以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/15(月) 00:14:52.44 ID:MAx6x2c0<>律が桜校を卒業して8年がたっていた。


律「……」

 律はポストに入っていた手紙を見て言葉がでなかった。
 そこには・・・

 『忘れた 日 のこと 思い出したい なら きなさい』

律「…どうして

律「どうして私が記憶喪失だって知ってるんだ?」

 そう、私には高校時代の記憶がない
 病院にも行ったが原因はわからなかった
 
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・


そして今私は手紙に書かれた住所に向かうべく、タクシーに乗っていた・・・

<>律「思い出さないあの日」 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/15(月) 00:15:45.47 ID:MAx6x2c0<>※安価ss 1章 律偏<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/15(月) 00:16:20.33 ID:MAx6x2c0<>律「まだですか?」

運転手「すいません、この辺詳しくなくて…」

律「早くしてよ〜」

律「……ふぁ〜」

運転手「…ところで今日はどうしてこの辺へ?」

律「…………」

律「……実はさ〜」

運転手「?」

律(言っても信じないかな〜)

律は・・・
@理由を正直に答えた
A適当にあしらった<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/15(月) 00:18:51.69 ID:Dme3S1so<>VIPでやれ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/15(月) 00:26:32.54 ID:MAx6x2c0<>はい<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/15(月) 01:08:48.43 ID:mvek36go<>これはひどい<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/15(月) 01:10:02.60 ID:uErcgwDO<>運営ボランティアのひとー
HTML依頼だしてあげてー<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/15(月) 04:20:51.44 ID:tTQIdG6o<>ひでぇ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/15(月) 07:29:49.18 ID:Go/kMPwo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/15(月) 11:13:01.57 ID:6X3ZrgMo<>これはひどい<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/15(月) 17:39:24.67 ID:MAx6x2c0<>あっちに立てたほうがいいですか?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/15(月) 18:44:55.85 ID:MAx6x2c0<>A適当にあしらう

律「それは…まあ、色々と、ね…」

運転手「………そうですか急ぎますね」

律(記憶喪失で高校時代の記憶がない、って言っても信じないよねー)

律「頼みますよ〜」

 タクシーに揺られながら律はぼんやりと外を眺めていた。
 何となく見覚えのある景色だ。

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/15(月) 18:45:38.02 ID:MAx6x2c0<>律「……」

律「……!」

 律の目に神社とその隣の家が飛び込んできた。

 ……次の瞬間……


?『律!』

?『\\先輩は本当にいないんですか!』

?『あぁ!私が確認した!』

?『\\と\\は!?』

 ワーワー……

?『あとは・・・

?『律先輩!起きてください!』

ガタン! バタン!


律「……あ、熱い!」

運転手「?どうしました?お客さん?」

律「!……夢?」

律(でも今の…本当にただの夢か?)

律は・・・

@何かあるのかのしれない…さっきの神社の近くで降ろしてもらおう!
Aとりあえず今は忘れることにしよう<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/15(月) 18:46:17.35 ID:MAx6x2c0<>スレ立て規制くらったので少し書きます<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/15(月) 18:55:29.90 ID:K7m.rz.P<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/15(月) 19:01:53.93 ID:MAx6x2c0<>@さっきの神社の近くで降ろしてもらう

律「あの…

運転手「どうしました?」

律「ちょっとさっきの神社のとこで止めてもらえなせんか?」

運転手「? はあ、わかりました…」


・・・・・・

運転手「ここですか?」

律「うん、ありがと」

運転手「・・・・円になります」

律「あぁ、はい」

運転手「…確かに、領収書は?」

律「いいです」

運転手「またのご利用をお待ちしています」

律「じゃ」

 バタン



律「さて…

律「何なんだろ?ここは?」

律「でもさっきから頭が痛い……この家は?」

律「…表札は『平沢』?誰もいないみたいだけど…」

律「この家ちょっと変だな、外に花が供えられてるし…」



律「どうしたもんか・・

・・・・・
@平沢家を訪ねる
A神社に行く
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/15(月) 19:05:27.93 ID:K7m.rz.P<>@で<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/15(月) 19:06:40.07 ID:MAx6x2c0<>@平沢家を訪ねる

律「誰もいないのかな……

律「勝手に入っちゃまずいよな……

律「うーん……」



?『誰だ!そこでなにしてる?』

律「ヒッ!」ビクッ

律「ど、どうしよう・・・

@急いで家に逃げ込む
A返事をする<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/15(月) 19:08:22.56 ID:K7m.rz.P<>Aだな<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/15(月) 19:12:03.23 ID:MAx6x2c0<>A返事をする

律「はい?」

?「誰だい?」

律「えっと、田井中と申しますが……あなたは?」

?「私かい?私は一文字とみだよ」

一文字「それより……

律「何ですか?」

一文字「この家に用かい?」

律「えっと・・・・・

@この家で何かあったんですか?
A私とどこかで会ったことありませんか?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/15(月) 19:13:39.26 ID:MAx6x2c0<>一旦失礼します。
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/15(月) 19:15:10.03 ID:K7m.rz.P<>とみさん怖ぇ…
@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/15(月) 20:47:08.91 ID:UE7QaNwo<>スレタイにはセンスを感じた<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/15(月) 21:45:35.35 ID:MAx6x2c0<>@この家でなにかあったんですか?

律「あの……

一文字「?」

律「この家で…何かあったんですか?」

一文字「確か……8年前…」

律「!」(私の記憶がない時期と一致する……)

一文字「地震で火事になったんだよ」

律「それで?」

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/15(月) 21:47:02.12 ID:MAx6x2c0<>一文字「死人はでなかったけど…確か2人くらいが頭をやられて・・・

律「…えっと、その2人は?」


一文字『・・・・・・・・ふう』

律「?一文字さん?」

一文字『もうわかってるんだろ』

律「はい?」

一文字『あんたは記憶喪失なんかじゃないんだよ!』

律「どういう意味です?」

一文字『自分で考えな!』

律「……」

律「失礼します…

一文字『最後に一つ言っとくよ』


 『あの家は呪われてる』

律「えっ?」

一文字「がんばりなよ」ダッ

 ・・・どういうことだ?
 何だ?『呪い』って?

律「私はどうすれば・・・・・・・

@神社を調べてみる
Aそういえば手紙をもらってたっけ
B平沢家を調べてみる
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/15(月) 22:04:17.16 ID:K7m.rz.P<>じゃあ@で<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/16(火) 00:09:43.16 ID:8z8MKbAo<>ロード時間長いな<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/16(火) 00:21:49.06 ID:/8H2UTo0<>神社偏のメモ紛失したんで少し待っててください…ご迷惑をおかけします。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/16(火) 16:57:11.29 ID:/8H2UTo0<>@神社を調べてみる

律「神社か……」

・・・・・

律「あのー」

律「誰か〜?」

・・・・


神主「…何か御用ですか?」

律「どうも…ちょっとお聞きしたいことが……」

神主「なんでしょう?」ニコッ

律「8年前、隣が火事になりましたよね?」

神主「…………えぇ」

律「何かご存知ないですか?」

・・・・・


神主『……どうして私に聞くんです?』

律「?」

律「どういう意味ですか?」

神主「……」

律(何か様子が変だな・・・・・

@「この神社と火事は何か関係あるんですか?」と言う
A話題を変える

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/16(火) 17:35:41.07 ID:Dl6nkkDO<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/16(火) 18:08:13.28 ID:/8H2UTo0<>@ 「この神社と火事は何か関係あるんですか?」と言う。

律「この神社と火事は何か関係あるんですか?」

神主「…わかりません」

律「えっ?」

神主「ご存知ないでしょうが、此処はいわゆる……『呪い』の神社でね」

律「! どういう意味ですか?」

神主「…夜中に藁人形を釘で打つ…いわゆる【丑の刻参り】、ここはそれが成功しやすい…いや、手順を踏めば確実に成功するんですよ」

律(呪いって……!)

神主「私も厳重にしてはいたのですが……8年前の火事の後、釘を打ち付けた跡を見まして・・・

神主「でもですね」

律「?」

神主「呪いは失敗したんです」

律「どうしてわかるんです?」

神主「素人じゃありませんから。アレは失敗に見えました」

神主「でも、この神社で呪いができることを知っているのは古くからの住民くらいのものです」

神主「失敗の代償が偶然あの家に降りかかったのか、それとも・・・・

律「そうですか……、長々とありがとうございました」

神主『……ところで、あなたのお名前は?」

律「あ、田井中と申します」

神主『! あの、もう少し待ってくれませんか!』

律(急に何だ?)

@待つ
A急いでいる。と言って逃げる

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/16(火) 18:21:17.27 ID:8z8MKbAo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/16(火) 19:52:07.86 ID:sos5pEAO<>期待だ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/16(火) 22:31:14.61 ID:/8H2UTo0<>A急いでいる。といって逃げる。

律「えっと、あの、失礼します!」ダッ

神主「あ!」

 タタッ!

神主「急いで連絡を!」ピッピッ


律「はあ、はあ。ここまでこれば大丈夫だろ…

黒服@「ちょっと」

律「あ……

黒服A「会わせたい方がいる」

 車のドアが開いた。

?「りっちゃん……」

律「えっ?」グワン

律「あれ・・・

律「頭が・・・

 バタン!

?「えっ?」

黒服@「一体何が!?」

黒服A「はやく手当てを!」

?「りっちゃん? りっちゃん!」

 律が目を覚ますことはなかった・・・

 バッドエンド A放課後ティータイムとの再開

ヒントと言う名の補足メモ

・律の記憶喪失の原因は精神的なものなので急展開は危険
・神主と「会わせたい方」の関係は?
・例の手紙の差出人は?
・とみは何を知っている?

バッドエンドは多くない(言い換えればやり直しが少ない)ので最初からです。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/16(火) 22:34:01.63 ID:/8H2UTo0<>律が桜校を卒業して8年がたっていた。


律「……」

 律はポストに入っていた手紙を見て言葉がでなかった。
 そこには・・・

 『忘れた 日 のこと 思い出したい なら きなさい』

律「…どうして

律「どうして私が記憶喪失だって知ってるんだ?」

 そう、私には高校時代の記憶がない
 病院にも行ったが原因はわからなかった
 
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・


そして今私は手紙に書かれた住所に向かうべく、タクシーに乗っていた・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/16(火) 22:34:55.18 ID:/8H2UTo0<>律「まだですか?」

運転手「すいません、この辺詳しくなくて…」

律「早くしてよ〜」

律「……ふぁ〜」

運転手「…ところで今日はどうしてこの辺へ?」

律「…………」

律「……実はさ〜」

運転手「?」

律(言っても信じないかな〜)

律は・・・
@理由を正直に答えた
A適当にあしらった<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/16(火) 22:59:44.82 ID:Wkpm.6AO<>1<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/16(火) 23:10:14.11 ID:/8H2UTo0<>@正直に答える

律「驚かないでくださいよ?」

運転手「?」

律「実は私、記憶喪失みたいなんだよ」

運転手「えっ!」

律「ちょっと前に大学卒業したんだけどさ…」

律「高校時代の記憶がないんだよ、写真も残ってなくて」

運転手「…病院とかは?」

律「いいや……」

律「…で、こないだ、手紙がきたんだ」

運転手「手紙?」

律「それには思い出したかったら来い、って書いてあって」

律「……今に至る、って訳ですよ」

運転手「そんな事情があったなんて…すいませんね」

律「いやいや、私も誰かに話したかったとこでして」

運転手「そうですか……あ!やっと道がわかった」

運転手「急ぎますね」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/16(火) 23:13:22.12 ID:/8H2UTo0<>律「頼みますよ〜」

 タクシーに揺られながら律はぼんやりと外を眺めていた。
 何となく見覚えのある景色だ。

律「……」

律「……!」

 律の目に神社とその隣の家が飛び込んできた。

 ……次の瞬間……



?『逃げるぞ!律!」

?『\先輩!はやく!』

?『\\はどうした!?』

?『もう帰りましたよ!』

ガタン! バタン!



律「……あ、熱い!」

運転手「?どうしました?お客さん?」

律「!……夢?」

律(でも今の…本当にただの夢か?)

律は・・・

@何かあるのかのしれない…さっきの神社の近くで降ろしてもらおう!
Aとりあえず今は忘れることにしよう

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/17(水) 00:10:35.60 ID:yvjDxPEP<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/17(水) 00:11:32.44 ID:lsL3XVU0<>Aとりあえず今は忘れる

律「まあ、ただの夢だよな……」

律(ところで誰だろ?こんなとこまで呼び出すなんて…)

律(……よく考えたら向こうから訪ねるのがスジってもんじゃないのか?)プンプン


・・・・・・・・・

運転手「あっ、ここですね」

律「見たところ……」

運転手「普通の家ですね」

律「本当にここであってる?」

運転手「はい」

律「……じゃ、はいお金」

運転手「確かに」

運転手「ご乗車ありがとうございました」

 バタン

・・・

律「ふー」

律「! あっ、これ押せばいいのかな」

 ピンポーン

女「はい?」

 ポニーテールの女が出てきた。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/17(水) 00:12:24.08 ID:lsL3XVU0<>律「え〜と、お手紙を頂いた田井中ですけど……

女「あぁ…

女「どうぞ、お待ちしておりました」

律「…」

 スタスタ

女「とりあえずお話を…

律「はい」

女「あと…」

律「?」

女「話に1人同席しますがよろしいですね?」

律(有無を言わさず、って感じだな)

律「えぇ、もちろん」

女「ありがとうございます」

律(そんなことより…)

律(この人…、礼儀正しい感じで、茶髪で、いやそんなことより……どっかで見たことあるような…)

律「!……痛!」

女「どうかしましたか?」

律「いえ、ちょっと頭痛が…」

女『……』

女「今日はもうお帰りになられた方が…

律「…いえ、ぜひお話を」

女「……そうですか」

女「じゃあこちらに」

律「どうも」

 そこはなんの変哲もない普通の家の普通のリビングだった。
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/17(水) 00:13:07.73 ID:lsL3XVU0<>


男「こんちは」

律「どうも」(この人が同席者か…つーか若いなー)

女「では早速…

律「お願いします」

 そうはいったものの律はまったく目の前の人物を信頼していなかった。

律(この2人の間に信頼関係あるようには見えないし・・・
 いや、それどころか男は私より女の方を気にしてる…カウンセラーとかでもないっぽいし…)

律「えっととりあえ」

男「なぁ」

女「何?」

男「あんたは何でここに来た?」

律「はぁ?」(話遮っといてなんだ?こいつ)

女「すいません、少々口が悪くて」

律「いえいえ」

律(とはいえ・・・

律(さっきこの男が言ったこと……気になるな……

@男にさっきの言葉の意味を聞く
A話を進める<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/17(水) 00:21:07.08 ID:BVKpiwoo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/17(水) 00:23:38.23 ID:/yNuBAAO<>1

面白い<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/17(水) 01:02:24.91 ID:lsL3XVU0<>A話を進める

律「で……あなたはどうしてあの手紙を?」



女「…8年前に地震があったのは覚えていますか?」

律「? いや…

女「……まあいいです。そしてその地震の後、ある家で火事が起こったんです」

律「はあ」

女「始めは誰もが地震が原因の事故だと思い、実際にその痕跡がありました」

女「だが事件後にその日、家に遊びにに来ていた友人の1人が奇妙な証言をしたんです」

律「?」

女「こう言ったんです」

 『原因は花火だ!悪いのは私たちじゃない!』…って

律「はあ」

女「何か心当たりは?」

律(?えぇっと・・・)

@記憶喪失で……
Aここは嘘をついておこう
B適当に誤魔化すか<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/17(水) 01:06:44.53 ID:lsL3XVU0<>ファイル紛失につきここからはさらにゆっくりになりますので、気長にお待ちください。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/17(水) 01:46:56.56 ID:yvjDxPEP<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/17(水) 22:18:05.94 ID:4Qt24Mwo<>ほう同人ゲーでやりたいな<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/17(水) 23:49:47.48 ID:lsL3XVU0<>@記憶喪失で…


律「……」

律「……記憶喪失なんですけど……」


男「は!?今なんて?」

女(しまった!)

女(……しかたない…)ゴソッ

律「? だから、記憶そ」

 ゴスッ!

律「!・・・

律(痛ー、あれ?頭がぼーっとして……)ドサッ

女「まあ、1人ぐらいいなくてもお姉ちゃんは助けられる・・・

女「あんたもよ。次はないからね」

男「こいつ……!」

女「次は誰を呼ぼうかな……?」

 バッドエンド @余計なことを・・・

ヒントという名の補足

・女は男に隠しておきたいことがある
・それを止めるためなら手段を選ばない
・だが他が知らない情報があれば優位に立てる
・手紙の家に来るのは実はハードモード
・だが来ないよりも真相に近づける

・記憶喪失だということを男に知られてしまうと…



最初から
手紙の家についたところから
直前から<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/18(木) 00:10:04.21 ID:fohHLSUP<>オウフwww<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/18(木) 00:50:27.46 ID:JX3lL7co<>直前から<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/18(木) 00:53:55.36 ID:3xdcUig0<>A話を進める

律「で……あなたはどうしてあの手紙を?」



女「…8年前に地震があったのは覚えていますか?」

律「? いや…

女「……まあいいです。そしてその地震の後、ある家で火事が起こったんです」

律「はあ」

女「始めは誰もが地震が原因の事故だと思い、実際にその痕跡がありました」

女「だが事件後にその日、家に遊びにに来ていた友人の1人が奇妙な証言をしたんです」

律「?」

女「こう言ったんです」

 『原因は花火だ!悪いのは私たちじゃない!』…って

律「はあ」

女「何か心当たりは?」

律(?えぇっと・・・)

Aここは嘘をついておこう
B適当に誤魔化すか<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/18(木) 00:54:24.68 ID:3xdcUig0<>寝ます<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/18(木) 01:32:35.26 ID:sbCdQ36o<>やべぇこれ面白い
A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/18(木) 20:44:01.08 ID:3xdcUig0<>Aここは嘘をついておこう

律「…そういえば、何となく覚えが……

女「!……」

女「では、どういう意味か覚えていますか?」

律(これ以上はバレるかな・・・・

@嘘をつき通す

Aやっぱり覚えてない、と言う<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/18(木) 21:04:29.51 ID:5QsEm6go<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/19(金) 01:01:03.66 ID:wOhfU0k0<>@嘘をつき通す

律「どういう意味、ってそのままの意味でしょう?」



女「……では誰が言ったかわかりますか?」

律「……」

@わからない
Aあなたは知ってるんですか?
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/19(金) 01:10:04.15 ID:eDwmi.Io<>2<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/19(金) 01:19:37.47 ID:wOhfU0k0<>Aあなたは知っているんですか?

律「あなたは知ってるんですか?」

女「……はい」

律「……ではどこまで?」

女「私はある人物の残した資料を持っています」

女「そこには警察の知る程度のことは全て記してあります」

律「・・・・・

@その人物は?
Aでは私から質問してもいいですか?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/19(金) 01:21:06.27 ID:eDwmi.Io<>1<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/19(金) 01:30:15.49 ID:wOhfU0k0<>@その人物は?

律「それは誰ですか?」

女「鈴木純という方です」

律(聞いたことあるような・・・)

@その人は何故資料を作ったんですか?
Aあなたはどうやって資料を手に入れたんですか?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/19(金) 01:30:43.66 ID:wOhfU0k0<>今日はここまでにさせていただきます。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/19(金) 01:31:43.56 ID:nfsk43so<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/19(金) 22:02:30.63 ID:KEsYAfE0<>楽しい楽しい平沢家!<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/19(金) 23:01:43.34 ID:le9HkykP<>安価は止めなされ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/19(金) 23:43:54.13 ID:wOhfU0k0<>Aあなたはどうやって資料を手に入れたんですか?

律「あなたはどうして、その鈴木さんの作った資料を持っているんですか?」

女「本人から引き継いだんです」

律「引き継ぐって?」

女「純…いえ、鈴木さんはとある事情で調査を続けらなくなったんです」

律「……その事情とは?」

女「失踪ですよ」

律「!」

女「半年前、忽然と」

律「……」

女「……ところで、何故あなたが此処に呼ばれたのかおわかりになりますか?」

律「……いえ…

女「私はあの火事について何も知りません」

女「でも鈴木純の失踪がヒントをくれたんです」

律「?…」

女「失踪事件の犯人を見つけたんですよ」

律「!・・・

@それは誰?
A嘘だ。
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/19(金) 23:47:46.31 ID:2sv//YAO<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/20(土) 01:29:47.51 ID:ZHXXT3.0<>@それは誰?

律「それは誰ですか?」

女「……明確な証拠はありませんが…

女「私は琴吹紬と秋山澪が主犯だと考えています」

律「?……

女「わかりませんか?」

女「あの日、平沢家に来た客人の一部ですよ」

女『放課後ティータイムです』

 ドラム・・・・ お茶・・・ 放課後・・けいおんぶ・

女『思い出してください』

律「えっ?」


・・・・・・・・

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/20(土) 01:30:37.04 ID:ZHXXT3.0<> どこだ?ここ?キッチン?

澪『律?どうかしたか?』

 澪?

律『な、何でもないよ』

 そういいつつ私は泣いていた。
 
 何故?

澪『いいよ、隠さなくても』

律『私は、何も!…

澪『・・・

 グラグラグラグラ!

律『…でっかい地震だったな』

澪『あぁ……』

澪『…律!上!』

律『えっ…  

 ゴチン!

・・・・・・・

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/20(土) 01:31:34.11 ID:ZHXXT3.0<>
律「はっ!」

律「今のは……?

女「何か思い出しました?」

律「はい……」

女「何を?」

律「HTTのこと、高校時代のこと、……」

女「あの日のことは?」

律「すいません、それは……

女「では律さん」

律「はい?」

女「まだ思い出せていないようですが私にできることは多くありません」

律「…はあ」

女「というわけで……

女「もう1人呼びましょう」

律「えっ?」

女「紬さんと澪さんは難しいです」

律「じゃあ・・・・

@唯を呼ぼう
A梓を呼ぼう
B憂ちゃんを呼ぼう<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/20(土) 01:35:03.26 ID:GBFrwsIo<>2<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/20(土) 02:57:41.80 ID:ZHXXT3.0<>第2章 嘘偏 梓<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/20(土) 03:01:35.00 ID:GBFrwsIo<>いちおうセーブしとくか
ポチッ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/20(土) 11:52:36.14 ID:ZHXXT3.0<>プルルルル

 平沢家に電話の音が鳴り響く。

梓「……誰?」

 梓は不信に思った。

 半年程前からこの家に隠れ住んでいるが、電話などかかってきたためしがない。

梓「警察……?」

 嫌だ、私は悪くないのに、あいつが……

 梓は震える手で受話器を取った。

 ガチャ

梓「もしもし」

律「梓か?」

梓「!? 律先輩?」

律「急で悪いんだが今すぐ来てくれないか?」

梓「・・・・・

@わかりました
A私が今どんな状況かわかってるんですか?

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/20(土) 12:13:34.24 ID:4SITcUgo<>1<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/20(土) 12:18:30.35 ID:nKINL/Mo<>本スレの誤爆から来たけど面白いなこれ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/20(土) 12:36:39.39 ID:ZHXXT3.0<>@わかりました

梓「どこですか?」

律「住所は・・・

梓「・・・ですね、わかりました」

梓(何か覚えのある住所だな……)

・・・・・・・・・・

 ガチャ  

一文字「あれ?でかけるのかい?」

梓「はい」

一文字「大丈夫かい?こんな時間から出歩いて?」

梓「はい、もしかしたら事件が解決して疑いが晴れるかもしれません」

一文字「信用できるのかい?」

梓「多分、大丈夫だと思います」

一文字「なら、頑張りなよ」

梓「ありがとうございます」

・・・・・・・・・・
・・・・・・・

梓(ここか……)

 ピンポーン

律「おっ、来たか」

梓「元気そうですね、律先輩」

律「まあね」

梓「それより・・・

律「?」

@記憶喪失は?
A他に誰がいるんです?
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/20(土) 12:52:58.61 ID:827TU5Yo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/20(土) 13:11:48.29 ID:G3LcnjIP<>本スレから
面白いなw<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/20(土) 13:39:27.21 ID:ZHXXT3.0<>A他に誰がいるんです?

梓「他に誰がこの家にいるんですか?」

律「どういう意味だよ?」

梓「律先輩は記憶喪失だったはずでしょう?」

梓「でも私が誰かわかってるってことはある程度は思い出したんですよね」

律「あぁ」

梓「誰が…?」

律「……わからない」

梓「は?」

律「私の記憶は完全に戻ったわけじゃないからさ」

梓「そうですか……まぁ実際に会ったほうが早いですよね」

律「そうだな」

・・・・

女「中野さんですか?」

梓「……』イラッ

律「あずさ…?」

梓『何かムカつきます』

律「は?」

梓『この女はだれですか?』

男「おい!あんた…

女「あんたは黙ってな」

梓『うぅ……!』

律「梓!落ち着け!」

梓『ハァ、ハァ・・・・

@この女が全ての原因だ!
A落ち着け、私。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/20(土) 13:59:57.99 ID:4SITcUgo<>2<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/20(土) 14:56:14.67 ID:ZHXXT3.0<>A落ち着け、私

梓(冷静になれ、あずさ。)

梓(ただ【あいつ】と似てるってだけだ)

梓「すいません、ちょっと疲れていて……

女「気にしないでください」

律(……梓は記憶喪失ではないけど、少し精神を病んでるな…慎重にいかないと)

男(……くそっ、俺だけじゃないのか?お嬢さんは何を企んでる?)

女「では早速……

律「あぁ」

律「梓、あの日のことを話してくれ」

梓「・・・・

@いいですよ、『私に話せる』ことなら
A嫌です。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/20(土) 14:57:55.92 ID:ZHXXT3.0<>補足
・男は女を「お嬢さん」と呼びます。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/20(土) 15:01:50.59 ID:Wuvt1/w0<>Aでどうぞ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/20(土) 17:25:19.03 ID:ZHXXT3.0<>A 嫌です。

梓『嫌です』

律「あずさ…?」

梓『いやだ いやだ いやだ いやだ いやだ いやだ いやだ いやだ いやだ いやだ いやだ いやだ』

女「ちょ……

梓『やっぱりあんただ、あんたが私を・・・!!

男「お嬢さん、ここは逃げたほうが……

梓「逃がすわけないじゃん!!

 ドスッ

男「痛ッ・・・

女「ナイフ……!

律「梓!




梓「憂〜許さないからね」

 ザクッ ザクッ

 気がつくと周りは血の海だった。

 だが梓の心を満たす感情は1つだけだった。

 『満足感』

 ……この行為が大切な人との約束を破っていることに梓が気づくのはもう少し時が過ぎてからだ。

 バッドエンドB 「復讐の黒猫」

ヒントになるかもしれないメモ

・梓と憂の間に何が?
・梓は律が思ったより危険な状態
・梓は記憶喪失ではないがそれ以上の何かに囚われている

補足
・嘘偏は律の記憶喪失と直接の関係はない
@直前から
A嘘偏の最初から<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/20(土) 17:27:25.56 ID:GBFrwsIo<>バッドエンドきたーw
1で!<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/20(土) 17:31:25.97 ID:ZHXXT3.0<>出掛けるのでしばらくお待ちください。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/20(土) 22:15:49.80 ID:ZHXXT3.0<>@いいですよ、『私に話せる』ことなら

梓「そうはいっても私は大したことは知りません」

梓「あの日は…確か唯先輩の提案で合宿をすることになったんです」

梓「急な話だったので、広くて、ご両親のいない唯先輩の家になって…

梓「……えっと、火事が起こったのは確か夜の10時頃で」

梓「その時私は唯先輩と一緒に1階に下りようと、2階の階段のところにいて」

梓「そしたら澪先輩が「火事だ!」って叫んでて…

梓「で、消防車を呼んで、逃げて、みたいな感じです」

律「うーん…

律「それじゃあ・・・・

@他に何か気づいたことは?
A私の記憶喪失の原因になりそうなことは?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/20(土) 22:27:04.49 ID:GBFrwsIo<>よしきた@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/20(土) 23:12:46.13 ID:J65rRAAO<>なんで…なんでVIPでやってくれなかった…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 01:16:51.02 ID:4DpSJMQ0<>@他に何か気づいたことは?

律「何かあるか?梓?」

梓「えーと……

梓「火事の後のことはよくわかりませんが……

梓「そういえば…火事が起こる少し前にムギ先輩が急用とかいって帰りましたよ」

女「うーん」

律「それだけじゃな…

男「手詰まりか?」

女「どうしましょうね?」

律「じゃあ・・・・・

@唯を呼ぶ
A憂を呼ぶ
B梓、嘘ついてないか?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/21(日) 01:22:32.84 ID:QUPoc2AO<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 01:51:30.01 ID:4DpSJMQ0<>B梓、嘘ついてないか?

律「違うか?梓?」

女「?」

男「どういう…

梓『いいえ、ついていませんよ』

女「!」

律「じゃあ、一つ聞かせてくれ」

梓「はい?」

@さっき言ったことはどういう意味だ?
Aここに来る前、どこにいた?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/21(日) 02:08:06.32 ID:zbAkqGMo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 02:51:54.88 ID:4DpSJMQ0<>Aここに来る前、どこにいた?

律「どこからここに来たんだ?」

梓「どうしてそんなことを?」

律「……」


律「お前はさっき火事の後のことは知らないって言ったよな」

梓(…! しまった……)

律「普通、事件の当事者ならある程度はわかるはずだろ?」

律「でもお前はそうじゃなかった」

梓「クッ…

律「それは・・・・

律「それはお前が警察から逃げているからだ」

梓「!!!」

律「さあ、諦めて全て話せ、梓」

梓「…」(まだ大丈夫……)

梓「わかりました」

梓「私はさっきまで平沢家にいました」

一同「!」

梓「律先輩の言うとおり、警察からも逃げていました」

梓「理由は簡単です」

梓「私が純の失踪に関わっていると思われていて、隠れ家にしていたからです」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 02:53:26.47 ID:4DpSJMQ0<>律「ちょ・・・

@実際はどうなんだ?
A何でお前はそれを隠してた?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 02:55:05.75 ID:4DpSJMQ0<>寝ます。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/21(日) 04:22:36.25 ID:cRczDkAO<>おつ〜
2で!<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 13:00:53.43 ID:4DpSJMQ0<>A何でお前はそれを隠してた?

律「どうして最初に言ってくれなかったんだよ」

梓「…勘違いしないでください。疑われてるだけでやってはいません」

梓「でも状況的には見つかったら即逮捕なので・・・

律「そうだったのか……」

女「どうしてあなたは疑われたの?」

梓「……」

律「……梓?」

梓「……私はそもそも火事の件で疑われていたんです」

梓「そしてその調査をしていた純が失踪……

梓「自分で言うのもなんですが、疑われるのは当然ですよ」

律「……

@梓〜?、往生際が悪いぞ?
Aまた手詰まりか…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/21(日) 13:10:10.80 ID:fkgPmQAO<>@で<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 13:25:25.58 ID:4DpSJMQ0<>@梓〜?、往生際が悪いぞ?

律「梓、いい加減にしろよ?」

梓「……」

律「じゃあ、聞くがお前は何故火事の件で疑われた?」

梓「……」

律『答えろ、梓』

梓「……それは……

梓『言えません』

男「何をいまさ

梓『もう一度言います。絶対に喋りません』

梓「今喋ったら……


 『私は何のために今日まで生きてきたんですか?』


律「どういう意味だ…?」

梓「・・・ 

 バチバチ!!

 ガクッ!

女「なっ……!

男「こいつ、自分のスタンガンで…!

律「あずさ!

律「……気絶してるだけみたいだな」

律(・・・これからどうすれば・・・・・・・

@平沢家に向かう
A誰かを呼ぶ

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/21(日) 13:58:14.12 ID:bzydlQAO<>おっときてた@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 15:06:37.42 ID:4DpSJMQ0<>嘘偏 A誘導<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 15:11:21.51 ID:4DpSJMQ0<>@平沢家へ向かう

律「平沢家へ行こう」

女「!」

男「いいかもしれないな」

女「…そうですね、これ以上人を呼んでもあれですし……」

律「あ、力持ちのお兄さん、梓を頼むよ」

男「くそっ、俺はまだ酒も飲めない年だぞ…」ブツブツ

女「はやく行くよ」

・・・・・・・・・・

律「ここか……

女「では早速・・・

律「いや、その前に…

女「?」

@管理人みたいな人がいるんじゃ?
A梓の他に誰かいるのかも…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/21(日) 15:13:49.52 ID:L8w5uYwo<>1<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 15:31:04.90 ID:4DpSJMQ0<>@管理人みたいな人がいるんじゃ?

律「そうじゃなきゃ梓は簡単に見つかってるだろ?」

男「まあ、そうかもな」

・・・・・・・

一文字「誰だい?」ヌッ

律(この人か?)

律「あっ、すいません、この家に用があって…

一文字「そうかい…ってその子は梓ちゃんじゃないのかい!?」

男「そうですよ」

一文字「一体何が……???

律「えっと、中に入れてもらえますか?」

一文字「好きにしな…

律「ありがとうございます」

 ガチャ バタン

・・・・・・・

一文字「唯ちゃん…一体何が起こってるんだい?」

律「おじゃましまーす?」

女「誰かいますか〜?」

・・・

?『いるよ〜』

男「!」

律「えっ?」

?『あれっ?りっちゃん?私のことわかる?』

律「…わかるよ、唯」


唯「あれ?それあずにゃん? 寝てるの〜?」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 15:36:34.24 ID:4DpSJMQ0<>律「・・・・

@あの日のことを話してくれ
A何をしてたんだ?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 15:37:09.45 ID:4DpSJMQ0<>これからバッドエンドが更に減りそうなので……

・梓の嘘とは?
・純の失踪の真相は?
・神社と呪いと地震と火事の関係は?
・律の記憶喪失の原因は?
・女と男の目的は?
・梓と憂の間に何が?
・紬と澪は今何を?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/21(日) 15:38:02.41 ID:YYipiIwo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 16:00:58.20 ID:4DpSJMQ0<>A何をしてたんだ?

律「今まで何をしてた?」

唯「?何もしてないよ〜?」

律「じゃあいつからここにいる?」

唯「さっき帰ってきたとこだよ」


律「今まで梓が隠れ家に使っていたことは知ってるか?」

唯「それを聞いたから来たんだよ」

男(こ、この人、手強いな……)

律「?」

唯「……とりあえず、お互い何があったのか話さない?」

律「……

@そうだな
Aその前に1つだけ……<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/21(日) 16:04:31.80 ID:bzydlQAO<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 18:09:20.29 ID:4DpSJMQ0<>Aその前に1つだけ……

律「1つだけいいか?」

唯「何?」

律「…

@純ちゃんについて何か知らないか?
A澪がどこにいるか知らないか?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/21(日) 18:25:09.43 ID:WG2lV7go<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 18:36:59.69 ID:4DpSJMQ0<>@純ちゃんについて何か知らないか?

律(もし唯が純ちゃんの失踪に関わっていたらのんびり話すのは危ない……)

律「純ちゃんについて何か知ってることはないか?」

唯「? ううん、全然知らない、会ってもないし」

律「そうか…ならいいんだ」

唯「?」

唯「じゃあ話してよ」

律「わかった・・・・・

・・・・・・・・

唯「ふーん……」

唯「そんなことが…」

律「じゃ、次は唯の番だぞ」

唯「う〜ん何から話せばいいかな?」

律「えっと・・・

@あの日のことから
A帰ってきた経緯について<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/21(日) 18:38:46.83 ID:cIyEYESO<>1<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/21(日) 18:38:46.87 ID:tJkhgaw0<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 18:56:52.49 ID:4DpSJMQ0<>@あの日のことから

律「あの日のことから話してくれ」

唯「えーと……火事が起こったのは…10時位かな?」

唯「その時私は…確か…憂と一緒に部屋にいたよ……」

律「……あれ?

@じゃあ他に気づいたことは?
A何かおかしい…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/21(日) 19:08:51.32 ID:WVuIL.AO<>2<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 19:22:43.71 ID:4DpSJMQ0<>A何かおかしい…

律(梓は確かこう言ってた・・

・・・・・・・・・

梓【……えっと、火事が起こったのは確か夜の10時頃で】

梓【その時私は唯先輩と一緒に1階に下りようと、2階の階段のところにいて】

梓【そしたら澪先輩が「火事だ!」って叫んでて…

・・・・・・・・・・

律(あれ?)

律「今唯は・・・

唯【えーと……火事が起こったのは…10時位かな?】

唯【その時私は…確か…憂と一緒に部屋にいたよ……】

律「やっぱおかしい……」

唯『どうかした?りっちゃん?』

律「……部屋には梓もいたのか?」

唯「う〜んいなかった気がするけど……

唯「どうして?」



律「……唯と梓の言ってることは矛盾してるんだよ」

唯「……」

律「梓は火事の時お前と階段のところにいると言った」

律「でもお前は憂ちゃんと部屋にいるっていった」

律「どういうことだ?」

唯「……」

律「……言えないなら私が言ってやるよ」

@お前が嘘をついているんだ
A梓が嘘をついているんだ
B2人とも嘘をついているんだ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/21(日) 19:25:39.27 ID:WVuIL.AO<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 19:45:45.03 ID:4DpSJMQ0<>B2人とも嘘をついているんだ

律「違うか?」

唯「…まあそうだよ」

唯「本当のこというとあずにゃんと私と憂は一緒にいたんだよ」

男「…?」

律「どうしてそんな嘘を…?」

唯「あずにゃんは言ってないよね?」

律「あぁ、だか…

 …ムクッ

梓「う〜ん、あれ?何で家に戻って?……って……唯先輩!!」カアア

梓「な、何で帰って…ていうか…わた…いや、それより…今日…えっと…


全員(何でこの子は顔が真っ赤なんだろう…?)

梓「そ、そうだ、私は言ってませんから安心してください!」

唯「あずにゃん、それ隠し事があるってばらしてるよ?」

梓「あっ…ふわぁ、す、すいましぇん…」グスッ

唯「……

 ガバッ!

唯「へへ、久しぶりのあずにゃん分補給〜」

梓「うぅ…ゆいせんぱ〜い」

律「お〜い?」

唯「あぁ、ごめんごめん」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 20:38:38.22 ID:4DpSJMQ0<>唯「じゃ、話すよ」

梓「えぇ!私は何のために……」

唯「…あの日3人が一緒にいたってのは言ったよね」

律「あぁ」

唯「そこで私達は…

梓「言ちゃうんですか?」

唯「言わないよ?」

律「は?」

唯「悪いけどそれは言えないんだ」

男「おい!」

唯「…でも安心して、私達が見たのは火事とは絶対に関係ないから」

唯「…後々必要がでればすぐ話すよ」

律「どうして言えないかだけ教えてくれ」

唯「簡単に言うとある人があることをやっていて…それは人に見られちゃいけないことだった。

唯「それより…あずにゃんや」

梓「えへへ、何?ゆいにゃん?」スリスリ

律「梓が壊れた……」

唯「あずにゃんは何があったの?」

梓「あぁ、それは……」

梓「憂に裏切られたんですよ」

唯「えっ?」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 21:50:34.08 ID:4DpSJMQ0<>梓「ここからは私が話します」

律「おっ、直った」

梓「私達3人はあるものを見てそれを隠すためにあるルールを作ったんです」

梓「それは……

   唯→憂といた、梓は知らない

   憂→梓といた、唯は知らない

   梓→唯といた、憂は知らない

……とそれぞれが証言する。というものです。

律(もっといい方法あっただろ……)

梓「これを提案したのは唯先輩でしたよね?」

唯「そだよ〜」

梓「でもこのルールは軽音部やみんなに秘密にするためのものだったんです…

梓「でもそこにあの火事がきて……

梓「混乱した私達は警察にもその証言をしてしまったんです」

女「!」

梓「もちろん警察は私達の矛盾に気づき疑いました」

梓「そして疑われたのは唯先輩です」

梓「私の先輩で憂の姉。2人を抱きこめるのは唯先輩しかいなかったからでしょうね」

梓「そこで憂が私を裏切ったんです」

律唯「どうして?」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 21:51:50.71 ID:4DpSJMQ0<>梓「さっきのルールを考えればわかりますよ」

律「えっと……

   唯→憂といた、梓は知らない

   憂→梓といた、唯は知らない

   梓→唯といた、憂は知らない

律「…の憂ちゃんのところを変えると……?」

   唯→憂といた、梓は知らない

   憂→唯といた、梓は知らない

   梓→唯といた、憂は知らない

全員『あっ!』

梓「…憂は別に私を売ろうとしたわけじゃないと思います。ただ唯先輩を助けたかっただけ……

梓「でも、結果、私は火事に関しての重要参考人になりました」

梓「でも、3人は実際火事に関して何も知らないので、その後お流れになりましたが…………

律「なるほど、そこで純ちゃんが失踪するわけだな」

梓「正解です」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/21(日) 22:05:34.61 ID:4DpSJMQ0<>律「梓はこんなことをあんな必死に隠してたのか?」

梓「だって唯先輩が言うなって言ったんですよ?」

男「それだけで自分にスタンガン? ヤンデレかお前は?」

梓「だ、誰がベタボレですか!? 確かに唯先輩は天使ですけどベタボレって程じゃ…」

律男『言ってねーし』

唯「うえ〜ん、あずにゃんがまた壊れた〜」

梓「唯先輩?泣かないでください?…あっ、でも唯先輩の涙が…」

 ワイワイガヤガヤ

・・・・・・・・・・・

律「…お〜いみんな?」

男「あずにゃんさん、それは流石にないっよww」

梓「いやいや、もっと凄い話がありましてね…

唯「私も聞きた〜い」

女「……事件はどうするんです?」

全員「あっ!」

男「でもこれからどうする?」

梓「火事と律先輩の記憶喪失の原因はわかりませんよね…」

唯「りっちゃん? 今後の方針は?」

律「えっと・・・

@神社に行くのは?
Aムギに話を聞くのは?
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/21(日) 22:15:34.29 ID:WVuIL.AO<>2<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/22(月) 00:54:40.89 ID:auzVois0<>Aムギに話を聞くのは?

律「ムギに話を聞こう」

唯「私はいいと思うよ、あずにゃんは?」

梓「唯先輩がいれば何もいらにゃい…じゃない…いらないです」

男「……よさそうだな、俺も異論はない」

女「でも…琴吹紬は鈴木純の失踪に関わっているかと……

律「あんたも真実が知りたいんだろ?ならもうそんなことを言ってる場合じゃないだろ?」

女「そう…ですね」

女「琴吹家の住所は…」ガサゴソ

女「……これです」

律「遠いな…まあムギは電車通学だったから当然か…

唯「あっ、私、運転できるよ」

律梓「えっ!!」


律(唯が運転?大丈夫か…?)ガクガク

梓(唯先輩が運転…ドライブ…デート…?)ブルブル

男「じゃ、行くか…お2人さん?何で震えてるんだ?」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/22(月) 01:14:11.64 ID:auzVois0<>?「入るぞ?ムギ」

?「何を見てるんだ?」

?「平沢家の監視カメラか…何かあったか?」

?「えっ!」

?「それじゃあ…」

?「えっ?いいのか?」

?「まあ、お前が決めることだしな…

?「じゃあ……私は準備をしてくるよ」

 バタン

?「くそっ、何でこんなことに……」

?「こうなったら……

?「斎藤!準備だ!緊急事態Bの準備を…

?「いいから早くしろ!時間がない!許可は私がとる!」

・・・・

使用人「何だか騒がしいわね…」

使用人A「あの人が怒鳴るなんて…相当ヤバイんじゃ…

使用人「ま、私らにできることなんかないんだから、いつも通り」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/22(月) 01:19:26.09 ID:auzVois0<>「だな」

・・・・・・・・

一文字「そういうことだから…」

一文字「あのじじいは私が何とかするけど…」

一文字「頼んだよ」

??「わかりました」

・・・・・・・・・・

律「行くか!」

唯「私のドライビングテクニックを今こそ・・・

 キキッ!

運転手「お待たせしました」

男「タクシーなんて頼んだか?」

全員「いや」

運転手「でも確かにこの家ですけど…」

梓「どうします?」

律「そうだな・・・

@折角だし、乗ってこう
Aいや、何か怪しい。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/22(月) 01:21:04.62 ID:auzVois0<>今日はここまでにさせていただきます。
テストが近いので週末まではあまり更新できないかもしれません…すいません。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/22(月) 07:24:05.15 ID:nlzWmsU0<>@で
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/22(月) 07:41:15.30 ID:auzVois0<> 3章 呪い偏 琴吹家への道<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/22(月) 22:34:27.09 ID:auzVois0<>@折角だし、乗ってこう

律「唯の運転じゃ、心配だし」

唯「えー、ひどいよ〜」

女「まあまあ」

男「住所のメモは?」

梓「あ、ここまでお願いします」

運転手「琴吹家ですね」

・・・・・・・・・

律「ところで唯」

唯「何?」

律「結局何で家に帰ってきたんだ?」

唯「今日帰ってきたのは、誰かから電話がきたからだよ」

律「誰かって?心当たりは?」

唯「ぜんぜん」

律「じゃあ……どこにいたんだ?」

唯「えっと、北海道で働いてたよ」

唯「…それに、りっちゃんが記憶喪失になって他のみんなも何となく地元を離れたんだよ」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/22(月) 22:35:29.83 ID:auzVois0<>律「何でまた?」

唯「お医者さんが無理に思い出さない方がいいって言ってて、お見舞いも断られて…」

唯「気まずかったんだと思うよ……私は家も焼けちゃったしね」

律「そっか……」

梓「……そういえば、他のみなさんは?」

律「ムギは今から行くからいいけど…澪は?何か知らない?」

唯「私は何も…遠いから連絡も取りにくいし……何よりあんまり思い出したくなかったんだよ」

唯「それに澪ちゃんは火事の後から様子がおかしかった…学校にもあんま来てなかったし」

律「色々大変だったんだな……ごめん」

唯「りっちゃんは気にしなくていいよ〜」

梓「そうですね、律先輩が素直だなんて変ですよ」

律「なっかの〜!」

・・・・・・・・・・・

運転手「あっ…工事中みたいですね」(昨日までなかったような…)

運転手「ここを通るとかなり時間がかかりますけど…

運転手「迂回しますか?」

梓「どうします?」

律「そだな・・・

@迂回しよう
Aこのまま通ろう
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/22(月) 22:49:08.28 ID:Dw/BCcAO<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 01:40:00.97 ID:P8Q76do0<>Aこのまま通ろう

律「このままでいいじゃん」

梓「そうですね」

唯「10分くらいかな?」

・・・・・・・・・・・

黒服「ちょっと」コンコン

運転手「はい?」ウイイイン

男「馬鹿!窓を開けるな!」

運転手「えっ?今なん

 バスバス!

梓「し、消音銃……!」

黒服A「きみらは傷つけるなと言われている」

唯「えっ…

 バスバスバスバス!

男女「…!」ガクッ

律「え…?え?」

黒服A「…琴吹家には近づくな」

黒服B「…死亡確認…処理班を呼べ」

唯「一体どうなってるの…?」

 バッドエンドC「緊急事態B実行完了」

ヒントに近いメモ
・呪い偏はバッドエンド4割り増しでお送りいたします
・唯を平沢家に誘導したのは誰?
・一文字は誰に電話し、何を頼んだ?
・黒服は琴吹家の人間
・純 紬 澪 の3人は何を…?
・『緊急事態B』は練りに練られているので1度罠にかかったらバッドエンドは濃厚…

始めの方なので、呪い偏の最初からです。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 01:40:58.05 ID:P8Q76do0<>
・・・・・・・・

一文字「そういうことだから…」

一文字「あのじじいは私が何とかするけど…」

一文字「頼んだよ」

??「わかりました」

・・・・・・・・・・

律「行くか!」

唯「私のドライビングテクニックを今こそ・・・

 キキッ!

運転手「お待たせしました」

男「タクシーなんて頼んだか?」

全員「いや」

運転手「でも確かにこの家ですけど…」

梓「どうします?」

律「そうだな・・・

@折角だし、乗ってこう
Aいや、何か怪しい。
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/23(火) 01:57:02.41 ID:fnuK6MAO<>A
がんばれー<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 02:33:20.59 ID:P8Q76do0<>Aいや、何か怪しい。

律「やっぱ頼んでないし…」

唯「他に待ってる人がいるんじゃ?」

梓「そうですね…

運転手「…わかりました…もう一回確認してきます…」ブオオオ

唯「じゃ、私が運転するよ!」

律(主よ、助けてくれとは申しません。私の邪魔をしないで下さい)

・・・・・

唯「……」キキッ

唯「あれ?エンジンがかからない…?」ガチゴト

男「…!この音…!!」

梓「どうしました?」

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 02:34:27.84 ID:P8Q76do0<>男「早く出ろ!爆発するぞ!」

律「え

・・・・・・・・・・

 「ねえ?どういうこと?」

 「斎藤?」

 「…は?私は何も聞いてないわよ」

 「ちょ…それって…」

 「何を考えてるの・・・

・・・・・・・・

?「そんな…

・・・・・・・

??「間に合わなかった…」


バッドエンドD「緊急事態B失敗」

・「?」と「??」は別人
・琴吹家以外にもこの件に関して動いている人がいたはず
・タクシーが琴吹の回し者なら殺されないはず
・「味方の助け」と「敵の罠」を見分ける必要がある<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 02:36:45.43 ID:P8Q76do0<>自動選択で>>135の  @迂回する から…

明日書きます。すみません<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 02:38:39.82 ID:m/VdyJIP<>自動選択…ありがてぇ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 02:49:56.02 ID:nKc4EUAO<>急に難易度が・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/23(火) 03:33:42.98 ID:fnuK6MAO<>なんで寿家なら殺されないんだ?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 10:53:31.85 ID:P8Q76do0<>>>145 すいません。運転手のことです…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 11:10:45.05 ID:P8Q76do0<>@迂回する

律「待つの面倒くさいし…」

運転手「わかりました……

・・・・・・・・・・・・

?「は?失敗した?」

黒服「申し訳ありません」

?「そういうのはいいから早く! 次だ!」

黒服「はっ!」

?「くそっ、ムギにばれたらアウトだ…急がないと…」

?「……あの車に乗ってるのは梓と律と唯…」

?「そんなに難しくない…考えろ…」

・・・・・・・・・・

律「そんなに遠回りじゃないな〜」

梓「ですね」

・・・・

梓「あっ、空港」

梓「……」


梓『…えっ!?!』

律「どうした?」

梓「い、今、外に…

@憂がいた
A純がいた
B怪しい男がいた<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/23(火) 11:30:33.86 ID:PNx6YYAO<>2<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 12:59:38.42 ID:P8Q76do0<>A純がいた

梓「今そこに純が…

律「!えっ?」

唯「見間違いじゃ?」

梓「いいえ…」

男「確かめてみるか?」

女「ちょっと止めてください」

運転手「はぁ…」キキッ

・・・・・・・

梓「おーい!」

純「ん?」

純「あ、梓!?」

梓「久しぶ

 ドン!

