VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 19:58:42.69 ID:Ou7ZAiIG0<>移転しました。誤字修正などしながらゆっくり投下していきます

時期がそろそろやばいのでもうそろそろ完結させたいです……<>五和「初詣に行きませんか?」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 19:59:36.37 ID:Ou7ZAiIG0<>今日は一月一日。そう元日である。
天草式の面々は年末年始を家族と過ごすためいったん日本へと戻ってきていた。
しかし、建宮と五和は都内のとあるホテルに居た。

建宮「五和、本当にいいのよ?」


五和「え、あの、なんですか?」

突然の建宮の問いに恐る恐る聞き返す五和。


建宮「本当にいいのかと聞いているのよ、五和!!」

いつものふざけた雰囲気をすべて飛ばし建宮は怒鳴り散らした
あまりにいきなりのことに五和は借りてきた猫のように、ちじこまる。

建宮「クリスマスも。大晦日もあいつとすごしそこねたよなあ」

喋りながらも、部屋の隅に置いてある箱のを自分の脇に置く建宮。
さきほどからその箱がかなり気になっていた五和は、恐る恐る建宮に尋ねる

五和「あのぉ……、それはなんなんですか?」

建宮「よくぞきいてくれたのよ!! みるがいいのよ!!じゃじゃ−ん!!」

勢い良く箱の中から、”それ”を出す建宮

五和「振袖……ですか」

建宮「そう!!今回は”ただ”の振袖なのよな これをきて上条当麻と初詣にいくのよ」<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:00:14.66 ID:Ou7ZAiIG0<>そういって建宮はその振袖を五和に手渡しした。

五和「でも……」

建宮「五和のために用意したのよ……」
しゅんとなる建宮におこれなくなる五和。
自分の為に用意してくれたそんな建宮の言葉に完璧に落ちる五和

五和「分かりました!!私、やります」

最初のしょぼんとした五和はもうそこにはいなかった。

五和「こうしちゃいられません!!」

ぴゅう〜っという擬音が聞こえてきそうなくらいの速さであっというまに
五和は部屋を出て行った

建宮(油断したのよな五和 俺の渡すものが普通であるわけがないのよ さてはてどうなることやら)<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:00:51.49 ID:Ou7ZAiIG0<>ところ変わって学園都市のとある学生寮その一室に上条当麻はいた
しかしいつもと変わって銀髪碧眼の少女はいない。
それは、都市があけてすぐに彼の担任からかかって来た

子萌「おせち、いっしょにたべませんか?」

という電話によるものだった。食欲旺盛な彼女が行かないはずもなく
そのためか上条は一月一日の朝をただただ無駄に過ごすしかなかったのである。

上条「はあ。暇だ……」

ポツリとつぶやく独り言も一人きりの部屋に虚しく響く

上条「せめて金があればなあ。インデックスのやつ……」
貧乏苦学生くわえて大食らいの居候を抱えた上条家では
正月もまともに過ごせないくらい家計が逼迫していた<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:01:52.41 ID:Ou7ZAiIG0<>上条「せめて初詣には今日のうち行きたかったけど、一人じゃなあ」

一人ごちる上条、そこにベランダから隣人土御門がひょこっと顔をだした。

土御門「よお、かみやん。あけおめだにゃー」
 
上条の暗く沈んだ気持ちを知ってかしらずか明るく声をかける土御門
  

上条「土御門!? 」

土御門「一人で悲しくお正月を過ごしてるかみやんに朗報ですにゃー」
またまたとびっきり明るくそれもうれしそうにせりふを吐く土御門

上条「ろ、朗報?」<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:02:23.66 ID:Ou7ZAiIG0<>いきなりのことに聞き返す上条。赤点常習者の上条には理解不能である

土御門「そう、朗報。うらやましい男にゃーまったく この旗男めっ」


上条「おい 土御門!! どういうことだよ」

今にもつかみかかりそうな勢いで叫ぶ上条。

土御門「それはこれからわかるにゃー あでゅー かみやん」

いい終えるとドロンと忍者が使うような煙を上げ、土御門はいつの間にかきえていなくなっていた


上条「なんだってんだよ・・・・・・ホント」<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:03:17.89 ID:Ou7ZAiIG0<>それとほぼどうじに上条家のチャイムが、ピンポーンとなる
上条はこんな正月にいったい誰だろうかと心の中で思いつつも
ドアをガチャリとあけると、そこには

五和「あけましておめでとうございます 上条さん」

五和がいた。それも振袖姿で。ピンクを基調とする生地に白い梅の花があしらわれたシンプルなものだったが
かえってそれは五和自身の美しさを際立たせることに一役かっていた。
あまりの美しさに暫くげんかんで棒立ちする上条 

上条(い 五和がどうして俺のうちに? これが朗報なのか?)

五和「だ、大丈夫ですか?上条さん?」

心配そうに上条の顔を覗き込んでくる
そんな五和に気を遣わせまいと上条が話す

上条「いや、大丈夫だぞ。それより五和いったいどうしてここに?」

五和「はい。あの〜え〜っと」
急におどおどしだす五和であったが暫く思案した後いっきにしゃべりきる



五和「初詣にいきませんか?」<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:04:42.64 ID:Ou7ZAiIG0<>上条「はい?」

いきなりの初詣の誘いに頭が停止する上条、しかし今日は一月一日 そこに振袖の女の子が
やってくれば何かは気付きそうなものだがそこは不幸の申し子上条である
自分にそんな幸運が訪れるとは露にもおもっていないのである。

五和「迷惑でしたか?」

しゅんと元気のなくなる五和

上条「いやいやいや、上条さんはただたんに驚いただけであってえーっとつまり何がいいたいかというと・・・・・・」

五和「やっぱり、迷惑でした…よね。 急にきてごめんなさい」
 
さらに落ち込んでゆく五和。ここで上条は考える。この娘は自分のために来てくれたんじゃないのか
だったら、なぜ自分はなぜこの娘を悲しませるようなことをしているのか
そこまで考えたら上条のできることはたった一つだ。

上条「ごめんな 五和。土御門に言われてきたんだろ? ありがとな。さっそくいこうぜ初詣ってやつに」

五和「はい!!ってええ!?」

上条「どうかしたのか?」


五和「いえ、いきましょう!!」
いつものそう、もともとの明るい五和がようやく戻ってきた、そのようすにホッと胸を撫で下ろしながら上条も
またどうように、明るく元気に

上条「おう!!」

と五和にあいずちを打つのであった<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:05:34.93 ID:Ou7ZAiIG0<>場面は変わって、とある喫茶店
そこに金髪にグラサンの少年と真っ黒いでくわがたのような頭をした男が窓際のせきに陣取っていた

土御門「ところで、建宮。あの霊装は”あれ”にはつけたのかにゃー?」

建宮「安心するのよ、しっかりと縫い付けたのよ」

世間話でもするように二人は会話をつずける、しかしその内容は世間話とは
ほど遠いものであった

土御門「初詣で急接近!? 二人の仲も神頼み!!大作戦失敗は許されないにゃー」

建宮「しかし。恋に障害はつき物なのよなぁ」


土御門・建宮「はっはっはっはっははー」
二人で喫茶店のなかで馬鹿笑いしていた
これから上条当麻と五和に起こるであろうハプニングを想像して<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:06:15.16 ID:Ou7ZAiIG0<>さらに場面は変わって、上条達は学生寮のある第七学区から第六学区のアミューズメント街の中にある
神社まできていた。
科学の街 学園都市に神社とはミスマッチな気がするが、案外学園都市にも昔からの仕来りなどを
重要視する人や逆に新しいと感じて参拝にくる学生も少なくないため六学区内にはちらほらと
神社の姿が見受けられるのである
そんなこんなで、上条達が来ているのはその中でもとりわけ大きな神社である
恋愛成就のご利益があるとされているが上条は知る由もないのである<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:07:03.72 ID:Ou7ZAiIG0<>上条「うわあ、元旦だけあって人がいっぱいだな。大丈夫か? 五和」

五和「は、はい。だいじょうぶです きゃあ!!」

人ごみに押しつぶされて、五和が転びそうになる 
そこで上条が五和の腕を支えて、腕に抱きとめる

上条「大丈夫か? 五和 こんだけこんでりゃなあ」
 
そこではっと気づく。自分が五和を両腕で抱きかかえながら話していたことに
それに急に気恥ずかしさを覚えた上条は腕をパッと放しながら

上条「わりぃ!! 五和 気づかなかった!!」


五和「ぁ、き、気にしてませんから!!」

どこかなごり惜しそうな五和であったが、上条に話しかけられると
あわてて所作をただした

五和「あ、あの 腕くみませんか?」


上条「えっ?」

五和「いえ、混んでるので離れ離れにならないようにとおもって・・・・・・」<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:08:42.16 ID:Ou7ZAiIG0<>五和の今世紀で一番勇気を出した瞬間かもしれなかった。
素直に自分の気持ちを出せない言い訳が欲しかったのである
ちょうど神社がこんでいてこんな恥ずかしいことも
あまり意識せずに言えたのかもしれないと、五和は思った。


上条「いいぜ。ほら」

そういいながら上条は腕を五和に差し出した
それを五和はもうなにもいわず、ただぎゅっと、二度と離れないようなくらい
ぎゅっと腕を組むのであった。

五和(ずるい。ずるいですよ。 上条さん・・・・・・)<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:11:03.10 ID:Ou7ZAiIG0<>そんな上条と五和がただでさえカップルの多いこの神社で半径三メートルにわたって
桃色空間を展開しているのを、すこし離れた所で見ていた者がいた

御坂(な、なんであいつがこんなところにいんのよ。 しかも女連れだしどうなってんの?)

