【俺能世界】俺が能力授けるからこの世界で戦え【新世界】Part41 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [saga]：2014/07/29(火) 00:55:57.25 ID:2Hfqk/PyO

ようこそ、厨二病隔離スレへ
このスレは周りから新たに能力をもらって
厨二力を爆発させ壮大な「バトル」を行うスレです

※ ここは能力による「戦闘」を主としたスレッドです ※
※ 過度なインフレや決定的な語句にもご注意ください ※
※ 貴方が絡んでいる相手も貴方と同じ人間です。 皆が主人公ということを忘れずに ※

●　まずはしたらばの専用スレで能力をもらいましょう
●　能力は原則一人一つ。 奪ったりコピーする能力の場合はこの限りではない。
**スレを跨いでのキャラ・能力引き継ぎオーケイ
**殺害対象の能力を自身の能力と交換可能(任意)
**奪った能力は宝石として出現、取り込んだものが能力を得る(宝石の複製や持ち歩きは不可)

◇作ったキャラの安価を名前欄に書きましょう(例として>>66のキャラであるなら >>66 と名前欄に記入する)
◇能力は死亡により再取得。
◇能力の使用などに関しては空気を読んで調整する。
◇荒らしは黙ってスルー。

◎戦闘之スヽメ◎
会話文(例：からあげうめえ)
【行動(例：?ゆっくりと近づき、殴りかかった)】　※「刺さった」とか確定させるとそれ以上広がらないので無し
こんな感じでやると分かりやすい。俗に言う「ロール」。　
ヒールを担当して場を盛り上げるのもよし、商人、鍛冶屋的な能力を懇願しほそぼそとサポートに回るのもよし。
複数人数で徒党を組み勢力を広げるもよし、正義のヒーローとして君臨するもよし。

次スレッドは>>900、出来ない場合は再安価
次スレッドを立てるまで>>950からは減速すること(重複回避)
また立てれなかった場合そのテンプレを貼るといいかもしれません

したらば
http://jbbs.shitaraba.net/internet/19660/

俺能wiki
http://wikiwiki.jp/nanasia777/?FrontPage

[俺能の世界]

それは、貴方達が今住んでいる世界とは全く別の世界だ

貴方達の住んでいる世界では架空の存在とされている『悪魔』『天使』などを筆頭に、様々な『化け物や精霊』つまり『人外』がそこら中に蔓延り生活している

勿論その世界には人間も生活しているが、その人間すらも貴方達が住んでいる世界とは全くの別物
それらは様々な『異能』……つまり『能力』を持っている。

その『能力』は先天性で生まれつき持っていた者や
能力を一つだけその身に宿した��宝石�≠�使用して能力を得た者
更にはその自身の種族に因んだ能力を所持する者など
様々な方法で能力を得た『能力者』がこの世界には蔓延っている。

しかし、この『能力者達』に共通している事がある…

それは…確かにこの世界にその能力者達は産まれ育って生活していて
その胸の奥には『能力を宿した宝石』が隠されていて、その能力者本人の��生�≠ｪ感じられなくなった時、身体の外に出てくるという事だけ…

今日も何処かで…
『能力者』は『能力者』との戦闘を繰り広げている…

※前スレ

【俺能世界】俺が能力授けるからこの世界で戦え【新世界】Part40
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1405423133/

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

【 このスレッドはHTML化（過去ログ化）されています 】

ごめんなさい、このパー速VIP板のスレッドは１０００に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

君が望む永遠〜Latest Edition〜 ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超Ａ級スナイパーが魔王様を狙ってる？」〈ゴルゴ13inひめごう〉 ＠ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです ＠ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「２号線」【コンマ判定新鉄・関東】 ＠ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

【安価】少女だらけのゾンビパニック ＠ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/

ぶらじる ＠ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

2 ：〔アルティミス・T・メイザース〕右手義手〔ミストルティン〕負傷:全体切り傷（極浅）,頬（擦り傷）【学びの刃】学び:砂嵐×4,空気弾×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/29(火) 01:57:06.04 ID:BGinsRjH0

>>1乙です

3 ：マリア・白百合（>>996）【パラディン】 [E.【手提げバッグ】 【盾（中）×1】]：2014/07/29(火) 03:41:27.21 ID:GzNk/DJ/0

>>1乙です！

　　　△　　￥　▲
　　（　��　皿　��）　　がしゃーん
　　（　　　　　　　　）　　　　　　
　／│　　肉　　│＼　　　　　　　　　がしゃーん
＜　　＼＿＿__／　　＞
　　　　┃　　　┃
　　　　＝　　　＝
3ゲットロボだよ
自動で3ゲットしてくれるすごいやつだよ

4 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/07/29(火) 13:11:26.85 ID:DEJ/7aVGo

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5 ：双極桂(双極楓)【アームズアーム】 [saga]：2014/07/29(火) 13:12:34.45 ID:gZznraSXo

//>1乙だね！

6 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/07/29(火) 13:13:24.42 ID:DEJ/7aVGo

　　　　　　　　/´〉,､　　　　　|￣|rﾍ
　　l､￣￣了〈_ノ<_/（＾ｰヵ　L__」L/　　 ∧　　　　　 /~7 ／）
　　　二ｺ ,|　　　　　r三'_」　　　 r--､　（/ 　 /二~|/_/∠／
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7 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/07/29(火) 13:20:15.82 ID:DEJ/7aVGo

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　　　 ／　..,ィ"____ノｰ彳 ＼‐､＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_.i{　i　.zｧ　　 _ﾉ
　　　 `ｰ' 　 {_＿ ,.．ｲﾉ　　 ヽ.＼＼　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: :＞､ ‐=.　　/}ﾊ
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8 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/07/29(火) 13:20:29.91 ID:DEJ/7aVGo

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 {: : :{ｚｚ{__..iｘ..,,{､
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　　　 ／　..,ィ"____ノｰ彳 ＼‐､＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_.i{　i　.zｧ　　 _ﾉ
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9 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/07/29(火) 13:32:14.04 ID:DEJ/7aVGo

無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄

10 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/07/29(火) 15:42:26.47 ID:DEJ/7aVGo

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ

11 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/07/29(火) 17:51:08.36 ID:MLIdmkXj0

>>1乙ですッ！！

12 ：[ウィリー]>>37【エアーディープ】 ：2014/07/29(火) 19:19:04.50 ID:n2eDb/Gw0

/い ち お つ で す

13 ：【アストリッド】>>29【運命の反逆者】 [saga]：2014/07/29(火) 19:20:15.39 ID:PTJ282fFo

いちおつの味！

14 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/07/29(火) 19:21:55.41 ID:OnFvMNeS0

/>>1乙です！

15 ：【空気弾】竹峰マコト [saga sage]：2014/07/29(火) 19:36:06.62 ID:4Nuj7ckG0

/>>1乙だみゃ。

16 ：【ルーキー】>>714【風林火山】 ：2014/07/29(火) 19:40:41.58 ID:UlN1ieZvo

/>>1乙ゥ！

17 ：--名称未定--【ダストパンチ】 [saga 義手×2 負傷：背中【小】]：2014/07/29(火) 19:43:08.15 ID:VHpQpnAR0

Hmm……
>>1otSu…

18 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/07/29(火) 19:43:40.05 ID:EMjf+GhB0

【とある公園】

暑い……

【ベンチに座ってパタパタと団扇で扇ぐ少女。その隣には黒いバットケースが置かれている】
…
【その少女の視線の先には、走り回りながら無邪気に走り回る子供たちの姿】
【少女はそれを見て��子供ってやっぱりいいなぁ�≠ﾆ思い、自然な笑みを零す】

ふふっ…
『ねぇねぇ、缶持ってない？缶蹴りやるんだ』

【走り回っていた一人の子供が、その少女に駆け寄って来て声を掛けた。】
【これから子供達は缶蹴りをするらしいが…缶が無い様だ】

缶？ちょっと待ってね

【少女は立ち上がり、財布をポケットから取り出して自販機で缶ジュースを購入】
【それを素早く飲み干し、近くの水道で洗ってから子供に手渡した】


はい！これでいいかな？

『うん、ありがとう！』

【子供は少女に向けて礼を言い、左手を振りながら他の子供たちの元へと走って行った】

【少女は軽く手を振り返し、子供達が缶蹴りをする様を幸せそうに眺めていた】
………
【この平和な日々が何時迄も続く様に…なんて心の中で願いながら】

19 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/07/29(火) 20:08:32.69 ID:2Hfqk/PyO

……××、また1人……貴方の仇を……
【ローブは返り血に染まり、しかし既に乾き切ったそれで染色されているため変化は在らず】
【白刃を穢す血と脂を振い落とせば納刀、澄んだノイズ】
【踵を返し裏路地を後にすれば、一刀の元に両断された屍の虚ろな瞳がその背中をいつまでも見詰めていた】

20 ：【クラフペーパー】>>315 【コヨリ】 [saga]：2014/07/29(火) 20:28:57.80 ID:CpuR0z0wo

>>19
　一仕事終えたコヨリは、暗い気持ちで昏い裏道から出ようとした。
　そこでローブを深く被った人影を見とめた。明かりの少ない夜道、しかも裏路地では解りづらいが、臭った。
　鉄サビと動物の脂を混ぜたような、なんとも言えないなまぐささ。もっと言えば、人殺しの匂い。
　自分自身に染みついたものと似た匂いは、こんな場所でもハッキリと解る。

「ヒトゴロシか。……何人目です、ずいぶんと染みついている」

　人を殺したばかりだろう危険人物に声をかけた。
　一仕事終えたばかりの暗い気持ちはより沈み込みと、深淵のようだ。

21 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/07/29(火) 20:38:39.37 ID:2Hfqk/PyO

>>20
……？
【疑問を声に出さぬ風にして振り返り、その存在を認める】
【淀んだ空の色の双眼で睥睨、短く鼻を鳴らした】

さぁ、どうでしょうね、忘れました
……ところで貴方、
【誤魔化す訳では、はぐらかしている訳ではない】
【恐らく本音なのだ、つまるところ女に取ってそれは呼吸と等しく自然的な行動なのだから】
【一切の常軌を感じさせぬに容易な一挙一動、そして尋ねるだろう】
【「剣は使えますか？」と】

22 ：【クラフペーパー】>>315 【コヨリ】 [saga]：2014/07/29(火) 20:48:34.43 ID:CpuR0z0wo

>>21
　彼女の言葉を、その調子を聞いてコヨリは自分とは違う者だと悟った。
　彼女のそれは天性、あるいはそうするのが自然であり当然で、コヨリのものは職業的だ。
　結果は同じでも存在としてはまったく異なる。
　銀髪の女の質問に対して、コヨリは懐に手を入れて紙を二枚取り出した。
　それを即座に『ショートソード』に折っていく。
　できあがった『折紙の剣』に万年筆で文字を書き込むと、もう一枚の紙に落とした。
　書かれた文字は『鋼鉄』。『鋼鉄』の『剣』は、いともたやすく紙を切る。

「私が『剣』を使うとしたらこの程度です。
　残念ながらあなたの言う意味にはなりませんね」

　彼女が殺すのは『剣を使う』か否かで判断されるのか？
　と推測しながら、自分の能力を惜しげもなく披露した。

23 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/07/29(火) 20:59:05.46 ID:2Hfqk/PyO

>>22
……ふむ……
【半歩、身を引いて重心を後ろ足に顎に指を当てる】
【霧氷の表情にどこか逡巡のようなモノが巡り、刹那それは浜辺を浚う潮のように引いた】

まぁ……刃物には変わりない……か
【結論を独りごち呟き漏らす】
【姿勢を臨戦態勢に持って行くのは少しの間の後】
【全くの自然な所作でいともたやすく静から動へのシフトを行う】
【空気の変化を察すれば事前に行動が取れるであろう】
【逃避も叶うはずだ、そしてそれを行わなければ】
【待つのは闘争、確実な戦闘】

24 ：【クラフペーパー】>>315 【コヨリ】 [saga]：2014/07/29(火) 21:16:30.51 ID:CpuR0z0wo

>>23
　銀髪女が高めたのは気炎というよりは戦意。渦巻くというよりも瓶に水を満たすようにごく静かに。
　ビロードのように滑らかな移り変わりは、熟練というよりはやはり日常行為そのものだ。
　慣れているというよりは意識すらなく。だからこそ背中が怖気立つほどに怖いが、恐ろしく思えない。

「なかなか大喰らいのようですね。一晩に二人目ですか」

　コヨリはその戦意を飲み込んだ。殺人者と殺人者、出会えば殺し合うのはむしろ必然か。
　逃げる代わりに手にするのは四枚の紙。そのすべてを重ね、文字を書き込んだ
　書き込まれた文字は『金剛』

「先手は貰いましょう」

　二人の距離は数歩。約3mほど。コヨリは手に持っていた『鋼鉄』の『剣』を操り、銀髪女の顔を狙って飛ばした。

25 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/07/29(火) 21:24:35.63 ID:2Hfqk/PyO

>>24
討てれば、終わるんですがね……それで
【諦観にも似た声色、だが行動の一切はそれを発する事はない】
【腰に帯びた剣を引き抜き顔を逸らす】
【右の耳を深く抉る鋼鉄】
【舞い跳ぶ血飛沫、銀糸、唸る風】
【二歩を踏み込み、やや上段気味を狙い右腕一本で振るう刃】
【様子見や牽制はない、全てが必殺の気迫を籠めた全霊の一閃】

26 ：【クラフペーパー】>>315 【コヨリ】 [saga]：2014/07/29(火) 21:37:45.06 ID:CpuR0z0wo

>>25
　言うならば疾風。あるいは迅雷。最小限のダメージと最小限の踏み込み。
　そして最大限の一撃。目前の銀髪女は一撃にすべてを乗せている。
　反撃は予想していた。だが早すぎる。

「くっ……！」

　右腕一本で繰り出された一撃は致死純度を秘めている。それに対するにはやはり全力に他ならない。
　瞬間的に生み出せた紙は二枚が限界だった。それを『金剛』四枚重ね左腕で盾の様に使い、それで剣を受けた。
　重ねることで硬化し強度を増す紙の性質。そして文字によって最大限まで引き上げられた硬度。
　それを使ってなお防御は突破された。速度は十分に落としたものの、防御した左腕の骨にまで達していた。

「そんなに飛ばすとバテますよ……？」

　二の腕から剣を伝って血が垂れ落ちた。奥歯で痛みを噛み砕き、コヨリはさらに紙を作り出す。
　さらに一歩踏み込み、間合いを絶無にしようとしながら、空いた右腕で紙に文字を書き込み出す。

27 ：【ヨーガン】>>962【人造異能力兵士02“Y”】 [saga]：2014/07/29(火) 21:38:09.87 ID:hRQrlN380

//出遅れた…… >>1乙です

28 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 ：2014/07/29(火) 21:39:31.68 ID:R1IarbBL0

いちおつです！

29 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/07/29(火) 21:45:20.48 ID:2Hfqk/PyO

>>26
バテる？
……御冗談を
【鼻で嗤い、微かに頬を紅潮させる】
【だが恐らく交錯する事はない視線、互いに表情を伺うなんてこの死合の間には少なくとも今は叶わない】
【振り抜きそして返す刃、コヨリの行動は判断の翼を得てそれの初速を微かに上回る】
【咄嗟反射的に繰り出したのは左前蹴り】
【近接戦闘を主とする女であるが、最接近ともなれば話は別】
【故に嫌い、突き放さんと狙った、この距離から】
【それと同時、左手を回しローブの下の背中を探る】
【かちゃり、何か金属音が小さく響いた】

30 ：〔アルティミス・T・メイザース〕義手喪失負傷:全体切り傷（極浅）,頬（浅）,顔（強打）【学びの刃】学び:砂嵐×3 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/29(火) 21:48:35.18 ID:BGinsRjH0

前>>998
まあ良いとします
“我々の秘匿兵器があれば、一瞬ですから”
“貴方は運が良かった。さようなら私は貴方達を認めない”

【逃げ出すほどの意気地無しには最早興味はない】
【何れは殺す事になるであろうが、今は、興味はない】
【彼女は静かに、その時が来るのを待つのみだ。全てを滅っすその時を】

/了解しました。有り難う御座いました〜

前>>999
【劣化したミストルティン。弱点は立て続けに襲う衝撃】
【白銀から漆黒に染まった事でそれは更にマイナス面を強く強調しだして、引き抜かれた拳にひっつく形で右肩から崩れた】
【そう。彼女の義手は、肩から指の先までのモノであったのだ。これにより彼女は右腕と呼ばれる部位を失った】
【ビームは獲物を捉える事はなく空を切って収束し間髪入れずに飛ぶ膝蹴り】
【即座に左手の剣を虚空に返し空いて掌でそれを受ける】
【大きな衝撃音を爆散させながらぶつかり合う蹴りと拳。きっと両者共にすさまじい衝撃が体を駆け抜けるだろうか】

素晴らしい。賞賛に値します

【そして蹴りを払う掌】
【払った瞬間には既に魔剣は握られているのが青年の瞳に映るか】
【それは再び振るわれる】

/遅れました

31 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/07/29(火) 21:49:04.37 ID:kSwrYdzJ0

【とある公園】

暑い……

【ベンチに座ってパタパタと団扇で扇ぐ少女。その隣には黒いバットケースが置かれている】
…
【その少女の視線の先には、走り回りながら無邪気に走り回る子供たちの姿】
【少女はそれを見て��子供ってやっぱりいいなぁ�≠ﾆ思い、自然な笑みを零す】

ふふっ…
『ねぇねぇ、缶持ってない？缶蹴りやるんだ』

【走り回っていた一人の子供が、その少女に駆け寄って来て声を掛けた。】
【これから子供達は缶蹴りをするらしいが…缶が無い様だ】

缶？ちょっと待ってね

【少女は立ち上がり、財布をポケットから取り出して自販機で缶ジュースを購入】
【それを素早く飲み干し、近くの水道で洗ってから子供に手渡した】

はい！これでいいかな？

『うん、ありがとう！』

【子供は少女に向けて礼を言うと、左手を振りながら他の子供たちの元へと走って行った】
……
【少女は軽く手を振り返し、子供達が缶蹴りをするのを…幸せそうに眺めていた】

32 ：【クラフペーパー】>>315 【コヨリ】 [saga]：2014/07/29(火) 21:54:21.16 ID:CpuR0z0wo

>>29
　絶対的性能差。ジェットエンジン搭載機にプロペラ機が追いつけないように、隔絶された身体性能の違い。
　コヨリが距離を埋めた次の瞬間に繰り出された前蹴りを回避できる道理はなかった。
　最接近状態であったからこそ打撃というよりは押し出しに近かったものの、それでも威力は低くない。
　腹部を踏み抜かれるようにしてコヨリの体は吹き飛ばされるように地面を転がった。

「がはっ！」

　肺が潰され空気が強制的に排出され、呼吸が瞬間的に停止する。
　だがその寸前、文字を書き込み終わっていた紙が銀髪女へ向けて飛ばされる。
　書き込まれた文字は『悪夢』。最接近状態で、狙いはその顔――特に目だ。
　紙が顔に張りつけば、文字通りの『悪夢』。それも銀髪女が最も恐れるものが見えるだろう。

33 ：双極楓(双極桂)【アームズアーム】 [saga]：2014/07/29(火) 21:55:19.22 ID:gZznraSXo

「痛た…」

全身に傷を負ったまま街を徘徊する少女が一人、人目を集めていた
長い黒髪も傷み、白いパーカーは所々切れて…何よりも白い肌に紅い血が滲んでいるのが痛ましかった
少女は…先程まで戦っていた
正確には少女ではなく、もう一つの人格が戦っていたのだが…

「はぁ…はぁ…っ…」

少女に何があったにせよ、これだけは変わらない
今、傷付いたまま懸命に何処かへ向かっていることは
病院に…向かっていることは
だが、それは叶わないのかもしれない
なぜなら、少女は疲れはてて倒れそうになっていたから

34 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/07/29(火) 22:02:25.54 ID:2Hfqk/PyO

>>32
……！？
……
【視界を塞ぐ純白、印された文字】
【紙は確かに女の目を覆い、だがそれも一瞬即座に右の手で払われる】
【ちらり、その文字を一瞥】

……？ ……くくっ、悪夢……？
【喉の奥から染み出る生理的嫌悪感を齎すノイズ】
【果たしてそれが笑い声だとは気が付けるだろうか】
【だがそんなことはどうでもいい】
【かちゃり、左の腕に構えた盾を……半身をカバー出来る程の大きさのカイトシールドを構える】

畏れるモノなど……悪夢なんて……！
【盾を突き出し剣を刺突態勢、爆発的加速で蹴りに依って開いた距離を詰めんと迫る】
【とはいえ視界を覆った異物を取り除く所作は隙である】
【そしてそれはコヨリが姿勢を整えるのに、充足な時間を与えているかも分からない】

35 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/07/29(火) 22:04:56.69 ID:2Hfqk/PyO

//追加>>34
【近接が叶えば胸元を狙った鋭い突きを繰り出すだろう】

36 ：[ウィリー]>>37【エアーディープ】 ：2014/07/29(火) 22:05:07.82 ID:n2eDb/Gw0

>>31
【小さな子ども達が缶けりをする近くを歩くサングラスをかけた人物】
【その人物は誰が見ても、何か怒っている様のは明確だ】

……痛っ……！………っ……っ……こんのクソガキがぁ！！
こんな所で缶けりなんてやってんじゃねー！蹴り殺されてーのかぁ！！あぁ！？

【子どもが蹴った缶は運悪くその人物の頭にコツンと当たる。】
【サングラスの奥に光る赤い瞳で罪なき子ども達に眼光を飛ばせば、子ども達は身を竦ませ表情を恐怖に染めていく】
【今にも子ども達を蹴り飛ばしそうなこの人物を見た優しき少女はどう行動するのだろうか】

37 ：【クラフペーパー】>>315 【コヨリ】 [saga]：2014/07/29(火) 22:19:53.96 ID:CpuR0z0wo

>>34
　ナチュラル・ボーンに精神的ダメージを与えようという愚行。ダメージによる判断力の低下があった。
　転んだ体制を立て直す、そんな暇はない。そんな時間があれば、もっとするべきことがある。
　即座に紙を二枚作り出し、文字を書き込みだした。呼吸は停止したままだ。
　肺を動かそうなどとは思わない。ケリつくとすればあと数秒だろう。それまで意識が持てば十全。

「――ぁ、が」

　瞬間、地を縮めたかのような速度で銀髪女が接近してくるのが見えた。
　繰り出されるのは心臓を抉るような突き。やはりそれを躱すことはできない。
　今度も生贄にするのは、やはり左腕だった。半ば裂けたそれを剣へ向かってボクシングのパリィングのように差し出した。
　肘から先が舞い飛んだ。それでもなお刃は胸へ突き刺さった。だがそれは心臓のわずか数ミリ横。刃は背中から突き出ている。
　刃は胸骨さえ切断していた。あと数ミリ刃が横へ払われれば死ぬだろう。

「……っ！」

　だが十分だ。文字はすでに書き込まれた。
　二枚の紙をほとんど密着に近い状態の銀髪女の胸元を狙って飛ばす。
　文字は『太陽』。75mm四方、極少の太陽だ。表面温度およそ6000℃。
　そしてもう一枚は『煉獄』。あらゆる罪人を焼き清める浄化の炎。

（土葬の方が好みですか？）

　皮肉を言う余裕もなく、痛みと酸欠で意識が白んだ。

38 ：五条イクサ【ホワイト】【アンダー】【ターヴェ】【シャープ】【B】 ：2014/07/29(火) 22:21:35.13 ID:+ezI+fCE0

>>33
今日は割と涼しかったな〜
【のんきな事を呟きながら町を歩いている】

こんな気温が続けばいいんだけどな
暑い日が続いたらやる気もおきねぇしな　

【そう言いながら歩く姿は普通の一般人】
【だが、能力者にとってその日常は簡単に壊れる】

・・・ッ！大丈夫か！
【青年は町を傷だらけで歩く少女を見つけ駆け寄る】
【頭が切れる能力者なら危険と感じて近寄らないかもしれない】　
【しかしこの青年は傷だらけの人が居たらただ助けたいと思う普通の青年だった】

39 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/07/29(火) 22:26:14.75 ID:kSwrYdzJ0

>>36
ん…？
【サングラスをかけた人物が子供達の近くを歩いている】
【その人物の頭に、子供が蹴った缶が当たってしまった】

うわ、当たっちゃった…凄い怒ってるよあの人…

【少女は今にも子供達を蹴り飛ばしそうなウィリーを止めるため、ウィリーと子供達の間に立ち塞がる】

ちょっとあんた、辞めなさいよ子供相手に…可哀想じゃないの…

40 ：双極楓(双極桂)【アームズアーム】 [saga]：2014/07/29(火) 22:28:00.42 ID:gZznraSXo

>>38
「君は…？」
「私は…大丈夫じゃ…ないかも……けど、死ぬほどでは…ないかな」

駆け寄る青年を視界に収めた少女は…朦朧とするはずのないが確実に意識レベルの落ちている思考ユニットを働かせて言葉を紡ぐ
人類最強に痛め付けられて…大丈夫等ではないと
だが、死ぬほどではないと

ここで、五条に意識を向けてしまったのは間違いなのかもしれない
なぜなら…注意して行っていた歩行に意識を割いていたのだが…その分を五条へと向けねばならなくなってしまったからだ
あ…とも言う間もなく…少女の身体は傾いで…倒れて行く

41 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/07/29(火) 22:35:37.12 ID:2Hfqk/PyO

>>37
【大凡一切の常軌すら残さぬ精神は揺らぎなくコヨリへと迫り血と脂に祝福を受けた剣を突き出す】
【それは逸らされ、だが確かに身を穿ち、白刃に新たな祝福を与える】

……！？
【飛来する紙は双葉、文字を読み取る間もなく半身を隠す盾を微かに動作、防ぎ、咄嗟飛び退く】
【自然、剣を引き抜く形となり赤い残滓を一線宙に描いた】
【じゅうぅ！かつて光の神に賜った邪なる盾を焦がし熱し焼き、構える左腕にまで高熱を貫通させる】
【革製のベルトは焼け尽き鈍音を立てて盾は落ちた、地面が抉れる】

……くっ、うぅ……！！
【苦痛に顔を歪ませぶすぶすと燻る左腕を庇うように再度右腕の刃を構えた】

42 ：五条イクサ【アンダー】【ホワイト】【ターヴェ】【シャープ】【B】 ：2014/07/29(火) 22:35:44.88 ID:+ezI+fCE0

>>40
わっ！っと
【青年は目の前でバランスを崩した少女を支える】

死んだりして無いよな？
・・・大丈夫だな
【脈を計り死んではいないことを確認すると】

こういう時に使うんだよな、こいつは
ホワイトハッカー！
【青年はそう言うと手に２.5mほどのリボンが現れ、それが少女の体に巻き付くと傷を治して行く】

とりあえずこの辺りで横になれる場所は
・・・あそこか
【少し考えると少女を抱え公園まで走る】　

43 ：【Aura】【灰被姫】 [sage　saga]：2014/07/29(火) 22:38:13.31 ID:qqhvtGBd0

日もそろそろ落ち月が昇り出す頃、全てが茜色に染まる夕焼け。
繁華街から程近い、と言うより一本道を入っただけの、その路地裏。
しかしここだけは、誰もが疎む場所、ではなく……むしろ普通の人でも、好んで通ったりする事も有る、

……要は、いかがわしい店が多く集まっているのだ。所狭しと並ぶ看板はただのBARだとかその辺で済んでいるが、
実際は別。その証拠に、嬉々として足を踏み入れる客は、皆"男"だった。

まだ賑わう時間帯ではない、人気はそう多くない……が故に、少しだけ目立つ。ヒトのシルエットが。
同じく茜色に染まるのは、女性だった。佇んでいる……壁を背凭れに、軽く足を組んで。

艶やかなロングの黒髪に透き通る碧眼。全身を黒のバイクスーツで纏っているのだから、
その辺のモデルよりも良いスタイルを存分に示している……やはり目を引く存在だ。
ただ、どこか人を近寄らせない雰囲気が彼女の周りを漂っていて……そもそも人気がないのもあるが、
声を掛ける者は誰も居ない。彼女はただ、右手に挟んだタバコふかせるだけで。

この路地に並ぶ店に意図して入って行くのは、つまりはそういう連中。
だが、この路地を通る者はそれだけでなく、単純に繁華街から近いという理由がある、
迷いに迷ってしまってここに辿り着くことも、あるいはここが近道だったりすることもあろう。

……この女性は、きっと"誰かを待っている"。だから輝く碧は、しかしどこか儚げで切ない―――。

44 ：[ウィリー]>>37【エアーディープ】 ：2014/07/29(火) 22:39:59.45 ID:n2eDb/Gw0

>>39
っ、何だぁぁ？ おれは缶ぶつけられたんだぜ？
カワイソウなのは120%おれの方じゃねーかよぉぉぉ…！

【子どもを蹴り飛ばしてやろうとした矢先、子どもを守るように一人の少女が現れる】
【当然少女は子どもを守るべくウィリーに一言申すのだが、ウィリーは揚げ足を取り言葉を返す】

…ふっ………退かねーならてめーから蹴り飛ばしてやるぅ！！ 内臓ぶっつぶれて狂い悶えなぁ！！

【それでも優しき少女はその場から退く事はしないだろう】
【痺れを切らしたウィリーは脚を振り上げ、少女の腹へ蹴りを放つ。勢いをつけた大振りの蹴り、避けるのは容易いだろう】

45 ：双極楓(双極桂)【アームズアーム】 [saga]：2014/07/29(火) 22:46:02.75 ID:gZznraSXo

>>42
「……」

疲労の末に意識を失ったのか、それとも寝たのかは分からないが…少女は五条に支えられ、【ホワイトハッカー】の能力の治癒を受ける
少女が全身に負った切り傷は癒え、苦痛は消えて…表情は安らかなものへと変わる
少女を抱き抱えたまま走る五条は気付くだろうか？
少女が外見の割りには重量のあることが

46 ：【クラフペーパー】>>315 【コヨリ】 [saga]：2014/07/29(火) 22:49:53.33 ID:CpuR0z0wo

>>41
「げほっ、えほっ……！」

　肺が再稼働した。靄かかった思考と視界の中に、飛び退く銀髪女の姿を見とめる。
　だらだら胸と左腕から蛇口をひねったように血が垂れ落ちる。止血する暇はないだろう。
　数秒かと思われた命は伸びた。だがそれは秒が分に変わったか、あるいは秒の前後に十が付け足された程度。
　どちらにしろ命は散る。それも可能性はコヨリの方が圧倒的に高い。

　切り札『太陽』を出してもなお届かない。
　精神的ダメージは無意味だ。物理攻撃では大敗している。

「……次で、決める」

　取り出す紙はたった一枚。というより消耗した今ではそれがそれが限界。
　それに文字を書かず、片手だけで器用に折り始めた。数瞬後、出来あがるのは『クラゲ』だ。

47 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 ：2014/07/29(火) 22:50:24.68 ID:R1IarbBL0

【今日は休暇である】
【自分が勝手に決めた休みでゆっくりするのだ】
【彼はいつものように外にでている】
【夏でも外にでるのは癖であって】

アイスって美味いな

【冷えている物があることに喜びを感じた】

48 ：五条イクサ【アンダー】【ホワイト】【ターヴェ】【シャープ】【B】 ：2014/07/29(火) 22:53:09.09 ID:+ezI+fCE0

>>45
・・・なんか重くね？
【少し抱えた少女の重量に違和感を覚える】

しかたない、スピード上げるか
【そう言った途端走っていた速度が上がる】
【能力を使い身体能力を底上げしたのだ】


着いたか、
後は意識が戻ってくれればいいんだが
【公園に着くと少女をベンチに寝かせ、自分は飲料を買い一息ついた】　

49 ：双極桂(双極楓)【アームズアーム】 [saga]：2014/07/29(火) 22:59:49.63 ID:gZznraSXo

>>48
重いのは当然だ
少女の身体は普通ではない
特に腕は機械製であり、無機物に対して絶対的な破壊力を持った光線を放つ重火器へと変貌するのだから…

そんな科学の申し子たる少女がベンチに置かれて数分後、
彼女…否、彼は目を覚ました

「ん…あ…？あれ？傷が癒えてる…？」

飲料を飲む青年に聞こえるのは少女にしては少し低く、少年にしては少し高い声
少なくとも…倒れるときの少女のそれよりは低い声
その発生源は…青年が連れてきた一人の少女の肉体
目を開けて、黒い瞳が周りを見渡して…その少年は状況を掴もうとしていた
何故、傷が治っているのかを知ろうとしていた

50 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage saga]：2014/07/29(火) 23:03:29.09 ID:2Hfqk/PyO

>>46
【ぶん、と白刃を振るえばこびり付いた血と脂の大半が落ちる】
【路地に舞い散るそれは枝垂れ桜の模様が如く】
【凡そ仇を、敵対する彼女の息の根を止めるには手段としては簡単だ】
【この場を即座に離脱すればいい】
【致命に等しいまでの傷を負わせた今となってはそれが最も確実性と安全性を両立した策であろう】
【だがそれを成す事を女はする事はない】
【何故ならそれは歪み切った殺に対する独特の矜恃故だ】

××……見てて……！
【必ずこの手で仇を】
【その一心のみで動く空虚の塊】

【浮遊する紙を見やれば激情の中で極めて冷淡な考察が浮かぶ】
【戦闘の様子から察するに紙に何かしらの効果を発揮する能力者なのであろう】
【だとすればあれに近寄る事は憚られる】
【ならば】

今……仇をっ！！
【振り被り、投擲、剣を】
【オーバースローで回転を与え全力での投剣】
【反動で焼かれた左の腕の表面が割れ、裂け、血を吹き出す】
【狙うは浮かぶクラゲ諸共コヨリの胴体】
【放ったが最後、もう武具はない】

51 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/07/29(火) 23:04:21.87 ID:guZKXcOA0

>>44

はぁ、やるしかないわね…

【ウィリーは止まりそうにない。なら…力尽くで止めるまでだ、と少女は決める】

君たちは逃げてね

【少女は子供達の方を向きいて戦場となる公園から、子供達を逃がす】
【子供達は公園から走って出て行く、各々の家に帰るのだろう…これで気兼ねなく戦える】

つっ…
【そして放たれるウィリーの蹴り、少女はそれを後ろに飛び退くことで回避した】
…
【少女は背中のバットケースを地面に静かに置き、静かに拳を構える】
【相手が武器を使わないのなら…此方も使わないで戦いに望む】

…来なさい

【右の手のひらを上に向けて指を2度クイッと動かした。ウィリーを挑発しているのだ】
【ウィリーはどう動くのだろうか？】

52 ：【アンダー】【ホワイト】【シャープ】【ターヴェ】【B】 ：2014/07/29(火) 23:06:57.93 ID:+ezI+fCE0

>>49
・・・半分が機械か
随分と世の中は進歩したもんだねぇ　
【青年は一息つきながらも超感覚により機械の腕や鼓動が変な心音から女が半機械と推測した】

能力による機械なのか機械による能力なのか、どっちなんだろうな？　
でも、一番はこの子が起きていきなり暴れなければいいんだが
【そう考えていた時、女が目を覚ました】

(・・・なんか声が変だな)
大丈夫か？一応手当はしたが
【少し不信感を抱きつつも女に話しかける】

53 ：双極桂(双極楓)【アームズアーム】 [saga]：2014/07/29(火) 23:15:06.60 ID:gZznraSXo

>>52
彼女…いや、彼女等の身体は機械と人工の細胞で形作られた人工の肉体
能力【アームズアーム】を搭載することで真価を発揮する多目的武装可変腕を持つ、機械による能力を保持する者であった

「凄く疲れてるけど…大丈夫そうだ。ありがとな」
「俺は双極桂。あんたは？」

疲れまでは癒せない治療を受けた桂は起き上がって伸びを一つ
それでもう大丈夫らしく五条へとお礼を言って…名を名乗る
少女の体で、男性の名前を

54 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 ：2014/07/29(火) 23:17:27.50 ID:UlN1ieZvo

>>43
「え……と……」

その路地裏に、一人の少年が迷い込む。
白い肌が茜色の夕日によって明るく染まり、痩せ型の体を和装で包み、腰には刀を差している。
少し長めの黒髪、深い蒼色の瞳を宿した切れ長の目で、その顔は迷ったせいか元よりさらに弱々しい。
困惑しながら辺りをキョロキョロと見渡し、男達に声をかけて道を聞こうとするも無視されてしまう。

男達は何やら嬉々とした様子で所狭しと並ぶ店へ入店していく。
彼は人気のお店なんだなぁ、程度しか思わない。
中で如何わしい事が行われているなどと想像もせずになんでこんなに人気何だろう？と首を傾げるのみ。

さて、そこに一つだけこの空間の中では異質な存在を見つける。
バイクスーツの女性。この空間には男ばかりなのだから、充分に異質と言えるだろう。

少年は藁にもすがる思いで近づく。
人を近寄らせない雰囲気に氣圧されながらも、弱々しくこう話しかけるだろう。

「あ、あの……迷ってしまったんですけど……ここ、どこですか…？」

55 ：【クラフペーパー】>>315 【コヨリ】 [saga]：2014/07/29(火) 23:19:07.87 ID:CpuR0z0wo

>>50
　氷河よりも冷たい攻撃。剣を投げる。ただそれだけで今の状況では必殺に等しい。
　飛来する剣。出来あがったクラゲ。すでにない左腕。
　クラゲをわずかに横へズラし損傷を避けた。

「どうせ生きて帰れるものじゃなし」

　倒れ込んでいる姿勢だからこそ可能だった。両足と右腕、その3つを犠牲にした防御。
　その三つを剣の軌道に対して縦に並べる。ザクザクザク、と貫き切り落とされた。
　だがそれでいい。腕と足の厚みが、胴体を落とすまで行かず腹の中身を公に晒す程度で済ませてくれた。

「アァアアァ、アアァアアアァアアアッ！」

　咽喉から絞り出される空気と命と激痛。もはや物を持つことも歩くこともできない腕と足を振り回した。
　絞り出されるのはもう一つ。絶命覚悟気合い。そのすべてをつぎ込んで、宙に漂うクラゲを見つめる。
　周囲に血が飛び散る。その一旦。紙にかかる赤いインク。それを使って最後の文字を書き込んだ。
　絞り出される文字は『猛毒』。コヨリが得意とした殺しの手段。殺人『クラゲ』キロネックスの『猛毒』。

「……ぁ」

　それを、銀髪女へ向かって放った。当たればどこでもいいと、狙いはもっとも大きい胴体へ向けて。
　意識が遠くなる。視界が暗い。身体が冷えている。ほとんど死にかけていた。
　視界以外のすべての感覚が途切れて、ガランドウのように停止した。

56 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 ：2014/07/29(火) 23:20:51.61 ID:UlN1ieZvo

>>43
/まだいらしたら、是非！

57 ：五条イクサ【アンダー】【シャープ】【ターヴェ】【ホワイト】【B】　 ：2014/07/29(火) 23:21:29.44 ID:+ezI+fCE0

>>53
俺は五条イクサ
いきなり倒れたから驚いたよ

【双極桂の前に立ち、話す】
そういえばお前は病気かなんかなのか？　
さっきとは人格が違うようだし、見た目より重かったりと何者なんだ？

58 ：[ウィリー]>>37【エアーディープ】 ：2014/07/29(火) 23:21:59.97 ID:n2eDb/Gw0

>>51
ﾁｯ……てめー如きに時間使ってる場合じゃねーな……一瞬で終わらせてやる…

【少女は背中に背負っていた黒いケースを地に置く。ウィリーはその中身が気になったが怒りがそれをかき消す】
【そして少女は気づくだろうか、何か凝結するような音が鳴り、次にウィリーが何もないように見える空間で何かを掴んだのを】

叫び声も上げられねー程の一瞬になぁぁあ！！

【少女の挑発はウィリーの怒りを更に増幅させる。それが作戦だとかそういうのは今のウィリーには考えつかない事だ】
【少女との距離が縮まると、先ほどウィリーが掴んだ半透明のそれの形がハッキリと少女に見えてくるだろう】
【メリケンサック、ウィリーの拳にはメリケンサックの形をした物が纏われていた】
【お互い手の届く位置まで接近が叶ったなら、ウィリーはメリケンサックのおかげで威力の増した拳を少女に振るうだろう】

59 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/07/29(火) 23:30:15.27 ID:6IRp5pMRO

能力ください！

60 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage saga]：2014/07/29(火) 23:31:31.75 ID:2Hfqk/PyO

>>55
【無手】
【絶対の防御を誇る盾も、そして森羅万象を捩じ伏せる剣もない】
【青い瞳が敵対者の四肢の内の大半の断裂を確認した時、しかし次なる対応を取らねばならない】
【魂を宿し空を泳ぎ迫る海の月、回避を取るには態勢が悪い】
【果たして赤く燃えるような文字を見る事が出来たのだろうか、それは分からない】
【ところで普段、女は盾を左腕に構えている】
【そして現在盾はなく、それでも矢張り無意の合間に防がんとするのは道理、左の腕】

……ぐっぅ、うぅ……！
【中途半端に生き延びてしまった肩の神経が稲妻の如き痛みを更に増幅させる】
【猛毒は左の腕に、噴き出すのみで返らぬ血管と焼き切られた神経を持つ腕に阻まれた】
【遠く飛びかける意識、止めるは熱情】
【どん！踏み鳴りに等しく軸足を踏み締めて崩れる体を支えた】
【いつの間にぼんやり、薄雲が月を覆っていた】

61 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/07/29(火) 23:31:41.73 ID:6IRp5pMRO

間違えた。ごめん

62 ：--名称未定--【ダストパンチ】 [saga 義手×2 負傷：背中【小】　腹部【中】]：2014/07/29(火) 23:35:02.60 ID:VHpQpnAR0

>>30

……Um.

【��よし、上出来だ�＝z

【引き抜いたミストルティンは音を立てて地に落ち、彼女の戦力を大きく殺ぐ】
【間髪入れずに膝蹴りを放ったが、それは女の掌に受け止められてしまった】
【ビリビリ、と痺れるような衝撃が膝から全身へ伝わる】
【やはり、この女は強い】

……MArEellOus.

【軽く顔を顰めつつ、皮肉混じりに賞賛の言葉を零す】
【直後、蹴りは掌によって払われ――】

UgHHhhhh……！！

【魔剣を目にして慌てて仰け反るが、腹部に一太刀貰ってしまう】
【劣化が解除され始めているのか、刃は背に受けた時よりも深く肉を抉った】
【うめいた青年はそのまま大きく体勢を崩し、仰向けに倒れ――】

……

【繰り出されたのは、転倒しつつの蹴り上げ】
【非現実的にも思えるその動きは、命中すれば強い衝撃を女へ与えるだろう】
【しかし、当然ながら隙は膨大　女の意表を突くことが出来なければ、女の強烈な一撃が待っているのだろう】

//大変遅くなりました……申し訳ございません

63 ：双極桂(双極楓)【アームズアーム】 [saga]：2014/07/29(火) 23:37:53.98 ID:gZznraSX0

>>57
「五条か…まあ、さっきはいろいろあったんだ」

桂の方は座ったまま五条と話すこととしたようで…黒い瞳は立っている五条を見上げる
体は女性ベースの為に身長は低めのため少しだけ苦労しながら

「病気じゃないぞ。ただ怪我しただけさ」
「いろいろあって二重人格だったり機械の腕を持ってたりするだけのさ」

さすがに自分の立場を明かすことは出来ないが桂は話せることを話した
普通とはかけ離れている自分のことを

「あと…さ、その…あんまりこっち見ないでくれると助かる」

…と、桂は続ける
今の桂は服のそこらじゅうを切られてところどころ白い肌を晒しているのだ
桂ではなく、楓がいろいろと大変そうであるが故の…お願いであった

64 ：【クラフペーパー】>>315 【コヨリ】 [saga]：2014/07/29(火) 23:38:21.67 ID:CpuR0z0wo

>>60
　全身全霊をかけて届かない。そんな存在が居る。
　それは悲しみであり、妬みであり、そして喜びだ。
　殺してきた人間も、やがて死ぬ。今度はコヨリの順番が来たのだ。
　ようやくスッキリする。人を殺して生きるという業から離れる時が来た。

（……貴女の勝ちだ。銀髪の殺人姫）

　きっと、彼女は殺し続けるだろう。目的を果たすまで。
　自分を殺した相手の願いが叶いますように、と心の内で思いながらコヨリの心臓は止まった。
　宝石が一つ体から落ちて、赤い海の上にクラゲのように浮いていた。

コヨリ　死亡

/ありがとうございました。すごく楽しかったです！

65 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/07/29(火) 23:42:20.46 ID:guZKXcOA0

>>58
…！
【何か凝結する様な音が鳴ると、ウィリーが何かを掴んだふうに見えた】

(能力者、なのね…)

【ウィリーは能力者だ、と少女はそれを見て判断し、拳に込める力を強める】
…
【徐々に縮まる二人の距離、少女はまだなんのアクションも起こさない】
【見えた、ウィリーの拳がメリケンサックの様な物を纏っているのが】

【そしてお互いの手の届く位置になり、ウィリーが拳を振るう】
……つっ！！！
【少女は回避せずに拳を、腹部に力を込めて受け止めた。かなりの痛みが腹部に走る】
【��いいパンチね�≠ｻんな意味を込めて少女は笑みを浮かべてウィリーの右肩を狙って拳を振るった】

66 ：【Aura】【灰被姫】 [sage　saga]：2014/07/29(火) 23:44:47.65 ID:qqhvtGBd0

>>54


「あら、"お上手ね"、……坊や。そう呼べばいいかしら？」
「貴方も、……なんでしょう？　良いわよ、……こっちに、いらっしゃい？」


異質、異質とは言え――結局は彼女も、この世界の住人。タバコを地面に捨てて火を消して、
それから彼の全身を確認する。まだまだ子供……だが、年齢は最早関係ない、
迷ってしまったと言うのは、偽り。こういう店を経験したかったから、そんな嘘を付いたのだろうと、
……否、彼女の瞳は真実を知っていた様に見えたが、まあどちらにせよ、結果は同じ。

彼の反応に問わず妖艶さを振り撒き、ヒールをカツカツと鳴らしながら歩く。
また一本入った道、ヤケに暗さが増したのは太陽のせいではなく――不意に現れる地下へと続く階段を、一つ一つ。
ネオンの看板には、やはりBARとしか書かれていない。知識がなければ、酒を飲む場としか、まあ読み取れないのだ。


「貴方、お名前は……？　私は、Auraって言うの。」
「指名はあるかしら？　初めてなら、……まあ、このお店の気に入った女の子見つければいいのよ、」
「まだ時間が時間だから……特別指名料払わなくても、暫くは遊べると思うわ。」


何をするお店か知らないのなら、店内はまあ普通のお洒落な、とは言っても子供は普通立ち寄れないBARにしか見えない事だろう。
「こちらへどうぞ、」ととりあえずカウンター席に誘導し、隣に座る。異国の文字で書かれたボトルが整然と並べられていて、
それを眺めているだけでも中々楽しい物だが……「貴方、お酒は飲むの？」と不意に切り出す事だろう。

まだ開店準備中、という訳ではないが客はゼロで、故にこの店で働く女性達が物珍しい表情で少年を見つめる。
しかし雰囲気、居心地はそう悪くない――それはもしかすると、彼女の影響が大きいのかも知れない。


/発見が遅れて申し訳ない！よろしくお願いします！

67 ：五条イクサ【アンダー】【ホワイト】【ターヴェ】【シャープ】【B】　 ：2014/07/29(火) 23:46:28.52 ID:+ezI+fCE0

>>63
大変なんだな、能力者ってのも
俺はここ最近能力を使えるようになったばかりだからな
【目の前の人物に敵意が無いことに安心し、話を続ける】

訳ありなら特に俺は詮索しないが必要ならある程度は手助けするぞ
この力はその為に貸してもらった力だからな
【思い出すのはこの力を理解した時の事】

おっと、すまない
これでも使って穴を塞いでくれ
【双極桂の状態を見ると、背を向け生成した２メートル強はあるリボンを差し出す】

68 ：【居合会心】不明【右眼を閉じた女】 [sage]：2014/07/29(火) 23:51:00.71 ID:mKqfgS+Ho

わがひとみ……いっさいのひかりもともさず

【まだ仄暗い暁闇の明け、やっと淡く耀く陽が昇り始める頃】
【一切の正義をも混じらせぬこころを以ってして、片目を閉ざし刀を腰に提げていざ参らんと】
【虚と狂気、それから落ち着き、最後に本能】
【暁の仄明るいそらの下、閉ざした瞳にその総てを孕ませた女は、歩き、ゆらり身を揺らす】

69 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/07/29(火) 23:51:34.08 ID:2Hfqk/PyO

>>64
……×、×……
【荒い呼吸が肩を上下させ、自らの血の溜まりに膝を付いて伏しかける】
【顔を上げればぼんやり浮かぶ宝石が淀んだ瞳に反射して煌めいていた】
【綺麗だと感じる事に自身として驚愕、まだそんな感情が残っていたとは】

まだ、笑って……くれない、の……？
【だけれども真に見たかった光景は、瞬間はやって来ない】
【脳裏に焼き付いて離れない想い人はいつだって微笑む事をしない】
【確固たる絶望を自嘲めいた嗤いとして浮かべればふらり立ち上がり盾を背負い直し剣を手に取る】
【最後にもう一度だけ、宝石の輝きに憧憬を投げ掛ければ即座に湧き上がる感情を否定】
【次の「仇」を求めて歩き始めた】
【月の光は優しく万象を包み、しかし女は影に消えて行く】

//こちらこそありがとうございました、お疲れさまでした

70 ：[ウィリー]>>37【エアーディープ】 [saga]：2014/07/29(火) 23:53:15.09 ID:n2eDb/Gw0

>>65
うおっ…と…！
………てめー只者じゃねーな……まさかとは思うが能力者ってわけねーよな…？

【右肩に衝撃、それは少女の拳からの物で】
【それは普通の少女の力とは考えにくい威力であった】
【故にウィリーは少女が一般人では無い事を悟る】

……どっちみち殺す事は変わりねーがよぉ……
……能力者だったらおれは嬉しいのよなぁぁ！！

【ウィリーは再びメリケンサック纏う拳を振り上げて少女に殴りかかる。】
【それはまたしても大振り、避け切れば少女は黒いケースに向かい武器を手にする事が出来るだろう】

71 ：〔アルティミス・T・メイザース〕義手喪失負傷:全体切り傷（極浅）,頬（浅）,顔（強打）,顎（ひび）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/29(火) 23:56:06.46 ID:BGinsRjH0

>>62
【痺れる腕で振るったカウンターは、幸い成功したようだ】
【皮肉混じりに呟かれる賞賛の意図に気付いてはいないが、何となくそれが本心から褒めている気にはならなかった】

--------ふぅ。この程度ですか
んっ。

【転倒途中からのダイナミックな蹴り上げの唐突さにはさすがの彼女も反応しきれなかったようだ】
【事実。顎にそれを貰い脳をシェイクされて空に投げ出された自分がいる】
【地に落ちる直前に体を強く回転させて左の掌支えに低い体制で着地したは良いものの、有利とは言えない立ち位置である】

仕方有りませんね

【大仰な動作に伴われる隙】
【未だそれが継続している事を願い、砂嵐が撒き上がる】
【触れればその肌や肉を浅く研磨し続けるそれを、青年の足元から起こして】
【成功だろうが何であろうが次に行う追撃は、純粋な一振り。投げ出されたならそれは左足に、回避したなら右肩を狙うであろう一薙ぎを】

/こちらこそ遅くて申し訳有りません

72 ：双極楓(双極桂)【アームズアーム】 [saga]：2014/07/30(水) 00:05:57.83 ID:+b1rPAdD0

>>67
「まあな…俺は生まれたときには能力者だったからこれが普通と思ってるんだけど…大変だよ」

桂はプロトタイプの影響で平和的な性格を持っている
故に、五条が敵意を表さぬかぎりは敵意を表すことはない
あるとしても…原因がなければならないので五条は大丈夫であろう

「いや、別にいいよ」
「訳なんてあってないようなものだしな」
「強いて言えば…「私の人格がいることぐらいだよ!」

彼等には特殊な生い立ちがある程度で目的はあってないようなものだ
それは、普通に能力者として生活していれば達せられる目的
五条の力を借りるまでもない
…と、ここで少年は少女になる
外見は変わらないが雰囲気も、表情も明るい少女に

「うん…ありがと!」

差し出されたリボンを受け取ると少女はソーイングセットをパーカーから取り出して…一度パーカーを脱いだ
黒い長袖のTシャツ一枚…ただし、ボロボロのものを纏う少女は手早くパーカーを応急処置して再びパーカーを纏う
明るく高い声で感謝しながら

73 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/07/30(水) 00:11:14.44 ID:pR+4XtZu0

…みゃー、夜風が傷に滲みるのみゃ
【少年は猫のようにくしくしと髪を撫でて整える】

なんつーか…俺も飼われてて牙が抜けてたみたいだみゃあ。
元々は野良猫……命の取り合いを思い出すタイミングは、今なのかみゃねぇ
【夜道に光る二つの眼差し、不吉を象徴する黒猫はニヤニヤと笑みを浮かべて歩き出す】
【彼が愛想を振りまくか、不幸を振りまくかは横切る人次第であろう】

74 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 ：2014/07/30(水) 00:12:49.26 ID:oqOcxS6Oo

>>66
「へ………？」

お上手？何が？といった表情。きょとんとしていると、女性にまじまじと全身を確認された。
どうにも女性からは妖艶な雰囲気が漂っていて、油断をしていたら呑み込まれそう。
そのまま混乱するがままに女性に付いて行き、気がつけばBARのカウンター席に座っていた。

「Auraさん、ですか…」
「僕は満月 白夜（みづき びゃくや）です…」

指名？女の子？
こういった知識に疎い白夜は、Auraと名乗る女性に名乗り返しながら、頭の中では疑問が渦巻いていた。

「へ、お酒、ですか？」
「え、と…未成年なんですけど…家のしきたりで、飲んだ事くらいは…」

不意に切りだされた質問に答える。あぁ、ここはお酒を飲む場所なんだなとようやく理解したらしい。
白夜は未成年ではあるが、飲酒経験なら何回もある。これは、家の古いしきたりに則った結果。
なので飲めない事はないが…未成年がこんな場所で大丈夫かな、と不安げな表情をしているのが伺えるだろう。

そして、先ほどから女性達に物珍しい顔で見られている。
居心地は悪くないのだが…如何せん、何というか慣れない。
白夜は顔を少し紅潮させて目を伏せる。そこからチラッ、とAuraの表情を伺ってみたりもするのだが。

75 ：【アンダー】【シャープ】【ホワイト】 ：2014/07/30(水) 00:20:18.81 ID:uN0wQozO0

>>72
俺は生まれながらの能力者らしいが力が使えたのは最近だ
だからあまり能力者の事情とか知らなくてな

【後ろを向きながら答える】

二重人格なら聞いたことあるが体まで変わるなんてのは初めて聞いたよ
俺はそういった事情もなければ力も無いが、言っておくとすればこの町は危険な奴も多いからな
お前もさっき傷だらけだったしな
【たまたま敵意が無かったからいいもののもしかしたら傷だらけの双極桂に襲いかかるような奴がいるかもしれない】

ん？終わったか
その布は割と頑丈だからしばらくは持つだろう
じゃ、俺はそろそろいかねぇといけないからな
【双極楓の方を向くと、別れの挨拶をし公園の外へと歩きだした】



/すいません、落ちます

76 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 [saga]：2014/07/30(水) 00:21:21.64 ID:ZlUDRqwQO

>>70
……能力者よ

【少女は自分が能力者であると告げる】
【別に隠す必要などどこにもない】
【それに…この少女は隠し事を嫌っている。されるのも…するのも】

��殺す�＝cね
【ウィリーの明確な殺意を感じ、少女はもう手加減はしないと…刀を使うと決めた】
【相手が殺す気なら…此方も殺す気で迎え撃つ】
……！！
【そして再び放たれる大振りの一撃、回避は…容易に出来る】
【少女は体を左にずらしてその一撃を避け、素早く地面に置いたバットケースの元に向かう】
【ウィリーの妨害がなければ…少女はバットケースを開け、日本刀を取り出してその切っ先をウィリーへと向けるだろう】

77 ：【Aura】【灰被姫】 [sage　saga]：2014/07/30(水) 00:31:41.96 ID:ThoMvQw/0

>>74


「あら、良い名前ね……私とは、大違い、」
「……いいのよ、男の子なんだから、誰だって。恥ずかしがる事ないわ、……それとも、」
「気になる子が、居ない？　それなら、仕方が無いのだけど……、」

闇があるからこそ生み出せる笑み、その真相に少年が辿り着けるかは別として、
「案外イケるクチなのね、」と紅潮した表情に対し、冗談交じりに微笑みかける。右耳のピアスが、不意に煌めいて。

店内を見渡せば、一番目立つのが、エントランス近くの壁に掛けてある女の子達の写真だ、
その中一つ、左上に、より豪華な額縁で飾られてあって……まあ、その人物こそがこの眼の前の女性、
確かに刻まれた名前は、"Aura"……この店で通っている名前、そう見るのが自然だろうか。


「……そうなの？　イケナイ子ね、………冗談、冗談。私も貴方ぐらいの歳で、飲み始めたから。」
「しきたりって事は、少し強めのお酒……よね？　それなりに慣れてるって事で、いいのかしら？」

「今日、良いワインが入ったの、……開けてみない？　ああ、タダでいいわよ、……私のおごり、」


とあれやこれやと話している内に、拒まなければ主導権は完全に彼女に握られてしまう事になる、
タダ酒、なのだからまあ彼に取っては良いのだろうか……ワイングラスが差し出されるのは思いの外早く、
ボーっと少年を見つめていれば、バーテンダーが此方にやってきて。「じゃあ、二人の出会いにカンパーイ、」
なんて定番のセリフを決めれば、少し早いペースで彼女は飲んで行く事だろう……。

78 ：双極楓(双極桂)【アームズアーム】 [saga]：2014/07/30(水) 00:32:38.30 ID:+b1rPAdD0

>>75
「表情とか全然けど体は桂と一緒だよ!」
「うん…わかってる。いきなり襲われたりして大変だったからね!」

痛手を負った自分に襲いかかる人間が、能力者がいるなどとは考えたくない
だが…いるのは事実
そう思うと楓はイクサ君に助けて貰えてよかったと、この人はいい人だと思って…

「治療からなにまで本当にありがとう！」
「じゃあまたね!イクサ君！」

公園から立ち去るイクサを楓は手を振って見送る
その姿が夜闇に消えると…楓も公園から出て歩き出す
まずは、服を新しくするためにも

//了解です。絡み、ありがとうございました！

79 ：--名称未定--【ダストパンチ】 [saga 義手×2 負傷：背中【小】　腹部【中】 右足【極小】]：2014/07/30(水) 00:34:52.39 ID:6skOoCnJ0

>>71

Heh…！

【再び頭部に蹴りを叩き込むことに成功し、思わず笑みを零す】
【それでも完全に体勢を崩すには至らない彼女の姿を見て、今度は苦笑いを浮かべた】

【��本当に化け物だな……�＝z

【義手を使って跳ね起き、地を蹴って女へ突進する】
【名実共に――少なくとも、青年が今まで会った人間の中では文句なしに最強の、女へ向かって】


【その直後】

！？

【片足が砂嵐に巻き込まれ、その肌を僅かに削った】
【巻き込まれたのは片足、それも一瞬だったから良かったものの】
【あと少しその場を離れるのが遅ければ、どうなっていたか分かったものではない】

……WAHhhhhhhhhhhhhhhhhhhh！！！

【意識を足から女へ切り替えれば、女は自身の右肩へ狙いをつけて斬撃を放っていた】
【青年はそれに応じるように、十分に接近した後に女へ二度目の右ストレートを放つ】

【回避はしない】
【��自身の拳が先に女を殴り倒しノックアウトするか�＝z
【��女の剣が自身の肩を捉え、引き裂くか�＝z

【二つに一つ、結果は如何に】

80 ：[ウィリー]>>37【エアーディープ】 [saga]：2014/07/30(水) 00:36:20.32 ID:11X+jLUZ0

>>76
くっへへへ……初めて見たのよなぁ……それカタナってヤツだよなぁ？ なぁ？

【少女から能力者であると告げられると楽しそうに嗤い、好奇の目で切っ先がこちらへ向いた鋭い刀を見る】
【そんなウィリーの拳からはメリケンは消え去っていて、もう既にあの凝結音と共に次なる武器を手にしているようだった】

どーせなら"同じ"物で殺し合いたいよなぁ……？
…………でもこれ見えにくいから間違えて自分を斬っちまいそーだがよぉ……

【少女の目にその見慣れているであろう形は見えるだろうか。ウィリーが手に握った長く伸びるそれは、刀】
【少女の持つ刀よりも遥かに短く、構え方も素人丸出しだが、その半透明の刀は充分に殺傷能力を持っているようだ】
【ウィリーは刀の切っ先を少女に向け、少女の行動を待った】

81 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/07/30(水) 00:39:02.57 ID:haM0+Qwu0

>>73
【少年が夜道を歩き続けていれば、やがてその反対側から】
【ぽつぽつと設置されている電灯の下を通る毎に、ツルツル頭をピカリと光らせている男が歩いてくるのが見えてくる】

【もっと距離が近付けば】
【着古したオレンジ色のタンクトップに暗緑色の半ズボンを合わせ、背中には小さなリュックサックという】
【どこか胡散臭い格好をしたその男が、左手に液体の入った透明な瓶を持っているのも分かるだろう】

【ともかく、呑気に歩いているハゲ頭の男の直後の運命は少年の行動に左右される形となりそうだ】

82 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/07/30(水) 00:56:49.89 ID:fdhh1aYT0

>>80
気持ち悪い笑い方ね……そうよ、これが…刀よ

【ウィリーの不気味な笑い方に不快感を覚えながらも、ウィリーの問いに平静を装って答える】
……！

【ウィリーの拳からメリケンサックが消え去り、凝結音と共に半透明の刀が手に握られている】
【その刀は半透明で視認し辛い。それは少女に…接近することを躊躇わせた】
【なら、遠距離から攻撃すればいい。少女には…その手段がある】

…はあっ！！

【少女は刀を2度、素早く振るって二つの斬撃を放つ】
【空気を切り裂く斬撃、それはウィリーの…右腕と腹部を狙っていた】
【ウィリーは…これにどう対処するのだろうか？】

83 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/07/30(水) 01:02:20.42 ID:pR+4XtZu0

>>81

な、なんみゃ…あのツルピカ？
みゃみゃ…ちょっと、からかってやるとするかみゃーん
【特徴的な姿の対向者に興味を持った少年は、ニタァと笑うとササッと近くの電柱の陰に隠れる】
【揺れる尻尾はわざと電柱からはみ出すようにしている】

みゃ…ゲフン……にゃおーん
【新しい玩具を買って貰った子供のような顔】
【猫の声真似と自前の尻尾で、相手に本物の猫と勘違いさせてから驚かすつもりの様だ】

84 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 [saga]：2014/07/30(水) 01:02:45.70 ID:oqOcxS6Oo

>>77
「そ、そんな…Auraさんだって良い名前ですよ」

少なくとも白夜は、Auraの名を悪いなどとは微塵にも思わない。
良い名前――――純真なるその瞳から、お世辞ではない事を汲み取れるか。

「い、いえそういう事ではなくてですね……」

白夜の心持ち上、気に入った子がいるとかいないとかそういったものは一切関係ない。
ただ、この手の店が初めてで、加えて白夜自身の性格上、これだけで羞恥を感じてしまう。店の真相に気がつけば、それは一層強くなること請け合いだ。
さて、店内を見回してみると壁に女の子達の写真が目に留まる。
正しくはその左上の豪華な額縁の写真に目が留まったのだが。

「Auraさんだ…」

その人物は見紛う事なきAuraの姿そのもの。この店内で通っていて、それも人気なのだろうか？

と、色々と話している間にいつの間にか白夜はワイングラスを手に持っていた。
ワインの美しい色彩が揺れ、そして耳障りの良いワイングラス同士がぶつかり合う音。

「か、乾杯…」
「え、と、いただき、ます…」

ガチガチに震えながらも、ゆっくりとワインを口に流し込んでいく。
路地裏に迷い込んだら、お姉さんとの飲み会が始まってしまった。

85 ：[ウィリー]>>37【エアーディープ】 ：2014/07/30(水) 01:17:58.63 ID:11X+jLUZ0

>>82
……！ うっふぇあッ！！ がはぁっ！

【少女が刀を二度振るうと、二つの斬撃がウィリーを襲う】
【少女が走って向かって来たら刀を投げつけてやろう、と考えていたのだがそれはこの瞬間消え去った】
【咄嗟の事でギリギリの反応だったがウィリーは刀を振るい、右腕を狙ったのであろう斬撃の軌道をずらした】
【しかし二つ目の斬撃は腹部、そして無意識に出していた左腕に命中。出血はしているがそれ程致命傷にはならないで済んだのは幸運だ】

てめー…………なめやがって…
……今度はこっちの番だぁ！ 同じ所をおれより深く切り裂いてやる！！

【斬撃を弾いた事で少し欠けた刀を構え直し、ウィリーは少女へ駆ける】
【再び斬撃を放たれない限り、少女へ近づけば腹部を狙って横薙ぎに刀を振るい付けるだろう】

86 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/07/30(水) 01:27:34.03 ID:haM0+Qwu0

>>83
猫踏んじゃったァ　猫踏んじゃったァ　猫踏んずけちゃったら死んじゃったァ♪
【機嫌でもいいのだろうか、なおも歩きながら童謡の出来の悪い替え唄を歌いだすハゲ頭の男だったが】
【当然、悪戯を仕掛けようとする少年の思惑など知る筈もなく】
【そのままの調子で少年が隠れた電柱へと近付いてきた】

猫引っ掻いた　猫引っ掻い……
【調子っぱずれの替え唄と歩行は、電柱の陰から揺れる尻尾と】

……んン？
【元猫現人間？の少年による猫の声真似に遭遇した事により中断される】
【そういや黒猫に横切られんのは不吉ってー迷信があったなァ、などと考えながら】
【電柱からそう離れていない場所で揺れる黒尻尾を観察する男】

【脅かしにかかるなら絶好のタイミングかもしれない】

87 ：【Aura】【灰被姫】 [sage　saga]：2014/07/30(水) 01:31:45.86 ID:ThoMvQw/0

>>84

鼻から抜ける芳醇な香りに酔い、暫く余韻に浸るのならば、ワインは一口で十分だ。それから視線を移し、
ガチガチに緊張する少年を見て笑ったのは――先とは異なる色をした笑みだった。純粋な、黒い何かを孕まない笑み。

良いワインと彼女がいうだけあって、細かい部分はまだ分からないかも知れないが、初心者でも飲みやすく、
しかし良い部分はしっかりと引き出されている、豊かな香りを楽しめる一本だ。……緊張も、溶けてくるのでは無かろうか。

ただこのワイン、普通のそれと比べて幾らか度数が高め……緊張のあまり勢い良くゴクゴクの飲み干してしまうようなら、
個人差はあるだろうがそれなりに効く。現に彼女も少しだけ、顔が火照っていて。


「……ああ、そうそう、アレはね、……私、このお店で一番人気なの、……そんな風に見えないかしら？」
「ここだけの話、嫌なの、……あの、一人だけ額縁が違うやつ。……何か、……ね？」


少年の推察通り、額縁の豪華さが一人だけ違うというのは、つまりはそういう意味を成していた。
明らかに未成年の男の子をこんな店に連れ込み、乾杯までしてしまうなんて、そんな事が平然と出来ると言うのも……
ナンバーワンの、特権だろう。漂うそんな雰囲気に魅了される男も多い、……頷けはしないだろうか。


「それで、……じゃあ、今夜のお相手は、私でいいのかしら？　ふふ、ふふふ……」


――分かっていた。自分に声をかけたのは、単に道案内をしてもらいたかったから、それ以外の何物でもないという事を。
しかしこんなに無垢な少年、見逃す訳にはいかない……少しだけ、"遊んでみたくなった"のだ。ゆっくりと席を立って、
店の奥、……個室へと誘導する。ホテルの一室の様に、極めて簡潔ながら必要な物は揃っている部屋、
彼女はふかふかのベットに腰を下ろして、それから見抜き辛い微笑みを浮かべれば―――、
バイクスーツの首元にあるジッパーを、ゆっくり、ゆっくり降ろして行く。徐々に露わになるのは……豊満なそれだ。

この行動の意図は当然、彼の反応を楽しむ為にある。……不敵な笑みが、今、彼女から零れて――

88 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/07/30(水) 01:44:49.22 ID:pR+4XtZu0

>>86

（なんつー不謹慎な歌みゃ…勝手に死なすだみゃんて許せんのみゃ！）
【男の換え歌に文句を付けながらもベストなタイミングをマコトは待ち続けた】
【そして、男が立ち止まるのを感じて思わず口角が上がる】

（来たみゃ、来たのみゃ…うみゃみゃみゃみゃみゃっ！）
猫に引っ掻かれて、おみゃあ死んじゃった…なのみゃあっ！！
【少年は演出がてらにおどろおどろしい風を能力で吹かせる】
【そして、相手の歌の続きのような言葉とともに、男に向かってバッと飛び掛かった】

89 ：〔アルティミス・T・メイザース〕負傷:全体切り傷（極浅）,頬（浅）,顔（強打）,顎（ひび）,顔（半分骨折）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/30(水) 01:49:44.98 ID:8uRHFxcD0

>>79
【顎から伝達される痛覚から、骨にひびが入ったのが解る】
【動かす際に痛みが生じるが、未だ急を有するものではないらしい】
【青年が定義した“化け物”。それは人間的にも背景的にも組織的にも当てはまる事実】

良い反射神経です

【僅かに削られた瞬間に足を引くその反射神経】
【申し分無きその洗練された動き一つ一つが、人類最強と見える資格を有している】
【彼女は叶うのならば、もう暫く殺し合いたい《語り合いたい》と切に願った。互角以上の猛威を振るうこの青年と別れるのが、少し切なく感じた】

--------堕ちろ

【回避等の防衛的手段を取らない時点で、それが最期の一撃である事と共に実力者である事を伝えてくる】
【二つに一つの先に映り込む血飛沫の色】
【顔に突き刺さる拳。肩に突き刺さる剣】
【青年の拳は彼女の顔半分の頭蓋骨を折る一撃を、彼女は深々と右肩から左胸に切り込みを刻む一閃を】

【両者共に再起不能か】
【既に剣は虚空に消え、彼女は建物の壁に強く背を打つ】
【未だ致死に近い深手を追ってなお、立ち上がるその精神力に祝福を】

/遅れました。大変失礼いたしました

90 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/07/30(水) 01:50:04.09 ID:ZKkzr3UvO

>>85
…入った！

【二つの斬撃、右腕を狙った斬撃は当たらず腹部を狙った斬撃は左腕に命中】
【致命傷にはならなかったが…まあいい、ダメージを与えただけで十分だ】

…あ、くっ…！
【ウィリーは刀を構え直し、此方へと向かって来た】
【あの斬撃を放つのは体力の消耗が激しい…だから連続使用は出来ない】
【そして、ウィリーが振るった刀は少女の腹部を浅くだが…確実に斬った】
【その部分の服も共に斬られ、地面に落ちて行く】
【その上に…少女の腹部から流れる真紅の血】
【少女はウィリーから距離を取って痛みに顔を歪めながら呼吸をし…精神を落ち着かせて…刀を持ち直した】

…つっ！
【痛みに耐えながらウィリーに向かって駆け出す少女】
【接近が叶えば…左肩から胸にかけて大きく斬り裂こうと刀を振るうだろう】

91 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2014/07/30(水) 01:55:40.11 ID:Dfi7dPrM0

--------てす

92 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 [saga]：2014/07/30(水) 01:56:53.42 ID:oqOcxS6Oo

>>87
「ん…………あ、美味しい………」

一口飲めば、その豊かな香りが口いっぱいに広がる。
普段は家柄上、日本酒を飲むのだが、一口飲んだだけで白夜はワインを気に入った。
それと同時に、緊張も心なしか溶けてきたような気もする。
ワインの芳醇な香りが、心をも包み込んで落ち着かせてくれる、そんな感じ。

白夜はそれほど飲むペースが早くない。ゆっくり、一口一口味わいながら飲む。
それが上品に見えるかどうかはともかく、アルコールに強いお陰もあるが酔って我を失う事はなかった。
余裕が出てきたため、顔を綻ばせ、純粋な笑顔を振りまいていく。

「あー……確かに……なんか、分かるような気はします」

Auraのぼやきに同意する。
Auraはこの店の中で特別、ナンバーワン。
だが一人だけ額縁が違うと確かに何か違う気がする。白夜はそれほど自己顕示欲が高くはないので、どうせなら一緒にした方が良いと思うのだ。
ただ…油断していればAuraの雰囲気に呑まれそうな気がする。だからこそナンバーワンも頷けるのだが。

「へ…相手…？」

一通り飲み終わり、Auraに連れられるまま奥に進めばそこは個室。
本来ならば、ここいらでいくら鈍感でも察しがつくだろう。性に興味を旺盛に示す年頃なのだから。
だが、白夜は気づかない。本当にこの手の知識に関しては無知なのだ。
例えば"どうすれば子供ができる？"などと質問すれば「キスすればできる」と答えるだろう。

一体どうするのだろうとAuraの様子をじっと見ていたら突然バイクスーツのジッパーを降ろし始めたのだ。

「ちょっ…な、何やってるんですか！よ、酔ってます！？」

瞬時に目を逸し、顔を真っ赤に紅潮させる。
あたふたと狼狽え、どうすれば良いのかと思考も回らない。
Auraの目論見は成功だ。寧ろこの少年に対してこの手の悪戯は100%成功すると言って良いだろう。

93 ：[ウィリー]>>37【エアーディープ】 ：2014/07/30(水) 02:04:37.92 ID:11X+jLUZ0

>>90
くへへ……だんだんカタナの使い方が分かってき…………ッぐぁあ！！！

【軽々と手に持つ刀を振り回し、腹部からの出血に呼吸を乱す少女に威嚇する】
【その少女は呼吸と精神を整え、ウィリーに斬りかかる】
【ウィリーは余裕を持って防ごうとするが、予想以上に少女の剣撃は重く強靭であった】
【少女の一太刀を受けたウィリーの刀は衝撃に耐えられず一瞬にして空気に消え去り、防ぐ物が無くなったウィリーは左肩から胸を袈裟斬りで切り裂かれる】

……ぐふぇ……ッ……ッ………こんなに強えぇとは……くそっ…くそっ……

【絶え間無く流れる血を抑え、後ずさり少女から離れようとする】
【今追い打ちされれば打つ手はまったく無くその攻撃も受けてしまうが、距離を取れれば再び新たなる武器を装備して戦闘態勢を整えるだろう】

94 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/07/30(水) 02:10:16.66 ID:haM0+Qwu0

>>88
【図らずも少年の悪戯心を加速させるような真似になってしまった替え唄だが、やはりそれも知る筈はなく】

【怪談話と共に吹かせてやればさぞかし雰囲気が出るであろう風が、男の体を気味悪く撫でた】
【しかし、そこから不穏な雰囲気を察知する間も与えず】
【正に怪談じみた言葉を放ちながら、少年が飛び掛かってきたのである】


ッ
――うォおほォおおおおおおおァあああああああァァァァーッ……！？
【何とも形容し難い絶叫を上げながら、無様に尻もちをつくツルツル頭の男】
【左手に持っていた瓶も取り落としてしまい、男の左前方の地面に割れた瓶の破片と中身の液体がぶちまけられる】

【少年が男に対し更なる行動を起こせば、体勢を崩した上に明らかな驚愕で覆われた男はロクに抵抗も出来ないだろう】

95 ：--名称未定--【ダストパンチ】　E:：義手×2 負傷：背中【小】　腹部【中】 右足【極小】 胸【致命傷】 [saga ]：2014/07/30(水) 02:22:32.81 ID:6skOoCnJ0

>>89
【心臓に達する重傷を負って立っていられるわけもなく、青年はズルリと崩れ落ちる】
【終戦だ】
【意識を朦朧とする青年の視線の先】
【そこにはなんと、立ち上がる女の姿があった】
【死んでいても不思議ではないほどの重傷を負って尚、立ち上がるその姿には勇ましさすら感じられる】

【意識が途絶える直前、青年は血を吐きながらも微笑んで見せ】

…………Won dER……fuL

【今度こそ、純粋な賞賛を女へ贈った】

96 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/07/30(水) 02:23:14.38 ID:f6tuz7Tc0

>>93
……
【少女の一撃はウィリーの刀を破壊して左肩から胸を斬り裂いた】
【後ずさり少女から離れようとするウィリー、態勢を整える気なのだろう】
【当然、この少女がそれを許す筈は無い。力を振り絞って追い打ちを試みる】
…はあ…はあ…っ
【一歩動く度に腹部の傷がジンジンと痛む。血も止まらない、地面にポタポタと垂れ落ちている】
【こな少女が放つのは…峰打ちだ】
【これがどんな結果を生んだとしても、少女はこの一撃を最後に意識を失ってその場に倒れるだろう】

97 ：【Aura】【灰被姫】 [sage　saga]：2014/07/30(水) 02:27:09.46 ID:ThoMvQw/0

>>92

「……んっ、酔ってるのかも……ほら、暑くてー……」

―――と、全部下げてしまった。露出度は過激なビキニ程度、この時期に海に行けばちらほら見かけるレベルだ。
だが屋外と室内では、見え方も少し異なる……余りに純粋な少年は、矢張り敏感に反応した。
彼女の声色も、少しだけ変化を見せて……女らしいというか、色っぽいというか、
男を罠にはめる、そんな声を紡いでみせる……女王であるが故に、この辺りは極めて上手だ。

しかしそれだけでは物足りないのか、まだ暑いのか、遂に彼女は、―――――…………。

――否、違った。同時、物事が余りにも上手く運び過ぎたが故に、……彼女は罪悪感を覚えたのだった。
言っても彼は今どきの少年だ、にも関わらずここまで純粋だとは、正直思っていなかった……想定外だった。
純粋な腕力といった"力"は恐らく彼の方がある、この部屋で何が起ころうと自分は受け入れるつもりで案内したのに、
……何というか、可哀想になったのだ。本当はキスまでは奪うつもりだったのだが、それも止めて置くことにして、


「……その、ごめんね？　今までの全部、ドッキリみたいなの、なんだ……」
「余りにも、白夜くんが可愛かったから、つい……その、顔真っ赤にするトコとか、見たくて……」


ギュイっとジッパーを中程まで引き上げ、それから狼狽し思考が停止してしまった少年の頭を撫で。
「ごめんね」と一言謝るのだった……サービスで置いてあるペットボトルの水を差し出し、
少年がゆっくり飲んで落ち着けば、今度は何もする事無く店の外へと案内する。外はすっかり真っ暗、
すれ違いで主に中年男性が多く階段を降りて来る、それ位の時間になっていた。

「いらっしゃいませ」と行き交う人々に偽りの微笑み、会釈をしながら、少年と一緒に階段を登り、
地上に出れば近くの繁華街まで案内する事だろう……しかし何故か今日はヤケに混んでいた、故に
はぐれてはいけないからと、その間手を繋ごうとするのだが……これは勿論、断る余地があった。

到着すれば、「……いつでも、その、……遊びに来てね？」と声を掛け別れの挨拶、少年を見送るのだろう。
手を小さく振りながら浮かべる笑みは――、今宵の最後の、純然たる優しいそれだった。


/少し駆け足でしたがこの辺りでシメということでお願いします！
/ロールありがとうございましたー！

98 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/07/30(水) 02:32:16.11 ID:pR+4XtZu0

>>94

みゃははは、大成功だみゃ。ひーっ、腹がよじれるのみゃ！
【黒猫はよほど男のリアクションが気に入ったのか、腹を抱えて笑っている】

んみゃ？……なんなんみゃコレは
【化け猫のふりでもして、更に驚かせようと思っていたマコトであったが】
【割れた瓶の中身が気になるようで、相手へ襲いかからずにクンクンと液体の香りを嗅いでみる】

99 ：[ウィリー]>>37【エアーディープ】 ：2014/07/30(水) 02:34:13.54 ID:11X+jLUZ0

>>96
……ッ…ぐぅはぁ！！ ……う……ぐぅ……

【少女からの追い打ち、腕を上げて防ぐ事さえも叶わずウィリーの脳天に刀の峰が振り下ろされる】
【数歩だけフラフラとたたらを踏んだが間も無く、ウィリーは地面に倒れ伏せた】
【傷は多いが一つ一つが浅いため、命に別状は無いようだ】
【最後に少女も倒れ気を失うのをウィリーの赤い目は捉え、そして糸が切れたように気絶してしまった】


/遅くまでありがとうございましたっ、お疲れ様です

100 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/07/30(水) 02:36:38.84 ID:XVaYhjxQ0

>>99
/ありがとうございました！お疲れ様でした！

101 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 [saga]：2014/07/30(水) 02:37:55.91 ID:oqOcxS6Oo

>>97
「うぅ……ひどいですよ……」

からわれていたと知り、白夜は唇を尖らせ不機嫌そうな表情に。
だが、頭を撫でられればそれもすぐ、穏やかな表情へと戻る。

取り敢えず顔が暑い。アルコールも吹き飛んでしまった気分だ。
差し出された水をゆっくりと飲み、心も体も冷却して落ち着かせればAuraに連れられて外に出る。

中年男性が多く行き交っており、先ほどの事とを照らしあわせてようやく本当は何をする店なのかが理解できた。
いつの間にか日も落ちて真っ暗になってしまっている。

はぐれてまた迷っては元も子もないので、渋々Auraと手を繋ぐ事を承諾。
だがいざ繋いでみれば、顔を真っ赤にして俯きつつも、満更でもない顔でそのまま繁華街へと辿り着く。
最後の問いかけは、数秒の間を置いて、やはり顔を伏しながら「はい」と聞こえるか聞こえないくらいの小さな声で答える。

白夜はそのまま駆け出して街へと消えていった。あまりの恥ずかしさに耐えられなかったためだ。
だが、当分色々な意味で刺激的、かつ危なかったこの日を。そしてAuraを忘れる事は、出来ないであろう。
/ありがとうございました！楽しかったです！

102 ：〔アルティミス・T・メイザース〕負傷:全体切り傷（極浅）,頬（浅）,顔（強打）,顎（ひび）,顔（半分骨折）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/30(水) 02:57:00.36 ID:8uRHFxcD0

>>95
【訪れる終戦の静けさ】
【方や脳を破壊され方や心臓に傷が入る】
【互いの血でその場に血の池が出来上がって、月光に反射し辺りを紅く彩っていた】

【思考も朦朧とする中で、視界が紅に染まる中で、青年を視た】
【微笑を浮かべる青年に、視線を合わせた】
【ふっと表情が緩み、物珍しく微笑む彼女】
【己でもらしくないと思っても、その緩みは止まらない。いや、止めたくて止まるならば初めから緩みはしない】

貴方も、なかなかで
青年よ

【賞賛を与えられて、確かに彼女も褒め返す】
【不器用な褒め方に愛想は無いけれど、意識の途絶える間近。青年に届いている事を切に願い】
【耐えられない。何時しか彼女も倒れてた。死にはしない。まだ死ねないから】
【そして青年にも死んで欲しくはない。また殺し合いたい《語り合いたい》から】

【次に目が覚めるのは、何時頃になるだろうか。しかしそれはまた、少し先のお話だ】

/こんな感じで〆ですかね？
/連日の絡み有り難う御座いました！
/度々遅れて申し訳御座いません
/またご縁があれば！

103 ：--名称未定--【ダストパンチ】　E:：義手×2 負傷：背中【小】　腹部【中】 右足【極小】 胸【致命傷】 [saga ]：2014/07/30(水) 03:02:41.33 ID:6skOoCnJ0

>>102
//遅レスで待たせてしまい申し訳ございません…！
//こちらこそ絡みありがとうございました！とても楽しかったです！

104 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/07/30(水) 03:03:06.38 ID:haM0+Qwu0

>>98

…………
【仕掛けられた悪戯は、少年にとって大成功に終わり】
【腹を抱えて笑う少年と、それを尻もちをついたまま茫然とした様相で眺めるツルツル頭の男】

……
……色々言いたい事はあるけどォ、まず言いたいのはァ……ひッじょーにお見事ねェ、あんたァ……んン
古典的だけどォ、それ故に効果的って奴ゥ
【笑い転げる少年に向けて最初に発せられたのは、見事にしてやられた事に対する素直な称賛だった】

次に言いたいのはさァ、台無しよォ、俺のジュースゥ……くそォ
【二つ目の言葉は恨み言で】
【地面にぶちまけられた『液体』を嗅いでいる少年を少々恨めしげに見やりながらの発言となる】


【そして『液体』の正体は】
【瓶に貼られていたラベルから引用すると、「濃厚果汁シリーズ　マタタビ味」、である】
【とある店で期間限定品として売り出されていたものを男が購入し、本来なら帰路の途中で飲まれる筈だったそれは】
【果たして元猫の少年に如何なる影響を与えるのか】

105 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/07/30(水) 04:43:12.52 ID:qzMWcg9f0

今から始めます
【湖のほとり】
奈津紀は、王国を飛び出したは、いいものの、頼る身よりもなく……
【少年奈津紀は、ただ湖に映る自分の姿を眺めていた。王宮に居た時は、みんなから、美男子とちやほやされていたものだ
しかし、今の自分にその頃の面影は残っていない。】
【王宮の式たりに呆れ飛び出してきたあの日。父の悪徳政治に嫌気が差し飛び出してきたあの日。あれからもう一ヶ月。一人
でこの森をさまよっている。ろくに何も食べていない。風呂にも入っていない。】
ああ。お腹空いた。
【その時、ガサガサ。後ろの茂みが揺れる。動物ではない。人の気配。】
誰かいるの？
(絡み待ちです。設定は、wikiのキャラクター一覧から確認してください)

106 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/07/30(水) 14:19:52.70 ID:CQ3geb1x0

>>104

そうだろみゃ、そうだろみゃ…俺のハチミツに練られたドッキリ計画は凄いのみゃ！
みゃははは、驚かされたツルピカはもっと俺を褒めるがいいなのみゃー
【恐らく綿密と言いたかったのであろうが、甘い計画の様な言葉となっているのに猫は気が付かない】
【それは、無知なのもあるが賞賛に対し気を良くした少年が浮かれている事も理由の一つであろう】

つまらんみゃ、ただのジュースだったのかみゃ……スンスン
おみゃあみたいに、驚いたぐらいで瓶を落とす奴が悪いんだみゃー…ひっく
【液体に関してもっと特別な物を期待していたマコトは、嗅ぐのを止め顔を上げる】
【まぁ、少年にとってこのジュースは途轍もなく凄い物なのだが】

みゃはっ、なーんか気分がいいいのだみゃーん……んぇ？
うしゃしゃしゃ…ツルピカが急に三人に増えたのみゃ、ウケるろみゃあ
【焦点の定まらない視線、呂律の回らない口、高翌揚した表情】
【マタタビジュースの香りに絆された猫少年は、見事なまでに酔っぱらいと化していた】
【いきなり酔いどれる少年を見て、その正体に男は気が付くのだろうか】

//昨日は睡魔に負けてしまいました、返信遅くなってすいません。　

107 ：〔アルティミス・T・メイザース〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/30(水) 15:47:27.16 ID:8uRHFxcD0

【その後幾週間がすぎて……】
【人類最強は再び地に立つ。あの時の致死ダメージは“想像を現実に反映する奇跡の技術”で無事完治した】

いまはあまり、戦いたくありませんね
優秀な人材探し、はぁ。面倒です

【歩く道のりは遠い】
【今日は新型義手のお披露目。なかなかの性能に驚いたばかり】
【疲れきった雰囲気を漂わせ、彼女は道を行く】

108 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/30(水) 16:03:12.31 ID:+b1rPAdDo

>>107
「…酷い有り様ですね…」

道行く人類最強の耳には、こんな聞き覚えのある声が耳に入るだろう
人類最強が、声の発生源を見れば、そこには…

「お久し振りですね…アルティミスさん」

少し敵意を露にしている少女が一人
だが、アルティミスが知っている人間にはこんな姿の人間は…いないかもしれない
青くて短めのスカート、薄い黄色のパーカーを纏い、腰に剣を提げている少女などは
だが、見覚えはあるかもしれない
右目は黒い布で覆われているが…左目の蒼さは、
黄金の髪には、
そして…腰の剣には、

その少女…アリサは最近熱中症で病院に数回運ばれていた
原因が鈍重な鎧であったのはアリサにもよく分かっていた
そこで、ラフな服を着ることとしたのだ
そんなアリサはいつも通りに街を散歩していたところ、見付けてしまった
因縁の相手、アルティミス・T・メイザースを

109 ：〔アルティミス・T・メイザース〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/30(水) 16:34:34.92 ID:8uRHFxcD0

>>108
【聴き覚えのある声に名を呼ばれ、酷い有り様と言われたのだが】
【その容姿を一瞥した彼女は貌を曇らせて一言発する】

何方様でいらっしゃるのでしょう
その生意気な口ぶり。瞳……忘れましたね

【単に思考力の低下が原因なのか、あの戦闘で失ったものは大きいためか、思い出せなかった】
【それはとてもらしくない。彼女にはらしくない物忘れで】
【それでも気付く僅かながらの敵意にため息をこぼした】

で、貴方は何者なのでしょう
ゴッコ遊び好きの少女。それともコスプレイヤーですか

【明らかに小馬鹿にした口ぶり】
【抑揚のない双眸で少女を捉えながら、軽口を吐いて】

それとも、異能保持者なのでしょうか

【探りを入れる】

110 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/30(水) 16:50:36.52 ID:+b1rPAdDo

>>109
「自分から襲っておいて忘れた…のですか…」

アリサは小さく溜め息を吐く
人類最強は、別に悪い存在とは思っていない。ただ…乗り越えねばならない壁と思っていたから
関わった人の…一人だから
青い瞳の敵意は、まだ失せない
否、敵意では…ないかもしれない
再開を喜んでいる…のかもしれない

「どうでしょうか？それはあなたの記憶に聞くべきと思いますがね」

小馬鹿にした口調の言葉に応じるのは…こちらも軽口
弓兵に影響されて、丸くなった剣士の…軽口

「アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒという名前に聞き覚えがあれば…分かると思いますよ」
「まあ、その様子だと戦闘は止めといたほうがいいと思いますが」

そして、名を名乗る
かつて人類最強に襲われ…敗北した名前を、
元は調律騎士団の一員であることを示す…名前を

111 ：【鬼憑き】【紅鉄】 [sage]：2014/07/30(水) 17:03:39.97 ID:Rhpa/AGKO

………………

【仄暗い路地の裏を、男が歩いていた】
【ライダースジャケットを探り、やがて目当ての物を見つけ出す】

【"幸運の一撃"と書かれたその箱からくしゃくしゃになった煙草を一本取り出すと、漆黒のジッポライターで火を点けた】

━━━━━、

【紫煙を燻らせながら、周囲をよく観察する】
【乾いた音をたてて回る換気扇】
【人影に気付け、大量のゴミが捨てられた金網から一匹の猫が走り去る】

【━━男は求めていた】
【自らと対等に戦うことのできる能力者を━━】

112 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/30(水) 17:05:17.10 ID:8uRHFxcD0

>>110
【小生意気な口調に独特な瞳】
【海の小波に反射するような金色の髪色……嗚呼、嗚呼成る程】

アリサ。久しぶりですね
何です。私に復習ですか。切り落とした腕がある以上、義手までつけて

【そうだ。木山一族の属する調律騎士の聖剣使い】
【アリサではないか。記憶から語られる過去のそれとは似ても似つかぬがその姿は紛れもなく】
【かつて左腕を奪い、彼女の右肩から下を奪っていった少女ではないか】

愉快な木山の仲間達はどうしたのです
何時もの甲冑はどうしたのやら。まさか本当に復習なんてものを企てているのですか
お言葉ですが、勝るとでもお思いで

【皮肉なのかなんなのか】
【一体何をしに目の前に現れたのか。敵意は再会を喜んでいる？】
【今の彼女には何れも解らなかった】

113 ：突撃型対能力者戦闘機兵試作4号機:アルゼブラ【サードアームズ】 ◆YBur1CkGGU ：2014/07/30(水) 17:14:12.47 ID:e82SVdTy0

>>105
【とある森の湖のほとり】
【今日の任務は湖を監視する簡単な仕事だった】

元戦闘兵にこんなぬるい仕事を任せるなんて……
まあこれで稼げるならまだましか

【茂みの中に隠れて湖を眺めていると、一人の少年が歩いて来た】
【疲れ果て、かなりの空腹のようだ】
【心配しながら見ていると、声を掛けられた】

(バレたか…やっぱり隠密行動は苦手だ)

【そこで茂みから出て、声を掛けた】

すみません、驚かせてしまいましたか？
その様子が心配になって見て居たんです。
あ、良かったらこれどうぞ。

【小腹が空いた時のために持っていた菓子パンを渡す】
【中身は機械だが消化器官はあるようだ】

114 ：【居合会心】不明【片眼を閉ざした女】 [saga]：2014/07/30(水) 17:34:12.07 ID:mLIntlO8o

【夕空の下、足早に帰宅する仕事終わりの雑踏の中】
【時折人と肩をぶつけながら、片眼を閉ざした女が歩く。視界の端が、もう既に仄暗かった】

115 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/30(水) 17:36:16.63 ID:+b1rPAdDo

>>112
「復讐するならとっくに剣を抜いて斬りかかってますよ？」
「義手は…付けさせられましたよ」
「そういうあなたも義手のようですね」

因縁の相手…アルティミス
かつて死闘を演じて…両者腕を奪った末に…敗北を喫した相手
その容姿は…あのときと変わらない

対する自分は鎧を装備したときの暑さに根を上げて私服を購入したり、右目を失ったりしてあのときとはまるで違う風貌となっている
その胸に懐いた思いも…変わっていた

「木山一族は、私にとってはもう敵ですよ？」
「鎧は暑いので脱いできました」
「…あと、私はもう負けませんよ？」

皮肉などではない。アリサは…アルティミスを乗り越える機会の訪れを待っていた
木山一族への叛逆を誓ってから…ずっと、ずっと、
そして、その時は訪れた
それは、喜ぶべきことだと…アリサは思っていた

だが…今はそのときではない
質問を、するときだ

「そういえば…何であのとき私を何処かへ連れていこうとしたのですか？」

116 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/30(水) 17:52:13.28 ID:8uRHFxcD0

>>115
【そう。変わらない】
【服装からCT-ユニットまで変わらない。唯一の変化はこの右腕】
【二つ目の装甲義手。〔ユグドラシル〕くらいだ】

そうですか。貴方は武器に異能が宿っているタイプ
純粋ではない異能保持者ですから、え。嗚呼そうです。装甲義手になりました

【何もかもが元通り……と言うわけではなかった】
【密かに、彼女の左目には義眼が鎮座している。そんな些細な変化のように、アリサにも心境の変化があったようだ】
【口から紡がれる予想外の内容に眉を反応させながら、面白い妄想を抱く】

即ち抜けましたか。良いでしょう

威勢だけは変わりませんね。
それを答えるには些か暑すぎます。よろしければ場を変えたいのですが

【質問解答を行う前に、場所を変えたいと申し出たのは人類最強の彼女】
【また解答とは別の内容を目論見ながら、そう申し出たがその真意は解るまい】
【向かう先は、EHTユニバーサリー日本支社第三社屋】
【話があるならそこで、と】

117 ：【アソートグロウ】アスタルテ [saga sage]：2014/07/30(水) 18:30:30.56 ID:a4TCpOcVo

【太陽が照りつける夏の真昼間】
【温度は既に猛暑日を突破しており、茹だるような暑さは道行く人から着々と体力を奪っていく】
【それほどの暑さであっても、この大通りには人通りは絶えない】
【まるで能力者の街の人の数を体現しているかのようなその場所】

………

【その場所に現れる、一つの特異点】
【地面につくほど長いフードで全身を覆い隠し、街をフラフラと歩く一つの影】
【薄汚れた黒色のフードは足元に目線をやっており、その表情は全く伺えない】
【道行く人々は、気味が悪いとでも言うかのようにその人物を避けて歩く】
【しかし、そのナニカに真っ正面から応対する者も、この街には存在したようで】

………
「あぁ？何だおめぇ？」

【周りを見ていなかったのか、はたまた見る気もなかったのか】
【一人の柄の悪そうな青年が、フードのモノにぶつかりそうになり、素っ頓狂な声を挙げる】
【周りの空気が何処か張り詰める中、青年は目の前の「障害物」にガンを飛ばさんと視線を鋭くし…】

………###
「あ？……えぁ？」

【刹那、青年の視界が欠落し、ゆっくりと落下する】
【フードのモノが、フードの下に隠されていた腕を目にも留まらぬ速さで青年に振るい】
【結果として青年は、左目から右脇腹までを一直線に「食われた」】
【地盤を失った右目はあらゆる何かを撒き散らしながら落下し…赤い飛沫を散らしながら潰れる】
【倒れた死体と共に、辺りが真っ赤に染まった】

……ﾀﾘﾅｲ

【沸き起こる悲鳴の中、フードの中から片腕だけを出したバケモノは小さく呟く】
【逃げ行く人々を歪んだ目でじっと見つめ…跳躍】

…ﾀﾘﾅｲ、ﾀﾘﾅｲ

【更に一人、肩から上を失い地面に崩れ落ちる】
【更に一人、腹を丸ごと失い血飛沫を撒き散らしながら果てる】

…ﾀﾘﾅｲﾀﾘﾅｲﾀﾘﾅｲﾀﾘﾅｲﾀﾘﾅｲ
…ﾓｯﾄ

【一方的な蹂躙を、逃げ行く人々に与えるバケモノ】
【止めに入るものが居なければ、その蹂躙は最後まで続くだろう】
【即ち、バケモノが人間を食い尽くす、その時まで】

118 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/07/30(水) 18:48:01.02 ID:haM0+Qwu0

>>106

……あァ、「緻密」とハ「チミツ」をかけてんのねェ、中々うまい事言うじゃんあんたァ
【少年の間の抜けた返答に、練りが「甘い」計画ってー言いたい訳ェ？と男は一瞬考え込まされるが】
【導き出された解釈も結局はズレたもので、浮かれる少年をよそに感心してしまっている辺り、まるでコントである】
【似たような意味の言葉とはいえ、そもそも少年は言い間違えただけで間違えた言葉も「緻密」ではなく「綿密」だ】

限定品よ限定品、それも最後の一本だったのにィ……さっさと飲んどくべきだったァ
【大の男が尻もちをついてジュース１本にうだうだと言っている様は何とも見苦しい】
【男の根本的な部分が関わっているのもあるのだが、目の前の少年がそれを察せる筈もなく】


んン？
【そうこうしている内に、少年の様子が変化している事に男は気付く】
【こういう状態になった人間は、酒場やら何やらで何度も見かけてきている】
【要するに目の前の少年は酔っぱらってしまったのだ、と推測するのにそう時間はかからなかった】

【だが何故急にそうなったのか】
【男は酒屋であのジュースを買い求めた訳ではないし、アルコールが入っているという旨の記述もなかったのに】
【そこまで考えた男の脳裏に飛来するのは、あのジュースが「マタタビ」ジュースであったという事実】

（そういや店員が言ってたっけェ、飲む時は「猫」を近付けるなァ、みたいな事ォ……）
【マタタビに猫を酔っぱらったような状態にしてしまう効果があるのは、男も何となく知っていて】
【悪戯を喰らう前に揺らいでいた黒い尻尾といい、少年の特徴的な口調や人間らしくない行動といい、今の有様といい】

……どーやら化け猫か何かに遭遇しちゃったみたいねェ、俺ェ
【猫の性質を持った人間なのか、猫が人間になったのかという所までは見当がついていないものの】
【男が少年の正体にかなり近付いたのは確かと言えるだろう】

【男はゆっくりと立ち上がると、服についた埃を手で軽く払い】
【完全に酔っぱらっている猫少年を、面白いものでも見るような目で――実際「面白い」のだが――観察し始めた】
【表情からはジュースへの未練などすっかり消えている】



/時間が時間でしたし自分のレスが遅かったのもありますのでお気になさらず
/そしてこちらも遅れてしまいましてすみません……

119 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/30(水) 18:52:05.65 ID:+b1rPAdDo

>>116
変化の少ないアルティミスに対して大きすぎる変化のあるアリサは、アルティミスとの会話を続ける
聖剣に、手をかけないで

「そうですね…聖剣がなければか弱い少女ということです」
「なかなかいい義手のようです…私のはちょっと壊れかかってるので…羨ましいです」

アリサはアルティミスの目の些細な変化には…気付いていない
変化があったとしても…それでいい
それはそれで面白いのだから…

「ええ、抜けましたよ」
「威勢がなければ…勝てるものも勝てませんしね」

「…いいでしょう。確かにこの暑さだと倒れかねませんしね」

アルティミスの目論みなどアリサは知らないが…少しアリサは眉を顰めた
敵の本陣で対話するのは…些か気が引けたのだ
だが、アリサは提案を呑んだ
アルティミスの真意を知るには…これしかないと思ったから

120 ：【鬼憑き】【紅鉄】 [sage]：2014/07/30(水) 19:01:11.51 ID:Rhpa/AGKO

>>117
今日はやけに……さわがしい、な

【相手を求め、路地裏を散策していた】
【そんな時、耳に入るはけたたましい悲鳴】

……行ってみる、かな

【人混みが苦手な男ではあったが、この世のものならぬ叫び声を聞いては興味が勝る】
【意を決して、路地裏を抜けた先は大通り】

【そこで男が目にしたものは、阿鼻叫喚】
【人々が逃げ惑い、叫び、泣き】
【視界が捉える赤い海】

【ある者は半身が無く、ある者は頭が】
【そして男の足元には誰かの下半身だけが足を投げ出して転がっていた】

【地獄絵図というに相応しい光景の中、男は】

━━━━くくっ

【怒るでも泣くでも悲壮な表情を浮かべるでもなく】

くはははッ！

【ただ、笑っていた】

121 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/30(水) 19:13:40.05 ID:8uRHFxcD0

>>119
【落ち着いている様で、その手に両者武器持たず】
【アルティミスは純粋な異能者を優先する傾向があるためまだ握らず、アリサは喜びなどを感じている為なのか】

貴方に褒められるとは、義手とは言っても試作品の完成版ですが
〔ミストルティン〕なら在庫があるかと思いますが、脳を壊す可能性もあります故

【上げられかは解りません】
【可変型の義眼は網膜フィルターを窄めて数km先にある、EHT日本支社を捉えた】
【世界有数の大企業。アリサについてこいとジェスチャーし、歩み出す】
【耳に届いた生意気な反論に返答しながら】

勝てるもの。挑戦は待ちますよ

【抜けたと確信を得る発言も記憶しながら】
【ちょっとした予感に、楽しみを見いだして】
【今はただ歩くのみ、ひたすら、歩み目指すだけ】

122 ：【アソートグロウ】アスタルテ [saga sage]：2014/07/30(水) 19:24:12.92 ID:a4TCpOcVo

>>120
………#<>?%<#><????
……^><%<#?%<<<<!!!!

【また一人、中年男性の頭をもぎ取り血の海に返し、そのバケモノは動きを止める】
【突如辺りに響いた笑い声に反応し、その顔…と呼ぶには少しパーツの足りない部位をそちらに向けた】
【ただ閉じられた目だけが刻まれている粘土のようなその顔】
【それは、明らかに人間ではないと言う事実のみを残す】

…%?#餌!!>?#><%!贄#%?>>}?><%%%

【口もない顔でどのように発しているのだろう、バケモノが発すは呻き】
【もはや人知は及ばぬその声のようなものには、しかし確実に一つの感情が顕われていた】
【即ち…獲物を見つけた獣の、眈々とした響きを持つ喜び】

………

【既に乱れていたフードを脱ぎ捨て、バケモノは全身を露わにする】
【まるで粘土を捏ねたような色、造形、異様に膨れ上がった腹と細い手足】
【血を浴びてもなお主張する茶色のバケモノは…跳躍】
【目の前の男…紅鉄に向けて肉薄、その腕を振るわんと動いた】

123 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/07/30(水) 19:38:56.42 ID:CQ3geb1x0

>>118

おおー、何らか分からんが褒めてるのはわかるみゃ！！
【正常な思考を失っている猫は特に茶々を入れるわけでもなくただただ笑う】
【まぁ、正気だとしてもこの猫がコントのつっこみには成りえないではあろうが】

んみゃ、確かに飲んだらもっろ楽しくなれら気がするのみゃ…もったいないことしたみゃー
【無意識に男の言葉に反応したマコトは、名残惜しそうに地面に染み込んで行く液体を眺める】

みゃふふふ、化け猫マコトさまだみゃー、おみゃあなんかまる齧りにしちゃうみゃよー！
【フラフラと相手に近づくや否や、ガブリと甘噛みしようと口を大きく開ける黒猫】

124 ：【鬼憑き】【紅鉄】 [sage]：2014/07/30(水) 19:45:23.20 ID:Rhpa/AGKO

>>122
くはははッ！
翡翠、君は逃げているといい
……さっさと行けッ！

【男の後方にいた小さな影が、びくりと身を震わせた】
【"ヒスイ"と呼ばれた少年は、渋るような表情をしたが、それでも男が語気を荒げるとその場から走り出す】

【男は、自分が狂っているのだと自覚していた】
【現にこの凄惨な光景を目の当たりにしても尚、心が喜びに、悦楽に満ちていくのを感じる】

くく、お前が僕の死か……

【歪に唇が吊り上がる】
【いつの間にか、男の即答部には一対の猛々しい剛角が顕現していた】

さあ、来いよ……！

【バケモノ、と口にする】
【異形が不協和音を奏でながら迫りくるなか、男は半身になり身構えた】

125 ：【アソートグロウ】アスタルテ [saga sage]：2014/07/30(水) 19:56:20.08 ID:a4TCpOcVo

>>124
【どうy#ら後ろ%i居た少年にh!?げられてしまったらし%】
【見れば、>%わりの人々も皆、この場か#a離れてしまっていた】
【それも、いm^の私には&*>#<無いのだが】

…%?>?}%?$?

【今の私#>目の前%?#><食い散らかす!?>#%<%#>?】
【一対の角、^#?><%~<>これまで>#餌>}%<#~美味#>?><%#>?】
【喰%#?><>#<#>喰喰喰>#?><%}<~%?.>?}%<~.??>}>??.%?.?}】

…%^}€!~$}?$.^}?^$

【…元から思考力が存在しない化け物は、目の前の男に肉薄するや否や、その腕を相手の頭に向けて振り下ろす】
【それに触れれば、男は頭を喰われ、見事血の海の仲間入りとなるだろう】

126 ：【メタリックハンド】>>957【忍野美作】 [saga sage]：2014/07/30(水) 20:06:11.23 ID:lIjBi3UU0

【今彼女は、殺しの仕事をしている】
【気付かれずに殺さなければならない、難しい仕事だ】
【しかし、彼女は出来る。武器を持たないから】
【持っているのはただの紙切れ、それで充分なのだ】

さて、失敗しないようにしないとね

【狙いは路地裏にいる】
【その路地裏に、入っていった】

127 ：【鬼憑き】【紅鉄】 [sage]：2014/07/30(水) 20:18:26.79 ID:Rhpa/AGKO

>>125
………………

【ライダースジャケットがひらりと空を舞う】
【その一歩後方】
【━━鬼が、居た】

【男は半身の姿勢から着ていたライダースジャケットを脱ぎ捨て、右足を軸に後ろへ一回転】
【能力を開放し、その身は鬼と成る】
【その体躯は一回り以上膨れ上がり、筋骨は隆々にして豪大】

【男を引き裂かんとする化物の攻撃により、ジャケットは見るも無残な姿になり果てるだろうか】

……一手馳走といこうか

【否、全てはどうでもいいこと】
【男は一歩、踏み込み】
【左腕を化物の腹部めがけて振るう】

128 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/07/30(水) 20:30:06.25 ID:haM0+Qwu0

>>123
んン、まァ、楽しそうで何よりィ
【酔っぱらい猫少年に適当に合わせながら、男の観察は続く】
【猫だという前提条件を持って見れば、成程少年の頭の跳ねっ毛は猫耳のように見えるし】
【何より黒い尻尾が浴衣の隙間から揺れてもいる】
【しかしそれ以外の部分はまるっきり人間だ】
【これなら尻尾を巧妙に隠せば、見た目だけで少年の正体を見破るのは難しくなるだろう】

（もっとも、肝心の行動がこれじゃァ、ボロが出んのはあっという間よねェ）
【あくまで見た目だけに限れば、だが】
【液体はみるみる内に地面に吸い込まれ、その場に薄黄色っぽいシミが残る】

おォッとォ
【少年の行動に対しては、体を捻るようにしながら軽く回避して】
【そこから少年に向けて、右手の人差し指を一本夜空に突き上げるようにして示し】

丸齧りは飼い主か雌の化け猫ちゃんでも捕まえてやって頂戴ィ
……んでェ、あんた元は人間と猫のどっちな訳ェ？
【一つ目の質問を相手にぶつけたのであった】
【酔っ払いの、それも猫人間相手にまともな応答が成り立つのかどうか】

129 ：--名称未定--【ダストパンチ】　E:：義手×2 負傷：背中【小】　腹部【中】 右足【極小】 胸【致命傷】 [saga ]：2014/07/30(水) 20:31:25.35 ID:6skOoCnJ0

【街の図書館】
【ローブ姿の青年が凄まじいスピードで本を読み進めていた】
【テーブルの上には二つの山が出来上がっている　『処理済』の本と『未処理』の本だ】
【その内容はどれも、『夢』や『記憶』に関する情報が記されたものだった】

「………」

【��ある女�≠ﾌ手によって心臓に達する致命傷を負わされた彼が生きているのは奇跡としか言いようがない】
【��自己再生�≠ｪ間一髪で間に合ったのだ】
【そして、目を覚まして周囲の人間の腰を抜かすまでに彼は一つの夢を見た】

【彼は夢の中で、『自分』に出会ったのだ】
【正確に言えば、『自分とほぼ同じ人物』と出会った】
【身長、声、顔つき、髪や肌の色　全てが自分と同じ　しかし、細かい点で彼と自分の間には違いがあった】
【まず、彼はオッドアイだった　右目は紅く、体つきは自分と違って随分と痩せていた】
【真横に並ばなければ気付かないレベルではあるが、身長も自分の方が少し高い】
【あまり人相は良くなかった　結構な悪人面だ――】

【――しかし、どこかその表情は寂しげだったのを記憶している】


【夢の内容は全く覚えていない　登場人物を記憶しているだけだ】
【それが実に腹立たしかった　何か、彼はとても大切なことを教えてくれたはずなのに何も覚えていない】
【夢とは往々にしてそんなものだが、今回��初めて夢を見た�＄ﾂ年にとってこの事実は不愉快極まりなかった】

【――――で、何か夢に関して調べれば思い出す方法が分かるかと思って図書館に来たのだが】

………Phew.

