VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<><>2011/08/17(水) 19:08:21.29 ID:/ByE56hx0<>美琴「そ、そんなわけないでしょ!?///」

上条「正直じゃないな、顔赤くして否定しても無駄だぜ?」

美琴「んもうバカ!あんまり調子に乗ると・・・」

上条「そうなのか・・・俺の幻想だったのか・・・俺、美琴のこと好きだったのになぁ」

美琴「ちょっ・・・い、今なんて?///」

上条「ん?美琴のことが好きだって言ってんの。二回も言わせないでくださいよ(キリッ」<>上条「俺の事が好きなんだろ?」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<>sage<>2011/08/17(水) 19:59:17.83 ID:faYnlyOB0<> 期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/17(水) 20:21:39.72 ID:Sa5GqgSy0<> また建て逃げか…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/17(水) 22:45:09.03 ID:AM1enoJu0<> VIPでやれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)<><>2011/08/31(水) 21:53:56.25 ID:UM8DMbcio<> 「ふにゃ!? すすすすすすす!?」

顔を赤く染めた美琴が、カチリと硬直する。

上条は、彼にしてとても珍しい、いわゆる「女性を愛でる」笑みを浮かべ、右手を持ち上げた。

「美琴」

そっ、と右手が、幻想殺しが、桃のような少女の左頬に添えられた。 

「ふにゃ、にゃ、にゃぁ……」

ぷしゅー、と美琴の頭から湯気が噴出した。

学園都市第3位。

つまり学園と、都市で3番目に聡明と言って過言ではない彼女の頭脳は、頬の丸みと柔らかさを楽しむように動く、上条の右手に侵食され、、完璧に停止した。

無理もない。

恩と、感謝と、それらを全て圧倒する恋心。

若干14歳の彼女が受け止めるには、それら感情の複合体は、あまりにも大きすぎたのだ。

「美琴」

上条が、頬に添えた指を僅かに動かし、少女の名を呼ぶ。

「は、はい……」

夢見心地。
 
あの実験場の夜から、昨夜まで。

夢の中で何度も見た光景が、いま目の前にあるのだ。

美琴はもはや、何も考えることができない。

何も、考えたくはない。

ただいまこの瞬間が、泡のごとく消えないことを、祈るのみだ。
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http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/08/31(水) 21:55:33.17 ID:UM8DMbcio<> ししししし、しまったぁ!
こっそりなんか書くオレの計画が……!


吊ってくる。

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http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/31(水) 22:01:00.69 ID:2zH6Kqw60<> VIPのノリやめろよな
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http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/ <>
◆7oWiJj9WF6<>saga<>2011/08/31(水) 23:13:21.84 ID:bDcAs8rK0<> 上琴スレの新たな伝説となるか……弱期待
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http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/31(水) 23:14:41.15 ID:1wMsin7DO<> >>7

頑張れ

お前がヒーローだ
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http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/31(水) 23:15:29.82 ID:1wMsin7DO<> 間違いorz

>>8ね///
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http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/08/31(水) 23:30:54.77 ID:UM8DMbcio<> 真剣な表情の上条。

彼の右手がほんの少しだけ動く。

それはただ、親指がうごいただけ。

彼の親指が、半ば開いたまま震えていた美琴の唇に触れたのだ。

「…いいか?」

問う声は静か。

「……ぁ」

美琴は何も返せない。うなずくこともできない。

視線を返すのが精一杯だった。

不安と期待に潤んだ眼差しを、返すのが。

「……」

上条の顔が、すっ、と近づいた。

空気が動き、かすかに彼のにおいを感じる。

いま自分はどんな顔をしているのだろう。

思考停止の中、僅かだけ残った理性は嘘のように冷静にそんなことを思った。

その間にも、上条の顔は、唇は、近づいていた。


何か言わなければ。

せめて、たった一言、それよりも先に言いたい言葉が。

唇が重なるよりさきに、言ってほしい言葉がある。

しかしそんな想いが少女の吐息を言葉に変える前に。

「ぁ……」

ふわり、と羽毛が大地に落ちるがごとく。

やわらかく、自然に、瞼が、降りた。


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(岡山県)<><>2011/09/01(木) 00:05:08.21 ID:C//fkUqYo<> 「っ」
 
目を開くと、天井が見えた。

見慣れた天井。

しかし一瞬、ここがどこだかわからなくなる。

「……」

続いて耳に響いた微かな雀の声で、美琴はようやく状況を理解した。

「ゆ、め……?」

掛け布団を力いっぱい握り締めていた両手を自覚しながら、呟く美琴。

「うぅん……」

「っ」

タイミングよく、隣から響いた声で、ようやく現実に引き戻された。

反射的に見た隣のベッドには、長い髪を身に纏わせた白井がいる。

「――っは、はっ、は……はぁ〜」

白井の、どこか強張っている寝顔を0.5秒だけ見てから、美琴は大きくため息をついた。

肺から息が抜けていき、身体が弛緩する。

そうなってからようやく、自分がどれくらい身体を硬直させていたのかが自覚できた。

(そう、だよね。そんな、アイツが、あんな風なわけ、ないわよね)

右手を持ち上げて自分の目の前にかざす。

白く細い指先は、緊張からの解放を示すように、小刻みに震えていた。
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(岡山県)<>sage saga<>2011/09/01(木) 00:07:40.37 ID:C//fkUqYo<> またあげちゃった…だめだわごめん寝る。

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http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/01(木) 00:10:35.06 ID:yp8zmdmAo<> もっと頑張れよ!
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http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/01(木) 01:11:38.19 ID:THOi8sb2o<> 期待
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http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/01(木) 14:28:37.24 ID:PI1u5RwIO<> 誠[ピーーー]な上条さんかと思った
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(岡山県)<><>2011/09/01(木) 22:23:26.85 ID:C//fkUqYo<> 「はぁ」

美琴は公園のベンチに座り、ため息をついた。

憂鬱というよりも、何かの感情を吐き出したような呼気は、両手で握ったヤシノミサイダーの飲み口に触れて、消えていく。

いつもの公園。

ちぇいさー、といったところなのだが、出てきたのはこの一本だけ。やはり、今日は、どこか調子が狂っている。

今朝あれから、ベッドで悶々とすること、気がつけば一時間。

休日とはいえ起床が少々遅くなったことに気がついた美琴は、気分転換に街に出ていた。

服装はいつもどおりの常盤台の制服だが、髪にはトレードマークとも言える髪飾りはつけられていない。

髪が乾いていないせいだ。

ドライヤーは音が大きい。

美琴がベッドから身を起こしたとき、白井はまだ眠っていた。

いつもなら美琴とほぼ同じ時間帯(つまり今朝よりはずいぶん早い時間)に起きるのだが、今日はベッドに沈んでいたのである。

昨夜は風紀委員の仕事がずいぶん忙しかったらしい。やけに遅く帰ってきたと思ったら、すぐにシャワーを浴びて寝てしまった。顔色も悪かったし、今朝心配になって覗き込んでみたら、どうにも疲労が抜けきっていない様子だったのだ。

そんなわけで美琴はいま、髪を乾かしがてら、暇つぶしの散歩に興じている。

自然の風に晒してしまうのは傷みが心配であるし、何よりそんな頭を人に見られたくはない。

そう思っていたら、脚はいつの間にか、いつもの公園に向かっていた。

(なんて夢見ちゃったのよ、私ったら……)

ぽわり、と、己の手元を見る視界に、夢の中で見た上条の真剣な眼差しが浮かぶ。

彼はゆっくりと顔を近づけてきていた。そして右手は自分の頬。

目を覚まさなければ、あの後どんな光景になっていたかなど、考えるまでもない。

(わ、わたし、あ、アイツと、き、き、キ……)

ぷっしゅー! と美琴の顔から、本日二回目の湯気が噴出した。

(そ、そりゃ私だってアイツには感謝してるし、それこそ恩だってあるし、でもだって、そんな私がそんな……で、でも夢は願望だって言うし……が、願望?)

視界に、上条の真剣な表情が――

ぷっしゅー! と三度、美琴の顔から湯気があがった。

(あう、あう……)

頬といわず耳といわず、首元まで真っ赤に染まった少女。抱え込むようにして缶を握る両手の人差し指が、ツンツンと、モジモジと先端を絡ませあう。

もう完全に、視界に浮かんだ幻想以外に何も見えていない。

だから気がつかなかったのだろう。

やや俯き加減の少女の前に、人影が立ったことに。

「美琴? こんなところで何してんだよ、お前」

「!?!?!?!?!?」

がばっ! と顔を上げる。

つい今しがたまで、目の前に浮かんでいた幻想が、現実となってそこに現われていた。

「?」

幻想とは違って、真剣な眼差しではない。

だが、そんなことは少女には関係がなかった。

ぷっしゅー!

