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ルルーシュ「俺はまた全てを失った」
1 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 21:08:08.56 ID:SVvrJQAO
またつまらぬモノを立ててしまった…(´・ω・`)


前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4gep/1266904335/-20
前々スレ
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1266823790/
前々々スレ
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1266620131/
2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 21:11:36.35 ID:SVvrJQAO
――――俺は全てを失った――――




















ペンドラゴンにフレイヤが撃ち込まれた、あの日・・・
俺は何もかも失った・・・
たった一人の家族も・・・友達も・・・



















そして俺は・・・
3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 21:15:44.95 ID:SVvrJQAO
『あんっ……んっ……ああんっ!お兄様!激しすぎますっ!』

ルルーシュ「ナナリー・・・ナナリー・・・!」










波平「コラッ!留々夫!また朝っぱらからそんなモンを!」

ルルーシュ「・・・悪いか?」

波平「この・・・バカモンがあぁっ!!」

マスオ「まぁまぁ・・・お義父さん。留々夫君も若いんだから仕方ないですよ」

波平「毎日毎日・・・居候の分際で働きもせずそんなモンばかりやりおって・・・っ」

ルルーシュ「いいから早く行けよ、仕事」

波平「ワシに指図するなあっ!」

サザエ「ちょっと!父さん!怒鳴らないでよ!」

フネ「そうです。近所迷惑ですよ、あなた」

タラオ「留々夫おにいちゃん、それなんデスかぁ?」

ルルーシュ「エロゲーだよ」
4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 21:18:57.53 ID:SVvrJQAO
『八朔〜♪八朔〜♪嫦娥の八朔〜♪』


ルルーシュ「(――――山田・R・留々夫。それが俺の新たなる偽りの名だ)」

ルルーシュ「(あの爆発の中・・・奇跡的に生き延びた俺は行く当てもなく彷徨い、この町に辿り着いた・・・)」

ルルーシュ「(駅前で途方に暮れている所をこの家の長女・・・サザエに声を掛けられて現在に至る)」

サザエ「ごめんなさいね・・・留々夫君」

ルルーシュ「(職業は流浪の漫画家。取材の為、各地を旅しているという設定)」

サザエ「留々夫君が何してようがアンタには関係ないじゃない!」

ルルーシュ「(幸いにもこの町は少し前に騒動があったらしく、ほとんどゴーストタウンの状態になっている)」

ルルーシュ「(世界的に死んだと思われている俺にとって、身を隠すには絶好の場所だ)」

サザエ「留々夫君も気にしなくて良いからね?」

ルルーシュ「(そう・・・ルルーシュ・ランペルージは死んだのだ・・・)」
5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 21:22:03.72 ID:SVvrJQAO
サザエ「でも留々夫君・・・その・・・そんなに溜まってるの?」

ルルーシュ「・・・」

ルルーシュ「ご馳走様でした。部屋で創作活動するので、侵入って来ないで下さいね」

サザエ「ちょっと・・・留々夫君!」

ルルーシュ「(サザエは俺の肉体を狙っている・・・)」

ルルーシュ「(・・・思えば駅前で親身に俺の身の上を聞いてきたのも、そういう打算があったのだろう)」

ルルーシュ「(・・・でなければ、普通は俺のような素性の知れない男を家に招いたりしないはずだ)」

ルルーシュ「(最近は事ある事に熟れた、熱い視線を感じる・・・)」

ルルーシュ「(皆が出払い、家に二人きりの午前中に、サザエは俺とそういう関係になりたいのだろう・・・)」

ルルーシュ「(当然俺にその気は無い。毎日隙は見せないようにしているが・・・)」

ルルーシュ「(ここもそろそろ潮時か・・・)」
6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 21:26:52.73 ID:SVvrJQAO
ワカメ「留々夫さん!宿題教えて!」

ルルーシュ「・・・今は忙しい。自分でやれ」

ワカメ「えー、こないだもそう言ってたじゃない!」

ルルーシュ「・・・無理なモノは無理だ」

ワカメ「ぶぅー(`ε´)」プンプン

ルルーシュ「(うわ・・・)」

ワカメ「いいですよーだ!もう頼まないんだから!ふんっ!」プイッ

ルルーシュ「・・・」

カツオ「留々夫さん」

ルルーシュ「カツオか・・・何の用だ?」

カツオ「ヒドイなぁ!そんなに邪険しないでよ」

カツオ「それよりさ・・・何でワカメのお願い断ったの?」
7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 21:29:44.44 ID:SVvrJQAO
カツオ「留々夫さん・・・今エロゲーもやってないし、暇じゃない」

ルルーシュ「・・・」

カツオ「・・・もしかしてワカメと距離取ろうとしてる?」

カツオ「ワカメの何が不満なの?留々夫さんの大好きな妹キャラだよ?」

ルルーシュ「(おい・・・冗談だろ?)」

カツオ「そりゃワカメはまだ小学生だし、留々夫さんから見たら子供かもしれないけどさ。将来的には(ry」

カツオ「・・・僕さ、留々夫さんが僕等の家族になってくれたらいいなって思ってるんだ」

カツオ「答えは急がないよ。ただ・・・」

カツオ「もし、ワカメを傷つけたら・・・僕は留々夫さんを許さない」

ルルーシュ「(何言ってんだ?コイツ・・・)」

カツオ「だからワカメとも距離を取ったりしないでさ、いつも通り接してあげて欲しいんだ」

カツオ「話はそれだけ。おやすみ、留々夫さん」
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 21:32:18.37 ID:SVvrJQAO
タラオ「留々夫おにいちゃーん」

ルルーシュ「何だい?タラちゃん?」

タラオ「おじいちゃんたちがよんでるデスぅ」

ルルーシュ「・・・波平が?」

タラオ「ハイデスぅ」

ルルーシュ「(これは・・・いよいよ本格的に追い出すということか・・・)」

ルルーシュ「(まぁ色々問題も在るし・・・丁度良い頃合いだな・・・)」

ルルーシュ「分かった。すぐ行くと伝えてくれ」

タラオ「ハーイデスぅ!」

タラオ「留々夫おにいちゃん、おはなしおわったらあそんでくださいデスぅ!」

ルルーシュ「・・・あぁ」

ルルーシュ「(すまない・・・タラちゃん)」
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 21:34:51.09 ID:SVvrJQAO
波平「来たか・・・留々夫」

ルルーシュ「お前が来いって言ったんだろ?」

波平「そこに座りなさい」

ルルーシュ「・・・で?話とは何だ?まぁ予想はつくがな」

マスオ「本当かい!?話が早くて助かるよ!」


――――バサッ


ルルーシュ「ん?何だ?コレは?」

波平「タ○ンワークだ」

ルルーシュ「は?」
10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 21:38:23.53 ID:SVvrJQAO
波平「働かざる者食うべからず」

波平「今までは見逃してやったが、ウチで生活する以上、これからはちゃんと働いてもらうぞ」

ルルーシュ「ま、待て・・・何を言ってるんだ?」

マスオ「ナニって・・・君のアルバイトの話だよ。違うのかい?」

ルルーシュ「え・・・いや・・・」

マスオ「正直今の嫦娥町じゃ、アルバイトも中々無いんだけどね」

マスオ「僕の友達の所がこないだの事件で皆辞めちゃってさ。人手不足で困ってるらしいんだ」

マスオ「そこで君のことを話したら、是非連れて来て欲しいって言ってね」

ルルーシュ「(何故話した・・・と言うよりこの流れはマズイ・・・)」
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/26(金) 21:39:53.38 ID:hC3lpQQo
またお前かww 支援させてもらうぜ
12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 21:44:28.21 ID:SVvrJQAO
サザエ「ちょ、ちょっとマスオさん!」

マスオ「何だい?」

サザエ「留々夫君は毎日創作活動で忙しいの!アルバイトなんてしてる暇ないわ!」

波平「バカモン!!そんなモンは認められん!」

カツオ「何でそんなに必死なのさ?姉さん」

サザエ「べ、別に必死ってワケじゃ・・・」

ルルーシュ「・・・俺はアルバイトなんかする気は無い。もしこの家に居る条件が働くことなら、俺は家を出る」

サザエ「!!!」

マスオ「エェーッ!?出ていっちゃうのかい!?」

カツオ「そんな!留々夫さん!」

波平「ほう・・・そこまで働きたくないか・・・留々夫」
13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 21:48:57.86 ID:SVvrJQAO
波平「では望み通り出ていけッ!!」

ルルーシュ「そうさせてもらおうか。今まで世話になったな」

カツオ「ワカメが悲しむよ!留々夫さん!」

ルルーシュ「(これで問題は全てクリア。これ以上、こんな厄介な家に留まっていられるか)」

サザエ「ふざけるなッ!!」

マスオ「サ、サザエ!?」

サザエ「お前が出ていけッ!!」

波平「――――なっ!?」

ルルーシュ「えっ?」

波平「何でワシが出ていかんといかん!ワシはこの家の家長だぞ!」

カツオ「そうだよ!留々夫さんを追い出す位なら、父さんが出ていけばいいんだ!」

ルル・マスオ「エェーーーーーッ!!?」
14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 21:53:55.44 ID:SVvrJQAO
ワカメ「留々夫さんを追い出すとか有り得ないし!お父さんが出てけ!」

タラオ「でていけなのデス!」

ルル・マスオ「エェーーーーーッ!!?」

波平「タ、タラちゃんまで・・・」

波平「フ、フネ・・・」

フネ「・・・しばらく頭を冷やしてきたらどうです?」

ルル・マスオ「エェーーーーーッ!!?」

波平「マスオ君!」

マスオ「エェーーーッーー!!?」

波平「マ、マスオ君・・・」
15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 21:58:10.95 ID:SVvrJQAO
波平「ふざけるなッ!!ワシは三十年以上も家庭を守ってきたんだぞ!」

波平「そのワシが・・・ワシの価値が・・・昨日今日現れたばかりのこんな小僧よりも下だと言うのか!?」

サザエ「そうよ。私たちは父さんよりも留々夫君の方が大切なの」

ルルーシュ「ま、待ってくれ!気持ちは嬉しいですけど・・・流石にそれはヒドイでしょう!」

波平「留々夫・・・」

サザエ「留々夫君は黙ってて頂戴!これは私たち家族の問題なんだから!」

カツオ「消えろ!ハゲ野郎ッ!!」

波平「カツオォォ・・・貴様ァ・・・親に向かってその口の利き方は・・・っ」

ワカメ「凄んだって怖くないし!このハゲッ!」

タラオ「ハゲなのデス!おじいちゃんハゲなのデス!」

波平「タ、タラちゃん・・・」

波平「・・・フネ?」

フネ「当座の衣類とお金です。それでしばらくは生活出来るはずです」
16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 22:04:31.58 ID:SVvrJQAO
ルルーシュ「(長年連れ添い、自分を支えてきてくれたはずの妻のその一言が全てを決した)」

