あぁー!いつだったかの少年ではないか!

【完璧に忘れていた】
【やはり退屈そうな顔で、友達(笑)に手を振った】
515 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 17:46:33.15 ID:XHd5hcrIO
【廃墟群】
【割れたガラスが辺りに散り、街灯は全て割れてしまっている。】
【昼でも暗く、どこか儚いような、そんな雰囲気が支配していた。そこに、彼女は来ている。】

「……放浪三日目…」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「ふむ……案の定…」



「………どこなんだここは…」

【迷った(;^ω^)】
516 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/08/06(土) 17:47:42.14 ID:uX1SDIIA0
>>512

頑張ってね〜。

【短く、そう女性に言葉を掛ける。】
【その言葉にはちゃんと気持ちがこもっている。】

そう〜?
私なら〜、ボッコボコにしちゃうかもね〜。 出来ないけど〜。

【フフ、と笑いを浮かべてそう返す。】
【出来ないというのは、「それ以上のこと」をするという意味だ。】
【ボッコボコ以上のことなら、何をされるか分からないことは無いだろう。】

「い、良いですよ…。 そのために乗りましたし…。」

【少し声を上ずらせながら言う狐は、少し滑稽な光景か。】
【安心してよいといわれても、緊張は少しだけ解けないらしい。】
【どっちもドキドキした女性と狐。 女は、そんな光景を見て、少し笑うのだった。】

そうね〜。
大事なのは「心」〜。 私にも貴女にもあるもんね〜。

【言うことは軍人とは思えないな…なんて、冷徹な軍人を見てきた女はそう思う。】

【たとえ、行動が世間的に悪でも善でも。 自分の心は何時も善だったりする。】
【自分は正しいと思って行動しているのだから、当たり前だが。】

【ふと、そう思った女は女性の話を引き続いて聞く。】

うんうん、かっこいいわ〜。 

【納得したような顔をして、頷く女。】

/すいません、飯落ちです…。
517 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 17:49:54.51 ID:XHd5hcrIO
ぬああああ見落していた…
>>515取り消し。

>>494
まだいらっしゃいますか…orz
518 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/06(土) 17:51:38.73 ID:iKr4QJUd0
>>517
/いますよー
519 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 17:52:53.75 ID:XHd5hcrIO
>>518
/申し訳ないです…こちらは大丈夫ですが、今からでも大丈夫ですか?
520 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/08/06(土) 17:54:51.90 ID:HoGm/5V+0
>>514
【退屈そうにベンチに横たわっていた青年が】
【こちらを向いて……数秒見つめあう】
【数秒の沈黙】
【こいつ絶対忘れてるだろ】
【と思っていると青年はなんとか思いだしたのかまた退屈そうな顔で手を振ってきた】

「お、お久しぶりです」

【少年はできるだけ無表情を作り、彼に軽くお辞儀をする】
【このままさようなら、というのもなんなので少し近づいて】

「……こんなところでなにしてるんですか?」

【声をかけてみた】
521 :【装闘機兵】 [saga]:2011/08/06(土) 17:58:05.02 ID:9pTTk7Obo
>>516
―――ウむ、継続が大切だかラナ。

【継続という点では、この異形、誰よりも得意かもしれない】
【疲れ知らずのスタミナに、鋼の様な意思を持つのだから】

‥‥ム。其レは、出来ない。
私にそウ言う者こソ守ラネばならヌノダかラ。

【己がいくら貶められようとも、異形は守ると決めた以上守る】
【感謝される積りも、善意を行っているつもりもなく】
【そうしたいからそうしている=Bある意味誰の干渉も受けぬ究極の覚悟だろうか】
【故に、彼女は守る者に暴力を振るう事はナイのである】

‥‥感謝、すルヨ。
で、ハ。少しダケ、失礼スるよ。

【そう言うと、ゆっくりと手を伸ばして、恐る恐る耳の後ろを撫でるだろう】
【この異形、撫でテクが異様に高く、天に登るような心地良さを感じるだろう】

‥‥形を持タぬ物。
其れガ。何よりモ確かニ人を示スのダ。

形に意味は無イが。人は形ばカリを気にシテシまウ。
其れは、哀シいガ、仕方のナイ事でも、有るナ。

【誰よりも、見た目が悪い者だからこそ、異形は心の大切さを誰よりも知る】
【己を助けてくた物。己を認めてくれたものは。皆、素敵な心を持っていると、思う】
【其れは、例外なく貴女にも、同じ感情をいだいているという事であって】

‥‥照れルな。

【仮面を直しつつ、そんな事を恥ずかしそうに呟くのだった】
522 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/06(土) 17:58:07.07 ID:iKr4QJUd0
>>519
/飯落ちするかもですがいけますよー
/後書くの遅いですがそれでも良ければお願いします
523 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 17:58:47.31 ID:2k79xYQ+0
>>520
その口調堅苦しいし、面倒だからやめろ

【相手の丁寧な口調にこの言葉】
【相手の口調に合わせるどころか、その口調をやめろと言い出した】
【酷い奴である】

【相手が無表情だろうが特に気にせず】
【またベンチに寝転がった】

んー?

【近づいてきた相手を一瞥すると】

いや………やる事なくて………

【悲しそうな声でそう告げた】
【つまり、この青年は今、超暇人という訳だ】
524 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 18:00:52.61 ID:XHd5hcrIO
>>522
/あ、それではお願いします。こちらこそ遅れてしまってすいませぬ…
525 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/08/06(土) 18:03:28.87 ID:HoGm/5V+0
>>523
「え、は、はい?」

【そうは言われても】
【年上に敬語を使うのは当然だと思っているし、お互いにタメ口で話すほど親しい仲だっただろうか】

【こちらを一瞥して、少年に質問に答える青年】
【その言葉を聞いて少年は首を傾げる】

「そうなん、だ?」

【ギリギリ、敬語ではなく親しげな口調にしてみる】
【この調子ではそう長くは続かないだろうが】
526 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/06(土) 18:09:40.98 ID:iKr4QJUd0
>>482

「ひい、ふう、みい……チッ、五千ぽっちかよツイてねえ」

【何やら不機嫌そうな空気を纏いながら路地裏を歩いている】
【黒い上下のトレーナーを身につけた一見どこにでもいるような短髪の男】
【現在、唯一の所持品である汚れた赤い財布の中身を確認しながらぶつぶつ呟く】
【実はその財布も先ほど喧嘩で倒した不良から巻き上げた戦利品なのだが】

「これじゃあ飯食ったらホテル代が足りなくなるな……」
「はぁ、しゃーねー。今日はこの辺でオヤスミするかぁ」
「ま、屋根もあるし公園よりは幾らかマシだろ」

【どうやら流れ者らしく碌な荷物も金も持っていないようだ】
【宿をとるのは諦めたようで、溜息をつきつつ廃墟群のある方角へ歩いていく】
【今夜はそこで夜を明かすつもりらしい】
【ためらいなくソレを選ぶあたり、こういう生活には慣れているのだろう】

「……ん?」

【と、何か固いものが地面を打つ音に気づき足を止める】
【視線の先には旅人らしき服装の女性】
【先ほど聞こえた音は彼女の鉄下駄のものだろう】

(なんで女がこんなトコにいるんだ?)

【普通の人が来る場所ではないし、格好からして一般人とも思えない】
【かといってここに住んでいるといった感じでもないようだ】
【何か目的を持って歩いている風にも見えない】
【もしや彼女も今夜のねぐらを探しに来たのだろうか】

(ふーん……)

【なんとなく親近感を覚えそちらに足を向ける】
527 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 18:13:10.23 ID:2k79xYQ+0
>>525
は?

【相手の戸惑いに、不思議そうな表情】
【この青年は年上とか年下とか考えずタメ口なため(理由は敬語が面倒くさいから)】
【相手もタメ口のほうが話しやすいのだろう】

な、何だそのビミョーな反応はっ!
俺だって好き好んでこんな公園で時間潰してる訳じゃないんだぞ!

【逆ギレ】
【理不尽だが、本気でキレている訳ではなく】
【暇過ぎるというイライラをぶつけている、つまりは八つ当たりである】
528 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/08/06(土) 18:20:43.00 ID:HoGm/5V+0
>>527
「がっ頑張る、うん」

【不思議そうな顔をする青年に向かって喋りかけてみる】
【慣れればどうにか……と思っている様だが……】

「す、すみません!」

【早速】
【相手がまさか八つ当たりしているなんて思いもしないので、自分がなにか気に障ることを言ったのだろうと思っている】
529 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 18:21:15.05 ID:XHd5hcrIO
>>526

【一人で行動すると、昔から良く迷っていた。】
【こっちに来てからもその悪癖は治っておらず、どういうわけか来たくもないこんな陰気なところに足を進めてしまっている。】

【女はため息をついた。自分のこの才能ともいうべき方向音痴具合は、我ながら目を見張るものがある。】
【いくら気をつけても、なぜだか迷っていた。】

「…―――――」

【すると、人の気配。自分のものではない足音が聞こえた。】
【最初は空耳かと思ったが、それにしてはいやにはっきりと聞こえている。】

【ばれないようにこっそりと視線を送ると、そこには一人の男性。】
【どこにでもいそうな、これと言って特徴のない人物であった。】
【強いてあげるなら財布が少々汚れているところぐらいだろうか。】

「……」

(敵か味方か……)

(…こんなところに来るならあまり普通とは言えんが…)

【自分のことを棚に上げてそんなことを考える女。】
【しばらくの間あって、こちらに近づいてくる男性に、】

「…なんだ。」

【と、一言だけ。】
530 :【装闘機兵】 [saga]:2011/08/06(土) 18:22:38.98 ID:9pTTk7Obo
>>516
//すいません自分もご飯ですっ!
531 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 18:24:37.62 ID:2k79xYQ+0
>>528
あー畜生ー!

【相手が謝っても気分が晴れるはずはない】
【何故なら、ただの八つ当たりだからだ】

暇だー暇だー暇だー暇だー暇だぁぁぁぁー………

【呪詛のように『暇だ暇だ』と連呼し始めた】
【それぐらい暇なのだこの青年は】

【もう怒ってはいないようだが…】
532 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/06(土) 18:29:55.38 ID:Rh6mFYkFo
>>421
「有難うございます。うう…親切な人で良かった」

【思わぬ親切に涙が出そうになりながらも、少女は立ち上がり切り株の方まで歩いていく】
【後半部分は誰にも聞こえないようにボソッと呟き、安堵の息を吐いた】
【今頃になって少女の行動がいかに危険かと言う事を理解したらしい】

【切り株に座り、女性の方向へと顔の向きを変えれば確かに美味しそうな兎の肉が焚き火の炎によって焼かれていた】
【思わず生唾を飲み込みながら、少女は野生の動物の肉など久しぶりに食べるのだということを思い出した】
【最初の頃は野生の肉独特の獣臭さに少々辟易したものだが、今では馴れたものである】
【旅と言うのは少女すらも逞しく成長させるものだということだろう、悲しいことだが】
533 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/08/06(土) 18:32:51.62 ID:HoGm/5V+0
>>531
「うわっ」

【急に暇だ暇だと騒ぎだす青年に驚き、無意識に少し距離をとってしまう】

「そ、そんなに暇なん……暇なの?」

【少し無理があるが、とにかく言い直す】
【そういえば以前にもこんなことがあったな】

「な、なんかすればいいじゃないですか、本読むとかゲームするとか」

【近くにいる人間の機嫌が悪いと色々気を使わないといけないので、少年の方から提案してみる】
534 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 18:39:17.40 ID:2k79xYQ+0
>>533
暇だよー超暇だー

【ここまで連呼するという事は、本当という事だろう】
【ある意味哀れである】

……………
本もゲームも、面白そうなのは全部やったよ…
でも暇なんだよ……

【その全ては、この青年にとっては『面白そうな』止まり】
【実際に面白いと感じた物は一つも無かった】

【青年はベンチに寝転がったまま、周囲から駄目人間オーラを放出していた】
535 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/06(土) 18:44:27.29 ID:iKr4QJUd0
>>529

【辺りは薄暗かったが近付くと彼女の外見がはっきりと見えてきた】
【中々身なりが良く上品なワインレッドのコートは特に高価そうだ】
【少なくとも金に困っているようには見えない】

(お仲間かと思ったが、こりゃただの迷子か?)

【困ったように溜息をつく当たりまず間違いないだろう】
【勘違いされて大声を上げられては堪らないので、10mほど間を開けて静かに立ち止まる】
【どうやらこちらの様子を窺っているようだ】
【手にした財布が気になっているらしいが気にしない】

「あー、ここで何やってんだ? 探し物か?」

【とりあえず様子見で話しかけてみることにする】
536 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/08/06(土) 18:45:07.05 ID:HoGm/5V+0
>>534
【暇だと連呼する青年を一度見て、そんなにかと思い少し可哀想だと思ってしまった】

「うーん……」

【青年の言葉を聞いて、腕を組み唸る少年】
【どうやったらこの青年を『暇』という状況から脱出させることができるだろうか】

【そんなことを考える気持ちと同じくらい、このベンチに寝転がる駄目人間と他人のフリをしたい気持ちも一杯だったのだが】

/すみません次少し遅れます!
537 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/08/06(土) 18:47:00.97 ID:uX1SDIIA0
>>521

また私の前で倒れたら〜今度は助けないかもよ〜?

【そんな冗談を交えながら話す女。】
【まぁ此処まで自信を持つ女性のことだから、大丈夫だろうとは思っているのだが。】

ふ〜ん…。
でも、やっぱり守護者[ガーディアン]って感じね〜。

【女、守るのはあまり得意ではない。】
【だが、共感できる事柄があるのは事実。】
【それが、全く真逆の「覚悟」だろうと。】

「…!!」

(一瞬でランの目がとろ〜っと…)
(只者じゃないわ〜。)

【喋れないほどの心地よさを突然手に入れた狐は、もう目が虚ろ。】
【これから、この女性に会うときには必ず撫で撫でを求めるだろう。】
【違う意味で恐怖を感じた女だった。】


形があるものも大事だけど〜。
何かこの世界って〜、何かと「形が無い物がより大事な物になる」って〜貴女は感じない〜?
私はそう感じるの〜。

【違う言い方をすれば、「金で買えないものがある」見たいな事。某カードではなくて。】
【話がずれたが、女も同じ事を思っているのだった。】

照れなくていいわ〜。事実よ事実〜。


…あら〜、もうこんな時間か〜。
…もう少し話したいけど〜、ちょっと時間があるのよね〜。
ラン〜? もう行くわよ〜?

「………ふぇ? あ、もう行きましゅか…。」

【可愛い…、女性が照れる様を見ながらふと公園の時計を見ると、もう短針は真下を回っていた。】
【天に昇っていた狐を無理やり下界に引き戻すと、そう言葉を掛け、狐は女性の肩を去る。】

…フフ、じゃあね、ファントム〜。

【ゆっくりと、名残惜しむように去っていく女と狐。】
【見送るのも、引き止めるのも容易である。】

/遅れました…!
538 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 18:51:11.80 ID:2k79xYQ+0
>>536
あぁぁー………

【大きくため息をつくと】

……腹減ったぁー…

【ぼそりとそう呟いた】
【ちなみに、食べ物の話ではなく】
【感情の話である】

/りょーかい!
539 :【装闘機兵】 [saga]:2011/08/06(土) 18:58:03.40 ID:9pTTk7Obo
>>537
‥‥も、ふもふ。

【素でうっとりとしながら、狐を撫でまくっている】
【本当に小動物をこよなく愛しているようだった】

‥‥ウむ。
人の心、絆、ソレらが。我々にトってハ、最大の財産ナのだろうナ。

【異形は、心という物を信じている】
【機械と鋼の身で有っても、この身を動かすのは其れであると】
【そう、信じてはばからないのが、この彼女である】

‥‥‥‥そ、レデも。照ル。
だ、ガ。有難ウ。

【そう言って、礼を言うと】
【去っていく紫を、異形はひらひらと手を振りながら見送るのだった】

マた。合おウ‥‥!

【嬉しそうな声を、後ろから響かせて】

//乙でしたー!いえいえ、こっちもご飯でしたのでOKです!
540 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 19:01:05.88 ID:6+TfRfLIO
>>535

【互いの距離は10mくらい。片眼鏡の奥の瞳は、いつもの癖で詳細にその距離を測っていた。】
【踏み込めば、何秒かかるか…どの程度でこちらの間合いに組み込めるか。女は現時点ではまだ警戒していたのだ。】

「……」

【が、その警戒心は消える。いや、別な考えごとによって上書きされたと言ったほうが適当である。】
【そちらのことを考えるのが精一杯で、頭が回らないのだ。】
【所謂「動揺」である。もちろん、男の問いに対して。】

「ええと…」

【率直に言えば、彼女は「迷子」である。】
【迷子だ。いい年した女が迷子になっている。】
【道もわからず、立ち尽くしていたというわけだ。】

【そう言えばいいのだが、しかし、それを彼女のプライドというか、そんなものが心の中で邪魔していた。その結果、】

「……さ、散歩だ。散歩。」

【何とも苦しい言い訳。こんな辺鄙なところを散歩する人間がいるだろうか。】
【よっぽどの物好きしかいないだろう。だがともかく、】
【当人は何とかごまかしたつもりになっているらしい。】

「……君は何やってるんだ。」

【同じ質問をぶつけてみる。】
541 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/08/06(土) 19:02:17.88 ID:HoGm/5V+0
>>538
【溜息を吐く青年を横目に時計を目にやる】
【もうこんな時間か、夏なのでまだ空は明るいが夜と言って差し障りない時間である】

「……俺そろそろ帰り…るけど、方向同じなんだし」

【良ければ一緒にどう?と続ける】
【青年とは意味が違うが、彼も空腹を感じているらしい】

/帰りました
542 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘 [sagesaga]:2011/08/06(土) 19:16:27.16 ID:uX1SDIIA0
>>539
/乙です!
/ありがとうございました!
543 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/06(土) 19:18:36.49 ID:BeIkAxDPo
>>532
【親切な人で良かった――つまり、一見は親切そうではなかったのだろうか。そりゃ、抜刀の構えをしていたらそう見えなくても当然ではあるが】
【何だか物凄く大人気ないことをしたような気がして思わず少しだけ肩を落としながら溜め息が漏れてしまう。とはいえ客人は客人】
【こんな場所でも自分のキャンプに入って来た友好的な人間は例外無く持て成すべきである。大地の恵みを独占するなど持っての他】
【「まぁ、たまには……」なんて一言呟きながら以前に自分も旅人に図々しくも手助けをしてもらったことを思い出してもいた】

【ザッと3本ほど並べられている串を見渡し、どれも若干焦げ目が付いてこそいるがそれもまた香ばしさを増す要因と片付けて深く考えないようにし】
【焚火の近くでしゃがみ込んで右手の指先を適当な串の根元、1cm程土に埋まらせ、土に差し込まれている部分を摘まんでひょいっと拾い上げる】
【火が直に当たっている土の外部分は滅茶苦茶熱いが土の中に埋まっている部分は温度が低い。以前に火傷をしたことがあるのでこれくらいはしっかりと記憶していた】
【それから自分の分も拾ってから立ち上がり、切り株に座っている少女の方へと向きを変えて歩み寄っていき】

「はい、ワタはもう取ってありますから」

【そこはかとなく健気さを感じさせる少女を改めて見て、やはりこんな森で出会うには幾らか場違い過ぎることから思わず笑みがまた零れ】
【やや微笑みを浮かべながら左手に持っている兎の肉が刺さった串を少女へと向けて差し出したのであった。自分で獲ったのだから実質出費ゼロであるのも嬉しい】
544 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 19:23:11.18 ID:2k79xYQ+0
>>541
あ?あー…

【うーんと少し考え】

いやいいわ、食いモンが来るまで待つ
先に帰ってていいぞ

【と告げると、目を瞑って寝る準備を始めた】
【っていうか、寝るつもりである】
【帰る気はなさそうだ】

/おかえりなさいそして遅れましたすいません!
545 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/06(土) 19:23:50.51 ID:iKr4QJUd0
>>540

【ある程度の距離を置いているとはいえ、彼女はやはり警戒しているようだ】
【視線にも自分への敵意が見え隠れしている……ような気がする】
【だが質問を返した途端、その剣呑な感じは急に消え去った】
【返答に困ってあたふたしている様子は少し幼く見える】

(かわいいな)

【などと場違いなことを考え密かに苦笑する】

「へぇ〜、散歩、ねえ」

【素直に迷子と認めるのは恥ずかしかったに違いない、と勝手に結論づける】
【本人的にはうまいこと言ったつもりなのだろう】
【そう考えると口元に浮かんでいたニヤニヤが思わず大きくなる】

「俺か? 俺は今日の寝床の下見ってとこだな」
「アンタと違って貧乏生活なもんでよ」

【モチロン相手のことは何も知らないが、少し皮肉を込めて言ってみる】
【からかっているだけなのだが、人によっては喧嘩を売っているようにも聞こえるだろう】
546 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 19:25:30.65 ID:6+TfRfLIO
/すいません…急用が入ったので落ちます
/戻ってくるのが深夜になってしまいます…本当に申し訳ない…
/凍結かキンクリかお任せしますので…本当にすいません…
547 :【掌開異能】 [sagesaga]:2011/08/06(土) 19:31:23.14 ID:HoGm/5V+0
>>544
【ここにいても、彼の望む食いモンというものが来るとも思えないが】
【いや、多くの人が訪れる場所だ、もしかしたらなにか面白いことが起こるかも知れない】

「そうですか、じゃあ」

【別れ際で気が抜けたのか、いつも通りの口調で別れを告げ】
【少年は身を翻し自分の住む寮へ帰ろうと歩きだした】

/絡みあり乙でした!
548 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/06(土) 19:38:31.36 ID:iKr4QJUd0
>>546
/かまいませんよー
/ではこのままにしておくので
/来たら教えてください
/乙でしたノシ
549 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/06(土) 19:38:59.81 ID:Rh6mFYkFo
>>543
「わぁ、すごく美味しそう……い、頂きます!」

【女性から串を受け取った少女は、言うや否や串に刺さった肉に齧り付いた】
【空腹は最高のスパイスとは良く言うが、なるほど確かにその通りである】
【肉の熱さなどすっかり忘れ、瞬く間に食べきった少女は満足感を覚え息を吐いた】

「いやー、本当に助かったです。今夜は草鍋で飢えを凌ぐことになるかと思ってましたよー」

【草鍋、それは彼女が初の野宿で作った料理である】
【手順は簡単、食べられる草を水で煮るだけである】
【何となく豪華なご飯を食べているような気になるだけなのである、悲しくなんてないのである】

【閑話休題】
550 :【全瞑心感】@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 19:39:12.12 ID:2k79xYQ+0
>>547
じゃなー

敬語は直しとけよー

【直すのはタメ口の方である】
【最後の最後まで相手の敬語を面倒くさいから直せというらしい】

【手だけを上げて振ると】
【寝返りをうってぐーぐーといびきをかきはじめた】

/絡みありがとうございました!
551 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 19:45:22.03 ID:hX9oDJe30
【街の中の公園 (夜)】

「せいっ、せいっ」(うーん、新技だが…)
【時々人が公園の横を通り過ぎる中、一人の青年が拳法の型打ちをしていた】
【容姿はさながら大学生、体より頭を使いそうな青年は体を動かしていた】

「せいっ、せいっ」(実戦じゃないとできそうにないなぁ)
【むしむししている公園で、青年が公園に響く掛け声をあげていた】

/殺し合いの場合、危険になると逃げるのでご了承を
552 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/06(土) 19:56:23.37 ID:BeIkAxDPo
>>549
「はっや……」

【思わず唖然としてその様子を見守ってしまった女性。あれだろうか、俗世間一般的に言う『食いしん坊キャラ』なのだろうか】
【唸りながらでも考察してみたい衝動に駆られたがそこは無礼に当たる可能性があるのでグッと堪え、自分も肉を一齧り】
【やや焦げ気味ではあるもののそれすらも香ばしいスパイスとなり、加えて動物性の油が程良く旨みをコーティングしている味】
【獣臭さもさることながら慣れてしまえばどうということもなく、むしろそれもある種の"癖"となって味覚を楽しませる要因と成り得てくれている】

【と、お料理研究家気取りは程々にしておき、少女の零した言葉を聞いて一瞬「どうして狩猟をしないのか?」という疑問符が浮かんでしまったが】
【直ぐに目の前の少女が"そうである"ということを思い出し、何を当たり前のことを自分は疑問に思ったのだろうかと軽くあしらっておきながら】

「そういえば、君、名前は?」

「私のことはトーシャって呼んでね」

【ふと未だ自己紹介をしていなかったことに気が付くと警戒すらせず簡単に名前を明かし、逆に少女にも自己紹介を求めたのであった】
553 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/06(土) 20:11:32.06 ID:Rh6mFYkFo
>>552
「とーしゃさん、ですか?」

【なんだか不思議な名前だなぁ、と小動物のように首を傾げて見せる】
【あまり聞き慣れない単語だったのだろう、口の中で小さくトーシャさんトーシャさんと呟く】

「私の名前は春野 奏です。奏って呼んでくださいトーシャさん」

【ぺこりとお辞儀をしつつ、自分の本名を口にする少女】
【夕食を分けて貰ったこともさることながら、なによりも相手が同じ女性であるということも幸いしたのだろう】
【現金なことではあるが、既に少女は目の前の女性に対して警戒心と言う物が全く無かった】
554 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/06(土) 20:26:53.86 ID:BeIkAxDPo
>>553
「よろしく、葵ちゃん」

【ちゃん付け――相手の今までの言動、そしてその容姿から未成年であると判断を付け、結果として子供扱いするに至ったらしく】
【隣に在る切り株に自分も腰を降ろして串に刺さった兎の肉に噛み付き、くっと串を引き抜くようにスライドさせて肉を串から解放し】
【若干口に詰め込んだ感は残るがこの食べ方に慣れているのか咀嚼し切り、此方も串を食べきってしまう。中々の美味かな】

「それにしても、葵ちゃんも旅をしてるの?」

【そう言えば未だに相手が何故この森に足を踏み込んできたのかが謎であった。既に森も暗くなりかけているというのにまだいられるというのもある】
【近所の街娘がぶらりと遊びに来たという感じ……でもなさそうであると思った。そうであるならば腹が減ればとっとと帰ればよいのである】
【という様な理由で少女へと視線を何気なく向け、そこに何か大きな理由があるかどうかは定かではないが気軽に聞いてみるのであった】
555 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/06(土) 20:50:10.83 ID:Rh6mFYkFo
>>554
「ええ、私はまぁ歌を歌いながら各地を旅してるんです
 今回はなんと言いますか……途中で地図と食料などが入ったバックを落としちゃいまして」

【いつもは迷子になったりこんな間抜けなことしないんですよ?、とわたわたしながら言い訳する少女】
【その様子は年相応というか、小動物の様で可愛らしい】
【突然現れた熊が悪いんですよぅ、とブツブツ呟いていた少女だったが、自分だけでなく目の前には女性もいることを思い出したらしい】
【顔を真っ赤にして照れながら、少女が再び慌て始めた】

「あわわわわ、なんだか御免なさいです……
 “も”、と言う事はトーシャさんも何か旅を?」

【武者修行の旅では無いのだろうなと考えつつ、少女は目の前の女性に問いかける】
【フードを被って頭を覆い隠していることから何かしらの事情があるのだろう】

「」
556 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/06(土) 21:11:16.65 ID:l3SwIbrWo
「……ふーむ、……ふーむ」

【太陽も本日の役目を終えて深い黒色に包まれた公園は溶け込む様に静かに】
【木々の間を潜り抜けカサカサと掠れた音を鳴らしながら吹く風は蒼い空気を含んでいた】

【人工的な冷たい光に浮かび上がるベンチに座った男性は頭の中で設計図を書き上げていた】
【感慨に零れる溜息、サングラスの奥の瞳を閉じる、クルリ、と。握るペン型の何かを回す】
【男性の横には開かれたトランクが置かれていた、街灯に照らされ銀に輝くのはロボットアーム】

「……こまっタ、パーツがたりませン」
557 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/06(土) 21:19:09.51 ID:BeIkAxDPo
>>555
【『熊如き追い払えば良いのに』と言いたい気持ちを押さえて目の前の少女が非力でか弱い無能力者少女であることを前提に思考を巡らせ】
【初々しい少女の挙動一つ一つに同性でありながらも可愛らしさを感じざるを得なかった。若いって素晴らしいと思ってしまう】
【――い、いや、私も若い若い――と慌てて思考を転換させて一度呼吸を吐いて落ち付き直し、串を焚火の方へとひょいっと投げ捨て】
【これからの話題をなんにして進めようかと考えつつ、視界を時折暗闇が覆いはじめてきた森の木々の隙間へと向けたりしていたが】
【少女の方から質問をし返してきたのでちょっとだけきょとんとしてしまったが、ふむ、と右人差し指を顎に軽く当てながら思考し】

「うーん、観光ついでに色んなところの美味しいもの食べて回ったりとか」
「特にこれといった目的はないね。別に剣を極めたいとかそういうのも無いし」

【なんたる怠慢溢れる答え、つまるところ単純に趣味全開での旅をしているらしいのであった。実に気軽な旅気分である】
【極稀に『自分探しの旅さ……(フッ』なんてのをする人もいるらしいが、そういうのもなくシンプル簡潔な心境であるらしいのであった。なので特に答える事もない】

「ま、私のことはいいから葵ちゃんの話を聞かせてほしいな」

「私は3年くらい前から旅をしてるんだけど、葵ちゃんは見たところまだ未成年みたいだし」
「いつ頃から旅をしてるの?その歳で独り旅するのって危なくない?」

【極力自分の事を話すのを避けようとし、それでいて逆に目の前にいる少女の話を聞きたがる女性。そういう他人の話を聞くのも旅の醍醐味だと心得ているのだ】
【他人の生きた道を聞き、それを元として己の生き方に反映する――なんてカッコいい生き方は無理であるが、それでも興味だけは人並みに在るつもりである】
558 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 21:32:18.76 ID:hX9oDJe30
>>551
再募集
559 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/06(土) 21:44:40.86 ID:Rh6mFYkFo
>>557
「えーと、私の場合16の時からだから……もう一年経ってるんですねぇ」

【時がたつのは長いようで意外と短い物である、と少女は感慨深そうに思う】
【何をして良いやら全く分からなかった最初が懐かしいと思いながらも、少女は続ける】

「家出してきたというか、逃げ出したと言うか……とりあえず家を飛び出してからずっとこんな生活を続けてまして
 意外と皆さん親切な方が多かったので、そこまで危ないって感じたことはないのです」

【あまり聞かれたくないのか、言葉を濁しながら少女は旅の経緯を話していく】
【まだ未成年の少女にしては随分波乱万丈な人生であるが、意外と少女に辛いと言う思いは無い】

「将来は歌手になる!―――なんて、路上ライブ生活な私には雲の上の話なんですけどね」

【苦笑しながら、少女は背中に背負ったギターに手を掛ける】
【そのまま体の前まで持っていき、よほど思い入れが強いのか深紅のギターを大切そうに撫でた】
560 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/06(土) 21:46:35.72 ID:l3SwIbrWo
>>558
まだおりますかねぇ?
561 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 21:49:06.33 ID:hX9oDJe30
>>560
はい、います
562 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/06(土) 21:55:52.37 ID:l3SwIbrWo
>>551>>564てなわけで

「ちょっぴり五月蝿いですヨ、少年」

【型にはまり、技を繰り出す様、機械の如く、やけに響く張りのある声】
【青年の右側の少し遠くにあるベンチに座り思案に耽る金髪の男性から上がる声】

「考えに考え込んでいる人もいる事を忘れないでくださイ」

【その声が染まるのは僅かな不満色、サングラスの奥の瞳は青年を貫く様に】
【そんな男性のそばにはアタッシュケースが置かれており、ロボットアームがキラキラと輝いていた】
563 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 22:02:02.00 ID:hX9oDJe30
>>562
「おっと、すみません」(うーん、森での癖が直らんなぁ)
【苦情が入ったのですぐに声を出さず、足踏みを軽くする、これで騒音は無くなっただろう】
【しかし…彼の外見は少し不思議、ロボットアームは普通無いだろう】

「んー、失礼ですがその…職業って何ですか?」(何か変わった職業してそうだ)
【あまりにも疑問が浮かんだので思い切って型打ちを一時中断して彼に聞いてみる】
564 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 22:06:33.34 ID:6+TfRfLIO
>>545

「そ、そう。散歩だ。…何だその顔は。」

【どうにも笑われている気がする。いや、確実に笑われている。】
【相手の口角が上がるのを見て、女はかすかに反論した。】

【しかし、考えていることは相手が的を得ているため、それも長くは続かず、中途半端に切れる。】

「……そうか。…野宿か。」

「……」

「…その、…やめたほうがいいんじゃないか。この辺は野犬が出るって言うしな…」

【もちろん嘘だ。静かで、雨足を凌げる屋根も多数あるここは、野宿にピッタリだろう。】
【しかし、彼女は至って真面目に言葉を紡いでいる。】

「悪いことは言わんから街で宿を取ったほうがいい。うん。」

「…私も今から帰るから…一緒に行こうか…」

【などと。】


/すいませんありがとうございます。
/お待たせしました。
565 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/06(土) 22:07:40.86 ID:BeIkAxDPo
>>559
【若干言葉を濁した感触があるのに気が付き、少しまずったかなと心配になったがそれを露わにするのも気が咎める話であり】
【折角話してくれているのだからしっかりと聞くことこそが礼儀であると考え、感慨深そうに、それでいて懐かしむ様な少女の話を聞き】
【少女の年齢にそぐわないであろう経歴はこちらを驚かせる部分もあった。というか、家出って……やはり、まずいことを聞いたのだろうか】
【何だか気まずく思えてしまった女性はそんな感情を誤魔化す為に右手を頭の後ろに持っていき、一度わしゃっと頭をかいてみせる】
【そして、手を降ろす時には少女の話は一区切り丁度付いたときであり、このまま無言で聞くのも味気ないものと思考させ】

「なるほど、若いのに大変だね」

【まずはおざなり、というかテンプレートと化していると過言ではない台詞。大抵の若者の昔話はこれで片づけれてしまう】
【しかし、これだけで片付けるのは幾ら何でも無礼であり、それに少女の話を聞いて思ったところもあることにはある】

「じゃあさ、良ければ一つ私に聴かせてくれないかな?」
「お互い旅を続けている以上はまた会うかもしれないけど、これも何かの縁だし」
「葵ちゃんがどんな歌を歌うのか、ちょっと興味がある」

【つまるところ当然このことであり、歌手であるからにはその人の人間性だとかが歌に現れていても可笑しくはないだろうと考えた】
【辺りは既に真っ暗となってきており、焚火の明かりがパチパチと音を立てながらこの広場を懸命に照らしていてくれているのが何とも雰囲気が出ている】
【退屈潰しに愛用のスマートフォンに入れてある音楽を聴いたりすることもあるが、誰かの演奏を聴くと言うのも実におつなものだと思えた】
566 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/06(土) 22:11:34.89 ID:l3SwIbrWo
>>563

「イヤイヤぁ、ご協力感謝ですヨ」

【鳴り止んだ地面から伝わり微妙に手元を揺らす振動と凛とした声】
【クルリ、と。回るペン型の何か】【男性は次第に近づく青年に首を傾げ】

「で……職業ですカ…………ふむ、なんて言うのでしょうネ……フム」
「何でも屋、と言うのは自由すぎまス、ですが一定の職業は……ソウですねぇ」

【小さく呟くのは考え込んでいる証の様に、白い手袋を嵌めた手はアタッシュケーキの中】
【先端に接続部、マジックハンドの先端部に良く似た部位を取り出して……無意味にカチャカチャ】

「技術屋、ギジュツヤと言った方がいいかもしれませン、そううん」
「お金さエ用意してくれたラ、ある程度もモノならば何でもツクリマス」

「そんな感じデスかね……格闘家なボーイ」
567 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 22:16:54.23 ID:hX9oDJe30
>>566
【彼は意外と好意的な人だなぁと思いつつ耳を傾け】
【青年は彼の職業を聞いて彼が技術屋だと知る】

「何でも…ですか」(これは…いけるかもしれん)
【深刻そうな顔になりしばらく思考、これで青年の装備がまた増えるかもしれない】

「…仕込み銃みたいな物とかも、作れます?」
【青年はおそるおそる、彼に聞いた】
568 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/06(土) 22:23:46.82 ID:l3SwIbrWo
>>567
【その言葉を聞いた瞬間、冷たい街灯の白に照らされた顔にニコリと笑みが浮かんだ】
【……気がした、男性はアームをケースの中に仕舞い込み、威厳を纏い組まれた脚、両手を組み、紡ぐ】

「そうデスネぇ……部品から作るのであれば250万、勿論銃弾抜きの値段ですガ」
「銃と仕込む何かを持ってきてくれたら格安の15万で作らせて貰いますヨ?」
569 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 22:33:23.95 ID:hX9oDJe30
>>568
「んっ、ちょっと待ってください」(やはり高い、しかし仕込み材料があればすごい安いな)
【青年は顎に手を当てて思考のポーズ、15万なら余裕で届く、しかし仕込みが…】

「うーん…この、水晶の剣に仕込めたりしますか?」
【青年は背中に手を伸ばし、ゆっくりと背中に隠した水晶の剣を取り出す】
【水晶でしかも剣、これはさすがに厳しいか? と固唾を呑んで見守る】
570 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/06(土) 22:41:05.93 ID:Rh6mFYkFo
>>565
「任せてください、―――よっと、ちょっと待っててくださいね」

【言うや否や少女は立ち上がると、手に持ったエレキギターを構える】
【携帯アンプの調子良し、ギターの弦を少し弾き正しい音が出ることを確認】
【己の体調も万全、さぁ声を出してみようと思った所で少女は気付く】

(そういえば、私あの日以来歌を歌ったことってないです……)

【自分に自信が付いたあの日以来、路上ライブをやっていなかったので実際にお客に歌を聞いて貰うのは初めてだと少女は思う】
【夜の森は静寂に包まれており、どこからか聞こえてくる虫の声と近くにある焚き火の炎が弾ける音以外全く音が無い】
【森林の清涼な空気を肺一杯に取り込み心を鎮めると、キッと前を向いた】

「――――――いきます」

【そして森に天使の歌声が響き渡った】
【鳴らすギターの音はいつもと違って大人しく、そしてどこか物悲しい】

【それは一人の少女の厳しくも辛い人生の物語】
【少女はある日旅を始める、それは厳しく少女は常に苦しみに苛まれていく】
【少女の慟哭、少女の悲しみ、そして彼女は叫ぶのだ】
【どうして自分がこんな目に遭わなければならないのか、私は何も悪いことなどしていないのに―――!】

【だが、ある日少女はその真っ暗闇の道に一つの光を見る】
【それは彼女の人生の肯定、絶対に泣いては行けないと誓った彼女の瞳に涙が溢れ出た】
【故に、少女は再び立ち上がり大空へと羽ばたけたのだ】
【諸君、喝采を―――――喜劇は終わった】
571 :【妄想殺し】右手で触れた人の妄想は消え去る(身体能力高め)@wiki [sagesaga]:2011/08/06(土) 22:51:43.76 ID:Ee+AN5oP0
【路地裏→繁華街への道中】

「さ〜て、今日もパトロール始めまっか!」

【青く染めた髪。耳にはピアス。】
【どちらかと言えば不真面目なタイプの高校生が、暗い路地を出ようとしている】

「…にしても、最近は変態さんがぎょーさんおってかないませんなぁ〜」
「犯罪に昇華させるくらいなら、妄想なんてしないほうがましやと思うんけど…」

【彼は紳士。】
【Yes妄想Noタッチなのだ】
【そんな彼は、夜な夜な街を練り歩いては有害な変態さん達を潰して回っているのだ!(賢者的な意味で)】

「でもなぁ〜…最近は別な方向に危ない人も増えてきとるし…ボク、結構危ない状況かもしれんわ…」

【暴力沙汰はごめんだが、いつどこで女の子が襲われているかはわからないのだ!】

/殺し合いから雑談までなんでも
572 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/06(土) 22:51:50.71 ID:l3SwIbrWo
>>569
【しゅるり、と青年が月光透けた輝きを持つ剣を抜き布がすれる音がした】
【……ヒュウ、口笛があがる】【男性はサングラスを外し、見つめたらの蒼い瞳】

「今、ワタシでもこれは無理だと思いましたネ?……愚問と言っておきましょウ」

【男性は両手を広げ、肩の高さに上げ……浮かべたのはニタリとした爽快な笑み】
【そして、言葉に宿るのは技術屋としての自信の強さ、青年に差し出した手は受け取る為に】

「確かニ、鉄では無く切れ味とか完全無視ナ水晶での仕込み銃という加工は難しイ」
「マァ、確実にツギハギになったり、銃の部分がスケたりするのは確かデスが」

「デハ、どの様な仕込みをご期待で────ショウカ?」
573 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/06(土) 22:54:04.01 ID:BeIkAxDPo
>>570
【諸君、と言われても今の客はたった一人だけであった。拍手を送る頭数すらもたった一人。それをどう捉えるかは少女次第】
【フードの暗闇に隠れた女性の右の瞳には光が届いていないせいか色は失く、左目は黒いアイパッチに覆われてそもそも視えない】
【そんなたった一人の客のたった一つの瞳は少女へと向けられ、そして手の平を交差させるような少し気取った拍手の仕方であった】
【その女性は少女の演奏を、歌を、黙って聴いていた。少女の感情が込められた歌がどれほどの振動を与えたのかは定かではないが】
【やがて、口元と頬を少し緩ませて微笑みを少女へと送ると、感想をどう述べてみようかと色々と思考を巡らせてみるのではあったが】

「……良い、歌だね」

「私は音楽家でも評論家でもないからまともな感想は言えないけれど、とっても」

【装飾の言葉を並べておだてるのは嫌であるし、評論家気取りにあれやこれやというのも慣れていない。だから至極単純に済ませてしまった】
【もしかしたら少女が感想を期待していて、素っ気ないこの言葉の連なりに落胆していないかと少し心配でもあったのではあるが】
【しかし、『良い』という感情を持った事は確かであるし、なによりその綺麗な曲調をこの空気に合わせて歌ってくれたセンスに感心していたのだった】
574 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 22:56:51.28 ID:hX9oDJe30
>>572
「やはり無理か…無茶な要望申し訳ありません」
【さすがに無理だった、青年はまた唸るが…彼が仕込みの要望を聞いてくれたので】

「…腕を守る篭手とか用意できますか? できるならそれも買って銃を仕込んで欲しいんですが、無理なら諦めてまた出直しますが」
【青年はある程度の物ならば作れると言う言葉を思い出し仕込む物も作れないか聞いてみる】
575 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/06(土) 23:02:20.72 ID:iKr4QJUd0
>>564

「そっかぁ〜、こんな薄暗いとこを散歩ねえ」
「ん? いやべつに笑ってねえよ?」

【相変わらず相手を馬鹿にした口調である】
【しかも聞かれていないことまでわざわざ付け加えているから性質が悪い】
【本人としてはこのやり取りを純粋に楽しんでいるだけなのだが】

「こういう生活には慣れてるからな、まあ大丈夫だ」
「野犬は少し怖いけどな」

【野犬はともかく彼もこんな場所で一人寂しく夜を明かすのは正直つらい】
【しかしいかんせん手持ちの金が少ないのだ】

「宿ねえ、そうしたいとこだが金がなぁ」
「だが、街まで行くのは賛成だ」
「女一人でうろつくにはここは危なそうだからな」

【迷子だし、という言葉は言わないでおく】

「いいぜ、俺が街までお供してやるよ」

【そういうとついてくるよう手を振り歩き出す】


/おかえりなさい
576 :【屍肉久遠】 [sage]:2011/08/06(土) 23:06:43.77 ID:8yGkygMSO
【兎に顔を齧られた三日月が雲の袖幕に面を伏せ、溢れた涙が木々を濡らす夜の森林地帯】
【熱帯夜の火照りを冷ますように長雨が続いた地上では獣達は巣穴へと隠り、雨の音だけが森に響いている】


「――――――」


【されど注意深く耳を澄ませて遣れば、雨音と寝息に身を潜めた何かの音がする】


「―――――――――」


【それは獣が寝床を求め地を這う音でも、鳥が我子に子守唄を聴かせる音でもない異質な音】
【例えるなら藪蚊が生血を吸飲する音を間近で聞くような、か細くも嫌悪感を誘うそんな音】


「――――――」


【見上げた夜空には隣り合った二つの星が煌めいていた】
577 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/06(土) 23:07:08.14 ID:l3SwIbrWo
>>574
「フム」「君は勘違いしているのでしょうカ、それとも話を聞いてないのカ」
「一応、"作れる"と言ったのデスが……中々この国の言葉は難しイデスね」
「水晶と金属が入り混じった剣とかな感じにしたら多分分からないと思いますガ」

【落胆の底に沈む青年に男性が紡いだのは、呆れた様に軽い声、】

「マァ、あなたがコテを望むなら、作りましょウ。さっき言った様に250万位かかりますガネッ」
578 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/06(土) 23:07:27.73 ID:Rh6mFYkFo
>>573
「えへへ、有難うございます」

【少女は照れくさそうに、それでいて嬉しそうに笑った】
【女性の言葉は淡白で、そっけない風に聞こえそうである――が、少女は女性の気持ちをしっかりと理解していた】
【むしろその程度の気持ちすら理解できないで、綺麗で飾られた言葉だけを求めるのは間違いであると少女は思っていた】

【自分が歩んできた人生を歌にして実際に歌うと言うのは少々気恥ずかしいことではあったが】
【目の前の女性が喜んで貰えるだけで、少女としては大満足であるのだから】
579 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 23:10:02.33 ID:6+TfRfLIO
>>575

「ぐぐ…」

【どう考えても笑っているではないか、という喉まででかかった言葉は何とか押し戻し、】
【女はその代わりに不満げに鉄下駄を鳴らした。硬い音が一瞬だけ響く。】

「…そう…なのか…」

「…いやでもやめた方がいい。オススメしないな。」

【自分が帰れなくなるからだ。】
【そのためには何としてでも目の前の彼が街に行く気にさせなければならない。】

「!!」

「そ、そうか…!」

「はは…そりゃあすまんな。…」

【明らかに表情が明るくなる。】
【そのままいそいそと男に従った。】
580 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 23:11:40.86 ID:hX9oDJe30
>>577
「おっと、すみません、暑さと緊張で頭がやられていました」
【頭を下げる、中の人もてんぱってるのでご了承を】

「では、水晶の剣に細工をお願いできますか? 代金は…」
【水晶の剣を差し出しつつ、青年は急いでベンチへ駆け寄り、バッグを拾う】
【彼へと向かいつつ青年が取り出したのは、小石サイズの純金だった】

【小石サイズとは言えずっしりとした重さの金、これでも足りないなら財布の金も出そうと考える】
581 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/08/06(土) 23:15:31.23 ID:S0JlA6jl0
「だーかーらー、今月中に帰るってんでしょーが、わァってるわよッ、今、道場が危ないんでしょ?」
「なら、私がなるべく稼げるだけ稼がないとッ……いや、おまッ、姉になんて口をッ」
「ぁッーもうッ、師範は、そう簡単にゃ……死にやしないわよ、だから言っときなさい」

「勝ち逃げはすんn……ーーーって、切れてるし、はぁ」

街中公衆電話口の口論、田舎からだ、色々とヤバい事続きになってるらしい、親代わりである師範が
急病で倒れた、ただでさえ孤児を世話でタダ働きしてる道場の経営は地に傾くばかりなのに
すぐに帰りたい、でも、出来る事はあるのか
私が顔向けするからと行って変わる事は無い、私は私で出来る事をしないとならない
圏外になった携帯を忌々しげに閉じる

「でも、時期、か……ケリ、着けるべきか、否か」

座り込み溜息を吐く少女、純白の衣に身を包む様は、見ようによってはコスプレに見えるが
立派な私服正装である、繰り返す、立派n(ry
時期ってのは、いい加減逃げている事に向き合う事だ。
指圧師が建前の拳闘士、拳闘士が建前の指圧師

「ッ〜〜〜!!」

建て続けに起きる、何かの崩壊の音、頭を掻き毟ってもノイズは止まない
582 :【必中水晶】@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 23:15:42.60 ID:+eQVJc6oo
>>576
【夜の森林にはまったくもって見合わない服装の人物】
【白装束のフードによって目元が隠れており男か女も分からない】

【両手に水晶玉を抱えており、その姿は宛ら祈祷師のようだ】

(・・・・私以外に誰かいますね・・・ここ・・・)

【辺りを見回しながら先ほどから聞こえる音の主を探している】
【そして視線を前に戻し、音の主に気付かれないようにゆっくりと歩みを進めて行く】

【だが、自らの不注意により足元にあった木の枝を踏み折ってしまう】
【辺りには『バキッ』と心地よい音が鳴り響く】
583 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/06(土) 23:22:20.08 ID:BeIkAxDPo
>>578
【少女の反応を見て、どうやら自分の感想を聞いても凹んだりしていないようなのでほっと一安心をし】
【あ、という感じで思いついたように右手をパーカーのポケットに入れ、中に入っているスマートフォンをちょこっとだけ出し】
【ちらと視線を向けて見れば時間も中々に過ぎている。まだ深夜帯という時間でも全然ないのではあるが、早朝に出発する手前そろそろ寝ておきたい】
【しかし、気になる点が一つある。それを聞いておかない内には勝手に寝ると言う訳にもいかず―――】

「そういえば、葵ちゃんはこれからどうする?」

「私は明るくなるのを待つ為に、今の内に寝て早朝に出発しようと思ってるんだけど」

【つまり、森に迷い込んだ挙句腹を空かしてさまよっていた少女がこの夜の森を出歩くとはとても思えなかったのであった】
【自分ですら夜の森は危険であると思っているのである。まぁ、最近はGPSだとか色々あるから何とかすれば行けるとは思うのではあるが】
584 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/06(土) 23:26:37.66 ID:2HqH9IPAO
>>581
…おーい、大丈夫かー?

