VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/08(土) 15:18:22.34 ID:ygeTj/Eo<>前スレ(VIP)
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1293824758/
立ててみる<>舞園「……気になる人がいるって、言いましたよね?」
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/08(土) 15:21:31.61 ID:F9ApzUI0<>期待してます<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/08(土) 15:25:49.09 ID:QKIiqOgo<>待ってるぜ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/08(土) 15:58:24.80 ID:vcHfxtA0<>トゥグサー
ワクワク<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/08(土) 16:05:56.85 ID:HDVSbCoo<>わくわく<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/08(土) 18:23:28.10 ID:F9ApzUI0<>わっくわくのどっきどき<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/08(土) 19:48:17.71 ID:XtiktGI0<>ちょww俺得スレきたwwwwwwwwwwww
エスパーさんがんばってください<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/08(土) 19:49:51.91 ID:imVAAWUo<>何時ぐらいに開始するんだ?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/08(土) 20:39:23.16 ID:BNqmPRYo<>ザナドゥ!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/08(土) 21:44:18.64 ID:ygeTj/Eo<>初めに質問があるのですが
・VIPの頃に投下していた分で修正したい箇所が細かいけどあるのでしばらくVIP投下分から
戻って初めてもよいか(まぁ、要するにほぼ最初から)
板のルールとかじゃなくてこれは読者様が別によくねって言われれば別に構いませんが
ちょっと自分で読み返すと修正したい箇所がいくつかあるもので。
また例の如くに深夜くらいからぼちぼち始めるのでそれまでに回答頂ければ嬉しいです。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/08(土) 21:54:00.82 ID:jivAqBE0<>やりたいようにやれば良いと思う<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/08(土) 21:58:38.78 ID:ytTsGewo<>修正前のzipでくれ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/08(土) 22:33:53.45 ID:4.wirdY0<>むしろそっちのがいい<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/08(土) 22:41:19.65 ID:ygeTj/Eo<>http://persdefrq.tokyo-hp.com/i_749441.htm
vipの頃の修正前verをzip化したのでここで拾ってください<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/08(土) 23:13:00.57 ID:MHe7wfk0<>投下し直しは全然オッケーだと思います
けど続きに関してはある程度書き溜めしてからでもいいんじゃね
落ちる心配とかもないし
まぁやりたいようにやってもらうのが一番なんだけども<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/09(日) 01:38:30.78 ID:QnpCwico<> i゙ ゙̄i
/___ヽ
|| ! ,.、
|| ゚ .| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| | |
|| | |\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⊆⊇ i_i\ノ´ー-'´゙ ゙̄`ー−'´, --
`ー、 ヽ ´  ゙̄`ヽ ゙̄、
\ヽ\ヾ ; ! ヽ
\ヽ\ `゙ ´ ゝ- 【 苗木の部屋 】
\ゝ`ー─────
`ゝニニニニニニニニ
'-゚
苗木(さて……もう夜時間だな………明日も早いし寝るとするか………)
\
__\ ピンポーン
/ ピンポーン
/
苗木(ん……? こんな時間に誰だろう………)
苗木(………夜時間は外に出てはいけないって皆で約束してるし、放っておこうかな………)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 01:45:24.97 ID:QnpCwico<> \
__\ ピンポーン
/ ピンポーン
/
苗木(………でも、やっぱり向こうは僕が部屋にいるって分かって来てるんだろうし……)
ガサガサッ
タッタッタ
苗木(………流石に無視しちゃあまずいか…………)
ガチャッ――――
苗木「………はい……だ、誰かな―――って……ま…舞園さん……?」
舞園「あの………こんな時間にごめんなさい………」
苗木「あ……いいやっ、別に構わないんだけど――――
舞園「……クスッ……嘘ですね?」
苗木「………え?」
舞園「だって…、みなさんの個室ってそんなに広くないのに………
苗木君………出てくるの遅いんですもん…………」
苗木「あ……そ…そう……だよね……」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/09(日) 01:51:30.93 ID:5I83qoYo<>最初からはじめるのか
早く続き読みたい<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 01:54:44.54 ID:QnpCwico<>修正箇所以外はコピペで進むからすぐ続きまで持って行きますよ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:00:35.87 ID:QnpCwico<>舞園「…………う〜ん………」
苗木「……………いやっ…ちょっと顔を洗ってたんだ……寝る前に……」
舞園「そうなんですか……? 顔とか前髪とか濡れてないのに………」
苗木「あ……そ……そうだよね………」
舞園「まぁいいです……、苗木君がいう事なら嘘でも」
苗木「それで……、こんな時間に……何?」
舞園「ああ……そうでした…、実は苗木君にお話があるんです」
苗木「…………僕に話が?」
舞園「そうなんです、苗木君と二人でお話できないかな〜って……」
苗木「……か…構わないけど……こんな廊下で話してたら冷えちゃうよ……」
舞園「そうですね…、それじゃあ苗木君の部屋に入ってもいいんですよねっ?」 ニコッ
苗木「え………?」
苗木(………でも部屋の中はなぁ…、流石に問題じゃあ―――)
舞園「……クスッ……私が苗木君の部屋に入るのは問題があるって事ですね?」
苗木「えっ――――!」
舞園「……エスパーですから」クスクスッ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:05:19.01 ID:QnpCwico<>苗木「は……はは………エスパーか……」
舞園「はいっ! まぁ…、冗談ですけど……」
苗木(…………本当に冗談なのかな……)
舞園「それじゃあ、苗木君………あのぅ………
苗木「……………?
舞園「…わた………私の…部屋に来ませんか?」
――――――――――――――――
―――――――――――――
―――――――――
舞園「……どうぞ、入ってください」 ニコッ
苗木「え………あ…うん………」
苗木(断わってたはずなのに…、どうして僕は舞園さんの部屋に来ているんだろう)
舞園「それで……、わざわざ呼んだ理由ですけど…………
苗木「あ……、うん」
舞園「あのですね、この前…といっても、ついさっきのことみたいですけど……
私、いい…ました……よね?」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:08:29.43 ID:QnpCwico<>苗木「えっ?言ったって何のことかな……?」
舞園「うそ!?まさか忘れちゃったとか…?」
苗木「ま…待って!…すぐに思い出すから!」
舞園「苗木君……………」
苗木(えっと………舞園さんと話したことで印象に残っている事と言えば……――――)
苗木「――――……そうか解ったぞ!」
舞園「本当ですかっ!?」
苗木「うん…えっと、つまり――――――――
―――――――――
――――――
――――
苗木「――――――って事だよね?」
舞園「………えっと、…………違います……」
苗木「えっ…。そ…そんな…」
舞園「あのですね…、苗木君にはもうお話したと思うんですけど……」
苗木「………」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:15:04.73 ID:QnpCwico<>舞園「……気になる人がいるって、言いましたよね?」
苗木「……えっ?」
舞園「言ったと…思うんですけど…もしかして…私の夢だったのかな……
最近、よく夢に苗木君が出てくるから…それと間違えたり…して……
苗木「…いやっ……その事なら確かに聞いてるよっ!」
舞園「…そう……ですよね。」
苗木(僕が夢に出るって……)
舞園「そうです、最近…苗木君の事ばかり考えてたら……
夢にも出てくるようになって……」ポッ
苗木「…えぇっ!?」
舞園「エスパーですから……ははっ…」
苗木「………
舞園「実は…気になる人って…、もう気づいてると思いますけど――――
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:39:24.15 ID:QnpCwico<>腐川「キエェー!!! 苗木が舞園を襲ってるわぁ!!!」
舞園 「…!?」
苗木 「…!?」
苗木(そんなっ! 部屋のドアはちゃんと閉めていたはずだぞっ!?)
> /ごノ ダダダッ
__,∠ /
〈、 / 彡
\、__ノ 彡
大神「何だ…!何があったのだ……」
朝日奈「苗木が舞園ちゃんを襲ってるって!!??」
腐川「な…っ!なえ…苗木が…っ!まままま舞園を―――!
舞園「――そんなの誤解ですよっ!!失礼ですね!」
大神「されど…、舞園よ…苗木から脅されていたりはされておぬのか…?」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:40:22.83 ID:QnpCwico<>舞園「大丈夫ですからっ!!出て行って!!!!」
ダダダダダ
バタンッ!!!!
苗木(あ……あの大神さんを圧倒するなんて……)
舞園「苗木君…、騒ぎを聞いて…誰か来たりするのでしょうか…」
苗木「そ…それは大丈夫だと思うよ?
だって各々の部屋に戻っている人には部屋の防音で外の騒ぎは聞こえないはずだし……」
舞園「そ…そうですよね…、それじゃあさっきの腐川さん達は…?」
苗木「きっと部屋の外に出ていたんだろうと思うよ」
苗木(大神さんと朝日奈さんは二人とも同時に来ていたようだしな……)
舞園「それにしても苗木君っ!!」ビシッ
苗木「わぁっ!?……ま…舞園さんッ!?」
舞園「ドアはちゃんと閉めておかなきゃダメじゃないですかっ!」
苗木「えっ……? あ…ああ、そのことなんだけどね…」
舞園「……?」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:40:56.24 ID:QnpCwico<>苗木「僕は舞園さんの部屋に入るときに、ちゃんとドアは閉めたと思うんだけど」
舞園「え……?」
苗木「僕は確かに部屋のドアは閉めたはずなんだ。
そりゃあ、写真を撮った訳でもないし証拠はないんだけど……」
舞園「わ…分かりました…。苗木君が嘘をつくなんてありませんしね…」
苗木「…えっ? そんな簡単に?」
舞園「エスパーですから…」クスッ
――――
―――
――
苗木「やっぱり…、腐川さんが舞園さんに用があってドアを開けたとしか考えられないよね」
舞園「…そう…ですね」
苗木「でも、何の用があったんだろう?
何もこんな夜に尋ねてこなくても話なら明日でもいいだろうに……」
舞園「……っ…ぱり……」
苗木「舞園さん? 何か言った?」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:41:35.97 ID:QnpCwico<>舞園「えっ? 何も言ってないですよ……?」
苗木「そ…そうなの?」
舞園「はい…」
苗木(絶対に何か呟いたと思うんだけど…)
モノクマアナウンス「おまえらぁ! 夜時間になりました。
食堂は禁止区域となりま〜す―――」
舞園「………ぁ…そんな…」
苗木「…よる…時間だね…」
舞園「…嗚呼…、まだお話したいことがあったのに……」
苗木「…舞園さん……」
舞園「残念ですけど…、また明日ですね」
苗木(あっ…明日もっ?!)
舞園「クスッ 明日もですよ!」クスクスッ
苗木「えっ……?」
舞園「エスパーですから…ふふっ」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:44:26.38 ID:QnpCwico<>――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――――
ガチャッ――――
―――――バタンッ―――
i゙ ゙̄i
/___ヽ
|| ! ,.、
|| ゚ .| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| | |
|| | |\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⊆⊇ i_i\ノ´ー-'´゙ ゙̄`ー−'´, --
`ー、 ヽ ´  ゙̄`ヽ ゙̄、
\ヽ\ヾ ; ! ヽ
\ヽ\ `゙ ´ ゝ-
\ゝ`ー─────
`ゝニニニニニニニニ
'-゚
苗木(う〜ん。舞園さん………)
苗木(気になる人、かぁ…。 『夢を持ってる人が好き』って旨の事を前に言っていた気もするし……)
苗木(やっぱり桑田君かなぁ……。【桑田『俺はミュージシャンになるから!』】みたいな事を言ってたし……)
苗木(それにしてもモノクマの奴め……)
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:47:37.90 ID:QnpCwico<>モノクマ「呼んだかい?」
苗木「うわぁぁぁあああぁぁ!?!?!?」
モノクマ「なっ! なんだよぉぉおおぉ!!(怒)
クマに向かって失礼な奴だなぁ!オイ!(激怒)」
苗木「な、何のようなんだっ!?」
モノクマ「僕が呼ばれたような気がしたんだよぉ」 うぷぷ
苗木「それは違うよっ! 僕は呼んでなんかいないよ!」
モノクマ「舞園さんからフラれちゃって、一人で淋しく部屋に戻った苗木君は………
モノクマを求めたのだぁぁ!!!」 ギロリッ
苗木「なっ……!」
モノクマ「うぷぷ…、エスパーですから(笑)」
苗木「もう僕は寝るんだからなっ! 早くあっちに行けよ!」
モノクマ「わお(笑) 苗木君って好きな子をイジメちゃうタイプでしょぅ?」
苗木「な……なんだって……?」
モノクマ「クマの事が大好きだからってクマを虐めたらやーよぉん!!」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:49:26.65 ID:QnpCwico<>苗木「だ……誰がお前なんかを………!!」
モノクマ「はいはい、照れないの照れないのっ!!(照)」
苗木「こ……こいつめ………くそ……」
――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――――
|(,,゚jコ)/) | _____
|(_, i, :::::::| .|:. |
| ヽ, )っ;;;;| .|:::. | γ⌒ヽ
`ー―――' |:::::: | |// |
|o::::.. | |/ .| 【 舞園の部屋 】
|::::::::::::. | | //|
|::::::::::::: :. | 入__ノ
|:::::::::::::::.......| ,!.:i、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄[__,,::]
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'i,
/ ....:: i,
/ .....::....:........::.::::::キ
舞園(……苗木君…)
舞園(明日……そう、明日言えば……いいんだ…。) ウトウト
舞園(……き……っ………て………―――) ZZZ
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:49:57.84 ID:QnpCwico<>――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――――
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/09(日) 02:50:23.06 ID:QnpCwico<> __
/::::::::::ヾ
__,,,,∠::::::::::::::::::ソ、
/" ̄`V´ ヽ:::::::::::::::::::: /l::::ヽ
i ヽ:::::::::ヘノ |::::::::ヽ
ヽ ヽ:::/へ/⌒::::::::::::ヘ .)⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ (
冫 ● ゝ::::丶:::::∠l:::::::::| ) (
! /´ ▼ `へ/::::::::::| .) モノクマ劇場 .(
| l___ 入__イレ′:::::::〈 ) (
ハ r⌒゙ヽヽ_レ´ノ::::::::::::::::::::ヽ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
ゝ / ,入-イ:::::::::::::::::::::::::::::∨
/〆 / i:::::::::::::::::::::::::::::::::∨
/ / i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨
! / i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
个-イ , ─ 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
{ / `ヽ::::::::::::::ヾ:::::::::::::::|
モノクマ「クマは思うのです。
例えばAとBとCがおり。
この三体の力関係をA>B>Cとします。
この三体で戦争をすることにしました。ルールは簡単です。
三対三でA,B,Cを持ち。各々で同時に出すことで勝敗を決める訳です
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:51:32.51 ID:QnpCwico<> その戦いにセレスティア何とかさんはこう考えました。
相手の一番強いAにこちらの一番弱いCを
相手の二番目に強いBにこちらのAを
相手の一番弱いCにこちらのBを送ることで必勝となる訳です。
クマならAにはAをBにはBをCにはCって送る所でしたクマ。
しか〜しッ!
Cの気持ちはどうなるのでしょうねぇ。
BとAは勝ち戦でもCは負け戦な訳ですよ。
試合全体で見れば勝てるんですが……、
やっぱり三勝零敗こそが勝利と思うんですよぉ!!
あぁ、言い忘れてたけど機械的な話じゃなくてクマが好きな競馬の話だよぉ?
持ってる三匹の馬で勝負するってギャンブルって訳だぁ!」 うぷぷぷぷ
.
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:52:59.39 ID:QnpCwico<>┌────────────┐
│┌──────────┐│
││: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ││ /
││: : : : : :::::::::::::::::::::::: : : : : : :││ / 〜 ♪
││: : : ::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : ││ ― モノクマ「おまえらぁ〜!
││: : : ::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : ││ ― 〜 ♪
││: : : : : :::::::::::::::::::::::: : : : : : :││ \ 〜 ♪ 午前7時になりましたぁ――――!!!
││: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ││ \
│└──────────┘│
└────────────┘
苗木「う……うぅ……朝…、か……
舞園「朝ですよ?」クスッ
苗木「うわぁぁぁぁぁぁっ!?!?!?」
舞園「きゅぅ………」
苗木「どどどどどどどうして舞園さんが此処に居るのッ!?」
舞園「それが…、あのですね。
いつもみたいに食堂に行くのでしたら苗木君を待っておこうと思ったら………
苗木「思ったら………?
舞園「そ、それが…体が勝手に動いて部屋に入っちゃいました……」テヘッ
苗木「で……でも、モノクマの放送はさっき流れたばかりで―――<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 02:57:46.71 ID:QnpCwico<>モノクマ「こらぁぁ!!!
もう午前7時12分だってのぉ(脱力)」
苗木「え……?」
モノクマ「何時になっても起きない寝坊生徒の為にクマが朝の放送は大事な事なので
再放送して二回も放送したんだよぉ(怒) 手間掛けさせやがって!!(憤激)」
苗木「そ……それじゃあ――――
舞園「私たち、恐らく遅刻だと思います。
あのですね。きっと石丸さんに怒られると思いますよ……?」
苗木「いっ…急いで顔を洗ってくるよ!!」
――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――――
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 03:00:03.23 ID:QnpCwico<> i゙ ゙̄i
/___ヽ ,'´ ̄ ̄`',
|| ! ,.、 ! l
|| ゚ .| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ! バ バ l
|| | | l シ シ l
|| | |\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ! ァ ァ >
⊆⊇ i_i\ノ´ー-'´゙ ゙̄`ー−'´, -- \ /
`ー、 ヽ ´  ゙̄`ヽ ゙̄、  ̄ ̄
\ヽ\ヾ ; ! ヽ
\ヽ\ `゙ ´ ゝ-
\ゝ`ー─────
`ゝニニニニニニニニ
'-゚
舞園(……苗木君の部屋、綺麗に整理されてる………、
それに…、床にもゴミが落ちてないしきちんと整理してあるし…………)
舞園「……………クスッ……」 ニコニコ
\
__\ ピンポーン
/ ピンポーン
/
舞園「あれ? お客さん?」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 03:00:50.84 ID:qryRR2DO<>携帯とPC規制されてたから心配だったがここにスレが立って良かった<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 03:03:56.11 ID:QnpCwico<> \
__\ ピンポーン
/ ピンポーン
/
舞園「……う〜ん…、苗木く〜んっ!!!
舞園「……………聞こえてなくて当然よね……う〜ん………
タッタッタッ
ガチャッ――――
舞園「はい…、どちら様で―――――
石丸「っ!?へへへへへ部屋を間違えたのかっ?!
ききき君にも用があるんだが今は苗木君を探していてねっ!失礼したッ!」
ガチャンッ――――!!!
舞園「…………………
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 03:08:41.00 ID:QnpCwico<>
\
__\ ピンポーン
/ ピンポーン
/
舞園「………………
ガチャッ――――
舞園「………はい……どちらさまで――‐
石丸「此処は苗木君の部屋だがぁぁぁあぁっ!?!?」
舞園「そ……そうでしょうね………
石丸「してっ!! 苗木君は――――――
ガチャッ……
苗木「ごめん、舞園さん待たせちゃ―――――
石丸「――――君と言う奴はぁぁぁぁぁぁ!!! ななななな何をしてっ!!!!」
苗木「……………か……顔を洗ってたんだけど…………
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 03:17:35.03 ID:QnpCwico<>石丸「こここここれはだなっ!!」
苗木「……………?
石丸「ふふふふ不健全だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
苗木「顔を洗っただけなのにぃぃ!!??」
石丸「顔を洗う前が問題だぁぁ―――――!!!
モノクマ「―――別にいいじゃないかぁ!
石丸「うわぁぁぁ!? ……がががが学園長ッ!?」
モノクマ「頗る性の時期だねぇ……!! むふふふふふ(興奮)
石丸「な……学園長までっ!!!
モノクマ「憚ることなく何でもしてもいいんだよぉ!?
ここでは校則に書かれていること以外なら何をしてもいいんだぁ!!!」
石丸「こ……校則違反では……確かに無いな……
モノクマ「それよりさぁ……苗木君と舞園さんを呼びに来てたんでしょ?」
舞園「……あ…、やっぱり………」
モノクマ「用が済んだのなら早く食堂に行かなくっちゃ何が起きてもしらないよ?」 ガオー
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 03:21:10.04 ID:QnpCwico<>
苗木「………なっ! ……何かあったのか!?」
モノクマ「クマは無知なので何もしりませーん(涙)
でも何かが起きるかもしれない可能性はありますねぇ(期待)」 うぷぷ
舞園「――――苗木君っ!!!
