大晦日に振られたので妹にいたずらした話 - パー速VIP 過去ログ倉庫

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1 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) ：2014/12/19(金) 22:04:33.16 ID:xoewxE760

2年ほど前にここにスレを立てて、
いろいろと落とし前もついて話がしたくて立ててみた。


覚えてる人がいたらまた聞いてやってください

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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君が望む永遠〜Latest Edition〜 ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超Ａ級スナイパーが魔王様を狙ってる？」〈ゴルゴ13inひめごう〉 ＠ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです ＠ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「２号線」【コンマ判定新鉄・関東】 ＠ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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【安価】少女だらけのゾンビパニック ＠ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
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ぶらじる ＠ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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2 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2014/12/19(金) 22:10:31.02 ID:LczoGC2No

まずはスペック

3 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL) ：2014/12/19(金) 22:14:18.20 ID:Z221+mxw0

期待

4 ：１ ：2014/12/19(金) 22:45:48.57 ID:xoewxE760

スペックかぁ

俺
フツメン
過去に彼女に振られた勢いでスレを立てて
妹にちょっかいを出し始めた

妹。
目元もパッチリしてて活発そうな顔立ち
いろいろ昔にトラウマをもってて、俺のちょっかいもそれを加速させた
俺のことが好き

妹友
当時の正月からずっと居候してる。
家にいるメガネをかけてて真面目そうな子だけど
下ネタも全然大丈夫な家で一番明るい子
妹が一番信頼してることもあって、よく面倒をみてくれてる

彼女
俺の彼女
雰囲気もふんわりしてて、おっとりしてる子
いろいろあって振られた後に俺ともめて、結局よりを戻した。
妹と俺の関係も認めて、我慢してくれていた。


ちょっと軽く今までの経緯書いてく

5 ：１ ：2014/12/19(金) 22:53:57.94 ID:xoewxE760

簡単に今までの筋を話すと、大晦日に振られて、傷心なままスレを立てた。

友人が少ないというのと、当時は妹と事情があって二人で暮らしていた、というので

誰とこうしたら面白いか、忘れられるか。


その時家には妹とその友達がいたんだ。
安価でパンツを脱いだり胸を触ったり
振られた彼女をメールで罵ったり

とにかく奇行だった
今思うと本当にバカらしい。
楽しんでいた所もある、どんな返事が来るのかとか、うん



そして外出先で彼女に連行されファビョられた。
妹たちと合流して遊ぶつもりだったんだが、なぜか彼女の部屋に閉じこめられた

何を言っても
なんで！！！どうして！！！！
そんな感じにかなり取り乱してた
そんな素敵なもてなしのままそこで一泊した

なんでも俺と妹友が一緒に歩いているのを目撃したみたいで、ショックを受けたらしい。
そして俺にはあの女がいるからこんなメールを平気で。みたいな

乱暴にされつつも警察を呼ぶまで非情にもなれずに
妹たちに助けをお願いした。

怒り狂った妹はそのまま俺を救出しに来てくれて、
彼女を打ち負かしてその場から連れ去ってくれた。


そのまま話もせずに妹に連れていかれ、泣いている彼女に構わず逃げた

妹は本当に心配してくれて、帰ってから色々なケアをしてくれた

しかしそんな心配に感謝もせずまたスレを開き、妹にちょっかいを出す俺。最低でしょう


結局妹はエスカレートした行為に怯え、部屋に閉じこもった。

6 ：１ ：2014/12/19(金) 22:55:49.90 ID:xoewxE760

話が変わるが
妹には思い出したくない過去があって、それが親からの虐待なんだ
あんまり詳しいことは話していいのかがわからないけど、
とにかくいつもイライラしていて、その姿や暴力に二人とも恐怖を覚えていた
妹がどんな暴力を受けていたかは知らない。親のやり口は部屋に呼び込んで徹底的にストレスをはらすというものだったからね

虐待を発覚してからは大学もあきらめて妹のために割と尽くしてて、
二人で暮らすようにもなっていた。
たぶんそんな頑張りというか、思いを妹はしっかりわかってくれてたから、こういう事をされてショックだったんだと思う。



とにかく妹友と共にこの状況をゆっくり打開し、話せるようにもなった。


そんなところでまた彼女から連絡が来る。

別れたくないと言われ、
ここで彼女の発狂の原因、理由を知った。
付き合って、当時まで一度も抱いたことが無かったし、にもかかわらず放置気味だったこと。それが不安だったこと。
これが別れを切り出した理由だった。


もう一度チャンスがほしいと言われた。悪いのは他でもない俺だったけど

とにかくやり直したい気持ちもあったから、復縁した。
しばらく恋人らしくデートもして、初めてのセックスも経験した


けど妹が露骨に交際を認めなかった、
どうにか認めさせようと彼女と共に試行錯誤することに。

7 ：１ ：2014/12/19(金) 22:56:40.85 ID:xoewxE760

けど許しを請うたびに激しく拒否され、時には妹が彼女に対して怒鳴り散らした。
それが彼女には精神的に負担が大きかったようで、少し病んでしまった

ケアのために彼女宅に泊まり込むようになる。
それを伝えたときも妹は不満そうで
心配してか寂しいのか、よく妹と連絡を取り合うようになった

いつもツンツンしているはずが、その電話のときだけしおらしくなって、なんかかわいらしかったのを覚えている。

最終的には交際を認めてもらえるようになったが、そこらへんから妹の様子がおかしくなる。

冗談で抱き付くと抱きつき返したり、頭を撫でると妙にそわそわしたり

問いただすと「甘えさせてほしい」と打ち明けてきた。
たぶん家を空けたり、復縁したいと迫る俺に対して距離を感じてだろうし、
交際を認めてくれたのも、さみしかったからだと思う。


そんな妹を受け入れて、添い寝をしたりするようになる。
しかし仕草が可愛らしくて、たまらなくなった俺は行為も徐々にエスカレートしていった



キスをしたり、抱きついたり
段階を踏んでいくように、風呂に入ったり、その次はなでている手を下に持っていったり。
異常だとは分かっていたが、お互いに止まらなくなり、二人きりになれば変な気分になり、いちゃついていた
俺自身もさほど抵抗もなかった。
ずっと一緒にいたこともあって、いつも見せない表情に興奮を覚えていた。


もちろん彼女には秘密だった。
結局ばれてしまうのだけど、妹の過去や遠慮からか、一線を越えなければ我慢すると了承していた。

そのときには妹と彼女の関係は良好で全員含めて四人で生活し始める
そして妹とは完全にお互い好意を持ち、いなくてはならないくらいに依存する
もちろん彼女とも存分に愛を確かめあって、愛し合っていく仲ではある、

彼女への後ろめたさや罪悪感で俺も妹もメンタルがボロボロになったり
彼女自身も我慢の限界が来たりして喧嘩したりと
困難もあったけど、なんとか仲良くやってます。



過去スレも貼っときますね
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1345902506/

8 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/12/19(金) 22:58:05.53 ID:elkmOXycO

警察沙汰にまでして彼女を捨てないお前が悪い

9 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/12/19(金) 23:01:34.33 ID:jCBMtKdJo

おー懐かしいスレだ

落とし前付いたのか

10 ：１ ：2014/12/19(金) 23:07:45.06 ID:xoewxE760

>>8
そんな殺生な・・・
俺が極限まで追い詰めただけで本当にいい子なんだよ彼女


>>9
お久しぶりです
いろいろ書いてくからちょっと待ってね

11 ：１ ：2014/12/19(金) 23:11:23.43 ID:xoewxE760

その愛が爆発した後は、書いてある通り、明日香とする頻度は確実に少なくなっていた。
その様子に愛も安心しきっていて、夜に遠慮なく一緒に寝ようと誘ってくるようになっていたし、たまに明日香と由美ちゃんと四人で寝るような日も、かまわずラブラブしていた。

