VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>saga<>2011/04/11(月) 01:23:06.09 ID:KVmG24Ex0<>月曜日「どうも! 月曜日です!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
小ネタスレに書き込んでしばし葛藤した後に勢いで建てた、反省はしていないが後悔はするかもしれない
誰得だよとか思うかもしれないけどこれだけは言わせてくれ

どうか、つまらないけれど読んでってください<>男「……君は誰?」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2011/04/11(月) 01:27:58.47 ID:KVmG24Ex0<> 男「さようなら」

月「ああ待って! この寒空に私を見捨てないで!」

男「…………リアルな夢だなぁ」

月「いえ、これは現実ですよ?」

男「なんでいるんだよ!?」

月「鍵を閉め忘れていたようなので勝手に入っちゃいました」

男「さて警察警察っと」

月「は、話だけでも聞いてください!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2011/04/11(月) 01:34:45.96 ID:KVmG24Ex0<> 男「よかろう、まぁ話だけでも聞いてやろうじゃあないか」

月「だいぶ偉そうですね、人とは思えません」

男「凄くつまみ出したいんだがいいのか」

月「……まぁとりあえずですね」

男「無視するな、人の話は聞けって習わなかったか?」

月「うるさいです……ま、まぁですねとりあえず簡単に説明をすると」

月「私は月曜日、名前でわかりますが曜日の具現化した人間ですね」

男「だからセーラー服なのか、ヤンキーかと思った」

月「くっ……で、私ったら何もしてないのに嫌われるじゃないですか」

男「月曜日だしな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2011/04/11(月) 01:42:01.86 ID:KVmG24Ex0<> 月「そうそれ! それですよ!」

男「……何が?」

月「月曜だから嫌いとか何でですか! って思っちゃって来たんですよ」

男「それで、何故俺のとこなんだよ」

月「なんとなくですね」

男「そうか、帰れ」

月「い、痛い! 首を掴まないで! 追い出さないで!」

男「適当に選んだというならよそ当たれって。俺はそんな胡散臭い奴に構ってる暇はない」

月「宛がないんです! 他の人は襲ってきそうじゃないですか!」

男「俺は襲わないとでも思っているのか……」

月「えぇ、放り出そうとしてますからね」

男「チッ……」

月「図星だからって舌打ちするんですか?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2011/04/11(月) 01:57:24.13 ID:KVmG24Ex0<> 男「まぁわかった、とにかくお前が嫌われてる理由を教えればいいのな?」

月「物わかりが良いですね、そういうことです」

男「簡単な話だ、ぐうたら出来る二日間が終わった後に
 重い体動かして学校なり会社なり行かなきゃいけないから日が来るからだ」

月「さ、逆恨みもじゃないですか!」

男「逆恨みでも何でも、そう考える奴が多いんだよ」

男「文句は土日を休日にした国を恨め」

月「や、やりきれません! 納得がいかないです!」

男「ーーーまぁ俺は嫌いじゃないけどな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2011/04/11(月) 02:05:04.59 ID:KVmG24Ex0<> 月「これだから人間はーーーって、え?」

男「俺は嫌いじゃないな、ジャンプが発売されるし」

月「そ、そう?」

男「あとたまに祝日になって三連休になるし」

月「えへへ……」

男「あ、お前じゃなくて月曜日の話だぞ?」

月「わ、わかっていますよ! それくらい!」

男「よろしい」

月「そ、それだけ……ですか? 他には?」

男「他? うーん……わからねーや」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2011/04/11(月) 02:15:27.64 ID:KVmG24Ex0<> 男「で、満足した?」

月「これで満足すると思いましたか?」

男「いやまったく」

月「わかっているなら聞かないでくださいよ」

男「ごめんなさい」

月「もぉ……それではですね」

男「あ、ストップ」

月「何ですか?」

男「俺さ、明日早いんだよ」

月「そうですか……なら仕方ありません、また朝にでも話しましょう」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2011/04/11(月) 02:20:27.72 ID:KVmG24Ex0<> 男「…………」