【少女に声をかける人間がいた】
【普通の青年だ】
【黒髪、髪を普通に伸ばし普通にジャージを着ている】
【…と特に特徴のない「地味」丸出しな格好の青年である】
【少し乱れた息と滴る汗が青年が今までランニングを行っていたことを知らせた】
【右手にはスポーツドリンクのペットボトル】
585 :【霊銃弾骸】腕を銃器に変えるロボ幽霊。 [sage saga]:2011/08/06(土) 23:29:24.38 ID:AIDoJLX0o

長い長い坂道。湿気を帯びた空気が重くその場に圧し掛かり、
時刻は既に日付も変わろうかという頃合い、天上に輝く月が照らし上げるのは舗装路と―――その上を転がる"生首"。


「殺してやるうううぅぅぅぅぅ・・・・・・…………」

路面上を回転するのに伴って、白く輝く長髪がふわりと大きく舞い上がる。
斜面を一つ跳ねる毎に苦痛故か、貼り付けた苦悶の形相を一層険しくさせて。
それ以外に為す術を持たない生首は、女性にしてはやや低い声音で大層怨めしげな呻き声を上げながら夜道を下り続ける。


―――もしこの斜面を登る者が居れば、この安いホラー映画じみた光景が必ずと言って良い、視界に入るはずだろう。


/戦闘でも何でもどうぞ。ただし携帯からです、パー速先生の調子により裏に移動するやもしれません
586 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/06(土) 23:31:53.43 ID:l3SwIbrWo
>>580
【水晶の劔をその手に収め、思案する、形状を、性能を、効果を、深い海に】
【眺めるそれから向う側から届く月光は男性を更に、更に、思案の渦に放り込み】

【青年の弾ける様な足音が鼓膜を叩くも、意識戻らず……取り戻したのは輝き】
【古来よりの象徴と力の象徴して祀られたその強き輝きに男性は驚いた様に声をこぼした】

「お題が金とは…………マァ、恐ろしい事で────コレで大丈夫デスね」

【ゆっくりと、立ち上がる白衣を纏う細い体、水晶の劔を片手に握り、黄金は懐へ】
【一度振られた劔は風を軽やかに切り、耳に残る鋭い音と共に月光を切り裂きて】

「デワぁ、二、三日待って下さいナ、拙者は結構ノンビリやさんですからネ」

【慣れた様に肩に担ぎ上げ、閉じたアタッシュケースを軽々と小脇に添えて】
【そして、軽やかな言葉を残し、白衣を揺らし色鮮やかな輝きに包まれる街に溶けて行く】

「あ、住所は入りませんヨ?、あそこの組織ならば情報なんて安いのデ」

/遅れました……金の相場調べていて……
そして、絡み有りでしたっアイテムは
三日後位に雑談でお知らせしますね
587 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/06(土) 23:33:50.92 ID:Rh6mFYkFo
>>583
「えーと……ご一緒させて貰ってもよろしいですか?
 道中野生動物とか危険ですし、特にこんな夜中に出歩いてたら私死んじゃうです」

【女性の持つスマートフォンを見て、文明の利器って便利だなぁと至極羨ましく思いながらも女性にお願いしてみる少女】
【正直ここで断られたりすれば、少女などたちまち野生動物の餌となってしまうのだが、少女は目の前の女性が断ることは無いだろうと見ていた】
【人となりはこれまでの会話で何となく分かっていたし、もし断られたとしてもライブ代として無理矢理一緒に居て貰おうと腹黒いことを考えてたりもしていたりするのだが】

【流石にそんな強引な手は最終手段なので、とりあえず情に訴えるために目をキラキラさせながら無言のアピールを女性に仕掛けてみるようだ】
【……本当に少女は逞しくなったものである】
588 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/06(土) 23:34:19.61 ID:iKr4QJUd0
>>579

【自分の背後で彼女が歩き出す音を聞きながら、彼は思案していた】
【なんだか自分が案内するということになったみたいだが、流れ者の自分がこの辺りの地理に詳しいはずもない】
【ここへだって気の向くまま歩いていて偶然辿り着いたのだ】

(ま、適当にあるいてりゃ何とかなるだろ)

【すぐに考えるのが面倒臭くなったのでそう切り捨てた】
【ただ黙って歩くのもつまらないので会話を盛り上げようと話しかけてみる】

「俺もそうだけどさ、あんたこの辺の人間じゃないだろ? どっから来たんだ?」

【言い終えてからハッと気づく】
【これでは自分も迷子ですと言っているのと同じだということに】

(道分からねえの、バレたかな……)

【おそらく怒りを買うであろうことを覚悟して恐る恐る振り向いてみる】
589 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/06(土) 23:38:02.38 ID:hX9oDJe30
>>586
(よかった、これで大丈夫みたいだ)
【彼の了承に安堵の息をつく、やはり金は高いのだろう】

「はい、いつもこの公園にいたりしているのでいない時はそこへ」
【緊張の糸が切れたのか微笑みつつ見送る】
【運よく出会えた技術屋の彼、青年はまた強くなろうとした】

/乙です、ちなみに青年はホテルに泊まっているのでどうぞご参考に
590 :【屍肉久遠】 [sage]:2011/08/06(土) 23:38:11.64 ID:8yGkygMSO
>>582
【森に住まう獣達の匂いが洗い流された土地に混じる、人間の匂いと音】
【それは真っ白な空間に着いた『色』であると同時に、目標へと誘う道標でもあり】

【夜空に映った二つの星―――『眼』が流れた】


「―――……ハァァ……―――」


【『ソレ』は森を往く人物の真後ろへと、山猫が四足をつく様に降り立つと生臭い息を吐き、唸った】
【臀部が浮いた形で四足獣の構えを取る『ソレ』は、節足動物のように平身した体勢から地を這いて肉薄する】
591 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/06(土) 23:45:31.43 ID:6+TfRfLIO
>>588

(…本当にこっちでいいんだろうな…)

【どうも相手が適当に、目的を定めずに行き当たりばったりで歩いているような気がした。】
【しかし、哀しきかな彼女にそれを指摘できるはずもない。】
【なぜなら女もまた右も左も分からないからである。】

「私か…?」

「……東の方からだ…一昨日この国に来た。」

【そこで、ふと。】
【女は相手の言葉を反芻する。この辺の人間じゃないということは…】

「……」

「………道知らないのか…」
592 :【必中水晶】@wiki [sage saga]:2011/08/06(土) 23:45:36.04 ID:+eQVJc6oo
>>590
【木の枝から発せられた音に何かが寄ってきていないか警戒している】
【そして、ゆっくりと後ろへと振り向いた】

「___っ!!」

【真後ろに居たのは犬でもない猫でも鹿でも熊でもない異形の何かであった】

「何者です?」
【ピリッとした雰囲気を張り詰めさせながら後ずさりして行く】

【警戒はしているが敵意は抱いていないようだった】
593 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/08/06(土) 23:48:08.44 ID:S0JlA6jl0
>>584
「ぁー…………もー……、考えんの面倒くさッ……ぁあん?」

頭が痛い、症状の原因は何となく解る、心因性によるパニック、混乱から生じたストレスだろう
其れが脳内でなんちゃらりんやらが分泌したりして、苛付いたり
気が参ったり……こう言う状況は何も考えない事が一番なのだが、なーのーだーが……ぁー
どうも何処ぞのお人好しの青年に心配を掛けられて居たみたいで、みたいで
少女のナリして、まぁ、舌打ちと眼を飛ばすなんて、なんておとk乙女らしい反応か

「じゃないわね、ゴメンね、見知らぬ青年さん……大丈夫じゃなかったら悩んだりしてないわぁ」
「……べつに死にゃしないから、ほっときなさい」

やってしまってから反省の念、よもや見知らぬ青年に当たってしまうとは
完全に参ってるかも知れない、自分でも鉄壁のスカートの如くブレない精神で
定評な筈なのだが……ーーーポーチから煙草を一本抜き、口にくわえる、煙草は普段好きでは無いが
何故か携帯はしている、やさぐれ気味に青年に告げながら
自分のポケットやら探って火の元を探す。
594 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/06(土) 23:49:58.07 ID:BeIkAxDPo
>>587
【当然、自分はお人好しと少なくとも自分では思ってはいないし、だからといっていたいけな少女を夜の森に追放する様な真似なんかしない】
【少女がこの夜の森を通れないと予想を付けている段階で既に今晩は少女と一緒にいるという思考は付けてあったのではあるが】
【――非常に心配――というのが一つあったのだ。それがなにかと言えばもちろん、この自分の髪や耳、そして瞳の色までもを隠しているフードのことである】
【自分が寝ている間に寝返りなどでフードが取れてしまうかもしれない、そしてそれを少女に見られてしまうかもしれない】
【加えて、やはり人の秘密をやたらと好奇心で知りたがる人間もおり、特に少女と言うレッテルを持つ者は大概そう。というか自分がそう】
【かと言って、自分から『フードは取らないでね(汗』などと言えばそれは『押すなよ!絶対の押すなよ!押すなよ!』と同じ現象が起こりかねない】

【結局、思考の末】

「……もちろんっ」

【情に負けてしまい輝く瞳の少女の頼みに二つ返事をしてしまったのであった。間違った行為ではないがやはり心配は拭えない】
【となれば、やはりなんれかの布石を打たなくてはならず―――くっ、ガチョウ倶楽部だかアヒル倶楽部だかしらないが、なんでもかかってこい】

「でも、フードには触らないでね?先に起きても私が起きるまで私の方を見ないこと」

【明らかにフリっぽさが出ており我ながら泣きたい気分である。少女が好奇心が薄く言われた事をしっかりと守ってくれる性格であると良いのだが】
【この少女になら見られて困ると言う事は無いのではあるが、それでも見られたくないものは見られたくないのである。理由抜きに】
595 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/06(土) 23:57:26.52 ID:2HqH9IPAO
>>593
いいさ、気にするな
いきなり殺されかけるよりはずっとマシだ

【少女のガンつけと舌打ちを気にしなかったのか】
【肩をすくめて】

そういう訳にも、な
俺は自分では一切そんなつもりは皆無なんだがかなりのおせっかいらしいんでね

【グイッとジャージの袖で滴る汗を拭い】

悩んでる少女を見捨てるってのもいかにも普通じゃないことをやらかすつもりもないしな

【スポーツドリンクのペットボトルを少女に差し出す】

まぁ飲みな
俺の奢りだ
596 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 00:01:18.02 ID:E+Qodhfs0
>>591

「へ、へー。東かーそりゃすごいなー」

【生返事を返しつつ反応を窺う】
【どうやらまだバレてはいないようだ】

(ふう……)

【安心したのもつかの間、彼女が思案気な表情になる】
【再びビクビクしながら彼女の顔を見つめ続ける】

「あー、うん。知らない」
「ご、ゴメン! 嘘ついて悪かった!」
「な! メシ。飯おごるから許してくれって」

【両手を合わせ、慌てて頭を下げ必死に謝る】
【だがあまり反省しているようには見えない】
【御飯如きで許してもらおうとする所に男の単純さがうかがえるようだ】
597 :【屍肉久遠】 [sage]:2011/08/07(日) 00:11:32.07 ID:zaPE/naSO
>>592
【相対する人物からの問いに対し、『ソレ』の口からは粘ついた唾液を只垂らすばかり】


「―――……ハァァ……ハァァァ…………―――」


【警戒心を見せる人物の姿を、白濁とした双眸に捉え『ソレ』は相手へと解を示し始める】
【最初はその病的なまでに蒼白い膚に薄い朱色が混じり、朱は赤へと変わり】
【淡い色合いから濃い色調へと移り、蒼白から赤褐色へ色彩を移し】


「――――――ッッ!!」


【明らかな敵対心を色に乗せ、黄ばんだ歯を剥き出しに高々と咆哮すると】
【肌を突き破り、剣山のように逆立った血の鱗で身を包み、泥の水飛沫を撒きながら泥地を駆けた】
598 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 00:14:33.51 ID:Jx0sdM9IO
>>596

「…そうか…?」

【自分の国は小国だ。帝國の南東に位置した名も無き島国だった。】
【相手の言葉が生返事と知らずに、首を傾げる。】

「………」

「…いや…いいんだ。」

「その……何と言うか…笑うなよ。」

【言おうかいうまいか迷ったが、相手も自分と同じだったようで、】
【しかも頭を下げている辺り、まあ、「誠実」である。あまり反省しているようには見えないが…】
【女はそう考え、そっと前置きして。そして、】

「…私もだ。」

「…あの…なんだ…「迷子」というやつだ。…」

「…だから顔上げてくれ。」

【言い切ったのだった。】
599 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/08/07(日) 00:18:48.78 ID:KD9WRC+R0
>>595
「ぷははっ、何処ぞの戦争帰りみたいな発言ね、そりゃ殺されるよりかはマシだわね」

小刻みに体を震わせ軽く笑う、まんざら冗談じゃあ無いのかも知れないが、そんな例え方は
少し滑稽なギャグにも思えた、情けない顔のままながら、自分でも笑える位の余裕は有りそうだ
それでも、表面上軽く笑う程度であったから
その後はまた衰弱しきった婆みたいな、虚ろな瞳を月に向ける、きっと鏡を見たら吃驚だ

「あら、そう、貴方の毒牙に掛かった人は苦労してそうね……」

変わっとるっちゅーに、なんて野暮なツッコミは押し殺した
普通じゃない、か
そりゃ現代の世間一般の普通だったら、無闇に他人の世界に踏み入れ無い事を優しさなんて
言う風潮があると聞くけども、そんな寂しい普通よりかは
きっと、目の前の青年の普通が望ましい、少なくとも、今、憔悴しきってる私にゃ、そう思う

「イラネ、酒のがマシよ、汗臭いアンタがガブガブ飲んどきなさいよ」

多分、此の青年の御節介は考えるより行動で出るタイプだろうか、なんて推測してる内に
百円ライターを見つける、ギアを回し着火するととも、艶かかる幼げな唇から伸びる煙草の芯を焦がし思う
……ーー羨ましい、と
600 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/07(日) 00:19:49.36 ID:tpRH36bWo
>>594
「いや、本当にもう有り難いです」

【女性の優しさ(訴えた結果)によって、少女は生きながらえることが出来たようだ】

「大丈夫です、これでも約束事は絶対に守れる人間ですから」

【あ、やっぱりそのフードは訳ありだったんだ、と思考の端で思いつつも少女は了承する】
【しかし顔を必死で隠す理由は一体何だろう、顔に傷が有ったりするのかな―――】

「ふぁ……あれ、睡魔が」

【グラリ、と少女は傍の木の根元に座り込むと、気を失ったかのようにグーグーと寝てしまった】
【それでもギターを手放さないあたり、よほど大切な代物のようだ】
【昼から晩まで森をさ迷い歩き、それから全身全霊を込めて歌ったのだから少女の身では疲れ切ってしまうのも無理は無いだろう】
601 :【必中水晶】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 00:20:54.90 ID:a7sZwRg6o
>>597
【飛びかかってくると同時に両手で抱えていた水晶玉から手を放す】
【不思議な事に水晶玉は中で制止しその場に留まっている】

「・・・・・・飛べ・・」
【そう言うと水晶玉は坂道を転がるかのようなスピードで駆けてくる何かに向かい一直線に飛んでいく】

「・・・人・・ではなさそうですね・・」

【そう呟くとゆっくりと後ずさって行く】
【目の前に居る異形の者に対してはそこまで怯えてはいないようだ】

602 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki [sage]:2011/08/07(日) 00:28:40.33 ID:MGsnLk/vo
>>600
「ええ、お願い……あ、おやすみ」

【流れるような動作で睡眠へと行動を移していく少女を見て、自分の心配が杞憂に過ぎなかったと判断できることになり】
【これまたほっとした様子で自分も傍の木へと歩みを進み始め、少女が寝てしまったのをいい事に呑気にあくびを一つ吐き出し】
【一度ギュッとフードを深く被り直して一応の念を入れて置き、木に寄りかかるようにしながら座り込んで自分も隻眼を閉じて行く】
【今日は少女の歌を聴いたお陰かかなり気分が良い。やはり、芸術やら文化と接すると言うのは実に良いことである。正に旅の醍醐味】

「精霊たちよ。今日も見守ってくださってありがとうございます……おやすみなさい……」

【そして、女性は眠りについていったのであった―――嗚呼、今日の風はとても涼しい】


/絡み乙でしたー!長くなってしまってすみませぬっ。ありがとうございました!
603 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 00:29:31.43 ID:T03vFr2AO
>>599
人生は戦いだって先生が言っていたような気がする
気がするだけだし俺はそんな人生まっぴらごめんだがね、やれやれ
…嫌な目、するんだな
見た目の可愛さに似合わず
疲れきったおばあちゃんみたいな目だ

【腰に手を当ててため息を吐き出す】

人を毒蛇みたいに言うなよ
毒牙どころか牙もない、普通の人間だよ俺は

【いーっと少女に歯を見せる】
【青年の言った通り普通の歯が普通に並んでいる】

いいから飲んどけよ
男の奢りは黙って受け取るのが良い女の条件らしいぜ?
まぁ、厄介なナンパに引っ掛かったとでも思ってくれ

【ひょい、と少女に向かってペットボトルを放り投げ】

…なんだよ、何考えてるんだ?

【何かに気づいたのか】
【怪訝な顔で少女を見つめる】
604 :【絶叫ナレーション】 [sage]:2011/08/07(日) 00:35:25.33 ID:tpRH36bWo
>>602
/絡み有難うございました!
いえいえ、こちらこそ楽しませて貰ったので全く気にしないでくださいなww!
605 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 00:36:04.44 ID:E+Qodhfs0
>>598

【頭を下げつつ怒りの声がいつ上がるかと怯えていたが】
【何時まで待ってもそれは来ない】
【それどころか何やら不可解なことを言っている】

(……? 笑うって何をだ?)

【そして、聞こえてきたのは恥ずかしげな彼女の告白だった】

(あ、そのことか)

【彼は最初に聞いた気になっていたが、彼女は「散歩」という名目でここにいるのだ】
【そのことをすっかり忘れていたらしい】

「そっか。アンタもか」

【分かっていたが一応調子を合わせておく】
【知っていたといえば流石に彼女も傷付くだろう】
【今更ながらの配慮である】

「で、迷子が二人になったわけだが、これからどうする?」

【このまま歩き続ければ街に戻るかもしれないが、その保証はない】
【ひとまず彼女の意見を聞いてみることにした】
606 :【屍肉久遠】 [sage]:2011/08/07(日) 00:45:59.53 ID:zaPE/naSO
>>601
【乱立する木々を縫い、泥砂の地に血の爪痕を刻み、闇夜に乳白色の残光を残し疾駆する『ソレ』は】
【敵対者との直線上から飛来する水晶玉を避ける素振りもなく右肩に受け、爆ぜた】


「―――ギギギッ」


【肩口からは鮮血が派手に噴き、右腕を失った『ソレ』は錐揉みしながらも側の樹木へと『鱗』をたて着地し】
【今尚右の肩口より溢れでる血液の流れを筒型へと形を変え、段々と勢いを増ながら肩へめり込んだ水晶玉に旋回運動を与え射出した】
607 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 00:46:13.75 ID:Jx0sdM9IO
>>605

「ああ。…まぁ…極たまに迷うんだ。たまにだぞ。毎回じゃない。」

【実態はその逆だ。毎回迷い、極たまに目的地に付ける。苦しい後付けだったが、そらでも言わないよりはマシだろうと思っていた。】
【前述の通り、彼女は相手が自分を迷子と見抜いていると知らないのだ。当人は、まさか最初から気づかれているとは思いもしていない。】

「…そう…だな…」

「……二人とも道は分からない…そして時間は深夜…」

【自分が思ったよりも置かれた状況は芳しく無く、そのことを再開する様に彼女は言葉を紡いでいた。】
【辺りはもう暗く、しかも廃墟であるため露骨に陰気な雰囲気が漂っている。何もしてないのに気が滅入りそうだ。】

「……野宿…しかないだろうな…やっぱり…」

「もう少し明るければ…適当に道でも探すんだが…」

【時間も遅いとそれができない、というわけだ。むやみに歩くと余計迷う。女はため息混じりに呟いた。】

「…君はどうする?」
608 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/08/07(日) 00:54:35.97 ID:KD9WRC+R0
>>603
「きっと、その先生さんも苦労してんのよ、何となく解るわぁ、解る自分が悲しいわぁ〜」
「可愛いは余計ね……気にしてんだから」
「んん、そんなに淀んだ目、してる……?」

自分の眼の事を聞き、少し胸が突き刺さる
煙草を吹かしながら、白い靄を眺めている瞳を、手の甲で覆い隠す、淀んだ眼を隠す為に
どうしても止まらないそんな瞳を浄化しようとする滴を止める為に
怖い、煙草で気を紛らせても、話でごまかしても、刻一刻と迫る現実は、怖い

「……ジャージで如何にも走ってきました、的な汗くさいナンパが居てたまるもんですかい」
「ん………」

少し顔を逸らしてから無理矢理、眼をゴシゴシさせて、やや紅く腫れさせながらも
潤んだ瞳を乾かす、結局、ペットボトルを受け取る、押しの強い男らしい
タバコの味がしない、地に吐き捨て
靴底で火の元を消してしまう

「べーつにー……? 汗臭いとか汗臭いとか、思ってないわよー……だ」
「ただ、さ……」

イヤミだけ吐き散らかして、紅くなった眼で月のある夜空へ力無く首を曲げる
溜息、多分、本日で通算200回はしてるんじゃないだろーか
イヤミ以外に言う事は無い筈なのに、私は続けようとした
609 :【必中水晶】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 00:55:51.97 ID:a7sZwRg6o
>>606
(当たった・・・・・)
【若干の安堵を覚えながらも未だ警戒している】
(でも・・・爆ぜるだなんて・・・・・そんな能力ではなかったはず・・・)

「降伏しなさい!」
【思いっきり大きな声で叫ぶ】

【そして飛んできた水晶玉を見て行動する暇もなかったらしい】
【取りあえず同じ大きさの水晶を当てるが命中はせずヒビの入った水晶玉が命中する】

【水晶玉が命中したと同時に割れてしまったので、破片が刺さり右腕に小さな切り傷が出来ている】
610 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 01:03:49.18 ID:T03vFr2AO
>>608
苦労してるのはわかるがな、後進としちゃちょっとは平穏な未来ってやつを信じておきたいのさ
気にすることか?
まぁ気にするやつは気にするんだろうが…
あぁ、気に食わない目をしてたよ
まるで泣きそうな目だった

【平素の顔でズバズバと物を言う普通の青年は】
【普通過ぎてどこか普通じゃない何かがあった】

そりゃそうだ、このナリでナンパしようなんて頭の中がお花畑じゃないと考えもしないだろうな
あんまり擦ると腫れる…あー遅かったか

なんだよ、言ってみろ
ちょうど今暇になったんだ
暇潰しにゃ、悪くない

【ふ、と笑って夜空を見上げた】
611 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 01:08:52.45 ID:E+Qodhfs0
>>607

「はいはい、たまにね、たまに」

【必死に言い訳をする彼女を温かい目で見つめる】
【それだけなら良かったのだが、口元には再び小馬鹿にするような笑みが浮かんでいた】
【やはりこの男、全く反省していないようだ】

「ホントだ。もう真っ暗だな」

【気が付けば辺りは闇に染まっている】
【出会った時の野犬の話を思い出し、思わずブルッと震える】

「俺はもとから野宿のつもりだったし、別にどうってことない」
「だが一人でってのもアレだし、アンタが良ければ一緒にどうだ?」

【なんだかんだでこの男は彼女のことが気に入っているらしい】
【まさか乗ってくるとは思っていないが一応誘いの言葉をかけてみる】
612 :【悪魔麺喰】 :2011/08/07(日) 01:12:10.82 ID:qzc+b6UQo
【数々の星屑が朧げな輝きを浮かべる空に】【凛】【葉の月が誇りを纏い浮かんでいる】
【身に染みるのは静寂だった、時代に見捨てられた地に燦々(さんさん)と白銀の色の柔らかさ】

【哀笑(哀しみに笑う)無機質な道化の仮面を僅に口元をずらし嵌めたいる長身の人型は】
【灰色の煉瓦の地面に建つ屋根が半分崩れ、壁にヒビが入った教会の今だ残る十字架】
【地面より遥かに先にある其処に腰を掛け、絵画の如く幻想を纏い月を眺めていた】


「……やっぱりカップヌードルは塩だよなぁ」

【その手には夜食であるカップルヌードルが仄かな湯気をあげていた】
613 :【戦美ヲ呼ブ者】五感をリリースしてワルキューレをアドバンス召喚。@詳細wiki [sage]:2011/08/07(日) 01:15:35.27 ID:/NbxQaFQo
【雨が通り過ぎた夜の森。その奥にある月の光を浴びる泉にて】
【――凄まじい雨だった、一瞬だがそれは吹き飛ばす様に降り注いできた】
【苦悩も柵も打ち消すように、流水は体に一時的な癒しを与える】
【浴びている間は心地よくとも、降り終えれば着ている服に水がしみこみ】
【晴れた気持ちに鎖を与える。まぁ、それなら早く脱いでしまえばいいのだ】
【人は裸体を常にさらしてはいけないと定められた。しかし脱ぐ機会も多く与えられた】
【その脱ぐ機会を与えられ、泉にて身を沈める人間の女性らしき者がいた】
【長いブロンドの髪、青い瞳。熟した体は色香と神々しさを放つ……】

【その者は光に包まれ、髪で旨く秘所を隠しながらも大胆に水浴びをしていた】


(こんなんですが絡み町です)
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/07(日) 01:19:25.67 ID:scdYH1O9o
>>612
…………
「ん? なにここ……」
【その教会に足を一歩踏み入れようとする金髪の女がいた。たまには屋内に入ってみたいという女の気紛れだった】

…………
「えー、嫌だよこんな場所。汚いし」
【嫌そうに話す、少年のような声。それは独り言にしか聞こえないだろう】

…………
「……わかったよ」
【声は説得されたのか、ここに入ることに賛成したようだ】

……
【そして一歩、かつと鳴らして入ってくる。黒いドレスを着た女が】
615 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 01:21:17.73 ID:Jx0sdM9IO
>>611

「そうだ。…その表情やめてくれ…」

【むっとした表情で相手に抗議。ここでようやく、男が始めから自分が情けない迷子であることを知っていることに気づいた。】
【やれやれ、今までの取り越しは何だったのだろうか、と、何とも言えない気持ちになる。もともと自分が悪いため、何も言えないのも悔しかった。】

「だろう?…最近は日が落ちるのも速い。」

「ん…私か…」

【この女、とんと表情がない。と言っても無感動無気力もいうわけでは無く、内面では様々な感情を人間的に、いやそれ以上に宿しているのだが、それを表に出すことが少なかった。】
【考えていることが伝わりにくく、よくわからない人間と酷評されることがある。】

「…そう、だな。…会ったのも何かの縁だ。」

「…場所は…どうする?」

【ゆえに、相手の誘いは純粋に嬉しかった。旅人であり、人との関わり合いが何もない彼女にとって、第三者との繋がりは心の潤滑油になる。】
【やはり表情がないが、それでもどこか嬉しそうに言葉を紡ぐのであった。】
616 :【屍肉久遠】 [sage]:2011/08/07(日) 01:24:23.89 ID:zaPE/naSO
>>609
【樹木に足場を構え、間髪無く射出という身体への負荷を度外視した為か『ソレ』の身体は重力に引かれ】
【死体にである身体は脆く、重圧に屈した身体は左腕を樹木へ残し地上へと落ちる】


「ギッギッギッ……ギギギ」


【地上へと伏せ、両腕を欠いた『ソレ』は血と泥とで施された化粧の中、歪に笑い】
【不鮮明な両の肩口から身体中の血液を噴出させ、干物のような身体に不釣り合いな赤々とした巨腕を形作ると】


「ギギギギギギ―――ギャギャギャギャギャッ」


【老人のような相貌で赤子のように泣き、脈打つ両腕で己が身体を宙へと浮かし】
【再び蒼白と化したその面輪を相対者へ向け、血の右腕を木々諸とも薙いだ】
617 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット [sage]:2011/08/07(日) 01:26:49.78 ID:scdYH1O9o
>>614の名前欄……
618 :【悪魔麺喰】 :2011/08/07(日) 01:28:27.77 ID:qzc+b6UQo
>>614

「へーい、そこの独り言が楽しそうなレディィイ」

【女性の上から声がした、人を嘲笑う様な音色の声、不気味を纏う鴉の様な声がした】
【長身の道化師は、突然響き始めた甲高い足音に、何かと交わす様に紡ぐ女性の声に】

「こんな、くそったれた場所に入っても……あるのは腐った長い椅子だけだぜぃ?」

【顔を下げ、眺めた場面は女性が朽ちたドアの取ってを握り押す瞬間だった】
619 :【必中水晶】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 01:33:10.40 ID:a7sZwRg6o
>>616
「・・・っ!」

【もう一度手のひら大の水晶を作り出し射出する】
【焦っているのが見て取れるだろう】

【大きな腕に成す術もなく安易に薙ぎ払われてしまう】

【腕を骨折したらしく左腕は力なくぶら下がっている】
(一旦引かなければ・・・)

【全速力で森から駆けしていた】
【もしかしたら捕まってしまうかもしれないが】

/時間が時間なのでっ・・・
/絡み乙ありでした〜
620 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット [sage]:2011/08/07(日) 01:34:19.45 ID:scdYH1O9o
>>618
……………
「……お、はろー」
【右腕のブレスレットが、挨拶をした。さっきの少年のような声で】

…………
「……いすしええればいいよ。休めるから」
【その声はなんとなく震えているように聞こえた。こういう場所が苦手なようだ】
621 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/08/07(日) 01:41:25.98 ID:KD9WRC+R0
>>610
「平穏だって、何時か終わりが来るのよ、意地になって其れを守るか、諦めて受け入れるか」
「戦いの様に熾烈で……これだから人生ってのは、戦争みたいなモンなのよ」
「当たり前よ、こう見えて25よ? 酒飲む時の周りからの目線、解る?目立って仕方無いのよ……」

何とも食えるのか食えないのか良く解らない男だ、時折、其の平穏って言葉が怖くすら感じる
別に悪意を感じている訳でも無い、不確定な、亀裂の旋律を奏でる様な
あと、此処で年齢も暴露しておいた、未成年飲酒喫煙とか思われてたら不名誉だからだ

「……むぅ、態度が気に入らない、いちいち話す気が失せるわねぇ」
「良いけど、貴方が羨ましいなって思ったのよ、何にでも向き合えそうで……ーーー今日ね、妹と電話で口論になったの」
「その時にね、卑怯者、って言われたのよ」
「其の意味、私が一番良く知ってるの、知ってるからこそ胸が痛かった」

「私は……家族を、戦うべき相手を前に、逃げてるのよ、弱いから、とても……憧れの……力に……叶わないから」
「なのに、皆、私に期待して、だから逃げてるの、違う仕事で稼ぐ、なんて言ってさ」

「結局、仕事見つけても、縛られ状態よ」
622 :【悪魔麺喰】 :2011/08/07(日) 01:41:46.78 ID:qzc+b6UQo
>>620

「わぉッ、喋りなのはレディでは無くブレスレットととわねぇ、珍しいじゃ無いか」

【女性の視線を受けながら、ニタリと嗤う人影の口、動くたびに赤い舌と黒の歯が覗き】
【長身の人影の脚は楽しげにかたりかたり、と。揺れて十字架を叩き音を出していた】

「けどなぁ……まさか、ひびりとは……つかえねぇと言うか……なぁ?」
623 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 01:43:43.26 ID:E+Qodhfs0
>>615

「お、おお! そうか!」

【承諾を得たことがよほど嬉しいのか男は上擦った声を上げる】

「ん〜場所ね、どこにするか……」

【ぶつぶつ言いながら落ち着きなくキョロキョロと辺りを見渡す】
【しかし心の中では全く別のことを考えていた】

(え?)
(ええ!?)
(いいの? マジで!?)

【他人からは基本老けて見られるが彼はまだ初心な19歳】
【女性と一夜を共にするなど初めての経験である】
【先ほどの誘いも彼女が断ると信じ切っていたから軽い気持ちで行ってみただけで】
【まさかこんなにあっさりokが帰ってくるなど完全に想定外であった】

「そ、そうだ、あそこなんてどうだ!?」

【一度意識し始めるとますます止まらなくなり】
【しまいには完全にテンパってしまい碌に確認もせずにあらぬ方を指し示す】
【その指の先には……】
624 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/08/07(日) 01:45:51.99 ID:SLLesvIY0
>>613
あーもう、最悪ッスー……
こんなことなら今日は防水仕様の寝袋とかにしておけばよかったッスぅ……

【幻想的で、切り抜けば美術館に飾られる絵画のようになるであろうその光景の中に】
【明らかに異物としか思えない存在が迷い込んでしまった】

【それはずぶ濡れの布団を被って、芋虫が這うように、蠢きながら泉へと向かってきた】
【目はアイマスクに隠され、その他の部分は雨をしっかりと吸った布団に隠されている】

ハァ……もうどうでもいいッスぅ〜〜〜

【流石に気持ち悪くなってきたのか、布団を跳ね除けゴロゴロと転がり出す】
【そしてそのまま泉の縁まで近寄り、やっと人影に気づくと無気力で覇気の無い声をかける】

おりょりょ?
こんな時間に何してるんッスか〜〜?
ちなみに私はエクストリームスポーツ『野外睡眠』を雨なんぞに邪魔されてご立腹なのッス

【その少女は、睡眠を邪魔された不快感を払拭するための玩具をみつけたことで、嬉々として見えた】
【相手の理由などお構いなしに話しかけ、絡み出す】
625 :【屍肉久遠】 [sage]:2011/08/07(日) 01:45:52.57 ID:zaPE/naSO
>>619
【振るった血の右腕は土壌に赤黒い傷痕を刻み、返す手で相対者を払おうと『ソレ』が見下ろすも】
【相対者が『ソレ』へ向け放った水晶玉が視界を覆い、鼻頭を下から強打された衝撃から頚椎が砕け大きくのけ反り】

【重心を崩した体躯を左腕一本で支えるに限界があったのか、飴細工のように血の左腕が曲がり地へと崩れた】

【その後体外へと出た血液を体内へ収納し終わる頃には既に相対者の影はなく、落とした両腕を求め地を這っていた】


/絡みお疲れ様&ありがとうでした
/ロールに慣れていなくて随分と待たせてしまいごめんなさい……
626 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット [sage]:2011/08/07(日) 01:48:44.96 ID:scdYH1O9o
>>622
…………
「……まあ、そうだね。どうせ僕は使えないよ」
【使えないという訳ではない。むしろいるだけで大分助かっている。ただ、いろいろとトラブルメーカー体質なのが問題なのだが】

……
「お兄ちゃんは、人間なの?人間じゃないの?」
【ブレスレットが相手に質問した。だいたい幽霊を想像してしまったからだ】
627 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 01:55:13.42 ID:Jx0sdM9IO
>>623

【―――――――――――一つの大きな廃病院がある。】

「……」

(病院か……気味悪いな…)

(…まあでもせっかく提案してくれたんだし…)

【断るのは気が引ける。聞いたのは自分なのだ。あんまりズカズカ意見すべきではないと思っていた。】
【ペンキが剥がれ、鉄骨が剥き出しになり、どことなく重厚な作りが脆いこの場所で明らかに浮いていた。妙な存在感を放っているのはそのためだろう。】

【女はゆっくりと病院の方に歩を進めた。扉を開けようと小さな数段の階段を登り、取っ手に手をかけるが、】

「……歪んでる…」

【蝶番の軸がずれ、さらに長年閉まったままであるそこを開けるのはほぼ不可能だった。】
【仕方なく、女は辺りを見回した。】

「……この辺でもいいか。」

「…雨も降りそうにない…」

【そう言って、入り口の扉の前の階段。そこに腰を下ろした。】
628 :【悪魔麺喰】 :2011/08/07(日) 01:57:55.62 ID:qzc+b6UQo
>>626
【長身の道化師は、白銀の月に捧げる様に高く上げた右手、握られたカップルヌードル】
【僅かに傾けて、今だ湯気を立つそれを飲み干して、ぐしゃりと潰し、投げるのは何処へか】

「俺様の名前を知らない……だと……。───────てめぇはまだ若いな」
「なら頼りなくてもしゃあねぇ、……まず俺様の人間扱いなんかするんじゃねっ」

【痛覚が痛みを覚える程に静寂に包まれた空間にその高らかな道化の声良く響いた】
【足場が不安定な十字架の上なぞ気にしない様に道化師の体は立ち上がり……嗤う】

「よぉぉくきけよっ……ロキシー、ジュマンジ」

「あの魔王の前でダンスを踊った魔界屈指のクラウンである悪魔……ロキシージュマンジ様だッッ!」
629 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 01:59:17.47 ID:T03vFr2AO
>>621
あーヤダヤダ、考えたくもないね
平穏が一番だよ、やれやれ…

【ぷらぷらと右手を横に振りため息】

25!?
…世の中、童顔って溢れてるんだな…

そりゃすまんな、これが俺だ
………

【黙って少女の話を聞く】
【そして】

…なぁ

【ポツリと話し出した】

卑怯の何が悪いんだ?
逃げることの何が悪い?
あんたは人間だろ?
童顔だし、もしかしたら俺が知らないだけで人外かもしれない
だけどあんたは今、悩んでる
悩むぐらいなら卑怯でいい、逃げてもいいだろう
それくらいしたってバチなんざ当たりゃしないよ、神様とやらだってそこまで暇じゃあないだろうしな
あんたは俺が何にでも向き合えそうって言ったな?
そりゃ間違いだ、俺は将来白い庭付き一戸建てに住んで平穏に過ごすっていう夢があるからな
だから死にそうな目にあったら卑怯な手は腐るほど使うし本気でヤバいならさっさと逃げるね
…つらいなら捨てちまえ
だけど、もし捨てたくないなら…頼ればいいさ
あんたは一人じゃないんだからな
630 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット [sage]:2011/08/07(日) 02:02:46.15 ID:scdYH1O9o
>>628
…………
「ひぇ……出たあ」
【いつものように茶化したような声を出してなんとか恐怖心を抑えようとしたが、それがバレバレであった】
【一方で女はというと、腐った長椅子に座り、相手をゆっくり見つめた】

…………
「で……誰?」
【しかし、実際のところはよく分からないようで、思わず聞き返してしまった】
631 :【戦美ヲ呼ブ者】五感をリリースしてワルキューレをアドバンス召喚。@詳細wiki [sage]:2011/08/07(日) 02:05:17.73 ID:/NbxQaFQo
>>624
【月光は黒真珠の様な水面を恐怖の象徴にせず、揺れる波が流れる木の葉を隠す】
【夏の夜にしては涼しい風と温くとも不快感を感じさせぬ水が体温を整えていく】
【もし、ここに絵心がある人間が来れば何もいわず、それを心の額縁に収めて消えるであろう】

ふぅ……なんだかんだで、あの世界に慣れてしまったのね……
でも、一度やってみたかった……ふふ。

【この様などこか心を乱しているような発言も小声でなら独り言で話せる】
【聞かれてもさほど違和感のない状況……題名は『女神の淋浴』といったところかひねる必要もない】
【つまり、少し感受性さえあれば……突如として現れた少女などいないのであるのだから……】

…………なにかしら。

【女神はいきなり現れ、非常になれなれしく、かつ奇妙な格好で話しかけてきた少女に】
【ピッタリと動きを止めてしまう……なぜなら少しでも動けば髪の位置が乱れ……】
【少女にさらしたくないものをさらしてしまう、ここは丁重に帰ってもらいたい】

水浴びよ、こうして自然の中に溶け込むことで心も晴れやかになるし……人に会うこともない。
素敵な時間よ?人に混じって生きてるとなかなかこういう機会はないから……
一人でするのが一番楽しいのよ?あなたのエクストリームスポーツの邪魔をしてごめんなさい?

