VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/17(木) 23:16:21.59 ID:mnAQmESO<>短編SSを書いていきます
※禁書目録・超電磁砲以外のSSです
一週間に短編1つか2つペースで書いていきます
自分も書きたいという人がいたら、投下しても構いません
<>短編SS
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/17(木) 23:19:36.84 ID:mlssFMSO<>総合じゃ駄目なの?
総合知らないとか言うなよ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/17(木) 23:22:27.69 ID:mnAQmESO<>>>2
自治スレ化していたので
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/17(木) 23:36:02.68 ID:mJIWQD2o<>まぁ書けや<>
怖い話 1/2<><>2010/06/17(木) 23:47:58.68 ID:mnAQmESO<>
私は都会に住んでいます
都会……人口密度が高く、排気ガスなどでうもれた街
そこに私は住んでいます
私はつい最近、高校を卒業したばかりでした
田舎から離れるという悲しい気持ちと
これから都会に住むというワクワクした気持ち
何か矛盾しているかもしれない
でも、そんなことは気にしない
踏み留まってばかりでは前へは進めない
−都会に住み初めて2ヶ月後
夏のこと
もう夜だ
都会暮らしには慣れてきた
「今日も疲れたなぁ〜〜」
そう、いいながら
服を脱ぎ、風呂場へと向かう
<>
怖い話 2/2<><>2010/06/17(木) 23:48:30.62 ID:mnAQmESO<>
10分後
風呂上がりに、テレビでも見ながら髪を乾かそうかと思い、ドライヤーを持って部屋へ行ってテレビをつける
すると、いきなり怖い女の人の顔どアップ
「怖い話の特集かな」
なんか色がおかしいけど、まあリサイクルショップで安くで買った古いテレビだからしょうがないか
などと思いつつドライヤーをオンにしたらいきなり
電気がバツン!と切れて真っ暗になった。
「あっちゃ〜クーラー入れたままドライヤーは無理があったか」
と思いつつ、テレビの光を頼りにブレーカーの所に行ったら
やっぱりブレーカーが落ちていた
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/17(木) 23:49:42.33 ID:mnAQmESO<>とまあ、こんな風に短編を投下し続けていきたいと思います
今回は少な過ぎました<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/17(木) 23:52:14.37 ID:mJIWQD2o<>これが週一と申すか<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/17(木) 23:54:16.49 ID:mnAQmESO<>>>8
週一はあくまで目安です
短編の長さによっては、より多く書いていくつもりです<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/17(木) 23:57:46.41 ID:AVLmhLI0<>20レスのあるけど投下しよっか?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/17(木) 23:58:37.78 ID:mnAQmESO<>>>10
禁書以外であれば、構いません<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<><>2010/06/18(金) 00:00:51.60 ID:8GLQtC60<>車で移動中
父「…」
母「…」
長男「…」
長女「…」
次男「ぶーーーーーーーーーーーーーーーーんwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<><>2010/06/18(金) 00:01:21.66 ID:8GLQtC60<>父「…」
母「…」
父「良い天気だな…」
母「ええ…」
長男「…」
長女「…」
次男「ぶーーーーーーーーーーーーーーーーんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<><>2010/06/18(金) 00:01:57.76 ID:8GLQtC60<>父「なあ…暁尋(あきひろ)…」
長男(うっわ…俺にふんなよ…)
父「学校は…どうだ…」
長男「…普通」
父「テニス部の活動はどうなんだ?いやーテニスはいいぞー。父さんも若い頃はテニスをやっててなあ…」
母「あなた!暁尋はテニス部辞めたって前言ったじゃないの!」
父「あ…ああ…そうだったな……」
長男「…」
長女「…」
次男「ぶーーーーーーーーーーーーんwwwwwwwwwwwwwwのびるのびるwwwwwwwwwwwwぐんぐんのびるwwwwwwwwwwwwwwwwww」
<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<><>2010/06/18(金) 00:02:32.80 ID:8GLQtC60<>父「…」
母「…」
が〜んばっていこおーーーーー♪すこーしだーけー♪がーーーーん
ぴっ!
長女「あ!まみりーん!元気してる〜wwwwwwwwww
え?カラオケ?え…えーと…行きたいのはヤマヤマなんだけど今家族でお出かけで…
ばっ!そんなんじゃねえよ!!!嫌々だよwwww嫌々wwwwwwwwwwww
うん…じゃあ!また誘ってねえ〜〜〜〜〜」
ぴっ!
父「…」
母「…」
長男「…」
長女「…」
次男「あ!ひこーき!おちろーーーー!!!!ばしゅーんばしゅーんwwwwずきゃーーーーーーんwwwwwwwwwwパパパっパワーアッwwwwwwwwwwww」
<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga忘れ<>2010/06/18(金) 00:03:41.01 ID:8GLQtC60<>父「…」
母「ねえ…まだなの…」
父「ああ…初めて行くところだからな…多分あと30分はかかる…」
母「はあ…わざわざこんな遠出しなくても…」
父「なっ!君が私に任せるって言ったんじゃないか!」
母「こんな遠くまで来るなんて夢にも思いませんでした!
あなた達も帰りたかったら帰っていいのよ!?」
父「そんな言い方ないだろ!?」
長男「…」
長女「…」
次男「ぶーんwwww」<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga忘れ<>2010/06/18(金) 00:04:14.32 ID:8GLQtC60<>そんなこんなで到着
次男「うわーーーーーーーーーしゅげーーーーーーーーー」
きゃっきゃっきゃ
母「あら、いいところじゃあないですか。神楽丸(かぐらまる)もあんなに喜んで…」
父「だろ?空気がおいしいよ!!!」
次男「むしゃむしゃ…まじーーーwwwwwwwwwwww」
母「こらこら、カブト虫を食べちゃいけませんよ」
父「ははは、おーいお前たちもこっちに来い!」
長男「…」←ぼーっと突っ立ってる
長女「…」←日陰で携帯をイジってる
父「…」
母「…」
<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:04:49.76 ID:8GLQtC60<>母「ねえ…あなた…」
父「ああ…わかってる…」
長男におそるおそる近寄る父親…
今こそ希望を胸に!全てを終わらせる時!
父「暁尋!」
長男「…」
父「…暁尋!」
長男「…」
父「聞いてるのか!?暁尋!?」
長男「…」←黙ってうなずく
父「あきひ!」
長男「聞こえてるよ!」
父「…」
長男「…」<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:05:26.67 ID:8GLQtC60<>父「暁尋!」
長男「…」
父「暁尋…」
長男「…」
父「暁尋!」
長男「…」
父「あきひ…」
次男「ぶーーーーーーーーーーーーんwwwwwwwwwwwwww」ダダダダダダダダダダダダダダ
父「わっ!」
長男「うぉ!」
次男「ぶーーーーーーーーーーーーーーーんwwwwwwwwwwwwww」ダダダダダダダダダダダダ
父「…」
長男「…」
<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:05:58.00 ID:8GLQtC60<>川
父「…釣れないな」
長男(晩飯が川で釣った魚て…どこの原住民だよ…)
父「…」
長男(くっそ…黙んなよ…気まずいだろ…)
父「暁尋…お前は…どうだ…?」
長男「いや…」
父「そうか…魚は好きか?」
長男「いや…」
父「友達と…釣りに行ったりはしないのか?」
長男「いや…」
父「そうか…」
長男「…」
父「じゃあ川は…好きか?」
長男(くっそ…黙れよ…)<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:06:28.12 ID:8GLQtC60<>父「う、うおお!」
長男「…」
父「きてる!きてるぞおおおおおおおお!!!!」
長男「…」
父「て、てづだってくれ!!!!あきひろ!!!」
長男「…」
黙って父親の腰に手を当てる暁尋
父「う、うおおおおおおお!!!!ひっぱれ!おーえす!おーえす!」
長男「…」
父「おおきい!!!おおきいぞおおおおおおおおおお…」
長男「…」
ばしゅううううううううううん!!!!!!!
