◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:14:16.31 ID:8kCe/Rkz0<>


ほむら「……っ、敵が多い……!」

キュゥベぇ「ほむら!後方に5体新たに現れたよ!」

ほむら「次から次へと……、少しとばすわ、振り落とされないように捕まってなさい」ダンッ!




魔獣「――――、―――――」

ほむら「甘いわ」ヒュン


 ゴシャァ!

魔獣「―――!?―――!!!」


ほむら「……ふぅ」

キュゥベぇ「ほむら右だ!!!」

ほむら「!」<>キュゥベぇ「わけがわからないよ」QB「それはこちらの台詞だよ」
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:14:57.84 ID:8kCe/Rkz0<> 魔獣「――――!」

ほむら「くっ」サッ

キュゥベぇ「うわっ」

ほむら「(しまった)キュゥベぇ!」


  どさっ


キュゥベぇ「ぅ……(振り落とされてしまった……!急いでほむらの所へ――)」

魔獣「―――!」

キュゥベぇ「え?」

ほむら「キュゥベぇ!!!」

――――――――――

――――――――

――――――





<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:15:30.94 ID:8kCe/Rkz0<> ほむら「そいつから離れなさい」

QB「はぁ……はぁ……」

まどか「で、でもこの子怪我してる」

ほむら「貴方の関係の無いことよ」

まどか「だ、駄目だよ、だってこの子呼んでた!」

まどか「聞こえたんだもん、助けてって!」

ほむら「……そう(インキュベーター……!お前はそうやってまどかと接触して契約を求める気ね……!)」ギリッ


  ……ジジ


ほむら(……?何の音……?)


  カッ!


まどか「うっ!(ま、眩しい!!!)」

ほむら(結界!?いや違う、魔女の気配はしないわ。けれど何が起きている?)



キュゥベぇ「……ぅ」



まどか「……え?(この子と全く同じ……)」

ほむら「……何?」

<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:16:12.76 ID:8kCe/Rkz0<> さやか「まどか、こっち!」

まどか「さやかちゃん!」ダッ

まどか「あ……」ピタッ

さやか「まどか!?」

まどか(……あの子もあそこに置いとけない!)

キュゥベぇ「……うぅ」

まどか「……よい…っしょ、と」ギュ

さやか「まどか急いで!!!」

まどか「うんっ!」ダッ



ほむら(どういうこと?二体現れることなんてどのの時間軸もなかったわ)

ほむら(新しいインキュベーターが現れる時はいつだって前の個体が死んだ場合のみ……)

ほむら(そして突然インキュベーターが現れたあの現象も初めて見る……)

ほむら(何か企んでいるかもしれないわ、捕まえて問いただす必要があるわね。……なのに)


  サァァァァァ


ほむら「……こんな時に」

<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:16:44.72 ID:8kCe/Rkz0<>
さやか「なんだよあいつ、コスプレで通り魔かよ?」タッタッタ

さやか「つぅか何それ、ぬいぐるみじゃないよね、生き物?しかも双子?」

まどか「わかんない。わかんないけど、この子を助けなきゃ。それにこっちの子も目を覚まさない……!」タッタッタ


  サァァァァァ


さやか「あれ?非常口は?つかどこよここ?」

まどか「なにこれ?道がどんどん変わっていく!?」

さやか「もうっ!どうなってんのよ!?」

  ガタッ

まどか「ひゃ!?な、何かいる!?」


使い魔「olkoas、dkoajoeamjo」
使い魔「oldsljeklwspoekjo」
使い魔「ohfsdikshisiljleo」
<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:17:37.06 ID:8kCe/Rkz0<> さやか「な、何よこれ、私悪い夢でも見てるんだよね……?」

使い魔「ogetrjsuwsgo」
使い魔「louiqowqo」
使い魔「noqiqipqjpo」

まどか(誰か助けて……!)


  ドォ―ン!!


さやか「あ、あれ……?」

まどか「これは……?」


マミ「危なかったわね、でももう大丈夫」

マミ「あら、キュゥベぇを助けてくれt……、キュゥベぇが二匹……」ジー

まどか「あ、あの」

マミ「!ああ、ごめんなさい。キュゥベぇを助けてくれてありがとう」

マミ「その制服、貴方達も見滝原の生徒みたいね。2年生?」
<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:18:25.07 ID:8kCe/Rkz0<> さやか「あ、あなたは?」

マミ「そうね、自己紹介をしないといけないわね。……でもその前に!」パン!


使い魔「」プシュー


さやか「あ、さっきの!」

マミ「ちょっと待っててくれるかしら?」


  

マミ「これで終わりよ!」

  ――ッドォォオオン!!!


さやか「わぁ……!」

まどか「す、凄い……!」



QB「……」ポゥ

マミ「――――これで怪我は治ったわ」

さやか「ぼろぼろだったのに……!すごい……」

QB「……ん、ふぅ助かったよマミ」
<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:18:51.41 ID:8kCe/Rkz0<> まどか「こ、この子の方は……、さっきから目を覚まさないんです……」

QB「……え……?」

マミ「そうね、外傷はなくともどこか痛めてる可能性があるかもしれないわね」
                                       . .
QB(別の個体が何故此処に?……いや違う、君は…………誰だ?)

QB(リンクが繋がらない……接続を切断?しかしここ数年での履歴は無い……ならばそれ以前の個体?いやそもそも
  接続出来ないということは欠陥の烙印を押されて処分されるはずだ。ミスでまだ残って……いやそれこそありえない)

キュゥベぇ「……」

さやか「この子……目を覚まさないですね」

マミ「怪我をしているのならこれで治っているはずなのだけれど……」


  スタッ

ほむら「……」

さやか「あ……」

まどか「……!」ギュ
<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:19:34.99 ID:8kCe/Rkz0<> マミ「魔女は逃げたわ、仕留めたいのなら今すぐ追いかけなさい」

マミ「今回は譲ってあげる」

ほむら「……私が用があるのは――」

マミ「呑み込みが悪いのね、見逃してあげるって言ってるの」

ほむら「…………」チラ

まどか(うぅ……こっちを見てる)

ほむら(……どんな手を使ってでもまどかに契約なんてさせない)

キュゥべぇ「……」

QB(……)

ほむら(あいつ等の狙いがわからない以上、無闇な行動は控えた方がよさそうね)スッ


  タンッ


さやか・まどか「ほっ」

マミ「ようやくこれで落ち着いてお話が出来るわね」ヒュン

さやか「ま、また変身!?……あ、私達と同じ制服」
<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:20:10.88 ID:8kCe/Rkz0<> マミ「私から自己紹介をするわね、私は巴マミ。貴方達と同じ見滝原中学の生徒よ。私は三年生」

QB「」ピョン

マミ「この子はキュゥベぇ、私の大切なお友達なの。改めてお礼を言わせて頂戴、キュゥベぇを助けてくれてありがとう」

まどか「私、呼ばれたんです。頭の中に直接声が……あなたが呼んだんだよね?」

QB「そうだよ。鹿目まどか、美樹さやか」

まどか「えっ?」

さやか「な、何で私達の名前を……?」

QB「僕、君たちにお願いがあって来たんだ」

QB「来たんだけれど、その前に……」チラ

キュゥベぇ「……」

QB「“彼”のことを無視するわけにもいかないね」

マミ「彼…って、この子貴方と仲間なんじゃないの?というか貴方と瓜二つじゃない」

QB「話すことが多そうだね、長くなりそうだし」

QB「マミ、ここはひとつ話の場を設けるのが良いと思うけど。彼女達のこともある」
<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:20:38.96 ID:8kCe/Rkz0<> マミ「……そうね、彼女達はもう無関係では無くなってしまったし、ゆったり出来る場所で話した方が良いわね」

マミ「ええっと、鹿目まどかさん?に美樹さやかさん?でしたよね。今から時間、あるかしら?」

マミ「先程のことでお話があるのだけれど、貴方達は知る権利があるから」






さやか「――つまり、願い事を叶える代わりに魔女ってやつを倒す仕事をするってことですよね」

マミ「ざっくり言うとそういうことよ」

QB「だから僕と契約して魔法少女になってよ!」

マミ「こらキュゥベぇ、急かさないの」

マミ「貴方達には一通り魔法少女について説明したけれど、なにも魔法少女にならないといけないというわけじゃないの」

マミ「存在を知ってしまったから私は必要なことを話したに過ぎないの。むしろ普通の日常に戻るのが良いと思うわ」

QB「マミ、君は魔法少女の仲間がほしいって言ってたじゃないか。それに彼女達が加われば見滝原全体を余裕持ってカバー出来る、一石二鳥じゃないか」
<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:21:15.46 ID:8kCe/Rkz0<> マミ「キュゥベぇ、それは彼女たちを危険な目に合わせるということよ?私はそんなことしてまで仲間がほしいなんて思ってはいないわ」

QB(……これは計算外だったな、まさかここでマミが否定するとは思ってなかった。マミは孤独だからここで彼女たちを誘うと予想してたんだが)

マミ「昔はそう思ってた時期もあったことは否定しないわ。でも私はキュゥベぇ、貴方と一緒にいるだけで満足よ」

マミ「だって、これからも一緒にいてくれるのよね?なら寂しくないわ」

QB「(……まどかを勧誘する手段を考えないといけないな)勿論だよマミ!」ニコ


まどか「あ、あの」

マミ「あっ、ごめんなさい。置いてけぼりにしてしまったわね」

マミ「貴方達は今日あった事は忘れた方が良いわ。もし、おかしなことがあったら連絡先を教えるから私に言って頂戴。危険な事があったら直に駆けつけるわ」ニコッ

まどか「で、でもここまで聞いて知らぬ振りをするなんて……、私に手伝えることってないんですかっ?」

さやか「マミさんは……その…怖くないんですか?」

マミ「私は魔法少女になって長いから、恐怖心とかは無いわ。鹿目さん、無理に背負おうとしなくても良いのよ、貴方達は巻き込まれただけなんだから」

マミ「それにお手伝いなら先程言った、おかしなことがあったら連絡してくれるだけで十分よ」


キュゥベぇ「……ぅ」ピクッ

さやか「…!ねえこの子目を覚ましそうだけど!」
<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:22:48.31 ID:8kCe/Rkz0<> まどか「え!?」

マミ「あら本当?」

QB(……ふむ)

キュゥベぇ「…………」パチ

マミ「貴方、気分はどう?」

キュゥベぇ「……マミ?」

マミ「あら、私のことを知っているのね」

キュゥベぇ「…っ!ほむらっ!!?」ガバッ

まどか「きゃ!」

さやか「おぉ!?いきなり起き上がるなんてびっくりしたー」

キュゥベぇ「さやか!?何故君がここに……!何故…生きている……!」

QB(……!)

さやか「んん?それってどういうことよ?つかあんたまで私の名前を知ってんのね。何?私ってセキュリティ甘いの?」
<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:23:40.70 ID:8kCe/Rkz0<> さやか「というか転校生の名前を叫んでたけど、あんたも命を狙われてたの?あんの陰険転校生、どこまで卑劣なんだか」

キュゥベぇ「いや、先程までほむらと行動を共にしていたんだけれど……(どうなっている……?何故さやかが生きて……)」

まどか「ねえ、君はほむらちゃんと一緒にいて危なくなかったの?」

キュゥベぇ「何故ほむらと一緒にいると危ないんだい?」

キュゥベぇ「それと……」




キュゥベぇ「君は誰だい?」

まどか「……え?」






QB(まどかを……知らない!?)





<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/29(木) 16:26:24.64 ID:8kCe/Rkz0<> 投下終了

この話は改編後キュゥベぇが改編前の世界に乱入する話
勿論キュゥベぇが主人公


シリアスに書くつもりはなく最終的にほのぼの系を目指す
スレ内的にはシリアス:2、ギャグ:1、意味不明:1、ほのぼの:9(?)で行く

だから色々端折る所も出てくると思う
それと自分勝手に捏造も出てくる

筆速度は非っ常に遅いです。気の短い方も健康上よろしくないです

それでも良いという方はこれからもよろしく


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/29(木) 16:28:33.02 ID:J0ZWXtRlo<> 乙
改変世界QBは原作ラストでの魔女システムについての話を
リボほむからすでに聞いてるのかが気になるところかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/29(木) 17:33:41.63 ID:EqQ2yAtDO<> ほむらちゃんがキュウベェの行き先を知ったら妬みそうだな。もしくは悔し泣くかな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2011/09/29(木) 20:09:45.62 ID:BEqI1vvAO<> 期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)<>sage<>2011/09/30(金) 02:47:38.49 ID:qZBs1HG2o<> わくわく <> ◆GWARj2QOL2<><>2011/09/30(金) 18:22:33.48 ID:E4g/PZmo0<>


さやか「そういえばさー、容姿も一緒で名前もどっちもキュゥベぇなんだろ?区別する方法を考えた方が良いんじゃない?」

まどか「私も今そう思ってた。だって、……ねぇキュゥベぇ」

キュゥベぇ・QB「何だい?まどか」クルッ

さやか「ぷっ、同時に振り向いてやんの」

マミ「私は大丈夫だけれど、確かにこれからの事を考えるとそうした方がいいわね」

まどか「マミさんは解るんですか、凄いなぁ」ウーン

マミ「勿論よ。付き合いが長いから、ね?キュゥベぇ」ヒョイ

キュゥベぇ「…………マミ」



QB「…マミと一緒にいたのは僕だよ」

マミ「へっ!?」ポロ

キュウベぇ「痛っ」ベシャ

マミ「ごっごめんなさい!今回は調子が悪かっただけで…!その……ねっ?」アセアセ

QB「まあ、気にすること無いよ。姿は全く一緒なんだから間違えても当たり前だよ」
<>
◆GWARj2QOL2<><>2011/09/30(金) 18:23:07.68 ID:E4g/PZmo0<> キュゥベぇ「いきなり落とすなんて酷いじゃないか」

マミ「貴方もごめんなさいね、ついうっかりしちゃって」

さやか「やっぱり見分けられる様にしないと駄目か」

まどか「なら、今私使ってないリボンがあるからそれを片方に付けてあげれば直に見分けられるよね」ゴソゴソ

さやか「あ、良いねそれ。リボン装備のキュゥベぇ、略してリボキュゥだね」

マミ「どっちに付けたほうが良いのかしら」

QB「彼に付けたらいい、そっちのほうが君たちにも解りやすいだろう」

キュゥベぇ「そうだね、僕に付けるとしよう」

さやか「どっちに付けても変わらないと思うけど」

まどか「どこに付けよう…?」
<>
◆GWARj2QOL2<><>2011/09/30(金) 18:23:45.04 ID:E4g/PZmo0<> キュゥベぇ「尻尾で良いんじゃないかな」

まどか「うん、わかった」


まどか「付けたよー」

さやか「おお、分かりやすい。これでキュゥベぇとリボキュゥで分けられるね」

キュゥベぇ「勝手に変な名前を付けないでよ。僕から見てもダサいって解るよ、さやか」

さやか「言ったなー!私のまどかからリボンを貰ったくせにそこくせ私のセンスにいちゃもん付ける気かー、このこのー!」グニグニ

さやか「でもまどかは渡さないぞー!」グルグル

キュゥベぇ「わわわかったから弄繰り回さないでくれ」

まどか「私さやかちゃんの物じゃないよー!」モー

  きゃっきゃ きゃっきゃ


マミ「家の中でこんなに賑やかになったのっていつ振りかしら」フフ

QB「そうだね、いつもは僕とマミだけだからね」

QB「でもマミ、彼女達も魔法少女になればこの賑やかも日常になるかもしれないんだよ?」

マミ「もうキュゥベぇったら、もうその件はいいの」

QB「(……)まぁマミがそういうならもう言わないとこにするよ」

<>
◆GWARj2QOL2<><>2011/09/30(金) 18:24:28.85 ID:E4g/PZmo0<>
……………………

マミ「本当に良いの?家にいても構わないのよ」

キュゥベぇ「いや……色々調べたいことがあるから遠慮しておくよ」

キュゥベぇ「でもまぁ、時々話を聞きに寄らせてもらうかもしれない」

マミ「そう、その時は歓迎するわ。いつでもいらっしゃい」

キュゥベぇ「助かるよマミ。それじゃあ僕は行くよ」

マミ「ええ、またね」





キュゥベぇ(魔獣に襲われて気が付いた時にはマミの家にいた時は混乱したが、あそこでのやり取りで色々状況が解ってきた)

キュゥベぇ(何故美樹さやかが生きている理由、しかもまだ彼女は魔法少女ですらない。それと他の個体との接続が出来ない理由も。……それに、僕はもう――)

キュゥベぇ(多くの問題を解決するに至った存在、桃色髪の少女――鹿目まどか)

キュゥベぇ(全く、どうしてこうなった事やら)わけがわからないよ」

QB「それはこちらの台詞だよ」
<>
◆GWARj2QOL2<><>2011/09/30(金) 18:25:08.47 ID:E4g/PZmo0<>                                        ・ ・ ・ ・ ・ 
キュゥベぇ「やあ、来ると思ってたよ。僕ではない僕、……いや、この時間軸の僕」

QB「やはり、そういうことだったんだね。色々推測してみたが最終的に行きつく先は君は別の時間軸の僕ではないのだろうかと予測を立てた」

QB「君のいた時間軸では鹿目まどかという人物は存在しない」

キュゥベぇ「その通りだ。まさか鹿目まどかに会うなど思いもよらなかったよ、確かにとてつもない程の素質を秘めている」

QB「おや?その口振りだと鹿目まどかを知っている風にに聞こえるようだけど?」

キュゥベぇ「名前は良く聞くからね。容姿まではわからなかったけど」

QB「おかしいね、それだと大きな矛盾が生じる」

キュゥベぇ「そう。僕のいた時間軸では鹿目まどかは存在しない」

キュゥベぇ「鹿目まどかの存在を教えてくれたその人物も例外ではないはず、……普通ならね」

キュゥベぇ「だがその矛盾さえも覆す程の力を持った者がいるじゃないか」

QB「成程、鹿目まどかだね」

キュゥベぇ「彼女が齎した願いによって人々から鹿目まどかの存在が消えたんだろう、僕も含めて」

キュゥベぇ「だがその人物だけは記憶していたんだろう」

QB「鹿目まどかは何を願ったのだろうね」
<>
◆GWARj2QOL2<><>2011/09/30(金) 18:25:48.66 ID:E4g/PZmo0<> キュゥベぇ「…推測しても無意味だろう、存在が消えたんだからね」