月「…………」

男「…………」

月「…………」

男「……なぁ」

月「はい?」

男「俺寝るんだけど」

月「えぇ、お休みなさい」

男「『お休みなさい』じゃねぇよ! 寝るから出てけ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2011/04/11(月) 02:30:27.26 ID:KVmG24Ex0<> 月「えー……」

男「えーじゃねぇ、出てけ」

月「追い出したら近所をあらぬこと叫びながら闊歩しますよ」

男「やれるもんならな」

月「この家の男さんは夜中に少女を外へ締めだsーーーむぅ!!」

男「わかった! だから落ち着け!」

月「もがもが?」

男「わかった、ちゃんと家にはいれとく、布団も出しとこう」

月「はぁはぁ……男さんったらいきなり激しいです……」

男「誤解を招くようなことを言うな。布団はそこに入ってるから」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2011/04/11(月) 02:36:12.92 ID:KVmG24Ex0<> 月「敷いてくれないんですか?」

男「寝る直前に見知らぬ少女が訪ねてきてキテレツな話に付き合った」

男「疲れたし眠いんだよ」

月「しょうがないですね……お休みなさいです」

男「ん、朝には出ていけよー」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
とまぁ今はここまで。勢いで書いたから実はネタとかないんだ、ゴメヌ
見てる人いるかわからんがお休み <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>sage<>2011/04/11(月) 02:37:31.86 ID:fqFfNW1Ao<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/11(月) 02:43:44.55 ID:XtNtXd8SO<> 少女…だと?

見ようではないか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/11(月) 10:56:32.10 ID:p7p+GHdDO<> 期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/04/16(土) 02:54:47.42 ID:O7ggwouX0<> やっぱり構想なく建てると痛い目見ますね、恥ずかしいので下げつつ続き書きますorz
それから書き方も変えます。台詞のみとか無理ぽ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/04/16(土) 03:04:41.04 ID:O7ggwouX0<> 「ふあぁぁ……」

朝、チュンチュンと小鳥が鳴く___のは古い話で、小うるさい目覚まし時計に俺は起こされる
ふっと視線を向ければそこにはセーラー服の少女。確か月曜日と言っていた
改めて考えるとどう見ても電波少女だ。どうして俺はこんな奴を家に入れてしまったのだろうか
出来ることなら昨日の俺を殴りたい。世間体より自身の保全が先だった

「ほら起きろ、朝だから出ていけ」
「うむぅ……あと、五ふぅん……」
「典型的な寝言を言ってんなよ……」

と言いつつ俺はボサボサと頭を掻いてしかたなく部屋を出てキッチンへと向かう
周りからお人好しと言われているらしいがなんとなく、自分でわかった気がする
さて、朝飯の用意をするわけだが大したものは作らない。いや作れない

「料理は練習したいのだがなぁ……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/04/16(土) 03:11:58.43 ID:O7ggwouX0<> だが残念、失敗した時の事を考えるととてもじゃないが出来ないのだ
たまに作るものと言えばカレーとか麻婆豆腐とか圧倒的に回数が多いのは炒飯
オムライス? あぁ、そんなのもあったっけか。俺には難易度が高すぎて無理だ

「……まぁ、文句は言わないよな」
「なにが……ですかぁ?」
「おわっ! なんだ、起きたのか?」
「はい……良い匂いに釣られて起きちゃいました……」
「良い匂いって……」

まだ眠たそうに片目を擦る少女、セーラー服がひらけ、綺麗な鎖骨が見えt
げふんげふん、とにかくだ。良い匂いと言ってもトーストなんだが…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/22(金) 22:11:09.89 ID:3jEZDVEGo<> 見てるよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/04/26(火) 05:37:57.12 ID:TUZ33ptg0<> >>17
あれっ下げてたのに吃驚です
このようにやる気が出た時だけ書くっつー屑っぷりですが許して下さい

微妙な時間に起きたのでちょびっと書こう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/04/26(火) 05:55:37.43 ID:TUZ33ptg0<> 「私、トーストは好きなんですよ。耳を噛み砕く時の音が」