父「はあ…はあ…釣れた…!釣れたぞ!暁尋!」
長男「…」スタスタ
父「…」<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:07:04.60 ID:8GLQtC60<>長男(ああ…だる…早く帰りてえ…)
………
長男(家でケツイしてえ…1.2億でそうなのに…)
……………
長男(縦穴後のランマス地帯どうしよ…3、3で切り返すかな…)
…………………!
長男(ん?さっきから親父の存在感がないような…?)
かっ!
長男「わっ!」
ばしゅううううううううううううううううううううううううん!!!!!!!!!
長男「くうううう…」
ぷしゅううううう……
長男(一体何が…?)<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:07:39.24 ID:8GLQtC60<>父「………!」
長男(!?親父!?違う!?親父じゃない!?今までの親父じゃない!?)
父「暁尋…」
長男(なんてオーラだ…!これが父親の威厳…!)
父「お前…テニス部辞めたって言ってたよな…」
長男「あ、ああ…悪いのかよ…」
父「…父さんもだ」
長男「…は?」
父「父さんもテニス部途中で辞めた」
長男「…」
父「…」
<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:08:16.11 ID:8GLQtC60<>長男「そんな…どうして」
父「練習がきつくてな…顧問の先生も厳しくて一カ月もたなかったよ…」
長男(お、俺といっしょだ…)
父「父さんはな…お前がテニスを始めるって聞いた時嬉しかったんだ…」
長男「…」
父「でも辞めたものはしょうがない…お前が決めたことなんだしな…
でも、これだけは言いたい…」
長男「…」
父「これから先もいろんな問題に直面すると思う…母さんが口うるさく小言を言うかもしれない…
だが、自分にだけは嘘をつかないでくれ。思いっきり悩んで、自分の納得いく答えを出してくれ…
他の誰でもない…自分の人生なんだからな…父親として…人生の先輩としてこれだけは言っておきたかった…」
長男「親父…」
次男「おやじーーーーー!!!あきひろぉおぉおーー!!!」ぶーん!
父「む、どうした神楽丸!」
次男「ねえちゃんと母上がケンカしだしたんだよぉwwwwwwwwwwwぽけすてwwwwwwww」
長男「親父…!」
父「ああ…すぐに戻ろう!」
<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:08:58.14 ID:8GLQtC60<>キャンプ場
母「ああ!もう!じゃあさっさと帰りなさい!」
長女「うるさい!!!!!!!もう帰ってやんわよ!!!!!はい!!!!!!!!」
手を差し出す長女
母「…?何…?」
長女「電車賃!!!!!」
母「は!?今月のお小遣いもうあげたでしょ!?」
長女「もう遣った!」
母「はあ!?あげんわよ!!」
長女「ふっざけんなクソババア!!!とっとと金出せ!!!!!!!!!!」
父「…」
長男「…」
次男「おっかねえwwwwwwwwくわばらwwwwwwwwくわばwwwwwwwwwww」<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:09:35.70 ID:8GLQtC60<>母「無駄遣いするからでしょ!?また服買ったの!?」
長女「うるさい!金出せ金出せ!!!!!」
母「もうあなたなんか知りません!絶縁よ!絶縁!」
長女「ああいいわよ!金出さないなら親の存在意義なんてないし!!!!!!」
父「お前ら…よさんか…」
母・長女「「黙ってろ!!!!!!!!!」」
父「…」
次男「ふう…………もう歩きで帰ればいいんじゃないかな?」
長女「ああ!?」
母「そうね、それがいいわ。さすが神楽丸は我が一族始まって以来の天才ね」
長女「…ああそうですか!じゃあ帰るわよ!じゃあね!」
父「ま…待て!明電(めいでん)!!!」
長女「ぐわああああああああああ!!!!!!名前で呼ぶなああああああああああ!!!!!!!」<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:10:24.00 ID:8GLQtC60<>父「な、何を言っている!
これは人気同人STG『HellSinker.』の自機『FOSSIL MAIDEN 』から取った由緒正しき名前なんだぞ!」
長女「知らんわ!こんなDQNネーム付けやがって!!!!!!母さんも何か言ってよ!」
母「あなたとは、絶縁しましたから」つーん
長女「く…」
次男「ア・ワーレwwwwwwwwwwwwア・ワーレwwwwwwwwwwww\(^o^)/フッジサーン」
長女「もう帰るわよ!こんなクソ家族!全員くたばれ!!!!!」
長男(俺もかよ…)
父「待て明電!どうしても見せたいものがある!」
長女「はあ!?」
父「実は今日みんなでキャンプに来たのもこれが目的だったんだ…」
母「…?何?」
長男(親父の…真の目的?)
次男「とーーーーーーーちゃんwwwwwwwwwwwwww」
<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:10:53.40 ID:8GLQtC60<>怪しげな紙と十円玉を出す父親、そして……
父「こっくりさん!!!!こっくりさん!!!!おいでください!!!!!!!!」
母「…」
長男「…」
長女「…」
次男「…」<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:11:27.41 ID:8GLQtC60<>母「あなた…何をやっているの…?」
父「何ってこっくりさんだよ!君も若いころやらなかったか!」
母「いえ…」
父「じゃあ良く見ててくれ!こうやってな!十円玉にに人差し指を乗っけて力を抜くんだ!
そしたら十円玉が自然に動き出してな!止まった文字を繋げればこっくりさんのメッセージだ!」
長男(十円玉が勝手に動く…?そんなばかなことが…)
父「こっくりさん!こっくりさんおいでください!!!!」
長女「あほくさ…私帰る」
\こっくりさん!こっくりさん!おいでください!/
長女(ありえないわよ…ばかみたい)
\こっくりさん!こっくりさん!おいでください!/
長女(そんな非科学的なことあるわけないじゃない)
\こっくりさん!こっくりさん!おいでください!/
長女(早く帰ろ…)
\おおーーー!!!!すげーーーーーー!!!!!ほんとに動いたーーー!/
長女「!?」<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:11:56.90 ID:8GLQtC60<>長男「すげーーーーー!!ほんとに動いた!!!!!」
次男「しゅげーーーーーーーーー!!」
父「よし…最初は『お』だな!」
母「あなた!素敵!」
長男「次、俺がやるよ!親父!」
次男「ずるいぞあきひろぉ!次は僕がやる!」
父「はは、じゃあみんなでやるか」
長女「あ、あのさ!」
父「ん、どうした明電?」
長女「私も…やっていいかな///」
父「ああ!もちろんだとも!」<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:12:24.52 ID:8GLQtC60<>今まさに、こっくりさんを通して家族の思いはひとつになったのであった…
父「こっくりさん!こっくりさん!おいでください!」
母「こっくりさん!こっくりさん!おいでください!」
長男「こっくりさん!こっくりさん!おいでください!」
長女「こっくりさん!こっくりさん!おいでください!」
次男「こっくりさん!こっくりさん!おいでください!」
すすー…
父「次は『わ』!だな!」
長女「やだ!なにこれふしぎ!」<>
父「長期休暇だし家族でキャンプにでも行くか!!」<>saga<>2010/06/18(金) 00:12:59.95 ID:8GLQtC60<>父「こっくりさん!こっくりさん!おいでください!」
母「こっくりさん!こっくりさん!おいでください!」
長男「こっくりさん!こっくりさん!おいでください!」
長女「こっくりさん!こっくりさん!おいでください!」
次男「こっくりさん!こっくりさん!おいでください!」
すすー…
父「次は『り』か!」
母「えーとじゃあ…最初が『お』だったわよね」
長女「次が『わ』で…」
長男「つなげて読むと…?」
おわり
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/18(金) 00:14:03.61 ID:Qyzxmt20<>斬新でよか<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/18(金) 00:15:14.67 ID:kC.OSkSO<>乙です
けっこう和んだ
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/18(金) 00:15:38.24 ID:8GLQtC60<>以上、前VIPで落ちた奴の完成版
VIP中継スレで言ってた長期休暇ネタ
とりあえず、気は済んだ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/18(金) 00:27:33.11 ID:wWT676c0<>>>5>>6
ゾックっときた<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/18(金) 10:13:14.74 ID:04t5L5M0<>禁書・超電磁砲以外のss総合ってあったっけ?