QB「それもそうだね」


QB「さて、君の正体もわかった事だし、僕は鹿目まどかの勧誘に行ってくることにしよう。なんなら君も手伝ってくれると助かるんだけど」

キュゥベぇ「いや…手伝った所で僕のいた時間軸に反映するわけでもないし、メリットもない。遠慮しとくよ」

QB「そうか。ところで君はまだ帰らずこの時間軸に留まってるつもりなのかい?」

キュゥベぇ「どうだろうね。暫くは留まっているだろうけど」

QB「そうか」スタスタ

キュゥベぇ「健闘を祈ってるよ」





キュゥベぇ(さて、状況が解ってしまった以上最初にやるべき事が出来たが……果たして上手くいくのだろうか、非常に不安だ)

キュゥベぇ(行かなくては……彼女の所に)

「成程ね、別の時間軸のインキュベーターだったとは。これは予想が付かなかったわ」

キュゥベぇ「……!」

ほむら「話は聞かせてもらったわ」

キュゥベぇ「……ほむら」


<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/09/30(金) 18:27:23.28 ID:E4g/PZmo0<> 投下終了



最初の投下はプロローグ的な感じだったからあれだが

これからは投下量はこのくらいでいくと思う






ああ、そうそうキュゥベぇにリボンを付けたらリボンだけ浮くんじゃね?って突っ込みがあると思いますが
そこはキュゥベぇ的パワーで光彩でも取り入れて一般人には見えない、とでも解釈してくれると嬉しい
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/30(金) 18:35:11.02 ID:RDAVKFWwo<> 乙ですた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/30(金) 18:41:42.96 ID:/t3Ug6KDO<> 乙!!
断片的ながらも真実を知る者が放り込まれたのか
今後に期待してるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2011/09/30(金) 19:44:07.66 ID:qN0QnLUAO<> リボキュウってなんかウナキュウみたいだな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/30(金) 20:08:01.17 ID:pgHiB9D00<> リボルテックキュゥべぇの略かと <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)<>sage<>2011/09/30(金) 20:12:49.75 ID:kcfyjCNSo<> 期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/09/30(金) 23:45:39.15 ID:0XX39wcyo<> リボンは首に巻けよおおおおおお
QBの首元ってなんかさびしいんだよおおおおおおお乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<>sage<>2011/10/01(土) 03:03:49.52 ID:0E2zsQHI0<> 乙
リボルビング・ステーキュゥ!! <>
◆GWARj2QOL2<><>2011/10/01(土) 13:41:43.42 ID:H0tXV4Eg0<>
ほむら「気安く名前で呼ばないでくれるかしら」

キュゥベぇ「…そうだね。それは悪かったよ、暁美ほむら」

ほむら「それで別の時間軸に来てまでお前は何を企んでいるのかしら」

キュゥベぇ「返答次第では撃ち[ピーーー]、って顔に書いているように見えるね」

ほむら「あら解ってるじゃない。随分と物分かりがいいのね」

ほむら「ついでに言うと少しでも嘘が混じってると判断しても同じことをすると思うわね」

キュゥベぇ「心外だね。僕等インキュベーターは嘘をつく必要性は感じられないよ」

キュゥベぇ「ああでも、他の時間軸のインキュベーターはどうかは僕は把握していないから何とも言えないけどね」

キュゥベぇ「それとも君が今まで廻ってきた時間軸の中で偽りを語ったインキュベーターにでも遭遇していたのかな」

ほむら「……!お前は私の能力を知って…?」

キュゥベぇ「聞いたからね。僕のいた時間軸の君から」

ほむら「……そう。それで、お前の狙いは何なのかしら」ジャコッ

キュゥベぇ「勿論話すさ、僕の知るすべてを。その為に君に会いに行くつもりだったんだけど君から来てくれたのだから好都合だ」
<>
◆GWARj2QOL2<><>2011/10/01(土) 13:42:13.75 ID:H0tXV4Eg0<> キュゥベぇ「それに今撃たれると非常に困るんだよね」

ほむら(……?)

キュゥベぇ「僕は――」




ほむら「……魔獣……?」

キュゥベぇ「そう。僕達の時間軸では人間達の負の感情が集まって出来た“魔獣”と戦っているんだ」

キュゥベぇ「魔法少女は絶望や呪いをまき散らす魔獣を倒すのが、僕はその魔獣から手に入る負の結晶“グリーフシード”を回収するのが仕事だ」

ほむら「……ちょっと待ちなさい、“魔女”の存在はどうしたっていうの?」

キュゥベぇ「僕のいた時間軸では“魔女”という存在は確認されていない」

ほむら「なんですって……!」

ほむら「そんなことあり得ないわ。魔女は魔法少女の成れの果て…、ソウルジェムの穢れが限界を超えると魔女が誕生するはず……!」

キュゥベぇ「そうらしいね。だが、こちらでは浄化しきれなかったソウルジェムは何故か消滅してしまうんだよ」
<>
◆GWARj2QOL2<><>2011/10/01(土) 13:43:23.11 ID:H0tXV4Eg0<> ほむら「……!」

キュゥベぇ「何故消えるのか、原理は僕達も解っていない」

キュゥベぇ「僕のいたほむらはそれが“鹿目まどかの願い”だと、そう想い続けている」

ほむら(…………まどか)

ほむら「……」

ほむら「…例えその話が100万歩譲って事実だとしても、まだお前の目的を聞いてはいないわインキュベーター!」グッ

ほむら「それでお前はまどかの秘めた力に目を付けて時間軸を超えてまでまどかを狙おうとしているのかしら」キッ

キュゥベぇ「……君から見たらそう思えてもしょうがないだろうね。でもそれは誤解だよ」

キュゥベぇ「そもそも僕がこの時間軸に現れたのは事故だよ」

キュゥベぇ「いや、事故かどうかも不明だね。僕が何故此処にいるのかも僕自身わからないのだから」

ほむら「それを信じるとでも」

キュゥベぇ「事実だよ、それに僕からしても信じてもらうしかない」

キュゥベぇ「というか君は過去を何度も繰り返しているのだから僕らがそんな事が出来ないことは解ってることじゃないのかい?」
<>
◆GWARj2QOL2<><>2011/10/01(土) 13:44:31.09 ID:H0tXV4Eg0<> キュゥベぇ「もし出来たのなら数多の経験から基づいてとっくに君を出し抜いていると思うんだけど」

ほむら(…………)

キュゥベぇ「それで僕は君に会うつもりだったと言ったよね?僕が君に用があった理由、それは」


キュゥベぇ「君の目的に協力しよう、という旨と伝えに行くつもりだったんだ」


ほむら「な……に……?」

キュゥベぇ「君の目的は鹿目まどかから彼等インキュベーターの魔法少女の契約の阻止。で、合ってるよね?」

ほむら「…………」

キュゥベぇ「……違うのかい?」

ほむら「な、何を、言っているの…?理、解が出来ないわ……」

キュゥベぇ「この際だから全て話すけど、僕はもう僕のいた時間軸へは帰れないだろう。戻る手段がないらね」

キュゥベぇ「君は言ったね目的は何だ、と。目的はあるよ、僕の目的は」

キュゥベぇ「生きること、だね」

ほむら「!」
<>
◆GWARj2QOL2<><>2011/10/01(土) 13:45:40.27 ID:H0tXV4Eg0<> キュゥベぇ「君は知っているだろうけど僕等インキュベーターの記憶や思考は共有している」

キュゥベぇ「だが僕だけが別の時間軸に飛ばされて今や他の個体に接続が出来ない状況なんだ」

キュゥベぇ「だからこの時間軸でこの個体が活動停止したら僕という思念は消えて君達の所で言うと死を意味する」

キュゥベぇ「……生きる事を目的に行動するなんて、数時間前の僕は想像もつかなかっただろうね」

キュゥベぇ「こっちに来た時から、彼等インキュベーターとは対立するしかないのさ。生きるためにね」

ほむら「……何故生きることにあいつ等と対立するしかないっていうのかしら?」

キュゥベぇ「簡単な事だよ。彼等の目的は今や鹿目まどかから得られるエネルギーだ」

キュゥベぇ「それを達成するということはイコールこの星の死を意味すると同義」

キュゥベぇ「僕の生きるという目的の前には彼等の目的は障害でしかならないよ」

ほむら「……お前はまどかを利用して願いで自分のいた時間軸に戻ろうという考えはなかったのかしら?」

キュゥベぇ「考えなかった事もないけど、死と隣り合わせの戦いを課せられる魔法少女の対価に願い事があるというのに」

キュゥベぇ「他の相手、それも叶えた所で自分に影響が全く無いのに協力してもらえるとは思わないし、単一個体の僕にそこまでする価値は無いだろう」
<>
◆GWARj2QOL2<><>2011/10/01(土) 13:46:43.23 ID:H0tXV4Eg0<> ほむら「……」

キュゥベぇ「彼女をそういう状況に落とさせることをしようにも間違いなく君に命を狙われるだろう。僕が活動停止したら終わりな以上」

キュゥベぇ「そのような愚行は考えるだけ無駄だ」

ほむら「……」

キュゥベぇ「つまりはそういうことさ」

ほむら「……貴方本当にインキュベーターなのかしら?私の知っているインキュベーターとはかなり離れているのだけれど」

キュゥベぇ「というかここに来てからはインキュベーターとしての役割は無くなっただろう。ここで契約をした所でエネルギーは彼らが手に入れるんだからね」

キュゥベぇ「ここでの僕は魔法少女もしくはその素質がある少女のみ視認できるただのキュゥベぇだよ」

キュゥベぇ「まあさやかにはリボキュゥなんて変な名前を付けられてしまったけどね」

ほむら「何でリボンなんか付けているのか疑問だったけれど、全く似合ってないわね」

キュゥベぇ「そうなのかい?まどかから貰った物なんだが…」

ほむら「なんですって……!」ヒョイ

キュゥベぇ「わっ」

ほむら(確かにまどかの香りがする……っ!)
<>
◆GWARj2QOL2<><>2011/10/01(土) 13:47:21.34 ID:H0tXV4Eg0<> キュゥベぇ「ちょっ、何してるんだい?暁美ほむら」

ほむら「……」ホムホム

キュゥベぇ「あまりきつく締めないでよ、潰れちゃうよ……っ」ギュー

キュゥベぇ「あっ!前方にまどかが……」

ほむら「!」パッ


  スタッ

キュゥベぇ「全く、絞め[ピーーー]きかい?こちらに来て早数時間で人生が閉じるのかと冷や冷やしたよ」

ほむら「…キュゥベぇのくせして騙すとは良い度胸ね」

キュゥベぇ「初めての嘘がこんな下らないことに使うなんて思いもしなかったよ」

キュゥベぇ「それで…協力の件だけど、君の答えは?」

ほむら「………………いいわ。正し、まどかの危険を脅かそうというのならいつでも蜂の巣にしてあげるから覚悟しておきなさい」

キュゥベぇ「そんなことはしないよ、まどかの平穏が僕の平穏に繋がるんだからね」

キュゥベぇ(……よかった。何とかほむらと協力が得られた。……だが、まだスタートラインに立ったに過ぎない)

キュゥベぇ「(まだまだやらなきゃならない事は多いだろう)何はともあれよろしく頼むよ、暁美ほむら」

ほむら「ほむらで良いわ」

キュゥベぇ「そうか、わかったよほむら」


<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/10/01(土) 13:48:05.96 ID:H0tXV4Eg0<> 投下終了


やっと次から第一章って感じなのかね


しかし3日連続更新なんて初めでだ……
四日連続は……明日予定があるから無理か

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/01(土) 14:33:12.79 ID:NQJ11aUc0<> 続きを早く読みたいが無理はよくない
ただ、完走だけはしてほしい
期待してる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/01(土) 17:47:11.54 ID:uLv1KCvDO<> これからどうなってゆくのか気になりますね、次の投下が非常に楽しみです!

改変後で消えたQBは、多分すぐに補充されただろうな…。そんで残骸が無いのをさぞ不思議に思った事だろう。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中国地方)<>sage<>2011/10/01(土) 17:52:56.78 ID:bQaSOdRU0<> >>43
そういや、回収方法が変わっただけでインキュベーター自体は存在してるから
改変後の世界でもキュウべぇの補充システムは健在だっけ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(群馬県)<>sage<>2011/10/01(土) 19:29:30.61 ID:FlaSqyvXo<> そういえば改変後のQBと契約したら改変後の魔法少女システムになるのだろうか?
それともこの世界の魔法少女システムになるんだろうか?
まあ別の時空まではまどかも交渉出来ないだろうしやっぱり後者になるのだろうかな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)<>sage<>2011/10/01(土) 19:36:39.74 ID:QZQ3tFkWo<> 乙
メール欄にsagaで邪魔がなくなりますよ <>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/10/01(土) 20:40:58.70 ID:H0tXV4Eg0<> >>45
このスレでは
キュゥべェのいた時間軸だけ改変されたということにしている
鹿目まどかの願いは「過去、未来全ての魔女を生まれないようにする」とちょっと弄ってる

だから他の世界では普通に魔女がいる。魔獣世界はキュゥべェの世界だけ
じゃないとどの並行世界も魔女がいなくなってしまうので

なので後者ということで、はい

投下後に説明すべきだったな、配慮が足りなくてすまない

>>46
うっかり忘れてた、次から念のためにsagaも入れとくか

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長野県)<>sage<>2011/10/02(日) 07:33:44.54 ID:gtHOCQlx0<> 俺はこんな物語がみたかったのかもしれん!

しかし改変後のQBって感情あるのかな? 魔獣出たときにめんどくさい的なこといってるから少なからずあるのかしらね? <>
◆GWARj2QOL2<><>2011/10/06(木) 22:59:28.44 ID:zNXGeiwM0<>
ほむホーム


ほむら「さて、これからの予定を考える必要があるわね」

キュゥベぇ「その前に状況を確認したい。見滝原にいる魔法少女はほむらとマミで合っているかい?それとも佐倉杏子も来ているのかな」

ほむら「佐倉杏子はまだこちらに来ていないわ、今までの経験から一週間後くらいに見滝原にやって来る」

キュゥベぇ「彼女がここに来る理由はグリーフシードかい?」

ほむら「そこまで知っているのね」

キュゥベぇ「どうやら根本的な部分は僕のいた時間軸と変わらないようだ」


キュゥベぇ「先ずすべき事は魔法少女の集結及び結束だ」

ほむら「簡単に言うけれどそう容易いことじゃないわ」

ほむら「“ワルプルギスの夜”が見滝原にやって来るまでに魔法少女全員が集結したことなんて一度だってないわ」
<>
◆GWARj2QOL2<><>2011/10/06(木) 23:00:28.16 ID:zNXGeiwM0<> キュゥベぇ「“ワルプルギスの夜”……、未曽有の災害を齎すほどの強力な力を持つ魔女らしいね」

キュゥベぇ「生半可な戦力じゃ太刀打ち出来ないんだろう?」

ほむら「ええ」

ほむら「巴マミや佐倉杏子と共闘したことはあるけど力が足りなかった、良くて捨て身の攻撃で相打ち…」

ほむら「それに美樹さやかはどの時間軸もいずれで魔女になってしまう」

ほむら「……そもそも共闘することが稀なのよ。殆どが私一人で挑む事になる、……そしてまどかが契約してしまうのよ……っ!」

キュゥベぇ「……」

ほむら「勝てない……!何度繰り返しても勝てないのよ!!!」ギリッ

キュゥベぇ「落ち着きなよほむら。それはあくまで過去の話であって、今がどうなるかなんて解らないだろう?」

キュゥベぇ「僕らのこれからの行動で未来が決まるんだ。既に起きた過去を考えたってしょうがないじゃないか」

ほむら「そんなの言われなくても解ってるわ、今度こそまどかを守って見せる……!」

キュゥベぇ「ほむら、君はまどかに意識しすぎている。今はまどかから意識を逸らした方が良い」

ほむら「何を言ってるのかしら。私はまどかを契約させないために動いているのよ」
<>
◆GWARj2QOL2<><>2011/10/06(木) 23:01:23.33 ID:zNXGeiwM0<> キュゥベぇ「ワルプルギスの夜を倒せなきゃまどかは彼等と契約を交わすだろう。ワルプルギスの夜の撃破は必要不可欠なんだ」

キュゥベぇ「なら仲間を集めることに集中すべきだ、今まで魔法少女全員が集結出来なかったのなら尚更ね」

ほむら「けど――」

キュゥベぇ「この目的だって間接的にまどかを守っている事に繋がっていくんだよ」

キュゥベぇ「何もまどかに関わるなと言っているわけじゃない。それに目的の達成が早い程まどかに意識を向けられる時間も長くなる」

ほむら(まどかを守る……)

キュゥベぇ「まずは……そうだね、マミに協力を求めよう」

キュゥベぇ「僕は既にマミと顔合わせはしてあるし、比較的容易に協力してくれるんじゃないかな。この街に危機が迫っていると知れば彼女なら放っては置かないはず」

ほむら「確かに巴マミは正義感が強いから知れば放っておかないでしょうね」

ほむら「けれど彼女と良好な関係になったことなんてあまりないわ、そう上手くいくかしら?」

キュゥベぇ「面倒見のいい性格の彼女と険悪な関係になる方が難しいと思うけど」

キュゥベぇ「ほむら、それは君の接し方が悪いんじゃないかい?」


 グイ

ほむら「何よ、私が悪いって?」

キュゥベぇ「うわっ、尻尾を持ち上げないでよっ」プラーン

ほむら「私はいつだって最善な状況を考えて行動しているのよ」ブンブン

ほむら「巴マミとだって協力を求め続けてきてきたわ。けれど上手く状況が良い方にいかないのよ」ブンブン
<>
◆GWARj2QOL2<><>2011/10/06(木) 23:02:43.01 ID:zNXGeiwM0<> キュゥベぇ「わ…解ったから、離して……!」グルングルン

ほむら「ふん」

  ドサッ

キュゥベぇ「きゅっぷいっ」


キュゥベぇ「全く、僕はこの体が全てなのだから丁重に扱ってほしいよ」

ほむら「そういえばそうだったわね。貴方私が撃ち抜きたくてしょうがない相手と容姿が一緒だからついうっかりしてたわ」

キュゥベぇ「容姿が同じでも区分け出来る装飾を付けているじゃないか。僕に当てないでよ」

ほむら「気を付けるように努力はするわ」

キュゥベぇ「そうしてくれると助かるよ、長い付き合いになるんだからね」

ほむら「3日限りにならない事を祈るわ」

キュゥベぇ「何で他人事のように言うのさ……」



キュゥベぇ「最初はマミだね」

ほむら「そう」


<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/10/06(木) 23:03:40.39 ID:zNXGeiwM0<> 一日目終了、ほむキュゥは巴マミをロックオンしたようです
今回短くてすまん

前回、次から第一章って言ったけどここまでが序章だったね
今度こそ次から第一章のはず……!




