VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/16(水) 16:40:53.81 ID:WJoH7MaB0<>設定は基本パラレルです。
一応原作15巻が元になってはいますが。

>>1よりこのスレでの諸注意です。
禁書「>>1は書くのがとっても遅いんだよ」

姫神「パラレルだから内容について。あまり気にしないで欲しい」

白井「後、このスレで争うのはやめて欲しいですの」

神裂「私の台詞が…なくなってしまいましたね」
以上、諸注意でした。

次から投下です。<>学園都市上層部 “上条当麻”を捕獲せよ VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/16(水) 16:42:32.29 ID:WJoH7MaB0<> 学園都市の暗部にとある命令が下る。
それは“上条当麻”の捜索依頼というものだった。

アイテムのリーダー麦野、スクールのリーダー垣根、グループのリーダー土御門の反応は次の通り。

麦野「あれこいつ、この間のやつだ」


垣根「知らないな」


土御門「カミやんどうしたんだ?」


アイテム、スクール、グループ3チームによる上条当麻捕獲作戦が幕を開ける。


アイテムの溜り場ファミレスにて

麦野「今日の仕事はこの写真の男を探して、捕獲して欲しいだってさ。」


絹旗「あれ?この人前に映画館で、会った人だ」


滝壺「あれ?この人この前浜面と遊んでた人かな」


フレンダ「知らないって訳よ」


麦野「という事はフレンダ以外面識があるって事か、」


絹旗「この人、何かしたんですか?」


麦野「いや。ある日を境に行方不明になってる、と資料には書かれているわ」


滝壺「それって何時からなの?」


麦野「資料によると、9月の最後の週の日曜日かららしいわ」


滝壺「その前の土曜日浜面と一緒に遊んでたよ」


麦野「滝壺、アンタどうしてそんな事知ってるの?」


滝壺「私のとこに、メールが来てたから」


絹旗「私も。その前の日曜映画館で会いました」


麦野「私は、9月の最後の週コンビニで鮭弁当を譲ってもらったわ」


絹旗「という事は、正確には9月の最後の日曜から行方不明になりますね」


麦野「そうなるわね。資料にはある事件に関わって行方不明になった可能性が高いと書いてあるわ」


絹旗「となると。下部組織を使って聞き込みをした方が早そうですね」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/16(水) 16:48:07.75 ID:WJoH7MaB0<> 同時刻、スクールのアジトにて

垣根「心理定規、こいつ知ってるか?」


心理定規「知らないわ。誰なの?」


垣根「名前を上条当麻、能力はイマジンブレイカーといってあらゆる能力を打ち消してしまう能力らしい」


心理定規「その名前、聞いた事あるわ。多分レベル6シフト計画で一方通行を倒した奴じゃないかしら」


垣根「当たりだ。資料には被験者、一方通行を拳で殴り倒したと書いてある」


心理定規「で、この男がどうかしたの?」


垣根「どうやら、9月の最後の週から行方不明になってるらしい」


心理定規「だったらアンチスキルに頼めばいいのにね」


垣根「そういうわけにもいかないらしい、色々と学園都市の上層部と関わりがあるらしいからな」


心理定規「そうなの。どうするこの仕事うけるの?」


垣根「そら受けるに決まってる。多分こいつが、もう一つのメインプランの核だろうからな」


心理定規「そう。なら下部組織に聞き込みさせるわね」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/16(水) 17:28:06.28 ID:UEGLjXepo<> 支援 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/16(水) 17:34:57.95 ID:jpvCugrDO<> 期待しちゃうよ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/16(水) 17:41:00.51 ID:WJoH7MaB0<> 今日はこれにて投下を終了します。
次は明日か明後日のお昼ぐらいには来れそうです。

グループのアジトにて

土御門「これが今日の仕事だぜぃ」


一方通行 「どういう事なんだァ?」


海原「あれ?この人がどうかしたんですか?」


結標「この男、誰なの?」


土御門「そういえば結標だけ面識がなかったな。こいつは、俺の学校の友達だよ。海原や一方通行は、よく知ってるだろうけど」


一方通行 「俺の計画をぶち壊した、野郎だァ」


海原「戦って負けましたね」


結標「一方通行の計画って、あのレベル6シフト計画?」


土御門「そうだ」


結標「そんな奴がどうしたのよ」


土御門「どうやら、行方不明らしい」


一方通行「行方不明だと?」


土御門「そうだ。9月の最後の週から行方が分からなくなってる」


結標「だったら、アンチスキルに捜索させればいいじゃない」


土御門「そういうわけにもいかない。ちょっとこいつは上層部と関わりを持っているからな」


結標「分かったわ」


一方通行「俺は降りるぞ」


土御門「それは認められないにゃー、“グループ”として仕事が来ているからな」


一方通行「チッ」


海原「私はどうすればいいんですか?」


土御門「まぁ、とりあえず下部組織に聞き込みをやらせるからその結果しだいだな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/16(水) 17:42:00.43 ID:jXvnl3/SO<> 支援する <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/16(水) 17:42:48.58 ID:WJoH7MaB0<> >>です。
コメントありがとうございます。
次は“上条当麻”の登場です。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/16(水) 17:45:45.25 ID:WJoH7MaB0<> >>1です。
さっきのコメント訂正します。
>>1こうでないとおかしいですね。

皆様のコメントが励みになります。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)<>sage<>2011/03/16(水) 17:55:45.25 ID:w7DljGqq0<> >>1乙。下部組織乙

エツァリの一人称て「自分」じゃないっけ?
あれは海原だったけか。原作読んでくる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/16(水) 18:02:04.06 ID:WJoH7MaB0<> >>1です。
>>10さんありがとうございます。
訂正しときます…。

海原「自分は何をすればいいのでしょうか?」
です。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2011/03/16(水) 18:11:08.85 ID:hDIuJQFa0<> 期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県)<><>2011/03/16(水) 18:53:17.97 ID:IkuCoVOX0<> >>1乙

絹旗に「超」がないお <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/03/16(水) 19:02:19.28 ID:uUcw8uaAo<> 超いてぇよ?!!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/16(水) 19:09:59.27 ID:WJoH7MaB0<> >>1です。
指摘どおり、超が抜けてましたね。
>>13さん、指摘ありがとうございます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/16(水) 23:08:00.91 ID:WJoH7MaB0<> >>1です。
仕事が終わるのがバラバラすぎる。

補足説明です。
この一方通行は原作通りではありません。
どちらかというと、上条と友達関係に近いです。
そして実験は最初の方で凍結しています。(10000万人いってません)
そして彼は暗部の中で最も“上条当麻”について好感を持っています。
その事を踏まえて一方通行の台詞を見てくれたら嬉しいです。
以上補足説明でした。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/16(水) 23:13:06.11 ID:3rLbsKiro<> >>16
>そして実験は最初の方で凍結しています。(10000万人いってません)
最初の方で終わらせてその数ってどんだけ倒せばいいのよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(兵庫県)<>sage<>2011/03/16(水) 23:15:09.64 ID:fGYmbzuIo<> >そして実験は最初の方で凍結しています。(10000万人いってません)

つまり、この世界の妹達は最低でも一億人いるのか……予算凄いことになってるな。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/16(水) 23:24:50.73 ID:PryHhEwW0<> 10000万人……>>1はドジっ子なのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/16(水) 23:39:22.12 ID:WJoH7MaB0<> >>1です。
どうやら。電話しながら入力してたらすごい数字になってますね。

訂正です。
10000万人ではなく10000人でした。
つまり原作通りです。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/17(木) 00:27:42.44 ID:7xwdPk6J0<> 10000人行ってないって事は、10032号より前の妹達も生きてるって事か
9982号は生きてますか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/17(木) 12:03:36.07 ID:yLd97CeR0<> >>1です。
>>21さん、生きてます。
この一方さんは実験に否定的だったので6000人弱で終了しています。今日はこれから投下します。