雑談関係用の総合しか見当たらないけれど<>
1です<><>2010/06/18(金) 10:40:23.04 ID:kC.OSkSO<>>>37
禁書・超電磁砲以外のss総合がなかったから建てたのも理由の一つです
まあ、本当の理由は俺が書きたかったからだけなんだけど<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/18(金) 12:52:29.30 ID:KqNqLgDO<>その内利用させて貰いますー<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/18(金) 13:09:25.73 ID:VODDqWko<>>>32
く、糞つまんなかった……<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/18(金) 13:54:08.12 ID:NJknyjA0<>>>40
お前にはまだ早かったのさ、きっと……<>
緊急速報 1/2<>sage saga<>2010/06/18(金) 20:10:46.25 ID:kC.OSkSO<>
朝
日差しが顔にささるようだ
「今日も暖かいな………」
などと思いながら、学校へ行く支度を始める
制服に着替え、一階へとむかう
階段をおり、食卓へむかう
その食卓には母、姉、ばあちゃんが座っていた
俺もその和の中へ入るように椅子へと腰をかける
「いただきます!」
パチッっと手を合わせ、食前の挨拶を済ます
「(朝食は、パンとサラダか………美味そうだな)」
朝食を食べ終える
「ごちそうさまでした!」
「さ〜あて、歯磨きでもするか」
と呟き、洗面所へと足を運ぶ
<>
緊急速報 2/2<>sage saga<>2010/06/18(金) 20:11:23.95 ID:kC.OSkSO<>
歯ブラシを手に取り、歯を磨き始める
ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ
ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ
歯を磨いている途中、ある疑問がふりかかる
「(なんか、この歯ブラシおかしいな…………こんなに磨き心地悪かったっけ?…)」
と思い、歯ブラシを口から取り出し
歯ブラシの臭いをかいだ
クンクン クンクン
「(……………なんか……変な臭いがする………)」
歯ブラシを変えようとしたが、代えがなかったのでそのまま磨くことにした
次の日、朝
新しい歯ブラシを買うことを忘れていた
しょうがないと思いつつ、我慢しながら少し臭い歯ブラシで歯を磨くことにした
そして夕方
突然、ばあちゃんが俺の部屋へ入ってきたんだ
「今日も借りてくよ〜〜」
「えっ!?何を?」
「歯ブラシに決まってるじゃないか………最近、便器が汚くてね………」
「(え…………まさか………)」
【緊急速報】ばあちゃんが俺の歯ブラシで便器を磨いていたことが判明
−end
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/18(金) 20:13:37.67 ID:kC.OSkSO<>
超短編でした
オリジナルSSを書くのがすごく難しいとわかった
<>
じゃあ一体なんなんだ? 1/1<>sage saga<>2010/06/19(土) 18:34:45.97 ID:in0GSoSO<>
俺には、宗教入ってる知人がいるんだ
でも、何の宗教に入っているかは教えてくれない
なんでだろう?
恥ずかしがり屋さんなんだろうか?
別にあいつも俺を知人として見ているんだから教えてくれてもいいのになと俺は思う
もしかして、まだ友好度が少ないのかな………?
そんなことを思いつつ、
今日は、その知人と俺と俺の家族と夕食をとることになったんだ
嬉しいことに知人が肉を持ってきてくれたんだ!
ヤホーーイ!
肉が大好きな俺にはたまんない!
でもね…………おかしなことがある
その焼肉なんだけど、肉が何なのか知人は知らないんだってさ………
気になる………もの凄く気になる………
でもね、一つだけ教えてくれたんだ
肉を知らない知人がこう言った
『人の肉かも、と思って食べたら違った』ってさ
結局何の肉だったんだろ?
−end
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/19(土) 18:36:14.81 ID:in0GSoSO<>今回は何かを改良したものを作りました
次はオリジナルでいきます<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/19(土) 18:38:09.14 ID:in0GSoSO<>これ読んで気付いてくれる人いますかね?
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/19(土) 18:54:50.71 ID:ETX1FAAO<>友達は人の肉を食った経験があるってこっちゃろ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/19(土) 18:58:25.21 ID:Y8xNDH.o<>とあるレストランにイスラム教徒の男が入ってきました。
男は席に着くとビーフカレーを注文しました。
しばらくすると、店員がカレーを持ってきました。
ところが出されたのはビーフカレーではなく、間違えて出されたポークカレーだったのです。
男はポークカレーと気づかずに一口食べると、ギョッとして厨房に向かって叫びました。
「このカレーは何だ!」
「豚肉の味がするぞ!!」<>
果たしては願いを叶えてくれたのか 1/1<>sage saga<>2010/06/20(日) 00:55:15.67 ID:ObEIFoSO<>
早く治らないかな……………
本当に治るのかな……………
治るとしたらいつ?……………
とある病室に一人の少女がいた
その少女は、生まれつき病気をもっており、不治の病という
この不治の病のせいで少女は、ずっと病室で過ごしてきたのだ
そんな少女に一人のお星さまが現れたのだ
そして、お星さまはこう言った
「あなたの願いを叶えてさしあげましょう」
少女は答えた
「早く病気をなおして、早く楽になって、新しい友達たくさんつくって、たくさん遊びたい!!」
「かしこまりました………その願い叶えてさしあげましょう……」
−−その日から十日がたった
その日の翌日に何故か不治の病が治っていたのだ
そして、病室から出れた私はたくさん友達をつくることができた
そして、今現在に至る
でもね………おかしいなことがあるんだ
「私の友達は、すでに死んだ人達ばっかりなんだ…………」
−end
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/20(日) 00:57:13.97 ID:ObEIFoSO<>なぜか超短編ばっかになってしまいます………………
てか、オリジナルSSは人気ないんだね……………<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/20(日) 01:02:10.19 ID:qIejOfko<>レスがつかなくとも、案外見ている人はたくさん居ますよ。
オリジナルSSや小説はどうにもレスがしにくいものなので仕方がないかと。
なかなか良い雰囲気で書かれてるので、楽しみながら読ませてもらってます。めげずに頑張って下さい。
自分もいずれ短編投下に利用させてもらいます。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/20(日) 01:04:10.39 ID:ObEIFoSO<>>>52
なんか、ありがとう
これからも短編頑張って作っていくよ<>
時間は何と共有しているのか 1/1<><>2010/06/20(日) 01:50:13.35 ID:ObEIFoSO<>今−−春
日差しのいい朝、陽気がいい
「私にも早く本当の春が来ますように」
四ヶ月後−−夏
暑い、暑い、暑い、暑い
だ〜〜〜〜〜〜暑い暑い暑い暑い
暑すぎて授業にも集中できないや
部活も汗でびっしょりになるし、嫌になっちゃう
四ヶ月後−−秋
涼しくなってきた
このくらいが1番いいんだよ……このくらいが……
「もう秋なんだ……時間が経つのって早いね」
四ヶ月後−−冬
寒い……凍えて死にそう………
早く春になれ〜〜〜〜!!
