◆2X.nP8ceFI<><>2011/08/31(水) 22:26:04.82 ID:9x6XkVru0<>注意
初めてのｓｓです。
折角の8/31なので、ちょこちょこ貯めてた8/31ネタ（此れは二回目以降の投稿で入るかも、無計画乙！）
文章力なし、視点がちょこちょこ変わるかもしれません。
感想や改善点などを上げていただけると嬉しいです。
だけどメンタル弱いので罵倒系はやめて頂けると嬉しいです。
更新は亀になるかもです。
最後らへんで少し安価使うかもしれません。
ほぼ地の文章です。
逆行もの？一方通行がちょっと補正かかってます。
大体の構成は済んでいて、打ち切りになった少年漫画風に終わるつもりです。
手元の原作が何冊か抜けてるので、原作との齟齬があると思いますが軽く流していただけると助かります。
最後に、番外個体が可愛すぎて生きるのがつらいです。
長々と申し訳ございませんでした、では投下してみます
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/<>とある幻想の一方通行
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/08/31(水) 22:28:11.29 ID:9x6XkVru0<> 黄金の光に包まれた白銀の世界にて今、一つの物語が終わりを告げようとしていた。
「あァ、俺もだ…」
嘗て怪物であり悪党であった少年は今、護るべき最後の希望を目の前にして昔は決して見せる事のなかった……いや、怪物になる前までは普通に見せていたかもしれない、柔らかい笑顔を見せる。
できる事なら目の前で「いかないで」と、自分に縋りつこうとする少女を抱きしめていてやりたいところだ
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◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/08/31(水) 22:29:26.71 ID:9x6XkVru0<> だが、もう時間が無い
黄金の空に浮かぶ巨大な空中要塞の一部分に光が集中していく。
多分、あれは良くない物だ、本能がそう告げている。そして今の自分なら十二分に止められる、それも「粒子加速器」として覚醒した自分の本能による確信に近いものだった。
もう行かなければ。
白銀の世界に溶けてしまいそうなほど白い少年はまるで重力等を感じさせないかのように軽く飛び立った。
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◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/08/31(水) 22:30:15.58 ID:9x6XkVru0<> そして、未だ名残惜しそうに地上から白い少年を見つめている少女、
その小さな体の中心から
白く、不自然な、不可解な、鋭利な、刃物のような形状の物が生えてきた。
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◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/08/31(水) 22:31:42.77 ID:9x6XkVru0<> 黄金の空で留まっている白い少年、一方通行は目の前で何が起きているのか理解ができないかのように目を見開く。
それと同様に、地上にいる少女、打ち止めも自分の身に何が起きたのかわからない、キョトンとした表情で先程まで一方通行を見つめていた綺麗な瞳を自分の胸元に向ける。
「あれ…これ、なんだろう…？ってミサカは、み、さかは…」
打ち止めの胸を貫いている白いものは、いつ現れたのかも知れないのっぺりとした仮面のようなものを被っている人型の背中から伸びていた
「こちら、Dm‐02目標の破壊にせいこ…」
グシャァ
言い終える前に、のっぺりとした仮面の男は、何がどうなったのかその場で半身が潰されたあとミンチになり、その特徴的な仮面だけを残して、真っ白く綺麗な雪原に目立つ赤黒い染みとなってしまう。
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◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/08/31(水) 22:32:39.04 ID:9x6XkVru0<> そして平静を取り戻した少年。
「おい！打ち止めァ！しっかりしやがれ！オマエがこんな所で死ンじまったら何しにこンな所まで来たのかわからねェじゃねェか！」
空中にいた一方通行はすぐさま地上に戻り、打ち止めの血流を操作し始める。
完全に彼のミスだった、気を抜いていた。
謎の法則―――魔術によって、打ち止めの症状を回復させた事で一方通行は安心しきっていた。
「クソックソッ！クソッタレが！畜生！」
遺された仮面に刻んである文字は、「Eq.DarkMatter」
奇しくも嘗てと同じ超能力者の力によって一方通行は護るべき者を再び傷つけられたのだった、まるでお前だけ光をつかむのは許せない。と、言わんばかりに、地面に残されたのっぺりとした白い仮面が嗤ったような気がした
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◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/08/31(水) 22:33:43.04 ID:9x6XkVru0<> あるヒーローは空中要塞の内部で、嘗て救うと決めた「白い少女」を取り戻そうとしている時、
またあるヒーローは「最愛の者」を護るために何処までも心を残酷にし、学園都市の闇と向かい合っている時、
そしてあるヒーローは理不尽な世界と迂闊な自分を怨みながらも、「最後の希望」を決して離さまいと悪あがきをしている時、
―――第三次世界大戦首謀者、神の右席、右方のフィアンマにより、世界は救済の光に包まれた
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◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/08/31(水) 22:36:25.42 ID:9x6XkVru0<> 今回の投下はここまでです、一ヶ月の書き溜めの20％位使った気がします・・・
あと、書き忘れてましたがシリアス６割位です。
折角の8/31ネタ書いてたのに今日投下できないとは不覚です
次の投下は一週間以内に考えています、ではまた機会がございましたら。
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/01(木) 00:53:53.34 ID:mugR8mVj0<> シリアス期待。
ラストが打ち切り漫画風というのが気になるが…待ってるよー
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2011/09/01(木) 01:10:44.32 ID:zbgpFPQmo<> これは期待
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◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/03(土) 11:49:43.85 ID:gzIqeeeZ0<> どうも、こんにちわ。
レス感謝です！誰にもレスされないで細々と続けるのは精神的にアレなのでとても嬉しいです！
此れからは1レスつくたびに裸で踊りだします。