苗木「い……行こうっ!!」
石丸「ま…待ちたまえっ!! 僕を置いていくなっ!!!」
――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――
> /ごノ ダダダッ > /ごノ ダダダッ > /ごノ ダダダッ
__,∠ / __,∠ / __,∠ /
〈、 / 彡 〈、 / 彡 〈、 / 彡
\、__ノ 彡 \、__ノ 彡 \、__ノ 彡
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 03:32:41.98 ID:QnpCwico<> /||ミ
/ ::::||
/:::::::::::||____
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::||
|:::::::::::::::|| {
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|:::\\{ww└ ¨ ´ /
|:::::::::\´ 彡x バタンッ―――!!!!
|:::::::::::::> ; ’ ∠─
|:::::::/ }|
|::/´ヾ, r、r‐|^`
|:::::::::::::// }´
|::::::::::::ソ||
|:::::::::::::::|| ||
\:::::::::::|| ̄ ̄ ̄ ̄
\ ::::||
\||
石丸「――――みんな無事かぁぁぁぁ!?」
苗木「―――――みんなっ!!!!!」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 03:35:38.28 ID:QnpCwico<>圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖|§|圖圖圖圖
====================================================|§|========
 ̄
 ̄/|
//j | 【 食堂 】
/| :|
: | | | r───‐┐ r───‐┐ _
| | |ノ | | | | |\\
|:jノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |\\ヽ
ノ / \ | \||
/ \_」 ||
/ \ \ ||
l ̄厂 ̄「 ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄厂  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ 「「 ̄ ̄| \||
/ ..:| : / .:ノ| |∨ i |: | ト、ヽ :i | i |二二||
ノ .::/ ..:|: | .:/:/| ト } .::ノ ./| |:.:}ノ /.j .:| ||| ||
葉隠「な…苗木に石丸っち………………! た、大変だべ…!」
不二咲「あ……な……苗木君………」 ウルウル
苗木「なっ………何かあったの!?」
江ノ島「そ……それが………山田とセレスがさ――――
苗木「セッ、セレスさんに山田君がいないっ!!??」
江ノ島「そ……そう…………」
苗木「………二人は何処に行ったのっ!?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 03:39:18.75 ID:QnpCwico<>不二咲「あ……あっち……だけど……」 プルプル
苗木(不二咲さんが指差した方は………厨房かっ!!!)
石丸「―――っ!!」
ダダダダダダッ
葉隠「こらぁ! 廊下は走るなぁ!!!
舞園「………苗木君っ!!!
苗木「舞園さん……!
苗木「………!」 チラッ
舞園「………!」 コクッ
> /ごノ ダダダッ > /ごノ ダダダッ
__,∠ / __,∠ /
〈、 / 彡 〈、 / 彡
\、__ノ 彡 \、__ノ 彡
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 03:47:35.86 ID:QnpCwico<>=======────
二二=============────
二二二二二二二二二二=============────
三三三三三三二二二二二二二二二二二二=============────
三三三三三三三三三三三三三三二二二二二二二二二二二二=============────
苗木(二人とも無事でいてくれよ………!!!)
───────===========二二二二二二二二二二二二三三三三三三三三三三三三三
───────===========二二二二二二二二二二二二三三三三三
───────===========二二二二二二二二二
───────===========二
───────====
スゥッ―――――ッ
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 03:48:33.15 ID:QnpCwico<>
セレス「おらぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!紅茶は100度の湯で入れろっつてんだろうがぁぁああぁぁぁあ!!!!!!!!!!!
この学習能力のない豚ぐぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
苗木「……………え?」
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____
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.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 03:54:17.21 ID:QnpCwico<>山田「ひぃ! こここここここ殺さないでぇ!!!!
ぶぶ豚が、いいい今すぐにお、お、お茶と茶、茶、茶菓子をよよよ用意します故!!!!!」
セレス「だから、口で言う前に手を動かせやぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
山田「ひぃぃぃぃぃぃ!!!」
苗木「こ………これは………
石丸「へ……平和的………だな………うん……そうに決まってる………!
舞園「そ……そう見えますか……? ………あれを?」
セレス「お茶を入れる前はカップを温めろって言ってんだろうがぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!
紅茶は100℃のお湯で入れろってんだろうがぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」
山田「はひっ! いいいいい入れなおしますっ! 入れなおしますっ!!」
セレス「だから、口で言う前に手を動かせやぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
山田「ひぃぃぃぃぃぃ!!!」
石丸「…………見ている限り……、なんとも言えないな………」
苗木「セレスさんのいう事が正しいんだろうけど……………<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:01:53.97 ID:QnpCwico<>舞園「……あれでいて……結構、山田君も頑張ってるみたいですよね?」
苗木「そ……そうだよね…、でも……それを言ったら………
舞園「私たちも怒られちゃうでしょうね……」 ウ〜ン
石丸「幸いにも山田君は気づいているようだが……セレス君は僕達の事を視界にすら入れていないぞっ!!」
苗木「さ……幸いにもって………」
山田「………………」 チラッ
石丸「うぐっ……! あ…あれは僕達に何かを訴えている目だっ!!」
苗木「………ど、どうすれば…………」
石丸「あ……あれぇ? な……なんだか誰か呼んでるような気がしないか? 苗木君っ!!」
苗木「え……? 別に聞こえなかっ―――――
石丸「あ……あれぇ? な……なんだか誰か呼んでるような気がしないか? 苗木君っ!!」
苗木(リ……リピートしたぞ………)
苗木「べ……別に何も聞こえなかっ―――――
石丸「あ……あれぇ?! なんだか誰か呼んだなっ! うんっ! 誰か僕達を呼んだようだぞっ!!」
苗木「………そ……そう…………?」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:06:56.62 ID:QnpCwico<>
石丸「そ……そうだぞそうだぞっ!!」
舞園「………………」
苗木「あ……うん、聞こえる………かも?」
石丸「そうだろうそうだろうっ!! それじゃあ僕達は失礼するぞっ!!」 ハハハッ
山田「ちょっと一人にしな―――――!!!
ガチャ―――――
―――――――ガタンッ
山田「おのれぇ……呪い殺してやる呪い殺してやる呪い殺してやる呪い殺してやるぅぅぅぅ…………
セレス「何ぶつぶつ言ってんだぁぁ!!!! この豚がぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
山田「す……すみませんでしたぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:08:34.05 ID:QnpCwico<>圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖|§|圖圖圖圖
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//j | 【 食堂 】
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ノ / \ | \||
/ \_」 ||
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l ̄厂 ̄「 ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄厂  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ 「「 ̄ ̄| \||
/ ..:| : / .:ノ| |∨ i |: | ト、ヽ :i | i |二二||
ノ .::/ ..:|: | .:/:/| ト } .::ノ ./| |:.:}ノ /.j .:| ||| ||
石丸「何なんだあれは……」
大和田「兄弟が苗木達を呼びにいってからあの女がアイツを連れて厨房に行ったと思ったら――――
不二咲「ずっと山田君の悲鳴が聞こえるんだ……」 うぅ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 人の話聞いてんのかぁぁぁ!!!!!!!!!この豚がぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!! > セレス
\_________________________/
十神「くだらん……フンッ」
大神「されど…、あのままでは被害者が一人出るやも―――<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:09:40.92 ID:QnpCwico<> / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| ぶぶぶ豚は幸せ者でごごごごごごごご御座います!! > 山田
\_________________________/
葉隠「―――大丈夫だべ! 山田っちは死なないべ! 俺の占いは三割当たるっ!」
腐川「そそ、それって七割で死ぬってことじゃないのよ……グググ」
朝日奈「それよりも早くご飯にしようよ!」
桑田「それよりっ!? 七割で人が死ぬのにそれよりだとっ!?」
苗木(こ……これは………)
霧切「苗木君、苗木君……?」
苗木(止めに行った方がいいんじゃ―――)
霧切「苗木君………!」
苗木「えっ!? きっ、霧切さんっ!?」
霧切「ちょっと相談があるのだけど、夜に時間を貰えないかしら?」
苗木「……えっ? 夜……?」
霧切「そう…、そうね。出来れば早いうちがいいかもしれない」
苗木(で……、でも今日の夜は舞園さんと約束があったな…………)
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:11:17.90 ID:QnpCwico<>霧切「苗木君…? ちょっと、どうしたの?」
苗木「えっ、どうしたって…何が?」
霧切「ボーっとしてるから……」フフッ
苗木「そ……そうかな……ははは…」
舞園「何のお話をしてるんですか?」
苗木「うわっ!!! ……舞園さん…?」
霧切「…………」
舞園「苗木君もデレーってしちゃって…、霧切さんと何かあったとか?」ムスッ
苗木「え…そ、そんな…!」
腐川「な…何よ、私は見たのよ…、きき昨日の夜…、苗木が舞園をおそ…おそ…襲ってるところをねっ!!」
一同「………!!!!!!」
霧切「苗木君………? 何かあったの……?」
大和田「…オウ、お前………」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:11:52.99 ID:QnpCwico<>苗木(そ……それもだけど…、腐川さんって何時から僕達の話を聞いていたんだ……?)
腐川「な…何よその目は…、どうせ私が何時から居たかなんて考えてるんでしょう……。
私はいきなりあんた達の話に入り込んだんじゃなくてずっと霧切の隣にいたわよぉ…
府川「っていうか…!
あんた達が私の近くの席にわざわざ座って話し始めたんじゃない!!
私の存在なんて最初から認識されていなかったってこと……なの…?」グギギ
石丸「な…苗木君!
き……君という奴は!! 両手両足を縛ってサウナの中に放り込んでおかねば!!」
葉隠「そんなことやったら死んじまうべ……」
十神「……ふんっ、くだらん」
舞園「ち……違うんですよっ!
私が苗木君を自分の部屋に呼んだんです!!」
大神「確かに…、昨日我が確認した時もそのように言っていたな……」
朝日奈「そうだよね、さくらちゃん」
石丸「なっ………!」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:12:48.18 ID:QnpCwico<>石丸「腐川君っ! 君がそれを見たのは何時ごろのことなんだっ?!」
腐川「よ……夜時間になるちょっとだけ前よ……、ただ倉庫の方に用があったから
舞園の部屋の前を通りかかったらその光景を見たのよ……」
石丸「大神君に朝日奈君まで話しに挙がっているのなら最低でも五人は話に出てくるではないか!
そんな大人数で事が起こったのに、どうして他の人は気づかなかったんだ…?!」
霧切「まぁ、夜時間前だってことなら。
部屋に先に戻っていた人たちには聞こえないでしょうね。個室の中は防音になっているのだし」
石丸「な……なるほど……」
舞園「あのですね、実は私が苗木君と個人的にお話したいことがあって…部屋に呼んだんです」
葉隠「なっ…ここ個人的ッ?!」
腐川「ま…、まさか…!
山田が描きそうな落書きを実践したってこと………?」グギギ
葉隠「そ……それはもしやっ! 男のロマンだべっ!!!!」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:13:32.52 ID:QnpCwico<>十神「……ふん………」
舞園「と、とにかくっ! あのですねっ!
私はただ苗木君とお話しただけで何もされてませんからっ!!!」
腐川「きききっと、苗木にそういうように脅されて――――
舞園「黙ってくださいっ!!!!!!!」
腐川「ひっ…! とうとう本性を現したわねぇ…」グギギ
大神「もうこの話は終わりで構わぬ……、それより…」
朝日奈「それより……?」
大神「食事の方が冷めてしまうが……」
朝日奈「あっ…本当だよね…」
大和田「アイツとあの女はもう食べ終わったみたいだぜ
江ノ島「戦場では食べれるときにご飯は食べとかなきゃねぇ」ニシシ
桑田「戦場……? 戦場って何のことだぁ……?」
江ノ島「た、例えばの話よぉ…」
葉隠「よっしゃぁ!! 飯を食うべ!!」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:15:42.19 ID:QnpCwico<> | ヽ _______| |::|________/l ____ ____
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セレス「………なるほど…」
山田「……どどどどどうですかな…?! 今回の出来には自信があるですぞぉ」 キリッ
セレス「……………………ふむ………」
山田「……あのぉ……………」
セレス「…………………………………ふふっ…」
山田(何故…何故だッ!? なぜ何も話さないッ?! 何も感じない……!)
山田(『飲むに耐えない味なんだよ豚がぁぁぁぁぁ!!!!!!!』とかも言われないっ?! 沈黙ゆえの恐怖……!!!)
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:16:28.45 ID:QnpCwico<>セレス「……………」
山田「………あのぅ……」
セレス「…なんでしょうか?」
山田「……ぶ…豚の入れたミルクティは如何だった…でしょう…か…」
山田(きっとセレス殿に踏まれるのだろうかぁ…、我々の業界ではご褒美です…。)
セレス「………まぁ、合格といった所でしょうか……」
山田「……え?」
セレス「……後は一人で宜しいですから貴方も朝食をお取りになれば宜しいですわ」
山田「なぬぅっ?!」
山田(ここ…、これはあれだ! 日頃バカやってる不良がある日ペットの話をしていたとき
『あ〜、こいつ実はいい奴なのか?』とか思ってしまうあの現象でござるな……!)
セレス「丁度、紅茶を入れるために沸かしたお湯もあることですし………
山田「……………」
セレス「わたくし…、カップラーメンくらいなら料理して差し上げても宜しいですわよ…?」
山田「なんですとぉぉ!!!! 高ぶってきたぁぁぁぁ!!!!」キリッ
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:17:54.07 ID:QnpCwico<> i゙ ゙̄i
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`ー、 ヽ ´  ゙̄`ヽ ゙̄、
\ヽ\ヾ ; ! ヽ
\ヽ\ `゙ ´ ゝ- 【 苗木の部屋 】
\ゝ`ー─────
`ゝニニニニニニニニ
'-゚
苗木(さて……、朝食も食べ終わったし大分時間があるな……)
苗木(時間もあるし…、舞園さんの部屋にでも行ってみるか…………)
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|| ―――自由時間――― ||
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VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:29:29.43 ID:QnpCwico<> .|:;.,;.:;,.;:;:.,;.:,;.:.;,.;,:;.,:.;:,.;:,;:,|
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.\
苗木(舞園さんの部屋に行ってみるかな……)
苗木「さて………舞園さんの部屋は………っと………
ガチャガチャガチャガチャ―――
苗木「あれ…? 鍵が閉まって――――
?「―――な〜え〜ぎ〜君っ!!!」
苗木「わっ!? だ……誰だっ!?……って…、舞園さん……?」
舞園「クスッ…私に会いに来てくれたんですね?」クスクスッ
苗木(…………!)
苗木「そ……そうだけど、よく分かったね…」
舞園「エスパーですから」クスッ
苗木「………!」
舞園「冗談ですよ。 だって苗木君ってば……そこ、私の部屋ですよ?」
苗木「あ……うん、普通……分かるよね………」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:31:23.32 ID:QnpCwico<>
舞園「……私………部屋から出てくる苗木君を見つけちゃったから……」
苗木「………か……から?」
舞園「驚かしてやろうかなっ! ―――って思いましたっ……」 ニコッ
苗木「も……もう……、ビックリしたよ………」
舞園「それより…、私も丁度今から苗木君のお部屋に行こうと思ってたんです」
苗木「え…………?」
舞園「今日は、お部屋を訪ねるんじゃなくてお部屋に行くんですっ!!」
苗木「ぼ……僕の………?」
舞園「……はいっ!!」
苗木「そ……それは流石に…………
舞園「……ダ…ダメですか………?」 ショボン
苗木「えっ……そ……そんなこと…ない…けど……」
舞園「……やったぁっ!!」 ニコッ
苗木「そ……そう………?」
舞園「はいっ……! 嬉しいです……」 ニコニコ
――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――
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VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:34:27.82 ID:QnpCwico<> i゙ ゙̄i
/___ヽ
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`ー、 ヽ ´  ゙̄`ヽ ゙̄、
\ヽ\ヾ ; ! ヽ
\ヽ\ `゙ ´ ゝ- 【 苗木の部屋 】
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`ゝニニニニニニニニ
'-゚
舞園「クスックスッ………」ニコッ
苗木「舞園さん……?」
舞園「なんだか…、苗木君と一緒にいるとドキドキしてきますね……」
苗木「え………?」
舞園「な、何でもないですよ? それより何かお話でもしませんか?」
苗木「そ………そうだね。それじゃあ―――――――――
――――――――――――――――――――
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―――――――――――
舞園「…クスッ……苗木君のお話って………
苗木「……………?
舞園「……面白いですねっ」
苗木「そ……そう………かなっ……ははっ………」
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VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:35:43.60 ID:QnpCwico<>――――――――――――――――――――
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―――――――――――
《 舞園さんと楽しくお喋りをした。
少しだけ舞園さんと仲良くなれたような気がする 》
―――舞園さんの事が少しだけ分かった気がしながら僕は部屋に戻った。
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VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:37:07.65 ID:QnpCwico<> i゙ ゙̄i
/___ヽ
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`ー、 ヽ ´  ゙̄`ヽ ゙̄、
\ヽ\ヾ ; ! ヽ
\ヽ\ `゙ ´ ゝ- 【 苗木の部屋 】
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`ゝニニニニニニニニ
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苗木(さて……、まだまだ時間はあるな、じっとするより何処かへ行ってみよう………)
苗木(そういえば……部屋の食べ物とタオルが切れてるな………倉庫に行って来るか……)
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|| ―――自由時間――― ||
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VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:40:11.85 ID:QnpCwico<>――――――――――――
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巛 |_____ _____ ______ × ┃<>○<>┃
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Κ /| ;; |l_0_0_l|l_0_0_l|l_0_0_l| :| √┗━━∨━━┛
//| |l_0_0_l|l_0_0_l|l_0_0_l| :| ;; :.;:,
///| |l_0_0_l|l_0_0_l|l_0_0_l| :|
///| :' |l_0_0_l|l_0_0_l|l_0_0_l| :|___
///| ::|l_0_0_l|l_0_0_l|l_0_0_l|/ /|_ #; 【 倉庫 】
///|# / / ./ /./ /|_
/// |l ̄〓 ̄〓 ̄l|l ̄〓 ̄〓 ̄l|l ̄〓 ̄〓 ̄|| | ̄|/ /|_ ζ
// |l_____l|l_____l|l_____||/|  ̄|/ /|___
/ ./ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ /|〓 ̄l|l ̄〓 ̄〓 ̄|| |  ̄|/
| ̄[薬物] ̄| ̄[植物] ̄| |__l|l_____||/ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄::/|__|/|
l ̄[毒物] ̄| ̄[汚物] ̄| l | |
 ̄ ̄ ̄:/ ̄ ̄ ̄ ̄ /|_,,|/|__|/
生物 ̄| ̄[鉱物] ̄| | ! |
苗木「あっ……江ノ島さんだ……、こんにちは……」
江ノ島「わお! 苗木じゃん! 私に会いに来てくれたの?」ニシシ
苗木「い……いや………
江ノ島「冗談だってぇ!! だって苗木にはもう彼女ちゃんがいるもんねぇっ!?」
苗木「………………
ゴソゴソ ゴソゴソ
江ノ島「ごめんねぇ〜、それよりあたしちょっと今手が離せないの」
苗木「………? 何をしてるの?」
江ノ島「いやぁ〜、ちょっと林檎でも食べようと思ってねぇ、包丁じゃ切りにくいから………この辺に……
ゴソゴソ ゴソゴソ
苗木「…………?」
江ノ島「あったあった……やっぱこれじゃなきゃね…!」ニシシ
苗木「そっ!それって……!」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:41:38.46 ID:QnpCwico<>苗木(軍用ナイフだぞ……。メタルギアでジャックが持ってるのと同じ奴か……?)
江ノ島「この丁度いい重さがないとねぇ、まぁ林檎なんて木から毟った物を直で食べるのが美味しいんだけどね」ニシシ
苗木(………す…凄いな……)
――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
―――――――――――
《 江ノ島さんとその後に話をした。
少しだけ江ノ島さんと仲良くなれたような気がする 》
―――ギャルって林檎と軍用ナイフが好きなのかな……とか思いながら僕は部屋に戻った。
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:46:09.76 ID:QnpCwico<> i゙ ゙̄i
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`ー、 ヽ ´  ゙̄`ヽ ゙̄、
\ヽ\ヾ ; ! ヽ
\ヽ\ `゙ ´ ゝ- 【 苗木の部屋 】
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`ゝニニニニニニニニ
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苗木(さて……、どうするか……)
苗木(もうすぐ夜時間になるけど………、そういえば霧切さんと舞園さんに呼ばれてたな……)
苗木(霧切さんは早いうちって言っていただけだし…、舞園さんの所へ行くべきかな……)
苗木(どうしよう……? でも……何となくだけどあの時の霧切さん……いつもと違う雰囲気だったよな……)
苗木(【霧切「そう…、そうね。出来れば早いうちがいいかもしれない」】………か……)
苗木(よし…、ちょっと舞園さんには悪いけど……まずは霧切さんの部屋を訪ねてみよう)
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:49:23.45 ID:QnpCwico<> .|.,.:;,:.;:,;.,;.,;.:,.;,:.;:.;,:.;.:;:.;.:,,;|
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苗木(誰も……いないな……)
苗木(さて……、とりあえずコールしてみるか…。)
――ピンポーン………
………ピンポーン――
苗木「……あれ?」
苗木(おかしいな………確かに夜時間の前にって………
苗木「…………留守……か?」
セレス「―――霧切さんをお探しですか?」
苗木「………!!! せ…セレスさんっ!?」
セレス「ふふっ……、図星ですか………」
苗木「ど…どうして……?」
セレス「いえ…、霧切さんの部屋のインターホンを押していらっしゃるのに
霧切さん以外の方をお探しとならば…わたくし、ちょっと怖いですわ……」
苗木「……な…なるほど………」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 04:59:01.79 ID:QnpCwico<>セレス「ふふっ…、わたくしはこれで失礼しますが―――
カツッカツッカツッ――――
苗木(………ん?)
,' / :::>ヽノ / |
.. !:::::. /_, _,.- " ,.-‐'´ヽ__,/ ...|
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. 、,ノ: /ヽ 〉 . : :.:.:.:/ / ,' /i| .| セレス「浮気はわたくし以外には認めませんわよ?」
::;:.. /l |.| . . .:.:..:.:./ / | l l .|
.. / | |.`ヽ、 . : : : . . :.:.:./ / .| | i .|
/ .l | ` ―- 、 . .:.:.:./ / ,/| | i .|
苗木(なっ……?!)
