VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 01:59:32.65 ID:oUFIPKQ0<>ある日

とある食品スーパー

店員「ありがとうございましたー」


上条「さてと、今夜の晩飯の食材も買ったことだし…とっとと家に帰るか…」

上条「って、あれ？……入ってきたときには気づかなかったけど、スーパー入口に
なんかポスターが貼ってあるぞ…


…なんだこれ、漫才コンクール？？」<>上条「頼む！俺と漫才をしてくれぇ！！」 VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 02:11:40.32 ID:oUFIPKQ0<>上条「ええっと、なになに…このたび○○スーパー主催で、
素人限定漫才コンクールを開催いたします！我こそは！と思う
お笑い好きな皆さんは是非参加ください……ねえ……」


上条「なんつーか、こんなしょぼいスーパー主催の漫才大会なんか、
すっげーたかが知れてるような気がするんですけど……
いや、そもそも出場者がいるのかすら怪しいような………
って、んんん！！！？？？」


上条「そ、そんなまさか………！！
ゆ、優勝者は……このスーパーのポイントカードの
ポイントが……一生、3倍増しだと！！？？
な、なんて太っ腹なんだ！！」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 02:18:04.33 ID:oUFIPKQ0<>上条「こ、これは、家に大喰らいの同居人がいる上条さんとしては、
喉から手が出るくらい欲しい特典じゃないですか！！
……そ、それで漫才コンクールの日程は……って、一週間後かよ！！！」


上条「やばい、こうしちゃいられねえ、時間がない！
早く、コンクール出場の手続きをすませて…後は……


漫才の相方を探さないとっっっ！！！！！！！！！」


…………<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/01(日) 02:19:38.53 ID:TCVdpOM0<>期待<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 02:21:27.95 ID:ZB2MY4Mo<>とある二人は上条美琴か<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 02:25:51.75 ID:PWsiyzM0<>この前の小ネタスレで言ってたあれか
支援<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 02:29:23.91 ID:oUFIPKQ0<>次の日…

上条がかよう高校


土御門「……馬鹿も休み休みいってくれにゃー、上ヤン」


上条「え、ええー、なんでだよ土御門！いいだろ、相方に
なってくれたって」


土御門「いや、だって……
なにが悲しくて、そんなしょぼいスーパー主催の
漫才大会に上ヤンと一緒に出場しなきゃいけないんだにゃー…
はずかしてやってらんないにゃー」


上条「そ、そんな……」


青髪ピアス「そーそー、そのとおりやで。
スーパー主催の漫才コンクールなんて
普通の高校生なら、とても出場しようなんて気に
なれへんで、上ヤン」


上条「な、なんだよお前ら、人がこんなに頼んでんのに！！
友達甲斐がねーやつらだなっ、全く！！」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 02:38:58.91 ID:oUFIPKQ0<>土御門「そんなこといって上ヤン…そもそも上ヤン漫才とか
できるのかにゃー？」


上条「え、い、いや、別にそんな詳しいわけじゃねーけど、
テレビとかで良く見るから全然知らない、ってわけじゃないし…

それに、スーパー主催の大会だし、素人限定だし、なんとか
なるかと思って…」


青髪ピアス「甘い！甘いでえ上ヤン！！漫才っていうのを
甘く見てたら！！！
はっきりいって今の上ヤンは
漫才の相方を探す以前のレベルやと僕は思うん
よ…まずは漫才の基本的知識からじっくりと…」


上条「いやいやだから、そんな悠長なこといってる場合じゃ
ねーんだって！！だって、大会は一週間後だぞ！！
いちいち基礎から学んでる時間なんかねーよ！！

とにかく、相方を探さないと……！！」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 02:52:40.40 ID:oUFIPKQ0<>ガラッ(教室のドアが開く音)

小萌「はーい、それじゃみなさん席についてくださーい、
授業をはじめますよー…」


上条「あ、そうだ！！小萌先生！！！
俺と……俺と漫才のコンクールに出てくれませんか！？？」


小萌「はーい、上条ちゃんも馬鹿みたいなこといってないで
早く席についてくださいねー、授業はじめちゃいますよー」


上条「即答即効大否定！？？」


上条「そ、それじゃ姫神！！姫神はどうだ、俺と漫才を……！！」


姫神「馬鹿も休み休み言って」


上条「ひ、姫神まで……」


土御門「上ヤン……なにふり構わなすぎだにゃー…
小萌先生や姫神と組んで、どんな漫才するつもりだにゃー……」


青髪ピアス「正直、相方が見つかっても、上ヤンじゃ優勝なんて
夢のまた夢だと思うんやけど…」


上条「(やばい……誰でもいいから、早く相方を探さないと…！！)」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 02:59:27.90 ID:rCBVMpw0<>wktk
支援<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 03:04:02.87 ID:oUFIPKQ0<>放課後…

一人、下校する上条

上条「はあ……」


上条「結局あの後、クラスのヤツ全員に断られたな……
まずい、どうするか……学校のやつがダメとなると他には……


インデックスか……」



上条「い、いや、あいつはダメだ……アイツが日本の
お笑いなんて知ってるわけないし…
…ボケとツッコミの概念を理解させるだけで時間がかかっちまいそうだしなぁ、

…さすがにインデックスには難しいよなあ…」



上条「となると後は………」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/01(日) 03:12:34.86 ID:HYUx26AO<>やっぱり相手は美琴かな？しかしここで黒子なんかいかがです！？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 03:18:34.50 ID:zLOn/a.o<>
上条「美琴っていい嫁さんになりそうだよなー」

美琴「なななななな何言って……////」

上条「ほら、電気代浮くしさ、下着も子供用でいいから安上がりだし……って」

美琴「あ……あんたって男はぁーっ！！」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘｯ

上条「うぎゃあぁ！？　ふ、不幸だー！！」

　＼　　どっ！　　　HAHAHAHAHA！　／
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 03:20:20.40 ID:oUFIPKQ0<>美琴「ちょろっとー」


上条「……ん……？」


美琴「なんか、さえないヤツがとぼとぼ歩いてると思ったら…

なーにやってのよアンタは、こんなとこで」


上条「………」


美琴「って、何シカトこいてんのよアンタは…、

それに、そんなシケた顔してどーしたのよ、
ははーん、もしかしてまたなんかつまんない厄介事にでも」


上条「きゅ、救世主……」


美琴「はあ？アンタ何言って……？？」


上条「み、御坂！！！一生のお願いだ！！！


頼む！俺と漫才をしてくれぇ！！」



美琴「は、はあああああ！？？？ま、漫才！？？何よそれ！！！？？」



<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 03:34:35.50 ID:oUFIPKQ0<>
…………

とある公園

美琴「…なるほどねえ……それで相方を探してた、ってわけ…」


上条「ああ……」


美琴「…それにしても……
まったく、アンタって暇人よねえ、そんなスーパー主催のイベント
に出場しようだなんて……それも漫才……」


上条「な、なんだよ、いいだよ別に！！！
分かったよ、もう頼まねえーよ、他のヤツをあたって…」


美琴「え、あ…ちょ、ちょっと待ちなさいよ！！！」


上条「え？」


美琴「べ、別にやらないなんていってないでしょ！？

…なんかその様子じゃあ、だいぶ断られたみたいだし……
そ、それに私はアンタには借りがあるから……

……いいわよ、やってあげるわよ、漫才」


上条「え、ホントか、御坂！！？？」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 03:47:16.24 ID:oUFIPKQ0<>美琴「ええ、別にその日は暇だし……漫才くらい出てやるわよ」


上条「そ、そうか！ありがとう御坂！！！ほんと、助かったぜ！」


美琴「ふ、ふん…///なによ漫才くらいで……大げさすぎんのよまったく…///」


上条「いやあ、しかし…そうと決まれば、さっそくネタをつくって練習しないと…

………って、あああ！！」


美琴「なによ、突然大声あげて！！うるさいわね！！」


上条「いや、漫才をする上で、一番重要なこと忘れてたぜ、御坂！！

まず役割をきめないと！！どっちがボケでツッコミかを決めないとな！！！」


美琴「……え？ボケ？ツッコミ？？」


上条「え？」


美琴「え？」


……………<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 03:49:07.79 ID:oUFIPKQ0<>眠いので今日はここまでで。ゆっくりでごめんなさい、書きためてないんで…
また続きは次回書きます<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 03:50:24.96 ID:ZB2MY4Mo<>マジで上条美琴か<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/01(日) 04:11:07.58 ID:yCIeh360<>これは期待<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 05:27:51.73 ID:XluFQPM0<>楽しみにしてますぜ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 07:53:16.87 ID:CwsfuMAO<>もちろん美琴がボケですねわかります<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 08:05:57.77 ID:PWsiyzM0<>新しい芸人のネタとかもあらかな？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 08:07:19.27 ID:HRK2wkSO<>とある夫婦漫才か
期待<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 08:16:40.00 ID:.CDafsDO<>美琴につっこむのが上条さん<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/01(日) 08:27:16.16 ID:HQNsEkDO<>>>24
当たり前だろ
上条さんは雄なんだから<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 08:33:46.06 ID:y4p1BCA0<>まあでも結局美琴が電撃でつっこむ役に落ち着くんだろうな<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 08:48:22.00 ID:qhOCAxw0<>上琴漫才ktkr<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 10:49:07.67 ID:wpZ8yIAO<>一方「三下いつものやったげてェ」
は見れないのか残念<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 11:04:10.62 ID:7SdXOh.0<>上条「三年目の浮気ぐらい大目に見ろよ」
美琴「両手をついて謝ったって許してあげない」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 12:50:15.68 ID:SX97HgDO<>今の原作の美琴なら上条さんの頼みなら文句を言いつつ内心喜びながらどんな頼みもききそう<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 13:35:25.82 ID:K9rbSwSO<>対抗馬として浜面・絹旗ペアとか出ないかなー<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 13:42:14.01 ID:OxpeI5U0<>こういうのって困った時はとりあえず美琴頼っとけば言う事聞いてくれるからな<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 17:09:39.62 ID:PWsiyzM0<>不幸伝みたいな<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 20:01:47.85 ID:JgxbBps0<>
…………

上条「…………」


美琴「…………」


上条「……あのー、御坂さん？ひとつ聞いてもいいですか…？」


美琴「な、なによ」


上条「お前って…


…『お笑い』とか知ってんの？」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 20:15:51.97 ID:JgxbBps0<>美琴「な、何言ってんのよアンタは！！
人を世間知らずみたいに言わないでよっ！！

知ってるわよお笑いくらい、よくテレビで
やってるやつでしょうが！」


上条「……それじゃあ、例えばどんなの知ってんだよ…？」


美琴「え、えっと、ええっと……あ、例えばほら、

耳がでっかくなっちゃったあ〜、とか！！！」


上条「よりにもよってマギー信心かよっ！！！！
ほ、他になんか知ってるやつねーのかよ！！」


美琴「んな……！！し、知ってるわよ他にもたくさん！！
他にはえ、ええっと、……な、なんか和服きた人が、なんか
ギター持ちながら『残念でしたあ！！』、とか言うヤツとか…」


上条「ふ、古ぅ！！！なんでそんなチョイスが全然
旬じゃねーやつばっかなんだよっ！！！

やっぱお前全然わかってねーだろ！！！
大体、そーいうやつは漫才とはいわねーんだよ！！」

<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 20:25:22.91 ID:JgxbBps0<>美琴「え、なんでよ？？私が今言った奴もお笑いでしょ？？
漫才なんじゃないの？」


上条「いや、確かにお笑いではあるんだけど…
…漫才ってのは一人じゃできなくてさあ…
ほら、よく早く2人組でやってる…」


美琴「あ、ああなーんだ、二人でやってるお笑いのことね、
それなら、そうと早くいいなさいよ、知ってるわよそんくらい」


上条「ほっ…ようやく分かってくれたか…」


美琴「あれでしょ？例えば、

二人組のジャージ着た人が、
『なんででしょ〜？なんででしょ〜？』とか
歌いながら、ギター弾いたり、踊ったりする…」


上条「いやだから、なんでそんないちいちチョイスが
古いんだよぉっ！！
それにそれも漫才とはちょっと違うしっっ！！！

お前やっぱ、お笑いとか全然知らねーだろっっ！！！」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 20:34:15.01 ID:jLSo3x6P<>もうすでにこのやりとりが漫才だ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 21:00:03.87 ID:33TMylI0<>上条「あのなあ御坂…漫才ってのは、ボケとツッコミっていうのがあってだな…
ほら、知らねーかなぁ、よく一方がおもしろいことを言ったら、
もう片方が『なんでやねん』、とか言ったりするやつとか…」


美琴「あ、もしかして、よくお正月とかにテレビでやってるやつのこと？？」


上条「そうそう！それのことだよっ！！ようやく分かってくれたか！！」


美琴「なんでやねん、とか言ったりする奴らのことね。
……何よ、知ってたわよ私だってそれくらい！！
あんたがなんか、回りくどいこというからちょっと混乱しただけなんだから！！」


上条「お、俺のせいかよ……
ま、いーや……とにかくどっちがボケでツッコミか決めねーとな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 21:08:53.48 ID:33TMylI0<>美琴「そしたら、アンタが馬鹿なこと言う方をやりなさいよ、
わたしが『なんでやねん』のほうをやるからさ」


上条「ば、馬鹿なことを言う方って……ボケのことな、ボケ
…ちなみに『なんでやねん』はツッコミっていうんだからな」


美琴「呼び方なんてなんでもいいじゃない、それより時間が
ないんでしょ？とっとと、練習はじめましょうよ」


上条「あ、ああ……ってか、今のでもう、役割分担きまっちゃたんだ…
俺、何にも意見いってないのに…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 21:17:20.28 ID:33TMylI0<>上条「まあ、とりあえずこれで役割は決まったか…
けど、これからネタ作りをしなきゃなんないんだよなあ…」


美琴「………」


上条「っていっても、俺もネタなんか考えたことないし…
あーいうの、どーやって考えるのかな……？やっぱ
ノートとかにまとめたりすんのかな…？」


美琴「………」


上条「うーん、やっぱ漫才って分かんないことだらけだな…
なんかマニュアル本でも売ってれば……」


美琴「ちょろっと」


上条「え、な、なんだよ？」


美琴「何ひとりでぶつくさ言ってんのよアンタは！！
早く練習しましょう、ってんでしょうが

いいからアンタはとっとと馬鹿なこと言いなさいよ、
わたしが、なんでやねんしてあげるからっ！！」




<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 21:22:44.60 ID:1nUjE4k0<>絶対わかってないｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 21:27:32.33 ID:33TMylI0<>上条「…………」


美琴「ほら、いいから早く、いつも言ってるみたいに
馬鹿なことを…」


上条「あ、あのな御坂……漫才ってのはそんな
単純なもんじゃなくてだなあ……
ちゃんとネタ作りってしてから……


…っていうか、お前、ホントに漫才のこと分かってんだろうな！！
なんか微妙に考え方がずれてる気がするんですけどっっ！！！」


美琴「なによ！分かってる、って言ってるでしょ！？」


上条「じゃあ、一応確認するけど、漫才って、どういうものか
自分の言葉で説明してみろ！！」


美琴「やれやれ…全くアンタってほんと、疑り深いヤツねえ…

要は、アンタがいつもみたいに馬鹿なことを言ったら
私がなんでやねん、っていいながらアンタを
どつき倒せばいいんでしょうが、
そんなの簡単…」


上条「スト――ップ！！！御坂さんスト――ップゥゥ！！！！！」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 21:39:25.54 ID:wpZ8yIAO<>一瞬一方通行が面白いことを言うのかと思った<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 21:47:32.51 ID:1XcFJsgo<>一方さんなら大脳生理学の観点から絶対に笑ってしまう漫才を考えてくれる<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 21:52:24.99 ID:r4GSqLM0<>今日はここまでで
ゆっくり進めていきます…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 22:24:18.95 ID:MER5j8Mo<>美琴は世間知らずなんだなぁ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 22:40:20.88 ID:jLSo3x6P<>常盤台じゃテレビ見れなさそうだし無理もない<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 23:34:50.38 ID:03v4X0Uo<>御坂じゃなかったら支援してた。
まぁ適当にがんばってくれ




やはりアニメの影響で美琴ﾏﾝｾｰな電磁豚が多いな。<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/01(日) 23:46:58.20 ID:x7oZEqM0<>まぁ、御坂は扱いやすいからなぁ…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/02(月) 00:05:32.20 ID:ElUgDK.o<>アニメの影響で多少増えたのはわかるがアニメやる以前から普通に美琴信者は多いんだけどな。
つかあっちこっちで美琴アンチみたいなレスしててどんだけ美琴嫉んでるか知らんが
いい加減に信者もアンチも同じキャラに執着してる時点で同類だって自覚しろよ豚さんｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/02(月) 00:48:59.95 ID:8SfhTFco<>典型的なツンデレだから書きやすいのはある<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/02(月) 00:57:22.40 ID:hwrsw6g0<>多いのは美琴信者じゃなくて上琴信者だろ
俺としては全く問題無いが<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/02(月) 01:33:07.60 ID:Swki0Ego<>やり取りがまんまコントやないかい<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage　saga<>2010/08/02(月) 08:01:47.31 ID:qSH6DcE0<>まあ立てたからにはちゃんと1000まで行ってくれよ
実際俺は大歓迎だが<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/02(月) 11:41:17.12 ID:Q4tYu8E0<>アニメの影響（笑）<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/02(月) 11:57:06.63 ID:GzNvp6.o<>古参ぶりたい奴はどこにでもいるから<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/02(月) 14:00:29.73 ID:KKj86IDO<>アニメの影響もなにも元々人気あったからこそのスピンオフでアニメ化だし<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/02(月) 15:02:55.36 ID:2LKg1ss0<>一方さんとていとくんの次は美琴粘着か

次は麦のんあたりか？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/02(月) 20:20:53.48 ID:8hZsDUAO<>正直面白い話が読めれば誰と誰がくっつくとかどうでもいい<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/07(土) 20:01:43.26 ID:w6JaToo0<>続きまだー？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/07(土) 21:37:47.84 ID:d4LK4nE0<>おいまだか<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/07(土) 22:33:05.44 ID:v2BfmtU0<>それから一時間後…


…………

上条『上条当麻でーす』


美琴『御坂美琴でーす』


二人『ふたりあわせて、カミコトでーす！』


上条『いやー、それにしても学園都市の夏は暑いねえ』


美琴『そーねー、特に今年の夏は特に暑いわよねえ』


上条『この暑さは絶対、裏で能力者が一枚かんでますよね』


美琴『ええ！って、アンタそれどーいうことよ』


上条『きっとパイロキネシストの仕業ですよ、きっと毎晩、パイロキネシストの
集会みたいなのがあって、がんばってるんだよ』


美琴『頑張る、って何をよ』


上条『決まってるでしょ、一生懸命焚いてるんだよ

……炎を。皆でキャンプファイアーして楽しんでるんだよ』


美琴『なるほどね、そのせいで今年の夏は暑いのね…って、そんなわけあるかい！！』


御坂、上条の頭をはたく(極めて軽く)

…………

…………<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/07(土) 22:33:59.38 ID:v2BfmtU0<>…………


美琴「……………」

(じっとノートを見つめる美琴)


美琴「ねえ……」


上条「……なんだよ」


美琴「なにこれ？」


上条「な、何ってなんだよ！せっかく上条さんが即興で書いたさわりのネタに
向かってなんだとはなんだよっ！！」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/07(土) 22:36:34.33 ID:v2BfmtU0<>上条「だから、さっき何度の説明しただろうが！漫才ってのは、
まず、こういうネタ作りをしてから練習するもんなんだよっ！」


美琴「いや、それは分かったんだけど……そういうことじゃなくて」


上条「……なんだよ」


美琴「これ、おもしろいの？」


上条「」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/07(土) 22:42:01.17 ID:k7bBjOk0<>おお来てる支援<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/07(土) 22:48:55.50 ID:v2BfmtU0<>上条「て、てめえ御坂っ！！俺が一生懸命書いた渾身のネタ
にケチをつける気かよっ！！」


美琴「いやだって、正直どこがおもしろいのかわかんないっていうか…」


上条「そ、そりゃ御坂！笑いどころがわかんねーのは
お前のお笑いスキルが足りねーせいだろーが！！
自分の実力不足を、俺のせいみたいにいうなよ！」


美琴「え、いや、アンタがどこで笑わせようとしてるのは分かってるわよ、

……つまり、今年の夏が暑いのは、毎晩パイロキネシスト達が集まって
キャンプファイアーを楽しんでて、そのとき発生する熱のせいだって
言うことでしょ？

要するに、そういうありえないっていうか、非現実的な所が笑いどころ
ってことよね？」


上条「…………いや…そ、そうだけど……

あの、御坂さん……なんていうか、そんな冷静にネタを分析されると
恥ずかしいんですけど……」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/07(土) 23:08:00.93 ID:v2BfmtU0<>美琴「あとさあ、この『ふたりあわせてカミコトでーす』ってセリフあるけどさあ、
……カミコト、って何のことよ？」


上条「何、ってコンビ名だよコンビ名！！漫才のときはまず初めに
コンビ名を言うモンなんだよ！！」


美琴「ああ、なるほどね。
………つまり、アンタの苗字と私の下の名前を合わせて…
カミコトってわけね……」


上条「ふふん、どーだ御坂！即興の割になかなかいいコンビ名だと思わないか？
けっこー、シンプルでいい名前だと思うけど」


美琴「…………」


上条「……御坂？」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/07(土) 23:09:32.19 ID:v2BfmtU0<>美琴「(……コイツの苗字と私の下の名前を合わせてカミコト……
カミコトってつまり、略さなかったら上条美琴ってことよね…

え……やだ、なんか……これって……////)」


上条「御坂…？どーしたんだ一体？めちゃくちゃ顔が赤くなってるけど…？」


美琴「え、あ……ううううるさいわね馬鹿！！…
…け、けどま、まあ、コンビ名は
なかなかいいんじゃないかしら？け、けっこー、いい線いってるとおもうわよ？

いやむしろ、アンタが考えたにしては　逸　材　だわ」


上条「そ、そっか……逸材なんだ…

(なんでコイツ、コンビ名はベタ褒めなんだ…？)」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/07(土) 23:28:58.74 ID:v2BfmtU0<>美琴「とにかく！コンビ名はいいと思うけど、このネタは止めましょうよ！
だってこれ面白くないわよ、全然！」


上条「そ、そうかな……全然、とまで言うか…

仕方ねえ…それじゃもうちょっと待ってろよ」


上条、再びネタ作りに……

<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/07(土) 23:51:35.95 ID:v2BfmtU0<>さらに一時間後………

……………

上条『上条当麻でーす』


美琴『御坂美琴でーす』


二人『ふたりあわせて、カミコトでーす！』


上条『…いやあ、やっぱ学園都市っていったら超能力者ですよね』


美琴『そーねー』


上条『超能力者いえば、御坂さんは学園都市で
7人しかいないレベル5の一人なんですよね』


美琴『そう！私は何を隠そう「超電磁砲」の異名をもつレベル5
・御坂美琴よ、ビリビリ！』


上条『学園都市第3位ですもんねー……
けどまあ、レベル5なんて大したことないと思うんですよ』


美琴『ええっ！なんでよ！！』


上条『……だって、僕と大して変わんないじゃないですか

僕は、一応レベル0の無能力者なんですけど……
実質、御坂さんとはレベルが５つしか離れてないわけですからね』


美琴『5つしかって何よ、しかって！最っ高に離れてるじゃない！！』


上条『順位だって、2218534位くらいしか離れてないし…』


美琴『って、めちゃくちゃ離れてるやないかい！！』

……………
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/08(日) 00:15:11.43 ID:Po0JVtU0<>美琴「……………」


上条「どーだ御坂！！さっきのネタより笑いどころも分かりやすいし、
さっきよりいいだろう！」


美琴「うーん……」


上条「なんだよ…またなんか文句があんのかよ？」


美琴「これなら、さっきのネタの方が良かったかも…」


上条「え、ええ！？な、なんでだよっ！！？？」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/08(日) 00:20:04.09 ID:Po0JVtU0<>今日はここまでで