本日四回目の湯気が、まだしんなりした赤毛から立ち上ったのだった。



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(岡山県)<>sage saga<>2011/09/01(木) 22:24:30.41 ID:C//fkUqYo<> ……なぜ、オレは、学習、しない。


吊る。
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(チベット自治区)<>sage<>2011/09/01(木) 22:25:53.28 ID:MLGwPhPwo<> 吊るのは全部書いてからにしてくれッ!!続き期待。
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(不明なsoftbank)<>sage<>2011/09/01(木) 22:30:23.60 ID:AT4DjWaj0<> 失敗したっていいじゃない
人間だもの
書きためあるならもっと投下してくれ〜
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http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/02(金) 11:54:04.55 ID:I3odY0xU0<> てか、自分でスレ立てて書けばいいでしょ?
そう望む
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(チベット自治区)<>sage<>2011/09/04(日) 12:26:15.39 ID:J4hWIEkp0<> 乙、激しく応援してる
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(岡山県)<>sage saga<>2011/09/05(月) 01:23:45.52 ID:S80mhRzpo<> 常盤台中学校寮。その一室。

シャワールームから、ずいぶん長く水音が響いていた。

「……」

長い髪を身に纏わせ、頭からシャワーを浴びているのは、白井黒子だ。

美琴が部屋を出て行って、戻ってこないことを確認してからすぐシャワールームに入ったため、もう一時間近くにもなる。

やや熱目の湯を、長時間。しかしにも関わらず、彼女の顔は冷水でも浴びているかのように、青ざめていた。

――おまえが条件を呑むんなら、美琴には手を出さないぜ?

脳裏に浮かぶのは、普段からは想像もつかないような、酷薄な笑み。

いつも美琴とじゃれているときの顔は幻想だと言わないばかりの、下卑たモノだった。

歪んだ、彼の唇。

「っ……!」

ゾクリ、と身体が震え、白井は己の身体を両腕で抱え込んだ。瑞々しい唇が、強く噛み締められる。

昨夜、そこに重ねられた感触を思い出してしまったせいだ。

(……本当に、下衆な……)

美琴のため。

そう覚悟を決めた自分をあざ笑うかのように、唇だけが奪われた。

それ以上は、明日だ。

彼の言葉。すなわち、今日である。

勢いというものがある。短慮とも言えるが、決断を下すときや、覚悟を決めるときには、大きな後押しになるものだ。

だがそれも、こうして時間を空けられてしまえば、文字通り勢いを失わせてしまう。

決意は鈍り、覚悟は揺らぐ。

間違いなく、自分がこうして葛藤することを見越してのことだろう。

(……お姉様)

きゅっ、と両手を握る。

敬愛する存在。彼女のためなら、命すら惜しくないほどの。

きっと美琴は、このことを知れば哀しむだろう。いや、それだけでは済まないかもしれない。

心を失い、下手をすれば……

「っっっ」

最悪の想像に行き当たり、白井は今度こそ背筋を凍らせた。

だめだ。

そんなこと、させるわけにはいかない。

彼の本性も、自分の身に今から起こることも、絶対に隠し通してみせる。

しかしその悪寒が、揺れかけていた覚悟を、再び決然と固める要因となった。

お姉様は、わたしくが護ってみせる。

白井はシャワーを止める。

ポタポタと水滴の落ちる前髪の奥で、悲壮な決意の灯った瞳が、ここにはいない彼を睨み付けていた。

約束の時間まで、後、2時間。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/05(月) 01:24:14.51 ID:S80mhRzpo<> 今度は失敗しなかった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2011/09/05(月) 03:30:23.97 ID:cQ+mUc9wo<> おお、こう来るのか
こういうの大好物だぜ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/05(月) 10:55:00.20 ID:I+mQmlcIO<> ゲス上さんかよ


期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/06(火) 23:32:01.30 ID:FAdaM4nCo<> 「大丈夫か?」

「う、うん」

 左隣に腰掛けた上条の問いに、美琴は赤い頬のまま頷いた。

 基本的に休日に遭遇することがなかったせいで、完璧に油断していた。

 その上に今朝の夢である。

(し、静まりなさいって、この・・・)

 ドキドキと胸は鳴り止まないが、それを悟られるのも恥ずかしい。

 美琴は膝の上に缶ジュースを持った姿勢のまま、静かに深呼吸を繰り返した。

「……」

 ちらり、と目だけ動かして上条の方を伺う。

 上条は背中をベンチに預けながらもこちらを見ていたらしい。

 目があった。

「!」

 ひゅぼっ! と美琴の顔が燃え上がり、またも俯いてしまう。

(なななななな、なんでこっち向いてんのよ!)

 頭の中では威勢のいい言葉が出るが、口はまったく動いてくれない。

 それというのも、唇を意識してしまっているからだ。

「……」

 上条が首を傾げる気配がする。

 周囲の気配に敏感になってしまう電撃使いの特性。しかも、学園都市最高の敏感さが、いまは物凄く恨めしい。

(な、何か言わないと。何か……)

 えーとえーと、と話題を探して頭の中をひっくり返すが、普段は明晰な頭脳もこの時ばかりはうまく動いてくれない。

(話題話題話題……きょ、今日はいい天気ねー……って、そんなの絶対変に思われる! コイツのことだから思わないかもだけど、もおおおおお!)

 支離滅裂もいいところの自問自答。いや、混乱と言ってもいい。

「なぁ美琴」

「ひゃい!?」

 変な声が出た。

(て、わわわわたし、ひゃいって! ひゃいって何!?)

 色々な恥ずかしさが極まり、さらに顔が熱くなる。

 普段は平気で睨みつけることのできる彼を、まったく見ることができない。

「な、なんか調子悪そうだけど……ほんとに平気か?」

「わ、私のどこが変だって言うのよ!?」

 上条の言葉に噛み付く形で、癖が出た。

 反射的に上条に顔を向け――身長差から、彼の唇が目に跳びこんできた。

「――――っ!」

 ひゅぼん! と音をさせて再び顔を俯ける。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/06(火) 23:32:43.93 ID:FAdaM4nCo<>
「いや、そういうところが、なんだけど……」

 辛うじて視界の端で捕らえている上条が、頬を掻いている。

「……」

 美琴はもう、色々といっぱいいっぱいで言葉を返す余裕もない。

 缶を持つ指が小さく震えて、前髪が僅かに漏電しているのがわかった。

 

 プルルルル



「!?」

 いきなりの携帯電話の音。

 身体がベンチから浮くほど驚く。

「わっ、俺か。誰だろ」

 原因は上条だった。

 彼はポケットからボロボロの携帯を取り出すと、パカッ、と開いた。

 ボタン操作をしているところを見ると、メールらしい。

 上条が携帯を見ている隙に、深呼吸をこっそりと。

 そうこうしているうちに、読み終わったらしい。上条が携帯電話をポケットに戻した。

(よ、よし……落ち着いたわ。普通に、普通にしゃべればいいのよ、御坂美琴)

 いつの間にか胸に当てていた右手には未だ激しい動悸を感じるが、無理やり気のせいだと思い込む。

 しかし、今こそ美琴が顔を上げようとした瞬間に、

「あ、ごめん美琴。ちょっと俺、行かなくちゃいけなくなった」

 上条が立ち上がった。

「え……」

「いやー、なんか友達に呼ばれちゃってさ。土御門と青髪。ほら、お前も前に会っただろ?」

 そんなことを言われても、気合一発さぁ会話! という出鼻を挫かれた美琴の耳には、うまく言葉が入ってこない。

 上条はそんな美琴の沈黙を肯定と解釈したらしい。

 じゃーな。体調、気をつけろよ? とあっさりと背を向け、走っていってしまった。

「あ……」

 大混乱から上条さん不意の退場まで、美琴の中ではめまぐるしく変わった状況についていけず、中途半端に手をあげて見送ってしまう。

「……」

 そして、そのまま、たっぷり一分。

 はー、と美琴が大きくため息をついた。

 寂しさと、自分を置いて言った彼への苛立ち。

「しゃべれなかった、な」

 ポツリと呟く。

 自分が悪いのはわかっている。

 一人で盛り上がって、彼の気遣いも無視して、その結果のこったのは、八つ当たりっぽい彼への感情だ。

 でも……

「……ばか」

 胸からあふれそうになった切なさが、彼への罵倒となって、唇からこぼれた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/06(火) 23:33:13.59 ID:FAdaM4nCo<> 寝る。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2011/09/07(水) 01:10:00.89 ID:ZN5Ghfuoo<> おやすみ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2011/09/07(水) 01:45:13.79 ID:bUTxKe890<> はっ?書けし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県)<>sage<>2011/09/07(水) 10:04:15.58 ID:ZQjYk7YDo<> 期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/07(水) 21:38:09.39 ID:r69VjT+IO<> 期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)<>sage saga<>2011/09/07(水) 22:52:28.42 ID:Ai3V9d6Po<> 指定された部屋に入って15分が経過した。