今から思ったけど戦闘シーンの描写どうしよう
今まで戦闘シーンを書いたこと無いんだが……台本形式で表現出来るか不安だ
戦闘は地の文で書いた方が伝わりやすいと思うけど、過去に小ネタで片手で数えるくらいしか書いたこと無いし…、つか戦闘シーンじゃねえし……

全カットにするか……、いやラスボス(ワルプルギスの夜)をカット…しちゃ不味いだろうし
地の文の練習でもしとこ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/06(木) 23:06:22.10 ID:4PeLB7pho<>    ___
  / (゜Д゜)
  f×( ´∀`) 出番の予感 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/06(木) 23:24:02.21 ID:btS/XxqSO<> キュゥべえをぶんぶん振り回してる図を想像してワロタwwww
乙です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長野県)<>sage<>2011/10/07(金) 22:04:49.40 ID:QEIwPALU0<> このQBさんは梨花に対する羽入のようなアドバイザー的な役割になってほしいというか
ならないとまた突っ走って自爆しそうで怖いなほむほむがww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)<>sage<>2011/10/07(金) 22:29:42.02 ID:INaCurG7o<> 宇宙人はシュークリームがお好き <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2011/10/08(土) 00:08:26.58 ID:rwKrqbJAO<> QBの理性的で落ち着いた思考が味方につく事でコミュ障ほむらがパーフェクトほむほむへ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/08(土) 00:15:08.56 ID:LiodlrwDO<> 問題はほむらが素直に従うかどうかかww

キュウべぇに未来情報とか最強すぎて希望でSGがピカピカに <>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/10/08(土) 01:17:13.76 ID:iciO9kpq0<> こんばんは、夜行性の性質をもつ故にただ今ハイテンションな>>1です

まあそんなことはどうでもいいですね
ちょいと報告なんですが

二匹のインキュベーターことQBとキュゥべぇですが
表記だと簡単に見分けられますが、呼び名で二匹とも“キュゥべぇ”では
読んでる方にはわかりにくいかと思いまして
QBはキュウべぇ
キュゥべぇはそのままキュゥべぇとすることにしました

わかりやすく言うと
マミ「ねえキュウべぇ」
QB「なんだい?」
まどか「ねえキュゥべぇ」
キュゥべぇ「なんだい?」
こんな感じに

それと次回の更新は早ければ今日、遅くても水曜には更新出来ると思います
他に質問があれば何なりと
では <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<>sage<>2011/10/08(土) 01:41:57.04 ID:ig9+deIxo<> しかも完全に味方状態 <> ◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/08(土) 04:50:58.53 ID:iciO9kpq0<> 誰も居ないであろうけどこんばんは、おはよう?
こんな時間に投下しに来ちゃいましたぜ

今回シリアス皆無ですのでシリアス目的で来た方はすみません


ではいきます <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/08(土) 04:51:41.65 ID:iciO9kpq0<>

学校


キュゥベぇ「マミとの協力だけど、いつ頃接触しようか。それとも今日の内に行動を起こすかい?」

ほむら「そのことだけど、数日後……早くて三日後頃かしら」

ほむら「とある病院で魔女が現れて、巴マミがその魔女を倒しに向かうわ。けれどその魔女は他の魔女とは群を抜いて強力で、高確率で巴マミはやられる」

ほむら「だからそこで巴マミが魔女と遭遇する前に接触して共同戦線を提示するのはどうかしら?」

キュゥベぇ「成程。その魔女を倒した後に、後に来る強大な魔女の存在を教えてあげれば自然に協力を求められるし」

キュゥベぇ「共同戦線を提示したことについてもそれが理由なら違和感を感じたりはしないだろう。いいね、それでいこう」

キュゥベぇ「ただその場合、マミよりも先に魔女のいる所に到達しなければならないという問題があr……どうやら愚問のようだね」

ほむら「ええ。魔女の現れる場所は把握してるから」

ほむら「しばらくその付近で張っていれば直に駆けつけられるわ」

キュゥベぇ「そうか。じゃあ僕はそれまで一度マミに会って印象を深めておくことにしようかな」

ほむら「そう」

  ガラ

まどか「あっ…」

さやか「…………」


ほむら「……」スタスタ

さやか『…ねえ、あんたさ、そいつと一緒にいて大丈夫なの?』

キュゥベぇ『どうしてだい?』

さやか『だってそいつ、キュウベぇを殺そうとしたんだよ?かなり物騒な奴だし』

キュゥベぇ『僕は直接ほむらから理由を聞いたわけじゃないけど、ほむらは闇雲に相手を傷つけるような子じゃないと思うよ』

さやか『なにそれ、それじゃまるでキュウベぇが悪いことをしてるみたいじゃん』

キュゥベぇ『僕は当事者じゃないんだからなんとも言えないよ』
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/08(土) 04:52:24.98 ID:iciO9kpq0<> キュゥベぇ『直接ほむらに話を聞いてみたらどうだい?』

さやか『はっ、あんな陰険な奴が正直に言うとは思えないけどねー』

まどか『キュゥベぇはほむらちゃんの事どう思っているの…?』

キュゥベぇ『一途で芯が強い子じゃないかな』

キュゥベぇ『何事にも真っ直ぐに生きていると思うよ』

QB『…………?』

さやか『美化しすぎなんじゃないの?』

キュゥベぇ『そうかな?思ったままのことを言ったつもりだったんだけど』


ほむら【随分黙り込んだまま向こう向いている様だけれど、テレパシーで話でもしているの?】

キュゥベぇ【おや、君には届いていなかったのかい?ということは彼はほむらにはフィルターを掛けていたようだね】

ほむら【私に聞かれると不味いことでも話していたのかしら】

キュゥベぇ【聞かれてもそこまで問題になるような話じゃなかったと思うけどね】

キュゥベぇ【ただ君は彼女達には良いようには思われていないようだったよ、特にさやかは君を邪険にしている感じだったね】

キュゥベぇ【早めに彼女達と和解したほうが良いんじゃないかい?】

ほむら【というか、そんなテレパシーで堂々と言っても大丈夫なのかしら】

キュゥベぇ【問題無いよ。思念は中継役の僕を通して伝えるからね】

キュゥベぇ【誰に伝えるかは任意で設定出来るんだ。だから今はほむらにしか聞こえないよ】

ほむら【それは知らなかったわ、便利ね】

キュゥベぇ【ほむらには聞こえていないようだけど今さやかは君のことぼろっくそに言ってるけど】

ほむら【貴方“ぼろっくそ”なんて言葉を使うのね、意外だわ】クルッ
キュゥベぇ(……彼女の言葉使いが移っちゃったかな)

ほむら「……」ジッ

まどか「……っ」ギュ

さやか「ふんっ」


  キーンコーンカーンコーン

早乙女先生「はーい皆さんチャイムが鳴りましたから席についてくださいねー」 <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/08(土) 04:52:54.70 ID:iciO9kpq0<>

  一時限目

ほむら「……」カリカリ

キュゥベぇ【優秀だねほむら。全ての答案間違いが無いよ】

ほむら【このくらい出来て当然よ】カリカリ


  二時限目

キュゥベぇ(…やることないと退屈だね)ねぇほむら】

ほむら【気が散るから今は黙ってて】モクモク

キュゥベぇ【…それは悪かったね。僕はちょっと散策してくるよ】

ほむら【そう】


  三時限目

キュゥベぇ【ねぇ、ちょっとさ。都合良く10体くらい僕のほうに回しれくれないかい?】

QB【何でさ…、僕が10体そっちに行ったところでその10体の記憶や思考は僕が共有しているんだよ?何になるのさ】

キュゥベぇ【こっちに回してもらったら勿論その10体のリンクは遮断して僕の方にリンクを繋げるよ】

QB【君は孤立だって聞いたけど根拠地(ベース)と接続出来たのかい?】

キュゥベぇ【接続が切れているんだからそんなこと出来るわけないじゃないか。君の方の根拠地(ベース)でやってもらいたいのさ】

QB【嫌だよ……、何でそんなこと僕がしないといけないのさ。僕に何の利もならないじゃないか……】

キュゥベぇ【チッ】

QB【舌打ち!?わけがわからないよ……】


  四時限目

キュゥベぇ【マミー、彼が酷いんだ。僕がお願いして頼んでいるっていうのにちっとも聞いてくれないんだ】

QB【ちょっと待ってよ、まるで僕が悪いみたいじゃないか】
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/08(土) 04:53:51.86 ID:iciO9kpq0<> マミ【あら、キュウベぇ?折角お仲間が困っているのだから助けてあげてっても良いと思うわ】

QB【違うんだマミ、彼の頼みは無茶苦茶なんだ。とてもじゃないけどその頼みは答えられないんだよ】

キュゥベぇ【同族が困っているのに突き放すなんてあんまりだよ】ベシベシ

QB【ちょっと叩かないでよ……!】

マミ(キ、キュウベぇ達が戯れてる……!か、可愛い!!!)キュンキュン

国語教師「巴さん、この問題を答えてくれますか?……巴さんー?」


ほむら【(……何故私まで聞こえるようにしているのかしら、正直耳障りだわ)】

数学教師「暁美君、この答えを言ってくれるかい?」

ほむら「はい、x=3、y=2/5です」

数学教師「よし、正解だ」

まどか「ほむらちゃん頭良いー」

さやか「……優等生ぶっちゃって」ケッ
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/08(土) 04:54:17.46 ID:iciO9kpq0<> 数学教師「じゃあ次の問題は美樹君、君が答えて」

さやか「え!?……えー、っと。…………さ、3くらい?」

数学教師「なんで曖昧なんだ…、そもそもxとyのふたつの解があるのに1つのわけがないだろう。しかもどちらか片方でも解は3にはならないぞ」

数学教師「じゃあ次の○○君、代わりに君が答えて――」

さやか『くっ、おのれ転校生め……!』

まどか『さやかちゃん、そこはほむらちゃん関係ないと思うよ……』


  昼休み

キュゥベぇ「一人ベンチで食事なんて、まどか達を誘えば良かったんじゃないかい?交友も兼ねてさ」

ほむら「今誘った所で美樹さやかとさらに険悪が進むだけよ」ガサガサ

キュゥベぇ「……それは」

ほむら「コンビニ弁当よ」

キュゥベぇ「自炊はしないのかい?」

ほむら「必要性を感じられないわ」モグモグ

キュゥベぇ「ふぅん……(僕のいた時間軸のほむらはちゃんと自炊をしていたけれど、やっぱり全く同じというわけでは無いんだね)」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/08(土) 04:54:47.44 ID:iciO9kpq0<> ほむら「……何?私をじっと見て。それとも欲しいのかしら?」

  すっ

キュゥベぇ「…なんだいこれは?」

ほむら「たくあんよ」

キュゥベぇ「そうか」パクッ

ほむら「折角食べさしてあげたのだからしっかりと味わいなさい」モグモグ

キュゥベぇ「斬新な食感だね」ガリガリ

ほむら「そう」モグモグ

キュゥベぇ「……」ガリガリ

ほむら「……」モグモグ

キュゥベぇ「……」ガリガリ

ほむら「そんなに食べたいのならまだあるわよ」スッ

キュゥベぇ「ほむら?ただ君が食べたくないだけなんじゃ――」

ほむら「い ら な い の か し ら ?」

キュゥベぇ「貰うよ」パクッ

ほむら「そう…」モグモグ

キュゥベぇ「……」ガリガリ

…………


  放課後

キュゥベぇ「じゃあ僕はマミの所に挨拶に行ってくるよ」

ほむら「わかったわ」

キュゥベぇ「それじゃ」タッタッタ



ほむら「…………」

ほむら(さてと……)


<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/08(土) 04:56:11.37 ID:iciO9kpq0<> 投下終了
眠いんだぜヒャッハーァ

今回はほのぼの200%増しでお送りしました
やはりほのぼのが俺の性分のようだ、書くの楽しい


夜にまた来れるかな…?取り敢えず寝て、起きて、それからですね
ではまた

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/08(土) 05:20:55.84 ID:Y/2nWKIDO<> 乙!!
ほのぼのいいよぉ〜



てかこれから寝るのか
おやすみ、いい夢見ろよっ!



・・・・さて、こっちは仕事へ行く準備始めるか・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長野県)<>sage<>2011/10/08(土) 06:22:19.32 ID:79EQnvTX0<> 乙〜日常編とかも長々とやって欲しい気もしたけどそんな悠長なことしてたら間違いなく魔女に皆殺されるかwwww
というかキュウべぇが死なないかとハラハラしてしまうww 魔法少女は割と頑丈だけど割りともろいよねキュウべぇってww


そういえばマミさんがシャル戦で負けるのって今判別してるループの中では本編だけなんだよな
ほむら曰く起こる確立が少ないさやかの魔法少女化以上にイレギュラーな自体だったのかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/08(土) 08:24:19.46 ID:ikU6zPbDO<> このスレ最終的にキュゥ×Qになりそうなようなイメージしてしまった
いやならんだろうけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/08(土) 09:35:59.51 ID:MWCPf/zIO<> 和むなーおつ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/08(土) 11:54:17.33 ID:YCvGbbhUo<> >>65
キュゥベぇが一瞬ミストさんに見えてしまったぜ。

キュゥベぇ「こんなに僕とQBで意識の差があるとは思わなかった…!
       これじゃ、僕…エネルギー回収業を続けたくなくなっちゃうよ…」

QB「わけがわからないよ。どうしてこの個体はこんなに図々しい要求が出来るんだい?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/10/08(土) 12:20:13.92 ID:4LexSY0co<> >>74
キュゥべえ「そうだね。でも今はそんな事どうでも良いんだ、重要な事じゃない」


こんな事言われたらドスでメッタ刺しにしても物足りないな



しかしたくあん何枚入ってるんだよwwwwwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)<>sage<>2011/10/08(土) 14:29:05.16 ID:axUuAtJL0<> なんだよこのスレ、ふざけてんの?






面白すぎるだろ、勉強に集中できないぜwwwwwwwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/10/08(土) 16:52:55.79 ID:vJbObrX3o<> 誰だよこんな所に育毛剤撒いたの
偏って禿げたり生えたりして無駄な改行と無駄な草だらけだぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中国地方)<>sage<>2011/10/08(土) 21:01:10.15 ID:I7kjDiUd0<> なんか、ラストのほむらが勝手な行動取りそうに見えたんだが……まさかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/09(日) 10:44:18.91 ID:X0dQ939I0<> これは良いSSを見つけてしまったwwktk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/09(日) 18:33:35.95 ID:AJpuGAkDO<> >>78
果てしなく不安になったじゃねーかww

きっとトイレだよ! そうに違いない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/12(水) 00:27:35.77 ID:uYokeZ6SO<> ほむらはリボキュゥの時間軸の自分が能力の詳細を話しちゃうぐらいにQBを信用してたことについて、疑問はないのだろうか

今なんて見たら撃ち[ピーーー]ぐらいなのに <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/13(木) 23:09:13.23 ID:ekjctkHs0<>


マミ「あら」

キュゥベぇ「やあマミ」

マミ「こんなところでどうしたのかしら?」

キュゥベぇ「マミに会いたくなってね、ここにいればいずれ会えるだろうと思って待ってたんだ」

マミ「それは嬉しいわね、でも私これからパトロールしなくちゃいけないの」

キュゥベぇ「それは把握済みさ、だから僕も同行しても良いかな?」

マミ「あら本当?それは構わないわ」



マミ「そういえば聞きたかった事があるんだけど。貴方キュゥベぇのお仲間なのでしょ?それじゃ貴方も契約を交わす使者なのよね」

キュゥベぇ「そうだよ」

マミ「昔キュウべぇから担当エリアはしっかりと決められてるって聞いたけれど、貴方の担当も此処なの?私キュウベぇが二匹いるなんて知らなかったわ」

キュゥベぇ「別にキュウベぇは二匹に限らずもっと数多くいるんだけどね」

マミ「え!?そう、なの?」

キュゥベぇ「キュウベぇというのは素質のある子と契約を交わせることが出来る僕らの事をを指す総称なだけだからね、それこそ世界中にたくさんいるよ」

マミ「じゃあ貴方の本当の名前はキュゥベぇじゃないの?」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/13(木) 23:10:11.98 ID:ekjctkHs0<> キュゥベぇ「いいや、僕はキュゥベぇだよ」

キュゥベぇ「まあでも単一個体を表わす固有の名詞はあるけど、君達にとって解りずらいし長くて覚えられにくいから名乗る意味は無いと思うけどね」

キュゥべぇ「だからこれからも僕の事はキュゥベぇと呼んで構わないよ。それに先程マミが言った通り、エリアは決められている」

キュゥベぇ「基本1つのエリアに担当者が一体だ、だから他のエリアからキュゥベぇが来ることはないと思うよ。このエリアにいるのは僕と彼だけだよ」

マミ「1つのエリアに担当者が一体っていっても貴方達2匹いるじゃない」

キュゥベぇ「ああそれは僕の担当してたのは此処じゃないからね」

マミ「あら、それじゃ担当エリアはどうしたの?」

キュゥベぇ「そのことなんだけど……。何て言ったらいいのかな、今の僕の状況を解るように言葉で説明するのはちょっと難しいな……」

マミ「クビになっちゃったとか?なんてね」

キュゥベぇ「いや…共通するところはあるね。僕は今切られている状態だから」

マミ「あ…、悪いことを言っちゃったわね、ごめんなさい」

キュゥベぇ「謝ることじゃないさ、これはもう仕方がないことだからね」

キュゥベぇ「だから此処での契約云々は彼の仕事だよ」

キュゥベぇ「でも困った時はいつでも言ってくれて構わないよ、何時だって助けになってあげるからね」

マミ「クスッ、それは心強いわね。そのときは頼りにさせて貰おうかしら」



マミ「貴方ってあの黒髪の魔法少女と行動してるようだけど大丈夫なの……?痛い目に遭わされてない?」

キュゥベぇ「マミもさやかと同じことを聞くんだね、僕が彼女から危害に遭わされたことはないよ」

マミ「でもキュウベぇはあの子に傷つけられたわ」

キュゥベぇ「それを僕に言われても困るんだけどね。それは彼女と彼との問題だから」

キュゥベぇ「気になるというのなら彼女に尋ねてみると良い」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/13(木) 23:10:52.59 ID:ekjctkHs0<> マミ「…そうね。遠からず会話の場が必要になるかもしれないし、考えておくわ」