【遠まわしに帰れという……いやまじめに帰ってほしいそうですこの人】
【ちなみに相手に背を向けて会話しているため、若干たれている尻が丸出しであるが正面を向くよりマシである】
632 :【悪魔麺喰】 :2011/08/07(日) 02:11:27.19 ID:qzc+b6UQo
>>630
【────「で……誰?」その言葉はまるで体の力を奪い去る猛毒の様に】
【言葉の鋭い弾丸は長身の道化師の心臓を貫き、心を砕き、揺れ始めた体】

【そして……────】

「…………き、いて……なかった……のかよ」

【風に煽られた紙くずの様に十字架より転落し屋根を転がり、開いた穴にはまり落ち】
【落ちる数瞬の空白の中、道化師はひとの恐ろしいさを身思って学び……床に衝撃が反響する】
【道化師がその身を落としたのは、丁度女性のすぐ手前……割れた仮面より覗くのは烈火の瞳だった】

「…………まさか、この俺様があの布団の餓鬼に続いてん……二回も……負けると……はな」
633 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/08/07(日) 02:14:36.44 ID:SLLesvIY0
>>631
それは残念ッスね、私にとっては第一村人発見ッス
あ、カメラは無いから大丈夫ッスよ、そもそも放送コードに引っかかりそうな姿ッスけど

【無遠慮に言葉を切り返す少女】
【残念ながら、アイマスク越しでもその姿はすっかりと見えているようで、やっぱり隠さねばならぬようだ】

ふむふむ、おねーさんは人間嫌いッスか
まぁ、あんまり他人を邪険にしないことッスねェ
人間は所詮独りでは生きられない生き物なのッス
どぅーゆーあんだすたん?

【何故か人間の性(さが)について説かれた、なんか上から目線で】
【確かにこの少女は、他の人間に頼らなければ、というか依存しなければ生きていけ無さそうではある】

あ、別に雨の原因をおねーさんに求めてるワケじゃないッスよ?
でもこの暗雲たちこめるマイハートに、この一期一会の出会いがサンライズする光陰矢のごとし

【途中から日本語として読解不可能な領域に達してしまった】
【よく分からないが、一方的にテンションが上がっているらしい】
【姿勢はぐでーっと泉の縁で寝転んでいる状態のままなのだが】
634 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 02:17:23.91 ID:E+Qodhfs0
>>627

(あああほかおれは! なんでよりによって廃病院だよ!!)

【慌てて他の場所を提案しようとするが、すでに彼女は行動を開始していた】
【仕方ないので、それを見守ることにする】

(……開けない? いや壊れてて開かないのか)
(って何やってんだ俺ー! もうどーすりゃいいんだ!?)

【男がますますテンパっているその間に彼女は辺りを調べ終えたらしく】
【すでに階段の所に腰を落ち着けていた】

「くそっ何やってんだ俺は……女をあんなとこに寝かせるなんて」
「こうなったら……」

【何やら良い考えが思いついたらしく、大声で階段の彼女に呼びかける】

「おーい! ちょっと毛布の代わりになるようなもの探してくる!」
「すぐ戻るから待っててくれ!!」

【そう言い捨てると自慢の健脚ですぐさま走り出す】
【せめて体を冷やさないようにとの配慮をしたつもりなのか】
【彼女が声をかけなければ男はそのまま行ってしまうだろう】
635 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット :2011/08/07(日) 02:17:36.84 ID:scdYH1O9o
>>632
……
「……え? 大丈夫?」
【ひゅーっと落ち、目の前で倒れた相手を見たブレスレットは唖然としてしまった】
【きっとプライドの高い人なんだろうななどと思いながら心配する声をかける】

……
「まあいいか」
【女は相手に近づき、無事かどうかを確認する。眼差しを見つめ、手を差し伸べてみる】
636 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/08/07(日) 02:20:01.63 ID:KD9WRC+R0
>>629
「童顔で納得されたの、初めてだわー……止まってんのよ、昔からプツンと、成長がね」

少し語りに語って、胸糞悪い気持ちに浸りながらも、少しだけ気持ちに余裕が出てきた
吐くもん吐いてスッキリな気分だろうか
それでも、それでも断ち切れない思いってのは有る

「わァってるわよ、貴方だって人間、向き合えない問題だってあるものよね……ーーーでもね」
「卑怯な事に手を染めても、断ち切れない、捨てられないモンってあるものなのよー……」
「夢と家族の縁、って奴かしら、夢は呪いに似ているわね」
「叶えられない、途絶えかけてるのに、人生と言う単位で、ずっーと心を巣喰ってるの」
「貴方の夢、人並みに頑張れば叶えられそうじゃない」
「私はね、成長の止まった此の体のせいでッッ……いや、違う、どの道、無理なの」

「頼る、か……それも、無いかしらね」

師範を見捨てたにも等しい私にでも、卑怯者と呼ぶ妹でも、私に協力してくれるだろうか
怖い
もう一度、憧れだった師範の様な拳闘士を目指して……ーーー
でも、其れは私にはきっと眩しすぎる、解ってた、私は 自信が無い 今一歩踏み出す
だから逃げてばっかり、怖くて、怖くて
637 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 02:24:15.29 ID:Jx0sdM9IO
>>634

「…どうした…?」

【階段のところに腰を落ち着ける女。立ちっぱなしだったので、疲れが取れる様な気がする。】
【相手を見ていると、何となく慌てている様な気がした。女は小さく首をかしげる。】

「は…?」

「……いや…「氣」が使えるから大丈夫なんだが……あ…」

【生体エネルギーを練ることで、女はある程度自身の体を操ることができた。寒暖に強いといったらいいか。】
【…そうでもなければ、コートなんぞ着ていない。呼びかけたが、時すでに遅く、相手は走り去っていった。】

「……」

【どうするか…しばらく思案したが、そのまま待つことにする。】
638 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 02:30:15.56 ID:T03vFr2AO
>>636
…頼れよ
逃げられないなら
捨てられないなら
逃げたくないなら
捨てたくないなら
俺は自分では一切そんなつもりは皆無なんだがかなりのおせっかいらしいんでね

【少女に向かってすたすたと歩いていく】

誰にも頼れないなんてつまらないことは言うなよな
少なくとも、今ここに、あんたを支えてやろうとしてる人間は一人いる

【少女の手を掴む】

…また気に食わない目、してるな
何が「眩しい」のか知らないけどな
何が「怖い」のか知らないけどな
眩しいっていうんならサングラスぐらいかけろ
怖いっていうんなら手を掴んで引っ張ってやる
だから…頼れよ、ついさっき出会ったばかりの俺をさ

【少女の目をじっと見つめる】

俺は普通の人間だけどな、泣きそうな女の手を掴まないほど人でなしじゃないんだよ
639 :【悪魔麺喰】 :2011/08/07(日) 02:31:02.76 ID:qzc+b6UQo
>>635
【腐りかけた床に落ち僅かにハマった悪魔は、身を包む吐き気のする衝撃に】
【見つめる満月の瞳と共に差し伸べられた女性の手を握った腕はふるふると触れ】

【されど、立ち上がる時は無理やり施した笑みと共に軽々と、女性に掛かるは微力】

「……つぅ…………てか、なんだぁどうでもイイとはこのヘタレ魔道具如きが……調子に乗りやがってっ!」

【言葉と共に揺らす体からは無数の木片が滑り落ち、からからと細かい音を建てて】
【思い出した様に女性にお礼を紡がんと見たのは両耳の傷跡と変わらぬ穏やかな笑み】

【その春のお昼時を彩る太陽の様な笑みを僅かな間、瞳に写し続けた悪魔は】
【思い立った可能性】【あえて音を発生させず"口だけを動かして言葉を表した"】

「ど、う、も、す、ま、ね、え、な」
640 :【戦美ヲ呼ブ者】五感をリリースしてワルキューレをアドバンス召喚。@詳細wiki [sage]:2011/08/07(日) 02:39:49.79 ID:/NbxQaFQo
>>633
【何が第一村人だ、女神は公共放送を視聴する機会などないのだからわかるわけがない】
【見えているのはそもそも態度でわかるので驚くこともない……いや驚く位ならさっさと追い返したいのだから】

私は、村人じゃないわよ?このあたりに住んでいるわけでもないし……
この姿を撮って御覧なさい?あなたを一生後悔させてあげるわ?

【軽く脅して見せるが、格好が格好だけに威厳がない】
【いや、正確には向けている対象が非常に悪いだけで本来ならバスローブ一枚でも相手を威圧できるのだ】
【そう、この女神と呼べる人物は嘗てとある企業の社長であったのだ…稀代の名君とされたこともある】
【そんな相手に、人という字は支えあっている的な発言をしている少女ははっきり言って大物なのか】
【いや、ただ何も考えていないというより見てないだけであろう。現に見た目四十代くらいの女性をおねーさんと呼んでいるのだから】
【そりゃ目にかぶせ物をしていれば……そう見えるであろう。劣化の象徴とされるものでやっと美人に落ち着くくらいに彼女のプロモーション自体はいいのだから】
【女神は、相手が語り終えるのを待ち反論をしてみせる、どうせ届かないだろうが】

そうね、あまり好きではないかもしれないわね。でも好きになれる人間だっている。
でもたまにそういった人間から離れたくなるのも人間でしょ?親に感謝はしているけど時々煩わしくなる。
あなたの年頃なら覚えがあるんじゃない?

【しかし、この女神。所謂Not Education, Employment, or Trainingという概念をよく理解していない。まぁ働かない人間など最初からどうでもいい身分であるからして当然だが】
【単純に少女が変わり者であるということしか認識できていない。概念を理解しているものなら雰囲気で悟れてしまうのに】

……私をどうしたいの?場合によってはあなたを強制的に撤去したいところなのだけれど。

【それだけは聞いておこうといった感じで彼女に問いかける】
641 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット :2011/08/07(日) 02:43:59.18 ID:scdYH1O9o
>>639
……
「…………は、は」
【相手が立ち上がる】
【能力を発動していないときは支えられるかどうか自信がなかったが、その心配も必要なかった】
【ブレスレットは更に怯え、口を噤んでしまった】

……
【どうやら相手は礼が言いたいんだろう、と唇の動きで分かった】
【随分と紳士な人だなと感じ、誠意にはにっこりと微笑みかけ、こちらも口の動きだけで】 

ど う い た し ま し て

【そう伝えた。これが伝われればいいのだが】
642 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/08/07(日) 02:54:56.19 ID:SLLesvIY0
>>640
チッ、これだからゆとりは………
分からないなら無理に反応しないでいいッスよ〜

あと写真とか撮る気も無いので安心するッス
ま〜、同性としても惚れ惚れするプロポーションなのは認めるッスけど、
私はそこまでする趣味は持ち合わせてないッス

【明らかに目の前の女性(?)より年下の少女がゆとり発言、しかも舌打ちつきで】
【とりあえず一生後悔する気は無いらしいが、他の要因で一生後悔する羽目になりそうではある】

まったく、ウマい飯は誰が作ってくれるんッスか?
放りっぱなしの服は誰が洗濯してくれてるんッスか?
小さいころからいろんなモノを買い与えてくれてる親に煩わしいとは言語道断ッス

【正論でも言う人間によっては待ったく効力を持たないよい例が、そこには存在した】
【まあこの少女は無駄に優秀なので、のらりくらりと色んな人間に寄生しつつ独立しているのだが】
【天は二物を与えず、しかしこの少女の存在は流石に酷過ぎると思う】

どうしたいもこうしたいも、ただ偶然森の中で出会っただけッス
私がどこぞの機関のエージェントだとして、おねーさんそんなのに狙われるようなことでも仕出かしたんッスか?

【にんまりと口元を歪めて、アイマスクに嫌な笑顔が透けて見える】
【半ば以上の脅しを含んだ言葉にも物怖じすることなく、こちらも半ば以上の挑発を含んだ言葉で返す】
643 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 02:57:09.99 ID:E+Qodhfs0
>>637

「毛布毛布毛布毛布毛布……」

【機械のように同じ言葉を繰り返しながら男は廃屋にて毛布を探していた】
【あちこち探しまわってこの家でもう10件目だが】
【どれもボロボロに破れていたりして使い物にならなかったようだ】
【苛立ちながら廃屋を後にする】

「はぁ、早くしねえとアイツ……ん!?」

【そこまで呟いたとき異変に気付く】

(なにかいる)

【男はそれが潜んでいる辺りを鋭く睨みつける】
【やがて「ソレ」が姿を現した】

「おいおいマジかよっ」

【野犬】
【それも一頭でなく三頭である】
【男が身構えるより早く、野犬の群れは一声吠えると一斉に飛びかかってきた】

「うわっ!」

【かろうじて初撃をかわすと、一目散に逃げ出す】
【すぐさまそれを追う野犬たち】

「クソっ! こんなことしてる場合じゃねえってのに!」

【走りながら叫ぶが野犬の群れは一向に離れないようとしない】

「うおおおおお! すまねえ、ん?」

【姿の見えない彼女に謝るべく叫んだところで男は大事なことに気づく】

「……アイツの名前、なんだっけ?」

【まだ彼女の名前を聞いていないことに】
【この夜男は彼女の元に帰ることは出来ないだろう】
【はたして再び会える日は来るのだろうか……】



/グダグダな上に勝手に終わらせてしまいました
/ホントごめんなさい
/絡んでいただきありがとうございました!
644 :【悪魔麺喰】 :2011/08/07(日) 02:58:42.75 ID:qzc+b6UQo
>>641
【やはり……なぁ】【悪魔の心の呟きは、奥の奥で小さく溶けて消えていった】
【少女の感謝の言葉は悪魔に答えとくすぐったい感情を残し、吐き捨てる様に】

「…………けっ」

【暖かい微笑で言葉を示した少女の視線から逃れる様に首を反らした悪魔の頬に】
【僅かな僅かな朱の色が浅黒い中混じっていたのを、ただ悪魔は知る良しも無く】
【屈み込み割れた仮面を拾い上げ立ち上がり、少女に細い背中を向け、仰ぐは月】

「ッタク、もうイイ……疲れたぜぃっ」

【そして……その場で深く蹴り上げた片足、悪魔の体は羽毛の如く天井まで飛び上がり】
【軽やかに舞い戻りしは屋根の上、音も無く再び飛び上がり、宙を舞った悪魔の体は】
【再び、十字架の上に到着し、悪魔は一つ溜息を零しその上に座り込んだ】


「どうせ寝るんだろっ……見ててやるからグッスリ眠りやがれっ」
645 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/08/07(日) 02:59:16.43 ID:KD9WRC+R0
「……!! !!!」

「ぅ、私ぁ……ーーー自分でも面倒な奴ぁ"ってわがってんのよッ、下手に抱えて後悔するなら"ッ」
「逃げ無ぎゃよがっだっでッ! 怖い"ッ 今更振り返る事がッ!!」
「今までの努力がッ……憧れてたあの道場をッ、私の無力故に壊してしまうかもしれない事がッッ」
「家族を……守れない事がッ………ーーー」

其の真っ直ぐすぎる視線、見れない、見たくない、見れない、見なければならない
見よう、見てよ、見なきゃ始まらないのよッ……ーーーー見てやるわよッッ!!!
其の馬鹿っぽい、地味な面構えに付いた、何も見えないけど何かを見据えた二つの目ん玉をッッ!!
信じてやろうじゃないのッッ!

ーーー木霊する遠い過去に聞いた、師範の御言葉
  ーーー勇気とは、恐怖が無いと言う事では無い、恐怖が無い人間は居ないんだよ
    ーーーなら、どうやって恐怖を抜け出すのか?
     ーーー恐怖を、乗り越えるのさ、勇気を持ち
「ーーー……その足を一歩前へ」

“乗り越えるのは、お前は一人だけじゃないぞ”


「ぁ………」

其の掴まれた手は暖かく、明るすぎた世界は、心地良い影に包まれた……ーーー
646 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 03:01:56.91 ID:Jx0sdM9IO
>>643

「………」

【女はそのまま待ち続け、ウトウトと船を漕いでいた。ここに来て、旅の疲れが一気に露呈する。】
【辺りの音も、虫のざわめきもどこか間延びして聞こえた。夢と現実の世界を断続的に行き来している。】

「…!」

「……今…悲鳴が…」

【立ち上がり、辺りに耳を傾けるが、しかしそこには、】
【一つの静寂と、無限の闇が広がったいるだけだった。】


/乙でしたー!
/いえいえ!こちらこそ遅れたりしてごめんなさい。ありがとうございました
647 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット :2011/08/07(日) 03:09:19.43 ID:scdYH1O9o
>>644
…………
【自分から逃れるように背中を向けた相手を見ると、すぐに飛び、再び十字架に乗るまでを結局見届け】

……
【どうやらみていてくれるらしいことに気づき、長椅子の上で仰向けに寝転んだ】
【普段から一人で野宿していても特に問題はないが、見守ってくれるとやはり少しでも安心する】

…………
【そしてすぐに寝息をたてはじめた。それを確認したブレスレットは】

「お姉ちゃんが、『ありがとう。おやすみなさい』って」
【最後にそうつたえた】

/乙でした、かな?
648 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 03:10:30.92 ID:T03vFr2AO
>>645
…なんだよ、吐けるじゃないか…「本音」
あんたが無力だって?
あんたが守れないって?
そんなこと抜かすやつは俺がかっ飛ばしてやるよ

【ふ、と笑って少女を抱きしめる】

…男の胸は女の涙を隠すためにあるんだとさ
まぁ俺の胸は普通のうっすい胸だがね

【ぼんやり夜空を見上げ】

今なら誰も見てないし聞いてもないだろうしなー
泣いても問題ないかもしれないぜ?
649 :【悪魔麺喰】 :2011/08/07(日) 03:11:53.76 ID:qzc+b6UQo
>>647
乙でしたっ!……寝落ちの気配がしたので、逃げちゃいました
650 :【戦美ヲ呼ブ者】五感をリリースしてワルキューレをアドバンス召喚。@詳細wiki [sage]:2011/08/07(日) 03:20:06.11 ID:/NbxQaFQo
>>642
【ゆとりという言葉もよく意味がわかっていない。彼女の認識としてはあくまでそういった教育を受けた人間であるというという感じである】
【それを馬鹿にする気もないため相手が侮辱として利用しているのが理解できていない様だ】
【無理に反応している気もないのだが……これがジュネレーションギャップであろうか】
【舌打ちにも別に心にも響かないので怒る必要もない……しかも赤の他人だし……】

あら、ほめてくれてありがとう。でも恥ずかしいから早く離れてくださらない?
あなたも赤の他人に裸体をさらすのはいやでしょ?

【好色家で部屋では裸族の彼女であるが、露出狂ではない。そもそも裸体をこんな訳の分からない少女に見られているというのは屈辱だ】
【その結果がついに本音を吐き出してしまったのだ……それでも相手には伝わらないかもしれないとあきらめているが】

そうね、でも人間って時々理屈に合わないことをするでしょ?
私もお父様やお母様は大好きよ。でもそれでも時々思うところがあるから……

【そういって無意識に自分の体を触ってしまう。両親を愛しているのは間違いない。失った時からすでに五倍以上の年を重ねた】
【だが自分を生んだこと、この体になったことにはいまだに疑問があるわけで……】
【少女の言うことが正論でも、それは一般人の価値観。彼女は複雑すぎる故に絶対の愛情があるのだ】
【わかったことは、少女もまた一般人ではないこと位か。少し興味がわいてきた】

そうね、私はある意味追われているわ。でもそんなのは最初からなんでもないことよ。
あなたがどうしたいのかを聞いているだけ。理由なんてないという理由だとしても私は今、一人でいたいの。

【だが、少女は自分の求めている存在にはなりえないんじゃないかという考えもある】
【はっきりいってしまえばやはり一人のほうがいいのだから当然であるが。というか寒くなってきた】
【同じ体勢を続けているのだからかなりきつい】
651 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/08/07(日) 03:37:23.94 ID:SLLesvIY0
>>650
あー、はいはい

【それを聞くと再びごろごろと転がって反転、頭ではなく足の側を泉へと向け】

それでッスね〜

【普通に会話を再開】
【『見なきゃいいんだろ、見なきゃ?』というオーラを発しながら、退こうともしない】
【まだ弄れる余地のある人間を見捨てる程、この少女は人間ができてはいないのである】

まあそうッスね〜、人間なんてアナログな存在はいくらでも誤作動する機械みたいなもんッスから
あ、いやいや、重い話なら心の中だけに留めておいて欲しいッス
そんなのフラれても私どうすればいいか分かんないッスから

【自分から振っておいた話題の癖に、面倒になりそうだと判断すると直ぐに予防線を張って切り捨てた】
【真面目な議論などさらさらする気はなく、ただ正論で突っつくのが楽しそうだからそうしただけ】
【そんな不真面目で最低な会話を愛好するのがこの少女なのであった】

げー、マジッスか………
私は某機関のエージェントとか、そんな大層なお仕事なんてしてないッスからね、さっきのは冗談ッスからね!?

んー、別に理由なんてないし、むしろ早く帰って温かいシャワー浴びて、濡れてない布団でぐっすり眠りたいぐらいッスねぇ

【後ろを向いた芋虫状態のまま、そろそろ引き上げ時かなと窺い始める】
【本気で攻撃され始めたらたまったもんじゃないし、今は全く攻撃の意思を感じないもののそういうタイプが危険なこともある】
【面白いことには飛びつくが、面倒事は嫌いだ】
【変な空気が生じ始めたらさっさと引くことにしようと決めつつ、もうちょっとだけ居座りたいという気持ちもあり】
【『まあなんとかなるッスよ〜』などと思いながらもうしばし会話を続けることにした】
652 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/08/07(日) 03:38:19.17 ID:KD9WRC+R0
>>648
「ぅ、ぅぁーん   って、さすがに其れは恥ずかしいわい、さりげなく抱きつくな変態ッ!///」

うん、まぁ、見つめアーウトーすなーおにー……的な、目と目が合うー、瞬間にー♪
みたいな?視線合わせなんてのは、こう、まだ私の中ではセーフティーラインギリギリな訳よ
手を掴む、うん、スキンシップよね、まだちょいアウ位なセーフかな?
抱きしめる、はい、アウト
理由? いやいやいや、恥ずかしいったらありゃしないっつーか、私バー●ンだし、そっちの方向は
今まで考えた事無いから、顔がトマトみたいに? うん? 有機栽培? 知らんがな

「はぁッ……ーーーもう、馬鹿らしくなった、泣くのはまだ早いわ」

首を横に振り、青年の胸を拒む、私には泣きつく所は他に有る筈だからだ、家族
まず、皆に泣いて泣いて謝ろう、それから……ーーーうん

「汗臭いのどうにかしなさい、そしたら……ーーーぁー、まぁ、うん///」
「…………言うからにはちゃんと、私を見守ってなさい、貴方の負った責任は、大きいわよ」
「お節介焼きさん♪」

……ーーーちょっと心臓に煩った鼓動が激しい心の病気に、責任、とってもらおう
こらそこベタとか言わない
653 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 03:50:23.25 ID:T03vFr2AO
>>652
おっと…
そーか?ならいいんだが
変態ってのはさすがに否定させてもらうぜ、なぜなら俺は普通の人間だからな

【ふ、と笑って】

汗臭いのは仕方がないだろ、汗だくなんだから

【自分の腰に手を当ててため息】

あぁ、任せとけ
見守るぐらいならいくらでもするさ

(…しかし…責任ってのはなんだ?)
(………まぁいいか、元気になったみたいだし)

【肩をすくめ少しだけ首を傾げる】
【が、すぐに思考を巴投げた】

…んじゃ、俺は帰るわ
俺はイチ
あだ名だけどみんなそう呼ぶからイチでいい
【アカデミー】のシーカーズ寮寮長をやってる
まぁ暇な時にでも遊びにこい
コーヒーぐらいならご馳走するぜ
そんじゃな
…頑張れよ

【背を向けて歩き出す】
【何もなければそのまま歩き去るだろう】
654 :【戦美ヲ呼ブ者】五感をリリースしてワルキューレをアドバンス召喚。@詳細wiki [sage]:2011/08/07(日) 04:02:21.70 ID:/NbxQaFQo
>>651
【後方で草と重量感のある何かが絡まり転がる音が聞こえる】
【こちら側ではよく確認できないが相手が体を反転させたようだ。布団から出ればいいのという感想しか出てこない】
【なぜなら、確かに見てはいないが移動する気もなさそうである……まぁ、こっちは体勢を変えられる機会を得たのだから別にいいが】
【いや、よくない。なので慎重に体を泉に沈めようとしていた】

そうね、じゃあ聞かないでほしかったわ。余計なことを思い出せてしまう。
だから他人となんて容易には付き合えないわけよ。私もどうすればいいか分からないのだから。

【正直、話してて疲れるというのはこのことである。同じ子供でも某魔法使いはまだ可愛げはあったような気がする】
【というより少女から何かを感じないというのは気のせいではないであろう。もっともそれをいえないから分からないのだが】
【思い出してしまったことを再び胸にしまいつつ、少女を探ることにした】
【体は黒い泉に沈んでいる。月の光だけでは泉の中は覗き込まなければ知ることはない】
【そしてようやく体を少女の尻をにらむような方向を変えた】

分かっているわ。あなたのような人間は使ってこないということは掌握済みだから。
責任感無さそうだもの、仕事なんか任せれないわ。そのまま帰ればいいと思うわ。

【とりあえず少女にトラウマを植え付けることは回避したが、少女本人が帰る気0である】
【女神には会話のネタがない故に正直苦しい】
655 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla :2011/08/07(日) 04:06:35.07 ID:qzc+b6UQo
【にゃーと黒猫が鳴いていた】【にゃーと三毛猫も鳴いていた】【にゃーと白猫に鳴いていた】

【にゃー】と【にゃー】と【にゃー】と【にゃー】と【にゃー】と【にゃー】と【にゃー】と
【ニャーニャー】【ニャーニャー】【ニャーニャー】【ニャーニャー】【ニャーニャー】
【にゃん】と【にゃん】と【にゃん】と【にゃん】と【にゃん】と【にゃん】と【にゃん】と
【にゃー】と【にゃー】と【にゃー】と【にゃー】と【にゃー】と【にゃー】と【にゃー】と
【ニャーニャー】【ニャーニャー】【ニャーニャー】【ニャーニャー】【ニャーニャー】
【にゃん】と【にゃん】と【にゃん】と【にゃん】と【にゃん】と【にゃん】と【にゃん】と

【深夜の微睡みで明かりが消え去り月の淡い光が微かな光源となる裏路地に響く】
【埋め尽くし様に数多く様々な種類、色のの猫達が歌い上げる大合唱、讃美歌】
【中心に座り込む濃紺の帽子を被る少女は困った様に笑ながら猫を抱き寄せ、にゃにゃんと唄う】
656 :【月錠経穴】 @wiki [sage]:2011/08/07(日) 04:12:06.20 ID:KD9WRC+R0
>>653
「あら、まぁ、熱く語って手まで握った分際で……はぁ、たく」
「頼りがいが有るんだか、無いんだか」

少しだけ苦い笑み、寂しくも有る、私が下した決断……ーーー家族の元へ戻る事、其れは故郷に
帰ると言う事だ、まぁ、今生の別れでは無かろうが
此処で胸に抱き締め無かった事、恋苦しい思いで、後悔したく無いからだ、
きっと青年はそんな想いすら、他人に力を貸したい気持ちで、お節介で、叶えたい一心になるかも知れない

「イチね、あなたの汗臭さは二度と忘れる事は無いでしょーね」
「私は、ジェラート・T・プラーナ、極真・静水流格闘術を継ぐ二代目師範、覚えときなさい」
「ん、暇な時に……ね♪」

「また」

さよならなんて言わない、その時が来たら、きっちり責任は取って貰うつもりだ
家族に、皆に、頼り頼られて……ーーー強くなる。
誇れる自分になる、体に如何なるハンデを抱えようとも
誇れる私になってから、貴方の前へ……ーーー帰って見せる。

ま、失敗したら、泣くだけ泣くから覚悟してろよって事かな、あり、どっちにしても得、かな?

/乙と絡み感謝ッ、遅駄レス済まんかったッ
657 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/08/07(日) 04:13:13.30 ID:SLLesvIY0
>>654
そりゃあ悪いことをしたッスね、人間不信にしてしまって申し訳ないッス、いやはや
こんなときどんな顔をすればいいか分からないの

【どう聞いても申し訳なさ0.5%未満のノン謝罪テイストな言葉だった】
【そして後ろを向いているのでどんな顔をしようと自由である、ちなみににやついていることは必至】

ういうい、責任なんてクソくらえッスー
誰のモノでもない天と地に挟まれて生まれた私は生粋の自由人ッスよぉ〜〜

というわけでお言葉に甘えてそのまま帰るッス
正直寒くて辛い

【そこまで声に出すと、きたときと同じく、尺取虫のようにごぞごぞ蠢きながら来た道を引き返す】
【この期に及んで立ち上がらない姿には、一種の信仰のようなものさえ感じられた】
【いや、そんなもの一切この少女は持ち合わせてないんだけどね】
【引き留める理由もなし、放っておけばすぐに姿を消すだろう】
658 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 04:17:12.01 ID:T03vFr2AO
>>656
俺に過度な期待はするなよな
助けるつもりはあるけどそもそも俺の力がちっさいんだから

【情けないセリフを吐くがそれでも頼られたら全力で答えるのだろう】
【なぜならそれがイチの普通なのだから】

何を覚えこもうとしてるんだよ、やれやれ
あぁ、またなジェラートさん

【ぷらぷらと手を振って歩いていった】

/乙でしたー!
659 :【戦美ヲ呼ブ者】五感をリリースしてワルキューレをアドバンス召喚。@詳細wiki [sage]:2011/08/07(日) 04:23:37.05 ID:/NbxQaFQo
>>657
【こちらに尻を向けながら謝罪をしてきた、別に謝ってほしいわけじゃない】
【というか相手が謝っているように見えないのは気のせいではないだろう】
【どんな顔をしているかは、大体予測できるし心底どうでもよかった】
【相手が立ち去るならば言葉は要らない。ただ無言にて相手が立ち去るのを…】
【立ち去るのを……立ち去るのを……のを…】

はやくどっかいきなさい!!!!歩け!!!!

【切れた。限界のようであった】
【その怒声は相手はやっと視界から消えたときにはなったのだから忍耐力はある】
【そして夜が明けていったのだった…】


(乙でした!!!)
660 :【輪燐罹淋】はたらかない@wiki E:パラオキソナーゼ [sage saga]:2011/08/07(日) 04:25:14.22 ID:SLLesvIY0
>>659
/絡みあり乙っした!
661 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー <br> [sage]:2011/08/07(日) 12:00:29.47 ID:3n59TDQAO
【正午。穏やかに波が押し寄せる砂浜で】

ちょっと待てぇ、私の帽子!

【風に誘われた帽子を追いかけているロングスカートの女の子がそこにいた。】
【白い布地に緑と黄色で彩られた洋服は、彼女が血なまぐさい世界にいないと思わせるが、
帯剣用のベルトに固定されたフライパンがそれを否定する。】

【ベルトには不殺同盟の銀十字のペンダントもついでに結ばれているが、フライパンの時点で優雅さなど微塵も感じさせる様子が無いだろう。】
662 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 14:03:00.28 ID:Jx0sdM9IO
【自然公園】
【辺り一面芝生に覆われ、様々な植物が群生している。】
【簡単な湿地帯や、森林が人工的にできていた。そんな涼しげな場所に、彼女は来ている。】

「…放浪四日目…」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「……どうするかな……」

「…取り敢えず…誰が人を探してみるか…」

【辺りを見回し、散歩でもする様に下駄を響かせる彼女。小鳥のさえずりや、木々の葉音が穏やかな時間を演出している。】
【明確な目的も無く、ただ適当に歩いている様な見えるのは、彼女が、】

「………」

「…どうにも……場所がわからんが…」

【迷子であったからだ(;^ω^)】
663 :【Upper Wing】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 15:53:54.20 ID:E+Qodhfs0
【とある公園】

【一人の男がそこにいた】
【短い黒髪はオールバックに整えられ、スーツにネクタイ、革靴と隙のない格好である】
【なぜか色を全て純白に統一する、というズレたセンスを除けば完璧と言っていいくらいだ】
【それだけならば一見ただのホストに見えなくもないのだが、彼の背中にはなぜか大きな漆黒の翼が六枚生えていた】
【白と黒の対極を併せ持つその姿は、見る者を圧倒することだろう】

(いい天気だなー)

【公園の中央に立ち尽くし、一人空を見上げる】
【彼の言葉通り雲一つない昼間の空は本当にきれいだった】
【ちなみに公園には彼以外にも子供たちとその親が多数遊んでいたのだが、男の異形に恐れをなしてすぐに誰もいなくなった】

(すごくいい天気)

【しかし男はそんなことなどお構いなしに一心不乱に空を見上げ続ける】
【あれだけ見ていて首が痛くならないのだろうか】
【風を受けて男の黒翼が静かに揺れる】

(あ、鳥だ)

【……長い】
【これはいつまで続くのだろうか】
664 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様 [sage]:2011/08/07(日) 16:20:17.59 ID:kdK67b2io
>>661
/まだいらっしゃいますか?
665 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー <br> [sage]:2011/08/07(日) 16:32:52.79 ID:3n59TDQAO
>>664
/なうひやー。途中は消えていたけど今います
666 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様 [sage]:2011/08/07(日) 16:46:02.74 ID:kdK67b2io
>>665
/ではお願いします!

>>661

何しとるんじゃろう、アレは……

【遠目にそれを見る中学生〜高校生位の少女】

ふらいぱん……とやらだったかのう、アレはああして携帯するようなものなのじゃろうか……

【少女が居たのは海の中】
【じっと顔を半分だしてその先を見つめている】
【狐耳が有るので見つけることは可能だろう】
667 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/08/07(日) 16:54:01.76 ID:3n59TDQAO
>>666
おりゃっ!

【海に向かって飛んでいった帽子を飛び上がってキャッチ。】
【ポンっ、と頭の上に乗っけて一安心したのもつかの間】

海……坊主……?
何しているんだろう、アレは

【視界に入ったのは狐耳少女の姿。とりあえず気になったので光の翼を生成し、
海の上を歩くように狐耳少女へと彼女は近寄ってみた。】

こんにちは。大海原怪獣の類ですか?

668 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様 [sage]:2011/08/07(日) 16:58:34.16 ID:kdK67b2io
>>667

誰が海坊主か、聞こえておるぞ

【ジト目で睨みつけつつ】
【ザバッと派手に海水を散らし立ち上がると】

わらわは大稲荷じゃ
怪獣ではなく神サマじゃ、失礼な

【ボワン、と白地にピンク色の花の模様が入った水着から少し空隙を開け、9本の尻尾を顕現した】
【ふさふさもふもふ】

所で聞きたいことがあるのじゃが、そのフライパンは普通持ち歩くものなのかのう?

【微妙に常識を知らない少女は純粋に尋ねた】
【そうだと答えれば真面目に持ち歩くようになるだろう】
669 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/08/07(日) 17:08:26.55 ID:3n59TDQAO
>>668
大稲荷? ポセイドンじゃなくて?

【と口にした瞬間に九の尻尾が目に入る。】
【稲荷が何を指すかは彼女は知らないが、とりあえず狐っぽいものと納得。】

フライパン? んーー……
料理人なら普通は持ち歩くんじゃないのかな?

【意地悪する事も無く、だが違った知識を植え付けかねない言葉を返した。】
670 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様 [sage]:2011/08/07(日) 17:22:11.97 ID:kdK67b2io
>>669

海は管轄外じゃ
わらわは商いや幸運を司っておる

【むふん、とふんぞり返る】
【尻尾もふよふよと揺れた】

ふむ……
料理するのならば持ち歩くべき、なのか……

【一体何を言っているんだ】
【次回のロールでは多分所持しているだろう、さすがに今からは調達する訳にはいかない】

お主はなにをしておったのじゃ?

【尻尾を?の形に曲げて尋ねた】
671 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/08/07(日) 17:31:45.95 ID:3n59TDQAO
>>670

料理人ならそれプラス、お鍋を頭に被って、数種類の包丁を腰にぶら下げて、片手に岡持を持てば完璧なんだけどねぇ

【何をやらそうとしている。屋台を引いた方が早そうだが、武装料理人は浪漫であり正義なのだ。】

商いに幸運……。
私は金になるゴミや放流物でもと探しながら散歩していたんだけど、
もしかして君の力で金銀真珠に白銀に、ドラゴンボール等の財宝とか見つけられるようにできる?

【目を輝かせて物欲まみれなお願いをしてみた。】
672 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様 [sage]:2011/08/07(日) 17:39:44.37 ID:kdK67b2io
>>671

……その様な者、一度も見たこと無いぞ……?

【本当なのか…?と言いたげな目線】
【流石にそこまで常識はずれじゃないらしい】

自分で探せぇええ!

【バッシャア!と水を両手ですくってぶつけた】
【額に怒りマーク】
【海坊主やらポセイドンやら言われたのを引っ張っているのだろうか】
673 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/08/07(日) 17:47:30.80 ID:3n59TDQAO
>>672
料理検定1級の人は少ないからね。私は駆け出しだからフライパンしか持て無いの

【謎設定を無理やり作りだして無理やり丸め込こもうとする。】
【フライパンを持ち歩いている人間も普通は見かけないし、これで押し通せるか!?】

何そんなに怒っ、うわ塩臭っ!
やっぱりポセイドンだったんじゃないの
自力じゃ無理だからポセイドン様にお願いしているんじゃない!

【見事に命中。服に掛かった分はともかく、顔面に掛かった水を拭いながら猛抗議】
674 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様 [sage]:2011/08/07(日) 17:55:05.28 ID:kdK67b2io
>>673

そんなものが有ったのか……

【あっさり騙された】
【後日恥を書くことが確定した】

お主の頭はどれだけ残念なのじゃ!
わらわは 大 稲 荷 といっておろーが!

【怒りマーク増えた!】
【が、少し落ち着くと】

……仕方がない、コレを以て証明しよう

【適当な石を手にとった】
【そして尾を金色に燃やすと】

ほれ、やる

【石はダイヤモンドへ。大体拳の二回り大きさだ】
【ふふん、とどや顔】
675 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/08/07(日) 18:03:23.73 ID:3n59TDQAO
>>674
噂によると料理検定一級の人間が作った料理は一口食べると精神がトリップするらしいよ

【フード系能力者などそういない。念押しで謎設定を固める。】

おお、これはッ! へーいへい、親分は稲荷様でございやした
あっしが馬鹿でした。これは有り難く頂きま〜す。

【別の人間に性格が残念と言われ、今日に至っては頭が残念と言われた。】
【ペコペコしながら盗賊の子分みたいな台詞を吐き、ダイヤモンドを鞄に入れる姿は確かに残念と言えるもの。】

親分様、この御恩にあっしに何か出来ることはありやすかね?

【へへへ、と笑いながら更に媚びを売ろうとする。】
676 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様 [sage]:2011/08/07(日) 18:07:46.12 ID:kdK67b2io
>>675

そうなのか……

【ああ、こっちも頭が残念……】

お主わかっておらぬじゃろ……

【もう諦めたようだ】
【まあ一応覚えたようだし……とは本人の弁】

そうじゃのう
では、困っている人を見つけたら助けるが良い

【きっと巡り巡って少女にも、あわよくば自分にも益があるはずだ】
【自分はそうして此処に居るのだから】
【片目を瞑り、腕を組んで言った】
677 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/08/07(日) 18:18:39.85 ID:3n59TDQAO
>>676
いや、わかってますわかってますぜ。
金になる物を扱う神様でしょ?

【正しいような間違っているような……。】
【それ程までにダイヤモンドのインパクトが強かった。】
【売ればいくらぐらいになるのだろうか?】

ぐっ……。わかりました。失敗しないように助けるように誓います
不殺員ですし……。

【過去にジェイルに捕らえられ、また別の場面では助けられ。】
【耳が痛いが人助けは嫌いじゃない。失敗しないようにと胸に刻む】
678 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様 [sage]:2011/08/07(日) 18:24:53.15 ID:kdK67b2io
>>677

……

【ゆらぁり、と一尾を揺らすと白い炎】
【顔は笑った状態のまま、それを振るった】
【清い感情を残させる炎は物欲も少なく出来るのだろうか】

失敗するか成功するかではない
その人のために誠意を尽くすことが大事なのじゃ

【少し優しい声音で言った】
【もしかしたら、"手を貸してくれた人が居た"と言うだけで頑張れるのかも知れないから】
679 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 18:31:52.15 ID:Jx0sdM9IO
【自然公園】
【辺り一面芝生に覆われ、様々な植物が群生している。】
【簡単な湿地帯や、森林が人工的にできていた。そんな涼しげな場所に、彼女は来ている。】

「…放浪四日目…」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「……どうするかな……」

「…取り敢えず…誰が人を探してみるか…」

【辺りを見回し、散歩でもする様に下駄を響かせる彼女。小鳥のさえずりや、木々の葉音が穏やかな時間を演出している。】
【明確な目的も無く、ただ適当に歩いている様な見えるのは、彼女が、】

「………」

「…どうにも……場所がわからんが…」

【迷子であったからだ(;^ω^)】
680 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/08/07(日) 18:35:02.53 ID:3n59TDQAO
>>678
【回避行動むなしく命中。その結果】

熱っ…くねー。全然熱くねえ。見た目ほど熱くねえわ。
でもちょっと私財を投げ売ってでも善行したくなってきた

【物欲を焼くことに成功したみたいだ。こんぐらっちゅれーしょん】

ええ、そうですね。私、目が覚めました!
【先程とは変わって、気持ち悪いほど目を輝かせ、祈りを捧げるみたいに両手を合わせて握り締めた。】
681 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様 [sage]:2011/08/07(日) 18:48:42.49 ID:kdK67b2io
>>680

……お、おう

【某AAの様な反応しか出来なかった】
【まさか此処まで効果があるとは】

精進するが良い

【苦笑いというか、引きつった笑顔で答えた】
【軽々しく力を振るうものじゃないなとも反省】

……所でお主、名はなんと申す?
わらわは稲じゃ

【気を取り直して名乗り、名乗らせようとする】
682 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/08/07(日) 18:56:35.75 ID:3n59TDQAO
>>681
勿論! この世を愛で満ち溢れさせてみるわ

【「きっと愛が世界を救うんだわ。なんと素晴らしい」と独り言。】
【色々とヤヴァイ精神になっているが悪さは多分しない。】
【しばらくすれば治る可能性も無きにしも非ず。大丈夫、大丈夫。】

私の名前? ルシア。ルシア・リーヴェスだわ。
稲さんですね。この愛の代弁者ルシア、きっちり覚えましたわ!

【どんと胸叩いて主張する。精神は気にしない、気にしない。】
683 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様 [sage]:2011/08/07(日) 18:59:14.24 ID:kdK67b2io
>>682

……

【やってしまったああああああ などと心中穏やかではない】

そ、そうじゃな……
ルシアか、よろしくの?

【ニコっ、と笑い掛けた】
【気持ち青ざめてるのは気にしない】

【な、治ってるといいな……】
684 :【彗星生成】起爆が可能な推進力のある光″を作り出す E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー [sage]:2011/08/07(日) 19:08:21.49 ID:3n59TDQAO
>>683
ええ、これからもよろしくお願いします!。私を目覚めさせてくれた稲様

【責任感を押し付けるように付け加え……】

ああ、向こうの方から困っている人の声が聞こえる気がする
わたくし、行ってまいります!

