◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/04(木) 18:46:17.79 ID:1wTCUO1Y0<>1スレ目 美琴「す・・・好きです!!付き合ってください!!」上条「何やってんだ、御坂」
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1304/13045/1304506297.html

2スレ目 美琴「当麻♪」上条「なんだ、美琴」垣根「俺も仲間に入れて」心理「はいはい」

http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1305/13053/1305377166.html

3スレ目 上条「美琴、愛してる」美琴「私も♪」垣根「俺も♪」心理「ジャマしないの」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1306063255/

4スレ目 上条「美琴は可愛いな」美琴「えへへ//」垣根「速さが足りない」心理「はいはい」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1306724889/

5スレ目 上条「放さないからな」美琴「うん♪」垣根「話さないからな」心理「しゃべりなさいよ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307282872/

6スレ目 上条「抱きしめようか?」美琴「うん//」垣根「抱こうか?」心理「やめて」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307709819/


7スレ目 上条「守り続けるからな」美琴「うん//」垣根「これがリア充です」心理「あなたもよ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1308139244/


8スレ目(番外編) 美琴「私の好きな人のことを、それ以上悪く言わないで!」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1308667506/

9スレ目 上条「結婚に必要な物は?」美琴「愛!」心理「お金」垣根「念のため三行半」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1308992651/

10スレ目 上条「まずは!」美琴「そのふざけた!」心理「幻想を!」垣根「守るのこそ愛だ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1309355502/

11スレ目 上条「マイホームか・・・」美琴「い、いいわね//」心理「そうね」垣根「欠陥住宅か」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1309860801/

12スレ目 テクパトル「あの月はもう、空には出ない」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1310283821/

13スレ目 上条「美琴は可愛いな」美琴「//」垣根「心理定規可愛いハァハァ」心理「やめて」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1310641032/

14スレ目 上条「恋といえば!」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311066610/

15スレ目 上条「旅行かぁ・・・」美琴「どこ行く?」垣根「ヤっちゃうのか?」心理「黙って」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311506386/

16スレ目 上条「愛って何かな」美琴「守ること?」心理「信じること」垣根「疑い続けることさ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311939697/

超番外編 さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1309780773/


<>上条「始まった・・・」美琴「大覇星祭・・・」垣根「アナウンスは俺」心理「やめて」
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/04(木) 18:47:00.61 ID:1wTCUO1Y0<> スレ内容

上琴、未元定規がメインのギャグほのぼの

一方通行×番外個体
テクパトル×19090号
削板×黒子
エツァリ×ショチトル

サトリナさんは俺の嫁

さだのりはジャガイモ

>>1は速さを極めようとしています、ヒマジンというツッコミはなしですw
ただし、ミサカ口調でいじめるように言うツッコミは大歓迎

Mではありません


あと、背中って素敵

それだけ



えー、ちなみに




背中は正義だから

異論は認めないから


グダグダ苦手な方は気分を害しちゃいます

高確率で、うん

今スレはリクエストは受けられませんw <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/04(木) 18:47:54.90 ID:1wTCUO1Y0<> キャラ紹介

上条・・・言わずとしれたそげぶマン
美琴の彼氏、第一の主人公であり、正義感溢れます
美琴をかなり愛しています

美琴・・・ヒロイン
可愛いです、可愛いです、可愛いです
ツンデレがデレデレになってますが、それもまた(ry
上条さんにメロメロ

垣根・・・本シリーズでおそらくもっとも愛されてるキャラクター
イケメルヘンからギャグまでなんでもござれ
心理定規と付き合ってます、フリーダム
たまにツッコミ

心理定規・・・垣根の嫁
ていとくんに踊らされながらも彼を支えます
おそらく、心理定規タンハァハァって方もいるかと、俺もそうだ
ホント、マスコットキャラ

エツァリ・・・本シリーズで地味なキャラの一人
ショチトルと付き合ってる変態ツッコミ

ショチトル・・・地味キャラだった一人
エツァリと付き合ってます、自称ドMの実際ドM
もはや、ボケキャラ

削板・・・熱い男
黒子の彼氏、地味なはずがわりとキャラが濃い

黒子・・・ですの
削板の彼女、でもお姉さまも相変わらず好きなのでご安心を

一方・・・歪みないセロリ
番外個体の彼氏、そしてロリコン

番外個体・・・一方の嫁
やっとセロリと付き合うことに
わりと奥手

テクパトル・・・ダークホース
途中でレギュラーになったにも関わらずていとくんとならび本シリーズの目玉に
こんなはずではなかった
美月こと19090号と恋人に、さまざまな苦難も乗り越えイチャイチャリア充

19090号・・・テっくんの嫁
勝手に美月と名づけました
後悔はしてません
テクパトルと結ばれましたが未だに照れ屋さん

20000号・・・変態
しかも、テっくんでヤったこともある変態
たまに男前

14510号・・・セロリのことが好きな乙女
でも報われませんね

10033号・・・セロリのことが好きな乙女
やや口調がキツイ

御坂妹・・・可愛いです
案外しっかりしたキャラ

17600号・・・やや遅れて合流した妹達
彼女は強いですね、いろんな意味で

アレイ蔵庫・・・完全な被害者
元の体に戻る方法を探して弟と旅をしていたが
テっくんたちのところへ住むことに

扇風機さんをきにかけています
どうしてこうなったのかは分からない


さだのり・・・ジャガイモはイモの仲間
本シリーズ唯一のオリジナルキャラ
ていとくんの魂の兄弟

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/04(木) 18:48:39.09 ID:1wTCUO1Y0<> そして、時間稼ぎにはこんなコーナー



「教えてみなさん!!質問コーナー!!」・・・質問受け付けます

「好きなキャラに告白しよう!!」・・・好きなキャラに思いをぶつけ、その告白にていとくんが点数をつけてくれます、できるかぎりメルヘンに!!

「助けてください、俺の悩み!!」・・・ちっぽけな悩みから真面目な悩みまで答えます!

「普通のお便り、待ってます!!」・・・普通のご意見など

「アレイ蔵庫のひんやり空間」・・・好きなカップルに、指令をしてください、全力でやってみせます!


たまーに安価もありますが、基本はないですのでご了承を

相変わらずの駄作ですが、お楽しみいただけたら幸いです


あと、説明文使いまわしでゴメンなさいw




ちなみに

もはや上琴ではなくなってきています

全員が主人公になっていますが、日常では誰もが主人公なんだぜ、という>>1のメッセージです

いや、ウソです

サトリナさんは俺の嫁です

サトリナさんは俺の嫁です

>>1が喜ぶコメは


>>1よ、速さが足りない!!



ミサカ口調でけなすようなコメ




サトリナさんっぽい優しいコメのあとに、(と、サトリナが>>1の耳元で囁いていました)

です

お願いします、>>1に元気を・・・


すいません、冗談です

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/04(木) 18:54:23.29 ID:FCb2MxFN0<> まったく>>1はどれだけ早漏粗チン野郎なんですか
とミサカはあなたの愚息を踏みにじりながらため息混じりになじります <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/04(木) 18:56:05.23 ID:1wTCUO1Y0<> >>5 はぁっ・・・ふぅ


ちゃんと剥けて(ry <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/04(木) 20:26:59.54 ID:tlgqheLIO<> おや、もう出してしまったのですか?

本当に気持ち悪いですね、とミサカは>>1を嘲笑しますw(でも>>1乙です、とツンデレします///) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/04(木) 21:20:34.07 ID:qgbo/N/To<> だが断る

このミサカが最も好きな事のひとつは、何でも自分の思い通りにいくと思ってる>>1に「NO」と断ってやる事だ…

とミサカは>>1乙しながら要求を跳ね除けます <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/04(木) 21:37:34.60 ID:1wTCUO1Y0<> >>7 ふへへ、ツンデレ可愛いお

>>8 ほらほら、強がらないでこっちにお(ry <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(栃木県)<>sage<>2011/08/04(木) 21:40:49.73 ID:5IdzBTa70<> >>9
無表情のテクパトルがそっちに向かったぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/04(木) 21:52:00.86 ID:uWZtRM5O0<> >>1く〜ん頑張ってるねファイトだゾ!!(とサトリナがチアリーダーの衣装で>>1を誉めていました) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2011/08/04(木) 21:57:30.20 ID:z+sxOPKAO<> テっくんと>>1に別々の意味で行(逝)ってらっしゃいと…ミサカは残酷にも宣告します。
まぁとりあえず>>1乙です…フルボッコの後に回復せず帰って来なかった場合はピーピーピーをしますよ?とミサカは放送規制がかかる脅しをかけます…フフ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/04(木) 22:13:47.64 ID:tlgqheLIO<> >>9
テクパトル「悔いは無いな?」



テクパトル「よろしい、粛清だ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2011/08/04(木) 22:18:10.34 ID:gcTSjgUAO<> 1乙

あなたは人にお願いしなければ満足に自慰をすることもままならないのですかとミサカはミサカは心底軽蔑しきった目でその粗末な一物を見据えます

あなたのその粗末な一物はもういっそ去勢してあげましょうとミサカはミサカはおもむろに鋭利なピアノ線を巻きつけ引っ張ります

スッパァァァァン ビシャアアア <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)<><>2011/08/04(木) 22:52:06.65 ID:nHAvdudb0<> まだまだ速さが足りませんねとミサカは文句を言います  で、でもここまでがんばりましたから お、お礼にミサカがなんでもして・・・な、なんでもありませんとミサカは顔を赤くします/// <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県)<>sage<>2011/08/05(金) 00:01:43.81 ID:q7/ECsDho<> 賢者モードになってから自分のミサカ口調見直すと死にたくなってくる <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 06:38:17.45 ID:at3bzcJt0<> >>14 それは

残像だ

ミサカ口調、うへへw <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/05(金) 07:34:51.54 ID:Cl9vOPCI0<> >>1乙!とミサカはミサカはアナタにダイブ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/05(金) 09:28:47.48 ID:dyVju4tno<> >>1!?まだこんなところに居たのですか!?さあ早く続きを書く作業に戻りなさい!!とミサカは命令します。
……早く戻りなさい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州地方)<>sage<>2011/08/05(金) 09:35:16.88 ID:0AIykAKL0<> >>1君頑張って書いてくれるよね?(っとサトリナが耳元で囁いてました) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/05(金) 10:26:46.60 ID:Ua5DJpGIO<> 前スレから

1000 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage] :2011/08/05(金) 08:18:31.39 ID:kkYiSBwd0
>>1000なら>>1の夢の中にサトリナが出てくる
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/05(金) 11:03:13.36 ID:p21YD3Ht0<> だいじょうぶ、そんな>>1を応援してる。と御坂はぼやいてみます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2011/08/05(金) 13:09:49.90 ID:8Ufgq4hg0<> 初レス!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/08/05(金) 14:22:36.44 ID:Gy3+UEb/0<> >>23
書き込むときは基本的にsageって書くと怒られないよ

というわけで>>1乙 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 14:39:41.24 ID:at3bzcJt0<> いや、ageでもまったく問題ないですよw

免許証でこっちを怖い坊主のおっさんっが睨んでるお

と思ったら俺だった

免許の本籍が間違って印刷されているよ、という不幸を乗り越え

そのせいで、バスに乗り遅れ30分歩くことになった不幸を乗り越え

途中で霧のかかった山々を眺めながらお茶を飲んでたら美人なお姉さんに「旅の方ですか?」と勘違いされ

無事家に帰ってきました



やっほぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

サトリナぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2011/08/05(金) 14:49:06.40 ID:zph67Q5/o<> おっ、無事免許取得出来たのですね。
おめでとうございますとミサカは怖い坊主が見たいのを伏せて祝福します。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/05(金) 14:54:48.63 ID:w3OjhtOt0<> 怖い坊主さんが見たいな〜って
ミサカはミサカは>>1の体に抱きついてお願いしてみる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 14:56:05.35 ID:at3bzcJt0<> >>26

>>27 残念、顔を晒す勇気などないwwww

さて、続きを <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 14:57:20.43 ID:at3bzcJt0<> 大覇星祭

年に一度、学園都市で行われる、運動会のようなものだ

ただし、能力使用はある程度なら許可されている

おかげで、競技場のあちこちで火花やら水柱やら雷撃やらが飛び交うことになる

それはつまり、たくさんの怪我人が出ることを表している

よく死人が出ないものだ、と上条は考えていた

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 14:57:55.03 ID:at3bzcJt0<> 明日から、そんな地獄の行事が始まる

上条当麻は無能力者だ

あんな化け物連中と正面きって戦えるわけがない

いや、ないはずだ

ただし、彼の右手には幻想殺しという摩訶不思議な力が宿っているのだ

おかげで、わりと大覇星祭では活躍できたりもする


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 14:58:22.14 ID:at3bzcJt0<> 吹寄「というわけだが上条」

上条「・・・え、俺?なになに?」

吹寄「聞いていたか?」

上条「いや、何が?」

上条が首を傾げる

まったく聞いていませんでしたよー、とアピールをしたと同時、顔面に黒板消しがヒットした

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 14:58:50.90 ID:at3bzcJt0<> 上条「いってぇ!」

吹寄「はぁ・・・私は今年も実行委員だけど・・・貴様達のような馬鹿がいるから苦労させられるわ」

吹寄が上条を睨みつける

正確にはデルタフォースを、だが

土御門「て言ってもにゃー・・・俺達は無能力者だから、なんの活躍もできないぜぃ?」

青ピ「まぁ、僕は女の子達の攻撃なら喜んで受けるんやけどなぁ!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 14:59:21.00 ID:at3bzcJt0<> 青ピが体をくねらせる

それを見て、吹寄が頭に青筋を浮かべる

上条「で、さっきは俺に何を言ってたわけ?」

吹寄「・・・だから、今年は常盤台中学とは敵同士だから」

上条「ふーん・・・」

大覇星祭の組分けは、紅と白の二組にまず分かれている

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 14:59:48.49 ID:at3bzcJt0<> さらに、その中の学校と学校が戦うのだ

上条「ん、てことは美琴は敵なわけか」

少し困ったな、と上条が顔をしかめる

一方通行、垣根は学校に通っていないため大覇星祭には出場しない

実際、籍はあるらしいが

彼らがクラスメイトと汗を流してさわやかにグラウンドを駆ける姿は想像できない

というかしたくない

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:00:19.91 ID:at3bzcJt0<> つまり、大覇星祭に出場する超能力者の中で、一番上位なのは美琴なのだ

上条「敵になると厄介なんだよなぁ・・・」

吹寄「・・・貴様、まさか競技に私情を挟んだりはしないわよね?」

上条「当たり前だろ、さすがにそういうことは真面目にやるよ」

上条がため息をつく

彼女のために、わざと転びました、なんて柄ではない

第一、そんなことをしたらクラスメイトに鉄槌を下されるだろう <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:00:46.38 ID:at3bzcJt0<> 土御門「けどにゃー・・・カミやんはなんだかんだ手加減しそうだからなぁ」

青ピ「リア充やからね」

上条「関係ないよな?」

はぁ、ともう一度上条がため息をつく

吹寄「とりあえず・・・今年は私達も出来るだけのことをするわよ」

上条「毎年がんばってますよ?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:01:14.31 ID:at3bzcJt0<> 吹寄「何か言ったか上条?」

吹寄が上条をギロリと睨む

毎年毎年ラッキースケベを起こしてるのは誰だ、とでも言いたそうな顔だ

上条「い、いやなにも」

吹寄「じゃあ、今日は解散だ」

吹寄がポン、と手を叩く


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:01:41.07 ID:at3bzcJt0<> 土御門「カミやん、彼女とはしっかりと話をつけておくべきだにゃー」

上条「は?なんのだよ?」

青ピ「当たり前やん、大覇星祭のこと」

上条「いや、だからなんの?」

土御門「カミやん、敵になるからには正々堂々とやらなきゃならないんだぜ?」

上条「あぁ、それは分かってるよ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:02:18.06 ID:at3bzcJt0<> 青ピ「カミやんが分かってても彼女さんは分かってないかもしれないんやで?」

上条「う・・・それはあるな」

上条が頭を抱える

意外と傷つきやすい美琴のことだ

上条が本気を出して戦ったら、愛が冷めただなんだとか言い出しそうな勢いでもある

上条「はぁ・・・明日か」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:02:46.12 ID:at3bzcJt0<> 土御門「早いもんだにゃー」

青ピ「去年は吹寄も大忙しだったからなぁ」

上条「あぁ」

垣根のせいで、と上条が付け加える

まだまだ夏のような暑さが続いている

そんな中、大覇星祭は行われるのだ


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:03:13.28 ID:at3bzcJt0<> 美琴「・・・当麻の学校とは敵同士なんだ」

常盤台の校門前で、美琴はつぶやいていた

手には大覇星祭のパンフレットがある

食蜂「あら、美・・・御坂じゃない」

美琴「今美琴って呼ぼうとしたわよね?」

食蜂「私はそんな趣味はないわけなんだけどぉ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:03:52.03 ID:at3bzcJt0<> 美琴「はぁ・・・アンタはいいわよね、なんも考えないで戦えばいいんだから」

食蜂「あぁ、彼氏の学校、敵みたいね」

食蜂がクスクスと笑う

美琴「・・・なんか、戦いにくなぁと思って」

食蜂「どうせ今日も抱かれるんでしょ?手駒にだけはされないようにね」

美琴「な、なに言い出してんのよ!?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:04:17.75 ID:at3bzcJt0<> 食蜂「私の洞察力では簡単な推理なんだけどぉ」

美琴「妄想力の間違いでしょ!」

美琴が大声を上げる

黒子は彼氏が出来てから、少しスキンシップが減ってきた

だが、なぜか代わりに食蜂がやたら絡んでくるようになった

絡まれるだけならまだいいとしよう

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:04:43.88 ID:at3bzcJt0<> 問題は、以前の黒子と同じように絡んでくることだ

なんか、エッチな絡み方をしてくるのだ

一緒に風呂にでも行かないか、いいホテルがある

最近では怪しい飲み物を差し出された

美琴「アンタ、もしかして飢えてるの?」

食蜂「なによ、御坂は意外と女の子にモテそうな性格じゃない」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:05:11.67 ID:at3bzcJt0<> 美琴「私は彼氏がいるの」

美琴がきっぱりと答える

周りで下校中の生徒が少し顔を赤くしながらひそひそと話をしている

食蜂「ま、明日からはよろしくね」

美琴「アンタとはよろしくしたくはないわね」

食蜂「あら、ひどいわねぇ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:05:48.07 ID:at3bzcJt0<> 笑いながら、食蜂は去っていく

美琴「・・・敵同士、か」

空には、まだまだ暑い太陽が昇っていた


上条「あ、美琴」

美琴「ちょうどだったみたいね」

下校途中で二人が偶然一緒になった

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:06:17.98 ID:at3bzcJt0<> 上条「・・・敵同士みたいだな、俺達の学校」

美琴「うん、ちょっと残念」

美琴が苦笑する

同じ組なら合同競技などで協力も出来たのだが

上条「あ、じゃあ罰ゲームやんないか?」

美琴「罰ゲーム?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:06:44.50 ID:at3bzcJt0<> 上条「紅は俺達、美琴は白だろ?」

美琴「うん」

上条「紅が勝ったら、一日俺の言うことをなんでもきいてくださいな!」

上条がびしり、と美琴を指差す

美琴「じゃあ、白が勝ったら私が命令できるのね」

上条「ただし、こっちには長点上機がついてますけどね!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:07:11.94 ID:at3bzcJt0<> 美琴「え、うそ!?」

長点上機といえば、常盤台から一位の座を奪った化け物校だ

上条「あーあ、美琴にどんな命令しちゃおうかなぁ」

上条がニヤニヤしながらつぶやく

美琴「エッチなこととか命令するんじゃないでしょうね!?」

上条「?いやいや・・・そういうつもりじゃなかったんですけど」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:07:53.48 ID:at3bzcJt0<> 上条が少し呆れたように言う

美琴「う・・・と、とにかく!正々堂々勝負しなさいよね!」

上条「あ、なんか懐かしい感じだな」

昔、まだ美琴をビリビリと呼んでいた頃のようだ

美琴「じゃあ・・・そ、その代わり今日は・・・」

上条「ん、エッチしたいんですか?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:08:32.95 ID:at3bzcJt0<> 美琴「・・・うん」

美琴が顔を赤くする

上条「明日からは疲れてできないしな・・・よし!今日は満足させちゃいますよ!」

美琴「い、いつも通りでいいのよ!」

そんな会話をしながら、二人で歩いていく


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:09:16.38 ID:at3bzcJt0<> テクパトル「・・・大覇星祭か・・・」

テクパトルは、少し悩んでいた

もちろん、妹達のことでだった

妹達を引き連れて歩くのは問題ない

髪型を少し変えさせたり、帽子や服を変えれば、大抵の人物はごまかせる

問題は

テクパトル「・・・義姉さんの母親・・・か」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:09:48.30 ID:at3bzcJt0<> 去年もヒヤリとした場面が多々あった

出来るかぎり鉢合わせになるような事態は避けなければならない

目立たないようなルートを考えたり、変装用の格好を考えたり

正直、なかなかにめんどくさい作業だった

かといって19090号だけを連れていく、なんて無情なことは出来ない


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:10:20.92 ID:at3bzcJt0<> 19090「テっくん♪」

後ろから、19090号が抱き着いてきた

テクパトル「ん、どうした美月?」

今、家には二人きりだった

ほかの妹達は明日の食材やらお菓子やらを買いに行っている

19090「その・・・あの・・・」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:10:57.68 ID:at3bzcJt0<> テクパトル「ん、やりたいのか?」

テクパトルが首を傾げる

19090号はわりとそういうことに積極的だった

ベースとなっている美琴も積極的である

DNAってエロさに関係あるのかな、とテクパトルは考える

19090「は、はい//」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:11:25.57 ID:at3bzcJt0<> テクパトル「お前ってそういうこと好きなんだな・・・」

19090「テっくんにされると・・・なんか幸せなんです」

顔を赤くしながら19090号が答える

もちろん、テクパトルだって好きだった

テクパトル「じゃ、ちょっとだけな」

考え事をいったんやめて、テクパトルが19090号の衣服に手を掛ける

やはり、まだ夏のように暑かった


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:11:53.06 ID:at3bzcJt0<> 上条「はぁ・・・も、もう勘弁・・・」

美琴「うん・・・私もちょっと疲れた」

ベッドの上で、二人は話していた

もちろん、そういうことをやったあとだ

美琴「・・・当麻、明日からはしばらくライバルよ?」

上条「もちろん、分かってますよ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:12:19.26 ID:at3bzcJt0<> 上条が美琴の頭を撫でる

美琴「で、でも・・・プライベートでは仲良くしようね!」

上条「あはは!当たり前じゃないか」

美琴「うん!」

また、ベッドの上でいちゃつき始める

幸せな夜
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:13:07.23 ID:at3bzcJt0<> きっと、お互いの競技は応援するだろう

罰ゲームだって、正直なんの意味もない

ただ、二人で盛り上がれればいいのだ

楽しければ・・・



でも、明日から面倒なことになるなんて

二人はまだ、知らなかった


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:13:36.99 ID:at3bzcJt0<> 垣根「にゅほほほ!」

垣根は笑っていた

なぜか

アレイスターに直接交渉し、結果として成功したからだ

では、何を交渉したか


なぁなぁ、アレイスターはん

僕に大覇星祭のアナウンスさせてーな、と

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:14:06.39 ID:at3bzcJt0<> 心理「・・・正気?」

垣根「見てなかったか、去年の俺の輝きを」

ニコリ、と垣根が笑う

なぜだか心理定規はそんな垣根をぶちのめしたくなった

心理「・・・あなた、吹寄さんとまた喧嘩になるわよ」

はぁ、とため息をつく

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:14:56.76 ID:at3bzcJt0<> 今回のはヤキモチとかそういうものではない

吹寄がキレる→垣根も逆ギレ→あぼーん

の流れを心配しているのだ

垣根「おっぱい吹寄か・・・ヤツは俺が認めたたった一人のおでこマスターだよ」

心理「誰よ」

心理定規はまた溜め息をつく

こちらの夜は、平穏とは程遠かった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 15:15:24.51 ID:at3bzcJt0<> さて、いったん休憩

いやぁ、嬉しいね免許www <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/05(金) 16:27:00.29 ID:it4F97SDO<> 乙、
そういや今、上条達って何年生だ?原作含めたら三回目だよな…上条が三年だと美琴は常盤台を卒業してるよなぁ〜まぁ気にする必要はないか。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/05(金) 16:29:59.33 ID:DfYnVBRIO<> 永遠の高校生 <> =<>sage saga<>2011/08/05(金) 16:30:10.91 ID:BycLwjnE0<> >>64
ここのスレは永遠に時が止まってるぞ、
だから上条さんは高一のままだし、美琴は中二のままだよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/05(金) 16:36:05.98 ID:w3OjhtOt0<> >>66
まてそれじゃあ上条さんと御坂が永遠にナマでできないじゃないか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/05(金) 16:38:29.70 ID:Yy0MM+y0o<> >>67
何か未来を見る能力者的な何かが現れて云々できればいいよもうとにかくもういいよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2011/08/05(金) 17:09:08.23 ID:zph67Q5/o<> 分かるわ
俺も免許取った直後は家かえってしばらく眺めてた
そして家の車借りて初めての運転
エンストこいて笑われたのはいい思い出だ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/05(金) 17:16:37.96 ID:flge4VlAO<> >>1
免許おめでとうございます。助手席はミサカの為に開けておいて下さいね、とミサカは>>1の助手席を予約してみます。

お姉様(サトリナ)には負けませんから、とミサカはお姉様(サトリナ)に宣戦布告します。
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 17:28:58.46 ID:at3bzcJt0<> >>67 そんなもの!!させない!!

>>69 今はエンスト、ほとんどないですよね

オートマばんざい

>>70 じゃあ、俺のサイドブレーキを(ry
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/05(金) 17:56:32.25 ID:OPB+uhLIO<> 以前免許取れたのを祝ってもらったんだが、あれから楽しい車生活を送っているよ
あの時はありがとうございました
今度は>>1の番だ!
おめでとう、本当におめでとう!

あれ、そういえばどっちで取ったの?AT?MT? <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 18:45:28.80 ID:at3bzcJt0<> >>72 MTです

もうクラッチ?はぁ?なんぞやそれ?みたいな感じでしたね最初はw

続きはのちほど

昨日は書き溜め50分くらいしか作れなかったものでw <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:12:43.85 ID:at3bzcJt0<> では続き


上条「・・・始まったな」

空を見上げながら、上条がつぶやく

パンパン、と花火が上がっている

土御門「はぁ・・・めんどうだぜぃ」

隣では土御門が溜め息をついていた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:14:26.65 ID:at3bzcJt0<> 青ピ「これから延々校長の長い話やで?」

上条「あぁ・・・こっちはすぐにでも休みたいってのに・・・」

吹寄「こら、しっかり聞きなさい」

土御門「でもにゃー・・・みんなおんなじことばっか言うに決まってるにゃー」

■■「うふふ、私、会話に入ってみせる」

上条「はぁ・・・美琴は何してんのかな」

ぽつり、と上条がつぶやく

周りのクラスメイトの視線が痛かった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:15:55.11 ID:at3bzcJt0<>
「により、今年はよりいっそう・・・」

美琴「はーぁ・・・長いわね・・・」

食蜂「老いぼれは話が好きってのが決まりじゃない」

美琴「・・・でも、もう10分以上話してるのよ?」

美琴も溜め息をついていた

ずーっと、つまらない演説を聴かされているのだ

雷撃の一発でも落としてやりたくなる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:17:28.18 ID:at3bzcJt0<> 食蜂「そうねぇ・・・ちょーっとイライラするかもぉ」

美琴「私はアンタの話し方もイライラするんだけど」

食蜂「な、こういう話し方は好みじゃない!?」

美琴「私の好みを知ってどうする気よ!?」

ヒソヒソと、しかし睨みを聞かせて美琴が言う

周りのお嬢様たちは真剣に聞いている

美琴(よく退屈じゃないわね・・・) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:18:50.68 ID:at3bzcJt0<> 「では、健闘をお祈りします」

美琴「あ、終わった・・・ってわけないか、まーた別の学校の校長よね・・・」

食蜂「どうせ、怪我をしないようにとか言うのよねぇ」

二人がぶつくさ文句を言っていると、壇上に一人の人物が上った

え、と周りから声が聞こえる

美琴は、頭痛を覚えた


垣根「えー、本日は晴天なり」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:20:17.15 ID:at3bzcJt0<> うぉぉぉぉぉ!!!!と観客席から声が上がる

去年の垣根のアナウンスを覚えている人たちだろうか

かなりの数が囃し立てている

垣根「あーあー、マイクテストマイクテスト」

垣根「あれだ、第二位の垣根帝督だよろしく」

垣根「今回の大覇星祭、盛り上げ役になった」

垣根「統括理事長の許可もある」


美琴「」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:21:42.86 ID:at3bzcJt0<> 垣根「とりあえず、観客席の親御さんたち」

垣根「自分の子供の雄姿をその目に焼き付けてください」

垣根「今日は空も晴れている、きっと笑顔も晴れるでしょう」

美琴(上手くないわね)

垣根「ですが、僕の心は土砂降りです」

美琴(なにがあったのよ)

垣根「ウソです」

美琴(ウソかよ) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:23:31.14 ID:at3bzcJt0<> 垣根「では、選手の健闘を祈って」

垣根「歌を歌います」

美琴「」

垣根「フレーフレ0ー!!あーかーぐーみ!!」

垣根「フレッフレッ!!あかぐみゴーゴーゴー!!!!」

上条(懐かしいな・・・)

垣根「ぼくらーはかがーやくー!!みなさんも一緒に!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:24:54.96 ID:at3bzcJt0<> 一同「たーいよーうのーよーうにー!!!」

垣根「もえあーがるーきーぼうー!!!!」

一同「ちかーらいっぱいがんばろうー!!」

垣根「あかあかあか!!!」

一同「ゴーゴーゴー!!」

垣根「あかあかあか!!!」

一同「ゴーゴーゴー!!」

垣根「もえろーよもーえーろー!!!」

一同「あーかーぐーみー!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/05(金) 20:25:26.56 ID:bps0jIX60<> ていとくん、暗躍するかと思ったら早々に表舞台にでてきやがった
さすがだ、常識が通用しねぇ
今年の大覇星祭はまともに進行するとは思えないな
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:26:40.85 ID:at3bzcJt0<> 垣根「二番!!」

上条(あ、なんかちょっと楽しいかも)

垣根「ぼーくらーはしろーいいーなずまだー!!!」

一同「つきーすすーむーひーかりのやー!!!!」

垣根「かーみなりのおとーとーどろかせー!!!」

一同「げんきいっぱいがんばろうー!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:28:06.79 ID:at3bzcJt0<> >>83 これがダ(ry

垣根「しろしろしろ!!」

一同「ゴーゴーゴー!!」

垣根「しろしろしろ!!」

一同「ゴーゴーゴー!!!」

垣根「ちーきゅうをまわるーいーなずまだー!!!!」

一同「しーろーぐーみー!!!」

垣根「みんなありがとう!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:29:26.56 ID:at3bzcJt0<> 垣根「じゃあ!!一週間の宴だ!!」

垣根「踊る阿呆に見る阿呆!!」

垣根「クールにいなせに決めるのか!!」

垣根「はたまた踊ってバカになるか!!」

垣根「垣根帝督でした!!ではまた!!」

一同「いぇーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ショチトル「・・・なんか、めっちゃ盛り上がってるな」

心理「はぁ・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:30:52.30 ID:at3bzcJt0<> 土御門「いやー!今までにない盛り上がりだったぜよ!」

青ピ「そうやねぇ!!なんか今年は楽しめそうや!!」

上条「お、おいお前ら・・・」

上条が少し焦ったように言う

その後ろでは、吹寄が死にそうな顔をしていた

吹寄「・・・私の今までがんばってきた過去は、運動会の歌だけに負けたのか・・・?」

上条「そ、そんなことないって!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:32:27.50 ID:at3bzcJt0<> 土御門「今までは少し堅すぎたんだぜよ」

青ピ「ああいうバカをやってこその青春やで?」

上条「お、おい姫神!!フォローしてやってくれ!!」

■■「名前で呼ばれても、名前は載らないのね」

上条「意味わかんないこと言ってんじゃねぇ!!」

上条が頭を抱える

空には、あっつい太陽が昇っている <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:34:04.25 ID:at3bzcJt0<> 1日目


垣根「どうだった、俺の演説は!?」

削板「運動会の歌、懐かしかったぞ!!」

垣根「だろだろ!?」

一方「お偉いさンが顔真っ青にしてたぜェ」

三人が楽しそうに笑う

心理「・・・頭が痛いわ・・・」

19090「は、半分が優しさで出来ている薬を持っています!とミサカは差し出してみます!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:35:26.56 ID:at3bzcJt0<> エツァリ「しかし、なかなかに盛り上がりましたね」

垣根「これから俺はアナウンスだから、じゃあな」

心理「え、本当だったの?」

垣根「あたぼうよ」

ウィンクをしながら、垣根が去っていく

ショチトル「絶対何かするな」

テクパトル「間違いなくな」

番外「間違っててほしいけど」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:36:59.78 ID:at3bzcJt0<>
上条「えっと・・・第一競技から俺たちか・・・」

吹寄「・・・まさか短距離が第一種目とは」

土御門「今年はなんでも、後半にトリッキーな種目を持ってきてるみたいだにゃー」

青ピ「そっちのほうが盛り上がるもんなぁ」

■■「・・・上条くん」

上条「ん、どうした?」

■■「あれ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:38:23.84 ID:at3bzcJt0<> ■■が客席を指差す

少し可愛い体育服を着た、美琴が手を振っている

美琴「当麻ーー!!!がんばってー!!!」

上条「あ、美琴じゃん!!美琴ー!!!」

美琴「見た!?こっちに手振ってた!!!!!!!!!!」

食蜂「いいから首をガクガクしないでほしいのよねぇ」


土御門「・・・ちっ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:40:27.53 ID:at3bzcJt0<> 青ピ「カミやん、あんまりイチャイチャしてると周りの士気が下がるんやで」

上条「え?」

上条が周りを見渡す

クラスメイトが鬼の形相で彼を見つめている

吹寄「・・・貴様、まさかずーっと彼女のことばっか考えてるつもりじゃないでしょうね?」

上条「いやいや!!競技には集中するから!」

吹寄「ふん、どうせ上条よね」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:41:41.02 ID:at3bzcJt0<> 上条「いやいや!!なんでそうなんの!?」

土御門「どうせ、頭の中では今頃彼女とデート中だにゃー」

上条「ないからなそれ!!」

青ピ「いや、もっと先かも・・・」

上条「もっとねーよ!!」

■■「はっ、まさかもう老後・・・」

上条「つまんないボケを言うな」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:43:12.67 ID:at3bzcJt0<> 土御門「とにかく、カミやんは二走目だからすぐだにゃー」

上条「よし、ここでポイントを稼いで・・・」

青ピ「彼女にカッコイイところを見せるんやね?」

上条「あぁもううっせぇな!!」

頭をかきむしりながら、上条が叫ぶ


垣根「マイクチェックマイクチェックワンツーワンツー」

上条「」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:44:35.47 ID:at3bzcJt0<> 垣根「あーあー、実況はわたくし、垣根がお送りします」

また、観客席から歓声が上がる

今回はアレイスター公認なので、垣根も大きな顔が出来るのだ

横にいるお偉いさんは顔をひきつらせているが

垣根「さーて、若者達よ元気にしてるか?」

垣根「そろそろ始まる大覇星祭」

垣根「校長共の演説なんて、どーだっていいんだよ!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:46:36.85 ID:at3bzcJt0<> 垣根がマイクを握る

その一言に、さらにお偉いさんは顔をしかめる

だが、そんなことは気にしてない

垣根「これは!!若者の、若者による、若者のための行事だ!!」

垣根「老いぼれを喜ばせるためじゃない!!」

垣根「先生を喜ばせるためじゃない!!」


垣根「たったひとぉつ!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:48:07.92 ID:at3bzcJt0<>

垣根「お前ら学生が楽しむためのものだ!!!!!」

一同「イェー!!!」

垣根「暴れろ、叫べ!!泣き喚け!!」

垣根「若者達よ!!血と汗ぶつけ!!」

垣根「地面に思い出を刻んでみせろ!!」

垣根「いいか、お前らは!!」


垣根「自由なんだよ!!!!!!!!!!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:49:45.81 ID:at3bzcJt0<> ちょうど、競技開始を知らせるベルが鳴った

垣根「第一種目!!100m走!!」

垣根「第一コースは!!」

垣根が選手名を呼んでいく

呼ばれた選手は、とびきりの笑顔で観客席に手を振っている

垣根「では!!」

垣根「位置について!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:50:59.28 ID:at3bzcJt0<> 垣根の合図で、選手がスタートラインに立つ

ゴクリ、と誰かがつばを飲む音が聞こえた

上条(・・・とうとう、始まるんだ)

審判員が持っている旗に注目が集まる

そして


「スタート!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:53:02.18 ID:at3bzcJt0<> 選手達が一気に駆けていく

目の前にある、ただ一本のゴールラインを見つめて

暑い陽射し

照りつける太陽

少し浮かんでいる陽炎



一着の選手が、ゴールテープを切った



垣根「大覇星祭!!!!始まり始まり!!!!!!!!!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:55:16.12 ID:at3bzcJt0<>
上条「・・・はぁ」

落ち着くために、深呼吸をする

周りからは、相変わらず歓声が上がっている

第二走目の上条は、緊張感を覚えていた

少しイヤな汗が頭を流れる

さっきまでは冷やかしていたクラスメイトたちが、真剣な顔をしている <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:56:47.50 ID:at3bzcJt0<> 土御門「カミやん、大丈夫だにゃー」

青ピ「他の選手はそんなに早い選手じゃないはずやで」

■■「落ちついていけば、大丈夫」

吹寄「悔いのないようにな」

上条「あ、あぁ」

気のせいか

口の中がカラカラと乾く

まだ少しも運動していないのに、体がフラフラしているような気もする <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>sage saga<>2011/08/05(金) 20:59:07.31 ID:BycLwjnE0<> 上条さんってかなり足速いよな、
2期の後期OPの足の速さとかマジでバケモンか <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 20:59:17.06 ID:at3bzcJt0<> 上条「・・・」

落ち着くように、心に言い聞かせる

だが、そうすればそうするほど、緊張感は高まっていく

そのとき


垣根「えー!!第一コースは、あの御坂美琴さんの彼氏でもある、上条当麻選手でーす!!!」

少し、気の抜ける声が聞こえてきた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 21:01:01.12 ID:at3bzcJt0<> >>104 上条さんって、あれで歩いてるんだよね?
あれ?