キュゥベぇ「君達は同じ魔法少女なんだ。僕としては対立してほしくないし、魔法少女同士が衝突して戦闘になって、それで命を失うなんて馬鹿らしいと思わないかい?」

キュゥベぇ「そんなことで無駄に魔力を使うより、倒すべき敵は同じなんだから協力しあった方がよっぽど効率的だよ」

キュゥベぇ「多人数なら極力魔力を消費せずに敵を倒せることもあるだろうし、ベテラン同士なら魔力を消費せずに倒せるほうが多いだろう」

キュゥベぇ「そっちの方がよっぽどグリーフシードをストック出来るよ、それこと君と彼女が組みさえすれば」

マミ「私も魔法少女同士が争うより協力し合うっていうのは肯定よ」

マミ「でも……彼女とは合いそうにないと思うわ、昨日の彼女を見た限りね」

キュゥベぇ「ねえマミ。君は暁美ほむらという人物をどれくらい知っているかな?」

マミ「そう、ね。見滝原中学に転校してきたばかりの鹿目さんや美樹さんと同クラスの二年生で」

マミ「私と同じ魔法少女、そしてキュウベぇを傷つけた相手、ってところかしら」

キュゥベぇ「成程、間違いは無いね」

キュゥベぇ「でもそれは暁美ほむらの肩書きであって、暁美ほむらの内面を指しているわけじゃないよね?」

マミ「……確かにね」

キュゥベぇ「それもそうだ、君と彼女は昨日初めて出会って今日で二日目だ」

キュゥベぇ「暁美ほむらがどんな相手か知らないのは当然と言える。だから」

キュゥベぇ「だから暁美ほむらと会って、話をして、それで見極めてくれないか。本当に彼女と合いそうにないのか、マミにとって協力するに値しないのか」

キュゥベぇ「それで本当に駄目だというのなら、僕はそれで構わない。そういうことなんだって納得出来る」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/13(木) 23:11:57.25 ID:ekjctkHs0<> マミ「……ふふっ」

キュゥベぇ「……どうしたんだい?急に笑ったりして」

マミ「貴方って彼女が好きなのねって思っちゃって」

キュゥベぇ「え?」

マミ「だって貴方私と彼女との険悪な関係を解消したくてここまでしているんでしょう?快く思っていなかったら普通そこまで強引に動かないと思うわ」

キュゥベぇ「…強引だったかい?」

マミ「強引よ。グリーフシード目当てに魔法少女同士が衝突なんてよくあることなのに貴方はそうまでして彼女との対話を私に求めているんだもの」

マミ「私に会いたいって言ったのもこれが目的だったんじゃない?」

キュゥベぇ「……まいったな。そこまで理解されてたら素直に頷くしかないじゃないか」

マミ「でも、貴方がそこまで行動を起こす起因の相手に興味が出てきたわ」

マミ「貴方が好意を持っている彼女はどんな相手なのかしら、ってね」

キュゥベぇ「良好な関係でありたいとは思ってるけど、それ以上のことは何もないよ」

マミ「本当かしら?もしかしたら知らず知らずってこともあるかもしれないわよ?」

キュゥベぇ「ちょっと何言ってるのかわからないよ」

マミ「まあそういうことにしてあげるわ」フフ


マミ「貴方ってやっぱりキュウベぇと違うのね。最初に会った時は似ているかと思ってたけれど先程のではっきりとしたわ」

キュゥベぇ「……どういうことだい?」

マミ「キュウベぇって契約と関係無いことは話さない傾向があるのよ。他に関心がないというか、聞かれたら答える姿勢というか」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/13(木) 23:12:53.52 ID:ekjctkHs0<> キュゥベぇ「……」

マミ「私にとってキュウベぇは大切なお友達だけれど、貴方をそこまで動かす暁美さんが少し羨ましいわ」

キュゥベぇ「僕はそれが最も最善と考えたから行動したにすぎないよ」

マミ「はいはい、それは先程も聞いたわ」

キュゥベぇ「本当かい?まだ誤解してそうに思うんだけど」

マミ「ええちゃんと解っています事よ」

キュゥベぇ「ねぇ何か口調がおかしいよ?やっぱりまだ誤解を――」

………………



キュゥベぇ「ここは病院だね」

マミ「病院はどうしても負の感情が集まりやすいから、パトロールの時は念入りに回ってるわ」

マミ「実際病院で魔女と遭遇する事が多いしね」

キュゥベぇ「どうだいマミ、魔女の気配は」

マミ「……問題無いわね。気配は感じられないわ」

キュゥベぇ「それは安心だ」

マミ「それは私に言ったのかしら?それとも病院の患者に?それとも暁美さんにかしら?」

キュゥベぇ「何でそこでほむらが出てくるのさ、いい加減僕をからかうのは遠慮してよ」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/13(木) 23:13:29.65 ID:ekjctkHs0<> さやか「あれ?マミさんに、リボキュゥじゃん」

マミ「あら、美樹さんこんにちわ」

キュゥベぇ「やあ、さやか。それと僕のその呼び名はもう確定事項なのかい?」

さやか「もちろん、そっちの方がユーモアがあっていいじゃん」

さやか「マミさんはどうしたんですか?こんなところで」

マミ「魔女が現れていないかパトロール中なの」

さやか「そうなんですか。でも、ここに来るってことはここも、その…魔女っていうのが出てくる可能性があるってことですか?」

マミ「そうね、魔女は時と場所を関係なく現れるわ。特に病院はそうなの」

さやか「マジっすか!?……うわー、何か不安になってきた」

マミ「美樹さんのお知り合いがこの病院に……?」

さやか「あー…知り合いというか、幼馴染なんですけど、前からここに入院してるんです」

マミ「そうなの……(この病院で魔女が出現したことがあるのだけれど、不安にさせない方が良いわね)」

マミ「けど安心して、いま気配を探ってみたけれど魔女の気配は感じないから」

さやか「でも……明日以降出ないとは限らないですよね……?」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/13(木) 23:14:26.11 ID:ekjctkHs0<> マミ「そうね、確かに否定は出来ないわね」

マミ「でも私がいる限り被害は出させないわ」

さやか「あっはは!いやー、マミさんにそう言ってもらえると凄く安心するっす」


さやか「じゃあ私はこれで失礼します、マミさんも気を付けて下さい」

マミ「あ、実は私も帰ろうかと思ってたの。だから途中まで一緒にどうかしら?」

さやか「もちろん大歓迎ですよ」



さやか「マミさんって凄いですよね、こんなことをずっと続けているんですもん。尊敬します」

マミ「そんな大それたことじゃないわ。それに、私にとって魔女退治は使命みたいなものだから」

キュゥベぇ「マミ、そんな謙虚にならなくても良いんじゃないかい?実際マミは良くやってると思うよ」

キュゥベぇ「怠らずに見回りを続けることはそう容易いことじゃない。それだけマミは強いってことだよ」

さやか「魔女と戦い続ける代わりに願いを1つ叶える、かー……」

さやか「……ねえリボキュゥ、それは自分の身形のことじゃなくても良いの?」

マミ「……美樹さん……?」

キュゥベぇ「それは願いで他人に影響を与えるってことかい?可能だよ」

さやか「そっか……」

マミ「美樹さん、貴方もしかして――」

  キィィィィン

マミ「……!」

キュゥベぇ「……マミ」

マミ「ええ」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/13(木) 23:15:29.11 ID:ekjctkHs0<> さやか「え?なになに?」

キュゥベぇ「魔女の気配だ」

さやか「え、マジ!!?」

マミ「どうやら向こうに見える工場跡からのようね」

キュゥベぇ「マミ、急ごう」

マミ「ええ」

さやか「えっあの、ちょっと待ってっ」


マミ「ここね」

さやか「あっ!マミさん屋上に人が!」

マミ「!」

女性「……」

女性「……」タンッ

さやか「飛び降り!!?嘘でしょ!?」

マミ「はぁっ」

  シュルルル

女性「……」ガシッ

マミ「これで大丈夫よ」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/13(木) 23:16:16.97 ID:ekjctkHs0<> さやか「……?首に変なマークが……」

マミ「魔女の口づけよ。この女性は魔女に操られているのよ」

キュゥベぇ「……」

さやか「だ、大丈夫なんですか?」

マミ「今は気を失っているけれど、目を覚ましたら何をするかわからないわ。魔女を倒すまでこのマークは消えないの」

マミ「だから急いで魔女を倒さないとね」

キュゥベぇ「さやか、魔法少女でもない君がここにいたら危険だ。君は帰ったほうが良い」

マミ「そうね。美樹さんは家に帰られたほうが良いわ、ここからは魔法少女の役目よ」

さやか「………………あの、私も同行させて下さい」

マミ「駄目よ、そんなことはさせられないわ。ここからは本当に危険なの」

マミ「とてもじゃないけど魔法少女じゃない者がここから先へ行ったら悪いけど生きては帰れないわ」

さやか「魔女と戦うっていうのがどんなものか知りたいんです……!魔法少女になるというのがどういうことか知りたいんです……っ!」

マミ「……入院してる幼馴染のことで願い事を叶えようか考えているのね?」

さやか「……お願いします、どうか私も連れてって下さい」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/13(木) 23:18:28.31 ID:ekjctkHs0<> キュゥベぇ【マミ、彼女も同行させよう】

マミ【何言っているの、危険だわ】

キュゥベぇ【さやかは契約するか考えている所まできているんだ、魔女と戦うのがどんなものかを知らずにもし契約することになったらそっちの方がよっぽど危険だ】

キュゥベぇ【魔女戦がどういうものかを肌身に感じさせてから、契約するのかしないのかを考えさせた方が良い】

マミ【……、……そうね。確かに一度も魔女を確認しないで契約することになるよりかは確かに遥かに良いわね】

マミ「……わかったわ。ただし、ここからは私の言う事は絶対に厳守よ」

さやか「!はいっ」

キュゥベぇ(ああ言ったものの、僕もここから先は未知の領域だ。何が起こるかわからない以上、マミの傍に離れないようにしないと)


  ポゥ

さやか「おおっ、木の棒が何かカッコいい棒に……!」

マミ「気休めだけど、これで身を守れるくらいにはなると思うけれど、私から離れないようにね」

キュゥベぇ「僕は保身をはかる術がないからさやかの肩で大人しくしてるとするよ」

さやか「まっかせなさい、これでかっ飛ばしてやるんだから」ブンブン

マミ「さあ行くわよ」



さやか「…やっぱり結界の中って気持ち悪いね」

マミ「今は美樹さんもいる事だし、ちゃっちゃと魔女を倒しましょう」パンッ

使い魔「orehrgeohe」
使い魔「oegioeooig」
使い魔「ejorijeojo」
使い魔「fhuiwpjperj」
使い魔「owjhoeroo」

マミ「邪魔よ!」

  バラララララ!!!

さやか「やっぱり何度見ても凄いなぁ、マミさんは」

キュゥベぇ「マミは他の魔法少女よりもひと際素質が高いからね、それに何年も魔法少女を続けているから経験も豊富だ」



マミ「どうやらここが最深部のようね」

   バンッ

さやか「……あ、何か大きいのが」

マミ「そう、あれが――」


ゲルトルート「oruhorshroiwehoowoe」






キュゥベぇ(あれが…………魔女……)


<>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/10/13(木) 23:20:33.98 ID:ekjctkHs0<> 投下終了
どうにか魔女戦まで持ってこれた

さて、問題は次の戦闘シーンだ……
戦闘シーンは一応地の文で書こうかと思っているのですが、途中で投げ出す事もあるかもしれませんので
台本形式で書くかもわかりません


土曜日まるまる空いているので、スロット打つ衝動が起きなければ、黙々と書いていると思うので
次の投下は一週間以内に来れると思います、多分



関係無い話ですが
書いているときに>>89の部分で
>キュゥベぇ「マミ、急ごう」
>マミ「ええ」
が、キーボードの入力している場所が横にずれている事に気がつかなくて見直すときに
>キュゥベぇ「マミ、急ごう」
>マミ「wwww」

てなってて。あのマミさん…?何ではっちゃけているんですか?って突っ込んでしまった
正直見直さなければ大変なことになってたわ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(群馬県)<>sage<>2011/10/13(木) 23:29:09.82 ID:JCXb7VVPo<> 乙でした〜
土曜日の投下期待してるぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/10/13(木) 23:30:09.41 ID:hA9+Bopeo<> お疲れ様でした。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/13(木) 23:43:34.54 ID:yyOd7514o<> このべぇさんかわいい
めちゃくちゃ好みや <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2011/10/14(金) 00:05:23.87 ID:vr+ttIFAO<> キュゥベぇがかわいい…だと… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/10/14(金) 00:14:50.39 ID:jDMOwbiSO<> きれいなキュゥべえだが油断してはならない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2011/10/14(金) 07:27:33.30 ID:/GqMCakAO<> きてたー>>1乙
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2011/10/14(金) 07:35:05.32 ID:/GqMCakAO<> >>1乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>saga sage<>2011/10/14(金) 08:06:32.07 ID:v3dq+Bjk0<> さやか「おおっ、木の棒が何かカッコいい棒に……!」
ってセリフがアホの子っぽくて可愛い。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/14(金) 19:39:10.25 ID:KUzjMywDO<> エントロピーの調節者キュウベぇ、改変前の世界を巡り、その瞳は何を見る…? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2011/10/14(金) 19:47:30.23 ID:8rSfVij/0<> 旅に出る理由は宇宙が滅びる未来かえるたーめー


ってリボキュゥは違うか。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)<>sage<>2011/10/14(金) 21:50:20.38 ID:C7+lCDI/o<> おつー


さやか「おおっ、木の棒が何かエロい棒に……///」

ふむ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>saga sage<>2011/10/14(金) 23:25:54.35 ID:p7stkjOTo<> ほむら「まどかがまた死んでしまった……おのれキュウべぇええええええええええええええええ!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/15(土) 10:37:43.61 ID:OKeDNxcDO<> リボキュゥってQBより感情的だな
教室での戯れ可愛い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/15(土) 10:38:34.11 ID:OKeDNxcDO<> リボキュゥってQBより感情的だな
教室での戯れ可愛い <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/15(土) 17:59:27.17 ID:swnv4AFB0<>


なんて異形な姿なんだ――。
初めて魔女と遭遇しての最初の思考がそれだった。

魔女の情報は少なからず持っている。
自分がいた時間軸の暁美ほむらが唐突に過去にあった事を口にする事が多々あった。
最初のころは彼女が頭の中で創りだしたただの妄想だろうと判断していた。
何回目かの過去話で元々の能力は時間跳躍だったと彼女から聞く。
確かに、そんな能力を有していれば彼女から聞いた事はあり得ない話では無い。その事が実際にあったかどうかはともかく。
ただそれを抜きにしても彼女の話はとても興味深かった。何度も聞くうちに自分のいる時間軸も元はそうであったんだろうかと可能性の1つとして考えさせられるほどに。
だが、今現在進行形でその話の中心に自分がいるため、彼女の話が事実である以外の何者でもないだろう。どうしてこうなったことやら。

再び、目の前の魔女を見据える。
元が魔法少女だったとは思いつかせないほど変貌している。元の面影など皆無だ。
まあ、元となった魔法少女の容姿を知っているわけではないため、面影など知り得ない事だが。

横にいるさやかに目をやる。
恐怖を帯びた目で魔女を見つめている。
魔女は絶望を撒き散らす存在だと聞けば誰もが納得するほどの禍々しさだ。彼女の姿勢は当然だろう。

一歩前へ出るマミに声をかける。


「マミなら心配は無用だと思うけど、気を付けてね」

「ええ、行ってくるわ。直に終わらせるから美樹さんをお願いね」


マミは魔女へ向かい、飛び出していった。


「だ、大丈夫なの……?マミさん一人であんな化物と戦うなんて…」


さやかがマミの後ろ姿を不安げに見つめる。
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/15(土) 18:00:18.89 ID:swnv4AFB0<> 「先程も言ったけど、マミの素質の高さは並じゃない。マミが遅れを取るなんて思わないよ」


推測でしかないが、魔女の強さが元の魔法少女の素質に比例するとすれば、他の魔法少女より突出する素質をもつマミなら負けるはずがない。
なによりほむらからそういった情報が無い以上、つまりは大丈夫なんだろう。

――いや、その考えは危険だ。
ほむらから得られた情報はあくまで過去に起こった事から基づいているだけだ。つまりは統計に過ぎない。
そういった事象に“なりやすい”というだけだ。
僕と言うイレギュラーが存在する以上、何が起きてもおかしくは無い。

そう、つまりはここでマミが倒されることもあり得るということ。


「…………」


もしかしたらという考えが頭の隅によぎったが、すぐさま霧散した。
神経質になりすぎだ。
この時間軸のマミの戦いを見るのは初めてだが、自分のいた時間軸のマミは無類の強さを発揮している。
このマミの素質を見るからに、僕の知っているマミと変わらない。

ふと、向こうのマミは今何をしているのだろうかと頭に浮かんだ。
初めて彼女と契約を交わした頃から、長い年月を経ても相変わらず変わらない彼女のことだ。
今でも魔獣から人々を守るために戦っているんだろう。
それはほむらも杏子にもいえることだろうが、あの3人は仲が良いのか悪いのか。
3人揃うと何故か争う事が多い、仲裁する自分の身にもなってほしいと何度言った事か。

そこまで考えて、自分の違和感に気付いた。
何を考えている?この時間軸に来てからまだ2日しか経っていないというのに。
頭を左右に振る。
今はそんな事を考えている場合ではない。

実際に魔女と遭遇するのは初めてなんだ。
得られる情報は最大限取り込まないといけない。
マミなら大丈夫。やられたりなんてしない。絶対に。


「マミなら問題無い。だからさやかもしっかりと目に焼き付けとくと良い。魔女と戦うのがどういうのかを」

「……うん」


すると、一度に何発も発砲したかのような音が耳に響いた――。 <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/15(土) 18:01:03.92 ID:swnv4AFB0<>



魔女のいる広場に着地し、銃を二丁出現させる。

私がここにいる事は向こうも気付いているはずなのにこちらに見向きもしないようだ。
取り敢えず、足元にいる目障りな使い魔を一匹踏みつぶした。

すると使い魔を潰された事に怒っているのか、こちらを向き、唸り声のようなものが聞こえた。
刹那――魔女が何か大きな物体を飛ばしてきた。
直ぐ様持っている銃で飛んでくる物体を撃ち壊す。

土が舞い、魔女を視認出来ないため左へ飛んだ。


(魔女がいない……?)


右から気配を感じ見向きもせず、即座にそちらの方に発砲。
右手を見ればどうやら外れたようだ、魔女は壁にそりながらこちらに向かってくる。
迎撃するために十数本のマスケット銃を召喚し、地面に突き刺す。
依然向かってくる魔女に対して――。

撃つ。

ダンッ!!
人でいう右肩あたりのところに命中、魔女が奇声を上げる。

構い無しにもう片方の銃で撃つ。
使い終えた銃を投げ捨て、地面に突き刺さった銃を引き抜き発射。
再び銃を投げ捨て、銃を引き抜きまた撃つ。

撃つ、撃つ、撃つ、撃つ、撃つ、撃つ、撃つ。

単発式の銃であっても、大量に銃を撃ち続ければそれなりの連射になる。


向かっていくのが無理だと判断したのか、方向転換し回避しつつ自分から離れていく。
それなりに魔女との距離が空いてしまったために最初の1、2発以外全て避けられてしまう。
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/15(土) 18:01:36.44 ID:swnv4AFB0<> (この距離じゃ当たらないか、ならこちらから近づく……っ!?)


