VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 01:40:19.23 ID:F/Os+Jq/0<>
ライドウ「私こそ24代目葛葉ライドウである」

ライドウ「魔を使い魔を討つデビルサマナー…」

ライドウ「それが私だっ!私は強いっ!」

ライドウ「なぁ!そうだろっ!ゴウト!」

ゴウト「ん?あぁそうだ」

ライドウ「そうだろっ?そうに決まっているっ!」

ライドウ「しかし…ここに一つ問題があるっ!」

ゴウト「むにゃむにゃ」<>ライドウ「24代目葛葉ライドウである」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 01:42:14.04 ID:F/Os+Jq/0<>
ライドウ「その問題とは!」

ゴウト「問題とは?」

ライドウ「肝心の悪魔がいないということだっ!」

ゴウト「それは大変」ムニャ…

ライドウ「悪魔がいなければ私の実力を証明できんではないかっ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 01:45:07.13 ID:F/Os+Jq/0<>
  ドロン

人修羅「まぁまぁ、悪魔ならここにいますぜ?」

ライドウ「お前は私の仲魔だろうがっ!私は敵が欲しいのだっ」

人修羅「へーへー、さいですか…」

ライドウ「全くっ!悪魔どもめ…さいきんたるんどるぞっ!」

ゴウト「平和でよいではないか」ムニャ

ライドウ「それがよくないっ!全然よくないっ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 01:48:09.47 ID:F/Os+Jq/0<>
ライドウ「これも14代目のせいだっ!」

ライドウ「14代目が悪魔を殺しすぎたのがいけなかった!」

ライドウ「奴ら怯えてこの世界にやってこなくなってしまった!」

人修羅「まーまーいいじゃないですか、平和を楽しみましょうや…ね?」

ライドウ「嫌だっ 平和な毎日を送るデビルサマナーがいてはならんのだ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 01:51:00.63 ID:F/Os+Jq/0<>
人修羅「ねぇ…ゴウトさん」ひそ…

ゴウト「ん?」

人修羅「14代目の義理で俺はその後の歴代ライドウをみているんだがね…」

人修羅「代を経るごとに質が落ちている気がするよ」

ゴウト「そういうものだ、とびきり優秀なのがきたあとはそういう傾向がある」

人修羅「ふぅん…しかし…参ったね…あんなじゃじゃ馬は初めてだよ」

ゴウト「俺もだ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 01:53:24.09 ID:F/Os+Jq/0<>
ライドウ「二人とも何を話しているっ!?」

人修羅「なんでもねーですぜ?」

ゴウト「うむ」

ライドウ「私たちの使命を忘れたわけではあるまいな?たるんどるぞ!最近!」

人修羅「あいあい、分かっておりますよ」

ライドウ「ならば言ってみろっ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 01:55:31.56 ID:F/Os+Jq/0<>
人修羅「この都市をまもる…でしょう?」

ライドウ「その通り!よくできたなっ!」

ライドウ「私たちは気を抜いてはいかん!」

ライドウ「いつ強大な敵が襲ってくるのか分からないのだからな!」

人修羅(…襲ってなんか来ないって…)

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 01:58:55.84 ID:F/Os+Jq/0<>
ライドウ「では!見回りに行くとする!」

人修羅(意味が無いのに…阿呆か?)

ライドウ「しっかりついてこいよっ!」

人修羅(…ったく、こんな餓鬼でもライドウを名乗れるなんてな)

ゴウト(時代が変わったということか…)

ライドウ「総員!ならべ!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 02:00:41.40 ID:F/Os+Jq/0<>
ライドウ「しゅっぱぁ〜〜〜つ!」キリリッ

人修羅「はぁ…」

ゴウト「ふん…」

ライドウ「ガンガンいくぞ!どしどし行くぞ!」

人修羅「はいはい」

ゴウト「分かった分かった」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 02:05:38.32 ID:F/Os+Jq/0<>
ライドウ(いつか来る!絶対来る!すごい敵が!)ザッ

人修羅(…この餓鬼…夢見る乙女の目だぜ?こいつはよ…)テクテク

人修羅(平和が一番、戦いなんて無いほうがいいのにな)

人修羅(変に良いものだと勘違いしてやがる、漫画の見すぎだ)

人修羅(ま…悪魔と交戦した事もないからね…仕方ない…か)

人修羅(しかし、今日はいい天気だ…散歩するにはちょうどいい) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 02:09:26.03 ID:F/Os+Jq/0<>
人修羅(しかしささやかな事件くらいは起きるかもな…)

人修羅(それでも大した戦いにはならんだろう)

人修羅(所詮ポルダーガイストだのなんだの、その辺だね)

人修羅(それくらいの事件ならば起きてもよいかもしれん)

人修羅(こいつの 欲も少しは満たされておとなしくなるかもな…)
     ↓
ライドウ「見回り中である!」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 02:11:49.61 ID:F/Os+Jq/0<>
今日も今日とて平和な平和なとある地方都市

ここには24代目葛葉ライドウが望む強大な敵など恐らく訪れないだろう

しかし、人修羅の思うとおりの小さな事件ならば…

既に起きようとしていた…

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 02:13:57.66 ID:F/Os+Jq/0<>
   24代目葛葉ライドウの事件簿 
 
   bO『事件 特に無し』

    お わ り <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 02:14:29.75 ID:F/Os+Jq/0<>
     bPに続く




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/19(土) 02:28:52.19 ID:Cf0SusFL0<> えーと、未来ドウさんじゃないよね
あのひとは何代目だっけ
期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/19(土) 03:31:29.26 ID:i/3HRUwAO<> ゲームのは14代目だな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/19(土) 05:24:26.50 ID:GXJ9oieAO<> >>15
かややに憑依してたのは確か四十代目
つまり十五代目以降は世代交代が早かったんだなーと調理器やってて思った <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/19(土) 09:40:07.75 ID:ughi/xdlP<> 時代はどのあたりなんだ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/19(土) 10:42:28.83 ID:2d8gTZeDO<> ライドウ好きだから期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 11:11:58.47 ID:WqpgtUPi0<> ライドウェ…しえん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/19(土) 20:56:04.34 ID:0LQEbW/60<> このライドウいったい年は幾つだ?ずいぶん幼いみたいだけど
てか人修羅しか手持ち居ないのかな
人修羅居れば十分過ぎるけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/19(土) 21:53:09.81 ID:t54z2c7DO<> 幼女なのか?24代目は <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 23:40:09.05 ID:F/Os+Jq/0<>
葛葉 占い屋(怪異などの相談受け付けます)

ライドウ「………」

人修羅「今日も平和だねぇ…」

ライドウ「………」

人修羅「今日は占いの客も結構いたねぇ…」

ライドウ「………」

人修羅「どうしたね?」

ライドウ「………胸騒ぎがする」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 23:43:06.24 ID:F/Os+Jq/0<>
人修羅「胸騒ぎ?かかかかっ 胸など無いくせにな」

ライドウ「うるさいっ!私はまだ15だ!これから成長するんですぅ!」

人修羅「無理だって…だってお前あのロリコン(14代目)の曾孫だぜ?」

ライドウ「だからどうした!」

人修羅「ロリコンの孫の胸など成長せんわ!」ケラケラ

ライドウ「……このっ 言わせておけば…!」ゴゴゴゴ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 23:45:31.57 ID:F/Os+Jq/0<>
ライドウ「喰らえっ!通常弾!」

バンバンッ

人修羅「ははははは!」ひょいひょい

バンバンッ

人修羅「当たらんちゅーに」

人修羅(まぁ、当たっても俺には効かないが…)

ライドウ「くそっ…お前…」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 23:48:19.15 ID:F/Os+Jq/0<>
ライドウ「私を誰だと思っている!?」

人修羅「かかかっ! 単細胞幼女」

ライドウ「15は幼女ではないっ」

人修羅「でも見た目はどーみても10位だぜ?お前」

ライドウ「童顔で悪かったな!チビで悪かったなぁああああっ!」

人修羅「誰も悪いなんていってませぇん」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 23:50:41.33 ID:F/Os+Jq/0<>
ライドウ「いやいや!そうじゃなくて!」

人修羅「何?」

ライドウ「私は24代目 葛葉ライドウだ!ちがうか?」

人修羅「違うね、それはお前が勝手に名乗ってるだけだ」

ライドウ「なんだとっ?」

人修羅「現実を見ろよ、餓鬼」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 23:54:06.51 ID:F/Os+Jq/0<>
人修羅「刺激がほしいか…フン!」

人修羅「お前が、24代目を名乗ってもう3年にもなる…」

人修羅「しかしお前はその間に1体でも 悪魔 を倒したかな?」

人修羅「いや…それどころか、お前は俺以外の悪魔にあったことすらないじゃないか」

人修羅「そんなお前が ライドウを…いやデビルサマナーを名乗ることすら!おこがましい!」

ライドウ「うっ…」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/19(土) 23:59:22.26 ID:F/Os+Jq/0<>
人修羅「そもそも悪魔など、もうこの世界のは殆ど現れん…」