【推力全開で何処かへ飛び去っていった。】
【誰かが強い一撃を頭に加えたら治りそうだが、治るも治らぬもロール神のみぞ知る――――】


/飯落ちですが、区切りが良さそうなのでぶった切り
/乙&ありがとうございやした!
685 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様 [sage]:2011/08/07(日) 19:21:17.85 ID:kdK67b2io
>>684

うっ……うむ……

【苦笑しつつも頷いた】
【まあ、悪いことではない……と自分に言い聞かせながら】

【飛んでいく少女を見ると】

……ああ、やってしまった……

【海の中でorzをしたのだった】

/了解です!おつありでした!
686 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 19:37:43.52 ID:T03vFr2AO
【街中】
【ライトアップされた夜の繁華街を歩く青年がいた】

あー…暑い
夜なら少しは涼しく感じるがやっぱり暑いものは暑いな…やれやれ

【普通の青年だ】
【黒髪、髪を普通に伸ばし普通にTシャツとジーンズを着ている】
【…と特に特徴のない「地味」丸出しな格好の青年である】
【左手にはコンビニのビニール袋】
【買い物帰りらしい】

早く帰って涼しい部屋d

【ビリッと青年が持つビニール袋の底が抜ける】
【バラバラとビニール袋の中身…プリンやらジュースやらが道端に散らばった】

…あー、もうめんどくさいことに…やれやれ

【ぶつぶつと文句をたれながら拾いだした】
687 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 19:48:21.54 ID:VGO4rErQ0
>>686
【街中を往くのは車椅子の可愛らしい少女】
【端から見れば、の話だが】

「………」

【実の所かの美少女は男であり、大人である】
【何処からどう見ても美しく麗しい少女なのだが、成人男性なのである】
【しかし、三人称は彼女である。摩訶不思議】

【そんな彼女が今は車椅子であり、右足が綺麗さっぱり存在していなかった】
【斬られたのだ。ゾンビに。ついでに食われた】

「夏はこの能力が重宝しゅるぜ…」

【彼女の頭上にはてるてる坊主】
【そしてそのてるてる坊主の下方部のみ、周りと気温が違い、涼しい空間になっていた】
【そのために彼女は汗ひとつかいていないのだ】
【と、そんなこんなで彼女は前方に不幸にも地面に落とし物をして拾い集めている人物を視界に捉えた】

「あ……」

【それは少し前に彼女が出会った青年】
【彼女は彼に唆されて祭りへ赴き、大変な目に遭ったのであった】
【兎にも角にも、今は不運な状況にある彼をあざ笑うためか助ける為か近づいていき】

「大丈夫でしゅか?」

【と、声をかけるのであった】
688 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/07(日) 19:49:10.02 ID:t4MA0+UN0
【町の中の公園 (夜)】

「………」(…気を抜いたら出そうで怖いな)
【日が沈んで幾らか経った公園の中、一人の青年が拳法らしき事をしていた】
【容姿はさながら大学生、彼の所持品であろう小さなバッグは横のベンチに置かれている】

「…せいっ、あっ、」(これは時間がかかりそうだな…)
【静かになっていく公園の中、青年は物静かに型打ちをやっていた】

/殺し合いの場合、危険になると逃げるのでご了承を
689 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 19:56:05.02 ID:T03vFr2AO
>>687
いいや大丈夫じゃなさそうだ
プリンの中身がぐちゃぐちゃになっちまった、夜食の時間をブルーで過ごさなきゃならないらしいよ…やれやれ

【プリンの容器を拾い上げる】
【中身がカラメルと絡まってぐちゃぐちゃになってしまっていた】

…なんだ、あんたか
久しぶりだな
祭りは楽しめたか?

【顔を上げて彼女を見る】
【亡くなっている右足があったであろう場所を見て一瞬だけ固まったが】

全く…不幸な目に合うのは運命か?
やれやれ

【再び落ちた荷物を拾っていく】
690 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 20:04:28.88 ID:VGO4rErQ0
>>689
「買いに行きます?」

【手持ちはある】
【そして彼女も少し腹が減っていた】

「久しぶりでしゅね」

【彼女は固まる。祭りと言う忌まわしき単語を聞いて顔が青くなっていく】
【祭りでいいことは殆どなかった。だが、嫌なことは沢山あった。ありすぎた】
【いいことと悪いことの比率が1:9くらいである。ただし、ソフトクリームはおいしかった】

「祭りは………もう二度と行きましぇんよ!!」

【悲惨そうな声でそう言い放った】
【色々あったのだ。色々】

「あ…この足は多分食べられました」

【人食いゾンビに襲われたのだ。きっと食べられているだろう】
【生きて帰られただけで良しとしなくては】
691 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 20:09:11.17 ID:T03vFr2AO
>>690
いやいいさ
ぶちまけたのも俺の運
ならきちんと食わなきゃお百姓さんに足向けて眠れなくなるだろう

【肩をすくめ】

なんだ、祭りデビューは失敗か
まぁ来年またあるだろうしその時は一緒に行くか?
人が居ない静かな場所で見る花火は格別だぜ?

【悲惨な目に会ったような彼女にふ、と笑って】

…食べられたぁ?
グールかゾンビでも出たか
692 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 20:15:16.77 ID:Jx0sdM9IO
>>679
細胞集
693 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 20:15:37.34 ID:VGO4rErQ0
>>691
「はあ…そうでしゅか」

【運が悪かった、ということなのだろう】
【最後の方のお百姓さんとかの部分はちょっと彼女には意味が分からなかったが】

「失敗でしゅよ!大のつくほど失敗でしゅ!」
「ていうか失敗したのって俺のしぇいでしゅかね…!」

【沈む彼女に青年からの提案】

「一緒に…でしゅか…」

【なんだろう。二度と行かない、という固い決意が緩い決意に変わりつつある気がする】
【そして足の話】

「うーん…ゾンビかな」

【それ以前に彼女にはゾンビとグールの違いが良く分からなかった】
694 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 20:15:41.96 ID:Jx0sdM9IO
>>679
再募集だった…orz
695 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 20:23:32.38 ID:UQvOBbTr0
>>679
「………暑い」

【一人の青年が、自然公園のどこかのベンチに】
【だるそうに寝転がっていた】

【不良並に目付きの悪い青年は】
【ものすごーく不機嫌そうなオーラを出しながら】

「カキ氷食べたい…でも水道みつかんない…………」

【とかなんとか呟いていた】
【ちなみにこの青年も迷子である】

【一応、目的地に行ったり、帰り道を探したりする物はあるのだが】
【ベンチに寝転がるのも結構心地よいため】
【完璧に脱力し、だらーんと寝転がっているのである】
696 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 20:24:48.06 ID:T03vFr2AO
>>693
失敗したってだけで止めちまったらもったいない
何より行ってみるかと決めた決意が無駄になるだろう
あんたが二度と行かないと言うのならかまわないがな
一度しかない人生、嫌いなものがあるってのは単純に損してるんだよ
まぁ野郎二人で花火ってのも悲しいものがあるけどさ

【肩をすくめビニール袋の底を縛り再びビニール袋に荷物を入れる】

あぁやだやだ、ゾンビなんて代物が歩いているなんて考えるだけで寒気がするぜ
教会辺りが除霊してくれないもんかね
697 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 20:30:01.31 ID:VGO4rErQ0
>>696
「で、でしゅよねー…」

【何かもう一回だけ行ってみようかな…みたいな気分になった】
【例え何回ナンパされても。酒を飲んでて警察に職務質問されても。起きて見たら隣に女の子がいたとしても】
【それでも、もう一度だけ行ってみようと思った】

「人食べてましたからね…」

【人食いゾンビ、なんて今やゲームやアニメの中だけだろうと思っていた】
【それに現実で出会ったら卒倒ものだろうが、意外とそんなことなかった】
698 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 20:32:31.17 ID:Jx0sdM9IO
>>695

「………」

(男か…)

【ようやく人を見つけたのだが、何とも話しかけづらいというか、】
【少なくともすんなりと道を教えてくれそうになかった。】

「……」

「…水道なら…後ろにあるぞ…?」

【辺りを見回すと、青年のベンチの後ろに蛇口が。】
【指差し、言葉を紡ぐ。】
699 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 20:35:21.83 ID:T03vFr2AO
>>697
まぁいずれにせよ来年の話だ
来年の話なら来年の俺たちに丸投げしちまおう

【ニヤリと笑って】


食人ね…他に美味いもんはいくらでもあると思うんだがな
まぁ何にせよ、きっちりと片付けておいて欲しいもんだ
平穏な日常を求める一般市民としてはな
700 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 20:37:09.75 ID:UQvOBbTr0
>>698
「………んぁ?」

【半分夢の世界に行っていた為、突然掛けられた声にゆっくりと起き上がり】
【相手の姿を確認して挨拶…する前に、まずは水道を探す】
【相手の指のおかげで、簡単に発見出来たが】

「…あー…あったの……」

【物凄くだるそうにそう呟いただけで、またベンチに寝転がった】
【水道とはなんだったのか】
【結局、見つけても水道に行く事はせず、ベンチでごろごろするだけだった】
701 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 20:38:50.29 ID:VGO4rErQ0
>>699
「しょ、しょうでしゅよね!!」

【青年の話を聞き、来年の自分たちにまかせることにした】
【丸投げである】

「はあ…雷落としてもあんまり効いた感じがなかったんでしゅよね」
「やっぱりゾンビは不死身とかなんでしょうか……」

【不死身なのだとしたら、それはもう希望がないと言うことなのだろうか】
【それとも、不死身ではないのかもしれない】
702 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 20:46:30.69 ID:Jx0sdM9IO
>>700

「…後ろだ。後ろ。」

【ベンチの後ろの植林された椿の草むらの中に、ポツンとそれはある。】
【だが、ところどころ錆び付き、そもそも機能するのかも怪しそうだ。】
【蛇口をひねると、中から赤色の液体が現れるかも知れない。】
【いや、そもそも水が出ないかも知れない。】

「……」

「…使わないのか…?」

【せっかく教えてあげたのに、なんてことを彼女は思ったりはしていないのだが、】
【しかし、この人、まるで表情がない。内面にはそれこそ人よりも様々な感情を宿しているのだが、それを表に出すことが少なかった。】

【結果として、淡白な表情から、少し怒っていると勘違いされることもしばしばである。】
703 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 20:50:35.97 ID:T03vFr2AO
>>701
そうさ
逃げてもいいし投げてもいい
考えこんで背中丸めるよりかはよっぽど上等だろうよ

【ふ、と笑って少女の頭をポンポンと叩く】

ふむ
ゾンビはだいたいすでに死んだ身体だ、死んでるやつを殺そうってのがそもそもの間違いだろうな
「そういうやつ」にはそれ相応のやり方ってのがある
そしてそういうやり方ってやつはだいたい門外不出だったりするもんだ
次に出会ったらさっさと逃げるのが一番だろうな
704 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 20:51:07.77 ID:UQvOBbTr0
>>702
「あー…うん……」
「何かもう…動くのが面倒だからな…」

【ふぅ、と疲れたようなため息をついて】
【相手の無表情を一瞥すると、また空を見上げ】

「………」
「そういやあんたは何をしに来たんだ?こんな誰も居ない所まで」
「とんだ暇人だな」

【この青年に、それを言う資格はあるのだろうか】
705 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 20:55:20.67 ID:Jx0sdM9IO
>>704

「…そうか。」

【微かに乱れた髪を整え、女は言葉を紡いだ。】
【何時の間にか日がくれており、あんなにうるさく響いていた蝉の声も聞こえない。】

「……君に…言われたくない…」

【そもそも来たくて来たのではない――――喉元まででかかった言葉を沈め、女は一言。】
【こんなところで迷子になっていることを言っても、あんまり格好はつかないだろう。むしろ情けない。】

「…街はどっちか分かるか?」

【かねて一番聞きたかった質問だ。】
706 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 20:58:23.63 ID:VGO4rErQ0
>>703
「逃げてもいい…投げてもいい…」

【青年の言葉を復唱する彼女】

「ありがとうございましゅ」

【そして青年にお礼を言った】

「ま、まあ、雷が効かないってわかったらしゅぐに逃げの体制にはいったんでしゅけどね…」
「もとから車椅子なのに雷が効かないなら勝てるわけないと思いまして…」

【彼女の攻撃で1、2を争うほど強力な雷。それが効かないならば勝ち目はほぼない】
【しかも脳に怪我を負っており、上手く体が動かないのだからなおさらだ】

「ところで、あなたはどこにしゅんでいるんでしゅか?」

【どこに住んでいるのか。とあまりにも唐突に青年に質問した】
【何を考えているのか】
707 :【Upper Wing】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 20:59:08.42 ID:E+Qodhfs0
>>688
まだいらっしゃいますか?
708 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 20:59:58.05 ID:UQvOBbTr0
>>705
「ああ、そう…」

【言い返されても、スルー】
【本当にやる気というか、気力が無い】

「街ぃ?」
「ここの外に出てちょっと歩きゃすぐ見えるだろ…ったく」

【意地悪でもなんでもない、普通に説明した】
【というか、この説明で分かるはずなのだ、普通は】
【青年はまったく動く気配を見せない】
709 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 21:05:00.02 ID:Jx0sdM9IO
>>708

「…ああ…すまんな。」

【なるほど相手の言葉を聞くと、どうも近くにあるらしい。】
【廃墟群の方から歩いてやって来た彼女は、まだこの辺りの土地勘に明るくなかった。】

【そもそもこの国自体、彼女にとってみれば未開の地である。】
【到着してまだ四日。慣れないし、自分の方向音痴も手伝って文字通り「右も左も分からない」】

「…邪魔したな…それじゃ…」

【踵を返す女。このまま何もなかったら、どこかに行くだろう。いや、街の方に行くだろう。】
710 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/07(日) 21:05:01.73 ID:t4MA0+UN0
>>707
いますよ
711 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 21:05:21.40 ID:T03vFr2AO
>>706
人間ってやつは妙なもんでな、そこまで開き直ったら逆に絶対に逃げたくないものや投げたくないものが見えてくるのさ
あとは一歩踏み出すだけだ、簡単だろ?

【肩をすくめ】

な、何がだよ?
礼を言われるようなことはしてないぜ

【ぐしゃぐしゃと自分の髪をかき混ぜた】

灰になるまで出力が上がるなら殺せるんだろうがな
勝てないとわかったらすぐ逃げるってのは最高の一手だろうよ

ん?
あー…言ってなかったか
俺はイチ
あだ名だけどみんなそう呼ぶからイチでいい
【アカデミー】のシーカーズ寮に住んでるよ
それがどうかしたか?
712 :【Upper Wing】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 21:11:25.56 ID:E+Qodhfs0
>>710
では遠慮なく絡ませていただきます!


>>688

【青年以外誰もいなくなった夜の公園】
【それまで風も無くただ静かだったが急に落ち葉が渦を巻いてくるくると舞い始める】
【そしてその中央付近にぽつんと一つ小さな影が落ちる】
【みるみる影は大きくなり、微かに風を切る音がする】
【上空から何かが降ってきたようだ】

「ふう……」

【一人の男がふわり、と音もなくその場に降り立った】
【短い黒髪はきっちりとしたオールバックに整えられ、スーツにネクタイ、革靴と全く隙の無い格好である】
【なぜか色を全て純白に統一する、というズレたセンスを除けば完璧と言っていいくらいだ】
【それだけ見ればただの仕事帰りのホストに見えなくもないのだが】
【彼の背中には大きな漆黒の翼が六枚生えていた】
【白と黒の対極を併せ持つその姿は、見る者を圧倒することだろう】

「星がきれいだな」

【そう呟きながら夜空を見上げる】
【男の言うとおり空には数多の星々が光り輝いている】
【そのまま何をするでもなく、男は上を向いたまま立ち尽くしていた】
713 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 21:11:52.35 ID:UQvOBbTr0
>>709
「おー、じゃなー」

【これで相手は街に帰れるはずだ】
【とか勝手に考えながら】

「…でも暑いな………」
「かき氷食うか…」

【とか呟きながら、のろのろとベンチから立ち上がる】
【向かうは水道、相手を呼び止める気は無いようだ】
714 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 21:14:13.79 ID:Jx0sdM9IO
>>713

「ああ…」

(…本当にこっちでいいんだろうな)

【青年から言われた道から少しづつ、少しづつ反れながら、】
【女はそのまま立ち去る。】

/乙でしたー!
/うまく絡めず申し訳ない…
715 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 21:15:33.76 ID:VGO4rErQ0
>>711
「うん」

【簡単である】

「俺、いっつも逃げてたんだ。親からも自分からも」
「でも、あなたがああ言ってくれたから少し嬉しいんだ」

【親との不仲という問題からも、自分のこの異様な容姿の問題からも逃げ続けた】
【正面から向き合ったことなんてなかった。だから自信もなかった】
【だが、この青年のお陰で、色々変わりそうな気がする】

「どれくらいで灰になるのかがわからない…」

【ちなみに出力はあんまり変えられない】
【あくまで天候を操る能力なのであり、雷魔法が使役できる能力ではないのだ】
【なので出力は現実の雷に依存する】

「んん?イチしゃんって名前は聞いてましたよ…」
「で、あの【アカデミー】ってなんでしゅか?」

【もう学校に行くような歳でもないので知らないのである】
【首を傾げて青年に問う】

/すみません…風呂落ちです…
716 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/07(日) 21:16:08.49 ID:t4MA0+UN0
>>712
「………?」(うぉ、空から人間が降ってきた)
【型打ちを続けている青年は思わぬ訪問者に目を丸くする】
【容姿は中々、しかし変わっているのは背中の翼、どう見ても普通ではない】

【しかし、だからといって青年は何をすればいいかわからない、敵意とかこちらへの視線もないし】

「………」(うーん、まぁ無視でいいか)
【青年は疑問を押さえ込み、型打ちを再開した】
717 :【警戒口調】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 21:17:37.24 ID:UQvOBbTr0
>>714
【青年はどうやったのか、数分後カキ氷をしゃりしゃりと食べながら】

「…カキ氷の屋台開くか………」

【誰もいない場所でそう呟いた】

/絡みありがとうございました!
718 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 21:25:09.87 ID:T03vFr2AO
>>715
…なんだよ、俺は大したことは言ってないって
あくまでも一般常識としてのだな

【ぶつぶつと呟きながら自分の髪をぐしゃぐしゃとかき混ぜた】

んじゃ逃げるのが一番良かったんだろうよ
不確定要素に命をかけることはないさ

ん?【アカデミー】を知らないのか?
結構有名だぞ?観光名所にもなってるし
まぁ知らないなら説明するか
【アカデミー】ってのは学校だ、先天的【能力者】専用のな
ファンタジーから抜け出してきたような城みたいな校舎とこれまたファンタジーから抜け出してきたような館みたいな寮2つで構成されている
かなりの大きさだからか観光名所としても有名だな

/いってら
719 :【Upper Wing】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 21:27:34.58 ID:E+Qodhfs0
>>716

「今夜は散歩日和だな」

【男は嬉しそうに呟く】
【相変わらず目は夜空に向いたままだ】

「君もそう思わないか?」

【視線はそのままでいきなり青年に問いかける】
【しかし特に返事は期待していないようだ】

「ところで、さっきから何をしているんだい?」

【男はマイペースに質問を続ける】
【目線は決して向けないのにしっかり見ていたらしい】
720 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/07(日) 21:32:49.53 ID:t4MA0+UN0
>>719
「…えっ?あっ、はい」(やっぱり来たか、まぁ公園には自分以外いないしな)
【驚いて型打ちを中断、返答を一応する】
【マイペースな人だな、と思いつつ早速質問の返答をする】

「何って拳法の型打ち、体を鍛えていました、それであなたは? 天使にも見えますが…」
【返答をするついでに質問を出す、やっぱり気になるので彼の姿から聞いてみた】
721 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 21:39:14.02 ID:Jx0sdM9IO
【大通り】
【一番混み合う時間帯である。様々な人々が往来し、目的を持って歩いている中、彼女だけがその範疇に属さず、ぼんやりと退屈そうに歩を進めていた。】

「……放浪4日目…」

「…どうするかな…」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

(…そういえば…公園によくいると言っていたな…)

「…行ってみるか。」

【踵を返し、近くの公園へ。こじんまりとしたその場所に彼女は足を踏み入れる。】
【見渡すとそこには―――――――――――】
722 :【Upper Wing】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 21:46:22.27 ID:E+Qodhfs0
>>720

【質問の答えを聞きながら、男は青年のいる方にゆっくりと歩いていく】
【正確には青年の横にあるベンチの方に、だが】

「ケンポー? 型落ち? 聞いたことがないなぁ……」

【自分から質問したくせに興味があるとは思えない口調で呟く】
【だが青年の 「天使」 という言葉を聞き、初めて視線をそちらへ向けた】

「おれが天使? ははっ、よく言われるよ」
「だけど違う。俺はただの病人だ」

【何処か皮肉っぽい口調で話す男】
【口元にはかすかな笑みが浮かんでいる】
723 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 21:46:51.09 ID:VGO4rErQ0
>>718
「じゃあ、俺に一般常識を教えてくれて、ありがとうございましゅ」

【とりあえずお礼を言いたい気分のようだった】
【車椅子を駆使して青年に更に近づく】

「しょうでしゅかね…」

【確かに不確定要素に賭ける必要性はどこにもない】
【無論、誰かに強制されるようなこともない。生きていれば官軍なのだ】

「名前からして学校なのは分かるんでしゅけど…能力者の学校ってことでしゅよね」
「そして観光名所でしゅか…」

【理解したことを示すようにうんうんと頷いている】
【そして一つ引っかかった単語が】

「先天的能力者?後天的能力者がいるんでしゅか?」

【というか能力者に天然も人工も無いと思う彼女であった】
724 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 21:47:18.16 ID:VGO4rErQ0
>>718
/遅くなりましたー!
725 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/07(日) 21:52:23.87 ID:t4MA0+UN0
>>722
「拳法は格闘技みたいなものです」(型打ちは百歩譲ってもいいが拳法も知らないのか?)
【補足を入れつつ、青年は新たな疑問を増やす、なんか…世の中知らずって感じか?】

「天使では無くて病人…、じゃあ能力者ですか? 空から公園に来たみたいですし」
【顎に手を当てて思考の目、相手の言葉から考察】
【その翼が能力なのだろうかと考えながら相手の言葉を待った】
726 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 21:54:59.58 ID:T03vFr2AO
>>723
…礼はいいから
礼を言われるようなことはしてないって言ったろ?

【ぐしゃぐしゃと自分の髪をかき混ぜる仕草は彼の照れ隠しの仕草だ】
【大してまとめていない髪がさらにぐしゃぐしゃになってしまった】

ふむ
【能力】について詳しいわけじゃないから説明しきれないが…
生まれつき能力を持っている能力者以外に何らかの要因で能力が発現する事例があるらしい
【学園】の裏では人工的に能力者を造り出す研究を行っている…なんて都市伝説もあるな
【アカデミー】は生まれつき能力を持っている能力者専用の学校なんだよ
理由はわからないがな、俺は校長じゃないし
727 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/08/07(日) 21:55:43.52 ID:/NbxQaFQo
>>721
(ひとまちですか?)
728 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 21:56:50.98 ID:Jx0sdM9IO
>>727
/いえいえ。
/誰でも大歓迎ですよ。
729 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 22:02:02.97 ID:VGO4rErQ0
>>726
「でもでしゅね…」

【彼女は真っ直ぐに青年を見つめる。車椅子に腰かけている為に意図せず上目使いである】
【だが、断じて誘っているわけではない】

「へえ。ということは俺は後天的能力者ってことでしゅね」

【そして『学園』という如何にもな名前に気付く】
【こちらもきっと能力者を対象にした学校なのだろう】
【それにしても裏、とはどういうことなのだろうか】
730 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/08/07(日) 22:06:53.53 ID:/NbxQaFQo
>>721
【相手が振り向いた先、そこにはベンチに座っている女性がいた】
【いや、女性とはいってもその服装と髪色は異様に目立つ】
【紫陽花色の髪に黒い着物を着こなした、和と洋がうまく合わさった美人がいる】
【しかし、表情は険しくどこか苛苛していてとても声の掛けられる人物ではないだろう】
【その手にはアップルパイの様なものがあり、脇には最近できた話題の洋菓子店の袋と箱が置いてある】

………

【彼女はどうやら、不満そうにアップルパイをかじっていて相手には気づいていない】
【しかしできたてなのか近づけば近づくほどシナモンや糖類特有の誘惑の香りが漂っている】
【なによりも彼女の周囲もまた涼しいのだった】
731 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 22:08:53.18 ID:T03vFr2AO
>>729
ふん

【少女の頭に自分の頭をぶつける】
【いわゆる頭突きであった】

デモもストも無しだ
あんまりしつこいとソッチの趣味の人たちがたくさんいらっしゃるお店に叩き込むぞ

【少女の額にげんこつをぐりぐり】

【学園】は【アカデミー】とは逆に後天的能力者の学校…なんだったか
【学園】の方はあまりわからないな
【学園】は【学園都市】っていう近代化著しい都市の中心にある
【学園都市】のコンビニにしかない学園都市限定とろふわプリンがオススメだな
732 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 22:15:10.43 ID:VGO4rErQ0
>>731
「いたぁ!?」

【いきなりの頭突きに頭を抑えて悶絶する少女っぽい男】

「なにしゅるんでしゅか!?」

【当然の反応である。お礼をして殴られるって理不尽はそうない】
【そして青年の口から恐ろしい台詞が】

―――あんまりしつこいとソッチの趣味の人たちがたくさんいらっしゃるお店に叩き込むぞ

「いやあああああ!!!マジトラウマなんでしゅから!!そういうこと言うのやめてくだしゃいよっ!!」

【額に押し付けられる青年のげんこつに涙目になりながら大声で抗議した】

「ふーむ…」
「とろふわプリン……でしゅか」

【何故かそこに食いついた彼女であった】
【甘いものには目がないのである】
733 :【Upper Wing】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 22:15:11.59 ID:E+Qodhfs0
>>725

「かくとうぎ……ああアレ、あの殴り合うヤツか」

【青年の言葉を聞き勝手に納得する男】
【果たしてその解釈で本当に良いのだろうか】
【ベンチにたどり着くと腰を下ろし再び彼に視線を向ける】

「俺が病気だと聞いて怖くないのかい?」
「話しかけても逃げなかったし……変わった人だな、って変わってるのは俺の方か」

【少し悲しそうに呟き視線を空に戻す】

「俺もよく分かってないんだが、肉体の一部が変化する病気らしい。俺の場合はこの羽がそうだ」
「まあただの飾りみたいなもんだ。いくら羽ばたいたって一ミリも浮けないよ」
「……能力、になるのかな。少し前に気がついたんだがどうやら俺は風を操れるらしい」
「それを使ってふわふわ漂うのがクセになってね」
「最近じゃこれが唯一の楽しみだ」

【自分の能力がよほど気に入っているのか、楽しげに話す】
734 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 22:20:46.97 ID:T03vFr2AO
>>732
なら礼を言うんじゃない、いいな?
言っておくが俺は人のトラウマをえぐり倒すのに何のためらいもなく敢行できる男だからな

【ぺちぺちと少女の額を叩き】

とろふわプリンはめちゃくちゃ美味いぞ、本気でオススメできるプリンだ
暇な時にでも行ってみろ
よく襲撃されているからそれだけは気をつけてな

【よく襲撃されている学校ってなんだ】
735 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/07(日) 22:24:18.95 ID:t4MA0+UN0
>>733
「別にねぇ…この街じゃ外見の変わった人より中身が変わっている人が恐ろしいんですよ」
【青年は遠い目をしつつ語る、青年は今まで獣人やら触手人間やらに出会っているから驚きは減った】
【しかし中身が変わっている人間は青年は恐れている、初対面では必ずと言っていいほど相手の心が読めない】
【初対面では敵か味方かもわからない、青年はそれを恐れている】
「空を飛ぶとは羨ましい能力ですよ、というより羽が飾りなら切ってもいいんじゃないですか?」
【腕を組み、羽を見つめる、これが病気なら良性じゃない限り切除した方がいいと思える】
736 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 22:26:57.82 ID:Jx0sdM9IO
>>730

「……いない…か…」

【人から聞いた話であり、その信憑性は低かった。】
【噂の類で、彼女はある人物がよくここに来ると知っていたのだ。】

【もっとも、彼女の様子をみるに会えなかったようで、】
【小さなため息をついている。立ち去ろうと下駄を動かす、刹那】

「……?」

【涼しい。季節にそぐわない「涼」がそこにはあった。】
【クーラーをあてがったかのような、人口的で無く、】
【氷に囲まれた様な、自然的な涼しさが存在している。】
【初めは勘違いかと思ったが、それにしてはいやにはっきりと感じられた。】

(…おかしい……この感覚は…)

【視線を泳がす。その元、と思われる一人の人物は、すぐに見つかった。】
【他に人もいないし、何より冷気の類はそこから出ている様に思える。】
【間違いない、と彼女は確信した。】

「……」

(機嫌が…悪そうだな…)

【話しかけてみたいが、しかし相手の纏う雰囲気がそれを許していなかった。】
【ゆえに、彼女は中距離から見つめることしかできない。】

【そうこうしていると、やがて「目が合う」。】
737 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage]:2011/08/07(日) 22:27:46.91 ID:IrbF2nFSo

粛々と取り仕切られる葬式の様に刻一刻と過ぎ去っていく夜。
蝉達が愛憎渦巻く夜の相手を大音量で奏でる音楽によって探している。
遠くでは負け犬が遠吠えをし、国家権力の狗がサイレンを鳴らして暴走する。

そして、過去なんて無いものだと主張するように一瞬一瞬の暗黒を魅せる夜の闇。
其の真っ只中にて壱つの公園が吼える。
ブランコが風に揺られて喚き立て、青々とした葉がどよめき立つからだ。


「…………はぁ、今日は月は見えねぇ……か」

夜空を見上げ、溜息を吐く男。
鏡と同じ色彩の髪の毛を風に煽られながら、夜の公園のベンチにて夜空を見上げている。
薄くも無ければ分厚い訳でもない、中途半端な雲に覆われた空は、煤けているようで………


「…なぁ〜んか、大事件でも起きてくれないものかねぇ? はぁぁ〜……」

崩れた体勢でベンチに座る男の溜息もまた、一入(ひとしお)なのも頷けると言うものであった。
ただし、世の中の人間の内のどれだけも、夜空を見上げて愛と勇気を友達に生きていないかも知れないが……

//なんでも募集です!
//使いまわし? いいえ、ケフィアです
738 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 22:29:34.74 ID:VGO4rErQ0
>>734
「お、鬼!俺の人生における大部分がトラウマで形成しぇれているというのに!!」

【どんだけトラウマあるのか聞きたいくらいだった】
【というかそろそろ泣き出しそうな表情だった。額が赤い】

「とろふわプリン…覚えておきましゅ…」

【とろんとした目で何度か頷く】
【これで大人だというのだから驚きである。しかも男】

「…………………………襲撃?」

【ポカーン】
739 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 22:33:53.42 ID:T03vFr2AO
>>738
いいや、俺は普通の一般人さ

【ぐにぐにと少女の頬をむにむに】

あぁ、襲撃だ
さっき言った【学園】の裏辺りが関係してるんだろうな、きっと
【学園都市】はよくぼろぼろにされているよ
そのたびに復興しきるんだからすごいけどな

【彼も襲撃に巻き込まれたことがある人間である】
740 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 22:38:37.44 ID:VGO4rErQ0
>>739
「一般人は人のトラウマを抉りかえすのを躊躇しましゅ!」

【額を叩かれていたかと思えば、頬をむにむにされていた】
【セクハラだ。セクシャルハラスメントだ】

「ああ、ヤバい研究とかしてるってことでしゅか…」
「それに反感を抱いた人たちに襲撃…」

【思いのほか危なそうな場所である】
【しかしとろふわプリンを諦めきれない彼女であった】
741 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 22:42:58.67 ID:T03vFr2AO
>>740
気にするなよ俺とお前の仲だろ

【THE棒読み】
【むにむにしていた頬をぷにぷに】

さてな、その辺のことはわからん
【学園】の裏なんてのもあくまでも都市伝説だしな
まぁ【学園】が気に食わないやつらが居るんだろうさ
俺の知ったことじゃないがね

【肩をすくめ】
742 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/08/07(日) 22:44:05.46 ID:/NbxQaFQo
>>736
【女性はひたすらにアップルパイを食している】
【不満そうながらも食べ続けているのはある種の執念か】
【いずれにしてもこんな所で洋菓子を食べている人間など関わりたくないだろう】
【そんな人間を見つめているのが相手な訳だが彼女はしばらくそれに気づいていなかった】
【しかし、一切れ食べ終わりため息をついているとき……初めて視線に気づく】
【目を向ければそこには自分を見ている相手がいた……】
【先ほどから自分を見ていたのだろう…何せわずかに動揺しているように見えたのだから】

【冷気を放つ存在である彼女は指を膝に敷いていたハンカチでぬぐいながら相手の顔を見る】
【そして、指をぬぐい終えると……洋菓子の箱を置き去りにして彼女はベンチから立つ】
【しかも漂う香りからは中身が健在であることを示している、そんなに不満だったのだろうか】
【立ち上がった彼女は相手に箱の存在を示すように指差し、こういいはなった】

あげるわ……ほしいでしょ。

【どうやら、物乞いに見えたようだ。このまま否定しなければ彼女は立ち去ってしまうであろう】
743 :【Upper Wing】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 22:45:55.87 ID:E+Qodhfs0
>>735

「中身か……確かに普通の怪我より内臓の疾患の方が恐ろしいな」

【青年の言葉に対し完全に的外れなことを言って納得する男】
【やはり普通の人と感覚が少しズレているようだ】

「飾りと言っても怪我をすれば普通に痛いんだぞ」
「それにどうやら俺の能力はこの羽がないと使えないみたいなんだ」
「確証はないが……なんとなくそんな気がする」
「まあ、長年一緒にいた仲だ。今更別れるのも何だか寂しいっていうのもあるしな」
「君みたいに俺を怖がらず、普通に話を聞いてくれる人がいると分かったし」

【そういうとベンチから立ち上がり、青年に歩み寄る】

「あの、いきなりで悪いんだが……良かったら俺と友達になってくれないか?」
「モチロン嫌なら断ってくれて構わない。俺はこんな見た目だし……」

【緊張した声でそう告げる】
744 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/07(日) 22:51:14.73 ID:t4MA0+UN0
>>743
「…まぁそういうことです」(やっぱ何か違う)
【誤解を解くのもめんどくさいので放置、どうせ彼の恥にはならなそうだし】

【そして青年の説明を聞き、ベンチから立ち上がった彼は友人になりたいと言った】

「ええ、別にいいですよ、こんな大学生でよければ」
【特にためらいもせずに友達になると言う、話し相手が増えるのはいい事だ】

「長利 繁(ながとし しげる) よろしくお願いします」
【彼に右手を差し出しつつ自己紹介、今の自分の名前を言った】
745 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 22:51:19.75 ID:VGO4rErQ0
>>741
「しょんなこといってもだましゃれましぇんよ!?」

【むにむに、ぷにぷに。セクハラだ】
【というか「俺とお前の仲だろ」なんて言われてもまだ二回目の遭遇である】
【そして既に彼女は涙目である。ソッチの趣味がよほど怖いらしい】

「都市伝説でしゅか。ま、本当に裏があったら生徒がいなくにゃりましゅもんね」

【学園側が必死に『裏』のことを隠している、という考えは浮かばなかったのだろうか】
【案外お馬鹿さんなのであった】
746 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 22:57:08.53 ID:Jx0sdM9IO
>>742

【改めて相手をみてみると、かなり美麗な顔立ちをしていた。】
【同性でも見惚れそうになるそれは上品な絵画の様で、】
【不機嫌さにも少しも品の悪さや、アクの酷さがない。】
【骨董品のヒビがその存在をさらに引き立たせるのに似ていた。】

【やがて目が合い、その時になって始めて傍らの箱からも、甘い匂いが漂っていることに気づく。】

「…は?」

【立ち上がる相手に視線をなおも送っていると、放たれる言葉。】
【女は一瞬キョトンとしたが、相手の指の先と、言葉の内容で、自分がどのように見られているか理解できた。】

「……いらん。」

「…そういうことは……どこぞの乞食にでもしてやれ…」

「それに…洋菓子は好きじゃない。」

【嗜好品の類は和菓子しか口にしなかった。いや、そんなことはどうでもいい。】
【相手を見つめる女に特に表情はないが、物乞いと間違えられて不快に思わない人間はいない。】
【彼女もその例に漏れず、微かな不快感を露わにしていた。】

「……さっきら涼しいが…君が何かしているのか…?」

【そして、かねて聞いてみたかったことを質問する。】
【相手が立ち去ろうとしているので、こちらもその方向に歩を進め、我彼の距離を縮めた。】
747 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 22:57:19.16 ID:T03vFr2AO
>>745
わかったわかった悪かったよ
いい年の男が泣くなって

【くしくしと少女の目元を指で拭い】

さてな
「裏」なんて代物は光が嫌いなもんさ
どんなものにも「表側」には絶対に見えないってだけで「裏」はあるんだぜ?

【肩をすくめ】

まぁお互い気を付けような
どうやら俺たちはベクトルは違うようだが不幸の星の元に生まれたらしいからね
んじゃそろそろ行くわ
あんまり遅いと門限に間に合わなくなりそうだからな

【背を向けて歩き出す】
【何もなければそのまま歩いていくだろう】
748 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/07(日) 23:06:32.90 ID:VGO4rErQ0
>>747
「な!泣いてましぇんから!!」

【青年に目元を指で拭われる】
【恋人か!甘いわ!甘ったるいわああああああああ!!!】

「じゃ、イチしゃんにも裏はあるってことでしゅか」

【ニヤリとした表情の彼女。所謂「ドヤ顔」というやつである】
【ドヤァ】

「しょ、しょうでしゅね」
「不幸…といえば不幸でしゅね…お互い」

【いやどう考えても不幸なのだが】
【頭にハンマーがたまたま直撃した時点で相当不幸なのだが】

「じゃ、しゃようならー」

【ひらひらと上品っぽく手を振り、青年と別れる】
【青年の背中が見えなくなるまで見送り、彼女もその場を後にした】

/絡み乙でした!
749 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/07(日) 23:09:41.22 ID:T03vFr2AO
>>748
ハイハイ泣いてない泣いてない

【テキトーに返す青年は間違いなく信じていない】

あるさ
見てみるか?

【ニヤリと笑い】

あぁ、またな

【歩いていった】

/乙でしたー!
750 :【Upper Wing】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 23:13:18.57 ID:E+Qodhfs0
>>744

「ありがとう! すごく嬉しいよ」

【平然とした口調だが、目じりには涙が浮かんでいる】
【初めての友達ができて本当に嬉しいのだろう】

「俺は追川 労(おいかわ つとむ)だ。ツトムと呼んでくれ」

【慌てて彼の手を握り、自分も自己紹介をする】
【よほどうれしいのか、握った手をぶんぶん振り続けている】
【しばらくしてからあることに気づく】

「そうだ繁、さっきからケンポーの邪魔して悪かった。久しぶりに人と話せたのが嬉しくてつい、な」
「もう夜も遅いから俺はそろそろ帰るよ。寄るところもあるし」

【そう言って名残惜しげに青年の手を放し、能力を発動しようとする】
【青年が何も言わなければ別れを告げこのまま飛び去るだろう】
751 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/07(日) 23:16:37.92 ID:Z+FZewUJo
【町外れ、荒廃の進んだ夜の街】
【かつて新都市を作るという計画の元、様々な建築が建てられていたが計画は頓挫】
【現在ではその場所は旧開発地区と呼ばれ、来るのは暇人や物好きだけとなっていた】

……

【そんな灰色の街のとある建物の門の前に立つ、一人の青年】
【燃えるように逆立つ金髪に目つきは悪いが整った顔立ち】
【黒のレザージャケットを羽織り、細身のジーンズに身を包んでいる】

……案外いい雰囲気だな

【青年が見上げる建物、それはかつて病院だった廃墟だ】
【よく“でる”と噂され、この街の心霊スポットの一つでもある。言われて見れば確かに、其の建物の周りは異質な空気を孕んでいた】
【廃墟マニアであるところの青年は、暇つぶしがてら見学にきたわけだ】
752 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/07(日) 23:17:58.46 ID:t4MA0+UN0
>>750
「あはは…どういたしまして」
【苦笑いをしつつも腕をブンブンと振られる、そして別れの時】

「それじゃあね、ツトム君、気をつけて」
【飛ぶ彼を手を振って見送る】
【飛べない翼を持つ飛ぶ能力者、今後彼とはどのような関係になっていくであろう、青年はしばらくして型打ちを再開した】

/絡み乙です。
753 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/08/07(日) 23:18:30.27 ID:/NbxQaFQo
>>746
【目を合わせた時、女性は相手を観察し返す……】
【コートのこなしを見る限り乞食をするような人間には見えないが………】
【しかし、自身を観察する理由がそれ以外に無いのであるからして】
【立ち上がり去ろうとする時、否定の言葉が投げかけられる。どうやら別にアップルパイが食べたいわけではなかったようだ】

……ごめんなさい。もしかしてこれがほしいのかと思って。
……私も和菓子は好きだけど……残念ね。

【女性はゆっくりとベンチに戻っていき、箱に手を差し入れると再びアップルパイをかじりだした】
【どうやら、いつ来るかわからない乞食に差し出すより自分で処理したほうが早いと判断したようだ】
【まぁ、それでも不機嫌な様子なのは変わらないが……それでも食べ方は乱雑ではなく手づかみなのに意地汚さを感じない】
【ほんの少し齧って飲み込むを繰り返していると、相手が自身を纏う冷気の正体を聞き出す】
【こちらに向かってくるならちょうどいい、女性は軽く後ろを流し見してあいてにそっちを見れば分かるといいたげに甘味を噛締めている】

【女性が示した方向を見れば、そこに茂みがあり覗き込めばさらに涼しい風が流れてくる】
【いや、涼しくなど無い、むしろ寒いくらいだ…なぜならそこには別世界のような凍りついた世界が広がっており】
【その中心に、見るものが見れば裏の世界で賞金首となっている者が氷像となって存在しており、その左胸をはさむように二本のレイピアが刺さっているのであった】

754 :【Upper Wing】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 23:28:02.75 ID:E+Qodhfs0
>>752

【能力によって風を起こし自らの体を持ち上げる】
【10mほど上昇したところでいったん停止し、青年に笑いかける】

「ああ! 繁もケンポー、頑張れよ!」
「俺は夜、大体どこかで飛んでるからさ、見かけたら声をかけてくれよな!」

【そう言い残すと遅くもなく速くもない速度で男は何処へともなく飛び去って行った】



/絡み乙でしたー!
755 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/07(日) 23:33:41.86 ID:Jx0sdM9IO
>>753

「…甘いものは好きだがな…」

【コーヒーに砂糖を全部入れたりと、この人物の甘党はそれはそれは常軌を逸脱していた。】
【相手がアップルパイを齧るのを見て、食べようとは思わないが、】
【しかし腹は減る。そう言えばまだ食事を取っていない。】

「…ん…?」

【昔から、視線には敏感である。相手のそれをしっかりと捉えてから、女は瞳を動かした。】
【左右で視力の違う彼女は主に右目…レンズ越しの瞳で対象を捉えている。】
【近づくに連れて、肌を撫ぜる冷気の強さが上がり、やがてそれが「刺す」ような激しさを増していった。】

「……これは…。」

【一言でいうと異質だ。そこだけ極方の氷河を持ってきたかのように、木も草も、果ては地面まで凍りついている。】
【青い氷からは、もくもくと白い冷気が発せられており、それが彼女の呼気を白く凍てつかせた。】

【そして、目が行くのは氷の世界の中央。動かず、生きているのか死んでいるのか分からない人間がそこにはいる。】
【もっとも、胸のレイピアの刺さり具合を見るに、心臓を貫かれていると思えた。】

「…君がやったのか…」

「…見覚えがあるな…賞金首か…」

【街の看板に、お尋ね者として顔をさらされていた元凶がそこにはあった。】
【双肩に高額の懸賞がかけられており、ハンター達が腕を鳴らしているのを遠目で見た記憶がある。】

「……何も[ピーーー]ことはないだろう。そんなに金が欲しいのか。」

【しかめ面。表情の無い彼女にしては珍しく、】
【手馴れた様子で命を取る相手に対して、一抹の畏怖と嫌悪感をぶつけていた。】
756 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage]:2011/08/07(日) 23:35:43.67 ID:IrbF2nFSo
>>737
//もう一回だけ……
757 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/07(日) 23:56:41.26 ID:E+Qodhfs0
>>737

「はぁ……アイツどこ行ったんだよ。まさか死んでたりしねえだろうな」

【黒い上下のトレーナーを身につけた一見どこにでもいるような短髪の男】
【今日の戦利品にして唯一の持ち物である】
【どこぞの不良と喧嘩して奪い取った黄色の財布を手に持ちながら苛立たしげに歩いている】

「おーい、赤いマントの女ー」

【訳の分からないことを言いながら誰かを探すそぶりを見せる】
【気が付くと、来たことのない公園の前に立っていた】

「アイツまた迷子になって野宿してるとして、もしかしてココとか……」

【探し人がここにいると踏んだのか男は勢いよく公園の中に飛び込む】
【一目散にベンチのある場所へと向かうと】
【銀髪に紅い目をもった、えらい男前がそこにいた】
758 :【最斉思幻】短い催眠術、暗示を相手にかけることができる目を持つ @wiki [sage]:2011/08/08(月) 00:02:34.92 ID:fvV8sZXL0
>>737

