◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/02/20(土) 19:21:20.56 ID:eMVQAnco<>※はじめに
◎このSSはローゼンメイデンと真・女神転生Uのクロスオーバーです。
◎このSSには薔薇水晶は出てきません。ばらしーファンの人はごめんね。
◎>>1はバステ党ですがヘカーテ姐さんもいけるクチです。
真・女神転生を知らない人のための参考
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E3%83%BB%E5%A5%B3%E7%A5%9E%E8%BB%A2%E7%94%9F
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E3%83%BB%E5%A5%B3%E7%A5%9E%E8%BB%A2%E7%94%9FII
属性についてよく分からない人のためにローゼンのキャラを分類してみる
真紅 ……Law-Light
水銀燈 ……Chaos-Light
雪華綺晶……Chaos-Dark
梅岡 ……Law-Dark
感覚的にはこんな感じ
前スレというか試験的に立ててみたスレ
ttp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1266577195/
<>【メガテン】TOKYOミレニアムに薔薇乙女が現れたようです【ローゼン】
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/02/20(土) 19:23:18.67 ID:eMVQAnco<>パート速報に立てちゃったすれどうしようかな
ちょっと罪悪感が残るな<>
出来杉3.0 ★<><>2010/02/20(土) 20:03:37.10 ID:???<>>>2
パー速の奴はこちらに依頼しておいてもらえると^^;
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1264679279/l50<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/02/20(土) 20:06:31.28 ID:eMVQAnco<>なるほど過去ログ化か
削除依頼スレがないのはそういうことだったのね<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/02/20(土) 20:10:16.74 ID:eMVQAnco<>胸のつかえが取れたって感じだ
これからはルール変更には気をつけよう<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/03/01(月) 14:59:55.52 ID:8g8gkbAo<>規制が解けた
いつまでもレス数一桁はみっともないし
出来てる部分貼っていくかな<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:00:44.61 ID:8g8gkbAo<>――ヴァルハラエリア スラム街 地下
素子が死にかけたLEDの光の下、僕たちは魔界の穴から抜け出た悪魔……メルクリウスを倒した。
悪魔の度重なる出現により開発を放棄されたスラム街の一角は澱んだ空気が溜まっている。
???「戻ってくれ、ケルベロス」
???「花田……せっかく手掛かりを得たと思ったのに……」
???「仕方ないさ、ヒロコ。それにもう一人の科学者もいるんだろ?」
ヒロコ「そうね、まだ希望はあるのよね。ありがとう、ホーク」
ホーク「さあ、この部屋を調べてからマダムに報告しよう」
<>
a<>a<>2010/03/01(月) 15:00:54.16 ID:SR7U14k0<>黙れ日本猿<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:01:00.49 ID:8g8gkbAo<>……ホーク。それが今の僕の名前だ。
わざわざ「今の」と付けたのは記憶喪失のため本当の名前を忘れているからだ。
記憶喪失になっていたところを岡本という怪しいオヤジに拾われ、彼のジムの居候になった。
僕は彼に恩を返すためにコロシアムの戦士となり、そして先日のトーナメントに優勝したのだ。
現在、チャンピオンとなった僕は彼の元から離れている。
本当のことを言うと、博打狂いのオヤジを見ずに済むのでせいせいしている。
僕の隣にいる女性……ヒロコはセンターから来た女性でとある事件を調べていた。
その事件に関与していた科学者の一人である花田を雇っていたマダムと会うため、
彼女はマダムに会う権利を持つ僕を訪ねてきたのだ。
そして今、彼女はマダムの屋敷から脱走した花田と出会い、何も聞きだせずにその出会いは終わった。
花田は自らが呼び出した悪魔に殺されたのだ。スラムに作られた臨時の研究室は彼の血と肉でひどく汚れている。
<>
a<>a<>2010/03/01(月) 15:00:48.70 ID:SR7U14k0<>黙れ日本猿<>
◆a9yIZR6A0w<><>2010/03/01(月) 15:01:20.57 ID:1oWyLTg0<>우리입 원숭이가끽끽끼끼끾 이라는데해석좀 원숭이들아<>
◆7JUw55W.KQ<><>2010/03/01(月) 15:01:28.00 ID:CSAdado0<>fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~fuck monkey bye~<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:01:14.61 ID:8g8gkbAo<>ホーク「とりあえず花田が使っていた四体の人形は持って行こう」
ヒロコ「そうね……あら?あの鞄も花田のものかしら?」
彼女の示した方向には、確かに鞄があった。
だがそれは大破壊以前ならともかく、現代ではめったに使われることのないデザインの鞄だった。
ホーク「よっと、結構重いな。中身は……これも人形?他のと比べて随分少女趣味だな」
ヒロコ「可愛らしい人形ね。その発条で動かすのかしら?」
ホーク「もしかしたら花田が開発したマシンかもしれない。
ま、ケルベロスのいる今なら十分対処できるだろうし、動かしてみよう。」
<>
a<>a<>2010/03/01(月) 15:01:26.78 ID:SR7U14k0<>黙れ日本猿<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:01:50.63 ID:8g8gkbAo<>鞄に入っていた紅の人形に発条を差し込み、何度か回す。1回、2回、3回……。
???「………」
発条が作動して人形が目を開く。ただの玩具の人形かと思っていると――
ブ ン ッ !
ヒロコ「危ないッ!ホーク!」
ホーク「うわっ!」
覚醒した途端ね人形はいきなり手を振り回して攻撃してきたのだ!
僕は間一髪でこれを避け、ヒロコに指示を出した。
ホーク「やはりこいつは普通の人形じゃなかった!悪魔だ!
ヒロコ、君は下がっていてくれ!まずこの人形をアナライズしてみる!
弱点が判明したら、本格的に攻撃するぞ!」
ヒロコ「了解!気をつけて!」
<>
a<>a<>2010/03/01(月) 15:02:01.39 ID:SR7U14k0<>黙れ日本猿<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/03/01(月) 15:02:10.75 ID:79dHVGE0<>54<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:02:34.75 ID:8g8gkbAo<>
僕は急いで腕に付けているCOMPに目の前の人形を解析させた。
>COMAND
>DEVIL ANALIZE
>NOW SCANNING...
┏ ┓
.ィ/~~~' 、.. 名称:不明
、_/ /  ̄`ヽ}.. . . 種族:不明
,》@ i(从_从))... Lv:??
||ヽ|| ゚ -゚ノ| ||... 属性:不明
|| 〈iミ'介'ミi〉||...