 銃声が響く。

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 13:00:36.38 ID:P8Q76do0<> 梓の後ろから苦しむ声が聞こえた。

 声の主は顔を隠していた。

梓「えっ…

??「うっ…

??「早く…紬さんに…

梓「えっ?えっ?」

律「梓!」

黒服「くそっ…外したか」

梓「よくも!」バチバチ

黒服「がっ…

黒服2「スタンガン…!」

??「はやく行って!」

梓「どうすれば…

@わかった!
Aこの人を置いていくのは…
B純!どういうこと!?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 13:03:28.06 ID:nKc4EUAO<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 14:26:55.29 ID:P8Q76do0<>B純!どういうこと!?

梓「何がどうなってるの?」

純「……」

純「私は知らない」

梓「は?」

純「ただ言えるのは、梓達は琴吹家に行っちゃいけない」

純「行くっていうなら手荒なこともしないといけない」

黒服2、3「……」

梓「・・・

@どうして琴吹家に行くって知ってるの?
A半年間どこへいたの?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 14:35:13.52 ID:nKc4EUAO<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 16:45:09.16 ID:P8Q76do0<>@どうして琴吹家に行くって知ってるの?

梓「どうして?」

純「…平沢家に監視カメラが仕掛けたあったらしいよ」

梓(らしい…?)

純「……で、どうする?」

純「今すぐ引き返す?それとも…みたいになる?」

梓「えっ?今なん

純「2つに1つだよ」

梓「くっ…

@銃で撃たれた人は誰?
A純は誰の命令で動いてるの?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 16:47:51.10 ID:GDLo1rco<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 16:47:51.09 ID:d6Ke27go<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 16:49:51.15 ID:GDLo1rco<>時間は>>156が早いけどこの場合、俺が先になるのか?
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 16:56:32.12 ID:d6Ke27go<>じゃあAで<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 18:05:10.42 ID:P8Q76do0<>A純は誰の命令で動いてるの?

梓「どうなの?」

純「…………」

梓「純?」

純「言えないね、さっきも言ったけどどういう状況なのか私にもわかってない」

純「だから…ごめん」

梓「えっ?」

 ドスン! バスバス!

 車の方から悲鳴と銃声が聞こえる。

梓「そんな……

純「安心して、唯先輩と律先輩には手を出せないから」

梓(だせない…?)

梓(そんなことより今は…!)

@1人で逃げる
A撃たれた人を連れて逃げる<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 18:21:28.72 ID:nKc4EUAO<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 21:07:17.07 ID:P8Q76do0<>A撃たれた人を連れて逃げる

梓「わかった。もう琴吹家には近づかないから」

純「…そう、ごめんね、梓」

梓(今だ!)

梓「一緒に来て!」ダッ

??「えっ!?」

??「ちょ…

純「あっ!」

黒服「追え!」

黒服A「ちっ!」

・・・・・・・・・・

梓「はあ、はあ」

梓(逃げ切れた?)

梓「大丈夫ですか?」

??「うん…」

梓「…あなたは?」

??「ごめんね…ごめんね」

梓「…大丈夫だから、落ち着いて?」

??「いいから、早く逃げて、梓ちゃん」

梓「梓ちゃん?…あなた、ひょっとして・・・

梓「憂?」

??「・・・・・・・

 仮面の人物は否定も肯定もしなかった。

 だが……梓には間違いではない自信があった。

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 21:10:19.88 ID:P8Q76do0<>梓「憂、あのことはもういいよ。それより今は…

??「何?……あっ…

梓「?…………!」

黒服「やっと見つけた…」

黒服「殺れ」

 バスッ

??「あっ・・・・・・」ドサッ

梓「そんな・・・・・・

黒服「君にもしかるべく処置を施す」

梓「え

・・・・・・・・・・・

梓「あれ?ここは?…どこだろ?」

梓「……病院…かな?」

梓「あっ、こんにちは」

梓「えっ?」

梓「私の名前?」

梓「……」

梓『思い出せない?』

・・・・・・・・・・・・・

 いや、思い出さないだけだ。だが・・・・・・・・・

 梓がそれに気づくことは、

   ……【ない】……

 バッドエンドE二面楚歌

・車を降りるとき何に気づいて降りるかがポイント
・梓は怪しい男や憂に気づいたなら当然警戒するだろう
・純は何故このタイミングで現れた?
・最後の梓の記憶喪失の原因は?
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 21:11:30.77 ID:P8Q76do0<>>>147からにします<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/23(火) 21:12:00.24 ID:P8Q76do0<>@迂回する

律「待つの面倒くさいし…」

運転手「わかりました……

・・・・・・・・・・・・

?「は?失敗した?」

黒服「申し訳ありません」

?「そういうのはいいから早く! 次だ!」

黒服「はっ!」

?「くそっ、ムギにばれたらアウトだ…急がないと…」

?「……あの車に乗ってるのは梓と律と唯…」

?「そんなに難しくない…考えろ…」

・・・・・・・・・・

律「そんなに遠回りじゃないな〜」

梓「ですね」

・・・・

梓「あっ、空港」

梓「……」


梓『…えっ!?!』

律「どうした?」

梓「い、今、外に…

@憂がいた
A純がいた
B怪しい男がいた
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/23(火) 21:15:39.75 ID:OxehUp.o<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/24(水) 07:23:43.72 ID:lpktbuE0<>@憂がいた

梓「今そこに憂が……」

唯「えっ?」

律「あの…止めてください」

運転手「はあ…」キキッ

・・・・

梓「うーいー」

??「あ、梓ちゃん?」

??「来ちゃだめ!!」

梓「えっ!?」

純「ちっ!」

梓「ちょ……

??「いいから早く車に戻って!」

梓「う、うん」タタッ

・・・・・・

唯「やっぱ間違い?」

梓「早くだしてください!!」

律「えっ?」

梓「早く!!」

運転手「はあ」ブオオ

・・・・・・・・・・

純「……うまく逃がしたね」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/24(水) 07:26:32.57 ID:lpktbuE0<>??「そう?ありがとー」ニコニコ

純「……やっちゃて」

黒服「はっ」チャキ

??「……」ゴソッ

 プシューー!

純「なっ…!今時煙幕!?…ここはハリウッドか?」

黒服「くそっ!」

・・・・

黒服A「……逃げられましたね」

純「……」

純「本家に戻るよ」

黒服「しかし…

純『戻るよ』

黒服A「はっ」

・・・・・・・・・

律「なっ…純ちゃんが銃を持ってた!?」

梓「…はい」

唯「……憂は?」

梓「……わかりません」

全員「…………」

律(どうすれば……

@急いで琴吹家へ!
A憂ちゃんの無事を確認しよう<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 09:07:37.70 ID:Zj0VTk6o<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/24(水) 20:44:19.65 ID:lpktbuE0<>A憂ちゃんの無事を確認しよう

律「…憂ちゃんの無事を確認しないか?」

唯「そうだね……」

梓「でも…どこにいるか…」

男「むしろ、見つからないからこそ無事だといえるんじゃ?」

女「相手は琴吹家よ」

全員「…」

・・・・・・・・・

 ピリリリ!

律「ん?」

律「あれ…?」

律「同時に電話がかかってきた?」

男「珍しいなww」

律「いや、偶然じゃないな」

梓「どうしてですか?」

律「…ムギと憂ちゃんと澪からかかってきた」

唯「えっ!?」

律「どれに出よう?」

@憂ちゃん
Aムギ
B澪<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 20:47:47.27 ID:sgw7W3Mo<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/24(水) 22:35:48.36 ID:DkU4toI0<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/24(水) 22:47:33.73 ID:lpktbuE0<>B澪

律「……澪?」

澪「律か?」

律「あぁ」

澪「みんな、そこにいるのか?」

律「あぁ」

律「そんなことより澪、聞きた

澪『ありがとう、居場所がわかった』ブツッ

 ツーツー

唯「あれ?もう終わっ

 ガスン!

男「はっ…」ガクン

梓「狙撃!?」

 ドスッ!

女「ガハッ」

唯「ひっ…いやあああああああああ」

 バッドエンドF 『トモダチ?』

・電話に出たから居場所がわれた?
・何故3人から電話がかかってきたのか?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/24(水) 22:50:43.20 ID:lpktbuE0<>特に希望がなければ直前からはじめます。

明後日からは完全復活するのでもうしばらくお待ちください。
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 23:08:06.36 ID:Zj0VTk6o<>直前の@から<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/24(水) 23:34:45.07 ID:q9rjd2Uo<>乙ー狙撃やべえな

明後日も楽しみに待ってるぜ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/25(木) 00:16:43.15 ID:dt.dKoAO<>おつー
憂ちゃんは味方っぽいのかな?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/25(木) 21:08:39.72 ID:7mk7fqc0<>@憂ちゃん

律「もしもし?」

憂『律さんですか?』

律「そうだよ」

憂『みんな無事ですか?』

律「うん。憂ちゃんが梓を助けてくれたんだろ?」

憂『……』

憂『それより…』

律「何?」

憂『律さん達は今、琴吹家に向かっているんですよね?』

律「・・・

@そうだよ
A怪しい…嘘をつこう<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/25(木) 21:34:11.90 ID:uABARiYo<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/25(木) 21:58:27.50 ID:7mk7fqc0<>@そうだよ

律「そうだよ」

憂『やっぱり……』

憂『律さん』

律「何?」

憂『お姉ちゃんからあの話は聞いていますよね?』

律「? いや…」

憂『えっ!?……お、お姉ちゃんに代わってください』

律「え?、あぁ…」

律「憂ちゃんが代わってくれってさ」

唯「わかった〜」

・・・・・・・・・・・

唯「…………」

唯「ううん」

唯「やだよ」

唯「憂のいいたいことはわかるよ」

唯「……ねえ、うい?」

唯『それは、私達が決めることじゃないんだよ?』

唯「あの時約束したじゃん」


唯「……勝手すぎるよ!!」

唯「じゃあね、憂」

・・・・・・・・・・

律「なあ…

唯「…」

@何の話をしてたんだ?
A早くムギの家に行こう?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/25(木) 22:08:51.62 ID:zR3sthQo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/25(木) 22:25:17.15 ID:7mk7fqc0<>A早くムギの家に行こう?

律「早く行こうぜ!」

梓「そうですね!」

・・・・・・・・・

 目的地に近づいてきたようだ。

 だが…自分には何がどうなっているのかさっぱりわからなかった。

 ……この中には今、2種類の人間がいる。

 まず、何か目的を持ち、それの達成の為に手段を選ばず動く者。

 次にその目的のために情報を隠され、翻弄される者。

 …前者はお嬢さんと平沢さん。

 あずにゃんさんはその中間。

 後者は俺と田井中さんだ。

男(……)

 そんなことを男が考えている間にタクシーは進んでいく……

・・・・・・・・・・・・・

?「あと20分でタクシーが琴吹家に到着する…

?「…」

?「最後のチャンスだ」

?「…くそっ!どうすれば…」

?「こんなとき、みんながいれば……」

?「あんな事件さえなければ……みんなでダラダラ過ごして…バンドやって…合宿行って…クリスマスを祝って…それから…

?『それから……あっ!!!」

?(そうだ…記憶が戻ってしまったのは裏目にでるだけじゃなかったな…)

?「…斎藤!警備室の場所を教えてくれ!」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/25(木) 22:43:34.18 ID:7mk7fqc0<>3章 呪い偏 A紬の苦悩<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/25(木) 22:44:49.75 ID:7mk7fqc0<>律「ここか」

女「そうですね」

梓「……」ポカーン

唯「すご…」

運転手「では、ここで失礼します」ブオオオ

・・・・・・・・

律「…じゃ、入るか〜、ってあれ?」

梓「……門が5つありますね」

唯「どれだろ〜」

女「……紬さんという方に電話で聞いてみるのは?」

唯律「それだ!」

・・・・

プルルルル

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/25(木) 22:46:24.65 ID:7mk7fqc0<>
紬「はい、紬ですけど?」

唯「ムギちゃん?」

紬「えっ…?…唯ちゃん!?」

紬「久しぶりね〜、どうしたの?」

唯「今ムギちゃんの家の前にいるんだよ〜」

紬「ええっ!」

唯「それで…

紬「門勝手に開けたりしてないわよね!?」

唯「えっ!? …あずにゃんストップ!」

梓「!!!」ビクッ

唯「ふう…ギリギリセーフだよ!」

紬「よかった…防犯用に色々危ない仕掛けがあるのよ〜」

唯「ほえ〜…で、どの門をどう通ればいいの?」

紬「ちょっと待って…

紬「東門で……日付が…天気が…だから…」ブツブツ

紬「わかった! 一番右の門よ!」

唯「私達から見て?」

紬「そうよ〜早く来てね!…そうだ!久しぶりにお茶とケーキ用意しとくから!」タタッ

 ツーツー…

唯「…………ということだそうです」

男「んじゃ、早速……」

律「…ちょっと待って!」

女「…」

梓「?」

@なんかおかしいぞ…
Aいや、何でもない。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/25(木) 22:51:34.89 ID:zR3sthQo<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/26(金) 15:33:40.96 ID:s85OHyQ0<>@なんかおかしいぞ…

律「変じゃないか?」

唯「?何が?」

律「いや…梓の話だと純ちゃんが銃まで持ち出してここに来るな、っていったんだろ?」

梓「…確かに」

律「すんなり通れるのは虫が良すぎないか?」

女「…その人は琴吹家の敵でもあるんじゃない?」

男「それも一理あるな」

梓「まあ、…純は失踪していました…琴吹家から逃げてきて、私達に行くなと言うのは筋が通ってますね…」

律「うーん」

唯「ま、いいじゃん!とりあえず入ろ

 バサッ!

 防犯用だろうか、網が飛び出した。

機械【コレ以上 チカヅクナ】

唯「何これ!? うー」モガモガ

梓「あれ?一番右の門は安全なんじゃ?」

律「どうなってる?・・・

@突破だ!一番右の門を!
A向こうから見て一番右…つまり一番左だ!
Bいや、ちょっと落ち着け…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/26(金) 15:41:47.31 ID:gsnD/T6o<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/26(金) 22:28:01.68 ID:u5ZzJf20<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/26(金) 23:41:34.20 ID:s85OHyQ0<>Bいや、ちょっと落ち着け…

律「…とりあえず唯を助けて…」

・・・

唯「ふー…まったく!ムギちゃんの嘘つき〜」プンプン

梓「大丈夫ですか?」

唯「う〜びっくりした〜」

梓「門が間違っていた…?」

律「ムギにもう一回電話だ!」

唯「了解です!・・・

唯「……あれ?電話が繋がらない?」

男「……こりゃ、はめられたな」

女「みたいね…

梓「どういうことですか?」

女「紬さんの言ったことは本当だけど、誰かが警備システムをいじって正解の門を変えた。ってことだと……

梓「あ、そういうことか」

律「・・・

@じゃあ誰が…?
Aじゃあ正解の門は…?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/27(土) 00:21:24.78 ID:SvqWzkAO<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/27(土) 00:41:20.67 ID:M9dSRdQ0<>更新遅くてすいません…
今日には用が終わると思ってたんですが…もう少しお待ちください。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/27(土) 14:12:00.37 ID:SvqWzkAO<>乙
ゆっくり進めてくれればいいよ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/27(土) 23:36:46.45 ID:M9dSRdQ0<>@じゃあ誰が…?

律「誰が、何の為に……?」

唯「…うーん」

梓「目的は何でしょうね…

律(……)

 唯達にはこんなことをいいながら律は『何の為』はともかく『誰が』については当たりがついていた。

 澪。

 そうだ、純ちゃんも澪が頼めば動くだろう。

 それに…事件の解決を望まないなんて関係者以外にありえない…まだ姿を現さない人物…

 どんな方向から考えても自分の親友が自分達を罠に掛けようとしているという結論にたどり着いてしまう。

律「なあ…みんな」

唯梓「?」

女「どうかしました?」

律「この罠を仕掛けたのは…澪じゃないか?」

梓『澪先輩が!?」

唯「……」

唯「澪ちゃん…か…」

男「それで?何かわかったのか?」

律「いや…それはま……いや!ちょっと待って!!」

律「・・・そういえば

@澪は左利きだ…
A澪は確か…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/27(土) 23:46:32.37 ID:tsUmsMAO<>2<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/28(日) 01:22:04.93 ID:3ZbtK0c0<>A澪は確か…

律「なあ、唯」

唯「ほえ?」

律「前にもこんなことなかったか?」

唯「?」

律「何か…あの、おみくじとか言って……」

律「そうだ!初詣だよ!」

唯「……あっ!!」

唯「そうだ…澪ちゃんは確か…

律「そうだ!…澪は右から2番目を選ぶクセがある…!!」

律「それは確か私から見てのことだったはず…」

梓「じゃあ…!」

律「・・・

@いや、一番右だ
Aあぁ!右から二番目だ
Bいや、真ん中だ
C逆に左から2番目だ
Dいや、一番左だ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/28(日) 02:10:38.84 ID:0nDNyqIo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/28(日) 12:36:51.38 ID:3ZbtK0c0<>Aあぁ!右から二番目だ

律「そうとわかれば早速行こう!」

男「おいっ!もう少し慎重に…」

律「大丈夫だって〜」

律「……ん?あれ?」

 プシュー!

唯「何これ!?…あれ……ねむ・・・・

梓「ふぁ…

・・・・・・・・・・・・・

?「ふう…何とか間に合ったか…」

?「純ちゃん。ご苦労様」

純「いえいえ」

?「おい!こいつらを処理しといてくれ!」

黒服「はっ」

純「先輩達と梓はどうするんですか?」

?「律達が門を間違えたところを私が助けたってことにしとくよ」

純「わかりました……私は憂を探しに行きます」

?「そうか」

黒服「……」

 バスバス!

 数日後…身元不明の死体が2つ山奥で発見された…

 バッドエンドG「門の罠」

・律の推理は概ね正解
・「?」の言動に注目
・澪は律が大雑把な性格だということを熟知している
・2体の死体はこれまでバッドエンドの度に殺されてきた2人
・何故この2人は殺されるのか?

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/28(日) 12:50:03.38 ID:3ZbtK0c0<>直前からです<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/28(日) 13:07:49.77 ID:hnuqSQQP<>C逆に左から2番目だ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/28(日) 23:21:48.78 ID:3ZbtK0c0<>C逆に左から2番目だ

律「逆に左から2番目じゃないか?」

梓「そうかも知れませんね…

唯「じゃあ行くよ!」

・・

唯「これ動かせば開くのかな……」ガチャガチャ

 バリバリ!

唯「…/・」ガクッ

律「えっ……

梓「唯先輩!? 唯先輩!!」

?「しまった…」


男「ん?」

律「み…………澪!!!」

澪「久しぶりだな、律」

律「やっぱりお前が…!」

澪「…………」

律「何とか言ってく

 バリバリ!

律「…」ガクッ

黒服「…これでよろしいですか!?」

澪「あぁ」

梓「えっ?えっ?!」

澪「仕方ないんだ。分かってくれ、梓」

澪「これはみんなの為なんだ…」

梓「…それは、あの日 憂の部屋で起こったことが関係してるんですか?」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/28(日) 23:22:15.53 ID:3ZbtK0c0<>澪「えっ!?」

梓「……へぇ…本当にそうなんですか…」

澪「い、今更わかったとこでもう遅い!」

梓「…そうですね」

澪「? あきらめがいいじゃないか?」

梓「そうですか?」

澪「まあ…関係ないけどな」

 バチバチ!

梓「…!」ガクッ

・・・・・・・・・・・・

紬「…斎藤?これはどういうこと?」

紬「…いいわ。澪ちゃんを呼んで」

・・・・・・・・・・・・

斎藤(はあ……8年前は、また繰り返されるのでしょうか……)

 斎藤の予感は後に的中する。

 ――――数日後、秋山澪は謎の死を遂げた。

 バッドエンドH「もう一つの8年前」

・「?」は澪
・澪の言動にのみ注目すれば右の門は正しいように見えるが「澪は律が大雑把だと熟知している」に注目すると…
・斎藤の言う「8年前」は火事のことではない
・それの詳細を知るのは紬と斎藤のみ
・その事件は門選びとは関係ない

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/28(日) 23:23:46.35 ID:3ZbtK0c0<>また直前からにさせてください。
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/28(日) 23:29:01.90 ID:7MxAJ/go<>オウフwww
バッドエンド地獄
>>195
B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/28(日) 23:29:44.93 ID:3ZbtK0c0<>すいません、>>201の最後のヒントに間違いがありました。

誤・澪の言動にのみ注目すれば右の門は正しいように見えるが「澪は律が大雑把だと熟知している」に注目すると…

正・澪の言動にのみ注目すれば左の門は正しいように見えるが「澪は律が大雑把だと熟知している」に注目すると…



<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/28(日) 23:39:55.28 ID:7MxAJ/go<>真ん中は通れる…通れるんだ……ッ!
一休さんも…真ん中を通った
右や左などの雑多な情報に惑わされては駄目なんだ……<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/28(日) 23:52:23.48 ID:3ZbtK0c0<>Bいや、真ん中だ

律「真ん中じゃないか?」

唯梓「ええっ!?」

男「その人は右を選ぶクセがあるんじゃないのか?」

律「そうだよ、だからこそだ」

全員「?」

律「…私は昔から澪に悪戯しまくってたけどさ、澪相手には2度同じ手は二度と通じないんだよ」

女「なるほど…でも何故真ん中だとわかるの?」

唯「網が出たから一番右もないけど…」

梓「左側の2つを選ばなかったのは何でですか?」

律「……私は昔からおっちょこちょいだ」

梓男「真顔で言うな」

律「…まあいいや。で、澪はそれをよくわかってると思うんだ」

唯「?」

律「つまり、私が左右を勘違いする可能性も考慮してると思うんだ」

梓(すごいまともなこと言ってるけど……内容が…)クスクス

梓「ぷっ!」

律「なっかの〜!」ガシッ

梓「ぎゃあああ」

唯「あずにゃ〜ん!」

・・・・・・・・

律「ふう…じゃ、行くか」

梓「あ、…わ・・

唯「ねえ、あずにゃ〜ん」スリスリ

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/29(月) 01:06:18.47 ID:HXoG6Pg0<>梓(やめて〜うれしいけど…息が苦しいです〜)

男(わざとなのか)

律「う〜ん……あっ!ここ、回せばいいのか」ガチャガチャ

律「あっ、開いた!」

 ギイイイイ

律「じゃ、行くか!」

唯「おー」

男「…屋敷まで200mくらいか…広すぎだろ」

律「……」

 律は歩を進めながら真ん中の門を選んだことを半ば後悔していた。

 それは、親友が自分達を罠に掛けようとしていることを認める行為だからだ。

律(澪…どうして……いや、真ん中だったのは偶然だ…澪な訳…)ボソボソ

?「残念だけど、私だよ」

唯「えっ!?」

律「あっ……」

 いやだ、ちがう、そうだ、高校の学祭のとき言ってたじゃないか、双子の妹がいるって、そいつなんだ。

澪「律は相変わらずだな…久しぶり、唯、梓」

梓「…本当に久しぶりですね、澪先輩」

澪「そうだな、もうみんなお酒も飲めるだろ?みんなでどうだ?」

梓「私は遠慮しておきますよ、酔うのは嫌いなんです」

澪「そうか…残念だな……律?、2年ぶりなんだから何かないのか?」

律「・・・

@何でだよ…信じてたのに……
A目的は何だよ?
B何もないけど?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/29(月) 01:11:47.63 ID:H7Kg85Eo<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/29(月) 03:05:18.65 ID:HXoG6Pg0<>B何もないけど?

律「…は?何もないよ?」

 いやあるよ

澪「えっ…

律『秋山さん?まさか私が「久しぶり、澪〜」とか言うとでも思ってたの?』

 いうよ

澪「……」

律『中学までは学校に軽音部とかなかったし、別に嫌いでもなかったから話合わせたけどさ』

 うそだよ

律『高校で唯やムギと会えて思ったよ、これがトモダチなんだ、って』

 澪もだよ

澪「そんな…」

唯「りっちゃん!」

律『私は秋山さんのご存知の通りバカで賑やかしですから人と打ち解けるのはそんなに難しくないけどさ』

 いや、結構苦労するけど

律『でも、親友を作るのって以外と難しいんだよね、向こうにも友達いたりするし』

 当たり前じゃん

律『…小学校の頃、あんたに声かけた理由は1つだけ、『どう見ても孤独』だったからだよ!』

 いや、これもうそだよ

澪「…」

律『……あれ?何か返さないの?昔みたいに』

 そうだよ、わたしもいいすぎた、いつもどうりたたいてくれよ

律『黙ってるってことはまさか本当にそんなリアクション期待してたんだ!?』

 わたしがきたいしてるんだけど

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/29(月) 03:06:35.08 ID:HXoG6Pg0<>梓「ちょ…

律『自意識過剰っていうのかな?そういうの?』

 いや、こういうの

澪(ごめん…りつ)

律『日々自分のことをそんな重要人物だと思いながら生きてんの?』

 わたしがね

女(…?あの予想と人間関係が違うわね…)

律『うわ…恥ずか』

 ドキューン!

律「?」

 律の左胸に穴が開いていた。

 血が滝のようにあふれだす。

 でも…自分にはそれが赤色なのかどうか自信がなかった。

律「あんなひどいこと言って…私、人間…失格……だろ」

 バタッ

唯「……」

梓「澪先輩」

澪「うっ、うっ…」

澪「何で…私、あんなことして…律が…許してくれるわけないって分かってたのに…

 ・・・・・・・その場には『後悔』の感情だけが充満していた……

 バッドエンドI「報われぬ配慮」

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/29(月) 03:14:33.67 ID:HXoG6Pg0<>直前からでお願いします…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/29(月) 03:52:31.25 ID:i0imE32o<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/29(月) 18:57:09.79 ID:HXoG6Pg0<>@何でだよ…信じてたのに……

律「澪…信じてたのに…」

唯「りっちゃん…」

澪「信じてた……か」

澪「律の記憶、少しは戻ったんだろ?」

律「あぁ」

澪「いつだ?」

律「ついさっきだよ」

澪「そうか…」

律「澪?何が

澪「いや、もうわかった」

律「……」

唯「澪ちゃん?私達ムギちゃんに会いに来たんだけど、澪ちゃんここで何をしてるの?」

澪「私?…あぁ、今琴吹家で働いてるんだよ」

律「!」

梓「コネですか?」

澪「梓も言うようになったな…まあ最初はそうだったけど、今は全然違うよ、社長の右腕?みたいな」

唯「すごいね〜社長ってムギちゃん?」

澪「そうだよ」

律「・・・

@じゃあムギのところに案内してくれよ
A何でここに来るとき邪魔した?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/29(月) 19:23:36.48 ID:H7Kg85Eo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/30(火) 16:56:50.32 ID:sNevAdM0<>A何でここに来るとき邪魔した?

律「どうしてだ?」

澪「…8年前を律に思い出してほしくないからだよ」

律「どうい…

唯『澪ちゃん?それ、どういう意味?』

澪「…唯達が見たかは知らないけど、あの日、憂ちゃんの部屋で起こったこ

梓「!」

唯「もういいよ、澪ちゃん」

澪「?」

唯「ごめんね、りっちゃん。私は澪ちゃんに味方するよ」

律「えっ!?」

澪「唯?どういうことだ?」

唯「どういうもなにも私の目的も澪ちゃんと同じ、憂の部屋で起こったことを誰にも知られないことなんだよ」

澪「……あぁ、そういうことか」

律「そんな…

澪「律は思い出さなくていい。誰も幸せにならない」

女「……あ!!…そういうこと…全部わかったわ…」

澪「何だか腹の立つ女だな…………おい」

黒服「はっ」

 ドスッ

女「…」ドサッ

律「そんな・・・

 バッドエンドJ「利害の一致」

・澪と唯の目的は本当に同じ
・それを唯に気づかせてはいけない
・梓は唯について行くのでこちらにも…
・女は何がわかったのだろうか?
・「憂の部屋で起こったこと」は憂の部屋である必然性はない。他の場所で起こる可能性もあった。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/30(火) 17:00:11.53 ID:sNevAdM0<>選択肢が一つしかないので

@じゃあムギのところに案内してくれよ を書きます


<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/30(火) 19:30:57.82 ID:bYmIQLAP<>うん<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/30(火) 22:05:46.63 ID:bYmIQLAP<>最近のまとめ

呪い偏A
├┐なんかおかしいぞ…
│├@突破だ!一番右の門を!
│├A向こうから見て一番右…つまり一番左だ!
│└┐いや、ちょっと落ち着け…
│\├┐じゃあ誰が…?
│\│├@澪は左利きだ…
│\│└┐澪は確か…
│\│\├@いや、一番右だ
│\│\├─あぁ!右から二番目だ ⇒ BADG「門の罠」
│\│\├┐いや、真ん中だ
│\│\│├┐何でだよ…信じてたのに……
│\│\││├@じゃあムギのところに案内してくれよ ← 今ココ
│\│\││└─何でここに来るとき邪魔した? ⇒ BADJ「利害の一致」
│\│\│├A目的は何だよ?
│\│\│└─何もないけど? ⇒ BADI「報われぬ配慮」
│\│\├─逆に左から2番目だ ⇒ BADH「もう一つの8年前」
│\│\└Dいや、一番左だ
│\└Aじゃあ正解の門は…?
└Aいや、何でもない。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/30(火) 22:33:58.14 ID:sNevAdM0<>>>218 すごいですね…選択肢の補完も後々やろうと思ってますので…

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/11/30(火) 22:35:01.86 ID:sNevAdM0<>@じゃあムギのところに案内してくれよ

律「じゃあ、ムギのところに案内してくれよ」

澪『それはできない』

唯「……」

梓「…澪先輩、何が目的か知りませんけど、このまま真実がわからなくてもいいんですか?」

澪「梓は勘違いしてないか?確かに私があの事件について知らないことは多い、でも最も重要なことを知ってるのは私だけだ」

唯(…知らないのはあのことかな……?)

澪「私はそれをなかったことにしたいんだよ。だから……大人しく帰ってくれないか?」

梓「……」

女(そんな…ここまできて…引き下がるわけには…)

・・・・・・・

男(おいおい…何で誰も帰ろうとしないんだよ…)

黒服「…」

澪「……で、どうする?」

律「…澪、じゃあ、そろそろ帰

?「えっ!?ケーキは食べていかないの?」

唯梓「あっ!」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/01(水) 00:00:35.20 ID:50W8bfw0<>澪「しまった」(…時間をかけすぎた…)

紬「澪ちゃん?これはどういうことかしら?」

澪「ムギ…いや、社長には関係、ない」

律(社長って…なんかコントみたい…)クスクス

紬「……まあいいわ、みんな上がって?」ニコッ

律「ムギ…

・・・・・・・・・・・・・

紬「じゃ、座って?」

女「失礼します」

男「…」


律「…えっと、あー8年ぶりでいきなりだが・・・

律「あの日のことを話してくれないか?」

女(資料には琴吹紬に関するページが切り取られた痕跡があった…油断はできないわね)

紬「えぇ、いいわよ」

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/01(水) 00:02:45.95 ID:50W8bfw0<>梓(でも…ムギ先輩は途中で帰ったからあんまり知らないはずじゃ……?)

紬「私はもう疲れたの、みんなに隠し続けることに」

全員「?」

紬「・・・・・・・・・・・・・

 私は8年間悔やみ、考え続けた。

 その末に私が出した結論だ

 澪ちゃんは自分だけが真相を知ってると思い込んでいたらしいが

 それはとんだ的外れだ いや、別に彼女に尋ねたわけではない。

 でも…本当に火事の、8年前の原因を知ってるのなら琴吹家にいるはずがない。

 …………何故なら、

 その原因は、…………

 『私にあるのだから』

紬「…………全部話すわ、何でも聞いて?」ニコッ

律「あ、あぁ」

 その時のムギの目は今までに見たことがないくらい真剣だった…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/01(水) 00:06:06.33 ID:50W8bfw0<>呪い偏B ノロワレタ家<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/01(水) 01:03:40.74 ID:50W8bfw0<>すいません寝ます。 あんま更新できなくてすいません<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/01(水) 01:11:04.10 ID:pcm4VWYo<>人少ないから選択肢だとあまり進まないな・・・
全部書き溜めてあるならVIPで人が集まるゴールデンタイム(夕方)時にやったらどうだろう?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/01(水) 01:36:31.16 ID:.GUqTzEo<>選択までそんなに時間かかってないし
進まないのは人少ないからじゃないと思うよ
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/01(水) 02:14:16.41 ID:wUjl2MAO<>ここでのんびり進めるってのもアリだな<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/01(水) 02:26:21.57 ID:bxtbcVEo<>うん。選択から書き込みまでの時間をみればわかるな<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/01(水) 02:34:22.15 ID:pcm4VWYo<>それもそうか。

まぁ、面白いし気長に待つよ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/01(水) 20:39:35.22 ID:50W8bfw0<>
律「……」

梓「あっ、律先輩はあの日のことは覚えてないんですよ?」

紬「! そうだったね…」

女「…」

梓「じゃあ……私が質問してもいいですか?」

唯「!!」(あずにゃん…?)

紬「私はいいわよ」

紬「りっちゃんさえよければだけど?」

律「私はいいけど…

梓『……』チラッ

律「?」

梓「えっと……じゃあ…

@純について何か知ってますか?
Aなんであの日早く帰ったんですか?
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/01(水) 20:46:04.85 ID:wUjl2MAO<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/01(水) 20:46:23.34 ID:d0PssQQ0<>2<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/01(水) 21:20:05.86 ID:50W8bfw0<>Aなんであの日早く帰ったんですか?

梓「どうしてあの日早く帰ったんですか?」

梓「あんなに楽しみにしてたのに……?」

紬「…あれは本家に呼ばれたからなの」

梓「…?」

紬「…説明すれば長くなるけど…聞く?」

律「梓に任せるよ」

唯「…」

梓「えっと…

@お願いします
Aじゃあ別の質問を…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/01(水) 21:26:08.50 ID:d0PssQQ0<>1<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/01(水) 21:26:39.24 ID:cUiX/fE0<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/01(水) 22:55:17.91 ID:50W8bfw0<>@お願いします

梓「お願いします」

紬「・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 8年と数ヶ月前…

老人『紬ちゃん?久しぶりだね〜』

紬『あっ!おじさん!?」

老人『覚えててくれたのか? 小学生の時以来じゃないか?』

紬『えぇもちろんですわ』ニコニコ

老人『そうか…最近学校はどうだい?』

紬『あぁ…それがですね・・・・

・・・・・・・・・・

紬父『…本当か?』

斉藤『えぇ…おそらく間違いないかと』

紬父(あいつが琴吹グループ転覆を狙っていた主犯…)

紬父『……』

斉藤『社長、お気持ちはわかりますが…

紬父『すまん…少し1人にしてくれ…』

斉藤『…………はい』ガチャ

・・・・・・・・・・・

斉藤(共にグループの危機を救った親友の裏切り…)

斉藤『一体どうするおつもりなのか…』

・・・・・・・・・・

紬父(あいつが裏切り者か…)

紬父『問題は…紬…』

・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/01(水) 22:56:46.39 ID:50W8bfw0<>・・・・・・

紬「ふふ、相変わらずおじさまのお話は面白いですわ』

老人「はっはっはっ、紬ちゃん、お世辞はよしなさい・・

・・・・・・・

紬父『…………致し方ない…』

・・・

 時は過ぎ…8年前のあの日…



<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/01(水) 23:44:39.14 ID:50W8bfw0<>//////////////////////////

紬父『…今夜だ』

斉藤『…今、何と…?』

紬父『だから今夜だ、重役達を呼べ』

斉藤『…かしこまりました』

紬父『…そうだ、後……

斉藤『まだ何か?』

紬父『紬に会議に顔を出すよう伝えてくれ』

斉藤『……見せしめのおつもりですか?』

紬父『…………いいから言う通りにしてくれ』

斉藤『…はい』

・・・・・・

斉藤『・・・お嬢様、本日はどうしても、会議に出てほしいと…

紬『もういやなの。わかって?斉藤』

斉藤『…しかし……お嬢様が行かなければ、あの方は・・・

紬『えっ!?、おじさんが…?」

斉藤『はい…だから、どうかご出席を…』

紬『……わかったわ、会議は何時から?』

斉藤『夜の8時からでございます』

紬『…』

・・・・・・・・・・・

紬父『…なあ、少し用があるんだが』

老人『なんだ?琴吹?』

紬父『今夜の会議のことだが・・・

老人『……

・・・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/02(木) 00:33:06.83 ID:GykM0w60<>・・・・・・・・

唯『・・・・・・よし!じゃあ今日は私の家にみんな泊まろうよ!』

律澪梓『お〜!』

紬『……』

・・・・・・・

 【陽が沈んだ頃…】

紬『ごめんなさい、今日はこの辺で・・・・

律『えっ!?』

紬『急用ができて・・・

澪『そうか…残念だな…

律『また明日な〜』

紬『……』

・・・・・・・・・・・

 【琴吹家にて】

紬『…これは、どういうことですか?お父様?』

紬父『見ての通りだ。こいつは琴吹グループの転覆を狙っていたのだ』

紬父『さらに、お前に近づいたのも全てそのためだったらしい』

老人『…!』

紬『おじさん…そんな…

紬父『どうするかお前が決めろ』<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/02(木) 00:34:28.14 ID:GykM0w60<>重役『…』

紬(そんな…どうすれば・・・)

老人(…気づいてくれ)

紬『…!』

紬父『?』

紬『琴吹グループ副会長を・・・

・・・・・・・・・・・・

斉藤『……申し訳ございません』

紬『知っていたの?』

斉藤『はい』

紬『1人にしてくれない?』

斉藤『はい』

紬『…何か言わないの?』

斉藤『もう私にそんな資格はありません』

紬『…友人の家に行ってくるわ』

斉藤『お気をつけて』

 【夜の10時…神社付近】

紬『はあ、はあ、急がないと、みんな寝ちゃったかな…?』

?「・・」

紬『!』(今のおじさん?まさかね…?)

・・・・・・・・

 【その時】

紬『えっ!?火事?』

紬『そんな・・・・・・・・・・

・・・
・・
・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/02(木) 00:36:04.57 ID:GykM0w60<>選択肢なしですいません…

今日で紬の回想は終わりですのでまた明日お願いします。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/02(木) 01:13:22.88 ID:1uGrBoAO<>乙
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/02(木) 12:20:34.32 ID:kE5ksAAO<>だんだん分かってきたな<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/02(木) 16:58:22.81 ID:XKwnGp6o<>>>1-5
の流れがジワジワくる<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/02(木) 17:48:56.34 ID:GykM0w60<>紬「……」

梓「つまり…どういうことですか?」

紬「…私には小さい頃から遊んでくれた『おじさん』がいたの」

紬「その人は父の友人だったんだけど…裏切ったの、琴吹家を」

紬「私はあの日、その処分をさせられたの」

梓「…それで…

@火事の原因は?
Aその人はどうなったんですか?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/02(木) 17:58:14.81 ID:FQTzd0.0<>2<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/02(木) 20:36:49.26 ID:GykM0w60<>Aその人はどうなったんですか?

梓「それで…そのおじさんは…?」

紬「……死んだの」

律「!」

女「…」

男「…?」

梓「…まさか、ムギ先輩…………」

紬「それは違うわ」

梓「でも…私が言えることじゃないですけど・・・ムギ先輩が立場を捨てて助けていれば……」

紬「…それも不正解よ、私がさせられたのは形式的なもの、裏切り者に絶望を与えるため…古臭い考え方だけどね」

梓「…じゃあ、何でその人は死んだんですか?」

梓「まさか、偶然ではないですよね?」

紬「……えぇ」

紬「それについてはまた長い話になるけど…聞く?」

梓律『・・・

@続きを
Aじゃあ…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/02(木) 20:48:23.76 ID:/D48ziwo<>あえての2<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/02(木) 22:07:01.20 ID:GykM0w60<>Aじゃあ…

梓「じゃあ、簡単にお願いします」

紬「まあ…呪っ…ていうか…琴吹家に復讐しようとして失敗したのよ」

律「ふーん…」

唯『…ねえ』

男「…!」ビクッ

紬「?」

梓『…』

律「どうした?唯、怖い顔して…

唯『あずにゃんや』

梓『はい…』

唯『何が言いたいかわかるよね?』

梓『……

律「…?

@(…何だろ?)
A「どうかしたか?2人とも?」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/02(木) 22:08:14.59 ID:FQTzd0.0<>2<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/02(木) 22:08:46.34 ID:dq.zlB.0<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/02(木) 23:10:33.88 ID:GykM0w60<>A「どうかしたか?2人とも?」

律「どした?唯?梓?」

唯『…いや、何でもないよ」ニコッ

梓「そうですよ?じゃあ次は何の話を…

律「…待ってくれ

男「?」

唯「…

律「・・・

@さっきのは何なんだ?
Aムギ、さっきのことを詳しく教えてくれ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/02(木) 23:12:47.70 ID:0X61dDw0<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/02(木) 23:22:05.48 ID:GykM0w60<>Aムギ、さっきのことを詳しく教えてくれ

律(やっぱ、唯達は信用できない…)

律「なあ、さっき何を言おうとしたんだ?呪いってなんだ?」

紬『…わかったわ』

紬「いいわね?」

梓「はい…

唯「…」

紬「…話す前に1つ…」

紬『…琴吹家は、呪われた家なの』

律「えっ!?」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/03(金) 00:47:42.97 ID:TZeNkLo0<>4章 戯言偏 @暗躍者<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/03(金) 00:48:22.68 ID:TZeNkLo0<>…中途半端ですが失礼します。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/03(金) 17:42:08.14 ID:TZeNkLo0<>律「…呪われてる、って?

紬「それは、

男「…? あ、すいません、トイレ貸してくれませんか?」

紬「あぁ…それなら廊下の突き当たりに・・・

男「すいません…」バタン
・・・・・・・・・・

紬「ところで…あの方は誰?」

唯「……?」

梓「…そういえば誰でしょうね?律先輩は知ってますか?」

律「いや知らない…誰なんだ?…えっと、お嬢さん?」

女「それは…

・・・・・・・・・・・

黒服「…こちらでお待ちください」

澪「…」

使用人「なあ……何で澪さんが倉庫に連れてかれたんだ?」

使用人A「さあ…」


澪「……くそっ、どうすれば…」

 ブブブブ

澪「!純ちゃん!」

純(電話)「もしもし、そっちはどうですか?」

澪「実は・・・・・・・・・・・・

純(電話)「そうですか…

澪「ごめん…

純(電話)『いえ、まだあきらめないでください』

澪「えっ!?」

純(電話)「私に考えがあります」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/03(金) 18:26:18.33 ID:TZeNkLo0<>・・・・・・・・

女「あの男のことですか?」

律「……あぁ」

女「そのことは紬さんの話が済んでからでいいですか?」

律「?…あぁ…」

女「じゃあ、続きをお願いします」

紬「この家が呪われているってとこからね?」

梓「はい」

紬「琴吹家は旧家で……昔から結構大きい家だったの」

紬「でも100年程前にそれをよく思わない人達に呪いをかけれらた…

紬「でも、当時の人たちはある方法で、呪いを抑えることに成功したの」


紬「それは、琴吹家を2つに分け、片方に呪いを押し付ける、というものだったの」

梓「…

紬「そして、もう1つの琴吹家というのは…そう、唯ちゃんの家の近くの神社よ」

女「!」

紬「そして、その神社からは呪いが染み出し、誰かが誰かを呪うことができるようになった…

紬「そしてあの日の夜、おじさんは琴吹家への復讐のために神社で呪いをかけた…」

律「えっ?…じゃあムギの家は・・・

紬「…この家には既に呪いがかかっている、2度はできない…呪いは失敗、おじさんは死んだわ」

唯「ふーん……

律「なあ・・・

@それと火事は何か関係あるのか?
Aそういえば・・・

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/03(金) 18:27:26.12 ID:Caf6vZwo<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/04(土) 00:49:51.36 ID:t1Urdk60<>@それと火事は何か関係あるのか?

律「どうなんだ?ムギ?」

紬「…わからないわ・・・

女「!…」

 ピリリリリリ!

唯「あっ、電話だ…ちょっとごめんね・・・」

 バタン

律「……で、わからないって?」

紬「本当にそうなの、色々調べてみたんだけど…

梓「何か手がかりとかは…?」

紬「そうね…直接神社に行くか…あとは…純ちゃんの資料とか…」

律「えっ!?今なん


 ガシャン!! ウ〜ウ〜

 ガラスの割れる音がした。

律「…えっ!?」

紬「一体何があったの?…斎藤!」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/04(土) 00:50:17.16 ID:t1Urdk60<>
 バタン!

斎藤「紬様! 侵入者です!」

紬「セキリティは!?」

斎藤「澪様が変えたプログラムの復旧に手間取っておりまして…」

紬「まったく…数は?」

斎藤「さあ…複数人いますが、いずれも単独で邸内を破壊しています…」

斉藤「よく訓練されていて、何かを探しているようにも……

紬「そんなことより…みんなは早く逃げないと…

梓『私、唯先輩を呼んできます!』タタッ

女「私はあいつを!」

律「あっ…

紬「りっちゃんは私と逃げましょ!?」

律「あぁ…わかった」

斎藤「後は我々が……行け!」

黒服「はっ」

紬「一応私の部屋に!安全だから」

律「・・・

@いや、それより…
Aそうだな…

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/04(土) 00:51:41.02 ID:CiA/Pcwo<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/04(土) 01:13:23.98 ID:t1Urdk60<>今日はここまでにします。

あと「戯言」の読み方はお任せします(特に決めてません)<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/04(土) 13:48:59.48 ID:t1Urdk60<>@いや、それより…

律「いや、私も唯達を探しに行くよ」

紬「えっ!?」

律「大体、何か不自然じゃないか?」

紬「?…どういうこと?」

律「…さっき男がトイレに行った、そして唯が電話で席を外した・・・

律「その直後にあの人と梓もどさくさに紛れて行っちまった…どう考えても怪しいだろ!?」

紬「そうね…りっちゃんにお願いするわ」

律「ありがとう…」

 バタン

・・・・・・・・・・・・

律「さて……どうしようか・・・

@唯に電話
A澪に話を聞く
B闇雲に探す
C梓に電話
D警備室でカメラをチェックする<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/04(土) 13:51:34.90 ID:NOekrUAO<>C<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/04(土) 15:50:05.85 ID:t1Urdk60<>C梓に電話

律「えっと・・・

 ――プルルル・・・

梓「もしもし?どうかしましたか?」

律「あー…唯は見つかったか?」

梓「…………どうでしょう」ボソッ

律「えっ?」

梓「いえ、なんでもないです、今探してるんですけど…

律「そうか……後、あの男見なかったか?」

梓「いえ…」

律「そうか…梓は今どこにいるんだ?」

梓「2階ですよ」

律「りょーかい」

梓「じゃ、また後で」

律「うん」

律(えっとここは3階で…屋敷は4階建て…梓は2階…)

律「どうしようか・・・

@梓に合流
A澪が何か知ってるかも
B唯に電話
C警備室に行く
Dひたすら探す
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/04(土) 15:54:43.94 ID:/mJr27wo<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/04(土) 16:31:03.71 ID:t1Urdk60<>B唯に電話

律「じゃ、唯に・・・

 プルルルルルルルルル

律(…長いな……)

唯「…もしもし、りっちゃん?」

律「おー、出たか」

唯「ごめんごめん、電話、長引いちゃって」

律「あぁ…そういえばそうだったな」(…本当か?)

唯「…で、そっちは大丈夫?何かあったみたいだけど?」

律「あぁ、それより・・・

@今どこにいる?
Aあの2人見なかったか?
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/04(土) 16:39:02.15 ID:iKeVxzwo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/04(土) 16:59:42.67 ID:hZCUeJoo<>携帯って相手が通話中なら繋がらないよな?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/04(土) 18:27:42.54 ID:7B2dbkAO<>(…本当か?)ってことだろ
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/04(土) 22:25:43.34 ID:t1Urdk60<>Aあの2人見なかったか?