明日香は明日香でそんな愛を見て辛そうにもしなくなったし、家では愛と仲良くやっていた。

しかし、たまに家が空く日や、
外食や買い物に誘ったりして二人きりになったときには
溜まっていたものを吐き出すように俺を求めてきていた。


そんな明日香の苦しみにはわかってたし、ちゃんと慰めてはいたけど、
愛のことを考えるとそれ以上どうしてやることも出来なかった。

明日香も「たまにこうするだけで大丈夫だから」
と、なるべく負担をかけないようにとしてくれていた。

そんな日が一年ほど続いて、まぁ荒れずに平和にやっていた。

12 ：１ ：2014/12/19(金) 23:21:13.10 ID:xoewxE760

しかし、去年の秋ごろ。
由美ちゃんからとある話を聞いて、状況が変わっていった。




「愛さん、子供がほしいって私に相談してきて・・・」
ついに目を背けていた問題にぶち当たった。そんな気分だった。

「明日香がいるしなぁ・・・」

「・・・・わたしは、今しかないと思います。」

「でも・・・」

たしかにいずれは自分のまいた種は自分で何とかしなくてはいけないとは思っていたし、
子供ができたなんてことがあれば、嫌でも明日香は離れていかざるを得ない状況になる。

そうは思ってたが、どうしても明日香を切り捨てるようで、賛成できずにいた。

「・・・たしかに、お兄さんといるとき、本当に明日香は幸せそうです。
けど、愛さんも同じくらい幸せそうにそう言ってきて・・・・」

「・・・」


明日香から離れるんじゃなくて、元の関係に戻すんだ。
つらい思いさせちゃうけど、お兄さんがちゃんと別の愛し方をしていれば、わかってくれると思うんです。
このままこの関係を続けていたら、一生愛さんは幸せになれない。

由美ちゃんのそんな言葉に、俺も納得した。

13 ：１ ：2014/12/19(金) 23:27:26.48 ID:xoewxE760

あ、
愛＝彼女
明日香＝妹
由美＝妹友

です

「私も出来る限り明日香から目を離さないようにします。お兄さんも頑張ってください。」

「・・・いつもありがとうね、本当に」
「いえいえｗｗｗｗｗｗ愛さんも明日香も私のマブダチなんでｗｗｗｗｗｗ」
由美ちゃんはそう笑い飛ばしてたけど、本当にいろいろ考えてくれていた。

とにかく愛本人に話を聞くことにした。

「・・・愛さ、子供ほしいの？」
添い寝をしながらそれとなく切り出した。
「えっ・・・聞いたの？」
「うん、由美ちゃんからね。」
「ごめん・・・・でももう２５だし・・。いろいろ事情もあって、不安でさ」

その事情ってのは、間違いなく明日香の事だった。
明日香ちゃんのことをそのままにして、そんなことできない。
けど、それが解決するのがいつになるかわからないし。

そう不安そうに打ち明けた。

「・・・由美ちゃんは、それをきっかけに距離を置いたほうがいいって言ってたんだけど。」
「・・・でも、今でだって明日香ちゃんに我慢させちゃってるし。」

愛は難しい顔をしていた。
明日香を変えなきゃいけないのもわかってるし、そうしないと前に進めない。
けど、それ以上に明日香が傷ついて、ふさぎ込んでしまうことが怖い。
俺も愛もそう考えていた。

「・・・由美ちゃんは、そういうことをやめても、ちゃんと傍にいてくれるんだってわからせれば、明日香も納得してくれるって。それを聞いて、俺も覚悟は決めたんだ。」

「・・・なら私から話すよ。尚から話したらショックだろうし。」
「わかった。」

14 ：１ ：2014/12/19(金) 23:44:33.57 ID:xoewxE760

その後、愛は週末になると明日香を誘って外出するようになった。
しばらく仲良くして、今以上に打ち解けてから話すつもりだったのだろう。
不安に感じながらも、そうやって愛が誘うと明日香は楽しそうにしていたし、
だんだん親しくもなっているようだった。


最近愛さんといると楽しい。いろんな話ができる。
俺と二人でいる時も、明日香はちょいちょい愛の話をするようになるくらい打ち解けていた。

しかし、そんな中である日明日香が泣いて帰ってきた。
その日も二人で出かけていたようだったので、大体泣いている理由は察した。

「自分の気持ち伝えた。」
一緒に帰ってきた愛は申し訳なさそうにそう言った。
「で、どんな反応だったの？」
「話したときは応援してますって言ってくれたんだけど・・・帰りに泣いちゃって。」
「・・・ちょっと話してくる。」

そう言い明日香の部屋に行くと、ベッドの中でむせび泣いていた。
俺もその布団の中に入って、話を聞いてあげた。
「愛さん・・・そろそろ結婚したいって・・」
「・・・そっか。」

愛はそれだけ伝えて、明日香自身どうしてほしいとかそういう話はしなかったらしい。
それでも明日香はその意味が分かっていた。


自分が離れなきゃいけない。
それでもおにぃのことが好き。
居場所がなくなるのがつらい。
辛そうにそう明日香はつぶやいていた。

15 ：１ ：2014/12/20(土) 00:08:59.02 ID:VlPpV81Y0

「離れたくない・・・」
「一緒に寝てやることはできるし、ずっとお前の味方だから。」
「いやだ・・・！好きなの・・・！一緒にいてよ・・・！」
慰めながらも明日香は泣きやまなかった。

父の虐待が発覚してから、何年も一緒にいたし、俺がずっと面倒を見てきた。
お互いにとって唯一無二の存在だった。
兄がとられてしまうような感覚は痛いほどわかった。


そんなことがあってからは、明日香は本当に毎日泣くくらいの勢いで落ち込んでいた。


一切話してこなくなったかと思えば
たまに俺の布団に入ってきて、耐えられない、今日だけと求めて来たり。

そんな明日香に何もしてやれなかった。
ここで許したらダメだと念を押されて、謝って抱きしめることしかできなかった。

妹をそんな風に変えてしまったのは俺だったし、悲しんでいる明日香を何もしてやることができなくて、
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。


でも、そうやって辛そうにしている俺や明日香を由美ちゃんと愛はしっかりわかってくれて、愛情を持って接してくれた。

明日香が泣いていれば由美ちゃんが必ずそばについて話を聞いて慰めて、
愛も愛で一緒に寝たり、外に連れ出してくれたり。

そうやって傷ついた明日香をしっかり癒してくれて、
そんな愛たちに俺自身も励まされて「兄」として自分なりの愛情を注いでいった。

そんなおかげで次第に明日香も元気になっていった。
愛や由美ちゃんとも笑顔で接するようになってくれたし、
俺に対しても、ぎこちないながらも話すようになっていった。

16 ：１ ：2014/12/20(土) 00:37:17.15 ID:VlPpV81Y0

そんな中で、明日香に誘われて、久しぶりに一緒に寝ることになった。
しばらく黙りながら俺にしがみついてくる明日香の頭を撫でていると。

「あのさ・・・。」

「どした？」
「・・・・ごめん。本当に。」
いつまでもわがままいって、みんなを困らせて。
そう明日香は謝ってきた。
「・・・明日香のせいじゃないよ。俺が勝手にし始めたことなんだから。」

「ちがうよ。おにいがそうする前からずっと好きだったし。」

「・・・そうなの？」

「父さんから助けてくれて、ずっと一緒にいてくれたじゃん？
それがうれしくて。」

「でも俺がちょっかい出して、気持ちが変わったんだろ？」

「ううん。愛さんと付き合ったって知ったとき、なんかショックだったの。
で、愛さんに連れてかれたときに、おにいが本気で殺されるって思ってｗｗ
あ、これ好きなのかもみたいな。」
「・・・なるほどな。」

気持ちを打ち明けようとしたときに愛と復縁して悔しかったこと
どうしても許したくなかったけど、おにいが幸せそうだったから復縁を認めたこと

離れたくなくて泣いてると愛さんがいつも慰めてくれて、色々話してくれたこと
それがうれしかったこと、受け入れなきゃって思ったこと


悲しそうな顔をしながらもいろいろ話してくれた。

「・・・」
「・・・また落ち込んじゃうかもしれないけど、ちゃんとするから。」
明日香は泣きそうになりながら、声を震わせてそう言った。
俺もそんな姿に心苦しくなり、何度も何度も謝った。
俺がこんなことしていなかったら、こんなつらい思いさせなかった
甘えていい。お前のことも大切なんだと必死にそう伝えると、
張りつめた糸が切れたようにぽろぽろと泣き出し、「ありがとう」と言った。
俺はひたすらに謝って抱きしめることしかできなかった。

17 ：１ ：2014/12/20(土) 01:23:51.24 ID:VlPpV81Y0

その日から明日香は変わった。
前のように今日だけと求めるようなことも一切なくなった。
俺と一緒に寝る時はあったけど、
仕事の愚痴やそんな話をして添い寝をするだけで満足そうにしていた。