≦ ノ,ノハヽ、≧ 魔法:不明
テ ` -tッァ-' テ. 特技:不明
┗ ┛
>ERROR!NO DATA
ホーク「データが無いだって?そんな馬鹿な!」<>
◆heELRe6zVA<>#50864;#45180;#45180;@#50864;#45180;#45180;.com<>2010/03/01(月) 15:02:52.32 ID:CrTnS4Y0<>우끼끼 우끼끼 원숭이<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/03/01(月) 15:03:12.09 ID:vbCq2rE0<>우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:03:07.18 ID:8g8gkbAo<>
???「騒がしくしないでちょうだい」
ヒロコ「人形がしゃべった!?傀儡師の人形じゃなくてロボットなの?」
人形の突然の発言に僕の頭は混乱したが、目の前の人形について分かっていることを整理した。
デビルアナライズの結果はエラー。
COMPの翻訳を通さずに会話できる。
見た目は傀儡子の使う人形だ自立した意思を持っている(ように思える)。
そして……この人形からは他の悪魔にあるような敵意が感じられない。
つまりこいつは、
ホーク「もしかして、お前は悪魔じゃないのか?」
???「私は誇り高きローゼンメイデン第五ドール、真紅。
人を捕まえて悪魔呼ばわりするなんて、
人間のオスは想像以上に下劣ね」
<>
gkskdy<><>2010/03/01(月) 15:03:40.39 ID:zH1N0ME0<>씨빨원쑹이꺠썌끼뜰ㅋㅋㅋㅋㅃㅆㅃㅆㅃㅆㅃㅆㅃㅆ<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:03:55.84 ID:8g8gkbAo<>――お世辞にも穏やかとはいえない出会いのあと、
僕たちと真紅はお互いの情報を交換した。
数十年前、東京に核ミサイルが落ちてきたこと。
そのとき、悪魔と呼ばれる存在が現れたこと。
環境汚染により地上が荒廃して人が住めなくなったこと。
残った人々が集まってTOKYOミレニアムを作ったこと。
真紅のような、動くドールは7体いること。
ドール同士で魂を奪い合っていること。
彼女たちは人間からマグネタイトを得て動くこと。
真紅と友好的なドールもいること。
何より驚いたのは真紅が破壊されていない200X年の日本から来たことだ。
歴史では199X年にミサイルが落ちたことになっているので、彼女は別次元の世界から来たことになる。
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/03/01(月) 15:04:07.57 ID:vbCq2rE0<>우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직<>
gkskdy<><>2010/03/01(月) 15:05:03.34 ID:zH1N0ME0<>일뽄은쪾빠리나라니까이쪠침몰햬야찤ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅃㅆ뜰 짜리짤몼짜ㅃ았엌ㅋㅋㅋㅃㅆ이녜일뽄쪾빠리썌키뜰ㅋㅋㅋㅋ<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:05:39.33 ID:8g8gkbAo<>ヒロコ「究極の少女アリスを目指す7体の人形……
実際に自意識のある人形が存在している以上は信じるしかないわね」
ホーク「それで、大破壊以前の人間と契約を結んでいたのに何故ここに来たんだ?」
真紅「何者かが私が鞄で眠っている間にこの世界に引きずり込んだようね
前の契約者……ジュンとの契約も強制的に破棄されているわ」
ヒロコ「何者かが?たしかに悪魔の中には時空を操作できる種類もいるらしいけど……。
その悪魔にとって何かの得になるのかしら」
ホーク「誰がやったかも、何故やったのかも不明ってことか」
真紅「ところで、私の発条を巻いたのはどっちなの?」
ホーク「僕だけど……?」
真紅「そう、それなら貴方が私と契約を結びなさい。元の時代に戻るにしろ、この世界に滞在するにしろ、
人間の媒介がいないと何かと不便だわ」
ヒロコ「契約?仲魔になるつもりなの?」
真紅「仲間?そうね、そういうことになるかしら」
ホーク「契約で望むことは何かあるかな?マッカや魔石なら幾らか出せるけど」
真紅「何も必要ないわ。ただこの指輪に口付けしてちょうだい」
そう言うと真紅は薔薇の飾りのついた指輪を僕に差し出した。
ロマンチストな契約を求める悪魔とは出会ったことがないので少し驚いた。
……いや、実際には真紅は悪魔じゃないな。
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:06:10.32 ID:8g8gkbAo<>――差し出された指輪に口付けをし、その指輪を装備した。グローブ越しでは付けにくいが仕方ない。
COMPを確認するが、契約した悪魔の欄に真紅の名は存在しない。だが、表示されているマグネタイト残量は穏やかに減っている。
真紅「これで契約は成立ね。今後ともよろしく、ホーク。
ところでホーク、この世界では他人を、特に悪魔は信頼できないのでしょう?
貴方は悪魔と契約できるとはいえ、悪魔と思っていた私の言葉を信頼したのは何故なの?
あの時、私を攻撃するのが当然の行動だったはずよ」
ホーク「ああ、何度も悪魔と話して、相手の話の真偽を知るコツが分かるようになってね。
あの時真紅は攻撃するつもりが無くて、嘘もついてないと判断したんだよ」
真紅「面白いわ。どうやって相手の真意を確かめるのかしら」
ホーク「大体は相手の視線を見れば分かる。
例えば相手がこちらの武器を置くように要求してきたとするだろ」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/03/01(月) 15:08:41.32 ID:mbtEkxk0<>ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋ<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:08:50.84 ID:8g8gkbAo<>ホーク「その時、相手がこちらの眼を見ていれば素直に置いたほうがいい。
相手はこちらの礼儀を求めているだけだと判断できるから、置かないと逆に怒らせてしまう。
もし持っている武器を見つめていたら、こちらと相手の力関係を考えて会話すべきかな。
相手が僕たち自体を恐れているか、それともこちらの武器を恐れているかで
こちらが取るべき対応は変わってくる。
一番危険なのはこちらの首や足、あと持ち物なんかを見ている奴らだな。
そういった手合いは武器を置いたらすかさず攻撃してくるから絶対に武器を放しちゃいけない。
あとは……勘かな。とにかく相手を見れば相手のことが分かるんだよ」
ヒロコ「ホークって悪魔と会話する度にそんなことやってたの?
私、全然気がつかなかったわ」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:09:46.28 ID:8g8gkbAo<>真紅「今の話で分かったわ。ホーク、貴方の観察力は天才的なものよ。
その力は大事になさい。いつか貴方が何をすべきか迷ったとき、
貴方は自分を取り巻く環境を冷静に観察して正しい判断を下せるはずよ」
ホーク「いや、そんなに大げさなものじゃ……」
真紅「いいえ、大げさなものよ。貴方は自分の能力に自信を持つべきね。
まあ、いつか自分が天才たることを実感するでしょう。
とりあえずこの話はここで置いて、もう一つ大事なことを聞くわ。
この世界に紅茶はないの?あるなら飲めるところに連れて行ってちょうだい」
ホーク「紅茶?大破壊以前ならともかく、嗜好品は人工酒ぐらいしかないな」
真紅「そう……。本来なら怒るところだけれど、この世界の事情を考えると我慢するしかないわね。
この様子では名探偵くんくんのTV放送も終わっていそうね」
ヒロコ「くんくん?TV番組はセンターの作ったものしかないけれど
もしかしたらセンターの図書館にその番組の映像が残っているかもしれないわ。
私がセンターに戻ったら探しておいてあげる」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:11:06.40 ID:8g8gkbAo<>真紅「お願いするわ。紅茶もくんくんもなかったら私は生きていけないのだわ。
……あらいけない、もうこんな時間。ホーク、私は鞄で眠るから
用事があったら起こしてね。鞄はなるべく揺らさずに運んでちょうだい」
そう言うと真紅は黒い鞄に入り、鞄を閉めたCOMPのRETURNコマンドを選ぶが何も起きない。
悪魔ではないから常時人間界に存在してるということか。
それにしても……真紅は僕の判断力が素晴らしいとか評価していたが、
どう考えても僕が天才だとは思えない。
悪魔召喚プログラムを手に入れてすぐは悪魔にマッカを持ち逃げされたこともある。
もっとも、真紅の印象がよいのだから、そのことは黙っておいたほうがいいだろう。
アレフ「ふぅ、一時はどうなることかと思ったよ」
ヒロコ「私もなんだか疲れたわ。……もうここにいる理由もないわね。
早くマダムの所に行きましょう。真紅ちゃんは隠しておいたほうがいいわね」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:13:03.09 ID:8g8gkbAo<>――ヴァルハラエリア マダムの館
ヴァルハラの主ことマダムは人に直接会うことは無い。僕たちは巨大なモニター越しにマダムに謁見した。
そして、借りていたケルベロスをマダムに返却した。
ケルベロス「おまえ なかなか強かったな 気に入ったぜ
いずれ また会おう」
マダム「ホーク、ごくろうさまでした。あなたなら花田を連れ戻してくれると思ったのだけど……。