美琴「な、なに言ってんのよ!!」

食蜂「うわぁ、あついね」

美琴「か、垣根のヤツ・・・」


垣根「ほらほら!!楽しんでいけよ!!」

垣根「転んだっていいじゃない!!」

垣根「あぁ!?泥臭さこそが青春だぜ!?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 21:02:23.45 ID:at3bzcJt0<> 垣根「たった一歩を踏み出した瞬間!!」

垣根「君はもう!!駆けている!」

垣根「第二コース!!」

垣根がまた、選手の名前を呼んでいく

上条(・・・あ、緊張取れたかもしんない)

上条が少し胸を撫で下ろす <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/05(金) 21:02:28.49 ID:Ua5DJpGIO<> 姫神がちゃんと出番があってよかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/05(金) 21:04:36.77 ID:flge4VlAO<> >>108
海の家では放置されたけどねww <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 21:04:39.09 ID:at3bzcJt0<> さきほどまでの嫌な感じはしなかった

ただ、すがすがしい気持ちだけが残っている

上条(・・・みんな、俺を応援してくれてる)

その期待に応えたかった

垣根「では!!位置について!!」

選手がスタートラインにつく


美琴(当麻・・・がんばって!!) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 21:06:18.05 ID:at3bzcJt0<> >>108 俺は、姫神大好きなんです、てへ


「スタート!!」

審判員が旗を上げる

たった10秒少しの世界だ

でも、そのたった少しの間に

上条は、たくさんの声援を背負っていた


垣根「一着は、上条選手!!!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/05(金) 21:14:53.30 ID:Ua5DJpGIO<> >>111
個人的にはこのスレのデルタ+吹寄+姫神の五バカ好きだよ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 21:15:55.14 ID:at3bzcJt0<> >>112 吹寄はキャラ濃いですからね

ちょいと休憩

昔のシュワちゃんってパないですよね

あの人のフロントダブルバイは神だよ、うん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/05(金) 21:31:59.67 ID:Ua5DJpGIO<> シュワちゃん出すのは反則だ

どれくらい反則かというと上条さんの「幻想殺し」ぐらい反則だ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<>sage<>2011/08/05(金) 21:44:43.52 ID:nagLBEM00<> すいません
前の方の3スレ目ぐらいから見れないんですけど、どうしたら見れるようになりますか? <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 21:49:39.17 ID:at3bzcJt0<> >>114 面白いヤツだ(ry

>>115 あれ、なんでだろ


上条「はぁ・・・安心した・・・」

土御門「にゃー、あっちで彼女が喜んでるぜぃ?」

上条「え、ホントか?」

上条が客席を見る

美琴「当麻ー!!!」

こちらに向かって、美琴が手を振っている <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 21:51:13.30 ID:at3bzcJt0<> 上条「おー!!やったぞー!!!」

上条も、勢いよく手を振る

青ピ「はぁ、でもまぁ一着やったし許してあげようや」

吹寄「そうだな・・・まぁ、上条にしては上出来ね」

■■「私も、一着になってみせる」

土御門「あれ、姫神の名前が選手一覧にないぜよ?」

■■「」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 21:52:29.19 ID:at3bzcJt0<>
美琴「あ、次の競技って私達じゃない?」

食蜂「あーあ、女子の100m走か」

食蜂が溜め息をつく

彼女は、あまり運動は好きではない

苦手、というわけでもないが

食蜂「御坂、アンタががんばってよ」

美琴「そりゃ、当麻のためにもがんばるわよ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 21:53:58.51 ID:at3bzcJt0<> それに、美琴は上条と罰ゲームの契約をしている

負けてしまうのは、イヤだった

美琴(見てなさい・・・私は、当麻に・・・)


上条「美琴ー!!次はがんばれよー!!」

種目が終わり、上条たちは退場していく

その列の中から、上条が手を振っていた

美琴「!!う、うん!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 21:56:45.29 ID:at3bzcJt0<> 食蜂「彼女が出る競技を把握してるなんて・・・やるわね」

美琴「えへへー//」

美琴が人目も気にせず顔を真っ赤にしながらにやける

食蜂(・・・ともあれ、私もがんばらないといけないわけだけどぉ)

今現在、紅組、つまり上条たちが勝っているのだ

常盤台のお嬢様として、ここは逆転しなければいけない <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 21:59:14.28 ID:at3bzcJt0<> 食蜂「さーて、私の脚力なら一位は余裕なんだけどぉ」

食蜂は余裕をかましていた

だが

■■「・・・なに、私も適当に組み分けされちゃった」

彼女は知らない

意外なところに

意外な才能の持ち主がいるということを <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 22:01:31.05 ID:at3bzcJt0<>
食蜂「さーて、始まるのねぇ」

■■(なんか、同じ組にキャラの濃そうな人がいる)


垣根「えー、第一コース!!食蜂選手!!」

食蜂「いぇーい!」

食蜂が観客席にウィンクをする


青ピ「見た!?あの子、今ボクに・・・」

上条「気のせいだ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 22:03:07.36 ID:at3bzcJt0<> 垣根「第二コース、姫神選手!!」

■■「いぇーい」

■■も、負けじと真似をしてみる


「誰だ?」

「さぁ?」

「座敷童?」


■■(私なんて、所詮はこんなもの) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 22:06:37.68 ID:at3bzcJt0<>
上条「・・・姫神は、第二コースか・・・」

心理「あら、上条君」

上条「あれ、みんな?」

ショチトル「よ、お前もここに来たのか」

19090(テっくん、少し隠れましょう)

テクパトル(そうだな、土御門と青ピとかいうヤツらもいるし) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 22:08:03.22 ID:at3bzcJt0<>
土御門「にゃー、カミやんといつもつるんでるメンバーかにゃー」

一方「・・・そのしゃべり方やめろ」

土御門「なんでですたい?」

一方(うぜェ)

削板「しかし、上条のクラスメイトとはな・・・」

エツァリ「・・・初めまして、と言っておきましょうか」

土御門「そうだにゃー」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 22:11:20.25 ID:at3bzcJt0<> 青ピ「それにしても、可愛い子が勢ぞろいやねー」

心理「残念だけど、みんな彼氏持ちよ」

青ピ「」

番外(あ、死んだ)

土御門(・・・こいつは妹達か)

一方(・・・この野郎、普段はこンなキャラかよ) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/05(金) 22:12:43.05 ID:TiEopWJ60<> 盛り上がってまいりましたァァァァァァ!!!!!!!!
さすがはていとくん盛り上げてくれるね
何気に良いこと言ってるし心理定規が惚れるのも分かるわぁ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/05(金) 22:13:04.42 ID:flge4VlAO<> いつも思うけど、黒子が能力有りで普通に出場したら、めちゃめちゃチートだよね、どんな種目でも <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 22:13:21.31 ID:at3bzcJt0<>
削板「あ、始まるぞ」

上条「あぁ、わかってる」

上条が競技場を見つめる

見覚えのある選手は二人

一人は■■

もう一人は

上条(たまに・・・見かける子だよな?)

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga <>2011/08/05(金) 22:15:28.04 ID:at3bzcJt0<> >>127 いや、いいことは言っていないw

>>128 干渉力5以上の能力は使用禁止、だから黒子のテレポートもきついのでは?

それに、本体の黒子が少しでも集中途切れたら危ない能力だし、人の多いところで使う能力ではないかとw


食蜂(ま、余裕ね)

食蜂は笑っていた

隣には、ひょろい巫女っぽい雰囲気の生徒

どう見ても、運動はできそうにない



<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:16:52.09 ID:at3bzcJt0<> ■■(・・・私は、風)

■■は、ただ考えていた

周りのことは気にしない

彼女は、無になることが得意だった

人は無から生まれ、無へと帰る

彼女は、その過程に意識的に割り込むことが出来る

原初の状態に、自ら帰れるのだ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:17:46.67 ID:at3bzcJt0<> ■■(・・・やるべきは一つ)

ただ、一番にあのゴールテープを切ること

もちろん、クラスのみんなのため

紅組が勝つため

だが、それよりも


■■(私が、目立つため) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<>sage<>2011/08/05(金) 22:18:40.97 ID:hjZkJ19Zo<> ■■さん…
泣けてくるぜ……

で、だれだっけ?wwwwww <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:19:00.22 ID:at3bzcJt0<> 食蜂(あら、なんか隣の子、真剣になっちゃってるー)

クスクス、と食蜂が笑う

どうせ、真面目なガリ勉がやる気だけは出しているのだろう

そう、思っていた


垣根「位置について!!」

他の選手は、クラウチングスタートの構えをする


ただ、■■だけは、違った <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/05(金) 22:19:36.67 ID:flge4VlAO<> 1位取れたら1文字ぐらい解放してあげてよww <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:20:20.61 ID:at3bzcJt0<> >>133 たしか・・・えーっと、佐藤・・・さん?


上条「な・・・!!」

エツァリ「あの構えは!!」

一方「ウソだろォ・・・」


美琴「あ、あの人・・・勝つ気ないの?」


クラウチングよりも、スピードで劣る

スタンディングスタートだった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:21:50.64 ID:at3bzcJt0<> >>135 えー、こういう扱いこそが姫神の魅力ですよ、うんw


食蜂(は、はぁ?やる気ないのかしらぁ・・・)

■■(・・・)

周りの選手も、驚いた顔をしている

だから


「スタート!!」


その号令に、一瞬だけ反応が遅れた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:22:47.89 ID:at3bzcJt0<> 食蜂「!!」

食蜂は、すぐにスタートを切った

ほんの少しの差だ

■■にはすぐに追いつける

はずだった


なのに、彼女の背中は遠かった

食蜂(ウ、ウソ!?) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:23:51.12 ID:at3bzcJt0<> ■■(私は、風)

■■は風になっていた

そこにあるはずなのに、まるで感じられない存在

何よりも早く、何よりも強く

何よりも、儚い存在

■■(出番が、ほしい)

ただそれだけのために

彼女は、駆けた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:25:06.31 ID:at3bzcJt0<>
垣根「一着は■■選手!!」

ワー!!!と歓声が上がる

それもそうだろう

まさか、無名の高校の生徒が常盤台の生徒に勝だなんて

とんだ番狂わせであるからだ

■■(やった・・・)


上条「す、すげぇ・・・」

青ピ「姫やん・・・やるなぁ・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:26:03.74 ID:at3bzcJt0<> 土御門「にゃー、感動的だぜぃ」

土御門がわざとらしく目を擦る

心理「・・・でも、名前は?」

ショチトル「さぁ」

番外「聞き取れなかったね」

一方「あァ」

削板「残念だ・・・」

上条「・・・そうだな、あいつ誰なんだろう」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/05(金) 22:26:11.17 ID:flge4VlAO<> ていとくんのアナウンスww何て言ってるんだ <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:27:03.91 ID:at3bzcJt0<>
美琴「・・・負けてるじゃない」

食蜂「・・・もう、生きているのが辛いわぁ」

食蜂がかなり落ち込んだ様子でつぶやく

食蜂「あれよ、愛がほしいの」

美琴「私はあげないから」

食蜂「」

美琴「あ、次は私の番ね」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:28:40.22 ID:at3bzcJt0<> >>142 そこは、ノイズがはしるんですよ、きっと


垣根「さー!!続きまして!!さきほどの男子で一着をとった上条選手の彼女!!」

垣根「我らがアイドル、美琴タソの登場です!!」

きゃー!!と歓声が上がる

気のせいか、半分以上が女子のもののように聞こえる


上条「相変わらずの人気だな・・・」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:30:14.27 ID:at3bzcJt0<> 美琴「・・・あれ」

美琴が同じ組に並んでいる生徒に気づく

吹寄「・・・」

美琴(この人たしか・・・)


垣根「第二コース!!鉄壁だけど、絶壁じゃない!!」

垣根「走れば揺れる、その乳が!!」

垣根「フラグをへし折り、心もへし折る!!」

垣根「吹寄選手!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:32:00.49 ID:at3bzcJt0<> 吹寄「・・・あの馬鹿・・・」

吹寄が頭に青筋を浮べる

だが、観客席はかなり盛り上がっている

それが、よりいっそう腹立たしかった

美琴(・・・チャーンス、この人に勝てば・・・)

上条もさらに自分を見直すだろう

美琴はそう思っていた
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:33:33.69 ID:at3bzcJt0<> 垣根「では、位置について!!」

美琴(・・・白組が勝つためにも、負けられない!!)

吹寄(・・・私だって、やれるんだから!!)


「スタート!!」


美琴「!!」

美琴が力強く地面を蹴る

短距離では、能力は誰も使わない <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:35:32.61 ID:at3bzcJt0<> テレポート系は無条件で、干渉力が5を超えるため使用不可能

他の能力も、風力使いやら電撃使いやらいるが

演算してるヒマがあったら、集中して走ったほうが速いのだ

美琴「おらぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

お嬢様とは少し遠いイメージの声を上げながら、美琴がゴールテープを切った


垣根「一着は、御坂選手!!」

また、観客席から黄色い声援が上がる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:38:31.52 ID:at3bzcJt0<> 上条「よっしゃぁぁぁぁ!!!」

土御門「いや、彼女さんは敵だぜよ?」

上条「あ、そうだった」

青ピ「カミやん、色ボケしすぎやで」

上条「わ、悪い」

一方「にしても速いな」

削板「あぁ、驚いた!!」



19090「テっくん!!お姉様が一番です!!」

テクパトル「お、すごいなー」

20000「さっすが変態の元」

テクパトル「・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 22:40:05.05 ID:at3bzcJt0<> さて、今日はここまで

最近は、昔ほどの速さは求めていないかな

一週間で1スレ使えればいいかと


さて、免許も取れたし、明日は原付を見に行ってカラオケに行って・・・

その前には午前に筋トレ・・・

いやぁ、休みっていいですねw <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)<>sage<>2011/08/05(金) 22:43:03.58 ID:nNIm7Abwo<> おつ
いや、一週間で1スレ使うのは十分早いぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2011/08/05(金) 22:43:47.74 ID:tElD0kyAO<> 何故にあのオリジナルのDNAから20000号のようなおぞましき変態が産まれなければならなかったのか
それを考えるとそれはもう本当に残念でならない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長崎県)<>sage<>2011/08/05(金) 22:45:54.70 ID:q7/ECsDho<> >>152
オリジナルも十分へんt <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/05(金) 22:46:49.10 ID:7sNhiwbB0<> 乙
だが20000号お前が言うなw
いや、20000号だから言えるのか? <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 23:11:13.48 ID:at3bzcJt0<> >>152 

20000「えっ・・・残念・・・」

20000「そっか、ミサカはいらない子なんだ・・・」ショボン


ってことで、テっくんがそっちに向かった

身長160しかないと、なかなか体重が上げられないですね

もっと身長ほしかった・・・

親が小さいからしゃあないね

しっかし、シュワちゃんvsオリバは伝説だね、うん

腕と胸はややシュワちゃん、それ以外はオリバ


いやぁ、あの時代は美しいのなんの <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 23:12:31.39 ID:at3bzcJt0<> >>152 

20000「えっ・・・残念・・・」

20000「そっか、ミサカはいらない子なんだ・・・」ショボン


ってことで、テっくんがそっちに向かった

身長160しかないと、なかなか体重が上げられないですね

もっと身長ほしかった・・・

親が小さいからしゃあないね

しっかし、シュワちゃんvsオリバは伝説だね、うん

腕と胸はややシュワちゃん、それ以外はオリバ


いやぁ、あの時代は美しいのなんの <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 23:13:04.52 ID:at3bzcJt0<> >>152 

20000「えっ・・・残念・・・」

20000「そっか、ミサカはいらない子なんだ・・・」ショボン


ってことで、テっくんがそっちに向かった

身長160しかないと、なかなか体重が上げられないですね

もっと身長ほしかった・・・

親が小さいからしゃあないね

しっかし、シュワちゃんvsオリバは伝説だね、うん

腕と胸はややシュワちゃん、それ以外はオリバ


いやぁ、あの時代は美しいのなんの <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 23:16:30.27 ID:at3bzcJt0<> なんだ・・・この重さは・・・

一瞬、めっちゃ重くなるときってあるよね

助けてサトリナ


では、おやすみなさい

リープリとケビンも大好きだよ

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>sage saga<>2011/08/05(金) 23:17:37.95 ID:BycLwjnE0<> 最近、Д←これがロシアで変換するとでてくることを知った私ですが、
>>1よ、最近は速さが足りないッッッ!!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)<><>2011/08/05(金) 23:17:52.77 ID:fHvTsglT0<> 今回は一方通行と垣根が長点上機として御坂たちと対立してほしい <> sage<><>2011/08/05(金) 23:18:37.46 ID:fHvTsglT0<> 今回は一方通行と垣根が長点上機として御坂たちと対立してほしい <> sage<><>2011/08/05(金) 23:19:17.59 ID:fHvTsglT0<> 今回は一方通行と垣根が長点上機として御坂たちと対立してほしい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)<>sage saga<>2011/08/05(金) 23:24:59.99 ID:BycLwjnE0<> >>160-162
分かったから落ち着けww <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 23:27:25.00 ID:at3bzcJt0<> >>159 いやぁ、増量期のトレは楽しくて楽しくて、時間を食っちゃいますねw

あと、速さを求めすぎると自分にプレッシャーが来るし、いい作品も書けなくなるので

全盛期って言われてるけど、意味を変えたら速さしかとりえのない時期、でしたし

これからは一本筋の通った話をしっかりやっていきたいな、と

>>160 それはムリです、だって

ていとくんって長点上機かわかんないし

セロリは運動無理だし

なにより、ああいう行事には出ないでしょうw

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 23:29:56.52 ID:at3bzcJt0<> 速さはいらないです、もうw

中身を詰めた話を書いてなんぼでしょう
全盛期、といわれてましたが、自分からしたら内容ペラペラの時期ですし

一本筋の通った話をやりたいです、うん

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/05(金) 23:33:47.36 ID:at3bzcJt0<> あー!!

くっそ重いwww

なんなんだ・・・こ、これはまさか・・・サト(ry <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/06(土) 00:20:45.25 ID:RIAVJwqIO<> サトリナのせいにしちゃいけないよ!

>>1乙!速さが十分な気がする <> sage<><>2011/08/06(土) 01:17:58.06 ID:SQ4acRDO0<> >>1乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/06(土) 01:20:10.92 ID:7UU8titAO<> >>168
sage入れるならメール欄なww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/06(土) 05:24:20.31 ID:waI9YySDO<> 御坂〜御坂〜
家の兄貴が上条当麻の制裁に向かったぞ〜
気をつけるんだなー

繚乱家政女学校の土御門 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2011/08/06(土) 07:40:59.98 ID:Tuo7dXJa0<> 干渉力5以上の能力は使用禁止っていうのは
借り物競争とかの一般人が関わる競技だけなんじゃない?
玉入れのときとかはガンガン使ってたし

けど人が多いからテレポートは難しそうww
人と重なるようにテレポしたら死人が出るしwwwwww <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 09:35:05.25 ID:Ix6O2j7r0<> >>171 

黒子「お姉さま!!テレポートですの!!」

美琴「わかった!!」

キュピン


上条「ぐぁぁぁぁ!!!」

美琴「みぎゃあああああ!!!」

黒子「お姉さまーー!!お姉さまー!!!!」


みたいな


おはようございます

あっついね

夢でサトリナとあんなことをしてしまいました、マジで
うへへへ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/06(土) 09:38:48.58 ID:JBJLCg+C0<> >>1
あれ、それサトリナの皮を被ったエツァリじゃね? <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:12:19.57 ID:Ix6O2j7r0<> >>173 そ、そそそそそそんなことないやい!!

続き


美琴「やったぁ!」

美琴がぴょんぴょん、と嬉しそうに飛び跳ねる

観客席では、上条が大喜びしていた

美琴「あぁ・・・最高!」

ニコニコ、と太陽のように笑う美琴の横で

吹寄は肩を落としていた

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:12:48.27 ID:Ix6O2j7r0<> 今にも死にそうな顔で、吹寄は嘆いていた

吹寄「・・・私は、盛り上げることもできない」

吹寄「勝ってポイントを稼ぐこともできない」

吹寄「なにが実行委員よ・・・こんな、情けない・・・」

美琴(あ、あれ?なんか喜んだらダメだったかも・・・)

吹寄を慰めようか、と美琴が近づいたとき

アナウンスが流れた

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:13:14.17 ID:Ix6O2j7r0<> 垣根「みなさん!今一度、他の選手にも盛大な拍手を!」

垣根「一位ではなかったとしても、それぞれの選手は走り抜けました!」

垣根「自分の選んだ自分の道を、最速で!」

垣根「ならば、それは褒めたたえるべきでしょう!」


上条「そうだな・・・そうだよ!」

土御門「吹寄ー!二位でも十分だにゃー!」

青ピ「ボクもやる気出たでー!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:13:40.68 ID:Ix6O2j7r0<> 吹寄「・・・みんな・・・」

美琴「あ、答えてあげたらどうですか?」

吹寄「・・・そうね」

吹寄が観客席に手を振る

男子生徒が、それに返すように手を振る

吹寄(少し品が無くて、すごくバカらしいけど・・・)

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:14:07.00 ID:Ix6O2j7r0<> 吹寄がアナウンス席を見る

垣根は、まだマイクを持っていた

吹寄(たしかに、ああいうのも必要なのかもしれないわ)


垣根「吹寄選手のおっぱいの揺れは特に最高でしたね!」

一同「いぇー!」

吹寄「やっぱりないわね」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:14:32.44 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル「はぁ・・・」

テクパトルはため息をついていた

そういえば、去年もこんな状況ではなかったか

19090「かき氷が売っています!とミサカははしゃぎます!」

17600「ほぉ、うまそうだな」

御坂妹「これ、買いましょうか・・・とミサカはテっくんからもらったお小遣を取り出します」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:14:58.65 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル「・・・なぁ、競技は?」

目の前にいる、変装したミサカ達に彼は引っ張り回されていた

髪の毛をまとめるとかそんなレベルの変装ではない

17600号が持っている技術を使った特殊メイクだ

それでも、声や雰囲気だけでどのミサカか見分けられる辺りはさすがだった

20000「はぁはぁ・・・セロリたんのチョコバナナがほしいなぁ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:15:25.32 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル「お前はすぐに分かるな」

テクパトルが呆れたように言う

10033「テっくん、これはなんですか?とミサカは得体の知れない食べ物を指差します」

テクパトル「失礼だぞ・・・それはタコスだ」

14510「なるほど、これがタコスですか・・・とミサカはタコスを凝視します」

御坂妹「それほど美味である、というわけではないらしいですよ、とミサカは忠告します」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:15:51.91 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル「人それぞれさ、それより競技を」

19090「あっ!テっくん、こっちにはフランクフルトがありますよ!とミサカは・・・」

20000「あーあー、毎晩テっくんのフランクフルトをくわえてるから好きに・・・」

19090「ち、違います!」

テクパトル「・・・はぁ」

なんで競技を見ないんだろう、とテクパトルが首を傾げる

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:16:17.26 ID:Ix6O2j7r0<> 普通は食べ物に目がいくに決まっているのだが、あいにくテクパトルはそこまで普通でもない

運動競技を見ているほうが楽しいという変わった人種だ

テクパトル「早く競技を」

17600「そんなに女の子の体育服が見たいのか、テっくん」

テクパトル「ちげぇ・・・」

19090「・・・ということは、ミサカが体育服を着れば・・・」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:16:44.42 ID:Ix6O2j7r0<> カァッ、と19090号が顔を赤らめる

何か大きな間違いを犯していることは、ツッコまないでおいた

テクパトル「とりあえず、あんまりウロチョロとしてもいけないし・・・」

昼ご飯までには一同と合流する予定だった

競技場から遠のきすぎても不便になってしまう

テクパトル「はぁ、しかし・・・」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:17:12.21 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトルが空を見上げる

人混みでただでさえ暑い上に、陽射しもかなり強かった

テクパトル「・・・暑いな」


黒子「暑いですの・・・」

黒子はつぶやいていた

今は風紀委員の仕事中だ

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:17:39.23 ID:Ix6O2j7r0<> 初春と二人でパトロールをしている

彼女はあまり競技には参加しない

風紀委員は大忙しなため、大覇星祭のプログラムに参加するのは困難なのだ

初春「それにしても・・・」

年がら年中お花畑の初春が周りを見渡しながらつぶやく

初春「カップルが多いですね・・・」   <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:18:54.70 ID:Ix6O2j7r0<> 黒子「そうですのね・・・」

周りはカップルで溢れていた

もちろん、競技中でない学生のカップル、だが

黒子「わたくしもカップルで行動したいですの」

初春「白井さんは彼氏できたじゃないですか」

黒子「ですが、今は忙しくて行動できませんの」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:20:32.36 ID:Ix6O2j7r0<> 黒子が溜め息をつく

風紀委員は大覇星祭中では基本休みはない

競技のとき以外はずっとパトロールやけが人の救護に当たるのだ

初春「私は運動苦手ですから、そっちのほうがありがたいですね」

黒子「わたくしは今日くらいは騒ぎたいですの」

初春「ふふーん、白井さんもしおれてるし、今日は最高です!」

黒子「おい初春」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:22:19.42 ID:Ix6O2j7r0<> 初春「・・・あ、モニターに結果がでてますよ!!」

初春がモニターを指差す

女子の100m走の結果だ

一位の欄に、美琴の名前があった

黒子「まぁ!さすがお姉さま!!」

初春「御坂さんはさすがですね・・・」

黒子「あら、■■とモザイクになっているところもありますの」

初春「故障でしょうかね?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:24:06.89 ID:Ix6O2j7r0<> 黒子「おっと、こんなことをしている場合ではありませんでしたわね」

初春「さっさとパトロールです!!」

二人が駆けていく

その少し後ろでは


テクパトル「・・・お、義姉さん勝ったみたいだな」

御坂妹「さすがお姉様です、とミサカはつぶやきます」

19090「すごいですね・・・」


愉快な家族が、モニターを眺めていた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:26:54.78 ID:Ix6O2j7r0<>
美鈴「あっちゃー・・・道に迷ったよ」

広い学園都市の中

一人の母親は、そうつぶやいていた

美鈴「えっと・・・ここは・・・あれ?」

地図を片手に歩くが、まったくわからない

美鈴「はぁ・・・道行く人にたずねるか」

美鈴が地図を畳む <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:28:00.47 ID:Ix6O2j7r0<> 美鈴「あー!すいませーん!!」

詩菜「あら、御坂さん?」

美鈴「あっれー、上条さんだったかー・・・」

詩菜「?」

偶然の出会い

なんなのだろう、この運命的なものは、と美鈴は思う

女性と運命を望むような趣味ではないが <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:29:28.59 ID:Ix6O2j7r0<> 詩菜「どうかされましたか?」

ニコニコ、と詩菜が話し掛ける

美鈴「いやぁ、道に迷っちゃいましてね」

てへ、と美鈴がおどける

詩菜は日焼け対策完璧といった感じだ

そこのあたり、美鈴とは少しだけ違った

詩菜「あらあら・・・私もちょうど競技場に行くところでしたのよ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:30:50.96 ID:Ix6O2j7r0<> 美鈴「やったー!一緒に行きましょう!」

旅は道連れ世は情け

意外なところで救済はあるものだ


テクパトル(よ、世の中に救いなんてねぇ・・・)

テクパトルは冷や汗をかいていた

その視線の先には


美鈴「いやぁ、ここはどうも迷いやすくて!!」


誰かの母親がいた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:32:10.34 ID:Ix6O2j7r0<> 歳はいくつくらいだろうか

ここにいるということは学生の親か兄弟だろう

普通ならどう見ても大学生にしか見えない

しかし、テクパトルは知っている

テクパトル(義姉さんの母親か・・・)

彼女は、御坂家の人間だ

つまり、妹達と出会うとややっこしいことになる

ややっこしいことに <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:33:30.95 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル「おいみんな、今はここから離れ・・・」

19090「あ、あっちにはクレープの屋台が!」

20000「行こうぜ!!」

テクパトル「お、おい!!」

最悪だった

ミサカたちが駆けて行った先には

美鈴「おー!クレープおいしそう!」

御坂がいるのだ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:35:01.13 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル(い、いや!!きっとここは何らかの救済があって、俺たちはあの御坂母親に関わらずに済んだり・・・)


美鈴「あいたっ!」

17600「オウチ!!!」


二人の「ミサカ」がぶつかった


テクパトル(この世に救いなんてねぇ!!断言できる!!)


17600「・・・す、すいません」

美鈴「あぁ、大丈夫よ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:36:11.36 ID:Ix6O2j7r0<> ミサカたちは現在、特殊メイクをしている

簡単にはバレないだろうが

美鈴「あっれー・・・なんか、少し美琴ちゃんに雰囲気が似てるな・・・」

17600「!!」


19090(お、お母様ですか!!)

10033(ま、まずいです・・・とミサカは焦ります!!)

14510(ど、どどどどどどどうしましょう!?) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:37:48.64 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル(ちっ・・・)

テクパトルが17600号の元に駆ける

テクパトル「おーい!!優奈・・・ってあれ」

あえて、全く関係ない名前を呼ぶ

17600号も、すぐに意図を察したようだ

17600「あー、悪い悪い、お兄ちゃん」

テクパトル(いや、どう見ても人種が違うよ!!まずいよバレちゃうよ!!) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:39:05.80 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル「い、妹が申しわけありません!!」

ツッコまれる前にまくしたてろ、とテクパトルは自棄になる

美鈴「ん、お兄ちゃんかな?」

テクパトル「は、はい!」

詩菜「あらあら、兄弟仲がよろしいのね」ニコニコ

美鈴「・・・うーん・・・」

今度は、美鈴はテクパトルの顔を睨む <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:40:14.74 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル「な、なにか?」

美鈴「どこかで会ったことあるかな?」

テクパトル「!!」


テクパトル(いつだ!?みんなで帰省したときは違うし、えーっと・・・)

とにかく、誤魔化さなければいけない

普通なら、いえ、ありませんよ、あははーでいいのだろう


だが、テクパトルは誑しだ

ミサカ限定で誑しだ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:41:36.12 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル「い、いえ・・・」


テクパトル「お姉さんみたにな綺麗な女性に会った事があるなら、忘れるわけありませんよ」

美鈴「」

詩菜(あた、刀夜さんみたいね)


19090(テっくん・・・)ゴゴゴ

20000(ワーオ、女豹が怒ってるぜ)

17600(ちっ、カメラを持ってこればよかったが・・・) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:43:12.72 ID:Ix6O2j7r0<> 美鈴「いやー!!若いのに上手だねぇ!!」

美鈴がテクパトルの肩を叩く

テクパトル「あ、俺たちこれから・・・競技を見に行くので」

美鈴「あ、私達もだよ!!」

テクパトル「!!」


テクパトル(しまった・・・普通に考えたらそうだよな・・・)

テクパトルが奥歯をかみ締める <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:44:20.82 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル「あ、で、でも・・・」

美鈴「よーし!!みんなで行こうかー!」

テクパトル(ダメだ、完全に気をよくしてる!!)

こりゃ、めんどうだぞ、とテクパトルは頭を抱える

19090「テっくん」

テクパトル「」


さらにめんどうだぞ、とテクパトルは頭を抱えなおす <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:45:51.56 ID:Ix6O2j7r0<> 美鈴に手を無理矢理引かれ

テクパトルと変装したミサカたち

そして、詩菜という変わった面子の旅が始まる


美鈴「若いの!!ときに彼女はいるかい!?」

テクパトル「いますよ!!とびっきり可愛いのが!!」

19090「//」

美鈴「あぁ!!その子ね!!」アハハハハ!!!!!!!!!

テクパトル「うぜぇ!!なんかめんどくせぇ!!」


やっぱり、彼はミサカに踊らされる運命らしかった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 11:46:35.40 ID:Ix6O2j7r0<> さて、いったん休憩

筋トレして、原付見に行って、だな

エイプ、カッコイイけど高いよね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/06(土) 11:57:37.16 ID:S9qNOkNS0<> 隼買っちゃえ
もっと高いけど <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 12:35:27.49 ID:Ix6O2j7r0<> >>207 いやいや、普通免許だから・・・w

なかなか、エイプって中古見かけないけど、あるかな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/06(土) 12:46:11.29 ID:7UU8titAO<> 車買わないの? <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 13:22:10.17 ID:Ix6O2j7r0<> >>209 いや、金がないんですよw

エイプの中古が保険込みで18万くらいでしたし、いいかなぁと <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2011/08/06(土) 13:26:11.85 ID:dw1Mvcj+o<> 中古販売もしてるちっちゃな整備屋とかと知り合いだとなかなかだぜ
20以内で車検1年と保険込みとか買える
ただし10万キロとかザラだがな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/06(土) 13:26:56.59 ID:JBJLCg+C0<> テっくん、ミサカ限定で無意識に誑しになるのかww
これであとテっくんの毒牙にかかってないミサカは美琴と打ち止めと旅掛さんか・・・
もうすぐコンプリートだ、やったねテっくん!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/06(土) 13:47:50.31 ID:RIAVJwqIO<> >>212
男入れるなwwwwwww

あと美琴はもう上条さんとラブラブじゃなかったっけ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2011/08/06(土) 13:55:02.76 ID:Tuo7dXJa0<> これだからミサカ誑しは・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)<><>2011/08/06(土) 14:02:31.64 ID:S9qNOkNS0<> エイプ50が五万でオークション出てたぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <>[saga]<>2011/08/06(土) 14:07:36.28 ID:i5UkWPE00<> 結局、アレイスターさんの肉体って戻るの?戻らないの? <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:11:47.38 ID:Ix6O2j7r0<> >>211 6000キロ、保険込みのハンドルいじってんのが18でした
まぁまぁかな、と

>>1はやや筋肉質なんで、普通のスクーターは似合わないんですw

>>212 あれ、一人おかしいよ?

>>215 オークションのは保険がなさそうだし、走行距離も怪しいし、買いたくはないですねw
明日買うんで、買ったらエイプの画像でもうpしますね

>>216 戻りません、断言しますw

続きはのちほど

今日は300くらいまでいかせる予定

腕がフワッフワする、筋トレ後はハイになるからヤバいですw
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:13:15.77 ID:Ix6O2j7r0<> ちょっと続き
そろそろ愛犬の散歩だぜ


上条「えーっと・・・次は、借り物競争か」

削板「御坂が出るんだよな?」

上条「あぁ」

借り物、今年はなんだろう、と上条が考える

前は自分が借り物だったこともある

それはそれで、楽しいかもしれない <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:15:43.45 ID:Ix6O2j7r0<> 一方「でもよォ、借り物競争はめンどくせェよな」

番外「うん、借り物見つからなかったらイライラするし」

ショチトル「まぁ、そこは大丈夫だろ」


垣根「さぁ!!次は、借り物競争です!!」

アナウンスと同時、歓声が上がる

もはや垣根のアナウンスが当たり前になってきている

垣根「この種目は特に最高ですよ!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:17:42.99 ID:Ix6O2j7r0<> 垣根「今までは遠くで眺めていた、大覇星祭の競技!!」

垣根「しかぁし!!もしかしたら、あなたがその関係者になるかも!!」

垣根「一般人は関係ない!?外の人間は見てるだけ!?」

垣根「んなこたぁねぇんだよぉぉぉぉ!!!!」

一同「おぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!」

垣根「可愛い子にお手手引っ張られるかもしんないぜぇ!?」

一同「おぉぉぉぉぉぉ・・・・」


心理(なんで感心してるのよ) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:19:08.17 ID:Ix6O2j7r0<> 垣根「さぁ!!選手は多すぎて説明はできませんが!」

垣根「注目選手のご紹介!」

垣根「まず、二年連続第一位!!」

垣根「常盤台中学が誇る、最強無敵にして容姿端麗頭脳明晰!!」

垣根「しかもツンデレ属性も!!!」


垣根「超電磁砲!!御坂美琴選手!!!!!!!」

一同「いぇーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:20:45.19 ID:Ix6O2j7r0<> 美琴(な、なんかプレッシャー・・・)


垣根「続いても、常盤台、もう一人の要!!」

垣根「あなたの心で遊んじゃうぞ☆!!」

垣根「中学生の胸なのか!?」

垣根「脅威の胸囲は何カップ!?」


垣根「食蜂操折選手!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

一同「ひゅーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:22:01.19 ID:Ix6O2j7r0<> 食蜂(な、なにこの一体感は・・・)


垣根「次は、影が薄くて何が悪い!?」

垣根「あいつはどこだ、いずこへ行った!?」

垣根「前を見ていろ振り向くな!!」

垣根「ヤツはお前の後ろにいる!!!!!!!!!!!!!!!」


垣根「■■■■選手!!!!!!!!!!!!!!!!!」

一同「お、おー・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:24:32.03 ID:Ix6O2j7r0<> ■■(名前、呼んでほしかった)


垣根「さらにさらに!!」

垣根「おでこの光は何ワット!?」

垣根「肩が凝るけど関係ない!!」

垣根「乳で挟んで腕で殴って!!!!!!!!!!!!!!!!」

垣根「私がやらなきゃ誰がやる!?」


垣根「吹寄制理選手!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

一同「ひゃっほぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:26:22.26 ID:Ix6O2j7r0<> 吹寄(あのバカ・・・)イライラ


垣根「最後の注目選手!!」

一同「おぉ!?」


垣根「有する能力、ベクトル変換!!!」


一方(あれェ?)


垣根「白い髪の毛、赤い瞳!!!」

垣根「夜叉だ、悪魔だ、怪物だ!!!」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:27:37.41 ID:Ix6O2j7r0<> 垣根「お前の血流逆流させんぞ!!」

垣根「守って見せるぜ、彼女とロリを!!!!!!!!!!!!!!」


垣根「一方通行選手ぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

一同「いぇぇぇぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



一方「」

番外「なんだ、出るなら出るって言っててよ」

エツァリ「恥ずかしかったんじゃないですか?」

土御門「隅に置けないにゃー」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:28:44.38 ID:Ix6O2j7r0<> 青ピ「がんばってなぁ」

一方「ちょいちょい!!!」


垣根「さぁ!!一方通行選手前へ!」


一方「ふざけンゃねェ・・・」

垣根「ちなみに、参加しないとあなたの恥ずかしい写真100枚がばら撒かれます」

一方「」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:29:50.53 ID:Ix6O2j7r0<> 美琴「う、うそ・・・」

食蜂「第一位・・・?不利ねぇ・・・」

美琴「あ、でもあいつって今杖ついてるのよ?」

食蜂「それに、干渉力の問題で能力は使えない・・・」


美琴・食蜂「え、雑魚じゃね?」


一方「やってやンよォ!!!!!!!!!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:31:05.31 ID:Ix6O2j7r0<> 垣根「さぁ!!お題を箱の中から引くんだ!!」

垣根「借り物競争!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


垣根「スタート!!!!!!!!!!!!!!!!!」


選手一同「うぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

選手が駆けていく

難しいお題を引いた選手も、楽なお題を引いた選手も

みんな、駆けていく <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:32:27.95 ID:Ix6O2j7r0<> そんな中


一方「くそ・・・杖を・・・奪われた・・・」

たった一人、哀れなヤツがいた


垣根「あー、一方通行選手はリタイアですねー、ではこの写真ばら撒きますねー」

一方「やめろォ!!!!!!!!!!!!!」


暑い陽射しが差している

選手は、ただ街中を駆ける


そんな中、一人の超能力者は笑いものにされていた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 15:32:54.26 ID:Ix6O2j7r0<> さて、いったん休憩

セロリは気の毒ですねw <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2011/08/06(土) 16:31:22.07 ID:PNwXVWjFo<> 狙い撃ちされるセロリタン……ハァハァ

B賞が当たったぜフヘヘヘ <> なすーん<>なすーん<>なすーん<>                      __        、]l./⌒ヽ、 `ヽ、     ,r'7'"´Z__
                      `ヽ `ヽ、-v‐'`ヾミ| |/三ミヽ   `iーr=<    ─フ
                     <   /´  r'´   `   ` \  `| ノ     ∠_
                     `ヽ、__//  /   |/| ヽ __\ \ヽ  |く   ___彡'′
                      ``ー//   |_i,|-‐| l ゙、ヽ `ヽ-、|!  | `ヽ=='´
                        l/| | '| |!|,==| ヽヽr'⌒ヽ|ヽ|   |   |
  ┏┓  ┏━━━┓              | || `Y ,r‐、  ヽl,_)ヽ ゙、_ |   |   |.         ┏━┓
┏┛┗┓┗━━┓┃              ...ヽリ゙! | l::ー':|   |:::::::} |. | / l|`! |i |.        ┃  ┃
┗┓┏┛     ┃┃┏━━━━━━━.j | l|.! l::::::ノ ,  ヽ-' '´ i/|  !|/ | |リ ━━━━┓┃  ┃
  ┃┃    ┏━┛┃┃       ┌┐   | l| { //` iー‐‐ 'i    〃/ j|| ||. |ノ        ┃┃  ┃
  ┃┃   ┃┏┓┃┗━━━.んvヘvヘゝ | l| ヽ  ヽ   /   _,.ィ ノ/川l/.━━━━━┛┗━┛
  ┃┃  ┏┛┃┃┗┓     i     .i  ゙i\ゝ`` ‐゙='=''"´|二レ'l/″           ┏━┓
  ┗┛  ┗━┛┗━┛    ノ      ! --─‐''''"メ」_,、-‐''´ ̄ヽ、              ┗━┛
                   r|__     ト、,-<"´´          /ト、
                  |  {    r'´  `l l         /|| ヽ
                  ゙、   }   }    | _|___,,、-─‐'´ |   ゙、
                    `‐r'.,_,.ノヽ、__ノ/  |  |      |、__r'`゙′
                            |   |/     i |
                             |          | | <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:00:10.17 ID:Ix6O2j7r0<> >>232 B賞・・・だと?


では、続き


美琴(うーん・・・)

美琴の借り物は、わりと簡単だった

自分よりも年上の、女性

しかし、誰がいる? <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:01:10.67 ID:Ix6O2j7r0<> 番外個体を公の場には連れてこれない

ショチトルや心理定規は年上だろうか?

意外と、同い年らへんのはずだ

黒子は論外、19090号も妹になる

美琴(えっと・・・)

心当たりはあった

だが、それはちょっとイヤなのだ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:02:38.64 ID:Ix6O2j7r0<> 美琴(だって・・・)

美琴が目標の女性を見つけた


美鈴「ねー、若いのー」

テクパトル「あぁもう!!テクパトルだ!!」

詩菜「あらあら、若いわねぇ」


美琴(な、なんでテクパトルと絡んでるのよ!?)