四ヶ月後−−冬
あれ!?春じゃないの?
どうしたんだろう?
ただの間違いかな……
四ヶ月後−−冬
寒い寒い!?ってまだ冬!?
何でだろう普通なら夏なのに………でもこの寒さは夏じゃないな
その四ヶ月後も四ヶ月後もずっと冬が続いた………
どうして!?ここ日本なのに?
ちゃんと四季があるのに…………
大陸移動?軸が変わったとか?
いや、違うもしそうだとしたらもっと大変なことになるはずだ
でも、一つだけおかしい所がある
ずっと電車が止まったままなんだ………
でね、終点が今止まっている駅に変更されたんだって………また急にどうしたんだろう?
−end
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/20(日) 02:02:03.42 ID:ObEIFoSO<>読者に聞きます
私(ソフトバンク)の投稿する作品には裏話や事件の真相などを隠しておきました
解説は必要ですか?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/20(日) 02:23:44.42 ID:zKtPAsE0<>今来たけど>>54がどういうことかわかんない(´・ω・`)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/20(日) 07:53:31.21 ID:LWo4/BQo<>ソフトバンクが事件に関わってたとは知らなかった<>
突然どうした? 1/1<><>2010/06/20(日) 07:56:08.57 ID:ObEIFoSO<>
俺は、馬を飼っている
「すげ〜〜んだぜ!じゃじゃ〜〜〜ん、こんなに大きな馬なんだぜ!」
その馬の体長は約2メーター程のとても大きな馬だった
しかも、白色ときた
でも、そんな馬が変なんだ
最初、馬を買った時、大きな虫がついていたのが原因かもしれない
何が変かって
その最初、虫を払ったときから、
ずっと、大きな虫がつくたびに暴走しだすんだ
そして、友達にその様子を見せた
友達がこんなことを口にした
「これは暴走じゃないよ、たださわいでいるだけなんだよ」
−end
<>
もう一人の自分 1/1<><>2010/06/20(日) 09:12:57.36 ID:ObEIFoSO<>
自分が自分だとわからない…………
最近、毎日のように自分の部屋にもう一人の自分が現れるようになった
ドッペルゲンガー………かな?
もう一人の自分
−−朝
今日も、もう一人の自分がいた
もう一人の自分は、自分をずっと見つめている
一言も話さない
驚かそうともしない………
何でだろ?
お化けって人を驚かす為にいるんじゃないの?
自分が話しかけた
すると、もう一人の自分も話しかけてきた
でも、聞こえない………
もう一人の自分は自分の真似ばかりする…………
何なんだ?本当に…………
そして、自分がいなくなると同時に
もう一人の自分も姿を消したのである
−end<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/20(日) 15:07:05.60 ID:XKU9uRo0<>なんか意味が分かると怖い話を見てるみたいで凄く面白い<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/20(日) 17:15:02.49 ID:VWRFDZoo<>「意味がわかると怖いSS、コピペ」ってたまにVIPでスレ立つよな。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/20(日) 19:15:34.32 ID:ObEIFoSO<>裏話、真相についての解説の件についてですが
その作品を投稿した1週間後に解説レスを投稿することにします
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/21(月) 02:40:37.65 ID:hl5RAHwo<>>>58
漢字クイズみたいだな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/21(月) 13:25:57.88 ID:8yztVMAO<>良い感じ
支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/22(火) 00:20:23.42 ID:Cj4gg.AO<>借ります。
<>
生きる死1/3<><>2010/06/22(火) 00:21:24.91 ID:Cj4gg.AO<>「私ね」
暖かい春の日、僕は千春の病室に来ていた。窓を明けると心地よい風が僕と千春の間を吹き抜ける。
「寒くない?閉めよっか?」
「ううん、大丈夫」
言葉をきり、千春は俯き加減で続ける。
「大地くん、私ね」
沈んだ声。あまり聞きたくない話の様だ。
「私、もうすぐ死んじゃうの」
沈黙。吹き抜ける風が僕を何か話せと背中を押す。
「何、言ってんだよ。千春はもうすぐ手術するんだろ?成功するに決まってるじゃないか」
僕は鼻で笑い、千春の言葉を否定する。
「ううん。私、聞いちゃったんだ。お母さんとお父さんと担当のお医者さんが話してるの」<>
生きる死2/3<><>2010/06/22(火) 00:22:06.62 ID:Cj4gg.AO<>−−−−−−−−−−−
「そんな!あの子はまだ10才なんですよ!?」
「我々に出来る事は全て尽くしました。あとは本人の気力次第ですが、奇跡でも起きない限り保って1ヶ月……」
「そんな……そんな……」
「本人には話していませんが、この様な話しなだけに黙っておく方が良いかと思います」
「……はい、わかりました。私達も出来るだけの事はさせていただきます」
「どうか、よろしくお願いします」
−−−−−−−−−−−<>
生きる死3/3<><>2010/06/22(火) 00:22:40.60 ID:Cj4gg.AO<>3
3ヶ月後。
千春は集中治療室から一般病棟に移されて1ヶ月が経っていた。
「お母さん、今日も大地くん来てくれないね」
千春はまた俯き加減で呟いた。
「そうね。でも、会えないけど千春の事をすぐ近くで守ってくれてるんじゃないかな?お母さんはそう思うな」
「そうかな?千春が死んじゃうなんて変な事言ったから、嫌いになっちゃったんじゃないかな?」
「そんな事ないと思うわ」
「そうかなぁ?大地くんに会いたいよぅ……」
日本初の児童への心臓移植が行われた例である。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/22(火) 00:23:39.76 ID:Cj4gg.AO<>駄文失礼。
もっと練れば良かったかなぁ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/22(火) 04:07:22.58 ID:SG1ZYUSO<>ほうほう<>
一服の間に 1/1<><>2010/06/22(火) 12:44:15.78 ID:SG1ZYUSO<>
ドタドタドタと階段を上り
ドアを開け放ち、そのまま布団へダーイブ!!