ところで貴方にお客様がいらしてるの。センターからの使いの方よ」
僕を待っていたという人物はテンプルナイトと思わしき男だった。
彼の眼光は鋭く、その顔つきは凛々しかったが、パイナップルのような髪型で台無しだった。
思わず笑いそうになったが、それはあまりにも失礼なので舌を噛んで我慢した。
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/03/01(月) 15:13:59.56 ID:vbCq2rE0<>우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직
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우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직우끼끼끼끾끾끾끾ㄲㄱ긲ㄲ 몽키몽키매직<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:13:49.81 ID:8g8gkbAo<>???「君が新しくチャンピオンになったホークか……。
思い出すんだ!自分の名前を!」
僕はどこかでこの男に会ったことがある……。彼の声を聞いてそんな奇妙な確信を持った。
どこで会ったのかを思い出そうとするうちに、僕の頭にある名前が浮かんできた。
アレフ「そうだ……!アレフだ!僕はアレフだ!」
ザイン「そう、アレフ……僕の名はザイン。ずっと君を探していた。
元々君はセンターの人間なんだよ、アレフ。
そしてヒロコさん、貴方にもセンターに戻れとの命令が出ている
二人ともセンターに来てもらおう」
ヒロコ「命令?仕方ないわね。ホ…アレフといっしょにすぐに出向するわ」
ザイン「分かった。二人ともまた会おう。……失礼しました。マダム」
マダム「驚いたわね。貴方がセンター市民だったなんて。
それならわざわざコロシアムで危険な試合をしなくても良かったのに……。
貴方はこんな所にいる人ではないわ。さあ、早くセンターへお行きなさい」
僕は自分の名前を思い出し、ヒロコと真紅とともにセンターへ向かうことになった。
記憶を取り戻したのは名前ぐらいのもので、未だ二級市民ホークとしての意識が強い。
それゆえセンターにはあまり好感情を抱いていないが、一級市民になればその意識も変化するのだろうか。
僕は過去のセンター市民だった自分の姿を想像しながらセンターに向かった。
<>
asdfasdf<>asdfsd<>2010/03/01(月) 15:14:07.89 ID:kYzWPb60<>dsffasd<>
fucker<>11<>2010/03/01(月) 15:16:36.49 ID:pAShs.k0<>Hi you monkey fuckers<>
gks<><>2010/03/01(月) 15:16:44.61 ID:zH1N0ME0<>씨빨일본썌낔뜰나까튀쪄<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/03/01(月) 15:17:29.79 ID:KT4uVLw0<>우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼우끼끼끼끼
<>
UZ3o00<>0014<>2010/03/01(月) 15:17:48.01 ID:o6eMkXU0<>마쵸맨 사랑해 실험용원숭이<>
NAGA<>diddk3128@hanmail.net<>2010/03/01(月) 15:17:56.00 ID:vxYIbz20<>억울하냐 털러와라<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:18:23.35 ID:8g8gkbAo<>――センター 司令室
TOKYOミレニアムの中枢たるセンターでは多くのテンプルナイトが働いている。
その中にある司令室はミレニアムの各エリアの居住者や悪魔の動向を監視し、
不穏な動きがあった場合はテンプルナイトやエグゼクターが出動することになっているとのことだ。
その司令室で僕たちはセンターの司教に会い、僕の市民IDカードを受け取った。
そして、司教は勝手にセンターを出た理由を問うため、ヒロコを奥に連行した。
ヒロコ「いろいろ助けてくれてありがとう、アレフ。
手掛かりが得られなくて残念だけど……。
いつかまた会えたらいいわね。
真紅ちゃんにもよろしく言っておいてね」
ヒロコが出て行ったあと、司教は僕についての説明をした。
僕が記憶喪失になったのは目加田という科学者が記憶を操作したためだそうだ。
そして僕は……この世界の救世主となるべくして生まれてきたらしく、
救世主の役割はこのTOKYOミレニアムを真の千年王国にすることだという。
さらに僕にはベスというパートナーがいるらしい。
そして、そのベス本人が司令室に入ってきた。
僕のパートナーとやらはテンプルナイトの衣装を身に着けた少女だった。
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:19:09.26 ID:8g8gkbAo<>ベス「お帰りなさい……といっても
貴方は覚えていないのね。アレフ、かわいそう……。
でもこれからは私が付いていてあげる。
少しずつ思い出していけば、いつか元のアレフに戻れるわ。
もう二度とアレフから離れない……」
テンプルナイトが僕のパートナー……。
これまで貧乏生活をしてきたので全く実感は湧かないが、僕は彼女と握手をした。
司教は話を続けた。
ホーリータウンエリアで悪魔が暴れており、その退治を僕に任せるというのだ。
救世主云々は胡散臭いが、僕がホーリータウンの人々を救えるものなら救いたい。
僕はホーリータウンへの通路のパスコードを教えてもらい、センターを出た。
ああ、一つ大事なことを……忘れてた。
ベスに真紅のこと、なんて説明しよう……。
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:19:50.28 ID:8g8gkbAo<>――センター 図書館
図書館に到着してすぐ、真紅を起こした。
ベスは真紅を見てガイア教徒のクグツだと勘違いしたが、僕の説明で誤解は解けたようだ。
真紅にこれまでの経緯を説明したが、理解してもらうのに少し時間がかかった。
僕自身ですら少し混乱しているので仕方がないのかもしれない。
真紅「要するに、ホークは元々アレフという名でヒロコは連行され、ベスが仲間になり、
アレフはこの世界の救世主になるという
自分の目的が決められていたということね。あまりいい話じゃないのだわ」
ベス「どういうこと?アレフの記憶が戻ることの何がいけないの?」
真紅「記憶が戻ることそのものは喜ばしいことよ。
でも、自分の生きる目的が決められているのはいけないことだわ。
人間は生き方が決められていないからこそ未来への希望が生まれるの。
生き方を決められていては操り人形と変わりないわ」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:20:36.60 ID:8g8gkbAo<>アレフ「自分の生き方……?」
真紅「もちろん、どんな目的でも無いよりはあるほうがいいわ。
でも人が決めた目的にいつまでも依存しているようではいけない……。
アレフ、あなたは救世主としての活動する傍ら、自分なりの生きる目的を考えておきなさい。
救世主としての役目を終えたとき、何の目的も無かったら困るわよ」
ベス「救世主としての役目を終えたときの目的か……。
パートナーとしての役割を終えた時のために私も何か考えておくかな。
結局、アレフのお手伝いになりそうだけどね」
未だ見ぬ先の話をしながら僕たちは真紅のためにくんくんとやらの映像データを探していた。
正直なところ、情報検閲の厳格なセンターがそんな番組を保存しているとは思わなかったが……。
アレフ「あったよ。びっくりだな」
真紅「私がいた時以降の話もあるわね。
こんな世界での唯一の救いといったところかしら」
くんくんのデータはすぐにCOMPにコピーした。通常COMP内の映像データは僕のゴーグルに出力するが、
小型モニターと接続してそちらに出力すればどこでも見ることができるようになるだろう。
真紅がそこまで入れ込むTV番組は個人的にも興味がある。毎日寝る前に見ることにしよう。
それにしても全1024話というのはちょっと多すぎじゃないか……?
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 15:21:21.53 ID:8g8gkbAo<>――ホーリータウンエリア ハイウェイ
バジリスク戦において真紅は非常に役立った。
真紅はローズテイルという技で遠隔攻撃ができる上、毒ガスを受け付けないのだ。
念のためにとディスポイズンも用意したがまったく使わなかった。
しかし、それほど強い真紅にも苦手な悪魔もいた。
それは実体のない悪霊と、真紅と同じ動く人形(マシン)である。
人形が苦手なのは同属で攻撃しにくいからかと思ったが、単に怖いからのようだ。
それとなく探りをいれてみたら、真紅に殴られた。なかなかいいパンチを持っている。
くんくん探偵の件といい、大人ぶってはいるが意外と可愛いところもあるようだ。
恐らく悪霊も同じ理由で苦手なのだと思うが聞く勇気は無い。
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:01:42.76 ID:8g8gkbAo<>――ホーリータウンエリア 大教会
ホーリータウンの名所、大教会の中はブリザードが吹き荒れ、視界は最悪だった。
真紅「寒いわ。何とかしてちょうだい」
ベス「何とかしてちょうだいと言われても……。
アレフ、ここに長居するのは危険よ。死なないにしても体力を奪われるわ」
真紅とベスの言うとおり、大教会の温度は危険なまでに下がっていた。
司教の説明ではアイスフロストの仕業だというが、彼らの大量発生でもしたのだろうか?