「…世間一般では、大した事じゃないかもしれないけど……」

「僕にとっては大事件だよね…はぁ……」

【奇しくも少年の呟きは、溜息混じりに吐き出された男の言葉に、答えるような形になっていた】


【少年の出で立ちは、「怪我人」。その単語にピッタリと当て嵌まるものだった】
【服装は、水色の患者服。半袖のそれから露出した右腕には、取り替えたばかりのような真っ白い包帯。】
【左手に握った松葉杖をつきながら、どこかおぼつかない足取りで歩いている。】

【少年本人にも、普段の…ある種の快活さ、らしきものは見られず。】
【その容姿のせいで、ただでさえ儚げだというのに…今はそれに拍車が掛かっている。】


「……ん………」

【差し掛かった公園。そのベンチに、人影を見る。】
【綺麗な銀の髪と眉。よく通った鼻筋に、自分と同じ紅い瞳。】
【自分と同じ…いや、自分よりも浮世離れした風貌に、ふと目を留める。】

【しかしそれだけ。ちょっと目を留めただけ。それ以外はノータッチ。】
【…まぁ、自分が何かしてどうなるわけでもないし。もしどうにかなったら怖いし。】
【ここ最近チキンになりつつある少年の、それが正直な心境であった。】

【…そのまま公園を通り、どこかへ行こうとする。ベンチに座る男を、横切って。】
759 :【最斉思幻】短い催眠術、暗示を相手にかけることができる目を持つ @wiki [sage]:2011/08/08(月) 00:04:26.72 ID:fvV8sZXL0
>>758
/うおおお、すいません。これ無しでお願いします。
760 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage]:2011/08/08(月) 00:08:17.97 ID:505jWAeho
>>757

夜の帳の落ちた公園に彷徨いこむ青年を尻目に
此の公園にて一息どころか十息ぐらい吐いていそうな 鏡色の髪をした男は
一旦、眼を瞑った。

そして、彷徨う青年の其の声の求めるものが此の公園には入り込んでいないという事を
此の男は理解し、認知し、承知している為
此れ以上、此の場所で、此の青年を捜索の為に時間を使わせる必要は無いという思いから。
眼を開いて、相手を見詰めながら


「現在、お探しの人間は此の公園には居ないか、もしくは、電源の届かないところに居る可能性が大です」
「そんで、俺はソイツが何処に行ったかもお知りでないので、所謂、役立たずの烙印を押されても」
「まぁ、しょうがないと、思っている次第だ。 さて、どうする?」

スラスラと、目の前の青年に向かって言葉を紡ぐ。
其の言葉は、男の其の女性に対する不認知に故に出てきた言葉であり
知らないものを知らないと言っているに過ぎない筈であるが、妙に長ったらしい湾曲した言葉遣いをしている。
星の光と、人工の光を同時多発テロのように四方八方に反射する鏡のような頭髪は
無表情か、或は少し笑っていると思しき此の男の顔をも照らし出していた。

>>758-759
/な……なんだってー
//すまにゅ……
761 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/08/08(月) 00:11:41.24 ID:iW4ac7Cbo
>>755
【ちなみにこっちも相当な甘党である。コーヒーなぞ、コーヒーである意味がないくらいに砂糖とミルクを入れるくらいだ】
【味覚崩壊を起こしているのではなく単純に糖類マニアというのもあるが……もしかすると意外と話があったのかもしれない】
【女性はアップルパイを平らげていく。早食いというわけではないが確かにアップルパイは確実になくなっている】
【おそらく気まぐれを起こしてほしがるようなときには既に箱を処理する作業に入っているだろう】
【さて、相手が確認を始めたにも関わらず彼女はアップルパイを食べ続けていたわけであった】
【もし相手が正義感が強くその為に自身の処理を考える輩だとしたら彼女の行為は非常に危険である】
【なにせ、彼女の武器はなく対抗する手段がない。つまり死に急ぐようなものだ】
【現に相手は氷世界を見て嫌悪感を示している、表情が変わるくらいに】
【先ほどまで、感情がないと思われた女性の表情が歪む位の行動を起こしているにも拘らず】
【平然と最後の一切れを食べおえ、再び立ち上がり指と口をハンカチでぬぐいながら、文字通り涼しい表情をしていた】
【そして相手を通り過ぎように氷像に向かっていく。その立ち振る舞いも気品があるという…残酷性を見せ付けた】

私を、殺そうとしたからこんな目にあった。それだけのこと。私も[ピーーー]とまではいきたくなかったのだけどね……
彼がその首に賞金をかけることくらいのことをしたのはこうやって死ぬ覚悟があったから……だから命のやり取りをした。
結果、私はこうして生きているし相手は身の程知らずだった。かなりの額がかかっていた記憶があるから楽しめると思ったのだけど……
こんなことで得る賞金なんていらないわ。だって額にあった死合をしたわけじゃないし……だって唯眠らせようとしたのに死んでしまうなんて……

【女は公園にある時計をわきめで見る……どうやら約束の時間が近いようだ】

そのうちDOTAの物が遺体を引き取りにくる。あなたも疑われないうちに……
762 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 00:31:33.71 ID:OI4KwmKT0
>>759
/すいません……


>>760

「、っ……」

【ベンチにいた人物があの女でなかったことと、その男の人間離れした異様な風貌に対する落胆と驚愕】
【自分が捜している人のことを尋ねようとしたらその前に相手に】
【聞きたかった答えをかなりめんどくさい言い回しでスラスラと並べ立てられた事に対する戸惑いと憤慨】
【その様々な感情によって男の脳は少しの間思考を止める】
【しかしすぐさま立ち直ると】

「おいテメエ、アイツがここにはいないことはよーく分かったから質問に答えろ」
「青っぽい髪に赤いマント、右目に片眼鏡を掛けた若い女を今までに見たことはねえか?」
「もし見たんならそれはどこか今すぐ教えやがれ!」

【と相手に先手を打たれた恨みを込めて一気にまくし立てた】
763 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/08(月) 00:32:46.88 ID:06NRmZEIO
>>761

(……動揺≠竍後悔≠フ類が見えないな…)

(…今まで何人殺ってきたんだ…)

【立ち振る舞いにもある種の優雅さが見え、】
【それがこの状況と反比例して残忍さを引き立てている。】
【通常、人を殺したら、その精神に何らかの弊害が見えるものだが、】
【氷の剣客にはそれが微塵もない。】
【どの程度命のやりとりを繰り広げてきたか、】
【あるいはそもそも「[ピーーー]」ということに何のためらいも見出さない異常者なのか…】
【振る舞いや滲み出る雰囲気から後者の可能性はないだろう、と女は思考した。】

「…そうか…返り討ちにしたのか。」

【少なくとも、無闇に剣を振ったのではないらしい。】
【女は思考した。自分が思う明確な信念の元、それに従って剣を振っている。】
【それなら、自分がどうこう言う筋合いは無いのかも知れない。】

【それに、殺された彼も「賞金首」であったのだ。】
【剣客の言葉通り、いつ死ぬか分からない緊張感の元、日々生活していたのだろう。】
【女は人は誰であれ[ピーーー]べきではないと言うような考えの持ち主ではない。】
【真剣な命のやりとり、自己防衛の一環なら、】
【自分のような第三者の介入の余地はないと思える。】

「……秒殺だったのか…。…大した腕だな。」

【その言葉は本心から来ており、先ほどの負の感情はもう女には見受けられない。】
【また、ついこの間やって来た彼女がD.O.T.Aが何なのかわかるはずも無く、】
【それに対しては首を傾げるしかなかった。】
764 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage]:2011/08/08(月) 00:46:49.88 ID:505jWAeho
>>762

「最も、簡潔にあンたの質問に答えるならば、答えはNO」
「日本語でいいえ、または、ドイツ語でNEINとも言うが、多分、其の豆知識はあンたは要らないだろう」

薄っすらと、笑みを浮かべた状態で男は答える。
ベンチに座り、両膝に両肘をつけて、顎を両手を組んだ上に乗せている其の姿は
若干、高圧的な印象を相手に与えてしまうかもしれない。
因みに、男の答えはNO。 しかし、NOと一言言えば済むものを
無駄に長くしてしまうのは、彼の悪いところとも言えるかもしれない。


「おっと、俺の予言……つまり、ソイツが何処にいるかと言う予言をあンたに贈呈してあげよう」

 「北、或は北東、或は東、或は南東、或は南、或は南西、或は西、或は北西の」
 「此の公園から、10m以上2万km以下しか離れていない場所にいるぜ」
「間違いない。 99.9%程度の自信を俺は、持っている。 あぁ、そうだとも。」

遠くで勝ち鬨を上げる狗が居る。国家権力の犬は、怪我人を運ぶために、サイレンを打ち鳴らしている。
一つ、欠伸をした後に、真面目な顔で目の前の青年に向かって発した予言。
ノストラダムスが大予言したわけでもなければ、新約聖書に書かれている訳でもないが
多分、結構な確実度合いで正確だと思える。
765 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/08/08(月) 01:00:39.18 ID:iW4ac7Cbo
>>763
【氷の冷たく刺さるような殺意。しかしそれは乱暴に命を奪い取るものではないことは既に分かっているだろう】
【吹雪く世界に足を踏み入れるならば覚悟すればいいこと、迷い込んで凍え死のうがそれは自己責任である】
【逆に言えば極寒は限られているからこその極寒であり、そこから離れればいい……これが彼女の信念である】
【死ぬ覚悟があってこそ人は生きてきた、それを乗り越えこの進化した文化があるのだ】
【それは彼女のルーツにも深く関わっているのだが……今はこの話に集中しよう】

ええ、彼はあくまで奇襲を得意としてきたハンターのようね。暗殺者にはなれないのが悲しいところ。
いずれにしても金額には見合わないと感じたのはあくまで外道だったというだけのようね。
後方から襲ってきた彼を、交わして牽制の突きを放ったら……そこが左胸ど真ん中。戦い慣れしていればあの程度死ぬはずがないのに。
もしかすると覚悟なき唯の外道だったのかもしれない……正直吐き気がするわ。

【吐き気がするわりには先ほどまでアップルパイをしこたま平らげていたのはなんなのだろうか】
【女性はそういって氷像からレイピアを丁寧に抜き出す。赤く染まった刀身が芸術的に見える反面】
【返り血すら浴びない女性の姿から男がどれだけの精度で凍り付いているか分かるであろう】

………じゃあ私はこれで……

【そういうと空の箱を持って女は消えようとする、声を掛けてもとまる様子は無さそうであった】
766 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 01:05:35.52 ID:OI4KwmKT0
>>764

(めんどくせぇ……)

【知らないなら知らないと一言言えばいいものを】
【この男は他人を苛立たせるのを信条にしているかのようなややこしく遠回りな発言で自分の脳をかき乱してくる】
【前に彼女に同じようなことをしていたのを棚に上げて、ギリギリと歯ぎしりする】

「あ? よげん?」

【また訳の分からないことを言い出した】
【そんなものに頼るくらいならこの街の公園を片っ端から探したほうがまだマシだろう】
【しかし適当に言っているにしてはかなり説明が細かいような……】

「、っておい! 良く考えたら全然予言でも何でもねえじゃん! なめてんのかテメエ!!」

【ここにきて男が自分をからかっているだけだということにようやく気付いた】
767 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/08(月) 01:13:31.43 ID:06NRmZEIO
>>765

「なるほどな…」

「…実力も無いのに懸賞だけ先歩きしたのか…」

【洞察力も高いと見える。戦闘の状況を分析し、冷静に噛み砕いている様子は視線の数の多さを女に思わせた。】
【レイピアを抜き去るのを、これまた背後から、しかしどこか真剣な様子で見つめている。】

(…瞬時に凍ったのか…)

(……この女…何者なんだ…能力者≠ニいうやつか…?)

【レイピアを刺突したにも関わらず、女には返り血の一つもついていないではないか。どのようにして男の息の根を止めたのだろうか。】
【血液の噴出よりも、氷結の速度が早かったのだろう…と女は思考する。その時のことを想像すると、氷の冷気によるものとは違って背すじが寒くなった。】

「もう行くか……それじゃあ…」

【一陣の風が吹き、それが女のコートを揺らす。バタバタという音が止んだ時には、相手はもうその場にはいなかった。】
【女も踵を返そうとしたが、しかし思うことあって振り向く。刺し殺された男を見つめた。】

「……」

「ちっ……」

【この公園は、比較的子供の往来が多い。そんなところに死体があるのだ。】
【女はまだ精神の脆弱な子供たちがこれを目撃してしまうことを懸念した。】

「…お節介だな…私も…」


【民間の警察を呼び、その死体を処理してもらった頃には、】
【西の空がもう白み始めていた。】


/お疲れ様でした!
/ありがとうございましたー
768 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/08(月) 01:15:35.15 ID:06NRmZEIO
ミスった…

【空全体が白み始めていた…】

でした。最後の最後で…orz
769 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki [sage]:2011/08/08(月) 01:17:19.45 ID:iW4ac7Cbo
>>767
(乙でした!!)
770 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage]:2011/08/08(月) 01:19:23.30 ID:505jWAeho
>>766

髪を掻き揚げる。
その行為の前に、身体を元のベンチの背もたれにもたれ掛かる体勢に戻していた。
なんとも自然な行動だ。
『本当は、此の男は此の男と呼ぶに相応しくない』と言う、事実さえなければであるが。
最も、そんなことは外側からは予想もつかないことであり、思考は単純化されるべきと誰かが言ったために
一応、此の男を外部から見た結果からのみ与えられる結末は人間である。
─────が、もしも、男に触れた場合、男の肌が『冷たすぎる』 ということに気付くだろう。


「舐めては無いと思うんだがなぁ?」
「俺は一言も嘘を吐いていないし、しかも、正確な情報をあンたに与えたことには間違いない」

「────が、まぁ、一応謝ろう。 すまなかった。」
「あンたの反応が愉しすぎてついつい、やりすぎちまった。 お詫び申し上げよう」

男は ケタケタ と奇妙な笑い声を上げて、目の前の青年に無礼を詫びる。
しかし、男が謝っている態度が、悪すぎるわけではないが、よいわけではないのもまた確か。
髪を掻き揚げた手を側頭部に持っていくと、ポリポリと音を立てて頭を掻いている。
771 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 01:44:04.33 ID:OI4KwmKT0
>>770
【髪を掻き揚げ、ベンチにもたれ掛かる】
【たったそれだけの行為なのにそれが厭になるほど様になっている】
【そのことさえも今は自分の怒りを加速させるだけだ】
【ベンチから引きずり降ろしてやろうと、思わず一歩踏み出しかけたが……】

「……チッ、くだらねえ」
「俺はアンタと違って馬鹿なんでな、言葉遊びにはもうウンザリだ」

【あっさりと謝られてしまってはこれ以上怒りをぶつけるのも躊躇われる】
【これ以上この男と話をしても時間の無駄だと結論付け】
【再び自分の理性がキレそうになる前に立ち去ろうと決意する】

「じゃあなこの偏屈野郎。邪魔して悪かった」

【捨て台詞を吐いて男に背を向ける】
【そのまま歩き去るのかと思いきや、三歩進んだところで立ち止まり】

「さっき話した女、もし見かけたら蛭巻 重蔵(ひるまき じゅうぞう)が捜していたと伝えてくれ」
「 『毛布のことで謝りたい』 と言っていた、と言えば分かる筈だ」

【そう言い残し今度こそ振り返ることなく歩いていく】
【男が声をかけなければそのまま行ってしまうだろう】
772 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage]:2011/08/08(月) 01:56:03.78 ID:505jWAeho
>>771

相手の怒りゆえの行動に少しばかり期待を寄せていたのだろうか
ニッコリと笑ってそのまま動かなかった男は、自身の言葉によって其れが阻害された事を知ると
不満を隠そうともせずに、溜息を吐いた。


「言葉遊びとか、論理パズルとか、人類の人間の叡智の成す最も素晴らしいものの内のひとつだと思うんだがなぁ」
「まぁ、色んな人間がいると言うのもまた、人類発展の重要な鍵なんだろうがね」

しかし、直ぐに気を取り直してか、頭を上に向ける。即ち、薄い雲に覆われた
漆黒より少し明るい空を見上げた状態で、誰に言っているのか定かでない独り言のような台詞を
ベンチと言う狭い狭い舞台の上で、声高らかと言うには声量が足りない声で演じた。


「あぁ、悪かったと思うなら態度で………って……ん?」
「お、あぁ、うん、なるほどなるほど……じゃあ、俺のあンたへの返答は一つ」

「─────覚えてたらな」

ケタケタと喉の奥で笑い声を上げながら、頭を垂れて青年の後姿を見送る男。
意地の悪そうな声色で言った台詞は正に此の男の性質の悪さの象徴とも言えるだろう。

//絡みあり&乙津でした!
773 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 02:06:51.49 ID:OI4KwmKT0
>>772

「言っただろ、俺は馬鹿なんだよ。難しいことは分かんねぇ」
(今は……アイツに会って、ちゃんと謝りたい。それだけだ)

【改めて決意を新たにし、前へ進みだす】
【後ろから聞こえるあの男の腹立たしい声】

(ケッ、んなもんテメエには最初から期待してねえよ)

【胸の内で毒づき、しかし口元には笑みを浮かべながら彼は公園を後にする】


/絡み乙ありでした!
774 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 13:15:47.31 ID:gm7USyjP0
「暑い…」
剣賢『暑いな…』
平和{暑いよ…}
操作《暑いですね…》

【一人の少女が、暑さに耐えながら大通りを歩いていた】

【右手に杖、背中に盾、腰に刀剣を持った、色々ごちゃごちゃな格好をしている】
【それなりに目を引くが、暑さからか外を通る者はあまりおらず】
【人は少ない】

「…ってか、お前らを持ってるせいでさらに、な」
平和{ならカードに戻せばいいじゃん}
「えー、でもさーそうするとさー、何かお前らと話してる時に独り言喋ってる感じになってさー」
剣賢『別にいいじゃん』
「よ、よくねーよ!お前、誰も居ない所で暑い暑いとか一人で喋ってて、悲しくなるっつの!」
操作《ま、まあ、持ち主がそういう目で見られるのはこちらとしてもいい気分じゃありませんし…》
剣賢『つーかそんなに話せる気力残ってるんだったら、カキ氷の一つ二つ探せよ』
「…」

【みたいな感じで、少女の周りは凄くにぎやかであった】
【だが少女の周りには話し相手らしき人物は居ない、少女が一人で歩いているだけである】
【少女が話しているのは、少女が持っている、杖と盾と刀剣である】

【それにしても暑い】

/何でも募集!
775 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 14:00:46.43 ID:OI4KwmKT0
>>774

「あちぃ……」

【黒い上下のトレーナーを身につけた一見どこにでもいるような短髪の男】
【ただし今は服の上を脱いで腰に巻きつけており、その引き締まった上半身を外気にさらしている】
【右手には唯一の所持品である紫色の財布】
【先ほど不良相手の喧嘩に勝利し奪い取ったものである】
【と、何やら騒がしい声が聞こえてくるのでそちらに注意を向けてみる】

「……なんだありゃ」

【視線の先には小学生ぐらいに見える小柄な少女】
【暑さの影響だろうか少しやつれて見える】
【確かに子供にはこの熱気はかなりキツいだろう】
【まあそれだけならば普通の光景なのだが】

(剣に盾に杖って、どこぞの勇者様かよ)

【RPGの世界から飛び出して来たかのような場違いな格好に思わず苦笑する】
【まああれぐらいの年齢なら割と普通な方か、と無理やり納得する】
【というか彼女はさっきから誰と喋っているのだろう】
【なんとなく気になったので後を付けてみる】
【しかし尾行には慣れていないためすぐに気付かれてしまう可能性が高い】
776 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 14:13:52.65 ID:gm7USyjP0
>>775
【すたすた、と歩く少女】
【後ろを振り向く事もせずに、ただどこかを目指して歩いている】

【杖達を隠さなくても、微妙な目で見られていることに少女は気付いていなかった】

「暑いよー、涼しい所無いかな…」
剣賢『さっさとどっかの店の中にでも入って涼もうぜ』
平和{でも、無いよね、ビルばっかり}
「だな」
操作《っていうか》

操作《(追われてますね)》
平和{(どーする?)}
剣賢『(どうせハインに言ったらまた面倒な事になるだろうしなぁ………)』

【杖達は尾行に気付いていた】
【だが少女に言わない…理由は】

剣賢『暑いわーマジっぺーわー』
平和{早くここから離れたいね}
操作《そうですね、少し急ぎましょう、カキ氷屋が閉まっちゃうかもしれませんし》
「いいだろ別に…暑いんだからゆっくりさぁ…」
『{《………》}』

【少女が馬鹿だったからだ】
【気付いているのは杖達だけ、少女は相変わらずのんびりと歩いている】

【少し近づけば、喋っているのが杖達だと気付くだろう】
777 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/08(月) 14:23:41.80 ID:TLK47Shto

「……ア、ツゥ……何なんですカ…この国ハ」

【みーんみーんと蝉が鳴く、魂を削る挽歌を世界に鳴く──みーんみーん】
【黄金色に輝く天の眼はあまりにも暑く地上に照りつけ、零れる不満の声】

【ビルとビルの間を時より日差しに熟れた生ぬるい風が通り抜けていくが】
【その風は、人の鼻腔を気分悪くくすぐり、更に汗をにじませるだけだった】

【大気を支配する熱から逃れようと人々が入り混じり、雑音に熱が篭り始める】
【町の大通りを望むカフェテラスの外】【木陰に置かれたテラス席に一人で座る男性は】

【水滴が滴るグラスの黒い中身を一気に飲み干し、茹だる様に座席にもたれ掛る】
【首を隠す長めの金髪が薄汚れた白衣が揺れるが……暑い、それだけだった】
778 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 14:39:55.38 ID:OI4KwmKT0
>>776

【幼い少女の後ろを一定の間隔を空けて付いて行く上半身裸の男】
【傍から見ると即通報モノの光景なのだが、元々馬鹿な上に暑さで頭を少々ヤラれてしまっているので】
【周りから自分へ向けられる不審そうな目にも全く気付かない】

(間違いなく、一人だよな……)

【少女の周囲を見ても話をしている人間は一人もいない】
【それなのに 『声』 は今も聞こえている】
【ということはつまり……】

(腹話術か?)

【発想が貧困なので、彼女の持ち物達が勝手に喋っているなどとは夢にも思わない】
【実は彼女は腹話術師で一人で色々な声を出して喋ることが出来る、とか】

(うーん、でもなぁ)

【それにしては少し違和感があるし、何よりこんなところでわざわざ芸を披露することはないだろう】
【等と考えているうちにだいぶ少女との距離が縮まっていたが男はもちろん気づいていない】
【何度も言うがこの男はかなり馬鹿である】
779 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 14:47:25.15 ID:gm7USyjP0
>>778
平和{(う、うわぁ、何かだんだん近づいてくるよ)}

【上半身を露出した男が、主人にちょっとずつ近寄ってくるのだ】
【かなり冷や汗モノである】

剣賢『よ、よし、とりあえずハイン、後ろは絶対に振り返るなよ』
操作《絶対、絶対ですからね、フリじゃないですから》
「は?」

【だが少女は、人の気配とかを察知するような事が常人以下しか出来ず】
【頭にクエスチョンマークを浮かべて立ち止まった】

「何だよお前ら」
平和{とりあえず急ごう、ね!?ね!?}
「え?何々?宇宙人でもいんの?」
剣賢『おいばかやめろ』

【少女は好奇心で…意地悪でも何でも無く本当にただの好奇心で】
【ゆっくりと後ろを振り向こうとする】
【そのままでは、いずれ少女の視界に男が写ってしまうだろう】
780 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 15:18:28.63 ID:OI4KwmKT0
>>779

「クソッ、分かんねえ。……てか何やってんだ俺は」

【どうやらなけなしの脳味噌がパンクしたらしく、あっさりと思考を放棄する】
【とにかく考えるよりもまず行動、の単純バカなのでまあ当然の結果と言えるだろう】

(こんなちんちくりんのガキに構ってる場合じゃねえ。早くアイツを見つけなきゃな)
(そろそろ止めるか。じゃあな、勇者さん)

【ココにきてようやく本来の目的を思い出したらしい】
【胸の内で少女に別れを告げ離れようとしたとき、彼女が此方に振り向こうとしていることに気づく】

(やべっ)

【気が付かぬうちにずいぶん距離が近くなっていたらしい】
【慌てて隠れようとするが、当然身を隠せるほど大きな遮蔽物など見当たる筈もなく】

(、くっ)

【男は咄嗟に地面に伏せてみた】

(これでどうだ……?)

【本人は上手くいったと思っているようだが】
【最早完全に不審者である】
781 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 15:25:31.62 ID:gm7USyjP0
>>780
「………」
『{《……………》}』

【振り向いた少女は一瞬辺りをきょろきょろと見回し、地面に伏せる上半身裸の男を発見した】
【その姿を見た少女の第一印象は】

「…は?」

【これであった】

剣賢『何だただの馬鹿か』
平和{コンタクトレンズでも落としたんじゃないの?}
操作《ストーカー紛いの事はやめたほうがいいと思いますよ》

【それぞれが思い思いの事を口にする中、少女だけが状況を飲み込めず】

「何?どういう事?」
操作《あのですね、今、地面に寝転がっている人が、さっきまでハインを尾行していたんですよ》
「何で?」
剣賢『聞けばいいじゃん?』
「じゃなくて、何で上を着てないんだ?」

平和{…聞けば?}

【つまり、この男が尾行していたという事以外、まったく分からない】
【すぐにでも通報するために公衆電話に駆けていきたい気持ちを押さえ、少女は地面に伏せている男におずおずと質問した】

「………あ、あの…大丈夫か?」
782 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 15:45:56.36 ID:OI4KwmKT0
>>781

(クソッ、そりゃバレるよな)

【そんな当たり前のことにようやく気付き、とりあえず平静を装って動かずにいる変態が一人】
【頭上では何やら誤解を受けそうな言葉が飛び交っているようだ】

(俺は馬鹿じゃねえしコンタクトなんざ持ってねえしましてやストーカーでもねえよ!!)

【恥ずかしいので顔を伏せたまま心の中で矢継ぎ早にツッコんでいく】
【まあ実際のところはコンタクト以外大当たりなのだが】

(あ。そういや上裸のままだったな。道理で地面が熱いわけだぜ)

【場違いなことを考え少し落ち着きを取り戻す】
【そろそろ精神的にも肉体的にも辛いので仰向けになって体を起こす】

「おう。全然平気だ。心配かけて悪かった」

【無駄に上から目線で返答する】
【反省の色は全く見られない】
783 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 15:53:20.25 ID:gm7USyjP0
>>782
「え…あ、うん」

【まったく平常を装う相手に、少し戸惑う】
【が、少女の意思とは関係なく、杖達は質問を飛ばしていく】

剣賢『何でストーカーしてたんだ?ロリコン?』
平和{コンタクトレンズって何円ぐらいするの?}
操作《何故、上に何も着ていないのですか?》

【休む暇も無い】
【相手が何を考えているか何てお構いなしである】
784 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 16:09:49.11 ID:OI4KwmKT0
>>783

「誰がロリコンだ、誰が。こんなちんちくりんに興味はねえ。10年経ったら考えてやってもいいけどよ」
「んなもん知るか。眼鏡屋行って訊いてこい」
「暑いからに決まってんだろうが。これしか服持ってねえんだからしょうがねえだろ」

【次々に飛んでくる質問に一々ツッコミを入れながら答える男】
【相変わらず態度がデカいままである】

「……ん?」

【ひととおり解答してから、あることに気づく】

「武器が、勝手に喋ってる……?」

【これが腹話術でないことをようやく理解したようだ】
【それよりもいい加減に服を着た方が良いのではないだろうか】
785 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 16:16:13.82 ID:gm7USyjP0
>>784
剣賢『じゃあなんでストーカーしてたんだよオイ』
操作《服が無いからといって、公共の場で上半身を露出するというのはどうかと》

【どっちにしろ正論はこちらにあるのだ】
【と信じている杖達】

「え?今更気付いたの?」

【とっくに気付いていると思っていたのか、少女はきょとんとした表情を浮かべる】

剣賢『どもー』
平和{よろしく}
操作《よろしくお願いします。とりあえず服を着てください。警察の方も上半身を露出していては不都合でしょう》

【適当に挨拶をする三体】
【その内の一体は思い切り通報する気でいる】
786 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 16:39:47.10 ID:OI4KwmKT0
>>785

「だからストーカーじゃねえって! そもそもテメエらが変なのが悪いんだろ!?」
「そう思うんなら服買ってこい。涼し目のヤツな」

【イライラが限界に達したのか暑さで遂におかしくなったのか】
【無茶苦茶なことをほざきだす半裸の男】

「ああ、まあな。さっきまで腹話術か何かの練習だと思ってたぜ」
「ソレ、質に入れたら高く売れそうだな……一つ分けてくれねえか?」
「見ての通りその日の飯にも困る有様でよぉ」

【不埒なことを考えつつ図々しいお願いをしてみる】
【まあ答えは聞かなくともわかっているが】

「よろしくな。俺は蛭巻 重蔵(ひるまき じゅうぞう)だ」

【一応名乗るだけの常識は残っていたらしい】

「後警察は絶対ヤメロ。マジで洒落になんねえ」

【もし警察など呼ばれたら、日頃から不良相手に喧嘩している自分は即アウトだろう】
【次いつ出られるか分かったものではない】
787 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 16:47:08.03 ID:gm7USyjP0
>>786
剣賢『(逆ギレ…)』
操作《(逆ギレですか…)》

【いきなり相手が怒り出して逆に静かになった二体】
【だがその視線というか、相手に向ける気配まで、心なしか冷たくなったような気がする】

「腹話術かー」
平和{いい言い訳になるかもね…}

「って、無理!」

【ぬおっ!と自分の体ごと相手から三体を引き離す少女】
【それほど大事なようである】

「じゅーぞーか、よろしく。俺はハイン・アルベルティっつーんだ」
剣賢『蛭巻ってなんかカエルみたいだな』
平和{だよね}
操作《ちょ、ちょっとお二人さん…》

【失礼な杖と盾である】

操作《分かりました、ではここで、誠心誠意をこめて謝罪してください》

【ドヤ顔ならぬドヤ声でそう告げる刀剣】
【通報されるよりは、まだマシな処遇であろう】
788 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/08(月) 16:47:55.67 ID:uJ/eS+JKo

っつつつ………

【右腕で左腕を抑えながら歩く】
【火傷を急速に治した故、痛みがまだ引いていないのだ】

……ボクは……

【杖を携えて歩く】
【浮かない顔で】
【路地裏に一人、佇んだ】

/死合い募集です!
789 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 17:09:33.98 ID:OI4KwmKT0
>>787

「そんな焦んなって。冗談だよ、じょーだん」

【へらへらした口調で誤魔化しているが、目は至って真剣である】
【金に困ってなければ不良共の財布を頂戴したりするはずがないのだ】

「俺? なんだテメエ男だったのか」
「道理で胸とかぺったんこな訳だぜ」

【盛大な勘違いをしたまま男は相手の地雷を踏んでしまう】
【そんな事とはつゆ知らず、ますます調子に乗って喋り続ける】

「はいん、ね……変な名前だな」
「へー、そんな名前のカエルがいんのか?」

【さりげなく馬鹿にされていることに気づく様子もない】
【なぜならこの男は本物の馬鹿だからだ】

「謝罪だぁ?」
「……良いぜ土下座でも何でもやってやるよ」
「その後でテメエは俺が責任持って遠くに売り飛ばしてやるから覚悟しとけ」
790 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 17:17:32.19 ID:gm7USyjP0
>>789
「そ、そうか…」

【ほっとしたのか、まだ少し警戒しつつも、露骨に離れるのはやめる】
【ふーと長いため息をつくと】


「………は?」


【少女の体感時間が止まった】
【『男だったのか』まあこれはよしとしよう、勘違いされるのも慣れているしそれほど嫌という訳ではないからだ】
【だが、その次の台詞は、屋上である】

『{《あ》}』

【少女が固まったのを見ると、三体はいっせいに声を上げ】

剣賢『そそそそそそういえば、この近くのコンビニでカキ氷売ってるの思いだしたあ!』
平和{えあ、エアコンも掛かってるよそのコンビニぃ!}
操作《あの、あの、早く行きましょう?ね?ハインさん?》

【少女は無言ですぅーっと、右手に持った杖を持ち上げると】

剣賢『待て、早まるんじゃない、ハインおちt』
「もう一回言ってみろぉぉぉ!!」

【真上から、思い切り地面に杖を叩きつけるように振った】

【次の瞬間、物凄い光と轟音を伴い】
【晴天の空からいきなり雷が、相手の真上に落ちてくるだろう】

【だが少女は怒りからかうまく標準を合わせられず】
【雷は少し横にズレた…相手が動かなければ雷は相手に直撃はしないだろう】
791 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/08(月) 17:37:51.31 ID:uJ/eS+JKo
>>788
/取り消し!
792 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 17:41:59.56 ID:OI4KwmKT0
>>790

【ムカつく剣に対してキツイ脅し文句を言ってやり、ニヤニヤが止まらない男】
【目の前の少女が怒りに震えていることにも気付かず、さらにダメ押しの一言を言おうとした時】
【彼女の大きな叫び声とともに強烈な光と轟音が辺りに広がった】

「 っ、イテッ」

【何かが耳元を掠め、痛みと痺れが体を駆け巡る】
【だがしかしこのくらいでは特にダメージを受けることはない】
【伊達や酔狂で毎日喧嘩三昧の日々を送っている訳ではないのだ】
【打たれ強さにはけっこう自信がある】

「なんだ??」

【何かが地面に落ちたような気がする、それもすぐ近くに】
【ふと足元を見ると一面黒く焼け焦げ、ぶすぶすと煙が上がっている】


「………………、え?」(何だこれ)

【これが、男が初めて魔法を目にした瞬間だった】
793 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 17:47:17.36 ID:gm7USyjP0
>>792
「ふー…ふー………」

【口から威嚇するように吐息を吐く少女】
【少女は、杖を持ち上げ、相手に当たっていない事にチッと大きく舌打ちすると】
【今度は杖を両手で持った】

剣賢『逃げて、ロリコン超逃げて』

【杖がとりあえず相手に避難を呼びかけた】
【が、その声は少女によってかき消される】

「…………もう一回言ってみろ…」

【また杖を真上に向ける少女】

「『なんだテメエ男だったのか』の次!はい!もう一回言ってみろ!」
「リピート!リピートリピートリピートリピートォォォ!!」

【怒りすぎで頭がイッちゃったみたいです】
794 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 18:12:46.25 ID:OI4KwmKT0
>>793

(エ、ナニコレ。ドウナッテンノ?)

【心の声が片言になってしまうほどに、男は混乱の極地にいた】

(落ち着け。状況を整理しよう)

【目の前には杖を構える少年(?)が一人】
【どうやら怒りでトリップしてらっしゃるみたいです】
【で、この人は実は魔法☆使いだったと】

(……マジかよ)

【とてもじゃないが勝てる気がしない】
【喧嘩で鍛えたパンチも雷の前では全くの無力だ】
【こうなってしまった以上、やることはただ一つ】

(しょうがねえ、アレを使うか)

【僅かに腰を落とし全身の力を脚部に集中】
【脚に溜めた力を一気に解放し、垂直に飛び上がる】
【空中で体勢を整え着地の衝撃に備えておく】
【落雷によって熱せられたばかりの地面に、この上なく綺麗な姿勢で降り立った】
【この間、実に約1秒】
【蛭巻家に伝わる一子相伝の秘伝技、その名も】

「申し訳ありませんでしたあーっ!!」

【 必 殺 ・ 焼 き 土 下 座 】
【いや……なんかもう……ホントすいませんでした】
795 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 18:14:49.93 ID:OI4KwmKT0
/すいません、飯落ちです
/出来るだけ早く戻りますので……orz
796 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 18:25:19.35 ID:gm7USyjP0
>>794
「………」

剣賢『(プライドの欠片もねえな)』

【土下座する相手に覚めた視線を送る杖と少女】
【多分、ジャンピング焼き土下座だって、雷を落とすのと同じぐらいやるのに根気がいるだろう、多分】
【少女はしばらく土下座する相手をジーッと見つめると】

「………はぁ」

【呆れたようにため息をつき、杖を下ろした】

「とりあえず、謝ってもらおーか!色々含め!」

【何はともあれ、謝罪を要求するようである】
【もう土下座してまで謝ってるのに、なんという無茶振り】

/了解です!
797 :【夢幻神躯】 [sage]:2011/08/08(月) 18:47:33.96 ID:uIA6yWYdo
―――【街・とある広場】―――

街の喧騒を残したまま、太陽がゆっくりと街へと別れを告げる夕刻、夏に似合わない黒の修道服を纏う少女が一人。
公園のような広場の噴水の横に備え付けられているベンチに腰を下ろし、横に大きな十字架を立てかけて空を眺めている。

「……何でもある街ですね、ここは」

独り言を拾い上げるようにして吹いた涼しげな風が髪の毛と修道服を揺らし、独り言を攫って街の空気に溶け込んでいく。
少女の呟き通り、この街には何でもあった。平穏も平和も、その逆である苦境や殺戮だって、何でも揃っていた。
金持ちの気持ちはこんなものなのだろうか、などと他愛も無い事を考えてしまう。何でも揃っている、何でも手に入れようと
思えば手に入る。だからだろうか、心に潜むようにしてぽつりと存在する虚無感が、一人になると妙に大きく感じるのは。
小さく息を吐き出した後、何気なく見上げていた空がまたワントーン暗くなる。もう、夜が近い。

「…祈りの時間、ですね」

そう言って少女は両手を胸の前で組み、ベンチに座ったまま静止する。はたから見れば完全におかしな人にしか見えないのだが。



/殺し合いでも何でも募集です!
798 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 19:45:05.47 ID:OI4KwmKT0
>>796

(ふっ、勝ったな)
(俺の華麗なるザ・ジャンピング焼き土下座に言葉も出ないらしい)

【熱々の地面に頭を擦り付けながら、男は相手にバレない様に勝利の笑みを浮かべた】
【この男の辞書に 『反省』 の文字はない】
【そもそも何を反省すべきかさえ分かっていないのである】

(なんでコイツ、こんなに怒ってんだろうな)
(俺なんか悪いことしたかぁ?)

【どの口がそんなことをほざくのか】
【むしろ悪い事しかしていないと言っても過言ではないだろう】
【しかし本人はかなり真剣に悩んでいるようだ】

「あ、ああ。色々ね、色々」

【とは言ったものの特にコレと言って思いつかない様子で】
【仕方なく戦法を変えることにした】

「ま、まあ落ち着いて、何か美味しいものでも食べながらゆっくり話し合おうじゃないか」
「ほら、あそこで冷たいかき氷でも食べながらさ」

【そう言って彼女の後方にある小さな屋台を指差す】



/ただいま戻りました
/遅くなってすいません……
799 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 19:56:39.54 ID:gm7USyjP0
>>798
「…物で釣るか」

【少女の目は、既に警戒心MAXの非難の目に変わっている】
【ジーッと相手を睨みながらも】

「……ま、いいや」

【とてとてとて、と少女なりに小走りで、カキ氷屋に近づいていく】
【まだ完全に許したという訳ではなさそうだが、カキ氷の誘惑に勝てなかったのだろう】
800 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/08(月) 19:59:13.52 ID:uPXwTaEZ0
>>797
/今から絡んでも大丈夫ですか?
801 :【AMEN-666】 [sage]:2011/08/08(月) 20:00:22.96 ID:uIA6yWYdo
>>800
/もちろんですともー!
/名前を間違えてたので、こちらの名前ですが全然カマンです!
802 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/08(月) 20:06:36.80 ID:uPXwTaEZ0
それでは遠慮なくゴーします!

>>797

「とぅるとぅーるー」

【某コナンの出だしのアレを鼻唄で歌いながら、一人の少女がその広場にやってきた】
【足元まで伸びる金髪を風に踊らせ、灰色のハーフパンツのポケットに両手を突っ込んで】
【そのままベンチに座り制止する少女の目の前を通り過ぎようとするが、そこで彼女はふと足を止めた】

「なんじゃありゃ?」

【まず視界の端に映ったのは、ベンチの横に立てかけられている大きな十字架】
【一体何に使うものなのだろうと考えを巡らせるが、一向に答えは出ない】
【ということでこれが何なのか気になった金髪の少女は、ベンチで制止する少女に近づいて行き】

「ちいーっす! 何やってんの?」

【片手を上げて快活な笑顔を相手に向けて、非常に馴れ馴れしい態度で】
【まずは相手が何をしているのかと、訊ねてきた】
803 :【AMEN-666】 [sage]:2011/08/08(月) 20:12:18.88 ID:uIA6yWYdo
>>802

酷く馴れ馴れしい態度の声音にふっと気づけば―――片手を挙げて眩しい笑顔を輝かせる少女が
目に入った。金色の髪が風に撫でられ踊る姿を見て、素直に綺麗だと思いながら小首を傾げて声にこたえて見せる。

「こんばんわ。何をしているかと問われれば……お祈り、でしょうか?」

文字通り、そう、文字通り祈りである。両手をすっと離して祈りのポーズを解くと、ベンチに立てかけていた巨大な十字架
をごりり、と地面にこすらせながら引き寄せ、大事そうに抱えてからその向こうから覗き込むようにして相手を見る。

「…な、何か…御用でしょうか…?」

黄金の十字架の端をぎゅっと握りながら、相手を純粋な瞳でじっと見つめる。どうやら馴れ馴れしい態度に若干の警戒を
示しているようだ。
804 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 20:17:08.48 ID:OI4KwmKT0
>>799

「雷は落とせてもやっぱしガキはガキだな。ちょろいもんだぜ」

【カキ氷屋に小走りで駆け寄っていく小さな背中を眺めながら男はあくどい笑みをを浮かべる】
【なんとか死亡エンドだけは回避出来たようだが、ここで新たな問題が発生した】

「やっぱあの金、俺が払うんだろうな……」

【とりあえず財布の中を確認してみるが、予想通り殆ど金は残っていなかった】

「今夜も野宿決定かよ……そろそろ布団が恋しいぜぇ」

【宿どころか、暫くは飯抜きになるのは間違いないだろう】
【コレは早急に新たな金ヅル(不良の群れ)を探す必要がありそうだ】
【まあ全てこの男の自業自得なのだが】

「はあ、しゃーねー」
「おーい、あんまし高いのは勘弁してくれよな」

【ようやく諦めたのか溜息を一つこぼすと重い足取りで屋台に近寄っていく】
【予算オーバーを見越して予めやんわりと釘を刺しておくことにする】
805 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 20:20:49.55 ID:gm7USyjP0
>>804
「えーっと…」

【相手の釘なんてお構いなし、値段を気にせずメニュー全てに目を通す少女】
【だってこっちは謝罪される側だもん、もん】

「じゃあ、いちご味で」

【とはいえ、カキ氷の屋台でラーメンなんか売っているはずはなく】
【メニューには、数種類のカキ氷の味が書かれていただけだった】

【いちご味を注文する少女】
【にぃっ、と笑いながら、ついてくる男を一瞥した】
806 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/08(月) 20:22:47.47 ID:uPXwTaEZ0
>>803

「ふーん? お祈りねー。なるほどねー。暇を持て余した神様にでも祈ってたんだ。
 ごめんね、中断させちゃって」

【メンゴメンゴ、とか言いながら笑って謝るその態度には、申し訳なさ等は一切感じられない】
【若干の警戒を抱かれているともいざ知らず、夜空を数秒程仰いだ後】
【何か用かと言う相手の問いに、はっと大きく目を見開いて我に返る】

「あるよあるよ。とってもしょーもないことだけどあるよ御用!」

【少女の澄んだ瞳を自身の青色の瞳で見つめ返して、ビッと彼女は隣の大きな十字架を指差した】

「これ、なに? もしかして、飛んだりするの?
 こう、ぶわーって!」

【両腕をぶわーっと大袈裟に上に持ち上げる。一体この少女はその十字架の何に期待をしているのか】
【到底ありえないような憶測を口にしながら、問いかける】
807 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/08(月) 20:24:10.90 ID:uPXwTaEZ0
>>806
/ミス。
/【隣の大きな十字架】ではなく【目の前の大きな十字架】です
808 :【AMEN-666】 [sage]:2011/08/08(月) 20:28:11.51 ID:uIA6yWYdo
>>806
申し訳なさの欠片すら存在しない謝罪に笑顔。修道服を纏う少女は幾分か自分よりも小さな少女に対し
あきらかな警戒を見せるのも悪いかと思い、もう少しだけ十字架から顔を覗かせてみる。もちろん、十字架の後ろに
隠れたままではあるのだが、何とも滑稽である。
それから、相手がびっと指差す十字架とその言葉に、少女は思わず首を大きく横にぶんぶんと振ってみせる。

「い、いえいえ…飛べないです…これは…その……私が背負わなければならない、罪、といいますか…
 これは、ですね…えと……その……護身、道具……?」

何とも的を射ない答えを相手に返しながら、自分へ引き寄せるようにして抱きかかえる。ありえない憶測ではある
のだが、それも強ち間違いでは無い。”線”としては、だが。
無論、少女がこの巨大な十字架を行使するのは自身に危険があると察知した時だけなのだから、今は使わないし
ただの十字架である。

「……あなたは、何をしていらっしゃったのですか…?」

自分より背の低い相手であるというのに、座っているからか、見上げながら恐々と問いを投げる少女。随分と腰の低いものだ。
809 :【爆炎超動】 [sage]:2011/08/08(月) 20:29:14.66 ID:0hkN3QDXo
【海を近くに臨む廃墟群】

大規模な災害か何かの原因で人が入らなくなった廃墟の街。

灯り一つ無いこの街で月はいつもより明るく輝いて見える。いや、本来はこの光が正しいのだろう。

人の、不必要な光の集まりが自然の光を掻き消している。

隆起したコンクリートの上に座る少年、海の音に耳を傾ける。

夜風が運ぶ湿気が不快だ、されどこの風が無ければ今とは比較にならない程の暑さを感じる事になっていた事だろう。

少年、白い髪に褐色の肌。静かな悲しみを湛えた紅い目。

近づき難いオーラを放っている。



「...?」

低い唸り声、人間ではない。

牙を剥き、喰いかからんとする飢えた一匹狼。

「お前も一人か。」

狼は飛び掛る体制を取る。

「お前までも俺を殺そうとするのか...」


廃墟群に爆音が轟いた...