ルルーシュ「(波平の磯野家追放はその瞬間決定した)」

ルルーシュ「(三十年以上、家族を育て、守り抜いてきた男に対して、余りにも無慈悲な放逐だった・・・)」


『貴様等ァ・・・このままで済むと思うなよォォォッ!!!!』


ルルーシュ「(去り際に波平が俺たちに向けて放った、魂の咆哮・・・)」

ルルーシュ「(それが少し前にシュナイゼルに敗北し、フレイヤを撃ち込まれる直前の自分と重なって――――胸が熱くなった)」

ルルーシュ「(そうだ・・・このままでは終われない・・・シュナイゼルを叩き潰し・・・世界を手に入れ・・・そして・・・)」

ルルーシュ「(再びナナリーに会う為にも・・・俺はこのまま立ち止まることは許されない!)」
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 22:09:45.31 ID:SVvrJQAO
サザエ「おはよう!留々夫君!」

ルルーシュ「・・・おはようございます」

サザエ「今日の朝食は、留々夫君の好きな秋刀魚の味噌煮よ♪」

サザエ「・・・おかわりもあるから、ゆっくり食べてね」チラッ

ルルーシュ「!!!?」

ワカメ「むぅ(`ε´)」プンプン

マスオ「サザエ・・・僕のご飯が無いんだけど・・・」

サザエ「・・・あら。居たの?」

サザエ「そろそろ出ないと間に合わないんじゃない?」

マスオ「あ、あはは・・・そうだね・・・いってきます・・・」

サザエ「・・・」

ルルーシュ「マ、マスオさん・・・」
18 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 22:15:32.66 ID:SVvrJQAO
ルルーシュ「施錠完了・・・」ガチャ

ルルーシュ「(波平が居なくなってから、サザエの俺に対する態度は以前より明確なモノになっていた)」

ルルーシュ「(もはや邪魔者はいないと判断したのだろう。夫であるマスオさんの前でも構わず、俺を誘惑するようになった)」

ルルーシュ「(どう言いくるめたのかは知らないが、フネたちと共謀して今度はマスオを排除しようとしている)」

ルルーシュ「(波平を失った今、唯一の働き手であるマスオを除こうとするとは・・・何を考えているんだ・・・)」

ルルーシュ「(いや・・・恐らく性欲が先行して、そんな事すら考えられないのだろう・・・)」

サザエ「ちょっと!留々夫君!話があるから開けて頂戴!」バンバンバン

ルルーシュ「(とにかくヤりたい・・・今ヤツの頭にあるのはそれだけだ・・・)」


――――ドゴオオオォォォォンッッッ!!!!


ルルーシュ「!!?」ビクッ
19 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 22:20:36.45 ID:SVvrJQAO
ルルーシュ「な、なんとか凌いだな・・・」


――――prrrrrrrrrrrr


ルルーシュ「ん?」

ルルーシュ「ちっ・・・またワカメか・・・」pi

ルルーシュ「・・・もしもし」

ワカメ『ぐずっ・・・えっぐ・・・』

ルルーシュ「・・・どうした?」

ワカメ『分かん・・・ない・・・っ・・・急に・・・怖くなって・・・グズッ』

ワカメ『お願い・・・留々夫さん・・・たすけて・・・』

ルルーシュ「・・・悪い。今忙しいんだ。カツオに連絡するからアイツに・・・」

ワカメ『嫌ァッ!留々夫さんが来てくれないと死』pi


――――prrrrrrrrrrrr


ルルーシュ「もしもし。カツオか?」
20 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 22:26:46.48 ID:SVvrJQAO
『あむ……んちゅ、ぢゅる……ちぅ……ちぅ……
んちゅる……ず、ぢゅる……ちゅううっ……!』

『気持ち良いですか?お兄様……』



ルルーシュ「気持ち良いよ・・・ナナリー・・・」シュッシュッ

カツオ「留々夫さんッ!!」

ルルーシュ「ノック位しろ。何の用だ?」シュッシュッ

カツオ「どういうつもりだよ!ワカメのこと!」

ルルーシュ「何の話だ?」シュッシュッ

カツオ「何で行ってあげなかったんだよ!」

ルルーシュ「イク・・・?」

ルルーシュ「あぁ・・・忙しかったんだ」シュッシュッ

カツオ「忙しかったって・・・ふざけんなッ!!」

ルルーシュ「ちゃんとお前に連絡したんだからいいだろうが」シュッシュッ
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 22:34:29.66 ID:SVvrJQAO
カツオ「ワカメは留々夫さんに来て欲しかったんだよ!」

ルルーシュ「少し黙れ・・・ナナリー・・・ナナリー・・・」シュッシュッ

カツオ「ワカメ・・・もうすぐ死ぬ所だったんだぞ?!」

ルルーシュ「・・・もっと・・・先っぽの方を・・・」シュッシュッ

カツオ「留々夫さんに嫌われたからもう生きていけないって・・・」

ルルーシュ「あぁぁぁっ!そこイイッ!もうダメだ!射精るよ!ナナリィッ!!」シュッ!シュッ!シュッ!

カツオ「僕と中島と花沢さんの三人で説得して・・・ようやく思い留まってくれたけど・・・」

ルルーシュ「イクぅぅぅっ!!」ドピュッ!!

カツオ「何であの年齢であんなに追い詰められないとイケないんだ・・・っ」

ルルーシュ「飲んで!全部飲んで!」

カツオ「いい加減オナニーを中止しろよ!」
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 22:43:09.99 ID:SVvrJQAO
ルルーシュ「ふぅ・・・」

ルルーシュ「お口に射精しちゃった・・・ゴメン・・・」シュン

カツオ「誰に謝ってんだよ!出したのはティッシュだろ!」

ワカメ「・・・」

『もう……!射精しすぎです!お兄様!』

ルルーシュ「ごめんごめん」テレテレ

『全部受け止められなくて……ごめんなさい……』

ルルーシュ「気にするな」ヘラヘラ

ワカメ「こいつが・・・」

ワカメ「コイツガ悪インダ・・・」


――――バキィイィイィィィッッッ!!!!


ルルーシュ「あああぁぁぁぁああっ!!」

ワカメ「アヒャヒャヒャ!ルルヲサンヲタブラカスモノハ、スベテコロシテヤルッ!!」

ルルーシュ「テメェェェェェェェエエ!!!!」


――――ブゥオコオオオオオォォォォッッッ!!!!


ワカメ「ブヒィィィッ!?」

カツオ「ワカメッ!?」
23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 22:50:57.93 ID:SVvrJQAO
タラオ『留々夫おにいちゃーん』

ルルーシュ「タラちゃんか?何の用だ?一緒に遊んで欲しいのか?」

タラオ『あそんでほしいデスぅ!』

タラオ『でもそのまえに、ママたちがよんでるデスぅ!』

ルルーシュ「・・・サザエさんが?」

タラオ『ハイデスぅ!』

ルルーシュ「(昼間のことだな・・・部屋から出て来なかったことか・・・ワカメを殴ったことか・・・)」

ルルーシュ「(もしくは両方か・・・)」

ルルーシュ「ママたちの様子はどんな感じだった?」

タラオ『えーと・・・ちょっとこわかったデスぅ・・・』

ルルーシュ「(よし・・・この機に乗じて脱出する!)」

ルルーシュ「分かった。行こう」
24 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 22:54:16.76 ID:SVvrJQAO
ルルーシュ「何の用ですか?」

サザエ「留々夫君。あなた一体どういうつもりなの?」

ルルーシュ「は?」

フネ「聞けばワカメに暴力を振るったそうじゃありませんか」

ルルーシュ「ギロッ」

ワカメ「ビクッ」

ワカメ「それだけじゃないわ。最近は私が呼んでも無視して、部屋から出て来ないし・・・。留々夫君、あなた何を考えてるの?」

ルルーシュ「・・・」

フネ「留々夫さん。あなた、ご自分が居候だということを忘れていませんか?」

ルルーシュ「・・・だったら何だ?追い出しますか?」

フネ「まぁ・・・」

サザエ「ち、違うのよ!留々夫君。追い出すとかじゃなくて、何でそんなことをしたか、理由が知りたいの」
25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 22:58:32.01 ID:SVvrJQAO
ルルーシュ「ワカメは俺のPCとエロゲーを破壊した。だから殴った。それだけだ」

カツオ「それは留々夫さんがワカメに冷たくするから!」

サザエ「・・・でも殴ることないんじゃない?パソコンもゲームもちゃんと弁償するし、相手はまだ小学生の子供なのよ?」

ルルーシュ「どちらも俺の自作だ。忙しい合間を縫って、二年以上掛けて制作したんだ」

ルルーシュ「毎日ナナリーに逢える至福の時間だったんだ・・・。今の俺にとって命の次に大切なモノ・・・」

ルルーシュ「それを・・・コイツは奪ったんだぁっ!!」

サザエ「ご、ごめんなさい!留々夫君!謝るから落ち着いて・・・ワカメ!アンタからもちゃんと謝りなさいッ!」

ワカメ「ごめんなさい!ごめんなさい!謝るから許して!嫌いにならないで!」

ルルーシュ「もう遅い・・・」
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 23:03:01.66 ID:SVvrJQAO
ルルーシュ「俺はこの家を出ていく」

カツオ「留々夫さん!」

ワカメ「イヤァァァァアアッ!!」

サザエ「ま、待って!留々夫君!マスオさん!マスオさんからも何か言ってよッ!!」

マスオ「あ・・・うん・・・」

ルルーシュ「(バカが・・・言えるわけないだろうが・・・)」

ルルーシュ「それでは皆さん、ごきげんよう」

フネ「・・・待って下さい」

ルルーシュ「何です?」

フネ「出ていくと言うなら止めませんが・・・今までの滞在費を支払ってからにしてもらいましょうか」

ルルーシュ「なにっ!!?」
27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 23:06:52.31 ID:SVvrJQAO
サザエ「滞在費・・・そうよ!滞在費よっ!!」

フネ「締めて百万円といった所でしょうか」

ルルーシュ「ひゃ、百万だと!?ふざけるなァッ!!」

サザエ「払えないなら裁判所に行くわよ?まぁアンタが出ていこうとすれば、の話だけど」

ルルーシュ「そんな話は聞いていないッ!!」

サザエ「あら?ちゃんと皆の前で話したわよ?ねぇ?」

カツオ「僕も聞いたよ。留々夫さん、忘れたの?」ニヤニヤ

ワカメ「ボケるの早すぎだから」ニヤニヤ

サザエ「マスオさんも聞いたわよね?」

マスオ「え・・・あの・・・」

サザエ「・・・」ギロッ

マスオ「僕も・・・聞いたよ・・・」

サザエ「ホラァ♪」

ルルーシュ「貴様ァ・・・そんなに俺と寝たいのかッ!!」

サザエ「・・・それは自分で考えなさい」
28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 23:16:47.65 ID:SVvrJQAO
ルルーシュ「(アイツ等・・・ふざけるなよ!)」

ルルーシュ「(もういい!こうなったら隠密に出奔する・・・)」ソローリ

サザエ「何処に行くつもり?」

ルルーシュ「!!?」

サザエ「こんな深夜にお散歩かしら?」

ルルーシュ「クソッ!!」

サザエ「逃がさないわよ♪」



ルルーシュ「(玄関を含め、一階は閉鎖された・・・ならば)」

ルルーシュ「(二階の部屋から外へ脱出する!)」ガタッ

ルルーシュ「!!!」

ワカメ「ニタァァァ・・・」

ルルーシュ「う・・・うわあああああぁぁぁっ!!」バタンッ!