【全く成果が出ない】
【『夢日記をつければ良い』だとか、時間と手間のかかるものばかりだ】
【本を読み終えたらしく、『処理済』の山がまた一冊分高くなる】
【200ページほどの分厚さの本だったが、彼は10分足らずでそれを読み終えてしまった】


【調べている内に、自身が妙な焦燥感に囚われているのに彼は気付いていなかった】

【��早く、彼に会わなければならない……彼に会うにはどうすれば良いのだ？�＝z

【��…お前は何を伝えたかったのだ？�＝z

【��―――なぁ、『もう一人の私』よ�＝z

130 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/07/30(水) 20:32:07.51 ID:haM0+Qwu0

/>>128の「まともな応答」を「まともな質疑応答」に脳内修正お願いします

131 ：【アソートグロウ】アスタルテ [saga sage]：2014/07/30(水) 20:52:25.00 ID:a4TCpOcVo

>>127
…%?>

【バケモノが「喰えた」のは、甘味な肉体でも脳みそでもなく、ただの布】
【それは相手の着ていた衣服であったようだが、今のバケモノにはどうでもいい】
【今のバケモノにとっては、目の前の存在が一回り大きくなり、日本の神話にも多く出現する化け物に成り果てたことの方が問題として大きい】

…%#~<<}

【しかしながら、無論化け物に恐怖の感情などは無い】
【精々喰える部分が増えて大助かり、くらいのもの】
【そんなことを考えながらバケモノは着地し、先ほど喰らったジャケットを支配する】
【相手の一撃、それを腹部に受ける直前に、そのジャケットで自分の腹部を覆った】
【突如真っ赤に染まり、更に膨れ上がるバケモノの腹部】
【それは迫り来る拳を受け止め、バケモノへと向かう衝撃を抑えることだろう】
【それでも、吹き飛ばされることは避けられないが】

…^>>>%####?%?$?$

【人ならざるものの呻き声をあげながら、バケモノは辺りに布を撒き散らしながら吹き飛ぶ】
【それでもしっかりと着地出来る辺り、ガードは有効だったととっていいのだろうが】

…>%%<<%##^<<#?>?,#??>

【着地したバケモノは間髪入れずに相手に向けて肉薄せんとする】
【思考力が無いバケモノには、もしかしたら鉄砲玉のようにそれを繰り返すことしか出来ないのかもしれない】

132 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/30(水) 21:08:21.17 ID:+b1rPAdDo

>>121
それもあるだろうが剣を手に取るのも時と場合を考えねばならない
剣で語らうのも大切だが…対話のテーブルにて剣の刀身を晒すのはマナー違反だ

「敵の所持品でもいいものであれば素直に褒めますよ」
「それは、面白そうですね…試す価値はありそうです」

EHT日本支社のビルはアリサにも見えたようで…その建物を見上げながらアリサは口元を緩める
彼女は、楽しんでいるのだ
否、楽しみにしているのだ
人類最強との、対話の時を

「今はそのときではないですが…私もあなたに挑戦するときを楽しみに待ちます」

ちょっとした楽しみに期待を馳せながらアリサは歩く
ただ、歩く
決闘に至るためには…先ずは対話が必要なのだから

//遅れてすみません…あと、EHT日本支社までの道程は省略するのはどうでしょうか？

133 ：【居合会心】不明【右眼を閉じた女】 [sage]：2014/07/30(水) 21:15:03.30 ID:mLIntlO8o

【路地裏、雲に覆い隠された月による極微量の輝き、暗闇の中でありながら淡く、仄かに明るいそこ】
【水墨画の様に撒き散らされた鮮血の上に横たわる屍が見詰める先、微かに響く清いノイズと共に溜息ひとつ漏らした女】
【こちらを見詰める屍に「気味が悪い」と足蹴に、無理矢理視線を反対方向に向かせれば】
【女はまた、刃に血肉の味を愉しませようと歩き、探し出す】
【狂気に満ちた、己の本能のままに】

134 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/07/30(水) 21:28:49.81 ID:CQ3geb1x0

>>128

楽しいのはーいいことみゃ、ツルピカも笑うといいのみゃ！！
【緊張感の欠片も感じさせない顔を更に笑みで崩す】


むみゃー、いけずな奴みゃ……あんだってー、こんら姿じゃ同族のメスとはにゃんにゃんできんのが分からんのかみゃーっ！！
それに……"竹峰"のアホは俺を残してくたばりやがったのみゃ……馬鹿な奴みゃ、うざいみゃ。
【避ける男を見て頬を膨らませる酔いどれ黒猫】
【相手の質問には答えていないのだが、断片的な話から元が猫である事は伝わるであろう】
【その後、謎の名前を口にした途端、マコトは不機嫌な顔をする】
【それはどこか懐かしむような、悲しむような表情だ】
【なんであれ酔っ払いの戯言、会話になってるかすら怪しい独り言であるのだが】

//次の返信のほう、多少遅れます。

135 ：【ドリラガン】【怜悧な雰囲気の女】 [sage]：2014/07/30(水) 21:29:07.58 ID:rtb2xPxu0

>>133
【ひたりひたり、混じり来たる足音一つ】
【闇夜に溶ける外套に身を包んだ人影、狂気に迫る】
【正面より相対、彼我の表情を伺える程の距離に至ればニヤリ、口角を吊り上げる】

136 ：〔アルティミス・T・メイザース〕負傷:全体切り傷（極浅）,頬（浅）,顔（強打）,顎（ひび）,顔（半分骨折）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/30(水) 21:36:34.93 ID:8uRHFxcD0

>>132
/いえいえ。解りました、では

【此処は、世界的にも上位枠を陣取る有数企業】
【『EHTユニバーサリー第一日本支社 第三社屋地下四十五階』】
【その中の一部屋。上層部会議室にて二人の人影が席についていた】

【アリサは此処にくるまでに、あまりにも高層な第一社屋やそれを取り囲む様にして並ぶ各社屋】
【さらには万全のセキュリティ対策に戦闘型警備ロボット等々……膨大すぎる科学の集合を目にしたのだろうか】

さて。色々と有りましたが、先ずはアリサ
貴方から質問をどうぞ

【第三社屋と言っても地下と上を合わせれば百階辺りまで肉薄する勢いだ】
【静かで空調の効いた会議室。監視カメラも録音機器も全て切断した環境で対話は開始する】

137 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/30(水) 21:39:22.37 ID:8uRHFxcD0

>>136
/コテ直し

138 ：【アソートグロウ】アスタルテ [saga sage]：2014/07/30(水) 22:00:30.87 ID:a4TCpOcVo

/すいません落ちます、絡みは無かったことにしていただければ…

139 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/30(水) 22:14:12.07 ID:+b1rPAdDo

>>136
EHTユニバーサリー第一日本支社に足を踏み入れたアリサの感想は…
ここは、本当に現代なのか
あまりに進みすぎている…とアリサは感じていたのだ
そんな科学に囲まれた場所を抜けてアリサとアルティミスは…ついに辿り着いた
対話のテーブルのある…地下の上層部会議室に
ありとあらゆる対話の邪魔をする設備が作動しない、テーブルに

「……あ、は、はい」
「私からの質問は一つだけです」
「なぜ、前回の戦闘のときに私を拐おうと思ったのですか？木山一族の情報が欲しいなら…末端の私には価値はないはずですが」

圧倒的な科学でできた結晶の中で、剣士は問いを投げる
これは戦いでなくて…戦いであった

140 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/30(水) 22:32:12.49 ID:8uRHFxcD0

>>139
【円卓会議《サークルズ》の面々や、上同士が極秘会議を行う際に使われるこの部屋では、アルティミス等のクラスでなければ入れない】
【楕円のテーブルには高そうな菓子と珈琲が添えられていた】
【アリサが発した質問を耳で整理しながら手元のコンソールを弄じり、有る一つの資料をアリサの席にあるコンソールに送った】

その資料を見て貰うとおり、我々AATは独自の情報操作によって、木山一族の実体を大体握っています
それは木山側もそうでしょう
私が欲っしたのは常与儀の情報と、魔剣の秘密。それらを得るためとは言え彼処まで重傷を負わせた事に関しては謝罪します

【ぺこりと身を折って頭を下げる】
【確信に迫ったわけではないが、どうやら既に、大体の事に関しては調べずみであったらしい】
【再び顔を上げて咳払いを一つ】
【他にはと、再度問い直す】

141 ：【鬼憑き】【紅鉄】 [sage]：2014/07/30(水) 22:32:23.13 ID:Rhpa/AGKO

>>131
━━━＿＿＿━━＿━━━ッッッ！！

【今ここに、戦の狼煙が上げられた】
【戦鬼は猛々しい雄叫びを挙げ、周囲の大気が呼応するかの如く振動する】
【びりびりと鳴り響く轟音に耐えきれず、屋台の看板が音を立てて落下した】

（しかし、妙だな……）

【振り抜いた左腕に違和感を覚える】
【手加減などした覚えはないのだが、異形にあまりダメージを与えた様子もなし】

（どんな能力かは分らないが……）

【能力者と戦うときは常識に囚われてはいけない、と教わった】
【ここから先は、未知の領域であり全ての可能性を模索せねばなるまい】

━━攻めあるのみ、だッ…！

【守れば負ける、とでも言わんばかりに、打って出る】
【敵が向かって来るのならばこちらも】
【体制を低く、両腕を大きく広げて相手に向かって突進を仕掛けた】

142 ：【鬼憑き】【紅鉄】 [sage]：2014/07/30(水) 22:36:40.32 ID:Rhpa/AGKO

>>138
//了解いたしました！
遅くなりまして申し訳ありません…

143 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/07/30(水) 22:37:27.79 ID:haM0+Qwu0

>>134

それについちゃァ同意だなァ
ヒヒ
【男もひょうきんそうな顔で軽く笑ってみせる】
【実の所、現時点での少年と男の「楽しい」は少々ベクトルが違うのだが、ともかく表面上では笑顔は笑顔だ】

いやァ、物好きが極まって猫とヤる人間ってのも一応いるんじゃないのォ、超少数派だろーけどさァ、イヒヒヒヒヒヒヒ
【品のない話に品の無い馬鹿笑いを添えた品のないハゲ頭の男は】

……あァー、とりあえず飼い主はもういないってー訳ねェ、ソーリーソーリィ
【続けられた少年の言葉を聞くと、一応は殊勝な態度を取って謝罪の言葉を述べるが】
【浮付いた口調には全く変わりがない為、むしろ小馬鹿にしていると受け取られるかもしれない】

【そしてそんな調子を続けながらも、内心では猫少年の言葉を基に事情の推察にかかっている】
【変幻自在の化け猫か何かが少年の正体だと男は考えていたのだが】
【話を聞くに猫の姿に戻るのは不可能であるらしく】
【"竹峰"という人物――もしかすると人間ではないかもしれないが――の死、もしくは死の間際に起こった何かが】
【この少年の運命を大きく変化させた、というのも確からしい】

【その"竹峰"について詳しい話を聞きたい所だが】
【酔っ払い相手とはいえ、下手に突っ込めば先日の少女の件の二の舞を自ら演じかねない】
【ならばと次の言葉に選ばれたのは】


……失礼ついでにもう一つ質問があるんだけどさァ、黒猫に横切られたら不幸になるっつーでしょォ
じゃーさァ、自分から黒猫を横切ったらどうなんのかなァ？
俺は幸せになれるってー思ってんだけどォ……黒猫様御自身の意見を聞いてみたかったのよねェ
【一般的に見ればくだらないであろう、しかし男にとってはこの場面において非常に重要な質問であった】
【それを裏付けるかのように、男の表情は真剣そのもので】

【しかし真剣であるが故に、余計に奇妙な印象を与えるかもしれない】


/了解です

144 ：【居合会心】不明【右眼を閉じた女】 [sage]：2014/07/30(水) 22:39:59.84 ID:mLIntlO8o

>>135
【迫る足音に耳を傾けながら足取りは早く】
【暫時歩けば眼前に、歪む笑みを浮かべた女性がひとり、立ち塞がる】
【先程あった仄明るさも既に喪失し、あるのは暗闇、真っ暗闇】
【腰に提げた刀に片手を添え、半歩裏へ片足を下げる】
【両者全くの無言であったが、しかし女のとったそれは即ち、開戦の合図】

145 ：ファシィ=ヴィーハイント・アルトリウス【輝爆装置】 [sage]：2014/07/30(水) 22:45:15.84 ID:kUhc44Xx0

【何処かの公園】

【既に陽も落ちてとっぷりと闇に浸かった公園、ぽつぽつと浮かぶ白い外灯の明かりが羽虫たちを集めている】
【陽光に照らされているうちは子供たちで賑わっているこの公園も既に人の気配は無く、一日の役目を終えた遊具たちを月光が静かに照らすのみである】
【そんな場所に何か用でもあるのだろうか、ひとつの影がてくてくと現れるとそのまま設置されたベンチへと向かい腰を下ろした】

………。

【この蒸し暑い気温の中、黒いセーターを着込み口元を覆い隠すように白いマフラーを巻いた少女】
【どのようなセンスの持ち主なのだろうか、頭には黒い大きな三角帽子を深々と被っている】
【何やら異彩を放つ格好の少女はゆっくりと公園内を見渡すと、ひとつため息を吐き星々の輝く夜空を見上げる】
【何をするでもなくそのままぼーっと空を見上げる少女に一匹の子猫が近付いていく。恐らくはこの公園で餌付けでもされているのだろう、子猫は少女に対して警戒を抱くことなく足元に擦り寄ると爛々とした瞳で少女を見上げ、ねだるような鳴き声をあげた】

……にゃー。

【少女は無表情に猫を見下ろすと、少しの間の後鳴き真似を返す。無論猫と会話が出来るなんてことはない】
【ごそごそとスカートのポケットを探ると取り出したのは裸のビスケット。それを小さく砕いて子猫の前にそっと置いた】
【子猫は目の前に置かれた粉々のビスケットの匂いをくんくんと嗅いだ後、小さな歯と口でカリカリと食べ始める】
【少女はその様子を暫く眺めていたが、くすりと小さく笑うと再び視線を夜空へと移す。そしてまたもそのままぼーっと動かなくなった】

146 ：【居合会心】不明【右眼を閉じた女】 [sage]：2014/07/30(水) 22:47:55.68 ID:mLIntlO8o

>>144
/【裏へ片足を下げる】を【身を引く】にしておいて下さい

147 ：【ドリラガン】【怜悧な雰囲気の女】 [sage saga]：2014/07/30(水) 22:55:54.91 ID:rtb2xPxu0

>>144
【藍色のそらの下、自然早まる歩速】
【まるで示し合わせたかの如き邂逅に於いて両者の行動すらそれだ】
【静寂、一転、甲高い金属音】
【右腕をドリルと化し唸らせればぴたり、間合いを計りながら停止、睥睨】

【やがて一陣の風が雲を掻き乱し、月影は姿を現す】
【同時、駆け出す怜悧な女】
【右のドリルのストレートを放たんと、一気に距離を殺す】

148 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/30(水) 23:00:54.32 ID:+b1rPAdDo

>>140
「なるほど、確かに情報は把握できてますね…木山一族もどうせえげつない技術で情報を把握してますね」

コンソールに表示された資料にサッと目を通したアリサは、その内容を理解して自分の推察は正しくないと判断した

「…なるほど、そうでしたか……」
「いえいえ、いいですよ。そんなに謝らないでも…」
「私もあなたに深手を負わせてしまったのは事実ですしね」

過ぎたことをそんなに気に病む必要はないと考えているアリサは両手を振って謝る必要はないと断る
あのときは…お互い様と思っていたから

「私からの質問はこれだけです」
「ですが…あなたは私に多く質問があるのでは？」
「私は…常与儀家の者とも接触してますし」

アリサは話を進めていく
自分の問いは終わり…アルティミスの問いへと

149 ：【居合会心】不明【右眼を閉じた女】 [sage]：2014/07/30(水) 23:06:52.77 ID:mLIntlO8o

>>147
【二人の間に産まれたのは沈黙、それ故の静寂、だが直ぐにその静寂を打ち破らんと唸ったのはドリルと化した右腕が甲高く哭く音】
【中々良い死合になりそうだとその本能が感知し、ぞくぞく、体が震えた】

【藍色の夜空を隠匿していた陰鬱な雲はやがて一陣の風により払われ、淡くぼんやりと輝きを放つ月が現れた】
【照らされるふたり、何処か幻想的な雰囲気が漂う】
【刹那相手が接近、そしてドリルと化した右腕を突き出してのストレートを放つ】
【咄嗟に対応、腰を落とし、狭い路地裏の中後ろへと身を引き、回避を狙う】
【それが叶えば両手を刀に添え、居合の構えそして、幾多の血肉を断ち切った刃を抜き放とうとするだろう】

150 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/30(水) 23:15:04.67 ID:8uRHFxcD0

>>148
【これだけは言える。木山もAATも互いの核心には干渉出来ていない】
【AAAランクの情報を知る者は、アルティミス含めもう一人だけなのだから】

肩から指先まで落とされましたから。見ますか

【冗談を交えながら話は進む】
【アリサの言った通り、質問は長い。しかし今はどの問いよりも聞いておきたい事がある】

最初は少しした質問からいかます
アリサ。貴方は木山を抜けたと言った。つまり今は何処にも属さず資金も背景もないと言うことでよろしいですか

【深蒼の瞳を見つめながら、先ずはそう言い】

--------AATに所属する気は有りませんか
アリサは木山を敵に回す存在。義手もバックアップも無ければ未来永劫反逆は困難です
が、我々と一緒で有れば話は多少変わります。一つ、お伺いしたい

【アルティミスの唇から飛び出した問いは、とんでもないオファー】
【入りたくて入れる訳では決してない、“門”の中への招待】
【アリサは一体、どう返答するのだろうか】

151 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/07/30(水) 23:20:23.26 ID:ThoMvQw/0

>>145

……夜の公園に、もう一つの影があった。それは彼女がこの場に足を踏み入れるよりも前の段階の話。
虫が少し集っている自販機で飲み物を購入、近くのベンチに座ってから、ペットボトルのキャップを開ける……中々の飲みっぷりだった。
そしてふー、と一息つく。夜空に一つ浮かぶ満月を眺めながら、ぼんやりとその余韻に浸る。

その影を良く見たのなら、勢い良く飲み物を飲んでいたその理由も納得が行くのかもしれない……全身から滝の様に流れる汗、
首にタオルが掛けられ、……まさか蒸し暑いと言っても、それ程では無かろう。
トレーニングをしていた、のだ。夜の公園にも、様々な用途がある……ということは、彼によって証明された。

白銀の短髪をタオルで拭いながら、荒ぶる呼吸を鎮めようとリラックスする。何の音を立てる事無く、ひっそりと。
だから、どちらかと言えばその影は薄かった……しかし、やがて彼女はこの公園のどこからか感じられる、
強烈な視線に悩まされる事となろう……勿論、犯人は彼だ。しかしその原因は、――実は、彼女にある。

聞いていたのだ。あの、「にゃー」という声を。間違いなく。時系列的にも、辻褄の合うタイミングだった。
黄金の双眸から注がれる冷たい視線は、と言うより可哀想なヒトを見る視線は、何とも言えない物があって。
……彼の存在に彼女が気付いたのなら、彼は間違いなく目を逸らす事だろうが、
何というか気不味い空気が、二人の間に流れる事は避けられない……と言う、今宵の邂逅は奇妙なそれだった。


/まだいらっしゃれば〜！

152 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/07/30(水) 23:23:33.98 ID:qzMWcg9f0

>>113
【奈津紀は、恐る恐る菓子パンを受け取った】
あの、ありがとう。
【パクリとひと口食べてみた】
うん。美味しい！長い間何も食べてなくて。
【パンを全部食べる】
ありがとう。でも、僕家出してきちゃって、お返しにあげれるものないんだ……

153 ：【ドリラガン】【怜悧な雰囲気の女】 [sage saga]：2014/07/30(水) 23:26:48.98 ID:rtb2xPxu0

>>149
【宙を切り裂くドリルの空転、そこに本来の標的である敵対者はおらず】
【怜悧な女のその駆ける勢いは止まらない、止められない】
【鞘走りの静音、抜刀、煌めく閃光】
【刹那の合間交差する視線、やがてするり抜けて行く互いの姿】

【背中合わせ、
　　　一呼吸半】

【柔らかな月の光に照らされた二つのシルエット】
【そのうちの一つ、枝垂れ桜の如き飛沫を上げてそして崩れる】

【一撃必殺、一閃必斃】
【正にそれの顕著、血溜まりに伏せる女はただ】
【人生に於ける最期の光景が、後光すら携えた太刀筋である事にぼんやりと感謝を告げていた】
【ふわり、鈍色の宝石は魔力めいて浮かび上がり月明かりに輝いて】
【やがててんてんと転がり落ちた】

154 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/30(水) 23:40:49.22 ID:+b1rPAdD0

>>150
恐らく調律騎士も、ここの存在も２つの組織は認知している
だが、深淵を覗くことはない
その様に均衡は成り立っているのだから

「いえいえ、その傷を負わせたのは誰だと思ってるのですか?」

冗談を交えながら、時折それに笑いながら話は進む
お互いの深い所へと、どこまでも

「ええ、今では木山の技術の恩恵を受けるどころかそれに追われて安定した生活を送れていませんが…それが何か?」

恐らくアルティミスの本命ではない質問
少なくともアリサはそう思った質問に疑問を抱きながら…アリサは肯定する
見詰められる隻眼に緊張を宿して

「な…私は…」

緊張をしていたアリサに、唐突にチャンスが訪れる
大きな援助を受けるチャンスが
望んで手に入ることのないチャンスが
彼女の叛逆への助力者となりうる女性へのアリサの返答は…

「約束してください」
「私の記憶を、心を、操作しないと」
「それだけ約束できれば…いいですよ。私はAATの騎士アリサとなります」

イエス
アリサは剣で語り合ってこのアルティミスは信頼できると思えていた
木山のように、裏切ることはないと

155 ：ファシィ=ヴィーハイント・アルトリウス【輝爆装置】 ：2014/07/30(水) 23:46:37.00 ID:kUhc44Xx0

>>151
【少女が子猫にビスケットをやり、ぼーっと夜空を眺めてから何分が経っただろうか。ふと自身に注がれる視線に気付くとその元を見やる】
【そこに居たのは白銀の髪を汗で濡らした少年。首にかけられたタオルを見るに恐らく全身に汗をかいているのだろう】
【どこか疲れた様子の少年は少女と視線が交わると何やらばつが悪そうに目を逸らす。それもそうだろう、こんな夜更けの公園のベンチにひとり腰掛けてぼーっと空を眺める、先程子猫に掛けた声が聞こえていれば尚更だ】
【不審者、そう思われても何ら不思議ではない。もっとも夜も更けた公園で汗だくになっている少年もそれなりに怪しくはあるが】

……？

【少女が少年に抱いた感想はそれとは違うものだったが、目が合いすぐに逸らされた事を少し不思議に思ったのか小首を傾げている】
【そして今度は先程とは逆だ。こちらから視線を逸らした少年をじーっと見つめる少女。もし少年が再び少女に目を向けることがあれば、再びふたりの視線は直様交わる事になるだろう】
【少女の表情は全くの無表情、口元が白いマフラーにより隠されているせいで余計に感情が窺い知れないが、じっと少年を見つめている】
【少年がどう感じているのかはわからないが、どうやらこの少女は気まずさなど微塵も感じていないよう。空気が読めないのか、はたまた何も考えていないのか、それはこの時点ではわからない】
【何故ならふたりはまだ出会ったばかり、幕を開けた物語はエピローグすら迎えていないのだ。登場人物紹介などは存在しない、筋書きのない物語なのだから】

/遅くなりましたがまだおりますぅ

156 ：【居合会心】不明【右眼を閉じた女】 [sage]：2014/07/30(水) 23:50:36.67 ID:mLIntlO8o

>>153
【ドリルは空を切り裂き、標的であった女へと届く事は無く】
【しかしストレートを放った事により勢いを殺せずに鑪を踏んだ女性】
【刹那すらりと清いノイズ、鑪を踏み迫る女性の身体へと刃が伸びる、文字通りに】
【ぼんやりと照らす月夜の下、突如一瞬の煌き】
【ふたりの瞳が刹那交差、その瞳に写ったのは一体どんなモノだったのか】

【互いに背中合わせ、そして一呼吸半置いて】
【仄明るい世界が、枝垂れ桜の如く噴き出した鮮血をぼんやりと照らす】
【芸術的とも言えようそれが地面に貼り付いたとき、どさり、女性は地に膝を付き、やがて上半身すらも血溜まりの上に伏せる】

【たった一撃の、されど一撃の居合】
【意外にも呆気なく終わった死合であったが、女は血に伏せる屍に一礼、刃についた血肉と脂をぴっと払い、そして納刀】

【ふわりと浮かび、月夜の下やがて落ちて転がった宝石を手に取り】
【たった一言「冥福を」と】

/絡みありがとうございましたー。たのしかったです！

157 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県) [sage]：2014/07/30(水) 23:52:31.63 ID:rtb2xPxu0

>>156
//時間的に手短になってすみません、乙ありでしたっ

158 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/31(木) 00:01:27.20 ID:3xfDqIPS0

>>154
【恐らくこの様な形で成されるオファーは有るまい】
【大抵のAAT隊員は志願式であり、更に試験は国家レベルを軽く越える厳しさだ】
【アリサの場合どちらにも当てはまる事はなく、何とAAT隊員長及び営業取締役秘書からの直々のオファーである】
【アルティミスはアリサを一人の敵として、仲間として、認めたという事の裏付けとも取れる正式なお誘い】

ご心配無く。私は仲間にその様な卑劣な行為を取る事は有りません
仮にその様な形で貴方を操り人形にして、私達には利益が有りませんからね

【アリサの信頼は、正解だった】
【返答を聴いてから間髪入れずに呟かれたその言葉には、敵意作意企みは一切含まれていない事、アリサには解るはずだ】
【既に両者は語り合っていたのだから。剣と剣で、意志と意志によって】

'それはどの手段を取るよりも、確実な信頼を築く事の出来る方法'
'今この時この瞬間。騎士の肩書きを有したAAT隊員、アリサ＝サブジェクト＝ゼクスウントツヴァンツィヒは生まれた'

【堅い絆によって。何人たりとも砕けない信頼によって】
【契約は果たされたのである】

ようこそEHTユニバーサリーへ
歓迎しますよ。私達の全てが

159 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/07/31(木) 00:05:06.55 ID:peLYkn0B0

>>155

……見られただろうか、彼女を見ていたことを。類まれな反射神経をこんな所で活かしてしまったが、
この視線。どうやら、バレたのだろう……まあ、あの彼女は別に不審者ではなく、
ただの"可哀想な子"であるのだから、社会の秩序を乱すような人間ではない、ならばそっとしておこうと、
呼吸も随分落ち着いてきた頃だし、トレーニング再開……そう考え、少年は席を立った。

必然的に、彼女の前を通らざるを得ないのだが、少年はこの上ない程に息を潜めて、ひっそり歩く。
まだ鍛錬は続いているのだから、変な厄介事に巻き込まれたくない……そんな思いがあった、
故に気持ち速い、小走りのペース。―――故に、故に、一つ硬貨が、少年の胸元から転がって。


「………ッ……！！」

磁石でも仕込まれているのか、コインは神か何者かに導かれ、……彼女の靴にコツンと当たって、静止。
少年も勿論、歩を一瞬止めたのだから、落としたことには気付いていた様子だった、しかし……
お金は最悪、いつでも稼げる……だが、今日の鍛錬は今日しか出来ない。ならば優先順位は―――、

因みにこの少年、暑そうなセーターを着ている彼女よりも異質な格好をしていた。客観的には、彼の方が不審者だった。
特に知識がなければ、まあ剣道をする人の衣装か、それに良く似た物と見えるだろうか……洋服では、無いのだ。
トレーニングを定期的にしているだけあって、袖から覗く腕はシッカリと筋肉が付いていて逞しいが――、

……気不味さには弱かった、そう見れば良いのだろうか。犠牲となったコインにはそそくさと別れを告げ、
サッと少年は再び、先程よりも少しばかり速いペースで、先を急ぐ事にした様子……だが今宵の闇は、何故か明るかった。

160 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/31(木) 00:14:10.78 ID:BHejBCvB0

>>158
AATのトップ直々に下ったオファー
信頼が成した正式なお誘い
これ以上にいいプレゼントなどあるか、いやない
そして、そのようなものに応じたいとアリサは思っていた

「それなら私は安心してAATの傘下に入れます」
「ほんの少し猜疑心を持ってしまったこと、すみませんでした」
「あと、誘っていただいてありがとうございます」

間など置かずに、最も信頼できるタイミングで返ってきた返答
これを疑うことなどできようか
意志と意志、己の全てをぶつけ合った相手からのとなるとなおのこと…

‘騎士アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒは…再び生まれた’
‘汚い洗脳ではなく、信頼で結ばれた本物の騎士として’

「歓迎、ありがとうございます」
「騎士アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒは…EHTユニバーサリーに忠誠を誓います」

161 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/07/31(木) 00:15:52.73 ID:vePdeT6C0

>>143

じゃあ、俺にもまだモテモテな夢や希望はあるんだみゃー…なーんつって、ミャハハハハ
【ポンッと手を打ち、こちらも真似たようにわざとらしく馬鹿笑いを浮かべる】

んみゃ、辛気くせー話しした俺も悪かったのみゃ…ひっく
【謝罪の言葉に対して、こちらも軽く謝る】
【どうやらマタタビが抜けてきたようで、猫はほろ酔い程度にまで回復している】

どうなるかだとみゃ？ふーむ、俺の気分次第で決ま…っと真面目にきいてるみたいみゃね。
まぁ、俺と関わる奴は総じてになる不幸みゃ…結果的に気づかず通り過ぎれる、といった意味では横切る奴は幸せなんじゃないかみゃ？
【茶化すようなトーンで話すも相手の顔を見て真面目に答える】
【現にジュースの件でおみゃあ不幸だろみゃ、と消えかけたマタタビのシミを見つめながら呟く】　　

162 ：ファシィ=ヴィーハイント・アルトリウス【輝爆装置】 ：2014/07/31(木) 00:35:45.12 ID:YBshlkHh0

>>159
【少女から送られる視線、少年はそれに気付いているようだが応えてこちらを見ることはしない】
【暫く何も変化の無いまま時間だけが過ぎた後、少年はすっとベンチから腰を上げた。この場を後にしようというのだろう、小走りを始め少女の方へと近付いてくる】
【距離的に互いの位置は近づいているのだがふたりの視線は交わらず、小走りの少年が丁度少女の目の前を通過しようとした時】
【少女にとって見慣れぬ格好をした少年の胸元から転がり落ちる何か。それは地面に落ちると糸で惹かれる様にころころと転がり、少女のつま先に当たると動きを止めた】

……お金？

【少年から転がり落ちたものがその動きを止めた事でそれが何なのか少女にも認識できたようで、拾い上げた硬貨を眺めながら小さく呟く】
【ついでそれの落とし主である少年に視線を移すと、小走りをやめてその場に停止している。硬貨を落とした事に気付いたのだろうが、少年は何故かそれでも少女の方を見ようとはしない様子】
【こちらを警戒しているのだろうか、それ程危険人物には見えない筈だけど。そんな事を思っていると少年は落とした硬貨を諦めるように再び走り出した】

……！
………まって

【先程よりも速いペースで歩を進める少年に慌てて声をかける。慌てて、という割には少女の声色はとても落ち着いていて、全く抑揚もないのだが】
【声もそれ程大きくは無い、少し距離の離れた少年に聞こえていなくともそれ程不思議はないだろう】
【しかしもし、少年の耳に少女の声が届き、その足を再び止めることに成功したのならば】
【少女はゆっくりとベンチから腰を上げ、てくてくと少年の元へと歩み寄って行くだろう。拾い上げた硬貨をその手に持って】
【もっとも少女のセーターの袖はやたら長く、手の先まで大部分が隠れてしまっているので手に硬貨を持っていることは視認しづらい。故にいらぬ警戒心を抱かせてしまうことになるかもしれないのだが】

163 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/07/31(木) 00:52:40.89 ID:peLYkn0B0

>>162

「………、……………。」

彼女の言葉がこの場の静寂を断ってから暫く、少年の歩みは再び止まる事になる。
何も思わず金だ金だとせしめてくれる、ネコババしてくれる人だったらどんなに助かった事か、
しかし彼女は違った。非常に真っ当な人間―――沈黙を破って、少年に声を掛ける程の。

……今日の鍛錬は、先程ので最後、これ以上は諦める事にした。きっと彼女の様なタイプは、
ただ硬貨を渡すそれだけでは済ましてくれない筈だと、……何故かヤケに変な固定観念が染み付いていて。

彼女の足音を聞き取ったのなら振り向き、当然「ああ、すまん……」と受け取ろうとする訳だが、
矢張りその、そうしたヒトに対する偏見が悪さをした――セーターの裏に潜む、何か。
その直前に何もなければそれはコインだと信じて疑わないが、今となっては分からない。……故の、警戒。


「……いや、そのコインは、………取っておいてくれ。」


差し伸べられた手に載せられたコインを取ろうと手を伸ばし、しかしピタッ、と止まって。
暫しの思考が働き、それが導いた結論は彼女にあげるという物だった。これが、まあ妥当だろう、と。

……だが、この少年は舞台俳優でも何でもない……演技という演技が、丸で出来ないのだ。
明らかに、ぎこちない動きだった。どんなに鈍感な人間であっても、今自分は警戒されていると、
そう思わせられる程の……今一度それを払拭せんと笑顔を浮かべるが、しかしそれも矢張り、ぎこちなくて――。

164 ：【イクスプロジア】【銀縁眼鏡の男】 [sage saga]：2014/07/31(木) 01:15:47.33 ID:CDZwdihnO

【宵の街を歩くサラリーマン風の男。銀縁眼鏡を掛けた冴えない男だ。ぐしゃぐしゃの前髪、覇気のない顔つき、どこを取っても魅力のない姿の男がそこに居た】
【男はふと立ち止まり、何を思ったか鞄をそこに投げ捨てた。どしゃり、と音を立てて鞄は微かに濡れたアスファルトの上を転がる】
【男は笑っていた。口角を釣り上げ妖しくも自信に満ち溢れた笑みを浮かべつつ男ははおもむろに振り返る】

…ンン…お嬢サン、少し宜しいかな…？

【軽く咳払い。偶然男の近くに居合わせた、否、居合わせてしまった若い女性へ男は声を掛けた】
【女性は戸惑いつつも男の声に答えを返す。金髪碧眼、雪のように白い肌を持つ美しい女性だ。彼女は先程男が投げ捨てた鞄を横目で盗み見ながら男の様子を伺う】
【「私ですか」。関わりたくないと思いつつも避ける事が出来ないという事を悟った女性は当たり障りのない軽い拒否のサインを送る。女性は素直に「はい」とは決して言わなかった】

そうです、その美しい耳…雪のように真っ白な透き通った肌…少し見せて頂きたい。お少しだけで良いのです

【オーバーアクション気味に身振り手振りをする男。女性の耳を指差して微かに笑う】
【見るからに不審な行動。ところが男に褒めちぎられて警戒心が緩んだのか、それとも笑みの魔性に当てられたのか。女性は男の接近をあっさりと許してしまう】

あァ…美しィ…堪らないですねぇ…この輝き…私だけのモノにしたい…是が非でも

【女性の耳をうっとりと眺めながら腰に手を回し、その腰をぐっと強く引き寄せる】
【そして思わず短い悲鳴を漏らす女性の耳に吐息が掛かるほど顔を近付け、その感覚を擽るように囁いた】

………と、いう訳で…お少し耳を"貸して"下さいな、お嬢サン。

【ごぼごぼ、ばん。男の掌の中で何かドロドロの肉のようなものが沸騰して弾ける。女性の胴体だ】
【飛沫は男のスーツを汚すまでもなく消滅、遺された彼女の首、今や男の腕に髪の毛を掴まれた首から上の骸だけがこの世に残留していた】
【それを見て男はたいへん満足そうに笑みを浮かべる。妖しい魅力を孕んだあの笑みだ】

……嗚呼、今宵も良いィ月だ。さて、其れでは参りましょう、夜の街は綺麗ですよ…

【男の手にぶら下がるのは口をぽかんと開けた女性の骸。首から下は空虚。一片の光宿らぬその瞳に映るのもまた空虚】
【美しい"女性"片手に男は気分上々、鼻歌交じりに真夜中の闇へと溶けていった】

165 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/07/31(木) 01:17:07.56 ID:OGxYCczR0

>>161

あァ、あるさァ、きっとあるゥ
自分が望み続けさえすりゃーねェ
【両者の馬鹿笑いが続いた後】
【男はひょうきんそうな顔なりに、少し真面目な表情になって】
【少年、いや黒猫の言葉を後押しするように自論を吐き】
【まーそれが何時になるかもそもそも報われるかも分かんないんだけどねェ、と付け加え、再びヒヒと笑ってみせた】

なーにィ、それについちゃーいいのよォ
そーゆー色々な話を聞くのが好きなんだァ、俺はさァ……つまりィ、しがない物好きなハゲなのよォ
【気にしていない、という意志表示なのか、右手をひらひらと体の前で振っている】
【実際には聞くだけでなく、場合によっては実力行使も躊躇わない男ではあったが】
【少なくとも目の前の黒猫少年にそれを行うつもりはない】


ふんフンふん……
はァ、なーるほどねェ、不幸を避けられる、っつー意味での幸せかァ……
【黒猫なりの真面目な返答を】
【頷く事で相槌を入れながら、やはり男も神妙に聞き入り】
【呟きに対しても、尻もちつくほどビビりもしたしねェ、と得心がいった様子で言葉を返すのだった】

……長年の疑問だったんだけどさァ、なーんかストンときたわァ、ありがとねェ、いやホントォ
【言葉通り、妙に晴れやかな表情になった男は】
【胡散臭い格好に似合わぬ折り目正しさで、黒猫に一礼する】

166 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/31(木) 01:24:25.32 ID:3xfDqIPS0

>>160
疑われるのは慣れています
今この時から貴方は、私の失った右腕であり、私は貴方の失った左腕となります

【疑われる事は多々あるが、騙そうと動く事はない】
【本当に騙す相手は、たった一家系のみ】

忠誠を誓うのですか。お堅いですね、アリサ
貴方クラスの実力ならば、戦力的に考えてADPTS.2〔アデプタス.ツー〕の座でしょうか

【再び表舞台にその名を刻む事を宿命とするアリサ】
【汚い手は一切ない。全ては信頼に基づいた合法的手段。それにより今、本物の騎士は目を覚ます】
【誰もアリサを責めたりしない。とがめる事もないだろう。その地位とコードネームが意味するのは、AAT内で二番目の実力者を表す肩書きであるのだから】

では質問内容も変わってきます
先ず、CT-ユニットは私のような出力重視型を希望しますか。それとも騎士に基ずく新型CT-ユニットを希望しますか

/遅れました
/すみません！

167 ：ファシィ=ヴィーハイント・アルトリウス【輝爆装置】 ：2014/07/31(木) 01:31:55.93 ID:YBshlkHh0

>>163
【走り始めた少年はその足を止めた。聞こえていたのだ、少女の声が。届いていたのだ、少女の呼びかけが】
【足を止めた少年を見て少し安心した様に小さく息を吐く。しかしその表情は依然として無表情、金色の瞳はじっと変わった格好の少年を見つめている】
【ゆっくりと、しかししっかりとした足取りで少女は少年へと近付いていく。そして互いに手が届く距離まで近付けばコインを握った手を差し出した】

……これ、落とした。
………お金は、大切に……するべき。

【だぶだぶに余った袖を捲れば露わになった少女の白い腕。その開かれた小さな掌の上には間違いなく先程少年が落とし、そして少女が拾い上げた硬貨が一枚】
【ただ足元に転がってきて、それを拾い上げただけのもの。無論細工などは一切していないのだが少年はそれを受け取ろうとはしない】
【余程経験を詰んでいるのだろう。それは日常生活において、このような場面において必要以上に少年を慎重にさせてしまっているようだが、その経験がこの街で少年をここまで守ってきたのかもしれない】

……？ なぜ？
………あなたの言っていることが、私にはわからない。
……………これは、あなたのもの。あなたが手に取る、べき。

【しかし少女はこの街にきて戦闘経験などはない。自分の身を危険に晒したことがないのだ】
【故にわからない、この少年の慎重さが。この少年が、自らが落とした硬貨を受け取らないというその行動の意味が】
【一向に掌の上のものを受け取ろうとしない少年にずいっと掌を近付ける。少ししつこいように思われるかもしれないが、少女にとって見ず知らずの相手から金銭を受け取るような謂れはないのであるから仕方ない】

……！ なるほど、でも……安心していい。
………私の手は、そんなに汚なくは……ない。

【少年のぎこちなさ、それは彼の慣れない演技によるものなのだがこの少女にその機微を理解するような洞察力はない】
【少し考えて導き出された結論、それは拾い上げた自分の手が汚いから受け取りたくないのではないか、というものであった】
【一応手が汚れていないことを主張するが、それでも潔癖症というものを持った人もいるらしい事は何処かで聞いたことがある】
【セーターの袖でゴシゴシと硬貨を擦ると、再び少年へと差し出した。少しくらい笑顔などの感情が表せられれば少年に与える心象も違うのかもしれないが】
【少女は不気味な程に無表情。何を考えているのか全く持って察することは出来ない筈だ。ただ少女の大きな金色の瞳は、真っ直ぐに少年の顔を見つめていた】

168 ：ファシィ=ヴィーハイント・アルトリウス【輝爆装置】 ：2014/07/31(木) 01:33:14.10 ID:YBshlkHh0

/書き忘れてしまいました
/ハチリョウさんレスが遅くなってすみません

169 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/07/31(木) 02:00:27.46 ID:peLYkn0B0

>>167

……今まで凄惨な目に数多く遭ってきた、というのはその通り。この街でも、……他所でも。
だからこうして、何かあれば、特に初対面の人間に対して強く警戒する、という習慣は、嫌でも身に付いてしまっていた。
―――良い事だ。この街にはありとあらゆる類の人間が、善良な市民を欺き、搾取し、最悪殺害までしてしまうのだから、
こうして身を守る為に、相手の行動を一つ一つ監視し、その裏に潜む真意を読み取ろうとする……全く、問題ない行動なのだ。

だが、いつの間にかその習慣は、……少年を汚していたのかも知れない。周りの人間全てが、危険な存在なのだと。
人をありのままに見られない荒んだ心が、いつの間にか染み付いてしまっていたのかも知れない……、
彼女の行動は少なくとも、少年をそう思わせるに至った。表情は無くとも、彼は感じ取る物を勝手に感じ取っていた。


「……有難う。………すまない、俺は少し、勘違いをしていた……―――」


だからこそ、感謝を述べ、謝罪の意を口にする。世の中には貴方の様な人間も居ると言う事に気づかせてくれて、と――。
黄金の瞳が少しだけ赤みを帯び、零れさえしないものの薄っすらと、何かがこみ上げてきて。
ゆっくりと手を伸ばし、受け取るのだろう。スッと懐に仕舞い、今度浮かべた笑顔は、紛いのない純粋なそれ……、

それから思い出したのは、感謝の気持ちは形にしなければ中々伝わらないと、仲の良いバイト仲間の発言だ、
……あれこれと考えて、しかし人を、それも女性をどこかに連れ出すという事は、初めての経験だったから―――、


「……これから時間、無いだろうか。………その、貴方の事が、……少し、知り、たく、なって、…………」


なんて顔を真っ赤にさせ、くさいセリフを噛みながら噛みながら、話を持ち掛けるのだろう。
……どうだろうか。もし今は暇だから少しだけ付き合ってやるというのなら、例えば近くの喫茶店やそこらへと移動する事になるが――、

丸で一世一代の告白でもしてしまったかの様な表情を浮かべる少年は、無表情の彼女と対比が生きて中々面白い。
後頭部を掻いて恥ずかしさを紛らわそうとするが、それも敵わず――寧ろ、時が経過する度に、より赤くなって行く、か。


/構いませんよ〜、色んなことしながらお待ちしてますので！

170 ：ファシィ=ヴィーハイント・アルトリウス【輝爆装置】 ：2014/07/31(木) 02:48:34.55 ID:YBshlkHh0

>>169
【少年の慎重さ、これまでの半生において培ってきたそれはとても大事な経験であり少年の財産であろう】
【そのひとつひとつが少年を男として、ひとりの戦士として磨き上げていく研磨材となるのだから】
【研磨材という経験が上質なものであればある程磨き上げられた少年の戦士としての、完成度は高く、強く美しくなっていく】
【少女の戦士としての完成度は少年とは比べるまでもないだろう。培ってきた経験が圧倒的に違うのだから】
【それはこの街に生きるには弱さであるのかもしれない。優しさ、純粋さ、無垢さ……それらは戦士としては弱点となるのかもしれない】
【しかし同時に人として忘れてはならぬものでもあるのだ。少女の心の在り方はこの街では弱く、無警戒であるのかもしれない。しかしその無警戒さが少年の警戒を解いたのである】

……いい。ふふ……親切、した。
………でも、感謝はされても……謝られるのは、わからない。

【少年は目の前の少女に対して感謝と、謝罪の言葉を口にする。有難う、その言葉に少女は嬉しそうに小さく笑うが】
【すまない、という少年の謝罪は理解できないようで、不思議そうに小首を傾げて微笑む少年の顔を見上げた】
【しかし少年が硬貨を受け取り懐へとしまうと、少女の顔は再び満足げに……といっても口元はマフラーで隠れてしまっているのだが】
【瞳を見ればきっと気付けるだろう。先程までは感情の色が無かったその瞳には、今確かに暖かい色が差しているのだから】

……？ 時間？
………見ての通り、私は暇人。時間は、沢山ある。
……私に聞きたいこと、あるの？ 知ってること……あまり無い、けど。

【後頭部を掻きながら顔を紅潮させていく少年。それもそうだろう、戦士といえど年頃の少年。女性を誘うのに照れない訳が無い、戦士として腕を磨くことに時間を多く割いてきたのであれば尚更である】
【無論この少女に異性に誘いの言葉をうけた経験は無い。それ故にわからないのだ、少年の言葉の意味が。そのままにしか捉えられないのである】
【まぁこの少女の場合人とのコミュニケーションがあまり得意ではない、というのも原因のひとつなのであるが】
【しかし暇であることは事実、何処かへ誘われるのであればこれまた無警戒について行くのだろう。この状況に対しても勿論この少年に対しても、警戒心などは微塵も抱いていないのだから】
【そして喜ぶことだろう、この少女には現在友人と呼べる存在はひとりしかいないのだ。心を通わせられる相手が増えることを喜ばない訳が無い】

/すみません、有難うございますっ

171 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/07/31(木) 03:36:08.59 ID:peLYkn0B0

>>170

「……良かった。………行こう。」

承諾が得られたのは、素直に嬉しかった。汗もすっかり引いてしまったし、このまま出発しようと切り出す。
コレは所謂ナンパではない、ナンパではない……と言葉をグルグル回転させながら歩いて、十分かそこら。
繁華街と呼べる程大きくはないが、そこそこの賑わいを見せる通りに出た。……ここで、一旦足が止まって、

――と言うのも、やはり初めてなのだ。女性とお茶でもしないかと誘った時に、一体何処へ行けば良いのかと。
良くテレビで放送される話題のカフェだとかそういう情報、自分には必要ない話だと斬り捨てていたが今更後悔する事になって、
自分はいつも、肉と野菜と飯が食えれば良いのだからと、全く選ばず店に入るが、今だけはそういう訳にも行かず、
……そうした意味での常識がない少年には、かなり苦労する事になった。スマートフォンだとかそういう便利な道具も、生憎持ち合わせておらず。


「………ああ、……ここにしよう。」


良く見るファミレスを抜け、牛丼店を抜け、ラーメン屋を抜け……そうしている間に、彼女が疲れ始めて来たのではないかと、
勿論自分はキツくないから本当は分からないが、そろそろ決めてしまわなければ……そう思っている内に、一つ、
隠れ家的な、随分とこじんまりとした喫茶店を見つける……光って見えるとはこの事だろう、いつもなら当然通り過ぎているであろう看板。


「……すまない、……長く、歩かせてしまって。」


内装も外観と同じく、綺麗にされてありながらしかし何処かレトロな雰囲気、居合わせていないのに懐かしさを覚える、居心地の良い店だ。
店主であろう男性の感じも、非常に良く調和していて……異質な組み合わせである2人が入ってきた所で、何一つ怪訝な表情を浮かべず。
僅かに微笑んで、「いらっしゃいませ」と落ち着いた深みのある声を紡ぐ。同時、メニューと冷水を差し出して。

一口飲んで、また少年は謝った……と言っても、今回のそれは割合理解出来る物だっただろうか。
メニューを開いて眺めてみる、……オムライスだとかナポリタンだとか、とまあ典型的な料理が目に留まるのだが、
また少年は考え込む……ここは、彼女に合わせるべきではないか、と。浮いた注文は、避けたい物で。


「……ああ、自己紹介が未だだったな、……俺は、ハチリョウだ……何でも、好きなように呼んでくれ、……その、よろしく。」


本当ならオムライスとナポリタンどちらも大盛りと、否それでも足りない位かと思いながら注文するのだが、流石に今はナイだろうと、
ならば彼女が何にするかを聞いてから、決めれば良く……変な部分にやたら気を使いながら、ふとその瞬間彼女の名前を聞いていない事に気付いて。
名乗るのはまず自分から――我ながら変わった名前だと思いながらハチリョウの名を口にする。再びシドロモドロになりながら、返事を待つ事だろう。
そして頃合いを見計らって、「何にするか決めたか？」と少年は切り出す。注文の内容を聞けば、マスターを呼んでそれに合うように自分の分も注文して。


「……その、聞きたいこと、というのは……生まれてから今まで、……どんな風に生きてきたのか、………」
「ああ、差し支え無ければで良いのだが、……その、聞かせて貰えれば、……嬉しい。」


何を頼んでも、待ち時間がある……その間に、少年は先に言った"聞きたいこと"――どうすればあの様な純粋な行動が取れるのか、
その謂れを問うたのだ。彼女の存在は、この少年からすると、言うなれば貴重な研削液……磨き上げるのに、併せて必要な物だ。
今まで徒に磨いてきた、確かに錆は取れてきたが、同時に"傷"も着いて来た。……燦然と輝く為には、一人だけでは、不十分だったのだろう。


/すみません眠気が……でして、
/もしご都合よろしければ持ち越しして頂いてもよろしいでしょうか？
/明日なら昼から夜中までおりますので！

172 ：ファシィ=ヴィーハイント・アルトリウス【輝爆装置】 ：2014/07/31(木) 04:17:50.65 ID:YBshlkHh0

>>171
/私も今日は限界なので明日返させて頂きますね
/恐らく夜なら返せると思いますのでっ
/もし無理そうであればちゃんと報告します
/今日はありがとうございましたっ

173 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/31(木) 06:39:40.01 ID:BHejBCvB0

>>166
「まあ、私は騎士だったのでこういう方に慣れているから…という理由からですがね。勿論、私はあなたとの信頼で剣を振るいますがね」
「2ですか…いいですね。私にはこれぐらいが一番です」

信頼で繋がった騎士アリサは、AAT二番目の実力を表す称号をありがたく拝命した
調律騎士No.3であったアリサには、アルティミスの右腕であるアリサにはこれぐらいがちょうどいい
騙し合いを演じる相手は真の敵たる木山一族しかないアリサはこの地位でアルティミスとの信頼を深めるのみだ

「CT-ユニットですか…そうですね」
「新型がいいですね。それも聖剣の熱に耐えられ、軽いものが。あと、着なれた鎧の形をしていると嬉しいです」

正式にAATの一員となったアリサはアルティミスの質問…AATの新規メンバーへの質問に答えていきながらこんなことを感じていた
私はいよいよ…騎士になれたのだと
信頼され、多くのことを任されているのだと

//寝落ちすみません…今日は用事はあるかもしれませんが今日もお願いします！

174 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/07/31(木) 08:22:09.03 ID:AKJO3nY40

>>165

そいつは違いねぇのみゃあ、"いつか"戻せる能力者なんかに会えるかもしれんしみゃ…それまではニンゲンを謳歌するとするかみゃ…ミャッヒヒヒヒ
【釣られるように笑う猫は付け加えるように…気ままに待つのは慣れてるしみゃ、と応えた】

ほー、じゃあ今度はしがない野良猫に…おみゃあの話しでも聞かせてくれみゃいか？
【しぱたんしぱたんと尾を振りながら、期待の視線を相手にぶつける】
【猫の表情から読みとるに探り等ではなく、純粋に興味があるだけだろう】

昔から言うように、触らぬ猫に祟りなしなのみゃー。
まぁ、触らなきゃ俺から触りに行くんだがみゃ　
【改変した言葉を紡ぎながら、ニタりと黒い笑みを浮かべる】

気にすんみゃ、こんな退屈な話しぐらいなら幾らでも出来るのみゃ
でもって、そんなに気になってただなんて…おみゃあ、幸せになりたい理由でもあるんかみゃ？
【満足そうにお礼を述べる男を見て、少年は不思議そうに尋ねる】
【自由に生き、自由に死ぬのを信条とする猫にとって、運の話しはそれなりに興味を引いたのである】

//昼過ぎかオヤツの時間には返せると思います。
//毎回、返信のペース遅くてご免なさいです。

175 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/07/31(木) 09:29:34.68 ID:otWzdgiTo

ちんこ

176 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/31(木) 14:09:28.01 ID:3xfDqIPS0

>>173
【因みに、ADPTS.1は信頼の相手。アルティミス・T・ノヴァ・メイザースであるらしい】
【何時しか滅ぼす目的を持つもの同士。その目的が今の二人を作り上げたに違いはなかった】

内部カーボン加工に耐熱合金装甲。軽さを追求し鎧の形
解りました。〔ジ・インフィニティ〕をベースとしたCT-ユニットの作成依頼を届けておきます
明日にでも調達されますので、次は部屋……と行きたい所ですが生憎空き部屋は有りません
明日にでも用意はさせますので、今日は私の部屋でお休みになられますか

【まだ渡すモノもある。新義手やパス、制服やスーツなど】
【渡すためにもとアルティミスは部屋を案内しようと動くのだが、不意にその事を思いだし解決策として提案】
【話す事も山ほど有るが故、さらに上層部の会議時間が差し迫っているため、移動しないかと提案したのだ】

それとその義手。良ければ新しいのと取り替えたりしますか
最近は私の〔ユグドラシル〕の大量開発が警戒されてますし、種類も様々ですけど

【椅子から立ち上がった途端に思い出したのか、それを付け加える】
【コンソールの電源を落としながら】

/こちらこそ宜しくお願いします！

177 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/31(木) 14:39:55.08 ID:BHejBCvBo

>>176
自分が2なら1はアルティミスであることは…アリサには推察できていた
彼女等に力を与えて貶めた存在の壊滅を最終目標とした似た者同士、そのために力を蓄えていて最強と言われるほどに強くなっているということは…この体が知っていたから
そして、力だけでなく心もそれによって形成されていったと知っていたのは…間違いないはずだ

「ふふふ…明日を楽しみに待ちます」
「そうですね…迷惑でなければ今日はお邪魔します」

新たな装備に期待を馳せるアリサとアルティミスの話は進んで行く
だが、残念なことにアリサの部屋はまだ用意できていないということを聞き…アルティミスの提案を呑む
先輩のことをよく知る機会も得れると思って
そして…アルティミスにはまだまだ話すべきことがあると、しかし時間はないとアリサは察していた
そんなアリサが立ち上がったとき、その声は掛けられた

「ええ、お願いします。私のはだいぶ酷使したのでガタがきてますし…」
「種類もたくさん…軽くて耐熱性があれば私はそれでいいのですがね」

と、言うとアリサも少し慌ててコンソールの電源を切った

178 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/07/31(木) 14:55:22.64 ID:+3REq2VJO

【先日の戦闘で破壊された左腕は今や完治している】
【果たしてそれがかつての祝福による奇跡めいたモノか、それとも医療科学の末かはたまた別のナニカか】
【一切は不明であるがただはっきりとした事実が一つ】
【悪辣は今も存在しない仇を求めてずるりずるりと街を徘徊していると言う事】

……××、待っててね……
【赤黒いローブに身を包み歩く女】
【太陽の嘆きは雲影となり、陽射しと言う天土平等の恩恵からそれだけを翳らせる】

179 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/31(木) 15:06:13.95 ID:3xfDqIPS0

>>177
【大凡正解。全ての発端はあの日あの国あの場所で、大衆を巻き込んだ原因不明の大火災】
【その後の複雑な人間関係で彼女は無垢な心を鋼に形成してしまった】
【逃れたいが為、必死に。それこそ人情を捨て去るほど強く--------】
【今はまだ、話すべき事ではないのだけれど】

【コンソールを切った後、会議室を出る二人が次に向かう先は第六社屋】
【縦六階程しかないその内部には、最新鋭の武器兵器が格納されている場所。言い換えれば兵器格納倉庫だ】

私の部屋は第一社屋の最上階下469階にありますが、先ずは義手からですね
ついでに私のCT-ユニットもメンテして貰いますか。貴方のCT-ユニットはあれ、あの派手派手をベースにします

【整備士に何やら端末器具を渡したアルティミスが示す場所に佇む、肩と腰部がツンツンした見るからに新型のユニット】
【黒金に煌めくその光沢感は、自然と周囲の目を引くものだった】
【あれが、鎧型になって明日、アリサに支給されるアリサ専用機体】

ではこちらに

【アルティミスはアリサの肩を叩き、振り向かせると】
【端の方に位置するレーンの奥に入っていった】

180 ：【シーザー】>>969【】 [sage]：2014/07/31(木) 15:54:24.23 ID:OGxYCczR0

>>174
俺の話ィ、ねェ……んン
【当然といえば当然といえる、問われるばかりだった相手からの男への問いかけに】
【】

181 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/07/31(木) 15:55:37.18 ID:OGxYCczR0

/>>180は途中送信です、すみません

182 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/31(木) 16:35:55.48 ID:BHejBCvBo

>>179
アリサを変えたのは、二度の誘拐のとき
心無い騎士にさせられなければ、木山に再び拐われなければ、アリサはこうなはならなかった
よくも、悪くも、
それは、ゆくゆくアルティミスに話そう
そのときは、必ず来るから…


そして、第六社屋へと、格納庫である建物へと
最新の装備が格納された…技術の宝庫へと

「そうですね…その高さだと上がるのも大変そうです」
「あれが…私のになるのですか……」

アルティミスが示した場所にあるそれを見たアリサの左目は見開かれた
派手に煌めく新型ユニットを目にして、
自分と共にこれからを戦う…言わば相棒を目にして
心の中で小さくよろしくと挨拶をするとアリサはアルティミスに肩を叩かれてそちらへと注意を移す

「…はい」

アリサもアルティミスを追ってレーン奥へと向かっていった

183 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/07/31(木) 17:28:19.93 ID:OGxYCczR0

>>174
【ニンゲンも「面白い」もんよォ、と男が返してこの話題は締めくくられ】

俺は猫神様に触られた奴の一人ィ、ってー事かァ
【黒猫の黒い笑みに、そりゃ参ったわァ、とでも言いたげに苦笑いの様相】

……俺の話ィ、ねェ、んン……
【しかしその苦笑いも、当然といえば当然といえる、問われるばかりだった相手からの問い返しに打ち消され】
【揺れる尻尾を何とはなしに目で追いながら、一転して考え込む】


……理由とはちょっと違うけどォ……そーねェ、幸せになりたいかなりたくないかで聞かれりゃァ、そりゃなりたい
ただァ、俺にとっての幸せってーのはァ……「面白い」モンで「面白い」と思う、それ自体なのよォ
よく分かんないかもしんないけどォ、つまりこの場合はァ……質問っつー行為そのものも重要だったってー事ねェ
【そうして尻尾が十回ほど地面を叩いた辺りから語られたのは、男の行動原理の本質となるもので】
【しかしどこか抽象的なそれは、黒猫少年に伝わるのかどうか】



/ペースについてはこちらのレスの遅さが大きな原因ですので……そして私用で遅れてしまいましてすみません！

184 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/07/31(木) 17:31:31.18 ID:otWzdgiTo

ちんこ

185 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/07/31(木) 17:37:58.12 ID:2feZONzL0

……
【頬に跳ねた赤黒い液体を拭う事もせず振り返り、腰を抜かして只管の命乞いを行う女へとただ無言で歩く】
【常人が全く、羽虫を払うかのようなナチュラルな動作で首を掻き斬り黙らせればしかし浴びる返り血に薄らと嗤う】
【異国の言葉で人名を囁けば女は影に溶けるようにして歩き出す】
【鮮血の噴水はやがてゆっくりと静まり、夕暮れの橙の日差しがその場に横たわる5人の骸を遍く哀で照らした】

186 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/31(木) 17:41:00.62 ID:3xfDqIPS0

>>182
【黒金の新型ユニットは静かに、相棒を待ちわびる】


【……入っていったレーンの横に位置する棚には、目的の物が多数ならぶ】
【中には本物を追求“し過ぎた”物や、派手な物無骨な物まで幅広い在庫】
【そんな中でガチャガチャと物を漁るアルティミスは、「F.SeCでは駄目だ」や「F.SeGCYはダサい」とボソボソ呟いている】
【少々誇りっぽくて薄暗い、そんなレーンの中で物を漁る様は何とも微妙な光景だ】

アリサさんも……色々見ていって下さい……これは駄目だ

【整理された棚に陳列する義手は暗さも相まって不気味としか形容出来ない雰囲気を放つ】
【アリサはありすぎる義手の中から何を掘り出すのだろうか】
【アルティミスは耐熱耐久に優れた義手に狙いをつけて既に何個か候補を選んでいるようだ】

187 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/31(木) 18:17:09.58 ID:BHejBCvBo

>>186
将来の相棒の元から離れたアリサは…それ奇妙な場所に来たという感想を抱いた
レーンの横の棚…そこにある腕たち
様々な種類がありすぎて気持ち悪くなるほどであった
そして、そこには腕の山を漁るアルティミスが…

「呼び名はアリサでいいですよ」
「…種類がいろいろあるのですね…」

本物を追求しすぎた義手を手に取ったアリサはそれをマジマジと見詰めて…戻した
義手選び自体は…アルティミスに任せたようだ
自分にはこのようなことはよく分からないし…なにより義手たちが不気味に思えたのだ

188 ：--名称未定--【ダストパンチ】　E:：義手(鋼鉄製)×2 [saga ]：2014/07/31(木) 18:17:47.80 ID:rq5iTwC40

UUhhhhhhhh……

【夏】
【もう日は落ちかけているというのに街は異様に暑く】
【熱のこもるコンクリートは灼熱地獄を生み出し、人々の体力を蒸し暑さで奪っていく】

【そんな街の大通りを歩くは、ローブ姿の一人の青年】
【影を作り、少しでも暑さを回避しようと空を仰ぐ義手は熱がこもって大変なことになっている】
【手袋をしていなければもっと酷かったろう】

Uh…��A�＝c��Tsu I�＝c……

【つい最近覚えたばかりの単語を思わず口から零す】
【熱のこもった義手の代わりに肩で汗を拭いながら、青年はアテもなく歩いていた】


【ついさっき自動販売機から��借りてきた�＄�を取り出し、それを飲み干す】

Uuhhhhhh……

【��……早く、『うまい』も発音できるようになりたいものだ�＝z

【彼は食に興は求めないが、この暑さの中で飲み干す水は妙に身に染みた】

189 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/07/31(木) 18:26:11.20 ID:AKJO3nY40

>>183
みゃはは、崇めて媚売らないと呪っちゃうみゃよー。あ、今なら信仰者には神風プレゼントだみゃ
【冗談めいた宗教詐欺を黒猫は口にして笑う】
【その際に轟ッ、と風を能力で吹かして見せた】

無理にとは言わんがなんかないのみゃ？例えば、そーだみゃー…その目立つ頭の話なんかでもいいのみゃ
【かなり失礼な行動かもしれないが黒猫はビッ、と相手のまっさらな頭を指差してていた】

なるほどみゃあ……なかなかに面白い生きかただみゃあ。
実を言うと、俺も楽しんで生きなきゃならんらしいのみゃ、どっかのアホ飼い主の遺言なんだがみゃね
【どこか通じるものを感じるのか少年はコクコクと頷き、お互いに似た生きかただとちょっと思わんかみゃ？なんて語りだす】

190 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/31(木) 18:40:55.23 ID:3xfDqIPS0

>>187
【本物を追求しすぎた義手は、質感や曲がり方、それに間接までが一、二と違わず】
【持ち上げられた瞬間にへにゃりと曲がる。かの秀才でも区別はつかないだろう】
【完璧に偽物《本物》だ】

ではでは。アリサ、確かに種類は豊富ですが、大抵は旧式やプロト式なのですよ
最新義手は何分、最近まで開発が止まっていましたからね

【不気味な感覚を覚えたのだろうか、いや少なからずそうだろう】
【入社直後、アルティミスも若干の恐怖を覚えたものだ。今は別段気にすることはなくなったが】

このOLCY.5.7-FnG《オルシー.ファイブ.セブン-ファング》などはどうです
耐熱約650℃、耐久性は鉄。重さは計量の品ですが

【アリサの目の前に出されたのは、金色のラインに純白のボディを持った義手】
【内部には何かエネルギー媒体を伺える品物だ】

191 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/07/31(木) 18:43:13.55 ID:rQnwxM+m0

>>188
【大通りの反対側に、もう1つのローブ姿が】
暑いなおい……近頃、俺にばかり陽射しが刺さってくる気が……
【此方のローブは白なのだが】
こう暑いと、旅する気も失せるぜ……ちょいと水浴びよっかな……
【とは言うものの、彼は金無し。浴びるとなれば、公園の水道位しか浴びる事は出来ないだろう】
…確か、此方にあるんだよな……ん？
【公園を探し、ふらふらした足取りで大通りを歩く旅人。その耳に入って来たのは、不思議な音……】
………あつい……かな？
【否、声の様だ。】
【彼の耳は、少し特殊な物だ。遥か遠くの音も、ハッキリとキャッチする。しかし、今の声は少し変だ……】
……あれって………
【辺りを見回す目に映ったのは、これまたローブ姿の男。その腕は、どうやら義手の様で……】
……面白そうだな……行ってみよう！
【彼は小走りで男に近付き、もっと良く見ようと様子を窺う。
気付け。お前も充分怪しいぞ。】

192 ：--名称未定--【ダストパンチ】　E:：義手(鋼鉄製)×2 [saga ]：2014/07/31(木) 19:16:06.14 ID:rq5iTwC40

>>191
……？

【前から小走りで走ってくる白いローブ姿の男】
【それを見た青年の、男への第一印象は】

【��……私が言えた話では無いが…怪しい�＝z

【じとーっとした目つきで男を見据える】
【そして、どういうわけか男が��こちらへ�¢魔ﾁてきているのに気付いた】

【��………何者だ、どういうことだ、なんのつもりだ�＝z

【なんともいえぬ不安感に包まれる青年であった】
【男がこちらに敵意や殺意を向けている様子はないから余計に……】

193 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/07/31(木) 19:30:18.91 ID:OGxYCczR0

>>189

それはそれで「面白い」かもねェ、んン
【男はなおも苦笑い】
【だが】
【夜道を吹き抜ける能力による突風を肌で感じた瞬間、それは一変】

……今のォ、あんたがやったァ？
【言葉の調子はそのままで】
【にも関わらず、限りなく無表情に近付いた顔】
【その中の両目が黒猫を見据えながら、再び『質問』が行われる】
【そして男はその『質問』の答えが何にせよ】
【聞き終われば、何事もなかったかのように元のひょうきん顔へと戻るだろう】


これェ？これはねェ、生まれ付きよォ
ずーッとツルツルなんだなァ、お陰ですっかり慣れちゃったけどォ
【左手で自らのツルツルでピカピカな頭を撫でながら、冗談のような事を平然と抜かしてのけるが】
【しかしながらそれは真実で、男は生まれた時から現在に至るまで頭部に毛が生えた事が一度もないのだ】
【無論産毛すらも】

苦しんで生きろォ、なんて遺言じゃなくてよかったねェ、ヒヒ
【黒猫の言葉に、ニヤけながら軽口を飛ばしはするものの】

んまァ、似てるっちゃー似てるわなァ……んン
案外ィ、ここで出会ったのも必然、ってー奴かもねェ
【続く言葉には同意の色を見せる】
【もっとも、突き詰めれば黒猫の「楽しさ」と男の「楽しさ」にはやはりというべきか、違いが出てくるのだが】
【思考を覗けるような能力者でも無い限り、それを看破するのは無理というものである】

194 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/07/31(木) 19:30:20.10 ID:rQnwxM+m0

>>192
……………

【一方で此方は、相手の思っている事など知る由も無い】
【彼は男の近くで立ち止まり、様子を観察することにした】

＿＿＿駄目だっ！どうにも視線が痛いｯ！

【しかし、彼は男の視線に耐えられなかった】
【こんなにじとーっとした目で見られては、此方も息苦しい】

……どうせなら、話してみるか……！

【ただ、思い切りの良いのが彼だ。この『奇妙な男』はきっと面白い。話し掛けなければ、きっと後々後悔する事になる！……といった独自の結論を出した】
【それが正しいかどうか。そんなこと、知っているとすれば神ぐらいだろうが……】

よぉ、兄ちゃん！そんな格好で暑くないのかい？日光集めて大変だろ！
【自分を見てから、そういうことは言うべきだろう？】

195 ：突撃型対能力者戦闘機兵試作4号機:アルゼブラ【サードアームズ】 ◆YBur1CkGGU ：2014/07/31(木) 19:40:30.66 ID:l+i5JWn70

>>152
/返レス遅れて申し訳ありません！

【少年は菓子パンを受け取り、美味しそうに食べた】
【やはり腹が減っていたようだ】
【どうやらこの少年は家出して来たらしい】

そうなんですか
大変だったようで……
なんだか何処かであなたを見た事があるような気が…

【この少年は見覚えがある、と思ったため聞いてみる】

確か王家の人間では？

【国の行事で見た気がしたのだ】

196 ：--名称未定--【ダストパンチ】　E:：義手(鋼鉄製)×2 [saga ]：2014/07/31(木) 19:46:30.81 ID:rq5iTwC40

>>194
……….

【案の定話しかけてきたが、やはり青年には何を言っているのか理解出来なかった】
【思わずため息をつくが、これが何に対してのため息であるのかは青年にしか分からない】

……！

【ふと、思い出したように懐を探ると出てきたのはメモ用紙とペン】
【先日��借り�≠�した際の収入で購入したものだった】
【早速ペンを手にし、メモにゆっくりとした動きで字を綴っていく】
【その動きは無駄に力強く、字の筆順も無茶苦茶】
【男に大きな違和感を与えるかもしれない】

Um.

【自身が字を綴ったページを千切り、ローブの男へ手渡す】

『訳あって筆談でしか話すことが出来ない』
『何か用か』

【あれだけ奇妙な書き方をしていたにも関わらず、字はバランスが整っており異様に上手い】
【果たして、これを見た男の反応は】

197 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/07/31(木) 20:10:30.88 ID:rQnwxM+m0

>>196
ﾁｯ、出会った直後にシカトと来たか……

【小さな声で呟く。彼の脳内には、『話せない』等と云う事等、¨は¨の字も無い】

ま、いきなり話し掛けられても、ねぇ……

【そりゃそうか、と想像の世界で勝手に納得する】
【しかし、男が何かをポケットから取り出した。それは……】

な〜るほどな。そういうことか！

【紙とペン。そして、先程の『シカト』。これらが揃った時に想像出来る物と云えば……】

しっかし、何書いてんだ？……なんだこれ。

【男が此方を見たならば、彼の顔が少し歪んでいるのが分かるだろう。¨Why?¨の一言で表すのが妥当だろうか】
【普通の筆順なら、彼は大抵の文字を見抜ける筈なのだが……今回はさっぱりだ】

ええと……何々？
全聾、って訳でも無さそうだしな。
う〜ん、でも何て返そうか？

【内心、彼は感心していた。よくもまぁ、こんなに上手い字を書けたものだ。世の中不思議な事ばかりだ】
【しかし、どう返せば良いのだろうか？面白かったから、というのも合点が行かない】
【取り敢えず、男に向けて『ペンを貸してくれ』とジェスチャーで伝える。上手く行けば、こう紙の裏面に書いて渡すだろう】

『とある取材をしている所なんだよ。いきなりすまないね』
『で、君に聞きたい事がある。君には特別な力が』

【書ける限界は此処までだろう。どう解釈するかは、男次第となる】
【御世辞にも、綺麗とは言えない字になるだろう……】

/すみません、飯落ちとなります！ロールはどうして戴いても構いません！

198 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/07/31(木) 20:35:01.03 ID:WNaUeLW60

！？………………。
【僕の事を知っている？国民の方なのか？まぁ、自国からまだ一千kmと少しくらいしか離れていない。国民がいたとしてもおかしな話ではない。偶然だろう。それに悪い人でも中そうだ。】
【奈津紀は、自分の生い立ちをすべて話した】
【彼も納得してくれた様子だ】

【その時、湖に大きな影が】
あれは、昔王宮の文献で読んだ事がある。湖や沼地に生息するという蛇！
【しかし、たしなむ程度だが王宮剣術を学んでいた奈津紀には、うろたえる程の相手ではない。逆に菓子パンのお礼くらいには、なるだろう。】
下がっていてください！
【しかし、彼は、下がらない。そして、なぜか武器を持ち構えている。まるで、今から戦うかのように…】
【一般の国民がなぜ？いや、まさか能力が使えるのか！？それは、無い能力を使える国民のほとんどは、徴兵されているはず。それに、あの構えは、王宮にいた頃、剣術の練習に使っていた、戦闘ロボに似ている（彼の方が格段に構えは、良いが）、そして、実は気になっていた、であった時から。彼は、普通の人間とは、何か違う！！】
【まぁいい、詮索は、こいつを倒してからだ】
【それは彼も同じ様子だった】
【二人は目で合図を交わすと走り出した】


//返レスありがとうございます！長文すみません。僕のキャラも使っていただいて構わないので戦闘シーンお願いします。

199 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/07/31(木) 20:36:28.79 ID:WNaUeLW60

>>198は、>>195へ

200 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/07/31(木) 20:41:50.67 ID:AKJO3nY40

>>193

そうだみゃ、この風は俺の能力の一端だみゃ…面白くなかったかみゃ？
【質問に答えるも、無表情な相手を見てスベッたかと小首を傾げる】

俺の旧友にも似たような体質のやつはいたが、一部分だけなのは興味深いのみゃー
【彼の頭に浮かぶのはスフィンクスという種類の猫である】
【無意識に触れようとして黒猫の手が男の頭部へ伸びる】

そんなこと抜かしやがったら、死にかけだろうと引っかいてやるみゃよ
【人の爪よりも心なしか鋭い指の爪を見せて笑う】

必然とか…ウケるみゃ。でも、悪くないみゃね……そういや言い損ねてたが俺の名は竹峰マコトだみゃ、宜しくなのみゃ
【ニヤニヤと笑う少年は必然というフレーズに気を良くしたのか、自らの名前を教え軽いお辞儀をする】

201 ：--名称未定--【ダストパンチ】　E:：義手(鋼鉄製)×2 [saga ]：2014/07/31(木) 20:56:30.62 ID:rq5iTwC40

>>197

……m

【男のジェスチャーに反応し、ペンを男へ投げて寄越す】
【ペンはくるくると何度も円を描き男の元へ届くだろう】
【ただし、キャップをしていないため下手をすればインクで汚れることになりかねない】
【……白いローブに黒いインクはさぞかし目立つだろう】

【男がメモを手渡したなら、それを見て】

……Hmm.

【��取材、か　記者か何かには見えないが……�＝z
【��……警察…か？�＝z

【��………！！……まさか、先日の「あれ」についてか…？�＝z

【前回戦闘によって致命傷を負った彼は気を失い、スリープ状態に陥っていた】
【特殊な肉体を持つ彼は辛うじてこの傷を治癒し、再び目を覚ますことが出来たのだが…目を覚ましたタイミングと場所が悪かった】
【眠っている彼を死体だと勘違いしていた警察や野次馬は大いに驚き、ちょっとした騒ぎになってしまったのだ】
【つまり、今青年は男を「自分の正体について探りに来た警察」だと考えているわけだ】

【��……悟られるのは、ちと面倒だ�＝z

【新しくメモ帳からページをちぎり取り、再び字を書き殴る】

『特別な力とは？』

【実に白々しい】

//続行させていただきます…！

202 ：【葉山 志織】【右近鬼左近鬼】右近:『』左近:「」 ：2014/07/31(木) 20:58:04.78 ID:N+/URuEV0

【商店街】
【赤い浴衣姿の少女と、青い合羽を着た二人の小鬼が手を繋いで歩いている】

『志織…最後に飯食ったのいつだ？』
えっと、わからない…
「三日前だよ…右近」
『そうか…もう空腹で限界だっ！！』
だって、お金が全然無くて…

【三日前にお金を使い果たしてから、この三人は…水しか口にしていなかった】
【少女と左近はそんなに食べるわけではないが、右近がかなりの大食らいで…少女を悩ませていた】
【そして、また少女と右近のくだらない口喧嘩が始まるのであった】

右近が食べ過ぎるから悪いんだよ！少しは考えてよね！
『なんだと！腹が減るんだから仕方ないだろ！』
「うわわっ！二人とも落ち着いてよ〜」

【そして、二人を宥めようとした左近が右近に殴られて…少女に泣き付く】

『うるさい！左近は黙ってろ！』
「うわっ！志織、右近が殴ってきたよ〜」

右近、殴るのはだめ…
『うるさいうるさいうるさいっ！腹が減ってイライラしてるんだよ！』

【これが…少女達のいつも通りの日常だった】

203 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/07/31(木) 21:29:39.36 ID:N/7v9MIi0

>>202
【ここ最近人探しの依頼が舞い込んできたのだが】
【まったくと言っていいほど当てがない】
【とりあえず街をうろうろ。勝手に見つかるだろうと思い込んでいるのだ】

見つかるわけねえよな
見つかったら探偵できないし......

【そう言っていれば喧嘩している子供と少女、それを仲介している子供が一人】
【事情があるのかもしれない、彼は少女達３人に寄って行った】
【彼は二人の鬼を子どもだと思っているようで...】

あの、喧嘩はそこでストップです
周りに迷惑ですよ

【商店街では多いわけではないが人はいる】
【そこをまず指摘した。まったく喧嘩と関係ない】

204 ：リアライザ【冥剣 リアライザ】>>50 ：2014/07/31(木) 21:38:18.00 ID:cFezK2N/O

「む、こんなもんか……。」

【銀色の剣閃を薄く残光させ、剣戟の余波を名残る。】
【カチン、という音。背中の鞘に完全に刃を収めると、路地裏には静寂が戻った。】
【そこにいるのは女と男。最も、片方はもう事切れている。胴体から乱舞した首が宙を舞い、そのまま傍に落ちた。】
【鮮血を吹き散らす噴水のような身体をそのままに、女は言う。】

「任務完了……にしてもまぁ…手応えのない奴だ。お前、本当に能力者かね？ええ？」

【相手にそう問いかけるも、返答などない。たった今首を刎ねたばかりというのに、物足りない様子である。】
【黒のタンクトップに紺のズボン、そして腰に袖で結んでくくったコート…背中の一振りの剣。】
【銀色の眼鏡を掛けたそんな女は、死体を一瞥した。】

「……で、死体はどうしたもんかね。抱えて隠すわけには行かんし…」
「まあいい、サッサとズラかるか。」

【ザッと路地裏に背を向け、女はそこから立ち去ろうとする。】

【ーーーーーーという、日常。】

205 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/07/31(木) 21:40:38.21 ID:OGxYCczR0

>>200

……いやァ、逆だよォ、「面白い」んだァ
【男にとって目下の「面白さ」となっているのは、能力者という存在】
【化け猫で能力者とは、中々どうして上玉だ――そんな思考を心中に隠しながら】
【小首をかしげる黒猫を前に、男の表情に色が戻る】

おォおーッとォ、興味深いのは結構だけどォ、触るのは勘弁よォ
結構気を使ってんのよねェー、光度を維持すんのにさァーッ
【頭部に伸びる手を見るや、無駄に素早く後ずさって退避し】
【哀れにも黒猫の手は宙を切る】
【確かに男の言う通り、ツルツル頭はそこらのツルツル頭とは一線を画すツルツルさで】
【一種の芸術品と読んでも差し支えが無いレベルになっているが……それにしてもアホらしくはある】

だろーねェ、んン……
【常より鋭い爪を見て、猫らしさがここにもあったなァ、などと思いつつ、例の独特な唸り声】

くせーぐらいが丁度いいのよォ、ヒヒ
【そして黒猫、正しくは竹峰マコトの名乗りとお辞儀を受けると】

竹峰マコトねェ、OKオーケー……覚えたァ
んじゃァ俺も名乗らせて貰うけどォ、シーザーっつーのが俺の名前ねェ……ハサミの『シザース』とかけてんのよォ
覚えられねーならハゲでもツルツルでも何でも好きにってー事でェ、よろしくゥ
【『シザース』の部分で腰のシザーケースに納められたハサミを右手の人差指で数回叩いて示しつつ】
【普通にしている限りはただのひょうきんそうなハゲに見える男は、名乗りを返すのであった】

206 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/07/31(木) 21:46:00.03 ID:rQnwxM+m0

>>201
【投げられたペンは空を飛び、旅人の元へと届いた】
【ペンのキャップが無いこと……彼はしっかりと『見ていた』のだが、身体は上手く反応しない】
【それは結果として、彼の肩辺りにちょっとした芸術を残す事となったのだが……彼は苦笑いで済ませる事にした】

【彼は少しだけ笑みを浮かべながら紙を手渡した】
【能力のせい(?)で、彼は相手の表情をある程度読める。今回ばかりは、心を読むことは叶わなかったが……少しだけ、動揺した様に見えた『気がした』】

(ビンゴだ。彼は能力者だな……。)

【この考えは少しずれているのだが、結果としては正しい答となった】

【彼は渡された紙を見て不思議な笑みを浮かべた】

(＿＿俺に隠そうってのが間違いなんだよ)

【裏面に書かれた文字を見て、どう思うか……？どうとでも捉える事が出来るだろうが……】

『お前も知っているだろうけど、この街には【能力者】が居るだろ？』
『俺はちょいと、面白い事を探していてね……』

【嘘は、ついていない】
/続行有難う御座います！！

207 ：【葉山 志織】【右近鬼左近鬼】右近:『』左近:「」 ：2014/07/31(木) 21:46:50.61 ID:JVgfpm0f0

>>203

【近付いてくる天道の存在に気付き、口論をしていた少女と、少女に抱き抱えられている左近と右近の視線が天道に注がれる】

あっ…す、すみません…
「ごめんなさい…」
『黙れ兄ちゃん！こっちは腹が減ってるんだよ！』

【少女と左近は素直に謝るが、右近は天道に様子で突っかかる】
【それは空腹から来るイライラが原因なので…天道が食事でも奢ってくれるというのなら、機嫌を良くするだろう】

【そして二人の鬼を良く見てみれば、肌の色が普通ではないことに気付くだろう】
【右近の肌は青で…左近の肌が赤いことに】

208 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/07/31(木) 22:05:06.53 ID:N/7v9MIi0

>>207
【少女たちに近づいたのはいいがなんだかおかしい...】
（なんで子どもの色が青だったり赤だったり...）
【彼は疑問に思う。しかし、あまりそういうのは口に出さない方が良さそうだ】
【家庭の事情と思ったのだ...】

君、お腹がすいてるのかい？
食べたい物とかあるの？

【右近にそう質問した】
【子どもの食べる量だ、それぐらいなら払える】
【そう思っていた。お腹が空いているのは三人という事を知らずに】

209 ：【葉山 志織】【右近鬼左近鬼】右近:『』左近:「」 ：2014/07/31(木) 22:15:15.41 ID:JVgfpm0f0

>>208
『そうだ！腹が減ってるんだよ！なんでもいいから食わせろ！』
ちょ、ちょっと…
「う、右近…」

【天道が奢ってくれるのか…という期待から右近は目を輝かせている】
【少女が初対面の人にいきなり奢ってもらうなんて…と思って止めようとするが、右近は言うことを聞いてはくれない】
()
【そして、右近は後ろにいる少女と左近を指差して『あいつらも一緒にな』と言うだろう】

210 ：【葉山 志織】【右近鬼左近鬼】右近:『』左近:「」 ：2014/07/31(木) 22:15:34.05 ID:JVgfpm0f0

>>208
『そうだ！腹が減ってるんだよ！なんでもいいから食わせろ！』
ちょ、ちょっと…
「う、右近…」

【天道が奢ってくれるのか…という期待から右近は目を輝かせている】
【少女が初対面の人にいきなり奢ってもらうなんて…と思って止めようとするが、右近は言うことを聞いてはくれない】

【そして、右近は後ろにいる少女と左近を指差して『あいつらも一緒にな』と言うだろう】

211 ：【葉山 志織】【右近鬼左近鬼】右近:『』左近:「」 ：2014/07/31(木) 22:16:40.30 ID:JVgfpm0f0

/連投申し訳ない…

212 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/31(木) 22:20:06.40 ID:BHejBCvBo

>>190
持ち上げた瞬間に人間と全く同じ挙動をする義手
あれを手に取ったアリサにはあれが義手とは思えなかった
生身の人間のそれをそのまま取り出してきたと…思えたのだ
それは薄ら寒く感じられて…あれを手離した今でもその感覚が残っているかのようであった

「これらが全部旧式や試作品…」
「アルティミスの[ユグドラシル]がその最新義手ということ…ですか」

密かにアリサもさん付けを止めながらしみじみと並ぶ義手たちを見ていた
能力の植え付けや強制進化、洗脳や肉体改造といった純粋な機械には特化していない木山一族のとは違う方向性に進んだ科学の結晶たちを
そして、アリサの前にそれは差し出された

「オルシー・ファイブ・セブン…スペックは合格ですね。あとは試さないと…」

生身の右手で差し出された義手の手触りを確かめるとアリサは左腕の根元に手を当てて…
左腕の義手を外した

「付けてみても…いいでしょうか？」

EHTユニバーサリーの規格と木山の規格は…合わないことはない
木山一族の換装型の義手のコネクタは変形してあらゆる義手の利用を可能としている
故人である上條や暁子…双極のそれはもちろん、その他の義手にも対応させられる
そのことを知っていたアリサはアルティミスからの許可が降りたらさっそく義手を付けてそのまま生活するつもりのようであった

//返事遅れてすみません…

213 ：--名称未定--【ダストパンチ】　E:：義手(鋼鉄製)×2 [saga ]：2014/07/31(木) 22:28:17.13 ID:rq5iTwC40

>>206

【男――旅人の肩の辺りに、黒い芸術が描かれる】
【一般人なら見ただけでも思わず苦笑いを零してしまうであろうそれを見て、青年は表情一つ変えない】
【彼はそれが滑稽だとは思わない、思えない】

【さて、旅人がメモに書いた内容】
【それを目にした途端に青年は一瞬驚愕の表情を浮かべ、そしてすぐにそれは苦笑いへと変わった】

『参ったな、分かっていたのか』
『能力者について面白いこと？何か見つけたのか？』

【もう一枚メモをちぎり、そう書いて旅人へ手渡す】
【青年も、もう旅人へ嘘はつかないだろう】
【��彼に誤魔化しや嘘は通用しない�≠ﾆ身をもって知ってしまったから】

//遅れてしまいすいません……！

214 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/07/31(木) 22:29:59.43 ID:N/7v9MIi0

>>210
なんでもいい...
それじゃあ、コンビニで何か食べるかい？

【なんでも置いてある店はコンビニが一番だろう】
【それなら好みの商品も置いてある。さすが手軽に行ける店】
【自分もその職業が良かったかなぁ。と思ったが無理に決まっているので止めた】

後ろの２人ももちろんだよ
お２人もいいですよね？

【右近の言葉を受け取り、少女達に聞く】
【少女達の空腹も考える右近に、少し凄みを感じていた】

215 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/31(木) 22:42:06.40 ID:3xfDqIPS0

>>212
【人工神経や脳細胞を初めとする科学の英知により築き上げられたこの株式軍事会社は、様々の政府と密接な関係がある】
【言い換えればそれ程に高い技術があるわけだ。旧式でも未だ、世界に流通している物は多い】

全ての面をオールクリアした最新物です。〔ユグドラシル〕はね
正しく言えば〔ミストルティン〕の完成品と言うことになります

【密かに止められたさん付けに気づいたのか気づいてないのか、表情だけでは伺えない】
【差し出した義手も約五年前に開発された物なのだが、世界の軍隊は未だこれを求める。いわばレアアイテムなのだ】
【その人気の要因は高いスペックと性能にあるのだが、使用されるエネルギー媒体目当てなモノも少なくない】
【因みに正規価格は億を越えるのだとか】

どうぞ
人工神経が脳に馴染むまでは、今暫く派手に動かしてはなりませんけど

【そのまま生活を始めそうな勢いを感づいたアルティミスはそう付け加える】
【無理な動きには今暫く時間を有すると、そう言った。因みにアルティミスが〔ユグドラシル〕に馴染んだタイムは僅か数十秒】
【脳をやられない精神力が強い程馴染む速度は速まるのだろう】

/いえいえ

216 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/07/31(木) 22:46:50.81 ID:rQnwxM+m0

>>213
【苦笑いに変わった青年の表情。それが何を指しているのか迄は推測出来なかったが……】

『そうだ。最近妙な事が起きていてね……。』

【これは、今まで出逢った能力者達についての事だ。今思うと、全て『奇妙』か『滑稽』で形容出来そうな内容だった】

『で、能力者に聞けば何かが掴めると思ったんだよ…。』

【これに関しては、彼が旅する理由の1つ『面白い事探し』について書いている】

『心配するな、俺は攻撃しないから』

【念の為、この注意書きを入れておいた】
【これがあれば、すんなり情報を渡してくれると思ったのだ】
【彼はすっかり慣れた様子で、再びペンを走らせた】
【何か教えてくれ＿＿肝心な一行を入れることすら忘れているが……ここまでの内容から、理解してくれる事を願おう】

217 ：【葉山 志織】【右近鬼左近鬼】右近:『』左近:「」 ：2014/07/31(木) 22:47:02.43 ID:JVgfpm0f0

>>214
『コンビニか…早く行こうぜ！」

【ずっと水しか口にしていなかった右近の頭には…食事のことしかない】
【右近は物凄いスピードで…コンビニへと走り出した】

は、はい…
「ありがとう、お兄さん…」

【少女と左近は躊躇っていたが…素直に甘えることにした】
少女と左近も空腹で限界だったからだ】
【コンビニに着いたら三人分のオムライスを購入するだろう】
【少女達は…天道の財布事情などは全く考えていなかった】

218 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/07/31(木) 23:01:56.46 ID:N/7v9MIi0

>>217
ちょっと待ってよ、この子達置いてっちゃ駄目でしょ！
すいません、先に行きますんで！

【先に走って行った少女達を追いかける】
【コンビニは近くにあったので少女達もすぐ追いついたみたいだ】
【そして、３人分のオムライスと、自分のおにぎりを買う】

（やべえ、万札しか持ってねえ......）
【店員に申し訳なさそうに１万円札を出し、たくさんのお釣りをもらう】
【財布をポケットに入れ、店を出ることにした】

219 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/07/31(木) 23:03:28.27 ID:BHejBCvBo

>>215
一般的な高度な技術を結集させたこの会社のそれは木山一族等の特殊すぎるが故の高度な技術とは似ていて対極的
数年という機械産業では致命的な年数を間に挟んでも見劣りしない技術を有するのには変わらず…EHTのそれは世界でも役に立っていると後に聞いたアリサはさぞ驚いたという

「完成品……」

さん付けを止めたことへの反応がないのは…アリサには少し詰まらなかったのだろうか？それは表情からは恐らく伺えない…はずだ
何故なら、アルティミスの右腕、[ユグドラシル]への興味に満ちていたのだから
…だが、アルティミスのそれだけでなく自分に与えられようとしている左腕もまた旧式ながらも第一線で十分すぎる働きができることはアリサにも分かっていた
でなければ、アルティミスはこれを自分に選ばないから

「では早速…付けてみますね」

アリサが[オルシー・ファイブ・セブン]を彼女に義手を取り付けるときに設けられたコネクタに近付け、コネクタが義手の形状をスキャンして変形すると…アリサは[オルシー・ファイブ・セブン]を自身の身体に接合させた
初めはアリサでも馴染まなかったが…一、二分するとアリサも義手と馴染めたようだ
木山製の義手との勝手の違いに戸惑ったのが…時間が少し掛かった理由かもしれない

「なるほど…騎士用にカスタマイズされたあれとは勝手は違いますが…いいですね」
「気に入りました」

手を開いたり閉じたり、剣を降り下ろすような動作をして義手を試したアリサはアルティミスにこれを使うと宣言した
これを、AATのアリサの腕とすると

220 ：--名称未定--【ダストパンチ】　E:：義手(鋼鉄製)×2 [saga ]：2014/07/31(木) 23:05:14.83 ID:rq5iTwC40

>>216

【��妙なこと……か�＝z

【少し考え込むような仕草を見せ】

『そういえば、先日ある事件の現場で��死体が蘇った�≠ﾆいう話を聞いた』
『実際に見たわけではないが、能力者の仕業かもな？』

【こう綴った】
【確かに最近に起こった『妙なこと』ではあるが、これは言うまでもなく青年自身のことだ】

【『面白いこと』などあるわけが無い】
【どちらかと言えば青年自身も、旅人と同じく『妙なこと』に顔を突っ込んでいくタイプの人間なのだ】
【逆にこっちが情報を知りたいくらいなのだろう】

【強いて言えば、青年自身が『妙』の塊かもしれない】


『見れば分かる』

【彼に敵意が無いのは青年にも十分伺えた】
【その程度の判断は彼自身、出来るつもりだ】

221 ：【葉山 志織】【右近鬼左近鬼】右近:『』左近:「」 ：2014/07/31(木) 23:18:52.45 ID:JVgfpm0f0

>>218
【コンビニでオムライスを買った後…少女と右近左近は近くの公園のベンチに座ってオムライスを食べていた】

『美味い！美味いぞ！ありがとうな兄ちゃん！！』
「美味しい…」
そうだね…美味しいね。

【右近はあっという間にオムライスを食べ終えて…公園内を走り始める】
【少女と左近はその様子を眺めながら、ゆっくりとオムライスを口に運んでいた】

222 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/07/31(木) 23:26:21.54 ID:rQnwxM+m0

>>220
【彼は少し目を見開き、唸った】

(まさか、俺の知らない所でこんな事があったとは……。いや、昨日騒がしかったのはこれか……？)

【若干興奮しながら、書き殴りといった容になりながらも返事を書いた】
【彼らしいと言えば彼らしいが、興奮する剰りに青年の表情を読むのも忘れてしまった】
【目の前の青年がその事件を起こした張本人であるとは、露程も知らず＿＿】

『見れば分かる？それは有難い』
『でも、俺が知らない事も多いな！この街は、まだまだ不思議な事がありそうだな……』

【この辺りは興奮しているからか、かなり字が雑になってしまっている】

『いやぁ、有難う。でも、お前こそそういうことを起こしそうに見えるぞ？』

【ほんの冗談だ。……まさか、この冗談が本当だとは思っていないが……】
【紙を渡した時の笑み。青年はこの中に何を感じるのか……？】

223 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/07/31(木) 23:28:20.21 ID:3xfDqIPS0

>>219
【まぁ世界有数企業である。これくらいはまだ普通の範囲だ】
【世界で製造出来るのは此処しかない〔秘匿技術〕等を含めてしまえば、一を取れると断言できる】
【アリサのさぞ興味あり気な視線が自身の〔ユグドラシル〕に向いているのを知りながら、どうリアクションを取るのだろうかが解らないアルティミスは取り合えず抑揚のない貌をするのみ】
【アリサには申し訳ないが】

気になるなら後日、〔ユグドラシル〕を試してみたらどうです
どうやら無事馴染めたみたいですね。義手は決まりましたし……此処には用はないでしょう

【接合からおよそ二分弱でアリサは馴染ませてみせる】
【感嘆符を少し漏らして納得すると、第六社屋を後にした】

【そして此処は、第一社屋469階。エレベーター折口前廊下】
【業務執行取締役〔マネージング・ディレクター〕専属秘書プライベートルームに二人の姿は確認される】
【高級ホテルの最上級スイートルームの様な豪華で厳かな部屋の飾り、窓から一望出来る絶景。一体何畳あるのか数えられない程の広さを持つ部屋、部屋、部屋】
【アルティミスは当然のようにリビングに向かい、羽織っていたスーツを脱いでアリサを手招きする】

224 ：--名称未定--【ダストパンチ】　E:：義手(鋼鉄製)×2 [saga ]：2014/07/31(木) 23:47:39.74 ID:rq5iTwC40

>>222

【興奮気味の旅人を見て内心ほくそ笑む】
【ちょっとした悪戯心で話したことだが、ここまで相手がキッチリ騙されてくれると少し滑稽だった】


【��……？前半しか読めない……�＝z

【とうとう読むことが出来なかったらしく、その部分は読み飛ばすことにした】
【何故ここで急激に字が汚くなったのか、彼に理解出来る日は来るだろうか】


……Heh

【視線が泳ぎ、実際に口から笑みが漏れてしまう】
【内心思う　��妙にこいつは勘が鋭い…�＝z
【とはいえ、これは完全な偶然なのだが……】

『少なくとも「引き寄せる」体質ではあるかもしれない』
『にしても、お前は本当に勘が鋭いな　その勘だけで能力として成立しそうなものだが……』

【知らず知らずの内に、お互いの腹の探り合いが始まった】

225 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/01(金) 00:00:39.56 ID:hFioIu3T0

>>223
アリサとて木山一族という深い技術を持つ組織にいた人間
EHTユニバーサリーの本気がこの程度等とは思っていない
だが、それは今はどうでもいい
今はこの義手で十分だし…自分と最初に関わったときの弓兵の気持ちがなんとなく分かった気がしたから

「ええ、今度はちょっと試してみます…面白そうですしね」
「この腕とも上手くやっていけそうです」

アルティミスにアリサは決して精神力でも負けていないが故の短時間での義手の適応を終えたアリサは古い義手に別れを告げつつアルティミスに続いて第六社屋を後にした
木山一族ではスタンダードだが秘匿されるべき技術の用いられたアリサ専用であった義手はEHTの技術の発展に小さな影響を及ぼすかもしれないなどと考えながら


場面はまた変わって第一社屋の469階
おそらくアリサが招かれる等と昨日の時点で全く考えられなかったであろうアルティミスのプライベートルームの入口で圧倒されていた少女が一人
圧倒的な眺めに部屋の広さ。このようなところには少女は当然踏み入ったことはなかった

「お、お邪魔します」

アルティミスに手招きされたアリサはゆっくりとリビングへと歩みを進める
部屋の内装を見てまた驚かされながら

226 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/01(金) 00:09:03.70 ID:DFkQaVOC0

>>224
【青年の顔は＿＿ほんの少しではあるが＿＿やはり変化はある】
【しかし、旅人は表情を読める程のクールダウンが済んでいなかったようだ……】

勘が鋭い、ねぇ……
【渡される紙を一瞥し、溜め息混じりに一言。一概に彼の意見が『間違っている』とは言い切れないのだ】

『【引き寄せる】ってのもなぁ……』
『ただ、俺の能力は似ていてな、[感覚強化]なんだよ』

【大雑把に言うとすればこうなる】

『これで最後だ。お前の能力は何だ？』

【これで終いにしよう、そう彼は考えながら紙を手渡した】
【知らず知らずの内に、此方は逃げの姿勢に入った様だ】

227 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/01(金) 00:23:04.97 ID:ISzM6F490

>>255
【もしかすれば、木山作のアリサカスタマイズ義手はEHTユニバーサリーの開発途上に関わるかも知れない】
【最近EHTは〔生成魔力〕を用いた新たな兵器を開発していると聞く。或いは何処かの研究所に流れて革命が起きるかも知れない】
【どちらも何れまた、話すとして】
【今はこの話。このアルティミスの部屋内で起きた会話の話をしようではないか】

気に架かることは有りません。どうかくつろぎ下さい
なにか飲みますか。お酒、ビール、酎ハイ。何でもとは言いませんが、沢山あります

【広々とした空間を抜けた先に見えるダイニングキッチンには割と本格的な設備が整い、彼女の料理の上手さを物語っているようだ】
【アルティミスは冷蔵庫に頭を突っ込みながらアリサにそう問うと、ノンアルコールビールの缶を二つ取り出し運んでくる】

驚いてますね
そんなに豪勢ではないと思います。あっとそうでした
私の部屋にはカメラ等はついていませんから、ご安心を

【ぷしゅッ！　プルタブを解き放ち、中の液体を喉に流し込むアルティミス】
【カッターシャツ一枚と言う容姿からは、以前の戦闘で見えた人類最強の面影は皆無であり、珍しく自然体をさらけ出している】

228 ：--名称未定--【ダストパンチ】　E:：義手(鋼鉄製)×2 [saga ]：2014/08/01(金) 00:26:27.31 ID:kDTaZirD0

>>226

……Hmm.

『なるほど、合点がいった』
『第六感を強化していたわけだな』

【納得したように唸る】
【彼の能力に第六感が含まれているのかは不明だが……】


【��……能力か�＝z

【最期の質問を確認するなり、キョロキョロと辺りを見渡す青年】
【……ふと彼の目に留まったのは一台の車　それを見て、ニヤリと悪戯っぽい笑みを浮かべる】
【��勘の良い�＠ｷ人ならもう気付くかもしれない　彼が何をしようとしているのか】

【車の傍まで来ると、この地点から路地裏まで走る最短のルートを脳内で想定し、左の拳を握り締める】
【そして、右手の人差し指を口元に当て、どこで覚えたのかウィンクをしながら】

Shhhhhh…
《シーッ……��チクる�≠ﾈよ？》


【――バッコォォォンッ！！！】

【全力で左手による裏拳を車に叩き込むと、もうその車には目もくれず一目散に路地裏へ走った】
【車は明らかに人の力では不可能なレベルでひしゃげ、殴られた部位から広がるようにして��黒ずんでいる�＝z
【――――そして、青年が走り去ってから5秒と経たない内に】

【ドッグォォォォォォン……！】

【爆音と共に火を噴き、木っ端微塵の鉄屑と化した】

229 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/01(金) 00:42:50.85 ID:hFioIu3T0

>>227
「それではお言葉に甘えて…」
「お酒…ですか。騎士団長にワインを飲まされたきり飲んでませんが…ノンアルコールのをお願いします」

リビングから見えたダイニングキッチンは…とても本格的であることが伺えてアリサは人類最強と呼ばれる女性の家庭的な一面を垣間見てやはりこの女性とは意外に接しやすいと思ってた
もっと堅くて接しにくい印象もやはりあったのだが…アリサのなかはそれは消滅したようだ
…因みにアリサは調律騎士時代に騎士団長にワインを飲まされてそれはそれはひどい目にあったことがあるようだ

「このような大きな部屋は初めてで…」
「言われなくとも私はアルティミスを信じてますよ」

アルティミスが運んできたノンアルコールのビールを手に取りプルタブを放って中の液体を流し込む
自然体のアルティミスはとてもあの死闘を演じた人類最強のイメージとは離れていて…なんだかそれがおかしく感じられたせいかアリサは微笑を浮かべていた

230 ：ファシィ=ヴィーハイント・アルトリウス【輝爆装置】 ：2014/08/01(金) 00:43:45.09 ID:yH8hLvb70

>>171
【行こう。その言葉に無言で頷くと、特に行き先も告げられぬままに少年の後を追って歩き出す】
【それから10分程度歩いたろうか、それなりに人の多い通りに出ると先導するように歩いていた少年の足がぴたりと止まる】
【ちなみにこれまでの間に会話は無い。しかし少年と歩くのが詰まらないという訳ではなく、この少女の性格上自分から会話を切り出すということが稀有なのである】
【少年はそれに対して気まずさを感じているかもしれないが、少女の方は至って平常運転。道行く人々や建ち並ぶ商店にきょろきょろと視線を動かしていた】

……ここ？ ここに入る、ということ？
………あなたがそうしたいなら、私はそれで構わない。

【少年の悩みや葛藤を知ってか知らずか、まぁ知らないのだが。再び歩き出した少年がこれまた再び足を止めたのは一軒の建物の前】
【そこは喫茶店のようだが、注視していなければ軽く見過ごしてしまいそうな程こじんまりとした佇まい。まるでこの辺りの時間から取り残されてしまったかのような印象を受ける】
【少年に続いて店の敷居を跨げば、成る程店内の雰囲気も外観から受けた印象を裏切らぬものである。隠れ家的なスポットとして羽を休める人も少なくはないだろう】
【案内されるままに席につくと、どこか雰囲気のある男性店員がメニューと冷水をテーブルに置きふたりの来店を歓迎する】

……別に。これくらい、普通。
………それに、このお店の雰囲気は……好き。歩いた甲斐、ある。

【少年は置かれたグラスを口元へ運び、そこに注がれた冷水を一口。潤った喉から出た言葉はまたも謝罪であった】
【しかし先程のそれとは違い、今回のものが何に対しての謝罪であるのか少女にも簡単に理解できた】
【故に少女はそれを否定する。別に少年に対しての気遣いを見せたわけではない。普段から歩き慣れているためにこの程度の時間、距離では疲労を覚えないのだ】
【謝る少年には目もくれず両の掌でグラスを包み、その冷たさを楽しんでいる。と、メニューを開いて眺めていた少年が思い出したように口を開く】

……はちりょう……覚えた。
………好きなように呼んでいい、なら……はち。
……はち、私の名前も教える。名前、ファシィ=ヴィーハイント・アルトリウス……私のことも、好きなように呼んでいい。

【ハチリョウからの自己紹介を受けると、好きなように呼んでいいという許可もあり早速略しただけのあだ名をつけてそれで呼び始める】
【ハチリョウに続いて少女も自己紹介をするのだが、たったの二文字に略された彼の名前とは対照的にやたらに長ったらしい名前を名乗り、続けてよろしくと呟いた】
【因みにつけられたあだ名を訂正させるのであれば今のうちだ。後になってやめろと言っても恐らく、この少女はなんだかんだで気に入って呼び続けるだろうから】

……私は、いらない。お金、無いから。
………あなた……はちは、私に気にせず好きなものを食べるといい。

【少女に合わせたものを頼む。そのハチリョウの策、もとい少女に対する気遣いは早くも頓挫したのであった】
【そう、この少女は何かを買うと決めている時以外は金銭を持ち歩くことをしないのである。特に目的が無くとも街をふらふらと歩き、お腹が空けば家に帰る】
【どうしても我慢出来なくなった場合に備えて用意されているのがビスケット。それを裸のままポケットに突っ込んでおくようなヒトであった】
【一言で言えば変わり者、きっとハチリョウがどれだけの量を食べても何も言わずにそれをぼーっと見つめているだろう】

……どんなふうに……？ 特に……話して面白い人生でも、ない。
………もうずっと、ひとりだったから。
……この街にきた目的は、あったけど……もう、割とどうでもいい。
………だから、適当に……ひっそり生きてた。

【ハチリョウの聞きたかったこと、知りたかったこと。それはこの少女の純粋さの由縁なのだろう】
【どうしてあのような行動がとれるのか、見ず知らずの人間を疑うこともせずにどうして懐にまで入っていけるのか】
【その答えは何てことはない、馬鹿なのだ。とても純粋で、優しい馬鹿。だから他人を疑うこともしないし、嘘を付くこともしない】
【それは、特にこの街においてはかなりの危険を孕んだ生き方なのかもしれない。しかし人は自分に無いものに惹かれる生き物だ】
【それはハチリョウとて例外ではないのだろう。現に彼はこの少女の持つモノに、自身にはない輝きを見たのだろうから】

/こんな時間になってしまって申し訳ありません
/今日はこの後レス出来るか分からないのでそちらで締めて頂いても全然構わないですっ！

231 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/01(金) 00:49:39.44 ID:DFkQaVOC0

>>228
へぇ……
第六感はどうなのかな？
【自分では考えた事も無かった。果たして第六感は強化されたのだろうか……？】
【ただ、１つ言える事がある。彼の能力は『常時発動』だ】

【どう返すか返答に困っていると、彼の顔が明らかに変わる。】

な〜るほど…力技ってとこかな？

【車の側に彼が移動した事で、彼の想像は確信へと変化した】
【何処で覚えたのか、男は口止めのポーズを取った。丁寧にウィンクまで付いている……】
【旅人は不敵に笑い、右腕を高く掲げる。その手は所謂"グッドサイン"だ】

All right!!　I remember.

【何故かは分からないが、英語で返してみたくなったのだ】
【彼は笑顔で男を見ていたが…それも長くは続かなかった】

……ありゃすげぇな………
敵に回さないで良か＿＿

【その台詞も、轟音に掻き消されてしまった】
【"敵に回したらどうなってたんだ……？"】
【見る影も無い鉄屑と月光に照されぼんやり光る男とが、闇に淋しく残されるだけの大通り＿＿】
【次に起こるは、如何なる事件[こと]か】

//すみません！時間の都合上此処で〆とさせて戴きます！
ロール、有難う御座いました！！

232 ：【居合会心】不明【右眼を閉じた女】 [sage]：2014/08/01(金) 00:54:15.70 ID:A7EBXjALo

【鈍色の雲に覆われたそら、降り頻る雨が打ち付け、陰鬱な風が頬を撫でる】
【樹齢何百年はあろうか巨木の下、片目を閉ざす女はそこで暫しの雨宿り】
【夏の夕空、ぴしゃり稲光が幾筋か歪に落ちた】
【実に嫌な、夕立ち】

233 ：--名称未定--【ダストパンチ】　E:：義手(鋼鉄製)×2 [saga ]：2014/08/01(金) 01:04:00.06 ID:kDTaZirD0

>>231
//楽しくロールさせていただきました！
//絡みありがとうございました！

234 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/01(金) 01:25:00.23 ID:ISzM6F490

>>229
【彼女の性格を見ればこのあから様な変わりようにも納得がいく】
【純粋な異能者や天敵である総家に対しての態度はそれはそれは恐ろしいものだ、が。心の奥底はそんな事は無い】
【力が有る故に導き出せた安心と本来の性格は、プライベートでのみ現れるのだろう】

因みに私は白ワインが好きです。度数もドンペリ程度なら平気です
アリサは何ワインが好みで。また今度飲み会いたいのですけど

【飲みかけの缶をテーブルに置き、脱いだスーツをハンガーに丁寧な手順でかけて衣服棚にかける】
【スーツのポケットに入っていた端末を取り出して機動。その身に純白のCT-ユニットを纏って動作チェックを行って解除した】

初めてなのですか。以外ですね
まぁ上には多分、仕事中の最上層部の方々がいらっしゃると思いますがそこに比べると少し小さいです

【微笑を浮かべての対話。アルティミスは自分の顔に何か付いているのかと疑った】
【時間経過と共にその笑みの理由を理解した時の表情と言ったらそれはそれは複雑そうだった】

235 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/01(金) 02:01:29.89 ID:8i3OCG/20

>>230

「はち……ああ、それなら、そう呼んでくれ。」
「……ふぁしぃ、うﾞぃーはい……―――ファシィだな。…………、」


一瞬戸惑ったのは、ハチと言うのは基本的に犬の名前に良く使われる、という事だった。
確かに犬か猫かで言えば、自分は犬……いや、良く良く考えてみると自分はかなり、犬に似ているのではないか、
もし仕える主君が居たのなら確実に忠誠を誓うだろうし、友達と呼べる友達は皆無だが、実際はこうして色んな人と話がしてみたい、
……ならば、良いと。親しみを込めて呼んでくれるのなら、「はち」でも構わない……なんて変な思考が働いていた矢先、

それよりも戸惑ったのは、彼女の名前の長さだった……この少年、残念ながら、頭が良いか悪いかで言えば、断然悪い方に属する。
当然、言われた名前を一回で覚えきるなんて芸当が出来るはずもなかった、
……不本意ながら、聞き取れ覚えられた最初の4文字、ファシィだけを抽出してそう呼ぶことにした。



「―――…………？」
「……支払うのは、全部俺だ。……まあ適当に、頼むぞ。」


ここは男としてのプライドが光った。女性とこうして食事に出かけるのなら、その支払は当然、全て自分がするのだと。
……というかこれこそ、世の常識だと思っていた。自分が連れ出したのなら、尚更……だが、
いざ「奢る」と言われれば、中々注文し辛い物、ならば勝手に頼んでしまった方が、気は楽だろうと考え……、

自分はもうこの際、ナポリタンとオムライスの大盛り。それから折角だからと、ブレンドコーヒーを注文して、
彼女には同じくコーヒーと、それからパンケーキを頼んでみる。……どこかで見たことがある気がしたのだ、
"流行っている"と。もしかすると、良く行くコンビニで弁当を買う際、そういう雑誌の表紙に……、どうだろうか。


「……そう、か。……俺もガキの頃から、ずっと独りで―――、」
「否、生き方は寧ろ、正反対なんだろうな。………、…………。」


独りで生きてきたという点に限って見れば、この少年と彼女の境遇は割と良く似ていた。しかしその他は、きっと全然違うのだろうと
彼女に、自分はつい数年前まで復讐に燃えるただのそれだけの理由で、強靭な肉体と卓越した剣術を得ようとしていた、
その為には手段を問わず―――なんて話をすると、一体どんな顔をするのだろうか。無表情も、崩れるのだろうか。
……怖かった。故に、"正反対"とそう表現するだけに留まる。ひっそり生きていた、の真逆……それが、彼の今までの生き方。

―――戦士としての一つ一つを極める必要が無かったから、単純な強さが不必要だったから、彼女はこの様に成長した、
何となく納得がいく気がした。しかし、もしかするともう、世の悪を知ってしまった自分は、彼女の様にはなれない、
いや、絶対になれないのだろう。だが、もう少し低いハードルで……分かりやすく言うなら性善説でこれから人を見る事なら、
自分にも出来そうな気がして。……もっと角を削って丸くして、人を信じられる様に……そうした部分も、きっと"強さ"に含まれるだろうから。

……とそうこうしている内に、コーヒーとそれからパンケーキがテーブルに置かれる。どちらも立ち昇る煙から伝わる香りが、良い。
食べたく無いと言うのなら話は別だが、単純に食べることを躊躇っているというだけの様子なら、少年は遠慮せず……と促す事だろう。

マグカップを手にとって、少し、唇を湿らせる程度口にする。鼻から息を通らせて、豆の香りを味わう、
店の雰囲気も去ることながら、コーヒーの味自体も絶品だった。態々口にする必要がない、美味しさ。
因みに、ミルクと砂糖、気遣いからか気持ち多めに用意されてコーヒーと同時に差し出されたのだが、
少年はブラックのまま行く、豆の旨さが分かるのはブラックだからな、なんて話すが、そういう所は少しだけ、大人だった―――


/大丈夫ですよ〜！明日も昼から夜まで空いてますが、
/お忙しいようでしたらお時間のある時で構いませんので〜！

236 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/08/01(金) 05:10:30.32 ID:qftqmK+Z0

>>221
どういたしまして
【喜びながら食べる少女達を見ながらおにぎりを食べる】
【どうやら三人とも食べてなさそうだ】
【コンビニの手軽さに素晴らしさを感じた】

(ありがとう、安くて......)