狼はその音に怯え、逃げ去る。

/なんでも募集です!
810 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/08(月) 20:36:39.31 ID:uPXwTaEZ0
>>808

「なんだ、飛べないの? なんかそれっぽかったのに。
 ……罪? 護身道具……?」

【首を傾げ、不思議そうな目で少女を見る】
【目の前の異様に巨大な十字架は罪という概念的な物には見えなかったし、護身道具にも見えなかった】
【持ち上げて不審者でもぶった叩くのだろうか、とか少女が十字架を持ち上げる様を連想していると】
【恐る恐るといった様子で質問を投げかけられた】

「何をして……うーん、特に何も? 暇だからとりあえず散歩? みたいな!」

【両手を広げ、小さく笑みを浮かべて、非常に曖昧な答えを返す】
【親指を立ててウインクをし、曖昧な返事を誤魔化そうとしている】

「強いて言うなら、とぅるとぅる言ってた」

【おまけに意味不明なことを付け足して】
【訳、鼻唄歌ってた】
811 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 20:45:29.14 ID:OI4KwmKT0
>>805

(メニューがカキ氷オンリーで助かったぜ……)

【もしこれがラーメン屋だったりましてファミレスだったなら、一か月はそこでタダ働きだっただろう】

「いちごか。まだまだガキんちょだな」
「俺はブルーハワイを頼む。大人だからな」

【なぜブルーハワイが大人の証ということになるのだろうか】
【カッコつけて注文しているが、なにせカキ氷屋なのでとにかくウザいだけである】
【店員さんも若干引いているようだ】
【いやもの凄く引いている】

「なあ、一つだけ聞かせてくれ」
「さっきはなんであんなに怒ってたんだ?」
「ちゃんと謝るからさ、教えてくれよ」

【巨大な氷がガリガリと削られ、白いパウダー状になり小さな紙コップの中に落ちていくのを眺めながら】
【先ほどから気になっていたことを尋ねてみる】
【何度考えても理解できないようだ】
812 :【AMEN-666】 [sage]:2011/08/08(月) 20:49:04.35 ID:uIA6yWYdo
>>810
不思議そうな目でこちらをみつめてくる相手に、少女は申し訳なさそうな顔を伏せてしまう。

「と、飛べなくてすみません…」

謝るところはそこでは無いと思われるのだが、追求しても仕方が無い事であるため置いておくとする。
それはさておき、こちらの質問に対して軽快に答えを投げ返してくれた相手にほほう、といった具合に
何度か頷いてみせる。至極曖昧な返答にも思えるが、散歩、というものはいつだって目的があるわけ
でなく、暇であれば何となく行うものだ。親指を立ててウインクまで飛ばす理由は定かではなかったが、
底抜けに明るい相手に少女の警戒はゆっくりと解かれ、いつしか十字架から、では無く、その十字架を
自身の横に置くようにしてからちゃんと正面から顔を向けて話すようになっていた。

「とぅ、とぅるとぅる、ですか……鼻歌ですかね…」

ご名答である。もちろん、とぅるとぅるという鼻歌はあまりきいた事が無いのだが。

「……もう夜も遅くなりましたが…お一人、なのですか…?」

あたりを見回せば、いつのまにか太陽などとっくに街に別れを告げ、入れ替わりに月が街を覗き込むようにして
顔を見せている時刻である。小さな少女が一人で街を歩いていては良い事になるわけがないのは明々白々、
それを心配したのだろう。
813 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 20:51:38.77 ID:gm7USyjP0
>>811
「…お、おう」

【冷めた瞳で、ブルーハワイを注文する男を一瞬見つめた】

【男より先に受け取ったいちごカキ氷をしゃりしゃりと食べながら】

「お前、そりゃ、ストーカーしてきたり上半身裸だったり、あと…」
「む、胸が小さいだとか………」

【だんだんと声が小さくなっていく】
【若干顔を赤くしながら、少女はそれを隠すように夢中でカキ氷を食べている】
814 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/08(月) 21:00:44.80 ID:uPXwTaEZ0
>>812

「そうそう、鼻唄! コナンのあれね!」

【正直意味が伝わるとは思ってなかったため、相手の名答に思わず笑顔で拍手を送った】

「イエス、ロンリー。お一人さまでーす!」

【少女の心配をよそに、能天気な笑顔と共に答えを返す】
【言われてみれば空は闇に染まり、街灯に明りが灯っている】
【顎に手を当て、何かを考える素振りを見せた後、あっと声を上げて思い出したように言葉を続かせる】

「あたし、イェル! あなた何?」

【確実に年上であるというのに、名前を訊ねる時でも敬語を使おうとしない、馴れ馴れしい態度だった】
【先に自分から名乗っただけ、まだ礼儀を知っている方かもしれないが】
815 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/08(月) 21:06:42.36 ID:arU1iorT0
【街の中の公園 (夜)】

「せいっ、はっ」(…駄目だ、完全に癖になってる)
【段々人が減っていき、静かになっていく暗い公園の中、一人の青年が拳法の型打ちをしている】
【見た目は知的そうで拳法に向いていそうにないが…、人は見かけによらずと言うものなんだろう】

「…せいっ」(…森が懐かしい)
【もう時々人が公園の横を通る中、青年は時々掛け声をあげていた】

/殺し合いの場合、危険になると逃げる可能性があるのでご了承を
816 :【AMEN-666】 [sage]:2011/08/08(月) 21:09:22.78 ID:uIA6yWYdo
>>814
「こ、こな、ん……?」

首を傾げながら必死にその”こなん”という単語について模索を続けるものの、一向に答えは出てくる事無く。
素直に知らない、と言ってしまえばいいものの、自分の無知を悟られたくないのか否か、最終的にはその言葉
を流すようにして咳払いし、続く相手の言葉に答える事とする。

こちらの心配をよそに、相手は警戒はおろか笑顔で一人と言ってのけるものだから、少女は思わず立ち上がって
両拳をぐっと握り締めて慌てたように相手に食って掛かる。

「だ、だめですよう女の子一人で夜道なんて歩いちゃっ…危ないですし……もう暗いですし……この街は
危ない人がたくさんいるんですよう…?」

思わず立ち上がって食って掛かった自身の行動に気づいたのか、最後の方はとても小さく、呟きに等しい程の声。
だが、一応は心配しているようで、力なくベンチにぽすん、と腰を落としたのちに小さく「…突然、すみません…」と謝ってみせる。
それから、相手が名乗りを上げたのに顔を上げ、小さく微笑んでから名乗り返す。どうやら礼儀知らずなのはあまり気にしないようだ。
それよりも、何?と聞かれた事に対して自身の身分を言えばいいのか、名前を言えばいいのか迷った挙句―――。

「私、ですか…?私はセレナ・クロウリーと申します…修道女、です…」

と、身分も名前も明かして自己解決するのだった。

「…おうちは近いんですか?一人で帰るよりは、大勢の方がいいですから、わたしでよければ途中まで送りますけど…」

小さな少女を放っておけない、というのだろう。
817 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 21:18:59.42 ID:OI4KwmKT0
>>813

(……あー、そゆことね)

【羞恥に頬を染まっていくのを見て、男はようやく全てを知る】

(コイツはつまり、今流行り(?)のボクッコだかオレッコとかいう訳の分からんアレか)

【要するに男の口調をした女の子、ということだ】

(変な奴だな)

【彼女にはあまり似合っていないように感じるが口にはしないでおく】

(そういえばアイツもこんな喋り方だったな)

【この前廃墟群で出会った一人の女のことを思い出す】
【彼女は今もまた何処かで迷子になっているのだろうか】

「その、驚かせて悪かった。これで良いか?」

【そう言って腰に巻いていたトレーナーをきちんと着直して頭を下げる】

「後を尾けたのはその、お前に興味があったからだ。ムカつかせて悪かった」
「あー、まあ、胸なんて所詮飾りだ。んなもん無くてもお前は十分かわいいと思うぞ」

【微妙にニュアンスが違うが嘘は言っていないはずだ】
【もう一度深々と頭を下げる】

「お詫びと言っちゃあなんだが、俺のブルーハワイ半分喰っていいぞ」

【店員から受け取った大きめのカキ氷を彼女に差し出す】
818 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/08(月) 21:20:40.22 ID:uPXwTaEZ0
>>816

「お、おおぅ」

【突然立ち上がって食って掛かる相手に、思わず一歩後ずさりする】
【今まで消極的な態度だったものでベンチに座っていたものだから、上から言葉を投げかけられることに少し吃驚した】
【しかし、言い終わり再びベンチに腰掛けて謝る様子を前に、何故か面白さを感じて小さく笑みを零した】

「大丈夫大丈夫! 危ない人がたくさんいても、あたし強いし! ビリビリだし! 中二だし!」

【少女の心配を察したのか、胸を張って自分は大丈夫だと相手に告げる】
【とりあえず根拠を並べ立ててみるが、最後辺りは意味のないもののように思う】

「セレナだね。おっけー覚えた。あはは、修道女なのは見れば分かるよ」

【身を包む修道服を眺め、けらけらと楽しげに笑って見せる】
【何が楽しいのか分からないが、この少女は終始楽しそうな雰囲気を醸し出している】

「……いや、おうちは遠いよ。超遠い。だから残念だけど、セレナじゃ途中までも送れないかなー」

【後頭部で両手を組み、ごめんね? と笑って相手の申し出を断った】
819 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/08(月) 21:22:02.11 ID:FqyywpeAO
>>815
【青年へと近づくのは、白の布地に緑で彩られたロングスカートの少女。】

武術を学ぶことによって心身共に鍛えられて、愛を学ぶのですね

【「愛など要らぬ」と語った聖帝も、拳王も最終的には愛の重要性を知った。】
【武術で愛を学ぶというのも有りであろう。恋心では無い意味で。】

素晴らしいわ! そんな貴方にプレゼント

【少女はブロンド色の髪の毛を揺らしながら、冷えた清涼飲料水のペットボトルを両手で青年へと手渡そうとする。】
【これもいくつしみの実践。所謂『愛』。ああ素晴らしきかな。】
820 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 21:23:40.89 ID:gm7USyjP0
>>817
「『{《えっ》}』」

【一人と三体全員が驚きの声を漏らす】
【今相手が言った『興味があったから』という言葉についてだ】

「あ、あぁ、うん…分かった許す」

【あっさりと謝った事に呆れながらも、とりあえず許すらしい】

剣賢『(いいいい、今、興味があったとかなんとか言ったよな)』
操作《(やっぱり、その、俗に言うロリコンなんでしょうか)》
平和{(うわぁ…)}

【だがこの三体には完全に勘違いされてるね☆】

「…そうか」

【ずいっと顔を突き出し、相手のカキ氷のカップに顔を近づけると】
【がぶっ、と犬のように、スプーンも使わずに食らいついた】
【そして半分、いや、もしかしたら3/2ぐらい、一気に口に含み】
【しゃくしゃくと美味しそうに咀嚼するのだった】
821 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/08(月) 21:28:58.95 ID:arU1iorT0
>>819
「せいっ、ん……!?」(What!?)
【型打ちをしていた青年は彼女に振り向いてしこたま驚く、何故なら青年は彼女を知っており、今の彼女の性格が何かおかしいからだ】
【青年は一瞬を口を開けてポカーンとするがすぐに戻り】

「えっ?えっ? なっ、何ですか一体?」
【伊達眼鏡をかけなおし、青年は心底驚いたような顔になってペットボトルを受け取ってしまう】
【この姿じゃなければ何でこんな事をしているの? と聞いていたのに、うらめしや、歴史の先生】
822 :【AMEN-666】 [sage]:2011/08/08(月) 21:29:22.49 ID:uIA6yWYdo
>>818
胸を張って大丈夫と告げられるものの、相手は小さくいたいけな少女、大丈夫であると言われても些か
信憑性にかけるといったものだ。だが、それ以上の追随は出来ずじまいなのも、自身である。
強いし、ビリビリだし、中二だし、という文句の意味はわからなかったものの、とりあえず察する事が出来た
事柄といえば―――能力者である、といったところか。
もちろん、この街には能力者が溢れているのだから、この小さな少女が能力者であっても別段不思議では無い。
夜になっても平気な顔で出歩いているのだから、妥当な憶測だろう。根拠が無いのはこちらも同じではあるのだが、
実際真夜中になって襲われても、警察機関や各所が動くのだからいいか、なんて思いこんでおく。
終始楽しそうな雰囲気を崩さない相手は、手を組んでから笑顔で申し出を断るものだから、少女も立ち上がる
事はせず、ただただ心配そうに頷くだけ。

「そ、うですか……あ、危なくなったらちゃんと助けてー!って叫ばないとだめですからねっ…それと、その、頑張って
ばーって暴れて逃げなきゃだめですからねっ」

曖昧すぎる忠告である。
申し出を断られてしまったのならば仕方が無いと思ったか、少女は立ち上がって十字架を重そうに持ち上げると、背中に
よいしょっと担ぎ上げ、器用に頭を下げてみせる。
重そうに持ち上げているものの、全然顔色は変わっておらず、寧ろ重そうというよりは少しだけ面倒くさそうに見えるだろう。

「それでは…わたしもここらへんで失礼しましょうか……ほ、ほんとに危なくなったら助けてーって叫ばないとだめですからねっ」

大切なことなので二回言ったのだろうか。
このまま声をかけなければ、相手とは反対方向に、少女は歩いて去っていくだろう。
823 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/08(月) 21:39:21.34 ID:FqyywpeAO
>>821
頑張っている人間を認め、尊敬し、敬意を払う
これがこの世界に『愛』を広める第一歩!
【宗教にのめり込んだ人間みたく、恥ずかしげも無く目を輝かせながら、堂々とそんな事を語る。】
【性格が変えられてなくとも適当な性格の彼女は青年の変装を見破れなかっただろう。】
【ましてや今の状況。どうして見破ることが出来ようか。反語である。】

さあさあ、その乾いた喉を潤してください。勿論お金なんてものは取りません。無償の愛よ

【以前なら間違い無く金を取っていた。その上わさびを混ぜるなどという悪戯すらしていただろう。】
【だが煩悩その他諸々を燃やされた彼女は決してそのような事はしない。そう、罠なんかでは無いのだ。】
824 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/08(月) 21:39:24.43 ID:uPXwTaEZ0
>>822

「助けてー! だね、一応分かった……けどさ、セレナ。
 なんかあたしのこと、子ども扱いしてない?」

【子供に言い聞かせるようなその口調は、少し少女を苛立たせるものだった】
【遠い地にいる心配性の母親を思わせる相手に、頬を膨らまして見せる】
【重そうな十字架を担ぎ上げる動作に、おおっと声を漏らした】

「……分かったよ。叫ぶ、叫ぶからっ! なんかその、子供扱いやめてよ!」

【大切なことなので二回言われたことを面倒くさそうに了解し、後ろ歩きで彼女は歩いて行き】

「それじゃ、またねセレナ!」

【最後に名前を呼んで別れの言葉を告げ、くるりと相手に背を向けて小走りにその場から去って行った】

/絡み乙でした!
825 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 21:40:28.60 ID:OI4KwmKT0
>>820

「ああ、ありがとな」

【ようやく彼女の許しを得て、やれやれと安堵の笑みを漏らす】
【自分の迂闊な一言が新たな波紋を呼んでいることにはもちろん気づかない】
【緊張が解けると急に喉の渇きを覚えるもので】
【事前にカキ氷を買っておいて良かった、と自分もブルーハワイに手を付けようとするが】

「あっ、こらテメ」

【既にその殆どを彼女に食べられてしまっていた】
【コレは流石にひどい、と思わず抗議しようとするが】

「……ま、いっか。もう全部やるよ」

【しかしここでまた彼女の怒りに触れては大変だと思ったのか】
【泣く泣く残りも差し出すことにする】
826 :【AMEN-666】 [sage]:2011/08/08(月) 21:41:00.83 ID:uIA6yWYdo
>>824
/こちらこそ絡みありがとうございましたー!乙です!
827 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 21:43:40.88 ID:gm7USyjP0
>>825
「ふふん」

【嬉しそうに鼻を鳴らすと】
【遠慮なんてせず、ばっと相手のカキ氷を奪い】
【一気にばくばくと全部食べつくした】

【だがそんな事をすればもちろん】

「…っ〜〜〜!!」

【少女は頭を抑えて声にならない悲鳴を上げた】
【妖怪キーンが現れたのである】
【頭痛が痛い】
828 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/08(月) 21:46:06.86 ID:arU1iorT0
>>823
「……うん」(これは…暑さで頭でもやられたか?)
【謎の気迫に押され、仕方なくペットボトルの蓋を開けた】
【初対面と言う設定で彼女がこんなにも変わった原因を探すのは骨が折れそうだ】

「…いきなりで失礼ですけど最近いい事ありましたか?」(うーん、これが無難か)
【一口飲んでから思考を練り、質問を相手にぶつける】
【これで相手が愛が人に幸せにすると思い込んだ原因が分かれば御の字だ】
829 :【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki [sage]:2011/08/08(月) 21:50:41.35 ID:505jWAeho

緑は生い茂り、夜の闇に包まれる。
暗黒大魔獣が出てくるわけでも、モスラもジャッキーチェンも居ない。
そんな、理不尽なまでに何の変哲も無ければ、何の理由も無く、一般的で普遍的な普通性を保持した公園。

    ───カチャリ……カチャリ

「────ほぅ………矢張り脂身が多くなく、適度に筋肉質である部分が美味しいですね」

スプーンを持った40代半ばと想定される男。 所謂、おっちゃんが。
公園の中のベンチに座り、目の前に据え付けられていた机と言う名の万能底上げ装置に
何やら   『肉』  の様なものが調理されたものを皿に盛り付けられて置かれている。
其の    『肉』  らしき物体Xをスプーンで器用に切り分けながら食べ進めているおっちゃん。
大きな黒いスーツを着て、食事に勤しむ頭髪の薄いおっちゃんは、食べながら微笑んでいた。

//何でも募集です!
830 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/08(月) 21:55:35.05 ID:FqyywpeAO
>>828
【少女はうーん、と小さく唸り、口元に人差し指を当て首を傾げる。】

愛の為、日々働く仲間達の一員になれた事。
素晴らしいお稲荷様に出逢い、愛に目覚めたこと
毎日が良い日だけど、大きな出来事はこれくらいかな

【前者は不殺同盟への加入。後者が原因。】
【隠す必要も無いので素直に答え、】

どうしてそんなことを聞くの?

【それと同時に疑問点。初対面(と彼女が思っている)の人間にどうしてそのような事を聞くのか。それを青年へと聞いてみた。】
831 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 21:58:21.11 ID:6cOujKvZ0
>>829
【公園・夜】
【夜の公園にカラカラと車椅子の車輪の音が虚しく響く】
【その車椅子に座するのは麗しく美しい女性。その顔立ちは現世のものか疑うほどに美しく幼さも残す】
【簡単に言えば凄く可愛い童顔の人物が乗っていた。ついでに右足が完全にない】

「………眠い」

【家には帰りたくない彼女。親とは不仲なのだ。イロイロな理由が重なって両親と喧嘩、家出した】
【そのため彼女は今公園で寝泊まりしているのだ。なので眠たくなったから来た】

【何かを食べているオッサンがいても気にしない。ベンチに向かって車椅子を走らせる】
【こちらがオッサンを無視してもオッサンにはこの美麗な人物が目に入って入るだろう】

【まあ、本当は男なんですけど】
832 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/08(月) 22:02:03.79 ID:arU1iorT0
>>830
「おっ、お稲荷様…」(…どういうことだ?)
【引きつった笑顔を出し青年の脳はフル回転する】
【お稲荷様と言えば間違いなく彼女だろう、しかし何故こんな事になったのだ?】

「えっ? 何故って…あっ、またいきなりなんだけどちょっとだけ目を瞑ってくれない? 感謝の気持ちにサプライズな事するから」
【質問をされて戸惑う青年はすぐにある奇策を思いつく、相手が言うことを聞いてくれるか賭けだが】
【とりあえず彼女がいきなりこんな性格になるはずは無い、これは宝刀を試さざるおえない】
833 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 22:03:03.90 ID:OI4KwmKT0
>>827

「ははっ、キーンって来たか。キーンて」

【予想外の子供っぽさに思わず吹き出してしまう】
【意外とかわいいところもあるじゃないか、と驚いたらしい】

(魔法使いってのも意外と普通なんだな。頭キーンとか)

【そこまで考えてから、厭なことを思い出しこちらも頭を抱える】

(もう財布を逆さに振っても何も出ねぇ……)

【どうやら早急に金鉱(不良の群れ)を掘り当てる必要があるようだ】
【そうと決まれば彼女と一緒には居られない】
【殴り合いの喧嘩など幼い子供に見せられるものでもないだろう】

「そんじゃあ俺はそろそろ行くわ。ちょっと寄るところもあるしな」

【少しつっけんどんに言い放つと足早に歩き始める】
【彼女に止められなければそのまま何処へともなく立ち去ることだろう】
834 :【心通武工】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 22:07:12.36 ID:gm7USyjP0
>>833
「く、くっそー…」

【頭を抑えて悔しそうに口を閉じる】
【普通、どこまでも普通の少女…何故なら、少女は魔法使いではなく普通の少女だからだ】

「…?」

【相手が頭を抑えるのを不思議そうな表情で見つめる】
【もちろん、お財布事情のことだとは思っていない】

「おー、じゃなっ!」

【大きく手を振って見送る】
【そしていちごのカキ氷を一口食べると】

「寄るところってどこだろ…」
剣賢『幼稚園とかだろ…』
平和{うわぁ}
操作《ちょっと、あからさまですかね……》
「お前ら、そろそろ許してやれよ」

【はぁ、とため息をつきながら、少女も踵を返して姿を消した】

/絡みありがとうございました!
835 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/08(月) 22:11:37.75 ID:FqyywpeAO
>>832
出会ってすぐの人間に、遊び目的で甘い言葉をかけ甘い口付けをする間違った『愛』を行う人は、わたくしの『愛』の信念の下で体中に打撲傷と共に正しい『愛』を叩き込みますからね

【青年と彼女は異性。青年がプレイボーイには見え無いが、至高の笑みを浮かべ、唇を奪われないようにと釘を差す。】

……。

【以前の性格なら一蹴して終わりだが、現在は違う】
【彼女は青年に言われた通りに目をつぶった。】
836 :【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki [sage]:2011/08/08(月) 22:13:28.20 ID:505jWAeho
>>831

おっちゃんと呼称される、其の人物
────即ち、夕食を優雅に優美に完食へと向かうべく食べ進めている男
は、静かに車椅子を走らせて近づいてくる少女(?)を一瞥する。


「──もし、もし。 其処にいらっしゃるお嬢さん」
「出来る事ならば────否、出来る限り努力をして、其れ以上近づかないで下さい」

一瞥した男の瞳は妖しく且つ、怪しく光っており、輝いており、戦慄いている。
まるで、其れ以上近づけば何か見たくもないものを見ることになるぞと脅しをかけるように
ニコニコと、しかし、粛々とし、毅然とした態度で停止を要求する。

それにしても、このおっちゃん、間違えている。
837 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/08(月) 22:15:26.10 ID:OHED0iJv0
「――……夜、か」

 コンテナ埠頭、その隅。
 一つのコンテナの上、寝ていた“独り”の女性が目を覚まし。
 埠頭が眠りにつく頃、起き上がる。

「ん、っ――」

 漣の音の中、コンテナの上に立ち、宛ら、星を掴むように腕を空へと伸ばし、伸びをする。
 潮風に、夜空に浮かぶ月明かりに染まったようなポニーテールを揺らし。
 伸びが終わると同時に、赤い瞳が煌めく。

 ふと、とれていた眼帯を取り、目にかける。
838 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 22:16:46.35 ID:OI4KwmKT0
>>834

「おう、じゃあな。気を付けて帰れよ」
(まあアイツならどんな不良相手でも瞬殺だろうけど)

【そんなことを考えながら右手を振って別れを告げる】

(さーて何処から行ってみるかねぇ)

【良い子には見せられないほど邪悪な笑みを浮かべて男は夜の街へと繰り出した】



/絡み乙&ありでした!
839 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/08(月) 22:18:05.36 ID:arU1iorT0
>>835
「OK、すぐ終わるから」(集中…集中…)
【忠告を聞き流しつつ息を大きく吸い込み体に力をこめる】
【そして青年は目をカッ!と開き】

「目を…覚ませ!!」(伝説の横斜め45度チョーーップ!!)
【青年は右手を振りかざし、掛け声と共に相手の左こめかみに鋭い手刀を出す】
【さらに直撃した瞬間、目を覚まさなかった保険として左手で光の矢を生産、当たった後、すぐにこれを相手に突き刺しダメージを受け取る】
【これで彼女は急に鋭い痛みが走ったと思いきや痛みが無くなったと言う不思議な感覚を味わうだろう】

【これで覚醒する事を祈るばかりだ】
840 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 22:20:29.81 ID:6cOujKvZ0
>>836
「俺はお嬢さんじゃ……はあ?」

【突然それ以上近づくな、と言われてしまった】
【なにか悪いことでもしたのだろうか、それともなにか別にあるのだろうか】

「な、なんだょ……」

【とりあえず忠告通り車椅子を停止させ、おっちゃんの方を向く】
【何故自分は近づいてはいけないのか、それを聞こうと思い、声を発した】

【だが、途中から彼女の声は小さくなっていく】
【何故ならば、彼女は見てしまったのだ。なにが見えたかと言えば】

「………なに…食って…んだよ……?」

【肉が見えた】
841 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/08(月) 22:25:35.20 ID:FqyywpeAO
>>839















酷い。貴方の事を信じていたのに!

【駄目だったああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!】
【痛みは消せても衝撃までは殺せ無い。強く当てられた結果、彼女は地面へと崩れ落ちる。】

どうして……。私、悪い子だった? なにか傷つける事をしましたか!?

【両手を顔に当てても、指の隙間から滲み出る涙や、声色からも彼女が啜り泣いているのがわかるだろう。】
842 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/08(月) 22:26:04.05 ID:FqyywpeAO
>>839















酷い。貴方の事を信じていたのに!

【駄目だったああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!】
【痛みは消せても衝撃までは殺せ無い。強く当てられた結果、彼女は地面へと崩れ落ちる。】

どうして……。私、悪い子だった? なにか傷つける事をしましたか!?

【両手を顔に当てても、指の隙間から滲み出る涙や、声色からも彼女が啜り泣いているのがわかるだろう。】
843 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/08(月) 22:27:09.35 ID:FqyywpeAO
/連投ごめんなさい
844 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/08(月) 22:28:46.43 ID:ajz6wWsKo
>>837

はぁ〜……腹減ったぜ、クソ……

【燃えるように逆立つ金髪、整ってはいるが目付きの悪い顔立ち】
【闇に溶けるような黒いレザージャケットを羽織った青年が、そんなコンテナ群の横を歩いていた】
【あまりに金がないため、魚でも釣ろうかと考えていたらしい】
【しかし釣竿がないことに気づいたのは、此処についてからである】
【そんなわけで、仕方なく潮風にあたりながらの散歩と洒落込んでいたようだ】

……ん、何やってんだアイツ

【隅にあるコンテナ、その上に誰かが立っているのが見えた】
【一体何をやっているのだろうか。興味本位でコンテナの下まで移動する】
【昼間だったらこの位置からならいいものが見れただろうに、と後悔しながら】
【青年は、暇だったため声をかけることにした】

……なぁ、アンタ何やってんの?

【あまり大きくない声……しかし、風と波の音しか聞こえない此処では十分な声量で呼びかける】
【下を見れば、目付きの悪い青年が睨んでいるように見えるだろう】
【見ているだけなのだが、目付きの悪さ故である】
845 :【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki [sage]:2011/08/08(月) 22:32:01.61 ID:505jWAeho
>>840

遠くで犬と言う名前の畜生が壱つ吼える。
 弐つ吠える。
  参つ咆える。
   肆つ吼える。
其の後、やけに季節が早い鈴虫の声が止まり、空虚な静かさが周りを包むこんだ。

「何を?………と仰りましたか?」
「───いえ、お答え頂かなくて結構で御座います」

「答えは唯一。 肉料理……で御座いますが?」

此の小太りの男の言いたい事は壱つだ。
目の前の相手の見た光景に対して『だから、どうした』と言うのだ。
汚れた口元をテーブルに置いてあったナプキンで拭き取ると、相手を見詰めながら、笑う。
846 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/08(月) 22:32:54.58 ID:arU1iorT0
>>841
「…駄目か」(ここからはシリアスにいくか)
【内心ガッカリしつつ、気持ちを変える、ギャグパートじゃ青年はとてもじゃないがやっていけない】

「いいですか? 自分が見た所、あなたは催眠に掛かっている徴候が見える、気の毒ですがショックを与えます」
【冷静に、すらすらと嘘を出しつつ次のチョップの準備をする】
【まぁ卓矢の時に一回ただで直す約束をしたから青年はそれをこなしているだけ】
【また青年は腕を振りかざし、脳天へとチョップをくわえる、また光の矢を使うので衝撃だけが来るであろう】
847 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/08(月) 22:34:39.72 ID:arU1iorT0
>>846
あっ、確定攻撃になるので「チョップは脳天へと向かっていく」に変化してください。
848 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/08/08(月) 22:35:25.24 ID:IkdLlJewo
夜闇に包まれ静寂の内にある一つの街道
等間隔に設置された街灯が橙の光を落とし、街路樹を明るく照らし上げる穏やかな空間
人通りも多く無いこの通りを歩く一人の男の姿が有った
極端に若くも無いがしかし歳をとっている様でも無いその男は、紺色の着物を着てのんびりと足を動かすばかりである

「大分、熱気が籠る夜だな…」

心底嫌そうに呟かれる言葉は静かに暗がりに消えて行くだけ
男に目的が有ると言う事も無く、ただ何とはなしに一つの公園に足を踏み入れてみる
公園に足を踏み入れて二三歩の位置で止まると、ゆるやかに腕を組んだ

「怪談の一つでもあるものかね」

試す様に、挑む様に呟いたその言葉を聞きとる者は居るのだろうか
849 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/08(月) 22:39:37.83 ID:OHED0iJv0
>>844

「――……?」

 声の下方向を見ると。
 一人の青年が。

 何か、してしまったのだろうか。
 何故か、睨まれている――と、感じてしまう。

 そして、一歩下がる――スカートの裾をおさえながら。
 尤も、白タイツに包まれた下半身では、事故の心配は元よりないのであるが。

「……」

 左目、片目で青年をしばし見つめた後。
 ふい、と顔をそらす。
 目を合わせて、喧嘩を売っていると思われ、余計な争いごとを増やしたくなかったからである。

 ――勿論、思いこみ。

「何をしているかと聞かれれば。――寝て、“ました”」

「本当は、夕方には去るつもり、でしたが、見ての通り、既に夜。でした」

 テンポ悪く、丁寧語を紡ぎながら。
 青年の質問に律義に返していく。
850 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 22:41:39.92 ID:6cOujKvZ0
>>845
【やけに静かなこの空間】
【その不自然な静けさが目の前の人物の言葉の一つ一つを際立たせる】

「にく…りょうり…か」

【つまりそう言うことなのだ】
【このオッチャンは肉料理を食べていたのだ】
【それ以外の何物でもない。そう公園で肉料理を食べていただけ】

「しょうか…しょうだな。うん。わかった。わかりましたよ」

【台詞を噛んだ。これには脳を損傷している、というれっきとした理由があるのだ】
【脳を損傷して体がうまく動かない。それは口も例外でないのだ】
【冷や汗ダラダラで車椅子の車輪に手を掛けながら言い】

「じ、じゃあな!」

【そのまま逃げようと車椅子を動かす】
【しかし体が麻痺している為に速度が出ない。ゆっくりとしたスピードで走っている】
【このくらいの速度ならば早歩きでも追い越せるが、果たして…】
851 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/08(月) 22:43:42.22 ID:FqyywpeAO
>>846
【青年の言葉に顔を上げると、降りかかってくるのは青年の一撃】
【衝撃により今度は地面へ投げ出され身体中を砂色に染め上げる。】

何が催眠術よ! 流石に怒った。
貴方のその極悪非道っぷりに怒りを覚えました!

【両手で地面を押し、体を起こして指で涙を拭う。】
【そして以前見せたのと同様に背中に光の翼を生成。これが意味するのは――】

『愛』の力を以て貴方の荒んだ心をぶっ飛ばす!
私も不殺同盟員。殺しませんから安心しなさい

【――――戦闘の開始の合図であった。】
852 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/08(月) 22:47:56.57 ID:ajz6wWsKo
>>849

へぇ、寝てた、ね……暑くなかったのかよ

【夕方には去る、つまり昼間っからこんなところにいたらしい】
【季節は夏、たとえ目の前に海が広がっているとはいえ、コンテナの上は暑かっただろう】
【わざわざそんなところで寝る辺り、変わったやつだなというのが青年の女性に対する印象だった】

んなビビんなよ……とって食うわけでもあるまいし

【顔を逸らされ、なんとなく不機嫌そうな声で言う】
【見た目が不良っぽいせいかこういう反応には慣れているのだが、快いものではない】
【もしかして言葉がとぎれとぎれになっているのも自分のせいなのだろうか?】
【……もしそうだとしたら、結構ショックである。しかし髪色も顔つきも生まれつきなのだ、しょうがない】
853 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/08(月) 22:50:55.37 ID:arU1iorT0
>>851
「…ふぅ、これは自信が無くなってきたな」(まぁ痛みは全部引き受けてるから心の痛みは少ないけど)
【相手が翼を出しても、彼女が能力者だと知っても、青年は汗ひとつ流さずに眼鏡をポケットに仕舞い込む】
【まぁ駄目なら駄目でさっさと謝ればいい話なのだ】

「…いいですよ、自分はできるだけ重い一撃を出します、それで目を覚ますのを願いますよ」
【青年の目は鋭く、冷たく、相手の腕・足・そして彼女の目をしっかりと見つめる】
【そして右足を下げ、左足を前に出し構える、八極拳の構えになる】
【こちらも戦う気は十分、相手の攻撃を待つ姿勢になる】
854 :【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki [sage]:2011/08/08(月) 22:51:26.82 ID:505jWAeho
>>850

男は不気味なほどに静かに笑っていた。
其れで良いのだとでも、言うように、笑っていた。
笑顔。先ほどまで、汗だくだった顔には今は一筋の汗すら流れていない。
笑顔。何一つ悪い事などしていない様な、聖人君子すら浮かべそうに無いほどに。
笑顔。薄っすらと開いた瞳には、これといった感情は浮かんでいない。

男は立ち上がった。
身長は案外高く。足も別段短すぎると言う事は無い。
スタッスタッと効果音が立つほどに公園から抜け出そうとしている彼女に向かって歩く。

そして、追いついた折には、彼女の乗っている車椅子。
其れの取っ手を掴もうとするだろう。 もっとも、彼女のスピードを決して緩めさせる訳ではなく。
其れを後押しする様な形で、取っ手を握ろうとするだろう。


「さて、貴方には選択肢が幾つか有ると思いますが?」
「…………えぇ、私は とても……    『とーっても』   困っているんですね。 えぇ。」


掴めたならば、車椅子を押しながら、ひんやりとした言葉遣いで呟くだろう。
855 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/08(月) 22:58:41.86 ID:OHED0iJv0
>>852

「……潮風は。割と涼しい――ですから」

 そう言いながらも。
 着ている服は、汗で染まっているのだった。

 案外、影ができているのだろう。
 しかし、季節的に。
 場所的に――喉が渇く。

 思い出したように、懐から取り出すのはカフェオレ。
 喉を潤すのに、選択肢があっているとは言えないが。
 蓋をあけて、中身を一口した後、青年が『ビビるな』と。

「別に。ビビっているわけでは……ただ」

「……余計なお世話かも。しれませんが」

 やはり、テンポ悪く、丁寧語が青年に話していく。

「夜は、こんばんは。と言ってからの方が」

「柔らかく見える。かも、しれません――」

 それを言って、もう一口。
 そして、様子をうかがう様に――怒っていないか、確認の意味を含め。
 一顧を青年に向ける。
856 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/08(月) 23:01:05.10 ID:FqyywpeAO
>>853
受けなさい。私の一撃!

【左足を、そして左腕を前に構える。そしてほんの少し前へと姿勢を倒した後にすぐ、砂を巻き上げながら猛スピードで青年へと接近を試みる。】
【もし成功したならば、右腕に光を灯し、素早く軽い一撃をお見舞いするだろう。】

【今更ながらだが、邪なる心を焼かれた結果に引き起こされたのが戦いとは皮肉なものである。】
857 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 23:01:56.72 ID:6cOujKvZ0
>>854
「うぐ…」

【案の定彼女の乗る車椅子は男に捉えられた。いや、捕えられたと表現すべきかもしれない】
【しかし車椅子が停止することはなかった。これはこのオッチャンの『余裕』からくるものか】
【しかしそうなのだとすれば、少し残念な結果に終わるかもしれない】
【男の頭上には、結構大きなてるてる坊主が浮遊しており―――】

ピシャ-ン!

【―――その下方部から鋭い閃光が迸る。その青白い閃光は一直線にオッチャンと美少女(?)に向って走り出す】
【それは一般的に言う『雷』当たればタダでは済まないかもしれない。お互いに】

【車椅子の彼女と言えば、衝撃に備えて目を硬く瞑り、歯を食いしばっている】
【ちなみに雷に当たっても、稀に無傷な場合もある、と書かせて頂く】
858 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/08(月) 23:08:44.55 ID:arU1iorT0
>>856
「お断りだね」
【青年は、涼しい顔をして彼女から貰ったペットボトルを使い、その一撃を受け止める】
【この能力は森の時に見たし、しかも攻撃は真っ直ぐと、すごく単調な物だった】
【相手の動きをちゃんと読めば受け止めるのは難しくはない】

「せいやっ!」
【青年は両手で攻撃を受け止めつつ、右足を使い、彼女の腹部に蹴りを入れようとする】
859 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/08(月) 23:10:03.90 ID:ajz6wWsKo
>>855

……なるほどな。そこらへんで寝るよりはマシってことか

【頬をなぜる潮風は、確かに街に吹く熱風より遥かに清涼感あふれるものだ】
【現在が夜だということも関係しているのだろうが、やはり海が近くにあるとかなり涼しい】
【……今度涼みに来る時の候補の一つにしよう、と頭の中で一人つぶやく】

あー……

【女性の言葉を聞いて、どこか納得するように声をあげた】
【挨拶。考えもしなかった。というのも青年が礼儀とは一切無縁の生活を此処十数年送っていたからである】
【拳が挨拶の代わりなんてよくある世界で生きてきた青年にとって、おはようやこんにちはなどといった単語は恐ろしく聞きなれない言葉だった】
【それ故か、話しかけるときに挨拶をする、なんてことは思いつきもしなかったらしい】
【アタリマエのことに衝撃を受けたらしく、口を開けてアホヅラを晒していた】

コンバンハ……ほら、これで少しは柔らかくなったか?

【どこか棒読みだが、挨拶をしてみる】
【別に、敵と認識する以外の人間には敵意を向ける必要などないのだ】
【今更という感じもするが、早速学んだことを実行に移した】
860 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/08(月) 23:20:53.14 ID:OHED0iJv0
>>859

「道の真ん中で寝るよりは。ずっと良い――はずです」

 当然である。

「それに、きっとここなら、邪魔にもなり、ませんし」

 万が一にも、作業員に気が付かれず、コンテナが船に積まれなければ。
 の話ではあるが。

 カフェオレも、半分を飲むころ。
 『コンバンハ……』と、半ば固いが。
 その言葉の中には、青年の素直さが感じられた。

 それに、“独り”は続ける。

「……もっと笑えば、尚、良い。と思います」

 と。
 ――淡白な表情で。

 そして、素直さに青年への警戒を解いたのだろうか。
 コンテナから、ひょい、と飛びおりる。
 それは、青年に近づこうとして、の行為だった。

 着地の時に中身の入ったカフェオレが飛沫となって呑み口から舞うが。
 それが目に入ったのか、ぐしぐしと左の瞼をこすっている。
 同時に、目の化粧が落ち、僅かな明かりの中、目の下に隈が浮かぶのが、青年には見えるだろうか。
861 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/08(月) 23:22:11.54 ID:FqyywpeAO
>>858
断っても当てる!

【加速だけの能力では無い為、スピード系能力者に勝ることは無い。】
【身体を強化する能力では無い為、威力は他の強化系能力者より劣る。】
【そもそも、武具を扱う人間のただの拳よりも劣る可能性がある程だ。】

【だが彼女は重力に逆らう事が出来た。】【青年の蹴りを、体を傾けながら上に飛び上がる事により回避し、そのまま青年の左顔面に向けて、空中からサッカーボールを蹴るような蹴りという常人には珍しい攻撃を放った】
862 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/08(月) 23:23:25.52 ID:OHED0iJv0
>>859

「道の真ん中で寝るよりは。ずっと良い――はずです」

 当然である。

「それに、きっとここなら、邪魔にもなり、ませんし」

 万が一にも、作業員に気が付かれず、コンテナが船に積まれなければ。
 の話ではあるが。

 カフェオレも、半分を飲むころ。
 『コンバンハ……』と、半ば固いが。
 その言葉の中には、青年の素直さが感じられた。

 それに、“独り”は続ける。

「……もっと笑えば、尚、良い。と思います」

 と。
 ――淡白な表情で。

 そして、素直さに青年への警戒を解いたのだろうか。
 コンテナから、ひょい、と飛びおりる。
 それは、青年に近づこうとして、の行為だった。

 着地の時に中身の入ったカフェオレが飛沫となって呑み口から舞うが。
 それが目に入ったのか、ぐしぐしと左の瞼をこすっている。
 同時に、目の化粧が落ち、僅かな明かりの中、目の下に隈が浮かぶのが、青年には見えるだろうか。
863 :【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki [sage]:2011/08/08(月) 23:26:33.51 ID:505jWAeho
>>857

「………っっっっ!!!??」

さて、おっちゃんの不運は壱つ。 其のてるてる坊主に気付けなかったことだ。
しかし、おっちゃんの幸運は幾つか。
壱つに、男の表面は濡れていた。
───非常に汗をかいていた男の表面は雷が通りやすい。
弐つに、男は小太りを通り越して太っている。
────脂肪は抵抗がほんの少しだけ大きい
参つに、男はスプーンを握り、其のスプーンは車椅子に触れていた。
─────電流は、心臓に流れなかった。


「ふ………ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
「ふふふふふふふふふふ」「ふふふふふふふふ」「ふふふ」 「ふふふふふふふ」 「ふふふふふふ」


男は右腕を痙攣させながら、それでも、右腕に掴んだスプーンを離さずに笑っていた。
ダメージは大きいだろう。何しろ雷が当たったも同然である。
死ななかったのが奇跡と言えるだろう。
しかし、笑っていた。太り気味の身体を小刻みに揺らし、禿散らかした頭には汗が滲んでいる。
痙攣する右手で持ったスプーンを目の前の彼女にぴったりとつけようとするだろう。


「────私は、とてもではないですが、貴方の様な方を[ピーーー]のは惜しいと思っているのですよ?」
「それでも、私は貴方に一切危害を加えていないのにも関わらず、攻撃を加えてきた」
「──────私はとても悲しいんですがね………」

息が荒い。
車椅子に少し体重を預け、自分には非は一切無いと言い切った
864 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/08(月) 23:32:35.99 ID:arU1iorT0
>>861
「もう一回お断り!」
【ペットボトルを手放して、両腕で蹴りをガード、ズシリと痛みが伝わる】
【青年の能力は馬鹿みたいにでかい弓とダメージを送受信する矢を出せる程度、矢しか使い道が無い】
【だが青年には、何事にも冷静に受け取り、自覚して、対処する頭を持っている】

「やぁ!」
【青年は両足でしっかりと立ち、ガードした腕で右足を掴もうとする】
【できたならそのまま地面へ叩きつけようとするだろう】
865 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/08(月) 23:37:50.04 ID:ajz6wWsKo
>>860

まあな。っつうかまず道の真中じゃ寝ないだろ

【ツッコミを入れ、小さく笑う】
【第一印象通りというか、やはりなんか変な人であった】

笑う、笑うねぇ……あームズイわ

【意識的に表情をつくつ、というのは青年にとってとても難しいことである】
【とはいえ、少し前に女性の反応に笑ったばかりなのだが】
【感情的に動いてしまう青年としては、面白く無いのに笑うというのは結構難しい芸当である】
【少し挑戦してみるが、出来上がったのは引きつった笑顔とも呼べない怪しい物だけだった】

……? お前、昼間ずっと寝てたくせに寝不足なのか?