ってなわけで少ないですが投下しますね。
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◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/03(土) 11:52:34.72 ID:gzIqeeeZ0<> 0.5
あのクソッタレな悪夢を殴り殺したヒーローは善人なんかじゃなく、自分のやりたい事をやった結果として救われた人がいた、そして人を救うのに善人も悪党も関係ない。そんな事を宣っていた。
ならば自分も、血と悪意の世界に潜っていたこんな自分でも、胸を張って誰かを救ってもいいのだろうか。
そんなくだらない事を考えていた。
もし、もう一回人生をやりなおせるなら、と。
そんなくだらない事を考えていた。
そして、彼の護るべき少女の声が聞こえた気がした。
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◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/03(土) 11:56:00.23 ID:gzIqeeeZ0<> 2
Side一方通行
「〜〜…っ……ミ…は…ミ……り！」
なんだ？何か聞こえるような気がするが、まだ眠い……久しぶりにゆっくり寝てんだ、起こさないでくれ……
そういえば、昨日はうるさかったから音も反射して寝てたんだったか、と覚醒しきれない頭でぼんやりと昨日を思い出そうとしたが、まぁいいかと思いこのまま心地よく誘ってくる睡魔に身を任せようと決めた。
「………ッ！？」
有り得ない、今は反射を維持したまま寝るなんて事は有り得ない！俺はすぐさま首もとに手をあてる、チョーカーはどこだ！？
無い。首にチョーカーが無いのに、思考が続けられるし能力が発動してる、……どういうことだ？
俺は訳が分からないながらも上半身を起こし、辺りを見回す。
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◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/03(土) 11:57:24.53 ID:gzIqeeeZ0<> 壊れたテレビ、引き裂かれたカーテン、脚の折れたテーブル、メルヘンなデザインの冷蔵庫、壁に殴り書きされた低俗な悪口、乱雑に散らかる潰れたコーヒーの缶、そこは見覚えのある荒れ果てた寮の一室、見紛う事なき、正真正銘、完璧なまでに、久しぶりの我が家だった（旧）
「って、はァ？」
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◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/03(土) 12:02:50.99 ID:gzIqeeeZ0<> 3
白い少年、一方通行が目を覚ますと、そこはいつも通りの荒れ果てた学生寮の一室だった。
彼は急にソファーから上半身を起こしたあと、キョロキョロと一通り辺りを見回し
「って、はァ？」
と、なんとも間抜けな声をあげたのであった。
だが彼が混乱するのも無理はない、先程まで彼はロシアの寒空の下で、一方通行のいるソファーの横で今も騒いでる少女「打ち止め」を救うために奮闘していたはずなのだ。
「30分以上隣で騒いでるのに気づかないってどういうことなの！？ってミサカはミサカは起きたと思ったのにスルーし続けるあなたの徹底振りに嘆いてみたり…」
先程から元気に騒いでいた打ち止めも流石に長時間無視され続けたのがこたえたのか、その声は尻すぼみしていた。
当の長時間無視を決め込んでいた本人、一方通行はやっと打ち止めに気づいたとでもいうように少女に顔を向ける。
そして
「ら、打ち止めァ？」
学園都市最強の能力者は起床してから実に二度目となる間の抜けた声をあげたのであった。
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◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/03(土) 12:06:51.23 ID:gzIqeeeZ0<> 投下終了です、少なくてすいません。
場面はロシアから学生寮へ、ですが次の投下で学生寮も終了かな？
どこで区切って投下すればいいのやらさっぱりで困ってますが、それ以上に番外個体をどうにか物語に絡められないか困っている1でした。
次も一週間以内にお会いできればいいな、と思います。
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/09/03(土) 12:27:43.96 ID:PHi67o8wo<> ほうほう…面白そうだ。続き期待
ただ↓のと文が混ざって見づらいから↓のがある内にまた投稿あるなら、最後に改行二行位あると助かります
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)<>sage<>2011/09/03(土) 12:28:01.31 ID:6MOLu3Oro<> つまり強くてニューゲーム状態か
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2011/09/03(土) 14:30:08.57 ID:A8bT2imVo<> ヒーロー三人の中でも強くてニューゲームすると一番チートだよな
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東地方)<>sage<>2011/09/04(日) 00:27:50.62 ID:X8KXA0VG0<> 戻るのはここまでかぁ
まぁ、これ以上戻っても大変か
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
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◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/07(水) 16:01:35.75 ID:P7V1bgUR0<> こんな時間にこんにちは、遅くなってしまってすいません。
>>17さん、ありがとうございます。勉強になります、次から気をつけますね……orz
では、投下していきます <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/07(水) 16:03:37.35 ID:P7V1bgUR0<> 4
Side打ち止め
「30分以上隣で騒いでるのに気づかないってどういうことなの！？ってミサカはミサカはあなたの睡眠力に脱帽してみたり…」
うー、流石にここまで無視されると流石のミサカでもへこむかも…
「ら、打ち止めァ…？」
と、禍々しいまでに深紅のその瞳をこちらに向けてくる。
やっと反応してくれた！
それにしても、レディをずっと無視し続けるなんてどういう了見なの！
「打ち止めァ…？オマエ、大丈夫なのかおい？そうだ、胸の傷はっ！？」
そういいながらあの人はソファの上から、半ば転げ落ちるように降りてきて、
あろうことか、
ミサカの体に巻いていたカーテンを剥ぎ取り、他に何も纏っていないミサカの胸を、
凝視したのだ
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/07(水) 16:04:20.50 ID:P7V1bgUR0<>
「へ…、ッぁぁえっ？」
駄目だ思考が追いつかない、あのひとってば本当にロリコンだったの！？ってミサカはミサカは食べられちゃう！？