原因はともあれ、ここで仲魔を消耗させるのはまずいと判断し、全てCOMPに戻した。
真紅にも鞄の中に入ってもらう。
センターでマハラギストーンを買い込んでおいたので人間だけでも対処できるだろう。
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:02:47.65 ID:8g8gkbAo<>――ホーリータウンエリア 大教会 キングフロストの間
大教会1階の最奥の部屋で僕たちを待っていたのは冗談のように大きくなジャックフロストだった。
服装も中世の王のように冠を頂き、ローブを羽織っていた。さしずめキングフロストといったところか。
ベス「どうやって倒すつもり?」
アレフ「センターのマハラギストーンがあるから僕たちだけで倒そう。
体力を奪われたら魔石や宝玉を使うように。
マハラギストーンが尽きたら武器で攻撃だ!」
ベス「分かったわ!悪意は無いみたいだけど倒させてもらうわね、キングフロスト!」
……作戦勝ちといったところだろうか。キングフロストはあっけなく倒れた。
大教会の空気が急速に暖かくなっていくのが分かった。
それにしても不思議なのは何故テンプルナイトが常駐しているミレニアムに
ここまで大規模な悪魔の被害が発生したかということだ。
このキングフロストにしても、通常のジャックフロストが大量に集まって発生したらしく、
それを未然に防げなかったとは考えにくい。
センターの人間であるベスにはとても言えないが、センターはどことなく怪しい。
いつのまにか抜き差しならない状況に追い込まれたりしないよう、
センターの指導者たちの命令は十分に吟味してから行動することにしよう。
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:03:39.56 ID:8g8gkbAo<>――センター 司令室
司令室で僕たちを待っていたのは司教だった。
司教は僕たち仕事の迅速さを褒めた後、次の仕事を命じた。
今度の仕事はファクトリーエリア地下で暴れている悪魔の退治と牧場で暴れているデミナンディの鎮圧らしい。
正体不明の地下の悪魔はともかく、テンプルナイトたちがデモノイドの牛を倒せないはずはない……。
センターが何を考えて僕に悪魔退治をさせるのかは分からないが、特に断る理由も無いので仕事を引き受けた。
――ファクトリーエリア デミナンディ牧場
ファクトリーエリアはミレニアムの農場であり工場の役割を果たしている。
そのため、ファクトリーの機能停止はミレニアムの滅亡に直結する危機である。
ファクトリーの牧場には、周囲の2倍はあろうかという巨大なデミナンディがいた。
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:04:32.81 ID:8g8gkbAo<>ベス「……いた。あの一番大きなやつが群れを統率しているはず。
食用の牛くらいなら悪魔を使役しなくても倒せるわね」
アレフ「デミナンディは1頭でセンター市民11000人分のステーキ肉になるという話だ。
こいつらがミレニアム全体のタンパク源となっている以上、
他のデミナンディを傷つけずにあのでかいのだけ倒すべきだな。
真紅、ローズテイルの射程はどれくらいある?」
真紅「あの牛に当てるくらいはできるわ。でも倒すのは無理ね」
アレフ「当てられるだけで十分。要はあいつの気をこちらに引けばいいんだ」
ベス「そして単体できたボスを潰す……。悪くないと思うわ」
……作戦は『一応』成功だった。ローズテイルでボスだけ群れから離脱させ、倒すという筋書きは上手くいった。
しかし、ローズテイル後に残った花弁を見た他のデミナンディたちが興奮し、お互いを傷つけあうのは予想外だった。
全体の2割ほどのデミナンディは死亡し、その肉は廃棄処分となったのだ。
牧場の作業員からは感謝されたが、やはり罪悪感が幾らか心に残る。
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:05:34.57 ID:8g8gkbAo<>――ファクトリーエリア 地下
ファクトリーの採掘場もやはり悪魔によって放棄されていた。
LEDが完全に死んでいる箇所もあったが、ベスのマッパーの魔法と
真紅が従える精霊(ホリエ?という名前だった)の光で安全に進むことができた。
真紅「ビートルジュースとやらのほうは作戦通り倒せたようね」
ベス「真紅ちゃん、ビートルジュースじゃなくてベテルギウスよ。
……それはともかく汚名返上ね。さっきのは事故よ。ファクトリーの人たちも怒ってなかったし」
アレフ「うん、済んだことはどうしようもないから気にしないことにしたんだけど……。
あの作業員たちの態度が気になってね」
ベス「態度?礼儀正しくて真面目な人ばかりだったじゃない」
アレフ「あぁ、いや別に大したことじゃないからいいんだ。気にしないで欲しい」
ベス「ふーん?、変なアレフ」
真紅「……」
テンプルナイトのベスにはとても言えないが、ファクトリーの作業員はまるでロボットだった。
何か尋ねれば返答はするし、理性は普通に存在しているようだったが、人間として大切な何かが足りないのだ。
答えが出るわけではないが、悪魔の暴走のことといい、やはりセンターは怪しい。
怪しまれない方法があるならば、今度ファクトリーについて探ってみようかとも思った。<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:06:28.90 ID:8g8gkbAo<>――センター ターミナルの部屋
僕たちはファクトリーエリアのターミナルからセンターに戻った。
詳しいことは知らないが、この物質転送技術は大破壊直前に完成したらしい。
アレフ「一旦地点登録を済ませればこういう風にショートカットができるんだ」
真紅「驚いたわ。この世界の人間はドールがいなくてもでnのフィールドに行けるのね」
ベス「nのフィールドって?」
真紅「ターミナルを使うときに通った空間の名称よ。
nのフィールドは何か数値を代入すればその数値に応じた空間に繋がる性質があるわ。
きっとターミナルは行きたい場所に繋げる数値を検索する機能を持っているのね」
アレフ「へぇ、何も考えずに利用してたけど結構難しい技術を使ってるんだな」
ベス「2人とも、ターミナルの話はその辺にして早く司令室に報告に行くわよ」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:07:00.85 ID:8g8gkbAo<>――センター 司令室
司令室は誰もいなかった。何があったのかと訝っていると、奥から会話が聞こえてきた。
???「ザインのぼりー!」
???「こら、チビチビ!パイナップル人間に登ってはだめですぅ!
迷惑がってるですよ!」
ザイン「はは、いいんだよ翠星石ちゃん。
……それよりそのニックネームをやめてくれないかな?」
奥にいたのはパイ……ザインと真紅ほどの大きさの女の子2人だった。
一人は緑のドレスを着たオッドアイ、もう一人はピンクのドレスと大きなリボン。
まさかとは思うが……
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:09:00.08 ID:8g8gkbAo<>アレフ「ザイン、その子たちは一体……?」
ザイン「アレフ、戻ったのか!聞いてくれ、この子たちは……」
真紅「翠星石!雛苺!貴方たちもこの世界で目覚めたのね」
ザイン「!! まさかアレフ、君は既にローゼンメイデンと契約していたのか!
それなら話が早い。頼むからこの2人と契約してくれ!
彼女たちは別の世界からこの世界に来て、元マスターとの契約が切れて困っているそうだ」
ベス「パイ……ザイン、一体どういうこと?貴方が契約したのではないの?」
雛苺「ザインとは契約してないのよ」
翠星石「パイナップル人間からアレフとかいう人間と契約するように言われたですぅ」
ザイン「そうだ。……最初に彼女たちと接触したとき、私はガイア教徒の攻撃と間違えた。
誤解が解けた後、彼女たちからアリスゲームの話を聞いて助けたいと思ったんだ。
しかし僕はセンターでの仕事が忙しすぎる」
アレフ「そこで僕に面倒を見て欲しいってことか。……分かったよ。
マグネタイトは十分溜めてあるし。既に真紅と契約してるから特に抵抗もないよ」
ザイン「ありがとう。それじゃあ彼女たちと契約を結んでくれ」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:09:41.30 ID:8g8gkbAo<>真紅のときと同じように指輪に口付けをした。2人の指輪を装備しようと思ったが、いつの間にか消えていた。
その代わりに元々付けていた指輪の花弁が大きくなっている。
付けたのが右手だったら武器を持つのに邪魔になっていたところだ。左手に付けていて助かった。
翠星石「ゴーグル人間、これでお前が翠星石たちのマスターです。今後ともよろしくですぅ」
雛苺「よろしくなのー」
ザイン「契約は終わったようだね。ところで、君に見せたいものがある。
アルカディアエリアへ行くんだ。そこは、千年王国の理想を実現しようとしているエリアだ。」
ベス「千年王国をミレニアムに実現……」
ザイン「そこにはギメルがいる。まだ思い出せないなら一度会えばいい。
そうそう、ギメルへの定期連絡がまだだったな。君がアルカディアに行くこともついでに伝えておこう
ところでベス、きみはさっき僕のことを」
ベス「さ、アレフ。早くアルカディアに行きましょう。待ち遠しいわ」
ザイン「…………」
こうして僕はアルカディアエリアを見学しに行くことになった。
連続しての悪魔退治をねぎらっての休暇といったところだろうか。
それにしても……ザインに面と向かってパイナップル発言をした翠星石がうらやましい。
ベスの発言に対するザインの反応を見る限り翠星石以外はパイン呼ばわりを許さないだろうな。
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:10:20.36 ID:8g8gkbAo<>――センター バー
アルカディアエリアに行く前に名探偵くんくんの映写会を行うことにした。
バーでは一応ノンアルコールの飲み物も出しているらしく、真紅たちにはオレンジジュースを飲ませることにした。
エネルギー源はCOMPから供給されるマグネタイトで十分だと思うが、食事の楽しみとエネルギー補給は別ということか。
くんくん「……つまり本当の凶器はその辞書なのです!」
翠星石「やっぱり被害者は転落死じゃなかったですね」
雛苺「くんくんは最高なのー!」
アレフ「……子供用の番組にしてはなんかリアルだな」
真紅「名探偵くんくんは最高傑作よ。当然だわ」
ベス「ふーん、大破壊以前の生活ってこんな風だったのね」
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◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:11:13.58 ID:8g8gkbAo<>くんくん「……次回、名探偵くんくん『クマ吉が紳士を辞めるとき〜後編』!来週も、よろし〜くんくん!」
アレフ「よし、今日はここまで」
雛苺「うゆー、ヒナはもっと見たいわ」
翠星石「気になるところでおしまいなんてゴーグル人間は意地悪です!」
アレフ「ずるずる引きずってると際限がないからな。1日2話でいいだろう。」
ベス「話の構成が前編→後編だから2日で1つの事件が解決するわけね。続きを見たくなる見せ方でずるいわ」
真紅「仕方ないわ。私たちにはすべきことがあるのだから、いつまでも見ているわけにはいかないのだわ」
翠星石「それにしてもこの世界はくんくん意外の娯楽がなくてつまらないです」
雛苺「うにゅーが無いのは辛いけど、うにゅーの存在しない世界なら諦めるしかないの……」
アレフ「うにゅー?」
真紅「苺大福のことよ。大破壊以前の日本のお菓子で雛苺の好物よ」
アレフ「お菓子なら手持ちにこれがあるけど……」
雛苺「うゆ?」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:12:08.24 ID:8g8gkbAo<>ベス「アレフ!それって超人気で品薄のオラクル饅頭じゃない!