御坂も五和と同じく上条を誘い損なったくちである、そのため今日は
もしかしたら、あいつがいるかもしれないという淡い期待を込めて来たわけなのだが
期待は叶ったものの、 おめあてのあいつはすでに女の子を連れていたのである

御坂(なんでなのかな。ホント イヤんなっちゃう)


黒子「まあまあお姉さま、まあまあお姉さまどうなさいましたの?こんなところで?」

思案の途中で御坂の後輩の黒子が急に目の前に現れる。
御坂は一瞬いつの間に?とも考えたが彼女がテレポーターであることを思い出し
すぐにその事をかんがえるのを止めた

御坂「黒子! あんたこそどうしてこんなとこにいんのよ!!」


黒子「風紀委員の仕事ですの。なにぶん人が大量にあつまりますからね それだけトラブル
も増えるというわけですのよ」

黒子は風紀委員に所属しておりどうやら今はその特別パトロール中だったらしい<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:13:09.41 ID:Ou7ZAiIG0<>黒子「でも、どうやらそれよりも大変なことを今見つけてしまいましたが・・・・・・、おねえさまあ?」

御坂「大変な事ってなによ、あ、あいつは関係ないんだから!!」

黒子「あいつとは、わたくしの目の前にいる上条当麻という殿方でまちがいありませんの?」

御坂はいまさらながらに、自分が墓穴を掘ったことを理解した。
そしてこれからの黒子が行うであろう尋問に戦慄を覚えた

黒子「だいたいあの殿方、女連れですのよお姉さま、みてくださいな。腕まで組んで」

確かにはたからみたら上条と五和はもうれっきとしたカップルであろう
腕を組み肩と肩を密着させながら、歩いているのだから。

御坂「あの、ばか・・・・・・」

そういいながらも今日はいつものようにはくってかかれなかった
もし上条とあのとなりにいる女の子が付き合っていたらとかんがえると
御坂には邪魔をする事ができなかったのである

黒子「いいんですの? 行かなくても?」

御坂「いいのよ、だいたいあのバカのことなんてこれっぽちもなんとも考えてないんだから」

黒子はそういいながらもここから動く様子のない御坂をみて、ため息を一つついた

黒子(お姉さまも、素直じゃないんですのね。本当に弱いお人ですのね・・・・・・・・・・・・。」<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/19(水) 20:14:31.31 ID:wWKvNBC+0<>移転してたのか


何はともあれ>>1が生きててよかった<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:15:01.53 ID:Ou7ZAiIG0<>そんなやり取りが行われているとは露とも知らない上条たち
お参りする前に出店やおみくじを引こうなどといろいろと散策してみたのだが
あまりの人の多さと敷地の広さに上条は本来の目的を果たす前に
すでに疲労困媒である。やっとのことお参りの列の最後尾にたどり着き
落ち着いたところである

上条「ふう、食べた食べた。出店がたくさんあって良かったよ。五和どうだ?」


五和「はい、大吉も引けてよかったです」

上条(いえないっ! おれは大凶っだったなんて口が裂けてもいえないっ!)

当然といえば当然だがくじ運もないのが上条当麻である
引く前はせめて吉くらいは!という淡い期待があったのだが
結果は惨敗。やはり不幸の申し子たる彼には一生幸運が来ないのであろう

上条「そういえばさ、五和はどんな願い事をするんだ?」


五和「ひ、秘密ですっ!!」

五和(上条さんと少しでも仲良くなりたいなんていえるわけないじゃないですか・・・・・・)

五和「そういう上条さんはどんな願い事をするんですか?」

上条「じゃあ、俺も秘密かな」

上条(もうすこし食費がほしいなんて願い事いえるわけないですよね、ハハ・・・・・・)

上条のあまりに些細な願い事は、どうやら叶うことはないらしかった

五和(いえ、神頼みじゃありません。じぶんで上条さんを振り向かせないと・・・・・・」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:17:26.49 ID:Ou7ZAiIG0<>そんな雑談をしているあいだにあっというまに上条たちの番になった

上条「んじゃまあ、とりあえず」

五和「はい」

二人で五円玉を賽銭箱にいれパンパンと手を鳴らした

五和(今年こそは。きっと・・・・・・)

参拝の終わった上条達は鳥居の付近をうろつきながら、二人で正月の雰囲気に浸っていた

上条「五和、今日はありがとな。五和のおかげで楽しい正月が送れたよ」


五和「そんな、でもわたしもたのしかったです」

五和(でも、これでお別れはいやだなぁ)

上条たちが、もう解散というながれになり鳥居を再びくぐろうとした時
 

御坂「待ちなさいよ!!」<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:18:49.88 ID:Ou7ZAiIG0<>上条「み、御坂!」

黒子「あら、私もいますわよ。お忘れにならないでくださいな 殿方さん」

上条「それに白井もか!?」

鳥居の下で待機していた御坂達に上条達はばったりと鉢合わせてしまった
これが偶然か必然か知るのは、神様だけである。神社だけに

御坂「ちょっと、そっちの子はあんたのなんなのよ?」

まくし立てるように御坂は上条を問い詰める
その剣幕に少し気落ちさせられる上条であったが

上条「上条さんはまともに正月もすごせないんですかね・・・・・・ 不幸だー」


御坂「ちょっと!! なんであたしにあったからって不幸なのよ!! あんたってやつは質問に答えろ!!」

そういうと御坂は前髪からバチバチと電気を発生させ始める。
だがしかし、いままでだまっていた五和が急に上条と御坂の間に入り

五和「止めてください!!」

と心のそこから搾り出したような声でさけんだ<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:20:51.55 ID:Ou7ZAiIG0<>--とある喫茶店--

土御門「始まったかにゃー そろそろ」

建宮「ああ、始まったのよ」

ここは先ほどの喫茶店、二人は相も変わらず世間話をしているように見えたが
決定的ななにかが違った

建宮「振袖に縫い付けた霊装……。もう発動してもいいころなのよ。なにせ相手は上条当麻だ。」

ポツリと建宮が急に話し方を変える


土御門「にゃー。確かににゃー でも懸念事項が一つ有るんだぜい」

その土御門の発言だけで周りが凍り付いてしまう位の冷たい話し方だった
普段のふざけたしゃべり方のままっだったためより一層冷たさが目立つ

建宮「どういうことなのよ。土御門 こちらに落ち度はない筈なのよな」



土御門「−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−というわけですにゃー」


建宮「なっ!!  それは……。うっかりしてたのよ」

この後も、しばらく二人で謎の会話を続ける二人であったが
とある現女教皇にしばかれたのはまた別の話である<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:21:46.81 ID:Ou7ZAiIG0<>五和の剣幕にしばらくは口をパクパクさせて、声も出せない状態の御坂であったが
意を決したのであろうか。自分にされたように怒鳴り声でまくし立てる

御坂「ちょっと!! 止めないでよ。コイツと話してるんだから。だいたいあんたはこいつのなんなの?」


黒子「全く。これだから類人猿はいけませんの」

黒子のほぼ独り言もこの場にはただただ虚しく響いた



五和「わ、私は……上条さんの……」
 
急に威勢をなくしおどおどしだす五和だったが、そこで上条が加勢に加わった


上条「おい。御坂 五和は俺の友達なんだ 初詣に付き合ってもらっただけだぞ」

そんな加勢にもならないような台詞を吐いた上条に御坂は黒子を含め
いろいろな感情のこもった視線をぶつけながらも、やはりこいつはこいつなんだな
とかおもいつつも肩の力を抜くことに成功した 

御坂(でも、やっぱり。気になる……よね)


五和(御坂さんでしたっけ……上条さんとどういう関係なんでしょうか……)<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:23:43.60 ID:Ou7ZAiIG0<>しかし、肩の力は抜けてもとある二人はもう片方の存在が気になってしょうがない
様子であった。 しかしこれもまた上条当麻が年頃の乙女の機敏など感じ取れるはず
もなく、ただこの場にいる黒子ただ一人がこの微妙な雰囲気を感じ取っていたのである

黒子(さてはて、ややこしい事になってます事。これもすべて鈍い殿方のせいですのにね わたくしはいつでもお姉さまの味方ですけど)