それに、こっちはこんな状態なのにあの人は顔色一つ変えてないなんてどういうことなの！？
「なンだこりゃ……、傷どころか傷痕すら残ってねェぞ？どういうことだ、あの瞬間俺は……」
まさかこんな短時間で二度も全裸を見られるとは思わなかったなーとくだらないことを考えて比較的本気で放心していると、先ほどから、転げ落ちたままの状態でぶつぶつ何かを呟いて自分の世界に入ってしまったあの人が何かに気づいたらしく、また話掛けてきた。
昨日と様子がすごく変わってる気がするのはミサカのきのせいかな？
「オイ、俺はどンくらい寝てた？今は何月何日だ？」
その綺麗で禍々しい光を湛える赤い瞳をミサカに向けてくる
結構前から疲れがとれなくて頭がうまく回らないけど、えーっと今日は確か… <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/07(水) 16:05:48.45 ID:P7V1bgUR0<> 5
「8月31日だと？」
このわけのわからない状況を理解しようとして一方通行の出した質問は、打ち止めの返した答えによりいっそう理解の出来ない状況になる。
そして一方通行は何か考えついたらしく、ソファーから立ち上がり、部屋の隅まで移動するとその周辺をキョロキョロと見回す。
その間打ち止めは先程剥ぎ取られたカーテンの替わりに、もっと前に取られた毛布を体に巻きなおした後、急に何かを探し始めた一方通行を見て口を開く。
「何を探しているの？ってミサカはミサカは幼女の衣類を２日連続で剥ぎ取ったロリコン疑惑のある一方通行に問い掛けてみたり」
一方通行の今の状況を知っていたらあんまりにも酷い打ち止めの言葉だが、生憎とそんなことを打ち止めは知らない。だがそんな横暴な発言を気にするでもなく一方通行は何かの捜索を続けた。
「あァ？確かここいらに電波時計があったはずなンだが…って俺はロリコンじゃねェ」
部屋はこの荒れ具合、生きてるかどうかも怪しい電波時計を一方通行は乱雑に探す。
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/07(水) 16:06:55.92 ID:P7V1bgUR0<>
「あーっ！ミサカの言ったことを信じてないんだね！ってミサカはミサカは地団駄を踏んで憤りを表してみる！」
「あァ？そンな寝言信じられませン、大体なンなンですかァその格好は、あの時の焼き直ししてでも構ってもらいたいンですかァ？」
と、打ち止めの方には顔も向けず返事をする一方通行。
「あの時って何の事？それに午後2時まで寝てた人に寝言云々言われるとは思わなかったかも！ってミサカはミサカはあなたの言動がよくわからないかも…」
「ッチ、なンだこのメルヘンな冷蔵庫は…、こンなの買った覚えねェぞォ？」
打ち止めの言葉には返事もせず、一方は目に入ったメルヘンな冷蔵庫にこのわけのわからない状況で溜まった鬱憤をこめて蹴り飛ばすと、冷蔵庫は部屋の壁にぶつかり大破した。
「ぎゃー！いきなり何をするの！？ってミサカはミサカは数少ない家電の生き残りだったメルヘンな冷蔵庫の冥福を祈りながらアナタの突拍子のない行動にビックリしてみる！」
大破した際に生まれた大量の破片は打ち止めの横を通り過ぎる、彼女が冷や汗を流し、騒ぐ位には危ない状況だったのだがそこは紳士の一方通行、ベクトル操作を使っていたので、同じ行動を百回繰り返しても彼女に破片が当たることは無いだろう。
「邪魔だった、それとなンかすっごくムカついたァ…っと、あったあった」
一方通行はやっと瓦礫の中から電波時計を見つけ、それを引き上げてその画面を見ると一方通行の表情が凍りつく。
「あの時と同じ年の8月31日…？」
電波時計の画面は罅が入っているものの機構は無事だったのだが、一方通行にはむしろ壊れてるんじゃないかと思うような数字の羅列が表示されていた。
8月31日PM2時18分56秒。
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/07(水) 16:10:39.56 ID:P7V1bgUR0<> 以上で今回の投下終了です。
相変わらずの量の少なさですいません……。
ではまた一週間以内に、見てくださると嬉しいです。
書き溜めががががが、天井くンの処分悩む…… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)<>sage<>2011/09/07(水) 18:07:27.23 ID:XPeCl3i8o<> 乙
天井くん原作でも生きてる気がするんだよなあ番外個体の製造に関わってそう <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/09(金) 18:11:08.83 ID:D5A8mP4DO<> 乙
冷蔵庫ｪ… <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/11(日) 21:51:54.45 ID:cweYMKCI0<> こんばんは。遅くなって申し訳ございません。
また、少ないですが細々と投下していきます。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/11(日) 21:53:14.83 ID:cweYMKCI0<> 6
一方通行は考える、つい昨日までの出来事を。
「エイワス」と名乗る人外との邂逅。
「インデックス」というキーワード。
エイワスの指示に従うかのようで癪だったが、謎の症状に悩まされる少女を救うために向かったロシア。
そこで待ちかまえていた「未知なる法則」。
謎の羊皮紙。
「番外個体」という悪夢の具現。
とある無能力者との再戦。
金色に染まる世界。
人口天使との共闘。
未知なる法則の解析、使用。
血管が爆発する痛み、目を覚ました少女。
空中要塞に集まる光。
そして……
「うぐっ…！」
一方通行は頭を抑え膝を着く。
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/11(日) 21:55:37.36 ID:cweYMKCI0<>
「えっ、えっ？急にどうしたの！？ってミサカはミサカは具合の悪そうなあなたを本気で心配してみる！」
打ち止めはミサカネットワークによって実験中の記憶を全部持っているため、目の前にいる最強の能力者がこのような弱った姿を見せる事の重大さに驚き動揺する。
「いや、大丈夫だ、なンでもねェよ…」
そう言葉ではいいつつも反対に、一方通行はフラフラしながら立ち上がる。
「（あァ、あの時の光景は夢じゃねェ…、打ち止めの体から流れる血の感触がまだ残ってやがるし、未知なる法則「魔術」の一端にも触れた…今だって世界の全てを掌握できそうだ）」
一方通行は心配そうに自分を見上げる打ち止めに目をやる。
「（本当にあの日に戻ってンのか？確かにチョーカーはねェし、電波時計だって壊れてなかった……、この事を話すか？ いや、自分でも信じられねェのに……、それにコイツに話した所で意味はねェな、ったく訳がわかンねェ、これも魔術ってヤツなのか？）」
打ち止めを見つめながら学園都市最強の能力者の思考は加速する。
だが、そんな第一位の思考を止めるかのように
キュゥ〜っと
打ち止めの腹の虫がもう我慢出来ないといわんばかりにかわいい講義の声をあげたのであった。
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/11(日) 21:57:16.96 ID:cweYMKCI0<> 〜おまけ〜
当面の活動目標は決まった。
―――学園都市暗部解体。
これには学園都市を牛耳ってる統括理事長のアレイスタークロウリーを討伐し、統括理事の親船最中を統括理事長に仕立て上げればいいだろう。