生々しいっ! 一文だけ聞くとまるで猟奇的趣味のある人じゃないか!
……朝っぱらから食欲がなくなっちゃったじゃねぇか

「ご、ごめんなさい……でも美味しいじゃないですか」
「ちゃんと焼ければな。ほらよ」

げんなりした俺は控えめな視線を向ける少女に焼きあがったパンを乗せた皿を渡す
ちなみにジャムやマーガリン等はセルフだ。何故そこまでしてあげなきゃいけないんだ
休日明けの学校はなんとも行く気が起きない。だが今日サボれば翌日もサボりたくなる
ちなみに俺の友達はそれで留年した。まったくバカとしか思えない。実際に馬鹿なのだから仕方ないだろうが

「……食ったら出てけよー」
「そうですね、一緒に学校へ行きましょう」
「はい?」

月曜日よろしく電波少女の言葉に俺はトーストを運ぶ手を止めた

今こいつはなんて言った? 一緒に行く? 学校へ?

おいおいふざけるな、寝言は寝て言え電波少女。さもなくば消えてくれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2011/04/26(火) 06:02:56.81 ID:UPWgKPxVo<> 読んでるよー。乙。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/04/26(火) 06:06:24.42 ID:UPWgKPxVo<> すまん。途中で送信した。
俺のニヤリとする笑いのツボにジャストフィットしてる…。
更新待っています。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/04/26(火) 06:08:29.17 ID:TUZ33ptg0<> 「あのな、学校っつーのはおいそれと入れるところじゃ……」
「こちらに制服があってですね」
「何でお前が俺の高校の制服を持っている」
「少し世界をいじって私も通ってることにしました」
「お前の正体は何なんだ!?」

朝の一時吹っ飛んだ
電波な人間だなぁとは思っていたがまさかここまでとは思わなかった
本気で言っているならば今から即刻精神病院へ行かなければなるまい。こいつのために
まぁいい。嘘にしてはすぐバレるものだ。ここは冷静にあしらおう

「わかったわかった。好きにしてくれ」
「素直ですね? ふざけるなと一喝しそうなのに」
「解ってるなら言うなよ……俺は信じてないだけだ」
「あー信じていませんね!?」
「当ったり前だろうがっ!」

日常会話レベルで世界改変しましたなんて言われても誰も信じねぇよ!?
くそっ突っ込んでもわからなさそうにきょとんとしてやがる!
俺の日常は迷走してる、どこへ行き着くつもりなんだよ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/04/26(火) 06:18:48.32 ID:TUZ33ptg0<> 「男さんなら信じてくれると思ったのに……」

がっくりと肩を落とし、残念そうにパンをかじる少女。いやいやいや

「普通、世界改変なんて信じられると思うか?」
「思いませんね」
「まさかの即答!?」
「次からは信じられる嘘を吐きますね」
「やっぱり嘘か!」

俺は肩で息をする。駄目だ、突っ込まなきゃいけないポイントが続々と出てくる
俺がもう一人いれば突っ込む手間も二分割、のんびりとパンをむさぼり家を出るまで食後のコーヒーを飲めると言うのに……
あ、でも食費がかかるからやっぱ俺は一人で良いか。金は大事にしなければ
しかし金は大事に出来ても俺の平穏は大事に出来ないらしい

「でも学校に行くのは本当ですよ?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/04/26(火) 06:30:05.47 ID:TUZ33ptg0<> 「え゛」
「随分嫌そうですね」
「そりゃあ電波少女が学校にまで来るってのはなぁ、心身共に疲労が……」

目頭を抑え、一旦耳を閉じる
如何にこいつが「自分は嫌われてる月曜日が人の姿になった者です」なんて言う頭のおかしな人間だとしてもだ
外見だけ見ればセーラー服の似合う美少女だ。それと一緒に住んでいる俺への視線が怖い
どうしてこうなった。ドッキリならばもう十分騙されてるから早く大成功の看板を持ってきてくれ
だが現実なら……はぁ。事実は小説より奇なりだかなんだか知らないが、軽い本もしくはギャルゲまんまの展開だぞ

「……って訳です。聞いてますか?」
「あーはいはい、くそう……」

思考に耽っていた俺のどこか遠い目を見て少女は訝しげにこちらを見てくる
話なんて聞いちゃいないが適当に返事をして俺は心の中で頭を抱えた

あぁ、学校が憂鬱だなぁ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage saga<>2011/04/26(火) 06:36:43.21 ID:TUZ33ptg0<> と今日はここまで
PSPだと書き溜め出来なくて遅くなりがちです
更新速度……とか呟かないで! ジト目向けないでー!