上条「あのさ……。悪いんだけど御坂。俺、今は五和ときてるからさ……」

言いにくそうに上条が切り出す。





御坂「っっ!!」


上条「あ、み 御坂!!」

突然駆け出す御坂を追おうとする上条だが、こちらも突然の静止の言葉に止められる

五和「行かないでください!!!!」


黒子「そちらの方の言う通りですのよ」

五和に黒子、思惑は違えども上条にここに居てもらわなければならないという意見は一致していた

上条「でも、五和に黒子……。」


黒子「前に話しましたよね?お姉さまのこと。 お姉さまはLEVEL5としての自分ではなく御坂美琴として対等にみてくれる方を欲しがっていましたの」

前に上条が、常盤台寮に行ったときに黒子から聞いた話だった。


黒子「それは、貴方という話もしましたよね。 でも貴方は五和さんでしたっけ? そちらの方を選んだんですのよ」

それから黒子はまあ貴方には選んだなんて自覚はないと思いますがねと付け加えた。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:25:47.69 ID:Ou7ZAiIG0<>上条「それでも行くよ。俺は悲しませちまったんだ」


黒子「わかっていますの?今行くという意味が」

上条「分かる訳ねえよ、でも俺のせいで悲しませちまった女の子がいる。行く理由なんざそれだけで十分だ」

そう、上条当麻には許せないのである。悲しんで居る人がいるという事が。

上条「五和、すまん。まっててくれ。必ず戻ってくる」

五和「はい!!」

その五和の言葉を聞くと、上条は安心仕切った顔で、もう何も言わずに走りだしていた。


黒子「いいんですの?」


五和「はい、決めましたから私。自分で振り向かせるって」


黒子「そうですの」
黒子はそう一言だけ告げると風紀委員の仕事があると行って去っていった。


五和(あんな……。あんな人だから好きになったのかもしれません……)<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:26:51.58 ID:Ou7ZAiIG0<>五和(だから、神様。お願いチャンスを下さい……)

五和が願ったのはそんな淡い願いだった

御坂はあてどもなく走っていた。走りながら考えていたのは上条との思い出である。
彼に何度救われたのか。一万人近くの妹達を救ってもらった時もあった。  
アイツがいなければどうしていただろう? などと考えつつ走っていると、あの橋にいつのまにか居た。
そう、御坂が上条を一方的に痛め付けてしまったあの橋に。

御坂(あたし、なにやってんだろ。これじゃただの僻み女じゃない)

すると、ミサカ〜と聞こえた様な気がした。いやそんなはずはないと
自分の心の中だけにしか聞こえてないと考えて直していると、だんだん声が近づいてくるのが御坂にはわかった


上条「はあはあ、御坂 やっぱりここかよ」

荒い息のまま上条は話す。<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:28:21.03 ID:Ou7ZAiIG0<>御坂「なんで……」

上条「ん?」

御坂「なんで来ちゃったのよ」

溢れる何かを抑えるように御坂はぽつりぽつりと喋り出す。

上条「そんなの決まってんだろ。ほっとけなかったんだ」


御坂はあまりの上条のストレートな物言いに呆れ果てながらも言い返す。

御坂「あんたねえ、あの子を置いて私の所まできたの? 本当にバカよ。あんた。本当に、バカ」

上条「それでも、ほっとけなかったんだ。」

御坂はふっとつき物が落ちた様に、話し始めた。

御坂「あたし、いつからだろ。あんたに惹かれてた。あんたはいつもあんたで鈍感であたしの事なんて気にも止めてなかったけどさ。今日だってもしかしたらって思って来たのに。」

今までの積もり積もった思いを上条にぶつけるように、御坂は言う。
思いの丈を上条にぶつける為に

上条「すまん、御坂。俺はお前の事…」

御坂「言わなくていい。言わなくていいから早くあの子の所に戻ってやりなさい」

上条「ああ、すまん。御坂っ!!」

そういって上条は今来た道を来た時より早く、駆け出していった。<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:30:30.00 ID:Ou7ZAiIG0<>御坂(終わっちゃったな。あたしの…)

駆け出す上条の背中を眺めながら、御坂はぼうっとしていた。
すると、ポケットに入れていた携帯に着信が来た。

御坂(誰だろ……)
そう思いながらも携帯のディスプレイをみる。そこには後輩であり、同じ寮室のルームメイトの白井黒子の名前が表示。

御坂「黒子!!」

黒子「お姉さま」

御坂「ごめんね、急に居なくなって」

黒子「お疲れ様ですの。お姉さま」

どこから見ていたのだろうか。御坂はその黒子の言葉にその場で泣き崩れてしまった。
今までの思い出を全て吐き出すように。

黒子(今は泣いて下さいですの。全てを忘れられるように……)

黒子は携帯のスピーカーから聴こえる御坂の泣き声をただただ静かに、聴くばかりであった。<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:31:45.05 ID:Ou7ZAiIG0<>上条は走る。さまざまな思いを乗せて。上条には五和が好きだというはっきりとした自覚はない
だが、さらに上条は考える。 五和はなんで来たんだろうか? 土御門に言われてきたのか?
それとも他の誰かか? もっと考える。今日五和を楽しませる事はできたのだろうか
いや。楽しめてなくてもあの優しい五和のことだ。楽しかったというであろう。

上条「そんなのだめだろ。そうじゃなきゃ何のための元日だっっ!!」

だから走る上条は、そんな重い、思いをのせて。
必死に第六学区のあの神社まで帰ってくると、五和はいた。
変わらないピンクの振袖で。

上条「はあはあ。五和。 ただいま」


五和「上条さん!? 汗がダクダクです。おしぼりをどうぞ」

五和は振袖のどこからともなく、おしぼりをとりだすと上条の汗を甲斐甲斐しく拭いていく

上条「ああ、ありがとうって ちがうちがう!! そうじゃない!!」

五和「え?」

本当にキョトンとした目で上条を見つめる五和



上条「やり直そう。俺たちの元日を。一からやり直すんだ」

続けざまに上条は言う。まるで自分に言い聞かせるように。

上条「楽しもう!! 俺たちの元日を」<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:33:44.19 ID:Ou7ZAiIG0<>五和「やり直す? 」

またもやキョトンとしためで上条の顔を見つめる五和
なぜだか次の上条の二の句を待ちわびていたかのようにも見えた


上条「ああ、そうだよ」

と言いつつも上条は自分の左腕を五和に差し出した

五和「えっ、ええええええっっっっっ!!」



上条「どうしたんだ? さっきも腕を組んでいただろ。 ほら」


神社は、先ほどの混みようは少し落ち着き、境内も大分人影がまばらになっていた
先ほどの勢いが無くなっていた五和は内心焦っていた

五和(さっきとは状況が違うのにど、どうしよう)

五和(でも、帰って来てくれたんだし……、信じてもいいですよね上条さん……)

そんな五和の様子をみて、上条は何を考えてるかなどわかるはずもなく

上条(やっぱり、楽しくなかったんだな。 ごめん五和)

と微妙に的外れの推察をしていた。
そんな事を考えていた上条だからなのか、五和が腕を組ませて来た時ははっとした

上条(まずい。まずい。さっきは意識しなかったけどこれはまずいっ)

五和は肩まで密着させて腕を組んできた

そこからは上条も何も言わずにただ境内の中を五和と歩いていた<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:35:05.47 ID:Ou7ZAiIG0<>とある路地裏


大通りから一本外れた汚い路地裏にズタボロの男二人とウエスタンベルトに長い日本刀をさした女性がそこにはいた。

神裂「まったく、建宮に土御門。なんて事をしてくれたのです」


土御門「にゃー。心配しなくても多分もう戻ってくるだろうぜい」


パンパンと服に付いたほこりを落としながら土御門が話す。

建宮「その通りなのよ、女教皇。いっていたはずなのよ。今回の作戦名を!!」

神裂「ま、まさか……」

土御門「そのまさかなんですたい。五和の着ている振袖に縫い付けた霊装……『恋敵封殺』これはまんまにゃー」

建宮はすくっと立ち上がると片手で、土御門を制すると

建宮「まあ簡単に言うと恋敵が近くにいるとだいたんになれるってもんなんだが、今回は失敗なのよなぁ」

と建宮はガクッとうな垂れる<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:36:14.71 ID:Ou7ZAiIG0<>神裂「全く 貴方達のせいで一人の少女の心に傷を負わせたのですよ」

ふうと神裂はため息をひとつついた。どんな道具を使ってもいい結果が生まれるとは限らないそれを
如実に物語った出来事であった。

土御門「でもおかしいですにゃー。一緒につけた通信霊装からの連絡がさっきから途絶えてるんですたい」

ふっとそれを思い出した土御門が話す


建宮「ばかな!! 五和そこまで大胆に!! いやありえなくもないのよ」

神裂「それで、どこにその霊装をしくんだのですか?」

土御門「それは……」

勿体つけて土御門が言いよどむ

神裂「どこなのですっ!!! 土御門ォ!!」

土御門「帯締めの結び目がくるあたりにゃー なんてにゃー」

建宮「脱がされちゃったのよ、五和。」

土御門・建宮「はははーっはっはっはっはっはっはっはー」

またも今二人で起こっているであろう事件を想像しながら馬鹿笑いするのであった
置いてけぼりにされている聖人にボコボコにされたのもまた別の話ではあるが<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:37:40.84 ID:Ou7ZAiIG0<>ちょうどその会話が行われる少し前
上条は正月をやり直そうなどと威勢の良いことを言ったはいいものの
ただ腕を組んで境内を歩く以外に何も良い案が浮かばないのであった

上条(やべえええ。さっきはノリで言っちまったけど 何も思い浮かばない……)