ルルーシュ「ハァ・・・ハァ・・・」


――――コンコン


ルルーシュ「ビクッ!」

サザエ『解ってもらえたかしら?あなたにもう逃げ場はないわ』

サザエ『クスクス・・・怖い?』

サザエ『その恐怖から解放される方法は・・・分かるでしょ?あとはあなた次第よ』

サザエ『うふふ・・・アハハハハハハハハハハハ!!』

ルルーシュ「ナナリー・・・ナナリー・・・」ブルブル
29 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 23:21:21.79 ID:SVvrJQAO
ルルーシュ「・・・」

フネ「おはようございます。留々夫さん。今朝は随分早いのですね」

ルルーシュ「・・・お前の目的は何だ!?何故俺をこの家に縛りつける?!」

フネ「子供たちの為ですよ。子供たちはあなたのことを気に入っていますからね」

ルルーシュ「・・・違うな。お前はそんな理屈で動く人間じゃない」

ルルーシュ「お前からは邪悪で・・・禍々しいモノを感じる・・・」

フネ「・・・」

フネ「・・・あえて言うなら趣味でしょうか」

ルルーシュ「趣味だと?」

フネ「人を不幸にしたい・・・人の絶望に染まった表情を見てみたい・・・」

フネ「波平のカオを見ましたか?長年苦楽を共にした妻にあっさり見限られた時の、あの絶望に満ちた表情・・・最高でした・・・」ウットリ

ルルーシュ「お前は・・・人間じゃない・・・」

フネ「フフフ・・・あなたも何か目的があってこの家を出ようとしたんでしょう?」

フネ「その目的も果たせず、この家で一生サザエやワカメの性奴隷として生きるしかない運命を受け入れた時・・・あなたはどんなカオを見せてくれるでしょうか?」

フネ「私はただ、それが見たいだけなのですよ、留々夫さん」ニタァ
30 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 23:26:00.07 ID:SVvrJQAO
ルルーシュ「(時間が無い・・・)」

ルルーシュ「(このままでは遠からず俺はサザエに捕食される。この家に俺の味方は存在しない)」

ルルーシュ「(いいだろう・・・フネ。お前が俺を絶望に染めたいというなら、染めてみせろ)」

ルルーシュ「(だが・・・貴様の標的はこのルルーシュ・ランペルージだということを忘れるなよ)」

ルルーシュ「(フネ・・・お前に真の絶望を教えてやる・・・)」
31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 23:29:43.59 ID:SVvrJQAO
ルルーシュ「ワカメ・・・居るか?」

ワカメ「留々夫さん?」

カツオ「何の用だ?また殴るつもりか?」

ルルーシュ「デートしよう」

ワカメ「えっ?」

カツオ「なっ!?」

ルルーシュ「・・・ダメか?」

ワカメ「う、ううん!ダメじゃないよ!」

カツオ「(どういうつもりだ・・・)」

ルルーシュ「この前はごめんな、ワカメ・・・痛かっただろう?」スッ

ワカメ「!!!」

ルルーシュ「もうしないから」ナデナデ

ワカメ「留々夫さん・・・////」

カツオ「(何で急に優しく・・・)」
32 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 23:34:36.74 ID:SVvrJQAO
フネ「留々夫さんとはいつ性交渉する気?」

サザエ「い・ま・か・ら♪もう我慢も限界なんだから・・・。あれだけ脅したんだもの。抵抗はしないはずよ」

マスオ「ねぇ・・・サザエ・・・やっぱりやめよう。間違ってるよ・・・こんなの・・・」

サザエ「見るに耐えないなら消えていいのよ?その時はあなたとも終わりだけど」

マスオ「・・・」

フネ「早く見たいわぁ・・・あのキレイなカオが絶望に歪む所を・・・」ウットリ

サザエ「母さんも本当に好きよねぇ・・・」










ワカメ「ふーん・・・やっぱりお姉ちゃんも留々夫さんを狙ってたんだ」
33 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 23:40:56.02 ID:SVvrJQAO
カツオ「ワカメ!何処行ってたんだ!心配・・・」


――――ザクッ


カツオ「え・・・」

マスオ「エェーーーーーッ!!?」

カツオ「ワカメ・・・どう・・・して・・・」バタッ

ワカメ「邪魔なのよ」

サザエ「キャアアアアァァッ!!カッツオォォオオォォッ!!」

フネ「こ、これは・・・一体・・・」

ワカメ「安心して。お姉ちゃんたちもすぐに同じ所に送ってあげるから・・・」

マスオ「う、うわああああぁぁっ!!助けてくれぇぇぇ!!」


――――ザクッ


マスオ「え・・・」

マスオ「エェーーーーーッ!!?」
34 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 23:45:47.13 ID:SVvrJQAO
サザエ「ワ、ワカメ!アンタ何殺ってんのよッ!!」

ワカメ「うん?塵掃除だよ?」

フネ「ナイフを棄てなさい!ワカメ!」

ワカメ「お姉ちゃんが悪いんだよ?留々夫さんを誘惑したりするから・・・」

ワカメ「留々夫さんの家族は私だけでいい・・・」










ワカメ『お姉ちゃんたちを殺す・・・?』

ルルーシュ『そうだ。サザエは俺の肉体を狙い、フネたちは俺の命を狙っている』

ルルーシュ『ヤツ等が存在する限り、俺たちが幸せになることはない。だから、殺れ』

ワカメ『で、でも・・・』

ルルーシュ『・・・頼むよ、ワカメ。このままでは俺は犯され、殺されてしまう。俺にはお前しかいないんだよ』

ワカメ『・・・うん。分かった。私が留々夫さんを守る!』

ルルーシュ『ありがとう、ワカメ。アイシテル』










ワカメ「そう・・・留々夫さんは私が守るんだァァァァッ!!」
35 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 23:50:59.16 ID:SVvrJQAO
――――ザシュゥゥゥゥッ!!


サザエ「ア・・・」グリン

サザエ「・・・」ガクッ

フネ「お、おぉ・・・」

ワカメ「ふん・・・淫売が・・・」

ルルーシュ「よく殺った・・・ワカメ」

フネ「!!!?」

ワカメ「留々夫さん!」パァッ

フネ「る、留々夫・・・やはりあなたが・・・」

ルルーシュ「ナイフを貸してくれるか?」

ワカメ「はい!」

ワカメ「あとはお母さんだけだ・・・ね・・・?」


――――ドスッ


フネ「ワカメェッ!!」

ワカメ「留々夫・・・さん・・・なん・・・で・・・」

ルルーシュ「ご苦労様」

ワカメ「私のこと・・・愛してるって・・・」

ルルーシュ「愛してる?俺が愛してるのはナナリーだ。お前じゃない」

ワカメ「そん・・・な・・・私は・・・留々夫さんのこと・・・」

ルルーシュ「いい加減、逝け」


――――ザシュゥゥゥゥッ!!


ワカメ「アギャアアアアアァァァァッ!!」

フネ「ワッカメェェェェェエエ!!」
36 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/26(金) 23:55:37.70 ID:SVvrJQAO
カツオ・マスオ「・・・」

サザエ・ワカメ「・・・」

ルルーシュ「ククク・・・」

フネ「ヒッ・・・!」

ルルーシュ「どうした?フネ?このルルーシュ・ランペルージを、絶望させてくれるのではなかったのか?」

フネ「ル、ルルーシュ・・・?」

ルルーシュ「俺の本名だよ。ククク・・・そんなことより鏡を見てみろ」

ルルーシュ「今のお前のカオ・・・絶望だぞ?」

フネ「!!?」

ルルーシュ「良かったじゃないか。最期に自分の絶望で人生の幕を飾れて」

フネ「う・・・」

フネ「うわあああああああああ!!」ドンッ

ルルーシュ「ぐぅわぁっ!!」


――――カラン


フネ「!!!」ガシッ

ルルーシュ「!! し、しまった!ナイフを!」

フネ「ゼェー・・・ゼェー・・・」

フネ「ハァ・・・ハァ・・・」

フネ「・・・」

フネ「フゥー・・・」
37 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 00:01:42.78 ID:.q83bUAO
フネ「神様っているんですねぇ・・・」

ルルーシュ「くっ、クソがァァッ!!」

フネ「おやおや・・・」

フネ「やはり絶望するのは、あなたの方でしたね。留々夫さん・・・いや、ルルーシュさんでしたか?」

ルルーシュ「よ、よせ!」

フネ「ふふふ・・・声が裏返ってますよ。怖いですか?」

ルルーシュ「やめろっ!」

フネ「そう!そのカオです!」

ルルーシュ「や、やめてくれ・・・」

フネ「絶望に染まりきったそのカオッ!良いですよッ!もっと魅せて下さいッ!!」

ルルーシュ「やめろォォオオォォオオォォォォッ!!」

フネ「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャッ!!」

フネ「――――死ね」
38 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 00:23:24.37 ID:.q83bUAO
――――パァァァァン!!


フネ「え・・・?」

ルルーシュ「なーんちゃって!」

フネ「ウギャアアアアァァァッ!!」

ルルーシュ「切札は最後まで取っておくモノだよ」

フネ「ウギャアアアアァァァッ!!」

ルルーシュ「ナイフだけだと思ったか?残念だったな」

フネ「ウギャアアアアァァァッ!!」

ルルーシュ「静かにしろ」パンッ!

フネ「ヒィィィィぐぅぅぅぅっ!!?」

ルルーシュ「アハハハハハハハハ!!さようなら・・・磯野フネ」

フネ「フ゛ゥ゛ー・・・フ゛ゥ゛ー・・・」

フネ「地獄に堕ちろォォォッ!!童貞野郎ォォォッ!!」


――――パァァァァン!!