御坂美鈴

明らかに年上である女性だった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:04:17.76 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル「はぁ・・・なんでこうも・・・」

美鈴「ねーテクパトルくん、彼女さんとは付き合って長いのぉ?」ニヤニヤ

19090「//」

テクパトル「まぁ、一年・・・ちょっとかな」

美鈴「おー!!いいねいいね・・・」


美琴「ねぇ、お母さん」

美鈴「おっ!?美琴ちゃん!!どしたのこんなとこで?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:06:14.41 ID:Ix6O2j7r0<> 美琴「借り物競争でね・・・」

テクパトル「義姉・・・御坂、なんの借り物だ?」

美琴「年上の女性」

美琴が溜め息をつきながら答える

美鈴「なになに!?ママと一緒にお手手繋いでゴールしたいのかな!?」

美琴「あぁもううっさい・・・」

詩菜「あらあら、美琴さんったら久しぶりねぇ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:07:46.74 ID:Ix6O2j7r0<> 美琴「あ、お母さん・・・」

そこで、美琴が思いつく

この人も年上だ、と

美琴「あ、あの・・・」

詩菜「?何かしら?」

美琴「今、大丈夫ですか?走れますか?」

詩菜「?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:09:13.49 ID:Ix6O2j7r0<> 美鈴「ま、まさかママを捨てて上条さんとゴール!?」

美琴「さ、行きましょう」

詩菜「あらあら、いい運動になりそうね」

ニコニコ、と笑いながら二人は駆けていく

残された美鈴は、寂しそうだった


テクパトル「あ、あの・・・クレープ、食べますか?」

美鈴「うん、ありがとう」グスン <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:11:37.03 ID:Ix6O2j7r0<>
美琴「ゴール!!」

詩菜「あらあら、一番乗りね」


垣根「ゴール!!!!!!!一着は御坂選手!!なんと、怒涛の三連覇です!!」

一同「おー!!!!!!!!!!!!!!!!!」


上条「か、母さん!?」

土御門「にゃー、どういうお題だったのかにゃー」

ショチトル「気になるな」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:14:13.01 ID:Ix6O2j7r0<>
詩菜「楽しかったわ、ありがとう美琴さん」ニコニコ

美琴「いえ、お母さんこそ、とても素敵な走りでしたよ」ニコニコ


■■「ゴール」


垣根「あ、二着は■■選手、それよりも一位の御坂選手は素晴らしいですね!!」

■■「」

垣根「壇上に上がっていく姿も似合っています!!」


上条「美琴ーーー!!!やったなーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:17:19.24 ID:Ix6O2j7r0<> 美琴「あ、当麻ーーーー!!!!!」

美琴が嬉しそうに手を振る

とてもほほえましい光景だ


■■「・・・」

吹寄「あ、もう二人はゴールしてたのか・・・」

吹寄が遅れてゴールする

三着目だ、ここまでは表彰台に上がれる

吹寄「?どうしたの?」

■■「私は、風」

吹寄「?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:20:31.90 ID:Ix6O2j7r0<> 垣根「さぁ!!表彰式です!!」


「おめでとうございます、見事三連覇です」

美琴「はい、ありがとうございます!!」

割れんばかりの拍手が観客席から巻き起こる

■■「・・・私は、二位」

「はい、おめでとう、二位でも素晴らしいですよ」ニコ

■■(初めて、まともに接せられた)

吹寄「ありがとうございます」

「おめでとう、実行委員でありながら素晴らしい選手でもありますね」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/06(土) 17:22:53.58 ID:RIAVJwqIO<> 姫神おめでとう!かっこ良かったよ!! <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:23:27.84 ID:Ix6O2j7r0<>
垣根「では、続いては・・・」

まだ、借り物競争は続いてはいる

だが、さっさ次の種目の用意もしなければならないのだ

垣根「棒倒しの選手は競技場へ入ってください!」


上条「ん、俺たちか」

青ピ「次はチアダンスやのに・・・見たかったなぁ・・・」

土御門「しゃあないにゃー」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/06(土) 17:25:17.56 ID:7UU8titAO<> けっこう目立ってるよねww

■←これがいっぱいww <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:25:51.80 ID:Ix6O2j7r0<> >>245 ■■「ちょっと、式場の用意をしてくるから待ってて」



競技場では、チアガールがダンスをしている

気のせいか、シャッターが増している気がする


心理(ロリコンの多いこと・・・)

一方(ババァには興味ねェ)

番外(人気だねぇ)

削板(根性が足りないな・・・)

エツァリ(これは・・・ほう)

ショチトル(ちっ) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:29:14.02 ID:Ix6O2j7r0<> >>247 ■■「振り向かないほうが、いいと思う」


垣根「はーい!!次は、棒倒しです!!」


美琴「ただいまー」

ショチトル「お、お帰り」

エツァリ「お疲れ様でした」

心理「上条君のお母さんは?」

美琴「うちの母親と落ち合うんだって」

美琴が座席に座る <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:32:12.34 ID:Ix6O2j7r0<> 美琴(・・・当麻、がんばって・・・)

両手を握り締める


上条「・・・いいか、みんな」

土御門「あぁ」

青ピ「わかってるで」

上条「また、小萌先生は他の学校の教師にバカにされていた」

■■「腹立たしいわね」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:34:58.57 ID:Ix6O2j7r0<> 吹寄「負けられないわね」

上条「あぁ」

上条がうなずく

日ごろお世話になっている先生のためだ

他のクラスメイトも、真剣な表情になっている

上条「俺たちは、出来損ないなんかじゃない!!!」

一同「おーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>sage saga<>2011/08/06(土) 17:37:21.93 ID:EIM9uqPG0<> 実は今日と明日、家の近くの公園で祭りなんだけど
このスレが見たいから行く気になれねえwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/06(土) 17:38:44.68 ID:7UU8titAO<> >>252
つ携帯 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:38:46.63 ID:Ix6O2j7r0<>
上条たちが競技場へ入る

対戦校の生徒は、余裕をかましていた

どうせ無能力かそこらの集団だろ、と見下しているのだろう

上条(いいぜ・・・)


吹寄「行くわよ」

上条「あぁ」


上条(もし、お前たちが・・・こんなにも素敵なクラスメイトを、出来損ないだなんて思ってるなら)


土御門「始まったぜぃ!!」

青ピ「負けへんで!!!!!!!!」

■■「無音で近づき、さっと斬る」



上条(まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す!!!!!!!!!!!) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:40:46.00 ID:Ix6O2j7r0<> >>252 つあ き ら め ろ


上条「うぉぉぉぉ!!!!」

上条は駆けた

他のクラスメイトも、真剣に走る

青ピ「カミやん!!前は頼んだわ!!」

上条「あぁ!!」

土御門「倒すのは任せてくれですたい!!」

上条「おう!!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>sage saga<>2011/08/06(土) 17:40:49.54 ID:EIM9uqPG0<> >>253
俺の携帯アクセス制限かかっててここに来れないんだ、
親に言っても解いてくれないし、だから家のパソコンで見るしかないんだ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:44:00.76 ID:Ix6O2j7r0<> 上条が右手を伸ばす

対戦校の生徒の能力など、垣根や一方通行のそれに比べたらたやすいものだった

上条「いけ!!みんなぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

一同「おぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」


美琴「がんばってーーーー!!!!!!」

心理「勝って!!!!!」


パン!!と、タイムアップの音がした <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/06(土) 17:45:19.12 ID:7UU8titAO<> ここってフィルタリング対象だったのか、知らなかった <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:45:38.26 ID:Ix6O2j7r0<> >>256 あれ、なんていう俺


上条「よっしゃあ!!!!!!!!!!!!!」

土御門「いやぁ、まさか本当に勝てるなんてにゃー!!」

青ピ「あれやろ、意外とボクら強いんです、みたいな」

■■「私は、風になった」

吹寄「うん、わかってるわよ」

上条「さて・・・次は・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:47:37.15 ID:Ix6O2j7r0<> >>258 たぶんコミュニケーション、掲示板はアウトですw


垣根「わかってるだろ!?次の種目がなんなのか!!」

一同「いぇーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」

垣根「泣く子も黙る!!!」


垣根「騎馬戦だぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」

一同「おぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:48:05.33 ID:Ix6O2j7r0<> いったん休憩

いやぁ、エイプ楽しみですw

改造はしない予定だけど

金がないから <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/06(土) 17:50:28.49 ID:7UU8titAO<> でも>>1は免許取れる年齢なんだから、そろそろ解除してもいなよww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)<><>2011/08/06(土) 17:50:43.24 ID:S9qNOkNS0<> 改造したらもっと楽しくなるよ?
安いパーツ買って改造してみてわ? <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 17:59:56.01 ID:Ix6O2j7r0<> >>262 あなたにはわかるまい

>>1が、毎日毎日どれだけエロサイトを見てはパケットを使いすぎたのかを

>>263 いや、バイク改造するくらいなら肉体改造しようぜ、というバカだから

それと、今バイトで毎月5万稼げるか否かくらいにシフト減ってきてるので、仕方ないのですw <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2011/08/06(土) 18:56:05.83 ID:JhdFWron0<> 俺も今日と明日でお祭りだ
太鼓の音が聞こえるけどこのスレを見逃すことは出来ない───ッ! <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 19:10:23.38 ID:Ix6O2j7r0<> >>265 行け!!

俺は、待っててやるよ、だからお前は行くんだ、カズヤ!!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/06(土) 19:33:46.46 ID:+AnCSiNAO<> 泣く子も嫌うauだがここには普通に入れるぞ?同人サイトもしばしば。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)<>sage saga<>2011/08/06(土) 20:17:26.24 ID:EIM9uqPG0<> ただいま〜( ・∀・)ノ
祭りから帰って来たよ、
まだ祭りやってるけど疲れたんで帰ってきたw
太鼓の音がいまだに聞こえるぜ…
まあ、祭りで別の学校行った友人とも会えたしいっか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/06(土) 20:26:17.15 ID:L5C/7ROYo<> フィルタリング掛けなかった俺は勝ち組
まあ携帯から見ないけどね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>sage saga<>2011/08/06(土) 20:34:17.53 ID:EIM9uqPG0<> なんか俺のID惜しいな、EがAだったらAIMだったのに、
それとEとIが合体して曰に見えるんだがw <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:00:31.96 ID:Ix6O2j7r0<> >>268 お祭りに女の子と行ってかき氷食べすぎて他がなんも入らなかったのはいい思い出です

>>267 なん・・・だと?

>>269 いーなー <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:01:52.12 ID:Ix6O2j7r0<>
上条「・・・で」


美琴「騎馬戦の対戦校は・・・当麻のとこなのね」

食蜂「あらぁ、残念ねぇ」ニヤニヤ

美琴「・・・ふざけんじゃないわよ・・・」


青ピ「カミやん、手加減はなしやで?」

上条「あ、あぁ」

土御門「大丈夫かにゃー」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:03:43.76 ID:Ix6O2j7r0<> 吹寄「どうせ上条のことだから、彼女には手を出さないのよね」

上条「は、はぁ!?」

■■「それじゃ、他の生徒に彼女の体を触られるのね」

上条「そ、それはイヤだからな!!」

青ピ「なら、がんばってぇな」

土御門「にゃー、これは見物だぜぃ」

上条「くそ・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:05:05.42 ID:Ix6O2j7r0<> 垣根「野郎共!!!!!準備はいいか!?」

一同「おーーー!!!!!」

垣根「では、第一回戦!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


垣根「スタート!!!!!!!!!!!!!!!」


アナウンスと共に、選手が走る

バランスを崩さないようにしながらも、出来る限り早く


■■(ふふ、私が一番上) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:06:35.11 ID:Ix6O2j7r0<> 上条(姫神が上・・・か)

土御門(大丈夫、目は悪くないだろうし・・・)

青ピ(冷静でも・・・ありそうやね)

吹寄(ただし・・・)

五人が目の前を見る


美琴「はぁ・・・やっぱり、当麻のとことぶつかるのね」


上条「美琴・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:08:03.43 ID:Ix6O2j7r0<> 美琴が一番上にいた

つまり、彼女の帽子を奪えば勝ちになる


食蜂「はぁ・・・胸がないと軽いからうらやましいわぁ」

美琴「うっさいわね!!」

イライラとしながら美琴が答える


上条「くそ・・・姫神!!早いとこ終わらせ・・・」

■■「メインヒロインは、いたぶってあげる」

上条「」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:09:17.86 ID:Ix6O2j7r0<> 美琴「へぇ・・・やれるもんなら・・・」

食蜂「やってみなさいな!!!!!!!!」

常盤台選抜チームの速さは恐ろしかった

しかも、かなり安定している


上条「おい、かわすぞ!!」

土御門「了解!!」

上条たちも、すばやく避ける <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:10:51.12 ID:Ix6O2j7r0<> 常盤台の生徒とはいえ、能力を使わなければか弱い女の子のはずだ

もちろん、体力はあるだろうが


上条「よし!!今だ、責めるぞ!!」

吹寄「行くわよ!!」

青ピ「悪いなぁ、でも女の子でも手加減はせぇへんで!!!!」


美琴(・・・やっぱり、ちょっと距離を開けたら突っ込んでくるわね)
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:12:06.81 ID:Ix6O2j7r0<> 食蜂(考えることが短略的ね)


上条「うぉぉぉぉ!!」

■■「見えた」

■■が、美琴の帽子に手を伸ばす


だが、その瞬間、美琴の姿が下にぶれる


■■「え?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:13:28.27 ID:Ix6O2j7r0<> 上条「しゃ・・・」

土御門「しゃがんだだと!?」

常盤台の騎馬は、下にしゃがんでいた

青ピ「んなアホ・・・って姫やん!!」

■■「おわわわ・・・」

急に手を伸ばし、しかもそれを避けられた

当然、■■はバランスを崩している

吹寄「も、持ち直して!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:14:53.70 ID:Ix6O2j7r0<> ■■「ほぉ!!!」

どうにか、体を立て直したが


美琴「だから、甘いのよ」

■■「あ・・・」

■■の頭から、帽子が取られた

美琴「体を立て直すのに必死で、私たちが立ち上がったことに気がつかなかった?」

食蜂「まったく、私達の団結力ならこれくらい朝飯前なのよねぇ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:16:29.03 ID:Ix6O2j7r0<> 上条「や、やられた・・・」

土御門「くそ・・・」

上条たちが、騎馬を解く

青ピ「さすが常盤台やねぇ・・・」

吹寄「・・・私達の負け、か」

美琴「まぁ、がんばったほうよ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:17:52.47 ID:Ix6O2j7r0<> 上条「がんばった・・・か」

あー、と上条が悔しがる

一瞬だけ、美琴は申し訳なかったかな、と思ってしまう

上条「しかし、常盤台は今年も強いな・・・」

美琴「うん、今もトップなんじゃないかな・・・」

吹寄「あら、中間結果では長点上機が勝ってるわよ」

美琴「・・・」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/06(土) 21:18:18.40 ID:s54jXSB50<> 食蜂さんが団結力って言うと何か能力使ってそうな気が <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:19:15.76 ID:Ix6O2j7r0<> 美琴「そう、じゃあ・・・」

食蜂「この騎馬戦で点を稼げ、とねぇ」

二人がニヤリと笑う

周りではまだ上条たちの学校の生徒ががんばっていた

ほとんどは負けているが、中には健闘している者たちもいる

美琴「行くわよ」

食蜂「当たり前でしょ」


吹寄(あれ、火を注いじゃったかな?) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:20:53.58 ID:Ix6O2j7r0<> >>284 使ってません、使ってませんから!!

結果

常盤台は圧勝した

超能力者が二人いる、チートな騎馬にやられて

吹寄「・・・私の、せいだ」

青ピ「落ち込まんでええで?」

土御門「にゃー、どうせ負けてただろうしにゃー」

上条「いや、それはひどいぞ」

■■(あれ、もう空気に) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:22:16.19 ID:Ix6O2j7r0<>
心理「やっぱ常盤台は強いわね・・・」

ショチトル「そうだな・・・ん?テクパトルたちだ」


テクパトル「・・・あ、あの」

美鈴「何、テクパトル君?」

テクパトル「なぜに腕にしがみついてくるんですか?」

美鈴「いっやぁ!!テクパトル君は私をお姉さんって呼んでくれたからね!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:23:42.70 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル「はぁ、で、なぜ?」

美鈴「あれー?大きな胸には興味ない人?」

テクパトル「そういう問題じゃなくて!!こっちは彼女が・・・」

19090「・・・テっくん」

テクパトル(あぁちくしょう!!てか他のみんなは逃げたな!?逃げたんだな!?)

詩菜「あらあら、若いっていいわねぇ」

テクパトル「ニコニコしてないで止めてください!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:25:07.73 ID:Ix6O2j7r0<> 美鈴「あれれ、このおっきな胸は嫌いかなー?」

美鈴が、テクパトルの腕をさらに強く抱きしめる

テクパトル「あぁもう!!彼女以外には興味ないんだよ!!」

19090「そ、そんな大胆なことを・・・//」

詩菜「まぁまぁ」

美鈴「おー、わけー」

テクパトル「なんだよこのめんどくさい空間は!?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:26:30.79 ID:Ix6O2j7r0<>
エツァリ「テクパトル!!こっちですよ!!」

一方(げ、あいつは・・・)

美鈴「おー、エツァリ君だっけ?あれ、白いの」

一方「白いのじゃねェ・・・」

番外(よし、ちょっと隠れてくる)

番外個体がバレないようにこっそり隠れる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:27:55.20 ID:Ix6O2j7r0<> 削板「御坂のお母さん、こんにちは!!」

美鈴「お、こんにちは!!」

削板「そっちは上条のお母さんか?」

詩菜「えぇ、そうよ」

ニコニコ、と詩菜が笑う

削板「よろしく!!」

詩菜「あらあら、新しい友人ね・・・」ニコニコ

テクパトル(貴婦人か) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:29:21.00 ID:Ix6O2j7r0<>
上条「ただいまー・・・って母さんと美鈴さん・・・」

美琴「なんだ、二人ともいたんだ・・・」

美鈴「あれぇ、敵同士なのに仲良く帰ってきていいのかなぁ?」ニヤニヤ

詩菜「まぁまぁ、当麻さんったら・・・」

上条「はぁ・・・もう競技は終わったからな」

上条と美琴が座席に腰掛ける

これからしばらくは、出場する予定はない <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 21:30:31.04 ID:Ix6O2j7r0<> エツァリ「これからどうしますか?」

ショチトル「飯でもどうだ?」

上条「そうだな、そんな時間か」

美鈴「ふっふーん、今日はねぇ・・・パパも来るのよ!」

美琴「・・・は?」

削板「お父さんも来るのか!よかったな!!」

美琴「き、聞いてないわよ!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/06(土) 21:47:44.61 ID:2PM10xIC0<> おぉ、旅掛さん来るのか、これはミサカ誑しテっくんの力が試されるとき!
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/06(土) 22:03:09.35 ID:L5C/7ROYo<> テっくんは旅掛さんにも手を出すのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2011/08/06(土) 22:04:25.04 ID:lmMLS1rAO<> 結局、時代は上条×一方より旅掛×テクパトルな訳よ

ズボン脱いだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/06(土) 22:11:48.92 ID:S9qNOkNS0<> >>296
脱ぐなしwwwwwww <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:13:45.89 ID:Ix6O2j7r0<> 美鈴「ふふーん、そろそろ来るはずよ!!」

美琴「な、なによそれ!!」

テクパトル(・・・怖いな・・・)


旅掛「やー、悪い悪い、待ったか!?」

美鈴「ううん、全然!」


上条(うわ、めんどくせぇ)

美琴(もういや・・・)
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:14:57.72 ID:Ix6O2j7r0<> 旅掛「おー、上条くんも元気そうで何よりだ!!」

上条「あ、どうも」

テクパトル「・・・なぁ、これが父親か?」

美琴「ん、そうだけど?」


テクパトル「なんだ、ヤクザか」

旅掛「」

美鈴「」

美琴「」


上条(あーあ) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:16:34.47 ID:Ix6O2j7r0<> 旅掛「君、名前は?」

テクパトル「あ、テクパトルです」

旅掛「いやぁ!大人に媚びないなんていいじゃねぇか!!」

テクパトル「は?」

旅掛「若い頃の俺にそっくりだ!!」


ショチトル「よかったな、テクパトル」

一方「親公認だぞ」

テクパトル「なんかいやだ・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:18:04.18 ID:Ix6O2j7r0<> 旅掛「ははは!俺もなぁ、学生時代は教師に背いたり・・・」

旅掛「そうそう、校長のカツラを奪ったときなんか・・・」

美鈴「パパ、そんなことしてたの?」

旅掛「ウソはよくないからな」キリッ

テクパトル(垣根が大きくなったみたいだな)

心理(絡みづらいわね)

上条「と、とにかくレストランに行きましょう」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:19:07.82 ID:Ix6O2j7r0<> 旅掛「お、そうだな」

一同がレストランへ向かう

旅掛「・・・」

19090「あ、あの・・・なにか?」

旅掛「君は、誰か彼氏とかはいるのかい?」

19090「あ、はい」

テクパトル「俺がそうですよ」

旅掛「そうか」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:20:26.52 ID:Ix6O2j7r0<> 旅掛がニコリと笑う

旅掛「いやぁ、複雑だなぁ・・・」

テクパトル「?何がですか?」

旅掛「何がってそりゃ・・・」

旅掛が小さな声で続ける

旅掛「娘のクローン、なんてな」

テクパトル「!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:22:03.94 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル「わ、悪い!!ちょっとこの人に用が・・・」

美鈴「ん、パパに?」

詩菜「あらあら、どうしたのかしら?」

上条「き、きっとなんかちょっとした恋愛相談とかだって!」

美鈴「パパに?そりゃ、ダメだろうな」

美琴「あ、あははは・・・」

他のみんなは、必死に誤魔化していた


テクパトルと19090号、旅掛は少し離れたところに来た <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:23:27.19 ID:Ix6O2j7r0<> 旅掛「あぁ、悪い悪い」

テクパトル「教えてください、あなたは知っているんですか?」

旅掛「もちろん、俺はちょっと危ない仕事もしてるんでね」

テクパトル「関わっていたんですか?あの実験に」

旅掛「まさか」

心外だ、と旅掛が溜め息をつく

旅掛「そんな実験、知ってたら止めてたさ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:25:12.72 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル「・・・なぜ、彼女が妹達だと?」

旅掛「そりゃ、仕草や声、かな」

テクパトル「違うでしょう、妹達のそれには統一感はあまりない」

旅掛「・・・さっきな、猫が逃げてたんだよ、俺たちのところから」

テクパトル「・・・それは、御坂のせいでは?」

旅掛「上条くんが手を繋いでいた」

きっぱりと、旅掛が答える <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:26:34.14 ID:Ix6O2j7r0<> 旅掛「彼の手には不思議な力が宿ってるんだろ?」

旅掛「なら、美琴のせいではない」

旅掛「じゃあ、他の誰か、という可能性はあったが・・・」

テクパトル「あったが?」

旅掛「その子、特殊メイクしてるじゃないか」

19090「!!」

テクパトル「わ、わかるのか?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:28:06.54 ID:Ix6O2j7r0<> 旅掛「汗のかき方、不自然な輪郭・・・」

旅掛「とはいっても、かなりの腕前だな」

ははは、と旅掛が笑う

なぜ、この一般人はそこまで裏の事情に詳しいのだろうか

テクパトルの背中を、汗が伝う

旅掛「まぁ・・・初対面だが、意外と普通だな」

19090「・・・ミサカが、ですか?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:29:30.09 ID:Ix6O2j7r0<> 旅掛「もっと銃とかぶっ放してそうなイメージだった」

19090「そ、それはショックです・・・」

テクパトル「・・・嫌ではないのか?」

旅掛「その子達は立派な人間だろ?」

旅掛「何を嫌がることがある?」

テクパトル「・・・ありがとうございます」

テクパトルが頭を下げる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:30:36.25 ID:Ix6O2j7r0<> 旅掛「っと、早く行かないと怪しまれるぞ」

テクパトル「そうだ・・・行こうか」

19090「はい!」

テクパトルと19090号が手を繋ぐ

それを、旅掛はじーっと見ていた

テクパトル「?なにか?」

旅掛「いや、なんも」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:31:44.07 ID:Ix6O2j7r0<> テクパトル「そうですか」

三人は、すぐに一同の下へと向かう

旅掛(・・・そうかそうか・・・)

旅掛(・・・いやぁ、本当に複雑だ)

旅掛が溜め息をつく

誰にも気づかれないように


旅掛(娘に彼氏ができるのは、複雑だな) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/06(土) 22:32:20.31 ID:Ix6O2j7r0<> さて、今日はここまで

旅掛さんもキャラはいいですよね

はっちゃけてますしw


では、おやすみなさい

明日こそ、俺、エイプ買うんだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/06(土) 22:33:04.82 ID:2PM10xIC0<> 19090号さんよ・・・銃をぶっ放すイメージがショックって、あんたら実際ごつい軍用銃ぶっ放してたじゃねぇかw

しかし、これでテっくんは旅掛さん公認になったか
さぁ次は一方通行の番だぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/06(土) 22:57:11.23 ID:S9qNOkNS0<> >>1よそれ買わないフラグだぞ…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2011/08/06(土) 23:02:18.02 ID:5iwqYs7Ro<> モトコンポ探して買おうぜwwwwww
もしくはモトラ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 09:54:41.81 ID:DO3HwZXp0<> 上条「あ、おかえりー」

旅掛「いやぁ、悪いな待たせて」

テクパトル「ちょっと話が長くなってな」

美鈴「あららーん?なんの話だったのかな?」

旅掛「こらこら、男同士の会話に突っ込んだらダメだぜ?」

旅掛ががはは、と笑う

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 09:55:14.24 ID:DO3HwZXp0<> ショチトル「なんか、本当に豪快な父親だな」

美琴「・・・はぁ、言わないで」

心理「あら、素敵じゃない」

美琴「素敵・・・ねぇ」

ジト目で、美琴が旅掛を見つめる

どう考えても、素敵でカッコイイ、自慢のパパ!という感じではなかった

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 09:55:50.91 ID:DO3HwZXp0<> テクパトル「・・・あれ、一方通行はどうした?」

エツァリ「彼女さんの所へ行くらしくて」

テクパトル「・・・あぁ」

番外個体は今別行動である

美鈴に姿を見られるのはまずいからだ

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 09:56:24.19 ID:DO3HwZXp0<> 詩菜「あらあら、みんな若いのねぇ」

頬に手を当て、ニコニコと笑うのは上条の母親である詩菜だ

こちらはどう見ても母親、という年齢には見えない

上条「・・・とりあえず、さっさと注文しちまおうぜ」

エツァリ「そうですね」


垣根「ちょーっと待ってくれ!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 09:56:57.42 ID:DO3HwZXp0<> 美琴「あ、垣根」

心理「あら、アナウンスはもうやめたの?」

心理定規が首を傾げる

垣根「ちょっと休憩だよ、さすがにずっとは無理だからな」

手をヒラヒラと振りながら垣根が答える

美鈴「おー、たしか垣根くんだったわよね?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 09:57:34.79 ID:DO3HwZXp0<> 垣根「あれ、そういうあなたは御坂の母さん」

旅掛「なんだ、会ったことあるのかよ美鈴?」

垣根「お、そっちは御坂の父さんかな?」

旅掛「あったりー!よろしく、御坂旅掛だ」

垣根「俺は垣根帝督です、地位は大佐」

上条「ちげぇだろ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 09:58:26.52 ID:DO3HwZXp0<> そんな小ボケをかましてから、垣根が椅子に座る

美鈴「さてさて、みんな注文しようか」

ショチトル「そうだな」

ボタンを押して、店員に注文を伝える

大覇星祭のときはかなり忙しいのだろう

いつもはあまり店員がいないはずのレストランでも、この日ばかりはかなりのスタッフがいた

稼げるときに稼ぐのだろう

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 09:59:07.67 ID:DO3HwZXp0<> 上条「はぁ・・・午後は美琴はなんか出るのか?」

美琴「えっと・・・あとは二人三脚だけね」

上条「へー・・・クラスメイトと二人三脚か・・・」

女子校だからあんまりドキドキなイベントではないだろうな

そう上条が続けようとしたが

美琴「ううん、自分の好きな人を選ぶのよ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 09:59:45.05 ID:DO3HwZXp0<> 美琴の口から衝撃の事実が伝えられた


垣根「衝撃のぉぉぉぉぉぉ!」

心理「やめなさい、美琴はもちろん上条君よね?」

美琴「えへへ//」


旅掛「あぁちくしょう!なんだ、なんなんだこの少し寂しい感じは!」

美鈴「あらら、そろそろ美琴ちゃんも親離れか」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:00:19.67 ID:DO3HwZXp0<> 旅掛「いやいや!まだだ、もっと依存してていいんだぞ!?」

美琴「はぁ!?」

旅掛「なんなら中毒になるまで・・・」

美琴「ないない!絶対ないから!」


詩菜「あらあら、賑やかな家族ねぇ」

上条「あ、俺の母さんだよ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:01:14.08 ID:DO3HwZXp0<> 垣根「なんだ、全く似てないんだな」

上条「母さん、こいつは」

詩菜「まぁまぁ、垣根帝督くんよね、よろしく」

垣根「お、さっきの旅掛さんへの自己紹介聞いてたんですね」

垣根がニコニコと笑う

そうやって、女性の前では紳士的に振る舞うらしい

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:01:58.68 ID:DO3HwZXp0<> 詩菜「当麻さんは本当に美男美女の友達が多いわねぇ」

上条「ん、そうかな?」

詩菜「他の女の子に手を出したらダメよ?」

上条「分かってるよ・・・」

はぁ、と上条がため息をつく

なんでそんな当たり前のことを言うのだろう、と思う

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:02:30.91 ID:DO3HwZXp0<> そう思えるあたり、彼はまだまだ純粋なのだ

削板「はぁ、しかし黒子は来ないのかな」

美琴「あぁ・・・黒子はまだ来れないんじゃないかしら、昼休みは休めるだろうけど」

削板「そっかー、残念だな」

ショチトル「なに、仕方ないだろ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:03:17.29 ID:DO3HwZXp0<> テクパトル「でも、そんな白井が削板は大好きなんだろ?」

削板「あぁ!分かってるな、テクパトル!」

がはは、と削板が笑う

笑い方だけは旅掛と似ている


垣根「お、来た来た」

一同が注文したメニューが運ばれてくる

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:04:07.03 ID:DO3HwZXp0<> 美鈴「よーし、じゃ!」

垣根「いただきます!」

一同「いただきます!」


旅掛「お、結構美味いな」

美鈴「ホント、でもカロリーが気になるわ・・・」

詩菜「あらあら、こんなに美味しいものを食べているときくらい忘れたらどうかしら?」

美鈴「ん、それもそっか!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:04:38.08 ID:DO3HwZXp0<> テクパトル「あの油断が後々怖いんだよな・・・」

19090「・・・ちょ、ちょっと少なめに食べ・・・」

テクパトル「こら、せっかく作ってくれたんだから全部食べなさい」

19090「」

心理「私はあんまりカロリーとか気にしないわね」

ショチトル「美味しければ今はいいもんな」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:05:12.79 ID:DO3HwZXp0<> エツァリ「それが危ないんですよ、きっと」

もぐもぐ、と一同が料理を口に運ぶ

美琴「私は・・・たくさん食べてしっかり育ちたいな」

上条「育ちたいってどこが?」

美琴「な、なんで特定の部位限定なのよ!?」

上条「いやいや、きっと胸のことかな、とか・・・」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:05:53.93 ID:DO3HwZXp0<> 旅掛「美琴!胸は大きさよりも張りと感度だぞ!」

美琴「うっさいバカ父!」

美琴がおしぼりを投げつける

スパーン、と綺麗に旅掛の顔に当たる

旅掛「は、反抗期!?手塩にかけて育ててきた娘がいまさら反抗期!?」

上条「いや、むしろ今くらいが反抗期真っ只中では?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:06:41.70 ID:DO3HwZXp0<> 旅掛「イヤだ!認めない!俺は認めないからな!」

美鈴「美琴ちゃんってば乱暴なんだから」

美琴「な・・・お父さんがいきなり意味不明なこと言い出すからよ!」

旅掛「なにぃ!?本当のことを言ったまでだ!」


垣根(賑やかだなおい)

ショチトル(楽しそうだなぁ)

エツァリ(いえ、まったく)

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:07:33.55 ID:DO3HwZXp0<> テクパトル「はい、あーん」

19090「あ、あーん//」

心理「あら、妬けちゃう」


詩菜「まぁまぁ、御坂さんのお家はいつもこんなに陽気なのかしら」

うらやましい、という風に詩菜がつぶやく

そんな会話をする家族だ、うらやましがってはいけないのだが

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:08:13.55 ID:DO3HwZXp0<> 上条「でも、仲はいいよな、御坂家」

旅掛「お、いいこと言うじゃないか上条君!」

美琴「な、どこが仲良しこよしよ!?」

上条「いや、そこまでは言ってないからな!?」

美鈴「もう、美琴ちゃんったら恥ずかしいからってぇ」

美琴「違うわよ!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:08:53.69 ID:DO3HwZXp0<> ぎゃーぎゃー、と騒がしい店内

それも、微笑ましい光景だった


上条「はぁ、幸せだ」



一方「なァ、飯はどうすンだよ?」

番外「そうだねー・・・」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:09:51.95 ID:DO3HwZXp0<> こちらの二人は、上条達から離れたところにいた

もちろん、美鈴に見つからないようにするためだ

一方「あァ・・・そこらへンで売ってるもンでいいだろ」

番外「うん、大丈夫だよ」

屋台を見て回る

タコ焼きやヤキソバ、焼鳥などといった昼食用のものから

かき氷やクレープ、はたまたケーキ屋まで

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:10:47.41 ID:DO3HwZXp0<> そんな豊富な屋台の中、番外個体はある屋台にひきつけられた

番外「ねぇ、あれがいいな」

一方「あァ?このクソ暑いときにラーメンかよ」

番外個体が指差していたのはラーメンの屋台だ

学生はかなり並んでいた

しかし、正直夏の暑い日に、しかも外で並んでまでして食べるものではないだろう

あまり長く突っ立っていたくない一方通行からしたら、遠慮したいのだ

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:11:26.20 ID:DO3HwZXp0<> 一方「他のにしよォぜ」

番外「・・・そっか、彼女の頼みが聞けないんだ、そっかそっか」

一方「・・・お前、卑怯だろ」

番外「え、なにが?」

わかんない、とわざとらしく番外個体がとぼける

どうせここでラーメンにしなかったらぶつくさ文句を言うに決まっている

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:12:20.24 ID:DO3HwZXp0<> 一方「並べばいいンだろ並べば・・・」

番外「分かってるじゃん!」

番外個体がバンバン、と一方通行の肩を叩く

それも、鬱陶しく感じた

一方「・・・はァ」

暑い陽射しの中

一方通行は一人、ため息をついていた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:14:33.30 ID:DO3HwZXp0<>
黒子「あっついですの・・・」

初春「がんばってください、もう少しで昼休みですから・・・」

黒子「・・・そうですのね」


黒子「ですが、かき氷を食べながら言わないでくださいな」

初春「ちっ」

黒子「初春・・・」ゴゴゴ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:16:43.33 ID:DO3HwZXp0<> 黒子「まぁ、冗談はおいておくとして・・・」

初春「本当に、暑いですね・・・」

空には太陽が高く上っている

黒子「あ、昼休みの時間ですの」

初春「じゃあ、一緒にレストラン行きますか?」

黒子「そうですのね・・・ですが、わたくしは用事が・・・」

初春「彼氏さん、紹介してください」ニコ

黒子「・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:18:54.26 ID:DO3HwZXp0<>
削板「お、黒子から連絡だ」

美琴「あら、なんてきたの?」

削板「風紀委員の後輩が俺を見たいんだってさ」

美琴「あぁ、きっと初春さんよ」

上条「??誰だっけ?」

美琴「えっと・・・まぁ、見ればうなずくわ」

心理「キャラが濃いの?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:20:58.84 ID:DO3HwZXp0<> 垣根「いや、あれはうなずいてしまう」

美琴「あれ、会ったことあるんだっけ?」

垣根「何度かな」

コーヒーを飲みながら垣根が答える

ショチトル「削板って、白井と付き合ってるって周りには知られてるのか?」

削板「どうだろうなー・・・意外といろんな人にはバレてないかもな!!」

エツァリ「なるほど・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:23:00.05 ID:DO3HwZXp0<> テクパトル「でも、白井は大変だろうな」

19090「?なんでですか?」

テクパトル「常盤台はもちろん、風紀委員の同僚にも詮索されそうだし」

美琴「あぁ・・・たしかにね」

美鈴「なになに?恋ってのはそういうのがつき物よ!」

旅掛「ははは!!そりゃそうだ!!」

詩菜「まぁまぁ、私も若い頃は・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:24:46.92 ID:DO3HwZXp0<> 上条「と、とにかく!!そろそろ白井とその・・・えっと・・・」

美琴「初春さんも来るわよ」

美琴が上条のフォローをする

彼は厳密には、前に一度だけ少し会ったことがある

だが、それも記憶を失う前なのだ

上条(キャラが濃い・・・ってわけではないんだよな)

心理(風紀委員・・・まともなのかしら?)