ライドウ「…14代目が」

人修羅「そうだ、奴がその一生をかけて闘った為に悪魔は、殆ど現れん」

ライドウ「………」

人修羅「奴が作った平和をお前達 15代目以降のライドウは嫌った」

人修羅「だから早死にした」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/20(日) 00:02:36.06 ID:SkD/PRbW0<>
ライドウ「…………」

人修羅「自ら、悪魔を呼び出しそいつらを退治することで己の戦闘欲を満たそうとした」

人修羅「15代目は、わざわざ悪魔を魔界から呼び出し帝都を危機に晒した!」

人修羅「16代目も 同じ事をした!」

ライドウ「………」

人修羅「17代目も…18代目も…19代目も…!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/20(日) 00:05:02.49 ID:SkD/PRbW0<>
人修羅「だから、お前はそんな愚挙を犯すな」

ライドウ「しかし…」

人修羅「平和じゃないか、平和でいいじゃないか…違うか?」

ライドウ「………」

人修羅「……それ以上何を望むというのだ?平和以上のものなどありはしない」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/20(日) 00:08:36.47 ID:SkD/PRbW0<>
ライドウ「…そう…だな」

人修羅「そうだろう?」

ライドウ「…でも私は…」

人修羅「………」

ライドウ「その…そういう戦いとか…何かを…その…経験してみたいのだ」

人修羅「漫画の読みすぎだ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/20(日) 00:12:51.44 ID:SkD/PRbW0<>
ライドウ「…………その………」

人修羅「……何だ?」

ライドウ「…私は阿呆だと思うか?」

人修羅「うん」

ライドウ「………」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/20(日) 00:16:19.92 ID:SkD/PRbW0<>
ライドウ「…………寝る」ずるっずるっ

人修羅(……言い過ぎた)

ガチャ…バタン

人修羅「………」

ゴウト「にゃー」

人修羅「…ちょっとシリアスやってるんすか、らその声やめてください」

ゴウト「にゃーお」

人修羅「おい」





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/20(日) 00:19:29.30 ID:SkD/PRbW0<>
翌朝

ライドウ「さぁっ!巨大な敵を探しに行こうっ!」

人修羅「…あぁ…忘れたんですね、俺の言ってること」

ライドウ「…なんのことだ?」

人修羅「何でもないですよ……ハァ」

ゴウト「にゃー」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/20(日) 00:21:55.33 ID:SkD/PRbW0<>
 
   24代目葛葉ライドウの事件簿 
 
   bP『平和っていいよね うん みたいな』


        お わ り  <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/02/20(日) 00:24:44.80 ID:SkD/PRbW0<> こんな感じで意味の無い話を続けていきます。
事件?あぁ次回には起きるんじゃないすか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/20(日) 02:14:14.08 ID:6cl3Rn/xo<> 乙。いいねいいね。ライドウ可愛いよライドウ。
西暦何年くらいなんでしょ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage saga<>2011/02/20(日) 02:34:11.62 ID:hH/NOKLP0<> 14代目が今日生きてたら約90歳だから
そのひ孫で15ならだいたい今頃じゃないか?
つうか悪魔がらみの事件なら平成だけでもかなり起こってるけどな
葛葉もときどき出てくるし <> 1<><>2011/02/20(日) 10:01:57.95 ID:SkD/PRbW0<> >>39
便利ですよね、アマラ宇宙設定
ようするにパラレルワールド <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/20(日) 10:12:31.51 ID:RR60C/CAO<> ヴィクトルがヨーソロでボンボヤージverならメアリの出番を期待出来る <> 1<><>2011/02/21(月) 01:00:53.05 ID:3Ut4D4T30<>    24代目葛葉ライドウの事件簿 
 
   bQ『24代目 鷹と一を持つ者に出会う』




<> 1<><>2011/02/21(月) 01:02:37.50 ID:3Ut4D4T30<>
とある地方都市

ライドウ「…今日も何も無かった!」

人修羅「平和で良かったね」

ライドウ「何で私がパトロールするのに事件が起きないのだっ」

人修羅「パトロールって何の為にやるか知ってる?」 <> 1<><>2011/02/21(月) 01:04:38.89 ID:3Ut4D4T30<>
ライドウ「事件を探す為だ!」

人修羅「うん、間違ってるね!これだから中卒は…」

ライドウ「むっ!中卒かどうかは今は関係ないだろ!」

人修羅「学が無いっていう意味だよ」

ライドウ「がくがない…?なんだ それは!日本語で話せ!」

<> 1<><>2011/02/21(月) 01:06:40.54 ID:3Ut4D4T30<>
人修羅「…要するに阿呆ってことだ、阿呆」

ライドウ「二度も言う必要があるのかっ!」

人修羅「大いにあります、阿呆は3度言っても分からないから阿呆なんだ」

ライドウ「む・ぐぐぐ…き…貴様っ!」

     
         ドンッ!
<> 1<><>2011/02/21(月) 01:09:46.76 ID:3Ut4D4T30<>
ライドウ「いてて…」

人修羅「ん?ほら前を向いていないから他人とぶつかるんだ」

ぶつかった人「………」ぽけ〜〜

人修羅「君、大丈夫ですか?」

ぶつかった人「へ?あ!」

ライドウ「?」

ぶつかった人「ははははははいっ!だ…大丈夫ですよっ!?」

ライドウ(…何故疑問系?) <> 1<><>2011/02/21(月) 01:12:27.17 ID:3Ut4D4T30<>
ぶつかった人「……」ぽけ〜〜

人修羅(……こいつ…変な格好してるな)

ライドウ(…なんだ?あの頭につけてるやつ)

人修羅(……ゴーグルみたいだな…なんでゴーグル?)

ライドウ(髪が長いな…私も伸ばそうか)

<> 1<><>2011/02/21(月) 01:14:53.30 ID:3Ut4D4T30<>
長髪ゴーグル「……」ぽけ〜

人修羅(…!?)ゾクッ

ライドウ「……?」

ライドウ「どうした?人修羅」

人修羅「………今…ゾクッとした…」 <> 1<><>2011/02/21(月) 01:17:04.59 ID:3Ut4D4T30<>
人修羅(…こいつ……)じっ

長髪ゴーグル「………」ぽけ〜

ライドウ(何時までぽけ〜としてるんだ?こいつ)

長髪ゴーグル「…あの…何か?」

人修羅「…いや…何でもないです…」

人修羅(…今は何も感じない…でも、じゃあさっきのは一体…)
<> 1<><>2011/02/21(月) 01:20:45.34 ID:3Ut4D4T30<>
人修羅「…あの失礼ですが、お名前は?」

長髪ゴーグル「…我の名前ですかぁ」

人修羅「ええ…」

人修羅(他にいねーだろ)

長髪ゴーグル「我は 鷹野 一美 (たかの かずみ)と申します」
<> 1<><>2011/02/21(月) 01:22:43.12 ID:3Ut4D4T30<>
人修羅「鷹野……鷹?」

鷹野「えぇ、鷹野です」

ライドウ「……一美」

ライドウ「一美さん」

鷹野「はぁい?」

ライドウ「いや、呼んでみただけ」 <> 1<><>2011/02/21(月) 01:24:58.92 ID:3Ut4D4T30<>
鷹野「で?何故、我の名前を?」

人修羅「いえ…その…なんとなく聞いてみたくなりまして…」

ライドウ(…苦しいいいわけだな)

鷹野「あらあら…ナンパですか?それ」

人修羅「は?いや…ははは…そうですね…そうかもしれません」

鷹野「ははは、面白い方ですねえ」 <> 1<><>2011/02/21(月) 01:27:52.65 ID:3Ut4D4T30<>
鷹野「また、お会いできるといいですねぇ」

人修羅「いや…はは、いや全く」

鷹野「では、我は用事がありますので…失礼いたします」

人修羅「はぁ…」

鷹野「では、また…」

てくてく… <> 1<><>2011/02/21(月) 01:30:53.70 ID:3Ut4D4T30<>
ライドウ「……で?」

人修羅「ん?どうした阿呆」

ライドウ「だれが阿呆だ」

人修羅「お前だ。…で何だ?」

ライドウ「…どうして、今の女にしつこく言い寄ったのだ?」 <> 1<><>2011/02/21(月) 01:32:52.29 ID:3Ut4D4T30<>
人修羅「ん?しつこかったか?」

ライドウ「あぁ、しつこかった」

人修羅「そうか…俺は世間からはそんな目で…デモコレモデアイガスクナイカラ…ブツブツ」

ライドウ「何をブツブツ言っている な ん で ? と聞いている」  <> 1<><>2011/02/21(月) 01:36:01.73 ID:3Ut4D4T30<>
人修羅「あの女…なんか変な気を発してたんでなぁ」

人修羅「もしかして悪魔かと思ってようすをみ… ライドウ「「「悪魔だと!?!!」」」

人修羅(しまった!)