由美ちゃんともバカみたいに笑い合って
愛もそんな明日香と俺で三人で寝ようと持ちかけたりして、それこそ妹と姉のように仲が良くなっていた。
そんな明日香の変化にみんなも本人も喜ぶなか、
俺だけはどうしても素直には喜べなかった。


明日香は笑って俺に声をかけてくるが、
どうしてもそんな明日香が本当に幸せなのかが疑問だったし、心の奥では何を思っているのかが気になってしょうがなかった。


俺のせいで明日香は俺に依存し、
俺のせいで傷つけ、
俺のせいで離れていった。

そうやって明日香を変えてしまったんだという感覚がどうしても拭えなかった。

そんな罪悪感に耐えられなくて、
ある日一緒に寝ようと誘って、布団の中でまた何度もごめんと謝った。


「私は後悔してないよ。落ち込んでもずっとそばにいてくれたし、これからもちゃんと一緒にいてくれるってわかったの。」
やさしくそう言ってくれた明日香に、本当に気が軽くなった。
「本当にありがとうね。これからも大事な兄貴だよ。」
そんな言葉に今度は気が付いたら泣いていた。
泣いている俺を明日香は「バカじゃんｗｗ」と笑いながらも
ずっと優しく包み込んでくれていた。


そうやって明日香の言葉に救われた俺は、愛とも明日香とも気兼ねなくうまくやっていけるようになり

今は家族のように円満な日々を過ごしてます。


で、先月
明日香が快諾してくれた後押しもあり、
俺と愛は籍を入れた。
そんな俺たちを由美ちゃんはもちろん、明日香も祝福してくれた。
証人欄には私が書く！と明日香が記入してくれた。
そんな姿にありがとうって言いながら泣いてる愛にうるっと来た。

そんなこともあって、ふと思い出してここに書き込んでみました。

18 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]：2014/12/20(土) 02:19:30.71 ID:aJES77Nvo

おめでとう

19 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/12/20(土) 02:58:22.09 ID:CGjNyVuio

おめ！

明日香がんばったなあ

20 ：1 ：2014/12/20(土) 11:23:17.53 ID:VIA68JZWO

携帯から失礼

>>18
>>19
ありがとう！
本当に明日香には辛い思いさせちゃったから、
その分これから笑って過ごせるように頑張るよ

21 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/12/20(土) 13:07:15.14 ID:SNjC139IO

2年前？そんな最近だっけ？と思って
ログ辿ったら始まりは6年前だったか
当時は結構マジレスしてた記憶があるｗｗ
古いスレの良い報告が聞けてこっちも嬉しくなったわ

22 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします。 [sage]：2014/12/20(土) 13:07:31.93 ID:TZMEhvA5O

こんなこと現実でもあるんだな。

感動した

23 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) ：2014/12/20(土) 13:58:23.62 ID:VlPpV81Y0

>>21
俺も立てる前に色々過去ログに目を通したんだけど
当初は明日香高校生だったよね。懐かしい
明日香が甘えてきたときも思い出して色々切なくなったわ

そんなマジレスに本当に助かってたよ！
お礼も兼ねてちゃんと報告したくなったんだ

>>22
色々あったよほんと

24 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ：2014/12/22(月) 05:30:11.42 ID:/y1eZUDAO

懐かしいな。

25 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2014/12/31(水) 06:50:23.74 ID:kNGpk/3MO

過去ログ全部読んできた。
ずっと好きで、愛し合えるとこまでいったのに結局は離れることを受け入れなきゃいけないなんて、妹切なすぎるな。
妹とくっついて欲しかったなぁなんてry

その後はどんな感じ？
愛や妹とは上手くやってる？

26 ：１ ：2014/12/31(水) 23:14:05.58 ID:7BONOmqr0

お久しぶりです。

>>25
当時は本当に明日香のことも女性として好きだったんだなぁって思う。
だからこそ罪悪感はまだあるし、それは一生消えないものだと思って今も過ごしてるよ。

愛も明日香も由美ちゃんもほんと元気にやってるよ！
明日香は以前みたいにツンツンし始めてるけどｗｗ

機会があったらまたまったりここに日々のこと書いていきたいなぁなんて思ってます。


大晦日だから久々に覗きに来ちゃった。
みなさんよいお年を！

27 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]：2015/01/01(木) 01:06:46.35 ID:2paPFJZLo

あけおめ！
以前みたいに書き込みしてくれるとありがたいなぁ

28 ：１ ：2015/01/01(木) 03:12:30.50 ID:GEijQlpH0

>>27
あけおめあけおめ！
うん、なんか印象的な出来事が起こったら生存報告もかねてふらっとここに書いてくよ。
まぁ由美ちゃんと明日香が相変わらず面白い掛け合いしてくれるから
そういうアホなネタは尽きないんだけどね！

29 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区) [sage]：2015/01/18(日) 19:16:29.11 ID:3XnbvkQ+0

こないなぁ

30 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/02/01(日) 07:28:48.49 ID:1ozCPGFIo

　

31 ：１ ：2015/02/08(日) 21:24:02.94 ID:/ZwOF+0j0

お久しぶりです。また日にち開けちゃった。


金曜日にちょっと印象的なことがあったので、すこし報告してみたいと思います。

32 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/02/08(日) 21:25:48.85 ID:Ted9J5iIo

いよ！

33 ：１ ：2015/02/08(日) 21:30:16.48 ID:/ZwOF+0j0

昼休憩の中、明日香からラインが来た。

「今日の夜あいてる？」
「暇ならご飯行こうよ」

最近はそんな風に明日香から誘われるのも、
二人きりでどこかに行くようなことも無くなっていた。


何話せばいいんだろう。と少し戸惑うくらいに久しぶりだったし、お互いそんな距離感になってた。
とにかくその誘いを了承して、仕事も終え一緒にご飯へ行くことに。


「もっとオシャレなとこがいい」と不満をだだ漏らす明日香をよそに、適当に目の入った居酒屋に入店。

「生と鳥の軟骨！」
そんな加齢臭丸出しの料理を注文する明日香。
「オシャレもクソもねーじゃねーかw」
「うるさい。たべたいの」
そんな感じで明日香と飲み食いを始める。

以前のようにわいわいと話し合いをするわけでもなく、
なんとなくお互いに問いかけて、応じ合うような会話しかできなかった。
明日香も明日香でどこか気張ってるような、緊張しているような感じで、
そんなぎこちなさに本当に居心地が悪かった。


「・・・なんか、久々だね、こういうのも。」
「だな。」
「おにい緊張してるでしょwwwすごいわかるwww」
「なんかなww何話していいかわかんないわww」
「前みたいにしてようよ。別に接し方は変えてほしくないし。」
「・・・わかった。」
その言葉から、また沈黙が続く。
黙々と料理を頬張りつつビールをあおっていると、また明日香が話しかけてくる

「・・・あのさ。」
「んー？」
「前の話されるのって、辛い？」
「・・・んー・・」
反応に困る俺。

34 ：１ ：2015/02/08(日) 21:32:28.37 ID:/ZwOF+0j0

「・・・いつも気まずそうにするじゃん」
「そんなことはない。けど・・・明日香に申し訳なくてさ」
「申し訳ない？」

「だって、俺の都合で辛い思いさせちゃったし」
「まただよ・・・」
「だってさ・・・」
「もう大丈夫だって。気にしすぎ」
「お前に我慢させてないか、やっぱ不安でさ。」

「我慢してたら態度に出てるよ。今は本当に楽しいから。」
「・・・そっか。」
「大切なんでしょ？w」
「もちろん。大切だよ。」
「その気持ちだけで充分。」
少し曇ってた気持ちが晴れたような気がした。

「いい思い出としてさ、2人で話せるようになれるといいね。」
「エッチした話を？」
「そこだけじゃなくて！！」

その後は長々と2人の昔話をしてた。
あの時のおにいは、あの時の明日香は、みたいな。
そんな明るい過去ではないけど、それでも懐かしみながら
小さい頃から今まで、
その時々の心境を共有しあった。

その話が本当に楽しくて、いくら話しても、聞いてても飽きないくらいだった。
明日香もバンバン酒を頼みながら、嬉しそうに話してくれた。


そんな感じで気がついたら明日香はベロベロに酔っ払っちゃって、俺の肩を貸しながら帰宅。
「飲みすぎた・・・ww」
「本当弱いのに好きだな。」
「ね、今日一緒に寝ようよ。久しぶりに。」
「いいね。」