今日は全然レスつかんかったけど、
もし見てる人がいたら、ゆっくりですいません…

…また書けるときに書いていきます<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/08(日) 00:21:02.63 ID:t5BY6uY0<>超見てるよ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/08(日) 00:33:17.16 ID:n4HGXlco<>見てたぜよ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/08(日) 00:40:36.37 ID:Ps7Sj6AO<>乙

なんかどっかでみたことあるような作風だ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/08(日) 02:34:55.33 ID:5u9E4YSO<>ここにいる奴等は投下中は黙るという鍛えられた猛者なんよ･･･乙<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/08(日) 06:10:46.58 ID:3wu5BoU0<>今見たぞ
とても楽しみにしてんだぜ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/08(日) 08:16:20.71 ID:vpAaQZgo<>コンビ名が予想を裏切らないｗｗｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします <>sage<>2010/08/08(日) 10:08:29.12 ID:.vZ0kG.0<>ｗｗｋｔｋ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/08(日) 10:24:34.68 ID:5Pf9062o<>上条さんのくだらないネタが見れるのはこのスレだけ！！
ボケツッコミの理解すらしてなかった美琴に冷静に流されるくらいとかマジ最近のﾋﾟﾝ芸人レベルだな、上条さんｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/08(日) 11:24:40.89 ID:B0zGZx2o<>美琴と吹寄あたりなら普段の会話が夫婦漫才っぽい会話だもんなぁ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/08(日) 11:38:10.74 ID:EBDKvn6o<>じゃあ、吹寄も加えて、夫婦と愛人漫才で
吹寄なら結構ノリ乗りでやってくれる<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/08(日) 19:48:39.35 ID:/uVdyH60<>投下1レス目上げてるけど今は上げない方がいいかも<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/12(木) 22:43:20.95 ID:5Pvyg8A0<>暇ができたので少し投下


美琴「…だってさあこのネタ、ちょっと自分を卑下しすぎなんじゃないかしら？」


上条「え？それ一体どーいうことだよ？？」


美琴「あ、い、いや、確かにアンタはボンクラよ！？ボンクラで
しょーもない男よ！そ、そうなんだけど…

…けど…べ、別にそんなに自分を
下げて笑いにしなくても……いいんじゃないかって…その…」


上条「え、あ、あの、御坂さん…？？」


美琴「いや、だからさ、あ、アンタはまかりなりにもこの私に
打ち勝った男なんだから！！
自分がレベル0だからってそれを私と比較して笑いにするのは
なんか違うっていうか、その…あ、いやボンクラなのよ？アンタは！
いや、けど…」


上条「あの、御坂さん…？突然何を言って…？？」


美琴「あ、い、いや、けど、その、確かに私、普段アンタのこと
ボンクラとか言ったりするけど、
その、べ、別にアンタのことホントにボンクラとか
思って言ってるわけじゃなくて…

…あ、いやボンクラよ？すっごいボンクラなのよアンタは？
いや、けどその、ホントはアンタは、やだ、私さっきから何言って」


上条「もしもーーし、御坂さぁぁぁぁぁーーん！！？？？」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 23:00:05.94 ID:5Pvyg8A0<>上条「何で急に俺のこと上げたり下げたりしはじめてんだよ！？
っていうか、こんなのあくまで漫才のネタなんだから
別にいーんだよ！！」


美琴「え、あ、そ、そーよね！
て、ってか、そんなの分かってたわよ馬鹿！！

た、ただ私はただでさえボンクラのアンタが
漫才の中でもボンクラの役割してたらかわいそーだな、
って思っただけなんだから！！」


上条「ボンクラボンクラって……お前、さっきから何回俺のこと
ボンクラって言ってんだよ…」


美琴「と、とにかくこのネタはやめましょーよ！なんか私も
レベル5を鼻にかけた嫌な奴みたいにみられそうだし！！

やっぱりさっきのキャンプファイヤーのネタがいいわ！」


上条「わ、わかったよ…仕方ねえな」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 23:08:51.60 ID:XBc3PUDO<>おお来てる
期待C<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 23:11:31.06 ID:5Pvyg8A0<>
……………

上条「…それじゃあとりあえず、さっきのキャンプファイヤーの
ネタを試しにやってみるか」


美琴「え、今から？」


上条「ああ、
とりあえず実際にやってみて、どんな感じになるかやって
みたほうがいいと思うんだよ」


美琴「まあ、確かにそうね…」


上条「よし、それじゃさっそく準備はいいか御坂…」


美琴「ええ…！！」

<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 23:22:41.17 ID:5Pvyg8A0<>カミコト　初漫才『キャンプファイヤー』テイク1

上条「上条当麻でーす」


美琴「み、御坂美琴でーす」


上条「ふたりあわせて、カミコトでーす！」


美琴「え、あ、か、カミコトでーす」


上条「いやー、それにしても学園都市の夏は暑いねえ」


美琴「そ、そーねー、今年の夏は特に、あつ、あ、暑いわよねえ」



上条「スト――ップ！！スト―――ップ！！」


<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 23:28:14.59 ID:5Pvyg8A0<>美琴「な、なによ急に」


上条「御坂お前………カミカミじゃねーか！！
別に難しいセリフじゃねーんだから、こんなんで
噛んでじゃねーよ！」


美琴「う、うるさいわね！初めての漫才だから
ちょっとだけ緊張しただけよ！！ほら、もう一回いくわよ！！」


上条「あ、ああ…それじゃいくぞ御坂！！」


美琴「ええ！」

<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 23:37:54.40 ID:5Pvyg8A0<>カミコト　漫才『キャンプファイヤー』テイク2


上条「上条当麻でーす」


美琴「み、御坂美琴でーす」


上条・美琴「ふたりあわせて、カミコトでーす！」


上条「いやー、それにしても学園都市の夏は暑いねえ」


美琴「そ、そーねー、特に今年の夏は特に暑いわよ、ねえ」


上条「この暑さは絶対、裏で能力者が一枚かんでますよね」


美琴「………」


上条「(おい…)」


美琴「え……？あ、ああ！！……『ええ！って、アンタそれどーいうことよ』」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 23:38:17.06 ID:nwLxHV.0<>特にネタなくてもアドリブでいいんじゃねーか？この二人の場合・・・<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 23:41:35.16 ID:5Pvyg8A0<>上条「…きっとパイロキネシストの仕業ですよ、きっと毎晩、パイロキネシストの
集会みたいなのがあって、がんばってるんだよ」


美琴「が、頑張る、って何をよ」


上条「決まってるでしょ、一生懸命焚いてるんだよ

……炎を。皆でキャンプファイアーして楽しんでるんだよ」


美琴「なるほどね、そのせいで今年の夏は暑いのね…へーー、ふーーん……」


上条「………」


美琴「………」


上条「………」


美琴「………って、そんなわけあ」


上条「ストーーップ！！！」


<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 23:58:10.12 ID:5Pvyg8A0<>上条「長い！！長すぎんだよ御坂！！ノってからツッコむまでの
時間が！！」


美琴「ああもう、うるさいわねアンタは…そんなことネタ帳に
書いてないじゃない…」


上条「書いてなくたってそんなのセンスで分かんだろセンスで！！
とにかくここのツッコミはもっとさらっと流していいんだってば！」


美琴「んな…！なにがセンスよ！！自分だってそんなの全然ない
くせに偉そーに！！分かったわよ、さらっといけばいいのね、さらっと！！！」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 23:59:31.52 ID:fwU2ENso<>微笑ましいです<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/13(金) 00:02:14.39 ID:yyRh7ISO<>この二人は普通にケンカしてたほうが笑える<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/13(金) 00:03:41.52 ID:uAhQLyg0<>テイク3

上条「決まってるでしょ、一生懸命焚いてるんだよ

……炎を。皆でキャンプファイアーして楽しんでるんだよ」


美琴「なるほどねそのせいで今年の夏は暑いのねってんなわけあるかいっっ！！！！」


上条「へぶう！！！」バキィ！！！

<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/13(金) 00:19:00.34 ID:uAhQLyg0<>上条「スト――――――ップぅ！！！御坂さんスト―――ップ！！」


美琴「ああもう…ホントうるさいわねアンタは…」


上条「今度はツッコみ溜めなさすぎだろ御坂！！…いや、違う、
っていうかそんなことより…

……なんでお前のツッコミそんなに痛いの！？？
強くたたきすぎだろ！！軽くでいいんだよ、軽くで！」


美琴「なによそれ！！ツッコミは軽く、だなんで、そんなこと
ネタ帳に一言も書いてないわよ！！！」


上条「いや、そこは書いたよしっかりと！！
極　め　て　軽　く、って注釈入れてたよ！！
>>62をちゃんと読み返せよ！！！」


美琴「ああもう…何よ>>62って……ホントうっとしい男ねアンタって…
こんな注釈、もっと大きく書いてくれないと分かんないんだから、
ツッコミが強くなって当然じゃない！！」


上条「と、当然、ってなんだよ！！お前のツッコミって
強いのがスタンダードなの！！？？」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/13(金) 00:21:02.81 ID:uAhQLyg0<>今日はここまでで。ゆっくりペースですが、すいません…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/13(金) 00:32:05.86 ID:6VTRimso<>黒子にするツッコミが強力な電撃だもんなｗｗ
強いのがスタンダードなんだｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/13(金) 00:34:39.76 ID:RP0n8lQo<>黒子に対してやってるのはツッコミじゃなくて撃退だ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/13(金) 02:04:33.31 ID:ZYkvZ6SO<>もう今の会話をメモッとけよ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/13(金) 09:32:43.04 ID:poDR2cSO<>上条さんはツッコミの方が冴えてるよね<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/13(金) 16:04:18.88 ID:5eBSsYAO<>そりゃ上条さんは突っ込む側で、美琴は突っ込まれる側だしな
何をって？言わせんな恥ずかしい<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/13(金) 16:38:26.07 ID:W9ePmv60<>むしろ突っ込ませる側だな<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/14(土) 00:28:10.22 ID:WEKCExk0<>まあ後半になったら突っ込む側になるだろ　前立腺的意味で<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/14(土) 00:34:52.45 ID:GxG/zgDO<>私の超電磁砲で……突っ込んであげても良いよ？///

もしくは砂鉄の棒の方が良かったかな？///<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/14(土) 18:01:58.95 ID:0N5JpNwo<>>>106上条さん逃げてえええええええ！！！<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage　saga<>2010/08/14(土) 18:58:10.18 ID:.Tj.mQg0<>>>106
砂鉄ペ○スとかなんといういちゃエロスレ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/16(月) 06:22:19.69 ID:VLvKoKU0<>待ってるぞ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/16(月) 20:44:57.78 ID:mbarvjQ0<>まだかー<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/19(木) 12:10:50.77 ID:feIN/9w0<>まーーーーだーーーー？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/19(木) 18:39:25.80 ID:EyDxc8c0<>ｽｺｺｺﾊﾞｼｯｽｺﾊﾞﾄﾞﾄﾞﾄｽｺｺｺﾊﾞｼｯｽｺﾊﾞﾄﾞﾄﾞﾄｽｺｺｺﾊﾞｼｯｽｺﾊﾞﾄﾞﾄﾞﾄｽｺｺｺﾊﾞｼｯｽｺﾊﾞﾄﾞﾄﾞﾄｽｺｺｺ
ｽｺｺｺﾊﾞｼｯｽｺﾊﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾝｽｺﾊﾞﾝｽｺｽｺｺｺﾊﾞｼｯｽｺﾊﾞﾄﾞﾄ ＿∧＿∧＿∧＿∧＿∧＿∧＿
ｽｺｺｺﾊﾞｼｯｽｺﾊﾞﾄﾞﾄﾞﾄ从　`ヾ/゛／'　　"＼' /".　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　|
ｽｺｺｺﾊﾞｼｯｽｺﾊ≡≪≡ゞｼ彡 ∧＿∧ 〃ﾐ≡从≡=＜　>>1まだーーー！！！！！　 ＞
ｽｯﾄｺﾄﾞｯｺｲｽｺｺｺ'=巛≡从ミ.（・∀・# ）彡/ﾉ≡》〉≡.|＿　＿　 ＿　＿　＿　＿　＿＿＿|
ﾄﾞｯｺｲｼｮﾄﾞｽﾄﾞｽﾄﾞｽ=!|l|》ﾘｎl⌒!Ｉ⌒Ｉ⌒I⌒Iﾂ从=≡|l≫,ﾞ　　 ∨　 ∨　∨　∨　∨　∨　∨
ｽｺｺｺﾊﾞｼｯｽｺﾊﾞﾄﾞﾄ《l|!|!l!'~'⌒^⌒(⌒)⌒^~~~ヾ!|l!|l;"ｽｺｺｺﾊﾞｼｯｽｺﾊﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾝｽｺﾊﾞﾝｽｺｽｺｺｺ
ｽｺｺｺﾊﾞｼｯｽｺﾊﾞﾄﾞﾄﾞl|l|（（　(〇)　））（（　(〇)　））|l|》;ｽｺｺｺﾊﾞｼｯｽｺﾊﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾝｽｺﾊﾞﾝｽｺｽｺｺｺ
ｽｺｺｺﾊﾞｼｯｽｺﾊﾞﾄﾞﾄﾞ`へヾ―-―　　　 ―-―　.へヾｽｺｺｺﾊﾞｼｯｽｺﾊﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾝｽｺﾊﾞﾝｽｺｽｺｺｺ <> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/19(木) 20:58:19.22 ID:zLgPkZUo<>おちつけw<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 12:49:13.44 ID:ad1Rq9g0<>今日あたし来ると見た<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 13:17:29.77 ID:Iryqu46o<>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｼｰﾝ
　　　　　　　　　＝≡＝　∧＿∧
　　　　　　　 　　／　　　（・∀・　） ＜はい
　　　　　　　　〆 　 ┌　 |　　　　| .∈≡∋
　　　　　　　　　|| 　γ ⌒ヽヽコノ　　 ||
　　　　　　　　　||　.｜　　　|:::|∪〓　 .||
　　　　　　　 .／|＼人 ＿.ノノ _||_.　／|＼<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/21(土) 20:00:24.59 ID:6qtWke60<>おそくなってすいません…


上条「とにかく御坂！！お前は漫才のことがぜんっぜんわかってねえ！！
こんなんじゃ、優勝はおろか、出場できるかどうかもあやしいぞ！！」


美琴「なによ！！アンタのボケのセンスだっていまいちじゃない！！」


上条「な、なんだと！！」


美琴「なによ！！」


上条・美琴「…………」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 20:12:32.66 ID:6qtWke60<>上条「……やめよう、今ケンカしたってしょうがない……それより
お互い漫才についてもっと勉強しないと…」


美琴「まあ…確かにそうね……」


上条「……そうだな、とりあえずは今日は日も落ちてきたし解散するか。
それでお互い家に帰ってから、漫才について勉強するようにしようぜ」


美琴「…わかったわ、ネットかなんかで漫才についていろいろ調べとくわ」


上条「ああ、俺ももっと面白いネタ考えてくるからさ。
それで、明日から毎日、放課後ここで落ち合って一緒に練習
しようぜ、なんせコンクールまで日がないからな」


美琴「え…ま、毎日？？」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 20:23:57.65 ID:6qtWke60<>上条「あ、さすがに毎日は無理か……そりゃそうだよな、おまえにも都合
ってもんがあるし」


美琴「い、いや、そ、そんなことないわ、大丈夫よ！うん、毎日ね毎日！！
わかったわ！！」


上条「あ、ああ…それならよかった…？
(やけに気合いはいってるな…急にどうしたんだ？？)」


上条「……まあいいや…それじゃ俺、今日はもう帰るわ…

……明日またよろしくな」


美琴「う、うん…また明日ね…」


…………

美琴「(コンクールまで毎日アイツと会えるんだ…これってもしかして
チャンスかもしれないわ…

それに…よくよく考えたら、アイツ
自分の知り合いの中から漫才の相方に私を選んでくれた、ってことよね…
私を……)


美琴「(よし！！正直漫才とか良く分かんないけど、せっかくアイツが
私を選んでくれたんだから！！一生懸命頑張らないと！！そうとわかれば
さっそく、家に帰って漫才の勉強をしないと！！）」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 20:41:08.05 ID:6qtWke60<>
…………

その日の夜…常盤台中学の寮


(ネットで漫才の動画を見る美琴)

美琴「なるほどねえ……ツッコミっていうのはタイミング
が命なのねえ…」


美琴「それにツッコミの言葉も『なんでやねん』だけじゃなくて
人によっても、ボケの種類にもってもいろいろあるのねえ…

『なんでやねん』ってのは、要するに一番オーソドックスな
ツッコミの種類、ってことかしらね」


美琴「あ、それに動画をみると漫才のテンポ自体も
コンビによってもいろいろだわ…
はやーいテンポのもあるし、スローテンポのもあるし…

それによってもツッコミのタイミングってのは違って
くるんじゃないかしら……

…ん？」


黒子「」ガクガクガクガク……
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 20:46:22.86 ID:6qtWke60<>美琴「あれ、黒子。どーしたのよアンタ、顔真っ青だけど」


黒子「お、お、お姉さま………い、一応確認したしますけど…
さっきから、熱心に何のお勉強をしておられるんですの……？」


美琴「え？なにって……漫才だけど？」


どんがらがっしゃあーーーーーーん！！！！！

<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 20:55:37.69 ID:6qtWke60<>美琴「ちょ……ど、どうしたのよ黒子！！急にそんな盛大にずっこけて！！」


黒子「お、お、お姉さまあぁーーー！！！
が、学園都市第3位、常盤台中学のエース
ともあろうお方が、なんで急に漫才などど低俗な文化のお勉強をぉ！！？？
ていうか、なんでそんな突然、そんなものにご興味がわいたんですのぉ！？？」


美琴「え……い、いや実はかくかくしかじかで…」


黒子「ぎゃあああああーーーーーー！！！！！！！！！！！！
またあの類人猿があぁぁぁぁーーーーーーー！！！！
わたくしのお姉さまをたぶらかして、何させようとしてんですのよぉぉぉーー
あんの毒虫がああああぁぁぁーーーーーー！！！！！」


美琴「ちょ、ちょ、ちょっと黒子！！お、落ち着きなさいよ！！！」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 21:39:20.97 ID:lwpKXQDO<>乙
続き期待してる<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 22:54:45.11 ID:GZ7mW8Y0<>黒子「はあはあ…い、いいですことお姉さま…！
お姉さまはこの学園都市に7人しかいないレベル5、
御坂美琴お嬢様ですのよ？

そのお姉さまが殿方とま、漫才などと……！！
な、なにをはしたないことを…！！」


美琴「あの……黒子…は、はしたない、ってそんな…」


黒子「とにかくお姉さま！！上条さんとそんなくだらない
コンクールにでるなんてことやめてくださいまし！！

……さ、黒子のお願い、お姉さまなら聞いてくれますわよね？」


美琴「……い、いや、私だって、別に漫才とか興味ないのよ？
ないけど、アイツがどうしてもってお願いするから仕方なくっていうか…

アイツに頼まれたら、断れないっていうか……
あ、ほら、アイツには私、実は借りがあって」


黒子「うぎゃああああーーーーー！！！！おね、お姉さまがあああーー！！
お姉さまがあの類人猿に完全にたぶらかされてますわああぁぁーーー！！！」

どんがらがっしゃーーーーーん！！！


美琴「ちょ、ちょっと黒子！！」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 22:55:51.71 ID:ibbW4Iw0<>乙ー
今日はもう終わりなのかな？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 22:59:51.78 ID:ibbW4Iw0<>俺タイミング悪すぎ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 23:15:47.66 ID:GZ7mW8Y0<>美琴「あれ、けど黒子！！アンタのそののた打ち回り様！！
なんかちょっとおもしろいわよ！！これが噂に聞く『リアクション芸人』
ってやつじゃないかしら！！？？」


黒子「な、なにを言ってるんですのお姉さまぁぁーー！！！
お姉さまの口からリアクション芸人などど……！！
そんなはしたない言葉を口にしないでおくんなましいいーーー！！！」ビクンビクン！！


美琴「はしたないって……あのねえ黒子……
『リアクション芸人』を馬鹿にするんじゃないわよ黒子…
…さっきネットの動画で見たけど、リアクション芸人だっていろいろ大変なのよ？

なんか熱々のおでんを無理やり食べさせられたり、熱湯風呂に入れさせられたり…
大変よね、ダチョウトリオさんとかも」


黒子「だからそんなダチョウトリオとかの動画を熱心に見ちゃだめですのよ
お姉さまああああーーー！！！！
しかもなんでちょっとリアクション芸人のことを
かばってるんですのおおおーーーー！！！！」ビクビクビク…！！<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 23:21:59.95 ID:fzhIVVAo<>一瞬早くリアクションしないと間に合わないんだよな<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 23:26:27.54 ID:GZ7mW8Y0<>美琴「ああもう……だんだんアンタのそのオーバーリアクションも飽きてきたわね…
なんかいつの間にか痙攣してきてるし…

…仕方ないわ…そろそろ、そのリアクションに対して
この私が『ツッコミ』を入れてあげようかしらね…」


黒子「はあはあ…

…え？ちょ……お、お姉さま……？？」


美琴「ツッコむセリフはそうねえ…『なんでそんなリアクション大きいやねん』
…とかでいいのかしら？なんか、ちょっと言葉使いおかしい気がするけど
語尾に『やねん』、はつけたほうがツッコミってぽいわよね？

…ま、いいわ、とりあえずいくわよ黒子！！」


黒子「え……ちょ、ちょ、お姉さま！！も、もういいですの！！
く、黒子はもうだいぶ落ち着きましたから……ツッコミだなんて
いらないですの！！

…っていうか、ツッコミ、ってそんな気合をいれてやるもんじゃ…」


美琴『なんでそんなリアクション大きいやねん！！！！』ボゴオオオ!!!!