そんな作戦の対象になってるとは、知らないまま彼は第七学区のとある場所にいた。
その場所とはかつて彼が二人で住んでいた学生寮だった。
以前の彼を知っている者が見れば別人に見えただろう。

彼は同居人を“ある事件”で失っていた。

上条「……インデックス、お前は俺と居て幸せだったのか?」
上条「…お前まで、俺は不幸にしちまったな……」
上条「御坂妹、ありがとなここまで一緒に来てくれて」


御坂妹「ミサカは貴方の役に立てるのならそれが嬉しいのです。とミサカは自分の気持ちを答えます」


上条「そうか。ありがとな、じゃぁ冥土返しの病院へ戻るか…」


御坂妹「そうですね。とミサカは貴方の意見に賛同します」


上条「そういえば、御坂は大丈夫なのか?」


御坂妹「はい。とミサカはお姉様が元気だと伝えます」


上条「そうか、アイツには迷惑掛けちまったな……」


御坂妹「気にしなくても構いません。とミサカはお姉様の気持ちを伝えます」
御坂妹「お姉様はあぁなる事を承知で貴方の元に行ったのですから」


上条「お前の口からでもそう言ってもらえると嬉しいよ」


御坂妹「そうですか。とミサカは少し嬉しくなります」

そんな作戦の対象になってるとは、知らないまま彼は第七学区のとある場所にいた。
その場所とはかつて彼が二人で住んでいた学生寮だった。
以前の彼を知っている者が見れば別人に見えただろう。

彼は同居人を“ある事件”で失っていた。

上条「……インデックス、お前は俺と居て幸せだったのか?」
上条「…お前まで、俺は不幸にしちまったな……」
上条「御坂妹、ありがとなここまで一緒に来てくれて」


御坂妹「ミサカは貴方の役に立てるのならそれが嬉しいのです。とミサカは自分の気持ちを答えます」


上条「そうか。ありがとな、じゃぁ冥土返しの病院へ戻るか…」


御坂妹「そうですね。とミサカは貴方の意見に賛同します」


上条「そういえば、御坂は大丈夫なのか?」


御坂妹「はい。とミサカはお姉様が元気だと伝えます」


上条「そうか、アイツには迷惑掛けちまったな……」


御坂妹「気にしなくても構いません。とミサカはお姉様の気持ちを伝えます」
御坂妹「お姉様はあぁなる事を承知で貴方の元に行ったのですから」


上条「お前の口からでもそう言ってもらえると嬉しいよ」


御坂妹「そうですか。とミサカは少し嬉しくなります」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/17(木) 12:04:21.50 ID:yLd97CeR0<> 上条の携帯の着信音が鳴り響く。
音は一回、どうやらちょっと緊急な用らしい。


上条「運転手さん少し、急いでもらえませんか?」


彼らはタクシーで冥土返しが居る病院へ着くと、人の目を気にしながら中へと入る。


上条「先生。どうかしたんですか?」


冥土返し「どうやら。君達、いや、正確には君を探している連中が居るそうだ」


上条「俺をですか?」


冥土返し「妹達が彼らを見つけてくれたのだよ。そうでなければ少し厄介だったかも知れなかった」


御坂妹「どうやら。学園都市その物が相手になりそうですね」


上条「今更、俺に何の用ですかね?」


冥土返し「君は、統括理事長のプランの核だからね」


上条「プランの核って、どういう事ですか?」


冥土返し「統括理事長は、ここを自分の作った庭だと思っているのさ」
冥土返し「その中で君には、やってもらわなくちゃいけない事があるんだろう」
冥土返し「これは、すべて僕の推測だけどね?」


御坂妹「だから、貴方の事を嗅ぎまわっていたのですね。とミサカは推測します」


上条「もう。“ここ”とは関りたくないんだけどな…」
上条「どうしますか?ここにいたら先生に迷惑を掛けてしまいます」


冥土返し「私に任せて置いて。少しだけ席を外すね」


上条「御坂妹、お前はここから出ろ。対象が俺なら近くに居たら何されるか分からないぞ」


御坂妹「いやです。とミサカは自分の気持ちを正直に伝えます」


上条「お前まで、失うわけにはいかないんだ」


御坂妹「決して貴方のそばを離れません、とミサカは自分に誓いを立てます」


上条「……、分かった」


御坂妹「そうですか。とミサカは自分の意思が相手に伝わった事を喜びます」


上条「約束して欲しい、俺が危なくなったら俺を置いて逃げて欲しい」
上条「お前が生きてるだけで、俺は頑張れるのだから」


御坂妹「ふふ、貴方は卑怯です。とミサカは急な貴方の一言に泣きそうになりました」


上条「泣かないでくれよな。後でお前のお姉様がうるさいからさ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/17(木) 12:30:13.81 ID:yLd97CeR0<> >>1です。
どうやら22の内容が二重になっています。
ごめんなさい。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/17(木) 16:28:24.43 ID:Cfl3dEcIO<> カエル医者は冥土「帰し」ですぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/17(木) 16:33:40.26 ID:yLd97CeR0<> >>1です。
>>25さんの指摘通りです。
次から修正しときます。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/17(木) 18:24:17.14 ID:8dxT/S9IO<> とりあえず上条さんが平常運転でフラグ建ててることは把握できた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/18(金) 12:25:16.95 ID:XU4meHGc0<> >>1ですこれから投下します。

彼らが会話している頃、暗部の組織はそれぞれ芳しくない状況に意見を出し合っていた。

アイテムでは

麦野「下部組織に、聞き込みやらせたけど私ら以上の情報はないってどういうことかしら」


絹旗「(滝壺さん、どうします麦野超怒ってるんですけど)」


滝壺「(思った以上にだめだったみたいだね…)」


麦野「きぬ〜は〜たぁ〜?、何こそこそ二人で話してるのかにゃーん?」


絹旗「超何でもありません」


麦野「そうかしら?まぁいいわフレンダこの状況どうみる?」


フレンダ「意図的な情報の封鎖かなって思う訳よ」


麦野「私もそう思うわ、」


滝壺「でも、そうならむぎのどうするの?」


麦野「ここは他の出方しだいね」


スクールでは

垣根「心理定規、これどう見るよ?」


心理定規「意図的な情報の封鎖だと思うけれど」


垣根「やっぱ、そう思うよなぁ」


心理定規「何故、彼だけじゃなく周りまでごまかされてるのかよく分からないけれどね」


垣根「ここは、もう少し様子を見てみるか」


グループでは

土御門「どうやら、意図的な情報の封鎖らしいにゃー」


一方通行「それならァ、お手上げじゃねェか」


海原「土御門さんは、どうしたいんですか?」


土御門「(海原、余計な事を…)“グループ”として仕事が来ているからな私情は持ち込めない」


結標「まぁ、土御門の言う通りよね。仕事に“自分”は要らないわ」


一方通行「それでェどうするンだよ、結局このまま続行なのか?」


土御門「もちろん。ここまま続行さ(カミやん無事でいてくれよ)」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/18(金) 12:32:30.62 ID:XU4meHGc0<> >>1です。