【一人の子は食べ終えて元気に走っている】
【見ていても良いものだ、元気な子の姿は】
【ああいう元気な子が、社会によく出ていくんだよなぁ】
【鬼相手にそう思った】

/遅れてすいません!

237 ：【葉山 志織】【右近鬼左近鬼】右近:『』左近:「」 ：2014/08/01(金) 08:19:15.36 ID:RThgKfb9O

>>236
…
【その内に少女達もオムライスを食べ終え、そのゴミを公園に備え付けられたゴミ箱に捨てる】
【そして、走り回っている右近を呼んで三人は深々と頭を下げて礼を述べる】

本当に、ありがとうございました…
「ありがとう…お兄さん」
『ありがとうな兄ちゃん！』

【何か出来ることは無いか…と少女は頭の中で考えるが、少女達に出来ることは少ない】
【生きるだけで精一杯な少女達には他人を気に掛ける余裕なんて殆ど無かった】
【天道に頭を下げながら少女は次な食事にありつけるのは何時になるのか、と真剣に考えていた】

あ、あのっ…私達、………に住んでます！なんかあったら来てください！

【とりあえず少女は自分が住んでいる寺の場所を教えることにした】
【本当に自分達に出来ることは少ないが…何か天道の役に立てることがあれば少女達は喜んで協力するだろう】

…右近、左近、行くよ。私達はそろそろ失礼します。
あ、あなたの名前を聞いてもいいですか？
私は葉山 志織です。
こっちの肌が青いのが右近で、肌が赤いのは左近って言います
『よろしくな兄ちゃん！』
「よ、よろしく…ね」

【そして、天道の自己紹介を聞いたら少女達は自分達の家である寺に向けて歩き出すだろう…】

/寝落ちすみません…これで締めでしょうか？

238 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/08/01(金) 10:12:37.02 ID:fguMQiME0

>>205

そっか、ウケてたのみゃね、なら、もっと面白いの見せてやるみゃー…目をよーく開いて見るみゃよっ！
【みゃふー、と得意気な表情で猫は一芸を披露する】
【吹き荒れる風が段々と猫の両手のひらに集まっていき、小型の竜巻を作り出す】

うーむ…何か触りたくなるんだみゃあ
こう、丸くて光るものを見てると疼くんみゃよ…何でみゃろう？
光度って林檎みたいに磨いてるのかみゃー…あんだけ綺麗にとはご苦労なこったみゃ
【残念そうな顔で手をワキワキさせながら黒猫は唸る】
【元からその光度と思っていた少年は、半ば呆れながらも褒めてみる】

みゃはっ、ツルピカなのにシーザーとはそのセンス…ウケるみゃ！
おみゃあ、そうなると美容師かなんかなのみゃ？
【シザーケースと見事なスキンヘッドを交互に見てマコトは小さく笑う】
【この"ウケる"は嘲笑ではなく純粋に気に入った、いいセンス…の様な意味なのだろう】
【ふと、新たな疑問が生まれたようでシーザーに職業について問いかける】

239 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/01(金) 10:37:23.28 ID:qftqmK+Z0

>>237
どういたしまして、喜んで貰えて良かったですよ
【走っていた子も連れてきてお礼を行ってくれた】
【困った人を助ける探偵、しかしこれはいいのか?】
【彼はそんな事逐一考えなかった】

お寺の人だったんですか、何か悩んだらいきますね
【地図を見直した天道はそこを把握していた】
【悩んだら行くというのは、教会ではないのか?と思うが実例、寺でもそういう事はあるらしい】

葉山さん、それに右近さんと左近さんですね
俺は天道司です
それじゃあ、またどこかで会えたら

【彼はそういい、事務所に帰るのだった】

//ロールありがとうございました!

240 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/01(金) 10:37:53.34 ID:qftqmK+Z0

>>237
どういたしまして、喜んで貰えて良かったですよ
【走っていた子も連れてきてお礼を行ってくれた】
【困った人を助ける探偵、しかしこれはいいのか?】
【彼はそんな事逐一考えなかった】

お寺の人だったんですか、何か悩んだらいきますね
【地図を見直した天道はそこを把握していた】
【悩んだら行くというのは、教会ではないのか?と思うが実例、寺でもそういう事はあるらしい】

葉山さん、それに右近さんと左近さんですね
俺は天道司です
それじゃあ、またどこかで会えたら

【彼はそういい、事務所に帰るのだった】

//ロールありがとうございました!

241 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/01(金) 10:39:42.66 ID:qftqmK+Z0

//連投すいません...

242 ：【葉山 志織】【右近鬼左近鬼】右近:『』左近:「」 ：2014/08/01(金) 14:18:38.12 ID:RThgKfb9O

>>240
/ありがとうございました！

243 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/01(金) 15:15:28.35 ID:hFioIu3To

>>234
敵がいたら氷のように冷たく、恐ろしい。だが、プライベートでのみ…本来の性格を表に出す
何にも縛りもののない環境に置かれたそのときに、のみ
それがアルティミスとアリサは気付いたのだろうか？それは分からないが…自分の喪った左腕となる人物のことを知りたいと思っているのは本当であった

「私は赤の方が好きですが…酔いにはあまり強くないので滅多に飲みませんね」
「誘って下さるなら…是非お願いします」

アルティミスが手早くCT-ユニットの動作チェックまで済ませるのを見てるアリサは自分も何かすべきかと思ったが…なにもすることがなくただビールを飲むだけだった

「木山一族の拠点は地下に広いものが多いですから…高いところとはあまり縁がないのですよ」
「……一番広い訳ではない…のですか」

高所にも広大な場所にも縁のなかったアリサは最上階の広さを思うと気が遠くなりそうになり…それを思い出した

「そういえば…総家についての情報を求めてるのでしたっけ？私の知ってる限りでそれについてお話ししますが…」

244 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/01(金) 15:16:01.65 ID:hFioIu3To

>>234
//寝落ち等で返事が遅れてすみません…

245 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/08/01(金) 16:08:16.34 ID:Y1CcM78V0

>>238

【再び夜道に風が吹き抜けるのを感じながら、シーザーはマコトの行動に見入り】

……扇風機とかいらなさそーねェ……ん、ンン
【両手のひらに作りだされた竜巻を見ての感想は、軽口半分称賛半分といったところ】
【ただ内心では素直に感心しているようで、それは表情にも表れていた】

猫の本能ゥ、って奴じゃないのォ？
まァ、それなりにハゲに矜持ってーのを持ってるしィ、ただァ、光度の出し方は企業秘密ってー事でェ
【前半部分には俺に聞かれてもねェ、とでも言いたげだったが】
【後半部分には相手の呆れ顔をよそに、どこか誇らしげに答えるハゲ】
【一体誰がそんな情報を聞きたがるというのか】


でしょォ？自分で言うのも何だけどォ、それなりに気に入ってんのよォ
【ちなみにこの『シーザー』という名前は男が自分でつけた、所謂偽名なのだが】
【男に偽名を使わなければならない様な逼迫した状況がある訳ではなく】
【「面白さ」の一環として使われてきたに過ぎず、今ではこちらが男の本名の様なものだった】

それについちゃよく聞かれるけどォ、そうじゃないのよねェ
実際は世界を旅する根なし草ァ、って奴ゥ……んでェ、ハサミは単なる『戦利品』よォ
丈夫で便利でいざってー時の護身にも使える旅のお供ォ……後名乗りにも必須かァ、ヒヒ
【そしてひょうきんそうな顔を崩さずに、自身の立場と『戦利品』について語ってみせる】
【嘘を言っている訳ではない】
【しかしながらその『戦利品』は、普通のハサミとは一線を画す代物で】
【それを伝えない辺り、正直とも言い難い】



/遅れましてすみません！

246 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/08/01(金) 18:02:24.14 ID:UG2farZto

【心は子供】天の声に力授かり者たちよ、戦え！【年齢なんて晒さんよ】
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1406868730/

247 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) ：2014/08/01(金) 18:30:41.70 ID:sUWPqctm0

>>246

248 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/01(金) 18:33:13.40 ID:eobdgRHH0

【赤黒く染まり切ったローブに全身を包みズルズルと街を歩くその表情は虚無】
【いつだってそうだ、仇を討つ事が叶わない時は】
【ならばと猛禽の輝きを宿した蒼眼で周囲を睥睨、獲物を探る】

249 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 [saga]：2014/08/01(金) 18:45:34.32 ID:xOOK87dAo

>>248
…………！

【街を歩いていると何かに射抜かれるような、そんな視線を感じた】
【自意識過剰と言われればそれまで、だがその方向を恐る恐る向いてみれば】
【その視線を向けるはまるで血によって染まりきったような赤黒いローブの人物】
【顔はよく見えないが、その獲物を探すような猛禽たる瞳孔に一瞬の硬直】
【されど、少年はローブの人物へと歩み寄り、こう問う】

えっと…どうか、しましたか？

250 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/01(金) 18:56:12.69 ID:eobdgRHH0

>>249
……いえ、ただ……一つ、お尋ねしたい事がございまして
【夕暮れに於いて橙に染まる街並み】
【その中にいて何故だろうローブの女のその姿だけが翳るようにして暗い】
【薄らと覗く顔の下半分、口角が微かに釣り上がれば大凡常軌を逸した気配を醸し出す】
【この時点で判断が叶うかもしれない】
【ローブの女は確実に『普通ではない』】
【仄かに香る死臭を纏い、次なる言葉を紡ぐだろう】
【『貴方は剣は使えますか？』と】

251 ：リアライザ 【冥剣 リアライザ】>>50 ：2014/08/01(金) 19:01:55.01 ID:eQq6145c0

【大通りを歩く一つの影】

「さてどうしたもんか」

【黒のタンクトップに青のズボン、腰に袖で結んで巻きつけた黒のコート。】
【長い髪に銀色のメガネ、そして背中には大きな一振りの長剣。そんな女、「何でも屋」？の彼女は、】
【先の斬り合いでわずかに血の臭いを発しながら、なにをするでもなく歩いている。】

【なにかあればそちらを見るだろうし、声をかければ応じるだろう。】

252 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/08/01(金) 19:05:09.64 ID:fguMQiME0

>>245

む、名案みゃね……こうして合わせればばばばばばば！？
【両手の竜巻を手を合わせる様に組み合わせてみる】
【すると、気流の乱れた風がマコトの髪の毛をぐしゃぐしゃにした】

うみゃー、ホンノーかみゃ……おみゃあら、人間には変なホンノーってあるみゃ？
秘密なのかみゃー、本当にツルツルで面白いのみゃー
【人に紛れて暮らす猫としては気になるのか本能について問いかける】
【内緒に対してブーブ−言いながらも黒猫は見るだけに留めている】

おれの名前はアホ飼い主がテキトーにつけたからみゃー、味気ない名前だからうらやましいみゃよ
【しかし、文句を垂れながらも姓は飼い主からかっぱらっているのだが】

みゃるほど、風の向くまま気の向くままみゃね…ふーらいぼーって奴だみゃ！
確かに武器にはなるだろうが……ただの鋏じゃこういう"のーりょくしゃ"とかと戦うのは心許なくないかみゃ？
【目を輝かすあたりこの猫は何か勘違いしてるようだが、些細なことだろう】
【黒猫は自慢の一品を一瞥した後、自らの能力を使い地面から少し浮いて見せる】

//今日は用事があるので返事返せないか、遅くなると思います、毎度ながらすみません。

253 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 [saga]：2014/08/01(金) 19:09:34.71 ID:xOOK87dAo

>>250
【仄かに香る臭い】
【決して隠し通せる事のない、いやむしろ数多くの人を殺めていると堂々と周囲に宣言しているような死臭】
【そして―――――この少女を覆うは闇。一寸の光も差さない深淵】

【白夜は常識を逸した雰囲気を感じ取りながら察する】
【この少女には深い闇があると、そう確信する】
【逃げるなら今？いや、逃げるわけにはいかない】
【既に啖呵は切られていた、この少女に話しかけてしまった時点で】

……うん、使えるよ

【この後の展開がありありと目に浮かんでくるようだ。それでも白夜は答える】
【腰に差した刀を見せつける。「さあ、かかってこい」とでも言わんばかりに】

254 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage saga]：2014/08/01(金) 19:17:11.89 ID:eobdgRHH0

>>253
そうですか……
……××、笑って……？
またひとり、貴方の仇を……
【ぼんやりと頷き、大半は夢見心地のまま目の前の人物ではない誰かに語り掛ける】
【刹那の合間の静寂、邂逅】
【風が舞い、遠く入道雲が雷音を鳴らす】
【それと同時に一歩強く鋭く踏み込み居合が如くに鞘走り、横薙ぎに抜き放つ白刃】
【様子見も牽制もない、一刀の元に相手を伏さんとの胴薙の一閃】

255 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/08/01(金) 19:28:33.81 ID:2TDagYu10

【月明かりだけが照らす夜道】

……

【黒いバットケースを背負った制服姿の少女がオドオドとした様子で歩いている】
【なんとも情けないことだが少女は幽霊が出ないか、と怯えている】
【幽霊なんて絵空事だとは思っているが、こういう暗闇を歩いているとやっぱり怖くなってしまうものだ】

(うぅ…早く家に帰ろっ)

【少女の歩みは…早く家に帰りたい一心から、早足へと変わっていった】

256 ：【デストロイキッカー】【セイパイ】 ：2014/08/01(金) 19:32:23.73 ID:T4aTga6Oo

　ビルの屋上は強い風が吹いていた。そこに立つ男が目を細め眼光鋭く地上を射抜く。

「さあて、ケンカに行くかァ」

　膝から下を覆うゴツいブーツがコンクリートを蹴りつけると、その体がフェンスを越えた。
　笑みを浮かべる不敵の表情は変わらない。
　彼は落下しながらブーツをビル壁に押し付けると、ブーツの裏から三センチほどの棘が無数に突き出た。
　ビル壁に棘が食い込み男の体が安定しようとする。
　だが男の体はそこで止まらない。むしろ棘を使ってビル壁を下へ走り抜け、落下というよりも墜落していく。

　そして地上十メートルほどになり男は壁を蹴った。そのままでは一秒とかからず地面へ叩きつけられるだろう。
　瞬間、落下のスピードが大幅に減退し、その推力をズラしたかのように宙で伸身の一回転。
　それでもなお有り余る落下速度が、無事着陸したにも関わらず周囲に轟音を響かせた。

「……足らねェ。こんなもんじゃねェ」

>>251
　周囲の目を気にせずに男はあたりを見回した。その視線の先に居た。
　あらゆる意味で普通ではない、それが自然だと考えているのなら頭の吹っ飛んだ女を。

「アンタ戦えるんだろ？　強いのかい、強いよな。だったらケンカしようぜ
　使えもしない道具ぶら下げてるとは言わせねェぜ。血の臭いがしてるもんなァ！」

　獣のようにぎざぎざの歯をむき出しにして男は笑った。

257 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 [saga]：2014/08/01(金) 19:33:25.50 ID:xOOK87dAo

>>254
…………強い、な

【ガキン、と大きな金属音が鳴り響く】
【白夜は少女が横薙ぎの一閃を放ったのとほぼ同時に刀を抜いていた】
【そして一瞬で理解する。理解が追いつかなくとも納得せざるを得ない】
【――――――――"強者"だ】

【少女の言う仇が一体誰の事指しているのかは分からない。その強大なる力を持ちながらも、修羅の道へと堕ちいく事も理解できない】
【だが、悟る。それは負。圧倒的な負。あっという間に対象を飲み込んでしまう程の】

【――――油断すれば、死ぬ】
【既に白夜はその刀を変容させている】
【一旦後方で距離を取れば純白に輝くそれを三度振るう】
【空間が大きな音を出しながら斬り裂かれ、三つの斬撃がそこから少女に向かって襲いかかる】
【だが、それに気を取られていれば跳躍し、上から斬りかかる白夜への対応が難しくなるだろう】

258 ：リアライザ 【冥剣 リアライザ】>>50 ：2014/08/01(金) 19:36:18.01 ID:eQq6145c0

>>256

「あん？」

【女は振り向いた。するとそこには男性。】

「なんだお前、誰だ。」

【とただならぬ気配を感じつつも、まずは問いかけてみる。】

/短くて済まぬ、タイミング悪く今から飯落ち…
/続けたくなかったらなかったことにしてくだせえ

259 ：【デストロイキッカー】【セイパイ】 ：2014/08/01(金) 19:44:57.16 ID:T4aTga6Oo

>>258
/ok,待ってます

「アンタが強かったら教えてやるよ。弱かったんならそっちも名乗らないでいい
　弱い奴の名前はどうせ忘れちまって覚えられねェ」

　今になっても剣を抜かない。ケンカを売っている相手を目の前にして。
　血の臭いをさせている割には生温いと思いながらぐっと脚に力を入れた。
　ブーツの分厚い靴裏がアスファルトを噛む。

　次の瞬間、男の体は弾丸のように地を駆けリアライザへ向けて走り出した。
　邪魔がなかったのならそのまま距離を縮める。
　そして単純明快故に威力の高い、超人的な脚力で加速をつけ全体重を乗せた飛び蹴りを放つつもりだ。

260 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/01(金) 19:46:13.47 ID:eobdgRHH0

>>257
……音……？
【三度、異音を察すれば蒼眼に映るはか細い斬線】
【一度受け止められた剣はそのまま振り抜かれて胸が開いた格好となっている、体勢としては余りうまくはない】
【そのまま体を白夜から見て横に向けて内2発を回避、残りの1つはそのまま勢いをつけ身を回転させれば再度横薙ぎに振るった剣にて迎撃】
【黒布、銀糸、真紅の飛散】
【致命を避けて残りを受ける形となり、頬や脚に傷走り】
【返す刃は切先を斜め空へ光らせる】
【跳躍し迫る相手を一突きにせんとその心の臓を狙った】
【ローブ姿のその背後、かちゃりと金属の音が響いている】

261 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：茶色(擬態) [saga ]：2014/08/01(金) 19:47:18.58 ID:kDTaZirD0

トォォォォォリャンセェェエー　トォォォリャンセェェー
コォォオォォコハドォォォオコノ細道ジャァアアアア

【夜の公園に、ダミ声で、それも大声でわらべ歌が響く】
【声の主は見当たらない　しかし、心霊現象にしては声のイメージが違う……】
【この声を耳にした者はそんな印象を受けるのではないだろうか】

テンジンンンンンサマノ細道ジャァァァァアアアア
チョォォォオオオッッットトーシテクーダーシャァァーンセェーーー………

【否、声の主は既に姿を現している】
【公園の樹木の内の一つ』
【良く目を凝らせば、その枝と葉に一つの影が隠れているのが分かるだろう】
【そして見えるはずだ】
【この奇妙な悪戯の主が自分の声に慄く人間の姿を覗こうと、両目をギョロギョロと動かしている姿が】

262 ：血のヴァルキュリア【ヴァルキュリア】 [saga]：2014/08/01(金) 19:56:31.86 ID:2QN19apWo

【ぱすん】
【非常に軽い音がして、中空に人の体が打ち上げられる】
【それは無数の切り傷によって最早ズタボロで…ぱぱぱっ、とあたりに血の雨が降り注いだ】

……♪断、ざい♪

【その雨の中、にっこり微笑む女の姿があった】
【大斧を携え、血の雨を浴びて恍惚と震えるその背中から……ジャキンッと金属音を立てて四本の『腕』が現れた瞬間】
【打ち上げられた犠牲者が硬い地面に叩きつけられる。とっくに事切れた男性の死体だ】

263 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/01(金) 20:05:22.25 ID:ISzM6F490

>>243
【それは荒野に咲く一輪の花の様に】
【荒れ狂う乾燥地帯に根付く優しい花の様なものだ。彼女の性格を例えるならば】
【内に秘めるメイザース家長女の優しさは未だ表には出ないけれど、彼女の本心は--------】

成る程。内に隠れているのですね
え。はいまぁ、二番程度に広いと存じ上げています

【まぁ確かに、豪華すぎる部屋だとは我ながら思う】
【その分充実した設備も完備されていて、文句があるわけではないがこう、なんだ】
【自分にはもったいないなぁと思えて仕方がないのだった】
【と、】

そうでしたね。教えて貰いましょうか
一体全体彼らは、何をしているのかを。“私を利用して何をしたかったかを、ね”

【不意に持ち出された最大の質問を耳にした】
【アルティミスはアリサの向かいに座り、視線を鋭く細めて細めて、静かになる】

/遅れてしまい、大変申し訳ありません

264 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 [saga]：2014/08/01(金) 20:06:59.01 ID:xOOK87dAo

>>260
【少女は斬撃を、致命を避けて最小限に留めて受ける事に成功した】
【そして、その刃の切っ先は上空から強襲する白夜へと向けられている】
【夕焼けの光が反射し、橙色に煌めきながらも間違いなくその刃は白夜の心の臓を狙っていた】

【白夜は刀を振り下ろす一瞬前に、その胴体を横へ捻る】
【少女の刃が脇腹を突き破るも、間違いなく少女の右肩辺りへと振り下ろされていて】

っ……
なぜ、貴女はそこまで…

【肉薄し、吐血しながらも少女へ問いかける】
【彼女をここまでさせる狂気、それを知りたかった】
【そしてできれば、彼女が囚われている闇を払ってやりたかった】
【闇を恐れない、純粋なる少年は問う】

265 ：リアライザ 【冥剣 リアライザ】>>50 ：2014/08/01(金) 20:13:35.83 ID:eQq6145c0

>>259

【相手が前へ進むため爪先に体重を掛けた瞬間、女は全身の毛が逆立つのを感じた。】
【刹那ーーーーーー防御、に移ろうとするも間に合わない。】

ダァンッ！

【蹴りが直撃する、女の身体は紙のように宙を待った。衝撃を殺しきれず、】
【そのまま真後ろへ。何処かの商店が積んでいるであろうダンボールの束にぶつかってしまう。】
【ガラガラという音。土煙が立ち上がる。夜の闇の中で、戦闘という騒音の中に、静寂が響き渡った。】

【ーーーーのも束の間。】

【男は足裏の感触を覚えているだろうかーーーーーーー蹴りが直撃した瞬間、】
【人間の柔肌を打撃した「柔らかな」感触ではなく、】

【金属を打ったような「硬い」感触であったーーーーーーその感覚を。】


「はは……」


【面白い。】
【土煙がはれ、現れる女。彼女は言った。】
【左手に持ち、肩に担いだ自身の得物。銀色にぼんやりと輝く長い刀身を露わにし、】
【ズレたメタルフレームの眼鏡を治す。相手と同様に臨戦態勢となった女は言った。】


「お前がどこの誰かは知らんし、恨まれる理由もないが…」

「��そういうこと�≠ﾍ別に嫌いじゃあない。」

「ーーーーーーーーーー来な、殺りあおうじゃねえか。」


【そして、相手は見れば分かるだろう。】
【刀身が銀色に発光する女の大剣、その中央には、】
【相手の蹴りの威力を物語る巨大な「ヒビ」が存在していた。】

【女は気づいているにも関わらず、気にするそぶりは見せない。】
【どうやらなにか隠しているからくりーーー無論能力によるそれが、ありそうである。】

/お待たせしましたー

266 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/01(金) 20:17:51.35 ID:eobdgRHH0

>>264
【先に聞いたであろう金属の衝突音】
【ローブの女はその体勢を僅かにズラし肩へと迫る斬撃を背負う形となった】
【だが当然のように表情に変化はない、何かに遮られるが如くに刀の刃は食い止められるであろう】
【その正体は勇者の持つもうひとつの装具、ローブの女が背中に括る大型のカイトシールド】

……それを貴方にお話する必要性と理由が、
【ございません】
【全くの霧氷のままに言い捨てれば突き刺した剣を、白夜の逆の脇腹へ……胴を両断せんとするだろう】
【一切の光のない永劫の黄昏、真っ直ぐに捻じ曲がった純邪】
【それがコレの正体だ、言葉など届くはずがない】

267 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 [saga]：2014/08/01(金) 20:30:01.20 ID:xOOK87dAo

>>266
（盾っ……！？まずい！）

【予想外の事態、盾によって遮られた刀】
【これはつまり、背後からの奇襲は不可能という事】
【そして何よりもまずいのはここで白夜に隙が生まれてしまった事だ】

っ！！

【脇腹に突き刺さった逆側の脇腹へと、白夜の胴を両断せんと蠢く】
【このままでは、死ぬ】

【白夜は刀から右手を離し、その刃を真っ向から抑えこむ】
【肉が一瞬にして裂かれ、血が滴り落ちる】
【ここで少女の腹に向かって右足で思い切り蹴りこむ】
【これで倒せるとは思っちゃいないが、態勢さえ崩してくれれば御の字】

くそっ……！

【そのまま左手で持った刀を少女の胸目掛けて突き刺そうとするだろう】

268 ：【デストロイキッカー】【セイパイ】 ：2014/08/01(金) 20:33:08.53 ID:T4aTga6Oo

/今度はこっちが遅れちまってごめんなさい

>>265
「オレのアレを避けるでも防ぐでもなく受けきるかい。
　いいねェアンタ、オレ好みだ。いいカンジに火ィついてきた」

　分厚いソール越しの硬い感触。吹き飛んだ向こう側で起き上がる相手が構える得物。
　一瞬の間に背中の剣を引き抜く手際。どれをとっても相手が強者であると解る。
　背筋に走る冷たい予感は男の戦闘意欲の燃料だ。ピンチやリスクほど燃え上がる。

「さあケンカしようぜ、ケンカをよォ！　ハデにやろうじゃねえか！」

　足跡が残るほどに地面を蹴って、段ボールの中に埋もれるリアライザ向けて走り出した。
　間合いが近づけば、今度は飛び蹴りではなくみぞおちを狙った前蹴りを放つつもりだ。

269 ：【葉山 志織】【右近鬼左近鬼】 ：2014/08/01(金) 20:36:34.44 ID:3NZxtTfK0

【夜の公園】
【赤い浴衣を着た少女が…木の枝で地面に怪しげな陣を描いている】

ん、出来た……

【少女は陣を書き終えた様で、木の枝を投げ捨てて自分の指を噛んで血を数滴、陣の中心へと垂らした】
【そして、少女が陣に向けて両手を翳すと…公園内に不穏な空気が漂い始める】

……！

【その陣から目が眩むほどの眩い光が放たれる。その光が止むと…そこには2匹の小さな赤い鬼と青い鬼が立っていた】

270 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage saga]：2014/08/01(金) 20:41:07.38 ID:eobdgRHH0

>>267
……へぇ……
……かふっ！？
【僅かに上がる眉、見開く瞳】
【それを認知する事は叶うか、だがそんな事はどうでもいい】
【右腕を犠牲にする思い切りに感嘆を吐息として漏らせばその隙を突く蹴り足】
【存外にそれはこの状況下に於いて威力を発揮する、良くもそして悪くも】
【空気を吐き出しながら数歩背後にたたらを踏む女、自然距離も開く】
【刺突が唸りを上げたのはそこだ、つまりその切先のみが女を襲った】

……くくっ……！
【生理的嫌悪感を齎すが如きノイズ、それが押し殺した嗤い声であると果たして気が付けたであろうか？】
【瞬時に左腕を背中に回しシールドを持てばそのまま突き立てられた刀を弾き飛ばす勢いでサイドからのバッシュ(盾打撃)】
【叶えば踏み込み袈裟斬りにせんと剣を振るい、叶わなければバックステップで一度距離を嫌うだろう】

271 ：リアライザ　【冥剣　リアライザ】>>50 ：2014/08/01(金) 20:49:03.81 ID:eQq6145co

>>268

「その言葉そっくりそのまま返す。私を吹っ飛ばすとはやるじゃねえか。」

【（……私の剣…「冥剣」にひびを入れるか。）】
【（あの威力。まともに打ち合ったら……防御しても持たねえな。さて…）】

【強がっているが、咄嗟に蹴りを「受け止めてしまった」ため、彼女の利き腕は痛烈にしびれていた。】
【改めて威力を推測するに、背筋が寒くなる。刃物を使ったとしても、】
【自分のそれの三倍はあるであろう。】

「ぬかせ！！――――――二度も突っ込むだけの攻撃を」

【先ほど見ていたため、再びの急接近には反応できた。】
【身体を左に捌く。大剣はまだ肩に担いだままだ。】

「受けるかよ！」

【そのまま、前下痢を放つ男の軸足めがけて足払いを放とうとする。】
【そして、拳闘の位置までくれば、男は女の能力ーーーーすなわち彼女の剣に着いてさらに情報を得られるだろう。】
【まず、大きな皹は内側に沈み込むように徐々に消えようとしている。】
【そして二つ目。夜の闇にぼんやりと、鼓動するような発光。】

【見た目は通常の両刃の剣と相違なく――――実際に触れられるし質量も持っているが、】
【正しくそれはこの世の物ではない、「光」で構成されていた。】

「―――――足癖の悪い野郎だ。」

【相手の情報を得ると言う情報戦に置いても、男に分がある。女はまだ、】
【相手の能力をーーーーそもそも能力者なのかどうかも知れなかった。】
【もっとも、仕方の無いことだ。女の戦い方は単純、剣を用いた接近戦である。】

>>268
/おきになさらずー

272 ：突撃型対能力者戦闘機兵試作4号機:アルゼブラ【サードアームズ】 ◆YBur1CkGGU ：2014/08/01(金) 20:50:01.32 ID:pcwu04q20

>>198
【少年は今までの生い立ちを話してくれた】

なるほど、そんな過去が…

【話を聞き終えると、タイミングを図ったかのように湖から巨大な大蛇が姿を現した】
【少年に下がっていろと言われたが、下がる訳にはいかない】

僕の中身は機械なのでね…！

【人間より機械の方が傷付いても問題無いだろう】
【いきなり噛み付いて来た大蛇の頭をなんとか避け、走りながら大蛇の頭に飛び移る】

うおっ！
ヌルヌルしてるな…

【両手でしがみ付き、肩の後ろの機械の腕で大剣を振る】

/また返レス遅れて申し訳ありません！

273 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 [saga]：2014/08/01(金) 20:57:52.81 ID:xOOK87dAo

>>270
（笑っている、のか…？）


【こんな状況下においても少女は嗤う】
【不快なノイズを撒き散らしながら、笑っている】
【この戦いを楽しんでいるのだろうか、などと思考を巡らせるほど余裕のある状況でもなく】

【少女はそのまま盾によって此方の刀を弾こうとするが、そうは行かない】
【先程の刺突によって斬り裂かれた空間、それが真っ直ぐ縦方向に少女目掛けて襲いかかる】
【当然その前に異音が鳴り響くので回避する事は容易】
【しかしそれで此方に攻撃する余裕はなくなるだろう。避けるなり盾で防ぐなりしなければその身体を斬り裂かれてしまうのだから】

【白夜は少女と同様に距離を取り、そこから両腕で刀を持ち直し、再び少女に三度の斬撃を繰り出す】
【だがそれは一方向ではない。少女の正面、両サイドへとそれは飛来していく】
【一方向へやってしまえば避けられてそれで終わってしまう。だからこうして多方向へと繰り出したのだ】

274 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/01(金) 21:08:14.85 ID:eobdgRHH0

>>273
……ふん
【短く鼻を鳴らしバックステップ、盾に身を隠しいつの間にか迫っていたらしい飛翔する刺突を防ぐ】
【カイトシールドの表面は焼け焦げており、しかしその加護力は健在だ】
【軽い音を立てて弾ける斬撃、そのままに駆けて白夜との距離を詰める】
【次に迫るは両手持ちでの飛翔斬撃、果たして>>267で負傷した右腕の出血は続いているのだろうか】
【二度目の軽音、盾の表面を舐める斬撃】
【白夜の三度の振り抜きの終点を狙い、鋭く踏み込めば袈裟斬りに剣を振るう】

275 ：【デストロイキッカー】【セイパイ】 ：2014/08/01(金) 21:08:28.98 ID:T4aTga6Oo

>>271
　距離が長すぎた。直線的な攻撃は二度も通じない。しかし間合いは詰まった。
　勢いを乗せた前蹴りは半身になって回避される。そこに襲い掛かるのは足払い。大剣の一撃ではなく。

「オレを相手に脚技だァ！？」

　体重移動はすでに済ませている。ここから急激に反転することは出来なくはないが手札を使う事になる。
　舌打ちする余裕もなく男は逆に前蹴りの勢いに体を乗せて、軸足でハネて前へ飛んだ。
　足払いを躱して飛び込み前宙のような恰好になった男は、前転の勢いままに段ボールの束を蹴り抜いた。
　店の壁をぶち抜いて、男は店の中を転がってから体制を立て直す。
　その最中、大剣のヒビが直っていくのが見える。自動的に修復される剣。便利だがチカラにしては微妙に過ぎるとも。
　まだ何かがある。だがカードを隠しているのは自分も同様だ。

「奇襲技は二回も通じねェか。だったら正面から蹴り破る。
　実際、アンタもそうしたいと思ってたところだろ？」

　女だてらに戦いに命を賭けられる。目の前のリアライザをそういう相手だとわかったかのように言いながら立ち上がった。

276 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 [saga]：2014/08/01(金) 21:31:47.66 ID:xOOK87dAo

>>274
（来た……！）

【斬撃が防がれるなど予測済みだ。元々牽制のためだったので期待などしていない】
【右手の掌から流れ落ちる血が止まる様子はない。力も実際はほとんど残っていない。気力だけで刀を握っている状態だ】

【距離は詰められていく、このまま受けて攻撃したところで盾によって防がれるだけ】
【何か策は、この状況を覆す程の決定的な一手は】

（要は、背中さえ狙えれば良い…！）
………なら！

【白夜は左手で刀を放り投げる】
【刀はそのまま放物線を描き、飛んで行く】

【直後、大きく右足で踏み込んで刀を追うように跳躍する】
【ちょうど、それはまさに、少女が袈裟斬りを仕掛けた瞬間であった】

【刀の柄を空中で握れば大きく身体を捻り、女を正面に捉える】
【そして左手で一振り、二振り、三振り】
【縦、横、斜めの形でそれを振るえば大きな音を立てて空間が歪み、そこから斬撃が飛んでいく】

【空中に刀を放り投げ、そこから奇襲するという奇策に少女は対応出来るだろうか】

277 ：リアライザ　【冥剣　リアライザ】>>50 ：2014/08/01(金) 21:36:28.52 ID:eQq6145co

>>275

「うるせー　人の戦い方にケチ付けてんじゃねーぞ」

【足払い、空振り。のみならず大きく距離を外される。】
【なるほど強いだけでなく、戦い慣れているらしい。全く恐ろしい物である。】

「おお、そりゃ手っ取り早い。だが、あいにくとてめえは――――――」

【相手は��カードを隠している�＝B】
【だがそれはこちらも―――――――――】

【――――――――同じだ。】


「往け「冥剣」！！」


【かけ声とともに、女は大剣を薙いだ。】
【当然、通常では当たらぬ距離。しかし―――――刹那、意志を持ったかのようにその刀身が伸びる。】
【ガリガリガリガリ、と耳障りな音。「店の壁ごと」中の相手を切り裂くつもりだ。】


「――――――射程範囲だ。」

/すみませぬ、遅れました

278 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/01(金) 21:44:34.86 ID:eobdgRHH0

>>276
……？
……いっ……！
【振るわれる剣を前に無手となる白夜に微かに浮かぶ疑問符】
【それはそうだろう、袈裟斬りを前に飛翔など斬撃に自ら飛び込むようなモノだ】
【果たしてその体を如何に削ったであろうか？ それとも何らかの手で無傷か】
【目で追えば左の盾で防がんと構え、だが抜けるは斜めの一閃】
【再度足からの出血、被害としては軽くない】

……せぁっ！！
【節理に基づいて起こるであろう白夜の着地、恐らく脇腹の怪我も軽くはないはずだ】
【そこへ傷を負っていない方の足を軸として一足に低く跳ぶ】
【盾を全面に体当たりを敢行せんと、圧倒的な加速を持ってしての突撃】

279 ：【デストロイキッカー】【セイパイ】 ：2014/08/01(金) 21:59:18.63 ID:T4aTga6Oo

>>277
/問題ないっす。こっちも遅いですし

「文句じゃねェが百年早ェよ。オレが剣を使ってアンタをぶっ倒すぐらいにはな」

　そう言いながら、肩に担いだ大剣を振りかぶるリアライザを見た。
　店の中に踏み込んできても対応できるように半身になって構えたが、女は予想外のことを仕掛けてきた。

「剣が伸びたァ!?」

　刀身が伸び『店の壁ごと』切り裂いている。店の中に飛び込んだことが災いした。
　避けるにしては動きづらく、店を出ようと壁を破砕するにも時間がかかる。
　もしかして店に追い込まれたか、などというのはさすがに男の深読みしすぎだろう。

「出し惜しみしてる場合じゃねェな」

　男は瞬間的に体をひねった。そしてバネのように撓った全身を解放する。
　繰り出されるのは高速の中段回し蹴り。それを壁ごと切り裂こうとする大剣へぶつけようというのだ。
　だがそれでも大質量を相手にするには分が悪い。だから、

「『炸爆』モード！」

　男は手札を切った。無骨なブーツから瞬間的に炎が噴き出した。強烈な推進力は蹴りを更に加速させる。
　軸足が地面にめり込むほどの神速の回し蹴りが刃と衝突した。生まれるのは強烈な反発力だ。

「ガァッ!?」

　それほどの大剣とぶつかってもブーツに破損は見られない。しかし中身は別だ。
　生み出された反発力で男は吹き飛び、背中から半ば破損した店の壁に叩きつけられた。
　ジンジンと足がしびれ、そのまま地面に倒れ込む。

280 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/08/01(金) 22:06:21.88 ID:Y1CcM78V0

>>252

……まァ、涼しくはなりそうだわァ
【今度の感想はフォローと呆れが半々といった所か】

んン、変なホンノーねェ
あると思うよォ、人それぞれだろーけどォ……何を基準に本能とするんだァ、とかは聞かないでねェ、分かんないからさァ
【頭部への視線を警戒気味に受けつつ】
【それにそーゆーのを自分で確かめるのも"ニンゲン"を楽しむってー事だと思うしィ、と男は補足する】

なら自分で名前考えんのもアリなんじゃないのォ
咎める奴もいないっしょォ、多分
【咎める存在がいないというのは恐らく確かだろうが】
【それにしても飼い主を失った黒猫に対してデリカシーがない発言ではある】
【言った本人がそれを全く考慮していなさそうなのが余計にタチが悪い】


能力者かァ……そーねェ、確かに心許ないわァ、残念だけどォ
だからァ、話して駄目そーならさっさと逃げてェ……
逃げられないならやるだけやってェ……それで駄目なら終わりって感じィ？
【浮いた相手に視線を合わせながら、あっけらかんと語る】
【これについてもやはり嘘はほとんどない】
【あくまで能力者との『まともな戦闘』を前提とした話なのだから】



/いえいえこちらは大丈夫です、遅いのは自分ですし
/ただ都合が悪くなるようでしたら、何時でもロールを〆ていただいて結構ですので……はい

281 ：リアライザ　【冥剣　リアライザ】>>50 ：2014/08/01(金) 22:16:24.88 ID:eQq6145co

>>279

「はっはは！　屋内だとその俊足も使えねえぜ！　まんまと引っかかりやがったな。」

【嘘である。女はバッティングのように大剣をフルスイングした。】

【だがその直後であった。そのままなら振り抜いてバッサリやる筈なのだが、今度は奇妙な感触。】
【それは皮肉にも先ほど相手が感じたそれと同じ。硬く、そして強烈な反発力。】

「くっくっく……手応え合ったぜ。」

【再び肩に剣を担ぐ。どうやらこれが彼女なりの構えのようで、勝ち誇ったように笑っていた。】
【男が倒れた店へと近づく。しかし、その中途で彼女は違和感。】

「…？」

【あまりにも剣が軽い。光で構成されているが質量はある。重みが足らないのだ。】
【彼女は肩越しの自分の相棒を見た。】

「な……！」

【「折れて」いる。】
【刀身の根元から真っ二つ。ｼﾞｼﾞｼﾞｼﾞ…と光が漏れる奇妙な音が響いていた。】
【男の蹴りは―――ブーストも相まって剣に壊滅的なダメージを与えていたのだ。】

「………あららら…」

【ヤバいーーーーーーーと女はこの戦闘が始まって、初めての感情を持った。すなわち恐怖である。】
【命綱とも言える得物を、折られた。相手に取っての両足が、女jに取っての剣だ。】
【ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいーーーー】

【（おいおい冗談だろ…こんだけ真っ二つにされると修復に最低でも5レスかかるぜ…）】
【（「冥剣」をへし折るなんて聞いたことねえぞ……なんちゅー脚力だ。蹴り砕きやがったってのか……）】

【しかも分が悪いことに、】

「……」

【剣は「折られた」のである。すなわち正面からの力比べに負けたのだ。】
【こちらが当たり負けしたのならば、与えたダメージも大した事無い筈……彼女がそう考えるのは極自然なことであった。】

「……や、やったか？」

【どうかそのまま立ち上がってくれるなよ――――――女は祈るような思いである。】

282 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 [saga]：2014/08/01(金) 22:22:31.63 ID:xOOK87dAo

>>278
【奇襲の結果は微妙、ただ少女の足を負傷させる事には成功したようだ】
【先ほどの少女の袈裟斬りは僅かに白夜の左肩を掠めたらしいが、大して大きな被害でもない】

【さて、当然この後白夜を待ち受けるは接地】

っ、しまっ……！がはっ……

【気がついたところで対処のしようがない】
【着地をした瞬間に白夜はその突撃をまともに喰らう】
【加速の勢いと、盾の質量が相まって、白夜の身体は大きく後ろへと吹き飛ばされる形となる】

っ、は、げほっ……
……もう、おしまいにしない……？
互いに怪我してるんだし、さ……

【吐血しながらも、フラフラと立ち上がる】
【そして刀を腰に差し、両手を上に挙げて降参のポーズ】
【もちろん、いつ襲い掛かられても良いようにいつでも刀は抜けるようにしてあるが】

283 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/01(金) 22:29:00.10 ID:eobdgRHH0

>>282
お終い？
……はっ
【吐き捨てるように嗤い、片足を引き摺るようにして白夜へと迫る】
【盾を、そして剣を構え臨戦態勢は一切に解く気配はない】
【闘争の終焉に存在するのは死でしかないのだ、少なくともこの女にしてみれば】

……貴方が死んだとしたら、そうするとしましょうか
【だが逃走とあらば別だ、近接戦闘はともあれ長距離を追跡する事は今の女には難しいかも分からない】
【もし白夜がそのままに留まれば、一定の距離に近寄りそして再度低く飛翔し剣による刺突を行うだろう】
【いつの間にやら橙の光は堕ち、変わりに雲に翳る月が美しい】
【光は相も変わらず、女を照らす事をしない】

284 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/01(金) 22:36:03.26 ID:hFioIu3To

>>263
儚く、孤高に咲き誇る一輪の花
それの優しさに触れられる人は、まだ現れていないだろう
だが…いつかは……あるいは………

口外できない部分が多すぎる木山の研究所に重要なのは人に見付からないこと
上に伸びては見付かりやすく…攻撃もされやすい
それは、のぞましくない
だから木山の研究所には無駄なスペースはなく…発見されないところにある

「…私は常与儀家のNo.4と接触しました」

すっと視線を細めたアルティミスにアリサはそのように切り出した
アルティミスとの激戦のしばらく後の多重人格の魔剣士との邂逅のことを、包み隠さずに
少しだけ、懐かしさを感じながら

//返事遅れてすみません！

285 ：【デストロイキッカー】【セイパイ】 ：2014/08/01(金) 22:39:06.54 ID:T4aTga6Oo

>>281
「へっ……っはは……くははははッ！
　そうだ。こいつだ、こいつが欲しかった。
　死んじまうようなギリギリの瞬間がァ！」

　ほとんど瓦礫の集合体のようなものに成り果てた店の中で、男は哄笑した。
　ジンジンと痺れる脚はまだ力が入りきらない。
　腕の力を使って、なんとか体を支えるという風に壁に寄りかかって体を起こす。
　背中は熱いような冷たいような痛みが交互に襲ってきていた。
　もしかしたら骨にひびぐらいは入ってるかもしれない。だがその痛みが意識を鮮明にする。

「まいっただとか、降参だとか、逃げるだとか言ってくれるなよ。
　さあもっとやろうぜ。ケンカをよォ！」

　口ではそう言いながら、立ち上がった脚は生まれたての子羊のように震えている。
　瓦礫の塊に手をついて外に出ようとするがその速度は赤子が這うようにゆっくりだ。

「アンタの剣と、オレの脚で！」

　邪魔がないなら、そのまま店の外に出てリアライザと対峙するだろう。
　それはリアライザにとっては悪夢のように。男にとっては奇跡のように。

286 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/01(金) 22:52:30.28 ID:ISzM6F490

>>284
【表向きは立派な会社と言う理屈で通しているこのEHTユニバーサリー】
【裏の情報は、極限られた人間にのみ知らされている。当然、アルティミスもその一人】
【仮に此処が落とされても世界にはまだ幾つかの支社が存在するし、例の技術を用いれば復旧も一日内で可能である為、襲撃は怖くない……と言ったところだ】

【No.4の座を耳に入れた瞬間に眉根を寄せ、深く考え込む】
【裏No.2の実力を持った魔剣士にはその座に当てはまる人物名は思い当たらなかった】
【顎に手を当てながら模索するのは良い。しかしいくら思案しても出てこないモノは出ないものなのだ】

--------それで、そのNo.4とは何を話したのです
それにその人物は、何者

【純粋でない血統からすれば手探りで答えを導き出そうとしているのだ】
【解るはずは必然的に皆無である。故、問うのだ】
【解らないモノは、“学ばなければならない”】

/大丈夫です

287 ：【満月白夜】（黒夜）>>1000【宝刀御霊】 [saga]：2014/08/01(金) 22:54:33.97 ID:xOOK87dAo

>>283
そっか………残念だ
僕は逃げるよ……死にたくは、ないから

【悲しげに顔を俯かせ、そして少女を数秒ほど見つめる】
【その目はどこか潤んでいて、心から、純粋に少女の事を悲しんでいたのだろう】

【その後、踵を返してフラフラとしながら足早に去っていく】
【いつの間にか、夜になっていた】

【いつか、許される日が来るならば】
【陽が陰を照らす事があるならば】
【少女が光を求めるならば】

【いつか、救われる日が来るならば、その時は――――――】

/これで〆で、ありがとうございました！

288 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 ：2014/08/01(金) 22:55:15.27 ID:eobdgRHH0

>>287
/乙ありでした

289 ：リアライザ　【冥剣　リアライザ】>>50 ：2014/08/01(金) 22:58:20.65 ID:eQq6145co

>>285

「……マジか。」

【なんたることだ。女は頭を抱えたい気持ちになった。いや、半分予想していたが、】
【その現実を突きつけられて、目の前が真っ暗になろうとしていた。】

【――――――絶望。】

【二人の真上に広がる夜空のように、陰鬱な漆黒が心を支配する。】
【どうする。】
【背を向けて逃げるか？剣を捨てて命乞いをするか？いや、死合を心から楽しむ相手だ、許すまい。】

「あ、ああ――――――望むところだ！　
　てめえこそ、あの程度でくたばってたらどうしようかとヒヤヒヤしたぜ！！」

【逃げ出したい気持ちを必死でこらえながら、心にも無いことを言う女。その表情はいつもの強気なそれ――――だがどこか引きつっている。】
【こうなってしまえば仕様がない。彼女は覚悟を決めた。】

「どうした。足が震えてるぜ、こええのか？」

（…！　こうなったらやるしかねえ！　５レス――――――！！）

（時間にして何分だ？　いや、いい。ともかく５レス――――！
　剣が復活するまでなんとかして生き延びるしかねえ！　冥剣が戻りゃまだなんとかなるんだ！）

【挑発しながら、女は自分を鼓舞した。】
【左手の震え――――相手とは違い、恐怖から来るそれを悟られないよう、折れた剣の柄を握る。】
【その手は冷や汗でじっとりと湿っていた。】

290 ：【デストロイキッカー】【セイパイ】 ：2014/08/01(金) 23:09:12.33 ID:T4aTga6Oo

>>289
「ありがたくて涙が出るぜ。こいつァ武者震いだ。安心しろよ」

　とは言うもののまだ完調ではない。超人的な脚力に頼った攻撃は不可能だ。
　圧し切る攻撃が得意な男としては不満だが、技に頼ることにした。

　なんとか普通に立てるまでになった男は、一歩踏み込んでリアライズの足元へ右足のローキックを放つ、
　というフェイントで、肋骨の隙間を縫って内臓を狙う中段蹴りへ変化する蹴りを放とうとした。

「シッ！」

　ピキリ、と背中が痛む。額に脂汗が浮いた。
　短期決戦だな、と男は胸中で思った。

291 ：リアライザ 【冥剣 リアライザ】>>50 ：2014/08/01(金) 23:17:24.38 ID:eQq6145c0

>>290

「き、来た…」

【相手が踏み込むと、こちらは一歩後退。ローキックを掠らせる。】
【…と思ったのだが、ローキックは来ない。しまった、フェイントか。いつもなら、後続を剣で防ぐ女。】
【幅広の剣は縦にもなる。だが今はあるべきものがなく…。】

ズンッ

「ぐっ…くそ…」

【中断蹴り直撃する。巧みに骨を縫うその一撃に感嘆するも束の間、】
【恐るべき痛みが持ち上がるのを感じた。】

「こ、このやろ！！」

【どうしようもなくなり、刃の無い剣で相手の正中線に斬りかかる。】
【当たっても大したことはないだろう。今の女の攻撃は、子供のパンチよりも低い威力であった。】

【ーーーーー後4レス】

292 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/01(金) 23:23:17.62 ID:hFioIu3To

>>286
無論、木山の研究所も修復は簡単だろうが…なぜああも秘匿することに拘るかは不明だ
騎士団長や、三条詩織等の一部の人間からは…襲撃対策以外の意図があるかと思われていた
だが、その真意は…今だ不明

常与儀家のNo.4のことを知らない素振りを見せたアルティミス
彼女からその問いが発せられるのは時間の問題で…

「常与儀華凜と彼女のもうひとつの人格の狂魅…魔剣は血奪醒です」
「今は総家とは絶縁関係にある者のようです」
「彼女とは魔剣や聖剣のこと等を話して…決闘をしました」

そして、アリサはアルティミスの学びを増やす
常与儀華凜との邂逅の出来事を全て話すことで……
//華凜とのことを話すところについては話した…ということとしてもいい気がします…全部書くのは流石に辛いです

293 ：【デストロイキッカー】【セイパイ】 ：2014/08/01(金) 23:30:04.25 ID:T4aTga6Oo

>>291
「そんなもん……ア、ギッ……ガァッ！」

　左腕を上げて受け、リアライザの無刃剣の一撃を防ぐ。
　腕はせいぜい軽く殴られた程度の痛みだ。しかし背中に走る衝撃は尋常ではない。

（骨にも神経ってのは通ってるらしいな……！）

　ピキリと痛む背中に歯を食いしばった。しかし体がぐらつき膝が落ちる。
　右腕でとっさに手を突き、完全に崩れ落ちるのを防いだ。

「グ――ッラァ！」

　そのまま誤魔化すように骨法の逆さ回し蹴りに近い、リーチを伸ばした蹴りを放とうとする。
　リアライザに背中を向ける形に反転し、踵で相手の後頭部を引っ掻けるように蹴る技だ。

294 ：【居合会心】不明【右眼を閉じた女】 [sage]：2014/08/01(金) 23:38:35.81 ID:A7EBXjALo

【夏の空、炎天下低く飛ぶ数羽の烏が間の抜けた鳴き声を上げる】　
【「雨が来るな」と一人口、刹那そらを振り仰ぐ】
【真っ白な入道雲の向こうがやや、灰色に見えた】

295 ：リアライザ 【冥剣 リアライザ】>>50 ：2014/08/01(金) 23:38:58.37 ID:eQq6145c0

>>293

「……！？」

(ダメージが通った！？どういうことだ？大した…)

【続く思考は、意味をなさなかった。先の蹴りのダメージが体をのたうつ。】
【口角から一筋の血が流れた。どうやら表面ではなく中身に重いダメージを負ったらしい。】

【崩れ落ちる相手。「本来なら」チャンスである。】
【女はまた剣を振りかぶった。しかし、その瞬間ーーーーー】

ドッ

「ぎゃっ」

【後頭部への蹴りが炸裂した。短く悲鳴を上げると、そのまま後方にたたらを踏んでしまう。】
【当たった場所が悪かった。頭部である。女は脳震盪を起こし、そのまま仰向けに倒れた。】

【後3レスーーーーーーーー】

296 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/01(金) 23:44:04.96 ID:3JF5+I9l0

>>272

機械だとか、人間だとかは、関係ないよ！僕も闘う

【二人は、力の限り大剣を振りかざす】

飛行モード！

【奈津紀は、大剣に乗って空中を飛ぶ】

【彼の能力だろうか？彼は、腕を伸ばし戦っている】

うぁぁああ！

【奈津紀は、ブースターをフル噴射させて、大剣を振り下ろす。この大剣の必殺技だ】

【しかしヌメヌメの液体で滑り力余って湖に落ちる。自分の体よりも頭一つ程の大きさのある大剣でうまくバランスをとれなかったのだろう。】

【水の中でだんだん意識がとうのいていく…】


/返レスありがとうございます！

297 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/01(金) 23:45:31.23 ID:ISzM6F490

>>292
【人格障害、情報交換、魔剣の特性……製造法、霊魔石、決闘】
【有益な情報を、目の前の少女------アリサが語るその中で、自分なりに情報を整理して学びを得てはみた】
【件の女。常与儀華凛他人格の行ではその奇妙な人物像に驚きを覚えたが、戦いかたについてはまだまだ幼稚である事が伺える】
【はっきり言って、その様な未熟者が何故、そんな情報を持っているのかは解らずのままではあるが。話を聞く限り相当な勉学を営んできた事だけ、理解した】

『聖魔剣』と、『七星剣』ですか
つい最近、覇沙と言う聖魔剣使いを倒しましたしそれは知ってますがなに、七星剣とは一体
話を聞く限り、ただ者ではないようですね

【最初の疑問は、最強の騎士団長の存在】
【木山を敵に回すアリサには障害になるであろうその人物の装備に、不穏を抱く】

話を伺い、大体の構想は理解しました
しかし、その華凛と言う者。こちらの技術を知っていると
ますます謎ですね

【次いで気になるのは、秀才の存在】
【その知識の幅には感嘆を漏らすほかなかった】

/了解

298 ：【デストロイキッカー】【セイパイ】 ：2014/08/01(金) 23:48:43.84 ID:T4aTga6Oo

>>295
「ふぅ……っぐ……ぐ、がァ！」

　ビキリ、という嫌な音を背中で聞いた。無茶な体勢から放ったせいだろう。
　ヒビが深くなり、完全に亀裂が入ったのだろう。そのままうつ伏せに倒れ込んだ。
　その衝撃でまた痛み、奥歯が砕けそうなほどに噛みしめる。

「あと、一発……！」

　あと一撃決めれば勝てるだろうと確信する。だがその一発までに時間がかかる。
　次に立ち上がって蹴る。その瞬間のために、倒れ込んだまま男は息を整えにかかった。

299 ：リアライザ 【冥剣 リアライザ】>>50 ：2014/08/01(金) 23:54:27.11 ID:eQq6145c0

>>298

「あー…くそ、今日はツイてねえ……」

【辛うじて意識を失わず、女は倒れたまま呟いた。】
【この限りで追撃が来るとどうしょうもないのだが、】
【どういうわけかそれはない。ホッと安心するのも束の間。】

「……リアライザ。リアライザ・ザーラアーリ」

【女は名乗った。】

「お前、名前は。」

【最初の問いを回収する。彼女は再び訪ねた。】
【ーーーーーーー後2レス。】

300 ：【デストロイキッカー】【セイパイ】 ：2014/08/02(土) 00:05:44.42 ID:GpSPJso0o

>>299
「アンタの名前は、覚えておく、価値がある。リアライザ……オッケー覚えた」

　フゥーと息を吐き切って、男は膝立ちになり、そしてソールを地面につけて立ち上がった。

「セイパイ」
　男――セイパイはリアライザの問いに答える。
「アンタに勝つ男だ」

　仰向けになったリアライザに近づこうとする。
　そして近づいたのなら、右足を高々と上げ、落とそうとする。

　繰り出すのは技というよりはその前段階。しかし威力に限って言えば最大級に近い。
　ただ歩く、走ることでさえ体重の数倍の力が掛かる。それに勢いと技術を全導入するただ足を落とすだけの技。
　中国拳法で言う震脚だ。

　剣で言えば上段斬りが強力なように、上から下へ落とす攻撃は重力を活用するため非常に強い。
　故に、地面にいるリアライザに対してこれ以上の攻撃はなかった。　

301 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/02(土) 00:10:23.33 ID:amnRdS2B0

>>297
アルティミスに常与儀華凜の情報を教えたアリサはアルティミスがそれを整理するのを待つ
アルティミスのことだ、どうせ知識を掘り下げるための質問を重ねるに違いないと思いながら

「七星剣については私を含む誰も正確な情報を持っていないと思われますね」
「騎士団長自体が強力過ぎてその力を発揮しないと聞くので…私とアルティミスが同時に奇襲を掛けても七星剣は目を覚まさないとすら思える厄介過ぎる壁です」

七星剣の持ち主フォーアライター=サブジェクト=アインについては実はもうこの街に現れている
木山鈴音の回収に向かったからだ
アリサの目下の最大の障害であるかの騎士にアルティミスが不穏なものを感じて疑問を呈しているが…こればかりかはアリサには分からない
あまりにも騎士団長が強力であり、慎重であるため…情報が足りな過ぎたのだ

「華凜については地道に努力をした末に莫大な知識を得れたのだと思いますが…もう謎ですね」
「私達もあの知識量を手に入れるだけの努力をせねばなりませんね」

人類最強をも唸らせる秀才
だが、彼女は天才とは呼ばれていない
途方もないほどの努力を重ね、時に泥を啜って手に入れた称号を持っている
故にアリサは学ばねばならないと感じていたのだ
かの秀才の、努力を

302 ：リアライザ　【冥剣　リアライザ】>>50 ：2014/08/02(土) 00:24:20.43 ID:n3fcIaEWo

>>300

「四文字か……覚えやすくっていいねえ…ぐふっ」

【吐血しながら女は軽口を叩いた。全く驚く程の強さである。】
【剣が完全な状態でも、これほどの強者ではまともに打ち合えるかどうか分からない。】

【今のリアライザに抵抗する余力は無い。やすやすと近づけるだろう。】
【彼女は一歩一歩――――相手の足音が、死神のそれに思えた。】

「私は―――――」

【反射的に、剣を持った手を腰へ――――――その刹那、】
【地を砕かんばかりの男の震脚が、彼女を大きく撃った。相手の狙った位置に、】
【これ以上無いくらいの直撃であることが分かるだろう。】

【その瞬間、彼女の手がぱたりと地面に倒れ落ちた。】
【そして訪れる静寂。死合を終えたそれが場を包み込む。】

【だが、】

「…………はは」

【―――――――――彼女は「生きて」いた。】
【満身創痍、精魂尽き果てたような表情であれど、彼女は確かに死んではいない。】
【震脚も確かに直撃している。手応えは男も感じた筈だ。】

「……セイパイ…といったなぁ…」

【女は最後の力を振り絞って刃の無い剣を―――――正確には柄（鍔）を相手に向ける。】
【どういうわけか、その柄尻には―――――――紅で象られたホルスターが差し込まれていた。】
【腰だめに彼女が下げていた物だ】


「―――――――――おしかったな」

303 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/02(土) 00:29:49.89 ID:pu7wV7CN0

>>301
【最強か。彼女は思案する】
【思えば双璧と呼ばれる人物もいた事だ。たに最強と呼ばれる人物が居たとして、可笑しい事は微塵もない】
【それなのに何故だろう。この途方もない焦燥感は。恐怖している？　いやいやそれはあり得ない、ならば、何------？】

まぁその人物に関してはなるようになるでしょう
“人類で最も最上の私に、叶わないとは到底思えませんから”
それにその強さが仮に微弱な異能であったとしても、“学び得る”。それだけの事でしょう

【今はよそう。最高の信頼者の前で無様な様は晒せまい】
【やるならば徹底的に。最強はこの世に一人だけで良い。二人目はイレギュラーなのだ。そう、私のように】

【額に浮かぶ冷や汗を拭い、残りの液体を喉に流し込む事で気を和ませる】
【ADPTS.1&2。未だ手会わせもまだである。事は急かす事ほど重要ではない】

一度対面してみますか。華凛、〈ボギサリム〉に
そして見習いましょうアリサ。私達の知識の幅を、視野を広くする為に

【学びとは、始まり。学ぶ事で全ては始まる】
【運命《とき》の歯車は噛み合い、刻み始める】

304 ：【デストロイキッカー】【セイパイ】 ：2014/08/02(土) 00:36:29.89 ID:GpSPJso0o

>>302
「げほっ、えほっ……！」

　震脚の衝撃は自身の骨を完全に折った。亀裂ではなく単純骨折だ。ズレるのを感じた。
　ぐしゃりと地面に膝から崩れ落ちた。立ち上がるチカラなどもう残っていない。

　しかし手ごたえはあった。自分自身の勝ちを確信してリアライザを見た。シン、と静まり返った空間。
　自分と彼女以外、すべてが掻き消えた集中の中の世界。
　だからこそわかった。命の気配がかすかに感じ取れた。彼女は生きている。
　
「まさ、か……」

　彼女が持つ剣の柄尻に嵌るモノ。それ見てセイパイは誤解を理解した。
　剣が復元、多少伸びる。それは便利で使える。しかしリアライザの言う冥剣というには仰々しい。
　なぜ見落としていたのか。彼女が持つチカラの本命は、むしろその特異な鞘にあると。

　彼女の狙いと真のチカラは解らない。
　だが分かっていることがある。セイパイにはそれを回避するだけのチカラはもうなにもなかったということだけ。
　その狙いはすべてが正確に決まるだろう。

305 ：リアライザ 【冥剣 リアライザ】>>50 ：2014/08/02(土) 00:47:02.59 ID:n3fcIaEW0

>>304

「……私の得物には、刃を仕舞う鞘とは別に、柄にはめ込むホルスターがある。」

【ｷｨｲｲｲｲﾝーーーーーー細かな音を立てながら、銀色の光が鍔元に収束する。】
【歩ける男、対して満身創痍の身では、女は動けない。しかし、】
【四肢を動かさずとも、彼女の愛剣ならばーーーーー「冥剣」であれば、】
【『それ』が可能であった。】

「ホルスターの能力は……もう分かるな。「重力の緩和」だ。」

【最後の力を振り絞り、女は叫ぶ。】


「残念だったな！！ 戻れ『冥剣』！！」


【白光。】
【再び形成された刃が、相手めがけて伸びてゆく。】
【もっとも、欠点が一つだけあった。その殺傷能力は、女の今の精神状態、そして、】
【ホルスターの能力の副産物により、極めて落ちているのだ。通常の「冥剣」の刃なら確実に相手を殺せる一刀だが、】
【現在はその限りではない。相手が生き残るか死ぬか、それは定かではなかった。】

306 ：【居合会心】不明【右眼を閉じた女】 [sage]：2014/08/02(土) 00:57:16.07 ID:zAKes4h7o

【湿気の多い空気、からっとした爽やかさなどある訳もなく、あるのは陰鬱】
【虚空を見詰める屍の側、能力者特有のそれ、宝玉を片手に女は一礼と一人口】
【下方を見やれば、地に滲む血液がその領域を増加させていた】

【刀の柄尻に、ぽつり雨粒が落ちた】

307 ：【デストロイキッカー】【セイパイ】 ：2014/08/02(土) 00:57:32.82 ID:GpSPJso0o

>>305
「せっかく名前覚えたのに……やっぱりムダになっちまったじゃねェか
　冥剣リアライザ、だっけか」

　そう言いながら男は笑った。光の刃が心臓を貫く。正確に、明確に。
　だが男にとっては満足いくものだった。心残りは自分が勝てなかったことぐらいだ。

「……倒れるなら、こっちだよなァ」

　刃が抜けて、支えがなくなった。セイパイの体はぐらりとよろめき、そのまま前に倒れ込んだ。
　心臓からあふれた血が、光の刃を赤く染め上げる。
　セイパイの体の近くに宝石が一つ転がり落ちた。宝石が止まると同時に男の命も尽きた。

セイパイ 死亡

/遅くまでありがとうございました。楽しかったです！

308 ：リアライザ 【冥剣 リアライザ】>>50 ：2014/08/02(土) 01:03:12.31 ID:n3fcIaEW0

>>307

「はぁっ！ はぁっ！」

【「冥剣」を元の長さに戻す。男が倒れてもまだ、女は安心できなかった。】
【その剣を杖に変化させると、支えにして立ち上がる。】
【近づくのはどうにも恐ろしい。今にも起き上がって襲いかかって来そうな気がした。現に、】
【それほどの畏怖を男は持っていたからである。】
【心臓から血が溢れ、そして宝石が転がり落ちて女の足元へ。】

「助かった………」

【大きくため息。女はへたり込むと、しばらくそこから動けなかった。】

/お疲れ様でしたー！こちらも楽しかったです！

309 ：リアライザ 【冥剣 リアライザ】>>50 ：2014/08/02(土) 01:18:20.13 ID:n3fcIaEW0

>>306
/まだいますかね？
/戦闘にならないかもしれないですけどいいですか。。。？

310 ：リアライザ ：2014/08/02(土) 02:04:25.13 ID:n3fcIaEW0

>>309
いないようなので取り消し

311 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/02(土) 09:06:08.09 ID:amnRdS2B0

>>303
騎士団長曰く自分は最強でもなんでもないそうだ
では、あの人は何なのか？
調律騎士全員に与えられた問いに答えられた者は誰もいない
だからこそ、人類最強に恐怖を抱かせる何かを騎士団長は…得ていた

「そうですね。人類で最も上のアルティミスを私が支えれば…あるいは」
「ええ、アルティミスの学びには騎士団長も勝てませんよ」

最高の信頼者であるがゆえに弱さを晒さぬアルティミスをアリサは肯定する
最大の信頼こそ最強なのだから
ADPTS.1&2の手に掛かれば不可能などないはずだから
…今は、それしかないから

気を和ませていくアルティミスを見てアリサも精神を落ち着ける
今は、それでいい

「ええ、そうしましょう」
「私達は単純に力だけを強くするだけではダメです」

巨大な機械から離れた歯車は別の機械の歯車と噛み合った
ここでは、どのような始まりを機械は吐き出すのだろうか?

//寝落ちすみません…

312 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/08/02(土) 10:00:56.12 ID:bUH5p4t1o

荒らす

313 ：【橘直哉】【重槍機兵】 ：2014/08/02(土) 10:32:00.95 ID:hLDEAS/T0

はっ！
(カチン！)
よいしょ、どうかな！？
【槍の先端が開き超高温のプラズマが発射される】
あっ....
【プラズマ弾は目標の旧式戦車ではなく14mも離れた植え込みに】
(ドガガガガガガガガーン！！！！)
【凄まじい爆音が響き植え込みの半径30mはクレーターの様になった】
また失敗か....
「よし、訓練終了。次回はマッチング調整を行う。」
了解。
【敬礼をし、上官の大尉が返すと手を下げ、槍を格納庫に収めると訓練場から出た】
困ったね....どうすりゃいいんだ？
【腕を組みながら悩む】

314 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/02(土) 13:28:34.89 ID:pu7wV7CN0

>>311
【率直な恐怖を感じただけに、不穏を隠せないだけに焦りが見える】
【実力は解らないし実体は見えないけれど、それは相手も同じだ。それに相手は、ADPTS.2の存在を知らない】
【学びの先にある究極の力は未だ得てはいないけれど、信頼すべき者がいるから、負けない。否、負ける事は許されない】

学びの刃。それが学びの正体
この八城からの伝承魔剣には、学習の力が存在している
アリサが言ってくれたように、この刃折れぬ限りは負ける理由は皆無

【重い。止めよう】
【やはりこれはその時話そう。なるようになるだろうし、今は悩んでも無意味だろうから】

『天消』と言う殺し屋があるそうです
会うのなら先ず、仕事依頼と見せかけなければなりません
今日はもう無理かも知れませんが、何時か会いに行きます

【華凛と思われる人物が営む仕事の情報はある】
【不定期故、特定は難しいのだが、既に何人もの被害者が出ているのだ。知らないはずはあるまい】
【ただこの話も、あーだこーだ言っても今は、行動できないのが現実であるが】

/大丈夫です

315 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/02(土) 13:48:15.81 ID:amnRdS2Bo

>>314
人類最強には右腕がいる
騎士団長も知らぬ右腕が
人類最強を更なる高みへと登らせる切っ掛けとなるであろう、右腕が

「学習…なるほど、アルティミスの魔剣は受けた攻撃を学んでいく…のですね」
「その刃が折れたら、私があなたの剣となりますよ。どんなときでも負ける理由などは私達にはありません」

何かを話したいのはアリサにも分かった
だが、話すときでないなら待つしかない
話すときが来たなら…ただ話を聞こう
どのような話でも、全て受け止めよう


「…その時が来たら私が華凜にあなたの殺害を依頼しましょうか？」
「私なら華凜と親しいので、断られることはないでしょうし」
「あなたのことを華凜は知ってるようなので、華凜にあなたが会いに行けば怪しまれそうですし…」
「まあ、今日はそうですね…無理そうです」
「なので今日はゆっくりと過ごしましょう」

華凜との接触は…仕事と言えば簡単のようだ
まあ、街を歩いていたら声を掛けられそうなものでもあるのだが…
と、アリサは思ったがどちらにせよ今は実行に移せない
今は、何もできない
なら…この時間を楽しむことしか、できない
左腕となる女性との親睦を深めることぐらいしか…できない

316 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/02(土) 14:07:31.17 ID:pu7wV7CN0

>>315
【返答を伺って、力強い部下……、否。信頼者が出来たものだと、思った】
【作戦随行等では互いにコードネームで連絡を取り合い、形式は部下とはなるのだが、今一少女を部下と呼ぶのは違う気がしてならなかった】

私から会いに行けばこちら側からの襲撃だと思われるでしょうね
だから、そうして貰います。アリサの言うように貴方なら怪しむ要素はないでしょうからね

【空き缶を掴んでごみ箱に近付き、ぽいっとそれを捨てながらアルティミスは応答する】
【的確なスケジュールを立てるのはどうも、自分よりアリサの方が向いているななどと思案しながら】
【アリサには申し訳ないが相手をするのは木山だけではなく、スターチスグラジオラスやCECR、王座等の多勢力も含まれる】
【------勿論、一般異能保持者達も】

今日はなんだかんだ言って疲れましたね
後数時間で《ジ・インフィニティ》は調整完了ですか。楽しみですね

317 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/02(土) 14:39:50.27 ID:amnRdS2Bo

>>316
上司と部下
これが人類最強と騎士との書類上での関係だ
だが、あくまで書類上での関係だ
実際は…違うのかもしれない

「分かりました。では今度街で華凜にあったら依頼しておくので…その時は頼みますよ」

アリサはまだ僅かに液体の残る缶を弄びながら華凜とアルティミスを接触させる計画を練る
自分にこんな適正があると思われているとは露知らずに
アリサはまだそうとは知らないが…アリサは調律騎士時代と似た生活になるのだろう
数多の能力者による組織と昼夜戦い続ける生活に
だが、違う
信頼できる人物に…背中を守られることができる
だが、一般異能保持者とも戦うことまでは、アリサは知らなかった
調律騎士団時代では騎士団長がしっかりしていたお陰で木山と関係のない能力者は自分から殺さなかったのだから

「環境の変化とは…疲れるものですよ」
「私用のCT-ユニット…ええ、とても楽しみです！」

アリサの顔には疲労の痕が濃く刻まれている
だが、それを苦と感じているかと言えば…違っていた

318 ：カクゴ 《覚悟》（>>942）【魔王】 [sage saga]：2014/08/02(土) 14:44:55.17 ID:1lSCKPFd0

【荒廃の地、静寂の旧広場】

【かつて賑わいを見せていた場は今や廃墟が如き無人、虫の羽音すら響かぬ無音】
【不気味なほどに静まり返った無人の地に仁王立つは一人の男――否、"巨漢"】
【白銀の髪を疾風に揺らし、紅蓮の瞳はただ一点を見つめる。真紅の視線の先、旧広場の中央部に位置する箇所】
【既に崩壊寸前だったそこにはまるで巨大なクレーターが生じたかのような、"穴"と呼称するには余りにも大きなそれが生まれていた】
【惨状、まさにその言葉が的確とも言える現場、しかしそれだけではない。破壊された広場の中央部、倒れ伏すのは一つの屍】
【命尽きてもなお決して己の愛刀を離さぬ屍の勇姿。もはや動く事はあれど生前の意志を推察するのは余りにも容易すぎるであろう】


――貴殿は、紛う事無き戦士であった……


【ぽつり、永遠に続くかと思われた静寂は他でもない漢の呟きにより破られた】
【荒廃の地に響くは賞賛の言葉、不思議なほどに澄み渡った声は漢が"認めた"証】
【刹那、戦痕の場に通るは一陣の風。翠色の疾風は"二人"の髪を優しく撫で、彼方へと消えていった】

319 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/02(土) 15:08:02.29 ID:pu7wV7CN0

>>317
【計画を怠るヘマはしない。するはずはない】
【最上なのだから。それに見合った事をするまでだ。それは寧ろ、逆に殺してしまってまでも仕方がないと思えるほどに】
【執念で動くのではない。恨みで動けば少なからず隙は生じてしまうからだ。その時は遠くないから、万全を期した状態であらなければ……】

頼みました
私は準備をして待機ですか

【そう。護らなければ】
【悪を以て正義を貫く。悪を以て虚悪を滅ぼさんとするのみ】
【私は手を染めたから。もう汚いから覚悟は出来ている。対策を錬るのは容易】

まおそれは、寝ながら待つとしましょう
アリサも疲れが伺えますからね

【奥の部屋。そこに見えるシングルベッドはゆうに三人は寝れそうな広さだ】
【だけどアルティミスはアリサを寝るように仕向けた。やりのこした仕事があるのだ】

320 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/02(土) 15:51:18.77 ID:amnRdS2Bo

>>319
アリサは、アルティミスがやり遂げると信じている
最上だから…ではなく、上司だから…でもなく、
信頼者として、

「襲われやすいようにしてれば…それで大丈夫です」
「できるだけ、自然にね」

護るために、アリサは一般異能保持者に手を出せるのか？
真なる悪に手を染められるのか？
それは、人の温もりを覚えた騎士には……できるのかもしれない
信頼の、ため……ならば

「ええ…そうしましょう」
「ふぁぁ…確かに少し疲れたような気がします」
「あれ…アルティミスはまだ寝ないのですか…？」

パーカーを脱いでアルティミスの衣服棚の片隅に置かせてもらい、水色のシャツ一枚になるとアリサは欠伸をしながらアルティミスに問い掛ける
まだやることがあるのなら…できれば手伝いたいな…なんて考えながら

321 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/02(土) 16:20:43.96 ID:pu7wV7CN0

>>320
善処します
自然に襲われるのは少し、難しいですけどね

【表情が不覚にも緩んだけれど、直せないから気にしない】
【世界は変わる。非異能保持者だけになれば、自害するつもりでいた】
【でもアリサの存在で、その決心は揺らぐ。不覚にもらしくない】
【アリサは多分ついてきたいのだろう。それは構わないが何分残した用事とは“秘匿事項”】
【最近になって創造しだした人工生物研究の一環だった】
【アリサには悪いが、見せられない】

いえ。後二時間程寝ません
先に寝ていただいて構いません。少々酷なものなので

【脱いだスーツを羽織直しそう言う】
【アリサの貌を訴えるような視線で眺めながら、申し訳なさそうに】

322 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/02(土) 16:33:46.14 ID:G0QV0wq10

>>318

―――カチャ、カチャ、と翠色の疾風に運ばれ、金属が同士が擦れて鳴る音が聞こえては来ないだろうか。
その風が髪を撫でたのは、二人ではなく三人だったという事だろう――足音は不意に止まり、代わって再び風が吹く。


「冒険者ギルドの者だ。……今し方、巨大な爆音がしたとの通報が在ったが――、」
「……其れはお前が全ての要因。間違い無い、な？」


振り返れば少年。彼の巨漢と呼ぶに相応しい肉体を見れば、赤子同然の……少年だった。
先程の足音と共に響いた音色は、全身を纏った黒鉄色の鋼の鎧による物。
白銀の短髪に黄金の瞳、鎧の隙間から露わになる腕の節々や足は、それなりの筋肉が付いていて―――中々の出で立ちだが、
しかしやはり、例えば戦闘に縺れ込んで決着を付けよう物なら、……赤子の手を捻る様、で終わってしまう、そんな所。

ただこの少年、まあ勿論誰が見てもそうなのだが――爆音と共に生成されたこのクレーターを、
眼の前の男が創った物だと判断した。決めつけて言う辺り、かなりの確信があった様だ。
しかし「冒険者ギルド」なるものに所属している彼は、恐らく自警団にも似た活動を行っている、
つまり治安維持の為にこうして事情を聞きに来たと言うだけなのだ、端から戦闘をしに来た訳では、決して無く――、

その証拠に、彼の両手には一切の武器が握られていなかった。初手を取ろうともしないし、
警戒心さえ感じられるが、その先のオーラは放たれていない。……睨む瞳だけが、全てを主張していた。


/まだいらっしゃいましたら！

323 ：カクゴ 《覚悟》（>>942）【魔王】 [sage saga]：2014/08/02(土) 16:41:25.46 ID:1lSCKPFd0

>>322
/一応居りますが、他の方と絡み中なのでは？

324 ：リアライザ　【冥剣　リアライザ】>>50 ：2014/08/02(土) 16:48:40.59 ID:n3fcIaEWo

【あまり人が来ない公園。】

「……っ！　……っ！」

【黒のタンクトップに青のズボン、腰に袖で結んで巻きつけた黒のコート。】
【長い髪に銀色のメガネ、そして背中には大きな一振りの剣…の鞘。そんな女、「何でも屋」？の彼女は、】
【日課の稽古を行っていた。大きな剣で素振りを行っている。】

「あいたたた……畜生あのやろー…思いっきり蹴りやがって…いたたた」

【万全ではなく、負傷しているらしい。脇腹を抑えて顔をしかめていた。】

325 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/02(土) 16:49:05.47 ID:G0QV0wq10

>>323
/置きレスでしたっけ？そちらに移行したので大丈夫ですよ！

326 ：カクゴ 《覚悟》（>>942）【魔王】 [sage saga]：2014/08/02(土) 16:54:01.33 ID:1lSCKPFd0

>>325
//わかりました、では暫くの間ですがよろしくお願いします
//お節介かもしれませんが、置きレス形式に移行したというのはお相手の方にも報告しておいた方がややこしくならずに済みますよ
//置きレス形式というものはパー速ではなく主にしたらばのロールスレでロールすることを言いますので、長々と失礼しました

327 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/02(土) 17:07:33.96 ID:amnRdS2Bo

>>321
アルティミスの表情が緩んだのを見たアリサは…少しだけ嬉しそうであった
誰かを笑わせることは、やはりいい…などとアリサは思っていた
未だに『アリサ・セリアー』を取り戻せないアリサ…だが、彼女は全うな人間として育ちすぎたのだ

そんなアリサという歯車は、アルティミスという歯車をほんの少し歪ませたのかもしれない

そして、アルティミスの研究は…木山でも行われ、機械を取り入れた人工人間という形で一応成功した研究は…アリサが見たなら大きなショックを受けたに違いない
見せないというアルティミスの判断は、正解だろう

「…なら先に寝てしまうこととします」
「無理はしないでくださいね」
「では…おやすみ、アルティミス」

そう言うとアリサは奥の部屋に入るとベッドに入って泥のように寝始める
スヤスヤと寝息を立てるその顔は…充足感で満ちていた

//これで〆…ですかね？4日間も掛けてしまってすみませんでした…絡み、ありがとうございました！

328 ：カクゴ 《覚悟》（>>942）【魔王】 [sage saga]：2014/08/02(土) 17:17:18.29 ID:1lSCKPFd0

>>322
カチャ、カチャ――唐突、風の音とは明らかに異なる"ナニカ"の音が静寂の地に響き渡る。
やはり来たか。確信にも近い予測は見事に的中。今日という時間（とき）は存分に楽しめる。


「――いかにも、この場に正々堂々の"決闘"《闘い》を仕掛けたのは某の他に在らず……――」


にやり、口角を僅かに上げれば今まで味わったことのないであろう"威圧"が乗せられた言葉が背後の少年へと向かう。
だが巨漢は振り返ることはしない、背後から感じる強者の持つ僅かな『気（オーラ）』、それだけで少年の実力を悟ったのだ。
しかし妙なことに、背後の戦士からは一切の闘気を感じられない。それ即ち男に闘う意志はないという事、故に巨漢は振り返らない。
少年の目先の巨漢、漢は紛れもない闘士なのだ。彼が拳を向ける相手はそれ相応の意志がある者――ならば彼の行動もなんら可笑しくはない。

漢は単純に少年をかなりの実力を持つ"強者"だと認識している。しかし、"それだけ"―――、
自身と闘う意志がないのならば、それは"戦士"と呼ぶには相応しくない。ただ純粋に実力を持っているだけなのだ。
故に巨漢は、覚悟は少年に興味は湧かぬ、少なくとも今という瞬間は――

覚悟は少年を見ない、それは正しく剣士にとっては侮辱とも取れる行動であろう。
そしてそれが剣士同士ではなく全く異なる戦闘法を持つ者ならば一層、それを踏まえての漢の行動か、
崩壊寸前の地に一陣の風が運ばれる。それは小さく覚悟の黒金のマントを揺らし再度旅立ってゆく。

329 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：緑 [saga ]：2014/08/02(土) 17:33:05.19 ID:aAIwhF770

>>324

『随分熱心ダネェ、嬢チャン』

【稽古に励む女性に声がかかる】
【奇妙なことに、声が発せられた方を見ても目に映るのは公園のベンチだけ】
【ベンチの下には大きめの石が落ちている……しかし、すぐに気付くだろう　その��石�≠ﾌ正体に】

【石の色が灰色から見る見る内に変化し、あっという間に鮮やかなエメラルドグリーンへと変わる】
【そして、石が��動いた�＝z

『マ、俺ニハ��稽古�＜_トカ��練習�＜_トカヲスル意味ッテノガ分カンネーケド、ナ』

【石の正体は、灰色に変色して塒を巻いた「カメレオン」】
【鮮やかなエメラルドグリーン……皆がイメージしやすい｢カメレオンの色｣になった彼は、値踏みするかのように女性を見据えている】
【��喋るカメレオン�≠ﾆいう、UMAとの遭遇とも取れるこの出来事　彼女はどう反応するだろうか】

//まだおられましたら……！

330 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/02(土) 17:38:12.87 ID:G0QV0wq10

>>328

「……事情聴取、……同行願えるだろうか。」

"決闘"だというのなら、決着が付く以前に両者に同意が成されていた。……恐らく違法性は、無い。
だがそれは、彼の言葉が真実だと仮定した場合での話だ。闘って勝って、罪を逃れる為に……決闘という言葉を悪用する事だって出来る。
ならばその真実を突き止めるのが、このギルドの意向。―――飽くまで、彼が所属するギルドの、意向だ。

彼は振り向かない。自分の事等、その辺りに転がる小石と同じと見做されているのだろうか……、
確かに、彼の前にすれば自分の力などちっぽけだ。どんな剣を握ったとしても、最終的な結末は、見えている――、
ならば法的な盾に頼るしか無かった。事情聴取、恐らくは彼のギルドの本拠地で行われるのだろうが、


「………何も無ければ数分で着く。そして何もしていなければ、1時間経たない内に解放される。……だから、」


……彼がそんな物に興じる筈が無いと。住む世界が、丸で違うのだと……少なくともこの少年は、そう確信している所があった。
だが、コレは強いて言うならマニュアル。心的に落ち着いている当事者が居れば、まず事情聴取……すれば良いのだと。
――少年は従う。これが自分の出来る事の中で、最も良い選択肢だったから……敗北は、目に見えているのだから。

振り向きもしない彼に一歩一歩、少しずつ近付いて。同行を促すのだろう……侮辱を、噛み締めながら。
しかしこの事実を客観的に表現するのなら、この少年は今、全てに"耐え切った"。そう言えるのだろう。
二人の間合いは、普通の剣であっても問題なく斬られる程に縮まった。……それでもこの少年は、何をする事も無い―――


/あああすみません、したらばでのロールのことを置きレスというのですね……
/まだ勝手をよく理解していないもので……ごめんなさい。

331 ：リアライザ 【冥剣 リアライザ】>>50 ：2014/08/02(土) 17:42:37.87 ID:n3fcIaEW0

>>329

「あん？」

【しかめっ面のまま女は振り返った。しかし、黄昏の風が長い髪を散らすのみ。】
【人の姿は見当たらない。ところが、気のせいだと思ったのも束の間。】

「………」

【カチン、と剣を背中に戻す。その瞳は、石に向けられていた。】
【いや、「石だった」物だ。痛みが収まると、そちらへと歩いてゆく。そして、カメレオンをよく見るために屈んだ。】

「うるせ」

【ｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘ…と彼(あるいは彼女)をやろうとするだろう。】

「随分と饒舌なトカゲだな、ええ？」

【ｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘ】

/いますよ！よろしくお願いしますー

332 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:顔（腫れ）【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/02(土) 17:55:59.40 ID:pu7wV7CN0

>>327
【数奇な運命にある二人の、“交わるはず無かった二人”】
【だけれど運命の気まぐれで、ガッチリと噛み合ってしまう】
【それはアルティミスの生き方に大きな歪みを生じさせ、狂わすには丁度良かった】
【新隊編成に向けて作られる酷な研究も、アリサの存在でもしかしたら終演を迎えるかもしれない】
【木山と違うのは、完全な人間の創造。そして作られたそれは、アリサのお陰で僅か二体だけだったらしい】

【そして時刻は夜中を周り】

……寝顔は、美しいものです
お休み、アリサ--------

【アリサの横で眠るのだった】
【翌日。部屋も空き、新型CT-ユニット《O-VTL.VSAT〔オーヴィタル.ブイサット〕ジ・インフィニティ式》を支給されたアリサは、晴れて正式にAATに入隊した】
【その後は面会式等も行われたそうだが、それはまた別の話としよう】

/こちらこそ有り難う&お疲れさまで御座います！
/またご縁があればー！

333 ：カクゴ 《覚悟》（>>942）【魔王】 [sage saga]：2014/08/02(土) 17:58:56.85 ID:1lSCKPFd0

>>330
一歩、また一歩と、少年が近づいて来るのが感じ取れる。同時に少年の意志を汲み取った。
彼は耐え切ったのだと、自身に渦巻く感情という逃れられる宿命を殺してまで、自身の任務を遂行しようとしているのだと。
本来ならばそのような心掛け、十人中九人が褒め称えるだろう。よく耐えたと、よく我慢したと。
しかしそれはあくまでも"九人"という割合の場合――少年の推察通り、目の前の巨漢は生憎少数派に位置する者なのだ、
ならば、覚悟にとっては少年の強固な"意志"など余りにもちっぽけ過ぎた。


「――…自身の意志を殺し、敗北を恐れ法に頼るか……全く持って下らぬ…――」


漢から返された言葉、それは少年の生き様を全て否定する内容のもの。
少年の瞳に映る巨大な背中、そう、背中を向いているのにも関わらず強大すぎる"闘気"を感じられるだろう。
二人の世界観などまるで違う。剣士と拳士、その圧倒的な壁は決して崩れ去ることはない、壁は乗り越えるのだ。

時間にして数秒、二人の漢の距離は最早初手を放てば避けることなど叶わぬような距離。
しかし――…否！だからこそ、覚悟は未だ振り返る素振りをも見せない。
それは"戦闘"になる事もないが、同時にこの状況が解決することもないという事を表すには十分だった。

334 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：緑 [saga ]：2014/08/02(土) 18:00:35.86 ID:aAIwhF770

>>331
『……？……アァ、マァ喋ルカメレオンッテノモ珍シイカ、ナ』
『オット、写真ハ撮ルナヨ　俺ノ立場的ニイロイロト面倒ナイデデデデデデ』

【女性に突然押さえつけられ、ジタバタともがく】
【グリグリと動かされ、眼は今にも飛び出しそうである　少しグロテスクな光景だ】

『イデー！イデーッツーノ！動物愛護団体ニ訴エルゾッ！』

【見た目の危うさとは裏腹に、本人は女性へ怒るだけの余裕はあるらしい】
【…喋るカメレオンが泣き付いてきたら、流石に気味悪がって相手にしてくれないのでは無いだろうか】

【そして】
【カメレオンの体色が突然変化した】
【始めは目の辺りから、次第にじわじわと広がるようにエメラルドグリーンが赤く染まる】
【怒っているのだ】

335 ：リアライザ 【冥剣 リアライザ】>>50 ：2014/08/02(土) 18:11:23.66 ID:n3fcIaEW0

>>334

「あ、あれ…なんだか色が」

【と思うとようやく女は手を離した。】

「おい、どしたの…。あれ、もしかして怒っちゃった…？
な、なんだよ。冗談が通じない奴だな。トカゲってのはみんなこうなのか。」

【と、気まずそうに頭を書く。普通なら、自分よりも小さな相手。小動物にこんな態度は取らないのだが、】
【どことなく相手は貫禄がある。言うなれば自分よりも年上のような。なにより人語も話すときており、】
【どことなく違うことを感覚で悟ったのかもしれない。気の強い彼女らしくなくタジタジとなる。】

【さてどうした物かな、と女は手持ち無沙汰げにポケットに手を突っ込んだ。】
【拍子に吊るした紅のホルスターが揺れる。】

「あ、」

「これ食べる？」

【と、ちょうどポケットに入れていたスナック菓子を差し出した。】

336 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/02(土) 18:17:38.29 ID:G0QV0wq10

>>333

「……そう、か………そう、だろうな……」

"下らない"……予想通りだった。法だとか人工的な秩序だとか、そんな物に彼は囚われることは決して無い。
ならばと少年は、再び彼の元から離れる。……7m、8m、9m……十分な間合いが、徐々に生まれていく――。
ただその言葉の意味が、歩みの意味が、彼には何と伝わっただろうか。……振り向けば、答えが見える。

握り締められた拳、不意に解かれれば生まれた空間一杯に、闇色の粒が凝縮され―――
刀身は比較的細く靱やか、しかしながらギラリと鈍く光る、長い長い刃……全長2mはあるか。
"大太刀"と呼ぶに相応しい剣が、生成された……その武器が意味する所は当然、


「………だが、……"コレ"なら、"アリ"なんだろう？」


敗北を悟りながら闘う独特の恐怖……ある一定の強さを持してからは襲われる事のなかったそれを、
今、無数の鮮血の臭いと共に思い出す―――無意識の内に生まれる震えを、力で押し付け抑える。
同時、笑う……自分よりも強い人間と、否遥かに強い人間と闘う事。その純粋な、"面白さ"に―――、

その面白さを、不意打ち等と言うつまらない物で穢してしまってはならない。これは他ならぬ、自分の為。
故に、態々距離を取ったのだ。一対一、全てを含めた"強さ"をどちらが有するのか、その決闘に相応しい舞台として。

黒鉄色の兜をはめ直し、太刀を両手でシッカリと握れば、腰を落として構える……この動作だけで彼の全てが分かる。
彼の背から感じられる闘気は、自分と比べようとした所で比較にならない程に強大……間違いなく平伏すべき、対象。
しかしそれに抗ってみせるのが、この少年の"素"であり、"本性"だった……故に、強者であると同時に、綻びがあって―――

337 ：【詐鞘器】>>54【オギシマ】 ：2014/08/02(土) 18:19:00.26 ID:vvDcM/yjO

運転手、ここで停めてくれ

【駅前に一台のタクシーが停まる】

はいどうも、お釣りはいらないよ

【中から白いイスラム系の服に身を包んだ男が降りてくる】

いやー…久しぶりだなぁ…ここに来るのは

さーて、まずはどこに…！？

【振り向いたらタクシーは消えていた】

…荷物降ろすの…忘れた……

【そこに残ったのは一文無しのアラブ人？だけだった】

338 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：黄色(眼は赤) [saga ]：2014/08/02(土) 18:31:51.34 ID:aAIwhF770

>>335
『ヒュシーーーッ！！』
『痛ェンダヨ、ボゲッ！！』

【独特の威嚇音を出しながら女性を怒鳴りつける】
【そして、ダカダカと走って女性から離れてしまった　機嫌を損ねて逃げてしまったのだろうか】


【……いや、違う　近くの木に登り、2mほどの高さの枝から彼女を見下ろしている】

『ッタク………ン、ナンダソレ』

【女性の取り出したスナック菓子に興味を示したのか、体色が黄色く変わる】
【ただし、眼の辺りは未だに充血したかのように赤い】

『美味ソウダ、ナ』
『「オ詫ビ」ニソイツヲ寄越シテクレテモ良インダゼ』

【妙に態度がデカい】

339 ：名前：リアライザ / 能力名：【冥剣 リアライザ】(キャラ概要>>50) ：2014/08/02(土) 18:40:35.56 ID:n3fcIaEW0

>>338

「おー…すげ。やっぱ身軽だな。」

【サッサと樹上へ駆け上がる様子を、立ち上がって見ていた。】
【自分じゃああはいかない。なぜかカメレオンと自らを比較しながら思う。】

「あ、はい。どうぞ。」

【カメレオンには、態度もさることながら風格がある】
【言うなれば重鎮っぽい雰囲気だ。それに飲まれ、女は菓子を差し出した。】



「………………ちょっと待てーい！！」

【我に返る。】

「おいコラ、で、お前なんなんだ一体。言っとくがただのトカゲとか言うなよ。こんだグリグリじゃなくて叩き切るぞ。」

【(菓子を食べているであろう相手)の頭を今度は、痛くないようコンコンとつつくと尋ねた。】

340 ：カクゴ 《覚悟》（>>942）【魔王】 [sage saga]：2014/08/02(土) 18:43:11.20 ID:1lSCKPFd0

>>336
再び背後から感じる『気《オーラ》』、それは紛れもない一つの"闘気"。
想像以上の少年の闘気に思わず嗤いを浮かべる、それ即ち少年への"興味"が湧いたという事実。
十分すぎた。少年の意志を感じ取ることなど、彼の放つ"闘気"が全て物語ってくれていた。

最早これは法や秩序等というものが邪魔する事は許されない。戦士と戦士の"決闘"、
ならばと、今まで何の興味も示さなかった覚悟が今こうして笑みを浮かべるのもごく自然な事……謂わば宿命なのだ。
少年が大太刀を構えたと刹那、初めて漢は少年を"見る"――…予想通り、自身と闘うべき存在だ。


「――…その言葉、悔いはないな…――？」


ドゴォッ…！、大砲が直撃したかのような爆音と共に地面が抉られる。それも不可思議な力などではなく、単純な"足踏み"のみ。
少年の構えを目にすれば、その型が今まで見てきた剣士のどれにも当てはまらない、即ち少年の剣技が"我流"だという事が伺えた。
そして更に驚くべきなのは彼との距離。先程までの必殺の間合いならば、初手を放つことなど容易だっただろう。
しかし少年はそれをしなかった、それは覚悟への挑戦、真っ向から戦ってやるという意気込み。
無論覚悟に少年の意志を邪魔する権利などない、故に覚悟は極少の笑みを零せば両腕を横へと広げ仁王立ち。

仁王立ち――それは本来構えという枠には収められないもの、そんな事は当然拳技に疎い者であろうと知っているであろう。
そう、それは当たらずして遠からず……それが意味することは一つ。『巨漢は構えていない』
さぁ当ててみろと、自身に傷を負わせてみろと、そう剣士へ伝えるかのような仁王立ち。

覚悟という人物は決して相手を甘く見ることはない、油断することも慢心する事も当然ない。
故にこの仁王立ちは覚悟にとっては相手の力量を測るための行為、その事に誰も文句は言わない、言わせないだろう。
それがこの漢《拳士》の―――覚悟の生き様なのだから。

341 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：黄色(眼は赤) [saga ]：2014/08/02(土) 19:04:55.70 ID:aAIwhF770

>>339

【女の直感した、｢自分よりも年上｣｢重鎮のような雰囲気」】
【彼女の直感はどちらも的中していると言って良い】
【年齢に関しては、彼(カメレオン)は女よりも6歳も年上だし】
【貫禄のある雰囲気は、その肉体に分不相応な立場が漂わせているのかもしれない】

【彼女の、��食って良い�≠ﾆいう許可が出るとほぼ同時に】

『ヨロシイ』

【カメレオンの口から、粘着性のある舌が勢い良く伸びる】
【女が差し出した菓子を絡めとり、カメレオンはそれを袋ごと口の中へ招き入れた】

【舌を伸ばしてから口に含むまで、一秒とかかっていない】

『ｸﾁｬｸﾁｬ……ソレナリダ、ナ』

【プッ、と口から何かを吐き捨てる】
【中身ごと口に含んだ、スナックの包装紙だった】


【……まぁ、ここまで奇妙に、器用に食事を行うカメレオンに、女が疑問を抱かないわけがなく】

『……ンア？』

【間の抜けた声を上げる】

『ナンナンダ、ッテ　｢カメレオン｣ダヨ　見リャ分カルダロ？』
『…トカゲジャネーゾ　前モ言ワレタンダケドヨ』

【頭を女に突かれながら答える】
【暫くして、質問の意味をやっと理解したのか】


『………アァ、俺ガナンデ喋レルノカガ聞キタイノカ？』
『��改造サレテル�＜塔_ヨ　喋レルヨウニ、ナ』

342 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/02(土) 19:07:05.04 ID:G0QV0wq10

>>340

「……皆無、寧ろ―――感謝している位だ。」

悔いなど、在る筈はない。こうして剣を生成した時点で、少年の意思は同じく強固な物となって刻まれていたのだから。
彼の話す通り……寧ろ、眼の前の男の存在は感謝すべきだった。ここまで強大な人物に剣を振るえるのは、
滅多に無い機会……下手すると、あらゆる意味でコレが最後。もう二度と無い事だ、……故の、感謝――

足踏み……最早そうと呼べない行動は、彼の純粋な力を嫌という程に示していた。地面でさえああなるのだから、
アレを自分の身体で食らってしまえば――直撃なら、即死。そうでなくとも、鎧ごと壊滅し相応のダメージを受けるに違いない。

加えて、仁王立ち……この振る舞い身のこなし、……やはり全てが彼の強さを遺憾なく示していた。
その姿勢は、一切崩れない……揺らいだりブレたりする事も無い。ジリ……と彼が僅かに脚を動かしても、変わらない。
ならば、『上等だ……』――少年の唇が、そう言葉を紡いだ。声として響く事は無いが、問題は一切無く、


「……俺から……ッ……！！！　喰らえ……ッ……！！」


初めから全力を尽くしても、既に敗北が決定している相手……だからこそ、本気が出せる。死を以って、抗える。
少年が放ったのは、神速と呼ぶに相応しい斬撃――瞬間的に彼を通り過ぎ、その間に胴体目掛け剣を振るうだけの、
文字に起こせばそれは極めて単純な動作。……故に、疾さがあった。僅かながらに、彼に傷を生ませる可能性があった。

……だが、少なくともこの技、一瞬の一瞬とは言え、恐らく彼の間合いに入る事になる。"見える"のならカウンターは容易。
全長約2mの太刀を用いての攻撃とは言え、サラリと避けた上で拳を振るう事は、彼の力量によるが十分に可能で。
……当然少年もその事を十分過ぎる程に理解していた……その上で取った行動、命を賭けて選び出した選択肢、つまりは、
彼は自分が持てるこの最大の疾さに、尚も着いていけるのかという事――結果は全て剣が伝えてくれる、故に暫くは動かず……。

343 ：【詐鞘器】>>54【オギシマ】 ：2014/08/02(土) 19:16:24.06 ID:fGANurBM0

>>340>>342


へぇ…やっぱり若いと動きにキレがあるねぇ…

【一本の薔薇を持ったイスラム民族衣装の男が陰から戦いを見つめる】

344 ：名前：リアライザ / 能力名：【冥剣 リアライザ】(キャラ概要>>50) ：2014/08/02(土) 19:20:11.33 ID:n3fcIaEW0

>>341

「改造？」

【鮮やかな捕食(？)行為もであるが、やはりそれ以上に興味を持ったのは、】
【カメレオンの口から紡がれた件の言葉だ。女は木の上の彼をーーーその双方向に向くことができる瞳と目を合わせつつ、眉を潜めた。】

「へー、トカゲ…じゃなかった。カメレオンを改造ね。」

(……わけわからん、なんだ。生物実験かなんかか？
にしてもｺｲﾂ…なんかミョーに偉そうだし…検体とは思えないな……。)

【当然の疑問であろう。さらに、自分なりに考えてみるもその答えが出るわけもなく。】
【せいぜいーーーーーー思うことは、その改造を行った人物、あるいは団体。つまり、なにかウラがありそうだな、ということくらいであろうか。】

「しっかし変わってるなこの街は。鋼鉄すら蹴り砕く男の次は、喋るカメレオ…いててて…また疼いてきやがった。あいたたた…」

【再び脇腹を抑える女。】
【カメレオンが乗る木の幹に背を預け、彼を見上げた。】

「で、」

「なんで改造されてんだ。というか、誰がそんなことを……」

345 ：カクゴ 《覚悟》（>>942）【魔王】 [sage saga]：2014/08/02(土) 19:41:57.09 ID:1lSCKPFd0

>>342
「――――…その心意気ッ！！敬意に値するッ！！」


少年の構え、意志、表情。それら全ては最早単なる"実力者"などではない、"戦士"のそれだ。
両者の会釈の時間など僅か数分の間、しかしその数分間は何よりも永い。永遠に続くのではないかと思うほどに、
全身に感じる少年が放つ闘気、並の人間が出せる限界を超えているそれは確実に覚悟の胸を躍らせたのだ。

一切の崩れを見せぬ仁王立ち、それが崩れた時、初めて覚悟にとっての"攻撃"が始まる。
そして彼の仁王立ちを崩した者は――この街には、たった一人しか存在しない。しかしその人物もまた、戦で命を落とした。
ならば事実上、この街には最早彼の仁王立ちを崩した者は存在しないということなのだ。それが意味することは一つ、圧倒的な"格"の違い。

瞳に映る少年を見れば、見たことのない独特な構え……"我流剣技"の必殺の構えをとっている。
彼が今から放つのは全力の剣――…そんな事を推察するのは余りにも容易い。
ならば此方も全力を込めた拳を向けよう。そう意気込んだ瞬間、――少年の姿が消えた。

否、決して消えた訳ではない。彼の持つ神速の疾さがまるで消えたように見せたのだ。
常人ならば見ることさえ叶わないであろうその次元を超えた剣。だが、少年の目の前に仁王立つのは人間を超越した者。
覚悟という超越者は"見た"のだ――少年の放った全身全霊の剣《意志》を、全てを切り裂かんとする彼の決意を。
瞬間、初めて覚悟は仁王立ちを崩し"構え"を取った。此方も誰かの真似事などではない、独特の我流の構え


「――…刹那…――！」


瞬間、"神速"の少年へ振るわれる"最速"の拳。それは空気を切り裂くような轟音ではなく、パンッ…という軽快な音を鳴らした。
まるで拳銃でも撃ったかのような破裂音、それは紛れもない破壊音。"音速"という域を超越した事を知らせる音色。

我流対我流、神速対最速、拳士対剣士――その勝敗が予想できる者など、この世には存在しなかった。



//返信遅れてしまって申し訳ありません！

346 ：突撃型対能力者戦闘機兵試作4号機:アルゼブラ【サードアームズ】 ◆YBur1CkGGU ：2014/08/02(土) 19:51:30.18 ID:eyNP3sDn0

>>296
【少年は大剣に乗って空を飛んでいる】

おお……凄いな

【しかし滑って湖に落ちて行ってしまった】
【そこで蛇から手を離し、湖に飛び込んだ】
【肩の後ろの機械の腕を倍に伸ばし、手を差し伸べた】
【果たして少年を助ける事は出来るのだろうか？】

/また遅れてしまって申し訳無いです！

347 ：カクゴ 《覚悟》（>>942）【魔王】 [sage saga]：2014/08/02(土) 19:52:49.39 ID:1lSCKPFd0

>>342
//すいません、飯落ちします！！
//絡みはそちらで切ってくださっても構いませんので！

348 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：黄色(眼は赤) [saga ]：2014/08/02(土) 19:55:22.51 ID:aAIwhF770

>>344
『当時、一番知能ノ発達ガ見ラレタノガ　カメレオン(オレタチ)　ダッタンダト』

【興味も無さそうに、自身の出生の秘密を語る】
【つまり、本来検体の内の一体に過ぎなかったのだが……その中でも彼はイレギュラー中のイレギュラーだったのだ】
【想定していた範囲を超えた知能の向上が見られ、最終的に生物兵器の身でありながら組織の研究員達の長として君臨することとなった】


『見タ所、ドンパチヤッテカラソウ時間ガ経ッテネーミタイダ、ナ』
『……��タダノ喧嘩�＜bテワケジャネーンダロ？』

【彼女が能力者である、という前提と共に傷について尋ねる】
【ただただ殴りあって出来たような傷ではなく、異能を交えた戦いによって出来た傷ではないかと】
【特に根拠はない　強いて言えば彼女の持つ剣の存在と、野生の��勘�＝z


『��生物兵器�＜_カラヨ、俺』
『尤モ、知能以外ハ量産型ト殆ド変ワラネーカラ実力ハソレホドデモネーケド、ナ』

【実際、彼はあまり戦闘は得意では無い】
【能力こそ立派ではあるものの、彼自身は普通のカメレオンと大差無いためである】

【そして、女のもう一つの質問に対しては】

『誰ガ、ッテ言ワレレバ「ウチノ組織ガ」ッテ答エルシカネー、ナ』

【簡潔に答えた】

349 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/02(土) 19:59:11.54 ID:G0QV0wq10

>>343

「……悪いが、距離は取ってくれ……ッ……」
「巻き添えを喰らっても……お前の分まで、責任を取る余裕がな……いッ！！」

少年は空気の流れ、僅かに感じられるもう一人の体温を感じ、その方を横目で見、姿を確認する。
こんな闘いが繰り広げられているのだから、予想外ではあるが観戦者が来ても可怪しくはない。
……応戦しながら、少年は声を紡ぐ。申し訳無さそうにしているが、それは無理もなかった、

客観的に見ても分かるだろうか、現状は剣を持っている方が圧倒的に不勢、
自分だけでも精一杯なのに、もう一人を視野に入れる事など出来ない様子……だったのだ。


>>345

剣は虚無を伝えた。……何も斬っていない、敢えて言うなら、お前は大気を斬ったのだと。
それは即ち、彼が自分を見えていた事を意味する。……この時点で結末は決定したが、
それよりもまず目先の事、彼のカウンターだ。耳慣れない軽快な音は、一体何故。


「…………ッッ！！！」


―――だが次の瞬間、少年は転げていた。鎧が比較的大きな音を立て、止まる。
しかしこの少年の剣が、彼の皮膚を捉えきれなかった様に……彼の拳も又、何も捉える事が出来なかった。
――つまり、"避けた"、のだ。音速なんて次元を超えた彼の殴打を、能力者とはいえ一人間の、少年が。

とは言え、全てを回避に費やさなければ、やはり超えられない壁だった……その後の体勢は正に最悪、
一瞬で近付き、先程の足踏みでもしてしまえば粉々する事が出来る、そういう状況だったと言わざるを得ない。

もしも少年に猶予を与えたのなら、立ち上がり耐えることのない不屈の闘志を宿した瞳を見せる事だろうが、
彼が近付いて追い打ちを掛ける様であれば、太刀の長いリーチを利用して適切に剣を振るい、接近を拒むしか無い……、

コレ自体は、当然無駄な行動。疾さで敗北したのだから、こんな足掻き一瞬にして崩される筈、
では何故ありのままを受けないのかと言えば―――"時間稼ぎ"だ。アドレナリンの分泌、異常な速度で思考を働かせ、
彼に付け入る隙を見出す、その為の時間。故に少年は、彼の全身を隈なく見定め、身のこなしを確認し、勝機を探す……。

/大丈夫ですよー！

350 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/02(土) 20:02:01.68 ID:G0QV0wq10

>>347
/良い所なのでぜひ続行したいのですが、どうでしょうか？
/私もご飯食べて来ます！　少しの間飯落ちですー！

351 ：名前：リアライザ / 能力名：【冥剣 リアライザ】(キャラ概要>>50) ：2014/08/02(土) 20:08:21.73 ID:n3fcIaEW0

>>348

「フゥン……えっ、生物兵器…？」

【なん…だと…】
【生物「兵器」。目の前のこのカメレオンが。】
【相手は当然よくイメージするカメレオンとそう変わった様子はないため、これには当然驚きを隠せない。】
【もう少し尋ねようとするが、その前に向こうから質問が飛んできた。】

「ああ、能力者とヤりあってな。へへ、ちなみに勝ったぜ。相当危なかったけどな。」

【「勝った」という彼女の表情は、今までになく満足げであった。】
【その戦いを思い出しているのかもしれない。とはいえ、圧勝ではない。辛くも勝利しただけであり、】
【いや、偶然かもしれなかった。実力では負けているのは確かだ。】

