VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/28(日) 16:53:56.67 ID:GtyBZenq0<>卒業旅行がなぜか London になった。
高校の卒業旅行が London って贅沢な気がするけど、ムギが
ムギ「思い出になるなら無理を頼んでもいいと思うよ」
というわけで、ムギの家の力を借りて London にいけるようになった。
唯「ロンドんだよ!!ロンドン!!」
唯「なんせロンドンはいつもロックを呼んでいるんだよ。」
唯「London Calling だよ!!」
澪(よくそれで大学に進学できたもんだよなぁ〜)
澪(London Calling って、ロンドンが呼んでいるって意味じゃないんだけど)
澪(まぁ、唯ならいいか)
ロンドン
大英帝国の首都
それでいて閉鎖的では無く、常に反骨精神を持っている都市。
Someone「論破はできるけど説得はできないやつらはしょせんクソ以下だぜ」
Someone「文句があるなら、俺を保守党に投票させる気にしてみろよ」
あぁ〜
ロンドンって挑発が過ぎると思うけど...
澪(私には選挙権はないけど、政治に文句ばかりをネットに投稿しながら自分は何もしないならクソ以下ってのはたしかだよなぁ〜)
ロンドンって難しい。
自由主義と資本主義を体言した都市。
そして、マルクス・エンゲルス主義を容認した都市。
21世紀でも階級闘争が発生する都市。
律「澪〜?何をそんなに考えこんでいるんだ?」
律「ロンドンだせ?ロンドン!!」
律「もっともムギんちの力添えがあったのは否めないけど。」
律「とにかくロンドンはロックの聖地なんだから楽しもうよ!!」<>澪「London Calling」
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/28(日) 16:54:51.91 ID:I16bS4m7o<>
∩ ∩
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/ 一 ー \
/ (・) (・) |
| ○ |
\__ ─ __ノ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/08/28(日) 17:03:18.21 ID:GtyBZenq0<> ロンドンっていってもなぁ〜
梓を誘ってまでくるところなんだろうかな?
ロックの聖地っぽいけど、間違いだよなぁ〜
ロンドン発の音楽って、そんなにメジャーじゃないし。
一体だれがロンドンをロックの聖地って言い出したんだろ?
幻想、妄想は自由だけど...
私はロンドンよりもロスの方が良かったなぁ〜
紬「澪ちゃん?ロスは私と二人で行ってもいいでしょ?」
紬「でも、今はロンドンに行く雰囲気だからロンドンでいいんじゃない?」
私はムギの言葉を受け取って
澪(そうだなぁ〜。今回はロンドンでもいいか)
澪(だいいち海外を知らないし)
澪(初めての海外なら、情報が入り易い方が無難かな?)
そんな感じでロンドン旅行はきまったけど...]
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/08/28(日) 17:12:27.21 ID:GtyBZenq0<> 機内
律「さぁ〜HTTの世界進出はロンドンからだぜい!!」
律「ビートルズはリバプール出身の田舎バンドだけど、私等はロンドンから始まるんだぜ」
律の基準はよくわからない。
私等は単に旅行だし、ロンドン発以前に日本でもメジャーじゃないし
...リリースは週間1位だけど、たかだか10万枚だし...
.......あぁ〜...せめて週間で100万枚ならなぁ〜 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/28(日) 17:17:10.16 ID:GtyBZenq0<> ともあれロンドンに着いたけど、今後の行動はどうするんだ?
律曰く
律「う〜ん...ロンドンで舞い上がったけど、具体的にはなんにも考えてないや」
ちなみに唯には尋ねても無駄なんで何も聞かなかった。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/28(日) 17:37:14.19 ID:GtyBZenq0<> 律「ロンドンって、以外と退屈だな〜」
唯「そうだね律ちゃん。あちこちで路上ライブがあったりすると思ったけど、日本と変わらないね。」
紬「そうねぇ〜」
紬「卒業旅行だけど高校生だから、昼間以外の行動は制約を受けるしね」
紬「それにロンドンはロックよりもボードビルとミュージカルだから、観光目的なら2日もあれば十分なのよ」
律「えぇ〜?ロンドンって Punk じゃないのかよ!!」
紬「う〜ん...Punkってなにかわからないけど、今のロンドンはホットだよ。」
律「それだよ」
律「ホットなところって日本ではないから」
コイツは何をいってるんだ?