補足説明二回目〜
何故上条が暗部から追われる事になったかと言うと。
冥土帰しも言ってた通りです。
この上条さんは原作通りに行動していません。
プランの大幅なずれを無理やり修正させるためにアレイスタ−が
統括理事会を通して暗部に命令したというわけです。
文章を考えるのが下手なので自分が思っている通りに
皆様に伝えられなくてごめんなさい。
以上補足説明でした。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/18(金) 17:27:12.52 ID:XU4meHGc0<> >>1です。
仕事の合間に見てたらレス数がそのままで少し悲しくなってしまった。
このまま見てる人が居ないようなら削除依頼しようと思ってる。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/18(金) 17:35:19.14 ID:WwhFdbsK0<> 見てるよー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/18(金) 17:39:16.89 ID:fHBGWCo8o<> 心配すんな好きに書けば良い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/18(金) 17:44:34.42 ID:SNXGWlawo<> 俺もみてるぞー
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/18(金) 18:00:44.64 ID:1W7bd6BIo<> 削除希望 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)<>sage<>2011/03/18(金) 18:07:23.61 ID:9HztEQgAO<> レス数を気にしちゃいけませんぜ旦那 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/18(金) 18:25:01.00 ID:KfwQpirSO<> がんばれよー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/03/18(金) 18:30:17.34 ID:mIu/ybON0<> レスつかなきゃ書かない、くらいのノリなら落とした方がいいと思う
放置スレになる気がするわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<><>2011/03/18(金) 18:51:57.66 ID:XYvalgXd0<> さっさと書いてくれよ
一応楽しみにしてるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<>sage<>2011/03/18(金) 19:15:48.10 ID:gq8gc+lvo<> この程度でくじけるなら、とっとと落とした方がいい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/18(金) 19:35:06.43 ID:fpkMSKXTo<> ここで書くのにそんなこといちいち書くぐらいなら削除依頼出してきた方がいい
VIPで書き溜めてやれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/18(金) 22:18:33.25 ID:XU4meHGc0<> >>1です。
愚痴ってしまって申し訳ないです。
皆様に言われたことを同僚にも言われました。
完結するまで二度と弱音は吐きません。

これから更新は一日置きにしたいと思います。
皆様に相談なのですが地の文があったほうがよいのでしょうか?

最後にコメントありがとうございました。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/18(金) 22:29:06.25 ID:LdC3quigo<> >>41
外野が何を言おうと気にすんな
地の文はあってもいいんじゃないの?まあ>>1の好きなようにすれば良い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/18(金) 22:42:03.37 ID:fpkMSKXTo<> そもそもここは保守と支援が必要ではないからVIPよりレスは付きにくくなってることぐらいは知っておくべき <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<>sage<>2011/03/19(土) 03:06:20.33 ID:ljmLBeqpo<> 地の文入りで普通に書けるなら、そのほうが良いと思う
あとはメル欄に「saga」って入れるのは必須かと。「sage」じゃないよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/19(土) 12:59:00.87 ID:azOD9Y+m0<> >>1です。
>>43さん。そうなのですか。
本当に情弱ですみません。
一応、今明日の更新に向け地の文ありで文章を作っています。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/19(土) 21:13:56.65 ID:azOD9Y+m0<> >>1です。
明日のいつも通りの時間には投稿出来なさそうなので。
一時間程、後で投稿します。

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/19(土) 22:19:50.63 ID:azOD9Y+m0<> >>1です。

三つの組織の中で一番早く行動したのはグループだった。
四人は自ら上条当麻を探す事にしたのだ。
暗部用に改造された車内の中で彼らはさっきの続きをしていた。

土御門「とりあえず、これから俺も住んでる第七学区の学生寮に行ってみるぜぃ」


一方通行「お前は何で隣がいないって事分からなかったんだ。このクソがァ」


土御門「そういうなよ、一方通行」


海原「でももう、10月中旬ですし、大した情報はないのでは?」


結標「そうよね。まぁ確認ってとこかしら」


土御門「そういうわけですたい、部屋へ入れば何かしら分かることがあるだろう」


結標「入るって、どうやってよ?」


土御門「忘れたのか?俺もあそこの住人だからな。何かしら理由を付ければ鍵は渡してくれるさ」


海原「そうですね」


一方通行「……、それでェお前はどうしたいンだよ?」


土御門「何が言いたい?結標だって言ってただろう私情はいらないと」


一方通行「チッ」

彼が舌打ちする。
そして彼らの目の前には学生寮がもう見えていた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(群馬県)<>sage<>2011/03/19(土) 22:30:36.90 ID:XbXK4ZsCo<> 支援してるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/19(土) 22:38:38.27 ID:azOD9Y+m0<> >>1です。

その情報を受け取ったアイテム、スクールも行動を開始する。

麦野「どうやら、グループが動き出したみたいね」


絹旗「私達は、超どうするんですか麦野?」


麦野「もうしばらく、様子見かにゃ〜ん」


フレンダ「麦野が慎重なのは久々って訳よ」


麦野「ふれんだぁ〜?体を半分にして欲しいのかにゃ〜ん?」


フレンダ「それは遠慮したいって訳よ…」


滝壺「……南南西から信号が来てる…」


垣根「どうやら、グループが動き出したようだな」


心理定規「ふ〜ん、私らはどうするの?」


垣根「下部組織が情報を集めてからだ、行動を起こすのは」


垣根のそんな言葉を聞き、彼女は自分の能力が効くかどうかを疑問に思った。
彼女は垣根に聞いてみる事にした。


心理定規「私の能力って効くのかしらね?」


垣根「何だよ、いきなり」


心理定規「いや。何となく気になっちゃって」


垣根「効くんじゃねぇの?だってあいつの右手も効果範囲は手首から上だけだろ」


心理定規「そうなのかしら?それなら捕まえたらこっちの勝ちね」


垣根「ははは、そうだな」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/20(日) 01:09:49.75 ID:cBtwDyxz0<> >>1です。
>>48さんありがとうございます。
これで投下は最後です。

それぞれ暗部が動き出している頃、冥土帰しは妹達と会話していた。
この妹達は学園都市在住ではない日本各地の協力機関に住まわせてもらっている妹達だ。


冥土帰し「…助かったよ、君らの協力がなかったら今頃。彼は捕まってたかも知れないからね」


7000「いえ、たまたま調整のために学園都市にいたのが助かりましたと、ミサカは胸を撫でおろします」


8466「7000号の言う通りですあの人のためになったならこの仕事も悪くは無かったですと、ミサカは7000号に同意します」


7894「でも、ここまで徹底しなくても良かったのでは?と、ミサカは疑問を抱きます」


9453「7894号、相手は学園都市その物ですから徹底してもまだ不安なぐらいです。と、ミサカは心中を吐露します」


9453号がそう言うと、他の妹達は黙ってしまった。
それを待ってたかのように冥土帰しが口を開く。


冥土帰し「そうなんだね、9453号が言った通りまだまだ安心は出来ないよ」
冥土帰し「彼らは目的を果たすためなら、どんな手段もとるからね」


ピピピと情報を受信した音が部屋に鳴り響く。
それは彼が本格的に危なくなる事を知らせる物だ。
妹達は一度だけ顔を合わせると足早に部屋を出て行った。
そして彼女らを見送った冥土帰しはこう一言だけ呟いた。


冥土帰し「アレイスター、どんな手段を取るつもりかな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(群馬県)<>sage<>2011/03/20(日) 01:24:48.48 ID:loWuNWspo<> 支援 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/20(日) 13:43:06.87 ID:VZ3DUU/5o<> 所々違和感あるけど嫌いじゃないなー
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/20(日) 15:08:57.66 ID:COEVrHq/o<> >>1
酉付けたらどう? <> 1です。<>saga<>2011/03/20(日) 19:02:09.51 ID:cBtwDyxz0<> >>51,52さん。ありがとうございます。
>>53さん。こんな感じでいいですか?