「ふぁ、疲れた」
「……今日は一人か………」
「…………それより腹減ったな……コンビニでも行くか」
などと独り言を呟き
ドアを開け、階段を下り、外へ出ていった
<>
解説<>sage<>2010/06/24(木) 07:53:27.75 ID:pAITWcSO<>>>5-6
分からない人は、いないと思いますが一週間たったので解説します
↓↓↓
電気がバツン!と切れて真っ暗になった。
「あっちゃ〜クーラー入れたままドライヤーは無理があったか」
と思いつつ、テレビの光を頼りにブレーカーの所に行ったら
やっぱりブレーカーが落ちていた
↑↑↑
この文より
【結論】
ブレーカーが落ちているのにテレビがついていた<>
悲しみの会話 1/1<><>2010/06/24(木) 22:57:26.27 ID:pAITWcSO<>とある一軒家に住む三人の子供達がいた
兄と二人の双子の妹達だ
兄は言った
「もし俺がいなくなっても頑張って生きていくんだぞ………」
妹は口々に答える
「えっ!?お兄ちゃんいなくなっちゃうの?」
「そんなのヤダよ〜……なんでいなくちゃうんだよ〜〜」と
一人の妹は、もう一人の妹に泣きながら抱き着いた
<>
悲しみの会話 1/1 訂正版<><>2010/06/24(木) 22:58:58.03 ID:pAITWcSO<>とある一軒家に住む三人の子供達がいた
兄と二人の双子の妹達だ
兄は言った
「もし俺がいなくなっても頑張って生きていくんだぞ………」
妹は口々に答える
「えっ!?お兄ちゃんいなくなっちゃうの?」
「そんなのヤダよ〜……なんでいなくなっちゃうんだよ〜〜」と
一人の妹は、もう一人の妹に泣きながら抱き着いた
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/24(木) 23:01:46.24 ID:pAITWcSO<>誤字すみません
オリジナルって書くの本当に難しいね
ネタが全然浮かびません
これから更新遅くなるかもしれません
ネタが思いついたらいいんだけどな……
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/06/25(金) 20:54:50.32 ID:VmtmfoAO<>>>74
意味わかんね
謎解きもする気にならね
勉強しろ<>
解説<><>2010/06/26(土) 05:35:28.59 ID:mWYAXASO<>>>45
『人の肉かも、と思って食べたら違った』という点で
これは「人の肉を食ったことがある」ということがわかる
つまり、知人は人食い<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/06/26(土) 06:40:17.70 ID:mWYAXASO<>ネタが尽きましたので、これからは裏話なしのオリジナル短編SSを投下していきます<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/05(木) 01:20:28.42 ID:ewRieXso<>短編ってどの程度のレス数までOKなん?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/11(水) 22:29:12.91 ID:0pi11Wco<>ageとく<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/20(金) 05:04:06.88 ID:WpiYGfco<>ちょっとした短編書くのでお借りします<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/20(金) 05:04:58.57 ID:WpiYGfco<>
俺「……猫が泣いている」
ふと、俺は耳慣れない音に言葉を洩らした。
そんな自分に違和感を覚えて、小さく苦笑する。
聞こえてきたのは泣き声にはほど遠いしわがれ声である。
猫の鳴き声は赤ん坊の泣き声と似ているとよく言う。
聞こえたのはそのどちらとも違う声だった。
しかし、何故だか。
俺「泣いている……ような、気がしたんだよな」
立ち止まって、周囲を見渡す。
広がっているのは夜の町並み。繁華街から一本外れた、静かな路地裏だった。
気のせいかと歩き出したそのとき、何か明るいものが視界をかすめる。
目を凝らすと、そこ――電柱の陰には一匹の猫がいた。
近寄って、見下ろす。猫はダンボール箱から顔を出して、じっとこちらを見ていた。
こういう柄は、たしかサビ猫というのだったか。首に赤い首輪と鈴がついている。
既に子猫とは呼べない大きさの、痩せた猫だった。
俺「捨て猫にしちゃ大きいな、首輪もついてるし」
猫は微動だにせず、ただじっとこちらを見つめている。
よくよく見るとダンボールの隅にはタオルが敷いてあり、
わずかばかりだが餌を与えられた痕跡もあった。
捨て猫のいた場所にどこかの飼い猫が居座ったのだろうか。
そう考えて、その日はただ猫のいた場所を通り過ぎた。
俺が観察している間、あの猫は逃げ出さなかった。
やはり、人慣れしているのだろう。じきに飼い主が連れ戻しに来る。
――そう考えたのに、何故だか……あのしわがれた声と、
こちらを射るような金色の視線がひどく気になった。
アパートに帰っても、その日の夜はよく眠ることができなかった。
あの猫が、しわがれた声で人知れず、静かに泣いている。
誰にも気付かれることなく、たった一匹で、夜風に晒されながら。
妄想は膨らみ、心無い人間に虐待されるところまで進むともう駄目だった。
俺は時間も確認せずに布団から起き上がって、先ほどの電柱まで走る。
日はとっくに落ちているとは言え、夏の暑さがじわじわと体力を蝕んでいくような気がした。
誰もいない夜道を、何かに急かされるようにして走って、走って――
――猫は、じっと押し黙ったまま電柱の下にいた。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/20(金) 05:05:46.10 ID:WpiYGfco<>
俺「……連れ帰ったは良いものの、どうするかね」
腕の中でおとなしくしていた猫を下ろすと、俺は改めて考えた。
勢いで連れ帰ったは良いものの、動物を飼える環境とは言いがたい。
アパートはペット禁止だし、俺は動物を飼った経験がない。
俺「とりあえず、こいつすげえ痩せてるし……何か食わせるかね」
とりあえず水を。そう考えて、ふと食器棚を見る。
猫に何かを食べさせることに適した食器がないと気付くのに、時間はかからなかった。
俺「……。あるとしたら、俺の茶碗……」
猫と食器を共有するというのは、さすがにどうなのだろう。
そう考えたが、他に思い当たるものもない。
――と、そこで以前押入れの奥に突っ込んだ灰皿が思い浮かぶ。
どこぞへ旅行へ行ったという姉にもらったが、俺自身は煙草を吸わないので放置していたのだ。
一度も使っていないし、形状もさほど問題がないように思える。
俺は早速灰皿の捜索を始めた。
何でもかんでも押し入れに突っ込む癖が災いしてか、灰皿はなかなか見つからない。
出てくるのは壊れたストーブ(いい加減捨てたほうがいいんじゃないのか?)
やりかけで放置したジグソーパズル(どう考えてもピースがいくつか欠けているだろう)
その他ガラクタとしか思えないようなものが続々。
諦めて茶碗を差し出すかと考え始めた頃、派手なキャラクターものの箱が目に入った。
姉が好きな、口が裂けた青い宇宙生物のキャラクター。
多分、これだろう。そう思って開いた箱には、やはり灰皿が入っていた。
猫の食器にはやや小さいが、形状は問題なさそうだ。
俺は灰皿を軽く洗って、埃を払い、水を汲んで猫に差し出した。
猫は俺と灰皿を交互に見、やがて匂いを嗅ぐと、ぺろりと赤い舌を出した。
どうやら、問題なかったと見える。
問題があるとしたら……探索の際に散らかった俺の部屋であろう。
元々狭い部屋は、押し入れから溢れ出した色々に見事に侵略されていた。
が、しかし。俺にはまだやることがある。
水を与えたは良いものの、餌がないのだ。
たまに自炊しているが、自分の分しか作らないので冷蔵庫は空に等しい。
俺は念のためにと冷蔵庫を開き、ため息をついた。
……ビールしか入ってねえ。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/20(金) 05:07:04.96 ID:WpiYGfco<>
確か、近所のコンビニに猫の缶詰か何かがあったはずだ。
最近のコンビニは商品が充実しているなぁと感心した覚えがある。
そう考えた俺は、猫の様子をちらりと見た。
猫は静かに水を舐めている。
俺「もう少し静かにしててくれよ……」
もしもこいつが鳴いたりして、他の住人に見つかったら大変だ。
どうやら静かな猫のようだから、その辺は心配いらないと思うが……。
俺は猫に向かって手を合わせると、急いで外に出て玄関に鍵をかけた。
鍵を財布にしまうと、俺は走ってアパートの駐輪場を目指す。
コンビニまでは自転車で五分もかからないはずだ。
俺は自転車にまたがると、大きな数字のマークを目指して全力で走った。
深夜の町は人通りもなく静かで、あいつが何かしたらたちまち隣にバレてしまうのではないかと不安だった。
不安をかき消すようにして自転車を走らせ、コンビニの駐輪場に留める。
汗だくになりながら店内を歩くと、確かに猫缶はあった。
一缶七十八円と、さほど高額でもない。
安堵のため息をつきながら、バイトらしき店員に猫缶を二つ差し出す。
店「お箸はどうなさいますか」
俺「えっ? あ、あぁ、ください……」
猫が箸を使うか、と内心で突っ込みを入れた。
が、何故か反射的にくださいと言ってしまう。貧乏性なのだろうか。
店「ありがとうございましたー」
店員の声を背中で聞きながら、俺は再び自宅を目指した。
エアコンで冷やされた店内と、外の気温の差に今さら小さく驚く。
こんな暑い日に、閉め切った部屋に置いておいて大丈夫なのだろうか?