何故貴方が1箱も持ってるのよ!?私に1つちょうだい!」
アレフ「いや、ほら、僕は元コロシアムの剣闘士だったから宣伝用に持たされてたんだよ。
そんなにオラクルスが好きなら持ってるオラクル人形もあげるよ。いくつも持ってるし。
ほら、真紅たちもオラクル饅頭を食べてみなよ。メロン味だから」
翠星石「そこまで言うなら食べてやらんでもないですぅ」
真紅「見た目は気持ち悪いけれどメロンと餡子のコラボレーションがすばらしいのだわ」
雛苺「うにゅーと同じくらいおいしいの!アレフ、ありがとうなの!」
ベス「ああ、限定版オラクル人形まで持ってるなんて……!。アレフのパートナーでよかったわ」
オラクルスはミレニアムの若い女性の間で人気のデモノイドだ。
僕はコロシアムで飽きるほど戦ったが、何故あれを可愛いと思うのか分からない。
でもベスや真紅たちが喜んでいるのなら別にいいか。
雛苺「(ところで『けんとうし』ってなんなの?)」
翠星石「(チビチビはそんなことも知らねーですか。『けんとうし』というのは外国の情報を盗む日本のスパイのことで
ジャパニーズ・ニンジャの先駆けなのですよ。チビ人間の持っていた本に書いてあったです)」
雛苺「(だからアレフはあんなに強そうなのね)」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:12:42.18 ID:8g8gkbAo<>――アルカディアエリア
僕たちはセンターから離れた地下通路にあるターミナル経由でアルカディアに入った。
そこは千年王国の名にふさわしく、メシア教の聖書にあるエデンを彷彿とさせる場所だった。
澄んだ湖はともかく、大破壊でほぼ絶滅した木々をどうやって植えたのか不思議だ。
……センターの胡散臭さを鑑みるに、『不思議』という言葉は不適切かもしれない。
ベス「アルカディアってすばらしい所ね。アレフが全世界をこんな風に変えるなんて……。
そして私がそのお手伝いをするなんて……まるで夢みたい!」
翠星石「(この場所は……)」
雛苺「(nのフィールドに似てるの)」
真紅「……」
アレフ「ここの住人から聞いたんだけどギメルの屋敷は森の奥にあるらしい。
どこか通れる道を見つけて行ってみよう」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:13:33.08 ID:8g8gkbAo<>――アルカディアエリア ギメルの屋敷
ギメルは古代ローマ人のトガを身にまとい、頭に月桂冠を頂いた美男子だった。
ここの住民たちもトガをまとっていたが、楽園のイメージに合わせるためだろうか。
ギメル「久しぶりだね、アレフ。僕だよ、ギメルだよ。
どうだい?アルカディアエリアは?君が行方不明の間に、僕はこのエリアを理想の世界に作り上げたんだ」
アレフ「理想の世界……確かにここはそんな感じだな」
ギメル「ミレニアムが千年王国の実現を目指しているのは知っているよね?
このアルカディアは千年王国が実現した後、どんな世界ができるかのテストケースなんだ。
ここでは悪魔との戦いも、人同士の争いも無く、みんな平和に暮らしている。
世界中がアルカディアのようになったとき、初めて千年王国が実現したと言えるんだ」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:14:58.33 ID:8g8gkbAo<>ギメル「そうそう、ザインから連絡があったんだけど君はローゼンメイデンと契約してるんだってね?
実は僕も契約をしたんだ。……蒼星石、こっちにおいで」
蒼星石「はい、マスター」
ギメルが蒼星石と呼んだローゼンメイデンは翠星石と似た顔立ちの青い人形だった。
翠星石との発音の類似、左右反転したオッドアイから双子として作られたのだろう。
真紅「お久しぶりね、蒼星石」
翠星石「蒼星石もこの世界に来ていたですか!」
雛苺「蒼星石のマスターはこのギメルって人なの?」
ギメル「その通り。といってもザインの要請で蒼星石の契約を破棄することにしたよ。
この指輪はアレフに譲るよ。君は運がいいね。彼の要請が1日早かったら断っていたよ」
ベス「つまりアレフが蒼星石の次のマスターになるってことなの?」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:15:46.28 ID:8g8gkbAo<>ギメル「姉妹なら近くにいるべきだっていうザインの考えなのさ。心優しい彼らしいよね」
蒼星石「よろしくお願いします、マスター。貴方のことはギメルさんから聞いています」
アレフ「悪魔との契約数よりもローゼンメイデンとの契約数のほうが多くなったな……。
まあ契約を断る理由もないし、蒼星石だっけ?よろしく」
翠星石「蒼星石とまたいっしょになれるんですね!?よかったですぅ!」
ベス「アルカディアの見学も蒼星石ちゃんの引き取りも終わったし、そろそろセンターに戻りましょうか」
アレフ「そうだな。ギメル、他に何か用事はあるか?」
ギメル「いや、特に無いね。僕はしばらくここの統治を続けるよ。
アレフもここが気に入ったならいつでも来てくれよ。君なら大歓迎さ。」
こうして僕は全部で4体のドールと契約することになった。
アリスゲームはドール同士の魂の奪い合いというが、彼女たちはそれをする気はあるのだろうか……?
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:16:18.06 ID:8g8gkbAo<>――センター〜アルカディアエリア通路
ターミナル経由でアルカディアからセンターへの通路に戻って、
僕は蒼星石に先ほどの話で気になったことを質問をすることにした。
アレフ「蒼星石、一つ聞きたいことがあるんだけどいいかな」
蒼星石「何でしょうか?マスター」
アレフ「あ、その前に僕の呼び名はアレフでいいよ」
翠星石「そうです、ゴーグル人間にへりくだる必要はないです。
マスターなんて呼び方はゴーグル人間にはもったいないです」
個人的には翠星石の呼び名もどうかと思うが、彼女は悪意というよりも照れ隠しでやっている気がする。
いつかはアレフと呼んで欲しいが、無理かもしれないな。
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:17:22.24 ID:8g8gkbAo<>アレフ「それで本題なんだけど、蒼星石はギメルのところにいたとき何か仕事を頼まれなかった?」
蒼星石「はい、確かに頼まれました。どうして分かったのですか?」
アレフ「ギメルは『要請が1日早かったら断っていた』と言っていたからね。
1日前は蒼星石が出払っていたんじゃないかと思ったんだ。」
雛苺「アレフがくんくんみたいなのよ」
真紅「冗談言わないでちょうだい、雛苺。くんくん並の推理力の人間がいるはずないわ。
……蒼星石、あの人に頼まれた仕事が何か教えてくれる?」
蒼星石「大したことじゃないよ。アルカディアエリアの住人の記憶を少し消したんだ。
アルカディアに入る際の記憶をね」
ベス「ふーん、ローゼンメイデンは人間の記憶に関与できるんだ」
真紅「記憶に関する能力を持っているのは翠星石と蒼星石だけよ。
簡単に説明すれば翠星石は記憶の増幅、蒼星石は記憶の抹消ね。
2人が記憶を管理することで人間の心を豊かにしたり貧しくしたりできるわ」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:18:38.45 ID:8g8gkbAo<>翠星石「それで、あのキザ人間が住民の記憶をいじったのは何故ですか?」
蒼星石「ごめん、そういうことを聞くのは失礼にあたるから聞かなかったよ」
アレフ「アルカディアに入る際の記憶に何か不都合でも……?