エツァリ(白井さんを基準にすると、風紀委員は変態ってことになりますが) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:26:10.82 ID:DO3HwZXp0<>
初春「あ、御坂さーん!!」

美琴「あ、初春さん、こっちこっち!!」

黒子「はぁ・・・はしゃぎすぎですの」

初春と黒子が一同に合流する

上条「この人が初春さん?」

美琴「うん、そう・・・」


初春「あ、あなたは!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:27:34.30 ID:DO3HwZXp0<> 垣根「いよぅ」

初春「いよぅ、じゃないですよ!!」

心理(あら、この子って昔垣根にボコボコにされかけた子よね)

垣根「あいさつするたび」

初春「それはダメです!!っていうか、なんでいるんですか!!」

垣根「まぁまぁ、あ、この二人に紅茶一つずつ」

黒子「あ、ありがとうございますの」

初春「な、なにナチュラルに絡んでるんですか!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:29:00.05 ID:DO3HwZXp0<> テクパトル「なぁ、なにを慌ててるのかはしらないが、落ち着いたらどうだ?」

初春「落ち着けません!!」

美鈴「なーに?この子昔垣根くんとなにかあったの?」

初春「あっ!?でかい御坂さん!?」

美琴「これ、私の両親よ」

旅掛「いやぁ、よろしくお花畑ちゃん」

初春「初春です!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:30:20.56 ID:DO3HwZXp0<> 初春「じゃなくて!!なんであなたが・・・」

垣根「ほれ、紅茶」

初春「あ、いただきまーす・・・じゃなくて!!」

垣根「ノリツッコミか、花畑」

初春「あぁもう!!」

バン、と初春がテーブルを叩く

初春「昔私にしたひどい仕打ちを忘れたんですか!?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:31:56.16 ID:DO3HwZXp0<> 垣根「?仕打ち?」

詩菜「あらあら、意外とヤンチャなのねぇ」ニコニコ

旅掛「いや、見た目もそうだろ」

垣根「なんのことだよ?」

初春「わ、私を殺そうとしたじゃないですか!!」

19090「?具体的には?」

初春「翼広げて襲ったり、意味わからない要求をしてきたり、周りまで巻き込んだり!!」

一同「あぁ、それいつも」

初春「」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:33:10.31 ID:DO3HwZXp0<> 初春「あ、あんなことをいつもするんですか!?」

垣根「適度な暴力はむしろスキンシップだよ」

初春「違いますから!!」

美琴「ねぇ、どんなことをされたの?」

初春「か、関節を外されたり・・・」

上条「あぁ、まだマシだよそれ」

初春「」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/07(日) 10:33:30.01 ID:xhZtCrZF0<> 佐天「またはぶられた・・・ <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:34:55.23 ID:DO3HwZXp0<> 心理「私は、大切なものを奪われたわ」

ショチトル「私は、昔風穴開けられかけた」

美琴「私も、超電磁砲防がれたときは死ぬかと思ったわ」

上条「・・・俺、その翼に潰されたことあるぜ?」

テクパトル「俺は・・・腕を片方ふっとばされかけたな」

垣根「俺がぴぴるぴるぴるぴぴるぴーって言ったら」

一同「治んねぇから」 <> 相手は明徳・・・四国は強いからなぁ・・・<>saga<>2011/08/07(日) 10:35:29.79 ID:UNUJYz4G0<> 男「えっと、あんたは確か・・・」

傭兵1「頼む助けてくれっ!」

男「何があったっていうんだ?」

傭兵1「変な奴がうちの詰め所で暴れだして半壊状態なんだ・・・頼むっ!手を貸してくれ!!」

男「なんと・・・わかった、俺も行くぞ!」

勇者「我々も行こう。男君は先行して相手を食い止めてくれ!」

男「了解しました!」ダダダダア

女盗賊「もう見えなくなった・・・流石に足は早い」



男「くそっ、いったい誰が!!!」タタタタタッ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:36:25.93 ID:DO3HwZXp0<> >>354 仕方ない、あとで少し出番をあげますよwww


初春「・・・あ、あれが普通・・・?」

垣根「そうそう」

心理「でも根はいい人だから、許してあげて?」

美鈴「いやぁ、仲直りできてよかった!!」

初春「まだ私は許して・・・」

垣根「仲直りの握手ー!!」

初春「いやぁぁぁぁぁ!!!!!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>sage<>2011/08/07(日) 10:37:14.24 ID:UNUJYz4G0<> 誤爆です。本当にすみません <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:38:33.96 ID:DO3HwZXp0<>
御坂妹「・・・はぁ、お姉様やテっくんと食事がしたいです、とミサカは・・・」

20000「仕方ないよ、お姉様の親御さん来てるんだろ?」

17600「あぁ、そうだ」

10033「・・・なかなか複雑ですね、とミサカは溜め息をつきます」

14510「肩身が狭いです・・・とミサカは嘘泣きします」

妹達は、五人で街中をふらついていた

特殊メイクのおかげで、怪しまれてはいない <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:40:21.92 ID:DO3HwZXp0<> >>358 名前が気になって眠れないwww


御坂妹「はぁ、しかし・・・」

ヒマですね、と言おうとした10032号の肩に、誰かの頭がぶつかった

御坂妹「あいた」

■■「あ、ごめんなさい、悪気と出番はないの」

御坂妹「・・・こちらがごめんなさい」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:41:56.94 ID:DO3HwZXp0<> ■■「友達とはぐれてしまい、かと言って他に仲のいい人はいない」

10033(うわぁ、これは愚痴・・・)

■■「そんな私を、誰か拾って」

20000「・・・な、なんか絡みづらいぞおい」

そう言った20000号の肩に、今度は別の誰かがぶつかった

▲▲「いったー・・・あ、ごめんなさい!!」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:43:45.35 ID:DO3HwZXp0<> 14510「・・・こ、これはまた・・・」

▲▲「初春ったらどこ行ったんだろ・・・」

御坂妹「あの、あなたもヒマなのですか?」

▲▲「ん?そうそう」

17600「失礼だが、名前は?」

佐天「あ、私は佐天涙子、あなたたちは?」

17600「・・・スネークだ」

20000「い、いや・・・」

17600「こいつらは今身分を隠してるんだ、すまない」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:45:39.36 ID:DO3HwZXp0<> 佐天「いえいえ、気にしないでください」

佐天がニコニコと笑う

17600「あ、お前の名は?」

■■「ふふ、よく聞いてくれた・・・」

■■「苦節・・・えっと、何年だろう?とにかく、出番がほしいと嘆き続け」

17600「長い名前だな」

■■「あ、■■■■です」

御坂妹(き、聞こえません・・・) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/07(日) 10:47:18.02 ID:dO7gbuiAO<> フルネームで■…ちょっとかわいそう(笑) <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:47:54.37 ID:DO3HwZXp0<> ■■「そうだ、ここで会ったのも何かの縁」

佐天「あ、一緒にご飯食べませんか!?」

17600「なら、まずはその敬語をやめてくれ、もう友達だからな」キリッ

佐天「か、かっこいい・・・」

20000「さすがスネークだな」

14510「というより、なんか暑苦しいです」

10033「それを言ったらダメですよ」

御坂妹「・・・テっくんたち以外の友達は、嬉しいですね」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:49:43.28 ID:DO3HwZXp0<> >>364 あ、じゃあ■■▲▲

これでオシャレだよね、うん


佐天「え、なになに?テっくんって」

御坂妹「ミ・・・私達のお世話をしてくれている人です」

少し慣れない口調で10032号が答える

佐天「ふーん・・・男の子がお世話か」

10033「えぇ、そうですよ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:52:17.23 ID:DO3HwZXp0<> 佐天「なるほど、それでみんなはそのテっくんが好き、と」

御坂妹「まぁ、家族としては」

佐天「またまたー」ニヤニヤ

10033「いえ、だってテっくんは彼女がいますよ?」

佐天「ありゃ、なんだつまんなーい」

20000「いや、なんでつまんないのかがわかんないけどとりあえずそのおっぱいを揉ませて」

佐天「一回500万!!」

20000「たけぇよ!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:53:47.87 ID:DO3HwZXp0<> 17600「おぉ、涙子はボケか」

佐天「あ、その呼び方新鮮でいいなー」

17600「なんだ、今までは苗字呼びか?」

佐天「ううん、それほど出番がないからそもそも名前呼ばれないの」

■■「・・・私と、同じ」

佐天「あれ、あなたも?」

■■「そう、私は、風と同じ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:55:23.97 ID:DO3HwZXp0<> 佐天「でもね、私の周りの物語じゃ私が主人公なんだ!!」

■■「!!それは、素敵な考え方」

佐天「そうでしょー!」

えへん、と佐天が胸を張る


御坂妹「・・・あれ、テっくんからメールです」

10033「おや、なんと?」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:56:43.21 ID:DO3HwZXp0<> 20000「ふむふむ、そろそろこっちの来るってさ」

御坂妹「おや、みなさんとの食事は?」

20000「うちらが一番だってさー」

ミサカ一同「・・・か、かっけぇ・・・」

佐天「おー、お世話係さんに出会えるんだ!!」

■■「これは、出番が増えそうね」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:58:05.81 ID:DO3HwZXp0<>

テクパトル「よっ・・・って、誰だその人たち?」

17600「紹介するぜ、こっちは佐天涙子、こっちは■■」

テクパトル「佐天と姫神な」

■■(なにこの人優しい)

佐天「・・・」

御坂妹「?どうしました?」

佐天「こ、この人がテっくん?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 10:59:36.22 ID:DO3HwZXp0<> 佐天は驚いていた

タンクトップから覗く、分厚い胸板に太い腕

というか、どう見ても外国人だ

それが、なぜかペラペラと日本語をしゃべり

しかも、可愛い(特殊メイクだが)彼女も連れていた

佐天「わ、わーお・・・」

テクパトル「なんだその掛け声は」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 11:00:49.55 ID:DO3HwZXp0<> ■■「とりあえず、ご飯に行こう」

■■が先導する

テクパトル(・・・こいつらにも、新しい友達か)

テクパトルが微笑む


佐天「あ、スネーク銃を構えないの!!」

17600「ちっ」

テクパトル「いやおかしいからな」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 11:01:22.18 ID:DO3HwZXp0<> いったん休憩

これから筋トレですんで



こういう、テーマを決めると書きやすいかなw <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/07(日) 11:06:28.21 ID:dO7gbuiAO<> まさか佐天さんまで誑しの毒牙に… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/07(日) 11:43:16.45 ID:esdtW2+Do<> サテンサン! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2011/08/07(日) 12:00:15.68 ID:Tp0YEa8jo<> テクパトルはミサカ誑しから只の誑しにでもなろうというのか…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/07(日) 12:03:10.83 ID:BQt37nlIO<> なぜ■■はこんなキャラになってしまったのか・・・。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/07(日) 12:17:46.67 ID:LFid+w4IO<> >>378
公式だからなぁ…影が薄いキャラはwwwwww <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 12:50:44.58 ID:DO3HwZXp0<> さて、ちょいと続き


テクパトル「・・・ところで、お前たち・・・」

佐天「なんですか?」

■■「お金は、ない」

テクパトル「・・・やっぱりか」

テクパトルが溜め息をつく

妹達に加え、この二人にも奢ることになったのだ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 12:52:19.90 ID:DO3HwZXp0<> 佐天「ごちになります!!」

テクパトル「ちっ・・・」

■■「あなたは、背中が好きそう」

テクパトル「いきなりなんだよ、そしてなんでわかったんだよ」

■■「さっきから、彼女さんの背中を眺めてるから」

19090「え・・・//」

テクパトル「違う、お前たちから目を背けたいだけだ・・・」ハァ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 12:53:33.77 ID:DO3HwZXp0<> 御坂妹「テっくんったら、こんなとこで背中凝視ですか・・・」

テクパトル「あぁもうちげぇ!!」

10033「生粋の変態ですね」

テクパトル「人の話を聞けって教えなかった!?」

佐天「あ、チョコパフェきたー!」

テクパトル「聞けよ!!!」


テクパトル「あぁもう不幸だ!!!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 12:54:50.66 ID:DO3HwZXp0<>
初春「佐天さんはお友達とお食事中みたいですね」

初春が携帯を見ながら言う

美琴「ふーん・・・お友達かぁ」

垣根「美琴タソは友達いないもんな」

心理「あなたよりは多いわよ」

垣根「」

詩菜「あらあら、こんなに愉快なお友達がいるじゃない」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 12:56:15.49 ID:DO3HwZXp0<> 美鈴「そうそう、楽しそうだしうらやましいよ!」

垣根「見たかよ心理定規!!これが世間の意見だ!!」

心理「あ、チョコケーキ一つ」

垣根「ってきいちゃいねー」

ショチトル「はぁ・・・大覇星祭って、ホント面白いけど疲れるよな」

上条「・・・二人三脚、俺はがんばる!!」

美琴「わ、私も!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 12:57:41.84 ID:DO3HwZXp0<> 旅掛「あぁ美鈴!!うちの娘がとうとう彼氏と二人三脚を始めてしまったよ!!」

美鈴「大丈夫!!ゴールテープはまだまだ先よ!!」

旅掛「だとしても!!恋とはいつまでも続くんだ!!!!!!!!!!!」


垣根「誰だあの二人」

心理「部外者にならないで」

美琴「恥ずかしい親だわ・・・」

削板「面白くていいじゃないか!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 12:59:54.03 ID:DO3HwZXp0<> 上条「でもさ、俺と美琴は一応敵同士だけど、いいのかな?」

美琴「うん、なんでもこれは点数が入るんじゃなくて、ベストペアを決めるんだって」

黒子「あら、そんな競技初めて聞きましたの」

一同が驚く

本当は、イカれた冷蔵庫野郎が考え出したのだ

「青春は、恋だよ」とか意味のわからないことを言い出して

だが、そんなことは誰も知らない

垣根「ふーん・・・面白そうだな、俺は頑張ってアナウンスだぜ!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 13:01:24.70 ID:DO3HwZXp0<> 上条「今年は垣根のアナウンスもあって例年より盛り上がってるな」

美琴「うん、意外とウケてるわよ」

心理「皮肉だけどね」

垣根「はっはぁ!!褒めろ褒めろ!!」

詩菜「あらあら、楽しそうね」ウフフ

旅掛「いやぁ、学園都市も変わったなぁ」

美鈴「うん、前は堅苦しいイメージだったね」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 13:02:24.91 ID:DO3HwZXp0<> 垣根「はは・・・変わったのさ、何もかもが」

心理「シリアスにしないで」

垣根「ちっ」

上条「あ、そろそろ競技場行かないと」

黒子「わたくしも風紀委員の仕事が」

垣根「俺も行くかな」

美琴「そうね」

四人が立ち上がる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 13:03:27.74 ID:DO3HwZXp0<> 黒子「・・・で、初春」

初春「んー!!このパフェ美味しいです!!」

黒子「おい花畑」

初春「なんだよガチレズ」

黒子「なんでまだ食べてますの・・・」ハァ

初春「だって、もったいないじゃないですかー!」

あーん、とまた初春がパフェを口に運ぶ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 13:04:43.84 ID:DO3HwZXp0<> 初春「うん、美味しい!!」

心理「ほらほら、仕事ならしっかりしなさいな」

初春「・・・あの、このケバい人は誰ですか?」

心理「ケバい?」

ぴくり、と心理定規の眉が動く

上条(あぁ、地雷だった)

エツァリ(オーラがヤバいですね)

美琴(初春さん、さようなら) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 13:06:08.58 ID:DO3HwZXp0<> 心理「ねぇ、私って今ちょっと占いたいことがあるのよ」

初春「?はぁ」

心理「だから」


心理「花占いとかどうかしら」

初春「」


黒子(あぁ、初春の本体が・・・)

削板(おぉ、あの姉ちゃんがしおれていく)

美鈴(弱肉強食だね)

旅掛(あのドレスの子、顔に似合わずえげつないな) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 13:07:36.86 ID:DO3HwZXp0<> ブチブチ、と音がする

心理「殺す、殺さない、殺す、殺さない」

初春「」

心理「殺す、殺さない」


心理「殺す」


一同「」


心理「黒子、ちょっとこの花畑牧場借りていくわね」

黒子「で、ですが初春もそろそろ・・・」

心理「聞こえなかった?借りていくのよ、あとで返すわ」ギロリ

黒子「は、はいですの!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 13:08:53.58 ID:DO3HwZXp0<> 心理定規が本体を失ったオマケを引っ張っていく

上条「こ、怖いな・・・」

垣根「いやぁ、強い女は素敵だぜ」

美鈴「垣根くん、おもいっきり震えてるよ」

詩菜「まぁまぁ、まるで私と刀夜さんのやり取りみたい」

美琴「あ、あんなやり取りを・・・」

上条「お、俺は何も知らない!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 13:10:59.41 ID:DO3HwZXp0<> ココカ?アァ?ココガイタイノカ?
イタイ!!イタイデスカラ!!
ホォラ、ココノハナビラガビンカンナンダロ?
ヒャウゥゥゥ!!
オット、ミツガデテキタワネ
イヤ・・・アッ・・・


上条「俺は何も聞いてない」

垣根「聞きたくないと耳を塞いで、僕の世界は音を失った!!」

垣根「見たくはないと目を閉じて、僕の明日はどこかへ行った!!」

美琴「現実から逃げないで、二人とも」

黒子「お、お姉さま、早く行きましょう!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 13:12:47.26 ID:DO3HwZXp0<>
上条「はぁ・・・二人三脚かぁ・・・」

美琴「安心して、たぶんみんなぶっつけ本番だから」

垣根「へー、そりゃハプニングあって面白そうだな」

黒子「ですが、怪我には気をつけてください・・・ってあれは」

黒子が足を止める

視線の先には



テクパトル「あぁもう!!追加はやめろ!!!」

佐天「あ、アイスも一つ」

■■「私も」

テクパトル「やぁぁぁめぇぇぇろぉぉぉぉ!!!!!!」


可愛そうなお父さんがいた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 13:14:24.01 ID:DO3HwZXp0<> 美琴「あ、佐天さん!!」

佐天「あれ、御坂さん、どうしたんですか?」

テクパトル「義姉・・・御坂、こいつと知り合いか?」

佐天「えぇ、友達です!!」

美琴「テクパトルこそ、知り合いだったんだ」

テクパトル「さっきな・・・」

19090「あ、ケーキが着ましたよ!!」

テクパトル「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

美琴(あ、変装してる妹達ね) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/07(日) 13:14:48.75 ID:xhZtCrZF0<> この間美琴を襲ったの、実は媚薬のせいだけじゃなくて、心理さんまさか本当は・・・ゴクリ <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 13:15:57.94 ID:DO3HwZXp0<> 御坂妹「あ、お姉・・・御坂さん」

美琴「ん、みんなはテクパトルに奢ってもらってるの?」

テクパトル「奢らされてるんだよ・・・」

テクパトルが恨みの目で見つめる

それを無視して、他の女達はデザートを食べる

20000「おー、うめー」

17600「これはなかなかだな」

14510「ふむ、甘みがなお良し!!」

10033「あれ、ところでみなさんはなぜここに?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 13:17:25.80 ID:DO3HwZXp0<> >>397 心理定規がチェーンソー持ってそっちへ向かった


黒子「わたくしはこれから仕事ですの」

佐天「あれ、初春は?」

美琴「あ、きっと・・・」


初春「佐天さん・・・」

佐天「あ、初春・・・ってどうしたの?」

初春「や、やられました・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 13:18:35.65 ID:DO3HwZXp0<> 心理「まったく、この子が私をケバいって言うからよ」

初春の後ろから馴染みのある声がする

彼女の右手には、初春の本体が握られていた

上条「心理さん・・・えげつない・・・」

心理「あら、なにか?」

上条「な、なんも!!」

黒子(これは、夜叉ですの) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 13:20:26.60 ID:DO3HwZXp0<> いったん休憩

これから、エイプを買いに行くんだ


黒が一番だよ、うん



あと、心理タソはレズではないよ

ただ美琴のことを気にいってるだけで、うん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/07(日) 13:26:10.63 ID:xhZtCrZF0<> あぁ、心理さんごめんなさいごめんなさい!
このていとくん写真集(アレイ蔵庫監修)あげるから許して!

しかし佐天さんの出番があって嬉しい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2011/08/07(日) 13:32:58.61 ID:IL+XgFZAO<> 初春の本体なめんな、心理定規一人ぐらい余裕で食い尽くすわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)<><>2011/08/07(日) 13:40:27.32 ID:KwlLuYQ10<> ジュルリ <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 14:07:21.04 ID:DO3HwZXp0<> >>403 あれか、人食い草なのか


初春本体「きしゃぁぁぁぁ!!!」

心理「あぁ?」

初春本体「」


いや、勝てないでしょきっと


納品は一週間後くらいか、待ち遠しいねw <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/07(日) 15:02:57.37 ID:lA37KVdM0<> バイクで転けて腕骨折になって書き込めませんなんてなるなよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/07(日) 16:56:53.41 ID:vxtzzwfDO<> >>1よ
俺は>>1がファイズ(アクセル)もしくはカブト(ハイパー)だと信じている <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 18:20:03.05 ID:DO3HwZXp0<> >>406 バイクでこけるのはいいけど、バイクが傷つくのは耐えられない

>>407 いや、ストレイト・クー(ry


続きは後ほど <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 19:31:09.30 ID:DO3HwZXp0<>
上条「はぁ、どうにか心理さんをなだめられましたよ・・・」

美琴「・・・よし、二人三脚は私達が優勝するわよ!!」

上条「あ、そうだったな」

あまりのハプニングに、上条は目的を忘れていた

美琴「でも、初めてで上手くいくのかしら?」

上条「なんか、言い方がエロいですよ?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 19:32:52.36 ID:DO3HwZXp0<> 美琴「な・・・ち、違うわよ!!」

美琴が慌てて手を振る

上条「はは、わかってるって・・・それより」

真剣な顔をしながら、上条が言う

上条「やるからには、絶対一位を取るぞ」

美琴「もちろんじゃない!!」

二人の目は、かなり本気だった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 19:34:33.32 ID:DO3HwZXp0<>
美鈴「おー、ここからはよく見えるね」

旅掛「はぁ・・・娘が、二人三脚を始める年頃になりました」

ショチトル「大丈夫か、美琴パパ」

エツァリ「その呼び方、おかしいですよ」

削板「はぁ、しかし・・・」

削板が見つめているのはアナウンス席

なぜか、そこでは垣根が女の子にちょっかいを出していた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 19:36:00.15 ID:DO3HwZXp0<> 削板「あいつは何をやってるんだ?」


垣根「なーなー、おっぱい吹寄」

吹寄「・・・その呼び方をなんとかしろ・・・」

垣根「じゃあ、おっぱい吹寄さん」

吹寄「さんとかの問題じゃない!!」

吹寄のおでこが、垣根の鼻にヒットする

垣根「いってぇ!!折れた、絶対に折れた!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 19:37:38.05 ID:DO3HwZXp0<> 垣根「みなさんみなさーん!!ここにいる吹寄さんはかなりバイオレンスな方ですよー!!!」

吹寄「アナウンスでそんなことを言うな!!」

垣根「あーれー!!殴られるぅ!!!」

吹寄「この馬鹿者!!」

垣根「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」


心理「・・・楽しそうね」ニコニコ

詩菜「あらあら、ヤキモチなんて辛いだけよ?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 19:39:26.41 ID:DO3HwZXp0<> 心理「・・・それにしても・・・」

心理定規は、競技場を睨みつける

かなりの数のペアがいる



その中に、明らかにおかしいペアがいた


絹旗「・・・超緊張しますね」

浜面「・・・なぁ、これって一般参加はいいのか?」


心理(あの二人・・・) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 19:41:19.82 ID:DO3HwZXp0<> 削板「なんだ、一般参加も多いんだな」

ショチトル「今年から出来たから、みんな楽しみなんだろ」

美鈴「私達も行けばよかったなー」

旅掛「おいおい、みんなの前じゃ見せられないことになっちゃうぞ?」

美鈴「パパったらー!」ニコニコ


テクパトル「・・・あ、いたいた」

エツァリ「おや、テクパトルたちも帰ってきましたか」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 19:43:22.06 ID:DO3HwZXp0<> 19090「あれ、おね・・・御坂さんは?」

美鈴「あぁ、今から走るんだよ」

テクパトル「なんだ、出場するのか」

テクパトルが驚いたような顔をする

心理「えぇ、あなたたちも行けばよかったのに」

テクパトル「いや、いいよ」

削板「もったいないな、せっかくの機会だぞ?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 19:45:32.65 ID:DO3HwZXp0<> テクパトル「・・・そうでもないさ」

じっと、アナウンス席を見る

そこには、冷やかしが得意なバカがいた


垣根「さーて!!午後の部が始まるぞ、野郎共!!!!!!!!!!!」

一同「いぇーーーー!!!!!」

観客席の熱狂は、止まらない

垣根「おらおら!!陽射しの暑さに負けんじゃねぇぞ!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 19:49:07.70 ID:DO3HwZXp0<> 垣根「なお、アナウンス席には我らがおっぱい、吹寄さんが・・・」

吹寄「ふざけるな!!どうも、実行委員の吹寄です!!」

垣根に頭突きを食らわせてから、吹寄が自己紹介をする

垣根「第一種目はこちら!!」


垣根「愛をとりもどせ、二人三脚!!」

一同「おーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 19:51:36.00 ID:DO3HwZXp0<> 垣根「ルールは簡単!!」

垣根「二人三脚で、1q走るだけ!!」


美琴「・・・え、1q・・・?」

上条「ふ、ふつう200Mとかじゃ・・・」


垣根「なお、能力使用は禁止です!!」

えー、と周りからブーイングが上がる

吹寄「一般の参加の保護のためです、ご協力ください」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 19:53:48.46 ID:DO3HwZXp0<> 垣根「あー、ちなみに文句あるヤツはブチコロなんで」

しーん、と競技場が静まり返る

さすがに、第二位には歯向かえないのだろう


心理「さすがね」

美鈴「おー、統率力があるね」

旅掛「脅しが上手いな」

詩菜「まぁまぁ、ヤンチャね」ウフフ

エツァリ(おかしいですよね) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 19:56:33.81 ID:DO3HwZXp0<> 垣根「さぁ!!みなさん、渡されたヒモで足をくくってください!!」

実行委員だろうか、選手達にヒモを渡していく


エツァリ「おや、なかなか本格的ですね」

テクパトル「あぁ、ちゃんと肌に悪くない素材のヒモみたいだな」

19090「細かい配慮ができてますね・・・」

ショチトル(・・・ヒモで縛られたいな)

エツァリ(ダメですよ、今は) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 19:59:59.34 ID:DO3HwZXp0<> 垣根「・・・では、用意はいいですか?」


美琴「当麻、愛してる」

上条「あぁ、俺もだ」

二人が真剣な顔つきで前を見つめる

周りの選手も、かなり意気込んでいるようだ


垣根「走れ、愛の先へ!!」

吹寄「用意!!!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/07(日) 20:00:40.64 ID:tJeH4y3h0<> ショチトル、エツァリ……お前ら……なんというか、別の意味でお縄についとけ
猥褻物陳列罪辺りで <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:03:11.12 ID:DO3HwZXp0<> 選手一同が、スタートラインへ並ぶ


かなりの数がいるため、10組に分けられている

上条と美琴は、第一組目だ

そして、それぞれの組の一位が決勝へと進むらしい


垣根「スタート!!」

審判員の旗が上げられた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:05:40.25 ID:DO3HwZXp0<> >>423 らめぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!


美琴「行くわよ!!」

上条「あぁ!!」

二人が、右足を出す


二人とも、右足を

もちろん、ずでん、と転んでしまう

上条「な、なんで内側から行くんだよ!?」

美琴「ふ、普通は繋いだ足からでしょ!?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:08:29.53 ID:DO3HwZXp0<> 上条「・・・って、言い争ってる場合じゃない!!」

上条が美琴の手を握り立ち上がる

周りも、結構な数が転んでいた

順調に進んでいるのは、二組だけ

その二組も、それほど先へは行っていない


上条「美琴、大丈夫か?」

美琴「う、うん//」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:11:14.07 ID:DO3HwZXp0<> 上条「行くぞ!繋いでる足からな!!」

美琴「オッケー!」

二人が、1、2の掛け声とともに進んでいく


垣根「おっと、後ろから追いかけるのは、上条、御坂選手のペアだー!!」

一同「おーーーーーーー!!!!!!!!!!」

垣根「学園都市きってのおしどり夫婦です!!」


旅掛「あぁ!!!やっぱりそうなんだ!!!」

美鈴「いいじゃない、仲良しなんだし、上条くん気にいってるでしょ?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)<><>2011/08/07(日) 20:14:19.41 ID:xZSVCnzd0<> 注目されているな〜 <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:18:27.81 ID:DO3HwZXp0<> 旅掛「だけど、だけどさぁ!!!」

美鈴「あ、一位になった!!」

旅掛「お、ホントか!?がんばれーーーーーー!!!!!!!!!!!」

テクパトル(テンションの上下がすごいな)


垣根「ただいま、一位は上条、御坂選手!!」

一同「おーーーーー!!!!!」

垣根「すぐ後ろを追いかけるのは・・・」

垣根が、アナウンスを進める <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:20:59.11 ID:DO3HwZXp0<> >>428 美琴ですもん、うん


垣根「さぁ!!一位のお二人は、もう半分を過ぎました!!」

吹寄「後ろからは、必死に他のペアが追いかけます!!」


上条「ま、まだ半分か・・・」

美琴「こ、これはハードね・・・」


旅掛「美琴ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」

美鈴「がんばれーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

詩菜「あらあら、当麻さんもがんばってくださいね」


上条(う、うわぁ・・・) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:23:06.47 ID:DO3HwZXp0<> 美琴「な、なんか・・・恥ずかしいわね・・・」

上条「あ、あぁ」


垣根「おっと、観客席ではお二人の両親が必死に応援を・・・」


上条「ピックアップすんなぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」

美琴「ま、周りの観客の注目を集めてるわ・・・」

はぁ、と美琴が溜め息をつく

とにかく、今は競技に集中しなければならない <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:27:03.02 ID:DO3HwZXp0<> 上条「よし、ラストスパートだ!!!」

上条と美琴は、スピードを上げる

それでも、バランスを崩さないあたり、息が揃っているのだろう

そのまま、一着でゴールした

垣根「第一組目、勝者は・・・」

吹寄「上条、御坂選手です!」


美鈴「よっしゃぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

旅掛「おめでとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


テクパトル(は、拍手がすごいな・・・)

心理(こんな大きな拍手、初めて聞いたわ) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:29:23.99 ID:DO3HwZXp0<> ショチトル「さて、次の組は・・・?」

エツァリ(・・・おや、あの二人はたしかアイテムの・・・)


浜面「・・・か、垣根のヤツ・・・」

絹旗「超めざわりですね」


垣根「注目は、浜面、絹旗選手!!」

垣根「なお、今絹旗選手は彼氏募集中です!!」


青ピ「なんやてぇ!?」

土御門「落ち着くにゃー、あの子結構な能力者だぜぃ?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:32:10.71 ID:DO3HwZXp0<>
垣根「さぁ!!!張り切ってまいりましょう!!」

吹寄「では、用意!!!」


垣根・吹寄「スタート!!!!!!!!!!」


心理(・・・おかしいわね、なんかイライラするわ)

心理(はぁ、ヤキモチかしら)


絹旗「超早く行きましょう!!」

浜面「だぁ!!どっちの足からだよ!?」

絹旗「うわ!!言わないとわかんないとか超バカなんですか!?」

浜面「それだけで!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/07(日) 20:33:05.00 ID:lA37KVdM0<> おいバカ面滝壷はどうした!? <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:34:46.71 ID:DO3HwZXp0<> 絹旗「と、とにかく!!結んだ足からです!!」

浜面「お、おう!!」

少しぎこちないながらも、二人は進んでいく


垣根「おっと、一位は彼氏募集中の絹旗ちゃん!!可愛いよーーー!!!!」

吹寄「貴様・・・」


絹旗「あぁ!!超鬱陶しいですあのアナウンス!!」

浜面「お、落ち着け!!」


心理「・・・垣根・・・」ゴゴゴ

エツァリ(も、燃えてます) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/07(日) 20:37:04.79 ID:lA37KVdM0<> 落ち着け心理さん!
垣根は垣根なりに周りを盛り上げているだけだ!
だからそのグレネードランチャーしまって!
お願いだから! <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:38:33.11 ID:DO3HwZXp0<> >>435 滝壷は体力が危ないので、観戦中ですw


垣根「さぁ!!そろそろ半分に差し掛かります!」

吹寄「おっと、後ろからは別の選手が猛追!!」


浜面「マジかよ!?」

絹旗「くっ・・・逃げますよ!!」

浜面「おう!!!」


垣根「あぁぁぁぁ!!!!!!!!!心理定規愛してるぜぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」


心理「えっ・・・」カァッ


浜面「だぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!集中力削ようなこと言うなぁぁぁぁ!!!」

絹旗「超うぜぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:42:10.27 ID:DO3HwZXp0<> 垣根「さぁ!!!ゴールテープが切られました!!」

吹寄「一位は、絹旗、浜面選手です!!」

おーーーー!!!!と、歓声が上がる

その中から、絹旗ちゃん結婚してぇーーー!!!!という声が聞こえた気もする


美琴「へぇ、あの二人やるわね・・・」

上条(あいつもいたのか・・・)


美鈴「あっれー、あの子、私を襲った子だ」

旅掛「襲ったぁ!?ふざけんじゃねぇぞぉぉぉぉ!!!」

テクパトル「そ、そっちの意味じゃないだろう」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2011/08/07(日) 20:44:35.80 ID:IL+XgFZAO<> キモ面超モアイです、変質太陽光に焼かれて[ピーーー]ばいいのに <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:46:01.10 ID:DO3HwZXp0<>
上条「・・・次々、決まっていくな」

美琴「うん・・・って、あれ?佐天さんだ」

上条「あ、姫神とペア・・・何があったんだろう」


■■「ふふ、一位」

佐天「よっしゃぁ!!」


テクパトル「へぇ、がんばってるな」

19090「なんか、楽しそうですね・・・」

詩菜「若いって、いいわねぇ」ウフフ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:48:12.15 ID:DO3HwZXp0<> 上条「・・・さて、決勝だな」

美琴「そうね・・・」


上条が、周りを見渡す

知っているのは、浜面たちと、■■たちだけだ

その二組は、かなりの強敵だろう

浜面たちは、少し焦りはあるものの、しっかりとした走りだった

■■たちは、恐ろしいほどのぴったりな息だった

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:50:55.63 ID:DO3HwZXp0<> 垣根「さぁ、決勝だ!!!」

一同「おーーーー!!!!!!!!!!!」

垣根「選手紹介はもはや必要あるまい!!」

吹寄「優勝したペアには、大覇星祭中、全ての屋台が半額になるクーポンをプレゼントします!!」


上条「マ、マジか!?」

美琴「太っ腹ね」


心理「あら、私も参加すればよかった」

削板「へぇ、かなり大盤振る舞いだな」

美鈴「クレープ食べ放題か・・・」

旅掛「ははは!!太るぞ、美鈴!!」

美鈴「ん、なーに?」ニコ

旅掛「」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:52:34.74 ID:DO3HwZXp0<> 上条「落ち着け・・・」

美琴「大丈夫、予選では私達が一番いい走りだったわよ」

二人が、しっかりと息を整える

そして


垣根「では、用意!!」

アナウンスが始まる

周りから、呼吸音だけが聞こえる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:55:54.90 ID:DO3HwZXp0<>
垣根「スタート!!!」


上条「行くぞ、美琴!!」

美琴「うん!!」

二人が、地面を蹴る

しっかりと、同じ足から踏み出して


浜面「くそっ!」

絹旗「あの二人、息が超ぴったりですね!!」

こちらの二人も、必死に駆けている <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:57:33.94 ID:DO3HwZXp0<>
上条「よし、もう半分だ!!」

美琴「うん、このまま行けば・・・」


垣根「おっと、後ろから佐天、■■ペアが迫ります!!」


美琴「え、ウソ!?」

さっきまでは視界にさえ入っていなかった

そんな二人が、すぐ後ろに来ている

上条「い、いつの間に!?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 20:59:17.23 ID:DO3HwZXp0<> テクパトル「・・・上手いな」

ショチトル「あぁ、周りの選手の後ろに回って風の抵抗を減らしていたな」

エツァリ「自転車レースと同じですね」

削板「そして、周りがヘバった後半で一気に追い上げ・・・」

心理「かなり考えてるわね」

19090「ほ、ほえー・・・」

美鈴「うん!!これぞ運動会だね!!」

旅掛「上条くん!!!がんばれよ!!!!!!!!!!」

詩菜「あらあら、ほとんど並んだわね・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 21:01:26.22 ID:DO3HwZXp0<>
上条「ちくしょう!!あと少しだ!!」

美琴「!!ゴールが見えた!!」

二人は、よりいっそうペースを増す

佐天「行くよ!!」

■■「私は、風」


浜面「行くぞ、まだ負けてねぇ!!」

絹旗「もちろんです!!!!!!!!!!!!!」


ゴールテープが、切られた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 21:03:18.33 ID:DO3HwZXp0<> 吹寄「勝者は・・・」

観客席が静まり返る

そこからは、差がわからないほどの僅差だった


垣根「佐天、■■ペア!!!!!!!!!!」


わーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!と、歓声が上がる


美鈴「あぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

旅掛「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」

詩菜「・・・あらあら、まぁまぁ」ニコニコ

テクパトル(上条の母さんが一番怖い) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 21:05:03.73 ID:DO3HwZXp0<>
佐天「や、やったぁ!!」

■■「私の、勝ちね」

上条「・・・負けた・・・」

美琴「・・・まさか、私達がやられるなんて・・・」


垣根「さぁ、みなさん!!もう一度、白熱のレースを見せてくれた二組に盛大な拍手を!!!」

一同「いぇーーーー!!!!!!!!!!」


割れんばかりの拍手


そういえば、上条はこんな拍手を受けるなんて経験はなかった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 21:06:23.70 ID:DO3HwZXp0<> 上条「・・・なんかさ、負けたけど・・・」

美琴「うん、悪くないかも」

二人は笑っていた

観客席からの、盛大な拍手を受けて



浜面「・・・三位の俺たちは注目されず、か」

絹旗「超悔しいです!!!!!!!!!!!!!」

こちらの二人は、その拍手は受けられなかったが <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/07(日) 21:07:01.92 ID:DO3HwZXp0<> 早いけど、今日はここまで

明日朝バイトなので

さーて、エイプの安いカスタムでも見ますかね・・・

ちょっとだけオリジナルにできればそれでいいですw <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/07(日) 21:08:29.41 ID:tJeH4y3h0<> 乙〜
ちょっとだけ「オリジナル」に・・・ふむ
>>1のオリジナル・・・つまり、さだのりか! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/07(日) 21:15:24.18 ID:lA37KVdM0<> あのさだのりがエイプに乗ってる……
様になってるな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/07(日) 22:19:16.27 ID:hyjCKuwIO<> オリジナルといったら美琴だろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/07(日) 22:30:44.33 ID:dO7gbuiAO<> ここまですべての競技に■■さんが出場してるww
ある意味一番目立ってるね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/08(月) 05:19:35.53 ID:vCw/WbKDO<> >>1は■■が好きなのか
嫌いなのか
どっちなんだか

■■「どうせ私は影の薄い女」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/08(月) 07:18:35.39 ID:umCfm5SIO<> >>457
>>111
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/08(月) 08:11:41.08 ID:9Kud36eZ0<> >>457
本当に影が薄いのはミサカですよ、とミサカ10039号は家主のいなくなった部屋で愚痴ります
病院から逃げ出したが最後、テっくんとのカラミすらありませんね、とミサカ13577号も愚痴ります <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 09:08:53.84 ID:7Jx9XfK10<> >>459 そ、それは・・・

絡ませてやりたくなるwww


でも公開(ryのトラウマは恐ろしいよ、うん

姫神大好きですよ

可愛いしキャラいいし

でも、こういう扱いでこそ彼女は輝くはずw


投下は夜にでも
明日から五連休・・・

エイプの納品はまだだし・・・

どうしよう

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/08(月) 09:26:35.83 ID:uV8rx4pSO<> 初春が完全に打ちのめされてるww

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/08(月) 09:34:40.24 ID:Jh7Nrba50<> 時間をフルに使って書き溜める→1日で1スレ使い切る→>>1の速さがかなり速くなる→さらに書き溜めようと思う→1日で2スレ使(ry→エンドレス <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2011/08/08(月) 09:41:02.04 ID:X8+GgJPu0<> >>462まさに理想の早さww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/08(月) 09:51:33.95 ID:iO65LvbK0<> >>462
俺たちが付いて行けねえよwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/08(月) 12:55:14.75 ID:uQ/QJEGN0<> 初春「何だガチレズ」
に吹いたwwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/08(月) 14:20:38.86 ID:sxfw2eyEo<> 姫神は
「ーー、ーー」
じゃなくて
「ーー。ーー」
気をつけてね!今更ながら細かい指摘でごめんね! <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 16:27:49.38 ID:7Jx9XfK10<> >>466 なん。だと?