そんなに危ない体験をしたいのか?
紬「律ちゃん。悪いけど、今回の旅行では危ない所には一切いけない事になってるのよ。」
紬「だから、夜のライブは行けないのよ」
紬「でも、律ちゃん?ロンドンは音楽以外でも楽しい所がたくさんあるから、それを楽しもうよ。」
紬「ねっ?」
ムギは高校生とは思えないほど世間を知っているけど、不安なときには心強い限り。 <>
名無しNIPPER<>sage<>2011/08/28(日) 17:48:07.74 ID:Q/TvgvtAO<> くそ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/28(日) 17:50:36.93 ID:GtyBZenq0<> それにしても...
なんで、唯も律もそんなにハイテンションなんだ?
まぁ、初めてのロンドンだからしかたないけど
...なんだか修学旅行の延長みたいだなぁ...
ムギ曰く
紬「楽しいと思えるなら、それで良いのよ:
紬「高校を卒業したら、楽しいことじゃないし」
澪「...そうだな!!」
澪「楽しい事は音楽だけじゃないしな」
紬「そうそう」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/28(日) 18:36:07.81 ID:GtyBZenq0<> そんなこんなでできる限りの行動は梓を含めて5人で行動したけど...
ホテルは5人で一部屋とは行かないようだった。
ムギは
紬「部屋を5人で借りるんだから、狭くてもいいのにねぇ〜」
澪「全員一緒の部屋にできたのか?」
紬「うん」
紬「普通のホテルなら部屋を借りるだけなので人数は関係ないんだけど」
紬「琴吹家を通したら、どうしても高級ホテルになってしまうのよ。」
紬「できるだけ安いところにしてってお願いしたんだけど、この時期は安いホテルから部屋が埋まるし...
紬「私の友達も一緒って言ったら、信用に足るホテルになってしまってね。」
紬「どうしてもこのクラスのホテルになってしまうの。」
紬「だから部屋割は二人部屋と三人部屋が限界だったのよ」
紬「これでも一生懸命お願いしたのよ?最初は私だけは特別扱いだったんだから」
ムギに任せれば5人とも個室の VIP ルームに泊まれたんだろうけど、それはさすがに高校生の身分には不相応。
だいたい卒業旅行でロンドンにこられた事自体が、そうとう恵まれた身分なんだよな〜
両親への感謝の気持ちはどうやってつたえようか?
結婚式の際に、自作の詩で伝えようか?
澪「...」
澪(我ながら恥ずかしい事を考えたしまったけど...)
澪(従兄弟は平気でそんなことをしてたし...)
澪(そうだ!!詩に想いを托せば、恥ずかしいことなんてないんだ!!)
...律(ときめきシュガーほど恥ずかしい詩はないぞ!!)
律はともかく今はムギに感謝だな!! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/28(日) 19:02:09.16 ID:fr72QOYDO<> 全く掴めていないキャラ
漂うコレジャナイ感
さながら世紀末な文章力
その癖ぐだぐだと地の文
意味不明な展開
つまり支援 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<><>2011/08/28(日) 19:02:59.79 ID:f8di/6Fwo<> 澪がロンドンに行きたいって言ってたんじゃなかったっけ? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)<>sage<>2011/08/28(日) 19:11:14.16 ID:eGgUHGt40<> London's Burning書いてた人かな
乙乙
読んでるよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/28(日) 19:29:46.96 ID:GtyBZenq0<> 私たちは自由行動をメインにしながらも、ムギのおさえたイベントには参加した。
今日はムギの最大のお薦めのイベントらしい。
紬「今日はウェンブリースタジアムのアーセナル vs M.U. の席を取ったのよ」
紬「これだけはどうしても琴吹家の力を借りたけど、それだけの価値がある試合よ。」
唯はわからないようだ。
律と梓はわかっているようだけど、いまいち興味がないようだ。
でも...私は...私は...