五和「上条さん?」


上条「うわああああ!! ど、どうした五和」

考え込んでいた上条は五和の問いかけにアタフタと答える

上条「え〜とその、五和さん? 別にワタクシは何も考えてなかったとかそういうんじゃないd」

五和「上条さん……」

落ち着いた五和の態度にはっとなって居をただす上条

上条「すまん。五和 俺……」

五和「いいんですよ 上条さん。私 満足しましたから……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:39:17.90 ID:Ou7ZAiIG0<>ギリっと上条は歯噛みする。自分の不甲斐なさに自分自身を許せなかったからだ
ふと自分のおみくじの結果を思い出し、

上条(もう一回引いてもいいだろう…)

と自分の運を試そうとしていた

上条「五和 もう一回お御籤をひこう」

五和「……。何回も引いていいものなんでしょうか?」

上条「まあ いいだろ ほら」

と上条は腕を組んでいたことも忘れて駆け出した
それに五和が急に対応できなかった為自然と前のめりに倒れこむことになったのである


五和「きゃあ!!」

上条「あぶねえ!!」

とっさに上条は帯締めをとっさに掴むが、結び目を掴むばかりで
その結び目を解く事くらいしか効果はなかったのである。
結果五和は可愛らしい悲鳴とともに地面と悲しい接吻をする羽目になった

五和「ううぅ、上条さん 酷いです」

上条「す、すまん。五和」

上条としては帯締めを解いたとき全部とれちゃう!?とか思ったりしたがそれも結局杞憂に終わった
少し期待していたのは思春期真っ盛りのだんしこーこーせーのサガである<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:40:06.40 ID:Ou7ZAiIG0<>上条「本当にすまん はい これ結びなおせるのか?」

と上条が持ち方を変えた瞬間キュイーンという甲高い音とともに 
ハラリと一枚の折り紙のようなものが落ちてきた

五和「これは!? 天草式に伝わる通信霊装!! 建宮さあああああん!!」

その瞬間上条には建宮が 『すまんのよおお 五和ぁぁぁあ』といってるような気がした

上条「まあ いいんじゃないか? 心配だったんだろ五和が……」
上条(俺、信頼されてない!?)

五和「それも、そうですね」
五和(面白がってますよね…… 普通のっていったのに!!)

その通信霊装によって二人には深い深い思考の溝ができてしまった<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:40:33.59 ID:Ou7ZAiIG0<>上条「よし……。次こそは小吉 いや吉くらいはっ!!」

と上条がさっきも引いたお御籤箱の前で騒いでいたが五和は何やら若干ピンク色のお御籤箱を眺めていた
はて、なんじゃろとおもって上条がそのお御籤の名前をみると

上条(……!! 恋人くじ、だとおおおお!!)

そう最初の方に述べたようにこの神社はもともと学生のために建てた様なもの
年頃の乙女の興味の対象はいつだって恋愛というわけである

五和「か、上条さん これ引きませんか?」

上条「でも 五和さん? これ恋人占いですけど……」

上条はこんなときでも上条であった。


五和「相性占いみたいなものですよ」

上条「おっおう」

上条はすこし背中にいやな汗を感じながら、お御籤箱の横に設置してある硬貨を投入するところに二百円を入れた<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:41:56.29 ID:Ou7ZAiIG0<>五和(私の勇気少しでも、上条さんに伝わったらなぁ)

と五和は思うが鈍感にも程がある上条には一mmたりとも伝わっていないようであった。

上条(相性占いか……。期待しちまったんだがなぁ)

五和「引きましょう 上条さん」

上条「お、おう」

上条はお御籤箱の中に手を突っ込みあれでもないこれでもないとさんざん箱の中を引っかきまわした挙句に
ようやく

上条「これだ!!」

というものを取り出した。

五和「開けて見ましょう!」

なぜか張り切っている五和に促され上条はおそるおそお御籤を開けていった
とそこには

上条「凶!!」

五和「ですねえ」
五和(……酷いです。神様)

なぜかしょんぼりする五和に上条がおみくじの詳細を話していった

上条「なになに……。すぐには結ばれず。近日機会があるそこで実らせよ。だとお?なんだかやけに具体的だな」

五和「機会ですか……!!」

お御籤の詳細に少し機嫌を直した様子の五和に上条は

上条(よっぽど、好きな奴がいるんだなあ)

と妙な勘違いをおこしていた<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:42:44.25 ID:Ou7ZAiIG0<>おみくじを引いてまたまた思考の壁が深まった二人であった………。

上条「あ〜、良くみたら出店とか殆どしまっちゃったな、良かったのかなんか買わなくても」

五和「いえ、大丈夫ですよ。それよりほら上条さん……」

と五和の指が指す方にはこの神社特有の少しばかり派手な本坪があった。

上条「い、五和?」


五和「願い忘れた事が有るんです……」
と五和は上条の腕を引っ張りながら本坪の方へと歩きだす。幸い人が少ないためぶつかる事はない。

上条「改めてみると、悪趣味な本坪だな……」

本坪には本来付けて良いのか悪いのか分からないが、薄紅色のキラキラした布がたくさん貼り付けてあった。<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:43:27.92 ID:Ou7ZAiIG0<>五和「こっ、恋人の為の神社みたいなものですから」

上条「恋人ねぇ」


五和「わ、私達も恋人に……」

上条「ん?何かいったか?」

五和のポツリと言った一言を聞き逃す上条

五和「なっなんでもないですよ」

五和「さ、もう一回ですよ。上条さん」

巾着袋から小銭入れを取り出し小銭を投げ入れる五和。
慌てて上条も、小銭を入れて拝む用意をする

パンパン、と2拍手の音が境内に響き渡る。その2つぶんの音が上条には心地よく聞こえた。五和と自分だけの世界のように感じる程、辺りは静まっていた。

五和「私達だけ……みたいですね……」

上条(っ!!)

上条は自分も考えていた事を五和が考えていた事に驚いたと同時に凄く五和を身近に感じた。

五和「上条さん……」

上条「……なんだ?五和」

五和「もし、私がもう少し居たいって言ったらまだ居てくれますか?」

五和は上条の目を真っ直ぐ見つめ語りかける。

上条「ああ、もちろんだ!!」

五和の遠まわしな発言の裏を理解することなく
だが明るく上条は言う。<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/19(水) 20:44:45.73 ID:Ou7ZAiIG0<>ふう。移転前の投下終了です
十二時にもう一度きますのでよろしくお願いします<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/19(水) 21:05:33.51 ID:oreAl40IO<>移転スレあるのになにやってんだか<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/19(水) 21:10:33.59 ID:JYVGd4PLo<>マジで何故スレごと移転させなかった<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/20(木) 06:37:01.07 ID:ig3iqCbx0<>         |///::::::::::::::::/
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           !//ヽ:::::∧    /(:::::)
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                     V::|: : : : :|:イ/ハリハレイ:,.イハ:ヽ
                ヽ!: : : :/|NYUヾ、`´ィUヾ、 ノ(
                 |: : : : : V ー' '  ー/ ⌒:i
                __|: : / : : { r-―― 、.//: : :/ !  _,.-
                   `>|: /: : : ハL^__ ^^//: : /: /  ( _,.
                   `ー|/: : : 〈:/: ヽ. __>'´: : ://   /: :
                   /ー-イ〈: : | /イ //: :/∧   {: : :
                ,イ : : /: : : ヽ:|{  乂{: : {:::::∧   ヽ: :
                 !:| : : !: : : : : !ト'7: : :ヽ-`ー、>‐、/´
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      {三≧z、: : : : : : : : : : :ノ: : : /        \::::::::::::::::::

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/21(金) 23:12:05.20 ID:pyHDv4jb0<>>>1まってますよ<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/23(日) 02:22:47.29 ID:5C0drmbz0<>はやくつづきがみたいです(>_<)<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/24(月) 21:16:14.46 ID:dicmnNO/0<>今日こそはくるっ



かな…<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/28(金) 20:11:00.08 ID:jLsXig510<>マダカイナー<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/29(土) 09:19:18.41 ID:hAI+PDir0<>いつの12時なんだ・・・<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/30(日) 01:13:21.63 ID:WFHh+oqs0<> 一月中に帰ってきてくれ〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/30(日) 06:45:56.22 ID:vc0Sg5fAO<> 本当にすみません
用事が有りすぎまして……

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 07:14:27.73 ID:vc0Sg5fAO<> 五和「まるで二人キリの世界見たいですね」

上条「ああ、その通りだな」

ふと、上条が手のひらを空にかざすと、一粒の氷の粒子が上条の手を優しく包んだ。

五和「ゆき、雪ですよ……上条さん」

両手を空にかざし雪の感触を楽しむ五和。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 07:15:47.11 ID:vc0Sg5fAO<> その五和の姿がたまらなく美しく思えた。

上条「キレイだな」
五和「えっ?」

上条「っ!!何でもないよ」

ただ見惚れて居たかった。こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいと共に舞う五和を。

上条「今日は本当にありがとな。五和」
五和「いえ……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 07:17:05.28 ID:vc0Sg5fAO<> 五和が少し思案顔になって立ち止まる。