ギメルの意図がまったく読めないな」
真紅「……」
ベス「……ところで翠星石ちゃんと蒼星石ちゃんの能力ならアレフの記憶喪失を治るんじゃない?
名前以外の記憶ははっきりしないみたいだし、私は早くアレフによくなってもらいたいわ」
翠星石「記憶喪失の程度にもよりますが基本的には治せるはずです
ゴーグル人間は治してほしいのですか?」
アレフ「……怖いけど、いつかは思い出さなきゃいけないんだろうな。
そして、多分今がその時なんだと思う。どうやって記憶をいじるのか知らないけど、お願いするよ」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:19:45.46 ID:8g8gkbAo<>蒼星石「分かりました。アレフさんの記憶は私と翠星石が責任を持って治します。
翠星石、スィドリームを出して。レンピカに合わせてアレフさんを眠らせるんだ」
蒼星石は自分の鞄から青い光を放つ何かを取り出した。レンピカと呼ばれたそれは以前真紅が出した精霊によく似ている。
ドールには各1体ずつ精霊が付いてくるらしい。精霊というからには悪魔召喚プログラムも適用できるのだろうか。
翠星石「準備完了です。ベス、ゴーグル人間はしばらく眠っているですから悪魔が来ないようにしっかり見張ってるですよ
それじゃあいくですよ……スィドリームッ!」
蒼星石「よし、レンピカッ!」
今度精霊たちをアナライズしてみようなどと考えていたら、2人の精霊はその光を強めていく。
僕はだんだんと意識を……
翠星石「……」
蒼星石「……」
翠星石「あれ?なんで眠ってないのですか?」
アレフ「……意識を……失ってない?」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:21:05.39 ID:8g8gkbAo<>真紅「アレフがスィドリームとレンピカの力に抵抗したのね」
雛苺「失敗なのー」
翠星石「(ちょっと待てです!翠星石たちの力よりもあの人間のほうが強いってことですか!?)」
真紅「(そうよ。心に入るにはアレフが自然に眠るのを待つしかないわね)」
蒼星石「(今回のマスターは優秀だね。驚いたよ)」
雛苺「(ヒナたち4人に力を供給しても平然としていられるのよ?当然なの)」
ベス「あの……記憶の回復はどうなるの?雛苺ちゃんが失敗と言っていたけど」
蒼星石「ごめんなさい。アレフさんを眠らせて心の中に入る予定でしたが
私たちの力不足のため眠らせることができませんでした」
アレフ「毎回敵からドルミナーを受けていれば眠りに抵抗がついててもおかしくはないな」
翠星石「というわけで記憶の回復はゴーグル人間が自然に眠るまで待て!ですぅ」
そういえばここのところ安心して休めるところで眠ったことがない。
センター市民となってお金に余裕ができたし、今度ホテルにでも泊まってみようかな。
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:21:32.65 ID:8g8gkbAo<>――センター エントランス
センターに戻ったはいいものの、そこにはこれまで侵入してこなかった悪魔たちが出没していた。
ベス「どうなっているの?センターはテンプルナイトによって守護されているはず……」
アレフ「悪魔の攻撃が激しくなったのか?
どちらにしろ僕たちは司令室に行ってアルカディアの報告をしなければならない。
悪魔の出現についてはそこで話を聞こう」
翠星石「あれ?あそこにいるのはパイナップル人間ですか?」
翠星石の指差す方向には確かにザインがいたが、この騒ぎのためか慌てていた。
彼が走っているところを見たのは初めてだが、なかなか速い。それなりに鍛えているようだ。
ザイン「おっ、アレフ。大変なことが起こった!
急いでいるから話している時間が無い。詳しいことは司教に聞いてくれ!」
雛苺「ザインが本気で走るとあんなに速いのね……」
ベス「さあ、彼の言うとおりに早く司令室に行きましょう」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:22:39.50 ID:8g8gkbAo<>――センター 司令室
司教の話ではセンター内の悪魔騒ぎはガイア教徒の手引きによるものらしい。
そして司教はもう1つ重大なことを僕たちに告げた。
現在ヴァルハラエリアに救世主を名乗る男が現れたらしい。
ミレニアムの混乱を避けるために『本物の』救世主である僕に
その男が何故救世主を名乗るのか確かめてほしいとのことだ。
個人的には自分が救世主であるという自覚が無いので
救世主を名乗る男が素晴らしい人物なら救世主の位を譲ってもいいと思っているが、
それでは解決にならないのだろう。
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:23:05.82 ID:8g8gkbAo<>――ヴァルハラエリア コロシアム前
ヴァルハラエリアでは既に僕と救世主を名乗る男……ダレスがコロシアムで戦うという話で持ちきりだった。
ダレスは本当に僕との対戦を望んでいるらしく、どうやら平和的解決は無理のようだ。
コロシアム横のオーロラビジョンには中で僕を待っているダレスと、モリーアンを彷彿とさせる羽を持つ少女がいた。
いや、あれは人間ではない。その眼球は真紅たちと同じグラスアイ。彼女も人形なのだろう。
蒼星石「ダレスの横にいるのは……水銀燈じゃないか!」
真紅「彼女もこの世界に来ていたのね」
アレフ「あれが前に言っていた『敵対しているドール』か」
ベス「ダレスの横にいるということはダレスが契約者と見ていいわね。
ねえ、水銀燈はどんな攻撃をしてくるの?」
雛苺「あたり一面に燃える羽を飛ばしてくるの。おっかないのよ」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 16:23:55.87 ID:8g8gkbAo<>アレフ「ダレスの武器は手に持っている剣1本、飛び道具は無いみたいだな。
水銀燈のエネルギー源のダレスさえ倒せば彼女も楽に倒せるはずだ」
翠星石「その考えは間違ってないですけどそりゃ無理ってものです。
水銀燈も馬鹿じゃないですからダレスを攻撃させまいと守るはずです」
ベス「彼女の足止めができればいいのなら、ヒナちゃんの苺わだちはどう?」
雛苺「水銀燈は素早いからヒナや翠星石の技では縛れそうもないの」
アレフ「彼女が一瞬でも動きを止めたらどうだ?いけるんじゃないか?」
真紅「何か止める方法でもあるというの?彼女は多少のことには動じないわ」
アレフ「具体的にはこれを使う。いままで剣ばかり使ってきたからみんなに見せるのは初めてだな」
蒼星石「それは……拳銃ですか?変わった形をしていますが」
雛苺「ヒナ知ってるの。ねこ警部がいつも持ってるやつよね?」
アレフ「この銃の名前はドミネーターと言って、ライフル弾を撃つことができる特殊な拳銃なんだ。
その威力の高さのため手に入れた者は凍りついたように動かなくなるという伝説があるほどだ。
僕はこの銃で……水銀燈を撃つ。それで彼女を止める!」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/03/01(月) 16:26:31.95 ID:8g8gkbAo<>今日はここまで
韓国の荒らしは懐かしの蟹細胞と比べて生ぬるいな 根気が無いというか
荒らされると人気スレになった気がして少し嬉しい
だが運営に報告する<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/03/01(月) 18:34:12.54 ID:M3B82g2o<>乙<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/03/01(月) 18:51:32.51 ID:sZ5cAVc0<>乙<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/01(月) 21:06:30.02 ID:8g8gkbAo<>前スレに書いたが>>1は2月19日の3巻に合わせてSSを作ろうと思っていた
で、最初に考えたのはジュンが通販でアームターミナルを買って
ヒーローの冒険をなぞる短編だった
が、のりが天邪鬼に喰われるシーンのプロット立てていたら気分が悪くなってボツにした
次に考えたのはヒーローをジュンにダブらせるSSだった
が、ブーさん人形を1人で倒したりnのフィールドで即戦力になったり
ヒーローのスペックが高すぎたのでプロット崩壊した
で、ベースはメガテンでドールだけ引っ張ってくるSSにすることになった
その場合真TよりUのほうがシナリオ的にぴったり来たのでそちらを選んだ
このSSを書いた経緯を整理してみたが
出てくる言葉はやはり「どうしてこうなった!」<>
◆7UaaDEATS.<><>2010/03/09(火) 11:09:52.42 ID:7c4Wlpco<>とりあえずLルート以外の終わりまでのプロットは完成
