VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/01(土) 23:25:35.30 ID:UPia.zw0<>登場人物

メインキャラクター

最近アクションシーンが多過ぎな『男』

最近全然飯食ってないけど大丈夫なのか『女の子』

今回こそは出番増量予定の『車』

サブキャラクターの方々

最近出番が増えて調子にのってる『実況』

最近出番が増えてキャラ崩壊の激しい『部長』

キャラクター人気投票一位(当社比)『テスラちゃん』


現在は大体この方々でお送りしております

実質11スレ目

前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1269483693/

過去スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1267287814/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1265471429/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1264344267/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1263628749/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1262343208/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1261634198/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1260027619/
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1259540853/

7xまとめ
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/otoko_koubuzasekini_iwakanga.html

<>男「後部座席に違和感が…」 製作道路9号線 VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/01(土) 23:32:26.71 ID:UPia.zw0<>ウン…キャラ紹介簡略化しようと思ったけど失敗シタ…コレデ大丈夫カナ…?


前スレでテンプレを用意してくださった方、ありがとうございます!!


テンプレのおかげでスレを立てられました、今日もご飯が美味しいです、でも彼女は出来ませんでしたイヤナンデモナイ


あらすじ…あのコーナーいらないよね…ウン、絶対イラナイ

頑張ろうかと思いましたが明日もバイトなので少し寝ようかと思います…申し訳無いです


起きて時間があったら書こう…書いてる奴デシタ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/02(日) 00:28:04.18 ID:Rrl9RMg0<>あらすじないのかよ…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/02(日) 01:01:43.09 ID:xdEGI.DO<>乙!!

あらすじなしか…でも、バトルの続き読みたいからそれでいいやww<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 03:44:27.56 ID:BP1Y5Io0<>乙
まさかの急展開で続きが気になるぜwwwwwwww<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 20:59:44.30 ID:Xi40PWw0<>コンバンワ、バイトアガリの書いてる奴デス…


ゴールデンウィークとか…作った奴誰だよ出て来いよー!!イヤナンデモナイ…


モウネムイケド今日モカコウ…ネムイケド…


アラスジナシデス…女の子ゴメン


という文章を前スレに書こうとしました…ウン、モウダメカモ、デモカクヨ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:04:13.92 ID:Xi40PWw0<>前回のあらすじ
男奮闘中



男(くそっ!!相変わらずヤバイ堅さだな…)

男(こんなんぶん殴ってたら俺の拳が先に終わっちまう!!)

男「くそっ!!」バッ

実況「ん?」

部長「距離を取ったか」

男(落ち着け、慌てるな)

男(こんな所でぶっ倒れる訳にはいかねぇんだ)

男(あいつの為にも…)

男(絶対負けられない!!)ギロッ

実況「うーん、相変わらずこういう時の目付きは怖いね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:07:17.64 ID:Xi40PWw0<>男(とにかく、何か突破口を見つけないと…)

実況「何かいろいろ考えてるみたいだけど無駄だよ?」

男「あ!?だからてめーに決められる筋合いは無いって言ってんだよ!!」

実況「人の話聞かないと損するだけだよ」

男「うっせー!!」ダダダダダッ

実況「また突進?懲りないね」

男「黙ってろ!!」

男(まだ全部試した訳じゃ無い)

男(こうなりゃとことんやってやる!!)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:09:02.33 ID:Xi40PWw0<>男「くらえー!!」グッ

実況「無駄だって」

男「なんてな!!」クルッ

実況「なっ!?」

部長「殴るモーションはフェイントで、後ろに回り込んだだと!?」

実況「ちょっ、早っ!?」

男「もらったあああああああああああああ!!」ブンッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:11:56.63 ID:Xi40PWw0<>実況「なんちゃってー!!」

ガキィイイイイイイイイイイイイイン

男「んなっ!?」

実況「残念でした」

男「う、後ろに回り込んでも防がれた…!?」

実況「この壁は僕の前後左右、全方向を守ってくれるんだよ」

男「くそがっ!!」

部長「…」

部長(驚いたが…大丈夫だったか…)

部長(しかしあの速さ…あれが本気、か)

部長(二人とも…今まで私には見せなかった実力だ)

部長(…少し悔しいな)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:15:11.53 ID:Xi40PWw0<>男(マジかよ…)

男(あんな壁攻略出来んのか!?)

男「汚いぞ!!流石馬鹿汚い!!」

実況「なっ!!馬鹿って言う方が馬鹿だぞ!!」

男「そんじゃお前も今言ったから馬鹿だな!!バーカバーカ!!」

実況「うっさい!!バーカバーカ!!」

部長「貴様達、同レベルだ」

実況「…」

男「…バーカ!!」

実況「まだ言うの!?」

男「俺の方が高レベルの馬鹿なんだよ!!」

実況「意味わかんねー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:19:36.12 ID:Xi40PWw0<>男「あっちいけバーカ!!」ジリジリッ

実況「君が距離取ってるんじゃないか」

男「うっせチート野郎が!!」

実況「何だと!!」

男「チート反対ー!!」

実況「これは俺が努力で手に入れたんだぞー!!」

男「へっ!!才能のある奴の努力と無い奴の努力は違うんだよー!!」

実況「何が言いたいんだよ!!」

男「俺もそういうの使いたーい!!」

実況「いや、君には無理だよ、馬鹿だし」

部長「うむ、馬鹿には無理だな」

男「お前らうっせえええええええええええええええ!!」

実況「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:24:00.31 ID:Xi40PWw0<>男「お前だって使えないじゃん!!」

部長「むっ、それはそうだが…」

男「そんじゃお前も馬鹿だ!!バーカバーカ!!」

部長「なっ!!私は馬鹿じゃ無いぞ!!」

実況「そうだぞ!!先生だし!!」

男「そういうの盾にする所が馬鹿っぽいんだよー!!」

実況「さっきから言いたい放題過ぎない!?」

男「うっせー!!日頃からの不平不満が溢れ出てるだけだー!!」

実況「…何かごめん」

男「お前が謝ってどうすんだ!?」

部長「まず貴様が私に謝れ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:27:20.65 ID:Xi40PWw0<>実況「…」

男「?」

実況「話逸らせるのはそろそろやめたらどうだい?」

男「!?」

実況「正直、突破口が見つからないんでしょ?」

男「くっ…そんな事無いぞ!!さっきまでのも作戦だ!!」

実況「何の?」

男「ほら、悪口言ったら壁が壊れるとか…」

実況「壊れないよ!!」

男「おかしいな、緑色の奴はそれで壊せてたのに」

実況「…あれと一緒にしないでくれ」

男「邪念波ー!!邪念波ー!!」

実況「君がそっちなの!?」

部長「貴様達…さっきから何の話をしているのだ?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:29:44.72 ID:Xi40PWw0<>男(くそ…)

男(悔しいけどあいつの言うとおりだ…)

男(どんなに殴っても壊れない壁…)

男(不意打ちも意味無いし…)

男(もしかしてこれ、詰んでる?)

男(ふざけんな!!そんな訳があるか!!)

男(何か手があるはず!!それを見つけるんだ!!)

男(だが…何がある…?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:32:48.05 ID:Xi40PWw0<>男「…」

実況「やめときなよ、もう詰んでるんだ」

男「甘い!!数多の詰みゲーをクリアしてきた俺に詰みという言葉は無い!!」

実況「これはゲームじゃ無いよ」

男「はっ!!俺からすればお前なんかスライムレベルなんだよ!!」

実況「じゃぁ君はスペランカーさんだね」

男「あんな段差でゲームオーバーになるかよ!?」

部長「だから貴様達、何の話をしているのだ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:38:54.05 ID:Xi40PWw0<>男「…」ジャリッ

実況「ん?」

男「こうなりゃヤケだ…」

実況「どうするの?」

男「秘儀!!」ビシィッ

部長「何!?まさかまだ隠し玉が…」

男「ある訳ねぇだろぉおおおおおおおお!!おらぁああああああああああああ!!」バキィンッ

実況「…結局殴るだけか」

男「けっ!!俺にはこれしか取り柄が無いんだよぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」ドカッ、ガキッ

実況「はぁ…困った奴だなぁ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:41:40.37 ID:Xi40PWw0<>男(いろいろ考えたが…)

男(やっぱりダメだ!!何も思い付かない!!)

男(かと言って様子を見てるだけじゃ意味無いし…)

男(ここは数撃ちゃ当たる戦法だぜ!!)

男「おらおらー!!どしたー!!」ドカッドカッ

実況「いや、君がどうしたの?状態だけど」

男「あーもう!!いい加減壊れないのかよ!!」

実況「だから、無理だって」

男「簡単に言いやがって…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:44:21.13 ID:Xi40PWw0<>女の子「えと、校門は…」

女の子「ありました!!ここで…」

女の子「…あら?」

女の子「どういう事でしょうか?」

女の子「皆さんが居ませんね…」

女の子「えと…」

女の子「どこに行ってしまったのでしょうか?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:46:27.18 ID:Xi40PWw0<>女の子「えと…」

女の子「ここが校門で合ってますよね?」

女の子「あら?この立て札…」

女の子「…裏門?」

女の子「…」

女の子「どうやら間違って反対側へ来てしまったようですね」

女の子「…何故間違ったのでしょうか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:48:37.42 ID:Xi40PWw0<>女の子「どうしましょうか?」

女の子「とりあえず反対側へ向かえば正門なのは間違い無いです」

女の子「ですが、心配されているかもしれません」

女の子「…かも、ですが」

女の子「大事なお話の途中でしたら悪いのですが…」

女の子「やはり連絡しておきましょう」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:52:10.59 ID:Xi40PWw0<>男「だー!!どうすりゃいいんだ!!」

実況「ギブアップ安定」

男「だが断る!!」

実況「強情だなー」

男「お前もなー!!」

男(しっかし、マジでやばい)

男(何がやばいって俺の手がやばい…)ポタッ、ポタッ

実況「…血、出てるよ」

男「くっ…」

実況「そんなんで本当に大丈夫なのかな?」

男「大丈夫に決まってんだろ!!こっからが本番だ!!」

実況「ふーん、まぁいいけどさ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:55:05.93 ID:Xi40PWw0<>男「ちっ…まだ…」

女の子(あの、聞こえますかー?)ピリピリ

男「ん?これは…?」

実況「?」

女の子(返事してくださいー)ピリピリ

男(あぁ、悪い、聞こえてるぞ)

女の子(そうですか、よかったです)ピリピリ

部長「どうしたのだ?急に止まったぞ?」

実況(…通信か)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 21:57:20.89 ID:Xi40PWw0<>男(どうしたんだ?急に)

女の子(実は道を間違えてしまいまして…)ピリピリ

男(…またかよ)

女の子(はい…申し訳無いです…)ピリピリ

男(そんで?今どこなんだ?)

女の子(えと、裏門です)ピリピリ

男(はぁ!?お前、それ途中で気付くだろ!?)

女の子(…本当に申し訳ないです)ピリピリ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:00:17.35 ID:Xi40PWw0<>男(まぁいいや…好都合だし)

女の子(え?)ピリピリ

男(とりあえず、こっち戻ってきてくれ)

女の子(はい)ピリピリ

男(でも、ゆっくりでいいぞ)

女の子(どうしてです?)ピリピリ

男(少し話が立て込んでてな、もうちょい掛かるっぽいから)

女の子(そうですか、了解です)ピリピリ

男(そんじゃまた後でな)

女の子(はい)ピリピリ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:04:47.79 ID:Xi40PWw0<>男「…」

実況「お話は終わったかい?」

部長「話?」

男「ちっ、やっぱ気付いてるか」

実況「まぁね、僕はこれでも鋭い方だから」

男「内容までわかるんじゃねぇだろうな?」

実況「わかんないけど?どうして?」

男「ちょっとラブラブな話をだな…」

実況「なっ!!ずるいぞ!!ずるいぞ!!」

部長「いい加減私にもわかるように会話してくれ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:08:16.27 ID:Xi40PWw0<>実況「くっ…テレパシーでラブチャとは…」

男「はっはっは!!悔しいのう!!悔しいのう!!」

部長「テレパシー?誰とだ?」

実況「あの子ですよ」

部長「ふむ、そうか…」

男「ん?」

実況「どうしました?」

部長「それ、嘘じゃ無かろうな?」

男「げっ!?」

実況「嘘なの!?」

男「しまった!!」

部長「…わかりやすい奴め」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:10:53.09 ID:Xi40PWw0<>実況「な、何だ嘘か…驚かせやがって」

男「何故ばれたし!!」

部長「そんな事をする子じゃ無いと思ってな」

実況「確かに」

男「うっさーい!!最近は結構デレデレなんだぞー!!」

部長「幻想なんじゃないか?」

実況「そげふする?」

男「させねぇよ!!つか幻想じゃないし!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:13:20.25 ID:Xi40PWw0<>男「本当!!本当に最近は!!」

実況「だからー、幻想でしょー?」

部長「早く目を覚ませ」

男「何で信じてくれないんだよ!!」

実況「君にデレる意味がわからない」

部長「同じく」

男「わかんないだろ!!夜のベッドでは甘いかもだろ!!」

実況「…」

部長「…」

男「…ごめん、もういいわ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:15:32.26 ID:Xi40PWw0<>男「お前らなんか大嫌いだ…」

部長「いじけてるな」

実況「別にいいんじゃない?」

部長「そうだな」

実況「放っておきましょう」

男「少しはかまってよ!!」

実況「うわっ!!めんどっ!!」

男「俺がこういう奴だって前から知ってんだろ!!」

部長「知ってるが面倒だ」

男「…そっすか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:18:31.37 ID:Xi40PWw0<>実況「ていうか、さっきからまったく動かないね」

男「うっ…」

実況「本当に万策尽きた感じかなー?」

男「もともとそんなに策ねぇよ!!」

実況「開き直りすんなよ!?」

男「俺の特技にケチつけんな!!」

実況「それ特技なの!?」

男「悪いか!?」

実況「かっこ悪い」

男「な、おい、普通に言うなよ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:24:05.18 ID:Xi40PWw0<>男「ちっくしょー…好き放題言いやがって…」

実況「だから、それは君だって」

男「こうなりゃぶん殴る!!真っ直ぐ行って、右ストレートでぶん殴る!!」

実況「だから、無理だって」

男「うっせー!!俺を!!俺達を誰だと思ってやがるー!!」

実況「今は君一人じゃん!!」

男「そんなツッコミ、安過ぎるんだよー!!」バキィンッ

実況「…」

男「…あー、いてぇ」

実況「やっぱ無理なんじゃん」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:37:23.15 ID:Xi40PWw0<>男「無理ー、マジ無理ですー…」

実況「お?やっと諦めて…」

男「なんて言うかボケー!!」バキィッ

実況「…」

男「…ちっ、この手もダメか」

実況「通じる訳無いじゃん」

男「ですよねー!!」

部長「段々グダグダになってきたな…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:40:47.63 ID:Xi40PWw0<>男(ダメだ…)

男(もう訳わかんねぇよ…)

男(何か手から血も出てるし…)

男(何で俺、こんな頑張ってんだよ…)

男(くだらねぇ…)

男(そんなキャラでも無かったはずなんだけどな…)

男(何でだろ…)

男(本当…何でこんな頑張ってんだよ…!!)

男「ちっくしょぉおおおおおおおおおおおおおお!!」バキンッ

実況「おっと」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:42:45.42 ID:Xi40PWw0<>男「壊れろ!!壊れろ!!」バキッ、バキッ

実況「お、おい!!」

部長「それ以上は本当に…!?」

男「壊れろよぉおおおおおおおおおお!!」ドコンッ

実況「うっ…!!」

男「らぁあああああああああああああああ!!」ドゴン!!ドゴン!!」

実況「なっ…くっ…」

部長「お、押されてる…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:44:30.76 ID:Xi40PWw0<>部長「おい!!血が…」

実況「落ち着いて!!血が…」

男「それが、どうしたってんだー!!」メキッ、ベキッ

部長「っ!!」

実況「マジ…か?」

男「だぁああああああああああああああああああ!!」バリィイイイイイイイイイイン

実況「はぁっ!?」

部長「本当に…突破した!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:47:12.02 ID:Xi40PWw0<>実況「嘘だろ!?普通、壊せる訳…」

男「ごちゃごちゃ言ってる場合かぁああああああああああああああ!!」ブワッ

実況「!?」

男「ぶん殴られるんだから、覚悟しとけぇええええええええええええええ!!」グググググッ

実況「まずい!!」

男「だりゃぁああああああああああああああああああああ!!」ブンッ

バキィイイイイイイイイイイイイン!!

部長「!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:49:22.62 ID:Xi40PWw0<>実況「ぐっ…」ズサァッ

男「はぁ…はぁ…」

部長「大丈夫か!?」

実況「え、えぇ…何とか…」

部長「そ、そうか…」

実況「でも、困ったな…」

男「はぁっ…」ギロッ

実況「向こうはまだ収まってないみたい…」ジリッ

部長「くっ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:51:29.77 ID:Xi40PWw0<>男「おい」

実況「…」

男「言った通りだろ…?俺が壊せるっつたら壊せるんだよ…」

実況「そうだね…流石に本気で驚いたよ」

男「そんじゃぁ…覚悟決めろや」

実況「…その必要は無いね」

男「あぁ?どういう事だよ?」

実況「こういう事」パァッ

男「!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:53:58.56 ID:Xi40PWw0<>男「なっ…」

実況「ふぅ…あー、痛かった」

男「お前…」

実況「こっちが僕の本業、治療さ」

男「くそっ…殴った端から回復かよ」

実況「そういう事」

男「ゾンビかてめぇは…」

実況「今の君が言えた事じゃ無いね」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 22:56:33.77 ID:Xi40PWw0<>男「キリがねぇな…」

実況「だから言ったじゃん、詰んでるって」

男「うっせ、俺はツンデレの方が好きなんだよ!!」

実況「そんなんどうでもいいよ」

男「よくねぇよ!!」

実況「そ…そう?」

部長「知らん」

実況「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 23:01:05.24 ID:Xi40PWw0<>男「あー…いい事思い付いたぞー…」ニヤァッ

実況「…」

男「腕を振る、お前が動く前にもう一回振る」

部長「…」

男「そうだ、それでいいじゃん、何だ簡単じゃん…はっは」

部長「完全に自分を忘れてるな…」

実況「うん…完全にあの時と同じだ…言ってる事も」

部長「?」

実況「これは、かなり本気出さなきゃダメかな…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 23:03:54.35 ID:Xi40PWw0<>男「それじゃくたばる準備はおっけーかー?」ユラァッ

実況「そっちこそ」

男「俺はまだダメだぁ…やる事盛り沢山だからなぁ」

実況「それは僕も同じだよ」

男「じゃぁお前は全部キャンセルしとけ」

実況「無理」

男「俺が代わりにしといてやろうか?なぁ?」ギロッ

部長「!!」ビクッ

実況「その目でそっち見るな、怖がるだろ」

男「この目は生まれつきだ、今更文句言うなよ」

実況「…本当にそうかね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 23:06:26.38 ID:Xi40PWw0<>男「まぁ、お前の準備とかどうでもいいやぁ」

実況「そうかよ」

男「あぁ、俺がぶん殴る準備出来てればそれでおっけー」

実況「言うね」

男「腕が痛いんだ…早めにくたばってくれよ?」

実況「それは君次第だね」

男「そうかよ…そんじゃ遠慮無く…」ギロッ

実況「…!!」グッ

男「行くぞオラァアアアアアアアアアアアア!!」ダッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 23:09:09.26 ID:Xi40PWw0<>男「うぉぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」ザザァーッ

実況「速いっ…!!」

部長「もう…射程内!?」

男「懐がら空きなんだよぉおおおおおおおおおおおお!!」ズドンッ

実況「ぐふっ!!」

ズザァアアアアアアアアアアッ

実況「くっ…」サッ

男「とれーんだよ!!」ガッ

実況「しまったっ!!上を…」

男「ほら!!次行くぞぉおおおおおおおおおおおおお!!」ドカッ

実況「くぅっ!!」ガッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 23:14:45.54 ID:Xi40PWw0<>男「はっはっはー!!」ドカッ、バキッ

実況「こ、これは…!!」

男「どうしたー!!丸まって耐えるしかできねぇのかー!!」バキッ、ガキッ

実況「くっ…うっ…!!」

男「反撃しないのか?出来ないよなぁ?」ニヤァッ

実況「…」

男「その為にお前の上に乗ってんだ、せいぜい頑張って耐えろや!!」ドガッ

実況「うごっ!!」グンッ

男「ほらぁ!!ちゃんと防げよー!!」バキッ、バキッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 23:16:59.71 ID:Xi40PWw0<>部長「これは…まずい!!」ダダダッ

男「あー…?」クルッ

実況「だ、ダメだ!!今こっち来ちゃ!!」

部長「うるさい!!黙って見ていられるか!!」

男「んだよ…お前も混ざりてーのか?」ギロッ

部長「ぐっ…その程度で私が怯むかぁ!!」ダッ

実況「待って!!」

部長「喰らえぇえええええええええええ!!」ブンッ

男「!!」

バキィイイイイイイイイイイイイン!!<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 23:47:58.25 ID:Xi40PWw0<>部長「当たった!!」

男「ぐっ…」グラッ

実況「!!」

部長「今の内に引け!!」

実況「う、うん!!」バッ

男「…ちっ」

実況「あ、危なかったぁ…」

部長「無理するからだ!!馬鹿者!!」

実況「すんません…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 23:51:02.98 ID:Xi40PWw0<>部長「とにかく治療しろ!!」

実況「お、オッケー!!」パァッ

男「はぁ…マジかよ…」

実況「ふぅ…よし」グッ

男「あー…もう…めんどくせーなぁ…」ユラッ

実況「回復は出来たけど…」

部長「状況は好転していないようだな…」

実況「だね…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 23:53:49.86 ID:Xi40PWw0<>男「あーいてぇ…いてぇなぁ…」コキッ、コキッ

実況「そりゃ竹刀で叩かれりゃ…ね」

男「肩口…本気で狙いやがったな?」

部長「当たり前だ、今のお前は危険過ぎる」

男「はっ、お前らが言うかよ」

実況「…」

部長「…」

男「どいつもこいつも…嫌になるぜ」ギロッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/02(日) 23:58:39.48 ID:Xi40PWw0<>部長「ここからは私も加勢するぞ」

実況「そ、それはダメだって!!」

部長「うるさい!!」

実況「危険だから…」

部長「今更何を言っても無駄だ!!」

実況「…」

部長「向こうはもう、やる気だぞ」

男「あー…マジかよ、マジかよ」

実況「!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/02(日) 23:59:44.11 ID:xdEGI.DO<>せんせー、男みたいな肉体チートを身につけるにはどうしたらいいですか(・∀・)?<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 00:02:14.45 ID:jqKCurI0<>男「二人同時かよ…あーめんどくせぇ…」

実況「…」

男「まぁいいや…やる事変わらねぇし…」

部長「…」

男「殴って殴って…殴るだけだな、うん」

部長「そうはさせんぞ」

男「出来るって、すっげー簡単だもん」ダッ

部長「!!」

男「ほらぁ!!もう射程内だぞぉ!!」グッ

部長「くっ!!」ブンッ

男「うぉっと?」サッ

バチィイイイイイイン<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 00:06:18.17 ID:jqKCurI0<>>>52 厨二病になりましょう




男「あっぶないあっぶない」

部長「くっ、外したか!!」

男「その程度で当たるかよー…」

部長「やはり、予想以上に速い…!!」

実況「油断しないでください…一瞬でやられますよ」

部長「承知してる!!」

男「わかってても無駄だ、とれぇんだからよ」ギロッ

部長「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 00:09:02.55 ID:jqKCurI0<>部長「おい」

実況「なんですか?」

部長「私が攻勢に出る」

実況「!?」

部長「何とかして隙を作る、そこを…」

実況「む、無茶ですよ!!あいつ相手に…」

部長「無茶でもやるしか無い!!それに…」

実況「…?」

部長「貴様が…守ってくれるだろう?」

実況「…はい」

部長「では任せたぞ?」

実況「了解!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 00:11:33.30 ID:jqKCurI0<>男「ご相談は終わったのかぁ?」

部長「あぁ」

男「そんじゃこっちから…」

部長「そうはさせん!!」ダダダッ

男「あぁっ?」

部長「はぁっ!!」ブンッ

男「ちっ!!」サッ

部長「まだまだぁ!!」ブンッブンッ

男「くそっ!!手数で勝負って事かよ!!」

実況(部長…気をつけて…!!)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 00:13:12.63 ID:jqKCurI0<>男「当たらなきゃ意味ねぇんだよ!!」グッ

部長「させん!!」ブンッ

男「!!」バッ

部長「貴様に攻撃する暇など与えん!!」

男「くそがっ!!」

男(マジで攻撃できねぇ…)

男「あー!!かったりぃなー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 00:15:54.64 ID:jqKCurI0<>男「考えるのがめんどくせぇ…」

部長「ならば黙って、斬られろー!!」バッ

男「…そうだなぁ」ピタッ

部長「!!」

男「面倒だし…こいよ」

部長「余裕を言ってられるなど…甘い!!」バシィンッ

男「ぐぁっ!!」グラッ

部長「やった…」

実況「ま、待って!!まだ!!」

部長「え…?」

ガシィッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 00:18:30.47 ID:jqKCurI0<>部長「なっ…!?」

男「はっはー…捕まえたぁ」ニヤァッ

部長「しまった!!罠だったか!?」

男「こんな簡単な手に引っかかるなんて…純情なのはダメだぜ?」

部長「くっ…は、離せ!!」グッ、グッ

男「無駄無駄、お前の力じゃ逃げらんねーよ」グググッ

部長「ば、馬鹿な…!!」

実況「させない!!」ダダダダダッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 00:22:05.38 ID:jqKCurI0<>男「好きな相手がやられて見てられなくなった…はっ、感動だな」

部長「!!」

男「だが…そんな甘さじゃ俺には勝てねぇんだよ」ギロッ

部長「あっ…あ…」ゾワァッ

実況「その手を離せぇええええええええええええええ!!」

男「あー?いいぜ、離せばいいんだろ?」ガッ

実況「なっ!?」

部長「ぐっ!?」フワッ

男「おらぁあああああああああああああ!!」ブンッ

実況「!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 00:25:25.62 ID:jqKCurI0<>アレ…IDガ…KC…ダト…?社長?




部長「きゃぁああああああああああ!!」

実況「危ない!!」ガシッ

部長「くぅっ!!」

実況「うわっ!!」ドサッ

部長「だ、大丈夫か!?」

実況「え、えぇ…でも…投げるなんて…」

部長「信じられん…どこからそんな力が…」

男「さぁなぁ?何か知らないけど今の俺なら余裕だぜぇ?」

実況(まずいな…いよいよあの時と同じ状況だ…)

実況(中学校の、乱闘騒ぎの時と…!!)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 00:27:01.77 ID:jqKCurI0<>男「ところで、お二人さんは倒れてる場合なのかぁ?」

部長「!!」

男「抱き合っちゃってさぁ…そんなん見てると…」ダッ

実況「危ない!!」バッ

男「蹴っ飛ばしたくなっちゃうだろぉおおおおおおおおおおお!!」ブンッ

ガキィイイイイイイイイイイイイン!!<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 00:30:41.49 ID:jqKCurI0<>部長「こ、これは…」

男「…ちっ」

実況「せ、セーフ…」

男「またその壁かよ」

実況「もう出せないなんて言ってないだろ」

男「けっ、マジで底無しかよ…」

男(超能力ってのは使ってれば力尽きると思ってたんだが…)

男(違うのか?)

男(それともこいつだけ特別なのか?)

男(それともあいつだけ…?)

男(考えてもしょうがねぇ!!)

男(今は目の前の事だけ考えろ!!)

男(そう、こいつらをぶん殴る事だけを…)スッ

男「…」ギロッ

実況「まいったな…全然怯んでない…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 00:32:45.22 ID:jqKCurI0<>実況「とりあえず僕の後ろに居てください」

部長「わ、わかった…すまん」

実況「いえ」

男「あー?何だそりゃ」

実況「とりあえず君の体力を削る事から考えようかと」

男「はっ…無駄…」

実況「え?」

男「無駄…無駄…全部無駄なんだよぉおおおおおおおおおおおおお!!」バッ

実況「くっ、壁を!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 00:49:28.68 ID:jqKCurI0<>中途半端だけど寝ます…ハイ…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/03(月) 00:50:19.17 ID:w9aiMUDO<>>>65
乙!!

更新楽しみにしてます!<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/03(月) 09:31:23.66 ID:8Yq5fvE0<>のんびりやればいいさ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 22:59:56.59 ID:HcdfZcDO<>ヌワーッ…バイトオワター…


ゴールデンウィークとか…考えた奴誰だよ!!出てこいよ!!二回目だよ!!…ツカレタネムイ


よくわからないけど帰ってきたら兄貴にPC占領されていたので今日は携帯で…遅いけど…


デモノンビリカコウ、ウン、カコウ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 23:04:09.58 ID:HcdfZcDO<>男「おらぁっ!!」ガキィンッ

実況「よし!!防げる!!」

男「防げる?甘い事言ってんなー!!」ドカッ、バキッ

実況「くっ…やっぱり連続で打撃を…」

実況(でも、これでいい)

実況(あいつだって体力が無尽蔵な訳じゃ無いんだ)

実況(持久戦ならこっちが有利!!)

部長「だ、大丈夫なのか…?」

実況「大丈夫ですよ…絶対に守りますから」

部長「う、うん…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 23:08:31.14 ID:HcdfZcDO<>男「…」

実況「あれ…?」

部長「止まった…?」

男「壊した」

実況「え?」

男「砕けろぉおおおおおおおおお!!」ゲシッ!!

バリィイイイイイイン!!

部長「馬鹿な!?」

実況「ま、また壊された…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 23:11:33.88 ID:HcdfZcDO<>男「あー…マジで手間掛けさせてくれるなこの壁…」

実況「そんな…」

実況(お、おかしい…)

実況(さっきと比べて早過ぎる…!!)

実況(さっきはあんなに殴ってようやくって感じだったのに…)

実況(どうして…!?)

男「邪魔な壁は壊したし…そろそろ本気見せてくれよ」

実況「くっ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 23:14:56.66 ID:HcdfZcDO<>男「…」ユラッ

部長「くそっ…どうすれば…」

実況「…こうなったら仕方ないですね」

部長「?」

実況「二人で同時に攻めましょう」

部長「!!」

実況「うまく行けば、攻撃されずに無効化できます」

部長「う、うむ!!わかった!!」スッ

男「んー?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/03(月) 23:18:46.39 ID:HcdfZcDO<>男「んだよ、結局二人同時なのかよ」

実況「まぁね」

部長「本当はやりたく無かったのだが…事態が事態だ、仕方ない」

男「そうかよ」

実況「そんじゃ、覚悟はいいかい!!」

男「お前らこそ遺言は書いたのかよ!!」

部長「いらんな!!負けるのは貴様なのだから!!」ダッ

男「言うだけならタダだ…だがその台詞はちょっとお高いぜ?」ダッ

実況「知るかー!!」ダダッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/04(火) 00:13:00.84 ID:kaWcSsDO<>男が完全にヒール役になってる……良いぞ、それでこそ男だww<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 18:45:40.63 ID:rZk3gW.0<>今日もバイトが終わったお…


ゴールデンウィークとか…考えた奴誰だよ!!出てこいよ!!もう言いたいだけだよ!!…ヨシ


>>74 正直不評カトオモッタヨ…ヨカッタデス…


今日はPC使える…何時マデカハワカンナイケド…デキルダケカコウ…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 18:50:43.73 ID:rZk3gW.0<>実況「こっちだよ!!」ザッ

男「わかってらぁ!!その程度で…」

部長「甘い!!」バッ

男「なっ!?後ろ…」

部長「私を忘れるとは…喰らえ!!」ブンッ

男「っぅ…!!」

部長「よし、いけるぞ!!」

実況「そうですね」

実況(やっぱり冷静さを失ってる…)

実況(付け入る隙があるとすれば…そこだけだ)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 18:52:52.77 ID:rZk3gW.0<>実況「でも、あまり突っ込み過ぎないでくださいね?」

部長「むっ?」

実況「あいつに勝つには、コンビネーションしかないですから」

部長「わかっている、貴様が私をフォローすればいい」

実況「…僕のフォロー忘れないでね」

部長「あぁ、承知してる」

実況「本当かなぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 18:58:03.89 ID:rZk3gW.0<>実況「やぁっ!!」

部長「はっ!!」

ザンッ、バシッ、ダッ

男「く、くそっ…!!」

実況「ははっ、今度はそっちが防戦一方だね!!」

部長「だが手加減はせん!!」

男「ちくしょう…捉えきれない…!!」

部長「まだまだ!!」

実況「止まらないよぉ!!」

ガッ、ダンッ、バシッ

男「ぐぅっ…!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 19:00:40.36 ID:rZk3gW.0<>実況「ほらほら!!」ガッ

部長「こっちだ!!」ブンッ

男「ちょこまかとうっとーしー奴らだ…!!」

男(だが本気でまずい!!)

男(このままじゃ打つ手無しだぞ!!)

男(いい加減反撃しないと…)

男(って、んな事言っても…)

男(どうすりゃいいんだよ…!!)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 19:07:04.34 ID:rZk3gW.0<>実況「どう?諦めた方がいいよ」

部長「と言うのも何回目かわからんがな」

男「誰が…諦めるかってんだ…」

部長「やはりな…」

実況「二対一ってのは気が引けるんだけどなぁ」

男「けっ、勝てねぇくせに調子のんな」

実況「まっ、実際そうなんだけどさ」

部長「だが、二人なら出来る」

男「…はっ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/04(火) 19:08:09.21 ID:spyZ1k.o<>イジメカッコ悪い<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 19:13:05.54 ID:rZk3gW.0<>男「笑える…笑えるなぁ…」

実況「…?」

男「二人なら…だぁ?」

部長「そうだ、私達二人なら…」

男「はっ…それが笑えるってんだよぉ!!」ブンッ

実況「わっ!!」

部長「くっ…!!」

男「だせぇ!!なってねぇ!!全然ダメだぁ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 19:35:22.65 ID:rZk3gW.0<>>>81 イジメ、ダメ、ゼッタイ…ウン、ダヨネ



男「何が二人でだ!!くそが!!」

実況「…」

男「弱い奴が調子のんな!!」

実況「…本当に弱いのはどっちだよ」

男「あぁ…?」

実況「君のそれが、本当に強さなのかな?」

男「何訳のわかんねぇ事言ってんだ?お前」

実況「…だよね、わからないよね、君は」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 20:18:48.58 ID:rZk3gW.0<>男「そういうの見てるとさぁ…」ユラッ

部長「!!」

実況「来るよ!!気をつけて!!」

男「反吐が出んだよぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ダッ

部長「そっ…」

男「だりゃああああああああああああああああ!!」ブンッ

実況「危ない!!」ガバッ

部長「!?」

ドガンッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 20:29:05.66 ID:rZk3gW.0<>実況「ぐふっ…」ゴロッ

ズザァアアアアアアアアアッ

実況「…」

部長「なっ…」

男「あー…やっと当たったぜ」

部長「大丈夫か!?」

実況「な、なんとかね…ごほっ!!ごほっ!!」

部長「ぜ、全然大丈夫では無いだろう!?」

実況「大丈夫ですよ…治療すれば…」

男「させると思ってんのかぁ…?」

実況「!!」

部長「くっ!!もう動き出してる!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 20:30:53.96 ID:rZk3gW.0<>男「させる訳無いよなぁ!!」ダッ

部長「くそっ!!」ザッ

実況「あ!!」

部長「貴様は回復していろ!!私がやる!!」

実況「無茶だってわかってるでしょ!?」

部長「無茶でもやる!!やらねば…負けだ!!」ダッ

実況「ぶ、部長!!」

実況「くっそ…こんな時に…」

実況「早く回復を…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 20:32:55.43 ID:rZk3gW.0<>部長「うぉおおおおおおお!!」

男「あぁ?」

部長「私が、相手だぁ!!」ブンッ

男「ちっ!!」バシィンッ

部長「ここから先へは行かせん!!」グググッ

男「へっ、やるじゃねぇか!!」グググッ

部長「絶対に…私が守ってみせる!!」

男「…またそれかよ」イライラッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 20:36:06.36 ID:rZk3gW.0<>男「くっ…くくっ…」ニタァッ

部長「何を笑っている!!」

男「いやぁ、本当に笑える話だなと思ってなぁ」

部長「何が可笑しいというのだ!!」

男「二人じゃなきゃ勝てないってのに、一人居なくなりゃ守だ何だってさぁ…」グググググッ

部長「!?」

部長(また…押されて…!!)

男「くだらねぇ!!それの何が強さだっていうんだよ!!」ドンッ

部長「ぐぁっ!!」ドサァッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 20:38:41.54 ID:rZk3gW.0<>男「けっ…」スタスタッ

部長「ま、待て!!ここから先は通さんと…」

男「しつこいんだよ!!」ドンッ

部長「うっ!!」

男「ほら、結局何も出来ないんだ」

部長「う…うぅ…」

男「…変わらないんだ、何も、一人でも、二人でも」

部長「…」

男「そこで見てろ」

部長「ま、待て…!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 20:41:46.43 ID:rZk3gW.0<>実況「…」パァッ

男「…あ?」

実況「よし…」

男「んだよ、結局回復してんじゃねぇか」

実況「まぁね」

男「まぁいいや…どうせ一人じゃ何も出来ないんだしさ」

実況「部長…」

部長「す、すまん…」

実況「お前…!!」キッ

男「いいねぇ…その目、その目でいいんだよ」

実況「…」

男「そういう目をしてた方が罪悪感が増えるってもんだ」

実況「何言ってるんだ…?」

男「気にするなよ、やる事とは関係無いんだから、さぁ」

実況「…」スッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 20:44:13.02 ID:rZk3gW.0<>実況「…その手」

男「ん?」

実況「そんな拳で、よく殴れるね」

男「あぁ、そうだな」

実況「痛くないのか?」

男「いてぇよ、すっごくいてぇ」

実況「…」

男「でも、こんな痛みどうって事無いくらい頑張れちゃうんだよ」

実況「…そっか」

男「どうしてだと思う?」

実況「どうして?」

男「お前をぶん殴れるからだよ!!」ダッ

実況「それは…違うよ…!!」ダッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 20:46:49.49 ID:rZk3gW.0<>男「おらおらぁっ!!」ブンッ、ブンッ

実況「!!」シュバッ、サッ

男「腕ばっかり見てんじゃねぇよ!!」バッ

実況「なっ!?」

ザァアアアアアアアアアアアッ

実況「め、目が…!?」

部長「蹴りで砂を!?」

実況「くそっ!!前が…」ヨロッ

男「どこ見てんだよ!!俺はここだ!!」ブンッ

実況「ぐはっ!?」

ドカッ、バキッ、ゴンッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 20:52:16.43 ID:rZk3gW.0<>男「はっはー!!勢い止まってんぞー!!」バキッ、バキッ

実況「ぐふっ…かはっ…!!」

部長「貴様…卑劣な…!!」

男「二対一で殴り掛かってきといて、何言ってんだよお前は?」ギロッ

部長「ぐっ…」

男「まぁ、俺はその事に関しては何も言わないけどなぁ?」

部長「なに…?」

男「俺達が今してるのは試合なんかじゃ無いんだ…何だってアリなんだ」ドカッ、ドカッ

実況「…っ!!」

男「それなのにコンビネーションだとか…!!」

実況「ぐっ…あっ…」

男「結局何の役にも立ってねぇ!!だから笑えるって言ったんだよ!!」

部長「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 20:55:32.81 ID:rZk3gW.0<>男「おらどうしたぁ!!守るんじゃ無かったのかよ!!」バキッ

実況「ぐっ…がっ…」フラッ

男「暴力!!これ以上に強いもんがあるなら出してみろよ!!」ガンッ

実況「…っ」フラフラッ

部長「うっ…くっ…やっ…」

男「どうしたぁ!!寝るには早過ぎるんじゃねぇのかぁ!!」ガシッ

部長「や、やめろぉっ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 20:57:37.70 ID:rZk3gW.0<>男「…」ピタッ

実況「ぶ、ちょ…」

部長「やめ…ろ!!」

男「あぁ?何言ってるんだ?お前は」

部長「頼むから…もうやめてくれ…」

男「…」

部長「頼む…これ以上は…もう見ていられない…」ポロッ

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 21:00:21.49 ID:rZk3gW.0<>部長「頼む…お願いだ…!!」ポロポロッ

男「…」

実況「…」

男「…あーあ、しらけちまった」

実況「…?」

男「わかったわかった、やめりゃいいんだろやめりゃ」

部長「えっ…?」

男「ったく、俺が悪かった」パッ

部長「あっ…よかっ…」

男「…ってなるかよボケが!!」ドゴンッ

実況「ぐがぁっ!?」グニャッ

部長「!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 21:05:19.50 ID:rZk3gW.0<>男「ざけんな!!何がやめろだ!!頼むだ!!お願いだ!!」ドカッ、ドカッ

男「そんな言葉で済むなら!!こんな事!!しないで済むんじゃねぇのかよ!!」

部長「ま…待って…お願い…」ググッ

男「おらぁ!!愛しの部長が何か言ってんぞ!!聞こえねぇのかよ!!」

実況「ぶ…ちょ…う…」

部長「ま、待ってろ…今助けて…」

男「だから!!出来もしない事を口にすんな!!」バキッ

実況「っ!!」

部長「!!」ビクッ

男「お前はそこで怯えながら見てるしか出来ねぇんだよ!!もうわかっただろ!!」

部長「そん…な…」フルフルッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 21:09:29.12 ID:rZk3gW.0<>部長「た、頼む…誰か…」

男「はっ、いよいよ追い詰められてるなぁ?」

部長「助け…て…!!」

男「今度は他人頼りかよ…本当に惨めだよなぁ?」

実況「…」キッ

男「あ?何だよその目は」

実況「…かっ」

男「あー?聞き取れねぇよ」

実況「君は、本物の、馬鹿って…言ったんだよ…!!」

男「…上等だ、まだそんな事言えるなんてよぉ!!」ガッ

実況「ぐぅぅっ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 21:12:50.70 ID:rZk3gW.0<>男「これが間違ってるって言いてぇんだろ!!」

男「だがお前達じゃこの間違いを正すなんて出来ねぇ!!」

実況「…」ボロッ

部長「…」ポロッポロッ

男「それなら他の誰かが正してくれるのか?」

男「くそくっだらねぇ!!」

男「そんなヒーローが居る訳ねぇだろうが!!」

男「誰も他人を救ってくれなんかしないんだよ!!」

男「人を救うなんて事、出来る訳が無いんだから!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 21:15:16.98 ID:rZk3gW.0<>男(そうだ…)

男(誰にも出来ないんだ…誰かを助けるなんて…)

男(そう…俺があいつを助けるなんて…)

男(だからこいつらに…)

男(その為には…俺が!!)

男「トドメ行くぞぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」グンッ

実況「ここまで…か…」

部長「!!」グッ

女の子「待ってください!!」

男「!?」ピタッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/04(火) 21:16:42.15 ID:rZk3gW.0<>アーウー…何か微妙だけど…お出掛けです…イソイソ…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 19:34:05.57 ID:ZQJEKOY0<>ヘ…ヘヘッ…バイトオワター


ゴールデンウィークとか…考えた奴誰だよ!!出てこいよ!!今日で最後だよ!!…ヨシ、言いたいダケ


連休だったのに全然書けてないなぁ…何とかしないと…


トリアエズカコウ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 19:37:28.77 ID:ZQJEKOY0<>女の子「…」

男「お前…」

部長「…」ポロッ、ポロッ

実況「テスラ…ちゃん…?」

女の子「何を…しているのですか…?」

男「これか?これはお前の為になぁ」

女の子「私の…為に?」

男「おう、そうだぞ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 19:39:24.26 ID:ZQJEKOY0<>女の子「何故…こんな…」フルフルッ

男「まぁ、丁度終わった所だしよかった」

女の子「え?」

男「もう俺を止める事も出来なさそうだしなぁ」

実況「くっ…」

部長「…」

男「はっ…やっぱりお前達じゃ無理だったな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 19:41:59.93 ID:ZQJEKOY0<>男「さっ、そんじゃ行こうぜ…」スッ

女の子「触らないでください!!」パシッ

男「!?」

女の子「大丈夫ですか!?」タッタッタッ

部長「私は…それより彼が…」

女の子「重傷ですね…」

実況「ってて…心配掛けて悪いね…」

部長「まったくだ!!この馬鹿者!!」

実況「…ごめんなさい」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 19:44:13.28 ID:ZQJEKOY0<>男「お、おい…」

女の子「…」

男「何だよ、どうして…」

女の子「それはこちらの台詞です!!」

男「…」

女の子「どうしてこのような事をしたのですか!?」

男「どうしてって…だから、それはお前の為に」

女の子「これが本当に私の為だと言うのですか!?」

男「あ、あぁ…」

女の子「こんな事…私は全然嬉しく無いです!!」

男「!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 19:47:14.23 ID:ZQJEKOY0<>女の子「早く治療を…」

男「…何だよ、やっぱりじゃねぇか」

女の子「え?」

男「…放っておけよ、そんな奴ら」

女の子「なっ!?」

男「そいつらはお前を…」

女の子「…最低です」

男「…」

女の子「見損ないましたよ!!」

男(そう…だよな、こんな…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 19:48:50.25 ID:ZQJEKOY0<>女の子「こんな事するあなたは大嫌いです!!」

男「!!」

部長「…」

実況「…」

男「はっ、こんな事する俺って…」

女の子「?」

男「これが本当の俺なんだぜ?」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 19:53:23.04 ID:ZQJEKOY0<>女の子「私の知っているあなたは、こんな事しませんでした」

男「お前が俺の何を知ってるってんだよ?」

女の子「…」

男「俺がお前の事何も知らないのと同じで、お前だって俺の上辺しか知らねぇだろ」

女の子「それは…」

男「俺の事わかってるような態度はやめろよ!!そういうのはもううんざりなんだよ!!」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 19:56:55.40 ID:ZQJEKOY0<>男「所詮俺達は他人なんだ、信じるなんて安っぽいんだよ!!」

女の子「…」

男(早く…)

男(早く終わらせてくれ…)

男(これ以上は…俺に言わせないでくれ…)

男(お前の泣きそうな顔…そんな顔…見たくない)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 19:59:26.96 ID:ZQJEKOY0<>女の子「…」

男「…俺と、行く気は無いか?」

女の子「えぇ、今のあなたとは」

男「今の俺が本当の俺だって言ってんだろ」

女の子「…そうですか」

男「あぁ」

女の子「…もう、限界です」

男「…そうかよ」

女の子「はい」

男「…そんじゃ、ここまでだな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:04:56.21 ID:ZQJEKOY0<>男「そんじゃぁな」

女の子「…」

男「…最後に一つ、いいか?」

女の子「何ですか?」

男「俺の事、どう思う?」

女の子「…質問の意味がわかりません」

男「純粋に、どう思っているか聞きたいだけだ」

女の子「…大嫌いです」

男「そっか…それが聞ければ、安心だ」スタスタ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:08:15.18 ID:ZQJEKOY0<>男「…」

男(よかった…)

男(最後まで、何とか崩さないで済んだな…)

男(これであいつも…)

男(はっ…あっけないもんだな…)

男(でも…これしか思い付かなかったし…)

男(…あいつには悪い事したな)

男(今度、見舞いの物でも送ろう…)

男(俺の事を、忘れた頃に…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:09:55.39 ID:ZQJEKOY0<>女の子「…」

部長「お、おい…いいのか?」

女の子「…問題無いです」

部長「しかし…」

女の子「それよりも、今はこの人を…」

実況「うぅっ…」

部長「う、うむ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:11:38.62 ID:ZQJEKOY0<>女の子「これ程までにボロボロになるなんて…」

部長「…あいつを甘く見ていたのだ」

女の子「…」

部長「あんなに強いなんて…今まではあんなに…」

女の子「…その話はやめましょう」

部長「え?」

女の子「それより今は…」

部長「…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:13:41.08 ID:ZQJEKOY0<>実況「僕なら…大丈夫だよ…」ヨロッ

部長「!!」

女の子「今は動かない方がいいです」

部長「そ、そうだ、安静に…」

実況「大丈夫…今、治るから…」

女の子「…?」

実況「…」パァッ

女の子「!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:16:02.51 ID:ZQJEKOY0<>実況「はぁ…流石に疲れた…」

女の子「今のは…」

実況「超能力…だよ、君と同じ、ね」

女の子「!?」

部長「…」

女の子「何故…その事を…?」

実況「最初から知ってたんだ、君が超能力者だって」

女の子「…」

実況「黙ってて、ごめんね」

女の子「い、いえ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:18:17.21 ID:ZQJEKOY0<>実況「しっかし…まさか本当に負けるなんてね…」

部長「そうだな…」

実況「あいつ、少しは手加減しろっての」

女の子「見事に傷口が無いですね」

実況「僕は治療のスペシャリストってやつだからね」

女の子「私には出来ません」

実況「苦手分野ってのは誰にでもあるからねぇ」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:21:24.43 ID:ZQJEKOY0<>部長「それより、君に話があるのだ」

女の子「私に、ですか?」

部長「うむ」

女の子「何でしょうか?」

部長「その…少し言い難いのだが…」

女の子「?」

部長「ニュースで、君の事を見た」

女の子「!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:25:38.79 ID:ZQJEKOY0<>女の子「…知られてしまいましたか」

部長「うむ…」

実況「それで、話を聞きたいんだけど…」

女の子「…」

実況「言いたく…無いよね?」

女の子「…はい」

部長「そうか」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:27:22.89 ID:ZQJEKOY0<>女の子「それで、私をどうしようと?」

実況「その事なんだけど…二人で話し合ったんだけどさ」

部長「君を、匿おうと思ってな」

女の子「え?」

部長「どうしてもニュースの話を信じられないのだ」

女の子「ですが…」

部長「もちろん、君が良ければだが」

女の子「私は…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:29:44.27 ID:ZQJEKOY0<>実況(どうしてだろう?)

実況(あいつは、こうなる事を望んでなかったはず…)

実況(ずっと旅を続けたいはずだったのに)

実況(なのにどうして…?)

実況(それに最後…)

実況(大嫌いって言われて…よかったって…)

実況(まさかあいつ…わざと!?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:33:12.00 ID:ZQJEKOY0<>実況(そうとしか考えられない…)

実況(わざと嫌われて…この子を諦めさせようと…)

実況(だって、そうするしかない…)

実況(説得したって、旅を続けたいって言うはず…)

実況(この子なら、絶対そうする)

実況(それならどうするって…)

実況(続けたくないようにするだけ…)

実況(だからあいつは…)

実況(…最初からわかってたって事か)

実況(何が人の為なんかくだらないだよ…)

実況(結局自分が…一番傷付いてるじゃないか)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:35:50.67 ID:ZQJEKOY0<>実況(それなのに僕は)

実況(…簡単に治した傷が痛いな)

実況(あの傷の痛み…)

実況(それがそのままあいつの痛みなんだろうな)

実況(くそっ…)

実況(こんな…事って…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:37:19.18 ID:ZQJEKOY0<>実況(僕は…)

実況(僕は…どうするべきなんだろう?)

実況(この子の為に、黙っているのか…)

実況(それとも、あいつの為に打ち明けるのか…)

実況(…いや)

実況(黙ってても、この子の為にはならない)

実況(きっと、そうなんだ…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:40:48.78 ID:ZQJEKOY0<>実況(でも、それはこの子にとって幸せなのか?)

実況(このまま旅を続ける事が)

実況(本当にこの子の幸せなのか?)

実況(…そんなの決まってる)

実況(それが、この子の幸せに決まってるじゃないか)

実況(だって、他でも無い…あいつと一緒に居られるんだから!!)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:43:43.61 ID:ZQJEKOY0<>実況(本当にこれが正しい事なのかはわからない…)

実況(でも、言わなきゃ後悔する…)

実況(だから…僕は!!)

実況「あ、あのさ…」

女の子「…申し訳ありません」

実況「え?」

女の子「嬉しい提案ですが…お断りさせていただきます」

実況「!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:45:13.59 ID:ZQJEKOY0<>実況「どうして…?」

部長「私達の事を心配しているのか?それなら…」

女の子「それもありますが、違います」

部長「それではどうして…?」

女の子「私の旅はまだ終わってません」

実況「!!」

女の子「ですから、まだ止まる訳にはいきません」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:47:08.17 ID:ZQJEKOY0<>部長「旅を続ける…?」

実況「一人で、行くって事?」

女の子「一人で?」

実況「だってあいつは…」

女の子「大丈夫ですよ」

実況「大丈夫…?」

女の子「たとえくだらないと言われても、私はあの人の事を信じていますから」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:49:51.82 ID:ZQJEKOY0<>女の子「ですので、私は一人になりません」

部長「…」

女の子「もちろん、あの人の事も一人にはさせません」

実況「…そっか」

女の子「はい」

実況(なんだ…)

実況(いろいろ考えたけど、無駄だった)

実況(二人の事を疑うなんて)

実況(それこそ、くだらない事だったよね)

女の子「では、私はあの人を追います」

部長「…わかった、君が決めた事だ、止めはしない」

女の子「ありがとうございます」タッタッタッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:53:15.66 ID:ZQJEKOY0<>男「…」

男「はぁ…」

男「くっだらねぇ」

男「何がくだらねぇって…そりゃぁ…」

男「…俺がした事、全部だよな」

男「…何でだろ」

男「何でこんなくだらない事してんだよ、俺」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:55:09.34 ID:ZQJEKOY0<>男「本当に馬鹿だよなぁ…」

男「こんな何の得にもなんない事してさぁ…」

男「腕もボロボロだし…」

男「大損じゃねぇかよ、馬鹿が…」

男「…いや」

男「これであいつが安心していられるんだ」

男「何だ、得してんじゃん」

男「ははっ、やったね」

男「…あぁ、いてぇ、腕とかいろいろいてぇ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 20:57:17.28 ID:ZQJEKOY0<>男「あいつ…大丈夫だったかな…」

男「相当ボコボコにしちまったけど…」

男「やっぱり謝りたいなぁ…」

男「でも今会いに行けないし…」

男「…あいつなら、気付くかな?」

男「気付くよな、あいつなら」

男「言わなきゃいいけど…」

男「言わない…よな?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 21:01:16.41 ID:ZQJEKOY0<>男「さてと…車に戻ってきたはいいけど…」

男「どうすっかなぁ…」

男「家に…帰るか?」

男「でも、こんな状態で帰ってもなぁ…」

男「…母さんにあれだけ言っといて、こんな事になって」

男「絶対怒られるよな」

男「…」

男「しばらく考える事にしよう」

男「べ、別に…帰るのが怖い訳じゃないぞぉ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 21:02:59.18 ID:ZQJEKOY0<>男「そうだ」

男「救急箱の中に包帯とかあったよな…」

男「とりあえず巻くか」

男「何もしないよりかはマシだよな?」

男「…って、この腕でどうやんだよ」

男「出来ねぇじゃん…」

男「はぁ…本当に俺って馬鹿だなぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/05(水) 21:04:51.03 ID:ZQJEKOY0<>男「いいや、放っといても…」

男「何か残ってた方が男の勲章っぽいしな!!」

男「…こんな勲章あってどうすんだよ」

男「ただの馬鹿やった証じゃねぇか」

男「早く消えてくれりゃぁ…」

男「…いや、それも嫌だな」

男「あいつの事…忘れたく無いし」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/05(水) 23:14:54.15 ID:KoUAmqEo<>あ・・・あれ・・・・目から汁が・・・・
セイエ・・・・ナンデモナイ・・・・・・・
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 02:34:00.19 ID:0H3UlcDO<>お出かけ先なので携帯にチェンジー…アー…ネムイ…


>>137 イ、イワセネェヨー…イヤナンデモナイ


オソイケドカキマス<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 02:38:57.25 ID:0H3UlcDO<>男「あいつは俺の事忘れるかなぁ?」

男「忘れてくれるよな、あいつなら」

男「忘れるのは得意だからな、ははっ」

男「…俺はどうなんだろうな」

男「かなり内容の濃い日々だったなぁ…」

男「忘れられる訳ねぇよ」

男「あんなに楽しい時間…だったんだから…」

男「何であいつは…!!」

男「…やめよう」

男「きっと、あいつは悪くないんだ」

男「俺が信じてやらなきゃならないんだ」

男「傍に居てやれなくても…俺が…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 02:52:52.91 ID:0H3UlcDO<>男「…」

男「…戻りたい」

男「あの頃にさ」

男「俺が運転して」

男「後ろであいつが口煩くて」

男「そんで、俺がくだらない話してさ」

男「あいつが、呆れた顔でツッコミして…」

男「それで俺が笑って…」

男「あいつも…笑ってくれてさぁ…」

男「それで…また…走って…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 02:56:16.97 ID:0H3UlcDO<>男「…はっ」

男「あの頃って」

男「つい最近の事じゃねぇか」

男「そりゃ、最近全然動いてないし」

男「あいつも…退屈そうな顔してたけどさ…」

男「それでも、笑ってたじゃん…」

男「…何でこうなんだよ」

男「はぁ…本当もうため息しか出ねぇよ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 02:59:04.88 ID:0H3UlcDO<>男「大嫌い…かぁ」

男「あの一言は効いたなぁ…」

男「マジで泣きそうになっちまったじゃねぇか」

男「くっそ…」

男「大嫌い…大嫌い…」

男「あーっ!!」

男「もーっ!!大嫌いってー!!」バシバシッ

男「ぐゃっ!!う…腕が…」ピクピクッ

男「あー…あー…もう…痛いってんだ馬鹿…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 03:13:56.77 ID:0H3UlcDO<>男「…」

男「やっぱ戻りたい」

男「あの頃っていうか」

男「ちょい前…二、三時間前くらい?」

男「そうすりゃ…」

男「…はぁ」

男「だから、無理だって」

男「もう、元になんか戻らねぇよ」

女の子「…何を言っているのですか、あなたは」

男「!?」ガタガタッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 03:16:11.38 ID:0H3UlcDO<>男「うぎゃぁああああああああああああ!?」ガタガタガタッ

女の子「うるさいですね」

男「出た!!出たー!!」

女の子「失礼ですね、私は幽霊ですか」

男「おま…お前…」

女の子「私は幽霊が嫌いです」

男「そ、そんな話今はいいだろ!!」

女の子「そうですか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 03:27:20.09 ID:0H3UlcDO<>男「俺に気付かれないようにどうやって乗ったんだよ!?」

女の子「静かに入りましたので」

男「いつから居たんだよ…?」

女の子「あなたの独り言が始まった辺りから」

男「げっ…」

女の子「大嫌い…かぁ…泣きそうになっちまったよぉー」

男「そ、そんな風に言って無いだろ!!」

女の子「あの頃に戻りたいですー」

男「や、やめろぉおおおおおおおおおおおおお!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 03:33:39.02 ID:0H3UlcDO<>男「つか、何でお前がここに居るんだよ!?」

女の子「居たらダメですか?」

男「い、いや…俺はその…う、嬉しいけどさ…」

女の子「そうですか」

男「…」

女の子「居る理由は単純ですよ」

男「え?」

女の子「ここが、私の居場所ですから」

男「…そっか」

女の子「それに、あなたが心配でしたし」

男「!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 03:48:57.81 ID:0H3UlcDO<>男(か、可愛い)

女の子「どうしました?」コロッ

男(首を傾げる所がまた可愛い!!)