そんな思いを胸に、ひたすら自転車を走らせる。
再び愛自転車を駐輪場に留めると、俺はダッシュで自宅を目指した。
財布にしまった鍵を出すことすらもどかしい。
鍵を開けて部屋に入ると、中は電気がついたままだった。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/20(金) 05:07:51.67 ID:WpiYGfco<>
音に反応したのか、猫がこちらを見ている。
俺の姿を確認すると、猫は安心したようにごろりと横たわった。
俺「ほんと、静かな猫だな……」
横たわった猫の、尻尾がゆらゆらと揺れている。
俺は灰皿を回収すると、一応洗ってからそこに猫缶を開けた。
少し生臭い、魚の匂いがする。
驚かせないようにそっと猫の前に食事を置くと、猫は再びふんふんと小さく鼻を鳴らして匂いを嗅いだ。
今回も特に問題はなかったらしく、猫は無表情にそれを食べ始める。
表情こそ読めないが相当空腹だったらしく、食べ方に勢いがあった。
俺「……そういえば、お腹すいたな」
猫にかまうのに必死で、自分のぶんの食事を忘れていたことに気付く。
時計を見れば、二時をとっくに過ぎていた。
俺は猫を眺めながらなんとなく布団に横たわり、何となく目を閉じる。
普段とは違って明るい視界と、猫が食事をする音。
……いつしか、自然と意識は遠くなっていった。
(短いですが続きます、しばらくお待ちください)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/20(金) 06:29:08.23 ID:WpiYGfco<>
携帯の振動する音で目を覚ます。
目の前には、丸くなって眠るサビ猫の姿があった。
そういえば昨日こんな奴拾ったなぁ、とぼんやりした頭で思う。
静かな奴とはいえ寝息は立てるようで、小さく規則的な音が聞こえてきていた。
……と、ほのぼのとしたいところだが、何だかやけに体がかゆい。
昨日まではこんなことはなかったはずだ、と考えて、ふと猫に目が行く。
猫といえば……ノミじゃないか。
一気に目が覚めた。そうだ、ノミだ。
猫にノミがついたときって、どうすればいいんだ?
俺はかゆみを我慢しながらパソコンの電源をつけた。
検索サイトに『猫 ノミ』と入力し、情報を漁る。
俺「ふーん、部屋の中の……ノミ……だと……」
参照した情報によれば、猫の体についているノミの他にも対策は必要らしい。
しかし、俺はつい衝動的にこいつを連れ帰ってしまっただけだ。
ノミ駆除の費用を考えると、貧乏学生としてはやはり不安になる。
ちらりと目をやると、猫は眠ったまま後ろ足で首の辺りを掻いていた。
やはりかゆいのだろう。勿論、俺もかゆい。
仕方ないか、とため息をつくと、俺は今日の講義を休むことに決めた。
さて、動物病院は近くにあっただろうか? 大学とバイト先の行き帰りでは見ない。
タウンページなどという便利なものは我が家にないので、俺は再びパソコンの画面に向かった。
住んでいる地域の名前と、動物病院で検索してみる。
やはり、困ったときにはグーグルマップだ。
駅の近くにいくつか動物病院があることを確認すると、俺は今後の予定を考えはじめた。
まだ朝が早いし、動物病院は開いていないだろう。
まず、近所に飼い猫が逃げ出した情報がないかどうか調べる必要がある。
こいつは首輪がついているのだし、人に慣れている。
おまけに子猫でもない。どこかの飼い猫、迷い猫という可能性が一番高かった。
飼い猫が逃げ出したら、飼い主が貼り紙ぐらいはするだろう。
実際、地域の掲示板や電柱に貼ってあるのを何度か見かけたことがある。
写真や絵、大体の特徴と名前、連絡先が書いてあったりする。
最近そういうのをあまり見かけないのは、やはりインターネットが発達したからだろうか?
俺は早速検索サイトに地域の名前と『迷い猫』という言葉を入力する。
すると、すぐに行方不明のペットの情報を求める掲示板が出て来た。
しかし、俺の住んでいる地域での書き込みは三月ごろで途絶えている。
この猫がいつ頃からあの辺りにいたのかは分からないが、そんなに前ではないだろう。
他のサイトをあたるも、特に有益な情報は得られなかった。
そうこうしているうちに、猫が大きなあくびをして目を覚ます。
調度良く俺の腹の虫も鳴ったので、一緒に朝食を摂ることにした。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/20(金) 06:30:07.08 ID:WpiYGfco<>俺「さて、そろそろ行くかな」
一度拾った猫だ、きちんと面倒を見て、できれば飼い主のところに届けてやりたい。
そう思って動物病院へ連れて行こうと猫を見やり、
……そこで俺はようやく猫を運ぶ道具がないことに気付いた。
一人暮らしの部屋に、そう都合良くキャリーバッグがあったりはしないのだ。
俺は散らかった部屋を見渡して小さくため息をつく。
俺「あるとしたら、やっぱこれか……」
普段大学に行くのに使っている鞄。
色々荷物が必要だと思い、大きめのものを購入したのだ。
教科書類を出せば、猫が入るには十分な大きさがある。
内側に猫の毛がつくだろうが、仕方あるまい。
俺はもともと入っていた筆記用具やら何やらを取り出すと、
おとなしく寝そべっている猫を抱き上げて鞄に入れた。
猫「…………」
猫は少し迷惑そうな顔をしたが特に反抗するでもなく、すっぽりと鞄の中に納まった。
俺は鞄のポケットに財布と携帯を入れると、鍵をかけて自宅を後にした。
自転車で運んで大丈夫なものかと少し悩んだが、徒歩で揺らすのも可哀想だろう。
しかし、動物を乗せて自転車をこぐのも危なっかしい気がする。
結局、自転車の前カゴに入れて歩いていくことにした。
そういえば、こいつの体重は何キロぐらいなのだろうか。
痩せているからだろうか、大人の猫にしては軽いのではないかと思った。
まあ、重いと運びにくいので、この場合は有難いのだが。
俺はときどき自転車を止め、携帯で地図を確認しながら歩いた。
携帯のデジタル時計は午前十時少し前を示している。
大抵の動物病院は午前九時から十時ごろに開くようなので、調度いいだろう。
目当ての動物病院につく頃には十時を過ぎ、時間が早いせいかさほど人もいなかった。
俺は安堵して、自転車の前カゴに入った鞄、もとい猫を確認する。
鞄の隙間からのぞくと、猫の大きな目と視線がばっちり合った。よし、生きてる。
慎重に鞄を抱きかかえると、俺は動物病院に足を踏み入れた。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/20(金) 07:08:50.18 ID:WpiYGfco<>
おっかなびっくり受け付けを済ませ、問診表を埋める。
……が、引っかかる項目が一つあった。猫の名前だ。
俺「お前、何ていう名前なんだ?」
猫「…………」
当然、返事はない。
仕方ないので、適当に埋めることにする。
俺「サビ猫……サビ猫だから、サビー……?