手に取ろうと銃を掴もうとする時、足元で使い魔が集まって足に絡もうとするのが見えた。
嫌な予感がし、直ぐ様バックステップ。
すると元いた場所に固まってた使い魔達が真黒な触手のようなものに変化して巻き付かんと縛りあげようとしていた。
だが事前に回避したためそれは空振りにおわる。


「自分が離れている時にこんな手を使うなんて随分女々しいのね貴方」

「全く、足元でこんなこそこそされてたら落ち落ち前を向けられないじゃない」


首元に付けているリボンを解き、そこから幾つものリボンを出現させる。


「なら足元をきれいにすれば良いだけだわ」


それを一つに束ね、長く太く、もはやリボンとは呼ばず鞭と呼んだ方が良いといえるくらいまで束ね。
そして地表面すれすれを全方位で振り払った。

轟ッ!!
凄まじい勢いで振り払ったリボンは周囲にいた使い魔達を全て吹き飛ばした。
最初に魔女が投げた物体が壁にめり込む程の威力だ。たかが使い魔ではただで済むわけもなく、全て消滅。

大きな咆哮。
使い魔を全て消されて怒り狂ったのか、魔女は猛スピードで自分に向かってくる。


「あら?結局そっちから来てくれるのね。だったらこんなことしなくても済んだのに」

「でも折角だから貴方にとびきりのプレゼントをあげるわ」


鞭と呼べるほどに分厚かったリボンを解除する。


「プレゼントって言っても中身は銃弾だけれどね」


魔女が突っ込んでいく。
タンッ、と魔女の上を飛び越え、真上に差し掛かる。


「お返しは要らないわ、私は貴方が消えてくれる事を望んでいるんだから」


激しくしなり始めたリボンから巨大な銃へと変化させていった。


「ティロ・フィナーレ!!!」


零距離から放たれたそれは魔女の上半身を吹き飛ばした。
断末魔を上げ、魔女は虚空へ消えていった。

魔女を倒した時のお決まりとして、戦い後のひと時を感じるために、ティーカップとソーサ―を召喚。
優雅に紅茶を味わい、向こうで経ちつくしている美樹さんに笑顔で送る。


離れたところで何かが落ちてきた音を聞こえた。
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/15(土) 18:02:25.38 ID:swnv4AFB0<>


さやか「すっっっっごくカッコ良かったですよマミさん!!!」

キュゥベぇ「お疲れ、マミ」

マミ「ありがとう2人とも、ちょっと張り切りすぎちゃったかしら」

キュゥベぇ「そうかい?そのようには見えなかったけどね」

さやか「本当に凄かったですよ!!!銃をいっぱい出してババババって撃ったと思ったら急にリボンが大きな鞭みたいになってずわぁぁ!って振り回せば」

さやか「今度はでっかい銃であの化物をどーーーん!ですもん!!!いやー、私もうマミさんに一生ついていくっす!!!」

マミ「あ…はは。あ、ありがとうね?」

キュゥベぇ「さやか、ちょっと興奮しすぎだよ。マミが引いちゃっているけど」

さやか「だってさ――」

キュゥベぇ「やれやれ…」



さやか「あれ?なんですかこれ」

マミ「これは魔女を倒す時に運が良いと手に入ることができるグリーフシード、魔女の卵よ」

さやか「ま、魔女の卵!?滅茶ヤバじゃないですか!」

キュゥベぇ「……、…………」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/15(土) 18:03:31.81 ID:swnv4AFB0<> マミ「確かに孵化すると危険だけれど、魔法少女が必要とするアイテムでもあるの」

マミ「見て、私のソウルジェム。昨日よりちょっと濁ってるでしょ?」

さやか「た、確かに…」

マミ「でも、グリーフシードがあれば」

  しゅぅぅぅぅぅ

マミ「この通り。元の輝きに戻るわ」

さやか「おおっ、本当だ」

マミ「消耗した魔力はこのグリーフシードで回復できるの」

マミ「今回、ちょっと多く魔力を使っちゃったからあと使えて1、2回くらいね」

マミ「…………」ヒュッ

  …パシッ

マミ「貴方も魔力を消耗しているのなら使うと良いわ」

ほむら「……」ツカツカ

さやか「……!」

キュゥベぇ(……ほむら)

マミ「ね、暁美ほむらさん?」

ほむら「……」

<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/15(土) 18:04:22.93 ID:swnv4AFB0<> 投下終了


戦闘描写メチャ書いた気でいたのにいざ纏めたら2レスって……orz


まあ……次も頑張ります……
では
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/10/15(土) 18:15:07.74 ID:1jfsQlKSO<> グッジョブですの <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/15(土) 18:22:06.29 ID:xsVXxumno<> 多く書いたつもりでも投下してみると意外と少ない

よくあることだと思います <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/15(土) 18:32:23.39 ID:1jfsQlKSO<> SETTING.TXT見て行数と文字数の制限調べたら良いだろう
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/SETTING.TXT

1レスあたり最大80行6000Byteみたいね
ってかVIPサービスも2chとほぼ同じスクリプトなのね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2011/10/15(土) 19:39:41.79 ID:mBWw/YJAO<> おつおつ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/16(日) 06:08:33.40 ID:GpYuaksDO<> 乙!!

ほむほむキタ━(・∀・)━!!!!




あ、レス数かせぎたかったら
敢えて20〜30行に収めれば結構イケるよん

ちなみにだが、おいらの場合そうやったら約6kbで大体7〜9レスになる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/10/17(月) 03:57:25.21 ID:HtehhHRy0<> ふぁいと〜
まってるぜい <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/19(水) 21:46:28.35 ID:2bSUpeUB0<>

キュゥベぇ【ほむらも見てたのかい?】

ほむら【今来たばかりよ。様子を見に来たのだけれどどうやら終わった後の様ね】

マミ「貴方もグリーフシードが目的で来たのでしょう?私はこの通りだから残りは貴方が使ったらどうかしら?」

さやか「マミさんこんな奴に渡すことなんてなかったですよ……っ!」

キュゥベぇ【マミに君の事を話しておいたから君の悪いイメージは多少緩和出来たと思う】

キュゥベぇ【だからほむらから歩み寄れば、今のマミなら解ってくれるはずだ】

ほむら【……そう】

さやか「何澄ました顔してんのよ!何か言ったら!?」

ほむら「……」

キュゥベぇ【一先ず彼女の好意を素直に受け取ったらどうだい?】

ほむら【……そう、ね】

キュゥベぇ【先に言っとくけれど、気分を損なうような言葉遣いをしたら駄目だよ?棘のある言い方は特にね】

キュゥベぇ【あと感謝している旨を相手に伝わるように言うんだよ、大丈夫?】

ほむら【そんなことわかってるわよ、貴方にそこまで気遣われるなんて気分が悪いわ】

キュゥベぇ【それは悪かったね】

ほむら「巴マミ」

マミ「何かしら?」

ほむら「…………あ」

マミ・さやか(……あ?)

ほむら「あ、ありがとう、今凄く困ってたの。だ、だから使わせてもらうわねっ」ニ、ニコッ

マミ「」
マミ「あ、うん」

さやか(誰だこいつ)

キュゥベぇ【(………………まあ……いいか)】 <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/19(水) 21:51:07.24 ID:2bSUpeUB0<>

さやか「それで、そのグリーフシードはどうするんですか?」

マミ「これはね、ええっと……」

キュゥベぇ「使いきったグリーフシードの処理は僕等キュゥベぇの役目だ」

キュゥベぇ「本当はこのエリア担当のキュゥベぇが請け負うんだけど、……彼は今いないから今回は僕が代わりに請け負うよ」パカッ

さやか「せっ背中が開いた!!?」

キュゥベぇ「さあマミ、グリーフシードを」

マミ「ええ」ポイッ

  パクッ

キュゥベぇ「…………」キュップイ

キュゥベぇ「さあ、これでもう此処には長居は無用だろう」

  カツ、カツ……

マミ「あら、もう行っちゃうのかしら?」

ほむら「私は魔女の気配を感じたから来ただけ。もう終わったのなら留まる理由は無いわ」ツカツカ

マミ「そう……」

さやか「ねえあんたの中どうなってんの?さっきの所手突っ込ませてよ」ワクワク
キュゥベぇ「中は繊細なんだからそんなことしたら大変だよ。ちょっ、ねえ無理に開けようとしないでよ……っ!」
さやか「そこは繊細じゃなくって敏感って言ってくれた方がさやかさんは好奇心をそそられるんだけどねー」
キュゥベぇ「やめて、ってば!」ベシベシ
さやか「痛っ……くないね全然。リボキュゥって力無いんだね、うりうりー」
キュゥベぇ「マミっ、ほむらっ、助け……」アウアウ
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/19(水) 21:51:56.46 ID:2bSUpeUB0<> ほむら「……」

ほむら「……」クルッ

マミ「?」

ほむら「……貴方とはどこか落ち着いた所で色々話がしたいと思っている」

ほむら「近いうちにまたこうして対面するでしょうから、その時は私達がいがみ合わない事を切に望むわ。……先程はありがとう。改めて礼を言うわ、巴マミ……さん」

マミ「……!」

マミ「なら、その時は私の家に招待するわ。美味しいお菓子と紅茶を用意して待っているわ。ね?暁美さん」

ほむら「言っておくけれど私はコーヒー派よ」ファサッ

マミ「ふふ、覚えておくわ」

ほむら【貴方はいつまで戯れてるつもりかしら。貴方にも話さないといけない事があるんだからさっさと来なさい】ツカツカ

キュゥベぇ【僕は今本気で困っているというのに酷いよ】

キュゥベぇ「……ああもぉ!」バッ

  タッタッタ

さやか「ああ……!あとちょっとだったのに……」

キュゥベぇ「全く……、そんなに気になるなら彼にしてやってよ。僕は御免だ」

キュゥベぇ「それとマミ、彼女は対人関係が少し不器用みたいだからあまり悪く捉えないようにしてほしい。さやかもね」

キュゥベぇ「彼女が君達と友好な関係でありたいというのは本心なんだ」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/19(水) 21:52:51.33 ID:2bSUpeUB0<> マミ「……そうね、考え方を少し変えたわ」

さやか「まあ、陰険な転校生からよく分からん転校生には格上げされたかもね」

キュゥベぇ「今はそれで十分さ。ほむらの事をこれからもよろしく頼むよ」

さやか「なんかあんたって随分とほむらに気を入れてるみたいだけど?見た感じいつも一緒にいるみたいだし」

キュゥベぇ「……今の僕にとってほむらは大事なパートナーだからね。彼女が目指している道から外れないように手伝っているのさ」

さやか「ふうん(つまりどういうこと?)」

マミ「つまり未来永劫のパートナーなのね?」

キュゥベぇ「マミは絶対に何か勘違いしているよ」


ほむら「何しているの、置いていくわよ」

キュゥベぇ「待ってよほむら」

キュゥベぇ【さやか、これは大事な話だ。契約については此処の担当の彼がすることになる、僕は基本的に契約は交わさない】

さやか【そうなの?】

キュゥベぇ【ああ。だからもし、彼と契約を交わす気を有したのなら、彼に会う前に僕の所に尋ねて来て欲しい】

キュゥベぇ【それと魔法少女というのを軽い気持ちで考えないで。魔法少女は……戦い次第で簡単に消える】
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/19(水) 21:54:01.31 ID:2bSUpeUB0<> さやか【……わかった】

キュゥベぇ【約束だよ】

キュゥベぇ「僕は行くよ。それじゃ、マミにさやか」タッタッタ

さやか「……マミさん」

マミ「?」

さやか「魔法少女は……大変ですか?」

マミ「……出来る事ならならない方が良いわ」

さやか「…………」

マミ「もう暗くなっていることだし帰りましょ?親御さんが心配するわ」

さやか「え……あ゛!もうこんな時間!?は、早く帰らないとっ」

マミ「急いでいるなら私が空から送ってあげるけれど、こう……お姫様抱っこで」

さやか「そ、それはさすがに私も恥ずかしいというか……」

マミ「ふふっ、それじゃ早く帰りましょう?」

さやか「はいっ」
………………



ほむら「そういえば何故美樹さやかがあそこに?」

キュゥベぇ「病院のパトロール中に会ってね。それで一緒に帰宅する所で魔女の気配が現れて、彼女には帰るようにと行ったんだけど同行したいってね」

キュゥベぇ「あの様子だと早ければ明日か明後日にでも彼と契約を交わすかもしれない」

ほむら「……時期が早すぎる」

キュゥベぇ「……さやかについて僕から提案があるんだけど」

ほむら「何かしら?」

キュゥベぇ「そのことは長くなるかもしれないし家に着いてから話すよ」

キュゥベぇ「それにほむらからも話す事があるんだろう?」

ほむら「……そうね、そうしましょう」


<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/19(水) 21:55:01.43 ID:2bSUpeUB0<> 投下終了

マミさやって良いよね
まぁキュゥマミの方が好きなんだけどね

>>118
あまり短く収めちゃうと見にくいと思って。自分自身が見にくいと感じちゃうし
俺は典型的な1レスに一杯詰め込まないと気になっちゃう病を発症しているので
文字数増やさないと根本的な解決にならないという面倒くさい人なんです。すまん


次の投下は早めに出来ると思います
では
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<><>2011/10/19(水) 21:57:19.58 ID:U/5e7HrA0<> 乙
気長に待ってるぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/19(水) 21:58:07.77 ID:c/Y/zXaDO<> 乙!!
もう少しでシャル戦か・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/19(水) 23:24:28.96 ID:xgRxKq8DO<> キュウベぇは、帰れたら回収したGSを一族で研究するのかな?
それとも互換的なエラーが起こると困るからQBに返すのかな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/20(木) 01:28:21.55 ID:tsmbdeHDO<> キュゥべえマジアドバイザーww

きちんとマスコットキャラの仕事してるよな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/22(土) 02:18:33.23 ID:ns0tcqVDO<> QBに人間味持たせる系の話の中でも、ここの絶妙な持たせ具合はかなり好み <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長野県)<>sage<>2011/10/22(土) 07:59:09.83 ID:SYfg1ht20<> でもこのキュゥべぇとほむほむだと漫才コンビ組めそうだとか思ってしまった
2人とも面白すぎるww


そういえばまだまどかに対してフォローしてないからまだ電波女と思われてそうで怖いww

<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/23(日) 23:31:31.83 ID:FmjGodZ/0<>

ほむホーム


キュゥベぇ「さて、僕からの話よりほむらの方の話を先に聞いても良いかい?」

ほむら「貴方の現状が奴等に気付かれたわ」

キュゥベぇ「というと?」

ほむら「この時間軸に留まり続けている理由も私と貴方が組んでいる事もよ」

キュゥベぇ「そうか」

ほむら「……驚かないの?」

キュゥベぇ「そのうち気付かれる事は解ってたしね。まぁ、こんなに早いとは思って無かったけど」

ほむら「私の行動から感づかれたのかもしれない」

キュゥベぇ「僕がほむらと別れた後、何があったんだい?」

ほむら「ええ、今から話すわ。あの後――」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ほむら(……さて、と)

ほむら(美樹さやかとまどかが学校で別れた時に奴の姿は見なかった)

ほむら(巴マミの所にも奴がいなかったことは既に確認済、向こうは彼に任せているから良いとして)

ほむら(まどかが一人でいるときに奴が現れる可能性がある以上、まどかを放ってはおけない)

ほむら「……まどかの周囲を見張っておいた方が良いわね」
………………

まどか「わぁ、このぬいぐるみ可愛いー」

ほむら(見つけた。QBは……どうやらまだいない)

まどか「ベットの上で愛用しているぬいぐるみと一緒に挟まれて眠ったら幸せなんだろうなぁ」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/23(日) 23:32:41.25 ID:FmjGodZ/0<> まどか(最近お小遣い使ってないから買えるかも……)チラッ

<お買い得の9800円!

まどか「……、イメージで楽しむのも一つの楽しみ方だし」

まどか「買えないことは判ってたもんね」

まどか「本当に判ってたもん、うん」ブツブツ

まどか「……はぁ、欲しかったなぁ……」トボトボ


まどか「あっ、このCDまだ聞いたことないやつだ、新しいのが出たんだ」

まどか「こっちも借りたかったCDだ。あ、やった視聴できる」

まどか「〜〜〜〜♪」シャカシャカ

ほむら(今のところ問題はないか。それにしても経験からして美樹さやかも一緒に来ると思っていたんだけれど……、今回は割と稀なパターンね)シャカシャカ

ほむら(……この音楽、はっきりいって駄目ね。私の趣味じゃないわ)シャカシャカ


店員「2点で210円になります。……はい210円ちょうどお預かりします。レシートのお返しです、ありがとうございました」

まどか「帰ってからじっくり聞こっと」

店員「あ、いらっしゃいま」
ほむら「これ頂くわ、レシートは要らない」スタスタ
店員「あ、はい。ありが――」



まどか「ふ〜んふふふ〜んふふ〜んふふ〜んふんふん〜♪」

ほむら(今の時間と向かう方面、そろそろ帰宅かしら)

ほむら「……どうやらこれ以上まどかを見張っている必要は無くなったようね」


???「…………」コソコソ

ほむら「そんなところで何をしているのかしら。ここから先は通行止めよ、引き返しなさい」

ほむら「尤も、引き返した所で別の道からまどかの前に現れようとするのなら何度でも同じことをするけれど」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/23(日) 23:33:15.57 ID:FmjGodZ/0<> QB「……暁美ほむら、だったね。何故僕が鹿目まどかに会うことに君が立ちふさがるのかが解らないよ」

QB「それに僕のデータベースに君を魔法少女にした記録は無いんだけどなぁ」

ほむら「さぁ? なんでかしらね」

QB「そこを退いてくれないかな、僕はまどかに用があるんだけど」

ほむら「まどかに契約でも持ちかけるのかしら」

QB「そうさ。他に類を見ないほどの素質を持つまどかが魔法少女になれば、魔女など恐れずに足らない」

ほむら「……」

QB「一般人、それに他の魔法少女も魔女の危害から救えるんだよ?」

QB「彼女は魔法少女達の英雄になれるだろうね。それは素晴らしいことじゃないか」

QB「それなら僕は契約の使者としてまどかを「パパパパパンッ!!!」

ほむら「それ以上喋るな。そんなこと微塵たりとも思っていないくせして、反吐が出る」

QB「まったくいきなり撃つなんて酷いじゃないか」

QB「代わりはいるけど、勿体ないことには変わりないんだから」バクバク


QB「……ふう」キュップイ

QB「それにしてもあまり驚かないんだね。もしかして既に知っていたのかな」

ほむら「魔法少女はここだけしかいない訳じゃない、お前が大勢いる事は少し考えれば解ることよ」

QB「まあそうだね。……しかし君は興味深いことを言っていたね」

QB「僕は君の情報を持っていないというのに君は僕を知っている様な素振りだ。しかも僕の知らない魔法少女」

ほむら「……」

QB「彼と行動を共にしているけれど、それと関係しているのかな」

QB「彼と契約して魔法少女になったのかい?」

ほむら「お前に言うとでも?」

QB「教えてくれたっていいじゃないか、何で君が僕に敵意を向けるのかわからないよ」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/23(日) 23:33:59.47 ID:FmjGodZ/0<> QB「……でもまぁその可能性は低いと思うんだよね」

ほむら「……」ピクッ

QB「あの時のまどかの話によると、彼は突然現れたっていうじゃないか。しかも気を失っている状態で」

QB「別の時間軸から来たと言ってるけど、彼が目を覚ました時に周囲の異変に違和感を感じていた。果たしてこの時間軸に来たのは彼の意志だったのかな?」

QB「いやむしろなんらかの事故でこちらの時間軸に飛ばされたといった方が妥当だろう」

QB「彼が来る前から君は既に魔法少女になっていた。ならあの時は君と彼は関わりが無かったんだろう」

ほむら(…………こいつは)

QB「じゃあ何故君と彼は行動を共にしているんだろうか」

QB「ああそうそう、疑問に思った事なんだけど彼は自分のいた時間軸に戻る術を持っているのかな?」

ほむら(……気付いている)

QB「昨日の時点では関わりが無かったというのに翌日の朝には一緒にいたよね」

QB「つまり僕と彼が別れた後、君と彼が対面し、何らかの会話をしたということ」

QB「その時にお互いの利害が一致したんじゃないのかな?」

QB「それなら僕に敵意を向けているというのに彼には向けていない理由も辻褄が合う」

QB「どこまで彼が話したかはわからないけど、別の時間軸といっても基本的な部分は僕と一緒だろうから当然色々知っていることもあるよね」

QB「…………邪魔だなぁ、彼」

ほむら「っ!」

  ッパァン!