スキルアウトの溜り場として風紀委員も警戒している区域。そこにあるホテルの一室だ。

ホテル、と言ってもそう上等なところではない。いわゆる、ビジネスホテルよりは少しマシ、というところか。施設も、衛生も、普通レベルといえる。

違うのは、設えられたベッドがやけに大きなことと、壁が高機能防音性を持っていること。そして一度入ると、管理者か借主でなければドアの鍵をあけられないことだ。

よく観察しないとわからないが、そこかしこに巧妙に隠された撮影用の器具と、簡易AIMジャマー。

今は機能していない――どうもいまここを借受けて指定してきた彼はその料金までは払わなかったようだ――それらと、脱出できない部屋。何をする場所なのかは押して知るべきである。

もちろん、ジャマーが機能していない今、部屋に立つ白井には脱出など容易なことだ。

彼は当然、白井の能力を知っている。それでもないジャマーを機能させないのは、こちらが逃げないことを確信しているからだろう。

「……」

そして忌々しいことに、その確信は正しかった。

ふと、視線を動かした白井の目に、ベッドの枕元に置かれた、ラバー製の『器具』たちがとびこんできた。

「――っ!!!」

白井の背筋を、凍るような悪寒が駆け上がる。

小一時間の後には自分の身に起こるだろうことを想像してしまったせいだ。

汚される。

あの男の指で。

あの男の舌で。

そして、あの男の――

「っ!」

叫びだしそうになり、白井は両手で己が口を押さえた。

防音のこの部屋から、悲鳴は出て行かない。しかし、そうすることは彼女の矜持に反していた。

そう、自分は美琴を守る為にここにきた。

何が起こるのかは、とうに覚悟してきたはずだ。

声を飲み込む。動機を抑える。剥がれかけた決意の仮面を、改めて付け直す。

しっかりと、しっかりと、しっかりと。

白井にして、数十秒。

辛うじて平静を取り戻した彼女の背後で、


ガチャ


「!」

音がした。

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/07(水) 22:55:53.96 ID:Ai3V9d6Po<>
ガチャガチャ

鍵が開く音。

ギィ、バタン

扉が開く音。

カキン

再び鍵がかかる音。

そして、

「よお。本当に来たんだな。どれだけ美琴が好きなんだよお前」
 
彼の声と、彼の足音。

白井は一息、呼気の呑む。

それから背を正し、振り向いた。

顔に浮かぶは、いつものような澄ました表情。そのまま、ふぁさっ、と髪を掻き揚げた。

「呼び出しておきながらレディを待たせるなんて……本当に最悪ですのね」

「そうか? むしろ良心的だと思うぜ? ちゃんとここに来て、取引を成立させてやったんだからな」

そう言って、彼が笑った。

彼にとっての宴が、白井にとっての悪夢が、始まろうとしている。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/07(水) 22:57:18.73 ID:Ai3V9d6Po<>          _,、=:ニ;‐、、--――‐y、,_     ,,r;;;;''''=―--、、,_
       /´  ヽ,ヽ,.゙'l,.゙Y;--',r'゙'ヾ;'V.j   /∠,,.r_;'゙-‐-,<゙゙ヽ,'i、'‐、,
      ./_   .,,_j ゙l l,. Y/゙'ヾ、;、ノ,r;'|  /jフ,r-、ヽ、  _,,>.゙'ー;゙' ーi,. |'i,
      j.ヾ!  ト‐! | .| .|,_ ./,.〈. 〉| ./ .(゙   _>゙'゙ r''゙´'i,゙l, ,j レ! .|:|
      .|il,  __  j .j゙ .l  ト,゙',/ j.゙ r;| .レ'゙''‐ニ'''゙r''゙´ .゙l,ヽ,. ,ノ ゙ r''1.jノ
      .|.l,゙l, ゙ー゙.ノノ  / / ゙l ゙l,ヽr',r'l ゙;| .ト、,. /./´゙ヽ;.、 ノ ,゙rッ  .,Y';V
      | l,.゙ヽ--'゙ ,ノ  /  l, ゙'゙,,.l, ,j ゙| l,ヾ,、--、,,,、'_, r''゙ l   / li,;)
      l,. ゙'i,  /  ,rシ-、,ィ) l,゙i,V/゙j゙ /゙,,、、、,_  ゙\!.レ゙  .| Y゙
       ゙l゙i,・ヾi, ,/ィl、・_ノ ,;:: ゙シ'i.l,ノ ./゙    \  ゙Y:   .l /
       | `ラ´゙'''´ ''"'´  .|  |:.r'`V'''" ̄`゙ヽ、  ゙'i,  |.   ' /
       ゙'i,         .j  |./ ∧、, ゙̄ヽ、. \ ゙l. |\ ./
        ゙i,. r、,,,.、,_   / ノメ、 .j |ヾヽ,゙'ー---‐'''''ヾ-、,‐'
         .゙i,ヾ'-'ニワ.  / ./ノ .V j゙ |'i,. ヽ;-‐-、,_::::__ ::..>
        /:::l,〈`   //‐'´ ./.ヽ/ .j.ノ  .:ヾ、;:) ゙'i    `ヽ、
       /::::::::|ヾ‐;<;/__,、r'´ ./ .)='゙  ..::  ,ソ  .(:: _,,r‐''゙⌒`゙ヽ、,
      / l;::::::::::Y゙人゙l;:.    .,/,r'ニ゙   _,、r''´  ..:: ゙ヾ、     ::  ヽ,
     l  /,r:| j‐゙''l; ゙ニー‐'゙ (`l.(_,r‐'''゙´__,, ....:::::   .`ヽ、,....:::::..   ゙l,
     .!. .l゙l゙レ'>‐゙ | ト;゙i,l、ノ,r;;'ニ゙/´゙Y .,r'゙ ̄    .....::::::::::::::::::::::::.゙ヽ、:::    l,
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 レ:'二i .i''゙゙´| .|:::::::)、V.l゙  ゙l,.゙'V /   ゙'i, ゙V゙ /ノ゙ /゙L,___,,,_   : : :: :::::l
..゙T´ .| |  ,.| .|::::::/ ゙'i,゙l,  `i , l,    〉,,.〈/  .ヽ、,,,,,、、-―‐-、ヽ、  ..:: .:/ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/09/08(木) 00:31:51.37 ID:qHbKLovho<> wkwk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/08(木) 22:30:46.91 ID:dUVHcVeIO<> tktk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/09(金) 00:25:51.66 ID:MKrl9cWIO<> >>36
エロをキンクリするなよ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/09(金) 03:19:17.22 ID:dylu9VbUo<> 寝転がったベッドは、存外に心地よい感触だった。