今後の予定です。

今週は毎日更新ができるっぽいです。
確実ではありませんが。

後、とある暗部の方が味方になるっぽいです。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/20(日) 19:11:15.03 ID:COEVrHq/o<> >>54
トリップは♯と適当な英数字、だっけ?まあ詳しくはググレ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<>sage<>2011/03/20(日) 20:53:00.14 ID:gYr2JN4I0<> 心理定規効くのか?幻想殺しの効果はわかりにくいよな

@効く→でも頭に触ったら解除→自分の能力が効かない上条さんに心理定規さんがドキドキ
A効かない→自分の能力が効かない上条さんに心理定規さんがドキドキ

どっちにしても俺得です
<> 1です。<>saga<>2011/03/20(日) 21:01:55.46 ID:cBtwDyxz0<> >>55さん。
分かったんですが、とりあえずこのままで行きます。

>>56さん。コメありがとうございます。
この設定は、これが終わってからのバットエンドみたいな
ストーリーで利用しますね。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/03/21(月) 01:02:06.58 ID:zMYKibl1o<> 上定規とか新しいな
バッドエンドでも期待せざるをえない <> 1です。<>saga<>2011/03/21(月) 13:31:20.95 ID:vTKv5nwt0<> これから投下します。

四つの考えが交錯する中、件の上条当麻は御坂美琴の病室を訪れている。
御坂美琴は上条とインデックスが関ったある事件で大怪我を負っていた。
その怪我は冥土帰しによって治療されているため日常生活にはなんら問題は無いのだが。


美琴「また、アンタは厄介事に巻き込まれているみたいね」


上条「そうなんだけど、てか何で御坂がそれを知ってるわけ?」


御坂妹「さっき、貴方がトイレに行ってる間に説明しましたと、ミサカは事後報告します」


美琴「そ。私も協力するから」


上条「いやもう。お前はいいよ、また怪我されたら俺が悲しむからさ」


美琴「///。って学園都市を相手にするんでしょ、味方は多いほうがいいじゃない」


御坂妹「お姉様?大事な事を忘れていますよと、ミサカはお姉様に確認を取ります」


美琴「大事な事?…ってそうだったわ。今の私は能力が使えないんだった」
<> 1です。<>saga<>2011/03/21(月) 13:31:53.42 ID:vTKv5nwt0<> 今現在、御坂美琴の能力は封じられていた。
原因は自分の限界を超えて能力を使用したから。
冥土帰しによると、後一週間程は能力が使えないという話だった。


上条「そうだったな。なおさらここにいてくれよ。御坂」


美琴「//////。しかたないわね。今回はバックアップとして頑張るわ」


御坂妹「そうですね。お姉様は自分の体を大事にして下さいと、ミサカはお姉様に懇願してみます」


会話がまとまったところで上条の院内用PHSが鳴る。
彼は彼女らを一度見て電話に出た。


上条「どうしたんですか?」


冥土帰し「どうやら。君の所に誰か来たみたいだね」


上条「その誰かというのは?」


冥土帰し「君の事を知っている人間みたいだね、君が居なくなっている事を知っている人間だろう」


冥土帰しの言葉を聞いて、上条の頭に浮かんだのは悪友の土御門の事だった。
彼は以前こう言っていたのだ。


土御門「俺はここでも汚れてる。カミやんが知る必要がないところでな」


冥土帰し「まもなく。ここにも追っ手が来るだろう、君は10032号を僕のところまで連れてきて欲しい」


上条「分かりました」


美琴「どうしたの?」


上条「追っ手が俺の家まで来たらしい。これから俺は御坂妹と先生のところへ行って来る」


美琴「大丈夫なの?」


上条「大丈夫さ、御坂妹行くぞ」


御坂妹「はいと、ミサカは返事をします」


彼らが出て行った後、美琴は言いようの無い不安に駆られていた。
それは、何か大切な物を失ってしまうような。そんな感情を美琴に抱かせるのだった。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<>sage<>2011/03/22(火) 00:34:02.71 ID:cJl9It+S0<> 支援するぜ <> 1です。<>saga<>2011/03/22(火) 01:02:54.46 ID:rUo1TpIX0<> >>61さん。ありがとうございます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/22(火) 01:12:22.09 ID:mxO5G92G0<> いい感じだねえ、wktkしてるよい <> 1です。<>saga<>2011/03/22(火) 01:31:36.56 ID:rUo1TpIX0<> >>63さん。ありがとうございます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東地方)<>sage<>2011/03/22(火) 01:38:05.32 ID:BoMLY2vko<> 期待してるから続きをおくれ <> 1です。<>saga<>2011/03/22(火) 01:47:51.12 ID:rUo1TpIX0<> >>65さん。ありがとうございます。
もう少し待っててください。
>>1の予定では後数回ほどで第一部が終わります。
その次に第二部の“ある事件”
そして第三部である上条と暗部の決戦です。
ハッピーエンドです。
後、バットエンドとして上条と心理定規のお話をかければいいなと考えています。 <> 1です。<>saga<>2011/03/22(火) 11:21:59.77 ID:rUo1TpIX0<> 今日はいつもより早いですが投下します。

グループはまさか自分達の行動が相手側に筒抜け状態であるなど。
全く知らないまま上条当麻の家を捜索していた。
一部例外はいるみたいだが。


海原「かれこれ一時間ほどやってますけど、特に目立ったところはありませんね」


結標「そうね。もっと何かしらの手掛かりとかあってもいいような物だけど」


土御門「そうだな。もう下部組織に任せるか」


一方通行「何だァ。それなら俺らが来る事なかったンじゃねェのかよ」


土御門「そう言うなよ。一応確認さ」


海原「土御門さん。これからどうするのですか?」


土御門「今日は解散だな。上からは特に急いでやれとは言われて無いしな」


海原「そうですか。明日も同じ時間でいいですか?」


土御門「あぁ。遅れるなよ」


結標「私はここでお別れね。同居人が料理作れってうるさいから」


土御門「そうか。お前も遅れるなよ」


結標「自分自身をテレポート出来るのに。遅れるとかありえないわ」


海原「自分もそうしますね」

<> 1です。<>saga<>2011/03/22(火) 11:23:10.91 ID:rUo1TpIX0<> 彼らはそう言うとそれぞれ思い思いの場所へ向かっていった。
残ったのは土御門と一方通行の二人。


土御門「一方通行、お前はどうするんだ?」


一方通行「家に帰るつもりだァ」


土御門「お前、上を裏切るつもりだろ」


一方通行は最初言ってる意味が分からなかった。
それは、リーダーとして容認出来ないのだろうか。


一方通行「だからァどうしたンですかァ。リーダーとしてェ俺の前に立ち塞がる気ですかァ?」


土御門「そうじゃない、お前にはそれをやってもらうつもりだった」


一方通行「どういう事だァ?」


土御門「俺は“グループ”として動く必要があるからな」
土御門「お前は、カミやんの味方として動いてもらいたいんだ」


一方通行「お前ェはどうするンだよ?」


土御門「海原や結標には、ばれない様にお前には動いてもらうからな。心配はいらないんだぜぃ」


一方通行「そうじゃねェ。お前自身はどうしたいンだよ」


土御門「さっきも言った通りだぜぃ。上を欺くために俺はグループとして動く」


一方通行は土御門の目を見た。
彼の目はいつになく真剣みを帯びていた。


一方通行「そうか」


土御門「任せたぞ」


彼は真剣な顔で一方通行にそう言うと上条当麻の部屋を出て行った。
一方通行は少しだけ土御門の事を思ったが。
俺が気にする事ではないと思い直した。

土御門は親友の携帯に公衆電話から電話を掛けた。
相手には繋がらなかった。
でも彼はそっちの方が良かった。
だって何故ならこれからは敵である事を告げるのだから。


土御門「カミやん。お前の所に一方通行が行く。俺が伝えたい事はそれだけだ」


最後の言葉は言わなかった。
いや。言えなかったが正しいのかも知れなかったが。 <> 1です。<>saga<>2011/03/23(水) 10:53:35.96 ID:wvvHY5Pj0<> これから投下します。

自分の親友がそんな事を自分に言ってるなど一つも知らず。
上条当麻は先生―、冥土帰しの部屋を訪れていた。


上条「先生。言われた通り来ましたがどこにいるんですか?」


先生の言葉は奥にある小部屋のようなところから聞こえてきた。


冥土帰し「上条君。10032号を連れてこっちに来てくれ」


二人は顔を見合わせ冥土帰しがいる部屋へと入る。
そこでは冥土帰しが工具を片手に何か作っていた。


上条「先生?何を作ってるんでせうか?」


冥土帰し「うん?これかね?これは、10032号を強力にするための装置だよ」


御坂妹「ミサカを強くする装置ですか?と、ミサカは目の前の物に対して疑惑を抱きます」


冥土帰し「そうなんだね。元から用意はしていたんだけど。ここに来て必要になったからね」


上条「具体的には、どう強くなるんですか?」


冥土帰し「レベル5と言いたいところだけど。ちょっと無理だったみたいだね」
冥土帰し「そこまでいっちゃうと、10032号の体がもたないみたいだから」
冥土帰し「オリジナルの御坂美琴のほとんど、全力状態の能力が使用可能ってとこかな」 <> 1です。<>saga<>2011/03/23(水) 10:54:08.04 ID:wvvHY5Pj0<> 上条「そこまでなら。レベル5なんじゃ…」


冥土帰し「ただし。能力使用は一時間しかもたないからね」


御坂妹「何故?このミサカ何ですかと、ミサカは根本的なところに疑問を抱きます」


冥土帰し「それはね。君が上条君のそばにいるからだよ。一番近くにね」エ?ナニヲイマサラ?