こういうことですか、わかったww


さて、投下はのちほど

胸の筋トレって響きがエロイ
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:15:08.15 ID:7Jx9XfK10<> 上条「えっと・・・後は全部出る予定ないな」

美琴「うん、私も二人三脚まで」

今、競技場では二人三脚の表彰が行われている

上条達は惜しくも二位だった

美琴「ま、仕方ないわよ」

上条「そうだな・・・この後はどうする?」

美琴「とりあえず、いったん観客席に行きましょう」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:15:43.55 ID:7Jx9XfK10<> 美鈴「美琴ちゃーん!惜しかったねぇ!」

旅掛「あぁ!でも、美琴が一番輝いてたぞ!」

美琴「・・・分かったからうるさい」

観客席に戻った美琴は早速、親バカの洗礼を受けていた

涙ぐみながら、ほお擦りして来ようとする美鈴を押さえながら、美琴が尋ねる

美琴「えっと・・・みんなはこれからどうするの?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:16:16.49 ID:7Jx9XfK10<> 心理「私は垣根がアナウンス終わらせるまでは待っておくわよ」

ショチトル「私は、ヒマだからエツァリとふらつく予定だ」

19090「ミサ・・・わ、私はテっくんと買い物です!」

テクパトル「削板は白井を待つんだっけ?」

削板「あぁ、風紀委員の臨時支部にでも行ってみる!」

上条「そっか・・・母さんは?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:16:43.31 ID:7Jx9XfK10<> 詩菜「明日から刀夜さんも来るらしいから、今日は早くホテルに帰るわよ」

うふふ、と笑いながら詩菜が答える

つまり、明日からはもっとめんどくさいことになるのだ

不幸だ、と上条がため息をつく

美琴「お母さん達は?」

美鈴「そうだなー・・・どうしよ、パパ?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:17:11.65 ID:7Jx9XfK10<> 旅掛「あれだ、今日は早くホテルに帰って母さんとお楽しみだ!」

上条「あぁもう!そういうこと言わないでくださいよ!」

旅掛「はははは!まだまだ青いな上条君!」

上条「青いとかの問題!?ていうか俺の母さんも一応いるわけで!」

旅掛「気まずい空気になるのは御免だって!?甘いな、そんなことでうろたえていたら世の中・・・」

上条「普通はうろたえますから!てかなんで母さんはニコニコ笑ってるだけなんだよ!?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:17:49.94 ID:7Jx9XfK10<> 詩菜「あらあら、賑やかでいいじゃない」

上条「良くねーよ!みんななんか手助けしてくれ!」

エツァリ「いえ、自分もあまりそういうことにはツッコめないので」

上条「変態が自覚を持った瞬間を目の当たりにしてしまいましたよ!?」

心理「はぁ、早く垣根と・・・」

上条「えぇ!?なんか心理さんは乙女モード!?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:18:22.93 ID:7Jx9XfK10<> ショチトル「行こうか、エツァリ」

エツァリ「え、えぇ」

上条「まさかの試合放棄!?」

削板「俺も行ってくるな」

上条「お前もかブルータス!!」

テクパトル「・・・気まずい空気はヤバいぞ」

19090「じょ、女性の前でその発言はいただけませんよ?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:18:55.97 ID:7Jx9XfK10<> 上条「・・・」

まともだ

この二人はまともだ、と上条は泣きそうになる

旅掛「はははは!君達だって夜はお楽しみしたりするだろ?」

テクパトル「そういう問題じゃない!」

上条「そうだそうだ!旅掛さん、アンタちょっとおかしいぞ!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:19:34.66 ID:7Jx9XfK10<> 旅掛「何を甘いことを言っている!?世の中おかしなことだらけだ!」

テクパトル「名言じゃないから、それ!」

美鈴「おー、テクパトル君カッコイイー」

旅掛「な、ミサカキラー!?」

テクパトル「ちげぇ!俺には心に決めた彼女がいるんだ!」

19090「//」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:20:02.36 ID:7Jx9XfK10<> 旅掛「な、なんだこのバカップルは!?」

美鈴「若い!若すぎて眩しいよパパ!」

美琴「・・・はぁ、当麻、さっさと帰ろう」

上条「あ、あぁ」

美琴と上条が手を握りながら去ろうとする

旅掛「あぁ待った待った!さっきのは冗談だよ!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:20:32.34 ID:7Jx9XfK10<> 上条「・・・じゃあ、本当はどんな予定だったんですか?」

旅掛「いや、なに」

旅掛がニヤリと笑う


旅掛「妹達のこと、美鈴に話しておきたくてさ」


上条「!」

テクパトル「それは!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:21:02.20 ID:7Jx9XfK10<> 二人が旅掛を睨みつける

美鈴「?妹達ってなに?」

美琴「・・・お父さんは知ってたんだ」

美琴が、少しうつむきながら言う

秘密を知られてしまったのだ

それも、心配をかけたくないはずの親に

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:21:33.78 ID:7Jx9XfK10<> 上条「た、旅掛さん・・・」

テクパトル「・・・だが、いつかはどうせ知られることだな」

旅掛「・・・そうだ、それにこれは美鈴も知っておくべき問題なんだ」

テクパトル「・・・少し、場所を変えよう」


先程までの、陽気な空気は変わっていた

心理定規も削板も

ただ、少し心配そうな顔で見つめていた


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:22:14.03 ID:7Jx9XfK10<> 上条「・・・ここでいいですか」

旅掛「あぁ」

一同は、人気のない公園に来ていた

美鈴「?ねぇ、一体・・・」

テクパトル「19090号」

テクパトルが、19090号を呼ぶ

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:22:51.86 ID:7Jx9XfK10<> 19090「・・・はい」

その顔の特殊メイクを剥がす

もちろん、下からは美琴そっくりの顔が現れる

美鈴「・・・え?」

上条「美鈴さん、その・・・」

美琴「お母さん、落ち着いて聞いて」

美琴が上条の言葉を遮る

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:23:43.65 ID:7Jx9XfK10<> このことは

この問題は

彼女の口から告げなければいけない

美琴「この子は・・・私の遺伝子から作られたクローンなの」

美鈴「・・・この子が?」

美琴「・・・正確には、この子達・・・かな」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:24:15.29 ID:7Jx9XfK10<> 美鈴「・・・達?」

美鈴が驚いたようにつぶやく

美琴「・・・20003人、作られたらしいの」

美鈴「そ、そんなに!?」

美琴「・・・今は、9972人だけ生きてるの」

美鈴「・・・の、残りは?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:24:48.15 ID:7Jx9XfK10<> 美琴「・・・殺されたわ、実験で」

美琴が唇を噛み締める

美鈴「殺された・・・?」

美鈴は事態を理解できなかった

まったく

まったく、理解できなかった

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:25:23.19 ID:7Jx9XfK10<> 美琴「・・・一方通行に、殺されたわ」

美鈴「あ、一方通行って・・・さっきいた・・・」

美琴「・・・でも、今はあいつも妹達を守ってる・・・それに、あいつの恋人も妹達の一人よ」

美鈴「ちょっと待って、どういうことかわかんないわ・・・」

美琴「・・・私のクローンが実験のせいでたくさん死んで・・・そのクローンは今世界中に散らばっているってことよ」

美鈴「・・・パパは知ってたの?」

旅掛「あぁ、一応な」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/08(月) 18:25:30.13 ID:9Kud36eZ0<> あれ、急にシリアスな空気に・・・
とりあえず、空気ぶち壊しそうな20000号は拘束しておきますね。



・・・なんか縄で縛ったら喜んでる・・・どうしよう <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:25:47.20 ID:7Jx9XfK10<> 旅掛がため息をつく

美鈴「・・・そこの子は、何人目なの?」

19090「・・・19090人目です」

美鈴「・・・ちょっと待ってね・・・美琴ちゃんは、そんな問題を一人で抱えてたの?」

美琴「ううん、一人じゃないわ」

美琴が首を振る

少し苦笑しながら

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:26:26.13 ID:7Jx9XfK10<> >>487 いようがいまいがぶち壊す
それが、20000号


美琴「・・・当麻が助けてくれたの」

美琴「私のことを、体を張って」

美琴「・・・だから、一人じゃなかったわ」

美鈴「・・・上条くん、ホント?」

上条「・・・はい」

美鈴「・・・テクパトルくんも、知ってたんだ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:26:55.64 ID:7Jx9XfK10<> テクパトル「・・・はい」

美鈴「・・・知らなかったのは、私だけか」

美鈴が笑う

とても悔しそうに

教えてもらえなかったのが悔しいのではない

ただ、自分だけが蚊帳の外にいたことが悔しかった

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:27:23.62 ID:7Jx9XfK10<> でも

美鈴「美琴ちゃんは、もうそれは解決させたことなんだよね?」

美鈴は尋ねた

自分の娘を信じていたから

美琴「うん、済ませたことよ」

美鈴「・・・なら、私がとやかく言うことじゃないかもね」

上条「・・・美鈴さん」

美鈴「薄情かもしれないけどさ、私は美琴ちゃんが今笑ってるなら一安心なんだよ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:27:50.58 ID:7Jx9XfK10<> 旅掛「お、さすが美鈴だな」

嬉しそうに旅掛が笑う

彼も、少し前までは同じ悩みを抱えていたのだ

今の美鈴の気持ちはよく分かる

テクパトル「・・・だから、俺にとって二人は・・・」

旅掛「義理の両親、か」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:28:19.52 ID:7Jx9XfK10<> テクパトル「・・・あぁ」

19090「・・・あ、あの」

美鈴「・・・ね、あなたは名前はあるの?」

19090「・・・」

テクパトル「まぁ一応、呼び名はあるよ」

上条「え、そうなのか?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:29:02.92 ID:7Jx9XfK10<> テクパトル「深くは追求するな」

はぁ、とテクパトルが息を吐く

美琴「・・・ねぇ、お母さん」

美鈴「ん、なに?」

美琴「その・・・妹達のこと、黙っててゴメン」

美琴が頭を下げる

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:29:31.13 ID:7Jx9XfK10<> 美琴「・・・私・・・」

美鈴「心配かけたくなかったんだよね」

美琴「!」

驚いて、美琴が顔を上げる

美鈴は笑っていた

美鈴「ママに心配かけたくないなんて、出来た娘で幸せだよ!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:29:59.93 ID:7Jx9XfK10<> 美琴「・・・ありがと」

美鈴「ほれほれー!泣きそうならママの胸に飛び込んできなさい!」

美琴「窒息しそうだから・・・」

遠慮しとく、と言おうとした

でも、美琴は気づいた

美鈴の目尻に涙が浮かんでいるのに

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:30:27.80 ID:7Jx9XfK10<> 彼女だって辛いのだ

娘に心配されるなんて、親からしたら情けないのだろう

だったら

今くらい、甘えてもいいのではないか

美琴「・・・ありがとね、お母さん」

ぎゅっ、と美琴が美鈴に抱き着く

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:30:53.49 ID:7Jx9XfK10<> 美鈴「おーよしよし!」

旅掛「・・・ほら、お前もだよ」

19090「・・・え?」

美鈴「そうそう、美琴ちゃんの妹なんでしょ?だったら私達の娘でもあるんだから!」

ニコニコ、と美鈴が笑う

妹達に親はいないはずだった

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:31:28.79 ID:7Jx9XfK10<> それでも

美鈴「おいで!」

19090「・・・はい!」


19090「お母さん!」

美鈴は

19090号にとって、母親だった

かけがえのない、母親だった
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:31:56.15 ID:7Jx9XfK10<> テクパトル「・・・よかったな・・・」

上条「・・・いいのか?親のポジション奪われちまうけど」

テクパトル「本当の親が一番さ」

テクパトルが苦笑する

もしかしたら、妹達は美鈴を望むかもしれない

それでもよかった

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:32:28.53 ID:7Jx9XfK10<> テクパトル「家族ってのは・・・いいな」

テクパトルに家族はいない

気がついたら組織にいたから

家族、というものがほしかった

当たり前の、家族が

美鈴「ん、なになに?テクパトルくんも抱きしめてほしそうな顔してるね!」

テクパトル「い、いや!俺は遠慮しておく!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:33:04.01 ID:7Jx9XfK10<> 旅掛「そ、そうだそうだ!男の子をその豊満なボディーで抱きしめるなんて・・・」

美鈴「えー、でも義理の息子になるんだよ?」

テクパトル「なおさらアウトだから!」

美鈴「なんなら上条くんも!」

上条「俺も遠慮しておきます!」

美鈴「なにー!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/08(月) 18:33:46.82 ID:9Kud36eZ0<> 19090号以外の妹達も抱きしめてもらえ、せめて近くにいるやつらだけでも <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:33:52.12 ID:7Jx9XfK10<> 美琴「あはは!当麻焦ってる!」

19090「テっくんも冷や汗かいてますね」

上条「あぁもう!」

上条が空を見上げる

家族ってのはいいなぁ、なんて思いながら


上条「不幸だー!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:34:30.93 ID:7Jx9XfK10<> >>503 それは後ほどw


垣根「じゃ、アナウンス、後はよろしくー」

後続のアナウンスに引き継ぎ、いったん垣根が放送席を出る

ぐぐ、と体を伸ばすと節々がポキポキ、と音を鳴らした

半日座りっぱなしに近かったのだ

肩も凝っているようだ

心理「あら、終わったの?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:35:10.63 ID:7Jx9XfK10<> 後ろからいきなり声をかけられる

少しだけ、体が跳ねてしまう

垣根「んだよ・・・びっくりしたじゃねぇか」

心理「あら、ごめんなさい」

クスクスと心理定規が笑う

心理「・・・吹寄さんはいないのね」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:35:40.80 ID:7Jx9XfK10<> 垣根「なんであいつといなくちゃなんねーんだよ」

心理「仲良しじゃない」

少しふて腐れたように心理定規が答える

ヤキモチだろうか

普段の彼女からしたら、あまり考えられないような発言だ

垣根「はぁ・・・俺はお前以外の女には興味ねぇんだよ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:36:20.00 ID:7Jx9XfK10<> 垣根が心理定規の唇を奪う

周りの生徒達が驚いたように顔を赤くする

心理「・・・あら、素敵」

垣根「こんだけ大人数の前で堂々と言えるんだ、俺の愛情もわりといいもんだろ?」

垣根が笑う

彼は、心理定規だけを愛しているのだ

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:36:53.07 ID:7Jx9XfK10<> それだけは、はっきりとしていた

心理「・・・愛してるわよ」

垣根「愛なんて言葉にするもんじゃねぇよ、行くぞ」

心理定規の手をひきながら、垣根が歩く

やはり、歩幅が違うのに二人はずっと並んで歩いていた

心理(言葉にしないんじゃなくて、言葉に出来ないのよね)

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:37:23.37 ID:7Jx9XfK10<> 歩幅が違うのに、二人は一緒だった

心理(あなたは不器用だもの)

少し嬉しそうに、心理定規が笑う

それをヘンな目で垣根は見つめていた


垣根「なんか、気味が悪いぞ・・・」

心理「あら、失礼ね」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:38:01.70 ID:7Jx9XfK10<> 一方「・・・なァ、早く帰ろうぜ」

一方通行は参っていた

番外「うわぁ!ゲコ太のお面だよ!」

一方「聞けよ」

先程から屋台を見ては歓声を上げている、この恋人に

どれくらいの時間、二人で歩き回っただろうか

その間、ずーっとゲコ太グッズを見ているのだ

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:38:47.36 ID:7Jx9XfK10<> 一方通行も別にゲコ太が嫌いなわけではない

好き、というわけでもないが

一方「こンなに見せられたら・・・嫌いになりそォだ」

番外「うわ、そしたら別れるもんね!」

一方「ご自由に」

番外「え、ウソウソ!怒った?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:39:15.65 ID:7Jx9XfK10<> 一方「怒ってねェよ」

一方通行がため息をつく

いつまでこんな面倒に付き合わされるのだろうか

一方「俺は早く座りたいンだよ」

番外「よし!じゃあこれに決めた!」

一方「聞けよ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:40:11.29 ID:7Jx9XfK10<> 番外「あー!!可愛い!!」

ぎゅっ、と番外個体がゲコ太のお面を抱きしめる

一方(・・・何がいいンだかなァ)

一方通行には、本当にわからない

夏の眩しい陽射しの中

ずっと暗闇で過ごしてきた一方通行は

その眩しさに、ただただため息をついていた


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:40:40.84 ID:7Jx9XfK10<> 美琴「・・・お母さん達はもうホテルに帰るの?」

美鈴「うん、お楽しみだし」

テクパトル「・・・そういうこと普通に言わないでくれよ・・・」

旅掛「君達だって・・・」

テクパトル「さっき聞いた!」

旅掛「あれ、そうだっけ?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:41:07.26 ID:7Jx9XfK10<> 美琴「はぁ・・・ホテルに帰るのよね?」

美鈴「うん、美琴ちゃん達は?」

上条「俺達は・・・テクパトル達と買い物でもしようかなって」

旅掛「お、兄弟の仲を深めるのか」

上条「なんでそう急ぐんですか・・・」

旅掛「ははは!いいじゃないか!」


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:41:35.53 ID:7Jx9XfK10<> 旅掛「ちょっと義兄さん!うちの嫁に手を出さないでくださいよ!」

旅掛「げへへ、いいだろ別に、ちょっとだけだからさぁ!」

旅掛「ふざけんな!アンタにはもううんざりだ!」

旅掛「あぁ!?お前、義兄の頼みがきけないってのかぁ!?」


旅掛「みたいにならなくて済むしな!」

上条「なるつもりはありません」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:42:05.31 ID:7Jx9XfK10<> 美鈴「じゃ、美琴ちゃん、えっと・・・」

19090「・・・」

そっと、19090号が美鈴に近寄る

19090「美月です、みなさんには内緒にしてますが」

美鈴「おー、彼氏との秘め事なんて憧れるね」

ニコニコ、と美鈴が微笑む

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:42:39.68 ID:7Jx9XfK10<> 美鈴「じゃ、また明日」

美琴「うん、またね」

19090「またです!」

旅掛「仲良くな!」


美鈴と旅掛がその場を去る

残された義兄弟は、しばしポツンと立っていた

美鈴が妹達のことを、受け止めてくれた

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:43:11.36 ID:7Jx9XfK10<> それはとても嬉しかった

だが、彼女は苦しまないだろうか

背負わせてしまったのではないだろうか

話してよかったことなのか

テクパトル「でも、隠し続けることはできなかっただろうな」

上条「そうだな」

ただ

美鈴のことを信じるしかなかった

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:43:39.30 ID:7Jx9XfK10<> 美鈴「はぁ・・・まさか美琴ちゃんにあんなことがあったとはね」

美鈴はポツリとつぶやいていた

旅掛「学園都市は少し前までかなりえげつなかったからな」

美鈴「・・・パパは知ってたんだよね」

旅掛「俺は一応、学園都市の統括理事会とも絡んでるからな」

旅掛が当たり前のように答える

だが、それはどれほど危険なことなのだろうか

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:44:09.12 ID:7Jx9XfK10<> 美鈴「・・・なんなんだろ、この気持ち」

旅掛「辛いのは分かるさ」

美鈴「うん・・・でも・・・」

殺された妹達は

みんな、今の妹達のように幸せだったのか

美鈴が会ったのは、美月という妹達だけだ

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:44:38.77 ID:7Jx9XfK10<> だが、彼女は本当に幸せそうに見えた

恋人がいて、友達がいて

もしも、死んだ妹達もそうだったなら

とても、辛いことだ

美鈴「・・・でも、私がどうこう言っても仕方ないか」

旅掛「・・・俺達は美琴の親だ、味方でいてやることは出来る」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:45:06.31 ID:7Jx9XfK10<> ただ、手を差し延べるのは

上条にしか出来ないことだった

いつも美琴のそばにいられる彼にしか

美鈴「けどね、ちょっと嬉しかったのもあるよ」

旅掛「なんで?」

美鈴「話してくれたってことは信用してくれたんだし」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:45:37.50 ID:7Jx9XfK10<> 美鈴「それに、娘が増えたからね」

一気にたくさん、と美鈴が笑う

旅掛「・・・それできこうと思ってた」

美鈴「あ、私も」

二人が顔を見合わせる

少し冷や汗をかきながら


旅掛・美鈴「引き取れるの?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:46:47.00 ID:7Jx9XfK10<>
上条「・・・で」

テクパトル「買い物に来たわけだが」

二人の男は溜め息をついていた

訪れたのは


女性用の下着売り場

周りの若い女の子達がヘンな目で見てくる

「うわー、この人たち覗き?」みたいな目で

上条(・・・居づらい・・・) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:48:16.65 ID:7Jx9XfK10<> テクパトル「だからって一緒に入るのもな・・・」

上条「だよなぁ・・・」

いくら恋人のためとはいえ、そこに入る勇気はなかった

周りには下着だらけ

しかも、広告なんかも貼り付けてある

男としては、一瞬くらいはチラ見してしまうこともある

それをツッコまれるのもイヤだった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:49:43.58 ID:7Jx9XfK10<> 上条「・・・女の子って、下着にこだわるのかな?」

テクパトル「・・・19090号は結構こだわってるぞ」

上条「へぇ・・・」

テクパトル「着心地がどうだ、とかセクシーさがどうだ、とか・・・」

上条「そういえば美琴も言ってたな・・・」

テクパトル「正直、汗を吸うためのものなのにな」

上条「ですよねー」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:51:16.26 ID:7Jx9XfK10<> まったく、男にはわからない世界だ

かといって、下着が適当でいいというわけでもない

そういうことをするとき、やはり可愛い下着を着けていてくれたら嬉しいものだ

だからこうして買い物に付き合っている

上条「・・・大覇星祭っていっても、ヒマなヤツたのほうが多いからな・・・」

テクパトル「そうだな・・・」

たくさんの学生達が買い物をしている

大抵は、親と一緒に回っているらしい <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:52:31.17 ID:7Jx9XfK10<> 美琴「ごめーーーん!!!待ったーーーー!?」

上条「あ、おかえり」

19090「つ、つい可愛い下着に目が・・・」

テクパトル「いや、仕方ないさ」

ははは、と男二人が笑う

内心では、どんな下着を買ったのかかなり気になっている

だが、それを表には出さない <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:53:56.44 ID:7Jx9XfK10<> 上条「じゃあ・・・次は何するか?」

テクパトル「あ、他のミサカたちも呼んでいいか?」

美琴「もちろん」

美琴がうなずく

そういえば、最近少し妹達に構ってあげていない

少しくらいは姉としても構うべきだろう


テクパトル「よかった、近くにいたみたいだ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:55:48.94 ID:7Jx9XfK10<> テクパトルが携帯を見ながら言う

メールの返事で、「スグニイクヨ」と返ってきた

なぜか、怖い感じだったが



20000「もう!!テっくんったら、ミサカのマ○コがないといけないのね!」

テクパトル「すまん、帰ってくれ」

20000「ひでぇ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:57:08.58 ID:7Jx9XfK10<> 御坂妹「お姉様とは久々の買い物ですね、とミサカは喜びます!」

美琴「うん、何か買いたいものはある?」

10033「そうですね・・・とミサカは思案します」

17600「あ、じゃああれだあれ」

テクパトル「ん、なんだ?」


17600「まずは、下着から」

テクパトル「」

上条「」


男達の憂鬱は、再び始まる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 18:58:28.55 ID:7Jx9XfK10<> いったん休憩

書き溜めってやっぱり便利ww


女性って、下着買うの好きですよね
なんか知らないけど

あっついね

犬の散歩、イヤだね

早くエイプ届いてほしいね

一人で山とか登りたいね

風景写真撮ってみたいね

ブログやりたいね

サトリナとやりたいね(ry <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/08(月) 19:55:45.43 ID:uQ/QJEGN0<> 一番下は自重しろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2011/08/08(月) 20:05:10.31 ID:XQzW0FhXo<> 略された部分があるのかよ…wwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/08(月) 20:06:31.32 ID:Hnw9C+TIO<> 美琴「どるーーーん!!!待ったーーーー!?」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:17:35.74 ID:7Jx9XfK10<> >>536 全文は

サトリナとやりたいね、素股もいいけどやっぱり中に

生はダメだから、まずはしっかり避妊して

もちろん、結婚したら生で・・・


え、サトリナとは結婚できない?

嘘だっ!!


です


では続きを <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:20:03.43 ID:7Jx9XfK10<> 上条「はぁ・・・次は俺たちの下着な」

美琴「え、あ、うん・・・」カァッ

テクパトル「・・・俺たちが味わった苦しみを思い知れよ・・・」

20000「ふへへ!!テっくんは巨根だから、サイズがなかなかないんだよね!!」

テクパトル「黙れ!!」

19090「た、たしかに少し大きいですが・・・//」

御坂妹「うわー、その発言はひきますよ、とミサカは若干19090号から距離を置きながら・・・」

テクパトル「ちょっと待て!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:22:20.51 ID:7Jx9XfK10<> 10033「・・・へぇ、テっくんはやはり巨根なんですね、とミサカも若干テっくんから距離を置きます」

14510「ちょっと敬遠したいですね、とミサカもうなずきます」

テクパトル「なんだよ!?小さかったら小さかった文句言う・・・」

20000「はぁ!?セロリたんナメんな!!」

14510「そうですよ!!」

10033「許しませんよ!?」

17600(終わってるなこいつら) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:25:31.95 ID:7Jx9XfK10<> 上条「と、とにかく・・・」

美琴「・・・と、当麻の下着を見るのよね?」

上条「あ、あぁ」

テクパトル「じゃ、行こうか」

19090「は、はい!」

一同は、男性の下着売り場へ行く


上条「おー、結構混んでるな・・・」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:28:19.53 ID:7Jx9XfK10<> 美琴「たしか、学園都市の中にしかないデザインもあるのよね・・・」

上条「そうそう、外の人たちはこういうときにしか買えないからな・・・」

最近は、外との行き来も規制は柔らかくはなってきている

とはいえ、わざわざ下着を買うためだけのやってくる物好きはいない

大覇星祭のついでに、という客で溢れかえっているのだ

テクパトル「俺はボクサーパンツ見てくるな」

上条「あ、俺も」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:33:11.50 ID:7Jx9XfK10<>
美琴「当麻って、いつもはトランクスじゃないっけ?」

上条「あぁ、でもたまには変えてみようかなってさ」

テクパトル「気分転換にもなるからな」

19090「へぇ・・・男性も意外とこだわるんですね、とミサカは驚きます」

美琴「そりゃ、やっぱりね」

御坂妹「ミサカたちはセクシーさなどを求めますが、男性は何を求めるのですか?とミサカはたずねます」

テクパトル「うーん・・・俺は伸縮性かな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/08(月) 20:33:24.71 ID:uQ/QJEGN0<> 早く免許ほしいな <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:34:30.67 ID:7Jx9XfK10<> 上条「へぇ、どうして?」

テクパトル「筋トレするからさ」

10033「あぁ・・・伸縮性がないと破けそうですね、とミサカは苦笑します」

美琴「なるほど・・・実用性を考えているのね・・・」

19090「ですが、たまには趣向を変えてみてはどうですか?」

テクパトル「そうは言ってもな・・・」

テクパトルが顎に手をやる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:35:44.28 ID:7Jx9XfK10<> >>544 あれだ

がんばれば誰だって取れるさ!!


テクパトルは普段、ほとんど毎日筋トレをしている

わざわざ筋トレのときだけボクサーパンツに着替えるのもおかしな話だ

テクパトル「そうだな・・・19090号はトランクスのほうがいいか?」

19090「ふぇっ!?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:36:57.55 ID:7Jx9XfK10<> 14510「これまた大胆な質問ですね・・・とミサカは驚愕を隠せません」

20000「テっくんの変態ー」

17600「お前が言うな」

テクパトル「・・・いや、女の子はボクサーはいやなのかなってさ」

美琴「どうなんだろ・・・ただ、ラインが強調されるわよね」

上条「あー、たしかにな」

上条がうなずく <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:38:10.50 ID:7Jx9XfK10<> テクパトル「じゃ、たまにはトランクスにするかな・・・上条はボクサーだよな?」

上条「あぁ」

上条が下着を見ていく

赤、黒、青などさまざまな色がそろえられている

上条「美琴はどれがいいと思う?」

美琴「私は・・・これかな」

美琴が手に取ったのはキャラ物だった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/08(月) 20:38:27.83 ID:uQ/QJEGN0<> 美琴「>>1兄ぃーちゃん!会いたかったよー!」 <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:39:16.52 ID:7Jx9XfK10<> 上条「・・・それは、遠慮しておく」

美琴「えっ!?」

テクパトル「上条、黒がいいんじゃないか?」

上条「あ、そうだな」

美琴「えっ!?」

御坂妹「お姉様、ねばりますね・・・」

美琴「・・・ゲコ太柄可愛いのに・・・」

上条「可愛さは求めてないからな・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:40:29.35 ID:7Jx9XfK10<> >>549 ダメだ!!
美琴は娘なんだ!!!!!


テクパトル「はぁ・・・しかし、混んでるな・・・」

上条「あぁ・・・混みすぎだ」

美琴「ねぇ、次はどこ行く?」

19090「そうですね・・・」

20000「あ、あれ見ようよ」

17600「・・・ふざけたこと言ったらぶっ放すからな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/08(月) 20:40:37.82 ID:uQ/QJEGN0<> 垣根「可愛さより何より速さが足りない!!!!!!!!!!!!!!!」 <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:41:46.97 ID:7Jx9XfK10<> 20000「違うよ」

テクパトル「なんか見たいものでもあるのか?」

20000「家電」

テクパトル「・・・なんで?」

20000「いやぁ、オーディオプレーヤーがほしくてさ!!」

20000号がニコニコと笑う

上条「あぁ・・・音楽聴くのか?」

20000「たまにね」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/08(月) 20:42:12.12 ID:uQ/QJEGN0<> じゃあ
サトリナ「>>1くぅーん!会いたかったよー!ずっと一緒に居ようね!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:43:25.90 ID:7Jx9XfK10<> 美琴「ふーん・・・どんなの?」

20000「えっとね・・・テっくんのCD勝手に借りて聞く」

テクパトル「お前か・・・いっつも棚にゴチャゴチャにして直すのは」

上条「テクパトルは洋楽聞くんだっけ?」

テクパトル「あぁ、出身も違うしな」

19090「では、見に行きましょう!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:44:52.42 ID:7Jx9XfK10<> >>554 それはいい、すごくいい


テクパトル「・・・へぇ、家電って結構種類があるんだな・・・」

上条「あぁ・・・あ、テレビだ」

美琴「・・・当麻の部屋のはそんなに大きくないわよね」

上条「仕方ないだろ!!貧乏なんだよ!!」

上条が頭を抱える

どうせ、常盤台の寮は豪華な内装がされているのだ

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:46:03.08 ID:7Jx9XfK10<> 10033「あ、これですか?」

20000「そうそう、安いのでいいから買ってよー」

テクパトル「・・・なぁ、俺が買うのか?」

20000「うん」

19090「・・・テっくん、どうしますか?」

テクパトル「はぁ・・・しゃあねぇな」

テクパトルがその中からわりと人気な商品を手にとる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:47:14.08 ID:7Jx9XfK10<> 20000「サンキュー!!」

上条「いいなぁ・・・俺はそんな金もないよ・・・」

はぁ、と上条が溜め息をつく

無能力者の彼にはほとんど奨学金は出ない

そのため、毎日の生活費でほとんどが消えるのだ

美琴「私も買おうかな・・・」

上条「あぁもう!!これだから節約を知らない人は!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:48:25.20 ID:7Jx9XfK10<>
テクパトル「さて・・・」

御坂妹「そろそろ帰りますか?とミサカは問いかけます」

テクパトル「ん、そうだな」

上条「もうこんな時間か・・・」

上条が時計に目をやる

時刻は、19時だった

美琴「明日も朝は早いし、解散ね」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:49:23.36 ID:7Jx9XfK10<> テクパトル「じゃあ、またな」

上条「あぁ、また」

一同が解散する


美琴「明日は母さんにみんなを会わせたいな」

上条「あ、それいいな」

そんな会話をしながら、二人は寮へと戻った <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:50:39.54 ID:7Jx9XfK10<>
初春「はぁ・・・やっと仕事も終わりですね」

黒子「・・・疲れましたの・・・」

こちらの二人は、風紀委員の仕事を終えたところだった

かなり疲れがたまっている

これがあと6日も続くと思うと、気が参ってしまう

黒子「あら、軍覇さんですの」


削板「よーー!!!仕事終わったかーーー!!??」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:52:21.34 ID:7Jx9XfK10<> 初春「・・・彼氏さんのお迎えですか、いい身分ですね」

黒子「な、なんか今日の初春は怖いですの」

削板「お疲れ様・・・大変だな」

黒子「いえ、好きでやっていますから」

黒子が苦笑する

大覇星祭のプログラムが終わるまで、ずっと仕事は続くのだ

初春「はぁ・・・私も誰か迎えに来てくれないですかね・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:54:03.80 ID:7Jx9XfK10<> 初春がぼそりとつぶやく

素敵な王子様が迎えに来てくれたらなー、なんて思ってたら


垣根「いよぅ!!!」

来た

めんどうなヤツが


初春「あれ、なんか声がした気がしましたが気のせいでしょうか、いいえ、こだまでしょうか、いいえ、誰でも」

黒子「現実を見なさいな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/08(月) 20:54:55.60 ID:uQ/QJEGN0<> ていとうこ 氷室 涼人
で検索かけてみ
すごいの出るから <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:55:38.07 ID:7Jx9XfK10<> 垣根「おーっす、白井、お疲れ」

黒子「垣根さんはなぜここに?」

心理「ヒマだからって来たのよ・・・」

垣根の後ろから心理定規が現れる

めんどくさそうに、溜め息をつきながら

黒子「あら、ですがもう仕事は終わりましたの」

垣根「んなこたぁわかってんだよこの」

初春「帰ってください」

垣根「」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:57:12.03 ID:7Jx9XfK10<> 垣根「・・・いや、とにかくヒマだからなんかしようぜ」

黒子「いいですけれど・・・」

初春「イヤです、帰ります!!」

垣根「あ、帰ったら殺すからな」

初春「」

削板「おいおい、えげつないぞ!!」ハハハ

初春「笑ってないで止めてください!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 20:58:41.39 ID:7Jx9XfK10<> 黒子「初春、諦めますの」

心理「ごめんなさいね、うちのバカが」

初春「」


初春「白井さん、なんでこの人が」

心理「あら、いまさら?」

初春「はっ!また私の本体を!?」

心理「違うわよ・・・」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/08(月) 20:59:33.37 ID:Fxd5jRGKo<> 静岡、ちょっと鬱陶しい <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:00:19.61 ID:7Jx9XfK10<> 垣根「こいつ、俺の彼女だし」

初春「」


初春「・・・二人とも、私を殺そうとしたカップルですね」

心理「あら、ひどい言い様ね」

初春「本当じゃないですか!!」

黒子「あら、垣根さんはいつもバイオレンスですの」

初春「おかしいです、白井さん!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/08(月) 21:00:55.67 ID:uQ/QJEGN0<> すまない <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:02:34.06 ID:7Jx9XfK10<> 削板「?黒子はおかしいのか?」

黒子「さぁ、わかりませんの」

初春「おかしいです!!風紀委員は風紀を乱す物を取り締まるのが目的ですよ!?」

垣根「じゃあまずはお前の本体を取り締まらないとな」

初春「こ、これは風紀を乱しません!!」

心理「そう?かなり気になるけど・・・」

初春「なりません!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:04:12.12 ID:7Jx9XfK10<> 垣根「・・・いや、でもそれってなんなんだろうな」

垣根がぽつりとつぶやく

黒子「・・・そういえば、たしかに知りませんの」

心理「あら、黒子はもう長い付き合いじゃないの?」

黒子「そうですけど、知らないですの」

削板「へぇ・・・気になるな」

初春「・・・な、なんでみなさんジリジリとにじり寄ってくるんですか・・・?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:05:32.84 ID:7Jx9XfK10<> 垣根「問題とは、解決するべきだ」

黒子「そうですの」

削板「俺の根性も、知りたがっている!!!!」

心理「私も、気になるから」

初春「や、やめてください!ひっぱらないで・・・」



初春「っぎゃーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


暗闇が迫る夏の夕方

一人の哀れな少女の悲鳴がこだました <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:06:54.19 ID:7Jx9XfK10<> 一方「・・・もォこンな時間か」

一方通行は一人、溜め息をついていた

時刻は22時

他のいつものメンバーはどうしているだろうか

ほとんど別行動だったのでわからない

一方(どうせイチャイチャしてンだろォけどな)

実際、そうなのだ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:08:48.65 ID:7Jx9XfK10<> 番外個体は、彼の横で寝ている

昼間にはしゃぎすぎて疲れたのだろう

打ち止め「よーし!!これでアナタに甘えられる!!ってミサカはミサカはダイブしてみたり!!」

一方「ロリの胸やべェ(ロリの胸やべェ)」

打ち止め「正直な人なんだね、ってミサカはミサカは若干距離を置いてみる!」

一方「置くなァ!!」

打ち止め「うわぁ、変質者だよ!!ってミサカはミサカは叫んでみる!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:12:04.86 ID:7Jx9XfK10<> 黄泉川「なに!?どこじゃん!?」

打ち止め「あ、違うよ、ってミサカはミサカは苦笑してみたり!」

黄泉川「なんだ、驚かせないでほしいじゃん」

黄泉川が部屋へと帰る

一方「お前な・・・」

打ち止め「ははは!!アナタを手玉にとったよ!!ってミサカはミサカは胸を張ってみる!」

一方「ねェくせに」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:13:40.10 ID:7Jx9XfK10<> 打ち止め「その胸がいいっていうアナタは変質者だね!ってミサカはミサカは言い返してみたり!!」

一方「はァ!?ロリは正義なンですゥ!!」

二人がにらみ合う

最近は、いっつもこんな感じだ

ただし、今日はストッパーの役割である番外個体が寝ている

そのため、その言い争いは二時間以上続くことになった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:15:06.58 ID:7Jx9XfK10<>
エツァリ「・・・おや、朝ですか」

エツァリがベッドからを起こす

もはや全裸なのはデフォだ

ショチトル「うーん・・・眩しい朝日だ・・・」

エツァリ「寝起き早々、ロマンチストですね」

ショチトル「ん、おはよう」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:17:08.27 ID:7Jx9XfK10<> エツァリ「・・・早くしないと、競技が始まってしまいますね・・・」

競技開始まで、一時間しか残っていない

ショチトル「急がないとな」


適当に朝食を作り、二人は準備を済ませる

エツァリ「では、いただきます」

ショチトル「いただきます」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:19:12.86 ID:7Jx9XfK10<> ショチトル「今日は、第一種目から上条が出るんだよな」

エツァリ「えぇ、たしか・・・大玉ころがしでしたっけ?」

ショチトル「なんでも、今回の大玉はかなり重いらしいな」

食事を取りながら二人が日程を確認する

ちなみに、大玉の大きさは20kgを越えるらしい

毎年毎年すんなりと決着がつきづぎて面白くないから、重くしたらしい

けが人が出そうなのが心配だ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:21:35.61 ID:7Jx9XfK10<> ショチトル「・・・しかし、なかなかユニークな競技が多いよな」

エツァリ「えぇ・・・盆踊りとかありますよ」

パンフレットをめくっていくと、写真つきで解説がされている

学生が盆踊りを体育服で踊るなんて、シュールな光景だ

エツァリ「カバディなんて誰がやるんですか」

ショチトル「そんなのもあるのか」

エツァリ「えぇ・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:23:00.37 ID:7Jx9XfK10<> ショチトル「・・・さて、行こうか」

準備を済ませ、二人が家から出る

すぐそこの大通りは、学生達で賑わっている

エツァリ「・・・始まりますね、二日目が」

ショチトル「あぁ」


空の陽射しは、昨日よりも強くなっていた

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:24:51.59 ID:7Jx9XfK10<>

垣根「野郎共!!目は覚めてるかーーー!!!」

一同「いぇーーー!!!!」

競技場では、すでに垣根が前説をしていた

もちろん、吹寄もいる

吹寄「本日の第一種目は、大玉ころがしになっています、選手の方は競技場脇に集合してください」

垣根「なお、今年の大玉は20kgを越える重さとなっております!!」

一同「おーーーー!!!!!!!!!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:26:38.19 ID:7Jx9XfK10<> 垣根「さぁ、男と男がぶつかり合う!!」

垣根「女と女が乳繰り合う!!」

吹寄「それはないから!!!」

垣根「さぁ、選手達!!準備はいいかーーーー!!!!????」


上条「はぁ、なんで重くしたんだよ・・・」

土御門「絶対けが人増えるにゃー・・・」

青ピ「ボク、乗られるなら女の子がいいわ」

■■「何の話か。まったくわからない」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:28:57.57 ID:7Jx9XfK10<> 上条「・・・でも、紅組は昨日の時点では勝ってるんだよな」

土御門「にゃー、このまま行けば俺たちの勝ちは確実だぜぃ」

たしかに、初日でかなりの差がついていた

■■の意外な活躍のおかげでもある

■■「私を褒めて」

青ピ「でも、油断はできないからなぁ・・・」

上条「そうだな・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:31:48.62 ID:7Jx9XfK10<> 上条「・・・あ、入場だ」

上条たちが立ち上がる

今回の競技はかなり危険なため、ある程度時間を確保されている

急ぎすぎる必要だないため、余裕が出来るのだ



詩菜「あらあら、当麻さんが入場してきたわね」

美鈴「おー、凛々しいですね!」

観客席には、もちろん一同がいた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:33:55.87 ID:7Jx9XfK10<> 心理「でも、怪我をしなければいいわね」

削板「そうだな・・・危険そうだ」

テクパトル「・・・いや、そもそもつっこみどころが違うぞ」

ショチトル「・・・美琴、緊張してるのか?」

美琴「え、な、なんでよ!?」

エツァリ「彼に勝ってほしいんですよね?」

美琴「わ、私と当麻は敵同士よ!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:35:49.58 ID:7Jx9XfK10<> 旅掛「ははは!!本当はがんばってほしいんだろ!」

美琴「う、うるさいわね!!」

美鈴「あれれーん?顔が真っ赤だよ?」ニヤニヤ

詩菜「あらあら」ニコニコ

美琴「うーっ!!!」

ショチトル(可愛いな) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:37:14.04 ID:7Jx9XfK10<> 旅掛「あ、始まるぞ!!」

美琴「!!」

一同が競技場を見つめる


たしかに、今回の大玉は素材がそもそも違うようだ

なぜか、金属製だ


エツァリ(あれ、自分の知っている大玉と違います)

心理(絶対、死人が出るわよ) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:38:52.20 ID:7Jx9XfK10<>
上条「はぁ・・・怖いな・・・」

上条が大玉の表面に触れる

今までのは、触ったらプニプニとしていたはずだ

これは、叩いたらこちらが手を怪我しそうなほどの固さだ

土御門「・・・これの下に轢かれたら・・・」

青ピ「怪我ですめばええけどなぁ」

■■「轢かれたら。注目される?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:40:40.88 ID:7Jx9XfK10<> 上条「いや、そういう問題じゃないぞ・・・」

はぁ、と上条が溜め息をつく

この種目で勝てば、さらに紅組は有利になる

だが焦りは禁物だ


垣根「さぁみなさん!!とうとう、選手達が出揃いました!!」

吹寄「選手のみなさん、位置についてください!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:41:49.51 ID:7Jx9XfK10<> 選手が、スタートラインに並ぶ

つい、緊張で口が渇く

上条(・・・落ち着け・・・)

ふと、観客席に目をやる

美琴が、両手を合わせて上条を見ている

上条(美琴・・・)


上条(よし、やるしかない!!) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:43:04.65 ID:7Jx9XfK10<> 垣根「大覇星祭!!怒涛の二日目!!!」

吹寄「いよいよ始まります!!」

垣根「では!!」


垣根・吹寄「スタート!!!!!!!!!!!!!!」

審判員が旗を上げる


土御門「うぉぉぉぉぉ!!!」

青ピ「お、思ったより重いなぁ!!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:45:37.31 ID:7Jx9XfK10<> 上条「くそ・・・うぉぉぉぉ!!!」

■■「私は。力持ち」

土御門「カミやん、気をつけろ!!」

上条「へ?」

いきなり、横から雷撃が飛んできた

忘れてはいけない、これは大覇星祭だ

能力使用も許可されている <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:46:44.91 ID:7Jx9XfK10<> 上条「おわっ!!」

反射的に右手を伸ばす

彼の右手に当たった雷撃は、打ち消されてしまう

土御門「よし、今のうちに!!」

雷撃を打ってきた相手はポカンとしている

上条「行くぞ!!」

青ピ「小萌先生のためやーー!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:48:04.34 ID:7Jx9XfK10<>
美琴「あ、当麻たちが一位だ!!」

美鈴「あれー?応援してないんじゃなかったの?」

美琴「うるさいから、少し黙ってて!!」

美鈴「パパー!!美琴ちゃんにうるさいって言われたーー!!」

旅掛「おーよしよし!!!」

心理「少し黙っててください」

旅掛・美鈴「はい」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:49:21.59 ID:7Jx9XfK10<> ショチトル「だが、あまり差はないな・・・」

削板「相当重いんだろうな」

エツァリ「えぇ・・・周りも必死に追いかけてますね」

テクパトル「あ、上条が狙われてる」

美琴「私の当麻になんてことすんのよ!!!」キーッ!