黒子「へぶううううう！！！！」ドサァ！！
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 23:50:37.08 ID:GZ7mW8Y0<>今日はここまでにしときます。また暇ができたら投下します。<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 23:56:36.20 ID:fzhIVVAo<>どこから突っ込めばいいんだ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 00:07:10.64 ID:pWTf/VAo<>漫画家美琴書いた人だったりする？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 01:11:47.64 ID:sQq/BISO<>乙やねん<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 02:34:51.65 ID:EUKvoq.o<>これだけ騒いでも現れない寮監<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 03:17:44.82 ID:IpjopLs0<>面白いｗｗｗｗ
続き待ってます<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 06:27:55.17 ID:FO7Nb.AO<>ビリビリいってりゃいいのよ の人かな

黒子のテンションの高さが似てる気がする<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 11:18:16.58 ID:PAOBo8U0<>マヒャデドスの人？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 12:31:41.92 ID:WmXmpcDO<>作者特定はあれだけど、この美琴の感じが…
漫画家美琴の人かな？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 22:49:12.79 ID:Q7PKmBs0<>セリフ回しが漫画家美琴の作者だな

おもしろいｗｗｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 23:04:13.37 ID:POdRGhoo<>出川にリアクションをさせる番組があったけど、0.2秒前にはもう反応してるんだもんな<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/23(月) 01:37:11.59 ID:vA2Gdb20<>マギー信心とか出してるしそうだろうね
てか文体してビリビリいってりゃいいのよスレの人じゃん<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/23(月) 04:08:57.74 ID:EJ8eYZw0<>ビリビリ言ってりゃいいのよの作者は
美琴のツンとデレの按配がたまらん<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/23(月) 04:14:57.18 ID:xAWBIZ2o<>またこの作者の書く可愛い美琴がみれるのか…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/23(月) 23:23:44.11 ID:757Yb1Y0<>>>140　そういえばマギー信心って佐天「超能力ショー？」に出てたな

美琴が思いついた最初の芸人がマギーだったのは、やっぱ>>1の中では、今まで
書いた禁書ｓｓは全部リンクしてる設定なのかｗｗｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/25(水) 20:03:01.36 ID:N7Hlkqc0<>早くかわいい美琴を見せてくれ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/27(金) 23:07:40.12 ID:Dg/Z0gQ0<>さあさあこいこい>>1さんこい<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/28(土) 01:00:41.94 ID:2KHjaNM0<>>>1のＳＳの美琴登場率は異常だなｗｗｗｗやっぱ好きなのか
けど個人的に>>1の一方さんと打ち止めメインのＳＳも
好きだったりする<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>hage<>2010/08/28(土) 02:01:00.94 ID:ZHilyMcP<>　　　　　　☆ ﾁﾝ　　　　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏﾁｸﾀﾋﾞﾚﾀ〜
　　 　 　 ☆　ﾁﾝ　　〃　 ∧＿∧　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　 　 　　ヽ　＿＿_＼（＼・∀・）　＜　漫才まだ〜？
　 　 　 　 　 　 ＼＿／⊂　⊂＿ )　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 　 　 　 　 ／￣￣￣￣￣￣ ／|
　　　　　　　|￣￣￣￣￣￣￣|　 |
　　　　　　　|　　愛媛みかん　|／<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/29(日) 00:25:31.41 ID:H8XfgOEo<>今夜来てくれたらハロワ行く<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/31(火) 08:29:26.92 ID:Tj11V.c0<>>>148www<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/01(水) 19:16:02.77 ID:0LSo6U60<>さあ月が変わったぞ。そろそろ。<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/03(金) 21:24:48.15 ID:ZxwQT4U0<>この週末こそは来てくれ……<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 03:55:22.05 ID:Vi8Qo7Eo<>もしかして>>1は漫才のネタに詰まっているんだろうか？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/04(土) 20:55:17.33 ID:Hjx0oHU0<>そのころ…

上条の家

(漫才のネタを書いている上条)

上条「…夏に雷が多いのはエレクトロマスターが集会をひらいて
ビリビリやっているからだよ……っと……

ってこれじゃだめだ…、パイロキネシストのネタとかぶってるじゃねーか…」ぶつぶつ…


禁書「……とーま」


上条「うーーん、やっぱ漫才のネタを書く、ってのは
難しいもんなんだなあ…なかなかいいネタが思いつかねえぜ…」ぶつぶつ…


禁書「とーま」


上条「…こないだあったポルターガイストの事件、その真相は実は
サイコキネシストが夜な夜な集まって……って、さっきから同じ
ようなネタしか思いつか」


禁書「とーーまってば！！！」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 20:57:31.81 ID:O9zgOxko<>待ってました！<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 21:09:23.64 ID:Hjx0oHU0<>上条「な、なんだよインデックス！！急に大きな声あげやがって！！」


禁書「とーまこそ、家に帰ってからずっと何やっているんだよ！
夕ご飯の準備もしないで！！わたしはもう、お腹と背中
がくっつきそうなんだよ、とーま！！」


上条「え、ああそっか…夕飯まだだっけか…
…け、けどごめんインデックス、もう少しだけ待ってくれないか？
もうちょっとで漫才のネタが完成しそうなんだよ…
このマンザイのネタを明日までに仕上げないと、御坂に怒られそうだしな…」


禁書「マンザイ？、マンザイってなんなんだよ、とーま！？
それって今日の夕飯よりも重要なことなの！？？

それに、そのマンザイっていうのと短髪とどーいう関係があるの！？？
きっちり説明して欲しいかも！とーま！！」


上条「わーーもう！そんな大声でまくしたてるなよインデックス！！
わかった、しっかり説明するから、な？」


…………<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 21:19:40.01 ID:Hjx0oHU0<>………


禁書「ふーーん、つまりとーまは、私に内緒で短髪と二人っきりで
そのマンザイコンクールに出場しようと企んでたんだね、
ふーーん、ほほう」


上条「な、なんだよ企むってのは……べ、別に隠してたわけじゃねーし、
それに漫才コンクールに出るって正式に決定したのは今日の話だし…」


禁書「で？とーまが短髪と一緒にそのマンザイコンクールに出て、
一体何のメリットがあるって言うの？」


上条「ふふん、よくぞ聞いてくれたなインデックス！！実はなあ、
この漫才コンクールに優勝した暁にはな、

○○スーパーのポイントカードのポイントが一生3倍増しになるんだよ！！
どーだ、すごいだろう！！」


禁書「すーぱー？ぽいんと？？何それ、それっておいしいのとーま？」


上条「ああもう……どう説明したもんかなあ……」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 21:35:46.04 ID:Hjx0oHU0<>上条「ええっとなインデックス……その、つまりスーパーの
ポイントが今までより沢山もらえるってことは、お前と無関係の話じゃなくてだな…

…そう！ようするに、毎日の夕ご飯にも関係してくる話なんだよ！！」


禁書「ええ、そーなの？それってつまり、とーま達が優勝したら
毎日の夕飯がもっと豪華になるってこと？」


上条「ま、まあ…毎日、ってのはいいすぎだけど…
ポイントがたまりやすくなる分、生活に余裕ができるはずだから…
多少はそうなるかなあ…」


禁書「小萌の家にいかなくても、すき焼きを食べれるようになる？」


上条「え？すきやき……？？
う……う、うん、まあ…たまには………多分」


禁書「そっか…そうなんだ……！！！」


<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 21:48:45.33 ID:Hjx0oHU0<>禁書「ようやく分かったよとーま！！つまりとーまは、毎日の夕ご飯
の為にマンザイコンクールに出場するということなんだね！！」


上条「い、いや、そのインデックス……別にそういうわけじゃ…」


禁書「そういうことなら、とーま！私もとーま達のこと応援するんだよ！！
大会当日は、皆で応援に行くんだから！！だから、絶対に優勝
してね、とーま！！」


上条「え？………あ、ああ……ありがとう……」


上条「(インデックスのやつ…
なんかちょっと勘違いしてるみたいだけど…とりあえず
納得してくれてるみたいだし……これでいいか……)」


上条「(……それはそうと御坂のヤツ……ちゃんと漫才の
勉強してんのかな……

いっちゃ悪いけど、アイツの漫才センスはダメダメだったし…
ちょっとやそっと勉強したくらいじゃ変わんねーだろうしなあ…


こりゃあ御坂の穴を埋めるために、俺がボケで相当頑張らないと…！！！)」

…………<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 22:12:16.43 ID:Hjx0oHU0<>次の日

とある公園


上条「え、ええっとその……御坂さん……もう一回初めから言って
くれませんか…？」


美琴「だからさあ…まず、こことここのボケは、ちょっと分かりにくい
と思うのよね……もうちょっと老若男女に分かるようなボケにした方が
いいわよ」


上条「そ、そうかな……上条さん的には結構、いいかなって思ったんですが…」


美琴「もうちょっとシンプルなボケにしたらどうかしらね、
……ほら、例えば私が『電撃使い』ってことをネタにして、
『御坂さん家は電気代タダでいいですね』みたいな？

マニアックなのはあんまり良くないわよ、一般受けする漫才を
作っていきましょうよ」


上条「は、はい…すいません……」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 22:19:17.35 ID:Hjx0oHU0<>美琴「それと、アンタが作ってきたネタのここの部分なんだけど、
なんで急に私がここで『ビリビリダンス』とかしなきゃいけないわけ？」


上条「え、い、いや、その…」


美琴「だから、こーいうのはやっぱ良くないわよ。そりゃ、よく
歌ったり踊ったりする芸人もいるけど、やっぱり私はそういう
のに頼りたくないわけよ。

…いや、仮に私がそのビリビリダンスをして少しでも面白いなら
考えてもいいわよ？

けど、おもしろくないわよね、確実に？実際の所、アンタもそう思うでしょ？」


上条「は、はい、すいません御坂さん…
…ネタが思いつかないで苦し紛れに書きました……」


美琴「はあ……やっぱりね、どーせそんなこったろうと思ったわよ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 22:34:15.84 ID:Hjx0oHU0<>美琴「あ、あとさ！これは提案なんだけど、
ここの部分で、最初のパイロキネシストのネタを
天丼でもう一回ここで出すのはどうかしら？」


上条「て、天丼！？なんだよ天丼って！？？
なんだよその専門用語っぽい言葉はぁ！？
全然聞いたことないんですけどっ！！！」


美琴「ああもう……アンタって全然勉強が
足りないわね…この程度の用語も分かんないなんて…
ちゃんと昨日、勉強した？」


上条「す、すいません御坂さん……ネタを書くのが
精一杯で………勉強不足でした…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 22:57:52.37 ID:UWegOWco<>昨日までド素人だった御坂さんにダメ出しされまくる上条さんパねぇっす<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 23:02:11.42 ID:Hjx0oHU0<>上条「……なんかすげーな御坂……一夜にしてここまで、漫才のこと
理解してくるなんて……」


美琴「な、なに言ってんのよアンタは……このくらいネットで一夜勉強したら
すぐじゃないの」


上条「そ、そうかな……さすがに一夜じゃ無理な気がするんですけど……」


上条「(あ……いや、そっか……そういえば御坂って俺なんかとは
頭の出来が全然違うんだった……

漫才のいろはを学ぶくらい、一夜で十分、ってことか……

いや…それにしたって一夜でここまで成長するなんて……)」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 23:04:18.37 ID:kiIAiy.o<>なんなんだよにいちいち吹くww<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 23:04:29.75 ID:Hjx0oHU0<>美琴「……やっぱ、漫才は正統派なのが一番よねえ、
ねえ、アンタもそう思うでしょ？」


上条「あ、ああそうだな…」


美琴「私たちもそういう正統派の漫才を目指したほうが
上手くいくと思うのよね…

例えばほら……『いといし・こいいし師匠』みたいな正統派の漫才が…」


上条「いといし・こいいし！！？？なにそのすごい大御所！！？
そんな人の漫才、俺達の世代で知ってるやついねーだろ！！！
一夜でどこまで勉強してんだよお前はぁ！！！！」


美琴「はあ…？アンタねえ…『いといし・こいいし師匠』を馬鹿にしてんじゃ
ないわよ！！師匠達は兄弟でずっと頑張ってきて…！！」


上条「っていうか、師　匠ってなんだよ！！？
お前、一夜にして『いといし・こいいし』に弟子入りでもしたのかよ！！？？」


美琴「馬鹿ね！！敬意を払って師匠、って言ってんのよ！！
アンタも呼び捨てにしないで名前の最後に師匠くらいつけなさいよ！！！」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 23:30:12.41 ID:Hjx0oHU0<>上条「(…ま、まあ何にせよ、御坂がここまで成長するなんて
嬉しい誤算だぜ…！これは、マジで優勝も夢じゃねーかも…！！)」


上条「よし、それじゃ御坂！！今、お前が指摘した部分を踏まえてさ！
一回、二人で漫才を通してやってみようぜ！！」


美琴「ええ！！わかったわ！！」


………

ところが……

上条「…決まってるでしょ、一生懸命焚いてるんだよ

……炎を。皆でキャンプファイアーして楽しんでるんだよ」


美琴「なるほどねそのせいで今年の夏は暑いのね………
ってんなわけあるかいっっ！！！！」


上条「ぶべら！！！」バキィ！！！


<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 23:48:42.86 ID:Hjx0oHU0<>上条「ストップ…スト――――ップ！！！…ちょ……御坂！！お前…

…なんでそんなに漫才のこと勉強して、ツッコミは相変わらずなんだよ！！
なんで昨日と一緒でツッコミは強いままなの！！？？」


美琴「え……そ、そうかしら……？けど、ツッコミっていうのはやっぱり
強いほうが面白いわよ

……ほら、タウンダウンのまっちょんだって『ハマタのツッコミはめちゃくちゃ
痛い』って言ってたし…」


上条「そ、それはまっちょんのボケだろボケ！！実際のはまやんのツッコミは
そんなに痛くないんだよ！！そんくらいわかるだろ！！」


美琴「何よ！！そんなの分かんないじゃない！！あれは絶対
まっちょんの本音よ本音！！ホントにはまやんのツッコミは痛いんだから！！
やっぱりツッコミってのは強いほうがおもしろいのよ！！」


上条「って、なんでそこだけかたくななんだよ御坂！！
そんなに俺のこと全力でしばきたいのっ！！？？」


……………

ツッコミは相変わらず強いものの
実は、上条の為に全力で漫才の勉強をしていた
御坂のおかげで、二人の漫才は急速に成長していった……<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 23:50:43.28 ID:Hjx0oHU0<>今日はここまでで、続きはまた暇なときに

待たせた割にあんまり進まなくて申し訳ない…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 23:52:29.38 ID:6VrxdzIo<>上条さんのネタって見てる方が恥ずかしくなるな
エンタでよく体験した現象だｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/05(日) 00:07:18.76 ID:k26bhLE0<>>>1乙ーそりゃ御坂が必死に勉強したら上条軽く抜くわ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/05(日) 03:58:47.22 ID:EKswoks0<>>>御坂の穴を埋めるために
ほほぅ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/05(日) 04:00:30.70 ID:JBqg/Xco<>実際の穴は上条さんで埋めるのは御坂の方だった、か・・・ゴクリ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage <>2010/09/05(日) 11:38:15.04 ID:AvbbjyIo<>>>172
処女オーラ全開の美琴にいきなりそこまでの変態プレイさせるのはどうかと思いますよ変態さん<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/05(日) 13:10:22.16 ID:pyiaUsAO<>そりゃ上条の為なら一生懸命 勉強するよな御坂は<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/05(日) 14:06:27.03 ID:n.bI5zMo<>二人とも場の空気が読めない人なのに漫才とは……<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/05(日) 18:28:19.85 ID:U3ZVb/so<>略してマザコン<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/09(木) 19:03:58.87 ID:ybMUzYAO<>御坂さんすげーっす<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/12(日) 22:38:00.48 ID:eLIeU/c0<>まだかー<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/14(火) 23:37:03.09 ID:pqyKDo.0<>そろそろ来るはず<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/15(水) 20:24:24.26 ID:urmufkAO<>今週末来ると見た<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/16(木) 01:05:06.39 ID:Dt1u5KI0<>そろそろ来るはず<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/20(月) 00:50:50.45 ID:GWklfII0<>くるか<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/20(月) 14:24:27.62 ID:gwAIO2DO<>とある二人は上条美琴<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/23(木) 22:41:43.09 ID:PFkzWj60<>………そして、コンクール前日

とある公園

カミコト　ネタ合わせ中…

……

美琴「………いい加減にしなさい！！やめさせてもらうわ！！」バシッ


上条・美琴「ども、ありがとうございましたー！！」


………

上条「………やったな、御坂……」


美琴「………ええ、とうとうやったわ…」


上条「とうとう、ネタが最後まで完璧に通ったぜ！！
ボケもツッコミのタイミングも完璧だった！！」


美琴「そうね…！！がんばった甲斐があったわ！！！」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/23(木) 22:53:51.71 ID:PFkzWj60<>上条「お互い初心者の状態からはじめて一週間…まさか
ここまで漫才のクオリティを高めることができるなんて…

こりゃあ、明日の本番が楽しみだな、御坂！！」


美琴「ええ！！……けどまあ、そうねえ…
…あえて、まだ注文をつけるなら…

アンタ、私がツッコむ度に微妙に顔ゆがめるの止めた方がいいわよ？
お客さんに不安をあたえちゃうでしょ？」


上条「それはお前のツッコミがいまだに痛いからだろうがあ！！
なんでお前、ツッコミの威力だけは最初から変わんねえんだよ！！
必死で俺が、痛みを我慢してるのがわかんねーのかぁ！！」


美琴「え……そ、そうなの？ご、ごめん…
ま、まあ、それはアンタが
あとちょっとだけ、我慢すればいい話だし、別にいいわよね？」


上条「って、えええええーーーーーーー！！！！
御坂さんの中で自分がツッコミの威力をおさえるとかいう発想はないんですかぁぁ！！？？

初めて漫才した時から言ってんのに、どんだけ頑ななのおおおっ！！！？？」


<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/23(木) 22:54:43.75 ID:qhhVwZIo<>来たし！<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/23(木) 23:05:00.72 ID:Su3iy/Y0<>この二人ならネタより素の方がウケたりして<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/23(木) 23:08:04.88 ID:PFkzWj60<>美琴「けど、まあいいじゃない？アンタが言ったように
漫才のクオリティはこの一週間で格段に進歩したし、
これなら優勝だって夢じゃないわよ、きっと」


上条「ああ！確かにな！！…

…それにしても、あんなにお笑いのこと分かってなかった
御坂がここまで漫才に詳しくなるなんて……やっぱお前すげーよ御坂！！
流石は常盤台中学のエースだな！！」


美琴「な、なにいってんのよアンタは/////！！ふ、ふん、べ、別に
漫才なんて、ちょろっと勉強すれば誰だってこれくらいなれるんだから///」


上条「いやいや、そんなことないって！！お前がいなきゃ、ここまでの
漫才を作りだすことはできなかったし…ホント、お前には感謝してるんだぜ御坂！！」


美琴「な、べ、別に私は…////////」


上条「そんな謙遜するなって！！お前を漫才の相方に選んでよかったよ、御坂！！
ベストパートナーだよな俺たちって(漫才の)！！！」


御坂「んな……////////！！！！！！」

<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/23(木) 23:12:55.59 ID:uwWxioDO<>wktk<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/23(木) 23:17:28.18 ID:y/Btqmco<>悪気はないんだろうけど上条さんだなぁって感じしてｲﾗｯとする<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/23(木) 23:18:32.16 ID:PFkzWj60<>美琴「…………//////」


上条「って、あれ…？み、御坂さん……？？」


美琴「(べ、ベストパートナー…ベストパートナー……)」


美琴「(べ、ベストパートナーって、どういうこと？つ、つつつつまり
それって、私が一番ってこと？？？え、えええええそ、そんな

まさか……こ、コイツがこんなこと言うなんて……！！！！
たかだか漫才で、私どこまでコイツと急接近してるわけ……！！？

だだだ、だって、ベストパートナーっていったら、もう、将来
けけけけｋｋｋｋ結婚とか……って、わ、私何考えてんのよ…！！！
こ、コイツはあくまで漫才のベストパートナーってことで……

って……あ、や、やばい、な、なんか頭がぼーーっっとしてきた……)」


美琴「……//////////」


上条「お、おい御坂…どうしたんださっきから黙りこんで
……んで、なんかすっげー顔真っ赤になってるけど……」


美琴「」パリッ…パリッ……


上条「え……」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/23(木) 23:42:33.09 ID:PFkzWj60<>美琴「」バリバリバリバリィィ！！！


上条「どあああああ！！！ちょ、み、御坂！！おい！！！」


美琴「ふぇ……///な、なになに……？どーしたのよ…/////」バリバリバリ……！！


上条「どーしたじゃねーーだろ！！！さっきからお前、なんか
漏電してるぞ！！！は、はやく止めろって！！あぶね―だろうが！！」


美琴「え……ろ、漏電……?
あはは…なーにいってんのよ、アンタは…////
漏電だなんてそんなわけないじゃない…////」バリバリバリバリ……！！！！！


上条「いや、してるだろぉぉぉぉ！！！さっきからずっとおお！！！！
し、しかもなんかどんどんひどくなってろぞ！！

い、いいからさっさと止めろって！！！ホント、危ないから……！！！」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/23(木) 23:46:13.48 ID:PFkzWj60<>美琴「えへへ……もう…なによそれ……///つまんないボケかましちゃって…///
あ、ひょっとしてツッコみ待ちなわけ………？
んもう、しょうがないわね……/////

それじゃ、いくわよ……//////」


上条「い、いや、ちょ……み、御坂さん！！！ボケとかじゃなくて
じ、実際の死活問題の話をしてるんであって……！！！！！！」


美琴「なんでやねーーん」


上条「なんでやねんじゃねーだろうがああああああああああああ
どうあああああああああああああああああああああ！！！！！」



バリバリバリバリバリバリいイイイイイイ！！！！！！！！！！！！！


…………………<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/24(金) 00:08:24.96 ID:MopYK9k0<>………
その日の夜

常盤台中学寮内


美琴「…………」


黒子「…えさま、お姉さま！！」


美琴「…え？あ、ああ、何よ、どうしたの黒子？」


黒子「ですからお姉さま、お風呂が空きましたのよ、ってさっきから
何度も申しあげておりますのに…
…寮の消灯時間も迫ってきておりますし、早く入ってくださいな」


美琴「え、あ、ああ…うん、わかった…けど、もうちょっと待って
…後でちゃんと入るから…」


美琴「…………////」ぼー…


黒子「…………」


黒子「(お姉さま……今日、帰ってからずっとあんな調子で
すわ……ずっと頬を赤らめてぼーーっとして……
一体、今日なにがあったんですの…？)」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/24(金) 00:22:04.34 ID:MopYK9k0<>黒子「(おそらく今日の放課後もまた、お姉さまは上条さんと漫才の練習してらしたはず…
もしや、その時になにかあったんですの……！！？？

きーーーーー！！あ、あの腐れ毒虫があああ！！！またしてもお姉さまを
たぶらかしおってええええええ！！！
やはり、二人きりで漫才の練習など、黒子は不安でしょうがないですわあああ！！！)」


黒子「(け、けどまあ、その不安も明日までですわ……明日の漫才コンクールが
終わりさえすれば、上条さんと二人きりで会うこともなくなるはず…！！

いつものお姉さまに戻ってくれるはずですの…！！！
ワタクシのお姉さまが戻ってきてくれますわ！！)」


美琴「………////」ぼー…


黒子「さあさお姉さま！早くお風呂に……」


美琴「…………漫才師、かあ…」


どんがらがっしゃーーーーーーん！！！！！！！！！<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/24(金) 00:30:47.80 ID:MopYK9k0<>黒子「」ガクガクガクガク…


美琴「ちょ……も、もうどうしたのよ黒子…そんな盛大にずっこけて…
部屋がめちゃくちゃじゃない……」


黒子「おね、おね、お姉さま……い、今、な、なん、なんておっしゃったんですの…？？」


美琴「え？あ、ああ、や、やだ、違うわよ！！勘違いしないで、ただ私は
将来アイツとコンビを組んで漫才師になるのも悪くないなって…」


黒子「違くねえええぇぇぇーーーー！！！！！
それええええええええ！！！！！黒子の不安それえええええええ！！！！！
不安的中ですのおおおおおお！！！！！」

どんがらがっしやあああああーーーーーん！！！！


美琴「ああもう……ホント騒がしいわねアンタは…」


<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/24(金) 00:59:17.79 ID:RXdfrdI0<>美琴かわええええええ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/24(金) 01:03:42.43 ID:MopYK9k0<>黒子「はあはあ…い、いいですことお姉さま…！
分からないのでしたら、何度でも申し上げますけど…
お姉さまはこの学園都市に7人しかいないレベル5、
御坂美琴お嬢様ですのよ？

そのお姉さまが殿方とま、漫才などと……！！
な、なにをわけのわからないことを…！！」


美琴「あの……黒子…わ、わけのわからない、ってそんな…」


黒子「とにかくお姉さま！！上条さんと漫才師になるなんて
こと、冗談でも二度と口にしないでおくなまし！！

……さ、黒子のお願い、お姉さまなら聞いてくれますわよね？

………ね？」


美琴「……い、いや、私だって、別に漫才師とか興味ないのよ？
ないけど、あ、あ、アイツがな、なんか私のこと
べべべ、ベストパートナーとか言うから…///////

あ、あああアイツがそこまで言うなら、別に漫才師になってもいいかなって……
そ、それに、私もアイツのこと、べべ、べベストパートナーだって思っ////////」


黒子「うぎゃああああーーーーー！！！！おね、お姉さまがあああーー！！
ベストパートナーとかうわあああああわああぁぁーーー！！！
頬を赤らめてぎゃあああああーーーーーーーー！！！！！」


どんがらがっしゃしゃしゃしゃああああああぱりぱりぱりーーーーーんｎ！！！


美琴「はあ……また……」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/24(金) 01:19:18.33 ID:MopYK9k0<>美琴「あのねえ黒子……確かにアンタのた打ち回り様、面白いって前言った
かもしれないけど、さすがにもう完全にあきてきちゃったんだけど…

ほら、アンタもいい加減、次のボケを考えないと…」


黒子「ボケじゃねえええええええぇぇーー！！！
ボケじゃないですのよお姉さまあぁぁぁーーー！！！！！
黒子は、黒子はお姉さまの将来を案じての
リアクションなんですのよおおおおお！！！！！」ビクビクビクーーーン！！ビックビック…！！

美琴「だからさ……そんな痙攣の擬音語をちょっと前よりグレードアップしたからって
全然面白くないのよ黒子……流石の私も、もうツッコむ気力もないわ…」


黒子「お姉さまああああーーー！！！す、好きで痙攣してるわけじゃないですのよ！！！
おね、おねえ、おねええざばｗｗくｖｇんそｓｌｇｆｈｊ」ビグビグビグビク――ン！！