【目をこすった後に見えた隈を見て、青年は女性に問いかけた】
【昼間っから寝ているからてっきり自分と同じような暇人だと思ったが、どうやら違うらしい】
866 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/08(月) 23:42:37.45 ID:6cOujKvZ0
>>863
【彼女の能力によってもたらされた一筋の閃光は後ろの男の手から車椅子の取っ手へ】
【車椅子の取っ手から車椅子全体へ、車椅子の上の彼女へ―――】

「ぐうぅぅぅっっ!!!」

【彼女の体を電撃が走る】
【この攻撃は意図せずしてもろ刃の剣と成り果てていたのである】
【死にこそしなかったものの、意識が朦朧とする】

「な…んだよ………」

【目の前にぴったりとつけられた少し大ぶりなスプーン】
【そこに映るのは如何にも美味しそうな大きく綺麗な、少し潤んでいる瞳】
【瞳を映すスプーンは怪しくギラリと月光を受けて光る】

「わりゅかったよ……ごめん………ごめんにゃしゃい……」

【必死に謝る。今の雷撃が自分にも通ることを考えればもう何度も攻撃できない】
【つまりプライドを捨てて謝らなければ生き残ることはできない。謝れば許してくれるとも思っていないが】
【出来ることはする。世の中何が起こるか分からないのである】

「こ、ころしゅのは…勘弁してくだしゃい……」

【美味しそうな瞳に涙を浮かべて男に懇願する。殺さないで、と】
867 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/08(月) 23:44:44.65 ID:TLK47Shto

「いやぁ……拙者ながらナカナカイイものを作りましたヨッ」

【濃い墨を水溶かした様な先が見えない空に浮かぶ白い葉の月から降る月光に】
【見つめられる"ソレ"はキラキラと砕いた氷の様な澄んだ輝きを体から放っていた】

【上半身を蒸れる様な大気に晒す男性は轟音を響かせ落ちる滝の近くの岩場で満足そうに"ソレ"掲げ】
【同時に】【背中に"接続"された二本の機械腕〈ロボットアーム〉が透明な水晶と金属に支える様に触れる】
【男性は、サングラスに感情を隠された瞳……首を上げ、天を見つめ、握る手に、掛ける指に力を込め】

【水晶に金属が入り混じる美しい火縄銃と造形が銃を天に神を[ピーーー]様に構えた金髪の男性は】
【薄紅色の唇を笑みに歪め、ユックリと余韻に浸る歌手の如く緩慢にトリガーを……引くッ】

【……瞬間】【滝が生み出す物理的威力を持った轟音を切り裂く様に鳴り響いた音に】
【深夜の微睡みに包まれていた生き物達は殺意の音に飛び上がり、騒然と辺りに鳴き声が入り混じり……】


「依頼品の威力は上々……というか計算上あり得ないのデスが……あのオヤジ、オマケに何を渡したのでショウカ?」


868 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/08(月) 23:46:20.90 ID:FqyywpeAO
>>864
これも防ぐかッ!

【ならば3次元的な連撃を叩き込んでやると決意した途端、足を掴まれ】

離しなさいっ!

【背中の翼はバランスを保つことのみに使用している。よって青年の思惑通り、左肩から地面へと叩きつけられる。】
【だがそれだけでは止まらない。火のついた闘争心を消すにはこの程度のダメージでは足りないのだ。】
【更に叩きつけられてもただでは起きぬ。】

土旋白脚撃ッ!

【高らかに技名を叫び、地についた手から白の光を周囲の地面へと伸ばし、砂に光を纏わせ回転させるように巻き上げる。】

ブチ当たれぇぇぇぇええええええええ!!!

【叫び声と共に自身も翼を利用して回転。巻き上げられた砂に紛れ込ませ、右足を青年の顎へと目掛け振り切った。】
【勿論いくらでも避ける方法があるのは言うまでもない。彼女の攻撃の中には必中技など無い。】
869 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/08(月) 23:47:24.59 ID:OHED0iJv0
>>865

「……例え話に。決まってるじゃないですか」

 特に、怒ったわけではなく。
 しかしだからと言って冗談――には捉えにくかろう。
 独りからすれば例えば、ベンチでも、欄干でも良かったわけだが。

 それから。
 わらうのが『ムズい』と、青年が言うから。
 唐突に。

「……わん」

 犬の、啼き真似をしてみる独り。
 独りなりに、冗談を言ったつもりらしい――。
 ご丁寧に、耳を掌で体現しているらしく、ぴょこぴょこと動かしてみる、が、どちらかと言えば兎のようである。


 目に入った雫の、かすかな不快感が収まって。すぐ。
 青年は問う。

「……? あ、これ。ですか……」

「探し物をしていれば、時間はなくなり、悩めば寝られなく。という感じ。ですね……」

 別に、裸を見られたわけではなく。
 ただ、見られたくはなさそうにくるりと顔をそむけながら、青年に返した。
870 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風 [saga]:2011/08/08(月) 23:49:20.95 ID:lF7CRyRAO
/テスト
871 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/08(月) 23:57:02.11 ID:arU1iorT0
>>868
(技名を言うか)
【それじゃあ必殺技を出すと言うもの、青年はその攻撃を避ける為にバックステップをする】
【それも何回も、そしてある程度距離を取った所で】

「…このような自体じゃなければさっきの必殺技は当たってましたよ」
【砂を軽く払いつつ、相手に視線を向ける】

「だけどこの勝負…」
【次に青年は左ポケットに手を突っ込み金の稲妻模様が入ったブレスレットを取り出し】


              勝たせてもらいます

【左手を少し掲げてブレスレットを装着、青年の目はさらに冷たく、鋭くなり、相手の全てを見通せてしまいそうな視線を突き刺す】
【まぁ別に青年は死線をそんなに潜ってもないし、単なる演技だ、相手にはどのような影響を与えるか】
872 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/08(月) 23:57:48.29 ID:ajz6wWsKo
>>869

ま、そりゃそうか……

【道のどまんなかで寝るなどという行為は酔っぱらいでもない限りやらない】
【もっといい比較対象はなかったのだろうか。考えるが、パッとは思いつかなかった。

……は?

【いきなり、目の前の人間がうさぎのような動作をしながらわんと言った】
【なるほど訳のわからない光景である。青年は一旦停止し、状況を理解せんと思考を巡らせる】
【……ああ、多分おそらく自信はないが、自分を笑わせようとしたのだろうか?】
【なんというか、女性のお笑いのセンスに、青年はわずかにだが口の端をつり上げた】


探しものに悩み事か……随分と大変だな。
力技で解決できることなら、オレも手伝えるんだけどな……

【ここ数年やったことといえば、喧嘩したりボコした連中に復讐されたりとそんな事ばっかだった】
【ここであったのも何かの縁、出来ることなら手伝いたかったが如何せんそんな生活を送ってきたせいか戦うことぐらいしかできない】
【そんな事で解決できるものなら、寝不足になどならないだろう】
873 :【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 00:00:00.98 ID:ZQFZjMASo
>>866

「えぇ。 えぇえぇ 殺しませんよ? 殺すものですか」
「私の名前は尾玉 田部秋でして、更に 【殺人会議所】 と言う特殊法人に所属しています」

異常に体力を消耗している男は、息切れしながら
しかし、何とも面白いものを見つけた児童の様に笑いながら答える。
───否、答えるだけに非ず。 ついでに自己紹介まで済ませてしまっているのだ。それは何故か。

「此の情報は別に言い触らせと言っている訳……ではありません………ハァハァ」
「…………はぁはぁ………ですが」

「───私はもう一度貴女に出会った時に、貴女を殺しに掛かります」
         「理解できましたね?」

ゆっくりと紡がれる台詞は何処か芝居じみているが
汗だくの男は汗を飛ばしながら、自身の情報を言い触らすのは勝手だと言った。
しかし、次に合った時に殺す………という言葉の裏には
所謂  『仲間』   を作っておいた方が賢明ではないかな? と問いかけているのである。
874 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/09(火) 00:06:23.65 ID:s6ej3WhAO
>>871
技名を叫ぶのはJustice! 燃えたぎるヒートなハートが叫ばせるッ!

【回転を止め、地にしっかりと足をつける。圧倒的に不利な姿勢から仕切り直せたのだから上出来だ。】
【青年の視線など知らん顔、元々マイペースな上にこの闘いを楽しんでいる節すら有るので当然なのだが。】

余裕面を今すぐ壊し、『愛』の素晴らしさを叩きこんでやるからさっさと掛かってきなさい!

【先程と同じ構えのまま、前に出した左手で青年に向けて手招きを行った。】
875 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/09(火) 00:08:54.10 ID:9nc0i6nX0
>>872

「ああ――けれど、車さえ通らなければ、橋の上で寝るのも。悪くないかも、しれませんね?」

 青年に答えを求めていたわけでは決してなかったが。
 ただ、“そういう”のがあったら、という小さな望みだった。
 布団で寝れば、良いのに。

 青年は訝しむ。
 不自然では決してなかった。
 わん、と啼くのは犬で、長い耳を持つのは兎、と一般的になっているからである。

「……」

 面白くなかったのだろうか。
 半ば、寝ぼけながら、どうしたら笑うだろうか。と考えている際。

 青年の口元、端が、釣り上がる。
 これは、笑った――のだろうか。と、さらに独りは訝しむ。

「その顔でこんばんは、は。こわいかもしれません」

 誰の所為だと。
 辛口に評価し、青年に告げた。
 酷である。


 青年は、見た目は、怖いかもしれない。
 ただ、心はどちらかと言えば、綺麗な方だと独りは思った。
 残念ながら方法は不器用であったが。

「探し物は、アルバム。でしょうか――? なんて」

「あなたは、きっと、心が綺麗な人。です……多分。ですけれど」

 口を開くたび、青年への評価が下がっていく。
 気がするが。

「お礼。というわけではないの、ですが――要り、ますか?」

 ジャケットの内側から取り出したのは、フルーツの乗ったデニッシュ。
 青年よりかは、少女が好んで口にしそうな代物である。
 ――独りは、食べないのだろうか。
876 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 00:10:48.96 ID:LElB/Osg0
>>873
「殺人…会議所?………」

【どう考えても人殺し組織にしか思えない、聞こえない】
【殺さない、と言われたってそんなの信用できない】
【あの手にしているスプーンで目だもの一つでも抉られるのではないか、とビクビクしている】

「な………しょれで…俺にどうしろって……言うんだよ……」

【間接的だが雷に打たれ息のきれぎれ、男が何を言いたいのか理解できない彼女は問う】
【そんな自分が不利になるようなことを言って、どういう魂胆なんだ、と】
【彼女には理解できない。男の考えが魂胆が】

【彼女は男に向き直り、真っ直ぐに男の目を見ている】
877 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 00:12:28.08 ID:CwI09FCg0
>>874
「では行きます」(さて、これで終わればいいが)
【挑発を受け止めたかのように、青年は前へと駆ける、一直線でフェイントなど無しだ】
【さて、このままでは青年はカウンターを受けてしまうが…?】

「うおおぉぉ!」
【彼女とある程度近づくと、右手を振り上げいかにも彼女の顔を殴ろうとして走る】
【さて、彼女はどのような対応を取るであろう?】
878 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/09(火) 00:19:59.15 ID:CFzJzGico
>>875

コンクリなら暑いだろうな……木だったら考えなくもない

【夏のコンクリートは殺人的に暑い。木製の橋だったら、まあ暑いだろうが多少はマシだろう】
【だがそんなところで寝るなら廃墟好きな青年はテキトーな廃墟で寝るはずだ】

だろうな……怪しい変質者じゃねえか。
やっぱオレに爽やかな好青年は向いてねえな。

【笑顔で挨拶なんて真似、自分には向いていないらしい】
【もとよりわかっていたことだったが、挑戦してみて改めて実感した】
【というか、きっかけは女性なのに結構非道い言われようである】
【……おそらく悪気とかはないのだろう。拳を振るうのも馬鹿らしいし気にしないことにした】


オレの心が綺麗だったら全人口の8割が心綺麗だろうな

【心が綺麗な人間が喧嘩で金など稼ぐものか】
【相手はそんなこと知らないため、言っても仕方が無いのだが】
【女性の言葉に関しては、しっかり否定しておく】

え、マジ?もらって良いのか?

【元々空腹で魚を釣るためにここにきたのだ】
【食べ物をくれるというのなら、願ってもないことである】
879 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/09(火) 00:21:59.81 ID:s6ej3WhAO
>>877
一撃必殺じゃないけど

【自分の間合いに入った瞬間に、一歩踏み込み青年の腹へと目掛け右拳を突き出す。】
【青年が何を考えているかなど知ったことでは無い。】
【例え罠であろうと、何か能力を使用しようと真っ正面からねじ伏せてやると彼女は愚直に攻撃を出した。】
880 :【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 00:28:43.93 ID:ZQFZjMASo
>>876

「──────貴女は」


恍惚の表情で、瞳に本当の歓喜の表情を携え
相手の瞳をうっすらと開いた瞳でうっとりと見詰めながら男は────口を開いた。



「恐怖して下さい」      「畏怖して下さい」      「自覚して下さい」



                      笑いながら三連発。


「何時でも何処でも、 『此の私に』  殺される自覚を持って下さい」
 「そして、私に此のスプーンで脳味噌をシェイクにされて更には、食べられちゃう事を想像してみて下さい」
 「貴女の体が一片すら残らずに私の体内に消化されてしまう様を想像してみて下さい」
 「─────常にです」


「今から」 「今すぐ」 「直ちに」 「即座に」
「ずううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっと」 「です」

「分かりました?」 「分かりましたよね?」 「えぇ、理解できているはずですよね?」
「貴女は賢いはずですよね?」 「理解が早いはずですよね?」

 「─────常に想像して下さい」


スプーンを徐々に相手に向かって近づけながら、男は笑っていう。
そう、正に、これこそが   『此の男である』   と思える。 そんな台詞を。
881 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 00:31:01.24 ID:CwI09FCg0
>>879
「…いい加減に…」(彼女が正気になることを願う!)
【青年が彼女の攻撃が当たるか当たらないかの時、青年の体には電流が流れるようなエフェクトが出現】
【その瞬間、彼の身体能力が超人化して、高速移動で彼女の後ろを取った】
【この効果もさっき付けたブレスレットのお陰、しかし殴るや蹴るなどの戦闘行為はできない】

「カァム…バァァック!!」
【後ろへ回ったと同時に超人化を解除、そして青年は力を込めた右こぶしで、彼女に拳骨を放つ】
【解除した時のタイムラグはあるが…彼女は攻撃を出したので回避や攻撃は難しいだろう】
882 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/09(火) 00:31:37.65 ID:9nc0i6nX0
>>878

「……夢を。壊さないでほしい、です……鴎の声が子守歌だと、心地いい。ですよ? たぶん。」

 言葉からは、残念そうな寂しさが綯われ。
 しかしそれでいて、表情は淡白だった。

 焼け死ぬつもりは微塵もなかったとしても。
 車も通らないのならば、きっと誰にも気が付かれることもなく――なのだろう。

 そして、青年は。
 遺憾を交えて、感想を呟く。

「――けれど、“うえ”にいた時よりは、いくらか良い人に。見えましたよ?」

「……ああ、悪い人と、思っていたわけでは。ありませんけれど」

 言いながら、カフェオレの中身を飲みほした。
 空っぽの缶は、ジャケットの内側にしまう。


「――謙遜、多分、必要なもの。だと思います」

 きっと、そういうのを含めた評価では。
 独りの中では青年は好評価なのである。
 ――喧嘩の事を、知らなければ、永に。

「ええ――先程、一ついただき、ましたけれど。胸焼けしてしまったので」

 先程。
 きっと、夕方よりも前なのだろう。
 もしかしたら、睡魔のほかに、胸焼けもあって休んでいたのかもしれない。

 青年の手に、デニッシュを乗せようと手を伸ばした
883 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 00:39:06.58 ID:LElB/Osg0
>>880
【歓喜とは全く逆の表情を顔に表す彼女】
【男が自分に言ってきた言葉は兎に角自分に怖がって欲しいと】
【それだけであった】

「あ……ああ……」

【言われなくても恐ろしい。目の前の男が。その言葉が。表情が。仕草が。全て。全て恐ろしい】
【想像してみる。自分がこの男に殺される様を】
【予想してみる。自分の脳みそがスプーンに掻き混ぜられる感覚を】
【考えてみる。自分の肉がこの男の体内に仕舞われる感覚を】
【それを―――常に】

「しょ、しょんにゃ……捲し立てないで………やめ!」

【男の顔から目を背けて、両手を使い耳をふさぐ。やだ、聞きたくない】
【やめて。お願い。怖い。やだ。もういっそ――――――一息に】

「ああ…ああああ!!うわあああああ!!!」

【声にならない声をあげて、悲鳴を声にする】
【大きく綺麗な瞳からはとめどなく涙が溢れ出す】
【もうだめだ。殺される。ずっと殺される。食べられる。何時いかなる時も食べられる】

【逃げられない】
884 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/09(火) 00:40:42.59 ID:s6ej3WhAO
>>881
え!?

【前に傾けた体。そのまま全身し青年の攻撃範囲から逃れたら避ける事も可能である。】

【ただ彼女は振り向く動作に時間を使ってしまった。その結果、魂の込められた一撃が少女の顔面に炸裂する。】
【綺麗に命中した拳により、彼女は意識が落ち地面に横たわった。】
885 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/09(火) 00:42:35.23 ID:CFzJzGico
>>882

……ああ、悪い。でも子守唄にするなら木の葉のざわめきの方がオレは好きだぜ?

【木陰での昼寝はよくやるがとても気持ちいい】
【青年の場合、お金や金品を持ち歩かないため何かを盗まれる心配もないし】
【……まあ、過去に恨みを買った人間に襲われることは多々あるのだが】

あー……そりゃ多分アンタのおかげだろ

【女性のおかげで、幾分マシになったというだけで】
【やっぱり、自分に爽やかな好青年は無理である】
【なにか演じているみたいで、嫌だ】


いや、謙遜じゃねーけど……ま、いっか

【わざわざ説明するような事じゃないだろう】
【評価が高いなら、そのままにしておけばいい。今後、会うかどうかも分らないのだし】
【嘘を付いているような気がして、少し嫌気が差す】

……ならありがたくもらっとくわ

【一応、上辺ではそこまで喜んでいないように見せる】
【なんか、食べ物をもらってはしゃぐというのは餓鬼臭くてかっこ悪い】
【しかしデニッシュを受け取るときの目は無駄に輝いていたという】
886 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 00:47:06.77 ID:CwI09FCg0
>>884
「ふー…中々使える技だな、解除するのに時間かかるけど」
【拳に息を吹きかけ試合終了の合図、何とか気絶はさせたが…】

「さて、起きてくださーい、起きてくださーい」
【倒れている彼女の頬をペチペチと叩き、意識を覚醒させようとさせる】
【これで性格が戻らなかったら? その時はまた青年の拳が真っ赤に燃えるだけだ】
887 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/09(火) 00:52:27.42 ID:9nc0i6nX0
>>885

「……」

「……。」

「……、……」

 何か言おうとして。
 言わず。

 小指を甘噛みし、寸刻、考える。
 そして口を開くと同時に、歯に銀の糸が架かる。

「悪く。ありません」

 青年の言葉に、納得。
 いつか会うことがあれば、そこは木陰かもしれない。
 少なくとも、潮風で喉が渇くことはないだろう。

 いくらか、柔らかくなった――と、独りは思っているだけだが。
 青年が言うと。

「私の? ――……ああ。けれど、多分、“ビビらない”と思います」

 見た目で、判断しないように。 
 という意味をかねて、だったのだろう。


「それに。悪い人なら、もしかしたら――私に襲いかかっていた、かもしれませんし、ね?」

 独りは、ぽつりと囁き。
 ただ、もしも一人が、青年に喧嘩を売っていたならば。
 青年は――。

「……、あの」

 手に乗せた後。
 青年に訊ねた。

「迷惑、でしたか?」

 と。
 だって、あまり、嬉しそうではなかったから。
 ただの、独りの勘違い。
888 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/09(火) 00:54:47.27 ID:s6ej3WhAO
>>886
/これ以降尋常じゃないレベルで私のレスが遅くなるので凍結お願いしてもいいでしょうか?
/すみませぬ……
889 :【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 00:55:30.70 ID:ZQFZjMASo
>>883

「─────ですが?」


          しかしながらと
            男は彼女に近づいて悲鳴の中でも聞こえる程度の声量で


「───────それでも?」


        まるで、次の台詞は希望に満ち満ちた台詞が出て来そうなほど陽気な声で次の句を繋ぎ
        

「私がずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっと」


                「近くに居ますよ?」

一体全体、何が希望の台詞だったのだろうか。何処にその台詞は吹っ飛んでしまったのだろうか
狂気じみた笑い声は、鈴虫がざわめき、遠くの犬と言う畜生を吼えさせ
風に、公園の木々が揺れる事すら知らぬ様に周りに響き渡った。


「…………ククククク……ヒャヒャヒャヒャヒャ……ではでは、お姫様………」
「………ク……ククククククククククククク…………」

ゆっくりと、男は其の場を去ろうと遠ざかっていき始める。
このまま何もしなければ、近くにいると言いながらも遠くへ行ってしまう事だろう
890 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 00:58:14.34 ID:CwI09FCg0
>>888
了解です、では連結します。
891 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/09(火) 01:01:52.43 ID:s6ej3WhAO
>>890
/ありがとうございます。
/朝以降、予定をいじくればだいたいの時間私はいれますが何時頃が都合がいいですか?
892 :【QUICK&SLOW】究極の瞬発力@Wiki [sagesaga]:2011/08/09(火) 01:02:08.61 ID:CFzJzGico
>>887

だろ?しかも緑のある場所は基本涼しいからな……

【昼寝をするにはうってつけである。難点はたまに虫と遭遇するところか】
【しかしそこを除けば木陰というのは寝るのには快適な場所だ】

……ま、これが維持できるようにちょっとは努力してみるわ

【意識しておかないと、挨拶をしたりなどといったこと速攻で忘れることだろう】
【せっかくマシになったのだ、もう少しはこんな感じでいるのも悪くはない】
【一回喧嘩したら忘れてしまいそうな気もするが】


……それもそうだな

【ただ単に、腹が減って動くのが面倒だったとか、女性だったとか】
【そんな一因が重なったから仕掛けなかっただけで】
【相手と状況によっては、後ろから殴りかかっていたかもしれない】
【ただの、可能性の一つではあるけれど】

んなわけねーだろ。こちとら三日間飯食ってねえからな
んじゃ、オレはそろそろ行くわ

【と、去り際にあんがと、と小さい声でお礼を言い、ふらふらとその場所を去っていく】
【餓死の危機は、おかげで免れそうだった】

/そろそろここら辺で……。絡み乙でした!
893 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 01:04:10.62 ID:LElB/Osg0
>>889
「うあああ…」

【男が何か喋っている】

「いや…やめろ……」

【それを聞く事すら拒否しようとする彼女】
【だが、嫌というほどに聞こえてくる】
【男の声が、セリフが、耳に入ってくる。塞いでいる手を無視するように聞こえる】

―――近くに居ますよ?

【と】
【絶望的な台詞が嫌というほど彼女の頭に鳴り響き、記録されていく】
【どんなに上書きしようと思っても、また浮き出てくるような、決して消えることのない焼印のような】
【彼女の思考を削っていく、男の言葉】

「あっあっあっ!!あああ!!!」

【もう自我を保っていられない】
【男は去っていくが、彼女が怯えなくなることはない】
【きっとこれから何があっても、怯えない日々はないだろう】
【あの男はそれほどの恐怖を彼女に刻み込んだのだった】

/絡み乙でしたぁ!!
894 :【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 01:05:02.28 ID:ZQFZjMASo
>>893
//なんだか変なことになっちまってすまぬ……すまぬ……
//でも、乙津でした!!
895 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 01:08:58.66 ID:CwI09FCg0
>>891
自分の明日の自由時間は、11〜6時、8時から深夜までなのでその時間帯に声をかけてくれたら大丈夫です。
896 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/09(火) 01:12:01.31 ID:9nc0i6nX0
>>892
おやすみなさい、楽しかったです


「……日向の香りも、きっと。心地いい、です」

 青年の言う、情景が。
 頭の中、静かな木漏れ日が心地よく。
 既に、脳内ではくつろいでいるのだった。

「――」

 青年が、意識すると。
 独りは、しずかにこくんと肯いた。

 初めはお節介かもしれないとも思ったが。
 然して、悪くないかもしれない、と感じた。


 標的――になっていた“かもしれない”独り。
 狩人――になっていた“かもしれない”青年。
 そこに悲鳴も涙もなく。

 少なくとも、独りは。
 青年を敵視はしていなかった。
 完全に信用までもしていなかったが。

「そう、ですか――よかったです」

「では。私も――」

――そろそろ、髪を洗わなくては痛み、ますから

 言葉にしないまま、そのまま。
 埠頭から去るのであった。

 そこには、漣の音と、潮風が柔らかく吹いていた。
897 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/09(火) 01:14:07.88 ID:s6ej3WhAO
>>895

/了解です。では11頃に待機してます。おやすみなさい
898 :【爽響命夏】 [sage]:2011/08/09(火) 10:31:43.88 ID:4laAmD/go
【爽響命夏】
 両手に空いた十円玉程の孔よりモノをこすり合わせた様な音を出せ
 背中に透き通った羽を持ち自由に空を飛べる……蝉の擬人化能力者

 出せる音は出力の調整、拡散、集中などの操作が可能であり
 拡散で最高相手の三半規管を狂わし目眩を起こす程
 集中で最高音波カッターの様に相手の肉体に深く傷を入れる程

 なお、音は己の体力を消費するので強めれば強める程に疲れ
 飛行と同時に音を出す事は可能だがその場合、滑空の高さになってしまう


―――ここは、深い森の中
背から透明な翼を生やした人外なる生物が、木の上に四肢ついていた

「――……」

息を潜めて、じっと動かず
ただひたすら、今日の獲物を待っていた…
899 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/09(火) 10:35:37.01 ID:Y+Ja39ijo
>>898

〜〜♪

【その、真下】
【杖を抱えて歩くエルフが一人】

お、このキノコは!……毒か……

【食料を探しに着ていたらしい】
【人外の居る、その木の真下を調べていた】

んー……マツタケとは言わないからエリンギとかないかな

【勿論キノコについてはど素人】
【魔法で毒があるかどうかを調べているだけだ】
【そう、エルフは魔法使いなのであった】
900 :【爽響命夏】 [sage]:2011/08/09(火) 10:44:41.78 ID:4laAmD/go
>>899
―――蝉の人外は、自分の真下に歩いて来たエルフをそのうつろな瞳に移し…

キィーーーー……ン

高い高い、音を。生物が不愉快に感じるであろう音を、両手から発生させた


「―――……」

これに併せて、蝉の人外はゆっくりと体を前に―――獲物へ一気に襲いかかる準備をはじめた
901 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/09(火) 10:50:19.80 ID:Y+Ja39ijo
>>900

……

【ぴた、と動きが止まる】
【不穏な音が聞こえた】


呪文

我が名と技を背に我は行使す
我が名はシルフィア 超常なりし法と理の使い手なり

黒き顎(あぎと)よ 強靭なる顎(あぎと)よ

其の力を此処に以て見せよ

目の前に映る者々を捉え 下僕と成るまでその動を奪え

【小さく呟くような詠唱】
【最後の一単語を唱えるだけで巨大な魔物を召喚する】
【杞憂であれば、いいのだが】
902 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/09(火) 11:00:15.60 ID:s6ej3WhAO
>>886
【回る世界に届く声。口の中の血の味。頬に走る衝撃。】
【何をやっていたんだっけ? と頭の中で一つ一つ確認し、うっすらと瞼を開ける。】
【口の中に手を入れ奥歯を確認してみれば折れてはいないが、指先に真っ赤な液体が付着しているのが目に見える。】
【それどころか、舌で頬の内側をなぞってみると、裂傷の跡が嫌でも分かる。】

……あなたの名前は?

【投げかけるのは元に戻っているかどうかわからない質問。】
【彼女は口元から垂れた赤の液体を指で拭いながら捻れだ世界に映る青年へと目を向けた。】

/とりあえずおいておきます
903 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/09(火) 11:04:59.19 ID:ps2REgMIO
【大通り】
【午前中で人通りが多いそこに、一人の人物がいた。】

「…放浪5日目…」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

「さて…どうするかな…」

【この地に来たのはつい昨日である。彼女にとっては右も左も分からない。】
【ゆえに行く当てなんぞ決められるはずがなかった。】
【どういう土地が、どういった場所にあるのかまるで分からないのだ。】

【しかも当人が物凄い方向音痴と来ている。分かっても行けない。】
【取り敢えず、と何気なくポケットに手を入れる。軽食でも買おうかと思っていたら…】

「……」

「…あれ…?」

【財布落とした(;^ω^)】


/なんでも対応
904 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 11:09:14.93 ID:xbTJU33I0
>>902
「長利 繁(ながとし しげる)、どこにでもいる一般的な大学生さ」
【立ち上がって、眼鏡をかけつつ自己紹介、戦える時点で一般人では無いと思えるが】

「自分は取り戻せましたか?」
【一応性格が戻ったかちゃんと聞く、さぁ、どうなったか?】
905 :【爽響命夏】 [sage]:2011/08/09(火) 11:14:46.69 ID:4laAmD/go
>>901
/どんな魔物か詳しく教えてくれたら嬉しいなっ

「―――……」

獲物だった少女の付近(?)に巨大な魔物が突如、現れた
しかし、蝉人間の覚悟は変わらない


ガサッ


畳んで居た足を延ばし、下方へ跳ぶ
羽を高速で羽ばたかせながら、少女の頭を鷲掴みにせんと―――腕を伸ばして
906 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/09(火) 11:16:53.31 ID:s6ej3WhAO
>>904
その質問は愚問だよ。私は私のまんま。

【今回の事件はそれを能力によって上書きされたなだから質が悪い。】
【砂埃を払いながらゆっくりと体を起こし、二本の足で立ち上がる。】

次はこっちの質問ね。貴方の力は何?

【能力者かどうか。違った場合でも自分を打ち負かしたのだから興味がある。】
【口に溜まった血液を地面に吐き出し、その跡を足で擦り消しながら質問をぶつけた。】
907 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/09(火) 11:20:09.79 ID:Y+Ja39ijo
>>905

――っ

《黒顎》ッ!

【エルフを頭に載せるようにして飛び出した】
【10メートル程の丸い黒い球の真ん中まで大きく開いた、牙の生えた口を想像してもらうとわかりやすい】
【目などはなく、ただ口が開くのみ】

【位置関係上黒顎の牙は届かないので、その曲線を利用し滑り降りる】
【その間に次の詠唱の準備だ】

/すいません……こんな感じです
908 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 11:20:56.82 ID:xbTJU33I0
>>906
「うーん…結局変わった…のか?」
【この返答に青年は腕を組み首を傾ける、もうちょっと会話をしないとわかりそうに無い】

「ん? 自分は無能力者ですよ、さっきの力はこのブレスレットの力を借りただけ」
【青年はそう言い、ブレスレットと右ポケットに入っている緑の宝石がはまった指輪を少し見せる】
【指輪は違うがチョップした時の衝撃しか来なかった現象を言い訳する為に嘘を言った】
909 :【爽響命夏】 [sage]:2011/08/09(火) 11:24:46.28 ID:4laAmD/go
>>907
/すますん…位置関係とかよく分からないです…読解力ェ…

どうやら奇襲は失敗したようだ
蝉は弾けるように方向転換し、少女と魔物から距離を取ることにした
みたことの無い魔物だ…果たして、音が聞くか否か…

「―――……っ!」

蝉人間は両手をすっ…と前へ突き出し―――少女に向かって音の刃を2つ、打ち出した
威力はカッターナイフ程度だが、狙いは致命傷を取るべく首筋である
910 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/09(火) 11:27:38.19 ID:s6ej3WhAO
>>908
(って事は無能力者に負けたのね……。自分で不甲斐なく感じるッ!)

【一瞬、奥歯を噛み締め黙り込む。一撃すらクリーンヒットを当てらる事無く沈んだのだ。】
【それも無能力者に。かといって青年に当たっても仕方が無い。結局は自分が弱いから起きた結果なのだ。】

『愛』云々より、君を全力で打ち負かしたくなってきたよ

【口調も幾分か元に戻っているが判断は青年へと委ねられる。】
911 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/09(火) 11:33:29.52 ID:Y+Ja39ijo
>>909

くッ

【何かを打ち出してきた】
【取り敢えず杖で自分を守るように構えたが】

ッ!

【ピシュ、ピシュッと】
【片方は杖に当ったが、もう片方は左側の首筋を深く切った】
【血が流れ出る】


/縦向きに、   蝉さん(空中)

          魔物
         魔物魔物 私←滑り降りた後

こんな感じかと……! わかりにくくてごめんなさい……
912 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 11:34:13.49 ID:xbTJU33I0
>>910
【青年は能力を使わずとも能力者と戦えるんだなと思いつつ】

「…さて、いきなりなんですがあなたが言っていたお稲荷様と会った事について、詳しく話してくれませんか?」
【顎に手を当てて、もう完全に普通の目と化した瞳に考察の色が入る】
【これでそのお稲荷様を称えるか、恨むなどの感情が出るだろう】
913 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/09(火) 11:37:04.25 ID:ps2REgMIO
>>903まだ募集中
914 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/09(火) 11:41:23.39 ID:s6ej3WhAO
>>912
はいはい、勝者の権利ね。分かりましたよーっと

【軽い口調ながらも、狐耳の少女、お稲荷様が害になるような事は避けるべく頭の中で纏める】
【出会っていきなり殴り飛ばされたのだ。青年の事は信用出来ない上、不殺という立場からも彼女が襲われる事を避けねばならない】

頭に狐耳が生えた私より背が低い女の子。
あと海に沈んでいた。このくらいしか知らないわ

【能力の行使の部分を避ければこの位しか話せる事は無い。そもそも仲良くお喋りをしただけであるので当然だが。】
915 :【爽響命夏】 [sage]:2011/08/09(火) 11:45:21.29 ID:4laAmD/go
>>911
/なろほど、把握です…ありがとうございます

音刃の命中を確認、さらなる追撃を試みようとする…が
どうやら体力がもたなかったようで、羽が止まってしまった

「―――……」

最後の力を振り絞って少し滑空し、地面へ――魔物と5mほど距離をおいた場所に降り立つ

そして、魔物の様子を伺うことにした
916 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 11:46:28.98 ID:xbTJU33I0
>>914
「…はぁ、何やっているんだ…? 稲さん」
【得られた情報が少ないのもあるが海に沈んだ事に少し頭が混乱する】
【明後日の方向に視線を向けて頭が掻いた】

「最後の質問、今その女の子を尊敬している?」
【考えに考えた結果、これで終わりにする、内容次第ではまた青年が拳を握る可能性がある】
917 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/09(火) 11:52:38.62 ID:Y+Ja39ijo
>>915

我が名と技を背に我は行使す
我が名はシルフィア超常なりし法と理の使い手なり

外れる事無き魔弾よ存在の根幹を撃つ痛撃よ
その力を以て目の前の敵を撃てッ!

―――《魔弾》ッ!

【魔方陣を展開し、バレーボール程の魔翌力の弾が生み出される】
【杖の先の辺りで滞空した】

「グルルゥ……」

【魔物は動けない】
【ただ口の上に気配を感じたら噛みつこうとするだけだ】

何者、或いは何物だッ!
出てこいッ!

【このエルフの能力の弱点は発動が遅い事、そして呪文を紡がなければ発動しないこと】
【どうしても後手に回ってしまうのだ】
【丁度、魔物を挟んで反対側なので姿が見えない】
918 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/09(火) 11:52:45.98 ID:s6ej3WhAO
>>916
ええ、尊敬してるわよ。何故に?

【下種で無い。会話も出来る。そして能力者でありその力は尊敬に値する。】
【そもそも彼女は神様だ。尊敬すると言っても間違いでは無い。】

彼女と知り合いだったりするの?

【親しそうに口に出すのを見て湧いた疑問点をそのままぶつけた。】
919 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 11:57:51.71 ID:xbTJU33I0
>>918
「…わからんなぁ」
【覚醒したのかしていないのか、そんな状態では青年も行動を取るには不確定だ】
【仕方ない、今日は諦めることにする】

「まぁ顔見知りですよ、では自分はそろそろ、急に殴って申し訳ないね」
【返答しつつ、謝りつつ、青年はバッグがあるベンチでバッグを付けて、少しへこんだペットボトルを拾って出口へ向かおうとする】
【今度会ったら聞く必要があるなと考えつつ、青年は歩を進める】
920 :【爽響命夏】 [sage]:2011/08/09(火) 12:00:31.42 ID:4laAmD/go
>>917
「―――……」

少女の問いに、蝉人間の口は動かない…が

≪私は、狩人だ≫
≪人が熊を殺して食らうように、私は人を殺して食らう≫

両手の孔から発せられた音が、森全体に響き渡った

「―――……」

蝉人間は再び羽を動かし、少しだけ浮いた
それから滑るように動きはじめ、車ほどのスピードで魔物を中心とした円を描くように移動

少女からでも、木々の隙間からその姿が見えるだろう


921 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/09(火) 12:06:02.14 ID:Y+Ja39ijo
>>920

窮鼠猫を噛むってね……おとなしくはやられないよ!

【木々の隙間から見えるセミ人間に――】

そこだ!

【魔弾を放つ】
【当たるかどうかは分からない。身体能力は人間程度だからだ】

……

【杖を構え、次の魔法の準備】
【杖の冷却が終わるまでは魔法が放てない】
【黒顎は未だにガチガチと何かを食べようとしている】
922 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド [sage]:2011/08/09(火) 12:06:35.76 ID:s6ej3WhAO
>>919
うん、許さない

【痣が出来るであろう頬に手を当て歩を進める青年へと声を送る。】
【これは殴られた事よりも、無様に敗北し、相手にダメージを負わせられなかった事に依る。】

絶対に許さないからなっ! 覚えてやがれ!
【自身の弱さを認め、前へと進むため。悔しさを胸に刻み込み青年を見送る】
【次会ったら喧嘩をふっかけて自分が勝つという意思を込めて――】


/乙あーんどthanksでした!
923 :【爽響命夏】 [sage]:2011/08/09(火) 12:38:57.58 ID:4laAmD/go
>>921
蝉人間が少女を確認する…と共に光球が此方へ飛んで来た
ぐっと腕を持ち上げ音を放…とうとして辞める。態勢を少し低くし、光球をかわした
光球は直撃こそ逃したものの、蝉人間の羽の上部を削っていった。これでもう、高度を上げた飛行は不可能


「―――ッシャァァ!!」


蝉人間は再び、急速な方向転換を行い―――少女の方へ、魔物をかわして一直線に飛んで行こうとする
掌に在る孔は、既に音の発射準備を完了させていた
924 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/09(火) 12:43:13.29 ID:Y+Ja39ijo
>>923

――!?

【杖はまだ冷却中、もうしばらく使えない】
【2連発したのが仇となった】

……くそぉおおあああああ!

【鈍器として杖を扱うことにした】
【向かってくる蝉人間に、闇雲に振り回す】
【勿論、武術の心得があるわけでもないので避けるのは容易だろう】
925 :【爽響命夏】 [sage]:2011/08/09(火) 14:20:10.28 ID:4laAmD/go
>>924
「―――!」

接近をほぼ完了させ、両手で少女を鷲掴みにしようとする…が、目の前で杖が闇雲に振るわれた
かわすことも防ぐこともできず、頭部にクリーンヒット。強制的に起動をそらされた


「―――ギッ…ガッ」

頭部から血を垂らしながら転がる蝉人間。
その先には先ほどの魔物が、いる。

/遅れました
926 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/09(火) 14:27:26.08 ID:Y+Ja39ijo
>>925

ひッ―――

【その姿を見た瞬間、体が強張った】
【蝉がのたうちまわるだけでも気持ち悪く感じるのに、さらにそれが人程の大きさ】
【生理的な嫌悪感で埋め尽くされ】

こ、こ、こっちくるなあ!!!!

【その場に座り込んでしまった】
【杖を取り落とし、後退りをする】
【本能的な恐怖心に負けたのだ】

/いえいえ!
927 :【爽響命夏】 [sage]:2011/08/09(火) 14:36:22.23 ID:4laAmD/go
>>926
―――追撃は、来ない
蝉人間はゆっくりと立ち上がり――口元に気味の悪い笑みを浮かべた

「―――……シャァッ!」

再三、翼を動かして地上を滑べるように移動し始めた
突き出された両手からは、僅かな音…三半規管を狂わせる、特殊な音が発射されている

うまく接近できれば、蝉人間はそのまま少女の口に掌を押し付けるだろう
928 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/09(火) 14:45:05.01 ID:Y+Ja39ijo
>>927

いや……あ……

【ずりずり、と後退していたが】

え―――

【カクン、と力が抜けた】
【どちらが上か下か右か左か】
【ぐるぐる回る視界、次の瞬間には口が塞がれていた】

(これじゃキャストできな――)

【もがこうとする、だが、狂った三半規管がそれを邪魔する】
929 :【爽響命夏】 [sage]:2011/08/09(火) 15:46:19.64 ID:4laAmD/go
>>928
口を塞ぎ、さぁ止めを刺そうと手に集中する―――が


「――――――………」

視界がぐわん…と揺れ、全身から力が抜けて行く
先ほどの打撃のダメージが、今さらになって現れたのだった

蝉人間は横倒しにたおれてしまった


/また遅れました
930 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/09(火) 15:52:07.57 ID:Y+Ja39ijo
>>929

……助かった、の……?

【がくがく、と未だ立てないが】
【ゆっくり杖に捕まって立ち上がると】

……どうしよう、なんだか悪い気がする……

【かなりお人好しの部類に入るエルフは】

《修復術式[――起動》

【回復魔法を掛けるのだった】
【具体的には、体力が完全回復するくらいに】

……だ、大丈夫?