律「・・・どうだ?」

唯「だから電話してたんだってばー」

律「あ、そか…」

唯「…」

律「…梓と会ったか?」

唯「いや、まだだよ」

律「ムギが一応、安全なところに行けって言ってたからさ、梓は2階にいるらしいから2人で戻ってこいよ」

唯「りょーかい」

律「…唯はどこにいるんだ?」

唯「えっと、1階かな?」

律「わかった、じゃ後で」

唯「はーい」

・・・・

律「後は……

 ガタン!

律「へっ!?」

??「静かにして!…って、律さん?」

律「は?何で私の名前を?」

??「…まだ言ってないんだ…ちょっとすいません」

律「は・・!

 バチバチ!

 律の意識は闇に沈んでいった・・・

//////////////////////////////<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/04(土) 22:28:26.04 ID:t1Urdk60<>//////////////////////////////

 どういうことだよ!

 これじゃあ…ワタシが馬鹿みたいじゃ・・・

 えっ…いや、ごめん・

 ごめんってば、ねえ

 ……そっか、わかった…そうだ、みんなお腹減ったらしいし、憂ちゃんの手伝いに行くわ・・・

・・・・・・・・・

???【いつまでもあの子に迷惑かけられないし、私も行くことにするわ…】

・・・・・・・・・・・・

律「はっ!」

斎藤「お目覚めですか?」

律「あっ…すいません」

斎藤「侵入者の1人に襲われたようですが…大丈夫ですか?」

律「あぁ、はい」

斎藤「忙しいのでこれで失礼しますが…

斎藤「わかっているのは侵入者は3名、そしてお連れの方3名の所在もわかりません…

律「!…」

斎藤「いえ…あなたは信用しておりますので…」

 バタン!

律「なんか…夢を見てたような…

@唯達を待つか…
Aあの2人を探しに行こう

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/04(土) 22:28:59.65 ID:PflvNwIo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 01:15:17.62 ID:sphu4GA0<>Aあの2人を探しに行こう

律「待っててもしょうがないしな」

律「…でもどこにいるやら…」

律「お〜い…お〜い…」

・・・・・・・・・・・・・・

梓「はあ、はあ…

梓「唯先輩?いるんですよね?」

梓「うぅ…寒いよ…

梓「どーこーでーすーかー!」

唯『…うるさいなあ、あずにゃんは』

梓「……唯先輩、もうやめましょうよ」

唯「?何を?」

梓「もうとぼけないでください。私もわかったんです」

唯「!」

梓「そんなにあの人を守りたいんですか?」

唯『…そうだよ』

梓「…」

唯「…」

梓「……わたしは・・・ボソッ

唯「何?聞こえないよ、あずにゃん?」


梓『私も唯先輩を守りたいんですよ!』

・・・・・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 01:17:08.64 ID:sphu4GA0<>・・・・・・・・・・・・・・

律「・・・う〜んこの部屋にいるか?」ガチャ

 男が部屋を荒らしていた。

男「…くそっ、なんで俺がこんなこと…って!!」

律「お前…何やってるんだ?」

男「ま、待ってくれ!これは

 バスン!

律「えっ…!?」

男「はっ…」ガクッ

黒服「お怪我ありませんか?田井中様」

律「いや…こいつが…」

黒服「ここは琴吹家の中でも最高機密の部屋で…しかたありません」

律「そんな…

・・・・・・・・・・・・

 【数日後】

男は病院に運ばれたが間もなく死亡

中野梓、平沢唯は行方不明 秋山澪は自殺…

女「…あいつが死んだか…」

女「…私は何がしたかったんだろ……

女「どうでもいいや、早く2人のところに行こう…

女【さようなら】

 …田井中律はその後、発狂死した

 バッドエンドK「1人目の侵入者」

・1人目の侵入者の正体は「男」
・他の侵入者との関係は?

この辺は謎が大めなので再開するところも安価で決めます。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/05(日) 01:20:08.23 ID:aoflmD2o<>>>273<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 01:43:50.57 ID:sphu4GA0<>@唯達を待つか…

律「何か危ないみたいだしな」

律「……」

律「………」

律「…………」

律「…遅い!」

律「何やってんだ?あいつらは?」

・・・

唯「あっ!りっちゃん!」

律「遅かったなー何やってたんだ?」

唯「あずにゃんが抱きついてきてね〜」

律「ふーん」(いや、遅すぎだろ?)

・・・・

紬「あれ?2人とも戻ってきたの?」

梓「あ、今来たところです」

紬「そう、よかった…後、侵入者に逃げられてしまったわ…」

唯「そっか、よかった…」

律紬「えっ!?」

唯「いや、何でもないよ」

梓「…」

律「なあ・・・

@あいつらを探しに行こうぜ
Aもう隠すのはやめてくれよ!<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/05(日) 01:49:09.84 ID:c6zyT/oo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 01:56:17.78 ID:sphu4GA0<>すいません、ちょっと寝ます。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 02:19:33.69 ID:Akp1hJUP<>最近のまとめ
4章
戯言偏@暗躍者 >>255-258
├●それと火事は何か関係あるのか? >>260-261
│├●いや、それより… >>264
││├@唯に電話
││├A澪に話を聞く
││├B闇雲に探す
││├●梓に電話 >>266
│││├@梓に合流
│││├A澪が何か知ってるかも
│││├●唯に電話 >>268
││││├@今どこにいる?
││││└●あの2人見なかったか? >>272-273
││││\├●唯達を待つか… >>278
││││\│├@あいつらを探しに行こうぜ
││││\│└Aもう隠すのはやめてくれよ! ←今ココ
││││\└■あの2人を探しに行こう >>275-276 BADK「1人目の侵入者」
│││├C警備室に行く
│││└Dひたすら探す
││└D警備室でカメラをチェックする
│└Aそうだな…
└Aそういえば・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 11:47:18.10 ID:7hcTL82o<>ざれごと
かたより<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 12:11:09.32 ID:sphu4GA0<>Aもう隠すのはやめてくれよ!

律「もういい加減にしてくれ!」

唯「……」

紬「りっちゃん…

律「何で誰も教えてくれないんだよ!」

梓「律先輩…」

律「何だよ!?」

梓「私は律先輩はそれを聞いたら後悔すると思いますよ」

紬「?」

律「…どういう意味だよ?」

梓「律先輩の記憶喪失は多分アレを忘れるために起こったんだと思います」

律「えっ…?」

梓「だから今は待ってください」

律「……」

紬「…私にはよくわからないんだけど…」

唯「そのうちわかると思うよ〜」

紬「え〜」

・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 12:12:00.45 ID:sphu4GA0<>・・・・・・・・・

 プルルルル

女「?何で家から…?」

女「…もしもし」

女「…………えっ!!!!」

女「どういうこと…?」

女「えっ?今?」

女「琴吹家にいるけど…」

女「えっ!? こっちに来る?」

女「そう…でも、あの子もいるから、覚えておいてね」

女「じゃ、待ってるから」

・・・・・・・・・・

純「ない…私の資料が…」

??「あっ!こんなところで何してるの?純ちゃん」

純「えっ…!?」

??「もしかして探してるのはこれかな〜?」スッ

純「!…その資料は……」

??「もうあきらめなよ」

純「誰が…こんなところで!」ダッ

??「あっ!」

 タタタッ

??「行っちゃった…ま、いっか」

??「早くお姉ちゃんの所に…♪」

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 12:13:58.54 ID:sphu4GA0<> 戯言偏 A合流<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 12:21:08.11 ID:sphu4GA0<>唯「ところでムギちゃん」

紬「何?」

唯「一個謝らなきゃいけないことがあるんだ〜」

紬「…?」

唯「さっき侵入者が入ったって言ってたじゃん」

紬「うん…?」

唯「他は知らないけど1人は私が頼んだからやったんだよ」

紬「えっ!!」

律「は!?」

梓「…

唯「でも、壊して回ってるなんてことはないから…それは別の人だと思うけど」

律「ちょっと待ってくれ」

唯「?」

律「・・・

@何を頼んだ?
Aそれは誰だ?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/05(日) 12:21:38.26 ID:aoflmD2o<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 12:21:55.06 ID:97NfeGwo<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 17:10:52.95 ID:sphu4GA0<>@何を頼んだ?

律「何を頼んだ?」

唯「…私が頼んだっていうか…憂が言い出して、じゃあお願い、みたいな」

律「えっ!憂ちゃん!?」

唯「あぁ、やったのは憂だよ」

紬「ええええ!!!」

律「頭が…

・・・・・・

律「つまり…どういうこと?」

唯「さっき電話って行って私が出てったよね」

唯「それが憂からだったんだよ」

唯「でもそれは琴吹家の地下倉庫に来てくれってだけですぐ電話は切ったんだ」

唯「…そこで憂がこの件を解決するのに重要な資料があるって言ってて・・・

唯「じゃあ、あると助かるな、って話をしてたら、急に警報が鳴り出して・・・

紬「えっ?じゃあ憂ちゃんが行く前から別の侵入者がいたってこと?」

唯「うん、だから憂もびっくりして

 ピリリリリリ!

唯「あっ、憂からだ」

律「!」

唯「ふんふん…わかったよ、こっちは3階の突き当たりだよ」

梓「……憂は何て?」

唯「こっち来るってさ」

律「なあ…話が見えないんだが・・・

梓「とりあえず、憂を待ちましょう」

律紬「はあ……

・・・・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 17:11:50.21 ID:sphu4GA0<>・・・・・・・・・・・・・

男「なんだよ!どこにもねえじゃんか…

 プルルルル

男「お嬢さんか?そんなものどこにもないぞ…って…は?」



男「……よくわからんが…

男「なあ…前から聞こうと思ってたんだが・・・

@目的は何だ?
Aあんたは何者だ?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/05(日) 17:16:56.57 ID:aoflmD2o<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 17:17:08.91 ID:/1REdSEo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 17:28:04.11 ID:sphu4GA0<>Aあんたは何者だ?

男「何者だ?あんた?」

女「あれ?私の名前忘れたの?」

男「そういう意味じゃねえよ」

男「…平沢さんや田井中さんとどういう繋がりなんだ?」

男「どうしてこんなことをする?」

女「……あの方達と私はほとんど無関係と言っていいわ」

女「でもどうしても真実が知りたい、それだけよ」

男「…じゃ、何だ。あんたはどっかの捜査官だとでも言うのか?」

女「…訂正するわ、あの人『達』とは確かに無関係ね、私の名前も知らないはず」

女「でも、それはある1人に限定すれば話は変わるわ」

男「えっ!?」

女「それは誰だろうね?」

男「それは・・・

@田井中律
A秋山澪
B琴吹紬
C平沢唯
D中野梓<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 17:29:11.60 ID:GgmTAuIo<>C<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 19:21:06.56 ID:sphu4GA0<>男「平沢唯…か?」

女「…その通りよ」

男「どうい

女「まあ、向こうはわかってないかも知れないけどね」

女「…あっ、ちょっと仲間が来たから…後でね」

男「ああ…俺はこれからどうすればいい?」

女「…そうね…とりあえず隠れてたってことにしてみなさんのところに戻っておいて」

男「うい」

女「!」

男「?どうかしたか?」

女「いえ…何でもないわ」

男「そうか」ガチャ

・・・・・・・・・

女「じゃ、少し話そっか」

純「うん…状況はよくない、何か逆転の1手は…

女「…………そうだ!

・・・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 19:48:29.41 ID:sphu4GA0<>・・・・・・・・・・・・

男「ん?」

・・・・・・・・・・・・

律「…憂ちゃん遅いな」

唯梓「おかしいな…」

紬「お茶にしよっか」

唯「そだね」

律「おい」

・・・・・・・

 ガチャ

全員「!」

男「おーみんな生きてるか?」

律「なんだお前かよ、期待はずれだ」

男「その反応はひどいと思いますけど」

梓「いや、あなたもなんかすごいこと言いながら入ってきましたよね」

男「いや、記憶にない」

唯「…それよりさ、来るとき私そっくりの可愛い子見なかった?」

紬「えっと…それは突っ込むとこ?」

梓「…ムギ先輩?ちょっと廊下に出てもらえますか」ニコッ

紬「私、後輩と決闘するのが夢だったの〜」ニヤリ

唯「2人が怖いよ〜助けて〜うい〜」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 19:49:22.09 ID:sphu4GA0<>ガチャ

全員「!」

憂「えっ!?お姉ちゃん呼んだ?」

唯「まあまあ座って〜」

憂「えっ…うん」


憂「で、何の話でしたっけ」

律「えっと・・・

@何で琴吹家で暴れてたんだ?
Aあれ?女を見なかったか?
B実はさっき梓とムギが唯を殺そうとしてたんだ
Cあんた…誰だ?
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/05(日) 19:51:03.21 ID:6bhAR6co<>C<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 21:28:43.88 ID:sphu4GA0<>Cあんた…誰だ?

律「あんた…誰だ?」

憂?「はい?」

唯「どしたの?りっちゃん?」

憂?「私ですよ、ういです」

梓「まさかまた記憶喪失!? 私のことはわかりますか?」

律「…いや、梓はわかるし、唯そっくりの妹が憂ってことも覚えてる…」

紬「どうしたの?」

律「だから…この人、憂ちゃんじゃないじゃん」

唯「…りっちゃん、大丈夫?」

梓「ちょっと横になっててください」

律「いや、違う・・・

男「今日は記憶が戻って混乱してるんじゃないか?」

律「…

紬「そこのソファーに…

律「あれ・・・・・・・・ふぁ…何だか 眠い・・・

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 21:29:52.61 ID:sphu4GA0<>・・・・・・・・・・・・・・

唯『何か修学旅行みたいでわくわくするね〜』

梓『そうですね〜』

紬『修学旅行は梓ちゃん、いなかったんじゃ?』

唯『そうだった!ごめんねあずにゃ〜ん』

唯『おわびに…』ダキッ

梓『ちょ…ムギ先輩、見てないで止めてください〜』

紬『フフフ』(梓ちゃん顔真っ赤…)

唯『あずにゃん、照れちゃって、かわいいな〜』

梓『・・・』プシュー

・・・・・・・・

律『…』

律『…ちょっとトイレ』

・・・・・・・

律『ん?憂ちゃんの部屋の電気がついてる?』

律『下で料理してたんじゃ…

律『消し忘れか・・・

 ガチャ

律『えっ
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 21:33:14.87 ID:sphu4GA0<>  
 この時時計は9時30分を指していた

  澪・・・・・・・・・





     おま




  何




  ちがうちがうちがうちがう

こんなわけ…『ない』

これは…現実じゃない

 そうだ






<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 21:42:46.24 ID:sphu4GA0<>
 9時50分


律『…

律『グスッ…ヒック…

澪『りつ?』

律『!み、澪か…!? ほ、ほら、ヒゲ!』

澪『……』

律『うっ…いや、ちょっと1人にしてくれ』


澪『ごめん…私が悪いんだよな』

律『そんなこと…!』グスッ

澪『…ちょっとトイレ行って来る』

律『うん・・・』

・・・・・・・・・・

???【…またとばしたの?】

・・・・・・・・・・・

律「はっ!」

唯「りっちゃん起きた?」

律「あぁ…あれ?」

憂「私のことわかりますか?」

律「ああ…うん…

律「何であんなこといったんだろ」

憂「気にしないでください、疲れたんですよ」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 21:47:00.44 ID:sphu4GA0<>律「……どのくらい寝てた?」

梓「30分弱ってとこでしょうか」

律「…誰か私に話しかけたか?」

唯梓紬「?」

男「大声で叫ぼうか悩んだけど止めといた」

律「後でしめるからな」

憂「…」

律「なんか…【またとばしたの?】って」

梓「いえ…誰も…夢でしょ?」

律「・・・

@それもそうか
Aいや、絶対に違う


<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/05(日) 21:48:29.66 ID:FyQndEYo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/05(日) 23:54:00.13 ID:sphu4GA0<> 戯言偏 B密約<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/06(月) 20:15:52.51 ID:hUl6VVw0<>規制確認<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/06(月) 20:58:26.78 ID:hUl6VVw0<>Aいや、絶対に違う

律「いや、夢じゃないな」

梓「何か理由が?」

律「あぁ、多分だけど、あの日のことを思いだした」

唯「!」

梓「…内容は?」

律「えっと…唯と梓とムギが唯の部屋で話してて……

律「少しして私がトイレに行こうとしたら・・・

律「憂ちゃんの部屋で

 ガタン!

唯「……!」

梓「唯先輩、落ち着いて!」

唯「…はぁ…ごめん」

律「……悪い…でもそっからは曖昧なんだよ」

憂「曖昧というと?」

律「何か…急に時間がとぶんだよ」

律「気づいたらキッチンで泣いてて…澪と少し話してたら…

律「さっきの【またとばしたの?】って声が聞こえて、目が覚めた」

憂『…』

梓「……」

紬「えっと…これからどうする?」

紬「そういえば私の話も終わってなかったよね?」

憂「私もできる限り協力します」

律「う〜ん…じゃあ・・・・・

@ムギの話の続きを聞く
A憂ちゃんの話を聞く
B男にどこにいたのか聞く<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/06(月) 21:07:44.32 ID:L6rxmpAo<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/06(月) 22:11:45.91 ID:hUl6VVw0<>@ムギの話の続きを聞く

律「じゃ、ムギの話を」

紬「わかったわ…

紬「おじさんが死んだってところからね?」

律「そうそう」

律「・・・

@火事との関連は?
A純ちゃんと何かあったのか?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/06(月) 22:16:34.31 ID:6Qj0yZEo<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/07(火) 00:01:20.40 ID:U6QYjnM0<>@火事との関連は?

律「結局火事と関係あるのか?」

紬「まあ…あると思うわ…」

紬「でも、火事の原因はその前の地震でガス機器が故障したからなのよ?」

紬「まあ…たどっていけばいずれ『呪い』という言葉は出てくるだろうけど」

律「そういえばそうだったな…ガス機器の故障って信用できる情報なのか?」

紬「えぇ、警察、琴吹家、…あと純ちゃんの資料でも間違いないって結論になってるわ」

律「…なあ純ちゃんって半年間失踪してたんだよな?」

紬「…」

律「……何か知ってるのか?」

紬「…うん」

律「話してくれるか?」

紬「…わかったわ」

・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/07(火) 00:01:49.07 ID:U6QYjnM0<>・・・・・・・・・・

純「…うまくやってるかなあ」

純「憂がちゃんとしないと…やばいんだよね…」

・・・・・・・・・・

 ガツン!

斎藤「……!」ガクッ

 ゴソゴソ

 チャラ…

 コッ、コッ

使用人「…あぁ、お客様ですか?」

使用人「えっ?…斎藤さんが?」

使用人「…まあ…いいと思いますけど…」

使用人「どうぞ」

・・・・・・・・・・

澪「……そろそろ純ちゃんが言ってた時間だな・・・

 ガチャ

澪「!」

澪「…あぁ、話は聞いてる。行こう」

・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/07(火) 00:17:12.46 ID:U6QYjnM0<>紬「……半年前、純ちゃんは失踪したってことになってるよね…」

律(……ことになってる?)

紬「…知っての通りだけど澪ちゃんはとにかく事件の迷宮入りを望んでいたわ」

紬「そして半年前に純ちゃんがかなり調査を進めていると知って止めさせようとしたの」

律「それで…

紬「そう、調査を続けられないように琴吹家に軟禁していたわ」

紬「表向きは失踪ってことにしてね」

梓「でも純は澪先輩の手助けをしてませんでした?」

紬「…考えが変わったのかも…その辺はよくわからないわ」

紬「私は純ちゃんとはあまり話さなかったから」

梓「そうですか・・・

律「…で、その純ちゃんの資料が何かの手がかりになるかも…ってことか」

紬「そういうこと、多分これで私に話せることはないわ」

律「いや…ありがとう、ムギ」

律「じゃあ、次は・・・

@憂ちゃんの話
A男に女がどこへ行ったのか聞く<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 00:19:17.60 ID:axGugY6o<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 00:20:30.38 ID:nc5xA1Io<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 00:21:30.30 ID:0vYizWE0<>2<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/07(火) 00:39:06.72 ID:U6QYjnM0<>@憂ちゃんの話

律「じゃあ、次は憂ちゃんの話を聞いてもいいか?」

憂「わかりました」

憂「えっと…まずは・・・

憂『梓ちゃん、ごめんなさい』

紬「?」

梓「憂・・・

憂「言い訳する気は無いよ、梓ちゃんの立場が悪くなったのは私のせい」

梓「もういいよ…憂」

憂「…梓ちゃん・・

憂「じゃあ…私の話ですね・・・

・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/07(火) 01:11:16.93 ID:U6QYjnM0<>・・・・・・・・・

 【あの日から数日後……】

憂『やっぱり秘密にするなんて…よくないよ」

憂『律さんに元に戻って欲しくないの?』

唯『…別にそんな・・・

憂(もう…警察に疑われてるのはお姉ちゃんなんだよ?)

・・・・・・・・

憂『…私は勘違いしてました』

警官『…!』

憂『あの日私は姉、平沢唯といました、梓ちゃんは知りません』

警官『…捜査し直しだな』

・・・・・・・・・・

憂「その後私は家を離れて事件について調べたりしていました」

憂「そして…今日」

・・・・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 01:14:50.70 ID:U6QYjnM0<>・・・・・・・・・・・・・

 【数時間前・・・】

 プルルル

憂『はい?』

一文字『憂ちゃん?実は・・・

憂『えっ!?お姉ちゃん達が紬さんの家に行く途中で狙われる?』

憂『どういう・・・

一文字『そういうことだから・・・

一文字『あのじじいは私がなんとかするから』

憂『は、はあ』

一文字『頼んだよ』

憂『わかりました・・・』

・・・・・・・・・・・・・

憂『えっと…この辺で合流して…

憂『…何で顔隠さないといけないのかなあ?』

・・・

純『ここで待ち伏せだ……って誰!?」

憂『来た!』(えっ!?純ちゃんが敵!?)

純『邪魔しないでね!』

黒服『……』ジャキ

・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 01:15:52.82 ID:U6QYjnM0<>・・・・・・・・・

梓『うーいー』

憂『あ、梓ちゃん? 来ちゃだめ!!』

梓『えっ!?』

純『ちっ!』

梓『ちょ……

憂『いいから早く車に戻って!』

梓『う、うん』タタッ

・・・・・・・・・・・

憂『・・・』(ここは一旦…)

 プシュー!

・・・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 01:16:24.46 ID:U6QYjnM0<>・・・・・・・・・・・・

憂『これで大丈夫かな……』

憂『そうだ…電話して安全を確認しよう』

憂(お姉ちゃんより律さんの方が説明うまいよね…)

 プルルル

憂『みんな無事ですか?』

律『もしもし?』

憂『律さんですか?』

律『そうだよ』

憂『みんな無事ですか?』

律『うん。憂ちゃんが梓を助けてくれたんだろ?』

憂『……』(ばれてたんだ…梓ちゃんに合わす顔なんかないのに・・・)

憂『それより…』

律『何?』

憂『律さん達は今、琴吹家に向かっているんですよね?』

律『そうだよ』

憂『やっぱり……』(純ちゃんは律さん達を狙ってたんだ)

憂『律さん』

律『何?』

憂『お姉ちゃんからあの話は聞いていますよね?』(記憶は戻ったのかな?)

律『? いや…』

憂『えっ!?……お、お姉ちゃんに代わってください』

律『え?、あぁ…』

・・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 01:22:09.56 ID:U6QYjnM0<>・・・・・・・・・・・

憂『お姉ちゃん、律さんに話さなかったの?』

唯『…………』

憂『いつまでも黙ってちゃだめだよ、話さないと』

唯『ううん』

唯『やだよ』

唯『憂のいいたいことはわかるよ』

憂『だったら…!』

唯『……ねえ、うい?』

唯『それは、私達が決めることじゃないんだよ?』

唯『あの時約束したじゃん』

憂『でも…そんなの…律さんのことを考えたら・・・

唯『……勝手すぎるよ!!』

唯『じゃあね、憂』

・・・・・・・・・

憂『はあ・・・

憂『「私達が決めることじゃない」……か』

憂『……とりあえず琴吹家に行こう』

憂『これで…全て終わるかな』

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 01:24:44.58 ID:U6QYjnM0<>今日はここまでにします。

あと憂の回想は呪い偏の序盤に合わせてあります。

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 01:28:12.43 ID:hWUlKkAO<>乙<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 21:23:11.65 ID:fmYl.Z.0<>憂「その後急いで琴吹家に来て…

憂「純の資料を手に入れてから此処にきました」

紬「…他の侵入者に心当たりは?」

憂「1人は純だと思います…あとは…ちょっと」

男(……)

律「…じゃ、その資料見てもいいか?」

梓「…やめた方がいいと思いますよ」

憂「えっ?」

律「梓?」

梓「じゃあ…律先輩」

律「ん?」

梓「\\\ってわかりますか?」

男(!?)

唯「!あずにゃん!」

紬「?」(それがどうかしたの?)

律「今なんて…?」

梓「やっぱり聞こえないでしょう?」

憂「そういうことなんだ…」

律「?誰か説明してくれ…」

梓「つまり律先輩の記憶喪失は都合の悪い思い出を消す為なんですよ」

梓「そのためにある言葉は聞こえなかったり読めなかったりするんだと思います」

梓「だからそれを見ても意味ないと思いますよ」

律「そんなもんか…」

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 21:51:37.63 ID:fmYl.Z.0<>憂「無理に思い出そうとすると頭がおかしくなるって聞くしね」

唯「……」

紬「…じゃあ何をすればいいの?」

男「……が」

憂「そうですよね…」

梓「私は律先輩が決めるべきだと思います」

律「えっ!」

唯「確かに…やっぱこういうのは本人次第だよね」

律「お前ら…アイデアがないだけだろ」

紬「いいから♪」

律「ムギまで!?」

律「えっと・・・

@唯の家に戻る
A神社に行く
B侵入者を探す
C澪を連れてくる
D女はどこ行った?
E……………
F…さっきからどうした?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 21:52:54.57 ID:ywAxmmMo<>F<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 22:03:51.19 ID:fmYl.Z.0<>F…さっきからどうした?

律「…体調良くないのか?」

男「…あぁ、俺のことか?、いや…何か頭痛が…大丈夫だから」

憂「そう?薬あるけど…飲む?」

男「あっ、ありがとうございます」

律梓(流石…!)

・・・・・・・・

律「…でどうするか?

@唯の家に戻る
A神社に行く
B侵入者を探す
C澪を連れてくる
D女はどこ行った?
E……………<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 22:08:15.97 ID:xcpZQnIo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 22:08:16.31 ID:y7mf3Qko<>D<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 22:36:56.00 ID:fmYl.Z.0<>A神社に行く

律「呪いに関して何かわかるかも知れないし…

梓「そうで

 ピリリリ

紬「ちょっとごめんね」

紬「何?斎藤?」

斎藤「先ほどから例の神主と連絡がとれません…」

紬「!」

斎藤「部下を向かわせましたが煙のように消えておりました…」

紬「そう…もういいわ」

斎藤「はい…」

 ガチャン

・・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 22:41:45.35 ID:fmYl.Z.0<>・・・・・・・・・・・

純「以外にうまくいってますよね」

澪「…だよな?」

?「一つ変更があるんだけど?」

純「どったの?」

?「・・が来れなくなった」

純「何でまた?」

?「多分寝ちゃったんだと思う」

純「ま、あんま影響ないでしょ」

澪「だな…」

・・・・・・・・・・・

梓「何かありましたか?」

男「…」

紬「神社の神主が失踪したわ」

唯「!」

律「そんな…

紬「…とりあえず、神社は後回しにしましょ?」

梓「そうですね」

律「じゃあ・・・・

@唯の家に戻る
B侵入者を探す
C澪を連れてくる
D女はどこ行った?
E……………

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 22:42:29.02 ID:vx6K7Xso<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 23:11:41.60 ID:fmYl.Z.0<>B侵入者を探す

律「そいつらが邪魔してくるかも知れないし」

梓「いいですね」

憂「すいません、私がややこしくしたみたいで」

律「いやいや」

紬「…えっと、じゃあ監視カメラをチェックしてみない?」

唯「それだね!」

紬「じゃあ、警備室に行こっか」

・・・・・・・・・

紬「えっと…今日の夕方頃の記録を・・・

梓「あっ、これ憂かな?」

 仮面の人物が写されていた。

憂「あっ、そうだと思います」

唯「じゃ、次のビデオは?」

律(あれ?)

紬「…あっ!?これ多分、純ちゃんだわ」

紬「確かこんな服着てたような…」

梓「やっぱ純だったんですね…」

唯「3人目は?」

律「……」

紬「…!」

唯「ねえ…」

梓「これ…あなたですよね?」

男『ん…?ああ』

律「えっ!?」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 23:15:01.49 ID:fmYl.Z.0<>梓「どうして・・・

憂「ねえ…こんなことしちゃダメでしょ?」

男「こっちにも事情があるっぽいんだよ」

律「・・・

@女に頼まれたのか?
A何をしてた?
Bそんなことより・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/07(火) 23:20:53.59 ID:nc5xA1Io<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/08(水) 00:20:03.63 ID:yZStVPo0<>A何をしてた?

律「何をしてたんだ?」

男「ん?…あぁ、屋敷を壊して回ってたのは俺だよ。他は何もしてない」

紬「…何が目的なの?」

男「…俺には…わからない……でも………お嬢さ…ん、には何か考え・・・・が」

律「!」

憂「ねえ?だいじょ

 バタン!

紬「えっ?」

 男が倒れた。

憂「ねえ、大丈夫!?」

律「どうなってる…?」

・・・・・・・

唯「起きないね…」

梓「…どうしたんでしょう?」

紬「…ところで…さっきこの子が言ってたこと…

律「あぁ…」

律「女が何か知ってるようだな…」

梓「でも…何故かカメラには写っていませんでしたよね…」

律「どうしたら・・・・・

@唯の家に戻る
C澪を連れてくる
D女を探す
E……………
Fなあ、憂ちゃん?
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/08(水) 00:21:24.50 ID:cyRZGzYo<>F<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/08(水) 00:22:02.55 ID:yZStVPo0<>今日は失礼します。

※同じ選択肢が多いですがループはありません。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/08(水) 20:15:14.62 ID:yZStVPo0<>Fなあ、憂ちゃん?

律「…憂ちゃん」

憂「はい?」

律「ここに来る前に私に会わなかったか?」

梓唯紬「?」

憂「…い、いや会ってないと思いますけど…」

憂「…そうだ!カメラにも写ってなかったじゃないですか?」

紬「…でも、いくら琴吹家といっても一応家だから…一部の部屋にはカメラはないし・・・

憂「!そ、そうなんですか……」

律「・・・

@ま、いっか
Aやっぱ会ってるだろ?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/08(水) 20:20:31.71 ID:p2N51F2o<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/08(水) 22:02:45.06 ID:yZStVPo0<>Aやっぱ会ってるだろ?

律「やっぱり私と会ってるだろ?」

憂「……」

唯「…私は聞いてないよ?」

梓「そういえば律先輩はカメラに長いこと写ってなかったですよね」

紬「…憂ちゃん、もうそういうのは止めない?」

憂『……』

憂「……なにも…」ボソッ

律「?」

憂『何も知らないくせに!!』

梓「…!」ビクッ

律「…どういう意味だ?」

憂「お姉ちゃんと梓ちゃんは律さんのことしか考えてない!」

憂「律さんは律さんで何回もチャンスがあるのに思い出さない!」

憂「……これじゃあ…あの子達が報われないじゃん・・・

律「憂ちゃん…?」

憂「…いえ…すいません…ちょっと混乱してて…」

憂「……」

憂「…確かに律さんとは会っています。申し訳ないですけどその時は少し眠ってもらいました」

律「そうだったんだ…

憂(約束は守った…後はあなた次第だよ…?)

梓「じゃあ…どうします?」

律「そだな・・・・

@唯の家に戻る
C澪を連れてくる
E……………
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/08(水) 22:06:47.52 ID:I1YqWnso<>C<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/08(水) 23:42:21.12 ID:yZStVPo0<>C澪を連れてくる

律「…澪を連れてこよう」

梓「そうですね…何かまだ知ってるかもしれないですし」

憂(…あれ?どうする気なんだろ?)

紬「じゃ、みんなで行こっか」

唯「はいはーい」

・・・・・・・・・

純「…あーそろそろか」

澪「…なあ、純ちゃん」

純「はい?」

澪「本来の目的、忘れてないよな?」

純「当たり前じゃないですか〜?」

澪「……」イラッ

?「どうかしたんですか?」

澪「…いや、なんでもない」

・・・・・・・・・・・

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/08(水) 23:43:22.23 ID:yZStVPo0<>・・・・・・・・・・・

斎藤「こちらでございます」

紬「確かこの部屋に閉じ込めてあるはず…

 ギイイ

憂(なるほど)

唯「…あれ?」

梓「…」

紬「…そんな…

律「まさか…逃げたのか?」

紬「…斎藤!!急いで車を準備して!!!」

斎藤「はっ!」

・・・・・・・・・・

――――私――

 ――あぁ――そうか――

  ―『田井中律』―

  ―『秋山澪』―

 もうすぐ、終わり。か

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/08(水) 23:47:09.39 ID:yZStVPo0<>
もうすぐ完結させる予定です。

需要があれば別の話とかも書こうと思います。(こっちの話の選択肢はちゃんと補完するつもりです)

もう少しお付き合いください。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 00:49:23.82 ID:8tVW2Lc0<>5章(終) 屈折偏 @呪いの源へ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 01:06:52.56 ID:ZtqRdN2o<>投下できそうなら予告をくれ参加できないよ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 07:26:10.73 ID:8tVW2Lc0<>わかりました、すいません。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 16:34:19.30 ID:8tVW2Lc0<>6時過ぎから再開します。

 遅筆ですいません。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 17:16:38.73 ID:qQ3Q5x.0<>あんまり上手くないですねなんてことはまるでない
すごい面白いです<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 17:21:22.73 ID:.QWR5Kco<>ここまで来たら全ての謎を余すことなく知りたい
そう思うのも面白いからこそです<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 18:24:26.52 ID:8tVW2Lc0<>斎藤「お嬢様、どちらに?」

紬「うーん…神社か…唯ちゃんの家か…?」


梓「もう一つありますよ」

唯「?」

梓「ほら、律先輩がいたあの家ですよ」

憂「…」

律「あぁ、男と女がいたとこか?」

梓「あそこにも何かある気がしませんか?」



律「うーん・・・・

@平沢家
A神社
B手紙の家(男と女がいた家)
Cいや、まだ琴吹家にいるかも…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 18:25:36.38 ID:T1.iCHco<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 18:36:29.15 ID:8tVW2Lc0<>A神社

律「…神社に行こう」

紬「…わかったわ」

憂(純の勝ちか…)

唯「…」

梓「…ってゆうか、起きませんね、こいつ」

男「zzz」

紬「一応、車に運んで?」

斎藤「はっ」

・・・・・・・・

 ブオオオ

紬「…ところで、斎藤?」

斎藤「……」

紬「どうやって澪ちゃんは逃げたと思う?」

斎藤「…申し訳ございません」

斎藤「…鍵を盗まれました」

斎藤「全て私の責任です」

紬「…今はいいわ、犯人は見たの?」

斎藤「いえ…しかし、女性だったかと…」

梓「…純か…あの女か…」

梓「…どっちだと思います?」

律「そだな・・・・

@純ちゃん
A女
Bどっちでもない<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 18:37:25.62 ID:TQ8uyJwo<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 19:01:17.42 ID:8tVW2Lc0<>Bどっちでもない

律「どっちでもないんじゃないか?」

唯「?」

憂(ふーん)

梓「…他にも協力者がいる、ってことですか?」

律「いや、ただの勘だけどさ」

梓「ですよね」

・・・・・・・・・・

澪「なあ、以外にやばくないか?」

純「あー…」

純「ねえ?何かない?」

?「そうね…あいつに暴れてもらうぐらいしか…

純『それはダメでしょ、あなたもそんなの望んでないはず』

?「そりゃ・・・

澪「いや、ここまできたらやるべきだろ」

純「えっ!?」

澪「ほら、貸して?」スッ

?「あっ…

澪「…これか」カチッ

純「澪先輩…!」キッ

澪「…いいから早く準備してくれ、余裕がある訳じゃない」

?「…はい」

・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 19:04:22.65 ID:8tVW2Lc0<>・・・・・・・・・・・・

男「うっ…」

梓「あ、起きた」

梓「ねえ、ところ

 ドスッ

梓「えっ…

唯「ねえ!?ちょ

紬「斎藤!」

斎藤「こいつ…なんて力だ!?」

男「ははははははははは!」

律「えっ・・・

・・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 19:05:10.06 ID:8tVW2Lc0<>・・・・・・・・・・・

律「どこだ…ここ?」

律「ん…?何?澪?」

律「あの日のこと…?ああ、確か・・・

――――『あ』――――

――そんな…

 そんなことなら・・・・

  『何で思い出させたんだよ!!!!!』

  『せっかく思い出さないようにしてたのに!!』

律「はは・・・私、バカだな…もうどうでもいいや・・・

 バタッ

斎藤「あの後…事件の関係者11人全員が死亡…」

斎藤「鈴木純さんの資料…まさかこんな…」

斎藤「紬様はとんだ戯言を喋っていたのですね……」

 バッドエンドL「11人の悲劇役者」

・澪側はどこかに待ち構えている
・11人…軽音部5人、憂、男女、純…後は?
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 19:06:09.04 ID:8tVW2Lc0<>再開場所もお願いします

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 19:07:38.91 ID:cIi4td6o<>>>353<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 19:16:39.77 ID:8tVW2Lc0<>@平沢家
B手紙の家(男と女がいた家)
Cいや、まだ琴吹家にいるかも…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/09(木) 19:18:07.24 ID:6PABYCco<>C<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/10(金) 00:56:43.70 ID:u9e.hBc0<>Cいや、まだ琴吹家にいるかも…

律「時間的にはもう逃げ切れる…だからこそ裏をかいてまだここにいるとか?」

唯「おぉ!りっちゃん名推理!?」

梓「ありえますね…」

紬「…斎藤」

斎藤「はい」

・・・・・・・・・

斎藤「……くまなく探させましたが…鈴木純様、秋山澪、そして客人の女も屋敷の中にはいないようです」

・・・・・・・・

純「以外に時間稼げたね」

?「だよね」

澪「…まだ起きないのか?」

?「…やっぱり律さんが鍵でしょうね」

澪「こっちを動かせないのか?」

純「無理でしょうね」

澪「…そうか、まあ、しかたない」

?「そうだ、お茶持ってきますね」

純「サンキュー」

・・・・・・・・・・・

紬「う〜ん…探偵!?次の一手は?」

律「また私!?」

律「う〜ん・・・

@唯の家
A手紙の家
B神社<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/10(金) 00:57:34.08 ID:u9e.hBc0<>すいません、寝ます。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/10(金) 00:59:00.15 ID:iaFOW1Io<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/10(金) 18:01:27.27 ID:u9e.hBc0<>30分くらいしたら少しだけ投下します

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/10(金) 18:11:44.41 ID:wiRoBswo<>乙、待ってます<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/10(金) 18:37:59.85 ID:u9e.hBc0<>A手紙の家

律「…あの家に戻ろう」

紬「…他はいいの?」

律「ああ、平沢家は梓が今日まで隠れ住んでた、澪達が行くとは考えにくい…

律「…それに、神主が失踪した神社に行くのは危ない…」

唯「そうだね…

憂(…)

紬「じゃあ、行きましょう…住所はどこかしら?」

律「あぁ、これに書いてあるよ」

 律はあの手紙を取り出した。

唯「…?」(なんで?……あっ!)

紬「唯ちゃん家の近くね、急ぎましょう」

律「あぁ」

憂(……)

・・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/10(金) 18:38:59.47 ID:u9e.hBc0<>・・・・・・・・・・・

純「…準備できた?」

?「こっちはOKだよ」

純「やっぱ真面目だね〜」

?「やめてよ…

澪「…律達が来るな」

純「じゃ、いよいよ最後の勝負ってかんじですか」

?「そうね」

澪「あぁ、『呪い』を解くんだ」

澪『律にかけられた』

・・・・・・・・・・・・・

律「……」

梓「……律先輩」

律「ん?何?」

梓「…その…何ていうか…………思い出したいですか?」

律「…どういう意味だ?」

梓「深く考えずに答えてください」

律「そだな・・・

@思い出さなきゃだめに決まってるだろ
Aいや…
Bわからない…

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/10(金) 18:39:52.95 ID:u9e.hBc0<>次は早くても11時過ぎになると思います。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/10(金) 18:44:57.12 ID:iaFOW1Io<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 01:43:55.74 ID:7r2Npao0<>@思い出さなきゃだめに決まってるだろ

律「…そうだろ?」

梓「……」

律「梓?」

梓「律先輩、勘違いしないでください」

律「…?どういう・・・

梓「……わかってないようですけど…」

梓「唯先輩も澪先輩も私も律先輩に思い出して欲しいわけじゃないんです」

梓「ただ、私達はそのチャンスを作りたいだけなんです」

梓「その結果どうするかは律先輩次第ですよ」

律「…それって、選べるものなのか?」

梓「さあ…私が言いたいのはこの件だけは、他人のことを一切考えず、自分で決めて欲しいってことです」

律「あぁ…」

梓「…別に今、決断しなくてもいいですけど、もうすぐ『その時』はきます、覚悟しておいてください」

律「……なあ、私が忘れたのはそんなに重大なことなのか?」

梓「…それはわかりません、ただ・・・

律「……いや、もういい」

梓「…律先輩…」

紬「……そろそろつくわよ」

律梓「おっ!」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 12:10:29.88 ID:7r2Npao0<> 屈折編 A忘却の再生<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 12:23:46.33 ID:7r2Npao0<>律「ここだな…」

梓「…本当にここに澪先輩や純はいるんでしょうか?」

紬「わからないわね…別々に探さない?」

唯憂「…」

梓「いいアイデアですね」

律「私、唯、憂ちゃん、梓、ムギ、斎藤さん…」

律「男は車においていくとして…」

律「探す場所は、平沢家、あの家、神社…

梓「…まず、神社には誰が行きます?」

斎藤「2人ずつくらいがよろしいかと」

律「…そだな・・・・・



 6人の中から2人選択してください。
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 12:31:53.83 ID:tA3YfIcP<>律と唯<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 12:33:59.59 ID:7r2Npao0<>律「…私と唯で神社に行こう」

唯「…わかった」

梓「…平沢家は?」

律「う〜ん・・・

 4人の中から2人選択<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 12:36:44.56 ID:xotSFyco<>梓、ムギ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 13:07:14.92 ID:7r2Npao0<>律「じゃあ、ムギと梓で平沢家を調べてくれ」

斎藤「では、私と平沢憂さんで例の家を・・・

梓「そうですね…じゃあ!」

律「おう!」

―――ふう――

―――あいかわらず、どうしようのない子ね――

――しかたない――

 「ほら、さっさと起きな!」

 「お客さんだよ!とっとと出迎えな!」

・・・・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 14:12:49.39 ID:7r2Npao0<> 【神社】

律「…神主さんは失踪したんだよな」

唯「……そうだね」

律「…とりあえず、何か手ががりがないか探そうぜ」

唯「了解だよ、りっちゃん隊員」

////////

律「…」

唯「…!りっちゃん、ちょっと来て!」

律「どこだー」

唯「蔵だよー」

律「あっ、そっちか」

・・

律「…これは」

唯「大丈夫ですか?」

神主「うぅ…すまないね」

律「・・・

@どうしてこんなところに?
A呪いって…?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/11(土) 14:43:23.95 ID:.ZT1Kgc0<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 16:17:15.87 ID:7r2Npao0<>@どうしてこんなところに?

律「何があったんですか?」

神主「う…それは…

 【私だよ!】

唯「あっ、おばあちゃん!」

一文字「久しぶりだねえ、唯ちゃん」

一文字「でも、今はお喋りばかりしてるわけにはいかないよ」

一文字「こいつは琴吹家の命令で唯ちゃんの車に細工してたんだよ」

律「えっ!?」

一文字「戻ってきたってことは私の呼んだタクシーが役に立ったみたいね」

律「…」(澪はこんなところまで手を回してたのか)

唯「そんなことより…この人何か知ってるんじゃないの?」

律「そうだな・・・

神主「…・…」

律「・・・

@呪いとは何だ?
A澪達はどこにいる?


<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 16:17:50.67 ID:wVelWVco<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 16:18:53.46 ID:b4XYH7w0<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 21:39:15.75 ID:7r2Npao0<>@呪いとは何だ?

律「呪いって何だ?」

神主「……どういう意味でしょう?」

一文字「さっさと答えな」

神主「…琴吹家にかけられた呪いをこの地に移したことことでしょうか?」

律「それは知ってる、私が知りたいのは・・・

@呪いは誰かにかけられたのか?
A8年前のあの日、何があった?
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 21:40:15.02 ID:xotSFyco<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 22:39:45.12 ID:7r2Npao0<>A8年前のあの日、何があった?

律「8年前の火事があった日、何かあったんじゃないか?」

神主「…!な、何も無いですよ…」

唯「本当?」

神主「は、はい」

律『嘘をつくなよ』

神主「…

律「本当はどうなんだ?」

神主「……話すのは構いません…でも、1つだけ約束してください」

律「内容によるな」

神主「…琴吹家にはこの話が伝わらないようにしてください」

律「…?それが条件か?」

神主「はい、それさえ守ってくださるなら」

律「……わかった話してみろよ」

神主「はい…」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 22:40:13.24 ID:7r2Npao0<>神主「…あの日、琴吹家の裏切り者が呪いをかけようとしたのはご存知ですか?」

律「あぁ」

神主「…おそらく、琴吹家の人間はそれこそが火事の原因だと思っているでしょう」

唯「えっ!?」

律「違うのか!?」

神主「はい」

神主「あの夜、呪いをかけようとした人間は2人いたのです」

神主「…1度めの琴吹家への呪いは失敗でしょう、それは確実です」

神主「ただ…2度目の呪い…あの女の子のは成功したのか…」

律「女の子?」

神主「はい、顔や名前はわかりませんが…」

唯(どういうこと…?)

律「…で、その女の子の呪いで火事が起こった、と?」

神主「私はそう思います」

律「…琴吹家に知られたくないのは自分が呪いを管理できなかったことを隠すためか?」

神主「…土台、無理なんですよ…呪いの制御なんて」

律「…呪いって何なんだ?」

神主「…私は『研究の副産物』と先代から聞かされておりましたがそれ以上は…

律「…研究?なんか世間一般に言う『呪い』とは違うようだな・・・」

唯「…呪いにかかるとどうなるの?」

神主「…まったくわかりません…まあ、よくないのは確かですが」


・・・・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 22:47:55.74 ID:7r2Npao0<>・・・・・・・・・・・・・

【平沢家】

紬「…何かあるかしら?」

梓「…今日まで私がいましたから、せいぜい誰かが隠れてる程度でしょう」

紬「まあ、探しましょう」

梓「はい」(やばいんじゃ…)

・・・・・・・・・・・・

――――――鈴木純は語る、真実を、客人に、―――

――――それを聞き、彼女らはどうするのだろうか―――――

・・・・・・・・・・・・・

【手紙の家】

斎藤「平沢さん」

憂「はい?」

斎藤「…ここはどういった家なのでしょうか?」

憂「…家ではありません、ここは……贖罪の場所です」

斎藤「?…どういう意味でしょう?」

憂「ここには本来1人しか来るべきではなかった・・・

斎藤「…それはあなたなのですか?」

憂「いいえ…まあ、入りましょう、悪いようにはならないはずですから」

斎藤「はあ」

//////////////////////<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 22:50:24.65 ID:7r2Npao0<>//////////////////////

 少し時が過ぎ・・・・

律「…急がないと!」

・・・・・・・・・・・ 

 ガシャン!

憂「…えっ!?」

?「澪さん…!」

澪「ははは…これでいい…鍵はこわした…律の記憶は2度と戻らない!!」

 ―ははははははははははは――

 バッドエンドM 「各々の行くべき場所」

・呪いの正体がわかる必要はなく、それを知る術もない
・どこに誰が行くべきか?どこに誰がいるのか?



>>370か>>375のどちらかから再開します<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 22:52:30.34 ID:6G53pGko<>>>375<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 22:54:14.99 ID:6G53pGko<>あ、選択肢じゃなかったのかorz<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 23:02:35.33 ID:MIfCr9Mo<>>>375から
唯と梓
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 23:05:53.05 ID:7r2Npao0<>律「じゃあ、神社には唯と梓が行ってくれ」

梓「わかりました」

唯「了解だよ!」

紬「…じゃあ平沢家には?」

律「そだな・・・

4人の中から2人お願いします。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 23:06:28.29 ID:MbaCH9wo<>憂と斉藤<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 23:21:56.93 ID:7r2Npao0<>律「じゃあ、神社には唯と梓が行ってくれ」

梓「わかりました」

唯「了解だよ!」

紬「…じゃあ平沢家には?」

律「そだな・・・

4人の中から2人お願いします。

律「じゃ、憂ちゃんと斎藤さんの完璧コンビ!お願いします!」

斎藤「…はい」

憂「自分の家調べるって何かおかしな気分…」

憂「じゃ、みなさん頑張って下さいね」

律「おう!」

紬「じゃあ、私とりっちゃんで例の家に?」

律「そだな」

・・・・・・・・・

純「そろそろ来ますね…私のとこには・・・お〜怖い人ばっかだ」

澪「さてと…」

?「もうすぐだよ…」

・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 23:28:00.83 ID:7r2Npao0<>もうちょいやりたかったけど今日はここまでにします。

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/11(土) 23:53:14.69 ID:7r2Npao0<>>>396が変なことになってますね…上の6行は脳内で消しといてください<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>saga<>2010/12/12(日) 10:59:19.66 ID:VASMINg0<>黒い…?何が?