そんな話をしながら、ベッドに就きました。
のちに愛も来て、二人が仲良く寝る姿が微笑ましかったです。

35 ：１ ：2015/02/08(日) 21:39:00.05 ID:/ZwOF+0j0

なんてことはないけど、ちょっとほっこりしたので報告。

また何かあればまた書き込みさせてもらいます。
ではでは！

36 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/02/08(日) 21:51:36.64 ID:Ted9J5iIo

なんかいい感じに前に進めてるって感じだな

37 ：１ ：2015/02/08(日) 23:30:59.95 ID:/ZwOF+0j0

>>36
うんうん。本当に今は幸せにやってるよ。
このままみんなが仲のいいまま、家族も増やせたらなぁなんて考えたりしてます。

ただ愛が妊娠したってなった時に、明日香がどうなっちゃうのかが本当に不安なんだけどね・・・。

38 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/02/17(火) 16:23:56.59 ID:UYjPsWDso

　

39 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/02/19(木) 07:31:24.48 ID:HzmSKvQ9o

　

40 ：1 ：2015/03/14(土) 21:51:31.76 ID:fgjocim20

ただいまんこ、久しぶりです。

昨日久々に嬉しいことがあったので報告してみる。

41 ：1 ：2015/03/14(土) 22:28:30.07 ID:fgjocim20

ここ最近、一部屋に四人で寝ることが多くなった。

みんなの仕事の都合もあり、全員が揃ってワイワイすることも少なくなっていたので
それを考えて由美ちゃんがたまにはみんなで寝ようと提案したのがきっかけ。
そんな中での金曜の夜。

明日香「ただいまー！！ww」
いつもとは全く違う、テンションの高い明日香
女子3人で飲んでいたらしく、みんな酔っ払っての帰宅。

俺「うわ、酒くせ」
由美ちゃん「お兄さん！はーっ！ハァーッ！！！」
目一杯の息を吐きかけてくる由美ちゃん。いつもこんな感じ。

俺「由美ちゃんはシラフと変わんないな」
由美ちゃん「でも今日は結構飲まされましたよwwふらふらww」
俺「変な飲み方しないようにね、明日香みたいに」
明日香「うるさいな！」
そんな感じに妹らと戯れている間に愛が布団を敷いてくれたようで、
例のようにみんなで布団に入ることに。

愛「今日は色んな話したねー」
由美ちゃん「そうそう！明日香がお兄さんのことベタ褒めしてましたよ！！www」
俺「俺のこと？ww」
明日香「言わなくていいよ！！w」
愛「すごい大切なんだってww」
明日香「愛さん！！」

俺「なんか面と向かって言われるのとは違う嬉しさがあるなぁ」
明日香「そうじゃなくて・・どう思ってるのって聞かれたから・・・・」
語尾をごにょごにょさせながらそう呟く明日香

由美ちゃん「でも命の恩人くらいのこと言ってたじゃんwww」
明日香「うるさいなー・・・茶化さないでよ」
俺「嬉しいわ。ありがとね」
そう明日香にお礼を言うと、フンと鼻を鳴らしてくる。

由美「この2人と飲むとほんっっとお兄さんのことばっかですよ！！」
俺「怖いわなんか・・・変なこと言ってない？」
由美「変な事は言ってないけど・・・惚気てる愛さんに対して、
明日香がおにいってそういうとこあるよねーって言ってる感じ？ww」
俺「何様だよお前・・・」
明日香「・・まぁおにいのことは大体わかるしwwww」
俺「・・・明日香さ、」
明日香「なに？」
俺「うんと・・・そういうことを相談されて、明日香は辛くないの？」
明日香「でた・・・またその話？」

42 ：1 ：2015/03/14(土) 22:36:14.13 ID:fgjocim20

俺「・・・仮にも好きだったんだろ？他の人のを聞いていい気分はしなくない？」
明日香「うーん・・・なんていうかなぁ」
愛「私も明日香ちゃんが甘えてた時の話を聞く事あるけど、それは別に辛くないなぁ」
俺「それもおかしくね？w」
由美ちゃん「私なら耐えられないwww」

明日香「不思議な感覚なんだよねwおにいのことは好きだったし、
あの時は独り占めしたかったけど・・・私の収まりどころがわかった途端に、逆に応援したくなったっていうか・・・」
由美ちゃん「収まりどころ？」
明日香「うーん・・・恋人としては愛さんには叶わなくて・・・妹としてなら安心してそばにいれるって感じ？」

ひとつひとつ確かめるように言葉を並べる明日香
俺も由美ちゃんも愛も黙って話を聞いていた。

明日香「今までいっぱい大切にしてもらって、1番に考えてくれてて・・・
私が応援するってなってもおにいのその姿勢は変わらなくて、すごい安心したっていうか・・・」
次々と俺に対する感謝の言葉が出てくる。
そういう風に照れながら一生懸命ぶつぶつ呟く明日香を見てると、ちょっと来るものがあった。

俺「・・・やべ、ちょっと感動してる」
由美ちゃん「明日香もう少しwwwwww」
明日香「泣かないでよ気持ち悪いwwww」
笑いながらもさりげなく頭をぽんぽんしてくれる愛まじ天使

俺「・・・実家出てからいっつも不安だったんだよ、これで明日香は幸せなのかなって」
明日香「全部いい思い出だよ。」にこ
愛「不器用だけど本当誠実だからね。尚は。」
俺「・・・何なの今日、めっちゃ気持ちよく寝れそうなんだけど」
明日香「また色々話そうよ、昔のことさ。」
俺「そうだな。」なでなで


由美ちゃん「じゃあ明日香！いい思い出ならエッチの時のお兄さん教えて！！」
俺「もう全部台無しだよ由美ちゃん」
明日香「絶対言わない」
愛「でもね！2人で飲むとわりとそういう話してくるよ明日香ちゃんwww」
明日香「話してない話してない！！」
俺「詳しく聞かせて愛」
明日香「聞かなくていいから！」
その後の話は由美ちゃんの独壇場だった。下ネタ満載。
それでもいい話が聞けたので嬉しくなって報告したくなっちゃった。

43 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]：2015/03/14(土) 23:08:33.70 ID:MKMUhkgVo

相変わらずのハーレム、モゲロw

44 ：1 ：2015/03/14(土) 23:43:58.50 ID:W042DeEsO

>>43
一応既婚者なんだけどねｗｗｗｗｗｗ
由美たんのことも完全に妹として扱ってるしｗｗｗｗｗｗ

45 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/03/14(土) 23:55:20.95 ID:/kI/wCqeo

由美うぜえええｗｗｗｗｗｗ
まぁ酔っ払いなんてものはみんなうぜえええかｗｗｗｗｗｗｗｗ

46 ：1 ：2015/03/15(日) 00:03:59.31 ID:Tzwn8zbzO

>>45
由美ちゃんは酔っ払ってもシラフの時とあんま変わらないんだけどね・・・・ｗｗ

こう見えて一番頼りになる子だったりもするｗｗｗｗｗｗ

47 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/03/15(日) 07:42:03.06 ID:ctMWJ7Mqo

4P羨ましい

48 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/04/18(土) 00:03:38.39 ID:CUgib5y5o

ほす

49 ：1 ：2015/04/19(日) 23:56:15.59 ID:hkFEpixT0

>>47
これからは愛との2Pオンリーと決めておりますので。。。

ただいまー。なかなか来れなくて申し訳ないです。
久々にちょろっと報告してみますね

50 ：1 ：2015/04/20(月) 00:01:29.61 ID:nwqZHxm20

金曜の夜の話。
四人で寝ることが日課になっている中で
今日はおにいと二人で寝たいと明日香から誘いを受けた。
それを快諾し、二人で一つのベッドを使って横になる。

俺「ふたりきりで寝るのも久々だな。」
明日香「ね。やっぱ四人で寝るのとは違うね。」
俺「そりゃな。」
そんな感じで話をする俺と明日香。
明日香は以前のようにベタベタするようなことはもちろん無く、
布団の中で足や手が触れれば気まずそうにそっと離したりして、どことなく距離を取ってるようだった。

その反応が少し楽しくて、わざと伸びをした手を明日香の手の上におろしてみたり、足で蹴ってみたりしてると、明日香も堪らず吹き出していた。

明日香「あぁもううっざいww」
俺「下手に距離取ろうとしてるからww」
明日香「だってわかんないんだもんwどのくらいがちょうどいいのか」
俺「そんなの気にしなくていいって。好きにしなよ」
明日香「・・・じゃあ・・腕貸して」
俺の腕を手に取り、頭を乗せてくる。つまり腕枕の状態