五和「私は上条さんのために来ましたから」


上条「っ!!」

上条は、五和の全身を見た。寒さで潤んだ目。かじかんで震えている体。冷たくて何かを求めている両手。
抱きしめたい、と上条は思った。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 07:19:01.75 ID:vc0Sg5fAO<> 気が付いた時には上条は五和をその腕の中に抱きしめていた
五和「上…条さん?」

上条「寒そうだったからさ」

五和「暖かいです」
此処は恋の神様をまつった神社。二人の世界を咎めるものは何処にもいない。

五和「上条さん、私帰れなく成っちゃいますよ……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 07:21:13.55 ID:vc0Sg5fAO<> ポツリと五和が話始める。

五和「こんなに優しくされちゃったら、帰れないじゃないですか………」

上条「だったら、帰らなきゃいい」

更に力を込めて五和を抱き締める上条。

五和「私……上条さんのことが好きです」


上条「そう……か」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 07:22:39.57 ID:vc0Sg5fAO<> 五和の気持ちが伝わってくるのが少し怖かったが上条は言う

上条「俺はまださ、その気持ちには答えられない」

五和「……」

でも、と上条は続ける。

上条「五和を特別に感じてるってのも確かだ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 07:24:39.62 ID:vc0Sg5fAO<> 更に上条は続けた

上条「だからさ、待っていてくれないかな」

五和「待ちます、いつまでも待ちます」
五和「また、一緒に初詣に来れますように……………」

上条の腕の中で五和が神様に願った物。それは、きっとどこかで叶うだろう。
だが、それは別の話。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 07:25:48.64 ID:vc0Sg5fAO<> ここはこれでこの物語の幕を下ろす事にする。また、あの二人が幕を上げてくれるまで……。

続く <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/30(日) 08:27:40.84 ID:Jya+KJQTo<> 終わり? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/30(日) 09:25:34.83 ID:QVarlF58o<> つうかsaga入れといてくれよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage <>2011/01/30(日) 12:32:28.25 ID:1jyE0fzo0<>  綺麗な締めだが、
もう終わっちゃうんですか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 13:10:38.98 ID:vc0Sg5fAO<> もう、いいのかよ? 五和。

願ったのよなあ?
幕が開けるのを。

でも、もうこの劇は終了したんだにゃ〜
なら、新しい劇を始めましょう

それはいいのよ。

五和 文字通り演り直しするのよ

大丈夫。ここに居る神様が、行く場所も教えてくれるから……。

でも気を付けるにゃ〜。演じ直しはこれきりですたい


五和「私は……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 13:22:29.04 ID:vc0Sg5fAO<> 五和「上条さんを待ちたいんです」

そうなのかにゃ〜。でも、思わないかにゃ〜。あの時こうしていたら、何か変わっていたかもって


五和「ifの話なんて興味ありません」


見たくないかにゃ〜?

五和「もう、元日もあきました」

せっかく上条当麻があの中学生の所に行かないよいにしたのにな〜

五和「私は……」

もし、かみやんを引き止めていたら。


恋敵封殺が本当に有ったら。

もしもを考えるときりがないにゃ〜


五和「戻して下さい」

五和「>>63に」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 13:24:51.26 ID:G0g/m/x70<> >>58 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/30(日) 13:31:36.34 ID:rqKvOHcro<> >>2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/30(日) 13:41:37.73 ID:D9oWYeRDO<> かみやん誕生 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 13:46:46.73 ID:vc0Sg5fAO<> これは…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/30(日) 13:53:18.63 ID:zNDyZYLNo<> 実は上条さんの姉なんです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage <>2011/01/30(日) 14:13:51.93 ID:1jyE0fzo0<>  何と…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 14:22:13.96 ID:vc0Sg5fAO<> どうすれば…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage <>2011/01/30(日) 14:25:51.58 ID:1jyE0fzo0<>  まさかの幼馴染設定?→上条さん記憶喪失? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/30(日) 14:30:14.12 ID:+9SRLYxto<> 上条誕生からはきついだろうから1-54の間限定で再安価すればいいんじゃない? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 14:36:23.84 ID:vc0Sg5fAO<> すいません。
>>69の条件で
>>72で <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/30(日) 14:45:05.28 ID:+9SRLYxto<> >>8
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/01/30(日) 15:08:57.21 ID:rqKvOHcro<> >>2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 15:21:58.72 ID:vc0Sg5fAO<> 建宮「今回はただの振り袖なのよな。これを着て……」

五和「………」

建宮「」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 15:59:35.81 ID:vc0Sg5fAO<> 建宮「やり直した五和か?」

五和「はい」

建宮は持っていた振り袖を五和に渡すとふぅとため息を一つついた。

建宮「なら、分かってるはず。うまくやるのよ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/01/30(日) 16:31:48.08 ID:vc0Sg5fAO<> 五和「分かりました。いってきます。建宮さん」

建宮「おう。いって来るのよ」


バタン、と目の前の扉が閉まった。五和が出て行ったのだ。昔から面倒を見てきた五和の成長が建宮には嬉しく感じた。

建宮「仕掛けの付いてる振り袖を持っていくオッチョコチョイな所は昔から変わってないのよ」

建宮は窓にふっと視線を合わせる。
その視線の先には、とある男子高校生の寮があった。

しかし、すぐに視線を床に下ろす。
今頃、五和はホテルのロビーだろう。

建宮「頼むのよ、上条当麻。今度こそ……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/01(火) 17:58:49.31 ID:t+CUCj5To<> wktk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/01(火) 18:48:51.12 ID:DoslSYMAO<> 五和は上条当麻宅の目の前に来ていた。もちろん、あの振り袖姿で。

五和「いきます」

ふう、とため息を付きインターホンを押す。すると、間抜けな声と共にガチャリと言うノブを回す音が階段に響いた。

五和(どっ、どうしましょう)

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/01(火) 18:49:35.92 ID:DoslSYMAO<> 上条はまだ口をパクパクさせたまま棒立ちしていた。

五和「だ、大丈夫ですか?上条さん」

またあの時と同じように声をかける五和。

上条「いや、似合ってるなってさ」

今までとは違う返事だった。

上条「それよりどうしたんだ?」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/01(火) 18:50:38.40 ID:DoslSYMAO<>
五和「はい、実は」
今度こそはっきりと五和は喋る。

五和「初詣に行きませんか?」

上条「初詣って今からか?」

五和は暫く思案顔になり、答えが出たのかぱあっと顔が明るくなる。

五和「いえ……。上条さんのお部屋で暫く過ごしませんか?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/01(火) 18:52:47.58 ID:DoslSYMAO<> これは五和があの少女に出会わないよう考えた最善の策だった。


上条「えーと、食いもんとか無いけど良いのか?」

五和「いいんですよ」

では。と五和が上条より先に部屋の中に入る。上条としてはこんな可愛い女の子に部屋に入られるだけで心臓がバクバクなのだが。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/01(火) 18:54:11.74 ID:DoslSYMAO<> 上条「あんまり、綺麗じゃないけど、くつろいでてくれ。今なんか出すから」

五和「っ!!私、やりますよっ!!!」

上条は五和を手で制する

上条「ふふーん。五和さん。この上条さんに任せておきなさい」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/01(火) 18:55:12.25 ID:DoslSYMAO<> 上条にはとっておきのブツがあった。
そう、両親から貰った最中だ。

上条「なんでも、世界で活躍中の×××が作ったんだってな」

意気揚々と最中の入っているはずの戸棚を開ける上条であったが、そこには紙切れ一枚が入っているのみであった。

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/01(火) 18:56:21.66 ID:DoslSYMAO<> 上条「なになに……とうまへ?」

禁書(とうまへ、やっぱり差し入れぐらい持っていかないと子萌に悪いんだよ。とうまがこれを見てる頃には最中を食べてる最中なのかも。)

上条「インデックスの奴……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/01(火) 18:58:49.89 ID:zfSLU6J1o<> 信頼と実績のイン印 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/01(火) 18:58:53.49 ID:DoslSYMAO<> がくんと肩をおろす上条。 トボトボとキッチンから居間に戻る背中はどこか悲しい。

上条「五和。すまん最中喰われてた…」
五和「今頃最中を食べてる最中なんでしょうか?」

上条には五和に悪気が無いことを知っている。やり場のない悲しさに上条はただ震える。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/01(火) 18:59:28.62 ID:SDhcZcWQo<> 活字だとややこしいww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/01(火) 19:01:40.19 ID:DoslSYMAO<> 一旦終了です。
12時にはもう一度きますので、よろしくお願いします。
初詣かんけいないじゃんて言わないでください…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/01(火) 19:18:13.97 ID:zfSLU6J1o<> 初詣かんけいないじゃん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/01(火) 19:48:15.17 ID:ANIGDcNW0<>
>>1
ちゃんときてね


まってるよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/01(火) 20:04:35.80 ID:f5RhnqDTo<> 親船最中のことか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/04(金) 23:20:29.61 ID:fF8Aj+h5o<> このスレは死んでいるのか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/06(日) 20:34:44.07 ID:lvi9DEwc0<> まだか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/06(日) 20:52:55.13 ID:4ZvKcGajo<> てす <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/08(火) 20:03:49.51 ID:PFbvbrme0<> 五 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/08(火) 22:45:19.44 ID:9qRaHKAto<> 条 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/10(木) 19:06:41.50 ID:NIRNQwOw0<> 上 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/11(金) 06:31:24.53 ID:Lhu7qAgJ0<> 条 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/11(金) 13:51:10.28 ID:d1gPl9POo<> 下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/11(金) 19:44:06.60 ID:y3/8+FWto<> 条 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/11(金) 20:32:54.88 ID:TYOGjj1PP<> 中 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/12(土) 07:43:09.10 ID:Ql8R89vA0<> 条 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/12(土) 09:33:54.46 ID:0K/dQiE8o<> 神 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/12(土) 14:39:06.35 ID:YmVWzXoBo<> の <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 00:23:34.37 ID:gE4kwNIKo<> み <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 00:33:11.20 ID:R9iqVdHFo<> ぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 00:44:42.74 ID:iJ3PMFA8o<> 汁 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 01:20:08.39 ID:ixErYEXGo<> 世 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 02:27:51.60 ID:uu4xITSjo<> 貝 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 13:51:43.39 ID:5eIpk+dHo<> >>102-108
ワロタwww

もう書き手来ないのか??
五和のSSって少ないから期待してたのに・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 15:29:07.33 ID:tXnZ9ere0<> 来ました <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 16:01:12.58 ID:C/qKOsH2o<> だれか書け下さい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 18:18:54.81 ID:tXnZ9ere0<> お茶菓子の取得に失敗していた上条と五和だったが今はなにを
するでもなくダラッとしていた。

上条「なあ、五和暇じゃないか?」

五和「そうですねえ」

しかし内心五和はもう外には出たくなかった、またあの中学生に会う気がして

上条「でもなあ……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 18:26:40.51 ID:6o+EIWfro<> ktkr <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/13(日) 18:31:14.19 ID:tXnZ9ere0<> 五和「いいじゃないですか、こんなお正月も……」

自分で来た理由を丸つぶしな台詞を吐く五和。

上条「それも、そうか」

それから、上条はちらりと窓の外を見遣るとボツりと呟いた

上条「もう、正月も飽きたしな……」

ほぼ独り言のような上条の呟きを五和は聞き逃さなかった

五和「それってどういう……」

上条「あ〜なんでもないなんでもない。なんでもないんですよ五和さん」

五和は一つの仮説にたどり着いた。
 
五和「上条さん…… まさかあなたも?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 18:32:44.60 ID:tXnZ9ere0<> 作品の投下中ですが……
長い間 間を空けてしまって申し訳ありません
今日はぽつぽつと投下していきたいです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/13(日) 18:44:48.29 ID:tXnZ9ere0<> 上条「ああ……、そうだ」

息の詰まるような間を置いて上条は話し始める。
それはどこかにいる誰かに聞かせるように……。

それは五和の知っているものとほぼ同じであった。
ただ強制的に戻らされたという点では五和とは違ったのだが

上条「ごめん……五和。だまってて」

五和「いいんです。それにまだ返事を聞いてませんし」

上条「そう……だったな」

狭い学生寮の一室は妙な雰囲気で充満してた。

上条「俺も五和のことが好きだ」

でも、と上条は話を続けていく

上条「少し迷ってるんだよ、悪い。少し出てくる」

言うが早いか上条はもうすでに玄関を飛び出していた
扉が閉まるのも待たないうちに

五和「また、ですか……」

また、あの時の繰り返しであった。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 18:55:55.39 ID:a3jktBfko<> 急展開 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/13(日) 18:58:11.23 ID:tXnZ9ere0<> 御坂は、フラリと何時もの自販機のある公園にきていた。
あいつが捕まらなかったからだ。
いろいろな初詣スポットにも足を運んでみたが
結局は無駄足。黒子も風紀委員の仕事とやらで今日は出払っていた

御坂「かしーわねぇ。どこにも居ない……」

途中でいい淀んだのはその探し人が目の前のベンチで一人うずくまっているからだ

御坂「ちょっとあんた!! 何してんのよ」

上条「御坂……か。ちょっとな」

めの前の上条は今にも死にそうなくらいの青い顔であった

御坂「ちょっとって……。大丈夫なの?」

御坂「あたしに相談してみなさいよ。まったく新年早々辛気臭い顔してんじゃないの」

 
上条「ああ、ありがとう」

そういうと上条は事の顛末を御坂に話した。

御坂「ふうん、であんたはその子のことどう思ってんのよ」

上条「好きだ」

御坂「あんまりきっぱり言われると私も照れるというか…何というか」

御坂「だったら、あんたはなんでこんなとこに居るわけ? 早くそのこのところに行きなさいよ」

上条「でも、俺にはそんな資格はない」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 19:59:53.11 ID:ixErYEXGo<> 支援してるぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 20:48:24.94 ID:gE4kwNIKo<>

                         ,
                  トトl\/レ'|
               、トトl:.丶:.:.:.:.:.:.:レ'|__      
                 |V`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∠
                、乂:.:.:.:.:.:/.:.:./.:.:.:.:./:.:.:.:.厶
             >.:.:.:./イl/.:.::ム仏イ:.:.:.<                       .  -‐- .
             `フイ.:八 V|/ 、fハ|:从厂                       /. : : : : : : : \
               ノイ:.:./{     〈V                            /. :i: : : ヽ : : : : : `、
              , -‐<^'ヘ、 、  ,、_r'′                      |从i厶ハ: | : :l: : : : :|
          厶: : .   \ }, く\_r'′                           } }ハ |/: : :| :/: :/
         ∠   丶: ノ: :  〈ヽ厶                                 「    |: : : :|/: :/
      /     ./.     /: l: |                               丶'  /:/: :/: : :{
      /      /: .   。/ |/ /                              `i7:/: :厶: :从
   ,.'′     /: . : . . ./ 」 イ                                ノイ: :/  }:ハ| `
    {  ──<: : : :   。|  |/}                               / .小/  ,ハ|
   丶、  :-─`¬、_  |  |  |                             /   . /  ,.イ /
      丶、      ≧|_|__厶ヘ、                             {  . :/  / /
       /:\: . 。 。/    、 、`くヽ)                           `ト-/  / /
      / : : : : :丶、:厶`ト--、 ト、ト、}ヽ.                            / /  / /
    /   : : : : : .   ゚|   U〉、: : .  \                        / /  / /|
    \   : : : :   |  人 丶、: : . .>-‐ ……¬、                 / /  厶 -‐〉
     \  : :     |-、-─厶、-‐'¨´         |            / /  厶、-‐ヘ
        丶 :       |  >'′        /:    |               / /  厶、-r‐'い
        \_   厶´             /ヽ/   |           〈 / ,イ ̄\_}  }|
              {\/          ,. '′ /: .     }          { /^7i」     ,イ
           '、: : . .      ,.イ´    |: .     亅         i7⌒} !ハ.   i  |
            \ : : : : -‐<.   \    |    /{           {  ,ハ|: .!    i  |
              ` ̄\: : : : : .   \   |   . : :|            、__,/|: : .    | <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/13(日) 21:19:34.22 ID:5eIpk+dHo<> おぉ、来てたのか
時間掛かっても完結させてくれたら嬉しいぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/14(月) 05:34:48.07 ID:MkPYygMuo<> >>120
そのAA某安価スレでも使われてたな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/14(月) 18:34:27.58 ID:hQlEp6PBo<> 乳がでかくて尻が薄くて俺の嫁な五和可愛いよ五和 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/16(水) 21:27:08.25 ID:aqSsuIi6o<>          .´::::::::/::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::ヽ
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       {ハ:::::::::::::ノ イ示ミミ      'テ示テハ l:::::::::::::::::::/
       {ハ::::::::::〈 〈 トイr }        トイrV 〉!:::::::::::::::::/
       {ハ:::::::::ヘ   ゞ='′      ゞ='′ l:::::::::::::::::/
      {  V:::::::ハ "      ,         "j::::::::::::::::/
      {  V:::::::ハ                   j::::::::::::::::/
      ヽ  j::::::::::ハ              /::::::::::::::::;′
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       /::::::l::::::::::::::::>        ィ:l:::!::::::::/:::::::|
        /::/::::}:::l:::::::::l:::::l:::::l ー  ‐ ´i:::::::ハ:l::::::::/:::::::ハ
     /:ノ::::::j:::j::::::::j::::ハ:::::}     |::::::ハ:::::l::::/:::::l::::ヘ
    /´ 八::::j::/:::::::ハ::ハ:::ソ     ゝ::::/:::::l::::l:::::::lヽ:::ヘ
   ´   /ヘ:∨ノ::::::/ {:〈      /   /:/:::l::::l::ハ:::ヽ`ヾ:、
     /   Vノ::/:/ {ヾ;、 丶  / ノ::ハ:{::{:::::{ \:ヽ ヾ;、_
     ,′  ノ/ハ:/  ヽ`ゞ、__z彡7::ハ:ハ:ヘ::\ \` }
     {   /l V! \ \ ̄ ̄´ /  ヽ ヽ\:`ヽ   }
     {  ´   !/V  丶   ̄ ̄  /   ヽ l `ー    j
      ',    /  `   \    /       \      j <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/16(水) 22:30:25.09 ID:Z+bY+UgQo<> ペロペロ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/17(木) 17:39:42.98 ID:1JuLVL3bo<> 五 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/17(木) 17:59:09.77 ID:NvCZUGcXo<> 条 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/19(土) 18:05:13.92 ID:kW5yCVSCo<> 上 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/19(土) 18:10:21.99 ID:MDq7bFEAo<> 田 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/20(日) 08:52:09.36 ID:tpbL3Fiao<> 隠 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/21(月) 19:58:15.93 ID:EqF6w1Two<> れ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/24(木) 18:25:50.64 ID:1xVM2x9Xo<> 巨 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/25(金) 03:36:33.18 ID:Temv0F8po<> 根 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/25(金) 23:21:11.29 ID:Temv0F8po<> 五 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/26(土) 00:34:47.24 ID:AVrkEWyNo<> 尺 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/06(日) 16:17:25.63 ID:AGwWlaqJo<> だーれもいない
誰か書けや <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/06(日) 22:57:43.39 ID:ZmTzRXt/o<> 言いだしっぺの法則
<> 136<>sage<>2011/03/06(日) 23:45:55.37 ID:jR4rWKiSo<> 分かった書くわ
ちょっと待ってろ
今テスト期間中やし明後日以降書くわ <> 136<>sage<>2011/03/07(月) 19:00:10.19 ID:S5wUkjEqo<> よしテスト終わった
>>118の続きから書くか新しく書くのかどっちが良い? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/07(月) 19:26:24.52 ID:3HuCeUAgo<> 任せる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/07(月) 19:27:21.60 ID:J7tIJylEo<> 好きな方といいたいが新しく
<> anecdote<><>2011/03/07(月) 22:25:34.26 ID:0s8RASqEo<> とある学生寮