夕方…6時か7時頃には投下します<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/12(日) 18:03:07.00 ID:VASMINg0<>【神社】

唯「久しぶりだな〜…とりあえず調べよっか!」

梓「…唯先輩、一個だけ聞いてもいいですか?」

唯「ほえ?何?」

梓「呪いって何か覚えてますか?」

唯「?…ううん、聞いたことも無い気がするけど…」

梓「…そうですよね…変なこと聞いてごめんなさい」

唯「変なあずにゃん……じゃ、私はこっち探すね!」

梓「はい!」

・・・・・・・・・・・・
 【平沢家】at玄関

斎藤「…そこにいるのは誰だ!?」

?「私ですよ♪」

憂「余裕だね、純ちゃん」

純「じゃじゃ〜ん大正解!!」

斎藤『……』ギロッ

純「斎藤さん、そんな怖い顔しないで、のんびりお茶しましょ?」

斎藤「お前のような奴に構っている暇はない!」

純「お〜こわ、でもとりあえずは静かにしててくださいよ?」ジャキ

斎藤「拳銃?それくらい私がどうにかできないと思うか?」

憂「…すいませんね」カチャ

斎藤「しまっ―

純「まあ、何もしませんから、のんびりお喋りしましょ」

斎藤「くっ!」

憂「…あとは…当人次第ね…」

・・・・・・・・・・・・
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/12(日) 18:03:40.59 ID:VASMINg0<>・・・・・・・・・・・・

 【手紙の家】

律「…ここは何なんだろうな?」

紬「…う〜ん外観は普通ね…」

・・・

?「お待ちしておりました」

律「あっ!お前は…お嬢さん!?」

女「あれ?あいつは?」

紬「…体調を崩して車で寝てるわ」

女「あぁ…連れてきてもらえます?」

律「・・・

@いいだろう
Aいやだね<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/12(日) 18:06:39.70 ID:XgZeyCco<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/12(日) 22:23:14.88 ID:VASMINg0<>遅れてすいません…

10時半に投下します。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/12(日) 22:30:47.13 ID:VASMINg0<>Aいやだね

律「いやだね」

女「あれ?どうしてまた?」

律「…お前はあいつを利用してたんだろ?もう開放してやれよ」

女「……それは違いますよ、私はあいつを助けたいんです」

女「さて、あいつを連れてこないと話が進まないんですよ?」

律「……」

紬「……」

・・・・・・・・・・・

澪「もういいんじゃないか?」

律「澪!」

紬「澪ちゃん…!」

澪「なあ、こいつらが連れてこないって言う以上、一旦忘れて話を進めよう」

澪「こっちが済めば、あっちは何時でもなんとかなる」

女「…そうです…ね」

女「ではどうぞ」

律「・・・・

@やっぱ連れてきてやるよ
Aお前は誰だ?
B男って誰だ?
C…………<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/12(日) 22:35:25.83 ID:xakr3Rgo<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/12(日) 23:48:12.23 ID:VASMINg0<>
B男って誰だ?

律「あいつは誰なんだ?」

女「私の弟ですよ」

律「!」

紬「…?」

女「そんなことはどうでもいいです、中へどうぞ」

律「・・・

紬「…」

・・・・・・・・・

律「…この家に何かあるのか?」

女「あなたに見せたのは1階だけです、2階は…

律「…外からは想像できないな」

 そこはまるで病院の集中治療室のようなつくりになっていた。

紬「…」

律「……」

女「じゃ、記憶を取り戻す準備を…

澪(今だ!)「どけ!」バンッ

女「きゃっ!?」

澪(これさえ壊せば…!)

律「・・・!

@「やめろ!澪!」
A「…!」
B「どうしてこんなことを?」
C「…それでいいのか?」
D(力ずくで阻止だ!)<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/12(日) 23:51:26.27 ID:VASMINg0<>ここ数日予告しといてほとんど投下できなくてすいません。

課題やらレポートやらでテストの時よりキツイ…

…来週には戻ってくるのでご勘弁を…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/12(日) 23:52:28.43 ID:aTUCxGYo<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/13(月) 02:57:45.25 ID:EjgkbIAO<>乙

待ってる<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/13(月) 03:05:32.81 ID:ch4JGJQo<>乙ー<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/13(月) 20:07:27.07 ID:f67HljYo<>まつぜ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/14(火) 01:46:08.14 ID:il.Mlvso<>おいおい、待ちすぎてあみんになっちまうぜ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/14(火) 14:20:08.49 ID:jnnoSygo<>私 待つわ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/14(火) 18:41:21.52 ID:nX/DYqE0<>23時ごろ投下するかも…期待しないでお待ちください。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/14(火) 22:35:16.50 ID:hgen8Fco<>無理すんなよ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/14(火) 23:01:19.67 ID:nX/DYqE0<>B「どうしてこんなことを?」

律「何がしたいんだ!?」

澪「……あとでな」

律「はあ?」

 ガシャン!

 澪が銃で機械の1つを破壊した。

 バスバス!

 ――部屋には機器の壊れる音だけが響く――

女「そんな…

澪「悪いな、でもこれで終わりだ」

紬「…!」

律「みお…・……やめ・…あれ…?…

 バタン

紬「りっちゃん!?…りっちゃん!!」

・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/14(火) 23:02:11.77 ID:nX/DYqE0<>・・・・・・・・・

純「…そろそろ時間かな」

憂「…私はお姉ちゃんと梓ちゃんを呼んでくるよ」

純「私は先に行っとくわ」

純「もう終わったんですよ、来てください」

斎藤「……」

純(律先輩はどっちを選んだのかな…)

////////////////////////////

 【数ヵ月後――

///////////////////////////

 【とある墓地】

 「……」

管理人「?」

管理人「…あの?お墓参りですか?」

 「はい…、・・家のお墓はどこかわかりませんか?」

管理人「あぁ…それなら・・・

 「ありがとうございます」

/////////////////////<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/14(火) 23:03:05.96 ID:nX/DYqE0<>・・・・・・・・・・・・・・・

 「…みんなはあれで納得したのかな…」

 「結局…」

 「意味があったのかな?」

 「…いまさら、か」

 彼女は花を供え、足早にその場を立ち去った、

 ――その墓には2人の名前が刻まれていた――

///////////////////////////

【とある居酒屋】

律「…ん…あれ?澪か?」

澪『そうだぞ、早く起きろ、律』

律「いや〜ごめんごめん」

紬『もう朝だよ〜』

梓『もう…律先輩ったら飲みすぎです!』

律『私いくら飲んでも酔わないも〜ん』

澪紬『そんなわけないだろ(でしょ)!!』

律「あれ?ムギまで!?」

律「…あれ?何してたんだっけ?」

澪『久しぶりにみんな揃ったから朝まで宴だ〜…って言ったのはお前だろ…』

律『あれ?そうだっけ?』

梓紬澪『そうだよ!』

律『そういえばそうだっけ!あはは!』

///////////////////////////////////<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/14(火) 23:04:11.33 ID:nX/DYqE0<>///////////////////////////////////

?「斎藤さん、これから会議だよ…な…?」

斎藤『そ、そのはずだ…が…』

斎藤『…どうして紬様と秋山様に連絡がとれんのだ!!!!!』

使用人『…!!』ビクッ

?「わかった!俺が探してくる!」

・・・・・・・・・・

店主『なんでこの人達帰らないんだろ…』

 ガチャン!

?「あっ!ここに・・・っぽい人来てませんか!?」

店主『はい!来てます!早く連れて帰ってください!』

?「本当っにすいません!!!!」

・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/14(火) 23:04:46.40 ID:nX/DYqE0<>・・・・・・・・・

?「紬社長!秋山様!あと10分で会議ですよ!!!」

紬澪『あっ!!!!!!』

 紬と澪が琴吹家に急ぐ。

 …あいつは新人か?

 ムギはマイペースだし、澪は恥ずかしがりだし、斎藤さんもこの人も大変そうだな

 …………今、私はごく普通に暮らしている。

 何の違和感もない。

 HTTのみんなと会うのは結構久しぶりだな、

 ん?

 いや、気のせいか。

 『……律先輩、これから買い物行きませんか?』

 あっ、何考えてたか忘れた…

 そういや、 何かで聞いたことがある…

 【忘れたことを思い出そうと躍起になってる内に思い出すことはない。】

 【仮に思い出したとしてもそれは大抵の場合誤っている。】

 これ何で聞いたんだっけ? ・・・・・・・・それも忘れた。

律『わかった!買いまくるぞ〜!』

梓『律先輩!?お金あるんですか?』

律『大丈夫だって!』

・・・・・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/14(火) 23:06:27.57 ID:nX/DYqE0<>・・・・・・・・・・・・・

 【車内】

澪「これでよかったのかな」

紬「…わからないわ」

澪「……」

?「…?…」

澪「…だよな、ごめん」

・・・・・・・・・・・

 ノーマルエンド@「思い出さないあの日」

・律は記憶を取り戻していない
・墓に行った人物と墓の中にいる人物は?
・澪は一体何をしたのだろう?
・ノーマルエンドはあくまで律視点でのもの、客観的に見れば明らかにバッドエンド

再開場所は >>370 か>>375 か>>401 の中からお願いします。
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/14(火) 23:07:11.87 ID:l50oUb.o<>>>401@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/14(火) 23:10:02.34 ID:nX/DYqE0<>すいませんがここまでにします…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/14(火) 23:40:36.54 ID:NPIpO520<>乙<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/15(水) 18:15:48.63 ID:RmzDjsAO<>乙ダ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/16(木) 00:43:16.90 ID:1r1OLV.0<>@いいだろう

律「いいぜ」

紬「…本当にいいの?怪しいと思う……

律「いや、ここは聞いとくべきだと思う…」

女「話が早くて助かります」

・・・・・

律「…おい!起きろ!」バシ

男「…ん?朝か?」

律「そうだよ、さっさと来い」

男「?あぁ…わかったわかった」

・・・・

男「……」

女「じゃ、中へどうぞ」

・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/16(木) 00:44:23.25 ID:1r1OLV.0<>寝ます。明後日からはちゃんと書きます。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/16(木) 21:25:18.54 ID:1r1OLV.0<>0時ごろに投下します。…多分<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/17(金) 00:04:39.50 ID:NF08aMs0<>【2階にて】

澪「来たか」

律「…澪!」

澪(……そんなにうまくはいかないか)チッ

澪「早速で悪いが、少し眠ってもらうぞ」

律「え――

 バタッ!

澪「ムギ、お前もだ」

紬「…!

 ドサッ!

女「これで準備完了、後はお前だよ」

男「…一体どうなってる?」

女「いいから、ここに座って、話を聞いて?」

男「…………わかった」

//////////////////////////<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/17(金) 00:05:10.59 ID:NF08aMs0<>
 屈折編 B「3つのルール」

//////////////////////////

律「…ん?ここは?」

唯『りっちゃん?…ねえ、りっちゃんってば!』

律「……あぁ、悪い、何だ?」

律(…あぁ、平沢家か、ここ……でも何で?)

律「……そうだ、神社には何があった?」

唯『神社?どうしたの?季節外れの肝試し?』

梓『季節外れ繋がりですか?澪先輩が怖がりますよ』

律「…お前ら、何の話をしてるんだ?」

唯『いや…、花火の話だよ?』

唯『古いのが一杯出てきたからみんなでやろって話でしょ?』

梓『で、いつやるかって聞いたのに…』

律「?? 何言ってんだ?」

律(あれ?ていうか…何かみんな服違わないか?)

律「ちょっと待て、今年は何年だ?」

唯『?20・・年だよ?』

律(8年前!?…どうなってる・・・)

@とりあえず様子を見るか・・・
Aこれは幻か?
Bこれは夢か?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/17(金) 00:05:57.03 ID:mbSFo6AO<>1<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/17(金) 00:15:32.70 ID:NF08aMs0<>
@とりあえず様子を見るか・・

律(…本当に過去に戻った?)

律(下手なことはしないほうがいいな)

律「あれ?ムギは?」

唯『さっき帰ったじゃん?』

律「…じゃあ澪は?」

梓『?…さあ、先輩とどっかで話をしてるんじゃ?』

律「…今は夜の8時…あと2時間で火事になるはず…

律(一体・・・どうすれば・・・・

@火事を未然に阻止する
A火事の原因を確かめる



今日はここまでです。


<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/17(金) 00:16:53.76 ID:Sp1P4KMo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/17(金) 01:33:37.51 ID:1ngnSOkP<>>>281の様なこれまでの選択肢まとめを
1章から貼っていってもよかですか?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/17(金) 07:04:21.92 ID:NF08aMs0<>>>434 どうぞ、自分も見たいくらいですww<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/17(金) 14:40:06.44 ID:1ngnSOkP<>ヤター!\(^o^)/ ありがとううございます!<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/17(金) 14:41:22.12 ID:1ngnSOkP<>1章
律偏 >>1-3
●理由を正直に答えた >>38-39
●適当にあしらった >>12-13
├●何かあるのかのしれない…さっきの神社の近くで降ろしてもらおう! >>16
│├●平沢家を訪ねる >>17
││├@急いで家に逃げ込む
││└●返事をする >>20
││\├●この家で何かあったんですか? >>24-25
││\│├●神社を調べてみる >>29
││\││├●「この神社と火事は何か関係あるんですか?」と言う >>31
││\│││├@待つ
││\│││└■急いでいる。と言って逃げる >>34 BADA放課後ティータイムとの再開
││\││└A話題を変える
││\│├Aそういえば手紙をもらってたっけ
││\│└B平沢家を調べてみる
││\└A私とどこかで会ったことありませんか?
│└A神社に行く

└●とりあえず今は忘れることにしよう >>41-43
\├@男にさっきの言葉の意味を聞く
\└●話を進める >>46
\\├■記憶喪失で…… >>50 BAD@余計なことを・・・
\\├●ここは嘘をついておこう >>56
\\│├●嘘をつき通す >>58
\\││├@わからない
\\││└●あなたは知ってるんですか? >>60
\\││\├●その人物は? >>62
\\││\│├@その人は何故資料を作ったんですか?
\\││\│└●あなたはどうやって資料を手に入れたんですか? >>67
\\││\│\├●それは誰? >>69-71
\\││\│\│├@唯を呼ぼう
\\││\│\│├★梓を呼ぼう ⇒第2章 嘘偏@
\\││\│\│└B憂ちゃんを呼ぼう
\\││\│\└A嘘だ。
\\││\└Aでは私から質問してもいいですか?
\\│└Aやっぱり覚えてない、と言う
\\└B適当に誤魔化すか<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/17(金) 14:47:49.89 ID:1ngnSOkP<>>>437 6行目間違えました。ごめんなさい
│├●平沢家を訪ねる >>18<> 2章 嘘編<>sage<>2010/12/17(金) 14:51:52.19 ID:1ngnSOkP<>2章
嘘偏@梓 >>73-75
├●わかりました >>78
│├@記憶喪失は?
│└●他に誰がいるんです? >>81
│\├@この女が全ての原因だ!
│\└●落ち着け、私。 >>83
│\\├●いいですよ、『私に話せる』ことなら >>89
│\\│├●他に何か気づいたことは? >>92
│\\││├@唯を呼ぶ
│\\││├A憂を呼ぶ
│\\││└●梓、嘘ついてないか? >>94
│\\││\├@さっき言ったことはどういう意味だ?
│\\││\└●ここに来る前、どこにいた? >>96-97
│\\││\\├@実際はどうなんだ?
│\\││\\└●何でお前はそれを隠してた? >>100
│\\││\\\├●梓〜?、往生際が悪いぞ? >>102
│\\││\\\│├★平沢家に向かう ⇒嘘偏A
│\\││\\\│└A誰かを呼ぶ
│\\││\\\└Aまた手詰まりか…
│\\│└A私の記憶喪失の原因になりそうなことは?
│\\└■嫌です。 >>86 BADB復讐の黒猫
└A私が今どんな状況かわかってるんですか?

嘘偏A誘導 >>104-105
├●管理人みたいな人がいるんじゃ? >>107-108 >>109
│├@あの日のことを話してくれ
│└●何をしてたんだ? >>111
│\├@そうだな
│\└●その前に1つだけ…… >>113
│\\├●純ちゃんについて何か知らないか? >>115
│\\│├●あの日のことから >>118
│\\││├@じゃあ他に気づいたことは?
│\\││└●何かおかしい… >>120
│\\││\├@お前が嘘をついているんだ
│\\││\├A梓が嘘をついているんだ
│\\││\└●2人とも嘘をついているんだ >>122-126
│\\││\\├@神社に行くのは?
│\\││\\└★ムギに話を聞くのは? ⇒3章 呪い偏@
│\\│└A帰ってきた経緯について
│\\└A澪がどこにいるか知らないか?
└A梓の他に誰かいるのかも…<> 3章 呪い編<>sage<>2010/12/17(金) 14:56:53.27 ID:1ngnSOkP<>3章
呪い偏@琴吹家への道 >>128-130 >>133
├●折角だし、乗ってこう >>134-135
│├●迂回しよう >>147
││├●憂がいた >>166-167
│││├@急いで琴吹家へ!
│││└●憂ちゃんの無事を確認しよう >>169
│││\├●憂ちゃん >>177
│││\│├●そうだよ >>179
│││\││├@何の話をしてたんだ?
│││\││└★早くムギの家に行こう? >>181 ⇒呪い偏A
│││\│└A怪しい…嘘をつこう
│││\├Aムギ
│││\└■澪 >>172 BADF『トモダチ?』
││├●純がいた >>149-150
│││├@わかった!
│││├Aこの人を置いていくのは…
│││└●純!どういうこと!? >>152
│││\├●どうして琴吹家に行くって知ってるの? >>154
│││\│├@銃で撃たれた人は誰?
│││\│└●純は誰の命令で動いてるの? >>159
│││\│\├@1人で逃げる
│││\│\└■撃たれた人を連れて逃げる >>161-162 BADE二面楚歌
│││\└A半年間どこへいたの?
││└B怪しい男がいた
│└■このまま通ろう >>137 BADC「緊急事態B実行完了」
└■いや、何か怪しい。 >>140-141 BADD「緊急事態B失敗」<> 3章 呪い編<>sage<>2010/12/17(金) 14:58:57.52 ID:1ngnSOkP<>呪い偏A >>182-184
├●なんかおかしいぞ… >>186
│├@突破だ!一番右の門を!
│├A向こうから見て一番右…つまり一番左だ!
│└●いや、ちょっと落ち着け… >>189
│\├●じゃあ誰が…? >>193
│\│├@澪は左利きだ…
│\│└●澪は確か… >>195
│\│\├@いや、一番右だ
│\│\├■あぁ!右から二番目だ >>197 BADG「門の罠」
│\│\├●いや、真ん中だ >>206-207
│\│\│├●何でだよ…信じてたのに…… >>213
│\│\││├★じゃあムギのところに案内してくれよ >>220-222 ⇒呪い偏B
│\│\││└■何でここに来るとき邪魔した? >>215 BADJ「利害の一致」
│\│\│├A目的は何だよ?
│\│\│└■何もないけど? >>209-210 BADI「報われぬ配慮」
│\│\├■逆に左から2番目だ >>200-201 >>204 BADH「もう一つの8年前」
│\│\└Dいや、一番左だ
│\└Aじゃあ正解の門は…?
└Aいや、何でもない。

呪い偏B >>223 >>230
├@純について何か知ってますか?
└●なんであの日早く帰ったんですか? >>233
\├●お願いします >>236-240 >>245
\│├@火事の原因は?
\│└●その人はどうなったんですか? >>247
\│\├@続きを
\│\└●じゃあ… >>249
\│\\├@(…何だろ?)
\│\\└●「どうかしたか?2人とも?」 >>252
\│\\\├@さっきのは何なんだ?
\│\\\└★ムギ、さっきのことを詳しく教えてくれ >>254 ⇒4章 戯言偏@
\└Aじゃあ別の質問を…<> 4章 呪い編<>sage<>2010/12/17(金) 15:05:30.91 ID:1ngnSOkP<>4章
戯言偏@暗躍者 >>255 >>257-258
├●それと火事は何か関係あるのか? >>260-261
│├●いや、それより… >>264
││├@唯に電話
││├A澪に話を聞く
││├B闇雲に探す
││├●梓に電話 >>266
│││├@梓に合流
│││├A澪が何か知ってるかも
│││├●唯に電話 >>268
││││├@今どこにいる?
││││└●あの2人見なかったか? >>272-273
││││\├●唯達を待つか… >>278
││││\│├@あいつらを探しに行こうぜ
││││\│└★もう隠すのはやめてくれよ! >>283-284 ⇒戯言偏A
││││\└■あの2人を探しに行こう >>275-276 BADK「1人目の侵入者」
│││├C警備室に行く
│││└Dひたすら探す
││└D警備室でカメラをチェックする
│└Aそうだな…
└Aそういえば・・・<> 4章 呪い編<>sage<>2010/12/17(金) 15:07:35.33 ID:1ngnSOkP<>戯言偏A合流 >>285-286
├●何を頼んだ? >>289-290
│├@目的は何だ?
│└●あんたは何者だ? >>293
│\├@田井中律
│\├A秋山澪
│\├B琴吹紬
│\├●平沢唯 >>295-297
│\│├@何で琴吹家で暴れてたんだ?
│\│├Aあれ?女を見なかったか?
│\│├B実はさっき梓とムギが唯を殺そうとしてたんだ
│\│└●あんた…誰だ? >>299-303
│\│\├@それもそうか
│\│\└★いや、絶対に違う ⇒戯言偏B
│\└D中野梓
└Aそれは誰だ?

戯言偏B密約 >>305 >>307
├●ムギの話の続きを聞く >>309
│├●火事との関連は? >>311-313
││├●憂ちゃんの話 >>317-322 >>325-326
│││├@唯の家に戻る
│││├●神社に行く >>331-332
│││├●侵入者を探す >>334-335
││││├@女に頼まれたのか?
││││├●何をしてた? >>337
│││││└◆なあ、憂ちゃん? >>340
│││││\├@ま、いっか
│││││\└●やっぱ会ってるだろ? >>342-343
││││└Bそんなことより・・・
│││├★澪を連れてくる >>344-345 ⇒5章(終)屈折偏@
│││├D女はどこ行った?
│││├E……………
│││└●…さっきからどうした? >>328
││└A男に女がどこへ行ったのか聞く
│└A純ちゃんと何かあったのか?
├A憂ちゃんの話を聞く
└B男にどこにいたのか聞く<> 5章 屈折編<>sage<>2010/12/17(金) 15:11:38.25 ID:1ngnSOkP<>5章(終)
屈折偏@呪いの源へ >>347 >>353
├@平沢家
├●神社 >>355
│├@純ちゃん
│├A女
│└■どっちでもない >>357-359 BADL「11人の悲劇役者」
├B手紙の家(男と女がいた家)
└●いや、まだ琴吹家にいるかも… >>364
\├@唯の家
\├●手紙の家 >>369-370
\│├★思い出さなきゃだめに決まってるだろ >>373 ⇒屈折編A
\│├Aいや…
\│└Bわからない…
\└B神社

屈折編A忘却の再生 >>374-375
├●A[律&唯]>>377 B[梓&紬] >>379-380
│├●どうしてこんなところに? >>382
││├●呪いとは何だ? >>385
│││├@呪いは誰かにかけられたのか?
│││└●8年前のあの日、何があった? >>387-390 BADM 「各々の行くべき場所」
││└A澪達はどこにいる?
│└A呪いって…?
├●A[唯&梓]>>394 B[憂&斉藤] >>396 >>398 >>400-401
│├●いいだろう >>426 >>429 ⇒屈折編B
│└●いやだね >>404
│\├@やっぱ連れてきてやるよ
│\├Aお前は誰だ?
│\├●男って誰だ? >>406
│\│├@「やめろ!澪!」
│\│├A「…!」
│\│├■「どうしてこんなことを?」 >>416-421 END@「思い出さないあの日」
│\│├C「…それでいいのか?」
│\│└D(力ずくで阻止だ!)
│\└C…………<> 5章 屈折編<>sage<>2010/12/17(金) 15:18:42.90 ID:1ngnSOkP<>屈折編B「3つのルール」 >>430
├●とりあえず様子を見るか・・・ >>432
│├@火事を未然に阻止する
│└A火事の原因を確かめる ←今ココ >>433
├Aこれは幻か?
└Bこれは夢か?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/17(金) 18:41:34.86 ID:NF08aMs0<>乙です!

こっちも目処が立ったので・・・11時から12時くらいに投下します。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/17(金) 23:13:03.71 ID:NF08aMs0<>A火事の原因を確かめる 

律(…そうだ、過去に来てたとしても、それを変えられるわけがない)

律(なら…私にできるのは…真実を知ることだけ!)

///////////////////////////

 【現実にて】

澪「…調子はどうだ?」

女「2人とも脳波は安定しています、そろそろ観察を始めましょう」

澪「わかった」

男(…なにやってるんだ…この人達…)

 澪と女は律達に装着した機器と同じようなものを身に着けていく―――

///////////////////////

 【8年前、平沢家】

律「…原因を確かめると言っても…何をしよう?・・・・

@時間まで待つ
A火元はどこだ?
B…私以外にも誰か過去に来てないか?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/17(金) 23:15:47.28 ID:mRsWzEAO<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 00:04:56.03 ID:166R.fE0<>B…私以外にも誰か過去に来てないか?

律(そういえば…ムギはどうなった?)

律(…でも、この世界では帰っちゃったんだよな・・・

唯『ねえ?りっちゃん?』

律「ん?何?」

唯『憂ってどこに行ったか知らない?』

梓『唯先輩がお腹減ったって言うから夜食買いに行ったんじゃ?』

唯『おっ!そうでした!』

律「しっかりしてくれよ……

 プルルルル

唯『あっ、憂からだ』

唯『ふんふん…………了解だよ!』プッ

律「何て言ってた?」

唯『もうすぐ帰るからってさ』

梓『そうですか』

律「・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 00:05:43.18 ID:166R.fE0<>――――少し時が過ぎ――

律「…私、憂ちゃんの手伝いにいってくる」

唯『それは助かるよ!』

唯『じゃあ、夜食より先にあずにゃんを食べちゃおう!』ガバッ

梓『にゃっ!ゆいせんぱ―――

///////////

律(…ただトイレ行きたくなっただけだけどな)

律(盛り上がってるの邪魔しちゃ悪いしな)

律「ん!?憂ちゃんの部屋の電気がついてる?」

――その瞬間―

律「!!!!!!」ゾクゾクッ

律(何だ!?この悪寒!あり得ないだろ!?)

律(この部屋に入るのを…体が拒否してる!?)

律「どうすれば・・・・・・

@何かあるに違いない!
Aこの中はヤバイ!

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/18(土) 00:06:55.52 ID:fl2HMIso<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 00:33:43.59 ID:166R.fE0<>@何かあるに違いない!

律「きっと何かある!・・・

 それがわかっていても律は明かりが漏れるその部屋の扉になかなか手を伸ばせない。

 何か物音も聞こえる。

律「くそっ…開けたくない…開けなきゃ…開けたくない…開けなき

 ゴトゴト…

 不意に物音が止む。

律「あっ――

 律は何となく、全てが終わってしまったことを悟った。

梓『律先輩?憂ならこっちに

 {ぐにゃり}

 視界が捩れる。

律「う――な――

――・・・――-―

―・――・――−―

―――・

  【この世界は3つのルールだけに支配されている】

   【それさえ破らなければ…】

 律にはそれが誰の声か確かめる術がない――

 いや、確かめる必要もない。  ――――なぜなら、

 ルールを破った律が

 目覚めることは、【ない】のだから


 バッドエンドN「大誤算」

・律は過去に戻ったわけではない
・3つのルールはどれも同じようなもの
・「大誤算」はどこから始まっていたのか?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 00:37:13.69 ID:166R.fE0<>再開場所はお任せします、(>>370より前には戻らないのでそれ以降から)<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/18(土) 01:00:15.13 ID:CvUTWNAo<>>>450A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 11:43:19.06 ID:166R.fE0<>Aこの中はヤバイ!

律(入らない方がよさそうだな…

//////////////

憂『あっ!律さん?』

律『憂ちゃんか、何か手伝おうか?』

憂『いえいえ、心配しないでください』

律『そっか、遠慮しなくてもいいんだぞ?いつも憂ちゃんにはお世話になってるし』

憂『そんなこと…あっ!そろそろお湯が沸く頃かな…また後で!』タタッ

律「……

律『さて…これから何が起こるやら・・・

/////////////////////////////////////////////////
 「ない」

 何も起きない。

律(…?

 時計も止まっている。

 誰もいない。

律「あれ…?えっ…

/////////////////////////////////////////////////<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 11:44:10.16 ID:166R.fE0<>/////////////////////////////////////////////////

 【現実世界、平沢家】

純「はい、もしもし」

純「?」

純「…!…わかりました…」

・・・・・・・・・

澪「くそっ、どうなってる…」

女「…律さんは何を…」



―――その後、律が目覚めることはなかった。

 バッドエンドO「記憶の牢獄」

・「3つのルール」とは大まかに言えば「実際に起こったことと違う結果にしてはいけない」というもの
・律はどこで間違えたのだろう?
・現実世界の様子に注目

再開場所はお任せします、(>>370より前には戻らないのでそれ以降から)
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/18(土) 11:45:56.36 ID:9ma8Bpgo<>>>430
B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 17:44:00.41 ID:166R.fE0<>Bこれは夢か?

律(…これは夢か…?)

唯『ねえ、りっちゃ

律「そうだ、これは夢なんだ」

唯「?りっちゃん?」

律『いや、なんでもない…

梓『?』

////////////////

女「…? 脳波が乱れてますね」

澪「…まさか…気づいた!?」

///////////////

律「…夢なら…私が忘れたことも起こるはず」

律「…それを確かめないと」

唯【…思い上がっちゃって】

律「えっ!?」

唯『?どうかした?りっちゃん?』

律「!?…いや…何でもない」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 19:41:12.01 ID:166R.fE0<>―――少し時が過ぎ―――

律「ちょっとトイレ…

唯『あっ、廊下の突き当たりだよ〜』

律「……」

・・・・・・・

澪『…どういう意味だ?』

澪『おい!何やって――

・・・・・・・

律「…憂ちゃんの部屋――

律「確か…私が思い出さないのはこの部屋で起こったことだったはず」

律「憂ちゃんはまだ下にいるはず……

律「なのに…部屋の電気がついてる…

律「何か物音もするし…

律「…どうしよう・・・・

@入る
A「誰かいるのか?」と声をかける
B入らない

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/18(土) 19:43:49.97 ID:f840KwUo<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 19:49:38.51 ID:166R.fE0<>A「誰かいるのか?」と声をかける

律「誰だ〜?」

 「……」

澪『!は、入るな!律!』

律(…中には澪がいるのか…)

@入る
A入らない<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 19:50:32.14 ID:166R.fE0<>すいません、間違えました<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/18(土) 19:55:52.14 ID:1uWsaFcP<>ワロタ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 20:30:40.10 ID:166R.fE0<>@入る

律「入るぞ」

澪『だめだ!入るな!!」

律「いや、入るから」

 ガチャ

////////////////////

女「…これは成立するんでしょうか?」

澪「わからない…強制終了の準備はしといてくれ」

女「はい」

////////////////////////

律「えっ!?」

 律はドアを開けたが、そこに部屋はなかった。

 ただただ、黒く、暗かった。

 その部屋だけが世界から切り取られたように。

律「あっ!――

 律はその暗闇に落ちていく――

 ブツン!

 意識が途切れる…

///////////////////////////////////////<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 20:31:48.03 ID:166R.fE0<>///////////////////////////////////////

紬「う〜ん」ムクッ

律「はっ!!」ガバッ

澪「失敗か」(まあいいか)

女「そんな…」ガクッ

律「一体、何が――

澪「もういいんだ、律」ガバッ

 澪が律を抱きしめた。

律「…み、澪?」

澪「もういい、あんなことなかったんだ」

律「えっ?…あぁ…うん」

 ノーマルエンドA「闇に葬り、日常へ」

・律が見ていたのは「8年前の記憶」
・律は記憶を失ったのではなく、思い出さないだけ
・記憶の世界に入ったとき準備が足りないと「憂の部屋」には入れない






 少し難易度が高い気がしてきたので次くらいでヒントを書こうかと思います。

 でも「いや、今すぐ書けよ」って声があればすぐに書きます。

@ヒントだせよ
A早く再開しろ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/18(土) 20:32:41.64 ID:/EfaCAko<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 20:43:50.87 ID:166R.fE0<>ヒント

>>375のチーム分けでハッピーエンドに繋がる組み合わせは1つしかない
(場所、組み合わせも含めて)

補足
現時点ではまだ選ばれていない組み合わせです。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 20:48:45.28 ID:166R.fE0<>では再開します、場所はいつもどおり>>370か>>375からでお願いします<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/18(土) 20:52:53.53 ID:Dvm1xLAo<>>>375
ムギ、斉藤<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 22:25:00.87 ID:166R.fE0<>律「じゃ、ムギと斎藤さん、神社を調べてきてくださいな」

紬「…いや、神主が逃げたのは琴吹家に「自分の失敗がバレた」と考えたからだと思うから…

斎藤「私達が行くのは…賢明とは言えないかと」

律「う〜ん、じゃあ・・・・

@組み合わせを変える
A2人は平沢家へ行ってくれ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/18(土) 22:26:05.30 ID:VKSvP3go<>2<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 23:05:27.70 ID:166R.fE0<>律「じゃ、平沢家に」

紬「は〜い」

唯「じゃ、神社には誰が行くの?」

律「そうだな・・・

4人の中から2人<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/18(土) 23:06:36.07 ID:3x28eIoo<>憂 梓<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 23:09:28.50 ID:g1YoMVU0<>たぶん憂と律だと思う。勘だけど。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 23:22:28.78 ID:166R.fE0<>律「じゃあ、憂と梓で」

憂梓「はい」

律「じゃあ、唯?行こうぜ」

唯「了解だよ!りっちゃん隊員」

/////////////////////

 【手紙の家 前】

律「…誰かいるのか?」

女「来ましたね…あれ?あいつは?」

律「(男のことか)車の中だ、寝てるよ」

女「じゃあ、連れて来てもらえますか?」

律「・・・・

@OK
A嫌だね
Bどうしてあいつは寝てるんだ?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/18(土) 23:24:51.96 ID:uImdFoQo<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 23:25:29.33 ID:c1VTfuM0<>3<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/18(土) 23:26:51.25 ID:JQo2f.k0<>3<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/18(土) 23:27:51.42 ID:bx4o1GQo<>さわやか3組〜<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 23:55:21.52 ID:166R.fE0<>Bどうしてあいつは寝てるんだ?

律「あいつは気絶する直前に言ってたぞ」

 『お嬢さんには何か考えが・・・』

律「…ってな」

女「……中でお話します、あいつも連れてきてください」

律「わかった」

・・・・・・・・

律「起きろ」ペシッ

男「あう…わかった」ムニャ

・・・・・・・・

女「来ましたね…どうぞ」

/////////////////////////
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/18(土) 23:57:04.21 ID:166R.fE0<>/////////////////////////

 【2階にて】

律「澪!」

唯「澪ちゃん…」

澪「遅かったな」

唯(何ここ…病院みたいここに・・・が)

唯「これって・・・

唯「もしかして、記憶喪失を治したりできる機械なの?」

澪「そうだな、ちょっと違うけど、大体合ってる」

律「!」

律「…でも、お前の目的は…記憶を戻させないことじゃないのか?」

澪「そうだよ、でもそれ以上の目的がある」

律「?」

澪「そのためだ、2人には・・・

唯「?…あれ?何だかねむ――

律「あっ急にね――

 バタン

女「始めましょう」

澪「ああ」

////////////////////////////////<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 00:15:21.21 ID:xKAddds0<>///////////////////////

律「ん?ここは…

唯「あれ…私のいえ・・・

梓『唯先輩、律先輩、何やってるんですか?』

律「ん?梓・・・神社はどうした?」

唯「何かあった〜?」

梓『何でいきなり神社に行かないと行けないんですか…

梓『そんなことより、花火はいつやります?』

律(…なんだ…何かあったのか?)

唯(あずにゃん…さっきと服違う…部屋の内装も…もしかして…)

唯「あずにゃん、今年って何年だっけ?」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 01:46:16.50 ID:xKAddds0<>梓『しっかりしてくださいよ…20\\年ですよ?』

律「!」

唯(8年前に戻ってる…)

唯「ねえ、あずにゃ

律(唯!ちょっと!)ヒソヒソ

唯(何!?)「あ、あずにゃん、ちょっと行ってくるね!」トコトコ

梓『……』

 バタン

梓『ゆいせんぱい?……まさか律せんぱい…と…?』ウルッ

梓『う、浮気だなんて…ひ、ひどいです…』グスッ

///////////////////

律「…どうなってるんだ?」

唯「わかんない、私達は澪ちゃんに…過去?に戻されたのかな?」

律「そうだな…でも何の為に?」

唯「う〜ん…」

唯「りっちゃんはどう思う?」

律「そうだな・・・・

@過去を変えるため
A記憶を取り戻すため
B真実を知るため<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 01:48:18.70 ID:pjE9nUgo<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 13:20:53.85 ID:xKAddds0<>B真実を知るため

律「…真実を知るためとか」

唯「………」

律「…ゆい?」

唯『それって…どういう意味?』

律「?」

唯『ねえ、りっちゃん』ギロッ

律「な、何?」ゾクッ

唯「知っても誰も得しないこともあるんだよ」

律「えっ…!?」

////////////////////////

澪「…しまった!」

女「唯お姉ちゃん…」

///////////////////////////

律「それって…唯は私の記憶が戻って欲しくないってことか?」

唯「…それは――

 ガチャリ!

梓『ゆいせんぱい…なんでりつせんぱいと…?』ウルウル

唯「ちっ、違うよ、あずにゃん!」

律「そ、そうだぞ…これは…あれだ!私達、進路決まってないからさ!その相談!」

梓『ほ、本当ですか…?』グスッ

唯「そ、そうだよ!ほら、ぎゅー」ダキッ

梓『す、すいません…浮気しちゃったのかと思いました』

律(浮気って……)

――――少し時が過ぎ―――<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 13:22:32.29 ID:xKAddds0<>
律(そろそろ時間だ…)

律「…ちょっとトイレ」

・・・・・・・・・・・・・

律(憂ちゃんの部屋…何があったのか見ないと!)

唯「だめだよ、りっちゃん」

律「唯!」

唯「部屋に入っちゃだめだよ」

律「…そこをどいてくれ、唯」

唯「…どうして?」

律「どうしてって…

律『思い出さなきゃだめだからに決まってるだろ!』

唯「…やっぱり通すわけにはいかないよ」

律「…そんな、ゆ―――

 ぐにゃり

 視界が歪む。

 律はルールを破った。

 バッドエンドP「唯の覚悟」

・>>215に注目、唯は…
・紬や斎藤など、8年前のあの日に、平沢家にいない者が記憶の世界に来ても律の助けにはならない
・3つのルール
 【実際と違う行動をとってはいけない】

 【実際には知りえなかったことを知ってはいけない】

もうひとつは…?

再開場所は>>370か>>375かでお願いします。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 13:38:29.10 ID:ip5hDjQo<>>>375から
唯と梓<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 13:43:49.74 ID:xKAddds0<>律「じゃあ、神社には唯と梓が行ってくれ」

梓「わかりました」

唯「了解だよ!」

紬「…じゃあ平沢家には?」

律「そだな・・・

4人の中から2人お願いします。
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 13:44:56.14 ID:GX9d4jAo<>紬、斉藤<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 14:05:56.64 ID:OwxZsEAO<>男と女が誰かはわかったけど、やっぱり先読めないなあ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 14:19:50.79 ID:xKAddds0<>律「じゃあ、平沢家には・・・

律「斎藤さんとムギで!」

斎藤「はい」

紬「わかったわ」

律「じゃ、行こうか憂ちゃん」

憂「…はい」

///////////////////////////

 【平沢家にて】

純「しまっ―

 ガタン!

斎藤「もうあきらめろ」

紬「…質問に答えて?」

純(くそっ…まさかこの2人が来るなんて…)

純(私にできるのは……時間稼ぎ)

紬「聞いてるの?」

純「…はい」

紬「じゃあ1つめの質問・・・

@何で澪ちゃんの味方を?
A仲間は何人?
Bどうしてあの事件を調べようと思ったの?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 14:21:30.79 ID:ip5hDjQo<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 14:21:35.49 ID:1t6LtRIo<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 14:37:52.46 ID:xKAddds0<>
 屈折編C「純の思惑」

 Bどうしてあの事件を調べようと思ったの?

紬「どうして8年前に火事を調べようと思ったの?」

純「……あずさが…」

純「梓があまりにも不憫じゃないですか!」

純「憂の勝手な裏切りで犯人扱い!律先輩の記憶喪失も一番悲しんでたのは梓だったのに…

純「澪先輩も学校にあまり来なくなって…ムギ先輩もですよね!?」

紬「…あれは…家のことが…それに…学校に行くと…私のせいでHTTが壊れたことを思い出して…」

純「あなたのせい?」

紬「…私がいなければ…呪いなんて・・・

・・・・・・

斎藤「お嬢様、こいつのペースに乗せられては…

純(ちっ…)

紬「…そうね、じゃあ次は・・・

@仲間は何人?
Aあなたの目的は?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 14:39:09.80 ID:Uwcb57oo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 14:50:24.76 ID:xKAddds0<>Aあなたの目的は?

紬「何なの?」

純「…私にはありません」

斎藤「この期に及んで…

紬「待って、それってどういう意味?」

純「そのままの意味です、私は下っ端ですから」

純「でも……強いて言うなら…

紬「何?」

純「…全て戻ったら…澪先輩にベースを教えてもらいたいですね」

紬「……」

紬「じゃあ、最後の質問…


 選択なしの安価です<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 14:51:37.71 ID:UMkblw6o<>澪の真の目的<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 18:10:35.06 ID:xKAddds0<> 澪の真の目的

紬「澪ちゃんの真の目的は何?」

純「……理想として私が聞いていたのは……

純「まずはなんらかの方法で律先輩が見た『何か』を知る」

紬「?何それ?」

純「誰にもわかりません、でも…今わかってることだけでは説明できないことが多いんですよ」

紬「それをりっちゃんが見たの?」

純「…推測ですね」

紬「…待って、それだとりっちゃんの記憶が戻るんじゃ…」

純「そうですよ…そこが私にもわかんないんです」

純「澪先輩は律先輩に記憶が戻って欲しくないはずですから」

純「…だから私は澪先輩を信用できずに・・・」

紬「えっ!?」

/////////////////////////////////////////////

【手紙の家にて】

律「ちょっと待て!どういうことだ!?」

憂「黙っててくださいよ」イライラ

澪「…それが本当なら・・・」

女「でも試す価値はあるでしょう?」

澪「そうだな…

澪「とりあえず――」カチッ

律「みお…あれ?ねむ―――

憂「じゃあ次は君ね」

男「どうい―――
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 18:17:59.46 ID:xKAddds0<>不定期ですいません…次はまた2、3時間後になります。

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 18:28:31.43 ID:tgUaYuUo<>気にすることはねえ
ここは製速じゃ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 22:06:13.85 ID:xKAddds0<>////////////////////////////////////////////

【いい?よく聞いて――】

 【どこ行くの?】

 【ちょっとね】

 女の子の声が聞こえる。

 1人は少し大人びている。

 もうひとりは少し幼いようだ。

 【きをつけてね】

 「わかった」

・・・・・・・・・・

 【ここで少し待っててね】

 「はーい」

//////////////////////<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 22:07:00.24 ID:xKAddds0<>//////////////

何もおきない。

 飽きてきた。

 でも、言われた以上動きはしない。

 「ふぁ…」

 欠伸が漏れる。

 しばらくしてさっきの女が戻ってきた。

 【じゃあ、これを持っててね】

 しわくちゃの紙を渡される。

 女はまたどこかへ行こうとする。

 「ねえ、待ってよ、怖いよ」

 【すぐ来るから、絶対に動いちゃだめよ】

 「うん…わかった」

―――ただ時間が過ぎていく―

 ―そして不意に意識が途切れる。

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 22:11:24.79 ID:tgUaYuUo<>これは正解の組み合わせなのか?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 23:30:46.82 ID:xKAddds0<>
//////////////////////////////////////

男「……はっ!」

男「…?どこだここ…って家か」

男「……なんか内装がさっきと違うな…」

男「……誰もいないのか?」

///////////////////

律「今は何年だ?」

梓『20\\ですよ?』

律(8年前!?)

律(何があったんだろう…?)

////////////////////

男「何か動きづらいな…」

 男はふと近くにあった鏡を見た。

男「って…なんじゃこりゃ!!?」

男「ち、縮んでる!?…まるでガキじゃないか…」

男(これは夢か何かか?…)

男「でも…カレンダーは8年前の日付になってた…これは――

男「もしかして、俺は自分の失った記憶の中にいるのか?」

////////////////////////<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 23:31:35.46 ID:xKAddds0<>////////////////////////

憂「?どういうこと?」

女「だからあいつも記憶喪失なの」

澪「言ってなかったな、そういえば」

憂「なるほど、それで私がわからなかったんだ…」

/////////////////////////////

律「…ちょっとトイレ」

・・・・・・・・・

 【憂の部屋、前】

律「この部屋だ…」

律「…待てよ」

律「誰かいるのか?」

澪『り、律!?、だめだ!入るな!!』

律「・・・

@他に誰かいるのか?
A何でそこにいる?
B早く出てこいよ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 23:32:54.12 ID:7AySkj.o<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 23:35:19.62 ID:xKAddds0<>@他に誰かいるのか?

律「誰かいるのか?」

澪「それはっ…むぐっ!?」

澪「……だ、誰もいないよ?着替えてるとこだからさ?な?」

律「・・・

@嘘だろ
Aそっか<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 23:36:45.27 ID:v4v6h0Uo<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/19(日) 23:50:49.89 ID:xKAddds0<>@嘘だろ

律「嘘だろ」

澪「…!」

律「入るぞ」ガチャ

澪「ばっ…!」

 ガチャリ

 中には澪ともう一人人間がいた。

律「あっ―――

 しかし、律はそれが誰か確かめる前に深い闇に落ちていった。

 バッドエンドQ「見えない者」

・男は8年前に重要な役割を持っていた。
・男は8年前にも手紙の家にいた。

 もうわかってる人も多いと思いますが…>>1と>>105を見ると…

今日はここまでにします。
  

明日も>>370か>>375からはじめます。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/19(日) 23:53:23.23 ID:ip5hDjQo<>>>370
B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 02:32:50.06 ID:OlwpUMc0<>律が平沢家に行くのは無理なのかな?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/21(火) 00:02:32.89 ID:r9eq8MAO<>確かに一度行って欲しいな
正解ルートとは違う気がするけど



ていうかみんな3つのルール守れよww<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/21(火) 00:09:55.17 ID:MtqHWbA0<>ていうかこれハッピーエンドあるの?
律は律でもし思い出したとしてもつらいんだろ?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/21(火) 07:47:44.24 ID:zZsuFWM0<>これって男の正体を判明させて、澪ともう一人いたやつを判明させるんだよね。あれ、もしかしてもう一人って男・・・?なわけないか。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/21(火) 10:04:53.94 ID:MtqHWbA0<>>>514
男だとおもう。律の記憶も大事じゃないの?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/21(火) 18:55:32.26 ID:zZsuFWM0<>だな、ていうかそれが一番の目的だな。いきなり澪の所に行くのが駄目=つまりまだやることがある。あと今の所一緒になってないのは斉藤と梓。斉藤は関係無いけど梓はある。でもただ梓でやればいいって訳じゃないような・・・。それと、本来無かったことをしてはいけない。とりあえずまとめてみた。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/21(火) 23:56:17.08 ID:r6ie1GQ0<>Bわからない…

律「よくわかんないな……

梓「……」

律「…あずさ?」

梓「……いえ、それが聞けてほっとしました」

律「?」

梓「内容もわからないことに思い出さないといけない、…とか、変な感覚を持ってもらっても困りますしね」

律(そんな深い意味はないんだけどな…)

紬「……そろそろつくわよ」

律梓「おっ!」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/21(火) 23:58:37.88 ID:r6ie1GQ0<>>>375のチーム分けは明日の夕方に安価で決めます。

そろそろ正解がでる気が…
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/22(水) 07:46:26.44 ID:y/SjZFs0<>手紙の家が梓と律で、平沢家が斉藤・ムギで、神社が唯と憂だな。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/22(水) 18:57:40.50 ID:UvmL6jQ0<>律「ここだな…」

梓「…本当にここに澪先輩や純はいるんでしょうか?」

紬「わからないわね…別々に探さない?」

唯憂「…」

梓「いいアイデアですね」

律「私、唯、憂ちゃん、梓、ムギ、斎藤さん…」

律「男は車においていくとして…」

律「探す場所は、平沢家、あの家、神社…

梓「…まず、神社には誰が行きます?」

斎藤「2人ずつくらいがよろしいかと」

律「…そだな・・・・・



 6人の中から2人選択してください。
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 19:01:30.50 ID:2RGhmk6o<>唯 憂<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/22(水) 19:09:18.72 ID:UvmL6jQ0<>
律「じゃあ、唯と憂ちゃんで神社に行ってくれ」

唯「ほいほい」

憂「わかりました」

梓「平沢家には?」

律「そだな・・・

 2人選択<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 19:10:35.99 ID:EGA/Rloo<>斎藤 ムギ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/22(水) 19:12:51.37 ID:UvmL6jQ0<>律「じゃあ、ムギと斎藤さんで平沢家に…」

紬「は〜い」

斎藤「かしこまりました」

律「じゃあ…行こう」

梓「はい」

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/22(水) 19:14:07.92 ID:UvmL6jQ0<>出掛けなければならないのでここまでにします。

今日中にもう一度投下する予定です。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/22(水) 22:39:46.85 ID:UvmL6jQ0<>
 【神社にて】

一文字「あっ!唯ちゃん、憂ちゃん!」

唯憂「おばあちゃん!?」

一文字「ちょっと来てくれないかい」

唯「…はあ」

神主「……」(くそっ…)

 【平沢家にて】

純「しまっ――

斎藤「いい加減あきらめんか」

紬「そうよ、あきらめて全部話して?」

純「……はい――」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/22(水) 22:45:57.90 ID:UvmL6jQ0<> 【手紙の家にて】

律「……おま――

梓「…」

女「やっと来ましたね」

女「あいつを連れてきてくださいよ」

律「それは――

梓『いいですよ』

律「えっ?……」

//////////////////////////

 【条件はそろえば……あとは…律とあの子次第――

/////////////////////////////

 【2階にて】

澪「律か、よく来たな」

律「…何だ?ここ…」

梓「……」

男(ここは…俺の家?)