纏う制服を全て脱ぎ捨てた白井の身体を、やわらかく受け止めるベッド。清潔な白いシーツに、少女を中心とした放射状の皺が刻まれた。

中学生。未発達の肢体。

瑞々しい肌を彩るは、年齢にそぐわない薄い下着と、小さな震えだ。

寒いわけので、もちろんない。

恥ずかしいのだ。

当たり前である。肌を晒しているのだ。それも、男性の前に。

想い人であっても――白井には男性を好きになった経験は無いが――恥ずかしいだろう状況。

しかしいま彼女の身体を見るのは、そういった感情とはほぼ対極の位置にいる相手だ。

恥ずかしさと、さらに言えば、怒り。震えの要因は、その二つだった。

「…………」

んくっ、と唾を飲みこむ。

嘗め回すような彼の視線。まるで物理的な感触を伴っているようだ。

「……へぇ」

彼はひとしきり、少女の肢体を鑑賞してから、声を漏らした。

それは賞賛の響きを帯びた声。
 
しかし白井にしてみれば、おぞましい感覚を呼び込むだけのものだ。

「……なんですの。おっしゃりたいことがあるなら、きちんと言葉にしてくださいまし」
 
身体に続いて震えそうになる声を抑えこみ、平静を装う。

「いや、ちょっと驚いたんだよ」

「な、何がですか?」

「白井ってバランスいい身体してるよな、ってさ」

まぁ胸は小さいけど。

「っ」

余計な一言に、思わず噛み付きそうになるが、言葉は口から漏れなかった。

再び彼の視線が、肌を這い回ったからだ。

ふともも、腰まわり、腹、そしてつい今しがた小さいと言われた胸。

ぬるり、ぬるり、とナメクジが這い回るかのような視線は、決意したはずの少女の背筋に悪寒を走らせるには、十分すぎるものだ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/09(金) 03:20:02.00 ID:dylu9VbUo<> 「や、約束」

震える唇が言う。

「ん?」

「約束は、本当に、守ってくれますの?」

「ああ、いいぜ。でも白井こそ、本当にいいんだな?」

自分がなんでもするから美琴には手を出すな。

そう持ちかけたときと同じ、そして美琴と接しているときでは考えられそうもないような軽薄そうな顔をして、彼が笑う。

「……好きにすれば、いいですの」

こたえながら、白井は目を閉じた。

彼が、夜の街で幾人もの女性と不適切な関係にある。

風紀委員の仕事で、偶然耳にした情報。

その真偽を問いただした白井に、あっさりとそれを認めた彼。

美琴に近づくな、という要求は、拒否された。

力づくという選択肢は、美琴が哀しむというカードを切られ、封じられた。

風紀委員の権力は、まるで見えない誰かに阻まれたかのように、彼に対して一切、行使できなかった。

残されていたのは彼との個人的な取引だけだった。

「じゃあ、さっそく始めるか」

彼が近づいてくる気配。続いて、ベッドの端が、ギシと音をたてて、僅かに傾いた。

ギリ、と身体が強張るのを、白井はとめることができない。 

そして、彼の右手に―――能力を封ずる右手に肩を捕まれ、

「あっ……」

引き寄せられた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/09(金) 03:21:38.96 ID:dylu9VbUo<> >>39

その突っ込みがなかったら時を吹っ飛ばすつもりだったのに。
無念。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/09/09(金) 13:22:54.24 ID:BYqlIRvVo<> セクロスキタ――(゚∀゚)――!!
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/12(月) 22:37:28.70 ID:uyGXo+jHo<>
「んっ……ふっ……」

 湿った音が、室内に響く。

 寝具の上に、半裸の男女。

 閉められたカーテンを透かす陽光にシルエットは、両人の頭がある一点をもって重なっていた。

「んんっ!」

 ぐっ、と頭を後ろから押さえつけられ、白井は思わず身を硬めた。

 口付けが深くなる。

 驚きに見開いた目と同様、半ば開いてしまった唇を、彼の舌先がこじ開ける。

 今まで唇の表面を這うだけだった舌は、一息に口腔内の、ちょうど歯の裏くらいまで侵入してきた。

「んんっ!? んんんっ! んんんんっ!」

 首を振り、顔を離そうとする。己の舌先で、彼の舌を堰き止めようと努力する。

 辛うじて歯を立てなかったのは、彼を思いやったのではなく、彼の機嫌を損ねたとき、美琴の身に振るかかることを恐れたからだ。

 しかし、唇は離れることなく、舌はとまらない。

「んううっ!?」

 逆に口の中で壁を作るようにしていた舌を巧みに絡めとられた。
 
 まるで対極図のように絡んだ舌は、今度はもう外れない。

 でたらめに動かし、はずそうと試みるが、その動きすらも逆手にとられ、より強く舌同士が絡み合う

 両腕を突っ張り、カッターシャツはおろかインナー代わりにTシャツを脱いだ彼の裸の胸を必死に押すが、そちらもまったく無意味だった。

 彼の腕力は強い。

 特別鍛えているという風情ではないが、荒事は豊富と聞いていた。おそらく、自然についた筋肉なのだろう。

 荒事の経験としなやかな筋肉は、格闘技経験がないにも関わらず、白井が紀委員として修めた格闘の技術も封じてしまっている。
 
 結論として。

 空間移動を封じられた今、白井がどんなに抵抗しても、無駄なのだ。

「…………」

 いや、そもそも。

 自分の身を捧げると決めた時点で、抵抗などする選択肢はなかったのだった。

 白井の胸中にある種の諦観が生まれる。

 それは彼女から抗う力を奪い、状況を受け入れる隙間へと変化した。

 少女の唇が、舌が、抵抗をやめ。

彼を受け入れる。

「んっ……んぅ……んふ……」

 うねうねと動く舌が自分のそれを絡み取り、唾液を攪拌するように動く。

 粘質な水音が大きくなり、時折角度を変えて重なる唇の端から、とろりと唾液がこぼれた。

 そして、つぅっ、と糸をひいた唾液が、ポトリとシーツに染みを作った時。

「っ!」

 彼の左手。

 頭を抱える右手と逆に、自由に動く彼の左手が。

 つつ、と白井の肩に触れ――胸覆う布の、肩紐を、するりと外側にずらした。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/12(月) 22:38:38.08 ID:uyGXo+jHo<> このシーン、どこで区切ろうかな……おやすみ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2011/09/13(火) 07:44:50.74 ID:PuCrl6TGo<> いいですねぇ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/14(水) 22:21:48.29 ID:BYr5SclJo<> ペースは遅いけど文章がしっかりしてるから気にならない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)<>sage saga<>2011/09/17(土) 18:32:46.02 ID:FdOf8+rJo<> 特に理由はない。

一歩も引かないやつ、とも言われる。

勇敢だ、とも言われる。

向こう見ず、とも言われる。

そうするのは、結局、理由がないからだ。

ただ、そこにいて、そんな状況があって、そうなった、だけだ。

そのときの言葉も嘘じゃない。

逆に、その言葉が信念じゃない。

そう思って、言っている。それだけだ。

きっと、そのときと、その状況が違えば、逆にことを言っていただろう。

図書館を救ったのも、きっとそういうことだ。

誘引物質を助けたのも、そういうことだ。

御坂美琴を護ったのも、そういうことだ。

そのような状況だった、だけだ。

そしていま。

腕の中で、涙を流しながら唇を噛み締める少女がいる。

御坂美琴を、慕うもの。

夜の街で適当な相手を探すのも、生理的な欲求に過ぎなかった。

それが御坂美琴の何かに繋がるかなんて、考えはなかった。

彼女が持ちかけてきた取引に応じたのも、夜にわざわざ街を徘徊する必要がなくなるから、というのが主な理由だ。

だが――。

「っ! ぅうっ! んんっ!」

口から漏れる声を必死に抑える少女を見ていると、興味が湧いてくる。

彼女のは、どう乱れるだろう。

彼女は、どう変わるであろう。

舌を絡める前に、口の中で溶かしておいた媚薬。

嫌悪を伴う相手と同衾するのだ。何をしても『濡れる』わけがない。

そのままでは、とても無理だろう。かといって、潤滑油に頼るのもつまらない。

薬は、用意に生理的反応を助長する。

本来ならば、もう十分だ。

だが、だめだ。興味がわいた。

彼女はどう変わるのか。御坂美琴と、どう接するのか。

少女の背中に舌を這わせ、彼は思う。

そこにいて、そんな状況があって、そうなった。

この娘は、どんなことになるだろう。



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/17(土) 18:42:25.32 ID:FdOf8+rJo<> パァーン、と、破裂音にも似た高い音がコンビニに響いた。

周囲にいた客と、カウンターに立つ店員が何事かと視線を向ける。

雑誌コーナーに立つ、常盤台中学校の制服。

美琴だ。

「・・・・・・」

図らずも注目を集めることになった彼女であるが、そっちの方にはまるっきり意識を払えない。

無論、自分に集まる視線は把握しているが、ちょっとそちらに回す余裕がなかった。

落ち込んだ気分は晴れることなく、ついいつもの習慣で入ったいつものコンビニ。

いつものように立ち読みしようとして、いつもの雑誌を手にとって、いつものように開いた瞬間。

目に飛び込んできたのは、見開き一杯のキスシーンであった。

(ふにゃにゃにゃにゃ……)

妙な声を頭の中で繰り返す。

声に出さないあたりは、辛うじてここがコンビニだという自覚はあるらしい。

それでもタイミングがよすぎた。いや、悪すぎた。

美琴は反射的に閉じた本を、内心で「ふにゃふにゃ」言いながら小脇に抱え、浮き足立った様子でレジに一直線。

その動きにあわせて他の客と店員の視線が動き、結局、会計を済ませて店を出る前、奇妙な空気は継続されることとなった。

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/17(土) 18:58:28.34 ID:FdOf8+rJo<> 結局、元の公園に舞い戻った。

ふにゃふにゃ言う自分に気がつかないまま、再び「ちぇいさー」とミドルキック。

自販機もまさか一日二回もけられるとは思わなかったらしい。ヤシノミサイダーを、3本もはく羽目になった。

(きゃー! きゃー! きゃー!)