どのルートに進むかはいずれ安価で決めたいと思うが一安心
あとは文章に書き起こすだけなんだがこのままの文体でいいのか悩む
地の文にアレフの思考を書いてるけど蛇足な気もする
次の一区切りまではこれまでと同じように書いて、後はその時に決めるかな
それとシリアスとギャグの混合比も悩む
ローゼンとメガテンは比較的どっちもネガティブな物語だから
シリアス一辺倒で書いてると辛くなるんだよな
これも書いていくうちにコツとかが分かってくるのかな<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/09(火) 11:12:51.84 ID:7c4Wlpco<>何も投下しないのもアレなので
東京吉祥寺に薔薇乙女が現れたようですのプロットを作っていたときの副産物でも
――東京 吉祥寺 骨董品屋
ヒーロー「じゃあサブマシンガン2丁とショットシェルを3パックください」
カオス「(おい……今あいつナイフいくつ売ったんだ?)」
ロウ「(さあ?30本から先は数えていませんでした)」
カオス「(あのポケットにはせいぜい2、3本しか入らねえぞ)」
真紅「(何も無いところからナイフを取り出す……。
ヒーローはお父様以上の錬金術師かも知れないわね)」
ロウ「(私たちも魔法が使えますからありえないことではありませんが……)」
カオス「(信じられん。これは夢だな。いい夢……いや、悪い夢だ)」
ヒーロー「さて、広範囲に攻撃できる武器があればひとまず安心だね
アタックナイフも積もれば大金となる……うん、いい言葉だ」
全員「(どうしてナイフを大量に持っているのか聞きたいけど聞けない……)」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/09(火) 11:13:27.97 ID:7c4Wlpco<>――崩壊後の東京 旧新宿 ガイア教会
水銀燈「(ヒーローがガイア教の神官から剣を買っているわぁ)」
真紅「(いいえ、お金を払っていないわ。あんなに強そうな剣なのに不思議だわ)」
ヒーロー「フレイミーズがいないから合体はできないけどあまのむらくもでも十分だよな」
ロウ「(あまのむらくもですって?三種の神器じゃないですか!)」
カオス「(待て待て、あれはどう見ても3本あるぞ偽者じゃないか?)」
ロウ「(しかし遠目から見てもあの剣からは何か強い力を感じますよ。
本物じゃないにしても相当の業物でしょう)」
翠星石「(そんな剣を3本もただで貰うなんて……。ヒーローは商売の天才に違いないのです)」
ヒーロー「さあみんな、ここから南に強い悪魔が出る建物があるらしいから、
そこに行って僕たちも強くなろう。この剣があれば大抵の悪魔は倒せるだろうしね」
全員「(どうしてその剣がタダなのか聞きたいけど聞けない……)」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/03/20(土) 12:44:50.74 ID:87bqjNwo<>VIPで短いSSを書いてしまった
そんなことしてる暇があるならこっちに回すべきなのに<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/03/21(日) 22:04:05.48 ID:pgzSh7o0<>乙<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/03/31(水) 14:03:41.51 ID:.1FusY.o<>――コロシアム ホール・オブ・フェイム
作戦会議を終えた僕たちは、コロシアムの内部に入った。
すぐにコロシアム中央部に向かっても良かったが、尊敬する初代チャンピオンを見たくなり、寄り道をすることにした。
翠星石「この部屋は何ですか?」
アレフ「ここはホール・オブ・フェイムといって、チャンピオンを称えた像を飾ってあるんだ」
ベス「じゃあアレフの像もあるの?」
アレフ「いや、チャンピオンになって日がそれほど経っていないから
僕の像はできてないんじゃないかな」
真紅「とにかく見てみましょう」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/03/31(水) 14:05:01.03 ID:.1FusY.o<>――大友アキラの像
雛苺「あ!この人はメガネをかけててジュンみたいなの!」
アレフ「彼は僕の前のチャンピオンで、合気道が得意だったらしいね。
彼に対して力任せの攻撃をしても通用しなかったらしい」
――キングマッスルの像
蒼星石「ギメルさんのところにいたときに見かけました」
アレフ「チャンピオンになった時点でセンター市民の仲間入りだから
アルカディアに住むこともできるだろうね」
翠星石「ここにある『幸運の持ち主』ってどういうことですか?」
アレフ「いつも対戦相手が転んだり、食中毒起こしたり、武器が壊れたりして負けるんだよ。
だから彼がまともに戦っているところは誰も見ていないんだ」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/03/31(水) 14:05:49.55 ID:.1FusY.o<>――ゴウ・ミフネの像
ベス「ずいぶんと古風なヘアスタイルの人ね」
雛苺「ちょんまげなのー!くんくんでは悪代官がつけてたの!」
アレフ「彼はチャンピオンになった後、姿を消したんだ。失踪するような状況じゃないはずなのにね」
――トーマス・タンクの像
真紅「『タンク』だけあってMagが普通の人よりも多いのね。いいマスターになりそうだわ」
アレフ「彼もミフネさんと同様失踪してるよ。原因も不明だったかな」
雛苺「アレフもいなくなっちゃうの?」
アレフ「大丈夫だよ。いなくなったりしない。約束する」
<>
わはは鳥付け忘れた ◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/31(水) 14:06:35.26 ID:.1FusY.o<>――フェザー・アドニスの像
ベス「ギリシャ神話アドニスは美少年じゃなかったっけ?」
蒼星石「この人は美しいかはともかく、少年ではありませんね」
アレフ「オヤジ……僕のコーチはこの人と戦ったことがあるらしい。
彼の話ではフェザー・アドニスは気持ち悪いオカマだったらしいね」
雛苺「薔薇オカマなのー!」
翠星石「こらチビ苺!薔薇の意味が違ってるです!」
――ザ・ヒーローの像
アレフ「初代チャンピオンの像のはずだけど……」
真紅「目から涙を流しているわ」
翠星石「ホ、ホラーです!怪奇現象です!この像は呪われているですぅ!」
蒼星石「翠星石、落ち着いて」
ベス「結露が目に溜まったのよ。石像が泣くわけないもの」
アレフ「TOKYOミレニアムの設立に貢献した人でもあるらしいし、
今の人類の状況を見れば涙を流しても不思議じゃないけどね。
……さて、あまりダレスたちを待たせるのも失礼だ。そろそろ行こう」
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/31(水) 14:08:45.58 ID:.1FusY.o<>――コロシアム 中央部
センター市民になって、再びここに立つとは思わなかった。スポットライト、観客の歓声、罵声。
剣闘士としてトーナメントを勝ち抜いたころの記憶が鮮やかに蘇る。
真紅「ものすごい観客の数ね。叫び声が煩わしいわ」
翠星石「ゴーグル人間を応援している奴と、貶している奴がいるのはどうしてですか?」
アレフ「観客は僕とダレスのどちらが勝つか賭けているんだ
僕に賭けた人が応援、ダレスに賭けた人がヤジってことだよ」
『ミレニアムの指導者たる救世主を決める戦いを賭けの対象にする』
常識的に考えれば狂気の沙汰だが、ヴァルハラではそんなことも不思議ではない。
ベス「あそこにいるのがダレスと水銀燈ね」
ダレスと水銀燈は闘技場の向かい側に立っていた。
密かに水銀燈に対してアナライズを試みるが、結果はエラーだった。
やはり悪魔召喚プログラムはローゼンメイデンを認識しないらしい。
<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/03/31(水) 14:09:46.56 ID:.1FusY.o<>ダレス「よく逃げずにここまで来たな。だが偽者のきさまはここで消えるのが神の思し召しだ!」
ベス「偽者!?アレフはセンターも認めた本物よ!」
ダレス「ふん、救世主はセンターに認められた者ではない。
神に認められた者なのだ。そんなことは証拠にならん」
水銀燈「アンチメシアが契約しているのは真紅だけという話だったけど、
双子の蒼星石と翠星石、そして雛苺のおチビさんもいたのねぇ」
翠星石「水銀燈!」
蒼星石「翠星石、落ち着いて!……水銀燈、君もこの世界に来ていたんだね。
きっと君も僕たちと同じように誰かに連れてこられたんだろう?