澪「さて…これからが本番なんだが…」

澪「その前に何か聞きたいことがあるんじゃないか?」

律「・・・

@ないよ
Aどうしてそこまで必死になる?
Bこの機械は何だ?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:48:28.68 ID:2RGhmk6o<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/23(木) 00:10:14.49 ID:eluvqak0<>Aどうしてそこまで必死になる?

律「どうしてだよ?」

澪「…律は覚えてないだろうけど」

澪「私は2年前…つまり火事から6年後にお前に会いに行ったんだぞ?」

律「えっ!?」

律(そういえば―――ムギに会う少し前・・・

  澪【律は相変わらずだな…久しぶり、唯、梓】

  梓【…本当に久しぶりですね、澪先輩】

  澪【そうだな、もうみんなお酒も飲めるだろ?みんなでどうだ?】

  梓【私は遠慮しておきますよ、酔うのは嫌いなんです】

  澪【そうか…残念だな……律?、2年ぶりなんだから何かないのか?】


澪「…その時、律は何にも覚えてなかった、私の名前すらな」

澪「でも、確かにあの時言ったよな?りつ?」

律「えっ…・・・

澪「まあいいか」

律「むぐっ!?」

 女が律の口元にハンカチを押し当てる。

律「ふぁ…」ガクッ

 律の意識が闇に落ちる。
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/23(木) 02:09:00.12 ID:eluvqak0<>梓「――律先輩にあの日のことだけ見せても思い出せないと思いますよ」

澪「えっ?」(しまっ…)

女「中野さん?どういうことですか?」

梓「…澪先輩にはわかってるんでしょう?」

澪「……」

女「?」

梓「…澪先輩は初めから律先輩の記憶を戻す気なんかないんですよ」

梓「真相がわかれば律先輩には思い出させないつもりだったんでしょう?」

女「…どういうことですか?澪さん」

澪「……梓の言うとおりだよ」

 澪はそう言って機器を操作していく。

澪「…ふう」

 作業を終えると澪は倒れるように椅子に座り込んだ。

澪「…これであとは律次第、私達にできるのはここまでだ」

女「……」

男(さっぱり話がわからん)

梓「…ありがとうございます。ここからは―――

男「ん?なんだっ―――

 律がそうされたように男も眠らされた。

梓『私がなんとかします』

 女が静かに歩み寄り梓に薬を渡す。

 梓はそれを飲むと眠り込んでしまった。

///////////////////////////////////////<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/23(木) 02:12:44.53 ID:eluvqak0<>今日はここまで。

明日から真相編です。

あと2,3日くらいで完結させる予定です。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 02:57:39.76 ID:RIAI32AO<>乙ダ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/23(木) 21:16:02.48 ID:eluvqak0<>屈折編D「不和の果てに」


律が目を覚ます。

 しかし、そこはさっきの機械のある部屋でもなければ、平沢家でもない。

 体が思うように動かず、頭が鉛のように重い…

律「ん……」ペタッ

 額に違和感を感じて手を当てる。 誰かが冷却シートを貼ってくれたようだ。

 ……寝返りを打つ。

 ペットボトルやドラムの本、スティックに風邪薬が視界に入ってきた。

 今更だがここが自分の部屋だと律は気づく。

律(何でこんなとこに……)

律(今何時だろ…?)

律「…?」

 携帯を見た律は何かおかしいことに気づく。

律「…高校の頃の年だ」

律(じゃあ…ここは……私の記憶の…??)

 トントントン

律「!」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/23(木) 21:17:04.19 ID:eluvqak0<>誰かが階段を上がってくる音がする。

 慌てて携帯をしまうと丁度足音が止む。

 誰かが部屋の前についたようだ。

 律には何となくそれが誰かわかっていた。

律「みお〜?」

 ガチャ

澪『超能力者か』

 澪が来た、梓達はいない。

律「…・・・」

 澪は何も言わずにベッドの側に座った。

澪『……』

律「……?」

 澪が無言であることに律は違和感を覚える。

 話題がない、というよりは自分を気遣っている感じだ。

律「・・・・・・

@「……」
A「どうした?」
B「薬、取ってくれよ」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 21:17:48.45 ID:gTIV172o<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/23(木) 21:43:13.37 ID:eluvqak0<>@「……」

律「……」

澪「……」

律「……」

澪「……風邪どう?」

 沈黙に耐え切れずに澪が口を開く。

律(頭が痛いのは風邪のせいか…)

律「まだちょい熱ある」

澪「…道理でドラムに力なかったはずだ」

 少しだけ状況がみえてきた。

律「…学祭前なのにな」

 日付から推測してそう言った。

澪「……」

律「……」

澪「…怒ってるのか?」

律「…?」

@ちょっと…
Aううん
Bよくわかんない…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 21:45:08.11 ID:y2/ksFUo<>B<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/23(木) 21:47:48.69 ID:eluvqak0<>@「……」

律「……」

澪「……」

律「……」

澪「……風邪どう?」

 沈黙に耐え切れずに澪が口を開く。

律(頭が痛いのは風邪のせいか…)

律「まだちょい熱ある」

澪「…道理でドラムに力なかったはずだ」

 少しだけ状況がみえてきた。

律「…学祭前なのにな」

 日付から推測してそう言った。

澪「……」

律「……」

澪「…怒ってるのか?」

律「…?」

@ちょっと…
Aううん
Bよくわかんない…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/23(木) 21:49:37.29 ID:eluvqak0<>2重投下してしまった…

>>538は間違いです。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/23(木) 22:52:12.78 ID:eluvqak0<>Bよくわかんない…

律「まだよくわかんない…」

澪「……そうだよな」

律「……」

澪「……薬、飲んだ方がいいんじゃないか?」

律「…そうだな」

澪「ほら、水も」

律「ありがと」

 ゴクン

澪「……」

律「……」

 そこから2人の間に再び沈黙が訪れた。

・・・・・
・・・・
・・・
・・


<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/23(木) 22:54:01.12 ID:eluvqak0<> 薬が効いてきたのだろうか、睡魔に襲われる。

律「ふぁあ…」

・・・
・・


 「おじゃましま〜す」

 「りっちゃん、だいじょ・・・

 「しー、今寝かしつけてるところなんだよ」

 誰かの声が聞こえる。

  『……律先輩』ボソッ

 …不意に手に何かがねじ込まれる。

 少ししてみんなが部屋を出て行き、部屋が再び静寂に支配される。




<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/23(木) 23:49:40.23 ID:eluvqak0<>
律「……ん」パチッ

 律が目を覚ました。

 もうすっかり日は沈んでいる。

律「…あ」

 手に紙を握っていた。

 短いが何か書いてあるようだ。

 そこには―――

 【日記を探してください、どこかにあるはずです。 
  私もこの世界に来ています。 梓】

律「・・・

@日記を探す。
A寝る。
B澪に会いに行く。
C梓に会いに行く。


 地の文を少し入れてみましたが…前の方がいいでしょうか?

  今日はここまでです。


<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 23:51:47.16 ID:21UCLwko<>@<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/24(金) 00:59:36.79 ID:3g8zXIA0<>地の文あった方がいいと思うよ<> Are you enjoying the time of eve?<><>2010/12/25(土) 00:11:11.52 ID:fOmPghk0<>@日記を探す。

律「う〜ん…」

律「言われたとおりにするか……

 とりあえず律は机の周辺を探した。

律「…?」

 10分程探して律は首をかしげる。

律「…なんでないんだ?」

 日記をつけていたのは覚えている。

 自分が覚えていないのは火事の当日のことと、おそらくここ1週間のことだけのはずだ。

 なのに…日記が見つからない。

 記憶喪失になってからも両親の勧めで日記を書き続けていた。

 無論、高校時代にもそれはあるはずだ。

 日記は外に持ち出したりしなかった。

 どこにあるのか・・・

@探し続ける
A…誰かが持ってるのか?<> Are you enjoying the time of eve?<><>2010/12/25(土) 00:14:07.97 ID:aPtPaAAO<>A<> Are you enjoying the time of eve?<><>2010/12/25(土) 00:21:57.96 ID:fOmPghk0<>A…誰かが持ってるのか?

律「…誰かが部屋から持ち去った?」

 じゃあ誰が?

律「…あるとすれば・・・

@澪
A唯
B梓
Cムギ
D私
E家族
F…いや、そんなわけない。<> Are you enjoying the time of eve?<>sage<>2010/12/25(土) 00:22:20.16 ID:mNLmcaoo<>@<> Are you enjoying the time of eve?<><>2010/12/25(土) 00:25:18.21 ID:fOmPghk0<>@澪

律「…あるとすれば――澪」

律「…澪か」

 考えれば考えるほどそれが正しいように思えてくる。

 そうならすべての辻褄が――

@合う
A合わない<> Are you enjoying the time of eve?<>sage<>2010/12/25(土) 00:25:49.97 ID:pg9IDn.o<>A<> Are you enjoying the time of eve?<><>2010/12/25(土) 00:47:39.88 ID:fOmPghk0<>A合わない

律「…おかしい」

 律は気づく、澪が日記を隠したでは辻褄が合わない。

 澪がこの時代で日記を隠したところで何の意味もないはず。

 本来、ここは火事が起こる前の世界――日記なんかまた書けばいいし、第一覚えているだろう。

 …そして、梓のメモに澪がこの世界に来ているとは書かれていなかった。

 つまり…澪じゃない。

律「…これからどうしよ・・・

@探しなおし
A梓か?
B唯か?
C家族か?
D他の誰か…?<> Are you enjoying the time of eve?<>sage<>2010/12/25(土) 00:49:03.06 ID:dECtZ9Io<>B<> MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)<><>2010/12/25(クリスマス) 02:03:50.75 ID:fOmPghk0<>今更ですが>>544 どもです。

予定より進まなかった…orz 今日はここまでです。<> MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)<>sage<>2010/12/25(クリスマス) 03:07:06.65 ID:EgJ5ZlQo<>乙ー
この展開で名前欄がこれはないぜ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/25(クリスマス) 23:57:04.00 ID:fOmPghk0<>B唯か?

律「…じゃあ…唯か?」

 いや、そんなわけない。

律「……唯でもない。ちょっと落ち着け…」

 唯でも澪でも一緒だ。

 この時代の人間の意志じゃない。

 でも……まだ可能性は残ってる。

@梓
A自分
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/25(クリスマス) 23:57:32.50 ID:mNLmcaoo<>A<> クリスマス終了のお知らせ<><>2010/12/26(日) 01:12:22.24 ID:p1GM.HA0<>A自分

律「…私だ」

律「高校生の私が日記を…?」

 自分の日記を隠す。

 …何の意味があるのだろう?

 ――不意に階下から声がする。

?『姉ちゃーん、頼まれてたやつ買ってきたよー』

 トントン

 階段を上がってきた

?『入るぜ?』

律「おう」

 ガチャ

聡『風邪は……大丈夫そうだな、ほら」

 弟はそう言って書店の袋を渡してきた。

 この時代の私が頼んだものだろう。

律「うい、サンキュー」

聡『……本当に大丈夫か?』

律「?…ああ」

聡『…まあいいんだけど……じゃ――』  

 バタン

律「…何だこれ?」ガサガサ

 袋には新品の日記帳が入っていた。

<> クリスマス終了のお知らせ<><>2010/12/26(日) 01:13:45.83 ID:p1GM.HA0<>中途半端だけど今日はここまで<> クリスマス終了のお知らせ<>sage<>2010/12/26(日) 03:07:16.29 ID:JenCdIAO<>乙ザマス<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/26(日) 11:29:41.79 ID:p1GM.HA0<>律「……」

 どうしてこの時期に新しい日記帳が必要なのか?

 ・・・考えてもわからない。

 古いのをなくしたのか、それとも…

 …そういえば古い日記帳は押入れにしまってあったはずだ。

 もしかしてそこにあるのかもしれない。

律「……」

 あった。

 段ボール箱に【日記帳】と殴り書きされている。

 …? だが、少し不自然だ。

 ガムテープでぐるぐるに巻かれ容易には開けられないようになっている。

律「こんな厳重にしたっけ……?」

 違和感を抱きながらも律は箱を開けていく……

////////////

律「…っとこれを剥がして…こっちを解けば……やっと取れた!」

 箱には古い日記帳が何冊か入っていた。

 そして、一冊だけ不自然にくたびれたものがあった。

 …表紙を見るとそれは今年のものだった。

律「…やっぱりか、でも何で?」



 律は日記帳を開いた。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/26(日) 11:32:40.23 ID:p1GM.HA0<>出掛けるのでとりあえずここまで。

…全然完結する気配がない……年内も無理かも、すいません<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/26(日) 11:57:01.79 ID:bLIL9go0<>いいよいいよ
そういう報告も、しないでいいとおもうよ
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/26(日) 14:34:06.30 ID:P4NlJ.wP<>ゆっくりでいいさ<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/26(日) 20:31:08.86 ID:p1GM.HA0<>>>562 >>563 ありがとうございます。





律「…!」

 律は驚いた、日記帳はほとんどのページが破られていた。

 残っているのは数ページだけだった。

律「…とりあえず見てみるか」

 残っているページを数える。

 ・・・・・・3ページしか残っていない。

 他にも残ってはいたが判読できそうなのはそれだけだった。

 …1ページ目を開けた。
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/26(日) 20:35:14.10 ID:p1GM.HA0<>//////////////////////////////

 【4月○日】

 今日から高校2年生だ〜!

 唯とムギが同じクラスだったけど澪だけ1組らしい。

 …あいつ、大丈夫か?(−−)

///////////////////////////////

律「…!」

 急に激しい頭痛に襲われる。

 律は頭を抱えながら2ページ目を開いた。

/////////////////////////////////

 【10月×日】

 …やっちゃったな。

 何やってるんだろ私。

 いつもそうかも。

 素直になれなくて…

 …日記にこんなこと書いてもどうしようもないので寝る。

 何か疲れた〜!

///////////////////////////////

律「…!ぐっ!」

 さらに頭痛がひどくなる。

 最後のページを開いた、日付は昨日だ。<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/26(日) 21:49:05.26 ID:p1GM.HA0<>//////////////////////////

 【△月□日】

 お昼休みに澪の教室に行った。

   。    (   #


    ;:、・


           ”
 ……澪ごめん



    *

        :・」


    ;、

////////////////////////////

そのページは涙の跡でほとんど読めなくなっていた。

 律「ぐっ…!」

 あまりの痛みに律は気を失った。

・・・・・・

 コンコン

律「…ん……」

 ドアを軽く叩く音で目が覚める。

聡『姉ちゃん、起きてる?…治ったなら下に来い、って母さんが言ってるけど?』

律「う〜ん…まだ無理かも…」

聡「りょーかい」

 トントン

 聡が階段を下りていく。

・・・・・・・・・<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/26(日) 21:49:47.06 ID:p1GM.HA0<>律「…そういうことか」

 …少しだけ思い出した。

 2年の学祭前、私が澪と・・・の仲がいいことに・・・?

 澪と…誰だっけ?

律『…???』

//////////////////////////
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/26(日) 21:50:23.47 ID:p1GM.HA0<>//////////////////////////

 俺の人生は8年前から始まった。

 というのも、それより前のことは一切覚えていないからだ。

男「……」

 『もうすぐご飯よ』

男「…うん」

 この女性は俺の母親だろうか?

 トントン

 誰かが階段を下りてくる。

男「あっ…」

 …8年前、病院のベッドで目覚めた時、初めて視界に入った顔が現れた。

男「…よ、よう」

女「…?」

/////////////////////////////<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/26(日) 21:55:01.61 ID:p1GM.HA0<>今日はここまで。

最近安価使ってないな…<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/26(日) 23:30:08.58 ID:CMtZKf6o<>乙<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/27(月) 11:15:21.85 ID:jQul3/I0<>女「…今日のご飯はなに?」

 『……ごめんね、今日お母さん用事があるから…』

女「え〜」

 【いいわ、私が作るから】

 別の女が現れてそう言った。

 【カレーにするわ】

女「わ〜い!」

男「……」

////////////////

女「ねえ、とらんぷしよ〜」

 【ごめんね、学校で使う書類を作らないといけないの】

女「え〜」

 【今日は早く寝なさい?】

女「は〜い」

女「…ほら!寝よ!?」

男「…ああ」

//////////////////////

 ・・・ん?

 ここは?

唯『ほら、次はブランコだよ?』

憂『まってよ〜』

女「ほーら!お姉ちゃん、先行っちゃったよ?」

//////////////////////////

男「……ん?」

男「夢?」<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/30(木) 16:43:49.11 ID:P0DFhZg0<>


男「…変な夢だな…」

 時計は深夜2時を指していた。

男「…?」

 タタタ…

 部屋の外を誰かが歩いていた。

 バタン

 その人物は階段を下りると玄関から出て行ったようだ。

男「…どうなってるんだ?この世界は…」

男「……考えても仕方ない…寝るか」

///////////////////

律「…う〜ん…」

 律はずっと考えていた。

 高2の学祭の直前、私は澪に…嫉妬していた。

 いや、それは正確じゃない。

 澪と…もう1人。

 それがどれだけ考えても思い出せない。

律「……」

律「…夜も更けてきたな」

律「・・・どうしようか・・・・・・

 安価で律の次の行動を決定<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/30(木) 16:48:46.74 ID:NrfRZOYo<>外に出る<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/30(木) 16:51:14.67 ID:P0DFhZg0<> 外に出る

律「…ちょっと散歩でもするか」

 ガチャ

律「う〜寒」

律「…どこ行こうか?」
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/30(木) 17:21:56.58 ID:P0DFhZg0<>あっ>>574 安価です…orz<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/30(木) 17:23:01.71 ID:9wIMOZEo<>和に会いに行く<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/30(木) 17:53:53.28 ID:P0DFhZg0<>律「…う〜ん…とりあえず適当に歩くか…

 ピリリリリ!

 静かな夜に携帯電話が鳴り響く。

律「…?こんな時間に誰だ?」ピッ

律「…もしもし」

梓「…律先輩?今、家ですか?」

律「いや…ちょっと外出てる」

梓「…何やってんですか」

律「はは…ごめんごめん」

梓「まぁいいです…・・・先輩のことは思い出しましたか?」

律「悪い、もう一回言って」

梓「・・・先輩です」

律「よく聞こえん」

梓「あれ…日記見れば思い出すはずじゃ?」

律「…私に言われても…」

律「…あっ!日記は殆ど破られてたよ」

梓「ええっ!…そんなぁ」

梓「…なら仕方ないです…唯先輩の家に来てください」

律「えっ!?こんな夜中に行ったら流石にまずくないか?」

梓「…ただ待ち合わせるってだけです」

律「りょーかい」

//////////////////////

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/30(木) 20:26:38.38 ID:P0DFhZg0<>


【数十分後…平沢家付近】

律「あっ、梓だ」

梓「律先輩、夜分にすみません」

律「いやいいんだ…っていうかさ・・・」

梓「はい?」

律「聞きたいことが一杯あるんだけど」

梓「そうですよね…」

律「まずは・・・

@この世界は何なんだ?
A日記を見ろってどういう意味だ?
Bさっき言ってた「・・・先輩」って誰だ?
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/30(木) 20:27:18.71 ID:QiqIyF2o<>1<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/30(木) 20:59:16.13 ID:P0DFhZg0<>@この世界は何なんだ?

律「まさかとは思うが・・・・・・タイムスリップってやつか?」

梓「律先輩…」

律「…梓」ゴクッ

梓「全然違います」

律「えっ!?」

梓「ここはですね・・・

梓「律先輩、私、・・・先輩とあの男、4人の記憶で構成される世界なんですよ」

律「もっとわかりやすく」

梓「…う〜ん・・・・・・夢みたいなものでしょうか?」

律「何となくわかった気がした」

梓「…じゃあここに呼んだ意味もわかりますよね?」

律「・・・

@も、もちろん!
A…すいません、梓先輩<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/30(木) 21:03:53.65 ID:2zJk0ako<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/30(木) 21:35:35.00 ID:P0DFhZg0<>A…すいません、梓先輩

律「ぶっちゃけよくわかりません」

梓「…記憶の再現だってことはわかってますか?」

律「はあ……」

梓「…つまり4人の内誰か1人はこの日、この時にこの場所に来たってことですよ」

律「あっそうか」

律「…誰が?」

梓「…私じゃないことくらいしかわかりません」

律「…そっか……」

律「…?あれ、梓は何でここに誰か来たってわかったんだ?」

梓「…唯先輩の家を見ればわかります」

律「?」

梓「玄関のドアを開けてください」

律「…」ガチャ

律「!!」

 律は確かに家の扉を開けたはずだった。

 しかし、そこに広がるのは、外と変わらない暗闇だった。

律「あれ?どうなって…

梓「律先輩!入っちゃダメ!」

律「わっ!」

梓「そこはこの日、誰も見てないからこの世界には『ない』んですよ」

律「…そういうことか」

梓「…そういうことですよ…………あっ!誰か来ました!隠れて!」

律「あわわ…」

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/31(金) 01:27:44.63 ID:SiDJatQ0<>梓「とりあえず電柱の陰に…」

律「わっ、わっ」

?「…何かしら?……猫?」

 

律「…あれか?」

梓「そうです」

 律達の前を眼鏡を掛けた女が通る。

律「…あの人がさっき言ってた『・・・先輩』ってやつか?」

梓「そうですよ」

律「こんな夜中に神社?」

梓「…みたいですね」

律「…これからどうするんだ?」

梓「…律先輩が決めてください、私にわかるのはここまでです」

律「…急に言われても・・・・・

@話しかける
A尾行
Bところで男はどこ行った?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/31(金) 01:29:21.16 ID:ZANXcio0<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/31(金) 01:47:49.35 ID:SiDJatQ0<>A尾行

律「ちょっと尾行する」

梓「がんばってください、2人もいくとバレると思うので」

律「ほいほい」

律(そーっと、そーっと…)

 パキ!

 律は足元の小枝を踏んでしまった。

律(わっ!)

?「誰!?」ビクッ

律(どどど・・・どうしよ・・・・・

@逃げる!
A諦めて顔を出す
B梓を呼ぶ
C猫のふりをする

<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/31(金) 01:50:02.17 ID:Xmv9cXEo<>C<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/31(金) 03:29:48.78 ID:SiDJatQ0<>C猫のふりをする

律「にゃ、にゃ〜ん」

?「……誰かしらないけどふざけてるの?」

律(む、むりか…でもあきらめたら…!)

律「にゃん…ふー!ふー!」

?「…そのふざけ方…もしかして唯?」

律「・・・・・・

@あくまで猫になりきる
A唯っぽい髪型にして出る
B正直に名乗る
<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/31(金) 03:34:55.54 ID:uUd1T2oo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/31(金) 04:38:50.82 ID:SiDJatQ0<>A唯っぽい髪型にして出る

律(カチューシャ外して…)

律「あ、あ」(声はこんなんかな?)

律(唯)「や、やっほー」

?「本当に唯なの…はぁ…こんな時間になにやってるの?」

律(唯)「さ、散歩だよ〜」

?「…なんか変よ?」

律「えっ!?」(しまった!声戻ってる!)

?「!その声…あなた律ね」

律「えっ!?私を知ってるのか?」

?「当たり前よ」

律「・・・

@あなたの名前は?
A何でこんなとこにいる?


<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/31(金) 09:11:36.51 ID:S3ZFJzEo<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/31(金) 12:20:24.15 ID:SiDJatQ0<>A何でこんなとこにいる?

律「なんでこんな時間に神社に来る必要があるんだ?」

?「…それは……」

?「……」

律「・・・

@「呪い」に関することか?
A私に関することか?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/31(金) 12:27:02.67 ID:yLpIn.AO<>A<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/31(金) 12:34:59.12 ID:SiDJatQ0<>A私に関することか?

律「私に関することか?」

?「…そうよ」

律「・・・

@私をどうするつもりだったんだ?
Aあんたは誰だ?<> 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/31(金) 12:38:49.72 ID:fxBTYc2o<>@<> 以下、2011年まであと1862秒。。。<><>2010/12/31(金) 23:28:59.44 ID:SiDJatQ0<>@私をどうするつもりだったんだ?

律「私をどうするつもりだったんだ?」

律(まさか…呪う…とか…)

?「……」

律「呪い…ってやつか?」

?「あら?少しはわかってるじゃない」

律「お前…!」

?「そう怒らないで、結局かけることはできなかったのよ」

律「は!?」

?「だから、あなたは呪われてなんかいないってこと」

律「・・・

@どうしてだ?
Aじゃあ他に誰か呪われたのか?


…結局年越しになってしまいました。
もう少しなのでお付き合いください。<> 以下、2011年まであと1565秒。。。<>sage<>2010/12/31(金) 23:33:57.02 ID:5/f4XGoo<>2<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/01(正月) 02:41:36.41 ID:aOCUzWw0<>Aじゃあ他に誰か呪われたのか?

律「…どうなんだ?」

 律は質問したもののその答えは見当がついていた。

?「…えぇ、そうよ。あなたの代わり…と言うのはちょっと語弊があるけどね」

律「…じゃあ――

?『ねぇ、そろそろやめにしない?』

律「はっ?」

?「いい加減こんな夢の中で油売ってないでさ」

律「どういう意味だよ?」

?「……私が誰かわかる?」

律「……わかんない」

?「じゃあそれだけは教えておくわね」

 タタタッ

 誰かが走ってきた、梓だろう。

?「ま・・・・・べ・・・か」

律「えっ!?今なん―――

 何度目だろう、律は気を失った。

 ―――…そして、物語は中核へ…―――

<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/01(正月) 03:41:54.76 ID:aOCUzWw0<>屈折編E「歪む思い」<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/01(正月) 03:43:09.42 ID:aOCUzWw0<>一旦寝ます。

また安価のない展開になりそう…<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/01(正月) 04:14:56.00 ID:p1lU0EAO<>明けましておめでとう乙<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/02(日) 01:11:20.71 ID:/fOjaeY0<>>>600 ありがとうございます

 も少ししたら投下します。<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/02(日) 01:56:36.22 ID:/fOjaeY0<>
   地の文の視点が変わっています




―――律達の高校生活、2年目の最初の日―――


 「ふぅ…」

 生徒会だからってどうしてこんなに早く登校しなければならないのだろう。
 まあ、自分が望んだことだからそこまで不満がある訳じゃないけれど。


 …ようやく到着した―――そうだ、先に新しいクラスを見ておこう。

 ……唯と同じクラスだといいな。

 「…えっと…私は・・・1組か、…唯は…

 「……2組か」

 まぁこんなことがあるのは当然だが初めてではない。
 だが…どうしてだろう、今年は異様にそれが寂しかった。

 「はぁ・・・」

 感傷に浸っているとふと廊下の向こうから先輩の声がした。

恵「ちょっとー、早く手伝ってくれない?」

 …いけない、いけない、今は仕事だ。

 「あっ、今行きます」

/////////////////////<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/02(日) 01:57:51.80 ID:/fOjaeY0<>/////////////////////

 倉庫のような空き教室で書類を探していると、ふと先輩が口を開いた。


恵「…そういえば…新歓のことなんだけど」

 「…何か?」

恵「…講堂の使用届けが1つ足りないらしいんだけど…あなた持ってない?」

 …はぁ…また律ね…

 「…ちょっと確認します、…今日の放課後までなら大丈夫ですよね?」

恵「…もう…ギリギリじゃない…」

 「すみません…」

 …何故私が…

恵「まぁ…あなたなら大丈夫だろうし…私からも先生に言っておくから…放課後までよ?」

<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/02(日) 01:59:34.85 ID:/fOjaeY0<> 「…何度もすいません」

恵「…「何度も」って…また軽音部なの?」

 …何度も、なんて言わなければ先輩は多分そのことには気づかなかったはずだ、本来担当でもないのだから。
 …なのに何故そんなことを口走ってしまったのか…

 「…はい」

恵(…この子も大変ね…最近元気もないし…)

恵「…無理そうなら明日まで待ってもらう?」

 …先輩の気遣いはありがたい、でもそれは結果として律を甘やかすことに――

 「いえ、今日中には必ず何とかします」

恵「…真面目ね、助かるわ」

 「いえ…そんな…」

恵「…今日はもういいわ、授業が始まるまでどこかで休んでなさい」

 「えっ…でもまだ…

恵「いいのよ、もうすぐ終わるし……それはそうと――

 「はい?」

恵「…もう新しいクラスは確認してきた?」

 「…はい」

恵「…その様子だと、いいクラス、とはいかないみたいね」

 …そんなに私は暗い表情なのか?

 「…まぁ」

恵「…嫌いな子がいた?好きな子がいなかった?」

 小学生と母親の会話のようだ、しかし、悪い気はしない。

 「えっと・・・

@嫌いな子がいた
A好きな子がいなかった<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/02(日) 02:02:38.26 ID:GEaHMb2o<>A<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/02(日) 02:21:28.09 ID:/fOjaeY0<>A好きな子がいなかった

 …正直に言うことにした。

 「…幼馴染が違うクラスで……他に知り合いもいなくて」

恵「…そう…でも、それはしかたないことよ?」

 …自分でもわかってる、わかってるんだけれど―――  

 バン! 机を叩いてしまった。

 『わかってますよ!!!』

恵「……」

 「でも…何だか今年は急にさ、寂しくなって…あれ?…涙が…

 …友達とクラスが違うだけで泣いてしまうなんて…本当に私、疲れてるのかな――

恵「……やっぱさっきのは無しね」

 「…?はい?」

恵「…休憩は無し、お説教よ」

 「…はい」

恵「ここじゃアレだし、移動するわよ」

 「…はい」

 先輩は教室を出る時、たまたま近くにあったポットを掴んだ。

恵「…まだ生徒は登校してきてないし…どこにする?」

 「…そうですね・・・・・

@2年1組
A2年2組
B生徒会室
C音楽準備室<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/02(日) 02:23:27.24 ID:nmXBSvoo<>B<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/02(日) 02:48:52.90 ID:/fOjaeY0<>B生徒会室

 …長引いても人が来ないところがよいだろう

 「生徒会室にしませんか?」

恵「あら?気を使わなくてもいいのよ?」

 「…いえ」

恵「…そう…じゃあ行きましょう?」ニコッ

 そんな笑顔になられても…

//////////////////

 ガチャ

恵「鍵は開いてるわね、さぁ、座って」

 「はい」

恵「じゃ、早速――

 お説教、か…まぁ高校生にもなってあれでは当然か

 「…さっきはすいませんでした、ちょっと疲れてて、ご心配をおかけして申し訳ありません」ペコリ

恵「…………」

 やはり怒っているのか…

 「あの…

恵「…ぷっ」

 えっ?

恵「ふふふ…まさか、お説教って真に受けてたの?」クスクス

 …どういうことだろう?

恵「…もう、面白いわね、お茶にしましょ?折角ポット持ってきたんだし」

 「は、はぁ」

///////////////////<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/02(日) 02:49:20.97 ID:/fOjaeY0<>///////////////////

恵「…ねぇ」

 しばらく無言でお茶をしていたが、やがて先輩が口を開いた。

恵「…クラスが離れちゃったのって…唯ちゃんって子?」

 …どうして知っているのだろう?

 「…どうして知ってるんですか?」

恵「…あなた、いつも楽しそうに話してたじゃない」

 「…?名前は言ってないはずですけど……?」

恵(!やばい…ファンクラブのことがばれる)

恵「…ま、まぁ、それは人づてに…ね?」

 「そうですか」



恵「…じゃあ…本題だけど」

 「…はい」

恵「…その子は高校まで部活をやっていなかったのよね」

 「…はい」

恵「…で、急にギターを始めて軽音部に入った、と」

 「はい」

恵「…で、あなたもほぼ同時期に生徒会に入ったと」

 「はい」

恵「…ところで……あなたはその唯ちゃんの面倒を見てたのよね?」

 「それは・・・

@はい
Aいいえ

<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/02(日) 02:53:48.45 ID:oNpXmkwo<>A<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/02(日) 03:55:25.43 ID:/fOjaeY0<>Aいいえ

 「いいえ」

恵「……」

 そうだ、先輩に聞かれてようやく気づけた。

 私が唯の面倒を見ていたのではない。

 私が唯に依存していたのだ。

 唯はとっくの昔に私の助けなんかいらなくなってたんだ。


 さっきの涙がその証拠じゃないか。

 唯には私が必要なんじゃない、

 …なんだかんだ言いながらも最後には味方になる人間が1人いればいいだけの話なんだ。

 中学までは学校で私、家で憂だった。

 でもそれは変わった、もう軽音部がいる。

 『もう唯に私は必要ないんだ』

 声にしてはっきりと言った。

 「…いつまで保護者気取りする気だったんですかね?…」グスグス

 自分を嘲るように呟いた。

 「親って報われないですね、結局最後はどこかへ行ってしまう」

恵「ふふ、そのセリフは何十年後かにとっておきなさい」
<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/02(日) 03:56:46.10 ID:/fOjaeY0<>恵「…あなたはただ寂しいだけでしょ?」

 「…は、はい」ヒック

恵「…本当は生徒会に入るつもりもなかったんでしょ?」

 「……すいません」ボタボタ

恵「…唯ちゃんに部活を勧めたのも本心じゃなかったんでしょ?」

 「…そうです」グスッ

恵「ただ、唯ちゃんが本当に部活に入ったから悔しくて、悲しくて、寂しかったんでしょ?」

 「…はい」

恵「…それを紛らわすために生徒会に入って」

恵「自分が忙しいから唯ちゃんに会えない、って思い込もうとしたんでしょ?」

恵「本当は向こうにも時間がなかったのに」

 「はい…でも…それだけじゃないんです……」グスッ

恵「なに?」

 「…て、テストの前に…私に、勉強聞きにこなくなって…く、クラスも同じなのに…」

恵「……」

 「…お茶に誘ってこなくなったり……」

恵「…………唯ちゃんも寂しかったんじゃないのかな?」

 「えっ!?」

恵「もちろんあなたの方が気にしてるのはわかってるわ」

恵「…でも、幼稚園からの付き合いでしょ? 「もう要らない」なんて私なら絶対思わないわ」

 「……」

 「わかってます…いえ…わかってるつもりでしたよ」

 「…でも…私は怖いんです…目に見えないと…確認できないと…」

 「…馬鹿ですよね」

恵「…いや、わかるわ」

 「…ありがとうございます…でも―<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/02(日) 03:57:50.89 ID:/fOjaeY0<>恵「でも?」

 「これからどんな顔して唯に会えば…

恵「ふふふ…本人に聞けば?」

 「は!?」

恵「電話繋がってるわよ」

 いつの間にか携帯が抜き取られていた…ってことは――

 「ちょ!!…先輩!…まだ…心の準備が・・・・

恵「…まあまあまあまあ」

 「そんな…

 ピッ

恵「……」

 「……」ドキドキ

唯「ほえ?…こんな時間になに〜?」

 「え、えっとね…唯…」ドキドキ

 (何言えばいいんだろ…)アセアセ

恵(頑張れ!)グッ

唯「……大丈夫なの?」

 「えっ!?」ドキッ<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/02(日) 03:58:26.58 ID:/fOjaeY0<>唯「何か元気ないし…涙声だよ?」

 「そ、そう?…」

唯「…何があったかわかんないけど…」

唯「私はぜっったいに味方だからね!」

 「唯…」

唯「…そういえば最近2人で会ってないね」

 「そ、そうね」

唯「…そうだ!久しぶりに2人で出掛けよ!」

 「!」

唯「……」

 「え、えっと・・・



唯「……もしかして…嫌だった?」ウルッ

 電話越しに唯も涙声になっているのがわかる…何やってんのよ…唯に迷惑かけてばっかしじゃない

唯「…生徒会でいつも忙しそうで…もう私なんかと出掛ける暇はない…みたいな…?へへ」グスグス

 唯は無理に笑っていた…自分がどれだけ勝手か今ようやくわかった。

唯「…そうだよね…そういえばなんか用事だった?」グスッ

 「…そうよ、ちょっと伝えたいことがね」

唯「…何?」

 『私、唯が大好きよ、今度一緒に買い物いこ?』

唯「えっ!…本当!?」

 「本当よ」

唯「えへへ…やった〜……ふぁあ<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/02(日) 04:01:24.29 ID:/fOjaeY0<>
 ガタン!

 「えっ!?ちょっと唯?」

唯「すー  すー 」zzzzz

 「寝ちゃったのね」

 ピッ

恵「その様子だとうまくいったみたいね」

 「はい、本当にありがとうございました」

恵「…とりあえず今のクラスで頑張りなさい」

 「はい、当然ですよね」

恵「ふふ、わかってるじゃない」

恵(来年のクラス名簿をちょろまかしてあげないと…)

恵「もう大丈夫ね?」

恵「…和」

和「はい」

////////////////////<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/02(日) 04:05:39.21 ID:/fOjaeY0<>和(ここか)

 私は唯のいない教室についた。

 まだ誰も来ていない。

 座席を見て、静かに自分の席についた。

 しばらくして1人、1人と生徒が入ってくる。

 …誰か話し相手になりそうな人がいないか探していた。

 

 そこに彼女は現れた。


 さっきまでの私と同じ、重い足取りで。




 それが全ての始まりだった。




澪「誰も 知っている子が いない…」

和「…澪ー!」

澪「?」

和「よかったー唯とクラス離れちゃって知っている人がいるか、心配だったの」

和「これから1年間よろし

澪『よろしく!』

 <> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/02(日) 04:06:39.77 ID:/fOjaeY0<>今日はここまで。

あー疲れた。<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/02(日) 04:20:14.93 ID:hwzJrsAO<>乙<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/02(日) 04:57:13.04 ID:IGMet5go<>めっちゃ良いとこなのに!!

乙!<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/03(月) 00:10:06.23 ID:9inzPiM0<>ふと思ったんだが恵っていつ出たっけ。思いだせん。いや、出てないなら別にいいんだが。<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/04(火) 02:01:07.29 ID:hmskefo0<>【現実世界にて】

和「・・・・・それが全ての始まりだったの」

 私は話し終えた。

 妹は何のことかさっぱりわからないという顔をしている。

澪「…」

女「…そうなんだ…?」

和「…後は、律に私のことを思い出させたわ」

澪「…そうか……いや、ありがとう」

和「…お礼なんて……

澪「……」

女「?」

和「…本当にごめんなさい」

澪「…もういいんだよ、あのことは」

女「…?」(もう…お姉ちゃんったら…私にわからない話ばっかして…)

澪「…ところでさ、和は火事から逃げ遅れて、8年間ずっと眠ってたんだろ?」

和「えぇ」

澪「何で今になって目覚めたんだ?」

和「…あなたが何かしてくれたんじゃないの?」

女「ううん、私は事件の真相が知りたくて、今日律さんをここに呼んだだけ――」

女「…やっぱり、偶然じゃない?」

和「…そうね」

女「?」

///////////////////////<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/04(火) 02:28:59.91 ID:hmskefo0<> 【記憶の世界】

律「……」

唯『ねぇ?2人ともどうしたの?』

梓「何でもないですよ…?」

唯『?』

律「……」

 私の記憶はもう殆ど戻っていた。

 当然、きっかけはあの言葉だ。

 『真鍋和』…高校の同級生だ。

 ここで、これから起こるであろうこと以外はおそらく殆ど思い出したはずだ。

 なぜ彼女のことだけが思い出せなかったのか?

 …考えてもわからない。今出来ることは―――

 クシャ・・・・・・

 梓がくれた新たなメモを広げる。

 ―――もうすぐ時間だ。<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/04(火) 03:22:26.76 ID:hmskefo0<>梓「……」サッサッ

律「…」コクコク

 梓が合図を送ってきた、時間だということを伝えているんだろう。

 私は頷いた。

 ………席を立つ口実は…トイレということにしておこう。

律「…ちょっとトイレ」

唯『…そう』

唯(りっちゃん何か怒ってるのかなぁ)シュン

 ガチャ

 廊下に出た。

 部屋から声が漏れていた。

 「ま、いいや、あ〜ず〜にゃん!」

 「にゃ!?ちょっ、唯先輩…」

 「おっ!あずにゃんが嫌がらない!?…これはこれは――

律「…相変わらずだな」クスッ

////////////////////////

<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/04(火) 03:25:06.97 ID:hmskefo0<> 次に律の高校時代回想書く予定です。

>>620 出てません、>>602が初登場です。<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/04(火) 04:11:31.04 ID:GOxutAAO<>つまり乙ということだな<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/04(火) 12:34:55.49 ID:JY2H9cE0<>ついにここまできたのか
乙<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/04(火) 17:56:12.61 ID:hmskefo0<>律「……」

 ――高校生活2年目の始業式――

唯「…えっと…あった!、2年2組か〜」

 あ、私も2組だ。

律「私もだ!」

紬「本当!?私も2組!」

 おっ!この流れでいくと…?

唯「ええっ!じゃあもしかして…澪ちゃんも?」


澪『……1組』

紬「あぁ…」

唯「うぅ…」

律「はぁ…」

 はぁ…違うクラスか……澪がいないと寂しいよ〜――なーんて、ね…。

澪「何!?その目は!?」

律「…寂しくなったらいつでも遊びに来てイイんだよ?」

 うひひ…たっぷりからかってやる…。

澪「私は小学生か!」

澪「はっ!律こそ私と離れて大丈夫か?」

 いや…あんま大丈夫じゃないかも…

澪「もう宿題見せてやれないぞ?」

 そういうことかよ…澪ちゃんったら強がっちゃって…

律「…へっへーん!平気だよーん!」

澪(えっ!?)<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/04(火) 17:57:04.81 ID:hmskefo0<>律「こっちにはムギがいるもんね〜」

紬「…」ニコニコ

澪「くっ…」

 あれ?今、澪が――

?「あっ、皆さん」

全員「ん?」


憂「おはようございます」

律「あー!似合ってる、似合ってる」

紬「初々しいわね〜」

憂「そ、そうかな…」ボソボソ

 憂ちゃんが来てくれて助かったな…あのままだと変な雰囲気になってた気がする。

 それからはいつもののんびりした空気に戻った。

 ってゆうか…

律「お前ら〜姉と妹交代した方がいいんじゃないかー?」

紬「フフッ」

澪「…」

 平沢姉妹のやりとりを見てそんなことを呟いていたら丁度チャイムが鳴った。

憂「あっ、失礼します」

律「あたしらもいくか!」

///////////////

<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/04(火) 17:58:00.92 ID:hmskefo0<>///////////////

唯「あれ?2組って2階だっけ?」

紬「えぇ」

律「…いかにも【上級生】って感じだよな〜」

 さっき澪に乙女心を壊されたからな、りっちゃんは気を遣ってあげないぞー

律『じゃあな〜1階、2年1組の…

律『秋山さーん!』

澪「……う、うるさい!」

 あれ?何か動揺してらっしゃる?顔、真っ赤にして。

紬「休み時間にまた…」



唯「ねえ?教室って――



 ………澪がいない2階へ向かう途中、階段の踊り場で、私はその時、確かに聞いた。

 さっきまでの元気な口調からは想像もできないようなか細い声で、

 澪が『さびしい』と言ったのを。










 <> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/04(火) 17:58:56.42 ID:hmskefo0<>また夜中に来ます。とりあえずここまで。<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/04(火) 19:41:09.85 ID:EczL2two<>いいぞ!乙<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/04(火) 19:46:15.84 ID:TAm/jtU0<>謎は全て解けた!!
つまり…アレってこと、だよな<> あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/05(水) 00:19:13.89 ID:RZxTQw.0<>>>632 この段階でそれってことは…



律「…そういえばこんな感じだったな…」

 高校2年の最初の日、この日が事の発端だとようやくわかった。

 あの時は誰も気づかなかったもの――僅かな不協和音。

 それぞれの思惑がそれを奏でていたのだ、とても、とても小さく。

律「…でも、梓が入ってくれて、それは一旦鳴り止んだんだよな…」

律「そう…『一旦』は――」

 再び演奏が始まった時、それはこの時とは比較にならない音だった……

 
 ――高校2年、学祭前のある日――



<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/05(水) 03:36:07.48 ID:RZxTQw.0<>梓「♪〜ふふーん♪」

律「なんかご機嫌だなー梓」

梓「えへへっ、もうすぐ学祭でライブが出来ると思うと嬉しくて」

律「初々しいね〜」

梓「…去年の軽音部のライブも見たかったです」

澪「!」ブッ!

 澪が吹きだした。…可愛いな。

律「あー…澪は去年…大活躍だったもんな…」

梓「えっ!?」

律「ステージで転ん

澪「わーーー!!!」

さわ子「去年の学園祭のライブならちゃんと撮ってあるわよ〜」

梓「あー!見たいです、見たいです!」

澪「…いや、梓…考え直さない?」チラッ

律「?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2011/01/05(水) 03:37:05.39 ID:RZxTQw.0<> 澪が必死で止めるが、味方のいない澪はどうすることも出来ない。

さわ子「唯ちゃん、りっちゃん」パチッ

 私と唯が抑えてる間にさわちゃんが『おすすめシーン』を再生した。

 …抑える時、澪が何か言いたそうな目をしてたのは…気のせいだよな。

澪「う〜…」


梓「…それにしても…ライブの時だけはちゃんと演奏するんですね」

律「言うようになったな〜…この!」ウリウリ

澪「……」イラッ

唯「…ふふっ」

紬「何?」

唯「へへ…何か色々思い出して〜ひっ…ふふふ…」クスクス

紬「あぁ〜…この時、唯ちゃん声が…ふふっ」

唯「そうそう、朝起きたら声ガラガラなんだもん…」クスクス

紬「…それで澪ちゃんに…

律「…梓にとっては軽音部での初ライブだな」

梓「はい!」

梓「…私、頑張ります!」

澪「……」

 ガチャ

<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2011/01/05(水) 03:38:28.72 ID:RZxTQw.0<>和「盛り上がってるとこ悪いんだけど」

 あっ

澪「あー和、どうしたの?」

和「どうしたの、じゃないのよ、これ」ガサッ

律梓澪「ん?」

律「…講堂使用届け…」

和「そっ、学祭の分。出してないでしょ」


律「あー忘れてた」

梓「そんなのんきな…」

律「いやー忙しくってねー」

和「……」イライラ

澪「……去年もこんなことあったな」イラッ

律「あーあれは部活申請―

 ゴツン! あいたっ!

 何かいつもより痛かったような……


<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2011/01/05(水) 03:40:46.36 ID:RZxTQw.0<>今夜はここまで。

 今回の話は1期11話にあわせてあります。

 …変なところに真面目な性格が災いして筆が遅れております、すいません。<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/05(水) 03:48:02.62 ID:2UGjqF6o<>乙
続き気になるよおお<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/05(水) 03:57:56.86 ID:HT9PsQAO<>乙<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/05(水) 08:26:45.93 ID:/fpq1dMo<>ガンバ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/05(水) 11:32:12.28 ID:G4.LcCs0<>何となく、何となくだけど分かってきた気がする・・・<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/05(水) 21:14:21.85 ID:/fpq1dMo<>ふぁい!<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/06(木) 03:09:04.13 ID:eIQzqyM0<>律「あー…じゃあ梓、書記な」

梓「えっ…私?…まぁいいですけど…」

梓「…えっと、使用者は…軽音部…



梓「……そういえばバンド名は?」

 …バンド名決めないと――

唯「平沢唯とズッコケシスターズってどうかな?」

律「あたしら何物だ!」

 今はぼけるなよ〜…まったく…

澪「ぴゅあぴゅあ、とかどうかな?」

 またかよ、つまんね。

律「も〜ネタはいいから真面目に考えようぜ」イラッ

澪『……割と本気なのに…』ボソッ

律「本気だったんかい!」


梓「…ほら人のセンスは色々ですから」アセアセ

澪『……』

<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/06(木) 03:09:57.03 ID:eIQzqyM0<>さわ子「よーしわかった!」

さわ子「私が決める!」

 『もー少しみんなで考えよう!』

梓(団結した!)

和「……じゃあ…それ、後で生徒会室に持ってきてね」チッ

澪「あっ、悪いな、待たせちゃって」チラッ

和「いいよ」(あなたが謝ることじゃ…)

唯「…和ちゃん、たまには帰りにお茶しよーよ」

和「わかった、後でメールする」

律「……」
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/06(木) 03:13:12.98 ID:eIQzqyM0<> 驚くほど進まない!