ルルーシュ「お前がな」
39 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 00:28:07.06 ID:.q83bUAO
タラオ「うわぁぁぁぁぁん!!」

ルルーシュ「!! タラちゃんか・・・」

タラオ「パパ!ママ!」

タラオ「カツオおにいちゃん!ワカメおねえちゃん!」

タラオ「おきてくださいデスぅ!」

ルルーシュ「(どうする・・・)」

タラオ「留々夫おにいちゃん・・・パパたちがおきないデスぅ・・・」

ルルーシュ「・・・あぁ。サザエたちは俺が殺した」

タラオ「え・・・」

タラオ「ころした・・・?留々夫おにいちゃんがパパたちを・・・?」

ルルーシュ「そうだ」

ルルーシュ「(やはりタラちゃんに罪は無い・・・)」
40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 00:34:17.81 ID:.q83bUAO
タラオ「まってくださいデスぅ!」

タラオ「なんで・・・どうしてパパたちを・・・」

ルルーシュ「己の器をはかるためだ」

タラオ「そんなことのために・・・パパたちを・・・」

ルルーシュ「タラオ・・・お前は俺の器を確かめる為の相手になる。そういう可能性を秘めている。だから生かしてやる」

ルルーシュ「愚かなるタラオよ・・・この俺を殺したくば、恨め!憎め!そして醜く生き延びるがいい・・・生きて・・・生きて・・・生にしがみつくがいい」

タラオ「うわぁぁぁぁぁん!!」

タラオ「ゆるさないデス!ゆるさないデス!ぼくは留々夫おにいちゃんをゆるさないデス!!」

タラオ「いつかかならず留々夫おにいちゃんをころすデス!パパたちのかたきをとるデス!」

ルルーシュ「(タラちゃん・・・強く生きてくれ・・・)」

タラオ「ぜったいにゆるさないデスぅぅぅぅぅぅ!!!!」
41 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 00:40:52.37 ID:.q83bUAO
ルルーシュ「(今日でこの嫦娥ともお別れか。まぁほとんど外には出なかったが・・・)」

ルルーシュ「(通報される前に立ち去った方がいいな・・・)」

ルルーシュ「ん?あれは・・・」

ルルーシュ「波平・・・?」

波平「留々夫・・・か?」

ルルーシュ「こんなところで何をしている?」

波平「何も・・・」

ルルーシュ「・・・仕事は?」

波平「クビになったよ」

波平「今は今夜の寝床を探していた所だ。ワシも完全に路上生活者だ。ハハハ・・・」

ルルーシュ「(これも・・・磯野家が生んだ悲劇・・・)」

波平「それよりお前こそ何をしておる?お前がウチから出るなんて珍しいじゃないか」

ルルーシュ「・・・あぁ」
42 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 00:48:06.09 ID:.q83bUAO
波平「・・・そうか」

ルルーシュ「すまない・・・」

波平「いや・・・いい・・・ワシも火をつけようと思っていた所だった・・・」

波平「フネの本性だが・・・実は知っていた。アレは若い頃から他人の不幸を最高の愉悦と考える所があった。親族に不幸があると、皆が沈んでいる中、一人だけ嬉しそうにハシャいでな・・・。ワシはそれを知っていたが・・・それでもフネを愛していた・・・」

ルルーシュ「・・・すまない」

波平「いいのだ・・・それより、礼を言わんといかんな。タラちゃんだけでも助けてもらった」

ルルーシュ「タラちゃんに罪は無い」

波平「ありがとう・・・留々夫。いや、ルルーシュだったか・・・」

ルルーシュ「波平・・・俺と共に来い」

ルルーシュ「俺は世界を壊し、世界を創る」

ルルーシュ「お前にも、もう失うモノは何も無いはずだ・・・。共に新世界の神になろう」

波平「・・・どうやらこの出会いは必然だったようだな」

波平「この磯野波平・・・死ぬ前にもう一華咲かせてみるか!」
43 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 00:53:37.91 ID:.q83bUAO
――――そう・・・間違っていたのは俺じゃない!世界の方だ!















世界は変わる・・・変えられる・・・















ブシドー「お待ちしておりました、ゼロ様。どうか我等にご命令を」

ルルーシュ「いいだろう!何故ならば、私はゼロ!世界を壊し!世界を創造する男だ!!」
44 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 00:57:56.20 ID:.q83bUAO
ナナリー「旅行・・・ですか?」

神楽耶「はい!いきましょう!」

ナナリー「でも・・・」

神楽耶「あら?何か不都合がありますの?」

ミシェル「行ってくりゃいいじゃねぇか」

ナナリー「・・・」

ミシェル「・・・ルルーシュのことか?」

ナナリー「はい・・・」

ミシェル「・・・確かにルルーシュのことは残念だったけどさ、いつまでも悲しんでたって仕方ないだろ?」

ミシェル「アイツだってきっとナナリーには笑顔でいて欲しいはずだぜ」

ナナリー「お兄様・・・」

神楽耶「そうですわ!ゼロ様の為にもナナリーさんには笑顔でいていただかなくては!」

スザク「やあ!ナナリー!話は聞かせてもらったよ!僕もナナリーには笑顔でいて欲しいよ!」

スザク「ところで旅行に行くんだって?良いね!僕も一緒に行くよ!」
45 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 01:04:13.37 ID:.q83bUAO
神楽耶「貴方は呼んでいませんわ・・・ウザク」

スザク「ははは!そんなこと言わないでさ!皆で楽しくやろうよ!良いよね!ナナリー!」

ナナリー「え・・・あの・・・」

ミシェル「・・・嫌ならちゃんと断ったほうがいいぜ。せっかくの旅行なんだ。いい思い出にしたいだろ?」

ナナリー「・・・スザクさん」

スザク「何だい!」

ナナリー「ごめんなさい・・・」

スザク「え・・・どういうこと?ナナリー・・・」

神楽耶「そういうことですわ。残念ですが、今回はわたくしとナナリーさんだけで行きますので。殿方はご遠慮下さい」

スザク「嘘だ!また僕だけ仲間外れにする気だろ!」

ナナリー「ス、スザクさん・・・」

ミシェル「オイオイ・・・男らしくねぇぞ?女の子だけで楽しみたいって言ってんだから、素直に諦めろよ」

スザク「うるさい!そうやって皆で僕だけ仲間外れにして・・・」

ナナリー「ち、違います!スザクさん!」

スザク「オマエ等なんか大嫌いだッ!!」

ナナリー「スザクさん!」

神楽耶「・・・放っておきましょう。無理矢理着いてこられても困りますし・・・あの様子でしたら、流石のウザクも諦めたはずですわ」
46 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 01:09:40.63 ID:.q83bUAO
神楽耶「それでは行って参りますの!」

ナナリー「すみません・・・私たちだけ・・・」

C.C.「気にするな。楽しんでこいよ!」

アーニャ「何処にいくの?」

ナナリー「いえ、特には決まってないんですけど・・・」

神楽耶「気の向くままにさすらいますの!」

アーニャ「そう・・・。気をつけてね、ナナリー」

ナナリー「はい!」

C.C.「スザク・・・」

スザク「・・・」

神楽耶「ま、まさか!着いてくる気ですの!?」

ナナリー「ス、スザクさん・・・」

スザク「昨日はごめんね・・・ナナリー」

神楽耶「えっ?」

スザク「ついカッとなっちゃって・・・反省してるよ」

ナナリー「い、いえ・・・」

スザク「二人とも、楽しんできてね!」

ナナリー「スザクさん・・・」

神楽耶「ウザク・・・うぅ」

ナナリー「はい!いってきます!」
47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 01:20:05.58 ID:.q83bUAO
(´・ω・`)ん?……んン?

何書いてるんでしょう?私は?
ラブコメのはずが何故こんなことに…?

すみません!明日からちゃんとラブに持っていきますので、まだ見限りらないで下さい(´;ω;`)

皆さんの反応に怯えつつ、今夜は寝ます…。
去らば。
48 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/27(土) 01:45:00.56 ID:oixw9A.o
いろんな作品が混じりまくってカオスになってる

が、一つだけ分かることがある




タラちゃんにルルは間違いなく殺される
49 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/27(土) 03:39:58.04 ID:aQhCJ4wo
面白いせいでラブコメじゃないことに漸く気づいた
50 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/27(土) 03:40:38.47 ID:WySzEcMo
カオスだな 面白いから許す 
51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/27(土) 03:44:57.64 ID:xQ2i.sYo
眠タソを期待してたのに・・・orz
明日はねむる出してくれ・・・!
出してくれなくても期待してるから頑張れ!
52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/27(土) 10:59:20.18 ID:kqnh2Ro0
面白い面白くない以前に発想力がwwwwwwwwww
俺は面白いと思うから頑張れ















五十鈴たんの出番待ってる
53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 22:01:11.92 ID:.q83bUAO
…皆さんの温かい反応に濡れた(´;ω;`)

ありがとうございます!頑張ります!眠ちゃんカワイイです!
54 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 22:02:24.99 ID:.q83bUAO
ルルーシュ「いらっしゃいませ」

一誠「やぁ。ルルーシュ君」

ルルーシュ「・・・一誠さんでしたか。今日もいつものですか?」

一誠「うん。よろしく」

ルルーシュ「八朔アイスを五つ」

波平「うい!」

一誠「・・・波平さん。ご家族のこと、残念でした」

波平「ハハハ!なぁに・・・」

一誠「僕も悔しいですよ。サザエさんには昔から可愛がってもらいましたから。カツオ君たちとも、もう一度遊びたかったな・・・」

一誠「でも良かったですよ!波平さんだけでも生き残ってくれて」

波平「たまたま家を出ていてな。命を拾ったわ」

一誠「早く犯人が捕まると良いですね・・・」

ルルーシュ「どうぞ」

一誠「ありがとう」
55 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 22:30:30.28 ID:.q83bUAO
ルルーシュ「・・・しかし、こんな白昼堂々歩き回っていて大丈夫なんですか?確か一誠さんも死んだことになってるんでしょう?」

ルルーシュ「生きていると知られたら、連行されるって言ってませんでしたか?そんなリスクを犯してまで、わざわざアイスを・・・」

一誠「それはもちろん、君に会いたいからだよ?ルルーシュ君」

ルルーシュ「・・・」

一誠「はは。そんなに引かないでよ。もちろん冗談だよ?」

一誠「そう・・・冗談だ・・・」

一誠「潜伏していると、どうしても気が塞いじゃってね。君と話していると心が安らぐんだ・・・」

ルルーシュ「・・・」

一誠「ルルーシュ君・・・」

ルルーシュ「・・・何ですか?」

一誠「 や ら な い か ? 」

ルルーシュ「やりません」

一誠「冗談だってば!君はすぐ本気にするね!」

一誠「全くぅ・・・っ」
56 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 22:38:16.07 ID:.q83bUAO
一誠「今日は何時に仕事上がる?」

ルルーシュ「・・・それを聞いてどうする気だ?」

眠「・・・カツ丼を一つ」

ルルーシュ「は?」

眠「ですからカツ丼を・・・」

一誠「お嬢さん。ここはアイスクリーム屋さんだ・・・」

ルルーシュ「どうしたんです?」

一誠「あ」

眠「貴方は・・・」

一誠「うおおおおおぉぉぉっ!!!!」ダッ

ルルーシュ「一誠さん!?」

眠「逃がしません!」


【山狗部隊に取り囲まれる一誠さん!】


一誠「くそっ・・・しまった・・・」
57 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 22:46:56.42 ID:.q83bUAO
波平「カツ丼上がったぞ・・・一誠君ッ!!」

波平「貴様等ァ!一誠君を離さんかァッ!!」

眠「・・・連れていきなさい」

一誠「離せぇぇぇぇぇ!!!!」

ルルーシュ「待て。一誠さんを放してもらおうか」

山狗「何だ!お前は!」

ルルーシュ「ルルーシュ・ランペルージ・・・探偵さ」

波平「えっ?」

一誠「ルルーシュ君!」

眠「アイス屋さんではないのですか!!?」

山狗「如何致しますか?ウサエル様・・・彼は落人のようですが・・・」

ルルーシュ「動くなァッ!!」

眠「!」

ルルーシュ「・・・貴様等の体に爆弾を仕掛けた。動いた瞬間、爆発する」

眠「!!」

山狗たち「!!!!!!」

一誠「!!!!!!!!!!!」
58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 22:55:06.01 ID:.q83bUAO
山狗たち「ウサエル様!」