いや、それじゃあ何かかわいくないな……」
悶々とする俺の膝の上で、猫はどうでも良さそうにあくびをしている。
俺「タマ……って柄じゃないし……うーん……」
しばらく考えたあげく、俺は問診表にマヨと記入した。
迷い猫のマヨだ。我ながら適当だと思うが、凝っていたら時間がいくらあっても足りない。
それに、凝った名前なんかつけたら愛着が湧いてしまうだろう。
いずれは手放すのだから、これ以上愛着を持つのはまずいと思った。
四苦八苦して埋めた問診表を受付のお姉さんに渡す。
しばらくすると、名前を呼ばれた。
俺の苗字にマヨをくっつけた名前だったので、正直かなり妙な感じがする。
診察室に入ると、優しそうな初老の獣医が待っていた。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/20(金) 07:09:45.72 ID:WpiYGfco<>
医「えーっと、今回はノミ取りですねー。
健康診断は済んでますか?」
俺「いえ、えっと、こいつ昨日拾ったばかりで……。
首輪はついてましたから、多分どこかの飼い猫だと思うんですけど」
医「なるほど……」
医師はじっくりと触診しながら、どこか神妙な顔をしている。
何か異常でもあったのだろうか。
俺「あの、何かありましたか?」
医「猫のような小さな動物ですと、触診だけでは病気かどうか少し分かりにくいんです。
しかしこの子、元気ありませんね……」
静かな奴だと思っていたが、そうか、元気がなかったのか。
俺「食欲はあるみたいで、水もちゃんと飲んだんですけど……」
俺は昨夜のことを思い出しながら、できるだけ克明に猫の様子を伝えた。
医師はそれを真剣な顔で聞きながら、うんうんと頷いている。
医師「昨日拾ってから、猫ちゃんウンチしましたか?」
俺「あ、してないです」
そういえば、生物にあって当たり前の生理現象がなかった。
どうして気付かなかったのだろうか。
医師「便秘っぽいですね。
一応レントゲン撮りましょうか」
言われるままに頷き、レントゲンを撮ってもらう。
結局、猫は便秘と分かり、ノミ取りの薬と便秘の薬、
それに家用のノミ取り薬で結構な額が飛ぶことになった。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/20(金) 07:11:24.88 ID:WpiYGfco<>今回はここまでとします。
今さらですが、http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1277653425/729から案を得ました。
予想外に長くなりましたが、もし見ている方がいらっしゃればもう少しお付き合いください。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/20(金) 07:29:26.64 ID:7NiFSoSO<>乙<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/26(木) 08:13:16.86 ID:VwDhJoSO<>暇すぎるから書く
ただし即席だからよろ<>
1<>sage<>2010/08/26(木) 08:20:59.19 ID:VwDhJoSO<>「そろそろ働いたらどうなの?」
母さんが言った
俺は、健太
高校を卒業して、そのままニートになった
大学へは行かなかった
大学へ行かなかった理由…………
それは………………
−−−数年前
「おい、健太! 早く金持ってこいよ!」
「のろのろしてんじゃねぇぞ!! 糞が!」
「てめぇ、また俺らに殴られたいのか!」
「そうだよ、お前は黙って俺らの言うこと聞いてりゃいいんだよ」
そう、俺はいじめられていた……<>
2<>sage<>2010/08/26(木) 08:31:41.50 ID:VwDhJoSO<>いじめ……俺は、クラスメイト全ての人からいじめられていた
理由は「キモいから」
ただそれだけだった………
でも俺はそれに慣れていた
小学生の時も
中学生の時も
高校生の時も
同じ理由でいじめられていた
だからいじめに慣れてしまっていた
先生や親に相談しようとしたことは何度かあるが結局は相談なんてしていない
脅しが怖かったからだ
「先生にチクったら半殺しの刑な」
「親に頼るとか……プククク…子供かよプククク」
「最低〜〜ね、キモい早く消えてくれない?」
「チクったら俺の財布は貰ってくからな」
これが俺にとって普通だった<>
3<>sage<>2010/08/26(木) 10:41:08.07 ID:VwDhJoSO<>俺は賢くもなかった
定期考査でいつも下の順位をとっていて、まともな大学へは行くことができない状態になっていた
「大学か……」
何も無しに俺は呟いた
高校二年の時
俺へのいじめは酷くなっていった
かつあげ、暴行、悪口
先輩からのいじめも始まった
年下からもいじめられた
先生には無視された
授業中でも、こそこそと俺の陰口を言う奴、俺に何かを投げてくる奴がいた
学校にいる全ての人間に見向きもされず
俺は学校生活を営んでいた
<>
4<>sage<>2010/08/26(木) 10:50:02.20 ID:VwDhJoSO<>いじめが酷くなるにつけ、俺の怒りは徐々に増していく
そして、二年の秋頃
俺は行動に出た
俺を1番いじめていた少年へ復讐するために
−−−高校二年−10月21日
今日もいじめられた
「お前………朝からキモいな…」
「なんで学校来てんだよ!」
「今日も金かせや!」
と俺にいろいろ言ってくるが
俺は無視をした
今日は復讐の日
やらなければいつまでも終わらない
だからやりとげてみせる!
そう心に決め、俺は教室のドアを開けた
<>
一回だけ上げまする<><>2011/01/12(水) 22:04:40.94 ID:nS2mmF1IO<>一年戦争、イグルー MS短編
男は戦場を駆けるようです
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/12(水) 22:14:56.25 ID:nS2mmF1IO<>月面方面 支援艦 チベ級巡洋艦
MS格納庫
格納庫には先日受けた補給により
僅かながらも物資が運び込まれていた
辺境の支援艦といっても、全く戦闘がないというわけもなく
僅かな物資でもクルーにとっては大きな戦意高翌揚に繋がるのだ
艦全体が浮き足立っている
男「なんだ?新しい機体が納入されるって来てみたら?」
整備士「あー曹長、これ!いいっしょ!新型ですって!」
男「新型?この艦に?こんな月面方面の支援艦隊にか?」
整備士「んーどうなんしょ?我がジオン公国の優勢が決まった今!支援艦隊にもぉ!ヒャッハー」
男「、、落ち着けよ、、資料かりるぞ」
男(ふーん YMS-10 ヅダ ねー)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/12(水) 22:16:53.59 ID:nS2mmF1IO<>男(どっかでみたことあるよな、これ)
整備士「曹長なーに見てんスか!これこれ!この大型スラスター!