これは非常に困難だが此方にはいくつかのアドバンテージがある。
そのアドバンテージを考えると、分の悪い勝負では無いだろう。
否、一方通行はあの少女の前では最強であると決めたのだ、どんなにらしくない事をしてでも、無様でも絶対に負けない、「最強（LEVEL5）」ではなく「無敵（LEVEL6）」でなければ死んでいった妹達にいつか逢うとき、どのような顔をすればいいというのだ。
決意新たに学園都市最強の能力者が向かった先は―――
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/11(日) 22:07:38.62 ID:cweYMKCI0<>
「すいませン、10歳位のガキに合う服を適当に見繕ってくれませンかねェ？えェ、下着もなンですが…えェメスです、そういうの俺サッパリなンで…えっ？不審者じゃないンで通報とかは勘弁していただけると……えっ、あァ妹です。茶髪でこンくらいの背丈で……」
――セブンスミストの服屋（子供用）だった。
「えっ、こンなするンですか？ 最近はブランドが凝ってる？ ははァ……、ガキの服にも色々あるンですね、勉強になりますゥ」
「あァ！？ 俺のこの服オシャレだって？ 良いセンスしてンじゃねェか店員さンよォ！ 誘ってるんですかァ！？ 白と黒のコントラストがいい？ わかってンじゃねェか！ あはぎゃは、いいねェいいねェ、最ッ高だねェ！！ こンな愉快なのはいつぶりだァ！？」
と、とあるごとに話題にあがる幾何学模様（笑）の入った服をベタ褒めされテンションがあがりつつもキャラを見失う一方通行。
店員さんが若干引き気味なのはご愛嬌である。
「やべェ、ガキ待たせてるンだったな、ひさしぶりにテンションあがっちまったァ……、そうだなじゃあここからここまでください」
この後、まわりの客から都市伝説として子供服の白い怪人という噂が流れ始めるのはこの際どうでもいい話なのであった。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/11(日) 22:10:12.68 ID:cweYMKCI0<> 以上、投下終了です。
キリのいいところということでシーン学生寮、無事終了です
最後のおまけはあまりに投下量が少ないのでノリで書いてみました。後悔はしていない。
ただ、わかった事としては変にギャグ入れるとスベりますね、怖い怖い……。
では、また見てくださった方はありがとうございました。また一週間以内にご縁がありましたらどうぞよろしくお願いします。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)<>sage<>2011/09/12(月) 07:50:07.08 ID:fD2s7sgco<> 乙
最後でシリアスが台なしｗｗ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2011/09/14(水) 22:17:55.17 ID:yha9mCT50<> よい感じだな
超期待 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/09/17(土) 05:27:25.09 ID:FWsB/nUi0<> >>1乙
続けてくれ、待っている。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/17(土) 20:19:58.45 ID:5/uiFMsZ0<> すいません、期限ギリギリですね。
お待たせした分量はいつもより少し多いと思います。
レス一つ一つでも大変うれしいので期待を裏切らないよう、無事完結させたいです。
<>
◆2X.nP8ceFI<><>2011/09/17(土) 20:22:32.46 ID:5/uiFMsZ0<> 7
現在彼らはファミレスにいる。
あの時と同じファミレスだが、他に異なることは打ち止めの服装と時刻だろうか。
「ねぇねぇ、あなたに質問がいくつかあるんだけどってミサカはミサカは拒否されても質問は話すつもりだって事を心に隠しながら一応の了解をとってみる！」
先ほどまでは毛布一枚であったが、今は白い男物のワイシャツを淡い青色のワンピースの上に羽織った少女、打ち止めが元気な声で言った。
「全然隠せてないじゃねェか…なンだ？ 質問によっちゃ答えてやる」
既に二人分の注文を済ませて、退屈しているかのように頬杖をついていた一方通行は気怠げに応えた。
彼と話すのが楽しいのか、笑顔でアホ毛をピョコピョコと左右に揺らしながら打ち止めが待ってましたといわんばかりに質問をなげかける。
「なんであなたは急に優しくなったのかな？それと昨日より雰囲気が変わったというか…大人っぽくなってない？ってミサカはミサカは産まれて数日の癖にわかったような口をきいてみたり！」
そう彼女が疑問に思うのも当然で、昨日まで素っ気ない態度をとっていた一方通行はあの時打ち止めの腹の虫の叫び声を聞き、顎に手を当て数秒何か考えた後、打ち止めに少し待ってろ。と言い残し一旦部屋を出た。その少し後、帰って来たかと思ったら現在打ち止めが着ている服を小脇に抱えていたわけだ。そして服を渡すと、さらに彼女の当初の目的である研究者に連絡を取ってきたという旨を彼女に伝えたのだった。
そのことで呆然としてる打ち止めに追撃をかけるかのように、腹減ったンだろ？食いにいくぞ。と、昨日までの一方通行を知っている人だったら信じられない言葉を吐き、現在このファミレスに居るというわけだ。
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/17(土) 20:23:26.08 ID:5/uiFMsZ0<>
「あン？ 気のせいだろ」
彼はさっきと同じく、気怠そうに窓の方を見ながらに応える。
「いや、きのせいじゃないよ！ 根拠としてはこうやってちゃんと会話のキャッチボールことがあげられるかもってミサカはミサカはちゃんと会話が出来て大喜び！」
と、満面の笑顔でとても失礼な事を言う打ち止め。
「あァ？ 人をコミュ障みてェに言うんじゃねェ」
だが、確かに打ち止めの言うとおり今までの一方通行に友達と言えるようなものはいないし、まともに人と話すのも久しぶりである。というわけで幼いころから研究にたらいまわしされていた等の理由を知らない人からみたら完璧なまでにコミュ障なのである。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/17(土) 20:25:01.93 ID:5/uiFMsZ0<> 8
side一方通行
「なんであなたは急に優しくなったのかな？それと昨日より雰囲気が変わったというか…大人っぽくなってない？ってミサカはミサカは産まれて数日の癖にわかったような口をきいてみたり！」
打ち止めが質問を投げかけてきた。
そんなもん決まっている。
いまだに意味がわからねぇ事ばかりだが、誰かを助けようと言い出す事すら馬鹿馬鹿しく思われるほどのどうしようもねぇ人間のクズな俺だが、お前を護るって決めたんだ。
そう、人を助けたいと思う事に善悪は関係ねぇ、それがヒーロー様から頂戴したご高説だクソッタレ。
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/17(土) 20:26:42.56 ID:5/uiFMsZ0<>
「あン？気のせいだろ」
俺はそう言いながら窓の方に目をやり答える。
自己満足は自分の中で完結させるものだから。
口に出すことすらおこがましく思えた、だから絶対に口になんかだしてやんねぇ。
「いや、きのせいじゃないよ！根拠としてはこうやってちゃんと会話のキャッチボールことがあげられるかもってミサカはミサカはちゃんと会話が出来て大喜び！」