澪(うわぁ〜、ロンドンに来たかいがあった〜)
アーセナルの本拠地で M.U. との試合を(しかも VIP 席で)観られるって。
熱烈なサッカーファンの人には申し訳ないけど、単なるサッカー好きな私には逆に興奮以外のなにものでもない。
興味がわかない律に対して
澪「このスタジアムって、音楽の聖地でもあるんだ」
澪「ライブエイドのメインだったし」
澪「ここで、ステータス・クォー、クィーン、ザ・フーが演奏したらしいぞ」
澪「ラストは、ポール・マッカートニーが『Let it be』を弾き語りしたらしいし」
澪「そんな場所の VIP 席に座ってるんだぞ」
律「...」
律は無言でスタジアムとグランドを見つめたままだった。
澪「少しは感動したらどうだ?」
律「...」
あとから聞くと律は「ザ・フー」の名前を聞いたときから、固まっていたらしい。
それに加え、アーセナル v.s. M.U. の試合も熱い試合だった。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/28(日) 19:32:03.80 ID:GtyBZenq0<> いよいよ最後の日。
私たちはロンドンのとある通りを西に向かって歩いていた。
なんでもムギのお薦めのものがあるらしい...
律「なぁムギ?」
紬「なぁに律ちゃん?」
律「これって」
紬「そうよ!!」
律「...」
なんだ?
律が奇妙なテンションになってる。
澪「...律?」
返事がない。
澪「おい律?」
律「...」
律「ぅおおおぉぉぉぉぉぉぉ〜!!」
律が突然叫びだした。
律「これって、これって」
律「EastEnd、WentEnd ってやつだよな!?」
紬「うふふ。そうよ律ちゃん!! 今は EastEnd の終わりだけど...」
律「じゃあ、じゃあ、West Endも近いんだよな?」
紬「そうよ」
律がはしゃぐのはよくわかる。
なんてったって West End だし。
ブラブラ歩いているようで、実は隠れた名所を辿っていたんだ。
紬「ここが100クラブよ」
律「おぉ〜!!」
律のはしゃぎようはこの春から大学生とは思えないけど、憧れの場所の一つだったに違いない。
...私もアビィロードの横断歩道で興奮したっけ...
その後、West End に入ったときの律のはしゃぎようは、この比じゃなかったけど。
こんなに無邪気に楽しんでいる律を見るのは初めてかもしれない。
ムギはこれを狙ってたんだろう。
唯は理由がわからないだろう。
梓は呆れながらも
梓「もし私が N.Y. のクラブに行ったらこんな風になるです。」
梓はわかっているんだろう。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/28(日) 19:39:15.59 ID:GtyBZenq0<> 律「おぃ唯!!」
唯「なに?律ちゃん?」
律「あそこの楽器店のガラスを割って、ギターを盗んでこいよ!!」
唯「えぇ〜?それはできないよ。犯罪だよ。旅先の良心は捨てられないよ。」
律「冗談冗談。でもとある有名なバンドのギタリストはいつも、あの楽器店からギターを盗んでいたらしいぞ」
唯「へぇ〜」
唯「何回盗まれても改善しないとは、さすがはロンドンだね〜」
ここは感心する所ではないぞ... <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/28(日) 19:54:26.52 ID:GtyBZenq0<> とりわけハプニングもなく(唯と律が迷子になった程度)無事帰国したけど。
澪(想い出にはなったけど...はらはらしっぱなしだったよなぁ〜)
澪(でも、ロンドンの観光名所は普通に行ったし。)
澪(アビィ・ロードと West End にも行ったし。)
それだけで十分なんだろう。
でも、何か忘れているような気がする。
澪(仲良しという事の証明なら十分だけど...)
澪(私たちは仲良しだけじゃないよなぁ〜)
多分、それが答えのヒントなんだろう。
出会ってから、たった三年だけど、仲良しでは表現できないものがあるんだよぁ〜。
そもそも大学も一緒なのに...
よくわからない。
唯一わかったことは律との間に感じていた感情を唯、ムギ、梓にも感じる。
そして、この感情は一生続いて欲しいと思っている。
これを気づかせてくれたのがロンドン?
なら
なにかあったとき
澪「London Calling」
と発信すれば、みんな助けてくれるかな?
いや!!助けてくれるに違いない!!
だって、HTT なんだから
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/28(日) 19:56:00.68 ID:GtyBZenq0<> 終わりです。
Londonって不思議な都市と思いつつ...
HTTって不思議と思いつつ...
融合しきれませんでした。
<>