【舞台を焦がせ】能力者スレ【炎を燃やせ】

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49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [saga]:2018/04/14(土) 21:48:01.05 ID:FerMN9GG0
>>45

【――――とすん、と、軽い衝撃。相手もおそらく同じ強さで同じようなものを感じることだろう、ぶつかってきた女は、その程度には小柄で】
【そう急いでいたわけでもないのだから。あるいはその衝撃よりも――香水でもしているらしい。強さのせいではなく脳髄を溶かすように甘い匂いが、女からはして】
【相手の身長によっては。それこそ本当に胸元とぶつかるのかもしれない、これは余談なのだけど――こちらの女もまた、ひどく"豊か"な身体つきをしており】
【こんな場所で出会ったせい、だろうか。どうにも、"そういう"女にも見え――】

――まあ、ごめんなさい。ええ、本当に――、お召し物に汚れはございませんか?

【甘い猫撫で声が申し訳なさそうに紡ぐ、半歩ほどの距離を取って、ひどく申し訳ないような顔をして。衝撃は大したものではなかったなら】
【化粧のどこかでもつけてしまわなかっただろうかという風に尋ねるのだ。それ以外に汚す心当たりはない、――相手の街中ではあまり見慣れぬ恰好にも、素知らぬ顔】
【ぱきりと二色で分かれた髪色も、瞳の色も――全く気にしませんというような様子で女は相手へ眉をうんと下げた、"申し訳ない顔"を向けて、一瞬佇む】
【だけど――きっと分かるだろう。相手が何もないと言えば、すぐに立ち去るつもりだと。謝ってはいるが悪いとは思っていない。どうせ何もない……と判断しているらしい】

…………ええ、はい、言いましたけれど。少し早急に過ぎますわ、そんな名前の方――たくさんいらっしゃられると、思います。
それとも何か――確信する理由がおありですか、わたくしはあなたを知らないのですが……。

仕事仲間――でしたら、それこそお仕事の場でお会いになられたら如何でしょう?

【けれど――どき、とした。それを聞きつけてきたと言うのに嫌な予感がしたのだ、――よりによって少女と連絡が取れなくなったタイミングと重なった、というのが】
【その予感を深める――そうすれば嫌でも刹那に表情は褪めてしまう。ひどく冷たい目だった、鮮やかな瞳は宝石のようで――だからこそ温度がないように見え】
【だけれど最後にはにこりと人懐こく笑って見せる。仕事仲間なら自分に聞く理由などないだろう――その裏で、もし相手とも連絡が取れなくなっているのなら、】
【まったく同じような理由で探しているのだとしたら――。――電話に話しかける声を聞き取った相手には、内容までも聞こえたことだろう。この女は、きっと、困っている】

【それこそ。その"鈴音"という存在と連絡が取れなくなっているのだ、――普段は野良猫のように警戒する女も、そんな瞬間だからか、話に応じてしまった】
【人並みの中で二人だけが取り残される。猫みたいにぴかぴかした目が相手をじっと見つめて――こいつは何だ、と、伺っているようだった】
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