>>20-21
一瞬誤爆かと思いましたがそうなると書き直す意味もないだろうし
そもそも誤爆するってことは見てくれているってことだから云々
つまり凄い嬉しいってことです。そう言って頂けると嬉しい次第
基本妄想で出てきたやり取りを書いているだけですので粗が出ますがそこは見逃しを
恐らく読んでくれている人は貴方だけでしょうが一人でもいる限りはがんばりたいと思います <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2011/04/26(火) 06:43:07.32 ID:UPWgKPxVo<> 敢えて言おう。乙であると。

>>17は自分じゃないから他にもいるので大丈夫かと。

自分も昨日まで書いてたけど、気付けばかなりの人が見てくれてたんでがんば、です。
PSPとは大変だなぁ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/26(火) 07:42:02.51 ID:3i7RdhvDO<> 乙です
PSPならFreeze+を使えば書き溜めもできる気がしますが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/05/01(日) 14:08:47.32 ID:UMnbtOly0<> こんにちは。ゲリラ的に投下していくので乙とかは私が寝ます的な事を言うまで言わない方が良いかもしれません
つーか暑いのか暑くないのかはっきりしてくれと愚痴ってしまいます

>>26
なんとなんと
昨日まで書いていた。なるほど同じ書き手……ごめんなさい私なんかと同レベルにしちゃいました
私は竹槍持った一般人程度だと言うのに

>>27
使わせてくれるPCがあるのならば良かったのですが……
漫画喫茶に行ってまでいじろうとは思いませんしねぇ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage saga<>2011/05/01(日) 14:24:18.66 ID:UMnbtOly0<> _______
_____
___

俺は今頭を抱えていた
いや、テスト前と後は毎回頭を抱えるのだがそんなことではない

「今日からこの学校でお世話になる月さんです」
「初めまして! 両親の都合でここへやってきた月です! よろしくお願いします」
「うおおおおおお!」

どうやら朝の嘘は全てが嘘ではなかったらしく、非常に遺憾ではあるが少女は本当に学校へ来るらしい
何をしにきた、お前は曜日なんだろう?大人しくカレンダーに隠っていつが月曜日なのかわかるように仕事をしてくれ

「なーなー、転校生超可愛くね!?」
「そうだなぁ、確かに可愛いわ」
「んだよテンション低いな……」

横にいる親友の、いつも聞いているはずの声が妙にうざったい
快晴の空は青いが俺の心はマリッジブルー。先行きが妙に不安だ
これは勘ではなく確信なのだが、“一緒に住んでいる”だなんて知れたら俺は間違いなく嫌がらせを受ける
ギャルゲーならいざ知らずここは現実なのだ。女に飢えた野郎共の嫉妬をなめてはいけない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage saga<>2011/05/01(日) 14:48:10.18 ID:UMnbtOly0<> 「親の都合によって転校してきた美少女……良い響きじゃんか」
「響き通りなら良いけどな、案外裏を持っていそうで」
「あぁ、女って怖いからなぁ……」