19090「お、落ちついてください・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:50:35.73 ID:7Jx9XfK10<> 垣根「さぁさぁ!!あと半分は残ってますよ!!」

吹寄「選手のみなさん!諦めないで!!」

垣根「あなたの肌!!」

吹寄「あぁもう!!真剣にやれ!!」

垣根「おーっと!!三位の選手達が転倒しました!!」

吹寄「きゅ、救護班!!」


美鈴「うわー・・・痛そう・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:51:44.25 ID:7Jx9XfK10<> 美琴「一人、おなかにもろのっかってたわね」

心理「吐くんじゃない?」

削板「あれは吐くな」

テクパトル「あぁ、絶対吐く」

19090「吐かないほうがおかしいです」

ショチトル「おえーーー」

エツァリ「なんなんですかこの流れは」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:53:00.69 ID:7Jx9XfK10<>
上条「・・・くそ、足が攣りそうだ・・・」

土御門「カミやん!右!!」

上条の右から、今度は土の塊のようなものが飛んでくる

上条「あぁもう!!」

右手を伸ばし、それを打ち消す

さきほどからこの繰り返しだ

なかなか、リードを広げられない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/08(月) 21:53:55.84 ID:9Kud36eZ0<> 金属の大玉ころがしで電撃使うやつがいるだと・・・大惨事になりそうだww <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:56:44.90 ID:7Jx9XfK10<> 上条「・・・青ピ、走れるか?」

青ピ「カミやん、ボクぁ小萌センセのためならなんでもできるんやで?」

きらり、と歯を光らせながら青ピが答える

■■「私も。いけそう」

上条「土御門」

土御門「あぁ、わかった」

あいにく、上条たちの中には能力者はいない <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 21:58:39.01 ID:7Jx9XfK10<> >>601 ビリビリ♪


上条(だとしたら、俺たちができるのは・・・)

能力者たちが演算しているすきに、走ること

上条(くそ・・・そんなことしかできないのか・・・)

少し悔しいが、仕方ない

土御門「走るぞ!!」

青ピ「行くでぇ!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 22:00:13.26 ID:7Jx9XfK10<> 四人が、必死にスパートをかける

まだ、そんな距離ではない

周りの選手達は驚いたような顔で見つめている


美琴「え、まだ四分の一以上あるのに・・・」

美鈴「もうスパート?」

旅掛「体力もたないんじゃないか?」

心理「あら、でも差をつけるのは大切よ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 22:09:33.66 ID:7Jx9XfK10<>
上条「おぉぉぉ!!」

土御門「よし、少し差が開いたぞ!!」

青ピ「このまま行くで!」

■■「私は、風」


垣根「おーっと!!差が開いていきます!!」

吹寄「これは、面白くなってきました!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 22:10:46.95 ID:7Jx9XfK10<>
美鈴「あれ、意外といいペースじゃない?」

美琴「ホントだ!がんばれー!!!」

削板「これはいいペースだな!!」

ショチトル「ラスト50mだな!!」

テクパトル「あ、上条こけた」

美琴「当麻ーーー!!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 22:12:11.51 ID:7Jx9XfK10<>
上条「いてて・・・」

土御門「いやぁ、まさか50m手前でこけるとはにゃー」

青ピ「しかも、石にけつまづいてやで?」

■■「かっこ悪い」

上条「あぁ!!とにかく早く行くぞ!!」

やけになりながら、上条が大玉を押す

そして <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 22:14:12.71 ID:7Jx9XfK10<>
垣根「一位は!!上条選手達です!!」

一同「おーーー!!!!」


上条「やった・・・やったぞ!!」

土御門「なんだ、俺たちも結構やれるじゃないかにゃー」

青ピ「いやぁ、女子がボクに注目してるわぁ・・・」

■■「私も。注目されたい」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(石川県)<>sage<>2011/08/08(月) 22:15:03.93 ID:1DsXfHei0<> なんて自分に正直な変態だ…

心中と言動が一致してやがる… <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 22:15:29.85 ID:7Jx9XfK10<>
美琴「やった!!見た、見た!?」

旅掛「さすが俺の認めた息子だ!!」

詩菜「あらあら、もう認められてるのね」ウフフ

美鈴「おー、やるねぇ」

削板「感動した!」

テクパトル「そのセリフは・・・ダメだ」

19090「?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 22:17:11.16 ID:7Jx9XfK10<> >>609 ちょ、そこはスルーしてあげてセロリたんw


上条「はぁ・・・力が抜けるな・・・」

土御門「でも、今度の盆踊りは俺たちも出るんだぜぃ?」

青ピ「あぁ、そやねぇ」

上条「?盆踊り?」

土御門「あれ、聞いてないのかにゃー?」

土御門が首を傾げる

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(石川県)<>sage<>2011/08/08(月) 22:17:53.33 ID:1DsXfHei0<> ごめん
>>609は>>575のことを言ってる…

これもゼンブ>>1が速すぎるのがいけないんだ! <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 22:18:38.70 ID:7Jx9XfK10<> 土御門「あれだにゃー、点数はつかないんだぜぃ?」

上条「あぁ、そりゃそうだろ」

青ピ「つまり、好きな子と踊れるんだぜぃ?」

上条「・・・え?そうなのか?」


上条が観客席の美琴を見つめる

美琴「あ、あれ・・・私のこと見てる?」

旅掛「くーっ!!熱いねぇ!!」

美琴「う、うるさい!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 22:20:50.68 ID:7Jx9XfK10<> >>612 ははは!!俺の(ry


上条「そうか・・・じゃ、踊ろうかな」


垣根「次は、自由参加の盆踊りです!!」

吹寄「自分が組みたい人と、自由に踊れます!!」

垣根「みんな!!踊る阿呆にならねぇか!?」

一同「おーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」



まだまだ続く大覇星祭

二日目の盛り上がりも、これからだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/08(月) 22:22:25.27 ID:Fxd5jRGKo<> >>1はやっぱりアレを出すのも速いのですか?とミサカは問います <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 22:22:29.47 ID:7Jx9XfK10<> さて、今日はここまで

早く寝るんだ、ボクww


これから夜食です

増量期でとりあえず最低でも65kgまで体重を上げたい

そんだけ


一日で、大覇星祭も一日進めようかな・・・

このペースだと、1スレで2日か3日


絶対このスレでおわんねぇw <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/08(月) 22:25:03.10 ID:7Jx9XfK10<> >>615  
   ・・・えっ?

あ、いや

>>1は童貞だから、わかんないんだよ(キリッ

ほ、本当に童貞なんだからね//


まぁ意味不明なツンデレはおいとくとして

その質問にはこう答えよう


「だったら、君の中で確かめ(ry」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/08(月) 22:54:52.61 ID:OW9DsnBu0<> 姫神さんあなたのことを会場の人々が注目していなくても
自分はあなたの出場種目を欠かさず見て姫神さんに注目しています
だから安心して競技に臨んで下さい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2011/08/09(火) 01:11:15.41 ID:Ym5vn7eV0<> >>1乙

速さが足りすぎてるっ!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 07:54:55.71 ID:/1IkXgMIO<> >>1乙やっと追いついた

にしても姫神さんはかわいいなぁ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:38:59.20 ID:3DVH8Z110<> 上条「美琴ー!」

競技場から、上条が美琴を呼ぶ

幸い、美琴達は一番前に座っているため簡単に声が届くのだ

美琴「ん、なに?」

上条「一緒に踊らないか?」

美琴「ど、どうしてもっていうなら踊ってあげてもいいわよ!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:39:35.20 ID:3DVH8Z110<> 美鈴「またまたー!ホントはすごく楽しみなくせに!」

美琴「う、うっさいわね!いいでしょ別に!」

旅掛「あぁ!娘が旅立っていく!」

美琴「なに大声で恥ずかしいこと言ってんのよ!」

ぎゃーぎゃー、と御坂家が騒ぐ

エツァリ「では、自分達も行きますか?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:40:11.73 ID:3DVH8Z110<> ショチトル「一般参加もいいみたいだからな」

テクパトル「じゃ、俺達も」

19090「は、はい!」

心理「・・・垣根、踊ってくれるかしら」

詩菜「あらあら、若いっていいわねぇ」

削板「俺は相手がいないから見ておくよ!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:40:48.49 ID:3DVH8Z110<> ははは!と削板が笑う

黒子は今、風紀委員の仕事中なのだ

美琴「じゃ、行ってくるわね」

美鈴「いってらっしゃい!」

一同が競技場へ入る

心理定規だけは、少し外れて放送席へ向かう

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:41:25.71 ID:3DVH8Z110<> 垣根「あれ、なんだよ?」

心理「盆踊りなんて別にアナウンスすることないでしょ?」

垣根「そりゃそうだろ」

音楽を掛けて踊るのだ

それを遮るようなことなどするわけがない

心理「だ、だったら・・・一緒に踊らない?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:41:53.13 ID:3DVH8Z110<> 少し顔を赤くしながら、心理定規が問い掛ける

垣根「うーん・・・お前は踊りたいのか?」

心理「・・・ダメなの?」

垣根「いや、俺は踊りたいからさ」

垣根が立ち上がる

垣根「吹寄、頼んだぜー」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:42:19.28 ID:3DVH8Z110<> 吹寄「楽しんできなさい」

垣根「じゃ、行くぞ」

心理定規の手を引いて、垣根も列に混じる

周りにはカップルやら、夫婦やらがたくさん並んでいた

上条「あ、いたいた!」

垣根「おっす、みんな近くで踊るか?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:42:57.63 ID:3DVH8Z110<> 美琴「うん、そうしましょ」

テクパトル「なんか、楽しいな」

エツァリ「おや、一方通行さんですね」

エツァリが人混みの中に一方通行を見つけた

あまりこういう雰囲気には馴染んでいない

一カ所だけ、明らかに空気が違ったのだ


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:43:37.97 ID:3DVH8Z110<> 一方「・・・なァ、なンで俺はこンなとこにいるンだ?」

番外「当たり前じゃん、踊るためだよ」

一方「いや、盆踊りなンてわざわざカップルで踊るもンじゃねェだろ」

一方通行がため息をつく

なぜフォークダンスではなく盆踊りなのか

それが一番の疑問だった


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:44:11.71 ID:3DVH8Z110<> 上条「おーい、一方通行!」

一方「あァ?なンだ、お前らもいたのかよ」

ショチトル「まさかお前がいるなんてな」

ニヤニヤ、とショチトルが笑う

一方「仕方ねェだろ・・・」

美琴「番外個体のため?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:44:45.51 ID:3DVH8Z110<> 美琴も冷やかすように言う

一方「悪いかよ・・・」

19090「な、なんかイヤそうなオーラが出ていますね・・・」

心理「似合ってないわね、この雰囲気」

垣根「お前が両手上げて盆踊りやるとか笑えるな」

一方「うるせェ・・・」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:45:12.12 ID:3DVH8Z110<> 上条「あ、入場みたいだぞ」

軽快な音楽が掛けられる

少し早足で、一同が競技場に入る


吹寄「出場されるみなさん!これからは点数のつかない時間です!」

吹寄「なので、思い切り楽しんでください!」


垣根「ちっ、ベタなアナウンスしやがって」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:45:49.37 ID:3DVH8Z110<> ショチトル「いや、あれが普通だからな」

美琴「でも昔の大覇星祭じゃ考えられなかったわね・・・」

上条「いろいろ変わったんだろ」

輪に並び、準備を終えながらそんな話をする

テクパトル「アレイスターがあんな調子だしな」

19090「でも、こういうほうが楽しいです!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:46:24.07 ID:3DVH8Z110<> テクパトルの手を握りながら19090号が言う

心理「たしかに、こういうのも悪くはないわね」

垣根「さて、そろそろ始まるぞ」


音楽が流れ始める

祭などでも使われる曲だ

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:46:54.55 ID:3DVH8Z110<> 決まった振り付けはないので、みんなやりたいように踊り出す

中にはわざとふざけて踊っている生徒もいる

上条「美琴、手繋ごうか」

美琴「う、うん//」

エツァリ「ショチトル、自分達もどうですか?」

ショチトル「ん、いいぞ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:47:35.02 ID:3DVH8Z110<> テクパトル「19090号、一緒に踊ろうか」

19090「で、では・・・//」

それぞれのカップルが手を繋いで踊り出す

心理定規も、垣根の目を見つめる

垣根「なんだよ、握られたいのか?」

心理「・・・別にそういうわけじゃないわよ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:48:15.15 ID:3DVH8Z110<> 垣根「じゃ、構ってほしいのか?」

心理「あら、よく分かってるじゃない」

垣根「はぁ、分かったよ」

垣根が心理定規を抱き上げる

いわゆるお姫様抱っこだ

テクパトル「だ、大胆だなおい」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:48:51.92 ID:3DVH8Z110<> 上条「観客席から歓声が上がってるのはなぜ?」

心理「・・・素敵ね」

垣根「ははは!シャルウィーダンス!」

垣根が心理定規を抱き上げたまま、クルクルと回り出す


美鈴「あ、垣根くんが回ってる」

旅掛「なんか楽しそうでいいなぁ・・・」

削板「おぉ、みんな結構上手いじゃないか!」

実際は、振り付けがないので上手い下手はないのだが

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:49:25.12 ID:3DVH8Z110<> テクパトル「はい、お姫様」

19090「お、お姫様なんて//」

上条「美琴、抱きしめていいか?」

美琴「う、うん//」

もはや、盆踊りではなくなっている

やりたいようにいちゃつくためのイベントになっていた


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:50:12.30 ID:3DVH8Z110<> 吹寄(はぁ・・・こうなるとは思っていたけど)

吹寄はただ一人、放送席でため息をついていた

あまり、厳格な彼女にはこういうのは合わない

でも

吹寄(みんなは・・・楽しそうね)

参加している人達はみんな笑っていた

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:51:03.07 ID:3DVH8Z110<> いやいややらされているのではなく

ただ、楽しんでいる

吹寄(・・・この笑顔を見たかったのよね)

今まで、ずっと実行委員をやってきて

上条や土御門や青ピのようなやる気のない生徒達に手を焼かされてきた

どうすれば、彼等のような生徒は楽しんでくれるのか

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:51:39.87 ID:3DVH8Z110<> それだけを考えていた

吹寄(私の性格では、みんなを楽しませるのは無理だったのかもね)

盆踊りは終盤に差し掛かっている

吹寄(・・・いつまでも続けばいいな)

こんな、たくさんの笑顔が

吹寄はたまらなく好きだった


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:52:23.63 ID:3DVH8Z110<> 上条「あー・・・終わったな・・・」

美琴「あっという間だったわね・・・」

心理「じゃあ、私達は観客席に戻るわね」

テクパトル「垣根、アナウンスがんばれよ」

垣根「あいよ」

ショチトル「次は美琴達のリレーだっけ?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:53:02.07 ID:3DVH8Z110<> 美琴「うん、応援してね」

上条「了解!」

一同が解散する

垣根は放送席へ帰ってきていた


垣根「ただいまー」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:53:38.93 ID:3DVH8Z110<> 吹寄「・・・もはやここにいるのが当たり前とでも言いたげね」

垣根「・・・?なんか元気ないな」

吹寄「・・・楽しかった?盆踊り」

垣根「あぁ、最高だった」

ニカリ、と垣根が笑う

本当にいい笑顔だった

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:54:21.34 ID:3DVH8Z110<> 吹寄「・・・やっぱり私は、実行委員には向いてないのかもしれないわ」

垣根「はぁ?なんで?」

吹寄「・・・あんなふざけた企画は考えつかないもの」

垣根「ふーん」

吹寄「・・・みんなが楽しめることを、ふざけていると思ってしまうもの」

垣根「そりゃ自然だろ、楽しいことなんて周りから見たらただの馬鹿騒ぎだぜ?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:55:13.67 ID:3DVH8Z110<> 吹寄「だとしても、実行委員失格よ」

はぁ、と吹寄がため息をつく

垣根のような素人のほうが大覇星祭を盛り上げているのだ

実行委員としてのプライドは崩れていた

こりゃ慰めてやんねーとな、と垣根が苦笑する

垣根「でもよ、結局盆踊りをやるって最終的な判断を下したのはお前らだろ?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:55:45.22 ID:3DVH8Z110<> 吹寄「・・・私だけじゃないもの」

垣根「でもよ、みんなはお前にも感謝してるはずさ」

垣根が観客席や競技場を見る

すでに次の競技の準備が進められている

アナウンスを始めるまで、あと少ししかない

垣根「お前は、みんなの笑顔を見て・・・それでもやっぱりくだらない企画だったと思ったか?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:56:16.52 ID:3DVH8Z110<> 吹寄「・・・みんなの笑顔は素敵だったわ、みんなが楽しんでて嬉しかった」

吹寄「・・・あの上条が、自分から参加するなんて信じられなかったわ」

吹寄「みんなは、ああいう楽しい企画を求めていたのね」

垣根「はぁ・・・お前よ、終わったことでいちいちクヨクヨしてんじゃねぇよ」

垣根がマイクのスイッチに手を触れる

そろそろ競技が始まるのだ

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:56:54.23 ID:3DVH8Z110<> そのスイッチを入れる前に一言だけ

吹寄に言う

垣根「今からは、お前が笑わせてやれよ」

吹寄「・・・」

キーン、と少しハウリングがする

マイクのスイッチが入ったのだ

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:57:25.80 ID:3DVH8Z110<> 垣根「さぁ、みなさん!今度は学校対抗のリレーです!」

垣根「注目はなんといっても常盤台選抜!」

垣根「電撃姫、御坂美琴!」

垣根「心理を操る、食蜂操折!」

垣根「二人の超能力者の走りに刮目せよ!」

おー!と、観客席から歓声が上がる

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:57:52.13 ID:3DVH8Z110<> 垣根「吹寄さん!実行委員として一言どうぞ!」

垣根が吹寄の顔を見つめる

少し驚いたような顔をしている吹寄の足を、ちょんとつつく

吹寄「あ、み、みなさん」

普段の吹寄なら、怪我に気をつけて、とかルールをしっかり守って、なんて言っていただろう

でも今は違う

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:58:18.29 ID:3DVH8Z110<> 観客席の人々は笑っている

選手達さえ、楽しんでいるのだ

彼女の求めていた大覇星祭が、そこにはあった

マイクを握り締め、吹寄が叫ぶ


吹寄「盛り上がっていきましょう!!」


わー!と声が上がる

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:59:02.80 ID:3DVH8Z110<> 上条「・・・吹寄・・・」

心理「垣根が何か言ったのね」

クスクス、と心理定規が笑う

そうでもない限り、あの堅物の吹寄があんなことを言うとは思えなかった

テクパトル「・・・でもいいんじゃないか?」

上条「あぁ・・・普段の大覇星祭のときのあいつより、よっぽど自然体だよ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 09:59:40.47 ID:3DVH8Z110<> 上条は笑っていた

彼は普段の吹寄制理を知っている

彼女はたしかに真面目な性格だ

だが、ただお堅いのではない

もちろん、ふざけたり騒いだりしていたら注意をしてくる

たまにうっとうしいとさえ感じてしまう

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:00:13.80 ID:3DVH8Z110<> でも、彼女だって本当はただの女子高生だ

時折、歳相応の弱さや幼さを見せることだってある

そんな吹寄のほうが、上条は好きだった

上条(気取ってるなんてらしくねぇもんな)

吹寄が必死に盛り上げようとしている

なら、彼も盛り上がらなければならない

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:00:46.58 ID:3DVH8Z110<> 上条「美琴!がんばれ!」

競技場にいる美琴に声援を飛ばす

本当に、楽しかった


美琴(と、当麻が応援してくれてる!)

美琴の胸は高鳴っていた

絶対にいいところを見せてやる、と高鳴っている胸に誓う

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:01:15.62 ID:3DVH8Z110<> 食蜂「ねぇ、聞いてる?」

美琴「な、なによ!今必死に当麻の声援聞いてるんだからジャマしないで!」

食蜂「必死すぎよ御坂」

はぁ、と食蜂がため息をつく

彼女は美琴の手前の順番だ

つまり、美琴にバトンを渡す番である

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:01:42.10 ID:3DVH8Z110<> 食蜂「とりあえず、出来る限りバトンパスでのタイムロスは無くしたいのよねぇ」

美琴「そうね・・・」

美琴が点数板を見つめる

白組なかなりの差で負けていた

美琴「・・・ここで勝つことが一番大事ね」

食蜂「そういうこと、始まるわよ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:02:23.42 ID:3DVH8Z110<> 第一走者がスタートラインに立つ

観客席からは声援が響いている


垣根「さぁ!選手のみなさん、用意はいいですか!?」

吹寄「では、位置について!」

選手が屈む

クラウチングスタートの体勢だ

一瞬だけ、競技場がしん、と静まり返る

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:03:02.72 ID:3DVH8Z110<> 心理「始まるのね」

上条「あぁ」

一方(・・・なンか御坂家の母親が番外個体と普通に話してンだけど)

エツァリ「・・・」

ショチトル「緊張するな」

テクパトル「!始まった!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:03:36.54 ID:3DVH8Z110<> 審判員が旗をあげる

一斉に、選手がスタートを切る

最初はほとんど差がつかない

しかし、後半になるにつれて差が開いてくる

一人200M走り、それが40人いる

そのためかなりの時間が用意されていた

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:04:03.06 ID:3DVH8Z110<> 美琴「・・・よし、今は一位ね」

食蜂「差も結構あるし、いいんじゃない?」

食蜂がニコリと笑う

美琴「・・・でも相手の次の走者、たしか昨日短距離で・・・」

食蜂「あ、一位だったヤツね」

二人がうなずく

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:07:53.20 ID:3DVH8Z110<> そんな細かいことを覚えているあたりは、さすが超能力者といったところか

美琴「・・・とりあえず一位をキープしてくれてたら大丈夫よ」

食蜂「一位でバトン渡したらお礼に抱いて」

美琴「アンタ頭おかしくなったの?」

食蜂「冗談よ、緊張ほぐさないと」

美琴「・・・アンタが言うと冗談に聞こえないわよ」

食蜂「失礼ねぇ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:08:30.44 ID:3DVH8Z110<> 食蜂が立ち上がる

そろそろ彼女の番なのだ

美琴「・・・がんばってよ」

食蜂「あら・・・嬉しい」

そう言ってから食蜂がラインに立つ

現在、常盤台は一位を走っている <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:09:05.51 ID:3DVH8Z110<> 問題は、食蜂がどれだけ差を開けるかだ

次の美琴とのツートップで出来る限り差を開けなければならない

美琴(・・・食蜂にバトンが渡ったわね)

食蜂はああ見えてかなり運動神経がいい

心理系の能力者は普通は体力がないのだが

彼女はどうも例外らしい

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:09:37.75 ID:3DVH8Z110<> 美琴「っと、次は私よね」

美琴がラインに並ぶ

そこに立っただけで、歓声や声援が重圧に感じてしまう

美琴(落ち着きなさい・・・御坂美琴!)

自分の心に言い聞かせる

今するべきは、ただ目の前の道を走ること

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:11:00.79 ID:3DVH8Z110<> 食蜂は相変わらずいい走りをしている

観客席からも、声援が上がっていた

垣根「おっと!!食蜂選手、どんどん差を広げていきます!!」

吹寄「これはなかなかに素晴らしいペースです!!」

アナウンスの実況だけで、美琴は状況を把握する

今は、まっすぐ前だけを見ている

後ろを見て確認することはしない <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:11:33.28 ID:3DVH8Z110<> 食蜂「はぁ・・・はぁ・・・御坂!」

食蜂がバトンパスゾーンに入ってきたようだ


美琴「よし!」

美琴がバトンを受け取る

食蜂はかなり差を広げたらしい

二位の選手でさえ、半周以上の差がついていた


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:12:12.89 ID:3DVH8Z110<> 上条「すっげぇ・・・かなり速いんじゃないか?」

19090「さすが常盤台ですね・・・」

削板「しかし、二位もがんばってるなぁ・・・」

旅掛「あ、美琴にバトンが渡った!」

美鈴「がんばれ美琴ちゃん!」

詩菜「あらあら、がんばってるわねぇ」


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:12:38.84 ID:3DVH8Z110<> 美琴「うぉぉぉらぁぁぁぁ!」

美琴は全速力で走っていた

その走りに、周りの選手も呆気に取られる

もちろん、彼女の運動神経自体もいいのだが

今はそれ以上のなにかがあった


上条「美琴!がんばれ!」


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:13:15.83 ID:3DVH8Z110<> 愛している人の声援というのは、こんなにも心強いものなのか

美琴は走りながらそんなことを考える


垣根「速い!だがまだ速さが足りない!」

吹寄「どっちよ!御坂選手、どんどん差を広げます!」

半周の差が、もはや一周になろうとしている

かなりのスピードを保ったまま、美琴は次の選手にバトンを渡した


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:13:58.04 ID:3DVH8Z110<> エツァリ「お見事!」

ショチトル「さすが美琴だな!」

旅掛「うぉぉ!美琴ぉぉぉぉぉぉ!」

美鈴「カメラ!カメラはぁ!?」

上条「落ち着いて!カメラを探して!」

テクパトル「お前も落ち着け」



観客席のボルテージもマックスだった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:14:31.80 ID:3DVH8Z110<> 結局

そのまま、常盤台はぶっちぎりで一位だった

最終的には二位と三周差という驚異の記録だった

垣根「一位は常盤台選抜チーム!やはり二人の超能力者の走りは盛り上がりましたね!」

吹寄「みなさん、もう一度全ての選手に盛大な拍手を!」

一同「いぇー!!」

観客席から拍手が巻き起こる


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:15:21.08 ID:3DVH8Z110<> 美琴「やった!やったわよ当麻!」

美琴がぴょんぴょんと跳ねながら観客席に手を振る

上条も負けじと大きく手を振る

上条「おめでとう!すごかったぞ美琴!」

美琴「えへへ//」

美琴が顔を赤くしながら頭をかく

暑い日差しの下では

少し熱いカップルがイチャイチャを繰り返していた

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:15:54.07 ID:3DVH8Z110<> 美鈴「さて・・・もう午前には出場予定はないんだっけ?」

美琴「えっと・・・うん、そうなるわね」

観客席に帰ってきた美琴は、今日の予定を伝えていた

旅掛「でもまだ昼飯には早いからなぁ・・・」

上条「とりあえずもう少し観戦しませんか?」

美鈴「それがいいかもね」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:16:34.96 ID:3DVH8Z110<> 美鈴が苦笑する

競技場では今、応援合戦が行われている

正直、一番退屈な種目と言っていいかもしれない

いや、しれなかった


垣根「ほらほらぁ!紅組の団長!声が小さい!」

垣根「速さが足りない!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:17:04.92 ID:3DVH8Z110<> それでもなんとか垣根と吹寄が盛り上げていた

吹寄「さぁ!白組はどう対抗するでしょうか!?」

垣根「あーっと!白組の旗が倒れた!勝利フラグが折れちゃったよこれ!」

吹寄「そんな失礼なことを言うな!」

アナウンスを聞いてクスクスと笑う観客も多かった

上条「やっぱり盛り上げる人ってのはいないといけないんだなぁ・・・」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:17:37.85 ID:3DVH8Z110<> 19090「ミサ・・・私もアナウンスしてみたいです!」

テクパトル「いや、やめておけ・・・」

番外「私もしたいな」

詩菜「あらあら、いつかやってみたらどうかしら?」

上条「いや、機会がないからな」

旅掛「ははは!結婚式のスピーチとかどうだい!?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:18:11.06 ID:3DVH8Z110<> 美琴「け、結婚式!?」

19090「ふにゃぁぁぁぁ!」


上条(あぁもう可愛いなぁ)

テクパトル(結婚式か・・・いいな)

ショチトル「あ、応援合戦終わった」

エツァリ「次は・・・玉入れですね」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:18:37.77 ID:3DVH8Z110<> 削板「お、これは盛り上がりそうだな!」

上条「玉入れかぁ・・・」

そういえばオリアナは玉入れのポールを利用してたっけ、なんて上条が昔のことを思い出す

美琴「・・・あれ、佐天さんと・・・」

上条「?■■?」

競技場には

二人の日の目を見ない女が立っていた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:20:04.90 ID:3DVH8Z110<>
■■「佐天。私達は。今こそ目立つべき」

佐天「おう!!」

■■「玉入れは。たしかに人でごった返してる」

佐天「でも、そこで目立てれば!!」

■■「これからは。どんなところでも目立てる」

二人がニヤニヤと笑う

不気味だった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:21:32.90 ID:3DVH8Z110<> 垣根「さぁ!!そろそろ始まりますよ!!」

吹寄「選手の皆さん、準備はいいですか!?」

一同「おおーーーーー!!!!!!!!!!!!!」


■■「まずは。しっかりと観客席に近いところへ行く」

佐天「ふむふむ・・・」

■■「私達も。見てもらう」

佐天「うんうん!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:23:03.63 ID:3DVH8Z110<> ■■「!!始まった」


垣根「さぁ!!思う存分はじけろ!!!」

一同「おらぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」


選手が球を手に持つ

能力が飛び交っている中を、二人はすり抜ける

幸い、小柄な二人は目立っていないようだ


■■「いや。目立たないとダメ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:25:12.95 ID:3DVH8Z110<> ■■が、能力の打ち合いの中へと向かう

佐天「ちょ、ちょっと■■さん!!」

■■「私は。行く」

そのとき

■■の頭に球が命中した

■■「あいた」

佐天「ほら!!いわんこっちゃない!!」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:26:28.23 ID:3DVH8Z110<>
上条「・・・あいつら、何してるんだ?」

観客席で、上条は首を捻っていた

美琴「なんか、目立つのがなんとかとか言ってるわね」

ショチトル「必死だな」

エツァリ(わかりますよ、その気持ち)

一方「くっだらねェ」

テクパトル「というか、あの二人は能力ないのか?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:28:08.12 ID:3DVH8Z110<> 上条「えっと・・・■■のはなんていうか・・・」

美鈴「うんうん」

上条「役に立たないんだ」

心理「あら、そうなの?」

美琴「佐天さんは能力ないわよ」

番外「そりゃ、苦労するね」

詩菜「まぁまぁ、楽しんでるからいいじゃない」ニコニコ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:29:50.64 ID:3DVH8Z110<>
■■「よし。球をゲット」

佐天「えっと・・・あのポールが一番近いです!!」

佐天がポールを指差す

そこまでたくさんの球が入ってるわけでもなく、入れやすそうだ

■■「ダメ。それでは、普通すぎて目立てない」

佐天「?じゃあどうするんですか?」

■■「待ってて」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:32:49.38 ID:3DVH8Z110<> ■■が向かったのは

放送席の前だった


垣根「?なんかこっちに向かってきてる」

吹寄「なにかあったのかしら?」

二人が少し驚いたような顔をする

■■「えっと、そっちのあなた」

垣根「ん、俺は垣根だ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:33:53.85 ID:3DVH8Z110<> ■■「じゃあ。垣根」

垣根「なんだよ」

■■「あなたは。かなり目立ってる」

垣根「はぁ?」

何言ってんだこいつ、と垣根が顔をしかめる

いきなりそんなことを言われても意味がわからない

■■「球よ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:35:35.57 ID:3DVH8Z110<> 垣根「あぁ」

■■の手には、紅の球が握られている

垣根「いや、で?」

■■「球よ。いい?」


■■「ここが。あなたの帰る鞘よ」

■■がおもいきり振りかぶり

垣根の顔に、球を投げつけた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:37:43.03 ID:3DVH8Z110<>
上条「な、なにやってんだ!!??」

美琴「うわ・・・垣根の顔・・・引きつってる・・・」

心理「目立ちたいがために命を捨てたわね」

番外「あーあ、こりゃまずいよ」

美鈴「お!!ケンカか!?」

旅掛「ははは!青春にはつき物だ!!」

19090「と、止めてください!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:39:36.25 ID:3DVH8Z110<>
垣根「・・・おい、お嬢さん」

■■「あ。なんか。その呼び方素敵」

佐天「あ、あわわわわ・・・ごめんなさい!!」

垣根「謝るのはてめぇじゃねぇだろうが」

垣根が佐天をにらむ

完全にキレている

吹寄「垣根、落ち着きなさい・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:41:46.43 ID:3DVH8Z110<> 垣根「こんなことされて落ち着いてられるか・・・ははは。こりゃ傑作だぁ!!」

■■「さ。目立てたし帰ろう」

■■が佐天の手を引く

垣根「ちょっと待てやぁ!!てめぇ、このまま帰れるとでも・・・」

■■「振り向かないほうが。いいと思う」

垣根「・・・は?」

佐天「え?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:43:16.48 ID:3DVH8Z110<> ■■「私は。いつもあなたの後ろにいる」

垣根「・・・は、はぁ?」

佐天「な、何言ってるの■■さん?」

■■「死にたくないなら」

■■が垣根を睨む


■■「振り向くな」

垣根「いや、そのネタ覚えてるヤツいねーよきっと」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:44:50.31 ID:3DVH8Z110<> ■■「謝るから。許して」

垣根「はぁ?なら謝れよさっさと」

■■「ごめんなさい」

垣根(うわ、真顔うぜぇ・・・)

■■「じゃあ。私は競技に戻る」

■■が球入れに戻る

佐天「あ、待ってー!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:46:36.20 ID:3DVH8Z110<> 垣根「・・・なぁ、俺っていじめられてるの?」

吹寄「貴様はむしろいじめる側だから安心しなさい」

垣根「あぁ・・・わかった」

垣根がうつむく

ちょっと泣きそうな顔だ

吹寄「さぁ、アナウンスを・・・ってもうそろそろ終わるわね」

垣根「なにぃ!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 10:47:36.49 ID:tYWitiEIO<> 垣根・・・ドンマイ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:48:41.91 ID:3DVH8Z110<>
垣根「け、結果発表!!」

■■に振り回されただけで、球入れは終わった

あれ、俺がボケ役なのにな、と垣根は涙ぐむ

吹寄「では、球をカウントしましょう!!!」


エツァリ(女性が球、と言うと興奮するのは自分だけでしょうか?)

テクパトル(とりあえず土に還れ) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:50:50.32 ID:3DVH8Z110<> >>698 なんか、■■がキャラ濃くなってきてて困っちゃいますw


吹寄「さぁ!!結果が出ました!!」

垣根「勝利したのは!?」


■■(私達だったら。嬉しい)

佐天(勝てるかなぁ・・・)

さだのり(勝てればいいなぁ)


エツァリ(なにかヘンなのが混じってましたね) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:53:02.67 ID:3DVH8Z110<>
垣根「白組!!」

吹寄「おめでとうございます!!」

わー!!と、白組の選手達が喜ぶ


■■「負けてしまった」

佐天「だって、■■さん垣根さんにケンカ売っただけじゃないですか・・・」

■■「予想外」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:56:01.63 ID:3DVH8Z110<>
垣根「はぁ、次の種目は?」

吹寄「えっと・・・長距離選抜ね」

垣根「そのあとは・・・能力合戦?」

吹寄「それも新しく出来たのよ」

吹寄が説明する


吹寄「なんでも、能力に自信がある人がその美しさを競うんだって」

垣根「能力の美しさぁ?」


マイクを通して、垣根の素っ頓狂な声が響いた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 10:56:30.21 ID:3DVH8Z110<> ちょいと休憩

筋トレしてきます

あっつい・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 11:00:56.11 ID:tYWitiEIO<> >>702
>垣根「そのあとは・・・能力合戦?」
>吹寄「なんでも、能力に自信がある人がその美しさを競うんだって」
>垣根「能力の美しさぁ?」

>>1乙
やな予感しかしない

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/09(火) 11:04:23.44 ID:C35mVkCS0<> >>704
激しく同意 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 11:23:35.64 ID:VUOg929Jo<> >>704
白翼セロリたン… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/09(火) 11:39:07.45 ID:tcaD9aNa0<> 美琴が上条さんへの愛を
電撃で表す <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2011/08/09(火) 11:47:31.20 ID:wMMDMSsA0<> >>704
水流操作系とか氷結系とか綺麗そう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 12:09:12.64 ID:tYWitiEIO<> 垣根の未元翼
一方通行の黒翼
美琴の超電磁砲
麦野のビーム

レベル5圧勝かな
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 12:22:36.12 ID:3DVH8Z110<> >>709 美しくないwww


ていとくん、セロリ、美琴が発狂します

たぶん


投下はのちほど

カラオケ行くかも、楽しみ楽しみw <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 12:29:51.16 ID:3DVH8Z110<>
垣根「・・・美しさか・・・」

吹寄「自由参加だし、垣根も出たら?」

垣根「ははは・・・見せてやるよ・・・」

垣根が放送席から立ち上がる

その瞳には、炎が宿っていた


垣根「俺がメルヘンだ!!!!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 12:31:11.00 ID:3DVH8Z110<>
上条「・・・長距離はなんか盛り上がりに欠けたな・・・」

美琴「うん、なんかそこまで白熱もしなかったわね・・・」

ショチトル「後半はグダグダだったもんな」

テクパトル「しかし、みんながんばってたな」

削板「あぁ!!光る汗は美しい!!」

一方「・・・次はなンだ?」

番外「えっとね・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 12:32:46.04 ID:3DVH8Z110<> 美鈴「あ、これ美琴ちゃんは出られるんじゃない?」

美琴「なになに・・・能力合戦?」

旅掛「へー、初耳だな」

詩菜「あらあら、新しく出来た競技らしいわね・・・」

上条「へぇ・・・」

一同が説明を読んでいく

最初は興味津々だったが、呼んでいくうちにイヤな予感がしてくる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 12:33:58.06 ID:3DVH8Z110<> 上条「こ、これ・・・」

美琴「へぇ、面白そう!!」

一方「俺も出てやるかァ」

削板「これは、根性があるな!!のった!!!」

テクパトル「おいおい・・・」

19090「超能力者はかなり有利ですね・・・」

エツァリ(というか、放送席で垣根さんが準備運動してるんですが) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 12:35:26.89 ID:3DVH8Z110<>
吹寄「さぁ!!次の種目は能力合戦!!」

吹寄「自分の能力の美しさを見せ付けたい方はどうぞご参加ください!!」

我先に、と学生が競技場へ押し寄せる

美しさとレベルは関係ない

そう希望を持った学生のようだ

美琴「さーて、見せてあげるわよん♪」

上条「ほどほどにな・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 12:36:52.64 ID:3DVH8Z110<>
吹寄「では、みなさん!!」

吹寄「最初は予選から行われます、第一組目は・・・」

吹寄がメンバーを読み上げる

その中には美琴の名前があった

美琴「よし、やってやるわ!!」


美鈴「美琴ちゃーん!!!!がんばれぇぇぇぇぇ!!!!!」

旅掛「カメラもってこい!!!」

上条「な、なんかヤな予感が・・・」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 12:37:57.47 ID:3DVH8Z110<> 吹寄「では・・・」


吹寄「スタート!!」

ついに始まった能力合戦

美しさを競う競技

ただ、みんなは知らない

超能力者の美的感覚は狂っているのだ

そんなこと、誰も知らない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/09(火) 12:38:02.16 ID:6/nFjHtg0<> 美琴は、色々出来そうだな
会場の機械操ることも出来るだろうし、砂鉄があればなんか作れるだろうし
そして目に見えない能力のせいでどうしようもない心理さんズ
・・・精神操って組み体操くらいしか思い浮かばなかった・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 12:43:21.97 ID:tYWitiEIO<> >>>709 美しくないwwwwww

これならまだ分かる


>ていとくん、セロリ、美琴が発狂します

どういうことだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(石川県)<>sage<>2011/08/09(火) 13:16:55.65 ID:BmqYoLOz0<> 美琴はゲコ太関連ではじけそうだな… <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 13:45:02.13 ID:3DVH8Z110<> >>718 精神操って「脱ぎなさい」


これで、美しさはオーケー


さて、カラオケですんで投下は夜にでも

ズバットかいけつー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長崎県)<>sage<>2011/08/09(火) 13:57:41.74 ID:oOr8uiAUo<> 一方さんは光を操作すればキラキラに光ることができるな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2011/08/09(火) 14:13:50.71 ID:UTBgIKmOo<> 美琴は電撃花火(ゲコ太)やりそうだな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2011/08/09(火) 14:29:41.75 ID:wsJpGIhAO<> 一方さんは愉オブ製作でしょww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 18:12:01.10 ID:V98tzcWIO<> むしろ天使になっちゃえ一方さん! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>orehabookdaisuki@yahoo.co.jp<>2011/08/09(火) 18:37:16.11 ID:qk5hrvr+0<> 垣根がすごいことになりそうだねwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)<>sage<>2011/08/09(火) 18:46:25.06 ID:BmqYoLOz0<> ソギータは何するんだ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)<>sage<>2011/08/09(火) 18:48:38.08 ID:BmqYoLOz0<> 連投すまn

>>726
そのメアドは本物か…? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>orehabookdaisuki@yahoo.co.jp<>2011/08/09(火) 18:58:36.45 ID:qk5hrvr+0<> すいません。本物です。なんか適当に登録したらそうなりました。

敬語なのは勘弁願う。謝るときはいつもこうなんで。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>orehabookdaisuki@yahoo.co.jp<>2011/08/09(火) 18:59:23.10 ID:qk5hrvr+0<> すいません。本物です。なんか適当に登録したらそうなりました。

敬語なのは勘弁願う。謝るときはいつもこうなんで。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>orehabookdaisuki@yahoo.co.jp<>2011/08/09(火) 19:00:27.10 ID:qk5hrvr+0<> すいません。本物です。なんか適当に登録したらそうなりました。自身も驚きです。

敬語なのは勘弁願う。謝るときはいつもこうなんで。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 19:02:49.73 ID:tYWitiEIO<> 三回も謝らなくても・・・一回で許すよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>orehabookdaisuki@yahoo.co.jp<>2011/08/09(火) 19:03:05.94 ID:qk5hrvr+0<> あわわ、三回も書いてもうた。やべっ。すんません。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(石川県)<>sage<>2011/08/09(火) 19:05:01.26 ID:BmqYoLOz0<> >>733

『すいません』のループにはまってるなww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>orehabookdaisuki@yahoo.co.jp<>2011/08/09(火) 19:12:40.48 ID:qk5hrvr+0<> いやあ、一つ目からずっと読んできてやっと追いついたからつい興奮してしまって。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(石川県)<>sage<>2011/08/09(火) 19:15:06.03 ID:BmqYoLOz0<> >>735
それはわかるが落ち着けww

あとメアド乗せるのはやめとけ。イタズラされるかもわからん。
メアドの変わりにsageってかいとけ。




お前には俺の二の舞になってほしくないんだよ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 19:17:47.24 ID:qk5hrvr+0<> わかりました!!ありがとうございます!!