【杖の先でつんつん、とつついてみる】
【申し訳なさそうに】
931 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 17:19:47.18 ID:LElB/Osg0
「うああ……ああああ…」

【よくある公園の陰で何かに怯えるような声でのた打ち回っている美少女が一人】
【彼女は目を硬く瞑り、両手で頭を抱えて地面に転がっている】
【その人物の右足があるべき場所には何もない。強いて言えば空気がある】
【そしてその横には車椅子が倒れておいてある。つまり元々はこの車椅子に座っていたということだろう】

「ひぇ…やめろ……ああ…あああああ!!!」

【何かに怯えている彼女は昨日恐ろしい物を見た】
【『肉』を食べている男。である】
【彼女はその男に『次会った時は殺す』と脅しをかけられていた】
【目の前で普通でない状況を作り出している男を目撃したのだ。死への恐怖も増す】

【だが、そんなことを知らない一般人からすれば変人か重病人にしか見えないだろう】

/なんでも対応です
932 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/09(火) 18:07:50.99 ID:H+DkQoDo0
>>931

「うーん……」

【黒い上下のトレーナーを身につけた一見どこにでもいるような短髪の男】
【右手には喧嘩によって不良から奪い取った汚れた青の財布を握っている】
【彼は現在、公園にて悩んでいた】

「また変なガキを発見してしまった……」

【少し前に変な格好の魔法使いの少女によって理不尽にもいきなり殺されかけ、さらには大枚(?)をはたいてカキ氷を奢らされたので】
【幼い少女という存在に対して少しばかりトラウマが出来てしまっているのだ】
【まあその原因は全て自分での行動によって作られているのだが】

「はぁ」

【溜息を一つ付き、再び例のモノを眺める】
【視線の先にはまたしても謎の美少女】
【横に車いすが置いてあるのは彼女の右足が欠損しているためだろう】
【先ほどから何やら苦しそうに地面をのたうち回っている】
【かなり異様な光景だが、とにかくそれが気になってしょうがないらしい】
【魔法使い少女のお供達に疑われていた通り、この男、もしかしたらロリコンの気があるのかもしれない】
【モチロン本人はそれを全力で否定するだろうが】

「っし、行ってみっか」

【迷いを振り払い(というよりも考えるのが面倒臭くなったので)、男は彼女の元へ近づいていく】

「お、おーい。だいじょーぶかぁー?」

【10mほど距離を空けて立ち止まり、声を掛けてみる】
【その声には困惑と、少しの怯えた気配があるように聞こえるだろう】
933 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 18:23:29.20 ID:LElB/Osg0
>>932
【おっと、いい忘れてしまったが見た目は完全に美少女でも彼女は成人した男性なのである】
【まあ、今は諸事情により右足を失っており、それと一緒にチ○コも失ったので男とも言えない状態なのだが】
【そして正確には男なのだが三人称は彼女、である】

お、おーい。だいじょーぶかぁー?

【かけられる声。それは男性の低い声】
【ソレを耳にするや否や素早く反応して体をビクリと痙攣させてから声のした方を目を開けてみてみる】
【だが残念。瞳には涙が溜まっており、声の主の姿を完全には確認できない。そして勘違い】

「ひいっ!!ま、待って!!殺しゃないでぇ!!」

【そう震える声で言い放ち、転がったりしながら必死に逃げようとする】
【だが、片足のない、車椅子にも乗っていない人間にそんなに早く走る機能はなく、普通に歩けば捕まえられるほどの遅さである】

「ひやっ!!」

【しかも勝手に大コケして植わっていた木に全身をぶつける始末】
【それでも必死に逃げ出そうとするのだから彼女がどれだけ何かを恐れているか分かるだろう】
934 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/09(火) 19:31:13.93 ID:H+DkQoDo0
>>933

「は? へ?」

【彼女の必死な怯えようにこちらも後ずさりしてしまう】
【あと 「コロシャナイデ」 とはどういう意味なのだろうか】
【彼女が自分を殺人鬼だと思っているとは夢にも思わない男は戸惑うばかり】

「って、おいこら」

【だが彼女が逃げ出すのを見てとりあえず追いかけようと足を進める】
【片足がないので特に焦る必要もなく普通に追いついた】

「あ」

【と、相手が勝手に木にぶつかり動きを止めた】
【痛そうだなー、などと呑気なことを考える】
【この男の辞書に 『反省』 と 『緊張』 の文字はない】

「おい、大丈夫か」

【近付いてしゃがみ込み、同じ質問をもう一度投げかけてみる】
【彼女が男の方に顔を向ければ、戸惑い顔で右手を差し出しているのが目に映るだろう】
935 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/09(火) 19:33:56.57 ID:H+DkQoDo0
/すいません飯食ってました
/遅くなって申し訳ないですorz
936 :【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力 [saga E:銀色の玉]:2011/08/09(火) 19:40:57.47 ID:9nc0i6nX0
「――、っ、……」

 斜陽が、舳先から射す、埠頭。
 傍の、倉庫街。

 肩で息をすると、月明かりに染めた様なポニーテールが揺れ。
 辺りと、特に後ろを睥睨する左目――右目には眼帯がかけられており。
 手の甲に、赤の線を伸ばすのは、“独り”の女性。

「っ、追っては、来てない――?」

 倉庫から、身体を隠しながら。
 左目で様子をうかがう――。
 “敵”は、居ない。

 ――と、思っていた。

――。

「!? く、っ!?」

 “敵”は、“独り”の、見ていない方向から回り込んでいた。
 そして、奪った。



 ――右手に持っていた、白身魚のフライを。
 ――“敵”は、黒猫。

「痛っ!? あっ、……取られた……」

 “独り”は、そのばで溜息をついた。
 “敵”は、そのまま、倉庫の影へと逃げてしまった。
937 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 19:50:49.69 ID:LElB/Osg0
>>934
「ひあ!!来ないで!ちょっと待って!!話しぇばわかるかりゃ!」

【まずお前が落ち着こうか】
【自分が逃げて話し合いの余地を潰したと言うになにを話せば分かるのか】

「いつつ…」

【木に激突し、地面に転げる。幸い打撲程度の怪我で済んだようだ】
【そして振り返れば先の男がゆっくり近づいて来ている。泣きそうになりながらも逃走を続行しようとする】
【だが、体が硬直して動けない。顔が真っ青に変化していくのが目に見えてわかるだろう】

「っっっっっ!!!」

【見れば男は間近に迫り。彼女はビクリと肩を震わせ生まれたばかりの小鹿のように手足が震えている】
【遂には恐怖に耐えきれず、小さな鳴咽とともに溢れ出る大粒の涙は彼女の膝を濡らす】
【そして泣き声で呟くは「殺しゃないで」と言う台詞】

【ただの勘違いだとは気が付くことが出来ず】
【ちなみにサ行を噛むのは脳を損傷しており、体全体が言うことを聞かない為である】
938 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 19:51:27.87 ID:LElB/Osg0
>>935
/いえいえ
/落ちたかと思いましたよ!
939 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/09(火) 20:12:20.93 ID:H+DkQoDo0
>>937

(まいったな、これじゃあ俺が泣かしたみてえじゃねえか)

【さっきから話が全くかみ合わない】
【挙句の果てに相手は勝手に怪我をして泣き出す始末】
【まあその原因は男が話しかけた所為なのだが、もちろんそんなこととは思わない】

(なんか怖い夢でも見たんかな?)

【それで目が覚めて少し錯乱しているのだろう】
【話が通じないのもそのためかな、と見当をつける】

「はぁ、しゃーねーなぁ」

【そう呟くと彼女の頭にそっと手を伸ばそうとする】
【彼女が拒否しなければそのまま頭を撫でてやる積もりだ】
【何処からか聞こえる「このロリコン」、「ロリコン野郎」などという幻聴は敢えて無視する】

(俺はロリコンじゃねえコレは落ち着かせるための純粋な厚意だやましい感情なんか少しもねえ)

【一体誰に言い訳しているのか】
【そんなことを考えながら止まっていた手を再び伸ばす】
940 :【爽響命夏】 :2011/08/09(火) 20:15:03.38 ID:4laAmD/go
>>930
―――朦朧とする意識が、急速にはっきりしていく
更に感覚も取り戻していき…


バッ…!

腕を全力で伸ばしながら立ち上がり、少女の顎に掌底を叩き込まんとする
もし成功したならば、そのまま掌の孔から音刃を放ち―――顎を穿たんとするだろう

/またまたかなり遅れました…
941 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/09(火) 20:19:16.50 ID:Y+Ja39ijo
>>940

―――な

【ズバッ  ブシュッ パタタ】

……

【ドサ】
【完全に不意を突かれた】
【勿論、避けられるはずもなかった】
【血をまき散らしながらあおむけに倒れた】
942 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/09(火) 20:19:39.14 ID:Y+Ja39ijo
>>940
/ダイジョーブデスヨ!
943 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 20:21:00.66 ID:LElB/Osg0
>>939
【話がかみ合わないのは必然…かもしれない】

「あ、ああ……」

【何かに怯え続ける彼女。どう対処すればいいのかは全く不明である】
【流石に怖い夢くらいでこんなことにはならない。だって男だもの。そして成人してるもの】
【あの男の脅し方や雰囲気が異常だっただけである。普段は意外と常識人な彼女である】
【見た目は非常に非常識であるが】

「や、やめっ!」

【そんなこんなで目の前の男性は手を伸ばしてきた】
【それを躱そうと身をよじらせるがほぼ無意味。抵抗虚しく頭を撫でられる】

「ん?」

【ぴたり、と動きを止める。そして両手で溜まりに溜まった涙を拭い、再び目の前の男の姿を確認する】
【するとどうでしょう。喰人鬼かと思っていた人物は、至って普通の男の方であった】
【それを見ての彼女の反応は】

「ち、痴漢だっ!セクハラだっ!!変態だぁぁぁぁあっっ!!!」

【今度は違う理由で男性を恐れ始めると言うものだった】
944 :【爽響命夏】 :2011/08/09(火) 20:34:54.36 ID:4laAmD/go
>>941
全開の攻撃は、見事に成功したようだ
少女は血を撒き散らしながら倒れ、無防備な状態

…が、蝉人間の体力も枯渇寸前。早く止めを刺さなければならない

「―――…ギッ……ギギィ…」

蝉人間は地面を履いながら少女に近づき、首元に噛み付かんとする
成功すれば、そのまま喉をかみちぎるだろう
945 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/09(火) 20:39:51.79 ID:Y+Ja39ijo
>>944

ぅ……ぁ……

【手を伸ばし、それを退かそうとするが】

…… ドサッ

【そんな力はもう何処にも残っていなかった】
【喉元を喰いちぎられ、生きられる生き物はそういない。もちろんこのエルフとて例外ではない】



――【音声魔術】 死亡
946 :【音声魔術】万能無限を目指す魔法使いなエルフ [sage]:2011/08/09(火) 20:40:37.51 ID:Y+Ja39ijo
>>944
/絡みおつありでした!
947 :【爽響命夏】 [sage]:2011/08/09(火) 20:44:44.99 ID:4laAmD/go
>>945
自らをどかそうとした腕がゆっくりと落ち、完全に抵抗がなくなった…
少女は死亡したらしい。蝉人間の警戒心は一気に解かれた

―――勝利を確認した、その時
蝉人間の体もまた、限界を迎えた

カサッ…と音を立ててその場に崩れ落ち、そのまま動かなくなった


―――【爽響命夏】。死亡
948 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 20:48:05.10 ID:ZQFZjMASo

路地裏。
古今東西、あらゆるタイプの死体が発見され、あらゆるタイプの悪行が発掘される場所。
射し込むのは、頭上から差し込む蒼白い月の光と、煤ぼけた蛍光灯の黄色っぽい光のみ。


「かぁーッ!!! 行き止まりかよ!」
「糞ッ………近道っぽいからってこんな道通るんじゃなかったな」

周囲の風景を反射する色。 即ち鏡と同じ色の髪の毛を持った男が路地裏の一番奥に佇む。
薄っすらと笑っているが表情は如何にも怒りを蓄えていると一目で分かるものだ。
男は頭を掻き毟りながら、袋小路の一番奥の壁を睨んで立っている。
今にも、壁を殴ってしまいそうなほどに拳をわなわなと震わせながら………

//なんでも募集!!
949 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/09(火) 20:52:49.56 ID:H+DkQoDo0
>>943

(ふっ、俺の手に掛かればざっとこんなもんよ)

【最初は抵抗してきた彼女も撫で始めると途端に大人しくなった】
【自分の手で落ち着かせることが出来たと勘違いしている男】
【得意げな笑みを顔中に浮かべている】

(これこそ蛭巻家に代々伝わる精神掌握の秘技 『 頭 な で く り 』 !!)

【自分がまだ幼い頃に母にこうして撫でられたことを思い出す】
【母さん、あなたの息子はついにやりましたよ、などとアホな感傷に浸っていると】

「ん?」

【動かずにいた相手に変化があったようだ】
【涙を拭い、つぶらな瞳でこちらを見つめてくる】

「どうした? おにーさんに話してごらん?」

【爽やかな(と本人は思っている)笑みを顔に貼りつけ、話を促す】
【そして彼女の小さな口から聞こえてきたのは】

「…………、は?」

【いわれなき誹謗中傷の数々であった】

「ち、違うっ! 俺は痴漢でもセクハラでも変態でもロリコンでもねえ!!」

【慌て過ぎて要らん言葉まで付け足してしまっている】
【このままでは警察のお世話になってしまうと思い、彼女の口を塞ごうと空いた左手を伸ばす】
【傍から見ると、やろうとしていることは完全に犯罪者の其れである】
【彼女が抵抗しなければ、再び落ち着くまで口を押さえ続けることだろう】
950 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/09(火) 20:59:49.90 ID:d4fo/+QI0
>>978

【怒りに身を震わせる男の背後から、音を立てず忍び足で近づく一つの影】
【月明かりに照らされその姿を晒されたのは、一人の少女だ】
【足元近くまで伸びた金髪が月明かりを受けて煌めき、夜風に靡くそれは誰もが見蕩れてしまいそうなものだ】
【が、その少女の体躯は非常に小さく、顔立ちも幼いため、彼女の風貌は美しさとは程遠い】

「…………にやり」

【今自分でにやりって言った。小声で】
【自分でにやりと言うほどににやりと笑った少女は、そろりそろりと男へと近づいて行き】

「――かん!」

【両手を組み、二本の人差し指をピンと立てて】

「ちょー!!!!」

【男の尻へと、気合の入った掛け声と共に指を無駄に勢いよく突き刺そうとする】
951 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 21:01:51.67 ID:LElB/Osg0
>>949
「ロリコンなんていってねえよぉ!!!?」

【完全に墓穴を掘った相手】
【つまりこの子がロリに見えたから近づいてきたと、ソウイウコトデスカ】
【じとーっとした瞳で相手を見つめる。よく見れば変態っぽい顔つきをしている(失礼)】
【そして迫る男の魔手。慌てて逃げようとするも、勿論体が動くはずもなく】

「や、やめ!」

【当たり前かのように口を塞がれてしまう彼女なのであった】
【端から見れば、否、端からでなくとも完全に犯罪の一部と見えるだろう】
【泣きながら必死に抵抗する美少女の口を抑えて黙らせようとする男】
【どみても誘拐事件です。本当にありがとうございました】

「むげごがぁー!」

【必死の形相で何かを叫ぶ彼女だが、手に遮られて言葉になっていない】
【このままではいかがわしいホテルとか、誰もより着かない廃墟とかに連れ込まれてしまうと思っている】
【そんなことはない、はずだが】
952 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/09(火) 21:02:05.95 ID:d4fo/+QI0
>>950
/安価ミス、>>948でした
953 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 21:11:26.39 ID:ZQFZjMASo
>>950

さて、此処で壱つ説明をして置かなければならない。
先ほど、『此の男』とまるで人間の様に此れを説明したが、正確には人間ではない。
更に言えば、身体的に男と女と言う性別の違いすら無い身体である。

───つまり


    サクリッ


「──うおっっっ!?」


此の謎の物体(以下、男と呼称)の尻に向かって突き出された真後ろの少女の指は
 ”砂” にでも、刺さったかと思うほど、さっくりとした音と感触をもって、男の尻に当たる部分に刺さった。
男は、驚きの声と共に、其の感触に慌てて振り返る。
因みに、此の男は流動する砂のようなもので構成されている為、振り向いたときに指が持っていかれるという心配は要らない。


「んだんだァ? あンたは?」
「もしかして、もしかしなくても、ド変態の変質者様様ですかー?」

ギロッと効果音がするかと思うほどにしっかりと相手を睨みつけながら言葉を紡ぐ。
まぁ、いきなり人の尻に指を突き刺そうとする何某が居れば、変態さんと呼称されてもしょうがないかもしれない
954 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/09(火) 21:16:47.44 ID:H+DkQoDo0
>>951

「騒ぐんじゃねえ静かにしろ!」

【少女の口を塞ぎ抵抗するのを押さえつけながら】
【声を押し殺し必死の形相で脅しつける男】
【もはや完全にアウトな光景である】

(警察は不味いマジでやばい)

【タダでさえ普段から不良を相手に喧嘩三昧の日々を送っているのだ】
【捕まったら次いつ出て来れるか分かったものではない】

「ホントになんもしねえって、だから落ち着け!」

【焦りのあまり、思わず両手に力を込めてしまう】
【このままいくと彼女は窒息してしまうかもしれない】
【……この男、犯罪街道まっしぐらである】
955 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/09(火) 21:19:23.81 ID:d4fo/+QI0
>>953

「あ、あれ!?」

【手から伝う感覚は、いつもと何か違う】
【いや、いつもいつも他人に浣腸をしているわけではないが――その砂のような相手の身体に、驚きの声を漏らした】

「んだんだぁと聞かれれば、通りすがりのイェルちゃんとしか答えるしかないね!」

【睨みつける男の目をしっかりと見上げ、見詰め返しながら、堂々と胸を張って自身の名を伝える】
【しかしド変態の変質者様様などと言われれば、彼女は首をぶんぶんと大きく横に振って】

「違う違う! あたしは変質者じゃないって!
 仮に変質者だとしても変質者と言う名の悪戯好きな中二だから!」

【そこんところ間違えるな! と握り拳を作って熱く否定した】
956 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 21:26:51.78 ID:LElB/Osg0
>>954
「ぬぐぅ!!むがっ!!」

【俺男なのに!とか思いながら理不尽な世の中に復讐を誓う彼女であった】
【話が飛躍しすぎている気がする】
【静かにしろ!なんて言ったら録音しちゃうぞ☆と考えてみたがこの体制ではケータイを取り出せない】

【ホントになんもしねえって、なんて誘拐犯の常套手段である】
【それで大人しくなった隙にササッと車に詰め込むのである】
【故に彼女は黙らない。トラウマの再来なんて御免である。これで八回目くらいなのである】
【もう十分だろ?と思う。八回誘拐されないと学習できないと言うのも凄いが。逆の意味で】

「もが!!?んー!んー!!!」

【男が焦っているのか心なしか口を塞ぐ手の力が強い】
【肺に空気が入らない。体中がうまく動かないのにこれは―――】

「………」

【途端に静かになり、案の定気絶してしまった】
【彼女の瞳からは無意識に涙が零れ落ち、口からは涎が垂れる】
957 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 21:31:22.58 ID:ZQFZjMASo
>>955

「……ったくよ…今日は厄日だぜ…」

男は、かなり深く指が入ってしまったにも拘らず、痛がる様子は無い。
しかし、明らかに若干の怒り(袋小路に迷い込んだ怒りも多少混ぜ込まれた怒り)の色を見せ
相手を睨みつけていた。


「はいはい〜。 自己紹介偉いですね〜」
「よぉく、出来ました〜。 こんなにちっちゃいのに………」


「…………え? 中二?え?本当?

            ……………………………………ぶっふぉ!!」

小さい子に言い聞かせるように、しかしながら表情は相変わらずのまま喋る男。
しかし、途中で 中二 と言う言葉を聞いて、暫く考え込む風に目を瞑った後、盛大に噴出した。
今の今迄、真面目な顔をしていたのだが、引き攣った笑い声を上げて袋小路の奥の壁にもたれ掛かり盛大に笑っている。


「ヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ!…………ク……クフフフフフ………」
「………ウプッ………まっ……まぁ………あれだ。 まだ成長期だもんな?……」

壁にもたれ掛かって笑いながら、何か慰めるように言葉を紡ぐ男。
笑いを耐えようと、口を押さえていたために、少しばかり聞き取りづらいが十分に聞き取れるだろう。
958 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/09(火) 21:42:54.86 ID:d4fo/+QI0
>>957

「何そのちっちゃい子に言い聞かせるような喋り方……
 ……って、うあ!?」

【少女の眉間に皺が寄せられる。明らかに自分を馬鹿にして見下しているような喋り方に僅かに苛立ちが募った】
【が、突然相手が盛大に噴出したことに驚き、びくりとその小さな両肩を跳ねあげた】

「…………………」

【ぽかーんと口を半開きにし、大きな目を丸くさせる。相手が何故こんなにも笑っているのか理解出来ない、といった様子だった】
【しかし男の放った最後の言葉で、全てを理解する。少し聞き取りづらかったが、その言葉はしっかりと少女の耳に届いた】
【両の拳を、肩を、全身をぷるぷると震わせて、やがて少女の顔が怒りで満ちた】

「なんだよちくしょー! チビで悪いかこらぁああ!!」

【激昂し、思いっきり怒声を相手に飛ばす】
【甲高いその声は幼い子供特有のもので、馬鹿にされたことが悔しかったのか目は少し潤みがかっていた】
959 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 21:53:24.54 ID:ZQFZjMASo
>>958

少女の怒りの声。
しかし、其れも此の男の現在の笑いのつぼにとっては笑いの種である。
叫び声が響き渡った後にもう一度、自分の腹を抱えて笑う男。
ひじょーに愉しそうに笑うが、此れって結構失礼なんじゃ?
それでも男は笑いながら、言葉を発しようとする。


「ウッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ!……いやいや? 悪くない……あぁ、悪くな……ぶふっ……」
「……悪くないぞ? あぁ ”そういうのが趣味” の奴も広い世の中だ。 居るに違いないさ……ぶふぉッ……」

所々言葉に詰まってしまうのは、矢張り一度はまってしまったつぼは中々抜けられない。
そのために、 ”もう笑いが止まらない!” 状態に陥ってしまうため、言葉に詰まってしまうのだ。
しかし、それにしても、此の男の台詞、必要以上に失礼な気がする。 うん。


「クククッ……いやいや、あやうく……ププッ…ママは何処にいるのかな? なんて聞くところだったぜ……」

息を荒げて深呼吸しながら、男は目の前の少女に瞳を向ける。
其れでも、男の言葉の失礼さ加減はまったく衰えを知らない
960 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/09(火) 21:54:34.83 ID:H+DkQoDo0
>>956

「はぁっ、はぁっ、はぁっ」

【暴れ続けていた少女がようやく大人しくなったのを確認して、恐る恐る手を放す】
【やれやれと額の汗を拭いつつ話し掛けようとするが】

「ん? おい!?」

【様子がおかしい】
【身体はぐったりとしており、口からは涎が流れている】
【慌てて彼女の顔に耳を寄せる】
【なんとか息はしているらしく、気を失っているだけのようだ】

「…………やっちまった」

【病院に運ぼうか、と考えるが色々聞かれるのは確実である】
【そもそも心配して声をかけただけで犯罪者扱いされたのだ】
【これ以上何かしたらもっと面倒なことになるに違いない】

(よし、逃げるか)

【ごくあっさりと逃走を決意する】
【面倒事はまっぴら御免なのだ】
【しかしこのまま何もしないで立ち去るというのも気が引ける】
【そして男がとった行動とは】

「とりあえず、コイツで勘弁してくれよ」

【彼女のポケットに、(不良から奪った)汚れた青い財布を入れるというものだった】
【ちなみに中にはたっぷり15万ほど入っている】
【これで許してもらえるとは思っていないが、まあ気休め程度にはなるだろう】

「じゃ、じゃあな〜」

【そう行って足早に歩き去ろうとする犯罪者っぽい男】
【彼女が目を覚まさなければ、そのままどこかへ消えることだろう】
961 :【白鳳撃突】 [sage]:2011/08/09(火) 21:59:16.05 ID:ps2REgMIO
【大通り】
【夜間で人通りが多いそこに、一人の人物がいた。】

「…放浪5日目…」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「さて…どうするかな…」

【この地に来たのはつい昨日である。彼女にとっては右も左も分からない。】
【ゆえに行く当てなんぞ決められるはずがなかった。】
【どういう土地が、どういった場所にあるのかまるで分からないのだ。】

【しかも当人が物凄い方向音痴と来ている。分かっても行けない。】
【取り敢えず、と何気なくポケットに手を入れる。軽食でも買おうかと思っていたら…】

「……」

「…あれ…?」

【財布落とした(;^ω^)】


/なんでも対応
962 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 22:03:59.09 ID:LElB/Osg0
>>960
【気絶した少女を放って、逃走を決意した男】
【病院に連れて行くのが普通だが、面倒事は避けたいようで】

「………………」

【男がポケットに財布を入れていたとしても気付かない。というか起きない】
【ちなみに本当にどうでもいいことだが、彼女の着ている服には尻の部分にあるポケットしかない】
【つまり、そういうことだった】

「…………」

【去っていく男】

「……………ゲホッ!…………」

【一瞬咳き込む少女だが、目を覚ましたわけではない】
【気絶したまま男を見送る少女】
【結局誤解は解けず仕舞いなのであった】

/絡み乙でした!
963 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/09(火) 22:05:27.22 ID:d4fo/+QI0
>>959

「あ……あ……」

【言葉を詰まらせながらも、少女の瞳は怒りで染まっていく】
【必要以上に失礼な台詞を吐き続ける男を目の前にして、少女の頭の中でぷつり、と何かが切れる音が響いた】

「頭来た……っ! この……この……!」

【右腕を大きく振りかぶる。その右手の平から、小さな電流が宙に迸る】
【左の手の甲で流れかけた涙を拭い、男をキッと睨みつけるようにして見据え】

「ママはもうずっと遠いところだ! ばかやろぉおお!!」

【激語と共に、右手を前に突き出す】
【雷鳴を路地裏に轟かせて、レーザー状の電撃が一直線に放たれた】
【琴線に触れられ、さらに頭が怒りで一杯になっていたからか、狙いは外れて電撃は男の隣を通り過ぎて行き】
【先程男が恨めしそうに睨んでいた路地裏の行き止まりの壁に電撃はぶち当たり、その部分を焼け焦がさせた】
964 :【三竦之一】@wiki [sage]:2011/08/09(火) 22:10:00.45 ID:H+DkQoDo0
>>962

「はあ、また金が無くなっちまった……」

【憂鬱そうに呟きながら男は再び夜の街へと消えていくのであった】



/絡み乙&ありでしたー!
965 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 22:18:52.29 ID:ZQFZjMASo
>>963

ズドォーンと大きな衝撃音と共に、チリチリと焦げ付いた男の奥にある壁。
眼を細めて、其のレーザーを撃った人間。 即ち少女を見据える。
────先ほどまでの笑いは何処へやら。


「………おい……危ねぇだろうが」

女子供に一切容赦する気がないと見受けられる此の男は少女の方へと歩き始める。
やけにドスの聞いた声である……
チリチリと焼け付く壁を後にして、少女の方へと近づいていく男の頭髪は先ほどまでの眼の色。
即ち、紅く染まり始め、その代わりに、眼の色は鏡の様に前方の風景を映し出していた。


「ママの話は確かに、悪かった。 謝罪する………がよぉ?」

     コツコツコツコツ………

「………さっきの奴が俺に当たってたら、どうするつもりだったんだ、コノヤロー!」
 「いてぇじゃすまねぇぞ? おぉ? 俺の身体がコンガリ焼きあがっちゃうんだぞ? おお?」


最初に、近づいていきながら男はママの話に関しては謝罪を行う。
まぁ、ちょっと立ち入りすぎたかな?というわけだ。
しかし、更に、更に近づいていく男。 其の顔には………………意地悪そうな笑みが浮かんでいた。
近づけたならば、男は少女のこめかみに拳を当ててぐりぐりとし始めようとするだろう。
下手すると………下手しなくても痛い。
966 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/09(火) 22:29:37.88 ID:d4fo/+QI0
>>965

「はあ、はあ……」

【全力を持って投げた一撃は体力を搾り取り、一発だけで既に少女の息は上がっていた】
【肩で息をする少女は右手を下げるが、まだ能力を垂れ流しているのか、ビリビリと細い電流が手に纏わりついていた】

「う……」

【先刻の喧しい笑い声とは違うドスの聞いた声に、びくりと肩を震わす】
【母親の話について謝罪を行う男を見上げる。その顔には意地悪そうな笑み
【一体その顔は何なのだろう? 不思議に思ったその次の瞬間、こめかみに拳を当てられ――】

「いだだだだだだだだいだいいだいいたいいい!! ごめっ、うあ、ごめんなさ、ごめんなさいってばあ!!!」

【頭を締め付けられるような痛みに絶叫し、今度は少女が謝罪する番となった】
【両手で相手の両腕を掴み、頭から拳を話そうとするが、そこは子供と大人、おまけに身長差も重なって楽に引きはがせるものではなかった】
【なので泣きそうになりながらも必死に謝ることしか、今の少女には出来なかった】
967 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 22:39:05.64 ID:ZQFZjMASo
>>966

ニコニコ
そんな、擬態語こそが相応しいであろう表情を浮かべたまま
暫くの間、男はぐりぐりと少女のこめかみに痛みを与え続けた。
下手すると……というか、下手しなくてもHENTAI………?


「………ふむ、宜しい。 おしおきは終了だ。」

其の言葉と共に、拳に篭められた力は解き放たれ、少女の頭に与え続けられた痛みもなくなることだろう。
髪の色と眼の色も元もとの色合いに戻る。
そして、男は喉の奥でケタケタと笑いながら


「今後とも気をつけるよーに! まったく…危ない危ない」
「……もし、次やったら今度は1分」

掻いてもいない額の汗を拭き取りながら、男は念を押すように言葉を続ける。
其の後に、ちょっとした脅しを含めて。
968 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/09(火) 22:47:22.95 ID:d4fo/+QI0
>>967

「いっ……つぅう……っ」

【拳から力が解かれた瞬間、膝を畳んでその場に屈みこみ、痛みを加え続けられた頭を両手で押さえる】
【口からは悲痛な悲鳴が漏れ、拳が離れても痛みは簡単には引かないようだった】

「……わ、わかったよ……。やらないよ。
 ……こんなことになるんだったら、かんちょーなんかしなきゃよかった……」

【相手の脅しの込められた言葉に若干怯えながらも、もうしないと約束する】
【立ち上がる際、数分前の自分を後悔するような言葉を小さく零した】

「そういえば、あなた何? 人間じゃないよね?
 かんちょーした時、なんかサラーッてなったもん」

【以前の手の感覚を思い出しながら、ふと少女は男の正体について問いかけた】
969 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/09(火) 22:53:24.48 ID:zr5wp+jVo
【街のヴィヴィッドな光】【つまり色鮮やかネオンと人々の雑音が犇(ひしめ)く大通りを抜け】
【酒臭い汚物が広がり、薄汚れた襤褸を着た乞食が横たわり、野良猫が月に鳴く裏路地を進む】
【その先には緑が覆う公園の入り口があり、奥に進むと広い広場と噴水と錆びた遊具達】

「さぁテ……あの少年ハどこにいるのでしょうカ」

【人工的な光に溢れた大通りとは違い深い夜空に浮かぶ葉の月の淡い白銀の光が穏やかに照らす中】
【水が枯れてしまった噴水に腰を落とす背中に棒状の荷物を背負った男性は疲れが篭った息を零し】
【その声は林から流れる夏の夜の僅かに冷える湿った風に運ばれて、静かな公園に溶け込んでいき……】

「イヤイヤ、別に情報を買ってもいいんデスヨ?けど見ていたら中々高かったのデス」
「てかここどこなんでショ、公園の印象だけで着たらなんか変に不気味なトコについてしまいマシタ」
970 :【百花繚乱】 @wiki [sage]:2011/08/09(火) 22:53:41.85 ID:8OTRVmHY0
『ぉぉッ! 久しぶりのお肉ですッ! 半額とは言え豚丼に出来る程の豚肉と米が』
『あるなんてッ!やだっ!すっごく幸せですッ!生きてて良かったッ!』

良かったッ………良かった……………かった……った……ぁ……ーーーー



「ふあッ……!? しまった……僕……修練で“技”を打ち込みすぎて」
「疲れて寝込んじゃったみたい……ですね」

美しき水蓮の花紋で装飾された道着姿の少女、大きな木陰の下で、首を傾けさせ寝ていた
薄く瞼を開く先は、光の少ない闇夜の暗黒と、わずかな星々の照りと、遠き街の明るい光
唇から垂れる月光の一筋の輝きを照らす、涎、瞼が完全に開ききると
慌てて袖で涎を拭き取る
そうしてから、周囲を見渡し少し跳ねた寝癖を押さえて、微かな溜息を付く。

「……豚丼は………夢、でしたか……はぁ……ーーー」

今宵も、晩飯は夏野菜の漬物や、野菜炒め、野菜スープ
やたらと野菜が多い、別段、菜食主義者でも無いが、ウチには自家栽培したり
親戚の方が余った農作物を懇意でくれたり、沢山の野菜で、食費も浮き嬉しいのではあるが……

「ぅ……肉なんて、数十カ月食べてないなぁ」

ついでに、くぅ、と腹の虫も食べ物を求めるようだ
971 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 22:58:19.56 ID:ZQFZjMASo
>>968

「宜しい」
「人の忠告を素直に聞き入れられる人間は後々ビッグになれるんだぞ?」

しゃがみ込んだ少女に対して、自身も膝を畳むと、ポンポンと少女の頭を出来る限り優しく叩こうとする。
………が、素直に忠告を受け入れさせた……というのは明らかに間違い。
ほぼ、暴力で押さえつけた………みたいなものだろう。
故に、男はクックッ……と喉で笑い声を上げている。


「俺か?………うーん……なんて言ったら良いんだろうなぁ?」
「……あれだ。 あンたが感じたサラサラーの集合体……みたいなもんだ。 因みに名前はヴァレン」

暫く逡巡する男。
上手いこと説明する言葉が見つからなかったのだろう。 変な説明と自己紹介である。
此の自分の名前を勝手に言う部分は少女の先ほどの言動と同じだろう
972 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 23:02:49.83 ID:CwI09FCg0
>>969
絡み大丈夫ですか?
973 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/09(火) 23:03:43.70 ID:zr5wp+jVo
>>972
おっけぃ
974 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/09(火) 23:07:31.93 ID:d4fo/+QI0
>>971

「マジで? ビッグになれるの?」

【それは結構、悪くないかなー、なんて流される】
【頭を優しく叩かれて、若干痛みは引いてきた。まだ少し痛むが、この位ならば我慢出来る】

「さ、サラサラーの集合、体? んん……?
 とにかく、あなたはヴァレンってことだね」

【腕を組み、全く持って理解出来ないといった風に首を傾げる】
【しかし名前の方は容易に覚えることが出来たので、もう相手の正体などはどこかに放っておくことにした】

「ふわ……。なんかあたし、疲れたよ……。もう帰る。帰って歯磨いて寝る!」

【何故か最後の方を強く強調して言い、相手に背を向け、大股で歩きだす】
【特に呼び止めることもなければ、彼女はきちんとした別れの挨拶も告げずにそのまま去っていくだろう】
【……と言っても、路地裏の行き止まりなのだから男も少女も来た道を引き返すしかないのだが】
975 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 23:08:02.59 ID:CwI09FCg0
>>969
【時は同じく大通り、特筆しがたい容姿をした青年がいる】
【彼は適当に散歩をしており、運よくか、ある公園へと足を向けた】

(…あっ、あれは)
【チラリと公園の中へ視線を向けると数日前に会った彼を見る、さらに彼の持っている細い物は…】
【青年はニヤリと笑ってから、公園へ早足で入り、彼に「こんばんわ」と声をかけた】
976 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/09(火) 23:11:24.71 ID:zr5wp+jVo
>>975

「……ん、オォ! なんという偶然っ」

【聞こえた足音と声に振り向いてみれば背中の作品の依頼者がそこにいて】
【浮かべていたのは冴えない笑みが一つ、男性は右手を緩慢に降り唇は安堵の笑みを刻む】

「イヤイヤ、ヨカッタヨカッタっちょうど昨日完成したヨ、例のものって感じのやつガ」
977 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage saga]:2011/08/09(火) 23:12:58.76 ID:ZQFZjMASo
>>974

「…………………多分」

多分だ。うん。もっと噛み砕いて言うならば きっと だ。
かなり自信が無い証拠であり、眼がクロール200mを世界記録で泳いでいる。


「ん……まぁ、そう……だな。 ヴァレンだ。」
「間違っちゃあいねぇよ」

放っとかれた正体はさておき
男はまたしてものどの奥のほうで笑いながら其れに答える。
なんとも、子供じみた少女の受け答えに思い出し笑い…という奴だ。


「…………ん、おう んじゃーなー」
「寝しょんべんすんなよー」

男は少女に対して別れの挨拶をした後に、ゆっくりと少女の後を追いかけて路地裏から脱出する。
そして、違う方向へと去っていくのであった

//絡み乙でした!
978 :【威心電心】手の平から雷を出す能力 [sage saga]:2011/08/09(火) 23:15:25.68 ID:d4fo/+QI0
>>977
/こちらこそ、絡み乙っした!
979 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 23:16:15.01 ID:CwI09FCg0
>>976
「ええ、幸運ですよ」
【また口を緩めて笑顔を取る、散歩していてよかった】
【そして背中の物を改めて、青年の顔は自然に和らぐ】

「例の物…、さっ、早速見せてください」
【周りをキョロキョロしつつ、青年の期待は高まっていった】
【これでまた装備が増えると思うとニヤニヤが止まらなくなりそうだ】
980 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/09(火) 23:30:34.14 ID:zr5wp+jVo
>>979
「ヤレヤレ、焦るとソンデスヨ?」

【目の前の依頼者のはしゃぐサマは子供の如く、男性の色を隠した瞳眺める様に】
【膝を立て、緩慢に立ち上がり、背中に背負った"それ"片手で抱え、袋を取り去っり】

「ア、アァ〜〜〜一つ言っておきますが、クレームとかは一切受け付けませんノデ」
「それを理解した上で受けっとって下さいネ?、マァ有料で再度改造は出来ますガ」

【月の光を浴びる水晶の劔は新たに鋼鉄の衣装を纏いキラキラと鈍い輝きを放っていた】
【男性は、僅かに震える腕に我慢の錠施しながら、青年を見つめ無感情な言葉を紡ぎだして】

【かくして】【技術屋の手により、新たなる力を得た水晶の剣は青年の懐へ帰還を果たす】
【得たモノはその身に届かぬ者のに対する抵抗手段、爆音の雷光と……10kg程増えた重みだった】

「名ずけるならば……『Хрустальный меч с молнией』」
「ここの言葉に訳すのだったラ、水晶と雷の剣(つるぎ)な感じですカ」
981 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 23:39:16.33 ID:CwI09FCg0
>>980
「おお…」(ごつくなったなー)
【新たな姿になった剣を思わず見つめる、こういう武器が改造された姿はワクワクする物だ】
【青年はゴクリと唾を持ち込み、両手でゆっくりと受け取り】

「!? うおっ、だいぶ重くなったな」(これは…対策するべきか?)
【受け取った瞬間両手は急降下して青年の体もつられて肩も下がりそうになった】
【まぁ剣に無理やり銃を組み込んだような物なのだ、これくらいの重さは覚悟せねば】

「えーと…雷? …雷みたいな轟音がなる銃剣って意味ですか?」
【剣を軽く上下して、できるだけ重さに慣れようとしつつ、この剣の名前の由来を聞いてみた】
982 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/09(火) 23:49:36.69 ID:zr5wp+jVo
>>981
【渡した瞬間に崩れ掛ける青年と物凄く軽さが染み渡り始めたかた、クルクルと】
【右の肩を廻しながら深く息を吸い、持ち手を得て完成された作品を満足げに】
【眺めていた瞳、今だ残る鈍痛もこの満足の快楽の前では小さなモノ、問われた言葉】

「Yes、Yes、本来は銃音はある程度静かなものなんですがネ……何故か何故か」
「一度、森のほうデ試し打ちしたらヤタラとなりましテねぇ……水晶のセイかしら」

「……、あ、説明ききます?銃ノ」
983 :【蟇弧護法】 [saga sage]:2011/08/09(火) 23:55:13.46 ID:CwI09FCg0
>>982
「ほぉ、まぁ相手の三半規管も攻撃できると考えますよ」
【今度は剣の形をじっくりと眺めつつ、説明を聞く】

「お願いします、後使用している弾丸も聞かせてください」
【変な場所を持たないようにして、彼の説明を待つ】
【しかし…今後これをどう持ち運ぼう、背中の鞘に収まるか?】
984 :【月光官能】 [sage]:2011/08/10(水) 00:03:08.38 ID:uTkfDf5SO
/霊流さんごめんなさい、どうやっても避難所が繋がらないみたいです……明日あらためてにしましょうか?
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/10(水) 00:06:52.17 ID:ZqQDmaN2o
自分も避難所つながりません;;
986 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/10(水) 00:07:16.41 ID:GI+r0z86o
>>983

「ラジャラジャそれでは……まず弾丸の事ですがこれは少々特別で一般には……────」

【男性は、軽く伸びを、口元を愉快気な笑みに刻みながら人差し指を立てる姿は教師の様に】
【……そして、諸々の事は既にwikiに書いてあるので、キングクリムゾン……すいません】
【朗々と時より剣をとり再現しながら説明を終えた男性は、額に滲む透明な粒を拭いて……思い出した様に】

「あ、さっき言い忘れていましたガ、
結構精密な感じに組み立てたましたので
下手な改造などはNG重さも計算の内
弄るとギミックが動かなくなりますヨ?」

「それと分かってると思いますガ、
相手より自分の方が三半規管にモロ喰らいますから
どっかで特別製な耳栓を作った方がイイでショウネ」

「さて、質問ハありますカ?」
987 :【流体魔人】体が水。E:太刀【水無月】+銀の腕輪 :2011/08/10(水) 00:07:23.17 ID:ZqQDmaN2o
/おっと…名前名前
988 :【機技改触】《Ultimate Technology》 :2011/08/10(水) 00:10:03.60 ID:GI+r0z86o
/ありゃ拙者もデス、繋がりませン
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/10(水) 00:10:03.43 ID:tjEVUO1IO
/自分もですね。
990 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/10(水) 00:10:36.43 ID:oIZghg3B0
/何が起こったし
991 :【流体魔人】体が水。E:太刀【水無月】+銀の腕輪 :2011/08/10(水) 00:11:46.36 ID:ZqQDmaN2o
/まさかの閉鎖…ですかね…?
/管理人さんて誰がやってましたっけ?
992 :【超霊流銃】@wiki [sage]:2011/08/10(水) 00:12:12.94 ID:fXkcMMDZo
>>984
/遅くなった申し訳ない、自分も繋がりません
/こちらでやるという手段も無くは無いですが…明日にしましょうか
993 :【月光官能】 [sage]:2011/08/10(水) 00:12:26.51 ID:uTkfDf5SO
>>985
なんてこった……


どなたか避難所つながるかたいらっしゃいますか?
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(熊本県) [sage]:2011/08/10(水) 00:12:55.47 ID:fTCc0PU+o
yy全部落ちてるし
995 :【変態界主】震えるぞ(ry @wiki [sage saga]:2011/08/10(水) 00:13:31.57 ID:ZPwYzIyjo
//うーっす
//他のyyにも繋がらないみたいなので鯖堕ちでせう
996 :【流体魔人】体が水。E:太刀【水無月】+銀の腕輪 [sage]:2011/08/10(水) 00:15:10.49 ID:ZqQDmaN2o
/鯖落ち…だと?

/了解です。
997 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄 [sage]:2011/08/10(水) 00:16:49.10 ID:rYpS7+Foo
鯖ですか……やられたー!!

>>992
そうですね、スイマーズの襲撃もありましたし、明日改めてにしましょうか
明日もしつながらないようでしたら表で続きということでいかがでしょうか?
998 :【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki [sage]:2011/08/10(水) 00:17:04.17 ID:fGp8YRgIo
/鯖落ちなんて今までありましたっけ?
999 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/10(水) 00:17:17.33 ID:oIZghg3B0
/鯖か…いつ回復するんかね…
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2011/08/10(水) 00:18:03.13 ID:tjEVUO1IO
/始めてですねー
1001 :1001 :Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
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1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
【多重】とある無限のリリカルなのはAlaRubrA【クロス】 @ 2011/08/10(水) 00:13:35.67 ID:EBJlWRCAO
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嫁の口説こうと思うんだけど @ 2011/08/10(水) 00:10:36.82 ID:wrOFucY50
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レッサー「安価で上条さんとの愛を深めます」フロリス「私も私も」 @ 2011/08/10(水) 00:05:18.37 ID:riKAxnoX0
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夏休みを謳歌する壁の花とそうりょとなくる @ 2011/08/09(火) 23:39:59.37 ID:nhkFu6h0o
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ガチャモンやろうずwww @ 2011/08/09(火) 23:35:24.22 ID:jjNZ1qODO
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【BATTLE】 カイクロ@天下一品 【LEGEND】Part4 @ 2011/08/09(火) 22:57:52.22 ID:K8vC95CQo
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二次元がまた潰されかかっている @ 2011/08/09(火) 22:56:23.95 ID:e+IleEDo0
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