「 「ウチの組織が」か。そりゃあそうだな。」

「あーあ、私も最近依頼がねえんだよなあ。挙げ句の果てに、これからどうしようかも決まっちゃいねえ。」

「お前のいう組織みたいなところに所属してれば、まだ色々変わるんだろうけどな。」

【流浪ではないが、】
【彼女はその職種上ーーーーーー端的に言うと「何でも屋」の都合で、】
【この街にやったきたわけだ。ところが、コネも知り合いもおらず。途方にくれたわけではないが、】
【今後の行動方針が立たずにいるわけである。】

「ま、ともかく。」

「隙だけは見せないようにしないとな。いきなり襲われて殺されちゃかなわん」

【そう言って立ち上がった。】

352 ：名前：リアライザ / 能力名：【冥剣 リアライザ】(キャラ概要>>50) ：2014/08/02(土) 20:22:52.02 ID:n3fcIaEW0

/あ、さーせん…ちょっと飯堕ちします

353 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：黄色(眼は赤) [saga ]：2014/08/02(土) 20:37:02.94 ID:aAIwhF770

>>351
『ヘェー、ソリャオメデトサン』

【どこか満足気な女の表情をニヤニヤと眺め、祝福する】
【さぞ歯ごたえのある戦闘だったのだろう　戦闘に興を感じるという感情はこのカメレオンにはいまいち分からないが……】


『便利屋カ何カカ？オ前……』

【依頼が来ない、となると彼の頭で思いついた職は｢ギルドのメンバー｣か｢便利屋｣】
【どちらにせよ、彼女の先ほどの口ぶりを見るとなかなか腕が立つと見える】

【そして、少し考えるような素振りを見せ、丁度女が立ち上がったタイミングで】

『ウチノ組織ニ入ッテミルカ？』

【一つ、提案してみた】

354 ：【詐鞘器】>>54【オギシマ】 ：2014/08/02(土) 20:45:03.83 ID:fGANurBM0

>>349
押されてるっぽいのに…他人への気配りは一人前だねぇ…ハハッ

【自分は何も関係ないかのように話す】

…どうよ、そいつ倒すの手伝ってやろうか？

355 ：カクゴ 《覚悟》（>>942）【魔王】 [sage saga]：2014/08/02(土) 20:50:20.20 ID:1lSCKPFd0

>>349

「―――…なに……？」


自身の知る最速の拳、それは確かに少年の神速の剣に打ち勝った筈。
だがおかしい。そう、おかしいのだ――拳から伝わるはずの手応えが存在しない。
この一瞬、初めて覚悟の眉が僅かに顰まる。それは驚愕と歓喜が混じった彼の感情表現。

やはり自身の目に狂いはなかった、胸に踊る感情を無理矢理押さえつけながら少年の方向を一瞥。
すると其処には不格好ながらも"無傷"な少年が、とどのつまり躱したのだ。あの"距離"で、音速を優に超えた最速を、
漢は歓喜した、自身の最速の拳を回避する実力者との出逢いに、普段相見れる事のないであろう戦士との闘いに。


「―――…貴殿、名は何という…――？」


暫くの静寂の後、少年が不屈の魂を宿し立ち上がる頃。意外にもその沈黙を破ったのは漢自身。
紙一重ながらも自身の自慢の殴打を回避した戦士、その名を刻もうと名前を問うた。

覚悟の問いに対し、少年が答えたのならば漢は嗤い再度拳を構えるだろう。
次の瞬間、勝敗が決まる――そう両者が悟ると刹那広場を照らし出すのは眩光を放つ太陽。夕闇に落ちる空が暗い。

薄暗く感じる視界の中、そのまま少年が動きを見せたのならば彼は肉薄しようと大地を蹴り全速力で駆け抜けるだろう。
先程の最速の拳と比べると速度に劣るそれ、見切る事は決して少年にとっては不可能ではない。
しかしそれすらも潜り抜け、少年に肉薄する事が成功したのならば漢は全力の右ボディブローを解き放つだろう。


//ありがとうございます！では引き続きお願いします！

356 ：名前：リアライザ / 能力名：【冥剣 リアライザ】(キャラ概要>>50) ：2014/08/02(土) 21:07:56.88 ID:n3fcIaEW0

>>353

「 まあそんなもんだ。汚れ仕事が多いけどな。」

【スッと立ち上がり、半身になる。そのまま女は大きく息を吐いた。】
【汚れ仕事ーーーー殺人から、悪者の警護、あまり話して歓迎されそうにないものばかりだ。だが、】
【そういう戦を得意とするのは、揺るぎない事実である。剣に生きるとでもいえば聞こえがいいが。】

「おっとと、え、なにィ？」

【抜き打ちの練習をしようと柄に手をかけた瞬間、ところが彼女は転びそうになる。】
【慌てて相手をーーーーーカメレオンを見た。】

「……どういう組織だ？」

【尋ねる。】

「言っとくが、警察だの自警団だの絡みだったら、私を入れるのはやめといた方がいいぜ。あいにくと、あいつらとはあまり中がよくない。
それに、んー…そうだな、諜報だの情報戦だの、「ここ」使うようなのも苦手だ。まどろっこしくてな。」

【こんこん、と自分の頭を叩く。パラリと前髪が揺れた。】

「……��剣(コイツ)�≠�活かせるようなところじゃないと、持て余すぜ。あんたも私もな。」

【ｷﾁﾘ、と相棒をわずかに引き抜く。】
【銀色の刃ーーーー鋼特有の輝きが、カメレオンの目に入るだろう。しかも、その刃はうっすらと発光していた。】

/失礼しました。お待たせしましたー

357 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/02(土) 21:27:42.36 ID:G0QV0wq10

>>354

「―――……否、良い。お気遣い、感謝する………」

確かに、彼がこの戦闘に加われば、1対2になれば、彼の様な人間とも対等に闘う事が出来るのかも知れない。
二人同時に闘うと言うのは、連続して一人ずつ2回闘うのとは訳が違う。戦場において1+1=2の数式は、通じない。

――故に、一瞬の迷いがあった。沈黙があった……だが、最終的な結論は、拒否、だった。
この闘いは、例えば正義と悪の二項対立で、各々の信条をぶつけ合っているとかそういう話ではなく、
言うなれば、己と己の衝突。……仲間を引き連れて勝つことに、何の意味が無いのだ。

ただ、この台詞は飽くまで少年の意思を示したに過ぎない……つまり、彼は今、自由に行動が取れるのだ。
例えば彼が参戦すると言い出しても、拒みはするであろうが彼を制する事は、物理的に不可能。そんな余裕、何処にもない。
全ての判断は、彼に任される事になる……一体どう出るか。


>>355

「……ハチ……リョウ、………だッ……！！」

少年は立ち上がった。立ち上がりながら、彼の総てを見透さんと金色で睨みつける―――。
……有るのかも知れない。自分よりも強い人間が彼を見たのなら、もしかすると、"隙"、有るのかもしれない。
ただこの少年は、彼と対峙するには余りにも実力不足、……全てが、全てが完璧に見えた。
付け入る隙が、無かった……だからこうして、立ち上がった所で何をどうするという事も出来ないでいた。


「―――ウﾞォォアァァﾞアアァァﾞアアァッﾞッッ！！！！」


夕闇色の中一つ輝く太陽が、全てを教えてくれた。コレで、最後。……この極限の拳を見られるのは、後一回。
この時しか無い――少年は彼を見る。僅かに脚が動けば、此方へ肉薄するまでは一瞬。
……彼の、真似をするのだった……仁王立ち、とは流石に行かないが丸で構えない。只管、待つ。

最後、少年の結末は、回避に成功した訳でも、ただ単に殴打を訳でも無かった。―――カウンターを、仕掛けた。
少し語弊のある言い方かも知れない。2mの有利なリーチを活かして、彼よりも先、同じく胴体を斬ろうとする、時間的余裕はここまで。
……回避の全てを捨てたのだ。故に少年は10mか、20mか、面白い程低空で吹っ飛んで、壁に激突する。

カクッと頭を落として俯く様子は、"死"そのものに見える……だが、どうだろうか。
彼の身体が、未だ僅かに動いているとしたら……一定のリズムを刻みながら、呼吸が行われていたら。
――死んでは居ない、のだ。気絶に留まった……この異常なタフネスは、最早人間の域を超えているのかも知れない。

不意に一陣の風が吹けば、等しく少年の髪を撫でる。眠っている様にも見えるのだから、遠くから見れば非常に和やかな光景だった。

358 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：漆黒 [saga ]：2014/08/02(土) 21:32:13.83 ID:aAIwhF770

>>356

『……オ前ノ入団ガ決マルマデハ言エネー、ナ』
『ダガ、コウトダケハ言ッテオコウ』

【体色を深い紫色に染めて】


『��地獄行キスラ生ヌルイ�＝c…ソウイウ連中ダヨ、俺達ハ』

【戦闘を行う部隊に配属されたなら何十人、何百人と人を殺すことになるだろうし】
【研究を行う部門に配属されたなら、非検体の悲鳴が延々と響くような環境で生活を行わなければならない】

【彼らの得る金は、夥しい量の血と涙で汚れた、醜い、醜い金だ】


『ウケケ、安心シ、ナ　ウチラモ、連中ニ目ヲ付ケラレタラ��オ終イ�＜_カラヨ』
『延々ト能力者ヲ殺シ続ケル部隊ガアルガ……ドウダ？』

【薄く光る彼女の刃を眺めて、目を細めながらカメレオンは提案する】

『汚レ仕事ガ嫌ナラ、��隠レ蓑�＜gシテ運営シテル｢ギルド｣デモ良イ』
『収入ハガクット落チルガ、マトモナ任務バカリダシイザ俺達ガ潰サレテモ知ランフリガ通ル』
『…勿論、コノ話ヲ��聴カナカッタコト�＜jシテモラッテモカマワナイ』

【ただ、と付け加えて】

モシ俺達ノ存在ヲオ前ガ連中ニ��チクル�＜�ウナコトガアレバ……

俺ハ組織グルミデオ前ヲ殺サナケリャアナラナイ

【体色をどす黒く染め、忠告した】

359 ：名前：リアライザ / 能力名：【冥剣 リアライザ】(キャラ概要>>50) [saga]：2014/08/02(土) 21:47:46.82 ID:n3fcIaEW0

>>358

「なんだーそりゃ。決めようがねえじゃねえか。」

【とは言ったものの、大方予想は着いていた。善悪どちらか、という程度の大雑把なものであるが、】
【今の彼女にとってはそれで充分である。】

【考えるそぶりを見せるが、もうほとんど結論は出ていたといえるかもしれない。】
【相手の体色に負けず劣らず、黒い笑みを見せながら言った。】

「………いいねェ。どうせ死んでも天国にはいけない身だ。」

「入ってやる。どこに所属させるかはお前が決めな。ただし、一つだけ条件がある。」

【そう言って、女は剣を鞘に収めた。】
【カチンと音が鳴る。】

「殺す人間は選ばせてもらうぜ。どうせ命をかけるんだ、それくらいのわがままは許されるんだろう？」

【「闘争を好む」が「殺人鬼」ではなかった。】
【拒むものや、望まない相手には積極的に剣を向けようとはしない。】
【しかし、その反面。】

【ーーーーーー殺すと決めたからには、弱者でも斬り捨てる。】
【鋼のような冷徹さもまた、持ち合わせていた。】

360 ：【詐鞘器】>>54【オギシマ】 ：2014/08/02(土) 22:02:12.59 ID:+Vc3gP2+O

>>357
いいねぇ、いいねぇ！

【手を叩く、薔薇はいつの間にか消えている】

そうやってすんげぇ強い相手にさ、強がって独りでバトル挑むっての…

…最ッ高にバカだよ！気に入ったぜ！

【腰に下げた鞘から刀を引き抜く】

【棘の生えた真っ赤な刀身だ】


…でも、面倒だからあともうちょい頑張れ☆ヒャハハハハ！

【また刀を戻す】

361 ：カクゴ 《覚悟》（>>942）【魔王】 胴体に斬撃（中）、闘気による体力消耗（中） [sage saga ]：2014/08/02(土) 22:03:59.36 ID:1lSCKPFd0

>>357

しゃらん、不意に吹いた一陣の風が二人の戦士の髪を揺らす。
お互いの全力の攻撃により舞い上がった砂埃、それが風により晴れた頃初めて二人の勝敗が決定した。
まるで眠っているかのように地面に倒れ伏すハチリョウ。対するは拳を放った姿勢のまま微塵も動かぬ覚悟。
第三者の視点からでも分かる、この激闘の末遅れを取ったのは"剣士"だと、勝利を掴んだのは"拳士"だと。
少なくともこの現場を見たのならばそう答えるであろう。……そう、ただ戦闘を"見ていた者"ならば――


「――…某の名は『カクゴ《覚悟》』――…貴殿に敗北した、闘士の名だ…」


突如として静寂を破ったのは何処までも澄み渡った声。"風"のような暖かさを持った言葉。
瞬間、覚悟の胴部に一文字の真紅の華が咲き誇った。常人ならば貧血で倒れても可笑しくない出血量、それが刻まれた理由は唯一つ。
ハチリョウの最後の一撃、"反撃"《カウンター》――宙を切ったかのように思えたそれはしっかりと拳を放つ覚悟の胴に決まっていたのだ。
剣士の構えを捨て防御を捨て、ただ覚悟という存在を超えるために放たれた剣は単純な軌道。しかし故に、思考を読むことができなかった。

ここに来て初めて、覚悟は苦悶の表情を浮かべ思わず膝をついた。
正真正銘最期の一撃のダメージ、そしてそれに加え先ほど放ったボディブロー…――"覇王剛掌"による絶大な体の負担。
積み重なった心身の破壊は確かに、覚悟という強大な壁に膝をつかせたのだ。


「………"覇王剛掌"を喰らっても尚力尽きぬとは…やはりハチリョウ殿、貴殿は……――」


強い漢だ――そう最後に呟けばゆっくりと立ち上がり、意識を失ってもなお闘志を失わぬ少年へ背を向け歩き出す。
夕闇は破壊された旧広場を包み込み、沈み掛けた夕陽はハチリョウの顔を照らし出す。
橙色に映し出される少年の顔は、とても穏やかだった―――



//ロールありがとうございました！！
//またよろしくお願いします！

362 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/02(土) 22:10:31.40 ID:pu7wV7CN0

夕刻が過ぎて、暫し闇に彩られる繁華街から程近い路地。
誰も目にはつかないが、そこを抜けた先にはある建物が存在する。
様々な種族が少数人で営んでいるように見える宝石店。一点して可笑しい所は見られないけれど。

「私です。スピラー。聞こえてますか？」

【何だよ。聞こえてまっせ、中にはいるんで？】

「はい。開けて下さい。色々と面倒事に巻き込まれたので、報告したいから」

店内のカウンターに居座る亜人の青年は目の前に立つ少女と対話していた。
さして気にする事でもない。どうせ値切りか何かの交渉だろう。まあこれが正しい想像だ。
しかしながら、誰かが二人を隠す位置に立ち、離れる頃にはそこに居た少女の姿が消えていたら------どう思う？
気にも止めない奴もいよう。不思議に思う奴もいよう。誘拐を思い浮かべる奴もいよう。
だけれどそれは全て間違いだ。そもそも消えたという見解事態、初めから間違っている。
消えたのではなく、向かったのだと浮かべる奴は何人いよう。少なくとも外部からのお客様では到底分かるまい。
宝石店『スターチスグラジオラス』で起きるこの現象を理解出来るのは、内部のお客様だけ。

363 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/02(土) 22:11:18.22 ID:foMcwdfm0

ふーふふーん…ふーふふーん…！

【街の喧騒から離れた路地裏、大通りから吹き抜ける割と涼しい風のおかげで今夜は暑い暑い言わなくて済みそうだ】
【そして相変わらず上機嫌な少女。いつものガンマンの服装は洗濯中で、今日はTシャツにジャージとかなり薄着だ】
【今にもずり落ちそうだが小刀を帯刀する腰に巻かれたガンベルトは服装が変わっても健在、いかなる時も殺し屋は武器を手離してはならないのだっ】

…むむっ、……またか…！
最近多いなぁ……誰か他に殺し屋さん居るのかなぁ……

【清涼な空気漂う路地裏の角を曲がると、一気に空気は変わり何とも殺伐とした雰囲気に】
【これぞ路地裏って感じなのだが少女自身あまり好きでは無い雰囲気だ】
【特にそんな雰囲気を醸し出しているのは地面に転がったヒトの死体、それを見た少女はもう見飽きた、といった風にため息一つ】
【何だかここの所、路地裏の物騒度が増しているように感じる】

あ………もしかして殺人鬼とかだったり……うひぃ……怖ぇ怖ぇ…
いや、やっぱ怖くないっ……ちょっと怖いだけ……！

【見たこともない、少女にとっては存在すら怪しい殺人鬼に慄きながら、少女は恐る恐る路地裏を歩く】

364 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/02(土) 22:16:06.17 ID:RwgatqbSO

(ここにも、……です、ね)

【とある路地裏の道。その場所の状態を見て、少年は思う】
【そこは地面が広く汚れ、さらに大小さまざまな"ゴミ"も散乱していた】

(掃除、しないと……)

【少年は、持っていた袋から黒いビニール袋と、ほかいくつかの道具を取り出す】
【少年は街の清掃を日課としており、こういった物を常に持ち歩いているのだ】

(……………………)

【まず始めは、散らばったゴミの排除だ】
【ひとつひとつ、拾ってビニール袋に入れる】
【普通は触るのを躊躇しそうなものも、気にせず袋に放り込む】
【小さなゴミは、ペットボトルに入れていた水で流しつつ箒と塵取りで集め、これも袋に入れていく】

【ある程度片付いたら、次は地面に広がる汚れだ】
【先ほどの水でいくらかは溶けて流れた。固まって残っている部分はタワシで擦り落とし、そして水で流す】

【少年は、あえてなにも考えないようにして、掃除を続ける】
【少年が掃除しているのは、この街に頻繁に発生する汚れ】
【――能力者が生み出す、人であったものの残骸だ】

365 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(千葉県) [sage]：2014/08/02(土) 22:24:02.97 ID:GpSPJso0o

>>363
「あらら、いけないんだ。そんなに殺しちまって」

　軽い口調で現れたのはＴシャツとハーフパンツ姿の男だ。彼は少女よりも遅れて路地を通りかかった。
　だから彼から見ればその惨状を作り出したのは、そこにたたずむ少女と思うのに不思議はない。
　加えて、その腰には物騒な得物を備えたガンベルト。男の想像を補強するには十分な材料だった。

「弱いものイジメをして楽しいか。俺だったらもっと強い奴と戦いたいけどね？」

　そう言って、男は小指から順番に握っていき親指で閉じられた拳を前へ突き出した。
　拳の先には少女――露草の姿がある。すなわち、男からすればこの惨状を作り出した殺人鬼。
　猟奇主義者に対しての挑発行為。やりたいっていうのなら相手になるぜという意味だ。

「まだ暴れ足りないっていうのなら、発散させるかい
　……あ、セクハラになるかなこれって」

　どうにも決め切らずに、男はにっと笑った。

366 ：【ガムガム】【クルルンファ】 ：2014/08/02(土) 22:25:59.49 ID:GpSPJso0o

名前つけ忘れてました

367 ：【アルケミニー】糸を紡ぎだし操る能力 [sage]：2014/08/02(土) 22:27:14.15 ID:WvuxSb9CO

>>363

【少女の向かう先には血にまみれた男が座り込んでいた】
【彼はまるで嬉々としためで少女を眺めて】

オヤァ？ コーナンところでなにしてンだいレディー…？

もしも暇ならオイラのことを助けてくれりゃんせっ

【口元から血を流しながら叫ぶ】

368 ：【アルケミニー】糸を紡ぎだし操る能力 [sage]：2014/08/02(土) 22:27:46.67 ID:WvuxSb9CO

>>367
>>363
失礼取り消します

369 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/02(土) 22:30:52.91 ID:G0QV0wq10

>>360

――その通りだった。この少年は、バカ。普通なら煽て仲間にしてもらうなりなんなりして、
必ず戦闘を回避しようとするのが普通。……抗おうなんて考え、僅かに過りもしないのだろう。

だが、……故に成長があるのだ。自らの"死"を賭け、尋常では無い経験値を得る事で。
気絶し意識を手放し、頑張るにも頑張れない状況……即ちこの少年は敗北を喫した訳だが、
そういう意味では勝利だった。最速の拳を、自身の腹に直に受ける事で得られる何かが……きっと彼を強くする。

この後何をするかは彼の自由、とは言え直に異変に気づいた冒険者ギルドの一員が駆けつける為、
余り変な事は出来ないが……、この少年を気に入ったのなら、例えばこの闘いを見て思った事でもメモして、
鎧の隙間に挟んでやるくらいは出来るのだろう。……穏やかに眠る少年は、その手紙でまた一つ、強くなる筈で―――。


>>361

少年は今、敗北した。……想定通り、この決闘が始まる前から、分かっていた結果だった。
だが、尚も右手に握られた太刀の刃に、覚悟の紅色が走るという事実は、彼に膝をつかせたという事実は、
……もしかすると彼をも含め、予想だにしなかった結末では無いだろうか。

そんな事など微塵も知らない少年は、一方で微睡みの世界に赴く。誰も認識し得ない領域を旅する―――、
どうだろうか。外界では穏やかに見えたと言うが……一体夢の中で、何をしていたのか。

これから太陽は沈むが、少年は直に救われる。『冒険者ギルド』に所属しているのだから、応援が来るのだ。
しかし鋼で出来ている鎧の腹部が粉々になっているのにも関わらず、少年には呼吸が有るという謎の現象、
駆けつけたギルドメンバーが「何で生きてんだコイツ……」と言ったのは、確かに尤もな事で―――。


/お疲れ様でした！　ロールありがとうございましたー！

370 ：双極桂(双極楓)【アームズアーム】 [saga]：2014/08/02(土) 22:36:00.11 ID:amnRdS2Bo

>>364
「…真面目だな」

無心に掃除をする少年に近寄るのは…一人の少年
否、体は少女で…実際少年にしてみては少し声も高めだ
だが…そんな少年は破壊者
司令に命令されてゴミを産み出すサイドにいる人間
少年に掃除をする原因を作り出させる人間
そう思うとなんだか申し訳無くなって…

「道具、余ってるかな？手伝うよ」

少年に協力したいと願い出た
本来ならば…これは破壊者の役目、自分の役目なのだから…

371 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/02(土) 22:41:38.53 ID:foMcwdfm0

>>365
…うえぇ！？ 私何もしてないよ！！ホント！命賭ける！

【遅れて路地裏を通りかかったのは少女と同じく軽装の男】
【男の口から紡がれるのはこの惨状からどうやら勘違いしたと思しき言葉】
【少女は必死に弁解しようとするが、腰のガンベルトに刺さった小刀でまったく意味をなしていないようだ】

うぐ……だから私の仕業じゃないってー………

【男は自信満々に拳を突き出しやる気満々に少女へ挑発を向ける】
【対する少女はこのどうしようもない現状に肩を落とした】

…あのね……"これ"は私がやったんじゃないの…！
やったのは！どっかの！怖い！殺人鬼！なの！……わかった…！？

【男の中ではもう決定事項なのか、少女はすっかり猟奇的殺人者だ】
【確かに殺し屋だけど、無闇矢鱈に人を[ﾋﾟｰｰｰ]者と一緒にされては困る。少女はもう一度弁解を試みる】
【これでも誤解が解けなければこの男と一戦を交えることになりそうだが…】

372 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/02(土) 22:42:39.94 ID:foMcwdfm0

>>367
/お気遣いありがとうございます…
/また機会があったらよろしくお願いしますっ

373 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：漆黒 [saga ]：2014/08/02(土) 22:44:34.60 ID:aAIwhF770

>>359


『………所属先ヲ決メルノハ俺ジャネー…��ボス�＜_』

【��ボス�≠ﾆ口にする際に、少しだけカメレオンが��怯えた�≠謔､な様子を見せた】
【それが指し示すものとは、一体】


『フム……マ、許サレルトハ思ウゾ』
『アンマリ殺サナイヨウナラドウナルカハ知ランガ、ナ』

【この組織において、��誤魔化し�≠ﾍ通用しない】
【日ごろから成果を上げているならある程度は大目に見られるが、あまりに��見逃す�≠謔､なら――】

【――��駒として不適切�≠ﾆ判断され、ボスの粛清が待っている】


『サテ、最終確認ダ』
『モシ此処で頷イタナラ、オ前ハウチノボスニ何ヲサレテモ文句ハ言エネー』
『日常トシテ人ヲ殺シ、ソノ命デ莫大ナ利益ヲ得ル畜生以下ノ存在トナル』
『ソノ上デ聞クガ……』

『ウチノ組織ニ入ラナイカ？』

【改めて、悪魔が囁いた】

374 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：漆黒 [saga sage]：2014/08/02(土) 22:48:23.93 ID:aAIwhF770

>>373
//付け加えるの忘れてた…
//お返事、大変遅れてしまい申し訳ございません！

375 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/08/02(土) 22:51:19.12 ID:Oa6Khzhk0

【夜の路地裏】
【柄の悪そうな男に、黒いバットケースを背負った制服姿の少女が絡まれている】

『なぁ、ちょっと俺と遊びに行こうぜぇ〜？金は俺が払うからさぁ〜】

………鬱陶しい

【なんて言いながら、馴れ馴れしく少女の肩に手を回そうとする男】
【少女がその手を掴んで…背負い投げの要領で吹っ飛ばした】
【地面に叩きつけられた柄の悪そうな男は、『ぐふっ』と呻き声をあげて…意識を失う】

…

【気絶して物言わぬ物体となった男に…少女が近付いていく】
【その男を見下ろし、『これだから不良は嫌いなの…よっ！』と怒気を孕んだ声で言い、その腹部を何度も蹴っていた】

376 ：【エースドライダー】>>623【矢羽守】 ：2014/08/02(土) 22:56:03.41 ID:fGANurBM0

うわぁ…すっげえ痛そう…

【近くの家のベランダから高校生くらいの少年が何かに跨った状態で見下ろす】

あの〜、ひょっとしてあなた、すごく強かったりします？

【声をかけてみる】

377 ：【ガムガム】【クルルンファ】 [saga]：2014/08/02(土) 22:56:04.66 ID:GpSPJso0o

>>367
/すみませんっす

>>371
「そりゃ犯人は自分がやったとは言わないわな」

　必死に否定する少女を見て、クルルンファは鼻で笑い肩をすくめた。

　しかし内心、彼女がやったものではないだろうとは納得していた。
　良く見れば傷口に違和感が見られる。それは腰に差された短刀でつけたにしては不自然な傷だった。
　さらに詳しく見れば返り血を浴びるような大きな傷がある。だのに彼女からは血の臭いがしない。

　くっくっくと喉で笑いながらクルルンファはおどけながら彼女の必死の説明に返す。

「ＯＫ，殺人鬼ちゃんの言う事は信じるよ。これは君のやったことじゃないんだろ」

　だがそんなことは些細なことだった。腰に巻かれたガンベルトと得物の落ち着いた感はどうだ。
　彼女はこの惨劇を作り出していないのは真実。だが別の現場ではだろうだろうか。
　いや、そんなこともまた些細なことに過ぎない。
　結局のところ、

「じゃあ俺が殺人鬼になって殺人鬼ちゃんを殺そう」

　クルルンファが強敵と戦いたいだけなのだから。

378 ：【エースドライダー】>>623【矢羽守】 ：2014/08/02(土) 22:56:27.34 ID:fGANurBM0

>>376
安価は>>375

379 ：名前：リアライザ / 能力名：【冥剣 リアライザ】(キャラ概要>>50) ：2014/08/02(土) 22:58:27.83 ID:n3fcIaEW0

>>373

「やかましい。入ってやるっていってるだろ、いいからサッサと手続きをしやがれ。」

【うるさそうに女は手刀を切った。元来まどろっこしいのは嫌いだ。】
【しかし「殺せ」かーーーーーとわずかに心が陰る。いわゆる殺人になんの抵抗もないが、】
【例えばそれを強制されてはどうだろう。何時ものように、人を斬ることができるだろうか。】

「……」

【いや、今それを考えてもどうしょうもないことだ。】
【「闘」に「死」はつきものである。それに、】
【無差別殺人を行うわけではないのだ。それは彼女の管轄ではなかった。】

「………で、」

「これではい終わりってわけじゃねェだろうな。入るからにはもう一つ聞きてェことがある。」

【直後のーーーーーカメレオンのわずかな怯え。】
【それを知ってか知らずしてか、女は言った。】

「テメェらの��ボス�≠ﾉ会わせろ。」

「上の顔も知らずに働くなんて、私ァ嫌だぜ。
それに、色々尋ねたいこともある。直接話すのが手っ取り早い。」

/お気になさらずー

380 ：カクゴ 《覚悟》（>>942）【魔王】胴体に斬撃（中） [sage saga ]：2014/08/02(土) 22:58:50.24 ID:1lSCKPFd0

>>376
//点呼に応じていなかったキャラは強制解放となります
//新しく能力をもらい直してください

381 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/02(土) 23:03:45.16 ID:RwgatqbSO

>>370
………………え……？

【声に気付いて、慌ててそちらを振り向く】
【無心で作業をしていたため、反応が少し遅れた】

(女性……でも、男性のような……？)

【そこにいた人間、少年のような少女のような子供を軽く眺める】
【一瞬性別が判別できなかったが、恐らく女性だろうと当たりをつける】

【その(たぶん)少女は、自分に手伝うと申し出て来た】

……お気遣い、ありがとうござい、ます。
……でも、これは、ぼくの役目なので、あなたの手を煩わせる、必要は……

【目の前の人間の心中を知らない少年は、申し出を遠慮しようとする】

382 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/02(土) 23:07:53.73 ID:foMcwdfm0

>>377
ふぃ……やっと信じてくれた……
いやーいやー……一時はどうなるかと……

【少女は男に弁解が通じたと思い、安心から胸を撫で下ろす】
【誤解が解けたならそれでいい、これも何かの縁だ。と少女がフレンドリーに接しようと男へと歩みを進めた】

……ゔぇぇ…！？……ど、どういうこと……？

【男が言ったその言葉、それは少女のフレンドリーな足取りを止める】
【強敵を臨む男から滲み出る闘気に気圧され、冷や汗をかく少女は自然に腰の小刀に手をかけた】
【両者の間に張り詰めた緊張と静寂の糸が通される】

383 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：真っ青 [saga sage]：2014/08/02(土) 23:08:49.03 ID:aAIwhF770

>>379

【喧しそうに自身の提案を呑む女を見て、なんとなく心強さを感じる】

マ、手続キハコッチデヤットクカラヨ
……ジャ、今日カラオマエハ―――


【言いかけた時に、彼女は地雷を踏んだ】

【「ボスに会わせろ」と】


………

【カメレオンの体色が真っ青になり、息が少し荒くなっているように感じる】
【まるで、蛇に睨まれたカエルのような】
【決して押してはならないスイッチを女が押してしまったかのような―――】

……出来ネェ

【先ほどまでの大きな態度と裏腹に、極端に怯えたような様子で】

…��アノ御方�＜n表ニ姿ヲ出ソウトシネーンダ
……悪イコトハ言ワネェ、ボスノ正体ヲ探ルノハヤメロ

384 ：双極桂(双極楓)【アームズアーム】 [saga]：2014/08/02(土) 23:19:01.13 ID:amnRdS2Bo

>>381
「作業の邪魔…だったかな？」

双極桂は、男性だ
人格は…という前提条件こそ付随するが、彼のときは男性らしく、少年らしく振る舞う
外見は女性タイプの体であるために、性別を間違えられることなど日常茶飯事だ

「いや…君にそんなことをさせてるのは俺達のせいなんだ…」
「仕方無いとは言え、俺はここで人を殺してるんだ…」
「そしてそのままにしたことに責任感じてるから…手伝いたいんだ」

手伝わねば気が済まない
殺しを行い、そのあとのことを考えないでその場から立ち去る…という日常を送った結果、少年にこのようなことを行わさせてるのだから
自分の後始末ぐらいは…やらねばと感じたから
だから桂は自分の立場を明かして、頼む
このようなことをするべきなのは…自分たちなのだから…と

385 ：名前：リアライザ / 能力名：【冥剣 リアライザ】(キャラ概要>>50) ：2014/08/02(土) 23:20:52.03 ID:n3fcIaEW0

>>383

「ハァ？」

【その様子を見て、女は訝しげに眉を潜めた。】
【震え上がる相手。お世辞にもそれは冗談とも演技とも思えず……。】

【と、その瞬間ーーーーーーーなにかが彼女の堪忍袋に触れたのだろうか。】
【背中の剣を引き抜く。背丈と同じ大きさのそれを片手で振ると、一刀で相手の乗る枝を切り落とそうとした。】
【そのままだとカメレオンは地面に落ちることになるだろう。】
【抵抗がなかったら、返す刀でその切っ先を目の前に突きつける。】

「おい。」

「いいか、あんまり私ァ気が長くねえんだ。ふざけるのもいい加減にしろよ。」

【そして、目の前の剣を見れば分かるだろう。女の主力武器「冥剣」】
【見た目は通常の両刃の剣と相違なく――――実際に触れられるし質量も持っているが、】
【鋼の質感の中にーーーー正しくそれはこの世の物ではない、「光」で構成されていた。】

【ガチャリ、と威嚇するように大剣を揺らす。】

「なにも取って食おうってわけじゃねえんだ。ちょっと顔を見るだけなんだからよ。ええ？」

386 ：【ガムガム】【クルルンファ】 [saga]：2014/08/02(土) 23:22:22.79 ID:GpSPJso0o

>>382
「どういうもこういうも、ねえ？
　俺が殺人鬼ちゃんで、殺人鬼ちゃんがそこのになるってだけの話だよ」

　そういってクルルンファは握った拳とは逆の手で転がる死体を指さした。
　勝者と敗者。加害者と被害者。生体と死体。狩人と獲物のシンプルな関係。

　露草に張りつめる緊張と自然に取られる戦闘態勢に、クルルンファは満足の笑みを浮かべた。
　言葉では動揺のそぶりを見せても体は適応している。強者の素質は十分だ。

「一応加害者だから、こっちから襲い掛かるよ」

　男の足がぐにゃりとゴムのように撓んだかと思った次の瞬間、弾かれたような勢いで前へ跳んだ。
　関節をバネにしてなどという次元ではない。スーパーボールを地面に落として跳ね返らせたようなものだ。
　相当の勢いで露草に接近し、握った拳を少女の顔目掛けて殴りつけるつもりだ。

387 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：真っ青 [saga sage]：2014/08/02(土) 23:34:57.18 ID:aAIwhF770

>>385

『……命知ラズガ』

【ジロリと、女を睨み返す】

『オ前ノ剣ナゾ、アノ方ノ怒リニ比ベレバ屁デモナイネ』
『ソレニ、��会ワセタクナイ�＜_ケジャナイ　��無理�＜iンダヨ』
『俺ハ……トイウカ、コノ組織ニイル者ハ例外無クボスノ居場所ヲ知ラナイ　顔ヲ見タ者スラ居ナインダ』

【異様】
【カメレオンの口から告げられた、あまりに異常な組織の実態】
【それは女の求めた答えではないかもしれない】
【しかし、カメレオンの言っていることは全て真実　彼は、��どちらの意味でも�＜{スについてこれ以上語ることは出来ない】

『ダカラ、剣ヲ仕舞エ……』
『オ前ノ要求ヲ俺ガ叶エルコトハ出来ナイシ、ウチノ組織ニ入ル以上コレ以上ノ詮索ハオ前ノタメニモナラナイ』

【そして、一呼吸おいて】

『……マァ、連絡ヲ取ルコトハ出来ルカモシレナイ』
『ダカラ、ボスノ存在ニツイテハ目ヲ瞑レ』
『………所属シテ一週間モスレバ、俺ノ言葉ノ意味ガ分カル』

388 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：真っ青 [saga sage]：2014/08/02(土) 23:35:56.99 ID:aAIwhF770

>>387
//次の返信遅れます

389 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/02(土) 23:37:21.63 ID:foMcwdfm0

>>386
……ど、どうなっても知らないからね…っ………

【少女は闘争の覚悟を決める。小刀をグッと力強く握りしめ、瞬撃に対応し得る構えを取る】

っ！ぅ……ぎゃぁっ…！！

【男の体躯がゴム質のようになる瞬間は見逃さなかった。しかし次の瞬間、少女の予想の範疇を超える攻撃が襲いかかる】
【咄嗟に抜刀するも遅し、男の拳は少女の顔面を捉え、少女の身体を跳ね飛ばした】

ぅげぇ……痛ぁぁ………くそぅ……やってくれたなお前ー！！

【中空を舞った後地面に転がりやっと勢いが殺される】
【少女の鼻からは鮮血が垂れ、痛々しく赤みを帯びている】
【瞳を涙で潤ませた弱々しくも見える少女、しかし戦意は未だ健在。地面を蹴り駆け出した少女は両手に構えた小刀を男の脚に刺すべく、それを突き出そうとする】

390 ：名前：リアライザ / 能力名：【冥剣 リアライザ】(キャラ概要>>50) ：2014/08/02(土) 23:46:49.72 ID:n3fcIaEW0

>>387

「なんじゃそりゃ？ 秩序だった組織なんだろうな本当に？」

【最初、女は相手が冗談を言っているのかと思ってしまった。】
【それほどまでに聞いたことは信じられないもので。】
【一つの組織の構成員が、誰もそのトップの素性を知らないーーーーーそんなことあり得るのだろうか。】
【女は見透かすように、じっとりとカメレオンの顔を見つめた。】

「ち……」

【舌打ちとともに、剣を背中に戻す。またもやカシンという音が響いた。】
【仕方が無い。どうしようもなかった。流石にここで、目の前の彼に八つ当たりしても意味がないのだ。言葉を信じるしかないだろう。】
【限に、嘘を言っているようにも思えなかった。】

【大剣を鞘ごと外し、傍らに立てかける。それから女は座りこみ、幹に体重を預けた。】

「……しゃーねえなあ。」

「…んじゃ、役職と私の階級を教えな。その…��ボス�≠ﾆやらが決めるまで分からねえなら、今のお前の予想でもいいや。
できるだけ、高いところを頼むぜ。へへ、人に使われるのは嫌いなんでね。」

【「それから…」】
【リアライザ・ザーラアーリ。自身の名前を名乗る。考えて見れば、遅い自己紹介であった。】

/了解ですー。ごゆっくりどうぞ

391 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/02(土) 23:50:18.70 ID:aAe22NXF0

>>346

んん、ん？

【奈津紀は、目を覚ました。】

【どこだ、ここは？どうやら誰かの家のベットの上にいるようだ。向こうの方からは、カタカタと音が為る】

あの〜？

あっ目覚めましたか？

【台所には、ロボットだという彼がいた。】

【彼の話によると、僕が溺れた後、彼に助けてもらったらしい。蛇は、彼が倒したらしい。落ち着いて対処すれば、対した相手では、なかったらしい。そして、一向に目覚めない僕を彼の仮に住んでいる山小屋に止めてくれたらしい。】

ご飯出来ましたよ。

【彼は、暖かいシチューを持ってきてくれた。】

ありがとう。ごめんね迷惑ばかりかけて。

【彼は、いえいえというように首を振った。】

ところで、ロボットなのに水に濡れて大丈夫なの？

はい。ええまぁ。

【そういえば、まだ自己紹介してなかったな…】

僕は、奈津紀。奈津紀って呼んで！君は？


//返レス遅れてすみませんでした。お互い自分のペースでやって行きましょう！！

392 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/02(土) 23:50:23.37 ID:RwgatqbSO

>>384
い、いえ、邪魔と言う訳では………

【双極の言葉をやんわりと否定するザイ】

え、と、…………

【彼から語られた言葉】
【自分が殺人者であり、ザイに掃除をさせているのは自分のせいであると】

(………………)

【その言葉を受け、さらに遠慮をしそうになったが、それを抑える】

……わかり、ました。
では、ブラシの予備があり、ますので、それを使って、ください。

【そう言うと、袋の中から小さなブラシを取り出し、差し出した】

393 ：【ガムガム】【クルルンファ】 [saga]：2014/08/02(土) 23:53:35.78 ID:GpSPJso0o

>>389
「その意気だ殺人鬼ちゃん。っと、そいつは苦手だねえ」

　殴り倒したはずの少女は、むしろ一層の元気を蓄えて立ち上がり、小刀を構えて突進してきた。
　打撃を相手にするのは得意でも、さすがに刃物で切られては普通に斬られてしまう。
　幸いにも距離があり見切るのはたやすいが狭い路地裏は左右に動くにも限界がある。

「よっと！」

　だからクルルンファは逆に前へ出た。少女が付きだそうとするその前を狙い、左腕を文字通り伸ばした。
　同時、右腕が置き去りにされたかのように後ろへ伸びる。
　そして左掌をわざと小刀で突き刺されながら腕を伸ばし、露草の両腕を絡めとろうとする。

394 ：双極桂（双極楓）【アームズアーム】 [saga]：2014/08/03(日) 00:05:49.51 ID:g36W+rnM0

>>392
「ならよかった…」

作業をしたいと言ってもザイの邪魔にはなりたくはなかったのか桂は安堵していた
自分の言葉を否定してくれたことに

「サンキュ、それじゃあ始めるかな」

ザイが遠慮してると感じたのは少し申し訳なかったが…彼はブラシを差し出して掃除を手伝わせてくれた
それをありがたく受け取ると赤く汚れた地面を擦り始める
一心不乱に、自分のやってきたことを思い返して…ほんの少しの後悔を懐きながら

395 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/03(日) 00:06:19.57 ID:ByuMb88F0

>>393
ぇっ……！？……うわっ！！……くそぅ！なんじゃこりゃ！

【またも予想外、男は態と少女の突き出した小刀に左手を刺した】
【ここは路地裏で回避の域は少なく、男の取った行動は戦略的と言えるだろう】
【少女が男の行動に驚きの声を上げている間、男の伸びた腕は少女の両腕を絡め取り殆どの身動きを封じる】

…離してよバカぁ！！腕伸びるなんて聞いてないし！！

【少女は両腕に絡み付いたゴム質の腕を振り解こうと暴れるがそう簡単には解けず】
【ならば、と少女は右手で銃器を形どり、至近距離から男へ鉛玉を何発か撃ち込もうとする】
【少女の腕はあまり動かせない状態にあり、それは手も同じ。故に飛んでくる鉛玉の固定された軌道を見切れば後は容易く回避出来るだろう】

396 ：【ガムガム】【クルルンファ】 [saga]：2014/08/03(日) 00:22:50.61 ID:OIwbNI+Zo

>>395
「離したら負けちゃうから離せないって
　っと、そっちが本命の能力か。ギリギリかな？」

　絡めとられた腕の中で作られた指鉄砲。そこから発射されるのは本物の弾丸だ。
　刃よりは遥かに鈍い。条件さえそろえば跳ね返せさえするだろうが至近距離では難しい。
　すべてを躱そうとすればどうしても腕を解かなければならないだろう。

「これでも痛いのは嫌いなんだぜ」

　一動作だけで避けられるだけの弾丸をぐにゃりと身体をあらぬ方向へ捩じって避けた。
　動かし切れない胴体への弾丸を、ゴムのように圧縮して硬化させた左脚で受けとめる。
　鉛玉は脚にねじ込まれたものの、胴体へ貫通せずふくらはぎの半ばで止まった。

「ぐあ……っ！」

　そこへ、後ろへ伸ばされていた右腕がようやくやってきた。例えるのなら弓から放たれた矢。
　伸縮する腕の先端――右拳は、風を切り裂くような速度で空中を疾駆する。

「っくそ、俺のゲンコツだって、死ぬほど痛いよ」

　左脚の恨みも込めて、クルルンファは超加速させた右拳を露草のみぞおち目掛けて叩き込もうとする。

397 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：真っ青 [saga sage]：2014/08/03(日) 00:34:30.34 ID:M7Rowgqx0

>>390

『秩序ハチャントアルゾ　ボストイウ存在ノ恐怖ニヨルモノダガ……』
『……ソレト、コレハアドバイスダガ……』

『��ボスハ常ニ俺達ヲ見張ッテル�＝@忘レルナヨ』

【再び、冗談のような言葉】
【しかし、これについてカメレオンは��すぐに分かる�≠ﾆ付け加えた】


『……フーッ、ヨシ、オ利口ダ』

【剣を下ろす彼女を見て、胸を撫で下ろしたように呟く】

『マァ、役職ニ関シテハ十中八九「宝石回収部隊」ダロー、ナ』
『階級ハ下ッ端カラノスタートダロウ、ナ』

『ン、ソウソウ　ウチノ組織ハ階級精度ガ単純デ、ナ』
『【下ッ端】＜【隊長】＜【総隊長】　コレダケダ　シンプルデ良イダロ？』

【軽く組織の構造について説明しつつ、彼女の問いに答える】
【ちなみに、【総隊長】であるということは同時に組織の幹部であることをも意味する】


『オイ、ボスニ何カ話ガアルンジャネーノカ？』
『連絡取リテーナラコンナトコロデ寝テル暇ネーゾ』

『……ン、アア、ソレト――――』

【彼女を急かし、思い出したように】

『��生物兵器研究部門最高責任者�＝c…モット単純二言ッチマウト、��幹部�＜m「アルバート」ダ』
『組織ノペットミテーナモンダカラ「ファミリーネーム」ハ無イ　ヨロシク頼ムゼ、ウケケ』

【名と役職を名乗った】
【彼女をヘッドハンティングしたカメレオンの正体は��組織の幹部�＝z

【女がボスとの連絡を望むなら、それが可能な施設へ向かうことになるだろう】

//遅れました！

398 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/03(日) 00:38:32.34 ID:ByuMb88F0

>>396
っ……！ぐぇふッッ…！！…………っ……！っ！……

【放った弾丸は殆ど避けられたが一つ、左脚に命中したようだ。ボコボコにやられそうになったところを一発報いたのだ】
【このまま追い打ちして攻撃の暇さえ与えないっ。そう思った瞬間、少女の視界に凄まじい程の速度を宿した拳が写った】
【無意の内に全身を強張らせ衝撃に備えるが、それを無意味化する拳が少女の鳩尾へと叩き込まれる】
【声にならない叫び声を上げ、思わず少女は後ろへ倒れ込む】

………くぅっ……！！！

【戦闘中に頭の位置を相手よりも下にして弱点を晒してしまう愚行。今の少女がそんな事気にかける余裕は無く、ただ追撃を防ぐために男の方向へ鉛玉を連射し弾幕を張る】
【当たる可能性は極めて低いが男の行動を阻害できればそれでいい】
【その弾幕の中、男が何か行動を起こさない限り少女は後退して男から距離を取るだろう】

399 ：名前：リアライザ / 能力名：【冥剣 リアライザ】(キャラ概要>>50) ：2014/08/03(日) 00:45:32.34 ID:8E6+be8S0

>>397

「なにー？��下っ端�＜@？一番下じゃねーか。」

【不満げである。】

「……「見張ってる」ねェ…どうもあんたの話は要領を得ないな。その��ボス�≠ﾆかいうのも、勿体ぶらずに出てくりゃーいいのに。」

【意味ありげな言葉に、女は首を傾げた。】

「あ？ああ、そういや「連絡は」取れるのか。ふーむ…」

【考える。しかし、どうせこのあとやることもない。】
【立ち上がると、大剣を背負う。鞘にクリップが付いていて、それを腰のベルトにカチリとやるらしい。】

「行ってみよう。どれ、案内してくれるんだろ？幹部殿。」

(…下っ端、ねえ。)
(…今の言い方だと、その上に隊長、そしてその上に総隊長がいるわけか。)

(…そいつらを殺しゃ…一気にーーーーなんてな。)

【くははーーーと愉快そうに笑う。】
【相手が案内してくれるのならば、着いて行くはずだ。】

400 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/03(日) 00:56:54.01 ID:la51/DBSO

>>394

【双極が掃除を始めたのを確認すると、ザイも再び無心で――】
【――とはいかず、少しだけ頭を動かしながら掃除を再開する】

【隣の少年？は殺人者であるらしい】
【そして先程の様子から思うに、人を殺したのは一度や二度ではないのだろう】
【俺達、と言っていたし、もしかすると何かしらの組織に所属しているのだろうか――】

【――などと考えながら掃除をしていれば、地面の血液は大体落とせたようだ】

あの、地面を一旦水で流すので、気をつけてくだ、さい。

【そう声を掛け、ザイはペットボトルを手にした】

401 ：【ガムガム】【クルルンファ】 [saga]：2014/08/03(日) 00:58:50.41 ID:OIwbNI+Zo

>>398
「痛っ……追撃はむずかしい、か」

　倒れ込んだ少女が作る指鉄砲を見てぎくりとし、クルルンファは右足を伸ばして大きく後ろへ距離を取った。

　放たれる弾幕はあらゆる方向へバラ撒かれ、近づくことは難しい。
　今度は逆にこちらへきた弾丸を薄く延ばした左腕で受けとめ、その勢いに逆らわずに伸ばされるだけ伸ばされた。
　結果として推進力を失った鉛玉が左腕にめり込み止まっていた。
　硬化させずに逆に柔軟にしたおかげだろう。弾丸の衝撃でアザや打撲は無数にあるが、血は出ていない。

　とはいえ左腕はもうほとんど使い物になりそうにない。まだ戦闘中に使うとすれば、盾と割り切るぐらいだろう。
　そして弾幕を張っている最中、少女がゆっくりと後ろへ下がっていくのが見えた。
　弾幕に飛び込んでダメージ覚悟で戦うのはさすがにリスクが大きすぎると判断し、クルルンファは足を止めた。
　それに左脚の負傷もあり、素早くは動けそうにない。

「しょうがない。殺人鬼ちゃんのチカラを使わせてもらうよ
　スリングショットの威力は知ってるかい。アレって車のフロントガラスとか簡単に割るよね」

　クルルンファは左腕にめり込んだ鉛玉をすべて右掌に集めて握った。そして左腕ビヨンとばすとそこに挟み込む。
　そして今度は両腕を大きく後ろへ伸ばし引いた。パチンコに玉を乗せてゴムを引き絞った状態だ。

「下手な鉄砲も数撃てば！」

　まさしく複数の弾丸を纏めて散弾のようにして鉛玉のスリングショットを放とうとする。

402 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/03(日) 01:20:23.70 ID:ByuMb88F0

>>401
ぐぅぅ………ちょっとヤバイかも……っ……

【弾幕は男の追撃を許さず、何とか効果は出たみたいだ。その内に少女は距離を充分に取り、鳩尾の回復を待とうと立ち上がる】
【今も銃口は男に向いていて接近しようものなら鉛玉を撃ち込める状態だ】

…えぇっ……！？そんなのアリ…！？
……うぐっ……くはぁっ……！！…

【一方の男は少女の放った鉛玉を集め、ゴム質の身体を利用しスリングショットを決めようとしている】
【少女は驚きを隠せず、しかしそんな事させまいと指先から鉛玉を何発も射出した】
【同時に威力を溜めに溜めた鉛玉が男の手から解放され飛ぶ】
【少女の撃つ鉛玉と男が放つ鉛玉、互いにぶつかり合いその軌道をズラしていく】
【少女の元へ届く頃になると無数の鉛玉はバラけて何発かは壁や地面に落ちていく、そして残った鉛玉は少女の身体へと致命的では無いが命中した】
【全身の至る所から出血を起こした少女は再び地へ倒れ込む。少女の眼が写すのは自分が撃った鉛玉の行方であった】

403 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：真っ青 [saga]：2014/08/03(日) 01:42:49.45 ID:M7Rowgqx0

>>399
【カメレオンの向かった先は、なんでもないように見えるただのビル】
【深夜で開かないはずのそのドアは、カメレオンが前脚で触れるだけで道を開いた】
【そのままエレベーターを呼び、エレベーターに乗り込んだ】
【手すりに上り、その隣に設置された階床ボタンを両前脚を器用に使って不規則に、猛烈な勢いで行き先のフロアを入力していく】
【すると、エレベーターが『ドアが閉まります』という音声と共に下降を始めた】
【��このビルには地下が存在しないことになっている�≠ﾉも関わらず、だ】


【ドアが、開きます】

【何分間降りただろうか】
【エレベーターが開くと、殺風景な一つの通路】
【エレベーターの正面には一つの巨大なドアがあり、その脇には一つの装置が設置されている】
【ドアの上には監視カメラのようなものも見受けられる】

『チョット待ッテロ』

【装置の上に上り、再び両前脚で機械を操作する】
【どうやらセキュリティシステムにパスワードや指紋を入力していたらしく、1分近く入力を続けると、ドアが重苦しい音を立てて開いた】


『ヨシ、モウ良イゾ』


【ドアの向こうには、得体の知れぬ機械がそこら中に設置された空間が広がる】
【白衣を纏った人間も何人か歩いており、カメレオンに挨拶をした後に女を物珍しそうに眺めつつ去っていった】


サテ、コノ奥ノ部屋ダ
行クゾ

404 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：真っ青 [saga]：2014/08/03(日) 01:44:27.21 ID:M7Rowgqx0

>>403続き

【到着したのは、一つのモニターと機械だけが設置された小さな部屋】
【機械を操作すると、モニターが起動し】

『名前と用件を』

【映し出されたのは、ウェーブのかかった銀髪に碧眼、銀のドレスに身を包んだ一人の少女】
【機械から発せられた声も幼く、この少女のものと見て間違いないだろう】

アルバートダ
新入リノ紹介ダ、今カラソッチニ情報ヲ送ル

『了解した』

アア、ソレト……
………ボスヲ頼ム

『……ボスに、か』

【少女の表情が強ばる】

コノ新入リガ会ワセロッテ言ウンデヨ……
声ダケデモ聴カセテヤッテクレ

『解った……』

【その声と共に、モニターはブツリと消えて何も映らなくなった】



【しばらくすると、機械から声が漏れ、ノイズと共に部屋に響き渡った】

ﾄﾛﾝ
『ﾌﾞﾂｯ……ｻﾞｰｻﾞｰ………『玉座』ヘノ入団オメデトウ……』
『《リアライザ・ザーラアーリ》クン……………』


【機械から響く声は機械変換されていて、生の声ではなかった】
【しかし、その声は変換されたものとは思えぬほど重苦しい響きを持っており、声の主が並の存在ではないことを感じさせる】

【そして、極めつけに声の主はこう言った】
【��リアライザ・ザーラアーリ�≠ﾆ】
【本来まだ知らぬはずの、彼女の名を】

//返事が大変遅くなってしまいました……
//申し訳ございません

405 ：名前：リアライザ / 能力名：【冥剣 リアライザ】(キャラ概要>>50) ：2014/08/03(日) 01:54:52.09 ID:8E6+be8S0

>>403

「……意外と普通のところだな。」

【もっと物々しい場所を予想していたのだろうか、しかし、】
【なるほどこれならば外界と比べても目立ちそうにない。周りを見渡しながら、彼女もカメレオンに従った。】

(……地下か。)

【たどり着くと、そこは殺風景な部屋。】
【一歩一歩歩く。すれ違う人々には、チラリと横目で見るのみにとどめた。】

【さて、】
【いよいよそのトップとの邂逅。その声が聞こえてくると、】
【女は一歩前に出た。取次の少女のものではない、重厚な声色。】

「そりゃどうも。あんたがここのボスか。」

(……トロン。)

【それが組織の名前か。女は頭に叩き込んだ。】

「随分と恐れられてるみたいだな。ええ？
アルバート…だったか。兵器研究部門の幹部が震えてたぜ。」

【表向きは動じていないように振る舞う。】
【しかし、内心は別だ。やはり雰囲気と貫禄ーーーーーある種のそれを、彼女もまた感じていた。】

406 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：真っ青 [saga]：2014/08/03(日) 02:14:26.90 ID:M7Rowgqx0

>>405

【『��生物�＆ｺ器ダ』と、カメレオンが細かい突っ込みを入れる】


『ｻﾞｻﾞｯ……アア、体ヲ真ッ青ニシテ怯エテイタナ』
『心外ダナァ、心ガ傷ツイタヨ…』

【まるで、��その場にいたかのような�′�ぶりでおどける】

ハッ、アレダケ殺シトイテ、今更『心ガ痛ム』ナンテ良ク言エタモンダ

『ﾌﾞﾂｯ……私ノ素性ヲ探ッタダケノ罰ハ与エナケレバナ』
『シッカリ殺シテ置カナイトオ前達ハツケアガル……』

信用ノ無イコトデ……


『……ｻﾞｻﾞｯ…サテ、リアライザクン、私ニ尋ネタイコトトイウノハ何ダ？』
『キミハ私トイツデモ連絡ヲ取レルヨウナ立場ニナイ、疑問ハ今ノウチニ全テ消化シテオクコトヲ推奨スル』


【向こうから自ずと本題に入った】
【また、その場で耳にしていたかのような口ぶりだ】

407 ：名前：リアライザ / 能力名：【冥剣 リアライザ】(キャラ概要>>50) ：2014/08/03(日) 02:20:38.46 ID:8E6+be8S0

>>406

「ああそうだ、失敬。んなら簡潔に聞くぜ。」

【女はそう言って顔にかかった髪を払った。】

「まず一つ、結局私の立ち位置はどうなる。��全部見てる�≠ｵ��あんたが決める�≠�だろう。それを教えといてもらおうじゃねーか。」

「んで、もうひとつ。結局のところ、ここの目的はなんだ。」

【なるほど、先ほどアルバートが口にした言葉。】
【その意味がようやく分かって来た。確かにお見通しであるらしい。】
【だが、話が早くて助かる。女は自分の聞きたいことを全てぶつけた。】

408 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：真っ青 [saga]：2014/08/03(日) 02:44:56.46 ID:M7Rowgqx0

>>407

『……ｻﾞｰｰｯ…君ノ所属先ハ、アルバートノ言ッテイタ通リ��宝石回収部隊�＜m��一番下ッ端�＝c…』
『ツマリ、��一般隊員�＜gナル　意ニソグワナイダロウガ、理解シテホシイ』

【彼女を慮るような台詞】
【そして】

『ﾌﾞﾞﾂｯ……シカシ、君ハ��幹部ニナレルダケノ器�＜虫揀bテイルネ…』
『私ニハ、分カルノダヨ　ソノ人間ガ、��幹部ニ値スル人材�＜J、ソウデナイカ』

『精進シタマエ、君ヲ幹部トシテ任命スル日ヲ心待チニシテイルヨ』

【どこか、その言葉は心からのものであるような響きを含んでいた】
【一呼吸おいて、次の質問の答えへと移った】

『…ｶﾞｯ…コノ組織ノ目的ハ、��裏世界ノ支配�＜_』
『無法ニモ、秩序ハ必要ナノダヨ　裏世界ヲ支配スルコトデ無法ニ法ヲ、トイウノガ私達ノ目的ダ』

『尤モ、コレハ建前ダ　基本的ニハ犯罪行為ニヨッテ利益ヲ上ゲル会社、ト思ッテモラッテカマワナイ』
『私ノ命令ガ下ッタ時ニ、ソノ通リニサエ動イテクレサエスレバ、秩序ハ自然トデキアガッテイクサ』
『君達ニトッテハ、コノ��目的�＜nオマケミタイナモノダロウ』

【無法にも法を、裏世界の支配がボスの目的】
【しかし、逆に言えば言い切った】
【『お前にとっては、金が美味しいだけの��意志の無い闘争�≠ﾆなる』と】

409 ：名前：リアライザ / 能力名：【冥剣 リアライザ】(キャラ概要>>50) ：2014/08/03(日) 02:59:00.65 ID:8E6+be8S0

>>408

「…宝石…ああ。」

(こないだあの男が落としたあれか…しまった。こんなことなら捨てずに取っておくべきだった。)

【なるほど、これで所属がはっきりした。やることももはや聞くまでもない。】
【宝石回収ーーーー望んで差し出す能力者はいないだろうから、当然武力行使することになるだろう。自分にもってこいである。】

「へ、そりゃそうたな。入ったばかりの新参を重鎮にする組織なんか聞いたことねえ。」

(…幹部、にねェ。)
(なるほど��全部�≠ｨ見通しか。こりゃ「冥剣」の能力も筒抜けになってるかもな。)

【続く質問の答え。】
【最も聞きたかったことでもある。すなわちこの組織の目的。】
【それを聞くと、女は笑った。】

「結構。なかなか面白そーなことしてるようだな。
こりゃ、入って正解だった。これからよろしく頼むぜ。ま、あんたと会うことはあまりないだろうけどな。」

【さて、】
【聞きたいことは全て聞いた。彼女は踵を返す。】
【振り返らずにいった。】

「早速仕事に乗り出したいところだが、そうだな、まずはここいらを見学させてもらうとするか。
そういうわけで、これでお開きだな。しばらく適当に歩いてみるとしよう。」

「アルバート、だったよな？ 後でお前んとこにも顔だすからよろしくな。」

【さてさて、】
【まずはこの組織の実態を知るとしよう。そう考えた女は、】
【どこかでボスの視線を感じながら、その場を後にした。】

/お疲れ様でしたー！勧誘ありがとうございました。
/ただ、リアルの都合やその他であまりスレやイベントに顔を出せないかもしれないので、主戦力に数えないでいただけると幸いですー。申し訳ない……。

410 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：真っ青 [saga]：2014/08/03(日) 03:10:22.59 ID:M7Rowgqx0

>>409

//絡みありがとうございました！
//全然大丈夫ですよー！入団ありがとうございます！

411 ：【ガムガム】【クルルンファ】 [saga]：2014/08/03(日) 04:56:43.36 ID:OIwbNI+Zo

/ごめんなさい。さすがに眠かったのか意識飛んでました

>>402
「その姿勢は好きだけど――ああ、ヤバいな」

　工場生産とハンドメイドの違いのように、そこには圧倒的な物量差があった。
　スリングショット構える瞬間にも放たれる鉛玉。軌道がズレた弾は予測も出来ない。
　それらを回避する余裕も猶予もない。本家本元の鉛玉は、容易く男の全身を打ち抜いた。
　デタラメな弾幕が散弾と衝突することでピンボールのように返って命中弾を多くしていた。

「あ、ぐ……う」

　いくつかの弾丸が内臓を破裂させ、肺に空気穴を作った。致命傷だ。
　ギュっと穴を縮めて塞ごうとするにも数が多すぎる。こひゅう、という音がクルルンファの咽喉から漏れた。
　最後のチカラを振り絞って、クルルンファは右腕で左手に刺さっていた短刀を引き抜いた。
　少女が倒れたときに突き刺さったままだったものだ。

　それを地に臥せる少女に対して――

「君の、勝ちだ、殺人鬼、ちゃん」

　――その傍らに置いた。

　空気が漏れているせいだろう、掠れてざらついた声というよりは音に近い言葉。
　まごうことなき強敵であった。それと戦えて満足したクルルンファは、素直に死を甘受した。
　数秒後、ニヤけたような表情を張り付けたまま穴だらけの男は死に、傍らに宝石が転がった。

　クルルンファ死亡

/寝落ちしてすみませんでした。けれど楽しかったです。ありがとうございました！

412 ：突撃型対能力者戦闘機兵試作4号機:アルゼブラ【サードアームズ】 ◆YBur1CkGGU ：2014/08/03(日) 08:01:44.00 ID:fV+yKNKS0

>>391
/そうですね！

【少年に名前を聞かれたが、なんと答えれば良いのか分からない】
【コードネームを言えば良いのか、正式名称を言えば良いのか……】

僕は…僕は……そう、アルゼブラです

【悩んだ結果、コードネームを答える事にした】
【実際は名前なんて無いような物だ】

【あの大蛇を倒したおかげで任務の追加報酬も貰えた】
【やっぱり安かったが】

僕は今独立傭兵をやって居るんです
何かあったら依頼して下さいね

【最近依頼が少ないので宣伝しておく】
【その後、余り目立っては不都合だと言うことを話した】
【何故かと聞かれたが、上手く誤魔化しておいた】

【シチューを食べ終え、少年はまた森に歩いて行った】

また何処かで会ったらよろしく！

【手を振って見送った】

/〆ですかね？
ありがとうございました！

413 ：双極桂(双極楓)【アームズアーム】 [saga]：2014/08/03(日) 08:52:44.65 ID:g36W+rnMo

>>400
桂が俺達…と言ったのには多数の理由がある
一つは、楓のことだ
人格的に、双極桂が現在使用している体は二人のもの…だから俺達
二つ目は、自分が組織に所属しているから
木山一族という大きすぎる組織の末端…だから俺達
そして、破壊者の代表としての、俺達

やがて地面に付着した赤いものは粗方落とせて、ザイが口を開いた

「ああ…じゃあ少し避けるか」

桂はペットボトルを手にしたザイから少し離れた
次にゴミを産み出すことがあったら…そのときは掃除もしておこうなどと考えながら

//寝落ちすみません…

414 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/08/03(日) 12:50:01.35 ID:pC/H0H4No

まりあか

415 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:全快【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/03(日) 13:07:13.58 ID:h9zzy3Ns0

【此処は公園】
【EHTユニバーサリー第一日本支社近郊に位置する寂れた公園】
【今や人の気配など微塵に感じる事の出来ぬその場所に、久しく人が入って】

時代の流れは早いものですね

【近くのベンチに腰掛けながら、そうとだけ呟いた】
【空は曇天。良いことも何も起きなさそうな、日常の暗示である】

416 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/03(日) 13:31:14.08 ID:DSCZSyF9O

>>411
…………っ…………

【放った鉛玉は捻くれた軌道を描いて男の身体を傷つける】
【彼の喉から漏れた聞き慣れた音を聞けば何処に命中し、それが致命傷である事を理解できた】
【男は手に刺さったままの小刀を抜いて少女の元へ返し、彼は自らの敗北と死を受け入れた】

……はぁっ……危なかったぁ………今度こそ死んじゃうかと……

【満足そうな笑みを浮かべる男の最期を見届けた少女。心身にどっと疲れが現れ、地面に倒れ伏せたまま暫くは動けない】
【そんな少女の眼に写ったのは殺伐とした路地裏にまた一つ出来上がった血濡れの惨状であった】


/大丈夫ですよーっ、私も楽しかったです。ありがとうございましたー！

417 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 ：2014/08/03(日) 13:39:18.85 ID:CMLNmrrXO

【今にも落ちてきそうな鈍色の空の下】
【歪な存在はまるで幽鬼が如くに歩く】
【纏うローブは赤黒く染まり風に揺れ】
【時折覗く瞳は青、だが澱んだ不快色】

418 ：【スノーデビル】>>21【人造異能力兵士03“S”】 [saga]：2014/08/03(日) 13:42:46.14 ID:PhiapAKK0

>>415
【公園に一人の少女(?)が入ってくる】
【少女は夏だというのに冬物のワンピースを着ている】
【暑そうな様子は一切無く、それどころか涼しそうな表情だ】

……こんな所に……公園があったんだ………
…今日は曇ってる、少し肌寒いかも……
…調節……しないと……

【少女の周りには何か白い物が舞っていた】
【その白い物はーーーーーー雪だ】
【この季節に降る筈の無い雪が降っているのだ】
【少女が呟くと周りの雪が弱まりだす】

…気温13度、かんぺき

【実際に気温がおかしいのは少女の周りだけ】
【少女に近づけばそのおかしな冷気に気づくだろう】

419 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:全快【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/03(日) 13:52:55.54 ID:h9zzy3Ns0

>>418
【気だるげに腰掛けていたベンチを後にしようと立ち上がり、曇天の空模様をもう一度一瞥してから……ん？】
【気温という概念。この空模様の下でもそれは二十度を越えるはず、いや越えねばならない】
【しかし、妙な事に公園入り口付近の気温は実際のそれとは異なっていた】

（妙ですね。今日は暑いというのに）

少し、肌寒いですね------ん

【視界に映る、雪】
【そして中心で季節外れのマフラーを羽織る人影を見た】
【あから様、可笑しいと、そう感づいたのはかの彼女。人類最強】

少し寒いですね
こう“急な雪はこまります”。おや、寒そうですね

【まあ馬鹿にしたような見え透いた手で話しかけてみよう】

420 ：【居合会心】不明【右眼を閉じた女】 [sage]：2014/08/03(日) 13:55:14.85 ID:jDo+8dXQo

【仄暗い路地裏、設置された室外機が邪魔で仕方無い】
【息を荒らげ、直走る女の後方からは数人の追手】

【暫時経て、辿り着いてしまった最奥部】
【半歩身を引き、後方へ向き直る】
【一呼吸、清澄なノイズと共に放たれた刃は何だか狂気の匂いがした】

【血飛沫が路地裏の深淵を染め、甲高い金属音を帯びて納刀】
【数体の屍を睥睨、呪詛を吐き捨てて歩き出す】

421 ：【グラスタフ・アイルロード】>>974【トランパー】【】 ：2014/08/03(日) 14:14:10.84 ID:ENtPSHl7o

>>417
【決して美しいとは言えない空の下、時折地をさらう湿っぽい風に、鬱陶しそうに歩く男が一人】
【辺りに舞うのは巻き上げられる砂塵と鼻を刺す不吉な香り】
【すれ違う女の影を一瞥し、その少し後ろで振り返る】

･･･おいおい、なんだそりゃあ
新しいファッションか？それともコスプレかい？

【女の背中に言葉を飛ばせば、ゆらりと動く左腕】
【それは女の肩を掴もうと、後ろから、男の悪意とその手が迫り行く】


//まだいらっしゃったら！

422 ：【スノーデビル】>>21【人造異能力兵士03“S”】 [saga]：2014/08/03(日) 14:16:05.20 ID:PhiapAKK0

>>419
【挑発的な見え透いた手は察知した】
【それでも全く表情を変えず】

………………この気温が一番快適……
……寒い時に暖かい服は至高………
……それに……雪はずっと降ってる……

【空は普通に曇っている】
【天気自体は何も変わった様子は無い】

【雪が自身の能力である事は知っている】
【しかし“調節”は出来ても“解除”が出来ないのだ】
【雪が降りやむ事は今までに一度も無かったらしい】

……暑いのは…嫌い………

【独り言のような、返答のような、曖昧な言葉を呟く】

423 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:全快【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/03(日) 14:27:43.53 ID:h9zzy3Ns0

>>422
【人形、と言い表すが正しいか】
【とにも核にも表情を変えぬ少女から伝わるのは、独り言のような曖昧返答】

……はぁ。良いです
季節の変わり目も解らないならやはり貴方は------

【周りに雪は降っていない】
【降っているのは少女の周りのみである。だから疑った】
【急な温度変化が此処まで簡単に起きようか。否、起きるはずはないのだ】

異能を持ち合わせているのでしょうか

【王手】
【相手の駒に突き出す止めの一撃目前】
【果たして少女の返答は如何に】

424 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/03(日) 14:37:59.19 ID:BRRhTeT40

【放浪探偵は今、ベンチでアイスを食べている】
【この最近、彼は異変探しをしている】
【別に深い理由はない。公園の遊具や標識が浮いたりなど、街にはよく異変が起きる】
【その異変の理由を探したり、異変を見ることが彼の楽しみである】

あ〜。やっぱり美味いな、アイスは

【アイスを食べ終えれば早速異変探し】
【ベンチから立ち上がり、彼は普通では無いことを体験するため歩き出した】

【...本業の困った人探しもついでに】

425 ：【スノーデビル】>>21【人造異能力兵士03“S”】 [saga]：2014/08/03(日) 14:49:06.72 ID:PhiapAKK0

>>423
【アルティミスからの際どい質問】
【暫く間が空き、それから静かに口を開いた】

………持ってるよ……“S”(ｽﾉｰﾃﾞﾋﾞﾙ)のチカラ………

【小さな声で答える】

……近づくとみんな死んでしまう……悪魔のチカラ……
…あなたもずっとそこに居ると危ない………

【目視で確認できる程降っているのは少女の周囲だけ】
【しかし雪は少女を中心に広範囲に降っていた】
【極々少量の雪だが、長居をしていれば命を落とすだろう】

………持って後30分…早くて20分……かな………

【持って30分、これは“S”の影響で「死ぬ」までの時間だ】
【「動けなくなるまで」はカウントされていない】
【動けるのは後20分…と言った所であろう】
【助かるには「逃げる」か「03を止める」しか方法は無い】

426 ：血のヴァルキュリア【ヴァルキュリア】 [sage]：2014/08/03(日) 14:55:18.10 ID:ULRfuh79o

【爽やかな風が吹く木の下で、それと全く似つかわしくない女が突っ立っていた】
【2mはあろう巨躯はべたべたと汚れたローブに覆われ、長い髪はばらばらに散って表情を隠す】
……♪　く、ひ♪
【さながらホラー映画に出てくる幽霊のようだ……まばらに隠れた顔に浮かべる薄ら笑いも。】

427 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:全快【学びの刃】学び:砂嵐×2 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/03(日) 14:58:20.57 ID:h9zzy3Ns0

>>425
【開かれた唇。呟かれた言葉。そしてそれらを肯定する意味】
【もう、アルティミスには仕事が出来てしまった。そして実行に移すのは、極自然な流れ】
【逃げないさ。だって必要がないから。人類最強を侮る無かれ】
【突如彼女の体に淡い光が纏われ、白銀のCT-ユニットが転移装着される。次いで翳す右腕に握られる独特な光沢感を持つ剣は、次の瞬間には振り抜かれているだろう】

悪魔ですか。良いですね
--------貴方を殺させていただきます

【CT-ユニットにより若干熱を妨げられるが、延長出来て二、三分】
【だがそれで十分だ。正確に振るわれるこの魔剣が、少女の四肢を切断するまではそれで十分】

428 ：【スノーデビル】>>21【人造異能力兵士03“S”】 [saga]：2014/08/03(日) 15:22:10.66 ID:PhiapAKK0

>>427
【目の前で戦闘体制に入るアルティミス】
【怯えるような、悲しいような表情で呟く】

……人間は…怖い………

【雪が強くなり、03の周りを渦巻き始める】
【悪魔の吹雪は二人の間を遮るように吹き荒れ、気温を奪っていく】
【気温7度、真冬並みの寒さだ】

……雪に触れれば…命は無いと思った方がいい………
…こればかりは…気合いや精神力で耐えられないから……

【声が震えている】
【自分の力と、相手の殺気に怯えているのだ】

429 ：【グラスタフ・アイルロード】>>974【トランパー】【】 ：2014/08/03(日) 15:23:14.57 ID:ENtPSHl7o

>>417
//いらっしゃらない？ようですので>>421のレスは無かったことにしますです

430 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/03(日) 15:23:53.88 ID:bZvz0Ilx0

>>424

【少年は、とある探偵事務所の前に立っていた】

ここでいいのかな？中卒探偵事務所。

【少年は、探偵事務所に足を踏み入れた】
【一人の探偵と思わしき男が立っていた。】

あの〜。すみません、依頼をお願いしたいんですけど？

431 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/03(日) 15:36:00.68 ID:BRRhTeT40

>>430
【さて、異変探し...と思っていたが本業はすぐに来た】
【依頼人がやってきたのだ】
【だらけた自身を改め姿勢を正し、相手に向き合う】

はい、依頼ですね
どういう依頼ですか?

【少年に依頼を聞く】

432 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:身体凍傷（軽）【学びの刃】学び:砂嵐×1,冷気の雪×5 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/03(日) 15:38:18.06 ID:h9zzy3Ns0

>>428
【気合いや精神力は関係ない？　それは必ずしもそうだろうか】
【確かに極限状態に陥った人間は、そうかも知れない。しかし彼女の様な“狂”を盾にする者では話が違う】
【死を恐れない事ほど恐ろしい精神はない。彼女は顔の半分が欠けても数秒立ち上がる程、“企画外”】

攻撃性を隠せない時点で貴方は盲点をさらけ出しているのです
私に見つかったなら、命は無いと思った方がよろしいかと。片付くのはすぐです

【んな事知った事では無いと言うように、アルティミスは肉薄する】
【雪の表面温度は極冷たいが、柔肌に触れていない分ましだ】
【進行方向目前の障害である吹雪を撲殺するよう砂嵐を放てば、一瞬の隙を縫い内部へ】
【肉薄が成功するならば、背にめがけて振り下ろされる刃に引き裂かれてしまうだろう】

433 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/03(日) 15:48:54.76 ID:bZvz0Ilx0

>>431

【よかった。依頼を受けてもらえるようだ。】

実は、旅のお供をお願いしたいんですけど。

【細かい内容を？というような顔をしている。】

えーと。家でしちゃって今旅をしているんですけど、その途中で、怪物が出るという山があって。
一応戦えはするんですけど…一人よりは、二人の方がいいかなァ〜。と思って、あまはは……
町の人に聞けば、不可解な現象が大好きな探偵さんがここにいると聞いて……

【一人じゃ怖いとは言えない。】

お金はいくらでもあります。家でした家へ請求してもらえれば、
どうでしょうか？


//wikiの方でキャラの設定を見ていただければ、…返レス遅くなるときもあるかもしれませんすみません。

434 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/03(日) 16:09:47.37 ID:BRRhTeT40

>>433
旅のお供...ですか

【なぜ旅に探偵を、と思っていたら話してくれた】
【どうやら怪物が怖いそうだ】
【まあ、怪物と言う名の妖怪や死神がいる事は知っている。細かい所を知らないが】
【いいや、知らないというより覚えていないが正しいのだろう】

(家出少年のお手伝い...)
(依頼だからお金を貰いたいけど、それを家出した所に送るのは気が引けるな)
わかりました、お供させてもらいます
(まあ、正式な依頼は断らないのがルール。お金は後で考えよう)

【考えを簡単に変えられるのが天道である】
【それが良い意味にも悪い意味にも捉えられるのが彼らしさである】

それで、どこの山ですか?

//了解です

435 ：【スノーデビル】>>21【人造異能力兵士03“S”】 [saga]：2014/08/03(日) 16:20:56.01 ID:PhiapAKK0

>>432
【忠告を聞かず、悪魔の吹雪の中に突っ込んで来る】

………やっちゃったね…………

【砂嵐で吹雪が相殺される】
【そして肉薄してくる人類最強】
【かわしきれる筈も無く、せめて急所だけはと体を傾ける】
【トサッ】
【肩の近くから腕が落ち、断面からは透明な血液が流れ出す】

……痛…い………
……ぁ…御主人様から貰った身体が………

【落ちた腕は徐々に形を崩していく】
【明らかに自然のものではない速度で】

……もういい………
……あなたは…無様にも突っ込んで来た………
……死んじゃう…よ………？

【砂嵐の効果も一瞬きり、周囲は吹雪で囲まれていた】
【人を殺す程の雪】
【触れれば凍傷では済まない、低体温による絶命だ】
【二人を囲む吹雪は更に勢いを増して回り出す】

436 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/03(日) 16:32:23.05 ID:bZvz0Ilx0

>>434

【良かった。無事依頼出来た。それに不思議な現象が好きって変な人かと思っていたけどいい人そうだ。】

山は、一緒に行きましょう！『死なる霊園』という山だそうです。どうしてもそこを越えなくては、ならなくて、
準備も必要でしょうから、明日の夜6:0位にまたこの事務所でどうでしょう？

【了解してくれたようだ。】
【探偵に別れを告げた】

えーと。今日買うものは、旅のお守りと、悪霊退散の札、それとあれも欲しいな……

【今日は、忙しそうだ】

437 ：〔アルティミス・T・メイザース〕装甲義手〔ユグドラシル〕負傷:身体凍傷（軽）【学びの刃】学び:冷気の雪×4 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/03(日) 16:42:15.70 ID:h9zzy3Ns0

>>435
【ます吹雪。下がる体温】
【機体損傷の激しさから、その圧倒的な低体温症を免れる事はあり得ないだろう】
【だがその能力で、“雪を増す事は出来ても、それに伴い気温を氷点下に出来ても、それだけだ”】
【“気温自体を好きに操れる能力じゃあない。それが弱点だ”。己の能力を過信しすぎた、相手の力を知らない者の、『“弱点”』】

それだけ酷使していては精神も危ういでしょう
脳思考を狂わせば、しっかりした思考が出来なければ、濃密に高められませんよね

【砂嵐舞う。規模は全体的に】
【触れれば研磨の要領で肌を荒削りするモノだ。そして今放たれた砂嵐は、二人を巻き込むように、至近距離で睨み合う二人の間に展開された】
【それはアルティミスを巻き込みながら少女も、雪も巻き込まんと意図するもの。囮なのだ】

自分の力でやられる気分をご賞味下さい

【本命は、雪を刀身に纏うように降らせ振るう、一薙ぎだ】
【再現された力は少女の支配下には下らない。低い冷気を持ったアルティミスの刃は、果たして斬れるのか、斬れないのか】
【それは運命の“気まぐれ”で、分かれる】

438 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/03(日) 16:53:25.29 ID:BRRhTeT40

>>436
【死なる霊園、そう呼ばれる山は確かにある】
(すごい山登ろうとしてるな...)
【天道もその名から気を引き締めた】

明日の午後6時に事務所前ですね、分かりました
その時間までに何か用意しておきますそれじゃあ、その時間に

【依頼の内容上、簡単そうだが何かあるんだろう。明日の為に眠る。という事はせず外回りをしようと走り出す】

【この山登りで必要なのは、全て覚えた能力か、それとも何も覚えられない自身か】

//ロールありがとうございました!

439 ：リアライザ　【冥剣　リアライザ】>>50 ：2014/08/03(日) 16:56:18.84 ID:8E6+be8So

【街中】

「さて……今日はどうするかな」

【黒のタンクトップに青のズボン、腰に袖で結んで巻きつけた黒のコート。】
【長い髪に銀色のメガネ、そして背中には大きな一振りの剣。】
【ベルトには紅のホルスター。そんな女、「何でも屋」？の彼女は、】

「っ…　ようやく癒えてきたと思ったら」

【ズキリ、と脇腹が痛む。】
【しかめ面をしてそこに手を当てた。】

440 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/03(日) 17:25:05.46 ID:bZvz0Ilx0

>>438

【予定の時間通り奈津紀は探偵事務所を訪ねた】

すみませーん？

【探偵の男が出てきた。】
【そういえばまだ自己紹介してなかったな…】

僕は、奈津紀。奈津紀って読んでくれたんでいいですよ。正式に依頼を頼んだのなら必要かと思って、あなたは？

【探偵だから名前は、伏せておきたいのかな？とか思ったけど聞いてみた。】

441 ：【スノーデビル】>>21【人造異能力兵士03“S”】 [saga]：2014/08/03(日) 17:31:34.28 ID:PhiapAKK0

>>437
【目の前に突然現れる砂嵐】

……うぅ………ゥ…ゥゥ………

【合成樹脂の皮膚が削られ、顔の骨が浮き出てくる】
【眼球のレンズには細かいヒビが入り、周囲がよく見えない】

『………今日程…人間ジャナクテ良カッタト…思ッタ日ハ無イデスネ……』

【さっきまでと違う機械のような声】
【顔はボロボロに抉れて少女の面影は残っていない】

『…精神モ何モ…AIデ動イテイル身………』
『…御主人様モソレホド安イAIハ使ッテイナイ………』
『……ソンナバグナンテ…無イ………』
『……人間相手ナラ…終ワッテタノn

【悪魔の雪を纏った刃が脇腹に食い込む】
【体温が奪われ、駆動系が死んでいくのが分かる】
【手も足も、指先さえも動かない】
【悪魔の雪がやみ、景色が晴れていく】

『…アぁ……こレガ夏ですカ………』
『……やはり……暑イのハ…嫌いで…す……』
『……………………』
(……音声システムも死んだ……)
(………自己復旧も…不可能………)
(……AIも…もう……限界………k………)

【機能が全て停止した体はラピュタのように崩れ始める】
【GPS、無線機、カメラ】
【全てが凍結し、廻道が知る事も無く……死んだ】


【人造異能力兵士03:-死亡-】

442 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/08/03(日) 17:38:16.39 ID:BRRhTeT40

>>440
【それからそれから......】
【時間がたって予定の時間】
【ただの普通の服で山を登る気のない装備である】

奈津紀さんですね
俺の名前は天道司です

【軽々しく名前を言った】

443 ：【旧支配者】天鵞絨 蔵人 [saga sage]：2014/08/03(日) 17:41:59.51 ID:T50fqGbSo

…暑い
流石は夏、と言うべきでしょうか…いやはや

【白昼の大通り、大きな噴水のある街角の一つ】
【容赦無く照りつける陽光は噴水から溢れ出す水を煌めかせ、一種幻想的な光景を作り出していて】
【しかしながら勿論、そのような美しい景色があろうとも、街に蔓延る病的な暑さはマシにはならない】
【現に、街には暑さに汗を流しながら、気だるそうな表情で歩く若者が多数】
【そんな景色に、まるで生ける屍のようだと些か失礼な考えを呈する老人は、街路樹の影に設置されたベンチでそう小さく呟いた】
【その手には一本のペットボトル、毒々しいパッケージはどう見ても老人が飲むべきようなものではないが…】
【少なくとも不味いものではないらしく、ペットボトルの中の飲み物をゆっくりと飲む老人の様子は酷く落ち着いたものだった】

街を巡るつもりだったのですが…この暑さは実に厳しい
これほどまでに避暑地が遠く思えたのも久しぶりですな

【街路樹のお陰で暑さはそれなりに緩和されているのか、老人の表情は穏やか】
【しかしながら日光の元に出てしまえば、老人の体力など一瞬の後に奪われてしまう】
【これほどまでに自分の身体能力の無さを恨んだ日は無いと老人は何度目かの苦悩を呈し、小さくため息をついた】

…ふぅ

【もう十分に休んだことだ、老人は再び街の観光をしようと重い腰を上げる】
【これから感じるであろう暑さと疲労を考えるだけで少しゲンナリするが】
【それでも老人の目的、美しいものを探すと言う目的にとっては小さい弊害だったらしい】
【立ち上がっていきなりよろめいた老人は、暑さの中フラフラと歩き出した】
【老人にとっての美しいもの、生命力溢れるものを探すため】
【…その様子は、周りの若者に比べて随分と危なっかしいものであったが】

444 ：【旧支配者】天鵞絨 蔵人 [saga sage]：2014/08/03(日) 17:50:29.52 ID:T50fqGbSo

>>440
/【探偵の男が出てきた。】はちょっと確定入ってるので辞めた方がいいと思いますぞい
/相手方が気にしていないのであれば問題無いですが

445 ：〔アルティミス・T・メイザース〕義手〔ユグドラシル〕負傷:身体大半凍死（強）【学びの刃】学び:冷気の雪×4 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/03(日) 17:51:35.23 ID:h9zzy3Ns0

>>441
【パキシスから映し出される光景は地獄絵図だった】
【スローでその光景……少女の体を捉えて、驚くしかなかった】

どうやら、検討違いのようでしたね。機械ですか

【内部から冷やされるのと外部から冷やされるのは話が違う】
【圧倒的に内部の方が浸食速度は速い。それに斬撃、どのみち長くはなかったろう】
【そしてそれは自分も……体のあちらこちらが死んでいるのを察するに、危うかったのだろう】

奇遇にも夏は嫌いです
そしてAIと言いましたね。開発者と連絡を……荒廃しましたか

【------その後】
【廻道はイヤでも知る事になるだろう】
【原因不明の凍結事故によるEHTユニバーサリー社員の負傷。そんな内容のニュースによって】
【皮肉にも、アルティミスと言う強大な歯車に、運命を少し歪められて。世界は残酷に満ちている】

/これで〆ですかね？
/絡み有り難う御座いました！　またご縁があれば！

446 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/08/03(日) 18:06:04.60 ID:BRRhTeT40

>>444
//あまりロールに支障をきたさない物なのでいいですよ

447 ：【旧支配者】天鵞絨 蔵人 [saga sage]：2014/08/03(日) 18:10:16.15 ID:T50fqGbSo

>>446
/おう、それは何より
/失礼しました、出過ぎた真似をお許しください

448 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/03(日) 18:13:31.35 ID:bZvz0Ilx0

>>442

【奈津紀と天道司は、山のふもとまで来ていた。夜の9:00くらいだろうかあたりはすっかり闇に包まれている】

やっぱり気味が悪いですね〜。

【奈津紀は、言ったが天道司は、はい。と答えつつも明らかに楽しんでいる様子だ】

【さぁ、行きますか？と天道司は、軽い感じでライトに明かりを付けた。】

そうですね……。

【奈津紀は、持って来ていたタイマツに火をつけた】

【何故タイマツという目を向けてきたが奈津紀はスルーした。（魔除けの効果のあるものだなんて言えない）】

【その時、茂みがガサガサと揺れた。】

きゃーー！？

【奈津紀は、探偵の後ろに隠れた】
【天道司は、先の思いやられる旅になりそうだとばかりに茂みを見つめた。】

//wikiで設定を見ていただければ、やりやすいと思います。

449 ：【アポロ】>>950【廻道 煌士】 [saga]：2014/08/03(日) 18:14:53.78 ID:PhiapAKK0

【スノーデビル】21【人造異能力兵士03“S”】です

>>445
【廻道の自宅】

あぁぁぁっ！ 何でだ！ 何で03と連絡がつかねぇ！？
GPSにも反応無しかよ… どっかで事故ってんのか？

<では、午後のニュースをお伝えします
<先日EHTユニバーサリーの社員が-------

…凍結事故だぁ？ こちとら冷房要員探して汗だくだってのに…
テメェだけ涼しい事故に合ってんじゃねぇよ！

【テレビを蹴り倒す】
【画面が砕け、スクラップと化す】

(…まさか……な……)
(流石にそれは無ぇよな……)
(それならGPSが使える筈だし……)

【行方不明の氷雪系の兵士】
【テレビで放送された凍結事故】
【あまりにもタイミングが良すぎたので疑うしかなかった】

…もし本当なら…厄介な敵が増えやがったな………
そろそろ…特異個体を起動させるか……

//こちらこそありがとうございましたー！

450 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/03(日) 18:15:22.19 ID:CMLNmrrXO

【雷音、大粒の夕立】
【道行く人々は小走りに、或いは傘を手にして】
【そんな中にあってそれは何をする訳でもなく】
【ただ赤黒く汚れたローブから滴る、嫌な色の液体を残滓として歩き】
【澱んだ青い瞳を何処かへ向けていた】

451 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2014/08/03(日) 18:16:43.94 ID:uHOMz1MW0

>>448
/相手の行動を勝手に決めるのはタブーです。

452 ：リアライザ　【冥剣　リアライザ】>>50 ：2014/08/03(日) 18:27:37.88 ID:8E6+be8So

「む……そうか、私はもう……」

【光り輝く結界の中、女の姿が消えた。】
【それ以降、彼女を見た物はいない。】

//そろそろ来れなくなるので、これでスレを引退します！
//今まで絡んでくださった方ありがとうございました！

453 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/03(日) 18:38:14.46 ID:BRRhTeT40

>>448
【ついに山である】
【しかしこの山、妙に暗い】
【何故朝に来ようと思わなかったのか、怪物目当てか。とツッコミを心でいれた】

【その時だ、茂みから音が聞こえて...】

ちょっ!離れてください!火は怖いですって!

【後ろに隠れられた、たいまつを持って】
【いつ自分に火が付くかのドキドキは味わいたくないのだ】

//自分のロールがやりにくくなるので行動は持ちキャラだけでお願いします

454 ：【アルベルト】【ヴァネッツ】 [sage]：2014/08/03(日) 18:45:01.05 ID:AhTrczGXo

>>450

【あぁ、君はと女は言った】

【異質な存在を感じた人々はその少女を遠ざける、遠巻きに見て怯え捧げる】
【大通りに出来ているのはモーゼが海を割ったような、人の波が割れた空白だ】

【その先に、女がいる】【一般人の皮を被った化け物がいる】

「………」

【あぁ、君はと女は言った。十年来の友人を見つけた様な馴れ馴れしさで】
【少女と真逆の輝いた瞳、生を充実して生きる輝き、真逆の女は微笑んでいた】

「とても素晴らしい瞳をしているね」

【いや、似ている所はあった】【女も少女と同じく服装を赤黒い色に染めていた】
【傍には幾つかの死体があって、彼女の周りにはひゅんひゅんと何かが飛んでいる】

455 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/03(日) 18:54:29.99 ID:CMLNmrrXO

/落ちます

/>>454
/折角レス頂いたのに申し訳ありません、よければまたお願いします

456 ：【アルベルト】【ヴァネッツ】 [sage]：2014/08/03(日) 18:56:38.55 ID:AhTrczGXo

>>455
/それは残念、お疲れ様でした

457 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/03(日) 18:58:29.86 ID:BraMQtZ80

―――刹那、シュッ、と一閃が走る。月明かりに照らされ輝く銀色は、一瞬にして消え失せる。
嫌でも聞こえて来るのは裂けんばかりの咆哮だ。……遥か遠く、千里にも渡って響くのではないかと思う程、
……当然だ。その発生源、音の主は魔獣……否、"猛鬼"。全身は黒紅色の剛毛で覆われ、発達した筋肉、何より威圧感を放つ鋭い朱色の双眸、
全てを裂く鉤爪、全長5mはある直立二足歩行……鬼と呼ばれるに相応しい風貌の持ち主だった。――が故に、


「……カﾞ……ァﾞ……ッﾞ………！！」


その純粋な強さは本物だった。またこうして、奴の手によって一人の人間の魂が奪われようとしている。
魔獣の殴打を喰らえば面白い程に吹き飛ばされる男。しかし彼の身長よりもある大剣は、決して手放される事はなく。
黒鉄色……夜の闇を凝縮して艶を持たせた、そんな色彩で統一された剣、しかし刃には赤色がこびり付いている。
白銀の短い髪、黄金の双眸と、此方も鍛え上げられた無駄のない隆々とした肉体……ただ、彼を少年と呼称すべきなのは、
顔付き。整っていて剣士であると言う風格は確かにありながら、……しかしどこかあどけなさをも持ち合わせているからだ。

状況は明らかに、"猛鬼"に優勢。一つ、身体を斜めに大きく斬られ出血しているが、傷は浅いようでまあ問題は無いと言った様子、
しかし少年の方は、明らかに異なっていた……血が滲んだ包帯が巻かれた左肩、右の手首と、更に全身に無数の青あざ、
それから右頬に、小さな切り傷……先程出来た物だ。普通の人間であれば、既に動けないか、気絶している程、であろう。


「堕とす……ッ……！！　俺はお前を、……地獄へ堕とす……絶対に……ッ！！！」


まあ常識的に考えて、体格は3m以上の差があるし、包帯が巻かれている事から元々彼は怪我していたのだろうと推測が行く、
勝てる筈が、無いのだ……ゆっくりと立ち上がっては、腰を落として大剣を確かに握り、眼の前の対象を金色で睨みつけるが、
一方"鬼"の表情は余裕そのもの、寧ろ少し物足りないといった様子――ならば形勢はどうやら、逆転し得ない様に見えた。

――不意に一陣の風が吹けば、周囲に生えている丈の低い草はそれに応じて靡く。同時、少年は頬から滴る鮮血を粗暴に拭った。
　

458 ：【ベルガー・グラズヘイム・ルドルフ・スキルニル】>>495【Vertrag・Longinusla ：2014/08/03(日) 19:32:22.29 ID:ZC3wKLS9O

時間は深夜。
薄暗い夜の街は、月明かりによる光と蛍光灯の薄い光、まだ営業しているコンビニの電気のついた看板による光によって明かりを保っていた。
時間も遅いためか夜の街を歩く幼き少年・少女の姿は何処にも見えず--------辺りを見回せば、大人の人間か悪魔・天使のみが僅かながらに活動しているだけだった。

そんな街を少し歩くと見えてくる一軒の教会。
白い塗装に巨大な十字架が飾られたその教会は、昼に来れば神聖な場所に見えるであろうが今見える夜の教会は中々に不気味な物だった--------

ゴーン、ゴーンと教会から鳴り響く鐘の音は時間が丁度0時を過ぎたことを指していた。
この教会は毎日昼の12時、夜の0時の計2回鐘が鳴る。
その鐘の音を聴いて自身が持つ時計の針を調節し直す者も街の中にはいるという話もある。

そんな教会は昼はよく沢山の迷える子羊達がやって来ては、中に飾られたキリストの姿を見てお祈りを捧げる者や中にはキリストでは無くイケメンと噂の神父を見に来る者もいるのだが--------何分今は夜。
教会に来る者は誰一人としていなかった。

教会の中に入ればまず、出迎えるのは金色に輝いた巨大な十字架とその手前に飾られたキリストの姿であろう。
大抵の者--------というよりは、全ての者はそれを見て祈りを捧げ帰宅する。
誰も、そのキリストの裏に存在する隠し扉には気付かずに--------

隠し扉を開ければ、まず見えるのは地下へと続く螺旋階段だ。
光など一切存在しない暗黒の螺旋階段はまるで因果のように果てし無く続いており、複雑な螺旋となっていた。
そしてその螺旋階段を下段し終えれば、ようやく辿り着くのだ。
『地下ホール』へと--------

「皆--------よく集まってくれた」

『地下ホール』中央に存在する円卓。
そしてそれを取り囲む様に座る9人の人間達--------通称『聖母神子騎士団』。
黒い騎士団服に身を包んでいる者の中、ただ1人白い騎士団服を着ている男性がまず初めに口を開いた。

「皆を今日集めたのは用は他でもない。我々が目的とする『ラグナロク』を迎えるために本格的に活動を開始する為--------皆には街に存在する能力者を1人余さず狩ってきてほしい」

金髪金眼の男性は、他のもの達が座っている席よりも巨大であろう席、『玉座』へと肘を尽きたながら座ったまま話を続ける。
その金眼は誰を見ているのか--------いや、誰のことも見ていないのか。
自分の目的のみを見入るのか--------。

「案ずるな、皆私の認めた能力者だ。負けはしない」
「仮に負けたとしても、その行いには相応の敬意を払う気だ」
「では、皆----------------行け。『ラグナロク』のために」

こうしてこの新世界にまた一つ、『組織』がやって来た。

459 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/03(日) 20:17:48.99 ID:la51/DBSO

>>413
はい、それでは……

【双極が動いた事を確認すると、ペットボトルの蓋を開け、中の水を地面に溢す】
【水は地面を伝い、残っていた赤色を巻き込み、排水溝へと流れていく】

えっと、掃除は、これで終わり、です。

【そうザイは言い、空のペットボトル3つを手提げ袋に仕舞い、】
【"ゴミの塊"の入ったビニール袋を持ち上げる】

460 ：双極桂(双極楓)【アームズアーム】 [saga]：2014/08/03(日) 20:29:41.82 ID:g36W+rnMo

>>459
「……」

赤色のものが混じる液体が流れて排水溝へと吸い込まれて行く様を桂は無表情で見る
自分たちが産み出した罪の色が、流れて消えて行く様を見るその心情は…数値には、グラフには表せない

「もう、終わりか…お疲れ様」
「それ、持とうか？」

桂は労いの言葉をかけ、漆黒の瞳から出る視線を"ゴミの塊"の入った袋へと移す

461 ：【Blue Light】>>984【ナツ/試作型人造人間17号】 [saga]：2014/08/03(日) 20:52:11.76 ID:b7tw2j0z0

【この街にきて、少しは時間が経った】
【今の私は人間らしく振る舞えているだろうか】


【ふと、空を見上げる】
【明るい街でただ一つ夜空に浮かぶ月が美しい】

(そういえば、月にはウサギがいると、日本では言い伝えられていましたね)


……マスター・ボイド

【女自身、無意識のうちに口から出た言葉に驚く】

(マスター・ボイド……一体…)

(……考えていても仕方ありませんね)

【考えることを諦めると、いつも通り裸足で、街を彷徨い始めた】

462 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/03(日) 22:24:06.67 ID:bZvz0Ilx0

>>453

火？えっあ、すみません！よいしょッ。

【奈津紀は、バックステップで一歩後ろへ退いた】

【そして、ついに茂みの中から、黒い影が出てきた。】
【二匹の狼だ。おまけに目は、緋色に光っている、妖怪だろう。お腹を空かせているのか今にも襲いかかってきそうだ。】

僕も闘った方がいい感じ？

【仕方ないだろう。二匹いるのだ、奈津紀は、タイマツの火を消すと自分の背丈よりも大きな剣に手をかけた】


//すみません。了解です！ 返レス遅れてすみません。

463 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) ：2014/08/03(日) 22:30:20.56 ID:ChErNlF80

VIPの旧スレからきますた

464 ：【アポロ】>>950【廻道 煌士】 [saga]：2014/08/03(日) 22:35:50.66 ID:PhiapAKK0

>>463
//とりあえず したらばの方へどうぞ〜

465 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/03(日) 22:39:16.18 ID:rd6yky+FO

オープンからきた荒らす

466 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/03(日) 22:39:50.93 ID:rd6yky+FO

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467 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/03(日) 22:40:11.77 ID:rd6yky+FO

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468 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/03(日) 22:40:31.75 ID:rd6yky+FO

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469 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/03(日) 22:40:49.44 ID:rd6yky+FO

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470 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/03(日) 22:40:59.16 ID:rd6yky+FO

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471 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/03(日) 22:43:21.77 ID:rd6yky+FO

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472 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) ：2014/08/03(日) 22:45:22.77 ID:ChErNlF80

旧スレが荒らし抑えられなくて誘導とはほんとだったか

473 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) ：2014/08/03(日) 22:56:47.18 ID:CYgIhKE00

まさかここ違うのか？んなわけねえだろ？

474 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/08/03(日) 23:02:07.88 ID:BRRhTeT40

>>462
【飛び退いてもらってとりあえず火の危機は回避した】
【しかしその茂みから狼、妖怪が姿を現した】

いいえ、大丈夫ですよ
これはお供する依頼なんですから、俺がなんとかします!

機体2機召喚!あいつらにぶつかれ!
【能力で召喚した機体をロケットのように使い狼にぶつけようとする】

475 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/03(日) 23:09:06.82 ID:bZvz0Ilx0

>>474

【奈津紀は、剣にかけた手を離した。】
【ロボットを召喚する能力か ？やはり旅のお供を頼んで良かった。心強い。これで狼に呪われず済みそうだ。】
【普通の動物なら戦えるんだけどなー。とりあえず応援しよう】

頑張れ〜！！

【そう言ってタイマツに火をつけるのであった。】

476 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/08/03(日) 23:18:38.15 ID:BRRhTeT40

>>475
【狼相手に脆い機械、だとしても翻弄するのには充分だ】
【機体を駆使し、狼の目線をあちこちさせる】
【飛ばしは戻し飛ばしは戻し】
【その間に自分は鎌を持ち狼に近付く】

さっさと越えなきゃいけないんだ、邪魔するなよ!

【狼妖怪相手に、鎌を振りおろそうとする】

477 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/03(日) 23:27:17.15 ID:la51/DBSO

>>460
い、いえ……そこまでお世話になる、訳には……いつもやっていること、ですし……
でも、お気遣い、ありがとうござい、ます。

【持とうか？ の言葉を遠慮する少年】

/*用事が重なって遅くなりました申し訳ありません(´・ω・｀)*/

478 ：双極桂（双極楓）【アームズアーム】 [saga]：2014/08/03(日) 23:38:32.97 ID:g36W+rnM0

>>477
「…そうか、あまり無理はするなよな?」
「俺はちょっと用事あるから行くよ」
「あっそうだ…俺は双極桂、よかったら覚えててくれ」

断られて頼もうかと思った矢先、桂の携帯がバイブを発してそれは中断されることとなる
バイブのパターンは、指令からであったから
殺しかもしれない用事が出来たことを知らせるものだったから
だから桂は申し訳なさそうな素振りをして…名前を名乗る
良ければ覚えてて欲しいと思って
//いえいえ…また寝落ちするかもしれないですが大丈夫ですよー

479 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) ：2014/08/03(日) 23:41:37.76 ID:CYgIhKE00

申し訳なかった…すまんかった…
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1406981369/

480 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/08/03(日) 23:56:53.03 ID:Mlui5l9z0

>>280

成る程なのみゃー、おみゃあらの本能は多種多様で十人十色なんだみゃね…奥が深いのみゃ
【ふむふむと頷いてはいるが】
【この猫がきちんと今の話を理解しているかは怪しきものである】

それは名案みゃな！竹峰かいざーえんぺらー…なんて強そうみゃ
【あっさり次の名前を考える辺り、この猫には恩義はあれど忠義まではないようだ】
【それにしても、誇らしげに猫は口にしているが何とも酷いネーミングセンスだ】

そうなったら終わり…だなんて結構すんなり諦めるのみゃね
……いや、見た目通りなさっぱりさかみゃー。
みゃ、せっかくだから一つ良いこと教えてやるみゃ…
剣を持った義手の女に会ったら気を付けろ…猫神様、直々のお知らせなのみゃ
【頭を一瞥してケラケラと笑う猫】
【それから、先ほどの相手を真似るように指を立ててマコトは忠告する】
【その後、「まぁ、おみゃあが仮に能力者ならば話なんだがみゃー」との捕捉付きだ】

//ぎゃーっ、送信ミスしてたの今頃になって気づきました。
//来たかなー、なんて待つどころか盛大にやらかしてました、ご免なさい。

481 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/04(月) 00:28:38.59 ID:8eKvq2dSO

>>478
……ありがとうござい、ました。双極桂さん、ですね。

【名乗られた名前を脳に刻む】
【記憶力はいいほうなのだ。滅多なことでは忘れないだろう】

【――だが、背の低い少年は、名乗らない】
【自分が、名乗るほどの価値のある人間ではないと思っているからだ】

……では、ぼくも行き、ますね。

【リュックとビニール袋を抱え、歩き出す】
【このビニール袋の中の"塊"は、街の外れにある共同墓地に運ばれるのだ】

482 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/04(月) 01:54:06.45 ID:XIT35wXN0

>>476

【すごい！狼を翻弄している】

いけるよー。頑張って〜！

【そして、天道司が鎌を振り下ろそうとした時】

あおーーーーん

【一匹の狼が吠えた。】

なんだ？
【たくさんの足音がする、3？いや違う5,6匹はいるであろうその足跡は、どんどん近づいてくる……】
【仲間を呼んだフラグだろう。】

僕は、タイマツで辺りを照らします。天道司さんは、戦ってください。
【理不尽すぎるお願いをしてしまった。】

【奈津紀は、天道司に、悪霊退散の札を投げ渡した（妖怪が来た時点で効果が無いのは一目瞭然なのだが………ジンクス的な）】
もしもの時は、言ってください。僕も一応戦えますので。

483 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/08/04(月) 03:37:21.63 ID:BNCDinmf0

>>480

だから「面白い」のよねェ、んン
【多少の認識のズレを感じてはいるのだろうが、それについて突っ込む気はないらしい】

強そうなのはケッコーだけどさァ、それ皇帝が二個被ってんじゃァ……いやあんたが満足ならいいんだけどォ
【かと思えばマコトの新たな名前候補には突っ込んだ――が、誇らしげな黒猫少年を見てそれも引っ込められる】


そーならない為の努力は最大限するけどねェ、俺だってあっさり死にたかないしィー……
【あっけらかんとした調子のまま、合わせる様にヒヒと軽く笑っていたが】
【指を立てて「良いこと」について語ろうとする相手を見ると、表情がいくらか真剣なものとなり】

……剣持った義手女ねェ、そりゃまた何ともワケありそうなァ……
【告げられた『猫神様』の神託を受けるや、そこにどこかぎらついた好奇心の色が僅かに加わる】
【隠し切れない好奇心のままに、語るを待たぬ質問を投げかけようとするシーザーだったが】

……俺はただの物好きなハゲだけどォ、それってつまりィ……
そいつはあんたみたいな能力者にとってヤバい奴だァ……ってー事ォ？
【それより一手先を取った補足に出鼻を挫かれた事で少し冷静になったのか、表面に溢れたぎらつきは抑え込まれ】
【マコトの話の先を読む形となる言葉を返した】


/何はともあれ御無事で何よりです

484 ：双極桂(双極楓)【アームズアーム】 [saga]：2014/08/04(月) 09:14:04.96 ID:YBQPcBg3o

>>481
「名乗りは…しないのか」
「まあいっか、じゃあな」

桂は少しだけ落胆しながらもクルリと後ろを向いて歩きながら携帯を取り出す
殺しの任務なら…片付けの用具も揃えてからやろうかと思いながら
少年に負担をあまりかけないように、自分でやるべきことはやろうと思いながら


しかし、桂に与えられた命令は…

終焉の木山の本格的な実戦への投下に伴う街からの撤退命令

【双極桂/双極楓 retire】

//寝落ちすみません…ロール、ありがとうございました！

485 ：アルバート【魔獣グリント】　体色：緑 [saga]：2014/08/04(月) 09:38:22.37 ID:icogdvQg0

【無機質な部屋でモニターの前に佇む一匹のカメレオン】
【モニターに映っているのは銀の髪に碧眼を持つ少女　街に��留学�≠ｵた結果の報告だ】

『街はどうだった？』

面白カッタゼ、良イ息抜キニナッタ

『そうか』
『で、実験の方は？完成しそうか？』

順調ダ、モウジキ試作品ガ出来上ガルト思ウ

『分かった、報告ご苦労』

【少女のその言葉を最後に、モニターの電源が落ちる】
【報告が終わると、大きな欠伸を一つしてカメレオンはその場で眠りについた】

【今行っている実験が一段落したら、またあの街に行ってみるか、なんて考えながら】

【アルバート --Retire--】

486 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/04(月) 09:59:02.07 ID:8eKvq2dSO

>>484
/*ありがとうございましたー*/

487 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/04(月) 11:04:50.89 ID:K4sU2zk+O

【朝には遅く、昼には早い太陽の高い時間】
【死臭漂う裏路地で覚醒したそれはのったりと立ち上がり、目を擦った】
【赤黒く染まったローブに身を包み、今日もまた一日が始まる】

……××
【最愛の相手の仇を求め、ただ純粋なる殺戮の本能にて】

488 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/04(月) 11:15:47.63 ID:Mgbu1SPi0

>>482
(逃げない、やったか!?)
【しかし、一匹の狼が吠える】
【それで自分の鎌が止まってしまった】
【段々相手の音が、狼の足音が聞こえる】

やべえな、これは簡単に刈りとれねえ...

【少年からお札が投げられる】
【貰ったのはいいが、これは何に使うものか...】
【その間にも足音はするもの、速めに対処しなければ】

まあいい、棘ができただけのこと!刈りつくす!
機体2機は戻ってこい!さらに6機召喚!
狼に向かいブースト!倒すぞ!

【狼にロケットの速度で接近し鎌を振るおうとする】
【さらに、当たれば次の狼に向かうだろう】


//寝落ちすいません!

489 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/04(月) 13:59:24.54 ID:t3rlKzZm0

/>>457でまったり再募集します〜

490 ：【魔剣】バベル【残酷の権化】 [sage]：2014/08/04(月) 14:32:28.80 ID:saIQEYDGo

【夏の夕というものは何処かノスタルジックな雰囲気】
【蝉の鳴き声が鬱陶しいが、それもまた風情】
【そんな、穏やかな夏の夕】
【漂う血の香り、幾多の屍の上で紫煙を燻らせノスタルジックな雰囲気に浸る、残酷の権化と称された男】

491 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/04(月) 15:46:51.20 ID:XIT35wXN0

>>488

【どうやら機体を召喚して戦っているようだ。今のところは、優勢だが………】
【足音は、どんど近づいて来る。この数は、さすがに無理であろう】
【そしてついに、足音の主は、姿を見せた。】

なっ…9匹！？

【9匹の妖狼がこちらを睨んでいる。】
【天道司は、強い。自分が加勢したところで足手まといになるかもしれない。しかし、この数は、あまりにも多すぎる。1人で闘わしていたら、すぐにやらてしまうだろう。】

【奈津紀は、剣を抜いた。そして魔除けの御守りをひとつ首にかけると、闇夜の森を駆け抜ける。】

//遅れてしまい。すみません！

492 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/04(月) 15:56:59.93 ID:kcSuI5A8O

【ずぷり、水っぽい音と真紅の軌跡を残して剣を引き抜く】
【噴水の如くに噴き出す鮮血を見ていると何故だか落ち着いた】
【やがて勢いが落ちてくれば足先で周囲を踏み絞り出す】
【夕暮れの裏路地に漂う悪辣の気配、死臭を強めて行った】
【身に纏うローブはまた、その染め色を鮮やかに変える】

493 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/04(月) 16:14:14.44 ID:Mgbu1SPi0

>>491
【狼相手に鎌を振るう、一匹倒したものの数が多すぎて距離をとってしまう】
【1匹は弱そうでも、集まると恐ろしい】

(こいつは多いな...【軌道骨格】は高速で動いたり浮遊する能力、1機でぎりぎり一人飛べるエネルギーを8機出して速さを実現する)
(だから1対1の戦闘では強い、でも9匹も同時に相手するのは困難!)