俺「いいね。」
明日香「腕枕ならセーフっしょw」にや
俺「セーフってなんだよw」
そうしながらまったりと明日香と横になる。
たまに頭撫でたりするとふふっと笑みをこぼすのが100点でした。

明日香「・・・やっぱ落ち着く。懐かしい感じ。」
俺「・・実家の時から一緒に寝てたもんなー。」
明日香「あの時のおにいは頼もしかったなぁw」
俺「なんだそれ、今はダメみたいな言い方じゃんw」
明日香「今よりもっとかっこよく見えたの。辛かったからあの時。」
俺「・・・頑張ってたよな」
明日香「二人ともね。」

51 ：1 ：2015/04/20(月) 00:11:55.83 ID:nwqZHxm20

俺「でも二人で暮らすようになってから妙に冷たかったよな。明日香」
明日香「・・・っていうより、愛さんと付き合い始めた時からだよ。多分」
俺「そうなの？」
明日香「明日香の面倒は一生俺が見るって言ってたのに、結局誰かと付き合うんだみたいな」

俺「・・・ごめん」
明日香「今は違うからね？愛さんも好きだし、おにいに感謝もしてるから」
俺「そっか。」

そこから沈黙が続き、しばらく明日香の頭を撫でていると。

明日香「あのさ・・・愛さんとは何か進展あったの？」
俺「・・・進展？」
明日香「ほら・・・赤ちゃんとか・・」
明日香からそういう話をされるとは思ってなくて、ちょっとドキッとしてしまう俺。
俺「・・・特には。」
明日香「欲しいとは思わないの？」
俺「そりゃ思うけど・・・不安の方が多くてさ。」
明日香「やっぱ不安なんだ？」
俺「色々ね・・・俺たちの親父みたいになっちゃったらどうしようとかさ」
明日香「それは絶対大丈夫」
被せるように、そして強めの声色でそう言う明日香。
明日香「おにいは人に優しくできるから。」
俺「・・・そっか。」


明日香「・・・私さ、おにい達もそろそろだろうなって、色々考えてたの。」
俺「うんうん」
明日香「なんていうか・・・もし私に気兼ねしてるならそんなのしなくていいし、いざってなったら、私も支えるから。不安になることないよって。」
俺「・・・どうしたいきなり」
明日香「次は私がおにいの手助けする番かなってさ。今日はそれ伝えたくて。」
ニコッと微笑みながらそう俺に伝えてくる明日香

俺「ありがとうな。愛と色々話してみるよ。」
明日香「・・・それに割と楽しみなんだよねwwおにいと愛さんの子供ってどんな子なんだろww」
俺「確かに。自分の子供なんて可愛くて仕方ないんだろうなぁw」
明日香「楽しみだね。」
俺「もし男の子だったら俺に似て超絶イケメンだよ。間違いなし」
明日香「それは絶対ない」
俺「え」

愛とも最近そういう話をしていて、やっぱり諸々不安からか俺も愛も気持ちが沈んでたから、
明日香の支えるという言葉に少し気持ちが軽くなって、たまらなく子供が欲しくなっちゃいました。
そろそろ真剣に考えないとなと感じた26の夜でした。

52 ：１ ：2015/04/25(土) 23:38:44.28 ID:5bgne1Tt0

反応がなくてちょっと悲しい。。

とにかく、明日香とそんな話もして今週は将来について頭がいっぱいになってました。


愛ともいろいろ相談して、お互い一生懸命やればなるようになるかなって思えるようになってきたし、

そんな悩みや将来のことを明日香や由美ちゃんも真剣に聞いてくれたからいろいろ前向きになれた一週間でした。
思いのほか円満に子を授かれそうでほっとしてます。


また何かあったらここに報告したいと思いますね。ではでは

53 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/04/26(日) 00:49:02.51 ID:bO4ZPojHo

おーすまぬ

平日昼間の公園とか行くと子連れがわらわら居るから
愛と行ってイメージトレーニングしてみるとか良いんじゃね
>>1が1人で行くのは色々おすすめしないがｗｗｗｗ

明日香は本当に強くなったな

54 ：１ ：2015/04/26(日) 02:37:11.37 ID:AW+4bMUP0

>>53
最近親子連れを見かけるとじっと羨望の眼差しを送ってしまｒｙ

それいいね、平日はお互い仕事もあるから厳しそうだけど
明日愛と二人で出かける予定もあったから晴れてたらついでに近場の公園にでもふらっと寄ってみることにするよ。


本当に明日香は心の底から応援してくれてるし
今になってめちゃめちゃ頼りになる存在だったんだってことに気付かされたよ。感謝しなきゃね


とにかく明日何か報告できるようなことがあったらここにつらつらと書かせてもらいますね。

55 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/04/26(日) 07:02:35.85 ID:owhtDL3Go

4人に子どもを産ませれば良いよ
金持ちになれるぞマジで

56 ：1 ：2015/04/27(月) 01:19:28.50 ID:I2Dx3ktG0

>>55
4人・・・？子供で金持ち・・・？


ただいまー。遅くなりました。
予定通り昨日愛とデートができたので報告したいと思います。

57 ：1 ：2015/04/27(月) 01:39:44.95 ID:I2Dx3ktG0

じゃあ報告。

以前から約束していた愛との買い物も済ませて、いざ帰ろうとなったところから。

俺「あのさ、××公園行かない？」
愛「え？いいけど・・・なんで？」
俺「いや、ちょっとぷらぷらしたくてさ。今日暖かいし」
いきなり子供を見たいと言うのも少し抵抗があったので、適当に理由をつけ、
ショッピングモールの近くにある、バーベキューもできるような大きな公園に行くことに。

愛「本当どうしたの？普段こんなとこ絶対来ないじゃんww」
俺「なんていうかなぁ・・・子供が見たくてさ」
愛「子供？」
俺「最近そういう事考えるようになってきてさ、親子ってどんなものなのかなって」
愛「あー・・・そういうことね。」
俺「ごめん、なんかいきなり」
愛「ううん、私もそういうの気になるからさ」

そんな感じで幼児が遊べるような遊具広場へ足を運ぶ。
日曜日ということもあってかなかなか賑わっていて、ちびっ子が元気に遊び回っていた。
そんな子供たちを親御さんは遠くから見守っていたり、
一緒に混ざって追いかけっこをしていたり、楽しそうに過ごしていた。

あんまり近くで見ているのもアレなので、少し離れた場所にあるベンチに座ることに。
愛「・・・なんかいいね。」
俺「色々考えるけど、こういうの見るとやっぱり素直に欲しいなって思うよね。」
愛「うんうん。幸せそうだもんね。」
口元を緩ませ、暖かい目で子供たちを見つめる愛。完全に母性本能をくすぐられまくってる。
そんな愛を見てちょっとあったかい気持ちになった。

俺「・・・俺さ、結構ほったらかしてたじゃん？愛のこと。」
愛「・・・ぷっww自覚あるんだww」
俺「だってそうじゃん。明日香の時も、その前も。」
愛「もう気にしてないってww」
俺「ほったらかしといて、すぐに子供が欲しいとか言ってさ、自分勝手に愛を振り回してないかなって思って、そういうとこも不安だったんだよね。」

愛「・・・本当に大丈夫だから。私だって子供欲しいよ？」
俺「うん、今日の愛見て大丈夫だなって思ったwww」
愛「・・・なにそれww」
俺「すっごい羨ましそうな目で見てんだもんwww」
愛「うるさいなww」



そんなこんなでもうしばらく子供たちのはしゃぐ光景を見て、ほっこりした気持ちのまま帰宅。

58 ：1 ：2015/04/27(月) 02:15:44.59 ID:I2Dx3ktG0

そして夜
明日香「今日どこいってたの？」
愛「うーん、買い物して公園行って・・・」
由美ちゃん「公園？」
俺「なんていうか・・・子供を見ようってなって」
明日香「うわ、なにそれwww」
俺「違う違う、なんか勇気もらえるかなって思って」
明日香「・・・ww」
由美ちゃん「お兄さんが言うとちょっと怖いですね」
ドン引きの目で見つめる由美ちゃんと明日香

愛「でも癒されたー」
俺「ニッコニコしながら羨ましそうな目で見てんの愛www」
明日香「かわいいwwww」
愛「なんか本当楽しみになってきたよwww」
由美ちゃん「前向きに考えてくのが一番ですよね。」
愛「そうそう。」
明日香「私たちも出来る限りサポートするよ。」
俺「うん、ありがとうな。」