バンッ！！！！(ドアが開く音)

寮監「やかましいいいいいいいーーーーーーー！！！！！！！！！」ボギイィィィ！


黒子「へぶううううぅぅぅぅーーーーーー！！！！」


美琴「あーあ………」


……………

<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/24(金) 01:20:34.91 ID:MopYK9k0<>今日はここまでで、ほんとゆっくりですいません…


最近忙しくて、昔みたいなペースで書けない……<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/24(金) 01:27:34.44 ID:bOxYvU20<>超乙です！
黒子どんだけ痙攣してんだよww<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/24(金) 01:37:11.17 ID:7FvyR5Eo<>ボギイィィィ！って、黒子死んでない？
乙した<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/24(金) 01:43:40.59 ID:NPka8sso<>乙！
たまに生存報告をしてくれると嬉しいなｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/24(金) 02:05:29.85 ID:5SYOgyE0<>ここの美琴はかわいいなあ…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/24(金) 03:04:28.14 ID:clWPpsEo<>乙！<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/24(金) 04:02:18.39 ID:GmW0Prg0<>>>204
ここの美琴「も」だろ？　何言ってるんだお前は<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/25(土) 23:24:54.96 ID:kuS0nIAO<>おもしろい<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/26(日) 10:03:46.40 ID:aS7lOgE0<>黒子のハイテンションがいちいち面白いｗｗｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 03:32:15.32 ID:AiQ1.Dw0<>待ち遠しい<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/02(土) 21:20:49.56 ID:iTO5Q5I0<>………

そして……漫才コンクール当日


○○スーパー前

美琴「…ここが、漫才コンクールの会場…？ずいぶんしょぼいところなのねえ…」


上条「ま、まあ、しょうがねえじゃねえか御坂、所詮はスーパーマーケットの
イベントなんだからさあ」


美琴「ふーん、まあ別にいいけどさ。
…それにしても、他の参加者はどこにいるのかしらね。
さっきから私たちしか見当たらないけど」


上条「多分、受付の方にいるんだろ？俺達もはやく
受付すませにいこうぜ」


美琴「ええ、わかったわ」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 21:29:42.30 ID:iTO5Q5I0<>
…………

漫才コンクール受付

上条「…………」


美琴「…………」


上条「え、えっとそのう……よく意味が分からなかったので
もう一回言ってくれませんか…？？」


受付「そ、そのですから……漫才の参加者は『カミコト』の
お二人だけで……他にはいないんです…」


美琴「え、えっとその……それはつまり……え？……え？」


受付嬢「カミコト一組だけなんです…参加者は…」


上条・美琴「………え？？」


…………<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 21:38:37.09 ID:iTO5Q5I0<>…………

漫才参加者控室


美琴「はあ……」


上条「ま、まあそんなに落ち込むなよ御坂…漫才さえすれば、優勝だなんて
こんなにおいしい話ねーじゃねーか、な？」


美琴「何いってんのよアンタは…そんなんで優勝したって嬉しくも
なんともないじゃないのよ……あーあ、せっかくあんなに頑張って
練習したってのに……」


上条「そりゃ確かにそうだけどさあ……け、けど御坂！せっかく
頑張ってきたんだからさ！今日来てくれるお客さんの為にも
一生懸命やってみようぜ！」


美琴「今日来てくれるお客さんねえ…って、こんなまともに
参加者も集まらないようなイベントにお客さんなんか来るの
かしら……」


上条「う、うーーん、まあ、確かにそれはそうだけどさあ…」


コンコン(ドアをノックする音)


？「失礼しまーーす」


美琴「ん？」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/02(土) 21:46:11.65 ID:H0LhSgQo<>悲しいなww<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 21:49:17.99 ID:iTO5Q5I0<>初春「御坂さん！」


佐天「調子はどうですかー！？」


美琴「って、初春さんに佐天さん！？？どうしたの、一体！？？」


佐天「どうしたの、って応援ですよ応援！！御坂さんを
応援しに来たにきまってるじゃないですか！」


初春「最初は御坂さんが漫才だなんてびっくりしましたけど…
楽しみにしてますよ、御坂さんの漫才」


美琴「え…？二人は私が漫才するなんて話、なんで知ってるの？
誰に聞いたのよ？？」


初春「白井さんが教えてくれたんですよ、ね、白井さん？」


黒子「…………」


美琴「って、あ、あれ？黒子も来てくれたんだ！？」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 22:05:46.97 ID:iTO5Q5I0<>佐天「私達だけじゃないですよ、白井さん、常盤台の他の
生徒の人にも沢山、今日のこと宣伝して回ってたんですって」


美琴「そ、そうなの…？黒子アンタ、私が漫才するのを
あんなに反対してたくせに…」


黒子「……ま、まあ、たしかにお姉さまが上条さんと
漫才だなんて今でも反対ですけど……

せっかくのお姉さまの晴れ舞台にお客さんがいない
なんてこと、黒子には耐えられないですわ…」


美琴「黒子……」


黒子「で、ですけどお姉さま！！応援するのは
今回限りですのよ！！お姉さまが漫才だなんて、
黒子は金輪際許さないんですの！！」


美琴「わ、わかったわよもう……ありがとね、黒子」


初春「……ってことで御坂さん、今日は沢山お客さんが
来るとおもいますけど頑張ってくださいね！！」


佐天「楽しみにしてますから！！」


…………<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 22:15:29.22 ID:iTO5Q5I0<>上条「……どうやら、白井のおかげでたくさん集まりそうだな、お客さん」


美琴「そうみたいね！こりゃ確かにアンタの言うとおり、
頑張らないといけないみたいね…！」


上条「ああ…！！それじゃさっそく最後のネタ合わせを…」


コンコン(ドアをノックする音)


上条「…んん？今度は誰だ？？」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 22:42:25.69 ID:WYAWV420<>禁書「とーま！！がんばってる！？？」


上条「って、あれ、インデックス！？なんでこんなところに！！？？」


禁書「なんでって、マンザイをするとーまと短髪を応援しに来たに
決まってるんだよ！これからの夕食のメニュー、
期待してるんだからね、とーま！！」


上条「そ、そうなんだ、ありがとな、インデックス！」


禁書「短髪もがんばってね、応援してるんだから！」


美琴「え、ええ…」


美琴「(……そ、そりゃまあ当然、この子はコイツの応援に来るわよね…
けど、いいんだもん…今回、コイツは私のことをベストパートナーに
選んでくれたんだから…)」


上条「…ところでインデックス、お前一人でここまで来たのか？？」


禁書「んもー、何言ってるんだよとーま！前にもいったでしょ、
皆で応援に来るって！！…皆ー！入って来ていいよー！！」

ぞろぞろ……


美琴「え」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 23:03:54.90 ID:WYAWV420<>小萌「上条ちゃんがんばってますかー！？」


姫神「ほんとにやるのね漫才。楽しみにしてるわ」


吹寄「まったく…ホントに漫才コンクールなんかに出場するなんて…
けど、やるからには全力でがんばりなさいよね、上条当麻」


神裂「まさかこの学園都市で日本の伝統芸能、漫才を見ることが
できるなんて…」


御坂妹「お姉さまとの漫才、とても楽しみにしています、とミサカは
自分の今の心中を正直に吐露してみます」

…………

ぞろぞろぞろ………


上条「み、みんな！……って、インデックス、こんなに連れてきたのかよ！！」


禁書「だってこれからの夕食の為に。と―ま達には、
なんとしても優勝してほしかったんだもん！」


美琴「」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 23:23:29.74 ID:3KeV/Oso<>これはきついな
ハードル上がったってレベルじゃないｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 23:25:38.58 ID:WYAWV420<>わいわいがやがや……


オリアナ「漫才だなんて……お姉さん、興奮しちゃうわ」


レッサ―「マンザイってなんのことかよく分かりませんけど、
せいぜい頑張ってくださいね」


上条「お、おう……ってか、わざわざよく来たなお前ら…」


五和「あ、あの…上条さんお久しぶりです……///」


上条「い、五和まで……たかだかスーパー主催の漫才コンクールなのに…」


五和「え、えっと…あ、あの……わたし…すっごく応援してますから…
最初、上条さんが漫才をするなんてちょっと意外でしたけど…
そういうユーモアセンスがあるところ、なんか、すごく素敵かな、って…///」


上条「え、そ、そうかな…///」


五和「と、とにかく頑張ってくださいね、上条さん！！あ、相方の人も！！
応援してますから！！」


上条「お、おお！！ありがとう！」


禁書「それじゃとーま！私たちは会場の席で待ってるから！
ちゃんと優勝するんだよとーま！！」


上条「ああ！！絶対優勝してみせるからな！(……って、参加者は
俺達だけだから、絶対優勝するんだけど…)」


…………<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 23:26:54.65 ID:fN02a9wo<>身内しかいないがそれにしても客来過ぎｗｗ
流石キャラの数だけは無駄に多い禁書だぜ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 23:37:49.37 ID:LgC2i0.o<>これだけの規模だ、多分妹達が気づいてあと一万弱
魔術師がいっぱい来てるから暗部が動かされて、さらにカオスに<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 23:40:07.52 ID:LpBlAlYo<>☆「こんなのプランにない」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 23:51:08.09 ID:WYAWV420<>…………

上条「いやー、それにしてもこんなに俺達の漫才を
見に来てくれる人がいるなんてな！こりゃ御坂、
気合いいれていかないと…」


美琴「……ふーん、なるほどねえ……ふーん」


上条「え……あ、あの、御坂さん…？」


美琴「さっきの会話聞いてピンと来たわ…要するにアンタ…
…知り合いの女の子たんまり呼んで漫才して、

ユーモアセンスあるところアピールして、イイ格好したかった、
ってわけなんだーふーん、ほほう」


上条「え…？あの……御坂さん…？？それ、どういう…」


美琴「そのために私を漫才の相方に……なるほどねえ…」イライラ…


上条「んな…な、なにいってんだお前は！？
漫才でいい格好とか…そんなわけーねーだろうが！」


美琴「……ふーん、まあいいわ…
心配しなくても気合いは入ってるから心配しないでいいわよ…
気合いだけは、しっかり入ってるから…！！」ビキッ！ビキッ！


上条「あ、あのー御坂さん…な、なんか急に、機嫌悪くなってない…？？」


美琴「別に…なってないわよ全然…？なにそれボケ？ツッコんで欲しいわけ？？」


上条「いいいいいや、べ、別に…」


上条「(……な、なんか急に雲行きが怪しくなってきたんですけど…
大丈夫かな、御坂…)」



………<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/02(土) 23:57:07.73 ID:WYAWV420<>今日はここまでで。また暇なとき書いていきます。<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/03(日) 00:02:55.95 ID:17p7MnMo<>乙
美琴のツッコミが怖すぎるw<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/03(日) 00:09:16.01 ID:KHqT/Rgo<>乙！
上条さんご愁傷様<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/03(日) 00:17:48.85 ID:LO2MTcMo<>これは仕方ない
男が５人はいれば・・・<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/03(日) 00:32:33.34 ID:0Lr0acE0<>美琴かあいい<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/03(日) 00:37:51.58 ID:0huSVmso<>乙！<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/03(日) 01:32:15.77 ID:x1X.i8w0<>乙です
新鮮フルーツいっぱいゼリーで乗り切るしかねえ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage <>2010/10/03(日) 10:40:25.43 ID:9vF.YIUo<>この夫婦の場合はネタ合わせなしの完全アドリブで何も問題無い事を
本人達は気付いていない。<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/04(月) 12:31:01.36 ID:F26Q92AO<>次回の御坂のあれっぷりが楽しみ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/06(水) 23:10:13.72 ID:Bx/MJ5Mo<>つっこみが怖いｗｗｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/07(木) 13:16:51.83 ID:1T.SpQEo<>痴話喧嘩で笑いが取れる<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/08(金) 01:11:54.72 ID:rxvQX060<>爆笑というより2828が止まらない<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/08(金) 08:02:21.67 ID:yM6toAAO<>早く続き<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/08(金) 16:30:23.41 ID:clSKwNY0<>恥話喧嘩が笑えない女は何人来るの？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/09(土) 20:39:42.86 ID:zHpRU2DO<>早くー<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/10(日) 01:27:09.60 ID:9t4m2lM0<>2828<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/11(月) 01:15:56.90 ID:St613ok0<>今週はこなかったか…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/11(月) 03:50:35.57 ID:jglXIx.o<>遅くまで乙！<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/20(水) 21:29:28.80 ID:qguApYAO<>まだか<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/24(日) 18:16:06.48 ID:wQQbz560<>そろそろ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/24(日) 18:54:34.30 ID:Df0t7EYo<>まだー？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/24(日) 21:49:47.21 ID:VcEGXrQ0<>まだか！<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/24(日) 23:11:41.26 ID:dDWMPe20<>今週も来なかったか…<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/25(月) 15:34:20.66 ID:4CD5tCko<>慌てるな
>>1は最高のネタを考えてる最中なんだ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/26(火) 00:13:15.33 ID:2LsgJk20<>>>1さん早くー<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 20:50:58.30 ID:hoZD.Xw0<>
……………


そしてとうとうコンクール開催



司会者「…みなさん、本日は○○スーパー主催の漫才コンクールに
お越しいただき、まことにありがとうございます。
それでは、さっそく最初(で最後)のコンビに登場してもらいましょう！

『カミコト』のお二人です！！！」


舞台裏

上条「お、おい！とうとう呼ばれたみたいだぜ！！
行こう御坂！！」


美琴「ええ……言われなくても分かってるわよ」


上条「(なんか……まだ機嫌悪い気がする……大丈夫かな…)」


司会者「カミコトさん…？出番ですよー、早く舞台に出てきてください」


上条「は、はい！！」


美琴「………」

<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 20:55:32.65 ID:fLqUQFEo<>きてるううううううううう！！！<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/30(土) 21:02:15.86 ID:hoZD.Xw0<>………

客席では…

黒子「…なかなか舞台に出てこないですわねお姉さま達、
さっきから司会者が呼んでいるというのに…」


初春「って、あ、白井さん！！出てきたみたいですよ！！」


佐天「ホントだ！！いよいよ本番開始ってわけね！！」


(舞台に出てくる上条と御坂)


禁書「あ、とーま達でてきた！！がんばれー、とーま！！」

五和「が……がんばってくださーい///！！」



美琴「…………」


上条「(……えーい、もうなるようになれ！！！)」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 21:08:14.32 ID:hoZD.Xw0<>上条「か…上条当麻でーす！！」


美琴「御坂美琴でーす！！」


二人「「ふたりあわせて、カミコトでーす！」」


上条「いやー、それにしても学園都市の夏は暑いねえ」


美琴「そーねー、特に今年の夏は特に暑いわよねえ」


上条「この暑さは絶対、裏で能力者が一枚かんでますよね」


美琴「ええ！って、アンタそれどーいうことよ」

…………


上条「(あれ…御坂のヤツ……機嫌が悪くてどうなる事かと思ったけど…

全然普通じゃねーか……)」



上条「(良かった…どうやら俺の取り越し苦労だったみたいだな…！！
よし、いける！！


これならみんなに最高の漫才を披露できるぜ！！)」





<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 21:13:38.16 ID:hoZD.Xw0<>……………

上条「……きっとパイロキネシストの仕業ですよ、きっと毎晩、
パイロキネシストの集会みたいなのがあって、がんばってるんだよ」


美琴「…頑張る、って何をよ」


上条「決まってるでしょ、一生懸命焚いてるんだよ

……炎を。皆でキャンプファイアーして楽しんでるんだよ」


上条「(よし、まずは手始めに軽いボケからだ！！頼むぜ御坂！
上手くツッコんでくれよ！！)」



美琴「へえ…なるほどねぇ、そのせいで今年の夏は暑いのね……



……って、そんなわけないでしょうがああああーーーーーーーーーー！！！！！！！」


バリバリバリバリバリいイイイイイイ！！！！！！！！！


上条「どわあああああああああ！！！！！！！！！！！！！！！」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 21:23:08.15 ID:hoZD.Xw0<>
…………

ざわざわ…ざわざわ…

パリ…パリ…

美琴「………」

上条「………ちょ……御……ちょ……え、えええ…？？」


美琴「……ちょろっと、何倒れこんでんのよアンタは。はやく
漫才続けないさいよ…」パリ…パリ…


上条「続けなさいよ、じゃねーだろうがあああああーーー！！！！
何！！！てめーは急に漫才中に人に電撃あびせてんだああ！！！
一体どーいう…」


美琴「はあ？何言ってんのよアンタは…
だから、漫才でしょ漫才？
ただの漫才中のツッコミでしょうが…！！！

本番中に漫才止めてんじゃないわよ、お客さんに失礼でしょ？？

ほら、早く次行きなさいよ次…」


上条「え、えええええーーつ、ツッコみって……
ちょ……えええええーーーー！！！！」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 21:37:25.29 ID:hoZD.Xw0<>上条「つ、ツッコミって……み、御坂！！
どーーーーー考えたっておかしいだろぉ！！
いくらツッコミが強いっていっても度がすぎるだろ度があ！！！」


美琴「はああ！なに言ってんのよアンタは！！前にも言ったでしょ！！
ツッコミは強い方が面白いに決まってるってさあ！！！

タウンダウンのまっちょんだって
『ハマタのツッコミはめちゃくちゃ痛い』って言ってたんだから！！
プロの言葉に習ってやってんのよ私はあ！！」


上条「って、はまやんが電撃を出すかああぁぁぁぁぁーーーーーー！！！！」


ぎゃーぎゃー…


佐天「……あれ…？な、なんか様子がおかしくないですか、御坂さん…？
急に能力使い始めたりして…ねえ、白井さ」


黒子「ナイスですのよお姉さま！！そのまま横にいる類人猿を
ぶっとばしてくださいまし！！！」


佐天「え、えええーー！！！！し、白井さん！？？」


初春「しゅ…趣旨が変わってますう…」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 21:38:46.46 ID:fLqUQFEo<>夫婦漫才・・・イイ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 21:40:50.16 ID:hMJBkFQo<>まさか…漫才はまだ続いているのか…？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 21:44:09.64 ID:hoZD.Xw0<>美琴「ホラ…いいから早く次ボケなさいよ次…
なんだっけ、ほら…

つぎは『御坂さんは電撃使いだから、家の電気代が
かからなくていいですね』のくだりでしょ？

おもいっっっっきりツッコんであげるから、
はやくボケなさいよ早くさあ…！！」パリ…パリ…

ゴゴゴゴゴゴ……


上条「あ、あああああの御坂さん……その…

(やばい……なんだかよく分かんないけど…御坂のヤツ目が座ってる…
ここまま行くと……本気でやばいかも……！！)」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 21:56:26.62 ID:hoZD.Xw0<>客席では…

禁書「……さっきの、なんかとーまが短髪に攻撃されたとしか
思えなかったけど、きっとこれも漫才の一環ってやつなんだね！！

よーし、それだったら！がんばれーーーとーーま！！！！
短髪なんかに負けちゃだめなんだよーー！！！」


五和「そ、そうですよ！！！相手の不意打ちを防いだ上条さん
とっても素敵でした！！頑張ってくださーーーい！！！」


バリバリバリバリバリィィィ！！！！！


上条「だあああ！！！って、俺、今別にボケてなかっただろうがああ！！！
なんでツッコむんだよ！！！」


美琴「う、うううるさいわね！！今のは攻撃よ攻撃！！！
今のは普通になんかむかついたから攻撃したのよ！！！」


上条「なんでお前、漫才中に人を攻撃するんだあああ！！！
ってか、ツッコミと区別が全然つかねーーんだけどおぉぉ！！！！」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 22:10:32.41 ID:/.Imd1go<>やはりこの展開www<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 22:22:20.81 ID:hoZD.Xw0<>御坂「あーもう、アンタは！！いつまでお客さん待たせんのよ！！
もう台本通りでなくていいからボケなさいよ、
どんなささいなボケでも私が確実にツッコんであげるからさあ…！！」


上条「できるかアホぉぉーー！！！っていうか、もうお前
俺のことシバきたいだけじゃねーか！！！
も、も、もう！！！

『やめさしてもらうわ』！！！！」

(舞台から逃げる上条)

美琴「あ！！ちょ、ちょっと待ちなさいよアンタはぁ！！！」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 22:37:50.25 ID:hoZD.Xw0<>(上条を追う美琴)

美琴「ちょっとぉぉーーー！！！！待ちなさいよぉぉぉーーー！！！
漫才中に舞台から逃げだす、って何考えてんのよアンタはああああーーー！！！！


上条「だからもう、『やめさせてもらうわ』っていっただろ！！！
もう締めたの！！あれで漫才終わったんだよぉ！！！」


美琴「って、アンタまだ一つしかボケてなかったでしょうがあああ！！！
あれで漫才終わりだなんてなめてんじゃないわよぉぉ！！！！」


上条「お、おまえこそ！！！本番中にツッコみで電撃出すなんて
漫才なめてるとしか思えないねぇ！！！

…お前が師匠と仰ぐ『いといし・こいいし』が聞いたら
なんて言うだろーな！！！」

美琴「何言ってんのよ！！師匠達なら、そんくらい全然
オッケー、とか言うにきまってんでしょうが！！！

むしろ、いといし師匠がこいいしの奴も時々それくらいするし、
とか裏エピソード語りだしたりとかするかもしれないでしょうがあ！！」


上条「こいいしが電撃を出すかああぁぁぁーーーー！！！！！」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 22:45:20.34 ID:hoZD.Xw0<>美琴「とにかく待ちなさい！！待てって……
いってんでしょうがあああ！！！！！」

バリバリバリバリィィィ！！！！


上条「どわあああああ！！！って、ちょ…御坂！！！
いいかげん人を電撃で攻撃すんのはやめろって！！！
マジでし、死ぬ……死ぬから！！！」


美琴「はああ！！何言ってんのよアンタはあ！！今のは
攻撃じゃないわよツッコミよツッコミィ！！

舞台から突然逃げるというアンタのしょーもないボケに対して
私が全力でツッコミを」


上条「もうどっちでもいいからやめろおおおおぉぉぉーーーーー！！！！！」

………………
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 23:09:58.42 ID:QvP8o2.0<>…………

それから数日後…

下校中

上条「はあ……」


上条「こないだは御坂のせいでひどい目にあったぜ…
結局、優勝商品も途中棄権とみなされて
もらえなかったし……はあ……不幸だ……

って、んん…？？」


美琴「………」
(公園の自販機前で待つ御坂)


上条「げえ…御坂……」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 23:20:10.65 ID:QvP8o2.0<>上条「…………」

(無言で立ち去ろうとする上条)


美琴「え、あ、ちょ、ちょっと待ちなさいよ！！」

上条「……一体なんのようだよ御坂……まさかお前、まだ俺にツッコミ
足りねえっ、とかいいだすんじゃないだろうな…」


美琴「あ、あはは……ご、ごめん、やっぱこないだのこと
まだ怒ってんだよね…？」


上条「当然だろ！？公衆の面前であんなことしやがって！！
しかも確実だった優勝も逃しちまうし！！どーしてくれんだよ！！」


美琴「う、うん、こないだはホントにごめん…けど、ほら
今日はお詫びをかねて、こんなものを持ってきたのよ！！」


上条「…んん？お詫び…？？なんだよ？」


美琴「ほら、このチラシ見てよ！！」


上条「チラシ…？一体なんの……んん？」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 23:36:42.81 ID:QvP8o2.0<>上条「……『★ＡＢＤ漫才コンクール出場者募集のお知らせ★
……将来漫才師を目指す若きホープの出場待ってます！！
優勝者には漫才師としてデビューする権利与えます
応募条件は………』」


上条「…………」


上条「………あのー、御坂さん……これは……」


美琴「なに、ってＡＢＤ漫才コンクール出場者募集のお知らせのビラよ」


上条「それくらいわかるわ！！！だから、これを俺に見せて
どーいうつもりなんだって聞いてるんだよ！！」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 23:38:06.45 ID:QvP8o2.0<>美琴「だーかーら！！こないだ、私のせいに漫才だめにしちゃったじゃない？
だから、かわりにこの大会にでて漫才を披露しよう、っていう…！！」