だとしても、依頼人守るのが仕事だ!
【その依頼人が、剣を抜いた】
【守る側だが、さすがにこの数は多い】

すいません、お願いします!
【何匹かを任せ、自分を

【多数の狼を同時に相手は出来ない】
【しかし2匹程度、良くて3匹位は相手出来る】
【鎌を逆手で持ち、ブーストをかける】

さあ、振りきるぜ!
【もう一度近づき、鎌を振るう】

494 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/04(月) 17:16:01.39 ID:Mgbu1SPi0

>>493
//すいません
//【何匹かを任せ、自分を　　　　の所は無しでお願いします

495 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/08/04(月) 18:15:12.07 ID:KGX/MqfB0

【夜の路地裏】
【柄の悪そうな男に、黒いバットケースを背負った制服姿の少女が絡まれている】

『なぁ、ちょっと俺と遊びに行こうぜぇ〜？金は俺が払うからさぁ〜】

………

【なんて言いながら、馴れ馴れしく少女の肩に手を回そうとする男】
【少女が『鬱陶しい…』と呟くと…その男の手を掴み、背負い投げの要領で……投げ飛ばした】
【そして…地面に叩きつけられた男は『ぐふっ』と呻き声をあげて意識を失う】

………

【気絶して物言わぬ物体となった男に…少女が近付いていく】
【そして…その男を見下ろし、『これだから不良は嫌いなの…よっ！』と怒気を孕んだ声で言い、その腹部を何度も蹴り続けていた】

496 ：孤高の双璧［ベニバナ=カトレア・L・メイザース］【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/04(月) 18:24:27.76 ID:RFnpROxj0

二年前のパトロールから回数はめっきり減った。
だけれど、胸の奥に渦巻く靄が取り払われる事は決してなかった。
あの日、あの日起きた殺人。それを止めに入ろうとした瞬間何者かに足を押さえつけられたかの様に、前に進めなくなったのだ。
要因は知っている。ぽっかり空いた記憶の穴のピースが、突然埋まった事が要因。
目の前に現れた女から紡がれた言葉のせいだ。

「……何が、“姉”ですか。メイザースにそんな女が……いるとは聞いてませんよ」
「……！？」

と、
転けた。それも見事に頭から。
考え事に酷く熱中していたのであろうか。受け身を取る事もしていない。
結構な衝撃が脳をシェイクしたせいか、自分では見れないがきっと頭に星が散っているだろう。
それくらい、強く頭を打ちつけた。酷く滑稽な有り様である。

497 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/04(月) 18:26:44.77 ID:F1WEO5VO0

【人々で賑わう繁華街】
【それはそこにおいてまるで取り残されたように、周囲から途絶されたような異物感を醸している】
【多くに取っての日常の中、決定的にイレギュラーな存在】
【赤黒いローブに身を纏ったそれが進む道は自然と拓く】

498 ：グレイプ【エターナルイモータル】　E:刃物×3 [saga]：2014/08/04(月) 18:58:22.35 ID:icogdvQg0

【路地裏に、異常な臭気が立ち込める】
【また一つ命が失われたことを意味する、紅い紅い鉄の香り】
【もしそれに気がついて、臭いの発信源を探ろうと歩みを進めたのなら……遭遇するだろう】

【這い蹲るような姿勢で、体中を血に染めて死体を喰らう圧倒的な『異常』に】

………

【醜く死体を貪る口は耳まで裂けており、彼が能力者か��それ以上の何か�≠ﾅあることを示している】
【まるでハイエナのように死体に食らいつくその様からも明らかだ】

【血管の集中している部分を噛み切ったらしく、また飛沫が飛び彼を紅く染める】
【時刻は逢魔時　『魔』と遭遇しやすいとされる時間帯のことだった】

499 ：【雷神槍】伸縮自在の槍…刺突に電撃属性【侍】 [sage]：2014/08/04(月) 19:14:37.75 ID:jiTNTn9jO

>>497

【雑多に潜む悪の影】
【異分子の匂いを嗅ぎ憑ける】
匂う…匂うぞ…貴様から……怪、化け物、異形の匂い。
人道外す外道の匂いよ。
【勇者を追う影が声を掛けた】
【もしも彼女が振り向いたなら、侍のような姿をした男がいるはずで】
【男は声を描けると同時に３０センチ程の槍を少女に向けて穿とうとしているから】
【避ける、往なす、反撃を喰らわせる、そのどれかを勇者はとるのかもしれない】

500 ：【雷神槍】伸縮自在の槍…刺突に電撃属性【侍】 [sage]：2014/08/04(月) 19:19:30.51 ID:jiTNTn9jO

>>497
すみません返信遅れます。
辛味はじめなのでなかったことにしていただいても大丈夫です…。

501 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/04(月) 19:25:15.32 ID:S2QG6GoW0

>>499-500
……？
【振り向き、薄手生地のゆったりとした衣服を纏う男性に青く濁った瞳を向ける】
【そして迫る刺突を体を横にズラせば感慨もなく回避、腰を捻り勢いを乗せて右回し蹴りでの反撃を試みる】

/30分程なら待ちます

502 ：【雷神槍】伸縮自在の槍…刺突に電撃属性【侍】 [sage]：2014/08/04(月) 19:39:46.89 ID:jiTNTn9jO

>>501
【短小な槍の利点】
【突撃時に隙を生まないこと】
【次いで素早い追撃或いは回避を可能とすることで】
【その利点は不意を突いたならば増長されて然るべきである】
【それが男にとっては戦の定石、常識ももいえるものだった】

ぐッハァッッ！

【然して、食い込む爪先は男の甘さと必勝の掟を容易く破壊する】
【何故に不意を突いても倒せなかったのか。ある程度の修羅場を越えてきた侍には容易く理解できた】
【圧倒的な実力差があるのだ。途方もなく高く聳え立つ壁が二人の間にはあるのだと】

【侍は槍を瞬時に伸ばし地を穿ち、其処を起点としてその一撃を耐える】
【次いでそのまま槍を伸縮させて少女の腹部へと狙いを定めて穿とうとする】
【強烈な腹部への一撃のよいんかその一撃には正確さが欠けていた】

503 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/04(月) 19:45:37.04 ID:S2QG6GoW0

>>502
……！？
チッ……！！
【蹴り足を即座に引き、だがそれと槍がその長さを増して襲い掛かるのはほぼ同時】
【軸足での横への一足飛びで直撃は免れるものの横胸を掠め抉る】
【赤黒い布切れと真紅が舞い、舌打ち、微かに顔を歪めた】
【着地、それと間も無く腰に帯びた剣を引き抜き居合が如くに走らせる】
【一閃、横薙ぎ、煌めく狂刃】
【様子見も牽制もない全霊の一撃が男へと空を裂きながら迫る】

504 ：【パラライスター】【ティム・シビリア】 [sage]：2014/08/04(月) 19:52:10.46 ID:s/2hs9FA0

あー……あっつ…
バッカみたい…なんで家出なんかしちゃったんだろー…あたし

【薄暗く、疎に散りばめられ風に靡く雲が微かに明るいオレンジ色に輝く紫色の空の下】
【太陽はその姿を地平線下に隠し、月がその輪郭を微かに空に描く夕暮れ時、その宵のさなかに佇む少女がひとり】
【少女は角を不自然に歪ませ凹ませた自販機の側にあるベンチに腰掛け缶ジュースを両手でちびちびと飲み続ける】

ま、いっか…今更帰ったところでさ、誰もあたしのことなんか待ってないよね？

【自分に言い聞かせるように独りごちる。少女の影はだんだんと夕闇に溶け、そして消えてゆく】
【返答はない。当たり前のことなのだが…少女にはどこかそれがたまらなく寂しく感じた】
【暑さの不快感から逃れるためか、それとも寂しさを拭い去る為か。少女は眠りに就くことにしたようだ。どことなくジュースを飲むペースを早める】

505 ：【雷神槍】伸縮自在の槍…刺突に電撃属性【侍】 [sage]：2014/08/04(月) 20:02:56.57 ID:jiTNTn9jO

>>503
【侍の体感時間では穂先に手応えを感じたのも、少女の着地時に地面のすれる音が耳に届いたのも同時であった】
【余談程度に言うならば、男が左腕を切り落とされ、反射的に右腕の槍でその一撃を受け止めたのも同時であった】

【あぁ、なんと呆気ない。邂逅して刹那、五体の一部を喪うなどとは…。然して侍は戦とはこうでなくてはならないとも考える】
【命というのは珠玉の如くに扱えば忽ち醜く腐りはて、腐乱の塵へと化けるのだから】
【命の奪い合いとは意味もなく始まり、呆気なく終わるべきものであるのだ】


然して…拙者が負ける道理はないがな。


【左腕から吹き出す鮮血。それもろともを切り抜くが如くに男は即座槍を縮め五メートル程の丈へと伸ばして全身全霊で槍を振り抜く】
【片腕を切り落としてもなお萎えることを超人の一撃を、片腕のみで受けた直後の反撃】
【通常ならば槍を持てるはずも無いほどに痛んでいる。ならば何故に生涯で最高とも云える一撃を今放てるのか】
【それは単純、単純至極…強者に勝ちたいと言う子供のような意地だ。ただの見栄と意地が侍を奮い動かし槍を振るうのであった】

506 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/04(月) 20:13:10.69 ID:S2QG6GoW0

>>505
……っ！！
がっ……！？
【くぐもった声が漏れ出、背面を強かに裂いた侍の魂の一閃は女の体をまるでゴミ屑の如くに吹き飛ばす】
【だがきっと、何百何千、或いは何万と合を合わせそして斬りつけた彼ならば理解るはずだ】
【それは決して肉を斬り骨を絶った感触ではない】

……っ、なるほど……
【ぱさり、ローブのフードがはだけ露わになる素顔】
【脂汗をと苦笑を滲ませ尚侍を睥睨する純白の少女】
【そのカラクリは背後に在り】
【背負う形で携えた勇者のもう一つの装具、小柄な半身を覆う程の大きさのカイトシールドにあった】
【吹き飛ばされ、彼我の距離は開けている】
【かちゃり、右に剣を左に盾を】
【それぞれを構えその距離を詰めんと少女は跳んだ】
【最も、ダメージによりそれは万全とは言い難くまた跳ぶまでのラグも侍が態勢を整えるには充分なものであろうが】
【それでも少女は盾を前面に、そして近接が叶えば心の臓を一突きにせんと刺突を繰り出すだろう】

507 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/04(月) 20:14:12.92 ID:XIT35wXN0

>>493

【奈津紀は、自分の大剣に乗る。飛行モードだ。高く飛ぶことはできないが、空中に浮き早く移動することができる】

とりあえず、一匹ずつ確実に倒していこう

【奈津紀は、そう呟くと乗っていた大剣を手に持ち直して、ブーストをフル噴射さし必殺の一撃を一匹の狼に加える】
【あの狼は、もう立ち上がれないだろう。しかし、この技は、この先5分ほど使えない。また、飛行モードも使うことは、出来ない。】
【だが一度攻撃してしまった奈津紀にも何匹かの狼が襲ってくる。後は、天道司に任せて自分は、大剣で自分の身を守る。】

天道司さん！こっちは、少し引きつけておきます！

508 ：【雷神槍】伸縮自在の槍…刺突に電撃属性【侍】 [sage]：2014/08/04(月) 20:37:09.60 ID:jiTNTn9jO

>>506

【成る程…侍は無意識に呟いていた。 槍に手応えは感じた。然してそれは命を削る刹那のモノでは無かった】
【全霊の境地から放った一撃で仕留められなかったのは無念であったが、反面、相手の圧倒的な強さに清々しさを感じるてもいた】


【一瞬、視線を勇者に送れば得体の知れない悪意のようなものを感じた。少女の如き姿をもってして練り上げられたその剣撃】
【並々ならぬ信念、執念を感じさえする。相手の過去に興味などないが、相手の想いになど欠片の共感も得はしないが】


ソナタの剣は美しい。其の齢にしてよくぞ練り上げた。
ソナタの行く末を見れぬこと、酷く無念に思うぞ。

【一言だけ素直に言葉を投げ掛ければ刹那】
【侍は槍を構えて駆け抜け、少女は剣を振るい飛ぶ】
【━━━斯くして黄金と銀の光は交差して……】







誠…無念なりよな…くはは……



【地に伏した侍は力なく笑う】
【思えばこの生涯、[ﾋﾟｰｰｰ]ことは幾度となくしてきたが殺されるのは初めてだなと思いながら…】
【どうせ初めてならばと、一つのきの迷いを起こす】


ソナタ、名をなんという……？


【剣を交えた相手に名を訪ねるなど、戦を気高いモノと勘違いしているようで吐き気を催す】
【命を軽んじる男にとって、戦はただの暴力でそこに礼儀も作法もありはしない】
【故にただの気紛れ、ほんの気紛れの死に際に少女の名前を聞いてみた】

509 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/04(月) 20:47:35.07 ID:S2QG6GoW0

>>508
……？ ……名前？ 私の……？
【確かに貫き通したであろう剣を引き抜き、返り血に頬を汚しながら微かに目を丸くする】
【大凡想定外だったのか、霧氷の表情は崩れ今浮かぶそれは人間地味た物だ】
【逡巡、躊躇、泳ぐ目線】

……×××
【異国の言語、呟く名前】
【気の迷いだ、少女に取ってもそれは】
【死を与える者の名を告げれば一瞬侍へと青い瞳を向け、片頬を吊り上げた左右非対称の表情を作る】
【それを起こしたのは諦観か、憧憬か】

……トドメは、必要でしょうか？
【ただ一言、そして言葉を投げ掛ける】
【歩み寄るその所作は隙の塊、奇襲を行う事があれば少女に取っては正に不可避】

510 ：【雷神槍】伸縮自在の槍…刺突に電撃属性【侍】 [sage]：2014/08/04(月) 20:57:23.55 ID:jiTNTn9jO

>>509

成る程、良き名よ。 意味も言語もわからんが…響きが善いな。心地好い…まぁ、これも気の迷いか。
【少女は油断をしているのだろうか。得意の不意討ちを狙えば首を容易く落とせそうだ】
【戦に作法は必要無い。勝者は敗者を踏みにじり、飽くなき暴力の道を進むのみ】
【ならば落とすべし。少女の首を、不意を突け、造作もなく[ﾋﾟｰｰｰ]のだ】





あぁ…頼む。 拙者は少し眠ることにするよ。
目が覚めれば其処は戦場、悪鬼の修羅道…
造作もなく殺してくれ

【然して男は槍を抱き、眠るように目を閉じた】
【少女が首を落とすか否かに関わらず、男が目を冷ますことはもう無いだろう】
【斯くして名も無き化け物は、勇者にほふられ眠るのだ】

511 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/04(月) 21:07:36.79 ID:S2QG6GoW0

>>510
……××
【呟くのはまた別の名】
【少女が追い求める夢幻の彼方、決して微笑みを浮かべることのないメシアの名前】
【目の前の侍の亡骸に頭を下げさせたのは恐らくそれなのだろう】
【何故なら少女は決して死を、そして相手を尊重する事はないからだ】
【だと言うのに】

……
【ふ、と青い瞳に翳りが走る】
【先程までの輝きは失せ、そしていつもの淀んだ眼差しに戻る】
【何故だろうか、何だろうか】
【この胸を裂くような焦燥に似た感覚は】
【歯を軋ませれば踵を返し、そして静かに戦場を跡にした】

/行動描写がなく不明瞭でしたので奇襲は受けずに進めます
/ありがとうございました、お疲れ様でした

512 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/04(月) 21:11:09.36 ID:Mgbu1SPi0

>>507
【いきなり大技を見せてくれた】
【大剣に乗り、加速までして狼を撃退した】
【しかし、何故かもう一度行おうとしない】

まさか、あれって一発...
だったら温存しといて欲しかったですよ!
【少年の方にブーストをかける】

(多分このまま戦えば二人ともダウンする可能性がある...戦えば)
(だったら、戦わずに山を越える!)

すいません!捕まってください!
【空中で奈津紀に手をのばす】
【もしも掴んだなら一気に上昇し、狼から逃げるだろう】

513 ：【雷神槍】伸縮自在の槍…刺突に電撃属性【侍】 [sage]：2014/08/04(月) 21:11:43.62 ID:jiTNTn9jO

>>511
/書き忘れてました。奇襲はしてません。楽しかったです。ありがとうございました。

514 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/04(月) 21:11:45.50 ID:Mgbu1SPi0

>>507
【いきなり大技を見せてくれた】
【大剣に乗り、加速までして狼を撃退した】
【しかし、何故かもう一度行おうとしない】

まさか、あれって一発...
だったら温存しといて欲しかったですよ!
【少年の方にブーストをかける】

(多分このまま戦えば二人ともダウンする可能性がある...戦えば)
(だったら、戦わずに山を越える!)

すいません!捕まってください!
【空中で奈津紀に手をのばす】
【もしも掴んだなら一気に上昇し、狼から逃げるだろう】

515 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/08/04(月) 22:06:05.70 ID:raQjZJi00

>>483

いやー、カイゼルかカイザーか悩んだのだみゃ…この出来には我ながら感心するのみゃー
【皇帝についての訂正は耳に届いていないのか、黒猫は自慢気に笑っている】

ふむ、そーみゃね…伊達に鋏と口で今まで旅してないみゃよね
みゃはは、余計な心配だったかもみゃ
【くつくつと笑う男を目にし、黒猫はポリポリと頬を掻く】

そーみゃ、あの女はユーメーな会社で働いてるらしいんみゃけど
仕事が無能力者が平穏に暮らすために、能力者を狩るなんて物騒な奴なのみゃ。
話し合いどころか問答無用で襲いかかってくるわ、べらぼうに強いわで…とにかくウザいのみゃ！
【なんとも曖昧な内容だが、浴衣を脱いで見せようとする背中の切り傷から…黒猫の相手がどの程度の危険かは伝わるであろう】

//明日から忙しくなってしまうので、次で切ると思います。
//いろいろとご迷惑をかけた上にこんな感じになってしまいすみません。

516 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/04(月) 22:17:05.28 ID:XIT35wXN0

>>514

【天道がこちらに手を伸ばしている。】
【奈津紀は、近くにいた狼を振り払うと、その手に捕まった。】

逃げるんですよね？逃げましょう！

【いくら妖怪といえど空は飛べないであろう】
【ふと空を見上げると闇は、薄くなり始めていた。じきに夜が明けるだろう。】

あっそういえばわざわざ夜に来る必要なかったですね！

517 ：常与儀 華凛（狂魅,華我魅,殺女）【魔剣】 [saga sage]：2014/08/04(月) 22:31:33.67 ID:RFnpROxj0

【たまには家業をしなければならない】
【たとえ不本意でも、姉の魔の力には逆らえないからだ】
【……と言うわけで今、常与儀は裏路地最奥に位置する一つのヤクザグループを掃除し終わった後だ】
【黒い夏用パーカに飛散して、生々しい光沢感を浮かべる液体を体一杯に被って】

もういや。こんなのするくらいなら、学校の方が幾分かまし……

【月光に煌めく紅と黒に彩られた女】
【人気の少ない路地にて、休憩中である】

518 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/04(月) 22:42:41.70 ID:a2vhLbql0

雨雨ふれふれもぉっと降れーっ！
ぴっちぴっちちゃっぷちゃっぷらんらんらん！らんらん！らん！

【地に篠突く雨が降り付け、夜の街は曇天に包まれる】
【そんな雨中に響く、頬に絆創膏を貼り付けた少女の歌(？)は街の暗い雰囲気を吹き飛ばすように明るい】

…うぐわぁ！！ウソだよぉ！ホントは雨なんか早く止んで欲しい！
うひぃ、避難だ避難だ…！

【雨は止むどころかますます強まるばかり、暗い雰囲気は吹き飛ばせても雨雲は去ってくれないようだ】
【少女は雨宿りのため参ったように建物の屋根の下に駆け込んだ】

まったくもう、雨は嫌いっ…！寒いし暗いし！…お花に水あげなくてよくなるけど…！

【傘代りにして雨水に濡れたテンガロンハットを乾かそうと振り回す。少女の周りに冷たい雨水の粒が散布され飛んだ】
【衰えを知らない豪雨、しばらくはここで雨宿りする事になりそうだ】

519 ：【ツキギメ・サユリ】赤髪のオカマ【アルケミスト】 [sage]：2014/08/04(月) 22:50:50.43 ID:jiTNTn9jO

>>518

う・る・お・うぅぅぅぅぅん♪

たっはぁぁぁぁん……雨って素敵だわァ…弾けるマイナスイオンにお肌もツヤツヤッてもんよねぇ♪

【雨のなかを一人のオカマが歩いています】
【オカマは光合成で若さを保つ生き物なので日光を好みますが】
【オカマの御肌はカサツキ気味なので湿気の多い気候も好みます】
【つまりオカマはいつだって幸せ。みんなもオカマになりましょう】

【オカマが少し歩いていると、イカしたテンガロンハットを振り回す少女をみつけました】
【オカマは基本的にダンディズム溢れるイイ男を求めていますが、可愛いらしい少女に対しても母性からの好意を示します】


あら、可愛い女の子…♪ ねぇ、アナタ こんなところでなにしてるのよ♪

【というわけでオカマは少女にすりよります】

520 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/04(月) 23:00:22.52 ID:Mgbu1SPi0

>>516
【腕を掴んでくれた】
急上昇!避難するぞ!
【機体は上昇し、狼から逃れた】

【夜はもうすぐに終わる、そろそろ朝がやってくる頃だ】
【朝日は登る。見えていた月を隠す程に明るい】

そりゃあそうですよ!
実は妖怪でも体験しに来たんじゃないかとひやひやしましたし...
【やっと気付いてくれた】
【この少年はやはり少年らしくて。その場を対処しようと考える】
【少年らしくないと逆に怖いものだが】

【さて、依頼の方もこなさなければ】
山を越えたら下ろしますんで、しっかり捕まってくださいよ!
【加速し、空を飛ぶ】
【歩くより断然速く、山を登って行く】

521 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/04(月) 23:01:24.29 ID:a2vhLbql0

>>519
…うわぁっ…！びっくりした！！

【降りしきる豪雨の中になんとなく気配を感じていたがなんとなくスルーしていた人物が、こちらへすり寄ってきた】
【その性別不明の人物(以下オカマ)は結構背が大きくて少女はびっくらした】

な、なにって雨宿りだよ！こんな雨じゃなんにもできないでしょっ！

【オカマの身体は少女の二倍ぐらい雨にベッタベタに濡れていて、少女はさりげなくすり足でオカマとの距離を取って話す。別にオカマだから距離を取ったのではない、雨に濡れていたからだ】

522 ：【ツキギメ・サユリ】赤髪のオカマ【アルケミニー】 [sage]：2014/08/04(月) 23:10:03.52 ID:jiTNTn9jO

>>521

こんな雨じゃなんにもできないっ！？ ノンッ！ ナンセンスぃットゥ！！
アータ、よくよく考えてごらんなさいな！？

雨なんて中々降るもんじゃァないのよ！？

人一人の人生のうちに雨が降る回数なんて限られてるのよ！？

【自分よりも格段に小さい少女にたいして】
【腰を曲げて顔をのぞきこみながら勝手に喋りまくります】
【オカマに捕まって勝手に説教を受けるなんて、少女はとても不幸なこにかんじますが】
【オカマと雨は自然災害の一種なので諦めてくだはい】


だからソウッ！ アタシたちは雨から逃げずに雨を全身全霊で感じるべきなのよっ！

さぁ、時よとまれッ！ アナタはサイッコーに美しいからァァァァァァっっッ！


【オカマは少女に向けていた顔を空に向けて、ブリッジをしながら叫びます】
【耐えられぬキモさがあるなら、逃げるのも賢い手段かもしれません】

523 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/04(月) 23:11:11.27 ID:y9hYoqqlO

openに宣伝すんのやめちくり

524 ：グレイプ【エターナルイモータル】　E:刃物×3 [saga]：2014/08/04(月) 23:20:28.51 ID:icogdvQg0

【数時間経って】
【��夕食�≠�指一本残さず完食したにも関わらず、『異常』なる男の腹の虫は再び大きな鳴き声を響かせ始めていた】

足んねえ、足んねえよ……

【深紅の眼をギョロギョロと動かして、辺りを探る】
【次の獲物を】

悲鳴が、恐怖が、絶望が、俺の飯が、足んねえよ………！

【苛立つように息を荒げ、肩を上下させて野犬のような唸り声を上げる】
【全身に浴びた返り血が固まっていくのを感じながら、獲物を求めて『異常』は路地裏を徘徊する】

525 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/08/04(月) 23:22:41.92 ID:BNCDinmf0

>>515

…………んン
【色々な感情表現を担うこの唸り声だったが】
【我が道を行く黒猫に対しての今回のそれは、果たしてどのような意味を持つのやら】

後ォ、それに逃げ足が加わるかなァ
【三種のうんたらって奴よォ、と言葉を続けて、やはり男は軽く笑っていた】

ほーほォ、平和の為の能力者狩りと来たかァ
珍しいタイプよねェ、俺みたいなのにとっちゃありがたい存在だけどォ……
【実際はそんな人間などありがたさの対極を行く存在なのだが、あくまで男は無能力者を演じる】

……確かにィ、あんたみたいなのにはウザったそうねェ、こりゃァ
【示された背中の傷は、『義手の女剣士』の優れた腕と】
【悪戯好きという点以外では無害であろうこの黒猫を、一片の容赦もなく斬殺せんとする】
【「平穏」とはとても言い難い精神性を、嫌でも感じ取らせるもので】
【様々な思いを胸に巡らせながら、演者は顔をしかめてみせた】


/分かりました
/いえいえ、こちらこそ散々な遅レスで御迷惑をおかけしてしまいすみません

526 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/04(月) 23:23:20.54 ID:a2vhLbql0

>>522
うえぇ…！？………えっと……その…………

【オカマの反論の余地もないハイセンスな言葉の応酬、持論展開にひたすらびっくら】
【豪雨よりもハリケーンよりも豪快そうなオカマにただただ押されるのみだが】

…………ふむ………な、なるほど！！雨は楽しむものなのね！！そういう前向きな考え好き！！
よっし！私もこの雨の中！誰よりも輝いてみせるよぉぉ！！

【オカマの熱いポジティブMAXな言葉にココロ打たれた流されやすい少女はブリッジに便乗して逆立ちをし始める】
【傍から見ればなんという光景だ】

527 ：【ツキギメ・サユリ】赤髪のオカマ【アルケミニー】 [sage]：2014/08/04(月) 23:35:06.14 ID:jiTNTn9jO

>>526
ソウッ！ ＳＯＷ！！ 爽ッ！！！

この雨の中でアタシたちは！ アタシたちはッ！ 魂を燃やすノウッ！

アタシたちの魂はギンギラギンに輝くノヨッ！ それはいつか、お日様よりも眩い稲妻になるわ！

フォォォォォォォオウゥッ！！ キ・ワ・マ・ルゥゥゥゥゥゥゥゥウッ！


【最早オカマは濡れに濡れながらも舞っている】
【絶えることのない豪雨、激しいダンスにより滲み出す汗、語りすぎてベタベタと吐き出されるツバ】
【あらゆるものがオカマを濡らしていき、そのすべてが絶え間なく流されていきます】

アァ…誰もアタシを繋ぎ止めることはできない…
さながらこの雨は、アタシのようなものなのね……

【そして次第にハイテンションだったオカマはなよなよと腰を折り、しくしくとなきはじめます】
【オカマを濡らす液体に若干の塩分が追加されましたがそれは些細なことです】


ねぇ…キュートガール…アナタのロックなハートを見込んで聞きたいことがあるの…
この街にはアタシを熱くさせてくれるような組織や思想があるのかしら…

【オカマは組織や仲間が欲しいようで、しくしくと泣いています】
【情緒の不安定さから躁鬱病の可能性も見いだせますが、オカマという生物は総じてこういうものなので、救急車はいらないようです】

528 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/04(月) 23:53:04.85 ID:a2vhLbql0

>>527
燃えよ魂！！！輝けソウル！！！煌めく未来へまっしぐらぁぁぁあぁぁあう！！！！！

【オカマよりも少し下か同じぐらいのテンションで舞い踊る】
【常人では表現できなさそうな激しさに何とか着いて行きながらオカマ程ではないが少女の身体もベッタベタ】

いやっふぅ！！いやっふぅ！！！………ってあれ……？

【今まで人外級のテンションをぶちまけていたオカマが急に静まり返り何故か眼を潤ませている】
【クラスでテンション上がりすぎてガラス割っちゃった時みたいな顔をした少女は心配そうにオカマに歩み寄る】

う、うん………なに……？
うむむ…….うーーーーん………組織かぁぁ……思想かぁぁ……どっちも私には無いなぁ……ちょっと気になってたけどー…
でもこの街のどこかにはあると思うよ！！絶対100%保証するよ！うん！

【静かにしくしく泣くオカマから質問、出来るだけガッカリさせないように少女は答える】
【完全フリーな殺し屋の彼女にとっても組織というものは若干気になってたようだ】

529 ：【ツキギメ・サユリ】赤髪のオカマ【アルケミニー】 [sage]：2014/08/04(月) 23:58:59.68 ID:jiTNTn9jO

>>528

あらあら……？ アナタも気になってたのね！？

その意気やよしっ！

アナタが組織を作ればイイのよっ！ アタシがアナタの盾と剣になってあげるわよぉ？

【斯くしてオカマはクラスではしゃぎすぎてガラスを割った癖に泣いてたら許して貰える空気になり調子に乗り始めるやつのように元気を取り戻します】
【平たく言えばオカマは支配を求めていたのです。オカマは王を求めていたのです】
【組織も仲間も居ないなら手っ取り早くそいつを作っちゃおうとします】


狂乱の混沌もォ、正義に酔いしれた晩餐もォ、アタシはとぉっても素敵だと思うのォ…

アタシはアナタならなにをやっても盛り上げてくれるとおもうのだけど？

530 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/05(火) 00:12:09.61 ID:s9HJKb+g0

>>529
え"ぇ！？私がぁ！？そ、そんな……組織なんてそんな……

【なんやかんやあってガラス割った元々の原因が突然自分にされた可哀想なやつのように驚き戸惑う表情を見せる】
【今までじゆーきままに暮らしてきた彼女、いきなり組織という何だか禍々しい物の創始者になる事なんて1ミクロも考えていなかったのだ】

……うむむ………………そうかなぁ……組織なんて纏めれるかな私……

【しかし組織のその魅力に傾きかけていることは確かだ。】
【指をコネコネながら俯く少女、やっぱりちょっと不安要素はあるようだ】

531 ：【ツキギメ・サユリ】赤髪のオカマ【アルケミニー】 [sage]：2014/08/05(火) 00:17:53.66 ID:OZAIyaYvO

>>530
できるわよぉ…アナタは他人を引き付ける輝きを放ってるわァ？

そんなアナタを慕う人間はァ、どんどん増えるはず…

そうねぇ、ここは素直に正義の味方なんてどぉう？ それとも殺し屋派遣サービスぅ？
世界征服を狙う悪の組織ィ？
アナタにはどれが似合うかしら…

【窓ガラスを割った責任を押し付けたくせに先生への言い訳を一緒に考えて責任逃れをしようとする奴のようにオカマはペラペラと喋ります】
【とはいえど、少女に人を惹き付ける魅力を感じたのは確かで支配されたいという欲求よりも、支えてあげたいと思わせるリーダーの器をオカマは確かに感じていました】

ほらほらァ…アタシはアナタを支えてあげる…
アナタの願いをいってみて？

532 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/05(火) 00:27:50.81 ID:s9HJKb+g0

>>531
そうかなそうかなっ！何だか自信出てきたよ！！

んー……正義の味方も捨てがたいし……殺し屋組織もいいなぁ………正義の殺し屋とかも……

【皆がガラスの事を最初から知らないフリすればいいんじゃね？という名案を閃いたクラスのムードメーカーのように少女は自信満々】

えっと…願い…願い……
……あ！世界一の殺し屋になって…皆を幸せにしたい！

【たくさんある願いを削って残ったものを詰め込んだ結果である】

533 ：【ツキギメ・サユリ】赤髪のオカマ【アルケミニー】 [sage]：2014/08/05(火) 00:33:35.82 ID:OZAIyaYvO

>>532
正義の殺し屋派遣サービス…なんてどうかしらん？

ふふ…我ながら何をやるのかさっぱりわかんないわぁん！
でも素敵！ 素敵よ！ みんなの幸せのために汚れ役を買って出る…

世界がアナタを偽善と呼ぼうとアタシは地獄までおともするわよん？


【斯くしてクラスのガラス騒動は幕を閉じるのか】
【少女は世界中のガラスをぶち壊し、新たな世界をつくることができるのか】
【オカマは、きっと少女ならできるだろうと期待していた】


なら、詳しいことはアナタに任せるわっ！

アタシは新たな中間をさがしにいくわよぉっ！？

534 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/05(火) 00:43:19.04 ID:s9HJKb+g0

>>533
なるほどなるほど……いいね！正義の殺し屋派遣サービス！
まさしくステキね！かっこいいし！

おぉ、頼もしい仲間一人目っ！！よろしくね！

【全てを壊し全てを創る。この少女がそれを成し遂げられるかどうか、世界はまだ知らない】
【今はただ前を向いて煌めく未来へまっしぐらだ】

うん！！色々考えとくよー！！

と、その前に！名前教えて名前！仲間なんだから！私は小紫露草、だよ！

535 ：【ツキギメ・サユリ】赤髪のオカマ【アルケミニー】 [sage]：2014/08/05(火) 00:47:54.24 ID:OZAIyaYvO

>>534

でっしょぉ？ アタシのセンスに狂いはないわっ！

【そして名前をなのってないことを思い出したようで】
【べちべちと自らの頬を叩き】

アタシの名前はサユリ… 月極 小百合よッ！

よろしくねぇ、露草ァ…いいえ、ボスゥー？

ふっふっうう♪ ああんもう露草なんて可愛い名前ぇ…頑張っちゃうわぁ…


それじゃ、いってきますぼすぅ♪


【そしてオカマは走り出したそうな】
【組織の一員となるからには必ずや忠犬のように少女の元へと帰ってくるであろう】

/絡みありがとうございました！ 楽しかったです！ これからよろしくお願いします！

536 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/05(火) 00:56:15.79 ID:s9HJKb+g0

>>535
サユリね！！よし！記念すべき仲間一人目だぁ！！

ボ、ボスだなんて………なんかくすぐったい呼び方だなぁっ……嬉しいけど……ふへへ

そ、そんな事言ってないで早く行ってきなさいな…！


…うーん！行ってらっしゃいサユリー！！

【走り出したサユリを見送り、露草はメモ帳片手に考え事しながら歩き出す】
【組織の名前やら細かい事を考えているのだろう。まだ名も無き組織、これからどんな風に未来へ歩んで行くのか】


/ありがとーございました！私も楽しかったです！！はいっ、こちらこそよろしくお願いします！

537 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) ：2014/08/05(火) 08:19:01.59 ID:Q7xC/GUY0

解

538 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/05(火) 08:19:36.63 ID:MAJ5367DO

openに宣伝すんのやめちくり

539 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/05(火) 10:23:58.32 ID:NIc+LDVr0

>>520

【それからはすぐだった。あっという間に山を越すえた。】
【これでとりあえず契約は、終わったわけだ。】

ありがとうございました！

【本当に助かった。今度からは、山はお日様が登っているうちに越えよう】

【奈津紀は、依頼料の代わりに一枚の小切手を渡した。奈津紀の家、そうとある国の王宮宛てだ】

ここに請求しといてください。いくらでよ構いませんよ。

【お金は、いくらでもあるだろう。】

最後に名刺か何かもら得ませんか？また何かあったら頼もうかと、

540 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/05(火) 10:40:51.51 ID:PTwvO7Cxo

「何度来てもここはいいですね…」
「落ち着けます」

街にある箱桁橋、そこは黄金の剣士…否、騎士の憩いの場所であった
橋の下には穏やかに流れる川があるこの場所には、強い思い出が残留してるからなのかは分からないが…一人の騎士を強く引き付ける
いつか木山一族の騎士であったが、離叛してAATの騎士となった一人の少女を

河のせせらぎを楽しむその少女は…今までここにいたときとは異なる服装に身を包んでいた
鮮やかな水色の裾の長いシャツと、同色で揃えたズボン
対異能者撲滅戦闘部隊AATの制服に

541 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/08/05(火) 11:20:25.92 ID:jrH8/TvdO

>>540
…いい眺めね、ここには良く来るの？

【アリサの横に立ち…川を見下ろしながら呟く様にそう言ったのは…黒いバットケースを背負った制服姿の少女だ】
【木山一族もAATも…この少女は知らないので、警戒する様子は微塵もない】

……
【アリサのことを普通の一般人と思って話し掛けた…ただそれだけ】
【その少女は穏やかに流れる川を見ながら…静かにアリサの返答を待っていた】

542 ：【空気弾】竹峰マコト [sage]：2014/08/05(火) 11:24:22.82 ID:ioH4dBxe0

>>525

声も出ない程に素晴らしかったようみゃね…みゃふふ
今度、シーザーにもカッコいい名前を考えといてやるから覚悟するのみゃ！
【勝手な解釈で盛り上がる黒猫はニヤついた】
【指をさして名付けを宣言するマコトだが】
【実際、どんな突飛な名が出るかという意味では覚悟させられるだろう】

三種の…何だかカッコ良い響きなのみゃ！
俺はおみゃあが気に入ったみゃ…逃走に終わりはないけど、頑張って生き残るみゃよ！
【三種というフレーズに反応するように尾が揺れる】
【本来は「闘争に終わりはない」であろうが、今回は元よりふさわしい間違いになっていた】

そうみゃ、全く有り難くない奴みゃ…面白くないアイツなんか俺が懲らしめるのみゃっ！！
【心なしか黒猫の髪が逆立ち怒気が見て取れる】
【力量の差があろうと、生を楽しむ為に喰らい付くのがこの猫の生き方なのだろう】

みゃふー……思い出したら腹が立って来たのみゃ
そろそろ俺はアイツを探しに行くみゃ…じゃあななのみゃ、シーザー！
【復讐なんて大それたものではない…やられた仕返し】
【そんな子供じみた目的で別れを告げた少年は町へと駆け出した】

//お付き合い有り難う御座いました

543 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/05(火) 11:29:38.40 ID:dxcrdUdR0

>>539
【山を登ったのでこれで依頼は終了だ】
【別に能力で登ったので疲れもない】

【そういえば、依頼料はどこから貰えばいいんだ。そう思っていたら...】
(なんで何も書いてない小切手なんか渡して...)
えぇ!?ちょっ、これ、えぇぇ!?

【相手は国の王宮の人だった】
【今まで金持ちを家に帰したりすることはあっても王国相手にお金を請求なんて...】
【というか家出の手伝いをした時点で死刑。いいや、奴隷にさせられる......】
【顔が青くなるのが分かる。絶対にお金は振り込まないでおこう】
【そう一瞬で判断出来た天道だった】

【名刺が欲しいと言われた】

はい、どうぞ
【簡単に、渡した】
【さっきまで死刑とか奴隷とか言ってた癖に】

544 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/05(火) 11:34:57.57 ID:PTwvO7Cxo

>>541
「ええ、私のお気に入りの場所の1つです」
「ここではいろいろありましたしね」

今日ここに現れたのはバットケースを抱えた制服姿の…学生であろう少女
アリサもまた彼女のことを一般人と思って橋の手すりに肘を乗せて楠葉の方を左目で見る

アリサを一般人と思うのにはアリサは異常かもしれない
その右目は黒い布で隠され、腰には剣の鞘を提げている
だが、彼女は敵意は敵意を放ってはいない
人類最強は異能者狩りを行っているようだが…騎士は敵以外には手を出すことはない
ただ、普通に関わるのみだ

545 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/08/05(火) 12:03:17.34 ID:jrH8/TvdO

>>544
ふーん、いろいろ…ねぇ…

【アリサの返答を、アリサをしっかりと見ながら…真剣に聞いていた】

【右目の黒い布と腰から提げられている剣の鞘を見た少女は軽く笑みを浮かべ、バットケースから…日本刀を取り出した】

…私と手合わせしてくれないかしら

【少女は、剣士として高みを目指している。アリサに勝つことで…その高みにまた一歩近付ける】
【そう考えての提案だった。今、少女は明らかな敵意を…その翠色の目に宿していた】

546 ：【ヨーガン】>>962【人造異能力兵士02“Y”】【「」内:廻道】 [saga]：2014/08/05(火) 12:08:59.88 ID:0+7qWK7y0

【人通りの少ない通り】
【セグウェイ的な乗り物に乗りながら03の捜索をしていた】
【つい先日から行方不明らしい】

「ｻﾞｻﾞｯ……こちら廻道、どうだ？手掛かり掴めそうか？」

いえ… 全くですね……
03の散歩は進路がめちゃくちゃですから……

「こっちも駄目だ… 電波が全然来ねぇ…」
「…捜索範囲を半径5kmに拡大するか」
「後、03は人混みを避けるからな」
「人通りの少ない場所を重点的に頼むぜ …ｻﾞｻﾞｯ……」

了解ですっ
……03の事ですから無法地帯には行かないでしょうけど…
だとしたら……公園…？

【セグウェイ(仮)に装着された画面には街のマップが表示されていた】
【マップの条件を「人通りの少ない公園」に絞り込み、最短ルートを算出する】
【………検索結果が出た】
【条件に当てはまった公園は三ヶ所】
【一つ目はこの道を抜けた先だ】
【セグウェイ(仮)の速度を上げ、急いで公園に向かう】

(それにしても…この乗り物いいですね……)

547 ：アリサ=サブジェクト=ゼクスウントツヴァンツィヒ【聖剣】 [saga]：2014/08/05(火) 12:18:44.31 ID:PTwvO7Cxo

>>545
「思い出に残るような…ことです」

思えばあの出会いがアリサを一番初めに変えたものだ
あれがなければ…今もアリサは調律騎士であっただろう
…などと考えていると、楠葉がバットケースからバット…ではなく刀を取り出していた
アリサは少しギョッとしながらそれを見て、彼女の笑いを見て悟った
彼女が、やろうとしていることを

「……いいでしょう、受けて立ちます」

翠色の瞳に宿る敵意をみた蒼い瞳は…すっと冷たさを帯びる
そしてアリサが橋の手すりから手を離すと…その身体にそれが転移装着される
アリサ専用CT-ユニットである、黄金の鎧が
そして隻眼の騎士が聖剣を鞘から抜いた理由は言わずとも分かるだろう
彼女も、手合わせに応じる意志があると


//13:00頃まで落ちます…

548 ：〔常与儀 殺女（華凛,狂魅,華我魅）〕【魔剣】 [saga sage]：2014/08/05(火) 13:06:54.44 ID:vfUz3aGw0

なぁあにぃい？　そんなぁあに私が気にくわなぁあぃい？

【さて。今街の表、繁華街で起きている事象は少し問題になっている】
【とある雑貨店を前に、丸禿の定員と一人の闇色の髪を風に弄ばせる女が口論を繰り広げていた】
【どうやら値下げの交渉------らしいが。女の掲げるそれには何やら、チェックがついた名簿が握られていた】
【それをズイッと定員に近付け、ちょっと裏に来て欲しいんだけど！　と、騒いでいるらしかった】

いやぁあいやぁあ、私もねぇえ？　やりたかないんだけどぉおさぁあ
やらないとぉお、怒られますからぁあお願いしますぅう！

【幾数分が経ち……女は黄昏ていた】
【理由は単純にして明白。失敗したからだ。何がどういけなかったのだろうかなどと思案を巡らせてはため息を吐く】
【殺女はどうも、暗殺業には向いていなかったのだろう。此処は公園】
【小さなお子様たちが入り浸る、聖地】

549 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/08/05(火) 15:26:31.79 ID:OGLwbxraO

>>547
決まりね…

【アリサは手合わせに応じ、黄金の鎧を転移装着して鞘から聖剣を抜いた。】
【少女はそれを見て刀を構え、真剣な表情で名乗りを上げる】

…私は、楠葉 妃翠！！

【そしてアリサが名乗るのを聞いたら…地を強く蹴り、袈裟斬りを放つ為に駆け出すだろう】

【武士対騎士の、一騎打ちの戦いの火蓋は…今切って落とされた】

/遅れてすみません…次の返信は夜になりそうです…申し訳ありません…

550 ：アリサ=アデプタス=ツー【聖剣】 [saga]：2014/08/05(火) 18:04:53.09 ID:PTwvO7Cxo

>>549
「私は、アリサ＝サブジェクト＝ゼクスウントツヴァンツィヒ…いいえ、アリサ＝アデプタス＝ツー！」

今の自分に最も相応しき二つ目の名前を名乗ったアリサ
黄金の光を放つ聖剣を構えた彼女の視界には、一人の敵
地面を踏み締め、一気に距離を詰めんとする敵
武士対騎士の最初の一手に対するアリサの行動は…

「いきます」

聖剣で袈裟斬りを受け、それを弾き返そうとすることであった
アリサは敵にある力を知らないでいたから…この手を選んだ
//返事遅れてすみません…

551 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/08/05(火) 18:30:44.09 ID:aFnGtU9C0

>>550
つっ………

【袈裟斬りは受け止められ、聖剣と日本刀の鍔迫り合いが起きる】
【そして、アリサと同じように…少女も相手を弾こうと手に込める力を強めた】

…はぁっ！

【少女とアリサでは少女の方が力で上回っている。アリサは力負けして弾かれるしまだろう】
【勿論、それはこのまま何もしなければの話だが…アリサはどう動くのだろうか？】

552 ：奈津紀（wiki参照してね) ：2014/08/05(火) 18:36:19.25 ID:NIc+LDVr0

>>543

【奈津紀は、名刺を貰った。】

ありがとうございました。では、またー！バイバイーー！！
【奈津紀は、名探偵に別れを告げると、また歩き出した。これからの旅に思いをはせて、バイバイは、少し馴れ馴れしいかなと思いながら、そして、1人の放浪探偵との出会いを胸に】

//ありがとうございました。次で〆てもらっていいですよ。

553 ：アリサ=アデプタス=ツー【聖剣】 [saga]：2014/08/05(火) 18:50:24.04 ID:PTwvO7Cxo

>>551
「っ…なかなか、やりますね！」

聖剣と日本刀との鍔迫り合い
本来なら持ち主の技量で斬る日本刀は持ち主の大きな力で相手を叩き斬る聖剣を…押し込んでいた
そして、聖剣の持ち主のアリサが力負けするのも時間の問題…であった

「けど、このまま終わると思いましたか？」

全力で力を加えて拮抗をなんとか保っていた聖剣に変化が訪れたのはアリサが左目を閉じた次の瞬間のことであった
その変化とは…聖剣が強い明滅を繰り返したこと
人類最強や死体使いとの戦いで窮地に陥ったときにその状況を幾分か好転させた一手
楠葉が聖剣に着目していれば目眩ましの効果と同時に…頭痛や吐き気を催させる一手であった

554 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/05(火) 19:11:36.07 ID:dxcrdUdR0

>>552
それじゃあ、また何処かで

【別れを告げた探偵は山を降り、街に戻る】
【元気な少年だった。後、依頼料は絶対請求しない】
【あと、帰ったら異変探し...しないでおこう】
【そう思いながら、街に帰るのだった】

【もうそろそろ彼岸の時期だ】
【彼は、全ての場所を参拝することにした】

//ロールありがとうございました!

555 ：--名称未定--【ダストパンチ】 [saga 義手(鋼鉄製)×2]：2014/08/05(火) 19:15:19.93 ID:fN3RrGUH0

【美しい三日月　夜の公園】
【ベンチに腰掛けて静かに佇む青年は、��何か�≠ｪ満たされずに自身の中で渦巻いているのを感じていた】
【今までになかった感覚　趣味である読書すらもまともに手につかず、��自身と同じ�￥ﾕ動に駆られている人間を探す】

【彼は『闘い』を求めていた】

【殺人衝動とはまた違う、しかし今にも暴れだしそうなこの感覚】
【何がスイッチとなったのだろう　殺人衝動に身を任せて戦った道化師達との戦いだろうか？致命傷を負わされながらも敬意を表さざるを得なかった、あの人類最強との戦いだろうか？】
【この街において、夜の公園というのは他の場所とは違う顔を持つ】
【戦いに疲れた者にとっての憩いの場でありながら、更なる闘いを求める者のために用意された戦場でもある、矛盾した空間】

【その眼はエメラルドグリーンのまま、しかしながら強い闘気を放ちながら】
【言葉を発さず、いつものように唸ることもなく、青年は強者を待つ】
【それは青年が��兵器�≠ﾆして目覚めた瞬間でもあった】

556 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/08/05(火) 19:19:33.09 ID:CFlMeU/s0

>>553

っ……ああっ…！！

【聖剣に着目していた少女は、明滅を受けて手に込める力を緩めてしまった】
【そして、日本刀は弾かれて…少女は大きく後退した】

………はぁ

【頭痛と吐き気、そして戻らない視界】
【少女はこの状態で、アリサの攻撃を防がなければいけないという窮地に追い込まれた】
【軽く深呼吸をし、思考を整え直して音を聞くことに集中する】
【相手が発する衣擦れの音、動いた時の足音、それらに耳を傾ければ目が見えなくとも十分に戦える】

…

【少女は刀を構え直し、アリサが動き出すその瞬間をじっと待っていた】

557 ：アリサ=アデプタス=ツー【聖剣】 [saga]：2014/08/05(火) 19:39:20.36 ID:PTwvO7Cxo

>>556
「最初から…全力でいきますよ」

明滅を止め、目を開いたアリサの前には後方に下がり、刀を構える楠葉の姿
頭痛の中で、音に集中して攻撃に警戒しているのはアリサの目にはよく分かり…

「……はっ」

だが、音を消すなどアリサにはできないでアリサはその場で聖剣を布擦れの音と剣先が空気を裂く音を響かせる
無論、剣先は楠葉には届くことはない
だが…楠葉には黄金の斬撃が空気を引き裂いて迫る

558 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/05(火) 19:48:50.12 ID:iesCz2ehO

Наконец, желание годилось....
《やっと、願いが叶いました……》

【夜の街、一見日本人に見える少女が、ガラガラとキャリーケースを引っ張りながら歩く】


(…Если это говорит так, уже хорошо в японском?)
《…そういえば、もう日本語でいいんですね》

【背筋を伸ばし、緊張感を持つと、パッと顔を上げる】


＿＿やっと来ました、日本！

【紫色の目を輝かせる少女は、日本での最初の知り合いを作るべく、何も知らない街を歩く】

559 ：【パラライスター】【ティム・シビリア】 [sage]：2014/08/05(火) 19:57:37.55 ID:EOx7UNWBO

>>555
【闇の中、雲の切れ目からただ一つ月がその姿を晒しあるものを照らした。】
【この金景の空の下、同じ公園のベンチで眠っていた少女だ。少女は月の光に眩しそうに目を細めるとむくりと躰を起こす】
【と、少女はふとその動きを止めた】

「…………！」

【眠い目を擦って立ち上がり辺り、辺りを見回した彼女を襲った強烈なプレッシャー】
【『異常』だ。彼女は悟る。背筋をぴりぴりと刺激する悪寒にも似たこの感覚】
【それは局所的なものではない。この場所が、この空間自体が、暗く浅い霧の中張り詰める一条の緊張の糸となっている】

「…誰…？そこに…居るんでしょ」

【落ち着いて眠れぬ程の闘気。耐えられる筈もない】
【そして同時に何処から発せられているのかも明白。少女は闘気の『発生源』へと歩んでゆく】

【見えた。垣根を挟んだ向かい側、ベンチに腰掛けている男がひとり。見た目にはあまり強そうには見えない】
【鋼鉄の義手には気付かず、少女は男に詰め寄る。畏れず、真っ向から】

「そうやって殺気振りまかれてちゃ困るんだよね…公園(ここ)はあたしの大事な居場所なんだからさ」
「………立ちなよ」

【しかしそれは恐怖の序曲に過ぎなかった。男が事を起こせば、たちまち少女は後悔するだろう】

//まだいらっしゃれば是非

560 ：--名称未定--【ダストパンチ】 [saga 義手(鋼鉄製)×2]：2014/08/05(火) 20:16:03.26 ID:fN3RrGUH0

>>559

【……声が聞こえた】
【自身に詰め寄ってきた一人の少女を見て、思わず笑みを零す】

……Heh

【��今宵、私と踊ってくれるのはお前か？�＝z

【声に出すことは無いし、出来ない】
【しかしなんとなく感じることが出来るだろう　彼の笑みが、彼女にとって不吉なものであることを】

【偶然にも、少女の『立ちなよ』という言葉に合わせるように青年が立ち上がった】
【眼の色は依然エメラルドグリーンのままだ】

……….

【そして、青年は静かに公園の中央まで――周囲に邪魔となる物体のない空間まで歩き出した】
【あれだけの闘気を放っていたのだ　その行動が表す、青年の意志は一つ】

【��……我ながら、随分と喧嘩っ早いものだ�＝z

//よろしくおねがいしますー

561 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/08/05(火) 20:17:35.17 ID:8ut7NkB7O

>>557

…………

【布擦れの音と、剣先が空気を裂く音を少女の耳はしっかりと捉えた】
【半歩横に飛び退いて回避を試みたが、完全な回避は叶わず、黄金の斬撃は少女の脇腹を切り裂いた】

くうっ……

【真紅の血で染まった布が地に落ちて、その上に脇腹から血が落ちる】
【身体を動かす度に激痛が脇腹を奔る。だが少女は気を奮い立たせ、無理矢理身体を動かした】

まだ、まだこれから、よ…

【そう言い終えると同時、刀を振るい少女は二つの翠色の斬撃を飛ばした】

【先程の音でアリサの位置は把握出来たが.一つは明後日の方向へと飛んでいった】
【もう一つは、アリサの右腕を切り裂く軌道を描いて進む】
【少女はその斬撃に続いて駆け出すが、その動きは先程よりも鈍い。斬撃に対処する時間は十分にある】

…はぁ…っ…

【そして…アリサに接近することが叶えば、少女は逆袈裟斬りを繰り出すだろう】

562 ：【Killer Knife】>>64【間黒 二夫】 ：2014/08/05(火) 20:21:20.21 ID:u/H7m6dm0

ハァ…ハァ…
…今日も暑いな…

【ギラギラと太陽の光が照らす中、大きな学生カバンを抱えた青年が滝のような汗をかきながらフラフラと街を歩いていた。】
【陽の光を受けたアスファルトは容赦なく温度を上げてゆき青年の体力を奪っていく。】

ハァ…えーと、レポートの提出は来週…早く終わらせたい所だけど…この調子だと来月は叔父さんの仕送りだけじゃ足りないか…。

【バチン、と顔を叩いて気合を入れる。】
【しかし今月末まで詰められたバイトシフトは考えるだけで気分が滅入っていく様で、青年の思考すら麻痺させた。】

ゼェ…ゼェ…もうだめ、少し位…お金使っても良いよね…

【プルプルと震える手を動かし、駄目だ駄目だと必死に自分を止めようとする理性を振り切ると、なけなしの小銭を財布から取り出す。】
【そして今、まさに小銭が自動販売機の口へ入ろうとするその瞬間──────】
ﾄﾞｻｯ
………………………

【青年は熱々のアスファルトへ倒れた。】
【そして残ったのは、あちこちに散らばった小銭と地面に突っ伏す青年。夏の太陽はそれでも地を照らし続けた。】

563 ：【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 ：2014/08/05(火) 20:23:22.09 ID:WrPOpqLSO

いつも変わらないわね、この街は。
――"いろんな意味で"。

【呟きながら、街を歩く和服の女性】

さてと、するべき用事はあるけれど……、
折角だし、のんびり歩きましょうか

【そう、静かに街を歩いていく】

564 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/05(火) 20:39:52.98 ID:iesCz2ehO

>>563
【草乃木の背後で、ガタリ、と音が鳴る】
【どうやら、少女がキャリーケースを手から離し、倒してしまったらしい】


じ…じゃ……
ジャパニーズ・キモノ！

【少女は草乃木を指差して叫ぶと彼女の元にサッと駆け寄り、】


わ、ワタシ、レイラと言いますです！
ああああなたは、何と申すですか⁉︎

【ドモリを除くと日本語は滑らかだが、明らかに使い方がおかしい】
【草乃木の手をギュッと掴むと、紫色の目を輝かせながら彼女に問うた】

565 ：〔常与儀 狂魅（華凛,華我魅,殺女）〕【魔剣】E.血奪醒 [saga sage]：2014/08/05(火) 20:43:25.84 ID:vfUz3aGw0

【ムシムシジメジメ。夏の暑さの大半はこれが原因ではなかろうか】
【そう説を唱えたのは、今公園内で盛大に叫ぶ一人の人影】
【住民からひっそりと隔離されつつある、一人の女】

ああーーー！　くそーーー！　何時もあんなじゃねぇくせによーーーーーッ！！
人が嫌いかぁ？　このやろーーー！

【相当なストレスによる、精神崩壊？】
【第三者がみれば、明らかにそう取るだろう奇妙な行為。要は変人と取られてしまいかねない】
【そう言いたかった】

はぁ。疲れたぁーーー……自販機自販機ぃっと

【そんな怪しい女は、公園から一歩足を踏み出して自販機を探す】

566 ：【パラライスター】【ティム・シビリア】 [sage]：2014/08/05(火) 20:44:32.23 ID:EOx7UNWBO

>>560
「……っ…」

【ぞくり】
【先程とは比べものにもならない悪寒に少女は戦慄する】
【こいつ、普通じゃない…そう頭で理解するよりも先に身体は危険信号を伝える。逃げろ、そいつに関わるなと】
【青年の笑みの中、あの翡翠色の瞳の中に狂気にも似たナニカを少女は見たのだ】

【しかし】

「なにそれ……馬鹿にしてんの？」

【少女は決して退かない。行き過ぎた勇気は無謀、死に急ぐことはない。逃げればいいのに】
【なのに、なんだろう。この湧き上がる感情は】
【少女の胸の奥、小さな灯火となって揺らめいていた闘志(それ)は青年の闘志(それ)と互いに感応し反応し、共鳴し合った】

「…いいよ…そっちがそういうつもりなら…」

【恐怖はない。もう怖気も寒気もない。額を伝う嫌な汗すらも】
【むこうがやるなら此方もそうするまで、少女はその場から動くことなく踏みとどまり、右腕を大きく振るった】

「───やったげる」

【少女の周囲、少女を守護するようにして小さな星が召喚される】
【直径2cm、小さな缶バッジほどの黄色い星型の刃だ。威力も質量も低いが数だけなら揃えられる】
【先ずは小手調べ、少女が再び左手を振るえばその動きに反応するようにして星型の刃が飛翔んだ】

【刃は極小さいが、鋭い。丈夫さを犠牲にする程までに薄く研ぎ澄まされた刃にかかれば青年の鋼鉄の義手であろうと傷くらいなら付けられる筈】

567 ：【Killer Knife】>>64【間黒 二夫】 ：2014/08/05(火) 21:07:16.10 ID:ZsLWPy8IO

>>565
うぅ………
…ハッ、

【あまりの暑さとアスファルトの熱で再び目を覚ました。】
【だが喉は異常に乾いており、青年が起き上がろうと地面に手を付けると熱さで激痛が走った。】
【一体どのくらい気を失っていたのだろうか、気が付けば地面に触れていた右頬がジンジンと痛む。そして視線を自動販売機の下に移すと転がった百円玉があった。】

ぁ…ひゃくえん…
と、とにかく立たないと…！

【よろよろと足に体重を掛ける。半ば火傷の様に足は真っ赤になっており、力が入らない。】
【自販機に寄りかかる様にして何とか立ち上がるが、頭はフラフラとして安定しない。】

(カバン…拾わないと…財布の中身もぶちまけてあるなぁ…)
(あ、バイトあったんだっけか…時間…)

【手元の腕時計を見るとバイトの時間を過ぎている。】
【だが不思議とそれを見ても何も思わなかった。連日の疲労で行く気も失せていて、もはや散らばった持ち物すら拾う事が面倒になった。】
【どうにでもなれと、寄りかかったまま座り込む。ぐったりして座っている様子はテディベアさながらだ。】

(死ぬのかな……もういいか。)

【もし貴方が見つけたなら、荷物を地面に放ったまま自販機に寄りかかる男の異様な光景を目にするだろう】

568 ：〔常与儀 狂魅（華凛,華我魅,殺女）〕【魔剣】E.血奪醒 [saga sage]：2014/08/05(火) 21:32:17.14 ID:vfUz3aGw0

>>567
【さて。目的となる自販機を遠目ながら捉えた。我ながら素晴らしい視力である】
【なーんて思案をしながら財布を出し、目的の場所に向かえば】

のわっ！　なんか踏んじまった！
んん？　って、よく見たら荷物が大量にバラマカレテル……って！
アンタ大丈夫か？　生きてるか？

【視界の中央に、男は居た】
【何かを覚悟したような、ぐったりとした人形のような男が居た】
【彼の顔を覗き込む形で安否を確認してみたが、この人、生きてんのか？】
【そんな不吉な思案をしながら、優しく声を掛けてみる】

569 ：【パラライスター】【ティム・シビリア】 ：2014/08/05(火) 21:34:33.05 ID:EOx7UNWBO

//落ちられましたかね、申し訳ありませんが落ちさせて頂きます

570 ：【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 ：2014/08/05(火) 21:36:10.58 ID:iR8CWo6Lo

「能力者の集まってくる街。いい環境だ」

　ストリートファイトと言うには殺伐としているが、この街では誰もが戦いを楽しんでいる。
　命を切り売りする世界。あるいは誰かの考えたフラスコ空間。だからこそ実験には最適だ。
　どこかで爆発する音が、武器と武器をかち合わせる音が、地面壁を破砕する鈍い音がする。
　あちらこちらでは戦闘で破壊された場所が観光名所となり、自殺したい人は路地裏を歩く。

　186cmはあろうかという浅黒い顔の男は、旧広場跡地のクレーターを訪れていた。
　月に見えるくぼんだそれよりも、上から覗く今は深く感じる。反り返る地面は壁のようだ。

「まるでコロッセオだ」

　古代ギリシアでグラディエーターたちが命を削りあった場所。戦うのなら実にふさわしい。
　この場所で強敵と出会えたのなら、それはもう素敵な戦闘(コト)が待っているに違いない。
　おのぼりさんみたいに辺りをきょろり伺いながら、戦闘の残滓を感じる場所に佇んでいた。

571 ：【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 ：2014/08/05(火) 21:44:40.77 ID:WrPOpqLSO

>>564
…あら？
【後ろから聞こえた、なにかが倒れる固い音】
【それに釣られて振り向くと――なにやらこちらを見ている少女が】

【と思ったら、いきなりこちらに駆け寄ってきて手を握ってきた】

え、ええ!? ええと…

【さすがの女性もこれには一瞬戸惑いを隠せなかったが、すぐに気を取り直る】

(この言動。なるほど、日本好きの外国人ねこの子)

【とりあえず状況は理解した】
【ひとまず尋ねられている事を答えるべきか】

あら、失礼。私の事ですね。
私は、この街で旅館を経営しております草乃木 楓と申す者ですわ

【微笑みかけながら、女将の女性はそう自己紹介した】

/*食事落ちしていて遅れましたすみません*/

572 ：【フィール】狂気の旅人>>10【シャープセンス】 [saga　オーラ発動[小]]：2014/08/05(火) 21:49:08.76 ID:HK17hEjy0

【街中を歩く、白尽めの旅人】
【その姿は普段とは違う、狂気に包まれていて】
【普段ならば月明かりを跳ね返し、輝きを持つ筈のローブは光を喪い】
【茶色の瞳は、氷の如し】

……………………

【狂気の旅人は、大通りを歩む】
【その瞳に囚われる者は、現れるのだろうか……？】

573 ：アリサ=アデプタス=ツー【聖剣】 [saga]：2014/08/05(火) 21:49:37.70 ID:PTwvO7Cxo

>>561
「なるほど、勘はまずまず…ですか」

斬撃が楠葉の腹部を割いてダメージを与えるのをみたアリサは…まだ終わっていないと、これからだと思っていた
それを裏付けるのは…楠葉の次の行動

「斬撃…私と似てますね」
「けど、簡単にはやられませんよ？」

放たれた斬撃は後ろに弾かれるように動きながら聖剣で弾き、それが故に楠葉の接近への対処が遅れた
だが、アリサはその攻撃をさらに後ろに下がることで鎧の胸当を僅かに裂かれるのみのダメージで…やり過ごす
後ろに下がったことでアリサの体勢は少し崩れるが…それは好機とできるだろうか？
アリサが後ろによろけながらも黄金の斬撃を放っていても…

//返事遅れてすみません……

574 ：--名称未定--【ダストパンチ】 [saga 義手(鋼鉄製)×2]：2014/08/05(火) 21:52:59.81 ID:fN3RrGUH0

>>569
//申し訳ございません……
//一応返しておきますが、切って頂いてもかまいません

Um.

【��そうこなくては、な�＝z

【少女の飛ばした星を眺めて、ニヤリと笑みを浮かべる】
【彼女の言うように、本当に馬鹿にしたような笑みを】

【地を強く蹴って】
【星がこちらへ飛来するのも気にとめぬような様子で、少女へと走る】
【そして、星が自身の義手の射程距離まで来ると】

Huh！

【右手で拳を作り、軽く振るう】
【その攻撃は飛来した星を容易く撃ち落した】
【叩き落された星が彼の拳に触れた瞬間、輝きを失い黒く染まったのが少女には見えただろうか】

【彼の腕は義手であるが故に、麻痺するようなこともなく】
【しかし星は手袋を切り裂き、ほんの僅かではあるが義手に傷を付けた】

……Hm.

【星にはある程度の鋭さがあるらしいことを確認し、僅かに目を細める】
【しかしその足を止めることは無く、更に接近して】

AHHhhhhhhhhhhhhhhhhhh！！！

【雄叫びを上げつつ、やや大振りなストレートを放った】

575 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/05(火) 21:57:24.15 ID:u3dzZzLE0

【乱雑に生ハムの塊を齧り、大半を放り捨てる】
【喉の渇きを覚えて2001とエチケットされた瓶の中身を煽れば袖で口元を拭った】
【住宅街の中のリストランテ】
【用事を済ませて外へと繰り出す途中、オーナーであったモノの肉塊を踏み付けたが別段気にしてもいなかった】
【赤黒いローブに身を包んだ悪辣は、今夜も貪婪の街を徘徊する】

576 ：【Killer Knife】>>64【間黒 二夫】 ：2014/08/05(火) 21:58:35.92 ID:u/H7m6dm0

>>568
ん……っ…
あ、…君は…？
【青年は再び目を覚ます。長時間直射日光を浴びていた為に顔も赤くなっている。】
【人が来た、喜ばしい事だが死すらどうでも良くなっていたせいかその反応は何処かあっけない。】
【しかし意識を元に戻していくにつれ、猛烈に喉が渇いている事に気付く】

き、君…誰だか知らないけど…水…水をくれないか…喉が焼けそうだ…

【ふるふると指を自販機の下に向けると懇願するかの様に話す】

そこの百円…使って…

【ようやく現れた希望は、黒髪の少女だった。その声は今の青年にとってまさしく天使の歌声。】
【顔もロクに確認しないまま面識の無い人間におかしな事を言ってしまったと頭の奥で少し後悔したが、乾ききった喉はそんな事はどうでも良いらしくただただ水を求めていた。】

577 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/05(火) 21:59:38.55 ID:iesCz2ehO

>>571

ク……ノギ、カ…エデ？
なんと、生粋のジャパニーズ・ガールでしたですか！

それに、旅館ですか
知ってますよ、ワタシ。ホテルのようなものですね？


いやいや、良い人に巡り会えました……

【一人でそう一気に言うと、胸に手を当てて、】

改めますです。ワタシはレイラ・クリモア
ロシアから来ましたです！

ワタシ、今晩のお宿を探しているです
良ければ、一泊泊めていただけますですか？

【満面の笑みで言い、】

あと、ジャパニーズ・カルチャーについて教えていただけるですか？

【こう付け加えた】

578 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/05(火) 22:06:14.68 ID:HK17hEjy0

>>575
【彼の眼は、非常に良く見える】
【それは、夜闇の中でも同じこと】
【光を喪った眼は、赤黒いローブと足に付着した肉片を捉えた】

ふぅん………

【奇妙な程に明るく高い声。彼の興味は、悪辣へと移った様だ】

【彼は女に近付いたのなら、こう話し掛けるだろう】

やぁ、君。こんな夜にどうしたんだい？

579 ：〔常与儀 狂魅（華凛,華我魅,殺女）〕【魔剣】E.血奪醒 [saga sage]：2014/08/05(火) 22:11:43.12 ID:vfUz3aGw0

>>576
え、あ……アタシ？　アタシは狂魅（くるみ）、常与儀狂魅（とこよぎくるみ）
喉乾いてんのか？　OKOK！！

【自販機の下に光る百円硬貨。ただこの男の身なりや発言を見聞きする限り、大変時間はない】
【恐らくこの男は長時間直射日光に浴びせられていたのだろう。熱中症の危険性も考えられた】
【だから起こした行動。男の水を悲願する声が耳に届いた瞬間からすっくと立ち上がり、渾身の拳を自販機に叩き付ける】
【衝撃は丁度、基盤のある位置を叩いたため内部に伝わり、機能を狂わす】

わっ？　わわ！！　大量に出てきた！？
ま、まあ良いや。水！　はいどうぞ！

【けたたましく鳴り響く警報音をBGMに、今にもミイラになりそうな男に差し出すのは大凡五本の水】
【焦りに焦りが重なり、どうやら今、自分が起こした大変な犯罪に気付いてはいない】

580 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/05(火) 22:14:19.41 ID:u3dzZzLE0

>>578
……？
【ふ、と踏み向けばこちらを見詰める双眼】
【フードの下の青い淀んだ瞳で見つめ返し口を開く】

いえ、別に
……ところで、
【死臭を纏ったその声は根本の邪悪】
【一挙一動と合わさり容易であろう、この女は常軌とは程遠い存在であると察するには】
【それでもこの場に留まり続ける事を選択すれば女は続けるはずだ】
【『貴方は剣は使えますか？』と】

581 ：【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 ：2014/08/05(火) 22:17:19.04 ID:WrPOpqLSO

>>577
ふふっ、ガールという年でもありませんよ。

【和服の袂を口に当てて笑う女性】

レイラ・クリモア様ですね。
構いませんよ。お客さまはすべて受け入れるのが当旅館のモットーですから

日本文化……かしら？
ふふ、私でよければお受けするわ

【少女の頼みを承諾する楓】

それでは、旅館へご案内を……

【そこまで言いかけて、表情を少し変える】

……と、そういえば用事があったのよね。どうしましょうかしら……

【顎に指を当てて悩むポーズをとる楓】

582 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/05(火) 22:19:13.17 ID:iesCz2ehO

>>581
用事、ですか？
それなら大丈夫です。ワタシ、適当に時間潰します！

【キャリーケースを引っ張ってくると、『何で"時間"を"潰す"んだろうと考えながら言う】

583 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/08/05(火) 22:28:32.56 ID:8ut7NkB7O

>>573

はっ…はぁ…っ

【息も絶え絶え、耐え難い激痛と脇腹から絶え間無く流れる血…何故立っていられるのか分からない程の傷】
【少女にはもう言葉を発するだけの余裕も無く、口の端から荒い吐息を漏らしているだけだった】

……

【斬撃は弾かれたが…刀で鎧の胸当てを僅かに裂くことに成功した】
【この時少女に視界が戻った。そして少女が見たのは体勢を崩したアリサと、迫り来る斬撃】

……！

【意識が朦朧としており、聴覚も鈍っていた為に…それが放たれたことには気づけなかった】
【咄嗟に身体を逸らして回避しようとするも…斬撃に胸を浅く切り裂かれた】

うぁぁぁ…っ！！

【少女はそれでも倒れない。絶対に負けたくなかったから。そんな子供染みた意地が少女の身体を動かしていた】

……

【視界はボヤけていたが、アリサの姿はしっかりと捉えている】
【もう一度、刀を振るって斬撃を放つ。斬撃は…アリサの胸を切り裂く軌道を描いていた】

584 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/08/05(火) 22:29:11.01 ID:8ut7NkB7O

>>573
/大丈夫ですよ！

585 ：【フィール】狂気の旅人>>10【シャープセンス】 [saga　オーラ発動[小]]：2014/08/05(火) 22:29:16.05 ID:HK17hEjy0

>>580
別に……ね。
ﾌﾌﾌｯ、『君の足に付いている肉は君のかい？』なんて質問は野暮だろうししないことにするよ。

【鼻唄混じりに話を続ける男。普段の彼を知る者ならば気味が悪いだろうが……】
【そんなこと、この悪辣には関係の無い話なのだろう】

君も質問かい……？
へぇ…『剣』ねぇ……
僕にはそんなもんは高級過ぎるよ、ﾌﾌｯ

【この言葉には嘘は無い。彼は無一文なのだから】

でも……
僕はこんなもんなら持っているよ。

【そう言うが速いか、ポーチから飛び出す様に現れたのはサバイバルナイフ】
【ポーチの大きさに匹敵する程の物だ】

で、こんな質問をして君は何したいの？

【彼はナイフを弄びながら、それでも女からは目線を放さずに訊ねた】
【その視線に、『勇者』は何を感じるか】

586 ：【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 ：2014/08/05(火) 22:33:05.75 ID:WrPOpqLSO

>>582
でも、お客さまを待たせる訳にも……
かといって、ほかの人に任せられる用事ではないし……

【そのまま少し考え、】

なら、お客さまの案内は中居の子にやってもらおうかしら？

【折衷案一つ提示してみる】

/*別キャラ出してもいいです？ 駄目なら断って下さい*/

587 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/05(火) 22:35:58.34 ID:u3dzZzLE0

>>585
そうですか……ふむ……
【後ろ気味に重心をシフト、右手の指に顎を乗せて僅かな逡巡】
【その合間、視線はじっとナイフに向けられている】
【尚、投げ掛けられた質問に対しては別段言葉の面のままで捉えて答える必要がないのだと判断したらしい】

……まぁ、刃物には違いありませんか
××、貴方の仇を……また一人……
【睥睨を受けてしかし馬耳東風、鋭く踏み込めば圧倒的な初速を持ってして腰に帯びた剣を鞘走らせ居合が如くに横薙ぎにせんと振るう】
【様子見も牽制もない、全霊の一撃】

588 ：【パラライスター】【ティム・シビリア】 [sage]：2014/08/05(火) 22:38:36.88 ID:EOx7UNWBO

>>574
//申し訳無いのですが今日はもうロールする時間が取れそうにありません
//明日以降に返信させて頂いても宜しいでしょうか？

589 ：【Killer Knife】>>64【間黒 二夫】 ：2014/08/05(火) 22:40:13.98 ID:e+prCTrIO

>>579
(助かった…)

【だが安心したのも束の間、少女の手によって拾われると思われた百円玉は彼女の行動によってその役目を果たすことは無かったのだ。】
【少女は硬貨を拾わず、自販機を殴った。】

……ッ！？

【途端に溢れるペットボトルやジュースの缶。そして少女から水を受け取ると狂った様にガブガブと飲み、あっという間に中身は空になった】

…フゥ、助かった。

【ようやくマトモに言葉を発せられるようになると、やかましい警報音が初めて耳に入ってくる。】
【彼女の犯した事は十分犯罪だったが、命の恩人を警察に突き出す程薄情な男ではない。】

…ありがとうございます。ただ、とにかく今はここを離れましょう！

【よろよろと立ち上がり、荷物を纏めるとゆっくり走りだす。】

590 ：--名称未定--【ダストパンチ】 [saga 義手(鋼鉄製)×2]：2014/08/05(火) 22:41:32.48 ID:fN3RrGUH0

>>588
//大丈夫ですよー
//返信が大幅に遅れてしまって申し訳ないです

591 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/05(火) 22:45:51.52 ID:dxcrdUdR0

すいません、花を売って貰えますか
「花ですか?いいですよ、どれにします?」
全種類一つずつで
「ぜ、全種類!?わ、わかりました。すぐ用意します」

【彼は今、花屋にいる】
【大盤振る舞いのように花を買っていった】
【どれほどお金を使っただろう。たくさんの花は丁度抱えきるのに限界だった】
【その一つ一つは、やはり綺麗で。一番大きく照らす花があれば、陰に隠れながらもその美しさを捨てない花もある】
【抱えた花を持って、たくさんの場所を思い出しながら】
【見出だす物もなく、ただ何処かへ、ぶらぶら街を歩く】

592 ：〔常与儀 狂魅（華凛,華我魅,殺女）〕【魔剣】E.血奪醒 [saga sage]：2014/08/05(火) 22:53:21.19 ID:vfUz3aGw0

>>589
【差し出した水を受け取り、豪快に飲み干す様は、何だかスカッとさせる】
【見ているこっちが何だか心地よい。それくらいの飲みっぷりである】
【何はともあれ窮地を脱せたようだ。彼はモノの見事に声を発声出きるまで回復したようだ】
【と、】

……え

【彼の口から発せられた言葉に素っ頓狂な言葉が飛び出す】
【それと同時に、初めて耳に警報音が響いた。必死すぎたせいか、今まで聴覚を失っていたのかと錯覚させるくらい、今の今まで気付いていなかったのだ】
【その事で自分の犯した過ちにやっと気付いた女は、弱々しく駆け出す男についていく】

ど、何処まではしんの？

【男の横について走りながら、素朴な疑問を口にする】
【一体全体。逃げるとしたならば何処に向かっているのか、気に掛かった】

593 ：アリサ=アデプタス=ツー【聖剣】 [saga]：2014/08/05(火) 22:56:27.15 ID:PTwvO7Cx0

>>583-584
「私は…もう敗けないっ!!絶対に…誰にも!!」

アリサは疲労など感じられない動きで動き続ける
その根底にあるのは…何だろう、執念？
いいや、違う
自分に力を貸してくれた皆の信頼に答えたいと言う真っ直ぐで…強すぎる気持ち
時に執念のような淀みを見せるが、どこまでも澄んでいるのが本質の気持ち
その気持ちは…聖剣に神剣への覚醒を促させて…
聖剣は、赤銅の光に包まれた
その光は、いつになく濃くてしつこい色であった

「これで…ッ!!」

そんなアリサにせまるのは一つの斬撃
それを見たアリサは倒れながら回ることで胸当の傷を更に、紅いものが溢れるほどに深くするだけのダメージにする
そしてアリサの身体が一回転したとき遠心力で大きな勢いのついた斬撃が妃翠の胸元目掛けて放たれる
アリサの感情を糧にして高熱を帯びた一撃が
それと同時、アリサの背中は地面についた
その眼光は、失われないまま

594 ：【フィール】狂気の旅人【シャープセンス】 [saga オーラ発動[大]]：2014/08/05(火) 23:02:54.28 ID:HK17hEjy0

>>587
ん？仇？
僕はそんなに人は殺…

【彼の言葉が続くよりも速く、女は鋭く踏み込んだ。視線等気にしていない様だ】

(！……不味いね……！)
【その速さは圧倒的。超人と言っても過言ではない】
【しかし、彼の眼はそれを見ながら考慮する程の余裕を見出だしている】
【彼の能力は、全てを『感ずる』】
【全霊の攻撃も、彼の前には蛞蝓だ】
【とは云うものの、彼の能力は所詮『感ずる』のみ】
【この攻撃に完璧な対処が出来る程、身体能力は高くない】

ｳｸﾞｯ………！

【彼は何とかナイフを持ち直し、剣を受け止めた】
【が、相手は達人。ナイフが湾曲するほどの衝撃が彼の身体に伝わり、大きく横滑りをしてしまう】

……ｯハァ……ハァ……
君……中々……やるね……

【倒れそうになる所を、左手を支えにギリギリで体勢を立て直す】

少し本気、出さなきゃね……
【そう言うと、ふらふらと彼は立ち上がった】
【茶色の死眼を静かに閉じ、ナイフを胸の前に掲げる】
【驚け。ローブは静かに黒く染り、光を完全に喪った】
【空間は澱み、黒く染まるかにも見える程】
【全ては彼の第二能力に依る事。これ以外に何が在ると云う訳でも無いのだが…】
【きっと女は感じる事になる。この男から、排他的な『何か』が溢れ出ている事を……】

【彼は構えを崩さず、静かな風を感じている。攻撃するか否かは、女次第だ】

/遅くなりました！すみません！！

595 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/05(火) 23:09:36.26 ID:u3dzZzLE0

>>594
ん……？
【必斃の一閃はナイフにより防がれ、だがそれに対して破壊に等しい程の威力を発揮した】
【「視」えていたのか、随分といい反応だ】
【振り抜いたままの剣は数多の血と脂に祝福を受け、しかし万殺の断頭力を保ち月明かりに妖しく光る】
【気配の変化を察知、だが暖簾に腕押し糠に釘】
【再度踏み込めば素早く鋭く】
【リーチに優れる刺突を腹部目掛けて繰り出した】

596 ：【シーザー】>>969【ジーザスシザーズ】 [sage]：2014/08/05(火) 23:11:17.11 ID:v3JfFfmO0

>>542

……ん、ン、ン
【単純に自由奔放な黒猫の勢いに押されているのか、あるいは流しておく方が正解だと判断したのか】
【十中八九スーパーウルトラなんたらに近い名前にされそうねェ、なんて思いつつ】
【ビシリと決めたマコトをよそに、唸り声による返答を続けていた】

お互いにィ、って奴よォ
【軽い笑いが止まって、所謂「いい笑顔」を作り激励に応えるシーザー】

楽しむのはケッコーだけどォ、引き際は間違えないよーにねェ……いやホントォ
【そしてこのちょっとした忠告は本心から発せられたもので】
【しかし目の前の怒りに燃える黒猫が、それを素直に聞き入れはしないだろう、というのも理解している】


まァ、精々頑張ってねェー、猫神マコト様よォーッ……
【その上で、念を押す様な事はしない】
【どちらかがあっさり死んでしまったとしても、それはそれでシーザーにとっては「面白い」のだから】
【とにかく、駆け出した背中に声を投げかけた後】
【散らばっていた瓶の残骸を道端へと適当に蹴り込み、男は道の反対側へと歩き出したのであった】



/約一週間もお付き合いいただき改めてすみません、そしてありがとうございました！

597 ：【Killer Knife】>>64【間黒 二夫】 ：2014/08/05(火) 23:18:30.17 ID:u/H7m6dm0

>>592
【"どこまで"そんな物考えてすらいなかった。身体も限界に近づいていた為直ぐにでも座りたかった間黒は公園へ駆け込む。】

どこまで……じゃあそこでいいや…

【疲労しきった身体はクタクタで、木陰の涼しそうなベンチにへたり込む。】
【火照った体が風に当たり心地よい。少女には命を救われたが、もちろん金に余裕などあるわけが無く、どうしようかと思案する。】

狂魅さん…でしたか、貴方に恩を返したいのは山々なんですけど…お金、あまり持って無いんです。
はした金ですがこれで…

【そう言うと財布を取り出し、中身全てを渡そうと言う。】
【財布の中身全額といえど、貧乏学生の懐などたかが知れており2000円も入っていないだろう。】

598 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/05(火) 23:24:22.04 ID:HK17hEjy0

>>595
【彼女は、『視界のみが優れている』と考えたのかもしれない】
【しかし、彼は『感ずる』者。感覚に関する全てが能力の恩恵を受けている】
【彼は視ずとも『視』える者】

【彼に、素早く鋭い刺突が迫る】
【男の臓物を貫くかと思われたその直後＿＿】
【彼は空を『飛翔』した】

【彼の眼が開かれる。その色は、深い深い紅】
【その眼に魅入られてしまった者は、頭を男の脚に捧げる事になるだろう】

599 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/05(火) 23:27:00.33 ID:HK17hEjy0

/>>598ですが、正面からの飛び蹴りです。

600 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/05(火) 23:29:58.94 ID:u3dzZzLE0

>>598
……ちっ！
【頭部を掠める蹴り脚、フードがはだけ銀糸が舞う】
【即座反射として剣を上空目掛けて振るい、対空に斬りつける】
【如何なる存在であろうと空での機動は限られるであろうと踏んだようだ】
【重力に逆らう術でもあればまた、話は別だが】

601 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/05(火) 23:31:38.01 ID:u3dzZzLE0

>>599
/>>600のまま変更なしで

602 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/08/05(火) 23:33:57.01 ID:8ut7NkB7O

>>593

……………

【少女にはもうその場から動く力は残されていない。刀を構えてアリサを見据えるのみ】

…はぁ、っ…

【そしてアリサの赤銅の光に包まれた聖剣から放たれる高熱を帯びた、勢いのある斬撃】
【少女もそれを見て一回転し、同じ様に勢いを乗せた斬撃を放つ】
【一回転した影響で、脇腹と胸の傷から血が吹き出して…少女は刀を握り締めたままでうつ伏せに倒れた】

…
【そしてぶつかり合う黄金の斬撃と翠の斬撃。其れらは双方共に弾け飛んで、火の粉の様な粉となり…周囲に降り注いだ】

603 ：〔常与儀 狂魅（華凛,華我魅,殺女）〕【魔剣】E.血奪醒 [saga sage]：2014/08/05(火) 23:35:12.52 ID:vfUz3aGw0

>>597
【安直な行動だったみたいだ】
【走り出しとモノのしないうちについたのは、木陰に隠れたベンチのある、少し寂しい公園】
【安直であろうが何だろうが、あの警報の轟く場から救ってくれたいわば恩人である。そこは敢えて指摘しなかった】
【風が過ぎるとカサカサと葉が揺れて、狂魅の闇色の髪を弄んで、少年の火照った肌を優しく撫でていく】
【なかなかな公園だ。丁度隠れ休憩スポットとするならば些か良い。しかしはて、何処かに見覚えのある公園だな】
【そんな馬鹿げた思案をしていると、傍から少年が何やら音を返したいと申し、財布の中身を差し出してきた】

アタシは『家業』関係でないことから金は巻き取らない趣向だ
それに恩を着せる為に助けた訳じゃないからさ、気持ちだけ受け取っとくよ

【少年の差し出した腕をそっと下ろさせる】
【身よりのなさそうな彼から、金を巻き上げるのは許されないと思ったから、そう発した】
【それに、常与儀の名を持つ以上は人の情に浸れる程真っ当な人生を送っていない事も、一つの理由】
【だから狂魅は少年の気遣いを断ったのである】

604 ：【フィール】狂気の旅人>>10【シャープセンス】 [saga オーラ発動[大]　左脛負傷[斬小]]：2014/08/05(火) 23:45:34.48 ID:HK17hEjy0

>>600
【跳び蹴りは頭部を掠めたが、餌食となったのはフードのみ】
【つまり、相手の反撃だ】

(……………!!)
【感覚強化以外の能力は、精々威圧程度の物】
【跳び蹴りで体勢は崩れ、機動力はほぼ無】
【絶対絶命】
【避けなければ、死は免れられぬ】
【彼は出来るだけ回避の体勢を取り、脛で剣の腹を蹴った】

ｳｸﾞｯ…!!
【しかし、これは無理な体勢】
【脚には痛みが走る】
【結果、脛を少し斬られてしまったが、直撃自体を免れるには充分だった】

糞ｯ…………?
【着地をし、攻撃の体勢に入る】
【しかし、その体勢は直ぐに崩れた】
【頭を右手で抑え、顔には"不思議だ"と言わんばかりに疑問の色が浮かぶ】
【よく考えれば分かるかもしれない。今のところ、彼の弱点は『頭への衝撃』だ】

605 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/05(火) 23:51:45.30 ID:u3dzZzLE0

>>604
……！？
……せやぁっ！！
【剣を足で弾かれしかし伝わる肉を斬る感触】
【だがダメージは少ないか、それでも機動力を僅かでも削げれば重畳】
【追撃に備え、だがぐらりと崩れる男の攻撃体勢】
【好機である、即座に判断】
【地面に焦げ跡を残さん勢いで駆け、迫り、そして再度横薙ぎに胴を払わんと剣を唸らせる】

606 ：【Killer Knife】>>64【間黒 二夫】 ：2014/08/05(火) 23:54:39.92 ID:u/H7m6dm0

>>603
そうですか…なんか、此処まで来れたのも貴方のおかげなのに。
本当、何と礼を言えばいいのか…

【金銭を拒まれた事は予想外だったが、貴重な生活費の一部であった為、内心ホッと安心していた。】
【しかし生き延びられたのも少女のおかげだ。何かないかと考えを巡らせるも自分が金以外で恩を返す方法など、殆ど無いという結論に至るには数秒も掛からなかった。】
【バイトこそサボってしまったが、一応今月末までスケジュールは埋まっているのだ。申し訳なく思ったが自分にも生活があった。】

今日は本当に助かりました、御礼は必ず――
それではお先に失礼します。

【病院に行く金もないので一刻も早く家に帰って回復せねばと、間黒は立ち上がると去っていった。】

//拙い文章に絡みありがとうございました。
落ちます。

607 ：【フィール】狂気の旅人>>10【シャープセンス】左脛斬[小]腹斬[中]頭痛 [saga　オーラ発動[小]]：2014/08/06(水) 00:15:55.60 ID:NLbMzh1D0

>>605
ん……？戻ってきちゃった……？

【明らかに、彼のオーラが弱まった事が解る筈だ。ローブの黒さは薄まり、眼は茶色に戻っている】

うわっ!?
【其処に叩き込まれる無情な一撃】
【ナイフを構える暇すら無く、大きく後ろにステップをする】
【しかし、その距離は剰りにも足りない。唸る剣は、彼の腹部を捉えた】

ｳｶﾞｯｯﾂ………うう……

【先程までの力は、最早見る影も無い】
【斬られた腹からは、血が溢れ出る。犠牲とした左脛も、今は痛い】

【どちらにせよ、次の一撃で勝負は決するだろう】

/すみません！寝落ちとなります！切って下さっても構いません！

608 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/06(水) 00:19:04.61 ID:2bmgo94s0

>>607
/では切らせて頂きます
/乙ありでした

609 ：〔常与儀 狂魅（華凛,華我魅,殺女）〕【魔剣】E.血奪醒 [saga sage]：2014/08/06(水) 01:28:41.24 ID:T5acO/8y0

>>606
礼なんていらないさ。アタシは、礼をされちゃいけないからね

【大丈夫だ。恩ならもう返してもらった】
【何よりその命が。危機を脱した生命の鼓動が、狂魅に取ってのお返しだったのだから】
【仕事柄人の命を狩る立場にある狂魅だが、無意味な殺傷は嫌いだ。だからこうして、また一人の魂を救えたのなら、嬉しいことこの上無しなのだ】

嗚呼。またな
次に会う日を、楽しみにしてるよ！

【誰かを助けるのに理由がいるか？】
【否------断じて、否】
【そうして交わす、再会の約束。たった数10分の出会いが、運命の歯車を良い方に歪めたとしたら、願ったり、叶ったりである------】

/つたない絡みに絡んで下さりこちらこそ有り難う御座いました
/お疲れさまでした！

610 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/06(水) 05:29:18.25 ID:+CNgtztRO

>>586

おぉ、新しいジャパニーズ・ガールですか？

【目を大きく見開き、自然と口角が上がる】


/寝落ちすみません！
/大丈夫です！

611 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/08/06(水) 06:41:11.15 ID:Kc/FO6KUo

openに宣伝すんのやめちくり

612 ：【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 ：2014/08/06(水) 08:14:29.79 ID:5tafSbdSO

>>610
ふむ、それでは呼ぶとしましょう

【そう言うと、女性は携帯電話を取り出し、ボタンを押して耳に当てる】

……もしもし、ひなたちゃん？
……ええ、……ちょっとお客さまのご案内を……
……後でお礼はするから……場所は3014の627で……
うん、それじゃお願いね？

【電話で話している女性】
【どうやら話はまとまったようだ。……なにやら妙な暗号が混じっていた気がするが】

さてと、中居の子に案内を頼みました。たぶんすぐに来ますよ。
それでは、私は一旦用事に向かいますね。できるだけ早々に終わらせて来るわ。

【そう言い、その場から離れていく】

/*時間が時間ですので返信は基本遅めになりそうです*/

613 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/06(水) 08:57:59.80 ID:+CNgtztRO

>>612
はい！ありがとございました！

【そう言って、去っていく草乃木にブンブンと大きく手を振った】


/了解です

614 ：アリサ=アデプタス=ツー【聖剣】 [saga]：2014/08/06(水) 09:07:52.05 ID:4XrYjjkyo

>>602
「はぁ……はぁ……」

黄金と翠色の火の粉が乱れ飛ぶ中、アリサは左腕を地面について起き上がろうとしていた
だが…それは叶わない
胸の傷が発する痛みで、疲労で、彼女の身体は重石を付けたかのように重かったのだ
だが…まだ敗けたと、アリサは思っていない
だから、この言葉が出た

「引き分け…ですかね？」


//寝落ちすみません…

615 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/08/06(水) 09:36:40.70 ID:kEq9QQkeO

>>61
……

【少女もアリサと同じく、敗けたとは思っていないが…】
【少女ももう起き上がれず、顔だけを動かしてアリサを見つめ…息も絶え絶えに言葉を発する】

そ、うね…引き…分けよ…アリ…サ

【その直後、少女は脇腹と胸からの大量出血が原因で意識を失った】
【このまま放って置けば、数刻もしない内に絶命するだろう】
【横たわる少女の身体から…血溜まりが広がり続けていた】

/大丈夫です…っ！！

616 ：アリサ=アデプタス=ツー【聖剣】 [saga]：2014/08/06(水) 09:44:07.16 ID:4XrYjjkyo

>>615
「そう……ですね……そう…ですが」
「どうした…のですか？」

楠葉の異変に…言葉の途切れ方に、危機感を覚えたアリサはCT-ユニットを外して自動転移させた
そして、携帯端末を震える手で取り出す
重傷の怪我人を受け入れる病院に…連絡をするために
連絡は無事に終わり、救急車はここへとやってくる
だが…それまで楠葉の命が持つかどうかまでは、分からない

617 ：【楠葉 妃翠】【スラッシュジョーカー】E:日本刀 ：2014/08/06(水) 10:34:36.15 ID:rbwa/Kr2O

>>616
……

【アリサが呼んだ救急車に乗せられて…少女は病院へと搬送された】

…………

【それから暫く経ち…少女は病院の上で目を覚ました】
【キョロキョロと周囲を見回して、病院だと気付く】

ん、ここは…病院？

【傷を負った脇腹と胸を触ってみると…もうそれらすっかりと塞がっていた】

アリサが救急車を呼んでくれたのかな…？

【アリサに心の中で礼を言い、ベッドから出た。そして少女は制服に着替えていつもの黒いバットケースを背負う】

……

【次にアリサと会った時は戦うのでは無くゆっくり話したいな…なんて思いながら少女は病院を後にして歩き出した】

/これで締めですかね？ありがとうございました……！！

618 ：アリサ=アデプタス=ツー【聖剣】 [saga]：2014/08/06(水) 10:38:49.69 ID:4XrYjjkyo

>>617
そのアリサはその病院には…いないだろう
だが、心の中でのお礼は伝わったのかもしれない
EHTユニバーサリーの日本支社にて治療を受けているアリサにも
次は楠葉とゆっくり話をしたいと思っているその金髪の騎士にも

//そうですね。絡み、ありがとうございました！

619 ：〔アルティミス・T・メイザース〕【学びの刃】学び:冷気の雪×4 [学び:劣化攻撃×5saga sage]：2014/08/06(水) 11:01:36.82 ID:T5acO/8y0

【------此処は第一社屋から少ししたところにある、関連施設】
【その中でも一般人が気軽に入れるブース。そこに、彼女は居た】
【今日は主に接客。優秀な人材を集めるための試験日でもある為、進入隊員もうまれるというわけ】

……さて。はぁ、疲れますね
刺激的な日々、ではありませんね

【溢れる見学者。緊張におびえる試験者】
【そんな人混みの中で、小さく小さくため息をこぼした】

620 ：グレイプ【エターナルイモータル】 柄の無い刃物×3 [saga]：2014/08/06(水) 11:21:58.69 ID:hme0dRyl0

あァアア………朝かい

【太陽の光に照らされ、路地裏で眼を覚ます食人鬼】
【朝というには早い、しかし昼と呼ぶにも中途半端であろうこの時間帯に眼を覚まし、気だるそうに目をこする】
【傍らには元は人間だったであろう物体　今では血と肉で構成された悪趣味なオブジェとなってしまっているが……】

……ふぁーぁ、朝飯食うか……

【昨夜の��食べ残し�≠ﾅあるオブジェに、耳まで裂けた口で食らいつく食人鬼】
【すっかり冷えてしまっているためか、死体を貪る彼の表情はあまり美味しそうには食していなかった】

621 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/06(水) 11:33:34.28 ID:+cWdKlRG0

花を、持ってきましたよ。影井さん

【彼は今、彼岸の花添えのため商店街の交差点前にいる】
【彼はとある闘いで命を落とした】
【その人の為に、彼は花を置いた】
【名はトケイソウ、花言葉は「隠し持った情熱」】
【彼が出会って、少ししか合っていない中で思った感覚だった】
【花の前で手を合わせる事一分。彼は立ち上がり、街を歩きだした】
【今は、何処にいくかの宛もなく】

622 ：【操り糸】【日向ひなた】>>889 ：2014/08/06(水) 11:42:11.26 ID:5tafSbdSO

>>613

もー、人使い荒いんだからあの女将さんはもー、もー。
あれ？ いまもーって何回言ったっけ？

【そして場面は変わって日向ひなた】
【ぶつぶつぼやきながらも言われた場所に急ぐ】

えーっとこの辺かなー
キャリーケースの……あ、あの人かな？

【とりあえず到着、さほどかからず目的の人物を見つけたので近寄る】

あの〜あなたが旅館のお客さまですかー？

【和服を着たサイドポニーの女の子はそう声を掛けた】

623 ：木山深也【バレコン】 [saga]：2014/08/06(水) 15:00:53.42 ID:4XrYjjkyo

「……ここが悠莉の死地、街か」

街に一人の猟犬が足を踏み入れる
黒いスーツを纏った、煙草を口に咥えた男の形をした猟犬が

「ま、あいつがしくじったところで俺には関係ない…」

その男の目は、何処までも黒くて…獲物を捜す狩り人…否、猟犬のような目をしていた
その特徴的な目をした男は…路地裏へと、暴力の蔓延る場所へと躊躇なく入ってゆく
獲物を、求めて

「ここか…今日の狩場は」

路地裏へと入った猟犬は歩き、歩き、そして立ち止まる
一つのバーの前に
すると猟犬は咥えていた煙草を地面に捨て、靴底でそれを擂り潰す
そして、腰のホルスターから黒光りする拳銃を右手で構えると、左手でバーの扉を開けた

『いらっし…』
「狩りの時間だ…」

それと同時、笑顔で迎えた店主…否、能力者による非合法小規模組織の下っ端は銃弾で倒れた
猟犬のだらりと下げられた右手の拳銃からは、発砲の余韻の煙が上がってきて……
そこからは、一瞬であった
男がズカズカとバーの奥に足を踏み入れて、数回の銃声が鳴って…全てが終わるのは
男が何事もなかったかのようにバーから煙草を咥えて出てくるのは

「ふぅ…こんなものか」

と吐き捨てる猟犬の横顔は、とても詰まらなそうであった
一つの小規模組織を滅ぼした猟犬は次の獲物を求めて路地裏を彷徨い始めた


猟犬の名前は…木山深也
この街に終焉をもたらす、猟犬の名前を持った男

624 ：グレイプ【エターナルイモータル】 柄の無い刃物×3 [saga]：2014/08/06(水) 15:44:20.02 ID:hme0dRyl0

……

【昼下がり】
【どういうわけか、食人鬼は路地裏の隅でうずくまっていた】
【視線は明後日の方向を向いており、死んでいるのかと思われるほどにその体は動かない】
【何の意図があってこんなことをしているのかは分からない】
【ただただ感傷に浸っているのかもしれないし、��獲物�≠�捕らえるための罠なのかもしれない】

【血に塗れた服を着て、静かに男はその��時�≠�待つ】

625 ：【ターヴェル】イート・クウ [sage]：2014/08/06(水) 16:03:00.54 ID:FR8AEhG/0

うーん……こんな蒸し焼きになりそうな気温が続くなんて…
このままじゃ夏の事が嫌いになっちゃいますよ、全く
【パタパタと片手を団扇のように仰ぐ少女は、夏の暑さに愚痴をこぼしていた】

む、またハズレ……こりゃ、太陽どころかツキにまで見放されましたかね…ほのかにソーダ風味なのが泣けますよ
【もう片方の手に握られているハズレ棒を、少女は恨めしそうに眺めてから口に放り込む】
【パキパキと噛み砕かれた木片が胃に流れてゆくが】
【少女の能力と野生味溢れる丈夫な胃が合わされば、食のアタリは引かないであろう】

アイスも切れましたし…日が陰るまで何処かで日宿りでもさせてもらいたいものです
【フラフラと日陰を選びながら、少女は避暑地探しに町の中を歩きだす】　　

626 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/06(水) 17:31:21.16 ID:Ux2W76MIO

【生温く湿った風が赤黒いローブを揺らす】
【フードの奥から時折覗く瞳は淀んだ青】
【太陽は傾き橙で街を照らすがそれの周りはどこか薄暗く】
【邪に祝福された存在はただ悪辣の一途を持って次なる仇討ちの相手を求めて歩く】

627 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/06(水) 17:33:45.21 ID:H7OtACf0O

>>622

【ふと、呼ばれた方へ目を向けると、】


ワァオ！
キモノ姿！アップヘア！
……でも、髪が黄色いですねー
"ヤマトナデシコ"とは少し違いますです…

【少ししょんぼりした顔つきになる】
【少女は、"日本には黒髪しかいない"と思い込んでいたのだ】

【これが失礼にあたるということも知らない】


(でも、キモノのせいで少し大人びて見えますが、顔つきや体つきからして年は同じくらいですー？)


【スゥ…と少し息を吸うと、】

そうです！ワタシ、お宿探してるです！
そして、カエデと出会いました！

【さっきのしょんぼりはどこへ行ったのか】
【無駄にテンションが高い観光客へと変わった】

628 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/06(水) 17:34:36.69 ID:T5acO/8y0

激しく肩で息をしながら、そこに追いつめられた。
罠。最初に討った悪人は、罠だった。その為気付かず殺した瞬間から、これだ。
琥珀色に輝く奇妙な機械の鎧を身に付け、じろっと一人の男を睨んでやる。

空間操作系異能集団。スカイ・スカイ・スカイのボス。
彼の能力を知っていないわけではない。が、うかつに動くのは危険である。
何か、一転の好機は訪れないモノなのか、それを狙うために滑稽な姿をわざわざ晒していた。
と、

「げへへ。終わりだ嬢ちゃん。ねじ切れちまいなぁ！」

空間が、きしむ。それと同時に男は、勝利を確信した。
しかし男は知らなかった。その確信が敗北につながろうなどとは--------。

------数刻後。
繁華街の休憩スポットで、少女は息を吐いた。
あの後一瞬の隙を突き、そこだけを切り刻んでやったのだが、あの煙草の臭いまでは裁てなかったらしい。
染み着いた臭いに貌をしかめながら、不意に言葉を呟いていた。

「相手が勝利を確信したとき、そいつはすでに敗北している------」

629 ：グレイプ【エターナルイモータル】 柄の無い刃物×3 [saga]：2014/08/06(水) 17:46:47.82 ID:hme0dRyl0

>>626

………姉ちゃん

【食人鬼が女へ声をかけた】
【英雄でありながら、闇に染まった刃を持つ��魔物�≠ﾉ】

…アンタも人喰いか……？
……いや、違うな　しかし血生臭ぇ

【ゆらりと立ち上がりながら、狂気を孕んだ紅眼を女へ向ける】

何人殺した……？
死体があるならおこぼれに預かりたいもんだぜ……クヒヒッ

【そう言って、しつこく舌なめずりをしながら女へ歩み寄った　彼女の反応は果たして】

630 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/06(水) 17:51:26.57 ID:Ux2W76MIO

>>629
……？
【声に振り返り曇り空の青眼で睥睨】
【刹那真狂の眼差しと交錯、すっと細める】

さぁ、どうでしょうね
……ところで、
【ローブの内側、腰元に帯びた剣の柄を右手で握りながら】
【ゆっくりと彼我の距離を詰めながらに口を開く】
【その一挙一動、全ては常軌を一切に感じさせず】
【互いに歩み寄りそして尋ねるだろう】
【「貴方、剣は使えますか？」と】

631 ：グレイプ【エターナルイモータル】 E:柄の無い刃　所持：柄の無い刃物×2 [saga]：2014/08/06(水) 18:01:44.71 ID:hme0dRyl0

>>630

【互いに、静かに歩み寄って――彼女から一つの問い】

……��これ�≠�剣と呼んでいいなら、『使える』さ

【腰のケースから取り出したのはくの字型の刃】
【柄が存在せず、刃の部分だけ　ブーメランのようにも見えるそれは、自身を手にしている男にも容赦なく牙を剥き】
【刃を持つ男の手からは、僅かに血が滴り落ちていた】

【女の足のつま先から脳天まで、舐めまわすように視線を送る】
【そして、耳まで裂けた口を嬉しそうに歪めて】

そんなに殺気立って、何をおっ始めようってんだ……？

632 ：【アソートグロウ】アスタルテ [saga sage]：2014/08/06(水) 18:03:47.18 ID:tZVcsZZ5o

【俯きながらゆっくりと街を歩くナニカ】
【フードで完全に姿を覆い隠したそれは周りの人の目を引き、その者に小さな恐怖心を植え付ける】
【周囲を見回すナニカ、獲物がその目に入ってしまえば、それは一瞬にして本性を表し、その者に飛びかかることだろう】

633 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage saga]：2014/08/06(水) 18:08:00.02 ID:Ux2W76MIO

>>631
……
【かたきうち】
【女の口元が微かに動き、しかしその全てが言葉として発される事は永遠にない】
【鋭く踏み込み鞘走りさせ引き抜く剣】
【居合の要領にて抜刀と横薙ぎの斬撃を同時に行い胴を両断せんと唸らせる】
【様子見、牽制。 それらの言葉とはまるで無関係、別次元の殺戮と破壊のみを求めた一閃】

634 ：グレイプ【エターナルイモータル】 E:柄の無い刃　所持：柄の無い刃物×2 [saga]：2014/08/06(水) 18:24:01.03 ID:hme0dRyl0

>>633

【女の言葉はよく聞こえなかった】
【次の瞬間には理解する間もなく、初撃にも関わらずあまりにも破壊的な居合いが放たれていたから】

……ヒヒッ！！

【瞬間　刃が男の腕に溶け込み、融合する】
【腕と一体化し、ブレードとなったそれを使い、女の居合いを受け止めようと試みたが】

………！？

【威力は予想外に大きく、刃越しにそれを体感する】
【なんとか防御の姿勢を崩さずに済み実害こそ出なかったものの、それは男に恐怖と好奇心を与えるには十分で】

……ゲヒャ、ゲヒャヒャヒャッ！！
良いねぇ、楽しませてくれよオイ！

【もう片方の手をケースに突っ込むと、そちらの手もブレードとの融合が起こる】
【そして、そのまま女の右胸元を狙った一突きを放った】

635 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/06(水) 18:32:52.03 ID:Ux2W76MIO

>>634
……！？
【振り抜きの姿勢から咄嗟、飛び退けば赤黒く汚れた布切れが舞う】
【男のブレードによる刺突は女のローブと衣服と、それと胸元の純白の地肌を薄皮一枚引き裂いた】

……珍妙、驚きましたね
【何とも奇妙な攻撃手段だ、内心が微かに揺れるも表情は氷】
【回避からの着地】
【そして間を置かずに再度踏み込みフリーの左の腕で腰を捻りながらの裏拳】
【そしてその回転を活かした斜め上からの袈裟斬りの一薙を右手に携える剣で放つだろう】

636 ：グレイプ【エターナルイモータル】 E:柄の無い刃　所持：柄の無い刃物×2 [saga]：2014/08/06(水) 18:49:08.56 ID:hme0dRyl0

>>635

面白ぇだろ？人間には出来ねえ芸当だ

【二ィッと、不気味さを感じさせる笑み】
【間髪入れずに放たれる裏拳を軽く後ろに下がって躱す】
【その鋭さに僅かに眉を顰めるものの、まだまだその表情には余裕があった】

【ざくり、という肉を断ち切る音】


……あ？

【女が同時に放った斬撃にまで対応することは出来ず】
【両断とまではいかなかったものの袈裟懸けに斬撃が浴びせられ、鮮血が噴水のように噴出す】
【出血量と手応えから、ある程度深く入ったのが分かるだろう】


………がああｇｇｇｇｇｇｇｇｇｇ

【眼を剥き、痛みに痛みに耐えるように体を痙攣させる男】
【まるでバグの発生した機械のような反応　やはり男の方も��普通ではない�≠轤ｵく】

【―――不意に、片腕のブレードによる逆袈裟斬りが放たれた】

637 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/06(水) 18:57:24.71 ID:Ux2W76MIO

>>636
……××……
また一人、すぐに仇を……
……っ！？
【ほぼほぼ致命傷を負わせ、しかし追撃をと迫る女は正に修羅】
【確実なるトドメを欲し頭部を一突きにせんとするも、それは阻まれ変わりに浴びる振り上げの一太刀】
【反射神経と運動能力のみで半歩身を引き被害を抑えるもだが肉を抉られ鮮血は飛沫となり宙に溶ける】

……っ、な、何だと言うっ！！
【だん！と踏み鳴り、落ちる赤】
【同時に逆袈裟を振り上げた男の胴を、二つに斬り分けんと横薙ぎの剣を唸らせた】

638 ：グレイプ【エターナルイモータル】 E:柄の無い刃　所持：柄の無い刃物×2 [saga]：2014/08/06(水) 19:18:35.66 ID:hme0dRyl0

>>637

痛ェェエエエェなァアァァァアアアア……………！！！！

【グルン、と眼の焦点が戻り、体の震えもピタリと止まる】
【横薙ぎに振るわれた剣だったが、逆袈裟を放った反対の手によってガードされて男へ届くことはない】
【やはり体勢が少しぐらついたが、完全に防御を崩すには至らなかった】

まだ『詰み』には早ぇんじゃねえか？

【距離を取りつつ、相手に隙を作ろうと前蹴りを放ちながら、愉快そうに呟く】
【信じられないことに、先ほど受けたばかりの袈裟斬りによる傷は既に塞がりかけていた】

【さらにそのまま間髪いれずに距離を詰め、一回転しつつ真一文字に斬り込んだ】

639 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/06(水) 19:25:12.73 ID:Ux2W76MIO

>>638
……それはこちらのっ！！
【前蹴りを身を捻り回避、胸部からの血は止まらない】
【そして距離を詰めて来る相手を見れば斬撃に背を向けて剣を下段に構える】
【がきん！ ブレードは背に食い込み、しかし何かによって止まるだろう】
【同時、下から上……股から頭までを分断せんと縦の一薙を振り上げる】
【ローブは刻まれ夜風に舞って、そして露わになる勇者の姿】
【その背に背負うは半身を覆うほどの盾、勇者のもう一つの装具……カイトシールドだ】

640 ：グレイプ【エターナルイモータル】 E:柄の無い刃　所持：柄の無い刃物×2　負傷：縦に一閃【大】 [saga]：2014/08/06(水) 19:44:01.69 ID:hme0dRyl0

>>639

……！？

【異様に硬い、謎の手応え】
【それの正体は盾　ローブの下に隠れ、女の背で眠っていたカイトシールド】
【血によって黒く染まり、尚切れ味の落ちることのない刃】
【焼け焦げて尚、女の背を守る盾】