由美ちゃん「じゃあ！もう愛さん的には覚悟が出来たんですよね？」
愛「うん・・・頑張ってみようかなとは思ったよ？」
由美ちゃん「お兄さん！今日からゴムいらないっぽいですよ！」
愛「・・・いやいや」
俺「いやさ・・・割と楽しみなんだよねそれ。」


明日香「うわ・・・きも・・・」
由美ちゃん「・・・ゲェ」
俺「冗談だってマジで」

ほんの少し愛の母性を垣間見ることができたり、より一層出産に対して前向きになれるような
本気で癒された休日でした。
そして由美ちゃんはムードクラッシャーでした

59 ：1 ：2015/04/27(月) 02:24:37.03 ID:I2Dx3ktG0

ともあれ俺も愛も気持ちは固まってきたし、後は流れに身をまかせてみようかなって思ってます。
子作りするぞ！ってするのもなんだか気疲れしちゃいそうだしね。

恋人のように楽しく過ごしながら子を授かれたら良いな、なんて思ってます。


また何かあったらここに書かせてもらいますね

60 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/04/27(月) 02:52:49.03 ID:01xYXA6Ao

中出し解禁おめｗｗｗｗｗｗ

しかし明日香も由美も口悪いなｗｗｗｗ

61 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/04/30(木) 11:55:14.59 ID:McOKQ2nEo

初期スレのテンプレを見ると
付き合ってトータル8年の26歳夫婦か
子作り始めるにはちょうど良い頃合いだねえ

62 ：1 ：2015/05/10(日) 20:32:54.79 ID:Oe8+OCVE0

>>60
二人とも俺を貶す時は本当に息ぴったりで腹立たしいwww
根はいい子のはずなんだけどねww

>>61
うんうん、今は俺も愛も本当にいい雰囲気になってきてる。絶賛妊活中だよ。
もじもじしながら避妊を拒否する愛がたまらなく可愛かったです^ ^

とりあえず軽く報告してきますね

63 ：1 ：2015/05/10(日) 21:10:38.51 ID:Oe8+OCVE0

仕事を終え家に帰宅すると、リビングには由美ちゃんが1人リビングで晩酌していた。

俺「ただいまー」
由美ちゃん「あ、おかえりお兄さん」
俺「2人は？」
由美ちゃん「まだ帰ってきてないです。仕事かな？」
俺「そっか。」
そのままぽりぽりと柿ピーを貪る由美ちゃん。
由美ちゃん「お腹すいたー。夕飯どうしようー」
俺「あれ、食べてないんだ。」
由美「面倒くさくてwwwなんか食べに行きましょうよ！」
俺「・・・2人で？」
由美「あ、嫌でした？」
俺「いやいや、むしろ喜んで」
由美「よしきた」

夕飯も用意していない様子だったので、二人で外食することに。
で、近所の繁華街の居酒屋へ
由美「なんかお兄さんと2人でってのは初めてですよねww」
俺「確かにwwなんか不思議だね。」
由美「愛さんに殺されないかな私・・・連絡いれとこ」
俺「そんなに怖い存在なのね、愛はww」
由美「いやそうじゃなくて！愛さんもナーバスな時期だろうからさ！」
俺「そんな気使わなくてもいいよ。つかれるでしょ？」
由美「お兄さんは気を使わなすぎ。」
俺「すいません」

由美ちゃんはそのままこの居酒屋に来るようにとLINEで2人で連絡していた。まじ気配り上手い。

とにかく2人で先に乾杯を済ませいろいろと駄弁る。
で、話題は自然と2人の話に。

由美「でも良かったですよね。本当」
俺「何が？」
由美「明日香も大丈夫そうだし、愛さんも幸せそうだし。」
俺「んー・・・でも一つだけモヤモヤするのがあってさ？」
由美「モヤモヤ？」
俺「あんま考えないようにはしてるんだけど、やっぱり明日香はどう思ってるのかなって。」
由美「あー・・・」
俺「大丈夫そうにしてるけど、離れる時の泣いてる姿思い出すと
そう簡単に変われてるはずないんだろうなって」
由美「・・・お兄さんって本当そればっかですよね」
少しきつめな口調でそう言う由美ちゃん。
由美「仮にまだ好きだったとして、だったらどうするんですか？」
俺「どうしようもないのはわかってるんだよ。ただ今の明日香は幸せじゃない気がして」
由美「・・・本心がどうであれ、明日香がこうやって許してくれて、お兄さんも結婚して後に引けない場所にいるわけじゃないですか？」
俺「うん・・・」
由美「明日香の応援してる気持ちを汲んであげるのも優しさだと思いますよ。それに明日香が前みたいに戻ったら、またみんな悲しむと思います。それだけは絶対にだめ。」
俺「・・・そうだね。」
その後も延々ガチ説教され、さらに凹む俺。女々しい。

64 ：1 ：2015/05/10(日) 21:22:46.27 ID:Oe8+OCVE0

由美「・・・でもなんで兄妹で好きになれたんですかね。」
俺「なんでだろうなぁ・・・」
由美「明日香はずっと一緒にいたからだって言ってたけど」
俺「あぁ・・・でもそれだと思うよ。2人きりの時間って本当にいっぱいあったし。」
由美「私は無理だなぁ・・・気持ち悪いもん」
俺「うーん・・・生理的に無理とかじゃなくて、好きになったら傷付けちゃうからしないって感じだったからなぁ」
由美「実際ボロボロになりながら付き合ってましたもんねww」
俺「な・・・本当かわいそうなことしちゃったよ。」
由美「私も見てて悲しかったもん。愛さんも明日香も辛そうだったし」
俺「うーん・・・」
由美「まぁいい経験・・・というか、ちゃんと明日香と向き合える機会があったって考えるのがいいと思いますよ？」
俺「まぁそうだねー」
由美「色々あったけど、好きになって良かったって明日香も言ってたしね。」
俺「・・・まじで？」
由美「うん、エッチも気持ち良かったって」
俺「それは嘘だわ」
由美「いやいやいや！！明日香ってそういう話振るとノリノリで話してくれますよwww」
俺「・・・あいつ本当むっつりだよな・・・可愛い」



そんな明日香のエロトークを根掘り葉掘り聞きながらもっこりした気分になっていると、
入り口に明日香の姿が。俺と由美ちゃんは例の人が来たとニヤニヤしまくり

明日香「・・・何？」
俺「いや・・・なんでもない」
明日香「なんでニヤニヤしてんの？キモいよ？ww」
由美「後ろ好き明日香はお兄さんの隣ね。」
明日香「なに後ろって」
由美「なんでもない」
俺「由美ちゃん、愛が来たらそのネタ駄目な」


第三者として色々動いてくれた由美ちゃんから色々お話を聞けて本当よかった。主にエロい話とか
ともあれ何を相談しても親身になって聞いてくれる由美ちゃんは本当に頼れる存在ですね

65 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2015/05/16(土) 06:12:57.92 ID:DEII9Wol0

最初の頃から10スレ目くらいまで当時ずっとＲＯＭってた者だけど初めて書き込む。
久々にふと思い出してスレタイで調べたら辿り着いたよ。
結婚おめでとう！
ただ、愛さんに監禁された時の書き込みを当時リアルタイムで見てたせいか、
愛さんにはいまだに恐怖心があるわｗｗ

まだ１の家に住んでるということは、由美ちゃんの家庭環境は今も相変わらずなのかな？

66 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/05/16(土) 11:30:44.54 ID:MLRHyE/Qo

確かに由美のハンドリングがあったからこそ今の幸せが有るっぽいな
名軍師ｗｗ



そんな訳知り顔の由美たんには良い話はないんかねｗｗ

67 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]：2015/05/16(土) 11:58:14.95 ID:DV435F5SO

ついでに全員に子種仕込んどけ

68 ：1 ：2015/05/17(日) 21:46:13.31 ID:sixrcJao0

>>65
おーありがとう！
当時から見てくれてた人に報告したい気持ちでこのスレも立てたから本当に嬉しいよ。
愛は本当に良いお嫁さんやってくれてるよ。
ただ怒らせたら怖いってのは確かだwww
直接はあまり聞かないけど、ちょいちょい実家には帰ってるようだし、徐々に雪解けしてるみたい。
どんな状況なのかは近いうちに聞いてみるよ。