えっ。と上条当麻と御坂妹はお互いに顔を見合わせた。
それはまるで自覚してなかったと周りに言ってるようなものだった。
冥土帰しはため息をついた。
それはまるで二人に、分かったいなかったのかよと告げたいかのように。


御坂妹「そんなはずはないはず。と、ミサカはMNW内に確認を取ります」


MNW内

10032「ミサカはあの人とそんなにずっと一緒にいませんでしたよね?」


9999「出た。自覚無しとは。10032号とはもう会いません」


8795「そうですね。と、ミサカは9999号に同意します」


7856「この間も惚気てましたねと、ミサカは10032号に追い討ちをかけます」


10032「いや。誰か否定して下さいと、ミサカは懇願します」


7666「この期に及んでまだ味方して欲しいとか。ブチコロシ確定ね、と、ミサカは第四位の台詞を真似てみます」


9087「確かに。あぁ〜、何でこのミサカはフランスに居るんだよと、ミサカは自分の境遇を悲しく思います」


8995「本当ですよね。と、ミサカは9087号に同意します」


妹達「もう惚気るなよと、ミサカ達は10032号に告白します」


御坂妹「」プシュー


上条「そんな事は無いはず…」カイソウチュウ
上条「そんな幻想はぶち壊されていましたけどね」ジジツカクニン


冥土帰し「そんなわけだからね。10032号に頼むんだけど。もしかして嫌かい?」ヤレヤレダネ


御坂妹「そんなわけ無いですと、ミサカは冥土帰しに言い放ちます」コッチモジジツカクニン


冥土帰し「そうか。それなら早速、準備にとりかかるけどいいね?」


御坂妹「はい。と、ミサカは元気よく返事をします」 <> 1です。<>saga<>2011/03/23(水) 14:03:31.12 ID:wvvHY5Pj0<> あと一回で第一部が終わります。
今、第二部を書いているのですが、
これが思ったより長くなりそうです。
下手したら40レス(2×20)ぐらいになりそうです。
第三部は第二部より長くなる予定です。

以上>>1からのこれからの予定でした。 <> 1です。<>saga<>2011/03/24(木) 00:34:49.53 ID:1XEGRhSW0<> 第一部最終回です。

スクールのリーダー、能力者の頂点。レベル5にして
序列第二位の垣根提督は。ある場所を訪れていた。
それは上条当麻が生活していた学生寮だった。
先ほど、彼と同じ暗部の組織の一つグループが調べていたようだが
彼にとってはそんな事はどうでも良かった。


垣根「ほこりがあまりかぶっていねぇなぁ」


彼の言う通り部屋にある物はあまりほこりをかぶっていなかった。
まるでついさっきまで使われてたみたいに。


垣根「手掛かりは残ってないみたいだな」
垣根「だが。情報は残ってしまうもんだろ」


垣根はさっき手に入れた情報の事を考えた。
その情報は、上条当麻の失踪理由とまではいかないが
原因になってそうな“ある事件”についてだった。

彼は暗部に堕ちてから“情報”を手にいれるための方法を探した。
暗部の人間、研究者、果ては外部の人間まで。
今の彼には目に見えないパイプがある。
この情報はそのパイプを使って手に入れたものだった。


垣根「だが。これは信用できるか、微妙だよな」


垣根はそう呟く。
まぁ、彼がそう言うのも無理はない。
科学の最高峰である学園都市で“魔術”という言葉は
存在自体認められないものだからだ。


垣根「お前に会えるのが楽しみだよ。幻想殺し」


垣根は心底楽しそうに笑った。
無邪気な子供が笑うみたいに。


垣根「では。早速地盤を固めるとしますか」


彼はそう言うと上条の部屋を後にし。
自分と同じく、暗部の組織へと会いに行く。
その組織の名はアイテムという。 <> 1です。<>saga<>2011/03/24(木) 00:37:33.12 ID:1XEGRhSW0<> さっきの投下にて第一部は終了です。
1はこれから三日ほど投下する事が出来ません。

期待している人がいる事を祈りつつ
これで第一部終了します。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/24(木) 00:44:06.12 ID:Rzwxq1+X0<> >>1乙です
ハッピーエンドもバッドエンドも期待してるぜww

<> 1です。<>saga<>2011/03/24(木) 16:16:21.55 ID:1XEGRhSW0<> 皆様にお願いがあります。
この後第二部、第三部、ハッピーエンド、バットエンドとなるわけですが
ここで番外編のエピソードを皆様に考えて欲しいと思います。
本編と関係が無くても構いません。
今現在出ているメンバーからお願いします。
募集は土曜日までです。 <> 1です。<>saga<>2011/03/25(金) 12:48:23.57 ID:xXB9ySz00<> 仕事が今から半日休みになったので投下します。

時は今から二週間ほど前、上条当麻はイギリスの都市ロンドンにいた。
これから、起こる事など一つだって知らずに。
世界中のだれもがこんな結末になるだろうとは予想できなかった。
彼らがこんな事を起こさなければ。

それは誰からも愛されるが故にたった一人の人間しか見る事が出来ない純粋なヒロイン。
彼がパートナーになる前にはかつて多くの人がいた。
先生や幼馴染や父親など数を上げればきりが無い。

そんな少女はある少年と自分を守るために。
彼らに対し自分の味方と一緒に戦ったのだ。
その結果、彼は守れたのだが少女は彼とした約束を守る事は出来なかった。


    だって少女は死んでしまったのだから


それから更に一週間ほど前イギリス清教のトップ、ローラ=スチュアートは手渡された文書を見て
ギリと歯噛みした。彼女の周りは誰もいない。
それが更に彼女の苛立ちを深めていた。
何故なら、その文書にはこう書かれていたから。 <> 1です。<>saga<>2011/03/25(金) 12:49:04.45 ID:xXB9ySz00<>   イギリス清教のトップ、ローラ=スチュアート殿
  
  以下の人物を科学サイドに与しているとして抹殺を我らロシア成教は計画する。
  イギリス清教、必要悪の教会所属、Index-Librorum-Prohibitorum=禁書目録
  そして彼女を養っている上条当麻についても同様に抹殺する。
  
  上記の事に関しては学園都市のトップ、統括理事長の許可も取ってあるので問題は無い。
  なお、イギリス清教が上記二名を保護しようとした場合
  我らロシア成教は戦争を起こすつもりなので、注意して欲しい。

  我らは科学サイドのこれ以上の繁栄を阻止するために断腸の思いで
  この計画を実行に移す。

  ロシア成教 総大主教 クランス=R=ツァールスキー


彼女はこれが異常な内容だと理解していた。
学園都市に住んでると言っても禁書目録が魔術を教えているとか考えられなかったのだ。
しかも、今イギリス清教と学園都市は協力関係にあるのに。
そして、ローマ正教が変な行動を起こしている。
ローマ正教はわざわざロシア成教と手を結んだのだ。
これは暗にイギリス清教と戦争するぞと言ってる様なものである。
学園都市にいる禁書目録を殺害する事によってイギリス清教と学園都市の見えないパイプを壊したいのだ。
イギリス清教を孤立させて戦争を有利に進めるために。