一方の美琴は、先ほどからベンチに腰掛け、雑誌を開いてはパーン! 開いてはパーン! を繰り返している。

正直怖いが、怖い人に声をかける者はそうはいない。

何より、違法行為が何もないのだ。通報することはできても、連衡するには無理がある。

その上、彼女は第3位だ。風紀委員もアンチスキルも、うかつに手は出せない。

(えっ!? そ、そこまでするの!? いいの!? これ、普通の雑誌なのに!?)

続きをめくって、美琴の顔はさらに赤くなる。

読んでいるのは、いつも立ち読みしている雑誌でも、お気に入りの漫画だ。

ツンツンした少女と、鈍感だがまっすぐな少年のドタバタラブコメディ。

そんなどこかで聞いたような、というか、思いっきり自分を重ね合わせることのできるストーリー。

先週のラストから、いよいよ主人公とヒロインが心を通わせる山場に突入するのは、美琴にもわかっていた。

しかし実際に、絵としてみると破壊力が違う。何より、自分の心持が違う。

美琴の脳裏に、漫画と連動して、妙な想像――世間様ではそれを妄想と呼ぶ――が浮かぶ。


――美琴、俺、実はさ

――な、なによ、真剣な顔して

――真剣にもなるさ。一大決心なんだからな

――な、あ、う、な、なによそれは。お金なら貸さないわよ!?

――…真剣なんだ。聞いてくれ。

――う、あ、う、うん。

――ありがとう。……美琴、実は俺、お前のことが……

(だ、だめよだめだめだめ! 私はまだ中学生なのよ!? そ、そりゃアンタは高校生かもしれないけど、そんな、こんなところで……)

妄想の中ですら、一足飛び以上に展開が飛んでいるが、恋する乙女に常識は通用しない。

イヤンイヤン、と首を振る美琴の前髪からは、バリバリと紫電が漏れまくっている。

ベンチの隣に三段重ねで置かれたヤシノミサイダーは、温度差ゆえに汗をかいていたが――美琴にあきれているようにも、見えた。

結局、彼女が正気を取り戻すためには、一時間ほど後に偶然通りがかった彼女の友人である、飾利と涙子の登場を待たねばならないのだった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/17(土) 19:01:55.30 ID:FdOf8+rJo<> 酔って書くものではなかった。

つーかエロって本気だして書いていいのか……18禁って明示してないし。

そもそもこの話の着地地点でどこなんだこれ。

まぁ、うん。ノリで書いてるので、エタっても仕方ない方向で行こう。

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/09/17(土) 23:25:42.92 ID:jfOMKKT3o<> 本気出してええんやでぇ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/18(日) 08:42:29.99 ID:XB++INmIO<> 乙

エタるのだけは許さん絶対にだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/18(日) 22:40:34.12 ID:GXDfMNA4o<> 「んんんっ!」

ビクッ、と白井が背を仰け反らせた。

彼の指が、尾てい骨から背中中ほどまでを逆になぞったからだ。

シーツを握る手に力が入り、放射状のシワがさらに増える。

「はぁ、はぁ、はぁ」

背中から指が離れ、瞬間的な刺激から解放された白井が頭を枕の上に落とす。

うつ伏せた少女。

下腹部を覆う布はそのままの彼女は、ほんの刹那だけ息を吐いた。

だが、彼はそれで許してはくれない。

「あっ?」

左ひじを彼の右手がつかみ、そのまま、ぐいっ、と背中側に引っ張られた。

抵抗すれば筋を痛めてしまう。いや、それ以前に、どういうわけか力が入らない。

そうなれば、身体は素直だ。

身体を痛めないよう、無意識に、しかし自ら仰向けに転がった。

僅かな稜線しかない膨らみが、ふる、と揺れる。

すぐさま、彼が覆いかぶさってくる。

「うぅんっ!」

胸の先端から、甘く痺れる感覚。

左胸は彼の指で。右胸は彼の舌で。

ゆるりと左右に動く指。親指を除く四本の指の間に間で、ポツポツと飛び石のように刺激される。

対照的に小刻みに動く舌。ソフトクリームでも舐めるかのように、舌の腹が頂を這い回る。

「あっ、んぅっ…ぅあっ、あっ…まって……まってくださいま…あっ」

柔らかな愛撫に晒された頂は、反発するように――否、刺激をねだるように、硬くしこり立っていた。







<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/18(日) 22:41:16.13 ID:GXDfMNA4o<>
(な、なぜ、わたくし、こんなにっ)

どうしても漏れそうになる喘ぎを無理やり飲み込みながら、白井は思う。

男性経験は、もちろんない。

だが、一人で慰める経験は、ある。

快楽を知るのが年齢的に早いかと言われれば、そんなことはないだろう。女と言うものは総じて男子よりも成長が早く、耳も早い。

美琴を想っての行為は、回数だけならばむしろ多かったかもしれなかった。

身体は、快楽を知っている。

しかし、いまは状況が異なりすぎるのだ。

悪寒と嫌悪しか感じないはずの、男性との行為。

それなのに、身体は忠実に、快楽を神経に乗せている。心とは裏腹に、欲望の熱を溜めていく。

もともと、空間転移能力者は触感というものに秀でていた。

年齢にそぐわない薄手の下着を身に着けているのも、衣類の感触で演算を狂わせないため。

それほどに、自分は、敏感なのだ。

「ああんっ!」

不意に頂から強い刺激。背が仰け反り、白井の顎が上がる。

彼が唇で桃色の先端を挟み、クニクニと弄んだせいだ。

「あっ、あっ、あっ、あっ」

刺激はそれだけにとどまらない。

彼の口内。唇から僅かに内側に入った部分に顔を出した頂を、彼の舌先が掠めるようにくすぐり続ける。

片や左側の頂では、いままで参加していなかった親指が先端をこね、あるいは、トントン、とノックする。

自己の指だけでは味わえない刺激と、慣れた指での刺激。

交互に、同時に入力される快感が、いよいよ下腹部にとろとろとした火をつけ始めた。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/09/18(日) 22:46:12.71 ID:GXDfMNA4o<> このスレッドは18歳未満の閲覧は禁止です。
さて、風呂に入るか……続きはWebで。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/19(月) 15:52:16.38 ID:gjamTryJo<> Webで待ってますぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/10/10(月) 17:23:38.79 ID:8T8JtOAEo<> Webが見つからない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)<>sage saga<>2011/10/12(水) 00:59:31.83 ID:vPcQIDQuo<> え、待ってるような奇特な人がいたのか。
興が乗れば、続き書いてみようかな……。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/14(金) 02:47:06.72 ID:EhgN96HIO<> 続けてくれるならいつまでも待ちますぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/10/17(月) 23:32:13.74 ID:a6vTqd/eo<> 「っ、っ、あっ、あ、はぁっ」