女の子「あの…?」

男「…なぁ」

女の子「なんですか?」

男「ちょっと抱きしめていいか?」

女の子「…突然何を」

男「いや、抑え切れない謎の気持ちが」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 04:08:17.38 ID:0H3UlcDO<>女の子「ダメですよ」

男「なっ!!ショック!!」

女の子「…」

男「オージーザスー!!」ダンダンッッ

女の子「あ」

男「にぎゃぁああああああああああああ!!腕があああああああああああああ!!」

女の子「…何しているのですか、もう」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 04:25:37.93 ID:0H3UlcDO<>男「痛いよぉ…痛いよぉー…」

女の子「ですからダメと言ったのですよ…」

男「そういう事だったのか…早く教えてほしかったぜ…」

女の子「…救急箱に包帯ありましたよね?」

男「ん?あぁ…」

女の子「巻きますから、待っててください」

男「お、おう」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 04:40:40.60 ID:0H3UlcDO<>女の子「ありました」

男「…」

女の子「腕、出してください」

男「おう…」スッ

女の子「うっ…」

男「結構グロいだろ…?」

女の子「そ、そうですね」

男「悪い…見たく無ければ…」

女の子「いえ、大丈夫ですから」

男「でもさ…」

女の子「大丈夫ですから、やりますから」

男「…そっか、じゃ頼む」

女の子「はい…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/06(木) 11:43:36.37 ID:4N1wxr.o<>そういえば最初に比べて女の子だいぶ口調かわったきがするなあ
いまのがすきだけど!

それに最初女の子童貞とかいってたの思い出したわwwww<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/06(木) 12:10:22.24 ID:E/PjIEDO<>>>151
はじめの頃はアスカのわがままさを持ったレイってかんじの口調だったもんな……要するにわがままなのに無表情な子ってことな

俺も今の女の子の方が好きだ!嫁にしたい!!<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:10:13.69 ID:6XROQkM0<>気が付いたら、こんな時間だった…ヤバイ、ネタイ


>>151-152 ありがとうございます、デモ女の子ハマダカワリソウ…キャラワカンナイオ…


一度整理したい…あらすじコーナー…復活シタラヤロウ…タブンシナイケド…


学校まで時間無いけど少し書き…書き…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:12:10.71 ID:6XROQkM0<>女の子「…」クルクルッ

男「っ!!」

女の子「大丈夫ですか?」

男「あ、あぁ…なんとか」

女の子(丁寧にやらないと…)クルクル

男「…」ジーッ

女の子「どうしました?」

男「いや、ふと思ったんだけどさ…」

女の子「?」

男「惜しいなぁ、と思って」

女の子「惜しい?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:13:57.07 ID:6XROQkM0<>女の子「何が惜しいのですか?」

男「いやな、今包帯を巻いてもらってる訳だが」

女の子「はい」

男「看病って、形も大事だと思うんだ」

女の子「どういう事ですか?」

男「つまりだな…」

女の子「はい」

男「ナース服買っておけばよかったぁああああああああああああああああ!!」

女の子「!?」ビクッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:16:24.04 ID:6XROQkM0<>男「ちくしょう!!何でだ!!何でなんだー!!」

女の子「あの…」

男「何でこんな時にナース服が無いんだー!!」

女の子「お、落ち着いてください…」

男「こういう時の為のコスプレじゃないのかー!!」

女の子「違うと思いますが」

男「くっそぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

女の子「傷の痛みで錯乱しているのでしょうか…いえ、これが普通ですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:23:46.47 ID:6XROQkM0<>男「ちくしょう…ちくしょう…」

女の子「…」

男「くやしいのう…くやしいのう…」

女の子「馬鹿な事言ってないで、腕動かさないでください」

男「だってよ…ナース服が無いんだぜ…?これ以上悲しい事があるかよ…」

女の子「沢山あると思いますが…」

男「くそっ…こんなんじゃ…報われねぇよ…」

女の子「何がですか」

男「何の為に…こんな傷を負って…」

女の子「この為だったのですか?」

男「い、いや…違うけど」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:28:55.50 ID:6XROQkM0<>女の子「…」クルクル

男「うー…」

女の子「うーうー言わないでください」

男「だってさぁ…」

女の子「子供ですか」

男「心は少年のままなんだぜ…」

女の子「少年はこんな事で泣きそうにならないと思いますが」

男「そんな事無いぜ…」

女の子「…そうですか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:31:28.85 ID:6XROQkM0<>女の子「制服ですが我慢してください」

男「…うん」

女の子「機会があれば、ナース服も着ますから」

男「本当か…?」

女の子「本当です」

男「や、約束だぞ!!絶対だぞ!!」

女の子「はい」

男「ナース…ナース…ジュルリッ」

女の子「何を想像しているのですか!?」

男「おっといかん…ジュルリッ」

女の子「…やはり取り消したいです」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:35:10.82 ID:6XROQkM0<>男「お前は本当にいい奴だな」

女の子「そうですか、ありがとうございます」

男「俺が今まで出会った奴らの中で一番いい奴」

女の子「出会いが少なかっただけでは」

男「そ、そんな事無いぞ!!今までだって…えーっと…」

女の子「…」

男「…」

女の子「…」クルクル

男「何で無言になるんだよ!!何か言えよ!!」

女の子「本当に友達いないですね」

男「ぐふっ…か、会心の一撃…だぜ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:38:07.03 ID:6XROQkM0<>男「包帯っていいよな」

女の子「何がですか?」

男「こう…材質的な」

女の子「そうですか」

男「お前も巻けばいいのに」

女の子「巻く意味が無いですよ」

男「いやいや、あるぞ」

女の子「…?」

男「例えば胸に…」

女の子「…」ギュッ

男「いぎぃっ!?」ビクンッ

女の子「すみません、手が滑りました」

男「ぐっ…ぐっ…」ピクピク<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:40:59.31 ID:6XROQkM0<>男「痛い…」

女の子「痛いのはお好きではないのですか?」

男「こういう痛みはちょっと…」

女の子「そうですか」

男「…って、別に痛いのとか全然好きじゃないけど!?」

女の子「あら?違いましたか?」

男「違うよ!!俺が好きなのは…」

女の子「好きなのは?」

男「…言葉攻めとか」

女の子「突然変な話題やめてください、ドン引きです」

男「…すまん」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:42:58.31 ID:6XROQkM0<>男「だが俺はあえて声を高らかに言うぜ!!そう!!言葉攻めが好きだと!!」

女の子「…」

男「さぁ、俺に変態と言ってみろ、効かんぞ」

女の子「…」ボソボソッ

男「!!」ビクッ

女の子「…」ボソッ、ボソボソッ

男「ちょ、ま、そんな台詞…うわぁあああああああああああああああああん!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:46:08.61 ID:6XROQkM0<>男「だ、ダメだ…耐え切れない…」

女の子「もう限界ですか」

男「危なかった…危うく本気で昇天するところだったぜ…」

女の子「残念です」

男「えっ!?」

女の子「まだ言い足りなかったのですが」

男「もうやめて!!俺のライフはゼロなんだぜ!!」

女の子「まだ行けるはずです」

男「ま、まだいってないよ!!」

女の子「何の話ですか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:47:48.24 ID:6XROQkM0<>女の子「終わりましたよ」キュッ

男「おう、あんがと」

女の子「…」

男「ん?どうした?」

女の子「…もうそんな無茶はしないでください」

男「え?」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:51:38.21 ID:6XROQkM0<>男「どうしたんだ?急に」

女の子「私、これでも本当に心配したのですよ?」

男「…」

女の子「あなたの腕、血まみれで…凄く…痛かったのではないですか?」

男「…あぁ、痛かったな」

女の子「それなのにあんな事を言って…私がどんな気持ちになったと思っているのですか」

男「…ごめん」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:53:28.79 ID:6XROQkM0<>女の子「…約束してください」

男「約束?」

女の子「もう二度と、あんな事はしないと約束してください」

男「…」

女の子「そうしなければ、私は…」

男「不安か?」

女の子「…はい」

男「はぁ…お前はまだ俺の心配してんのか」

女の子「…当たり前です」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:56:36.53 ID:6XROQkM0<>女の子「ですから…」

男「あぁ、わかったよ、約束する」

女の子「…」スッ

男「ん?」

女の子「えと、その…指切りをしましょう」

男「また随分と古風な」

女の子「言葉だけではまだ不安ですので」

男「わかったよ、やるよ」ギュッ

女の子「…破ったら先程の言葉を100時間ですよ」

男「そりゃ怖いな、肝に銘じておく」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 15:58:21.60 ID:6XROQkM0<>男「さてと…そんじゃ行くか」

女の子「え?」

男「何だかんだで時間取られたけど、まだ動ける時間だからな」

女の子「ですが、腕が…」

男「運転くらいなら痛くないよ」

女の子「…」

男「それに、本来の目的を忘れたくないしな」

女の子「…そうですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 16:00:26.39 ID:6XROQkM0<>男「ん?」

女の子「あら?」

実況「あれ?もう出るんだ」

男「お前ら、まだ居たのか」

部長「…腕は大丈夫なのか?」

男「おう、余裕だぜ」

部長「そうか、それは何よりだ」

男「…悪かったな」

部長「むっ?」

男「こいつの為に言ってくれてたのにさ…あんな事しちまって」

部長「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 16:02:49.05 ID:6XROQkM0<>実況「あ、あのさ、こいつも考えがあって…」

部長「…気持ち悪い」

男「…は?」

部長「何を気にしているのだ?貴様は」

男「いや、そりゃ気にするだろ、あんな事したんだから」

部長「あの事を貴様が気にするなど、気味が悪いぞ」

男「…」

部長「貴様も考えがあったのだ、それが私達とぶつかってしまった…それだけの事だろう?」

男「…あぁ、そうだな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 16:04:27.14 ID:6XROQkM0<>男「その、何と言うか…ありがとうな」

部長「…」

男「変かもしれないけど…何か助かった」

部長「…ふっ、貴様に礼を言われても、ますます気味が悪いだけだ」

男「ははっ、そうだろうな」

部長「うむ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 16:07:13.04 ID:6XROQkM0<>男「お前にも随分悪い事したな…」

実況「あ、俺は全然謝ってもらってもいいよ」

男「…ごめん」

実況「え、おい、普通に謝るの?」

男「だって、本気で悪いと思ってるし…」

実況「…それは、こっちもだよ」

男「?」

実況「もっと早く、気付けばよかった」

男「…やっぱわかるんだな」

実況「言っただろ?これでも鋭い方だって」

男「あぁ、そうだったな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 16:09:06.11 ID:6XROQkM0<>実況「まぁでも、無事元に戻ったならそれでいいよ」

男「…」

実況「ん?」

男「お前、もう元通りなんだな」

実況「身体?まぁ治すのは得意だから」

男「なんか…悔しいなぁ」

実況「え?」

男「もう一回やっとくか?」グッ

実況「ま、マジで勘弁!!」

男「冗談だよ」

実況「やめてくれ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 16:10:49.46 ID:6XROQkM0<>実況「何なら君の傷も治そうか?」

男「いや…これはいい」

実況「…」

男「これが罰なんだと思う、だからいい」

実況「君ならそう言うと思ったよ」

男「そうか?」

実況「うん、やっぱりそっちが本当の君だ」

男「…あぁ、ありがとな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 16:12:42.20 ID:6XROQkM0<>男「そんじゃ、俺達はもう行くぜ」

実況「ん、気をつけてね」

部長「達者でな」

女の子「お騒がせいたしました」

男「そんじゃ、また何処かでな」

実況「うん」

部長「また会おう」

女の子「はい、またね、です!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 16:17:09.41 ID:6XROQkM0<>実況「またまた行っちゃいましたね」

部長「そうだな」

実況「そんじゃ僕達も疲れましたし、帰りましょうか」

部長「まだ仕事が残ってるぞ」

実況「うげっ…」

部長「さっさと片付けるとしよう」

実況「はーい…」

部長「それで…だな」

実況「ん?なに?」

部長「その…仕事が終わったら、久しぶりに二人で食事でも…と」

実況「…」

部長「ど、どうした…?嫌か?」

実況「いえいえ!!喜んでお供します!!」

部長「う、うむ…そうか」

実況「しかし問題が」

部長「なんだ?」

実況「今回の僕達の出番がこれで終わりなのでデートシーンが全カット…」

部長「私はその方が嬉しいぞ?」

実況「えー、皆に部長の可愛さを知ってもらうチャンスなのに」

部長「貴様がそういう事を言うから嫌なのだ…それと、部長と呼ぶな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 16:19:08.30 ID:6XROQkM0<>男「何だかんだで、あいつらも本当にいい奴らだな」

女の子「そうですね」

男「もう少し話したかったけど…そうも言ってられないよな」

女の子「…」

男「ってな訳で、次の街までエスコートさせてもらうぜ、お姫様」

女の子「よろしくお願いしますね、私の運転手さん」

男「おう!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/06(木) 16:19:57.23 ID:6XROQkM0<>何かキリがよさそうなので学校行ってきます…イソイソ…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/06(木) 22:41:25.92 ID:irOkmoDO<>僕たちの冒険はこれからだ!<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/07(金) 06:36:38.02 ID:3rOpNKQ0<>ハイ…雀荘帰りです…眠いです…生きたいです…ドラクエ進めたいです…


>>180 どう見ても打ち切りです、本当に以下略


寝落ち率高いけど書こう…今寝たら起きれなさそうだし…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/07(金) 06:39:04.08 ID:3rOpNKQ0<>男「むーん…」

女の子「どうしました?やはり腕が痛いですか?」

男「いや、それは大丈夫なんだが…」

女の子「では?」

男「いやな、このまま街を出るのは危険なんじゃないかと」

女の子「どうしてですか?」

男「ほら、お前用の非常食が何も無いし」

女の子「…お菓子の事ですか?」

男「うん」

女の子「非常食では無いと思いますが…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/07(金) 06:42:00.52 ID:3rOpNKQ0<>女の子「ですが、確かにお菓子は必要ですね」

男「だろ?」

女の子「コンビニ寄ってください」

男「あいよ、どこにあるかな?」

女の子「あそこにありますよ」

男「よっし、ナイスタイミング!!」

女の子「そうですね」

男「幸先のいいスタートだぜ!!」

女の子「買い物をしなければならないこの状況は、まだ出発すらしていないと思います」

男「出発してんだよ!!ただちょっとお菓子食べたいだけなんだよ!!」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/07(金) 06:44:00.60 ID:3rOpNKQ0<>男「という訳でやってきたぜコンビニ」

女の子「はい」

男「今回はコンビニでのマナーの話をしたい」

女の子「マナー?」

男「そうだ、マナーだ」

女の子「コンビニにマナーなどあるのですか?」

男「あるぞぉ、かなり重要だぞぉ!!」

女の子「…本当でしょうか?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/07(金) 06:45:32.75 ID:3rOpNKQ0<>男「聞きたいか?」

女の子「聞かずとも勝手に話しそうですね」

男「まぁな」

女の子「今の台詞からわかると思いますが、聞きたく無いです」

男「そうか、それじゃぁ聞け」

女の子「…先に私の話を聞いてくださいよ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/07(金) 06:48:28.99 ID:3rOpNKQ0<>男「まず、入った時に入店音を口ずさむ」

女の子「いきなり訳がわかりませんね」

男「これにより店員が通常の三倍の速度で来客に気付く」

女の子「早く気付いても意味が無いと思いますが…」

男「続いて、ATMコーナーをチラ見する」

女の子「それには何の意味が?」

男「特に無い、ただチラ見するだけ」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/07(金) 06:53:18.70 ID:3rOpNKQ0<>男「次は雑誌コーナーだ」

女の子「ここは誰でも通りますね」

男「あぁ、だからこそ最低限のマナーは守るんだ」

女の子「はい」

男「ここでやってはいけない事が一つあるんだが、わかるか?」

女の子「立ち読みですか?」

男「いや、違う」

女の子「違うのですか…絶対そうだと思ったのですが…」

男「結局読んでるんだからいいじゃん、立ち読みくらい」

女の子「売り上げにならなければいけないと思いますが…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/07(金) 21:58:01.52 ID:PpMdvYDO<>ケータイ…ケータイ…




女の子「それで答えは?」

男「答えは…下に置いてある本を読んではいけない、だ」

女の子「?」

男「下に置いてある本は買う気がある奴だけが触っていいのだ」

女の子「なるほど、綺麗な本を買いたいですからね」

男「そうだ」

女の子「私、正解ではないですか?」

男「少し違うから不正解」

女の子「残念です」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/07(金) 22:00:05.95 ID:PpMdvYDO<>男「次は飲み物のコーナーだ」

女の子「ここも誰もが通る場所ですね」

男「そうだな」

女の子「ここにもマナーがあるのですか?」

男「あぁ、あるぞ」

女の子「教えてください」

男「ふっ、お前も興味を持ちはじめたようだな」

女の子「いえ、早く終わらせたいだけです」

男「…そうかよ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/07(金) 22:01:39.13 ID:PpMdvYDO<>女の子「それで、どのようなマナーが?」

男「三秒ルールだ」

女の子「三秒ルール?」

男「あぁ、そうだ」

女の子「よくわからないのですが…」

男「それじゃ今から手本を見せてやるぜ」

女の子「お願いします」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 09:31:41.34 ID:8RmWhsDO<>男「いくぞ!!」

女の子「どうぞ」

男「はぁっ!!」ガッ

女の子「!!」

男「うおぉぉぉぉ!!」ガシッ、ガッ、パタンッ

女の子「…」

男「ふぅ…危なかったぜ」

女の子「あの…」

男「ん?なんだ?」

女の子「今の…なんですか?」

男「あれ?わかんなかったか?」

女の子「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 09:33:33.07 ID:8RmWhsDO<>男「つまりだな…三秒ルールとは扉を開けていい秒数の事だ」

女の子「三秒しか開けてはいけないのですか?」

男「そうだ、外気が入るからな」

女の子「厳しいですね」

男「あぁ、コンビニとは厳しい場所なのだ」

女の子「初耳です」

男「お前もまだまだ知らない事ばかりだな」

女の子「そうですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 09:36:48.45 ID:8RmWhsDO<>男「それじゃ次はお前の番だ」

女の子「はい?」

男「三秒以内に飲み物を取ってみろ」

女の子「…わかりました」

男「コツは開ける前に何を取るか決める、それと取るコースを頭でイメージする、だ」

女の子「えと…」

男「頑張れ!!お前なら出来る!!」

女の子「…やってみます」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 09:39:00.43 ID:8RmWhsDO<>女の子「…」

男「…」

女の子「えいっ!!」ガチャッ

男「!!」

女の子「たぁっ!!」ガシッ、シュバッ、パタンッ

男「おぉっ!!」

女の子「ふぅ…どうですか?」

男「見事!!見事な速さだぞ!!」

女の子「ありがとうございます」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 09:41:26.45 ID:8RmWhsDO<>女の子「ですが…困りました」

男「どうした?」

女の子「取るジュースを間違えてしまいました」

男「なっ!?」

女の子「戻してもいいですか?」

男「ダメだ、それだけは絶対にやっちゃダメだ!!」

女の子「…そうですか」

男「あぁ」

女の子「コンビニとは、本当に厳しい場所です」

男「油断しちゃダメだぞ」

女の子「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 10:10:23.05 ID:8RmWhsDO<>女の子「次はお菓子を」

男「そうだな」

女の子「ここではどうすればいいのですか?」

男「特に無い」

女の子「え?」

男「ここでは好きな菓子を好きなだけ取る…それだけだ」

女の子「ここまで来てまさかの…」

男「まぁ、サービスエリアって事だな」

女の子「違うと思いますが…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 10:13:26.61 ID:8RmWhsDO<>女の子「では好きなだけ取りたいと思います」

男「おう」

女の子「これと…これと」

男「…」

女の子「これは大きい方を…こっちはどうしましょう」

男「…長くなりそうだな」

女の子「この際ですから両方買ってしまいましょう、後は…」

男「…先弁当見てこよう」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 10:35:04.21 ID:8RmWhsDO<>男「どれにしようかなー」

男「むっ、カツ丼…」

男「最近こういうの食べて無いなぁ」

男「久しぶりに食ってみるか」

男「あいつも何か食べるかな?」

男「食べるよな?あまり食って無かったし」

男「とりあえず適当に突っ込むか」

男「サンドイッチとー、おにぎりとー」

男「…こんなに食うかな?あいつ」

男「食うよな、あいつなら」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 10:37:05.87 ID:8RmWhsDO<>男「んーっと」

女の子「お待たせいたしました」

男「お?もう終わったか」

女の子「はい」

男「…いつも通りカゴ二つか」

女の子「おいしそうだったので」

男「まぁいいんだけどさ」

女の子「お会計行きましょう」

男「おう」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 10:39:18.99 ID:8RmWhsDO<>店員「あ、ありがとうございましたー…」

男「…」

女の子「どうしました?」

男「いや、いつも思ってたんだが」

女の子「?」

男「コンビニの店員さん、いつも微妙な顔してるなーと思って」

女の子「あなたが何かしたのではないですか?」

男「…明らか原因は別だと思うけどな」ジーッ

女の子「なんですか?」

男「いや…何でも無い」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:02:09.53 ID:xDveKbM0<>バイトオワタ…PC…PC…



女の子「では車に戻りましょうか」

男「あ、先戻ってて」

女の子「買い忘れた物でも?」

男「んー、まぁそんな感じ」

女の子「?」

男「ほい鍵」チャリッ

女の子「…」

男「すぐ戻るから」

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:04:17.01 ID:xDveKbM0<>師走さんの小説はやはり面白い…トコロデタクティカルノ続編イツデルノ?



女の子「…」パタンッ

女の子「何を買い忘れたのでしょうか?」

女の子「ジュースありますよね?」

女の子「お弁当もありますし…」

女の子「お菓子も沢山あります」

女の子「他に買う物…」

女の子「何があるでしょうか?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:06:45.83 ID:xDveKbM0<>女の子「雑誌でしょうか?」

女の子「先程前を通ったので買い忘れる事はありえないと思いますが…」

女の子「私の前では買えない雑誌でしょうか?」

女の子「そうなると…もしかして…?」

女の子「いえ、あの人に限ってそんな事は」

女の子「…あの人だからありえるのですね」

女の子「これは見に行く必要がありますね」

女の子「そうと決まれば突撃です」ガチャッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:08:54.95 ID:xDveKbM0<>女の子「まったくあの人は…」

女の子「私が居るというのに…」

女の子「べ、別に言ってくだされば私だって…」

女の子「…いえ、特に何もしませんが」

女の子「まだ早過ぎますし…」

女の子「そんな事…」ボーッ

男「…おい?」

女の子「!?」

男「どうした?入り口に突っ立って」

女の子「え、えと…えと…」

男「落ち着け」

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:10:55.44 ID:xDveKbM0<>女の子「…」

男「先に車行ってろって言ったのに」

女の子「…」

男「そんで?お前も何か買い忘れか?」

女の子「いえ、そういう訳では…」

男「じゃぁ何で?」

女の子「あなたが変な物を買わないか心配で…」

男「変な物?何だそりゃ?」

女の子「何でもありません、こちらの話です!!」

男「そ、そうか?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:12:21.64 ID:xDveKbM0<>女の子「買い終わったのですか?」

男「おう」

女の子「何を買ったのですか?」

男「まぁ、ちょっと」

女の子「…怪しいですね」ボソッ

男「?」

女の子「見せてください」

男「な、何で?」

女の子「いいから見せてください!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:14:30.03 ID:xDveKbM0<>男「別にいいけどさ…」

女の子「…」

男「ほれ」ポイッ

女の子「これは…タバコ?」

男「そうだ、空にしたの忘れててな」

女の子「…そうでしたか」

男「もういいか?」

女の子「はい」

男「まったく…本当に訳わかんない奴だな…」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:16:23.32 ID:xDveKbM0<>男「という訳で先戻ってろ」

女の子「え?」

男「俺はこれから先に向けて一服してくる」

女の子「そうですか」

男「おう」

女の子「えと、車に戻っても暇なのでお供します」

男「いや、着いて来ても暇じゃね?」

女の子「大丈夫ですよ」

男「そうか?でもなぁ…」

女の子「行きますよ」

男「お、おう…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:21:34.26 ID:xDveKbM0<>女の子「その腕で吸えるのですか?」

男「タバコくらい余裕だろ」

女の子「まぁ、運転出来ますしね」

男「火…火どこだったかな?」

女の子「無いのですか?」

男「あったと思うが…出すの面倒だな」

女の子「…」

男「おい、お前ちょっと火出してくれよ」

女の子「そんな事出来ません」

男「ちっ、ダメか」

女の子「出せたら大変です…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:24:23.17 ID:xDveKbM0<>男「あ、あった」

女の子「よかったです」

男「無かったらお前が火を出せるようになるまで待たなきゃいけないからな」

女の子「なりませんよ!!」

男「そうか?」

女の子「というか、コンビニなのですから買えばいいじゃないですか…」

男「そうか、その手があったか」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:44:00.58 ID:xDveKbM0<>男「はー…」

女の子「タバコ…」

男「ん?」

女の子「タバコとは、おいしい物なのですか?」

男「食うか?」

女の子「食べませんよ!!」

男「なんだ、お前が言うからそういう事かと」

女の子「どういう事ですか…」

男「お前は食えるか食えないかで物を判断してそうで」

女の子「怒りますよ」

男「じょ、冗談だ、冗談」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:45:33.25 ID:xDveKbM0<>男「しかし、その質問は吸ってる側としてはよくある質問だな」

女の子「そうなのですか?」

男「おう」

女の子「どうなのですか」

男「うまいとか、そういう感じでは無いな」

女の子「では、どうしてタバコを?」

男「まぁ…いろいろあって」

女の子「…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:46:48.48 ID:xDveKbM0<>女の子「それはどういう…」

男「ま、こんなもん吸うのはやめといた方がいいぞー」

女の子「…」

男「身体に悪いし」

女の子「吸ってる本人が言わないでください」

男「あぁ、そうだなー」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:49:22.58 ID:xDveKbM0<>男「あ、あと身長も伸びなくなるっていうなー」

女の子「よく聞きますね」

男「お前は絶対に吸うなよ?…って言っても手遅れ…」

女の子「…」ゲシッ

男「あっ!!いてっ!!お前、何故蹴った!!」

女の子「失礼な事言うからです」

男「くっそー、本当の事を言っただけなのに…」

女の子「!!」ゲシッ、ゲシッ

男「やめてー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:52:14.32 ID:xDveKbM0<>男「痛いー…」

女の子「自業自得です」

男「でも、今弱点の腕を狙わない所に優しさを感じるぜ」

女の子「流石に狙えません」

男「デレー、デレー」

女の子「攻撃して欲しいようですね」スッ

男「やめて!!お願いやめて!!」

女の子「…」

男「危なかった…あれは本気でやる眼だったぜ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:54:03.32 ID:xDveKbM0<>女の子「タバコと言えばあれですね」

男「ん?」

女の子「値上がりするらしいです」

男「何!?本当か!?」

女の子「知らなかったのですか?」

男「初耳だぜ」

女の子「…吸ってますのに」

男「俺は基本ニュースとか見ないからな!!」

女の子「そんなに胸を張って言わないでください」

男「…ですよねー」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:56:09.87 ID:xDveKbM0<>男「まぁ、俺はそんなに吸わないし少しくらい値上がりしても…」

女の子「100円単位で上がるようです」

男「…」

女の子「どうです?これを機に禁煙など」

男「しない、しないぞー…」

女の子「…」

男「俺は負けないぞー…」

女の子「そうですか、頑張ってください」

男「おう!!」

女の子(何故やめないのでしょうか?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 20:59:01.60 ID:xDveKbM0<>女の子「不思議なのですが」

男「今度はなんだ?」

女の子「あなたはタバコを吸っているのに身長高いですよね」

男「まぁ…平均よりは」

女の子「つまり、タバコで身長が伸びないというのは迷信なのでは?」

男「あー…うん、俺だけ例に取ればな」

女の子「そうなのです、悪いのはタバコでは無いのです!!」

男「それじゃ何が悪いんだ?」

女の子「それは…遺伝子とかでしょうか?」

男「そこにケチつけるなよ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 21:00:54.21 ID:xDveKbM0<>男「遺伝で考えるならおかしい点がある」

女の子「なんですか?」

男「俺、両親より身長高いぞ?」

女の子「!?」

男「だから遺伝は関係無いんじゃね?」

女の子「では…何が悪いというのですか?」

男「さぁ…運命とか」

女の子「それには流石に抗えません…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 21:03:58.31 ID:xDveKbM0<>女の子「私が他の方より少し小さいのは運命だったのですね」

男「少しかね…?」

女の子「何かいいましたか?」ジトーッ

男「いや何も」

女の子「運命なんて…酷いです…」

男「そう落ち込むなよ、俺は小さい子も好きだぜ」

女の子「なんの慰めにもなりません」

男「…そーっすか」

女の子「それと、小さいと言わないでください」

男「…自分で言ってたじゃん」

女の子「何か?」ジトーッ

男「あーもー…はいはい、何でも無いって」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 21:05:47.74 ID:xDveKbM0<>男「よっし、そろそろ行くかぁ…」

女の子「もういいのですか?」

男「おう」

女の子「では行きましょうか」

男「さらばコンビニ…また会う日まで」

女の子「…沢山ありますからすぐに会えますよ」

男「…それ言うな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 21:08:13.71 ID:xDveKbM0<>男「今回のコンビニ講座はどうだった?」

女の子「コンビニ講座?」

男「いろいろ教えただろー?」

女の子「…」

男「…」

女の子「すみません、何一つ覚えていません」

男「そんな気はしてたよ!!」

女の子「とりあえず覚える必要は無さそうという事だけは覚えてます」

男「どういう事だよ!!それは覚えられるのかよ!!」

女の子「はい」

男「くっそー…このくだりは何だったんだ…」

女の子「それを言ってはいけません」

男「…だな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 21:14:09.08 ID:xDveKbM0<>男「〜♪」

女の子「ご機嫌ですね」

男「おう!!」

女の子「本当に運転してると元気がいいですね」

男「俺はいつだって元気だぜ!!」

女の子「…確かに」

男「次はー、どんな街かなー!!」

女の子「…着けるかどうか怪しいですが」

男「ん?何で?」

女の子「前、見てください」

男「んー?…なっ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 21:16:26.24 ID:xDveKbM0<>男「あ…あれは…!!」

女の子「渋滞ですね」

男「ば、馬鹿なぁ!!」

女の子「お久しぶりですね、渋滞は」

男「何で…出発して早々渋滞なんかに…」

女の子「前からよくある事じゃないですか」

男「くそぅ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 21:18:29.72 ID:xDveKbM0<>男「何でだよー…朝の通勤時間でも渋滞じゃなかったのに…」

女の子「そういえばそうでしたね」

男「なんで出発しようとするとこうなんだよー…」

女の子「どうしてでしょうね?」

男「はっ!!まさか見えない力が俺達をここに止めようと…?」

女の子「それは無いと思います」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 21:21:13.70 ID:xDveKbM0<>男「お前、何かやり忘れた事があるんじゃないだろうな?」

女の子「どうしてです?」

男「いや、お前ならそういうので何かやりそうだし」

女の子「渋滞など起こせませんよ」

男「そうかー?」

女の子「そういえば…」

男「ん?やっぱ何かあるのか?」

女の子「カットした場面が…」

男「は?」

女の子「いえ、これは私には関係無かったです」

男「…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 21:23:55.78 ID:xDveKbM0<>男「あー…渋滞ダルいー…」

女の子「我慢してください」

男「出来ないー…渋滞嫌いー…さっさと進めー…」

女の子「…」

男「もうヤダー…渋滞ヤダー…」

女の子「テンション落ちるの早過ぎませんか?」

男「渋滞で俺のテンションマイナス100だぜ…」

女の子「普段いくつなのですか」

男「…300」

女の子「余裕じゃないですか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 21:26:49.92 ID:xDveKbM0<>男「違うんだよ」

女の子「何が違うんですか?」

男「たけのこときのこは違うんだよ」

女の子「急に何の話ですか?」

男「それ」

女の子「?」

男「お前が買ったお菓子」

女の子「これの話だったのですか…」

男「違うっけ?」

女の子「私の記憶では違いますが…」

男「お前の記憶じゃアテになんねー」

女の子「…」

男「お、おぉぉ…斜め後ろから怒りのオーラが…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 21:50:35.82 ID:xDveKbM0<>女の子「暇ですし、私はお菓子を食べます」

男「暇じゃなくてもいつも食ってるだろ」

女の子「最近食べてません」

男「普段あんだけ食ってるんだから少し食わなくても平気だろ」

女の子「そうでしょうか?私は逆ですが」

男「あぁ…習慣になってるのか」

女の子「はい」

男「その量が習慣とか…恐ろしい奴め」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 21:52:20.02 ID:xDveKbM0<>男「あ、そうだ」

女の子「?」

男「俺の弁当取って」

女の子「どれですか?」ガサゴソ

男「カツ丼」

女の子「これですね…どうぞ」

男「おう、あんがと」

女の子「食べれますか?」

男「あぁ、大丈…」

女の子「どうしました?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 21:54:05.12 ID:xDveKbM0<>男(…チャンス)

男(そう、これはチャンス)

男(ここで食えないと言えばどうなる?)

男(決まっている)

男(すなわち…あーん、だ!!)

男(最近こいつも優しくなってきたし…)

男(間違いなくこれはフラグ!!)

男(ふっ、自分の頭脳が怖いぜ)

男(ふっ…ふはははははははは!!)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 21:57:18.64 ID:xDveKbM0<>男(かつる!!これでかつるぞー!!)

女の子「あ、あの…?」

男「あー…」

女の子「?」

男「何か包帯が邪魔で箸持ち難いなぁ」

女の子「そうですよね」

男「これじゃ食べれないかも」

女の子「そうですか、頑張ってください」

男「えっ!?」

女の子「え?」

男「…あれ?」

女の子「…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 22:01:56.06 ID:xDveKbM0<>不思議探索がない日のSOS団というssが面白い、すっごい面白い…カッコイイ




女の子「どうしました?」

男「いや…あれ?」

女の子「?」

男「あれー…?」

女の子「とりあえず落ち着いてください」

男「あぁ…あれ?」

女の子「…」

男「うーん…あれ?」

女の子「ですから、何なのですか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 22:05:09.54 ID:xDveKbM0<>男(おっかしいなぁ…)

男(俺は何か間違えただろうか…?)

女の子「あの」

男「何だー?」

女の子「もしかしてなのですが…」

男「うん?」

女の子「食べさせて欲しかったですか?」

男「!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 22:07:38.87 ID:xDveKbM0<>男「また心の中を読まれた!?」

女の子「いえ、違いますが」

男「じゃぁなんでわかった?」

女の子「なんとなくあなたが考えそうでしたので」

男「俺ってそんな風に見えるか?」

女の子「随分前から」

男「そうか、意外だ」

女の子「意外ですね」

男「おい、ツッコミ仕事しろ」

女の子「嫌です」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 22:09:55.03 ID:xDveKbM0<>男「ばれてしまっては仕方が無い!!」

女の子「…」

男「そうだ!!俺は食べさせて欲しいのだ!!」

女の子「堂々と言いますね」

男「この際だから言ってみた、かっこいい?」

女の子「これ以上無いくらいかっこいいです」

男「ありがとう!!」

女の子「冗談でしたが」

男「わかってるよ」

女の子「あなたもツッコミしないじゃないですか…」

男「俺はいいんだよ」

女の子「理不尽です」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 22:11:56.98 ID:xDveKbM0<>男「という訳で食べさせてくれ」

女の子「雰囲気がアレなので嫌です」

男「あー…急に運転する気力が…」

女の子「…脅迫ですか」

男「いやいや、そんな事は無いぞー」

女の子「まったくあなたは…」

男「何と言われようと俺は食べさせてもらう!!」

女の子「…いいですけど」

男「やったー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 22:14:20.18 ID:xDveKbM0<>男「さぁ!!早く!!」

女の子「前向いていてください」

男「大丈夫か?」

女の子「大丈夫です」

男「そうか、そんじゃ頼む」

女の子「はい」

男「楽しみだなー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 22:20:00.93 ID:xDveKbM0<>女の子「…」スッ

男「あれ?スプーン?」

女の子「こちらの方がやりやすいので」

男「そうか、まぁいいけど」

女の子「では口を開けてください」

男「いつでもいいぜ!!」

女の子「どうぞ」

男「いただきます!!」パクッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 22:25:01.01 ID:xDveKbM0<>男「うまい!!」

女の子「そうですか」

男「流石…ん?」

女の子「どうしました?」

男「おい…一つ確認したいんだが」

女の子「なんですか?」

男「俺は食べさせてくれと言ったな?」

女の子「そうですね」

男「それで、お前はスプーンで食べさせてくれてると」

女の子「はい」

男「それで…なんでスプーンが浮いてるんだ?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/08(土) 23:00:00.20 ID:xDveKbM0<>ちょっと兄貴にPC貸す事になったので落ち…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 20:48:50.90 ID:2uhY9uk0<>ワーイ、明日バイト休ミー…学校アルケド…




男「説明してくれないか?」

女の子「スプーンが浮いてる事を説明しろと言われましても」

男「何で浮いてる」

女の子「私が浮かせているからですが」

男「だよな、それ以外ありえないよな」

女の子「えぇ」

男「スプーンが勝手に浮く訳無いもんな」

女の子「そうですね」

男「けどな、俺が聞いてるのはそういう事じゃないんだよ」

女の子「そうなんですか?」

男「あぁ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 20:52:59.20 ID:2uhY9uk0<>女の子「では、どのような意味で?」

男「俺はな?食わせてくれって言ったんだ」

女の子「そうですね」

男「でもな、これじゃスプーンに食わせてもらってるんだよ」

女の子「そうですか?浮かせてるのは私なのですから私が食べさせているのですよ」

男「うん、そうなんだけどそうじゃないんだよ」

女の子「ですから、何が違うのですか?」

男「…もういい」

女の子「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 20:53:32.68 ID:jnkGq1ko<>ツヅキキター<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 20:56:48.74 ID:2uhY9uk0<>男「やっぱ自分で食うわ…」

女の子「いいのですか?」

男「あぁ…お前も疲れるだろ?」

女の子「そうですね」

男「お菓子でも食って休んでてくれ、ここはいろいろあって疲れただろ?」

女の子「いろいろ…ありましたね」

男「嫌な事件だったな」

女の子「事件にしないでください」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/09(日) 21:00:15.42 ID:/nMdd8k0<>>男「嫌な事件だったな」
私はシャギア・フロスト…フリーのモビルスーツ乗りです、
じゃなくて、
僕は富竹。フリーのカメラマンさ!

関係ないけど富竹のタンクトップ持ってるお<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:01:42.33 ID:2uhY9uk0<>>>244 遅くて申し訳無いです…アニメミテルバアイジャナカッタ…君望ハ地雷ダッタ…




男「動かないから楽に飯食えるな」

女の子「いい事では無いですけど」

男「だよなー…動かないかなー…」

女の子「しばらくは無理じゃないでしょうか?」

男「そこを何とか」

女の子「私に言わないでください」

男「それでもお前なら、お前なら何とかしてくれる!!」

女の子「早く食べてください」

男「…へいへい」モグモグ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:04:21.29 ID:2uhY9uk0<>>>246 何か笑っちゃいました…ソシテナゼカホシイ




男「カツ丼うまー」

女の子「そういえば珍しいですね、丼物とは」

男「だろー?久しぶりに食べたくなってな」

女の子「お米…最近食べてない気がします」

男「食うかー?」

女の子「いいのですか?」

男「代わりにお菓子一個くれ」

女の子「了解です!!少々お待ちを…」

男「お楽しみにー」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:07:26.92 ID:2uhY9uk0<>女の子「えと…これは食べたいですし」

男「…」

女の子「これももったいないです…」

男「…」

女の子「これを渡すなんて恐れ多い…」ジーッ

男「…もうやるよ」

女の子「ですがお菓子が…」

男「いいよ、タダでやる」

女の子「いいのですか?」

男「あぁ、何か悪い気がしてきてな…」

女の子「ありがとうございます!!」ニコッ

男(こいつ…確信犯じゃ無かろうか…?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/09(日) 21:08:02.70 ID:/nMdd8k0<>>>248
都合よく未だ4年たって未開封<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:14:59.24 ID:2uhY9uk0<>>>250 着てあげてください…うpとかイワナイケド…


男「ほれ」

女の子「いただきますー」

男「たんとお食べ」

女の子「美味しいですー」

男「そりゃよかったな」

女の子「ところで疑問なのですが」

男「なんだー?」

女の子「お米に対してカツが少ない気がするのですが」

男「そりゃあれだ…俺、肉食だし」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:16:53.34 ID:2uhY9uk0<>女の子「もっと食べたかったです…」

男「米ならおにぎりもあるよ」

女の子「!!」ピコンッ

男「食うか?」

女の子「食べるですよ!!」

男「落ち着け」

女の子「かみまみた」

男「お前はそういうネタ使わない!!」

女の子「時には使いたくなるものです」

男「…そうか」

女の子「はい」

男「…じゃぁ、いいか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:19:22.02 ID:2uhY9uk0<>男「そっちの袋に入ってるから勝手に取ってくれ」

女の子「はい」ガサゴソ

男「もう噛むなよ」

女の子「安心してください、舌を噛んだ事などありません」

男「なんだよ!!さっきのなんだよ!!」

女の子「さっき?何の話ですか?」

男「くっそ…こいつ、キャラを上手く使って逃げてるな…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:22:01.26 ID:2uhY9uk0<>女の子「ありました!!」

男「よかったな」

女の子「シーチキンと五目と鮭ですか」

男「とりあえずオーソドックスなの選んだけど」

女の子「確かにそうですが、たまごごはん味が無いです」

男「ありゃ違うコンビニだ」

女の子「そうでしたか」

男「…つかお前、あれ好きだったのか」

女の子「予想外の美味しさです」

男「珍しい奴だな…」

女の子「そうですか?」

男「あれは釣りだと思ってたぜ」

女の子「美味しいですよ、今度食べてください」

男「…気が向いたらな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:25:40.81 ID:2uhY9uk0<>男「俺はわさびまぐろ一択だったけどな」

女の子「あれはダメです…」

男「…わさびか」

女の子「…はい」

男「普通にうまかったのに…お前は損してるぜ」

女の子「わさびが無くても生きて行けます」

男「出た、便利な言い訳」

女の子「うっ…」

男「まだまだ子供よのぅ」

女の子「…」

男「おっと何でもないよ、はっはっは」

女の子「…やはり少し話し合う必要がありますね」

男「何だ?おにぎりの具は何が最強かについてか?」

女の子「そうです」

男「そうなのかよ!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:29:34.86 ID:2uhY9uk0<>女の子「何が一番好きですか?」

男「俺か?俺は昆布」

女の子「王道ですね」

男「そう、だから一番好きなのだ」

女の子「そうですか」

男「お前は?」

女の子「…」

男「何が一番好きなんだ?」

女の子「つくねなどが」

男「お前、肉食いたいだけだろ?」

女の子「…」

男「肉がいいんだろ?肉食少女」

女の子「何ですかそれ、新ジャンルというやつですか」

男「聞いた事ねぇよ」

女の子「某お弁当屋さんので今肉食系女子という…」

男「危険っぽいからやめろ」

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:31:47.84 ID:2uhY9uk0<>男「まぁでも、おにぎりは手作りが一番いいよな」

女の子「そうですか?」

男「あぁ、コンビニのやつは何か米が硬くてさ」

女の子「そういえばそうですね」

男「俺は出来立てのふっくらした米が好きだぜ」

女の子「わかります、わかりますよー」

男「…まぁ、普段まったく作らないけどさ」

女の子「…ですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:35:08.10 ID:2uhY9uk0<>男「おにぎりなんて作るの、小学校の遠足の時くらいじゃね?」

女の子「社会人になってからもお弁当の人は作ると思いますが」

男「俺はそんな事しなかったぞ」

女の子「そうなのですか?」

男「昼食は外に食いに行ってた」

女の子「どうしてです?」

男「会社居ても話す相手とか居なかったし」

女の子「…」

男「美味しい店探すの楽しかったしな!!」

女の子「それは…他に…」

男「ん?」

女の子「…いえ、何でも無いです」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:41:10.18 ID:2uhY9uk0<>男「あー、おにぎりの話してたら食いたくなった」

女の子「一つ食べますか?」

男「そうだな、一つくれ」

女の子「ではシーチキンを…」

男「おう、ありが…」

女の子「…ですがこれは」

男「もういいよ!!全部食えよ!!」

女の子「いいのですか!?」ピコンッ

男「だからお前!!本当にわかってやってるんじゃないか!?」

女の子「何がです?」

男「…もういい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:43:04.39 ID:jnkGq1ko<>ハンブンコ・・・・イヤ、ナンデモナイ・・・<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:45:50.12 ID:2uhY9uk0<>女の子「おにぎりも美味しいです」

男「そうかよ…」

女の子「一口でしたら差し上げてもいいですよ」

男「俺が買ったんだけどね…俺が」

女の子「既に私の物です」

男「ガキ大将かお前は」

女の子「私は子供ではありません!!」

男「あーもーうるさい!!」

女の子「あなたの声の方が大きいです」

男「あ、てめ、それ言うなら…」

女の子「何ですか?」

男「…ちょっと待て」

女の子「何も思い付いて無いのですね」

男「っせーな!!今思い付くんだよ!!」

女の子「頑張ってください」

男「お、おう…?」

男(何で俺、応援されてるんだよ)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:47:37.94 ID:2uhY9uk0<>>>260 世界をですね、わかりまイヤナンデモナイデス




男「えーっと、あれだ」

女の子「はい」

男「…お前の方が胸大きいじゃん」

女の子「はい?