どうだろう、アリスゲームは中止にして一緒に帰る方法を探すというのは」
水銀燈「帰る方法ですって?アリスゲームはどこでも出来るんだから
そんなもの探す必要ないじゃなぁい。それに今は強いマスターがいるから好都合だし」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/03/31(水) 14:10:44.61 ID:.1FusY.o<>真紅「マスターの強さならこちらも負けていないわ。」
雛苺「アレフはとっても強いのよー!」
水銀燈「そう?だったら試してあげるわぁ」
そう言うやいなや、水銀燈はこちらを向き、僕をにらみつけてきた。
そのまま数秒が経過するも、何かが起きた様子はない。
水銀燈「……す、少しはできるみたいねぇ。ま、ダレスには敵わないでしょうけど」
ベス「(今のは何だったの?)」
雛苺「(アレフを金縛りにしようとして失敗したの)」
アレフ「(パララアイなら死ぬほど食らってるし、免疫がついたんだと思う)」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/03/31(水) 14:11:17.23 ID:.1FusY.o<>ダレス「余計なおしゃべりはもういい!さっさと戦いを始めるぞ!
剣でも銃でも好きに使え!俺は負けん!」
ダレスは剣を構え、臨戦態勢に入る。元より話し合いは通用しないと分かっていた。
こちらもCOMPから何体か悪魔を呼び出す。
ダレス「アンチメシアよ!覚悟しろ!」
真紅「アレフ、ベス、気をつけて!そっちに行ったわ!」
僕は腰からドミネーターを取り出す。弾は広範囲に被害を与えるショットシェルだ。
現在のダレスと水銀燈の位置関係なら作戦に支障をきたさない。このままなら上手く2人を倒せるだろう。
アレフ「ジャックフロスト、ラクカジャをかけてからベスの援護だ!
エンジェル!フロストに続いてベスを補佐しろ!ベス!そっちは頼んだぞ!」
ベス「まかせて!」
ダレスの足止めをベスと悪魔たちに頼み、僕は水銀燈に向かって突進した。
剣を使って接近戦をしかけるダレスと羽を使って遠距離戦をしかける水銀燈
どちらが厄介な相手なのかは明白だ。戦闘の序盤で厄介な方を倒せば、それ以降の戦闘は格段に易化する。
水銀燈はまだ僕の動きに気づいていないようだ。僕はあまり狙いをつけずにトリガーを引いた。
<>
◆7UaaDEATS.<><>2010/03/31(水) 14:15:55.99 ID:.1FusY.o<>ここまで
分量的にはもうアバドンの出現までいったが
これ以降のダレス戦は何度書いてみてもしっくりこない
鬱展開は自分には合わないのかな なんとか折り合いをつけてみるけど
それはそうと明日は世界樹Vの発売日である上に
アトラスのネットラジオ「アトラス・マニアクス」の放送日だ
ネトラジはともかく、世界樹の迷宮はSS作成の大きな障害になると思う
なると分かっていても買っちゃうし遊んじゃうけどな!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/03/31(水) 21:19:51.61 ID:.1FusY.o<>VIPには何回かローゼンSSを貼ることがあるけど
必ずとある固定ハンドルの人が荒らしにくるな
だがあの人はだめだ スレを荒らす覚悟が足りてない
本気で荒らすつもりなら投下量:荒らし=1:10くらいの割合で書き込んで
投下している人がげんなりするまでそのペースを維持しないとな
その人だけに限らず最近は根性入った荒らしが減ってきた気がする
もう一度でいいから激しい荒らしの中で作品を投下したい<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/04/02(金) 20:09:13.77 ID:azMLdaoo<>乙ー
なんだその願望ww<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/04/03(土) 22:08:53.51 ID:Wgxi/xI0<>乙<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/04/03(土) 22:18:52.76 ID:t0lmnXco<>くそー
今日は面白いローゼンスレがあったのに規制に巻き込まれただと……
乗っ取りで先を越されてしまったじゃないか
もっともあのSSはすごく面白いから
乗っ取らなくて正解だったが<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/04/03(土) 22:22:04.29 ID:t0lmnXco<>いつもは荒らしに好印象を持っている俺だが
こういう時ばかりは恨んじゃうぜ<>
◆7UaaDEATS.<>sage<>2010/04/12(月) 22:01:56.89 ID:t0fmn8Ao<>ハルヒ×真VのSSやってるな
今生活環境が変わってSS書き溜める余裕ないから
せめて参考にさせてもらう<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/04/19(月) 18:15:30.41 ID:3PNI.jY0<> <>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/04/24(土) 22:42:28.60 ID:rEW2aASO<>ベスは最高のヒロイン<>
管理人、Twitterを始める http://twitter.com/aramaki_vip2ch<>sage<>2010/04/25(日) 08:56:33.82 ID:ciiGJlYo<> 、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
/⌒` 三ミヽー-ヘ,
__,{ ;;,, ミミ i ´Z,
ゝ ''〃//,,, ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
_) 〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
>';;,, ノ丿川j !川|; :.`7ラ公 '>了 なにジョジョ?>>1がSSをまったく書いていない?
_く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;) ジョジョ それはこのスレだけ見てるからだよ
く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
):.:.:.:.:|.Y }: :! `二´/' ; |丶ニ ノノ 逆に考えるんだ
) :.: ト、リ: :!ヾ:、 丶 ; | ゙ イ:}
{ .:.: l {: : } ` ,.__(__,} /ノ 「vipでは単発SSを書いている」
ヽ ! `'゙! ,.,,.`三'゙、,_ /´
,/´{ ミ l /゙,:-…-…、 ) | と 考えるんだ
,r{ \ ミ \ `' '≡≡' " ノ
__ノ ヽ \ ヽ\ 彡 ,イ_
\ \ ヽ 丶. ノ!|ヽ`ヽ、
\ \ヽ `……´/ |l ト、 `'ー-、__
\ `'ー-、 // /:.:.} `'ー、_
`、\ /⌒ヽ /!:.:.|
`、 \ /ヽLf___ハ/ {
′ / ! ヽ
ttp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1272112485/<>
◆7UaaDEATS.<><>2010/04/29(木) 21:54:06.70 ID:lEBlRxUo<>ttp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1272537020/
SJの宣伝としてSS書いてみた
即席だから文章稚拙だけどいいよね!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/04/30(金) 01:19:07.29 ID:6kKXM2Eo<>あんただったのかww<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/07(金) 17:10:55.77 ID:jOBFmwko<>さて新しい住みかにもパソコンにも慣れたころだし
そろそろ単発SSだけじゃなくてこっちも進めようかな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/16(日) 11:32:27.58 ID:30MoIiwo<>やっぱ荒らしてほしいっていう考えは
一般的に考えれば迷惑だよな
SSを投稿者の自己満足と捉えるならおkってことになるけど
読み手主体で考えれば受け入れられないか
したらば借りて一人で引きこもって
荒らしと投稿者を一人二役すれば問題解決……してないな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/13(日) 23:27:19.85 ID:zs/RnwSO<>更新マダカナー<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/16(水) 19:16:48.84 ID:kuOLQe.o<>書き手のレスがないまま1ヶ月が経過したのでご案内
続ける意思がなくなった場合は以下のスレでHTML化依頼をお願いします
■ HTML化依頼スレ Part1
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1190564438/
続ける意思がある場合は2週間に1度ぐらいでいいので生存報告をよろしくお願いします
みんなで仲良く製作速報を使えるようになるべく放置スレを減らしましょう<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>age<>2010/06/27(日) 19:57:09.35 ID:L7D7Ypko<>支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/03(土) 13:08:27.97 ID:caN9BWgo<>案内から1週間レスがほとんどなかったので放置スレと判断してHTML依頼してきます
おつかれさまでした<>