 頂から稜線をとおり、僅かに浮き出た鎖骨へと。

 再び稜線を上り、頂へと。

 彼の舌により繰り返される、緩やかな刺激。

 唇を噛み締め、漏れようとする声を抑えていた白井だったが、都合7回目の頂への愛撫によって、ついに堤防が決壊した。

「ああっ、ああっ、あっ、ああっ、あうっ! だ、だめですのっ。それ以上は、だめですのぉっ」

 薄い厚みの上にある、桃色の乳首。

 ツン、とごまかせないほどにしこり立ったその根元を、くるりくるりと彼の舌先がくすぐり、そうかと思えば、上下の唇が挟み、ふにふにと甘く噛む。

 その度に白井の背筋を蕩けるような小波が駆け上り、耐えようとする理性を揺さぶっていく。

「あんっ! ああぁんっ! あうんっ! ああぅっ!」

 彼の舌と唇と指が動くたび、細い白井の肢体が小刻みに跳ねる。

 その様は活きのよい魚が自ずから暴れているようにも、料理人にその鮮度を確かめるために暴れさせられているようにも、見えた。

「我慢せずに、声を聞かせてくれよ白井。どうせここには、誰も来ないんだからよ」

「ふ、ふざけ……んんんっ!」

 抗弁しようとした唇が、彼の唇に塞がれる。

 ぬめぬめとした舌が即座に進入し、白井の口内で粘度を増した唾液を絡めり、吸い上げる。

「んー?! んんー?!」

 吸い取られていく唾液。それは彼は己の物とブレンドしてから、再度白井の中に絡め戻してくる。

 ほぼ反射的に彼の両肩を押しのけようとするが、快楽に火照っている身体は、嘘のように力が入らない。

 唯一動く首だけをイヤイヤと振るものの、結局は、舌の絡み合いを助長するだけだった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/10/17(月) 23:32:52.07 ID:a6vTqd/eo<> 「んっ、んっ、んっ、んんんっ」

(こんな……こんな……)

 頬の裏、歯茎、口の上側、舌の裏。

 無遠慮に、しかし的確な彼の口内愛撫。想定外の刺激に、徐々に白井の目が霞がかり始めた。

「んふっ……んんん……はぁぁ、んんっ……んむぅ……」

(わた……くし……)

 阻害された呼吸がさらにそれを後押しし、やがて白井の両腕からは力が、瞳からは意思が消え去っていく。

「……」

 至近距離も至近距離でそれを覗き込む彼の目が、笑みの形に変わる。

 そして。

「んんぁ、はあっ、はあっ、はあっ……」

 つつっ、と糸を引きながら、二人の唇が離れた。

 解放された白井が、くたりとベッドに横たわる。

「はぁぁ……あ……」

 しかしもう、白井は動こうとしない。

 ぼんやりとした眼差しを、中空に這わせているだけだった。

「……」

 彼が、ずっと少女の右胸を愛撫していた左手で、少女の頬を撫でた。

「あ……ぁ……あぁ……」

 白井が熱く、甘い吐息を漏らす。

 抵抗らしい抵抗も、瞳に浮かぶ意思も、ない。

「……回ったな」

 薬。

 彼が、今度は確実に笑みを浮かべ、少女の肌に右手を伸ばした。

 着地する場所は、先ほどまでの、上半身では、ない。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/10/17(月) 23:33:43.44 ID:a6vTqd/eo<> 寝る。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/18(火) 06:25:17.74 ID:Zt3vtVIIO<> ふう…

乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/10/18(火) 11:06:18.18 ID:wW90stmNo<> こいつはエロいすなぁ。乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/18(火) 18:42:44.34 ID:Lvu9y7mDO<> 乙
次も待ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/10/23(日) 03:24:50.95 ID:xa5U177ko<>
 薄い布に人差し指が触れる。

 十分に水気を吸った下着が湿り気のある音を返した。

「くぅんっ」

 同時に白井が顎をあげ、背筋を逸らした。

「あっ、はぁ…」

 とろん、とした表情で彼を見上げる。

 薄く浮かぶ笑みは、いまの感覚を悦んでいる証だ。

 ニヤリと笑う彼は、ただ触れただけの指先を、上下に。

「あぁ……」

 張り付き、その向こうにある肉の割れ目をなぞる動きに、意思の大半を眠らされた少女は素直に反応を返した。

 鼻にかかる吐息と喘ぎを漏らしながら、投げ出された両手はシーツを握り、細い腰は指にあわせて緩やかに揺れる。

「んっ……んんっ……ん……ん……」

 繰り返される桃色の呼吸音の間で水音が大きくなっていく。

 零れていくような音ではない。

 ちょうど粘土に多量の水を混ぜこんだような、柔らかな粘りの音。

「はぁ……はあぁ……ぅあんっ……あぁん……あんっ……あんっ……」

 指先が上に向かう。

 なぞる動きの中で戯れるようにくるりと円を描き、さらに上へ。

「んんん……」

 布地の向こうで、僅かだけ顔を出した肉芽が、刺激を予想して震える。

 だが、

「……」

 そこに到達するより先に、彼は指にかける圧力を緩めた。

 触れるか触れないか。

 ギリギリの空間を持って――さきほど乳房の頂をくすぐった時のように――肉芽の直近で円を描かせた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/10/23(日) 03:25:46.97 ID:xa5U177ko<>
「ぅうん…やぁん……」

 小さくなった快楽と、与えられると予想した快楽。

 原始の欲望を求めて腰が指を追う。

 だが彼はそれを与えない。

 むしろ白井の動きにあわせ、ギリギリの触感をキープしながら、指を運び続けた。

「やぁ……やぁ……」

 むずかる声と、強くなるシーツを握る力。

 子供のような仕草に、彼が苦笑する。

 しかし彼の所作に変化はない。

 指はゆっくりと円を描き、白井の腰もまた、ゆっくりと円を描く。

「あぅ……だめです……やぁ……あ……だめ、ですのぉ……ああぁん……あっ、あっ、あっ!」

 刺激は一定。

 だが入力される快楽は、長い時間をかけて川の底に泥が溜まるように、白井の未成熟な身体に蓄積され続けていく。

「あぁ……もう、もう……」

「どうしたんだ、白井」

 彼が、わかりきった問いを放つ。

 白井は答えるしかなかった。

「もう、もう許して……許してくださいまし……もうわたくし……我慢できませんのぉ……」

 無意識に出たであろう言葉。無意識にでた、懇願の言葉。

 しかしそれを聞いた彼の指は、

「だめだぜ、白井」

 すっ、と湿地から離された。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<><>2011/10/23(日) 03:26:20.25 ID:xa5U177ko<> 「ああぁぁ…」

 哀願の声が響く。

 自分で触れようとするだけの思考も停止しているのか、ただ腰だけが、独立した生物であるかのように、クネクネと動いていた。

「もっとしてほしいか?」と、彼が瞳を覗き込んだ。

「は……」

 唐突な問いに、一瞬だけ白井の返事が遅れ――しかしすぐに白痴のような笑みを浮かべた。

「はい……してほしい、ですのぉ」

 トロリ、と、白井の口の端から、涎が零れる。

「……」

「してください……もっと、気持ちよく……」

 はぁはぁと、犬のように軽く舌を出し、荒い呼吸が重なる。

「それじゃあ、」

 彼が白井の耳元に口を寄せた。

「四つん這いになるんだ」

 ふっ、と白井の耳に息を吹き掛け、続けた。

「犬みたいにな。そうすれば、続けてやるよ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/10/23(日) 03:27:15.97 ID:xa5U177ko<> しまった油断してあげた。がっでむ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)<>sage saga<>2011/10/23(日) 03:28:06.29 ID:xa5U177ko<> 「はぁ、夢見が悪かった、ですか」

「そ、そうそうそうなの! ちょっと、とんでもない夢みちゃって!」

 公園。

 美琴から渡されたヤシノミサイダーを手に、飾利がオウム返しに言った。

「それって、どんな夢だったんです?」

 問うたのは涙子。彼女の手にも飾利と同じ経緯で、サイダーがある。

「ふえっ!?」

 ピリッ、と稲光が漏れた。

「ちょ、ちょっと佐天さん」と、飾利。

「えー、でも気になるじゃん。第3位すらも動揺させる夢! どーんな内容なのかなーって」

 歌うように言いながら、横目で美琴を見る。

 件の電気娘は、「ふにゃふにゃ」と赤くなり始めた。

 これは恋話だ。ゴシップだ。からかいのネタだ。

 そういう話が大好物の涙子が、見逃す手はない。

「そ、それはその…」

 飾利としても気にならないわけではないが、美琴はさっきまでベンチを中心として同心円状5メートルに無差別落雷をさせていたのである。命をかけてまで聞きたいとは思わない。

「御坂さーん」

「にゃにゃにゃにゃに!?」

「好きな人の夢ですよね?」

 初太刀からおもいっきりいった。正に単刀直入。

「に”ゃ!?」と美琴。前髪で電撃が弾ける。

「ひゃ!」と飾利。頭上で花が一輪焦げた。

「あのいつも一緒にいる、黒ツンツン髪の高校生さんですよね?」

 さらに斬りこんだ。これぞ一刀両断。

「ふぎゃ!?」と美琴。襟首がパリッと鳴った。

「ひょえ!」と飾利。今度は三輪まとめて焦げた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/10/23(日) 03:29:25.38 ID:xa5U177ko<> 「しょ、しょれは、しょの……」

 美琴は完璧に真っ赤。ほんの数時間前と同じように、サイダーを持ちながらツンツンと指先をあわせる。

「さ、佐天さんその辺で……」

 対象的に真っ青になった飾利が、サイダーを持っていない方の手でクイクイと涙子の袖を引っ張る。

 しかしそれは、あまりにも控えめすぎる行為だ。

 調子に乗りすぎて周りが見えていない涙子が、美琴の顔を覗き込む。

「にっひっひー。御坂さぁ〜ん、もしかして、夢でキスとかしちゃったんですか?」

「!」

 ヒュボッ! と音をたてて美琴の耳はおろか、首筋までが染まった。

「!」

 ヒュボッ! と音をたてて、飾利の花飾りがすべて焦げた。

 そこまで来ても、涙子は気がつかない。

「そ・れ・と・も」

 まだ何か言うのか!?