QB「全く、1日に2体も失うなんて初めてだよ」

QB「でもその様子だと僕の推測は間違って無かったのかな?」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/23(日) 23:35:28.23 ID:FmjGodZ/0<> ほむら「……お前の苛立つ声を長時間聞いてたら不快になったから撃ったに過ぎないだけよ」

QB「君達に届いている音は彼と変わらないと思うんだけどなぁ」

QB「まあいいや。まどかはもう行っちゃったし、君にこれ以上撃たれるのも遠慮したいから僕は退散することにするよ」

ほむら「……とっとと失せなさい」

QB「そうするよ」タッタッタ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ほむら「…………」

キュゥベぇ「……それは十中八九向こうに把握されてるだろうね」

ほむら「貴方はしばらく一人で行動しない方がいいわ。奴等に消される可能性もある」

キュゥベぇ「うーん、そこまで積極的に動くとは思いにくいけど……その方が賢明かな」

ほむら「それでそっちの話というのは? 美樹さやかがどうしたというの?」

キュゥベぇ「彼女には契約する気になったら僕の所に来るようにと言っておいた」

キュゥベぇ「だからその時がきたら魔法少女の全てを話そうかと思っている」

ほむら「な……! 何を言っているの!? そんなの正気じゃないわ!」

ほむら「そんなことして何になるっていうのよ!」

キュゥベぇ「来るべき時に向けて魔法少女の真相を知っている人間が多い方が良い」

ほむら「……どういうこと?」

キュゥベぇ「彼の目的はまどかから得られるエネルギーだ。ほむらならどう防ぐ?」

ほむら「簡単よ。まどかに会わせなければいい、会おうというのなら蜂の巣にしてやるわ」

キュゥベぇ「ならそれが出来ない状況なら? ワルプルギスの夜の襲来時とか」

ほむら「……!」

キュゥベぇ「君が傷つき、今まさに殺されそうという状況に陥ったら彼はこう言うだろうね」

キュゥベぇ「『まどかが願えばほむらが傷つくこともあの魔女も街を壊すこともなくなるよ』ってね」

ほむら「……っ」

キュゥベぇ「でも先程ほむらが言った案は悪くないよ、そうなれば彼はまどかに近づくのが困難になるしね」

キュゥベぇ「いずれ時が来れば彼もワルプルギスの夜の接近に気付くだろう、そして間違いなくまどかを契約させるために利用するはずだ

キュゥベぇ「『普段はまどかに近づけない、ならワルプルギスの夜を利用しよう』」

キュゥベぇ「けど僕らはワルプルギスの夜を倒すために仲間を集めている、それが彼に圧力がかかとしたら?」

キュゥベぇ「『……だがもし、彼女達がワルプルギスの夜を倒してしまったら……?』」

ほむら「……」

キュゥベぇ「そうなったら彼にとって魔法少女達は邪魔でしかならないだろうね」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/23(日) 23:36:29.85 ID:FmjGodZ/0<> キュゥベぇ「ほむらならどう対処する?」

ほむら「どう、って……」

ほむら(グリーフシードを使って魔女を差し向ける? ……いや、そんなの何人かで組めば簡単に対処される……)

ほむら(ならソウルジェムを砕く? だがどうやって? 彼等にそんな力があるとは思えない。……なら)

ほむら「魔女化……」

キュゥベぇ「それが最善だ。というかそれしかないだろう」

ほむら「でも意図して出来るものじゃないわ。確かに負の感情を抱けばソウルジェムは濁り始めるけれど」

ほむら「そんな急に魔女化になるほどの負の感情を抱かせるなん……っ! まさか」

キュゥベぇ「そう、魔女が魔法少女の成り果てと彼女達に気付かせればいい」

キュゥベぇ「方法なんて簡単だ、適当な相手と契約を交わして目の前で魔女化させれば良いんだからね」

キュゥベぇ「特にマミなんかは使命感が強い、その事実を知れば絶望に包まれて真っ先に魔女化の危険性がある」

キュゥベぇ「そんなことになったらこちらの終わりだろう」

ほむら「……」

ほむら「……だからといって、美樹さやかが真実を知ったからといっても根本的な解決にはならないわ」

キュゥベぇ「それは承知の上さ、フォローに回る側が増えればそれだけ抑えられるかもしれない」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/23(日) 23:37:04.58 ID:FmjGodZ/0<> ほむら「そもそもその話を信じるかしら? 以前別の時間軸で全員に全てを話しても誰も信じてはくれなかったわ」

キュゥベぇ「契約を交わす側の僕が話すんだ、信じる他ないだろう」

ほむら「それにそもそも真実を知ってもなお、美樹さやかが契約をする気が持てるのかも疑問ね」

キュゥベぇ「知らないで契約するより、知って契約しない方がずっと良いよ」

ほむら「…………それに教えられるのは美樹さやかだけね」

キュゥベぇ「……そうだね、既に契約しているマミと杏子に真実を話すのは危険すぎる」

キュゥベぇ「当然さやかに話すときは他言しないように強く言っておかないといけないしね」

キュゥベぇ「ついでに聞くけどまどかはどうなんだい?」

ほむら「……駄目ね、あの子は優しすぎる。下手したら自分が解決しようとして契約する可能性もある」

キュゥベぇ「ふむ、そうか」

ほむら「貴方はどうなの? 何か最善な方法はないのかしら」

キュゥベぇ「…………」

キュゥベぇ「いや、残念だけど思いつかない」

ほむら「……そう」



キュゥベぇ「……時間が経つ度に課題が増えていっているよね、僕等。今日で二日目なんだけどね」

ほむら「言わないで、不眠症になりそうだわ」

キュゥベぇ「コーヒー飲むかい?」

ほむら「いらないわよ」 <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/23(日) 23:37:41.11 ID:FmjGodZ/0<>


キュゥベぇ「ああもう1つ、ほむらに話す事があるんだけど」

ほむら「まだあるのかしら、また悪い話しかしら……なんか頭痛がしてきたわ」

キュゥベぇ「何なら僕の触手で頭を冷やしてあげようか? 悪い話かは判断しにくいね」

キュゥベぇ「」キュップイ

キュゥベぇ「ふぅ……」

ほむら「それは……あの時のグリーフシード……? 何故わざわざ吐きだしたのかしら」

キュゥベぇ「結論から言うと“これ”は僕には処理できない」

ほむら「なんですって……!」

キュゥベぇ「君達はこれをグリーフシードと呼ぶけどこれは僕の知っているグリーフシードじゃない、もはや別物だ」

キュゥベぇ「これを見たときに酷い違和感を感じてね、僕の中で調べてみたんだけど生成方法がまるで違う」

キュゥベぇ「僕の知っている既存の法則に全く則って無い、正直理解不能だ」

ほむら「貴方の知っているグリーフシードとどう違うのかしら?」

キュゥベぇ「なんて言ったらいいのかな……、僕の知っているグリーフシードと比べて純物に手を加えてるような……汚れてる感じがする」

ほむら「汚れてる……?」

キュゥベぇ「ねえちょっとさ、君のソウルジェムを調べさせてくれないかい?」カパッ

ほむら「…………大丈夫なのかしら?」

キュゥベぇ「危険は無いよ」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/23(日) 23:38:27.84 ID:FmjGodZ/0<> ほむら「……、…………」ポイ

キュゥベぇ「」キュップイ

ほむら「…………んっ」ピクッ

キュゥベぇ「……、調べ終わったよ」ポイ

ほむら「……それで、何かわかったの?」パシッ

キュゥベぇ「…………」

ほむら「……聞いてるかしら?」

キュゥベぇ「ん? ああごめんよ」

キュゥベぇ「そうだね……、そのソウルジェムも僕の知っている既存の法則ではない方法で生成されていたよ」

キュゥベぇ「あとグリーフシードと僅かに関連性を見つけられた」

キュゥベぇ「どうもそのグリーフシードはソウルジェムをグチャグチャにしたような……まるで油を絞った残り滓のような感じだった」

ほむら「残り滓……ね、なんて皮肉かしら」

キュゥベぇ「……ソウルジェムをこれほどまでに壊されるんだ、魔女が人の姿から豹変するのも納得するよ」

ほむら「……」



キュゥベぇ「明日はどうするんだい?」

ほむら「……なんか今日は疲れたわ、明日になったら考えるわ」

キュゥベぇ「そうか。ああこれ、彼に処理して貰わないと」コロコロ

ほむら「……ここで孵化したりなんてしないわよね」

キュゥベぇ「大丈夫なんじゃないかな、多分」

ほむら「貴方が見張ってれば良いんじゃないかしら?」

キュゥベぇ「やめてよ、僕だって寝たいんだから」

ほむら「貴方に睡眠取る必要なんてあるの?」

キュゥベぇ「まあ無いんだけどね」

ほむら「……見張ってなさい」ゲシッ

キュゥベぇ「痛っ」ベシャ



キュゥベぇ「全く、魔法少女だって本当は睡眠なんて取る必要ないというのにあんまりだよ」コロコロ

キュゥベぇ「…………暇だなぁ」コロコロ


<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/10/23(日) 23:39:17.29 ID:FmjGodZ/0<> 投下終了

なんかQBさんが黒いぞ
なんでこのスレには無感情なインキュベーターがいないんだ……

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/10/23(日) 23:40:15.90 ID:A8ERX4CTo<> お疲れ様でした <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)<>sage<>2011/10/23(日) 23:42:34.04 ID:sd9cIYzMo<> おつ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2011/10/23(日) 23:55:54.30 ID:5RjrlFLY0<> 乙
グリーフシード玩ぶキュゥべえ想像したら和んだww
ほむほむも邪険に扱いつつもどこか愛があるなあ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<><>2011/10/24(月) 00:03:14.71 ID:vrig3Gva0<> >>132
お ま え も ベ ッ ド を ベ ッ ト と 打 っ ち ま う タ イ プ の 人 間 か ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)<>sage saga<>2011/10/24(月) 00:05:41.74 ID:umuhrO210<> とあるスレに『この日、QBは数千回死にました☆』ってあったけど・・・このスレでもやってくれないかな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<>sage<>2011/10/24(月) 03:11:05.32 ID:wIavR2lQo<> ニッ (やってくれくれ)ない! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県)<>sage<>2011/10/24(月) 04:02:38.87 ID:Vz6v+O07o<> 他所は他所、家は家! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2011/10/24(月) 04:04:37.57 ID:Ho7TS1GAO<> きゅうべぇかわいいなww
しかしGSだけでなくSGまで構造違うのか。
処理できないって事は、外観は同じでも内部の構造が改変前QBと改変後QBで違いがあるのかな。
システムも違うだろうし、仮にスペア個体もらっても互換がなくてリンクできなかったりして。
そもそも腹黒QBがくれるとはおもわんがw <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2011/10/24(月) 06:54:28.37 ID:R65n7FXAO<> この淫獣なんとかしないと <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2011/10/24(月) 08:20:33.42 ID:Sx5bY687o<> 2つで210円、一つ105円……何を買ったんだ?半額弁当?それだと1/4くらいかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/24(月) 08:49:53.68 ID:7E/YeoB7o<> >>151
直前に聴いていた楽曲のデータじゃない?
こういうのが実際に店舗販売されているのかは知らんが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/24(月) 12:16:38.85 ID:eG1Qf9ZIO<> レンタル105円じゃねーのー
ツタヤなりゲオなりで。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中国地方)<>sage<>2011/10/24(月) 20:15:15.81 ID:qbiTvfOU0<> >>140
>ほむら「…………んっ」ピクッ

「んっ」ってなんだ「んっ」って!? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/24(月) 21:07:51.85 ID:dkHf7M/IO<> シネマ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/24(月) 22:06:17.10 ID:MnqWTXKDO<> >>154
そこに気づくとは……、やはり変態! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/25(火) 02:22:56.19 ID:yojPTXlW0<> >>154
大した奴だ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/25(火) 11:16:01.07 ID:loMMAuCIO<> 臭え
中学生かよ <>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/10/25(火) 14:24:23.12 ID:qGyUUhdQ0<> 酷い脱字を見つけたので報告

>>136
>キュゥベぇ「けど僕らはワルプルギスの夜を倒すために仲間を集めている、それが彼に圧力がかかとしたら?」

キュゥベぇ「けど僕らはワルプルギスの夜を倒すために仲間を集めている、それが彼に圧力がかかるとしたら?」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/10/27(木) 11:11:22.00 ID:fthbVRRDO<> 今の所、キュウベぇがリボン無くしたり…逆にQBがリボン付けてキュウベぇに変装してきたりすると困るかな。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(宮城県)<>sage<>2011/11/01(火) 22:02:12.20 ID:7G61jH8Xo<> 支援

サーバを移転しました@荒巻 旧サーバ:http://vs302.vip2ch.com/
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)<>sage<>2011/11/03(木) 05:45:30.30 ID:1glGnYOqo<> 一回の試練でシンデレラ4つとかどういうことなの <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/11/04(金) 00:13:18.18 ID:ZiZlII++0<>


ほむら「…すぅ…すぅ…」Zzz...

  ……pipipi!!!

ほむら「……んん」モゾモゾ

ほむら「……」パチ
キュゥベぇ「やぁほむら、おはよう」
ほむら「」ビクッ

ほむら「…………そんな所で何をしているのかしら?」

キュゥベぇ「なに、やる事が無くてね。ちょっと観察していたんだよ」

ほむら「何時から?」

キュゥベぇ「1時間と17分前からだけど、それがどうかしたのかい?」

ほむら「……、取り敢えず顔が近いから離れなさい」

キュゥベぇ「そうだね。起きちゃった事だしそうするよ」

ほむら「はぁ、目覚めの一番に貴方の顔を見るなんて今日もきっと良くない事が起きるわね」

キュゥベぇ「それじゃまるで僕が不幸の象徴みたいじゃないか。そんなこと言われたの初めてだよ、まったく」

ほむら「それよりちゃんとグリーフシードを見張ってたのかしら、というかグリーフシードは何処に?」

キュゥベぇ「勿論見てたよ。グリーフシードはほら、あそこに」

ほむら「…………何故壁に刺さってるのかしらね?」

キュゥベぇ「このグリーフシードを観察すればするほど興味深い形だと思ってね」

キュゥベぇ「上下に尖ってる部分はどういう意味があるのか気になってたんだ、これじゃ立てられないし置くにしても非常に不安定になるしね」

キュゥベぇ「ちょっと突いてみたら抵抗も無く刺さっちゃってね。ほら見てよこの手、赤い斑点みたいのが出来ちゃったよ、替えが聞かないというのにこれは忌々しき事態だ」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/11/04(金) 00:14:07.20 ID:ZiZlII++0<> ほむら「……それで?」

キュゥベぇ「どれだけ貫通力があるのか気になって壁に押しやったらこの通りだ」

キュゥベぇ「もしかしたらこれは武器としての用途も出kにゅい」

ほむら「グリーフシードで戯れるなんて貴方面白いわね。それに部屋の壁に穴を開けられたし」グニグニ

キュゥベぇ【それは悪かったよ、あんな簡単に深々と刺さるなんて思って無かったからね。だから踏まないでくれるかな、これじゃ喋れないよ】




  アリアッシタァー!

ほむら「……」ウィーン

キュゥベぇ「また市販の弁当だね。他の人は皆自前の弁当を持ってきているのにほむらはそうしないのかい?」

ほむら「良いのよ、こちらの方が楽だから」

『こちらの方が楽で良いじゃない』

キュゥベぇ「……そういえば僕のいた時間軸のほむらも昔は自炊を進められても口々にそう言っていたなぁ」

ほむら「へぇ、向こうの私は今はちゃんと自炊しているのね」

キュゥベぇ「自炊を教えさせるのにかなり苦労したけれどね」

ほむら「あら、向こうの私は料理が出来なかったのかしら?」

キュゥベぇ「昔は壊滅的だったね。でも今はもう腕が立つほど成長しているよ、マミのお陰でね」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/11/04(金) 00:14:50.48 ID:ZiZlII++0<> ほむら「だらしがないわね」

キュゥベぇ「何かその口振りだと君は料理が出来る風に聞こえるけど?」

ほむら「当たり前よ、要は食べられる物を作れば良いだけの事でしょ」

キュゥベぇ「…………まぁ、そうだね。“食べられる”というのが凄く意味深に聞こえるけれどね」

ほむら「向こうでは私と巴マミは仲が良かったのかしら」

キュゥベぇ「僕から見ても良好な関係に見えたし、悪くは無かったと思うよ。佐倉杏子も加えて3人で行動することも多いからね」

キュゥベぇ「マミがほむらに料理を教えたあの日なんかは――――」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


マミ「暁美さん、貴方は今すぐにでも料理の仕方を覚えた方が良いわ。……じゃないと」


杏子「」


マミ「あそこに転がっている佐倉さんのように犠牲者が増える一方よ」

ほむら「大げさね、死んだわけじゃあるまいし」

キュゥベぇ「料理で死者を出したらそれはそれでかなり異常だよ」

マミ「今までは暖かい目で見てきたけれど被害が出た以上、もう黙って見過ごせないわ」

マミ「この巴マミが貴方に料理という物を教えてあげるわ!」ドーン!