男「だからな?えーっと…」

女の子「…」

男「ゆーあー…」

女の子「いえ、日本語がわからなかった訳では」

男「あ、そうか?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:50:37.97 ID:2uhY9uk0<>男「つまり、そういう事だよ」

女の子「どういう事ですか」

男「だからー…大きくて損は無いんじゃないかと」

女の子「ですがあなたは小さい方が好きですよね?」

男「は?」

女の子「あなたはロ…」

男「ストップ!!一文字!!一文字が限界だぞ!!」

女の子「失礼しました」

男「お前…危険な発言はやめろとあれ程…」

女の子「かみまみた」

男「言い訳になってねぇよ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:52:56.35 ID:2uhY9uk0<>男「それと、俺にそういう趣味は無いぞ!!」

女の子「本当ですか?」

男「ほ、本当なんだな!!これが!!」

女の子「では、私でドキドキした事が無いと?」

男「なっ」

女の子「どうなのですか?」

男「うっ…」

女の子「無いのですか?」

男「そ、そりゃ俺だって男だし…無い訳じゃ」

女の子「ありがとうございました」

男「おい!!どういう意味だそりゃ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 21:59:57.80 ID:2uhY9uk0<>男「もうさ、俺ロリコンでいいや」

女の子「自分で言っちゃいましたね…」

男「だって弁明出来ない訳だし」

女の子「そうですね」

男「だったら言っちゃった方が楽だろ?」

女の子「そうですが、いろいろと苦しくなります」

男「だよなー…やっぱ隠そうかなぁ」

女の子「もう手遅れですけどね」

男「いや、まだ改善できるはずだ」

女の子「無駄ですよ」

男「何でそういう事言うんだよぉー!!」

女の子「お、落ち着いてください…泣きそうですよ」

男「泣かないよ…俺…」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 22:02:28.69 ID:2uhY9uk0<>女の子「そもそもこの議論は随分前に終わっている気がします」

男「まぁ、そうだな」

女の子「ですから手遅れと…」

男「確かに過去はそうだ…だが未来はわからん!!」

女の子「どういう事です?」

男「例えば…突然お色気系のお姉さんキャラが登場したり」

女の子「無いです」

男「体育会系女子が現れたり」

女の子「無いです」

男「じゃぁ何なら現れるんだよー!!」

女の子「少なくとも次の街までは無いかと」

男「…ですよねー」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 22:06:57.63 ID:2uhY9uk0<>男「もうさ…二人で旅とか限界感じない?」

女の子「唐突に何を言っているのですか」

男「だってさ、もうトーク無いじゃん」

女の子「無理して喋らずとも」

男「道中どうするんだよ」

女の子「そして次の街に着いた…などにすればいいのでは?」

男「そんな味気無い旅でお前は満足か?」

女の子「いえ、全然」

男「だろ?」

女の子「というか何ですか?この会話」

男「さぁな…心の叫びじゃね?」

女の子「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 22:09:38.45 ID:2uhY9uk0<>女の子「そういえば、この車に私が乗ってから他の人が乗りませんね」

男「ん?言われてみればそうだな」

女の子「不思議ですね」

男「もうお前専用車両なんじゃねぇの?」

女の子「そうですね」

男「車体赤くするか?」

女の子「オレンジがいいです」

男「…それ、撃墜されね?」

女の子「それが心配です」

男「ピンクにするか」

女の子「ピンクの車に乗りたいですか?」

男「いや…この車でそれは流石に無いな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 22:11:52.75 ID:2uhY9uk0<>男「お…ノロノロ進んでるぞ…」

女の子「そうですね」

男「しかしそれでも…ん?」

女の子「どうしました?」

男「何か、左車線の方が進み早くね?」

女の子「そう言われるとそうですね」

男「あっちの方が空いてるのかな…?」

女の子「どうでしょうか…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 22:16:48.34 ID:2uhY9uk0<>男「行くべきか…行かない方がいいのか…」

女の子「どうします?」

男「これは何か騙されている気がする…」

女の子「あなたの場合、ありえますね」

男「がっ…!!チャンス…!!これは紛れも無いチャンス…!!」

女の子「ざわざわー」

男「決めた!!車線変更だ!!」

女の子「どうぞ」

男「掴むんだ…!!微かな希望…!!その藁を…!!」

女の子「ざわざわー」

男「…もうちょいやる気出してくれ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 22:20:56.57 ID:2uhY9uk0<>男「おぉ、すげぇ!!」

女の子「早くなりましたね」

男「車線変えてからスイスイ進むぜ!!」

女の子「どうやら正解のようですね」

男「しかし、何故隣は渋滞してるんだ?」

女の子「工事か何かしているのでは?」

男「なるほどな、それで入り待ちか…しかし足りない、まだ足りない!!」

女の子「?」

男「お前達に足りない物ー!!それはー!!」

女の子「えと…情熱思想理念気品優雅さ勤勉さ…」

男「そして何よりもー!!」

女の子「速さが足りないです」

男「…合ってるっけ?」

女の子「私も言ってる途中でわからなくなりました」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 22:24:12.28 ID:2uhY9uk0<>男「とにかく、スピードは大事と」

女の子「そうですね」

男「最近のアレでもバイクでやるくらいだし」

女の子「それは意味合が違うと思いますが…」

男「はっはっは、渋滞の横を抜けて行くのは快感だぜ!!」

女の子「…」

男「ん?どうした?」

女の子「いえ、何故か嫌な予感が」

男「気のせいだろ、こんなに順調に進んでるんだから」

女の子「そうだといいのですが…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 22:45:24.71 ID:2uhY9uk0<>歌を覚える作業に入ったけど…ダメダ…最近覚えが悪い…




男「この調子なら次の街も余裕だな」

女の子「そうですね…あら?」

男「ん?どうした?」

女の子「前…」

男「前がどうした?」

女の子「坂になってます」

男「坂?坂がどうした…って、あ」

女の子「?」

男「や、やべ!!やっちまったー!!」

女の子「どうしました?」

男「どうしたじゃなくて、横に…入れねー!!」

女の子「…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:15:03.20 ID:2uhY9uk0<>アキラメタ、アァアキラメタ、アキラメタ



男「やっちまった…」

女の子「説明していただきたいのですが…」

男「…高速なう」

女の子「え?」

男「高速に乗っちまったなう」

女の子「高速道路ですか?」

男「そうだ…高速道路なう」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:17:45.92 ID:2uhY9uk0<>男「くっそー…だからこっちだけ進んでたのか…」

女の子「下の道と別ですからね」

男「やっちまったー…あー…やっちまったー…」

女の子「別にいいのではないでしょうか?」

男「よくないよー…」

女の子「どうしてですか?」

男「高速…そこは血で血を洗う戦場なのだ…」

女の子「随分大袈裟ですね」

男「大袈裟じゃないぞ!!全然大袈裟じゃない!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:19:33.33 ID:2uhY9uk0<>女の子「どうしてそんなに怯えているのですか」

男「お前は知らないんだ…凄いスピードでトラックが真横を走り抜ける怖さを…」

女の子「そんなに怖いのですか?」

男「すっごい怖い…車揺れるし…」

女の子「ではどうするのですか?」

男「どっか降り口無いかなぁ…」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:22:11.90 ID:2uhY9uk0<>女の子「いいではないですか、行きましょう」

男「え?」

女の子「せっかくですから」

男「お前な…運転するのが俺だからって…」

女の子「あなたなら大丈夫ですよ」

男「何が大丈夫なんだ、何が」

女の子「私を無事連れて行ってくれるのでしょう?次の街へ」

男「…そりゃぁな」

女の子「少し道が違うだけです、ですから…大丈夫です」

男「…そうだな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:24:19.79 ID:2uhY9uk0<>男「よっし…行くか!!」

女の子「はい」

男「そうだ…あの頃の俺とは違うんだ!!見せてやるぜ!!進化した俺を!!」

女の子「あら?あんな所に事故車が」

男「!?」ビクッ

女の子「…」

男「…やっぱやめね?」

女の子「ダメです」

男「怖いよー!!怖いよー!!」

女の子「大丈夫と言ってます」

男「不安しか無いよー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:26:41.66 ID:2uhY9uk0<>男「うぅー…」

女の子「入りましたね」

男「怖い…怖い」

女の子「とりあえず、一番左を走りましょう」

男「そうだな、それなら安全だし」

女の子「ですが、流石高速道路…左車線でも普段より早いです」

男「くっ…何か自然と俺も早くなっちまう…」

女の子「私達はゆっくり行きましょう」

男「そうだけどさぁ…」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:28:05.63 ID:2uhY9uk0<>女の子「少しスピードを落としてください」

男「おう…?」ククッ

女の子「失礼します」ススッ

男「ぬおっ!?」

女の子「大丈夫ですか?」

男「大丈夫だが…運転中に席移動は危ないぞ」

女の子「申し訳ありません」

男「…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:30:29.24 ID:2uhY9uk0<>男「しかし、何でいきなり助手席に?」

女の子「助手席は事故した時、一番危ないそうです」

男「!!」

女の子「どういう事か…わかりますか?」

男「…わかってるよ、事故らなきゃいいんだろ」

女の子「そういう事です」

男「くそっ…やってやるよ…」

女の子「信じてますよ?」

男「…おう」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:33:07.64 ID:2uhY9uk0<>男「しかし、本気で速いな…」

女の子「高速道路ですから」

男「新入りの俺じゃぁ太刀打ち出来そうにもないぜ…」

女の子「別に張り合わなくてもいいと思いますが」

男「でも、何か嫌じゃないか?」

女の子「何がです?」

男「こう…ナメられてる感じがして」

女の子「そうでしょうか?」

男「運転してるとそんな気持ちになるんだよ」

女の子「そうですか、ではスピード出します?」

男「…いや、やめとく」

女の子「それがいいと思います」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:35:09.24 ID:2uhY9uk0<>男「…」

女の子「いつもより真剣ですね」

男「当たり前だ、真横にお前が居るんだからな」

女の子「そうですか」

男「…」

女の子「…」ジーッ

男「…どうした?」

女の子「いえ、運転している姿がかっこいいなと思いまして」

男「!?」キュルルッ

女の子「あら?ハンドルが」

男「ぬほぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」グンッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:37:24.49 ID:2uhY9uk0<>男「あ、危なかった…」

女の子「気を付けてください」

男「誰のせいだよ!!」

女の子「私の責任ですか?」

男「そうだろ!!お前が急に変な事言うから!!」

女の子「変な事言いました?」

男「へ、変だろ…?」

女の子「思った事を言っただけですよ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:41:30.18 ID:2uhY9uk0<>男「マジでお前は何を考えているのかと…」

女の子「特に何も」

男「集中したいんだ、おとなしくしててくれ」

女の子「はい」

男「…」

女の子「…」ジーッ

男「やっぱ喋ってろ、逆に気が散る」

女の子「そうですか」

男「やっぱり問い詰めたい…小一時間…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:47:00.82 ID:2uhY9uk0<>女の子「飲み物どうぞ」

男「置いといてくれ…今無理」

女の子「そうですか、お菓子はどうです?」

男「渡す気あるのか?」

女の子「無いです」

男「じゃぁ食ってろ」

女の子「はい」ポリポリ

男「お前の余裕っぷりが憎らしい…」

女の子「そんな事無いですよ、私もドキドキです」

男「そうなのか?」

女の子「えぇ、あなたがお隣に居るので」

男「!?」キュキュキュキュキュッ

女の子「あら?またハンドルが」

男「ぃゃっっあああああああああああああああああああ!!」ギュルルルルルルッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:49:44.31 ID:2uhY9uk0<>男「ぜぇっ…ぜぇっ…」

女の子「お疲れですね」

男「お前…楽しんでないか…?」

女の子「そうですね、あなたの反応がとても楽しいです」

男「俺が楽しく無い!!」

女の子「楽しく無いですか?」

男「当たり前だろ!!命すり減らしてるぞ!!」

女の子「落ち着いた方がいいですね」

男「お前が喋ってる限り無理そうだな…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:52:39.19 ID:2uhY9uk0<>男「俺をからかうのがそんなに楽しいかね…」

女の子「からかってませんよ」

男「あのな?俺みたいな男にそういう事言っちゃいけないの」

女の子「そういうものですか?」

男「そういうもの!!」

女の子「そうですか、以後気を付けます」

男「頼むぞ…マジで…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/09(日) 23:55:53.92 ID:2uhY9uk0<>女の子「本当の事でしたのに…」

男「まだ言うか…」

女の子「助手席は広いですねー」

男「まぁ、後ろよりはな」

女の子「座席動かしていいですか?」

男「いいぞ」

女の子「では」ガコッ

男「…」

女の子「更に広くなりました!!」

男「こいつ…相当はしゃいでるな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 00:00:10.32 ID:lNvW/Oc0<>女の子「これは快適ですね」

男「そーっすか」

女の子「のびのび出来ます」

男「もうこれから助手席に座ればいいんじゃねぇの?」

女の子「…それは遠慮しておきます」

男「どうしてだ?」

女の子「ここは私の席では無い気がしますので」

男「…?」

女の子「それに、後ろなら何をしても見られませんし」

男「バックミラーでだいたい見えるけどな」

女の子「今の所スカートの中を見られた事は無いです」

男「何っ!?見えるようなタイミングが!?」

女の子「どうでしょう?」

男「くっ…これからは逐一確認しなければ…」

女の子「危険なのでやめてください」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 00:10:06.16 ID:lNvW/Oc0<>女の子「せっかくですので運転席を確認しましょう」

男「勝手にしてくれ…」

女の子「その70を指しているのが速度ですか?」

男「そうだ、普段は40前後しか指さないが」

女の子「頑張りますね」

男「おう…相当無茶してる気がするぜ…」

女の子「ですが安定感は健在ですよ?」

男「そこは俺のテクニックでな…」

女の子「ハンドル大きいですね」

男「…話聞けや」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 00:17:43.32 ID:lNvW/Oc0<>女の子「ハンドル回し難いのでは?」

男「俺はこれが丁度いいんだよ」

女の子「私では一回回すのに三回は腕を回しそうです」

男「漢字ややこしいな」

女の子「私にこの車を運転する事は不可能ですね…」

男「いや、他の車も…無理と言うかダメだろ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 00:18:03.69 ID:XQTcqAko<>オイwwwwwwww
拘束を80以下で走るんじゃないよwwwwwwww詰まるだろwwwwwwww<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 00:19:43.47 ID:lNvW/Oc0<>男「お前なら超能力で回せるんじゃないか?」

女の子「どうでしょうか?」

男「おっと、今やるなよ?」

女の子「…」

男「やる気だったな?」

女の子「そんな事は」

男「やる気だったな?」

女の子「…はい」

男「まったく…油断も隙も無いぜ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 00:22:15.08 ID:lNvW/Oc0<>>>293
男「わかってるけど怖いんだよぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」

女の子「!!」ビクッ

男「…すまん」

女の子「いえ、いいのですが…?」

男「いいじゃんかよー…怖いんだからさー…」

女の子「大変ですね…」

男「お前も少しは俺の苦労わかれよー…」

女の子「逆にわからないと思います」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 00:26:30.35 ID:lNvW/Oc0<>女の子「足元も見てみましょう」

男「見ても特に何も無い」

女の子「右がブレーキですか?」

男「違う、アクセル」

女の子「そうですか、では左は?」

男「ブレーキ」

女の子「では真ん中は?」

男「それはー…は?真ん中?」

女の子「真ん中です」

男「そんなんあったか!?」

女の子「無いです」

男「無いじゃねーか!!」

女の子「それで、右は?」

男「だから右はブレー…あ、あれ?アクセル?」

女の子「…」

男「あれ?ブレーキ…アクセル…ブレーキ?いやアクセル?」

女の子「動揺は危険ですよ」

男「お前のせいだって言ってんだろ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 00:29:51.02 ID:lNvW/Oc0<>男「マジ怖い…お前が怖い…」

女の子「ちょっとした冗談です」

男「その冗談で俺が命失うんだよ!!」

女の子「それは大変です、もう言いません」

男「くっそ…何で認識そんなに遅いんだよ…」

女の子「あら?これは何ですか?」

男「ちょ!!お前!!それサイドブレーキ触んな!!」

女の子「これを引くとどうなりますか?」

男「とりあえず、スピンするだろうな」

女の子「それはとても楽しそうですね」

男「引くなよ!!」

女の子「…わかってますよ」

男「本当にわかってるのかこいつ…?」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 00:32:44.13 ID:lNvW/Oc0<>女の子「ハンドルの周りにもいろいろレバーありますね」

男「あぁ、これでワイパーを動かす」

女の子「なるほど」

男「んで、こっちでバックとかを…」

女の子「変えてみてください」

男「げっ…言うと思ったが…まぁセカンドに変えるくらいなら…」ガコッ

女の子「音が変わりましたね」

男「スピード出なくなるけどな…」

女の子「何に使うのですか?」

男「えーっと…いざという時に」

女の子「それはどういう…」

男「いざという時だよ!!」

女の子「…了解です」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 00:36:32.28 ID:lNvW/Oc0<>女の子「これがバックミラーですね」

男「そうだ、後ろを確認するやつだな」

女の子「ここにいつも私が映っているのですか?」

男「まぁな、しかし困った事が一つ」

女の子「なんですか?」

男「時々お前の隣に赤い服を着た女性が…」

女の子「!?」ビクッ

男「あれはどう考えても幽霊だな」

女の子「ほ、本当ですか!?」ガシッ

男「ぬあっ!?今しがみ付くな!!」

女の子「わ、私の隣に幽霊なんて…そんな…」

男「お、のわー!!冗談だから落ち着けー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 15:35:29.52 ID:ZYkXnADO<>学校ナノデスコシ携帯デ…




女の子「じょ、冗談…?」

男「あぁ…」

女の子「幽霊さんは…?」

男「んなもん、居ねぇよ」

女の子「…」

男「…」

女の子「も、もちろん最初からわかっていましたよ?」

男「ほー?本当かー?」

女の子「ほ、本当です!!」

男「へー?まぁいいけどさー?」ニヤニヤ

女の子「うぅ…顔がニヤついてます…」

男「どうしてだろうなー?」ニヤニヤ

女の子「むぅー…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 15:40:14.76 ID:ZYkXnADO<>女の子「…本当に怖かったのですよー?」

男「ん?」

女の子「私の隣に幽霊さんが居ると思うと…」

男「…」

女の子「そういう冗談は嫌いです…」

男「あ、あぁ、悪かったって」

女の子「…本当にそう思ってますか?」ジトーッ

男「お、思ってる思ってる」

女の子「…それならいいですが」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 16:35:41.87 ID:ZYkXnADO<>女の子「それで、これはなんですか?」

男「これはガソリンがどれくらい残ってるかを表すメーターだな」

女の子「ガソリンですか」

男「あぁ」

女の子「今は一番上ですが?」

男「満タンって事だな」

女の子「満タン…」

男「どうした?」

女の子「結構走っているのに満タンとは、おかしくないですか?」

男「仕様」

女の子「ですが…」

男「仕様」

女の子「あの…」

男「仕様」

女の子「…はい」

男「よし」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 16:50:38.94 ID:ZYkXnADO<>女の子「これはー…」

男「お、おい、あまり動くな、怖いから」

女の子「あ、すみません」

男「本当お前は気楽でいいよなー…」

女の子「私は運転しませんからね」

男「もう代わってくれよー…」

女の子「あなたがいいのでしたら」

男「いや、遠慮してくれ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 17:08:56.14 ID:ZYkXnADO<>男「おとなしく座りながら喋ってくれ」

女の子「難しいですね」

男「どこがだ…」

女の子「おとなしく、です」

男「そこかよ!?」

女の子「はい」

男「座っててくれればいいから」

女の子「そうですか…頑張ります」

男「おう…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 23:46:14.92 ID:lNvW/Oc0<>学校カラノ生還…課題嫌イ課題嫌イ…




女の子「…」ソワソワ

男「…」

女の子「…」ソワソワ

男「あのさ…」

女の子「はい!!」ピコンッ

男「そわそわするな」

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 23:47:57.80 ID:lNvW/Oc0<>男(まったくこいつは…)

男(おとなしくするのが苦手ってどんなだよ)

男(見た目的にはおとなしそうなのにな)

男(まぁ、今更こいつを見た目で判断しないけどさ)

男(…)

男(こいつ、指名手配されてるんだよな)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 23:51:09.64 ID:lNvW/Oc0<>男(そういえば結局うやむやになったが…)

男(冷静に考えると、理由くらい聞いた方がいいのか?)

男(こいつ、話したく無いだろうけど…)

男(でも、これからの為には…)

男(…いや)

男(これからの事を考えると、むしろ聞かない方がいいのかもしれない)

男(どうなんだろ…)

男(でも、気になるよな…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/10(月) 23:53:43.89 ID:lNvW/Oc0<>男(そもそもこいつは問題の塊なんだよなぁ)

男(次から次に俺を驚かせてさぁ…)

男(…まぁ、飽きないからいいけどさ)

男(でも、それでも問題は問題だよな)

男(やっぱり…聞くか?)

男(あー、考えがまとまらん!!)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 00:06:32.13 ID:bKE8q5Q0<>男(つまり…)

男(聞いた方がいいって事だな!!)

男(たぶん間違いない、うん)

男(だが、いきなり聞くのもあれだし…)

男(少しずつ…やってみるか)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 00:15:58.57 ID:bKE8q5Q0<>男「あのさ」

女の子「なんですか?」

男「お前って結局、何でこの車乗ったんだ?」

女の子「!!」

男(まずい…直球過ぎたか?)

男(だが遠回りしてても仕方ないし…)

男(この選択はおっけー?)

男「どうしてなんだ?」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 00:24:00.02 ID:bKE8q5Q0<>女の子「…実はですね」

男「…」ゴクリッ

女の子「私、秘密結社から追われていまして」

男「…は?」

女の子「それで、逃げる為にあなたの車に」

男「何だ?秘密結社って?」

女の子「秘密ですよ、秘密結社なのですから」

男「…もうちょいマシな嘘は無いのか?」

女の子「即席ではこれが限界でした」

男「そうか…」

女の子「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 00:32:38.14 ID:bKE8q5Q0<>男「そんで、本当の理由は?」

女の子「その事は随分前に話したと思いますが」

男「目的地があるとかいうやつだろ?」

女の子「はい、只今絶賛募集中ですが」

男「それが本当に理由なのか?」

女の子「はい?」

男「何か、他に目的は無いのか?」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 00:40:19.02 ID:bKE8q5Q0<>男(うーむ…)

男(何か問い詰める形になっちまった…)

男(こいつだっていろいろ大変なのに)

男(こんな聞き方でいいのか…?)

男(いや、でも聞きたいし…)

男「…」

女の子「…」

男「悪い、やっぱりいい」

女の子「え?」

男「変な事聞いて悪かったな」

女の子「…」

男(やっぱ俺は臆病だな…)

男(こんな事も聞けないなんて…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 00:46:52.87 ID:bKE8q5Q0<>男「それより、菓子は足りてるか?」

女の子「はい、まだ沢山あります」

男「そうか、無くなる前にここ抜けたいんだけど…」

女の子「こちらは渋滞していませんし、大丈夫では無いでしょうか?」

男「だといいんだけどな…」

女の子「とりあえず次の袋を開けたいと思います」

男「…おう」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 00:50:01.53 ID:bKE8q5Q0<>女の子(先程の言葉…)

女の子(この人…私の事に気付いたのでしょうか?)

女の子(いえ、気付いたという訳では無いでしょう)

女の子(部長さん達から聞いた…という所でしょうか?)

女の子(あの方達も、知っていましたから…)

女の子(聞かれる覚悟はしていましたが…)

女の子(結局、聞かれないで済みましたね)

女の子(きっと、これもこの人なりの気遣いなのでしょう)

女の子(本当に…馬鹿な人です)

女の子(知っていて…私と一緒に居ようだなんて)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 00:52:20.16 ID:bKE8q5Q0<>女の子(好都合なのですが…)

女の子(聞かれないというのも寂しいものですね)

女の子(私に興味が無いという事なのでしょうか?)

女の子(…それは腹立たしい事です)

女の子(ですがやはりそんな事は無いと思いますし)

女の子(このままでいいでしょう)

女の子(わざわざ…自分から言う必要も無いですし…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 00:55:51.28 ID:bKE8q5Q0<>男「あー…やっぱり少し腹減ってきたぞ」

女の子「結局ほとんど食べてませんからね」

男「だからそれはー…」

女の子「お菓子食べますか?」

男「ん?いいのか?さっきまであんなに嫌がってたのに」

女の子「別にそういう訳ではありません」

男「そうか…そんじゃ少し貰おうかな」

女の子「どうぞ」

男「ありがと」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 00:58:19.53 ID:bKE8q5Q0<>男「しかし、この速度で運転しながら菓子を食うのは怖いぜ」

女の子「その恐怖を乗り越えなければ、お菓子は食べれません」

男「菓子を食うのって、辛い事だったんだな」

女の子「お菓子を甘く見てはいけません」

男「チョコ甘い」

女の子「そういう意味ではありません」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:00:25.11 ID:bKE8q5Q0<>男「もうちょっと速度を落とそうか…」

女の子「周りは凄い速度で抜いて行きますが」

男「いいんだよ、周りなんか放っておけば」

女の子「そうですか…あら?」

男「どうした?」

女の子「後ろの車が近い気がします」

男「ん…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:01:50.53 ID:bKE8q5Q0<>男「本当だ」

女の子「何でしょうか?」

男「これは…煽られてるな」

女の子「どういう事です?」

男「要約すると、俺を馬鹿にしてると」

女の子「なるほど」

男「ちっ、何だってんだよ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:03:35.35 ID:bKE8q5Q0<>女の子「あら?抜かれてしまいました」

男「…」

女の子「まぁいいでしょう、それよりお菓子を…」

男「気に食わねぇな」

女の子「え?」

男「このままじゃ俺が馬鹿にされたままだぜ」

女の子「別にいいのではないですか?」

男「いいやダメだ、納得いかん」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:05:23.93 ID:bKE8q5Q0<>女の子「どうするのですか?」

男「決まってる、俺の本気を見せてやる」

女の子「本気…?」

男「ちょっと揺れるかもしれないから、気を付けろよ?」グンッ

女の子「!?」

キキィィィィィィィィィィィィィィィィッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:08:01.88 ID:bKE8q5Q0<>女の子「また急に速度を…」

男「おらぁっ!!邪魔だー!!」ググンッ

ブォオオオオオオオオオオッ!!

女の子「凄いです…次々抜いています」

男「さっきの奴はどこだぁー!!」

女の子「随分前方に居ますが」

男「上等!!抜いてやるぜ!!」

女の子「む、無茶しないでください!!」

男「こいつを甘く見てもらっちゃ困るぜ」

女の子「?」

男「こいつなら…出来る」ガコッ

ギュルルルルルルルルルルッ

女の子「!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:11:23.19 ID:bKE8q5Q0<>女の子「更に速く…」

グワンッ

女の子「きゃっ!?」

男「しっかり捕まってろ!!後舌噛むなよ!!」

女の子「し、舌…」

男「ここからが本番だぜ!!」ガガコッ

ズィィィィィィィィィィィィィィッ

女の子「ま、まだ上げるんですか!?」

男「後ろ見えた!!」

女の子「も、もうこんな所まで…!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:13:52.07 ID:bKE8q5Q0<>男「勝負は次のコーナー…!!」

女の子「まさか…この速度のまま曲がる気ですか!?」

男「当たり前だ!!」

女の子「それは流石に危険ですよ!!」

男「余裕…見てろぉ!!」グルッ

女の子「!!」グンッ

ギキィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!!

男「もらったぁ!!」

ズバァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ

女の子「ぬ、抜きました!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:17:10.73 ID:bKE8q5Q0<>男「どうだ!!」

女の子「凄いですね…まさか本当に抜くなんて…」

男「ざまぁみろだぜ!!」

女の子「ご機嫌ですね」

男「まぁな!!」

女の子「ところで」

男「なんだ?」

女の子「このままの速度でいいのですか?」

男「…いや、怖いからやっぱ落とそう、うん」

女の子「…結局抜かれるんですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:36:19.80 ID:bKE8q5Q0<>男「久しぶりにあんな速度出したぜ」

女の子「針が凄い速度で動いてましたね」

男「お疲れ車ちゃん」

女の子「えと、ここでしたから…速度は」

男「おっと、言うなよ」

女の子「どうしてです?」

男「世の中には法定速度というものがあってだな」

女の子「はい」

男「そして、それは守らなきゃいけないものだ」

女の子「そうですね」

男「ちなみに、ここでの最高は時速100kmだ」

女の子「…」

男「後は…わかるな?」

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:39:24.92 ID:bKE8q5Q0<>男「でも今ので慣れたし、しばらくは限界まで出しとくか」

女の子「そうですか」

男「あー…でもそうすると左じゃ遅いな」

女の子「では、真ん中の車線にしますか?」

男「んだな」

女の子「快適ですね」

男「まっ…それでもまだ抜かれるんだけどな」

女の子「…皆様」

男「だから言うなって」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:42:07.56 ID:bKE8q5Q0<>男「何か今日は暑いなー」

女の子「そうですか?」

男「窓開けてもいいか?」

女の子「どうぞ」

男「ういー」ウィーンッ

女の子「…」

男「あー、風が気持ちいい」

女の子「少し強いですけどね」

男「これくらいがいいんだよ」

女の子「そういうものなのですか?」

男「そういうものなの」

女の子「では丁度いいですね」

男「おう、そうだな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:44:18.51 ID:bKE8q5Q0<>男「そういやお前、こういうの知ってるか?」

女の子「はい?」

男「こう、窓の外に手を出すんだ」バッ

女の子「それがどうしたのです?」

男「何とこれが胸の感触」

女の子「!?」

男「速度によってカップも変わるというスゴ技だ」

女の子「別に凄く無いですが…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:46:22.63 ID:bKE8q5Q0<>男「わかる、わかるぞぉ」

女の子「?」

男「これは、お前と同じ大きさだ」

女の子「!?」

男「…ジュルリッ」

女の子「どうして私の胸の大きさがわかるのですか!?」

男「俺レベルになればその程度心眼で」

女の子「今すぐ手を戻してください!!」

男「いや、もったいないからもう少し」

女の子「何がですか!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:49:37.81 ID:bKE8q5Q0<>女の子「早く戻してください!!」

男「へいへい…わかったよ」

女の子「まったくあなたは…」

男「あ、ところで豆知識なんだが」

女の子「…なんですか?」

男「ティッシュを使うと更にリアルな感触が!!」

女の子「そんな豆知識いらないです!!」

男「重要な事なんだぞ!!」

女の子「私にはどうでもいいのです!!」

男「ちっ…わからんか」

女の子「わかりたく無いです…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:52:33.62 ID:bKE8q5Q0<>男「胸には夢が詰まってるって聞いただろ」

女の子「私は聞いてません」

男「聞けって」

女の子「嫌です!!」

男「仕方ない、それじゃもう一度」スッ

女の子「やめてください!!」

男「それじゃぁ触らせてくれ」

女の子「…はい?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:54:41.69 ID:bKE8q5Q0<>男「俺はせっかくこんなにスピードが出せてるんだから胸の感触を味わいたい!!」

女の子「…」

男「だが!!お前がダメと言うから手を出せない!!」

女の子「…」

男「だから実物を触って誤魔化そうと思うんだ!!」

女の子「何をですか!!」

男「ダメか?」

女の子「ダメに決まってるじゃないですか!!」

男「ちっ…それじゃやっぱり風だな」

女の子「それもダメです!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 01:59:57.43 ID:bKE8q5Q0<>男「それじゃぁ俺はどうすればいいの?」

女の子「諦めてください…」

男「ヤダ!!胸を諦めるなんて出来ない!!」

女の子「夢を諦められないみたいな感じで言わないでください!!」

男「だから、胸には夢が…」

女の子「その話はもういいです!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 02:09:45.63 ID:bKE8q5Q0<>男「胸に関しては分かり合えないみたいだな」

女の子「そのようですね」

男「お前は胸好きじゃないの?」

女の子「私は女ですから…」

男「女でも胸が好きって奴も居るだろ」

女の子「どんな人ですか」

男「えーっと…説明するとお前引くと思うけど聞く?」

女の子「いえ、いいです」

男「だよな、俺も何か安心した」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 02:18:54.55 ID:bKE8q5Q0<>女の子(胸が好きな女性…)

女の子(そういえばテスラさんも私の胸を…)

女の子(いえ、あれは触診ですし)

女の子(特に深い意味は無かったのですよね…?)

女の子(どうだったのでしょうか…?)

女の子(聞いた方がいいのかもしれません)

女の子(しかし…)

女の子(やはりやめておきましょう)

女の子(私にはまだ早い気がします)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 02:26:44.05 ID:bKE8q5Q0<>男「だが、男としてこの胸談義…負ける訳には行かない!!」

女の子「いつからそのような話に?」

男「あれ?違った」

女の子「よくわかりませんが、私の負けでいいです」

男「本当!?やったー!!」

女の子「おめでとうございます」

男「じゃぁ触らせて?」

女の子「ですから、何故そうなるのですか!?」

男「あれ?ならない?」

女の子「なりませんよ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/11(火) 07:47:11.79 ID:AtD32EDO<>さっき辛いことがあったんだ……だから、女の子のおっぱい触診させてくれ(´・ω・`)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 15:39:26.93 ID:gAIOqEDO<>バイトオワター…


>>339 女の子「風で我慢してください」


今日も学校まで携帯で…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 15:41:43.65 ID:gAIOqEDO<>男「ティッシュ無いかなー?」

女の子「…何に使う気ですか?」

男「それはもちろん…ジュルリ」

女の子「持ってますが」

男「何っ!?くれ!!」

女の子「嫌です!!」

男「いいじゃん!!一枚だけ!!」

女の子「絶対に渡しません!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 15:44:00.36 ID:gAIOqEDO<>男「くっそー…いいよ自分で見つけるから」

女の子「運転に集中してください」

男「なーに、少しくらいなら…」

女の子「速度」

男「…」

女の子「…」

男「諦めよう」

女の子「それがいいです」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 15:48:30.37 ID:gAIOqEDO<>男「このスピードにも完全に慣れたぜ」

女の子「安定してますね」

男「テクニックには自信があるからな」

女の子「問題は内面ですね」

男「お、俺はチキンじゃないぞ!!」

女の子「誰もそのような事は言ってませんが」

男「くっ…いいぜ、見せてやる!!」

女の子「?」

男「俺がチキンじゃ無いって所を!!行くぞ!!」

女の子「制限速度は?」

男「…守る」

女の子「見せられませんでしたね」

男「なぜだ…なぜにこうも…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 16:09:49.05 ID:gAIOqEDO<>男「チキンじゃ無いんだ…俺は、俺は…」

女の子「わかりましたから」

男「俺が、ガン」

女の子「それも違いますから」

男「お前…疑ってるな?」

女の子「何をです?」

男「俺がチキンじゃ無いかと」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 16:14:07.81 ID:gAIOqEDO<>男「別にビビってスピード出さない訳じゃ無いんだからね!!」

女の子「わかってますよ」

男「…」

女の子「そもそも、これ以上出せないのですから仕方ないじゃないですか」

男「だよな!!仕方ないんだよな!!」

女の子「えぇ」

男「よかったー」

女の子「まぁ、この話とは関係ありませんが」

男「お前…せっかく納得したのにまたそうやって」

女の子「申し訳ありません」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/11(火) 16:24:08.25 ID:gAIOqEDO<>男「とにかく俺はチキンでは無い、結論」

女の子「はい」

男「よし、これで心置きなく運転出来る」

女の子「よかったですね」

男「…お前、途中から適当に答えてただろ」

女の子「いえ、そんな事は無いですよ?」

男「そ、そうか?」

女の子「最初からです」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/11(火) 21:49:20.01 ID:96hB4U60<>>>344
×チキン
○雁

把握した<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/12(水) 00:35:53.16 ID:gZbyezc0<>アーウー…学校カラ帰ッテキテ…寝テタ…

>>347 男「なるほど、そういう事か…で、なんて読むんだ?」

アマリカケナイケドカコウ…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/12(水) 00:38:30.57 ID:gZbyezc0<>女の子「私はお菓子を食べるので忙しいのです」

男「そっすか…」

女の子「はい」

男(お菓子に負ける俺って…)

女の子「そういえばオレンジジュースを買ったのを忘れてました」

男「喉渇いたのか?」

女の子「はい」

男「結構食ってたからなぁ」

女の子「まだまだです」

男「…ですよねー」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/12(水) 00:41:50.24 ID:gZbyezc0<>男「俺も飲もう…」

女の子「炭酸系多いですよね」

男「好きなんだよな、炭酸」

女の子「そうなんですか」

男「うん」

女の子「どうしてです?」

男「刺激が病み付きになるんだよ」

女の子「シュワシュワが好きなのですね」

男「あぁ」

女の子「ですがオレンジジュースが最強ですよ」

男「ほー…言ったな?」

女の子「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/12(水) 00:44:40.86 ID:gZbyezc0<>男「まっ、確かにフルーツ系ではオレンジジュースはうまいだろう」

女の子「はい」

男「だが、グレープだろう」

女の子「え?」

男「グレープが一番うまい、結論」

女の子「待ってください」

男「何だ?」

女の子「その結論はまだ早いです」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/12(水) 00:48:22.84 ID:gZbyezc0<>男「グレープ」

女の子「オレンジです」

男「某炭酸飲料もグレープ押してるだろ」

女の子「それは炭酸だからです」

男「だが、人気だ」

女の子「確かにそうですが…」

男「それにオレンジ全然見掛けないし、あれははぐれ並だろ」

女の子「それは…」

男「以上の事から、グレープが最強と」

女の子「うー…えと…」

男「ふっ、何も言い返せないようだな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/12(水) 00:57:09.48 ID:gZbyezc0<>女の子「ですが、オレンジ専門の飲料も…」

男「最近青りんごとかそんなんばかりじゃん」

女の子「うっ…そうですが…」

男「やっぱりグレープなんだよ、グレープ」

女の子「…」

男「…?」

女の子「オレンジの方が強いんです!!」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/12(水) 07:09:49.58 ID:jaJ4WUDO<>俺「グレープフルーツが最強だろJKww」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/12(水) 18:57:46.73 ID:1WXyRVso<>俺「あ?オレンジナメてんの?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/13(木) 06:52:31.57 ID:gEda9oDO<>>>354->>355
女の子「これを見てください」

男「ん?なんだ?」

女の子「何とオレンジジュースに一票入っています」

男「まぁ、そうだな」

女の子「グレープフルーツにも入っているようですが、現在一位はオレンジジュースです!!」

男「…それで?」

女の子「やはりオレンジジュースが最強なのです!!」

男「…いや、まだ一票だしさ」

女の子「それでも勝ちは勝ちです!!」

男「…そっか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/13(木) 06:59:07.65 ID:gEda9oDO<>男「俺、ずっと気になってたんだけどさ」

女の子「なんですか?」

男「グレープフルーツとオレンジって何が違うの?」

女の子「!!」

男「見た目もあまり変わらないしさ」

女の子「べ、別の物ですよ!!」

男「じゃぁどこが違うの?」

女の子「それは…えと…」

男「やっぱり同じじゃん」

女の子「ですから、違う物なのですー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/13(木) 09:13:20.26 ID:gEda9oDO<>女の子「えと、お友達という感じで…」

男「いや、同一人物だろ」

女の子「違うのです!!オレンジが最強で、グレープフルーツは違うのです!!」

男「…お前、どうしてもオレンジを押すのか」

女の子「オレンジが…オレンジが…」

男「わ、わかったわかった、認めるから、オレンジ最強な?」

女の子「はい!!一番強いのです!!」

男(強いってのは何なんだろうか…?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/13(木) 09:17:31.20 ID:gEda9oDO<>女の子「認め合うって大切ですよね」

男「そ、そうだな」

女の子「はい」ニコッ

男(どちらかと言えば認めさせられたって感じなんだがな…)

男(まぁ、笑ってるし余計な事を言うのはやめよう)

女の子「今日もオレンジジュースはおいしいです」

男「…飲み過ぎるなよ」

女の子「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/13(木) 09:24:59.95 ID:gEda9oDO<>女の子「オレンジジュース飲みたいのですか?」

男「いや、そういう訳じゃ無いんだが」

女の子「仕方ありません、認め合えたのですから飲んでもいいですよ」

男「え?」

女の子「どうぞ」スッ

男「お、おう…ありがと」

女の子「いえ」

男(何だろ…嬉しかったのかな?)

男(相変わらず訳わからん奴だな)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/13(木) 09:37:39.65 ID:gEda9oDO<>女の子「おいしいですか?」

男「ん?おう」

女の子「ふふっ」

男「…ありがとな」

女の子「はい、お菓子も食べますか?」

男「…そんじゃ少しだけ」

女の子「では少々お待ちをー」

男「おう」

男(わかりやすいな、こいつ)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/13(木) 09:42:07.07 ID:gEda9oDO<>女の子「どれを食べますか?」

男「チップスくれ」

女の子「はい」

男「これって不思議とジュースに合うよな」

女の子「そうですね」

男「やはり計算されているのだろうか?」

女の子「そういう事は考えてはいけません」

男「だよなー、こういうのは単純においしいと思っていればいいか」

女の子「その通りです」

男「今日もチップスはおいしいぜ」

女の子「おいしいです」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/13(木) 09:45:50.28 ID:gEda9oDO<>男「でもこういうのは量食えないんだよな」

女の子「私は大丈夫ですが?」

男「俺はお前程若く無いんだよ」

女の子「身体は限界なのですね」

男「うっ…」

女の子「知能は…」

男「それ以上言うと泣くからな」

女の子「…」

男「あと、その件はお前に言われたく無い」

女の子「それも充分失礼ですよね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/13(木) 10:05:23.89 ID:gEda9oDO<>ヨーシヨシ…バイトダジェ




男「うげっ…」

女の子「どうしました?」

男「何か前が詰まってないか?」

女の子「そうですね、止まってます」

男「まさかこっちでも…」

女の子「遠い所でランプが回ってますね」

男「…事故か」

女の子「そのようですね」

男「怖い…高速マジ怖い…」

女の子「…またですか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/13(木) 12:08:53.28 ID:ewG1M2DO<>高速楽しい……一般道怖い<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/13(木) 12:09:57.72 ID:ewG1M2DO<>高速楽しい……一般道怖い<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/13(木) 12:12:29.77 ID:ewG1M2DO<>同じ(ry

地下鉄で書き込むもんじゃないな…ごめん<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/13(木) 16:50:08.21 ID:9SQ4W1s0<>>>367
ここは逆に五回くらい連投して洗脳すべきところ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 01:19:48.69 ID:KaPCRow0<>>>365-368
男「高速楽しい……一般道怖い」

女の子「どうしたのですか?急に」

男「高速が怖くなくなる言葉だ」

女の子「はぁ…?」

男「高速楽しい……一般道怖い」

女の子「すっかり洗脳されていますね」

男「高速楽しい……一般道怖い」

女の子「楽しいですから、早く進んでください」

男「…うん」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 01:22:13.46 ID:KaPCRow0<>男「マジこういうの無理っすわー…」

女の子「事故ですか?」

男「うん…」

女の子「確かによくない事ですね」

男「次は俺かもしれない…」

女の子「大丈夫ですよ」

男「わかんないぞ!!もし俺だったら…うぅ…」

女の子「本当に精神弱いですねー…」

男「高速楽しい……一般道怖い」

女の子「それはもうわかりましたから」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 01:27:25.45 ID:KaPCRow0<>アァ…二次創作トカシテミタイ…




男「くっそー…何で今日出発したんだよー…」

女の子「早く次の街に行きたいからです」

男「それはわかってんだけどさぁ…失敗した」

女の子「今更言っても遅いです」

男「もっと俺を励ませよー…」

女の子「そう言われましても」

男「お題は娘」

女の子「えと…運転頑張ってお父様」

男「よーしパパ頑張って運転しちゃうぞー!!」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 01:30:13.29 ID:KaPCRow0<>男「もうすぐ横を抜ける訳だが」

女の子「そうですね」

男「いいか?見るなよ?絶対見るなよ?」

女の子「見てはダメなのですか?」

男「想像しちゃうだろー…」

女の子「なるほど」

男「とりあえず俺は下向いてるから、通り過ぎたら言って」

女の子「前見てください!!前を!!」

男「視界にチラッと映ったらどうすんだよ!!」

女の子「前見ないとあの車と同じになってしまいますよ!!」

男「あの車って…あ」

女の子「…」

男「お前のせいで見ちゃっただろー!!」

女の子「私の責任ですか!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 01:32:09.45 ID:KaPCRow0<>男「あーもー最悪だぁ…」

女の子「元気出してください」

男「出ないよ…」

女の子「…」

男「もうダメだ…俺もきっとああなるんだ…」

女の子「なりませんよ」

男「だから言い切れないだろー!!」

女の子「そんな事考えても意味ありません」

男「そ、そりゃそうだけどさ…」

女の子「今は運転に集中してください、そうすればなりませんから」

男「…おう」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 01:35:10.49 ID:KaPCRow0<>ドラ○エアキタ…ポケ○ンヤリタイ…デモドラ○エヤラナイト…




男「なんとかして気持ちを切り替えたい…」

女の子「歌でも聴きますか?」

男「お、ナイスアイディア」

女の子「どちらで聴きますか?」

男「待って、今ケータイを」

女の子「了解です」

男「繋げてー…よし!!」

女の子「再生しますか?」

男「いや、充電無かった」

女の子「…ダメじゃないですか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 01:36:57.33 ID:KaPCRow0<>男「大丈夫だ、充電しながらでも出来る」

女の子「そうですか」

男「そこにプラグ無いか?」

女の子「どれですか?」ガチャッ

男「んーっと、黒いやつ」

女の子「沢山ありますが…」

男「いらない物捨てないからそうなる」

女の子「また整理しなければならない所を見つけてしまいましたね…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 01:39:08.58 ID:KaPCRow0<>女の子「これですか?」

男「違う、それはイヤホンのプラグ」

女の子「ではこれですか?」

男「違う、それはパソコンのバッテリーコード」

女の子「…これは?」

男「違う、それは前のケータイの充電器」

女の子「何故まだあるのですか?」

男「捨てないから」

女の子「…これは捨てましょうよ」

男「また使うかもじゃん」

女の子「それでは何も捨てられないじゃないですか!!」

男「だから捨てて無いじゃん」

女の子「…そうでしたね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 01:41:16.72 ID:KaPCRow0<>女の子「えと…これは?」

男「あぁ、それそれ」

女の子「ようやく見つかりました…」

男「やたらと時間掛かったな」

女の子「あなたが整理しないからです!!」

男「整理しなくても俺なら一瞬で見つける」

女の子「…」ジトーッ

男「わかった、悪かったからそんな怖い眼するな」

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 01:42:56.68 ID:KaPCRow0<>男「繋げて繋げてー」

女の子「はい」

男「リストから適当に選んでおいて」

女の子「了解です」

男「ここでお前のセンスが試される訳だが」

女の子「とりあえず一番上のこれで」

テレテレテレテレテー

男「…センスも何もねぇな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 01:45:57.12 ID:KaPCRow0<>男「うっうー!!」

女の子「うまうま」

男「いぇいいぇいいぇい!!」

女の子「これ聴くと踊りたくなりますね」

男「だな!!」

女の子「あなたはやめてくださいね」

男「じゃぁお前やれよ」

女の子「嫌ですよ、他の車の人に痛い子だと思われてしまいます」

男「痛いじゃん」

女の子「運転中で無ければグーでした」

男「危なかった…運転してなければやられていた…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/14(金) 01:45:59.00 ID:TeztZzM0<>そーいやケロHがカラオケはいることを最近知った<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 01:49:37.86 ID:KaPCRow0<>>>380
男「ま、マジか…?」

女の子「調べた所、本当のようです」

男「き、きた…」

女の子「?」

男「時代がきたぁああああああああああああああああああああああ!!」

女の子「大喜びですね」

俺「きたこれかつるー!!」

男「今のは誰だ」

女の子「私は何も見てません」

男「いや、今の声さ…」

女の子「心の叫びでしょう、気にしないであげてください」

男「…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 02:22:39.60 ID:KaPCRow0<>テンション上がったのに友達カップルからマジ相談電話来てテンション一気に下がった…コレダカラカップルッテヤツハ…




女の子「本当に普通の曲が入ってないですね」

男「何?アニソン、キャラソンは普通じゃ無いと言うのか?」

女の子「一般的に考えるとそうだと思いますが」

男「そんな事無いぞー」

女の子「普通の人からしたらネタですよ」

男「おめぇはオラを怒らせた」

女の子「申し訳ありません」

男「よし」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 02:25:13.28 ID:KaPCRow0<>男「そう言いつつお前も結局アニソン聴くのな」

女の子「それしか無いですから」

男「無い訳でも無いぞ?」

女の子「?」

男「もしも一般人を乗せる時が来ても大丈夫なようにCDを用意している」

女の子「…」

男「こっちにするか?」

女の子「いえ、携帯でいいです」

男「お前ならそう言うと思ってたぜ!!」

女の子「…失礼ですね」

男「あれ?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 02:27:03.85 ID:KaPCRow0<>男「わんわん!!」

女の子「わんわん」

男「ふぅ…今期もまた、洗脳ソングが出ちまったな」

女の子「頭から離れません」

男「期待していただけに嬉しいぜ」

女の子「期待していたのですか?」

男「おう!!原作も全部…」

女の子「そういう発言は危ないと思いますが」

男「…」

女の子「どこで見ているかもわかりませんし…」

男「だな、自重しておこう」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 02:30:09.00 ID:KaPCRow0<>男「しかし最近のアニソンは熱い曲が足りないと思うんだ」

女の子「熱い曲ですか?」

男「そうだ、何かこう…戦うぞ的な」

女の子「わかる気がします」

男「まぁ、今時流行んないだろうしなぁ…」

女の子「もう出尽くした感じもありますしね」

男「でも俺信じてる!!まだやってくれるって!!」

女の子「ですが次回は…」

男「おっとまだ言うな…まだ確定してないやつもあるんだから」

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 02:32:44.57 ID:KaPCRow0<>女の子「それにしても、あなたが歌うとは思えない歌ばかりですね」

男「そうか?」

女の子「はい」

男「萌えソングをあえて歌う…かっこよくない?」

女の子「いえ、少なくともかっこよくは無いです」

男「ギャップじゃダメなのか…」

女の子「ダメですね」

男「仕方ない、お前に覚えてもらおう」

女の子「私は歌わないので」

男「そんな事は許されないんだぜ」

女の子「歌う場所も無くなってしまいましたので…」

男「お前…まだ引きずってるのか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 02:35:02.17 ID:KaPCRow0<>男「やはり音楽は素晴らしい」

女の子「同感です」

男「俺を癒してくれるぜ」

女の子「それはよかったです」

男「今なら空も飛べる気がする」

女の子「車はどうするのですか」

男「廃車」

女の子「急にリアルな事言わないでください!!」

男「じゃぁ…星になる」

女の子「全然変わってませんよ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 02:38:24.36 ID:KaPCRow0<>女の子「それにしても凄い数ですね…」

男「新曲は残さずチェックだぜ」

女の子「全部覚えているのですか?」

男「一度聴いた曲は忘れない」

女の子「意外な特技ですね」

男「ただしアニソンに限る」

女の子「全然凄くなかったです」

男「凄いだろ!!褒めろよ!!讃えろよ!!」

女の子「…」

男「…ごめん、もう言わない」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 02:40:52.66 ID:KaPCRow0<>女の子「しかし、この携帯は音楽にしか使われていない気がします」

男「まぁ、他に使い道無いし」

女の子「電話として扱ってください…」

男「誰に電話するんだよ」

女の子「お母様とかでしょうか?」

男「電話して何を話すんだ」

女の子「えと…生存確認を…」

男「放っといても大丈夫だろ、うちの母さんだぜ?」

女の子「…確かにそうですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 02:46:49.70 ID:KaPCRow0<>女の子「音楽の道に進もうと考えた事はありますか?」

男「は?」

女の子「歌が好きなようですし、あるのかと」

男「んー…無いな」

女の子「どうしてです?お上手ですのに」

男「何と言うか…俺は違う気がして」

女の子「違う?」

男「俺はカラオケがちょっと上手な一般人、そんな感じだと思う」

女の子「…」

男「それに、母さんも居たしな…」

女の子「お母様?」

男「今までが今までだし、これ以上心配させたく無いだろ?」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 02:49:59.07 ID:KaPCRow0<>男「まぁ、好きってだけでやってける世界でも無いし」

女の子「そうですね」

男「俺には一般人が似合ってるんだよ」

女の子「それでは…」

男「まっ、俺は歌えれば何でもいいし、場所なんて選ばないさ」

女の子「少しかっこいい事言いましたね」

男「だろ?」

女の子「得意気じゃなければ完璧でした」

男「そうか…次回からは気を付けよう」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 02:52:42.11 ID:KaPCRow0<>男「最近では自分のCDなんて簡単に作れるんだぜ?」

女の子「そうなのですか?」

男「おう、カラオケボックスとかでも出来る」

女の子「作ってみてはどうですか?」

男「その場合お前とデュエットだが」

女の子「やはりやめましょう」

男「…」

女の子「私は聴く専門でいいです」

男「そしてまた俺が歌わされるのか」

女の子「いいではないですか、好きなのでしょう?」

男「まぁ…そうなんだけどさ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 02:54:37.65 ID:KaPCRow0<>男「お前も練習しろよー」

女の子「練習と言われましても…」

男「実はな…上達する方法があるんだよ」

女の子「!!」ピクッ

男「試してみるか?」

女の子「…とりあえず聞きましょう」

男「それはやるって事だな?」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 02:56:30.53 ID:KaPCRow0<>男「この方法を使えば何故か上達するんだよ」

女の子「理由はわからないのですね」

男「まぁ…専門じゃ無いし」

女の子「それで、その方法は?」

男「あぁ、えーっと…さっきの買い物袋の中に…」ガサゴソ

女の子「…?」

男「お、あったあった、はいこれ」

女の子「…割り箸?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 02:58:20.74 ID:KaPCRow0<>女の子「割り箸…ですよね?」

男「そうだ、割り箸だ」

女の子「これをどうするのですか?」

男「横に咥えるんだ」

女の子「はい?」

男「横にして、口で咥えるんだよ」

女の子「…いきなり怪しいですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 03:00:23.39 ID:KaPCRow0<>男「まぁまぁ、騙されたと思って」

女の子「その台詞が一番怪しいのですが…仕方ないですね」ハムッ

男「どうだ?」

女の子「ほうほいはれはひへほ」

男「うむ、喋り難いようだな」

女の子「はひ」

男「残念、まだまだだな」

女の子「…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 03:02:04.87 ID:KaPCRow0<>男「外していいぞ」

女の子「はい…あの、これに何の意味が?」

男「貸して」

女の子「…?」スッ

男「見てろー」カプッ

女の子「はぁ…?」

男「どうだー?」

女の子「!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 03:07:10.55 ID:KaPCRow0<>男「ふっふっふ、ちゃんと喋れてるだろ?」

女の子「本当です…凄いですね」

男「だろー?」

女の子「どうしてです?」

男「まぁ、あれだ…腹から声出すって事じゃね?」

女の子「なるほど…」

男「これが出来ると上手くなるんだ」

女の子「それは素敵なのですが…」

男「ん?」

女の子「運転しながら割り箸を咥える状況というのはどうなのでしょうか?」

男「あぁ、自分でも凄いシュールだと思う」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 03:09:23.55 ID:KaPCRow0<>男「まぁ、手本だから」

女の子「しかしやり方がまったくわかりません」

男「そうか、そんなお前に新情報だ!!」

女の子「なんですか?」

男「今、さりげなく間接キスに成功した訳だが」

女の子「!?」

男「あ、次はお嬢さんの番だぞ」

女の子「や、やめておきます…」

男「そうか、残念だ」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 03:12:00.06 ID:KaPCRow0<>男「まぁ、上達への道は険しいという事だな」

女の子「そうですね…いろいろな意味で」

男「これからに期待だぜ!!」

女の子「…あなたは先程の方法で上達したのですか?」

男「は?いや、あんなんやった事ねぇよ」

女の子「え?」

男「俺は普通に最初から出来たし」

女の子「…」

男「ふっ、今初めて俺に才能の差を感じたな?」

女の子「そ、そんな事無いです!!」

男「はっはっはー」

女の子「うぅ…やり損です…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 03:15:47.39 ID:KaPCRow0<>女の子「あれ以外の方法は無いのですか?」

男「嫌なのか?」

女の子「はい…」

男「好き嫌いしちゃダメだぞー?」

女の子「そういう問題では無いです…」

男「見た目なんて気にするな!!要は歌が上手ければいいんだよ!!」

女の子「あれでは上達する気がしません…」

男「俺を信じられないと?」

女の子「あなただから、ですね」

男「だろうな」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 03:19:11.84 ID:KaPCRow0<>男「お前は中途半端なんだよな」

女の子「中途半端?」

男「どうせだったら音痴キャラで行けばよかったのに」

女の子「それは嫌です」

男「うーん、そこまで拘る必要無いと思うんだけどなぁ」

女の子「…」

男「ほら、頑張って歌ってる姿とか可愛いじゃん?」

女の子「可愛いだけでは…生き残れない世界なのです…」

男「いや…それはお前が言っても…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 03:24:29.31 ID:KaPCRow0<>デカケルコトニナリマシタ…コレダカラカップルハ…オレカンケイナイジャン…カノジョホイヤナンデモナイ




男「どうしてそこまで拘るかね?」

女の子「…何度か一緒に歌いましたよね?」

男「ん?そうだな」

女の子「何か劣等感を感じるようで」

男「そんなん気にすんなよ」

女の子「ですが…」

男「カラオケなんだぜ?気持ちよく歌えればそれでいいだろ」

女の子「…」

男「少なくとも、俺はお前と一緒に歌ってると楽しいぞ?」

女の子「…そうですか」

男「お前はどうなんだ?」

女の子「楽しい…です」

男「そっか、そんじゃそれでいいじゃん」

女の子「はい」

男「よし、今度行く時はデュエット祭りだな!!」

女の子「わかりました、頑張ります」

男「その意気だぜ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/14(金) 08:47:23.87 ID:TcFYyQDO<>(´・ω・`)オレモカノジョホシイヤナンデモナイ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 11:27:21.32 ID:5aAhcUA0<>このスレ見てから首都高通ったら事故車みちゃいましたorz<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 22:34:19.92 ID:KaPCRow0<>アー…ナンカモウ…モーッテカンジ…今日も友達に捕まりそうだじぇ…

>>404 ナ、ナカマハッケン…

>>405 もしかして書いてる奴のせい…では無いですよね?…ナイヨネ?

何時まで書けるかわかりませんが書きます…電話へし折りたい…電話クンナ…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 22:35:48.78 ID:KaPCRow0<>女の子「…」モジモジ

男「ん?」

女の子「…」ソワソワ

男「どうした?」

女の子「い、いえ、何でも無いですよ?」

男「そうか?」

女の子「は、はい」

男「そんならいいけどさ」

女の子「…」モジモジ

男「…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 22:38:02.84 ID:KaPCRow0<>女の子「…」キョロキョロ

男「…」

男(何だこいつ?)

男(さっきから挙動不審過ぎないか?)