上条「披露しねーーよ！！！！これプロになる人が
出る大会じゃねーかああ！！！こんな大会出れるわけねーだろ！！」


美琴「何言ってんのよアンタは！！これくらいじゃないと力試しに
ならないでしょうが！！いいから、さっさと応募用紙に…」


上条「っていうかダメダメダメ！！上条さんはもう、お前との
漫才にこりごりしてんの！！どんな大会でももう、出場とかしねーの！！」


美琴「は、はあ！！な、なに言ってんのよアンタは！！
それじゃいつ、どこで私とアンタの漫才を披露するっていうのよ！！」


上条「だから！！解散だ解散！！！！コンビ解散なの！！
もう漫才はしねーの！！！」


美琴「ちょ、え、えええええーーーーーーー！！！」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 23:48:15.48 ID:QvP8o2.0<>美琴「ちょ、な、ななんでそんなこと言うのよ、アンタは！
やだやだ！！絶対やだ！！私やだからね！！」


上条「子供みたいにだだこねても無駄なの！！
もう上条さんと御坂はたった今、お笑いの方向性の
違いから解散したんだから、もう漫才はしないんです！」


美琴「お笑いの方向性って……そ、そりゃ確かに
アンタのあの糞つまらないボケの方向性に合う
人間なんてこの世に存在しないと思うけど…

け、けど、そういうことじゃなくて、解散とかやだ！！
とにかく」


上条「なにさりげなく人のボケのセンスこけおろしてんだお前はあ！！
やっぱ解散だ解散！！！絶対解散する！！！！」


美琴「あ、ちょ、ちょっとまちなさいよぉ！」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 23:56:13.19 ID:QvP8o2.0<>上条「とにかく！！そんなに漫才したいなら、白井でも
なんでも誘ってやればいいだろ！？
何でそこまでして俺にこだわるんだよ！！」


美琴「な、なんでって……だ、だって私とアンタは
べ…ベストパートナーで……」ごにょごにょ…


上条「なんだよ…？聞えねーんだけど？？」


美琴「あ、あーーもう！！うるっさいわね！！
とにかく！！なんかアンタが一番ツッコミ甲斐
があるんだから、しょうがないでしょ！！
はい！これでコンビ復活！！！」


上条「何勝手に復活させてんだ！！
っていうか、ツッコミ甲斐とかお前が言うとこえーーよ御坂！！！！
命がいくつあっても足らんわ！！！」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/31(日) 00:12:42.16 ID:XvzZ2v60<>上条「っていうかお前、そこまで俺との漫才にこだわり
があるんだったら、自分のツッコミを改める気はあるんだろーな！？」


美琴「は、はあ！？あらためるってなんでよ！？」


上条「とーぜんだろうが！！お前のあの殺人的なツッコミは
上条さんのお笑いの方向性にぜんっぜん合わないの！！

っていうか、こないだの漫才はお前のツッコミのせいでダメに
なったようなものなんだから！！
当然これから一緒にやって行きたいんなら改めてもらわないと……！！」


美琴「…そ、それはまあ……アンタの言うことはもっともだし……
あの日のことも申し訳ないとおもってるんだけど……

け、けどやっぱり…ツッコミって…『タウンダウン』のはまヤンのも痛いって、
まっちょんが言ってたし…

…そ、それに仮に電撃がでても、アンタなら右手で防げるから
あ、別になんとかなるかな、って…」


上条「ええええええええーーーーーーー！！！！！！！！！
今後に及んで改める気ゼロなのぉぉぉーーーーー！！！

御坂さんの中でどこまで自分のツッコミに
確固たるこだわりができてんのおおおーーーー！！？？

っていうかお前全然反省してねーだろうがあああーーーーーーー！！！！！！」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/31(日) 00:22:30.10 ID:XvzZ2v60<>上条「あーーーもう駄目！！！とにかくお前とは絶対解散！！
解散したの！！もう上条さんはもう二度とお前と漫才なんてしないの！！！」


美琴「あ、ちょ、ちょっとーー何処行くのよ、待ちなさいよ！
もう、なんで解散そんなこと言うのよ、なんでよ、なんで…

…って、あ！なんでやねん！」


上条「だからもうやらない、っていってるだろうがああ！！！！」



書いてると一生漫才しそうなので

おしまい<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/31(日) 00:23:58.62 ID:.klQiTgo<>乙ｗｗｗｗｗｗ面白かったｗｗｗｗｗｗｗｗ

もっと続けてくれｗｗｗｗｗｗｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/31(日) 00:25:15.55 ID:f3MCgX6o<>乙
次のステージはいつですか？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/31(日) 00:39:57.22 ID:XvzZ2v60<>今まで読んでくれたひとありがとう！！
短編で3カ月くらいかかって申し訳ない…


まだスレが全然埋まっていないので、そのうち
あたらしいＳＳを投下するかもしれません。<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/31(日) 00:40:45.99 ID:8FifRhso<>乙!

楽しみに待ってる!!<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/31(日) 00:48:35.64 ID:XvzZ2v60<>スレを読み返して知ったけど、
このスレ立てるよりずっと前から
御坂と上条の漫才動画っていうのがあったのねorz

人気動画のようなので自分が宣伝するのもおこがましいですが
ネタかぶりのせめてもの罪滅ぼしに

http://www.nicovideo.jp/watch/nm11269885


あと、いまさらですが
>>131　その通りです。<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/31(日) 00:56:53.77 ID:XvzZ2v60<>あとたまたま見つけたから
>>272の美琴のセリフの訂正

×美琴「あ、ちょ、ちょっとーー何処行くのよ、待ちなさいよ！
もう、なんで解散そんなこと言うのよ、なんでよ、なんで…


○美琴「あ、ちょ、ちょっとーー何処行くのよ、待ちなさいよ！
もう、なんで解散とかそんなこと言うのよ、なんでよ、なんで…


以上です、それじゃあもう寝ます…おやすみなさい。

<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/31(日) 01:04:16.67 ID:KAOLpPYo<>乙

この二人のやり取りが笑えたわｗｗｗｗｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/31(日) 02:00:55.59 ID:RpJmUNEo<>激しく乙<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/31(日) 11:42:54.05 ID:t3fc2nso<>美琴「あ、あの時…、ベ、ベストパートナーって、言ってくれたのに……ｸﾞｽ……ﾋｯｸ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
当麻「あ、あの……御坂さん？」

という展開を期待してた俺、他０名のために続けてくれると信じてるぞーーー！<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/31(日) 14:37:57.99 ID:agI5giY0<>乙です

自作も楽しみにしてる！<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/11/01(月) 01:20:39.37 ID:URIFOe2o<>をつ！<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/01(月) 01:43:22.27 ID:z3ielFk0<>最後、だだをこねる美琴がかわいいなｗｗｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/01(月) 22:02:05.86 ID:NeR2u2SO<>やっぱりここの美琴はかわいいわｗｗ
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/01(月) 22:37:36.87 ID:eURpOcAO<>上条さんが原作仕様で美琴といちゃいちゃしないのがニクい<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/01(月) 23:03:16.01 ID:FBbyDfoo<>しかしこうやってみるとこの2人で漫才やる場合ってやっぱり御坂がボケで上条さんがツッコミだよな<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/01(月) 23:17:24.46 ID:Qmgr7NM0<>ここの美琴はいっつも上条とからむと空回りするんだけど
なんか可愛いんだよなｗｗｗｗ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/02(火) 02:36:53.44 ID:/TLGinQo<>乙です！<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/02(火) 02:46:53.92 ID:FJMtLjso<>>>287
美琴に上条さんがツッコむとか胸が熱くなるな<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/03(水) 14:53:58.46 ID:hB7Hmxk0<>次回作はやくーー<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/05(金) 00:03:17.95 ID:BsqxKFk0<>あいかわらず安定感がある>>1のＳＳ
次回作も期待<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/07(日) 16:11:50.22 ID:w5LEAeso<>>>1は他にどんなSSを書いてたんだろう<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/07(日) 17:17:19.18 ID:BgI152o0<>>>293

>>1のＶＩＰ時代のＳＳの題名は前スレの
美琴「私のことビリビリいってりゃいいのよ！」にのってたから転載するわ

ドラクエ
ゾーマ「マ…マヒャデドス…ですか…？？」
キラーマシンA「キラーマシンといいます。特技は2回攻撃です」
バラモス(高1)「おい、トロル。パン買ってこいよwww」

とある
美琴「漫画家になろっかな…」黒子「は？」
佐天｢…超能力ショー…？？｣
黒子「お姉さまなんてもう知らないですわ！」美琴「こっちこそ！」
一方通行「おい……おい！！」打ち止め「………」
美琴「ら…らぶらぶレールガン…？」
美琴「ツンツンしすぎなのかな…」
垣根帝督「御坂美琴っていったか……覚えといてやる……！！！」

多分検索かければ、どっかのまとめサイトにひっかかると思う

製作で投下したやつは、多分、
前スレの美琴「私のことビリビリいってりゃいいのよ！」
と、このスレだけだと思うけど、よくわからんわ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/07(日) 20:30:29.49 ID:bvyDfvMo<>この作者の書くキャラは嫌味がなくていい
特に美琴は安定して可愛い<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/07(日) 21:58:44.89 ID:kNRJqSg0<>キャラ崩壊とか全然ないからな
原作の雰囲気を壊さない感じのが多い<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/09(火) 22:28:47.83 ID:qY.tzpI0<>次回作まだー？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/11/13(土) 23:29:25.57 ID:EZd3hHc0<>新作期待あげ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/14(日) 13:30:29.38 ID:ah1S4ec0<>構ってちゃんな美琴が愛らしくて仕方ないなｗｗ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/14(日) 15:56:57.86 ID:NE8bHyUo<>美琴以外に漫才の相方として相応しいのは誰だ？<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/14(日) 18:45:04.82 ID:2pc29EIo<>土御門、青ピ、吹寄の４バカ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/14(日) 22:51:37.27 ID:DMHD8Poo<>美琴の電撃は防げるけど吹寄のデコは防げないよね<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/15(月) 00:15:15.22 ID:QDRxpGko<>一方通行と喧嘩漫才とか？<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/15(月) 01:11:15.99 ID:fkg2.Wo0<>漫才の作者ビリビリいってりゃいいのよの人だったんだな
次回作も頼む<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/15(月) 10:31:24.34 ID:dnIYU6AO<>一方通行と上条なら上条がツッコミ役かなぁ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/15(月) 16:07:49.95 ID:VsDdG2AO<>ダブルボケ
ダブルツッコミだな<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/23(火) 02:29:01.58 ID:CS76CwU0<>ゆっくりペースで第2弾



9月某日


柵川中学校　体育



あけみ「……あっついなあー…」


むーちゃん「9月に入った、って言ってもさあ…まだ全然夏だよねえ…」


まこちん「こんな時期に毎日のように全校生徒合同で大覇星祭の練習だなんて…
ホント、やってらんないよ……」


あけみ「そりゃ確かに…常盤台とか他の学校も毎日のように練習に
励んでるみたいだけど……何もうちの学校がそれに合わさなくてもさあ…」


むーちゃん「そーそー、なんせうちの中学は毎年、
総合順位は真ん中より下くらいのもんだもんね…
…そんなに気張って練習することないのにさ。

…ね、涙子もそう思うでしょ？」


佐天「え？……あ、ああ、うん」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 02:33:41.70 ID:CS76CwU0<>あけみ「…だよねー、それに大覇星祭って、能力者もバンバン能力使うもんだから、
私たちみたいな無能力者はホント、練習でも危ないったらありゃしな…」


教師「よーしお前ら、おしゃべりはここまでだ！今から、大覇星祭の練習を始める！

まずは徒競争からだ！本番と同じように7人を一組として走ってもらう！
それじゃさっそく出席番号順に7列に並んで――」


むーちゃん「最初は徒競争かあ…」


まこちん「まあでも、しょっぱなから棒倒しとか大玉ころがしよりかはマシかなあ」


あけみ「そりゃ、派手に能力が飛び交うような競技よりはずっとね」


佐天「…………」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 02:45:23.53 ID:30ZPe/Qo<>キターーーー<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 02:52:23.49 ID:CS76CwU0<>佐天「(………レベルアッパー事件の後の特別講習で教わった…
自分で自分の限界を決めちゃだめなんだって…！


大覇星祭の練習くらいでくじけてちゃダメだ…
何事も全力で挑んで、自分の限界を超えれるように頑張らないと！


佐天「(今年の大覇星祭、夏の特別講習で教わった通り、
一生懸命頑張り抜けば、何かが見えてくるかもしれない…！

…もしかしたら能力開発の、『自分だけの現実』獲得のヒントが得られるかも…)」




先生「よーーし！それじゃ、一組目の7人から！

位置に着いてーーー！！………よーーーい…………」

パアン！！

………………


佐天「(それに、……単純な徒競争なら、能力者も無能力者も大して関係ないはず！)」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 02:55:22.89 ID:CS76CwU0<>

………………

あけみ「…ったくもう…私と同じ組だったあの1組の風力使いの子、
スタートの合図と同時にものすごいスピードでゴールしちゃったんだけど！
あんなの勝てるわけないじゃんか！」


まこちん「うーーん、やっぱり、単純な徒競争でも、
能力使われると私たちじゃいくら逆立ちしても勝てないよねえ…

…あ、そういえば涙子は何位だった？」


佐天「…………」


まこちん「……涙子？？」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 03:01:22.70 ID:CS76CwU0<>佐天「(……さんざん気合いいれといて……結局4位かあ…
…7人中4位……なんか…

…すっごい平凡だなあ…私……)」


佐天「(うーーん…かけっこなら、全力で頑張ればそこそこの成績になると
思ったんだけどなあ…)」


初春「佐天さーん」


佐天「え？あ、ああ、初春…」


初春「……どうですか、佐天さん、調子は……って、あれ…
どうしたんですか佐天さん、浮かない顔して…」


佐天「え、そ、そう？？私、そんな顔してる？？」


初春「ええ、なんだか佐天さん、いつもの元気がないような…」


佐天「え、ああ、そっか…そうなんだ…

う、うーーん、実は、さあ…」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 03:12:22.08 ID:CS76CwU0<>…………

初春「徒競争4位だなんて…全然悪くない順位じゃないですか！！」


むーちゃん「そーだよ涙子！私やあけみ、まこちんだってそんくらいだったし…！」


初春「わ、私なんて7人中第7位でしたよ！！
私に比べたら佐天さんは遥かに速いじゃないですか！！」


あけみ「あ、いや、け、けど、ういはるんは流石に遅すぎるかも…」


むーちゃん「うん…なんか100ｍ1分くらいかかってたし…
…あれじゃ、ジャッジメントの業務中でも、ういはるんに捕まる犯人いなさそう…」


初春「ん、んな！！ひ、ひどい…そこまで言わなくても…！！
これでも去年に比べたら、遥かにタイムは縮んでるのに……」


まこちん「へ、へー、そ、そーなんだ、あれで……」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 03:18:15.33 ID:CS76CwU0<>佐天「……あはは、ご、ごめんみんな、変に気を使わせちゃったみたいで…
…なんか私、どうかしてたわ…

いやーー、なんていうか、なんだろ？？なんか、変に高望みしてたっていうか…
あせってた、っていうか……」


むーちゃん「んもう、たかが練習の徒競争の順位で、
何でそんなに真剣になってんだよ、馬鹿涙子は！」


佐天「あははは、ごめんごめん、そ、そうだよね…たかだかまだ練習なんだし…」


初春「…でも、そういえば、最近佐天さん、すごいですよね、
なんだか何事にも一生懸命、っていうか…」


佐天「え？…そ、そうかな？？」


まこちん「あーー、それ私も思った！！ういはるんの言うとおり、
私もなんか最近の涙子ってすごいなあ、って思ってた！

いつからだったかな、ええっと…」


あけみ「あれだよ、あの夏の特別講習の時からじゃない？
あの時の涙子、私たちの何倍も校庭を走ってさあ！」


むーちゃん「そー、そー！…あ！そういえばあの後、
涙子ってば怖いヤンキーのお姉さんとにらみ合ったりしちゃってさ！！」


まこちん「ああ、あったあった！いやあ、あの時はホント、冷や汗もんだったよね！」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 03:23:28.49 ID:CS76CwU0<>初春「へーー！そんなことがあったんですか」


あけみ「…まあ確かに、涙子はあの日以来、ちょっと変わったよね！
…なんか、一段と成長した、っていうかなんていうかさあ！」


佐天「え、えええ、そ、そうかなあ…」


むーちゃん「そーだよ涙子、だから、そんな練習の徒競争の順位くらいで
落ち込まないでよ！」


初春「そーですよ！第一、大覇星祭の本番はまだまだ先なんですよ！！」


佐天「う、うん、そうだよね…なんかごめん、みんな！
どーかしてたよ私！！」


…………

佐天「(…うん、そうだよ……練習の徒競争くらいで何落ち込んでるんだろ私……

私は私のペースで少しずつ前に進んでいけばいいんだから…
自分を信じて、少しずつ『自分だけの現実』を磨いていけば、いずれは――)」


どごおおおおおん！！！！


佐天「って、う、うわ！！！？？」


あけみ「な、なになに！！？何の音！！？？」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 03:40:19.61 ID:CS76CwU0<>初春「あ、あれですよ皆さん！あっちでやってる
男子の騎馬戦の模擬練習の音みたいですよ！」


どごーーん！！がしゃーーーん！！！

…………

むーちゃん「う、うわあ、男子の騎馬戦っては迫力あるなあ…
…みんな能力使いまくりで、さっきからずっと炎とか雷が飛び交ってるし…」


まこちん「……けど、こうしてみると、うちらの中学にも
結構、能力者っているんだねえ…

…そりゃ常盤台とか長点上機学園とかとは比べるべくもないんだろうけどさ」


あけみ「あ、見てみて！！なんか、あの一番先陣切って、炎の玉を出してる人、
一番迫力あって結構かっこよくない！？なんか高位の能力者っぽいし！！」


初春「ええっと………ああ、それって、もしかして加藤君のことですか？」

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 03:41:35.99 ID:NFBE6aso<>まさかの俺<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 03:44:51.55 ID:CS76CwU0<>あけみ「え？？ういはるん、あの人知ってるの？」


初春「って、あれ？加藤君って言ったら、私たちの学年ですっごい有名人なはずですけど、
聞いたことないですか？？」


むーちゃん「あ、その人なら、聞いたことある！！確か、スポーツ万能、成績優秀で、
おまけに学年で三本の指に入るレベル4の能力者でしょ！？」


まこちん「あ、あーー！なんか知ってる！！確か顔もかっこよくて女子の間で
ファンクラブがあるパイロキネシストの能力者っていう…」


あけみ「うわーー、なにそれーー！！超！人生余裕、って感じ！！
あ、けど、今年はそんなすごい人が私たちの学校にいるなら、
大覇星祭も少しは上位目指せるかもしれないね！」


初春「ええ、しかも、すごいのは加藤君だけじゃありませんよ、
他にも松山君と山口君っていうレベル4の能力者が同じ学年にいて…」


むーちゃん「あー、その2人も聞いたことある！！加藤君と同じくらい優秀な
レベル4の能力者で――」


佐天「…………」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 03:53:19.32 ID:CS76CwU0<>佐天「(…………へえー、同じ学年にそんなに優秀な能力者の人がいたんだあ…
レベル4って言ったら、白井さんと同じレベルかぁ……いいなあ)」


佐天「(う―ん、なんだか……自分のペースで少しずつ前に進んでいけばいい、
ってさっき思ったばっかりだけど…やっぱそんな話聞いちゃうと……)」


佐天「(それこそ、その加藤君であるとか…………御坂さんとかまでとは言わないけど……



もうちょっと、私にも『能力』があったら…)」


佐天「(って、ああダメだダメだ、そんなこと考えてたら…
私はもっと自分の力を信じて少しずつ……)


佐天「……ん？？」ゾクッ
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 03:56:03.84 ID:CS76CwU0<>初春「……？佐天さん、どうかしたんですか？？」


佐天「え？い、いや、今なんか…誰かにずっと…見られてたような…」


初春「え？見られてた…って……どうしたんですか、
そんな、いつかの御坂さんみたいなこと言って…」


佐天「う、うん、なんだろ、気のせいかな…？……？？」



……………




佐天涙子……夏休み明けの、大覇星祭開催前のお話……


<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 03:57:04.93 ID:CS76CwU0<>今日はここまでで、ゆっくりペース、時間ができたときに書いていきます…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/23(火) 04:03:25.35 ID:NbJs6MAO<>乙

なんだこの漫才と打って変わってミステリアスな雰囲気は…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 07:28:04.02 ID:xJU/3MAO<>実は漫才の相方を探し求める上条さんの執念が一人歩きしている





スレタイ的に<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 09:38:18.68 ID:rFspMywo<>＞100ｍ1分くらい
遅いってレベルじゃないぞｗｗｗｗ
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 13:14:44.41 ID:NbJs6MAO<>乙 佐天回か<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 02:40:34.00 ID:onGVXUUo<>乙

サテンたちのいる学校に、レベル４が4人もいるっておかしくないか
アニメは見てないんだけど、普通の公立学校なら２でもトップクラスだろうし
6割がレベル０でレベル１が多いって設定だし<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 02:41:17.01 ID:onGVXUUo<>あ、連レススマン
3人か<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 21:53:55.37 ID:PxT/.L2o<>坊やに魔法の言葉をプレゼントしよう


こまけえこt(ry<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 22:37:18.67 ID:XyUriJ2o<>きっと中学に入ってからレベルがあがったのさ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 22:51:12.02 ID:LYld.QAO<>平凡な進学校でも一人や二人は東大に行くやつがいるようなイメージで良いのでは…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 23:26:00.97 ID:hs2AYRU0<>翌日の大覇星祭の練習

教師「はい！では、次の組―――、位置について！よーーい」


パアン！

わーわー

………………

佐天「はあ……」


佐天「(結局、また今日も4位かあ……)」


佐天「(そりゃあ、一日二日の意気込みや努力で進歩があれば、苦労はしないよねえ…
う――ん……けど、なんだかなあ……)」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 23:29:45.20 ID:hs2AYRU0<>初春「佐天さーーん！」


佐天「あれ、初春……どーしたの？」


初春「今、白井さんからメールで、放課後に御坂さん達と一緒に
お茶しないかって誘いがあったんですけど、佐天さんも行きますよね！？」


佐天「あ、うん…そ、そーだね、行くよ、うん」


初春「……佐天さん……なんだか今日も元気がないですね…
…もしかして、また徒競争の順位のことが気になってるんですか？？」


佐天「え…、あ、な、なに言ってんのよ初春！！別にそんなこともう気にしてないし、
今日は全然元気バリバリだよ！！
ほ、ほら、それより初春！！今日もちゃんとパンツはいてる！？？」ぐいい！


初春「きゃ、きゃあああ！！さ、佐天さん！！どこ引っ張ってるんですか！？？
今は体操服なんだからやめてください！！」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 23:31:23.18 ID:hs2AYRU0<>佐天「おやおや、初春ぅ！そのセリフはもしかして、
ふだんスカートめくりなら、全然問題ないってこと！？？」


初春「な、何言ってんですか、佐天さん！！んもう、変な冗談は……」


キャーーーー！キャーーーー！

…………

佐天「ん？？な、何何？何の歓声！？」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 23:37:29.65 ID:hs2AYRU0<>初春「な、なんでしょうね…

…って、あ！多分、あっちでやってる男子の玉転がし競争の声援じゃないですかね…
あ、ほら、今、加藤君と松山君が活躍してるから、その声援じゃないですか？」


佐天「え、加藤君の話は昨日聞いたけど、松山君って誰だっけ…？」


初春「もう、佐天さん！松山君のことも昨日もお話したじゃないですか！！
加藤君と同じ、学年トップクラスの能力者の人ですよ」


佐天「あ、ああ…そういえばそういう名前だっけ？？」


初春「ちなみに松山君はレベル4の『電撃使い』で…
…あ、ちなみにもう一人いるレベル4の山口君っていうのは――」


佐天「………………」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 23:45:56.90 ID:hs2AYRU0<>……………