しかし、こんな面白いの書けるなんてすごいですね。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2011/08/09(火) 19:30:11.16 ID:S5PC0W5Ao<> >>737
少し静かにしてくれないかい?
そしてsageは半角だ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 19:41:11.11 ID:tYWitiEIO<> あと、板が重い時は送信後にエラー画面が出るけど、ちゃんとカキコ出来てるから再送信しなくても大丈夫だよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 19:43:43.50 ID:qk5hrvr+0<> わかりました。お騒がせしてすいません。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/09(火) 19:49:17.60 ID:XjLRxBXco<> >>740
sageは半角
お前は全角 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(石川県)<>sage<>2011/08/09(火) 19:49:50.19 ID:BmqYoLOz0<> みんななんだかんだいって優しいな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 19:51:25.36 ID:qk5hrvr+0<> 更新したときに戻ったようです。今直しました。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2011/08/09(火) 19:52:26.74 ID:6/nFjHtg0<> >>742
当たり前だろ、ていとくんも言ってたじゃないか、さだのりの半分は優しさで出来てるって
え? 言ってない? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/09(火) 19:54:58.05 ID:XjLRxBXco<> >>742
優しくなれなければ生きている資格がない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(石川県)<>sage<>2011/08/09(火) 19:59:46.00 ID:BmqYoLOz0<> >>745に惚れた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 20:02:17.07 ID:qk5hrvr+0<> みなさんかっこいいです。 <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 20:23:44.42 ID:3DVH8Z110<> 優しくなれないからこそ人間は優しくしようと思うのだよ

ということでただいま

>>745 のかっこよさに抵抗したかっただけだ、すまない

カラオケ→ファミレス

だった

なーんで興味のない先輩に振り回されるんだ・・・


でも気にしない

投下はもうちょいお待ちを <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)<>sage<>2011/08/09(火) 20:41:42.39 ID:v8dsTQuAO<> >>748
それは俗に言う偽善です…とミサカは冷たくあしらいます


でも偽善だとしても優しさを相手が感じればそれも一つの優しさだと思います…とミサカは柄にでもないことを口にします。
偽善ですが>>1お疲れ様です…とミサカはこじつけて話します。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(石川県)<>sage<>2011/08/09(火) 20:47:44.20 ID:BmqYoLOz0<> >>749
『なぜ偽善は虐げられるのか?偽善のなにがいけないのか?
 すべての人が1日だけ偽善者になれば、その1日はもっとも美しい日になるというのに』

みたいなことを中学時代、授業中に考えてた。
今思い返すとオレきっめぇってなる。これは中二病と考えていいのだろうか…
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 20:50:18.22 ID:3DVH8Z110<> 偽善ほど美しい善はないと思いますよ

そして偽善ほど醜い善もないということ、では投下を


>>749 じゃあ、俺の偽善を咥え(ry <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 20:51:35.69 ID:3DVH8Z110<> 垣根「さーて・・・俺は未元物質を使える」

垣根は一人つぶやいていた

彼の能力を使えば、太陽光をありえない方向に曲げられる

つまり、プリズムのような現象を起こせるのだ

垣根(よし、俺がメルヘンを教えてやる!!)

垣根が翼を広げる

それだけでも、観客席から声援が上がる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 20:52:45.70 ID:3DVH8Z110<> 垣根(ははは・・・俺の一位は決まったかな)

垣根が笑いながら横を見る

そこには、一方通行がいた

垣根(な、なんだこれは!?)

垣根は目を疑った

そこにあったのは


信じられないほど強烈なインパクトのオブジェだった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 20:54:19.95 ID:3DVH8Z110<> 一方「あひゃひゃひゃ!!!愉快なオブジェじゃねェか!!!」

一方通行は笑っていた

彼の能力を使い、金属をありえない形に捻じ曲げている

まるでそれは、地獄から這い上がろうとする人間達のようだった

観客席からは驚きと賞賛の声が上がっている



番外「すっげぇ!!なんかわかんないけどかっこいい!」

ショチトル「本当に理解できないけどな」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 20:55:49.02 ID:3DVH8Z110<>
垣根「ま、まさか・・・それが美しさだとでも言うのか!?」

一方「あァ、俺の考える美しさだ」


一方「そして、世界もそれを認めなきゃなンねェ」

一方「俺の美的感覚に、酔いしれるンだよ」

一方「わかるか?回りの美的感覚に合わせようとしてるしてる時点でてめェの負けだ」


一方「これが、一方通行だ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 20:56:59.49 ID:3DVH8Z110<> 垣根「・・・ば、ばかな・・・」

垣根がよろめく

こんなインパクトのある能力を見せられては勝ち目がない

垣根「くそ・・・」

膝をついた垣根

その後ろで、突然激しい音がした

垣根「な、なんだ!?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 20:58:29.06 ID:3DVH8Z110<> そこでは

削板「ははは!!俺の光を受けろ!!」

削板が自分の周りで閃光を破裂させていた


エツァリ「あ、あれはなんの意味が?」

テクパトル「わからないが・・・綺麗だな」

美鈴「おー!!七色に光ってる!」

詩菜「あらあら、花火みたいね」ニコニコ

旅掛「へぇ、オシャレだな」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:00:24.15 ID:3DVH8Z110<>
垣根「おいおい・・・なんだよこの派手さ・・・」

一方「こ、こンなので何になるンだよ・・・」

削板「お前らもなかなかやるが・・・」

削板「俺の勝ちだ!!」

垣根「ふ、ふざけんな!!」

一方「・・・つゥかよ・・・」

一方通行が削板の左に目をやる


一方「オリジナルは何やってンだ?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:02:21.45 ID:3DVH8Z110<> 垣根「はぁ?」


美琴は、周りの電気系統の製品を操っている

さまざまな光を上手く使い、イルミネーションにしていた

美琴(ふんふーん♪)


垣根「な、なんだ?」

削板「ゲコ太の・・・絵?」

一方「まさか・・・わざわざイルミネーションでゲコ太かよ・・・」



番外「すっげぇ!可愛い!!」

19090「カメラカメラ!!」

上条「すっげぇな・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:04:08.82 ID:3DVH8Z110<>
美琴「ふふーん、見た?私の能力のすごさ」

一方「はっ・・・いいじゃねェか・・・」

垣根「俺だって負けないぜ・・・」

削板「熱さなら俺がピカイチだ!」

美琴「へぇ・・・やろうっての」


四人の超能力者のバトル

美しさは誰が一番か

観客席は湧いている <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 21:05:12.73 ID:qk5hrvr+0<> こんなところでまでゲコ太wwwwwwww <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:06:41.72 ID:3DVH8Z110<>
上条「やっぱ、超能力者はすげぇな・・・」

心理「えぇ、周りの選手達もやる気なくしてるわね・・・」

ショチトル「これは・・・美しすぎて、優劣がつけられないな」

テクパトル「一方通行のは少しおかしいだろ・・・」

19090「で、ですが・・・インパクトは十分です!」

美鈴「これは誰が勝ってもおかしくないね!!」

詩菜「面白い企画ねぇ」ウフフ

旅掛(でも、能力の美しさなのかこれ?) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:08:45.05 ID:3DVH8Z110<> >>761 だってゲコ太大好きでしょ、美琴w


吹寄「さぁ!!四人の中から優勝者が決まってしまうのか・・・」

吹寄のアナウンスが突然止まる


垣根「あ?どうしたんだ?」

一方「さァ」

美琴「あ、あの人」

競技場の真ん中に、ただ一人ポツンと立っている選手がいた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:10:46.67 ID:3DVH8Z110<>
上条「あ、あれは・・・」

テクパトル「あれ、えっと・・・」

上条「■■・・・」

美鈴「?知らない子だな・・・」


■■だけが、他の選手と違いやる気を残していた

■■(ふふふ、目立ってる)


美琴「ちょ、ちょっと!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:13:01.86 ID:3DVH8Z110<> ■■「何?」

美琴「ア、アンタ・・・能力使ってないわよね?」

■■「うん。使ってない」

美琴「い、いや・・・使いなさいよ」

■■「どうして?」

美琴が溜め息をつく

能力の美しさを競う競技で、能力を使わないなんて話にならない

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:14:58.68 ID:3DVH8Z110<> ■■「・・・私の能力は。普段では使えない」

美琴「はぁ?じゃあどうして・・・」

■■「見ていて」

■■が競技場の真ん中へ向かう

観客席は、何が始まるのかという期待の空気に包まれている


上条「あいつ・・・能力意味ないのに・・・」

心理「あら、そうなの?」

詩菜「まぁまぁ、どうするのかしら」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:16:28.47 ID:3DVH8Z110<>
垣根「おいおい、何するんだ?」

一方「どォせただのイカれたヤツだろ」

削板「まぁ、俺の優勝は決まりだな!!」

三人も、余裕をかましていた

それも当然だろう

彼らの能力はかなり観客を楽しませている

この中以外で優勝が出るなんてありえないのだ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:18:06.72 ID:3DVH8Z110<>
■■「・・・みなさん」

■■が両手を広げる

何の能力もない

そんな彼女に出来るのは、いったいなんなのだろうか

■■「この中に。無能力者は。どれくらいいるの?」

マイクなんて使っていない

なのに、なぜか彼女の声は響いていた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:19:42.52 ID:3DVH8Z110<> ■■「どれくらい。いるのかしら」

観客席の学生が手を上げる

かなりの数だ

上条だって、その一人である

もちろん、美鈴や旅掛や詩菜

エツァリやテクパトル、ショチトルだってそうだ

■■「ありがとう」

■■が頭を下げる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:21:42.75 ID:3DVH8Z110<> ■■「見ての通り。私も無能力者」

えっ、と驚きの声があちこちで上がる

それも仕方ない

能力のない人間が参加するような種目ではないのだから

■■「能力は。私にはない」

■■が真っ直ぐと観客席を見つめる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:23:32.77 ID:3DVH8Z110<> ■■「でも。私は生きている」

■■「私を助けてくれたのは。無能力者だった」


上条(■■・・・)

心理(あら、なんか素敵な雰囲気ね)


■■「そんな私は。この世界が好き」

■■「私は無能力者だけど。美しい世界で生きてる」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:25:24.76 ID:3DVH8Z110<> ■■「能力の美しさは競えない」

■■「でも。知っていてほしい」


■■「無能力者の人生だって。美しさを持っているの」


垣根(な、なんだこの演説・・・)

美琴(心に響くわ・・・)

一方(こいつ・・・精神系の能力者じゃねェよな・・・?)

削板(くそ・・・涙が・・・) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:27:19.13 ID:3DVH8Z110<>
■■「私は。この世界が」


■■「人生が。美しいと信じている」


一瞬の沈黙の後

「おおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

観客席から割れんばかりの拍手が鳴る


上条「すげぇ!!お前はもう■■なんかじゃない!!■■だ!!」

エツァリ(結局聞こえませんね)

ショチトル「くそ・・・泣かせやがる・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:28:50.66 ID:3DVH8Z110<> テクパトル「・・・俺、あの子が優勝だと思う」

19090「・・・はい」グスン

美鈴「かっけぇよ!!アンタ!!!」ウルウル

旅掛「俺は今!!猛烈に感動している!!!」

詩菜「まぁまぁ、これはこれは・・・」

番外「・・・すごいね、拍手がまだ続いてる」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 21:29:03.40 ID:qk5hrvr+0<> 演説での美しさかwwwwこんなに目立っても聞こえぬ名前・・・・。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(石川県)<>sage<>2011/08/09(火) 21:30:44.57 ID:BmqYoLOz0<> ■■ェ… <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:30:45.86 ID:3DVH8Z110<>
垣根「・・・ウ、ウソだろ・・・?」

一方「なンだよ・・・俺の負け・・・だと?」


吹寄「拍手の通りです!!」

吹寄「能力の垣根を越えて、見事優勝に輝いたのは!!!」


吹寄「■■■■選手です!!!」


観客席からの、声援と拍手

■■は、それを全身で受け止めていた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岩手県)<><>2011/08/09(火) 21:30:55.68 ID:vPzdQu7P0<> ■■には吸血鬼を[ピーーー][ディーなんたら]があるじゃないか!! <> sage<><>2011/08/09(火) 21:32:41.78 ID:vPzdQu7P0<> sageんの忘れたorz <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:32:44.57 ID:3DVH8Z110<>
美琴「・・・アンタ、すごいわね」

■■「ありがとう」

削板「演説、感動したぜ!!」

垣根「・・・その演説が、お前の能力か?」

■■「そんなわけ。ない」

一方「・・・まさか無能力者にまた負けるなンてな」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:34:43.93 ID:3DVH8Z110<> ■■「なに、簡単なこと」

一方「なにがだよ?」

■■「観客席には。ただでさえ無能力者が多い」

削板「そりゃ、親や外部のヤツもいるからな」

■■「それに。大半の学生は。強い能力者を妬んでる」

美琴「・・・そうかもね」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:36:10.95 ID:3DVH8Z110<> ■■「それなら。簡単な話」

垣根「だから、なにがだよ?」

■■「この競技に。明確な判定基準はない」

■■がつぶやく

たしかに、得点制ではない

そのため、拍手が大きかったり、盛り上げられれば優勝だ

■■「もうわかるでしょ?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 21:37:33.62 ID:qk5hrvr+0<> なんという策略家。 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:38:20.64 ID:3DVH8Z110<> 垣根「・・・お前・・・」

■■「そう。ただでさえ無能力者の私は。彼らを味方につけやすい」

■■「そのうえ。あんな演説をすれば」

美琴「・・・無能力者やその親の支持も得られるわね・・・」

■■「それに。これからも私は。誇り高き無能力者と思われる」

一方「・・・」

■■「あなた達は。勝ち負けだけを見ていた」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:40:42.86 ID:3DVH8Z110<> ■■「人々の心。そして。将来のこと」

■■「あなた達はそれを見ていなかった」

■■「ただ。勝つか負けるかだけを見ていた」

■■「人の心を動かすには。その人々の次元に立たなければいけない」

■■「能力の美しさを競うなんて前提」

■■「大衆の拍手の前では。ないに等しい」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:43:51.71 ID:3DVH8Z110<> ■■「つまり。あなた達がしていたのは競技で」

■■「私がしていたのは洗脳」

■■「それだけ」

■■が不敵に微笑む

超能力者は震えていた

一方「そ、そそそそそそそンなことあの短時間で考えたのかよ・・・」

垣根「え、ええええええええええげつねぇ・・・」

削板「こ、ここここここここ根性が・・・た、足りない!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/09(火) 21:46:01.77 ID:qk5hrvr+0<> ■■・・・・おまえ。そんな恐ろしいことを。ブルブル <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:47:16.29 ID:3DVH8Z110<> 美琴「そ、そそそそそそそうよ!!卑怯よ!!」

■■「卑怯。今あなたはそう言った」

■■「でも。大衆からしたら。能力者のほうが卑怯なの」

■■「能力で地位を得て。能力で人をねじ伏せて」

■■「そちらのほうが卑怯」

■■がまた笑う

もはや、その笑みにはいつものおっとりした感じはなかった

ただ、勝者の貫禄だけがあった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:49:01.56 ID:3DVH8Z110<> ■■「誰が卑怯で誰が正しいか」

■■「あの少しのパフォーマンスでは。観客にはわからない」

■■「私の策略も。彼らに勇気を与えた」

美琴「そ、そうだけど・・・」

一方「・・・えげつねェ・・・」

垣根「怖いなおい・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:50:31.23 ID:3DVH8Z110<> ■■「まぁ。私の勝ちは決まった」

■■が表彰台へ向かう

そういえば、彼女は二人三脚でも優勝していた

まったくノーマークの無名の選手

そんな選手が、次々と記録を作っていく

これほどのサクセスストーリー

無能力者にも、希望を与えるだろう <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:53:53.26 ID:3DVH8Z110<> 上条「すげぇな・・・」

心理「まさか、無能力者が勝つなんてね・・・」

ショチトル「すげぇ、そこでファンクラブ作るとか言ってるぞ」

テクパトル(・・・いきなり人気が出るのも大変だよな・・・)

エツァリ(ストーカーとか・・・大丈夫なのでしょうか・・・)

19090(あなたが言うことではありません・・・と美月は心の中でツッコみます) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:56:15.92 ID:3DVH8Z110<> 美鈴「すごいね・・・副賞はペア旅行だって」

詩菜「まぁまぁ、誰と行くのかしら」ニコニコ

旅掛「ははは!!彼氏に決まってるさ!!」

番外(でも、彼氏いなさそうな顔・・・)

19090(・・・りょ、旅行・・・)カァッ

テクパトル(なんで顔を赤くする?) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/09(火) 21:57:23.62 ID:wsJpGIhAO<> 愉オブ採用されたと思ったら…■■の策略に完敗 <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 21:57:53.62 ID:3DVH8Z110<>
上条「あ、おかえり」

美琴「・・・負けた・・・」

上条「仕方ないって・・・ほら、あんな演説されたらみんな味方するしさ!!」

一方「・・・あいつ、えげつねェぞ」

上条「?あ、あぁ・・・たしかに少しな」

削板「少しなんてもんじゃない・・・」

三人が溜め息をつく <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/09(火) 21:57:54.02 ID:6/nFjHtg0<> ■■・・・お前、削板と同じ原石じゃねぇか確か
とりあえず、お前と上条さんは無能力者のカテゴリに入ると思ってんなら佐天さんにバッドで殴られてしまえ! <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:00:19.01 ID:3DVH8Z110<> >>795 あの地味子ちゃんは、もう出てこないよ!たぶん!!


垣根「・・・さぁ!!次は、パン食い競争です!!」

吹寄「選手のみなさん、競技場へどうぞ!!」


美琴「あ、私が出る番だ」

上条「お、がんばってな」

美鈴「美琴ちゃんはまたトップかもなー」ニヤニヤ

旅掛「ははは!!そうだなぁ!!」

美琴「プレッシャーかけないでよ!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:02:48.81 ID:3DVH8Z110<>
垣根「パン食い競争は、参加校から二人ずつ、選手が選ばれています!」

吹寄「さぁ、みなさん!!自分の学校の代表に大きな声援を!!」

観客席から、がんばれー!!と声が上がる

中には、わざわざ手作りした応援グッズを持った生徒もいる


美琴(うわ・・・緊張する・・・)

食蜂「あぁ、御坂も代表だったわねぇ」

美琴「げ・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:05:05.24 ID:3DVH8Z110<> 食蜂「まぁ、私の跳躍力なら別にパンの高さは関係ないんだけどねぇ」

美琴「・・・アンタと組むのね・・・」

美琴が溜め息をつく

本当にイヤそうだった

美琴「・・・どうでもいいけど、しっかりしなさいよね」

食蜂「あ、知ってる?なんでこの競技二人が選抜なのか」

美琴「知らないわよ・・・どうせ、二人の合計タイムを競うとか・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:06:32.45 ID:3DVH8Z110<> 食蜂「それが違うのよねぇ」

ニヤニヤ、と食蜂が笑う

美琴「じゃあ、何で・・・」

食蜂「二人三脚しながら、パン食い競争するのよ」

美琴「」


美琴「え、アンタと二人三脚?」

食蜂「うん」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:08:59.68 ID:3DVH8Z110<> 美琴「」

食蜂は、思考停止した美琴の足にヒモを巻きつける

なぜだろうか、かなり密着させるように


上条「あ、あれ?なんで足を結ぶんだ・・・?」

心理「あら、二人三脚でパン食いするらしいわね」

上条「はぁ!?」

ショチトル「おー、何かに目覚めそうだな」

エツァリ「そうですね・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:10:25.17 ID:3DVH8Z110<> テクパトル「・・・しかし、やりにくいんじゃないか?」

19090「そうですよね・・・」

美鈴「うん、これは大変そう・・・」

旅掛「そうだな、簡単にはいかないな・・・」

詩菜「まぁまぁ、当麻さんったら顔を真っ青にして・・・」

上条「み、認めない!!美琴が俺以外の人と二人三脚なんて!!」

番外「落ちついて!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:11:51.49 ID:3DVH8Z110<>
美琴「・・・ちょ、ちょっと・・・くっつきすぎ・・・」

食蜂「んぁぁっ・・・はぁ・・・」

美琴「な、なに興奮してるのよ!?」

食蜂「い、いいから・・・始まるわよ・・・んっ!!」

美琴「アンタはもう始まってんじゃない!!」

美琴が必死に離れようとする

もちろん、結ばれているので離れられないが <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:13:13.14 ID:3DVH8Z110<>
垣根「さぁ!!では!!」

吹寄「位置について!!」


垣根・吹寄「スタート!!!!!!!!!!!!!!!」


とうとう、パン食い競争が始まる

美琴の横ではなぜか食蜂が体をくねらせている

食蜂「あ、始まったの・・・?」

美琴「アンタ・・・気持ち悪い・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:14:42.22 ID:3DVH8Z110<>
美琴と食蜂が走る

いがみ合ってはいるものの、二人の息はぴったりだった

食蜂「よし、もうすぐパンね!」

美琴「アンタ・・・なんか、少し顔赤いわよ?」

食蜂「いいから!!」

食蜂がペースを速める

周りの選手はまだ、二人に追いつけない <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:16:01.48 ID:3DVH8Z110<> 食蜂「・・・御坂、どうする?」

パンは一つ

どちらか一人が食べれればいいのだ

美琴「・・・私が食べるわ」

食蜂「オーケー・・・わかったわ」

二人が同時にジャンプする <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/09(火) 22:16:25.19 ID:6/nFjHtg0<> 食蜂さん、このスレではだいぶ輝いてんな、いろんな意味で・・・・
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:19:50.85 ID:3DVH8Z110<>
垣根「おっと!!常盤台選抜、早くもパンゾーンへ突入・・・」

吹寄「御坂選手が必死にパンを食べようとします!!」

垣根「あ、咥えました!!」


上条(美琴の口をあけた姿って・・・エロいよな)

テクパトル(早いな・・・もうゴールに向かってる)


そのまま、二人はゴールした
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:21:19.96 ID:3DVH8Z110<> >>806 いいキャラです、うん


食蜂「はぁ・・・もう離れちゃうのね」

美琴「うわーーーん!!当麻ぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」

すぐに美琴は観客席に向かう


上条「美琴!!あとで抱きしめるから!!」

美琴「絶対ね!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:23:01.75 ID:3DVH8Z110<> 垣根「では、次の種目に移ります!!」


次の競技が淡々と進められる

美琴はすぐさま観客席に帰り

他のパン食いに出ていた選手達も競技場から出て行く

そんな中


食蜂「・・・私、嫌われてるの?」

一人だけ、ポツンと立っていた
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:24:46.74 ID:3DVH8Z110<> 食蜂(・・・はぁ、仕方ないわね)

食蜂が溜め息をつく

食蜂(・・・でも、冷たくされるのもいいわね・・・)

ジュルリ、と食蜂が舌舐めずりをする

大覇星祭二日目

まだ、午前である

その午前を最も楽しんだのは、もしかしたら食蜂かもしれなかった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:26:14.13 ID:3DVH8Z110<> 今日はここまで

ちょっと最後急ぎ足でしたがw

しかし、まだ二日目か・・・

どうしようww


ではおやすみなさい

サトリナ大好きだぁぁぁ!!!!!!!!!!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/09(火) 22:32:08.76 ID:6/nFjHtg0<> 乙〜

ところで、食蜂さんは確か最初は媚薬飲んで、おかしくなって美琴にちょっかい出すようになったんだよな
心理さんも媚薬飲んで美琴に手を出したことがあった
つまり、高レベルの精神系能力者は媚薬を飲むと美琴を襲うようになるという事実に気付いた!
そして高レベルの空間移動系能力者は変態という事実と合わせると・・・・・・
精神系能力者と空間移動系能力者の根底は実は同じなのではなかろうか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/09(火) 22:32:11.52 ID:wsJpGIhAO<> お疲れ様!!
ところでみんな今日2巻買えた?俺は本屋6店回っても売って無かったww <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/09(火) 22:34:43.42 ID:3DVH8Z110<> >>813 え、明日じゃなかったっけ?


>>812 それは、違う・・・のかもww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/09(火) 22:36:24.32 ID:wsJpGIhAO<> >>814
明日だけど1巻は1日前にフラゲ出来たからねww
SPは今日売ってる店あったよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/10(水) 09:05:21.61 ID:92NvZex7o<> フライングはいけないと思いますキリッとミサカは指摘します。
まだ新約一巻すら買えていないんです!!ウワアアアアアアアアアアアアアン <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 10:11:24.97 ID:6Y+HEBUr0<> 俺は一巻も今買えない状態だ〜〜〜〜〜!! <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 10:17:38.11 ID:VKLAi5gd0<> ふへへ、今のところ全部持ってる

おはようございます
今から探しに言ってきますw

>>816 さぁ、こっちにおい(ry

読ませてあげるからかわりに(ry <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 10:21:09.87 ID:6Y+HEBUr0<> ふへへ、これはいいものが撮れるかもしれない、とミサカ17600号は静かにビデオカメラをかまえます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 10:33:09.90 ID:bZiemM1IO<> 姫神も食蜂も素敵だ!愛してる!! <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:17:52.99 ID:VKLAi5gd0<> ふざっけんなよぉぉぉぉ!!

ツ○ヤ!!

なんで2巻明日取り寄せなんだよぉぉぉぉ!!!

SPは手に入ったけども!
レジのお姉さんめっちゃ綺麗だったけども!!


俺は美琴が見たいんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!


てなわけで、書き溜め投下したらメイト行って来ます

メイト入ったら周りからヘンな目で見られるんだけどね

かなりアウェーなんだけどね <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:18:24.43 ID:VKLAi5gd0<> 上条「さて・・・午後はもう出る予定はないか」

詩菜「あらあら、ちょうどいい時間ね」

詩菜が時計を確認しながらつぶやく

美琴「えっと・・・お義父さんが来るんですよね?」

詩菜「えぇ、そうよ」

旅掛「なっ!美琴ったらもう上条さんと知り合いか!?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:18:53.06 ID:VKLAi5gd0<> 美琴「私からしたらお父さんが知り合いなほうが・・・」

美鈴「たしか外国で知り合ったんだっけ?」

旅掛「あぁ、世界は狭いよな!」

旅掛ががははと笑う

世界を旅する中で、まさか娘の彼氏の家族と出会うなんて

普通では考えられない確率だろう

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:19:18.64 ID:VKLAi5gd0<> 心理「じゃあ・・・私達はどうする?」

テクパトル「そうだな・・・ジャマじゃないならみんなと一緒がいいんだけど」

一方「そォだな・・・はぐれなくて済むしな」

番外「あとで一々連絡取るのも面倒だからねー」

削板「俺はまた風紀委員の支部に行ってくるよ」

心理「私もあとで垣根と合流するわ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:19:45.90 ID:VKLAi5gd0<> 上条「じゃあ二人は別行動か」

美琴「じゃ、あとでね」

美琴達が刀夜との待ち合わせ場所へ向かう

わりと競技場から近い場所での待ち合わせだったらしい

そこまで移動しなくて済んだのはありがたかった


上条「えっと・・・まだ来てないみたいだな」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:20:21.79 ID:VKLAi5gd0<> 詩菜「あらあら、私との時間を守らないなんて、まぁまぁ」

詩菜が頬に手を当てながらニコニコと笑う

その目が笑っていないのはすぐに分かったが

美鈴「あれだなー・・・久々に会う気がする」

旅掛「そりゃ近くに家があるって言っても父親は海外飛び回ってるからな」

美鈴「私と上条さんはよく会いますけどね」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:21:02.73 ID:VKLAi5gd0<> 詩菜「えぇ、近くに住んでますから」

旅掛「ふーん」

旅掛がそうなんだ、と首を傾げる

そういうパイプがあれば上条と美琴の将来も安泰だろう

上条「あ、来た来た!」

上条が指差した方向から、刀夜が顔を真っ青にして走ってくる


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:21:59.07 ID:VKLAi5gd0<> 刀夜「悪い母さん!ちょっと道に迷って・・・」

刀夜が必死に頭を下げる

しかし、相変わらず詩菜の顔はひきつっていた

完全に怒っている

詩菜「あらあら、刀夜さんったら遅れてきたと思ったら言い訳なんて」

刀夜「ち、違うんだよ母さん!さっき知らない女性に道を尋ねたら違う道を教えられ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:22:43.94 ID:VKLAi5gd0<> 詩菜「あらあらまぁまぁ、女性にわざわざ尋ねたのねぇ」

地雷を簡単に踏んでしまう

その場の誰もが、やはり親子だなと思った

詩菜「どうせ女性と話し込んで遅れたんじゃないかしら?」

刀夜「か、母さん・・・」

美琴「お義父さん、お久しぶりです!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:23:27.64 ID:VKLAi5gd0<> あまりにもたじろいでいる刀夜が哀れだったからか

美琴が横から助け舟を出した

刀夜「おぉ美琴ちゃん!少し見ない間にさらに綺麗に」

詩菜「あらあら、当麻さんの恋人にも手を出そうというのかしら」

上条「・・・父さん、それはフォローできねぇ」

刀夜「あぁ!違うんだ!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:23:57.46 ID:VKLAi5gd0<> 旅掛「いやぁ!上条さん久しぶり!」

刀夜「あ、御坂さん!よかった、助けて・・・」

旅掛「美琴にちょっかい出すのはいただけませんなぁ!」

刀夜「だ、だから違う・・・」

テクパトル「はぁ、とりあえずどっかのレストランにでも行きましょうよ」

これ以上は埒があかないと判断したのか

ため息混じりにテクパトルが仲裁に入る

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:24:26.81 ID:VKLAi5gd0<> 美鈴「ん、そうだね・・・早く行かないと満席になっちゃうから」

ショチトル「それに立ち話もなんだろう」

19090「ミ・・・わ、私も座りたいです!」

テクパトル「そういうわけだ、移動してからでもいいだろ」

美琴「・・・そうね」

上条「悪かったな、少し熱くなりすぎた」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:25:03.88 ID:VKLAi5gd0<> 上条と美琴はどうにか引き戻せた

ただ、未だに旅掛と詩菜は刀夜を睨んでいる

旅掛「上条さん、そりゃ女性に興味があるのは否定しない!」

刀夜「いやいや、そもそも私は・・・」

旅掛「だからって自分の息子の彼女に・・・」

美鈴「ねぇパパ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:25:55.15 ID:VKLAi5gd0<> 旅掛「ん、なんだ?」

呼び掛けられて旅掛が振り返る

そこでは美鈴が青筋を浮かべていた

え、なぜ?と旅掛もたじろいでしまう

美鈴「へぇ、パパは未だに女の子に興味があるんだ、へぇ、ふーん」

旅掛「おいおい違う!俺は美鈴だけが・・・」

美鈴「どうせウソなくせに!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:26:22.28 ID:VKLAi5gd0<> 先程までは責める側だった旅掛

それがなぜか急に責められる側になっている

夫婦関係は複雑だ

テクパトルはその日、新たな知識を手に入れた


旅掛「はぁ・・・涼しいな」

番外「涼しい・・・」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:27:04.08 ID:VKLAi5gd0<> 一方「落ち着くな・・・」

エツァリ「えぇ」

一同は近くのレストランに入っていた

そうやって涼んでいればどうにか先程までの話をごまかせられる

はずだったのだが

美鈴「・・・パパのバカ」

詩菜「刀夜さんったら」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:27:39.09 ID:VKLAi5gd0<> 刀夜「ち、違うんだよ母さん!」

旅掛「気を直してくれよ・・・」

やはり、簡単にはごまかせなかった

そんな少しぎくしゃくしてしまった夫婦を、一同は遠巻きに見つめていた


上条「・・・美琴、俺達は絶対にケンカしないようにしような」

美琴「うん、約束ね?」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 11:28:17.92 ID:yhvjYEVDO<> クーガ「酸素を下さい」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:28:34.65 ID:VKLAi5gd0<> ショチトル「夫婦って難しいんだなぁ・・・」

番外「ミサカはああいうのはめんどくさいタイプだな」

一方「くっだらねェ・・・ドリンク取ってくる」

テクパトル「俺も・・・19090号は何がいい?」

19090「あ、ミサカは紅茶を」

テクパトル「了解」

一方通行とテクパトルが席から外れる

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:29:10.36 ID:VKLAi5gd0<> 美琴「・・・19090号とテクパトルはあんまりケンカしないわよね」

19090「?そういえば・・・あまり大きなケンカはしないですね」

番外「うらやましいなぁ・・・テクパトルは真面目だけど物腰は柔らかいもんね」

上条「ケンカになりそうになったら先に謝るタイプっぽいよな」

エツァリ「えぇ・・・我々の中では一番常識人かもしれませんね」

ショチトル「変態だけどな」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:29:45.74 ID:VKLAi5gd0<> 美琴「アンタが言わないの・・・番外個体と一方通行はケンカするの?」

番外「うん、しょっちゅうするよ」

水を飲みながら番外個体がうなずく

番外「この前は夕飯のおかずのことでケンカしたもん」

上条「そ、そんなことでかよ・・・」

ショチトル「?オカズはエロ本とかじゃないのか?」

美琴「そっちじゃないわよ・・・でも夕飯のおかずとか一方通行と話し合うのね」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:30:14.99 ID:VKLAi5gd0<> 19090「ちょっと意外ですね」

番外「いやぁ、あの人結構食べるの好きだから」

番外個体がケロリと答える

だがそれは俄には信じがたい話だった

何しろ一方通行はちゃんとご飯食べてる?と思うくらい痩せているのだ

それが、実は食べるの大好きなのだなんて言われても信じられない

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:30:42.30 ID:VKLAi5gd0<> 美琴「・・・あいつって栄養失調とかで倒れそう・・・」


一方「・・・誰が倒れるって?」

後ろからいきなり一方通行の声がする

美琴「うわ!か、帰ってきてたの?」

テクパトル「はぁ・・・義姉さん、今のは地雷だぞ」

一方「俺が食うの好きだったら悪いのか?あァ?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:31:08.64 ID:VKLAi5gd0<> ショチトル「いや、お前は痩せすぎだから信じられないってだけさ」

テクパトル「まぁたしかに痩せてるが・・・はい、紅茶」

19090「あ、ありがとうございます」

19090号が紅茶を受け取る

気を遣ってくれたのか、アイスにされている

ちゃんとシュガーもつけられていた

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:31:41.69 ID:VKLAi5gd0<> 番外「ほら、こういう細かい気配りができる人が好かれるんだよ?」

19090号の目の前にある紅茶を見ながら番外個体が一方通行に言う

一方通行はあまりそういった気配りをしないのだ

一方「うるせェな・・・俺はそォいう柄じゃねェよ」

上条「柄じゃなくてもやられたら嬉しいんじゃないか?」

エツァリ「というより、普段はしないような人がするとかえって破壊力が増しますよ」

ショチトル「うむ、そうだな」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:32:30.99 ID:VKLAi5gd0<> 一方「はァ?何言ってンだお前ら・・・」

怪訝そうな顔をしながら一方通行がコーヒーを飲む

番外「うわ、またコーヒー・・・」

テクパトル「・・・ちょっと不健康じゃないか?」

一方「あァ?コーヒーは体にいいンですゥ」

19090「で、ですが飲み過ぎはよくないですよ?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:33:11.28 ID:VKLAi5gd0<> 美琴「そうよ、体壊したらおしまいじゃない」

一方「壊さねェよ、俺は」

鼻で笑いながら一方通行がまたコーヒーを口に含む

よくもまぁ飽きないものだ

エツァリ「はぁ・・・テクパトルと一方通行さんは正反対の性格をしていますよね」

テクパトル「そうか?内面のどす黒さは結構似てるんじゃないかな」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:33:44.17 ID:VKLAi5gd0<> 美琴「自分で言うことじゃないわよね?」

ショチトル「でも、たしかに根本は似てそうだな」

ショチトルがうなずく

テクパトルも一方通行も誰かを傷つけてきたということは同じだった

一方「・・・そォいえば、番外個体は19090号より後の個体なんだよな」

番外「ん、そうだよ?」

一方「なら俺にとって上条とテクパトルは義理のアニキかァ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:34:13.91 ID:VKLAi5gd0<> しみじみとしながら一方通行がつぶやく

その瞬間、ほかのみんなは吹き出してしまった

美琴「そ、そんなしみじみしながら言わないでよ・・・」

テクパトル「くそ・・・お、お前に義兄さんなんて言われるとこを想像したら・・・」

上条「ま、毎年暑中見舞いとかにハガキ届いたりして・・・」

19090「ミ、ミサカは義姉さんですか・・・」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:35:11.34 ID:VKLAi5gd0<> クスクス、と四人が笑う

一方通行の義理の家族とは、かなり面白そうだ

番外「ほら、笑われてるよ?」

一方「ちっ・・・こっちは真面目に言ってンだよ」

テクパトル「あぁ、悪い悪い・・・」

目元の涙を拭いながら、テクパトルが謝る

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:35:59.61 ID:VKLAi5gd0<> 美琴「でもそっか・・・思えば私達は義理の家族になっちゃうのよね」

上条「いつものメンバーの実に半分が家族か・・・」

19090「賑やかでよさそうではないですか!」

ショチトル「いいな、私も仲間に入れてくれ」

エツァリ「いえ、無理ですよ普通に考えて」

テクパトル「・・・それは結婚したらの話だよな」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:36:41.36 ID:VKLAi5gd0<> 当然のことをテクパトルが確認する

それを聞いた女三人は顔を真っ赤にした

番外「ミ、ミサカと一方通行は子供何人くらいがいいかな!?」

19090「テっくん!その、子作りは結婚からある程度してからがいいです//」

美琴「と、当麻に毎日弁当作って・・・えへへ//」

上条「な、ちょっと待て三人とも!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 11:36:52.86 ID:6Y+HEBUr0<> 一方通行が義弟とかってwwwwwwwwwwwwwwやば、うける。 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:37:19.96 ID:VKLAi5gd0<> テクパトル「あぁもう!ミサカDNAはなんでこんなにも想像力豊かなんだよ!?」

一方「はァ・・・こンな家族なンざ愉快で愉快で仕方ねェだろォな」

くだらなそうに一方通行が吐き捨てる

エツァリ「ですがたしかに楽しそうですね」

ショチトル「あぁ、正月とか一カ所に集まったりしてな」

テクパトル「あ、みんな注文したか?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:38:22.25 ID:VKLAi5gd0<> >>853

一方「義姉さン、事件です」

美琴「ゴキブリが出ただけじゃない」



19090「はい、みなさんしたはずですよ」

美琴「・・・でも、やっぱり結婚したらあぁなるのかな」

美琴が四人の親達を見つめる

夫婦喧嘩の真っ最中だった


美鈴「・・・パパのウソつき、昨日は美鈴だけが好きだ、美鈴は可愛いって言ってたのに」

旅掛「いやいや!俺は美鈴以外の女を抱いたことはない!と自負している!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:39:12.77 ID:VKLAi5gd0<> 美鈴「そこは断言できなきゃ意味ないの!」

詩菜「あらあら、刀夜さんったら今も窓の向こうの女性に気を奪われてるわね」

刀夜「ち、違うんだ!ちょっとオシャレな服だったから母さんにも似合うだろうな、と・・・」

詩菜「まぁまぁ、そんなウソでごまかせているつもりなのかしら?」

刀夜「信じてくれよ母さん・・・」

はぁ、と刀夜がため息をつく

隣から、旅掛が辛そうな視線を送っている

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:40:07.43 ID:VKLAi5gd0<> 仕方ないことだ

尻に敷かれている夫の運命とでも言うべきか

いくら結婚して、金を握っているとは言っても

所詮、恋する女には勝てないのだ

旅掛「なぁ美鈴・・・今晩もしてやるから、な?」

美鈴「ふーん・・・体が目的なんだ」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:40:54.55 ID:VKLAi5gd0<> 美鈴がつん、とそっぽを向く

だが少し、その横顔は赤くなっている

もう一押しだ、と旅掛が責める

旅掛「美鈴、愛してる」

美鈴「・・・ホント?」

旅掛「ははは!お前と出会ってからずっと俺は愛してるんだよ!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:41:21.79 ID:VKLAi5gd0<> 美鈴「・・・パパ大好き!」

美鈴が旅掛に抱き着く


刀夜(なるほど・・・わざわざ長々と並べると言い訳じみてしまう・・・)

刀夜(あんな風に、短めでベタにまとめたほうがいいのか・・・)

刀夜が詩菜を見つめる

刀夜「母さん、愛してる」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:41:49.43 ID:VKLAi5gd0<> 詩菜「あらあら、その愛してる妻を裏切ったのはどこの誰かしら?」

逆効果だったようだ

詩菜は今にも刀夜に飛び掛かりそうな勢いだった

勘違いしてはいけない、謝罪というのは段階を踏んで行うものだ

いきなり愛してるなんて、ふざけているようにしか聞こえない

刀夜「はぁ・・・不幸だ」

刀夜がため息をつく <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:42:19.20 ID:VKLAi5gd0<> 刀夜「母さん、勘違いなんだよ・・・」

詩菜「あらあら、でも女性に尋ねたのは事実なんでしょ?」

ニコニコ、と笑いながら詩菜が尋ねる

この笑みは中々のくせ者だった

刀夜「母さん、私は母さんだけを愛しているんだ」

詩菜「・・・まぁまぁ、素敵な台詞」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:43:04.76 ID:VKLAi5gd0<> またニコニコと詩菜が笑う

ただし、今度の笑顔は本当に嬉しいときのものだ

刀夜「だから、許してほしいんだ」

詩菜「あらあら、この一回だけですよ?」

刀夜「ありがとう母さん!」

どうにか上条家の問題もおさまったらしい

いつものほのぼのとした雰囲気に戻っていた

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:43:50.54 ID:VKLAi5gd0<> 美琴「よかった、仲直りできたみたいね」

テクパトル「あぁ・・・ホント、夫婦ってのは大変だな」

上条「はぁ、めんどくさいだろうなぁ・・・」

19090「ですが、それが幸せになることもあるのでは?」

番外「そのめんどくさいことも幸せだって思えるなら、最高の夫婦だよね」

一方「・・・はァ、俺にはわからねェな」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:44:33.30 ID:VKLAi5gd0<> エツァリ「そうですか?一方通行さんも本当はあんな夫婦に憧れていそうですけど」