ほむら「面倒そうだし、帰っていいかしら?」
キュゥベぇ「僕に言わないでよ。言うならマミに言ってくれ、あんな張り切っているマミから帰れそうには思えないけどね」



マミ「……材料はこれで良いわね」

ほむら「それで、何を作るの?」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/11/04(金) 00:15:44.26 ID:ZiZlII++0<> マミ「この寒い時期に手軽に温まる料理といえばシチューが定番ね!」

マミ「良い? 暁美さん、私が今から作るから実際に見て作り方を頭の中に叩きこむのよ。間違っても何かアレンジをしようと考えてたら駄目よ」

ほむら「わかったわ」

キュゥベぇ「頑張ってねほむら」

マミ「ふふ」スッ

ほむら「? 巴マミ、何故私に料理箸を私に向けているの……?」

マミ「えいっ♪」ティロ・ティローネ

ほむら「な、何を……?」

マミ「これから真面目に取り組んで欲しい貴方に魔法をかけたわ。……いえ、呪いと言った方が良いかしら」

ほむら「はぁ……」

マミ「ええ、これで貴方はちゃんと私の話に耳を傾けないといけないわ。じゃないと貴方は…………死ぬわ」

ほむら「死ぬ!?」

マミ「きっと爆発すると思うわ」

ほむら(爆発って……)

マミ「これは命懸けよ、だから真面目にやらないと後悔するわ」
マミ「酷いことをしていると自覚しているわ、でもこれは全て貴方の為なのよ……」

ほむら「何かもう既に疲れたわ。……ねえ貴方がマミに話を付けてくれないかしら」

キュゥベぇ「これは君の為にやっているというのに、それとさっきも言ったけどそういうのは君自身がマミに言わないと意味無いよ」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/11/04(金) 00:16:26.30 ID:ZiZlII++0<> マミ「はいドーン!!!」ビッ
ほむら「っ!」ビクッ

マミ「はい死んだ! 貴方今死んだわ!!!」

ほむら「あ……え? ちょっとどういうこと?」

キュゥベぇ「全く……先程マミから警告があったというのに。魔法少女じゃなかったら君は既に死んでいたよ?」ヤレヤレ

キュゥベぇ「だがいくら魔法少女だからって万能ではない、もう機もあと一機しかないだろう。次は無いよ」

マミ「キュゥベぇの言う通りよ、今は死を回避したようだけれど……次は間違いなく爆発するわ」

ほむら(だから爆発って何よ……、というか何で2人ともそんなノリノリなのかしら)

マミ「気を引き締めなさい、もうゲーm……戦いは始まっているのよ」

ほむら(今ゲームって……)

キュゥベぇ「初心者のほむらには特別にマジックアイテムを与えるよ」

ほむら「ただのメモとペンじゃない……」



マミ「鶏肉、たまねぎ、にんじん、じゃがいもを一口大に切る。じゃがいもは大きめでも構わないわ、小さすぎると煮込む時になくなっちゃうから気を付けてね」トントン

ほむら「そう」メモメモ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(チベット自治区)<>sage<>2011/11/04(金) 00:16:27.76 ID:zowKh5Pbo<> ディアボロスレに帰ろう、な <> ◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/11/04(金) 00:17:13.84 ID:ZiZlII++0<> マミ「炒める順番は火の通りにくい物からよ。今回は鶏肉、たまねぎににんじん、最後にじゃがいもよ」

マミ「鶏肉を炒めるときは強火で、たまねぎとにんじんは中火でね。じゃがいもは煮込むときに入れるのよ」

ほむら「……」メモメモ

きゅぅべぇ「杏子、そんなところで寝てると風邪をひくよ」
杏子「腹が痛い……」

マミ「それから――」
………………

…………


マミ「……具材が柔らかくなったら牛乳を加えて弱火で5分くらい煮込んで塩コショウで味を調えれば完成よ」

ほむら「思ってたより簡単そうね」

マミ「この順番さえ守れば暁美さんでもちゃんと作れるわよ」

マミ「本当はホワイトソースも一から作りたかったんだけれど……そんな高等技術は暁美さんでは荷が重いからそれはまた今度に教えるわ」

ほむら「高等技術……! 一体どんな手法を……っ」ゴクリ



ほむら「佐倉杏子、何時まで横になっているのよ。今夕食にするからテーブルの上を片付けるの手伝って」

杏子「! ま、まさかまたお前の料理がくるのか……?」

マミ「安心して、今回は私が作ったから大丈夫よ」

杏子「そ、そうか。それは安心したぜ」

マミ「暁美さん、向こうからシチューを持ってくるの手伝ってくれる?」スタスタ

ほむら「わかったわ」スタスタ

杏子「んじゃあたしはこっちを片付けしておくよ」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/11/04(金) 00:18:09.73 ID:ZiZlII++0<> キュゥベぇ「ん? これはほむらが使ってたメモのようだね」

キュゥベぇ「……」ペラ

キュゥベぇ「! ……これは」



マミ「これで良いわね」

杏子「おおー、美味そー」

キュゥベぇ「……マミ」

マミ「? どうかしたのキュゥベぇ」

キュゥベぇ「これを……」スッ

マミ「暁美さんが使ってたメモ帳じゃない。それがどうかしたのかしら」ペラ

マミ「別に問題があるには見えないけr……っ!」


ほむら「皆の分の水を持ってきたわ」コト

マミ「……暁美さん」

ほむら「? 何かしら巴m」
マミ「ティロ・フィナーレ!!!」バッチーン!

ほむら「痛っ! 何故!!?」

杏子「見事に決まったビンタだったな」
キュゥベぇ「ほむらの白い肌にくっきりと頬が赤くなっているのが分かるね」

マミ「貴方は私の話をちゃんと聞いていたのかしら!? 何かしらこれは!」


  ――――――――――、―――――――。
  ――――――。―――――――――――――――――。

  じゃがいもとマッシュルームを入れて更に煮込む。
                ただし、味のアクセントを入れるために醤油(もしくは中濃ソース)も入れた方が良いかもしれない


マミ「なんで余計なことが書かれているのよ! 意味が解らないわ!」
ほむら「い、いやだって何か全体的に味が薄そうと思って」
マミ「黙りなさい! そういうのは食べてから言いなさい! 大体貴方は――」

  ギャーギャー


杏子「あいつに料理を教えるなんて無理なんじゃないか? あーシチュー美味ぇ」モグモグ

キュゥベぇ「先ずはおにぎりから教えた方が良いかもしれないね」パクパク <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/11/04(金) 00:19:10.95 ID:ZiZlII++0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ほむら「…………」

キュゥベぇ「その後急きょ3泊4日のマミ宅で料理合宿が行われてね。マミの努力が功を奏してなんとか2、3品作れるようになったんだよ。味見は杏子が担当でね」

ほむら「とてもじゃないけれど同じ私とは思いたくは無いわね」

キュゥベぇ「そうは言ってるけれど、君が本当に料理が出来るのか一抹の不安を覚えるね。実際に見たわけじゃないし」

ほむら「貴方失礼ね、シチューに醤油やソースを入れようなどと思わないわよ」

キュゥベぇ「……因みに砂糖と塩の使い方は解るかい?」

ほむら「間違えて逆を入れたことは無いとは言わないわ、まあ大して変わらないでしょ」

キュゥベぇ(……やっぱり駄目かもしれない)



さやか「それでねー、マミさんが……」スタスタ
まどか「良いなぁ、私も見たかった……」スタスタ

ほむら「……」

まどか「あ……」
さやか「げ」

ほむら「……2人ともおはよう」

まどか「あ、うん、おはようほむらちゃん」

さやか「…………おはよう」

QB「やあ、僕じゃないキュゥベぇ」
キュゥベぇ「おはよう、キュウベぇ。まあ僕は今日寝てないんだけれどね」

<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/11/04(金) 00:21:41.38 ID:ZiZlII++0<> 投下終了

実際はほむらは料理上手なんだろうなぁ

魔獣世界の3トリオと一匹はこれからも回想でやんややんやするかもしれない、ネタは何個かあるから


>>168
どういうこと?ディアボロスレというのがよく解らん。すまん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)<>sage<>2011/11/04(金) 00:27:50.76 ID:T6k7T+aYo<> 乙

>>172
>>168は>>162の誤爆を見てのレスだと思うよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(チベット自治区)<>sage<>2011/11/04(金) 00:28:44.27 ID:zowKh5Pbo<> イエース、その通り


料理描写の出来る人は心底羨ましい 乙彼様弟子田
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(チベット自治区)<>sage<>2011/11/04(金) 00:30:11.81 ID:7YpNvwwAo<> お疲れ様でした <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関西地方)<>sage<>2011/11/04(金) 00:31:02.70 ID:EHJ+IEyl0<> 乙
>>167
キュウべぇが冗談だ、と……
楽しそうだなぁ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(関西地方)<>sage<>2011/11/04(金) 00:33:34.38 ID:5+hEHMpWo<> 改変後のQBはいいなぁ

でも、原作最終話ラストを見ると、何かしら地雷があるやもしれんが… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/11/04(金) 01:42:24.75 ID:/3QTkkWCo<> 乙
ほむらは入院生活のせいで料理できるイメージがない……紅茶はマミさんに習ってそうだけど。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(長屋)<>sage<>2011/11/04(金) 20:46:47.20 ID:chwsJYsQo<> 魔獣世界組は楽しそうだなあ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)<>sage<>2011/11/05(土) 00:00:15.46 ID:zeff5J0DO<> 元はメガほむだから料理は苦手そうだな

ほむらは短所と長所の差が激しいイメージがある <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)<>saga<>2011/11/05(土) 19:46:53.55 ID:D7UTlT+SO<> >>172
上条「…ディアボロ?」17
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1310128915/ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(チベット自治区)<>sage<>2011/11/05(土) 20:06:45.18 ID:Rp3tne0u0<> カレー粉さえあれば何とかなるわと、その辺の野生動物を捕まえて捌くほむほむを想像した。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)<>sage<>2011/11/05(土) 23:51:48.55 ID:IqTjc9iDO<> そいつぁワイルドだな。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(四国)<>sage<>2011/11/06(日) 12:31:50.60 ID:rbVg2MpAO<> 乙。
書き手にこんな事言っちゃうとじゃあお前が書いてみろとか言われそうだが…。

少し全体的に誤字脱字が目立つのと、表現として違和感を覚える部分がちらほら。
例えば>>164の「自炊を教えさせるのに〜」は、別の時間軸のほむらが主語だから「自炊を覚えさせるのに〜」とか「自炊を教えるのに〜」の方が原文より自然じゃないかな、と思う。

偉そうな書き方に見えたら申し訳ない。内容も面白いし文章力がないわけでも無いから、勿体無く感じて…。ニュアンスはちゃんと伝わってるから、そんなに神経質になるほどじゃないんだけど。

更新楽しみにしてる。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(山陽)<>sage<>2011/11/06(日) 20:45:30.02 ID:gcvLyU1AO<> >>184
思うだけなら自由なんだ。
それで我慢できなかったってんなら言い切ってあげないといろいろと失礼じゃないか? <>
◆GWARj2QOL2<>sage<>2011/11/06(日) 22:20:37.07 ID:m2VEshWAO<> >>184
申し訳ない
見直しはよくやっている癖にこの体たらく

誤字脱字が酷いのは自覚している。本当に済まない
極力減らすように心掛ける <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(四国)<>sage<>2011/11/06(日) 23:11:08.74 ID:rbVg2MpAO<> >>185
そうだな…。ちょっと煮え切らない言い方だったと自分でも思う。レスありがとう。


>>186
俺の方こそ出過ぎた真似を…すまない。設定やキャラの動かし方が上手だから、このあたりの目立つミスが余計に気になってしまったんだ。せっかく良いもの書いてるのに勿体無いな…と。

>>1自身も気にしていた部分だったなら、改めて言われて嫌な気になったと思う。ただ、指摘部分以上に内容に魅力があるとも思っているから、完結まで是非頑張ってほしい。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)<>sage<>2011/11/07(月) 15:45:21.03 ID:ZN3vNWsDO<> “食べられるもの”予想。
・フリカケご飯
・お茶漬け
・卵かけご飯
・インスタントラーメン
・レトルトカレー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)<>sage<>2011/11/07(月) 22:09:23.75 ID:kHpOOYeDo<> とある世界では
インスタントラーメンさえもまずく作るエスパー中学生が居るけどな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(千葉県)<>sage<>2011/11/07(月) 22:15:36.99 ID:UK1VfbZmo<> さらにとある近未来世界では

レトルトカレーですら不味く作る指揮官がいるな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(チベット自治区)<>sage<>2011/11/07(月) 23:02:50.71 ID:ulHnDdgT0<> つまり挙げられるのは上三つか……

料理じゃねぇよwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(東京都)<>sage<>2011/11/08(火) 01:14:00.64 ID:Vet/oVi+0<> しかもご飯はサ○ウのごはん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県)<>sage<>2011/11/08(火) 04:01:37.23 ID:09QSD8Ayo<> ふりかけご飯はふりかけの隠し味といいつつ何か別のモノをかけるかもしれない
お茶漬けもしかり
そして卵かけご飯は卵に調味料をいれる必要がある
安全地帯なんてなかったんだ!!
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(関東・甲信越)<>sage<>2011/11/08(火) 17:17:39.47 ID:SFJXPRoAO<> この流れこそわけがわからないよ
どうして携帯食がリストに入っていないんだい?

応援してます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)<>sage<>2011/11/11(金) 07:22:35.76 ID:7kBaUcqDO<> グリーフシードと戯れるキュゥべえカワユス <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/11/19(土) 22:28:51.10 ID:UM95TW320<> 結構間が空いちゃってるんで生存報告した方が良いと思いまして

すいませんがまだ次話に手付けていなくて投下にはもうしばらくかかりそうです
どんどん進めて、書きたいシーンを書きたいのに全く関係ない小ネタばっか思い浮かんじゃうというジレンマ
というかそっちばかり書いてて気付いたら二週間経ってるというね……

来週辺りにおそらく投下出来ると思いますんで
それではまた、
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)<>sage<>2011/11/19(土) 22:30:43.68 ID:C+RVzEaAo<> 乙
楽しみにしてるよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(山陽)<>sage<>2011/11/20(日) 00:03:41.38 ID:7STjskLAO<> おつ。
来週が楽しみだ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)<><>2011/11/20(日) 17:51:37.92 ID:q8A5LBqt0<> うっすら感情があるっぽいキュゥべえが可愛くてヤバい
コイツぁいいマスコットだぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)<>sage<>2011/11/30(水) 07:55:51.00 ID:LixB8Swso<> ずっと舞ってるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)<><>2011/11/30(水) 23:33:47.33 ID:Pga2+lfH0<> きゅっぷい? <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/18(日) 11:32:56.07 ID:vtkCL+cCo<> 早1ヶ月か
とても楽しみに待っています <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/12/24(土) 16:39:58.49 ID:CBieZ0JF0<> こんにちは
投下するにあたって注意書きを見てから読んでくれると嬉しいなって

・本編と関係はありません
・この季節ならではのネタを書いてたつもりですが、あまり関係はありません
・魔獣世界組のゆるーい話です

本編を期待していた方には申し訳ありません、ぽちっとブラウザバック押してもなんら問題はありません
それでは行きます <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/12/24(土) 16:41:41.88 ID:CBieZ0JF0<> 杏子「なあ、毎年毎年この日にマミん家で過ごすっつーのもお決まりになりすぎてつまらなくねーか?」

マミ「そうかしら?」

ほむら「そう思ってるのは貴方だけじゃないかしら」

杏子「呑気にコーヒーなんて飲んでんなよ、……よしっ、ここは外へ出てパーっとやろうぜパーっと!」

マミ「え、でもケーキはどうするの?」

杏子「帰ってから食えば良いだけだろ」

ほむら「こんな寒い日に外へ出るなんて何考えてるの? 馬鹿なの?」

杏子「馬鹿で悪かったなっ、ほらさっさとこたつから出やがれえええええ」グイグイ

ほむら「いやぁぁぁぁああああああ…………」



杏子「やっと出たか」

ほむら「さささ寒いぃ……」ガタガタ

マミ「あらあら」

キュゥベぇ「おや、どうかしたのかい?」

マミ「これから出かける所なのよ、キュゥベぇも来るでしょ?」

キュゥベぇ「いや、これから新人の魔法少女の様子を見に行かないといけないからね。一緒には行けないよ」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/12/24(土) 16:42:29.77 ID:CBieZ0JF0<> 杏子「何だよー、行けないのかよー」

キュゥベぇ「あっちの件が終わったら合流するさ、それで良いだろう」

キュゥベぇ「それよりほむらが蹲ってるようだけど、何かあったのかい?」

杏子「ただ寒がってるだけだろ、寒かったら魔力でも使って体温を保てば良いじゃねぇか」

ほむら「そんなことで魔力を使ってどうするのよ」ガタガタ

杏子「若さを保つのに魔力使ってる癖して何言ってんだ」

ほむら「それは貴方も同じでしょう」

キュゥベぇ「僕からしてみればそれで長い間魔法少女として続けられる方が常軌を逸してるんだけれどね」

キュゥベぇ「細胞の促進を魔力で遅らせるにはそれなりに魔力を消費し続けなければならないし」

キュゥベぇ「それこそグリーフシードの大量のストックがないと出来ない事だからね」

キュゥベぇ「……君達って何年生きるんだろうね?」

杏子「それってそこまで続けているあたし達が凄いって言ってるんだよな? 呆れてるように聞こえるんだが」

キュゥベぇ「勿論褒めてるのさ、おかげでこの辺りは回収ノルマでは断トツだ。やりすぎなくらいにね」

杏子「“やりすぎ”という部分を随分と強調してなかったか?」

キュゥベぇ「気のせいだよ、それじゃ僕は行くよ」

マミ「ええわかったわ」





マミ「それで、どこに行こうかしら」

杏子「どうすっか」

ほむら「貴方あれだけ外へ出るのを強制してた癖に何も考えてないの?」

杏子「うっせーな、取り敢えず外に出たかったんだよ。つかお前外に出てからピンピンしてんじゃねえか」

ほむら「魔力で体温を保ってるに決まってるでしょ」

杏子「結局使うんじゃねぇか」

ほむら「うるさいわね」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/12/24(土) 16:43:08.87 ID:CBieZ0JF0<> マミ「ほらほら喧嘩しないで、適当に歩いているだけでもイルミネーションで景観を楽しめたり出来るでしょう? ショッピングしたりしても良いし」

杏子「ショッピングねぇ、マミと一緒だとやたらと立ち止って色々物色するから退屈なんだよなぁ」

ほむら「気になった物があると一々手に取るから無駄に時間がかかるのよ」

マミ「な……! それを言うなら貴方達だってっ……」

杏子「この前なんか白いウサギ何だかよく分からねぇヌイグルミを取って、見てこれキュゥベぇみたい!って言うんだぜ? 色だけじゃねぇか」

ほむら「気になった物と手に取って数分眺めてそれで店を一周回ったらまた同じものを取って十数分見てるのよ、そんなに気になるなら買えば良いっていうのに。結局買わないのよ」

マミ「……」

杏子「そういや前に魔法を使ってマミにどっちがキュゥベぇか、ってクイズを出した事があったよな。あれは今でも思い出すと笑っちまうわ」

ほむら「空き缶に向かって、キュゥベぇはこっちにきまってるじゃない、ね!キュゥベぇ?って言っていたあれの事かしら? 全く経緯を判ってないキュゥベぇのあの顔は忘れられないわね」

  ッパァン!!!