男(何でも無いって言ったが…やっぱおかしいだろ)

男(今度は何なのかね…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 22:39:31.86 ID:KaPCRow0<>男「おい」

女の子「はい!?」ビクッ

男「…」

女の子「…」

男「どうした」

女の子「いえ、ですから何でも…」

男「無く無いだろ?」

女の子「…」

男「はっきり言ってさっきから挙動不審だぞ?」

女の子「そうですか?」

男「あぁ、どうしたんだ?」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 22:40:54.45 ID:KaPCRow0<>女の子「えと…ですね」

男「おう」

女の子「あの…」

男「何だよ早く言えよ」

女の子「その…少々言いづらい内容でして…」

男「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 22:43:02.96 ID:KaPCRow0<>男「言えばいいだろ?」

女の子「ですから言いづらくて…」

男「訳わからんな…」

女の子「…」

男「何だ?俺に言いづらい内容って」

女の子「えと…これ、です」

男「オレンジジュース?」

女の子「はい…」

男「これがどうしたんだ?」

女の子「その…少し飲み過ぎてしまったようで…」

男「は?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 22:45:19.46 ID:KaPCRow0<>男「何だって?」

女の子「ですから…少し飲み過ぎてしまったのですよ」

男「それが何か問題あるのか?」

女の子「はい…」

男「足りなかったのか?」

女の子「いえ、そういう訳では…」

男「じゃぁ何だよ?」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 22:46:45.81 ID:KaPCRow0<>女の子「ここまで言ってわかりませんか…」

男「わかんねぇよ、わかりやすく説明しろ」

女の子「えと、ですね…」スッ

男「?」

女の子「…」ゴニョゴニョ

男「…は?トイレ行きたい?」

女の子「い、言わないでください!!」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 22:48:27.49 ID:KaPCRow0<>男「お前…馬鹿だろ」

女の子「なっ!?」

男「だから飲み過ぎるなと…」

女の子「仕方ないじゃないですか!!美味しかったのですから!!」

男「だからってなお前…」

女の子「反省はしているのですよー…」モジモジ

男「はぁ…まったく…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 22:50:36.31 ID:KaPCRow0<>女の子「それで、出来ればどこかに入っていただきたいのですが…」

男「無理」

女の子「え?」

男「さっきパーキングエリア過ぎちまったから、次はまだまだ先だぞ」

女の子「そ、そんな…!?」

男「あーもー…そういう事はもっと早く言えよな」

女の子「は、恥ずかしかったので…」

男「恥らってる場合か」

女の子「ですよね…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 22:51:59.53 ID:KaPCRow0<>男「後どれくらい我慢出来る?」

女の子「次までは我慢してみせます…」

男「大丈夫か?」

女の子「無理でも何とかしてみせます」

男「そうか」

女の子「はい…」モジモジ

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/14(金) 22:54:27.67 ID:6WdnTXwo<>ほ・ほうn・・・・・イヤナンデモナイ・・・・ヘンタイダ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 23:02:17.17 ID:KaPCRow0<>>>417
男「…」ジーッ

女の子「な、何ですか?」モジモジ

男「いや、そのもじもじしてる仕種が可愛いなと」

女の子「!?」

男「…ジュルリ」

女の子「し、視線に危険なものを感じます…」

男「あ、大丈夫、限界だったらちゃんと受け止めるぞ?」

女の子「へ、ヘンタイさんです!!」

男「何を言う、紳士だよ」

女の子「違います!!絶対にヘンタイさんです!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 23:10:52.96 ID:KaPCRow0<>男「遠慮するなよ、俺とお前の仲だろう?」

女の子「どんな仲でも問題ありです!!」

男「ふっふっふ、その反応がまた…ジュルリ」

女の子「ダメです…また何を言っても無駄な状態です…」

男「さぁて、そんじゃ車線を左の方へ…」

女の子「どうして遅い車線に!?」

男「そりゃぁもちろん…ジュルリ」

女の子「ぜ、絶対に負けません…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 23:19:43.43 ID:KaPCRow0<>男「あー、何故か車の進みが遅いなー」

女の子「遅い車線ですからね…」

男「これじゃ次のパーキングまで時間掛かっちゃうなー」

女の子「抜いてくださいよ…」

男「俺には怖くて無理ー」

女の子「先程まで平然とやっていたではないですか!!」

男「そうだったか?覚えてないぜ」

女の子「むぅー…」

男「はっはっは、お前も形無しだなぁ!!」

女の子「悔しいですが…何も出来ません…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/14(金) 23:22:57.92 ID:TeztZzM0<>>>419
PAは約15〜20km間隔…
高速だからだいたい80km/hとするとだいたい15分か<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 23:25:08.67 ID:KaPCRow0<>女の子「まだですかぁ…?」モジモジ

男「そうだな、後30分くらいか」

女の子「そ、そんなに…!?」

男「何だ?もう限界か?」

女の子「いえ、そんな事は…」

男「限界だったらいつでも言えよ!!俺は準備万端だぜ!!」

女の子「絶対にそれだけはさせないです…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 23:33:41.27 ID:KaPCRow0<>>>421
男「この状況…俺が80も出す訳が無い」

女の子「随分ゆっくりですね…」

男「誰だってそうする俺だってそうする」

女の子「あなただけですよ…こんな意地悪な事するのは…」

男「お前が可愛くてついやってしまった、反省はしている」

女の子「ではスピード上げてください…」

男「それは出来ないぜ!!」

女の子「最低です…」

男「何と言われようと俺はこの速度を守ってみせる!!」

女の子「全然かっこよくないです!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 23:42:41.05 ID:KaPCRow0<>女の子「お願いですから速度を…」モジモジ

男「俺もお前のそんな姿を見てると早く次のパーキングに行きたくなる」

女の子「でしたら…」

男「だがそれ以上に俺は今興奮している」

女の子「…」

男「だから、わかってくれ」

女の子「わかりたく無いです!!」

男「まだか?まだなのか?」

女の子「それはパーキングエリアの話ですか?それとも…」

男「もちろん…ジュルリ」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 23:50:16.71 ID:KaPCRow0<>女の子「うぅー…」モジモジ

男「素晴らしい…ここは楽園か?」

女の子「少なくとも私からすれば違います…」

男「あぁ、こんな時に写真を撮れないのが悔やまれる」

女の子「こんな姿絶対に撮られたく無いです!!」

男「やってみれば案外新しい快感に目覚めるかもしれないぞ?」

女の子「私は絶対に目覚めません!!」

男「くっくっく、いつまでその強気が続くかね?」

女の子「うぅー…」モジモジ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/14(金) 23:58:13.62 ID:KaPCRow0<>女の子「何か気分転換をしたいです…」

男「出す」

女の子「何言っているのですか!?」

男「冗談だ」

女の子「今の状況で言っていい冗談では無いです…」

男「いい事があるぞ」

女の子「なんですか?」

男「ジュースを飲むんだ」

女の子「…はい?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 00:10:03.03 ID:qdgD5TI0<>女の子「何故この状況でジュースを…?」

男「ジュース飲むと抑えられるんだよ」

女の子「…怪しいです」

男「嫌ならいいんだぜ?」

女の子「…」

男「だが、俺は嘘は言ってないぞ?」

女の子「本当…ですか?」

男「あぁ、本当だ」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 00:16:11.37 ID:qdgD5TI0<>男「どうするんだ?」

女の子「…」

男「俺を信じるか、それとも…」

女の子「…わかりました、信じます」

男「そうか、よかった」

女の子「いただきます」ゴクゴク

男「まぁ、嘘なんだけどさ」

女の子「!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 00:17:56.88 ID:qdgD5TI0<>女の子「嘘なのですか!?」

男「あぁ、大嘘だ」

女の子「そ、そんな…もう飲んでしまいました…」

男「いやー、華麗に引っかかってくれたなー!!」

女の子「…」

男「お前は本当に可愛い奴だな」

女の子「…後で覚えててください」

男「後の事なんて考えないぜ」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 00:31:44.14 ID:qdgD5TI0<>女の子「あう…更に飲んだせいでまた…」モジモジ

男「いいぞいいぞ!!もっとやれ!!」

女の子「このままでは本当にまずいかもしれません」

男「どうやら俺の出番のようだな」

女の子「運転に集中してください」

男「何を言っている、今ほど集中した事も無いぜ」

女の子「…」

男「さぁ、後は任せたぜ」

女の子「何を任せるというのですか…いえ、わかっていますが」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/15(土) 01:19:08.35 ID:czn58lwo<>パンツ脱いだ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/15(土) 02:06:28.48 ID:C/PgiMM0<>まぁ俺は飲んだほうが収まることもあるがな<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/15(土) 02:14:58.40 ID:uYP.n.DO<>ジュースを飲みきれば空のペットボトルができるな<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 09:08:03.34 ID:qdgD5TI0<>ヘッ…ヘヘッ…モウアサダヨ…ドウシテコウナッタ…

>>431 ヒント:本編

>>432 書いてる奴も時々あります、代償ハ大キイケド…

今日バイトカ…寝タラ終ワルシ書コウ…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 09:10:21.23 ID:qdgD5TI0<>>>433
男「という訳で、はい」スッ

女の子「?」

男「これを使うんだ」

女の子「空のペットボトルを何に使うのですか?」

男「これに出せばいいんだよ」

女の子「!?」

男「さぁ、やるんだ」

女の子「やりませんよ!!」

男「大丈夫、俺は見ないから」

女の子「そういう問題では無いです!!」

男「まぁ、カメラはそっち向いてるかもしれないけど」

女の子「それ見てますよね!?絶対見てます!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 09:13:03.90 ID:qdgD5TI0<>男「さぁ、いよいよ盛り上がってきたぜ」

女の子「全然です…」

男「もうヤバイ?」

女の子「結構…限界かもしれません」モジモジ

男「いいぞ!!いいぞ!!」

女の子「…」

男「かかってこいよ!!恥じらいなんか捨ててかかってこい!!」

女の子「それだけは捨てられません…」

男「持ってても損するだけだぜ?」

女の子「損すると思います…」

男「だって俺持ってないよ?そんな物」

女の子「…あなたはそうでしょうね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 09:16:22.19 ID:qdgD5TI0<>男「まだー?」

女の子「まだです…まだ耐えてみせます…」

男「マジかよ、着いちゃうじゃん」

女の子「着いていいのですよ?」

男「いや、ダメだろ」

女の子「いいんです!!」

男「だって着いたらトイレ行くんだろ?」

女の子「当たり前です」

男「じゃぁやっぱダメじゃん」

女の子「どこまでヘンタイさんなのですか…」

男「だから俺は紳士だって」

女の子「どこがですか…」

男「受け止めてあげられる辺りが」

女の子「それをヘンタイさんと言うのですよ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 09:43:52.18 ID:qdgD5TI0<>男「もう諦めようぜー」

女の子「嫌ですと何回も言いました」

男「その抵抗する姿がまた…ジュルリ」

女の子「…」

男「まぁ、俺もそこまで鬼じゃないし、鑑賞だけで我慢するけどさ」

女の子「み、見せませんよ」

男「なるほど、見えない所で…」

女の子「ですから!!我慢すると言ってます!!」

男「ちっ…ん?」

女の子「どうしました?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 09:45:30.64 ID:qdgD5TI0<>男「げっ…」

女の子「?」

男「まさか…嘘だろ?そんな…」

女の子「あの?」

男「信じられない、そんな馬鹿な…」

女の子「どうしたんですか?」

男「…パーキングエリア着いちゃった」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 09:47:06.10 ID:qdgD5TI0<>男「マジかよありえねぇ」

女の子「進んでいるのですから、いつか着くに決まってます」

男「…」

女の子「さぁ、早く」

男「なぁ」

女の子「はい?」

男「スルーしてもいい?」

女の子「ダメですよ!!」

男「嫌だ!!スルーする!!」

女の子「早く入ってください!!」

男「やだー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 09:49:17.49 ID:qdgD5TI0<>女の子「お願いですから早く…」モジモジ

男「…お願いとな?」

女の子「?」

男「お願いするという事は、何か見返りがあるという事でおっけー?」

女の子「うっ…」

男「見返りが無いお願いなど無意味だぜ」

女の子「それは…」

男「無いのか?それじゃ仕方ない、ここは無視して」

女の子「します!!あります!!見返りありますから!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 09:51:01.75 ID:qdgD5TI0<>男「見返りって何?」

女の子「えと…それはですね…」

男「…」

女の子「…」

男「よし、スルー」

女の子「ま、待ってください!!今考えてますから!!」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 09:54:26.10 ID:qdgD5TI0<>男「早く」

女の子「眼が本気過ぎて怖いです…」

男「生まれつきこんな眼なんだよ、悪かったな」

女の子「今の眼は絶対違うと思いますが…」

男「で、結局どうするんだ?」

女の子「えと…」

男「もうすぐサービスエリアの入り口通り過ぎるぞ」

女の子「!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 09:56:46.51 ID:qdgD5TI0<>女の子「き、決めてください!!」

男「ん?」

女の子「見返りはあなたが決めていいですよ!!」

男「いいのか?」

女の子「はい!!」

男「そうか、そんじゃ何がいいかなぁ」

女の子「あの、出来るだけ常識の範囲内で…」

男「俺は常識という言葉を知らないんだ、ごめん」

女の子「…では私に出来る範囲で」

男「なるほど、わかった」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 10:01:04.90 ID:qdgD5TI0<>男「うーん…」

女の子「決まりましたか…?」

男「ん、よし、決まった」

女の子「なんですか?」

男「まぁまぁ、それは後でいいじゃないか」

女の子「…」

男「とりあえず中に入ろう、お前も限界だろ?」

女の子「そ、そうですね…激しく不安ですが」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/15(土) 10:03:23.02 ID:qdgD5TI0<>ヌワー…ソウダ、バイトイコウ




男「停車確認ー」

女の子「お手洗いはどこでしょうか…」

男「んー…あっちみたいだな」

女の子「了解です、行ってきます」

男「お前一人じゃ迷子になるだろ、俺も着いて行く」

女の子「…私の後ろに立たないようにお願いします」

男「何をそんなに警戒してるんだ?」

女の子「…なんでしょうね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/16(日) 00:20:55.37 ID:9xw7v5oo<>見返り・・・・ゴクリ・・・・キs・・・イヤ(ry<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 00:22:26.40 ID:LPQ.pw6o<>フウアツトオナジヤワラカサ…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 00:54:39.15 ID:LGwMHIA0<>シマッタオソクナッタ…カキマス



女の子「…」イソイソ

男「歩くの速いな」

女の子「申し訳ありません、早く着きたいので」

男「そうか、まぁいいんだけどさ」

女の子「ところでお願いがあるのですが」

男「なんだ?」

女の子「カメラしまってください」

男「いや、いつシャッターチャンスがあるかわからないし」

女の子「しまってください!!」

男「ちっ…わかったよ」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 00:59:09.17 ID:LGwMHIA0<>男「ほい、ここがトイレだ」

女の子「はい、では行って参ります」

男「おう、俺はここで待ってるよ」

女の子「了解です」ガチャッ

男「…」

男「さて、俺もトイレトイレっと」

男「実は我慢してたんだよなー」

男「あいつが何と言おうと寄るつもりだったんだが…」

男「いやー、ラッキーラッキー!!」

男「見返り楽しみだなー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 01:01:53.93 ID:LGwMHIA0<>男「しかし、困ったな」

男「あいつにはああ言ったが…」

男「実はまだ何も思い付いて無いんだよな」

男「さて、どうするか…」

男「うーん…」

男「…ま、いいや」

男「その時になれば何か思い付くだろ」

男「それよりあいつより先に戻ってないと」

男「文句言われたく無いからな」

男「約束無しになっても困るしなー」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 01:13:02.22 ID:LGwMHIA0<>女の子「あう…」

女の子「危うく間に合わないところでした…」

女の子「まったくあの人は…」

女の子「あんな意地悪しなくてもいいじゃないですか」

女の子「…間に合ったからいいですが」

女の子「それより早く戻りましょう」

女の子「あまりお待たせするのは申し訳無いですからね」

女の子「…戻りたくないですが」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 01:15:27.29 ID:LGwMHIA0<>女の子「お待たせいたしました」

男「おう、お帰り」

男(危ねぇ…タッチの差だったぜ)

女の子「それで…あの」

男「ん?」

女の子「見返りの件ですが」

男「あぁ、あれね」

女の子「はい…あの、何を…?」

男「んー、まぁそれはまだ後でいいだろ」

女の子「…」

男「それよりせっかく寄ったんだから、少し見て回ろうぜ」

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 01:18:43.48 ID:LGwMHIA0<>男「やっぱ、こういう所では土産屋見てくのが礼儀だろ」

女の子「そうなのですか?」

男「あぁ」

女の子「それはどちらに?」

男「んー?あぁ、あの辺」

女の子「よくわかりますね」

男「俺は方向音痴じゃ無いからな」

女の子「それはどういう意味でしょうか?」

男「気にすんな、行くぞ」

女の子「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 01:22:15.02 ID:LGwMHIA0<>男「すっげー、この皿二千円だってよー」

女の子「可愛いデザインですね」

男「でも二千円だぞ?二千円」

女の子「限定物のようですし…それくらいするのでは?」

男「俺は皿に二千円とか無理な人だなー」

女の子「私も無理ですけどね」

男「お?そうなのか?」

女の子「はい、使い道無いですし」

男「…ですよねー」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 01:25:22.00 ID:LGwMHIA0<>女の子「!!」

男「ん?どうした?」

女の子「ぬいぐるみを見つけました」

男「あ?」

女の子「可愛いです」

男「ほー、トドか」

女の子「…猫さんです」

男「は?猫?これが?」

女の子「はい、猫さんです」

男「うーん…そうは見えないな」

女の子「えぇ、トドですから」

男「…」

女の子「先程意地悪されたので仕返しを」

男「…やるネ」

女の子「ありがとうございます」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 01:28:14.78 ID:LGwMHIA0<>女の子「それで、何か買うのですか?」

男「いや?そんなつもりは無いけど」

女の子「…ではどうして入ったのですか」

男「んー?いや、だから見ていくのが礼儀って言っただろ?」

女の子「そうですね」

男「だから、別に買わなくてもいいんだよ」

女の子「…なるほど」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 01:29:35.75 ID:LGwMHIA0<>女の子「では行きましょうか」

男「おう」

女の子「…」チラッ

男「ん?」

女の子「行きましょう」

男「…」

女の子「あの」

男「悪い、先出てて」

女の子「どうしてです?」

男「ちょーっと、な」

女の子「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 01:31:40.85 ID:LGwMHIA0<>女の子「どうしたのでしょうか?」

女の子「やはり何か欲しい物があったのでしょうか?」

女の子「まぁ、考えても仕方ないですし」

女の子「それよりも問題はまだ明かされていない見返りです…」

女の子「いったい何を要求されるのでしょうか?」

女の子「ここまで引っ張られると、気になります…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 01:34:23.47 ID:LGwMHIA0<>男「すんませーん」

店員「はい、何でしょうか」

男「この猫のぬいぐるみ買いたいんだけど」

店員「はい…え?猫?」

男「そうそう、これ」

店員「えっと、それはトドですが…」

男「わかってるよ、でも猫なんだよ」

店員「は、はぁ…?」

男「ラッピングよろしく」

店員「か、かしこまりました」

男「…」

男(ヤバイ、素で猫って言っちまった)

男(とりあえずあいつの名前は猫で決まりだな)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 01:50:07.80 ID:LGwMHIA0<>店員「どうぞ」

男「あんがと」

店員「ありがとうございましたー」

男「はぁ…俺は何を買ってんだか」

男「でも欲しそうな顔してたからなぁ」

男「…いらないとは言わないよな?」

男「まぁ、いらないって言われたら返せばいいか」

男「…この猫のどこが可愛いのか」

男「女ってのはよくわからんな」

男「まぁ、あいつだけだろうけど」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 01:52:43.19 ID:LGwMHIA0<>女の子「見返り…」

女の子「先延ばしにしているという事は…」

女の子「ここでは出来ない事でしょうか?」

女の子「ここでは出来ない事…」

女の子「またコスプレ関係でしょうか?」

女の子「それとも…」

女の子「ま、まさか…」

女の子「その…身体の方とかなのでしょうか…?」

女の子「そんな…そんな…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 01:55:07.76 ID:LGwMHIA0<>女の子「いけませんいけません!!」

女の子「ですが…」

女の子「あの人がそう望むなら仕方ない…ですよね?」

女の子「見返りは絶対ですし…」

女の子「それでも…」

女の子「…私はどうすればいいのでしょうか?」

女の子「とりあえずもう少し可愛い下着にすればよかったです…」

女の子「これは大変です、一度戻らねば…」

男「お待たせ」

女の子「!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 02:07:14.61 ID:LGwMHIA0<>女の子「お、お、おかえりなさいです!!」サササッ

男「…なんで逃げてんだよ?」

女の子「いえ、これはですね…あら?」

男「ん?」

女の子「その袋なんですか?」

男「あぁ、買ってきた」

女の子「?」

男「ほれ、やるよ」ポイッ

女の子「わっ…と」ポスッ

男「開けんのは後にしな」

女の子「は、はぁ…?」

<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 02:10:51.56 ID:LGwMHIA0<>男「それより、腹減ってないか?」

女の子「はい?」

男「食堂あるみたいだから食ってかないか?」

女の子「食べます」

男「即答か」

女の子「どちらですか?早く行きましょう」

男「…そっち」

女の子「急ぎますよ」

男「おう」

男(こりゃ相当飢えてるな…)

男(俺からあれだけ弁当取ったってのに)

男(…まぁ、こいつなら仕方ないか)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 02:21:05.37 ID:LGwMHIA0<>女の子「凄い混雑していますが」

男「まぁ、この時間はどこもこんな感じだよ」

女の子「席取れるでしょうか…?」

男「お前取っといて」

女の子「はい?」

男「俺が買ってくるから」

女の子「そうですか、それではお願いします」

男「おう、そっちもよろしくな」

女の子「任せてください」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 02:23:33.78 ID:LGwMHIA0<>女の子「どこか空いてる場所は…」

女の子「あら?あそこ空いてますね」

女の子「少し場所が遠いですが…」

女の子「この際気にしている場合では無いですね」

女の子「ここにしましょう」

女の子「…」

女の子「そういえば何を食べるか言ってませんでしたが」

女の子「大丈夫でしょうか…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 02:25:36.99 ID:LGwMHIA0<>男「結構並んでるな」

男「この調子じゃしばらく列無くならないだろうなぁ」

男「…一気に頼んじまおう」

男「えーっと、メニューは…」

男「流石に一式揃ってるな」

男「んんーっと、俺はラーメンでいいし」

男「あいつは何にすんのかな」

男「…ま、いいや」

男「何でも食べるだろ、たぶん」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 02:30:28.51 ID:LGwMHIA0<>店員「お次のお客様どうぞー」

男「やっと俺の番か」

男「えーっと、ラーメン、カレー、ざる蕎麦」

店員「はい」

男「ハンバーグ定食、きつねうどん、てんぷら蕎麦」

店員(何人なんだろう?)

男「チャーハン、レバニラ定食、牛丼」

店員「…」

男「それとー」

店員(ま、まだ頼むのか!?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 02:32:21.34 ID:LGwMHIA0<>男「以上で」

店員「よ、横でお待ちください…」

男「へーい」

男「やっぱり店員の顔が引き攣るんだよなー」

男「あいつ、食い過ぎなんだよ」

男「…まぁ、俺が頼み過ぎなだけな気もするが」

男「だが、これでも足りないんじゃないかと思う俺も居る訳で…」

男「あいつの胃袋、一度見てみたいぜ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 03:31:15.17 ID:LGwMHIA0<>友達ト電話シタオ…モウネ…鬱リソウ…消エタイ…



女の子「…遅いですね」

女の子「あの行列では仕方ないですが…」

女の子「早く何か食べたいです」

女の子「お腹減りました…」

女の子「…」

女の子「こんな事言っているから女の子らしくないのですよね」

女の子「喋り方も変ですし」

女の子「どうにかならないものでしょうか…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 03:33:18.34 ID:LGwMHIA0<>女の子「そもそも女の子らしいとは何なのでしょうか」

女の子「知識が足りない気がします」

女の子「いえ、これは間違いなく知識不足です」

女の子「…勉強しようが無いですね」

女の子「皆さんはどうやって学んでいるのでしょうか…」

女の子「私にも教えていただきたいものです」

女の子「…お腹減りました」

女の子「あら、また言ってしまいました…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 03:35:41.69 ID:LGwMHIA0<>女の子「あぅ…そろそろ限界が…」

?「すみませんー」

?「お、おい」

女の子「はい?」

女性「合席いいですかー?」

女の子「合席?」

女性「ほら、あんたからも」

男性「えっと、他に席が空いてなくて、ね」

女の子「はぁ…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 03:38:08.41 ID:LGwMHIA0<>女性「お願いします!!」

女の子(どうしましょう…)

女の子(あの人、嫌がるでしょうか?)

女の子(ですが、この人達も困っているようですし…)

女の子(見過ごせませんよね)

女の子「はい、いいですよ」

女性「やった!!ありがとー!!」

男性「ありがとうございます、お邪魔します」

女の子「どうぞ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 03:39:55.31 ID:LGwMHIA0<>女性「本当に助かったよー」

男性「まさかこんなに混んでるなんて思わなくてね」

女の子「確かに人多過ぎですよね」

女性「何でもこの先が通行止めになってるらしくてねー」

女の子「え!?」

男性「工事してたらしいんだけどね、何か事故起きたらしい」

女の子「つ、通行止め…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 03:41:37.62 ID:LGwMHIA0<>女の子「それはいつまでなのでしょうか…?」

女性「よくわかんないけど、聞いた話だと今日一日らしいよ?」

女の子「一日中ですか!?」

男性「確定じゃ無いからわからないけど、結構時間掛かると思うよ」

女の子「そ、そんな…」

女性「もしかして急ぎ?」

女の子「い、いえ、そういう訳では無いのですが…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 03:43:51.82 ID:LGwMHIA0<>女性「あれ?そういえば一人なの?」

女の子「いえ、違います」

女性「だよねー、運転出来るとは思えないし」

男性「それはちょっと失礼なんじゃないかな…」

女性「あによー?」

男性「い、や…何でもない」

女性「それで、親はどこに?」

女の子「…」

女性「あれ?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 03:46:03.01 ID:LGwMHIA0<>女性「親と一緒なんじゃないの?」

女の子「違います」

女性「じゃぁ誰?」

女の子「それは…」

男性「まぁまぁ、それは後でわかるからいいじゃん」

女性「あ、それもそうね!!」

男性「それよりも、食べなよ」

女性「いけない!!ラーメン伸びちゃう!!」

女の子「もう伸びてる気もしますが」

女性「早く食べなきゃ!!いただきます!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 03:48:40.48 ID:LGwMHIA0<>女性「あー、やっぱりラーメンは最高!!」ズゾゾゾゾッ

男性「君はご飯は?」

女の子「今取りに行っていただいてます」

男性「なるほどね、それで…」

女性「コショウ!!コショウ取って!!」

男性「はいはい…」

女の子「…大変ですね」

男性「わかってくれる?」

女の子「なんとなくですが」

女性「ん?何の話してるの?」

男性「何でも無いよ、コショウ使わないの?」

女性「使うに決まってるわ!!」

男性「…はぁ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 03:50:53.09 ID:LGwMHIA0<>男「あーもー、どこだよ…」

男「ん?あぁ、あそこか」

男「おーい…い?」

女の子「あら?遅かったですね」

男「悪い…が、何だ?どうなってんだ?」

女性「お邪魔してます!!」モゴモゴ

男性「口に物入れて話すのは失礼だよ…」

女性「じゃぁ食べる!!」ズゾゾゾゾゾッ

男性「すみません」

男「いや…あ?」

女の子「えと…今説明しますね」

男「頼む」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 03:54:07.49 ID:LGwMHIA0<>女の子「という訳でして」

男「なるほどね、席が無かったのか」

男性「はい、すみませんお邪魔してしまって」

男「いや、こいつが大丈夫ってんなら俺は大丈夫だから」

女性「ありがとう!!」モゴモゴ

男性「だから、口に物入れて喋らないでって…」

女性「文句ある!?」

男性「ついにキレるか…」

女性「私はやりたいようにやるの!!」

男性「それでも恩人の前では自粛して!!」

女性「やんのー!?やってやんよー!!」

男性「…」

男「話さなくてもわかる、奴は苦労人だ」

女の子「たぶん当たりです」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 03:56:18.51 ID:LGwMHIA0<>女の子「ところで、私のご飯は…?」

男「あ?あぁ、あるよ、ほい」コトッ

女の子「カレーですか」

男「食えるか?」

女の子「はい、大丈夫です」

男「そりゃよかった」

女の子「あの…」

男「安心しろ、これだけじゃないから」

女の子「?」

男「残りも持ってくるから待っててくれ」

女の子「はい…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 04:17:56.38 ID:LGwMHIA0<>男「ほい、お待ちー」ドンッ

男性「…」

女性「…」

男「ん?どうした?」

女の子「お二人とも、顔が引き攣っていますが?」

男性「えーっと、これは…ははっ…」

女性「まだ他に連れがいるの?」

男「いんや?居ないけど?」

女性「じゃぁこれは?」

男「全部こいつの」

男性「え!?」

男「あ、間違えた、ラーメンは俺のな」

女の子「わかりました」

男性「ラーメン減ってもあまり変わらないと思うんだけど…」

女性「私もラーメン!!」

男性「え?」

女性「言いたかっただけ」

男性「…今混乱してるんだからやめてよ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 04:20:55.70 ID:LGwMHIA0<>男「いただきまー!!」

女の子「…す」

男性「本当にそんなに食べれるの?」

女の子「はい」

男性「信じられないな…」

女性「私!!」

男性「ん?」

女性「私!!無理!!」

男性「あ…そう」

女性「うん!!このラーメンでも限界感じてる!!」

男性「えーっと…食べようか?」

女性「お願い!!」

男性「はぁ…」

男「ガンガレ」

男性「頑張ります…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 04:24:48.36 ID:LGwMHIA0<>女性「ずっと気になってたんだけどさー」

男「ん?」

女の子「何ですか?」

女性「二人ってもしかして恋人?」

女の子「!!」

女性「どうなの?」

男性「いきなりそんな事聞くなんて失礼なんじゃ…」

女性「うっさいなー!!いいじゃん!!」

男性「…」

女性「どーなのー?」

女の子「え、えと…違…」

男「どうも、彼氏です」

女の子「何言ってるんですか!?」

男「いや、一度言ってみたくて、ムシャクシャして」

女の子「じょ、冗談ですよ!?違いますよ!?」

女性「なーんだ、違うんだー」

女の子「は、はい…」

男性(あの子も大変なんだなー…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 04:28:19.58 ID:LGwMHIA0<>女性「それじゃぁどういう関係なの?」

女の子「どういう関係…と言われましても」

男「道端で落ちてたこいつを拾ったんだよ」

男性「これも冗談?」

女の子「いえ、ほぼ間違いは無いです」

男「拾ったと言うか、勝手に乗ってただからな」

男性「それ、どういう状況…?」

男「わからね、気が付いたら居たから」

女の子「それから一緒に旅をしてます」

男性「そ、そうなんだ…」

女性「へー」

男性「何で聞いた君が一番関心無さそうなの…」

女性「今、私の視線はあそこで売ってるアイスに釘付け!!」

男性「…買ってくるよ」

女性「ありがとー!!」

男性「はぁ…」

男「溜め息ばかりだな」

男性「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 04:30:14.96 ID:LGwMHIA0<>女性「アイス美味しい!!」

男性「それはよかったね…」

女の子「お二人はどういう関係で?」

女性「カップル!!」

男「冗談と言え、早く」

男性「え?」

男「冗談なんだろ?なぁ?」

男性「はぁ…まぁ、冗談ですけど」

女性「ジョーク!!」

男「危なかった、冗談じゃ無かったらやっていた」

女の子「…」

男性「はぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 04:33:15.03 ID:LGwMHIA0<>男「で、結局何なんだ?」

男性「えっと、大学の同じサークルなんですよ」

女の子「そうなのですか」

女性「私の方が先輩!!」

男「大変だな、この先輩」

男性「はい」

女性「なんで頷いてるの?ねぇなんで?」

男性「察してください」

女性「任せて!!そういうの得意!!」

男性「そうですか」

女性「えっと、つまりー…愛!!」

男性「え?」

女性「言ってみたかっただけ!!」

男性「…言えてよかったですね」

女性「うん!!」

男性「…はぁ」

女の子「大丈夫でしょうか…あの人」

男「後三年でガタ来るな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 04:35:28.82 ID:LGwMHIA0<>女性「でも年齢はこっちの方が上なんだよね!!」

男「そうなのか?」

男性「えぇ、まぁ…二浪しまして」

女性「私は一発!!やーいやーい!!」

男性「ひ、酷い…」

女性「先輩だ!!敬わなきゃ!!」

男性「それらしい行動してから言ってください」

女性「じゃぁ先輩らしく!!ちょっとあんぱん買って来いよー!!」

男性「いつの時代!?」

男「…あいつはダメだ」

女の子「一生勝てなさそうですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 04:37:55.91 ID:LGwMHIA0<>女性「あんぱんまだー?」

男性「え!?本気で言ってたの!?」

女性「私はいつでもマジ!!」

男性「あんぱんは売ってないよ…」

女性「じゃぁ作って!!」

男性「無理だよ!!」

女性「わかってるよ!!そういう事いちいち言わせないで!!」

男性「もうヤダこの人…」

男「わかる、その気持ちわかるぞー」

男性「ありがとうございます…」

女の子「少し引っかかるのですが、何故わかるのですか?」

男「女ってのはわがままなもんだ、お前見てると思う」

女の子「私はわがままじゃ無いですよ?」

男「そうかね…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 04:40:43.33 ID:LGwMHIA0<>男「そういや、何のサークルなの?」

男性「釣りです」

男「釣られたクマー!!」

男性「はい?」

女の子「あ、スルーしてください」

男性「?」

男「なるほど、釣りか」

男性「あ、はい、今は行った帰りで」

男「何人釣った?」

女の子「お魚さんの単位は匹だと思います」

男「おっと、間違えた」

男性「…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 04:42:05.83 ID:LGwMHIA0<>男「しかし、釣りとは珍しいな」

女性「でしょー!!」

女の子「とても釣りをする方には見えないです」

女性「だよねー!!しないもん!!」

男「は?」

男性「この人はしません」

女の子「…サークルの意味は?」

男性「さぁ…?」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 05:09:54.91 ID:LGwMHIA0<>男「じゃぁ何でサークル入ったんだよ…?」

男性「それは僕もよくわからないのですが…」

女の子「?」

男性「最初は僕が入ったんですよ、そしたら…」

女性「何!?釣り!!入る!!」

男性「…ってな事を言い始めて」

女性「釣り!!いいよね!!健康的!!」

男「いや、やらねぇなら変わらないだろ」

女の子「本当に意味不明ですね」

女性「凄いでしょ!!」

男性「あーもー凄いから黙っててください」

女性「わかった!!」

男「…こいつ本当に先輩なのか?」

男性「僕もよく疑問に思います」

女の子「違うからじゃないですか?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 05:13:15.10 ID:LGwMHIA0<>男「サークルって何人なんだ?」

男性「10人程居るんですが…」

女性「今日は皆お休み!!」

女の子「そうなんですか?」

女性「うん!!」

男「そんな大勢欠席って凄いな」

男性「…連絡してませんから」

男「…は?」

女性「忘れてた!!てへっ!!」

男性「この人に任せた僕が馬鹿だったんです…」

男「あぁ、馬鹿だ、間違いなく馬鹿だ」

男性「はぁ…やっちゃった…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 05:15:53.25 ID:LGwMHIA0<>女性「これからも私に任せてね!!」

男性「…それ本気で」

女性「私はいつでもマジだって!!」

男性「どうにかなりませんか?この人…」

男「出会ったばかりの俺達でどうにかできるならお前が出来るだろ」

男性「ですよね…はぁ」

女の子「疲れ切った顔ですね…」

男「そりゃ疲れるだろ、釣りとかしてたら」

女の子「そこでは無いと思いますけど」

男「わかってるよ、同情するぜ」

女の子「同じくです」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 05:22:07.13 ID:LGwMHIA0<>女性「まったくもー!!何暗い顔してんのよー!!」

男性「どうしてだろうね…」

女性「こんな可愛い女と今日は一日デートだったんだからもっと良い顔しなよー!!」

男性「ははっ、どこに可愛い女の子が居るんですか?」

男「居るだろ、ここに」

女の子「…私ですか?」

男「とりあえず言っとけ」

女の子「どうも、可愛い女の子です」

男性「これはどうも」

女の子「どうも」

女性「…あれ?」

男「おぉ、置いてかれて戸惑ってるぞ」

男性「凄い珍しい光景」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 05:25:43.12 ID:LGwMHIA0<>女性「ね、ねぇねぇ!!」グイグイッ

男性「何ですか、袖引っ張らないでください」

女性「私!!私!!」

男性「どうしたんですか?」

女性「私!!可愛いよね!?」

男性「どうですかね?」

女性「なっ!!噛むよ!?」

男性「何で噛む!?」

女性「言いたかっただけ!!」

男性「…噛まないで」

女性「わかった!!」

男「おい、この空気どうにかしろよ」

女の子「チャーハン美味しいです」

男「現実逃避してんな、早くどうにかしろ」

女の子「お味噌汁欲しいです」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 05:30:29.78 ID:LGwMHIA0<>女性「で?可愛い?」

男性「まだ聞く?」

女性「可愛いって言わなきゃ燃やす!!」

男性「何を!?僕を!?」

女性「言いたかっただけ!!」

男性「…燃やされると大変なので、可愛いですね」

女性「やったー!!」

男「あれでいいのか?」

女の子「限りなく敗北に近い勝利ですが、いいのではないですか?」

男「だな、喜んでるし」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 05:33:54.53 ID:LGwMHIA0<>女性「それで、どの辺が可愛いの?」

男性「え!?」

女性「それ言ってくれないと」

男性「ど、どうしましょう…?」コソコソ

男「とりあえず…」コソコソ

男性「そ、それで大丈夫なんですか?」コソコソ

男「大丈夫だ、信じろ」コソコソ

男性「えーっと、馬鹿な所が可愛いですね」

女性「本当!?よかったー!!馬鹿で!!」

男性「よ、よかったですね…」

男「おい、自分で言っておいて何引いてるんだよ」

女の子「それ以前にあなたは何を言わせているのですか…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 05:36:47.30 ID:LGwMHIA0<>女性「惚れちまったね、坊や…」

男性「…え?」

女性「でも私に惚れちゃいけないよー!!」

男性「…」

女性「でもどうしてもって言うなら…」

男性「いえ、お断りします」

女性「なっ!!可愛いって言ったじゃん!!」

男性「それとこれとは話が違う」

女性「うっさい!!斬るよ!!」

男性「何を!?どこを!?」

女性「言いたかっただけ!!」

男性「…痛いのでやめてください」

女性「わかった!!」

男「あいつら仲良すぎじゃね?」

女の子「はい、そう思います」

男「若さだなー」

女の子「…あなたが言うと」

男「悪かったな、リアルで」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 05:39:19.26 ID:LGwMHIA0<>男「ところで何年生なの?」

女性「私は今期で卒業!!」

男性「僕もです」

男「そうか、そんじゃ二人とも四年…は?」

女性「どうしたの?」

男「え?あれ?」

女の子「先輩なのでは?」

女性「先輩だよー!!でも留年!!」

男性「つまり…そういう事です」

男「…何でお前はこれに付き合ってるんだ」

男性「逃げれると思います?」

男「いや…悪かった」

男性「いえ…はぁ…」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 05:41:36.85 ID:LGwMHIA0<>女性「二人の年齢も気になる!!」

男「俺ら?」

女性「うん!!」

男性「見たところ、年上のようですが…」

男「まぁな、俺は25だよ」

女の子「私は…」

男「3」

女の子「そんな子供じゃないです!!」

女性「じゃぁ何歳?」

女の子「えと…ご想像にお任せします」

女性「じゃぁ3歳!!」

女の子「あ、あぅ…」

男「…すまん」

女の子「いえ…」

男性「また犠牲者が…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 05:44:51.37 ID:LGwMHIA0<>男「大学か…今はもう懐かしいな」

男性「通ってたんですか?」

男「あぁ…まぁ」

男性「この辺りなんですか?」

男「いんや、もっと遠いなぁ」

男性「どこですか?」

男「それがな?」コソコソ

男性「…!!」

女性「どうしたの?」

男性「な、何でもない!!」

男性(今聞いた名前…かなりの名門じゃ…?)

男「どうした、信じられないって顔してるぜ?」

男性「そんな事は…!!」

女の子「大学の話ですか?」

男「あぁ」

女の子「どこ行っていたのですか?」

男「そりゃ秘密だ」

女の子「そうですか」

男性「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 05:46:53.91 ID:LGwMHIA0<>女性「大学通ってたって事は先輩!!」

男性「違う学校だけどね…」

男「どうも、先輩です」

女性「どうも後輩です!!」

男性「…」

女性「早く!!あんたも!!」

男性「…後輩です」

女の子「えと、私は…」

男「どうも、彼女です」

女の子「ですから!!違うと言ってます!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/16(日) 05:50:07.10 ID:LGwMHIA0<>アーウー…ソロソロネヨウ…




男性「二人は仲がいいですね」

男「そうか?」

女の子「そちら程では無いと思いますが…」

男性「いえ、僕は仲良くやってる気はありませんから」

女性「そうだったの!?」

男性「はい、今も逃げたい気持ちでいっぱいです」

女性「逃げたらストーキング!!」

男性「怖っ!!」

女性「大丈夫!!言いたかっただけ!!」

男性「…本気でやらないよね?」

女性「それはわからない!!」

男性「…」

男「まぁあれだ…暗い道に気をつけろ」

男性「怖い事言わないでください!!」

女の子「…大丈夫ですかね?精神的に」

男「どうだろうな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/17(月) 00:17:00.47 ID:c5KsbUk0<>新キャラいいね!
女性動かすの大変そうだけどww<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 14:30:52.07 ID:J11jDpY0<>昨日何モ書ケナカッタ…何シテタンダロ…

>>506 難いですが書きやすいです…書いてる奴に似ているので…ダイタイコンナカンジデス

学校マデ書コウ…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 14:35:04.34 ID:J11jDpY0<>女の子「あの、すみません」

男「ん?どうした?」

女の子「えと…そちらのお皿取ってくれますか?」

男「おう」コトッ

女の子「ありがとうございます」

女性「あれー?」

男性「いつの間にかお皿が空に…」

女性「いつ食べてたの!?」

女の子「お話の合間に少しずつ」

男性「それでこの速度って…」

女性「うーん、見所のある子ね!!」

男性「どこにですか…」

男「な?やっぱお前異常なんだよ」

女の子「…失礼ですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 14:37:24.38 ID:J11jDpY0<>男性「どうしてこんなに食べれるのかな…?」

女性「育ち盛りなんだよ!!きっと!!」

男性「いや、それは無いんじゃない?」

女の子「無い…と?」

男性「へ?」

女の子「私が育つ可能性が無い…と?」

男性「え、え…?」

男「おい、馬鹿、早く謝れ、命が惜しかったらな」

男性「ご、ごめんなさい!!ごめんなさいー!!」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 14:40:08.78 ID:J11jDpY0<>男性「あ、あんなに怖い眼を見たのは初めてだ…」

男「こいつの前でああいう発言は危険だ、気を付けろ」

男性「肝に銘じておきます…」

女性「謝らないとどうなるのか見たい!!」

男性「…」

女性「見せて!!やって!!」

男性「や、やだよ!!まだ生きていたいもん!!」

女性「いいじゃん!!命の一つや二つ!!」

男性「一つしか無いよ!!」

男「お前、大人気だな」

女の子「…人気ならばこんな空気にならないと思いますが」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 14:42:45.64 ID:J11jDpY0<>男「仕方ない、俺の出番だな」

男性「え?」

男「こいつの扱いに失敗するとどうなるか見せてやろう」

女性「見せてくれるの!?やったー!!」

男「えー、そんじゃ」

女の子「?」

男「お前ってさ」

女の子「はい」

男「出会ってから一ミリも縦に伸びてないよな」

女の子「!!」

ガツンッッ

男「ぅごぉっ!?」

女性「わぁっ!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 14:45:13.00 ID:J11jDpY0<>女性「み、見えた?」

男性「み、見えなかったけど…今何が?」

男「こ、光速で足を踏まれたのだ…」

女性「足?」

男「おま、ちょ…少しは手加減しろよ…」

女の子「伸びてます」

男「は?」

女の子「少しは伸びてます、身長」

男「いやね?今そういう話じゃ無くて…」

女の子「そういうお話です」

男「…そうだな、ごめん」

女の子「はい」

男性(向こうも力関係負けてるんだなぁ…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 14:50:21.10 ID:J11jDpY0<>男「ま、まぁ…こいつの危険性はわかってくれたか?」

男性「はい…」

女性「気を付けるよ!!」ビシィッ

男性「いや、敬礼はいらないと思うけど」

女性「必要なの!!あんたもやる!!」

男性「えぇー…」

女性「早くやるの!!こう!!」ビシィッ

男性「はいはい…」ピッ

男「よし、わかってもらえてなによりだ」

女の子「…あの、私を置いて私のお話しないでくれませんか?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 14:53:21.18 ID:J11jDpY0<>男「こいつはお姫様のように扱うのが基本だ」

男性「なるほど」

女の子「…随分酷い扱いですけどね」

男「何を言う、いつも大事にしてるだろ?」

女の子「そうでしたか?」

男「自分で言うのもアレだが、怪しいな」

女の子「ですよね」

男「でも俺はそんな事全然気にしてないぜ」

女の子「それは普通私の台詞だと思います」

男性(この二人…仲良いのか悪いのかよくわからないな…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 14:56:04.90 ID:J11jDpY0<>女性「お姫様!!可愛い!!」

男性「急に大声出さないで、やっと黙ったと思ったのに」

女性「酷っ!!」

男性「それで、どうしたんですか?」

女性「お姫様!!可愛い!!」

男性「それはもう聞きましたよ」

女性「だから私!!今日からお姫様になる!!」

男性「…え?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 14:59:43.40 ID:J11jDpY0<>男性「今度は何を言い出してんの…」

女性「見てて!!見てて!!」

男性「…はいはい」

女性「いっくよー!!」

男性「…」

女性「ひかえーおろー!!」

男性「…」

女性「…あれ?滑った?」

男性「それ、お姫様じゃ無いと思うよ」

女性「何と!!間違えちゃった!!」

男性「…はぁ、疲れる」

男「あいつもツッコミしちゃうなんて律儀だよな」

女の子「あなたもあれくらいして欲しいです」

男「俺のツッコミに不満!?」

女の子「まぁ、あなたはボケですから仕方ないですね」

男「…ちょっと教えてもらおうかな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 15:02:27.25 ID:J11jDpY0<>男「邪魔だから空いた皿片付けてくるな」

女の子「ありがとうございます」

男「デザートは?先に頼むか?」

女の子「そうですね」

男「何食べたい?」

女の子「私もアイス食べたいです」

男「了解、行ってくるな」

女の子「お願いします」

男性(普通の会話なんだけどなぁ…)

女性「目の前の光景見てると異常だよね!!まだ五人前はあるよ!!」

男性「それは言っちゃダメ」

女性「わかった!!」

男性「…遅いけど」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 15:20:25.87 ID:J11jDpY0<>男「まぁ、かっこつけて引き受けたのはいいんだけどさ…」

男「またこの行列か…」

男「まったく…嫌になるね」

男「しかし…大学生か」

男(おかしいな)

男(大学生っていうくらいだからテレビは見るはず…)

男(それだってのにあいつにたいして反応がまったく無い…)

男(どうなってる?)

男(ニュースはまったく見ない?)

男(そうは思えない)

男(女の方はどうかわからんが男の方は…)

男(…これも憶測だな)

男(まぁいいや、気付いてないならそれで)

男(これからは下手な事は出来ないんだ…)

男(せいぜい…祈っとくか)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 15:37:26.82 ID:J11jDpY0<>男性「それにしても、まだ食べれるんだ…」

女の子「はい」

女性「何か食べてる姿が小動物的で可愛いよね!!」

女の子「…不本意ですが時々言われます」

女性「まぁ、私も可愛いってよく言われるけど!!」

男性「誰に言われてるんですか」

女性「えっと…そこまで考えて無かった!!」

男性「…ダメだ、この人」

女の子「今更言っても仕方ないですよ」

男性「だよね…」

女性「あ、あれ?何かがっかりされてる?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 15:41:52.44 ID:J11jDpY0<>女性「何がっかりしてんのー!!」

男性「放っといてくださいよ」

女性「放っとけないよ!!そりゃもう先輩として!!」

男性「先輩…ねぇ」ジッ

女性「お、お、どうしたの?そんなに見て、まさか私の魅力に…」

男性「魅力?どこにそんな物が?」

女性「あ、あるよ!!胸見る!?」グッ

男性「出さんでください、捕まる」

女性「仕方ないなー、それじゃぁ今晩…」

男性「無いです」

女性「は、反抗期…」

女の子「…普通の対応だと思いますが」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 15:45:17.32 ID:J11jDpY0<>女性「そんな冷たい態度ばっかりじゃモテないぞー!!」

男性「そうですかね?」

女性「な、何よ…どうせバレンタインにチョコ貰った事無い人種なくせして!!」

男性「ありますよ?つか今年も貰ってる」

女性「は、え!?」

男性「あれ?一緒に居ませんでしたっけ?」

女性「えーっと…うーんと…」

男性「まぁ、とにかく貰ってます」

女性「そんな…」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 15:51:35.57 ID:J11jDpY0<>女性「あっれー?おかしいなぁ…ねぇ?」

男性「はい?」

女性「あんたって…もしかしてモテる?」

男性「いや、自分じゃわからないと思うよ」

女性「じゃぁさ、一番新しくていつ告白された?」

男性「えーっと…」

女性「あ、さては告白された事無いんだ?何だ、それじゃぁチョコも義理…」

男性「日付わかんないけどされたよ、メールで」

女性「な!!な!!」

男性「見ます?」

女性「見る!!見るまで信じないよ!!」

男性「…何故そこまで疑うのか」

女性「早くー!!」

男性「はいはい…はぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 15:54:28.51 ID:J11jDpY0<>男性「これ」

女性「!!」

女の子「どうです?」

女性「す、好きですって書いてある!!」

女性「しかも付き合ってくださいって書いてある!!」

女性「何かハートの絵文字が沢山ある!!」

女の子「そうですか」

女性「でもこれがまだ告白メールと決まった訳じゃ!!」

女の子「いえ、間違いなく告白だと思いますが」

女性「へ、返事ください…って」

女の子「…確定ですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/17(月) 16:09:15.90 ID:J11jDpY0<>体育ヤダ体育ヤダ体育ヤダ…学校行コウ…




女性「しかもこれ…二週間前のメール…」

女の子「最近ですね」

男性「わかった?」

女性「ふっ…ふっふっふ」

男性「?」

女性「こんなメールに私は騙されないよー!!」

男性「え?」

女性「どーせ自分で偽装したの!!そうに決まってる!!」

男性「…どうしてそんな事しなきゃいけないんすか」

女性「それはー…」

女の子「おとなしく認めた方がいいですよ」

女性「う、嘘ー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 08:26:38.02 ID:G/V.Bzk0<>男「嘘だどんどこどーん!!」

男性「!!」ビクッ

女の子「静かに登場してください」

男「おぉ、すまん」

男性(び、びっくりした…)

男「ほいアイス、他は終わったか?」

女の子「はい、終わりました」

男性「え!?」

女性「もう全部空ー」

男「そんじゃ残りも片付けてくるな」

女の子「ありがとうございます」

男性(…もしかして変な人達に出会ったんじゃ)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 08:29:34.07 ID:G/V.Bzk0<>男「そんで、何の話をしてたんだ」

女性「モテるって話を!!」

男「は?」

男性「えっと…何かわからないけど急に」

女性「告白メールを見たんだよ!!モテるんだよ!!」

男「おい」

男性「はい?」

男「お前ちょっと表出ろ」

男性「何で!?」

女性「拳で語らい!?かっこいい!!頑張って!!」

男性「嫌だよ!!」

女の子「アイス美味しいです」

男性「そんな事言ってないで助けてよー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 08:32:29.30 ID:G/V.Bzk0<>男「まぁ、冗談は置いといて」

男性「…」

男「で?お前ってもしかして彼女持ちだったの?」

男性「いえ、居ないです」

男「何だ、そりゃよかった」

女性「よかった!!よかった!!」

女の子「よかったのでしょうか…?」

男「俺も出会ってすぐの相手を消すなんてそんな」

男性「け、消す!?」

男「おっと、何でも無いや」

男性「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 09:02:32.94 ID:G/V.Bzk0<>女性「告白されるなんてダメな後輩!!」

男性「何で…」

男「まったく、ダメな後輩だな」

男性「えー…」

女性「こんなに可愛い先輩がいるというのに…」

男性「起きながら寝言なんて流石っすね」

女性「え?そう?凄い?」

男性「はい、凄い凄い」

女性「何かよくわからないけどやったー!!」

男性「…はぁ」

女の子「先輩さん…」

男「言うな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 09:11:53.89 ID:G/V.Bzk0<>女性「喉が渇いた」

男性「え?」

女性「喉が、渇いた」

男性「それで?」

女性「ちょっとジュース買ってきてー」

男性「…」

女性「あ、もしかして、今先輩っぽい事言っちゃった!?」

男性「…そっすね」

女性「先輩ー、先輩ー」

男性「…何か買いに行くの嫌なんで自分で行ってもらえます?」

女性「何で!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 09:17:39.43 ID:G/V.Bzk0<>女性「いいじゃんジュース買ってきてよー!!」

男性「嫌です自分で行ってください!!」

女性「ケチー!!」

男性「ケチでいいです」

女性「からのー?」

男性「行け」

女性「あ!!酷っ!!」

男性「早く行ってきてください」

女性「酷いと思わない!?」

男「相手してくれるだけいいじゃねぇか」

女の子「感謝するべきだと思います」

女性「あ、あれ…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 09:20:48.01 ID:G/V.Bzk0<>女性「いいもん!!自分で行くもん!!」

男性「そうしてください」

女性「行くよ!!本当に行っちゃうよ!!」

男性「どうぞ」

女性「後で後悔しても知らないよ!!」

男性「しない」

女性「今なら間に合うよ!!」

男性「止めないって」

女性「止めてよ!!」

男性「…ついに自分で言っちゃったよ」

男「もう止めてやれよ…保護者だろ」

男性「保護者!?」

女の子「ちゃんと面倒見てあげてください」

男性「その立ち位置嫌だ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 09:32:42.21 ID:G/V.Bzk0<>女性「それじゃ買ってきてくれる?」

男性「はいはい…買ってくればいいんでしょ買ってくれば」

女性「やったー!!ありがとー!!」

男性「何飲むんですか?」

女性「えっとねー…何があるかな?」

男性「見ないとわかんないね」

女性「じゃぁ見てくるから待ってて!!」

男性「え、あの」

女性「だっしゅー!!」ダダダダダッ

男性「…」

男「…」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 09:35:44.09 ID:G/V.Bzk0<>女性「見てきたよ!!」

男性「…」

女性「えっとねー、あの中ならコーラがいいかな!!」

男性「…そっすか」

女性「という訳でよろしく!!」

男性「あのさ…先輩?」

女性「ん?何?」

男性「今、見に行ったついでに自分で」

男「ば、馬鹿!!言うな!!」ガバッ

男性「もがっ!!」

女性「?」

男「よーしよし、俺も丁度喉渇いてたし一緒に行こうぜ!!」ズルズル

男性「むぐー!!」ズザーッ

女性「なんだろ?」

女の子「深く考えない方がいいです」

女性「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 10:01:49.79 ID:G/V.Bzk0<>男「まーた話が面倒な事になるだろー」

男性「す、すみません…」

男「まったく…で?お前も何か飲むのか?」

男性「あ、いや、自分の分は…」

男「気にすんなって」

男性「ですが…」

男「苦労してるお前に俺から餞別だ」

男性「…ありがとうございます」

男「でもあの嬢ちゃんの分は自分で買えよ、うるさそうだし」

男性「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 10:04:42.54 ID:G/V.Bzk0<>男性「買って来ましたよ」

女性「うむ!!ご苦労ー!!」

男性「…」

男「ほれ、ついでにお前のも買ってきたぞ」

女の子「ありがとうございます」

男「ここの飯どうだった?」

女の子「はい、とても美味しかったですよ」

男「そりゃよかった」

男性「…凄いなぁ」

女性「ん?どうしたの?」

男性「いや、あの人何か余裕あるなぁって」

女性「私もあるよ!!余裕!!」

男性「…そういう意味じゃ無いんだけど」

女性「あれ?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 10:06:32.89 ID:G/V.Bzk0<>男「さてと、これからどうすっか」

女の子「あら?そういえばまだ言ってませんでしたね」

男「ん?何?」

女の子「この先、通行止めになっているらしいですよ」

男「んだとぉ!?本当か!?」

男性「はい」

女性「一日は通れないみたいだよ!!」

男「げぇ…マジかよ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 10:10:33.79 ID:G/V.Bzk0<>男「それでここ、こんなに混んでるのか…」

女の子「そうみたいですね」

男「あーあ…こんな何も無い所でどうやって暇を潰せばいいんだよ」

男性「僕達もそれ悩んでて…」

女性「しりとーり!!」

男性「え?」

女性「しりとりしよ!!しりとり!!」

男性「…急に何で?」

女性「暇潰し!!」

男性「…」

男「しりとり良くね?しりとり」

女の子「やめてください、本当にやる事になったらどうするのですか」

男「言わなくてもやんだろ、この流れ」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 10:13:14.17 ID:G/V.Bzk0<>男「まぁ、頑張ってくれよ」

男性「え?」

男「俺はその辺歩いて時間潰してくる」

男性「ちょ、ちょっと!?見捨てないでください!!」

女の子「頑張ってください」

男性「待って!!お願いだから待って!!」

女性「しりとりだからー…リス?」

男性「始めてないで!!僕達も行こう!!」

女性「え?どこに?」

男性「いいから!!行くよ!!」

女性「よくわかんないけどわかったー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 10:15:59.14 ID:G/V.Bzk0<>女の子「あら?」

男「…まだ用事あんのか?」

男性「えーっと、ここで会ったのも何かの縁だしもう少し交流を…」

女性「ん!!それナイスアイディア!!」

男「…それ、単純にお前がそいつの相手を一人でするの嫌なだけだろ」

男性「まぁ…そうなんですが」

男「はぁ…何でこんな事に巻き込まれるかね…」

女の子「…私の責任では無いと言っておきます」

男「まぁ、仕方なかったからな…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/18(火) 10:18:27.14 ID:G/V.Bzk0<>男「つっても、何もする事無いんじゃないか?」

男性「それは…」

女性「ここはやっぱりしりとり!!」

男性「それはもういいから!!」

女の子「…」

男性「そ、そうだ!!僕達の車に来ませんか?」

男「お前達の車?」

男性「そうです!!何か置いてあったかも」

男「…まぁ、いいけどさ」

女性「決定ー!!それじゃ行こうー!!」

女の子「…元気ですね」

男性「はぁ…」

男「相対してあっちの元気が無くなってるけどな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/20(木) 02:18:34.68 ID:ALJr/j6o<>来てないとは…
寝よう…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/20(木) 11:28:34.39 ID:EHZoPASO<>俺の知り合いにも周りとテンションが反比例になる奴いるわ


……頑張れ男性<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/22(土) 18:12:29.46 ID:Xpl4Y8Io<>やっぱり来てない…
終わってしまうのか…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/22(土) 21:23:34.10 ID:OyKmK2DO<>まってるお!<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 13:39:03.29 ID:AWW9c4Ao<>GEPって保守いるの?<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/24(月) 13:44:41.45 ID:5q.URxoo<>最近更新が止まってるな<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/24(月) 15:17:50.82 ID:aFP082DO<>忙しいかダウンしてるか…とりあえず、あげ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/26(水) 13:46:19.04 ID:JIbbkIwo<>まだきてないか…

テスラちゃんって名前ネタはツインエンジェル?<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 13:58:15.86 ID:TQ572PY0<>モエツキタ…ナニモカモ…マッシロダジェ…皆様申し訳ありません、書いてる奴です…

諸事情によりPCも携帯も触れない状況に…泣キタイ…言イ訳、ダメ、絶対…ゴメンナサイ

>>548 ツインエンジェル見ていないのでわかりません…申し訳無いです…デモスロットハヤッタ

テスラちゃんの名前の由来は磁束密度の単位からです…アレ?アッテルヨネ?電気科ナノニコレッテドウナンダ…

とにかく書こう…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 14:02:05.91 ID:TQ572PY0<>トイウカ新キャラノ名前変エルノ忘レテタ…モウダメポ…



男「お前達の車行くまえにちょっと俺の車寄ってもいいか?」

後輩「いいですよ」

先輩「何か取ってくるの?」

男「いや、ちょっとこいつの荷物を置きにな」

女の子「…私が買った訳では無いですが」

男「まだ開けてないよな?」

女の子「はい」

男「おっけおっけ」

女の子「まだ開けてはいけないのですか?」

男「いや、いいけど?」

女の子「…やはり後で開けます」

男「そうか、そんじゃ車行くぞ」

女の子「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 14:05:10.21 ID:TQ572PY0<>先輩「何買ったのかな!!」

後輩「僕にはわかりませんが」

先輩「大きさからするとー…わかった!!」

後輩「何ですか?」

先輩「ランドセル!!」

女の子「!?」

後輩「無いよ、そんな大きくないし」

先輩「違う!?違うの!?」

男「そうか、ランドセルか…それもアリだな」

女の子「何の話ですか!?」

男「いやいや、こっちの話だ気にしないでくれ」

女の子「…」

男「まぁ、違うとだけ言っておこう」

先輩「惜しい!!」

後輩「いや、答え言ってないんだから惜しいも何も無いだろ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 14:06:45.41 ID:HQk.GYko<>キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n^ω^)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆ー<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 14:09:28.36 ID:TQ572PY0<>先輩「で?結局何を買ったの?」

男「んー?秘密だな」

先輩「怪しい!!知りたい!!」

後輩「失礼だから、自重して」

先輩「あんたは気にならないの!?」

後輩「いや、まぁ…」

先輩「気になるんだ!!気になるんでしょ!?気になるって言って!!」

後輩「えーっと」

男「おい」コソコソ

後輩「だ、大丈夫です、言いませんから」コソコソ

男「そうか、それじゃとりあえずこう言っとけ」コソコソ

後輩「え?」

先輩「どうなのー!?早く気になるって言ってよー!!」

後輩「えっと、それより僕は先輩の事が気になるなー!!」

先輩「え!?私!?」

後輩「そ、そうそう」

男「…よしっ」

女の子「…またあなたは、何を言わせているのですか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 14:12:37.89 ID:TQ572PY0<>>>552 申し訳無いとです…



先輩「そっかそっかー!!私の事が気になるのかー!!」

後輩「は、はい、まぁ」

先輩「うんうん、そうだよねー!!やっぱり気になっちゃうよねー!!」

後輩「えー、はい」

先輩「何せこんなに可愛いんだもん、気になっちゃうよねー!!」

後輩「…」

男「おい、頷けよ」

後輩「すみません、何故か今の所だけ首が動かなくて」

男「それなら仕方ないな」

女の子「何が仕方ないんですか…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 14:16:24.98 ID:TQ572PY0<>先輩「それで、私の何が気になるのかな!!」

後輩「えーっと…それは…」

先輩「それは!!」

後輩「助けてくださいー!!」コソコソ

男「だらしねぇな、自分で何とかしろよ」コソコソ

後輩「無理ですよー!!それに言い出したのは僕じゃ無いしー!!」コソコソ

男「仕方ねぇな…それじゃ…」コソコソ

後輩「…それで大丈夫なんですか?」コソコソ

男「安心しろ、俺はこれで数多の場面を越えてきた」コソコソ

後輩「そ、そうですか…」

後輩(この人がこう言ってるんだし…間違いない?)