 あせりに満ちた飾利が次の言葉をつむぐ前に、

「エッチなこと、だったりします?」

「!!!!」

 半径10メートルに落雷が発生した。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/10/23(日) 03:30:19.08 ID:xa5U177ko<> 途中失敗した。
切腹。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2011/10/23(日) 08:27:10.57 ID:S9WrNEWdo<> 乙っす
黒子たまんねぇっす <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/23(日) 15:27:29.01 ID:ZcpjivwIO<> 嫌いな相手に開発されていく様子がたまんねえな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(香川県)<>sage<>2011/10/23(日) 21:35:09.06 ID:oBF4vrFho<> (:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)<>sage saga<>2011/10/31(月) 22:55:06.21 ID:D7CD/ot1o<> 「んあっ! あっ、はっ、あっ、ああんっ!」

 白井が身をよじる度、シーツに皺と水滴が刻まれていく。

 俯せた姿勢から、たてた両膝。

 高く上げられた下半身とは裏腹に、力抜けた両腕は上半身をささえきれない。

 結果的に白井は、桃のような尻を、彼に突き出した姿勢になっていた。

「ああぁっ! あんっ! あっ、あーっ!」

 喘ぎの他で部屋に響くは、粘質の高い液の音。

 ベッドの下端、ギリギリに位置する白井の膝。その内側から両腕を差し入れ、そのまま外側から腰を掴む。

 ベッドに接するほど近づけた部屋備え付けの椅子に座り、そのまま引き寄せれば、顔が埋まる場所は決まっていた。

 薬によって敏感になった秘裂を、彼の舌が上下になぞる。

 左側の陰唇を舌先が左右に動きながらゆっくりと下り、陰核の傍まで達する。

 かたくしこりたったソコを、ツン、と刺激してから、今度は舌を押し付けるようにして、右側の陰唇を舐め上げた。

 速度は速くない。ゆっくりと、じっくりと、ねっとりと上下する彼の顔は、白井の分泌した蜜によって、口元といわず鼻といわず、べっとりと濡れていた。

 彼の舌が陰唇を嬲るたびに、ピチャピチャと音がする。彼の鼻が秘孔を掠めるたびに、クチュリクチュリと音がたつ。 

 それは白井が、もう隠しようもないほど濡れていることを、誰でもない彼女自身に知らしめていた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/10/31(月) 22:55:59.07 ID:D7CD/ot1o<> 「すげぇな白井。洪水だぜ」

「あんっ、やあんっ!」

 彼の言葉に白井が強く首を振る。しかしそれは否定ではない。

 もどかしかったからだ。話しかけるために離れた彼の舌が。

 彼女はさらに尻を後ろに突き出し、小刻みに左右に振った。

 思考を奪われた少女は、羞恥心も、自制心も何もない。ただ与えられる快楽を逃したくないという衝動だけで動いている。

 彼は、やれやれ、と苦笑。薄く唇を開けると、やや顔を下側にずらした。

 顔の中で前に突き出た鼻が、じゅくじゅくと白濁の蜜を溢れさせる膣口に埋まる。そして、

「んひぃんっ!」

 がくんと、と白井が背を仰け反らせた。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/10/31(月) 22:58:13.03 ID:D7CD/ot1o<> 「あ、あぁんっ! あっ! ああっ! あっ! あーっ! あーっ!」

 口の端から涎を零しながら、さきほど口腔愛撫をねだったとき以上に首を振る。

 彼が目だけで笑った。

 包皮から顔を出し、十分に硬くしこりたった陰核。それが唇で挟まれ、あまつさえ、ふにふにと甘噛みされている。

 形態としては乳首にされていたことと変わらないが、身体を貫く悦楽は、その比ではなかった。

「あぁんっ! あっ、あああっ! 駄目ですのっ! そんなの、駄目ですのぉ!」

 普段は理知的な瞳は完全に熱に浮かされ、凛とした表情は溶ろけてしまい、見る影もない。

 唇から漏れる否定の言葉。しかし、彼女の腰は、もっともっととねだるように、さらに彼の顔に尻を押し付けた。

「んぷっ」

 ソレを咥えている口は元より、鼻までがスライムのように柔らかくなった淫肉に埋もれた。

 呼吸ができない。しかし、彼はまったくとまらなかった。

 陰核を咥えたまま、唇を小さく左右に動かす。顔を小刻みに上下させ、埋もれた鼻先で白井の入り口を刺激する。腰をつかんでいた両手は、やや位置を後ろにさげ、あまやかな丸い曲線を、やわやわと揉みしだいた。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/10/31(月) 22:59:20.41 ID:D7CD/ot1o<> 「あっ! あっ! あっ! あっ!」

 白井の声が、単音に、高音に変わっていく。

 快楽の頂きが、見えてくる。

 背筋は仰け反ったまま、力が入らないはずの両腕は、シーツを強く掴み、ピン、と伸ばされた。

 首が強く振られ、ツインテールを留めていたリボンが解けた。軽くウェーブのかかった髪が、彼女の背中に広がっていく。

 その髪の感触すら刺激になったのか、尻の動きが左右から、円を描くものに変化する。

 口元から、粘度の高い唾液が、つつっ、とこぼれ、糸を引いてシーツに垂れた。秘裂から溢れた蜜が、彼の顎をとおり、白い水滴として、糸を残してシーツに染みを残す。

 そして、その瞬間がやってくる。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/10/31(月) 22:59:53.39 ID:D7CD/ot1o<> 「あっ! あっ! あっ! あはあっ! もうっ! もうっ!」

 白井の瞳から、ポロリ、と涙が零れ、同時に、じゅるりと彼の唇が、蜜ごと強く陰核を吸った。

「!」

 理性のない意識が、完璧な白で染め上げられ、

「んあああっ! イクっ! イキますのっ! あああああっ! イクーっ!」

 ビクビクッ、と全身を痙攣させ、白井が絶頂に達する。

「っ! っ! っ! っ!」

 背骨が折れるのではないかと言うほど身体を仰け反らせ、大きな痙攣を、四度。

 その度に、彼が鼻を埋めた膣口から、ぴゅっ、ぴゅっ、と蜜が噴出していく。

 酸素を求めるように舌を突き出した彼女は、最後の身震いの後、半秒だけストップモーション。

「あ、ああぁ、あああぁぁぁぁぁ……ああぁぁぁぁ…………」

 直後、かくりと力を失い、投げ出すようにベッドに突っ伏す。

 そのまま彼女は、白い闇の中に、意識を投げ出していった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/10/31(月) 23:03:30.22 ID:D7CD/ot1o<> 白井の第一夜がまだおわらねぇ……つーかまだ舐めさせてもなけりゃ挿れてもねぇ……先に美琴パートのネタ切れするぞなもし。

       ___
     /×( ゚Д゚)
     |×( ´∀`)
    ⊂××××つ
     |××××|
     | ××× ノ
     |×| ̄|×|
      (__) (__)

もう、これしかないか……。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage saga<>2011/10/31(月) 23:07:34.34 ID:D7CD/ot1o<> あ、忘れてた。このスレは18歳未満は閲覧禁止です。