ライドウ「そうと決まれば、こんな事をしている場合ではないっ」

ライドウ「あの女を追いかけるぞっ!」


<> 1<><>2011/02/21(月) 01:39:33.11 ID:3Ut4D4T30<>
人修羅「いや…でも話してみても…悪魔じゃないってわか」

ライドウ「そんなことはどうでも良い!」

人修羅「いや、よくねーよ!」

人修羅「人の話し聞けよ!悪魔じゃねえっていってるだろ!」

ライドウ「可能性が1%でもあるのなら…私はそれにかけてみたい!」キリッ

人修羅「かっこいいこと言おうとするんじゃねーよ!」 <> 1<><>2011/02/21(月) 01:43:39.87 ID:3Ut4D4T30<>
ライドウ「えええいっ!ごちゃごちゃ言うなっ!行くぞ!」ダッ

人修羅「あ!ちょ…待てよ!」

ライドウ「ははははーーー………」ドドドドドドド……












人修羅「…行っちゃった」

ゴウト「追わなくていいのか?」 <> 1<><>2011/02/21(月) 01:45:28.99 ID:3Ut4D4T30<>
人修羅「うわっ!いるんならいるって、言ってくださいよ!」

ゴウト「いや、今来たところだから」

人修羅「あ、そうすか」

ゴウト「そんなことより…追わなくていいのか?」

人修羅「あんたこそ追わなくていいんですか?」

人修羅「本来、ライドウの監視はあんたのしゴウト「めんどい」 <> 1<><>2011/02/21(月) 01:48:01.66 ID:3Ut4D4T30<>
人修羅「え〜〜…」

人修羅「50年くらい前まではまだやる気あったじゃないですか…」

人修羅「何があんたをこうまで堕落させたんですか…」

ゴウト「………」

ゴウト「色々、あるのだ」

人修羅「いろいろ?」

ゴウト「そうだ」 <> 1<><>2011/02/21(月) 01:50:38.94 ID:3Ut4D4T30<>
一方そのころ…

鷹野「〜〜♪」













ライドウ「ククク…のんきに鼻歌など歌いおって…」ヒソ・・・

ライドウ「さ〜〜て、奴が悪魔としてボロをだすまで待っておくか・・・」

<> 1<><>2011/02/21(月) 01:52:15.90 ID:3Ut4D4T30<>
鷹野「〜〜♪」

鷹野「〜〜♪」ピタッ





















ライドウ「…む?あやつ、急にとまりおった・・・」

ライドウ「あれは・・・ホテル?」

<> 1<><>2011/02/21(月) 01:56:52.93 ID:3Ut4D4T30<>
鷹野「〜〜♪」ギィイイ


鷹野「〜〜♪」バタン


ライドウ(・・・入って行ったぞ)





     ホテル 業魔殿



ライドウ「ホテル・・・ごう・・・なんだ?何と読む?」

ライドウ「まぁいい・・・ここが奴の本拠地だな・・・きっと仲魔もいるに違いない」

ライドウ「よし・・・中に入って一網打尽にしてくれる!」

ライドウ「私だってやれるってことを見せてやる!」 <> 1<><>2011/02/21(月) 01:58:39.76 ID:3Ut4D4T30<>
 24代目葛葉ライドウの事件簿 
 
    bQ『24代目 鷹と一を持つ者に出会う』

       3に続く・・・
    <> 1<><>2011/02/21(月) 02:00:52.46 ID:3Ut4D4T30<> 鷹野は見た目と名前でもう、だれか分かりますよね・・・多分
次回は業魔殿編(メアリは出ません)です
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/21(月) 13:59:36.04 ID:xRwSPTeBo<> さすがに悪魔の魔の字くらい読めるようになろうぜデビルサマナーww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/21(月) 20:25:51.46 ID:x2fTiCklo<> 赤おじさんと黒おじさんなら無報酬で仲魔になってくれそうなライドウだなww <> 1<><>2011/02/23(水) 01:00:56.26 ID:sBP/0Vgk0<>
 24代目葛葉ライドウの事件簿 
 
    bR『24代目と人修羅 パチモンに出会う』

<> 1<><>2011/02/23(水) 01:02:59.89 ID:sBP/0Vgk0<> ホテル 業魔殿 前


ライドウ「・・・さてと」

ライドウ「こっそり入ろうか・・・ドーンとドアを蹴破ろうか・・・」

ライドウ(・・・・・・・・・・・・)


ライドウ(・・・・・・・・・)


ライドウ「蹴破ろう」 <> 1<><>2011/02/23(水) 01:05:14.59 ID:sBP/0Vgk0<>
ライドウ「…うぅ…でも…少し怖いな…」


ライドウ「されど、女は度胸!」


ライドウ「とりあえず行くぞっ」













ライドウ「たのもぉおオオオオッッ!」


<> 1<><>2011/02/23(水) 01:07:57.42 ID:sBP/0Vgk0<>
一方その頃

人修羅「あの阿呆…軽率な行動とってなきゃいいが…」

ゴウト「ふっ…何を馬鹿な…」

人修羅「?」

ゴウト「奴が慎重に行動するわけ無いだろう」

人修羅「………」

人修羅「仰るとおりで…」

<> 1<><>2011/02/23(水) 01:10:30.95 ID:sBP/0Vgk0<>
人修羅「…それにしても何故、あそこまで阿呆に育ったんだろうな…」

ゴウト「…お前が過保護に育てすぎたからだ」

人修羅「あははは…やっぱり?」

ゴウト「……こうやって悪魔と隔離しすぎるのも良くないぞ」

人修羅「…そうだねぇ…」 <> 1<><>2011/02/23(水) 01:13:10.72 ID:sBP/0Vgk0<>
人修羅「……でも最近は突き放した教育をしてるつもりだけど…」

ゴウト「もっと早くやっておくべきだったな」

ゴウト「…もうあの性格は直らないだろう」

人修羅「ふぅん…」

ゴウト「…ま、修羅場のひとつでも経験すれば…」

ゴウト「話は変わってくるが」 <> 1<><>2011/02/23(水) 01:16:53.03 ID:sBP/0Vgk0<>
同時刻 業魔殿

鷹野「ほうほう…とするとあれですか?」

鷹野「我が悪魔に見えたからドアを蹴破って入ってきたと…」

ライドウ「……はい」

鷹野「失礼極まりないですね」

ぎゅううう

ライドウ「もうひわへございまへん」イテテテ



<> 1<><>2011/02/23(水) 01:19:05.74 ID:sBP/0Vgk0<>
鷹野「…ご主人…どうします?」

??「………」ぬうっ

ライドウ「…だ…誰だッ!?」

??「そうだな……」

鷹野「…?」 <> 1<><>2011/02/23(水) 01:21:14.02 ID:sBP/0Vgk0<>
??「あれだ!あれをさせろッ!」

鷹野「…あれ?」

??「…あれだってば!あれ!」

鷹野「いや…あれとかそれとかじゃ分かりません」

??「んもう!使えない造魔だなッ!」 <> 1<><>2011/02/23(水) 01:24:00.35 ID:sBP/0Vgk0<>
??「ほら!今、お前が着てる…」

鷹野「あぁ……ってえ?!」

??「どうした?何を驚いている」

鷹野「いやいやいや…こんな年端もいかぬ女の子を…」

ライドウ「15だ」

鷹野「えぇ〜本当にやるんですか…?」

??「うむ!」

鷹野(正直ひきます) <> 1<><>2011/02/23(水) 01:25:42.33 ID:sBP/0Vgk0<>
??「さてと…まずは…」

ドンガラガッシャーーーンッッ!

??「!?」

鷹野「誰ッ!」



<> 1<><>2011/02/23(水) 01:29:53.73 ID:sBP/0Vgk0<>
人修羅「阿呆娘ェエエエエエエエエッ!」

ライドウ「人修羅ッ!?」

人修羅「心配かけさせるなッ!この阿呆!」

ライドウ「な…なんだとっ」

ライドウ「…だ…だれもた…助けてなんていってないぞっ」

人修羅「嘘付け!大ピンチじゃねーか!馬鹿!」 <> 1<><>2011/02/23(水) 01:31:48.12 ID:sBP/0Vgk0<>
鷹野「あなたは…さっきの…」

人修羅「あ」ゾゾゾ

人修羅「…ん?」

鷹野「………」

人修羅「………」じぃ〜〜っ <> 1<><>2011/02/23(水) 01:33:12.07 ID:sBP/0Vgk0<>
人修羅「…なんで、あんたメイド服きてんだ?」

鷹野「//////」かああああっ

ライドウ「あ、それ私も気になってた」 <> 1<><>2011/02/23(水) 01:34:22.38 ID:sBP/0Vgk0<>
??「ばっきゃろおおおおおおッッ!」