セレス「ふふっ……クスクスッ。 冗談ですわよ。
そりゃあ……、苗木君には国民的アイドルの舞園さやかさんがいらっしゃいますしね?」ニコッ
苗木(セレスさん……行っちゃったけど……)
苗木「なんなんだよ……まったく……―――――
モノクマ「―――挿ってますねぇ……!!!」
苗木「う……うわっ!!!」
モノクマ「挿ってますねぇ!!!」
苗木「な……何がだよッ!」
モノクマ「そんなの決まってるじゃないかぁ………」
苗木「…………まさか……」
モノクマ「フラグですよぉ!!」 ビシッ
苗木「う……うるさいな……あ…あっちに行けよ!ったくも……」
モノクマ「うわぁ……ツンツンしちゃってぇ……テンション下がるなぁ……(泣)」
苗木「……………ツンツンって……」
モノクマ「……なんだぁ!? ツンツンした後にはデレデレかぁっ!?」
苗木「そ……そんなわけな―――――っ!
?「――――何をやっているの……?」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 05:00:36.53 ID:QnpCwico<>モノクマ「うわっ!
苗木「うわっ!
モノクマ「ビックリしたなぁ……。 驚かすなよぉ!!」 ガオー!
苗木「……きっ…霧切……さん…?」
霧切「そこは私の部屋の前よ……?」
モノクマ「ここのムッツリスケベが先に来てたんだぞぉ!?
クマは別に霧切さんに興味なんて無いからねぇ………勘違いするなよぉ?」 うぷぷ
霧切「私はどちらにしても部屋に戻ろうと思うの。
そこをどいてくれないかしら……」
苗木「え…? あっ、うん…」
霧切「それじゃあ…」
苗木「よ…! 用事があるって……?」
霧切「………!」
苗木「霧切さんが今日は夜に話があるって………
モノクマ「ナンダナンダー? 密会かぁ? 誰にもバレない夜時間に熱〜い夜を過ごそうってかぁ?!」 ギランッ
霧切「………そう。覚えておいてくれたのね。
苗木君はどうしたい?ここの廊下で立ち話をすると誰が聞いているか分からないわ。部屋に入らない?」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 05:04:17.54 ID:QnpCwico<>苗木「え…………
モノクマ「なんだなんだぁっ!?
お前フラグ乱立して立てちゃってるのぉっ!?(驚)」
霧切「…………何を言ってるの?」
モノクマ「密会とかしようとなぁ……! よ〜く覚えとけぇ!? 中国の故事にはこんな言葉があるんだよぅ!
『天知る、地知る、子知る、我知る。なんぞ知ること無しと言うか』ってなぁ」 ギランッ
苗木「………
霧切「………フフッ
モノクマ「ついでに『クマも知る』からなぁ!!」 うぷぷ
霧切「…………チラッ…
霧切「……クスッ、それじゃあ苗木君、また今度にしましょうか?」
苗木「え……あ、うん」
モノクマ「なんだなんだー? あっさり諦めるんだなぁ?」
霧切「……まあね」
モノクマ「つまんないのぉ〜。それじゃあモノクマは退散だぁ!」
ヒョイッ―――
霧切「…………行ったわね……」
苗木「それで…、霧切さん。僕はこれからどうすれば?」
霧切「……そうね。どうせ監視はしているんでしょうし。 またつ―――――
腐川「キィィィィ!!!! 今度は苗木が霧切に手を出して!!!!」
苗木「……なっ!!!! 腐川さんッ!?!?!?」
腐川「苗木の変体ッ! 次から次に標的を変えてぇ……!!」 グギギ
苗木(…そんなっ!)
苗木「勘違いしいないでよ腐川さんっ!!??」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 05:05:55.68 ID:QnpCwico<>腐川「次は……次はあたしってことなのぉ………!?」 グギギ
苗木「ち……違うよっ! 勘違いしないでっ!!」
腐川「なっ……! 私みたいなブスじゃ欲情もできないってことなのぉぉぉぉぉ!!!?????」グギギ
苗木「だからどうしてそんなッ!!」
腐川「いいわよ…別に私には十神さまがいらっしゃるから」/////
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|| |:::::||.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|| |:::::||.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|| |:::::||.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. | まぁ、後は頑張ってね。苗木君。
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|| |:::::||.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. _乂_________________ ノ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|| |:::::|| ̄|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|| |:::::|| |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|| |:::::|| r√入.:.:.:.:.:.:.:
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|| |:::::||.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
ガチャッ!
苗木(うう…、霧切さんも部屋に戻っちゃったし、僕も部屋に戻ろう………また変な噂が広まらないうちに……)
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 05:08:50.59 ID:QnpCwico<>腐川「なっ!! こっちに来るんじゃないわよ!!
苗木と目が合ったら妊娠しちゃうじゃない!!!」
苗木(流石にそれは…………と言うより、噂にならないようにってもう手遅れか………)
タッタッタ
腐川「ギエェェェ!!!!!! こっちに来ないでよ!!!!!」
ダダダダダダッ
ガチャンッ!!!!!!!
苗木(何も走って逃げなくても………)
――――――――――――――
―――――――――――
――――――――
i゙ ゙̄i
/___ヽ
|| ! ,.、
|| ゚ .| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|| | |
|| | |\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
⊆⊇ i_i\ノ´ー-'´゙ ゙̄`ー−'´, --
`ー、 ヽ ´  ゙̄`ヽ ゙̄、
\ヽ\ヾ ; ! ヽ
\ヽ\ `゙ ´ ゝ-
\ゝ`ー─────
`ゝニニニニニニニニ
'-゚
――ガチャッ………
苗木(さて…、僕ももう寝るとするかな………)
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 05:13:27.62 ID:QnpCwico<>
苗木(でも……寝る前に顔を洗わなきゃなんかサッパリしないんだよな………)
苗木「………面倒だけど仕方ないか…………」
―――――――――
――――――
――――
苗木(ふぅ……、顔も洗い終わったし…………)
モノクマアナウンス「おまえらぁ! 夜時間になりました。
食堂は禁止区域となりま〜す―――」
苗木「…………時間丁度だな……」
苗木(明日は遅刻しないようにしなくちゃいけないし…。早く寝よう…。)
,.、
.| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.| |
.| |\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.i_i\ノ´ー-'´゙ ゙̄`ー−'´, --
`ー、 ヽ ´  ゙̄`ヽ ゙̄、
\ヽ\ヾ ; ! ヽ
\ヽ\ `゙ ´ ゝ-
\ゝ`ー─────
`ゝニニニニニニニニ
'-゚
ゴソゴソ
ゴソゴソ
ゴソゴソ
苗木(………このベッドの温もり……幸せだなぁ………) ウトウト
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 05:14:06.36 ID:QnpCwico<> __
/::::::::::ヾ
__,,,,∠::::::::::::::::::ソ、
/" ̄`V´ ヽ:::::::::::::::::::: /l::::ヽ
i ヽ:::::::::ヘノ |::::::::ヽ
ヽ ヽ:::/へ/⌒::::::::::::ヘ .)⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ (
冫 ● ゝ::::丶:::::∠l:::::::::| ) (
! /´ ▼ `へ/::::::::::| .) モノクマ劇場 .(
| l___ 入__イレ′:::::::〈 ) (
ハ r⌒゙ヽヽ_レ´ノ::::::::::::::::::::ヽ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
ゝ / ,入-イ:::::::::::::::::::::::::::::∨
/〆 / i:::::::::::::::::::::::::::::::::∨
/ / i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨
! / i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
个-イ , ─ 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
{ / `ヽ::::::::::::::ヾ:::::::::::::::|
モノクマ「僕はとっても臆病なんだ
だから本当に信用できる人としか話をしないことにしているんだぁ。
例えば僕は切った爪の一部を隠しておくことにしまぁ〜す。
それを生徒に探すように命令しまぁ〜す! うぷぷ
クマの爪は大変貴重なモノだからむやみに捨てちゃあダメなんだよぉ!
まぁ、その探している爪は僕が持っているんだから見つかる訳ないでしょぉ?
そしたら、あるバカ者の生徒は自分の爪を切ってから
「ここに爪はありました」って差し出すんだぁ!!! うぷぷ
もちろんそんな嘘つきは罰したけどねぇ!
モノクマには子供騙しは通用しないのでーす!! うぷぷぷぷ
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 05:15:51.92 ID:QnpCwico<>┌────────────┐
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│└──────────┘│
└────────────┘
モノクマ「おまえらぁ〜!
午前7時になりましたぁ――――!!
苗木「……うぅ。7時か………急いで顔を洗って食堂へ向かおう…………」
――――――――――――
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::::::::::::|\\ .|:::::::::::ナエギ::::::::: |::::
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苗木(……みんなはもう行ってたりして………
舞園「……クスッ……苗木君……今日は遅刻しなかったんですねっ」 ニコッ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:16:00.00 ID:QnpCwico<>苗木「ま…舞園さんっ!??!」
舞園「やっぱり…、そんなにビックリして……私って苗木君に嫌われちゃったんでしょうか……
苗木「えぇっ!?……どどどどうしてっ?!」
舞園「だって……、夜に私の部屋に来てくれるっていったのに…………
苗木(………うぅ…
舞園「私……待ってたんですけど…、結局来てくれなかったので…てっきり嫌われたのかと
思って………。それで、私の考えすぎかとも思ってですね…、朝は昨日と同じように過ごして
苗木君の様子を見て判断しようかと……」
苗木(………ここは正直に話したほうがいいな……。
どうせここで誤魔化してもこれから朝食だから腐川さんや霧切さんもいるんだし………)
舞園「……えっと…、苗木君?」
苗木「じ、実は…、昨日の夜は霧切さんの所に行ってたんだ……」
舞園「き…霧切……さん………ですか?」
苗木「う……うん…そうなんだ………
舞園「そう……ですか……、分かりましたっ」
苗木「………えっ?
舞園「早く朝食に行きましょうよ」
苗木「…………怒らないの?」
舞園「どうして私が怒るんですか…………?
そりゃあ、霧切さんより前から苗木君と約束してたのに後から来た人に苗木君を取られたのには
腹が立ちますけど…………
苗木「………けど…?」
舞園「わた………………ですし……」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:18:12.58 ID:QnpCwico<>苗木「……え…?」
舞園「……だから……そのぅ………私が……今度から苗木君に迷わせないくらい……
………魅力のある女の子になれば……いいですから………ね?」
苗木「………えっ…そんな……」
苗木(舞園さん……一瞬しか見えなかったけど……泣いてた……よな?)
苗木(………僕のせい…だよな…約束を破ったから………)
ギュッ……
舞園「……クスッ、苗木君は優しいのか意地悪なのか分かりませんね……」
苗木「………………エスパーだからかな?」
舞園「………はい……
苗木「…………………」
舞園「………………冗談ですよ…」 クスッ
苗木「……」
舞園「はやく食堂の方へ行きましょう!!
苗木君のせいでまた遅刻してますよっ?!」
苗木「あ…、う、うんっ!」
タッタッタ
タッタッタ
苗木(舞園さん…、泣いていたように見えたけど気のせいだったのかな?)
苗木(……………いや………やっぱり……チラッと見えたけど目元が赤いな……………)
――――――――――――
―――――――――
――――――<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:20:00.22 ID:QnpCwico<>圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖|§|圖圖圖圖
====================================================|§|========
 ̄
 ̄/|
//j | 【 食堂 】
/| :|
: | | | r───‐┐ r───‐┐ _
| | |ノ | | | | |\\
|:jノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |\\ヽ
ノ / \ | \||
/ \_」 ||
/ \ \ ||
l ̄厂 ̄「 ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄厂  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ 「「 ̄ ̄| \||
/ ..:| : / .:ノ| |∨ i |: | ト、ヽ :i | i |二二||
ノ .::/ ..:|: | .:/:/| ト } .::ノ ./| |:.:}ノ /.j .:| ||| ||
石丸「君という奴はっ! 集合の時間から十分と二十六秒遅刻しているではないかっ!!!」
江ノ島「なははっ!! 苗木おっそ〜いよ?」
桑田「つぅかさ! 何なのお前ら? 遅刻するときも二人仲良くって出来ちゃってるの…!? ん?」
大神「……やはり、一度の失敗ならば人間有るものだが続けて二日ともなるとな……」
苗木(うぅ…、なんなんだよ…この空気……)
舞園「ごめんなさい…。ちょっと私が準備に手間取っちゃって……苗木君に待っていて貰ってたから…。
苗木君が遅刻したのは私のせいなんです………」
山田「なぬぅぅぅ!!! それはギャルゲエロゲのお約束の展開じゃないかぁあぁぁ!!
羨ましすぎるぞ苗木誠殿ォォォォォォ!!!」
不二咲「でもぉ……、苗木君たちは来たけど…まだ来てない人もいるよねぇ………」 ハァ〜
苗木「来てない人……?」
舞園「ざっと見て……十神君と腐川さん……それと…葉隠君と大和田君……ですね」
苗木(えっと………不二咲さんにでも事情を聞いてみるか………
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:22:17.15 ID:QnpCwico<>苗木「ねぇ、不二咲さん……」
不二咲「え……な、何かなぁ?」 ドキッ
苗木「四人は何かあったの? 来てない人の事だけど………」
不二咲「あ……えっ……えっとね…、実は来てないのは二人なんだ……
苗木「……二人?」
不二咲「う…うん…。十神君と腐川さんが来てなくって…、それを……えっと、大和田君と葉隠君が
二人を呼びに行って………」
苗木「あれ……?」
不二咲「…どっ、どうかしたのぉ?」 オロオロ
苗木「いいや、何でもないよ。ありがとう。不二咲さん」
不二咲「えへへ、どういたしまして」 ニコッ
苗木(でも……、葉隠君と大和田君が食堂から二人を探しに出たんだったら……―――
舞園「苗木君…、ちょっといいですか?」
苗木「あっ、舞園さん? 舞園さんも事情を聞いたの?」
舞園「あ…、はい。でもちょっと気になることがあってですね……」
苗木「僕もなんだ……。舞園さんに聞きたいことがあるんだ」
舞園「……聞きたいことは分かってますよ。クスッ
私は苗木君を廊下で待っている間、大和田君と葉隠君を見てません」
苗木「本当に…?」
舞園「私が苗木君にウソをつく訳ないじゃないですか
苗木君を待っている間…、私は誰とも会ってませんよ?」
苗木「そ、そうだよね」
苗木(一応、今の舞園さんの発言は覚えておいたほうがいいな…。)
苗木(まったく関係ないだろうけど…、舞園さんの言っていることから考えると
結構、舞園さんも遅刻スレスレな時間に部屋を出ているんだな………)
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:23:34.17 ID:QnpCwico<> ,..-,
, ':/;;:/:::
,'::/;;:/:::
、――, ,'::/;;:/::: _______,
/:: :: :: ;ヽ ,'::/;;:/::: /:: :: :: :: :: :: :: :: ::/:) Neww 舞園さやかの証言
l;;;; ;; ; ;; :l::::. l/;/:::. /:: !:: :: ;:; :; :;:; :: :/:/::
`ー―‐':::: /::::::::. /:: :; :: :: :: :: ;' :: ::/:/:: 〔苗木を廊下で待っている間、舞園は誰とも会っていない〕
::::::::::: /::::::. /:: :#:: :: :: ;: :: :: ::/:/::
′ /;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;;/:/::.
'三三三三三三l:/:::::
舞園「苗木君……それは違いますよ……」
苗木「……えっ?」
舞園「その…言いにくいんですが……、どうせ苗木君の事だから時間通りには出てこないだろうと思って
廊下は寒いので私も起きてはいるんですがギリギリまで部屋にいるんです……」
苗木「…ど、どうして僕の考えていたことをッ!?」
舞園「エスパーですから」クスッ
苗木「………はは……」
霧切「それなら別に何の問題もないわね」
苗木「うわっ!? 霧切さんっ?!」
霧切「苗木君たちが何の勘違いをしているのか大体分かるけれど、大和田君と葉隠君は早い時間に
出て行ったみたいだし、別に舞園さんが二人を見ていなくても変ではないと思うわよ?」
舞園「……なるほど…」
苗木「…………」
苗木(そうだとしても…、だとしたら逆に早く出たんなら探す時間が長すぎないか?)
舞園「苗木君………?」
霧切「…………」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:25:02.48 ID:QnpCwico<>苗木「………霧切さん……おかしいよね?」
舞園「……………?」
霧切「…………そうね」
舞園「えっと…、何がですか?」
セレス「よろしいですか? つまり、舞園さんの先ほどの証言を当てはめてみた所――――
山田「………この狭い学園を探し回っているにしては…時間が掛かりすぎているのさ。お嬢ちゃん達(キリッ」
セレス「人の台詞を取るんじゃねぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!
この豚ぐぁぁぁああぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
山田「はひっ! ぶぶぶ豚は自重を覚えますゆえお許しをぉぉぉ!!!」
舞園「なるほど……確かに変ですね……」
セレス「ふふっ…、長いかくれんぼをお楽しみになられているのでしょう……」
山田「…それにしても、となるとやは―――
セレス「……………チラッ」 グググ
山田(こここここのオーラは殺られる……!!)
舞園「やはり…………?」
山田「や……山田一二三殿がログアウトしました………」
舞園「………ログ…アウト……?」
?「まぁ〜た楽しそうにやっとるべ!!」
?「オウ…、もう飯冷めちまってるじゃねぇ〜か」
苗木(この声は……)
苗木「葉隠君と大和田君………?」
桑田「あー! 遅いんだよお前ら! もう飯食おうかと思ってた所だったぞぉ!!」
大和田「オウ…、すまね〜な。探すのに手間取っちまってよぉ」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:26:45.71 ID:QnpCwico<>石丸「そうだっ! 兄弟と葉隠君は二人を探しにいったのではないのか!
肝心の二人の姿が見えぬではないかっ!」
大和田「それだがよぉ……、十神と腐川の野郎は飯は一緒には食えねーだとよ……」
霧切「………なるほど………十神君らしいわね……」
不二咲「大分、探すのに手間取ってたみたいだけど……二人はどこにいたのぉ?」
葉隠「おうっ! オレの占い通り図書室で本を読んでたべ!」
苗木「………図書室…?」
セレス「図書室といえば…、順当にこの食堂から探索していった場合に番号でも大分先頭の方になるのでは?」
葉隠「おう。そりゃあそうだべ。 俺っちもそれくらい分かってるべ」
朝日奈「それがどうしてこんなに時間が?」
大神「最短で調べていけばものの五分で済んでもおかしくはないが………」
葉隠「何を言うべ! ランドリーの洗濯機を一つずつ中まで点検して
浴場のところのロッカーを一つずつ端から調べていったら普通に探索してもこの時間になるべ!」
桑田「なっ……アホアホアホアホアホ!!
普通常識的に考えてそんな場所に人はいねーだろぉ?!」
葉隠「何を言うべ! 探し物の基本は隅々まで調べつくすことだべ!!」
不二咲「でもぉ……大和田君も…、それを手伝って?」
大和田「あ…あぁ…。超高校級の占い師って言うから……何の気なしに……な……」
不二咲「そっかぁ〜……」
霧切「聞かなくても分かるけど一応確認として…、腐川さんも十神君と一緒に?」
葉隠「そうだべ! まぁ、腐川っちの一途な思いには心が打たれるべ!」ガッハッハ
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:28:21.72 ID:QnpCwico<>朝日奈「……なんだか呆れちゃうね……」
大神「………ふむ…大きな事件にもならずに……一安心か……」
石丸「では、居ない面子の事を考えても仕方があるまい、それでは食事といこうではないかっ!」
―――――――――――――
―――――――――――
――――――――
舞園「うぅ…朝からお肉って結構重たいですね……」
葉隠「まぁ、そんな言うても食材を買出しにいける訳でもないしなぁ。
あるもんで我慢して貰わんとしょうがないべ」
苗木(………僕としては別に構わないんだけど…、やっぱりアイドルとかは体形とか気にするのかな?)
舞園「そうなんですよぉ…、ちょっと太ったら衣装とか着られなくなっちゃいますし………」
苗木「………え?」
舞園「ふふっ、苗木君の考えてることならなんでも分かりますよ?」クスッ
霧切「……………エスパーだから?」
舞園「……ええ、そうですね。まぁ…、霧切さんのことは全然分かりませんけどね?」 ニヤァ
霧切「…それは助かるわ……」 プイッ
舞園「くすっ。 まぁ、霧切さんの事なんて知りたくもないですけどね」
苗木(……なんなんだ…、この空気は……)チラッ
桑田(いや…、オレの方見るなよ…自分で何とかしろよな……)チラッ
苗木(そ……そんな悲しいこと言わないでよ……)チラッ
江ノ島(なになにぃ?! 修羅場って奴ゥ!? 苗木がんばれぇ!)チラッ
苗木(……目は口ほどにモノを言うってこういう事か………)
霧切「……何なの? 理解できないわ…、察するに昨日の夜なりに今日の朝なりに
私が少し苗木君と話をしただけで妬いてるのかしら?」
舞園「……………!!」
不二咲(な……苗木くん………何とかしてよぉ……)チラッ
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:30:05.46 ID:QnpCwico<>山田(苗木誠殿ォォォ!! だから攻略ヒロインは最初から一人に決めてスタートしろとあれほどっ!!)チラッ
石丸「……ま、まぁ二人とも! 今は朝食の時間なのだし…けけけけ喧嘩は止めてだな――――
舞園「喧嘩なんてしてませんっ!! そんな問題児みたいな言い方は止めてくださいっ!!」
石丸「――うっ! し…失礼した!!」
大和田(こりゃぁ……ダメかもしんね)チラッ
苗木(うぅ……、みんなの視線が痛い……霧切さんと舞園さんは気づいていないみたいだけど………)
セレス(………チラッ………………プイッ)
苗木(セレスさんに限ってはこっちを見てもくれないし……どど、どうすれば………)
苗木「あ……あのぅ……ふ、二人とも……?」
舞園「大体ですねっ! べべべ別に苗木君とは友達ですからっ!……そ、そんな………
霧切「友達ってのならいいじゃない、クスッ……私もただ友達に相談があるから夜にちょっと呼んだだけよ?」
苗木「……い…、いや…だから……あのぉ………
舞園「………と…友達だからって夜にふふふふ二人で会うなんて!! 不健全ですっ!!