松山君「おりゃあああああ！！！」


バリバリバリィィ！！！


女子「きゃーーー、松山君がんばってーーー！！！」


……………


佐天「(……わあ、すごいなあ松山君って言う人……、なんだか御坂さんみたい…
…それになんか、ファンみたいな子が沢山いて応援してるみたいだし…


はあ……やっぱレベル4ともなるとすごいなあ………それに比べて……)」


佐天「(……って、ああもう！！
何で、私ってば、ああいう人達と自分を比較しちゃうかなあ！？？
私は自分のペースですこしずつ頑張っていくって、決めたばっかりなのに……)」


初春「山口君は……ああ、玉転がし競争には出てないみたいですねえ……
ええっと…どこにいるのかなあ……」


佐天「初春！！そんな男子の話なんかより、何か、飲み物飲みに行こうよ飲み物！！
私、喉がからからになっちゃ…」


佐天「」ゾクッ！！！
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 23:49:11.83 ID:LYld.QAO<>あれ？来てる支援<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 23:54:25.95 ID:hs2AYRU0<>佐天「え……？？」きょろきょろ…


初春「……佐天さん……？どうしたんですか…？？」


佐天「あ、あれ……な、なんか初春……今誰かに見られてたような……」


初春「……え？？佐天さん、またですか？？昨日も同じこと言ってましたよね…」


佐天「う、うん……け、けど、気のせいかな………気のせい……だよね……
私のとこに『誰かが見てる』が来るなんてこと…
…第一、あの都市伝説の犯人は、御坂さんが捕まえたはずだし……」


初春「そ、そうですよ佐天さん！！気のせいですよ！！
ほら、あれですよ！佐天さんは思い込みの強い人だから……」


佐天「あーー！！もう、初春、なんでそんなこと言っちゃうかなあ！！
ひどいなあ、初春は！！ちゃんとパンツはいてるかぁ！？」ぐいい！


初春「きゃあああああああ！！！だ、だから佐天さんっっ！！！」


…………


佐天「(…ナーバスになりすぎて……変に周りを意識してるだけだ……

気にしすぎ気にしすぎ………)」

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/25(木) 00:11:39.52 ID:GeQw47o0<>………………


その日の放課後…

下駄箱の前に居る佐天

佐天「……………ったくもう……」


佐天「………初春ってば、職員室にレポート出しに行くのにいつまで待たせるのよ…


これじゃあ、白井さん達との待ち合わせにおくれちゃうじゃ…」


？「あ、あの……さ、佐天……………さん！！」


佐天「………え？……(だ、誰だっけこの人……)」


…………


佐天「………え、えっとぉ………(あ、あれ…？この人確か………)





もしかして………………加藤君、………………だっけ？？」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/25(木) 00:18:46.32 ID:GeQw47o0<>加藤「え……！あ、ああ……ちゃんと知ってたんだ、俺の名前…」


佐天「う、うん……だって、加藤君、有名人だし…
…加藤君こそ、よく私の名前なんか知ってたね………」


加藤「え、あ、ああ、だって、一応、クラス隣り同士だから…
……ほ、ほら、よく廊下とかでも見かけるし……」


佐天「あ、ああ〜、そ、そっか、そうだよね、く、クラス隣りだしね……は、はは…」


佐天「(……加藤君って……私の隣のクラスだったんだ…
…やばい……全然知らなかった……)」


佐天「(……っていうか、この人……突然私に話しかけてきたりして、どうしたんだろ…

…今まで、一回も話したこともないのに…

……何か用なのかな……？？)」


加藤「……………」

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/25(木) 00:25:18.39 ID:GeQw47o0<>加藤「こ、こんなところで何してたんだよ…？
今日は、その……初春さんと一緒じゃないの…？？」


佐天「え？………あ、ああ、今ちょうど、その初春を待ってるんだよ、
まったく初春ったら、レポートを職員室に出しに行くだけでえらい時間かかってて…

…は、はは……」


佐天「(あれ？……この人………初春のことも知ってるんだ…

…あ、いや、そうか……初春も私と同じクラスで加藤君と隣同士のクラスだからかな…)」


加藤「あ、ああ、そっかそうなんだ……へ　、へえ〜〜」


佐天「……………」


加藤「……………」


…………<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/25(木) 00:40:27.86 ID:GeQw47o0<>佐天「……………」


加藤「……………」


佐天「……あの〜、何か……」


加藤「え、あ！あのさ、佐天さん！！じ、実は、…よ、よかったら今度俺と…」


初春「佐天さーーん！ごめんなさい、遅くなっちゃって！！！」


佐天「……って、あーー！！初春！！遅いじゃない、何やってたのよ！！」


初春「ホントにごめんなさい佐天さん、いやあ、実は先生が出したレポートを
提出した瞬間、チェックしだすもんだから………

…って、あ、あれ……もしかして…………加藤君………？？？」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/25(木) 00:44:47.33 ID:GeQw47o0<>加藤「あ、ああ！！そ、それじゃ俺はこれで！！！！ま、またな！！！」


佐天「え？あ、ああ、うん、おつかれ…、……？」


…………………


初春「…………えっと……佐天さん、加藤君と何話してたんですか……？？？」


佐天「え……？何って別に……なんだろ……？？よく分かんないや…？

……それより初春！！早く、行かないと！！
白井さん達の待ち合わせ時間に遅れちゃうよ！！」


初春「は、はい………」


初春「(むむ………加藤君と佐天さん………これって……………もしかして…………)」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/25(木) 00:45:58.93 ID:GeQw47o0<>佐天「ほら、早く早く初春！！！急がないと……」

佐天「」ゾクッ！！

佐天「…………！！！」きょろきょろ…

初春「佐天さん？」

佐天「………う、ううん、なんでもない！！それよく初春！！早くったら！！！」

初春「は、はい！！」

……………


佐天「(気にしすぎ気にしすぎ……)」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/25(木) 00:50:35.30 ID:GeQw47o0<>今日はここまでで、次回はまた暇なときに<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/25(木) 01:03:15.20 ID:xH2wJ2AO<>深夜まで乙でした<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/25(木) 03:29:04.67 ID:LWcTb1A0<>加藤…佐天さんと初春に手出したら許さんぞ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/25(木) 22:51:28.91 ID:xH2wJ2AO<>どう話が広がっていくか楽しみ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/26(金) 00:04:03.98 ID:JUPlNUw0<>加藤ェ…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/26(金) 01:39:10.99 ID:s97Ji1Qo<>のちの加藤である<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/28(日) 13:25:16.77 ID:.tT5GoAO<>続きはー？<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/03(金) 15:37:12.67 ID:QH8xHcw0<>続きはまだか。まだなのか。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/05(日) 00:32:04.69 ID:0infqGc0<>
……………

それから一時間後



とある喫茶店

黒子「………そう、それでは柵川中学も大覇星祭の練習で大変ですのね」


佐天「え、柵川中学も、ってことは、やっぱり常盤台中学もそうなんですか？？」


美琴「ええ、うちも2学期入ってからしょっちゅう全校体育とかあってさあ！
ほんと、やになっちゃうわよ」


初春「でも、まあ常盤台中学はなんというか、仕方ないですよね。
なんせ毎年優勝候補の一角ですから！」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 00:34:35.72 ID:0infqGc0<>黒子「あら、ですけど初春。そういう柵川中学も今年はいい面子がそろっている、
って前言っていたではありませんの。
たしか、初春と佐天さんの学年に、レベル4が3人もいるって…」


初春「そうそう！そうなんですよ！……って、あ！その話で思い出しましたけど……！

…佐天さん！！そういえば、大覇星祭の練習中、
誰かに見られているような気がするって言ってましたよね！？」


佐天「え？……あ、ああそうだけど……けど、初春。あれは多分私の勘違いで…」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 00:49:41.74 ID:0infqGc0<>初春「いやいや、佐天さん！私、その佐天さんを見つめていた犯人の正体
分かったかもしれないんですよ！


それってもしかして……加藤君じゃないかって！！」


佐天「は、はああ？？初春、何言ってんだよ？？なんでそこで加藤君がでてくるわけ？？？」


美琴「え？何々、何の話？?」


黒子「その加藤君っていうのは、一体何者ですの？」


佐天「い、いや……だから……」


初春「ええっと、実はですね…」


…………
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 00:56:38.98 ID:0infqGc0<>…………

黒子「なるほど……今日の放課後、初春がいない間に、
その加藤君という殿方と佐天さんが二人っきりで話をしていたと……」


初春「そうなんですよ！！しかも、加藤君ったら、私が来た瞬間に血相変えて逃げちゃって……加藤君と佐天さんに悪いことしちゃいましたよ〜

…けど、知らなかったです、まさか佐天さんが加藤君と
そんな関係になっていただなんて！！」


佐天「い、いや、な、何いってんのよ初春！！
あれは別にそんなんじゃ全然ないって…！！！

……み、御坂さんも何とかいってください！！」


美琴「そ、そうね…佐天さん……えっと、まず聞きたいのは、
いっつもその加藤君とデートするとき、どーいうことするのかしら？？

……やっぱデートで、男の子の宿題手伝ったりとか、そーいうことは普通
しないわよねえ？？どーなのかしら…」


黒子「ちょ、お、おおお姉さま！！なんなんですの、その興味深々はセリフは！！
も、もしや、く、黒子が知らない間に男でも…！！」


佐天「あーーーもう！！だから、違いますって！！！私と加藤君はそんな関係じゃないんだから！！……っていうか私、そもそも加藤君と話したのは今日が初めてだし…！！」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 01:23:02.22 ID:0infqGc0<>初春「え……そーなんですか、佐天さん
？けど、それじゃあ今日、加藤君と何の話してたんですか？？」


佐天「な、何って……だからさっきも言ったじゃん！よ、良く分かんないけど！！
急にあっちから話かけてきて……け、けど別に大した話してないってば！！

完全に初春の勘違いだよ！！」


初春「なーんだ、そうなんですかあ…
…けど、あのとき私が来た時の加藤君の慌てふためきようは…」


黒子「まあ、佐天さんと加藤君が男女の仲というのは初春の勘違いみたいですけど……

けど、どうも、状況を聞く限り、加藤君は
佐天さんに何らかの感情を抱いてる可能性はありますわねえ…」


佐天「ちょ、し、白井さん……！！」


初春「そうそう！私もそう思います！！だって、今まで話したことない人に急に
話しかけるだなんて……きっと加藤君、佐天さんのこと…！！」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 01:57:13.00 ID:A2cwjQAO<>来てる！支援！<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 02:00:52.97 ID:8bIcJ5Q0<>佐天「あーーもう！！！ないない！！そんなことないよ初春！！
そんな学年でトップクラスの力をもつ能力者の人が、
私のことをどーこう想うはずないでしょ！！

それも、今まで何の接点もなかった人が！！

はい！！この話はこれで終わり！！！まったく、初春ってば、
変なこと白井さん達に吹き込まないでよね！！」


初春「ああもう、佐天さん…そんな怒らなくてもいいじゃないですかあ…
ちょっとからかっただけなのにぃ……

……けど、それじゃあ、佐天さんが感じた視線の正体ってなんなんでしょうね？」


佐天「いや、だからそれは……さっきも言ったように、私の勘違いだってば！！
ただの私の気にしすぎだから、そんなに心配しなくてもいいって！」


黒子「まあ、それでしたらいいのですけど…
…ですけど佐天さん、もしその状態が続くようであれば、
いつでもジャッジメントに相談してくださいな」


美琴「そーよ佐天さん、私の時にみたいに、
変な奴に付きまとわれてたりしたら大変なんだから！」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 02:03:16.93 ID:8bIcJ5Q0<>初春「大丈夫ですよ、白井さん、御坂さん！！佐天さんのそばにはいつも私がいますから！ジャッジメントとして必ず佐天さんを外敵から守ってみせます！！」

黒子「まあ…100ｍ１分３０秒の初春にそんなこと言われても、不安なだけですけど」


初春「んな……！！し、白井さん！！ひどいです！！そ、それにその記録は
新人研修の時の話でしょ、今は30秒も記録が縮まってるんですから！！！」

…………

佐天「(……変な視線の話も気になるけど……
確かに初春の言うとおり……加藤君…
…ホント、私なんかに話かけてきて何だったんだろ？

けど、あんな雲の上の存在の人が、私なんかに
何か用だなんて考えられないけどなあ……)」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 02:04:24.49 ID:8bIcJ5Q0<>今日はここまでで、また暇なときに書いていきます<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 02:06:25.90 ID:A2cwjQAO<>あれ…もうオワタ
乙<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 02:23:06.76 ID:35dnQoAO<>シリアス…だと…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/06(月) 00:52:24.71 ID:0guLLkg0<>どう広げていくのか<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/06(月) 21:51:29.54 ID:.58AqQAO<>モテ佐天さん<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/08(水) 00:35:53.06 ID:f6eYhFk0<>がんばれ佐天さん<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/08(水) 07:39:50.12 ID:RG4yg9co<>これが上琴漫才に繋がるのかどうか期待<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/12(日) 23:28:31.09 ID:PDvQr6c0<>まだなのだろうか<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/15(水) 02:09:10.79 ID:Jcn7KQAO<>>>366
そういや漫才SSだったなｗｗ
そして>>1まだかなあ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/15(水) 02:10:54.81 ID:utavr1wo<>この作者は基本短編の人だからスレタイと関係ない話だったり
メインが変わるのは別に普通<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/15(水) 02:16:14.36 ID:NWxPSRk0<>>>366
これ別の話だから繋がらないんじゃないか？<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/15(水) 23:01:35.63 ID:5j2UlqM0<>漫才はあれで終わりだろ
多分短編第二弾だと思うよ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/15(水) 23:20:52.23 ID:mOCzxwAO<>ビリビリいってりゃいいのよの時もスレの中に4か5話くらい短編があったな。しかもシリアスものもあればギャグもあったし。
よくそんなに思い付くなって感心するわｗｗ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 00:42:54.97 ID:ywlg/go0<>

…………


…………


とある空港


母親『……やっぱり、最初は母さんも一緒に行こうか？
…だってほら、荷物の積み込みとか手伝いがいた方がいいだろうし、
寮の管理人さんにあいさつする時だって、母さんがいたほうが…』


佐天『んもう！お母さんったら！！何回言ったら分かるの！！
外部の人はそうそう入ることはできないんだってば！』


母親『あ、ああそうか……そうだったわね……』


佐天『…もう、ホント心配性なんだからあ…』


父親『まあまあ、涙子。母さんが心配するのも無理はないさ。
まだまだ子供のお前が見知らぬ土地で一人暮らしをするわけなんだからなぁ、
父さんだって心配がないって言ったらウソになる』


母親『そうよ、涙子……母さんはいまだに反対なんだから…』
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 00:54:24.42 ID:myIua1Yo<>あれ？来てるしｗｗ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 00:56:03.64 ID:ywlg/go0<>父親『まあまあ、母さん……けど大丈夫さ！
涙子が今まさに行こうとしてる学園都市は、
俺達が住んでいる世界よりも何十年も科学技術が進んでいる都市なんだ。

むろん、そこに住んでいる学生の為の治安維持体制も、
科学の力で万全らしいからな、……なあ、涙子？』


佐天『そうそう！！最新科学で守られた都市なんだよ！！

……知ってるお母さん！？
学園都市って、バスや電車も無人で動くし、
天気予報だって絶対にはずさないようなすっごい所なんだよ！？』


母親『………』


父親『それに、涙子も年齢の割にはしっかりしてる子だ、
何にも心配はいらないさ、母さん』


涙子『そーそー、そうだよ！！もっと自分の娘を信用しなって、お母さん！』


母親『え、ええ……そうね……けど……』<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 01:19:05.24 ID:ywlg/go0<>弟『いーなあ、ホントに超能力者になりに学園都市に行くんだからなあ………

………姉ちゃん！次に会う時には絶対見せてよね、姉ちゃんの能力！！』


佐天『うん、まっかせなさい！！あっちで一生懸命がんばって能力者になって、
そしたら、とびきりすごい能力を、アンタに見せてあげるから！！』


弟『うん、楽しみにしてる！！約束だからね！！』


母親『もう、なに言ってんのよ……超能力だなんて…
…そんな小説や漫画みたいなこと言って……』


佐天『んもう〜〜！！だからさ、お母さん、いい加減学習してよ！！
学園都市じゃ超能力とか、当たり前の話なんだよ！？
小説や漫画の話なんかじゃないんだって！！』


佐天の父『…まあ、確かに父さんと母さん達の世代は、
超能力って言ったら小さい頃テレビで見た怪しげなスプーン曲げ
くらいしかイメージにないからなあ…

……けど母さん、今や、超能力っていうのは、
ちゃんと科学の力で立証された現実のものなんだよ。
何にも心配いらないさ』


佐天の母『………わ、私は……超能力になるための能力開発だなんて、
なんだか涙子の頭を変なふうにいじられるようで、やっぱり不安だわ…』
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 01:35:03.66 ID:ywlg/go0<>佐天『もーー、ホント、お母さんってばいい加減、その心配癖なおした方が……

……って、あ！！そろそろ飛行機が来るから…私、もう行かないと！！』


父親『ああ、もうそんな時間か…
……それじゃあな、涙子、気をつけてな。学園都市でしっかり勉強してくるんだぞ』


弟『姉ちゃん、またね！！今度、学園都市の話、沢山聞かせてね』


母親『涙子！母さんがいなくても毎日、ちゃんと3食ご飯食べるのよ！
部屋の掃除もきちんとして……ええと、それから……それから…！』


佐天『ああもう、お母さん！！
そんな心配しなくても私ちゃんとやるからさ！！！大丈夫だから！』


母親『え、ええ……ご、ごめんなさい』


佐天『ああもう、そんな悲しそうな顔しないでよ、母さん。
たまには家に帰ってくるし、それに大覇星祭の時なんかは、
外部の人も都市内に入ってこれるんだから…

あ！そうだ！！大覇星祭のときは3人でこっちに遊びにきてよ！』


父親『ああ、そうだな！そのときは家族皆で涙子の応援に行くさ！なあ、母さん』


母親『え、ええ』


佐天『うん、約束だよ！！………それじゃあ三人とも、私、行ってくるね！！』


……………

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 01:39:40.75 ID:ywlg/go0<>


……………



……………


「……天涙子…佐天涙子！！」


佐天「………え…！」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 01:54:05.76 ID:ywlg/go0<>

柵川中学校
大覇星祭の練習


初春「佐天さん！どうしたんですか、ぼーっとして！
佐天さんの組の番ですよ、徒競争！！」


あけみ「先生さっきから呼んでるじゃん！もう、どうしたんだよ馬鹿涙子！！」


佐天「え……あ…」


先生「ほら早く、位置に着いて！」


佐天「あ……は、はい！」




先生「位置に着いてーー！！よ―――――い！！！」

パァン！！
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 02:04:27.57 ID:ywlg/go0<>…………

佐天「(………なんで急に……昔のことを思い出したんだろう…
そういえば、なんか前にもこんなことあったような気がする………

………ああ、そうだ……レベルアッパーが流行ってた時期に、
御坂さんと一緒にいたときだよ……

あの時は、学園都市に行く直前に、
お母さんにお守りをもらった時のことを思い出して……）」


佐天「（…………
私が……あの時期のことを思い出すときは、

たいてい………
落ち込んでるときだ………）」


佐天「（あーーあ、やだなあ……こういうときは…
…8割方、上手くいかないんなんだよなあ…

こりゃきっと……、今日の徒競争も………）」


……………<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 02:18:05.23 ID:ywlg/go0<>……………


……そして



佐天「（……やっぱり…）」


佐天「（…案の定………5位…かぁ……）」


あけみ「……もう、一体どうしたんだよ涙子！！
今日の涙子はいつにもまして変だよホント！！」


むーちゃん「そうだよ！！なんかぜんぜん涙子らしくないっていうか…！」


まこちん「…もし何か悩みがあるのなら、私たちいつでも相談にのるよ？」


佐天「え……あ……ち、違うのみんな、私、ぜんぜんそんなんじゃあ……」


佐天「」ゾクッ！！！<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 02:30:27.63 ID:ywlg/go0<>佐天「………！！」


あけみ「……涙子？？」


まこちん「どーしたの？？」


佐天「え、えっとぉ……」


初春「……もしかして佐天さん、また例の視線ですか……！？」


佐天「う、うん……実はそうなんだけど…」


初春「……や、やっぱり勘違いなんかじゃないんですよ佐天さん！！
……きっと、犯人は加藤君で……！」


佐天「ああもう……まだ言ってるの初春……
だから違うってば……ほら、あれみてよ初春…」


初春「……え？？」
<> 美琴・黒子「ラブレター！？」佐天「ち、違いますって！！」<>sage<>2010/12/19(日) 02:44:42.09 ID:ywlg/go0<>眠くなったので今日はここまでにしておきます
また暇なときに書いていきます。

>>366　ごめんなさい…漫才とは別の話のつもりで書いています。
ちなみに今回のＳＳの題名を書き忘れていましたが、題名は
このレスの名前欄の通りです。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 03:00:14.76 ID:NhzKpkAO<>乙です
お母さんの心配っぷりが妙にリアルw<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 11:35:47.22 ID:8aUHhQAO<>佐天さん頑張って<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 21:44:03.55 ID:oVJDAgAO<>漫才終わったと思ってたら、別の話やってたのかw<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 21:32:40.23 ID:.ZRuR86o<>佐天さんが加藤くんとコンビ組んで上琴と漫才対決する話だと信じていた<> あはっぴぃにゅうにゃぁ２０１１！<>sage<>2011/01/02(日) 02:50:58.68 ID:mGDRfjM0<>ひそかに超待ってる<> あはっぴぃにゅうにゃぁ２０１１！<>sage<>2011/01/04(火) 23:43:05.19 ID:1p0akvc0<>まーーーーだーーーーー？？？<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/09(日) 00:20:34.43 ID:RYSOHbw0<>ほ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 00:26:33.72 ID:80rxq.Qo<>保守必要ねぇよ上げんなちんｋｓ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/13(木) 23:21:21.41 ID:xGLODwywo<>板移転みたいだから依頼出したほうがいいぞ作者

■　【必読】　SS・ノベル・やる夫板は移転しました　【案内処】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1294924033/
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/
<> 真真真・スレッドムーバー<><>移転<>この度この板に移転することになりますた。よろしくおながいします。ニヤリ・・・（￣ー￣）<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/08(火) 07:51:14.46 ID:rEHPlS3Y0<> あれ？？終わり？？？ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 04:04:02.30 ID:kkHErnaAO<> 移転したのに来ないって… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/27(日) 00:59:29.53 ID:WjMTAdb30<> ごめんなさい…いろいろ忙しすぎて思うように更新できませんが、明日かならず更新しますんで、一度上げさしてください…すいません… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 01:12:01.00 ID:X3ksu0BOo<> 楽しみだな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 01:28:55.00 ID:p7yThwjIO<> 待ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 01:59:57.70 ID:s6pjom7po<> もう来ないもんだと思ってお気に入り外してたわｗｗ <> ：美琴・黒子「ラブレター！？」佐天「ち、違いますって！！」 <><>2011/02/27(日) 21:13:44.82 ID:kTzw0BU90<> 久しぶりの更新です



佐天「……ほら、加藤君ならあそこで玉入れの競技にでて頑張ってるじゃん。
私のことなんか、全然見てないよ」


初春「……え………、あ、ああ、確かに……」


佐天「ほら、だから何度も言ったでしょ！加藤君は関係ないんだってば！！
視線の正体は、やっぱただの私の勘違いだよ！なんか、自意識過剰っていうか、さ」


初春「け、けど佐天さん」


佐天「あーーもう、いいの初春！この話はもうおしまい！！
私、もう大丈夫だからさ！！…ほら、今日の私たちの組の練習は
終わりみたいだし、教室に戻ろ、ね？」


初春「は、はい……」


初春「(…けどそれじゃあ、佐天さんが感じてる視線の正体って一体……)」




佐天「(そうよ……そもそも私なんかを誰かが見続けてるなんて、
そんなことあるわけない……

ナーバスになりすぎて、自意識過剰になりすぎてるだけだ……
気にしない気にしない……気にしない……気に……)」


佐天「………」


初春「(………佐天さん)」


初春「(……謎の視線の話も気になるところだけど……
佐天さん……最近ずっと落ち込んでる気がする……

そんなに練習の徒競争の順位が気になるのかなあ……


なんとか元気づけてあげたいけど……)」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 22:00:20.13 ID:lUVLCKbAO<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 22:00:46.71 ID:kTzw0BU90<> 佐天「はあ……」