バキィッ

人修羅「うぉっと…なんだ?お前」

??「メイド服のよさが分からないのかっ!」

人修羅「…・・・はぁ?」 <> 1<><>2011/02/23(水) 01:37:36.27 ID:sBP/0Vgk0<>
人修羅「・・・なんだ、お前」

??「僕のなは ビクトルだっ!」

人修羅「ヴィクトルゥ?」

人修羅「・・・はてな?こんな奴だっけ?」

ビクトル「ノンノン!ビクトルだっ!ヴィクトルではないっ」

人修羅「・・・へ?」

<> 1<><>2011/02/23(水) 01:40:01.73 ID:sBP/0Vgk0<>
ライドウ「ヴィクトルは聞いたことがあるが・・・」

ビクトル「ふっ…聞いたことが無いのも無理は無い・・・」

ビクトル「僕は3ヶ月前からこの名を名乗り始めたのだからね」

鷹野「・・・・・・」

人修羅「・・・・・・」 <> 1<><>2011/02/23(水) 01:42:12.47 ID:sBP/0Vgk0<>
ビクトル「ずーっと、昔の話・・・僕はデビルサマナーだった」

ビクトル「ある日、悪魔合体をしようとして業魔殿に行ったとき・・・」

ビクトル「…そこに運命の人がいたのさ」

人修羅「すいません、それ長くなりますか?」

ビクトル「いや!もうすぐ終わる!」

人修羅「…そうすか」


<> 1<><>2011/02/23(水) 01:46:32.50 ID:sBP/0Vgk0<>
結局、奴の話は4時間続いた

まぁ要約すると

業魔殿に行ったときにあった、造魔でメイドのメアリって人に一目ぼれして
自分も造魔をつくとうとして鷹野ができたとかそんな話です
あと、こいつ少しロリコンの気があるらしくライドウにメイド服着せたいとかほざいたので
ぶん殴っておきました







それと俺が鷹野を見てビビル理由が未だに解明されていないので、後々調べることとする <> 1<><>2011/02/23(水) 01:50:19.29 ID:sBP/0Vgk0<>
帰宅

人修羅「…ふぅ・・・大分遅くなったな…あの変態ヤローの演説は」

ライドウ「全くだ」

人修羅「おい・・・お前もだぞ」

ライドウ「何だ?」

人修羅「あまり軽率な行動は慎め」

人修羅「あいつが馬鹿だったからよかったものを・・・」 <> 1<><>2011/02/23(水) 01:53:06.08 ID:sBP/0Vgk0<>
ライドウ「・・・・・・まぁ!結果よければ全てよし・・・だな!」

人修羅「んな事言ってねーよ」

ライドウ「そんなことより、腹が減ったぞっ」

人修羅「そんなことかよ!」

ライドウ「何か作ってくれ」

人修羅「はぁ・・・」

ライドウ「返事は?」

人修羅「はいはい」 <> 1<><>2011/02/23(水) 01:55:03.37 ID:sBP/0Vgk0<>
食後

ライドウ「ふぅ…食べた食べた」しーしー

人修羅「こら 爪楊枝でしーしーするな」

ライドウ「お前は食べないのか?」

人修羅「悪魔だからね、別に食わなくても生きていける」

ライドウ「ふーん」 <> 1<><>2011/02/23(水) 01:57:07.09 ID:sBP/0Vgk0<>
人修羅「そんなことより、風呂沸いてるぞ 入ってこい」

ライドウ「はーい」

人修羅「タオルは自分で出せよ」

ライドウ「んーー 分かった」

人修羅「ちゃんと100数えて上がるんだぞ」

ライドウ「分かった 分かったってば」

    ドタドタ… <> 1<><>2011/02/23(水) 02:00:37.02 ID:sBP/0Vgk0<>
人修羅「ふー…やれやれ、手間のかかる奴だ」

ゴウト「…やっぱり過保護だと思う」

人修羅「えー、そうですか?」

ゴウト「うん」

(風呂場から)

ライドウ「人修羅ー、頭洗ってくれー」

人修羅「……」

ゴウト「……」

人修羅「仕方ないなぁ」


タッタッタ





ゴウト「駄目だこりゃ」

<> 1<><>2011/02/23(水) 02:02:16.83 ID:sBP/0Vgk0<>  24代目葛葉ライドウの事件簿 
 
    bR『24代目と人修羅 パチモンに出会う』

  ・     お わ り

          4に続く <> 1<><>2011/02/23(水) 02:03:18.38 ID:sBP/0Vgk0<> 次回も、事件は起こりません
…というか基本シリアス展開はありません(書けないし) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/23(水) 02:18:09.79 ID:2DKV4B4to<> うわあああああああq幼女かわいいよおおおおおおおおおおお
ぺろぺろおおおおおおおおおおおおおおお <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/23(水) 08:03:06.16 ID:JnurguzZo<> ライドウー!俺だー!使役してくれー! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/23(水) 10:36:17.71 ID:+ssCdhvNo<> 君が笑ってくれるなら、僕は悪魔にでもなる <> 1<>sage<>2011/02/23(水) 14:58:48.79 ID:sBP/0Vgk0<> 次回もほのぼのです
例によって夜中に投下します
次の日の朝にでも読んでください <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/23(水) 15:09:29.86 ID:JnurguzZo<> 楽しみに待ってる <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 01:32:03.77 ID:OMymxgWP0<>  24代目葛葉ライドウの事件簿 
 
    bS『24代目と人修羅の日常』
<> 1<>sage<>2011/02/24(木) 01:34:13.22 ID:OMymxgWP0<>

早朝

目が覚める
隣で24代目が寝息を立てている
こいつを起こさないよう布団から出て、朝食の準備をする
といっても、こいつは10時になるまで絶対に何をしようが絶対に起きないのだが…
(以前、ぶん殴っても起きなかったことがある) <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 01:37:32.83 ID:OMymxgWP0<>
今日の朝食は、和食にすることにしよう。

日本人たるもの納豆はかかせないと思うのだが24代目はあまり食べたがらない

俺は悪魔だから食べなくても生きていけるが、できれば食事もしたい
だから、金の無い月末は俺は食事をしない。 <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 01:40:01.62 ID:OMymxgWP0<>
しかし、月の初めには金があるので
俺も食事を取る。
1ヶ月ぶりの食事なので、楽しみだ

米を茶碗に盛り付け、味噌汁も掬う
最後に鮭を皿に盛り付けて完成だ <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 01:44:05.87 ID:OMymxgWP0<>
完成する頃、24代目が起きてくる(起きているころに出切るように作ったからだが)

ライドウ「ふぁああああ〜〜」

こいつが朝目覚めてパジャマをまともに着ていたことは一度としてない。
何故か毎回酷く服が乱れている

人修羅「おはよう」

ライドウ「あぁ、おはよう」

<> 1<>sage<>2011/02/24(木) 01:46:41.28 ID:OMymxgWP0<>
ライドウ「…今日は和食か?」

人修羅「あぁ、納豆も食えよ」

ライドウ「えぇ〜〜嫌だなぁ…あれのどこが美味いんだ?」

納豆の美味さが分からないのは可愛そうだと思う

人修羅「文句言わず食べろ、身体にいいからな」 <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 01:49:09.29 ID:OMymxgWP0<>
24代目は心底嫌そうにして納豆を口に含んだ。
そして、それを牛乳で流し込んだ。

…どうかしてると思う

ライドウ「うぇえええ、まずっ」

牛乳と納豆を一緒に食べて美味いわけが無い
<> 1<>sage<>2011/02/24(木) 01:51:51.66 ID:OMymxgWP0<>
食事が終わり、食器を片付ける

ちなみに俺が皿を洗っている間24代目はテレビをみている。
君、すこしは働けよ

うしろでゴウトさんが

ゴウト「…過保護だな」

と呟く <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 01:55:45.92 ID:OMymxgWP0<>
食器を片付けた後は、24代目を着替えさせる

ライドウ

1から10まで俺がやらないとこいつは着替えも満足に出来ない。

一人暮らしをさせたら、すぐに死んでしまうんじゃないかと思う。



<> 1<>sage<>2011/02/24(木) 01:57:15.47 ID:OMymxgWP0<> 間違い

食器を片付け終わる

人修羅「おーい、お前そろそろ着替えろ」

ライドウ 「脱がして」

人修羅「・・・・・・・・・」

1から10まで俺がやらないとこいつは着替えも満足に出来ない。

一人暮らしをさせたら、すぐに死んでしまうんじゃないかと思う。


<> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:00:03.92 ID:OMymxgWP0<>
ちなみに、こいつは服を1着しかもっていない。

14代目のお古の学生服だ。

正直サイズが全く合っていないのでダブダブだがこいつは気に入っている。

以前、糞ビクトルが ダブダブハァハァとか言っていたので、今度新しい服を買ってやろうと思う。 <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:03:40.35 ID:OMymxgWP0<>
そして、事務所を開ける。

こいつは否定しているがここには占い目的でくる客が殆ど(というか今まで全員)で
悪魔に関する依頼は今までに一度としてない

・・・こいつは阿呆だが占いの腕だけは確かで未来をズバリと言い当てる
(自分のことと俺は占えないらしい) <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:07:41.04 ID:OMymxgWP0<>
午前中は20人程、客が来た。

途中、昼食休憩(炒飯を食べた)をとった

午後も20人程、来てそのうち一人は鷹野だった。




<> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:10:34.90 ID:OMymxgWP0<>
鷹野「主(ビクトル)の変態趣味はどうしたら直りますかね?」