霧切「あら…、貴方に言われたくないわ……、貴方が部屋で苗木君と会っていたことはここにいる全員が
腐川さんから聞かされて…、朝日奈さんと大神さんも見ているのよ?」
舞園「うっ………
霧切「それに、“友達と夜に二人で会うのが不健全”っていうのなら…貴方は苗木君との関係はなんなのかしら?」
苗木「い…いや、だから………舞園さん…………?…………き…………霧切さん………?」
舞園「わ……私は……そ…その……苗木君とは………その………えっと………
葉隠(女同士の戦いってのは怖いべ……)ヒソヒソ
大和田(ああ……なんか……こう…、オーラがあるな……察よりこえーかもしんね)ヒソヒソ
霧切「いい機会だしはっきりするのもいいかもね……、貴方は苗木君とどういう関係なの……?」
葉隠(こりゃあ昼ドラ並みにドロドロしてるべ……怖いべ……)ヒソヒソ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:33:11.28 ID:QnpCwico<>セレス「ふふっ……それはわたくしも気になるところですわ……。
苗木君をわたくしのナイトにしようと思っても苗木君とセットの“おまけ”は必要ありませんから……」 ニコッ
苗木「………せ……セレスさんまで…」
セレス「……ふふっ……それで、どうなのですか?」
舞園「……………えっと……」
霧切「…………………続きは…?」
舞園「な……苗木君とは……その……………
セレス「その………?
舞園「な……苗木君とは……その……じょ…………助手ですっ!!
………わ……わた………私は苗木君の“超高校級の助手”なんですっ!!!」
霧切「…………ふふっ……助手………ね………
舞園「なにかダメですかっ!?
山田「おのれぇ…苗木誠殿……、
き…貴様我らがさやかタソに夜の助手を強要していたのかぁぁぁぁ!!」 モノゴッサ許せねェェェ!!
石丸「や…山田君!……はは……破廉恥だぞっ!?……止めたまえ!!」
霧切「……別にダメでもなんでもないわ、助手ってのは……
友達がやったらいけないことでもやってもいいご身分なんでしょう?」
江ノ島(……うわぁ…、朝から修羅場ってますなぁ……)ヒソヒソ
大神(あの霧切が……あそこまで熱くなるとはな………)ヒソヒソ
舞園「…………!
苗木「や…………や………
舞園「わ……私は苗木君のことを――――――!!!
苗木「止めてくれっ!!!!
全員「――――………………!!!!!!!!!
霧切「……!?
舞園「……え……?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:35:09.34 ID:QnpCwico<>苗木「ふ……二人とも……もう止めて欲しいんだ……、二人がそんなだと……
みんな……困ってる……し……ご飯が…おいしくなくなったら……悲しいでしょ?」
江ノ島(困ってるてか、私は結構楽しいんですけどね………ゲフンゲフン)
霧切「…………そうね。…私も……ちょっとアツくなり過ぎたみたいね………」
舞園「……………ご…ごめんなさい………」
山田「ぐぬぬ……フラグを乱立させよってからにぃぃぃぃぃ……!!!!」
セレス「…………苗木君………」 ボソッ
山田(………?……セレス殿…何か申したのか?………拙者の気のせいでござるかな……?)
不二咲「よ……よかったぁ……、ぼ…僕……怖くってぇ………」 オドオド
苗木(と……とにかく……、なんとか収まってくれてよかった………)
葉隠「それにしても怖かったべ………」
桑田「ま…まぁ、話も丸く収まったみたいだしぃ? オレは部屋にかえっから?」
ダッダッダッ
苗木(僕も食べ終わったし部屋に戻ろうかな……………
モノクマアナウンス「えー、マイクのテスト中ですー、あ。あ。あ。
苗木(………なんだっ!? モノクマのアナウンスだ………!)
葉隠「なんだべぇ!! こいつの声なんて聞きたく――――
霧切「――静かにして、放送を聞き漏らしちゃいけないわ………」
葉隠「うっ……お…おう……だべ…」
苗木(……あれ? 舞園さん……メモ帳とペンなんて持って………?)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:36:28.01 ID:QnpCwico<>モノクマアナウンス「生徒の皆さんにご連絡しま〜す。
これより、学園長モノクマより大切な連絡がありま〜す。
皆さんは至急、体育館までお集まりくださ〜い。
遅れるなよぉ? ビシッ! 」
苗木「こ……これって…………」
朝日奈「な……なにが起こるの……………?」
葉隠「と……とにかく…だな!」
大神「行くしかあるまいて………」 フム
石丸「遅れないようにしなければなっ!!」
――――――――――――――――――
―――――――――――――――
――――――――――――
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VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:38:36.17 ID:QnpCwico<> |川|| |::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::|
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|三三三三三三三三三三三三三|川|三ニ.//」______//」三三三三三三三三三三
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|三三三三三三三三三三三三三|川|ニ.//」______//」三三三三三三三三三三三三
モノクマ「遅いぞぉ……?(怒) 呼ばれたらすぐに来いよなぁ!(激怒)」
苗木(…十神君達と桑田君は……………)
舞園「十神君と腐川さん、桑田君も全員揃ってますよ? どうやら私たちの集団が纏めて最後だったみたいですね」ニコッ
苗木「………え…エスパーだから…かな?」
舞園「はいっ……クスッ」
苗木(慣れろよ…って思うけど……、やっぱりいつでも驚いてしまうな…………)
舞園「……まぁ、冗談ですけどね」 ニコッ
十神「……おい…何のようで呼び出した? 全員揃ったようだぞ? 早くはじめてくれないか?」
大和田「…………チッ……ムカつく野郎だ………」 ボソッ
モノクマ「まぁまぁ! そう焦るなよぉ(汗) 実はお前らにいいお知らせがあるのです!」
桑田「はぁ!? お知らせぇ?」
モノクマ「そうそうっ! お前らにスペシャルな動機を与えるお知らせで〜すっ!!」
舞園「………お……お知らせって……また……あのDVDのような…………?」 ガクガク
苗木「………舞園さん………」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:39:40.20 ID:QnpCwico<>苗木(…………震えてる………またあのDVDの事を……………)
・ ━ ━━ ━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━ ━━ ━ ・
… ─ ── ─── ──────────────── ─── ── ─…
…… … ────────────── … ……
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
―――数日前に、僕達に事件の黒幕であるモノクマから配られた映像。
その映像は、この閉じ込められた空間の中で殺人を起こすこと促す“動機”
が映し出されていた。 そう……僕はそのDVDから衝撃の映像を見た……。
この学園に入学する前に自宅で撮った一枚の写真。
それが冒頭で映し出される。驚くべきことには黒幕が何故僕の写真を持っていたかかもしれないが。
それすらも、再生を続けていくうちに訪れた『動機』に比べれば小さい物になった。
家族全員で写った写真が……いいや、写真の先にある僕の家、そして家族が『動機』となった。
ボロボロになった家、消えた家族……、もちろんどうなったかなんて安否は分からない。
そして最後にこの言葉が映し出された。
苗木君の家族はどうなってしまったのでしょうか?
『正解は卒業の後で――――――!!!!』
_________
…… … ────────────── … ……
… ─ ── ─── ──────────────── ─── ── ─…
・ ━ ━━ ━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━ ━━ ━ ・<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:41:43.52 ID:QnpCwico<>苗木(………舞園さん……………何を見せられたのかは教えてもらえなかったけど…………
僕は知ってる……、彼女は…………
--------------------------------------------------------------------------------
: 『そんな………そんな………』
i
; 『どうしてなのっ!!私は……!』
.|
| 『ずっと……私のそばに居て…………』
|:
。 『……グスッ……それなのに………』
|
! 『……苗木君…、私……人を殺そうって一瞬でも考えて
:| しまいました……』
:
:! 『私は“超高校級の助手”になりますからっ………!』
.;: 。
ポタッ 、 . | .。 『それなのに………どうして……』
゚ ,、人,、'
`^⌒^´::: 『こんなのって………ひどいですよ……』
--------------------------------------------------------------------------------
苗木(…………ずっと…、泣いて震えていたんだ………、
やっと最近…、少しずつ思い出さなくなったって言っていたのに………)
苗木「……………クソッ…モノクマめ…………」 ボソッ
モノクマ「……前回にはせっかくとっておきの殺人も納得っていうスペシャルな動機を用意したんですがぁ……!
オイ! 死亡者ゼロ人ってどういう事だよ………!(怒)」
石丸「何度も言わせないで頂きたいっ!
あのような軽々しい動機では、我々は人を殺したりなどしないっ!!」
朝日奈「………そうだよ………!」
大和田「そうだ! 兄弟…! よく言ったぞっ!!!」
セレス「わたくし………ここでの生活が気に入っておりますの……ふふっ」
舞園「………………………やだ……………」 ボソッ ガクガク<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:43:36.14 ID:QnpCwico<> ―――体育館の集団から少し離れた位置に着けていた僕と舞園さんだけど……、
舞園さんは下を向いてずっと震えている。もしかしたら泣いているのかもしれない。
僕と舞園さんの一番近くには霧切さんがずっとモノクマと僕達とを見比べていて、
他の全員は各々感じるところを顔に出しながらモノクマの次の発言を待ち、視線はモノクマからぶれていない。
苗木(………声を掛けたいけど……なんて言えばいいんだろう……
………僕なんかが………彼女になんて言えばいいんだろう………)
モノクマ「さてぇ? それじゃあ、そうだなぁ………。
ここに全員の名前が書かれたポチ袋が入ってま〜すっ!
僕からのお年玉にこの袋の中には、みんなの恥ずかし〜い秘密が書かれてま〜す!
もしこれからも、こんなつまらない日常を続けるって言うんでしたら――――
苗木「………………」
霧切「………………」
舞園「………っ……!」 ビクッ
モノクマ「この秘密を、外の世界の全員を含めた文字通り『全ての人』に暴露しちゃいま〜す!!」
朝日奈「……………そんな!」
大神「……………まさか………」
十神「……………フンッ……」
―――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――――
モノクマ「はい……、次は苗木君ねぇ〜!(嬉)」 サッ
苗木(…………恥ずかしい秘密って………)
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:44:32.09 ID:QnpCwico<> _____
/ ヽ____//
/ / /
/ / /
/ / / 苗木(…………一体何が…………)
/ / /
/ / /
/ / /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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/  ̄ ̄ ̄ ̄ /_____
/ 苗木誠は小学校の /ヽ__//
/ 中学年までおねしょ / / /
/ をしていた! ./ / / 苗木(なっ……………!!!!!)
/ ____ / / /
/ / / /
/ / / /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
苗木(どどどどうしてモノクマが知ってるんだっ………!?)
苗木(………他の人も……驚きを隠せないみたいだ………)
石丸「ま…待てっ! 確かに…、このような秘密を暴露されることは恥ずかしいが……………――――
モノクマ「………………んんっ?!」
石丸「いいかねっ! こんな秘密を守るためという『我が身の保身』の為に!
人を殺してしまう人なぞ僕達の中にはいないぞ……!!」
江ノ島「………………いやぁ……ちょっとこれは………」
腐川「どどどうして…どうしてこいつらが……この事を知ってるのよぉぉぉ!!!
こんなのが暴露なんてされたら生きていけないわぁ!!!」
葉隠「ちょっと……こりゃぁ………何をしてもバレるのは勘弁だべ………」
石丸「なっ……………!」
モノクマ「はたして本当に石丸君の言うように『強い』人間ばかりなのでしょうかぁ?!」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:45:46.62 ID:QnpCwico<>石丸「………しかしっ……!!」
大和田「…………強い……?…………保身の為に……?……兄弟は………強い……?」 ボソッ
大神「…ん?……大和田……何か申したか………?」
大和田「………強い………強い……俺は…………強い………」
大神「………………?」
十神「ふんっ………この程度の事しかどうやら俺の事を調べることは出来なかったようだなぁ?」
モノクマ「…………およぉ?……十神君は大したことないとぉ?」
十神「無論だ…、用はこれだけか? 俺は失礼するぞ?」
タッタッタッ
セレス「まぁ、わたくしも誰かを殺してまでここを出たいとは思いませんわ………」
山田「せ……セレス殿…………拙者もっ!!!
セレス「……………山田君……?」
山田「拙者も………! この程度の事で誰かを殺めたりは致しませんぞぉ!」 フンッ
朝日奈「そ………そうだよねっ……!!」
セレス「……ふふっ…………それに、この学園に居る限りにはCランクのナイト様もいらっしゃいますしね」 ニコッ
山田「ナイトとは………拙者の事でござるな…!」 キリッ
セレス「んな訳ねぇぇぇだろうがぁぁぁこの豚ぐぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
山田「ひぃ…! 豚が調子に乗りましたぁ!!!!!」 グァァァァ
葉隠「ま……まぁ、そう言われてみれば……秘密がばれても死ぬわけじゃあないしな………」
朝日奈「そっ……そうだよ! こんなので誰かを[ピーーー]なんて間違ってるよ!!」
苗木(み………みんな…………!)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:48:10.63 ID:QnpCwico<>モノクマ「さてぇ? みんなは殺しなんてしないって言っておりますがぁ?
よ〜く辺りをご覧くださ〜〜い! うぷぷ」
苗木(…………なんだっ!?)
モノクマ「そこだよ!そこ! 今指差してる舞園さやかさんだよぉ!! プイプイ
舞園さやかさんはさっきから貰った袋の中を見るわけでもなくぅ…?
ずぅぅっと下を俯きながら独り言を呟いておりますがぁ?
おろろ…もしかして[ピーーー]気になったとかぁ?!」 うぷぷ
苗木「………なっ!」
舞園「…………………え……?」 ガクガク
石丸「ま………舞園君…………!!」
朝日奈「………さ……さやかちゃん………?」
不二咲「…………………」 チラッ
山田「さ……さやかタソ………?」
舞園「…………………ん………な……」 ガクガクブルブル
苗木「モ……モノクマめっ! 卑怯だぞっ!!」
モノクマ「卑怯……? 卑怯ってなんだぁ?
所詮なぁ……! この世は騙しと殺しで人間には生きるか死ぬかしかないんだよぉ!!
例えばぁ?! よ〜く考えてみてよぉ! 日本中の国民的アイドルの舞園さやかさんにはぁ!?
テレビにもドラマにもはたまた生でライブとしてもぉ!国民を沸かせている舞園さやかさんにはぁ!?
どんな秘密があるのですかねぇ!!」
不二咲「………そ……そんな!………だ……誰にだって知られたくないことなんて……ことなんて……
モノクマ「……おろぉ?……なんですかぁ?不二咲さん…?
不二咲「……ことなんて………ことなんて……誰にだって知られたくない事はあるよ!!!!!!!!」
石丸「ふ………不二咲くん…………」
大和田「お……おまえ…………」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:50:22.69 ID:QnpCwico<>朝日奈「そ………そうよっ! 知られたくない秘密くらいみんな持ってるよ!
さやかちゃんだけに限った話じゃないよ!!」
モノクマ「おろろぉ? 『誰にでも知られたくない秘密』くらい持ってるんならぁ?
それを守るためにやっぱり人を[ピーーー]のかなぁ…? 常識的に考えてぇ?」
大神「……き……貴様……許さんぞ…………」 プルプル
モノクマ「……どうなんですかぁ? 例えばぁ……最初に調子乗った発言をしたぁ……不二咲さん…!!!」
不二咲「え…………――
モノクマ「…なんなら! ここでお前の秘密をバラしてやってもいいんだぞぉ!?
やっぱりバラされたくないよなぁ? 秘密は秘密にしておきたいよなぁぁ? んん?」
石丸「ふ……不二咲君っ!! き……君は………!」
朝日奈「………千尋ちゃん……」
不二咲「……ご…ごめんなさい…………い……今は………ダメだよぉ………」
モノクマ「だったらぁ!? ここでいっちょ誰かを殺ってしまえばいいんだよぉ!!!」
桑田「アホアホアホ!! 黙って聞いてりゃあ好き勝手いいやがって!!!」
モノクマ「おろろぉ? 今日は問題児が多いですねぇ(怒)
次は桑田君が僕になんて綺麗事を言ってくれるのかなぁ!?(ワクテカ)」
桑田「お前にだって秘密の一つや二つはあるはずだぞぉ!
それは誰にもバラしたくない秘密ってのがなぁ! あるだろぉ!? クソボケウンコタレェェ!!!」
モノクマ「うぷぷ……そんなものは僕にはないよぉ?」
桑田「なにぃ………?」
モノクマ「なんていってもなぁ! 僕はクマだからぁ!!!
モノクマ学園長にはそんな秘密はないんだよぉ!!!」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 06:57:43.96 ID:QnpCwico<>桑田「てんめぇ!! ふざけたこと言いやがってぇぇ!!」
モノクマ「何だァ!? やる気かこらぁぁぁぁぁぁぁ!!(怒)
クマが相手して千本ノックしてやんぞぉぉ!?!?」
桑田「上等だこらぁぁぁぁぁ!!! やれるもんならやってみやがれぇぇぇぇぇ!!!」
モノクマ「言ったなぁ!?(嬉) 覚悟しろよぉぉぉ――――――!
十神「――――おい………そこまでにしたらどうだ……?」
苗木「と……十神くんっ!?」
モノクマ「おろろぉ? 先に帰ったと思われた十神君がどうしてまたぁ?」
十神「貴様には関係ない話だ……」
モノクマ「あれぇ? 分かったぞぉ!?
お前あれだろ! 先に帰ったけど誰も戻らないから淋しくなって戻ってきたんだろ!!」
十神「………黙れ……」 クソッ
舞園「……………………」 ガクガク ブルブル
十神「………チラッ……フンッ……」
舞園「………………チラッ…………」 プルプル
葉隠「いけ好かない野郎だべ! 何しにきたべ!!」
腐川「グギギ……あんた白夜様に……何て口の聞き方してるのよぉ……」 グギギ
霧切「……貴方がわざわざ戻ってきたという事は……何か理由があるのよね?」
十神「ふんっ……当然だ。 用件だけを聞かされて解散になるのかと思ったら? 長い間待ってみたが、
誰一人帰ってこないからな確認に来た」
霧切「学園長が新しい情報を口にしていた場合、自分だけが聞くことが出来なくなるから……?」
十神「さすが霧切………正解だ……」
霧切「……ふふっ、でしょうね…」
十神「そうしたら、 予想に反してそこのバカが一匹……
……今にもモノクマに暴力を振るおうとしている瞬間に立ち会った訳だ……フフッ」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:04:54.99 ID:QnpCwico<>桑田「あ゛!? バカってのは俺のことかぁ!?
十神「………他に誰がいる?」
朝日奈「ちょっと…! アンタいい加減に――――!
桑田「言いやがったなぁぁ!!! よ〜く覚えとけぇぇ!!
バカって言うやつがバカなんだよぉ! クソボケウンコタレぇぇぇ!!!!!!!!」
十神「止めろ、熱くなるな。それだからバカだと言われるんだ……」 フンッ
モノクマ「そうだぞぉぉぉ!! おバカさ〜んっ!!」
桑田「んだとコラァッ!!! ぶっ飛ばすぞぉっ!? クマだか何だか知らねぇ〜がなぁ!!」
十神「おい…、止めろ。俺をぶっ飛ばすかどうかは知らんが……モノクマに下手には触らん方がいいぞ……?」
苗木(そうだ……校則には学園長への暴力は禁止だって書いてあるんだ……)
モノクマ「僕は別に構わないよ? クマは暴力に対する答えは一つしかないと思ってるんだ!」
十神「面白い…、それはなんだ?」
モノクマ「それは暴力さ………!」 ギランッ
桑田「…………………っ!!!!」
霧切「…ふふっ………子供の主張ね………」
十神「ふんっ……、その答えは俺も分からんでもないが……、どうするんだ桑田?
ここで一つ、その暴力とやらを受けてみるか?…………死ぬぞ?」
桑田「……あ………や…止めとく……………」
モノクマ「あのツンツンツンツンしてる十神君が仲間を助けてるよ…!
クラスメイトとの絆が芽生えるなんて……感動だなぁ!!」
石丸「……と、十神君!! やっと改心し―――――
十神「ふんっ、勘違いするな……俺はただバカは残しておいたほうが後々便利だと思っただけだ……」 フンッ
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:07:08.33 ID:QnpCwico<>桑田「くっそ……許せねぇ…! クマは殺せなくてもお前は殺せるんだったなぁっ!?」
十神「面白い……ふふっ………俺を殺してみろ……、裁判をするまでもなく
お前がクロに決まって処刑って奴を受けてみるか?」
桑田「処刑だぁとぉ!?」
モノクマ「そうです! 処刑です! 言い換えれば死刑ですっ!」 うぷぷ
桑田「…………チッ……くそっ!!」
十神「ふんっ………腰抜けめ…………」
桑田「あんだとぉ!?――――――
舞園「や…やめてください!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
全員「―――――!!!!!