【男が悟ったその直後に、股から頭部にかけての一閃が振るわれる】
【反射的に身を退いたのが幸いし、脳を傷つけることはなかったが顎が分断されるほどの傷を負った】

gewioahpaha/;！！
iuia:w;p^\/daog！！！

【言葉にならぬ悲鳴を上げつつも、男はまだ死なず】
【傷がまだ癒えぬ内に、足元を払うように刺突を放った】
【もしそれによって体勢を崩すことが叶ったなら、追い討ちとしてさらに一閃を放つだろう】

【その間に思い出したのは、どこかで聞いた異国の伝説】
【一振りの剣と一枚の盾を手にし、悪しき竜を打ち倒したという勇者の伝説】

(……まさかコイツ…)

//勝手に設定使っちゃいましたけど大丈夫でしょうか

641 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/06(水) 19:53:27.01 ID:Ux2W76MIO

>>640
……っ！
(不死、か……！？)
【耐久力では片付かぬ程の力とそして再生力】
【だとすれば判断としてはそれしかない】
【だが同時に考える、絶対的なものは凡そ万物に存在しないとも】
【右の太腿を抉られしかし次なる一閃は左手に携え直した盾で防ぐ】
【同時に盾でブレードを弾く動作を与え態勢を崩さんと狙った】

……っぇやっ！！
【左足で踏み込めばその裂いた顎から後頭部を抜かんと刺突を唸らせる】
【再生は未だ行われていない、つまりまだ出血が続いているはずだ】
【ならば叶わないと判断したらしい、この一閃を目視する事は】

/wikiに明記してある事以上を控えて下されば

642 ：グレイプ【エターナルイモータル】 E:柄の無い刃　所持：柄の無い刃物×2　負傷：縦に一閃【大】 [saga]：2014/08/06(水) 20:05:56.97 ID:hme0dRyl0

>>641
gsgg…！

【盾で体勢を崩され――隙が生じる】
【彼にとっては致命的な隙が】

……ggがッ…！！

【次の瞬間には、剣が男の頭部に突き刺さり】
【後頭部から噴水のように血が噴出す】

【恐怖を、苦痛を、感じる暇がなかった分幸せだったかもしれない】
【弱点である脳を破壊され、壮絶に食人鬼は逝った】

【--グレイプ----Dead--】

//絡みありがとうございました！お疲れ様でしたー！

643 ：【操り糸】【日向ひなた】>>889 ：2014/08/06(水) 20:06:14.23 ID:5tafSbdSO

>>627
あーこの髪はねーなんか生まれつき色なんですよー
ひょっとして日本人じゃないのかもねーボク。あははー

【気の抜けたしゃべり方で話すひなた】
【相手に対する失礼さでは負けていないかもしれない】

オーゥテンション高ーい
それはともかくつまり女将さんの言ってたお客さまですねー
ご案内しますのでボクに着いて来てー

【そう言って道を示しながら歩き出す】

644 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/06(水) 20:16:58.87 ID:EVJ+su2r0

>>642
……っ、
【胸と足の出血によろけ、浴びる返り血に朱に染まる】
【そして倒れる相手の体を見詰めていたが途中くるりと踵を返した】

×、×……
……まだ、笑って……
【くれないんだね、諦観にも似た嗤いを浮かべれば倒れそうになるのを剣を杖代わりに踏み止まる】
【そのままよろよろ、漆黒の街へとその姿を消して行った】

/乙ありでしたー

645 ：アーチャー（>>657）【アーチャー】 [sage saga ]：2014/08/06(水) 20:19:42.89 ID:jmEbgI6F0

……やっぱいい眺めだなぁ…この場所……
空気も良いし、何より落ち着くぜ……

【季節外れの彼岸花が咲き渡る断崖、下方に広がるのは果てしなく永い青海】
【吹き荒ぶ翠風がふわりと頬を撫で彼方へ消える。本来人の寄り付かぬ此処は弓兵にとって何処か安らぎの場所となっていた】
【深海の蒼を映し込んだような双眸は静かに閉じられる。視界から光が消えると同時胸の奥に響き渡るは魂の共鳴、遥かな鼓動】
【どさり、真紅の彼岸花に紛れた赤は大きく寝転がり空を仰ぐ。朧月の淡い光が密かに弓兵の顔を照らし出した】

646 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/06(水) 20:31:07.94 ID:pG4/NNxPO

>>643

分かりました！ついて行くです

【そしてまた、ガラガラとキャリーケースを引っ張りながら歩く】


【ひなたの後ろでレイラは、】

(あれ、ボクって言ったですか？)
(この人、実は男の人ですかねぇ？)

【一人、新しい日本文化に触れ、悩んでいた】

647 ：〔アルティミス・T・メイザース〕義眼義手【学びの刃】学び:冷気の雪 [学び:劣化攻撃saga sage]：2014/08/06(水) 20:34:29.73 ID:T5acO/8y0

>>645
【そんな場所に居合わせていたのは、何とも疲れた風貌を映す女だった】
【調査と言われればそうだ。しかし今回は別の目的もふまえている。何より最近は疲れっぱなし】
【全身凍死は当たり前、度重なる負傷と戦闘の日々から抜け出したいと思っていたのかも知れなかった。故、憩いを求めて着いた先が此処だった】
【人気の無いひっそりとした此処に来るのは、以外にも偶然。初めて迷った末、辿り着いた】

……素晴らしい。このような場所はあるものなのですね
------。

【そんな、自然と日常を欲していた少女の、澄み切った声音が辺り一帯に反響。響いていく】
【気付いてはいないようだ。先客者の事には】

648 ：アーチャー（>>657）【アーチャー】 [sage saga ]：2014/08/06(水) 20:36:35.18 ID:jmEbgI6F0

>>647
//すいません……飯落ちします
//絡みは切ってくださっても構いませんので、申し訳ないです

649 ：〔アルティミス・T・メイザース〕義眼義手【学びの刃】学び:冷気の雪 [学び:劣化攻撃saga sage]：2014/08/06(水) 20:45:24.41 ID:T5acO/8y0

>>648
/一応待ってます
/ただ、続けるか否かはそちらの気分で大丈夫です

650 ：アーチャー（>>657）【アーチャー】 [sage saga ]：2014/08/06(水) 21:37:35.70 ID:jmEbgI6F0

>>647
【不意に、眠りに就こうとする耳に木霊したのは澄み切った声色。この場において響くはずのない少女の声】
【ふと声主の方向へ首を向ければ、目に入ったのはやはり紛れもない少女の姿。しかし年相応の無邪気さを感じられぬ生い立ち】
【否、……少女から無意識上に放たれるのはどうしようもない"血"の匂い。幾多の戦闘を乗り越えてきた覇者の証】
【今の一瞬で感じ取った少女の気質。しかし同時に疑問に思うは先程の少女の言葉、少なくとも争いを生き様とする戦闘狂が発することは出来ない澄み切った声色。感服の言葉】

……だろ？ ここは俺のお気に入りの場所でね
よく寝床として通ってんだ、まぁ……おすすめは出来ねぇけどな……

【突如、無人だと認識していた断崖に響くのは少女の声とはまた違った風の如き澄み渡った声】
【それは他でもないこの絶景の"先客者"によるもの、真紅の彼岸花に囲まれひっそりと寝転がっているのは赤い外套を纏った青年の姿】
【憩いを求める少女はどう思うだろうか、青年は一切の警戒も見受けられない。全くの無防備の姿で双眸を閉ざし、吹き荒ぶ風を感じていた】


//お待たせして申し訳ありませんっ
//続行させていただきます！ありがとうございます！

651 ：【フィール】不思議な旅人>>10【シャープセンス】左脛斬[極小]腹斬[中] [saga　気絶]：2014/08/06(水) 21:43:44.97 ID:NLbMzh1D0

【朧な月が夜道を照す】
【今は人も疎らな大通り】
【その傍らに、ぐったりと建物に凭れ掛かる一人の男】
【彼は純白のローブに身を包み、静かに眠っている】

【近付けば、そうでは無い事が分かるだろうが……】
【ローブの腹の一部は裂かれ、其処だけが深い紅に染まっている】
【それはもう乾いている。時間が経過しているのだ】
【呼吸はしている為、死んではいないのだが……当にこの状況は、ホラーと言うに相応しい】

652 ：【操り糸】【日向ひなた】>>889 ：2014/08/06(水) 21:43:50.96 ID:5tafSbdSO

>>646
【旅館へ案内する道中】

そーいえばお客さまって日本初めての人ですかー？
たまに見るんですよねーそんな人ー

【長く黙っていられる人間ではないひなたは、なんとなくの疑問を投げ掛けた】

653 ：〔アルティミス・T・メイザース〕義眼義手【学びの刃】学び:冷気の雪 [学び:劣化攻撃saga sage]：2014/08/06(水) 21:58:45.94 ID:T5acO/8y0

>>650
【……もはや絶景。この月に照らされ紅く煌めく彼岸花を誰が絶景でないといえようか】
【断じていないだろう。いや、居るはずもないの間違いか。久々に感動と呼ばれる感情に浸る、瞳を閉じれば、澄み切った夜空に風を感じられる】
【何というか------そうだ、心が安らいでいく感覚】
【そんな少女に風と共に届く声音。その澄み渡った声に導かれるが如し、近付いていけば翡翠の双眸に映る、“紅き獅子”】
【一目見ただけで歴戦の風格を感じさせる、今は警戒無しの勇敢な人。導かれるままに更に歩み寄れば、不意に唇を開いた】

寝床ですか。良いですね、実に良い
しかし、おすすめの出来ない理由は理解しかねます

【地に伏すその紅き獅子を見おろす形で覗き込む】
【瞳を開けたならば、水晶の如き双眸に漆黒のスーツ。アッシュブロンドの髪を風に弄ばせる少女が映り込むだろう】
【取り合えず立っているのも面倒になったのだろうか。腰を折り、隣に並ぶ】

654 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/06(水) 22:04:12.38 ID:FoRWDmCcO

>>652
はい！初めてです！
かなり昔から来たかったですけど、いろいろ問題があるでして……
ようやく来れたです！


やっぱり、日本に来たらまず"スシ"を食べるですね
その次に"テンプラ"というものとかー、"ギュウドン"も食べてみたいです
あとあとー、"オテラ"に行ってみたりですとかー、"ジンジャ"に行って"カミサマ"に会ったりー………

【そして、ひなたそっちのけで自分の理想を次々に喋り出す】

655 ：【操り糸】【日向ひなた】>>889 ：2014/08/06(水) 22:15:33.20 ID:5tafSbdSO

>>654
ふーん、やっぱりねー。

ってあれー、なんか語りだしちゃったよこの人

【ちょっとだけ引くひなた】

お寿司と天ぷらは女将さんに頼めば行けるかなー
牛丼……まぁたぶん大丈夫じゃないかな
お寺と神社……この近くにあったかなー覚えてないや
神様は流石に……あ、でもこの街なら探したら居るかも……
てか聞こえてるのかなこの人

【割と律儀に答えているひなた】
【ただし声量は大きいとは言えないくらいなので聞こえているかは疑問である】

656 ：アーチャー（>>657）【アーチャー】 [sage saga ]：2014/08/06(水) 22:21:09.71 ID:jmEbgI6F0

>>653
【はっきりと分かる、近づいて来る少女の気配。しかし一切の"敵意"というものは感じ取れない】
【故に青年、"紅き獅子"はゆっくりと蒼穹の瞳を開く。深海の双眸に映りこんだのはやはり年相応さを感じさせぬアッシュブロンドの少女の姿】
【此方を見下ろす形で覗き込むの顔に少しむっとしたが、それは余りにも些細な問題。再びゆっくりと蒼玉の双眸を閉ざし翠風を身に受ける】
【今隣同士に並ぶ二人は紛れもない歴戦の戦士、しかし奇妙なことにその二人からは一切の敵意も威厳も感じられない。二人の戦士は互いに今瞳に映る景色を楽しみ共感する】

……ま、どんだけ絶景でも断崖にゃ変わりねぇからな
目を覚ましたらあの世だ……なんて、洒落になんねぇだろ？

【月光を帯び淡い真紅の煌きを見せる彼岸花。そんな華凛な彼岸花は死を誘う象徴として嫌み嫌われている】
【それは花本来の持つ毒性による迷信が広まったものだが、この場に咲いているという事はあながち噂というわけではなさそうだ】
【無論この弓兵がそんな花の知識など持ち合わせているわけもなく、ただ単に"落っこったら大変だから"と言う理由で……なのだが】

657 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/06(水) 22:41:47.74 ID:FoRWDmCcO

>>655
……あ、でも…

【何かを思い出したかのように、次々と溢れ出す言葉を飲み込み、】

日本宗教の考え方は"ヤオヨロズ"なので、わざわざ"ジンジャ"に行かなくても会えるでした

うっかりしてたです

【あははー、と誤魔化すように笑う少女】


……えっと、アナタ…と呼ぶのも何か他人行儀です…

ワタシはレイラです。レイラ・クリモアです
よければ、アナタの名前も教えてくれますです？

658 ：〔アルティミス・T・メイザース〕義眼義手【学びの刃】学び:冷気の雪 [学び:劣化攻撃saga sage]：2014/08/06(水) 22:49:29.32 ID:T5acO/8y0

>>656
【紅き獅子。今の姿勢と体制から、本来の威厳は感じ取れぬ事はない】
【そして、人類最強と証される少女------アルティミスの風格からは、これまた意外にも敵意のても感じられないだろう】
【理由は一つにして二つ。それは少女がこの景色に感嘆を覚えたから。それは、少女が隣に並ぶ青年の正体に気付いていないから】
【咲き誇る彼岸花には毒がある。人はそれを死を誘う花としか見ていない。だがアルティミスは違う】
【この花は何時も紅く紅く輝きを放ち続け、例えどんなに不吉がられても咲くのを止めない。アルティミスはそれ、独自の感情論から強き花と取っていた】
【だがどうやら隣の青年は彼岸花の事で危ないと言っているわけではなく。ただ単純に“崖から落ちると大変”だとしか思っていないようだった】

確かに、まあ洒落になりません
ですが、不思議なものです。幾度となく命を危険に晒していたというのにこの断崖では安らぐ
あまり危ないとは思っていないようです。貴方もそうなのではないですか

【だけどあまりこの青年がそう思っているように見えない】
【第一自身が危ない怖いと思った場所には大抵の連中は行かないだろう。そう思えてしかたがなかった

659 ：【操り糸】【日向ひなた】>>889 ：2014/08/06(水) 22:51:26.16 ID:5tafSbdSO

>>657
八百万の神って、便利な言葉だよねー

【これに関してテキトーに答えるひなた】

ん、レイラさんだねー
ボクは日向ひなたー。
知ってるだろうけど仲居やってるよ、よろしくー

【自己紹介し返すひなた】
【ちなみに旅館はもうすぐだ】

660 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/06(水) 22:54:46.53 ID:FoRWDmCcO

>>659
ヒナタ…ヒナタですね！


ヒナタは、カミサマは見たことあるですか？

【迫る旅館をチラチラと見ながら、ひなたに問う】
【それは好奇心からでもあり、期待からでもある質問】

661 ：【リバース】>>976【天邪鬼の加護】 ：2014/08/06(水) 22:57:24.31 ID:1soEpVKs0

はぁ、小さい子は暴れすぎて大変だなぁ…
【白黒の服に白黒のシルクハットを被った妙に目立つ男】
【そんな男は公園のベンチで休憩を満喫していた】
【ベンチをゴムの様にグニャグニャに曲げて全力で寛いでいる】

しばらく休んだらまた人助けを始めるか…
意外と生活って成り立つもんだなぁ…
【ブツブツと意味も無く考えてる事を呟き続ける】

【ベンチに立てかけられた看板には目立つ色使いで「人助けします」と書かれている】
【人助けするにもこんな恰好の男が現れたら一般人は奇異な物を見る目で遠慮をして逃げるだろう】
【そんな事にも気が付かないのは世間に慣れてないからなのか能力者だからなのか…】

662 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/06(水) 23:02:40.67 ID:8ko+pg4T0

>>651

――疎らと言っても、確実に人は通っている訳だ。しかし彼に話しかける者が居ないのは、恐らくは利己的な考え方による。
"厄介な事に巻き込まれたくない"……そんな邪念が、人々が彼の前を通過させるに至る。酔っているのだろうと、誤解した振りをしながら。

しかし、通りすがる人間全てがそうかと言えば、それは違う――屈強な一人の男、しかしながら少年と呼ぶべき存在、
彼の姿を目にするなり血相を変えて近付き、まずは呼吸が有ること、そして傷の具合、そこから経過した時間等を推測……、
ヤケに手際の良い対応を取るのだ。ならば医療従事者かと思えば、しかし彼が纏うのは、どちらかと言えば狩人が着るそれ、
もしかすると知っているのかもしれないが、冒険者ギルドで配布されている衣装だった。所々に金属と革が適度にあしらわれて、
実用性はもちろんの事、見た目もそれなりに良く、カッコいい作り。まあ、闘う事を仕事にしている人間だと見える。


「お、おい………――」


と声を掛けるも、これで目を覚ますのなら既にそうなっているだろうか。街中であるのなら、車のクラクションとかでまあ五月蝿い。
ならばと少年は、布で出来ている自分の服の一部を腕力で強引に千切って、それを包帯の様に扱って彼の傷を簡易的に防ぐ。
それから、彼を背に乗せ近くの病院まで運ぶ事だろう。……体格はそれなりに良いのだから、一人の男を担いだ所でどうという事はない。
彼に振動がなるべく行かない様なフォームで走れば、数分で病院に着く。勿論、途中で眼を覚ましたのなら、異なる応答が取られるだろうが―――。


/遅くなりましたすみません！　よろしくお願いします。

663 ：【操り糸】【日向ひなた】>>889 ：2014/08/06(水) 23:08:06.51 ID:5tafSbdSO

>>660
神様かー見たことないやー
ホントに居るのかなーそんなの
あ、お客さまが神様ですー。なんてねー

【女の子はそう冗談めかして笑う】

そんな間にとうちゃくー。ここが草乃木旅館でーす♪

【ひなたが示す、そこにあるのは一つの建物】
【『草乃木旅館』の看板が掲げられた、大きな木造建築の建物だ】

664 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/06(水) 23:15:08.48 ID:FoRWDmCcO

>>663

んー…まぁ、商業のカミサマもきっといるです

【これは調べてみないと、と密かに思う】


お、おおー‼︎
なんというジャパニーズ感！

【その姿は今にも走り出しそうで】

ほんとに、ここで一泊してもいいです⁉︎

【感動のあまり疑ってしまっているようである】

665 ：アーチャー（>>657）【アーチャー】 [sage saga ]：2014/08/06(水) 23:17:17.66 ID:jmEbgI6F0

>>658
【咲き乱れる彼岸花、月に煌く真紅の華は人を殺せると同時に人を生きさせる能力を持つ】
【例え一つ一つがどんなに弱くとも、幾つもが一緒になればこうして胸を張って輝くことだって出来るのだ】
【そしてそれは人間だって、いや、全ての生き物だって同じだ。一人の力だけでは乗り越えられない壁も幾つもの意志が集まって、初めて乗り越えることが出来る】
【弓兵は――"紅き獅子"はそれを知っているから、"みんな"と合わせた力の強さを知っているから】
【感情論に頼って何が悪い、自分達は感情を持っている、だったらその感情を醸し出して悪い事などない。少なくとも弓兵はそう思っている】

……ま、そうだな……俺だって好き好んで危険地帯に入り込むほど馬鹿じゃねぇさ
でも……な、俺はここが好きなんだ、だから俺は今馬鹿になってる。
死ぬ可能性があるような場所だ、それなりの対価を求めるのも悪いことじゃねぇだろ？

【少女の推察通り、青年は恐怖心など全く抱いていない。こんな事では死なないという何処か断言できる意志を瞳に宿しているから】
【"獅子"は弱さを見せない。どんな者の前であろうとも、絶対に――】

666 ：【フィール】狂気の旅人>>10【シャープセンス】左脛斬[小]腹斬[中]頭痛 [saga　オーラ発動[小]]：2014/08/06(水) 23:23:48.80 ID:NLbMzh1D0

>>662
【気絶している彼は、無反応だ】
【家路を急ぐ人々の足音……路地裏に屯する若者達の笑い声、仕事帰りの車のエンジン音……彼等は旅人を受け入れない】
【それは当然の事だ。自ら旅人に絡もうとする者等、この街には数える程しか居ないだろう】
【例えば、今彼を癒そうとする少年とか】

【彼は抵抗する事も無く、少年に背負われた。このままなら、きっと彼は癒して貰える。】

【少年よ、運命とは時として非情なものだ】
【今、彼が帯びていた筈の月光は薄れつつあること…そして、背中の旅人から異様な迄の殺気が放たれていることに気付かなければ……】
【その首筋には、冷たい冷たい『良く切れるモノ』が押し付けられる事になるだろう】

667 ：【操り糸】【日向ひなた】>>889 ：2014/08/06(水) 23:34:04.49 ID:5tafSbdSO

>>664
イエスイエス。ナカイ、ウソツカナイ。

【なぜか嘘臭いいいかたをするひなた】

そいじゃー中にれっつらごー

【玄関の引き戸を開けて中に入っていく】

668 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/06(水) 23:38:44.28 ID:8ko+pg4T0

>>666

「…………―――ッ！！！」

――瞬間、一切崩れる事のないリズムを刻んでいた足音が、止まる。その原因は勿論、背後から伝わる殺気だ。
この少年は、運が良いのか悪いのかは分からないが剣を扱う。故に、……そうしたモノには異常なまでに敏感。
だが、それ以上の何かが感じられない……と言うのはこんな事、初めてだった。自分に襲いかからんとする圧力は感じるのに、
その圧力を発している人間の姿が、捉えられない、なんて。余程、"気"を隠すのに優れている者なのか―――だとすればかなりの強者、

結果的には、運が良かったという事になるのか。少年は見えない物との戦闘を、"彼を護る為に"まず優先するのだった。
恐らく彼が何か行動を起こす前に、少年は彼を適当な位置に、楽な体制で寝かせ、少々の距離を取る。
手早く闇色の剣を掌に生成し、シッカリと握る。どの方向から強襲されても対応出来るよう、構え……、


「―――、…………。」


虚無との応戦を開始するのだ。瞳をゆっくりと瞑り、全神経を異常なまでに集中させ、外界の全てを察知する事を試みる……、
故の、静寂。殺気を放っていたのは、今介抱していた彼だとは知らずに、――ならば丸で無駄な時が流れる事になろう。

669 ：〔アルティミス・T・メイザース〕義眼義手【学びの刃】学び:冷気の雪 [学び:劣化攻撃saga sage]：2014/08/06(水) 23:42:34.96 ID:T5acO/8y0

>>665
【きっと立場が逆なだけに、住む世界が違うだけに、考え方価値観が違うのだろう】
【恵まれた力を十全に振るえるが故、アルティミスは個々の力を信じる】
【乗り越えられない壁は越えるのではなく、何故越えられないかを“学び”、そうして“根本から壊す”】
【青年が皆の力を信じるように、少女も孤独の力を疑わない。無意味な感情など不要だと】
【感情に浸るのは滑稽だと、信じて疑うことは決してなかった。まあ今回は、その限りでは無いというご都合主義なのだが】
【たまには------本当にたまには、こんな日があっても良い。今はそう思うのみだ】

当然です。何も悪くはありません
寧ろ良い方です。その『覚悟』と『欲望』は、ね
私は嫌いではありません。この場所が、何より世界が。憎むべきは一つ
今は、忘れましょう

【だからこそ否定しない】
【獅子は気高き生き物だ。何者にも弱さを見せない何処までも気高き】
【その瞳に宿る『自信』と『意志』から伝わってくるのは、そんなことでした。らしくないのは百も承知】
【だけど、目を閉じずにはいられなかった。この光景に、涙を流さずにはいられなかった------】

670 ：【ルーザー】【累乗付与】E,大太刀 [sage]：2014/08/07(木) 00:07:10.07 ID:SppK7vGqO

【森の中に一人の少年】
【孤独に延々と太刀を振る】
【一度、十度、百度…万度…】
【無我夢中で太刀を振る】

…………

【鬼気迫る執念で太刀を翳す行為とは裏腹に】
【少年の容姿は端麗…少女と間違えるほどに】
【幼い紅顔を上気させ、銀糸の髪を乱しつつ】
【延々粛々、太刀を振る】

671 ：【フィール】狂気の旅人>>10【シャープセンス】左脛斬[小]腹斬[中]頭痛 [saga　オーラ発動[大]]：2014/08/07(木) 00:07:15.36 ID:DsJ7Qd+C0

>>668
【少年は、虚無の中に敵を見出ださんとしている】
【運が良いのか悪いのか、結果として、少年は旅人を引き離すことには成功した】

【……虚無との戦闘は、終りを告げる】
【旅人がゆっくりと、上から糸に吊るされたかのような動きで立ち上がった】
【それを見て、少年はどう思うのか……それは少年にしか解らぬ事だが】
【これで気付かぬと云うのは可笑しいだろう。彼のローブは最早完全に月光を喪い、旅人の周りの空間は黒く淀んで見える程の殺気が漂っている】
【最早戦闘は避けられぬ】
【少し殴って眼を醒まさせた方が良いだろう】

【人に選っては、彼のオーラだけで気分を害する者も居る程。それを正面から打ち破り、彼の眼を醒ますのだ】

【吊られたかの様な奇妙な旅人は、少年に滑るかの如く肉薄し、ナイフを肩へ降り下ろそうとするだろう】


/すみません！今日はもう無理そうです……
切って下さっても構いませんが、明日の夕方頃迄は平常ロールが出来るかと思います！

672 ：アーチャー（>>657）【アーチャー】 [sage saga ]：2014/08/07(木) 00:07:29.61 ID:iEbHGi5y0

>>669
【孤独に生き自分自身の力を信じる者。幾多の有志と出会い皆の力を信じる者】
【本来交じり合うハズのない二人はこうして奇妙な出会いを遂げ、互いの生き方を肯定も否定もする事なくこうして理解し合える】
【永い永い物語にとってはとても小さな出会いだが、その小さな出来事は決して"無意味"などではない。意味のない出会いなどないのだ】
【紅き獅子と人類最強――住む世界は違えど、二つの意志は今こうして確かに合わさりこの場に存在する】
【それがどれだけ素晴らしい事なのか、それはきっと今は理解できないだろう。――きっと、その日がやってくるはずなのだ】
【月は獅子と最強の顔を照らし出す。不意に、隣に座り込む少女の頬がきらりと光ったような気がした】


――……泣いてんのか？ お前……


【青年は知らない、人類最強と謳われ戦いに生きた少女が涙を流す理由を、水晶玉のような瞳を閉ざした理由を】
【彼の持ち味の洞察力や勘だって、こんな状況じゃあ役に立つはずもない。獅子は気高い……だが、一匹ぐらい"異端"が居てもいいだろう】
【彼岸花に囲まれた紅き獅子は――アーチャーは、気高くなんかはない。孤独を嫌う獅子だ】
【それは本来一匹で狩りを行う獅子にとっては正しく"異端"なのだろう、ならば"異端"で構わない。認められなくてもいい】
【だってそれが獅子《アーチャー》という男の生き方だから、自由を象徴する弓兵だから―――】

673 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/07(木) 00:09:25.94 ID:+L/0+XGS0

>>671
/分かりました！明日は一応一日空いている予定なので、大丈夫だと思います！
/ではお疲れ様です、おやすみなさい〜。

674 ：〔アルティミス・T・メイザース〕義眼義手【学びの刃】学び:冷気の雪 [学び:劣化攻撃saga sage]：2014/08/07(木) 00:27:18.51 ID:d3ghqB840

>>672
【運命、とは。数奇なもので、実に奇妙なモノであるのだろうか】
【ちょっとした弾みで、“起きないハズ”の出来事が“起きてしまう”。こうして話していてそれを痛感した】
【そして、アリサに歪められたアルティミスの時を刻む歯車は、件の青年との有るべきでない出会いによって、また一段と大きく歪む事になった】
【人と真ともに話す度、自分の何かが変わっていく。人の優しさに触れる度、本来あるべき過去の姿が溢れ出てくる】
【この涙は、ちょっぴり感情を取り戻した人類最強の過去。もう流す事はなかったハズの、かつての、普通の少女の姿】
【理由や理屈では到底解明不可能な、涙だった】

------え。な、泣いていましたか、私は
遠の昔に枯れきったと思っていましたが、全く。貴方のせいですよ

【異端は良い。とても良い】
【それは、同族の中でも飛び抜けた魅力を持つ。周りから見ればそう見える】
【涙を指摘されて、はっと我に帰ったように肩を震わすアルティミスは、義手の腕を青年に向けて人差し指を立てた】
【そして悪っぽく唇の端を歪めて、そう一言発すのだ。心から手繰り寄せた、かつての自分の断片と共に】
【異端者〔アーチャー〕に向けて】

675 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/07(木) 00:29:26.84 ID:+L/0+XGS0

>>671

ザッ、と何かが動いた。瞬間少年は剣を引きながら必要最小限の動きで身体の向きを変え、剣先をその方へと突き付ける。
……鈍く輝く先端の、その奥に居たのは……他でもない、今助けていた筈の男。何故か、立ち上がっている。

―――少年は、漸く気付いた。先程の異変、違和感……その原因は、彼。放たれるオーラは、敏感な者でなくても不快に感じられる。
しかしながら、その動機が全く持って分からない。自分を殺すにしても、もっと後で良かったのではないだろうか、
医者に診てもらって幾分か体力が回復した、その後の方が寧ろ良い筈……彼が悪にしろ善にしろ、余りに不自然な行動に見えた。


「……いいか。俺はお前を今、救けようとしている。」
「瀕死のお前を、だ。……何を考えているかは分からないが、今は自分の生命を、優先しろ。」

「そもそも、負傷した人間に、―――俺は負けない。」


剣はその辺に捨て去る。彼は恐らく、何か他の要因……詳しくはないが黒魔術の様な物に掛かっているのだろうと推測する。
操り人形のような所作が、その推測を支える……もし彼が彼自身の思考で以って行動を選択していないのであれば、
今のこの彼の不自然な行動にも、辻褄が合うのだ――つまりは今、自分は、彼を傷付ける訳には行かない。

百戦錬磨の少年は、恐らく彼の動きにも柔軟に対応してみせた筈……ナイフを振り下ろさんとした方の手首を掴んで、
それから異常な握力で締め付けようとするのだ。リンゴ等簡単に潰せてしまう程の力が有るのだから、
もし手を取られてしまったのなら、危険……目的は当然、手の力を緩めさせ、ナイフを落とさせる事にあった。

しかし彼の、その糸に吊るされたかの様な動きというのが、少年が予想だにしない所まで含まれていたのなら分からない。
その場合、少年が彼の手を捉えようとした右手は当然空を掴み、思うままにナイフを突き刺せるという事になるのだろう。

676 ：【ルーザー】【累乗付与】E,大太刀 [sage]：2014/08/07(木) 00:48:43.32 ID:SppK7vGqO

>>670
流れのなかで再募集します

677 ：アーチャー（>>657）【アーチャー】 [sage saga ]：2014/08/07(木) 01:00:36.09 ID:iEbHGi5y0

>>674
【今この瞬間、二人の出会いは決して"無駄"などではないという事が、理解できた】
【一度歪んでしまった歯車は二度と元に戻る事はない。そしてその"歪み"を持った歯車はまた違う歯車と絡み合う】
【誰かに定められた運命などつまらない、誰も予測できない展開を進めていくのが人生という永い永い"物語"なのだ】
【人の心というものは、時に"不可能"というものを"可能"にしてしまうような強大な力と化す】
【夢物語のようなその言葉、しかしそれは決して夢の出来事ではない。現に今一人の変わるはずのなかった運命を変えてみせたのだ】
【誰かの手によって決められた展開ではない、青年と少女自身が描き出した新たなる物語。色鮮やかに描かれたページは色褪せる事はない】


……じゃ、つまり俺があんたの枯れた涙を復活させたってワケね……
いいじゃねぇか、泣きたいだけ泣けばさ
…涙を流せるってのは"生きてる証"だ。涙を流せなくなった時、人は死んじまう……


【少女の悪戯な笑みと共に向けられた人差し指。それにフッと頬を緩ませれば異端の獅子から飛び出るのは相変わらずの軽口】
【ロマンチックさの欠片もない弓兵にとってはこれくらいが丁度いい。なにせ彼は"異端"なのだ、いい意味でも悪い意味でも】
【だからこそ、そこに紛れもない"強さ"が秘められている。それは一人の少女を無意識に救ってしまう程の、大きな"チカラ"】
【彼らを取り囲む彼岸花はひっそりと風に揺れる、それはまるで二人を歓迎しているような、そんな夢を見てしまう】

678 ：【ルーザー】【累乗付与】E,大太刀 [sage]：2014/08/07(木) 01:32:26.15 ID:SppK7vGqO

【森の中に一人の少年】
【孤独に延々と太刀を振る】
【一度、十度、百度…万度…】
【無我夢中で太刀を振る】

…………

【鬼気迫る執念で太刀を翳す行為とは裏腹に】
【少年の容姿は端麗…少女と間違えるほどに】
【幼い紅顔を上気させ、銀糸の髪を乱しつつ】
【延々粛々、太刀を振る】

679 ：〔アルティミス・T・メイザース〕義眼義手【学びの刃】学び:冷気の雪 [学び:劣化攻撃saga sage]：2014/08/07(木) 01:52:49.96 ID:d3ghqB840

>>977
【少しだけ、そのほんの少しが運命という定めを変えられる】
【力でもない武力公使でも何でも良い。たった一つの“引き金”を引いた時から、変わっていく】
【青年との対話は、少なからず少女を変えたが、それの影響は一体何処まで行き届く代物なのだろう】

……泣きませんよ。弱みを作るだけですから
それに泣きたくて泣いている訳じゃありません。自然と溢れてくるんです
全く、私も弱くなったものだ。これもそれも全部、一体誰に感銘を覚えたのでしょうね

【今の生き方を変えるには至らなくとも、劇的な変化を与えたのには変わらない】
【青年の言う通り。涙を流さないモノは、体が生きていたとしても死んでいる。心が欠けて崩れて、悲鳴をあげて------死んでいく】
【幾度となく起こした殺し合いの場面でそれは芽生えた。確かに、飲まれてしまっていた。恐ろしく恐怖する、ある総家の陰謀のせいで】
【だが救われた。知らないうちに、突然希望は差し伸べられた。無意識に彼岸花を眺めている】
【彼岸花の表裏。今日はどうやら、この青年に生かされたみたいだ】
【それを理解するに時間は必要ない。薄々何処かで気付いていた自分が居るから。夢は覚める事はない

680 ：アーチャー（>>657）【アーチャー】 [sage saga ]：2014/08/07(木) 02:37:02.69 ID:iEbHGi5y0

>>679
【今この瞬間、それが例えどんなにちっぽけな出来事であろうとも、最後には運命を大きく変える引き金となる】
【そうだ、定められた運命から逃げるのは簡単だ。しかしそれを変えてみせる事だって簡単なのだ】
【ほんの些細な事でいい、何か"切っ掛け"を作ればいい。その切っ掛けは後に何処までだって大きくなって見せるのだから】
【今こうして少女と青年が出会ったのは物語に必要な"切っ掛け"だ。だからこそ、物語はまだ始まったばかり】


……さぁな？ でもそれを教えてくれた人は、きっとすっごい素敵な人なんだろうなぁ……
それとな嬢ちゃん……涙は弱さの証じゃねぇよ、"成長"の証だ
だからお前は今成長してるのさ、一人の"人間"としてな


【少女の水晶が如き双眸には、一体青年はどのように映っているのだろうか】
【深海のように何処までも深く、澄み渡った蒼色の瞳。それにはやはり弓兵が今まで積み重ねてきた"意志"が宿っている】
【それは決して彼一人では見つけられなかった意志、様々な人に出会い知らずの内に芽生えた決意】
【青年は生きているのだ。歴とした自分として、希望を差し伸べる"紅き弓兵"として】

【吹き通る一陣の風を合図に、ゆっくりとした動作で立ち上がれば、いつも浮かべるような意地の悪い笑みを少女へと向ける】
【朧げな月明かりがその笑顔を真っ直ぐに照らし出せば、彼は静かに少女から背を向け一歩、また一歩と踏み出していく】
【そして途中、風に揺れる彼岸花の目の前で立ち止まれば一度だけ振り返り――】


―――"また"な嬢ちゃん！ 俺ぁアーチャー、歴戦のスーパーアーチャーだ！―――







【咲き渡る真紅の彼岸花、その花言葉にはもう一つ意味がある】
【どんなに人に悪と言われようとも、皆と力を合わせ堂々と咲き誇る彼岸花。その花言葉は――】


　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　【――━━━また会う日を楽しみに━━━――】



//絡みありがとうございました！！楽しかったです！

681 ：〔アルティミス・T・メイザース〕義眼義手【学びの刃】学び:冷気の雪※次レス有り [学び:劣化攻撃saga sage]：2014/08/07(木) 03:31:01.27 ID:d3ghqB840

>>680
【小さな嘘が次第に大きくなるように、小さな波が大きな波に飲まれるかのように、運命とは意図も簡単に崩れ、再構築される】
【どんなに些細な、それがミクロレベルの出来事であったとしても、最終的には少しずつ少しずつ定められた運命からズレ、結果大きな変化になるのだ】
【“紅き獅子”と“人類最強”。本来ならばその世界故交わる軌跡には存在していなかった二人のイレギュラーな出会いは、大幅に世界という運命軸を歪ませたのかも知れぬ】
【それは自分を探し出す物語。闇に浮かぶ光を手繰り寄せる物語。誰にも戻す事の出来ない、引き金を引いてしまった物語】
【運命か？　はたまた神の気まぐれか？】
【心無しかその離れていく人影の背に、偉大な力を感じた】

------はて、私の両親とはどんな顔をしていたのでしょうね
……これ以上の成長は見込めなかったのですが、な。人間ですか------

【思い当たる節が無いと言えば嘘になる】
【成長と言えるかは大変微妙であるが、まあ他人に言われたのだ。そうなのだろう】
【水晶に映り込む者は、それこそ深い蒼に彩られた双眸に意志を宿していた。それは義眼〈パキシス〉から見ても明々白々な事実】

682 ：〔アルティミス・T・メイザース〕義眼義手【学びの刃】学び:冷気の雪 [学び:劣化攻撃saga sage]：2014/08/07(木) 03:43:09.50 ID:d3ghqB840

【自由を盾に、信頼を矛に戦ってきた−歴戦のスーパーアーチャー−】
【少女の双眸に映ったのは、風格に似合わぬルックスをした、心底意地悪な笑みだった】
【一陣の風。彼岸花咲き誇りに断崖に吹く。それを合図代わりに、青年は腰を上げた】
【それから一歩。また一歩と歩みを進め、遠ざかっていくその後ろ姿を、また風が追い立てる】
【不意に振り向けば、発せられた言葉。それが意味する、意図するモノはまた会う日の約束。“再会”】
【優しい風に抱かれ、彼岸花は花を揺らす。そんな中で一際目立つ“紅き獅子”はそれを言い放った。それと同時に、思いも掛けない言葉が不意に喉から飛び出していた】

− 私は人類最強の魔剣士、虚無の魔剣士アルティミス・ノヴァ・メイザース −
後、嬢ちゃんとか言わないで下さい。子供ではありませんから

【そうして飛び出したのは名乗りの言葉】
【しかも人生で初めて、虚無の魔剣士まで言った。それが人類最強の本当の剣士名だったのだから、自分でも驚きである】
【彼岸花咲き誇る地に突き刺さった運命を歪ませる矢。それは少なからず、そう、変えたのだ。確かに、ほんのちょっぴり変えたのだ】

では、また
　　　　アーチャー----

683 ：〔アルティミス・T・メイザース〕義眼義手【学びの刃】学び:冷気の雪 [学び:劣化攻撃saga sage]：2014/08/07(木) 03:44:58.80 ID:d3ghqB840

>>680
/絡み有り難う御座いました！
/お陰で楽しめました！　またご縁があれば！

684 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 ：2014/08/07(木) 05:46:28.99 ID:zhtV2ZFjO

>>667

【ひなたの後について旅館の中に入っていく】


【相変わらずキョロキョロしていて、時折「うわぁ…」と声をあげている】

わた

685 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/07(木) 05:47:41.52 ID:zhtV2ZFjO

/途中送信です
>>667

【ひなたの後について旅館の中に入っていく】


【相変わらずキョロキョロしていて、時折「うわぁ…」と声をあげている】

ワタシ、こんなに日本っぽいところ、初めて来たです……


/寝落ちすみません…

686 ：【蜘蛛の王】 ：2014/08/07(木) 10:16:59.48 ID:ijYjP5e3O

【路地裏】
【奇妙な嗤い声と、ペタリペタリと足音が響き渡る】

キキッ…ケケケケケッ…

【その音の発生源は浅黒いローブを身に纏った男だ。男は壁を這うようにして歩いていた】
【そんな路地裏に一人の青年が迷い込んだ。その命は…これから奪われることになる】

『……？』

………ミィツケタ

【青年が人生最後に見たものは…自分の首を切り落とそうと爪を振るう、蜘蛛の様な男の姿】

………ケケケケケッ！！

【悲鳴を上げる間も無く絶命、青年の首がコロリと落ちて地面を転がる】

お前らこいつを食べろ…骨も皮も残さず…な

【そう呟いた男の背後から15匹の蜘蛛が現れ、絶命した青年の身体に飛び掛かって貪り食い始める】

…行くぞ、お前ら……

【男は青年の身体を食べ終えた15匹の蜘蛛引き連れ、嗤いながら��獲物�≠�求めて
歩き始めた】

キキッ…ケケケッ…まだまだ殺したりねぇんだよぉ…

687 ：【操り糸】【日向ひなた】>>889 ：2014/08/07(木) 10:29:56.13 ID:5VkI+hMSO

>>685
それはなによりー

えーまずはどうすればいいっけ。えーっと……
【いきなり堂々と｢業務内容メモ｣とか言うのを読み出すひなた】

ふむふむ、それではお部屋にごあんなーい！
こっちこっちー♪

688 ：【フィール】狂気の旅人>>10【シャープセンス】左脛斬[小]腹斬[中]頭痛 [saga　オーラ発動[大]]：2014/08/07(木) 11:40:18.25 ID:DsJ7Qd+C0

>>675
【今、彼が少年の問に応える事は無い】
【少年の台詞は尤もな物だ。何故彼が少年を殺しに掛かるのか？傷が回復してからでもそれは良かった筈……】
【少年が間違えた事……彼は『黒魔術』に掛かっているのでは無く、『自分の意思』で行動を行っていると云うことだ】

…………？
【武器である筈の刀を棄て、狂気の旅人に正面から立ち向かう事を選んだ少年。其所に降り下ろされるナイフ】
【しかし、狂気のナイフが少年を喰らう事は無く…】
【旅人は、攻撃手段を喪った】

【少年は、"傷付けてはいけない"と思っているらしいが……大馬鹿者にはそれは不都合な事だ】
【何か眼を醒ます程度はした方が良いだろう…。例えば、"脳に衝撃を贈る"とか】

【旅人はナイフを右手から落とした。少年の狙い通りだ】
【しかし、彼は素早く左手をナイフに向かわせた】
【彼の眼と手は、確実に柄を捉える】
【もしナイフを逆手持ちにする事を許したなら、少年の腹部に、月光を帯びた無情な一閃が与えられる事になるだろう】

689 ：【フィール】狂気の旅人>>10【シャープセンス】左脛斬[小]腹斬[中]頭痛 [saga　オーラ発動[大]]：2014/08/07(木) 11:40:31.78 ID:DsJ7Qd+C0

>>675
【今、彼が少年の問に応える事は無い】
【少年の台詞は尤もな物だ。何故彼が少年を殺しに掛かるのか？傷が回復してからでもそれは良かった筈……】
【少年が間違えた事……彼は『黒魔術』に掛かっているのでは無く、『自分の意思』で行動を行っていると云うことだ】

…………？
【武器である筈の刀を棄て、狂気の旅人に正面から立ち向かう事を選んだ少年。其所に降り下ろされるナイフ】
【しかし、狂気のナイフが少年を喰らう事は無く…】
【旅人は、攻撃手段を喪った】

【少年は、"傷付けてはいけない"と思っているらしいが……大馬鹿者にはそれは不都合な事だ】
【何か眼を醒ます程度はした方が良いだろう…。例えば、"脳に衝撃を贈る"とか】

【旅人はナイフを右手から落とした。少年の狙い通りだ】
【しかし、彼は素早く左手をナイフに向かわせた】
【彼の眼と手は、確実に柄を捉える】
【もしナイフを逆手持ちにする事を許したなら、少年の腹部に、月光を帯びた無情な一閃が与えられる事になるだろう】

690 ：【フィール】狂気の旅人>>10【シャープセンス】左脛斬[小]腹斬[中]頭痛 [saga　オーラ発動[大]]：2014/08/07(木) 11:41:41.20 ID:DsJ7Qd+C0

/連投申し訳無い……それと、ロール続行有難う御座います！

691 ：【パラライスター】【ティム・シビリア】 [sage]：2014/08/07(木) 12:45:27.27 ID:o42OPUV60

>>574
「馬鹿にしてっ…！」

【青年の見下すような笑みに憤慨した少女は更なる星を召喚し使役する。まるでそれはさながら星雲のよう】
【輝く星につつまれた少女の姿はある意味神々しくすらあり、周囲にはには僅かばかりに極彩色の残光を放つ星の軌道から柔らかな光が溢れていた】

【極彩色のオーロラを纏った星雲と化した少女は迫る生物兵器へと相対し迎撃の用意を】

(弾かれた…！？あたしの星は筋肉くらいなら簡単に貫通出来る筈なのに…)
(…そうか、鉄板！鉄板を仕込んでるんだ、あいつ…！)

【しかし呆気なく輝きを喪い弾かれた星々、ならばと少女は作戦を変更。カーブを描くようにして更なる星を飛翔ばした】
【上下左右4方向、いくら両腕に鉄板を仕込んでいたとしてもこれでは防ぎようはあるまいといった考えなのだろう】

【実際には鉄板ではなく両腕自体が鋼鉄で形成されているのだが今は些細な問題。少女は星を青年目掛けて飛ばした】
【しかし此処で予想外なのは青年が防御を捨て全力で突っ込んで来たことだ。カーブを描いて星を飛ばしたということは青年の正面には何も進路を妨げるものはないということ】

「………はやっ…！？」
(っ…間に合わな………！)

【不味いと悟った少女はカーブによる包囲攻撃を諦めた。四つの星は青年に命中することなく明後日の方向へと飛翔してゆく】
【そして自身の周囲を囲む星々を盾のように密集させバックラー程の盾を形成、青年の攻撃に備えるが…ここで予想だにしなかった誤算がもう一つ】

【なんと青年の拳に触れた星々が黒く輝きを喪い錆びた鉄のように朽ちたのだ。"そういうことか"少女は歯噛みするがもう遅い。星の盾を突き破った拳は少女の身体にみしりと食い込む】

「あ゛っ…ぅ゛……うぅっ……！」

【掠れた声と共に直撃、ストレートは少女の右肩を捉えた。めぎめぎと骨の砕け散り肉に突き刺さる音。ぶちぶちと響くのは筋肉が引き裂かれる断末魔だ】
【星で形成されたシールドをぶち破り叩き込まれた一撃は少女のアバラと鎖骨を砕き、致命に近い一撃を与えること必至だ】

【吹き飛ばされ、地面にぶつかるたび短い悲鳴と血痕を残しながら少女は地面を転がり、時折その身体を跳ねさせて宙を舞う】
【植え込みに突き刺さるようにして止まった時には少女は血塗れ、全身を覆う服もボロきれのように成り果ててしまっていた】

//お待たせしました。夜にはリアルタイムで返信出来そうです〜

692 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/07(木) 13:12:46.77 ID:+L/0+XGS0

>>689

自分の右手は掴む事に成功し、危険因子の排除には成功した……ナイフは、彼の手の元から離れ自由落下する。
しかし――例えばもし、彼がタダのチンピラなら、相手がある程度強い人間だと分かれば、
その瞬間に戦意喪失、逃げるなり土下座で謝るなり、まあそうした行動に出るのが普通だろう。

少年は未だに、彼が"殺気を放っている"事から、タダのチンピラと同じく考える訳には行かないの判断。
同時に彼の顔を見れば、何かを疑問に思っている表情。今自分が取っている行動は当然の事なのに、なんて言いたげ。


「―――……ッ………！！！」


どちらにせよ終わってないのなら、少年は立ち向かうのだ。横目で左手が自由落下していたナイフを掴む姿を捉えれば、
右手の手首は捉えたまま、透かさず脚を刈って体勢を崩そうとするのだ――柔道で良く見る技、と言えば分かりやすいだろうか。
基本的な捌きとは言え流れは一流。刀だけしか扱えないという訳では、無さそうだが――、

しかしもしこの技を避けられたのなら問題なく少年の腹部を裂けられるだろうし、もしそうでなくても、彼の手際によりはするが、
未だ斬り付けられる余裕があったかもしれない。――体勢が崩れている間に、左手をスライドさせるだけで良いのだから。

ただ、まあ柔道辺りを経験していれば分かるが、脚を刈られて体勢が崩れた場合、受け身を取らなければ全ての衝撃は頭に行く。
掴んだ右手を引っ張ってやる事で、ある程度軽減はするだろうが……畳ではなく地面はアスファルト、……まあ痛い。

693 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/07(木) 13:22:15.93 ID:7dDEZf+nO

>>687

了解です！

【キャリーケースをおんぶをする要領で背負い、ひなたの後をついて行く】

694 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】左脛斬[小]腹斬[中]頭痛 [saga　気絶]：2014/08/07(木) 13:42:20.20 ID:DsJ7Qd+C0

>>692
【旅人の力は、確実にナイフの柄を捉えた】
【＿＿彼の現能力には弱点がある。視覚が相手をスローに捉えたとしても…触覚が相手の僅かな動きから、行動を予測出来たとしても……所詮、その力は『感覚の範囲内』でしか無いのだ】
【身体能力が、並外れた感覚に付いて行ける訳も無く……】

ｱｶﾞｯ………
【彼の身体は、ナイフが振るわれるよりも速く、少年の華麗な脚払いに因って宙を游いだ】
【しかし、宙に浮きながらも旅人はナイフを振るう事を止めようとはしなかった】
【……実の所、藻掻く動作が偶然ナイフを斜めに振り上げる動作に変化しただけなのだが……】
【この偶然の結果がどうであれ、彼は受身を取らずにアスファルトに叩き付けられる事になる】
【掴んだ右手越しに、彼の動きが再び停止したことも判るだろう。勿論、彼が生きている事も】
【そのままにしていれば、彼のローブが少しずつ見付けた時の物であろう純白へと戻り、排他的な『何か』も完全に消え去った事が判る筈だ】

【先程迄の狂気は何処へやら。旅人の顔は安らかだ。再び病院へ向かうも良し、放置しておくも良し…】
【気絶状態は、先程病院へ運んでいた時間よりも早く解けるだろう】

695 ：【操り糸】【日向ひなた】>>889 ：2014/08/07(木) 13:56:33.06 ID:5VkI+hMSO

>>693
はーいここでーす

【柚の間と書かれた部屋を示すひなた】

それじゃー少し休んでいてくださいな♪
たぶん女将さんもうすぐ帰ってきますのでー

696 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/07(木) 13:57:42.16 ID:+L/0+XGS0

>>694

「………ッ…………！！」

狂人と相対する経験は、余り無い……脚を刈られたのなら明らかに勝負は決した、にも関わらず尚もナイフが振られるとは。
少年はナイフを受け止める。唇を噛みしめるだけ、声は漏らさず。鍛え上げられた腹筋は、ある程度そのダメージを軽減する事になったが、
斬られた事には変わらない。血液が滲み出し、やがて滴り落ちる――コレでまた自分も、怪我人になった。

しかしまあ、気絶してしまえば、狂人もそうでない人も一緒という事、なのだろう。
傷付いた腹部も同じく治療してもらおうなんて考えながら、同じ様に、彼を担いで。
地面に足をつける度に、斬られた傷が痛むが、まあこの程度慣れている。何と言う程でもない。

病院で彼を引き渡す。明らかに彼の方が重症なのだから、優先してもらうのは当然、
自分の治療はまあ、数針縫うだけで済むのだ……因みに、高くつくから麻酔は要らないと言ったらしいが、直ちに却下された。

1時間も経たない内に少年の方の治療は終了したから、もっと時間が掛かっているであろう彼の元へと移動してみる。
手術室の近くに置いてある椅子で、待っているあの感じ――彼をこれからどうしようかなんて、考えながら。

697 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/07(木) 14:17:41.41 ID:DsJ7Qd+C0

>>696
【回想】

~お父さん、この子の名前はどうしましょうかねぇ…？~
~そうだね……産まれた直後から元気な子だったから…そうだ、こんなのはどうだろう…~
[セピア色の風景の中で、父親と覚しき男性は、ベッドの上で横になっている女性に耳打ちをした]

~良いわね…そうしましょうよ！この子の名前は＿＿＿

【回想　終了】

う、んん……？

【傷が塞がり始めていたのもあり、治療は少年の予想していたであろう時間よりも早く終わった】
【彼の身体は、未だにローブが包んでいる。手術の時にどうしたのか……？この事は、この街が能力者達の街だと云うことを考慮すれば解るだろう】

……此処は……？

【病室のベッドの上、永き"眠り"から彼は目覚めた】

(何故…こんな場所で……？)

【不思議な事に、彼は何故こんな場所に居るのかが分からなかった】
【記憶が、完全に『無い』のだ】

って、速くこんな場所から…
ｲﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃﾞｯ!!!

【何故こんな場所に居なくてはならないのか？さっさと逃げよう…そんな事を思って起き上がろうとするも、腹部に痛みが走ってとても逃げられそうには無い】

……うう…………

【仕方無い。そう言いたげな表情で彼はゆっくりとベットに倒れ、窓の外の景色に目をやった】
【この光景を少年が見ていたなら、どう思うのだろうか？】
【彼らしくない事なのだが、旅人は誰かが近付いて来ている事にも気付いていない様子だ…】

698 ：【ルーザー】【累乗付与】E,大太刀 [sage]：2014/08/07(木) 14:32:23.81 ID:SppK7vGqO

【森の中に一人の少年】
【孤独に延々と太刀を振る】
【一度、十度、百度…万度…】
【無我夢中で太刀を振る】

…………

【鬼気迫る執念で太刀を翳す行為とは裏腹に】
【少年の容姿は端麗…少女と間違えるほどに】
【幼い紅顔を上気させ、銀糸の髪を乱しつつ】
【延々粛々、太刀を振る】

699 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/07(木) 14:34:48.29 ID:+L/0+XGS0

>>697

「……気分はどーだ？　あんま動くんじゃねーぞ……」

腹に巻かれた包帯は、服のせいで見えない……このくらいの傷、日常茶飯事なのだから、痛む素振りも見せない………、
どう見ても健常者が、少々"怒り"の語調を含めて病室の中に入ってきた……そういう事になるだろうか。

当然だ、街で倒れている所を見つけ、病院に運んでいる途中にその人間から襲われる、だなんて。
どんな寛容な人間でも、流石にクる物がある……故に、口調も荒々しくなって。

相手が病人だという事は分かっている、しかしその対応は激しい……ドンッ、と壁を叩き付け、
肉薄というか接点が生まれる程に顔を近付け、脅しつけるのだろう。逃げようと身体を動かしたのなら、尚更。

表情は、正に戦士が見せるそれになった。その辺りのヤクザよりも、迫力がある……体格も相俟って、まあ怖い。
記憶が飛んでいるなんて想像だにしないのだから、当然、仕方がない事……なのだろうが。

700 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/07(木) 14:53:52.42 ID:DsJ7Qd+C0

>>699
ん？気分？……そりゃあ優れはしないけどなぁ…
それはもう痛い程分かったさ…

【窓の方に向けていた首だけを動かし『恩人』の方を向く旅人】
【その表情は、"苦笑い"と云う単語が非常によく似合う物だ】
【『静かにしてくれ』とでも言いたげな表情と口調。先程迄の状況を考えれば、それは随分と奇妙に映るかも知れない】

【少年の怒りは、理不尽な物では無い。流石に、助けようとした者からの奇襲は痛すぎる】
【少年の口調は荒くなり、壁を叩き付ける程。顔を肉薄させられる事になった旅人は、少々顔を顰めた】

おいおい……俺がお前に何したっての。っつーか、お前誰だよ…？

【戦士の怒りを文字通り目の前にしている男とは思えぬ様な、不敵な笑みを浮かべて話す旅人。磊落と言うべきか、大馬鹿者と言うべきか……】
【ただ、この台詞は少年に違和感を覚えさせるかも知れない。尤も、少年に台詞を噛み砕いて考える程の寛容さがあれば、の話だが】

701 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/07(木) 15:03:05.79 ID:+L/0+XGS0

>>700

「あﾞ？　テﾞメﾞェﾞ………―――」

爆音を聞き付けて看護師やらがやって来る。目線を落として対応するが、怒りは収まらない。
激昂する人間に対して、"お前に何をした"、"そもそもお前は誰だ"なんて言うと、一体どうなるだろうか。
……むしろ勢いは、増してしまうのだ。彼はそれでも怪我人、直接傷付ける事はないが―――、

少年は彼に、自分の掌を見せる。……その上、やがて何処からとも無く生成されるのは、闇色の粒――、
次第に凝縮し結合し、一つの形になる――彼が先程用いたのと、色は違うが全く同じ見た目のナイフ。

シッカリと握り締めたのなら、ナイフを首に突き付けて言う。「………未だ、しらばっくれるつもりか……？」と。
怒りが頂点に達すると、何故かそれは"笑み"へと変わる……ニィッと笑って、彼の皮膚に先端をピタリ、とつけた。

702 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/07(木) 15:50:36.52 ID:DsJ7Qd+C0

>>701
【激怒＿＿そんな言葉では片付けられぬ程の怒りを見せる少年に対し、如何にも態とらしく『驚いた』表情を作ってみせる旅人】
【これは、並大抵の者なら、狼狽するか縮み上がるかしてしまう程の怒りを目の前にした男の態度だ】

【見せられる掌以外に、これといって見る物も無い。彼は掌をまじまじと見た】
【すると、どうだろう。その手には、自分の物と寸分違わぬ大きさのナイフが在るではないか】

……お前、何でこれを………
…！？

【何故このナイフを知っている？聞きたかったが、それも叶わない。首にナイフを突き付けられては、そんな疑問も消えてしまった】

おいおい…俺を脅しても何も出ないぞ…？金目の物は持ち合わせていないからな……

【言葉こそ巫山戯た内容だが、今度こそ旅人の眼は本気だ。茶の瞳からは、戦闘の時とはまた違う『覇気』が漂っているだろう】

/すみません！返信が用事で遅れてしまいました！

703 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/07(木) 16:02:28.39 ID:535De9hlO

【宿屋に使用していた民家の本来の持ち主の亡骸を一瞥】
【感慨もなく目線を外せば赤黒いローブを纏う】
【先日の戦闘で負ったはずの傷は医療か魔術かそれともまた別のナニカの恩恵か既に癒えていた】
【街を歩き、猛禽の濁った青眼で次なる仇を追い求める】

704 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/07(木) 16:04:42.32 ID:+L/0+XGS0

>>702

「コレか？　お前に、"ココ"を斬られたナイフの、レプリカだ。」

少年は服をめくって腹を見せる。……年齢を考慮すれば異常な身体つき、腹筋が露わになるが
それを斜めに走る痛々しい傷……縫い合わされたばかり、新しい物だと分かる事だろう。
彼しか持っていないナイフを知っているという事は……、と繋がれば少年の話が真実となるだろうか。

金色の瞳は、ジッと彼を睨んで離さない。眼を細め真偽を確かめる―――、
彼の驚く反応は、恐らく作った物。しかし、その他に宿る色は余りにも自然で。
断定は出来ないが、信じるに足る振る舞い……そう見ても、良いのかもしれない。

ピタリ、と付いたナイフは、そのまま昇華しやがて消えてしまう。
少年の意思表示だ――、「……なら、話してみろ、と。」近くに置いてある椅子に、粗暴に座って。

705 ：【ヨーガン】>>【人造異能力兵士02“Y”】 ：2014/08/07(木) 16:27:02.16 ID:YB3KFlQP0

【荒廃した公園】
【少女は壊れた遊具の残骸に座っていた】

ここにも…痕跡は無し……
残りは3km先の公園だけですね……
………はぁ…歩くの嫌だ………

【ここまで乗ってきたセグウェイ的な乗り物は電池切れらしい】
【もうやる気とか色々無くなっていた】

１つ目の時点で一旦帰宅するべきでした…
ここから家まで1200m…… 結局歩きですか……
しんどい……がくり……

【試合に敗れたボクサーの様な座り方になる】
【…暑さとダルさでだんだん眠くなってきた】

706 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/07(木) 16:38:42.01 ID:a/zutVI80

>>695
分かりましたです！ありがとうございましたですー！

【部屋に着いた少女は、隅にキャリーケースを置き、部屋を観察したり、寝転んでみたり】
【何かがあるまで自由気ままに過ごしていた】


（そういえば、ここにはワタシと同じような人はいるですー？）
（歩いてるときは見かけなかったですけど……）

（何か、異能を持つ人にも会ってみたいですねぇ）

707 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/07(木) 16:52:06.37 ID:DsJ7Qd+C0

>>704
『斬った』……？嘘だろ……？

【今回は本当に『信じられない』と言いたげな表情で少年を見た】
【絶句＿＿少年は本当に、斬られていた】
【勿論、これが自分に因る物という確証がある訳ではない。しかし、先程のナイフの大きさ、形…それを考慮すれば、断定するには充分だ】

ふぅ……これでやっと、しっかり話せそうだな……

【昇華してしまったナイフを見ながら、自分の中で今までの話を考える。とても奇怪なお話＿＿と言っても現実だが＿＿だ】

そうだな……。此方としても知りたい事が山程有る。多分、長い話になっちまうが……それで良いなら、話してやるよ……

【椅子に粗暴に座った少年を横目に見ながら、上体を起こす痛みに少し顔を歪ませながらも彼は問うた】

/次の返しは3時間程後になってしまうかと思います……。もしなら此処で切って戴いても構いません。

708 ：--名称未定--【ダストパンチ】 E:義手×2 負傷:左義手にかすり傷 [saga]：2014/08/07(木) 17:02:30.82 ID:d0hH5s8r0

>>691

………Phew.

【��なんだ、こんなものか……�＝z

【呆れたように大きなため息をつき、致命傷一歩手前にまで追いやられた少女を見やる】
【傷を負った部位は劣化し、黒ずんでいて】
【今の状況では星を弾き飛ばして無傷で済んだ自分とはどちらが有利か、最早比べるまでもなかった】
【星にある程度の頑丈さがあれば耐えることも出来ただろう】
【能力によって生み出されたものなら大きく劣化はせず、弱化するだけで済むのだ】
【しかし、彼女の星は脆すぎた】
【ただでさえ薄いそれは劣化することによりさらに脆弱さを増し】
【彼の鉄拳に耐えるだけの強度を完全に失ったのだ】


……

【ボロボロになった少女を目にして、青年はこう考えていた】

【��この少女では自分に興を感じさせることは不可能だ�＝z

【故に、またため息を零す】
【興醒めのため息を】
【失望のため息を】
【まだ、彼女の異能の本性すら知らないというのに】

【そして、あろうことか彼女に背を向けその場を去ろうと歩き出した】
【��用はない�≠ﾆ言わんばかりに、まるで少女が敗北したかのように】
【��言葉�≠熬mらなければ��礼�≠熬mらぬ青年は、無意識の内に少女を侮辱していた】

//大変お待たせしましたぁぁぁ！！

709 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/07(木) 17:11:34.09 ID:+L/0+XGS0

>>707

「……お前は俺を知らない、にも関わらず俺はお前のナイフを知っている。」
「つまりお前には、意識が飛んでいた時間があった……そう言う事になるな？」

―――成る程、と少年。やはり、彼は黒魔術だとかその辺りに掛かっていた……操られていたのだろう、
全てに合点が行ったのだから少年は「すまない…」と今までの対応を謝る。彼に非は、微塵にも無かったのだから。


「今更"帰れ"と言うのか？……生憎、俺は首を突っ込んだ話は、終結するまで手を退かないタイプだ。」
「――聞かせろ。記憶があやふやなら、話すだけでも整理がつく。」


少年は低く声を紡いだ。何というか纏う雰囲気で、分かるだろうか――猪突猛進なタイプ、というか。
彼の状態がある程度良くなるまで、恐らく彼は立ち上がる事さえ無いのだろう……良く言えば頼りがいが有る、悪く言えばお節介。

しかしまあ、彼の言葉は案外当たっている――頭の中が漠然としている時は、人に話せば良い、という話。
どう話せば相手に伝わりやすいだろうか、と考えている内に、バラバラになっていた情報にストーリーが紡がれ初め
話し終えた頃には、思考回路は随分と良好な状態になっているのだと……そういう意味も込めて、語れ、と。

/大丈夫ですよ〜、私もどうせ暇人なのでお待ちします！

710 ：【ティルピッツ・ビスマルク】>>69【アームズアーム】 [saga sage]：2014/08/07(木) 17:23:16.77 ID:IXKYtlXf0

はぁ、ヴァルキュリアを作るのにも必死になりすぎなんだよな。
存在を知られたから木山を滅ぼす、だってよ。
無理に来まってんだろ。
【ビスマルクは返り血を浴びた軍服を着ている】
【それは先ほどあやめた男の物で】

こんな物どうするんだってんだ?
まぁ第二へ戻るかな。
その後は木山の偵察･･･、なんじゃこりゃ。
【総統から送られたスケジュールを見て大いにあきれる】
【無理難題を課せられた少女は元々巨塔がそびえ立っていた地へと向かう】
【だが呼び止める者がいれば立ち止まるだろう】

711 ：【パラライスター】【ティム・シビリア】 [sage]：2014/08/07(木) 17:37:59.65 ID:o42OPUV60

>>708
「……………────」

【しまった。一瞬だが完全に気絶していた。少女は意識を刈り取られてからどれだけの時間が経ったか把握しようと薄ら目を開ける】
【見えたのは振り返ろうと踵を返す男の後ろ姿。どうやらブラックアウトはほんの一瞬で済んだようだ。顔を起こさずにそのまま口の中の血を吐き捨てた】
【まだ視界が霞む。次第に身体中、全身に激痛が走り笑える程の痛みが少女の意識を蝕んでゆく】

(────あー…、…またやっちゃったよ…)
(油断すんの…あたしの悪い癖…)

【あの男を完全に見くびっていたらしい、まさかこれ程までに『強い』とは。ドス黒く黒ずんだ傷口、これ治るのかなと少し心配しつつも男を見据え】

(ま、でも…それでも…)

【ぐぐぐと全身に力を込める。ダメージを負った四肢を限界まで駆動させ腕を浮かし、地に手をつき、肩を持ち上げ…】
【そうして徐々に身体を持ち上げてゆく。何度転けても、なんど失敗しても再び最初から身体を持ち上げ直すのだ】
【少女はおもむろに口を開き、そうして去ろうとする男を呼び止めた】

「………だ…」
(…まだ、逃げないでよね)

【起きろ、振り返れ】
【振り返ればそこに勝利があるから】

「…ま、だ……！…」
(…まだ…負けた訳じゃないんだから)

【起きろ、振り返れ！！！】
【振り返れば私は死ぬ、ならお前も道連れだ！！】

「……ま…だ…終わってない……ッ！！！」
(まだ…勝負は終わってないっつーの…っ！！)

【立ち上がった。少女は震える四肢を支えにして再び立ち上がった。だらんと垂れた右腕、その付け根を左手で押さえるようにして青年に向かって叫び、睨みつけるのだ】

【もちろん少女は動けないし、もう一撃喰らえば終わり。そんな状況でも少女は逃げることを拒み、挑み続ける】
【このまま後ろ姿を見送っていれば惨めな平穏が得られたというのに、それなのに少女は平穏を自ら捨てた】
【情けない、惨めな平穏なんていらない。私は勝ちたい！こいつに勝ちたい！少女はただそれだけを願う】

【きらり、手のひらの中に輝く星がひとつ。もし男が再び構えればその星を男へ目掛けて投げつけるだろう】
【星は次第に加速し、高速回転をを伴って男へと虹の尾を引いて疾走る。それは少女の思いが込められた刹那を別つ一撃】

【しかしその星は他の星と大差なく、弾けば一撃で砕け散ってしまうような儚いものだ。速度も速いものではなく弾くのは容易だ】
【見た目が派手になっただけ、そんな風にすら男には感じられるだろう】

//お待たせしました！

712 ：--名称未定--【ダストパンチ】 E:義手×2 負傷:左義手にかすり傷 [saga]：2014/08/07(木) 18:29:57.70 ID:d0hH5s8r0

>>711
………？

【後方から僅かに声が聞こえる】
【見れば、あれだけの重傷を負いながら起き上がろうとしている少女の姿】

【その眼には、揺らぐことのない闘志】

……yA…me……ro.

【��勝負はついた�＝z

【哀れむような眼で、少女へ宣告した】
【歪な発音だが、意味は伝わるはずだ】

【しかし、少女はその宣告を聞き入れることはなく】
【救急車でも呼んで大人しくしていれば良かったものを、その安寧を跳ね除けて】
【震える四肢を押さえつけ、起ち上がって見せた】

……wow.

【��……ほう�＝z

【驚愕を湛えた、しかしどこか嬉しそうな表情で少女を見た】
【たった一撃とはいえ、少女の小さな体には限りなく思い一撃だったはずだ】
【それを受けて尚、気力だけで立ち上がってみせた】

【彼女の次の行動は、一つの星】
【虹を描いて空を切る、彼女の覚悟と意思と、希望の籠められた一撃だ】

aWesOme……！

【賞賛の言葉と共に、向かってくる星を裏拳によって弾いた】

【しかし、この裏拳は先ほどのように軽いものではない】
【少女を殴りつけた時とほぼ変わらぬほどの力で星を殴りつけたのだ】

【その意図は彼女の意思に答えるためか、それとも】

【少女からこれ以上何もないようであれば、止めを刺すために駆け出すのだろう】

713 ：【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 [【操り糸】【日向ひなた】>>889]：2014/08/07(木) 18:30:27.13 ID:5VkI+hMSO

>>706
ただいま、今戻ったわ。

｢あ、おかえりなさーい｣

【ようやく用事を済ませて旅館に戻ってきた女将の女性】
【ちょうど近くにいたひなたが出迎えた】

ああ、ひなたちゃん、お疲れさま。
それで、さっきのお客さまはどこかしら？

｢いま柚の間にいるはずー。それでお礼はー？｣

ふふ、それは後でね？
ともかく、菊の間ね。

【ひなたからレイラの居場所を聞き出し、言われた部屋に向かう】
【そして部屋に入り、】

お待たせしました、お客さま。
只今戻りました

【お辞儀をしながら少女に言った】

714 ：【パラライスター】【ティム・シビリア】 [sage]：2014/08/07(木) 19:10:10.95 ID:o42OPUV60

>>712
「………ぁ…………」

【ぱきん。呆気なく星は弾かれ粉々に砕け散る。やはり少女の能力は到底馬力で叶うものではないのだ】
【粉々になった星の飛沫が微かな残光を遺して少女の側に落ちる。それを見下ろせば辺りには輝きを取り戻した星屑たち】
【それらは砕け散ってもなお、依然として少女を見護るように散りばめられていた。まるで今少女たちを照らす、天に輝く煌びやかな天の河のように】

「…っ………ふぅ…」

【少女は息を吐き、どさりと音を立てて尻餅をつく。それは抗うことも命乞いすることもない】
【ただ黙って青年を見つめるその目にはまだ光が宿っている。死ぬその瞬間まで、否、死してなおその光が喪われることなどないのだ】
【少女は決して絶望しない。青年との決着を促す為にそっと手を差し出した】

「来なよ…終わりに…しよ…？」

【少女の眼に映るのは青年が少女の手のひらの上で立ち塞がっているかのような光景、青年からは果たして何が視える】
【ともあれ少女は最早打つ手無しといった様子で何もしない。このまま何もしなければ青年に殺されるのを待つ、といった状況だろう】
【二人の間に一陣の風が吹く。終わりを告げる黒い風】

【そして青年が何もできないでいる少女に止めを刺そうと一歩を踏み出した瞬間、戦況は一転した】
【加速で背面への防御が薄くなりほんの僅かに重心が崩れる一瞬、それをずっと少女は待っていたのだ】

「………ばーか…♪」

【少女は妖しい笑みを浮かべ、手のひらの上の青年を"握り潰す"】

【それと同時、青年の背後より風を切りつつ高速で迫る星型の薄刃が四つ。無回転のそれは空気を切り裂く僅かな音を除きほぼ無音で青年へと迫った】
【そして青年へあと1m弱、至近距離へと踏み込んだ瞬間に刃は限界まで高速回転。甲高い音を響かせながら刃は軌道を変えた】

【抉るようなカーブ。直線ではなく上下左右の曲線四方向からの同時攻撃だ。この刃は先程少女が放ったものだ】
【そう、青年が知り得ていなかったこの能力の"真髄"とは軌道が任意で操作可能であること。集中力を喪わない限り針穴を通すような軌道を描くこともできる】

(この星は斬れ味が良い…硬いものにはまるで歯が立たないけど、柔らかいものには強い…！)
(あれくらいの厚さの肉と骨くらいなら貫通だって出来る筈…)
「ぶった切れろぉぉぉぉっ！！」

【魂の咆哮と共に少女の正真正銘最後の一撃は青年の心臓目掛けて放たれた】

715 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/07(木) 19:10:28.61 ID:RrHHY8PU0

××……
【家路を急ぐ人々の流れに逆らい歩き、立ち止まれば異国の言葉を呟く】
【赤黒く染まったローブが全身を覆い、殺意と悪辣を発するその姿は明らかな異様】
【藍色の空に浮かぶ月は嘆き、雲にその身を隠した】

716 ：--名称未定--【ダストパンチ】 E:義手×2 負傷:左義手にかすり傷 [saga]：2014/08/07(木) 19:31:10.47 ID:d0hH5s8r0

>>714
【星は劣化し、輝きを失って砕け散る】
【少女は望みを断たれたように、静かにこちらへ手を伸ばす】

……

【奇妙な光景だった】
【尻餅をつき、ぽつりと言葉を紡ぐだけ】

【��なのに闘志が眼から失われていない�＝z

【だから、青年は駆け出す】
【早くこの少女に止めを刺さねばならない】
【何か、少女は切り札を隠し持っている】

【そして、手を伸ばせば彼女へ義手が届く頃になって】
【ようやく、切り札が放たれた】

【��！　まさかッ……�＝z

…ughhhhhhhhhhhhhhhhhhhh…！！

【高速回転し、自身の肉体を抉る四つの星】
【あの星は布石だったのだ】
【ここに来て彼女の意図を全て悟るが、時既に遅し】

【四つの星は虹を描きながら青年の肉体に四つの穴を穿ち】
【血反吐を吐き、青年はその場に倒れ伏した】

……g

【直前に気付き、振り向いた際に狙いがややずれたらしい】
【急所への命中を運よく逃れ、倒れはしたものの死んではいない】

717 ：突撃型対能力者戦闘機兵試作4号機:アルゼブラ【サードアームズ】 ◆YBur1CkGGU ：2014/08/07(木) 19:32:02.14 ID:q36tjJ0J0

>>715
【家路を急ぐ人々の中、男は明らかに周囲と異なる女を見つけた】

(おお……嫌な予感しかしないな)

【任務の帰りに、また仕事が増える気がしてならない】
【発する殺意に負けず、近づいて声を掛けてみる】

あの…何かあったんですか？

【背負っている大剣に右手を掛けながら問う】
【出来れば戦闘は避けたいのだが】

718 ：【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 [sage]：2014/08/07(木) 19:33:40.87 ID:KR70gJMOo

>>715
「路地裏……は最後だ。次は公園か」

　空に穴だらけの天幕が掛かった頃合いである。
　期待した出会いはなかったが、旧広場を堪能した男は繁華街へ戻ってきていた。
　携帯端末を片手に長身の男は辺りを見回した。GPSで現在地を確認して移動しようとする。
　その最中、異様な人影――人であるかも解らないが――を目に止めた。

「素人じゃないだろうな」

　その物腰と一挙一動を見れば、少しでも戦闘を齧ったものには解る。
　あまりにも優れている。そして荒ぶっている。秒読み段階の時限爆弾のようだ。
　だが悲しくもあると思えた。殺したいのか殺されたいのかはっきりしない。
　あれでは周囲の人間はあてられる。そう思った男は、自ら死地へ飛び込んでいく。
　人の流れを逆流する赤黒いローブ目掛けて、男もまた流れに逆らい声を掛けにいった。

「そこの血色のローブ。ちょっと場所を移さないか」

　鈍く光沢のある輝きを放つ手で闇に霞んでいく裏通りを指しながら言った。

719 ：【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 [sage]：2014/08/07(木) 19:34:32.59 ID:KR70gJMOo

遅かったかー
>>718は取り消しで

720 ：【ルーザー】少女人形【累乗付与】E,大太刀 [sage]：2014/08/07(木) 19:37:49.68 ID:yDS/4x8XO

【森の中に一人の少年】
【孤独に延々と太刀を振る】
【一度、十度、百度…万度…】
【無我夢中で太刀を振る】

…………

【鬼気迫る執念で太刀を翳す行為とは裏腹に】
【少年の容姿は端麗…少女と間違えるほどに】
【幼い紅顔を上気させ、銀糸の髪を乱しつつ】
【延々粛々、太刀を振る】

721 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/07(木) 19:41:40.54 ID:RrHHY8PU0

>>717
……いえ、ちょっと人を探しています
【ぽつぽつと返される言葉、その極めて平凡な字面とは裏腹端々に含まれるのは途方もない悪辣】
【振り返り、フードの下の濁った青い瞳を向ければ霧氷の表情で睥睨】

貴方……それ、
【背負う大剣が視界に入れば食い入るようにして見詰め、死臭を纏いながら問い掛ける】
【『貴方は剣は使えますか？』と】

>>719
/分かりました、またいつか

722 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/07(木) 19:42:56.61 ID:ggNm9DoPO

>>713
あー、おかえりですぅ
どこ行ってたですかぁ？


【座布団を枕に、ひたすら寝転がっていたレイラの目は既に若干閉じ、眠気メーターが上がって来ているようだ】


それにしても、タタミもザブトンも、気持ちいいですねぇ……
あと少しで、うっかり寝ちゃうところですぅ……

723 ：【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 ：2014/08/07(木) 20:00:08.64 ID:KR70gJMOo

>>720
「人に流されて声をかけそこなったか。他の奴がどうにかしたみたいだな」

　いま、まさに声をかけている大剣を背負った男がどうにかするだろう。
　希望的観測を抱いて長身の男は踵を返した。予定通り、公園へ向かう事にした。

「ずいぶんと広い敷地だ。それに緑が深い」

　見渡す限り樹木で満ちていた。青々とした元気なのから腐ったのまで様々だ。
　柔らかな腐葉土の下で眠っていた幼虫も、今では樹液を吸い健康的に活動しているだろう。
　マイナスイオンがあるかどうかはともかく、リラックスできそうな環境だった。

「携帯端末が壊れたか。どうみても公園ではないな？」

　しかし、せっかくだからと足を踏み入れた先で、ある光景を目にした。
　繰り返し繰り返し、乱れなくただ刃を振り続ける童子の姿。
　美しいが危うい。そして吸い込まれる。まさしく日本刀のような印象を覚える。
　だがそれとは別に、長身の男には別の感情を抱き始めていた。

　――あの剣と拳を交えてみたい。

　彼――ないし彼女――が休憩を入れた間隙に声をかけることにした。

「我が名は砕破。立ち合いが所望」

　大太刀という刃に似つかわしい古臭い言葉で、試合を願った。

724 ：【パラライスター】【ティム・シビリア】 [sage]：2014/08/07(木) 20:05:55.33 ID:o42OPUV60

>>716
「…えへ……へ…どうだ…参ったか…」
「あたしだってやるときは…やるんだ…」

【獲った。このまま星を操り虫が喰うようにして何度も何度も身体を食い破らせれば確実に青年を殺める事だって出来ただろう】
【しかし少女はそれをしなかった。青年の体内から星を消滅させ、倒れて来る青年へ向けて両手をばっと広げる】

【倒れ伏した青年に覆い被さられるようにして青年の身体を受け止め、自分の側へと転がすようにして寝かせる】
【傷は全て貫通してはいるが骨を避けるように通した為骨折には至っていない。急所には命中しなかった為に死に至る事もおそらく無い筈だ】
【なお、青年を受け止めた衝撃で少女は完全にノックアウトされてしまったようだ。もう立てそうにはない】

「…出直してきな…それで…」

【続く言葉は意地の悪いもの。にやにやと妖しい笑みを浮かべて青年に言葉を投げかけれた】
【そうして刃の無い星を創り出せば青年のポケットへと押し込むようにして無理矢理渡す】
【いつか私を斃して星を返しに来いという意図なのか、それとも】

「それで…また闘(や)ろう……？」

【ともあれ青年はもはや麻痺の毒により動けない筈。ここでこのまま落ちても殺されることはないだろうと安堵】
【月の光が眼に入れば少しだけ眼を細めた。明るいのはニガテだと】
【眩しい月光から逃れる為、少女は眼を閉じる。そのまま青年に寄り添うようにして深い眠りの中へ意識を預けていった】

//連日絡みありでした〜、楽しかったです！
//一日空けてしまい申し訳ありませんでした

725 ：突撃型対能力者戦闘機兵試作4号機:アルゼブラ【サードアームズ】 ◆YBur1CkGGU ：2014/08/07(木) 20:06:14.24 ID:q36tjJ0J0

>>721

人探し、ですか……

【フードの中から睨みつける青い瞳】
【一体誰を探しているのか？、とは怖くて聞けなかった】

【そこで、「剣は使えるか？」と聞かれた】
【何故かと不思議に思いながら、恐る恐る答えた】

『はい、使えます』が、どうしましたか？

726 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/07(木) 20:10:59.59 ID:RrHHY8PU0

>>725
使えますか、そうですか……
よかった……××、また一人貴方の仇を……
【後半はどこか恍惚としたような、誰に呼び掛けているのか分からない言葉】
【それを言い終えるよりも早く、踏み鳴りが如く踏み込めば右腕一本で剣を抜き放ち同時に横薙ぎ一閃】
【居合の要領で圧倒的な斬撃を目の前の相手の胴体目掛けて繰り出した】

727 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/08/07(木) 20:11:53.87 ID:dro8c9UD0

花を持ってきたよ、ゼア

【お彼岸の時期の為、彼の死んでしまった場所にいる】
【供えた花の名はローマンカモミール。花言葉は『友人との交わり』】
【仲間と楽しくしていた、その思い出があったからその花を添えた】
【しばらく手を合わせた後、また街を歩きだした】
【とりあえず、依頼もこなさないといけない】
【まだやってない事は多そうだ】

728 ：【ルーザー】少女人形【累乗付与】E,大太刀 [sage]：2014/08/07(木) 20:12:24.61 ID:yDS/4x8XO

>>723

【人形は一度手を止めて呼吸を整える】
【この場所は修行に向いていた。周囲に満ちた酸素が肺を満たしてくれる】
【深呼吸を数度したのち、声を掛けられた】

【人形は男のほうへと視線を移して応える】


「我が名は【敗北者<ルーザー>】 力を求めるもの。
故に貴殿の力がみたい。 立ち会い受けさせていただく」


【言葉を吐けば、次いで流れるような動作で刀を鞘に戻し腰を落とす】
【その態勢のままに人形は男を見つめる】
【初撃へのカウンター狙い…先手を譲ったのではなく、男の力を恐れたがゆえの後攻狙いであった】

729 ：【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 ：2014/08/07(木) 20:28:45.02 ID:KR70gJMOo

>>728
　童子――否、【敗北者】を名乗る「剣士」の言葉には一切の不純がなかった。
　研ぎ澄まされた刃の如き飽くなき欲求。それらはすべて、手にした刃へ注がれている。
　長身の男はそういう戦士を求めてやってきた。望み得る最高の条件の相手がいた。

「ありがたく候。いざ！」

　長く佩いた太刀を造作もなく腰に収めるルーザーの力量には舌を巻く。
　その大太刀で、出で立ちで、繰り出す技に居合があるとすれば驚天動地に等しい。
　故に、その初撃は渾身であろう。ならばこちらが繰り出すも渾身になる。でなければ不敬だろう。

「ふぅ……疾ッ!!」

　腰を落とした状態で脱力、その状態から大地を足で掴んだ。瞬間、世界は収縮する。
　縮地と呼ばれる武術の歩方だ。一足にて大幅に、高速に移動する体捌き。
　だがそれだけではない。体勢は獣のように低い。狙いはルーザーの腰から下。
　多くの総合格闘技で有効とされる低空の高速タックルだ。縮地の速度に乗せてルーザーの体勢を崩すつもりだ。

730 ：【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]：2014/08/07(木) 20:38:04.72 ID:qpwI6I0Zo

【月明かりと街灯が周囲を光々と照らし出す街道】
【そこを歩いている人間は誰一人いない――――いや、たった一人で、厳粛に、厳かな雰囲気を余す事なく醸し出して歩く影一つ】
【その主は少年。しばらく進めば白い肌と幼さが残った風貌、しかしどこか凛と、荘厳とした表情がが街灯によって照らし出される】
【双眼には蒼と紅の炎が静かに宿っており、近寄る事さえ憚れる程の怒りが静かに燃え盛っている】
【それはまさに標的を探し、食い散らかさんとする怒りの獅子】

どこだ、どこにいやがるあのクソ女……！

【悪態をつきながら、少年―――あるいは獅子―――いや、紅魔は探す。それは仇敵、因縁、いや、それともまったく無関係かもしれない】
【だが、その標的が紅魔を騙し、そしてまた奇妙な関係にある少女の痛みと心を奪ったのは事実。紅魔が怒りの頂点に達するに充分な理由付け】
【差してある得物―――比喩ではなく、獅子のように獰猛な牙を持つサーベル―――カヴァリエも月明かりが反射して妖しく紅く煌めいている】

【紅魔が探している相手は現れるのか、それともまったく無関係の人物が現れるのか】
【どちらにせよ、紅魔はその周囲のあらゆるものが平伏すが如き威圧感を隠そうとはしない】

731 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/07(木) 20:42:05.36 ID:RrHHY8PU0

>>725
/闇落ちられましたかね
/突然落ちる際もしくは離席時はせめて一言頂きたいものです
/落ちます、乙でした

732 ：突撃型対能力者戦闘機兵試作4号機:アルゼブラ【サードアームズ】 ◆YBur1CkGGU ：2014/08/07(木) 20:45:51.73 ID:q36tjJ0J0

>>726
//すみません！
事情により無言落ちしてしまいました…
続行して頂けると嬉しいです

仇…？

【女は「貴方の仇」と言った】
【何かと考える暇も無く、胴に横薙ぎが放たれる】

なっ！？

【なんとか間一髪の所で大剣を引き抜き、防ぐ事が出来た】
【しかし、反動でかなり後ろに下がってしまう】
【やはり嫌な予感は的中してしまったようだ】

容赦無いですね……
(システム起動、戦闘モード)

【男は肩の後ろの機械の腕に大剣を握らせ、倍の長さまで伸ばした】

次はこっちの番ですよ…？

【そして走り出し、めいいっぱいに振りかぶった】

733 ：【ルーザー】少女人形【累乗付与】E,大太刀 [sage]：2014/08/07(木) 20:46:49.05 ID:yDS/4x8XO

>>729

【男が腰を落とす…当然、目を反らすこともなく凝視していた】
【然して刹那…男が消える…否、迫るッ！】
【驚異的な速度に敗北者は恐怖を覚えた、が…同時に昂りを覚えた。強者との邂逅は心躍る】

「……毒刀…蟒蛇ッ！」

【男が肉薄するが同時…人形もまた居合を放つ】
【その刃に込められるは猛毒…然して、一拍の後に人形は吹き飛ぶ】
【低身のタックル…然れど威力は絶大…】
【華奢な人形は斬撃の手応えも感じぬままに後方と転がり】

(刀は、あたったか…？)

【木に叩きつけられ、男を探す】

734 ：【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 ：2014/08/07(木) 20:59:02.17 ID:5VkI+hMSO

>>722
/*遅れた上にこれから食事落ちです申し訳ない*/

735 ：【ティルピッツ・ビスマルク】>>69【アームズアーム】 [saga sage]：2014/08/07(木) 21:07:03.89 ID:IXKYtlXf0

>>730
おうおう、覇気がすごいやつがいるじゃないか。
【紅魔の背後から話しかける】
【街頭はビスマルクの金髪と茶色の瞳を鮮明に映し出す】

その感情は怒りかい?
怒りは人を豹変させちまうからねぇ。
【ハハッと笑いながら話しかける】
【右手はガトリングガンに変化し】

その威圧感は凡な人間じゃないとみた。
あんたは能力者か?
【ビスマルクの表情は一瞬にして真剣な顔つきになる】
【そしてガトリングガンに変化した右手を紅魔につきだして問う】
【返答次第では行動は変わるが】

736 ：エルザ・カミンスキー【カインドエッジ】 [　sage　saga]：2014/08/07(木) 21:07:46.71 ID:aWJLpU3rO

>>730
【街道を歩く女の目は、鋭くナイフのような女の目は、まるで餌を探す獣のよう】
【その目が語るように、女は餌を探していた】

・・・見つけた

【女が少年を見つけると、女の瞳孔は猫のように拡大し、口元がねじれて歪む】
【色の抜けた髪が靡くその姿は、獲物見つめ待つ狼の如く】

【やっと見つけた、時間をかけて育て上げた最高の痛みが】

よっ！元気だったかな？

【這いずるように蛇のように気配を消して、女は紅魔の背後まで近づき】
【まるで友人に挨拶するように軽く方に手を置き声をかけた】
【さて、どんな顔をしてくれるだろうか？】
【因縁の宿敵が、クソ女が突然目の前に現れたなら、その顔に顔に浮かぶのはなんだ？憎悪か？怒りか？】
【そんな期待が態度にも現れ、女は思わず舌なめずりをした】

737 ：【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 ：2014/08/07(木) 21:08:38.61 ID:KR70gJMOo

>>733

　間合いに入ったかと思った刹那、繰り出された白刃が暗い森を切り裂いたかと錯覚した。
　それほどまでに鋭い。だからこそルーザーを吹き飛ばして手ごたえを感じた後まで解らなかった。
　じゅうじゅうとどこかから上る煙と異臭に眉をひそめた。見下ろしてみれば、左手からだ。
　正確には左手首からだ。そこから先は地面に転がっている。異臭は左手首を焼く腐食毒だ。

「な……っ!?　鋭ッ!!」

　大太刀で斬られたのは解った。だがなぜ腐る？　それを理解するよりも前に、右手を左腕へ振り下とした。
　手刀は、腐食していてた左手首を切り落とす。断ち切られた左腕の断面から金属部品とスパークが見える。
　混乱した頭でルーザーの言葉を反芻した。

「毒刀、と言ったな。その太刀、毒を滴らせるか」

　一撃喰らえば断ち切られ尚且つ腐食させられる。同じ轍を踏むことはなしにしたい。
　長身の男は気に叩きつけられたルーザー目掛け、態勢を崩している今が好機と間合いを詰める。
　近づいたのなら右拳で上下差を利用し、空手の打ち下ろし式正拳を打つつもりだ。

738 ：【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]：2014/08/07(木) 21:10:25.62 ID:qpwI6I0Zo

>>735>>736
/っとと、自分は複数ロール可能ですがおふた方は大丈夫ですかね？

739 ：【ティルピッツ・ビスマルク】>>69【アームズアーム】 [saga sage]：2014/08/07(木) 21:12:31.43 ID:IXKYtlXf0

>>738
//大丈夫ですよ

740 ：エルザ・カミンスキー【カインドエッジ】 [　sage　saga]：2014/08/07(木) 21:16:07.36 ID:aWJLpU3rO

>>738
私は大丈夫ですよー
重なってしまい申し訳ない・・・

741 ：【ルーザー】少女人形【累乗付与】E,大太刀 [sage]：2014/08/07(木) 21:19:20.42 ID:yDS/4x8XO

>>737

【朦朧とした視線が、男を捉えた】
【毒を患った左腕を躊躇いもなく切り落とす姿をみたのだ】
【それをみて思わず笑みを溢した】
【自分はなんという漢と手を合わせているのかと】
【彼奴を倒せば、自分は力を得ることができる。そう確信した】

「毒だけじゃない…まだ手はある」

【呟けば刹那、男の追撃が迫る】
【体勢を建て直すことは不可能…】
【ならば甘んじて男の追撃を受けてるべき】

「く…はぁっ…ぁ……」


【人形の身体に叩きつけられた拳…】
【それは常人や達人の一撃を遥かに凌駕していた】
【骨が軋む…折れたのかもしれない】
【然して負けるわけにもいかない…敗北者は全霊を込めて太刀を払う】
【狙いは男の両足だ…しかし、ダメージの累積故に狙いは拙く力もない】

742 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/07(木) 21:34:00.99 ID:ggNm9DoPO

>>734
/ゆっくりしてきてください！

743 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/07(木) 21:39:31.24 ID:d3ghqB840

【常闇を彩るネオン】
【それはとてもとても恐ろしく美しい、いわゆる夜景という奴だ】
【と。それを一望出来てしまう此処は、目まぐるしい発展に置いて行かれた人里離れた寂しい町】
【少数規模の人口に荒れた大地。もはや見る影もなく崩れた建物の群が目立つ、遅れの町】
【そんな場所に踏み入れた足の主は、表情の読めないイギリスの少女】
【万別を裁つ審判の力を宿した、孤高の双璧】

全く寂れてますね
これもそれも、ちょっとした歪みの原因なのでしょうね

【異能者たちの集まる街から遠く離れたその地を歩きながら】
【夜景に向ける、憐憫な眼差し。静かに、息をつく】

744 ：【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 ：2014/08/07(木) 21:43:44.30 ID:KR70gJMOo

>>741
　繰り出した拳には確かな手ごたえ。だがしかし、見れば足には大太刀の感触。
　食らいながらなお喰らいつく。見目はワラシだが中身はドウジ。鬼子であろうか。
　大太刀の速度は力無い。しかしそれでも重さと正確さが刃に力を与えていた。
　ざくりと脛が半ばまで刃が食い込んでいる。バチバチと火花が散って草花を焦がす。
　出力は半分以下だろう。加えて走れば重量に負けて全損すらありうる。

　この恰好ではあるが、見上げた根性だと砕破は歯をむき出しにして笑った。
　勝利への執着心は戦闘者としてかくあるべきだと思う。だからこそ加減はしない。
　正々堂々打ち倒す。でなければこの戦闘を汚すことになると思うからだ。

「毒だけでない、か。それは見たいな。だが今は眠れ！」

　打ち下ろした正拳を引かない。人形/ルーザーに当てたまま、砕破は鋭く息を吐いた。
　これから繰り出すのは寸勁。密着距離で使う技の一つだ。お互いに立ち状態のままであれば相手を吹き飛ばす。
　しかしそれだけではない。砕破がそれに融合させるのはあらゆる武術の奥義の一つ。
　空手では裏当て。中国武術では浸透剄などと呼ばれる、外部ではなく内部を破壊する技。
　即ち、衝撃を狙った場所に打ち込む威力の透徹。寸勁の衝撃を内部へ打ち込もうというのだ。

「――応ッ!!」

　狙いはルーザーの昏倒。手加減はできない。だが死なせるには惜しい。
　故に、いま破砕するのは身体ではなく精神であると。

745 ：【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 ：2014/08/07(木) 21:48:32.85 ID:5VkI+hMSO

>>722
税金とか経営にまつわるアレコレをね？
お客さまは知らなくてよいことですよ。

あらあら、寝ていてもいいのに……と言いたいところですが
お食事をどうするかは最低限聞いておきませんとね

746 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/07(木) 21:53:15.60 ID:ggNm9DoPO

>>745

食べますです！

【食事と聞いた途端、眠気は何処かへ行ったようですぐに立ち上がり、目を輝かせながら楓を見る】


ワタシ、日本に来たら食べてみたいものいっぱいあるです！
なので、日本に来てご飯抜きは信じられないです！

747 ：【ルーザー】少女人形【累乗付与】E,大太刀 [sage]：2014/08/07(木) 21:57:38.74 ID:yDS/4x8XO

>>744

【刃が、強者に噛みついた…然してそこは喉仏には程遠く、勝利への道筋には決してなられど…敗北者には相応しい足掻きの結果であった】
【強者は退かない…拳も身体も…彼は能力を未だに見せていないから、この後に何かされるのであろうか】
【為れば数瞬の後に迎えが来るのか、地獄よりの悪鬼が此処に…】

独りで死ぬのは、ごめんこうむるっ！

【人形は叫ぶ。同時、口から血があふれでた。最早、満身創痍だ。然して諦めることもできまい】

「炎、刀…蜥蜴…ッ……！」


【斯くして男の脚に食らい付いた刃が炎を灯す。それを先程浴びせた腐敗毒に燃え移らせ、もろとも焼き殺さんとする悪意の炎であった】

…かはっ………


【然し…その炎が猛威を振るうことはない】
【刃に炎が灯った刹那…応ッ！の声と同時、人形の意識は事切れたのだから】
【当然、炎も消え去り、其処には 敗北者と 強者のみがのこるであった】

748 ：--名称未定--【ダストパンチ】 E:義手×2 [saga]：2014/08/07(木) 21:59:01.04 ID:d0hH5s8r0

>>724
【気を失った少女に覆いかぶさる形になりながら倒れ伏す】
【少女はその衝撃で限界を迎えたようで、青年も最早麻痺毒によって動くことも叶わず】
【尤も、別に青年の目的は少女の殺害ではなかったのだが】

【中途半端に動く義手で立ち上がろうともがくが、それは虚しく地を掻くだけで】
【しばらくもがけばそれも無駄と悟り、結局麻痺毒が抜けるまで待つことにした】

……

【彼女の満足気な寝顔を見て、僅かに頬を緩め】
【暫しの間、自身も眠りに落ちることにしたのだが――】

【――気を失う直前に、青年はふと��他人と共に眠る�≠ﾆいう行為はこれが初めてだということに気付いた】



【さて、闘いが終わり少女が眠りについてから数十分が経った】
【青年は既に眼を覚まし、傷も完全にでは無いが塞がりかけている】
【麻痺していた感覚など最早忘れ去るほどに消え失せて】
【少女が眼を覚ましていたなら、それはまるで青年がもう一つ能力を持っているようにも見えただろう】

……u

【むくりと、少女を起さぬように体を起した　せめて休息くらいはまともに取らせてやろうと】
【月明かりが雲の隙間から二人を照らす】
【青年の顔はいつもの凍りついたような無表情に戻っていて】
【だが、最後に少女の頭を起さぬように優しく撫でて――その場を去った】

【彼女の顔を脳裏に焼きつけ、静かに賞賛を贈りながら】

//絡みありがとうございました！
//返信が遅くなってしまい申し訳ありませんでした……！

749 ：【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 ：2014/08/07(木) 22:02:33.15 ID:5VkI+hMSO

>>746
ふふ、それでは何時にお出し致しましょうか。
指定が無ければ6時半にお出ししますが

【懐から伝票のようなものを取り出して尋ねる】

750 ：【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]：2014/08/07(木) 22:06:23.62 ID:qpwI6I0Zo

>>735
…………あん？なんだよ、どうでもいいだろ

【突然女性に話しかけられた。馴れ馴れしい、気持ち悪い】
【紅魔は苛立ちを隠す事なく、後ろを振り返る】
【そこには、ガトリングガンに変わった右手を眼前に突き出されていて、能力者であるか否かと問われる】

………何のつもりだよ、"はい、そうです。僕は能力者です"って答えたらそこから銃弾でも撒き散らされたりするのか？
どちらにしても穏やかじゃないな、道行く人間にいきなりそうやって武器を突き付けるのはさ

【訝しげに女性を見つめ、そしてあっさりと「能力者である事を肯定した」。ガトリングガンに臆する事もなく、毅然とした態度で】
【だが、その手は既へと伸ばされていて、妙な事をするつもりなら即座にカヴァリエを抜く。それでもまだ、警戒段階】
【――――――の、はずだった】

>>736
【しかし、それは不意に終わりを告げる。標的の出現という事態を以って】

――――よォ、クソ女
探していたよ、ずっとずっとずっと、寝る間も食う間も惜しんで探し続けたよ

【馴れ馴れしく肩に手を置かれる。ゾワリ、と鳥肌が立ったのを感じた】
【嗚呼、触るな。汚らわしい。馴れ馴れしい。その汚れた手で俺を触るな。やめてくれよ】

取り敢えず、その手を離してくれないか？
そうじゃないとさ―――――

【一瞬、間を置いて】

――――――その綺麗な手、ぶった斬っちゃうからさあ！！！

【即座にカヴァリエを抜刀、同時に空いた手で―――因縁の敵。自分を騙した相手。他人の痛みを平気で奪い、倫理道徳を冒涜して踏みにじる女。痛みこそ快楽、与える事も受ける事すらも快楽な変態―――の肩に置かれた手を掴んで投げ飛ばそうとする】
【投げ飛ばされてしまえばそのまま、地面を転がる羽目になるだろう】

/遅れてすいません！

751 ：【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 ：2014/08/07(木) 22:12:42.25 ID:KR70gJMOo

>>747

「死なせるかよ、お前のような剣士を……」

　食い込んだ刃から放たれた炎に長身の男は無い肝を冷やした。それは体を溶かす毒以上の毒だ。
　しかしホンのわずかに点火されただけで、炎は周囲の草花を焦がして消え去った。
　ルーザーの意識が切れたのだろう。決着は薄氷の上だった。どちらが勝ってもおかしくはない。
　否、終始優位に運んだというのに薄氷の上でしかないというのなら？
　もしも、この童子が初手に攻め入ることを選択していればあるいは……。

「お前のような戦士に出会えて幸運だった。……よいしょ、っと」

　小さな体を右手で担ぎ上げた。さらに大太刀を拾い上げ、森の中を進んでいく。
　ギシギシと半壊の脛に負担がかかった。だが置いていくわけにはいかない。
　このような漢がもっと強くなる。それを待たぬ理由はない。

「クソ、整備員の連中に嫌味を言われるな」

　愚痴をこぼしながら、ルーザーを病院まで連れていくために森の中から消えていった。

/返答遅くて申し訳なかったです。ロールありがとうございました！

752 ：【ルーザー】少女人形【累乗付与】E,大太刀 [sage]：2014/08/07(木) 22:15:26.17 ID:yDS/4x8XO

>>751
ロールありゃしたぁ！ 近接戦闘のお手本のようなロール、見事っす！

753 ：【ティルピッツ・ビスマルク】>>69【アームズアーム】 [saga sage]：2014/08/07(木) 22:19:44.69 ID:IXKYtlXf0

>>736 >>750
おやおや、怒りの元凶が出てきたのかい?
おもしろくなってきたね。
【ガトリングガンを元の華奢な腕に戻す】
【それから少し紅魔から離れ】

ここは観戦といこうかね。
【少し離れた場所に座り込む】
【それから二人を見つめた】

754 ：【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]：2014/08/07(木) 22:26:36.77 ID:qpwI6I0Zo

>>753
/すいません、エルザさんの方は体調不良のため離脱するようです
/なのでいなかった事にしてロールを続けてほしい、との事です

755 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/07(木) 22:29:03.85 ID:ggNm9DoPO

>>749
それじゃあ、それでお願いするです


【楓が退室したあと、レイラはもう一度寝転がり、部屋を見渡す】

(今日は色々あったです)
(始めての日本は、ドキドキするですけど、楽しそうです！)

【やがて、うとうとし始めると、すぐに寝息を立てだした】


/いつも寝落ちしてしまって申し訳ないので、ここら辺で〆させていただきたいのですが……勝手ですみません

756 ：【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 ：2014/08/07(木) 22:35:36.60 ID:5VkI+hMSO

>>755
/*構いませんよ〜ありがとうございました*/

757 ：【DeathScythe】>>63【レイラ・クリモア】 [saga]：2014/08/07(木) 22:36:35.40 ID:ggNm9DoPO

>>756
/すみません、ありがとうございます
ロールありがとうございました！

758 ：【ティルピッツ・ビスマルク】>>69【アームズアーム】 [saga sage]：2014/08/07(木) 22:54:45.78 ID:IXKYtlXf0

>>754
//了解です
それなら･･･
私の戯れごとにつきあってくれないか?
【右手のガトリングガンが火を噴く】
【それから発せられたエネルギー弾は紅魔の足下へと迫る】

さぁ少年よ、私とともに踊ろうぜ?
【ビスマルクはにやりと笑みを浮かべた】

759 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/07(木) 22:56:36.34 ID:DsJ7Qd+C0

>>709
嗚呼、そうなっちまう。
糞……何でこういう重要な事を忘れちまうんだ……？
【彼には、自分の記憶喪失の事を考えるよりも遥かに此方の記憶が無い事の方が重要に思える。彼は、自分の髪を未だ微かに痛む右手で乱した】

あ、それと……
無意識だったとはいえ、此方こそすまなかった。…どうやら病院に運んでくれたのもお前っぽいしな…
金とかで返せないのがちょいと痛いけど、ありがとよ。

【彼はそう言い終わると、少年に向けて頭を下げた。首だけでの礼とはなってしまっているが、これでもしっかりと感謝の意が込められている】
【彼は、変な所で磊落とした所が有る。先程迄の少年の態度も、然程気にしている訳では無さそうだ】

そんなもんか……『聞かせる』ってとこに、意味があるんだろーな。

【彼は、少年の言葉を心の中で幾度か繰り返した。何処か、少年の大きな『力』の様なものを感じながら】

じゃ、始めるか……本当に長い話になりそうだけど。
【少し、苦笑い。自分でも話の終着点は見出だせずにいるのだから、無理は無い】

先ず、俺は記憶を喪失した旅人＿＿と言っても、この街から出た覚えは無いが＿＿だ。

【とんでもない始まり方だ。旅人は気にしていない風なのだが】

それで……今さっきまで俺は、喪った筈の『記憶』の映像を見てたんだよ……
自分でも夢だとは理解していたんだけど……どうも現実に近いみたいなんだよな…
ほら、其所にベッドがあるだろ？其所で俺は産まれたらしい。様子が全く同じだ…

【彼はそう言うと、向かいにあるベッドを指差した。…壁に罅が少しだけ入っていたり、ベッドのシーツの色が若干変わっていたり……相違点は合ったが、風景は映像のままだ。"こんな偶然も有るものなのか"そう彼は溜め息混じりに洩らした】

ところで、この傷はお前が付けたのか？それとも元からか？

【話には全く繋がりが見出だせないだろう。だが、もう少し辛抱強く聞いて貰いたい】

/本当にすみませんっ！予想よりもかなり長引いてしまいました！まだいらっしゃるなら是非……

760 ：【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]：2014/08/07(木) 22:59:06.47 ID:qpwI6I0Zo

>>758
/すいません、今日は体力的に限界です…
/明日お返しします！

761 ：【ティルピッツ・ビスマルク】>>69【アームズアーム】 [saga sage]：2014/08/07(木) 23:09:53.11 ID:IXKYtlXf0

>>760
//了解です

762 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/07(木) 23:19:35.84 ID:+L/0+XGS0

>>759

「……気にするな。コレが今の俺の仕事。金もギルドから出る――感謝するなら、そっちだ。」

冒険者ギルドと言っても、仕事の幅は大きい。こうした怪我人を救出するのも、当然その一つ。
仕事だから、とキッパリ斬り捨てたが……どうだろうか。まあ彼の性格なら、……入ってなくとも助けていたか。
更に、治療費もギルド側が負担してくれるらしい。どちらにせよ、感謝するのならそのギルドにも一言、という感じだった。

少年は目線を落とす、やはり真剣に彼の話を聞いているのだろう――記憶喪失は、かなり重症そうだった。
夢ではない、記憶の映像を見るという表現は、少年には良く理解出来なかったが……
そして更にもう一つ、近くのベッドを指して俺はここで生まれたと聞けば、流石に変な顔をする。

普通、余程の事が起きない限り、出産はその専用の部屋で行われる。患者が過ごす場所では、決して無い。
偶々病院が同じという事はあっても――ここで出産されるのは、先ず有り得ない事だろう。
ならば彼の場合は、記憶を喪失しているというよりは、記憶が混乱している……そう見るべきではなかろうか。やはり断定は出来ないが。


「―――ん、ああ……」
「俺がやったのは、その右手首のアザと、後頭部の腫れだけだ。……悪い、そうするしか、無かった。」

「お前が倒れていた所を見つけ、担いで病院に運んでいる間――お前が、仕掛けてきた。」
「"勝ち目は無い"と言ったが聞かず、……お前の動きは、何かに操られている様に見えた。」
「糸で引っ張られている様な――アレだ、……操り人形。」


丸で脈絡のない話、故にあれやこれやと少年も考えていた訳だ、不意に問われれば数秒経って反応して。
少年は出会いの一部始終を語るのだろう、そこに嘘偽りはない。信じる事は、難しいかもしれないが。

大きく吐かれた溜息は、深く重かった。普段身体を動かす事はあっても、頭を使う事は余り無い……苦手なのだ。
パンクしそうな所を、何とか抑えながら彼の話に付いていく……もう少しなら、耐えられるのだろう。


/お疲れ様です！　大丈夫ですよ〜！

763 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/08(金) 00:37:35.20 ID:ZIxFkSUa0

>>762
そりゃ大層なもんで……
では、有り難く治療も受けるとしましょうかね…

【組織に関する事等、彼は御免だ】
【何故か？答えは安易なもの……
　　『縛られるのが嫌だから』】
【彼は少年の台詞を半分受け流しながら、話を始めた……】

〜〜〜〜〜〜〜

【彼は話の中で、少し言葉を間違えてしまっていた様だった】
【しかし、少年が懐いた小さな疑問は恐ろしく重要な物なのだ】
【彼の記憶が曖昧なのは『当たり前』の事なのだ】
【貴方なら、どう思うだろうか？】
【喪っていた筈の記憶が、いきなり顔を出しに来たとしたら。
＿＿＿それすらも、自分を欺いているのだと知ったら】

成る程……つまり俺は元から傷付いていて、それをお前が助けようとしてくれた。
理不尽な事に、お前が出してくれた救いの手に握られたのは、俺のナイフだったと……
いやいや、俺はそうでもしなくちゃ止まらなかった筈だ……

【次々と述べられる真実に、軽く頷きながら耳を傾ける。しかし、『操り人形』の所で、一瞬だけ……そう、一瞬だけ彼は凍て付いた】

……あ、有難うな、質問に応えてくれて。
あ、そうそう！話を戻さなくちゃな！うん！

【自然を装いながら、彼は続ける。誰の目から見ても、その動揺が判る程なのに……】

で、記憶喪失ってのは、１つの人格を喪うようなもんだ。
それで……恐らくそれが原因で、俺はある『特別な力』を手に入れたんだよ…。

【彼は呟くと、ゆっくりと目を瞑った】
【突如、彼の身体から現れる『オーラ』。先程の戦闘時にもほぼ同じ物が発生していたが、此方には先程程の狂気は感じられないだろう】

此処までで何か質問はあるか？

764 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/08(金) 01:17:56.96 ID:ZIxFkSUa0

/すみません……今日から3日間は返信が不可能となってしまいます……
4日後には完全復活出来るとは思っているのですが、今度ばかりは無理がありそうなので…ロールはどんな方向に持っていって貰っても構いません

765 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/08(金) 08:50:00.84 ID:lr4xMFR70

>>764
/すみません…ほぼ入れ違いのタイミングで寝てしまいました
/では4日後に再開する形にしましょうか〜、一旦お疲れ様でしたー！

766 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/08(金) 09:41:36.29 ID:lr4xMFR70