そういって打ち止めは笑う。
この笑顔を見れるんだったらこんな状況でも甘んじて受けてやる、むしろ都合がいいとさえ思える。
そうだ、この笑顔だけは必ず護らなきゃならねぇ。
そしてこの世界では、前の世界で後悔していた事でさえやり直せる……願ったり叶ったりじゃねぇか。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/17(土) 20:28:47.81 ID:5/uiFMsZ0<> 9
そして幾つか、あの日の焼き直しのような打ち止めの質問に、あの日より少しだけ丁寧に一方通行は答えた。
――髪の毛、瞳の色の事
「アナタの髪と瞳って天然さん？ ってミサカはミサカは尋ねてみたり」
「多分チカラの弊害じゃねェか。俺も詳しいことは分かンねェけどな」
―――食い逃げの事
「あなたの場合、食べるもの食べるだけ食べたら悠々と食い逃げしそうなイメージがあったり、ってミサカはミサカは震えながら本音をいってみたり」
「あァ、それでも良いンだけどよォ。後のこと考えると色々面倒だろ？」
――――コミュニケーション能力の事
「世間には学校というものがあるはずなのに、そのコミュニケーション能力ゼロでクラスに溶け込めるの？ ってミサカはミサカは尋ねてみる」
「あァ、俺は特別クラスだからクラスメイトなンていねェから問題ねェンだわ。良い意味か悪い意味か分っかンねェけどな」
そして
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/17(土) 20:31:16.48 ID:5/uiFMsZ0<>
―――――実験の事
「もしも仮に、あなたのあの言葉が、ミサカ達にもう戦うのは嫌だって言わせたかっただとしたら？」
「……」
それだけは答えられなかったが、本当にあの時と同じような状態だ。
ゆるやかに、確実に、過ぎていく時間。
だが、あの日より幾分か早かったためか、打ち止めの調子にあからさまな不調は見られない。
そして――
「あっ、きたきたやっときた、ってミサカはミサカはウェイトレスさんを指差してみたり！」
ウェイトレスが業務用のスマイルを浮かべ打ち止めと一方通行の前に料理を並べていく。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/17(土) 20:32:24.26 ID:5/uiFMsZ0<>
「こちら未元ステーキ300ｇ-この肉に常識は通用しねえ-のミディアムレア、こちらお子様ランチのＢセットとなります」
ウェイトレスは打ち止めの喜ぶ様子に少し微笑んだ後、一礼して立ち去った。
「おぉ、あったかいご飯ってこれが初めてかもってミサカはミサカははしゃいでみる！」
「こら、はしゃぐンじゃねェ恥ずかしいだろォが」
そう、あの日の焼き直しのようで微妙に違う、まるで間違い探しの絵のような違い。
「えへへ、いただきますってミサカはミサカは満面の笑顔！」
――けれど、確実にある違い。
あの日、言えなかった、言えば良かったと後悔したこともあった言葉。
「……あァ、いただきます……」
その言葉を今、一方通行は何度も噛みしめた後、放ったのであった。
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/17(土) 20:40:22.88 ID:5/uiFMsZ0<>
以上で投下終了です、いつもより多め……なので書き溜めがげふげふごふそげぶ
次の投下は少なめになりそうです、一週間以内にまたご縁がございましたらよろしくお願いします。
それと、最初と最後しか出来てなかったので、中に入れる話がなかなか思い浮かばないのです。
おまけでも何でもいいので読んでみたい話とか無理が無い程度に意見出していただけると参考にさせていただくかも知れません、お願いします（一方通行絡みでお願いします）。
む、難しいのはダメなんだからっ！ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/17(土) 21:04:58.05 ID:S9iDbw79o<> 乙
こうして見ると一方さんもいろんな意味で成長していったんだな、と改めて感じられた
原作通りなら飛ばしても構わないけど、そういう所をきちんと書いていってくれたら嬉しいです
未来の記憶を持っているから元の世界線とは違った選択肢もとれるわけだし
これからの展開を期待してる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)<>sage<>2011/09/17(土) 21:20:05.37 ID:A5v02J8Uo<> 乙
天井と木原と垣根は一応対処法わかってるし誰も傷つかないで済むだろうけど
問題はエイワスか・・・白翼状態でもよくて相打ちな未来しか見えない <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/17(土) 21:49:32.94 ID:xRio4g8To<> 乙セラレータ
一方さんのこれから先の行動によって、原作と違った展開へ
変わっていくだろうから誰にも予想はできないよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>ｓａｇｅ<>2011/09/18(日) 00:12:22.00 ID:I19iNvb70<> 乙！
一方通行の説教を喰らった天井は芳川と同じくニートになってゆく・・・・
黄泉川家に一人家族が増える展開に！ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/18(日) 09:02:21.22 ID:cnHxWmPn0<> いちおつ
誰か未元ステーキに突っ込んでやれよ… <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/24(土) 22:20:54.45 ID:xiRFvT5/0<> どうもこんばんわ、ぎりぎり間に合ってませんね…… 申し訳ございません。
さらに今回は少量の投下ときた、身元ステーキだれも突っ込んでくれないから……嘘です、マジで申し訳ないです。人間性ささげてたらいつの間にか時間が過ぎてたんです。
そんなわけで今回はおまけみたいな感じで投下しますね。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/24(土) 22:21:52.28 ID:xiRFvT5/0<> 10
とりあえず本当に過去に戻ったとしたならやることが山積みだな、と一方通行は胡乱な頭で考える。
今も必死にお子様ランチを頬張っている打ち止めを、一足先にステーキを食べ終えた一方通行がテーブルに頬杖をつきながら見つめている構図だ。
「（この後は芳川を訪ね、打ち止めの調整。 その間に天井の野郎を探してちっと懲らしめるか…）」
とりあえず今日の予定を頭の中で適当に組立てる。
「（いや、この俺の演算能力を奪って植物人間にしやがったンだ、半殺し、いや9/10殺しかァ……。）」
などと考えながら、どこか精神病患者を思わせる危険な笑みを浮かべる一方通行。
そんな一方通行の顔を見た打ち止めはちょっと震えながら口をあける。
「ちょっとその笑顔は怖いかも……、あなた物騒な事でも考えてる？ ってミサカはミサカは周りが引き気味だって事を遠回しに伝えてみる。」
今まで一心不乱にお子様ランチを食べていた打ち止めは、食べるのは一時休憩らしくほっぺたに米を一粒くっつけたまま一方通行に話しかけた。
「あァ？ 生憎とこの強面は生まれつきなンですゥ」 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/24(土) 22:22:56.75 ID:xiRFvT5/0<>