苗木「ま……舞園さん…………?
十神「………黙れ…、さっきまで怖くて震えてたような奴が何の用があって口を開いた?」
朝日奈「ちょっと!! アンタ黙って聞いてたら――――!
舞園「やめてください………怖かったのも…震えてたのも事実ですから…………」
苗木「………ま……まい…ぞの………さん…………」
舞園「そ……それよりも……こんな所にずっと居てもはじまりませんし……か、解散…しま……しょう……ね?」
十神「ふんっ、そうやって殺人の計画でも練るか?」
朝日奈「ちょっとアンタいい加減に――――!
苗木「止めるんだ!朝日奈さん!!!
舞園さんの言うように……ここはもう解散しよう……」
朝日奈「で………でも…………
大神「大丈夫だ…、我が朝日奈を殺させたりなどしない………ドーナッツを食べれば落ち着くだろう?」
朝日奈「さ…さくらちゃん………」
霧切「舞園さんと苗木君の言うとおりね……、ここは解散しましょう」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:08:20.55 ID:QnpCwico<>セレス「ふふっ……それが宜しいですわ……、わたくしのナイト様は少々頼りがないのでこのような大人数だと
守っていただけそうにありませんもの……クスッ」
十神「その前にだ、俺がここまで来たのにはもう一つ理由があってな………、
モノクマ「んんっ!? 何かな何かな!?」
十神「お前は……、何人いる?」
モノクマ「おろろぉ!? クマはばっかだから質問の意味がよく分かりませんがぁ!?」
十神「………黙れ、必要最低限だけ口を開け………、お前の中身が人間じゃあないってことは
分かりきった話だ……、その結果…思考としては当然だがお前を操る人間がいることは確定だ」
モノクマ「おっとぉぉ!? 正解かは置いておいて十神君の推理パートだぞぉ!?
みんなもっと聞けぇ!?そして発言をゆさぶって証拠を炙り出して詳しく話を聞いて最後に
「異議ありっ!」って言ってやれよぉ!?!?」
十神「……俺は学園中をくまなく探し出し、ありとあらゆる場所でお前の名前を叫んだ」
霧切「……………」
十神「するとどうだ? いつも名前を呼んだら三秒と経たずに飛び出してくるお前が、どこで名前を呼んでも
いっこうに姿を見せないじゃあないか?」
霧切「…………成る程ね………」
セレス「…………ふふっ……そういうことですか…………クスッ」
モノクマ「…………………」
十神「……バカってのは怖いなぁ? 案外この場で一番のバカはは桑田でも葉隠でも朝日奈でもなく、
お前なのかもしれないなぁ…? モノクマ学園長……? フフフッ」
モノクマ「…なんだってぇ? もっぺん言ってみろやぁ!!」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:12:30.62 ID:QnpCwico<>十神「つまりなぁ…、モノクマ………
モノクマ「……………………
十神「………お前のミスは俺という『超高校級の完璧人間』がここから出るときに俺を引き止めなかったことだ……」
モノクマ「……ぷぷ、完璧とか自分で言ってるし……うぷぷ………ぷぷぷっ!!」
十神「…………ふんっ、吠えたいだけ吠えるがいい……」
セレス「…………しかし…一箇所間違いがありますわね……………」
十神「……なんだとセレス……? 何処が間違っている……?」
霧切「正しくは…、自分の監視が行き届かない場所に人を流してしまったこと……かしら…」
十神「……俺じゃなければ気がつかなかった事だ………ふんっ」
石丸「ま…待ちたまえ! 僕には何がなんだかさっぱり分からないぞ!
もっと皆に分かるように説明したまえっ!!!」
十神「………ふんっ、俺は頭の悪い単細胞に何度も説明してやるほど暇はない………
大和田「あ゛あ゛ぁ!?」
十神「……そうだな、俺以外に状況を理解しているのは…霧切とセレス………それに……おい、苗木………」
苗木「えっ? ぼ……僕?」
十神「そうだ、お前だ……、ここにいる単細胞に分からせてやれ……、つまりどういうことかをな………」
苗木(……えっと………まずは状況を確認してみよう………、
十神「そうだな、そのまま普通に話してもこの単細胞共は何のことか分からないだろうからな。
餓鬼に絵本を読み聞かせてやる要領で噛み砕いて説明してやれよ?」
桑田「…………くそっ、アホ野郎が……」
大和田「………畜生、ムカつく野郎だ…………」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:17:59.23 ID:QnpCwico<>石丸「苗木君! 分かっているのなら早く教えてくれないか!?」
苗木「え……えっと…一つづつ考えてみようよ。………まず…、モノクマは人間じゃあないんだ……、
それはみんなだって分かってるよね?」
不二咲「……う……うん………だって爆発もしてるし………」
苗木「それじゃあ、次に考えられることはモノクマは人間じゃないとして…、考えられる可能性は何なのか……」
山田「常識的に考えて……! それはもう『機械』一択でしょうなぁ……!」キリッ
苗木「そう、それじゃあモノクマはこの学園に何体存在しているのか………」
舞園「…えっと……爆発した時にすぐに別の機体が出てきましたし……複数体は存在しますよね………」
苗木「そのモノクマ全機体にモノクマを操作している人間は存在すると思う?」
桑田「えっと……機体は存在するんだからぁ? 操縦士もいるんじゃぁねぇ〜の? 機体分の人数が?」
セレス「…………わたくし………おバカな人って嫌いですわ………」
桑田「………えっ!? ち……違う系なのっ!?」
苗木「よく思い出して欲しいんだ……、さっき十神君が言った事を………」
石丸「えっとだな…! 『学園中で名前を呼んでも一度もモノクマは出てこなかった』と言っていたぞ!!!」
苗木「そう……、その事から分かることは……………
一同「……………――――――!
霧切「……分かった人もいるでしょうけど………
モノクマを操縦している人間は……一人の可能性が高いってことよ………」
江ノ島「…………………」
石丸「な……なんという事だ!!」
十神「それでだ、学級裁判とかいうふざけた事をやることになってだ……
………お前の言う真実を本当に俺たちはモノクマの言う信用していいのか………?」
大神「……十神よ……それはどういうことだ……?」
霧切「…大神さん……今だってそうだったじゃない、
私たちを見ていたモノクマは十神君の行動に気づかなかった……」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:22:23.75 ID:QnpCwico<>大神「……そうか…、このような事が裁判とやらの真実を探る際にも起きないかを危惧しているのか……」
セレス「その通りですわ……、これでは学園長のミスで監視不足の際に殺人が起きた場合、最悪の事態では
犯人が不明になってしまうかもしれませんわね……?」
十神「俺はゲームシステムが確立していないゲームに乗ることは出来ないな…………」
モノクマ「大丈夫だよぉ!! 監視カメラには録音機能がついてるからさぁ!!」
十神「フフッ……そうか、過去の俺たちでも見ている間には今の俺たちの監視が緩くなってくれるのかな?」
江ノ島「…………………」
セレス「どうしようと……、これでは不安ですわ……」
葉隠「話を聞く限り……これじゃあ学級裁判なんて意味ないべっ!!!」
朝日奈「そうだよ! 殺人なんて誰もしなくていいんだよっ!!!」
モノクマ「いや……お前ら忘れてると思うけど?
手元にある恥ずかし〜〜い秘密があるんだよぉ?」
舞園「……………………!!!!」
腐川「……………グギギ……!!!」
石丸「いいかねっ! 秘密がばれようとも――――!
モノクマ「ちょっと待ったぁぁ!! 話がループしてるよぉ?? おろろ……。
もう長話も面倒だし解散っ!! みんなとっとと体育館から出てけぇー!!!」
葉隠「…自分で集合を掛けておいてそりゃあないべ………」
石丸「学園長……まだ話し足りませんっ!!」
モノクマ「いいから出てけぇー!!! 学園長命令なのだー!!(怒)」 ギランッ
石丸「…………う……」
山田「うぅ……そりゃあ仕方ないですな………」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:24:54.62 ID:QnpCwico<>
十神「ふんっ…………そういうことなら俺は失礼する………」
苗木「あ……十神君……」
朝日奈「………そ……それじゃあ私も…、さくらちゃん行こ…?」
大神「……………うむ……それでは失礼する…」
葉隠「………おっし! オレっちも失礼するべ!」
不二咲「………あのぉ……僕も……、失礼します……」ペコリ
.
苗木「………みんなも……」
腐川「………グギギ……ここは白夜様にご指示を仰ぐしかないわ…………」
タッタッタッ
桑田「ほんじゃあ…、俺らも行っから………」
石丸「苗木君の名推理には関心したぞ!! それでは失礼する!!」
大和田「……苗木…また後でな」
苗木「う……うん……」
江ノ島「……………そ………それじゃあ……わ…私も………」
苗木「あ……うん、また後でね江ノ島さん…!」
江ノ島「は……ははっ………また後でねぇ!!」ニコッ
セレス「それではわたくしも……失礼しますわね?」ニコッ
苗木「あ……セレスさん…………」
セレス「ふふっ……、それでは山田君? ご一緒にいかがですか?」
山田「なぬっ……! ついに拙者にもフラグがっ!?」
セレス「いえ……、わたくし学園長にお会いしたせいか緊張してしまって………。
お茶とお菓子を食べたいのですよ……」ニコッ
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:27:59.04 ID:QnpCwico<>山田「あのぉー、それにどうして拙者が………?」
セレス「あら……言わなきゃ分からないのですか?
よろしいですか? 山田君? それとも豚ってお呼びしたほうが………?」 ニコッ
山田「や……やっぱりそういうことでござったか………」 ハァ
セレス「ふふっ………」ニコニコ
山田「そ……それでは苗木誠殿、拙者は失礼致す………」
セレス「あら……宜しければ霧切さんもご一緒にどうかしら?」
霧切「……フフッ…私なんかと………?」
セレス「いえいえ……、別にわたくし理由もなく貴女をお誘いするほど物好きではございませけど…?
勘違いなさられては迷惑ですわ………」 チラッ
苗木(………セレスさん……? さっき一瞬だけこっちを見たよな………
………いや、目は合わなかったし舞園さんを見たのか……?)
霧切「……………………そう……」 チラッ
苗木(………霧切さんも……さっき一瞬だけこっちを見たな……今度は絶対に………)
霧切「……………残念ね…、悔しいけど今回はそのお誘いを受けておくわ………」 フフッ
セレス「あら………残念だったのですか……?」
山田(………何の話かさっぱり検討もつかないでござる………)
霧切「えぇ……残念……、実はちょっと楽しみにしてたことがこれからあったのだけど………ね……」
セレス「クスッ……貴方もでしたか……?……わたくしも久しぶりに、今日はこれから自分で紅茶を入れようと
決心していましたが………、どうやら今日は山田君に入れてもらうしかなさそうです…」ニコッ
霧切「…………そう……、どうして?」
ギャンブル
セレス「…わたくし……紅茶を自分の手で入れるのは実は勝負の前か……、
それか淹れ方もしらないような残念な殿方とご一緒する機会がある時に限らせて頂いておりますの……」
霧切「……………………そう……」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:32:34.56 ID:QnpCwico<>
セレス「…今回は……勝負でもありませんし、残念な殿方もおりませんからね?」 ニコッ
霧切「……………そうね。 残念だけど………」
山田「…………あのぉ………何のお話を……?」
セレス「……ふふっ……山田君は気にしなくて構いませんよ?
それより……ちょっと立ち話を長々と続けてしまいましたわね………」
霧切「……………行きましょう………」
セレス「………………それでは失礼いたしますわ……」
苗木(……さっき、霧切さんもセレスさんも…こっちを見たよな…………どうしてだ………?)
苗木(それより…………これで残ったのは……………
………僕と舞園さん………それに……モノクマか……)
苗木「………………よっし…!
モノクマ「―――なんだなんだぁ!? そんな顔してもダメなモノはダメなのっ!!!!」
苗木「なっ……だ………ダメ……って……何のことだ?」
モノクマ「クマの事をそんないやらしい目で見てもクマのお尻は掘らせないよ!!」 ハァハァ
苗木「な……! 何を言って――――!!
モノクマ「そんな訳で、公園のトイレにやってきたのだぁ!!! うぷぷ
まぁ、公園なんてこの学園を出なくちゃあ行けないんだけどね!!」
苗木「…………………」
モノクマ「それに…、苗木君にはフラグが立った彼女もいるしねぇ……!
まぁ? 浮気相手にクマの可愛いお尻を求めるのでしたらぁ!?」
苗木「な………何をいってるんだ………?」
モノクマ「あらまぁ…! 苗木君にはちょっとまだ早かったかなぁ!?
それじゃあ、お前らも体育館から出てけぇ!!!」
苗木「う………、い……言われなくてもっ!!」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:35:28.83 ID:QnpCwico<>モノクマ「おろろ……、そんなに怒鳴るなよぉ!!」
苗木「ま……舞園さん、僕達も早く行こうよ」
舞園「…………………」 プルプル
苗木「………ま…舞園さん?」
モノクマ「うぷぷぷぷ………実はねぇ…!
さっきは大声で皆を怒鳴りつけたかと思ったらぁ? クマがちょこ〜とだけ『与えた動機』の話を出しただけで
ずぅ〜とこの調子でまた震えちゃってるんだよぉ!!!」 うぷぷ
苗木「………………!!」
モノクマ「えっとねぇ……、クマが
『いや……お前ら忘れてると思うけど? 手元にある恥ずかし〜〜い秘密があるんだよぉ?』
って言ったくらいじゃなかったかなぁ?」
苗木(き……気づかなかった……、こんなに近くにいたのに………僕は………)
舞園「……………ひ……み…………つ………?」
モノクマ「そうだよぉ! 秘密だよぉ!!
まぁ、そんな話はどうでもいいからぁ? お前らとっとと出てけよぉ!!!」
.
苗木「……舞園さん………行こう…………」
舞園「………………………………なきゃ……」 ボソッ
苗木「…………舞園さん………?」
舞園「……………………」 ガクガク
モノクマ「早くいけよぉ!!! 学園長命令に歯向かう気かぁ!?」 ギランッ
苗木(ま………まずい…………このままじゃ何をされるか分からないぞ………!!!)
舞園「…………………………」 ブルブル
苗木「舞園さんっ!! ごめん!!!!」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:40:14.35 ID:QnpCwico<>
,,,,_________
⌒ヽ、 ノ⌒`''''−- ,,_ グッ
ヽ (⌒ ノ \ __,,--
`−へ,,,,,____ \"''ヽ ___,,--−−''"" ̄
 ̄''''''−----- 、
__ ,, ----─ '''  ̄ ̄ \ /⌒,! /⌒,) \ ___ \
 ̄ Y ノ / / /"`ヽ _ .\ \ i
論__Y /./ / \\ \ λ !
/ .// :/./゙`) \.l | `┘ __,--−
'--::`! // ./ \ `! / _,,--−''" ̄
ヽ-.// ./ 〉 〉 〉" /
ヽ-/ / / /
モノクマ「おろろぉ……? あっつあつだぁ〜!!!(笑)」
苗木「……………おいっ!! モノクマっ……!!
――ダッダッダッ
ダッダッダッ――
モノクマ「……おろろぉぉぉ? 何かなぁ!?」
苗木「これで誰か殺したり殺されたりしたら………!!
モノクマ「………………
――ダッダッダッ
ダッダッダッ――
苗木「僕はお前を許さないからなっ!!!!」
ガチャン――――!
モノクマ「……………行っちゃったぁ……それにしても…………言い逃げとかカッコ悪ぅぅ〜………(笑)」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:42:08.77 ID:QnpCwico<>――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――――
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ィ´ ̄ /l / ̄ /l l ̄ 、 l\ ` 、 ___|
|l ̄ ̄l| |l ̄ ̄l| ! ̄ ̄l| ...! .|l ̄ ___
 ̄ ̄ ̄/l / ̄ ̄ /! .| ̄ ̄ ̄ 、 l\ ` 、
.|l ̄ ̄ ̄l| |l ̄ ̄ ̄l| .| |l ̄ ̄ ̄
.| ! .! | .! !! _
/ ̄ ̄ ̄ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |\
苗木「……………はぁ……はぁ………はぁ……」
苗木(………飛び出して走っちゃったけど……………こんな短距離なのに……疲れるな………)
舞園「……………はぁ…………はぁ……………」 プイッ
苗木「………ずっと……はぁ………はぁ………下を見てるけど………はぁ………何か落ちてるの…?」
舞園「………はぁ………………が…………」
苗木「……………ふぅ………………なに………? ………ごめん…聞こえなかった」
舞園「…………ずっと…、学園長が恥ずかしい秘密の事を言ってから……自分が自分じゃないみたいに………
………………意識が飛んでました………」
苗木「………………う……うん………」
舞園「…苗木君が……手を引っ張ってくれた時……自分の戻れたような気がしました………」
苗木「…じ……自分に……………?」
舞園「……はい……苗木君が引っ張ってくれて体育館を出るとき……
私は学園長を振り返って一瞬だけ見ました…………怖かったけれど………」
苗木「……………うん……」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:48:34.47 ID:QnpCwico<>舞園「……一瞬だったし……よく分かりませんでしたが………
………あれは………拳銃だったと思います……こっちを狙ってました………」
苗木(僕も見た……あれは間違いなく拳銃だった………
……きっと学園長命令を聞かなかったら…あれで…………ドーン……ってか?
舞園「……私は………苗木君がいなかったら…………
殺されてたのかもしれません。学園長に……………きっと………」
苗木「…………………う…うん…
舞園「苗木君………、私を助けてくれてありがとう………、でも……
だからこそ………、苗木君にお話することがあります……………」
苗木「……………………なに…?」
舞園「私は…………ココから出たいんです………」
苗木「…………うん………でもさ…―――
舞園「――分かってるんです…、タダでは出られないことは……………
苗木「………うん、モノクマの言うとおりなら……人を殺さなくちゃいけな―――
舞園「―――私は……、他の人を………殺してでも、出たいって思ってるんです…………」
苗木「…………え……?」
舞園「実は……ずっと前に………、計画を練ったことがあります……ターゲットは桑田君でした…………
苗木「ターゲット?……………っ!!!! それってもしかして………!!!!!
舞園「殺そうと………思ったんです……………
苗木「なっ………!!!
舞園「……計画は………桑田君にお話があるってお呼びして……包丁で刺そうって―――――
苗木「――待ってよ!!! 待て……待って………舞園さん……待って……
舞園「……………はい……
苗木「……嘘だ………桑田君は生きてる……誰も死んでない…………
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:50:49.05 ID:QnpCwico<>舞園「そう……“今は”生きてます……………
苗木「いまっ!? いまって………!! いつかは[ピーーー]のっ……!?」
舞園「…………私の…家族なんです………
苗木「……………家族………?
舞園「…………グループの皆は……家族なんです………、それが………
苗木「………家族……………
舞園「……その皆が酷い目にあったのかもしれないんです…………
苗木「………………
舞園「………私が…酷い目に合うのだったら……構いません………
…………イジメられたり……悪口を言われたり……叩かれたりされるのは……慣れてますから……」
苗木「……………
舞園「……でも…、私のせいで…関係ないあの子たちが……酷い目にあってる…………
苗木「…………………家族………
_________________
;.:;
;.:;
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不二咲(……………舞園さん……………苗木君………)
十神「…おい、何をしている………」
不二咲「と……十神君っ……! し…静かにしてっ……!!」
十神「………? なんだ……盗み聞きでもしているのか……? 趣味の悪い奴だ………」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:53:25.42 ID:QnpCwico<>
不二咲「そ………そういう十神君は………?」
十神「…黙れ、お前に言ってやる義理などない……」
不二咲「……う………ご……ごめんなさい………」
十神「……ふんっ、腐川がくっついて来て厄介だからどこかで撒けないか模索していただけだ………」
不二咲(お……教えては………くれるんだぁ……一応……)
十神「…………誰だ……」
不二咲「………えっ?」
十神「中には誰がいるのだと聞いている………」
不二咲「えっと……それは………な…苗木君と……ま……舞園さんだよ――――
_
ィ´ ̄ /l / ̄ /l l ̄ 、 l\ ` 、 ___
|l ̄ ̄l| |l ̄ ̄l| ! ̄ ̄l| ...! .|l ̄ ___
 ̄ ̄ ̄/l / ̄ ̄ /! .| ̄ ̄ ̄ 、 l\ ` 、
.|l ̄ ̄ ̄l| |l ̄ ̄ ̄l| .| |l ̄ ̄ ̄
.| ! .! | .! !! _
/ ̄ ̄ ̄ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |\
舞園「……………私は……謝らなくっちゃいけないんです…………
苗木「………グループの皆が………モノクマのせいで酷い目にあったんだ…………
舞園「………希望ヶ峰学園に入学したのは……私の意志……だから……、責任も
傷がついて………もう歌えなくなるのも……私だけでいいんです……」
苗木「……………傷が……つく……
舞園「………初めは……グループが忘れられていく事が怖かったんです………
いいえ……グループではありません……、きっと私が忘れられるのが怖かった………
小さい頃からなりたかったアイドルになって……、私の事をすきだって言ってくれたファンの人………
苗木「………………怖い……
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 07:57:51.34 ID:QnpCwico<>舞園「でも、それは我が儘だって気がつきました……、この学園に入学したのは………
私なんです……それで…事件に巻き込まれたのも……私のせい………」
苗木「………………
舞園「だから…、私は……忘れられて当然の人間ですが………
一言だけ……謝りたいんです……グループのみんなに……会って謝りたいんです……」
苗木「………………
舞園「『迷惑をかけてごめんなさい』って…………
私なんかがアイドルになれたのは……みんなのおかげだって…………」
苗木「………そんなに………覚悟があるなら……どうして計画を実行しなかったの………?