>>66
のほほんとしてるようで知らぬ間に色々動いてくれてるから
本当にうまく立ち回る子だなあって思うwww

良い話っていうとどんなのだろう？
由美たんとは猥談ならいっぱいするんだけどもwww


>>67
なんのついでだっていう・・・ww
今は愛だけだぜ。いやマジで

69 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/05/17(日) 22:23:16.55 ID:6YReCmpFo

男なら鬼畜を目指すべきだよ
愛される鬼畜なら皆幸せ

70 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/05/22(金) 21:44:10.51 ID:6fNsS7fso

良い話ってか由美たんって彼氏いなかったっけ
別れた？

71 ：1 ：2015/05/31(日) 20:16:25.35 ID:deGkXF7N0

>>69
この先2人に手を出したら破滅ルートしか見えないですけど・・・

>>70
結構前に前の彼氏とは別れていたような。3年前くらいかな？
今は絶賛恋する乙女だそうですww


昨日少し色々あったから報告してみる。

72 ：1 ：2015/05/31(日) 20:19:09.24 ID:deGkXF7N0

>>69
この先2人に手を出したら破滅ルートしか見えないですけど・・・

>>70
結構前に前の彼氏とは別れていたような。3年前くらいかな？
今は絶賛恋する乙女だそうですww


昨日少し色々あったから報告してみる。

73 ：1 ：2015/05/31(日) 20:24:37.31 ID:deGkXF7N0

俺「そういえば、由美ちゃんってご両親とはどんな感じなの？」
皆でお酒を飲みながら談笑してる中、
頃合いのいいところでそれとなく聞いてみる俺。

由美「え・・・まぁ普通にやってますけど・・・」
俺「いや、最近あんまり聞かなかったからさ、どうしてるかなって」
明日香「たまに戻ったりしてるよね？」
由美「うん、母の日はご飯食べに行ったし」
俺「おお、いいじゃんいいじゃん」
由美「前よりは仲良くなったかな？ちゃんと話し合いもしたし」
俺「実家に戻ろうとは思わないの？」

由美「え・・・退去命令？ww」
明日香「いや、別にここ居ても良くない？ww」
困惑する由美ちゃんと、すかさず会話に割って入る明日香。
どっちもかわいい。

俺「違う違う、そういうことじゃなくてwwwまだ向こう戻るには抵抗あるのかなって。」
由美「抵抗とかより、こっちの暮らしも長いから離れたくないっていうか・・・ww」
明日香「うんうん。」
由美「ママもたまに会いに来れば良いからって言ってくれてるから。」
明日香「向こうもそう言ってるなら・・ねぇ。」
うんうんと頷きながら由美ちゃんの話の相槌を打つ明日香。

愛「なんか・・・明日香ちゃんのグイグイ感がすごいwww」
俺「思ったwwwなんだかんだ居て欲しいんだなww」
明日香「え！？いやいや！www」
愛「ちょっと可愛かったww」
由美「もう・・・ほんっと私の事大好きなんだから・・・www」
わざとらしくため息をつく由美ちゃん。
明日香「そうじゃなくて！ここまで居ていきなり居なくなるのも嫌じゃん！」
由美「いやまぁ、お兄さんと愛さんの事もあるし、何れは出て行かなきゃいけないなとは思ってるんですよ？」
明日香「・・・まぁそうだけどさ」
由美「でもタイミングがわかんないというか、居心地良いから甘えちゃってる自分も居て・・・」俺「・・・まぁあんま気にしなくていいよ。出てくと明日香寂しがっちゃうし」
明日香「違くて・・・今が一番いいの。誰が居なくなっても寂しいから」
由美「でもありがとね。」
明日香「・・・」ｺｸｺｸ
照れ臭そうに小刻みに頷く明日香
由美「ぶっwwww照れてるwwww」
明日香「あーもう。ほんとやだ・・・」
愛「でもそうやって素直に言えるのって明日香ちゃんの良いとこだよね。」
俺「こっちが恥ずかしくなるくらいありがとうとごめんなさいはしっかりするよな。」
明日香「恥ずかしいなら今度から言わない。」
俺「いや、嬉しいんだって。」
やり辛そうにしてる明日香にニヤニヤしてると。


由美「でもさ、明日香たちは実家に帰ろうって思わないの？」
その言葉にピクッと反応してしまう俺。

74 ：1 ：2015/05/31(日) 20:25:59.61 ID:deGkXF7N0

明日香「帰らないよ。色々あったし。」
俺「うーん・・・」
愛「2人で生活するようになってから、一度もあってないの？」
明日香「うん。何してんのかもわかんない」
愛「そうなんだ・・・」

愛は籍を入れる前からこっちの両親に会いたいとは言っていた。
で、事情を話すと愛自身は仕方ないと言って諦めていたけど、多分今でも心残りなんだと思う。


愛「・・・結婚する時さ、お互いの両親に挨拶しに行こうってなったのね。」
愛はいきなりその経緯を話し始めた。

明日香「・・・会いに行ったんですか？」
愛「ううん。明日香ちゃんの事情は知ってたし。私の親もそれはわかってくれたから。」
明日香「ごめんなさい・・・それだけは、ちょっと」
愛「大丈夫。こっちこそごめんね。」

明日香「・・・え、おにいはどうなの？会いたい？」
半端ない威圧感と眼差しで俺に問いかけてくる。
この話題を振ったメガネは堪らずスマホをなで始めた。

俺「いや・・・進んで会いたいとは思わないよ。やっぱり明日香の事もあるし。」
明日香「・・・」ジーッ
俺「でも、結婚の報告はするべきだったかなって後悔はしてる。愛のご両親にも心配させちゃったし、愛もしっかり済ませたいとは思っただろうし。」
明日香「・・・仲直りしたいって思う？」
俺「そうは思わないけど・・・明日香のことも俺のことも、報告だけはしなくちゃとは昔から思ってた。」
明日香「・・・」
俺「ただ、明日香の気持ちを尊重したいのもあって」
明日香「・・・うーん」

俺「ごめん。いずれこの話はしようとは思ってたんだけど」
明日香「・・・また今度ちゃんと話そ。」
俺「そうだな。」

由美「なんか・・・ごめんなさい」
俺「いやいや。大事な話だしさ。」
明日香「そんなこと考えたことなかったから・・・わかんない」
由美「これからのことはお兄さんとよく話しなね。明日香」
明日香「わかってるよ。」

ちょっと気まずい空気のままその話は終わった。
もどかしそうにお酒をぐびぐび飲んでいつも以上にベロベロになった明日香が印象的だった。
まぁその後は楽しくやってたから大丈夫そうだったけどね。

75 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/06/02(火) 00:54:42.83 ID:v7EgPTWVo

その雰囲気だと明日香はトラウマ消化できてないよな
てゆーか>>1はどういうスタンスなんだろう・・・
やっぱ親に報告して親を喜ばせたいって意識は多少はある？

76 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/06/04(木) 00:14:43.06 ID:AQU+i+S0o

明日香と親の間で
1がちょっと親寄りのポジション取った（ように聞こえる）のが明日香にはショックだったのかも

77 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします ◆MfF6ZMbijg [sage]：2015/06/10(水) 10:43:35.62 ID:J9b8wZKj0

結婚てのは『家同士』ってのが古くからあるわけだよね
相手方に理解してもらったとは言え
１の実家がよく分からない状態だというのは
愛さんの親御さん、ひいては親族郎党まで
あまり気持ちのいい状態ではないだろうと想像つく
愛さんの親族内での立場もあろうとは思うが
とうに入籍を果たしており、１親への挨拶はなんとなく今更感…
徐々に諦めへ持って行ってもいいのかな？ずるい？
愛さん家側にとっても、鬼畜みたいのを親族として迎えないで済むのは良いことだろう
それに明日香にとってはアンタッチャブルだ
親への接触による明日香のダメージは、今の4人の生活へのダメージだ
完全なる絶縁でいいんじゃねと思う
とにかく1がしっかりした生活をし、愛さんと明日香を全力で守れよ
それを見せ続ける事で周辺の人達も安心させてやれよ