眠「ハ、ハッタリです!彼は探偵です!そんな真似は出来ません!」

山狗たち「た、確かに!」

ルルーシュ「違うな・・・間違っているぞ!!ウサエル!」

ルルーシュ「俺はボマーだ」

眠「!!!?」

山狗たち「な、何だって!?」

ルルーシュ「(動揺してるな・・・バカめ!心理戦で俺に勝てるわけないだろうが)」

ルルーシュ「一誠さん・・・今の内に・・・」

一誠「ありがとう!助かったよ!」スタコラー

ルルーシュ「ククク・・・では我々も失礼させてもらうよ」

眠「待って下さい!爆弾を・・・」

ルルーシュ「さらばだ・・・ウサエル」
59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 23:00:53.79 ID:.q83bUAO
五十鈴「はっさく〜♪はっさく〜♪」

五十鈴「あっ、眠ちゃんだ!眠ちゃーん!」

眠「摘花さんっ!?来てはいけませんっ!ここには爆弾がっ!」

五十鈴「爆弾?なにそれ?」















五十鈴「・・・眠ちゃん。ソレ・・・嘘だと思うよ・・・」

眠「嘘なのですか!!?」

五十鈴「うん・・・ボマーとか現実にいるワケないし・・・」

眠「そ、そうなのですか?」

五十鈴「・・・で、でもさ!何にも知らない眠ちゃんを騙すなんて、ボク許せないよ!」

五十鈴「それ、どんな人だったの?」
60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 23:07:10.84 ID:.q83bUAO
眠「え、えぇと・・・背が高くて、黒髪で、顔は賢木さんに似ていました」

眠「名前は確か、フルーチェ・ランバルなんとか・・・探偵だと言っていました」

五十鈴「その人って、この町の人なの?」

眠「いえ、違うと思います。見たことない方でした」

五十鈴「・・・怪しいね。もしかしたらまた、賢木さんみたいなヤツかもしれないよ」

眠「!! ヤ、ヤバイじゃないですかっ!」

五十鈴「落ち着いて、眠ちゃん。そいつの居場所に心当たりはない?」

眠「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ありません」

五十鈴「うーん・・・そっかぁ・・・まぁボクの方でも、今の特徴を手がかりにして探してみるよ!」

眠「・・・お願いします。私も配下の皆さんを使って、町中を捜索します!」

五十鈴「それじゃあ、バイバイ!」

眠「はい。さようなら」

眠「・・・摘花さんに伝えないといけないことがあった気がするのですが・・・」

眠「何でしたっけ?」
61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 23:15:08.31 ID:.q83bUAO
「「「カンパーーーイ!!」」」


一誠「いやぁ・・・本当に危なかった!ルルーシュ君のお陰だよ!本当にありがとう!」

ルルーシュ「・・・ウサエルの敗因はボマーの存在を知っていた。それだけのこと」

一誠「君は天才だよ!あの状況でそこまで計算出来るなんて!」

波平「流石ルルーシュ!お前なら世界を支配出来るッ!!」

ルルーシュ「フッ・・・当然だ」

ブシドー「オイオイ!ヒドくね?俺抜きで先に始めんなよ」

ルルーシュ「おせーよ」

波平「バカモン!!今まで何処をほっつき歩いていた!コッチはさっきまで大変だったんだからなッ!!」

ブシドー「何かあったの?」

一誠「僕が連れていかれそうになっちゃったんだけど、ルルーシュ君が俺はボマーだって言ってね!」

ブシドー「マジかよ!チクショウ!俺も暴れたかったぜ!」
62 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/27(土) 23:16:50.63 ID:kqnh2Ro0
五十鈴たんキター
63 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 23:22:19.86 ID:.q83bUAO
五十鈴「あーーーーーーっ!!!!」

五十鈴「フルーチェ・ランバルッ!!」

一誠「い、五十鈴っ!?」

ルルーシュ「何?フルーチェ?俺のこと?」

五十鈴「君が眠ちゃんの言ってた、フルーチェだね!」

一誠「ちょっと貸してくれ!」ガシッ

ブシドー「オイ!バカ!てめ・・・やめろっ!」

ルルーシュ「俺はルルーシュだよ」

五十鈴「あ、あれ?フルーチェじゃなくて?」

ルルーシュ「うん」

五十鈴「え、えーと・・・探偵さん?」

ルルーシュ「いや、アイス屋でバイトをしている」

五十鈴「オカシイなぁ・・・全部特徴に当てはまるのに・・・」

ブシドー「・・・何やら知りませんが、人違いの様ですね。分かったら帰りなさい」

五十鈴「う、うん。ごめんね・・・」
64 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/27(土) 23:23:09.81 ID:aQhCJ4wo
眠ちゃんはハンター読んでたのか…
65 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 23:30:46.15 ID:.q83bUAO
ルルーシュ「待て。人捜しか?俺たちで良かったら、力になるよ」

五十鈴「えっ?で、でも悪いよ・・・」

ルルーシュ「気にするな!困った時は助け合わないとな!」

アルト「そうだぜ!俺たちに相談してみな!」

波平「パンツ見せて下さい」

五十鈴「あ、ありがとう!」

ブシドー「おい、ルルーシュ君・・・」

ルルーシュ「で?どんなヤツだ?そのフルーチェとかいうのは」
66 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/27(土) 23:38:18.46 ID:.q83bUAO
ルルーシュ「俺に似ている?」

五十鈴「うん!背が高くて、黒髪で、賢木さんに似てて、探偵をやってるって・・・」

ルルーシュ「その賢木とかいうヤツは知らんが、前の二つはまぁ・・・当てはまるな」

アルト「つーか、それだけなら他にもいそうだな」

五十鈴「早く見つけないと町が大変なことになっちゃうよ!」

ルルーシュ「・・・どういう意味だ?」

五十鈴「フルーチェは町を沈めようとしてるかもしれないんだよ!」

ルルーシュ「何だと!?」

五十鈴「ボクの予想なんだけど、間違いないと思う・・・そいつは眠ちゃんに・・・ボクの友達にもヒドイことしたし・・・」

ルルーシュ「クズめ・・・」

波平「この町の住人はまだ先の事件から立ち直っていないのだぞ!それを・・・何てヤツだッ!!」

ルルーシュ「よし!俺たちで何としてもフルーチェを止めるぞ!!」

アルト「ッシャーーー!!ぶっ潰してやる!!」

ブシドー「策はあるのかい?ルルーシュ君」

ルルーシュ「黒髪で背の高い男を見つけたら、片っ端から尋問する!」

波平「なるほど・・・流石だ!」

ルルーシュ「時間が無い。俺たちの手でこの嫦娥を守るんだ!」
67 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/28(日) 00:03:05.41 ID:BbZNdzgo
ヒャッホウ 支援
68 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/28(日) 02:15:12.68 ID:opgyYg.o
>>波平「なるほど・・・流石だ!」

お前の脳みそが流石だよwwwwwwwwwwww
69 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/28(日) 17:10:54.79 ID:Nsld6IAO
久しぶりに来たら…
なんだこれは…つかおおかみかくしにひぐらしが混ざってる…
山狗て…
70 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/28(日) 18:34:19.81 ID:oVyapG2o
なんかgdgdになってきてるというか・・・最近の作品混ぜると厨二漫画臭くなるからイヤだったんだよ
サザエあたりまでは良かったんだが
71 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/03/28(日) 18:59:41.47 ID:D0EZ0.AO
もう一回修正して書き溜めてきます…(´;ω;`)

>>69
確かアニメで山狗の制服を着てたので、そう表記してみたんですが…
そこは混ぜちゃいけなかったのかもしれない…

SSって難しいです…
72 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/28(日) 19:12:28.53 ID:p.5FjBAo
なぁに混ぜるくらい問題ない
…れいななってだけで一見のひぐらしっぽさが半端じゃないのがなぁ
73 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/29(月) 00:22:56.01 ID:ze.O2sAO
カオスすぎて笑っちまったよwwwwww
おもしろいおもしろいww
74 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/29(月) 07:58:00.30 ID:cjwAc.AO
>>72>>73
ありがとうございます…。

そして>>70のお陰で目が覚めた…
クロスもやり過ぎると萎える…。
力量不足を隠す為に他キャラを引っ張りまくってきましたが…

今こそ、今までの自分を捨て、新たなる自分を獲得する時(´・ω・`)

二、三日お時間下さい。
一から作り直してやんよ(´・ω・`)
75 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/29(月) 16:33:30.17 ID:xVRYsss0
ルルーシュはまた全て失うのかwwwwww
76 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/29(月) 21:04:34.66 ID:Wf3LTcAO
どんな能力でもいいからやっぱりルルーシュにはギアス必要だと思うのは俺だけかね?
フレイヤの爆発から奇跡的に助かったのもその能力のおかげとか・・・はさすがに無理あるかもしれないが
77 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/29(月) 23:39:11.21 ID:ze.O2sAO
たしかにギアスを使ってほしいと思った
78 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/30(火) 02:42:06.05 ID:fRxggRc0
ギアスなんてネトゲの話だろ
79 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/30(火) 23:33:19.00 ID:hM1.E.AO
そこでサスケェから車輪眼を奪い、怒ったNURUPOにまた倒され…ゴホンゴホン
80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/31(水) 16:26:55.67 ID:knT31sYo
>>1まだか
81 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/31(水) 23:56:54.43 ID:XKcqCcAO
wktk
82 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/01(木) 01:52:21.74 ID:nFwv3Tw0
エイプリルフール
83 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:03:45.30 ID:96y7BAAO
更新出来なくてすみません。
今週はお仕事が中々に忙しくて…

ちょこっと書いてみたんですが、ダメだこりゃ…
とてもお見せ出来るモノじゃないです。
私が書くとどうしても厨二展開になってしまう…
改めようと努力しましたが…あう…

ですので、もうこれ以上厨二展開に付き合いきれない方はココで見限っちゃって下さい。

出勤まで少しだけ投下します。
84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:06:37.43 ID:96y7BAAO
五十鈴「ごめんね、ルルーシュ君。ボクたちの為に……」

ルルーシュ「気にするな。誰かを助けるのに理由が必要か?」

五十鈴「あ、ありがとう……///」

およそ今までのルルーシュからは考えられない台詞。
そう、ルルーシュは酔っていたのだ。
それが普段の彼なら偽善と笑うような言葉を平然と云わせていた。

五十鈴「(ルルーシュ君かぁ……///)」

五十鈴は、端正な彼の横顔を眺めた。

五十鈴「(何だろ……胸がドキドキする……///)」

ルルーシュ「止まれえええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

その時、ルルーシュが突然雄叫びを上げた。
85 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:08:23.90 ID:96y7BAAO
五十鈴「ど、どうしたの?ルルーシュ君?」

ルルーシュ「貴様……少し付き合ってもらおうか」

五十鈴「えっ?/// つ、付き合うって何言ってるの!?ルルーシュ君!ボ、ボクたちさっき会ったばっかりだよ!それに今はフルーチェを探さないと……」

『私に何か御用でしょうか?』

そう言って五十鈴たちの前を歩いていた男が振り返る。
同時に、先程の言葉はこの男に向けて言ったモノで、自分に言ったわけではないと理解する。

五十鈴「(ビ、ビックリした……///)」

五十鈴「(そうだよね……いくらなんでもいきなり付き合おうなんてあるわけないよ……)」

五十鈴は改めて目の前の男を観察する。
生まれた時から神人として、この嫦娥で暮らしている彼女も見たことのない男だった。
86 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:10:11.75 ID:96y7BAAO
身長はルルーシュと同じ程度だろうか。
均整の取れたモデルのようなスタイルに、艶やかな黒髪。
そして、ルルーシュによく似た端正な顔立ち。