一方通行は気にした風でもなく飄々と打ち止めの言葉を流す。
「はァ？ ってオイ、頬に米ついてンぞクソガキ」
自分の存在を誇示するかのように打ち止めのほっぺたと垂直にくっついた米粒を見つけた一方通行は、呆れたように指摘する。
「えっ、どこどこ？ ってミサカはミサカは乙女にあるまじき失態に頬を赤らめたり……」
「そっちじゃねェ、左だ左」
「左ってこっちでしょ？ ってミサカはミサカは自分の頬をさわさわ」
「違ェ、俺から見て左だ、お前からみて右」
「うーん……、こっちが右で右が左？ミサカはミサカは大混乱！」
「あァもう面倒だ、動くなじっとしてやがれ」
そい言うと一方通行は、打ち止めのほっぺたについた米粒を剥がし
それを自分の口に運ぶ。
「あ、ありがとうってってえっ？ぁぅミサカはミサカはミサカはミサミサミサ……」
お礼を言ってる途中に、一方通行が自分のほっぺたにくっついた米粒を食べるのをみた打ち止めは、プシューという擬音が出そうな勢いで顔を真っ赤にする。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/24(土) 22:23:24.46 ID:xiRFvT5/0<>
「ン？ おい、大丈夫か！？ どうした打ち止めァ！ クソッタレ……、もうウィルスの起動が始まりやがったのか！？ まだ一時間はあるハズだぞ！」
どうにも変な方向に物を捉えた学園都市第一位。
顔を赤くしたまま停止する打ち止め。
この状況で呪うべきは嘗て一方通行の幻想を打ち殺した黒いウニ頭のヒーローの持つ感染病、通称「カミやん病」なのであろうか……
そんな打ち止めの様子をみた一方通行は慌てて打ち止めを抱え、ファミレスをあとにする。
「ごちそう様って言えなかった……ってミサカはミサカはもうどうにでもなーれ」
彼女の呟きは一方通行の耳に入らず、そのまま空に溶けていった。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/09/24(土) 22:27:49.31 ID:xiRFvT5/0<> 以上でシーン：ファミレス、終了になります。
見ての通り一方通行さんは一級フラグ建築士からノウハウを学んでますね……どうしてこうなった。
少なくてすいません、次のシーン：研究所で書き溜めがほぼなくなってしまいますので次回の投下は未定です。
では、また機会があればよろしくおねがいします。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2011/09/25(日) 02:04:11.83 ID://pvvFg5o<> 頭に銃弾受けるとチョーカーで補助しても演算能力は元には戻りきらなかったんだよな
受けなかったらこのあとどうなるかがすごくきになる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)<>sage<>2011/09/25(日) 07:08:26.84 ID:Q5KNtTmKo<> 乙
打ち止めからしたら丸くなりすぎてて逆に怖いだろうな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>ｓａｇｅ<>2011/09/26(月) 17:42:59.64 ID:yx7yi7dv0<> 乙！
めっちゃ楽しみにしてる！
早くオンライン復活してくれ
心が折れそうだ・・・ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/10/02(日) 05:35:53.98 ID:O7+4Vp8b0<> >>56乙、そして早い復帰を待っている
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/07(金) 23:14:19.84 ID:m06bZxoX0<> 長らく間を空けてしまって申し訳ございません。
その割には量はいつもどおりですがご了承ください……アイディアが浮かばないｏｒｚ
では、投下を始めますね
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/07(金) 23:14:57.15 ID:m06bZxoX0<> 11
一方通行が打ち止めをつれてやってきた研究所はとても広大な敷地にあり、巨大な建物が三つならんでいる。
絶対能力実験の妹達を生産するために建てられた施設だ。
一方通行は手早く認証を済ませ、研究所内に入っていく。
そして、一見研究室らしくない部屋の真ん中にポツリと一人佇み、何やら長いデータ用紙を覗く化粧気の無い女性、芳川桔梗に話しかける。
「オイ、来たぞ芳川」
一方通行の声でやっと彼らの存在に気付いたかのように芳川は顔を上げた。
「うん？あら、おかえりなさい一方通行。なぜキミが打ち止めの事を知ってるかわからないけど、妹達の検体調整用設備等は用意できてるわよ」
それに一方通行は一度頷くと、後ろでキョロキョロしてる打ち止めの手を引き、芳川の前に突き出す。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/07(金) 23:15:39.93 ID:m06bZxoX0<>
「ウィルスの発動までそんな猶予はねェはずだ、とっとと培養液の中に放り込んじまえ」
一方通行は気怠げな顔で言い放つ。
だが、ぞんざいな扱いをされた打ち止めが抗議の声を上げる。
「ひっどーい！ もう、ミサカは物じゃないんだからもっと丁寧に扱ってほしいなって、さっきまでの勘違いであわててここまで急いでつれてきてくれた優しいあなたを偲び、嘆いてみる！」
一方通行はそんなギャーギャー喚く打ち止めを見ずに、打ち止めの頭に手を置きわしゃわしゃと乱雑に撫で回した。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/07(金) 23:17:09.17 ID:m06bZxoX0<>
「はいはい、自分のことモルモットだって言ってた妹達の末っ子が成長して僕は嬉しいですゥ、これでいいですかァ？」
なすがままに頭を蹂躙される打ち止めは嬉しそうに話す。
「うむ、よろしい！ってミサカはミサ……ギャー！アホ毛は引っ張らないで〜！」
「調子にのンな」
途中からアホ毛をぐいぐい引っ張る一方通行、そしてそれに対抗するかのように一方通行の腰をポカポカと叩く打ち止め。
そんな彼らの姿を見て少なからず衝撃を受ける芳川。
彼女の知る一方通行はこんな人間だっただろうか。
嘗ての怪物の面影はどこにもない。
思考の海に埋没する芳川だったが、一方通行の呼びかけで思考の海から浮上する。
「芳川、クソガキがうるさくてかなわねェ、とっとと培養器の場所につれてけ」
一方通行は、未だにアホ毛を掴まれ涙目のままそれはミサカのアイデンティティなのに……などと呟く打ち止めを芳川の方に再び押し出す。
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/07(金) 23:17:51.36 ID:m06bZxoX0<>
「あら、ごめんなさいキミ達が兄妹みたいでつい和んでしまったわ」
芳川は冗談っぽく笑いながら、自分の本音を吐き出した。
「ほざけ、そろそろ時間が危ねェだろ、とっととつれてけ」
馬鹿言うんじゃねェと悪態をつく一方通行。
「あら、どこで知ったのかは知らないけれど。まだウィルスコードの発動には猶予があるわよ。9月1日0時00分、打ち止めを確保した今時間はあり余ってる筈よ、そんな焦らなくてもいいんじゃないかしら？」