ここでお知らせ↓

 …気付いたらテストが近づいておりました。
  また更新が滞るかもしれません…
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/06(木) 04:35:19.79 ID:eumSTYAO<>おつ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/06(木) 21:06:32.96 ID:eIQzqyM0<>
律「…ま、じゃーバンド名は各自、一晩考えてくることにして…」

律「練習するか!」

梓(…えっ……)

紬「そうね〜」

澪「…学園祭も近いんだから、気合入れないとな!」

梓(あっ、別にいいのかな)

梓「はい!」

//////////////////////////

 【部室前廊下】

和「…」ピッピッ

和「……

和「あ、もしもし、真鍋です」

和「実は――

和「…はい、そうです」

和「…まぁ…正直困ってますけど」

和「いえ、流石に明日には…

和「…十分遅れてるのはわかってます」

和「…そういえば…先輩?」

和「軽音部に甘くないですか?」

和「……いや、変なこと聞いてすいません」

/////////////////////

恵「…ふー、危うくバレるとこだわ」

恵「…しかし…和…」

恵「……大丈夫かしら?」

////////////////////<> ◆JEuhH1uHN.<>sage<>2011/01/07(金) 01:43:48.14 ID:CtHhBSo0<>/////////////////////////


律「……あ〜」

律「…その後、唯のギターのメンテナンスに行って――

 …思い出したら何か恥ずかしくなってきた…

///////////////////////////////////////////

 【楽器店にて】

澪「…じゃあ…私ここで待ってるから…

全員「えっ!?」

梓「…何でですか?」<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/07(金) 01:44:28.19 ID:CtHhBSo0<>酉ついたままだった…orz

今日はここまで<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/07(金) 06:44:04.55 ID:lIN76qwo<>おう<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/09(日) 03:45:19.06 ID:bpZOz1w0<>澪「私、左利きだから…右利き用の楽器見ても悲しくなるだけだし…

梓「…あ、あぁ…?」

紬「…あぁ……

律「あ!でもほら!澪!」アセアセ

 急に何を言い出すんだよ…

律「なんかーレフティフェアやってるよ」

澪「えっ!?」

 【店内】

澪「はあーーーー」

澪「こ、ここは天国ですか?」

律(かわいい…)

澪「ここにあるの、全部下さい!」

律「落ち着けー!」

 …あれ? 唯達は先に行ったのか?

 あぁ、もうメンテナンス頼んでるな

店員「あの…これ……ビンテージギターですか?」

 …何か店員さん困ってないか?

紬「…りっちゃん!こっち来て」

律「お、おう」

紬「これ何かな?」

律「あぁ、それは――

 ん?澪はどこ行った?<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2011/01/09(日) 03:46:14.70 ID:bpZOz1w0<> 【――数分後】

梓「ギターのメンテナンス頼んできました」

律「お疲れー」

梓「あれ?澪先輩は?」

紬「あぁ…澪ちゃんなら……

店員「いらっしゃいませ!お嬢様!」

紬「あ?あぁ…どうも」

店員A「これは、紬お嬢様…お久しぶりですね―――

 あ、そういえば

律「ここ、ムギん家の系列の楽器店なんだってよ?」

梓「えぇ!」

唯「びっくりするんだよね〜あの呼び方」

/////////<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2011/01/09(日) 03:46:52.43 ID:bpZOz1w0<>/////////

店員「お待たせしましたー」

律「おおっ」

唯「はああ!」

 おー、唯のギター、綺麗になったなー

 それはいいんだけど…

店員「お代の方、5千円になります」

唯「えっ!お金取るの?」

唯「…お金ない」

律梓「えっ!」

紬「どうしたの?」

梓「いや…実は――

紬「そうなの?どうしよう…手持ちあったかしら?」

店員「お、お、お嬢様!ここは『サービス』ということで!」

全員「えぇ!」

紬「そんな、悪いわ」

店員「とんでもない!日頃お父様にお世話になっておりますので――

律「なんとかなったみたいだな…

唯「ん〜」コクコク

///////////<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2011/01/09(日) 03:47:57.44 ID:bpZOz1w0<>律「それじゃ!そろそろ帰りますか」

全員「はーい」

梓「でも…澪先輩が…

律「あー呼んでくるわ」

//////////

律「澪ーほら、帰るぞ

澪「やだ」

律「小学生か」イライラ

律「ってか、みんな待ってんだって

澪「やだ」

 いい加減にしてくれよ。

律「もー」ブチッ

 実力行使だ。

律「ほら、澪ちゃーん」イライラ

澪「わっわっ!ちょ律ー」カアア

律『はいはーい帰りまちょうねー』イライラ

<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2011/01/09(日) 03:48:50.34 ID:bpZOz1w0<>澪「やだーやだー」

律「はいはい」

 梓「なんか知り合いの方は弦を逆に張り替えて――」ワイワイ

 唯「へー」ワイワイ

 紬「…」

澪「……ってちょ!危な

 ドサッ

澪(痛い…)

律「あー…なーにやってんだよ澪――

澪『もういいよ!』

 えっ


澪『…バカ律』ボソッ


 この時の澪の言葉がきっかけかもしれない。


 …歯車は急速に狂い始め、恐ろしい協奏曲はさらに強く鳴り響いていく――
<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2011/01/09(日) 03:53:37.84 ID:bpZOz1w0<>今日からは勉強モードに入る(つもり)なのでしばらく更新できません。

2週間後には戻ってきます。
その時に一気に完結までもってくつもりです。
安価はあと多くて5,6回を予定しています。

というわけで失礼します。<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 11:12:52.57 ID:FxcXLAAO<>ぉっ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/10(月) 03:02:44.83 ID:T2LB+/5Co<>お、追いついちまったwwww
おつ<> VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/14(金) 06:48:39.12 ID:bO092GMvo<>新板にスレッドごと飛ばしてもらえるように依頼出した方がいいかもー

■ 【必読】 SS・ノベル・やる夫板は移転しました 【案内処】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1294924033/

SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

ただ>>1がいない
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

<> 1<>saga<>2011/01/14(金) 14:22:56.84 ID:QNA6Zh4S0<>1です。 移転依頼します。
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

<> 真真真・スレッドムーバー<><>移転<>この度この板に移転することになりますた。よろしくおながいします。ニヤリ・・・( ̄ー ̄)<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/15(土) 01:06:11.22 ID:Ubse5HMOo<>乙
勉強ふぁい!
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/15(土) 10:56:10.48 ID:krIQg/cE0<>忙しいのにわざわざ移転乙!<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/23(日) 18:06:49.43 ID:dkhguycSO<>そろそろかな<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/24(月) 22:04:04.68 ID:4AeVm5SAO<>…おい<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/24(月) 23:36:04.56 ID:KY8j4VBN0<>1日遅れました…すいません



 【楽器店の外】

唯「よかった〜ギー太ー綺麗になって〜」

澪「名前付けてたんだな……それ」


紬「これからどうする〜?」

律「ん〜そうだなー……」

 いや…もう帰りたいっていうのが本音だけど――

律「よし!お茶でも飲んでくか!」

梓「またお茶ですか……」


唯「あっ、ごめん。私この後…和ちゃんと約束があるんだ〜」

 タイミング悪いな、まったく。

律「え〜」

澪「えっ!? 和も来るの?」

 ?

澪「私も一緒に行っていい?」チラッ

律『えっ?』

梓「……」

唯「……あっ、そっかー、澪ちゃん、和ちゃんと同じクラスだもんね〜」

 いや、ちょっとまてよ

唯「いいよ〜」

澪「本当!?」

唯「……じゃ、和ちゃんに連絡するね〜」ワイワイ

澪『うん! ありがとー!』ワイワイ







律『……』

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/24(月) 23:49:05.22 ID:KY8j4VBN0<>【喫茶店】

唯「ふぁ〜 ここ一度来てみたかったんだ〜」

澪「お金ないのに…?」ハァ

和「…唯の分は私が出すわ」

唯「今度お小遣い入ったら今度は――

和「お願いするわ」

和「こんなんで唯?うまくやっていけてるのかしら?」

澪「それが―― ワイワイ

和「あーあるある。1度やりだしたら――





律「な〜んか、いい感じだな〜あの2人」

梓「てゆーか、何でこんなコソコソと……

紬「うふふ…何か探偵さんみたいね〜」

律「」ギロリ

梓(ひっ!……律先輩…?)

律『よし、突撃』

梓紬「えっ」<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/25(火) 00:04:37.65 ID:J/0MomUco<>なんかキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/25(火) 00:07:08.41 ID:D4ljoS8Go<>久々━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━あぁぁ<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/25(火) 00:29:39.78 ID:0Y5vzMId0<>
律「お二人さ〜ん 仲いいっすね〜!」

 空気読めよ、私。

律「どーん」

澪「わっ!……律、何でここに――」カアア

律「いやーたまたまねー」

和「……」ピクッ

唯「あれ?りっちゃん1人?」

 よくぞ聞いてくれた。

律「あ、ムギ達はあっちにいるよー」

唯「あ、本当だー」

律「いやーうちの澪が、いつもお世話になってまーす」

和(……は?)

澪「り、律ー」カアア

律「ん? 何? 何か嫌なの?」ブスッ

澪「いや…そうじゃないけど……」ボソボソ

 なんではっきり言えないんだよ。

律「ならいいじゃーん」

律「あ、何頼んでんの?―――

律「――」

律「―」




紬梓「…?」

紬『アイス……溶けちゃうのに…?』




 アイスクリームが固まってるのは本当に一瞬だけなのかもな。

 食べようとしたら、いつの間にか融けている。

 融けた後は、手にベトベト付いてくる。

 ……はっきり言って、



 気持ち悪い。
 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/25(火) 00:33:27.20 ID:0Y5vzMId0<>短いですけどここまで。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/25(火) 00:52:47.91 ID:WCHc+Pako<>いいぞ
しえn<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/26(水) 22:15:20.86 ID:muB3iQJL0<>【喫茶店前】

唯「……和ちゃん、一緒に帰ろ」

和「わかったわ」

紬「あ、私今日はここで……」

唯「みんなー! また明日ねー!」

梓「唯先輩! また明日!」

澪「…和、また明日な」

和「あ、…う、うん」カアア

律「……」ムカッ

 ……また和かよ。



 【帰り道】律澪梓


澪「…な、なぁ、律?」

律「……」ムスッ

澪「……??」アセアセ

律「……」

 澪が焦っている。

 その態度が私は嫌なのに……気づいてよ。

律「……ふん」グスッ

澪(……えっ?)



梓(……何か気まずいなあ)


梓「……あ、私はここで失礼します」

律澪『!』

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/26(水) 22:16:06.33 ID:muB3iQJL0<>【帰り道】 唯和

和「ねえ、唯」

唯「……何?」

和「……あの子って、いつもああなの?」

唯「……ほえ?」ドキドキ

和「とぼけないでよ、律のことよ」

唯「…それは…!」

和「……それは?」

唯「……」

和「……」

唯「…ごめん」

和「別に謝ることじゃないわよ」

唯「…本当に?」

和「うん」

唯「…和ちゃんって時々1番大事なことを隠してる」

唯「……小説みたいに」

和「…何?それ?」クスクス

唯「……」

和「ゆーい、私は別に本気で怒ってる訳じゃないのよ」

和「唯が大丈夫って言うなら律も見えないとこでは真面目にやってるのよね?」

唯「えっ…あ…それは―

和『そうよね?』

唯「……うん」

和「……」イライラ<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/27(木) 02:02:09.98 ID:QfilnclM0<> 【田井中家前】

律「じゃあな」

 結局、私は終始無言だった。

澪「……ああ」

 澪も私と帰って不機嫌になっているようだ。

律「……」

 バタン

聡「あ、お帰り、姉ちゃん」

律「うるさい」

聡「はあ?」

律「……」

 何もかも嫌になる。

 ガチャ、バタン

 自分の部屋に逃げ込んだ。



 ……その時、私は何を思ったのか



 
    日記帳を開いた。



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/27(木) 02:05:03.14 ID:QfilnclM0<> 今日はここまで。

 そろそろEにしようか…<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/27(木) 19:03:43.38 ID:FA1SPBdAO<>乙<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/29(土) 22:44:55.77 ID:zjbIVFRJo<> C <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 01:26:30.88 ID:9WUUADP40<> //////////////////////////////

 【4月○日】

 今日から高校2年生だ〜!

 唯とムギが同じクラスだったけど澪だけ1組らしい。

 …あいつ、大丈夫か?(−−)

///////////////////////////////

律「はは…大丈夫じゃないのは誰だよ……」

澪、澪、助けてよ。



//////////////////

【4月×日】

 新歓は大成功だな!  

 澪も慣れてきたみたいだし!

 さわちゃんの変な衣装は勘弁〜

/////////////////

 また澪のことかよ

 ライブの日くらい何か書かないのかよ、私

/////////////////////

 【4月0日】

 梓が入ってきて唯は本当に嬉しそうだ

 …あ、そーいえば、みんなが帰った後、澪がネコミミを…

 あー写真撮っときゃよかった…

//////////////////////

律「な、何書いてんだよ…」カアア

 これじゃ…まるで…




/////////////////////

 【8月▼日――


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 01:27:50.58 ID:9WUUADP40<> 最近滞り気味ですいませんorz

2月上旬はまた止まるかもしれません… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/30(日) 02:35:40.43 ID:lv+4CFG0o<> いいと思う!
日本勝ったしえん」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/30(日) 10:30:54.19 ID:2Uncn/jAO<> 進まないな… 頑張れ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/02(水) 01:53:35.41 ID:dkMEaz1c0<>  【8月▼日】

 合宿終わった! 楽しかった〜!

 てゆーかムギの家は別荘、何個持ってるんだ…

 あー、そういや合宿中は澪とあんまスキンシップしてないなー

 唯っぽく言うなら澪分がたりな

/////////////////////

バチン!

律「はーはー……」



 私だけがいつも澪のこと考えてて…

 私だけが親友だと思ってて、

 私『だけ』が澪のこと



 大好きで。


律「…うぅ…やだよ…澪……」グスッ

/////////////////////

【今日の日記】


【10月×日】

 …やっちゃったな。

 何やってるんだろ私。

 いつもそうかも。

 素直になれなくて…

 …日記にこんなこと書いてもどうしようもないので寝る。

 何か疲れた〜!


/////////////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/02(水) 01:58:04.01 ID:dkMEaz1c0<> ///////////////////////

澪「…律…今日なんか変だったな……」

澪「……ていうより、今日はみんな変だったような…?」

澪「律…大丈夫かな」

////////////////////////

唯「ねえ、うい?」

憂「何?」

唯「りっちゃんのことどう思う?」

憂「…?律さん?何で?」キョトン

唯「いやー…私と一緒でちょっとうっかりさんだから…

憂「だから?」

唯「……部長さんとしてどうなのかなあ…って」

憂「……」

唯「うい?」

憂(…もっと他に……)ボソッ

唯「えっ!?」

憂「?何?お姉ちゃん?」

憂「あ! もうこんな時間だ…早く寝ないと…」

唯「う、うん…わかった…」

//////////////

梓「…眠い」

/////////////

和「何て量なの…」イライラ

和「…こんな量…曽我部先輩はどうやってこなしてるんだろ…

女「ねえ、トランプ〜」

和「…早く寝ようね」

女「は〜い」

男「姉ちゃん…はやくねよ…」

 
 バタン


 何で私が軽音部の世話を毎回毎回…

 わざわざ部室まで書類、持っていったのに……

 

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/02(水) 01:59:45.07 ID:dkMEaz1c0<> とりあえずここまでです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/02(水) 03:26:17.56 ID:B5E5WxqSO<> 頑張れ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/02(水) 09:53:29.67 ID:jw7wwBuAO<> 忙しいみたいだが頑張れ!
毎日チェックしてんだぜ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/03(木) 00:43:30.55 ID:sXetwdch0<> 応援ありがとうございます。 
更新したいのは山々ですがまとまった時間がとれなくて…




 【次の日の朝・田井中家前】

 昨日は変な1日だったな…

 律は機嫌悪そうだったし、和は何か元気がなかった…

 
 何か今日は肌寒いな…



澪「お〜い!律ー!」

澪「……」

 ――また寝坊か?


////////////////////


 ガチャ

律「…

澪「律、おはよ」

 眠そうだ……大丈夫かな?

律「……」

 え?無視?

澪「律?」

律「……」

澪「おい!律!」

律「!」ビクッ

律「な、なんだよ…怒鳴らなくてもいいじゃんか……」グスッ

 !? 今、泣いてた?

澪「り、律?」オロオロ

律「……」



律『な〜んでもないよ! いこうぜ! み〜お!』

澪「あ、あぁ…?」




 何だろう……律が怖い。



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/03(木) 00:45:33.51 ID:sXetwdch0<> 今日はこれだけです… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/03(木) 07:15:20.22 ID:j2uIEUKNo<> いいぞ
しn <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/06(日) 23:09:50.91 ID:9ml0LAvM0<> 追いついたww

支援あげ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/07(月) 16:03:35.98 ID:IkQ6aMDAO<> 追いついちまった…
見てる人いるよー

支援 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/09(水) 01:29:53.46 ID:I4w79AB60<>
律『で、唯がさー……』

律『その時の梓がまた面白くってさ……』


澪「……?」

 また、律の様子がおかしい。

 …怒っているようにも、寂しそうにも見える。

 何だか不自然だ。


 ……あ!もしかして……

澪「律」

律「…な、何?」

澪「もしかして…


澪『宿題忘れたのか?』

律「」

澪「…」

 やっぱりか、…まったくしょうがない奴だな。

澪「私が見てやるから…そんなに落ち込むなよ!」

律「…うぅん」

澪「え?」

律「大丈夫…宿題、ちゃんとやってきたから…もういいよ…」

澪「…でも…」

律「いいってば」

澪「じゃあ――

律『いいって言ってるじゃん!! バカ澪!!!』ダッ

澪「えっ…?

 あっ…律が行っちゃう…

 遠くに――

////////////////////



 支援どうもです。

 急に視点が変わっていたので読みづらかったかもしれません。

 今日はここまでです。
   <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/09(水) 09:24:49.93 ID:g0mqFAeAO<> 来てた\(^o^)/

頑張れ!
待ってるよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/10(木) 00:00:01.23 ID:ZlIRHt7P0<> ///////////////


女「ねぇ」

男「なんだよ」

女「最近、和お姉ちゃんさ、変じゃない?」

男「へん?」

女「そうだよ……何か元気な

 ドンッ!

女「きゃっ!」

男「! 大丈夫!?」


?『わっ! ごめん、ごめん!』

?『ちょっとぼーっとしててさ……ごめんね』

女「…うん」

女「あっ、荷物、落としちゃった…」

?『あ…拾うの手伝うね…』



?『……真鍋さん…っていうんだ』

女「うん」

?『……かわいいね!』

女「ありがとう、大きいお姉ちゃん」

?『いやいや…ごめんね』



男「姉ちゃーん! 早くー!」

女「あっ…またね! 大きいお姉ちゃん!」

?『おうっ! 勉強がんばってね〜』

/////////////////////////


 【昼休み】

澪「……」

 律…何であんな怒ってたんだろ……?

 ……いつもみたいにふざけてるって感じでもなかったし。

 何か小さいことでイライラしてたのかな…

 だったら――

@今朝のことは忘れよう。
A誰かに事情を聞いてみよう


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/10(木) 00:07:08.50 ID:IEBxOKiDo<> @ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/10(木) 00:16:55.74 ID:ZlIRHt7P0<> @今朝のことは忘れよう。

澪「」

 ……そうだよな、誰だってイライラすることはある。

 今朝のことはなかったことにして、いつも通りにしていよう。

 さ、お昼だ。

和「澪、食べよ」

澪「あぁ!」

/////////////


 【2年2組】

律『今日から学祭まで、昼休みも練習するから』

唯紬「えっ!?」

律『ほら、行くよ、音楽室』

唯「え〜…放課後だけで十分だよ〜」

律『……』ギロッ

紬「!」ビクッ

紬「ゆ、唯ちゃん! け、ケーキたくさん持ってきたから…頑張ろう!?」アセアセ

唯「う〜…わかった〜」

唯「でも、2人を呼ばないと」

律『私が呼んでくるから、先に行ってて?』

唯紬「うん」

//////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/10(木) 00:17:53.48 ID:ZlIRHt7P0<> ここまでで。

 安価使うの久しぶりだな… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/10(木) 15:26:45.94 ID:km1ILwUFo<> VIPと違って人も少ないし安価やめたらどうだろうか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/10(木) 15:52:14.73 ID:3U9N3EjAO<> でも、もうすぐ終わるそうだし安価有りでもいいんじゃね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/10(木) 17:58:16.89 ID:5gj7CnpvP<> このスレに関しては安価で止まってる時間は短い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/10(木) 21:07:35.22 ID:ZlIRHt7P0<>
>>699さん、前に書いた通り、予定はあと2〜4回ですしとりあえず今回はこの形式でいかせてください。
話の進みが遅いのは1の遅筆のせいです。
     


/////////////////////////////

【1年2組】


純「で、その時さー―――

憂「――それでどうしたの?」

純「あ、そこでさ――

梓「ふーん…

純「本当、ビックリしたよ〜……って、あれ?」

梓「純?どうかした?」

純「律先輩だ」

梓「えっ?」


梓「あっ、本当だ、行ってくる」

憂「練習?」

梓「う〜ん…」

律『あ〜ず〜さ! 早く!』ニコニコニコニコ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/11(金) 00:02:38.42 ID:BKI0I2HT0<> ///////////////////

梓「何ですか?律先輩?」

律『あ、今日から学祭まで昼休みも練習するからさ、呼びに来た』ニコニコニコニコニコニコ

梓「えっ…」(お昼まだなのに……)

律『ほら、行くよ』ニコニコ

梓「えっと――

@お昼まだ食べてなくて…
Aわかりました
B…何か変ですよ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/11(金) 00:15:56.77 ID:QCq1rSM4o<> A <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/11(金) 12:11:18.07 ID:BKI0I2HT0<>
Aわかりました

梓「まぁ、学祭前ですし…当然ですよね」

律『流石は梓! じゃ、先行っててよ、唯とムギはもう行ってると思うから』ニコニコ

梓「? 律先輩はどこに行くんですか?」


律『? 私…? あぁ、澪を呼びに行くんだよ』

梓「……そうですか」

律『? 梓?』ニコニコ

梓「はい?」

律『何か様子が変じゃないか?』ニコニコ

梓「えっと…

@気のせいじゃないんですか?
A実は… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/11(金) 12:29:29.44 ID:xNPWSTWAO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/11(金) 13:17:00.73 ID:BKI0I2HT0<>
A実は…

梓「あの…

律『ん?何?』イラッ

梓「えっと…

@お昼ご飯…
Aやっぱり何でもないです
B……変なのは律先輩の方でしょ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/11(金) 13:25:00.46 ID:l6ZtT6dJo<> A <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/11(金) 13:45:26.36 ID:BKI0I2HT0<> Aやっぱり何でもないです

梓「やっぱなんでもないです」

律『あ、そう。 じゃ、また後で』ニコニコ

///////////////////


 【部室】

梓「こんにちはー」

紬「!」ビクッ

唯「う〜あずにゃ〜ん」

梓「?…どうしたんですか?」

紬「あっ…何だ、梓ちゃんか…」ホッ

唯「う〜お腹空いたよ〜」

梓「えっ!? 先輩達もお昼食べてないんですか?」

唯紬「そうなの〜」

梓「……もう、律先輩は何考えてるんだか…」

////////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/11(金) 22:09:18.10 ID:PWpCDDs7o<> しえん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/11(金) 23:55:01.87 ID:hHLPjYfK0<> //////////////////

 【廊下】

律「……」

 食べ損ねたアイスクリーム

 もう食べられないとしても

 それをあんなやつに渡すのは癪だ。

憂「あ、律さ

律「」ギロッ

憂(ひっ!?)

憂(り、律さん…何があったんだろう?あんな怖い顔して……)

憂(でも……今はそれどころじゃないよね)


//////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 21:13:44.90 ID:ixErYEXGo<> あれっ追いついちゃった
続きも期待してるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 23:49:52.35 ID:f0mpLvJR0<> ///////////////

 【2年1組】

澪「なあ、和」

和「何?」

澪「……」

和「?」

和「……何か心配事でもあるの?」

澪「…えっ?」

和「……『澪』なら何でも相談に乗るわよ?」

澪「えっと・・・

@実は…
Aいや、何でもないよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 23:50:52.53 ID:aEIDX4/9o<> A <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/14(月) 23:05:01.11 ID:MkPYygMuo<> おっ来てた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/18(金) 10:15:14.09 ID:BgPPd05AO<> まだー?
毎日覗いてるけど待ちきれないよー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/18(金) 18:34:43.60 ID:+qlP+r4AO<> 一気に完結させるんじゃなかったのか〜
頑張れよ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/18(金) 19:22:04.29 ID:4BaLF/x30<> 今一番気になるSSです!
続きが見たい! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/20(日) 12:06:32.09 ID:gVDpXj4z0<>
Aいや、何でもないよ

澪「ごめん、和、やっぱいいや」

和「そう?」

澪「……あ、そういえばさ―――

///////////////

 【部室】

唯「あずにゃん、りっちゃんが戻ってくる前にご飯食べちゃおー」

梓「…う〜ん」

紬「……」

梓「そうですね」

////////////////

 【教室】

澪『うわー綺麗なお弁当!』

和『そんなことないよ、あり合せのもの詰めただけだし』

澪『えっ!? 自分で作ってるんだ、すごい!』

和『やだな、そんなことないってば』

澪『いやいや、私なんて……


律『はい! ランチタイム終了ー!』


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/20(日) 12:11:48.91 ID:xvNtHOezo<> 来た〜
期待してるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/20(日) 12:37:28.32 ID:gVDpXj4z0<> 澪「えっ……律…?」

澪「いや…私は今から…

律『これから学祭までは、昼休みも練習するから』

澪「えっ…?」


律『ほら、行くぞ』


///////////////////

和(……何? 今の態度…)

和「はぁ……

 ブーブー

和(ん?電話?)

和「もしもし?」

和「……あっ!」

////////////////////

 【廊下】

澪『…急に練習なんて…どういう風の吹き回しだ?』

律「ん? 別に」

澪『はぁ?』

律「だから別に、って言ってるじゃん」

澪「…」

律「何? なんかあるの?」

澪『…いや、別に?』

律『』

澪「……」

律「あっそ」

/////////////////////





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/20(日) 12:45:16.17 ID:gVDpXj4z0<> 短いけどとりあえずここまで。 夜に来れそうだったらまた来ます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/20(日) 13:01:07.83 ID:xvNtHOezo<> 待ってるぞ
今度こそは絶対に安価をとる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/20(日) 14:44:51.84 ID:WvowL6RP0<> >>723
無理だな、俺がいる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/20(日) 17:31:27.96 ID:iUfef05AO<> >>724
俺もいるぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/20(日) 18:34:12.46 ID:+7Unuz8AO<> >>725
あたしもいるから <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/20(日) 22:01:36.94 ID:xvNtHOezo<> ちょっwwwwwwwwお前らのノリがwwwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/20(日) 22:34:35.52 ID:Jdp9Ckwf0<> >>726
ワシもいるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/20(日) 23:01:57.97 ID:7Tv+u1SyP<> >>728
オイどんもいるでゴワす

安価はまだかいなー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/21(月) 00:04:04.43 ID:MovPobSh0<> 【部室】

梓「…ふぅ…何か食べた気しませんね」

唯「だってりっちゃん来たらすぐ練習しないといけないじゃん?」

梓「……」

唯「?」

梓「……」

唯「あずにゃん? どしたの?」

梓「いや…

紬「」

梓『何か…律先輩が変だ

紬『梓ちゃん!』

唯梓「!」ビクッ

紬「あっ……ごめんなさい」

唯「……」

梓「……いえ

//////////////////

【2年1組】

和「はぁ…」

恵「…いや…和?」

和「はい?」

恵「…本当に(あなた)大丈夫?」

和「はい、必ず何とかします」

恵「いや、そっちじゃなく

 ブツッ

和(…さて…早く部室に行かないと…)

 ブーブー

和「…? また曽我部先輩かな…


和「……あ、憂だ」

@電話に出る
A電話に出ない
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/21(月) 00:05:40.41 ID:lp71BrQ9o<> A <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/21(月) 00:08:22.50 ID:0xfIot/8o<> ちくしょう…あと2分早く見てたら… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/21(月) 00:53:30.66 ID:Fh2Bxxp4o<> まだ>>1は寝てないはずだ
まだチャンスはある… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/21(月) 01:18:55.65 ID:MovPobSh0<>
A電話に出ない

和「…今は別にいいや」

 ブツッ

和「それより……

 プップップップップップップップップップップッ

和「…もしもし」

////////////

【1年2組】

憂「」

 ツーツー

純「で、今度は道でこけちゃってさー…って、憂?」

憂「…」

純「…うい? どうかした?」

憂「……ちょっと行ってくる」ガタッ

純「えっ? ま、待ってよ!」


純「あ…行っちゃった」


純「……ふんだ」

//////////////////

 【生徒会室】

恵「あ、先生、こんにちは」

掘込「お、曽我部か、どうした?」

恵「いや…ちょっとお願いが」

掘込「何だ?」

恵「先生、次の授業、2年1組ですよね?」

堀込「そうだが?」

恵「ちょっと真鍋さんを呼んでいただけませんか?」

堀込「真鍋? 伝言なら私が…

恵「いえ、直接話したいので」

堀込「そうか、わかった」

恵(あの子…また何か勘違いして責任感じてるみたいだし)

堀込「それだけか?」

恵「あ、はい。こんなことでお呼びしてすいません」

掘込「あ、そうだ」

恵「?」

堀込「学祭の書類の期限、今日までだろ?」

恵「え? そうでしたっけ?」

堀込「まったく…早くだせよ?」

恵「はーい」

/////////////////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/21(月) 01:20:01.92 ID:MovPobSh0<> //////////////////////////

 【部室前階段踊り場】

 ピリリリ

律「ん? 誰だ?」

 ピッ

律「もしもし」

和「…私よ」

律「…何か用?」

和「用よ、1階の空き教室に来て」

律「私、今3階なんだよ、用なら大好きな生徒会室あたりにそっちが来なよ」

和「…その部屋は訳の分からないような人は入れないんだけど」

律「……ふーん。 じゃそっち行くわ」

和「当然よ」

 ブツッ


澪「…どうした?律?」

律「」

律「ちょっと行ってくる」

澪「は!?」



澪「……何だよ」

澪「私の気持ちも知らないで…」

///////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/21(月) 01:21:15.46 ID:MovPobSh0<> 【空き教室】

律「何?」

和「『何?』じゃないわよ」

和「書類は? 早く出してよ」

律(…なんだ、そんなことか)

律「あ〜わかったわかった…

和「馬耳東風ね、……こんな規則あるの知ってる?」

律「あー」

和「部長としての業務を怠り、それが生徒会の運営に支障をきたす場合は部長を辞めさせることが出来るのよ」

律「…」ピクッ

和「…何回書類出し忘れた? 何回部長会議さぼった?」

律「……」

和「…ま、今のあなたにはどうでもいいのかも知れないけど?」

律「…どういう意味だよ」

和「澪のことよ、頭の中はそのことで一杯でしょ?」

律「な…

和「…昨日からよね、お茶に割り込んできたり、お昼を邪魔したり」

和「…そんなに澪が私と話すのが気に食わないの?」

和「…あなた達、ただの幼馴染でしょ? それがど

 ただの幼馴染?

 ただの? 幼馴染?

 タダノ? タダノ? トクベツでもない タダノ?

 バチン!

律「……うるさい」

 ガタン!

律「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい」ギリギリ

和「ちょ……首…く、苦し…

和(……しょ…正気じゃ…ない…

和「…あっ…置物……が…もうちょっと…手が…

 

 ヒュッ 

律「え?」


 ゴン



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/21(月) 01:22:53.16 ID:MovPobSh0<> ////////////////


憂「…和ちゃん…どこ?」


憂「もしかして…あの教室…


//////////////

憂「和ちゃん!」

憂「えっ…?


 そこには血だまりが出来ていた。

 その中心には1人の少女が鈍器を手に佇んでいた。

憂「…確かに、ここに来てって頼んだけど…

憂「……もっと早く、私がこれば…?」

和「うっ…そんな…私、そんなつもりじゃ……



唯紬梓「りっちゃん(律先輩)? ここですか?」


唯「え」

梓「そんな……」

紬「……!」



/////////////////////

バッドエンドR「連嘆時殺」

・曽我部と堀込のやりとり
・憂は何故この教室に和を呼び出したのか?
・律が反応した言葉と澪の独り言


 ヒントはあんま書くとあれなんでこれくらいで
 どうでもいいですけど安価とったの結局誰だったのか……
 >>733さん、すいませんが今日はここまでにします。
 次は>>730の「@電話に出る」から書きます。
 あと希望が多いので予定より安価増やすかもしれません。
 次からはやっぱ予告した方がいいですか?

 あともう1つ、バッドエンドの番号間違ってたらすいません。 

 長文失礼しました。 寝ます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/21(月) 01:49:28.21 ID:Fh2Bxxp4o<> 安価取れなかったのは残念だが
とりあえず乙でした〜
おやすみ〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/21(月) 04:35:13.35 ID:wmeOXVFAO<> 乙(^-^)
分岐をリアルタイムでみれてワクワクしたよ
予告はやっぱ欲しいな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/21(月) 13:56:14.40 ID:X3d66fcjo<> もう話の流れを覚えてない… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/21(月) 19:04:42.10 ID:MovPobSh0<> >>740 最近のやつは1期8話とか1期12話とか見ながらだとわかりやすいかもしれません。
    

 あと今日投下出来るかどうかはまだ未定です。
 投下の1時間位前には予告します。 日付変わっても音沙汰なかったら今日は来れません。

 では。

  <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/21(月) 20:05:11.35 ID:RgdpbFeAO<> 待ってるよー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/21(月) 20:10:51.40 ID:TL5FaLYQo<> GOOD
待ってるぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/21(月) 20:14:18.82 ID:zqoJu1LK0<> woo <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/21(月) 20:47:56.61 ID:Fh2Bxxp4o<> 今日こそは安価をとって見せる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/21(月) 22:33:35.68 ID:BDUQgRkAO<> 追いついただと…!?未完結なのか… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/21(月) 23:14:59.37 ID:MovPobSh0<> 少しですけどとりあえず投下はします。 また少ししたら来ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/21(月) 23:30:52.92 ID:0xfIot/8o<> OK <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/21(月) 23:51:25.67 ID:MovPobSh0<>
@電話に出る

和「何? 憂?」

憂「和ちゃん、話があるっていったじゃん、1階のあの教室に来てよ」

和「あぁ…わかったわ」

///////////////////

【1階空教室】

和「憂?」

憂「あ、来てくれたんだ」

和「…忙しいの、何?」

憂「……」

和「…」

和「…憂? どうしたの?」

憂「和ちゃん。 どうして忙しいの?」

和「?」

憂「ただの高校生がどうして昼休みから忙しいの?」

和「…私は生徒会だし?」

憂「和ちゃん…私はそういうことあんまり詳しくないんだけど……

憂「そんな休む暇もないような仕事なわけないと思うんだけど」

和「……もう行くわ」

憂「あっ!…和ちゃ

 ガタン


憂「あぁ…

憂「…この部屋でも…だめ……?」

///////////////////

 【部室前】

澪「……」

律「……」

澪(……なんか気まずいな)

澪(どうしよ…

@何か喋る
A無言
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/21(月) 23:54:55.66 ID:0xfIot/8o<> @ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/22(火) 00:12:48.65 ID:EqEW1Kpy0<>
@何か喋る

澪「なぁ…律」

律「……ん」

澪「…何なんだ? 今朝から様子が変だぞ?」


律「……」

澪「律!」

律「」ビクッ


澪「……怒鳴ってごめん。 でも答えてくれよ」

律「」

澪「……私のせいか?」

律「…」

澪「…律…お願い…答えてよ」


律(…違うよ)ボソッ

澪「えっ!?」

律「…違うよ、澪のせいじゃないし、そもそも今に始まったことじゃないし!」

澪「?」

律『…ま、気にしないで!…ってこと! ほら、行こうぜ!澪!』ニコニコ

澪「うん……」ゾクッ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/22(火) 00:23:00.24 ID:EqEW1Kpy0<> もう少し書こうとしたけどここまで

Eのサブタイが思いつかない……これ安価にしようかな。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/22(火) 00:28:22.92 ID:NB2UPzLAO<> 乙

特に思いつかなかったら安価でいいんじゃね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/22(火) 00:52:19.85 ID:UVhYMesZo<> Fじゃないのか?
>>598でEになってるんじゃ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/22(火) 07:08:16.35 ID:EqEW1Kpy0<> >>754さん、ありがとうございます。Fです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/22(火) 15:35:19.70 ID:LCJcYQBH0<> けいおん部の思い出とかどうでしょうか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/22(火) 17:29:02.84 ID:EqEW1Kpy0<> では安価で756から765までの中からFのサブタイを決めます。
その中から1の独断で選ぶ。…という形にします。

あと、Fで一旦完結とします。

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/22(火) 17:44:00.66 ID:kJjJX8eAO<> Fの内容知らないからつけようがないってばよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/22(火) 18:13:26.92 ID:EqEW1Kpy0<> そうですね…単語だけ書いてあとは1任せでもいいですし

とりあえず最終章で真相が明かされる。と考えてください。

あと募集増やします 770までで。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/22(火) 18:41:37.77 ID:vnq5lBzho<> 事件の真相とかか?
ストレートすぎるか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/22(火) 19:56:54.63 ID:kJjJX8eAO<> 把握b

記憶の収束
とか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/22(火) 20:01:18.10 ID:UVhYMesZo<> スレタイまんまで
思い出さないあの日 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/22(火) 20:13:49.78 ID:vnq5lBzho<> BADだったら記憶の欠片とか思い出せない記憶とか
ハッピーだったら昔の思い出とか心の扉とか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/22(火) 21:30:13.55 ID:Cha7PetAO<> シンプルに終幕とか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/22(火) 22:28:54.72 ID:k8cdHuNF0<> 私と澪 とか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/22(火) 23:37:48.95 ID:43hjGpQrP<> 憂ちゃん誕生日おめでとう とか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/23(水) 00:37:23.80 ID:Muxh+EyAO<> まごころを君に <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/23(水) 01:03:28.82 ID:d7iNkc8Jo<> 1章 律偏 >>2

2章 嘘偏 梓 >>73

3章 呪い偏
@琴吹家への道 >>133
A紬の苦悩 >>182
Bノロワレタ家 >>223

4章 戯言偏
@暗躍者 >>255
A合流 >>285
B密約 >>305

5章 屈折偏
@呪いの源へ >>347
A忘却の再生 >>374
B「3つのルール」 >>430
C「純の思惑」 >>494
D「不和の果てに」 >>533
E「歪む思い」 >>598



F「忘れた日」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/23(水) 15:53:35.37 ID:aYxRjDOMo<> 追いついた…!
めちゃくちゃ面白いんだけど胃がキリキリする <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/23(水) 17:06:22.20 ID:Muxh+EyAO<> ラスト・メモリー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/23(水) 18:48:00.09 ID:UAC9pve9o<> >>770をからめて
「ロスト・メモリー」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/23(水) 20:48:52.26 ID:gQjxDO560<> みなさんありがとうございます! 

どれにしようかな……投下する時はまた予告するのでとりあえず失礼します。

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/24(木) 01:59:31.90 ID:365VAJXK0<> かなり悩んだんですが…

「ラスト・メモリー」でいきます。
考えてくださったみなさん、ありがとうございます。
他の案は別の形で使わせていただくかもしれません。

本文はまた後日になります…orz <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/24(木) 20:47:45.92 ID:RCmD1Nc2o<> グッド
支えn <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/24(木) 21:19:30.71 ID:pd2Zz8070<> 続き待ってるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/24(木) 22:13:13.08 ID:I89oAndAO<> 散々引っ張ったんだ。
ラスト期待してるよ。ちょっと寂しいけど頑張れよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/24(木) 23:45:28.52 ID:365VAJXK0<> 屈折編F「ラスト・メモリー」

///////////////////////////

律『…』ニコニコ

澪「……」

 また、あの顔だ。

 笑っているけど笑っていない、例えるなら『笑顔』の仮面をつけているような……

 …外せるのは…私だけ?

 だったら…

澪「…律?あのさ

律「ん?何?澪?」ニコニコ

澪「……」ゾク

律「???」ニコニコ



澪「…何でもない」

////////////////////


 【部室】

律「みんな〜お待たせー!」ニコニコ

唯「…あ、お、お帰り……りっちゃん…」

梓「……」

澪「…練習。するのか?」

律「んー…」

律『どうする?』

唯梓紬「?」

澪「…練習しないのにわざわざ呼んだのか?」イラッ

律「……・・」

紬「…えっと…あんま時間ないし…お茶は放課後ね!」

律「…あぁ」

澪「そうだな」

唯梓「」

////////////////////////////////



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/24(木) 23:48:03.63 ID:365VAJXK0<> 全然進まない……もううすぐ過去編終わるので待っててください。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/25(金) 00:54:45.83 ID:e47PQItyo<> 乙ー
いよいよ最後か <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 14:50:30.14 ID:p+y5TbRAO<> ありゃりゃ〜 止まっちゃったかぁ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/28(月) 00:46:02.89 ID:5tEUbQ90o<> しかし
待ち <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/28(月) 23:31:33.45 ID:MQYiFezHo<> wktk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/01(火) 14:39:17.94 ID:iFst1o1qo<> >律「・・・う〜んこの部屋にいるか?」ガチャ

これ見たときびびった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 23:18:11.07 ID:C7LnVA8E0<> 最近これなくてすいません…30分くらいしたら投下します。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/01(火) 23:49:26.56 ID:XZlzdxlN0<> 承知した <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/01(火) 23:50:46.98 ID:j4B6C43co<> よし、間に合った待機 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 23:52:37.16 ID:C7LnVA8E0<>

律「いや〜今年の学園祭は〜澪、どんな風に盛り上げてくれんのかな〜」

 りっちゃん達が戻ってきた…何だろう……どこかおかしい。

澪「……」

律「去年はパンチラだったし〜」

澪「…」

律「今年は…へそ出しとかかな〜」

澪「」イラッ

律「あ、それとも〜


澪『練習するんだろ!』

唯梓紬「?」

唯(…澪ちゃん?)

律「するよ〜」ニコニコ

澪「……だったら――

律「せいっ!」

 ?

律「たこ焼きー」

 りっちゃん…何がしたいの?

澪「はぁ?」

律「えへへへへへ」

 ?

律「ポニーテール!」

 ??

/////////////////////////

律「つーん!」

澪「ちょ…や、やめろって…!」

澪「もう…なんなんだよ!」

律「…」

律「あーそうそう おすすめのすっごい怖いホラー映画持って来たんだけどー




澪(…律…?)

澪(?…様子がおかしい…何か言った方が…)

@「…」
A「もう教室戻るぞ!」
B「練習するぞ!」
C「唯ー何とかしてくれー」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/01(火) 23:54:02.25 ID:j4B6C43co<> @ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/03(木) 01:16:44.00 ID:CuXSrxuo0<>
@「…」

澪「…」

律「ほら!み〜お!」

律「? 澪?」

律「お〜い」

・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・


//////////////////////////////

 律がなにか言ってる…………ん?

 りつ、ってこんなんだっけ?

 こんな不気味にニヤニヤ笑ってたっけ?

 
 …いや、違う。

 りつはこんなんじゃない

 本当の律は――――

 じゃあ

 目の前にいる彼女は?


 …あぁ、簡単じゃないか

 つまり――


////////////////////////
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/03(木) 01:18:16.63 ID:CuXSrxuo0<>
唯「…み、澪ちゃん?」

澪『……』

律「ほら、みーお! このホラー映画さ

澪『誰?』

律「?」ニコニコ

唯「?」

紬「澪ちゃん?」

澪『ムギ、こいつ誰だよ? 律は?』

唯梓「へ?」

澪『律はこんなのじゃないだろ ほら律は? 何処?』ニコニコ

唯「……!」

律「」ニコニコ

澪「」ニコニコ

律「」ニコニコ

澪「」ニコニコ

梓(なんだろう…気持ち悪くなってきた……)



//////////////////////////////////////////////////////////////////

 あれ? 何か違うような――


 ……どうでもいっか。

///////////////////////////////////////////////////////////////////



  バッドエンドS「感染」

・ノーヒントです。


とりあえず今日はここまで
予告なしで申し訳ないんですが直前のA、B、Cから選択お願いします。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/03(木) 01:23:40.90 ID:mXbZ0GHeo<> B <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/04(金) 12:37:51.99 ID:6rmkCCJEo<> 話は別に問題ないんだけどさ
年末にあと少しとかいったり一気に完結させるとか言っておいて
ここまで時間かかってるってのはどうよ

目処くらいつかんもんかね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/04(金) 12:43:05.64 ID:czt9MS+Jo<> 今日見つけて一気に追いついてしまった… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/04(金) 18:44:57.91 ID:6Gnugiyz0<> 呪いが効き始めてる?あの日までまだあるのに早いな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/04(金) 20:04:21.81 ID:TMUED2oAO<> おせぇwwwwww <> Actress
◆RitsuEZ3ik<>sage<>2011/03/05(土) 01:48:49.24 ID:fGqzGZ+DO<> こういうの書いたことがある奴にはわかるが、精一杯やってもこんなもんなんだよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/05(土) 07:16:32.09 ID:QvdCxFUAO<> 年末どころかもう3月だな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/05(土) 22:26:21.26 ID:KqR27ZYn0<> 最近また来れなくてすみません…

>>792 795 797

その点については本当にすみません
元々この時期に時間がとれないことはわかっていたので早めに終わらせるつもりだったんですが…

とりあえず30分くらいしたら投下します。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/05(土) 22:57:23.15 ID:KqR27ZYn0<> B「練習するぞ!」

澪「練習するぞ! いい加減にしろ、律!」

律「えーいいじゃーん…あ、このホラーの見所は……

澪(聞いちゃいない…)

律「で、ここがさー……

澪(もう一回何か言わないと…)


@「もう教室戻るぞ!」
A「唯ー何とかしてくれー」
B無視する <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/05(土) 23:06:45.35 ID:qQf2Xg+oo<> A <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/05(土) 23:47:16.52 ID:KqR27ZYn0<> A「唯ー何とかしてくれー」

澪「唯ー何とかしてくれー」

唯「ほえ!?」

梓(!…ちょっと……澪先輩…今のは…)

律「……」

唯「…?」

澪(ん?)

唯「り、りっちゃん? 練習しよ? ね?」アセアセ

律「……」

紬「…」

澪(…?何だよ…急に静かになって…

@「練習しよう」
A何も言わない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/05(土) 23:50:58.58 ID:XuHV2RGIo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/06(日) 00:03:51.20 ID:OcuCvr1g0<> すいません、今日はここまでです。 またしばらくこれないかもしれません <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/06(日) 00:49:12.78 ID:Q22AsxP1o<> 乙ー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/06(日) 11:37:25.94 ID:AFbrISFR0<> なんで失敗しそうな選択肢を選ぶんだよ <> Actress
◆Ritsul4OZIKd<>sage<>2011/03/06(日) 12:00:13.81 ID:9wCWLGgDO<> >>805
バッドエンドコンプしようとしてるんだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/14(月) 08:17:25.45 ID:QBxE5jkSO<> まだか
生存報告でもいいからしてくれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/14(月) 10:21:12.25 ID:/2GH6kcAO<> >>1まさか… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/14(月) 17:09:46.76 ID:vYRfCX2DO<> 無事でいてくれ……! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/14(月) 18:56:11.46 ID:B4xX7M1s0<> 1は東海地方在住なので今の所地震の影響は受けておりません。

ご心配おかけしましたorz <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/14(月) 19:19:41.43 ID:0MXC1W/yo<> はい、生存確認 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/14(月) 23:40:22.85 ID:kQU3s7CJ0<> ばっさりだー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/14(月) 23:52:13.46 ID:zHRxRdA+0<> がんばってね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/03/18(金) 01:16:44.39 ID:SGB0usy+0<> A何も言わない

澪「…」

律「……」

澪「…」

唯「……練習……する?」

梓「……あの・・・」

紬「……」


澪『……』

律「……」



律「…あーー!」

紬「」ビクッ

律「なんだよ、言いたいことあるなら黙ってないではっきり言えばいいだろ!」

澪「はあ?」

律「何が『はあ』だよ!?」

唯「な…何? どうしたんだろ…」オロオロ

紬「……お、お茶にしない!? …お茶にしよ…? ね?」

紬「そ、そうだ、今日美味しいタルトを…

梓(な、なんとかしなきゃ……なんとか……はっ!)

梓(そうだ! ネコミミで…

梓「み、みなさん! 仲良く練習しましょぅ……」

律澪「…」

紬「……」

唯「…」(あずにゃん…)

梓(は、外した…)



律「う〜ん…まあ……練習するか…」

唯(ほっ)

澪「やろっか」


部室に安堵の空気が流れる中、演奏は始まった。


唯梓(ん?)

 ?