五十鈴「(もしかして!)」

ルルーシュ「名乗れ」


『いきなり何だと言うのです?私の名はフルーチェ・ランバレリア』


五十鈴の予想は的中した。

五十鈴「(こいつがフルーチェ!!)」

この嫦娥の町を消し去ろうと企んでいる、全ての元凶。

ルルーシュ「ククク……どうやら当たりのようだな……」
87 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:11:55.69 ID:96y7BAAO
フルーチェ「何の話です?」

五十鈴「とぼけないで!キミがこの町を無くそうとしてるのは知ってるんだよ!」

ルルーシュ「そういうことだ」

フルーチェ「……なるほど。何処でその話を?」

フルーチェから放たれる、見る者全ての戦意を喪失させる禍々しい強大な負のオーラに、ルルーシュは激しく恐怖を覚えた。

ルルーシュ「え?あ……いや、その……」

五十鈴「そんなのどうだっていいよ!何でそんなヒドイことを!」
88 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:13:38.63 ID:96y7BAAO
フルーチェ「何処から漏れたのか分かりませんが、困ったモノですね」

首を傾げ、大袈裟に肩をすくめて、『お手上げだ』のポーズを取るフルーチェ。
その芝居がかったキザな仕草が五十鈴の神経を苛立たせた。

五十鈴「ふざけないで!ボクたちが何をしたんだよ!」

フルーチェ「別に何も」

フルーチェ「嫦娥の崩壊は私の計画の一つですので。住人の皆さんには気の毒ですが、消えて頂くだけです」
89 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:15:17.06 ID:96y7BAAO
五十鈴「許せない……」

ルルーシュ「お前の計画とは何だ?何故嫦娥を崩壊させる必要がある?」

フルーチェ「君には関係の無いことですよ」

五十鈴「はあっ!!」

五十鈴は隠し持っていたナイフを手にし、跳躍する。
神人としての運動力を極限まで引き出し、一気にフルーチェの懐に飛び込む。

フルーチェ「!?」
90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:16:55.10 ID:96y7BAAO
ルルーシュ「何だあのスピードは!?」

五十鈴のナイフが一閃する。

五十鈴「!?」

フルーチェ「なるほど……。これが神人ですか」

二人から離れた位置で、額に手を当て、『古畑任三郎』のポーズを取りながらフルーチェが呟いた。

五十鈴「(そ、そんな!)」

神人としての優れた動態視力を持つ五十鈴にすら、フルーチェがいつ移動したのか、全く見えなかった。
91 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:18:42.42 ID:96y7BAAO
ルルーシュ「(人間じゃない……)」

フルーチェの動きを見て、ルルーシュは驚愕した。
この頃になると完全に酔いも醒め、ルルーシュはようやく本来の自分を取り戻していた。

ルルーシュ「(逃げるしかない……こいつが引きつけてくれている間に……)」

フルーチェ「大人しくお帰り頂けるなら、この場は見逃してあげてもよろしいですよ?」チラッ

ルルーシュ「! あ、あぁ、分かっ……」

五十鈴「帰るわけないでしょ!!キミの思い通りには絶対させないっ!!」

ルルーシュ「(クソォ!!)」

フルーチェ「そうですか。では仕方ありませんね……」

ルルーシュ「待っ……!」
92 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:20:36.58 ID:96y7BAAO
アルト「待たせたな!!ルルーシュ!五十鈴ちゃん!」

ルルーシュ「アルト!波平!」

波平「ヤツがフルーチェか?ルルーシュ?」チラッ

横目でさりげなく窺う。

波平「これは……」

間違いない。
過去最強とも言える敵がそこにいた。

波平「面白い……」

フルーチェ「お味方ですか?これはこれは」
93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:22:23.12 ID:96y7BAAO
アルト「斬り捨てェェェェゴメェェェェェェン!!」

一瞬で相手との間合いを詰め、抜き撃つ、アルト最強の一撃。

フルーチェ「フッ……」サッ

アルト「!!?」

ルルーシュ「クソッ、あれでもダメなのか!!」

波平「キィィェェェエエエエエエエ!!」

咆哮が谺する。

波平「磯野神拳奥義ッ!!百八匹ワンちゃんッ!!」
94 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:24:50.96 ID:96y7BAAO
磯野神拳。
それは磯野家後継者にのみ代々伝えられし、秘伝の技である。
百八匹ワンちゃんは、異なる108の打撃を刹那の内に相手に叩き込む、究極にして不敗の奥義。

波平「(出し惜しみできる相手ではない……)」

その判断が波平に初手から奥義の発動を決断させた。

ルルーシュ「やったか!?」

五十鈴「すごいよ!波平さん!」

波平「いやぁ……それほどでも」テヘッ











フルーチェ「なるほど。これは少々驚きましたね」

「「「!!!!!?」」」
95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:26:44.92 ID:96y7BAAO
波平「バ、バカな……有り得ん……」

そこには古畑のポーズで余裕に佇む、フルーチェの姿があった。

アルト「無傷……だとォ……?」

ルルーシュたちを絶望が支配する。

波平「皆ッ!!下がれぇぇぇぇい!!」

波平「ドラゴンブレスッ!!」

波平の口から火炎が放射される。

波平「ヴォォオオオオオオ!!」

フルーチェ「フッ……」

フルーチェ「我が右手は全ての力を打ち消す……」

波平「!!?」

フルーチェが右手をかざした瞬間、波平のドラゴンブレスは打ち消された。
96 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:30:26.58 ID:96y7BAAO
フルーチェ「まずは君から片付けた方が良さそうですね」

波平「ウギャァァァァアア!!」

突如黒炎が出現し、波平を包み込む。

五十鈴「波平さん!!」

アルト「波平ッ!!チクショウ!どうすりゃいいんだ!?」

ルルーシュ「!! 水だ!水をかけろ!」

五十鈴「う、うん!分かった!」

波平「助けてくれぇぇぇぇぇ!!」ゴロゴロ

アルト「おりゃああああああっ!!」ザバァァァンッ!!

波平「あああああああっ!!」ゴロゴロ

五十鈴「!? そんな!消えないよ!」
97 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:32:43.49 ID:96y7BAAO
ルルーシュ「バカな!何故だ!」

フルーチェ「無駄ですよ。その炎は対象を燃やし尽くすまで消えることはない」

波平「アギャァァァァアア!!」ゴロゴロ

五十鈴「イ、イヤだよ!波平さん!!」

アルト「テメェェェェエエエ!!」

フルーチェ「フッ……」スッ

アルト「ぐあああぁっ!?」メキメキ

ルルーシュ「波平ッ!!」

波平「ル……ルー……シュ……」
98 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:35:20.93 ID:96y7BAAO
波平「す……まん……ワシは……ここ……までだ……」

ルルーシュ「諦めるなッ!!今なんとかしてやる!」

波平「お前と共に……世界を狙う夢……」

ルルーシュ「クソォ!消えろォ!!」フゥーフゥー

波平「悪くなかったぞ……」

ルルーシュ「クソッ!クソッ!クソッ!」フゥー!フゥー!

波平「お前が……神になる瞬間を見れぬのが……心残りだ……」

ルルーシュ「クソォォォォォ!!消えろォォォォォ!!」

波平「フネ……ワシも今から逝くよ……」

ルルーシュ「なみへえええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

波平「ふっ……バカモン……が……」

波平は……燃え尽きた……。
99 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:38:21.76 ID:96y7BAAO
ルルーシュ「ウオォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

五十鈴「波平さん……」

アルト「ルルーシュ……」

フルーチェ「悲しむことはありませんよ。君たちもすぐに彼の元に送って差し上げますから」

波平が死んだ。
自分が片腕とまで考えていた人間の余りにも早すぎる死。
その才覚を考えれば、彼の死は言葉では言い表せない程の損失であった。

そして何より、ルルーシュは波平が好きだった。
磯野家に居候している時から、言い争いが絶えない間柄だったが、
波平はゼロから出発する自分に着いてきてくれた同志であり、友だった。

頑固で融通が利かないが、憎めないその人柄をルルーシュは愛していのだ。
もうあの怒声を再び聞けることはないと思うと、溢れる涙が止まらなかった……。


――――それは、ルルーシュが己とナナリー以外の他人の為に初めて泣いた瞬間だった。
100 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:40:06.50 ID:96y7BAAO
アルト「……ルルーシュ。テメェは五十鈴ちゃんを連れて逃げろ」

ルルーシュ「アルト……?」

アルト「俺はここに残って時間を稼ぐ」

ルルーシュ「!! バカな!ふざけるなよ!」

アルト「ふざけてねぇよッ!!」

ルルーシュ「!?」

アルト「真剣だ……。正直、このまま闘ってもヤツには勝てない。一度退いて、態勢を整える必要がある」

アルト「そこで改めてヤツに勝てる策を練るんだ」

ルルーシュ「分かっている!だからお前も一緒に……」
101 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:41:51.37 ID:96y7BAAO
アルト「誰かが残らねぇと、逃げらんねーよ」

ルルーシュ「だったら俺が!」

アルト「何言ってやがる。テメェは俺等の大将で、大事な頭脳だ。ヤツをどうにか出来るとしたら、お前しかいねぇよ」

アルト「世界を手に入れんだろ?だったらあんな野郎に負けんな」

ルルーシュ「……ッ!そんなことはどうでもいいッ!!一緒に逃げるんだ!アルト!」

五十鈴「アルト君!ボクも一緒に残るよ!」

ルルーシュ「五十鈴!?」

アルト「バカヤロウ。女にそんなことさせられるか。武士の名折れだぜ。お前はルルーシュを守れ」
102 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:44:23.07 ID:96y7BAAO
アルト「ルルーシュ……。俺たちの死を無駄にしないでくれ」

フルーチェ「お話は終わりましたか?ではそろそろまとめて死んで頂きましょう」

アルト「行けッ!!ルルーシュ!!」

アルト「俺の屍を越えていけッ!!」

フルーチェ「やれやれ……無駄なことだと言うのに……」

フルーチェの左目に鳥の様な紋様が浮かび上がる。

フルーチェ「死になさい」

フルーチェ「!!?」

フルーチェ「なにっ!?」

その瞬間、天空よりレーザー砲の如き閃光がフルーチェを貫いた!