そんなこと聞かれても困る。

ライドウ「ふむ…」

しかも真面目に占ってる。

ライドウ「あやつを亡き者にすれば道は開かれるだろう」

殺人教唆じゃねえか <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:12:31.51 ID:OMymxgWP0<>
鷹野「なるほどなー」

そういって奴は帰っていった。
明日の朝刊でビクトルが死んだと載らないことを祈っておく

ライドウ「別に奴は死んでも良い」

物騒なことを言う奴だ <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:16:21.90 ID:OMymxgWP0<>
事務所は5時には閉める。

24代目がパトロールをすると言って聞かないからだ。

どうでもいいけど、パトって言葉は何か怖い…本能的に

ちなみに今日は、俺が3回バイクに轢かれ、1回トラックに跳ねられただけで特に異常は無かった <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:19:47.36 ID:OMymxgWP0<>
買い物を済ませて6時には事務所に帰ってくる。


ライドウ「今日の晩御飯はなんだっなんだ?なんなのだっ」

こいつはいつも晩御飯になるとテンションが上がる。

人修羅「今日は、ハンバーグにする」

ライドウ「マジで!?やったーーー!」

こんなに素直にはしゃがれると俺も少しうれしい



<> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:22:39.82 ID:OMymxgWP0<>
晩御飯が完成する

ライドウ「うまそうだなっ!」

阿呆みたにはしゃいでる、実際阿呆だけど

人修羅「ちゃんといただきますを言え」

ライドウ「いただきますっ!」

<> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:26:00.30 ID:OMymxgWP0<>
完食する。

我ながら、料理は上手なほうだと思う。
24代目は、ソファで横になっている。

俺は片づけをする。 <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:29:07.24 ID:OMymxgWP0<>
片付けながら、風呂を沸かす。

24代目は、ソファで寝転がってテレビを見ている。

げらげら笑っている。

のんきな奴だと思う <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:32:14.53 ID:OMymxgWP0<>
風呂が沸いたので、こいつを風呂にいれる。

そしたら何故か震えながら

ライドウ「…一緒に入ってくれ」

ふと、テレビにめをやると心霊番組をやっていた

…なにびびってんだよ、デビルサマナー…

<> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:33:38.40 ID:OMymxgWP0<>
仕方ないので一緒に入ってやる。
ゴウトさんがまたか…といった顔で

ゴウト「やれやれ」

と呟いた。
<> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:35:20.71 ID:OMymxgWP0<>
例によって髪を洗ってやる。

人修羅「お前の髪も大分伸びたなー」

ライドウ「んー」

人修羅「そろそろ切ろうかね」

ライドウ「えー」

人修羅「どうした?」 <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:37:17.15 ID:OMymxgWP0<>
ライドウ「髪は伸ばしたほうが可愛いくみえるんじゃないか?」

人修羅「…ふぅん」

ライドウ「お前は、どう思う?長いほうがかわいい?」

人修羅「よく分からないな……鷹野にでも聞けば?」

ライドウ「……」ムッ

急に黙り込んだ
<> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:39:24.60 ID:OMymxgWP0<>
風呂から上がっても、やや不機嫌だ。
かわいいって言えば良かったかな?

タオルで身体を拭いてやりながらそう思った。

<> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:41:00.25 ID:OMymxgWP0<>
そして、パジャマを着せてやる。

24代目は終始ムッとしていた。

最後に布団を敷いてやる。

後は寝るだけだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/24(木) 02:42:22.70 ID:bc6Yo8mto<> 寝るな…!寝たら終わってしまうんだろう! <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:44:02.56 ID:OMymxgWP0<>
俺が寝ようとして布団に入ると

ライドウ「…おい」

人修羅「ん?」

ライドウ「…今日は布団に入るな」

人修羅「…お前、この間は一緒に寝てくれって言ってたじゃないか」

ライドウ「…フン」

人修羅「……」

仕方ないので、布団は諦める

暖かい布団で寝れないのは残念だが、別に寝なくても悪魔だから死なない。
<> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:45:06.18 ID:OMymxgWP0<>
今日も平和だった。

24代目が不機嫌になったが些細なことだ。

特に何もおきないというのは最高のことだと思う。

<> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:45:53.27 ID:OMymxgWP0<>  24代目葛葉ライドウの事件簿 
 
    bS『24代目と人修羅の日常』 』

        お わ り <> 1<>sage<>2011/02/24(木) 02:46:40.66 ID:OMymxgWP0<> 終わりです、回を経るごとにライドウがアホの子に… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/24(木) 02:53:50.88 ID:tQ5gaAADo<> かわええ・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/24(木) 07:22:50.72 ID:lpvm6cUDO<> 確かに可愛いけど、人修羅がそれを上回る不幸っぷりが泣ける。

……二、三回轢かれたってどう言うことだよ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/24(木) 08:30:51.03 ID:DJ2ZrWd5o<> 24代目ライドウタンはアホ可愛い! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/24(木) 09:17:50.78 ID:4Z4kw9enP<> かわいいけど、24代目が無能なのは完全に人修羅のせいだな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/25(金) 00:20:01.27 ID:03wH6aCDO<> ライドウかわいすぎだろ <> 1<><>2011/02/25(金) 01:30:36.63 ID:zVtBmd9c0<>  24代目葛葉ライドウの事件簿 
 
    bS『服を買いにいったら人修羅が轢かれた 』


<> 1<><>2011/02/25(金) 01:32:49.75 ID:zVtBmd9c0<>
目が覚める。

私は少し…いや、かなり不機嫌だった

…人修羅の奴め…私をかわいいと言ってくれたっていいじゃないか…もう

<> 1<><>2011/02/25(金) 01:35:01.53 ID:zVtBmd9c0<>
全く、あいつときたら…私が何の為に髪を伸ばしたと思っているっ!

…少しは褒めてくれたっていいじゃないか…それに…





…ちょっと待て

これではまるで私があいつを異性として意識しているみたいではないか <> 1<><>2011/02/25(金) 01:36:57.66 ID:zVtBmd9c0<>
…そ…それはないっ!

断じてないっ!

…これは、あれだ…
だ…誰かにどう見られているかというのは人間として当然の感情だっ!

私は、ただ…きゃ、客観的に私がかわいくみえるか聞いただけであってそれ以上の感情はないっ!
<> 1<><>2011/02/25(金) 01:39:48.03 ID:zVtBmd9c0<>
なのに、こ、こーゆーのを勘違いするやつが多い!
絶対絶対違うからなっ!違う!違う!

ライドウ「違うぞっ!違うぞっ!」ブンブ

私は何故か布団の中をごろごろ転げまわった!
<> 1<><>2011/02/25(金) 01:43:06.18 ID:zVtBmd9c0<>
ガチャリ

人修羅「おい、朝だぞ」

…あっ

人修羅「…なんだ、お前…布団の中をごろごろして…」

ライドウ「こ…これはだな…///」ゴニョゴニョ

人修羅「?何言っているか分からん」

ライドウ「…ふ…ふん!ど…どうでもいいだろうっ!」

人修羅「………」 <> 1<><>2011/02/25(金) 01:46:16.14 ID:zVtBmd9c0<>
人修羅「まぁいいや、とにかく飯だ」

ライドウ「そ…そうか…今行く」

人修羅「そうそう、きょうはちょっと出かけるぞ」

ライドウ「?」

何をしに出かけるのだろう?
…私を置いていくつもりかな?
<> 1<><>2011/02/25(金) 01:49:10.20 ID:zVtBmd9c0<>
人修羅「あぁ…お前の服、買いに行くんだよ」

ライドウ「え?」

…私の…服?

人修羅「だって、お前パジャマとダブダブ学ランしかもってないだろ」

ライドウ「…べ…べつにいいだろ」

人修羅「よくないっ」ペシッ

はううう
<> 1<><>2011/02/25(金) 01:52:26.31 ID:zVtBmd9c0<>
人修羅「だいたい、服を洗ってる間すっぽんぽんだから占いも出来ねーしさ」

人修羅「俺達の生活もかかってきているんだから」

ライドウ「…お…お金はあるのか?」

人修羅「貯金が大分あるからな…お前の服の1着や2着…」

<> 1<><>2011/02/25(金) 01:55:34.30 ID:zVtBmd9c0<>
服か…

もしも…もしもの話だが…これは仮!仮定の話だが…

もうちょっと、女の子らしい格好でもすれば…こい…いやいやいや!違うっての!
















か…かわいいっていってもらえるかなぁ… <> 1<><>2011/02/25(金) 01:59:07.51 ID:zVtBmd9c0<>
ライドウ「よ…よしっ!いこう!いこうっ!」

人修羅「あぁ…ちゃんと食べてからな」

ライドウ「わかってる!わかってるよっ」








…ま、まぁ…服の1着や2着…私も欲しいと思ってたところだし!