一方「・・・ケンカ売ってンのかてめェ」

エツァリ「おやおや、思ったことを正直に言ってみただけですよ」

ショチトル「一方通行、悪気はないから許してやってくれ」

一方「はァ・・・くだらねェ」

一方通行がコーヒーを取りに行く

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:45:03.09 ID:VKLAi5gd0<> 上条「うわ、もう四杯目だよな・・・?」

美琴「もはや中毒ね・・・」

テクパトル「そうだな」

三人が苦笑する

上条(・・・平和だなぁ)

レストランの外では、たくさんの学生が行き来している

学生達はとても忙しそうに見えた

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:45:38.76 ID:VKLAi5gd0<> 黒子「忙しいですの」

黒子は初春と相変わらずパトロールをしていた

今日は二日目なため、外からやってくる来客は昨日ほど多くない

だが、昨日一日で中の雰囲気に慣れたため、犯罪を働いたり迷惑行為をしてしまったりする人が増えるのだ

そのため、昨日以上にパトロールに力を入れている

とはいっても、次から次へと違反者が見つかるわけではない

大抵はヒマなのだ

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:46:24.95 ID:VKLAi5gd0<> 違反者だって、風紀委員の腕章を見せれば一発で事情を理解する

最近はわりとスキルアウトの活動も鎮静化しているため、初春のような風紀委員にはありがたかった

初春「忙しくて当たり前ですよ、白井さん」

黒子「とは言いましても・・・こんな意味のないパトロールをさせられていては、こちらの身がもちませんの」

ジリジリと照り付ける陽射し

この炎天下の中をずっと歩き回っているのだ

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:46:56.08 ID:VKLAi5gd0<> 一般人と違って好きに休憩を取ることもできない

誰かしらが熱中症になるのでは、と不安になってしまう

初春「意味がなくても、仕事だからしなきゃいけないんです!」

黒子「本音はどうなんですの?」

初春「始末書は御免です!」

黒子「はぁ・・・わたくしもですの」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:47:44.11 ID:VKLAi5gd0<> こんな過酷労働も強制である

ならなんで風紀委員になったんだよ、という声もありそうではあるが

黒子「あら、軍覇さんですの」

黒子が愛しい彼氏を人混みの中に見つけた

初春「ちっ・・・もっと暑くなりそうですね」

黒子「今の舌打ち、一生忘れませんの」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:48:12.70 ID:VKLAi5gd0<> 削板「あー!いたいた、黒子!」

黒子「はいはい・・・どうされましたの?こんな暑い中」

削板「いやぁ、まさかまだパトロール中なんてな!」

黒子「昼間もずっとですのよ・・・」

削板「お疲れ様、これ飲み物と軽い弁当」

黒子「あら、ありがとうございますの!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:48:46.20 ID:VKLAi5gd0<> 削板「そっちのウイーハルさんのもあるからな!」

初春「・・・私、外国人に見えるんですか?」

削板「?というか人外?」

初春「その飲み物と弁当に、あなたの命は救われましたね」

ため息をつきながら、初春が削板から袋を受け取る

スポーツドリンクと、おにぎりが入った少し小さなお弁当だった

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:49:35.53 ID:VKLAi5gd0<> 黒子「ですが軍覇さん、よくここが分かられましたの」

削板「いやぁ・・・最初は支部に行ったけどいなくてさ!」

初春「え、支部からここまでかなり遠いですよ?いつから探しはじめたんですか?」

削板「?昼休みちょっと前から」

初春「うわぁ・・・速すぎますね」

黒子「わ、わざわざ探してくださったんですの?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:50:03.87 ID:VKLAi5gd0<> 削板「あぁ、黒子に会いたかったからな!」

黒子「//」

初春「私が今言いたいことを、世界の大半は思っているはずです」

削板「?世界の大半はそろそろ水をやらないと、なんて思ってるのか?」

初春「そんなこと思って・・・ってうわぁ!」

初春が何気なく本体に手を伸ばす

すると、この暑さで少し萎れていた

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:50:37.94 ID:VKLAi5gd0<> 黒子「もうすぐお別れですの」

初春「これが枯れたら死ぬみたいな言い方やめてください!」

削板「え、そうだったのか!?」

初春「あなたはテストでよくある、この時の筆者の気持ちに答えよ、みたいな質問が苦手な人ですね!?」

削板「つまり、何が言いたいんだ?」

初春「台詞から相手の気持ちを察してください!」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:51:08.30 ID:VKLAi5gd0<> 削板「おぉ!もしかして今、怒ってるのか?」

初春「それくらいはわかるんですね・・・じゃなかった!」

初春が近くの公園に入る

水道水を本体に当ててやると、すぐにみずみずしさを取り戻した

黒子「しっかし・・・冗談はおいておきますが、それは一体なんなんですの?」

初春「?何がですか?」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:51:45.15 ID:VKLAi5gd0<> 削板「頭の上のそれだよ、能力に関係あったりするのか?」

初春「・・・これは、私の命を表しているんです」

黒子「冗談はおいておきますが、って台詞から察してくださいな」

初春「それが、私にもわからないんですよ」

削板「え?」

初春「気がついたら生えてた、みたいな・・・あはははは」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:52:19.81 ID:VKLAi5gd0<> 初春が愉快そうに笑う

だが、二人は固まっていた

ザムザが朝目覚めたら体が虫になっていたように

ウイーハルさんも朝目覚めたら、勝手に頭に花が生えていたのか

顔を洗おうと鏡を見たとき、さぞかし驚いただろう

季節の花なのだ

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:52:45.28 ID:VKLAi5gd0<> そしてそれ以前に、頭になぜか花が生えているのだから

もうその日はショックで眠れなかっただろう

陽が昇っている日なんかは大変だろう

四六時中頭の上で光合成が行われているのだ

デンプンには困らないだろうが

削板「・・・お前も大変なんだな」

<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:53:14.25 ID:VKLAi5gd0<> 初春「?はい?」

黒子「その・・・もしよかったら今度、缶ジュースくらいは奢りますの」

初春「は、はぁ」

初春は何が何やら、といった感じでうなずく

黒子と削板は、それを哀れむような目で見ていた

炎天下の中

こちらのやや純粋な三人は、公園で突っ立っていた  <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:55:08.19 ID:VKLAi5gd0<>
テクパトルは激怒した

何度、こんな激怒を繰り返しただろう

あの後、19090号を連れて他のみんなから離れた

ミサカたちを探すために

近くにいたらしく、すぐに彼女達は見つかった

垣根もなぜかいた

心理定規もついでにいた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:56:21.00 ID:VKLAi5gd0<> では、いったい彼は何に激怒したのか

垣根「はいはーい、垣根印の弁当だよー」

バカが、商売を営んでいることに、だ

テクパトル「・・・おい」

垣根「はい、一つねー」

御坂妹「毎度ですー、とミサカは覚えたてのあいさつを・・・」

テクパトル「ちげぇよ!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:57:54.26 ID:VKLAi5gd0<> 心理「あら、二人ともいたのね・・・」

はぁ、と心理定規が溜め息をつく

彼女は完全に付き合わされているだけらしい

テクパトル「・・・なんでお前らは協力してるんだよ・・・」

10033「いえ、お小遣いのためです、とミサカは正直に答えます」

垣根「売り上げの半分をこいつらに分けてやるんだよ」

テクパトル「買収かよおい!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 11:59:17.26 ID:6Y+HEBUr0<> 勝手に商売とかいかんだろwwwwww <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 11:59:31.60 ID:VKLAi5gd0<> 20000「テっくん、大声で売春とか言うなよ」

テクパトル「買収だ!!」

19090「ですが・・・そのお弁当、おなかを壊しそうな名前ですね・・・」

垣根「えー?意外と美味いんだぞ?」

心理「安心して、作ったのは私だから」

テクパトル「・・・この量を?」

テクパトルは驚愕した <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 11:59:42.83 ID:bZiemM1IO<> 確かに初春糖分とかには困らないだろうな <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 12:02:35.80 ID:VKLAi5gd0<> 心理「・・・垣根が、昨日いきなり言い出したのよ」

14510「一儲けしてやる、と言ってましたよ、とミサカはテっくんに教えます」

17600「金がほしかったのさ」

20000「お金って、素敵やん?」

テクパトル「わかりにくいボケをするな・・・」

こんなやり取りの間も、学生が何人か弁当を買っていく

大抵が女子学生だが <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 12:05:21.16 ID:VKLAi5gd0<> >>885 

初春「光合成ですよ、佐天さん!!」


垣根「ははは、イケメンって罪だよなぁ」

テクパトル「自分で言うな」

心理「ともあれ、なかなかの売り上げよ」

御坂妹「ミサカたちも、お小遣いが増えます」

ニヤニヤ、とミサカ一同が笑う

守銭奴だ、とテクパトルが溜め息をつく <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 12:07:56.39 ID:VKLAi5gd0<> テクパトル「・・・にしても、よくもまぁ・・・」

心理「こんなヘンな名前の弁当を買うわよね・・・」

二人が信じられない、というような顔をする

そこらへんは、好奇心が働くのだろうか

学生達の若さは、さまざまな形で現れる


学生っていいな、とテクパトルは思っていた <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 12:08:53.01 ID:VKLAi5gd0<> 書き溜めはここまでなのでいったん休憩

さっさと新約買いたい

美琴が見たいよぉ・・・


とりあえず、今日で新約もSPも読みきれたらいいな、と <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 12:12:07.56 ID:6Y+HEBUr0<> 俺も美琴が見たいよ〜〜〜〜。もう、超電磁砲地獄をくらわせながら告白して欲しいよ〜〜。

「あんたがいなくなったら、あんたを好きになった私はどうしたらいいのよ!!」みたいな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 12:13:18.97 ID:bZiemM1IO<> 乙な訳よ
結局新訳は私の妹の活躍巻な訳よ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)<>sage<>2011/08/10(水) 12:20:19.97 ID:lHbbsW/AO<> お、お前はフレ/…片割れは何処に?
何でだ全く関係ないのに上条の義妹が見たい…何でだろう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 12:22:20.75 ID:6Y+HEBUr0<> 妹か義妹か・・・それが問題だ。by上条 見たいなセリフあったよね、確か。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 12:38:08.23 ID:6Y+HEBUr0<> 891さん、新訳× 新約○ です。単なる変換ミスだと思いますが一応。 <> 指摘サンクス<>sage<>2011/08/10(水) 12:41:16.46 ID:bZiemM1IO<> こんな凡ミスしてしまうなんて・・・むぎのんに怒られてしまう訳よ(泣)

結局後はフレメアに任せる訳よ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 12:43:48.02 ID:6Y+HEBUr0<> >>895 そんなに落ち込まなくても(p_;)ヾ(´∀`) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 12:44:50.87 ID:6Y+HEBUr0<> む、皆がよくやってることができていない・・・・。どうやってするのだろうか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 12:46:16.65 ID:bZiemM1IO<> >>
↑半角にすると超上手くいきますよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 12:52:28.70 ID:6Y+HEBUr0<> >>898 ほお、ありがとう。 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 12:55:04.24 ID:VKLAi5gd0<> 半角、さよならさ(ry

てかさよなら三角またきて四角ってマイナーすぎるね、うん

とりあえずspは半分ほど読みました

ステイル△

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/10(水) 12:59:24.57 ID:z3wLJbKA0<> 新約やSPもいいけど超電磁砲の新刊でないもんかねぇ・・・
食蜂さんをちゃんと読みたいわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/10(水) 13:00:07.03 ID:vQkL7CyQo<> うーん。夏だ <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:08:03.49 ID:VKLAi5gd0<> 正直、SPは微妙ですね

なんかステイル、上条さん、インさん以外ほとんど新キャラばっかだし

まぁ、SSだからそれがいいんでしょうが


食蜂さんは可愛い、うん

では続き <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:09:33.89 ID:VKLAi5gd0<>
上条「はぁ・・・どうしようかなぁ」

上条はつぶやいていた

今彼は、レストランの外にいる

理由は簡単

他のみんなを待っているのだ

体育服を乾かしながら <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:11:15.72 ID:VKLAi5gd0<> 不幸だった

まさか、美琴が立ち上がったときにその足が偶然テーブルに当たり

そして偶然、自分の飲んでいた麦茶が体育服にダイブしてきたなんて

不幸としか言い様がなかった

上条「はぁ・・・でも涼しい」

水を頭から被るのと同じで、意外と気持ちよかったりもする

ジュースだったらベタベタして気持ち悪かっただろうが


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:12:34.28 ID:VKLAi5gd0<> 美琴「あ、当麻」

上条「ん、美琴か」

レストランの中から美琴だけが出てきた

手にはなぜかゲコ太ステッカーがあった

上条「・・・あの、それは?」

美琴「いいでしょ!!なんか大覇星祭期間中限定で一人一枚もらえるんだって!!」

上条「・・・でも一枚でいいのか?」

美琴「お父さんとお母さんにももらってもらうのよ!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:13:57.12 ID:VKLAi5gd0<> 自分の親を人数稼ぎに使うなよ・・・と上条が溜め息をつく

美琴「・・・乾きそう?」

上条「あぁ、このかんかん照りですよ?すぐ乾きますって」

上条が苦笑する

九月とは思えないほどの陽射しだ

年々、暑くなってきているのではないか

温暖化がどうだのと騒がれるのも判る気がする

上条(しかし、ちょっとシミが気になるよな・・・) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:15:18.29 ID:VKLAi5gd0<> 麦茶の薄い茶色がおもいっきり染み付いている

泥だらけになれば正直変わらないのだが

上条「ところで、美琴はなんで出てきたんだ?まだ支払い終わってないだろ?」

美琴「でも、中にいてもヒマじゃない」

レストランの中を指差しながら美琴が言う

涼しいことは涼しいのだが、人が多すぎる

なんとなく、暑苦しく感じてしまうのだ


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:16:41.98 ID:VKLAi5gd0<> 上条「あぁ・・・たしかにやることないもんな」

美琴「でしょ?だから来たのよ」

当麻と話してるほうが楽しいし、と美琴が笑う

上条「はぁ・・・青春だ」

美琴「?なに言ってるの?」

上条「いやいや、上条さんがまさかこんな素晴らしい青春を送れるなんてね・・・」

遅れてきた青春だった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:17:59.84 ID:VKLAi5gd0<> 美琴「・・・あ、あれ当麻の先生じゃないの?」

上条「あ、本当だ」

上条が小萌先生を見つける


小萌「もう、なんであなたはいっつもタバコを吸っているんですか!?」

ステイル「仕方ないだろう、ニコチンは正義だ」

小萌「悪です!!!」



おかしい <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:19:22.94 ID:VKLAi5gd0<> 上条(あれ、幻覚かな?)

上条が一度目を擦る

そして、もう一度小萌先生のほうを見つめる


小萌「まったく!!だいたい、あなたはまだ未成年・・・」

ステイル「あぁ、インデックス、来たのかい」

イン「うん!!クレープいっぱい買ったんだよ!!」

小萌「シスターちゃん!!シスターちゃんからも言ってください!!」


やっぱりおかしい <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:20:52.85 ID:VKLAi5gd0<> 美琴「ね、ねぇ・・・あの人、ステイルよね?」

上条「違う!!きっと違う!!心が叫んでる!!」

美琴「お、落ちついて・・・」

上条「そうだ、きっとステイルのそっくりさんだ!!!」

ステイル、と大きな声で上条が言ったからだろう

当の本人が上条のほうを見つめる

ステイル「・・・また君か、上条当麻」

上条「うわぁ!!このそっくりさん、俺のこと知ってるよ!!??」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:22:02.34 ID:VKLAi5gd0<> ステイル「何を言っている、僕は本物だ」

上条「・・・なんでいるんだよ」

上条がげっそりとした顔でつぶやく

こんな暑苦しい日に、暑い魔術を使う男には会いたくなかった

ステイル「いや、招待されたんだよ」

上条「誰にだよ・・・」

ステイル「インデックスにさ」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:23:17.46 ID:VKLAi5gd0<> 上条「本当かよ・・・」

イン「うん!ステイルもきっと喜んでくれると・・・」

上条「あぁもう!!イヤですよなんでこの魔術師がここにいんの!?」

ステイル「大声でわめかないでくれ、季節はずれのセミか君は」

上条「うっぜぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」

上条が叫ぶ

それほどまでに、招かれざる客だった <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:24:48.32 ID:VKLAi5gd0<> 美琴「でもインデックスも喜んでるじゃない」

小萌「そうですよ上条ちゃん!!」

上条「俺の悲しみは加算されないの!?ねぇ!?」

ステイル「さっきから君は挙動不審だな」

上条「お前のせいだよ!!」

上条がまた頭を抱える

大体、インデックスと小萌先生の二人のロリに囲まれている大男、という絵面自体が恐ろしい <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:26:10.14 ID:VKLAi5gd0<> 上条「はっ!まさかお前ロリコン・・・」

ステイル「・・・僕はまだ14だ」

ステイルが溜め息をつく

明らかに年齢詐称っぽいが本当なのだ


刀夜「おーい、当麻・・・って、おや、君は・・・」

イン「あ、当麻のお父さんなんだよ!!」

上条(うわぁ、まためんどくさいことに・・・) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:27:28.98 ID:VKLAi5gd0<> 美鈴「あれれ?どっかで会ったこと・・・」

イン「あ!!とうまの鼻に手を突っ込もうとした人!!」

美琴「お、お母さんそんなことしてたの!?」

美鈴「あれー?したっけそんなこと?」

旅掛「お、なんだなんだ?大男だ」

ステイル「初対面でその呼び方は失礼じゃないか?」

ショチトル「・・・おや、そっちはシスターか」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:28:50.90 ID:VKLAi5gd0<> 一方「あァ?お前かよ」

イン「あ、白い人!!」

一方「・・・一方通行だ・・・」

番外「おー、なんかカオスな雰囲気だね、そっちは誰?」

小萌「私は上条ちゃんの担任なんです!!」

詩菜「あらあら、いつも当麻さんがお世話になってます」

ペコリ、と詩菜がおじぎをする

刀夜「あ、私は当麻の父です」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:30:18.32 ID:VKLAi5gd0<> 小萌「あぁ、お世話になってますです!」

小萌も丁寧にお辞儀をする

刀夜「息子は成績は・・・」

上条「あぁぁぁぁ!!!!!!!!!!そろそろ俺が出る競技が始まる・・・」

イン「?次は女子中距離なんだよ?」

ステイル「上条当麻、君はそういう趣味か?」

上条「くそ!!完全記憶能力なんていらねぇやい!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:31:50.78 ID:VKLAi5gd0<> 非常に面倒な状況になっている

とりあえず、小萌はすぐにその場から去ったが

エツァリ「・・・あなたはイギリス清教の方ですか」

ステイル「へぇ、君はこちら側かい」

エツァリ「元、ですがね」

上条「うわぁ・・・なんだよこの雰囲気・・・」

旅掛「すげぇな、2mはあるよこの子」

上条「そこですか!?」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:33:20.55 ID:VKLAi5gd0<> 美琴「・・・とりあえず、ステイルも今日から来たの?」

ステイル「あぁ、昨日の夜にこちらに到着してね」

イン「今日から参加なんだよ!!」

上条「はぁ・・・」

美鈴「あ、私達はいったん別行動にしようか?」

美琴「え、なんで?」

旅掛「子供達の交流も必要だろ、うん!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:35:04.32 ID:VKLAi5gd0<> 詩菜「まぁまぁ、そちらの方は今日から参加なのでしょう?」

刀夜「しっかりと仲良くするんだぞ、当麻」

上条「あ、あぁ」

実はこの大男に焼かれかけたことがあるんです、とか

実は一度殺されかけました、とかは口が裂けても言えない

小萌がいなくなったからか、ステイルが堂々とタバコを吸い出す <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:36:36.81 ID:VKLAi5gd0<> ステイル「はぁ、ニコチン万歳」

一方「あァ?お前未成年だろォが」

番外「おー、さすが黄泉川にしつけられただけあるね」

一方「あいつはうるせェからな・・・」

ステイル「だがね、ニコチンのない世界は恐ろしいぞ?」

イン「ステイル、それは問題発言かも」

美琴「当麻は将来タバコ、吸わないでね?」

上条「・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:37:59.87 ID:VKLAi5gd0<> なんなんだろう、この空間は

魔術とか科学とか、そんな垣根はない

垣根はないのだが

ステイル「ところで、上条当麻、君は次は何の種目に出るんだい?」

上条「・・・次はムカデ競争」

ステイル「へぇ、君が転ぶのが楽しみだ」

美琴「い、陰湿すぎるわよアンタ!!」

少しくらいは、垣根がほしかったりもする <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:39:35.56 ID:VKLAi5gd0<> 垣根「なになに?俺がほしいの?」

上条「うわぁ!」

突然背中から声を掛けられる

そこにはなぜかリンゴ飴を咥えた垣根とその仲間達がいた

テクパトル「リンゴ飴うめぇな・・・」

19090「テっくんは本当に好きですね・・・」ニコニコ

御坂妹「おや、そちらはいつぞやのシスターですね、とミサカは確認を取ります」

イン「あ、クールビューティー!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 13:40:16.27 ID:bZiemM1IO<> ステイル→ニコチン中毒→ニコ中
一方通行→カフェイン中毒→カフェ中
上条当麻→美琴中毒→みこちゅう <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:41:12.91 ID:VKLAi5gd0<> 心理「あら、そっちの大男はなに?」

美琴「インデックスの友達・・・って心理定規はインデックスも知らないんだっけ?」

イン「よろしくなんだよ、メジャーハート!」

心理「こちらこそ・・・なんか変わった格好の子ね」

イン「?あなたのほうが変わってるかも」

心理「あら、ただのドレスじゃない」

20000「うっへへ!!これを露出狂と・・・」

心理「あぁ?」

20000「すいません」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/10(水) 13:42:13.43 ID:vQkL7CyQo<> そろそろ20000にも救済が欲しいんだよ <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:43:24.09 ID:VKLAi5gd0<> >>926 コロ助→はじめてのチュウ


上条「はぁ・・・なんか濃いメンバーになったな・・・」

ステイル「それはそうと、その飴はなんだい?」

テクパトル「リンゴ飴だ、くれてやる」

テクパトルがステイルにリンゴ飴を渡す

ステイル「へぇ、大きいね」

イン「私もほしいんだよ!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:45:01.71 ID:VKLAi5gd0<> >>928 彼女は、変態でありセロリ中毒だからこその魅力がある、そう信じてますw


テクパトル「っと、これからなんか競技はあるのか?」

一方「上条はねェンだよな?」

上条「あぁ・・・美琴は?」

美琴「私もないわよ、しばらくは」

エツァリ「では・・・何をしましょうか?」

垣根「あれだ、一緒にアナウンスするか?」

一同「しねーよ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 13:45:46.16 ID:6Y+HEBUr0<> テクパトルがかじったものを食べるだと・・・・・!? <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:46:01.66 ID:VKLAi5gd0<> 上条「はぁ・・・暑いな」

大覇星祭、まだまだ二日目

美琴「ステイルは初めて見るの?」

ステイル「あぁ、そうだね」

イン「とっても楽しいんだよ!!」

テクパトル「なんだ、そいつはイギリス清教か」

ステイル「君もこっち側かい」
<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:48:33.95 ID:VKLAi5gd0<> >>931 いやいや、新しいのをあげたんですよwwww


上条「なんだ、この空間は・・・」

もう、めんどくさいを通り越していた

ただただ、さらに波乱が幕を開けそうで

上条は少し怖かった

大覇星祭が始まってから何度叫んだだろう

彼はまた、それを叫んだ


上条「不幸だーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 13:49:17.95 ID:VKLAi5gd0<> さて、いったん休憩?

早く新約読みたい

今日は筋トレしないもん!!

なぜならヒザが痛いもん!!


肩でも久々にやりますかね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 13:52:18.72 ID:6Y+HEBUr0<> ああ、原作買いたい、漫画買いたい、運動したい!!でも、時間がないそれが現実(´Д`。)グスン <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 14:15:04.80 ID:yhvjYEVDO<> >>838
誰か突っ込んでくれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/10(水) 14:15:40.43 ID:92NvZex7o<> そろそろ次スレの予感
フルーチェ美味しいよね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 14:19:09.51 ID:yhvjYEVDO<> ミスした
心理さんはハートさんと読めばいいのですか?
と垣根たんに問い掛けます。 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 14:20:41.57 ID:VKLAi5gd0<> >>938

垣根「そうだな、しんりさんでいいぞ」

垣根「だって、ハートさんってなんかヘンじゃない?」

垣根「あいつには似合わないし」

心理「へぇ」

垣根「」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 14:28:04.66 ID:bZiemM1IO<> >>929
誰がうまい事を言えと

美月→テッくんにチュウ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 14:34:03.31 ID:nnnrOs9n0<> もうじきに>>1000取り合戦が始まる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 14:46:03.21 ID:6Y+HEBUr0<> >>941 初参加です。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/10(水) 14:49:09.19 ID:vQkL7CyQo<> うん、分かったから少しROMろうか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/08/10(水) 16:15:21.46 ID:GIwQTWLp0<> 新約2巻って今日発売でいいんだよな・・・
SPだけが綺麗に並んでたよちくしょう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)<>saga<>2011/08/10(水) 16:24:30.77 ID:A0tr+YjG0<> SP金が足りなくて買えなかった(ノ△T) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/10(水) 16:24:31.40 ID:awiO4HQAO<> >>939
落ち着くんだ心理さん
きっとていとくんはハート様を連想させないようにしてくれたんだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 16:51:32.25 ID:6Y+HEBUr0<> spすら売っていないだと・・・・・。両方、都合上明日発売言われた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/10(水) 16:56:11.42 ID:Wkyhytov0<> 新約二巻とSP早く買いたい
しかし買えない俺には
速さが足りない!!!!!!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 17:19:01.98 ID:HjwTAEHIO<> 1000なら俺の所持金10倍 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<>sage<>2011/08/10(水) 17:32:32.00 ID:R3ctAlNp0<> 新約2巻&SPマジ最高。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 17:38:05.31 ID:nhYyYvcV0<> 道を歩いていたら犬の糞を踏んだ
それを見た女子中学生にごみを見るような目で見られた





 ...少し興奮した <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>sage saga<>2011/08/10(水) 18:23:07.61 ID:KE2VpOA10<> >>951
おい、ここに変態が居るぞ!
俺も今日新約2巻とSP買いに行ったけど北海道だから
入荷するとしたら明日って言われた、しかも入荷するか分からないって言われた、
チクショー…なんのために朝10時から近くのダイエー行ったんだ… <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:23:43.98 ID:VKLAi5gd0<> あーれだ

spしかなかった

友達が、もしかしたらマジで上琴になるかもしれないとか言ってきた

はぁ?んなことわかってるってーの

というわけで、少々ふて腐れてますw

そして、ツ○ヤゴメンね

他の場所も明日入荷だった

さーて、こちらはもう少し投下したら新スレを


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:25:25.04 ID:VKLAi5gd0<> 垣根「あー、アナウンスだりぃ」

放送席で言ってはいけないことを、いとも簡単に垣根は口にした

吹寄「・・・ほら、そろそろ昼休みは終わりよ」

垣根「あいよ・・・」

あれから、上条たちはいったん解散した

ステイルとインデックスを新たに加え、観客席で集合しているのだ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:26:28.15 ID:VKLAi5gd0<> 垣根「お、そろそろか・・・」

垣根がマイクのスイッチを入れる

キーン、とハウリングがしてからマイクテストを行う

垣根「吹寄のおっぱい」

吹寄「・・・」

無言で吹寄が垣根を殴る

なぜか、観客席からは歓声が上がっていたが <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:27:42.16 ID:VKLAi5gd0<> 垣根「さぁ!!二日目の午後の部、始まりますよ!!」

吹寄「まず最初は、組体操です!!」


上条「?組体操か・・・」

美琴「これ、黒子が出るのよ」

上条「へぇ、白井か」

一方「あ、来たンじゃねェか?」

競技場に黒子が入ってくる <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:28:52.46 ID:VKLAi5gd0<> 黒子(・・・わたくし、なんでこんな地味な種目に・・・)

黒子は心の中で毒づいていた

どうせなら、もっと能力をおもいきりぶっ放せる種目が良かったのだ

黒子「はぁ・・・」


美琴「黒子ーー!!!」

削板「がんばれよーーーー!!!!!!!!!!!」


黒子「!!」

観客席から、二人の愛する人の声が聞こえた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/10(水) 18:28:52.49 ID:KMvL71sU0<> 新約2巻は上琴好きには結構いい感じ・・・らしい
あくまで某スレからの情報だがな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/10(水) 18:29:49.46 ID:Wkyhytov0<> 熱中症なう <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:30:38.97 ID:VKLAi5gd0<> >>958 詳しくはいえませんけど、マジで上インがなくなった感じになってるらしいです

そして、友達いわく「リア充は死ね」らしいです


黒子「が、がんばりますの・・・!」

一人静かに闘志を燃やす

相手の学校は・・・


初春「あ、白井さんです!!」

佐天「・・・よりにもよって常盤台と勝負なんて・・・」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:31:58.15 ID:VKLAi5gd0<> 黒子(初春と佐天さんの学校ですのね・・・)

勝てる自信はあった

しかし、油断は禁物だ

■■が能力の美しさ勝負で勝ったように

もしかしたら、能力だけでは叶わないかもしれないのだ

黒子(・・・組体操ではやはり、息が合っているかどうかが試されますの) <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:33:20.81 ID:VKLAi5gd0<> 婚后「はぁ・・・どうして私が・・・」

黒子「婚后さん」

婚后「あら、なんですの、白井さん?」

黒子「この勝負、油断は禁物ですの」

黒子が静かに述べる

自然と、常盤台選抜の空気も変わる


テクパトル「お、真剣な雰囲気になったな」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:34:33.23 ID:VKLAi5gd0<> 19090「・・・これは、なかなか面白そうですね・・・」

ステイル「組体操とチアリーディングは何が違うんだい?」

イン「応援を目的にしているか・・・とかかな?」

上条「さぁ・・・どうなんだろ?」

エツァリ「チアでやるか、ブルマでやるかですよ」

番外「死ね変態」

エツァリ「」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:38:46.82 ID:VKLAi5gd0<> 垣根「さぁ!!では選手のみなさん!!用意はいいですか!?」

吹寄「怪我には気をつけてください!!」


黒子「始まりますの・・・」

婚后「えぇ・・・」


初春「絶対に負けません!!」

佐天「■■さんにだってできたんだ・・・私だって!!」


静かな闘志がぶつかり合う <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:40:07.62 ID:VKLAi5gd0<> 垣根「スタート!」

その掛け声と共に、音が流れる

普通なら「白鳥の湖」やら「エリーゼのために」みたいな優雅な雰囲気の曲であるだろう

だが選曲は垣根だ

なぜか「ソーラン節」が流れ出す


黒子(え、れ、練習でしていた曲と違いますの!!)

婚后(こ、これでは踊れませんわ!) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/10(水) 18:40:26.59 ID:x5lUqb6AO<> 今日売って無い地域けっこうあるみたいですね、明日の夜ぐらいまではなるべくネタバレ控えたほうが良さそうだね <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:41:14.50 ID:VKLAi5gd0<> 初春「さ、佐天さん・・・」

佐天「落ちついて、初春」

佐天が初春に手を伸ばす

もう一人の生徒とも手を繋ぐ

佐天「まずは扇からしよう」

初春「は、はい!!」

佐天に従い、扇を組む <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:45:30.39 ID:VKLAi5gd0<> >>966 じゃあ、代わりに俺が考えたこうだったらいいのになあらすじ


美琴は上条消失のせいで無心になっていた

そこに現れた>>1

彼は美琴の心を癒し、いつしか>>1は美琴にとってかけがえない存在になっていた

しかし、上条が帰ってきたことによって事態は動く

「てめー、いまさら戻ってくんじゃねぇよ」的な>>1

「いや、お前誰だよ」と正論を述べる上条

インなんとかさんは忘れられていて、「おなか減ったんだよ」のシングル曲を出す

カップリングは「ゲソ言うな」である


一方通行は、打ち止めと番外個体の「姉妹丼」に悩んでいた

毎晩毎晩、二人は一方通行の体を求めてくる

「妹達」との間に「子供達」ができてしまうのか

しかし、そんな幸せを過ごしていた一方通行の前に、いきなり転勤届けがやってくる

「あれ、俺ニートじゃなかったっけ?」と首を捻る一方通行はマダガスカルに飛ばされてしまう


その頃浜面はリア充

科学と魔術が交差するとき、上琴が始まる

こんな感じだったらいいな <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:47:13.30 ID:VKLAi5gd0<> 黒子「ま、まさか・・・」

黒子は驚いていた

佐天や初春だって、内心では驚いているはずだ

なにせ、こんな曲が流れているのだから

しかし、二人は次々と技を披露している

黒子「こ、婚后さん!!」 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:49:08.22 ID:VKLAi5gd0<> 黒子「行きますの!!」

黒子が婚后の手を握る

だが、この二人は以心伝心というには遠すぎた

婚后「な、何をしますの!?」

黒子「ま、まずはピラミッドを!!」

婚后「ピラミッドは6人必要ですわ!!それよりもサボテンのほうが・・・」

黒子「サボテンじゃインパクトに欠けますの!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/10(水) 18:49:14.50 ID:x5lUqb6AO<> おい




おいwwww <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:49:19.77 ID:VKLAi5gd0<> 黒子「行きますの!!」

黒子が婚后の手を握る

だが、この二人は以心伝心というには遠すぎた

婚后「な、何をしますの!?」

黒子「ま、まずはピラミッドを!!」

婚后「ピラミッドは6人必要ですわ!!それよりもサボテンのほうが・・・」

黒子「サボテンじゃインパクトに欠けますの!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/10(水) 18:49:58.08 ID:KMvL71sU0<> 婚后さんがでてきただと・・・これはかませの臭い! <> ◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:50:17.15 ID:VKLAi5gd0<> >>971 あ、ごめんなさい

ネタバレ禁止でしたね、俺としたことが、てへっ☆


新スレ立ててきますんでお待ちを

こっちはここまでです

中途半端w <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/10(水) 18:50:50.78 ID:hxgu486e0<> >>1
なんか上条さんと一方さんとステイルがそっち行ったぞ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 18:52:14.14 ID:3bLnyJTDO<> 上琴の前に

さりげなく>>1琴を始めてんじゃねーよwwwwww <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:54:34.06 ID:VKLAi5gd0<> しまった!

美琴は俺の娘なんだ!!

俺じゃ付き合えないじゃん!!!


てなわけで上琴でいいよ

やっぱり上条さんは美琴がいいよ、美琴は上条さん助けようとしたし家事は出来るしお金もあるし俺はサトリナとちゅっちゅしとくそれに親だって知り合いだよ?
フォロー完璧だし、大丈夫だと思うんだ

うん <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:55:52.06 ID:VKLAi5gd0<> とりあえず新スレはこちら

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1312969940/

しっかし、大覇星祭だけで3スレくらい使いそうなペースだ、まずい


<>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 18:59:30.42 ID:VKLAi5gd0<> では恒例のあとがきなんてないんで

新約を買えなかった悲しさをつづります


5店舗をテンポよく回ってもなかった

明日入荷だった

別に笑ってほしくなんかないんだから//


しかも途中で逆ナンというものをされてしまいました

いやね、俺は20くらいのギャルとかだいっきらいなの

「はぁ?なに?たった1、2歳年上なだけ?俺はね、心開く前に股開くような人間は好きじゃないの」

「てかね、俺は今サトリナに片思い、アーユーオーケー?アイアムホーケー」

って言おうとも思ったの

いや>>1はホーケーじゃないけど

でも言わなかったの

「時間ないから」の一言で片付けたの

そしたら、「うぜー」みたいに言われたの

殴り飛ばそうかとも思ったけど、俺はサトリナが好きだからやめといた

金目当ての女なんか・・・ボクは嫌いなんだからね!!



しっかし、犬は可愛いね


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/10(水) 18:59:36.45 ID:KMvL71sU0<> いいじゃないか3スレといわず10スレでも20スレでも使ってくれ
>>1の気が済むまで書けばいいんだ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 19:01:32.98 ID:VKLAi5gd0<> さて、とりあえず、新約では上琴がいい感じになってることを祈り

そして、俺がサトリナと結ばれることを祈り

さらに、いつか原作にもさだのりが出ることを祈り

あとがきを終わりにします


マジでがっかりした・・・

明日買ったら2時間で読み終わってやるからな・・・待ってろよかまちー・・・


受けろよ!!!俺の速さをぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



瞬殺のぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!


ファイナルブリッドォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)<>sage<>2011/08/10(水) 19:01:50.64 ID:x5lUqb6AO<> なんやかんやで>>1はモテてる事は把握したww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 19:03:36.13 ID:6Y+HEBUr0<> お疲れです。>>1さんのあとがきのやつ言ってみてほしいな。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 19:04:05.66 ID:3bLnyJTDO<> >>982
イノケンティウス限定みたいだぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 19:06:02.50 ID:6Y+HEBUr0<> >>984
それはそれですごいと思うけど。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/10(水) 19:09:15.85 ID:hxgu486e0<> >>977
旅掛さんまでそっち行ったが大丈夫か? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/10(水) 19:18:20.44 ID:Wkyhytov0<> >>977
うん途中までは良かったんだ
だけどね
サトリナとちゅっちゅしとく
ここで台無しだよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/08/10(水) 19:20:05.62 ID:Wkyhytov0<> 次スレのところにこのスレが何個目か書いてなかったよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2011/08/10(水) 19:38:00.26 ID:lHbbsW/AO<> あ、トリプルイノケンティウスに囲まれて>>1が二重の意味で修羅場だ!
ツンデレティウス、ヤンデレティウス、デレデレティウス「メラメラ」
ステイル「さぁどの娘にするんだい?」スパー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 19:43:08.83 ID:6Y+HEBUr0<> >>1 「俺は誰も選ぶことができないのさ!!」キリッ <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 19:49:20.86 ID:VKLAi5gd0<> >>989 ステイルで

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 19:50:42.56 ID:6Y+HEBUr0<> >>991 ステイル「僕を選ぶなんて君、通だね。」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<><>2011/08/10(水) 19:51:59.39 ID:lnxsWCRao<> あーはん1000 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)<>sage saga<>2011/08/10(水) 19:59:00.67 ID:KE2VpOA10<> さーて1000取り合戦だ!
明日10時から近くのダイエー行くもんね!
絶対新約2巻手に入れてやるもんね!
>>1000ならフラゲ買いした奴くたばれ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/08/10(水) 19:59:30.81 ID:KMvL71sU0<> ふむ、>>1はステイルが好みか

>>995なら>>1とステイルが結婚 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 20:01:02.34 ID:6Y+HEBUr0<> はあ、今途中からでも買ったら絶対他の巻も欲しくなるから買えないや・・・・。 <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 20:01:18.76 ID:VKLAi5gd0<> どうも

ステイルと結婚することになった>>1です

でもサトリナと結婚したいです(切実 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)<>sage<>2011/08/10(水) 20:02:32.18 ID:lHbbsW/AO<> ティウス達「(´・ω・`)」ショボン
ステイル「ヤらないか?」
>>1000なら>>1がステイルに掘られる…
上条の義妹がゴミを見るような目で見ている… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/10(水) 20:04:24.82 ID:m3GiH8Vg0<> >>1000なら新訳で上琴確定!! <>
◆G2uuPnv9Q.<>saga<>2011/08/10(水) 20:04:34.95 ID:VKLAi5gd0<> >>1000なら俺とサトリナはもはやグッチョグチョの濡れ濡れ <> 1001<><>Over 1000 Thread<>          | |\                /| |
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          | |:::.::.:.:.|,, ´∀`)  (・∀・ ,,).:.:.::.:::| |
          | |:::.::.:⊂   つ  (     つ .::.:::| |
          | |:::.::.:.:.| ヽノ____Y  人|.:.:.::.:::| |                     SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
_____| |:::.::.:.:.|,_,)       (__),_|.:.:.::.:::| |_____               http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
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<> 最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>男「無職、貫いてたら賢者になった」 @ 2011/08/10(水) 19:39:33.43 ID:b/gws/570
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1312972773/

ここだけ鬼ちk・・・魔王の城 ただしコンマ00で魔王様に怒られる @ 2011/08/10(水) 19:06:41.50 ID:OgsM4BvO0
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相方にカミングアウトしたいことがあるんだが @ 2011/08/10(水) 19:05:56.03 ID:Cb45zcKT0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1312970755/

おまいらってwwwww @ 2011/08/10(水) 19:01:43.80 ID:DkWFBw5z0
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上条「引き続き!」美琴「大覇星祭!」垣根「アナウンスも俺!」心理「もうイヤ・・・」 @ 2011/08/10(水) 18:52:20.60 ID:VKLAi5gd0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1312969940/

勇者「…それでも俺は…。」 @ 2011/08/10(水) 18:02:19.93 ID:1d+/BFpAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1312966939/

こいつ規制してやってくれってA雑民 @ 2011/08/10(水) 15:40:23.39 ID:3XAZhjxeo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1312958423/

はい論点ずらした これが論点ずらすっていうの わかった? @ 2011/08/10(水) 15:30:55.08 ID:+dgKXUfv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1312957854/


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