プルルルプルルル

ガチャ

子萌「上条ちゃん 馬鹿だから補修でーす」

上条「不幸だ」

上条「はぁ 空はこんなに青いのにお先は真っ暗」

ところ変わってイギリス

建宮「五和 そろそろやばいのよな」

五和「え、どういうことですか?」

建宮「そろそろ行動しないと上条の心が誰かに揺らいでしまうって事なのよな」

建宮「だから五和 お前は日本に行くのよな」

五和「でも女教皇様が...」

建宮「そこらへんは俺がなんとかしてやるのよな よし そうと決まれば明日出発なのよな 誰にも気付かれないようにしろよ」

五和「はい! ありがとうございます!」 <> anecdote<><>2011/03/07(月) 22:26:06.30 ID:0s8RASqEo<> ところ変わって学校

子萌「このようにしてAIM拡散力場が...って上条ちゃん!」

上条「グースカピー」

土御門「上やん ご指名だにゃー って寝てるにゃー」

上条
「コモエセンセー オハヨーゴザイマス グー」

補習終了後

上条「だぁー 疲れたー」

土御門「上やんずっと寝てたにゃー」

上条「しょーがねーだろ 最近不幸続きだったんだから あーなんか幸福が起こらないかなー そりゃないか」

土御門「その幸福 起こるかもしれないぜー」

上条「俺に限ってそんなことねーよ」

土御門「それはどうかにゃー」

ガチャ

上条「ただいまー くー疲れたっ おーいインデックスー ってあれ 置き手紙が」

イン手紙「急用ができたからちょっとイギリスに帰るんだよ いつ帰れるかは分からないかも」

上条「はぁー とうとう上条さんは一人になってしまったのですね これはこれで静かで良いというかしかし寂しいと言うか ブツブツ」

上条「まぁ とりあえず飯食って風呂入って今日は寝るかー でも一人分だけ作るってのも面倒だな 今日は無しでもいっかー」

数時間後

ギュルルルル

上条「さすがに腹減ったな ちょっと食べるか 冷蔵庫にはーっと...」

上条「ない 昨日買い込んだ食材が消えてる あの暴飲暴食シスターがッ 不幸だ」 <> anecdote<><>2011/03/07(月) 22:26:45.18 ID:0s8RASqEo<> ピンポーン

上条「こんな時間に誰ですかー 上条さんは空腹で機嫌悪いんですよー」

ガチャ

上条「はーい 誰ですかーって  五和!?」

五和「こ、こんばんは 上条さん あのぅ えっとぉ いきなりこんなこと言うのも何なんですが...そのぉ 日本に来たはいいんですが 泊まる場所がなくって... 泊めてください!!」

五和「迷惑 ですか?」ショボン

上条「べ、別に俺は構わないけどその、それって大丈夫なのか?」

五和「へ?それってどういう意味ですか?」

上条「いやぁ ですからその 上条さんも男という生き物ですので 色々間違いがあっては困るというかなんというか...」

上条天使「上条当麻 今ここで彼女を追い返すことは酷と言います ぜひ彼女を部屋に入れるのです!」

上条悪魔「良いチャンスじゃねえか こんなに可愛い子だぜ しかも自分から 部屋に入れろ! 今ままで貯めまくった甲斐があったぜ」

上条(どちらも入れろって...俺の意志よえぇ)

上条「ようこそ 我が家へ」キリッ

五和「ありがとうございます!」


ところ変わってイギリス

イン「お菓子がいっぱいなんだよ! 全部食べて良いの?」

建宮「勿論なのよな」

イン「わーい ありがとうなんだよ」

建宮(上手くやれよ 五和) <> 136<><>2011/03/07(月) 22:31:31.09 ID:0s8RASqEo<> とりあえずちょっと書けたから生存報告代わりに投下してみた
原作未読、初ssなのでキャラの呼称等間違ってたら指摘してくれ

しかしこれだけ書くのでも大変だー
つくづくss作者すげーと思うわ
じゃ また書き貯めしてくるノシ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/07(月) 22:34:06.65 ID:sgI/RzJAo<> がんば <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/08(火) 00:08:19.31 ID:C3MzCwKAO<> >>145
俺から見たらあなたもすげーよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/08(火) 12:05:22.30 ID:LnAavPIco<> 応援してる!
自分は書く力が無いからすごく応援してる!! <> anecdote<><>2011/03/08(火) 21:50:19.81 ID:vE36AhQ0o<> 五和「お、お邪魔します」

上条「どうぞどうぞ」



....... ポクポクポクポクポクポク チーン

上条(い、五和を家に入れたは良いがどうすりゃいいんだ.. えっとこんな時は...)

五和「あ、あの 上条さん ご飯まだですか?」

上条「え? あ、はい 実はその、まだなんです」

五和「よかったらその、このお弁当食べてくれませんか?」

上条「え、いいんでせうか?」

五和「はい どうぞ/」

五和(建宮さんすごい いきなり弁当作ってけって言うから作ったけどまさかこんなにどんぴしゃなんて)

上条「それではその、頂きます」

モグモグ




上条「う、旨い」ジーン

五和「本当ですか!?」

上条「いつもひもじい思いをしてる上条さんにとっては考えられないほど旨いです!」

パクッ ムシャムシャ ウマイ!!

五和「良かったです 上条さんに喜んでもらえて」



上条「ふーっ ご馳走様です ありがとな 五和」

五和「いえいえ/」





上条(って  これからどうすんだ?!
どうする 考えろ俺!!)

上条「と、とりあえず五和さん あのお風呂まだですよね? お先に入ってきて下さい」

上条(って  俺はなんてことを!!)

五和「えっと、上条さんもまだなんですか?」

上条「はい まだですが...」

五和「そんな先にお風呂頂くなんて悪いです  上条さんお先にどうぞ」

上条「そ、そうですか ではお先にシツレイシマス...」

五和「あの、お構いなく/」



ところ変わってイギリス

建宮「ちゃんと冷蔵庫の中の物は全部食べてきてくれたのよね?」

イン「言われた通りにしてきたんだよ でもあのままだと当麻が困るんだと思うんだよ」アセアセ

建宮「いや、あいつは困るどころか幸せになるのよね...」

建宮(五和... 上手くやってるかねぇ) <> anecdote<><>2011/03/08(火) 21:51:09.81 ID:vE36AhQ0o<> 風呂場


カポーン

上条「まずは状況を整理しようか  五和は急に俺のとこに来た そして泊まるとこが無いから泊めてくれと言った  いやまてよ そもそもなぜ五和が日本に来たんだ? もしかしてまたなんか事件が?」

上条「そしてもう一つ気がかりな点が...  インデックスが居なくなって  その直後に五和は来た  てかそもそもインデックスの急用ってなんだ?」ザバー

上条「駄目だ 上条さんにはさっぱりなんにも分からないのですよ」

上条「てか今夜は五和と二人か... まてよ?  これってさっきも思ったが色々大丈夫なのか?!」

上条「いや 多分大丈夫だ.... だってそうだろ? おれ  今までずっとインデックスと一緒だったじゃねぇか  うん... 大丈夫だ」

上条「でもインデックスと五和の決定的差...   それはオムネ.......」

上条「ムクムク  お、落ち着け上条jr!
意識しては駄目だ 落ち着いて深呼吸でも」スーハースーハー

上条「よし、落ち着いたところであがるか」ザパァー <> anecdote<><>2011/03/08(火) 21:51:58.59 ID:vE36AhQ0o<> リビング


上条「お風呂お先でした  お前も入ってこいよ   って野郎の入った後なんて嫌だよな  銭湯でも行くか?」

五和「そんな  滅相もないです!
上条さんの残り湯 使わせて頂きます/」

上条「そ、そうか  まぁ夜も遅いしな 五和がそれで良いってなら別に良いか...」

五和「はい では失礼します」トテトテ


上条「よし、なんとか落ち着いてたな 俺 平常心平常心」ブツブツ


風呂



五和(上条さんの残り湯  上条さんの入ったあと...  って、私はなんてことを!!)