先輩「何が気になるのさー?」

後輩「えっと、スリーサイズ…とか」

先輩「スリーサイズ!?」

後輩「は、はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 14:20:24.97 ID:TQ572PY0<>先輩「私のスリーサイズが気になると」

後輩「まぁ…そうです」

先輩「まさか…気付いていたの!?」

後輩「何がっすか…?」

先輩「私がウェスト2cmもアップした事を!!」

後輩「え?」

先輩「それなのにスリーサイズを聞くなんて最低っ、天誅!!」ドンッ

後輩「いでっ!?」

先輩「美しい右ブローが決まったー!!」

後輩「痛い…」

男「あいつ、無茶しやがって…」

女の子「ですから、言わせたのはあなたですと…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 14:49:10.15 ID:TQ572PY0<>男「そんじゃ荷物積むか」

女の子「とりあえず私の席に…」

先輩「あれ?後ろなの?」

女の子「はい」

男「まぁ、今は気を遣って助手席座ってくれるけどな」

女の子「別に気を遣っている訳では…」

先輩「助手席かー、いいなー」

女の子「え?」

先輩「私、助手席乗せてもらえないんだよねー」

男「そうなのか?」

後輩「僕が乗せない訳では無いんですが…」

男「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/27(木) 14:50:04.01 ID:jm69T.DO<>帰ってきてたー!!

無理するなよ?<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 14:53:32.72 ID:TQ572PY0<>男「じゃぁ、どうして?」

後輩「先輩…すぐに寝るんですよ」

男「は?」

後輩「運転開始10分後にはもう爆睡で…」

先輩「景色見てると何か眠くなっちゃうの!!」

男「…」

後輩「それで助手席じゃ邪魔だし後ろで…」

先輩「むっ、邪魔ってどういう事さ!!」

後輩「あっ」

男「おい」コソコソ

後輩「…今度こそ大丈夫ですか?」コソコソ

男「安心しろ、言うんだ」コソコソ

後輩「わかりましたよ、はぁ…」コソコソ

先輩「邪魔なんていい度胸ー!!」

後輩「待ってください先輩、最後まで聞いてください」

先輩「…仕方ないから聞いてあげる!!」

後輩「ありがとうございます…はぁ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 14:59:12.50 ID:TQ572PY0<>>>558 申し訳無いです…ありがとうございます



先輩「さぁ!!先輩に言ってごらん!!」

後輩「えっと、邪魔というのはですね…先輩が横で寝てると…」

先輩「寝てると?」

後輩「その…えっと」

男「おい、どうした」コソコソ

後輩「何か、急に不安に…」コソコソ

男「大丈夫だ、俺を信じろ」コソコソ

後輩「…」

先輩「ねぇねぇ、続きは?」

後輩「だから、えっと…先輩の寝顔が可愛い過ぎて、運転に集中出来ないんですよ」

先輩「え!?」

後輩「だから仕方なく後ろに」

先輩「そ、そっか、そうだったんだ!!なら仕方ないよね!!うん!!」

後輩「な、何とか乗り切れた…」

男「お前、よくあんな恥ずかしい台詞言えるよな」

後輩「…言いたくて言ったんじゃ無いんですけどね」

女の子「安心してください、普段のこの人の方が恥ずかしいですから」

男「おい、どういう意味だ」

後輩「というか…別に安心出来ない…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 15:03:15.05 ID:TQ572PY0<>男「よっし、そんじゃお前達の車とやらに行くか」

先輩「案内は任せてー!!」

女の子「頼もしいです」

先輩「でしょでしょ?」

男「冒険が待ってる気がするぜ」

後輩「え?」

男「いや、何でも無い」

先輩「こっちだよー!!着いて来てー!!」

女の子「はい」

後輩「…」

男「で?あっちで合ってるのか?」

後輩「いや、全然違う方向ですね」

男「だよなー、そう思ったよ」

後輩「…すんません」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/27(木) 15:04:14.19 ID:vhFF8aYo<>キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 15:05:27.52 ID:TQ572PY0<>後輩「先輩ー」

先輩「ん?何かな?」

後輩「そっちは…」

男「待て」

後輩「え?」

男「ここで間違えを指摘すると後々うるさそうだ」

後輩「それはそうですが…」

男「やんわりとやるんだ」

後輩「どうやって…?」

男「いいか?今から言う事をよく聞くんだ」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 15:07:56.14 ID:TQ572PY0<>>>562 申し訳無かったです…




先輩「何ー?」

後輩「い、いえ、何でも」

先輩「?」

男「それより、早く車行こうぜ」

先輩「そうだった!!急ごう」

男「…」

後輩「…」

男「さぁ、言え」

後輩「えっと…そっちじゃないよ…」ボソボソ

女の子「あら…?懐かしい台詞が?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 15:10:23.45 ID:TQ572PY0<>先輩「今、声聞こえなかった?」

女の子「えと…」

男「…」ジーッ

女の子「…私には聞こえなかったです」

先輩「そう?」

女の子「はい…」

男「よし、空気読んだな」

先輩「気のせいだったかな…それじゃ改めて」

男「おい」

後輩「そっちじゃないよ…」

先輩「!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 15:11:55.94 ID:L/Fn8DY0<>おかえりー
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 15:13:25.58 ID:TQ572PY0<>先輩「やっぱり何か聞こえるよ!!」

女の子「そ、そうですか?」

先輩「もしかしたら私にしか聞こえない声なのかも…」

後輩「そっちじゃないよ…」ボソボソ

先輩「道間違ってるのかな…こっちかな?」

後輩「お、おぉ…」

男「よし!!あっちで合ってるのか!?」

後輩「いや、あっちも違います」

男「馬鹿!!それじゃ早く作戦続けろ!!」

後輩「そっちじゃないよ…」ボソボソ

先輩「あれ?こっちも違うのかぁ」

後輩(…僕は何をしているんだろ)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 15:16:39.60 ID:TQ572PY0<>>>566 ただいまです…申し訳ありませんでした…




先輩「じゃぁこっちかな!!」

後輩「そっちじゃないよ…」ボソボソ

先輩「こっちは!?」

後輩「そっちじゃないよ…」ボソボソ

男「おい、あいつはいつになったら正しい方向へ進むんだ」

後輩「僕に言わないでください…」

女の子「…」

先輩「こっち!!」

後輩「あ、当たってる」

男「よし、例の台詞を」

後輩「ぼくはこっちだよ…」ボソボソ

先輩「!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 15:21:09.43 ID:TQ572PY0<>先輩「これは…誰かが私を呼んでる!!」

女の子「え?」

先輩「行くしかない!!」

女の子「あの…」

先輩「行くよ!!すりー、つー、わん!!」

女の子「えと、ごーしゅーとー…」

先輩「ごー!!」

男「よし、何とか進み出したな」

後輩「…この後のフォローが激しく面倒なんですけど」

男「それはお前の仕事だ、任せたぜ」

後輩「…はぁ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 15:23:24.20 ID:TQ572PY0<>男「おっと、声出すの忘れるなよ」

後輩「ぼくはこっちだよ…」ボソボソ

先輩「こっちで合ってるみたい!!」

女の子「そのようですね」

先輩「誰だろう?私を呼んでるのは?」

女の子「案外近くに居るかもしれませんよ…」

先輩「どういう事?」

女の子「どういう事でしょうね…」

先輩「…」

男「声、声」

後輩「ぼくはこっちだよ…」ボソボソ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 15:28:59.01 ID:TQ572PY0<>先輩「…あれ?」

女の子「どうしました?」

先輩「これ、私達の車だ」

女の子「これがですか?」

先輩「うん」

男「でかいな、キャンピングカーか」

後輩「はい、そうです」

男「よくこんな車持ってるな」

後輩「親から借りて…僕のは普通車ですよ」

男「なるほどな」

先輩「声!!声はどこ!?」

後輩「…あれ、どうするんですか?」

男「あれとか言ってやるなよ、まぁ放置でいいだろ」

後輩「そうですか…」

男「よし!!ホイ○ン作戦大成功だぜ!!」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 15:31:49.64 ID:TQ572PY0<>後輩「とりあえず中入りましょう」

男「おう」

女の子「お邪魔します」

後輩「先輩も早く」

先輩「でも声が!!」

後輩「…」

男「仕方ねぇから適当に別れ告げとけ」

後輩「…ばいばい」ボソボソ

先輩「!!」

後輩「先輩ー?」

先輩「どっか行っちゃったのかなー…?」

後輩「先輩早くー」

先輩「わかってるよ!!次言うと舌噛むよ!!」

後輩「それ僕の!?自分の!?」

先輩「言ってみたかっただけ!!」

後輩「…入って」

先輩「わかった!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/27(木) 15:54:24.35 ID:TQ572PY0<>学校行ククマー…




男「おー、中広いな」

女の子「本当です」

先輩「凄いでしょ!!」

後輩「…なんで先輩が得意気なんだろ」

男「ぬおっ!!キッチンまで付いてるぞ!!」

女の子「二階もあるようです」

男「何!?」

後輩「親が頑張っちゃったみたいで…」

男「うーん、こういう車もいいなぁ」

女の子「私はあの車が好きですけどね」

男「そうなのか?」

女の子「はい、寝心地がいいです」

男「…そこかよ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:06:31.38 ID:GRZLvZo0<>しばらく見ていなかったので雑談スレなどで情報収集してたら…結構状況変わってますね…

スレ乱立問題は解決したのだろうか…コノスレヲ雑談トカニスレバスペースガイヤナンデモナイ

そういえば今話題の妹の日記晒すスレがパー速に来てるとかなんとか…友達が発狂シテマシタ

歌でも聴きながらまったり書くとです…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:09:47.20 ID:GRZLvZo0<>後輩「そこ座っててください、今お茶を」

男「おう」

女の子「ありがとうございます」

先輩「私のは熱々で!!」

後輩「はいはい、わかってますよ」

男「…お前は何もしないのな」

先輩「私?するよ!!超するよ!!」

女の子「何をするのですか?」

先輩「えーっと、しりとり!!」

女の子「…」

先輩「あれ?変な空気?」

男「空気読めるのか、驚いたぜ」

先輩「驚かせちゃった?ごめんねー!!」

女の子「いえ…」

後輩「…その人は無視しといてください」

男「わかった」

女の子「了解です」

先輩「酷っ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:11:56.99 ID:GRZLvZo0<>先輩「私が一番嫌いな事はなーんだ!!」

男「…」

先輩「正解は無視される事でーす!!」

女の子「…」

先輩「という訳でお願いだから構って!!」

男「あれ?お前髪乱れてるぞ?」

女の子「本当ですか?」

男「あぁ、直してやるからそっち向け」

女の子「はい」

先輩「ひ、そんな…」

後輩(はぁ…本当にメンタルは弱いなぁ)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:14:56.13 ID:GRZLvZo0<>先輩「誰も私に構ってくれない…」

先輩「私はこんな広い世界で一人ぼっちなんだ…」

先輩「寂しいよぉ…寂しいよぉ…」

先輩「誰か構ってよぉ…」

女の子「凄い弱ってますが…どうしましょう…?」コソコソ

男「ここで甘やかすとまた付け上がるからほっとけ」コソコソ

女の子「ですが…」コソコソ

男「これもあいつの為だ、我慢しろ」コソコソ

女の子「はい…」コソコソ

男(よし、回避成功)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:18:55.00 ID:GRZLvZo0<>先輩「うぅー…」

先輩「もうダメ…」

先輩「寂しくて倒れそう…」

先輩「誰かー…」

後輩「はい、先輩」コトッ

先輩「え?」

後輩「お茶、用意しましたよ、熱々の」

先輩「な、お、だ…」

後輩「ん?」

先輩「大好きー!!」ガバッ

後輩「ちょ!!抱きつくな!!」

男「おーおー、何だ暑いなぁ」

女の子「熱々なのはお茶では無かったようですね」

後輩「ちょ、いいから助けて!!」

男「うっせ、殴るぞ」

後輩「え!?何で!?」

女の子「気にしないでください」

後輩「気にするよ!!僕悪い事してない!!」

男「言ったな?」ギロッ

後輩「ひっ!?」

女の子「落ち着いてください」

男「…」

後輩「ごめんなさいー!!本当ごめんなさいー!!訳わかんないけどごめんなさいー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:22:13.00 ID:GRZLvZo0<>後輩「何で僕ばかりこんな目に…」

男「運命だ」

後輩「僕、こんな運命嫌…」

女の子「お気持ち察します」

後輩「君は基本傍観者だよね…」

女の子「お茶、おいしいです」

男「だな、お茶最高」

先輩「お茶でカンパーイ!!」

後輩「はぁ…僕も飲もう…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:26:06.78 ID:GRZLvZo0<>男「んで?何すんだ?」

後輩「え?」

男「何かするから俺達呼んだんだろ?」

後輩「うっ…そういえばそうだった…」

男「やっぱり何も考えて無かったか」

後輩「ごめんなさい…」

男「まぁ暇だからいいけどさ」

後輩「そう言ってもらえると助かります…」

女の子「私はお茶を飲めただけでも来た意味あります」

男「飲み過ぎるなよー?またさっきみたいに…」

女の子「そ、それは!!」

先輩「何々?何の話ー?」

男「さっきこいつ…」

女の子「い、言わないでください!!」バシャッ

男「ぬわっちゃー!!」

女の子「…あら?」

後輩「お、お茶が!!」

女の子「すみません、お茶を持っている事を忘れていました」

男「忘れんなよぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:29:21.56 ID:GRZLvZo0<>男「ぬあ…」

後輩「今タオル用意します!!」

男「悪い…頼む」

女の子「申し訳ありません」

男「このパターンは初めてだから驚いたぜ」

女の子「どうでしたか?」

男「どうでしたか?って何だよ!!熱かったしか言いようねぇよ!!」

女の子「もう少し面白いコメントお願いします」

先輩「何か面白い事言ってー!!」

男「何で俺、お茶かけられた上にこんな無茶振りされてるんだ…」

後輩「タ、タオルどうぞ」

男「ありがと…お前だけだよ…常識人は」

後輩(その扱いもどうなんだろう…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:34:37.82 ID:GRZLvZo0<>女の子「服は大丈夫でしたか?」

男「まぁ…シミにはならんだろ」

女の子「それなら大丈夫ですね」

男「大丈夫じゃねぇだろ!!俺火傷寸前だぞ!!」

女の子「あなた、火傷するんですか?」

男「するよ!!当たり前だろ!!」

女の子「意外です、あなたはそういうの無効かと思ってました」

男「俺はどこかの超進化生命体か何かか…」

先輩「進化!!かっこいい!!」

後輩「先輩はそれ以上進化しないでください、面倒なんで」

先輩「どういう意味?」

後輩「えーっと、そのままで充分って事です」

先輩「そっか!!わかった!!」

後輩「はぁ…」

男「あいつが言ってる事の意味を理解するようになったらどうなるんだろうな?」

女の子「今まで言ってた事が実現するのでは?」

後輩「お願いだから怖い事言わないで…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:38:44.60 ID:GRZLvZo0<>後輩「何か置いて無かったかなぁ」

先輩「何探してるの?」

後輩「いや、何か遊べそうな物を」

先輩「それならいい物あるよー」

後輩「なんですか?」

先輩「えーっとね、この辺に…」ガサゴソ

後輩「?」

先輩「じゃーん!!トランプ!!」

後輩「トランプ…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:42:18.98 ID:GRZLvZo0<>男「ほう?トランプとな?」

後輩「はい、先輩が見つけて」

先輩「トランプやろー!!トランプー!!」

男「どうする?俺はいいぞ?」

女の子「私もやります」

先輩「決定ー!!」

男「珍しく役立ったな」

先輩「私、役立った?」

後輩「はい、三年振りくらいに」

先輩「えへへっ!!褒められた!!」

女の子「…半分くらい聞こえてないみたいですね」

男「あれが素みたいだから恐ろしいな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:44:54.52 ID:GRZLvZo0<>男「で、どうする?何やる?」

女の子「テンション上がってきてますね」

男「そりゃまぁ、何だかんだ言って面白そうだからな」

女の子「そうですね」

後輩「何がいいですか?」

先輩「オーソドックスにババ抜き!!」

男「定番だな」

女の子「…」

男「わかってると思うが、禁止だぞ」

女の子「わかってますよ、普通にやります」

後輩「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:47:49.52 ID:GRZLvZo0<>後輩「それじゃ配りますねー」

先輩「ババ来るなー!!」

男「ジョーカーってかっこいいよな」

女の子「引きたいのですか?」

男「勝った男の方がかっこいいからいらん」

女の子「…」

後輩「配り終わりましたよー」

男「あいつがジョーカー持ってるな」

後輩「え!?僕!?」

女の子「私もそんな気がします」

後輩「ど、どうして…」

男「まぁ、なんとなく」

後輩「い、いや、まだわからない…きっと無い…!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:50:53.63 ID:GRZLvZo0<>後輩「うぐっ…本当にあった…」

男「やっぱりか…」

女の子「ご愁傷様です」

後輩「ま、まだ負けて無いよ!!」

先輩「ざまぁみろー!!」

後輩「早く揃ってるの捨ててください!!」

先輩「わかってるよ!!あんたを捨てるよ!!」

後輩「僕を!?どこに!?」

先輩「言ってみたかっただけ!!」

後輩「…トランプを捨ててください」

先輩「わかった!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 12:56:54.48 ID:GRZLvZo0<>先輩「あれ?あれれ?」

後輩「どうしました?」

先輩「おかしいなぁ…捨てるカードが一枚も無い」

後輩「え!?」

男「つー事は、あいつの手札に一から十三まで全部揃ってるのか…」

女の子「凄い奇跡ですね」

先輩「どうしよう!!奇跡起こしちゃった!!」

後輩「それは起こさなくてもいい奇跡ですけどね…」

先輩「あれ?そうなの?」

後輩「僕達捨てるんで少し待っててください」

先輩「わかったー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 13:02:15.71 ID:GRZLvZo0<>後輩「準備いいですか?」

男「おう」

女の子「いつでも大丈夫です」

後輩「最初は誰から?」

男「じゃんけんで決めるか」

先輩「じゃんけんなら任せてー!!」

女の子「強いんですか?」

先輩「あまり勝った記憶無い!!」

女の子「…」

後輩「でも僕相手だと勝率いいんだよね…いつもジュース買いに行かされるし」

男「運命、運命」

後輩「嫌だって!!」

先輩「いくよー!!じゃんけんー、ぽん!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 13:04:12.18 ID:GRZLvZo0<>男「まさかの一発勝利」

先輩「負けたー!!」

後輩「やっぱダメじゃないですか」

先輩「あんたも負けたじゃん!!」

後輩「まぁ、そうだけど…」

女の子「珍しいですね」

男「あぁ、これは勝ちフラグだな」

女の子「時計回りで、私から取ってください」

男「あぁ、行く…ぞ?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 13:06:15.41 ID:GRZLvZo0<>男「…」

女の子「どうしました?」

男「それ、お前の手札か?」

女の子「そうですよ」

男「何で一枚しかないんだ?」

女の子「何故かこうなりました」

男「…ありえねぇ」

後輩「え?取って終わり?」

先輩「速っ!?」

女の子「私の勝ちのようですね」

男「…お前、能力使って無いよな?」

女の子「失礼ですね、使ってませんよ」

男「何故だ…何故にこうも…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 13:34:46.96 ID:GRZLvZo0<>ガンNEXT…エクシアニハ限界ヲ感ジルジェ…ダブルオーハチート…次回作弱イラシイケド




女の子「あがりました」

男「まぁ、揃ったからいいや…」

先輩「次は誰?」

後輩「先輩が僕から取ってください」

先輩「わかった!!」

後輩「ちなみに一番右がジョーカーですよ」

先輩「本当!?それじゃぁ右以外を…ん?」

後輩「どうしました?」

先輩「そういうことね!!そんな手には乗らないよ!!」

男「お?」

先輩「一番右がジョーカーと言っておきながら…実は一番右が安全なのだー!!」バッ

後輩「…」

先輩「あ、あれ…?ジョーカーだよ?」

後輩「だから、一番右がジョーカーって言ったじゃん」

先輩「あっれー…?」

男(あいつ、一応華を持たせようとして失敗しやがったな…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 13:51:50.05 ID:GRZLvZo0<>先輩「悔しいー!!騙したー!!」

後輩「いやいやいやいや!!騙してないから!!」

先輩「じゃぁ何で私がジョーカー引くのよー!!」

後輩「、し、知りませんよ!!自分で引いたんでしょ!!」

先輩「ひどいー!!」

男「謝っとけ」

後輩「僕が!?」

男「収める為だ、我慢してくれ」

後輩「ご、ごめんなさい…」

先輩「もう嘘言わない…?」

後輩「い、言いませんから」

先輩「そう…それじゃ許す!!」

後輩「ありがとうございます…何だろうこの納得いかない感じ」

男「それが、男ってもんだ」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 14:00:58.98 ID:GRZLvZo0<>後輩「はぁ…」

男「さぁ、俺から引くんだ」

後輩「はい」

男「まぁ、ジョーカー持ってない者同士じゃただの交換だけどなー」

後輩「そうですね」

男「てな訳で適当に持ってけ」

後輩「はい」

男「…ネタねぇな」

女の子「別にそんな事気にしなくてもいいと思いますが…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 14:06:54.37 ID:GRZLvZo0<>男「うっし、俺が引く番だな」

先輩「ジョーカー引いちゃえー!!」

男「引く訳ねぇだろ、これで」スッ

先輩「あ、あれ!?何で」

男「はっはっは、余裕だな」

先輩「どうして引かないのー…」

女の子「あの」

先輩「ん?なぁに?」

女の子「ジョーカー、引いたカードを動かしてませんよ」

先輩「あ!!本当だ!!やっちゃった!!」

男「何だよー、言わなきゃ楽勝だったのに」

女の子「いいじゃないですか、こちらの方が面白いですし」

男「…お前、早く終わっちゃって暇なんだな?」

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 14:09:49.71 ID:GRZLvZo0<>先輩「シャッフルした!!これでわからないはず!!」

男「おう」

先輩「どっからでも引いてこーい!!」

後輩「いやいや、先輩が引く番だから」

先輩「あ、そうだった」

女の子「…」

先輩「どれかなー?どれがいいかなー?」

後輩「どれ引いても大体当たりですよ」

先輩「本当ー?じゃぁこれー…あ!!揃ったよ!!」

後輩「おめでとう」

先輩「ありがとー!!」

男(そりゃ、俺がさっき引いた五以外は全部揃うんだからな…まぁ言わんが)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 14:15:32.24 ID:GRZLvZo0<>男「大体減ってきたな」

後輩「そうですね」

先輩「何でジョーカー引かないのー!!」

男「俺の生まれ持っての強運が引く事を許さないぜ」

先輩「うー…」

男「さて、俺は後一枚揃えば…お?」

女の子「どうです?」

男「揃った上がりだー!!」

女の子「おめでとうございます」

男「おう!!楽勝だったぜ!!」

女の子「勝ったのは私ですけどね」

男「ぬぐっ…それ言うなよ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/28(金) 14:19:25.25 ID://tRX.60<>>>582
浦島景太郎しか浮かばねえや



ここは製速だから雑談スレにするのはやめたほうがいんじゃね?
お話しつくる最中にあるならまだしも。<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 14:43:55.80 ID:GRZLvZo0<>>>598 懐かしいですね…最強主人公のランク付けにも呼ばれてましたねあの人…
書き溜めしていないのでノリだけで…レスニ反応シテ書イテル場面トカ適当ダヨネ…雑談無理ポ…




先輩「一騎打ちね!!」

後輩「そうですね」

先輩「絶対負けないよ!!」

後輩「前口上はいいんで、早く引いてください」

先輩「いっくよー…これだー!!」バッ

後輩「…」

先輩「揃ったー!!」

男「おぉ、これは熱い戦いだぜ」

女の子「これで同点ですね」

後輩(よしよし、確か右にジョーカーあったからそれを引けば…)

先輩「念の為にシャッフルしよう!!」シャカシャカッ

後輩「!!」

男「あいつ…やっちまったな」

女の子「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 14:46:15.82 ID:GRZLvZo0<>先輩「さぁ!!どっちだー!!」

後輩(ぐっ…本当にわからない…)

先輩「ちなみに私のオススメは右側!!」

後輩「え?」

先輩「右側引くと、いい事あるかもよ!!」

後輩「えーっと…」

先輩「右!!右!!」

後輩「そんじゃ…右から取りますよ?」

先輩「やったー!!」

後輩「ほっ」スッ

先輩「…あ」

後輩「…あれ?」

男「ん?どうした?」

後輩「…揃っちゃいました」

男「…は?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 14:48:46.67 ID:GRZLvZo0<>先輩「何で左から取るのー!!」

後輩「いやいや!!右から取りましたよ!!右から!!」

先輩「違うよ!!そっちは左だよ!!」

後輩「え?いやこっちは…」

男「あー…つまりだな?説明してやってくれ」

女の子「右というのは、先輩さんから見た右なのでは?」

後輩「…なるほど、それで」

先輩「あーもー!!負けちゃったー!!」

男「某トランプ使いを思い出すぜ」

女の子「私もです」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 14:52:05.03 ID:GRZLvZo0<>先輩「まさかこの私が負けるなんてー…」

後輩「すみません…」

女の子「謝らなくてもいいと思うのですが…」

男「いや、謝るべきだな」

先輩「そうだー!!もっと謝りなさいー!!」

後輩「えー…ごめんなさい」

先輩「誠意が足りない!!」

後輩「誠意って…何すか?」

先輩「頭撫でるとか!!」

後輩「…こうですか」ナデナデ

先輩「くるしゅーないー!!えへへ!!」

後輩「…」

男「もう完全に保護者だな」

女の子「頑張ってください」

後輩「はぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 14:54:08.73 ID:GRZLvZo0<>先輩「でも、負けは負けだよね」

後輩「まぁ、そうですね」

男「そんじゃ罰ゲームやるか」

女の子「…いつの間にそのようなルールが?」

男「今」

女の子「…」

先輩「罰ゲーム?」

後輩「まぁ、負けたんで」

先輩「仕方ないなぁ、罰ゲームかぁ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 14:57:04.59 ID:GRZLvZo0<>先輩「じゃぁやるよ?」

後輩「え?」

先輩「よっ」グイッ

後輩「!?」

女の子「!!」ガバッ

男「ぬおっ!?何だ!?急に目の前が真っ暗に!!」

後輩「先輩!!何急にスカート脱いでるんですか!?」

先輩「え?だって罰ゲーム…」

後輩「服脱げなんて誰も言ってないでしょ!!」

男「何!?スカート!?おいちょっと見せろ!!」

女の子「見てはダメですー!!」ギューッ

男「にぎゃぁああああああああああ!!目が!!目がぁあああああああああああああ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 15:14:02.22 ID:GRZLvZo0<>後輩「先輩!!とりあえず早くスカート履いて!!」

先輩「履いていいの?せっかく私の魅惑の身体を見るチャンスだよー?」

後輩「見ませんから!!早く!!」

先輩「むー、わかったよー」

後輩「はぁ…何考えてるんだこの人は…」

女の子「…」パッ

男「マジで目が痛い…」

女の子「申し訳ありません」

男「急に目隠しすんな!!見れなかっただろ!!」

女の子「見なくていいのです!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 15:31:30.33 ID:GRZLvZo0<>男「まったく…何なんだお前は」

女の子「…」

後輩「とりあえず、ババ抜きは終了ですね」

先輩「負けたままじゃ悔しいから他のやろうよ!!」

女の子「いいですよ」

男「次は何やるよ?」

女の子「私は神経衰弱などが好きで…」

男「おっと、それはダメだ」

女の子「どうしてです?」

男「お前が一人で全部当ててゲームセットという落ちが見える」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 15:45:56.75 ID:GRZLvZo0<>女の子「心配しなくても超能力は使いませんよ?」コソコソ

男「ダメだダメだ」

先輩「どうしたのー?」

後輩「何かありました?」

男「いや、なんでもない、そっちで決めてくれ」

後輩「わかりました」

先輩「何がいいかなー!!」

女の子「むぅー…」

男「ごめんな、我慢してくれ」

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 15:53:42.28 ID:GRZLvZo0<>女の子(何故ダメなのでしょうか…)

女の子(超能力は使わないと言っていますのに…)

女の子(神経衰弱が嫌いなのでしょうか?)

女の子(確かに地味で疲れますし…)

女の子(この人ならありえますね)

女の子(おそらく…そういう事でしょう)

女の子(仕方ないです、神経衰弱は諦めましょう)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 15:57:19.51 ID:GRZLvZo0<>男(…)

男(最近のこいつはおかしいと思う)

男(運とかじゃ説明できないレベルだろ)

男(さっきのババ抜きだって…)

男(前より超能力が強くなってるとは思ってたが…)

男(もしかしたら…)

男(こいつの超能力は…こいつじゃ制御出来ない所まで成長してるのかもしれない)

男(それを試すなら、神経衰弱はやるべきだろうけど…)

男(…)

男(俺はやっぱりビビリだよ)

男(何か知るのが怖いみたいだ)

男(こんなんじゃあいつらに笑われそうだ)

男(だから、ごめんな)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 15:58:41.82 ID:GRZLvZo0<>先輩「決めましたー!!」

男「お?何をやるんだ?」

先輩「何と!!七並べ!!」

後輩「何ととか付けなくていいから」

先輩「付けたいの!!」

後輩「そっすか…」

女の子「七並べですか、いいですよ」

男「おっけー、配るか」

後輩「はい、ちょっと待ってください」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 16:04:03.78 ID:GRZLvZo0<>先輩「ダイヤの七来ないかなー!!」

男「俺の所に来る、間違いない」

女の子「いえ、きっと私に」

後輩「…そんなに最初に出したいの?」

先輩「違うよ!!何かかっこいいじゃん!!」

後輩「そんな理由?」

男「かっこいいだろ!!ダイヤの七!!」

女の子「かっこいいです、ダイヤの七」

後輩「え、あれ?皆同じ理由なの!?」

先輩「私にダイヤの七ちょうだい!!」

後輩「僕にはわからないから無理だよ…」

先輩「そこを何とかするのがあんたの仕事でしょー!!」

後輩「出来ないって」

先輩「まったく、ダメな後輩ね!!」

後輩「はぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 16:06:37.29 ID:GRZLvZo0<>後輩「はい、配り終わったよ」

男「奇跡よ…来い!!」

女の子「あら?私の所には無いですね」

男(うーん、俺の思い過ごしだったか?)

女の子「あなたはどうです?」

男「えーっと、お!!あったぞ!!ダイヤの七!!」

先輩「あったの!?いいなー…」

後輩「残念でしたね」

先輩「いいもん…ハートの七あるから」

後輩「そうっすか」

女の子「おめでとうございます」

男「あぁ…って、それは勝った時に言ってくれよ」

女の子「負ける気はありませんから」

男「…そうかよ」

女の子「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 16:09:42.35 ID:GRZLvZo0<>女の子「七が出揃いましたね」

男「俺の先攻!!行くぜ!!」

先輩「いけいけー!!」

男「俺はフィールドにダイヤの八を召喚!!」

後輩「しょ、召喚!?」

男「更にカードを二枚伏せ、ターンを終了だ!!」

後輩「え!?伏せるって何!?」

男「全速前進だー!!」

女の子「そんなルール無いですから、普通にやってください」

男「あぁ、すまん」

先輩「何だかよくわからないけどワクワクしてきたよー!!」

後輩「心配だなぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/28(金) 16:12:35.18 ID:GRZLvZo0<>学校イッテクマー…




女の子「私の番ですね」

男「どうしたー!!伏せカードなんか捨ててかかってこいやー!!」

女の子「ですから、そのようなルールは無いです」

後輩「…何の話をしてるんだろ?」

先輩「わからないけど楽しそうだからいい!!」

後輩「はぁ…そう」

女の子「では私はダイヤの九を」

男「げ!!八出さなきゃよかった!!」

女の子「残念でしたね」

男「くっ…次のターン見てろよー…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/29(土) 09:48:49.26 ID:qVMOhJc0<>先輩「私の番だね!!」

後輩「頑張ってください」

先輩「まっかせてー!!」

女の子(七並べで頑張る要素とは…)

先輩「とりあえず出せるのは…あれ?」

後輩「どうした?」

先輩「何と!!出せるカードが一枚も無いんだよ!!」

後輩「…またっすか」

先輩「何で!!」

後輩「いや、僕に言われても」

先輩「配ったのあんたじゃん!!積み込み!?」

後輩「そんな事出来ないよ!!」

先輩「言ってみたかっただけ!!」

後輩「…パスしてください」

先輩「それじゃぁパス!!」

後輩「はぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/29(土) 09:52:48.48 ID:qVMOhJc0<>後輩「僕の番か…」

先輩「…」ジーッ

後輩(何か横からの視線が超痛いんだけど)

先輩「クローバー…」

後輩「え?」

先輩「クローバーの六が出れば、出せるの」

後輩「…」

先輩「クローバーの六、出ないかなぁ」

後輩(も、持ってる…)

後輩(これは…出すべきなのか?)

先輩「クローバーの六ー…」

後輩「うっ…」

男「もう出しちまえよ」

後輩「…はい」スッ

先輩「あ!!クローバーの六!!やったー!!これで出せる!!」

後輩「よかったね…」

先輩「うん!!」

後輩(はぁ…下目全然無いのに…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/29(土) 09:56:41.72 ID:qVMOhJc0<>男「俺のターン!!ドロー!!」

女の子「デッキは無いですよ」

男「そうだったな、それじゃ何を出すかなー」

男(俺の手札にはダイヤの十と十一)

男(とりあえず十を出せばやり過ごせるな)

男「俺はダイヤの十を発動!!」タンッ

女の子「効果とか無いですから」

男「更にバトルフェイズに突入!!滅びのバー」

女の子「私の番です」

男「最後まで言わせろよ!!決めの所なんだよ!!」

女の子「ダイヤの十一の所にジョーカー置きます」

男「げぇっ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/29(土) 09:59:18.02 ID:qVMOhJc0<>男「くそっ…俺の作戦が…」

女の子「まだまだ甘いですね」

男「くっ…このジョーカーで絶対お前を倒してやる…」

先輩「私の番ー!!」

後輩「どうぞ」

先輩「えっと、クローバーの六が出せる!!えい!!」タンッ

後輩「よかっね!!」

先輩「ラッキー!!」

後輩(ラッキーでも何でも無いんだけどね…)

後輩「それじゃ僕はー…」

先輩「あれ?また次に出せるカードが無い」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/29(土) 10:02:27.90 ID:qVMOhJc0<>先輩「どうしよう…」

後輩「またか…」

先輩「どうして誰もハート出さないのー…」

後輩(ハートの六か八が欲しいのか…)

後輩(でも僕はどっちも持ってないし…)

後輩(適当に出しとこう)

後輩「じゃぁ僕はクローバーの八を」

先輩「そこじゃ出せないよ!!」

後輩「それは僕に言われても…」

先輩「私が出せるカード出してよー!!」

後輩「…次は頑張るよ」

先輩「任せたよー!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/29(土) 10:06:33.91 ID:qVMOhJc0<>男「俺のターン!!」

女の子「…」

男(今場に出せるカードは無いな)

男(どうする?ジョーカーを使うか?)

男(いやいや、これを使うなんてとんでもない)

男(まだ早過ぎるってもんだろう)

男(ここはとりあえず様子見だな)

男「俺はこのターン、何もせずにターンエンドだ!!」

女の子「出せないのですか?」

男「ふっふっふ、どうかな」

女の子「何か企んでいるように見えますね」

男(よーしよし、深読みするがいい!!)

女の子「ですがあまり怖くないのでスルーします」

男「あ、あれ?俺の作戦…」

女の子「ダイヤの十二出しますね」

男(…)

男(やべぇ、あそこも結局出せないじゃん)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/30(日) 12:45:00.73 ID:JqeAaASO<>今、最初のとこ読んでるけど、この女の子いつから敬語になるの?<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/30(日) 22:30:15.17 ID:A9EOG420<>バイト終了!!サッカー熱イジェ

>>621 書いてる奴の記憶では酔い覚醒が発覚した辺りから…だっだと思います…ドウダッタカナ

今日も音楽聴きながらマッタリ書こう…ポケモソヤリタイ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/30(日) 22:33:15.24 ID:A9EOG420<>男「くそっ…俺の完璧な作戦が…」

女の子「失敗している時点で完璧では無いですね」

男「うっせ!!」

先輩「私の番?」

後輩「ですよ」

先輩「あー、また出せないよー…」

後輩「そんじゃパスですね?」

先輩「うん…」

後輩「そういえば、パスの回数決めてませんでしたね」

男「そういやそうだったな」

女の子「何回にします?」

男「一回でいいんじゃね?」

先輩「それじゃ私もうアウトだよ!!」

男「わかってるよ」

先輩「わかってたの?」

後輩「気にしないでください」

先輩「わかった!!」

男(純粋過ぎて迂闊な事言えないな…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/30(日) 22:40:15.09 ID:A9EOG420<>後輩「そんじゃ俺の番…」

先輩「…」ジーッ

後輩(うっ…視線再び)

先輩「私もいい加減出したいなー」

後輩「そっすか」

先輩「という訳で、よろしく!!」

後輩「…」

後輩(これ以上パスさせると機嫌を損ねるかもしれない)

後輩(それだけは何とか阻止しないと…)

後輩(どこだ…どこなら…!!)

後輩(考えてもわからない!!一か八かで!!)

後輩「く、クローバーの九を…」

先輩「おぉ!!そこなら出せるよー!!」

後輩「そうですか、よかったね…」

先輩「えへへ、ありがとー!!」

後輩「いや…」

後輩(よかった、本当によかった…)

男「あいつ、ゲームでも気を遣うなんて大変だな」

女の子「そういう性ですから」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/30(日) 22:44:03.05 ID:A9EOG420<>男「…」タンッ

女の子「…」スッ

先輩「ここっ!!」タッ

後輩「次はこの辺りを…」

男「順調に埋まってきたな」

女の子「もう半分くらいですね」

後輩「手札の枚数的には僕が一番かな?」

女の子「そのようですね」

先輩「勝負はまだまだ、これからだよー!!」

男「いや、ビリのお前が言っても」

先輩「ここから逆転するのが私なの!!」

後輩(どうしよう、もう援護出来そうなカード無いよ…)

先輩「援護よろしくね!!」

後輩「は、はい、頑張りますよ…出来るだけ」

先輩「出来なくてもするの!!先輩命令!!」

後輩「…善処するよ」

先輩「うん!!」

後輩「はぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/30(日) 22:51:16.01 ID:A9EOG420<>男「おぉっと!!今こそこのカードを使う時だぜ!!」

女の子「?」

男「トラップ発動!!ジョーカー!!」

先輩「トラップカード?」

後輩「新しいルールかな…?」

男「このカードの効果で相手に強制的にクローバーの五を出させるぜ!!」

先輩「普通だった!!」

後輩「普通ですね」

男「さぁ!!持ってるのは誰だ!!」

女の子「…私ですね」

男「はっはっは!!やり返してやったぜ!!」

女の子「では私はそのまま四の場所にジョーカーを」

男「あ、あれ…俺持ってる…」

女の子「残念でしたね」

男「は、跳ね返されたー!!」

先輩「会話が高度過ぎて私にはさっぱり!!」

後輩「言い回しが変なだけで今まで通り普通にやってるだけなんだけどね…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/30(日) 22:54:46.63 ID:A9EOG420<>男「何だかんだ言ってリーチだぜ!!」

女の子「私もです」

先輩「うー、ジョーカー持たされちゃった…」

後輩「まだわからないよ、僕も二枚あるし」

先輩「そうだよね!!それじゃぁここにジョーカー!!」

後輩「…僕っすね」

先輩「あれ?」

男「やり!!俺上がり!!」

女の子「私もです」

先輩「あ、私も上がり!!」

後輩「そ、そんな…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/30(日) 23:27:50.35 ID:A9EOG420<>先輩「あっはっは!!残念だったね!!」

後輩「酷い…あんなに手助けしたのに…」

先輩「勝負の世界は非情なんだよ!!」

後輩「情けください…」

先輩「無理!!」

後輩「はぁ…」

男「ふっ、俺が余裕の一位だぜ」

女の子「順番に助けられましたね」

男「お?負け惜しみか?」

女の子「…違います」

男「どうだろうなー?」

女の子「…次は負けませんよ」

男「やっぱ悔しいんじゃん」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/30(日) 23:30:41.38 ID:A9EOG420<>男「なぁなぁ」

女の子「何ですか?」

男「俺は勝った訳だよな?」

女の子「そうですね」

男「つまり、お前は罰ゲームでそのスカートを」

女の子「脱ぎませんよ?」

男「な!!なんだってー!!」

女の子「当たり前じゃないですか」

男「どうしてだよ!!俺勝ったじゃん!!」

女の子「私、ビリでは無いですから」

男「くっ…確かにそうだが…」

女の子「諦めてください」

男「くーっ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/30(日) 23:36:01.95 ID:A9EOG420<>男「…まてよ?」

女の子「どうしました?」

男「そういえば、俺はまだ見返りを貰ってなかったな」

女の子「!!」

男「ふっふっふ、勝ち筋が見えてきたぜ!!」

女の子「…先程の見返りに私にスカートを脱げと?」

男「まぁ、そういう事だ!!」

女の子「そんな事言って恥ずかしくないのですか?」

男「俺がこの程度の事を恥ずかしがると思ってるのか?」

女の子「…思いませんね」

男「そうだろうそうだろう」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/05/30(日) 23:38:31.61 ID:JqeAaASO<>途中まで読んだけど敬語増えてきて萎えた<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/30(日) 23:40:28.11 ID:A9EOG420<>女の子「あなたは私に嫌われる事を考えていないのですか?」

男「お、俺がお前に嫌われるだと!?」

女の子「はい」

男「あれ?お前って俺の事好きだったっけ?」

女の子「…あまり」

男「うーん、あまりか…微妙だな」

女の子「…」

男「でもこれ以上嫌われるのも嫌だしー…」

女の子「はぁ…やはりわかってませんね」

男「ん?」

女の子「何でも無いです、どうするのですか?」

男「んー…脱いで」

女の子「…結局恐れてないじゃないですか」

男「何かこれ以上好感度上がりそうに無いしいいかなって!!」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/30(日) 23:43:21.26 ID:A9EOG420<>>>631 申し訳無いです…途中まで読んでいただきありがとうございました




男「さぁ!!今こそ見返りを貰う時だぜ!!」

先輩「何の話だろ?」

後輩「さぁ…何かあったんじゃない?」

先輩「何があったのかな!!気になる!!」

後輩「今は口出ししないで」

先輩「でも気になるじゃん!!」

後輩「お茶あげるから黙ってて」

先輩「それじゃぁ黙る!!」

後輩「…」

女の子(…どうしましょうか)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/30(日) 23:48:58.16 ID:A9EOG420<>女の子「えと…ですね?」

男「うん?何だ?」

女の子「ここでは恥ずかしいと言いますか…」

男「まぁ、そうだろうな」

女の子「ですから…その」

男「?」

女の子「夜まで…待っていただけないでしょうか…?」モジモジ

男「!!」

女の子「ダメですか…?」

男「待つ!!全然待つ!!超待つ!!」

女の子「そうですか、よかったです」

男「我々の業界ではご褒美です!!」

女の子(何とか誤魔化せましたね)

女の子(問題はこの後ですが…)

女の子(まぁ、忘れているでしょうしどうしようもないでしょう)

女の子(その時に考えましょう)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/30(日) 23:53:23.40 ID:A9EOG420<>先輩「ビリだね!!」

後輩「そうだね…」

先輩「やーい!!ビリー!!」

後輩「だから何でこんな扱いを…」

先輩「ビリだから罰ゲームだよー!!」

後輩「はいはい…何すればいいの?」

先輩「それはもちろん、脱ぐ」

後輩「え?」

先輩「私、脱いだでしょ?」

後輩「それ、勝手にやっただけだよね…?」

先輩「うるさい!!私がやったんだからあんたもやるの!!」

後輩「そんな無茶な!!」

先輩「問答無用ー!!」グイーッ

後輩「引っ張るなー!!」

女の子「向こうも似たような状況になってますね」

男「でも俺は我慢する!!」

女の子「あなたは本当にどうしようもないですね…」

男「ありがとう!!」

女の子「…褒めてませんよ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 00:00:18.33 ID:B.nKj0o0<>先輩「パンツ一枚になるだけなのに何でそんなに恥ずかしがってるの!!」

後輩「そりゃ恥ずかしがるよ!!」

先輩「私は全然恥ずかしくなかった!!」

後輩「不思議だな!!よかったね!!」

先輩「あんたも脱いでみればわかるかも!!」

後輩「脱がんでもわかるって!!」

男「仕方ない、俺の出番か」

女の子「はい?」

男「俺が代わりに脱げばこの争いも収まるだろう」

女の子「…」

男「おい、止めろよ、脱いじゃうだろ」

女の子「止めてほしいんですか?」

男「うん」

女の子「…やめてください」

男「わかった」

女の子「この人は何がしたいのでしょうか…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 00:04:16.87 ID:B.nKj0o0<>先輩「脱げー!!」

後輩「いやだー!!」

男「お前らもいい加減にしとけ?」

先輩「?」

後輩「よかった、助けて…」

男「脱げ、じゃなくて見せろ、だろ?」

後輩「えぇっ!?」

先輩「あ、そうか!!間違えちゃった!!」

後輩「そうなの!?」

先輩「さぁ、私にあんたのアレを…」

後輩「見せないよ!!何言ってんの!?」

先輩「どうしてよ!!」

後輩「どうしても何もあるかー!!」

女の子「真面目に止めてください」

男「いや、止める気無いし」

女の子「無くても止めてください」

男「わかったよ、面倒だなぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 00:07:55.88 ID:B.nKj0o0<>男「そろそろいじめはやめろよー?」

先輩「いじめじゃないよ!!楽しい!!」

後輩「僕が楽しく無い!!」

先輩「え?何で?」

後輩「真顔で聞くなよ…」

男「そんな事より、茶が切れたんじゃないか?」

先輩「あ!!無くなった!!」

後輩「ま、また入れてくるよ!!」

先輩「うん!!任せた!!」

後輩「た、助かっ…」

先輩「その後続きだよ!!」

後輩「…て無い」

男「こっから先は自分でどうにかしろよ」

後輩「無理ー…」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 00:11:42.08 ID:B.nKj0o0<>先輩「うー…」ジーッ

後輩「何か目が怖いんだけど…」

先輩「気のせいじゃないー」ジーッ

後輩「絶対下半身睨んでるよね…」

先輩「そんな事無いよー」ジーッ

男「ありゃ狩る目だぜ」

女の子「もう逃げられませんね」

後輩「た、助けてよ」

女の子「私の力では不可能です」

男「よかったな、これでお前も男になれるぜ」

後輩「どういう意味!?」

先輩「お茶まだー?」

後輩「今やってるよ!!」

先輩「何怒ってんのさ!!」

後輩「ごめんねー!!」

男「軽く自暴自棄入ってきたな」

女の子「どう考えてももう限界ですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 00:16:31.32 ID:B.nKj0o0<>後輩「お茶…用意したよ」

先輩「ありがと!!」

男「さんきゅー!!」

女の子「いただきます」

後輩「はぁ…ちょっと上の整理してくるよ」

先輩「上?どうして?」

後輩「どうしてって…今日は泊まりになりそうだし、寝床の確保を」

先輩「あ、そっか」

男「ん?上の階で寝れるのか?」

後輩「はい、まぁ狭いですけど」

男「そりゃ興味深いな、俺も見に行こう」

後輩「いいですよ」

男「お前はどうする?」

女の子「お茶美味しいです」

男「興味無し、か…行ってくる」

女の子「行ってらっしゃいませ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 00:19:20.62 ID:B.nKj0o0<>後輩「ここです」

男「おー、やっぱ上も広いな」

後輩「まぁ、散らかってるんですけどね…」

男「本当だな…掃除してないのか?」

後輩「してたんですけど、先輩が…」

男「…なるほどな」

後輩「はぁ…」

男「まぁ、こういう後始末は男の仕事だ、諦めろ」

後輩「わかってんですけどね…」

男「俺も手伝ってやるからさ」

後輩「いいんですか?」

男「元々そのつもりで来たからな、いいぜ」

後輩「ありがとうございます!!」

男「よっし、やるか!!」

後輩「はい!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 00:22:07.47 ID:B.nKj0o0<>先輩「上がちょっと騒がしい」

女の子「お掃除してますから」

先輩「お掃除って楽しいのかな」

女の子「わかりませんが、やらなければならない事だと思います」

先輩「そっかー、私は掃除嫌いだからしないよ!!」

女の子「…」

先輩「あ、お茶菓子あったかも!!」

女の子「本当ですか?」

先輩「食べる?」

女の子「是非」

先輩「それじゃ探すから待っててね!!」

女の子「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 00:24:53.36 ID:B.nKj0o0<>先輩「どこだったかなー?」ガサゴソ

女の子「…」

先輩「ここじゃ無いしー」ガタガタッ

女の子「…あの」

先輩「ん?何?」

女の子「随分散らかしてますが…」

先輩「あぁ、大丈夫大丈夫ー、片付けるの私じゃないし!!」

女の子「それは大丈夫では無いのでは…」

先輩「あ、あった!!」

女の子「…聞いてませんね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 00:27:47.82 ID:B.nKj0o0<>男「…」

後輩「…」

男「今、下から結構大きな物音がしたんだが」

後輩「先輩、また散らかしたな…」

男「上終わったら次は下だな」

後輩「はぁ…」

男「これ、一生終わらないんじゃね?」

後輩「僕もそんな気がしてきた…」

男「まぁ、言ってもやるしかないから仕方ないな」

後輩「そうですね…」

男「何だ、アレだ、元気出せ」

後輩「ありがとうございます…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 00:31:04.42 ID:B.nKj0o0<>男「なぁ」

後輩「?」

男「この散乱してる服、お前にやってもらってもいいか?」

後輩「いいですけど…?」

男「俺も流石に会ったばかりの女の服に触るのは気が引けるぜ」

後輩「そうですよね」

男「俺、女って苦手だし」

後輩「上手に扱ってるように見えたような…」

男「今日はおとなしいんだよ、普段は酷いぞ?」

後輩「そうは見えないけどなぁ…」

男「はぁ…考えただけでも頭痛いぜ」

後輩「…苦労してるんですね」

男「お前もな」

後輩「…そっすね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 00:36:13.61 ID:B.nKj0o0<>ポケモソ面白イ…ビークインハ俺ノ嫁…何デコンナニ遅インダ




後輩「先輩…下着も脱ぎ散らかして」

男「見て無い!!俺は見て無いぞ!!」

後輩「あ、今片付けますんで」

男「油断出来ない場所だぜ」

後輩「別に見られても先輩は気にしないと思いますけど」

男「俺が気にするんだよ」

後輩「紳士なんですねー」

男「まぁ、紳士と書いて変態と読むんだがな」

後輩「え?」

男「結局気になっちまうのが男の性ってやつだぜ」

後輩「…見ます?」

男「何進めてるんだ馬鹿!!」

後輩「ご、ごめんなさい!!」

男「まったくお前は…いいぞもっとやれ」

後輩「どっち!?」

男「片付けろ」

後輩「は、はい…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 00:44:49.65 ID:B.nKj0o0<>男「んで?これはどの辺りがベッドなんだ?」

後輩「あなたが今立ってる場所が…」

男「あぁ、そうだったのか」

後輩「散らかっててわからないですよね…」

男「一段上がってると思ったら…ベッドだったか」

後輩「一応二人寝れる広さがありますよ」

男「二人…だと?」

後輩「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 00:58:28.17 ID:B.nKj0o0<>男「何?お前ここで寝てんの?」

後輩「え?」

男「あの先輩と二人で?」

後輩「い、いやいや、そんな事出来ませんよ」

男「じゃぁどこで寝てんの?」

後輩「僕は下で…」

男「本当に?」

後輩「ほ、本当です!!」

男「そうか、それを聞いて安心したぜ」

後輩(この人、こっち方面の話は敏感過ぎて怖いな…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 01:07:35.48 ID:B.nKj0o0<>男「でも、下に寝るスペースなんかあったか?」

後輩「それは適当に、キッチンの所とか広いし」

男「は?」

後輩「車の中だから毛布使えば結構暖かいし…」

男「…」

後輩「不便なのは床が固い事かな…毛布一枚じゃ限界が…」

男「お前、そこまでして…」

後輩「だって、そうするしか…」

男「運転席で寝れないのか?」

後輩「あの椅子、倒せないんですよ」

男「…詰んだか」

後輩「床しか選択肢無かったです…」

男「ここまでやってるのに…何て不憫な…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 01:17:06.16 ID:B.nKj0o0<>ネヨウ…明日ハバイト無イシ…




男「お前ん家の車なんだからお前がベッド使えばいいんじゃね?」

後輩「出来ませんよ、相手は一応女性だし…」

男「まぁ、お前ならそう言うよな…」

後輩「あなたならどうしますか?」

男「俺?俺なら一緒に寝るぞ?」

後輩「え!?」

男「別に知らない仲じゃ無いんだ、付き合いも長いんだし大丈夫だろ?」

後輩「だ、大丈夫って…」

男「それとも何だ?手を出すのが怖いのかー?」

後輩「いや、そういう訳じゃ無いんですけど…」

男「じゃぁ何だよ?」

後輩「むしろ手を出されるのが怖くて…」

男「…なるほど、的確な読みだな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 12:26:20.53 ID:3bDl52Io<>そんな読みいらねぇwwwwww
犯られちゃいなYO<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 13:14:51.01 ID:B.nKj0o0<>ポケモソマジオモシロ…学校マデ書コウ
>>651
後輩「ヤダよ!!怖いよ!!」

男「おいしい状況なのに…残念な奴だ」

後輩「全然おいしくない!!」

男「何を怖がってんだか…はぁ、やれやれだぜ」

後輩「僕はもっとこう…」

男「いいから片付け続けろ」

後輩「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 13:18:56.11 ID:B.nKj0o0<>男「とりあえず適当にやったけどいいか?」