>>763

「力？　……ああ、お前それ、意識飛ばした間も出してた、」
「―――もっと"黒かった"けどな、あん時のは。」

"特別な力"――自分はもう、披露してしまった。……彼にも、もう一人の彼にも。
恐らくは"能力"と同義の言葉だろう。自分は剣を自在に創りだす事が出来る、というのが特徴の一つだが、
彼は一体何なのだろうか。オーラを出せる、と言うのは……まあ別に、悪くはないが。
しかし最悪、自分にも出せる。剣士特有のそれ……或いは、殺戮の場を潜り抜けた人間のみが出せるそれ……両方。

普段はその必要がないからしないだけ。別に通りすがる人間全員を震え上がらせる趣味は、無い。
ただ例えば、"便利"と言って良いのか分からないが、チンピラを相手とする時は、……便利だ。剣を握らずとも、圧倒出来る故。
……自分にも出来る様な事が、能力となるだろうかという疑念はあるが……、とりあえず話を進め、


「……質問も何も………言いたい事があんなら、全部言えよ？」
「野郎に言うセリフじゃねーけどな……俺はお前の、味方だ。……ナイフで、斬られても。」

誰も気付く程の動揺が、"操り人形"の言葉で彼に生まれた。……一つ一つ、少年は繊細な動きを良く見て行動するのだから
当然気付く。―――気付くが、それを問い詰める様な真似はしない。あくまで、彼に任せるのだ。
ただ自分はお前の味方だから信用しろと、そう伝えるのみ。もし言いたい事があるなら、彼の方から自然と言ってくれる筈だから――。


/一応お返ししておきます〜

767 ：【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]：2014/08/08(金) 11:57:23.44 ID:F5z3mak4o

>>758
【紅魔は気が立っていた。それこそ危害を加えられれば即座にその対象の排除に走る程に】
【命乞いの隙すら与えず、即斬してしまう程に】
【故にこの女は、紅魔の逆鱗に触れてしまった】

【ガトリングが火を吹いた瞬間、紅魔は跳躍して足元に迫ったエネルギー弾を躱す】
【そして後方へと着地。同時にカヴァリエを抜刀】
【月明かりによって紅く煌めくカヴァリエは、静かに女を捉えていて】

とんだお戯れだな……危険なダンスだ
先に言っておくが命の保障は出来ないからな？

【やれやれといった口調で、茶化すように言う】
【そのしたり顔が、益々紅魔の怒りを増幅させていく】
【静かに、カヴァリエを女に向けて突きつけ】

なにせこちとら――――イラついてるからなぁッ！！

【瞳の輝きが一層強くなり、その怒りを剥き出しにしながら強く地を足で踏めば、勢い良く蹴りだし、疾走】
【双眼から発せられる冷たく鋭利な眼光で常に女を射抜きながら、猛烈な勢いで迫っていく】
【肉薄が叶えばカヴァリエを横薙ぎに一閃、その胴体を斬り裂かんとするだろう】

768 ：【ティルピッツ・ビスマルク】>>69【アームズアーム】 [saga sage]：2014/08/08(金) 14:01:34.58 ID:mZc3fJiy0

>>767
元気がいいやつでよかったぜ。
命の保証なんてしてたらおもしろくないからな。
【にやついてからすぐに紅魔の攻撃を視認】
【横薙ぎにふるわれるカヴァリエを後ろにステップをして回避する】

やれやれ、女性を斬るならもっと丁寧に斬ってくれないとな。
まぁ、楽しい戦いになりそうじゃないか。
【ガトリングガンが再び火を噴く】
【エネルギー弾の向かう先は街灯】
【街灯を倒して紅魔に当たるよう位置を調節して放った】

769 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/08(金) 17:13:00.13 ID:lLK9fjiBO

【入道雲と蝉時雨】
【戯れる子供達、それを見詰める淀んだ青眼】
【ふと公園のひと時が視界に入ればしばし呆然】
【やがて赤黒いローブを翻して歩き出す】
【身に纏うのは悪辣、途方もない殺意】

770 ：【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]：2014/08/08(金) 20:52:01.13 ID:F5z3mak4o

>>768
ちっ……っとと！

【紅魔の一閃は躱され、そして続くは女の反撃】
【再びガトリングからはエネルギー弾が撃ちだされ、それらが向かう先は街灯】
【紅魔はそれに動じる事もなく再び後ろへ下がった女を追撃すべく、駆け出す】
【もし、これを見越して攻撃していれば最低でも足止め程度の効果が期待できていたろうが、街灯は紅魔へ真っ直ぐ倒れていく】
【故にそれは命中しない。既に紅魔は追撃のために駆け出し、"もうその場にはいない"のだから】

あぶねーな…ったく、しっかり狙えって―――オラァッ！

【背後から街灯が地面に激突した大きな音と衝撃が伝わってくる、だがダメージはない】
【紅魔は再び女を捉え、カヴァリエを再び横薙ぎに一閃】
【だが先ほどと違うのは、"カヴァリエが3m程に伸びている"という事】
【躱すならば先ほどよりも大きく反応しなければならない。果たして女にそれができるか】

771 ：【ティルピッツ・ビスマルク】>>69【アームズアーム】 [saga sage]：2014/08/08(金) 21:22:44.20 ID:mZc3fJiy0

>>770
これは避けれねぇなぁ。
ったく、とりあえずは走るか。
【刀身が伸びたカヴァリエから逃げようとするビスマルク】
【だが避けられない物は避けられず】
【背中を浅く一文字に裂いた】

いったた･･･、やっぱ刀は痛いよな。
まあいいや、これで私は思いっきり反撃できるんだからよ。
【ビスマルクは自分の真横にある電柱にエネルギー弾をぶつける】
【そしてその場にたったままで待機する】
【どうやら紅魔をおびき寄せてから離脱する戦法のようだが】

772 ：【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]：2014/08/08(金) 21:47:05.29 ID:F5z3mak4o

>>771
【確かな手応え。背中を、肉を切り裂いた手応え】
【まずは一撃。一撃与えたという事はその分、有利になったという事】
【カヴァリエの真紅の刀身は血によってさらに赤く染まる。月明かりに照らされたそれはどこか美しくも見えて】

そりゃあ痛いだろ、これからもっと痛くなると思うけどな！

【女は背を向けた状態。さらに追撃しようと駆けるが、動きはそこで止めざるを得なくなる】
【理由は、女が電柱に放ったエネルギー弾。それによってこのまま進めば紅魔は電柱によって押し潰されてしまう】
【足を何とか止めれば、目の前に電柱が倒れていく】

くそ、あぶねぇ……げほっ、げほっ

【大きな衝撃、そして轟音、巻き起こる土埃。電柱は紅魔と女の間に倒れた】
【腕で顔をガードするようにし、土埃で咳き込みながら、どうなったかと女の方を見る】

773 ：【ティルピッツ・ビスマルク】>>69【アームズアーム】 [saga sage]：2014/08/08(金) 21:52:12.98 ID:mZc3fJiy0

>>772
ちっ、当たると思ったのによ。
まぁいいや、ついて来いよ少年!
【電柱には押しつぶされず無事で済んだ】
【そしてすぐに走り出す】

これについてこれればたいした物だよな。
【走りながら脇の街灯や建物にエネルギー弾を撃ち込む】
【一部の建物や街灯は傾き倒れ紅魔を襲うだろう】
【紅魔は追いかけてくるのか】

774 ：【レベッタ＝スチュアート】【ジョンスミス】 [sage　saga]：2014/08/08(金) 21:54:54.83 ID:lr4xMFR70

とある繁華街の、とある通り――交通の便が良い為に人通りも多く、好立地と呼ぶに相応しい場所。
その一角に、真新しいガラス張りのお洒落な建物が立っていた。看板には、大きな文字で、「ベレッタ＝スチュアート」の文字。
有名なモデル辺りが表紙を飾る有名な雑誌で、最近話題のファッションブランドだ、それなりに知名度はある。

……何が話題なのかというと、その幅の広さ。いわゆるセレブを対象とした、上品なデザインの品物もあれば、
オーダーメイドになるが、その人にあった極めて実用的な服も。魔法などが付加された物だって、取り扱っている。

ただ今夜は案外、人が少なめだった。……それでも、"並ばずに入れる"、程度だが。
今日が狙い目だと思いながら入店するのはもちろんアリだし、あるいは何も考えずフラッと立ち寄ってみるのも良いだろう――。

775 ：【蜘蛛の王】 [saga]：2014/08/08(金) 21:55:23.35 ID:5Mtb3ZSjO

キキッ…ケケケケッ…！

【嗤いながら、女性を追いかける浅黒いローブを身に纏った奇妙な男】
【身体能力の差からか、その距離は徐々に縮まって行く】

ケケケケッ…逃げられやしねぇよ！


【浅黒いローブを身に纏った男の爪が…30cm程に伸び、女性の背中を捉えた】

『きゃあっ！』

【背中を切り裂かれて地面を転がる女性。それに…ゆらりゆらりと男が近付いていく。止めを指す為に】

『い、や……殺さないで」

キキッ…ケケケケッ！ダメだね…殺す！

【息も絶え絶えに命乞いをする女性、男がその命乞いを聞くはずも無く…爪で首を切断しようと振り降ろした】

ケケケケケッ…！

【ころり、切断された首が血を撒き散らしながら地面を転がる】
【男は転がる首の動きを足で止め、嗤いながら建物の壁に蹴り飛ばした】

おい、お前ら…この女を喰らえ、骨も残さず…な

【男が何かに向けて命じる様に呟いた瞬間、十五匹の蜘蛛が何処からともなく現れて…女の屍を貪り喰らい始めた】

キキッ、喰い終わったか…

【女の屍を喰い終えた蜘蛛達を引き連れ、次の獲物を求めて歩き始めた】

まだまだ殺したりねぇなぁ…ケケケケッ！

776 ：【ミュール】薄汚れた少年【強行停殺】 [sage]：2014/08/08(金) 22:00:45.09 ID:792sRFd1O

【塵の山…世界から吐き捨てられた穢れが集う場所】
【街外れに鎮座する塵溜めにて一匹の少年が空を見上げていた】
【然して薄汚れた空気は灰色の厚い雲となり星の光を妨げる】
【空を見上げど瞳に写るは汚物から湧き出たメタンガスの虹のみだ】

あぁ…綺麗だなぁ…

【然れど少年は空に想いを馳せていた】
【街外れの塵溜めにて毒にまみれた空を見上げる少年】
【彼は今宵、このまま孤独に日を終えるのだろうか】

777 ：【ミュール】薄汚れた少年【強行停殺】 [sage]：2014/08/08(金) 22:15:09.49 ID:792sRFd1O

>>774

【繁栄、富、豪華絢爛…この華やかな店を何と現せば良いのやら】
【塵溜め生まれ塵溜め育ちの少年には高級店の雰囲気が眩しすぎて】
【傷だらけの片手で光を遮るようにしながら店に足を踏み入れた】
【少年が何故にこんな場違いの場に現れたのかといえば】


(金目のモノ…無いかなぁ……)


【それは所謂盗みのためだ】
【少年は華やかな店内をうろうろと歩き回る】

778 ：【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]：2014/08/08(金) 22:16:29.37 ID:F5z3mak4o

>>773
ちっ………逃げてんじゃねぇ！

【女は背を向け、走りだした】
【怒っている紅魔に追いかけないという選択肢はなく、直後に電柱を乗り越えてすぐに駆け出す】
【女は周囲の建物や街灯にエネルギー弾を撃ちこみ始めた】
【住民の被害などまるで考えちゃいない深夜の逃走破壊劇の幕開けである】

うおあっ！？

【倒れてくる街灯、建物、そこから生じる瓦礫などを身を翻し、横に傾けるなどして躱しながら女を追いかける】
【だが、それも長くは続かずに、大きな瓦礫が後頭部に直撃してしまう】
【よろめき、足はもつれて今にも倒れそうな状態だが、何とか気力でふらふらと足を進め続ける】

くっ……とど、けぇ！！

【カヴァリエを突き出し、最大の5mまで伸ばす】
【真紅の刀身は、女の背を捉えてはくれるのか】

779 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/08(金) 22:25:28.24 ID:pTcfBM060

花を持ってきたよ。カーリーちゃん

【天道は今、とある路地裏にいる】
【彼女の仲間であり、彼女を殺した張本人。天道が見殺し、助けられたはずの少女】
【彼女曰く少女で無いらしいが、少女にしか見えないと、事務所で言っていたのは覚えている】
【仲間が買った彼女お気に入りの血の味のガムを自分に渡して来たときは驚いたものだ】
【思い出せば簡単に出てくるような楽しい思い出があっても、彼が殺した事に変わりはない】
【ごめんな、俺の仲間でいてくれて。ありがとう、俺達の仲間でいてくれて】

【そう言葉にした後、花を添え手を合わせた】
【花の名はアジサイ、花言葉は「元気な女性」】
【事務所では明るい少女で、元気がない日を事務所で見たことはなかった】
【それが、彼が一緒に依頼をした仲間の特徴だ】

【しばらくの時間、彼は静止していた】

【手を下ろし、路地裏から出る】
【別段、顔や行動には変わりなく。頼まれた依頼の為に動き出す】
【心の中で、今生きている仲間達ともこんな思い出作れるかな。そんな幻想を夢見ながら】

780 ：【レベッタ＝スチュアート】【ジョンスミス】 [sage　saga]：2014/08/08(金) 22:25:49.05 ID:lr4xMFR70

>>777

「こんばんは！　いらっしゃいませーっ！」

……と真っ先に声を掛けたのは、同じ年齢に見える……少年らしき、青年だった。
と言うのも、やはり高級そうなスーツの胸に付けられた、ネームプレート……店長の文字が、刻まれている。
160cm前半しか無い身長に、幼い顔付きまで加われば、寧ろ中学生と言っても問題ない容姿だが……

一日店長とか言う、ままごとでもない。ついでに少し下に眼をやれば、「レベッタ＝スチュアート」の文字。
……創設者だ。この店の名前に一致しているのだから、その事実に辿り着くのは余りにも容易。


「……えっと、……何か、お探しでしょうか……？」


この青年の声の紡ぎ方に、懐疑の念は僅かにも入っていなかった。純粋な問い、来店の理由……
普通なら思うはずだ、こんな見窄らしい身形をした少年が、まあ割りと高級な店に入ったのなら。
――まあ盗みか、その辺り。少なくともロクでない事をするに違いないと。

しかしこの店長は違った。疑う素振りを丸で見せない――当然、盗人からすればカモなのだろうが、
どうだろうか。余りにも純粋、純粋な瞳は恐らく……この世界について何も知らない、そんな風にも見えたはずだ。

781 ：【ティルピッツ・ビスマルク】>>69【アームズアーム】 [saga sage]：2014/08/08(金) 22:30:09.48 ID:mZc3fJiy0

>>778
ふぅ、少しやり過ぎちまったな。
あの少年も倒れているだろうしな。
【余裕で慢心してしまっていた】
【後ろから刺突されるなんて思ってもおらず】

がっ・・・っぁ!?
少年、さすがじゃないか･･･。
【その刀身はビスマルクが移動したせいで背中からわずかに逸れ脇腹を貫く】
【しかし脇腹からはかなりの量の血が噴き出している】

少年、けりをつけようではないか。
【紅魔の近くにある街灯、それをターゲットとして選ぶ】
【そして紅魔に当たるように射出角度を調整する】
【そしてエネルギー弾を射出した】
【果たして紅魔は無事か】

782 ：【ミュール】薄汚れた少年【強行停殺】 [sage]：2014/08/08(金) 22:31:16.19 ID:792sRFd1O

>>780
【金目の物を漁っていれば声を掛けられた】
【視線を滑らせれば其処には同世代程度の男】
【純粋な眼をしている…綺麗な目だ。少し羨ましい】
【探し物を聞かれたのか、と頭の中で確認】
【盗みやすくて金目のモノを探していますと答えるか】
【そんな馬鹿な。それは愚直すぎる。然して上手い返しも見つからず】


ぃ…ぃちばんつよくて…いいやつをたのむ……

【何処かで聞いたフレーズを咄嗟にだしてしまう】
【服屋に強さを求めるとは、何事か】

783 ：【レベッタ＝スチュアート】【ジョンスミス】 [sage　saga]：2014/08/08(金) 22:47:04.44 ID:lr4xMFR70

>>782

「一番強くて良い物……そうですね、でしたらオーダーメイドになります！」
「色々と資料がありますので、こちらへどうぞー！」

……と、返事を聞けば半ば強引に誘導が始まるのだろう。案内されるのは、少し入った所の個室で、
正にビジネスライクな……ではなく、カフェの空間を切り取ったような落ち着いた感じ。
同時に、「どうぞ！」とコーヒーが差し出される。……高級店が出すそれなのだから、香りだけで良い豆を使っていると分かるか。

一息ついた頃に、「お待たせしました！」と、盗みに入った人間にとってはまあ意味のないパンフレットやら諸々がテーブルに並べられる。
しかし表紙を見るだけでも、圧倒される事になろうか……本当に、異常とも言える程、バラエティーに富んでいるのだ。

ゴツゴツした見た目、着るだけでどんな人間でも強そうに見える様な鎧から始まり、
逆にフリルが沢山あしらわれ、着ればどんな人間でも可憐に見えるメイド服、
「魔獣と闘うサラリーマンの為に」と何処に需要があるのか分からない謎のスーツ一式、
それから、見るからに"冒険者"をイメージさせる、実用性とカッコ良さを追求した服まで。兎に角、多種多様。


「そうですね……まず、大元はどんな見た目にするのか、から決めて頂くとスムーズです。」
「コチラにあります通り、鎧、メイド服、スーツ一式、それから冒険者用の服、……実は、なんでも作れます。」
「ただ、なるべく補う様にはしますが、どうしても長所・短所は着いて来ますので、……選んで頂ければ、と。」


―――今は、服屋に強さを求められる時代なのだ。と言うよりは、この店の対応力が異常という事になるのだろうか。
青年は尋ねる……一番強い、何の服が欲しいのかと。"オーダーメイド"と最初に言ったのだから……本当に、何と答えても良いはずだ。

784 ：【ミュール】薄汚れた少年【強行停殺】 [sage]：2014/08/08(金) 22:59:41.64 ID:792sRFd1O

>>783
【あるのかぁ！？ 強いのかぁ！？ 】
【少年は無表情を装いながらも冷や汗をダラダラと流しながらパンフレットを眺める】
【困った…困った……本当に好きに選んでいいのだろうか…選んだところでお金はないが…】

(と、とりあえず落ち着かなきゃ……)
【さらさらと口を滑らせる店員にこくこくと首を傾げながら対応しつつ】
【冷静さを取り戻すためにコーヒーにてをつければ】

ぁ…ぉいしぃ……？
いい、まめ、つかってるね……
【美味しかった…余りの美味しに顔を綻ばせてしまった……】
【もうこのコーヒーだけ飲んで帰ろうかなとおもえるほどの逸品だ】

(よし…冷静になったぞ…盗るぞ…一番いいやつ……)
えっと…脚が速いだけのヒトでも…戦えるやつ…ある……？
できれば、かっこいい…か、かわいいやつ……

【然して転売するき満々であった少年は徐々にパンフレットに心奪われ、完全に私物化する意図で品物を求め始めた】

785 ：【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]：2014/08/08(金) 23:11:42.18 ID:F5z3mak4o

>>781
はぁ、はぁ…………

【駄目だ。もう立っていられない】
【何せあの質量をまともに脳に受けたのだから、当然脳震盪が起こる】
【視界はぐらつき、吐き気と不快感と――――】

ぁ………

【どさり、紅魔の体はあえなく崩れ落ちる】
【女は街灯を再び撃ち抜き、こちらへと街灯が倒れてくる】
【このまま何もしなければ圧殺されるのは目に見えている】
【だが、何かをする力すら出ない】

【最早、これまでか――――――】

【打つ手もなく、街灯はそのまま紅魔の元に倒れていく】
【紅魔は目を閉じる。「こんなところで死んでしまうのか」と、未練を残しながら】
【そのまま街灯は、紅魔の身体を押し潰し――――】

…………？

【――――――否。紅魔の身体はいつまで経っても押し潰される事はなかった】
【ふと、見上げてみればそこには】

カヴァリエ…！

【カヴァリエが街灯にがっちりと食い付き、倒れるのを抑えているのだった】
【カヴァリエは意思を持つ。だからこそ、自分から動かさずとも、こうして助けてくれるのだった】
【やれる。まだ、やれる】

………っ

【片膝をつきながらも、紅魔は立ち上がろうとする】
【その手にはしっかりとカヴァリエが握られていた。がっちりと、離さぬように】
【そして、大きく振りかぶる】
【当然重い。腕の骨がミシミシと軋んで悲鳴を上げている】
【両手を添えて、歯を食いしばって、必死に持ち上げようとする】

っ、が、あああああああァァ！！

【街灯はゆっくりと、少しずつ持ち上がっていく】
【そして――――――女目掛けてそれはついに放り投げられた】

【カヴァリエが街灯を食い止め、それを逆に投げ飛ばす。そんな芸当】
【同時に紅魔は今度こそ地に伏せる。最早、動ける状態ではなかった】

【だが、街灯は間違いなく、勢い良く女へと襲いかかっていた】

786 ：【レベッタ＝スチュアート】【ジョンスミス】 [sage　saga]：2014/08/08(金) 23:13:38.45 ID:lr4xMFR70

>>784

「そうですよね！　美味しいんです、このコーヒー！」
「……実は、この近くのカフェのお豆を、使ってるんです。教えてくれたんですよ、私の同僚が。」

美味しいコーヒーと言われれば、何というか喰い付くように反応した。待ってました、と言わんばかりに。
自分が淹れて出しておいて言うのも何だが、やはり美味いのだ。……しかし仕入先は、案外身近な場所。
行く余裕など無いのだろうが……秘密ですよ、と。そのカフェの位置が示された小さな地図を、こっそり渡して。


「……でしたらコチラ、ですね！　体部分にレザーを使用しているので、比較的軽いデザインになっています。」


と、床に置いていたフォルダーを持ち上げてペラペラと数枚めくって行けば、また資料が出て来る。
青年が最後に指し示した、「冒険者用の服」に近い見た目……剣にも弓にも合いそうで、まあ、カッコ良い。
人には好みがあるからと、それでもまだデザインは幾つか用意されている……どれも身軽に見える、足が速いという利点が生かせそうだ。


「……ああ、そうでした、どんな闘い方をされるのですか？」


足が速いだけと言っても、当然武器は使うのだろう。そうでないと戦えないのは、誰が見ても明らかだ。
せっかくのオーダーメイドなのだから、彼に沿う服をとことん追求するのだ……背後から強襲するとか、
一対一、案外面と向かって闘うとか……前者であれば歩いた所で微塵の音もしない服を創るだろうし、
後者であれば、少し金属も取り入れて防御力の高い物にするのであろう。……そうした理由、他にも細かい注文が有るなら、言った方が良さそうだ。

787 ：【ティルピッツ・ビスマルク】>>69【アームズアーム】 [saga sage]：2014/08/08(金) 23:23:25.85 ID:mZc3fJiy0

>>785
はあ･･･、はあ･･･。

【ビスマルクは脇腹からの出血で出血多量になっていた】
【集中力が散漫し、足に力を入れることもかまわない】

まだだっ･･･、まだだぜ･･･。

【出せる力を振り絞り前へ前へと動く】
【が、カヴァリエにより投げられた電柱は迫り】
【するととっさにエネルギー弾で破壊することを思いつく】

この傷なら学習できているはずだがな･･･。
行けっ!!

【そしてエネルギー弾が放たれる】
【その形状は今までの球状とは異なり刃のように鋭い】
【今までの傷を「機械」が学習した結果である】
【果たして街灯を破壊することはできるのか】

788 ：【ミュール】薄汚れた少年【強行停殺】 [sage]：2014/08/08(金) 23:26:28.39 ID:792sRFd1O

>>786
むむ…それは興味があるかも……
【買いにいく余裕なんて無いのに、地図を食い入るようにみつめてぶつぶつと】
【不思議なことにこの男といると自分が追い込まれていることを忘れてしまう】
【それだけこの男が自分のことを対等に…いや、それ以上に扱ってくれているということなのだろう】

【斯くして見せられた服は剣や弓に似合いそうな格好良い服…】
【然してそれは武器を使う前提のようだった…】
【然れど少年の能力は…】

僕の能力…戦いかたは…みてて


【と、言えば刹那、少年は跳躍、そのまま有り得ない軌道で男の元へ急降下し、勢いのままに殴り付けようとする】
【然してその一撃は、余りにもひ弱…見た目通りの加速をのせた一撃ならば大ダメージを与えても良いところだろうが】
【その一撃はよくて、其処らの猫を退治できるほどの一撃…】


僕の能力は超人的な回避と空中ジャンプだけ…
攻防には使えないから、逃げることしかできない…
だから、攻撃に使えるのがいいかも…
【と少年は語る】
【そう、この少年、自らの能力を逃げるだけと評価しているために真の性能を発揮しきれていないのだ】
【だから盗みを働こうとすれど、強盗にはｵﾖﾌﾞｺﾄｶﾞ出来ず、また男を脅すこともできないのであった】

789 ：【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]：2014/08/08(金) 23:31:49.94 ID:F5z3mak4o

>>787
【機会が"学習"した事によって放たれた刃状のエネルギー弾】
【結果から言えば、それは街灯をすっぱりと半分に両断した】

【紅魔は地に倒れ伏したまま、動く様子はない】

790 ：【ティルピッツ・ビスマルク】>>69【アームズアーム】 [saga sage]：2014/08/08(金) 23:37:21.62 ID:mZc3fJiy0

>>789
はぁ、ようやく倒れやがったか。
骨が折れる野郎だったぜ。

【カヴァリエの近くに行き持ち上げてみる】
【ビスマルクには普通の剣に見えるが】

こいつが街灯にかみついてたのか?
すごい剣だと思うが、私には動かせないだろうからな。

【カヴァリエを下に置き紅魔の元へと行く】
【そして体毛か何かないかと探し始める】

全く、遺伝子の回収とか何だよ。
どこかに落ちてねーかな。
【ビスマルクは紅魔の遺伝子を含む物を探している】
【これは組織の実験に使用するために必要なのだが】

791 ：【レベッタ＝スチュアート】【ジョンスミス】 [sage　saga]：2014/08/08(金) 23:38:53.58 ID:lr4xMFR70

>>788

「ふむふむ、なるほどですね……分かりました、では今から実際に作りますね！」


彼の所作を、一つ一つ見逃すこと無く丁寧に見る。足が速いと言うよりは、"身軽"……ただその欠点が悪さし、
能力を上手く扱えてないというべきか、威力は大した事無い。戦闘は丸でダメな自分が喰らっても、骨折するかどうか、のラインだろう。

見終えた後、しばらく顎に右手を置きどんなデザインが良いかを考えていく。……と言っても10秒程すれば、彼は行動に出るのだろう。
不意に床から出て来るのは相当な種類を誇る裁縫道具、革の生地と、少々の金属……塊だ。革だって、切断されていないのだから使い物にならない。
材料と道具だけを、どんどんどんと３つ並べたに過ぎない……しかし青年は、満足気な顔をして席に深く腰掛けた。

何だコイツは――と誰もが思うタイミング、……しかし独りでに、裁縫箱が、パカッ、と開いて。
偶然ではない。10本の針がそこから顔を出し、革の生地へと列を成して歩き始める……
愉快な光景だ。不意にパッと浮かんだハサミが、生地を適切な形にカットしていき、
いつの間にか糸が通っている針は、それを縫い合わせて一つにしていく……、と、そうこうしている間に、形になるのだ。


「……はい、お待たせしました！　この様な感じで作ってみましたが、……いかがでしょうか？」
「試着室は、アチラになります……ああ、面倒でしたらココで、でも良いですが……」


流石、ファッションブランドを創設しているだけあって、先ず見た目の良さは言うまでも無い。
革がメインと言っても一色だけではなく、落ち着いた色の布、そして金属も使われているのだから、色彩的にも良好、
……ただ、着てみなければ分からない事もある、というのは当然の話。故に、青年は試着を勧めるのだろう。

面倒であればココでと態々言ったのは、――恐らく、申し出た変わり者が居るのだろうと推測が行く、
しかし数十歩歩けば済む話なのだ、試着室はそう遠くない……とにかく、一度着てみて欲しいのだと言う……。

792 ：【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]：2014/08/08(金) 23:43:06.69 ID:F5z3mak4o

>>790
【遺伝子を含むものなら、紅魔の後頭部から滴っている血、もしくは髪の毛辺りが妥当だろうか】
【だが、よく見ればカヴァリエが蠢いているのが分かるだろう】
【急いで採取しなければ、女を食い散らかそうと女に噛み付くだろう】

793 ：【ティルピッツ・ビスマルク】>>69【アームズアーム】 [saga sage]：2014/08/08(金) 23:45:42.00 ID:mZc3fJiy0

>>792
ん?あぁ、ちょうどいい。
毛髪があるな、回収するか。

【のんびり回収している】
【どうやら油断しきっているようだが】

794 ：【ミュール】薄汚れた少年【強行停殺】 [sage]：2014/08/08(金) 23:49:06.46 ID:792sRFd1O

>>791

【突如空に浮き出した裁縫道具を捉えて少年は男を能力者と判断した】
……ッ！！ のうりょくしゃっ！
【まさか、こんなのほほんとした純粋そうな男が、こんな高級店を開くような男が能力者だとは…】
【少年は一瞬身構えそうになるも、刹那…すぐさまその裁縫の鮮やかさに眼を奪われた】
【その光景を一言で表すならば、奇跡としか言いようがない】
【塊に過ぎなかったものたちが各々の役割を果たして昇華されていくのだ…そのさまはとても美しく少年はエミを浮かべた】
【同時に後悔…こんなものを盗んでもいいのかと…生きるためにならなんでもする少年といえど、悩まざるをえなかった】


ありがと…しちゃくしつ、借りるね
【綺麗な洋服に心踊らせながら袖を通していき】
【そのまま着替えを完了すれば】

(あ…そういえば能力ばらしたんだ…盗みに向いてるってばれるよね…)
(外に出たら、囲まれてるかも…)

【おどおどしながら、しちゃくしつからでていく】

795 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/08(金) 23:50:17.99 ID:VGy4/sWH0

【汚れ仕事を終え、此処は皆の憩いの地、公園】
【この時間はムードをかき立てるのだろうか。あちらこちらにポツポツと、二人組の人影が見えている】
【まあ。そんな所に場違い極まり無い一人の影はこの少女。カトレア】
【何処か憂鬱気味に空を見やり、深く息を吐いた】

何なんでしょうね。いえ全く
悪人制裁は良いとして、無差別に殺傷するとは。はぁー……

【何かと思えば、この異端の地にとってはこの異なる街にとっては極めて“当たり前”な事についての悩み】
【例えれば食べるって何だろうと言っているようなレベル。だがそんな事で悩めるなら、カトレアは極めて正常なのかも知れない】
【夜空に浮かぶ星がよく見える夏の日のことであった。一人の少女が黄昏ているのは】

796 ：【紅魔】>>862【魔剣カヴァリエ】 [saga]：2014/08/08(金) 23:53:17.64 ID:F5z3mak4o

>>793
【女が早急に離脱していれば、何事もなく事は終わっただろう】
【だが、そうしなかった】
【よってカヴァリエは女目掛けて伸びていく】【その鋭い牙をむき出しにして】
【逃げなければ、そのまま喰い尽くされてしまうだろう】

797 ：【レベッタ＝スチュアート】【ジョンスミス】 [sage　saga]：2014/08/09(土) 00:04:52.52 ID:NpbrMgta0

>>794

「おお、カッコいいですよ！　大事な時は、ぜひその服で戦って下さいっ！」
「……ああ、すみません。それと、お会計の話、なのですが……」

自分が作った服を纏っている人を見る、というのは非常に嬉しいもので。……本当に、別人の様に見えた。
それを本人が気に入ってくれたのだから、尚更だ。こういう時に、この仕事をしていて良かったと思える。

ただ、何というか"良い時"というのはいつも一瞬だ。こんな事は言いたくないのだが、しかしコレも仕事の内。
彼にとっては、現実に引き戻される瞬間、とでも言えば良いだろうか――申し訳無さそうに、電卓を取り出して。

……打っている様子を見るだけで、察せるだろうか。この店は経済的に上層階級の人々をも対象にしている、
そんな店の、それも"オーダーメイド"だ。0が、今彼が着ている服の2か、最悪3つ多いのだろうと考えるのが妥当……、
提示された金額も、その範囲内だった。一々桁を数えなければならない金額……750,000-。


「クレジットにされますか？　一応、お支払い方法は全て取り揃えておりますので……」


と拍車を掛けるように、支払い方法を問う……こう言うのは現金ではなくクレジットカードで支払うのが基本、
一応他にも、色々な方法で支払えるが……まあコレだろうと、青年は決め付けて言う。……ただ、


「……ああ、そうでした、……その、実は今、キャンペーン、しておりまして。」

「タダになるんです、その服……えっと、私たちのギルドに入って頂くことで。」
「新設したんです、「BUTLER」という名前の、冒険者ギルド……ご存知でしょうか？」
「今加入して頂いているメンバーは皆さん、凄い方なのですが、……それでもやはり、人手が足りていない状態で……」
「健康な15歳以上の方であれば、どなたでも入れるんですが、………如何でしょうか？」


……と、一つの真っ当な救済措置が示される。彼が創立したもう一つの団体……『BUTLER』のメンバーになれば、
この服がタダになるのだと。その資料、特に募集要項が事細かに書かれた紙を、提示して。

まあ、元々盗むつもりだったのだから、まあ手薄い警備を掻い潜って何とか逃げ出すのもアリだろうし、
あるいはそもそも、気に入らないから要りません、と言えば返品される事になるのだ。……選択肢は何も、一つしか無いという訳では無い。

798 ：【ミュール】薄汚れた少年【強行停殺】 [sage]：2014/08/09(土) 00:13:56.31 ID:1d1rXGUgO

>>797
【少年は提示された金額を指折り数えて驚愕する】
【そんな額を現金で持っていたら、一体何年安泰で暮らせるだろうか…】
【名残惜しいが此所は敬意を払い服を諦めるしかないようだ…と思ったが】

聞いたことはない…でもはいる……！
【少年は自分の年なんて覚えてはいないが入ることを即決】

僕の能力は攻撃には使えない…速くてもその加速を攻撃に与えることができないデメリットがある…
でも盗みなら任せて…

【少年は得意気に能力をかたり、仲間になることを宣言した】

799 ：【レベッタ＝スチュアート】【ジョンスミス】 [sage　saga]：2014/08/09(土) 00:33:03.24 ID:NpbrMgta0

>>798

「やった！ありがとうございま………ぬ、盗み……ですか！」

「―――良いですよ盗み！　良いです！」
「……実は、怖かったんですよ、筋肉モリモリのマッチョさんしかいなかったので……」
「ただ盗まれた街の宝を取り戻すっていうだけの仕事なのに、2時間後、そこの街の魔獣さん全滅しちゃって……」
「……悪い事では無いと言うか、むしろ感謝されたんですが……でもお仕事は、言われた通りにしないと、ですし……」

「ありがとうございます！　その……これから、よろしくお願いします！　仲良く、して下さいね！」
「あ、お名前を聞いていませんでした……私は、レベッタ＝スチュアートと申します。レベッタと、呼んでください！」

わざとでは無いかと思われるこの反応。"盗み"という言葉に怪訝な表情を見せたかと思えば――、
その存在は大きいのだと。ありがたいのだという。……その理由は、続く彼の言葉によって明らかになろう。

自分の広い人脈を活かして、とにかく"強い"人を集めた結果、色んな意味で物凄いギルドになってしまったのだと。
何というか、脳筋というか――故に彼の様な人材は、余りに貴重だった。……彼が居れば、"5分"で済むミッションだっただろうと。


「では、コチラにサインをお願いします……ああそれと、今度、身分を証明する専用のカードをお渡ししますので……」


入るという決意がされたのなら、後は事務的な事が始まるだけだ。色々と、彼には困る内容もあろうが、個人情報を記入し、
それから諸々の説明がなされる。三食付いた寮も用意してあるとか、仕事内容も色々あるから自分のペースで初めれば良い、とか。


「……ああ、それとですね。難しいミッションの場合は、それなりに強い方でないと危険ですので……、」
「もし希望されるのでしたら、"模擬戦"をして頂く必要があります。……スタートメンバーの方と、ですね。」
「今決断されなくても大丈夫なのですが、……その辺りも視野に入れて頂けると、助かります。」


大金を得るにしても、その大金を得るための素質が無ければ危険――ある程度難易度のある仕事は制限される、そういう事だろう。
もしチャレンジしたいと言うのなら、その素質を証明し無くてはならない……実際に、闘う事で。
今決めなくては行けないという訳ではないが……そういうシステムも、あるのだという事。危険が及ばない様、最大限に注意が払われている様だ。

800 ：【ミュール】薄汚れた少年【強行停殺】 [sage]：2014/08/09(土) 00:39:50.24 ID:1d1rXGUgO

>>799
【自分の特技が容易く受け入れられてしまった】
【良い組織だと素直に思う。少年は善悪の区別を明確につけたがる人種を憎悪している】
【目的理想があるならば手段を問わないのが人としてあるべき姿だと考えているのだ】
【それゆえに適材適所ともいえるこの采配に喜びを覚えて嘘を交えながらも手続きを済ませ】

もぎせん…この服があれば大丈夫…
でも、後日でお願い…

【男に向かいにこりと笑みを見せれば】

今日はつかれた…かえってねたい…

【と口にして、書類を返し、店から出ようとする】

またくる…詳しくはそのときにおねがい…

【といいのこして】

/寝落ちが怖いので落ちさせていただきあす…！ これからよろひくお願いします！

801 ：【レベッタ＝スチュアート】【ジョンスミス】 [sage　saga]：2014/08/09(土) 00:49:21.80 ID:NpbrMgta0

>>800

「お疲れの様ですね〜……。大丈夫ですよ、では今度、続きはまとめてしましょうか。」

うつらうつらと瞼を重そうにしている姿を見て、僅かに微笑みながらテーブルに置いた資料をまとめる。
別に急いでいる事でもないのだから、今せずとも良い……むしろ万全の状態でしてもらった方が、良いのだろう。

どこに行くのだろうか、寮の場所を説明した方が良いのだろうか――そう思っている内に、彼は店を出て、
眠そうにしているのだから足元は覚束ないが、しかし目指している所はハッキリとしている様に見えた、
ならば心配ないだろうと、彼の姿が闇に溶けるまで見送る。それも終われば後片付け、青年も一つ、大きな欠伸をして――。


/はいー！こちらこそよろしくお願いします！
/お疲れ様でした！

802 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/09(土) 15:37:27.73 ID:lBcrR0Cv0

【太陽が照りつける夏の真昼間】
【街の入り口の前に、一人の少女が立っている】

………

【生を受けた村で��怪物�≠ﾆ呼ばれて追い出され、行く当ても無く放浪していた少女は『異能者』が多く集まるという街を見つけた】
【少女はこの街に留まることを決めた。この街でなら…自分を受け入れてくれる人が見つかると思ったから】

此処なら、私も……

【その胸中にある感情は、自分を受け入れてくれる人への期待と…人に恐れられることの恐怖】
【その恐怖から自然と身体が震えている】

………

【恐怖を跳ね除ける為に、胸に手を当てて小さく深呼吸。それで気は落ち着き、震えは収まる】

……行こう

【そして…今、一人の少女が異能者の街に足を踏み入れた】
【少女は此処でどんな物語を紡ぐことになるのか…それはまだ誰にも分からない】

803 ：【敗北者】満身創痍の人形さん【累乗付与】 [sage]：2014/08/09(土) 16:33:54.72 ID:E4qA2xIGO

>>802

一体何処へいくというのか？
【決意を決める少女の元へ一体の少年が歩み寄る】
【体の節々に包帯を巻きその上からマフラーを巻き】
【更に背中に大太刀を帯刀した少年だ】

君が好みというわけではないが。先程から何故か君を見ていた。
震えていたか？ 何処へいくというのか。
興味がある。教えてくれまいか。
【少年は、如何にもナンパのような近づきかたをしてみせるが、次いで】
【極めて奇妙な質問を投げ掛ける】

まさか、とはおもうが。 強いやつに会いに行くのか？

804 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/09(土) 17:03:30.29 ID:xViviBHu0

>>803
…！

【背中にある大太刀を見て動揺したような表情を浮かべるが、それはほんの一瞬ですぐに元に戻る】

何処へ行くか……わかりません。

【自分は何処へ行くのか、街に来たばかりで…そんなことは考えていなかった】
【少年が近付いてくるのを見て、少し後ずり…距離を取る】
【少女は警戒しているのだ、少年が背中の大太刀で自分にいきなり攻撃をして来ないか…と】

…強いやつ？

【『強いやつに会いに行くのか？』そんな奇妙な質問をいきなりぶつけられては、首を傾げるしかない】

えっと……違います

【少女は自分を受け入れてくれる人を求めて街に来ただけで…それ以外のことは本当に何も考えてなかった】
【そして少女は、その場から動かずに少年のことを警戒した様子で…ジッと見つめていた】

805 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/08/09(土) 17:46:12.74 ID:6vKZolAK0

花を持ってきたよ、鏡子ちゃん

【彼は今、とある教会の前にいる】
【真夜中に来ているので誰も気づく事はない】
【しかし、自分が知る限り彼女は公園で死んだ。仲間達の能力によって】
【だが、コンピュータは彼女を死んだ後も記録した】
【望まぬ神、あの最後の死闘で彼女は闘っていたというのだ】
【明らかにおかしい、死人が闘うというのだから】
【いつ、一緒に戦ったか。全然分からなかった】
【どうでもいい。コンピュータが行った彼女の最後の更新は、教会だったのだ】

【花を添え、手を合わせる】
【花の名は、紫のアサガオ、意味は冷静】
【彼女はアニメをよく見ていた。よく覚えている】
【そして、天道探偵事務所の探偵に、初めて仲間になってくれた人物でもある】

【彼は知っていた。彼女はコンピュータをハッキングしていたことを】
【おかしい地下室のドア、それだけでもひしひしと伝わってきた】
【それでも、何もしない。対策なんて取らない】
【彼がいつものように弱いだけだから、背負いきれないだけだから】

【手を合わせた後、部屋にあった箱を置いた】
【槍を入れていた箱、それだけ無言で置いて彼は振りかえった】
【もう仲間に、死んだ人はいない】
【それでも、どこか行きたくて仕方なかった】
【彼はゆっくり、街をうろつくことにした】

806 ：木山海音【制空剣】 ：2014/08/09(土) 17:58:54.73 ID:ffbjazueo

「ここが街ですか…もっと異質な所と思ってましたが違ったようですね」

街にまた一人、異能の持ち主が現れる
それは、少女の形をしていた
それは、両腰に剣を提げていた
それは、人の形をした殺意であった

「第二位含む多くの木山が死んでる当たり、少し期待したのは間違いだったのでしょうか？」

それは、終焉であった
木山海音
それがその終焉の名前だ
灰色の剣士の姉にして、それの上位互換であるがために第一位の座ではなく、終焉の姫君となった一人の木山だ

「まあ、私は私のやることをやるだけ…ですね」

はぁ、と溜め息を吐いた終焉は街の大通りを歩く
なぜだろうか、それだけ、たったのそれだけの筈なのに、
なぜ終焉から殺意が漏れ出してしまうのだろうか…？
だが、平和ボケした人々は何も感じないで終焉の隣を歩く
殺意に気付かぬ人々はそれでおしまいであった
が、それで終わりかどうかなんて、誰にも予測などはできやしなかった

807 ：【神崎雅人】【ライトアーマー】 ：2014/08/09(土) 18:53:50.66 ID:qWS+dmTk0

【街を片目青色、もう片方黒色の男が歩く】
【殺意半分理性半分といったところだろう】
おや、木山か。珍しい
【もはや勘で感じるようになったほど木山一族はこの街に来ている】
コロス....面会しに行きましょうか
【どうやら善と悪の二つが完全に分離したようだ】

808 ：犬山鈴鹿【Vertrag・Longnuslanze】 [sage]：2014/08/09(土) 19:34:38.86 ID:wB6D0oON0

「――――はぁ、一体なんなのかな。」

鬱陶しそうな様子で呟きながら少女は今立っている周囲を見渡す。
白い髪に赤い瞳を持った、小柄な少女だ。その右手には180cm程の長槍が握られている。
少女の足元には、彼女を狙ってきたらしいチンピラが数人、昏倒した状態で地面に転がっていた。
それを一瞥すれば舌打ちをし、身の丈を超える槍を一振り。すると槍は直ぐ様空気に透けるかのようにその姿を消す。

「まったく…そんなに能力者の宝石が欲しいなら自分の心臓抉って取り出せって話だね。
　こっちなんて、闘うときはいつも魂剥き出しで肝が冷えっぱなしなんだからさぁ…」

そう吐き捨てればがしがしと頭を掻く。
こうやっている時は少女の機嫌がかなり悪い証拠だ。
このまま其処に待機していても意味は無いと判断したのか、少女は裏路地をぶらぶらと徘徊しはじめる。

809 ：【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]：2014/08/09(土) 20:14:46.82 ID:dzxBfZiNo

>>795
/まだ大丈夫ですか？

810 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/09(土) 20:17:34.66 ID:RyWDjjDMO

>>803
/落ちられましたかね？
後30分待ちますが、それで反応が無かった場合は切らせて頂きます…申し訳ありません…

811 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/09(土) 20:48:51.06 ID:bvgE2d2f0

/30分経ったので切らせて頂きます……

812 ：木山海音【制空剣】 ：2014/08/09(土) 22:19:51.74 ID:ffbjazueo

「ここって本当にあの街なのでしょうか？やたらと静かな所ですが…」

首を傾げながら街の裏路地を歩くのは終焉の姫君、木山海音
長い濃紺の髪を揺らす彼女は背中にあるものを除けば至って正常な人間に見える
そんな彼女と肩がぶつかったのは一人の気弱そうな男

『あ、すみません…』
「ああ？それで赦されると思ったのですかぁ？ざんねぇん！赦される訳なんてあるわけねーんだよ」

男は謝り、立ち去ろうとする
そして少女もいえいえ…なんて言って立ち去る。それが普通
だけど…彼女は終焉の木山、普通に済むことなんてあるわけないじゃないか
その証拠に海音は背中の双剣を抜きはなっているのだから

『な、何をするつもりなんだよ!?』
「何って…それはこうするに決まってるだろぉぉ!?」
『あ、が？あ、ああぁぁぁぁぁぁ』

海音が双剣を抜いたことに疑問を感じる男。それは当然の反応だろう
終焉の木山の常識に生きているのではないのだから
違う常識に生きる海音はというと…
ごくごく自然に右手の剣を横に滑らせて男を両断した

「アハハハ!!イイネ!!やっぱりこれは最高だなぁ!!少しイライラしてたけどちょっとはスッキリできたぜ!!なぁ!?あぁ？もう死んだのかーつまんね」

返り血巻き散る裏路地に君臨して洪笑を浮かべるのは真面目そうな少女等ではない
双剣を背中に納めながらつまらなそうにするのは…終焉
違う常識に生きる怪物であった

813 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/09(土) 22:28:45.92 ID:stGd5B8S0

【風が啼く夜の街、朧な月が藍に浮かぶ】
【人も疎らなこの時間、悪辣は影を歩く】
【赤黒く汚れたローブを纏い、存在しない存在をただ追い求め】

814 ：[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:普通》 ：2014/08/09(土) 22:39:19.91 ID:6SQiZ8QH0

………うしゃしゃしゃぁ！！てめーらぜんいん、ひきころしてくれるぜぇ！！うりゃー！

【空に満点の星が輝く頃、公園に響く叫び声。内容はどうであれ声質は子どものように無邪気で快活だ】
【その公園の一角にある広めの砂場で、ラジコンカーがウインウイン暴れまわっている。叫び声もラジコンカーから発せられている様子】
【ボンネットの部分にデカデカとたぬき印が刻まれたラジコンカーはその身を砂色にしながらそびえ立つ砂山を次々と破壊していく】
【操縦者の見当たらないラジコンカーが生き物のように動いている光景は夜の暗さとも相まって何とも不思議で奇怪だろう】

815 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/09(土) 22:40:39.43 ID:stGd5B8S0

>>812
【近くを通り掛かるローブの女、滲み出る死臭と殺気は隠そうともしていない】
【もし気配に気が付けば恐らく女もそうなるかもしれない、そうなれば何らかのアクションがあるかも分からない】
【そうでなければ夜の街、何処かへと女は溶けて行くだろう】

816 ：木山海音【制空剣】 ：2014/08/09(土) 22:49:43.57 ID:ffbjazueo

>>815
「ああ？何か臭いなぁ…この臭いは…こっちからか…」
「人？よし[ﾋﾟｰｰｰ]か」

漂う死臭を嗅ぎ付けたのか、それとも溢れる殺意を感じたのか、
それは永遠に不明だが海音は顔をしかめてそれらが漂う方向を見た
そこには夜闇に紛れるローブの女
一人殺したがまだ足りぬ終焉が彼女の元へとその高い身体能力を駆使して双剣を手にして駆け出す理由などただ一つ
そこにいたから

「ちょっぴりイライラしてるから死んでねーじゃあなぁぁぁぁぁ!!」

女が海音に気付こうが気付かまいが関係ない
もし、女が能力を持っていても関係ない
そのような次元にいる木山海音はローブの女を切り裂こうと右手の剣を振るう
それと僅かにタイミングをずらして左手の剣も女を切り裂くために振るわれる
殺意しかない二つの攻撃の行く末は、いかに

817 ：木山海音【制空剣】 [saga]：2014/08/09(土) 22:50:41.94 ID:ffbjazueo

>>816
/saga忘れすみません…

818 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/09(土) 22:55:37.86 ID:45uImhR20

>>816
【声が聞こえた、狂気の声が】
【振り返りそして血と脂に塗れた剣を抜き放ち一閃、初撃を受ければ剣身を微かにズラし二太刀目を防ぐ】

……貴方、剣を使えますね？
なら、いいでしょう……
【ギリギリと鍔迫り合い、火花が夜に輝き散った】
【フードの下の濁った青い瞳で睥睨、突き放さんと前蹴りを放つ】
【命中の是非に問わずバックステップ、距離を取らんと狙いそして剣を構え踏み込んで鋭く心の臓を狙い刺突を繰り出すだろう】

819 ：【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 ：2014/08/09(土) 22:57:20.31 ID:VWoGQQ+SO

【とある街の中、大通りを少し進んだ所に佇む温泉旅館、｢草乃木旅館｣】
【その大きな建物の中から、一人の和服を着た女性が出てくる】

草乃木旅館、本日も営業中でございます。

【営業中の立て看板を玄関の前に置き、女性は建物の中へ入っていった】

820 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/09(土) 22:57:52.23 ID:NpbrMgta0

>>814

その夜の公園の中に、一人の少年。目標を定め決まった方向へ歩いているその様子は、どうやら用事があって来たという訳では無いようだ。
全身を、丸で時代劇に出て来るかのような和装で包み、腰に木刀の様な竹刀の様なそんなものを下げ、……時代錯誤な見た目、
しかしながら白銀の短い髪に、黄金の瞳と言うのは、ヘアーカラーにカラーコンタクトの、さながら不良少年の様だった。
170cm半ばの身長に、服の上からでも見て取れるシッカリとした肉体は本物で、人によってはそれだけで彼の"武"を見出すが――、

暗くて良く見えなかった、しかしウィンウィン暴れるその感じが鬱陶しくて、故にスッと木刀を抜いては、
動くラジコン目掛け、一振り――ではなく、ピタリと先端を付けようとするのだった。そうすれば、止まるだろうと。
この際使用されたのは、少年の類まれな剣術……本当に惜しまれる事無く、使用された。一連の流れが、兎に角無駄に疾いのだ。

その結果、どうなるのかは分からない――ただ、もしココを避けきってしまったのなら、……どうだろうか。
眼の前で飛ぶハエを見、しかし捕まえ損なった場合人間はどうするか、という事だ……諦める人間も少なくはないが、
大半が少々ムキになって二度三度捕らえようとする物だろう。―――全てを徹底する少年も、当然後者に分類されるのだった。

821 ：【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]：2014/08/09(土) 22:58:59.82 ID:dzxBfZiNo

>>795
【今日は夜空の星がよく見える。夏の大三角形がくっきりと明瞭に視認できる】
【そんな日の公園には、二人組のカップルと思わしき人影達】
【二人で星空観察デートでもしているのか、何にせよ今日の此処は甘い雰囲気を漂わせていて】

【そこで場違い気味に黄昏れている一人の女性。端から見れば独り身を嘆いているように見えなくもない】
【だが、同様に場違いな、場合によってはこの甘い雰囲気を一発でぶち壊してしまいそうな少年は微塵にもそんな事は思わない】
【帯刀し、やはり常人とは違う、いわば"兵士"の雰囲気を匂わせる少年は女性の隣に立っているだろう】

……どうした？

【と、ため息をつく女性にぶっきらぼうに声をかける】
【女性を見つめる敵意のない蒼眼は夜でも明るく輝いていていた】
【さて、この場違いな二人はこれからどうしていくのだろう】
/返信が遅れるとは思いますが、よろしくお願いします…！

822 ：マリア・白百合（>>996）【パラディン】 [sage saga E【手提げ袋（食料とか色々）】]：2014/08/09(土) 23:01:12.04 ID:aBzUVFSL0

>>814
………うわ、わぁ………！

【満天の星空の下、お気に入りの公園が使えないためとりあえずと、落ち着けそうな公園に訪れた白髪の少女】
【しかし彼女の目に映ったのはとても物騒な叫びを上げ砂場を駆け回るラジコンカー。時間が時間ということもあってとても不気味な光景】
【当然通常の人間よりも遥かにビビリな白髪少女は恐れおののき、へたりと公園の入口付近に座り込んでしまい口をぱくぱくさせ困惑の表情】
【ラジコンカー……もといタヌキから見ればこれ以上ない程の『カモ』だろう。かなり怖気づいた彼女に対しどのような対応をとるか……】

823 ：マリア・白百合（>>996）【パラディン】 [sage saga E【手提げ袋（食料とか色々）】]：2014/08/09(土) 23:01:46.28 ID:aBzUVFSL0

>>822
//遅かった……これ無かった事にしてください！

824 ：木山海音【制空剣】 [saga]：2014/08/09(土) 23:07:38.92 ID:ffbjazueo

>>818
「そんなのは見たら分かるだろぉ？それとも盲目ですかぁ？ええぇ!?」

血と脂で濡れた凶刃との鍔競り合いをやるつもりなど海音にはさらさらない
双剣という武装は連撃で圧倒するものだ。なら鍔競り合いで動きを封じられるのは得策ではない
だから、濁った瞳を嗤いながら蹴りのタイミングに合わせたかのように海音もまた地面を蹴って距離をとる
バックステップをとる女が見るのは剣士の常識からも外れた行動だろう
なんと、海音は双剣を背中に納めたのだ
そして…それは双翼へと転じた

「何処見てるのかなぁ!?私はここですよぉ!?」

女の一突きは地面を蹴った海音の脚の間の空間を斬る
それを見てまた嗤う海音がいるのは空中
双翼を羽ばたかせて飛翔したのはどの目からみても明らかだ
空中にいる海音は、回し蹴りを放つ
空中にいることで本来は狙えない頭部を狙って

825 ：[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:普通》 ：2014/08/09(土) 23:16:08.81 ID:6SQiZ8QH0

>>820
ふへへへへへ！まだまだやるぜー！……っ！…うぎぇ！！！！

【砂場が砂山を失いサラサラの更地になってもなおラジコンは暴れる気満々】
【安っぽいクラクションを鳴らして爆走しようとした矢先、ラジコンのヘッドライト(生物的には目の部分)が夜闇に振られる木刀を捉えた】
【その刀がラジコンへ切っ先を突きつける瞬間、ラジコンがポンッと煙に包まれ中から涙目で震える幼い子どもが現れる】
【その子どもの頭や後ろ腰にはタヌキの耳やら尻尾が生えているのだが、男の目にはまだ砂をかぶった小汚い幼女に見えることだろう】

…うひぃ……！ ごめんなさい！殺さないで下さい！！うえぇえ……

【屈強な男から木刀を突きつけられている砂場で遊んでいた幼女はたいへん慄いており、男の反応を待たずして早急に命乞いをし始めた】
【誤解を解かなければ彼は幼女を虐める悪い大人になってしまうことだろう】

826 ：[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:普通》 ：2014/08/09(土) 23:17:13.73 ID:6SQiZ8QH0

>>823
/お気遣い感謝します…また機会があればよろしくですー

827 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/09(土) 23:19:09.36 ID:45uImhR20

>>824
……っ！！
【刺突の姿勢のままで逸らす頭部、ローブとそして銀糸が舞った】
【掠めた蹴り足を即座掴まんと左手を伸ばし、突き出した剣を同時に振り上げる】
【なるほど翼を武器とする類か、当たりを付けたその能力はしかし若干真実とは異なっている】

828 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/09(土) 23:29:23.07 ID:NpbrMgta0

>>825

ピタ、と暴れるラジコンの静止に成功したのなら、ようやく少年はそれが何だったのかを知ることが出来る。
自分はそれで遊んだことが無い故なのだが……結局はオモチャ。ならば持ち主が居るだろうと、辺りを見回すが……
と言うか、既に人気があったのなら感覚で気付けていた筈なのだ、……やはり誰もいない。

ならばコレは故障しているのだろう、どうしようかゴミ箱へやれば良いのかと、あれやこれや考えている内、
煙が出だしてしまい―――、少しだけ距離を取るのだった。機会の構造は全く無知、爆発するのではないかとさえ考えたのだろう。


「………―――何だお前。」


しかし出て来たのは砂まみれの少女。……いや、もっと年齢が低いのだから幼女なのだ。
放った言葉は尤もだった。ラジコンに変身して暴れ、自分に止められれば命乞い……良く分からない。

しかし――この少年の異常な正義感は、彼女を謝らせるに至った。この少年も少年で、良く分からないのだ。
木刀を再び腰に差し、屈んで視線を合わせ、「……その、……悪かった。」と謝る。
もしこの少年の、少々コワモテな見た目に打ち勝てたのなら、彼は幼女を虐める悪い大人にはならずに済むのだが――どうだろうか？

829 ：木山海音【制空剣】 [saga]：2014/08/09(土) 23:30:57.92 ID:ffbjazue0

>>827
「おっと…私の脚が掴まれちゃうーきゃー死んじゃうー！」
「何て言うかと思ったァァ!?だったら残念だった…ねェェェェェェェ!!」

女のローブが舞うことになど興味はない
殺したあとにしか興味がないのだ
そんな狂人の脚は伸ばされた左手に掴まれ、海音はわざとらしい嬌声をあげる
が、女の剣は海音の肢体を引き裂いて路地裏に血の雨を降らせることはないだろう
海音は羽ばたいて強引に前へと移動したのだ
海音の目的はただ一つ
強引な移動で女が一気に後ろに引っ張られてそのまま体勢を崩すこと

//35分返レスがなければ寝落ちしたこととしてください…

830 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/09(土) 23:36:20.72 ID:45uImhR20

>>829
ギャアギャアとまぁ……
……姦しい鳥だっ！
【一喝、そして左手は超人の全力を持ってして圧縮】
【掴み取った足をそのまま握り潰さんと、万力をも超える圧倒的な身体能力をフルに発揮した】
【そしてグラつき、しかし踏み鳴りが如くに大地を踏み締め力勝負に挑む】
【即ちそのまま振り下ろす形で地面に叩きつけんと筋肉を隆起させたのだ】

831 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/09(土) 23:36:34.02 ID:td34/hsD0

>>821
【どれくらいこうしていたのだろう。それすら解らない程ぼーっと空を眺めていた】
【美しく輝く、アルタイルを始めとした星々の下で】

いえ、何も
何時からそこに？

【そうしていれば感じる。気配が増えた事にかんづく】
【眼球運動だけでそちらをみやれば、割れた月に煌めきを放つ銀髪。黒蒼の双眸をこちらに向ける青年を視た】
【兵士として鍛えられたのか風格を漂わせ、しかし敵意を表さない青年を】
【青年の瞳には、翡翠の双眸を窄めた少女が映っているはずだ。カトレアは青年の瞳に映る己の姿を捉えて、吐息をこぼすのだった】

問おう青年。貴方は悪か？　それとも善か？

【立ち上がり、体をそちらに向けて対面】
【何も感じさせない貌をしながらカトレアは、青年に向かってそう発すのだった】

/遅くなりました。申し訳御座いません

832 ：木山海音【制空剣】 [saga]：2014/08/09(土) 23:36:38.33 ID:ffbjazue0

>>829
//移動したのだ→移動しようとしたのだに変更です…
//妨害されればこれは成功しません…

833 ：--名称未定--【ダストパンチ】 E:義手×2 [saga sage]：2014/08/09(土) 23:41:53.97 ID:XJg0BjnH0

兵器に睡眠は許されない。
ここ最近、青年は夜の公園で��人を待つ�≠ｱとが日常になっていた。
特に誰と決まっているわけではない。自身の��興への渇望�≠�満たしてくれる人物の来望を待っているのだ。
前回はある少女の縄張りを侵してしまい、迷惑をかけてしまったらしいので……今回は別の公園だ。

「…………」

くすんだ金髪が雲から覗く月明かりに照らされて黄金に輝き
凍ったようなその表情からは何も伺うことは出来ず、この暑い夏に漆黒のローブを身に纏っていて
両腕の肩から先が鋼鉄製の義手であることは、ローブの袖と皮の手袋に覆われているために一見分からない。

「……Puff」


ベンチに腰掛け煙草の煙を吐くように大きなため息を一つ。
顔も知らぬ客人を、沈黙と共に待つ。

834 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/09(土) 23:45:46.06 ID:VWoGQQ+SO

……えっと、これはこっちの袋で、それはそっち……

【とある街の広場】
【そこで黒い服の少年が掃除をしている】

生ゴミは可燃物で……と。
次は……えと、箒箒……

835 ：木山海音【制空剣】 [saga]：2014/08/09(土) 23:46:21.36 ID:ffbjazue0

>>830
「あいにく私は狂ってるんでね…ゴメンねぇ!!」
「そして訂正しろよ、私は魔剣士木山海音なんでねェェェェ!!」

万力のような力を加えられてギチギチと嫌な音を立てる足首
きっと血管は止まっていて劇痛を発しているのだろう。海音の顔が嘲笑以外によって歪んだのがなによりの証拠だ
そして超人的な力の前に海音は抗うことなどできはしないで地面へと墜ちて行く
だが、その双翼は双剣へと再び転じて海音によって抜かれていた
そして双剣は真っ直ぐに海音からしたら降り下ろされる
女の両腕を切断するように

それが成功せずとも成功しても海音の運命は変わらない
地面へと叩き付けられるという運命は

836 ：[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:普通》 [saga]：2014/08/09(土) 23:46:59.61 ID:6SQiZ8QH0

>>828
う、うぅ………べ、別にいいよ………

【自分はこれから殺されて食べられてしまうのではないか。化けタヌキの頭の中に走馬灯と三途の川が見える】
【ただ震え自らの終わりを受け止めようと目を閉じる幼女】
【その幼女の耳に、木刀を帯刀する音と男の謝罪の言葉が入った】
【疑問半分、困惑半分に恐る恐る目を開けるとそこには変わらず強面の男。幼女は矢張り少し気圧されるが、子ども目線には強面であってもよく見ると悪い人では無さそうだと識別されたようだ】

ふ、ふぃぃ………びっくりしたなぁ………
………あ"ー…….涼しー………

【幼女は額の冷や汗を拭い、立ち上がる。そして幼女の右の腕が先程と同じような煙を帯びたかと思えば、右の腕は扇風機の羽に形を変えていて】
【その扇風機の羽は高速回転(風力 強)を始め幼女の身体中の砂を吹き飛ばしていく】
【すると砂に隠れていたタヌキの耳やら尻尾が見えるようになる。】
【普通の人間なら驚くべき事ばかりだが、目の前の彼はどのような反応を示すのだろう】

837 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/09(土) 23:54:56.79 ID:RyWDjjDMO

【深夜の公園】
【ベンチに座っている少女と、その周りをヒラヒラと舞う数匹の鳳蝶】
【この蝶々は普通の生物ではない、少女が能力で創り出した物だ。】
【体から凡ゆる生物を誕生させる事が出来る異能…少女が��怪物�≠ﾆ恐れられる所以だ】

…………はぁ

【輝く月を見上げて溜息一つ、ヒラヒラと舞っていた蝶が少女の身体に取り込まれて行く】
【自分を受け入れてくれる人が居るかどうか…不安で仕方なかった】
【異能者が多く集う街でも受け入れられなかったら…少女には、もうこの世界に居場所は何処にも無くなる】

もう、今日は寝よう

【少女はお金など一銭たりとも持ち合わせておらず、野宿するしか無い】
【少女はベンチに横になって静かに目を閉じる】

寒い……

【夏とは言えまだ夜は冷える。それに…少女が一人で野宿なんて危険すぎる。誰に襲われてもおかしくはない】
【だがそんな考えは、眠い少女には全く思い浮かばず…横になってから10分も立たない内に寝息を立て始めた】

……

838 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/09(土) 23:55:48.06 ID:NpbrMgta0

>>836

「……よし、いい子だ。」

―――この世界に降りてから、最近はテレビドラマを良く見る様にしている。
娯楽というよりは、この世界の人々とのコミュニケーションの取り方を、学んでいるのだ。
案外コレが、効果的……確かあの俳優は、こうした小さな子どもをこんな風に扱っていたはず……と、
思い出しながら彼女のくしゃくしゃと頭を撫でようとしたのだが――再び、少年は反射的に距離を取ってしまった。

……暫くの沈黙だった。唖然と、あんぐり口を開ける姿は、元がどんな顔をしていても面白い物。
しかしその内理解する。彼女は能力者で、身体の一部ないし全体を、他の物に変形させることが出来るのだろう……と。


「お前、母さんは？　……こんな夜に一人で、何をしている。」


彼女の素性が次第に分かってきたのなら、次は他の、もっと自分がすべき事を。ギルドに所属しているのだから、………
単細胞生物の様に分裂する訳でもなし、尻尾の生えた彼女にも両親がいるのは当然だろう、
こんなに小さな子供を夜の公園に放置するとは、少し問題がある、指摘しなければならないかと思いながら、
立場上聞かねばならないのは、そういう話。まあ、お前もガキだろうと突っ込まれても、確かに言い返せはしないのだが――

839 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/09(土) 23:57:33.17 ID:45uImhR20

>>835
……っ！？ ……訂正？
【はっ、と嘲笑ひとつ、冷汗を頬に伝わせる】
【一瞬の遣り取りの合間に起こった刹那の出来事、極限まで圧縮された濃密なそれを客観として視認する事は不可能であったであろう】
【蹴り足を避け、掴み、叩き付けんと振るう女】
【痛みに歪みながらも剣を唸らせ両断せんとする魔剣士】
【続き女は一刀を自身の剣で、そして一刀は肉を抉らせながらも受けそして致命を受けるより早く魔剣士の足を離して投げ飛ばす形としたのだ】
【それにより叩き付けの威力は低下しているだろう、女の左腕も出血を起こしている】

……死人に訂正したところで何の意味がっ！？
【再度の踏み込み、そして振るう縦一文字】

840 ：木山海音【制空剣】 [saga]：2014/08/10(日) 00:11:01.54 ID:qJOEuPZE0

>>839
「死人に訂正ぃ!?それはいいねぇ!!やってみろよ」

双剣の攻撃は次第点には届かない
だが、一瞬後には攻守が入れ替わる濃密過ぎる剣劇にようやく赤色を挿入することには成功していた
だが、その一瞬後には魔剣士は投げ飛ばされて『九花』は女の肢体から離れて魔剣士の肢体が地面へと叩き付けられる
魔剣士は軽く咳をするがそれだけで済んだのは行幸であった
女の全力を浴びていれば意識は確実に飛んでいたのだから

「その前に、お前が訂正されなければ…なァァァァァ!!」

縦一文字を立ったまま回避する術は海音にはない
出来ることは…ただ一つ
胸の前でクロスさせた双剣で全力でその一撃を受け、凌ぎながら脚を振り上げることのみ

841 ：[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:普通》 ：2014/08/10(日) 00:13:17.14 ID:CkcZvKxZ0

>>838
【あんぐりと口を開けて唖然としている表情。人間のそういう表情は幼女にとっては中々好きなものなのであるが、生憎扇風機に集中していて見られなかったことが悔やまれる】

んー？ おかーさんの事は覚えてない！ 忘れちゃった！！

【身体の砂も殆ど吹き飛ばし、扇風機を元の小さく幼い右腕に戻した幼女は男からの質問に答えた】
【本来ならば寂しく切ない答えなのだがそれを紡ぐ幼女の顔は悲しさなんて微塵も持っていない。きっとどんなテレビドラマでも母親の事を覚えていないと元気に言うシーンは何処にも無いであろう】

何をしてるーって、砂場で遊んでただけだよー…？

【二つ目の質問にもそれが当然の事のように答えを伝える。むしろ何故そんな質問をするのか、といった具合である】
【相変わらず幼女の表情には悲壮という感情は一切存在しない】

842 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/10(日) 00:14:36.29 ID:KCO2pSS/O

>>837
/これは取り消します！申し訳ありません…

843 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/10(日) 00:17:48.43 ID:Q7Y/TyAr0

>>840
……ふぅっ！！
【裂帛、気迫、迸る圧力】
【クロスに受けられた剣に更に力を籠め圧殺せんと全霊】
【足に対する意識は当然途絶え、だが超常的な反射でのみ対応を行う】
【即ち血の軌道を描きながらの飛び退き、横へのジャンプ】
【当然先程剣に籠めた力は一時的に弱まる事になるが、蹴りに腹を貫かれる事は防いだようだ】
【着地、再度圧力を加えんと狙う女の背中で金属音が小さく鳴った】

844 ：【敗北者】満身創痍の人形さん【累乗付与】 [sage]：2014/08/10(日) 00:23:16.27 ID:06BaoWmbO

>>804

ふむ…そうか。 違ったか……。 少し残念だ。
僕の名前は敗北者(ルーザ)という。強さと力を求める者だ。
今は強き者と僕を傷だらけにした男を探しているぞ。
【少女の反応を見て敗北者である少年は誤解を解くように語る】
【然して少年は少女に興味を持った理由を思案すれば、会話は次第に次の質問へと移行して】

君の名前も聞かせてくれまいか？
それと、もう一つの質問なのだが…


……君は 強いのか？

845 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/10(日) 00:28:49.49 ID:ou4uHdAt0

>>841

……これは最も対応に困るパターンだ。少年は立ち上がって、粗暴に頭を掻いた。
もし彼女が途方に暮れ、明日もどう生きていけば言いのか分からないなんて言う素振りを見せたのなら、
孤児院に届け出をだすなり色々してやれる事はある。……しかし、こうも快活に答えられてしまったら、
何というか、そのままにしても良いのではないかと思えてしまうのだ。

……しかし客観的に見れば、彼女のような小さな子どもが一人夜の公園で遊んでいる状態で、
それを見つけた大人――厳密には大人ではないが――が、自分に当たる訳だ。ならばやはり、………――


「……お前、どうやって生きている？　
「金は、稼げるのか？　住む場所は、あるのか？　腹は減ってないか？………」

この社会は、金が物を言うのだ。……とにかく、真っ先に問うべきなのは金の有る無し。稼ぐ先はあるのかどうか。
まさか一日中、こうして公園で遊んでいる訳ではなかろう……衣食住は、最低限ちゃんとしていなければならない。
まあ今、服を着ているのだからそれは良いとして……後は食べ物と住む場所。尋ねる声は、やたら心配している様だった。

846 ：木山海音【制空剣】 [saga]：2014/08/10(日) 00:31:42.09 ID:qJOEuPZE0

>>843
「やるっ…けどさぁ、一つの行動に二つの意味があったなんて考えないのかなぁ?」

剣士として、素直な称賛の言葉を吐きながら海音は脚を振り上げるのを止めない
それどころか、もう片方の脚までも振り上げている
蹴りを行う相手はそこにいないのに
圧の緩んだ瞬間、魔剣の上を血塗られた剣は滑っていって…地面へと叩き付けられるだろう
海音の胸を切り裂かないで
では、海音は何処へ行ったのか?
それは…

「後ろ回りって知ってますかぁ?」

先ほど倒れていた位置より少し後方。海音は立っていた
海音が行ったのは手を使わないでの強引な後転のような動き
首の辺りを痛めるという代償こそあるものの立ち上がるという事はできる
だが、無理な行動の代償なのか海音はまだ動いていない
疲労か、それとも、
待ち構えているのかは海音にしか分からない

847 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/10(日) 00:38:59.19 ID:Q7Y/TyAr0

>>846
……！！
……さぁ、て……ねっ！！
【地面に剣線、それはコンクリをバターの様に余りにあっさりと裂いた】
【引き抜きそして捻り、振り上げるは踏み込みながらの逆袈裟の閃光】
【多少なりとも強引な面が存在し、背後が露わになってはいるがリーチの差でフォローをとの内心か】

848 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/10(日) 00:43:43.75 ID:KCO2pSS/O

>>844

敗北者……さん？

【少年が言った敗北者というが実名ではないことは明らか…だが、少女はそれには触れないことにした。触れない方がいい気がしたから】
【強さと力を求める…それは少女には理解できなかった。そんなものは、争いを嫌う少女には必要ないものだ】
【少女は警戒を緩めた様で、少年との距離は少しだが…縮まっていた】

私の名前は……ミア=レスティアです。

【名前を聞かれた少女は…少し緊張した様子で名乗り、その後にお辞儀をした】
【そして、少年のもう一つの質問を聞いた少女は表情を強張らせる】

…！

【ここで強いと言ってしまうと、少年と戦うことになる。少女はそれは避けたかったから…自らのことを弱いと言った】

えっと…わ、私は弱いです

849 ：[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:少し》 ：2014/08/10(日) 00:43:52.97 ID:CkcZvKxZ0

>>845
お金は……うーん…かせげないかなぁ……
……住むところもないし……
……っ…お腹！？減ってるよ！減ってるよぉ！！

【やたらと心配するような声色で尋ねられる。彼が自分を心配する理由もこの幼女には理解出来ないのだが】
【質問には表情をコロコロと変化させながら答えた。答えの内容は全てマイナスだ】
【空腹を問われた時だけ尻尾がピンと立ち上がり、耳はワクワクと忙しなく動いた】

……お腹！……減ってるよ！！！？

【衣服はあれど使い古されてもはやボロボロの布切れのようになっていて、そして住むところも無い。だがそんな幼女でも食への執着はあるようで、むしろそれしか無さそうだ】
【幼女の純真な瞳は期待の感情が宿り、そのキラキラした視線を男に向けて見つめている】
【単純な思考の幼女に無言でジッ…と見つめられた男はどのような対応をするのだろうか】

850 ：木山海音【制空剣】 [saga]：2014/08/10(日) 00:51:45.02 ID:qJOEuPZE0

>>847
「凄い威力だねぇけど、そんなのは褒めないぜ」
「死ねたら褒めてやるよ…だから、死者の列に並べよなァァァァァ!!」

コンクリに穿たれた直線
それは女の剣の威力の壮絶さを物語る
が、怯むことなどを知らぬ海音は逆袈裟斬りを濃紺のブレザーの正面をワイシャツごと切り裂かれて肌色の柔肉を晒すのにも構わないで最低限の動きで回避する
そして剣が振り上げられたその瞬間、海音は一気に踏み込んで…

「私がそうさせてやるから…よォォォォォ!!」

右手の剣で女の腹を刺し貫こうと剣を突き出した

851 ：【敗北者】満身創痍の人形さん【累乗付与】 [sage]：2014/08/10(日) 00:54:08.03 ID:06BaoWmbO

>>848
む…名前を名乗った後はお辞儀をするのか。
よろしく頼むぞ、みあ。
【少年も少女につられて頭を下げる】
【そして頭を上げれば右手を差し出して握手を求めた】
【強い者とは相手よりも上の礼儀を示さねばならないのだ(持論)】

そうか…？ みあは弱かったのか。
【と、いって少年は少女の瞳を覗き込】
【特に考えた様子もなく淡々と言葉を吐く】

みあは強者の眼をしているのにな。
これは、僕の持論だが、綺麗な眼をしているモノは大抵強いのだが…。

では、もう一つ聞かせてくれまいか。
みあにとって、強さとはなにか？ 力とはなにか？
勝負においての勝率か？ 腕力の強さか？ 足のはやさか？
僕は強くなりたい。そのためには色々な強さを知らなければならないのだが…

852 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/10(日) 01:01:58.87 ID:ou4uHdAt0

>>849

「……………。」

本当に腹が減っている人間なら、こんな対応出来ない。自分も実際そういう経験があるのだ、……声すら出ない程、に。
まあ自分で聞いたのだから、腹ぐらい満たしてやる事にしているつもりではあったが……
故に彼女の反応は何というか、面白いというか呆れたというか、……そんな感じで。


「……飯、行くか。………ただ、一つ、条件がある。」
「このまま街に出たら、警官に声掛けられるのは俺だ。……分かるな？」

「……見た目、変えられんだろ。俺と同じか、……まあそんくらいに、合わせろ。」


幼女を深夜に連れ出す男、警官が見れば一体、どう思うだろうか。父親にしては若すぎる、
親戚という線も無くはないが、そもそも顔が似ていない……ダメなのだ。こんなことで前科を付けたくない。

そこで少年は、彼女の能力を悪用する。……自分と同じくらいの年齢に化けられるのだったら、
今のそれは"デート"となってまあ問題はなし、唯一自分の服装が違和感、それだけに留まるのだ。

もしそれに応じたのなら、少年は「……来い」と背を向けて歩き出す。10分そこらで着くのは、中華料理店だ。
結構な店構え、……中々の所を選んだのだろう、というのはそういう所に行かない人間でも分かるか。

彼の格好を見て夏祭りの帰りだろうかと思いながらウェイターは個室に案内し、メニューと冷水を差し出す。
適当な場所に座って、少年はペラペラとメニューをめくる。写真が同時に掲載されている……食欲が刺激され、どれも食べたくなる。
同じ時間が、彼女にも与えられるのだろう……字が読めなくとも、たまたま大丈夫な仕組みになっているから運が良い。

……パタン、とメニューを閉じた。少年は決めたのだろう……、後は彼女の注文を待つだけとなった。
冷水を口にし、「……ああ、遠慮は……しなくて良い。」と思い出した様に話す。
「……するとは思っていないが」の言葉を冷水と一緒に飲み込んだというのは、誰にも言ってはいけない秘密だ。

853 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/10(日) 01:03:56.32 ID:Q7Y/TyAr0

>>850
……私が死ぬのは……××
貴方の仇を……
【ここではない何処かに夢見心地語りかけしかし体はいとも容易く起動する】
【前面に不注意は無く、そして刺突を「何かで弾く」】
【それは左手に構えられた勇者のもう一つの装具、半身を覆う大きさのカイトシールドだ】
【右手の刺突を弾きつつ押し込み態勢の打開を狙い同時振り下ろす超速での一太刀】
【右の剣を弾けていたとすれば防御も片腕勝負、ならば重さと腕力に勝れば負けはなしと踏んだのか全霊の一撃】
【加えてもしあわよくば体勢を崩せていれば咄嗟の回避も困難であろう】

854 ：【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]：2014/08/10(日) 01:11:31.87 ID:pyw1gXRPo

>>831
俺はちょうど今来たところだ……

【さて、ルーキーの肌からは汗が滝のように流れ出ているのが分かるだろうか】
【つまりは鍛錬の帰り際、という事なのだろう】
【本人はまったく気にしていないらしく、至ってすまし顔なのだが】

【女性と対面し、突然に問われた質問】
【"自分は善であるか、悪であるか"――――】

俺は悪ではない。だが、決して善でもない……
いや、そもそも組織の手足として動く俺にそのような善悪の判断自体、必要のない事だ…

【ルーキーは、兵士。組織の手足となりて動く人形】
【故に善悪の判断など不必要。組織の言うとおりに動くだけ】
【だがここで彼が自らを悪でないと断言したのは、残虐行為にあたる事を行っていないからか】
【しかし、決して善などではない。何故ならば人を殺しているのだから】
【彼はその事をよく自覚し、また割り切っていた】
【この返答に、女性はどのような反応を示すのだろうか】
/こちらこそ遅くなりました…申し訳ない…

855 ：木山海音【制空剣】 [saga]：2014/08/10(日) 01:16:47.82 ID:qJOEuPZE0

>>853
「仇討ちが暴走していつしか大量殺人に至ったのですか…少し興醒めですね」

夢心地の女に掛けられるのは先程までのような煩き声でなく、冷たい声
殺人者であり、終焉の木山でもある少女の狂の属性を排した声
その声の主である海音の動きは速かった
体勢までは崩されなかったが想定外の防御で右手の剣は弾かれ、右手は後方に逸れた
同時、左手の剣は逆手に持たれて振り上げられる
奴はこの機を逃すわけがないという推測に基づいて行われた防御は確かに功を成した
が、均衡は直ぐに崩れて海音の胸辺りに浅い傷を穿たせて赤い滴を舞わせた
その痛みに顔をまた歪ませる海音は右手の剣を逆手に持ち変えて…

856 ：【敗北者】満身創痍の人形さん【累乗付与】 [sage]：2014/08/10(日) 01:25:46.91 ID:06BaoWmbO

>>848
すみません。一応お待ちしてますがそろそろ寝落ちをしてしまいそうです。
よろしければ凍結をして後日再開をお願いしてよいでしょうか

857 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/10(日) 01:33:26.14 ID:Q7Y/TyAr0

>>855
ん？
……貴方、思い違いを……？
【ふ、と現実に引き戻されれば浮かぶは疑問符】
【だが言葉より信じるのは殺意での会話、剣を持ってして良し悪しを決める存在】
【[ﾋﾟｰｰｰ]ばそれでお終いなのだ、どの主張も戯言に過ぎない】

……せやっ！！
【左の腕を動かせば舞い散る鮮血、止血には未だ至らず】
【盾の先端部、石突で魔剣士の右腕を払わんと狙う】
【威力に期待している訳ではない、単なる牽制……にしては筋力から破壊的なチカラが産み出されてはいるが】
【鍔迫り合いに対する圧迫も更に勢いを増し迫らせる】
【まるで重力を味方に着けているような、圧倒的な押し込み】

858 ：[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:少し》 ：2014/08/10(日) 01:33:30.29 ID:CkcZvKxZ0

>>852
やったぁぁ！！ご飯だご飯だ！
……う、うん……分かるよ…？多分……

うーん……わかったー、お前と同じくらいにすればいいのねー…………

【少しだけだか空腹な幼女に、男の優しき一言。幼女は、まぁぴょんぴょん跳ねて嬉しがった】
【そして後の男の要求にも若干嫌々ではあるが、承諾し姿を変える】
【もう見慣れている、かは分からないがまた独特の煙が舞い幼女を包む】
【その煙が晴れると、そこには古臭いスカジャンを見に纏う金髪の、男と同じくらいの年っぽい少女が現れた】
【彼女の能力ではそれが精一杯のようでまだ少し幼さの残ってしまった風貌はサングラスで誤魔化している。何はともあれ少なくとも男が警察のお世話になることはなくなっただろう】


【そして中華料理店へと到着。結構高級そうなところで、幼女(見た目少女)はサングラス越しにその目を煌めかせた】
【席に座るなり早速メニューを手に取り、良心的に貼られた写真に釘付け】

……じゃあ！これ！！これ食べたい！！これっ！！

【暫しメニューを見つめた後、メニューを指差し男へ伝える】
【幼女(見た目少女)の指の先には、超絶うまそうなオムライスが】
【その超絶うまそうなオムライスのお値段は、かなり高め。男が水と共に飲み込んだ言葉通りであった】

859 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/10(日) 01:34:49.07 ID:OwOlmLiT0

>>854
【善でなく悪でない。しかしどちらにも片寄れる青年】
【返答に不満はない。しかし不安を感じたのは何故か】
【まあ、そんな事はどうでもいい。どうやら、どうやらまた斬ることだけは免れたようだ】

入らぬ詮索、無礼をお許しください
組織の手足と言いましたか？　では何処か戦地にてお会いするかも知れませんね

【腰に当てた手を下ろし、警戒を解きつつその反面、意識を研ぐ】
【今こうしている間にだって起こり続ける虐殺や殺人を、出来る限りで止める為もある。だが最大の目的は青年、青年への探りだ】
【何が目的なのか。何のために会ったのかを理解するために、最大限に注意を払いながら青年に意識を傾けた】

その汗、刀。どうやら武器の扱いに精通しているようですね
どうです？　腕は起ちますか？

【そこで気付く、一振りの剣と滝のような汗】
【それらから青年を剣士と推測し、興味をそそらされた。果たして強いのか弱いのか】
【万が一戦地にて敵となった場合、すぐに倒せる相手かを見極めようと】

/大丈夫ですよ

860 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/10(日) 01:35:11.76 ID:nLg+VqgPO

>>851
……

【少女は少年の差し出された手を見て、自分の手を恐る恐る動かし…その手を軽く握った】

あ、うん…

【今迄戦闘を避けて生きて来た少女は、自分の異能を全然使い熟せていない。】
【体から凡ゆる生物を誕生させる事が出来ることと】
【自身の身体を変形させることは知っているが…どれくらいまで変形出来るかは試した事がない。全くの未知数だ】

強者の目…そう、かな…

【少年のその持論は間違ってると思ったが…それを口に出しはしない。】
【少年と同じ様に、少女もしっかりと瞳を見つめて…話を聞くことに集中している】

…

【少女は少し考え込んでから、ゆっくりと口を開いた】

私にとっての強さは…『優しさ』かな

【少女の思う強さは…少年が言ったどれとも違う。】
【困った人に手を差し伸べる暖かさと、時には突き放す勇気。】
【本当の強さは、心の底から相手のことを思い遣る気持ちだと…少女は思っている】

861 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/10(日) 01:37:12.15 ID:nLg+VqgPO

>>856
了解しました！後日再開しましょう。ではおやすみなさいです

862 ：木山海音【制空剣】 [saga]：2014/08/10(日) 01:47:58.25 ID:qJOEuPZE0

>>857
「もっとも私は殺す時には無差別に人を殺めますからあなたの仇である可能性は捨てきれませんがね」
「そもそも…あなたの仇はこのような力を使っていたのですか?」

木山海音は問い掛ける
剣を交わらせる合間合間に
いつの間にか殺意の色が若干薄くなった『九花』を振るいながら

「くっ…ここはっ」

右手を払わんと動かされた盾を魔剣士は身体を微妙に動かして敢えて全身で受ける
圧倒的な威力…といってもただの牽制で再び咳き込みながら無理矢理に剣から逃れ、改めて双剣を逆手に持つ
重力をも味方に付けた鍔競り合いからは強引に逃れることに成功した
そして反撃の機を伺う魔剣士は…双剣を逆手に構えて待ち構えるのみ

//そういえば時間は大丈夫でしょうか？そろそろ今日の活動に大きく響きそうな時間ですが…私はまだ起きれますし今日はいつでも再開できますが…

863 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage saga]：2014/08/10(日) 01:56:51.94 ID:Q7Y/TyAr0

>>862
でしたら尚更、私は仇を討てる……
【霧氷の表に赤みが走り刹那の恍惚】
【刃物を持つ全てを、即ち最初の問い掛けで肯定を得た時点でそれは女に取って仇なのだ】

……くくっ、××……笑って……
ねぇ……××……
【喉元から染み出る不愉快なノイズ】
【果たしてそれが押し殺した笑い声である事に気が付けるだろうか、だがそんな事はどうでもいい】
【盾を前面に構え剣を刺突体勢、軸足の地面を焦がし一気に駆ける】
【このまま打撃と、そして同時に刺突をも狙い一目散の突撃だ】
【一見すれば無謀な特攻、しかし先に左手で握ったあの足】
【恐らく回復には至らずだろうと踏んで、そしてもし回避の為に剣を翼にすればそれは刃での反撃がない事を意味する】
【この短い合間に推察した知識と蓄積させた細かなダメージ】
【それらに基づいての判断は無謀とは一切異なる】

/お気遣いありがとうございます、こちらも大丈夫です

864 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/10(日) 02:00:47.67 ID:ou4uHdAt0

>>858

「中華料理だぜ、ココ……まあ、良いんだけどよ……」

奢るといったのだから、値段は気にしていない様子。ただ、いくら好きな食べ物とは言え、
中華料理のお店に行ってオムライスを注文するのは……と、別の所を指摘するのだった。
まあどちらにせよ、注文は決まった。ウェイターが丁度良いタイミングでやって来て、


「このオムライスと、オレンジジュース。」
「……それと、コレとコレとコレと、………後、コレとコレ、………」


ウェイターが大変だ。ボタンをポチポチ押して行くだけで良いのだろうが、それでも中々。
……少年が何を頼んだのかは不明。ただ、バカみたいに量が多いのは分かるだろう、
まあ、まだその年令も来ていない彼女には分からないかも知れないが、この少年は思春期の食べ盛り真っ只中、
更にこうして、目を見張る隆々とした肉体を持ち合わせているのだ、当然消費するエネルギーも多い。
人の2倍も3倍も、4倍も食べる事で供給しなければ、やって行けない――そういう事。

因みにオレンジジュースはオマケだ。子どもなら例外無く全員好き………、
そんな偏見が染み付いてしまったのも、ドラマのせい。まあ嫌いなら、譲れば良い……、

直に運ばれテーブルに並べられる料理の数々、……彩り鮮やか、立ち上る湯気の香りは何とも言えない。
ゆっくりと瞳を閉じて「いただきます」と言えば、途端少年はガッつきにガッつく。炒飯やらもろもろ、
口いっぱいに頬張らせ、正に"喰らう"のだ。とても上品な食べ方とは言えないが、まあ仕方が無い。

全部で5人前か、6人前はあったお皿も、20分か30分か、彼女がオムライスを食べ終えるであろうのとほぼ同じタイミングで無くなってしまう。
こんなに早く、こんなに多く食べたのなだから腹がパンパン、食べ過ぎでしばらく動けそうにない……かと思えば、そんな事はなく、
ケロッとしていて、むしろ未だ食べられそうな気配さえある……流石に、追加で注文はしないが。


「さーて……どうすっかな〜………」


会計、やはり6人分ぐらいはするのを懐から現金を出して支払えば、少年は満足した表情で店を後にする。
満足は気の緩みを生む。ナメられない様にと取り繕っていた言葉遣い、いつの間にか"素"に戻っていたのだが気付かず。
少女を見ながら、"これからどうするべきか"を考える……―――と、ここで少年は気付いた。

変身出来るのだから、最悪頑張れば、働けるのだ、彼女は。顔も童顔なんですと言ってしまえば、通じる……、
ならば、自分がアレコレしなくても良い……そういう事になるのだ。何故今まで気付けなかったのか、
……やはり自分はバカなんだなと思いながらも、しかし一方肩の荷が、スッと降りたように感じて。


「……解散だな。ねみーわ………ああコレ、俺の仕事先な。」
「何か仕事してーなら、ココ来ればいい……じゃ、……またな。」


ホッとした安心感は睡魔を呼ぶ。自分が加入している冒険者ギルド「BUTLER」の地図が書かれた名刺を渡す、それだけした。
働きたい、でも働き口がないと言うのなら、ここを頼れば良いし、そうでないなら今の様に生きれば良い……、
それだけ伝えてしまえば、少年は後ろ姿のまま手を降ってこの街を後にするのだ……、一つ、大きな欠伸をしながら―――。


/すみません駆け足になりましたが、睡魔が危険なのでこの辺で失礼します…！
/ロールありがとうございました！　またお願いします！

865 ：木山海音【制空剣】 [saga]：2014/08/10(日) 02:13:50.81 ID:qJOEuPZE0

>>863
「話はできそうにないですね…人のことは言えませんが」

狂っている
剣技は舌を巻くレベルであり、戦闘能力も申し分ない
だが、それのみが欠点
愉しめなくさせる点

「なかなかに不愉快ですね」
「私ならいくらでも笑いますが?」

無謀と思える特攻の体勢を目にした海音は双剣を構えて迎え撃とうとする
が…

「っ…」

全身が、特に足首が痛い
これでは双剣で満足にあの一撃を迎え撃てない
なら…かわせばいい
その思いに達した海音は躊躇なく双剣を背中にしまい…

「外れですよ?」

足首の痛みを堪えながら地面を蹴り、飛翔する
全てを引き裂いても止まらなそうな一撃は海音のいた空間を貫いた
そして、海音はあのときの様に反撃はしない
ただ、上昇する
まるで何かを溜めるかのように
何かを待つように

//分かりました、睡魔の襲撃に遭うまでお付き合いお願いします！

866 ：【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]：2014/08/10(日) 02:14:07.47 ID:pyw1gXRPo

>>859
【女性の探るような目つき、一体何が目的なのだろうか】
【この女性も何かの組織の一員。故に此方の実力を計ろうと―――そういう意図だろうか】

俺は今まで一度たりとも自分で強いと思った事はない
そういうものは、戦場において相対的に評価されるものだ

【ルーキーは決して慢心する事はない】
【どこまでも高みへ、極みへと到達するために邁進する】
【そこに一切の妥協はなく。常に己との戦いの連続だ】

だが―――――俺が自分で"弱い"と思った事は、一度たりともない

【しかし、それでも自分の強さには誇りを持っている】
【弱音を吐くのは、ただの逃げでしかない】
【慢心せず、かと言って卑下する事もせず。彼は、そういう人間だった】

867 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/10(日) 02:24:24.19 ID:Q7Y/TyAr0

>>865
……はっ
【吐き捨てるような嘲笑、体は地面を抉りながら弧を描きようやく停止した】
【上空へと回避した魔剣士を睥睨、生憎と空を飛ぶ翼は女にはない】
【盾を向けたいところだがいつ突撃があるか分からない小さな持久戦、左腕の痛みに限界が来るだろう】
【仕方なく剣で迎撃態勢を取りじりじりと足を滑らせている】
【二人の戦闘を中心とした地帯、錆び付いた道路標識が風に微かに揺れる】

868 ：[化けタヌキ]>>735【メタモル】E.緑の葉っぱ、《空腹度:少し》 ：2014/08/10(日) 02:24:55.05 ID:CkcZvKxZ0

>>864
うへへ、オムライス大好きなの！！

……お、おぉー……そんなに食べるの………

【中華料理店に超絶奇跡的にオムライスがあったから頼んだわけで、無ければまぁオムライスとフォルムが似ている天津飯でも頼んでいただろう】
【そして注文、すると男が絶え間無くかつ食い気味にどんどんと注文していく。そんな光景を見る幼女はポカーンと口を開けて唖然としていた】
【少なからず密かに自分の胃袋の大きさに自信と誇りを持っていた幼女にとっても、男が注文した料理の数は多いと思える程であった】
【いざその料理達が運ばれてくると改めて幼女は目を見開き唖然とする】
【自分も同じような感じだから男の野性的な食事の仕方にはさほど驚かない。しかし次々と空き皿になっていく料理には流石に圧倒されてしまう】

ふぅぅあー……食った食ったぁぁ………げふっ……

【オムライス一品の自分と同時に食べ終わったのも驚愕だが、満腹の幼女はその幸せを噛み締めていて今やそんな事は考えていない】
【満足が気を緩ませるのは幼女も同じで、店から出た瞬間に変身が勝手に解かれ元の幼い子どもに戻る】

うー……確かに眠いねぇ……
……？……仕事先……？
………う、うん……またねー…！

【何だか安心したような表情をした男から何やら冒険者ギルド「BUTLER」なるものの名刺を受け取る】
【眠気と変身の疲れで良く聞いていなかったが、後に名刺を見返せば思い出すだろう】
【もしもこの幼女が働き口を見つけられなければ、またこの冒険者ギルドで男と再開するかもしれない】
【去っていく男の背中に手を振り、見送った幼女はマジマジと名刺を見つめながら夜の街へ消えて行った】


/こちらこそありがとうございましたっ！おやすみなさい

869 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 ：2014/08/10(日) 02:59:15.47 ID:Q7Y/TyAr0

>>865
/闇落ちられましたかね
/落ちます、乙ありでした

870 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/10(日) 04:17:36.95 ID:OwOlmLiT0

>>866
【慢心を知らない、いや。無縁の青年は常に、己との戦いを行っていた】
【上には上が存在する。それらを超すが為にさらなる高みへ、望みへと】
【故に感じざるを得ない、強さがある。それを持つのがこの青年だった】

（……一体全体、その自信は何処からきてるの？　話だけでは------解らないな）
OK。矛盾していませんか？
弱いと思わないのに強いとは言わない。要するに貴方は、自分が普通……基準であると？
そう、言いたいのでしょうか？

【だが、言葉の意味が理解できなかった】
【強いというのならば解るし、弱いと言われても解る。しかしながら弱いとは思っていないのに強くなどないと言うのは、矛盾しているようにしか聞こえない】
【他の取り方をしても、自分は標準であると言っているようにしかとれなかったのだ】
【故、三度質問を投げかける。相手は大凡、こちらがどういった立場なのかを理解しているだろう】
【SGSの存在は知らなくても何らかの組織内人であることを。ただ不安なのは誤解を招いていないか、と言うものだけなのだが】
【もし、本来の組織目的からズレた予想を立てているのなら、こちらを悪と見なし襲ってくるかも知れないからだ

871 ：木山海音【制空剣】 [saga]：2014/08/10(日) 09:03:15.53 ID:qJOEuPZEo

>>867,869
「………ちぃ、タイムリミットですか」

空中で海音は忌ま忌ましげに舌打ちを打つ
打撃を受け、無理に動かすことを繰り返してきた肢体はもう戦闘には堪えきれない
あの一撃を防ぐことはもう叶わない

「次に遭うこと、愉しみにしてますよ？」

だから海音はそうニッコリと微笑み、空を翔けて離脱していく
空からは闇が暁によって取り払われつつあった


//闇落ちすみません…これで締めということでお願いします…
//夜遅くまでありがとうございました！

872 ：【ジャグラー】>>997【久我山 大希】 [saga]：2014/08/10(日) 09:21:42.01 ID:zUfNi11oO

……全然わっかんね

【夏休みだというのに、制服をきてファミレスで勉学に励んでいる少年】
【いや、夏休みだからこそかもしれない】
【彼は補修に引っかかってしまった】

【能力者といえど、彼だって学生であり、世間で言う受験生であったりする】
【ただケンカしているだけの毎日ではマズイのだ】

(ヤバイ…このままじゃ確実にニート……)

【そんな現状に危機感を感じていたりする】


【だが、彼には一日中机に向かい、じっとしている趣味は無い】
【そこで、担任に交渉し、補習課題だけ貰って涼しく騒がしい店内、食べ物付きのファミレスで課題と戦っている、ということだ】

【全戦全敗だが】



あーあ、誰か教えてくんねーかなぁ……

【解くのを半ば諦め、机に突っ伏すとそんなことを呟いてみる】

873 ：【アソートグロウ】アスタルテ [saga sage]：2014/08/10(日) 09:54:01.60 ID:ZeO85RFZo

【白昼の街を歩くフード姿のナニカ】
【全身を薄汚いフードで覆ったそれは、陽光に輝く街の中不思議に不気味な感じを醸していて】
【頭の部分をゆっくりと動かしながら、そのモノは「喰べ物」を探していた】

874 ：【敗北者】満身創痍の人形さん【累乗付与】 [sage]：2014/08/10(日) 13:35:31.22 ID:8KZkZ1G1O

>>860
【少年の手を少女が握り、それに合わせて少年も軽く握り返す】
【太刀の柄と比べれば彼女の肌は余りにも柔らかい】
【然れどやはり少年は少女の眼に強さを見いだす】

ふむ…みあにとっての『強さ』とは『優しさ』であるか
なれば みあにとっての強者とは誰よりも優しい者となるな

そして、僕は君に強さを聞いたからには…強くならねばなるまい。

みあ、困ってることはないか？ 僕はみあに優しくするぞ。

875 ：【敗北者】満身創痍の人形さん【累乗付与】 [sage]：2014/08/10(日) 13:38:31.61 ID:8KZkZ1G1O

>>860
お待たせしました！ 今日もよろしくお願いしまさ！

876 ：【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]：2014/08/10(日) 15:49:14.42 ID:pyw1gXRPo

>>870
………確かに、矛盾しているように聞こえなくはない
だが、決して矛盾などはしていない

【自らを強くないと戒め、かつ自らを弱くないと絶対の自信を持つ】
【一見、互いに相反し、矛盾している理論】
【だがその実は、つまりこういう事】

自らを弱いと卑下するのはただの逃げだ、自分の力も信じられずに強者への道が開かれるはずもない
それは傲慢し、自惚れ傲る事もまた然り…
言っただろう、戦場における評価は実績に応じて相対的にされると。それは自分で決めるものじゃない
弱いと思わない事は己を信じ、強いと思わない事は慢心せずにどこまでも高みを追い続ける…そういう事だ

【弱いと思う事、それ自体が己の心の弱さで、甘え。故にルーキーは自分を弱者だとは思わない】
【強者でありたいと向上心を常に直向きに持っていれば、慢心など抱く所以などあるだろうか。故にルーキーは自分を強者だとは思わない】

【この女性も何かの組織の一員である事に間違いはないだろう。纏っている雰囲気などでそれは分かる】
【もちろん命令も出ていない以上、こちらから仕掛けるつもりなど毛頭もない】

877 ：マリア・白百合（>>996）【パラディン】 [sage saga E【手提げ袋（食料とか色々）】]：2014/08/10(日) 15:56:08.62 ID:YjTtogfx0

……うぅ………

【太陽が傾き出す時間帯、人気のない街道を彷徨うのは一人の白髪少女。しかし年相応の少女らしさを感じさせぬ雰囲気】
【差し掛かる陽光が赤色の双眸を照らし出すと、同時にきらりと光を帯びるのは一滴の雫。即ち涙】
【頬を涙で濡らしおろおろと無人の地を彷徨う姿は所謂"迷子"というものだろう。まぁそれも、この世界で通用するのかは怪しいが】

878 ：木山海音【制空剣】 [saga]：2014/08/10(日) 16:10:56.67 ID:qJOEuPZEo

>>877
「あれ？迷子でしょうか？」

人気のない道を好む…その理由は鮮血で染まっているが、海音は無人の地をさまよっていた
勿論、その理由はストレス発散後だからではある
まあ、理由はとても話せないが木山海音は珍しく落ち着いていた
だから殺意を隠して白髪の少女に声を掛けてみることとしたのだ
本当に迷子だったら助けてみて、そうでなかったら殺す
なんて思いながら

「道に迷ったのですか？よければ大通りまでは連れていきますよ？」

879 ：マリア・白百合（>>996）【パラディン】 [sage saga E【手提げ袋（食料とか色々）】]：2014/08/10(日) 16:26:54.13 ID:YjTtogfx0

>>878
「……ひぃっ！？ ……あ……えと……うぅぅ……」

道中、突如として響く声音になんとも情けない声を上げ数歩後ずさると、目に入ったのは濃紺の髪を揺らす橙の双眸の女性。
少女が言えたことではないがこの地方では見かけないような人種だ、しかし言葉は通じるようでホッと安息のため息。
そして同時にはっと我に帰れば、またアワアワと瞳を潤わせ必死に言葉を絞り出そうとするも出てくるのは「あぁ」だの「うぅ」だのばかり。
やがて言葉にするのを諦めたのか、暫くの静寂を越えると少女はこくりと控えめに頷き申し訳なさそうな表情へ変貌。
どうやら彼女の奥に潜む"殺意"には気がついていないようで、逆に女性を"良い人"と認識している様子。
少女の警戒心が薄いという訳ではない、ただ純粋に"気がつけない"のだ。今目の前に居る女性の"本性"というものを。

880 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/10(日) 16:32:08.20 ID:OwOlmLiT0

>>876
【一体こいつは何なんだ。何が言いたいのか。そう悩んでいた時だ】
【唇を震わせて喉から飛び出す青年の言葉を聞いたのは】

っ、ではっ！
…………、そうですか。なるほど

【弱いと思わないのは甘えであるのなら、世界は甘すぎる】
【間違ってる、そんなの100%間違っているとカトレアは思うのだ。甘えて何が悪い、弱いとはそう言うことを言うのではない、と】
【故に少女は瞳を窄め、青年の瞳を見返した後、こう言葉を紡ぐのだった】

ですが、それは貴方の持論でしょう？
その理論でいくならば、私は弱くて強いことになる。明らかに可笑しいでしょう？
私は、心を馬鹿みたいに開き隙を見せ入り込まれるものが弱者であると思う

【価値観、世界観共にどうやら、青年と少女では違うらしい】
【故の発言、故の反論。このような住む世界の違うモノに対して青年は何を思い、何を抱くのか】
【それは何人も解らない神秘】

881 ：木山海音【制空剣】 [〔殺意:潜在〕saga]：2014/08/10(日) 16:38:33.90 ID:qJOEuPZEo

>>879
「本当に迷子でしたか…あ、怖がらないでください、私は別に怪しくないですから」

手提げ袋を提げる少女があたふたしてるのを見て、情けない声を聞いて海音はこの少女は人と関わるのに慣れてないと分かり…少し安心させるためにも優しい微笑みを浮かべながら接することとした
また、少女は隠し持つ自身の殺意には気付いていないとも分かった
だったら木山海音はマリアを突然両断することはないであろう
マリアの最初の印象通りのいい人となるであろう

「それじゃあこんなところにいては危ないので…まずは表に出ましょうか？」

申し訳なさそうに肯定の意思を表すのを見た海音はマリアを運ぶために双剣を双翼に変える
その様はマリアを驚かせてしまう可能性がある…というところにまでは残念ながら気づけなかったようだ
そして、本性を現さぬ少女はマリアの方へと手を差し伸べる
ただ、マリアを大通りの方へと飛んで運ぶために

882 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/10(日) 16:59:05.38 ID:xZU+hiwUO

>>874
【少年の手は力強くがっしりとしていた。背中の大太刀を扱うのには、相応の筋力が必要なのだろう】
【対して少女の��異能�≠ﾉ筋力はあまり必要ない。基本的に、誕生させた生物を使用するからだ】

困っていること………これを見てください

【困ってい事とは少し違うのかもしれないが…少女は少年に自分の��異能�≠�見せることにした。】
【少年がそれを見てどんな反応を示すのか、気味が悪いと思わないか、��怪物�≠ﾆ恐れられないか、こんな自分を受け入れてくれるのかが気になったからだ】

……

【握っていた少年の手を離し…少女は自分の手に意識を向ける】
【すると、グニャリと音を立てながら少女の手首から先が変形していく】
【そして、手首から先は…一匹の鼠となって少女の肩の上に移動していた】

……

【少女は目を瞑り、目尻にうっすらと涙を浮かべて…その光景を見たであろう少年の反応を静かに待った】

/遅れまして申し訳ありません！

883 ：マリア・白百合（>>996）【パラディン】 [sage saga E【手提げ袋（食料とか色々）】]：2014/08/10(日) 17:01:29.15 ID:YjTtogfx0

>>881
「う、うぅぅ……ご、ごめんなさいぃ……」

もはや何のためのかも分からない謝罪、涙混じりな弱々しい言葉を呟けばごしごしと涙が溜まった瞳を袖で擦る。
少女特有の真赤な瞳は更に赤色に染め上げられ、顔は緊張からかほんのりと赤みを帯びまるで熱でもあるのかと問いかけたくなるような状態。
最早マリアにとっては日常茶飯事とも言えるそれは、目の前の女性にはどのように映っているのだろうか。
と、その時。唐突に女性は濃紺の髪を揺らし背中に仕舞われた双剣を"翼"のような形状に変化させマリアへ手を差し伸べる。
当然ながら人一倍ビビリな少女は「うわっ！」と、心底驚愕したような声を上げまたも一歩後ずさってしまう。

「は……はい………うぅ、ごめんなさい…ありがとう……ございます……」

しばらくの静寂の後、少女が驚愕から立ち直った頃。恐る恐るといった具合で差し伸べられた手をそっと掴む。
その様はあまりにも鈍臭く、のろい。しかしそれが少女の性格を表したものなのだからしょうがない。
どうやら完全に少女は女性を"いいひと"だと認識したようだ。ただでさえ薄かった警戒心も、今では微塵も感じられないだろう。

884 ：【敗北者】満身創痍の人形さん【累乗付与】 [sage]：2014/08/10(日) 17:13:27.61 ID:8KZkZ1G1O

>>882

おぉ……大丈夫か……！？
【少年は自らの手から離れた先にある少女の手を凝視】
【幾ら柔肌の少女といえどあのような変形は異常】
【通常ならばありえないこと…為ればそれは少女の異能】
【刹那…少年は身構えた…少女の悩みと直結する能力、変形】
【その先は鬼が出るのか蛇が出るか……】
【少年が息を呑む━━━━━次いで…現れたモノは……】



む…ねずみ、なのか…？
【何のことは無い可愛らしい一匹のネズミだ】
【少年はそれをみて、次に目尻に涙を浮かべる少女をみる】
【すると少年は少女に歩み寄り、呟く】


みあよ、やはり君は強者であったぞ
この可愛らしい鼠の姿を見よ
君が居なければ産まれることもなかった…愛らしくも力強い生きるものの姿をみるのだ

なんと美しく…なんと優しい能力か

みあよ、君は僕よりも遥かに『強者』であるぞ
だから泣くな。 強き者は…泣いてはならぬ。


/いえこちらこそ御待たせしてしまってごめんなさい！

885 ：【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]：2014/08/10(日) 17:16:16.03 ID:pyw1gXRPo

>>880
心が広い、という事は誰に対しても分別なく接する事のできる奴だろう
所謂世間一般で言う「優しい」というやつだ。それが弱いかどうかは本人に寄りけり…だな
だが、優しさは強さと弱さの二面性を孕んでいる事だけは確かだ

【誰にでも心を開ける、優しい人間】
【それが果たして一概に強いかと言ったらそれは微妙。逆もまた然り】
【そもそも人がどんな本心を抱えているかなど、誰一人として知る由もない】
【それを一概に強いだの弱いだの、そんな事を言える立場じゃない】
【そんなものを論ずる以前に、自分は人殺しである事を強く自覚している】

………って、なんでこんな生産性もない話をしているんだ俺たちは
そうムキになって反論する事もないだろう。所詮こんなのは戯言にしか過ぎないし、第一、この場の雰囲気にそぐわない

【よく見れば周囲の人達があからさまに距離を取っている】
【この会話が聞こえてしまったのか、それとも雰囲気を感じ取っての行動なのか】
【はぁ、と溜息をついてこういった話は別の場所でやれば良かったか、と少しの反省】

【価値観の相違については、仕方のない事だろうとルーキーは思う】
【この世は千差万別、様々な人がいるのだから価値観を押し付けるなど愚の骨頂】
【取り敢えずこの女性は、他人に弱みを見せない賢い人間である事は今の会話で分かった】

886 ：木山海音【制空剣】 [〔殺意:普通〕saga]：2014/08/10(日) 17:19:26.29 ID:qJOEuPZEo

>>883
「そんなに謝らなくともいいですが…」

意味の見えない謝罪をしながら紅い目を赤くしてゆき、さらには緊張で顔までも赤く染め上げてゆく少女のその様子は海音にどのように写ったのか？
その答えは面白おかしく見えた…というだけだ
普段の海音ならウザいの一言の元双剣でマリアを両断しただろうね。けど、今の海音は殺しを愉しんだ後、少しだけ精神状態がいい
それはこの場ではマリアの延命に繋がったということだ
双剣の変化を見て驚くマリアもまた、普段であればその笑顔を凍りつかせるに値するだろうけど…今回は笑顔は優しいままであったようだ

「じゃあ、行きましょうか」

恐る恐る、ゆっくりとした仕草で海音の手をマリアが掴むまで海音が動かなかったのは行幸だろう
実際、少しだけ苛立ってしまったようだが…
ともあれ海音は手を掴んだマリアの手を手繰り寄せてその身体を抱いて飛び立とうとするだろう
マリアを街の大通りまで運ぶためのフライトに誘うために

887 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/10(日) 17:32:18.05 ID:OwOlmLiT0