ローラ「これは、本当に危なくなりけるな」


彼女の呟きは虚空へと消えていった。
<> 1です。<>saga<>2011/03/25(金) 14:12:24.81 ID:xXB9ySz00<> 絹旗と上条の出会い方が分からない。
希望があれば書いてください。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)<><>2011/03/25(金) 15:33:24.86 ID:CqWY1FOj0<> 続きまだー <> 1です。<>saga<>2011/03/25(金) 15:41:14.54 ID:xXB9ySz00<> >>79さん。ありがとうございます。
書きたいんですが上にもあるとおり
絹旗と上条の出会いが決まっていないのでもう少しお待ちください。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/25(金) 22:58:26.70 ID:jjz0JJ3m0<> 希望としては・・・
1、定番のフラグメイカーで町に出たときに探していた絹旗と会う
2、一方通行が上条さんのとこ来る際に絹旗に会う→五月計画のなんちゃらで戦う
 →一方通行が勝って怪我をした絹旗を病院に連れて来る→上条さんに会う

とかかな
でも>>1の好きなように書いてくれれば嬉しいぜいww <> 1です。<>saga<>2011/03/25(金) 23:19:53.53 ID:xXB9ySz00<> >>81さん。ありがとうございます。採用しますね。 <> 1です。<>saga<>2011/03/26(土) 13:06:47.14 ID:QMcAuAly0<> 今から投下します。

場所は打って変わって日本、正確に言うとその中の学園都市に住んでいる。
不幸少年こと上条当麻と大食いシスター Index-Librorum-Prohibitorum 通称をインデックス
そんな二人は第七学区の学生寮でご飯を食べていた。
そんな中、突然鳴った電話が掛かったのだ。


上条「悪い、インデックス電話に出てくれ」


禁書「は〜い」


彼女は所謂機械オンチである。上条家にある電話も最近ようやく使い方を覚えたところだった。


禁書「もしもし?」


神裂『この声はインデックスですか?』


禁書「むむ?この声はもしかしてかおりかな?」


神裂『正解です。彼はいるのですか?』


禁書「うん、いるよ。食器と格闘してるところだけど」


神裂『そうですか。インデックスこれから貴方はイギリスに帰ってきてもらいます』


禁書「えっ…。何で?」


神裂『理由は貴方に会ってから言います。彼にはごまかして置いて下さい』


禁書「分かったんだよ。それで何時頃来るのかな?」


神裂『出来れば午前中に』


禁書「わかったんだよ、かおり?用はそれだけかな?」


神裂『はい、それでは電話を切りますね』


禁書「ばいばいなんだよ。かおり」


上条「神裂か?今の電話」


禁書「うん。何か知らないけど向こうであったみたい」
禁書「だから、イギリスに帰らないといけないんだって」


上条「俺はどうするんだ?」


禁書「とうまは関係ないよ。宗教に関する事だから」


上条「そっか。久々のイギリスか、まぁ羽をのばして来いよ」


禁書「おーけーなんだよ」


彼らはまだ知らないこれが最後の二人の日常的な会話になる事を。
そして彼は知らない、彼女と次に会う時は彼女が死ぬときだという事を。 <> 1です。<>saga<>2011/03/26(土) 13:08:22.73 ID:QMcAuAly0<> 上条「じゃぁなインデックス、」


禁書「うん、向こうに着いたら電話するんだよ」


上条「あぁ。神裂よろしく頼む」


神裂「はい。ではまた会いましょう」


禁書「ばいばい、とうま」


上条「いってらっしゃい」


ガチャンとドアが閉まる音が聞こえた。
何故か俺は後ろを振り返ってしまった。
<> 1です。<>saga<>2011/03/26(土) 13:09:03.54 ID:QMcAuAly0<> 上条「ん?何でもないよな?」


禁書「それでどういうことなの?かおり?」


神裂「貴方が狙われています、」


禁書「わたしが?」


神裂「はい。最近ローマ正教がロシア成教と手を組んだのは知っていますか?」


禁書「うん。このあいだすているが言ってた」


神裂「ロシア成教から、正式な文書がイギリス清教に届きました」
神裂「そして、その内容が貴方と上条当麻の抹殺だそうです」


禁書「え……」


神裂「もちろん私達は抗議しましたが相手は貴方が科学サイドに手を貸しているの一点張りで」
神裂「どうかしましたか?」


禁書「それは本当なの?」


神裂「本当です。ただこれは単なる建前に過ぎません」
神裂「彼らは我々と戦争がしたいだけなのです」


禁書「そうなんだ。もしかしてわたしが向こうに帰るのも」


神裂「はい。貴方を死なせない様にするためです」


禁書「とうまはどうなるのかな?」


神裂「一応、天草式が彼を守るために動いています」


禁書「でも、わたしが狙いならイギリスに帰るのはかえってだめな気がするんだよ」


神裂「最大主教は彼らと本気で戦争をするつもりなのですよ」
神裂「貴方と彼を守るために」


禁書「わかったんだよ。それでわたしも戦う事になるのかな?」


神裂「はい。恐らく自動書記を貴方が自由に使える様に改良を施すつもりです」


禁書「おーけーなんだよ」


第二十三学区が見えてきていた。
彼女達はそれが見えると会話を終えた。
次の瞬間には彼女達の姿は見えなくなっていた。 <> 1です。<>saga<>2011/03/26(土) 13:11:58.35 ID:QMcAuAly0<> これにて今日は投下終了です。
上条とアイテムのメンバーが会うのは
ロシア成教の魔術師と戦った後にしようと思っています。
>>81さんが書いてくれた通りに行きたいと考えています。 <> 1です。<>saga<>2011/03/26(土) 16:45:55.03 ID:QMcAuAly0<> これを見ている人がいる事を信じてる。
そんな>>1です。

明日は知り合いと遊びに行くので更新は無理です。
期待してくれている人ごめんなさいです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<><>2011/03/26(土) 17:25:07.58 ID:AFjL/wDa0<> >>1は自分でストーリーを考えない臆病者なのか?
批判・中傷を恐れて他人任せにする臆病者なのか?
だったらもう書くのやめとけ。
とっとと削除依頼でも出してこい。
SSって云うのは誰かに指示されて書くもんじゃないだろ?
誰かにストーリーを決めてもらってそれにそって書いていくものじゃないだろ?
もしそんな書き方をしているならそれは只の作文だ。

SSって云うのは>>1が書きたいストーリーを書いて読んでもらう事じゃないのか。
そんな他人任せのSSなんて正直言って読みづらい。
>>1が自分で望んだストーリーではないからだ。
その他人のストーリーについてどれだけ考えても自分書きたいのストーリーには到底及ばない。

まだ書き続けるならやり方を変えるんだ。
>>1の力でストーリーを考えてそれをSSにしろ。


自分はその>>1の作品を待っている。








注:安価スレは別ですよ〜 <> 1です。<>saga<>2011/03/26(土) 18:00:10.36 ID:QMcAuAly0<> >>88さん。
その通りですね。本当に自分が情けないです。 <> 1です。<>saga<>2011/03/26(土) 20:56:56.97 ID:QMcAuAly0<> >>88さんに言われた通り今度から安価で聞いていこうと思います。
書き溜めが出来たので今から明日の分を投下しておきます。