佐天「ていうか…そもそも私……なんでこんなに落ち込んでるんだっけ…？」

佐天「(自分で自分の限界を決めないように……大覇星祭の練習も自分の限界を超えれるように頑張ろうと意気込んだ割には……思ったような成績が得られてないから…？？

夏の講習会を受けたくらいで、自分が急成長できる、って心のどこかで期待してたのかな…？？)」


佐天「(…人がそんな急に成長できたら誰だって苦労はしないのに……
私は私のペースで少しずつ前に進んでいくって決めたじゃない…

自分を信じて、少しずつ『自分だけの現実』を磨いていけば、いずれは…)」


佐天「(……？)」


佐天「(いずれは…？それって、いつの話…？
私のペースで頑張ったとして、私がレベル0じゃなくなるのって、いつの話…？？

いや、そもそも…)」




初春「佐天さん！」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 22:12:21.25 ID:lUVLCKbAO<> なんか暫く来ないうちに連投できん規制があるらしいので、携帯でレスしながら続けます…めんどくさい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 22:13:45.31 ID:kTzw0BU90<> 佐天「え、あ、ああ、初春、な、何？」


初春「何じゃないですよ、佐天さん！もう、どーしたんですか、さっきから呼んでるのに
下駄箱の前で固まって！？

………実は今日も御坂さんと白井さんと遊ぶ約束をしてるんですけど、
佐天さんも行きますよね！？」


佐天「え、ああ…そうなんだ……けど、ごめん初春、私は今日はちょっと…」


初春「佐天さんも行きますよね！！？ね！！？」


佐天「え、ええ…？

………わ、分かったわよ……んもう、いつになく強引だなあ初春は…」


初春「(これでちょっとは佐天さんのことを勇気づけられれば……)

ほら！そうと決まれば、早く行きましょう！待ち合わせはいつもの喫茶店ですから…」


佐天「う、うん…」きいぃ

(下駄箱の扉を開く佐天)


佐天「……ん？」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 22:15:22.54 ID:0DWj/4Lgo<> 支援 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 22:20:12.42 ID:lUVLCKbAO<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 22:20:18.03 ID:kTzw0BU90<> 佐天「………」


初春「……？佐天さん？…………どーしたんですか…？？」


佐天「………え……？…あ、ああ、いや！初春、べ、別になんにも…///」


初春「…って佐天さん、顔が真っ赤ですけど…一体…？下駄箱がどーしたんですか？」ひょい


(佐天の下駄箱をのぞきこむ初春)


佐天「え、ちょ、ちょっと初春！？？」


初春「え……ってえええ！！？さ、佐天さんこれは！！」

……………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 22:40:50.21 ID:9OqkJM61o<> 靴の中に画鋲が！？ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 22:47:49.05 ID:VHVfuW/m0<> ………

とある喫茶店

美琴・黒子「ラブレター！？」


佐天「ち、違いますって！！」


初春「いや、違わないじゃないですか佐天さん！！……いやあ、びっくり
しましたよ、佐天さんの下駄箱の靴の上に一枚の封筒が…」


佐天「わ、わーーわーーー！！う、うるさいってば初春！！」


黒子「おやおやまあまあ、佐天さんったら、そんなに照れちゃってかわいらしい…

……けど、これで以前佐天さんが言っていた謎の視線の正体も
明らかになって、一件落着ですわ…」


佐天「な、それってどういうことですか！？」


黒子「なーに言ってるんですの佐天さん、そんなの分かり切ったことではありませんの
…ようするに、十中八九、視線の正体はそのラブレターの差出人………
毎日、大覇星祭の練習を頑張る佐天さんを熱い熱いまなざしで…」


佐天「だ、だだから、違う、っていってるじゃないですかあ！！！
そ、そもそも、まだ、封筒の中味も見てないのに、ラブレターって、
決めつけないでください！！」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 22:56:36.23 ID:XLUnwDlJo<> 　　　　　　　|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
　　　　　　　|　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
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　　　　　　 /　　　￣￣￣￣　　 　　　/＿＿＿__
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　　　　　/　　 　　熱膨張　　　　 　/　　/　　　/
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　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣/　　　/　　　/
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 23:17:03.70 ID:VHVfuW/m0<> 黒子「はん！全ー然分かってないんですのね佐天さん！！
下駄箱に入れる手紙なんてラブレター以外あるはずないんですの！！
そんなもの、昭和の時代からの常識ですのよ！！……ね、お姉さま？」


美琴「そうねえ…え、えっとつまり、ら、ラブレターを佐天さんに渡したってことは、
その人は佐天さんと、恋人、になりたい、ってことよね？？

…え、ってことは、つまり恋人ごっこ、とかじゃなくて、佐天さんとその人は
ほんとの恋人同士になるってことで、つまりその」


黒子「お姉さまああああーーー！！！なんなんですの、その反応はあああああ！！！！！
な、なにをそんなにテンぱっているんですのおおお！！！

はああ！！も、もしやお姉さま！！あの夏休みのとき、寮の前で逢引きしていた男と
なにか間違いでもあったんじゃああ！！！！」


美琴「な、なに言ってんのよ、黒子！！！私とあいつはそんなんじゃないってば！
わ、私は、佐天さんとは違って、ただの恋人ごっこをしただけで…」


黒子「ぎゃあああああああーーーーー！！！！！こ、恋人ごっこって……
うわあああああーーーーーーーー！！！！あの糞さるうううううううーーー！！！
やっぱりあの時葬っておくべきだったんですのよおおおおおーーーー！！」

ぎゃーーーぎゃーーー… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 23:23:12.36 ID:lUVLCKbAO<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 23:23:56.50 ID:VHVfuW/m0<> 初春「けど、ラブレターの差出人って一体だれなんでしょうね、佐天さん！？
あ、けど、私思うんですけど、やっぱり加藤君なんじゃないかなって…

…ってえええええ！！さ、佐天さん！？？」


佐天「……え？」びりびり…

(封筒を開封する佐天)


美琴「ちょ、ちょっと佐天さん、ここでそのラブレター空けちゃうわけ！？？」


初春「そういうのは、家に帰って一人になってからの方が良くないですか！？？」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 23:36:16.35 ID:lUVLCKbAO<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 23:37:26.98 ID:VHVfuW/m0<> 佐天「いやあ、よくよく考えたらさ、この手紙、ラブレターなんかじゃなくて、

重福さんからの手紙なんじゃないかって思って…」


初春「え、重福さんって確か…」


黒子「ああ、確か以前、ダミーチェックの能力を使って事件を起こした方ですわね
…そういえばあの事件以来、佐天さんと文通してるとかなんとか…」


佐天「そうそう、そーなんです！以前、夏の講習会の時も、
下駄箱に重福さんからの手紙が入ってたことがあったし！！今回もそれじゃないかって…」


美琴「けど佐天さん、重福さんって確か関所中学校でしょ？佐天さんたちとは
違う学校だし、わざわざ下駄箱に手紙を入れにくるなんてことは…」


初春「そーですよ佐天さん！！やっぱりその封筒、こんなとこで開けないで家に帰って
一人で見たほうが…」


佐天「いやあ、初春！ないよ！！やっぱないない、ないって！！
私なんかにラブレターなんてあるわけないじゃん！！やっぱりこれは重福さんからの……」

(封筒から手紙を取り出し、内容を見る佐天)


初春「あ、あーーーもう！！佐天さんってば！！！」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 23:46:45.43 ID:lUVLCKbAO<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 23:46:49.65 ID:VHVfuW/m0<>
……………


佐天「…………え…」


初春「………佐天さん……？」


黒子「おやおやまあまあ、佐天さんったら初々しい……
殿方からの熱いメッセージを見て、そんなにとまどってしまって……」


初春「え、け、けど……佐天さん、その割には顔が青いような……
一体、どんな内容が……」

(手紙をのぞきこむ初春)


初春「……え………」






(手紙の内容)


佐天涙子へ


いつも　あなたを　みています


……………



一同「………………」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/28(月) 00:07:26.44 ID:YHCACD6AO<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/28(月) 00:07:32.27 ID:cZq/Rgc40<> …………

初春「………え、ええっと……これは……」


佐天「…………」


黒子「…………」


美琴「い、いつも見てるですって////！！！す、すごいこと書くのね！！？？

け、けどさ、こういうセリフって手紙より直接言ってもらったほうがいいっていうか…
相手がこのセリフ言ったとたん、夜空から花火がびゅー、って…///」


黒子「……ちょ、ちょっとお姉さま……言いにくいんですけど……
少しの間黙ってていただけますの…？」


美琴「え、ちょ、な、なんでよっっ！！！」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/28(月) 00:12:05.00 ID:Wg6hoZ/AO<> 美琴www <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/28(月) 00:12:49.55 ID:AxTE9Ya2o<> 美琴はストーカー予備軍だから仕方ない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/28(月) 00:16:33.77 ID:cZq/Rgc40<> 佐天「…………」


黒子「……なるほど、つまりそういうことですのねえ……
最近、佐天さんが感じていた視線……

それに加えてこの手紙……」


佐天「………ええっと白井さん……それはつまり…」


黒子「ようするに佐天さん、あなた……

『ストーカー』、につきまとわれてる可能性が高い、ってことですの」


佐天「あああーーーーー！！！！やっぱりいいいいいい〜〜〜〜！！！！！」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/28(月) 00:19:35.56 ID:YHCACD6AO<> 今日はここまでで

これからはなるべく暇を見つけては更新するように頑張ります… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/28(月) 00:27:16.75 ID:Wg6hoZ/AO<> 乙でした <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/28(月) 21:06:21.62 ID:aGahDKHzo<> 乙
無理しない程度に頑張れ、期待してるぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/04(金) 23:38:50.69 ID:Jdp0K4tAO<> なるべ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/04(金) 23:43:14.24 ID:Jdp0K4tAO<> なるべく早くな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/05(土) 08:02:52.35 ID:L7WEA2NDO<> 続き期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/13(日) 02:03:19.46 ID:Jp828vCAO<> >>1の無事を期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/15(火) 00:59:45.76 ID:wL20XqGL0<> おいおい…まさか… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/21(月) 07:32:42.94 ID:yOlvJ6guo<> >>1大丈夫なのか・・・？
生存報告頼む <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/24(木) 23:23:37.37 ID:rlSSdkfT0<> すいません、1です…
更新が遅くてほぼ需要はなくなってるみたいですが、
完結はさせたいです。
4月に入ったら更新できると思いますので、どうかまだ削除依頼は出さないでください…

ちなみに地震に影響のない地方ですので生きてます。更新が遅いのは別の理由です。

よろしくお願いします。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県)<>sage<>2011/03/24(木) 23:45:23.73 ID:GI2XocT8o<> 待ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/03/25(金) 00:15:43.14 ID:aqwafxZao<> 生きてたー！ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/25(金) 13:02:11.97 ID:IXU44EVyo<> 需要全然あるよ！
でもあまり無理はなさらないで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2011/03/28(月) 08:32:49.96 ID:hUKJWMTk0<> 4月が待ち遠しい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/31(木) 22:48:42.02 ID:j+eQ9Pq20<> 少し更新します


……………






その日の夜…

佐天の部屋

佐天「はあ……」


佐天「…………」


佐天「(……ただでさえ落ち込んでる時に限って、

こんなことになるなんて……ほんと、悪いことって重なるんだなあ…)」

………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/03/31(木) 22:53:58.31 ID:tJtpKeKe0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/31(木) 22:54:16.35 ID:j+eQ9Pq20<> ………

さかのぼること数時間前

とある喫茶店


………

美琴「ちょっと黒子！ストーカーだなんて、いだずらに佐天さんを
怖がらせるようなこと言わないでよ！！そんなのまだ分かんないじゃないっ！！」


黒子「ええ、ですからお姉さま。あくまで『可能性が高い』って言っただけですの。

………でもまあ、確かに話を聞く限り、佐天さんが視線を感じるのは
大覇星祭の練習中だけで、別に佐天さんを四六時中付け回してるわけでもなさそうですし……

現段階でストーカー、という言い方はちょっと言いすぎたかもしれませんですわね」


初春「そ、そうですよ……その手紙だって、本当にただのラブレターかもしれないですし…」


佐天「…………」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/03/31(木) 22:58:30.07 ID:tJtpKeKe0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/31(木) 22:59:45.18 ID:j+eQ9Pq20<> 佐天「……け、けど、この文面に加えて、手紙に差出人の名前も書いてない、
っていうのはやっぱりちょっと気味が悪いかなあ……」


初春「…確かにそれはそうですよね…」


黒子「…まあ、佐天さんがそう言うのですから、やっぱりこの手紙と差出人と視線の正体を、
調査したほうがよさそうですわね」


佐天「え、け、けど、調査っていっても…」


初春「まかせてください佐天さん！！私がジャッジメントとして
調査してみせますから！！！」


黒子「まあ、腕立ての最高記録が２回の初春が言っても
ちょっと頼りないかもしれないですけど…

一応、情報収集は初春の十八番ですからね」


初春「ちょ、白井さん！！それは研修時代の話でしょ！？
今は6回くらいできますよっっ！！」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/03/31(木) 23:10:39.52 ID:tJtpKeKe0<> あ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/31(木) 23:11:11.13 ID:j+eQ9Pq20<> 美琴「……けどさ、もしその手紙や視線を送っている人が、純粋に佐天さんを好きでやっていることだったら…犯人探しをするような真似はちょっと可哀想な気がするなあ…

だって佐天さん。その手紙の差出人、ただ名前を書き忘れただけで、
本当にその噂の加藤君からのラブレターかもしれないわよ？」


佐天「………、

……あ、い、いや御坂さん。私は別に加藤君のことどーとも思ってないですし…」


黒子「お姉さま。当人がどういうつもりであれ、
結果的に佐天さんに嫌な想いをさせていることには変わりないんですの。

このままでは佐天さんの不安は取り除かれないままですのよ？」


美琴「まあ、それはそうだけど…」


黒子「それにもし、本当にその人が佐天さんを好きというでしたら、
加藤君であろうが誰であろうが、その本人にその旨を伝えてあげる。

それが親切心というもんですわ」


美琴「うーん、そうなのかなあ………そうなのかも…」


初春「そういうわけで佐天さん！まかせてください、
明日からさっそく調査にはいりますから！！」


佐天「……………………う、うん……」


……………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/03/31(木) 23:20:04.62 ID:tJtpKeKe0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/31(木) 23:20:54.27 ID:j+eQ9Pq20<> ……………



再び佐天の部屋


佐天「なんだかなあ………」


佐天「(……本当はもう、問題がおきるたびに
初春達に護ってもらうのは嫌なんだけどなぁ…

…なんか、大覇星祭の練習でうまくいかないこともあいまって……
……自分の無力さを身にしみて実感してますます落ち込むっていうか…


…けど、確かに視線や手紙の正体は私も知りたいし……)


佐天「…………」チラッ


『いつも　あなたを　みています』


(送られた手紙を見つめる佐天)


…………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/03/31(木) 23:30:43.38 ID:BNCqqvE10<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/31(木) 23:30:59.91 ID:j+eQ9Pq20<> 佐天「(………視線の正体も気になるけど………一体、だれが何の目的でこんな手紙を…)」


佐天「………もしかして、本当に私のこと、好きなのかな………」ぼそっ


佐天「(………………いや、ないない、ないよそんなこと………！
私なんかのことを好きになるなんて、ありえないっての…/////)」


佐天「さーーて、寝よ寝よ！！明日も朝から練習で早いんだからっ！！」

……………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/04/01(金) 00:00:14.44 ID:5bRUku960<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/01(金) 00:01:33.68 ID:aGmnQKRH0<> ……………

次の日

柵川中学校校庭　大覇星祭練習中

あけみ・むーちゃん・まこちん「「「涙子にストーカー！！？？？」」」


初春「(しーーー！！もしかしたら、その可能性がある、っていうだけですよ！！！
そんな大声出して、変な噂がたったらどうするんですか！！？？)」


あけみ「あ、ああごめんごめん……けど、ちょっとびっくりしちゃって……」


むーちゃん「そうだよ、確かに最近の涙子、元気なかったけど
まさかそんな話がでてるとは思わなかったし…

…一体どういうことなの、ういはるん？」


初春「実はかくかくしかじかで………」

………………… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/04/01(金) 00:10:11.41 ID:5bRUku960<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/01(金) 00:10:41.05 ID:aGmnQKRH0<> …………………

あけみ「ふーん、なるほどねえ、そんな話があったなんて…
それで犯人探しの為に、ういはるんが聞きこみ調査をしてる、ってことなんだ」


初春「まあ犯人探し、っていうのは聞えが悪いですけど……なんか知らないですかね？
例えば、その……佐天さんのことを好きだ、って噂がある人とか…」


あけみ「うーーん、どうだろうねえ………けど、ういはるん。涙子ってば元々」


むーちゃん「あ！！そういえば私なんか聞いたことあるよ！
こないだ他のクラスの友達から聞いた話なんだけどさあ……」


…………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)<>sage<>2011/04/01(金) 00:40:08.80 ID:+UbkLsVAO<> 携帯から支援 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/01(金) 00:49:23.82 ID:aGmnQKRH0<> ようやくレスいただいたのにすいません
今日は眠いのでここまでにします…

なるべく時間みつけて投下していきます… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/04/01(金) 02:20:22.99 ID:Rv3HcLxmo<> 乙乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/03(日) 23:08:33.87 ID:BjqJYZmj0<> はやくするのじゃ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)<>sage<>2011/04/12(火) 00:51:46.55 ID:6dOyQJEAO<> まだかいな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/12(火) 01:38:20.49 ID:7wlc2Htf0<> 寝る前にひそかにほんのちょっと更新…


…………

ジャッジメント支部

黒子「山口君？？」


初春「ええ、山口君は加藤君と同じ、学年で3人しかいないレベル4のエースの一人で、『空間移動』の能力者なんです。

なんか『瞬間移動』って能力に似合わず、結構ごつい体つきで、無口で硬派で
加藤君とはまた違ったタイプのイケメンっていうか…

…いや、あーいうのって男前っていうのかなあ…」


黒子「だーれもそんなこと聞いてないんですのよ初春…
それで、そのレベル４の山口君がどーしたんですの？」


初春「ああ……えっと実は、その山口君が大覇星祭の練習中に、
徒競争で頑張る佐天さんをジッと見つめていた、って目撃談があるんですよ。

それはもう、熱い視線で見つめていたとかなんとか…」…………
<> sage<>sage<>2011/04/12(火) 01:39:54.56 ID:lyZOKSwz0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/12(火) 01:47:49.87 ID:7wlc2Htf0<> 黒子「……山口君ねえ……めんどくさいことに…
まーーたレベル４で新しい名前が出てきましたのね…

…で？その目撃談から考えると、とりあえず手紙の犯人は一旦置いといたとしても、

視線の正体はその山口君ってことでいいんですの？」


初春「う、うーーん、それはどうなんでしょうねえ…
…ジッと見つめていた、って言ってもほんの一瞬で、練習中ずーーっと
見回していたわけじゃないようですし…

…もしかしたら単なる偶然なんじゃないか、とか考えるとそう簡単に山口君が視線の正体とは……

そもそも佐天さんとはクラスも違う、話したこともない
何の接点もない男の子ですし……」


黒子「……まあ、その山口君もいいですけど……

そもそも初春、『加藤君』はどーなったんですの、加藤君は！？
その方が元々、佐天さんに恋心を抱いている、っていう話じゃなかったんですの？？

……普通に考えて、一番佐天さんに好意を持ってる可能性が高そうな
加藤君が一番疑うべき相手のような気がするんですけど…？」 <> sage<>sage<>2011/04/12(火) 01:50:27.25 ID:lyZOKSwz0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/12(火) 01:53:39.79 ID:7wlc2Htf0<> 初春「え、ええっと、それはそうなんですけど…
…加藤君の情報はまだなかなかつかめていなくて…

もちろん、加藤君っていう線でもあたってはいるんですけど…」


黒子「はあ……まあいいですの、要するに犯人の可能性があるのは、
佐天さんに好意を持っているッぽい、その２人のどっちか、っていうことでいいんですのね？」


初春「う、うーーん、それはどうなんでしょうねえ……？」


黒子「はあ？なんなんですの、それは？」


初春「あ、ああ、いや……な、なんでもないんです…

ところで白井さん」
<> sage<>sage<>2011/04/12(火) 01:57:41.20 ID:lyZOKSwz0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/12(火) 02:02:35.67 ID:7wlc2Htf0<> 黒子「…？なんですの、初春？」


初春「い、いやあ、なんというかですね、仮にその人を見つけたとして、
どーしたらいいのかな、ってふと思っちゃって…」


黒子「どうしたらって…？どーいうことですの？？」


初春「え？いや、だ、だって、佐天さんは怒るかもしれないけど、
その人のやっていることってジャッジメントとして検挙できるほどのことでもないし…

…それに以前、御坂さんが言っていたみたいに…
…もし純粋に佐天さんのことが好きでやっていることだとしたら……なんというか…」


黒子「……いや、ですから初春……以前私が言ったじゃありませんの…
…当人がどういうつもりであれ、 その人の行動は、
結果的に佐天さんに嫌な想いをさせているんですのよ？

……その人物を検挙する、というとこまで行かないにしても、

その当の本人に佐天さんが嫌がっていることを伝えることが重要なんではないですの？」


初春「あ、ああ、そっか…そうですよね」
<> sage<>sage<>2011/04/12(火) 02:04:53.61 ID:lyZOKSwz0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/12(火) 02:12:36.74 ID:7wlc2Htf0<> 黒子「ですから……そうですわねえ…
…まず、その人物を発見し次第、
とりあえず校舎裏に呼び出して、一発ぶん殴った上で

『２度と佐天さんにいやらしい視線や手紙を送ってみろ、ぶっ[ﾋﾟｰｰｰ]ぞコラ』
ぐらいのセリフを噛ますぐらいでいいんではないですの？」

初春「ええええええ！！！
そ、それ私がやるんですか！！？？
…っていうか、そんなことジャッジメントの私がしたら、大問題じゃないですか！！」


黒子「はん！なーに言ってんですの初春！ジャッジメントとして、
というより、友達としてですのよ。

…相手は、友達の佐天さんに嫌な想いをさせているんですのよ？
見つけ出してそれくらいのお仕置きしたっていいんではないですの？

…っていうか、それが女の友情ってもんですのよ」


初春「…えええ……お…女の友情ってそんなんでしたっけ…！？」
<> sage<>sage<>2011/04/12(火) 02:14:10.23 ID:lyZOKSwz0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/12(火) 02:17:30.01 ID:7wlc2Htf0<> 黒子「ま、なんにせよ、そんなことを考えるのはその人物を見つけ出してからですのよ、
…とりあえず、この捜査の要はあなたなんですから、初春。

ひきづつき情報収集を頑張ってくださいですの」


初春「は、はい…！わかりました！！」



……………


それから数日後………












※眠いのでここまでにしときます…人知れず終了…
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/12(火) 02:18:48.06 ID:vLbTGbfzo<> 乙乙
ゆっくりと続きを待ってるぜぇ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)<>sage<>2011/04/12(火) 02:23:56.10 ID:uBmQAZXZo<> この作者にしては珍しく男前な黒子だな
いつもはどんがらがっしゃーんとかいってズッコケるのに <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)<>sage<>2011/04/17(日) 23:25:54.57 ID:TiBUsXZAO<> ちゃくちゃくと話が進んでるな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/04/26(火) 23:23:47.92 ID:KuqLIvf40<> ちょっと更新




ジャッジメント支部

初春「はあ……」


固法「あら、どーしたの初春さん。そんな大きなため息ついちゃって」


初春「あ、固法先輩……、いやあ…聞き込み調査って、
電脳空間上の情報収集とはいろいろ勝手が違って上手くいかないなあ、って思っちゃって…」


固法「ああ、もしかしてそれって、最近よく白井さんと話あっている例の佐天さんがらみの話？…

…その様子じゃあんまり捜査は上手く言ってないみたいね」


初春「まあ、そうなんですけど…

…そもそも、よく考えたらあんな大勢の生徒ががやがや動いている中で、

誰が佐天さんに視線を向けているか、なんてことを聞きとり調査だけで探すのって
やっぱり無理があるのかなあ……とかいろいろ思ったりもしちゃって……」


固法「うーーん、なるほどねえ……

あのさあ、初春さん。それだったら、『視線』の話は一旦おいといて、
先に『手紙』の線から調べてみたらどうかしら？」


初春「え？『手紙』の線っていうと…」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/04/26(火) 23:30:13.75 ID:kvcPSRk20<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/26(火) 23:30:44.87 ID:KuqLIvf40<> 黒子「…『視線を向けている』人物を聞き込みで探す、というのが難しい、
というのであれば、先に佐天さんに『手紙』を出した人物を探すのがベターなのでは、
ということですの」