気持ち悪い顔をしていた親友も、俺の一言で轟沈
こいつには姉がいるのだが……もう色々と酷かった
“魔女”の二文字がピッタリ当てはまる。全てを計算している女性だ

……話を戻そう
とにかく少女の登場により沸き立つ。先生はそんなクラスメイトをなんとか静かにさせると、あろうことか俺の後ろの席を指定してきやがった

「それじゃあ月さんはあそこの席へ」
「わかりましたー!」

足音を抑えもせず、パタパタとこちらに向かってきた少女は俺を見てにやり、とゆがんだ笑み
まってくれ、どうしてそんな不敵な笑みを浮かべるんだよ! 俺は何もしていないはずなのに!
あぁいや、昨日のこととか今朝の事とか色々思い当たる事はあるけれど! まさか……嘘だよな?
嫌な予感が頭を走る。この笑みは間違いなく悪意の塊。そう、俺が頭を抱えたくなるようなものだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/05/01(日) 23:11:12.22 ID:324o2MADO<> 来たか
がんばれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage saga<>2011/05/02(月) 01:24:55.94 ID:KClwVl+M0<> 一昨日辺りからvipで見つけたゲームやってたらこれだよ……orz
すみません、今日はここまでで寝ます。おやすみなさいませ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2011/05/02(月) 10:23:37.54 ID:zEq+geuOo<> 乙。このノリは好きだから腐らないで続けてほしい。
いや、俺も一般兵ですからね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/05/05(木) 22:58:22.20 ID:HhaaTHFR0<> 今日も今日とてゲリラ投下
一レスで終わるかもしれないし数レス投下するかもしれない
言える事は一つ、暇なんです。ゲームには待ち時間がある故に

>>33
好きと言って下さってありがとうございます
いつもと変わらず細々とやって行きますね
兵なだけいいじゃないですかー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/05/05(木) 23:39:57.14 ID:HhaaTHFR0<> 「男さんも、クラスが一緒になるとは思いませんでした、よろしくね」
「おいどういうことだ親友」

あぁ言いやがったよこいつは。クラスがしん、と静まり返る中、俺は困り果てた
一体俺が何をしたってんだ。昨日、こいつがわけのわからないことを言いながら転がり込んで来て
なし崩し的に一つ屋根の下で一夜を過ごした、それだけじゃあないか
それがどうして今は視線を集める好奇と僅かばかしの妬みの材料とは不釣り合いだ

「嘘で場を逃れよう、なんて思っちゃいないよな?」

まっさかぁ……悪友に嘘が通じるなんて思ってるわけがない。伊達に長い付き合いはしていないさ

「……ぶっちゃけると一つ屋根の下で過ごしてる」
「両親の手違いで家が用意出来なくて。たまたま男さんに拾って貰ったんです」

ざわつく教室。バレないように青白くなる俺。計画通りと言わんばかりの少女
畜生、月だからってあの痛い大学生の真似をするんじゃない
それに嘘がひどい。拾って貰ったと言うよりは拾わせたんだろうが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/05/06(金) 00:24:57.69 ID:7BvA9Voc0<> 「異端審問会は?」
「入信してないから対象外だ」
「私怨による処刑は?」
「NO THANK YOU」

嗚呼、さらば俺の平穏な日常。音はないけど消えるのがわかる
好奇と妬みは嫉妬と殺意に変わり、刃物にすれば素晴らしい斬れ味を誇るんじゃないかと思わす鋭い視線を形成
生身の俺はいたたまれなくなり、教室から逃げだそうとするがそれは時間が許さない
やがて、空気のわからない担任が授業の開始を皆に知らせ、幾分か減った視線に俺はようやく肩の力を抜いた

「男さんも大変ですね」
「お前のせいだろ……」

まるで他人事のようにーーーいや、実際は他人事なのだろうが言う少女に嘆息。誰のせいだと思っているんだ
本当の事を言っても痛い人扱いされないからタチが悪い。また思う、理不尽だーーー


やがてほぼ全ての授業を聞き流し、気がつけば時刻は昼休みの始まりを告げる時間を差していた
まぁつまるところの昼食時間、また言い換えればあの差すような視線が再び増えると言うことである
ついでに言えば朝より増える可能性がある。馬鹿が他クラスに言わないとの保証はないからだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/05/09(月) 16:10:05.24 ID:3XuDHq0no<> おつおつー! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/05/12(木) 07:19:12.48 ID:CLqEgB7oo<> オチュー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/02(火) 21:49:12.07 ID:742V2CZIO<> >>168
<>