フルーチェ「ぐぅあああああああああああぁぁぁぁっ!!」
103 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:46:38.68 ID:96y7BAAO
ルルーシュ「こ、これは……」

アルト「どうなってやがる……」

五十鈴「こ、これって……もしかして……」


『待たせたね!みんな!』


声のした方角を見上げるルルーシュたち。


『遅れてすまない!』


ルルーシュ「一誠さん!!」

アルト「一誠ッ!!」

五十鈴「おにぃ!!?」

そこには電柱の上で笑顔で微笑む一誠さんの姿があった。
104 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:48:55.10 ID:96y7BAAO
五十鈴「おにいいいいぃぃぃ!!」

五十鈴「生きてたんだね……良かった……」

一誠「五十鈴……すまない。遅くなって。一誠キャノンの準備に手間取った」

アルト「一誠キャノンだと?」

一誠キャノン。
それは、一誠さんの中にある神人パワーを圧縮し、超高速のレーザー砲として撃ち出す、まさに一誠さんの切札とも言うべき技。
その余りの破壊力故、圧縮し、発射するまでに時間が掛かるのが難点。

五十鈴「ありがと!おにぃ!」

一誠「いや、僕がもっと早く準備を整えていれば、波平さんは……」

五十鈴「おにぃ……」

アルト「………」

ルルーシュ「………」
105 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:51:47.85 ID:96y7BAAO
アルト「……まぁ、ヤツは仕留めた。計画ってのが何のことかは分からなかったが、波平の仇は討った」

アルト「だからそんなに自分を責めんな、ルルーシュ。波平が死んだのはお前の責任じゃねぇよ」

ルルーシュ「………」


『見つけましたよ……フルーチェ』


一誠「なにっ!?」

声のした方へ振り返る五十鈴たち。

五十鈴「眠ちゃん!?」

そこには、ウサエルのコスプレを身に纏った眠が降臨していた。
106 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:53:29.00 ID:96y7BAAO
目の前の存在を理解出来ないルルーシュたち。

五十鈴「何……やってるの……?」

眠「摘花さん……そこから離れて」

眠「彼がフルーチェです」

ルルーシュを指し、決然と告げる眠。

ルルーシュ「は?」
107 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:56:38.92 ID:96y7BAAO
五十鈴「何言ってるの!?ルルーシュ君はフルーチェじゃないよ!」

眠「今度は騙されませんよ。フルーチェ……」

アルト「テメェ!!ふざけんなよ!こいつはルルーシュだ!フルーチェじゃねぇ!!」

五十鈴「そうだよ!本物のフルーチェはボクたちが倒したばっかりなのに!」

眠「えっ?で、でも彼はフルーチェでボマー……」

オロオロと慌てながら何かを訴えている眠。
その様子を見ている内に、五十鈴はだんだん腹が立ってきた……。
108 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 07:58:51.04 ID:96y7BAAO
その思いはアルトたちも同じであった。

コスプレで乱入し、『フルーチェ=ルルーシュ』『ボマー』など、意味不明なことを口走る眠に、怒りが湧いてくる。

波平を失った直後というのも大きかった。
今の彼等の空気は目の前のウサエルを許容するモノでは決してなかった。

五十鈴「……ごめん。ボクたち今忙しいんだ。帰ってくれる?」

ねむる「で、でもボマー……」オロオロ

五十鈴「帰って!!」

ねむる「つ、摘花さん……」

トボトボと来た道を引き返すねむる。
心なしかウサエルの耳が萎れて見えた。

五十鈴「(ちょっとキツかったかな……)」
109 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/01(木) 08:04:04.33 ID:96y7BAAO
すみません。そろそろ出ます。
続きは今日中にまた。
需要があればですが…ww

しかし、自分でもこれはヒドイ…
所詮スレを立てるだけの腕はなかったと今更ながら気づきました…。
110 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/01(木) 09:18:03.41 ID:lqfBB..o
波平の才覚でワロタww
111 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/01(木) 14:27:44.87 ID:Fi6Pw0Y0
これでサザエ勢は全滅か・・・
112 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 22:46:14.77 ID:96y7BAAO
古畑「チョットスイマセ〜ン」

ルルーシュ「はい?」

古畑「ルルーシュ・ランペルージさん?」

ルルーシュ「そうですが……」

古畑「エ〜ヘッヘッヘッ……アナタァ〜、ご自分が国際指名手配されてるのゴ〜ゾ〜ン〜ジ〜ですかァ〜?」

ルルーシュ「!!?」

古畑「今泉ク〜ン」

今泉「大人しくしろ!!」

ルルーシュ「クソォッ!!離せッ!!」

アルト「ルルーシュ!!」

一誠「ルルーシュ君ッ!!」

古畑「ン〜ハイ。そ・れ・じゃ・あァ〜、参りましょうか」

ルルーシュ「ウォォオオオオオオッ!!」



ルルーシュ「俺はまた全てを失った」



















五十鈴「おわり☆」
113 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/01(木) 22:49:32.79 ID:MHa2.Vk0
     *      *
  *     +  うそです
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y    *
114 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/01(木) 22:54:01.98 ID:96y7BAAO
そのとおりですw

せっかくのエイプリルなんで、何でもいいから嘘つきたかったんですw

お仕事が忙しくて今夜はまとめて投下が難しいです…
申し訳ありませんが明日の朝か夜に投下させて下さい。
ごめんなさい(´;ω;`)
115 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:11:37.93 ID:gf2sogAO
今泉「上のは冗談ですからね?」
116 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:13:40.99 ID:gf2sogAO
―――――白狼観音の屋敷。

アニメではマナが香織にバイオリンを習いに通ったその屋敷だが、今はこの男の城となっていた。

高級そうなソファーに深く腰掛け、クラシック音楽を聴きながら、フルーチェはワインを楽しんでいた。

フルーチェ「(やはりショパンは最高ですね……)」

フルーチェ「(……しかし、先程は流石に少々肝が冷えましたね)」

ルルーシュたちとの戦闘を振り返るフルーチェ。

フルーチェ「(奇襲とは中々どうして……しかもあの破壊力……この右手がなければやられていたかもしれません)」
117 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:15:36.81 ID:gf2sogAO
フルーチェ「(フッ……。まぁ、良いでしょう。私の計画には何の支障もない)」


『ごきげんよう、フルーチェ』


その声によりフルーチェの思考は現実に引き戻された。

フルーチェ「これはこれは……お久しぶりです。シュナイゼル様」
118 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:17:59.21 ID:gf2sogAO
シュナイゼル『計画は順調かな?』

フルーチェ「はい。少々邪魔が入りましたが、問題ありません」

シュナイゼル『ほう……。邪魔かい?君の邪魔をするとは……一体誰だろうね』

フルーチェ「フッ……シュナイゼル様もよくご存知のお方ですよ」

シュナイゼル『私が知っている?……気になるね。勿体振らずに教えてくれないかい?』

フルーチェ「これは失礼しました……。シュナイゼル様がフレイヤで殺したはずの男です」

シュナイゼル『……まさか……ルルーシュか?』
119 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:21:28.66 ID:gf2sogAO
シュナイゼル『……まさかあれでまだ生きていたとは……。相変わらず悪運の強いことだ』

フルーチェ「如何致しましょう?生け捕りますか?それとも……」

シュナイゼル『……今更ルルーシュに用はないよ。計画のついでに彼の始末もお願い出来るかな?』

フルーチェ「かしこまりました。この嫦娥をルルーシュ君の墓標にして差し上げますよ」

シュナイゼル『ありがとう。それにしてもルルーシュ……殺しても死なないとは彼の為にある言葉だね』

シュナイゼル『……今度こそ確実に頼むよ』

通信が終了する。

フルーチェ「(フフ……確実に、か……。怖いのかな?ルルーシュ君が)」

フルーチェ「(ではお望み通り、貴方の恐怖を取り除いて差し上げますよ。シュナイゼル)」

フルーチェ「……というわけで、ルルーシュ君の始末は君にお任せします。よろしいですね?」


『当然だ。ヤツを殺すのはこの俺だ。誰にも譲る気はない』

『ルルーシュ……家族の仇……』
120 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:24:09.74 ID:gf2sogAO
五十鈴「おはよ〜!みんな!」

ルルーシュ「五十鈴か……。何か用か?」

五十鈴「えっ?う、うん……」

アルト「オイオイ、何でそんな返ししか出来ねぇんだ?テメェは」

アルト「気にすんな。別に機嫌が悪いワケじゃねぇよ」

一誠「ルルーシュ君はもう少し愛想を良くした方がいいよ?いつもそんな態度だと、敵が増えちゃうよ」

ルルーシュ「……黙れ。ハードゲイ」

五十鈴「ねぇねぇ、何やってるの?」

一誠「今夜の寝床を作っていた所さ」

そう言って、一誠が振り返る。
その視線の先には即席のビニールテントが出来上がっていた。
121 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:26:59.48 ID:gf2sogAO
五十鈴「……こんな所で生活しなくても、皆でボクの家に来ればいいのに……」

ルルーシュ「お前の両親に迷惑だろう?」

五十鈴「そんなこと……」

一誠「まぁ、僕は死んだことになってるからね。今帰っても却って混乱させるだけだ」

五十鈴「そんなことないよ!きっとお母さんたちも喜ぶよ!」

一誠「……それだけじゃない。僕はこの嫦娥を出ようと思ってる」

五十鈴「ど、どうして!?」

一誠「このまま此処に留まっても、狩られるのは時間の問題だよ。町から離れれば恐らく追手はないはずだ」

五十鈴「そんな……」
122 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:28:26.03 ID:gf2sogAO
一誠「だから僕もルルーシュ君たちと一緒に町を出るよ」

五十鈴「………」

アルト「……ほとぼりが冷めたらまた町に帰してやる。それまでは俺たちが面倒見るから、心配すんな」

五十鈴「うん……」

五十鈴「あの……ボクも一緒に行っちゃダメかな?」

ルルーシュ「ダメだ」

五十鈴「即答!?」

一誠「大丈夫だよ、五十鈴。僕はまた必ずこの町に帰ってくる。だから信じて待っていて欲しい」

五十鈴「おにぃ……」
123 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:29:50.53 ID:gf2sogAO
今泉「おはよう」
124 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:31:20.35 ID:gf2sogAO
五十鈴「うん……わかったよ。待ってるね!」

一誠「ありがとう……五十鈴」

ルルーシュ「……さてと、それじゃ俺は」

五十鈴「あ!ルルーシュ君!」

ルルーシュ「何だ?」

五十鈴「い、今から暇?もしよかったら、ちょっと付き合って欲しいんだけど……///」

ルルーシュ「付き合う?俺が?何処に?」

五十鈴「う、うん。ルルーシュ君が。色々///」

アルト「(これは……)」

一誠「(まさか……)」
125 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:33:32.70 ID:gf2sogAO
ルルーシュ「悪いが今から釣りに行かないといけないんだ。すまない」

五十鈴「そ、そっか……うん……いいよ……ごめんね……」

アルト「まぁ待てや。釣りなら俺が行く。お前は五十鈴ちゃんに付き合ってやれよ」

ルルーシュ「しかし……」

一誠「いいから行くんだ」

ルルーシュ「……わかったよ。行けばいいんだろ?行けば」

一誠「いってらっしゃい」チラッ

五十鈴「(! おにぃ……)」

五十鈴「(ありがとう!)」キラッ
126 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/03(土) 03:38:58.78 ID:9kRlf2AO
ランカ臭が
127 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:39:03.72 ID:gf2sogAO
今泉「キラッ☆」

今泉「唐突だけど、僕の短編を所々やるよ!」

今泉「理由は僕のモチベーションの維持の為だ!」

今泉「完全にノリだけで書くからね!」

今泉「よろしく!」
128 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:40:11.47 ID:gf2sogAO
ルルーシュ「で?何処に行くんだ?」