初春「あ、白井さん」


固法「もしかしたらその人物が、佐天さんの下駄箱に手紙を入れているところを
見たという目撃談があるかもしれないし、

仮にそんなものがなくたって手紙の差出人を探す方法くらい、いくらでもあるしね」


初春「ええと……それはつまり…」


黒子「そりゃあ、初春。一番代表的なのは…………ん？」


ガラッ！！！(ドアのひらく音)
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/04/26(火) 23:32:50.53 ID:kvcPSRk20<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/26(火) 23:33:13.60 ID:KuqLIvf40<> 佐天「はあ……はあ……」


固法「さ、佐天さん……！？」


初春「ど、どうしたんですか、佐天さん！？？そんな血相かえて…」


佐天「……し、白井さん………う、初春……！！ど、どどどうしよう……
わ、私どうしたら……！？？」


黒子「ちょ、ちょっと佐天さん！？？落ち着いてくださいまし！？？
落ち着いて事情を話すんですのよ！！」


……………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/04/26(火) 23:37:15.53 ID:kvcPSRk20<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/26(火) 23:37:45.76 ID:KuqLIvf40<> 黒子・初春・固法「つけられてた！？？」


佐天「う、うん…実は……さっき自分の寮に帰ろうとしてたとき……
後ろからずっと気配を感じて……

…最初は気にしないようにしてたんだけど………私、途中でどうしても怖くなっちゃって……」


初春「そんな……まさか……学校外で佐天さんをつけ狙うような真似まで…

白井さん……これって……」


黒子「……、

…それで佐天さん？下校中につけられた気配を感じた、というのは今日で初めてなんですの？」


佐天「え、ええと………実は………ホントのことを言うと

数日前から……」


初春「な！！数日前からって……！！！！
佐天さん！！！！どうしてもっと早く言わなかったんですか！！

何かあったらどうするつもりだったんですか！！！」


佐天「ご、ごめん初春……けど、私………！！」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/04/26(火) 23:44:50.81 ID:kvcPSRk20<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/26(火) 23:49:26.26 ID:KuqLIvf40<> 黒子「…まあまあ初春、いまさら過ぎたことを言っても仕方ないんですの
ですけど……どうやらいよいよもって洒落じゃ済まなくなってきたみたいですのね

…固法先輩、これは…」


固法「ええ、下校中につけ狙うような真似は立派な犯罪行為だわ…
いままで捜査は初春さんだけに任せていたけど…

…いよいよジャッジメントとして本格的に捜査を慣行したほうがいいみたいね」


佐天「固法先輩…

……ご、ごめん皆、私のせいで……」


黒子「なに言ってるんですの佐天さん！！そんなのジャッジメントとして
当然のことなんですの！！」


初春「そーですよ、佐天さん！何言っているんですか！！
…とにかく、佐天さんは今後、犯人が見つかるまで一人で帰るのは禁止です！！！
今日からは毎日、私が一緒に帰りますからっ！！」


佐天「う、初春……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/04/26(火) 23:53:49.94 ID:kvcPSRk20<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/26(火) 23:54:12.40 ID:KuqLIvf40<> 黒子「………」


固法「………」


固法「(……いいの？さすがにボディーガードが初春さんなのは問題なんじゃあ……)」


黒子「(え、ええ……まあ……けど、親友の為にここまで燃えている
初春に水を指すのもなんですし…

…まあ、その辺はワタクシが影でなんとかいたしますから……)」


…………そして…

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/04/27(水) 00:03:11.44 ID:WXr8WV9a0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/27(水) 00:11:26.65 ID:6q19nn8a0<> …………

次の日の放課後

下校中の初春と佐天


初春「今日はどうですか、佐天さん…？」

佐天「うん、今日は大丈夫みたい。特に何も気配も感じないし……
やっぱ、初春と一緒にいるからかなあ」


初春「そうですか。……えへへ……お役にたててなによりです」


佐天「…………」


佐天「……なんか……ホントにごめんね初春……いつもいつも、助けてもらって…」


初春「……え？なにいってるんですか…そんなことないですよ？」


佐天「……、
い、いやあ、なんていうか、さ。レベルアッパーの時といい、今回の件といい…
…やっぱりこういう時に自分の力の無さを実感するんだよね…

…自分じゃ何もできないじゃないか、ってさ……」


初春「佐天さん……そんな」


佐天「あ！い、いやあ！自分でも分かってるんだよ？
こんな弱音ばっか吐いてちゃいけないってさ……

せっかく、レベルアッパーの件から立ち直って頑張ろうって決めた途端、
なに考えてんだって…

けど、何かの拍子で

すーぐ、こんな風になっちゃうんだから……
ホントダメだよね、私って…あはは…」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/04/27(水) 00:26:55.65 ID:WXr8WV9a0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/27(水) 00:29:19.70 ID:RBMl5bZ80<> 佐天「下校中、つけられてる話だって、もっと早く初春達に相談していればよかったのに…
私ってば変に意地はっちゃって…

…逆に初春達の捜査の邪魔しちゃって…ホント、馬鹿みたいだよ……」


佐天「大覇星祭の練習も全然上手くいかないし……能力の成績も一向に進歩もないままだし………


いやあ、ホント、私って何ができるんだよ、って感じで…」


初春「佐天さん…！」


佐天「え？」


ぎゅう…！


(佐天の手をにぎる初春)
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/04/27(水) 00:33:10.42 ID:WXr8WV9a0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/27(水) 00:33:59.84 ID:RBMl5bZ80<> 佐天「え……ちょ、う、初春？？？きゅ、急に一体…」


初春「…佐天さんったら、全っ然自分自身のことが分かってないんですから！
いつまでもそんなこと言ってると、しまいには私でも怒っちゃいますよ！？」


佐天「え、ちょ……わ、分かってないって……初春…？？」


初春「……前にも言ったじゃないですか、佐天さん！

佐天さんはいつもいつも私のことを引っ張ってくれて、
私を助けてくれている、私の大切な大切な親友なんです！！

それなのに……そんな佐天さんのことをそんなふうに悪く言っちゃうような人、

例え佐天さん本人でも頭にきちゃうんだから！！」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/04/27(水) 00:44:57.20 ID:WXr8WV9a0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/27(水) 00:46:44.19 ID:RBMl5bZ80<> 佐天「『(『前にも』………？、

ああ、そっか……レベルアッパー事件の時にも初春は私に、今と同じようなこと……)」


佐天「(………)」


初春「…私はいつも佐天さんに迷惑かけてばっかだから…

…むしろ、こんな時くらいは私が佐天さんを守るくらいしないと、
私の立場が全然なくなっちゃうんです！！

だからそんな変なこと、もう２度と言わないでください！！」


佐天「初春……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/04/27(水) 00:49:53.09 ID:WXr8WV9a0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/27(水) 00:53:50.79 ID:RBMl5bZ80<> 初春「……佐天さん、早くいつもの元気な佐天さんに戻ってくださいよ！
最近やっぱりなんか様子が変だって、……『みんな』心配しているんですよ！！」


佐天「う、うん、そっか……そうだよね、ごめん初春……」


初春「心配しないでも、少なくとも佐天さんに嫌な想いをさせている犯人は
ちゃんと私がとっつかまえてやりますから！！

それで、捕まえた暁には、校舎裏につれこんでぶん殴ってやるんですっ！！！」


佐天「え？…え、ええええ〜、う、初春……、ぶん殴るって、そんな……」


初春「何言ってんですか、佐天さん！！これが女の友情なんです、女の友情！！！」


佐天「お、女の友情ってそんなんだっけ……？？？

あはは………けど、ありがとね初春。気持ちだけでもすごくうれしいよ」


初春「き、気持ちだけじゃないですよ、ホントにぶん殴ってやるんだから！！

友情です！女の友情！！！」

(佐天の腕を握ったまま、前に進む初春)


佐天「あ、ちょ、ちょっと初春！もっとゆっくり歩いてよ！！」


…………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/04/27(水) 00:58:56.68 ID:WXr8WV9a0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/27(水) 01:00:43.05 ID:RBMl5bZ80<> ………


黒子「(……まったく、初春ったら……いつになくやる気ですのね

まあ、親友の佐天さんがピンチとあっては無理もないですけど…)」


(背後の電信柱に隠れて２人の様子をみる黒子)


黒子「(にしても……その殴るべき犯人は、
本当に今日は後をつけて来ていないようですわね……

発見し次第、初春より先にぶん殴ってやろうと考えておりましたのに……)」


黒子「(ふむ………)」


……………



ひそかに終了…また時間ができたら更新します

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/27(水) 01:13:00.07 ID:qJSG6urIO<> …ひそかに乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)<>sage<>2011/04/27(水) 01:17:36.59 ID:PrzdhH+po<> ヒソカ「乙☆」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)<>sage<>2011/05/23(月) 02:00:12.29 ID:+kEfH7yNo<> >>1最近VIPにスレたてた？
なんとなく>>1っぽいなぁって思ったんだけど
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/05/24(火) 23:15:49.64 ID:4Gf61FEi0<> おーーい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2011/06/08(水) 01:30:51.58 ID:2SPaQCrg0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/08(水) 01:31:03.79 ID:Kt/gYuI70<> >>1です。良かった、まだ落ちてなかった…
今週末に一度更新しますので（多分）、一度上げさせてください…

>>496　久しぶりにvip見に行ったついでについつい… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/08(水) 09:58:13.23 ID:geA+8s7IO<> 待ってる

あとVIPに立てたスレタイkwsk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 22:03:30.56 ID:KnD3Y1Uw0<> 久しぶりの更新


…………

それから3日後

柵川中学校　下駄箱前

初春「佐天さーーん、今日も一緒に帰りましょう！」


佐天「うん、ありがとね初春。
いやあ、初春と一緒に帰るようになって、すっかり下校中に気配を感じることがなくなったよ」


初春「そーですか！いやあ、ホントお役に立てて嬉しいです！！」


初春「（良かった佐天さん、少しづつだけど、元気になってるみたい…）
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2011/06/12(日) 22:05:17.14 ID:5wQQRn5u0<> あ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 22:06:56.65 ID:KnD3Y1Uw0<> 佐天「……あーあ、この調子で大覇星祭の練習中に感じる視線も早く
なくなればいいのになあ…」


初春「……あ、やっぱりそっちの方はまだ感じるんですか…」


佐天「う、うーーん、そうなんだよねえ…いや、別に常に感じるわけじゃないんだけど…」

キイィ…

(下駄箱をドアを開く佐天)

佐天「……、……ゲ………」


初春「………佐天さん……どうしたんですか……？？……って……あ……」


(佐天の下駄箱の中にある１枚の手紙)

………………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/06/12(日) 22:18:24.79 ID:5wQQRn5u0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 22:19:03.49 ID:KnD3Y1Uw0<> ………………

下校中

初春「げ、元気出してくださいよ、佐天さん……」

佐天「う、うん……まあ……もうすでに下校中に尾行されたりしてるわけだし…
いまさら、驚かないけど……また下駄箱に手紙が入っていたくらいじゃさあ……

けど……やっぱ、気味が悪いしなあ……」


初春「だ、大丈夫ですよ、今は犯人探しに白井さんや固法先輩も協力してくれてますし…！
すぐに見つけ出しますから…

…って、あ、着きましたよ、佐天さんの寮…」


佐天「う、うん………今日もありがとね初春…

…って、あ、あれ……なんかポストの中に何か入って…」


初春「え！？ま、まさか、また手紙が……！？？」


佐天「い、いや、なんか手紙とかじゃなくて……え？な、なにこれ……」


初春「佐天さん！？一体どうしたんですか……一体なにが……」

……………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/06/12(日) 22:25:05.25 ID:5wQQRn5u0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 22:25:26.24 ID:KnD3Y1Uw0<> そのころ……

（佐天の寮の前の電信柱に隠れている黒子）

黒子「（初春が佐天さんを送り迎えするようになって3日…
…佐天さんを尾行する人間は見当たらないみたいですし…

…どうやら初春でも十分に犯人に対するけん制に役立ってるみたいですわね…）」


黒子「（ってことは黒子がこっそり後ろからついていくなんてことも、
そろそろやめてしまって、佐天さんの送り迎えは完全に初春にまかせても…）」


佐天・初春「きゃあああああーーーーーーーー！！！！！」


黒子「！？な、なんですの、一体！？り、寮の方から2人の悲鳴が！？」


…………


黒子「ど、どうしたんですの、２人とも！！急に大声なんかあげて！！」


初春「あ、あれ、し、白井さん！？？ど、どうしてここに……、
い、いや、そそそんなことより、これ！！これ、見てください！！」


佐天「こ、こんなものが私のポストの中にぃ！！」


黒子「一体何が……ってな、なんなんですのこれはあぁぁ！！」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/06/12(日) 22:34:18.97 ID:5wQQRn5u0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 22:35:32.11 ID:KnD3Y1Uw0<> 黒子「な、な、な、なんなんですの、『白い液体』が入った瓶はあああああ！！！！」


初春「そ、そうなんです、なんなんですか、この瓶！？？
一体、誰がなんの目的でこんなものを佐天さんのポストに……！！！？？」


佐天「な、なななんか手紙とか送られるよりもはるっかに気持ち悪いですけどっ！！！
ね、ねえ白井さん…！！これってやっぱり……その…犯人からの……」


黒子「え、ええ、……十中八九、そうなんでしょうけど…
…そ、その…こ、これは……

な、なななんというか………この白い液体、見た目ちょっとドロドロしてて…
…あらまあ……ほんのり変な香りもするんですのね……！！！！」


初春「わーーーーー！！！ちょ、や、やややめてくださいよ！！白井さん！！」


佐天「そんな細かく実況しなくてもいいですからぁぁ！！！」


…………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/06/12(日) 22:40:53.23 ID:5wQQRn5u0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 22:41:04.93 ID:KnD3Y1Uw0<> …………


ジャッジメント支部

固法「……だんだんと、エスカレートしてきた見たいね。佐天さんのストーカー被害…」


黒子「ええ、まったく……早急になんとか対処しないと、
このままでは佐天さんの精神がもたないんですの……」


初春「せっかく私と帰るようになって、少なくとも尾行の被害はなくなってて、
佐天さんも少し元気になって来てたのに………」


黒子「まさか手紙と変な贈り物のダブルパンチですとはね、
………あら、…そういえば初春、
今日、佐天さんの下駄箱に入っていたという手紙はどうしたんですの？」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/06/12(日) 22:47:32.36 ID:5wQQRn5u0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 22:50:11.74 ID:KnD3Y1Uw0<> 初春「ああ、手紙なら私が今持ってますよ、
……佐天さん、気持ち悪いから私に持って行ってくれって…

…ついでに前回、下駄箱に入ってた手紙も佐天さんから預かってきちゃいましたよ」


固法「それで？今日もらった手紙には何て書かれていたわけ？？」


初春「あ、そういえば今日の手紙はまだ、内容すら見てませんでした……ええっと……」ビリビリ…


初春「…………」


固法「……初春さん？？」


黒子「なーに固まってますの、初春。別にあなた宛ての手紙でもなんでも
ないんですのよ！？…ほら、とっととよこすんですの！！」


初春「え、あっ！！ちょ、白井さん！！！」


黒子「ええっと何々…どーーせ最初の手紙と同じような気持ち悪い内容が……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/06/12(日) 22:51:51.77 ID:5wQQRn5u0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 22:51:56.13 ID:KnD3Y1Uw0<> 初春「ああ、手紙なら私が今持ってますよ、
……佐天さん、気持ち悪いから私に持って行ってくれって…

…ついでに前回、下駄箱に入ってた手紙も佐天さんから預かってきちゃいましたよ」


固法「それで？今日もらった手紙には何て書かれていたわけ？？」


初春「あ、そういえば今日の手紙はまだ、内容すら見てませんでした……ええっと……」ビリビリ…


初春「…………」


固法「……初春さん？？」


黒子「なーに固まってますの、初春。別にあなた宛ての手紙でもなんでも
ないんですのよ！？…ほら、とっととよこすんですの！！」


初春「え、あっ！！ちょ、白井さん！！！」


黒子「ええっと何々…どーーせ最初の手紙と同じような気持ち悪い内容が……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/06/12(日) 22:58:25.04 ID:5wQQRn5u0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 22:59:16.23 ID:KnD3Y1Uw0<>
……………

佐天涙子さんへ

　いつも一生懸命頑張るあなたの強さにずっと魅かれていました。
好きです。もしよかったら、付き合ってくれませんか？
返事待ってます。

4組　加藤より


……………

どんがらがっしゃーーーーんぱりぱりぱりーーーーん！！！！


初春「きゃーーー！！ちょ、し、白井さん！！！」


固法「なに盛大にずっこけてるの！？？い、一体…！？」


黒子「ちょ、は、初春ぅぅ！！！これ……本物のラブレターじゃないですのおおおお！！！
しかもうわさの加藤君からのおおおおおおおお！！！！
何勝手に開けてるんですのよぉぉぉっ！！！」


初春「だ、だって…！！だってえええ……！！！！
て、てっきり、また前回と同じで差出人不明の犯人からの手紙かと思ったから……！！」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/06/12(日) 23:02:31.77 ID:5wQQRn5u0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 23:02:58.40 ID:KnD3Y1Uw0<> 黒子「ど、どうするんですのよ初春！佐天さんに
許可もなくこんな手紙見てしまって……佐天さんになんて説明するんですのよっ！！」


初春「ど、どうするって……そ、そんなこと言われても……、

って…固法先輩？？何やってるんですか？？」


固法「うーーーん……やっぱり違うわね……」


初春「違う、って何が違うんですか？？」


固法「筆跡よ筆跡。…今回のラブレターと前回の差出人不明の手紙の筆跡を見比べてたの」


初春「筆跡？？ええっとそれはつまり……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/06/12(日) 23:06:48.93 ID:5wQQRn5u0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)<>sage<>2011/06/12(日) 23:06:51.66 ID:IQ02nNqbo<> 盛大にずっこけてるの描写すきだよね作者 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 23:07:41.40 ID:KnD3Y1Uw0<> 黒子「以前話してたじゃないですの初春。
手紙の差出人を割り出すための一番代表的な方法ですのよ」


固法「もしかしたら、前回の差出人不明の手紙も、
今回ラブレターをくれたその加藤君って子が差出人の可能性もあるんじゃないかって、
ちょっと思ったんだけど…

…ほら、加藤君の筆跡、前回の手紙と全然違うでしょ？？」


初春「あ、ほんとですね……全然違う……」


黒子「ってことはやっぱり、最初の手紙の差出人は加藤君とは別にいる、ってことですのね」


初春「まあ、そりゃあ加藤君はラブレターに堂々と自分の名前も書いてますし……

佐天さんが今悩んでいるストーカーの犯人とは無関係だと思いますけど……

うーーん、けど筆跡かあ……あれ、ってことは白井さん……


この最初の差出人不明の手紙……筆跡を分析すれば犯人を割り出せるんじゃあ……」


黒子「よーやく気づいていだたけましたの、初春。犯人の佐天さんに対する行動も
エスカレートしてきてるみたいですし…

…至急速やかに分析していただきたいんですの、わたくしも手伝いますから」


初春「あ、は、はい、分かりました、さっそく分析にとりかかります！！」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/06/12(日) 23:14:19.11 ID:5wQQRn5u0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 23:14:26.84 ID:KnD3Y1Uw0<> 固法「……そっちの瓶はどうするの、白井さん？」


初春「うげえ……白井さん……持ってきてたんですか、その瓶」


黒子「この瓶は一応、鑑識の方に回して調べてみるんですの。

…もしかしたら、サイコメトリーの能力者が
犯人に関するなんらかの情報を読み取ってくれるかもしれないですし……

まあ、あんまり期待はできなさそうですけど」


初春「……この加藤君からのラブレターはどうしましょう……」


固法・黒子「…………」


黒子「そ、それはまあ……初春……それもあなたにまかせるですの…
佐天さんになんとか上手いこと言っといてくださいですの」


初春「あ、ず、ずるぅ！！ずるいですよそんなの！！

そ、そんなの言えるわけないじゃないですか！！
加藤君からのラブレターを白井さん達と先に見ちゃいましただなんて…！！

私に変な役割を押し付けないでくださいよぉぉ！！！」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/06/12(日) 23:22:45.78 ID:5wQQRn5u0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 23:30:41.04 ID:KnD3Y1Uw0<> 黒子「で、ですけど初春。まさか佐天さんに黙っておくわけにもいかないでしょう…
せっかくの加藤君の想いがこめられてるラブレターを黙って処理するわけにもいかないですし」


初春「そ、それはそうですけど…
……けど、なんというか…加藤君、本当に佐天さんのこと好きだったんですね…」

固法「その加藤君っていう子はどーいう子なの？？」

初春「うーーんと、私たちの学年で3人しかいないレベル4の子なんです
いわば常盤台中学でいう御坂さんクラスのポジションで…」


固法「へーー、そんな校内でエース級の男の子に気に入られるなんて、
佐天さんもスミにおけないわねえ」


初春「そうですよ、だって佐天さんは………って、あ………そういえば」


黒子「どうしたんですの初春？」


初春「あ、い、いや、捜査の話なんですけど…
…もし本格的に手紙の分析にとりかかったら…

…放課後に佐天さんを家に送り向かいする時間がなくなってしまうかも、って……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/06/12(日) 23:32:46.22 ID:5wQQRn5u0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 23:33:47.46 ID:KnD3Y1Uw0<> 黒子「…うーーん、まあそういうことでしたら、ピンチヒッターを呼ぶんですの」


初春「え、ピンチヒッターって…」


黒子「まあ、本来ならジャッジメントの業務を手伝ってもらうのは
非常に不本意なんですけど…

…今回は友達の佐天さんのピンチとあっては致し方ありませんわ

…それに、ボディーガードとしてはこれ以上ないくらい適任のお方ですしね」


初春「え、それってもしかして……」


…………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/06/12(日) 23:38:43.59 ID:5wQQRn5u0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/12(日) 23:39:16.91 ID:KnD3Y1Uw0<> とりあえず更新終了

なるべく時間を開けないように頑張ります…

>>500 こないだvipに立てたスレ
美琴「夢で好きな人にあえるおまじない？」

ちょっと前だったら他にこんなんも立てました

黒子「（計画通り…ですの！！）」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/13(月) 00:33:38.73 ID:PGOt7XWIO<> 乙ー

VIPのやつはリアルタイムで読んでてそれっぽいなーと思ったらやっぱりあなたでしたかww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県)<>sage<>2011/06/13(月) 00:56:28.26 ID:hrKV8SAgo<> ああやっぱりそうだったんだ
なんか美琴がこの作者が書いたっぽかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2011/06/14(火) 07:35:21.67 ID:y7bnozRX0<> あ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/14(火) 11:15:36.35 ID:523pbr/DO<> 漫才SSから一転急につまらなくなっててワロタ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2011/06/14(火) 15:57:36.89 ID:Y/z5DS0c0<> 佐天使援 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage!status<>2011/08/30(火) 19:28:50.79 ID:4HQYwLPio<> 　
現在のサーバのご機嫌：ちょ、ちょっとキツいです。(LA:2.384765625)
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/ <> なすーん<>なすーん<>なすーん<> 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__　　　　　 　 ､]l./⌒ヽ､　｀ヽ､　　　　 ,r'7'"´Z__
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　｀ヽ ｀ヽ､-v‐'｀ヾﾐ| |/三ミヽ　　 ｀iｰr=<　　　　─ﾌ
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜　　 ／´　 r'´ 　 `　　　｀ ＼　　｀|　ﾉ　　　　 ∠_
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ､__//　 /　　 |/| ヽ __＼ ＼ヽ　　|く　　　___彡'′
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自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
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