後輩「完璧です、ありがとうございます」

男「そっちも終わったのか?」

後輩「はい」

男「ふぅ…疲れたぜ」

後輩「本当にありがとうございました」

男「いいって、お茶の礼だよ」

後輩「礼だなんて…」

男「さっ、下でお姫様が暇してるだろうし、さっさと戻ろうぜ」

後輩「はい」

後輩(いいなー、何かかっこいい)

男「クールに去るぜ!!」

後輩(…最後の一言が無ければ)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 13:22:24.50 ID:B.nKj0o0<>男「終わった終わったー」

先輩「お?終わった?」

後輩「はい、手伝ってもらったおかげで早く終わったよ」

女の子「お疲れ様です」

男「あ!!お茶菓子!!」

先輩「私が見つけたんだよ!!」

後輩「散らかってる…」

男「さっきの物音はこれか…」

後輩「はぁ…やっぱり片付けなきゃダメかぁ…」

男「後一踏ん張りだ、頑張ろうぜ」

後輩「え?」

男「言ったろ?こういうのは男の仕事だって、手伝うって」

後輩「ありがとうございます!!」

女の子「私も手伝いましょうか?」

男「お姫様のおやつタイムを邪魔する気はねぇよ、いいから食ってな」

女の子「了解です、食べます」

男「…そこは即答するなよ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 13:29:15.15 ID:B.nKj0o0<>後輩「…」

男「…」

先輩「このお菓子美味しい!!」

女の子「そうですね」

先輩「お茶もあるし、最高だね!!」

女の子「はい」

後輩「…何か僕、掃除しているのが馬鹿らしくなってきました」

男「まだまだ未熟だな、俺にはあんな会話聞こえないぜ」

後輩「はぁ…何で僕がこんな…」

男「そういうネガティブな考えはだめだぜ」

後輩「そう言われても…」

男「後始末は無心でやるんだ、悲しくなるからな」

後輩「その考えが既に悲しいです…」

男「文句ばかりだなー、別に俺一人でやってもいいぜ?」

後輩「掃除好きなんですか?」

男「いや、好きでも嫌いでもないけど」

後輩「僕はこういう掃除は嫌いですね…僕散らかしてないのに…」

男「…運が無かったんだよ、運が」

後輩「はぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 13:33:03.04 ID:B.nKj0o0<>男「まっ、終わったら俺達も茶飲もうぜ」

後輩「そうですね、そうしましょう」

男「終わった後にご褒美があるって思えば気合が入るってもんだぜ」

後輩「よし!!頑張ろう!!」

男「その意気だ!!」

先輩「ねーねー」

後輩「ん?」

先輩「お茶切れたからまた入れて」

後輩「−!!」

男「お、落ち着け!!お前がキレてどうする!!」

後輩「この人!!この人ー!!」

先輩「何?」

男「お、おっけーわかった!!俺が入れるからお前は掃除続けろ」

後輩「わ、わかりました…はぁ…」

男(ふぅ…危なかった…)

女の子「…お茶菓子美味しいです」

男「お前もいい加減何とかしろや」

女の子「嫌です」

男「俺まで溜め息出そうだぜ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 13:35:12.35 ID:B.nKj0o0<>男「ほい、お茶」コトッ

先輩「お茶ー!!」

女の子「ありがとうございます」

男「おとなしくしてるんだぞ、あいつの精神が崩壊しても知らないからな」

後輩「…」

先輩「よくわかんないけど了解!!」

男(まだわかってねぇのかこいつ…)

男「そんじゃ、掃除再開だぜ」

後輩「本当に申し訳無い…」

男「気にすんなって言ってんだろ、俺もこういうのは慣れたもんだぜ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 13:38:36.07 ID:B.nKj0o0<>後輩「えーっと、これで終わりかな」

男「おう、お疲れ!!」

後輩「本当お疲れ様です…ありがとうございました」

男「んー、まぁいいか」

後輩「?」

男「よっし、お茶菓子食おうぜ!!」

後輩「はい!!」

先輩「ん?お茶菓子なら終わったよ?」

後輩「!?」

男「…おい、そこの食いしん坊プリンセス」

女の子「誰の事ですか」

男「お前だよ!!お前以外誰が居るんだよ!!」

女の子「心外です、私は食いしん坊ではありません」

男「うっせ!!どーせお前が半分以上食べたんだろ!!」

女の子「…」

男「やっぱりか…ちくしょう…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 13:43:01.52 ID:B.nKj0o0<>後輩「…」

女の子「絶句していますね」

男「まぁ、あんな頑張ったのにご褒美と決めてた物を取り上げられたら仕方ないだろ」

女の子「…」

先輩「どうしたの?凄い面白い顔してるよ?」

後輩「は、はは…面白い顔…ね」

男「おーっと、落ち着けよ?」

後輩「…」

男「まったくこいつらは好き放題やってくれて…嫌になるね」

後輩「本当もう…すみませんとしか」

男「だーから気にすんなって、それより、おい」

女の子「はい?」

男「ちょっと買い物行くから付き合え、いいよな?」

女の子「いいですよ?」

後輩「?」

男「茶菓子買ってくる、待ってろ」

後輩「い、いや、そんな悪いですし…」

男「頑張ったお前への俺からのご褒美だ、文句は言わせんぞ」

女の子「すぐ戻りますので」

男「そんじゃ行ってくる」

後輩「あ」

先輩「行っちゃった」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 13:46:26.55 ID:B.nKj0o0<>後輩「はぁ…僕は本当ダメだなぁ…」

後輩(出会ったばかりの人にこんなに気を遣わせちゃって)

後輩(何してんだろ…僕は…)

先輩「よし!!お茶菓子来るみたいだからお茶用意して待ってなきゃ!!」

後輩「…」

先輩「という訳で、よろしく!!」

後輩「やっぱ僕がやるのか…」

先輩「そだよ?」

後輩「はぁ…いい加減にしてくれよ…」

先輩「ん?どしたの?」

後輩「どうしたじゃないよ…もう嫌だ」

先輩「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 13:48:35.05 ID:B.nKj0o0<>男「あーあ、あいつ気にしてなきゃいいけど」

女の子「無理だと思いますが」

男「だよな、あいつの性格上」

女の子「今日は何か面倒見がいいですね」

男「そうか?」

女の子「えぇ、普段より」

男「何かあいつを見てると…こう…保護したくなると言うか」

女の子「気持ちはわかりますね」

男「だろ?だからうまい茶菓子買ってってやろうぜ」

女の子「はい」

男「まぁ、土産屋だから期待は出来ないけどな…」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 13:51:31.88 ID:B.nKj0o0<>店員「いらっしゃいませー」

男「さて、菓子はどこだったかな」

女の子「忘れました」

男「だろうな…お前もそろそろその記憶力何とかしろ」

女の子「失礼ですね、私だって少しは覚えてます」

男「何を覚えてるんだよ?」

女の子「この棚にトドの人形が…あら?」

男「どうした?」

女の子「…人形が無くなってます」

男「あー?お前の記憶が間違ってるんじゃねぇの?」

女の子「そんなはずは…」

男「…あ」

女の子「?」

男(そういや俺が買ったんだった)

女の子「どうしました?」

男「いや、何でも無い、さっさと買って帰るぞ」

女の子「はい、わかりました」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 13:54:22.64 ID:B.nKj0o0<>店員「ありがとうございましたー」

男「適当にビスケットとか買ったけど大丈夫かね」

女の子「いいのではないでしょうか?」

男「うーん、お茶と合うかどうか…」

女の子「美味しければ大丈夫です」

男「…そりゃお前だけだろ」

女の子「違うのですか?」

男「まぁ、いいや…」

女の子「?」

男「そういや、お茶の準備してくれてるかな?」

女の子「後輩さんなら大丈夫じゃないですか?」

男「だな、心配いらないか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 13:59:43.19 ID:B.nKj0o0<>先輩「ど、どうしたの?」

後輩「…」

先輩「もしかして、私何か嫌な事言っちゃった?」

後輩「また自覚無しで…そんな事を…」

先輩「え?」

後輩「僕は恥ずかしいよ…会ったばかりの人達に、迷惑かけて、気を遣わせて…」

先輩「…」

後輩「先輩がそんなだから僕だって!!」

男「はいはーい、ストップストップ!!」ガタンッ

後輩「!!」

男「お前ね、外まで声聞こえてるぞ」

後輩「あ…」

女の子「ただいま戻りました」

先輩「お、おかえり…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 14:02:45.83 ID:B.nKj0o0<>男「ほれ、ビスケット買って来たぞ」

後輩「…ありがとうございます」

男「んで?お茶の準備はまだだな?」

後輩「あ…す、すみません!!すぐに…」

男「あー、いいっていいって、俺がやるから」

後輩「で、でも」

男「お前のご褒美だって言っただろ?いいから座って休んでな」

後輩「…はい」

男「だがお前は手伝え」

女の子「わかってますよ」

男「よし、茶菓子並べとけ」

女の子「了解です」

先輩「あのー…私は?」

男「座って待機、一ミリも動くなよ」

先輩「一ミリも!?」

男「わかったら座ってろ」

先輩「りょ、了解ー…」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 14:05:04.94 ID:B.nKj0o0<>男「うい、用意できたぞ」

後輩「…」

男「ゆっくり、落ち着けよ?」

後輩「はい…」

後輩(やっぱり…恥ずかしいな)

後輩(こんな事で場の空気を下げちゃって)

後輩(はぁ…もう本当にダメだな、僕は…)

女の子「いただきます」

先輩「いただきまーす!!」

後輩(やっぱり先輩は気にしてないし…)

男「ほれ、食えよ」

後輩「は、はい、いただきます…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 14:09:30.99 ID:B.nKj0o0<>先輩「このビスケットおいしいね!!」

女の子「はい、美味しいです」

後輩「本当だ、美味しい」

男「まぁ、茶とは合わないけどそこは勘弁な」

後輩「い、いえ、充分ですよ!!」

男「さんきゅー」

後輩(何か、この人のおかげで落ち着けるな…)

女の子「あなたは食べないのですか?」

男「もう夕方だからな、晩飯入らなくなるからおやつは我慢だぜ」

後輩「あ…」

先輩「え?もう夕方なの?」

女の子「そうですよ?」

男「それをわかってて食うお前は流石だよ」

女の子「ありがとうございます」

男「だから、いい加減これが褒め言葉じゃねぇってわかれよ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 14:11:58.59 ID:B.nKj0o0<>男「そういや、食堂の向こうに大きな建物あったよな?」

女の子「ありましたか?」

先輩「覚えてない!!」

後輩「はい、ありますよ」

男「あれなんだ?」

後輩「えーっと、確か温泉だったと思いますけど」

男「何!?ここ温泉なんてあるのか!?」

後輩「はい、名物らしいですよ」

男「温泉か…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 14:19:00.87 ID:B.nKj0o0<>男「んー、飯の前に入りたいな」

女の子「私も入りたいです」

先輩「いいね!!皆で行こう!!」

後輩「そうだね」

男「そんじゃ俺達は一回戻って着替え持ってくるか」

女の子「はい」

男「そんじゃ温泉の前集合でいいか?」

後輩「いいですよ」

先輩「遅刻しちゃダメだよ!!」

後輩「いや、時間指定して無いから遅刻は無いよ…」

先輩「それじゃぁ遅かった方が裸でダンス!!」

後輩「なんでそうなるの!?」

先輩「言ってみたかっただけ!!」

後輩「…普通に集合で」

男「おう」

先輩「あ、あれ?スルー?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 14:23:56.87 ID:B.nKj0o0<>男「あー、スーツ洗濯したいな…」

女の子「申し訳ありません、私のせいで…」

男「いいよ、俺が調子乗り過ぎただけだし」

女の子「…」

男「ん?どうした?」

女の子「本当に、今日は優しいですね」

男「そうか?」

女の子「はい」

男「いつも優しいと思うけど」

女の子「…今日は特に、です」

男「そうか…かっこいいか?」

女の子「…少しだけ」

男「ははっ、少しかよ」

女の子「…」

男「よっし、着替え持ったか?」

女の子「はい」

男「そんじゃ行くか、待たせるとあの先輩はうるさいぞー」

女の子「そうですね、急ぎましょう」

男「おう」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 14:27:56.85 ID:B.nKj0o0<>男「お待たせー」

女の子「…しました」

先輩「お!!来た来た!!」

男「すまんな」

後輩「いえ、僕達も今来た所ですから」

男「入り口別だから、ここから別行動だな」

女の子「そうですね」

男「いいか?ちゃんと肩まで浸かるんだぞ?」

女の子「わかってますよ」

男「後、走るなよ、危ないから」

女の子「…はい」

男「それからー」

女の子「もういいですよ、大丈夫ですから」

男「そうか?」

女の子「私にまで過保護になってませんか…?」

男「うーん、そうかもしれん…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 14:31:11.40 ID:B.nKj0o0<>先輩「早く行こう!!」

女の子「はい」

後輩「それじゃぁ、入り口にまた集合でいいかな?」

女の子「おっけーです」

先輩「早くー!!」

女の子「今行きます」

男「あのコンビで大丈夫かねぇ」

後輩「あの子しっかりしてますし、大丈夫だと思います」

男「あいつあれで抜けてる所あるから心配だぜ」

後輩「大丈夫ですよ、僕達も行きましょう」

男「そうだな、行こうか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 14:56:38.11 ID:B.nKj0o0<>何回聴イテモリア充ソングヲ覚エラレナイ…ダメポ…




男「やっぱ飯前は人が少ないな」

後輩「そうですね」

男「これなら露天の方を貸切出来そうだぜ」

後輩「ゆったり出来そう」

男「よし!!さっさと脱いで行くぞ!!」

後輩「はい!!」

男「っと、包帯は外して行くか…」パラパラッ

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 14:58:53.12 ID:B.nKj0o0<>男「うへっ、治りかけはグロいぜ…」

後輩「そ、そうですね」

男「お湯に浸けないように気を付けねぇと」

後輩(何をしたらあそこまで…)

男「お前はおっけーか?」

後輩「は、はい、もう入れますよ」

男「よっしゃ!!行くか!!」

後輩(聞かない方がいいかな…?)

後輩(どうなんだろ…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 15:02:54.51 ID:B.nKj0o0<>男「ん?何だお前?」

後輩「え?」

男「何で腰にタオル巻いてるんだよ」

後輩「いや、恥ずかしいから…」

男「男同士なんだから恥ずかしがるなよ、気持ち悪い」

後輩「そう言われても…」

男「おら!!俺が取ってやる!!」バッ

後輩「うわぁっ!!」ガバッ

男「何で手で隠すんだよ、更にきもいぞ」

後輩「だ、だから恥ずかしいんですって!!」

男「その格好の方が恥ずかしいと思うけどな」

後輩「うっ…」

男「おら、諦めてさっさと行くぞ」

後輩「はい…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 15:07:15.77 ID:B.nKj0o0<>女の子「広いですね」

先輩「そうだね!!泳げそう!!」

女の子「ダメですよ、少ないですが他にも人が居ますから」

先輩「少しくらいなら平気だよ!!」

女の子「平気では無いと思いますが…」

先輩「とりあえず身体流そう!!」

女の子「了解です」

先輩「あ!!洗いっこしよ!!背中流してあげる!!」

女の子「いえ、私は一人で…」

先輩「いいからいいから!!行くよー!!」

女の子「あの、ちょっと…」

女の子(どうしましょう…)

女の子(私一人ではこの人を止められそうにありません…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 15:13:35.43 ID:B.nKj0o0<>後輩「先輩、泳いだりしてないかな…」

男「あいつならやりかねんな」

後輩「あの子が止めてくれればいいけど…」

男「いやー、あいつじゃ無理だな…甘いし」

後輩「はぁ…」

男「つか、頭洗うのかったりー…」

後輩「やりましょうか?」

男「お前が女だったら是非頼んでた所だ」

後輩「…」

男「さっさと流して入りたいぜ」

後輩「そうですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 15:17:04.96 ID:B.nKj0o0<>先輩「はい!!後ろ向いてー!!」

女の子「あの、ですから私は自分で…」

先輩「やりたいの!!お願い!!」

女の子「…わかりました」

先輩「えへへ」ゴシゴシ

女の子(やはり強く出れません…)

女の子(申し訳無いです、後輩さん…)

先輩「痛く無いー?」

女の子「はい、大丈夫です」

先輩「そっか、よかった」

女の子(まぁ、他の方に迷惑をかけていませんし)

女の子(これくらいは大丈夫ですよね)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 15:20:05.19 ID:B.nKj0o0<>先輩「あ、腕上げてー」

女の子「はい?」スッ

先輩「えい!!」ガバッ

女の子「きゃぁっ!?」

先輩「あ、可愛い悲鳴!!」

女の子「あ、あの!!そこは…!!」

先輩「前も洗ってあげるー!!」ゴシゴシ

女の子「いやっ…そこは…!!」

先輩「うわー、やわらかい…」

女の子「ダメ…です…」

先輩「えへへ、本当に可愛い声」ゴシゴシ

女の子「そ、そっちまで!?」

先輩「私が綺麗にしてあげるよ!!」

女の子「いやぁっ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 15:22:22.87 ID:B.nKj0o0<>男「むっ!!」ピキーンッ

後輩「どうしました?」

男「何か今、おいしいイベントが起きてる気がする」

後輩「え?」

男「間違いない、壁の向こうからだ」

後輩「先輩達が何かしてるのかな」

男「くっそー…こうなったら俺の隠された第三の眼で…」

後輩「え!?」

男「うぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

後輩「み、見えるんですか!?」

男「見える訳ねぇだろ!!馬鹿!!」

後輩「…」

男「さっ、流し終わったし早く入ろうぜ」

後輩(なんだったんだろう、今の…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 15:24:27.26 ID:B.nKj0o0<>女の子「うぅ…」

先輩「おーっわり!!」

女の子「はぁ…何故私がこのような目に…」

先輩「次、やってもらってもいいかな?」

女の子「はい…任せてください」

先輩「よろしく!!」

女の子「…」ゴシゴシ

先輩「いい感じ!!」

女の子「そうですか」

先輩「そんな感じでよろしく!!」

女の子「はい」ゴシゴシ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 15:28:10.43 ID:B.nKj0o0<>女の子「お背中終わりましたよ」

先輩「それじゃぁ次は前をお願い!!」

女の子「え!?」

先輩「私もやったから!!」

女の子「ですが…」

先輩「大丈夫!!ちなみに私の弱点は胸の下ね!!」

女の子「そ、それを言ってどうするのですか」

先輩「言いたかっただけ!!」

女の子「…腕上げてください」

先輩「わかった!!」バッ

女の子「はぁ…」ゴシゴシ

女の子(この人の前では自然と溜め息が出るようですね…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 15:31:44.14 ID:B.nKj0o0<>女の子「胸…大きいですね」

先輩「はっはっは!!まぁ普通だけどね!!」

女の子「これが、普通…」

女の子(私の一回りくらい大きいですが…)

先輩「でも私は背中に感じるやわらかさが気になるよ!!」

女の子「!!」

先輩「そっちも胸は成長してるね!!」

女の子「い、言わないでください!!気にしているのですから!!」

先輩「その調子ならすぐ私くらいになるよ!!」

女の子「うぅー…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 15:36:03.04 ID:B.nKj0o0<>女の子「前も終わりました…」

先輩「ありがとう!!気持ちよかった!!」

女の子「何がですか!?」

先輩「よーし、早く入ろー!!」

女の子「…はい」

先輩「どれがいいかなー?」

女の子「白いお湯がありますね」

先輩「面白そう!!あれ入ろう!!」

女の子「了解です」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 15:38:41.11 ID:B.nKj0o0<>男「腕を浸けないように入るってのは面倒だな」

後輩「大変そうですね」

男「何か腕から上が寒い気がするぜ」

後輩(入ってる意味無いんじゃ…)

男「今、入ってる意味が無いとか思ったな?」

後輩「うっ…」

男「こういうのは雰囲気楽しめればいいんだよ、温泉だぜ?」

後輩「それもそうですね…すみません」

男「さて、そろそろ露天の方行くか!!」

後輩「わかりました」

男「寒いぜー、超寒いぜー!!」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 15:40:50.45 ID:B.nKj0o0<>先輩「温かいねこれ!!」

女の子「そうですね」

先輩「でもちょっと狭いから泳げない!!」

女の子「ですから、泳がないでください」

先輩「んー…あ!!」

女の子「どうしました?」

先輩「露天風呂の方が広い!!あれなら泳げそう!!」

女の子「…」

先輩「早く行かなくちゃ!!行こっ!!」ザパァッ

女の子「は、はい…」

女の子(何とか泳がないようにしなくては…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 15:43:41.33 ID:B.nKj0o0<>男「うっは、こりゃすげぇ!!」

後輩「本当、広いですね」

男「マジで泳げそうじゃね?」

後輩「いや、それは…」

男「わかってるよ、俺だって一応常識あるから泳がねぇよ」

後輩「…安心です」

男「しかし、こっちは人居ないな」

後輩「そうですね」

男「マジで貸切状態か…清々しいな」

後輩「…一瞬泳ごうかなとか思いませんでしたか?」

男「お、おお、思ってねぇし!!勘違いすんなし!!」

後輩「はぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 15:46:06.04 ID:B.nKj0o0<>ヨーシヨシヨシ、学校行コウ




先輩「うわぁ!!広い!!」

女の子「凄いですね」

先輩「よーし!!泳いじゃうぞー!!」

女の子「だ、ダメですよ」

先輩「他に人居ないから大丈夫!!」

女の子「そうですが…ま、待ってください」

先輩「それぇっ!!」バシャーンッ

女の子「あう…」

先輩「あははっ!!楽しいー!!」ザバザバーッ

女の子「やはり止められませんでした…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 23:18:24.84 ID:QTMBEes0<>ネムイ…体育疲レタ…三年生とバスケの交流戦したけど全敗だった…体力ガタリナイ…



男「あー?何か壁の向こう騒がしくないか?」

後輩「え?」

男「おーい?」

女の子「あら?」

男「おぉ、やっぱお前達か」

女の子「あなたも露天風呂に来ていたのですね」

男「おう」

先輩「わーいっ!!」バシャバシャバシャッ

後輩「…やっぱり先輩が迷惑かけてるみたいだね」

女の子「い、いえ、そんな事は…」

後輩「はぁ…ごめんね」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 23:21:56.84 ID:QTMBEes0<>後輩「先輩ー!!」

先輩「ん!!どこからかまた声が!!」

女の子「壁の向こうですよ」

先輩「向こうに誰か居るの?」

後輩「僕ですよー!!」

先輩「おぉ!!楽しんでるー!?」

後輩「い、いや…楽しむとかそういうのじゃ無いんじゃ」

先輩「とりあえず泳がなきゃダメだよー!!」

後輩「泳ぐのはダメだって言ってる!!」

先輩「いいもん、そっちからじゃ手が出せないだろうからー」バシャバシャッ

後輩「くっ…」

先輩「楽しいよー!!」

後輩「ダメだ…また話聞いてない…」

男「まっ、今回は諦めるんだな」

後輩「はぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 23:24:37.43 ID:QTMBEes0<>男「まぁ、向こうが何しても俺らには害ねぇし、ゆったりしようぜ」

後輩「そ、そうですね」

男「あー、やっぱ露天はいいな」

後輩「はい、落ち着いて…」

先輩「ほら、一緒に泳ごうよー!!」

女の子「いえ、私は…」

先輩「いいからいいから、入ってー!!」

女の子「入りますが…泳ぎませんよ」

先輩「それじゃぁ私一人で泳がないとダメじゃん!!」

女の子「泳がないという選択肢は無いのですね…」

後輩「…やっぱり落ち着かない」

男「本当、苦労性だなぁ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 23:27:49.95 ID:QTMBEes0<>男「なーなー」

女の子「何ですか?」

男「お前、今タオル着けてる?」

女の子「いえ、今は何も」

男「そうか」

女の子「それが何か?」

男「ちょっとそっち行っていいか?」

女の子「だ、ダメですよ!!」

男「いいじゃん、見たいんだよ」

後輩(凄い…欲望に忠実すぎる)

女の子「入り口を通れたらいいですよ」

男「袋にされちまうよ」

女の子「では諦めてください」

男「ちっ…」

後輩(でも命は大事みたいだ)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 23:45:06.97 ID:QTMBEes0<>男「なぁなぁ」

後輩「なんですか?」

男「こういう時の定番って何かわかるか?」

後輩「さぁ…?」

男「馬鹿だなお前はー!!いいか?」

後輩「?」

男「覗きに決まってるだろ」

後輩「…え?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 23:48:52.04 ID:QTMBEes0<>後輩「い、今何て…?」

男「だから、覗きだよ、の・ぞ・き!!」

後輩「だ、ダメに決まってるじゃないですか!!」

男「何でだよ?」

後輩「だってそれ犯罪…」

男「そりゃ知らない奴だったら犯罪だろうよ、でもな?」

後輩「…?」

男「おーい」

女の子「今度は何ですか?」

男「そっちって今お前達だけかー?」

女の子「はい、そうですよ」

先輩「貸切状態ー!!」

男「そうかそうか、わかった」

女の子「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 23:52:12.13 ID:QTMBEes0<>男「これで向こう側にはあいつらしか居ない事がわかったな?」

後輩「はい…?」

男「知らない相手なら黒だが、知ってる相手ならグレーだ!!」

後輩「グレーって…それもまずいんじゃ」

男「うっさいなー、お前は見たくないのか?」

後輩「ぼ、僕は…」

男「俺の見た感じでは、あの先輩も中々の体付きだったぞ」

後輩「!!」

男「まぁ、嫌だって言うなら俺も言わんけどなー」

後輩「…」

男「でも、男ってのは欲望に忠実じゃ無いといけないんだ!!」

後輩(忠実過ぎるのもどうかと思うけど…)

男「さぁ!!どうする!!」

後輩「うっ…僕は…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 23:54:40.40 ID:QTMBEes0<>後輩「そ、そもそも覗ける訳が…」

男「はぁ…お前はまだまだ青いな」

後輩「え?」

男「あの壁の端の方を見ろ!!」

後輩「こ、これは…」

男「小さいが…間違い無く穴だ!!」

後輩「す、凄い…いつの間に見つけて?」

男「ここに来た時には、既に見つけていたさ!!」

後輩「そんな…」

男「はっはっは!!上級者をなめるなよ!!」

後輩(何の上級者なんだろう…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 23:57:57.22 ID:QTMBEes0<>男「さぁ!!舞台は出来上がったぜ!!」

後輩「…」

男「後はお前がやるかどうか…決めるだけだぜ」

後輩「え、えーっと…」

男「決めるんだ!!覗くか!!覗かないか!!」

後輩「僕は…僕は!!」

男「!!」

後輩「覗きます!!」

男「よーし!!よく言ったー!!」

後輩(何か間違ってる気がするけど…)

後輩(いや、随分間違ってるような…)

後輩(あ、あれ?これでよかったのかな…?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/05/31(月) 23:59:41.71 ID:QTMBEes0<>男「その勇気を認めて…お前が先に覗いていいぞ!!」

後輩「いいんですか?」

男「あぁ」

後輩「それは…ありがとうございます」

男「気にすんなって!!」

後輩(何か、安全確認に使われている気が…)

男「あ、でもその前に注意事項な」

後輩「注意事項?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/01(火) 00:02:28.78 ID:ribyiyA0<>後輩「何か気を付ける事があるんですか?」

男「あぁ、とても大事な事だ」

後輩「はぁ…?」

男「心して聞けよ?いいか…」

後輩「はい」

男「お前が見ていいのは、先輩の方だけだからな」

後輩「…え?」

男「もし俺のお姫様の裸を見てみろ、お前を囲んで血のお祭りが始まるぞ」

後輩「…」ガクブルッ

男「視界に入りそうになったら即覗くのをやめるんだ、いいな?」

後輩「は、はい…肝に銘じておきます…」

後輩(あの子の裸を見られたくないなら、何で僕を誘ったんだろ…?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/01(火) 00:06:28.42 ID:ribyiyA0<>男「物音を立てず…慎重にな!!」

後輩「はい…」スッ

先輩「うーん!!本当に気持ちいいね!!」

女の子「そうですね」

後輩「!!」

男「どうだ?」

後輩「せ、先輩が見えます…」

男「やったな!!成功だ!!」

後輩「は、はい…」

男「どうだ?感想は?」

後輩「い、言っていた通り…凄いです」

男「そうだろうそうだろう!!」

後輩(先輩…あんなに…)

男(ケケケ)

男(予想通り釘付けだな!!)

男(まぁ、これでさっきまでの事を忘れてくれればいいんだが…)

男(まぁ、何だかんだ言っても男ってのは単純だし)

男(これで大丈夫だろ)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/01(火) 00:10:44.33 ID:ribyiyA0<>後輩(本当に凄いな…)

後輩(こうして見ると、先輩も女の子だったっていうのが…)

後輩(うっ…何か意識したら鼻血出そう…)

後輩(というか、罪悪感が…)

男「おいおい、まさか罪悪感を感じたりしてないだろうな?」

後輩「え?」

男「やっちまったんだ、後悔先に立たずってやつだぜ」

後輩「そ、そうですね…」

男「今は少しでも天国を目に焼き付けておけ」

後輩「は、はい!!」

男「でも先輩だけだぞ、それ以外はぶっ飛ばす」

後輩「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/01(火) 00:13:53.37 ID:ribyiyA0<>先輩「ねぇねぇ」

女の子「はい?」

先輩「こっち来なよー」

後輩「!!」

女の子「いいですけど」

先輩「こっち広いよー」

女の子「少々お待ちを…」

後輩(ど、どうしよう!!)

後輩(あの子も視界に入っちゃいそうだ…)

後輩(早く離れないと…)

後輩(でも、まだ見ていたい…)

後輩(くっ…僕はどうすれば…)

男(…何かこいつの様子おかしくね?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/01(火) 00:16:29.77 ID:ribyiyA0<>後輩(そうだ、この人には見えてないんだし…)

後輩(言わなければ、バレないはず…)

後輩(そうだ、言わなければいいんだ、言わなければ)

男「どうだー?満足したかー?」

後輩「も、もう少しだけお願いします!!」

男「そうか、まぁ俺はいいんだけどさ」

男(こいつ、危険だな)

男(深入りし過ぎると、あいつが…)

男(まぁ、いいか)

男(これも勉強勉強)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/01(火) 00:33:42.67 ID:ribyiyA0<>書いてる奴、妹と戯れ中…



女の子「…」

先輩「ん?どうしたの?」

女の子「視線を感じます」

先輩「え?」

女の子「あそこからですね…」

先輩「どういう事?」

女の子「申し訳無いですが、少し目を瞑っていただけますか?」

先輩「いいよー?」

女の子「…」スゥーッ

後輩(どうしたんだろ…?)

後輩(先輩の様子が…?)

男「さて、そろそろか…」

後輩「え?」

男「お仕置きタイムだぜ」

女の子「えいっ!!」ザワッ

後輩「え!?」

ザバザバザバザバザバザバーッ!!

後輩「にぎゃぁああああああああああああああああ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/01(火) 00:47:50.84 ID:ribyiyA0<>女の子「はぁ…もういいですよ」

先輩「凄い音したけど、何をしたの?」

女の子「転んでしまいまして」

先輩「あー、それでお湯の音が」

女の子「はい」

先輩「あ、そんな事より早くこっちー!!」

女の子「了解です」

先輩「えへへー」

女の子(もう少し早く気付いていれば…)

女の子(ごめんなさい、守りきれなかったです…)

女の子(しかし、あの人…)

女の子(覗きなんて最低です)

女の子(後でお説教をしなくては)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/01(火) 00:59:26.03 ID:ribyiyA0<>男「おーい、生きてるか?」

後輩「う、うぅ…」

男「よーしよし、生きてるな」

後輩「今、何か突然お湯が…」

男「あぁ、バレたみたいだな」

後輩「え!?」

男「女はキレると、あれくらいするんだよ」

後輩「本当ですか!?」

男「おう」

後輩「こ、怖い…」

男(残念だが、フォローする気は無いぜ)

男(あいつの裸まで見ようとは…予想外だったぜ)

男(まっ、それだけは許せないからな)

男(…俺、何考えてるんだろうな)

男(とにかく!!あいつの裸見ていい男は俺だけ!!そういう事だな!!うん!!)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/01(火) 01:39:20.52 ID:ribyiyA0<>男「さってと、俺達はそろそろ行くかね」

後輩「そうですね…」

男「という訳で…おーい?」

女の子「…なんですか」

男「俺達先に出るぞー」

女の子「…わかりました」

男「そんじゃ行くか」

後輩「はい」

女の子「後でお話がありますので、逃げないように」

後輩「!!」ビクッ

男「わかってるよ、お前らも早くなー」

女の子「了解です」

後輩(出てこないでほしいよ…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/01(火) 01:48:30.29 ID:ribyiyA0<>ヨシ…ネヨウ



後輩「あぁぁぁぁ…どうしよう…」

男「ん?」

後輩「やっぱりやらなければよかった…」

男「何だよ、まだ後悔してんのか?」

後輩「そりゃしますよ!!見つかっちゃったし…絶対怒ってる…」

男「心配性だなー…ま、その辺は安心しとけ」

後輩「え?」

男「俺に任せとけって」

後輩(何かいい策があるのかな…?)

男(本当は助け舟なんか出したくないんだが…)

男(そもそもこいつの為なんだ、今回は我慢するか)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/01(火) 15:31:39.64 ID:SQbXJHEo<>妹とかリア充かよ




俺にください<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/02(水) 15:20:19.41 ID:xX6hL8o0<>アー…昨日書けなかった…

バイト→学校→帰りにエロゲ購入→親父と温泉→麻雀→帰宅→バイト…充実し過ぎた一日だじぇ…

>>709 リア充ジャナイオ…妹とももしかしたらお別れかも知れない…

学校まで書こう…眠い…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/02(水) 15:24:04.87 ID:xX6hL8o0<>男「着替えも面倒だなー…」

後輩「今度はラフな格好ですね」

男「あぁ、普段はこんなもんだよ」

後輩「何でスーツだったんですか?」

男「何か、かっこいいじゃん」

後輩「え?」

男「かっこいい方がいいだろ?」

後輩「…」

男「何だその呆れ顔」

後輩「い、いえ、そんな顔してません!!」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/02(水) 15:28:08.38 ID:xX6hL8o0<>男「まぁ、実際は他に理由があるんだけどな」

後輩「他に?」

男「あぁ、あいつ学校の制服だっただろ?」

後輩「はい」

男「制服姿の女の子を昼間から車で連れまわすってのは周りから見ると怪しいからな」

後輩「あ…」

男「それで、スーツ姿なら少しは誤魔化せるかと思ってな」

後輩「なるほど、最悪保護者と言い訳出来ると」

男「あぁ、まぁそんな感じだ」

後輩「ちゃんと考えてるんですね」

男(…と、今考えたんだけどな)

男(騙されやすい奴だ)

男(俺がそこまで考える訳無いだろ)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/02(水) 15:30:02.84 ID:xX6hL8o0<>女の子「私達もそろそろ出ませんか?」

先輩「そうだね!!充分楽しんだし!!」

女の子「その発言はおかしいと思います…」

先輩「ん?どこが?」

女の子「えと…いえ、やはりいいです」

先輩「そっか、それじゃ更衣室へゴー!!」

女の子「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/02(水) 15:40:54.12 ID:xX6hL8o0<>先輩「あ!!見てあれ!!」

女の子「?」

先輩「牛乳!!牛乳売ってるよ!!」

女の子「本当です」

先輩「飲まなきゃ!!」

女の子「え?」

先輩「こう、腰に手を当ててぐいっと!!」

女の子「…」

先輩「一緒に飲む?」

女の子「いえ、牛乳は…」

先輩「牛乳二本ください!!」

店員「はいはいー」

女の子「!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/02(水) 15:44:17.48 ID:xX6hL8o0<>先輩「さっ!!飲もうか!!」

女の子「…」

先輩「どうしたの?」

女の子「えと、私、牛乳はあまり得意では…」

先輩「でも、飲まないと胸大きくならないよ?」

女の子「ならなくてもいいです」

先輩「身長も伸びるかも!!」

女の子「!!」

先輩「だから飲もう!!」

女の子「…わかりました」

先輩「あ、やっぱり身長気にしてる?」

女の子「放っといてください!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/02(水) 15:47:37.41 ID:xX6hL8o0<>先輩「一気飲みー!!」グイグイッ

女の子「…えいっ」グイグイッ

先輩「…」ゴクゴクッ

女の子「…」コクコクッ

先輩「…ぷはーっ!!美味しい!!」

女の子「私はやはり少し苦手です…」

先輩「この1杯の為に生きてるー!!」

女の子「…それは牛乳を飲んだ時に言う台詞では無いと思います」

先輩「言ってみたかっただけ!!」

女の子「そうですか…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/02(水) 15:58:09.69 ID:xX6hL8o0<>先輩「でも、よかったね!!」

女の子「何がですか?」

先輩「これで身長伸びるよー!!」

女の子「いえ、そんな簡単には…」

先輩「あ!!もう伸びてきてる!!」

女の子「本当ですか!?」

先輩「ううん!!わかんない!!」

女の子「…」

先輩「それじゃぁ早く服着て入り口行こっか!!」

女の子「はい…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/02(水) 16:05:52.98 ID:xX6hL8o0<>後輩「まだかなー…」

男「来たぞ」

後輩「あ」

先輩「おまたせー!!」

女の子「…しました」

後輩「遅かったね」

男「女の風呂ってのは長いってこった」

女の子「いえ、あの後すぐに出たのですが…」

後輩「牛乳飲んでたら遅くなっちゃった!!」

男「あ!!飲むの忘れてた!!」

女の子「残念でしたね」

男「くそっ、今から…」

女の子「もう一度入ろうとすると料金が」

男「よし、諦めよう、うん」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/02(水) 16:09:24.13 ID:xX6hL8o0<>学校…学校…




後輩「これからどうします?」

男「そろそろ晩飯の時間だからな、飯食うか」

先輩「賛成!!賛成ー!!」

後輩「それじゃ食堂ですね」

男「あぁ、そんじゃ行こうか」

女の子「待ってください」

男「ん?何だ?」

女の子「ご飯の前に、あなたにお話があります」

男「あぁ、あれね…わかった」

先輩「ん?何々?」

男「あー、気にすんな、先行っててくれ」

先輩「?」

後輩(話って…あの事だよね?)

後輩(任せちゃったけど…よかったのかな?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/02(水) 19:51:55.52 ID:woB.dUDO<>スルーしかけたが…エロゲ購入だと!?<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/03(木) 00:58:57.93 ID:74Bhl6DO<>>>720
そっちかwww<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/03(木) 08:46:56.15 ID:9cnn12DO<>>>721
妹…の方も気になるさ、ならないわけがないww
だが、書いてるやつの家庭状況まで干渉するのは良くないのでヌルーした。<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 14:29:36.00 ID:0Jk467E0<>昨日は友達の誕生日という事で学校終わった後出かけてて書けなかった…クヤシイ

>>720-722 エロゲノ方モスルーシテホシカッタ…

今回買ったやつはクソゲーオブザイヤーという物で紹介されたものらしいです…ナンテコッタ

我が家では別居の準備が着々と進んでいるようで…ドウシテコウナッタ

デモソンナ事気ニシナイデ今日モ学校マデ書クヨ、リアルナンテクソゲーダッテ聞イタ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 14:33:46.95 ID:0Jk467E0<>男「そんで?話ってのは何だ?」

女の子「聞かなくてもわかっているでしょう?」

男「まぁな…」

女の子「ああいう事は関心しないわね、犯罪よ?」

男「お、おう、それはわかってるぜ」

男(いつもと喋り方違う?)

男(これは相当怒ってる予感…)

女の子「ちゃんと聞いてるかしら?」

男「はいはい、聞いてる聞いてる」

女の子「その割には返事が適当ね」

男「デフォルトだ、気にすんな」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 14:38:09.46 ID:0Jk467E0<>女の子「それで、どうして覗いたのかしら?」

男「理由聞くか?」

女の子「一応聞かなければならないわね」

男「そうか」

女の子「えぇ」

男「理由は簡単だ、そこに覗き穴があったからだぜ!!」

女の子「…」

男「だって見たいじゃん?男として、仕方ないじゃん?」

女の子「見たい、で見てはならない物なのよ?」

男「はい、仰る通りで…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 14:44:08.22 ID:0Jk467E0<>女の子「まったく…反省しているのかしら」

男「反省はしているが、後悔はしてないぜ」

女の子「…本当に最低ね」

男「お?」

女の子「もういいわ、食堂に行きましょう?」

男「おう、わかったぜ」

女の子「…」

男(うーん…)

男(やっぱり相当怒ってるみたいだな)

男(まぁ、他に人が居た訳だし…)

男(そりゃ、怒るよな、うん)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 14:53:56.29 ID:0Jk467E0<>女の子「…」

先輩「お、来たー!!」

女の子「お待たせしました」

男「悪いな」

後輩(案外早かった…)

女の子「すみません」

先輩「ん?なーに?」

女の子「隣座ってもいいですか?」

後輩「ん…?」

先輩「うん!!いいよいいよ!!ウェルカムだよー!!」

女の子「ありがとうございます」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 14:57:29.40 ID:0Jk467E0<>後輩「あ、あの」コソコソ

男「安心しろ、お前がやった事は言ってない」コソコソ

後輩「いや…そういう事じゃないんですけど」コソコソ

女の子「もう注文しました?」

先輩「ううん!!来るまで待ってたよ!!」

女の子「それは申し訳無いです」

先輩「いいの!!偉い?」

女の子「はい、とても偉いと思いますよ」

先輩「やったー!!」

後輩(何だろう…)

後輩(見た感じは普通なんだけど…)

男「さっさと決めようぜ」

後輩「は、はい…」

後輩(どうして並んで座らないんだろう?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 15:02:47.61 ID:0Jk467E0<>店員「少々お待ちくださいー」

男「うっし、注文終了」

先輩「早く来ないかな!!早く来ないかな!!」ソワソワ

女の子「落ち着いて待っていてください」

先輩「わかった!!」

後輩(何かよくわからないけど)

後輩(先輩の面倒見てくれるみたいだから助かる)

後輩(でも並んで座らなかったのは気になる…)

後輩(やっぱりさっきの事怒られたのかな…?)

後輩(だとすれば、やっぱり僕が名乗り出た方が…)

男「おい」

後輩「なんですか?」

男「水、取ってくるぞ」

後輩「あ、はい、わかりました」

後輩(丁度いいし…聞いてみよう)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 15:14:40.73 ID:0Jk467E0<>後輩「あの」

男「ちょっと怒られてるだけ、以上」

後輩「え?」

男「これだけだ、気にすんな」

後輩(やっぱりバレてる…)

男「まぁ、そのうち機嫌直ると思うから、我慢してくれ」

後輩「はぁ…」

男(…とは言っても)

男(今回は本気みたいだし)

男(下手すればしばらく口も聞いてくれないだろうなぁ)

男(自分で言い出した事とはいえ…)

男(やっぱりもう少し考えて行動するべきだな、うん)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 15:39:48.42 ID:0Jk467E0<>女の子「…」

先輩「どうしたのー?」

女の子「え?はい…何がですか?」

先輩「何か元気が無いなって」

女の子「私がですか?」

先輩「うん」

女の子「そんな事無いですよ」

先輩「そうかなー…あ、わかった!!」

女の子「?」

先輩「さては温泉入って少し眠くなった感じ?」

女の子「えと…多少」

先輩「そっかそっか!!そういう事ね!!」

女の子「今日はもう寝てしまいたい気分です…」

先輩「それじゃ食べ終わったら私達の車に来ればいいよ!!」

女の子「そちらの車にですか?」

先輩「うん!!広いから快適だよー!!」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 15:42:53.83 ID:0Jk467E0<>男「持ってきたぞー」

後輩「どうぞ」

先輩「ありがとう!!」

女の子「…」

男「ほい、お前の分だぞ」

女の子「…ありがとうございます」

男(一応受け取らないなんて事はしないみたいだな)

男(ま、こいつならそうするだろう)

店員「お待たせいたしましたー」

先輩「来た!!ご飯!!」

後輩(今回は普通の量みたい…よかった)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 15:49:25.72 ID:0Jk467E0<>先輩「今日の晩御飯はラーメンとなりました!!」

後輩「またラーメンっすか」

先輩「大好きなの!!愛してる!!」

後輩「…」

男「ラーメンうまいよラーメン」

後輩「あなたもラーメンですか…」

男「一目惚れだった、仕方ない」

後輩(昼間も食べてた気が…)

女の子「…」

先輩「あれ?今回は小食?」

女の子「はい」

先輩「あ、そっか!!眠いからね!!」

女の子「…そうです」

男「何だ?お前、もう眠いのか」

女の子「…少し疲れまして」

男「そっか」

女の子「はい」

後輩(何だろう…)

後輩(やっぱり雰囲気がちょっと違いうなぁ)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 15:54:57.13 ID:0Jk467E0<>先輩「んまいっ!!」ズゾゾゾゾッ

男「やっぱラーメンこそ至高の食べ物だな」

後輩「確かに、そこまで美味しそうに食べているのを見ると食べたくなる」

先輩「仕方ないなー!!私の分を少し分けて…」

後輩「いや、いいです」

先輩「遠慮しないで!!」

後輩「…また食べきれないんですか」

先輩「よく見抜いたね!!」

後輩「はぁ…何で頼むのさ…」

先輩「そこにラーメンがあったから!!」

後輩「何すかその登山家みたいな台詞」

先輩「言ってみたかっただけ!!」

後輩「…残ったら言って、食べるから」

先輩「うん!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 22:53:27.30 ID:0Jk467E0<>帰宅…が、今日もお出掛け予定…出掛けるまで書こう…



男「お前も食ってみるか?」

女の子「いらないわ」

男「ラーメンまだ食ってなかっただろ?遠慮しないで…」

女の子「結構です」

男「そこをなんとか」

女の子「いらないと言っているわ」

男「はぁ…ダメか」

後輩「完全にご機嫌ナナメですね」コソコソ

男「この冷たい感じ…会ったばかりの時を思い出すぜ」

後輩「あれ?ここは落ち込む所じゃ…」

男「は?何で?」

後輩「何でって…避けられてるみたいだし…」

男「可愛けりゃ何でもいいんだよ、そういうもんなんだよ」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 22:56:50.24 ID:0Jk467E0<>最近はオリジナルも少々増えましたね…嬉シイ




先輩「うーん、もう限界!!」

後輩「早…まだ半分くらいだよ?」

先輩「食べて!!食べて!!」

後輩「はいはい…いただきます」

先輩「召し上がれー!!」

後輩「はぁ…」

男「何かお前、残飯処理係りって感じだな」

後輩「言わないでください…食欲無くなるんで…」

男「…すまん」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 22:59:51.12 ID:0Jk467E0<>先輩「やっぱりラーメンはお腹に溜まるね!!」

男「まぁ、そうだな」

先輩「でもデザートはまだまだ入りそう!!」

後輩「え?」

先輩「デザート!!食べたい!!」

後輩「…」

男「何食うんだ?」

先輩「ケーキ!!ケーキ!!」

後輩「それも結構お腹に溜まるよね…?」

先輩「大丈夫!!ケーキは残さないから!!」

後輩「はぁ…」

男「仕方ない、俺が行ってくる」

後輩「すみません…お願いします…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 23:01:59.07 ID:0Jk467E0<>男「っと、お前はデザートどうする?」

女の子「いらないわ」

男「…」

女の子「…」

男「…モンブラン」

女の子「…」

男「…チーズケーキ」

女の子「…」

男「…チョコレートケーキ」

女の子「…」ピクッ

男「よっし、チョコレートケーキな、待ってろ」

女の子「ですから、いらないと…」

男「聞こえない聞こえないー」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 23:06:09.05 ID:0Jk467E0<>先輩「私はショートケーキね!!」

男「はいはい、わかったよお姫様」

先輩「お姫様!!呼ばれちゃった!!」

後輩「嬉しいんですか?」

先輩「嬉しい!!」

後輩「そ、そう…」

後輩(今のお姫様の前には、絶対わがままって付くと思うんだけど…)

先輩「ひかえぇーおろー!!」

後輩「だから、それ違うって」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 23:09:22.90 ID:0Jk467E0<>先輩「あんたも今日から私の事をお姫様って呼んでいいんだよ?」

後輩「呼ばないよ」

先輩「何で!!」

後輩「全然お姫様じゃ無いから」

先輩「お姫様だよ!!私、超お姫様!!」

後輩「どこがっすか」

先輩「えーっと…どこだと思う?」

女の子「可愛い所だと思います」

先輩「だって!!」

後輩「…それは理由にならないんじゃ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 23:15:06.52 ID:0Jk467E0<>男「ん?何の話をしてんだ?」

先輩「あ!!ケーキ来た!!」

男「ケーキ…ね」

先輩「頂戴!!頂戴!!」

男「へいへい」

先輩「ありがと!!」

男「ほれ、お前も」

女の子「…」

男「食ってくれよ?」

女の子「私は…」

男「食べなきゃ無駄になっちゃうだろ、処理とでも思ってくれ」

女の子「…ではいただきます」

男「おう」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 23:17:46.83 ID:0Jk467E0<>男「んで?何の話だったんだ?」

先輩「私がお姫様って話!!」

後輩「違う」

男「説明求む」

先輩「要約するとねー…お姫様とは何か!!」

男「合ってるのか?」

後輩「まぁ…だいたい」

先輩「私がお姫様じゃないなんておかしい!!」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 23:21:53.71 ID:0Jk467E0<>男「なるほど…お姫様とは何か、とな?」

後輩「はい」

先輩「わかる?」

男「まぁ、俺は普段から呼んでるし」

女の子「…こいつなどの方が多いわね」

男「そうか?」

女の子「…」

男「とにかく、わかるっちゃわかるが…」

先輩「教えて!!」

男「これは聞いてわかっても仕方ないと思うぞ」

先輩「?」

男「まっ、つまり自分で考えろって事だ」

先輩「難しい!!説明して!!」

後輩「え!?今の話のどこに説明する箇所が!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 23:27:38.42 ID:0Jk467E0<>後輩「つまりー…」

先輩「ふむふむ!!」

男「何であいつはあれで大学に行けるのか…」

女の子「…」スッ

男「ん?何を出したんだ?」

女の子「…メモ帳です」

男「あぁ、あのランク付けの」

女の子「…」

男「んで?ここのケーキはどうだ?」

女の子「…見た目は完璧なのに味が全然だわ、最下位ね」

男「はっは、そりゃ厳しいな」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 23:30:40.01 ID:0Jk467E0<>後輩「わかった?」

先輩「半分くらい!!」

後輩「…」

男「説明終わったか?」

後輩「なんとか…」

先輩「バッチリ!!」

後輩「半分わかってないじゃん!!」

男「終わったならさっさとケーキ食っちまえ」

先輩「まっかせてー!!」

後輩「はぁ…疲れる…」

男「スルー出来ないのが辛い所だな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 23:43:01.91 ID:0Jk467E0<>男「お前はもう終わったな?」

女の子「はい」

男「流石の早さだな」

女の子「…」

男「さって、お前ももう終わったのか?」

後輩「はい、後は先輩のケーキが終われば…」

先輩「後三十分くらいで終わるから待ってて!!」

後輩「何でそんなに時間が!?」

男「三分間だけ待ってやる」

先輩「三分!!無理!!」

後輩「…いいから早く食べて」

先輩「わかってるよー!!」

後輩「はぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 23:49:28.89 ID:0Jk467E0<>先輩「ねぇねぇ」

後輩「何?」

先輩「いちごってやっぱり最後に食べた方がいいのかな?」

後輩「知らないよ…」

男「俺は真っ先に食べる」

先輩「もったいないよ!!」

後輩「それじゃ最後に食べればいいじゃん」

先輩「早く食べたい!!」

後輩「どうしろと…」

女の子「…中盤で食べればいいのでは」

先輩「それいいね!!そうする!!」

後輩「…」

男「言いたい気持ちはわかるが、何も言うな」

後輩「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 23:53:26.55 ID:0Jk467E0<>先輩「さぁ!!遂にいちごを食べる時だよ!!」

後輩「言ってないで早く食って」

先輩「感動のシーンなんだよ?」

後輩「どこに感動要素が…」

男「いちご…お前の事は忘れないぜ…」

女の子「一緒に居れた時間は短かったけど…それでも…ありがとう」

後輩「…無理矢理感動させようとしないで」

先輩「い、いちご…」クスンッ

後輩「マジで感動してなくていいから!!早く食ってよ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/03(木) 23:59:35.59 ID:0Jk467E0<>先輩「いちご美味しい!!」

後輩「食べた後は普通なんだ…」

先輩「この勢いのまま一気に食べちゃうよー!!」

後輩「本当お願いします」

男「お前、もう一個くらい食えたんじゃねーの?」

女の子「もういらないわ」

男「…そっか」

女の子「えぇ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/04(金) 02:39:40.97 ID:8IyRS9Q0<>好感度が低いと敬語じゃなくなるのか
それはそれで…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/04(金) 07:28:06.08 ID:FARH1oDO<>好感度低いときに酒飲ましたらどうなるんだろ…興味あるww<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/04(金) 09:29:44.59 ID:Gls06rU0<>帰宅…ヨシ、眠イ

>>750 敬語は意識してやっているのだと思います…今ハ面倒ナノカナ、ワカラナイケド

>>751 機会があればやろうと思います…考エテナイケド…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/04(金) 09:32:10.35 ID:Gls06rU0<>先輩「ごちそうさまでした!!」

後輩「ようやく食べ終わったか…」

男「んで?これからどうするんだ?」

先輩「この子は私達の車にご招待だよ!!」

後輩「え?」

男「そうなのか?」

女の子「えぇ」

男「ふーん」

先輩「もう眠いみたいだから、ベッドで一緒に寝るの!!」

男「なん…だと…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/04(金) 09:34:38.50 ID:Gls06rU0<>男「若い女が同じベッドで…」

先輩「?」

男「…ジュルリッ」

後輩「あの、何を考えて?」

男「いやいや、何でもないぞ」

先輩「それじゃ早く行こうー」

女の子「はい」

男「仕方ないから俺も同行しようじゃないか」

後輩「いいですけど…」

女の子「半径1m以内に来ないで」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/04(金) 09:38:31.05 ID:Gls06rU0<>先輩「いやー、この時期でもまだ夜は寒いね!!」

女の子「そうですね」

後輩「昼間は暑いのにね」

先輩「嫌になっちゃう!!」

男「確かに、昼間は皆半袖とかなのに何で夜は長袖に変えるのかと小一時間…」

女の子「車はこちらだったでしょうか?」

後輩「いや、あっち」

先輩「れっつごー!!」

男「か、華麗なスルー…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/04(金) 09:41:10.24 ID:Gls06rU0<>先輩「車到着!!」

女の子「今回は時間掛かりませんでしたね」

後輩「場所わかってたしね」

先輩「前もわかってたよ?」

後輩「…」

先輩「さっ!!中に入って寝る準備だよー!!」

女の子「はい」

男「俺達も中入るか」

後輩「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/04(金) 09:44:54.81 ID:Gls06rU0<>先輩「二階へご案内ー」

女の子「お願いします」

後輩「僕達はどうします?」

男「お前、もう眠いか?」

後輩「いえ、僕は…」

男「そんじゃ茶でも飲みながらまったりしてるか」

後輩「そうですね、今用意します」

男「悪いな、頼む」

先輩「今から上に来ちゃダメだよ!!絶対だよ!!」

後輩「どうして?」

先輩「女の子の世界なの!!わかった!?」

後輩「いや、わからないけど…」

先輩「とにかくそういう事だから!!じゃぁね!!」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/04(金) 09:48:16.82 ID:Gls06rU0<>後輩「はぁ…本当に女の子ってよくわからない…」

男「まだまだ経験が足りないんだよ、経験が」

後輩「確かに、まだ付き合った事も無いし…」

男「あれ?お前ってモテるんじゃなかったか?」

後輩「それはどうかわかりませんけど…」

男「彼女作ろうと思えば簡単に作れるんじゃね?」

後輩「いやいや、そんな事無いですよ」

男「うーん…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/04(金) 23:58:14.00 ID:Gls06rU0<>男「何でお前って誰とも付き合わないんだ?」

後輩「え?」

男「だって、告白とかされてるんだろ?」

後輩「まぁ…はい」

男「だったら付き合っちまえばいいじゃん」

後輩「いや、そんな簡単に言われても…」

男「それとも何か?好きな奴でも居るのか?」

後輩「いや、そういう人は居ませんけど」

男「じゃぁ何で?」

後輩「それは…僕にもよくわかりませんね」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/05(土) 00:01:17.70 ID:8bQyAb.0<>男「自分の事なのにわからない…とな?」

後輩「はい…まぁ、そういう事ですね」

男「変な奴だな」

後輩「いや、薄々気付いてはいるんですが」

男「ん?」

後輩「認めたくないというか…何と言うか」

男「どういう事だ?」

後輩「たぶん…僕は今手一杯なんだと思います」

男「は?」

後輩「先輩の面倒も見ないといけないし…他の女の子なんて見てる暇無いんです」

男「…なるほどな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/05(土) 00:05:38.74 ID:8bQyAb.0<>男「でも、あの先輩の事も別に好きな訳じゃ無いんだろ?」

後輩「そういう感情は無いですね」

男「じゃぁ何で面倒見るんだ?」

後輩「自分でもよくわかりませんが…」

男「興味無いなら放っとけばいいだろ?」

後輩「そうしたいんですけどね…向こうが寄ってくるもんで…」

男「強制って事か…」

後輩「はい…」

男「お前は本当にお人好しな奴だな」

後輩「うっ…よく言われます…」

男「まぁ、その感じが女の子にモテる原因なんだろうけどさ」

後輩「…変なのも寄ってきますけどね」

男「意外と言うな…変なのって…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/06(日) 00:22:20.96 ID:VfWSXVY0<>今回こそは出番増量予定の『車』


車ぁ…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 04:31:54.70 ID:.Owr3B20<>バイトオワッテ家ニ帰ッテキタラ気絶シテタ…な、なにをいってるかわからn(ry

>>762 ア、アレ…結構活躍シタト思ッテタンダケド…車生キロ

そういえば特別編とか考えて無かった…今回はいいか…

いろいろサイドストーリーとか書きたい…バカップル二人とかテスラちゃんとか…イヤヨク考エテナイケド

そもそも本編グダグダなのに特別編とかサイドストーリーとか言ってる場合じゃ無かった件

買ったゲーム開けてすら無い…まぁいいや積んでおこう…そして書こう<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 04:37:33.11 ID:.Owr3B20<>男「もういっその事、あの先輩と付き合えばいいんじゃね?」

後輩「僕が、先輩と?」

男「あぁ、経験積めばお前も少しは耐性付くだろうし」

後輩「耐性…ですか」

男「どうだ?あの先輩」

後輩「ははは、無いですね」

男「…」

後輩「まったくそういう対象には見えないです」

男「残念だな…あの先輩も」ボソッ

後輩「え?」

男「何でも無い、そうか、あの先輩じゃダメか」

後輩「はい」

男「うーん…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 04:40:22.99 ID:.Owr3B20<>男「つか、そういう対象に見えないなら何で覗いたんだよ?」

後輩「そ、それは…」

男「本当は気になってるんじゃねぇの?」

後輩「そ、そんな事無いですよ」

男「じゃぁどうして?」

後輩「た、たぶん、その場の空気に流されて…」

男「お前、その辺適当だよな」

後輩「すみません…」

男「俺に謝ってどうすんだよ」

後輩「ご、ごめんなさい…」

男「…だから謝るなって」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 04:43:53.91 ID:.Owr3B20<>後輩「そういえば、あの後から少し雰囲気違いますよね」

男「ん?あぁ、あいつね」

後輩「はい…やっぱり僕のせいで…」

男「だーから、気にすんなって言っただろ?俺がやれって言ったんだし」

後輩「でも、結局覗いたの僕だけじゃ…」

男「あぁ、俺も覗きたかったぞ、本当に残念だ」

後輩「ごめんなさい…」

男「いや、そこ謝るなよ、むしろ阻止しろよ」

後輩「何か本気で見たかったって顔してたので…」

男「どんな顔だよそれ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 04:47:54.91 ID:.Owr3B20<>女の子「…」

先輩「お布団準備終わったよー」

女の子「あ、はい、ありがとうございます」

先輩「どうしたの?難しい顔して」

女の子「いえ、何でも無いです」

先輩「そう?」

女の子「はい」

先輩「それならいいけどー」

女の子(…あの人、覗いていなかったのですか)

女の子(確かにいつもと感じが違いましたし…)

女の子(…ですが、指示を出したのはやはり許せません)

女の子(後でもう一度お話をしなければ…)

先輩「ねーねー、早く寝よー」

女の子「はい、了解です」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 04:55:31.11 ID:.Owr3B20<>男「よし、それじゃ仮定の話をするぞ」

後輩「?」

男「あの時、仮に俺が先に覗いてたとする」

後輩「はぁ」

男「そうすると、自然と先輩の裸を見てたわけだ」

後輩「まぁ、そうですね」

男「そしたら、お前どうしてた?」

後輩「どうって…どうするんだろう?」

男「いや、それはお前にしかわからねぇよ」

後輩「うーん…」

男「ちなみに俺が覗いた場合、うはっ!!裸キタ!!ヤバイ!!で、とりあえず揺れてた」

後輩「ゆ、揺れ!?」

男「テンション上がるととりあえず揺れるだろ?」

後輩「いや、そういう経験は無いですけど…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 04:58:49.43 ID:.Owr3B20<>男「んで?結局どうしてたんだ?」

後輩「…止めたんじゃないですかね?」

男「どうしてだ?」

後輩「いや、わからないですけど…」

男「…」

後輩「どうしてだろう…」

男「何か、自分の娘の裸を他の男に見せるのは嫌だとか、親の心境じゃね?」

後輩「あ、それかも」

男(こいつ、これでいいのだろうか)

後輩「とにかく、嫌ですね」

男「そうか、それじゃ次回はやめておこう」

後輩「お願いします」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 05:03:27.30 ID:.Owr3B20<>男「お前って本当に保護者だよなー」

後輩「だから、そういう立ち居地は…」

男「過保護は悪影響だぞ、いろいろと」

後輩「わかっているんですけどね…つい甘くしてしまうんですよ」

男「その辺がダメな所だな」

後輩「女の子をどう扱っていいかわからなくて…」

男「やっぱり一度耐性を付けた方がいいな」

後輩「そういえばあなたは…」

男「絶賛童貞中だ」

後輩「…」

男「何だよ、言いたい事あるなら言えよ、相談した事後悔すんなよ」

後輩「そ、そんな事考えてませんよ!?」

男「まったく…悪かったな、経験無くて」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 05:06:09.46 ID:.Owr3B20<>後輩「で、でも、参考にはなってますよ?」

男「本当かねぇ?」

後輩「本当ですよ」

男「俺の言った事の半分も理解してなさそうだけどな…」

後輩「?」

男「まぁいいや、とにかくこれからはもっと女に免疫付けとけ」

後輩「はぁ…頑張ります」

男「よっし、そんじゃ俺達もそろそろ寝る準備するか」

後輩「あ、はい、そうですね」

男「んで俺はどこで寝るんだ?」

後輩「えっと…ふ、布団はあります…毛布が」

男「…床か」

後輩「申し訳ありません…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 05:08:17.43 ID:.Owr3B20<>男「まぁいいや、俺はまだ眠く無いし」

後輩「そうなんですか?」

男「あぁ、それよりお前はちゃんと寝とけよ、明日はここ出るんだろ?」

後輩「はい、そうですね」

男「じゃぁ居眠り運転しないように早寝だ、早寝」

後輩「わかりました」

男「俺はちょっと夜風にでも当たって来るよ、ジュース飲みたいし」

後輩「では先に、おやすみなさい」

男「おう、おやすみ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 05:17:12.34 ID:.Owr3B20<>お腹減った…ご飯探す旅に出よう…




先輩「大丈夫?狭くない?」

女の子「はい、大丈夫です」

先輩「そっか、よかった」

女の子「そちらは大丈夫ですか?」

先輩「うん!!余裕余裕!!」

女の子「そうですか」

先輩「ありがと、あ、ねねね」

女の子「はい?何ですか?」

先輩「お風呂の時、何かあったの?」

女の子「え?」

先輩「何か急に雰囲気変わったし、どうしたのかなーって!!」

女の子「…」

先輩「あ、今、この人でもわかるんだーとか思わなかった?」

女の子「いえ、思ってません」

先輩「そう?それならいいけど!!それで何があったの?」

女の子「えと…ですね…」

女の子(お話していいのでしょうか?)

