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大尉「どこだここは」軍曹「さっぱりです」女大尉「参ったわね…」 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:16:38.23 ID:TgKR4EKJ0
大尉「…どこだここは、何故俺達は山の中にいる?」

軍曹「分かりません…我々は任務中の筈でしたが…」
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2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:17:36.06 ID:TgKR4EKJ0
女大尉「貴方達も居たのね!一体何なの?」

大尉「女大尉!お前も居たのか、お前は何かわかるか?」

女大尉「いいえ、恐らく貴方達と同じ状況よ」

大尉「そうか…全く状況がつかめんな、軍曹と女大尉以外に誰かいるか?」

軍曹「恐らく居ません」

女大尉「のようね」
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:18:45.68 ID:TgKR4EKJ0
大尉「通信は?俺のはダメだったが」

女大尉「既に12回試したけど、ダメだったわ」

軍曹「今13時です、任務が始まったのは12時過ぎでしたから、始まってから割と直ぐここに飛ばされた事になりますね、GPSは…使えない」

大尉「一体何が起こったんだ、ここに来る前何が起こったか覚えてるか?」

女大尉「…任務に行ったのは覚えてるけど、そこから記憶が曖昧よ」

軍曹「俺もです」

大尉「皆同じか…、仕方ない、取り敢えず周辺を探索するぞ、少しは分かる事があるかもしれん」

女大尉「そうしましょう」
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:19:34.36 ID:TgKR4EKJ0
〜15分後〜

軍曹「道らしきものは無いですね、見通しも悪い」

女大尉「さっきから気になってたんだけどここの植物とか虫ちょっと変じゃ無い?見た事ない物ばかりだわ、さっき見た猿みたいな動物なんて目が3つもあったような…」

軍曹「妙ですよ、まだ明るいから薄っすらとしか見えませんが、月が2つある様に見えます」

大尉「変な事ばかりだ、エイリアンに誘拐されて別の惑星に置き去りにされたのかもな…」

女大尉「やめて、完全に否定できないのが怖いわ」

軍曹「ん?あれを見て下さい!村みたいな物があります!」

大尉「行ってみるぞ!」
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:20:23.11 ID:TgKR4EKJ0
〜村のはずれ〜

大尉(建物がいくつかあるな…だが何だこれは?まるで中世の貧村みたいな場所だな)

大尉「ヨーロッパの文化遺産みたいな村だ」

軍曹「だといいんですが、現実世界にいる気がしませんよ」

女大尉「人がいる!あの人に聞いてみましょう!」

大尉「おい!そこの君!」

少女「キャアッ!あなた達誰!?」

軍曹「良かった、言葉は通じるみたいだ」
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:22:13.06 ID:TgKR4EKJ0
大尉「山でハイキング中にちょっと道に迷ってしまってな、話を聞きたいんだ」

少女「絶対ウソね、あなた達なんか怪しいわ!特にその格好!」

大尉「迷ってるのは本当さ、ここは一体何処なんだ?」

少女「何処って、ここはリヴィアだけど」

大尉「リヴィア?」

少女「リヴィアっていう村よ、アイルズのね」

大尉「は?」
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:22:49.43 ID:TgKR4EKJ0
女大尉「アイルズっていうのはまさか国の名前?」

少女「そうだけど…何故そんな分かりきった事を?益々怪しいわ、本当に何者?」

三人は顔を見合わせた

大尉「別に大した者では無いんだが状況的に説明しにくいな…」
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:23:40.49 ID:TgKR4EKJ0
少女(本当に怪しい…)

女大尉「取り敢えず村を案内してくれないかしら?大人の人達にも話を聞きたいわ」

少女「私は17よ?もう大人だわ、それに貴方達みたいな怪しい人を村に入れるのは危険よ」

女大尉「失礼したわ、大人のレディーだったのね、でも私達まだここについて分からない事が沢山あるし、色々な人から情報収集したいの」

大尉「まあそういう訳なんだお嬢さん、そこをどけてくれるかい」

少女「嫌!無理やり通るなら人を呼ぶわよ!貴方達に襲われたってね!」

大尉「困った子だな」

軍曹「無理にでも行きますか?」

女大尉「ダメよ、じゃあ村には入らないから、誰か他の大人を連れてきてくれない?なるべく偉い人が良いわ、それまでここで待ってるから」
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:25:25.25 ID:TgKR4EKJ0
少女「…なら良いけど…ここを動かないでよ」

女大尉「了解したわ」

そして少女は村の中へ駆けて行った

軍曹「しかし参りましたね…あの子の言うことが本当だとすると、ここは一体…」

大尉「…世界は広いからな、俺たちの知らない国や木や生き物がいてもおかしくないだろ、それに言葉も通じたしな、あの子の頭がお花畑の可能性もある」

軍曹「月が2つあるのはどう説明するんです?」

大尉「見間違いだ、ほら、もう見えないじゃないか」

軍曹「おかしい、本当ですね、さっきまであった気がしたんですが」

女大尉「考えれば考えるほどフザけた状況ね……ん?何かしら、向こうから悲鳴が聞こえない?」

大尉「本当だ、おい、誰か駆けて来るぞ!」
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:26:02.59 ID:TgKR4EKJ0
村民「ハアッ…ハア…」タッタッタ

大尉「あの子に呼ばれて来たのか?別にそんなに急がなくても…」

村民「盗賊だ!盗賊共の襲撃だ!助けてくれ!」

大尉「何だと、行ってみるぞ!」

女大尉「ええ!」

軍曹「はい!」
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:26:46.15 ID:TgKR4EKJ0
〜村の中心部〜

盗賊1「金目の物を全てよこすんだ!村を焼かれたくなければな!」

少女「やめて!あんたら最低よ!」

盗賊2「おっとお嬢ちゃん!一緒に遊びたいのかい?へっへっへ!」ガシッ

少女「離して!やめてよ!」

盗賊2「なかなか美人さんじゃねえか!こいつは楽しめそうだ!」

大尉「やめろ!」ダン!