          __、ヽゝー--、r-__
        _フ'ー       /  \
       /´r        | //    |
      r'          ___ !  ノ | ヽ
    _rtノ        , 川  ヽ   | く
  _,.-'        ノr-<り  ,ノ人     )  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/       _/r'「゙こニヾ /ニニニr、  ) 〈  | 18歳未満は    |
         ̄ /:∨  ::: l∧`"´ l )  r′<            |
        _/::::::〉   くレ  /-'′  )   | クールに去りな  |
     _,.-‐'_,.-ノク::∧  --‐'  /i:::::l  l´   \_______/
    '´-=ニ-''´/:::::| ∧ Τ / :|::ノ  /
    _t--‐'_:::/´! | |"T"´  ト,、  |
___二ニ-'´/∧ \_l : l  _,.-′!.ト、L__
      / / l ヽ,  r'^ー<   /| | \
     /  /  |   ∨ヽ_  ハ ,/ / |   ヽ
       /  .∧   /´ `´ Y´  / |    〉
      /    ヽ  (   /  ,/  ヽ   /
      |     ヽ, / / r | ,/′  \ |
     |      ヽ,/ | レ′
      |        \_/
      |         O
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)<>sage<>2011/11/02(水) 02:41:19.39 ID:8rlqvmzIO<> ぼく今月で18才だから構いませんよねスピードワゴンさん!
もっともっと鬼畜条さんが読みたいんだよ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(東京都)<>sage<>2011/11/02(水) 12:54:13.78 ID:EQUX+ZoEo<> 18歳以上でよかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(岡山県)<>saga sage<>2011/11/07(月) 23:22:04.43 ID:blEW8LYoo<> 「……」

 常盤台中学、寮。

 出かけた時には持っていなかった手提げ袋を右手に、白井が自分の部屋のドアを開けた。

 美琴の姿はない。

 普段であれば門限の時刻は過ぎているが、休日はそれもやや緩くなる。美琴が帰ってくるのは、一時間後、と言うところだろうか。

「……」

 白井は、室内に美琴がいないことに、安堵の吐息を漏らした。

 いまもし、自分が敬愛する彼女の顔を見たら――――もしかしたら、泣いてしまったかもしれないからだ。

 右手の荷物。

 薬で狂わされ、快楽に屈し、気を失い、目が覚めた後。

 結局、それ以上は何もしなかった彼から手渡された、一式の器具が、納められてる。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(岡山県)<>saga sage<>2011/11/07(月) 23:23:30.32 ID:blEW8LYoo<> 「……」

 彼は、次に呼び出す日はいつがいいか、と問うてきた。

「貴方の好きにすればいい」と伝えたら、「怪しまれないほうがいいだろ?」などと、言ってきた。

 休日を彼のために空けるのは屈辱だ。しかし美琴に感づかれるわけにはいかない。

 結局、週に一回はある非番の日の、さらにそのひとつ向こう。二週間後の非番日を伝えることとなった。

 毎週じゃ男が出来たと思われるだろう、とは彼の弁だ。

 その主張は正しいと思うし、そう言った気遣いをしたことに、陵辱に恨みを置いておけば、感謝すべきことなのかもしれなかった。

 そう。

 帰り際に手提げ袋に詰まった、肛姦の準備をするための道具を手渡されなければ、だが。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(岡山県)<>saga sage<>2011/11/07(月) 23:24:08.10 ID:blEW8LYoo<> 「……」

 震える身体をそのままに、己のベッドに腰掛け、手提げ袋を開けた。

 カテーテル。

 注入する液体容積を量ることのできる、ビニール袋。

 カテーテルを肛門に挿入するため際に使う、また、洗浄の後にソコをいじる時に塗りこむ、媚薬入りのローション。

 快楽を導くための、アナルビーズ細身のアナルバイブ。

 何よりも屈辱なのは、それらをどう使えばよいのかと言う、彼手製の説明書だ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(岡山県)<>saga sage<>2011/11/07(月) 23:25:52.88 ID:blEW8LYoo<> 『次に会うのは二週間後だよな? それまでに、そこにあるバイブが入るようにしとけよ?』 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(岡山県)<>saga sage<>2011/11/07(月) 23:27:18.71 ID:blEW8LYoo<>  別れ際。

 この一式を渡してきた時の彼の声がよみがえる。

 彼は今日、奪わなかった。

 唇は、彼の唇で蹂躙された。

 身体は、彼の指と舌で汚された。

 しかし、もっとも奪われたくないものは、奪われなかった。

「……」

 それはただの気まぐれか、それとも、いまのこの葛藤を見越してのことか。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(岡山県)<>saga sage<>2011/11/07(月) 23:28:12.17 ID:blEW8LYoo<>  ポケットから、携帯電話を取り出す。

 待ち受けには、メールが一件。

 美琴からのもの。内容は『門限ギリギリになる』旨の一文。

 約一時間後だ。

「……」

 白井は携帯電話をベッドに置き、立ち上がる。

 脚が向かう先は、各部屋ごとに設えられた、化粧室。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(岡山県)<>saga sage<>2011/11/07(月) 23:29:11.15 ID:blEW8LYoo<>  ポケットから、携帯電話を取り出す。

 待ち受けには、メールが一件。

 美琴からのもの。内容は『門限ギリギリになる』旨の一文。

 約一時間後だ。

「……」

 白井は携帯電話をベッドに置き、立ち上がる。

 脚が向かう先は、各部屋ごとに設えられた、化粧室。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(岡山県)<>saga sage<>2011/11/07(月) 23:30:34.77 ID:blEW8LYoo<>  本当は、いやだ。

 知識としては知っているが、そんなところでスルと思うと、怖気で脚が竦む。

 しかし。

(……お姉さま)

 その想いが、彼の言葉を無視することを、許さない。

(わたくしがいくら汚されそうとも。わたくしがどんなに辱められようとも)

 美琴だけは。

 先に待つのがなんであろうと、白井はその想いだけを胸に、破滅に進む。

 美琴が帰ってくるまで、あと一時間。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(岡山県)<>saga sage<>2011/11/07(月) 23:37:39.91 ID:blEW8LYoo<> いやほんとはさ。
あれから口淫にいって、初物を頂く流れだったんだけどさ。
もうさ。
第一夜がさ。
長くてさ。

いや個人的には別に肛姦にはあんまり興味ないんだけどさ。
洗浄は浣腸じゃなくても、ウォシュレットとかでも十分だとかさ。
浣腸するのもいいけど、カテーテルとかで水を入れた手法もあるとかさ。
水入れるにしても1リットル以上入れるのは危険だとかさ。
ローション必須だとかさ。
全員が全員、肛姦で快感を得られるわけじゃないとかさ。
つーか肛姦の経験ある人は、是非基本的注意事項を教えてほしいとかさ。
いま俺、普通に酔ってるとかさ。

うん、ごめん寝るわ。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(岡山県)<>saga sage<>2011/11/07(月) 23:40:50.17 ID:blEW8LYoo<> 忘れてた。このスレッドは乗っ取りかました下種な私が好き勝手に気分が乗ったら書いてますけど18禁です。


                 _/ /       ミミミミ
\______───/_/ミミミミミミミ ミミミミミ
\______───/ミミミミミミミミ       ミミ
    ∬∬∬ミ  ミ
     |‐∬∬     ∬∬∬∬∬∬∬∬∬
    │ |\  ミ∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬
     \|_/  /ミ ///―――――‐\∬∬∬∬
     /ミ/  /ミミミミ \   \__//
     |ミ/  /ミミミ  ミ   \___/
     /  /ミミミ    ミ
    /  /ミミミ
   │  /   )ミミ
   \___) ミミ            ミ   /
     ∬∬∬∬∬∬∬          ミ   /
    ∬∬∬∬∬∬∬∬        ミ   /
      _|__――∬∬∬      ミ   /
     (                  ミ   /
     \___―         ミ   /
        |ミミミミミ        ミ   /
      |     ミミ     ミ   /
      /           __――
     |       _―
      \__――

呼吸をみだすのは『興奮』! だが『興奮』を支配した時! 呼吸は規則正しく乱れない!
自慰の呼吸は『勇気』の産物! 自慰は『勇気』の賛歌! 自慰の素晴らしさは勇気の素晴らしさ!
『勇気』を知らん貴様はノミと同類よォーッ!!
このスレは18禁だぁぁぁぁ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(東京都)<>sage<>2011/11/07(月) 23:41:41.77 ID:nUyDSak2o<> おつです
準備しないでケツに入れるとケツが裂けて痛みで数日歩くのも困難らしいっすね
ところでおじさんは肛姦より口淫のが好きです <>