髪を掻き揚げながら一方通行の方に顔を向ける芳川。その視線を受けとめ、一方通行は事も無げに、芳川を絶望の底に叩き落とすかのような事を言い放つ。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/07(金) 23:18:39.92 ID:m06bZxoX0<>
「あァ、その事なんだけどよォ、ウィルスコード発動準備開始は8月31日の20時00分だぞ、その時間は多分ダミー情報だ」
一方通行は先程までの元気な姿からは信じられない程気だるげにした打ち止めを見ながら口にした。
その言葉を受け止めた芳川は焦燥を顔に浮かべながら頭を回転させる。
0時発動前提でギリギリ間に合うかと当たりをつけていたのだが、それが4時間短縮されると考えると……無理だ、絶対に無理だ、芳川の顔がみるみるうちに青ざめていく。
そしてそれに比例するかのように呼吸が荒くなっていき、額に玉の汗を浮かべる打ち止め。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/07(金) 23:19:27.74 ID:m06bZxoX0<> 「オイ、なに勝手に絶望しちゃってるンですかァ？」
この中で不自然なほど冷静にしている一方通行がわからない、とでも言うかのように疑問を口にした。
「無理よ……、デバックの作業、ワクチンコードの作成……とてもあと4時間弱で終わるものじゃないわ、手詰まりなの」
芳川は自分の額に手をやりながらヘナヘナと紙で埋まった床に腰をおろす。
室内のアナログ時計は16時半を指している。
「折角甘い私が優しくなれるチャンスだと思ったのに……、私はこんなにも甘いのに世界は全然甘くないのね」
子供の前でこんな事を漏らしてしまう自分に、本当、どこまでも私は甘いなこんな子供にまで絶望をわけて自分の負担を少なくしようとしている。と考え芳川は自嘲気味に、先程から無表情の一方通行に笑いかける。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/07(金) 23:20:03.86 ID:m06bZxoX0<> そんな芳川をみた一方通行は口を三日月にし狂ったような笑みを浮かべ、言った。
「だァかァらァ、芳川さンは早く打ち止めちゃンを培養液の中に突っ込んできてくれませンかねェ？更年期障害ですかァ？僕の言ってる事わかりますかァ？」
「……あのね、私が無理だと言ったのよ。キミの100倍もこの子の体の仕組みを理解しているこの私が、間に合わないと判断したの。この意味わかる？」
諦めたかのような声で紡がれた言葉のあと、数秒の静寂が研究室を包み込む、今聞こえるのは打ち止めの荒い呼吸音だけだ。
「できるさ、できるに決まってンだろォが
俺を誰だと思ってやがる」
学園都市第一位、最強の能力者、即ち学園都市最高の頭脳を持つ怪物、一方通行は馬鹿にしたかのような笑みをそのままに、どこまでも自信満々に先ほどのふざけた調子の声が嘘かのように真剣な声で続けて言い放つ。
「俺がデバック、ワクチンコードの作成を手伝ってやるって言ってンだ、安心しろ、1時間もかかンねェよ」
そして一方通行はへたり込みながら吃驚した表情を浮かべ、固まっている芳川を左手で持ち上げ、辛そうに座りこんでいる打ち止めを右手に抱え、二人を廊下にほっぽっり、研究室のドアを閉めた。
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/07(金) 23:23:17.91 ID:m06bZxoX0<> 以上で投下終了です。
一方通行の再現率がなんか自分でも違和感が感じる位微妙、文章がなんか単調な気がする。
なかなかうまくいかないものですね……。
次の投下も未定ですが出来るだけ一週間以内に着たいと思います、またご縁がございましたら。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/08(土) 01:11:23.58 ID:74VOPD1M0<> 乙
この一方さんたちも黄泉川家に居候すんのかな？
どんな感じの話になっていくか楽しみ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2011/10/08(土) 01:39:09.03 ID:ig9+deIxo<> 乙
次更新も楽しみに待ってます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2011/10/08(土) 03:26:45.40 ID:/r9eTc4mo<> 乙楽しみにしてるよ
どんな理由をならべてもｒｙっていうのをいつ言うかって気になるな
いきなり中身が変わると良い人すぎてさすがにビビるからな。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/08(土) 12:16:11.86 ID:jmAVzYCDO<> 乙！
ちょっと一方さんがですます調になりすぎな気がする
でも面白いし次回も期待 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/09(日) 00:56:12.38 ID:0HDtKq+c0<> 次も待ってるよ！ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/14(金) 10:42:57.04 ID:aCErHJV30<> 乙
sageてたのか、知らなかった <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/16(日) 01:58:22.36 ID:DpYFWt7S0<> すいません、また目安の一週間を超えてしまいました……
意外にも楽しみにしてくれてる方が多くて嬉しいです、私もできるだけ期待に沿えるようにがんばりたいと思います。
それでは、例のごとく少量ですが投下します。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/16(日) 01:59:18.90 ID:DpYFWt7S0<> 12
芳川は打ち止めを背負い、妹達調整用機材のある部屋へと続く薄暗い廊下を歩く。
その顔に浮かぶのは困惑の色。
一方通行は以前あった時と雰囲気が違う、いや、彼はもはや別人かのように芳川の瞳に映った。
何が一方通行を変えたのだろう、いや原因はわかっている、無能力者でありながら拳一つで悪夢のような実験をぶち壊したあの少年だろうなと、芳川は適当に考えながら少々息を上げつつ薄暗い廊下を歩き続ける。
長年研究所でデータと睨めっこしていたイチ研究員としては、10歳前後の少女でさえ重荷になるのだ。
「大体、こういうのは男の子の仕事でしょう……、それに広すぎる施設というのも考えものね……」
今この空間にいるのは意識を失った打ち止めと膝が笑っている芳川だけだ、当然彼女の言葉に返事を返す者はいない。
「あら、独り言を無自覚に言うようになるなんて、私も年なのかしらね……、っといけないわまた思考がそれてしまったわ……」
本当に一方通行の言う通り、更年期障害なのかしら、と比較的本気でへこみ、深く息を吐く芳川だったがここで思考を切り替える。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/16(日) 02:00:56.74 ID:DpYFWt7S0<>
いくら学園都市第一位でも本当にあの量のデバック作業、ワクチンコード作成なんてできるのだろうか？
確かに彼の演算能力は並大抵のものじゃない、それは芳川も認める所だ、だが、何万行にも及ぶ数字の羅列を見比べバグを探し出し、それを直すワクチンコードを学習装置に打ちこむ。
その作業が本当に2時間で終わるのだろうか、4時間の猶予でも普通の人間には成し得ない事だろう。
考えれば考えるほど嫌な方向に導かれていく推論。