一人になった上条は休日のいうこともあり。
家に居るのもなんかつまらないと考えていたところで
彼の携帯が鳴る、相手は御坂妹だった。


御坂妹『貴方は今日、予定はありますかと、ミサカは貴方に尋ねます』


上条「いや、インデックスもイギリスに帰っちまったから暇だぞ」


御坂妹『それなら、第十三学区に出来たレジャー施設に行きましょうと、ミサカは貴方をデートに誘います』


上条「でっ、デート?いいのか俺が相手で?」


御坂妹『寧ろ貴方以外だとこっちが困りますと、ミサカは貴方が鈍感だということを確信します』


上条「うっ、それこの間もアイツにいわれた気がする…」


御坂妹『それでは、家に迎えに行きますと、ミサカはウキウキしながら貴方の家に向かいます』


時計を見ると午後二時だ、今から行くのは少し遅いかもしれない。


上条「でも、今から行ったら少し遅いんじゃないか?」


御坂妹『そういえば、そうですねと、ミサカは浮かれすぎていた事を反省します』


上条「それならさ、今日は俺の家へ来て一緒に晩御飯食べようぜ」
上条「明日も補習は無いし明日行こうぜ」


御坂妹『そうですねと、ミサカは明日も貴方と過ごせるのを嬉しく思います』


上条「(何が嬉しいんだ?)」
上条「御坂妹ー、今日何食べたい?」


御坂妹『いえ、貴方の手料理なら何でもいいですと、ミサカは希望は無い事を伝えます』



上条「(いきなり。それを言うのは反則ですとのことよ)」
上条「う〜ん。カレーでいいか?」


御坂妹『はいと、ミサカは貴方の手料理を食べる事を嬉しく思います」


上条「そうか」
上条「今から、材料買いに行くから夕方ぐらいにまた電話してくれ」
<> 1です。<>saga<>2011/03/26(土) 21:01:32.75 ID:QMcAuAly0<> これで終わりです。
こんな切り方したら上の文章が意味の無い物に
なってしまいそうですが。
次はロシア成教の魔術師対上条ととある電撃使いの共闘?
というお話です。
少しでも見てくれている方の期待に答えれる文章を書きたいと思います。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/26(土) 21:26:02.11 ID:yjtPNBaSO<> おつ、がんばって <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<>sage<>2011/03/26(土) 23:58:36.89 ID:9rxdKKn9o<> 乙
期待してるから、途中で投げ出さないでくれたら嬉しい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(京都府)<>sage<>2011/03/27(日) 00:16:13.01 ID:OslP+3kao<> 応援してるから頑張れよー
<> 1です。<>saga<>2011/03/27(日) 04:37:51.01 ID:LqZxuzh/0<> 投下ではありませんが。
>>92から>>94の方ありがとうございます。
途中で投げ出さないようにしたいと思います。
見てくれてありがとうございます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東地方)<>sage<>2011/03/27(日) 09:20:50.27 ID:GMDKrss0o<> 見てるから是非がんばってほしい
>>88がなんかよくわかんないこと言ってたけど
結局>>1がよければなんでもいいって訳よ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/27(日) 23:12:28.52 ID:Y/kjWKTSO<> 展開わかっちゃうし出来れば>>1が考えた奴を読みたいなぁ。普通におもしろいですよ。
安価とか「どっちがいいですか?」と聞くぐらいなら別に貴方が書く必要無いし。 <> 1です。<>saga<>2011/03/28(月) 12:57:21.94 ID:RGw2tGjk0<> 昨日遊び過ぎて筋肉痛がはんぱない>>1です。
これから投下します。

そんな会話をしたのが今から十五分ほど前、
俺は近くのスーパーに来ていた。


上条「(今日は少し奮発するか、何故か神裂から世話代って形で金もらったし)」


そんな事を思いながら俺はいつもよりワンランク上のお肉を手に取る。
後はいつも通りに食材を購入しスーパーを出た。
その瞬間何か違和感を感じ取ったが気のせいだろう。


上条「ってあれ?こんな時間に人がいなくなるなんてありえないだろ」


そう言うのも無理は無いまだ時刻は夕方である。
いつもなら溢れるほど人がいるものだ。


上条「(もしかしてこれってー)」


上条が声に出す前にゆらりと目の前が揺れた。
彼がそれは魔術だと決める前に爆発した。


上条「なっー」


彼は必死で右手を前に出す。
パキンと澄んだ音を周りに響かした。


???「やはり報告にあった通りか」


上条「えっ」


煙の向こうから現れたのは見たことも無い男性だった。
歳は20代といったところで、これぞ魔術師って感じの服を着ていた。


???「我々はロシア成教だ。上条当麻、お前を抹殺しに来た」


そんな格好をした男は事も無げに彼にそう告げた。
もちろん彼は状況が掴めていないが自分を殺すと言われたのだからこう答えた。 <> 1です。<>saga<>2011/03/28(月) 13:00:38.60 ID:RGw2tGjk0<> 上条「なっ何すんだテメェ」


???「ははは、噂通りの人物だ、我々にはお前が邪魔なんだよ」


上条「邪魔だと?どういうことだよ」


???「何を言う、禁書目録を匿っていると情報が来ているぞ」


彼は混乱していたがそんな事は今の一言を聞いただけでどこかへ行ってしまった。
彼にとって守るべき物の一つ、それを言われては理性も飛んでいってしまう。


上条「テメェ、インデックスに何かしやがったのか」


しかし相手は余裕を持った声でこう告げる。


???「私がするのではないがな」


その声が彼の苛立ちを加速させる。
彼は怒気を孕んだ声でこう言い放つ。


上条「おい、テメェが何だかしらねぇがアイツに手を出そうって考えてるなら容赦はしねぇ」


そう言いながら彼は前方へ駆け抜ける。
特異な右手を握り締めながら。


魔術師「ははは。期待通りだよ上条当麻」
魔術師「だが、何時私が一人きりだと言ったかい?」


上条の左から“何か”が横薙ぎにふるわれる。
彼は走り出しているので回避運動をとる事は出来ない。 <> 1です。<>saga<>2011/03/28(月) 13:02:38.32 ID:RGw2tGjk0<> 今日は夜にも更新するのでとりあえずここまでです。

>>96と>>97さん。コメありがとうございます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2011/03/28(月) 13:44:58.35 ID:LBYHUay80<> 乙乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/28(月) 14:03:01.27 ID:fXOBgTwgo<> 自動書記自由に使えるインさんなんて魔神じゃないか・・・ <> 1です。<>saga<>2011/03/28(月) 15:09:06.93 ID:RGw2tGjk0<> 100を超えてる事に喜んでる>>1です。

>>101,>>102さんコメありがとうございます。
>>102さん、これは死亡フラグってやつです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/28(月) 15:35:59.47 ID:CkSivxS20<> レスにちょくちょく返すのに、投下は1,2レスってのは少なくないか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2011/03/28(月) 15:40:26.64 ID:LBYHUay80<> 投下が少なくても>>1のペースがあるんだしいいんじゃないか? <> 1です。<>saga<>2011/03/28(月) 19:00:54.26 ID:RGw2tGjk0<> >>104、>>105さんありがとうございます。
次からは投下の前にレス返しをしようと思います。

上条「ガッ」


彼は一メートル程ノーバウンドで吹っ飛ばされる。
彼が痛みを感じる前に更なる追撃が来る。


上条「(なっ、この状態から回避はできない)」


上条が万事休すかと思った瞬間、
見たことのある電撃が追撃をしようとした二人目に当たる。


魔術師2「ぐはぁ」


攻撃されるとは思っていなかったのか
二人目の魔術師はド派手に飛ばされた。


美琴「アンタまた、危ない事に首突っ込んでんの?」


声をした方を見ると知っている顔がそこにはあった。
学園都市最強のレベル5にして序列第三位にして超電磁砲の異名を持つ御坂美琴の姿が


魔術師「なっ、人払いを済ませて置いたはずなのにっ」


先ほどから余裕を見せていた魔術師が初めて焦りを見せた。
つまり美琴の電撃がそれ程だと言う事だ。


上条「ゲホ、ゲホ、そうだぜ御坂どうやって入ってきたんだよ」


美琴「その人払いが何を示すか知らないけど、私はさっきからここに居たわよ」


上条「さっきからいたって、どうゆうことだよ?」


美琴「だから、そこのスーパーでゲコ太グッズをもらえるし」
美琴「それとちょうどアンタの姿が見えたから追いかけてきたのよ」


まるで質問の答えになってない事を言われて、
少し肩を落とす上条であった。


上条「(電撃使いだからなのか?)」


頭の中が疑問になってる上条をよそに、
美琴は目の前の上条を狙っていた男に話しかける。
<> 1です。<>saga<>2011/03/28(月) 19:03:42.44 ID:RGw2tGjk0<> 美琴「貴方は何者なんなわけ?」