舞園「……でも…、ここの皆を、殺したくもないんです……みんなで………一緒に居たい……
……何度考えても……私には出来ませんでした…………」
苗木「…………………
舞園「……頭の中では………何度も何度もこの事を考えて………何度も何度も違う答えが出てきます……
苗木「……………それは……?」
舞園「……今、言ったこと……それとはまた違う答え……、後は……
私はまだ……頭では分かっていても心ではアイドルを続けたいと思ってて……
何度かここに来てからも……アイドルをいる舞台で歌っている自分の夢を見ました……
苗木「………その歌っている自分は人殺しなんだろうか、どっちだろうね……」
舞園「………………分かりません…」
苗木「………………僕も………家族のことだった……
舞園「……………え?
苗木「……っては言っても、僕は普通の高校生だったから…………
舞園さんみたいな友情の家族でもなんでもなくて……実の家族だよ………」
舞園「……………………
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 12:37:01.51 ID:1dzV.020<>なんか裁判おこってないのに倉庫とか浴場が行けるようになってね?
細かいことは気にしませんが。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 17:03:09.99 ID:REZnK7go<>保守<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/09(日) 18:00:59.17 ID:n+jMaKYh0<>この板は保守いらないよ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 18:17:31.63 ID:CxY1AcjZo<>もうゲーム売っちゃったから間違ってたら悪いけど
確か『学級裁判が終わったら行けない所にもいけるようになります』っては誰も
ゲーム中に言ったないような気がするんだよね
そりゃあゲームの進行上では裁判後にどんどん上階を開放していってたけども。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/09(日) 19:18:33.37 ID:BfQC9dYC0<>いや普通にモノクマが言ってなかったか
裁判終われば新しい世界が開けるって話を
だから裁判終わった後にもう一回探索しようぜってことになったわけだし<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/09(日) 19:49:29.51 ID:ujafRN9O0<>>>113
KEEP OUTなシールついてる程度ならなら普通に入れそう
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/09(日) 20:42:56.25 ID:WClfnwRS0<>まぁ実際にゲームで入ろうものなら蜂の巣だろうけどな
そこら辺は各々で柔軟に解釈しよう<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/09(日) 22:36:19.01 ID:a38YV9cd0<>このssでは最初から色々開いてるらしい<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/10(月) 12:34:46.16 ID:zDNPJ52l0<>まあパラレルだし深く考えない方がいいんじゃないかな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/10(月) 13:15:17.14 ID:JF0Y1Wjq0<>「舞園が殺しを思いとどまったら」っていうより、「最初から裁判の情報が開示されてて、部屋や上階についても一部開放されている」っていうifだよね
実際本編でも裁判について最初から教えられてたら舞園も桑田も殺しを思いとどまった可能性高いし<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/10(月) 14:37:59.70 ID:xT53k+yh0<>>>122
えっと、つまりどういうことかな?
なんか噛み合ってないように見えるけど<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/10(月) 14:43:49.24 ID:2qUkOFbwo<>単純に原作の状態で舞園が殺そうとしなかったっていうifじゃなくて
最初から裁判の情報が開示されてて、部屋や上階についても一部開放されているっていうifってことだろ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/10(月) 15:06:10.27 ID:kLGKAw1Yo<> l / ヽ / ヽ \
/ / l ヽ / | \
| し な 間 〉 // l_ , ‐、 ∨ i l | | \ は
| ら っ に |/ l ,-、,/レ‐r、ヽ | /`K ,-、 < し
| ん て あ / | l``i { ヽヽ l | / , '/',` //`|_/ や
| ぞ も わ |> ヽl´、i '_ 。`、llィ'。´ _/ /,) /\ ろ
| | な |`/\ヽ'_i ,.,.,.⌒´)_ `_⌒ /__/l \ く
っ | く |/ / l´,.-― 、l`ー一'_冫 /l l | / っ
!!!! | \ ', / /`7-、二´、,.| /// | /
lT´ { / / ト、 |::| /// / / !!!!!
l´ ヽ、 > ー ,/ |ニ.ノ-' / / _
i``` 、/ } ',,,..' |-'´,- '´  ̄/ ヽ∧ ____
\/ ' \_ `´ノ7l´ / // ヽ l ヽ
/ ̄ |  ̄ ̄/ ノ L___/ ★ U |
/ ヽ /`ー´ /l |
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/10(月) 15:10:33.59 ID:xT53k+yh0<>ああ、要するにパラレルワールドってことの補足ね
解説あり<>
1<>sage<>2011/01/10(月) 16:19:23.87 ID:kl66RDAKo<>そうですね
ダンガンロンパのキャラクターを使用しロンパの本編設定をお借りした
別の物語程度の認識でお願いします
元々VIPで衝動的にはじめたスレなので自分もこうなるなんて予想してなかったんです<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/10(月) 18:24:33.32 ID:WK4XalPv0<>安弘 多恵子ちゃんかわいいよ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/10(月) 18:30:03.87 ID:k1lgRijJo<>俺もVIPでダンガンロンパSS書こうとしたら規制だった
超絶望だわ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/10(月) 19:40:17.81 ID:z7xE7PFr0<>製作で書けばいいじゃない<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/10(月) 21:02:24.29 ID:xT53k+yh0<>>>127
ところで投下いつ?
>>129
製速に書いてくださいお願いします<>
1<>sage<>2011/01/10(月) 22:41:33.80 ID:kl66RDAKo<>今度4月に発売されるエロゲの体験版やってたらこんな時間になってました
今から続けます<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/10(月) 23:08:17.25 ID:kl66RDAKo<>苗木「そうだなぁ、長くなりそうだけど聞いてくれる?」
苗木「……僕はね…舞園さん。父親に歯向かって殴られもすれば母親に逆らって母さんを泣かせたこともある。
確か、妹の分だって貰ったお菓子をこっそり食べて妹と喧嘩になったりもしたんだよ…はは……」
舞園「………………はい……
苗木「………僕は殴られもすれば父さんのことを嫌いだって一時の感情で思ったりもしたし、
母さんと喧嘩をすれば酷いことを言ったりもしたよ…」
舞園「………………
苗木「それでもさ。 今は家族のことが心配で……、やっぱり父さんも母さんも妹のことだって
僕は大好きだったんだって気づいたんだ」
舞園「…………苗木君も…あのDVDで……?
苗木「そうだよ、僕はボロボロになった自分の家、そして消えた家族を見たんだ」
舞園「……そう…ですか………
苗木「僕は別に偉い人でもなんでもないんだから、人に説教なんて出来ないんだけどさ、
舞園「…………けど……?
苗木「……僕は僕が家族の事を考える今の気持ちに嘘偽りなんて無いし、
舞園さんが仲間の事を考えていることもよく分かる………」
苗木「だから言えるんだ、僕たち皆は被害者で……誰かの想いと誰かの想いに優越はつけられない」
舞園「………わたしは…………
苗木「…だから、ここにいる誰かが自分の想いの為に行動する……そう、人を殺したりするのはダメだ……
………ここから出た後に、残された人に会いに行ってさ……その人は人殺しの自分をどう思うんだろうね」
不二咲(…………苗木君……)
苗木「僕がそうなら……一生人を殺したという事を忘れずに生きていかなければならないと思う……
………僕にはそんなのは無理だよ……」
舞園「…………わたし………
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/10(月) 23:47:10.92 ID:kl66RDAKo<>苗木「……でも、これは僕がずっと思っている自論を披瀝しただけだ………
舞園さんの意見は違うのかもしれない。だって僕と舞園さんじゃ全然違う……」
舞園「…………違いますか……?
苗木「だってさ、舞園さんは自分で考えてたどり着いた答えが誰かを[ピーーー]ことだったんだよね……?」
舞園「……っ…………
苗木「………僕は、偉い人じゃないから説教なんて出来ない………だから……
舞園「…………だ……から……?
苗木「舞園さんが心の底から学園にいる全員の誰よりも自分の動機の事を優先して考えるなら………
………僕を殺してここから出るんだ――――
舞園「…………え?
苗木「そうだな…凶器は厨房にあった包丁で決まりだね……場所は出来るだけ人気がない所がいいね。
そのほうが僕を殺した後に逃げるのも、後日あとからも便利に働くだろうし………」
舞園「………苗木君……? 正気、ですか……?
苗木「僕は別にいつも通りだよ? それにそうだなぁ…、僕を刺した後に止めを刺すまでにちょっとだけ
時間をくれれば僕は適当に誰か他の人の名前をダイイングメッセージに書いてあげるよ……」
舞園「……私の為に………死ぬの……?
苗木「だって舞園さんが仮に桑田君を殺してここから出てたとしたら、その時点で僕達はみんな死んでるんだよ?」
舞園「そう………ですよね………
苗木「結局は先に死ぬか後に死ぬかの話だよ。 被害者が全力で加害者を庇うんだ、この殺人は絶対に成功する……」
舞園「…………そんな風にして―――
苗木「―――でも忘れるなっ! これから外に出て何年生きてどこに帰って何所で死のうと………、
人を殺したことを………忘れないでね……」
舞園「わた……は………わたしは…………
苗木「それでも…、学園から出たいんなら……僕は協力する………[ピーーー]かい……?」
舞園「わたしは………私は――――――!
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/10(月) 23:50:30.65 ID:HfbK5ghSO<>メール欄にsagaと入れると禁止ワードが解除されるよ
殺す<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/10(月) 23:54:57.21 ID:kl66RDAKo<>――――――――――――――――
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十神「……ふんっ…俺はあんな女の為には死なん…………
不二咲「と……止めなくてもいいのぉ………?」
十神「……放っておけ……、苗木が死んだら舞園が犯人で決まりだ………
裁判なんてやる意味ないかもなぁ? ……フンッ……」
不二咲「で………でもぉ………
十神「俺はもう行くぞ……くだらん茶番だ………」
不二咲「…あ……行っちゃうの………?」
十神「お前も盗み聞きなんて趣味の悪いことは止めるんだな」
不二咲「た……たまたま二人を見つけただけだよ…………」
十神「ふんっ………、そういう事でまぁいいだろう…………」
不二咲「ぼ…僕も、盗み聞きはよくない事だと思うし……もう行こうかな……」
十神「……俺は図書室に行くが………」
不二咲「………え?」
十神「邪魔になるからついては来るなよ…………」
不二咲「あ……うん…………」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/11(火) 00:07:04.32 ID:wuYyCW/Jo<>―――――――――――――――――‐
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_,ニニニニ, | ::\
| | /| _,ニニニニニ,_ | :; :;|
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/ )' |;:;: | _,ニニニニニニニニニ| ; :;: | 【 希望ヶ峰学園 1階廊下】
. / ) .,i. ..|:;;; | _,ニニニニニニニニニニ| ; :;:|
. / /|. |; :;|.;;: |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\.; :;;|
/`/ | ,|.;: |::..' \:|
_/ .| .|.; ;| .\
. | ,| / ...\
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朝日奈「………ねぇ、さくらちゃん…」
大神「…………? どうしたのだ? 朝日奈よ……」
朝日奈「…………誰か……死んじゃうのかな………」
大神「……………………
朝日奈「私は…別に秘密なんてもうどうだっていいけどさ…………」
大神「…………朝日奈?
朝日奈「私も考えたんだ…! そりゃあ、人を[ピーーー]のは最低だよ?
でも……、ずっと前に十神君から言われたようにさ………私の主観じゃなくて……、
もっと大きな事として考えたら……、バレたらもう生きてくのも嫌になる……そう、
もう死んじゃうしかしかない!って秘密を…持ってる人もいるかもしれないね……」
大神「そう……かもしれぬな……」
朝日奈「例えば…、御曹司の十神君とか……ギャンブラーのセレスさん……、
それに……有名人のさやかちゃん……とかさ……」
大神「…………朝日奈にもあるのだろう? 秘密というモノが……」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/11(火) 00:11:02.00 ID:wuYyCW/Jo<>朝日奈「………う……うん……」
大神「その心があれば、我は立派だと我は思うぞ………」
朝日奈「…………じゃ…じゃあ……もし…もしもその秘密を守るために……殺人が起きたら……
さくらちゃんは犯人の事をどう思う……?」
大神「……弱いと言えば簡単だが……………難しいな……」
朝日奈「………私も……殺人ってのは絶対に犯人が悪くって被害者がかわいそうだって思ってた!!
でも………本当に…、極悪な犯人だけが殺人を犯すのかって考えたら、そうじゃないかもしれない……」
大神「……………されど……起こしてもいい殺人というモノはない………」
朝日奈「………………」
大神「……それが答えでは………不満か……?」
朝日奈「………!! ……そ…そうだよねっ! ありがとう…さくらちゃん………!!」
大神「………そうか……朝日奈の役に立てて……我は嬉しいぞ……」
朝日奈「…えへへ! それじゃあ寮に戻ってドーナッツでも食べよ!!」
大神(………我は……………)
朝日奈「………さくらちゃん? ………どうかしたの?」
大神「…………っ! いや、何もない……少しボーっとしてしまった……」
朝日奈「へぇ〜、さくらちゃんが珍しいね」
大神「それでは、行こうか……」
朝日奈「うんっ!!」
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VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/11(火) 00:13:20.24 ID:wuYyCW/Jo<>圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖|§|圖圖圖圖
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//j | 【 食堂 】
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| | |ノ | | | | |\\
|:jノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |\\ヽ
ノ / \ | \||
/ \_」 ||
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l ̄厂 ̄「 ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄厂  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ 「「 ̄ ̄| \||
/ ..:| : / .:ノ| |∨ i |: | ト、ヽ :i | i |二二||
ノ .::/ ..:|: | .:/:/| ト } .::ノ ./| |:.:}ノ /.j .:| ||| ||
セレス「……今頃、お話も弾んでいらっしゃるのでしょうね………」 ニコッ
霧切「………っ!」 ギンッ
セレス「あらあら…、お怖い…………」 フフッ
山田「………だから…! 霧切響子殿とセレス殿は分かりますが……、どうしてお主まで……!!」
葉隠「ケチくせぇ〜なぁ!! 硬いことは言わない約束だべ……!!」
山田「ぐぬぬ何が約束だぁぁぁぁ…………こ…この腐れ乞食がぁぁぁぁ!!!!」
葉隠「ケチケチすんじゃねぇべ!!
どうせ水道もガス代も茶葉代も全部モノクマ持ちなんだから問題ないべ!!」
山田「……うぐぐ………この野郎めぇ……………」
サッ
葉隠「うむ……! ありがとうだべ山田っち…!」
山田「………べ……別にお主に礼を言われても嬉しくなんてないでござるよ……!!」
セレス「………山田君、今度はこっちに追加を………」
山田「はっ…はひっ! い……今お入れ致しますっ!!」
セレス「……ふふっ……ありがとうございますわ……」 ニコッ
山田「……ふひひ……感謝するなでござる………げへへ………」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/11(火) 00:21:19.33 ID:v+DJ4rg10<>sageじゃなくてsagaじゃね<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/11(火) 00:24:21.49 ID:wuYyCW/Jo<>
葉隠「…………う〜む紅茶も飲んでみたけどよ、おらぁやっぱコーヒーがいいべ……!!」
山田「ぐぬぬ………文句など言える立場ではないくせしてぇ……………!!
霧切「……そうね、私も紅茶よりインスタントでいいからコーヒーを頂こうかしら………」
山田「はいっ!! 少々お待ちくだされ霧切響子殿!!!」 キリッ
葉隠「………なんだべ…あいつ………」
セレス「ふふっ……………ふふふっ……」 クスクス
霧切「……何かおかしい事でもあったの……?」
セレス「ええ……、自分を誉めておりましたの……」 フフフ
霧切「………どうして?」
セレス「……殺人の計画が完成しましたから………」 ニコッ
葉隠「なっ……! てんめぇぇぇ――――!!
霧切「静かに………、怒鳴らないで………」
セレス「ふふっ………だって悔しいのですもの………、なかなか手に入らなくって………」
霧切「だから……奪うの?」
セレス「………えぇ、お人形遊びは大好きですから……」 ニコッ
霧切「………彼を殺したら……絶対にここから生かして帰さない…………」
葉隠「ま…まぁ…、こんな事言ってるセレスっちが犯人だってモロバレだしなぁ……」
セレス「………彼女の方は……? わたくし……動かなくなった殿方でお人形遊びもいいと思いますが……
やっぱり生きてる殿方も手に入れてみたいですわ………」
霧切「…………奪ってまで………?」
セレス「そうしたら……彼を怒らせ彼を悲しませ彼を恥らせ彼を喜ばせ彼を楽しませて遊んでみましょう………」 クスッ
霧切「……………いい趣味してるわね……」
セレス「きっと、幸せな時間でしょうね。 お人形遊びとどちらがいいか……迷いますわ………ふふっ……」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/11(火) 00:31:46.37 ID:wuYyCW/Jo<>葉隠「まぁ…、話の途中で悪いけどよ」
セレス「あら……なんでしょう………?
葉隠「………俺の見解を聞くがいいべ……」
山田「ぐぐぐ………貴様ごときが何をいってぇぇ!
霧切「――――山田君、静かに……」
山田「は……はい………」
セレス「………葉隠君?」
葉隠「……お前は、この学園では誰も殺さない………俺の占いは三割当たるべ……」
セレス「あらまぁ………ふふっ」
山田「あのぉ………それって………
霧切「そう……いい数字かしら? ………ギャンブラーにとっては…?」
セレス「……ふふっ、とても気に入りましたわ……わたくし………
七割の勝率に三割の勝率で………、三割では勝てても七割で勝てた事は……
今まで一度もありませんから…ふふふ………」 クスッ
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/11(火) 00:35:28.18 ID:wuYyCW/Jo<>―――――――――――――――――――
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|~ ̄ ̄ ̄ i | |~ ̄ ̄ ̄ i | |~ ̄ ̄ ̄ i | |~ ̄ ̄ ̄ i | 【 ランドリー 】
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 ̄ ̄ ̄ ̄ . ̄ ̄ ̄ ̄ . ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
石丸「…………いや…ここはやはり皆で話合ったほうが………」
大和田「そんなことしなくてもよ。 ……俺たちは強いんだ………殺しなんて起きなねぇ〜よ」
石丸「しかしだなっ!! 僕もだが……このような秘密を暴露されると言われたら……
きっと、不安になってしまう者がいるのではないかっ!? 」
桑田「……そーだなぁ………あるかもしれねぇ〜なぁ、それ」
大和田「………大丈夫だ…、俺たちは……強い……強いんだ………」
石丸「うむ、確かに僕だって……このなかの誰かが誰かを[ピーーー]ところなんて想像できないが………」
桑田「………………………か……」
石丸「……ん? 何か言ったかね桑田君……」
桑田「いや………なんでもねぇ〜や……」
石丸「………?
大和田「………?
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/11(火) 00:40:08.83 ID:wuYyCW/Jo<>桑田「……ははっ、そんな顔すんなよ……なんでもねぇ〜って………」
石丸「あ………あぁ……
桑田「それよっかほらっ!! 洗濯終わってんぞ!!
大和田「あぁ!? 終わってんならとっとと干さねぇ〜とシワになんだろぉぅがぁ!!!」
石丸「きょ……! 兄弟よ…! 口で言う前に手を動かしたまえっ!!」
大和田「お…………おう………」
桑田「しっかしこれ………よく見ると女子のスク水とかブラまで干してあんぜ…………
大和田「あぁっ!?……って……お゛ぉぉっ!?」
石丸「きょ……兄弟!! 止めたまえ……!!
桑田「つぅかさ! お前みたいな奴ぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!
石丸「……なっ!! 何かねっ!! いきなり大声を出して………
桑田「お前みたいな奴が案外影でムッツリエロスケベなんだよぉぉぉ!!!!!!!
アホアホアホアホアホォォォォ!!!!!!」
石丸「な……なんだとぉ!? ぼぼぼぼ僕はそんなんじゃないぞぉぉぉ!!!!」
桑田「ありえねぇー、大和田よぉ……こいつ認めねぇ〜ぜぇ?!
お前からもなんか言ってやれよなぁ!!!」
大和田「お……おう………とりあえず……男なら…………な?」
石丸「な……な?っとは何かね!!!」
桑田「ぉぃ!!! このみみみみ水着………胸のスペースがほとんどないぞ!!
石丸「なんだと……! つまり不二咲君のものかっ!!!!」
大和田「きょ……兄弟……いや、何もいわねぇ………」
石丸「…………はっ!? しまった…………っ!!
桑田「俺は聞いたぞぉ!? 聞いちゃったぞぉ!? ぶっちゃけ風紀委員がそんなこと言っていいんですかあ!?」
石丸「う……ききき聞かなかったことにしてくれたまえ………!!
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/11(火) 01:34:44.93 ID:wuYyCW/Jo<>桑田「つぅかさ! お前いま不二咲君って言ったよなぁぁ!!!
お前って千尋の事をそんな目で見ちゃってんのなぁ!!!
実は女子の乳の大きさをチラ見でチェックしてるんだろぉ!!??