…こいつは関係ない! <> 1<><>2011/02/25(金) 02:01:21.48 ID:zVtBmd9c0<>
食後

人修羅「さて…行くぞ」

ライドウ「・・・ど…どんな服がいいかなっ」

人修羅「さぁ…自分で決めろよ」

ライドウ「…そ…そうだよな!」 <> 1<><>2011/02/25(金) 02:05:12.64 ID:zVtBmd9c0<>
暫く、歩く
今日はデカイショッピングセンターに行くらしい…


人修羅「そういや、最近この道でよく轢かれるなぁ」

ライドウ「そうだなっ!気をつけようなっ」

人修羅「はははは」





































ききーーーぃどーーーーーんっ!

吹っ飛ぶ、ひとしゅ…らアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?!! <> 1<><>2011/02/25(金) 02:08:59.26 ID:zVtBmd9c0<>
バイクから人が降りてくる

黒髪ピアスの男こと 藤堂 尚也(とうどう なおや)だ

最近良く、人修羅にバイクをぶつける…

藤堂「…また、あんたか…なんで生きてるんだ?」

最初は、人修羅に当ててびびってたが最近はそうでもない。

人修羅「それが人をはねていうせ

































ききーーーぃどーーーーーんっ!


本日二度目だ <> 1<><>2011/02/25(金) 02:12:14.86 ID:zVtBmd9c0<>
バイクから茶髪でヘルメットをかぶったような男が降りてくる

周防 達哉 (すおう たつや)だ

周防「…なんだ…また(ry

最初はびびっ(ry


…これでも刑事を目指しているそうな…事故起こし過ぎなき
















ききぃーーーーーっどーーーーーんっ!


人修羅「あーーーーはっは!」←吹っ飛びながら


もう、笑うっきゃねえってことか? <> 1<><>2011/02/25(金) 02:15:29.87 ID:zVtBmd9c0<>
ばい(ry

青色の髪の毛をして、イヤホンがトレードマークの

有里 湊 (ありさと みなと)

こいつも常習犯…そして
























キキィイイイイイイイーーーーッ!


ドンガラガッシャーーーーン

<> 1<><>2011/02/25(金) 02:19:11.44 ID:zVtBmd9c0<>
今、トラックでつっこんできたのは

瀬多 総司 (せた そうじ)


これまでバイクときてトラックと…一人だけ色々アレ


…というか、こいつは確実に撥ねる気で運転してる <> 1<><>2011/02/25(金) 02:21:59.15 ID:zVtBmd9c0<>
そしていつものパターン

4人を正座させて説教タイムだ

4人とも何で死なないんだろう…って顔してる


説教を30分ほどして開放する。

しかし奴らの目を見るとヤル気まんまんですね

絶対明日も撥ねるよ、あいつら <> 1<><>2011/02/25(金) 02:25:30.89 ID:zVtBmd9c0<>
ショッピングセンターにつく


人修羅「さて…服を買おうか」

…ど…どんな服にしようかな…

やっぱり、露出高めなのがいいのかな?
こーゆー奴がこいつは気に入るのかな?
それとも、体のラインがでるやつとか…


ライドウ「お前はどう思う?」

ライドウ「どんなのを、着ればかわいいかな?」 <> 1<><>2011/02/25(金) 02:27:22.88 ID:zVtBmd9c0<>
人修羅「……うぅん」

ライドウ「……」ドキドキ














人修羅「まぁ、お前ならどれ着てもかわいいと思うよ」
<> 1<><>2011/02/25(金) 02:30:39.07 ID:zVtBmd9c0<>
ライドウ「そうかっ!!そうか!」

かわいってさ!
あははははははははは!
やった!やった!やったーーーーー!!
私はかわいいか!かわいい!かわいいのかっ!

思わず手を振り回す!ぶんぶーーん <> 1<><>2011/02/25(金) 02:35:26.01 ID:zVtBmd9c0<>
というわけで、色々な服を買った!

とりあえず私はあいつが一番かわいいといったワンピースを着ることにしたのだっ!

ライドウ「♪」

人修羅「どうした?随分上機嫌だな」

ライドウ「えへへ」

人修羅「……」

ライドウ「人修羅ー、腕貸して」 <> 1<><>2011/02/25(金) 02:38:21.64 ID:zVtBmd9c0<>
ぎゅうううっとこいつの腕に私の腕を絡ませる

人修羅「…お前何がしたいんだ」

ライドウ「…きょ…」

人修羅「?」

ライドウ「今日は…一緒に寝てやってもいいぞっ」

人修羅「………そうか」

人修羅「ありがとう」なでなで

ライドウ「…っ」


かぁああああっ

顔が赤くなるのが自分でも分かった
<> 1<><>2011/02/25(金) 02:39:14.72 ID:zVtBmd9c0<>
…でも今日はいい日だったな!

事件は起こらなかったが…

いい気分だなっ! <> 1<><>2011/02/25(金) 02:40:37.59 ID:zVtBmd9c0<>  24代目葛葉ライドウの事件簿 
 
    bT『服を買いにいったら人修羅が轢かれた 』

 
          お わ り <> 1<>sage<>2011/02/25(金) 02:42:57.62 ID:zVtBmd9c0<>
……あれ?デレデレじゃね?
ツンデレにしようと思ってたけどデレデレじゃね?

今回ペルソナ勢が出ましたが
サマナー勢はまだまだ先です

次回は  鷹野の妹造魔 2、3、4、5 誕生の巻です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/25(金) 02:53:53.20 ID:lcmqth8co<> かわえええええええええっっれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/25(金) 07:49:20.22 ID:y1kM6XoCo<> 24代目が可愛すぎて生きてるのが辛い

P4の主人公の名前初めて知ったわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/25(金) 19:58:09.71 ID:Gft1BLrrP<> 漫画版の名前か
誰かと思ってぜ <> 1<><>2011/02/25(金) 23:45:20.62 ID:zVtBmd9c0<>  24代目葛葉ライドウの事件簿 
 
    bU『24代目 風邪を引く』
<> 1<><>2011/02/25(金) 23:47:04.25 ID:zVtBmd9c0<>


ライドウ「…zzz」

ぎゅううう

人修羅(…がっちり、絡みついてら)

ライドウ「…むにゃむにゃ」

ぎゅううう

人修羅「…ふむ、このままじゃ飯が作れないな…」 <> 1<><>2011/02/25(金) 23:50:47.54 ID:zVtBmd9c0<>
人修羅「…仕方ない」ピポパ

人修羅「…」

prrrr…



ガチャ

人修羅「もしもし?鷹野か?」

人修羅「すまないが、朝飯を作りに来てくれないか」 <> 1<><>2011/02/25(金) 23:53:09.48 ID:zVtBmd9c0<>
人修羅「……」

ライドウ「えへへ…ムニャムニャ」

スリスリ

人修羅「最近、やけに機嫌がいいな…」

ライドウ「ムニャムニャ」

人修羅「…ふむ」 <> 1<><>2011/02/25(金) 23:57:18.39 ID:zVtBmd9c0<>
ガチャリ

鷹野「お邪魔します」

人修羅「おお、すまないな わざわざ」

鷹野「いえ、変態から逃れる口実になりますので」

人修羅「そうか」

鷹野「…ふぅん、これは見事にがっちり抱きしめられていますね」

ライドウ「…」


ぎゅうううう <> 1<><>2011/02/26(土) 00:00:38.31 ID:1Dlpg0TU0<>
鷹野「…ま、そういう事ですね」

人修羅「そういうことだろうな」

鷹野「そうそう、朝ごはん…何を作りましょうか」

人修羅「材料は自由につかっていいぜ」

鷹野「そうですか」 <> 1<><>2011/02/26(土) 00:03:47.80 ID:1Dlpg0TU0<>
鷹野「では、腕によりをかけて作るとしましょう」

人修羅「あぁ、期待している」

鷹野「えぇ、期待してください」

鷹野「これでも、料理には多少の自身がありますので」

鷹野「…では、今作りに行ってきます」

人修羅「…鷹野」
<> 1<><>2011/02/26(土) 00:06:39.41 ID:1Dlpg0TU0<>
人修羅「感謝する」

鷹野「……それは、料理を食べてから言ってもらいたいですね」

人修羅「そうだな」

鷹野「ふふ、貴方はなかなかおもしろい方です」

鷹野「また今度ゆっくりお話しましょう」 <> 1<><>2011/02/26(土) 00:12:16.54 ID:1Dlpg0TU0<>
ジューーーッ






人修羅「…」じっ

ライドウ「…zzz」

ライドウ「えへへ…駄目だぞっ…zzz」

ライドウ「…や…やめろっ…あ…あぁんっ」

人修羅「どんな夢見てんだ?」

<> 1<><>2011/02/26(土) 00:15:41.27 ID:1Dlpg0TU0<>
10分後

ライドウ「あぁっ…も…もうやめ…」

ガチャリ

鷹野「できました」

人修羅「おっ!出来たか」

鷹野「彼女は寝てますね」

人修羅「そうだな、起こすか」 <> 1<><>2011/02/26(土) 00:19:55.37 ID:1Dlpg0TU0<>
人修羅「おい、起きろーー」ぺちぺち