澪「……」スッ

 澪ちゃんの合図で演奏が止まる。

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/03/18(金) 01:18:01.83 ID:SGB0usy+0<>
澪「……律? …あのさ、ドラム、走らないのはいいけど……パワー足りなくないか?」

律『…………』

澪「……? 律?」

律『・・・・・・』

澪「」ムッ

澪「おい!り

律『あーごめん』

全員「!」

律『なんか』『調子でないよー』

律『また、放課後ねー』

 りっちゃんが部室を出て行く…

唯「ふぇっ!? りっちゃ

澪「いいよ、唯」

律『   』

 でも……いま…

唯「へ……でも…」

唯「……」



澪「ばかりつ……」





梓「…あ、次の授業体育なんで……失礼します」タタッ

 …後輩の後姿は、どこか寂しげだった。

唯澪紬「」



 ――――何分かして、2人も部室を出て行った。

 
 私をのこして。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/03/18(金) 01:20:20.13 ID:SGB0usy+0<> とりあえず明日からは再開します。

今日はここまでで…
<> Actress
◆8MTPmAqd3U<>sage<>2011/03/18(金) 02:44:27.95 ID:NR3c8vRDO<> >>816
おお、GJ
ひとまずおつ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/18(金) 20:48:41.19 ID:xcC6YHeP0<> 展開が予想できない...
1000までに終わりそう? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/03/19(土) 01:27:59.79 ID:BVpBTXtK0<>  【放課後・部室】

梓「あ、こんにちは」

唯「……あずにゃーん」

梓「? どうしたんですか?」

紬「……色々あってね」

梓「……律先輩ですか?」

唯「…………うん」

紬「魂が抜けたみたいだったわ」

梓「何があったんですか?」

唯「ムギちゃん…何か知ってる?」

紬「……私もよくわかんないけど…」

梓「そ、そうですか……」

唯「……やっぱり…澪ちゃん、かな?」

梓「……確かに…何か2人とも不自然でしたよね」

紬「そういえば澪ちゃん……遅いね」

梓「……」

唯「……」

紬「……」


 ガチャ

紬梓「!」

さわ子「あれ? 今日のお菓子は?」

唯「何だ〜さわちゃんか…」ガクッ

さわ子「……? 何かあったの?」

梓「実は――――



さわ子「……なるほど」

唯「さわちゃん、私達どうすればいいかな…」

さわ子「そういうのは本人同士がねぇ――

梓「……確かに、何もできませんよね」

さわ子「最後まで聞きなさいよ!」

紬「まぁまぁまぁまぁ」

唯「…じゃ、今日はここまでにしよっか」

梓「……そうですね」

紬「じゃあ…また明日ね」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/03/20(日) 22:51:30.30 ID:UVKehmjE0<>  【部室】

 ガチャ

澪「……みんな、帰ったのか」

澪「……」


 ガチャ

澪「…? 何で2人が一緒に?」

律「……さっきそこで会ってさ」

澪「ふーん」

?「……」

澪「……」

律「・」

?「!」

澪「?」

?「あー…私、帰るわ…

澪「えっ…ちょ――

 バタン

澪「」

律「…」

澪「……何だよ」

律「何が?」

澪「…一体どうしたんだよ、最近お前変だぞ?」

律「…『最近』?」

澪「…あぁ」

律「…最近って具体的にいつからだ?」

澪「・・・

安価>>821 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2011/03/20(日) 23:27:02.33 ID:EklDV801o<> 一週間 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/03/22(火) 23:52:14.03 ID:OU+2K1NZ0<>
澪「あー…1週間くらい前か?」

律「……ふーん」

律「やっぱ私も帰るわ」

澪「えっ!?」

澪「ちょっと、待っ


律『うるさい! お前なんかに心配されたくないんだよ!』

澪「え……

 バタン!

澪(……)

 律が肩を怒らせて部室を出て行った。


 残された私は…

@律にメール
A律を追う
B帰る
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<><>2011/03/23(水) 00:11:28.02 ID:mI9NkOWAO<> よっしゃ!
初安価!

2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/03/28(月) 08:48:37.95 ID:rHMA1prAO<> まさかオチ考えてなくて困ってんのかなぁ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/03/28(月) 19:13:55.51 ID:wLkUJp590<> A律を追う

澪「律! ちょっと待てよ!」

律「…」タタッ

澪「おい!」


 律が階段を駆け下りていく。

澪「はぁ…はぁ…」

 2階についた。
 律の姿はない。

澪「えーっと……」

 何か手掛かりになるものは……
 
 ……あった!

 ドラムスティックが1メートル程先に落ちていた。

 …ん? あの後姿…もしかして!

澪「おーい! 律ー!」


////////////////////

律「…ありがと、匿ってくれて」

?「いえいえ」

律「……私は帰るわ」

?「そう…じゃあね」

律「……うん」

//////////////////////


しずか「何? …秋山さんだっけ?」

澪「あれ!?」

///////

澪「あ〜完全に見失った……」

澪「律……もう、帰っちゃったよな…

澪「はぁ……帰るか」


>>824 すいません、過程を書くのに時間がかかっています <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/03/28(月) 19:43:48.60 ID:FCsfeN2n0<> まあ>>1のペースで構わないから、
逃げるのだけはやめてくれよな。
最後までみたいから。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/28(月) 20:08:30.53 ID:T0p6Q1FDO<> 俺も最後まで見たい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(宮崎県)<><>2011/03/29(火) 15:11:27.33 ID:xnIdPwe70<> 気楽にやればいいじゃん
どうせ次スレたてればいいし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/03/31(木) 14:54:10.23 ID:C/jLFs7AO<> 逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2011/04/02(土) 19:30:53.70 ID:gEAjeP6AO<> このSSとマギカ…早く完結するのは一体どっちか!? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/04/02(土) 21:14:53.26 ID:YYVOMa12o<> マギカは4月中には完結する(らしい)からなあ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2011/04/04(月) 11:08:12.80 ID:wxjH8ANAO<> なんかもう伏線忘れた(・ω・`) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2011/04/07(木) 02:49:31.85 ID:2jmrYhoA0<> 雰囲気でいいから
伏線とかスルーでもいいから書いて <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/04/08(金) 21:45:11.20 ID:kSdj1eLAO<> 壮大な伏線張っちゃったからね
大変だ(・∀・) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/04/09(土) 10:42:37.20 ID:8q5mGDiAO<> 謎解きマダかー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/04/13(水) 23:25:49.06 ID:eqOv/4NQ0<>  【澪の家】

澪「はぁ……ただいまー……」

澪母「お帰り……どうしたの?」

澪「い、いや何もないけど!?」アセアセ

澪母「……ふーん?」

澪「…うん」



/////////////////////

【律の家】

律「もう……やだ」

 律は日記を読み返していた。

//////////////////////


――とある春の日――

 やばい

 なにがやばいって……
 唯だ。
 テストで赤点とってきた。
 私の点数見せたら「こんなの、りっちゃんのキャラじゃないよ……」とか言われた(-ε-)

 ……その後、唯ん家で勉強会した。 澪が教えてたし、追試は大丈夫だろうな。


////////////////////

――とある夏の日――

合宿終わった! 楽しかった〜!
 てゆーかムギの家は別荘、何個持ってるんだ…
 あー、そういや合宿中は澪とあんまスキンシップしてないなー
 唯っぽく言うなら澪分がたりないーーー!


//////////////////////

――とある秋の日――

唯め〜!
 ギターのメンテナンスくらいちゃんとしとけ〜ヾ(--;)
 私だってメンテぐらいしとるわ!

 なんかとっても疲れけど……まぁ当然ちゃ当然か。

//////////////////////

――とある冬の日――

 郵便受けに謎の手紙が入っていた。
 「な、なんだ!?この意味深な文章は! ……まさかラブレ」
 ……とか思ってたら澪の新しい歌詞でした( ̄□ ̄;)!!

 変な期待さすな! このバカチン!

///////////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/04/13(水) 23:26:31.80 ID:eqOv/4NQ0<> ///////////////////////

 …また春の日


 【4月○日】

 今日から高校2年生だ〜!

 唯とムギが同じクラスだったけど澪だけ1組らしい。

 …あいつ、大丈夫か?(−−)

//////////////////////////////

 そして今日は…


【△月□日】

 お昼休みに澪の教室に行った。

   。    (   #


    ;:、・


           ”
 ……澪ごめん



    *

        :・」


    ;、

////////////////////////////

 ……読んでる内に涙出てきてなんも書けないよ…

 あたまガンガンするし。

 澪のこと考えると悪化する気がするし。

 きょうはねよう。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/04/13(水) 23:28:36.14 ID:eqOv/4NQ0<> とりあえずこんだけです orz

伏線は最後で一気に回収するつもりです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/04/14(木) 00:50:03.44 ID:8x59PAHAO<> 早く和ちゃんを出してくれ// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<><>2011/04/14(木) 20:22:13.22 ID:h01TBnBAO<> 次はいつになるかだけでも教えてー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/15(金) 01:44:30.31 ID:z+t7hoJto<> 続き待ってるぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2011/04/15(金) 22:06:12.78 ID:vZGVffeAO<> 進まないね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/04/16(土) 00:33:59.03 ID:yKs2RQ2/0<>  【次の日の朝】

 ピリリリリ


澪「……ん?」

 アラームとは違う音で目が覚めた。
 ――どうやらメールの様だ。

 【from 和】

 【件名 もしよければ】

 【本文 今朝いっしょに登校しない? ちょっと話があって】


澪「……?」

 何かちょっと引っかかる文章だ。
 家がそんなに近いわけでもないし……
 でも…話があるって言ってる以上断るわけにもいかないよな

澪「……」

 ピッピッ

 【わかった、どこで待ち合わせる?】

 

 ――――メールで待ち合わせ場所を相談していたら、いつの間にか時間が経っていた。

澪「早く朝ごはん食べないとな」

 

 ……トーストをかじりながら窓の外を見た。

 ……曇り空だ。

/////////////////////////

>>840 すいません、ちょっと未定です

 今日はここまで。 過去が想像以上に長くなってる…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/04/16(土) 23:05:09.86 ID:yqsuOFhAO<> マギカですら完結のめどがたったのに <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/17(日) 00:06:01.25 ID:tghD40oXo<> もういっそのこと全部書いてから投下しちまった方がいいんでねーか
1,2レスだけだとなんかやきもきするww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/04/17(日) 21:22:19.96 ID:wwDrrzVAO<> 過去の律と澪の辺りよくワカンネ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2011/04/19(火) 18:49:41.61 ID:hbN06psAO<> オチ決まってないだろこれwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/04/19(火) 20:14:37.90 ID:ekfutjkC0<> >>845
確かにちょくちょく生存報告をしてくれるなら俺もその方がいいと思うな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/04/20(水) 00:15:36.11 ID:gKVyvRMq0<> >>844 え?

>>845 >>848 ある程度溜まってから投下するようにします。 

>>847 そんなまさか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/04/28(木) 01:54:19.27 ID:G/EPZCslo<>  【通学路】

澪「……」ピッピッ

 【to りつ】

 【件名 】

 【本文 ごめん、今日用事あるから朝は各自で】

 メールを打ち終えて間もなくすると向こうから声がした。

和「澪ー!」

澪「あぁ、おはよう、和」

和「ごめん、待った?」

澪「ううん、それより早く行こう? 話があるんだろ?」

和「そうね」




「……ん? あれって……?」

///////////////////

 【真鍋家】

男「ねーちゃーん おきろー」

女「……あと5分」

男「…じゃなくて」

女「だから何〜?」

男「和お姉ちゃんが出掛けたんだってば」

女「え?」

男「…朝は温めて食えって言ってたんだけど…」

女「?」

男「…電子レンジの使い方がわからん」

女「」

男「…」

女「……はいはい、今起きるから…」

女(私もわかんないんだけど…)

///////////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/04/28(木) 01:55:11.25 ID:G/EPZCslo<> /////////////////////


聡「ねーちゃーん おきろー」

律「……」

聡「おーい!」

律「……」

聡「だからもうあ

律『今日は休むわ』

聡「? 熱でもあんのか?」

律『お、よくわかったな、大正解』

聡「…普通に元気そうなんだけど」

律『うるさい、寝るから』

聡「あーはいはい」(風邪でご機嫌斜めだな)

///////////

律「……」

 律はさっき携帯に届いたメールを見た。

律「………………」

 あーやっぱ澪怒ってるのかな……

 ……そもそも…澪は悪くない。
 私が勝手にイライラして八つ当たりしただけだ。
 …今日は休んじゃったけど、
 明日、ちゃんと謝ろう。

 あー、頭痛い…………寝るか。


 ブーブー

律「…………ん?」


 メールだ。

///////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/04/28(木) 01:56:09.25 ID:G/EPZCslo<> /////////////////


 コンコン

憂「お姉ちゃん、朝だよ〜」

 「…………」

 ガチャ

憂「?あれ…お姉ちゃんいない……トイレでも行ったのかな?」


憂「あー…でも今日は日直だから早くいかないと…」アセアセ

憂「あ……せめてメモを…」


 憂は書置きを残して慌しく家を出て行った。


//////////////////////


 【数十分後】

憂「おはよ〜」

梓「あ、憂おはよ」

憂「……あれ? 純ちゃんは?」

梓「また寝坊じゃない?」

憂「う〜ん……」

梓「…そういえば、今日は憂もいつもより遅くない?」

憂「あぁ、ちょっと先生から頼まれごとされて」

梓「あ、そうだったんだ」

 ガタン!

純「……ふー…ギリギリセ

 キーンコーン……

梓「…本当にギリギリだね」

純「…はぁ…疲れた…」

梓「で? 今日はどうしたの?」

純「いや〜それが運命の出会いというか、なんというか……

梓「……夢の中で?」

憂「!……」チラッ

純「違うってば!」

憂「2人とも……次、移動だよ?」

純梓「あ」

///////////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/04/28(木) 01:56:58.97 ID:G/EPZCslo<> /////////////////////


唯「おはよ〜!」

紬「おはよう、唯ちゃん」

唯「ふぅ…あれ?りっちゃんは?」

紬「お休みみたいなの」

唯「そうなんだ〜」

唯(りっちゃん…風邪で機嫌悪かったんだね)

唯「じゃ! りっちゃんの分のケーキは私が…

唯「いや…あずにゃんにあげようかな…」

紬「…唯ちゃん、今日は元気ね〜」

唯「ふふふ…」ニヤニヤ

紬「?」

////////////////////////////


 【休み時間】

 ブーブー

唯「…あれ?りっちゃんからメールだ」

唯「ムギちゃんにも来た?」

紬「……うん」

唯「……これって――

///////////////////////////
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/04/28(木) 01:59:28.50 ID:G/EPZCslo<> ///////////////////////////

【放課後】

 音楽準備室には当然、律の姿はない。

梓「律先輩……来ませんね、昨日の放課後も…今日も…」

唯『…どうしたんだろう』

紬『……』

澪「……」

さわ子「…そりゃあ、澪ちゃんが冷たいからじゃない?」

澪「ええっ?」

さわ子「軽音部のために! 1日りっちゃんのおもちゃになってきなさい!」

さわ子「そうしないとりっちゃん、心が荒んで、食べれもしない牛丼の――

唯『……それ、失恋した時のさわちゃん先生だよね』

さわ子「はい?」ギロッ

唯「ひっ!?」

澪紬「……」

梓「でも……もしこのまま戻ってこなかったら?」

全員「「えっ?」」

梓「学園祭のライブ……どうなるんでしょう…」

唯紬「…」

澪『……練習しよう』ガタン

唯『ええっ…りっちゃんなしで?』

澪『仕方ないだろ……

唯『ええっ……

梓「……でも」

梓「律先輩…呼びに行かなくていいんですか!?」

澪「…………


さわ子「もしくは代わりを探すとかねー」

澪「えっ……

さわ子「まぁ、万が一のことも考えとくってことだけど」

唯『ええっ! でも…


紬「りっちゃんの代わりはいません!!」

唯『ムギちゃん…』

紬「待ってようよ」

紬「りっちゃんが来るの、待っていようよ」

 「りっちゃん、きっと来るから」

澪『……』

 その後、誰も何も言わないままに、今日の部活はお開きとなった。

///////////////////////////

次で過去終了です。  
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/04/28(木) 15:49:04.48 ID:L8XQynf20<> おつおつー
とうとう過去編が終わるのか…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2011/05/01(日) 22:28:58.43 ID:UiTdj1en0<> おつ
頑張って終わらせてくれよ
終わるまで待ち続けるからな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/05/05(木) 14:28:34.23 ID:2XtKEr5Wo<>                  _ _____
                 '´/、 、  `、ヽ
                 ! ((.f/eヽ)eヽリ
                ノリ(|l *´ ヮ `*).l|、<いちおつなの〜
               '(((     .>、
                  /    / _ ヽ
               l     / γ´_ヽ.l
                  l    l  l (o).l'
                ゝ、   ゝ,,_`_-ノ
                   `'''r‐:r‐'''"  <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/05/05(木) 14:29:30.07 ID:2XtKEr5Wo<> おっと誤爆 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<><>2011/05/05(木) 15:56:52.19 ID:Fms8FU6AO<> >>858
別に誤爆でもないだろうに <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/05/11(水) 02:22:55.34 ID:OzmhvIhZo<>  【最終下校時刻】

純「あ、先輩、こんにちは」

恵「?……えっと…?」

純「あ、私のこと覚えてませんね?」ニヤッ

恵「あ…うん、ごめんね?」

純『ひどい先輩ですね〜、自分を慕う後輩の名前を忘れるなんて…』

恵「あ〜…本当に、ごめんね? 次からは忘れないから……

純「……ぷっ」

恵「え?」

純「冗談ですよ、【会長】?」

恵「ふぇ!?」

純「私は2年の鈴木純です、こないだ先輩の【クラブ】に入会したので、ご挨拶に来たんですけど…」

恵「か、歓迎するわ……」

純「ところで先輩」

恵「何?」

純「このクラブって……非公式ですよね?」

恵「」ギクッ

純「……もちろん本人にも」

恵「あ〜……」

純「……」

恵「…」

純「……まぁ、それで何とゆうか、こういうのは早めに暴露したほうがよいのでは?、と思いまして」

恵「…そうね」

純「お願いしますよ、私の友達も軽音部員なんでもしかしたらバレちゃうかもですし」

恵「……また考えとくわ」

純「ま、とりあえずはライブですよね、学祭の」

恵『うん……そうね』

純「? 何か不都合でも?」

恵「あぁ…まぁ…ベタなことなんだけどね?」

純「?」

恵「あの…澪さんと仲のいい、ドラムの子が体調不良らしいのよ」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/05/11(水) 02:23:21.90 ID:OzmhvIhZo<> 純「へ〜」(律先輩が…)

純(また梓に話聞こっと)

恵「そういえば、軽音部にお友達がいるって言ったたわね」

純「はい」

恵「できればその辺の事情を尋ねておいてくれないかしら? ちょっと心配で」

純「いいですよ、そうするつもりでしたし」

恵「じゃ、私はそろそろ帰るわ、またね、佐々木さん」

純「鈴木です」

恵「」

純「」

恵「……気をつけるわ

純「ぜひお願いします」

////////////////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/05/11(水) 02:23:56.82 ID:OzmhvIhZo<> //////////////////////////

 
 ……やっぱそうなのかな

 澪は私より、あいつのほうがいいのかな。

 まぁ、あいつのほうがしっかりしてるのも、澪と話が合うのも何となく分かる気がする。

 でも……わざわざ、私を除け者にすることもないよな。

 もう……澪なんか


 きらいだ。

////////////////////////

 今更になって後悔した。

 あんなメール、送るんじゃなかった。

 もし、軽音部の雰囲気がこれ以上悪くなったら


 私のせいだ

//////////////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/05/11(水) 02:24:23.93 ID:OzmhvIhZo<> ////////////////////////


 【帰り道】

唯「ねぇ、あずにゃん」

梓「……」

唯「あずにゃん?」

梓「…」

唯「あーずーにゃーん!」

梓「!な、何ですか?いきなり叫ばないでください!」

唯「あずにゃんが無視したくせに〜」

梓「あ、ちょっと考え事してて、すいません」

唯「ふ〜ん、何のこと?」

梓「……えっと、律先輩のことで」

唯「あー…」

梓「今日、部活来ませんでしたけど、教室ではどうでしたか?」

唯『えっと……』

梓「?」

唯『……あー』アセアセ

梓「……唯先輩、何か隠してるでしょ?」

唯『えっ!?』ギクッ

梓「バレバレですから、正直に話してください」

唯「実は……今日りっちゃん、学校に来てないんだよ」

梓「えっ!?」

唯「それで、お昼休みに私とムギちゃんにメールが着たんだよ」

梓「それって……内容は?」

唯「うん、私が休んだのは2人の口からは言わないでくれって」

梓「……」

唯「…」


梓「……行きましょう」

唯「え!?」

唯「……どこに?」

梓「決まってるじゃないですか」

 安価↓

//////////////////////////

 すいません、時間の関係で2回に分けます。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)<>sage<>2011/05/11(水) 02:28:32.24 ID:TiZeI3na0<> 何これ?律の家とか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)<>sage<>2011/05/11(水) 09:31:52.34 ID:QBSXmbmAO<> 学校 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<><>2011/05/13(金) 22:25:30.78 ID:ggOjVPVv0<> 待ってるよー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/05/16(月) 13:25:03.26 ID:B0JWq8R70<> まだ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/05/17(火) 21:31:45.89 ID:8MZPABIj0<> 追いついた、続き期待してる! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/05/18(水) 02:27:57.95 ID:+W1Q5shO0<> 久々に良スレに出会えた

かなり頑張ってるけど大丈夫ですか?

続き楽しみにしてます! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<><>2011/05/23(月) 20:44:07.29 ID:V4DYHmIAO<> せっかく面白かったのに…(・ω・`) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本)<>sage<>2011/05/23(月) 22:43:19.04 ID:EqaitbVFo<> 県名表示されるようになったんだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/05/25(水) 01:23:05.09 ID:SDq73/r3o<> 律の家

梓「行きますよ」

唯「だからどこ〜?」

梓「いいから!」

唯「あずにゃん先輩厳しいっす…」

梓「はいはい」

/////////////

 【田井中家前】

唯「……りっちゃん家」

梓「そうです、律先輩に直接話を聞くんです」

唯「……で、でも…」

梓「いいから、行きますよ」

唯「……は〜い」

///////////////

ピンポーン

律「は〜い…って――

 唯と梓が来た、…余計な心配掛けさせたかな

梓「元気そうですね、律先輩」

唯「……」

律「……まぁ、上がってけよ」

//////////////
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/05/25(水) 01:23:30.58 ID:SDq73/r3o<> //////////////

【律の部屋】

律「わざわざありがとな〜…でももう大丈夫だから!」

 …正直全然だめだ、頭痛は止まないし、……それに

梓「…そうですか」

梓「じゃあなんで休みだって私と澪先輩には教えなかったんですか?」

 「」

唯「……」

律『いや〜風邪でだるかったし、とりあえず同じクラスの唯達に連絡しとけば大丈夫かと思ってさ』

梓「……」

律「…あ、梓? もしかして怒ってんの? いや、次からは気をつけるからさ」

梓「律先輩」

律「何?」

梓「私は別にいいです、でも…

 【なんで澪先輩に言わなかったんですか?】

律「!」

唯(あずにゃん…!)

梓「しかも、唯先輩達にメールで口止めまでしてたじゃないですか!」

唯「あずにゃん…もうそろそろ…

梓「……何を考えてるんですか?」

律「…わかんない」

梓「?」

律「自分でもなにしたいのかわかんないんだよ…


梓「……でも

唯『あずにゃん、とりあえず帰ろ?』

梓「……」

唯「あずにゃん!」

律「……」

梓「……わかりました」

梓「でも、1つだけ約束してください」

律「…何を?」

梓「何があったのか知らないですけど、澪先輩とは仲直りしてくださいね」

唯「……」

律「……わかった」


///////////////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/05/25(水) 01:23:58.46 ID:SDq73/r3o<> /////////////////////////


【澪の家】


 私はベッドに仰向けになって天井を見つめていた。
 ……律の顔が脳裏に浮かび上がって――

 【うるさい! お前なんかに心配されたくないんだよ!】

 …まただよ。 こんなに引きずるなら無理にでも律に話を…
 いや、それじゃ駄目な気がする……
 あの寂しそうな律の顔―――
 
 ……ふぁ―――zzz

///////////////////////////


 どこだ? ここ


律[……]

 律がいた、他は何もない。 ただただ、白い世界だ。

澪「り、律?」

律[……]

 律は何も答えない。

澪「……まぁいいや、とりあえず聞いてくれよ」

律[……]

澪「私さ、正直ここ最近の律が怖かったんだよ」

澪「いつもみたいに私をからかったり、冗談言ったりしない律がさ」

澪「……でも、それってひどいよな」

澪「幼馴染だからって相手の知らない部分を否定したりしてさ……

澪「……本当にごめん、律」

澪「お前が何でそんな風にするのかはわかんないけど、私はずっと待ってるから」

澪「……だから」グスッ

澪「……気が向いたらでもいいから、もう一度――

 最後の一言を言おうとした時、初めて律が口を開いた。



[…違うよ、澪のせいじゃないし、そもそも今に始まったことじゃないし!]


澪「……え?」

 あれ? それって…昨日の朝も……
 ん? じゃあ…――

澪「律! じゃあ【いつ】の【誰の】せいだって言うんだ?」

律[……]

澪「り

律[そっからは澪が考えることだよ]

澪「それって――

/////////////////////
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/05/25(水) 01:24:25.15 ID:SDq73/r3o<> /////////////////////



ブーブー

 ……携帯が鳴っている…

澪「……!」

澪(ちょっと寝てた…)

 目覚めの元になった携帯を見る。
 画面の隅のデジタル時計を見ると20分もたっていなかった。

澪「……やっぱあれは夢か」

 でもさっきの出来事は夢の一言では片付けられない気がした。
 律が今朝ああ言ったのは真実なのだ。

 さっき夢の中で自分が言ったこと…

 【いつ】、【誰の】せいなのか…。


 律がおかしくなったのは…………

澪「あ……!」

 あの喫茶店…私が……唯と和とお茶をしてた時!

 なら、私がすべきことは――

@唯に電話
A律に電話
B和に電話
C梓に電話
D紬に電話 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<><>2011/05/25(水) 01:32:05.01 ID:mShXsd8ho<> B <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本)<>sage<>2011/05/25(水) 21:11:24.63 ID:1MTPBuPxo<> キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/05/25(水) 21:29:20.89 ID:J5PF99c40<> あえて@ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/05/31(火) 11:55:14.44 ID:Y7TPyowIO<> 追い付いた•••••• <> 1<><>2011/06/07(火) 01:40:18.45 ID:FbP5qmPmo<> また予告守れなくてすいません。
2,3日中には遅れに遅れた過去終わらせます。 <> 1<><>2011/06/07(火) 01:41:05.47 ID:FbP5qmPmo<> また予告守れなくてすいません。
2,3日中には遅れに遅れた過去終わらせます。 <> 1<><>2011/06/07(火) 01:41:36.45 ID:FbP5qmPmo<> また予告守れなくてすいません。
2,3日中には遅れに遅れた過去終わらせます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/07(火) 01:43:34.91 ID:FbP5qmPm0<> B和に電話

 あの場にいた和なら何か気づいているかも知れない。
 
 ……いや、それより――

 ――プルルルルル

 和はなかなか電話に出ない。

 そういえば最近疲れているようだし、寝ているのかも…
 また掛けなおそうか――

 プッ

澪「!」
 
和「もしもし、澪。 何?」

澪「あ、あぁ和……えっと…そのー・・・・

和「……」

澪「実は

和「律のこと?」

澪「えっ!?」

和「どうなの?」

澪「ま…まぁそうだけど……

和「それで?」

澪「いや…おととい和と喫茶店に行ったよな?」

和「えぇ」

澪「その時から何となく様子がおかしい気がして……和なら何か知ってるかなと思って」

和「う〜ん…私は特になにも……

澪「そっか……」

和「……」

澪「……」

澪「……でもさ」

和「?」

澪「何で律のことだってわかったんだよ?」

和「いや? 澪が気にしてることなんて律のことくらいでしょ?」

 ……何だか皮肉めいた響きがあるような気がした。

澪「あ…あぁ、そっか……」

和「えぇ、そうよ」

澪「……」

和『…じゃ、そろそろいい? 私まだやることいっぱいあって』

澪「そうか……なんか悪かったな。 じゃ」

和『……べつ

 ブツッ ツーツー…………


和「……」

/////////////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/07(火) 01:44:23.62 ID:FbP5qmPm0<> ///////////////////////


 和は気づいてない様だったけど……
 律はひょっとして――
 私が和と仲良くお茶をしているのが気に入らなかったんじゃないのか?

 ……なんか凄い思い過ごしの気がする。
 あの鈍い律がそんなことで?

 …でもそれくらいしか思いつかない。
 それはこの答えが正解だという証拠なのかも知れない。

 ……まぁどっちにしても明日律に直接会って確認するしかない。

 いくら私を避けて部活を休んでるからって教室からは逃げられないはずだ……

 ……教室、か。

 そういえば律とクラスが離れるって珍しいな。
 離れても休み時間の度に会ってたし。

 喧嘩なんて大げさでもなくした記憶がない。

 思えばお互いこんなに【あわない】のは初めてだ。

 ……いまさらだがそんな現状に驚いた。

 そして、唐突に律に対して――謝りたいと、そう思った。

/////////////////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/07(火) 01:44:57.43 ID:FbP5qmPm0<> ///////////////////////////
//////////////////
///////////
//////
///
/


 澪に電話を切られてから十分程たった。

 ……

 ……澪には忙しいと言ったがそれは正確ではなかった。
 正直、心配でしょうがない。 手が進まない。

和「……」

 軽音部はまだ講堂の使用届けを出してない。
 澪が電話してきたのはてっきりそのことだと思ったのに。

 ……でも、澪はそんなこと頭のどこにもないみたいだった。

 
 
 ……私のことと同じように。



///////////////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/07(火) 01:45:40.43 ID:FbP5qmPm0<> /////////////////////////

 【次の日】

澪「……ん、もう朝か」

 ……時間を見ようと携帯を開くとこんな時間なのにメールがもう2通着ていた。

 …新しい方を見ると和からだ。

 そこには

 【律と仲直りできるといいわね】

 とだけ書かれていた。

澪「ふぁ……」

 ……まだ少し眠い。

 和には後でお礼を言うことにして浅い眠りについた。

//////////////////

//////////

 【30分後】

澪「はっ!」

 ……少し寝過ごしてしまったようだ。

 ……朝食はあきらめよう。

 早く律に会いたかった。

/////////////////

 

 【2年2組前】

澪「……はぁ」

 もう生徒はほとんど登校していた。 
 だが律の姿は見当たらない。

 ……律はどこにいるんだろう?

 席の辺りにはいないし――

?「あ! 澪ちゃん!」

澪(!……なんだ、唯とムギか)


唯「あ、本当だ」

澪「お、おはよ……

唯「あのね、りっちゃんね

澪「い、いや……律の様子を見に来たんじゃなくって――

 ……私は何をふざけたことを言っているんだろう。
 
澪「…その……

唯紬「……」


紬「学校、休んでるの」

澪「えっ!?」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/07(火) 01:47:17.40 ID:FbP5qmPm0<> 連投してしまいましたorz

過去編の残りは後日、あと僅かですが。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(西日本)<>sage<>2011/06/07(火) 12:26:34.84 ID:97M0oiR6o<> 謝りすぎワロタwwwwww
乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(西日本)<>sage<>2011/06/07(火) 12:27:10.89 ID:97M0oiR6o<> 謝りすぎワロタwwwwwwwwwwwwおつ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/06/07(火) 13:00:19.92 ID:MvAZ+8Buo<> 謝り足りないってかwwwwwwwwww
もう少しで終わりか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/07(火) 23:58:48.24 ID:FbP5qmPmo<>

澪「それって……

紬「ごめんなさい、黙ってて」

澪「……もしかして……昨日も?」

唯「……うん」

澪「……どうして言ってくれなかったんだ?」

紬「…りっちゃんに口止めされてて」

澪「……」

唯「……あ! で、でも…別に澪ちゃんだけじゃないよ?」

唯「えっと……誰にも言わないでって言ってたから、さわちゃんとかあずにゃんとかにも……

澪「いや、別にいいんだ、唯」

唯「?」

澪「…今更だけど、仲直りしようと思ってさ、その時、律に直接話すから」

唯「……そっか」ニコッ

澪「あぁ、それで悪いけど私だけで律のお見舞いに行くから…今日の部活は…

紬「えぇ、わかったわ」


澪「……みんな、ありがと」

/////////////////////////////////


 【放課後・律の家】

 ピンポーン

律母「はーい……あ! 澪ちゃん!」

澪「こんにちは、おばさん」

律母「お見舞いに来てくれたの? 上がって上がってー」

澪「えっと…律は?」

律母「あぁ、風邪引いたみたいでね、部屋で休んでるわ」

///////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/11(土) 00:39:29.81 ID:KpOtGWJgo<> /////////



 【律の部屋】

律「……」

 はぁ……
 何、学校休んでるだろ。
 最初は仮病のつもりだったのに。

 悪かった、って澪に言わないとだめなのに。
 それで澪が許してくれるかなんて分かんなくても。
 
 自分の口で言わないといけないのに。


 ……自分がもう嫌だ。

 目の前にある風邪薬。
 こんなのでも一気に飲めば[ピーーー]るんだろうか。
 薬も多すぎると毒と聞くし。

 ……まぁ、本当に死ぬ気なんてないけど、その勇気もないし。

 
 トントントン

 誰かが階段を上ってきた。

 そういえば学校はもうそろそろ終わる時間か。
 もしかしたら澪がお見舞いに来てくれたのかもしれない。

 ……そんなはずないけど。

律「……みおー」

 ガチャ

  『来てよー』とか『だったらよかったのに』とか続けるつもりだったのに、

澪「超能力者か」

 えっ

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/06/11(土) 00:39:55.43 ID:KpOtGWJgo<> 律「……わかるよ、澪の足音は」

 少し驚いたが何とか平静を装えた。

澪「…………」

 澪は何か言いたそうだったが無言で座った。
 私に気を遣ってくれてるんだろうか。

澪「……風邪、どう?」

律「まだちょい熱ある」

 最初は仮病のつもりだったんだけどな。

澪「……道理でドラムに力なかったはずだ」


律「学園祭前…なのにな〜」

澪「いいから早く治しなよ……みんな、待ってるからさ」

 

律『怒ってない?』

澪「ないよ」

 ……ここからを言うのは正直、怖い。
 できれば暗黙のまま済ませたかったけど。

律「……澪は・・・?」

澪「ないよ、当たり前だろ」


澪「ただ……

律「」

澪「律のドラムがないと……ちょっと寂しいかな」

澪「……私、走り気味でもさ―――

 ……この後のことは正直、よく覚えていない。
 澪の口から「怒ってない」と聞けたのが嬉しくて、わがままを言ったかもしれない。
 いつもの調子に戻そうとして無理にふざけたかもしれない。
 …何故かお見舞いに来た唯も一緒に寝てたかもしれない。

 ……少なくとも、次に起きたのは翌朝だった。

 その間はおそらく眠っていたのだろう。

////////////////////////////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/11(土) 00:40:21.97 ID:KpOtGWJgo<> //////////////////////////////////////

 
 次の日は色々と慌しかった。

 和に言われて書類を出していないことに気づいたり。
 和と一緒に会長さんに頭下げたり。
 和のお陰で許してもらって書類書いて。
 和を待たせてバンド名考えて。


 ………………この時は気づいていなかったが。

 私、田井中律は、もう1人謝るべき人がいたようだ。



/////////////////////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/11(土) 00:45:58.18 ID:KpOtGWJgo<> ///////////////////////////////


 【その日の帰り道】

梓「――で、そこで純がですね――

唯「ふ〜ん…あ、その日は私もね―― 

 猛スピードで車が迫ってきた。

律「ははは……! 澪! ストップ!」

澪「わっ!」

 プー!

澪「……危なかった」

律「澪、大丈夫?」  

澪「…あぁ、別にぶつかったわけじゃないしな」

紬「……あっ」

律「? どした?」

紬「……携帯が…」

澪「あっ!」

 澪の携帯電話がバラバラに壊れていた。

梓「…災難ですね」

澪「はぁ……」

律「ま、そう落ち込むなって! 新しい携帯みんなで見に行こうぜ」


澪「……あぁ、そうだな、ありがとう」

///////////////////
///////////////
/////////
/////
/


そして、私の意識は8年前のあの日、平沢家の廊下に戻っていった。

 
/////////////////


 これにて過去編終了です。
 
 ところで最終安価の難易度はどれくらいにしようか……
 (>>375のチーム分けくらいか、それ以上にするか…) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<><>2011/06/11(土) 00:50:14.09 ID:sc4fIJs9o<> ラストはヌルめで頼む
ひとまず完結まで見たくてたまらん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)<><>2011/06/11(土) 04:44:28.86 ID:Z8Cered70<> なんなら安価なしでもいいです <> 1<><>2011/06/12(日) 00:38:45.93 ID:Tz0YjH7Ko<> もう少し難易度について意見を頂けると嬉しいです。
人少ないのかな。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<><>2011/06/12(日) 00:47:20.84 ID:T01UPb7go<> 投稿の間隔が空いてたから、放置スレとみなした人もいるかもしれない
放置してHTML化されるスレを最近ちょくちょく見かけるし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>sage<>2011/06/12(日) 02:01:10.78 ID:hDgBjfhAO<> ここまできたんなら安価なしでもいい気はする
正解ルートが複数あるなら別だけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)<><>2011/06/12(日) 06:00:28.78 ID:Hvb9PpUR0<> 様式美でもあるし三択くらいがいいんじゃない? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2011/06/12(日) 11:51:31.82 ID:bFdfQRer0<> 最後まで安価でもいいしやりたいようにやればいいよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2011/06/12(日) 15:52:44.79 ID:D1+I2zsAO<> >>1がどこまでもやってくれるなら安価ありで
なんかグダグダして>>1に迷惑かけそう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/12(日) 21:30:16.00 ID:Tz0YjH7Ko<> 1です。
一応、正解も複数ありますし最後は安価でいきます。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/14(火) 22:55:40.84 ID:eB3Z2OPbo<> ここからは時系列的には>>623の続きになります。

//////////////////


律「……はぁ」

  ……ようやく全てを思い出せた。

 いや、正確にはまだだ。
 まだこの後何が起こるのかは知らない。

 ……でも、ちょっと考えればとうなるかは想像がつく。
 何しろ自分のことなのだから。

 
////////

 ここで気になることがでてきた。


 ……ここはどこだ?
 火事が起こったのは8年前だ。 今日じゃない。
 でも実際に私はここにいる。

 ……夢か何か?
 でも、梓もここに来ている。
 それに梓が言っていた、記憶の世界だ。と

 ……その意味が今ひとつ理解できない。

 そもそも梓は何でそんなことを知っている?
 準備したのは澪なんじゃないのか?



律「……まぁ、私が考えてわかることじゃないよな」

律「はぁ……

///////////////////////


 【30分前・憂の部屋】

 ガチャ

澪「あ、和。何してんだ?」

和「……いや、電気が点いてたから入っただけよ」

澪「そっか、じゃ私は戻るから」

和『ちょっと待って』

澪「? 何?」

 ここからだ。慎重に、慎重にいかないと。


 私の計画を成功させる為には。

和(……)









今日はここまでです。
  <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(西日本)<>sage<>2011/06/15(水) 22:48:04.22 ID:S3lmgAtBo<> キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
と思ったら
\(^o^)/オワタ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2011/06/15(水) 23:45:50.53 ID:k+Xr9DZ50<> 乙
わちゃん怖いよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/17(金) 00:36:41.04 ID:wA/vLJ5No<> ////////////

 ……今日、この家には誰がいる?

 唯、憂、澪、私……あとは梓ちゃんとムギ――

 そして、あと1人。 田井中律。

 私は彼女のことがどうしても好きになれない。

 …別に嫌いというわけではない。
 ただ、どうしても許せないのは、あの日のことだ。

 ……何だか私だけが苦労して、悪役になってしまった気がした。

 そして、それを詫びることもなく、平然としている彼女が嫌だった。
 そして、そんなことを未だに引きずっている自分も嫌だった。
 だから、仕掛けた。

 この悪戯を。 


和「……ねぇ、澪、この前話した本だけどさ―――

 まずは時間を稼ぐ。
 どうせすぐに律は来る。

 あの子は澪がいないと何もできないから。

澪「えぇっ? あれもう新刊でてたの?」

和「まだ買ってなかったの?」

澪「あぁ…最近忙しくて」

和「今度貸そうか?」

澪「いいのか!?」

和「い、いいわよ? そこまで喜んでくれるとは思わなかったわ……」

澪「いや本当にありが

 ガチャ


律「みおー…あー……和もいたんだ…」

和「」

澪「んー? どうした?律」

律「あーいや別に用ってわけじゃないんだけ



澪「じゃあ律は唯達のところに戻ってたほうがいいんじゃないか?」

 え?

律「……へ?」

澪「……いや、和と本の話するから律いてもつまんないだろ?」

律「ま、まぁそうだけど……

澪「だろ? あ、それより和、さっきの続きだけど…

和「え…あ、うん」

律「ね、ねぇ…みお…

澪「悪い、律、後にしてくれ」

 バタン

 律が部屋を出て行くときぼそっと「ごめん」と言った気がしたが気のせいだろう。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/20(月) 01:53:49.98 ID:NnVh9WoHo<>  【神社】

男「ん〜……ここに居ろって言われてもなー」

男「……することないし」

男「……そういえばこの神社って前から気になってたなー」

男「みんな【絶対に奥まで入っちゃいけません】とか言ってたし」

男「……だれもいないな」

男「……探検しよ」タタッ


神主「zzz・・・

//////////////

【平沢家・2階廊下】

律(……また、やっちゃたよ)

律(…あの時と一緒だ)

律(澪にもはっきり言われちゃったし)

律「はぁ……」


和「ねぇ……

律「   」

和「……」

律「何?」ギロッ

和「えっと……

 誤解を解かなくちゃ。

 今のは私が仕組んだことなんだ。
 別に澪はあなたを嫌ってるわけじゃないんだと。
 それは今もあの時も同じなんだと。

 そして……出来れば私も許して欲しいんだと。

 でも、いざ口を開いて出た言葉は、


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/20(月) 01:54:39.18 ID:NnVh9WoHo<>


 「そんなに澪に避けられてつらかった?」

 『あなた達ただの友達でしょ?』

 『澪もたまに鬱陶しがってるわよ』

 「本当に面倒くさい性格よね」

律「……」スッ

和「え?」

 ドタン!

和「わっ!」

 気づいたら私は律に突き飛ばされていた。

和「痛た……

 軽く頭を打ったようだ。


律「……え……あっ!……その、えと…ごめん」

和「あ、ちょっと――

 律は逃げるようにして階段を下りていった。

?「…おーい…

 
 入れ替わるように人影が現れた。

澪「あぁ、和か今何か倒れなかったか?」

和「ちょっと転んじゃって」

澪「大丈夫か?」

和「えぇ」

 ちょっとクラクラするけど。

和「……それより」

澪「?」

 ……この鈍感な王子様に教えてあげないと。

 律の気持ちを、私のしたこと、しようとしたことを。

 全て。

和「………………ということなの」

澪「……そんな…」

和「だから…早く」

澪「わかった! 律の所に行ってくる!」

 タタッ

 澪は階段を下りていった。

 あー頭がへんなかんじする。

 もしかして、打ち所…

和「……」ドタッ

 私の意識はそこで途絶えた。

 


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/22(水) 00:45:00.98 ID:EET2gjixo<> 【神社】

男「う〜ん……やっぱ鍵掛かってるな」

男「…別の入り口探そ」ギシッ

 カランコロン!

男「わっ!」

 鳴子が鳴った。

男「か、隠れないと」


神主「……ん?」

神主「猫か何かでしょうが……一応様子を見に行くとしましょう」

////////////////

 【平沢家・玄関】

 ガチャ

律「……」

 気づいたら唯の家を出ていた。
 まぁいいや、もうここには――澪の居る所にはいられない。

 ……全部和の言う通りじゃないか。

 いや、今更だ、なにを悔いるにも遅すぎる。

律「……明日からどうしようかなー」

 あぁ……何もしなくていいか。澪にも和にも会わずに何もしないで生きていけばいいや。

 ・・・・・・・・・・・・・
 「…そこにいるのは…」
 「…もしかしてもう奥に…」
 ・・・・・・・・・・・・・・

 ぼーっと歩いていたら神社の方から物音が聞こえてきた。
 何やら騒がしい。
 ……気になるな。

律(どうせどこも行くとこないし)

律(……ん?…あの子何やってんだろ?)

 灯篭の陰に男の子がいる……知らない顔だな、当然だけど。

律(……悪戯でもして追いかけられてるんだな)クスッ  

 声でも掛けてみるか。

律(そーっと、そーっと)



律「お〜い」ボソッ

男「うおっ!」

律「静かに静かに、見つかっちゃうよ」

男「お、おうありがと……っていうかさ」

律「ん?」

男「姉ちゃんだれ?」

律「通りすがりの女子高生」

男「……なんていうの?」

律「名前か? えっと――

 安価↓
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(西日本)<>sage<>2011/06/22(水) 02:16:31.01 ID:TqcO75R70<> 秋山澪 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/06/23(木) 23:55:02.57 ID:XW5KlNKoo<>
律「私の名前は……秋山澪だ」

 見つかった時のために適当に名乗った。

男(あきやまみお……どっかで聞いたことあるような…)

男(ま、いっか)

律「で、こんな所で何やってんだ?」

男「……奥まで見に行こうと思ったんだよ、そしたら音が鳴って」

律「おいおい、こんな時間にか?」

男「…待ってろって姉ちゃんに言われてたんだよ、それで退屈になってさ」

律(ねえちゃん? こんな時間に非常識だな)

律「へー……ところで奥って?」

男「…うーん、近所の人しかわかんないだろうけどさ、この神社、変なんだよ」

律「変?」

男「うん……何か怪しい蔵があったりしてさ…」

律「何か面白そうだな〜」

男「お! もしかして姉ちゃん手伝ってくれんの!?」

律「う〜ん……そうだな…

@手伝う
A手伝わない
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/23(木) 23:55:30.02 ID:FqWtAEdzo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/06/24(金) 00:15:43.02 ID:Cyn7WFMLo<> A手伝わない



律「……うーん……あ!」

男「?」

 ……何も考えずに飛び出してきたけど、よく考えたら荷物置きっぱなしだし。
 結構、時間経ってるよな。
 ……澪は唯達ともう寝たかも。

 …………それに・・・

律「……悪い、私帰らないと」

男「え〜…」

律「ま、そう落ち込むなって」

律「ちょっとだけ手伝ってやるよ」

男「え!?」


律『お〜い!! 誰かー! こっちに変な子供がいるぞ〜!』

////////

神主「!」

/////////

 
男「おい!ばかみお!」

律「これでいいんだって」

男「はぁ?」

律「お前はそこの茂みを通って奥に行け」

律「私が嘘吐いて時間稼ぐから」

男「おお!」

律「じゃ、頑張れよ」

男「ありがと、澪さん!」タタッ


律「……」クスッ

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/06/24(金) 00:17:50.30 ID:Cyn7WFMLo<> ////////////

 年老いたじいさんが走ってきた。

神主「ど、どこですか?」

律(慌てすぎだろ……)「いやーもうあっちにいっちゃったみたいです」

 真逆だけど。

神主「……まぁ、出て行ったならいいでしょう、…それよりあなたは何を?」

律「あぁ、散歩のとき通りかかって」

神主「地元の方ではありませんね?」

律「えぇ、まあ」

神主「失礼ですがお名前は?」

律「田井中律です」

 もう偽名の必要もないだろう。
 むしろさっきと違う名前の方が都合がいい。

神主「そうですか……では、お引止めしてすいません」

律「いえいえ、では」

 この人おじいさんだから聞こえなかったんだろうけど

 奥の方から小さく「ガチャン」って音が聞こえた。


 あいつ、鍵でも壊したのか。

律(……澪……)


 忘れていられたのはほんの一瞬だった。

 好きだけど好いてくれないその名前を呟きながら私は唯の家に戻った。








//////////////

 今日はこの辺で、月末〜月初めは忙しいので来れないかもしれません。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/24(金) 04:05:16.83 ID:hxWFZfCSO<> 追い付いた… 頑張れ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)<><>2011/06/25(土) 04:10:33.18 ID:04GLVMP10<> そしてまた話を忘れる・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/06/25(土) 10:15:39.15 ID:fe4YBbNSO<> 今日このスレ知って追いついたww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2011/06/28(火) 08:37:50.76 ID:Lma2gijz0<> 追いついた。。完結待ってます! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/07/02(土) 02:55:14.19 ID:4OZ3fs6Po<>  【平沢家・唯の部屋】

 ガチャ

唯「あ、澪ちゃん」

澪「あぁ…唯と梓…だけか」

梓「? 誰か探してるんですか?」

澪「うん…ちょっと律を」

唯「りっちゃんならさっきトイレに行ったきりだよ」

澪「それから見てないか?」

唯「? う、うん」

澪「そっか……」

梓「?……えっと、澪せ

澪「悪い、他の部屋探してくる」

 ガチャ

唯梓「……?」

梓「何かあったんでしょうか?」

唯「う〜ん……」

梓「……」

唯「……」

 …/・……;……「…

 ……り………。…


唯「…!」

梓「? 唯先輩?なに

唯「しっ!あずにゃん、ドアの外で誰か話してない?」


梓「あ…

梓「私、見てきます」スッ

 ガチャ


 梓が立ち上がるより早く扉が開いた。

 人影が倒れこんできた。

///////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/07/02(土) 02:57:45.27 ID:4OZ3fs6Po<> /////////////////

【数分前・廊下】


和「……ん…」ムクッ

和(…あれ?…あぁ、そういえば…)

和(頭打って気絶してたんだっけ)

 「…おーい…」

和「?」

澪「おーい! あ、和か」

和「律はどうしたの?」

澪「…いや、家中探したんだが見つからなくて……入れ違いかと思って戻ってきたんだ」

和「ふぅん……あ、悪いんだけど」

澪「何だ?」

和「何か頭痛くてさ、部屋まで連れてってくれない?」

澪「わかった」

 ・・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

澪「着いたぞ」

和「……悪いわね」

澪「先に律がいないか見てくるよ、和が休むの邪魔しちゃ悪いし」

和「ありがと」

澪(律はいないみたいだな…)

和「あ、そうだ」

澪「? どうした?」

和「……靴は?」

澪「へ?」

和「だから、律は外には行ってないのか?ってこと」

澪「あ!」

和「とりあえず下にいった方がいいわよ」

澪「ありがと!」

///////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/07/02(土) 02:58:54.48 ID:4OZ3fs6Po<> /////////////

和(……目の前で倒れられても、気分悪いわよね」

和「・・・ゆい…いつも、ごめんね」

 私は扉にもたれるように倒れこんだ。

 「…ちょ 和 せん…ぱ

 誰かの声がしたがもう聞こえなかった。

//////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/07/02(土) 03:00:08.90 ID:4OZ3fs6Po<> ///////////

梓「ちょっと!? 和先輩?」

唯「わっ! 和ちゃん?」

梓「唯先輩! ダジャレ言ってる場合じゃないです!」

唯「どゆこと!?」

梓「とりあえず…ベッドに運びましょう」

唯「う、うん」

和「……」

唯「起きないね…」

梓「……?」

唯「あずにゃん? どうかした?」

梓(…和先輩、怪我してる…)

唯「あずにゃん?」

梓「唯先輩、ここ…


唯「…本当だ……」

梓「どうしましょうか…

唯「とりあえず憂に診てもらおうか」

梓「…まぁ、すぐに処置しなきゃ危ないような怪我じゃないみたいですしね」

唯「うん、救急車なんか呼んだら大騒ぎになるし」

梓「元々疲れてたのかもしれませんしね」

唯「じゃあ憂を呼びにいこ」

梓「はい!」

/////////////

唯「そうだあずにゃん」

梓「何ですか?」

唯「……その…

梓「?」

唯「あの…今日のことは秘密にしとかない?」

梓「?」

唯「いや…さっきも言ったけど騒ぎになったら和ちゃんも嫌だと思うし…

梓「あぁ、そうですねわかりました」

唯『じゃ、憂にも協力してもらって…


 【嘘】つかなきゃね


梓「そうですね」


唯(…ごめんね、和ちゃん)


唯(……いつも、何も出来なくて)

///////////////////

今日はここまでです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/07/02(土) 03:55:22.62 ID:glLg9gHSO<> 乙

嘘きたか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/07/04(月) 00:58:55.48 ID:jnJ8aERco<> //////////////////

 【神社】

神主「……まったく、一時はどうなるかと思いましたよ……

神主「…まぁ、ゆっくり寝るとしましょうか」


 「おい、ちょっと待ってくれないか」

神主「!…これはこれは」

神主「副会長!」


老人「やぁやぁ、久しぶりだね、神主」

神主「お久しぶりですね! ……ところで、今日はどうしてまた?」

老人「……」

神主「?」

老人「…すまん、黙って【蔵】の鍵を渡してくれないか」

神主「!? い、今何と?」

老人「だから早く鍵をくれ、…時間がない」

神主「わ、わかりました――


神主「・・・こちらです」

老人「すまんな」

神主「あ、あの…

老人「……今は何も言わんでくれ」

神主「…はい」

老人「あ、そうだ」

神主「?」

老人「これをお前さんに渡しておこう」

神主「…この封筒は?」

老人「お前さんの身を守るものだ、誰にも渡さないほうがいい」

神主「!?」

老人「もちろん……

老人「あの婆さんにもな」

////////////////


 【蔵の前】

男「くそ! 鍵は壊したけど扉が開かねー!」

男「……もう帰ろうかな」

 ガサッ

男(……誰か来る?)