五和(こんなのでは上条さんに嫌われてしまいます///)





五和(上条さん  どんな子が好きなのかなぁ...)




五和(で、でも  このお風呂に入っていて 上条さんを意識しないなんて無理です///)

五和(と、とりあえず  落ち着かないと)ヒッヒッフー ヒッヒッフー




五和(わ、割と落ち着きました そろそろあがりましょう)ザパァ <> anecdote<><>2011/03/08(火) 21:52:38.09 ID:vE36AhQ0o<>
リビング

五和「上条さん   お風呂頂きました/」ホクホク

上条「おう あがったか  よし、急いで風呂の換気をしてこないと...」トテテ

五和「上条さん  お掃除熱心なんですね  尊敬します/」

上条「いやぁ だってそうしないと俺眠れないし...  あはは」

五和「え? もう一度言って頂けますか...?」

上条「あ、いやー  お風呂をしっかり換気しないと  上条さん 寝るとこないですし...」


.......


五和「もしかして上条さん   お、お風呂で寝る気なんですか?!」


上条「そ、そうですけど...」

五和「だ、だ、だ、駄目です! そんなことしたら上条さん  風邪ひきますよ!」


上条「いやぁ、 ... そうでもしないと流石にまずいっしよ?」

.......


五和「迷惑.......ですか?」プルプル

上条「いやですから上条さんも男という生き物でしてね..   その色々とあってからでは遅いんすよ」


五和「わたしは別に... その... 色々あっても良いと思うんですよ」コゴエ

上条「そ、そ、それって... マジスカ?」

五和「と、とりあえずお風呂で寝ることだけはやめてください!」


............................


上条「と、と、と、と、とりあえず布団敷くな」

上条「五和はベッドで寝てくれ 俺は布団でいいから.......」

五和「そんなの悪いですよ! 私が布団で寝ますから.......」


上条「いーや これだけは俺のプライド(?)が許さない 頼むから五和はベッドで寝てくれ」



五和「上条さんが、そこまで言うなら.......分かりました でも、ベッドに来たくなったらいつでも言ってくださいね///」


上条「上条さんは紳士ですから...大丈夫です!」キリッ


五和「は、はぁ」

五和(その優しさがますます私を深みにはめていってるってのに.......)





上条「とりあえず、今日はもう遅いから  電気消すな  お休み 五和」

五和「はい  お休みなさい 上条さん///」ウワメヅカイ

上条(グハァ か、可愛すぎる   こんなんでいつまで持つんだよ 俺の理性.......)

上条(.....................今日は  幸福だ) <> anecdote<><>2011/03/08(火) 21:54:01.68 ID:vE36AhQ0o<> 今日はここまで

許してくれ!
1日でこれくらいしか書けないんだ
orz

しかし本当に大変だー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/08(火) 22:13:42.02 ID:H3ED6Oz3o<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/08(火) 22:50:58.19 ID:EwY/6q3ao<> 乙なんだよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/08(火) 23:31:10.75 ID:HlPSljXBo<> 建宮さんの口調は「〜なのよな」 <> anecdote ◆jtHtMr3tGQ<>sage<>2011/03/10(木) 22:46:47.17 ID:3IrtENiDo<> ちょっとごめん
今後の展開煮詰まってるから時間かかると思う
失踪だけはしないから安心してくれ

>>156
以後気をつけます

あとこのスレではあんまり意味ないと思うけど一応酉つけとく <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/10(木) 23:20:48.28 ID:i8w3XL2AO<> いつまでも待ってるから頑張って <> anecdote
◆jtHtMr3tGQ<><>2011/03/15(火) 20:44:29.71 ID:rZ1QLJr8o<> 生存報告代わりにちょっとだけ投下します
ただの生存報告なので本当にちょっとです
<> anecdote
◆jtHtMr3tGQ<><>2011/03/15(火) 20:47:33.46 ID:rZ1QLJr8o<> 翌日


チュンチュン


上条「んぁ  今 何時だ?」ガサゴソ

上条「AM5:40.......」

上条「早くに目が覚めちまったか」

上条「せっかくだから早起きでもするかぁ」ガサゴソ

上条「おっと そう言えば五和が来てるんだったな」

上条「起こさないように  そぉーっと...」

上条(ブフッ  な、な、な、なんつー可愛い寝顔なんだ?!)


五和「スー  スー  ん、上条、さん....... スー」


上条(ね、寝言なのか... しかし夢の中でも俺が出てくるって.......」

上条(五和は   ホントに俺のことが好きなのか?)

上条(だ、だってそうだよな 昨日は別に襲っても良い的なことも言ってたし..........)


上条(...華奢な体に実った二つの大きな果実.......しなやかに伸びた綺麗な足..............  ん?  ちょっとはだけて.......ふ、ふつくしい、太ももが!!)ゴクリ


五和「.......ん、 あ 上条さん おはようございます」

上条「.......え? う、うわぁ! お、起こしちまったか?! すまん!」

五和「えっとぉ 上条さん? どうしてそんなに驚かれているんですか?」

上条「え? あーいゃあ な、なんでも無いですよ あははははは」ダラダラ

上条(やましいこと考えてましたーなんて 言えるわけねぇ はは)

...................................

上条「.......っと、それより今日学校あるんだけど、午前で終わって帰ってこれるんだ」

上条「だから、そのだな....昼から....出掛けないか?」

五和「....え?」

上条「む、無理にとは言わないけど....五和さえ良ければなんだが」


五和「い、い、行きます! ぜひ行きたいです!!」

上条「....よ、よーし! そうと決まればどこ行くかだな  まぁ学校行ってる間にも考えとくけど...五和もどこ行きたいか考えといてくれ」

五和「はい!」


上条「どこ行くかは考えとくとして....今の時間はーっと」

...................

上条「AM8:20.......」

上条「やばいっ! 遅刻する! 朝飯は.......何も無いんだった!」

上条「五和! お金渡しとくからコンビニ行って朝飯は済ませてくれ  本当にスマン!」

五和「良いんですよ 私は大丈夫です!」

上条「あぁ、スマン じゃあ行ってきます!」ダッシュ

五和「行ってらっしゃい 上条さん///」

五和(これって.......デート....ですよね....)

五和(やりました! 私、ついにデートに誘われてしまいました///) <> anecdote
◆jtHtMr3tGQ<><>2011/03/15(火) 20:50:06.93 ID:rZ1QLJr8o<> 地震のおかげで色々忙しいので時間掛かると思います
読んでくれてる方には迷惑掛けます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/25(金) 17:03:01.22 ID:Tv7E2wwSo<>
非常事態が日常です

支援
<> anecdote
◆jtHtMr3tGQ<>sage<>2011/04/02(土) 00:10:19.55 ID:WjtZjXLZo<> 生きてます
けど実家が滅茶苦茶になってるので片付けしてます
もうしばらくお待ちを <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<>sage<>2011/04/08(金) 23:03:21.84 ID:tIwRQGrbo<> お待ちしております <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)<>saga<>2011/04/28(木) 18:16:48.02 ID:fhcUheyy0<> おせぇぇぇぇぇぇ <> anecdote ◆jtHtMr3tGQ<>sage<>2011/04/28(木) 18:45:23.24 ID:NXpI/7sdo<> 小説全部読んでエロゲーヤりまくって文章力鍛えてたんだが一から書き直したいなぁ
今更だけどこれ以上は>>1が帰ってきたとき迷惑過ぎるし
つーわけで纏まったら新しくスレ立てよう
>>1へ
荒らしてごめんね
次立てるときもこのコテでいくので
( ^ω^)ノシ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2011/04/30(土) 16:46:32.29 ID:cgy5S0070<> ふっふっふ待っているぜおはやくきてねwwwwww



保留 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<><>2011/04/30(土) 17:25:36.93 ID:cgy5S0070<> ちょい自分なりに書き込んでもおk? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)<><>2011/04/30(土) 17:26:50.10 ID:cgy5S0070<> やっぱやめてくぜぇ


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/30(土) 19:08:14.53 ID:P/cpO4M/0<> >>167-169
sageろよ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2011/04/30(土) 21:11:34.27 ID:ZNnxXYEdo<> >>169
YouやっちゃいなYO! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/05/03(火) 22:04:12.79 ID:n3IWez1po<> 書いてくだはい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/05/05(木) 10:45:19.09 ID:8DIV8CgIO<> 頼むから誰か書いてください <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2011/05/05(木) 11:12:51.79 ID:UKhc1MKGo<> てか>>1は?
どこ行ったの? <>