ただし親が年老いたとき問題はあちらからやってくるぞ長男
不測の事態に備え金は貯めておけよ(｀・ω・´)ｷﾘｯ

長々とすまん

78 ：1 ：2015/06/13(土) 23:47:22.92 ID:8jTOnAF70

>>75
その後も元気にしてたし、ダメージは少なそうだった。
一応トラウマ自体は少しづつ抜けてはきているのかも。

親を喜ばせようというか、当時は連絡断つことにすごい怖気ついてた。
好きにならずとも、関係だけは繋いでたほうがこの先不安は少ないんじゃないかとか考えてたり

今まで何とか食ってはいけたから、今はそういう不安は少ないけどね。

>>76
だろうなぁ。もっと上手く伝えられれば・・・


>>77
確かに愛側のご両親は理解を示してくれてるし、
愛も無理に行かなくていいよって言ってくれてたのもあって、
挨拶へ行くことへの義務感は今はそんなに感じてないかな。

明日香と家の事を考えると、確かに絶縁が一番良いのかもね。
それについては明日香の考えも聞きたいし、今夜色々話してみるよ。

とにかくありがとう。明日香と愛をしっかり守っていくってスタンスはこれからも変えないから、
自分なりに全力でがんばって守ってみせるよ。ついでにメガネも。
お金も一応貯金はあるから大丈夫・・・だと思うww




久々に明日香と2人で寝れそうだから、少し話し合ってみます。
余裕があったら報告してみるね。

79 ：1 ：2015/06/13(土) 23:47:46.93 ID:8jTOnAF70

>>75
その後も元気にしてたし、ダメージは少なそうだった。
一応トラウマ自体は少しづつ抜けてはきているのかも。

親を喜ばせようというか、当時は連絡断つことにすごい怖気ついてた。
好きにならずとも、関係だけは繋いでたほうがこの先不安は少ないんじゃないかとか考えてたり

今まで何とか食ってはいけたから、今はそういう不安は少ないけどね。

>>76
だろうなぁ。もっと上手く伝えられれば・・・


>>77
確かに愛側のご両親は理解を示してくれてるし、
愛も無理に行かなくていいよって言ってくれてたのもあって、
挨拶へ行くことへの義務感は今はそんなに感じてないかな。

明日香と家の事を考えると、確かに絶縁が一番良いのかもね。
それについては明日香の考えも聞きたいし、今夜色々話してみるよ。

とにかくありがとう。明日香と愛をしっかり守っていくってスタンスはこれからも変えないから、
自分なりに全力でがんばって守ってみせるよ。ついでにメガネも。
お金も一応貯金はあるから大丈夫・・・だと思うww




久々に明日香と2人で寝れそうだから、少し話し合ってみます。
余裕があったら報告してみるね。

80 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/06/14(日) 06:02:51.02 ID:a2J4gt5po

家に女の子何人かいるほうが生活は楽だよ

81 ：1 ：2015/06/14(日) 23:19:15.04 ID:X8dDUOUe0

>>80
愛ももちろんだけど、何より不安な時期に明日香が身の回りのこと全部やってくれて、
しっかり感謝してくれてたからちゃんと今までやってこれたってのは確かにあるかも。

とりあえず昨日の報告をしてみますね。

82 ：1 ：2015/06/15(月) 00:05:55.68 ID:QvRuSI4W0

とりあえず話をするためベッドに明日香を誘おうと、リビングへ足を運ぶ。
そこには愛と明日香が居た。

俺「明日香、今日一緒に寝ない？」
そう伝えた瞬間、2人の視線がさっとこちらへ向いた。
明日香「え・・・2人でってこと？」
俺「うん。ちょっと話付き合ってよ。」
明日香「いいけど、愛さんは？」
愛「大丈夫だよ。由美ちゃんと寝るから。」
一瞬で空気を読んだ愛。マジ有能。

明日香「・・・うん。じゃあ」
俺「ありがと。」
明日香「・・・お風呂入ってくる」
怪訝な顔をしながら脱衣所へ歩いてく明日香

愛「話すの？あの事」
俺「まぁ・・・俺もモヤモヤしてたし。」
愛「傷つけるような事は言わないであげてね。私だって事情わかって結婚したんだから。」
俺「愛のことは引き合いに出さないよ。明日香の為に話すの。」
愛「明日香ちゃん、本当にその話苦手そうだったから・・・」

そんな愛の心配も胸に、明日香を誘いベッドへ

明日香「・・・話って何？」
布団に入るやいなやそう問いかけられる。
俺「いや・・・両親の話なんだけど。」
明日香「・・・うん。」
俺「前ああやって言ったけど・・・仲直りして欲しいとか、そういう意味で言ったんじゃないんだ。
俺だってそれなりの覚悟で家でたし、明日香にしたことは許せないし」
明日香「でも身の回りのこと、報告したいってずっと思ってたんでしょ？」
俺「・・・それは」
明日香「・・・ちょっとショックだった。2人だけで頑張ろうって言ってたのに」
悲しそうな顔でそう呟く明日香。

俺「・・・あの時は、このままあの人達と連絡取らなくなるのが、本当に明日香の為になるのかなって思ってて」
明日香「・・・」
俺「嫌いだったけど、俺自身色々知りたかったこともあって。」
明日香「・・・そっか。」
俺「・・・本当ごめん、黙ってて」
明日香「・・・でも、私の事一番に考えて頑張ってくれてたのはちゃんと分かってるからさ。」
俺「・・・ありがとな。」
明日香「・・・腕貸して」
無愛想にそう俺の腕を取る明日香。
腕枕をさせ、しばらく沈黙が続いた。
すると。


明日香「・・・知りたい気持ちは私にもあるよ。」
俺「えっ・・・そうなの？」

83 ：1 ：2015/06/15(月) 00:07:21.33 ID:QvRuSI4W0

明日香「前ああやって言われて、いろんな事ずっと考えてたの。2人に対する気持ちとか、向こうはどう過ごしてきたんだろうとか。昔の家の時は住所も知ってるはずなのに、なんで来なかったのかも不思議だし。」
俺「うんうん。」
明日香「分からないことだらけだなって思ったら、ちょっと知りたくなって。このまま2人が死んじゃったら、分かることも少なくなっちゃうのかなって思ったし。」
止めどなく話を続ける明日香。

明日香「ただ・・・会うのはやっぱ怖いの、全部台無しになりそうで」
俺「・・・台無し？」
明日香「そうじゃなくて・・・なんていうか・・こうするしかないって思って、二人きりで過ごして、おにいも頑張ってくれたじゃん？」
俺「うんうん」
明日香「今までちゃんとおにいが守ってくれたから好きになったし、2人だけだって思ってたから、いろんな思い出もできて」
俺「・・・そういうのが、全部台無しになるってこと？」
明日香「うん・・・何か知らなくていい事まで知りそうで怖い。」
俺「・・・難しいな」
明日香「おにいが一人で行って、何か言われたこと隠されるのも嫌だし」
俺「・・・うーん」
明日香「・・・まだごちゃごちゃしてるの。知りたいこともあって、でも会いたくなくて・・・」
俺「ゆっくりでいいよ、相談は聞くからさ。」
明日香「うん。お願い。」


俺「・・・俺は別に誰から何を言われても、親から離れて良かったって思えるよ。
2人で部屋借りた時、凄い幸せそうだったし。」
明日香「まぁねw」
俺「・・・だから無理しなくていいからな。明日香が悲しむとこはあんま見たくないから。俺は今でも充分幸せだし。」
明日香「・・・うん。ありがと。」
ニコッと微笑んだ後、コロンと寝返りをうって俺の方へと近づいてくる。かわいい。


俺「・・・お前って本当タフだよな。」
明日香「そう？」
俺「トラウマなのに、それに向き合えてちゃんと知りたいって思う人なかなかいないよ。」
明日香「会いたくないって思ってるけどね・・・おにいと一緒なら大丈夫な気もするし。」
俺「俺と一緒ならねぇ・・・かわいいとこあるじゃん」
明日香「うるさいな、信頼してるの」
俺「また困ったら話し合おうな。」
明日香「うん。」

そこで話は終わって、明日香は眠りについた。

なんというか、明日香自身も揺れ動いて悩んでるような雰囲気だった。

84 ：以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]：2015/06/20(土) 23:57:10.04 ID:qK4BkGjio

乙
色々感情にモヤモヤは有るんだろうけど
声に出して言葉にすることで脳内の整理が進むだろうから
2人で話し合ったのは一歩前進だな

85 ：1 ：2015/06/22(月) 00:45:30.06 ID:/hX2ubMp0

>>84
うん、なんか俺自身も明日香の考えを聞けてスッキリした。

明日香自身が納得して出した答えを尊重してやるのが
俺が唯一出来ることなのかなって思ってる。


まぁまた何かあったら報告させてもらいます。