ライドウ「ふぇっ?」

ライドウ「……」ぱちくり

人修羅「よ、朝だぞ」

ライドウ「…な、なななななななんだっ!?」あせあせ

人修羅「?」

ライドウ「い…いや…その…さ…さっきは…ゴニョゴニョ///」かああああっ

人修羅「…夢と混同してるんじゃないか?」 <> 1<><>2011/02/26(土) 00:26:58.75 ID:1Dlpg0TU0<>
ライドウ「えっ……いや…その…」

人修羅「で?どんな夢だったんだ?」ニヤ

ライドウ「ど、どどどおどどどうでもよかろうっ」かあああああ

鷹野「顔が赤いですよ?」クク

ライドウ「た…鷹野!?」

鷹野「ふふ…いや、彼に朝ごはんをつくれと言われましてね…」

<> 1<><>2011/02/26(土) 00:30:11.13 ID:1Dlpg0TU0<>
ライドウ「…そ…そうか…」かあああ…

人修羅「…で?どんな夢か教えてくれないか?」ニヤ

ライドウ「…う…うるさいっ!」

ライドウ「ご飯にするぞ!ご飯にっ!」

人修羅「げらげら」

鷹野「ふふ…」 <> 1<><>2011/02/26(土) 00:33:06.95 ID:1Dlpg0TU0<>
ライドウ「…」ふら…

人修羅「!」

ライドウ「……」

バタッ

人修羅「おい!どうした?」

鷹野「きゅ…急に倒れた!?」

ライドウ「ふ…はぁ…はぁ…」かああああっ

人修羅「!!汗をかいてる!」 <> 1<><>2011/02/26(土) 00:38:27.66 ID:1Dlpg0TU0<>
人修羅「熱は、あるかな…?」

人修羅(頭をくっつけて…と)


ぴたり


人修羅「…けっこうあるな…」

鷹野「それに、汗も酷い…」

人修羅「くっ…身体を拭かないと…鷹野そこのタンスにタオル入ってないか?見てくれ」
<> 1<><>2011/02/26(土) 00:42:49.81 ID:1Dlpg0TU0<>
ごそごそ…

鷹野「…ありました」

人修羅「よし!これを少し濡らして…」

人修羅「ブフ」

コオオオオ…

人修羅「まず凍らせて…」

人修羅「アギ」

バチバチ

人修羅「…よし」 <> 1<><>2011/02/26(土) 00:49:35.29 ID:1Dlpg0TU0<>
ぬぎぬぎ


ライドウ「はぁ…ん…はぁ…」


はらり

鷹野(ためらいなく脱がせたな)

人修羅「………」

ふきふき…

ライドウ「あ…ふぅ…は…んっ」

人修羅「……」

ふきふき

ライドウ「んっ…ん…はぁ…はぁ…」

<> 1<><>2011/02/26(土) 00:52:23.13 ID:1Dlpg0TU0<>
人修羅「…?」

ふきふき

人修羅「…おかしい…こんなに急に汗がでてくるものか…?」

ライドウ「はぁっ…んんっ…はぁ…ふ…あぁっ」

人修羅「…それに、今も急に……」

鷹野「?」 <> 1<><>2011/02/26(土) 00:55:33.65 ID:1Dlpg0TU0<>
テクテク

ゴウト「…これは…呪いだな…」

人修羅「…何…?」

ゴウト「ライドウの胸をよーく目を凝らして見てみろ」

人修羅「…」じっ

ゴウト「今見えているものに…見覚えが無いか?」

人修羅「…………!?」

人修羅「…ば…馬鹿なッ!」 <> 1<><>2011/02/26(土) 00:57:49.80 ID:1Dlpg0TU0<>
人修羅「…この刺青はッ!」

ゴウト「…お前の身体にあるものとそっくりだな…」

人修羅「…な…何故だ…」

ライドウ「んっ…はぁ…はぁ…」

ゴウト「…心当たりは本当に無いのか?」

人修羅「…っ」

ゴウト「無いわけは無いだろう」 <> 1<><>2011/02/26(土) 00:59:40.69 ID:1Dlpg0TU0<>
ゴウト「お前は、14代目と共にこの世界に逃げてきた」

ゴウト「…大魔王ルシファーがお前に目をかけていたのにも関わらずだ」

ゴウト「…ルシファー自身はさほど気にしていないだろうが…」

ゴウト「ルシファーの狂信者たちはどうかな?」

人修羅「……」
<> 1<><>2011/02/26(土) 01:01:41.02 ID:1Dlpg0TU0<>
ゴウト「この世には無数の平行世界がある…」

ゴウト「そして、無数のお前がいる」

ゴウト「その中には…ルシファーの狂信者だって…」

人修羅「…」

ゴウト「…お前の大切なものを奪おうとしているのかもしれない」

<> 1<><>2011/02/26(土) 01:03:37.67 ID:1Dlpg0TU0<>

人修羅「…そうか…逃げたツケがついに回ってきたって事かな」





















???「ケケケケッ!」

鷹野「!?」

人修羅「!」

ゴウト「!」 <> 1<><>2011/02/26(土) 01:07:30.15 ID:1Dlpg0TU0<>
???「ケケケケッ!こいつは宣戦布告だよ!」

鷹野「人修羅が…二人!?」

???「ケケケケッ!俺の名は 中杉(なかすぎ)だ!」

人修羅「…お前が、こいつに呪いをかけたのか!」グッ

中杉「おっ!怖いねぇ〜〜ッ!やるのかい?」

人修羅「…こいつを治せ」 <> 1<><>2011/02/26(土) 01:09:54.63 ID:1Dlpg0TU0<>
中杉「ケケケケッ!治すよ 勿論ね!」

人修羅「え?」

中杉「ケケケケッ!」

中杉「平行世界の俺が腑抜けてるなんてよぉ…」

中杉「見たかねえのよ」 <> 1<><>2011/02/26(土) 01:12:48.80 ID:1Dlpg0TU0<>
中杉「…だからこそだ」

中杉「ここに宣戦布告をするッ!」

中杉「今のまま腑抜けてりゃ俺達はいずれお前を制裁に来る」

人修羅「…」

中杉「…その時はこの、ライドウを[ピーーー]」

中杉「…覚えておけ」

中杉「…俺達を失望させるな」

中杉「欲をなくした人修羅なんか見たくは無いからな…」 <> 1<><>2011/02/26(土) 01:15:53.78 ID:1Dlpg0TU0<>
中杉「…だが、ま!安心しなよ」

中杉「半分暇つぶしみたいなもんだからな」

人修羅「暇つぶし?」

中杉「時々見に来るぜ?…ま、そこの娘をちっとは鍛えてやんな…あばよ」


シュパパッ…

<> 1<><>2011/02/26(土) 01:18:21.77 ID:1Dlpg0TU0<>
鷹野「…なんだったんだ?今のは」

人修羅「…分からん」

人修羅(…でも、確かにこいつを少しは鍛えたほうが良いのかもしれない)

ライドウ「…はぁ…はぁ…」

人修羅「…甘やかすのもほどほどに…か」
<> 1<><>2011/02/26(土) 01:19:04.06 ID:1Dlpg0TU0<>  24代目葛葉ライドウの事件簿 
 
    bU『24代目 風邪を引く』

         お わ り <> 1<>sage<>2011/02/26(土) 01:21:24.45 ID:1Dlpg0TU0<> …シリアスやろうとして失敗した典型

投下途中で気付いて少し修正した…けど滑ってる感は否めないなぁ
まぁ、次回からは時々24代目の修行をいれてサマナーっぽさを増やそうかと
次回は、普通の日常です。ライドウデレまくりです <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/26(土) 07:52:52.54 ID:klmGgOe7o<> ついに、24代目の悪魔使役か胸熱




で、ライドウタンの汗を拭いたタオルはいくらで買えるんですか? <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 08:21:07.19 ID:U7L+4K4E0<> 今晩10時投下します <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/27(日) 17:35:51.23 ID:JiPWitbDO<> 把握 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:04:31.39 ID:U7L+4K4E0<> 24代目葛葉ライドウの事件簿 
 
    bV『強くなりたいのなら装備を新しくすればいいじゃない』 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:09:48.20 ID:U7L+4K4E0<>
いろいろあって1ヵ月後

ライドウ「はぁ…はぁ…」

人修羅「お前、基礎体力は十分にあるんだよね」

ライドウ「う…うん」

人修羅「正直、お前の戦闘能力は歴代ライドウと比べても遜色は無い」

人修羅「…むしろ、地力は高いほうだと思う」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:12:43.17 ID:U7L+4K4E0<>
人修羅「伸びしろは充分にある」

ライドウ「そ…そうかっ」

人修羅「…しかし、いつ敵が襲ってくるか分からないし…」

人修羅「早急になにか対処法を見つけなければ…」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:15:47.24 ID:U7L+4K4E0<>
ビクトル「ふふ…」

人修羅「…どっから沸いてきた」

ビクトル「…ふふ」

ライドウ「質問に答えろっ!」

ビクトル「まぁまぁ、短時間に強くなりたいんだろ?」

人修羅「そうだけど」

ビクトル「クックック…」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:18:59.79 ID:U7L+4K4E0<>
ビクトル「…装備を変えてみてはどうかな?」