千尋のってペチャパイでちっさいもんなぁ!!
まな板まな板まな板まな板まな板ぁぁぁ!!!!!」
大和田「こ……こいつもうダメかもしんね……」
石丸「あ……あのだな……、そそそそそそんなに言うなら確かめてみてはどうかねっ!!!」
桑田「おっとぉぉぉぉぉ!?!?
超高校級の風紀委員から女子のスクール水着を調査していいと許可が出ましたぁぁぁぁ!!!!」
石丸「ち……違うぞ!! つつつつつまり…不二咲君に直接聞いてみればという―――――!!
大和田「ッ!!!!!!!! う………うああぁぁぁああああぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
桑田「何だ今の断末魔ァァァ!!! 誰か死んだのかぁぁぁぁぁぁ!!!???
大和田「ここ……ここ……こいつは……こいつはぁ……………!
桑田「………こ…こいつは……なんだよ?
大和田「……たたたたたたたた確かめてみろ……!!!!
桑田「確かめてみろってなぁ……何のことだ―――――ッ!!!
石丸「きょ……兄弟がそういうのなら見てみよ―――――ッ!!!
石丸&桑田「うわぁぁぁぁあああああああああああぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁああ゛あ゛!!!!!!!」
桑田「はははははは葉隠……康比呂って………」
大和田「………ま…間違いねぇ………」
桑田「……うわぁ……」
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―――――――――――――<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/11(火) 01:40:37.46 ID:wuYyCW/Jo<> 【2-2 教室】
ィ´ ̄ /l / ̄ /l l ̄ 、 l\ ` 、 ___|
|l ̄ ̄l| |l ̄ ̄l| ! ̄ ̄l| ...! .|l ̄ ___
 ̄ ̄ ̄/l / ̄ ̄ /! .| ̄ ̄ ̄ 、 l\ ` 、
.|l ̄ ̄ ̄l| |l ̄ ̄ ̄l| .| |l ̄ ̄ ̄
.| ! .! | .! !! _
/ ̄ ̄ ̄ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |\
/ ./ ノ | ` シ / | \ ゝ / ヽ
/ ノイ| トト.、 ヽ ',.イトくV. ヽ、 | .V`.` 、_, '..;. | ∧
.fi⌒) 人∨//フ∨}.l |::::::`ー<リ .l ソ::::::::::i. /__,厂V 丶__ イ.:/ィヘ」 / ヽ
,. -─--ヾー_‐‐='´ /r′:::::rヘヘ.:.:::::; ../ ハノ:::::::::::::::: | ´::::::: ヘ、::::::::::/. ,' ,ィニ`ヘ
/ / フ´ ̄_ ̄-‐_,.ニ/ .〔 ...∠. ゝ__く/ ./ト /:::::_____:::::: |:::::::::::::: \_/ r/ 丶
. . ヽV / _, -<_// .く /...ゝ ノ ./ ./:.| .ィ´ `ヽ」j::::::::::: 「 {以イ´ ̄`ヽ、
舞園「……それで、どうなったんです?」 クスッ
苗木「………それでさ……僕たち全員で舞園さんに話しかけようっ!
って話になったんだけどさ……、結局……いざ近くで見てみるとどうにも緊張してね……。
誰も…勿論僕も話し掛ける勇気もなくて物陰に隠れてずっと見てた……」
舞園「……ふふっ、そうでしたか……」 ニコッ
苗木「……友達だった伊藤君なんて……ずっと舞園さんが好きだったみたいで……毎日
ロッカーの下駄箱を見ては、舞園さんが登校してるかを確かめてたんだよ……?」
舞園「私って……殆ど中学校には来てませんでしたからね………」
苗木「はは……、伊藤君って分かりやすかったんだ…、舞園さんが来た日には廊下で大声を出して
目立とう目立とうとしてよく先生から注意されてた……」
舞園「あの竹を持った先生ですよね? 数学の…………
苗木「そうそう…、懐かしいなぁ……今元気にやってるのかなぁ………
舞園「きっと……、元気ですよ……みんな………
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/11(火) 01:48:00.93 ID:wuYyCW/Jo<>>>135
今読み返して把握しました
これはひどい 各自でピーの部分は補完してくだしあ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/11(火) 02:15:19.06 ID:wuYyCW/Jo<>
苗木「……いちばん元気じゃないのは僕達だよね………ははっ…」 ニコッ
舞園「……………なさい……………」
苗木「………え…? いきなり俯いたりなんかしてして……どうしたの……? まい……ぞの……さん?」
舞園「……ごめ…………さい………」
苗木「……………え?」
舞園「……ごめん…なさい……苗木君………」
苗木「…………舞園さん………いきなりどうしたの…………?」
舞園「………苗木君……ごめんなさい…………」
苗木「ど……どうしたの…っ? いきなり………
舞園「だって……私………」
苗木「ま……舞園さん…………もう止めようよ………謝るのは止めて………」
舞園「……でも………さっきは苗木君になんて事を………
苗木「え………? 大丈夫だよ…、だって舞園さんは……もうモノクマ……黒幕の思い通りには動かないって
決めたんでしょ…?」
舞園「そう……ですけど……」
苗木「じゃあもう謝るのは止めて………ね?」
舞園「………………はい」
苗木「うん…………」
舞園「………………
苗木「………………
舞園「………………………
苗木「………………………
舞園「………………………………
苗木「………………………………
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/11(火) 02:28:05.64 ID:wuYyCW/Jo<>舞園「………………………………………苗木君……?
苗木「………えっ……な…なに………かな………?
舞園「……もしかして、何か話さなくっちゃと思って話題でも探してました?
苗木「………す……凄いね……どうして僕の考えてることが分かるの?
舞園「……クスッ………エスパーですから」
苗木「…………僕もなれるかな……?」
舞園「えっ………?
苗木「………エスパーにさ……、僕も舞園さんみたいになれるかな?」
舞園「……も…もう……冗談ですってば……」
苗木「ははっ………僕も冗談だよ……」
舞園「………苗木君のいじわる………」 ボソッ
苗木「え……? なんか言った……?」
舞園「何にも言ってないですよーだ……」 プイッ
苗木「そ……そうかな………」
舞園「そうですよ………」
苗木「………………
舞園「………………
苗木「………………………
舞園「………………………
苗木「………………………………
舞園「…………………………………苗木君……?
苗木「………なに?
舞園「……また、さっきと同じこと考えてません?」
苗木「………あ……う……うん……」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/11(火) 02:47:34.82 ID:wuYyCW/Jo<>舞園「……クスッ………そうでしたか………
苗木「ごめんね……楽しい話の一つも出来なくて………
舞園「…………別にいいですよ………
苗木「………………いいの?
舞園「だって……何にも話さなくても……、ただ苗木君の隣でこうやっていられることが………私は楽しいですから」
苗木「………こうやっていることが…………楽しいの?」
舞園「そうです……ただこうやって並んで歩いて並んで座って並んでお話でもしながら………
……並んでボーっとする人が隣にいることが……私には楽しいし嬉しいんです」
苗木「えっと………ご……ごめん……僕、こんな時になんて言ったらいいのか……分からないや……」
舞園「………楽しいですか?」
苗木「……………えっ…?」
舞園「……不安ですけど……聞きますね。 私と今……一緒にいて楽しいですか?」
ギュッ―――
苗木「……あ…あの……む…胸当たって―――」
舞園「――――だからっ………楽しいですか……?」
苗木「え……あ、うん………僕は、とっても楽しいよ……?」
舞園「それじゃあ…、私の名前を呼んで……もう一回楽しいって言ってください…………」
苗木「…………え……そ、その………え?」
舞園「はーやーくーっ!!」
苗木「……あ…あの………僕は…舞園さんと一緒にいられて………楽しいし……嬉しいよ………」
舞園「…クスッ……そうでしたかっ………私もですよっ」
苗木「……何だか…、ちょっと照れるね……はは………」
舞園「そうですね……、でも……“こんな時になんて言ったらいいのか”分かりました…?」
苗木「あ……うん……」
舞園「まぁ…、私は苗木君のいう言葉なら何でも嬉しいんですけどね」 エヘヘ
.<>
寝ます<>sage saga<>2011/01/11(火) 03:10:26.27 ID:wuYyCW/Jo<>舞園「あ……、でも苗木君………
苗木「な……なに?
舞園「今みたいなこと……他の女の子に言っちゃダメですよ?」
苗木「……あ……うん……
舞園「………例えば…、霧切さん……とか……せ…セレスさん……とか……朝日奈さん……とか……」 ムムム
苗木「だ…大丈夫っ! 絶対……言わないよ………」
苗木(……っていうか多分言えないしな………)
舞園「……そうですか…なら安心ですね……。 私も……苗木君にしか言わないから………」
苗木「………………
舞園「苗木君も………私にしか言っちゃ……ダメですよ?」
苗木「………うん…」
舞園「……クスクスッ………それよりですよ、苗木君って運動部とか入ってるんですか?」
苗木「え………どうして?」
舞園「だって……苗木君ってもやしみたいな人だなぁーって思ってたら……案外二の腕とか触ってみたら
ガッシリしてるんですね………?」
苗木「も……もやし……、それより……これくらい男子なら普通と思うけど………」
舞園「そうですか………?
苗木「う……うん……」
舞園「……………やっぱり男の子は違うのかな…………」 ボソッ
苗木「………ん…何か言った?」
舞園「……あ…いいえ、別に何も………?」
苗木「そ……そう………?」
舞園「………はいっ」 ニコッ
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/11(火) 03:20:10.21 ID:F7TymNS90<>癒されるなあ
我はこのままエンドレスいちゃいちゃでも一向に構わんのだが<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/11(火) 06:52:50.32 ID:s1Lc4hsz0<>結構変えてあるんだね
気の利いたコメントは思いつかないけど、じっくり読ませてもらってます<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/11(火) 08:41:51.60 ID:SA6V7FJAO<>さくらちゃんはおkということ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/11(火) 18:57:58.82 ID:7n1DhTvl0<>このじれったさ、本編並!
いやー、見ててきゅんきゅんするわ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/11(火) 21:48:13.79 ID:ZV7SUB4Ro<>この独占欲・・・本当最高だ!もっとやれwwwwww<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 01:58:32.47 ID:jdXVQJTwo<>苗木「………そ…そういえば……さ………」
舞園「……なんですか?」 ニコニコ
苗木「舞園さん……、体育館でモノクマから貰った封筒の中身……見てないよね?」
舞園「…えっ…? ……見てませんけど、どうして?」
苗木「だってほら、舞園さんが体育館で中身を見ていたのを僕は見てないし…、それに舞園さんって
ここに来てからもずっとDVDの話はあったけど、今日の秘密のことは一度も口に出してないんだ……」
舞園「…………よく見てくれてるんですね……私のこと」
苗木「…………うん……
舞園「……なんだか、見るのが怖いんです」
苗木「………そうだよね……」
舞園「………苗木君とここでこうしてお話する前に体育館ですぐに見なかった理由と。
今ここで怖くって見れない理由は、違うんですけど……共通して言えることは……
苗木「……………ことは?
舞園「これを見たら……、自分が自分じゃなくなるような気がします……、それも怖いんです……」
苗木「………こわい……か……」
舞園「………はい、自分でも分かってるんです。 これが我が儘だってことが」
苗木「………………」
舞園「……それでも……これ以上苗木君に迷惑は掛けられませんしね……」
苗木「……でも……見たくないって思うなら無理をしなくてもいいんじゃ――――
モノクマ「―――だめだぞぉ!!!! 絶対見なくちゃなぁ!!!!
苗木「うわぁっ!? も…モノクマっ!?」
モノクマ「学園長から頂いたモノに目を通さないとはどういうことだぁ!!!」 ギラン
苗木「そ……そんなっ! 別に校則違反をしてる訳じゃあないんだぞっ!?」
モノクマ「だまらっしゃ〜いっ!! この学園では校則云々の前にモノクマ学園長が校則なのだ〜っ!!」 ギランッ
苗木「そ……そんなバカなことって――――!
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2011/01/13(木) 02:09:12.99 ID:jdXVQJTwo<>舞園「―――そうですね。 ……見なくちゃいけませんよね」
モノクマ「おろろぉ!?」 ビックリ!
苗木「ま……舞園さんっ!?」
舞園「これは……私に与えられたものだから……、逃げちゃいけない………」
モノクマ「物分りがいい生徒は大好きですよぉぉっ!!!」 うぷぷぷ
苗木「で……でも………
舞園「……見てみますね」
モノクマ「クマは紳士だからちょいと失礼するよぉ!!
それじゃあグッバァ〜イッ!!!」
ヒョイッ――
苗木「き……消えた………?」
舞園「どうせ監視されてるんでしょうね。 ……それより、見てみますね」
苗木「だ……大丈夫なの………?」
舞園「………心配してくれてるんですか……?」
苗木「………うん、勿論心配だよ……だってさ――――
舞園「―――今度は自分が私に狙われるんじゃないかって?」 クスッ
苗木「ち……違うよっ!! それは違うっ!!!!
舞園「ふふっ……苗木君って面白いですよね…クスッ。 ………冗談ですよ……」 クスクスッ
苗木「じょ……冗談………?」
舞園「……ええ、冗談です………私が苗木君を殺そうなんて思うわけないじゃないですか………」
苗木「………………」
舞園「……苗木君って………、頭がいいのか悪いのか…、格好良いのか悪いのか……
よく分からない人ですね……」
苗木「…………?」
舞園「だって、ちょっとカラかっただけですぐに焦っちゃって………ふふっ……あははっ……」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 02:22:14.62 ID:jdXVQJTwo<>苗木「だ……だってさっ……!!
舞園「………私を心配してくれたんですか?
苗木「………う……うん」
舞園「…クスッ……苗木君、素敵ですよ」
苗木「………えっ……ぼ…僕が………?
舞園「それより………………
苗木「………………
舞園「………………開けてみますね?」
苗木「………………………うん」
舞園「………私が無理してないかって心配してくれてます?」 フフッ
苗木「………よく分かるね」
舞園「……エスパーですから………」 ニコッ
苗木「……ははっ……凄いね………」
舞園「…………冗談ですって……」
苗木「無理してない?」
舞園「……大丈夫です…、こんなに近くに……苗木君がいるから…………」
苗木「……………うん」
舞園「…………それでは。 開けてみたいので……言いにくいんですけど………」
苗木「……あ、うんっ……ご、ごめん……ちょっと向こうの方を見てるから……!」
舞園「ふふっ………お願いしますね」 ニコッ
サッ
苗木「め……目も瞑っておくね……」
舞園「そこまでしなくても大丈夫ですよ…………?」
苗木「で………でも……心配じゃない?」
舞園「……大丈夫ですよ、私……苗木君のこと信じてますから」 ニコッ
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 02:29:22.19 ID:jdXVQJTwo<>苗木「う………や……やっぱり一応……!」
グッ
舞園「……………………………
ガサガサッ
苗木(……彼女がこれを読んで……何があっても………)
苗木(………絶対に…僕が………………)
舞園「………………………ふふふっ……」
苗木「……………えっ?」
舞園「……あはははっ!!!……恥ずかしい秘密って………!!!」 クスクスッ
苗木「…………舞園さんっ?! な…なにか―――――
舞園「あはは……ははっ……可笑しいの………ふふっ……あははっ……」
苗木「ま……舞園さん………?」
舞園「で………でも……たしかに……ばれちゃうのは嫌かも……あはははっ………」
苗木「な……何が………?」
舞園「だって……これって……ははっ…………」 ニコニコ
苗木「……………あ…頭でも打ったの…?」
舞園「…な……苗木君って……結構酷いこと言うんですね……」 クスッ
苗木「えっ……ご…! ごめんっ!!」
舞園「いいえ……別にいいですけど………面白いんですよ…これっ………」
舞園「だ……ダメですよぉ! うぷぷぷっ!」
苗木「ま…舞園さんっ!?」
舞園「この秘密を見られちゃったら……クマの白くてドロっとした………中綿が出ちゃうかもぉ!!」 ニコッ
苗木「…ま……舞園さ――――
モノクマ「こらぁ!! クマの台詞はクマしか言っちゃダメなんだぞぉ!!!!」 ギランッ
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 02:37:16.42 ID:jdXVQJTwo<>苗木「……モノクマっ!?」
舞園「……す…すみません……クスッ……」
モノクマ「うぷぷぷ………とっておきの恥ずかしい秘密は、気に入ってもらえたかい?」
舞園「は…はい……これは、確かに恥ずかしいですね………」
モノクマ「だろだろぉ!? とっておきだからなぁ!!」
苗木「だから一体どんな秘密が………
舞園「だ〜めですよぉ……苗木君には教えませんっ!」
モノクマ「らしいぞぉ〜! 苗木君には教えませ〜んっ!」 ぷぷっ
苗木「モノクマ……お前なっ!!
モノクマ「ぎえぇぇ!! 苗木君が怒ったよぉ〜、助けてぇ! さやかちゃ〜ん!!!」
舞園「そうですね……あんまり怒ったりしたら血圧上がっちゃいますよ?」
モノクマ「そうだぞぉ〜!」
舞園「…………それに………
モノクマ「……おろろぉ? 何か言ったかい?」
舞園「………苗木君には………いつかお話しますよ………
苗木「……………え?
舞園「……………どうせ苗木君以外にはバレてるだろうし……」 ウ〜ン
モノクマ「そうだぞぉ〜!! モロバレかもぉ!?
苗木「ぼ……僕以外……?
舞園「あのですね……、も…もう……この話はやめましょう………
モノクマ「しょぼ〜ん(´・ω・`)」
苗木「……あ……うん……僕も、舞園さんが平気だっていうんなら……それでいいんだ……」
舞園「………苗木君には…絶対にお話しますから……、私が勇気を出すまで待ってもらっていいですか……?
苗木「………な……何のことか分からないけど………舞園さんがそういうなら……僕は待つよ…」
舞園「……よかった………」 ニコッ
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/13(木) 02:54:43.02 ID:oJ9TDrTbo<>モノクマ世話焼きすぎだろ……
のぶ代ボイスのせいもあるがなんか憎めないんだよな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 02:54:55.95 ID:jdXVQJTwo<>苗木「……でも…………無理はしないでいいからね……」
舞園「いいえ……きっと……ずっとお話できないで過ごすのが……私には無理ですから………
苗木「………………?
舞園「……いつか…………近いうちに…………
モノクマ「………コラァッ!! いちゃいちゃしやがってぇ!!! 見せつけやがってぇぇ!!!」 ギランッ
舞園「………えっと……苗木君……?」
苗木「………う……うん……?」
舞園「……が…学園長がなんだか怖いですし………私……お腹も空きました………」
苗木「そ………そうだね、食堂に行くかい?」
舞園「………そっ……そうですねっ! 行きましょうっ!!」
モノクマ「うぅ……クマは置いてけぼりなのね……」 ショボン
ギュッ―――!
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| | 苗木「………わっ! 舞園さんっ!?」
| |
/  ̄ ̄ ̄ ̄ /_____ 舞園「はやく行きましょう!
/ 舞園さやかは好きな ./ヽ__//
/ 人がいるのに恥ずか ./ / / 私が苗木君に何か作りますからっ!!」
/ しくて告白できないで ./ / /
/ いるっ!!! / / / 苗木「い…いきなり手を引っ張らないで!!」
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / /
/ / / / 舞園「……苗木君が最初にやった事ですよっ!!」 ニコニコ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 苗木「そ……そりゃあそうだけど…………!!」
舞園「……またやってくださいねっ……!」
苗木「え…………え………?」
舞園「楽しみにしてますからっ……」 クスッ
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 02:57:39.77 ID:jdXVQJTwo<>
タッタッタッタッ!!
ガタンッ!!!!
モノクマ「おろろぉ……行っちゃったぁ………」 ショボーン
モノクマ「まぁ…、次は図書室の十神君とでも遊ぼっかなぁ……うぷぷぷぷ………」 ニヨニヨ
――――――――――――――――――――
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_/|'''" ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ll__________/
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|::::| |_..il_.|::::::| | | |: |::| | 【 寄宿舎(廊下) 】
|::::| |_..il_.|::::::| | | |: |::| |
|::::| | il"|::::::| | | |: |::| |
_,,|::::| |゛`ー|::::::| | | |: |::| |
\|_,,| :|::::::| | | |: |::| |
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\
苗木「ま……舞園さんって……走るの早いんだね……ハァ…ハァ……」
舞園「クスッ……苗木君の方が早いと思いますけど…………?
苗木「そ………そうかな………ははっ………
舞園「まぁ……男の子には勝てないでしょうけど、これでも運動してますしね………」 ニコッ
苗木「………やっぱりステージで飛び跳ねたりするから?」
舞園「そうですね、やっぱり基礎的な運動は毎日してましたよ?」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 03:05:43.46 ID:jdXVQJTwo<>苗木「な……成る程なぁ………
舞園「………まぁ、最近はサボり気味でお腹と二の腕に余計なお肉がついてますけど…………
苗木「え……。 そうなの……?
舞園「……はい…、それに太もももちょっと大変な事に………
苗木「う……う〜ん………
舞園「な……なんです………?
苗木「パッと見ただけじゃ普通にスラっとしててかわいいのに………
舞園「…………えっ!! な……苗木君………その………
苗木「な……なに………?
舞園「そ……そんなこと……あまり言っちゃダメだと思いますよ………
苗木「え…? どうして……? 僕は思ったことを言ったのに………
舞園「………だ……だって……その……照れちゃいますし………ね?