>>885
【この話では互いに理解は到底不可能だろう。何しろ少女は、栄騎士の末裔】
【そこの所はかなり、複雑だ。だけどこれだけは断言する。それは】

「優しさ」は、「隙」を招くモノです
慈悲を掛けては悪人を裁けないでしょう？

【と言うことだ】

【雰囲気がどうのこうのと言われて周囲に視線を向ける】
【そこには先ほどのようなムードは微塵も感じられない。どうやら、相当大きな声で言い合っていたらしい】
【何というか、気恥ずかしい限りである】

この場の雰囲気ですか
何です？　場を戻すため貴方と付き合っている振りをしろと？
ナンセンス。全く持ってナンセンス

888 ：マリア・白百合（>>996）【パラディン】 [sage saga E【手提げ袋（食料とか色々）】]：2014/08/10(日) 17:37:19.54 ID:YjTtogfx0

>>886
「わ、わ、わっ…！ た、高いぃ……」

自分の命が繋がれた運命輪によって延ばされた事など露知らず、優雅……とは言い切れないフライトの時間を楽しむ少女。
といっても上がるのは歓喜の声ではなく悲鳴ばかりだが……、しかし嫌がった様子は見せていないようで、ぎゅっと女性の服にしがみつく。
それは恐怖心から来る安心感を求めようとするための行為だが、この場合の"安心"というのは海音の事のようだ。
既に双眸は涙で濡れている状態、しかしそれでも心の内では『海音《やさしいひと》』と出会えたことを喜んでいるようでちょっぴり頬が緩む。
それは海音でさえも気がつくかどうか不明な極々小さな笑み。そして同時にそれは真実を知らない"無知"の証明。

「……あ…あれ……」

風にかき消されてしまうような弱々しい呟き、それが女性の耳に入ろうとも入らずとも二人の目の前には見慣れた大通りが見えてくるだろう。
普通なら憧れる空の旅というものも、少女にとっては拷問に等しくやっと終わりの見えたそれに浮かべるのは安息の表情。
だがまだ到着までには少し時間がかかりそうだ。その内に少女は名前を名乗っておこうと思いつき、小さく自身の名前を名乗ろうと口を開く。
……が、生憎彼女の小さな呟きは轟風に消され、誰にも届かぬ言葉となってしまった。

889 ：木山海音【制空剣】 [〔殺意:ほぼなし〕saga]：2014/08/10(日) 17:55:44.51 ID:qJOEuPZEo

>>888
「たまにはこんな街も素敵…とは思いませんか？」

優雅どころか少し荒いかもしれないフライトを楽しむ少女に少し微笑を投げかける
少女の嫌そうではない悲鳴は死者の悲鳴を愉しむ少女には心地好いものであったらしく突然マリアを空中に置き去りにするという事態に発展させることはなかった
自分のブレザーにぎゅっとしがみつかれる感覚、それも海音の本性が鎌首をもたげる原因とはならない
…それどころか海音はそれを少し楽しんでいた
非常に珍しいことに、同じ終焉で海音とも関係のよかった金髪の少女がこれを見たら…
『これ海音ぇ？え!?マジで!?ギャハハハハ!!演劇でもやってるのですかぁ!?海音さんはぁ!!』
なんて言いながらあまりのおかしさに腹を抱えて笑い出すだろう
それほどまでに、この海音はレアモノであった
優しい人などと思われる海音は

「ん…？今、なんて言いましたか？」
「まあ、いいですか。私は木山海音です。あなたは？」

安堵の表情を楽しげに見る海音は大通りを見るとそこから少しだけ外れた裏路地目掛けて慎重に降下を始める
まだ、少しだけフライトの時間はある
また、今は轟風も吹いていない
誰にも届かぬ言葉が自分の名前とは知らない海音はただ問い掛ける
この少女の名前を知ってみたい…などという悠莉が聞いたら笑い死にそうになる理由だけで

890 ：【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]：2014/08/10(日) 17:58:30.10 ID:pyw1gXRPo

>>887
……………なるほど、悪人を裁く者か
まあ、何にせよもう少し楽にしないと日常生活で息が詰まりそうだな

【女性は悪を断罪する者、らしい】
【悪に付け入られる隙を与えないために、常に警戒しているからこうも空気が張り詰めているのだろうか】
【それでは日常生活で苦しくなりそうだ、とルーキーは一つ指摘をする。人の事を言えたものではないのは言うまでもない】

待て、どうしてそうなる。その発想はおかしい
俺が言いたいのは要するに、もう少し周囲に配慮をして静かにだな…

【元からそれほど大きな声で話してはいないが、通る声なので周囲に漏れてしまっていたのだろうか】
【さらに小さく声を絞り出し、女性にそう告げる】
【恋愛などルーキーには分からない。ただ戦うだけの人形として生きている彼には】

……そういえば悪を裁くと言っていたが
善と悪は人それぞれに存在する。お前にとっての「悪」とは、「善」とはなんだ？
生活のために仕方なく、悪を働く者だっている。例えばお前が羅生門の下人の立場だったら、どうしたんだろうな？

【善と悪、それらは表裏一体で決して切り離される事のないもの】
【いや、本来は善と善のはずなのだ】
【それぞれが対立した時、初めてそれらは善と悪へと分割される】

【ルーキーは疑問に思った。この女性にとっての善や悪の価値観を】
【それは命令を与えられなければ動けない、そんな人形のような彼のちょっとした好奇心でもあった】

891 ：マリア・白百合（>>996）【パラディン】 [sage saga E【手提げ袋（食料とか色々）】]：2014/08/10(日) 18:14:41.42 ID:YjTtogfx0

>>889
案の定と言うべきか、彼女には自身の呟きは聞こえていなかった様子。なけなしの勇気を絞り出して名乗った名前も意味がなかった。
そんな事実に落胆していると、次に女性から上げられた言葉は紛れもなく自身が求めていた返答。自分を救ってくれた優しい女性の"名前"。
降下中ということもあって風は柔らかなものに変わっている。そのためだろう、彼女の名前をはっきりと聞き取ることができたのは。
ならばと、もう一度勇気を出そうと少女の胸には決意が抱かれる。普段人と関わる事のない少女が、二度も勇気を出そうとしているのだ。
大袈裟なくらいの深呼吸、緊張を解そうとしているというのは一目瞭然。暫くして大通りが目の前へと迫った頃、マリアは意を決し、


「あ、わ、私…！マリア……――マリア・白百合です……！」


決して大きくはない声量、しかし海音に届くには十分過ぎる言葉。
マリアという臆病な少女の勇気の塊、それを阻害する者などこの場には存在しない。故にこの言葉はきっと海音に届くはずだろう。
そして短いフライトを終え二人が地面に足をつけた頃。マリアの表情を伺えばどこかやりきったような、そんな表情で涙を流している。
希な出来事だ。海音が優しさを見せるように、マリアが"悲しみ"以外の事で涙を流すのは―――

892 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/10(日) 18:22:56.92 ID:OwOlmLiT0

>>890
【指摘されるのはどうも腑に落ちぬモノがある】
【何しろこの青年。年はといかぬモノの、堅苦しい。堅いのだ】

配慮？　配慮するのですか？
配慮っとことは、周りと同じことでもするのですか。……ぇえーと、えぇー

【待てどうする。そんな言葉を華麗にスルーし、一人やたら色めきたつ】
【年は少なくとも青年よりは年下である。仕方無いことと言えばそうかも知れない】
【値踏みするかのように青年を眺め回し、貌をしかめる。と、耳に入ったのは青年の好奇心からくる問い】
【しばしの逡巡の間を置いて、言葉を続ける】

悪。悪とは即ち人を理由無く簡単に殺める者。そして、滅っす者です
善とは護る者。導く者であると私は説きます

/しばらく落ちます
/返事は遅れると思いますので、切って下さってもかまいません

893 ：木山海音【制空剣】 [〔殺意:ほぼなし〕saga]：2014/08/10(日) 18:28:47.62 ID:qJOEuPZEo

>>891
なけなしの勇気が空振ってしまったことは海音は知らない
だが、優しい風に包まれて降下していくマリアの口からの珍しい二度目の勇気がこもった言葉は聞き取れた
そして、感じられた
彼女の、勇気を

「マリア…いい名前ですね。私はこの名前、あなたによく似合ってると思いますよ」

そして、海音はゆっくりと地面に降りたってマリアを降ろす
フライトはこれで終わりだ。たったのこれだけだ
だが…充実していた
などと思う海音は双翼を双剣にしてからマリアの表情を見てみた
それは、初めとは違っていた
涙に濡れていたが…違う
悲しみではない、達成感を由来とする涙
そんなに泣かないで、なんて思いながら海音は稀な心からの笑みを浮かべながらマリアの白髪を優しく撫でようとするだろう

/こんなところで飯落ちです…

894 ：【アクセラレーション・マシンタイプ】>>541 【サイファ】 ：2014/08/10(日) 18:59:01.96 ID:Ak2Qbf4Lo

　土がむき出しの広い公園である。というよりは仕方がなくそうなったかのように見えた。
　芝生はところどころに生えているが、ほとんどの場所はめくれ上がり土がデコボコと無残だ。
　遊具があったであろう痕跡も今はかすかに、半壊したベンチと真新しいベンチがぽつりと並ぶ。
　戦闘の痕と思える抉られた地面は補修してもしきれないのか、放置された場所も多いのだろう。

「ここが本当の公園か。前は迷ったからな」

　そういう長身の男の左腕の肘から先には白い布が巻かれていた。それは右腕と比べて明らかに短い。
　男の体は生身ではないが、修理が容易くもなかった。完全欠損した部分は、いま再作成している最中だ。
　だが足の修復は完了していた。放っておけば新たな損傷を作りかねないので優先して修理されたのである。

「いいところだ。風がある」

　木々の隙間からごうごうとすこし強めの風が吹いていた。黒い短髪さえもなびいている。
　この風が傷の歴史のように戦いを運んできてくれないか。そう思いながら真新しいベンチに腰を下ろした。
　目を閉じて、森の中で強敵との戦闘記録を反芻していた。

895 ：【草乃木 楓】【知識の魔導書】>>572 ：2014/08/10(日) 19:07:23.87 ID:HzZuKpcSO

【とある街の中、大通りを少し進んだ所に佇む温泉旅館、｢草乃木旅館｣】
【その大きな建物の中から、一人の和服を着た女性が出てくる】

草乃木旅館、本日もゆるりと営業中でございます。

【営業中の立て看板を玄関の前に置き、女性は建物の中へ入っていった】

896 ：マリア・白百合（>>996）【パラディン】 [sage saga E【手提げ袋（食料とか色々）】]：2014/08/10(日) 19:14:45.75 ID:YjTtogfx0

>>893
「そ、そんな……名前負け、してます……」


"いい名前"、海音にとっては何気ないその一言が頭の中をぐるぐると駆け巡る。
マリア・白百合――その名前は自分にとってとても大切な人達がつけてくれた誇り高き名前。しかし臆病な自分には相応しくない名前。
そんな自虐的な考えが頭の中を埋め尽くさんとする時、ゆっくりと身を降ろされる感覚。まるで子供のように扱われる現状に頬が赤く染まった。
しかし決して嫌ではない、普段人と関わらないためにあまり感じることのなかった人の暖かさ。それを知れたのだ、嫌なわけがない。
妙な心境に心を揺らしている最中、突如として髪の毛越しに感じる温もり、少女が普段感じることのない暖かさ。


「あっ………ふふ……」


撫でられたのだ、そう理解すると同時マリアの顔には笑顔が零れ落ちる。涙を流し頬を緩ませるその姿はどこかおかしな光景に映る。
一切の穢れのない純白の髪が風に揺らされる、それだけでもマリア・白百合という人間性が分かってしまうほど、清らかなそれ。
世界の"裏"など微塵も知らないという事が伺えるような純粋な笑顔。正反対の世界に生きる二人の少女は、こうして絡み合い時を刻んだのだ。


「あ……木山、さん……あの、えっと……
　　　　あ、ありがとう……ござい、ました………！」


やがて彼女の手が頭から離れた頃、ぺこりという擬音が似合いそうな感謝の礼を海音へ述べ笑顔を見せる。
時は既に夕陽が落ちる時間。オレンジ色の夕焼けが二人をバックに街を照らし始めている。
マリアにとっては何だかその夕焼けさえもロマンチックな演出に思えて、海音の反応を聞く前に少女は足早に去っていくだろう。
海音の夕焼け色の双眸に映る一人の少女の小さな背中。街を駆けて行く純白の少女の頬には、確りとした"笑顔"が浮かんでいた―――。



運命とは分からないものだ。殺戮を生きる者が平和を生きる者に人の暖かさを学ばせるとは誰が予想できただろうか。
そして、この運命がどのような物語の幕開けになろうとも一度進んだ道は元に戻ることはできない。
次に少女達に待ち受けるのは果たして悲劇なのか、喜劇なのか―――



//ロールありがとうございました！！短い間でしたが楽しめました！
//またよろしくお願いします！

897 ：【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]：2014/08/10(日) 19:16:35.54 ID:pyw1gXRPo

>>892
【堅苦しいのは最早ご愛嬌。ルーキーに愛想などを求めたところで無駄というもの】
【そのようなものを持ちあわせていないのだから、ないものねだりで終わる】
【兵士としては優秀な部類に入るルーキーだが、日常生活を送るにあたってはこのように欠けている部分が多い】

俺の話を聞いていたか…？
………何を一人で戯けた顔をしてるんだ
いや、そんなに見つめられても困る………

【ただ静かに会話をすれば良いだけなのにその部分をばっさりとスルーされた】
【値踏みをするようにじっと眺めてくる少女には呆れたような表情で返しておく】

……なるほど、よく分かったよ。敵対する事はしばらくはなさそうだ
こっちは今のところ、そういった輩を抹殺しているからな

【現在、組織の方針としては凶悪な犯罪能力者を殺害する事になっている】
【そこにどんな意図があるのかは知るよしもなく、知る必要もないが。兎も角この女性と敵対する事はなさそうである】

……理由ある殺人は、赦せるのか？

【理由のある殺人―――例えば、過去の怨恨、遺産の巡り合い、頭に血が上っての突発的行動】
【様々があるが、彼女はそれを赦す事ができるのだろうか】

898 ：【勇者】×××【銀色短髪の女】 [sage]：2014/08/10(日) 19:47:19.71 ID:jz4I0W0jO

【夜の鈍色の街を包み込む暴風雨、街路樹がしなり悲鳴を挙げる】
【打たれ滴る赤く穢れた水滴の軌跡を描きながらふらふらと、悪辣は進む】
【赤黒いローブの裾がはためき、フードを深く被り直した】

899 ：木山海音【制空剣】 [〔殺意:ほぼなし〕saga]：2014/08/10(日) 19:50:53.57 ID:qJOEuPZEo

>>896
「そんなことないですよ」
「どこまでも純粋なあなたらしい名前です」

この少女は、名前の通り純白の花だ
彩りという汚れを知らないで一人で咲きつづける一輪の花
そして、それは海音にとってはどこまでも眩しく見える
血の色と、殺意と、立場と、自らの手で掬い取ったものに汚され尽くした自分、マリアとは対極の存在であるからなのか…？
そして、海音はマリアに暖かさを教える
それを皮肉であると思うことはない
マリアの笑みはどこまでも清らかで、眩しかったから
そこから感じ取れるマリア・白百合の人間性の眩しさに思うものがあったから

「海音でいいですよ。こちらこそ、ありがとう」
「それでは、また会いましょう」

マリアの頭から手を離すとマリアはペコリと一礼、海音の瞳のそれのようなオレンジの夕焼けが演出を担当するその空間でのそれは少しロマンチックであった
そして、マリアの背中を小さく手を振って海音は笑顔で見送った
海音が行くのは仄暗い路地裏
ゆっくりと歩く彼女の横顔にもまた確りとした"笑顔"が浮かんでいて──



終焉をもたらす少女と平和の象徴たる少女
本来共有点など持たない二つの運命は、今確かに交わった
それがどのような物語を編み出す元凶となるか、それは今だ分からない
だが、もう始まってしまったとだけは言える
喜劇にも、悲劇にもなりうる一つの物語は───



そして、終焉に小さな変化までもたらしてしまった
一般人を、マリアと同じ道を歩む人間から魔剣『九花』の餌食となる者は殆ど表れなくなったのだ
それが如何なるものかは、誰にも分からない
今、この瞬間では──



//こちらこそありがとうございました！
//短い間でしたが楽しかったです！またの機会があればよろしくお願いします！

900 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/10(日) 20:03:39.83 ID:SFCH+iO50

>>884
……

【此方に歩み寄ってくる少年の口から発せられた言葉は、少女には信じられないものだった】
【この少年も自分の異能を見たら、他の人達と同じ様に恐れるのだろう…と思っていたから】
【そして少年はゆっくりと瞑っていた目を開き、言葉を発した】

………ありがとう、ございます。

【少年が可愛らしいと言った鼠は自分の身体を呑気に掻いている。まあ、これは少女がそうさせているのだが…】
【誕生させた生物全てを、少女は思いのままに動かすことが出来るのだから】

そう、だね……うん

【『強き者は泣いてはならぬ』少年のその言葉を聞いて、少女は鼠に変形させていない方の手の甲で涙を拭う】
【涙を拭い終えた少女は、嬉しそうな笑みを浮かべていた】

私、そろそろ行くね…また、逢おうね

【呑気に身体を掻いていた鼠が少女の腕に取り込まれていき…少女の手首から先へと戻った】
【少女は電話などの連絡を取る手段は持っていないが、逢いたいという気持ちがあれば…必ずまた逢える。少女はそう信じていた】

…じゃあね。

【この街になら、自分を受け入れてくれる人は見つかる。この街でなら、自分は生きていける】
【その勇気をくれた恩人…少年に向けて別れを告げ、軽く手を振り、小走りで何処かへと走り去っていった】

/これで締めでしょうか？長々とありがとうございました！

901 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/08/10(日) 20:26:14.99 ID:aZRE7jRw0

【なぜだろう。ここに花を置かなければならない気がした】
【彼は何故か、空白を埋めるためにここに来た】
【彼は空白に疑問を持っていた】
【あの血の味のガムを渡したのは誰だっただろうか】
【思い出したくても、思い出せない。何度も思い出そうとすると違う人物が渡してくるのだ】
【もう思い出さない方がいいのか？きっと、空白は必要なんだろう】

【その空白のために、彼は花を置いた】
【花の名はミヤコワスレ、花言葉は「忘れ」】
【ごめんなさい。彼は手を合わせてそう言った】

さて、もう行くか

【依頼をこなすため。困った人を見つけるため探偵は歩く】
【あてもなく、正解も見つからず】

902 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/10(日) 21:01:05.81 ID:OwOlmLiT0

>>897
【まあこれでも、現役大学生である故に案外真面目に思考はしている】
【呆れた反応を含め、青年の性格や人物像を作り上げていた。彼はコミュ症並みに気薄】
【しかしおちょくれば反応がでてくる所を見れば、やはり人間だ。これは面白いものである。暫くいじろう】

んー……、しかしですね濃いなぁ（笑）
女の子に眺められて嬉しいのではないですか？　案外、悪くないな、とか思っていそうですねぇ

【なんてやり取りを繰り返す内に、ふと真顔に戻るカトレア】
【理由は単純。青年から繰り返される問いに反応を示したのだ】

その問いには答えられません
答えれば、貴方の組織の方針にも敵と見なすことになる
そして逆に問いますが、貴方は組織の理由で抹殺しているのでしょう？
私がもし、それは許せないと答えたならば敵同士です
争いが嫌なら、タブーですよ

【答えは空欄。無解答だ】
【その理由をカトレアは淡々と語る。それは事実、現実】
【語られる内容は、世の中の複雑さを表しているかのような、そんな感じを青年に与えるのだろうか】

/遅くなりました

903 ：【ドクタースワン】アハト・アハト【全身をローブで隠した女】 [sage]：2014/08/10(日) 21:18:43.50 ID:PjmFl/Zbo

【太陽が傾き落ちて、そらが淡く二色に分離する夕刻】
【疲れ切った雑踏の中、ローブで全身を覆った女がそれをすり抜けるかの如く歩く】
【時折肩をぶつけるものの、それに謝罪を述べもせず、気にも掛けず】
【只々するりと、抜けていく】

904 ：【敗北者】満身創痍の人形さん【累乗付与】 [sage]：2014/08/10(日) 21:29:14.35 ID:8KZkZ1G1O

>>900
うむ…去らばだぞ、みあ

次に会う頃には、僕も強くなって見せよう。

【斯くして少年も歩き、去っていた】

/こちらこそありがとうございました！ 楽しかったです！

905 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/10(日) 21:53:05.33 ID:CkcZvKxZ0

…ぬっへぇ！……チラシ配るの疲れたぁぁー……！！！うわー！！

【人通りの少ない路地。そこのベンチに寝転がる髪ボサボサの少女はまるで浮浪者の様】
【ここ数日、作った組織の宣伝に勤しみもう疲れ果てているといった様子。たとえ疲労度MAXでも彼女が相変わらず元気な事に変わりないが】

んー、後は依頼とか…入ってくれる人とか！……を待つかなぁー…！

【ベンチから立ち上がり、適当にアジト代わりにしている路地を落ち着き無さげにウロウロ】
【組織。それは少女の中にある純粋なコドモ心と凶悪な殺し屋心をくすぐっているようで、少女の瞳はワクワク輝いている】

906 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/10(日) 21:59:54.67 ID:HzZuKpcSO

(ここにも、……です、ね)

【とある路地裏の道。その場所の状態を見て、少年は思う】
【そこは地面が広く汚れ、さらに大小さまざまな"ゴミ"も散乱していた】

(掃除、しないと……)

【少年は、持っていた袋から黒いビニール袋と、ほかいくつかの道具を取り出す】
【少年は街の清掃を日課としており、こういった物を常に持ち歩いているのだ】

(……………………)

【まず始めは、散らばったゴミの排除だ】
【ひとつひとつ、拾ってビニール袋に入れる】
【普通は触るのを躊躇しそうなものも、気にせず袋に放り込む】
【小さなゴミは、ペットボトルに入れていた水で流しつつ箒と塵取りで集め、これも袋に入れていく】

【ある程度片付いたら、次は地面に広がる汚れだ】
【先ほどの水でいくらかは溶けて流れた。固まって残っている部分はタワシで擦り落とし、そして水で流す】

【少年は、あえてなにも考えないようにして、掃除を続ける】
【少年が掃除しているのは、この街に頻繁に発生する汚れ】
【――能力者が生み出す、人であったものの残骸だ】

907 ：ロー二【鎧彩色】 E:赤の鎧 [saga sage]：2014/08/10(日) 22:20:36.09 ID:C0Fke5RS0

満天の星空　ビルの屋上に佇む一つの影

「今日もみんなやっとるでゴザルな」

街のあちこちで散らされる火花　能力者達が戦っているのがよく分かる
この街の��日常�℃h激的なそれの向かう先は死、友情…それは様々だ

「ううむ……やはり眺めない方が良かったか」
「疼いてきたでゴザルな……」

どこか時代錯誤な口調で話す男は、闇に馴染む黒装束を纏っていて
その姿はこの時代にはもういない者――��忍者�≠�彷彿とさせた

そして、徐に立ち上がって

「どれ、拙者も一暴れするでゴザルかな……ムンッ！」

先ほどまで黒装束を身に着けていた忍者の姿は、一本の剣と赤い鎧を持つ戦士へと姿を変え
何を思ったのか、そのままビルの屋上から飛び降りてしまった

908 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/08/10(日) 22:21:17.72 ID:aZRE7jRw0

>>906
【彼は花を手向けて街を歩いていた】
【もう時間はあまりに余った】
【いつも通り、困った人を探していた】

【とある少年は、掃除をしていた】
【箒を持ち、塵取りで集め、タワシで努力する】
【......あぁ、後始末の悪い】
（俺達は、こんな事を街の住民にやらせてるのか...）
（分かってはいたが...っ、こんなに酷い物かよ）

【彼は街の人の苦労と、その感情の抑えを我慢できなかった】

すいません、手伝ってもいいですか？

【清掃を、手伝いたい】
【彼の仕事を、街の為にやっている仕事を手伝いたい、そう思った】

909 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/10(日) 22:22:01.12 ID:ou4uHdAt0

>>905

「―――……………。」

無法地帯とは言わないが、そこそこ、裏の人間が好き放題している地域がこの路地裏にも当たる訳だから、
このようなチラシは珍しくないが――、しかしなんというか。
殺し屋と言うものは、自分に馴染んだ存在に例えるなら忍者が近い。隠密性を確かに保ち、
一瞬にして標的の首を刈る……そういう人物だ。方法が剣から銃などに変わっただけで、殺し屋も本質的な部分は大体同じだろう。

……しかしこうしてチラシを配って広報活動というのは、本当なのだろうか。本物なのだろうか。
大体、じゃあ入りますと言えば、殺し屋にして貰えるのだろうか……とまあ、そんな事を考えている、一人の少年が居て。

恐らく、さっき直ぐそこでチラシを彼女にもらった……と言うか、強引に押し付けられた家の一人、
それに目を通したきり、その余りの衝撃に、物が言えなくなってしまった……そんな感じだ。

しかしながら、近くの疲れ果てた元気者の眼にはどう映るだろうか……チラシを手にとったら、ジッと見つめて離さない、
しかも単純な見た目、筋肉質な身体はなかなか強そう……ならば、"興味を持っている"と、そんな風には見えないだろうか―――？

910 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/10(日) 22:41:45.03 ID:CkcZvKxZ0

>>909
………….むむっ…………！！

【これから来るかもしれない仲間のために小汚いベンチをサッサと掃除し、落ちているゴミを拾い集めていた所、ふと視線を向こうに向けると】
【先ほど組織のチラシを受け取ってくれた男が見えた。男はその当のチラシをジィッと見て動かない】
【そんな様子を見た少女は当然の如く、組織に興味があると判断した】
【見た目は屈強でカッコイイし、入ってくれたら頼りになりそうだなぁ。なんて思いを過ぎらせながら男へ歩み寄る】

……ふふーっ、アナタもしかして…それ、興味あったりー？

【顔を覗き込むようにして男の視界に入るなり、チラシを指さし問いかける】
【少女はワクワク輝く視線をぶつけ、男の答えを待った】
【男がチラシを押し付けられた時にも思ったかもしれないが、この少女に殺し屋たる威厳というものは感じられないだろう。まるで部活の勧誘をするような雰囲気で、元気に快活に殺し屋なんていう職業を紹介しているのだから】

911 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/10(日) 22:52:22.11 ID:ou4uHdAt0

>>910

「………い、いや、………俺は……その、………」

こんな場所で人に絡まれたのならロクな事にならないだろう、なんて思いながら顔を上げれば先程の女。
まさか本人に、今まで考えていた事をそのまま打つける訳にも行かず……彼女も殺し屋であるなら尚更。

―――そう、彼女は殺し屋なのだ。忍者なのだ。どんなに強い人間でも、"闘い"ではなく"殺し"に特化した存在から狙われれば、
決して安泰とは言えない状況になる。彼女の機嫌を損ねるのはマズい事なのだと、本能的に理解し。


「……あ、……えーっと、………あります。」


殺し屋＝忍者の構図は彼の中ですっかり出来上がってしまった。故に、部活の勧誘の様な声のトーンで話しかけられ、
殺し屋に相応しいオーラだとか威厳だとかが彼女から全く感じられなかったとしても、
しかしそれは、"気"の消し方が極めて上手いのだと評価するに至るのだ。
自分には出来ない芸当、格上、……なのかも知れないと、むしろ恐れが生まれる。

ならば、……"無い"とは言えないのだった。敬語に切り替えて、意思表示をする。
どうせ自分は、剣術には秀でていても、殺し屋になんてなれはしない……その場しのぎの返事で、良いのだろうと。
恐らく自分の能力を見て、アッチから捨ててくるのだろうと……そう見込んでの返事だったが――。

912 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/10(日) 22:57:36.67 ID:HzZuKpcSO

>>908
…………え？

【掃除中、声をかけられ、そちらを向く】
【そこには一人の男がおり、自分に掃除の手伝いを申し出て来た】

えっと…………

【一瞬の逡巡】
【少年としては、自分以外にこんなことをさせたくないところだが】
【偽善か罪悪感か、ともかく手伝いたいという申し出は何度もあることだ】
【そしてそれは、受けておいたほうがあまり手間を取らせずに済むことを学んでいる】

……いい、ですよ。ありがとうござい、ます。

【一考の末、少年は受ける事にした】

えっと、道具はこの中、です。

【予備の道具を入れている袋を示した】

913 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/08/10(日) 23:09:36.05 ID:aZRE7jRw0

>>912
すいません、お借りします
【袋の中の掃除用道具を持ち、掃除をしだした】

【それは自分の偽善である罪悪感でもある】
【助けなければいけない、それと殺した物への償い】
【それよりも、誰かがまた死んだ。それだけでも彼には十分な理由になった】

【血で濡れた地面を、ひたすら掃除する】

914 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/10(日) 23:13:01.20 ID:CkcZvKxZ0

>>911
…おぉ！！やったぁ！！二人目だぁ！！
よろしくよろしくぅ！！

【男からの返事。それを聞いた瞬間少女は大喜びして、男の両手を握ろうと手を伸ばす】
【部活の新入部員に向けるような期待の眼差しを宿した目で見つめ、歓迎する】
【殺し屋に興味がある。その男の答えに、ご機嫌取りとかその場しのぎなどの意味が含まれている事など微塵も考えない少女、そんな様子の少女は男に子供のように純粋で純真な印象を与えるだろう】

ん！ 剣！！あなた剣使うの！！？ うひゃー！カッコイー！！ますます頼もしいねぇ！！
そういえば、あなた名前は！？ 私は小紫露草っていうよ！！！よろしく！

【少女が視線を落とすと、男の腰に一振りの刀剣が見えた】
【それを見るなり、またはしゃぎ出して周りの目も男の反応も気にせずテンションMAX】
【男の思惑であった、自身の能力を見れば少女の方から断ってくるというもの。しかし少女は断るどころか更に賞賛を示す始末】
【しまいには名前まで尋ねられて、男は引くに引けない状況に立たされたと言ったところか】

915 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/10(日) 23:24:44.44 ID:HzZuKpcSO

>>913
【二人で掃除をすれば、当然作業は速く済む】
【地面の赤はほとんど落ち、あとは残りを水で流すだけだ】

あの、水を流すので、気をつけて、ください

【男に注意を促し、水入りのペットボトルの蓋を開け、口を下に向けた】

916 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/10(日) 23:26:21.67 ID:ou4uHdAt0

>>914

「………は、はあ……よろしくお願いします……」

感激されてしまった。別に悪い気はしないが、殺し屋と握手をするのは如何なものかと内心思って。
二人目と言う事は、規模は小さめ、……殺し屋が大所帯になるのはアレだから、少ないのはまあ普通か。
狼狽えながらも少年は求められた両手を差し出した――年齢に合わずゴツゴツとして皮膚が厚く、男らしい印象だが、
傷だらけ豆だらけで、躊躇われるかも知れない……それとも暗くて、良く見えないだろうか。


「……え、あ、……ハチリョウ、ですが………」
「………頼もしいとかそういうのは、……その、……俺の実力見ないと、分からないのでは………」


……ココで彼女と自分の関係は切れると見込んだのだ。見た目と中身の実力は、必ずしも伴わないと。
テンションMAXになったのも、次第に下がって0になるだろう……遠回しに、実力を披露したいと申し出る。

名前を聞かれ咄嗟に答えてしまったが、彼女にとって使い物にならない人間は、そもそも相手にもされない筈、
大丈夫だと言い聞かせ彼女の瞳を見る。―――その奥に潜む彼女の"素"と言う物を見つけようとしたが、やはり出来なかった。

917 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/08/10(日) 23:31:03.07 ID:aZRE7jRw0

>>915
【地面の血液はだいぶ掃除できた】
【後は、水を流すだけだ】

ありがとうございます

【水が流れる方を避けて、水の流れだけをみる】
【赤き物は薄くなっていて、流れ落ちて行こうと】

918 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/10(日) 23:45:59.29 ID:CkcZvKxZ0

>>916
ハチリョウね！！！ よろしくハチリョウ！

【傷や豆だらけの手も彼女は嫌な顔も躊躇うこともせず、ギュゥと握りしめた】
【仲間が増えるとあらば、彼女は頬を紅潮させるほど喜び、早速ジャケットのポケットからハチリョウに渡そうと組織特注のバッジを取り出そうとする】
【そこに、かかるハチリョウの一声】

……んー、確かに！！ハチリョウがどんくらい強いか確かめなきゃね！！
……はい！！お手柔らかに！！

【見た目の強さと実力は同じということは絶対ではないだろう。ならばそれを確かめようと少女は男から少し離れ、腰の小刀に手をかけ戦闘態勢】

【ハチリョウが見つけられなかった彼女の"素"。それは今まさにハチリョウが見ている彼女の姿が"素"であり、本性だ】
【彼女には裏表ももう一つの人格も何も無くて、誰にでもこうして明るく元気に接する。本性は一切包み隠されていないのだ】

919 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/10(日) 23:46:55.47 ID:HzZuKpcSO

>>917
【ペットボトルから溢れた水は、地面を伝い、残っていた赤を巻き込んで、排水溝へと流れていく】
【あとに残るのは、さっきまで死体があったとは思えない、ただのアスファルトの地面だ】

……ありがとうござい、ました
ぼくは、これを持っていき、ますので。

【掃除の道具を片付け、"ゴミ"の入ったビニール袋を持って立ち上がる】

920 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/08/10(日) 23:50:49.64 ID:aZRE7jRw0

>>919
【きれいな地面も、こうやって誰かが片づける】
【そう思った時、この街に本当にきれいな場所はあるのだろうか】
【血もない、ただ美しい場所が】

あ、俺に何かできませんか？
なんでもいいです、何かあるなら...

【せめて、綺麗だと思っておける場所を作らないと】
【彼は、他に手伝うことがあるか聞いた】

921 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/10(日) 23:56:41.22 ID:HzZuKpcSO

>>920
え、な、何か……？
え、えっと、特に無い……と、思い、ます。

【男から飛んで来た想定外の質問に、狼狽えながらも答える】

922 ：【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]：2014/08/10(日) 23:59:11.16 ID:pyw1gXRPo

>>902
はぁ…………？
意味が分からん、別にお前に顔を眺められたところで何も感じないぞ

【本当に何も感じない。異性にじっと見つめられたところで、それは変わらず】
【もしも一般人であれば、冗談の一つでも返せたかもしれないが】
【ルーキーは、本当にこういった部分が欠如している。人間が本来持っているはずであろう感性を、持ちあわせていないのだ】

【だがそんな彼にとって、こうして何かほのぼのと穏やかな会話を交わすのはとても新鮮なもの】
【故に普段より若干、気分は高揚気味だ】
【顔にも声にもそれを出さないため、本人以外には分からないが】

…………そうか
まあ、無駄に争う必要もない。答えられないなら、それで良い

【互いに違う組織同士、下手な干渉は即時戦闘へと繋がりかねない】
【女性の答えが空欄なのも仕方のない事だった】
【ルーキーはそれに反発する事もない。無駄に敵を増やしたって良い事など何もありやしないのだから】

923 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/11(月) 00:00:37.15 ID:eheQ87xw0

>>918

「………はい、……お手柔らかに………」

ここまで"気"を消せるのだから、彼女の実力は本物。自分など取るに足らない存在……そう思われるに違いない。
手を抜いたのなら、恐らく一瞬で暴かれる。私のことをナメてるのかと、怒らせてしまうかも知れない……、
だからこそ、本気で。全神経を集中させ、自分の持てる実力を余すこと無く全て出し切り、………、

腰に差した木刀は側に置き、代わりに宙を指でサッとなぞる。その線分にやがて浮かび上がるのは、無数の闇色の粒子……
やがてそれらは凝縮し結合し、見ている内に出来上がるのは細身で長めの剣………太刀だ。最も得意としている剣の、一つ。
重力を無視した形で落下するのを手に取れば、ギッと握り――その瞬間、瞳に宿る炎は、戦士のそれとなった。


「―――…………ッッ！！！」


ここまで来たのだから、彼女に一つでも傷を作ってみたかった。少年はゆっくりと瞳を閉じ、構え、時を待つ。
彼女の立ち振る舞い、息遣い、全てを感じ取って、そこに隙を見出そうとする―――、
――いや、相手の実力こそ未知数。隙だらけに見えて実はと、そういう事もあるのだから油断は出来ない……、

考えても仕方が無い。結局は自分のタイミング……少年の右膝が僅かに動いたかと思えば、後は早い。
駿足で駆け抜け彼女に接近、手前で跳躍し、身体を回転させ――彼女を脳天から真っ二つにせんと襲い掛かる。
愚直なまでに大きく簡単な動作、避けやすく反動が大きい……しかし故に、その太刀には少年の全体重が載っている。……重い攻撃なのだ。

そこに、実力がどうとかいう話はあっても、"手を抜いた"という感触は一切無かった筈だ。
"お手柔らか"ではないのだ……全力で行かなければ、逆に彼女に殺されると、まだ思い込んでいる――。

924 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga sage]：2014/08/11(月) 00:04:18.45 ID:PYZLDAxw0

>>921
そう、ですか
それじゃあ、ここらへんで帰らせて貰います
わざわざありがとうございました

【いきなりのわがまま】
【それに付き合ってくれた彼に礼をし、その場から立ち去った】
【自分が今までやってきた罪を数えながら】

//寝落ちが怖いのでここで切らせてもらいます！
//ロールありがとうございました！

925 ：【アカノカメン】【ザイ】>>891 ：2014/08/11(月) 00:11:05.58 ID:umZVivDSO

>>924
はい、それでは……

【去っていく男を見送る】
【そして、死体を埋葬するため、少年は共同墓地へと向かっていった】

/*ありがとうございました*/

926 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/11(月) 00:21:13.71 ID:zeAv1Mj20

>>923
【発現した刀を握り、戦士の戦士たるオーラを瞳に宿した男。そして、多少の緊張を帯びた身体に喝を入れるように小刀を力強く握り締める少女】
【男の右膝の僅かな動きを捉えた少女は半身を引いて小刀を抜き、迎え撃とうとするが】

……っ！！！ ぅぎゃあっ！！！
っ………いったぁぁぁ………

【男と少女の動きの俊敏さは明らかに違っていて、男が振るった全身全霊をかけた一太刀を少女は右肩に受けてしまう】
【漆黒の刀は少女の鎖骨くらいの所まで切り裂き、鮮血を噴かせる】
【抜き損ねた小刀は地面に転がり、両者共に手の届かない場所へ飛んで行った】
【一撃目から大ダメージ。半身を引いていたことで脳天への攻撃を避けられたことが唯一の幸いか】

ぜんっぜんっ……お手柔らか…じゃない……
っ……これは仕返しだよ…！！

【男と刀を視界から外さないように、後ろへ跳び距離を取る。挙動の度に右肩が痛む、あまり激しい動きは出来ない】
【痛みに顔を歪ませながら愚痴を吐き出す少女は左手を男に向けた】
【その左手は銃が形どられていて、男がそれに気づいた時にはその手から鉛玉が数発撃ち出されるだろう】

927 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕契約の機械兵装【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/11(月) 00:28:16.77 ID:iDpcInQ00

>>922
【いじってみても戸惑いの顔を見れないし、それどころか逡巡の間も見せなかった】
【カトレアの思考はこうした僅かな情報を冷静に分析し、青年が感性に劣る事を導き出す】
【つまり、構ってやっても面白い反応は得られないと言うことを理解するが早いか、がっくりと肩の力を抜いて棒立ち】
【何か小言を呟いてから、向き直るのだった】

お前は止めてください
と言うかもうちょっと面白い反応はないのです？

【まあ良いです。と、言葉を続ける】

お解り頂けたようで何よりです

【腰からぶら下がっている柄のような部品を指で遊ばせながら、適切な対応を行った青年に言葉を返す】
【つまらなさそうな瞳で青年を見据えながら】

928 ：【ターヴェル】イート・クウ [sage]：2014/08/11(月) 00:30:21.67 ID:lbWbaEM40

【獣の唸りのような轟音が町に鳴り響く】
【音の出元はゆらりゆらりと歩く少女からだ】

…はぁ、食費も底を尽いて三日
いい加減に有機物を胃に入れたいのです、あむ

【腹の虫は獅子のように吠えたてるが】
【彼女がいま口にしてるのはどうみても鉄パイプだ】
【ガジガジとそれを噛み砕いては空腹を紛らわせながら町をさまよう】

929 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/11(月) 00:42:11.49 ID:eheQ87xw0

>>926

「………？　―――…………ッッ！！」

――今のは、入ったのだろうか。良く分からない……適度にダメージを受ける事で、何かメリットのある能力なのだろうか？
それとも、彼女は奇襲、暗殺に秀でているだけで、こうした1対1の純粋な決闘は、それ程でもないという事なのか？
……疑念は深まるばかりだ。……彼女の傷の受け方、それから反応を見ながら距離を取り、あれこれと考え……、

しかしそうこうしている間に反撃に襲われ――彼女が扱うのは小刀な筈だから、リーチには分がある、
そう高を括っていた。故に、反応は遅れる……左手が、銃。目を疑っている内に、数発発砲され――、

それでもその瞬間に2発、太刀の刀身で弾く事で防いだのは流石だと言えるのだろうが……残りの2発は被弾。
右肩と、腹をやられる……急所からはどちらもズレているから生命に別状は無さそうだが、


「……………流石………。」


と、少年は剣を昇華させた。再び闇色の粒子に戻って、消えるのだ――同時にこの行動は、戦闘の終了を意味していた。
互いに実力を知れば、それで十分。コレ以上傷つけ合う必要はない、そう伝えたかったのだろう。

小刀を使用すると、相手に思い込ませる事で独特の間合いを"相手に"取らせる。その後、左手で発砲……
剣術に秀でている者だからこそ、生まれる隙。一瞬でその作戦を立て、確実に実行するのだから――、

"流石"と、そう少年は評価したのだ。服を捲って脇腹を見、鉛球を素手で取り出す。
服についた埃を取るかのような所作だが、当然痛みは感じている……相手に、見せないだけだ。右肩についても同様。


「……その、……悪いが、俺には、殺し屋になれる程の実力が………」


持てる力は全て出した。……しかしそれでも、このまま戦えば勝っていたのは、やはり彼女の方だろう。
「貴重な体験、有難う……」と、もう一度握手を求めるのだろう――、一瞬の出来事だったが、得られる物は大きかった、と。

930 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/11(月) 00:55:22.61 ID:zeAv1Mj20

>>929
……うぅ……そっちも…流石………！

【男の握っていた刀が空気に溶けるように粒子に戻り、消える。それは戦闘終了を意味していたようで】
【少女も右肩を押さえながら、飛んで行った小刀を拾い上げ、再び鞘に戻す】
【偶然小刀が飛んで行き、奇跡的に致命傷を避けられたことで男を困惑させられたわけで、この結果は少女の実力ではないのだが結果オーライか】

…んー………こんなに強いのに……もったいない…………

【男の声色で最初から組織に加入する気は無かったのだろうと悟る。しかし、今の戦闘において全力でぶつかってきてくれたのも分かった】
【それに対しての敬意….というわけでは無いがそのような感情を持って差し出された手を血濡れの手で握り締めた】

931 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/11(月) 01:08:59.06 ID:eheQ87xw0

>>930

偶然に偶然が重なった結果だとはつゆ知らず、少年は彼女の勝因を見出して信じる。
一対一の決闘でさえこの実力なのだから、背後から狙われれば一溜まりもないだろう―――、

――と、ここで閃く。彼女の技術を盗めば、自分の剣術の世界も、もしかすると広がりを見せるのではないかという事。
少年が重きを置く戦闘と言うのは、言ってみれば殺し合いだ。生命を奪い合う、行為。
しかし彼女が今しているであろう、一方的に攻撃し人を殺すと言うのは、それを超越している……"勝ち"しかないのだから。
一見疎まれる手段であっても、少年は構わない……貪欲な精神は、彼を徐々に強くしていくだろうか――、


「……今はなれない、なれないがその代わりに、……で、………弟子に、………」
「………その、―――……弟子に、して欲しい………！」


思ってもみない発言だろうか。今、実力不足故に殺し屋には自分はなれないが、その技術は身に付けたいと思っている、
教えて欲しい、弟子にして欲しい―――傷ついた身体、この路地裏で、土下座する……。
額をジリジリと地面に付けるそれは、本物だった。絞り出すような声だって、冷やかしている様には、決して聞こえなかった筈だが―――。

932 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/11(月) 01:23:55.87 ID:zeAv1Mj20

>>931
………え…？……弟子……？……！ちょ！な、何してんのぉ！？

【まぁ勧誘というのはこんなもの、誘ったからって必ずしも入ってくれるというわけではない。少し落ち込むが諦めよう、と少女は思う】
【……いつの間にか男が視界から消えている。別れの言葉も言わないままもう何処かへ去ってしまったのかと考えた矢先、ハッと視線を下に落とすと】
【そこには地面に額を付け、土下座をしている男がいるではないか】
【それを見た少女は目を見開いて慌てふためき右肩の傷も忘れてしまう程困惑する】

そ、そんな弟子なんて…私から学ぶ事とか全然無いよぉ！？
……どうしてもって言うなら…いいけど……

【仮に彼を弟子にしたとして、それは組織に加入するのとは別なのだろうか】
【ともあれこんなにも深々と、何処かの武士かと思うくらい礼儀正しく土下座なんてされてると調子が狂ってしまう。少女は彼の肩をグイグイと引っ張り身体を起こそうとしている】

933 ：【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]：2014/08/11(月) 01:33:12.07 ID:TfMWwRtCo

>>927
何をがっかりしてるんだ……？
面白い反応って……？

【女性の落胆したような反応。ルーキーは何故そうなったのかを一切理解できない】
【面白い反応が一体どのようなものなのか、皆目見当もつかない】
【だが、女性はお前と呼ぶのを嫌がったようで】

お前って呼ばれるのは嫌か…？
…………それじゃあ、名前。俺は、ルーキー

【なので、ルーキーは自分の名を名乗る】
【それはどこかぎこちない、初めて人に名乗ったような】

あぁ………何だよ、その顔は
………って、その柄は……剣、なのか？

【女性のつまらなさそうな顔、一体自分の対応のどこに不満があるのかと思いつつ、腰の柄のようなものが目に留まる】
【それは一体何なのか、この女性もまた自分と同じ剣士、という事なのか】

934 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/11(月) 01:36:27.81 ID:eheQ87xw0

>>932

「良いのかッ！！　俺に、殺し屋の仕方を、教えてくれるのかッ！！！」

……と食い気味。パッと顔だけ上げたかと思えば、また再び土下座の姿勢に戻って、「有難う……！」と何度も伏せる。
まあしばらくすれば、少年も流石に立ち上がって微笑む。師匠が出来た、付いていくべき存在が出来たその安心感は大きい。

――そう。師匠と、弟子の関係が今、この二人に築かれた訳だ。……圧倒的な主従関係、上下関係だ。
まあ確かに師匠として教えるものは教えるべきなのだが……弟子と言う物の大半は、使いに使い放題でOK。
それが弟子が弟子としてある為、その当然の本分である。少年ももちろん、それを承知の上での嘆願だったのだ。

つまりこの少年に、何をするのも自由なのだ。焼きそばパン買ってこいと言われれば、犬のようにホイホイ行って来る事だろうし、
弟子になる為にはまず私の組織に入りなさいというのであれば、ホイホイ加入する事だろう。……本当に、自由にして良い。

935 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/11(月) 01:50:03.91 ID:zeAv1Mj20

>>934
………う、うん……まぁ…師匠だから………

【食い気味にもの言う弟子に少し圧倒される少女。まだなんとなく自分が師匠という自覚が無い】
【まぁほとんど見習いだが本当の殺し屋である自分だ、今までの経験を元にしてこの弟子に殺しの仕方を教授すればいいだろう】
【という思いと同時、ある一つの考えが浮かぶ】

……あの……ついでに…私の組織に……入ってくれないかなーっ……なんて……
…あ、べ、別にいやならいいよ！！うん…！

【弟子なら師匠の要求に従順に応えるのではないか、という少し悪くもある考えだ】
【上下関係をいい事に早速、職権(？)乱用をする少女の心には若干の罪悪感が募る】
【これで軽蔑されちゃうかも……なんて思いが過る中、少女は恐る恐る弟子の答えを待った】

936 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/11(月) 02:00:23.07 ID:eheQ87xw0

>>935

「組織……ああ、あのチラシのッ！！　俺で良ければ、……ッ！！」

何というか威勢が良い。少年も少年で、軍隊のそれを勘違いしていると言うか、弟子としての自覚が無い様だ。
両者に師匠である弟子であるという認識が無いのは、少しマズい事のようにも思えるがまあ良いだろう、
やはり彼女の目論見通りだった。初めは渋っていた様な素振りも見せていたが、今では真逆。是非入りたいと申し出て……、


「―――ただ、実は一つ、言いそびれた事が……。」
「俺、善い人は、……殺せません。………この剣は、飽くまで護る為に在る、ので……」


しかし勢いで行ってしまったが、よくよく冷静に考えれば色々問題点が浮かび上がってくる。
中でも真っ先に少年が言ったのは、殺す人の対象に、制限があるという事……誰でも彼でも、金を積まれれば殺すという訳ではないのだ、
―――そんな事言い出すと、殺し屋としては論外なのだが、どうだろうか。「悪い奴なら殺せます！」というフォローも、フォローになっておらず――。

937 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/11(月) 02:20:10.14 ID:zeAv1Mj20

>>936
【弟子の反応はまさに軍隊の隊員のようで、少女は大佐でも無ければ少佐でもない。まぁ師匠の自覚もあまり無いのだが】
【まぁとりあえず組織に入ってくれるということで、少女の困惑する顔にいつもの笑顔が戻る。彼を組織に入れた経緯はこの際気にしないでおこう】

………別に良いよ！！むしろそっちのが良い！！
……チラシに書いてあったでしょ？…"正義"の殺し屋って！

【と、そこで男から殺し屋をする際の制限が思い出したように伝えられる】
【男が入った組織はまさに、その制限通りであり、正義、善い人間は殺さないのだ。[ﾋﾟｰｰｰ]のは一般的に言われる悪い人間だけ】
【そして誰かのために何かをする組織、誰かを護るために在る男の剣はこの組織にピッタリなのである】

……じゃあ、弟子としても仲間としても…よろしくね！！ハチリョウ！

【何はともあれこれで彼は組織の一員、少女は手を差し出し改めて握手を求めた】
【強く手を握り合った後は、彼に組織特注のバッジを渡し、連絡先などを尋ねるだろう】

938 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/11(月) 02:38:43.23 ID:eheQ87xw0

>>937

「………あ、…………」

本当だろうかと、すっかりクシャクシャになってしまったチラシをポケットから取り出してもう一度眺めてみる。
確かに書いてあった、正義の殺し屋―――矛盾しているような、していないような。
まあ、結局は自分が決めること。自分の趣くままにすれば良く、ならば組織の加入も問題ない。


「はいッ！！　よろしくお願いしますッ！！！」


とやはり軍隊並みのキレ。深々とお辞儀をして、握手に応じる……すっかりキャラが壊れてしまった。
受け取ったバッジは腰の辺りに付ける事にして、お返しと言わんばかりに渡すのは名刺だ、
冒険者ギルド「BUTLER」のメンバーの一員である事も同時に分かってしまうが、まあ敵対している訳でもないし、問題はないだろうか。

「用事があるので、これで……失礼しますッ！！」と再びキレのあるお辞儀をすれば、少年は立ち去るのだった。
しかし途中、模擬戦の為に側に置いた木刀はそのまま忘れ去られ――歩くのも速かったのか、気が付けばもう居ない。
もしその存在に気がつき調べてみたのなら、気付けるはずだ―――、見かけによらずズッシリと重く、大変年季が入っているという事に。
何年も何年も、修練の為に大切に使ってきたのだろう、……そこから推測すると、この少年は、そういう人間なのだという事になるが――。


/ではこの辺で！　お疲れ様でしたー！

939 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/11(月) 02:38:55.48 ID:eheQ87xw0

>>937

「………あ、…………」

本当だろうかと、すっかりクシャクシャになってしまったチラシをポケットから取り出してもう一度眺めてみる。
確かに書いてあった、正義の殺し屋―――矛盾しているような、していないような。
まあ、結局は自分が決めること。自分の趣くままにすれば良く、ならば組織の加入も問題ない。


「はいッ！！　よろしくお願いしますッ！！！」


とやはり軍隊並みのキレ。深々とお辞儀をして、握手に応じる……すっかりキャラが壊れてしまった。
受け取ったバッジは腰の辺りに付ける事にして、お返しと言わんばかりに渡すのは名刺だ、
冒険者ギルド「BUTLER」のメンバーの一員である事も同時に分かってしまうが、まあ敵対している訳でもないし、問題はないだろうか。

「用事があるので、これで……失礼しますッ！！」と再びキレのあるお辞儀をすれば、少年は立ち去るのだった。
しかし途中、模擬戦の為に側に置いた木刀はそのまま忘れ去られ――歩くのも速かったのか、気が付けばもう居ない。
もしその存在に気がつき調べてみたのなら、気付けるはずだ―――、見かけによらずズッシリと重く、大変年季が入っているという事に。
何年も何年も、修練の為に大切に使ってきたのだろう、……そこから推測すると、この少年は、そういう人間なのだという事になるが――。


/ではこの辺で！　お疲れ様でしたー！

940 ：[小紫 露草]>>807【発砲美人】E.小刀(ドス)、メモ帳《元気度:MAX》 ：2014/08/11(月) 02:59:27.08 ID:zeAv1Mj20

>>939
……そ、そんな堅苦しくしなくっていいよ……

【変わらぬ軍人並のキレに気圧され、こんなテンションでこれから付き合っていかれればいつか疲れてしまいそうだ】
【バッジを渡すと名刺が返ってくる。後にその名刺によって気が付くのだが男は何やら冒険者ギルドなるものの一員のようで、まぁそれは然程関係のない事だ。組織に入ってくれただけ有難い】

あ、うん……！…またねー！！

【お辞儀さえもキレのある男を見送り、メモ帳にメンバー登録しておこうとベンチに座りかける】
【と、そこで一振りの木刀を見つける。確かこれはもう去ってしまった男が身につけていたものだ】
【忘れ物ならまた今度会った時に渡そうと、持ち上げようとすれば少女の腕にズッシリとした重さが伝わる。この木刀、見かけによらず重い】
【きっと何万、何億と振り長年の鍛錬の結果この年季なのだろう。改めて弟子及び仲間の頼もしさを感じながら、何とかベンチの方へ運び出すことができた】
【何年も剣の道を歩んできたもの凄い剣豪が仲間になったものだなぁと、嬉しそうにメモ帳を開くのであった】


/遅くまでお疲れ様でした！ ありがとうございましたっ

941 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/11(月) 08:16:21.87 ID:beV67olrO

邪気眼、厨二、ファンタジー系なりきりのゴミ溜め
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/net/1407420463/

942 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕契約の機械兵装【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/11(月) 12:00:06.12 ID:iDpcInQ00

>>933
【半眼を作り、腰に片手を当て、コイツはぁとでも言うようにため息を一つ】
【一つの動作を行う度にアッシュブロンドの髪が舞い、暗がりの中でも特に目立っているのだろう。最初とは比にならぬ程人が減っていた】

カトレア、カトレア・ロー・メイザースと申します。ベニバナと呼んでも構いませんし、カトレアでも構いません
宜しく、ルーキー

【青年から紡がれた自己紹介の文は、何処かぎこちない】
【名乗り慣れていないと言うことが容易に知れた。それに応ずるようにまた、カトレア自身も名を発し、手を差しだし握手を求める】
【そこへ投げ掛けられる質問に逡巡。唇を開いた】

何って、ルーキー反応薄いなぁって思いました
はい。光粒子を規則変換させて刃を構成する、大出力ブレードですが、何か？

【不思議そうに青年を視る双眸】
【それは疑いを向けているよりか、なぜそこに着目したのかを不思議に思っているような瞳だった】

943 ：【スローバック】ノイン・ノイン【白い外套の女】 [sage]：2014/08/11(月) 14:36:09.63 ID:VgUTq0zDo

一体貴女は何処に居るのですか……Acht

【今にも落ちてきそうな鉛色の空の下】
【歩く少女はうわ言の様にその名を呼び、必死にその名の持ち主を探して周囲を見回す】
【だが見つからない。現実はそう簡単には行かないのが普通だ】
【肩を落として溜息一つ、吹き荒ぶ陰鬱で生暖かい風に純白の外套がふわりと揺れた】

944 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/11(月) 16:05:02.01 ID:Pfhf3b2I0

/>>765　復帰しました！過去の事、といった形でロールが出来そうです！

>>766
ああ…やっぱりな……
んで、これよりも"黒かった"と。

【暫く言葉の意味を考え、俯きながら唸る。その表情は、先程迄のそれよりもずっと暗く……】
【少し経ってから、少年は感じるのだろう。彼の『オーラ』と云うヤツが、消えていくのを】

【少年の『オーラ』……と言うより、『覇気』。先程の怒りは、その氷山の一角に過ぎないのだろう…】

あ、ああ……
…………………有難うな。"仲間"だか"味方"だとかは俺はその＿＿苦手なんだけど＿＿

【少年の判断は、素晴らしい物だった。もし少年が問い詰める様な事をすれば＿＿全ては永久の闇へと葬り去られてしまっただろうから＿＿】

じゃ、言うぞ…。

【ほんの少しだけ、躊躇いの溜め息が出そうになった。が、彼は大きく息を吸うと、言葉を続けた】

俺は、たまに消えた記憶が蘇る事があるって言ったよな？
……実は、もう一つ、全く違う記憶が出てくる事があるんだ………
俺は信じたくないし、それは間違った歴史だと知っている。でも、気になるんだよ……。どうしても……

【少年からすると、全く分からない内容の事かもしれない。記憶が二通りある等、可笑しいだろう…？】

945 ：【スローバック】ノイン・ノイン【白い外套の女】 [sage]：2014/08/11(月) 18:28:01.40 ID:VgUTq0zDo

邪魔……ですッ…！！

【仄暗い夕刻の路地裏、居るのは地に伏せた屍が二つとぽとりと血の雫を滴らせる純白の盾を構えてそれを睥睨する女】
【暫時そのまま鬼の如く眼で睥睨、呪詛を数言吐き捨ててその場を去るべく歩き始めた】
【明らかに異常な光景もこの街では平常】
【そんな狂った街の平凡が変わる事などは恐らく、無い】

946 ：【アソートグロウ】アスタルテ [saga sage]：2014/08/11(月) 18:41:37.27 ID:kb5qd90io

>>945
【殺害を終え、路地裏を去ろうと歩く女性の目の前】
【ゆらりと路地裏の影より現れるフード姿の化け物がいた】
【全身を覆うほどのボロボロのフードを着たそれはゆっくりと女性を見据え】

………………
『餌』

【不気味に響く声で、そんな二文字を呟いた】
【中ほどから引き裂かれるフード、そこから現れるは茶色い異物】
【粘土を人型に捏ねたかのような不気味な形状を持つそれは、異様に細長いその腕でフードを「喰う」】
【先ほどまで化け物が覆っていたフードは、布切れすらも通り越し、この世から消滅した】

……『喰』……

【その不気味な声が再び響いたその時】
【化け物は、純白の女性に向けて跳躍する】
【もし、肉薄することが出来たのであれば、化け物はその右腕を相手の頭目掛けて振り下ろすことだろう】
【先ほどフードを「喰った」その腕、さて、人間に当たればどうなるのだろうか？】

947 ：【スローバック】ノイン・ノイン【白い外套の女】 [sage]：2014/08/11(月) 19:07:10.91 ID:VgUTq0zDo

>>946
……っ！？

【外套に付着した返り血を拭いつつ歩いていると、突如影より現れた襤褸衣纏いし異形と思しきモノ】
【その異形はゆらりと此方を見据え、不気味な程の低音で『餌』と呟く】
【刹那引き裂かれる襤褸衣、姿を見せた茶色の異形】
【異形の者を目にした事の無かった女は言葉を失い、狼狽え数歩後方へ多々羅を踏んだ】

人……な訳はある筈無いようで

【自虐的な笑み、次いで外套の中に手を入れる】
【慣れた手付きで取り出したのは白を基調に赤黒い十字が描かれた円形の盾、所謂バックラー】
【異様に細長い腕へと吸い込まれるかの如く『喰われた』襤褸衣にまた狼狽】
【然し逃亡は無理と悟ったのか、逃げる様子も見せずバックラーを武装し構えをとる】

【またも聞こえた不気味な低音、刹那異形は女目掛けて跳躍し肉薄を狙うが】
【地を蹴り後方へそれを回避、然し外套の裾が僅かに腕に触れられ、またも吸い込まれる様にしてこの世から消滅】
【そして狼狽、ゴクリと唾を呑んで冷汗を拭う】
【積極的に攻めていくスタイルは危険と察知】
【半歩身を引き異形を睥睨自身を守る様にして盾を構えた】

948 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/11(月) 19:19:52.81 ID:eheQ87xw0

>>944

「……ナメてんのかお前。俺が恥堪えて言ってんだ、少しは有難く思えよ……―――。」

男が大の大人の男に対して、"俺はお前の味方だ"なんてセリフ、そうそう吐くものではない。
記憶を失くしているという事は、今までの経験を全て喪失していると言う事、
虚無の中で、彼は生きているのだ……ならばさぞかし心細いだろうと、そう少年は察した訳だ。

だからこその、セリフ。何も口先だけの少年ではないから――極偶にしか、言わない言葉なのに。
アッサリ跳ね返された……。そういうの苦手なんで、と。当然少年は、キレる……まあ、笑っているが。


「―――まさか、"同じ境遇"の奴に、会うとは、な。」
「俺も同じだ、フィール。……ガキの頃は、違う時間軸で育った。」
「もっと昔の世界、………まあ、そん時からこの"髪"と"眼"は、煙たがられたけどな―――」

「見てもねェ聞いてもねェ事を、覚えてるっつーのはマズいな。」
「"組み込まれている"か、"マジモンの記憶喪失"か、あるいは………―――」
「前者なら、その記憶から紐解けるモンがある。そうする事で得られるメリットが、あんだからよ……？」


信じるとか、信じないとか、そういう世界ではなかった。―――この少年も実際に、"2つの記憶"があるのだから。
ただ彼の場合とは、少し異なる。時代が異なるだけで、記憶の全ては少年が知覚した物……紛れも無い真実。
――タイムスリップした、のだ。その辺りを暫し追憶に耽る……ただ思い出されるのは、まあ嫌な事ばかり、直ぐ止める。

さて、フィールの話。少年も色々と記憶そのものについて考えたことがあるのだから、この辺りはスムーズに答えられる。
可能性は自分の思い付く限り2つ、第三者から記憶を組み込まれたという状況と、記憶が散乱してもうどうしようも無くなっているという状態。
後者ならどうしようもなく、一つ一つ整理していくしか方法は無さそうだが……、前者は少し、違うだろう。

愉快犯というのなら話は別だが、彼をこうして貶めるのには、必ず理由がある。……利益があるのだ。
そこを考慮しながら改めて自分の中にある2つの記憶を精査すれば……何か違う物が、見えてくるのかもしれない。

まあ、可能性的には、明らかに後者の方が大きいだろう。記憶を自在に扱える人物なんて、中々居ないはずだろうから。
とは言え――確証はどこにもない。無責任な発言は出来ないのだから、何をこうせよとは言えず……結局少年は、固まってしまった。


/おかえりなさいー！　ゆっくり目な返信になるかもですがよろしくお願いします！

949 ：【アソートグロウ】アスタルテ [saga sage]：2014/08/11(月) 19:26:52.37 ID:kb5qd90io

>>947
……#%<>???

【振り下ろされた腕、それはその腕の動きの上にあるものを全て消滅させる】
【しかしながら、化け物が喰えたのは甘味な肉でも脳味噌でも無く、ただの布のかけら】
【その場に着地し、小さく首を傾げて腕を掲げる】
【その腕を見つめて如何にも不可解といったような仕草を見せ、もはや声にもならない声で啼く】
【化け物は再び女性に焦点を合わせ、それが無傷で有ることを確認】
【避けられたと言う理解は随分と遅れてやってきた】

……^}%~#<<>???

【ゆらりと、化け物の体が揺らぐ】
【それは、悔しそうな、不本意そうな感情の乗った、そんな身震い】
【狩りに失敗した獣の身動き】

……|~#{>%,>?}!>?!!!

【再び、跳躍】
【化け物は再び女性との距離を詰めようと走る】
【何の弊害も無く近づけたのであれば、両腕を女性に向けて振るうこととなるだろう】
【右腕は盾へと向けて、横から薙ぐように】
【左腕は頭に向けて、上から振り下ろすように】

950 ：【スローバック】ノイン・ノイン【白い外套の女】 [sage]：2014/08/11(月) 19:43:24.68 ID:VgUTq0zDo

>>949
【不気味な体躯を左右に揺らす異形、それは狩猟に失敗した獣の如く身震い】
【異国のものか、それとも言語では無いのか】
【異形は理解不能な言葉で啼きまた女へ向けて跳躍】

………来たっ……！！！

【一言独言を漏らし、近接を狙う異形が自身に肉薄する前にと素早くバックラーを空高く投擲、同時に縁の刃も展開】
【異形の頭上を越えていったそれに意味はあるのか、それともただの失敗か】
【その行動故のラグが発生、異形との距離が縮まってしまう】
【それ故に異形の近接が叶い、回避を試みたものの二方向からの攻撃の内ひとつ、横薙ぎに振るわれた腕が女の腕に直撃】
【ずぶずぶと吸収される様な嫌な感覚と共に女が悲鳴を上げ、その体を後ろに引いた】

951 ：【アソートグロウ】アスタルテ [saga sage]：2014/08/11(月) 20:06:01.03 ID:kb5qd90io

>>950
……%{<|#~,!!!!!!

【肉、化け物の体に吸収されゆく女性の体、女性の命】
【その味、その触感、その快感に化け物は再び身震いする】
【獲物を掠め取ったモノの喜びの叫び声、それは人間には理解できないだろう響きを以って路地裏を埋め尽くす】
【獣並みの思考回路も持たぬ化け物、目の前の女性が見せた不審な動きを気にすることも無い】
【考えていることなど、精々が「盾が無くなって狙いが楽になった」くらいである】
【そんな、単純な思考回路で有るが故】

……『足無』……『未』……『喰』……

【化け物は求める、一度味わった肉を】
【化け物は求める、目の前の格好の獲物を】
【恍惚の身震いの後、化け物は再び女性に顔を向け、駆け出す】
【今度は、その異常なまでに痩せ細った肉体全体で、相手を覆わんと】
【腕を広げて抱きつこうと接近するそれ、その死の抱擁を受けてしまえば、女性の存在はこの世から消滅してしまうだろう】

952 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/11(月) 20:08:23.52 ID:Pfhf3b2I0

>>948
すまんすまん…俺、そういうのが何故か苦手でよ……ただ、有難いとは思ってるぜ？

【少し戯けた様子でキレた少年を怖がる旅人。彼は本当に"仲間意識"というヤツが苦手なのだが…何故か、目の前の少年に対しては抵抗感が感じられなかった】
【生憎、旅人は心細さを感じた事は無いのだが…彼が記憶を取り戻してから、初めて本当の意味での『仲間』になれたと思えたのだ。決して少年の言葉は無意味なものではなかった】

……同じ境遇？違う時間軸…？
成る程……。そういう感じなのか

【正直な所、彼は完全には理解出来なかったのだが…。直ぐに少年が話を止めた所から、其処を問うのは止めにした】

ああ……そうなんだよ……
その『もう１つ』が何かが組み込んだ偽の記憶、ってのが俺の考えだけどな。
でも、何故か紐解くのが怖い。＿＿否、気が進まねぇって言った方が正しいのかもしれねぇな…

【彼は恐れていた。全てが明るみに出て、愉しい記憶が崩壊してしまうのを……】

だが…確かにそうだな…紐解かなけりゃ、俺の時は硬直したままだ……

【彼は、覚悟を決めた。全てが壊れたとしても、今話さなければ何時話す？今話さなければ、全ては偽りの中の事になるかも知れないのだ…】

じゃ、話すか……

その時、俺は戦場に居た。
思い出すだけでも吐き気がするぜ、糞…仲間＿だと思う＿が少しずつ散っていくのがはっきりと『聞こえた』し『見えた』……。
でも、皆姿はっきりとしていないんだよ…
ただ、最期だけは覚えているんだ。鮮明に。
＿＿＿誰かが、少しずつ俺に近付いて来るんだ。
何か言っていたんだが……俺らしくも無いが、聞き取れなかった……

【彼はすっかり気分が悪くなってしまっていた。顔色は当に『蒼白』。目は虚ろだ。これを見た少年は、何を思うのか？】

/有難う御座います！自分も遅レスなので……大丈夫です！お願いします！

953 ：【スローバック】ノイン・ノイン【白い外套の女】 [sage]：2014/08/11(月) 20:23:48.92 ID:VgUTq0zDo

【身体の一部が侵食され、烈しい痛みを伴って感覚が戻って来る】
【虚ろに光る雫を瞳から垂らし、恐怖と苦悶を孕んだ叫び声を上げ、尻餅をつく】
【対して獲物の肉を味わいに快感を孕んだ身震いをひとつ】
【そしてまた、異形は女の血肉を心から味わおうと両腕を広げてその痩せ細った体躯で女を覆わんとして、疾走り出す】

………はやく……「戻って」……来いッ！！

【烈し過ぎる痛みにより逃れる事ができずに、そして『殺される』という恐怖が現実味を帯びて女へ襲い掛かる】
【然しひとつだけ、女が未だに希望を持っているものがあった】
【それは何か。そう、先程投擲した女の唯一の武器であり防具『バックラー』】
【投擲した物がブーメランの如く自身の元へ返ってくる女の能力を、その『バックラー』に付与していた】
【故に女は、まだそれが異形を多少たりとも止めてくれると信じていた】

954 ：【スローバック】ノイン・ノイン【白い外套の女】 [sage]：2014/08/11(月) 20:30:18.73 ID:VgUTq0zDo

>>953
/安価忘れ>>951宛て

955 ：【アソートグロウ】アスタルテ [saga sage]：2014/08/11(月) 20:44:38.53 ID:kb5qd90io

>>953
【尻餅をつき、まさに格好の餌食となろうとしていた女性】
【化け物は跳躍し、哀れな一人の犠牲者を喰い尽くさんと迫り…】
【一筋の光が、閃いた】

……???
!?!?!?!?!????!!!!!!??
%}?>{<|%#.<}>?{%%<|%{<.!??!??!!!!!!!!!

【化け物の体が、揺れる】
【今度は、獲物を取り逃がした失望でも、獲物を捕まえた歓喜でもない】
【…後ろから迫っていた一筋の光…鋭い刃をもったバックラーを背中に受けた故の】
【今まさに相手に覆いかぶさろうとしていた化け物は動きを止め】
【まるで信じられないものを見るかのごとく胸から突き出した白いバックラーを震える手で触り…号哭】
【人ならざるモノの叫び声が路地裏に木霊した】

>{?|%<嫌${?%?.!!!未>%?}<|>足無!!!!！！！！

【捕食者としての矜恃か、それともただの本能か】
【血も出さず、しかし一瞬で死の淵に追いやられた化け物は再び手を伸ばす】
【女性の胸元を、心臓を喰わんとするために】
【しかし…完全に理性を失った化け物に、前を確認する余裕は無かった】
【故に…化け物の号哭の間、もし女性が移動していたのであれば…】
【化け物の最後の一撃は、失敗に終わることとなるだろう】

956 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/11(月) 20:47:13.08 ID:eheQ87xw0

>>952

「―――…………。」

戦場。自分だけが生き残り、昨晩同じ釜の飯を食った仲は、忽然と消え去る――そんな事が、毎日の様に繰り返される場。
そこへ行きたいと自ら志願したのがこの少年、殺戮の場を潜り抜ける事で、異常なペースの成長、剣術を確かな物とした。
忌々しい記憶として定着してはいるが、しかし実力を付ける良い機会となったのも事実。……故に、確かに思い出せるのだ。

しかしどうだろうか、無理やりそんな場へ連れ込まれたのなら……その衝撃が、記憶をねじ曲げたとしても可怪しくはない。
都合の悪い記憶をシャットアウトしていても可怪しくない。―――"経験した事実"という線は、未だ確かに残されている……。


「―――飲めよ。」
「……大丈夫だ、……どちらにせよお前は、悪くない。」


――"俺と違ってな"。不意に少年はペットボトルの水を取り出して、ヒョイと投げる。飲むかどうかは自由だ。
虚ろな目に、蒼白の顔色……まあそうなるだろう、と。人を斬る感触を思い出せば、自分だってそうなる。
血に塗れた剣を見、ニイッと笑った自分が忘れられない――過去を思いながら、お前は悪く無いと宥め、


「壊れない覚悟が出来た後で――その記憶と、これから向き合って行けば良い。真正面から、な。」
「まだ早えんだろーよ、今は。……俺も、そうだった――、」


記憶を修復するという作業には、心身共に異常な負荷が掛かるもの。それに耐えられる様になるまで、ゆっくり待てば良い、
人生は長いのだから、それからでも全く遅くはない……少年はそう伝えるに留まった。自分も自分で今、辛い思いをしていたのだ。

……彼と同じ、もう一人の自分が、意識はあるのにそれを抑えられない存在が、未だに眠っている様な気がして――、
額に右手をあて、俯く。血が出る程に唇を噛み締めながら、細い目をして、左手の掌を見つめるのだった。

957 ：【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]：2014/08/11(月) 20:48:35.97 ID:TfMWwRtCo

>>942
【いつの間にやら周囲の人は疎らに減っていた】
【様々な意味で目立つこの二人を、月明かりは静かに照らしている】



なら、カトレアで……
……あぁ、よろしく

【カトレア・ロー・メイザース――それが女性の名前】
【差し出された手を、すっと握る。当然といえば当然、人肌なので温かった】

反応が薄いと言われても…これが俺の普通だし…

【普段は無表情、無口を貫くルーキーだが、こんな反応をされるとは思わなかったので歳相応とも言える戸惑いを表す】
【やはり分からない、何も知らず陽を生きる者は常にこのようなやりとりを交わし合っているのだろうか】
【だが、この不思議な気分はなんだ……いや、あぁ、分かった】
【――――楽しい。そう、きっとこれはそんな感情】
【よく分からないけど、自分はきっとこの会話を楽しんでいると、そう感じた】

………いや、ちょっと気になっただけだ
戦うような事がなければ良いが、な………

【カトレアも自分と同じ剣士。手合わせしたいという欲求が顔を出すが、それを無理矢理に抑えこむ】
【ルーキーは何故だか、こう思わずにはいられなかった。それは、初めて芽生える感情】
【戦場で出会う事のないよう、そう願わずにはいられない】

958 ：【スローバック】ノイン・ノイン【白い外套の女】 [sage]：2014/08/11(月) 21:01:56.39 ID:VgUTq0zDo

>>955
………ッ…！！
　
【異形の攻撃の直後、閃いた一筋の光】
【恐怖に打ち震え目を閉ざしていた女にそれは見えはしなかったが、数秒経っても感じない痛みと感覚に女は不思議がり目を開ける】
【そして見えた光景は、異形が静止し背中に突き刺さった盾、もとい『女の唯一つの希望』へ触れ、号哭している光景】
【刹那女はチャンスと考えて異形から距離を取るべく体を引き摺るが然し、その痛みから言う事を聞かない身体は上手く動かず、僅か一メートルすらも移動させられたかどうか、怪しい】

【そして異形は最期の攻撃といわんばかりに吼え猛り女の心臓を刳り喰わんと手を伸ばす】
【女は完全にそこから逃げる事は出来なかった、しかし僅かに、異形の狙う心臓の位置から外れる事は出来た様子】
【だが異形の腕は女の片脚に直撃し、それを容赦無く気持ちの悪い感覚と共に奪い去って行った】

………ぁ………ァ……

【耐え切れない痛みに苦悶し、虚ろな目をして涎を垂らす、もう既に意識は朦朧としていた】
【あぁマズい、そろそろ意識が失くなって………しまう】

959 ：【アソートグロウ】アスタルテ [saga sage]：2014/08/11(月) 21:11:33.71 ID:kb5qd90io

>>958
【最後、最期、化け物が喰えたのは片足の肉】
【化け物が欲していた心臓…それに通ずる能力宝石では決して無い】
【その一撃は確かに相手の移動手段を奪い、相手への攻撃を容易にするが…】
【皮肉なことに、それを化け物が知ることは、無かった】

…>#?%}足無><}%?ﾀﾘﾅｲﾀﾘﾅｲﾀﾘﾅｲ>?}%?,%},>!!!!!!!!!
#########################!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

【号哭と共に胸を掻き毟るような造作をする化け物】
【その、のっぺりとした茶色の胸が、ゆっくりと裂けゆく】
【それはバックラーを中心にゆっくりと広がってゆき…】

>{?|.€……
………………

【何かが燃えるような音】
【それと共に裂け目は一気に広がり、化け物を引き裂く】
【引き裂かれた化け物は、断末魔を挙げることも叶わずに…宙に溶けて消えた】
【そこに残されたバックラーと、どす黒い輝きを放つ宝石が、重力に従って地面に落ち、金属音を響かせた】

アスタルテ -Dead-

960 ：【スローバック】ノイン・ノイン【白い外套の女】 [sage]：2014/08/11(月) 21:25:51.27 ID:VgUTq0zDo

>>959
【重く響いた二つの金属音、ひとつはバックラー、もう一つは異形の胸に潜んでいたドス黒い煌めきの能力宝石】
【然しながら、女がその音を聞く事は無かったのは勿論、そのバックラーの十字もドス黒い色の能力宝石を見るのも叶わなかなった】
【何故なら、この女は烈し過ぎる痛みを伴って気絶し、数時間後に出血過多により、その命を喪うのだから】






【血溜まりの上に転がるドス黒い能力宝石の隣に、もう一つ】
【純白の中に赤い十字が刻まれた能力宝石が転がり落ちた】

961 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/11(月) 21:26:59.30 ID:DlQDOEEnO

旧能に荒し沸いてんだけど…？
お前らだろ

962 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/11(月) 21:47:40.63 ID:Pfhf3b2I0

>>956
………
俺はな…………
万が一＿＿そう、万が一の話だが……もし、この記憶が本物なら、と考えると……

糞……一部は説明が出来るんだよ……

【俯きながら、ゆっくりと言葉を紡いでゆく旅人。その表情は、やはり優れず】
【＿＿＿と、其所に投げ渡されたのはペットボトル。彼は無意識に左手を伸ばし、それをしっかりと掴んだ】

＿＿嗚呼……有難う……
悪いな、助けて貰ったばかりか、俺が斬ったのも流してくれた。
感謝してもし切れねぇ…

【その手は、溺れた男が藁を掴む図がよく似合う。
ただ…違うのは、藁を引っ張ってくれる仲間が居ると云うこと】

ああ…そうだな。
正直、俺が何歳なのかも知らねぇしな！可笑しいだろ？ハハハ……

【水を飲む気分では無い。寧ろ被りたい気分だ。水でも被れば、今頭の中に浮かんでいる物も綺麗に流してくれると思えたが……。此処は病院で、自分は病人。生憎と言うべきか、幸いにと言うべきか】
【そう、今こそ向かい合うべきなのだ。記憶の問題の核心に迫る時はまだ後かも知れないが……今は、しっかりと向き合う時だ】
【笑顔を浮かべる旅人の眼には、一瞬だけ光る物が現れた。それは直ぐに、眼へと消えてしまったが……】

よく考えてみりゃ、俺にはこいつは難し過ぎたな！
まあ、笑っていられる内は大丈夫か…！ハッハッ……ｲﾃﾃｯ！

【俯く少年の事を気にする素振りも見せずに、漫画の一コマかの様な姿を見せる旅人。本当にこいつというヤツは＿＿大馬鹿者だ＿＿】

/すみません！飯落ちしていました…！

963 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/11(月) 21:51:30.34 ID:DlQDOEEnO

無視かよ…　別に構わんがな

964 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/11(月) 21:51:45.31 ID:DlQDOEEnO

ﾋｰﾋｰﾋｰﾋｰ

965 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/11(月) 22:08:42.58 ID:5lC0gsNV0

【月明かりが照らす夜の公園。ベンチに座っている沈んだ表情の少女】
【この少女が悩んでいるのは…寝泊まりする場所のことだ】
【この少女に家は無い。さらに一銭も持ち合わせておらず、宿を借りることもできない。野宿しか選択肢は残っていない】


……ぁ

【そんな時、少女のお腹から空腹を知らせる音が鳴り響く。お金がないのだから、食事を取ることも満足にできないのだ】
【少女は頬を紅潮させ、キョロキョロと周囲を見渡し…人がいないことを確認すると安堵の溜息を漏らす】

……

【誰かが今のを見ていたのなら、何か食べ物を恵んでくれたのかもしれないが…】
【人に腹の虫の音を聞かれるのは恥ずかしいもので…少女の中では羞恥心が空腹に勝った】

……はぁ

【少女は前に出会った少年に食べ物をもらっておけば…それは図々し過ぎるか…なんて考えながら、ベンチに倒れる様に横になる】
【自然、少女の視界には燦々と輝く星達が映り込む。暫しそれらを眺め、感動の声を漏らす】

綺麗……

【そして少女は睡魔に襲われたのか。空腹であることも忘れて、静かに目を閉じ…穏やかな寝息を立て始めた】

966 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/11(月) 22:09:35.20 ID:eheQ87xw0

>>962

「意識ねェなら、事故と同じだ。……流すも何も、お前は悪くない。」

そもそも彼が自分を斬ろうと思っていないのだから、彼に怒るという道理は成り立たないのである。
……少なくとも少年はそう考えた。故に彼には罪自体が発生してないのだから、許すものが無いのだと。


「……歳も知らねェのか。………そう言われると俺も、自信無くなんだよな、」
「200年タイムスリップしてんなら、217歳か？………笑えねェ………。」


年齢の話になると、少し神妙な面持ちになる。物心ついた頃から歳を数え始めると、17歳。
しかし途中でタイムスリップしているのだから、それも考慮すればとんでもないご長寿のおじいさんになるのだろうか。
子どもに見られたく無いのは確かだが、……複雑な心境だ、何というかやり切れない。


「………動くなっつっただろ、……当分は安静にしとけ、……治りが遅くなるからな。」

「で、……これからどうすんだお前。………その旅っつーのは、何が目的なんだ？」


人の笑顔を見れば自分も自然と元気になるものだ。あれやこれやと考えていた少年も……確かに、今は未だ難しすぎるのかも知れないと。
彼の笑顔は、死んでいる所かむしろハツラツとしていて。痛みながら笑いながらの表情は、やはり大馬鹿者に見えた。

不意にその大馬鹿者に問う。これからの旅に、一体何を求めるのか――。傷も彼の年齢であれば治りは早い、
退院もそう遠くない話のはずだ……ならば、自身の"記憶"を改めて振り返った今、彼は次、どんな生き方を選ぶのだろうか―――。


/大丈夫ですよ〜！

967 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/11(月) 22:35:28.70 ID:Pfhf3b2I0

>>966
まあ、結果が結果だからな…容だけでも、謝る位はさせてくれよ？

【未だ微かに痛む腹を押さえながら、笑顔を浮かべて訊く旅人。今、彼の笑顔は紛れも無い本物だ】

嗚呼、歳なんて気にした事も無かったしよ…。まあ、皆若い若いって言ってくれるから、俺としては良いんだけどよ！

217歳かぁ……流石に、浦島なんとかには敵わねぇか。
……年齢なんて、形だけのもんだろーしさ、お前もそんなに深く考える必要もねぇだろ？

【社会人ならOUTな台詞。しかし、彼なら赦される。何故か…？】
【彼は、今のところ社会不適合者もいいところだ。しかし、そんなことは彼には関係無いのだ】
【彼は『何にも縛られぬ旅人』。社会の冷たい檻も、大馬鹿者の前には無意味なのだ…】

そりゃあ解ってら……。でもよ？腹の傷と胸の傷、どっちが大事だよ？

【この問に、完璧な答は存在しない。否、存在してはいけないのだろう…】

そうだな……。やっぱ、旅だよな！
……旅の目的ねぇ……そうだな……

【暫く旅人は考え込む。やがて、彼は怪しげな笑みを浮かべて顔を上げた。その口から放たれた言葉は＿＿】

『面白い事探し』だ！やっぱりこれに尽きるな！

【＿＿馬鹿過ぎる。剰りにも、馬鹿過ぎる】
【旅が原因で傷を負ってしまったと云うのに？重要な記憶を辿ったと云うのに？】

【だが＿＿＿＿＿＿】
【それがいい】

ところで、お前の方はどうするつもりだよ？まさか、お前みたいな『素晴らしいヤツ』が、この病室に埋もれてる筈も無いだろ？

【彼は、ペラペラと自分のペースで物を言い始めた。なんとまぁ、勝手な奴なのだろうか】
【しかし、これが『旅人』と云う奴なのかもしれない……】

968 ：【敗北者】【累乗付与】 [sage]：2014/08/11(月) 22:42:42.82 ID:TNo1eDM4O

>>965

【その日、件の少年は一日を修行に費やしていた】
【強さと優しさはイコールであっても、力の無い優しさはときに悲劇を産むから】
【やはり少年は強さと共に力を求める日々であった】
【そして今日も修行から帰路に付いていると】

みあよ…君は何故にこんなところで寝ているか……
【ぱったりと出くわす顔見知りの少女】
【しかも寝息を立てているときたものだ】

起きるのだ、みあよ
生肉を狙う獣に狙われてしまうぞ
【当然、ゆっさゆっさと揺り起こそうとしてみる】

/連続のからみになってしまいますので、難でしたらお切りくださっても大丈夫です！

969 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕契約の機械兵装【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/11(月) 22:57:20.96 ID:iDpcInQ00

>>957
【色々と騒ぎに騒いだが、それは交わされた】
【互いに握り合う掌から伝わるのは温もり。生として生きる者の、何よりの証だ】
【当たり前と言ってしまえば当たり前の事だけれど、何だか意外だった】

普通ですか……。何と感性の無い、まあ個性ですね
ですがまあ、ふざける時は弾けないと体が保ちませんよ？

【だけどそんな中で、やっと見つけた発見がある】
【それは------ルーキーが人である何よりの証拠と成るものだ。彼は戸惑う事が出来る。それは歳相応の者であると断言できるのだ】
【それが解っただけでも収穫と言うもの。もしかしたら、他にも--------】
【まあ。それは今後突き止めてやるとしよう】

そうでしたか。好奇心も健在なのですね
しかし、それは未来。流れによっては戦わざるをえない可能性も否めません。ですが、
……私も同感です

【応じれば可能だろう手合わせ。それを実行しない青年は何を思ったのだろう】
【話を介す度に深まる関係があるとするのならば、それは正しく今のことを言うのだろう】
【カトレアは思う。ルーキーの様に戦う人が無くなる世界を平安を築かなければと】
【そう、思うのだった】

970 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/11(月) 22:58:34.71 ID:eheQ87xw0

>>967

「……面白ェ事？　………まあ、いいんじゃねーの。」

例えばいわゆる教育ママが彼の言葉を聞いたのなら、一体何と思うのだろうか。様々に罵倒し、貶す事だろう。
しかし少年は、言ってみれば彼と同じ立場を取っている。面白い事を彼が追求しているのだとしたら、
少年は強さ。どんな人間にも、どんな技術にも勝ち得る、最強の剣術―――それを、目指しているのだ。

結局は何に価値を見出すのかという話。教育ママは学歴に、少年は強さに、彼は面白い事に重きを置いている、それだけの事。
少年はそれを知っていた、悟っていたのだから………意外に思い、なるほどそういう人もいるのかと、それだけに留まる。
決して馬鹿だとは思わないのだ――彼は彼の人生を歩んでいる、ならば彼がしたい事を、したい分だけすれば良いのだから。……故に、


「………俺か？　俺も………結局はお前と同じだ。」
「お前みてェなどうしようもねー奴もひっくるめて、……護る、為に。」
「素振り1000回、腕立て1000回、腹筋1000回、ランニング30km、………毎日続ける、それだけだ。」


少年も、目標に向かって日々鍛錬に励むだけ。……冗談を混ぜただろうが、実際にこなしてしまいそうなメニューだから怖い。


「……ああ、そう………旅先で、やべェ事起きた時、ココに来いよ？」
「格安で、色々やってやっから―――"お茶汲みから、鬼退治まで"な。」


不意にもう一つ、少年は名刺の様な物を取り出し――彼に手渡した。ハチリョウの名、連絡先が記されていると共に、
冒険者ギルド『BUTLER』なる情報が色々とプリントされてある。各地方に事務所がある様で、
まあ確かに旅と言うものはハプニングがつきものだから、そうした時にはここを頼れば良いのだと言う――当然、"宣伝"だ。

さて、話もそろそろ尽きただろうか。この後に特に用事がある訳でもないから、何か言いたい事があれば言うのが良いが、
何も無いというのなら帰る準備と、それから彼のベッド周辺の掃除を始めるのだろう―――野郎の癖に、やたら几帳面で。

971 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/11(月) 23:05:11.06 ID:eFLDBlqX0

>>968

ん…ん〜

【以前に出会ったことのある少年に揺さぶられ、少女は目を覚ます】
【そして目覚めたばかりのぼやけた視界が、その少年を視界に捉えた】

……？

【目覚めたばかりで、状況を把握出来ていない少女は惚けた表情を浮かべている】
【と、そんな時に少女のお腹から空腹を知らせる音が鳴り響く】

……！！

【それで少女の寝ぼけていた意識が覚醒した様で、勢い良く飛び起きる】
【その顔は腹の虫を聞かれた恥ずかしさから、真っ赤に紅潮しているが…しっかりと少年のことを見つめていた】

/大丈夫です！

972 ：【敗北者】【累乗付与】 [sage]：2014/08/11(月) 23:13:26.26 ID:TNo1eDM4O

>>971

【外で眠りこけていた少女を起こせば、彼女は飛び起きお腹を鳴らしと随分忙しなく応えてくれた】

おはよう、だな。
おはよう、と来れば次は朝御飯の時間だな
僕は一日修行をしていてお腹がぺこぺこなのだが…良かったら付き合ってくれまいか？

【少年は少し意地悪な笑みを浮かべながら、紅潮した少女の顔を覗き込むように尋ねる】
【それは、少女の反応を楽しんでいるようてあった】

973 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/11(月) 23:36:19.68 ID:aBIxAr4L0

>>972
あ、お、おはよう

【少女は顔を紅潮させたままで、若干取り乱しながらも会話を広げて行く】

え、朝御飯…？でもお金、無くて…

【少女からしてみれば少年の発言は願ったり叶ったりだが…人様にお金を払わせるのは躊躇われる。だから断ろうとしている】

……〜〜！
【少年が意地悪な笑みを浮かべているのを見て、少女の顔はより一層紅潮する。少女は完全に少年のペースに飲まれていた】

974 ：【軌道骨格】>>614【天道司】 [saga　sage]：2014/08/11(月) 23:38:03.53 ID:PYZLDAxw0

【もう仲間達への手向けも終わり、暇になった天道】
【依頼を事務所で待つ】

依頼はなんでも受けますよ〜
...お、もう強化できるじゃん。やっとこ

【彼はどんな依頼でも正式に受けるなら何でもする。その依頼人を待っているのだ】
【椅子に座り、流行っているゲームをしながら】

975 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/11(月) 23:39:33.11 ID:Pfhf3b2I0

>>970
やっぱりそうだよな！
いや〜…普段から世話になってる八百屋のじいさんに言ったら、変な顔されてよ……

【こうして話を始めると、先ず話題は尽きないが…流石の旅人でも、それは止めにした】
【人々が追い求めている物は、其々微妙に異なる。そりゃあそうだ。十人十色の言葉の通り、人には人の『道』がある。人はその大通り、時には裏路地なんかで、出逢い別れ行くのだろう】
【少年の考えは正しいし、かと言って教育ママが道を違えている訳でも無い。『出逢い』でその違いに触れるのも、また面白い事なのだ……】

ん？もしかして、お前も面白い事を……
って俺は"ロクデナシ"かよ！くっそ、否定出来ねぇよ……

【本気で悔しがる素振りをみせる旅人。普通に打ち消せば良い物を、こいつは『真正面』から受けてしまっているのだ】
まあ…それがお前、って奴なんだろうな。俺には到底出来ねぇことだしよ…

【『でも、出来なくたって良い。』言葉こそ続かないが、少年の考えと旅人の考えは、それほど相違無いのかもしれない】

おお……そりゃ凄いなぁ！ハッハ！
……でも、無茶すんなよ？

【病床に着いている奴に言われても、説得力等皆無に等しい。思わず旅人は、その滑稽さに笑みを溢した】

ん？何だ、それ？
……ああ、お前のギルドとかいうやつか！
格安も何も、俺は一文無しだけどなぁ！まあ、少しは世話になるぜ！

【なんと言うか…傲慢？否、それは当たらない……】
【手渡された名刺の様な物を眺めながら、彼は静かに少しだけ頷く。一文無し宣言の余韻(?)を感じながら、彼は"宣伝"を見詰めた】

【流石に此処まで来ると、話題の種と云う物ももすっかり成長仕切ってしまっている。彼は、やたらと几帳面な少年を見ながら溜め息を1つ】

【しかし、彼は何か思い出したかの様に満面の笑みを浮かべながら、少年に呼び掛けた】

なぁ！良かったら、お前の仲間にでも俺の事を伝えてくれ！
俺の名は、『気紛れ旅人[フィール]』だぜ！

【彼は皆言い切ってしまうと、再びベッドにその身を預けた】

【奇妙なこの旅人…自ら『気紛れ』を名乗るこの男。強さを求めて駆け抜ける、几帳面な少年。この二人の出逢いは、各々にどんな影響を与えたのだろうか？】
【ベッドに身を任せながらも、旅人は最後の最後まで少年を見送るだろう】

976 ：【敗北者】【累乗付与】 [sage]：2014/08/11(月) 23:44:33.54 ID:TNo1eDM4O

>>973

お金が無いなら労働するほかないではないか
此処で空腹に倒れ眠りこけわけにもいかないとおもうが？
【そこで少年はニヤリと笑んで】

どうせ僕もお金はない
今晩は百円の即席麺で済ませる気でいたほどだ……、が

それが自炊ともなれば僕は更に美味で安価な食事にありつけるのだが？

【と、言って少年は少女の腕をがっしりと掴みて近所の卸売店に向かおうとする】
【もしも少女がついてきたのなら適当に買い物を済ませて、貧相な小屋に連れ込み料理を作らせようとするだろう】
【然れどこれも、時には強引に、人に親切にしようとする 少年なりの優しさなのかもしれない】

【意地悪な笑みを浮かべていなければ、だが】

977 ：【敗北者】【累乗付与】 [sage]：2014/08/11(月) 23:58:10.16 ID:TNo1eDM4O

>>973
スミマセン……またもや寝落ちしてしまいそつです…(°∀°)

おへんびおくれたら切るなり煮るなりしてください……！

978 ：【ハチリョウ】【無限刀】 [sage　saga]：2014/08/12(火) 00:05:40.54 ID:ncyJiO8b0

>>975

「……金は取る。……まあ、アイツなら無くても大丈夫だろうが――」
「一応、払う気でいろよ。その辺り見抜くのうめぇんだ、俺の……上司？は。」

「……分かった。世の中には、こんなロクデナシも居るっつー事だよな？　……冗談な、本気にすんなよ………」
「ギルドに立ち寄った時は、ハチリョウの名を出せば良い。……"友達"料金とかいう訳分かんねー制度も、あるらしいからな――」

ベッドの底やテーブルの上に溜まっている埃やらを、どこから持ってきたのか雑巾で綺麗に拭き取って行く――、
掃除しながら言う言葉は、そんな事。コワモテな少年も、すっかり彼に気を許してしまったというのは、特別能力を使わずとも分かるはずだ。

冗談が通じない、そういう点で彼は馬鹿なのかも知れない……まあ自分にとっては面白いから良いのだが。
少々遅すぎる自己紹介を受けたのなら、少年も声で今一度返す……"ハチリョウ"。少々変わった名前だが、このタイミングで言うのだから偽名ではなかろう。
最後の一言は、気付けただろうか。……友達料金、そう呟いたのは、もちろん存在し実際安くなるから言った訳だが、―――

只管剣と向き合って、己と切磋琢磨し合って生きてきた、学校にも行っていなければ慣れ合う経験も無い……こういう事に慣れてないのだろう。
何故か徐々に恥ずかしさを感じだしてしまって、居ても立ってもいられなくなったのか………、


「じゃーな、……元気で、………またな。」


と短く挨拶してしまえば、去り際後ろ姿のまま右手を挙げ少年は帰ってしまう――。しかし足音は軽い。表情も、どこか和らいでいた。
扉に耳をそばだてて中の話を聞いていた、世間話好きな看護師のオバサン。ニヤニヤしながら少年の背を目で追って……、
それから扉がもう一度勢い良く開かれ、入院中某氏の様なマシンガントークでフィールがずっといじめられる事になるのは、そう遠くない未来の話だ――。


/ではこの辺りで締めましょうー！　長い間ありがとうございました！

979 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/12(火) 00:28:18.49 ID:psoBcCLjO

>>976

………ぅ

【少年の言っていることは全て正論だ。少女は何一つ言い返すことが出来ずに俯いてしまった】

えっ……？

【それで黙って少年の話を聞いていると腕をガッシリと掴まれて引っ張られ、半ば無理矢理といった感じに移動させられた】
【力で劣っている少女に少年の手を振りほどく力はない。まぁそれは『異能』を使えば簡単に出来るのだが…しなかった】

……

【そして買い物を済ませた少年に、貧相な小屋に連れ込まれた。一体何を…と少女は内心怯えていたが】
【料理を作る様にと、頼まれただけで…怯える必要などは何処にもなかった】
【相変わらず少年は意地悪な笑みを浮かべたままで、それは大きな不安要素だが】

……わかったけど

【『あまり期待しないで』と続けて料理を作り始める】
【それから30分経ち、料理が出来た様で、少女はそれらを運んで少年に渡し、適当に座って自分の分を食べ始めた】

……

【味は…美味くもなく不味くもない。普通と言った感じだろう。】
【少女は、少年の口から料理に対する評価が出るのを…緊張した様子で待っている】

/了解です。また後日再開しましょう

980 ：【フィール】気紛れ旅人>>10【シャープセンス】 [saga]：2014/08/12(火) 00:43:59.11 ID:UQFkgywe0

>>978
やっぱりな……。本当に金って大事なんだなぁ……

【稼ぐ気なんざねぇけどな、と彼は続ける。仕事と云う奴は性に合わない、これが彼の口癖と化しているのだから、無理も無い】

はあ…まぁ、俺はロクデナシって自覚してるからな……

【少し苦笑しながらも、彼は続ける。否定出来ないと云うのは痛い】

『ハリチョウ』か…ありがとよ！
"友達"料金、ねぇ……

【彼は静かに、口の中で繰り返す。】
【雑巾で埃を拭き取って行く少年『ハリチョウ』を見ながら、彼は微笑んだ】

【彼の魅力の1つは、どんな相手にも、ほぼ同じ姿勢で接すると云う所だろう。街に住む人の中には、長年街を旅する彼に惹かれる者も多い。少年も、その一人になってしまった、というところか？】

おっ？じゃーなー！またいつの日か！
Bon voyage!!!

【否、完全では無かったらしい…。しかし、旅人は笑みを浮かべた】

【これもまた、彼奴らしさなのかもな＿＿＿】

【彼が見送る背中は、何処か和らいでいた。その足音も、実に軽やかだ。自分の『能力』が教えてくれる】

【しかし、彼の笑顔は直ぐに別の物へと切り替わる事になる】

やっべーな…こりゃ、良い好敵手かな？

【入れ違いで入って来たのは、1人のオバサン。彼は、これから始まるであろう話に向けて覚悟を決める事にした】


【数日後、彼の怪我は完璧に治っていた。普段なら、完治していなくても一目散に逃げ出すであろう旅人は……珍しく、其所に居た】
【彼の造る愉快な物語は病院を巡り、病人達冴えも笑顔へと変えてしまった】
【こうしてまた、フィールは街での知名度を少しだけ上げる事になったのだった……】

【どうやら、此方は『ハリチョウ』との出逢いの中で、少しだけ変わって来ているらしかった…】


/長期ロール、本当に有難う御座いました！

981 ：【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]：2014/08/12(火) 01:26:07.53 ID:kKm4JcZno

>>969
ふざける……弾ける……？分からん……
どういう事だ…？

【首を傾げ、頭に？マークが三つ程付きそうな感じで分からんと零す】
【ルーキーにはふざけるといった、所謂「遊び」が理解できない】
【それは生まれたての赤子が言葉を発する事ができないようなもの】
【根本的な事から理解できないのだ。感情の起伏がないのも、そのため】
【しかし、今になって初めて理解し始めた。人形から人間へ、偽物から本物へ】

………こういうのを、世間一般で言う友人と言うのだろうか
いや………兵士に友人など、ましてやこれから殺しあうかもしれない相手だというのに……

【カトレアにも聞こえるであろう独白】
【ルーキーは揺らいでいる。人の温かさに触れてしまったが故に自分の、兵士としての信念が崩れ去りそうな】
【殺す事を躊躇う、それは兵士にとっては致命的】

【人形が人間になってしまうとはそういう事】
【深まれば深まるほど、それは弱さとなって現れて】
【お陰で、どこか憂鬱げな表情となって顔に現れてしまう】

982 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕契約の機械兵装【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/12(火) 01:48:45.72 ID:aLnicARG0

>>981
【握手している手をそっと離して、温もりと感触が残る掌を眺めた】
【グっと拳を作り、また開く。そうした後はまた手を下ろし、腰に掛かった柄を握る】
【頭の天辺に？マークが数個浮かぶ勢いで解らないと言葉を紡ぐルーキーを一瞥しながら僅かな可能性に胸躍らせた】

まあ要するに、肩の荷を下ろす事です
騒いでみたりすれば良いかと

【今は理解できなくとも、何れ解る時が来る。そんな事を思案しながら握った柄をまた離す】
【握ったり離したりを繰り返しながら彼の可能性を、人間性を信じていた】

不満ならば言い方を変えればいいのです。戦友だと、ね
兵士に友人を持ってはいけないなどの法律は有りませんでしょう？

【憂鬱に迷いの浮かぶルーキーの表情は覚醒しつつある感性から来るものなのか】
【どちらにせよ彼は戸惑いを隠せないでいる。戸惑いを抱きつつある。だがそれで良いのだ】
【兵士と言えど人である。躊躇わなくなればそれはもはや人ではない。ただの醜い殺戮兵器だ】
【カトレアには皮肉にも身内にその様な者がいる。ルーキーにはそうなって欲しくはないと、故に強く思った】
【優しげな笑みを向ける。ルーキーが人として目覚める事を期待して】

983 ：【ルーキー】>>714【風林火山】 [saga]：2014/08/12(火) 03:31:45.21 ID:kKm4JcZno

>>982
肩の荷を……降ろす……

【自分は気負いすぎているのだろうか。そういえば大きな作戦が終わった後の祝勝会で、周りの兵士達が騒いでいたような気がする】
【ああいう事をしろと、カトレアは言うのだろうか。ルーキーには凡そ似合わない】

戦友……カトレアが……

【戦友……これもまた、初めて】
【仲間の兵士は自分を道具のようにしか扱っていなかった。対等な関係など、存在していなかった】

そうか、そうだな……

【迷う。だけど、もっと知りたい】
【戦場で例え迷いに繋がるとて、この先にあるものを知ってみたい】
【故に承諾する。カトレアは、戦友だ】

【カトレアの微笑みを見ていると何故だか心が安らぐような気がした】
【ルーキーの口角も少し、凝視しないと分からない程だが、上がっていた】

984 ：【敗北者】【累乗付与】 [sage]：2014/08/12(火) 11:38:19.66 ID:MbHW2BCAO

>>979

【無事マイホームへと少女を連れ込み炊事を任せることに成功した少年】
【少女が料理を手掛けている間、自分は刀の手入れに徹していて】
【いざ料理が出てくれば、机の前にキチンと座り両手を合わせて目を瞑り】

食材に携わったものたちと、みあの努力に感謝して、戴きます

【礼を済ませれば…箸を伸ばして料理を食む】
【少女に見られていることも気付かぬままに目を瞑り沈黙】
【暫しその奇行を続ければ、少年は不意に涙を流す】

美味い…美味すぎるようだ…
この世界に来て早数ヶ月…はじめてのまともな食事……ッ！

素晴らしいぞ、みあよ…君は此処でも僕より強者であったか……


【得意料理がインスタント麺の貧乏少年は…手料理の暖かみに涙を流し感謝する】
【大袈裟なきもするかもしれないが、それだけ少年も飢えていたのだ。手料理に

/毎回もうひわけないっす！ ありがとうございます！】

985 ：【ファンタズマ】ゴリアテ【時代錯誤の侍】 [sage]：2014/08/12(火) 11:47:11.22 ID:+inIWZ8jo

【暁闇の空に閃いた一筋の流星が殆ど人の居ない街を仄かに照らす】
【そんな早朝から街に響くガチャガチャと喧しい金属音、原因は恐らく闊歩する男の武装にある】
【下半身にのみ装備された朱色の鉄甲冑、白い鞘に納められた大型の刀】
【どれも今の時代の物とは思えない様に年季が入っていて、故に男の異質さを表していた】

986 ：突撃型対能力者戦闘機兵試作4号機:アルゼブラ【サードアームズ】 ◆YBur1CkGGU ：2014/08/12(火) 13:45:08.56 ID:Rs4hKPba0

>>985
【人が殆ど居ない早朝の街】
【今回の任務はそんな静かな街に現れた一人の不審な男を排除するという内容だった】

(あの男か……面倒な予感がする)

【後ろから歩いて行って近づき、声をかける】

あの……どうしましたか？そんな格好で…

【この男は見るからに危険だと考え、背負っている大剣に右手をかけておく】

987 ：〔ベニバナ=カトレア・L・メイザース〕契約の機械兵装【ブレイカ】 [saga sage]：2014/08/12(火) 16:21:52.46 ID:aLnicARG0

>>983
【カトレアは自ずと知れた騎士。ただしイレギュラー】
【だがイレギュラーにはイレギュラーなりの価値観がある。故に少女はこう思うのだ】
【命令に依存する者は、ただの機械に過ぎない、と】

ええ。出来ないとは言わせません

【一歩歩み寄り、柄を握る手を離しルーキーに向ける。そして彼の肩に触れるか触れないかの境目でその手を止めた】
【じっ……青年の瞳を見据え、ゆっくりとその唇を開いた】

当たり前ですよ
私はルーキー、君を信じています。強いと、ね

【ポンッ。肩を優しく叩いて、優しげな表情をしながらそう発した】
【承諾されたと言うことは即ちルーキーが知りたいと思ったことを意味していて、この距離から僅かに望める口角の上がりが何よりそれを肯定している】
【それは、決して情を持たない兵士に芽生えた人としてあるべき姿】
【祝福するかのように風は吹き、割れた月が優しく公園を照らした】

988 ：【ミア=レスティア】【究極生命体】 ：2014/08/12(火) 17:05:30.56 ID:psoBcCLjO

>>984

そんな大袈裟な……私は強者なんかじゃないし…

【自分の手料理を食べて涙を涙を流す少年。大袈裟だとは思ったが…その反応が嬉しくて少女は口元を綻ばせる】
【自分は強者なんかじゃない。人に強者だと言われても、そうは絶対に思えない。】

……この世界に来て早数ヶ月？……どういうこと？

【この世界に来て早数ヶ月だという少年の発言、少女はその発言の意味が分からなかったので…それについて、疑問を投げ掛けた】


/またもや遅れましてすみません！

989 ：【ナイトメアテラー】青藜篆 鍵吉 [saga sage]：2014/08/12(火) 17:41:39.37 ID:+PyXtIyso

【ギラギラと太陽が照らす真昼の通り】
【昨日一昨日と街に降った大雨のお陰か、街を支配していた熱気はそれなりに収まっている】
【それでも「夏」と言い切れる程の暑さはしぶとく街に居座っており、街行く人々は纏わり付くような熱気に思わず文句を垂れる】
【そんないつも通りのこの街の風景の中、一人の少年が、建物の影を縫うように歩いていた】

……

【全身を覆う白いローブは、燦々と照りつける太陽の中では不釣り合いな格好】
【肩に乗っかっているのは真っ黒な、猫のようで猫でない不思議な生物】
【そんな不思議な少年を、街行く人々は怪訝そうな表情で見つめ】
【周りから向けられる視線をもろともせずに歩き続ける少年に、一陣の風が吹いた】
【強風、少年は思わず顔の前に腕をやり…風が止む】
【やれやれと言った調子で腕を下ろし…少年は辺りを包む異様な静寂に気が付いた】

……ぁ

【辺りから向けられる突き刺さるかのような敵意の視線】
【フードが脱げ、自分の顔が面前に晒されてしまっていることに遅れて気付く】
【「最厄の子」なんて肩書きを持つからこそ、顔を隠していたのに】
【空き缶が投げられる、石が投げられる】
【「街から出て行け」「死んじまえ」「お前のせいで」】

……っ！

【街から浴びせられる悪意、それを全身に受け、少年の表情は一瞬で泣きそうに歪む】
【溢れ出しそうになる涙をぐっと堪える少年の額にも一つの石が衝突し、そこに一つの小さな切り傷を刻んだ】
【少しずつ濃くなって行く悪意の一撃に、少年は耐え切れずにその場から走り出す】
【背中に何かが投げられ、その姿勢を傾けながらも少年は逃げ出す】
【街全体の悪意から】
【「出て行け」の大合唱となったその通りで、少年は心の中で叫んだ】

(……親が何をしようと、おれには関係ないじゃんか……！)

【少年の心の中の号哭を聞くものは、今のこの街には存在しない__________】

990 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/12(火) 17:44:20.49 ID:lNAoCmiHO

犬山茶太郎

991 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/12(火) 17:44:33.55 ID:lNAoCmiHO

犬山茶太郎

992 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/12(火) 17:44:43.26 ID:lNAoCmiHO

犬山茶太郎

993 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/12(火) 17:44:52.67 ID:lNAoCmiHO

犬山茶太郎

994 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/12(火) 17:45:01.82 ID:lNAoCmiHO

犬山茶太郎

995 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/12(火) 17:45:11.19 ID:lNAoCmiHO

犬山茶太郎

996 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/12(火) 17:45:22.59 ID:lNAoCmiHO

犬山茶太郎

997 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/12(火) 17:45:32.29 ID:lNAoCmiHO

犬山茶太郎

998 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/12(火) 17:45:48.84 ID:lNAoCmiHO

犬山茶太郎

999 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/12(火) 17:45:58.48 ID:lNAoCmiHO

犬山茶太郎

1000 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2014/08/12(火) 17:46:07.39 ID:lNAoCmiHO

犬山茶太郎

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凛「プロデューサーって、何で皆に手を出さないの？」 ＠ 2014/08/12(火) 17:25:21.45 ID:SfDRcnn/0
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穂乃果「私はあきらめない」海未「無理ですよ…穂乃果」 ＠ 2014/08/12(火) 17:15:55.51 ID:Jh2+RMMdO
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海未「だ、誰ですか！？」海末「……」 ＠ 2014/08/12(火) 16:50:36.18 ID:7oCY8OkAo
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怜「>>2が見えるようになった」 ＠ 2014/08/12(火) 16:31:46.65 ID:uVhF3qPgo
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穂乃果「マイナーカップリング！」 ＠ 2014/08/12(火) 16:26:04.07 ID:YBWKYl2f0
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千早「台風の日」　ちひゃー「くっ」（おるすばん） ＠ 2014/08/12(火) 16:22:07.64 ID:eQCWTMk50
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【艦これ】秘書艦は鳳翔さん ＠ 2014/08/12(火) 16:10:10.04 ID:ShJf3OhM0
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貴音「あなた様」　ウルトラマンパワード「貴音」 ＠ 2014/08/12(火) 15:59:19.57 ID:SbhtlBWs0
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