……あの子が絶望する前に今ここで打ち止めを私が始末してしまおうか。
白衣のポケットに忍ばせた鉄の塊に意識を向けた所で芳川は首を横に振る。
「いいえ、あの子が安心しろって言ったんだもの、初めて人を救おうと思ったんだもの、信じてあげるのも優しさよね……」
彼女の言葉は薄暗い廊下に消えていった。
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/16(日) 02:05:21.30 ID:DpYFWt7S0<> 13
薄暗い中、多くのパソコンが不健康な光を放つ研究室で芳川と打ち止めを追い出した一方通行は今尚延々と機材から吐き出されるデータ用紙を手にとり、もの凄い速度で目を通していく、端からみたらふざけているようにしか思えない速さだが、そんな一般的な常識にとらわれない彼の脳みそはそれらを全部暗記している。
全国の受験生が血の涙を流すような羨ましい頭脳を持った一方通行はひとりごちる。
「人格データは以前のを覚えている、だがまた無理矢理正しい人格データを上書きすンのは駄目だな……、復元できるとはいえクソガキの記憶を奪う事になっちまう」
そう、彼は前回の打ち止めの人格データを未だに暗記していたのだ。
今行っている作業は一方通行にとって確認程度の物でしかない、それに加え片手間で芳川の作っていたワクチンコードを参考にして、解析。
新しいワクチンコードを作っている状態なのだ……もちろん彼はワクチンの製作などしたことが無い、恐れるべきは学園都市最高の頭脳か。
それから幾らかの時間が経過し、データ用紙を見終え、内容を一通り反芻した一方通行は一度目を閉じて軽く息を吐いてから壁にかかっているアナログ時計に目をやる。
16時58分。
あれからまだ30分程度しかかかっていなかった。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/16(日) 02:09:31.63 ID:DpYFWt7S0<>
「とりあえず大体は完成か、あとはワクチンコードをテスタメントに打ちこむだけですってかァ？ ッチ、思ったより手間取ったな……ン？」
独り呟いていた一方通行だが、何か大きな質量を持つものが突っ込んで来たかのような爆音に怪訝そうな顔する。
そして何か思いあたったかのような顔をし頷く。
このタイミングで出てくるとしたら彼くらいしかいないだろう、彼らしからぬ行動だと一方通行は少しだけひっかかったが前の世界でも焦りで行動が単純になってしまうような思考回路をもつ彼の事だし、仕方がないのだろうなと適当にあたりをつけて口を開く。
「やべ、天井くン忘れてた……」
先程までの真剣な顔が嘘かのように間の抜けた表情を浮かべたあと、彼は座っていた机から腰をあげ、薄暗い研究室を後にした。 <>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/16(日) 02:13:51.28 ID:DpYFWt7S0<> 14
side天井亜雄
どういうことだ……！ こんなの聞いてないぞ！
数日探しまわってやっと見つけ出した最終信号を何故あの一方通行が保護しているというのだ！
なぜアイツが打ち止めを研究所につれていくのだッ！？ 今更ヒーロー気取りか！？
このまま光の道を進もうというのか？ 私は闇に堕ちていくばかりなのにッ！
くそッ、何度思いかえしても最終信号に逃げられたのが悪かった！ くそッ！ くそッ！
最終信号に逃げ出されてから何もかもが想定外だッ！
最終信号は未調整のままなのだ……！、ウィルス発動前に死なれでもしたら……いや、この際最終信号の身柄が保護された事を考えれば命の危険は無いだろう、だがもしウィルスコードの削除でもされてしまったら……！ 一応ウィルスコード発動の時間はダミー情報を流しておいたが、最終信号があちらにあるんだったらいつバレてもおかしくない……このままでは契約をした外の連中からも、学園都市の中からも抹殺の対象になるかもしれない、いや、この時点で学園都市に狙われるのは確定だろう……私はいったいどうすればいいというのだ……
それに今日に限って警備体制もオレンジからレッド、苦し紛れの逃亡ですらできはしない！
どれもこれも一方通行のせいだ！ アイツが無能力者なんかに負けるからいけないんだ！ 私は悪くないのだ！
そうだ、最終信号を取り戻さなくては……ハハ……
<>
◆2X.nP8ceFI<>sage<>2011/10/16(日) 02:21:13.53 ID:DpYFWt7S0<> 以上で投下は終了となります。
いよいよ研究所編もクライマックスです。
原作では右往左往する一方通行さんでしたが、一回勝手を分かってしまえばこんなもんかな？と思いこのまま決着を付けさせていただこうかと思います、彼の名言は聞けるのかっ！？
……実はまだ最後の部分が調整中だとは言えない……口が裂けてもいえないんだから。
そのような事情で次回は少し投下が遅れるやも知れません（目標は一週間）ここの回はやっぱり重要だと思いますので。
最後に
最初に言いましたが今回も投下が少量の癖に遅れてすいませんでした。
できないなら期限なんて言うなって話ですよね……ハハハ。
感想、ご意見、指摘、とてもありがたいです。
モチベーションが上がりますし参考にもなります、重ねて言わせていただきますがありがたいことです……。
では、また機会がございましたらお会いできると嬉しいです。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)<>sage<>2011/10/16(日) 07:07:42.74 ID:XNSMqfYDo<> 乙
天井くんの全身からにじみ出る小物臭 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2011/10/16(日) 20:22:58.52 ID:PQeC5y/AO<> 乙
更新の時は上げてもいいような… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/18(火) 14:47:52.52 ID:NY6jwYRa0<> 乙
一番楽しみにしてるよ！
待ってる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/26(水) 17:17:42.06 ID:PCXpshaZ0<> 全盛期一方さんの性格がロシア通行さんだとものすごい違和感があるな
いつまでも待ってるよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/10/30(日) 08:07:55.08 ID:kHlzeSs40<> >>82乙
多くのSS作家が挫折した題材なので最後まで描くのを希望する。
最後に、一方通行の懺悔を包み込むヒロインを誰にするかで話が勝手に進む…
例としては、自我のしっかりした、オルソラやキャ−リサなどは動かしやすいと思う… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)<>sage<>2011/11/25(金) 21:57:15.22 ID:Co16mB3Yo<> もうひと月か…地味に待ってるぞー <>
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/11(日) 23:50:26.84 ID:IF7scviKo<> あとひと月か…
待ってる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本)<>sage<>2012/01/10(火) 19:34:44.99 ID:lX5A+wUR0<> ぐぬぬ…… <>