女の子(いいですよね)

女の子(被害を受けたのは私ではないですし…)

女の子(今後気をつけていただく為にも、報告しましょう)

女の子「実はですね…」

先輩「うんうん?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 06:39:44.37 ID:.Owr3B20<>先輩「え?覗き?私を?」

女の子「はい」

先輩「誰が?」

女の子「えと、後輩さんが」

先輩「へー、あいつがそんな事するなんて」

女の子「意外ですよね」

先輩「うん、普段はむっつりしてるのに意外とやる事やってるのねー」

女の子「案外驚きませんね」

先輩「まぁ、見られて減る物でも無いし!!」

女の子「…そうですか」

先輩「魅力的過ぎる私も悪いしね!!」

女の子「…」

女の子(本当は違いますが、黙っておきましょう)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 06:43:44.12 ID:.Owr3B20<>先輩「そっかー、えへへ」

女の子「?」

先輩「やっぱり気になってるよね?気になってるよね?私の事」

女の子「それは…どうでしょうか?」

先輩「だって覗いたんだよ?やっぱり気になってるんだよ!!」

女の子「…そうかも知れませんね」

先輩「言ってくれればいつでも見せてあげるのに、回りくどい事して」

女の子「…」

先輩「仕方ないなー、今から見せに…」

女の子「そ、それだけはやめてください、お願いします」

先輩「どうして?」

女の子「えと、向こうもそろそろ寝る頃ですし…」

先輩「あ、そっか、残念」

女の子「…」

先輩「それじゃぁ仕方ないから明日にしよう!!」

女の子(これ以上は私には止められそうにないですし、あの人に任せましょう…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 06:49:25.34 ID:.Owr3B20<>先輩「そうと決まれば可愛い下着の用意を!!」

女の子「どうしてですか?」

先輩「脱いでる所から見るかもしれないし!!」

女の子「絶対に見ないと思いますけど…」

先輩「わからないよー、男なんてみんな狼なんだから!!」

女の子「狼ですか?」

先輩「うん!!狼!!」

女の子「それは怖いですね」

先輩「怖いよ!!だから気をつけるんだよ?」

女の子「わかりました」

先輩「どの下着にしようかなー!!」

女の子「…先輩さんは気をつけないんですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 06:53:29.27 ID:.Owr3B20<>先輩「ねーねー」

女の子「何ですか?」

先輩「お連れのお兄さん居るでしょ?」

女の子「はい」

先輩「結局どういう関係なの?」

女の子「どういう…と言われましても」

先輩「?」

女の子「私に聞かれても…困ります」

先輩「どうして?」

女の子「私自身、よくわかりませんから」

先輩「そっか、まぁカップルじゃ無い事は理解してるつもりだよ!!」

女の子「…つもり、ですか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 06:59:59.70 ID:.Owr3B20<>先輩「これはあっちのお兄さんに聞くしか無いね!!」

女の子「聞いてもはぐらかしそうですけど…」

先輩「私はそういうの気が付かないから大丈夫!!」

女の子「それは大丈夫なのでしょうか…」

先輩「でも、本当に大事にされてるよね!!羨ましい!!」

女の子「全然ですよ?」

先輩「そんな事無いよ!!」

女の子「…」

先輩「本当に羨ましいって思ってるの、私もこんな風になりたいなぁって」

女の子「疲れますよ?いろいろと」

先輩「体力には自信あるから大丈夫!!」

女の子「確かに…あの人ともうまくやっていけそうですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 07:03:38.16 ID:.Owr3B20<>先輩「それに比べてうちの後輩は…」

女の子「いい方ではないですか」

先輩「全然そんな事無いよ!!私が元気良く話し掛けてもいつも冷たいし!!」

女の子「反応はしますよね?」

先輩「反応しても素っ気無いし無愛想だし!!」

女の子「そういう人みたいですし、仕方ないのでは…」

先輩「でもでも、私としてはもっと女の子として扱ってほしいと言うか…」

女の子「それにはまず、女の子らしさを…」

先輩「ん?」

女の子「…いえ、何でも無いです」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 07:06:59.70 ID:.Owr3B20<>先輩「やっぱり私の事嫌いなのかなー…」

女の子「そんな事は無いと思いますよ」

先輩「でも最近、面倒とか勝手にしろーとか、反応が本当に冷たくて…」

女の子(扱い方がわかってきたのでしょうか?)

先輩「出会った頃はもっといろいろ反応してくれたのに!!」

女の子「出会った頃?」

先輩「うん」

女の子「大学に入った頃ですか?」

先輩「そうそう」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 07:39:30.04 ID:KMmtYx20<>女の子「大学に入った頃…興味ありますね」

先輩「んー?」

女の子「是非聞きたいです」

先輩「いいよいいよ!!お話しちゃうよー!!」

女の子「では、まずお二人の出会いから…」

先輩「あ、初めて会ったのは大学入る前だよ?」

女の子「え?」

先輩「私が受験して、その合格発表の時なの!!」

女の子「そうなんですか」

先輩「うん、でもあの時はねぇ…」

女の子「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 08:06:18.61 ID:v69YjjU0<>先輩「合格発表の時、一人で行ったんだけど結果を見るのが怖くて怖くて」

女の子「お気持ちはわかります」

先輩「それでね、ようやく決心して番号張ってある板を見たら私の番号があってね!!」

女の子「はい」

先輩「私、嬉しくて思わず隣の人に抱きついちゃって!!」

女の子「え?知らない人ですよね?」

先輩「うん!!でも嬉しかったからつい!!」

女の子「…それが後輩さんだったんですか?」

先輩「そうそう!!それが初めての出会いだったのよ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 08:10:51.90 ID:v69YjjU0<>先輩「それで、冷静に考えたら失礼だと思ってすぐ謝ったんだけど」

後輩「いえ、気にしないでください、合格おめでとうございます」

先輩「って言って、そのまま帰っちゃったの!!」

女の子「紳士な方ですね」

先輩「それでお礼言いたくて入学してすぐ探したんだけど…まったく見つからなくて」

女の子「まぁ、落ちてましたし…仕方ないですね」

先輩「私もその時落ちてる事に気が付いて…凄く申し訳無い気持ちになったの」

女の子「先輩さんでもそういう事あるのですね」

先輩「うん!!意外!!」

女の子「自分で言わないでください…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 08:39:42.70 ID:v69YjjU0<>先輩「それで、いくら調べてもわからないから諦めたんだー」

女の子「顔を見ただけですし、名前もわからなければ仕方ないですね」

先輩「でもでも!!一年後の式でついに見つけたの!!」

女の子「素敵な展開です」

先輩「とりあえず謝ろうと思って、終わった後話しかけたんだけど…」

後輩「…すみません、誰ですか?」

先輩「とか言い出してー!!」

女の子「…全然素敵では無かったですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 08:43:37.77 ID:v69YjjU0<>先輩「頑張って説明したんだけど、本当にまったく覚えて無かったの…」

女の子「残念ですね」

先輩「その事が悔しくて、それから毎日会いに行ってたの!!」

女の子(なるほど、その内に…という事ですね)

先輩「そんな感じで四年間過ごして来た訳!!」

女の子(後輩さん…偶然発表の時横に居ただけですのに…)

女の子(運が良いのか悪いのか…よくわかりませんね)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 08:56:22.13 ID:v69YjjU0<>女の子「ずっと一緒に行動していたのですか?」

先輩「うん!!そうだよ!!」

女の子「休みの日なども?」

先輩「うん!!よく家に遊びに行く!!」

女の子「拒否されそうですが」

先輩「拒否権は与えてないから大丈夫!!」

女の子「…ですよね」

先輩「というか、あっちの家の方が大学近いからよく泊めてもらってるの」

女の子「え?」

先輩「でもね!!そこまでしても何も無いの!!不思議!!」

女の子「…ご家族が居るからでは?」

先輩「あ!!なるほど!!」

女の子(本当は違う理由だと思いますが…言えませんし)

先輩「今では本当の家族のように扱われてるよ!!」

女の子「そ、そんなに出入りしているのですか?」

先輩「週五くらいで!!」

女の子「ほとんど毎日じゃないですか…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 10:03:12.34 ID:iI2nMZQ0<>スイカ食べてたら何故か姉とジェンガ勝負に…何故朝っぱらからジェンガ…ツカ負ケタヨ…バイト行コウ




女の子「同じ部屋で寝たりするのですか?」

先輩「うん、同じ部屋で暮らしてるよ」

女の子「それはご両親は…」

先輩「何か期待されちゃってるけど、その度に否定されてる…」

女の子「ですよね」

先輩「やっぱり私、嫌われているんじゃないかな…」

女の子「そ、そんな事無いですよ」

先輩「そうかな…?」

女の子「嫌いでしたら部屋に入れたりしませんよ」

先輩「そ、そうだよね!!」

女の子(拒否権が無いので仕方なく入れているのだと思いますが…)

女の子(流石に言えませんよね)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/07(月) 11:50:22.52 ID:fvZCCAIo<>妹とか姉とかうらy(ry
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 21:38:06.39 ID:iI2nMZQ0<>学校オワタ…今日は三年生に完勝だったじぇ

>>788 そ、そこで撃たれているのは書いてる奴では無いですよね…?

とにかく書きます…ハイ…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 21:40:41.84 ID:iI2nMZQ0<>先輩「まったく!!私が気になるなら早く告白すればいいのに!!」

女の子「告白して欲しいのですか?」

先輩「そ、そういう訳じゃ無いけど!!でも…考えてもいいかなって!!」

女の子「この際ですからはっきりと聞きたいのですが」

先輩「なになに?」

女の子「後輩さんの事、好きなのですか?」

先輩「…」

女の子「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 21:46:08.89 ID:iI2nMZQ0<>女の子「あの?」

先輩「何言ってるのー!!そんな訳無いじゃん!!」

女の子「え?」

先輩「ちょっと勘違いしてるみたいだから説明するよ!!」

女の子「はい」

先輩「私があいつの事を好きなんじゃなくて、あいつが私の事を好きなの!!」

女の子「…」

先輩「わかった?」

女の子「はい、好きなんですね」

先輩「だーかーらー!!違うって!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 21:52:55.57 ID:iI2nMZQ0<>先輩「本当!!本当にあいつの事は何とも思って無いの!!」

女の子「何故否定するのですか?」

先輩「本当!!本当の事だから!!」

女の子「…そう言うのならいいですけど」

先輩「だからね?もう告白一歩手前だと思うの」

女の子(それは無いと思いますが)

先輩「だから私も一緒に行動してていつ襲われるのかといつも心配してー」

女の子「望んでいるように思えます」

先輩「の、望んでない!!まだ早いもん!!」

女の子「ではどこまでなら許せるのですか」

先輩「え、えっと…まずは手を繋いだり…」

女の子「…」

女の子(そのレベルは超えているのでは)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 21:58:29.91 ID:iI2nMZQ0<>先輩「とにかく!!私は何とも思ってないって事!!」

女の子「はい、わかりました」

先輩「疲れたー…」

女の子「つまり自分から告白するのは恥ずかしいので待っているという事ですね」

先輩「!!」

女の子「当たりですか」

先輩「違うってばー!!」

女の子「顔、赤いですよ」

先輩「これは!!違うよ!!別にそういう意味じゃ無くて!!」

女の子「素直に認めてください、手遅れになるかもしれませんよ?」

先輩「え?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:03:20.01 ID:iI2nMZQ0<>先輩「手遅れになるって?」

女の子「後輩さん、告白されていましたよね」

先輩「!!」

女の子「今回は大丈夫でしたが、次からはどうなるかわかりませんよ?」

先輩「だ、大丈夫だよ!!あいつが好きなのは私だし!!」

女の子「どうしてそう言い切れるのですか?」

先輩「お、親公認の仲だし…いつも一緒にいるもん…」

女の子「…そうですね、確かに一番近いのは先輩さんですね」

先輩「そうでしょ!?」

女の子(本当はそれだけでは安心出来ませんが…)

女の子(ここまで本気ですと…何も言えませんよね)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:07:14.27 ID:iI2nMZQ0<>先輩「それにしても…あいつは本当にダメな後輩ね!!」

女の子「はい?」

先輩「今回は二人でお出掛けだったんだから…告白のチャンスはいっぱいあったのに…」

女の子(それは先輩さんもなのでは…)

先輩「せっかく気合入れてきたのに…」

女の子「どこにです?」

先輩「服とか!!可愛いでしょ!!」

女の子「そうですね」

先輩「でも何故か怒られたの!!何で!?」

女の子「それは…釣りに行く格好では無かったからでは…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:11:10.33 ID:iI2nMZQ0<>先輩「デートだったのにー…」

女の子「向こうはそう思って無いですよね」

先輩「そ、それはそうだけど…」

女の子「やはり余裕を見せてる場合では無いのですよ」

先輩「な、何の事?」

女の子「ここまで追い込まれてもまだ認めませんか…」

先輩「認めない!!認めないよ!!」

女の子(自分で肯定していますけどね…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:14:52.97 ID:iI2nMZQ0<>後輩(…)

後輩(何か上がうるさいなぁ…)

後輩(女の子同士で盛り上がってるのかな?)

後輩(とにかく、僕には何も言えないし)

後輩(さっさと寝ちゃおう…)

後輩(はぁ…先輩ももっとおとなしければ可愛いのに)

後輩(…逆に抵抗あるな)

後輩(やっぱいつも通りでいいや)

後輩(従ってれば、酷い事はされないんだし…)

後輩(あー…早く卒業したい)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:19:45.10 ID:iI2nMZQ0<>後輩(そういえばあの人、どこまでジュース買いに行ったんだろう?)

後輩(随分遅いなぁ)

後輩(本当はもう少し相談したい事あったのに…)

後輩(大学とか、その辺りの事を…)

後輩(でももうダメ…やっぱ眠い…)

後輩(また、明日でも…)

後輩(…そういえば明日はどうするんだろう)

後輩(その事も明日決めればいいよね…)

後輩(よし…寝よう…)

後輩(…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/07(月) 22:20:40.34 ID:0JlO6FE0<>とりあえず男も空気になりつつアルケンアルカンアルキン<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:26:54.31 ID:iI2nMZQ0<>>>799 男はもう少し後で…エ?アルキン?



先輩「もう!!早く寝よ!!」

女の子「…」

先輩「どうしたの?」

女の子「私、車に忘れ物をしてしまいました」

先輩「車?あの人の?」

女の子「はい」

先輩「何を忘れたの?」

女の子「えと…枕です」

先輩「あー!!枕変わると眠れないってやつね!!」

女の子「はい、そんな感じです」

先輩「それは大変!!すぐに取りに行かなくちゃ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:30:39.52 ID:iI2nMZQ0<>先輩「一人で大丈夫?着いて行こうか?」

女の子「いえ、大丈夫ですので」

先輩「そう?」

女の子「はい」

先輩「それじゃぁ気をつけてね!!」

女の子「了解です、行ってきます」

先輩「知らない人に着いて行っちゃダメだよー!!」

女の子「…何故皆さんそれを言うのでしょうか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:33:21.58 ID:iI2nMZQ0<>女の子「…」トットット

女の子「…あら?」

女の子「あの人が居ませんね」

女の子「外に出たのでしょうか?」

女の子「仕方ありませんね…」

女の子「捜しに行きましょう」

女の子「…あまり遠くへ行っていなければいいのですが」

女の子「迷子になってしまいますからね…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:38:36.00 ID:iI2nMZQ0<>女の子「やはり…少し寒いわね」

女の子「どうやら見える範囲には居ないみたいね」

女の子「やはり捜さないとだめかしら」

女の子「とりあえず…車の方を見てこようかしら」

女の子「行き先に心当たりも無いのだから」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:41:15.35 ID:iI2nMZQ0<>男「あー…寒ぃ…」

男「ちっ…楽だからって半袖は無かったぜ」

男「あーあ、これなら上着着てくれば…」

男「あ、取りに行けばいいんだ」

男「どうせ全員寝てるだろうし…」

男「ついでに一服一服、と」

男「…タバコも車だった」

男「まぁ、目的地は変わらないしいいか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:44:27.01 ID:iI2nMZQ0<>男「うーっ…」ブルブル

男「ちくしょう…何で暖かい飲み物売ってないんだよ…」

男「夜はまだ充分寒いんだから置いといてくれても…」

男「まぁ、愚痴っても仕方ないか」

男「車行けば少しは暖かいだろうし」

男「走るか!!」

男「ビーダーッシュッ!!」ダダダッ

男「…なんで俺、こんな時間に一人でテンション高いんだろう?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:46:35.70 ID:iI2nMZQ0<>女の子「…」

女の子「今、向こうから変な声が聞こえたわね」

女の子「どう聞いてもあの人でしたけど」

女の子「もう夜ですのに大声出して…」

女の子「ですが、これで方向もわかったのでいいでしょう」

女の子「早く見つけなければ…」

女の子「急ぎましょう」タッタッタ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:51:50.11 ID:iI2nMZQ0<>男「うおー!!」ダダダッ

女の子「あら?」タッタッタ

男「ん?あれ?何でお前が?」

女の子「そちらこそ」

男「ジュース買いに行ったついでに車に、お前は?」

女の子「私も、あなたと車に用事が」

男「そうか」

女の子「えぇ」

男「そんじゃダーッシュ!!」ダダダッ

女の子「え!?あの…だ、だっしゅ!!」タッタッタ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:54:37.21 ID:iI2nMZQ0<>男「華麗なる一着でゴールイン!!」

女の子「あう…負けました…」

男「はっはっは!!まだまだだな!!」

女の子「…スタートが遅れなければ負けていなかったわ」

男「負け惜しみとは情けないぜ!!」

女の子「それ以前に、いつから勝負になったのかしら?」

男「さぁ?走り出した辺りからじゃね?」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 22:59:47.86 ID:iI2nMZQ0<>男「んで?お前の用事って何だ?」

女の子「えと…」

女の子(そういえば、会ってからの事を考えていませんでした」

女の子(走って疲れましたし…思考が…)

男「おーい?」

女の子「…とりあえず中に入りましょう?」

男「ん?まぁいいけど?」

女の子「…」

男「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 23:05:04.37 ID:iI2nMZQ0<>男「面倒だし、助手席でいいや」

女の子「そう」

男「お前は…」

女の子「早く乗って?」

男「え?」

女の子「私もそこに座るわ」

男「お前も…?」

女の子「いいから、早く」

男「おう…?」

女の子「…」スッ

男「…なるほどな、膝の上、と」

女の子「えぇ」

男「…まぁいいんだけどさ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 23:12:43.71 ID:iI2nMZQ0<>男「もう俺の膝の上はお前の定位置だな…」

女の子「嫌かしら?」

男「いや、まぁ…そんな事無いよ」

女の子「そう、それならいいわ」

男(うーん…)

男(とりあえず少しは機嫌良くなった感じか?)

男(よくわかんねぇな…)

男(まぁいいや…)

男(何だかんだ言っても、やっぱ近寄ってくれるのは嬉しいし)

女の子「…何をニヤニヤしているのかしら?」

男「ん?してたか?」

女の子「えぇ、気持ち悪いわ」

男「…さーせん」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 23:16:16.57 ID:iI2nMZQ0<>男「相変わらず心に刺さる一言を淡々と言うな…」

女の子「本当の事を言ってるだけよ」

男「…そっすか」

女の子「えぇ」

男「少しは優しくなってきたと思ってたのに…」

女の子「これでも優しくしているわ」

男「どこがだよ」

女の子「本気で言葉責めしてもいいのよ?」

男「あ、あれだけはマジで勘弁してくれ!!」

女の子「トラウマになっているわね」

男「そりゃぁあそこまで言われたら…な」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 23:20:20.66 ID:iI2nMZQ0<>男「あれだけは、あれだけは勘弁をー…」

女の子「そんなに嫌?」

男「あぁ…今は膝の上にお前が居るしな」

女の子「膝の上に居ると都合が悪いのかしら?」

男「まぁ、ちょっと」

女の子「?」

男「とにかく、勘弁してくれ」

女の子「…わかったわ」

男「ありがと…」

女の子「お礼を言う場面では無いわね」

男「俺にもあいつの癖が移ったのかね…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 23:25:34.60 ID:iI2nMZQ0<>男(うーむ)

男(こいつが居るから当初の目的が…)

女の子「どうしたのかしら?」

男「ん?」

女の子「何か考え事しているわね?」

男「…聞かなくても、超能力でどうにかなんだろ」

女の子「あら?使ってもいいのかしら?」

男「どうしてだよ?」

女の子「他にもいろいろと覗くかも知れないわよ?」

男「うっ…」

女の子「それでもいいかしら?」

男「や、やっぱやめてくれ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 23:30:46.43 ID:iI2nMZQ0<>女の子「それで?何を考えていたのかしら?」

男「いや、ちょっと…当初の目的をな」

女の子「目的?何かしら?」

男「えーっと…ちょっとタバコをな?吸おうと思ってな?」

女の子「私は構わないわよ?」

男「いやいや、膝にお前乗せてタバコとか危ないだろ?」

女の子「降りればいいかしら?」

男「…いや、我慢するからそのまんまで」

女の子「…わかったわ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 23:34:39.89 ID:iI2nMZQ0<>男「あぁ、そういやさっき買ったジュース」

女の子「?」

男「オレンジジュースなんだが?飲むか?」

女の子「…」

男「まぁ、俺が少し飲んだんだけどさ…」

女の子「えと…その…」

男「飲む?」

女の子「…えぇ、少しだけ」

男「今、少し崩れてなかったか?」

女の子「え?」

男「ずっと思ってたんだが、その喋り方が普通なのか?」

女の子「それは…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 23:37:28.52 ID:iI2nMZQ0<>女の子「…秘密よ」

男「そんくらい教えてくれてもいいだろー」

女の子「ダメ」

男「どうしてだよー」

女の子「ダメだからよ」

男「…」

女の子「それに、喋り方なんて気にしなくてもいいじゃない」

男「まぁ、そうなんだけどさー」

女の子「そうなら気にしないで」

男「いや、そうもいかなくて…」

女の子「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 23:42:58.49 ID:iI2nMZQ0<>男「普段の敬語あるだろ?」

女の子「えぇ」

男「あれが素なのか?」

女の子「…どういう意味?」

男「いや、何か…堅苦しいんじゃないかなって」

女の子「?」

男「そっちが素だったとしたら、敬語なんて面倒だろう?」

女の子「…そうかも知れないわね」

男「だったら気にせず普段からその喋り方でいいと思うんだよ」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 23:49:14.01 ID:iI2nMZQ0<>男「んで?どうなんだ?」

女の子「…あなたはどちらがいいですか?」

男「ん?」

女の子「私には正直わかりません」

男「なんだそりゃ」

女の子「わからないんだから仕方ないです」

男「開き直りか…」

女の子「…ごめんなさい」

男「まぁ、本当にお前が喋りやすいと思う方でいいよ」

女の子「…」

男「何か矛盾してるけど、喋り方でお前が変わったりする事は無いんだしさ」

女の子「…そうですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 23:53:16.89 ID:iI2nMZQ0<>男「でも、俺としては敬語の方が可愛げあっていいけどな」

女の子「そうですか?」

男「あぁ、言い方がまだ柔らかいしな…」

女の子「…ではいつも通り」

男「ん?」

女の子「…今日はごめんなさい」

男「あ?どうしてお前が謝ってるんだ?」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/07(月) 23:57:07.48 ID:iI2nMZQ0<>男「謝るなら俺の方だろ?悪い事したのは俺だし」

女の子「いえ…私がもっとあなたの話を聞けばよかったのです」

男「は?」

女の子「あなたは…覗いていなかったのですよね?」

男「…聞いてたのか?」

女の子「…申し訳ありません、気になってしまって」

男「はぁ…こんな早くバレるとは」

女の子「…」

男「まぁ…あれだ、覗いてないって言っても、指示したのは俺なんだ」

女の子「それはそうですが…」

男「だから俺が悪い!!そんだけ!!」

女の子「…」

男「だからさ…悪かった、ごめん」

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 00:00:47.12 ID:rmTJd560<>男「許してくれるか?」

女の子「もう怒っていませんよ」

男「そっか、そんじゃ仲直りな!!」

女の子「はい」

男「今度はお前が一人の時に俺一人でやるよ」

女の子「…全然懲りてませんね」

男「そりゃぁ俺だからな!!」

女の子「…仲直り取り消してもいいですか?」

男「やっ!!冗談!!冗談だからやめて!!お願い!!」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 00:21:10.67 ID:rmTJd560<>女の子「もう少し自重してください」

男「自重したら俺じゃなくなると思うんだ」

女の子「…」

男「まっ、どうせあっちの先輩の方は覗く気最初から無かったし」

女の子「え?」

男「俺の目的は最初からお前だけだったぜ!!」

女の子「!!」

男「まぁ、結局覗けなかったんだがな」

女の子「…覗かれなくてよかったです」

男「俺は残念だけどな!!」

女の子「諦めてください」

男「まぁ、今回はな」

女の子「…次回以降もです」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 00:25:05.36 ID:rmTJd560<>男「もう言いたい事は言い終わった感じか?」

女の子「…いえ、後一つだけ」

男「ん?何だ?」

女の子「先輩さんの事…お姫様と呼びましたよね?」

男「あ?」

女の子「呼びましたよね?」

男「んー…あー、呼んだかも知れん」

女の子「…」

男「それがどうしたんだ?」

女の子「…ダメです」

男「何が?」

女の子「お姫様と呼ぶのはダメです」

男「んー…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 00:27:47.30 ID:rmTJd560<>男「どうしてダメなんだ?」

女の子「えと…紛らわしいじゃないですか」

男「まぁ、普段はお前の事をお姫様と呼んでるからな」

女の子「そういう事です」

男「おー?もしかしてヤキモチかー?」

女の子「ち、違いますよ!!」

男「そんじゃジェラシーか!!」

女の子「意味同じじゃないですか!!」

男「んで?どっち?」

女の子「どちらでも無いです!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/08(火) 00:28:33.27 ID:uAPeeoo0<>ひめさまー!マスクをー!<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 00:31:07.93 ID:rmTJd560<>男「あーもー、可愛いなぁお前は!!」ギューッ

女の子「だ、抱きしめないでください!!」

男「いいじゃん、抱きしめたいんだよ」

女の子「離してくださいー…」グググッ

男「ヤダ!!」

女の子「駄々っ子ですか!!」

男「おとなしくしてろ!!」

女の子「むぅー…」

男「よーしよし、それでいい」

女の子「…」

男「でももうちょい前座ってな」

女の子「どうしてですか?」

男「いいからいいから」

女の子「はぁ…わかりました」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 00:35:12.09 ID:rmTJd560<>>>826 と、飛ばないよ…アレ?ネタアッテル?




男「なんかこうしてると落ち着かないか?」

女の子「落ち着きません」

男「そうか?俺は落ち着くぞ?」

女の子「…あなただけですよ」

男「うーん、そうか」

女の子「とにかく、そろそろ離してください」

男「ヤダ」

女の子「またですか…」

男「今日はずっとこうしてる、そう決めた」

女の子「一日中これでは移動出来ません…」

男「むっ、盲点だったぜ」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 00:37:19.94 ID:rmTJd560<>男「とにかく!!出来る限り抱きしめていようとな!!」

女の子「嫌ですー…」

男「なっ!!俺の事嫌いか?」

女の子「…その質問はズルイです」

男「悪い」

女の子「もう好きにしてください」

男「え?いいの?」

女の子「抱きしめていてもいいですという意味ですよ!!」

男「何だ、残念だ…ジュルリッ」

女の子「やはり離してほしいです…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 00:43:01.80 ID:rmTJd560<>男「そういえば、アレ開けたか?」

女の子「どれです?」

男「昼間あげただろ」

女の子「まだ後部座席です」

男「そんじゃ今開けて」ガサゴソ

女の子「いいのですか?」

男「おう、ほれ」

女の子「…」ガサガサ

男「気に入るといいんだけど」

女の子「これは…昼間に見ていた猫さん…」

男「違うって自分で言っただろ!!トド!!トド!!」

女の子「わかっていますよ」

男「くっ…こいつは…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 00:49:08.43 ID:rmTJd560<>女の子「どうしてこの人形を…?」

男「欲しそうな顔してたからな」

女の子「…していたでしょうか」

男「お前は何だかんだ言って表情はわかりやすいからな」

女の子「そんな事は…」

男「気に入ってくれたか?」

女の子「えと…はい…とても可愛いお人形です」

男「そっか、そりゃよかった」

女の子「…ありがとうございます、大事にしますね」

男「おう、可愛がってやってくれ」

女の子「はい」

男「それと、名前は猫だからな」

女の子「…そんな気はしていました」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 00:52:59.53 ID:rmTJd560<>男「何か順番は違うけど、仲直りの証って事でな」

女の子「…物で無くてもいいのですよ?」

男「は?」

女の子「他の形でも…私は」

男「それってどういう…?」

女の子「…」スッ

男「!!」

男(な、何だこれは!!)

男(何かちょっといい感じの雰囲気で急に目を閉じて…)

男(何か、他の形でもって言ってたけど…)

男(これはまさか…)

男(まさか…まさかまさかのキスフラグ!?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 00:55:46.45 ID:rmTJd560<>男(どうなんだこれは!!)

男(解説!!誰か解説しろ!!)

男(しないなら俺がしてやる!!隊長!!これは間違いなくフラグです!!)

男(くっ…ここまで来たらやるしか無いだろう!!)

男(男は度胸!!何でも試してみるもんさー!!)

男「…」ドキドキ

女の子「…」

男「…」スッ

女の子「はい、そこまでです」

男「!?」

女の子「ふふっ、冗談ですよ」

男「なん…だと…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 01:00:07.80 ID:rmTJd560<>男「くそっ!!くそっくそっ!!またか…また俺は弄ばれた…」

女の子「私がそんな事許す訳無いじゃないですか」

男「まぁな…冷静に考えればそうなんだけどさ…思考が麻痺してたんだよ…」

女の子「そう落ち込まないでくださいよ」

男「これが落ち込まずにいられるか!!」

女の子「そ、そんなに残念でしたか?」

男「当たり前だ!!」

女の子「そうですか…」

男「こうなったら出来なかった分抱きしめてやる!!」グイッ

女の子「きゃっ!!」ギューッ

男「銀河のはちゅまれー!!」

女の子「それは…私の台詞ですー…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 01:06:19.23 ID:rmTJd560<>女の子(…)

女の子(やはり私はズルイですね)

女の子(こんな事でしか…この人の事を確かめられないなんて…)

男「もう騙されないぞー…絶対騙されないぞー…」

女の子「…」

男「むしろ次こんな事したら全力で唇を奪ってやる…」

女の子「…気をつけます」

男「覚悟しとけよー?」

女の子「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 01:09:48.43 ID:rmTJd560<>男「覚悟だけではダメだぞ?」

女の子「?」

男「ちゃんと練習もしておかないと」

女の子「練習ですか?」

男「あぁ」

女の子「どうやって練習すればいいのですか?」

男「はっはっは、そんなの簡単じゃないか」

女の子「?」

男「俺と、キスすればいい」

女の子「絶対に嫌です」

男「…力強い拒否入りましたー」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 01:16:30.71 ID:rmTJd560<>男「俺、思いついたんだ」

女の子「何をですか?」

男「お前が寝てる間にすればいいんじゃないかと」

女の子「…」

男「やべぇ、俺天才じゃね?」

女の子「言ってしまっては意味無いですけどね」

男「あ!!」

女の子「それと、した場合は覚悟していてくださいね」

男「な、なに?命取られんの?」

女の子「その程度で済めばいいですね」

男「い、命を取られる以上って…」

女の子「聞きますか?どうなるのか」

男「いい!!聞かない!!」

女の子「そうですか」

男「お前って、俺が聞きたくない話を話そうとするの好きだな…」

女の子「本気で怯える顔が可愛いので」

男「マジ勘弁してくれ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 01:22:20.86 ID:rmTJd560<>男「うーむ…」

女の子「どうしました?」

男「何か、いつもお前に優位に立たれてるなぁって思って」

女の子「そうでしょうか?」

男「あぁ、基本言い返せないし」

女の子「ですが諦めませんよね」

男「もちろんだ、最終目標はお前を服従させる事だぜ」

女の子「…」

男「そして毎日コスプレさせるのが俺の夢なんだ!!」

女の子「そんな夢早く捨ててください…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 01:29:03.51 ID:rmTJd560<>もう限界ポ…寝ヨウ…





男「まぁ、今はコスプレの頻度には困ってないけどな!!」

女の子「普段着がワンピースだけですからね」

男「もうワンピースもコスプレでいいよな」

女の子「ダメですよ!!」

男「どうして?」

女の子「ワンピースはお気に入りなのです!!」

男「ほー」

女の子「ですので、ワンピースは普段着で…」

男「ちっ…まぁ仕方ないな」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/08(火) 09:09:43.17 ID:Atl6hBg0<>やっぱ女の子かわえぇ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 11:01:21.01 ID:2xrUfcU0<>この話おもしろいな<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/08(火) 20:09:37.34 ID:qCn0MVEo<>この女の子はどこで売ってるんですか?<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/08(火) 22:38:50.13 ID:ySgnTADO<>>>842
残念ながら俺の膝の上でオレンジジュース飲んでるからどこにも売ってないww<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/08(火) 22:41:30.27 ID:qCn0MVEo<>>>843
ふっ・・・貴様とは勝負をつけないといけないようだな・・・<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 23:29:04.35 ID:rmTJd560<>ネムイケドオデカケマデオキテナキャ…ナンカモウジカンノカンカクガナクナッテキタオ…

>>840 敬語の方がいいでしょうか…?

>>841 ありがとうございます

>>842 来世紀に…あれ?前もこんな事言ったような…?

>>843 男…お前実在したのか…

>>844 書いてる奴はそういう台詞大好きです、イイゾモットヤレ

トニカクネレナイノデカキマス…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/08(火) 23:32:04.44 ID:Atl6hBg0<>久々にリアルタイム遭遇ktkr<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 23:34:48.42 ID:rmTJd560<>女の子「…」

男「ん?どうした?」

女の子「謝らなければならない事が出来ました」

男「俺に?」

女の子「はい」

男「何だ?」

女の子「ジュース、全部飲んでしまいました」

男「うげっ…マジか」

女の子「申し訳無いです」

男「…そう言いつつ、満足そうな顔だな」

女の子「美味しかったですから」

男「まぁ…いいんだけどさ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 23:37:09.01 ID:rmTJd560<>>>846 お、お久しぶりです…?




女の子「やはりジュースを飲むとケーキを食べたくなりますね」

男「そんなもんか?」

女の子「えぇ」

男「でも、ここのケーキはダメだったんだろ?」

女の子「どうでしょうか?わかりません」

男「え?」

女の子「味はその時の気分にも左右されますから」

男「…それ、メモする意味あんのか?」

女の子「あ、ありますよ…おそらく」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/08(火) 23:38:58.85 ID:qCn0MVEo<>c⌒っ゚д゚)っφ メモメモ...<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 23:39:45.24 ID:rmTJd560<>男「つまり、機嫌悪い時にケーキ食べても全部不味いのか?」

女の子「そうなりますね」

男「そっか、それじゃ悪かったな、俺のせいで」

女の子「いえ、もう気にしてませんから」

男「そうか」

女の子「ですが、味を確かめる為にもう一度食べたいです」

男「…朝になったらまた食わせてやるよ」

女の子「ありがとうございます」

男(何か騙されてる気が…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 23:42:37.17 ID:rmTJd560<>>>849 ソコテストニデナイヨー?




男「どんな時に食べるのが一番うまいんだ?」

女の子「そうですねー…」

男「…」

女の子「やはり、あなたに食べさせてもらうのが一番美味しいです」

男「!?」

女の子「幸せな気分になりますから」

男「そ、そうか!!えーっと…そんじゃ次は食べさせてやるよ」

女の子「お願いします」

男「お、おう!!任せろ!!」

男(…何か、俺が楽しみになってきちまったな)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 23:45:42.11 ID:rmTJd560<>女の子「そういえば、タバコはいいのですか?」

男「ん?あぁ、大丈夫大丈夫」

女の子「ですが…」

男「俺はタバコよりこっちの方がいろいろ発散出来るからいーの」ギューッ

女の子「…いい加減離してくれませんか?」

男「イヤだって言っただろ」

女の子「この体勢、少し辛いのですが…」

男「まぁまぁ、そう言わずもっとお話しようじゃないか」

女の子「はぁ…いいですけど…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 23:49:00.10 ID:rmTJd560<>先輩「帰り遅いなぁー」

先輩「先に寝ちゃおっかな…」

先輩「でもでも、もっと話したいしー」

先輩「…」

先輩「…好きなんかじゃ無いもん」

先輩「何とも思われてないのもわかってるもん」

先輩「でも、これから先はわからないんだし…」

先輩「うん!!そう!!これからが大事なのよ!!」

先輩「弱気になるなんて私らしくないし!!」

先輩「眠気でどうかしてたみたいね!!」

先輩「それじゃぁ寝ようかな!!」

先輩「えーっと…あの子のスペースは空けなきゃだからー」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 23:52:23.86 ID:rmTJd560<>男「そういえば、先輩の方はどうしたんだ?」

女の子「忘れ物をしたと言って出てきてしまったので、そろそろ寝ている頃かと」

男「そうか」

女の子「…」

男「ん?」

女の子「あのお二人、大丈夫でしょうか?」

男「…その大丈夫ってのがどういう意味かは知らんが、大丈夫なんじゃねぇの?」

女の子「随分と投げやりな答えですね」

男「出会ったばかりなんだ、俺らがどうこう言ってやる問題じゃねぇよ」

女の子「…そうかもしれませんね」

男(まっ、俺は言いまくったんだけどな)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 23:55:05.82 ID:rmTJd560<>女の子「先輩さん、あれでも悩んでいるようでしたし…」

男「あぁ、こっちもそんな感じだったよ」

女の子「実際の所、後輩さんはどう思っているのでしょうか?」

男「…何とも」

女の子「え?」

男「何とも思ってねーよ」

女の子「ですが、随分と一緒に行動しているようですし…」

男「逃げれないだけなんだよ、仕方ないさ」

女の子「…そうかもしれませんが」

男「はぁ…お前も随分食い下がるな」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/08(火) 23:57:57.49 ID:rmTJd560<>男「お前も結構夢見がちな所があるな」

女の子「はい?」

男「男と女が一緒に行動してるからって、好きって事とイコールにはならないんだよ」

女の子「…」

男「俺はあいつの気持ちが少しはわかるけどな」

女の子「…似ているからですか?」

男「あ?」

女の子「私達に、似ているからですか?」

男「…さぁな」

女の子「答えてください」

男「…本当に食い下がるな、お前」

女の子「気になりますから」

男「…そうか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/09(水) 00:02:41.35 ID:0J6a3Qo0<>男「正直に言うが、俺はあいつらと似てるとは思ってないよ」

女の子「本当ですか?」

男「正直に言うって言っただろ、本当だよ」

女の子「…そうですか」

男「俺はあいつ程お人好しじゃ無いからな」

女の子「そうでしょうか」

男「それに、俺はお前の事大好きだしな!!」ギューッ

女の子「きゃっ!!急に強く締め付けないでください!!」

男「今の台詞、なかなかエロいな…ジュルリッ」

女の子「…本当にそういう事しか考えていませんよね」

男「まぁ、俺の頭の中の八割は煩悩だからな!!」

女の子「自慢気に言わないでください!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/09(水) 00:06:42.71 ID:0J6a3Qo0<>男「まっ、お前が心配する必要は無いって事だ」

女の子「…はい」

男「どうせ明日にはお別れだろうしな」

女の子「…」

男「やっぱりいつも通り寂しいか?」

女の子「そ、そんな事無いです」

男「うーむ、やっぱり俺一人じゃ不満か?人形も居るぞ?」

女の子「人形さんは関係無いじゃないですか…」

男「あれば寂しくないだろ?」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/09(水) 00:12:44.36 ID:0J6a3Qo0<>男「お前って変な所で少女趣味だよな」

女の子「そうですか?」

男「人形とか甘い物が好きだし」

女の子「…」

男「話してみると全然少女じゃ無いのにな」

女の子「失礼ですね」

男「もっとこう…甘い感じを出すといいと思うんだ」

女の子「どういう事ですか」

男「もっと愛想良く、それでいてラブリーさを前面に押し出して…」

女の子「気持ち悪いです」

男「…話の腰折らないようにするとかさ」

女の子「気をつけます」

男「うん…よろしく」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/09(水) 00:21:16.38 ID:0J6a3Qo0<>女の子「最近のあなたは要望が多い気がします」

男「そうか?」

女の子「はい」

男「そんなつもりは無いんだけどな」

女の子「前はコスプレを強制するだけでしたのに…」

男「強制では無く、義務なんだぜ!!」

女の子「私はいつの間にそのような義務を!?」

男「目覚めた時点で」

女の子「まだ目覚めていません!!」

男「ほー?まだ、とな?」

女の子「あ…」

男「くっくっく、まだねー、まだかぁー」

女の子「うぅ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/09(水) 00:24:40.57 ID:0J6a3Qo0<>男「そういえば最近じゃお前のワンピース姿撮って無いな」

女の子「…コスプレばかりですから」

男「お前がどうしてもって言うから」

女の子「言ってません!!」

男「あれ?そうだったか?」

女の子「…」

男「まぁ、あれだ、とにかくコスプレしようぜ」

女の子「しません!!私の話聞いてますか!?」

男「してるだろ、会話成立してるし」

女の子「全然していません…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/09(水) 00:30:01.87 ID:0J6a3Qo0<>リバースカードオープン!!お出かけ!!…ウン、イッテキマス、麻雀




女の子「むぅー…」

男「わ、悪かったって、冗談だよ冗談」

女の子「いいでうよもう、知りません」プイッ

男「その拗ねた行動も可愛いから困るぜ」

女の子「…タダでは転ばない人ですね」

男「もちろんだ…ジュルリッ」

女の子「どうでもいいですが、気に入ってるんですか?その語尾」

男「…まぁ、うん」

女の子「やめた方がいいかと思います」

男「どうしてだ?」

女の子「言っていいですか?」

男「怖いからやめて」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/10(木) 22:47:29.64 ID:IOR.N2.0<>ダメダ、マタ停滞シテイル…ドウシテコウナッタ

昨日は友達の妹に勉強教えてきた…朝マデカカッタヨ…バイト遅刻シテシマッタ…

今日もお出かけ…書けるだけ書きます…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/10(木) 22:51:41.88 ID:IOR.N2.0<>女の子「そういえば、気になっていたのですが」

男「おう、何だ?」

女の子「先程から結構強く抱きしめられているのですが」

男「そうだな、抱き心地最高だぞー」ギューッ

女の子「それで…むぅ」グッ

男「あー、落ち着くぜ」ギューッ

女の子「あ、あの、少し離してください…お話を…むぎゅ」ググッ

男「んー、ずっとこのままでもいいな!!」

女の子「むぅーっ!!」ジタバタッ

男「はっはっは、嬉しいからって暴れるなー」

女の子(違いますー!!)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/10(木) 22:57:07.99 ID:IOR.N2.0<>女の子「いい加減にしてください!!」

男「お?」

女の子「これ以上は許しませんよ!!」

男「何だ?何怒ってるんだ?」

女の子「お話させてください!!」

男「何だ、そういう事は早く言えよ」

女の子「言わせてくださらなかったのは誰ですか!!」シュッ

男「ぐほぉっ!!」ドゴンッ

女の子「まったく、あなたは」

男「お、俺の台詞だこんなろ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/10(木) 22:59:20.14 ID:IOR.N2.0<>男「げほっ、げほっ」

女の子「それで、お話なのですが」

男「だ、大丈夫かとか聞けよ…先に…」

女の子「大丈夫ですか?」

男「あぁ…大…」

女の子「それでですね」

男「だーもー!!何なんだお前はー!!」

女の子「何だと聞かれましても」

男「…もういい」

女の子「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/10(木) 23:03:05.05 ID:IOR.N2.0<>男「そんで、何の話だ…」

女の子「はい、腕です」

男「腕?」

女の子「はい、大丈夫なのですが?」

男「何がだよ?」

女の子「何がって…痛くないのですか?随分強く抱きしめられましたけど」

男「お?おぉ、大丈夫だぞ?」

女の子「本当ですか?我慢していませんか?」

男「してねぇよ、何そんなに心配してんだよ」

女の子「心配するに決まってるでは無いですか」

男「…」

男(さっきは全然心配してなかったのに…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/10(木) 23:06:26.96 ID:IOR.N2.0<>男「とにかく、もう大丈夫だ」

女の子「そうですか…?」

男「もう傷口もほとんど塞がったしな」

女の子「え?」

女の子(あれ程の傷が…もう治ってきている…?)