ちょっと………恥ずかしい……かも……」
苗木「あ……そっ…そのっ! ご……ごめん………」
舞園「ま……まぁ、苗木君になら構いませんけどね……………って……
苗木「…………どうかした?
舞園「何か……聞こえません………?
苗木「……え? そうかな…………
舞園「あっちの方です………」 クイッ
苗木「………あ、何か聞こえるね……これは…ランドリーの方かな?」
舞園「……何か………機械音じゃないと思うんですけど………」
苗木「うん……誰かの声がしたと思う………舞園さんもそう思わない……?
舞園「私は……そこまで分かりません……けど………心配ですね……」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 03:11:33.75 ID:jdXVQJTwo<>苗木「うん……行ってみよう……!」
苗木(何事も無ければいいんだけど……!)
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____ ____ ____ ____
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/ ,-−-、. /..| ../ ,-−-、. /..| ../ ,-−-、. /..| ../ ,-−-、. /..|
|~ ̄ ̄ ̄ i | |~ ̄ ̄ ̄ i | |~ ̄ ̄ ̄ i | |~ ̄ ̄ ̄ i | 【 ランドリー 】
| i | | i | | i | | i |
| i./ ...| i./ ...| i./ ...| i./
 ̄ ̄ ̄ ̄ . ̄ ̄ ̄ ̄ . ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
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| i./ ...| i./ ...| i./ ...| i./
 ̄ ̄ ̄ ̄ . ̄ ̄ ̄ ̄ . ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
桑田「お………おぃ!! こっちに干してあるシャツって霧切のじゃねぇ〜かぁ!!!」
石丸「な……なんだとっ!! しょしょしょ証拠はあるのかねっ!!」
桑田「じゃかましいわ!! 襟のこの曲がりは霧切が着てたモノだぁぁぁぁぁ!!!!
石丸「な……なんだと………
桑田「それよりだぁ!! こっちのブラは誰のだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
大和田「くそっ……名前くらい書いとけよなぁ………チッ」
石丸「そ……それは恐らく、セレス君のモノではないのかねっ!!」
桑田「おっとぉぉ!? 根拠はっ!? 根拠はあるのかァァァァァァァ!!!!!!??????
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 03:15:26.47 ID:jdXVQJTwo<>石丸「そ……それは…、く…黒だからか……?
桑田「根拠が薄いぃぃぃぃぃ!!!!!!
大和田「じゃ……じゃあ………誰のなんだ………
桑田「ズバリッ!!! 恐らく五割の確立で舞園のだろぉぉぉ!!!!!!
石丸「ご……五割とは……なんともいえない確立だな………
大和田「……残りの五割はなんだ?
桑田「セレスが二割と霧切が二割で腐川が一割だぁぁぁぁ!!!!!!
石丸「な……なんだとっ!!!
大和田「つ……つまり…このブラが百個あったらそのうち五十個はあの女のモノってことか………?
石丸「きょ…兄弟っ!! その例えはなんだか変だが概ね合っているぞ!!!!!
桑田「ズバリなぁ!!!!!
バタンッ―――!!
苗木「――――みんな何かあったのっ!?
石丸「な…苗木く―――――!!!
大和田「お…おう。苗木じゃ――――!!!
石丸(…まずい後ろに本人がいるではないかっ!!)
大和田(……やべぇ…! はやく桑田を止めねぇ〜と……アイツ気づいてねぇ!!!)
桑田「ズバリなぁ!!! 二人とも耳の穴かっぽじってよ〜く聞けぇぇぇ!!!!!!!!
石丸「ダメだっ!!! 桑田君ッ!! それ以上喋るなぁ―――――ッ!!!
桑田「このブラの持ち主は間違いなく舞園だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
大和田「うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!
桑田「なんだ大和田ぁぁぁ!! 今俺が喋って―――――って……あれ?
石丸「…………気づいたか……」
桑田「な……苗木じゃねぇ〜か…そ…それに………
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 03:21:32.39 ID:jdXVQJTwo<>舞園「……く……桑田君…………?」
桑田「あ……えっとぉ……チースッ……」
苗木「な……なに……? いきなり大声を出して………耳が痛いんだけど………」
石丸「はっはっはっ……何か聞こえたかね?
苗木「……いや、大和田君の声しか聞こえなかったけど……」
舞園「わ……わたしも………いきなりでビックリしちゃって…………」
石丸「そ…そうかねっ! いやぁ、耳を痛めたかね! それは悪い事をしたっ!!
舞園君も……驚かせてしまって………いやぁ、よかった……………聞こえなくて……」
桑田「驚かせてしまって…よかったって…………どうかと思うがなぁ…………」
石丸「う……しかし本心だともっ!!!」
舞園「そ……そうですか……、なんだかよく分かりませんけど………」
苗木「それより……、大和田君、いきなりどうしたの?」
大和田「いやぁ…、す…すまねーな……な…なんか大声を出したくなっちゃってなぁ!!!
ほら…、俺って超高校級の暴走族だからちょっと定期的に大声出さなきゃいけねぇ病気でさ……」
苗木「そ………そんな病気が………あるの?」
大和田「い…いや、俺に聞くなよ…あ……あるんじゃねぇ〜の?」
苗木「い…いや、僕に聞かないでよ…………」
大和田「桑田よぉ……そんな病気知ってるか?」
桑田「いやいや……お前が言い出したんだろ………知らねぇ〜よ」
桑田「は……ははは……………ん? なんか足音が聞こえるような………
.<>
>>168の最後の桑田はミス<>sage saga<>2011/01/13(木) 03:27:33.64 ID:jdXVQJTwo<>石丸「は……ははは……………ん? なんか足音が聞こえるような………
> /ごノ ダダダッ
__,∠ / > /ごノ ダダダッ
〈、 / 彡 __,∠ /
\、__ノ 彡 〈、 / 彡
> /ごノ \、__ノ 彡
__,∠ / ダダダッ > /ごノ ダダダッ
〈、 / 彡 __,∠ /
\、__ノ 彡 〈、 / 彡
\、__ノ 彡
バタンッ!!!!!
葉隠「今の声は何があったべっ!!!!」
苗木「は…葉隠君……! そ……それにみんなも……」
セレス「なんだか……断末魔の悲鳴が…………聞こえましたの……」
霧切「苗木君……、いったい何があって……?」
山田「ま……まさか殺人……!?」
セレス「そんな事はございませんわ……死体がありませんし……確かに声はここから聞こえましたわ………」
霧切「そもそも声の主は生きてるじゃない…、彼に事情を聞けば――――――
> /ごノ ダダダッ > /ごノ ダダダッ
__,∠ / __,∠ /
〈、 / 彡 〈、 / 彡
\、__ノ 彡 \、__ノ 彡
> /ごノ ダダダッ > /ごノ ダダダッ
__,∠ / __,∠ /
〈、 / 彡 〈、 / 彡
\、__ノ 彡 \、__ノ 彡
大神「何が起こった………!!!!」
朝日奈「お……大和田の声だったけど………!!!」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 03:30:30.29 ID:jdXVQJTwo<>
苗木「お…大神さんに、朝日奈さんまで………」
十神「……おいっ、俺も来ているぞ…………」
苗木「と……十神君っ!!」
十神「ついでに不二咲もだ………」 フンッ
不二咲「あ……苗木君………な…何があったのぉ…?」 オロオロ
苗木「ぼ……僕もよく分からないんだけど………!」
石丸「い…いやっ! 兄弟がぐぐぐぐ偶然にもゴキブリを見つけてしまってだな!!!」
不二咲「あ……あの…“強そうな”大和田君がゴキブリなんかで………?」
大和田「――――!!! お…俺はゴキブリなんか怖くねぇ〜よ!!!」
セレス「まぁ……、そんなくだらない事で悲鳴を上げる人には思えませんわ……」
霧切「本当は何があったの………?」
大和田「そ……それがだな………その……だな………」
十神「おい……はっきりしろ…時間の無駄だ……」
大和田「えっと………だな………ど…どうして俺は大声出したんだっけなぁ? く…桑田よぉ……」
桑田「お…俺ッスすかっ!? 発声練習でもしたんじゃなかったっけなっ!?」
大神「何もここでやらぬとも……個室の方でやれば部屋は防音になっておるのであろう…?」
桑田「そ……そうだったなぁ!! 石丸さんよぉ!!!???
石丸「そ……そうだったな!! ははっ、そ…それでは僕達はしししし失礼するっ……!!!
セレス「お待ちになって頂けますか………?」
大和田「……お……おう……なんだ?」
石丸「なっ―――!! 何かねっ!!!」
セレス「……あの……大変申しにくいのですが………無くなっているのです…………
桑田「――――ッ!!!! な……何が………?」
セレス「い……いえ…、ですから………あ…あのう…………
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 03:35:15.31 ID:jdXVQJTwo<>十神「どうした……早く喋れ………時間の無駄だ――――
葉隠「アッー!!!! 水着が無くなってるぅぅぅぅ!!!!」
セレス「…………………水着?
大神「水着…………?
苗木「で……でもセレスさんって泳ぐのが嫌いって………」
セレス「……いえ…、水着ではございませんの………わたくし……水着は持っておりませんし………」
葉隠「大体…ここに干してあったスクール水着は俺のだって!!!」
霧切「…………え?」
朝日奈「…………え?」
不二咲「…………え?」
大神「……なん……だと………」
霧切「ま……まぁ、とにかく……論点がズレてるわ………」
十神「ふんっ………そうだな」
苗木「……それで、セレスさんは何がどうなったの?」
セレス「な……何が……どうなった………って………」
桑田(………ちょっとこれってまずいんじゃねぇ〜のぉ!?) チラッ
大和田(……確実にまずいと思うぞ……) チラッ
石丸(……だ…だから僕は止めようとあれほど言ったのにだな……) チラッ
桑田(いやいや…、お前つぅか最終的に一番ノリノリだったじゃねぇ〜かよぉ……) チラッ
大和田(いや…、一番ノリノリなのは終始お前だったろ……) チラッ
セレス「………わたくし…、どうすればいいのか……………」
苗木(あ……あのセレスさんが…困ってるぞ……一体何があったんだ…………?)
霧切「…………よく見たら……、干してあった洗濯物が減ってるわね……」
桑田「…………ッ!!!!!」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 03:42:07.72 ID:jdXVQJTwo<>不二咲「ほ……本当だぁ………」
舞園「………わ……私のも………な……無くなってる…………」
苗木「………舞園さんも…………?」
舞園「はい……私も………その……干してあった下着が………」
セレス「じ……実は……わたくしも……でして……」
山田「なんですとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」
霧切「……………私のも干していたシャツが無くなってるわ………」
山田「してぇ!! セレス殿と舞園さやか殿はっ!!
下着とは下のことですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 タカブッテキター
舞園「……………え?
山田「だぁぁぁぁぁかぁぁぁぁぁらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
下着ってのは上か下かどっちですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
舞園「え………う……上の方………?」 オロオロ
山田「ユニバァァァァァァァァァァァァァァァァァァス!!!!!!!!!!!」
セレス「………………………」
霧切「…………………………」
舞園「…………………………」
十神「………くだらんな……大体、こんな所に干す奴が悪い……」
セレス「と……盗難………ですわよね………」
十神「……そうだな、流石に黒幕がやることとは考えられないな………確かめてみるか?」
大神「………出来るのか?」
十神「……ふんっ、容易いものだっ」
霧切「……そうね…、それじゃあお願いしようかしら」
十神「………フフッ……珍しく素直じゃないか。 まぁいいさ……」
霧切「………………………」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 03:45:02.40 ID:jdXVQJTwo<>
十神「……おい、モノクマ……聞こえてるなら出て来い。 お前に用がある……」
ヒョイッ
モノクマ「元気百倍ッ……モノクママーン!!! 登場だぁ……!」
苗木(……す…凄い……ほ……本当に出た………)
十神「それでだ……、この騒ぎ………お前の仕業か……?」
モノクマ「ううん…違うよぉ? 大体クマはブラジャーなんて着けなくてもいいしねぇ」 ハァハァ
十神「そうか……それだけ分かれば十分だ……失せろ」
モノクマ「は〜〜い!!」 うぷぷぷぷ
ヒョイッ
苗木(……き……消えた………)
十神「……そうと分かれば答えは簡単だなぁ?」
セレス「は……犯人は………、桑田君か…石丸君か……大和田君……ですわよね?」
霧切「そうね……、というより全員かしら………」
葉隠「ん……? 苗木ッチは……?」
舞園「苗木君なら私がずっと一緒にいましたから違いますし……第一苗木君は
こんな破廉恥なことをする人じゃありませんよっ!!!」
石丸「…………………うぐっ!! は…破廉恥………か………」
不二咲「そ……そうだよねぇ…、苗木君は違うと思うよぉ…………?」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 03:49:11.68 ID:jdXVQJTwo<>
桑田「………ははっ……ま…まぁ、そんな悲しいこと言うなよ……な?」
山田「おのれぇ…解せぬ……楽しみは皆で分け合ってこそのもの……!
拙者に一言も言わずして自分達だけで事を行うその性分に悪さ………成敗でござる…!!」 キリッ
石丸「………うぅ…、ぼぼ僕は……僕はどうすれば…………」
葉隠「しっかし…石丸ッチも案外ムッツリとやることはやるタイプだったんだべ……以外だべぇ………」
石丸「な………なんと言う屈辱………ぐぬぬ………」
不二咲「あの大和田君がこんなことをねぇ………ちょっと意外かもぉ………」
大和田「………………うぅ…………」
苗木「………はぁ………ちょっと可哀相な気もするけど………
舞園「……今回は自業自得ですし……反省してもらわなきゃいけませんね……」
霧切「…………………そうね」
セレス「………………四肢を切り落としますか……」
一同「…………っ!!??」
舞園「そ……それはやり過ぎじゃあ……、せめて両手両足を縛ってから
お風呂の中に放り投げてちゃんと八百を数えるまで頭を押さえつけておくとか…………?」
葉隠「そ……そりゃあ間違いなく死者がでるべ………」
舞園「……そうですか? 案外いいんじゃないかって思ったんですが…………
桑田「ぜ……全然よくね〜だろぉ………」
苗木「ま、舞園さん……それは…ちょっと止めておいた方がいいと思うよ……?
舞園「そ…、そうですか………苗木君がそういうなら……残念です……」
桑田「……………ききき危機は去ったか……?」
石丸「ど……どうだかなぁ…………」
セレス「……気絶しないように水を定期的に掛けながら爪を一枚一枚丁寧に二十本剥いでみるのも…………
山田「そ…それもちょっと問題かとっ………!!
セレス「………ふむ……では、どうすればいいのでしょう…………?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 03:51:41.44 ID:jdXVQJTwo<>
舞園「……あ……そういえば………図書室にあった気がしますよ?」
山田「………あのぉー。 あ……あるって……何がすか?」
舞園「ふふっ……『世界の拷問百選』って本です…」 ニコッ
山田「ご………拷問っ!?」
石丸「ちょっと待ちたまえ!! たたたたたかが下着の一枚や二枚でだな…………
セレス「たかが とは何だこのドグサレ野郎グァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!」
山田「ぎょえぇっ!!! セレス殿が覚醒したぁぁぁぁ!!!!」
石丸「ししししししししししししししし失礼したぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
不二咲「で……でもぉ……やっぱり男の子ならしょうがないのかもしれないし……、許してあげたらぁ……?」 オロオロ
大和田「お………おまえ…………」
不二咲「みんな怖がってるし………ね……?」
セレス「………………ふむ………――――――
桑田「――――その通りだぁぁぁぁぁぁぁ!!!! 俺は反省してるんだぁぁぁぁぁぁ!!!!」
不二咲「え……? どど………どこら辺が………?」
桑田「ど…どこら辺って言われたら………ここら辺が……?」
石丸「………あ…あちら辺が……?」
大和田「こ……こちら辺が…………?」
霧切「………せっかく、不二咲さんがフォローに回ってくれたのに……反省してないみたいね……」
石丸「ま……まてっ!! み…みんなは騙されてだな……―――――!
舞園「………………誰に?」 ニコニコ
石丸「………えっとぉ……だだだだだ誰だったかなぁ……あは……あははははは――――――
朝日奈「…………………えいっ!」
石丸「…ッ!!!! ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 03:55:55.69 ID:jdXVQJTwo<>苗木「い…石丸君ッ!? だだだだ大丈夫っ!?」
桑田「あ…朝日奈ァ……そ…それって反則だろ……?」
朝日奈「だって……! これしか方法が無かったんだよ!!!」
桑田「まだなんかあったろぉぉぉぉ!?!?」
朝日奈「だって……、これをやれば男の子は倒せるって………」
参考:http://fileman.rakurakuhp.net/UserFiles1/92461/Image/1294418205.jpg (4番を実行)
大和田「そ……それだけはやっちゃいかん………だろ…普通……」
不二咲「……………………」 オロオロガクブル
石丸「ぅぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
朝日奈「い…石丸……ののののた打ち回って……大丈夫なの……?」
葉隠「お前がやったんだろっ!! 俺は見てたべっ!!! ってかこれは絶対い大丈夫じゃないべっ!!!」
十神「………ふんっ…くだらんが…一応石丸に同情しておいてやる…………」 フンッ
苗木(……い……石丸君………大丈夫かな……)
霧切「ねぇ……苗木君………
苗木「………あ……霧切さん………?
霧切「………………あんなになるくらい痛いの……?」
苗木「…………えっ?」
霧切「だから…………あれよ……あれ……」 クイッ
苗木(……いっ…石丸君……………)
苗木「えっと…………………その……………答えなきゃダメかな…?」
霧切「無理にとは言わないけれど……、気になったの。
あの十神君まで同情するくらいだから……どんなモノなのかと思ってね………」
苗木(…………これは軽いセクハラだぞ……)
.<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 04:06:15.68 ID:jdXVQJTwo<>霧切「……………苗木君…?」
苗木「あ……えっと……、うん。 あれは………ちょっと……ね」
霧切「………………?」
苗木「……多分……大和田君でもあれを喰らったら耐え切れないと思う………」
霧切「………そ…そう。 それ程なのね………ありがとう」
苗木「……あ……うん………」
霧切「…………また後でね」 サッ
苗木「………………ん?」
苗木(……あれ? 霧切さんと話してたから気づかなかったけど、みんなやけに静かになったな………)
苗木「………あの、不二咲さん……ちょっと他の人と話をしてて聞いてなかったんだけど……
不二咲「あ……な……苗木君………
苗木「………どうなったの?」
不二咲「えっとね………、なんだかセレスさんが大和田君と桑田君………
それに倒れてた石丸君に近づいて耳元で何か呟いたと思ったら……
さっきまでうるさかった桑田君も急に静かになってね………」 オロオロ
苗木(な……セレスさん……何をしたんだ………)
苗木「あ……ありがとう、不二咲さん」
不二咲「えへへ……どういたしましてっ…」 ニコッ
舞園「………苗木君?」
苗木「――――うわっ!?」 ビクッ!!
舞園「…………ど…どうかしましたっ…?」
苗木「い……いきなり後ろからだったからビックリしたよ………」
舞園「……あ……そうでしたか…、ごめんなさい」 ペコリ
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VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 04:09:07.08 ID:jdXVQJTwo<>
苗木「い…いや……構わないんだけど……」
舞園「それにしても………苗木君って結構いつも誰かが声を掛けた時ってビックリしますよね?」 クスッ
苗木「ははっ……どうにも慣れなくってね………」
舞園「そうですかっ……でも、しっかりして貰わないと困りますよぉ……」 プクー
苗木「そ……そうだよね………うんっ……」
舞園「まぁ…、私は日頃どんなに苗木君が頼りなくてどこかの国民的小学五年生みたいな人でも………
苗木「………………
舞園「………困ったときには私を助けてくれるかっこいい人だってこと……知ってますからっ」 ニコッ
苗木「…………舞園さん………
セレス「あら……頼りになるのは当然ですわ………
苗木「……せ…セレスさんっ!?
セレス「なんですか……そんなに驚いた顔をなさらずともよろしいでしょうに…………
苗木「い……いや、ご…ごめん……」
舞園「……………………何の用ですか?」
セレス「……いえ、苗木君はわたしくのCランクのナイト様ですから……頼りになるのは当然ですわ……」
舞園「………………」 ギンッ
セレス「……あらあら、あんまり人を睨むのは関心しませんわよ………?」
舞園「……………謝っておきます」
セレス「……ふふっ、素直が一番ですわ………」
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VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 04:14:09.84 ID:jdXVQJTwo<>舞園「………ついでにですけど、体育館ではご迷惑をお掛けしたかもしれないから謝っておきますね?」
セレス「あらまぁ…、わたくし貴女を気遣って何かを行動するなんて無駄な事は致しませんから
お礼は結構ですわ……」 ニコッ
舞園「……まぁ、私も自分の事を特別な人間なんて思ってはいませんよ」
セレス「ふふっ……謙虚なのはいい事ですわ……。
まあ、わたくし……貴女のことはどうでもいいと思っておりますけれど………」
舞園「……好きの反対はなんだと思いますか?」
セレス「…………無関心でしょうね」
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VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2011/01/13(木) 04:14:37.96 ID:jdXVQJTwo<>寝ます<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/13(木) 04:23:23.23 ID:KV3LM+jzo<>おつ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/13(木) 17:18:40.74 ID:CHwEjkuG0<>そろそろ追いつくな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/13(木) 22:49:49.26 ID:wicHKnTSO<>移動らしいが…
どういう事?