背面部に凝縮された推進システム!あーなんたる神々しさ、、
男「隊長は知ってるのか?」
整備士(うっとり、、、)
男「、、、資料借りてくぞ」
待機所ー喫煙ルームー
男「隊長、ここにいましたか」
女「なに?ブリーフィングは0700からでしょ?」
男「いえ、先ほど格納庫によりまして、みられました?あの機体?」
女「あー新型ね、この時期に新型って変よねー」
男「まー正直そうですよね、隊長はもうシュミレーター試しました?」
女「え?私乗らないよ?曹長でしょ?乗るの?」
男「え?」
女「え?」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/12(水) 22:21:11.68 ID:nS2mmF1IO<>女「私はザク一筋だしwwww」
男「え?乗らないんですか?」
女「いやー愛着あるしねー何より慣れない機体はいいわー、男乗りなよ」
男「俺ですか!?俺も05馴染んでるんですけどね」
女「まー相手っても※目玉とか※窓ガラスだしね、負ける気ねええけどwwwwwwww」
男「マジで乗らないんですか?新型ですよ?」
女「うーん、私はいいや!ザクのロールアウトも終わったし」
男「まぁ部隊権限は女少尉にありますので、ご命令とあらば」
女「相変わらず固いわね、開戦からの付き合いじゃないwwww」
男「はぁ、わかりました。シュミレーター籠りますよ、、」
女「わかればいいのよ」
男「隊長、一本貰えます?」
補給ホヤホヤのタバコはやはり美味い
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/12(水) 22:29:44.31 ID:nS2mmF1IO<>数日後、ブリーフィングルーム
女「曹長、規定のシュミレーションは済んだようね」
男「はい、次の哨戒からいけます」
女「それでどう?シビアな感じ?」
男「いえ、特に06と大差ないかと、ただ、、」
女「ただ?」
男「いえ、いけますよ」
女「意味ありげよねー、後半君に越されないようにねwwwwwwwwwwww」
女「本日はA12宙域から月重力線までの哨戒任務にあたる」
女「先日オデッサより上がった物資運搬ルートだ、また本任務よりMS隊に赴任した後輩特務准尉だ」
後輩「本任務より、MS隊に赴任します!後輩であります!」
整備班長「おいおい、、大丈夫かよ、あの坊や」
整備士「おやっさん、士官学校出らしいっスよ?しっかし、女みたいな顔してますよねwwww」
整備士+「おいwwお前そんな趣味あんのかよwwww」
整備士「はぁ?なんだよ?わりーかよ?」
整備士+「ガチかよ、、」
整備班長「おい、持ち場にもどるぞ」
後輩「、、、」
男「まぁここは辺境っても“軍隊”だからな、気にするな!取って食われたりしないさ」
女「0010後発進する!」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/12(水) 22:37:18.76 ID:nS2mmF1IO<>オペレーター「カタパルトオープン、オールグリーン!いけます」
艦長「本任務は後日輸送する物資運搬ルートの哨戒だ
気を引き締めろ」
女「了解!野郎共、いくぞ」
男、後輩「了解!」
女「ザク01出る!」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/12(水) 22:51:46.87 ID:nS2mmF1IO<>後輩「ザク03出ます!」
オペレーター「曹長どうぞ!」
男「あぁ、ヅダ02出る」
MS-05と違い圧倒的な加速による負荷は男を不安にさせた
女がいったように戦場では“慣れ”が必要なのだ
装甲一枚外は死の世界、撃墜=死なのである
男(これなら、※棺桶のほうがマシかもしれんな)
女「男どうだ?いけそうか?」
男「大丈夫ですよ、実機訓練もしてましたから」
後輩「少尉?予定コースより外れてますが?ぅうわぁ!?」
女「wwww、教科書通りじゃダメよ?可愛い子ちゃんww
ここいらは[ピザ]リが多い、ついて来い!」
男「准尉、いきますよ、俺が先行します」
准尉「あっ!はいっ!おねがいしぅわぁああ」
女「wwwwww」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/12(水) 23:02:22.89 ID:nS2mmF1IO<>女「ポイント通過、、異常無し、、か」
男「静かですね」
女「ここはいつもそうさ、残滓が漂う死の海だよ」
男「割とロマンチックなんですね」
女「はっ、こういうのを見るとな、死んだ奴らを思いだすのさ、ところで奴は?」
男「あー飲み込みは早いですよ、ただ、教科書通り過ぎますね」
女「ん?どこだ?」
男「[ピザ]リに進路塞がれてるようです」
女「斧があんだろww斧がwwww」
男「だから教科書通りなんですよ」
後輩「ぅわぁああぁちくしょおおお!邪魔だよ!こいつうう」
女「wwwwww遊んでろwwwwww」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/12(水) 23:11:43.72 ID:nS2mmF1IO<>整備士「おっ!これは!やっと出てきたぜ!後輩ちゃんの資料」
整備士+「あ?お前なにやってんの?」
整備士「は?なんもやってねーし?」
整備士+「あ?お前何隠したんだよ?見せろ!」
整備士「は?ちょっ!やめろ!ちょっwwww」
ガサッポチ
整備士+「んだよ!新型のスペックかよ!熱心だな?恥ずかしがることか?あ?」
整備士(えーいいい、まだ後輩ちゃんの資料転送するまえだったのにいいい)
整備士+「ふーん、曹長乗ってるやつってかなーり加速性能あるな、、」
整備士「ん?そりゃそうだろ?新型の土星エンジン積んでんだぜ?」
整備班長「おい!お前らサボりとは?いい身分になったなー?」
整備士「おやっさん!!?」
整備班長「ん?新型のか?資料回って来てないぞ?コレの整備はお前らの班か?」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/12(水) 23:26:56.31 ID:nS2mmF1IO<>整備士+「いえ、補給部隊が整備してましたよ?なぁ?」
整備士「そうっスよ、俺たちは納入後の基本整備だけっスね」
整備班長「はぁー?お前らいつから手抜きできるようになったんだ?おい!資料早くだせ!」
整備士「えっ!ちょっ!あっれー?あれれー?おかしいなー」
整備士+「早くだせよ!なんでねーんだよ!ちょっとまってください!!痛てぇっ!出します出します!」
映し出された資料
整備班長「、、、」
整備士(そんなに新型きになるんかな?)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/12(水) 23:54:28.41 ID:nS2mmF1IO<>女「ポイントを移動する!准尉いけそうか?」
後輩「はい!いけます!」
男(サラミスか、死に物狂いだったな)
女「曹長、小隊行動からズレるな、ここからは制空権ないぞ?」
男「わかってますよ、機体試したいので先行します」
女「了解、後輩!後方に回れ!」
いい終わると同時に男のヅダは跳ねる
[ピザ]リを無駄なくよける様は
自由に泳ぐ魚のようだ
後輩「きれい、、」
女「男は私と同じ士官学校出だ、実機訓練は奴の方がいつも上だったよ」
後輩「え?でもどうして?」
女「色々あるさ、可愛い子ちゃんww」
舐めるように機体を滑らせ
惰性走行に移行する
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/13(木) 00:02:13.54 ID:70wgIudZ0<>[ピザ]リとかちゃんと下げて書けよwwwwww<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/13(木) 00:08:13.00 ID:3V4yp5JIO<>ピピピッ
(不快な電子音だ)
女「索敵!チャンネルを切り替えろ!」
後輩「!」
男「どうします?」
後輩「ランチ1、ジム1、ボール2、偵察隊のようですね」
女「今回の哨戒は不本意ながら戦闘は極力避けなければならない、輸送ルートを割られてはならんからな」
男「ミノフスキー濃度は戦闘域まであります、やり過ごせます」
コツん
ランチを駆るパイロットは機体に当たる[ピザ]リに嫌気がさしていた
連邦兵「なんだよーこのゴミの海は!ったぅ!?」
ジム連邦兵「ん?どうした?」
連邦兵「いや、動いたように見えてな」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/13(木) 00:09:19.95 ID:3V4yp5JIO<>あれ?下げ抜けてたか?sagaいれなくてもわかるっしょ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 00:17:03.38 ID:3V4yp5JIO<>うーむ、やっつけだとダラダラだな
ちょっとやってみるか
デブリ<>
lain. ★<>sage<>2011/02/19(土) 22:33:17.71 ID:???<> SS・やる夫系スレッドは、SS速報VIP【http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/】へ移転することになりました。
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