VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)<>sage<>2011/08/03(水) 22:41:50.89 ID:k9H4aBwAO<>
高校野球SSです
明日から投下します
(設定)
・私立長芋高校
進学校。進学コースとスポーツコースがある。運動部は野球部のみ
・芋高野球部
全国的に有名な強豪。各学年部員は10名のみの少数精鋭体制を敷く(現三年は11名)
<>私立長芋高校野球部
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)<>sage<>2011/08/03(水) 23:02:26.30 ID:k9H4aBwAO<>
<登場人物>
真中中(三年)
中堅手。主人公。チャンスに弱い
管野理沙(三年)
マネージャー。主人公の幼なじみ
新田敦也(三年)
捕手。主将。一般入試で芋高に合格
武田優(三年)
投手。技巧派左腕。イケメン
ブラセル(三年)
一塁手。アメリカ人。阪神とヤクルトが好き
西出輝裕(三年)
二塁手。やや波がある
大引刑事(二年)
三塁手。副将。本職は遊撃手
島谷敬(二年)
遊撃手。二番手投手も兼ねる
和多一浩(三年)
左翼手。副将。元々は捕手
蔵元英智(三年)
右翼手。不思議ちゃん
金木知憲(三年)
外野手。肩が弱い
石崎達郎(三年)
内野手。地味
仲村紀洋(三年)
内野手。一度退部した
小沼幸二(三年)
投手。速球派だが出番がない
伊東光(二年)
二番手捕手。俊足
高田順次
監督。テキトー采配が光る
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)<>sage<>2011/08/06(土) 01:47:04.69 ID:g5wSK+wAO<> ――真中家
真中「おはよう、父さん」
父「おはよう、中。もう学校に行くのか?」
真中「朝練があるから」
父「センバツが終わったばかりなのにご苦労なことだな」
真中「俺には野球しかないからね」
父「そんなことないさ。中は父さんに似て、なかなか良い顔立ちしてるぞ」
真中「……いってきます」
父「おう。頑張ってこい」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)<>sage<>2011/08/06(土) 02:37:45.53 ID:g5wSK+wAO<> ――通学路
真中「いい顔立ちねぇ……」
父はそういったが、俺はいままで彼女ができたことがない。できるのは血マメばかりだ
真中「……」
真中「普通の高校生活は諦めたつもりだったけど、結構わびしいもんだな……」
「あ〜た〜る〜、なにブツブツいってるの?」
真中「ん?」
後ろを振り向くと、そこにはコンビニのレジ袋を下げた俺の幼なじみ兼芋高野球部マネージャーが立っていた
真中「なんだ、お隣の管野さん家の娘さんか」
理沙「なにその他人行儀な呼び方……ちゃんと下の名前で呼んでよ。ほら、私たち幼なじみなんだし」
またその話題か。懲りないな、お前も
真中「それより、コンビニでなに買ってきたんだ?」
理沙「話を逸らさないでよ!」
真中「いいから、教えろよ」
理沙「そんなに中身が知りたいの?」
真中「うん」
理沙「ふふ、どうしよっかな〜。……そうだ、理沙って呼んでくれたら中身を教えてあげるよ」
真中「……やっぱいい。じゃあまたな」
理沙「あ、待って!私も一緒に行く」
真中「マネージャーはすることないと思うぞ」
理沙「いいから。そこで待っててね!すぐ戻ってくるから!」
真中「わかったよ」
理沙「絶対だよー!約束したからね」
そういい残して、理沙は自宅へと駆けていった
真中「……」
真中「行くか」
俺は理沙との約束を無視して、一人で学校に向かう
真中「一緒に歩いてるとこを見られたら面倒だしな」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)<>sage<>2011/08/06(土) 10:13:24.12 ID:g5wSK+wAO<> ――部室
部室に入ると、先客がいた
大引「おはようございます。真中さん」
島谷「おはようございます」
大引と島谷。二年生ながら名門芋高のレギュラーの座をつかんだ頼れる後輩だ
真中「おはよう。三年はまだ俺だけか?」
大引「武田さんが来てますよ。さっきロードワークにいきました」
真中「そっか。他の二年は?」
大引「マシンの準備してます」
真中「マシン!?朝からマシン打撃するのか?」
大引「はい。敬がどうしてもやりたいって」
島谷「大引、先いってるぞ」
大引「ああ」
島谷「お前も急げよな」
大引「わかった」
島谷は小走りで部室を出て行った
真中「敬のやつ、やけに気合いはいってるな」
大引「センバツでノーヒットだったのが結構堪えてるみたいですよ」
真中「ことごとくチャンスで凡退したもんな。俺が三番打ったほうがいいんじゃないか?」
大引「それはないですね。真中さんのチャンスでの弱さは異常ですよ」
はっきりいわれた。後輩にいわれると、なかなかショックだね
大引「じゃ、俺も行きますね」
真中「おう」
大引は俺に一礼してから部室をでていった。律儀なやつだ
真中「二年で副将を任されるのも納得だよな」
さて、俺も急ごう。センバツが終わったばかりだが、夏はもうすぐそこだ。のんびりしている暇はない
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)<>sage<>2011/08/06(土) 11:39:34.18 ID:g5wSK+wAO<> ――教室
武田「一限目は日本史だったよね。中、どうする?」
真中「寝る」
武田「だよね。俺もそうする」
朝練を終えて武田と一緒に教室へ向かうと、既に俺ら以外全員そろっていた
真中「おっす」
武田「おはよう」
西出「おせぇぞ、チュウ、優」
こいつは西出。俺のことをチュウと呼ぶのはコイツだけだ
真中「俺と武田は朝練してきたんだ。サボりのお前らと違って、俺らは真面目なんだ」
西出「朝練は自主参加なんだから、不参加でもサボりとはいわねぇだろ。つーか、センバツ終わったばっかなのによく動けるよな。お前と武田の体力は異常だよ」
真中「敬と大引は朝からマシン打撃したんだぞ」
西出「マジかよ!?アホだな、あいつら」
そういって西出はケラケラ笑った。なにが可笑しいのかわからない
西出「ま、凡才は必死に練習しなきゃな。俺は天才だから最低限やれば充分だけど」
和多「あれ?島谷に押し出される形でセカンドにコンバートされて、大引には二番打者の座を奪われたやつって誰だっけ?」
ナイスツッコミだ、和多。伊達にスキンヘッドにしてないな
西出「……ちくしょう!」
さっまで笑ってたやつが、今度は涙目になっている
真中「おいおい、泣くなよ」
西出「泣いてねえよ!欠伸しただけだ」
なんだかんだいっても、憎めないやつだ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)<><>2011/08/06(土) 11:43:07.80 ID:g5wSK+wAO<> ここまでの流れ違和感ないかな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/06(土) 12:53:23.54 ID:4+UJ3Z7IO<> しかたないことかもしれないが登場人物が多すぎて敬遠される可能性が否めない <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)<>sage<>2011/08/06(土) 18:14:47.99 ID:g5wSK+wAO<> >>8
ありがとう <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ)<>sage<>2011/08/06(土) 21:28:49.18 ID:OZXX8b4l0<> テキトー投下でがんばれ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/06(土) 21:36:40.37 ID:/vL+Z/cAo<> 判断するには早すぎる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)<>sage<>2011/08/06(土) 23:17:54.94 ID:ABWPtxVAO<> 完結してくれさえすれば、俺は何も文句は無い。
つまり、期待してるって事だ。 <>