魔術師「…」


美琴「まぁいいわ。答え無いって言うのならそこの奴と一緒にするだけだし」


いかにも自分より年下にしかも女性に言われたとあっては
魔術師としてのプライドが許さないのだろう。


魔術師「ははは、そっちが一人増えてしかも一人で軍と戦える奴だとあっては」
魔術師「こっちも戦力を上げないと申し訳が立たないというものだろう」


ザワと魔術師を中心に得たいの知れない何かが広がっていく。
上条と美琴が次に瞬きしたときには五人の魔術師が
新たに場に現れていた。


美琴「何でよ、誰もいなかったじゃない」


魔術師「ははは。上条当麻お前の相手はこいつらだよ」


魔術師がそう言うと新たに現れた五人のうち二人が上条の目の前に出てきた。
出てきた瞬間、魔術を使用する。


魔術師3,4「「神の敵は我が業火に焼かれよ」」


二人がそう言うと上条と美琴を分断させるように
二人の間に火の壁が出来上がる。
それを見た上条は右手で打ち消そうとする。


魔術師「そうさせると思っているのかね」


魔術師が呪文のような物を唱えると、
上条の背後から透明な槍が現れる。


上条「チッ」


そうなれば上条は体を捻り槍を打ち消すしかない。
一瞬で槍は消えたが、その一瞬で火の壁は二人を
完全に分断させるまでに広がっていった。
向こうで美琴が何か言ってただが彼の耳には届かなかった。


美琴「なっ何よこれ?」


魔術師「ははは。君の知らない物だよ」


魔術師「教えてあげる気などないがな」


得体の知れない物に対し恐怖する美琴、
彼女の恐怖を打ち消すように想い人から声が聞こえる。 <> 1です。<>saga<>2011/03/28(月) 19:11:26.26 ID:RGw2tGjk0<> これにて今日は投下終了です。
一応次で上条側は終了です。
その次からはインデックス編です。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)<>sage <>2011/03/28(月) 20:01:11.62 ID:o+aW97Et0<> さりげなく一般人巻き込むなロー……いや光の処刑とかもあったなうん <> 1です。<>saga<>2011/03/29(火) 16:15:56.30 ID:X0UBJpef0<> これから投下です。

上条「御坂これは直接的に攻撃する物じゃない」


美琴「どういう物なの?」


上条「詳しい説明は省くがこは超能力とは別の法則をもつ物だ」


上条「御坂、敵の行動に注意しろ」


魔術師「よほど、お喋りが好きなようだ」
「まぁいい、これが最後になるのだから」


魔術師の言葉と共に地面と空中に魔法陣が描かれる。
その魔法陣から知っている言葉では、表せない物が出てきた。
無理やり表そうとすれば“闇”という言葉が合うだろう。“闇”は上条に向かって近づいて来た。


魔術師「さぁどうする上条当麻お前の右手でもこれは防げまい」


上条「チッ」


上条は一度バックステップしてから、横へ飛ぶ。
その間にも闇を打ち消すのだが魔法陣から闇は際限がないように溢れ出してくる。

火の壁の向こう側にいる美琴は少してこずったが、敵を倒す事に成功していた。
だが美琴自身も大技を食らった様に疲弊していた。


美琴「もう…今日は無理っぽいわね」


美琴がそういう状態なのは訳がある
今日は美琴と彼女の仲間と一緒に事件を解決したからだ。
事件自体は表に上がるほどのものではなかったが、全力で彼女の異名でもある、超電磁砲を放っているので、並みの能力者ならもう、病院行き確定だと言われるぐらいのレベルだった。
そんな状態でもあるにも関わらず彼女はもう一度全力で超電磁砲を放つ事になる。
それは想い人である上条当麻の願いを叶える事によって、


魔術師「くたばらないか」
魔術師「ならお前の連れから先に殺してやろう」


闇は上条の元を離れ火の壁の中を通り過ぎていく。


上条「御坂っ、逃げろ」 <> 1です。<>saga<>2011/03/29(火) 16:16:49.99 ID:X0UBJpef0<> 美琴「えっどうするのよ」


上条「くそっ」


上条は火の壁へと右手を叩きつけようとする。
その前に魔術師が最後の攻撃を仕掛けようとする。


魔術師「ははは。隙だぞそれは、槍に貫かれて死ぬがいい」


さっきと同じ透明な槍が上条の背中から心臓を狙うように放たれる。


上条「(やばいな、でも腕を犠牲にすれば)」


右腕を前にしながら左腕を槍へと向ける。
上条は起死回生の一打を放つべく美琴へこう、声を掛ける。


上条「御坂っ、この火の壁を幻想殺しで打ち消すから、全力で超電磁砲を放て」


美琴はそんな声を掛けられ疲弊している体を無理やり動かす。


美琴「(アイツが頼ってくれてる。それには答えなきゃね)」


美琴は超電磁砲を放つべく発射体制に入る。
闇が近づいてるが気にしない。


美琴「私はっ、アンタを信じてるっ」 <> 1です。<>saga<>2011/03/29(火) 16:17:17.74 ID:X0UBJpef0<> 上条も満身創痍になっていた。
回避不能のまま三回、槍を受けたのである。
右手以外は血だらけだった。


魔術師「そろそろ、楽に逝かせてあげよう」


上条「そうは…させるか…」


澄んだ音と共に一瞬だけ火の壁が消える。
その瞬間上条はこう美琴に声を掛ける。


上条「今だ、御坂」


美琴「行っけぇぇ」


魔術師「なっ」


魔術師が最後に目にしたのは、
闇に包まれながらも全力で能力を使ってる美琴の姿だった。


上条「御坂…大丈夫…か?」


美琴「大丈夫よ、これぐらい」


上条「嘘付け、体がフラフラしてるぞ」


美琴「アンタだって血だらけじゃない」


上条「見た目ほど悪くは無いさ」


美琴「そう。悪いわね、私もう限界かも」


上条「俺だってだよ、あぁ誰か来ないかなぁ」


そんな言葉と一緒に二人の意識はそこで途絶えた。
そこに一人の少女が近づいてる事に気付かずに。


???「これは、お姉様とあの人じゃないですかと、ミサカは疑問を抱きながら二人に近づきます」 <> 1です。<>saga<>2011/03/29(火) 16:33:12.57 ID:X0UBJpef0<> >>109さんありがとうございます。

これにて第二部の三分の一が終了しました。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/30(水) 00:20:49.55 ID:bWjSlXESO<> おつ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<>sage<>2011/03/30(水) 10:48:18.10 ID:oQt6kmQio<> まあ、いろいろ言いたいことはあるが、楽しみにはさせてもらっているので、一応、乙。 <> 1です。<>sage<>2011/03/30(水) 12:26:25.00 ID:Hzm+5xCD0<> 書き溜めをしているとあまりにも原作と離れすぎてきたので。
ここらで一旦お休みしたいと思います。
書き溜めの修正が終わり次第書き込んでいくので
>>1に時間を下さい。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(京都府)<>sage<>2011/03/31(木) 07:41:45.93 ID:tt1wYqWIo<> 6000弱のミサカで実験が終了しているのに、ミサカ妹=10032号なのは変じゃないか?
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