大尉が放った弾丸は盗賊の肩を撃ち抜いた

盗賊2「がっ!ぐううっ」ドサ

盗賊1「何だその銃は!?チッ…」

軍曹「動くな、両手を頭にあげるんだ」

盗賊1「う、撃つなよ…お前ら一体何なんだ…?」

女大尉「黙って」バキ!

盗賊「…」ドサ
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:27:42.74 ID:TgKR4EKJ0
少女「あ、ありがとう、お陰で助かったわ…」

女大尉「無事で何よりよ」

大尉「まだ奴らがいる、残りの敵を始末しよう」

軍曹「ええ、やりましょう」

〜30分後〜

盗賊たち「うぅ…」

大尉「口程にもねえ奴らだったな、数人逃げたが、これで懲りたろう」

村長「助かりました。なんとお礼申し上げれば良いか…」

大尉「取り敢えず落ち着く場所で話をしたい、色々質問があるんだ」

村長「勿論です、さあ此方へ」
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:28:59.91 ID:TgKR4EKJ0
〜酒場〜
村長「大した場所ではありませんが、美味い酒と飯がでます、で話とは?お礼ならば出来る限りの事をさせて頂きますが」

大尉「それはまずいい、質問があるんだ、俺たちは遠くから来ていてな、ここらの事はよく知らないんだ、まずここは何処なんだ?」

村長「ここはレンバフィルダウスのリヴィアという村ですよ」

大尉「レンバ…?」

村長「レンバフィルダウスというのはここら一帯の地域の名です」

大尉「ここはアイルズっていう国の中にあるんだよな?」

村長「ええ、勿論そうですが…」

村長はやや不審な顔をした
何を寝ぼけた事をと言った様子だ

少女「さっきも同じ事聞いてたわね、信じてなかったの?」

大尉「ああ、さっきのお嬢さんか、無事でよかったな」

少女「私、貴方達の事勘違いしてたわ、助けてくれてありがとう、このお礼は必ずするわ」

大尉「別にいい、だが礼をしてくれるならこの世界について理解する手助けをしてくれると助かるな」













14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:29:48.11 ID:TgKR4EKJ0
少女「勿論良いけど…この世界って、まるで別の世界から来たみたいな言い方ね?」

大尉「ああ、実はそうかもしれないんだ…なぜ俺たちがここにいるかは分からない、目が覚めたら山の中に倒れてたんだ、そしてここに来るまで見た動物や植物、そしてあんたらの服装は俺たちの住んでる世界には存しないものだった、あるいは過去のものか…?村人何人かにいくつか一般常識を質問してみたが、さっぱり話が噛み合わなかった…これらの事からして俺達の知る世界とは違うと判断した訳だ、まだ半信半疑ではあるがな」

少女「そんなまさか…確かにあなた達は色々変わってるけど…まさか…魔法関連かしら?」

村長「うむ…魔法ならありえるかも知れん…」

大尉「魔法だと?」

少女「ええ、魔法、分かる?」

大尉「少なくとも俺の世界には存在しない現象だな」

少女「魔法は普通の物理法則では不可能な事を実現する事が出来ると言われてるわ…あなた達が現れたのもそのせいかも知れない、と言っても私は魔法なんて見た事ないし、貴方達の話を聞くまでおとぎ話だと思ってたけど」
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:30:42.99 ID:TgKR4EKJ0
大尉「俺達が魔法で呼び出されたと?バカな…」

村長「昔帝都にいた時、聞いた事がある…魔法の存在を、だが今帝都で魔法の話を無闇にするのは危険ですぞ」

大尉「何故だ?」

少女「大衆の大修道院の監督官達よ、大修道院はこの国の国教なんだけどね、魔法を信じる者や他の宗教を信じる人々を異端者として弾圧してるの」

大尉「原理主義者みたいなもんか、物騒な団体だな」

村長「大修道院の人々なら魔法や超常現象について少しは知っているでしょう、しかし監督官たちは武装している上無慈悲な連中です、気をつけないと」

大尉「そいつらに直接話を聞くのは難しそうだ、他に手はないのか?」

村長「西の大陸ではアイルズと違い、魔法が自由に行使出来る国があると聞きます、しかし大陸に行くには帝都から船を使わなければなりません」
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/14(火) 14:35:17.90 ID:TgKR4EKJ0
大尉「帝都とやらははここからどの位なんだ?」

村長「馬で1日程です、帝都なら大修道院で無くとも我々より博識な人々が沢山いるでしょう、情報も集めやすい筈です」

軍曹(馬で行くのか…)

大尉「考えておこう、まさかと思うが最近ここらで俺達に関連しそうな話はあるか?」

村長「これといって特には…残念ですが」

大尉「そうか…まあいい、ところで宿かなんかあるか?休みながら状況を整理したい」

17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2014/10/15(水) 17:01:53.30 ID:RBOJYizV0
少女「是非私の家に来て!両親も喜ぶわ、俺礼もしたいし」

大尉「三人も大丈夫か?」

少女「私の家は一応ここではお金持ちの部類なの、狭い家に案内したりしないから安心して」

女大尉「へえ、じゃあお言葉に甘えようかしら」
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2014/10/15(水) 23:13:57.06 ID:u09hZV4Ro
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