人修羅「ほぅ、割とまともな意見だな。で?お前どっから沸いて出た」

ビクトル「ちょうど、彼女に似合う装備をもっているんだが…」

人修羅「いやな予感しかしないのは俺だけですか?」

ビクトル「着てみないか?」

ライドウ「………」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:21:37.42 ID:U7L+4K4E0<>
ライドウ「着る」

人修羅「は?」

ビクトル「パーフェクトゥ!」

人修羅「え?マジ?」

ライドウ「あぁ…それで強くなれるのなら…」

人修羅「いや…だまされてるぞ」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:26:11.96 ID:U7L+4K4E0<>
ビクトル「では、まずこのハイレグアーマーを…」

人修羅「ストーップ!」

ビクトル「何だ、急に」

人修羅「何だ!その薄い布みたいなものは!」

ビクトル「ハイレグアーマー」

人修羅「どこが、アーマーなんだよ!」

ビクトル「うるさいなぁ…古来よりある伝統的な防具だぞ」

ビクトル「東京タワーの魔女も装備したんだぞ」

人修羅「意味が分からない」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:30:19.86 ID:U7L+4K4E0<>
人修羅「認めません、そんな物この娘につけるなんて認めません」

ビクトル「さっきからうるせえなぁ…保護者か!」

人修羅「保護者ですぅ」

人修羅「俺はね、この娘があんぎゃーと生まれたときからずっと世話してきたんだよ!」

人修羅「だからこんな破廉恥なもの認めませんっ!」

ライドウ「…着るぞ」
<> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:35:11.49 ID:U7L+4K4E0<>
人修羅「なん…だと」

ビクトル「イッエエエエエエーースッッ!」

人修羅「おい、正気を保てェエエエエッ!」

ライドウ「着るぞ、私はこれを着る」

人修羅「頼むからやめて…本当に…」土下座
<> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:37:49.21 ID:U7L+4K4E0<>
ライドウ「よし…じゃあ着替えてくるぞ」

人修羅「おい…ねぇ…な?」

ライドウ「………」

ドタドタ…バタン

人修羅「…おい」

ビクトル「…ククク」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:42:28.81 ID:U7L+4K4E0<>
人修羅「…お前後で[ピーーー]ぞ、ビクトル」

ビクトル「おぉ、怖い」

人修羅「脅しだと思うのか?」

ビクトル「僕はかわいい女の子がかわいい格好をしてるのを見れればそれでいいのだ」

ビクトル「エロイ格好だとさらにいいッ!」

ビクトル「そしてそれを見られるのだったらこの死んでもいいッッ!」

人修羅「よし、それなら遠慮なく殺せるな」

<> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:45:23.15 ID:U7L+4K4E0<>
ビクトル「ははは、ご冗談を」

人修羅「安心しろ、痛みは半永久的に続く」

ビクトル「えっ、マジで?」

人修羅「あぁ…本気だよ」

人修羅「くたばれ…しこうのまだ…」

ガチャリ <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:54:16.94 ID:U7L+4K4E0<>
24代目葛葉ライドウ

ハイレグアーマー、装備しました


控えめ…というか全く平坦な胸、ハイレグアーマーは胸を強調する形になっているだけに
これは寧ろ悲しさを感じさせる。
色は、黒を基調としていて彼女の白い肌を一層際立たせる

ライドウ「なにか…この食い込んでいるんだが…」

顔を真っ赤にさせながらそう訴える彼女は非常にそそるものがある


そして、下半身にはしっかり食い込んでいる、まさにハイグレありがとうハイグレ

<> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:55:34.36 ID:U7L+4K4E0<>
人修羅「……」あぜん

ライドウ「…ど…どうかな?」

ビクトル「…ちょっとトイレ借りていいか?」

人修羅「[ピーーー]」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 22:57:40.25 ID:U7L+4K4E0<>
人修羅「[ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]」

ライドウ「ひ…人修羅が禁止ワードを連発しているっ…!」

ビクトル「ははは!何をいっているのかわからないよ」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:00:25.26 ID:U7L+4K4E0<>
ライドウ「…で?これはどんな効果があるんだ?」

ビクトル「薄い布の割には防御力は高い」

人修羅「ははは、昔はただの低防御だったよね?」

ビクトル「ははははは」

人修羅「あはははははは」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:04:22.36 ID:U7L+4K4E0<>
ライドウ「な…なぁ人修羅っ」

人修羅「なぁ〜〜〜にっ!?」

ライドウ「ど…どうかな?この格好…」

人修羅「悪いが、俺に性欲は無い、60年ほど前に捨てたわ」

ライドウ「そ…そうか…」ショボン

ビクトル「僕には性欲あるよ」
<> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:08:10.24 ID:U7L+4K4E0<>
ライドウ「ほ…他にはないか?」

ビクトル「ほう?」

人修羅「ライドゥウウウウウウウウ」

ライドウ(…こうなったら奴が喜ぶまで…)

ライドウ(とことん、コスチュームチェンジしてやる!)

<> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:12:08.34 ID:U7L+4K4E0<>
ビクトル「では、次は定番のメイド服で…」

人修羅「定番?ははははは!」

ライドウ「メ…メイド服か…」

ビクトル(ところで、君…)ヒソ

ライドウ(む?)ヒソ

ビクトル(男のハートを掴みたいのならなゴニョゴニョ)ヒソヒソ

ライドウ(…本当か?)ヒソ

ビクトル(本当だ)ヒソ <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:14:23.11 ID:U7L+4K4E0<>
更衣室…というか寝室

ライドウ(…本当に大丈夫だろうか)

ライドウ(…だが…とりあえずやってみよう)


<> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:19:59.61 ID:U7L+4K4E0<>
ガチャリ

24代目葛葉ライドウ

メイド服を、装備しました


メイド服…これについては語る必要も特にあるまい

しかし恥らっている彼女の姿はふつくしい

もういけない想像とかしまくるよね、マジで…マジで…マジでェエエエエええッ!


ライドウ「………これでいいのか?」

相変わらず、顔は真っ赤である。もじもじしている手が…ゲヘへ

人修羅「………」


<> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:24:38.86 ID:U7L+4K4E0<>
ライドウ「ぼ…ボクはかわいいか?」

人修羅「…ボク?」

…ビクトル、もう死んでもいい…マジで <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:28:00.32 ID:U7L+4K4E0<>
人修羅「おい、ビクトルゥ…お前、この娘になんて吹き込んだんだァ?」

ビクトル「…ふふ」

人修羅「駄目だ…ハイになってやがるっ…!」

ライドウ「な…なぁ…ボクのことも少しは見てくれ…」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:31:28.48 ID:U7L+4K4E0<>
ビクトル「いいものが見れた!ではさらば!」

ダダッ!

人修羅「あっ!手前!待ちやがれ!」

ビクトル「さらばだーーーーーッッ!」

ダダダダダ


人修羅「速えええええ!??」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:35:48.28 ID:U7L+4K4E0<>
ライドウ「………」

ライドウはぴた…と人修羅に抱きついた

人修羅「………おい、お前最近おかしいぞ」

ライドウ「…そうだな、ボクは最近おかしい」

ライドウ「……だから…もう少しおかしくさせてくれ…」

ぎゅっとだきつく力が強くなった

人修羅「…………」

ライドウ「…ボクから…24代目葛葉ライドウとこれからも一緒にいてくれ…どこにも行かないでくれ」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:39:51.89 ID:U7L+4K4E0<>
人修羅「…離れないよ」

ライドウ「…本当か?」

人修羅「…本当だ」

ライドウ「…よかった」

人修羅「というかお前いつまでそのボクを引っ張るつもりだ?」

ライドウ「ま…前のほうが良かったか?」

人修羅「…まぁ、ボクでも私でも…良いと思うぞ」

ライドウ「…そうか」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:42:22.83 ID:U7L+4K4E0<>
回想

ビクトル「…最初はボクというのも嫌うかもしれないが」

ビクトル「…これは後に凄い破壊力となるぞ!」

回想終わり

ライドウ「…じゃ…じゃあ…」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:45:54.98 ID:U7L+4K4E0<>
ライドウ「…しばらく、ボクにしてみよう」

人修羅「そうか、まぁ好きにしろ」

人修羅「ところで、晩御飯は何が良い?」

ライドウ「ボクは、カレーが食べたいな」

人修羅「カレーか…レトルトでいいか?」

ライドウ「えぇ〜〜っ手作りが良い!」

人修羅「…………」 <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:46:56.60 ID:U7L+4K4E0<> 24代目葛葉ライドウの事件簿 
 
    bV『強くなりたいのなら装備を新しくすればいいじゃない』

                お わ り <> 1<>sage<>2011/02/27(日) 23:48:18.80 ID:U7L+4K4E0<> というわけで暫く、ライドウはボク娘になるよ!
あと、これは個人的な印象なんですけどボク娘って帽子かぶってるキャラ多くないすか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/02/28(月) 08:43:02.49 ID:+GpjSf8no<> 乙ー

そういえば直斗も帽子かぶってるな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/18(月) 19:40:42.46 ID:EZPLlevco<> 更新しないのー? <>