///////////////

今日はここまで、けいおんキャラが1人も出てないしww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<><>2011/07/04(月) 01:02:39.67 ID:US4dVaj6o<> >>926
1レスだけでまさかのけいおんキャラ無し
言わなければ、バレなかったんじゃね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2011/07/04(月) 01:16:49.96 ID:xSB5OdKp0<> 乙
地道に進んでるな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/07/04(月) 03:09:01.58 ID:yWTHL9aSO<> ふぁいとー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/07/06(水) 00:22:19.06 ID:tWKtoQFHo<> ///////////////

老人(……急がねば)

男(やっぱ来てる! 隠れないと)ササッ


老人「…やっと着いた――ん?」

老人(鍵が壊されている…流石に電子ロックは外せなかったようだが)

老人「……まぁいいか」ピッ


男(あれってカードキー…ってやつか?ここってそんなに新しくないのにな・・・)


老人「…さて……!」

老人「おい」

男(?)

老人「そこにいるのは誰だ? 出て来い」

男(げっ! ばれた…)

老人「早くしてくれ、悪いようにはしない」


男(しかたないよな…)

男「…はーい…」

老人「子供じゃないか……君が鍵を壊したのか?」

男「…はい」

老人「…何でこんなことを?」

男「いや、…ただ気になったから」

老人(……下手に帰すと私がいたことを喋るかもしれない…)

老人「……そうか、なら特別に少しだけ見せてあげよう」

男「えっ!?」

老人「ほら、早く来なさい」

男「は、はい…」

 
男(…何ていうか、病院?っていうよりは…

男「悪魔の実験室、ってかんじかなぁ」

老人「?」

//////////////// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/07/06(水) 00:23:08.13 ID:tWKtoQFHo<> ////////////////

 【神社前・道路】

紬「……遅くなっちゃったな」

紬(……もうみんな寝ちゃったかな…いや――まだ10時だし、そんなことないわよね)


 【平沢家・玄関】

紬「唯ちゃん、遅くなっちゃってごめん」ピンポーン

 誰もでない。

紬「?」

紬「流石にみんな寝た、ってことはないよね?」

紬「あれ? 鍵かかってない……

紬(おじゃましまーす)ボソッ

紬「!…うっ…

 紬はすぐに異変に気づいた。

 家の中がドタドタと妙に騒がしい。

耳を澄ませると

 「…は本当にいないんで…か…」

 「…あ…私…か…」

 「…り…ど…」

 …明らかに尋常ではない。

 それに――

 妙に焦げ臭い。

 
紬(もしかして……火事?)

 不安を感じながらも紬はリビングに入った。
 
<> 訂正<><>2011/07/06(水) 00:43:27.20 ID:tWKtoQFHo<> すいません、順番を間違えました。
930と931の間にこのレスの内容が入ります。



老人「…何も触るんじゃないよ」

男「…はい」

老人(…早く証拠を集めねば)


 …その時

 グラグラグラ!

男「うおっ!」

老人「なっ…

 地震で不安定な機材が次々に倒れだした。

///////////////

【神社付近の道路】

 グラグラグラ!

紬「わっ!」

紬「…結構大きかったな……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/07/06(水) 00:57:09.15 ID:tWKtoQFHo<> 紬「!」

 紬の予感は的中した、キッチンの方から煙が立ち昇っている。

 ……だが何故か側の消火器には手がつけられていない。

紬「……あっ!」

紬「りっちゃん!」

 ソファーには律が寝かされていた。

紬「えっと、えっと」アセアセ

紬「と、とりあえず外に…

 紬は近くに落ちていた毛布で律を包んで抱きかかえた。


 ガチャ

紬「!?」

澪「り…ってムギ!?」

紬「澪ちゃん!」

澪「と、とりあえず、早く外に…

紬「うん!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/07/06(水) 00:58:53.91 ID:tWKtoQFHo<> ////////////////

【外】

紬「えっと、唯ちゃん達は?」

澪「もうすぐ来ると思う、火もそんなに強いわけじゃないし」

紬「そっか」

澪「ところでムギは…いつ来たんだ?」

紬「私? えっと…今来た所なの、そしたら変な臭いがして――

澪「…それで律を運んでくれたのか、ありがと」

紬「…それよりさ」

澪「ん?」

紬「りっちゃんは大丈夫なの?」

澪「……あぁ、地震で落ちてきたやつに当たっただけだから」

紬「……本当に? 一回病院に行ったほうが…

澪「……そうかもな」


 ガチャ

唯「みんなー! 大丈夫ー?」

梓「はぁ…」

紬「唯ちゃん! 梓ちゃん! …あれ?」

澪「どした?」

紬「…憂ちゃんは?」

澪「あぁ、憂ちゃんは今出掛けてるよ、多分大丈夫だろ」

紬「そう…よかった」ホッ

唯「あれ? そういえばムギちゃんっていつ―

 唯が口を開いた時だった


律「ん……

澪「律!!」

紬(よかった…気づいたんだ)

澪「りつ……

律「……」

澪「ごめ

律【誰?】

澪「 」

律【えっと、あなた誰ですか?】

律【っていうか、ここどこ?】



 世界が突然暗転した。

 この世界はここまでだ。

//////////////
今日はここまで、そろそろ終わりが近いかな。

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/07/06(水) 03:43:25.99 ID:4EntfqSSO<> 乙!
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/07/06(水) 21:59:59.63 ID:4uHsil2j0<> 乙、後60ちょっとしかないから出来れば安価なしがいいな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/07/15(金) 23:59:50.38 ID:ypzfSF/So<>
律「う〜ん……

澪和「!」

梓「ふぁ…

男「お、起きた」

律「…!…」

律「……和、久しぶりだな」

和「……本当ね」

律「…あのさ」

和「何?」

律「あの日のこと…全部思い出したよ」

和「……」

律「…それでさ」



律「全部忘れてくれないか?」

和「えっ!?」

澪「……」

梓男「はっ!?」


//////////////////

 「…どういうことですか律先輩!…」

 「…ここまできてそれはないだろ!…」

 男……にしてもあいつは和の弟だったのか…
 色々納得だ。


 その後、梓や男に散々文句を言われたが和が何とか説得してくれた。

 ……澪はずっと黙っていたが。

 そして今、私達はみんなと合流するために神社に到着した。

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/07/16(土) 00:04:14.89 ID:Tm9pIlLwo<> ///////////////////

唯「あっ! りっちゃ

 唯が言葉を失っていた。
 ……あぁ、それもそうか。

唯「和ちゃん!!!」ダッ

和「ちょ、ちょっと……ゆい」

唯「和ちゃ〜ん」スリスリ

唯「本当、よかったよ……」グス

和「……本当に長い間迷惑かけたわね」

梓(……唯先輩…もう嘘はお仕舞いですよ…ね?)


律「…唯も相変わらずだなー」

律「な、澪?」

澪「……」

澪「律、ちょっと歩かないか?」

律「ん…

@OK
A後にしよう

////////////

短いですがとりあえず今日はここまで
何度も予定が変わってましたが本当にあと数回で終わりです
2スレ目にいってしまうかもしれませんが最後ですので何かあればまたお願いします。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/07/16(土) 00:36:09.77 ID:vc85h3SSO<> @ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<>sage<>2011/07/16(土) 02:34:11.73 ID:kO5O+1sbo<> 今日きたが、まだ良くわからんな

過去編に大きな問題が見つからん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/07/19(火) 00:20:53.63 ID:6ryR+dsio<> @OK

律「…うん」

澪「ありがと、じゃ行こっか」

 私と澪は唯達に気づかれない様に黙って神社の外へ出た。


/////////////////

澪「なぁ、律」

律「ん?」

澪「……本当に、思い出したんだよな…?」

律「何だよ、信じてないのか〜?」

澪「いや…そういうわけじゃないんだけど・・・

律「じゃあ何だよ?」

澪「……いや、あのさ…………

律「……」

澪「えっと

律「もういいよ」

澪「えっ!?」

律「澪が言いたいことはわかってる」

澪「……じゃあ、一つだけ聞かせてくれないか?」

律「なんだよ?」



澪『どっちにするんだ?』

律「…澪は…」ボソッ

澪「えっ?」

律「澪は、どうした方がいいと思う?」

澪「……そうだな」

澪「…はっきりとはわかんないけど」

澪「……私は、律の為に黙ってた」

澪「あ、でも今のは

律「いや、もういいよ」

律「ありがと、澪」

 もう今更だ。

 8年前のこと、誰も真相なんて知る必要はない。

 だから、私の答えは

 「誰にも言わない、だと思う」

/////////////////

 ……後になって思えば、この時の私はどうしようもなく愚かだったと言わざるを得ない。
 澪の言葉も親友の苦悩も、何一つわかっていなかった。

 そして、そんな私の決断が最悪の結末を生むのは、もう少し先の話だ。

バッドエンド21 「それでも、私は」


今日はここまで、次はA後にしよう。から書きます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/07/20(水) 01:10:15.59 ID:ajdp62EOo<> A後にしよう

律「今はいいだろ」

澪「……それもそうだな」

 2人で唯達のやりとりを眺めていたらムギ達がやって来た。

////////////////////

斎藤「みなさん、ご無事したか?」

唯梓「はい」

紬「……何だか疲れちゃったわ…今日はここで解散にしない? みんな?」

律「……」

 …何だかあっさりだな、と思っていたらムギが私に目配せしてきた。

女「…お姉ちゃん…唯さん……」グスッ

 …あぁ、よく考えたら唯達と和や妹さんは8年ぶりの再会なのか。
 ムギもそういうとこに気が回るようになったんだな……昔は天然っぽかったのに。

澪「……じゃ、私達は屋敷に…そうだ、律も来ないか? ゆっくり話したいし」

律「あぁ、そうするよ」

斎藤「では、こちらへ」

男「……」

 斎藤さんの車で私を含めた4人は琴吹家に戻った。

/////////////////

?「……あの車を追って」

黒服「……あなたも斎藤さんの車で琴吹家に向かえばよかったのでは?」

?「…もう私には後がないの、それより携帯貸して」

黒服「はぁ…何をなさるんですか?」

?「ちょっとね…………あー流石に出ないか…おっ?」

?「あ、繋がった? いやー本当久しぶりだね!」


?「スミーレ!」

黒服(……斎藤さんのお孫さん?)

/////////////////////

男(トランクに隠れるって…古典的だよな)ゴソゴソ

律「……何かこの車うるさくないか?」

澪「そうだな…いつもこんなんじゃないのに」

紬「…斎藤?」

斎藤「車検にだしたばかりなのですが……おかしいですね…」

紬「帰ったら一度調べておいてくれる?」

斎藤「わかりました、準備させておきましょう…」ピッピッ

斎藤(…出ない…菫はなにをやっとるんだ)

斎藤(……他の者にやらせるか)

////////////////

今日はここまで 菫は斎藤さんの孫という設定です
<> 1<><>2011/07/21(木) 02:07:00.94 ID:qFK25AXFo<> 明日から最後の安価を投下します。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/07/22(金) 05:59:35.09 ID:5sQmmIqSO<> 待ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/07/22(金) 21:34:31.18 ID:o61iDjFco<>  【琴吹家】

斎藤「到着しました」

律「何回見てもでっかいな〜」

紬「ふふふ」

澪「そうだな」

斎藤「私は車を見てきますので……茶室でお待ちください」

紬「そうしよっか」

律澪「そだな」

///////////////

【車庫】

斎藤「……ふむ…エンジンと…タイヤも大丈夫そうだが…はて?」

男(ばれるばれるばれる見つかる見つかる見つかる)

 ブロロロ

 別の車が戻ってきた。

斎藤「……誰だ? 勝手に車を使うなとあれほど・・・!!」

純「げっ!? 斎藤のおじいさん!」(何でここにいるの〜!?)

男(…よくわからんが今のうちに!)コソッ

純「はぁ…打つ手なし、降参ですよ」

斎藤「……」

純「? ……あれ?」


斎藤「…早く行ったらどうだ」

純「えっ!?」

/////////////////
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/07/22(金) 21:36:03.57 ID:o61iDjFco<>
 【茶室】

紬「じゃあ、私お茶の準備してくるから」

澪「……あ、私部屋に忘れ物があったんだ」

澪「律、悪いけど1人で待っててくれ」

律「ん、りょーかい」

紬「お菓子だけはあるから先に食べてて〜」

律「サンキュー」

 バタン、ガチャ

 鍵が閉まった、オートロックのようだ。

律「……お、これ美味しそうだな」ガサッ

律「ん…うまい」

 高級そうなお菓子を食べていると――

 コンコン

 扉を叩く音がした。

律「澪かー?」ガタッ

 鍵を開けようと立ち上がった瞬間

 ガタガタ!

律「わっ!?」

 今度は窓を叩く音がした。

 ただ、こっちはノックというより割ろうとする勢いだ。

律「ど…どうしようか…

律「……いや、そもそも誰が外にいるんだ…?

律「う〜ん・・・・・・・

@扉を開ける
A窓を開ける
Bどちらも開けない
C扉の外の人物に誰か訊ねる
D窓の外の人物に誰か訊ねる
E澪に電話
Fムギに電話

/////////////

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/07/22(金) 21:38:20.09 ID:Drkw82ODO<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<><>2011/07/22(金) 21:38:53.08 ID:bJc9WOWUo<> D <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)<>sage<>2011/07/22(金) 21:39:50.93 ID:Inzes/xao<> 7 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/07/22(金) 22:04:24.50 ID:o61iDjFco<> Bどちらも開けない

律「…よく考えたら澪やムギなら鍵もってるはずだしな」

律「そうだ、確認すればいいんじゃん」

律「電話、電話っと――

@澪
A紬 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<><>2011/07/22(金) 22:13:03.12 ID:bJc9WOWUo<> A <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/07/22(金) 23:57:24.48 ID:o61iDjFco<> A紬

律「もしもし、ムギか?」

紬「どうかした?りっちゃん」

律「あー…今部屋の外にな――


紬「……なるほど」

律「…なぁ、ムギ」

紬「……」

紬「う〜ん…押し入ってきたりしないなら待ってて、すぐ戻るから」

律「了解」

 少ししたらどちらも音が止んだ。

 また少しして――

紬「お待たせ、りっちゃん」

律「外に誰がいた?」

紬「うん…私が来る前に・・

律「逃げられたのか?」


紬「殺しておいたわ」


律「……へ?」

紬「あの子達も……最後に私を裏切った」

律「は?」

紬「……まぁ

紬「私も同じか」

律「……」

////////////////

 バッドエンド22「終われない夏休み」

@>>945から再開
A>>950@から再開

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<><>2011/07/23(土) 00:21:12.53 ID:REkyQ3o/o<> A <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<>sage<>2011/08/01(月) 01:42:32.98 ID:h6SBv7N6o<> @澪

律「……みおー」ピッピッ


澪「もしもし?」

律「あ、澪? …実は――

澪「ふーん…部屋と窓の外に…か」

律「ムギかな?」

澪「違うと思うぞ、ムギは鍵持ってたし」

律「絶対?」

澪「絶対」

律「……そっか」

律「んじゃ、大人しく待ってるよ、早く戻ってきてね」

澪(…ん?)

澪「……あぁ、わかった」

律「おう、また後で」

////////////

――数分後、窓を叩く音は急に止んだ。

 それからまた数分で扉を叩く音も止んだ。

 それから更に数分後――

澪紬「お待たせー」

律「おう、遅かったな」


律「で、何の音だったんだ?」

紬「……あ…

澪「使用人の人達がムギに用事があったみたいでさ」

律「あ、そいうことか」

紬「……じゃ、じゃあゆっくりお茶しよっか?」

澪「そうだな、たまには私が準備するよ」ガチャガチャ

律「……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/08/01(月) 01:43:00.89 ID:h6SBv7N6o<> /////////////////////

 ……使用人の人、ねぇ。

 ムギは嘘が下手で澪はフォローが下手だな。

 見えてるよ。

 ムギの右の袖、血がついてる。

/////////////////////


律「ムギ?」

紬「何?」

律「袖んとこ、怪我でもしたの?」

澪「!」

紬「……りっちゃん」



紬「ごめんね……」ポタッ

 ムギの目から涙が1粒だけこぼれた。

//////////////////

 バッドエンド23「続けない悲しみ」

//////////////////

ヒント
・似たような選択肢でも違う結果になる

///////////////////

再開場所

>>946
@扉を開ける
A窓を開ける

C扉の外の人物に誰か訊ねる
D窓の外の人物に誰か訊ねる
E澪に電話
Fムギに電話

////////////////////

 また滞っていてすいません、
 何とか生きています。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/01(月) 06:41:54.89 ID:zm77NJUSO<> 5 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/08/04(木) 00:19:18.19 ID:YLrbHo+4o<> D窓の外の人物に誰か訊ねる


律「お、おい! 誰だ?」

?「その声は律さんか!?」

律「ってお前……和の弟か?」

男「そうだよ! ここ開けてくれ!」

律「いや…第一なんでお前ここにいるんだよ…

男「あんたらの車のトランクに隠れてきたんだよ! 死ぬかと思ったわ!」

律「何でそんなことしてんだよ?」

男「…それは……

男「……

律「何だよ?」

男「……行けって言われたんだ」

律「誰に?」

男「……姉さんに」

律「…ふぅん」

男「じゃ、もういいだろ? 早く開けてくれ」

律「どっちだよ?」

男「!」

律「お前の姉さんは2人いるだろ?」

男「そ、そんなことどっちでもい

律「あぁ、どっちでもいいさ、でもなら何でお前はそれを隠す?」

男「うっ……

律「あきらめろ、何を隠してるんだ?」




律「…? おい?」

律「どうした?」ガチャ

 男は倒れていた、胸にナイフを刺されて。

律「ちょ…へ? 誰が…こんな…」


///////////////////////

 ――この事件は後に琴吹邸内刺殺事件と呼ばれることになるが

 ――その犯人は杳として知れない

///////////////////////

バッドエンド24「始まれず終わる」


再開場所

>>946
@扉を開ける
A窓を開ける

C扉の外の人物に誰か訊ねる

E澪に電話
Fムギに電話 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(群馬県)<>sage<>2011/08/04(木) 00:22:40.05 ID:2N7rNFHvo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/08/06(土) 23:15:08.74 ID:pLnKr83Yo<> A窓を開ける

律「だ、誰だ?」ガチャ

男「俺だよ! 律さん!」

律「何でお前が…ま、とりあえず入れ」

男「悪いな」

男「あ、窓閉めといてくれよ」

男「俺は侵入者だし」

律「あ、そっか」ガチャ

///////////////

律「……んで、何でここに来たんだ?」

男「……それは…

律「すぐに澪達が戻ってくるぞ、何にせよ急がないと」

男「うぅ…

 バンバン!

律男「!」

?「律ちゃん、早く開けてよー!」

律「……その声…ムギ?」

?「そうなの〜…鍵忘れちゃったー」

男「どうすんの?」

律「そりゃ……


@扉を開ける
A扉の外の人物に誰か訊ねる
B澪に電話
Cムギに電話
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<><>2011/08/06(土) 23:25:48.85 ID:TlfoWty/o<> A <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/08/07(日) 02:27:52.76 ID:lUWe8lLzo<> A扉の外の人物に誰か訊ねる

律「おい、お前誰だ?」

?「紬だよー 早く開けてよ律ちゃん」

律「…偽者だろ?」

?「!」

律「……ムギは私を『律ちゃん』何て呼ばないぞ、声は扉越しだからある程度誤魔化せるけど詰めが甘いな」

??「…ばれちゃったね、スミーレ」

律「その声は純ちゃんか、何企んでるんだ?」

純「いや、ただ部屋に入れて欲しいだけですよ、律先輩に危害は加えません」

律「わかった、入れ」カチャ

男「ちょっとま

 ガチャ

菫「だ、誰? 純先輩、あの人は…

純「えっ!? 何で君がここにいんの?」

菫「警備の人ー! 不審者がいるの! 来て!」

純「私は匿ってもらうね、あとはうまくやりなよ」

男「お、おい…

黒服「菫さん、どうしましたか!」

黒服2「おい!大人しくしろ!」

男「……ここまでか」

//////////////////////

 バッドエンド25「不必要な必然」

・純にとって男は不必要
・純の逃げるアテ

//////////////////////

 再開場所

>>946
@扉を開ける
C扉の外の人物に誰か訊ねる
E澪に電話
Fムギに電話

>>959
@扉を開ける
B澪に電話
Cムギに電話 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<><>2011/08/07(日) 04:59:49.71 ID:4GaJ6tjAO<> >>946のC <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/08/08(月) 22:57:39.34 ID:9/8QXjspo<> C扉の外の人物に誰か訊ねる

律「お、おい、誰だ?」

?「私ー紬だよー開けて、律ちゃん」

律「……ん?」

?「ど、どうかしたー?」

律「…ムギ、私のこと何て呼んだ?」

?「り、律ちゃん?」

律「…りっちゃん、って呼ばないのか?」

?「!!…え、えと

純「もういいよ、てゆうかよく気づきましたね、先輩」

律「その声は純ちゃんか、偽者まで使って何を企んでるんだ?」

純「……偽者?……あぁ、なるほど…」

律「? 何だよ?」

純「もしかして律先輩は今さっきのはムギ先輩のそっくりさんだとか考えてませんか?」

律「は? そうじゃないのか? そうじゃなきゃ私がドアを開けた時誤魔化せないだろ」

純「…自分が何言ってるかよく考えてくださいよ、双子でもなきゃ昔からの親友を騙せるわけないじゃないですか」

律「……どういうことだ?」

純「簡単ですよ、今、扉の外に私といるのは本物のムギ先輩てことですよ」

律「……え?」

純「ムギ先輩も上手いですよね! 呼び方で異常を伝えるなんて!」ボコッ

?「痛い!」

律「おい! 純ちゃん、何やってんだ!」

純「ムギ先輩も思ったより根性ありますよねー、ね?律先輩」

律「な、何言ってるんだよ…

律「どうすれば・・・・・・


@扉を開ける
A開けない
B澪に電話
Cムギに電話 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/08(月) 23:32:32.66 ID:FZisH1BDO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/08(月) 23:35:24.26 ID:r1t05YaAO<> 難しい…
@で! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/08(月) 23:37:18.53 ID:r1t05YaAO<> 難しい…
@で! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/08/09(火) 00:31:32.41 ID:7tz8yoh1o<> A開けない

律「……」

純「あれ? どうしました?律先輩」

律「…知るかよ」

純「ん?」

律「何企んでるか知らないけど、私がドアを開けなきゃそれでいいだけ、私の勝ちだ!」

純「はぁ……

律「?…何だよ?」

純「…何が勝ちですか…

純「犯人風情が」

律「は…な、何言ってんだ? 私には何のことだ

純「『何のことだかわからない』だなんて言わせませんよ! 記憶喪失なんてのも戯言甚だしい!」

純「……あ、もう時間切れです、じゃ『あなたの勝ち』ですよ、律先輩」

律「ちょっとま

 ズドン!

 扉の向こうから渇いた銃声が聞こえた

//////////////

バッドエンド26「破戒の罰」

再開場所

>>946
@扉を開ける
E澪に電話
Fムギに電話

>>959
@扉を開ける
B澪に電話
Cムギに電話

>>963
@扉を開ける
B澪に電話
Cムギに電話





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<><>2011/08/09(火) 00:33:10.94 ID:U0UddySJo<> >>946
@ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<><>2011/08/09(火) 16:29:01.22 ID:IezFLy6AO<> さっさと書け太郎 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)<>sage<>2011/08/09(火) 16:47:53.20 ID:sGo28tAZo<> >>1000までに終わるのか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/08/11(木) 01:00:49.24 ID:0wILWdj0o<> @扉を開ける

律(…誰だ?)カチャ

純「あ、こんにちは律先輩」

?「……」

律「…純ちゃん…にムギ?」

?「・…・・…」

純「んー…ま、挨拶はそこそこにしてちょっとお話しませんか?」

律「……私的にはもう全部終わりなんだけどな…………」

純「終わり?…何言ってるんですか?」

純「まさか何も知らないとでも言うんですか?」

律「は?何の話だよ?」

純「記憶の世界での矛盾に気づいていないんですか? 梓にあれだけヒントを貰っておいて?」

律「な、何言ってんだよ?」


律「ていうか、ムギも何とか言えよ?」

純「……!この人、やっぱり!」

純「スミーレ! もういいよ、この人は駄目だ、ここで終わらそう」

?「はい」

律「何い

///////////////////

 次の瞬間に律は気を失っていた。
 彼女がこの後どうなるのかはどうでもいいことだ。

 唯一の救い手に見捨てられてしまったのだから。
 
/////////////////////

ノーマルエンド3「夢の浮かぶ橋の上で」

///////////////////////////

>>946
E澪に電話
Fムギに電話

>>959
@扉を開ける
B澪に電話
Cムギに電話

>>963
@扉を開ける
B澪に電話
Cムギに電話

/////////////////////

>>969
orz

>>970
う〜ん…無理だったら何か書こうかなと
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(西日本)<>sage<>2011/08/11(木) 01:12:04.99 ID:9xWbOQbyo<> >>959
@ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/08/13(土) 02:23:34.86 ID:Xsa3k6v3o<>
A窓を開ける から @扉を開ける

律「ドアを開けるぞ」

男「……大丈夫なのか?」

律「…誰だ?」

?「私、紬よー」

律「……わかった」ガチャ


純「まぁ、嘘なんですけどね」

男「!」

律「純ちゃん……」

律「それに…ムギ?」

?「……え」

律「?」

純「……そんなに似てないと思うんだけどな」ボソッ

菫「……」

律「どういうことだ? ムギがなん

純「ちょっと黙っててください」

純「スミーレ、余計なのをどうにかしよ」

菫「わかりました」スッ

男「なっ――

 菫が男に向かってナイフを投げた

律「何やってんだよ! 落ち着け! ムギ」

菫「……

菫「……私はお嬢様ではないです」

菫「もう消えてください、お嬢様が哀れすぎます」

律「え

 律にも男と同じナイフが刺された。
 
 律が目覚めることも、真実が語られることもない。

///////////////////////

バッドエンド27「禊の拒絶」

//////////////////////

>>946
E澪に電話
Fムギに電話

>>959
B澪に電話
Cムギに電話

>>963
@扉を開ける
B澪に電話
Cムギに電話
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/08/13(土) 02:24:17.42 ID:Xsa3k6v3o<>
A窓を開ける から @扉を開ける

律「ドアを開けるぞ」

男「……大丈夫なのか?」

律「…誰だ?」

?「私、紬よー」

律「……わかった」ガチャ


純「まぁ、嘘なんですけどね」

男「!」

律「純ちゃん……」

律「それに…ムギ?」

?「……え」

律「?」

純「……そんなに似てないと思うんだけどな」ボソッ

菫「……」

律「どういうことだ? ムギがなん

純「ちょっと黙っててください」

純「スミーレ、余計なのをどうにかしよ」

菫「わかりました」スッ

男「なっ――

 菫が男に向かってナイフを投げた

律「何やってんだよ! 落ち着け! ムギ」

菫「……

菫「……私はお嬢様ではないです」

菫「もう消えてください、お嬢様が哀れすぎます」

律「え

 律にも男と同じナイフが刺された。
 
 律が目覚めることも、真実が語られることもない。

///////////////////////

バッドエンド27「禊の拒絶」

//////////////////////

>>946
E澪に電話
Fムギに電話

>>959
B澪に電話
Cムギに電話

>>963
@扉を開ける
B澪に電話
Cムギに電話
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/13(土) 03:54:09.86 ID:Qtnb0uqAO<> >>959
B <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/13(土) 13:30:30.30 ID:7BOjDWEAO<> 安価無しの方がいいって意見ばっかだった希ガス… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/08/15(月) 01:22:26.22 ID:nfoeI7rHo<> A窓を開ける から B澪に電話

律「……澪と連絡とってみる」

男「…止めたほうがいい気がするんだが」

律「? どうして?」

男「俺にはあの人が……いや言い方が悪いな――


律「ん?」

男「…何が起こってるのか俺にはさっぱりだ」

男「でも、あんたら、あの車に乗ってた4人は絶対にまだ何か隠してると思うんだ」

男「もちろん、あんたも含めてだぜ、律さん」

律「……」

男「…あの日、何があったんだ?」

男「俺は、真鍋和の弟としてあの日、何をしていた?」

律「……お前か」

律「お前は神社にいたよ、理由は私にはわからない……けど

男「…けど?」

律「……」

男「?」

男「おい、黙ってないでなんと

 バタン!

澪「おい! 大丈夫か、律!」

黒服「お怪我ありませんか!」

男「なっ……

律「……メールで澪を呼んどいたんだ」

男「…じ、じゃあ、さっきの話は嘘かよ!」

律「いや、本当だけどさ」


律「…お前はあの日いちゃいけない人間だったんじゃないか?」

男「……」

男「……わけわからねえよ」

////////////////////////

バッドエンド28「抜けない楔」

//////////////////////////

>>946
E澪に電話
Fムギに電話

>>959
Cムギに電話

>>963
@扉を開ける
B澪に電話
Cムギに電話

/////////////////////////

>>976
…すいません、手遅れ感がありますがとりあえず見えない部分の選択肢を削っておきます。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(群馬県)<>sage<>2011/08/15(月) 01:39:53.08 ID:3rUpInIko<> >>954
C <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(群馬県)<>sage<>2011/08/15(月) 01:45:42.98 ID:3rUpInIko<> 誤爆した
>>954じゃなくて>>959でお願いします <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/08/15(月) 01:53:17.36 ID:nfoeI7rHo<> >>979
了解です
こっからは少し時間がかかるかも知れないのでちょっと待っててください <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(群馬県)<>sage<>2011/08/15(月) 02:00:58.76 ID:3rUpInIko<> もしかしてハッピーエンドのルートかな?
偽ムギがいるから本物のムギに電話して確かめるとどうなるか試してみたかっただけだが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/15(月) 05:51:47.57 ID:WDPzHxeIO<> こんがらがってきたー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<><>2011/08/16(火) 09:57:21.51 ID:lQl01FKAO<> まだ終わってないのかよ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<>sage<>2011/08/19(金) 01:50:14.72 ID:yK5TVxZ4o<> A窓を開ける から Cムギに電話

律「…ムギに電話しよう」

男「大丈夫なのか? 俺はその人のことよくわかんないんだが」

律「……私も知らない」

男「は?」

 律は男を無視して紬に電話を掛け始めた。

律「……」

律「あ、ムギ?」

律「今部屋の外にさ――

律「…ん、わかった」

 律は通話口を塞いで男にこう言った。

律「通話を切らないで扉の外と会話する」

男「それで相手の出方を伺うんだな」

律「あぁ、だけどお前は喋るなよ、ムギにばれるから」

男「おう」

律「……あ、ムギ、準備できたぞ、今から始めるから」

 律は携帯のスピーカーをオンにした


律「おい、誰だ?」

?「紬だよーりっちゃん、開けて」

紬「何をしてるの? 菫」

 携帯から声が響いた。

菫「!」

純「あれ?ムギ先輩、どうしているんですか? お部屋に戻ってるはずじゃ?」

律「…携帯だよ、ここにいるわけじゃない」

純「あ、そっか 色々甘かったな……」

純「ま、いいや。 それよりムギ先輩」

紬「?」

純「私が何でここにいるかわかりますか?」

紬「?……何を言ってるの? わかるわけない…でしょ?」

純「……それでいいんです、律先輩、ドアを開けてください」

律「え…え?」

紬「待って、りっちゃん」

律「お、おう」

紬「純ちゃん……あなたもしかして…?」

純「……はい、私は【あなたの】日記を読みました」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/08/19(金) 01:50:49.52 ID:yK5TVxZ4o<> 紬「! …で、でも……あの資料にはそんなこと…

純「…すいません、あえて書かなかったんです」

紬「……そんな…あなただけは…私を・・・

 紬がぼろぼろと泣き出したようだ

男「おいおい…何だってんだよ」

純「律先輩、お願いです、ここを開けてください」

律「…で、でも……」

紬「…やめて、りっちゃんお願い…もう嫌・・・」

律「・・・

純「律先輩!」

男「律さん! 開けよう!」

律「えっ

 男は扉を開けた

純「……ムギ先輩」

紬「……そっちに行くわ」

 紬はそれだけ言って電話を切ってしまった。



 …数分後、紬が澪に連れられて部屋に戻ってきた

澪「…ムギの様子がおかしいんだが…何があったんだ?」

紬「   :;  ・・」

純「…みなさん、座ってください」


純「私がこれから全てをお話します」

純「…何から話ましょう?」

律「・・・

@呪いのこと
A純ちゃんのこと
B火事のこと

////////////////////////



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(群馬県)<>sage<>2011/08/19(金) 02:05:12.28 ID:k+yetJvuo<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<><>2011/08/19(金) 06:45:17.49 ID:QMGKKGPAO<> いよいよ解決編か
てか、どうせ全部話すんだし安価いらなくないか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/08/20(土) 01:18:41.30 ID:BIEFf1gNo<> @呪いのこと

律「呪い、って何だったんだ?」

純「……律先輩はどんなものだと聞いていますか?」

律「えっと……琴吹家に大昔にかけられたとかなんとか」

純「それは真っ赤な嘘ですよ……本当は

 「もうやめて」

 紬が蚊の鳴くような声で呟いた

紬「……もういい…わたしが…悪かった…やめて・・

純「ムギ先輩、…私はあなたの考えを知ってしまったんです」

純「…もう止めましょう」

紬「……

 紬は何か言いかけたが口を閉じた、交渉の余地がないと悟ったのかも知れない

純「…呪いっていうのはわかりやすく言えば真鍋ちゃんの家に置いたあったあの機械のことなんですよ」

律「!?」

純「……えっと、詳しく説明すると――

純「何十年も前、琴吹家が今ほど大きくなかった頃に一度潰れかかったことがあったんです」

純「その時、それに目をつけたのがあの機械の開発と研究をしていた連中です」

純「…その研究っていうのが、人間の記憶を書き換えたり、消したり、っていうのが目的だったらしいんですよね」

純「…でも、当然そんな研究が堂々とやれるわけがない、その上当時は研究が行き詰まり、隠し通すのも困難になっていたらしんです」

純「そこで研究は中止されることになった、でも副産物であり唯一の成果でもあるあの機械だけはこの世に残したい。
  そう考えた彼らは援助と引き換えに機械を永久に保管する、という取引を持ちかけた」

純「…これは琴吹家にしてみれば正に【呪い】ですよ、生き残る唯一の手段が永久に弱みを握り続けられることなんですから」

律「…その機械はどんな機能を持ってたんだ?」

純「……記憶のリロード…ようは記録を夢みたいな形で見せることくらいですね、まともにできたのは」

純「…ただ、不完全で不安定なだけに、他に使い道があったのかもしれません、こっからは妄想レベルですけどね」

律「…ふーん」

紬「・・ ;・・   …」

純「さて、お次は何を?」

A純ちゃんのこと
B火事のこと
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(群馬県)<>sage<>2011/08/20(土) 01:19:46.90 ID:iC4/osXVo<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<><>2011/08/21(日) 01:59:19.51 ID:Z6x3dolio<> B火事のこと


律「…あの日、結局何があったんだ?」

純「……火事が起こる数ヶ月前、琴吹グループで奇妙な出来事が起こった」

純「金がごっそり無くなったり、株が流出したり…」

純「その主犯が当時のナンバー2、ムギ先輩のお父さんの親友」

紬「・・・・…」

純「でもその行動には理由があったんです」

純「琴吹家はその時何の問題もなかったけれどその老人はいづれ【呪い】のせいで少なくないダメージを受けることを予想していた」

純「そこで、琴吹家の財産を一旦別に移し、呪いを破棄した上で新しくやり直そうとした」

純「だが計画は失敗、秘密裏に進めたせいで誤解が誤解を呼び、老人は全ての立場を失った」

純「これが律先輩の言う「あの日」…火事の起こった正にその日です」

律「!」

純「失脚した老人は最後の賭けにでた」

純「直接呪いを調査して自分が琴吹家の弱みを握り、計画の再起を図ろうとしたんです」

純「でもそこであの地震が起こる」

純「その時に老人は頭を打って死亡、…そしてこっからが問題です」

純「琴吹家はその事実を隠蔽しなければならないわけですが隣の家が火事、しかも記憶喪失が2人という異常事態」

純「…火事ごともみ消すしかなかった、ってわけですよ」

純「そのせいで澪先輩が花火がどうのこうのと言ったとか唯先輩や梓の嘘がすぐにばれなかったことの理由ですよ」

純「…でも当然代償も大きかった、律先輩は友人との面会も許されず、入院と称して軟禁状態」

純「……そしてムギ先輩は自分が琴吹の人間だからみんなに迷惑がかかった、と考えたんです」

律「……ムギ」

紬「……ちがう」ボソッ

律「?」

純「……話していいんですか?」

紬「……好きにして」

純「…あなたがダメと言うなら私は黙りますよ?」

紬「…もういいの、つかれちゃった」

純「わかりました」

純「さて、じゃぁ、火事の日の後日談と私について、話しましょうか」

律澪「…………」


 

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/08/21(日) 22:44:26.42 ID:Z6x3dolio<> 純「……さて」

純「私のことか…

澪「?」

律「……」

純「…話しても無駄な気がしてきました」

純「そう思いませんか? ムギ先輩」

紬「……」

紬「…ううん」

純「はぁ…

純「わかりました、続けますよ」

澪(……この2人は…何を言ってるんだ?)

純「…火事の後、律先輩が記憶喪失、和先輩と澪先輩も学校に来なくなったんですから」

律(……え?)

純「それでも当日平沢家にいなかった私には何があったのかまったくわからない」

純「さっきも言った通り琴吹家が隠蔽工作をしてるので何も説明がなかった」

純「……最初は小さいことでしたよ、軽音部の先輩に会いに行ったり、梓や憂に事情を聴いたりね」

純「で……高校を出た後もヒマを見つけて調べてたんですよ」

純「その時あの子と再会を果たしたんです」

澪「それって…

純「真鍋ちゃん……つまりそこにいる男の子の姉であり火事の時逃げ遅れて昏睡状態にあった和先輩の妹ですよ」

純「真鍋ちゃんも姉があんな状態で弟も記憶喪失、真相が知りたかったんでしょうね」

澪「再会って?」

純「昔、偶然顔をあわせてたんですよ、お互い忘れてましたけどね」

純「で、2人で色々調べていくうちに2つのことがわかった」

純「1つが『確実に何者かの圧力で揉み消されたこと』2つ目が『琴吹家が関わっていること』です」

純「…ですが、そこから琴吹家に関して調べようとした所で私が琴吹家に捕まってしまった」

純「……それから屋敷に閉じ込めらてたんですよ」

純「……他の人達が私を追い出せだ警察に突き出せだと騒ぐ中でムギ先輩だけが私に良くしてくれました」

純「…そこでムギ先輩と約束したんです、これ以上この件に関わらないって」






紬「……うそつき…

純「…そうです、私はムギ先輩と約束して数日後、ムギ先輩の書いた日記を見つけてしまった」

純「そこにはムギ先輩の悩みや苦しみが書いてあって…

澪「じゃあ始めから私に協力する気はなかったのか?」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/08/21(日) 22:46:05.89 ID:Z6x3dolio<> 純「…はい」

律「澪は何がしたかったんだ?」

澪「……実は私、1年くらい前に律に会いに行ったんだ」

澪「あ、律は覚えてないくて当然だよ、変装してたし」

澪「私は記憶喪失についてどう思ってるか律に聞いたんだ。そしたら『忘れていることも忘れたい』って言ったんだ」

律「……」

澪「だからあの機械を使ってそれを実現させようとしたんだ」

澪「…あと、和が目覚めないようだったら今度は和の記憶も消すつもりだった…

澪「…みんな忘れれば、なかったことと大差ないと思ったんだ……」

澪「……まだ機会を伺う程度だったからムギにばれる訳には行かないと思って
 琴吹家に近づけないようにしたけど…結局失敗した、こんなところか」


純「…誰も覚えてないことは無いことと同じ…ですか」


純「言いたいことはわかりますよ」






律「  」

紬「!……」





律「…そ、そうだ、梓は何したかったんだ?」

純「…梓は平沢家に隠れていたんですよね…………推測ですけど、空家に許可なく隠れ続けるのは不可能ですからね」

純「…琴吹家と繋がりがあったとみさんか神主あたりに協力してもらってたんでしょうね、そこから呪いのことを聞いたとか」

律「…あーなるほど…」(そういやあのお婆さん、平沢家を管理してるとか言ってたな)

澪「…そういえば純ちゃんはどうやってここに入って来たんだ?」

純「秘密です」

澪「えっ?」

純「あぁ、秘密…ていうよりただ忍び込んだだけですよ、顔なじみのスミーレに助けてもらって」

律「ふーん……」

純「あ、私も気になってたことが」

純「和先輩はあの日何をしようとしてたんですか?」

律「……本人に聞いてみるか、電話電話」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<><>2011/08/21(日) 22:57:55.45 ID:Z6x3dolio<> 和「もしもし? 今どこなの律?」

律「あー…それより聞きたいことがあんだけど」

和「何?」

律「火事のあった日、何がしたかったんだ?」

和「……あの神社は友人と仲直りできるとか、そういう類の御利益があってね、それで律と行こうと思ったんだけど」

和「…律は私とあまり関わらないようにしてたみたいだし…何とか外に誘おうと思ったのよ」

律「…なんで弟を連れてきてたんだ?」

和「…あの子がついて来るって聞かなかっただけよ」

男「……そうだっけ」

和「そこにいるの? 律、その子に早く帰るように言ってくれない? 妹が心配してるの」

律「わ、わかった、じゃあな」ピッ


純「…さて、こんなもんですか?」

律「…あ、最後に1つ」

律「ムギは何であんなに憔悴してんだ?」

純「……」

純「…ムギ先輩は自分が琴吹家であるせいでみなさんに迷惑がかかるのを本当に恐れてたんです」

純「それだけ軽音部が好きだったんでしょうね」

紬「……

律『もういいんだ、ムギ』

 律はそう言って紬を抱きしめた

紬「…りっちゃん……うっ…私…うぅ…」

 紬が堪えきれずに泣き出した

純「………………………………………………………………」


 ……澪や男が暖かく見守るなか純は1人、苦虫を噛み潰したような顔をしていた

 彼女の求めた正解とは何だったのだろうか。  

 …それこそが――


/////////////////////////////

屈折編 Fラストメモリー 終

/////////////////////////////

 これで伏線大体回収できたかな?
 やたらと駆け足ですいません…

 エピローグ的なものはまた後日書きます、それで完結という形にしようと思います。

 最後に投下まで時間が空くかもしれないので埋まったら1が自分でスレを立てます。
 スレタイは 律「思い出さないあの日」2 にします。(多分ないと思いますが)

 それでは失礼します





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(群馬県)<>sage<>2011/08/22(月) 11:04:08.51 ID:rxmUn2wuo<> やっぱり正解だったか
そういえば>>985と>>988の選択肢はどの順番で選んでも同じ展開だったのか?
それとも順番によって展開が変わったのか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/08/22(月) 20:16:44.68 ID:vWMiSmzE0<> 思ったけどさ、>>1がよければ
最初から正しいルートだけ投下して、
その後エピローグを書くっていうのを次スレでやってほしい。
途中から何がなんだかって人がいるし。 <> 1 
◆PYEaiMpGRI<>sage<>2011/08/22(月) 22:28:09.40 ID:E0vGQLx3o<> >>994
ここはどう選んでもかわりません

>>995
それもいいですね…ちょっと考えさせてください <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/08/23(火) 13:44:02.36 ID:SLOR+VoS0<> トリつけたのか。
次スレたてたら誘導してくれ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/23(火) 20:21:46.98 ID:BOmmmYoAO<> 書き溜めしとけよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/08/23(火) 21:02:38.21 ID:ybcOpcKj0<> バットエンド全部教えて〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2011/08/23(火) 21:04:46.33 ID:vK1pLhDAO<> 1000ならりっちゃんは俺の嫁 <> 1001<><>Over 1000 Thread<>                  ヽ人人人人人人人人人人人人人人人ノ
         / ̄(S)~\  <                      >
       / / ∧ ∧\ \<  嫌なら見るな! 嫌なら見るな!  >
       \ \( ゚Д,゚ ) / /<                      >
         \⌒  ⌒ /  ノ Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Yヽ
          )_人_ ノ  
          /    /
      ∧_∧ ■□ (    ))
     (   ; )■□  ̄ ̄ヽ
   γ⌒   ⌒ヽ  ̄ ̄ノ  ノ       SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|        http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/

<> 最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>【伝説の】すた丼食べたらageるスレ【すた丼屋】 @ 2011/08/23(火) 20:40:27.87 ID:bBdAMpbao
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1314099627/

新しいカードゲーム考えたwwwwww @ 2011/08/23(火) 20:21:07.36 ID:u2MRx9wAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1314098467/

クソウヨ @ 2011/08/23(火) 20:20:11.98
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1314098411/

ムダ毛処理は面倒よね @ 2011/08/23(火) 20:15:35.02 ID:Qxb30oU0o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1314098134/

ここだけ魔王の城 ただしコンマ00で魔王様に怒られる @ 2011/08/23(火) 20:07:31.50 ID:WoaMJ9Qvo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1314097651/

最近感動したこと @ 2011/08/23(火) 19:58:43.34 ID:s6fOupPro
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1314097121/

ここだけ全員焼肉店(蝉時雨から鈴虫に変わる頃) 450店舗目 @ 2011/08/23(火) 19:22:15.32 ID:itY4Dk9y0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1314094935/

無傷のままじゃ @ 2011/08/23(火) 18:13:51.99 ID:RSyU39aUo
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