女の子「早過ぎるのでは…?」

男「あぁ、自分でもビックリな回復力だぜ!!」

女の子「…」

男「きっと普段からお前に殴られて鍛えられたんだな!!」

女の子「そ、そんなに殴っていません!!」

男「…どうかね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/10(木) 23:08:39.32 ID:IOR.N2.0<>男「とにかく、お前を抱きしめるなんて余裕って事だ」ギューッ

女の子「…」

男「抵抗しなくなったなー」

女の子「無駄ですから」

男「わかってるね」

女の子「はぁ…」

男「どうした?」

女の子「いえ、疲れました…」

男「まぁ、今日はいろいろとあったからなー」

女の子「…今の状況にですよ」

男「え?」

女の子「…もういいですよ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/10(木) 23:12:22.72 ID:IOR.N2.0<>男(うーん)

男(そういえばこいつに話したい事があったんだよな)

男(あの二人がこいつの事を知らなかった事…)

男(でも、まだこいつには俺が知ってる事は言ってないし…)

男(…まぁ、こいつなら勘付いてるかもだけどさ)

男(それでも聞けないよな)

女の子「どうしました?急に黙りましたけど」

男「…」

女の子「あの?」

男「ん?あぁ、何の話だったっけ?」

女の子「…特にお話していませんでしたが」

男「あ?あぁ、そうだったか」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/10(木) 23:14:19.06 ID:IOR.N2.0<>女の子「様子がおかしいです」

男「え?」

女の子「先程から何かを考え込んでいるように見えます」

男「いや、特に何も?」

女の子「私に何か言いたい事でもあるのですか?」

男「うっ…」

女の子「あるのですね?」

男「いやいやー、それは…」

女の子「目が泳いでます」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/10(木) 23:20:41.64 ID:IOR.N2.0<>女の子「何ですか、言ってください」

男「いやいや…」

女の子「言ってください」

男「…」

女の子「言ってくださらないと…」

男「…ど、どうする気だ?」

女の子「えと…どうしましょう?」

男「どうもすんな」

女の子「そういう訳にはいきませんよ」

男「…」

女の子「とにかく話してください」

男「イヤだ」

女の子「強情ですね」

男「お前もなー」

女の子「むぅー…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/10(木) 23:24:46.56 ID:IOR.N2.0<>イソ…イソ…温泉イッテキマス…何時ニ帰レルンダロ…




女の子「そこまで言うのなら私にも考えがありますよ」

男「さっき何も考えて無かっただろ」

女の子「あなたが言ってくださるまで私も喋りません」

男「は?」

女の子「…」ツーンッ

男「…小学生かお前は」

女の子「そ、そんな子供じゃ無いですよ!!」

男「はい喋ったー」

女の子「あっ!!ず、ズルイです!!」

男「…何か俺も小学生みたいだな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/10(木) 23:30:31.91 ID:10iNtkQ0<>裸体うp<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/11(金) 00:47:00.25 ID:VqFRouQo<>友達の妹とかウラヤマシイ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 08:30:22.66 ID:uRtcmnU0<>モウネ…コノ書いてる奴はダメダ…



男「とにかく、そんなツンツンするなよー」

女の子「もう知りません」ツーンッ

男「お菓子買ってやるから」

女の子「私はそんな物に釣られませんよ」ツーンッ

男「ジュースも付けるぜ!!」

女の子「…」ツーンッ

男「更に何とケーキも!!」

女の子「…!!」ピクッ

男「そして俺も付いてくるんだぜ!!」

女の子「それはいらないです」

男「…おい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 08:33:27.71 ID:uRtcmnU0<>男「俺がいらないってどういう事だ」

女の子「言葉のままの意味です」

男「最高の特典だろ!!」

女の子「どうでしょう」

男「だって、俺だぜ?」

女の子「何故そこまで自信があるのか理解出来ません」

男「まぁまぁ、とにかく機嫌直せよ」

女の子「…もともと怒っていませんよ」

男「そうか?それならいいんだけどさ」

女の子(…話を逸らされてしまいました)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 08:36:30.91 ID:uRtcmnU0<>女の子「それで、お菓子はどこですか?」

男「え?」

女の子「いただけるのでは?」

男「あぁ、その話ね…今店開いてないし」

女の子「…騙されました」

男「いやいやいや!!今は無理ってだけで、開いたら買ってやるから」

女の子「…本当ですね?」

男「あぁ、約束だ」

女の子「よろしくお願いします」

男(こいつの菓子への執念もすげぇな…気を付けねぇと)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 08:42:22.70 ID:uRtcmnU0<>男「そんじゃ、明日は朝早くなるからさっさと寝ろ」

女の子「あなたはどうするのですか?」

男「俺はまだ眠くないから適当に時間潰すよ」

女の子「…」

男「最近はよく寝てたし、寝過ぎたくらいだな、全然眠く無いぜ」

女の子「そうですか」

男「おう」

女の子「では私も寝ないです」

男「…は?」

女の子「寝ないです」

男「…明日辛いぞ」

女の子「大丈夫ですよ」

男「…まぁ、いいんだけどさ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 08:45:41.23 ID:uRtcmnU0<>女の子「本当に活動時間の長い人ですね」

男「んー…何か寝るのってもったいないと思わないか?」

女の子「はい?」

男「だってさ、寝てる間は意識無いんだぜ?」

女の子「そうですね」

男「その間に面白い事が起きてたら、もったいないだろ?」

女の子「そんな事気にしていたら寝れないじゃないですか」

男「…ですよねー」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 08:48:43.98 ID:uRtcmnU0<>男「まぁ、夢見たりすると面白いが」

女の子「そうですね」

男「もしかしたらエロいやつかも知れん」

女の子「…やはりそこ基準なのですね」

男「仕方ないじゃん!!そういう展開無いし!!」

女の子「安心してください、これから先もまったく無いですから」

男「何が安心なんだよー!!」

女の子「私が、ですね」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 08:52:00.22 ID:uRtcmnU0<>男「やっぱりエロいのは大事だと思うんだ」

女の子「えっちなのはいけないと思いますという名言がありまして…」

男「うっせ!!そんな言葉知るか!!」

女の子「…」

男「とにかく、そういうのが足りない訳だ」

女の子「前にもそのような話をしていた気が…」

男「あぁ、だが俺は大変な事実に気付いてしまったんだ」

女の子「何ですか?」

男「お前じゃ正直力不足…」

女の子「…」シャッ

男「ぬぐぁっ!!」ドスッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 08:57:15.06 ID:uRtcmnU0<>男「い、いい右ストレートだ…」

女の子「本当に失礼な事を言うの得意ですね」

男「本当の事を言っただけだぜ!!」

女の子「どうやらもう一度教えて欲しいようですね」スッ

男「ま、待て!!落ち着け!!俺の話を聞け!!マジで待ってくれ!!」

女の子「…」

男「ゆっくり、落ち着いて、その腕を下ろすんだ」

女の子「はい」シュッ

男「ぬぎゃぁっ!!」ドカッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 08:59:24.22 ID:uRtcmnU0<>男「な、何故…」

女の子「下ろせと言われたので」

男「振り下ろせなんて誰も言ってねぇだろ!!」

女の子「すみません、意味を間違えてしまいました」

男「絶対ワザとだろこいつ…」

女の子「それで、何の話だったでしょうか?」

男「ん?あぁ…えーっと…なんだっけ?」

女の子「…少々強くやり過ぎてしまいましたか」

男「別に今ので記憶が飛んだとかじゃねーよ!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 09:05:06.17 ID:uRtcmnU0<>男「そうそう、エロの話だったか」

女の子「…思い出してしまいましたか」

男「大事な事だからな!!」

女の子「これはやはりもう一度忘れていただくしか…」スッ

男「ちょ!!ま、待て!!まさかまた!?」

女の子「忘れていただくにはこれしか無いので」

男「わ、忘れる!!忘れるから許して!!」

女の子「本当ですか?」

男「あぁ!!だからその腕を…えーっと…収めろ!!」

女の子「はい」ブンッ

男「ぐほぁっ!!」バキィッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 09:13:46.05 ID:uRtcmnU0<>男「ど、どうして…」

女の子「納めろと言われたので」

男「字が違うんだよ!!」

女の子「申し訳無いです」

男「絶対申し訳無く思ってないだろ…」

女の子「それで、何の話だったでしょうか?」

男「…もういいよ」

女の子「そうですか」

男(これ以上は命の危険が危ないからな…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 09:17:48.15 ID:uRtcmnU0<>女の子「…」ウトウト

男「ん?」

女の子「…」フラーッ

男「お、おい?」ガシッ

女の子「…あら?」

男「大丈夫か?」

女の子「はい、すみません」

男「…お前、やっぱり眠いんじゃね?」

女の子「大丈夫です、まだ起きていられます」

男「いや、もう限界だろ」

女の子「まだやれます、まだやれます」

男「…」

女の子「大事な事なので」

男「…マジで限界だろ?」

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 09:21:20.77 ID:uRtcmnU0<>男「無理しないで、さっさと寝ろ」

女の子「寝ていいのですか?」

男「いや、いいだろ、別に」

女の子「寂しく無いですか?」

男「俺はどういうキャラ付けなんだ…?」

女の子「…そういう意味では無かったのですが」

男「ん?」

女の子「もういいです…」

男「とにかく、寝なさい」

女の子「…わかりました」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 09:23:46.15 ID:uRtcmnU0<>女の子「では、向こうの車に戻ります」

男「送ってく」

女の子「一人でも大丈夫ですよ?」

男「もう夜だし危ないだろ、いいから送ってく」

女の子「…」

男「それに、一人で辿り着けるか心配だし」

女の子「…そちらの心配の方が多いですよね?」

男「もちろん」

女の子「はぁ…少し嬉しかったのですが…」

男「ん?何が?」

女の子「何でも無いです、行きましょう?」

男「おう!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 09:27:15.12 ID:uRtcmnU0<>男「歩けるか?」

女の子「はいー…」フラフラ

男「…真っ直ぐ歩けてねぇ」

女の子「真っ直ぐですよー…」フラフラ

男「転ぶぞ」

女の子「大丈夫ー…きゃっ」コケッ

男「おっと」トサッ

女の子「…」

男「言った瞬間か…大丈夫か?」

女の子「は、はい…申し訳無いです…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 09:32:55.53 ID:uRtcmnU0<>男「やっぱ歩けてねーじゃん」

女の子「眠気で前がよく見えないです」

男「仕方ねーなー…ほれ」スッ

女の子「?」

男「おんぶしてやるから、乗れ」

女の子「えと…」

男「それとも抱っこの方がいいか?お姫様的な」

女の子「い、嫌ですよ!!」

男「そんじゃおんぶな、早く乗れ」

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 09:36:04.76 ID:uRtcmnU0<>女の子「失礼します…」トサッ

男「おう、ちゃんと掴まれよー」

女の子「はい…」ギュッ

男「よっし、そんじゃ行くぞー」

女の子「よろしくお願いします…」

男「でっていう!!」

女の子「…言うと思いました」

男「先読みされた…だと?」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 09:43:30.42 ID:uRtcmnU0<>男「乗り心地は?」

女の子「…悪くないです」

男「ははっ、そりゃよかった」

女の子「背中…広いです」

男「お前が小さいだけだろ」

女の子「…」ギューッ

男「ぐえっ!!首!!首が絞まる!!」

女の子「私は小さく無いです…」

男「わ、わかった!!俺が悪かったから離してくださいお願いします!!」

女の子「…」スッ

男「こ、この状態じゃ危険な発言だったぜ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 09:46:15.77 ID:uRtcmnU0<>女の子「…」

男(…寝たか?)

女の子「…あの」

男「ん?まだ起きてたか」

女の子「はい…」

男「んで?どうした?」

女の子「…こちらを向かないで聞いてください」

男「は?まぁいいけど」

女の子「…」

男(なんなんだ?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 09:48:52.45 ID:uRtcmnU0<>男「おーい?どうした?」

女の子「えと…ですね」

男「おう」

女の子「ありがとうございます…」

男「ん?あぁ、これか…まぁ気にすんな」

女の子「…」

男「俺がやりたくてやってるんだし、それに」

女の子「…ですよ」

男「ん?」

女の子「大好き…ですよ」

男「!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 09:51:11.54 ID:uRtcmnU0<>男「お、お前!?今なんて!?」

女の子「…」

男「あれ…?おーい?」

女の子「…」

男「もしもーし」

女の子「…」スー、スー

男「…寝たのか」

男「そんなに眠かったのか」

男「無理しやがって…まったく」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 09:54:05.83 ID:uRtcmnU0<>男(しかし…)

男(さっきの言葉、どういう意味だ?)

男(意味深な事言って寝やがって…)

男(どういう意味での大好きなのか…)

男(…いやいや、まさか)

男(俺の聞き間違いだったのかも知れん)

男(大吾朗とか、言ってたのかな、うん)

男(…ねぇな)

男(何なんだまったく…)

男(気にしてる俺がキモイ件…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 09:57:10.84 ID:uRtcmnU0<>男(…)

男(寝ぼけてた)

男(うん、これだ)

男(寝ぼけて変な事言ったんだな、たぶん)

男(それしか考えられないよな)

男(…無理矢理納得してみたが)

男(やっぱり気になるよぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!)

男(何で俺が悩まなきゃいけないんだ…)

男(はぁ…本当に訳わかんねー奴だ)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 10:00:26.94 ID:uRtcmnU0<>男(起きてくれないかな…)

男(それでさっきの言葉を説明してくれ…)

男(…いや、やっぱ起きないでくれ)

男(聞くのが怖くなってきた…)

男(今の関係を壊すのも嫌だし)

男(やっぱ、ずっとこのままの方がいいよな…)

男(それでも…でもさ)

男「…俺も大好きだ馬鹿」

女の子「…」スー、スー

男「聞いて無いだろうけど…な」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 10:02:57.50 ID:uRtcmnU0<>男「やっと到着か…」

男「はぁー…疲れた…いろんな意味で」

男「よ…っと」ガラッ

男「扉開けるのも一苦労だぜ」

男「えーっとあいつは…寝てるか」

男「…マジで床で寝てる」

男「実際見ると変な光景だな…踏まないように気を付けねぇと」

男「さってと、上は起きてるかな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 10:05:28.12 ID:uRtcmnU0<>男「か、階段がちょい辛いぜ…」

男「でも、あたち負けない!!」

男「お邪魔ー」

男「…うっし、寝てるな」

男「ちゃんとスペース空けてくれてたんだな」

男「こいつにしては珍しく気が利いて…」

男「おっと、妙な事言うと後々大変だ」

男「さっさと置いて戻るか…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 10:09:09.73 ID:uRtcmnU0<>男「よっと」トサッ

男「うっし、任務完了」

男「そんじゃ戻ってー…」

男「…」

男(ご褒美くらい貰ってもいいんじゃなかろうか)

男(例えばー…おやすみの…)

男(いやいやいやいや、俺は何を考えてるんだ)

男(ダメに決まってるだろじぇーけー)

男(やっぱ変に意識してんのかな…)

男「はぁ…さっさと戻ろう…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 10:12:40.95 ID:uRtcmnU0<>バイトダバイトダ




男「さってと」

男「とりあえず車に戻るか…」

男「こっちに居るといろいろ考えちゃいそうだしな」

男「それにタバコも結局忘れてきたしな」

男「こっちの奴らはどうせ朝まで起きないだろうし」

男「んー…久しぶりに静かだぜ」

男「…」

男「べ、別に寂しくなんかないんだぜ!!」

男「…」

男「はぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/12(土) 11:59:09.70 ID:pA9XrEDO<>何がもうだめなのだ!?

ばいとがんばれ!!<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 20:23:10.31 ID:uRtcmnU0<>バイトオワタ、ヤッタネ

>>904 プチ家庭教師に疲れてきまして…大丈夫です、ありがとうございます

寝落ちしそうだけど書く…モウコノスレモ終ワリソウ…何モ進展シテナイゲフンゲフン書きます<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/12(土) 20:25:46.45 ID:IN9dr9c0<>>>905
君のお勉強も見てあげようげふげふ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 20:25:52.75 ID:uRtcmnU0<>男「んーっと」

男「あったあった、っと」

男「ふー…疲れた…」カチッ

男「まったく…今日は妙な奴らに出会ったなー…」

男「まぁ、あいつが楽しそうだからいいんだけどさ」

男「それでもチキンな俺としてはつい気を遣ってしまうぜ」

男「…まぁ、全然だけど」

男「はぁ…嫌んなるね、まったく」

男「あまり目立ちたくないってのに…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 20:29:23.40 ID:uRtcmnU0<>>>906 保健体育ですねわかりまイヤナンデモナイデスヤメアッー



男「っても、心配無いか」

男「どうせ道路が直ればお別れなんだ」

男「だったら、付き合ってみるのも悪くないってもんだぜ」

男「…あいつの寂しそうな顔は見たくないけどな」

男「いつもいつもあいつは…」

男「少し感情移入し過ぎなんじゃないのか?」

男「…まぁ、気持ちはわかるけどな」

男「言っても治らないだろうし…」

男「慣れてもらうしかないか」

男「…何とも思わないのも悲しいってもんだしな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 20:31:03.04 ID:uRtcmnU0<>男「さてと、何をするかな」

男「…そういや、あいつの」

男「うーん、次の街で行くつもりだし」

男「先に情報だけ集めておくか」

男「んーっと、ケータイケータイ」

男「っと、最新のはー…」カチカチ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 20:34:02.19 ID:uRtcmnU0<>女の子「…」スー、スー

先輩「んー…」ムクッ

先輩「ふあぁー…今何時…」

先輩「ん…あ、もう朝の七時!!」ガバッ

先輩「朝だよー!!」

女の子「!?」ビクッ

先輩「朝だよ起きてー!!」

女の子「な、何事ですか?」

先輩「朝!!」

女の子「そ、そのようですね」

先輩「おはよう!!」

女の子「…おはようございます」

女の子(朝から凄いテンションですね…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 20:36:47.78 ID:uRtcmnU0<>先輩「早く早く!!」

女の子「?」

先輩「下に降りよ!!」

女の子「…着替えはいいのですか?」

先輩「あ!!そういえばパジャマだった!!」

女の子「…」

先輩「着替えるね!!」

女の子「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 20:38:57.85 ID:uRtcmnU0<>先輩「うい!!完了!!」

女の子「では下に降りましょうか」

先輩「おっけー!!」

女の子「…元気ですね」

先輩「朝だから!!」

女の子「そうですか」

女の子(関係無いと思いますけどね…)

先輩「今日も一日張り切ってこー!!」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 20:41:07.82 ID:uRtcmnU0<>先輩「んお?」

後輩「あ、おはようございます」

女の子「おはようございます」

先輩「おはよう!!早起きだね!!」

後輩「はぁ…先輩は朝から元気っすね」

先輩「それが取り得だから!!」

後輩「…その調子で頑張って」

先輩「まっかせてー!!」

女の子「何をしていたのですか?」

後輩「ん、お茶を用意してたんだ」

先輩「用意いいね!!」

後輩「上から元気な声が聞こえたからね…」

女の子「…なるほど」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 20:45:27.88 ID:uRtcmnU0<>後輩「あれ?あの人は?」

先輩「ん?そういえば居ないね」

女の子「おそらく自分の車だと思います」

後輩「そうなの?」

女の子「はい、夜戻っていたので」

後輩「そっか」

先輩「呼ばなきゃ!!」

女の子「私が行きますね」

先輩「私も!!」

後輩「…先輩はいいから」

先輩「どうして!!いいじゃん!!」

後輩「はいはい、お茶入ったよ」

先輩「飲まなきゃ!!」

女の子「…では、行ってきます」

先輩「うん!!気を付けてね!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 20:50:00.52 ID:uRtcmnU0<>男「んーっ…もう朝か」

男「ケータイ、恐ろしい子…」

女の子「おはようございます」コンコン

男「ん?起きたのか」

女の子「はい、起こされました」

男「…あいつか」

女の子「…はい」

男「まったく…まぁいいや、おはよう」

女の子「向こうの車に行きましょう?」

男「…」

女の子「どうしました?」

男「いや、何でも無い、行く」

女の子「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 20:54:48.02 ID:uRtcmnU0<>男「…」

女の子「…」

男「…なぁ」

女の子「はい、何ですか?」

男「どうやってベッドまで戻ったか、覚えてるか?」

女の子「…いえ、覚えていません」

男「そっか」

女の子「運んでくださったのですか?」

男「あぁ、眠そうだったからな、実際途中で寝たい」

女の子「そうでしたか…ありがとうございます」

男「いや…気にすんな」

男(…やっぱ覚えてないか)

男(これじゃあの言葉の意味聞けねぇじゃん)

男(…まぁ、聞きたくないけどな)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 20:59:24.28 ID:uRtcmnU0<>女の子「戻りました」

男「おはようさん」

後輩「あ、おはようございます」

先輩「おっはよー!!」

男「朝から元気なねぇちゃんだな」

先輩「また言われたよ!!」

後輩「…よかったね」

先輩「うん!!」

男「んで?俺は何で呼ばれたんだ?」

女の子「私にはわかりませんが」

先輩「んっとねー…何となく!!」

男「…」

後輩「…すみません」

男「いや…いいんだけどさ…なぁ?」

女の子「私に振らないでください」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 21:03:13.88 ID:uRtcmnU0<>後輩「と、とりあえずお茶飲みますか?」

男「…またか」

後輩「うっ…」

女の子「飲みますよね?」

男「お前は飲みたいか?」

女の子「はい」

男「そんじゃご馳走になるかな」

後輩「そ、それじゃぁ準備しますね!!」

男「おう、よろしく」

先輩「今日のは特に美味しいよー!!」

男「…お前、毎日それ言ってないだろうな?」

先輩「何でわかったの!?」

男「…」

後輩「本当…ごめんなさい…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 21:07:50.93 ID:uRtcmnU0<>後輩「どうぞ」

男「あんがと」

女の子「いただきます」

男「そういや、道路どうなったんかね?」

後輩「そういえばまだ情報集めて無かった…」

先輩「流石にもう通れるんじゃない?」

後輩「というか、通れないと明日の講義が…」

女の子「私も早く移動したいです」

男「うーん、とりあえず茶飲み終わったら情報収集してみるか」

女の子「賛成です」

後輩「そうですね」

先輩「じゃんじゃん集めちゃうよー!!」

男「…」

後輩「先輩は大人しくしててね」

先輩「どうして?」

後輩「えーっと…」

男「体力温存しとけ、今晩は激しいぞ」

先輩「本当!?わかった!!」

後輩「ちょ、何を言って…」

男「本当だよ」

後輩「え…?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 21:12:35.46 ID:uRtcmnU0<>後輩「どういう事ですか…?」

男「今日の天気予報をケータイで見たんだがな?」

後輩「?」

男「この辺りは今晩、台風直撃らしい」

後輩「本当ですか!?」

男「あぁ」

後輩「それは…まずいですね」

男「だな」

先輩「何がまずいの?お茶?」

後輩「先輩は黙ってて」

先輩「失礼な発言!!お茶投げつけるよ!?」

後輩「何で!?」

先輩「言ってみたかっただけ!!」

後輩「…熱いからやめて」

先輩「わかった!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 21:19:01.06 ID:uRtcmnU0<>女の子「どうしました?」

男「いや、今晩台風来るみたいなんだよ」

女の子「そういえば、雨嫌いでしたね」

男「そうなんだが…それだけじゃ無いんだよな」

後輩「えぇ…」

女の子「?」

男「こういう道路は、雨量が多いと止まりやすいんだよ」

女の子「!!」

後輩「だから台風が来ると下手すれば通行止め…」

男「さらに工事が終わってなければ延期…いつまで足止めされるかわからんな」

女の子「そんな…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 21:21:55.66 ID:uRtcmnU0<>女の子「…」ズーンッ

後輩「え、えっと…大丈夫だよ!!何とかなるって!!」

男「まだ工事が終わってないって決まった訳でも無いしな」

女の子「そ、そうですよね、もう終わっているかもしれません」

男「あぁ」

女の子「早く情報収集に行きましょう!!」

男「おう、行くか」

後輩「…」

先輩「ん?ん?もう行くの?出発?」

後輩「先輩…何を聞いてたんすか…」

先輩「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 21:28:05.52 ID:uRtcmnU0<>後輩「あの」コソコソ

男「ん?どうした?」コソコソ

後輩「あの子、何か焦ってませんか?」コソコソ

女の子「…」

男「あぁ、早く次の街に行きたいだけだよ」コソコソ

後輩「それにしては…」コソコソ

男「いつも急ぐ必要は無いって言ってるんだけどなー…」コソコソ

後輩「…」

男「まぁあいつが早く行きたいってんならそうするのが俺だ、何も変わんねーよ」コソコソ

後輩「…そうですか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 21:32:25.86 ID:uRtcmnU0<>女の子「どこで情報を集めるんですか?」

後輩「えっと、昨日は食堂の人に聞いたんだ」

男「そんじゃ、今日も聞けるかもしれないな」

先輩「ついでにご飯も食べちゃおー!!」

女の子「賛成です」

男「…腹減ってるのか?」

女の子「少し」

男「お前の少しはアテにならないからなぁ…」

後輩「あの量を一人で食べますからね…」

女の子「…本当に少しですよ」

男「わかったわかった、わかったから不貞腐れるな」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 21:35:31.25 ID:uRtcmnU0<>シマッタ、ゴ飯食ベルノ忘レテタ、盲点ダ、食ベテコヨウ…マーボー




男「んじゃ、俺は注文のついでに聞き込み行ってくる」

女の子「お願いします」

後輩「僕も行きます」

男「頼む」

後輩「はい」

先輩「私ねー、ラーメン食べたい!!」

後輩「またラーメンっすか…」

先輩「気に入ったの!!」

後輩「どうせ全部食べないくせに…」

先輩「今日はいけそうな気がする!!」

後輩「…期待しないでおきます」

先輩「…あれ?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2010/06/12(土) 22:03:24.65 ID:Wac97IA0<>次スレはー?
ということで、テンプレアドレス部案を。
変更点
一番最初のニュース速報VIPのころのログがunkarにあったからそれを追加。
「そのに」のログも同様にあったので変更。
従って、更新されていない7xは必要ないと判断して削除。
また、パー速・製作速報は落ちたスレをhtmlに変換してくださるのでhtmlの方のアドレスにした。

_____________
男「後部座席に違和感が…」 製作道路10号線(仮)


(登場人物とか)
(現在は大体この方々でお送りしております)
実質12スレ目

前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1272723935/

過去スレ
http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1269/12694/1269483693.html
http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1267/12672/1267287814.html
http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1265/12654/1265471429.html
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/kako/1264/12643/1264344267.html
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/kako/1263/12636/1263628749.html
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/kako/1262/12623/1262343208.html
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/kako/1261/12616/1261634198.html
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/kako/1260/12600/1260027619.html
http://www.unkar.org/read/yutori7.2ch.net/news4vip/1259540853
http://www.unkar.org/read/yutori7.2ch.net/news4vip/1259425673<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 22:59:45.32 ID:uRtcmnU0<>>>926 テンプレアドレス部案まで読んだ!!…冗談ですごめんなさいありがとうございます

いつも助けられてばかりで情けないです…次回カラ本気出シマス

この調子だと本当にいつ終わるのか…オチ考えないと…メンドゲフンゲフン

とにかく明日のバイトまでには埋めたい…キリ良く出来るかな…書きます…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 23:02:20.39 ID:uRtcmnU0<>男「んで?お前は何を食べるんだ?」

女の子「私もラーメンを」

男「は?」

女の子「…美味しそうでしたので」

男「…やっぱり食いたかったんじゃねーか」

女の子「…」

男「まったく、あの時素直に言ってれば」

女の子「…ごめんなさい」

男「あ、謝るなよ…謝る事じゃないだろ」

女の子「…」

男「とにかく、ラーメンな?」

女の子「はい」

男「んじゃ、席取りよろしく」

女の子「了解です」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 23:05:20.41 ID:uRtcmnU0<>男(やっぱり昨日の事、少し気にしてんのかなー)

男(あいつにしては珍しいな…)

男(次の日も引きずるなんて…)

後輩「あの?」

男「ん?あぁ、何だ?」

後輩「順番ですよ」

男「おっと、そうか…悪いな」

後輩「…」

後輩(考え事かな…?)

後輩(今回は何だろう?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 23:07:13.33 ID:uRtcmnU0<>男「そういや、お前は何にするんだ?」

後輩「とりあえずー…」

男「ラーメン、四つ」

店員「はーい」

後輩「え!?」

男「決めるの遅せー」

後輩「だって…」

男「もう皆で仲良くラーメン食おうぜ」

後輩「…いいですけど」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 23:13:58.43 ID:uRtcmnU0<>男「っと、情報収集も忘れずにしないとな」

後輩「そうですね」

男「忘れると、うるさい奴が一人居るし…」

後輩「…」

男「すんませーん」

店員「はいはい?」

男「この先の工事の事聞きたいんですけど」

店員「あー、あれねー」

男「何か進展ありました?」

店員「それが実はー…」

男「…は?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 23:18:38.73 ID:uRtcmnU0<>女の子「遅いですね」

先輩「私を待たせるなんてダメな後輩ね」

女の子「混んでいますし、仕方ないですね」

先輩「でも後で罰を与えなきゃ!!」

女の子「…程々にしてくださいね」

先輩「任せて!!」

女の子(…心配です)

男「お待たせ」

後輩「持って来たよ」

先輩「ラーメンー!!」

女の子(…どうやら怒りは忘れたようですね、よかったです)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 23:22:10.09 ID:uRtcmnU0<>男「いたーだー」

女の子「…きます」

先輩「美味しいー!!」

後輩「その台詞何度目?しかも同じ料理で…」

先輩「何度目でもいいじゃん!!美味しいんだから!!」

後輩「…そっすね」

女の子「美味しいですね」

男「…」

女の子「?」

男「…」

女の子「あの?」

男「ん?何だ?」

女の子「…美味しいですね」

男「ん?あぁ…そうだな…」

女の子「…まだ食べて無いじゃないですか」

男「…そうだったな」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 23:24:47.50 ID:uRtcmnU0<>女の子「どうしたのですか?」

男「ん…何が」

女の子「元気無いです」

男「…まぁ、な」

女の子「何かありました?」

男「あぁ…怒らないで聞いてくれるか?」

女の子「はい」

男「実はな…」

女の子「…」

男「俺のチャーシュー、お前のより一回り小さい!!」

女の子「…はい?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 23:27:17.19 ID:uRtcmnU0<>男「ほら!!見てみろこれ!!」

女の子「確かに少し小さいですね」

男「だろ!?」

女の子「それで落ち込んでいたのですか?」

男「おう…悔しいぜ…」

女の子「…」

男「こんなんじゃ満足できねーぜ!!」

女の子「交換します?」

男「いいのか!?」

女の子「はい」

男「さんきゅー!!」

女の子(もう少し…深刻な悩みかと思いましたが)

女の子(この人にそんな物は無かったです)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 23:30:32.85 ID:uRtcmnU0<>男「大きいチャーシューげっと!!」

女の子「おめでとうございます」

男「お前のおかげだ!!ありがとう!!」

女の子「…私は何もしていませんけど」

先輩「いいなー、大きなチャーシュー」

後輩「僕のはあげませんよ」

先輩「何で私が言おうとした事わかったの!?」

後輩「わかりますよ、これくらい」

先輩「そ、相思相愛…」テレテレ

後輩「無いですから、早く食べて」

先輩「…刺してやる」

後輩「何で!?」

先輩「言ってみたかっただけ!!」

後輩「…食事続行して」

先輩「わかった!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 23:33:42.70 ID:uRtcmnU0<>男「あー、そういや工事の件なんだがな?」

女の子「どうでした?」

男「今日の昼頃には終わって、通れるそうだ」

女の子「本当ですか?」

後輩「うん、確定情報だよ」

男「よかったな」

女の子「はい!!」

先輩「嬉しそうだねー」

女の子「早く移動したかったですから」

先輩「そっかそっか」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 23:54:42.99 ID:uRtcmnU0<>後輩「でも、通れるようになったら、さようならなんだよね…」

女の子「あ…」

男「…」

女の子「…」

男「まぁ、仕方ないだろうさ、偶然出会った他人なんだからさ」

女の子「そ、そんな言い方は!!」

男「事実だ、そうだろ?」

女の子「それは…」

後輩「…」

男「まぁ、少しの間だったけど楽しかった…それでいいだろ」

女の子「…そんな言い方、寂しいですよ」

男「…他の言い方がわからなくてな、ごめん」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 23:57:03.93 ID:uRtcmnU0<>男(また泣きそうな顔してやがる)

男(…ごめんな)

男(本当に、どうすればいいかわからないんだよ)

男(だって、何言ったってお前はそういう顔するんだろ?)

男(だったら俺は…)

男「…」ポンッ

女の子「…?」

男「楽しかった、よな」ナデナデ

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/12(土) 23:59:37.60 ID:uRtcmnU0<>女の子(この人はいつもこうです…)

女の子(こうやって言えば、少しでも気が紛れると思って…)

女の子(その事で自分が嫌われるのをわかっていて…)

女の子(自分が嫌われる事、怖くないのでしょうか?)

女の子(…いえ)

女の子(こういう人だからこそ、お話に聞いていたような人生だったのでしょう)

女の子(ですから…)

女の子(これからは、私が傍に…)

先輩「え?何言ってるの?」

男「ん?」

女の子「え?」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:04:00.68 ID:8lby2YU0<>後輩「先輩?」

先輩「え?何?ここで解散なの?」

後輩「解散…て?」

先輩「サークルの集まり」

後輩「いや、そうじゃ無いけど…」

先輩「何だー、じゃぁ全然大丈夫じゃん!!」

後輩「え?」

先輩「家に帰るまでが集まりだよ!!」

男「…俺ら関係無いじゃん」

女の子「…遠足のノリですね」

後輩「…つか、先輩はどうせ僕の家でしょ?」

先輩「そうだけどね!!」

後輩「はぁ…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:06:20.78 ID:8lby2YU0<>先輩「いいじゃんいいじゃん!!皆で行こうよー!!」

男「そう言われてもな、俺らにも目的が…」

先輩「こっち口って事は、隣町行くんでしょ?」

男「まぁ、一応の目的地はそうだな」

先輩「私達もそこ目指してるの!!」

男「なっ…!?」

女の子「本当なのですか?」

後輩「うん…まぁ」

男「…マジかよ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:08:18.70 ID:8lby2YU0<>先輩「つまりー、二組とも同じ所目指してるって事!!」

男「…」

先輩「だから一緒に行こうー!!」

男「いや、でもな?こっちにも車があって…」

先輩「大丈夫大丈夫!!後ろ付いてくればいいだけだし!!」

男「…」

先輩「黙って私について来なさいー!!」

後輩「運転するの僕なんだけど」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:11:36.62 ID:8lby2YU0<>先輩「ね!!ね!!いいでしょいいでしょ!?」

男「そう…言われてもな」

先輩「ついでに街中案内もしてあげるからさー!!」

男「うーん、いや、お前が言っても…」

後輩「僕もいいですよ」

男「んな!?」

後輩「お二人とはもう少しお話したいから」

男(ま、まさかこいつまで乗ってくるとは…)

男「お前は…聞かなくてもわかってるか」

女の子「…」コクンッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:14:29.26 ID:8lby2YU0<>先輩「満場一致!!」

後輩「いや、まだだから」

先輩「あれ?」

後輩「どうですか?」

男「…」

男(こいつは…まずいな)

男(これ以上関わるとろくな事にならないぜ)

男(それに、こいつも…)

男(これ以上、引きずらせたく無いよな…)

男(だが…なぁ)

男「なぁ」

女の子「はい」

男「…どうしても、か?」

女の子「…」コクンッ

男「…そっか」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:16:37.11 ID:8lby2YU0<>男「仕方ねぇな…お前がそこまで言うなら、わかったよ」

後輩「それでは…」

男「あぁ、街案内よろしくな」

先輩「やったー!!」

男「はぁ…どうしてこうなるかね…」

先輩「これからもよろしくね!!」

女の子「よろしくお願いします」

後輩「よろしく」

男「あぁ…よろしく、な」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:20:58.75 ID:8lby2YU0<>男「そんじゃ、まずは昼まで何するかだが…」

後輩「出発の準備なんて無いですしね」

男「うーん…お前、何かあるか?」

女の子「とりあえず、ケーキを食べたいです」

男「…そういや昨日約束しちまったな」

女の子「しました」

男「おっけー…ちょっと待ってろ」

女の子「お願いします」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:22:56.42 ID:8lby2YU0<>男「昨日と同じのでいいのか?」

女の子「はい」

男「わかった」

先輩「ケーキ、いいなぁ」

後輩「先輩はそれ食べ終わらないと無いですよ」

先輩「どうして!?」

後輩「残してデザートなんて、僕が許さない」

先輩「だ、大丈夫!!ちゃんと食べるよ!!」

後輩「それじゃ早く」

先輩「う、うん…!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:26:46.07 ID:8lby2YU0<>先輩「…」ズゾゾゾゾ

女の子「大丈夫ですか?」

先輩「う、うん、まだまだ食べれるよー!!」

女の子「無茶しないでくださいね」

先輩「ケーキの為だもん!!頑張る!!」ズゾゾゾゾ

後輩「…」

後輩(悪い事しちゃったかな…)

後輩(いや!!このままじゃいつもと同じだ!!)

後輩(時には厳しくしないとね!!うん!!)

後輩(だからこれでいいんだ!!たぶん!!)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:31:35.90 ID:8lby2YU0<>先輩「もう限界…」

後輩「まだ半分じゃないですか…」

先輩「何でこんなに多いのー…」

後輩(むしろ少ない方だと思うけど…)

先輩「うぅー…」

女の子「もうやめた方が…」

先輩「やだ!!ケーキ食べたいもん!!」

女の子「ですが…」

先輩「絶対食べるのー!!」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:35:19.00 ID:8lby2YU0<>後輩(どんどん悪い気がしてきた…)

後輩(先輩、こんなに頑張って…)

後輩(本当にこれでよかったのかな…)

後輩(でも、いつまでも甘やかす訳にはいかないし…)

後輩(ここは心を鬼にしないとダメだ!!)

後輩「食べるなら早くしてくださいよ」

先輩「わ、わかってるもん!!」

後輩(あー!!何でこんな言い方しか出来ないんだ…)

女の子(何故か後輩さんの方が苦しそうな顔してますね)

女の子(どうしたのでしょうか?)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:38:17.96 ID:8lby2YU0<>先輩「…」

女の子「完全に止まってしまいましたね…」

後輩「もう限界かな?」

先輩「まだ!!まだ食べれる!!」

後輩「…そっすか」

先輩「見てなさいよー…私だって出来るんだもん…」

後輩「が、頑張ってください」

先輩「…」ズゾゾ

女の子「また進みましたね」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:40:49.95 ID:8lby2YU0<>先輩「…」ゾゾ

女の子「完璧にペース落ちてますね…」

後輩「ね、ねぇ、もうそろそろ本当にやめた方が…」

先輩「黙ってて!!」

後輩「…」

先輩「食べるんだもん、食べるんだもん!!」

女の子「もう見守るしか無いです」

後輩「そ、そうだね…」

女の子「頑張ってください、先輩さん」

先輩「うん…」ズゾゾゾゾゾゾゾ

後輩(もうこの空気耐えられない…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:43:32.21 ID:8lby2YU0<>男「ほいほい、持ってきたぞー」

先輩「!!」ピクッ

女の子「えと…」

男「ん?どうした?」

女の子「いえ…ありがとうございます」

男「おう」

後輩「…」

先輩「…」ズゾゾ

男「あれ?まだ食ってたのか?」

先輩「うん…ケーキの為」

男「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:45:38.14 ID:8lby2YU0<>男「ケーキならあるぞ?」

先輩「え!?」

後輩「!?」

男「ショートケーキでよかったか?」

先輩「えっと…大好きだけど」

男「そりゃ安心だ、ほれ」コトッ

先輩「…食べていいの?」

男「そりゃお前のなんだから、食っていいに決まってるだろ?」

先輩「や、やったー!!」

後輩「…」

男「あれ?あいつどうしたんだ?」

女の子「実はですね…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:47:38.75 ID:8lby2YU0<>男「何だ、そんな事言ってたのか」

後輩「はい…」

男「はっは、そりゃ悪い事したな」

後輩「いえ、してたのは僕ですから…」

男「そうか?」

先輩「美味しいー!!」

女の子「よかったですね」

先輩「うん!!」

後輩「これでよかったのかなー…」

男「まぁ、頑張ったで賞って所か?」

後輩「…それくらいはあげてもいいかな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:50:12.97 ID:8lby2YU0<>先輩「そっちはどう?」

女の子「はい、こちらも美味しいですよ」

先輩「そっか!!よかったね!!」

女の子「はい」

男「ん、美味しいか?」

女の子「美味しいですよ」

男「そんじゃメモ書き直さないとな」

女の子「…そうですね」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:52:13.68 ID:8lby2YU0<>男「それにしても、本当に評価変わるんだな」

女の子「…」

男「今日は機嫌がいいから美味しいのか?」

女の子「そうですね」

男「そんじゃこれからはお前が美味しく食べれるように飯食う時はご機嫌取りするか」

女の子「しなくていいですよ」

男「そうか?」

女の子「えぇ…昨日が特別なだけですから」

男「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 00:55:10.70 ID:8lby2YU0<>男「味わって食えよー」

先輩「問題無しー!!」

女の子「…」

男「ん?どうした?フォーク止まってるぞ」

女の子「あの、ですね」

男「おう?」

女の子「もっと美味しく食べる方法があるのですよ」

男「本当か?どうするんだ?」

女の子「えと…食べさせていただくと言いますか…」ゴニョゴニョ

男「あ?なんだって?」

女の子「で、ですから…あなたに食べさせていただければ」

男「え?俺に?」

女の子「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 07:47:31.78 ID:8lby2YU0<>寝落チ…デモマケナイ



男「んー…」

女の子「ダメですか?」

男「他に人居るし…」

女の子「いつも居るじゃないですか」

男「でも他の席だろ」

女の子「変わりませんよ」

男(何か今回はアグレッシブだな…)

女の子「…お願いします」

男「あー…うん、わかった、お前には美味しく食べてほしいからな」

女の子「…」

男「フォーク貸してくれ」

女の子「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 07:50:10.42 ID:8lby2YU0<>先輩「あれ?どうしたの?」

後輩「まさか、もう食べれないとか…」

女の子「違います」

後輩「じゃぁどうしてフォークを…」

男「ほれ、口」

女の子「はい」

男「ケーキを相手の口へシュゥゥゥゥー!!」

女の子「…エキサイティンです」パクッ

先輩「!!」

男「うまいか?」

女の子「はい、とても」

男「そうか、よかったな」

後輩「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 07:52:51.98 ID:8lby2YU0<>後輩「ら、ラブラブっすね」

男「まぁな!!」

女の子「…」

先輩「い…い…」

後輩「ん?先輩?」

先輩「いいなー!!いいなー!!」

後輩「え?」

先輩「あーんだよ?あーん!!」

後輩「まぁ、そうですね…何か違うけど」

先輩「私もあれ、やってほしい!!」

後輩「…僕がやるんですか?」

先輩「もちろん!!」

後輩「…辞退します」

先輩「えー!?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 07:58:27.44 ID:8lby2YU0<>先輩「いいじゃん!!やってよ!!」

後輩「嫌だ!!」

先輩「どうして!!」

後輩「は、恥ずかしい!!」

先輩「気にしなければいいじゃん!!」

後輩「気にするに決まってる!!」

先輩「やってよー!!」

後輩「絶対嫌だ!!」

男「おーおー、朝から痴話喧嘩かー」

女の子「茶化さないであげてください」

男「へいへい…ほれ、次」

女の子「はい」パクッ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:02:31.34 ID:8lby2YU0<>先輩「やってやってやってやってやってー!!」

後輩「駄々こねて無いで、早く食べて」

先輩「やってくれるまで食べないー!!」

後輩「じゃぁもう終わりだね」

先輩「…」

後輩「片付けましょう」

先輩「や、ヤダ!!まだ食べる!!」

後輩「それじゃぁ早く食べて」

先輩「うー…」

男「食わせてやればいいじゃん」

後輩「む、無理ですよ、僕は…」

男「別に恥ずかしく無いよ、なぁ?」

女の子「はい」

後輩「…お二人はそうだろうけど、僕は無理ですよ」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:05:41.37 ID:8lby2YU0<>先輩「美味しい…?」

女の子「はい、とても」

先輩「普通に食べるより美味しい?」

女の子「間違いなく」

先輩「いいなー、いいなー」

後輩「…僕の方見ながら言わないで」

先輩「意思表示してるの!!」

後輩「無駄だから、早く食べて」

先輩「冷たい…」

後輩「そういうのじゃ無いから」

男「大変だな、色男」

女の子「…ですから、茶化さないであげてください」

男「おっと、ごめんごめん」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:08:20.71 ID:8lby2YU0<>先輩「食べさせてもらいたい…」

男「何なら、俺がやってやろうか?」

先輩「え?」

男「それが目的なら、な」

先輩「いいの!?」

男「おう、一人も二人も変わらねぇし」

先輩「やったー!!」

女の子「…」ジィーッ

男「ん?どうした?」

女の子「何でも無いですよ」プイッ

男「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:12:17.09 ID:8lby2YU0<>男「おーい?」

女の子「…」

男「こっち向けぃ」

女の子「嫌です」

男「もう食べないのか?」

女の子「自分で食べるのでいいです」

男「は?」

女の子「あなたは先輩さんに食べさせて差し上げるので急がしそうですし」

男「あ?」

女の子「ですので、私は自分で食べます」

男「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:15:58.38 ID:8lby2YU0<>後輩「どうしたんですか…?」

男「ヘソを曲げちまった」

後輩「え?」

男「どうやら先輩に食べさせるのが気に食わんらしい」

後輩「…」

男「嫉妬なんて、可愛いなーお前はー」ナデナデ

女の子「そ、そんなんじゃ無いです!!」

男「はっはっは、またまたー」ナデナデ

女の子「撫でないでくださいー…」

男「まぁまぁ、落ち着けってー」ナデナデ

女の子「あぅ…」

後輩(何だかんだ言って、手懐けてるなぁ…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:22:31.26 ID:8lby2YU0<>女の子「ふ、ぁ…」コロコロ

男「お前は本当、気持ち良さそうな顔するなー」ナデナデ

女の子「してませんー…」

男「そうか?」ナデナデ

女の子「もうやめてくださいー…」

男「逃げりゃいいじゃん」ナデナデ

女の子「動けないのですー…」

男「どうして?」ナデナデ

女の子「わかりませんよ…」

男「ふーん?」ナデナデ

女の子「…わかっていて聞くなんてズルイです」

男「何の話だ?」ナデナデ

女の子「何でも無いです、早くやめてくださいー…」

男「やだねー」ナデナデ

女の子「ん、やぁー…」コロコロ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:25:41.42 ID:8lby2YU0<>先輩「なでなでもいいなぁー!!」

女の子「私は早くやめていただきたいのですが…」

先輩「それもセットで付いてくるの?」

男「ん?まぁ、やってほしければ」

先輩「やったー!!」

女の子「…」

男「素直に言わないと本当にやっちゃうぞー?」

女の子「な、何の話ですか」

男「さぁなー」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:29:30.03 ID:8lby2YU0<>先輩「という訳で!!やってもらえる事になったよ!!」

後輩「えぇ!?」

男「何故かそういう事になったぜ」

女の子「…」

後輩「ど、どういう…」

先輩「あんたがやってくれないから!!」

男「だ、そうだ」

後輩「そんな…」

先輩「よろしく!!」

男「おう、任せろ」

後輩「…」

後輩(どうしようか…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:32:22.85 ID:8lby2YU0<>男「一応確認取っておくが」

後輩「?」

男「やってもいいんだな?」

後輩「それは…どういう意味ですか?」

男「自分で考えろ」

後輩「そう言われても…」

男「いいんだな?」

後輩「…」

女の子「私は嫌ですけど…」ボソッ

男「ん?何か言ったか?」

女の子「…いえ、何も」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:35:13.32 ID:8lby2YU0<>後輩「僕は…!!」

男「…」

後輩「その…えぇっと…」

男「ほら」

後輩「え?」

男「フォーク、持て」

後輩「…」

男「まったく、言わなきゃ後悔するだけだっての」

後輩「…すみません」

男「だから謝るなって、お前が悩むのもわかるから」

後輩「…はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:38:17.56 ID:8lby2YU0<>先輩「あれれ?」

後輩「僕が、食べさせるよ」

先輩「本当!?」

後輩「うん」

先輩「やったー!!」

女の子「…」

男「安心か?」

女の子「そ、そんな事思っていません」

男「ははっ、そっか」ナデナデ

女の子「ですから…撫でないでくださいー…」

男「気にすんな」ナデナデ

女の子「…気にしますよ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:41:04.63 ID:8lby2YU0<>後輩「…」

先輩「早く早くー!!」

後輩「わ、わかってるよ」

先輩「わくわく!!」

男「みなぎってるな」

女の子「余程嬉しいのでしょうね」

先輩「まーだー?」

後輩「こ、心の準備が…」

男「何でお前がそんな準備するんだよ」

後輩「…」

男(何でここに居るメンバー全員顔真っ赤なんだよ…俺は正常だが)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:45:54.06 ID:8lby2YU0<>後輩「口、開けて」

先輩「うん!!」

後輩「…」スッ

先輩「いただき!!」パクッ

後輩「あ」

先輩「美味しいー!!」

後輩「…」

男「照れんな、気持ち悪い」

後輩「ひ、酷い…」

女の子「もう少し優しくしてあげてください」

男「保護者じゃ無いんだ、やだね」

女の子「…」

男「とにかく、さっさと全部食わせちまえ」

後輩「は、はい…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:49:06.67 ID:8lby2YU0<>先輩「えへへ…」

後輩「ニヤニヤしないでください」

先輩「だって嬉しいんだもーん!!」

後輩「…はい、次」

先輩「うん!!」パクッ

女の子「先輩さん、とても可愛いと思います」

男「そうか?」

女の子「はい、あなたはどうですか?」

男「んー?お前の方が可愛いと思うぞ?」

女の子「!?」

男「って、言わないと怒るだろう?」

女の子「…何故最後に余計な事を言うのでしょうか」

男「さぁな、照れ隠しなんじゃねーの」

女の子「あなたの事でしょう…?」

男「そういう事は聞かなくていいんだよ」

女の子「…わかりました」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:53:18.38 ID:8lby2YU0<>後輩「はい、最後の一口」

先輩「何かもったいない!!」

後輩「早く食べて」

先輩「でーもー…」

後輩「早くしないと、僕が食べるよ?」

先輩「そ、それはダメ!!」

後輩「それじゃぁ、早く」

先輩「う、うん!!」パクッ

後輩「はい、終わり」

先輩「ごちそうさまー!!」

女の子「ごちそうさまでした」

男「いろいろとごちそうさま」

女の子「…どういう意味かは聞かないですよ」

男「そうしとけ」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:54:53.03 ID:8lby2YU0<>後輩「…」

男「何固まってるんだ」

後輩「いや、ちょっと緊張して…」

男「何で男の方が緊張するんだよ」

後輩「そ、そうですよね…」

男「まっ、よく頑張った方だな」

後輩「…」

男「とりあえず、お疲れ」

後輩「…ありがとうございます」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:57:16.09 ID:8lby2YU0<>先輩「美味しかったー!!」

女の子「そうですね」

先輩「食べさせてもらったし…えへへ」

女の子「よかったですね」

先輩「うん!!」

女の子「本当…よかったです」

先輩「?」

女の子「何でも無いですよ」

先輩「そう?」

女の子「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 08:59:28.39 ID:8lby2YU0<>男「さて、これからどうすっか」

後輩「まだ昼まで時間はありますね」

女の子「時間を潰す方法は無いでしょうか?」

先輩「んっとねー…」

後輩「先輩は考えないで」

先輩「どうして?」

後輩「嫌な予感しかしないから」

先輩「失礼!!」

男「俺も嫌な予感しかしないぞ?」

女の子「私もです」

先輩「あ、あれあれ?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:22:37.46 ID:8lby2YU0<>男「まぁ、あれだ、とにかく準備だ」

後輩「準備…」

先輩「もう特にする準備も無いよ?」

後輩「だね」

男「…」

女の子「私達も無いですよね?」

男「あーもー!!じゃぁどうしろって!?」

女の子「落ち着いてください」

男「…すまん」

後輩(追い込まれてるなぁ)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:25:50.16 ID:8lby2YU0<>男「もうお前が考えろよー」

女の子「私ですか?」

男「あぁ、そうだ」

女の子「特に何も思い付きません」

男「そこを何とか!!」

女の子「…と言われましても」

男「お前なら何とか出来るはずだ!!」

女の子「とりあえず車に戻りませんか?」

男「ん?あぁ、そうだな、そうするか」

先輩「賛成ー!!」

後輩「それじゃ戻ろう」

男「ナイスアイディアだったぜ!!」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:29:07.07 ID:8lby2YU0<>男「そういやお前の車って色々積んであったよな?」

後輩「まぁ、遊び道具なら一式」

男「何かあるかも知れんし、探してみようぜ」

後輩「いいですよ」

先輩「遊びならまっかせてー!!」

女の子「期待しています」

先輩「うん!!」

男(…丸投げしやがったな)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:32:09.37 ID:8lby2YU0<>男「んで?どの辺にしまってあるんだ?」

後輩「えーっと、二階ですね」

男「見て無いぞ?」

後輩「僕が片付けてましたから」

男「そんじゃ案内よろしく」

後輩「わかりました」

先輩「じゃぁ私は楽しみにしながら待ってるよ!!」

後輩「…探すの面倒なだけでしょ」

先輩「うん!!」

後輩「はぁ…」

男「お前も待ってな」

女の子「了解です」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:34:27.10 ID:8lby2YU0<>男「どこだー?」

後輩「この中です」

男「本当、色々あるな」

後輩「先輩がすぐ退屈するんで」

男「ははっ、大変だな」

後輩「はい、本当に…」

男「ちゃんと面倒見てやるんだぞー」

後輩「嫌だ…」

男「どれがいいかなー?」

後輩「トランプはやりましたからねー…」

男「他のにしようぜ」

後輩「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:36:10.95 ID:8lby2YU0<>先輩「まだかなまだかなー!!」

女の子「気長に待ちましょう」

先輩「そんな事じゃすぐに人生終わっちゃうよー!!」

女の子「では探すの手伝いますか?」

先輩「それは面倒だから嫌!!」

女の子「…そうですか」

先輩「うん!!」

女の子「では待ちましょう」

先輩「わかった!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:38:22.00 ID:8lby2YU0<>先輩「ケーキ美味しかったね!!」

女の子「そうですね」

先輩「食べさせてもらったし…嬉しかったなー」

女の子「同感です」

先輩「ねぇねぇ」

女の子「何ですか?」

先輩「やっぱりあの人の事好きなんだよね?」

女の子「!?」ガタッ

先輩「おぉ、わかりやすい反応!!」

女の子「…そんな関係では無いと言いました」

先輩「それとこれは関係無いよー」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:40:30.54 ID:8lby2YU0<>先輩「それで実際どうなのー?」

女の子「な、何がですか?」

先輩「脈アリ?なし?」

女の子「私にはわかりませんよ」

先輩「そっか、大変だね!!」

女の子「…ですから、違うと言ってます」

先輩「またまたー!!」

女の子「うぅ…話を聞いてくださいません…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:43:08.52 ID:8lby2YU0<>女の子「このお話はやめましょう」

先輩「えー!!いいじゃんもっと話そうよー!!」

女の子「私は…」

先輩「何か聞いてるだけで幸せなの」

女の子「?」

先輩「私は、全然だから…」

女の子「先輩さん…」

先輩「だから、二人の事本当に羨ましいって思ってるの、本当だよ?」

女の子「…はい」

先輩「でもそっか…うん、やっぱりこの話終わり!!」

女の子「…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:45:36.81 ID:8lby2YU0<>先輩「今日は私服なんだね!!」

女の子「そうですね…既に私服かどうか怪しいですが」

先輩「どうしてー?」

女の子「普段が普段なので…」

先輩「普段はどんな格好してるの?」

女の子「い、言えませんよ」

先輩「うーん…怪しい!!」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:48:27.57 ID:8lby2YU0<>先輩「言っちゃいなよー!!」

女の子「嫌です」

先輩「気になる気になる!!」

女の子「…」

先輩「後で見せてよー!!」

女の子「えと…機会があれば…」

先輩「わかった!!約束ね!!」

女の子「は、はい…」

女の子(どうしましょう…)

女の子(どうにかしてあの服達は隠し通さなければなりませんね…)<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:51:43.84 ID:8lby2YU0<>先輩「楽しみだなー!!」

女の子「あまり期待しないでください…」

先輩「期待しちゃうよー!!」

女の子「…」

先輩「どんな服かなー!!」

女の子(まさかメイド服や巫女さん服とは言えませんよね…)

先輩「私でも着れるかな?」

女の子「どうでしょう…身長的に厳しそうですが」

先輩「そっかなー…結構差あるもんねー」

女の子「…羨ましいです」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:53:23.86 ID:8lby2YU0<>先輩「温泉の時も言ったけど、すぐに伸びるよー」

女の子「そうだといいのですけれどね…」

先輩「それに胸は育ってるんだしー!!」

女の子「ですから、それは言わないでください!!」

先輩「どうして?」

女の子「恥ずかしいじゃないですか…」

先輩「そうかなー?自信持っていいと思うけど!!」

女の子「…持てませんよ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:55:47.25 ID:8lby2YU0<>先輩「どうやって大きくしてるのー?」

女の子「どう…と言われましても」

先輩「やっぱり揉んでもらってるの!?」

女の子「!?」

先輩「そうなの!?どうなの!?」

女の子「ち、違いますよ!!」

先輩「えー?じゃぁどうやって?」

女の子「知りませんよ…」

先輩「うーん」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 09:58:11.32 ID:8lby2YU0<>先輩「絶対揉んでると思ったのにー」

女の子「…」

先輩「あ!!わかった!!」

女の子「?」

先輩「自分で揉んでるんだ!!」

女の子「そんな事しませんよ!!」

先輩「そんな事ってどんな事?」

女の子「うっ…」

先輩「どんな事かなー!!」

女の子「もうやめてくださいー…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 10:00:15.29 ID:8lby2YU0<>男「…下が騒がしいな」

後輩「そうですね…すみません」

男「だからお前が謝る事じゃねぇって」

後輩「はい…」

男「まったく…っと、なかなか面白そうなのが無いな」

後輩「そうですねー」

男「何かこう…皆で出来るのは…」

後輩「んー…何かあったかな…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 10:02:29.33 ID:8lby2YU0<>男「おぉ?」

後輩「どうしました?」

男「これは…」

後輩「あぁ、それは随分前に家から持ってきた…」

男「これなら全員参加出来るよな?」

後輩「そうですね」

男「よっし、これにしようぜ!!」

後輩「いいですよ、先輩もたぶんやると思うんで」

男「そんじゃ片付けて下行こうぜ」

後輩「はい」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 10:04:23.36 ID:8lby2YU0<>男「待たせたな!!レディーズ!!」

先輩「来たー!!」

女の子「決まりましたか?」

男「おう!!」

後輩「時間掛かっちゃったけど、何とか」

先輩「何かな何かなー!!」

女の子「何にしたのですか?」

男「うむ…これだ!!」バッ

先輩「そ、それは!!」

女の子「…人生ゲーム?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/13(日) 10:08:26.39 ID:8lby2YU0<>ハイ、1000マデヤッテキマシタ…書いてる奴です

ここまで見てくださった方、ありがとうございます

今回はかなりのスローペース…ドウシヨウ、全然話進マナイ…

更新もう少し早くできればと思いますが…予想では遅くなりそうで…申し訳無いです…

最後に妙な事言い始めたけど…ドウシヨウ

そんなこんなで次回に続こうと思います…はい

次回ではアレを再開するかも…どうしよう

では皆様ありがとうございました、書いてる奴でした…<> 1001<><>Over 1000 Thread<>    ´⌒(⌒(⌒`⌒,⌒ヽ
   (()@(ヽノ(@)ノ(ノヽ)
   (o)ゝノ`ー'ゝーヽ-' /8)
   ゝー '_ W   (9)ノ(@)
   「 ̄ ・| 「 ̄ ̄|─-r ヽ
   `、_ノol・__ノ    ノ   【呪いのトンファーパーマン】
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    `ー─┬─ l´-、      完成させても死にます。
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夏「くたばれ!ジジババ!」 @ 2010/06/13(日) 05:34:35.29
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