五十鈴「うーん……実はボクも決めてないんだよねー」

ルルーシュ「……帰るぞ」

五十鈴「あぁんっ!待ってよー!」

五十鈴「……ボクとただブラブラするのイヤ?」

ルルーシュ「別に嫌ではないが……」

五十鈴「じゃあ、決まりだね!たまには目的もなく散歩するのも楽しいよ!」

ルルーシュ「………」

ルルーシュ「(まぁ、気晴らし程度にはなるか……)」
129 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:43:48.46 ID:gf2sogAO
五十鈴「あ!みてみて!ルルーシュ君!占いやってるよ!」

ルルーシュ「占い?」

細木○子「何?ヤんの?アンタたち?」

細木「一回三万よ。さっさと払いな」

五十鈴「た、高いよ……」

ルルーシュ「下らん。行くぞ」

細木「……と思ったけど、アンタたち学生みたいだし、特別に一万でイイわよ」

五十鈴「い、一万円かぁ……うーん……」

ルルーシュ「……オイ。何を悩んでる」

五十鈴「ボク、前から一度占いってしてみたかったんだよ……」

細木「……仕方ないわね。じゃあ五千円でイイワ。これ以上は負けねぇよ?」
130 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:47:13.00 ID:gf2sogAO
五十鈴「むぅー……わかったよ!それでお願いします!」

ルルーシュ「オイ!明らかに詐欺だろうが!」

細木「さっさと座んな」

五十鈴「はい!」

ルルーシュ「………」

細木「………」ギロッ

五十鈴の顔を凝視しつつ、手元の資料らしきモノを捲る細木。

五十鈴「な、なに……?」

細木「………」ジロジロ

五十鈴「ゴクリ……」

細木「………」ペラペラ

五十鈴「あ、あの……」

細木「………」ニヤニヤ

五十鈴「ル、ルルーシュ君……」

細木「……アンタ」

五十鈴「は、はい!」

鑑定結果を告げる細木。



細木「死ぬわよ」
131 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:50:48.45 ID:gf2sogAO
五十鈴「そ、そんなぁ……」

ルルーシュ「貴様!デタラメを言うな!」

手元の資料をパラパラと捲りながら、無慈悲な細木の宣告が続く。

細木「私は嘘はつかない」

細木「アンタは近い未来死ぬよ」

五十鈴「うそ……」

細木「嘘じゃないって」

五十鈴「ぐずっ……」

細木「泣いたってダメよ。この運命は変わらないよ?」

ルルーシュ「この詐欺師がァッ!!通報してやる!」

ルルーシュは携帯を取り出し、警察に電話した。
132 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:53:46.20 ID:gf2sogAO
細木「次はアンタね。一万円出しな」

ルルーシュ「ふざけるなァ!!やるワケないだろうがァ!!」

細木「出しなァァァァッ!!」

ルルーシュ「!!?」

細木に一喝に怯えるルルーシュ。
その余りの形相の恐ろしさに、つい言われるままに一万円を支払ってしまった。

細木「……よし。座んな」

ルルーシュ「(クソがァ!!)」

細木「………」

鑑定を開始する細木。

細木「………」ギロギロ

細木「………」ペラペラ

細木「………」ニヤニヤ

ルルーシュ「オイ……」イライラ

細木「……アンタ」
133 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 03:57:51.98 ID:gf2sogAO
細木「アンタはねぇ……死なない。生きる」

ルルーシュ「当然だァ!!ババァッ!!」

細木「ただね……」ニヤニヤ

意味深に沈黙する細木。

ルルーシュ「何だ……?」ドキドキ

細木「………」ニヤニヤ

細木「アンタ、野望があるでしょ?」

ルルーシュ「!? な、何のことだ……」

細木「正直に言いな。あるんだろ?野望」

ルルーシュ「……あります」

細木「ソレ捨てな」

ルルーシュ「なんだとっ!?」

細木「捨てない限り、アンタはこの先ずっと生き地獄を味わい続ける」
134 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 04:01:52.19 ID:gf2sogAO
細木「死ぬより辛いよ?」

ルルーシュ「………」

ルルーシュ「フッ……残念だが君の脅しに屈することは出来ないな」

ルルーシュ「俺は世界を手に入れる……。誰にもそれを妨げることは出来ない。例えお前であってもだ……細木○子」

ルルーシュは細木の阿修羅の如き形相を正面から見据え、告げる。

細木「………」キュン

細木「フ、フン……好きにしな」

上田「ハイ!しゅうりょう〜!」

鑑定が終了する。
それと同時にルルーシュが通報したパトカーが到着した。
135 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 04:09:05.07 ID:gf2sogAO
ルルーシュ「………」

五十鈴「………」

五十鈴「ごめんね……ボクが占いやりたいなんて言ったから……」

ルルーシュ「き、気にするな」

五十鈴「うん……ゴメン……」

ルルーシュ「(クソォ……最悪だ……)」

ルルーシュ「お、お前も気にするなよ?ヤツはただの詐欺師だ。信じる必要はない」

五十鈴「そ、そうだよね……」

ルルーシュ「(信じてるな……クソォ!何故女はこんなに占いを信じるんだ!?理解出来ん……あんな非科学的なモノを……)」

ルルーシュ「(しかし、いくら俺でもこの空気は流石に辛い。仕方ないか……)」

ルルーシュ「……行くぞ」

五十鈴「えっ?」

ルルーシュ「まだ時間はある。今から楽しめば問題ないだろ?」

五十鈴「! う、うん!」
136 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/03(土) 04:15:42.94 ID:gf2sogAO
今泉「ちょっと眠いので寝ます。ちなみに僕の短編とかは嘘です。でも、もしかしたらやる可能性も無きにしも非ず」

今泉「ああああ!チクショウ!眠ちゃんもカワイイが、五十鈴もカワイイ!」

今泉「五十鈴は間違ってもランカ化しないよう、細心の注意を払います」

今泉「おやすみ☆」
137 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/03(土) 08:18:53.68 ID:ruOoLYM0
しってるとおもうが>>36
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
138 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/03(土) 08:45:11.12 ID:gf2sogAO
>>137
え?あ、はい…

というか、もうなんか色々ヒドイなぁ(´・ω・`)
改めて自分で読んでみて、つまらなすぎて泣いた…

これ普通に駄作も良い所ですね。
もうそろそろ辞め頃かもしれません…。

オブラートにくるくるせずに聞かせて下さい。
これ面白いですか?(´・ω・`)
139 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/03(土) 08:56:09.03 ID:KL4AWYE0
お世辞を抜きにして俺は好きだけどな
今製作にあるSS結構読んでるけど禁書SSじゃないのはあまり無いし、続けて欲しい
140 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/03(土) 10:41:52.00 ID:M3sHi3A0
面白いから続けろ
141 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/03(土) 11:17:54.75 ID:AELOHQAO
続けなされ。
其が我等の願い、其方の仕事じゃ。
142 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/03(土) 11:53:17.36 ID:aJiq/UAO
おもしろいぞ
143 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/04(日) 03:11:04.63 ID:qjiv6kw0
おもしろいからつづけろおおおおおおおおおおおおおお
144 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/05(月) 02:19:33.38 ID:jM1OYPk0
もっとやれ
145 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/05(月) 06:18:38.08 ID:ZzAArYM0
まだかよ
楽しみにまってるってのに・・・
146 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2010/04/05(月) 06:32:10.45 ID:kLfqiYAO
申し訳ありません…。
ナナリーの方も含めて、今書き溜めている所ですので、もう少々お待ち下さい。

皆さん、楽しんでくれていた様で嬉しいです。
それが分かれば勇気りんりんです。

散々うざい馴れ合いに付き合わされて、読む気が萎えたと思いますが、あとは投下するだけにしますので、改めてよろしくです!
147 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/05(月) 06:51:10.89 ID:ZzAArYM0
>>146
俺は24時間体制でこのスレ除いてんだぞ
まったく・・・頼むぜ
148 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/07(水) 10:49:21.33 ID:ru8wpcAO
どうしたルルーシュ
149 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/10(土) 05:03:26.36 ID:20q4oi60
おそいな・・・
150 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[毒男]:2010/04/10(土) 07:03:31.62 ID:fjF5aQo0
どうしたんだろう
151 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/10(土) 21:15:22.31 ID:sCyXi3wo
壁殴り代行始めました★
ムカついたけど壁を殴る筋肉が無い、壁を殴りたいけど殴る壁が無い、そんなときに!
壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに壁を殴ってくれます!
モチロン壁を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くの家の壁を無差別に殴りまくります!
1時間\1200〜 24時間営業 年中無休、詳しくはお近くの豚までお尋ねください
        _
       / jjjj      _
     / タ       {!!! _ ヽ、
    ,/  ノ        ~ `、  \  壁殴り代行では同時にスタッフも募集しています
    `、  `ヽ.  ∧_∧ , ‐'`  ノ   筋肉に自身のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?
     \  `ヽ(´・ω・`)" .ノ/   壁を殴るだけの簡単なお仕事です!
       `、ヽ.  ``Y"   r '
        i. 、   ¥   ノ
        `、.` -‐´;`ー イ
152 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/11(日) 18:32:54.00 ID:QbvcXQ6o
もう一週間経つぞww
153 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/12(月) 21:46:28.94 ID:v85CjsDO
まだか
154 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/15(木) 19:58:56.05 ID:CJgOsCM0
http://say-move.org/comeplay.php?comeid=63674
155 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/16(金) 23:15:29.31 ID:wR0zyZs0
まだかまだかまだかまだか
156 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/17(土) 05:59:31.26 ID:oQddeMAO
ルルーシュ「波平、お前の死は無駄にはしない…」

波平「




















支援」
157 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/17(土) 22:26:27.33 ID:WPJDYvM0
まさか、作者に何かあったんじゃ・・・
158 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/18(日) 06:46:27.37 ID:M86YzSM0
もう書く気あるのか??ww
159 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/19(月) 17:52:58.80 ID:.AnUAgAO
>>1だお(´・ω・`)

お待たせしてゴメンだお
会社が潰れて、書き込む気が全く起こらなかったお(´;ω;`)

今日、何とか身の振り方が決まったから報告するお(´・ω・`)

本当にすいませんでした…
奇しくもスレタイのルルーシュと同じ状態になっていました…
とりあえず、このスレは落とします。
これだけ時間が空いて、私の気持ちも、読んでくれた人の気持ちも冷めちゃったと思いますし…

皆さんのお気持ちは嬉しいのですが、正直、完全に方向性を失った駄スレ以外に評しようがありません…

勝手ですが、このまま続けるよりは、新しいのを書いた方が良いだろうと判断しました。
…と言っても、これだけスレが乱立している状態では難しいですが^^;

本当に申し訳ありません。
今まで応援して下さり、ありがとうございましたm(__)m
次はもう少しマシなモノが書けるように頑張ります。
160 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/19(月) 18:10:49.37 ID:cbJ3sjso
(´;ω;`)
161 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/19(月) 19:15:05.86 ID:hRka4Yk0
そうか……
まあ、生存を確認できてよかったよ
HTML化依頼してるみたいだし、また落ち着いたら立ててくれることを楽しみにしてる
おつかれさまでした
162 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/19(月) 21:23:13.44 ID:IY62q6AO
>>1
次作に期待してる
163 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/19(月) 23:14:23.80 ID:y0.NnEE0
これも自民政権の悪政の影響だな
164 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/04/20(火) 18:48:50.75 ID:iuD13Dco
>>1乙 リアルがんばれよ










はとぽっぽ



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