杏子「」ビクッ
ほむら「」ビクッ

マミ「あまり小やかましい口開いてるとリボルバーを咥え込ませるわよ?」ニッコリ

杏子「」コクコク
ほむら「」コクコク




杏子「そういえば最近魔獣狩ってないよなぁ」

ほむら「確かにそうね」

杏子「あんまり間が空くと体が鈍っちまいそうだ」

マミ「結構前にそんなこと言って袋にグリーフシードを一杯詰めて来なかったかしら」

杏子「いやぁあん時は久々だったから張り切っちゃってさ、あん時の魔獣は大して強くなかったし」

杏子「もっと張り合いのある魔獣が出て来ても良いんだけどなぁ、こう……ムドー的な中ボス級の魔獣とか」

ほむら「強い魔獣と戦いたいなんて何処の戦闘民族よ貴方は」

ほむら「そんなにめぐり会いたいのなら虹色に光り輝く七つのグリーフシードでも探したら? きっと強い相手に会えるんじゃないかしら」

マミ「まあ私達があまりにも狩りすぎるから若い魔法少女達が実戦が出来なくて育たないってキュゥベぇがぼやいてたわね」

杏子「周囲十数km圏内くらいならあたし等でカバーできるから新しい魔法少女なんて必要ないと思うんだけどな」

ほむら「何か起こっては遅いのよ、魔法少女は多いに越した事はないわ」

杏子「けどそれであたし等は謹慎まがいのをキュゥベぇから受けてるんだぜ? 実戦経験を積まさせるために
   近い所で魔獣の気配を感じても他の魔法少女に当たらせるから大人しくしろって。まあグリーフシードはたんまりあるけど」

杏子「それともあれか、狩りすぎちゃうと魔獣がいなくなっちゃうのを危惧してんのか? まあそうなったらあたし等魔法少女は困っちまうな」

ほむら「魔獣はいなくなったりなんてしない、魔獣は人間達の負の感情から生まれるのよ」

ほむら「人間がいる限り魔獣も存在し続けるわ」

マミ「運命共同体みたいなものよ、私達魔法少女と魔獣は。人間が増え続ければそれだけ私達や魔獣も増える、けれど滅んでしまえば消えるしかない」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/12/24(土) 16:43:35.89 ID:CBieZ0JF0<> 杏子「……ま、あたしはそんな未来先まで考えるつもりはないし、今を生きるためにこうして進んでるだけだしな」

杏子「つーかこんな日にそんなマジに考えてどーすんだよ! それよりゲーセン行こうぜ!」

マミ「ふふ、ええそうね」

ほむら「この日でも娯楽施設に行くその心意気、全くブレないわね」
………………


杏子「やっぱ最初はダンレボだよな!」

マミ「頑張ってね佐倉さん」

ほむら「前から思ってたけれどこれって何が面白いのかしらね」

杏子「おいおい、こいつの面白さが解らないなんて随分人生損してんぞ。よしほむら、お前もやるぞ」

ほむら「はぁ?」

杏子「良いから上へあがれよほらっ」グイッ

ほむら「え、ちょっ引張らないでって……分かったからもう」

マミ「暁美さんも頑張ってね」

杏子「まあ初めての相手にマニアはきついと思うからハードでいっか」ピッピ

ほむら「全く……」

杏子「ああそうそう、身体補強は無しだぜ? そんなの出来て当たり前だからな、つまんねぇだろそんなの」

ほむら「え゛っ――」



  ……数分後

杏子「ふぃー、やっぱ体を動かすのは気持ちいいなー」

マミ「ちょっ、ちょっと暁美さん大丈夫っ?」サスサス

ほむら「ぜーー……ぜーー……」

杏子「もやしっ子かお前は……、こんなんで息切らすなよ」

ほむら「ぜー……貴方ね……ぜー……初心者に……やらせる難易度じゃ……っ、ないわよっ……」

杏子「そういや変身しても運動性能あまり良くないもんなほむらって、運動でもして体鍛えたらどうだ」

ほむら「大きな……お世話よっ……!」 <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/12/24(土) 16:44:05.95 ID:CBieZ0JF0<>

ほむら「こんな疲労だけ出るような場所は不快だわ、即刻場所を変えましょう」

杏子「ええー、もう出んのかよ。まだ全然遊び足りねぇよ」

ほむら「出るったら出るのよ」スタスタ

マミ「あらら、暁美さん行っちゃったわ。私達も行かないと」

杏子「ちぇー」


マミ「あら、もう暗くなってるわ。結構長い時間中で過ごしてみたいね」

杏子「こういう時に雪でも降ってりゃ雰囲気も出るってもんだけどな」

ほむら「天候に不満ぶつけてどうするのよ」

ほむら「次はどうするの?」

マミ「だったらショッピ――」

杏子「買い物はもう既に済んでんだから必要ねぇだろ、それより何か食わないか?」

マミ「えぇー、ショッピングも楽しいのに……、いいもの明日キュゥベぇと行くから」

ほむら「……あそこに屋台らしき物が見えるけれど」

杏子「お、ラーメンじゃん。暖まるし良いじゃねぇか」


「へぃいらっしゃい」

杏子「おっちゃん! あたし豚骨ラーメンな」

マミ「私は醤油ラーメンでお願いします」

ほむら「塩ラーメン、ねぎ多めで」 <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/12/24(土) 16:44:52.21 ID:CBieZ0JF0<>
「ほら出来たぜ、お待ちどうさま」

杏子「ズズ―……やっぱり寒い日のラーメンは最高だぜ」モグモグ

杏子「やっぱ豚骨が一番だよなー、あぁうめぇ」ズズー

ほむら「何を言ってるのかしら塩が一番に決まってるじゃない、そんな脂の浮き出た汁が一番だなんて理解できないわ。異論は認めない」ズズー

マミ「ちょっと聞き捨てならないわね今の言葉は、豚骨においては暁美さんに同意見だけれど一番が塩だというのは大きな間違いね。断然醤油に決まってるわ」

マミ「最もポピュラーなラーメンでありそれでいて奥が深い、そもそも醤油ラーメンがメニューにないラーメン屋が稀なくらいよ。数として結果が出ているわ」

ほむら「出店の多さと人気をイコールで結び詰めるなんて愚の骨頂ね、笑わせるわ」

杏子「おいおい黙って聞いてりゃとんこつが不味いなんでどーいうことだ、あぁ!?」

ほむら「誰も美味しくないなんて言ってないわよ、店主に失礼よ。ただ塩がぶっちぎりで一番ってだけよ」

杏子「おっちゃんはどーなんだ!やっぱ豚骨だよな! つかどれが一番の出来作なんだ!?」

「はっはっは、どのラーメンも好きだぞ? それにどれも最高の一品だ」

杏子「そーじゃなくてよぉ……!」

「前にも、どのラーメンが一番か張り合ってた客がいてな、その時はどれだけ熱くそのラーメンを語れるか勝負してたなぁ。周りの客がジャッジしてな」

マミ「勝……」

ほむら「……負」

杏子「……へっ、何だ簡単に決められる事があんじゃねぇか」

マミ「ふっ、そうね。私達には解りやすい決し方かしら?」

ほむら「今回ばかりは手加減出来そうもないわね……」

杏子「ルールは簡単だ、最後に立った者が勝利っつーことだな――」 <> 区切る所ミスった……
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/12/24(土) 16:49:26.74 ID:CBieZ0JF0<> ――――――――

――――――

――――


キュゥベぇ「…………それで、川の土手で三巴の戦争でもしてたのかい?」

キュゥベぇ「時々君たちの行動理念が理解し難い時があるよ……、僕から見ても周囲のこれって環境破壊じゃないかな」

キュゥベぇ「そんな正座するくらい反省してるのなら元からやらなければ良いのに、
      というかそんな事で大量にグリーフシードを使ってたら他の魔法少女から目の敵に見られると思うよ」

キュゥベぇ「――え?僕は何派かって? そんなの味噌に決まってるじゃないか、他を食べる人間の気が知れないよ
      ……ってうわっ! 何で石を投げるのさ!?質問に答えただけなのにわけがわからないよ……」


………………
杏子「はぁー、やっと帰ってきたっつー感じだな」

ほむら「ただ無意味にストックを消費してきただけじゃなかったかしら……」

マミ「まあ退屈はしなかったんだから良いじゃない。あっ、今ケーキを持ってくるわね」

キュゥベぇ「ああいうことは自重してくれると嬉しいね」

杏子「んでそっちの新人の魔法少女はどうだったんだよ」

キュゥベぇ「中々良いセンスを持ってるよ、武器はマミと同じ銃使いだ。もしかしたら第二のマミとして頼れる存在になるんじゃないかな」

杏子「容姿はどんなんだ?」

キュゥベぇ「ほむらの様な黒髪のストレートだよ、身長は一般年齢の平均より低いくらいかな」

杏子「黒の縦ロールにして並ばせたら面白そうだな、「マミ姉さん!」「なにかしら可愛い妹」的な感じで」

ほむら「シュールね」

キュゥベぇ「あまり苛めてあげないでね、君等は良い意味でも悪い意味でも有名だから。近づいたら喰われるって偶に他の魔法少女から聞くんだからね」

ほむら「そこに私が含まれているのは果てしなく心外ね、主に95%は佐倉杏子が絡んでるだけだっていうのに」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/12/24(土) 16:50:06.70 ID:CBieZ0JF0<> マミ「何の話かしら?」

杏子「マミとよく似た戦闘スタイルの魔法少女がこの街にいるって話さ」

マミ「あら、是非会ってみたいわね。キュゥベぇもケーキ食べるわよね」

キュゥベぇ「頂くとするよ」

ほむら「……! 外見て」

杏子「おっ」

マミ「あら」

キュゥベぇ「ふむ、雪だね。先程まで降って無かったというのに」

杏子「なんだよ、最後の最後で盛り上げてくれるじゃねぇか。さてはこの時の為に待ってたな」

ほむら「こちらの都合で降り始めたわけじゃないでしょう」

マミ「でもそう思うととてもロマンチックじゃない」

ほむら「……そうね」


杏子「準備は出来たな?」

マミ「ええばっちり」

ほむら「最後は毎年同じことしてるわね」

マミ「私達らしくて良いんじゃないかしら?」

キュゥベぇ「君達が急に変わってもそれはそれで気味悪いけれどね」

杏子「一言多いぞてめぇ。んじゃ行くぞ、……せーのっ」



「メリークリスマス!」パンッ!


<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2011/12/24(土) 16:50:51.67 ID:CBieZ0JF0<>
折角の時期だしネタ書きたいなと思っても本編の時期ではまだまだ先だし、んじゃ魔獣世界組でも書くか―ってことで
本当は明日投下するのがベストだったんですが忙しくて投下出来ないかもしれませんし、まあこの日でも良いかなって

本編はもう少しお待ちください、待たせてしまって申し訳ない
それじゃ失礼しまっす。メリークリスマス!そして良いお年を〜
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 17:10:21.63 ID:0jTk2r7i0<> 乙ですたー!
やっぱりですね、皆が仲良しなお話ならQBとも仲が良いほうが良いなと思う訳ですよ。
多分まどかの願いの中には、それも含まれてていたからこそのアニメの改変後だったんじゃないかと思うし。
楽しいクリスマスEPを乙ですた。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 17:12:44.06 ID:SlWREOjDO<> 乙!
改変後はそんな事になってるのかww強過ぎるのも考えものだなこりゃ。

ラーメンの派閥?何でも美味しくいただけますけど…強いて言うなら安くて手軽なカップラーメン派です。
メリクリ&よいお年を! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 17:28:55.85 ID:pAbxe7ZSO<> クリスマスに帰ってくるなんて、わけがわからないよ
乙 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 19:09:58.24 ID:0Z3Gh0yHo<> 乙です。
もはや魔法「少女」なノリじゃないね。
年期の入った社会人だコレww <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 20:51:30.71 ID:WTjzFx3No<> 乙

>>216
魔法喪女呼ばわりはあんまりだろいい加減にしろ! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 01:28:02.69 ID:FicwkOOC0<>

???「>217君、ちょっとOHANASHIしようか?」 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 08:33:36.19 ID:KXnu8ZLC0<> 銃使いっていうからあいりのことかと思ったぜ。でもよく考えたら改変後の世界だからユウリは魔女化しないからあいりが契約する理由もないだろうな。プレイアデス聖団もジュゥべえも存在しなさそうだし <> SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/31(土) 12:37:17.61 ID:wSnVZPlDO<> ほむら達とキュウベぇの未来はどうなるのか?来年も楽しみです!

良いお年を! <> SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)<>sage<>2012/01/01(日) 12:58:25.96 ID:P/ZZYaaDO<> あけおめー!元気してますかー? <> SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)<>sage<>2012/01/01(日) 15:44:49.68 ID:nrdL2HZNo<> ずっと待つぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)<>sage<>2012/01/19(木) 11:39:54.24 ID:YRKn1Eap0<> まだなのか、うごご……
そろそろ全裸だと風邪をひきそうなんだけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 00:45:40.30 ID:bzjnH1Ujo<> >>223
君、シルクハットと蝶ネクタイとモノクルをつけたまえ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/01/23(月) 23:43:35.74 ID:Sb8SU9hR0<> >>223
靴下もはきたまえ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/24(火) 23:20:43.82 ID:ShH5qBuIO<> 別に面白くないから黙ってていいよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/25(水) 03:13:33.20 ID:hUYvArx0o<> >>223-226
ここまで自演 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<><>2012/01/27(金) 02:39:17.29 ID:dwZTxaHs0<> マミ「今日も紅茶が美味しいわ」668からの分岐改変が起きない平行世界
もし改変が起きない平行世界のマミがシャルロッテに死ななかったら OR マミ死亡後にまどかがマミ、QBの蘇生願いを願ったら
魔法少女全員生存ワルプルギス撃破
誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/27(金) 04:32:58.15 ID:17dIE+nwo<> NG余裕でした <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)<>sage<>2012/02/04(土) 21:53:20.16 ID:8xquxupH0<> まだかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<><>2012/02/06(月) 21:51:26.31 ID:gc1F8cwAO<> はよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)<>sage<>2012/02/11(土) 12:01:47.24 ID:kGF9+qWn0<> こいや(懇願) <> ◆GWARj2QOL2<>saga<>2012/02/16(木) 20:07:06.62 ID:/hp9FaZa0<> 二日遅れのチョコネタ
そこまで言うほどチョコをネタにしてないが

今回もやっぱり本編と時期が合わないので魔獣組が頑張ってもらうことに <>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2012/02/16(木) 20:09:03.29 ID:/hp9FaZa0<> ほむら「いやよ」

マミ「そんなこと言わずに、ね?」

ほむら「絶っっっ対に嫌ね」

マミ「もうっ! そこまで言わなくてもいいじゃない!」プンスカ

マミ「なら私だけでやるから良いわよっ!」スタスタ

杏子「あーあ……、行っちまった」

ほむら「ふん」

杏子「何だ、お前キュゥベぇにチョコ作ってあげるのがそんな嫌だったのか」

ほむら「何故あんな奴のためにチョコレートを作らないといけないのよ、あいつにやるくらいなら自分で食うわ」

杏子「お前キュゥベぇとそこまで仲が悪かったか?(まあマミみたいにいちゃいちゃしてるところなんて見たこと無いが)」

ほむら「むしろ仲良くする理由が見当たらないわ、……それに」

杏子「それに?」

ほむら「最近のあいつの行動には堪忍出来ないことばかりよ。思い出すだけでアストラルレインをブチかましたくなるわ」

杏子「(アス……?)ほむらの怒りを買うような事ってあったか?」

ほむら「数えたらきりが無いわ」

ほむら「あの時は――」

―――――――
―――――
―――

マミ「今回は随分と魔獣が多かったわね」

杏子「戦りがいがあったし、グリーフシードもたんまり手に入ったから満足だけどなあたしは」

ベテラン魔法少女「要請を受けていただいて助かりました、私達だけではやられてたかもしれません」

マミ「いいのよ、魔獣を倒す事が使命のようなものだから」

見習い魔法少女「マミお姉ちゃんも杏子お姉ちゃんも強くてカッコ良かった!」

見習い魔法少女「私もお姉ちゃん達みたいに強くなれるかな?」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2012/02/16(木) 20:10:21.91 ID:/hp9FaZa0<> 杏子「それはお前次第かなぁ。まあでも魔獣戦を見てる限りでは今以上に強くなるんじゃねえかな、後は頑張り次第だな」

見習い魔法少女「ほんと!? じゃあ私うんと頑張るっ!」

ほむら「どうやら終わったようね」スタッ

見習い魔法少女「あっ! ほむほむだ!」

マミ「?」

杏子「ほむ?」

ほむら「……」

ほむら「……」キョロキョロ

ほむら「……こちらに向けて言っているようだけれど、その“ほむほむ”は誰のことを指しているのかしら?」

見習い魔法少女「え? ほむほむはほむほむでしょ?」

マミ「暁美さんのこと?」

杏子「ああ、暁美ほむらだからほむほむなのか」

ベテラン魔法少女(彼女が言っていたのはそういう事だったのね)

ほむら「……ひとつ聞きたいのだけれど、何故私の事をそう呼ぶの?」

見習い魔法少女「きゅーべーがお姉ちゃんの事をそう呼んだ方が良いって……」

ほむら「…………」

ほむら「……………………」




キュゥベぇ「この辺りの魔獣の気配はしなくなったね、みんなお疲れs……」

キュゥベぇ「……どうしてほむらは僕に矢をむけているんだい?」

ほむら「出たわね悪の根源」キュッ

杏子「そうかっかするなよほむほむ」ニヤニヤ
マミ「最近怒り気味よ、ほむほむさん?」クスッ

ほむら「黙りなさい」

見習い魔法少女「どうしてほむほむは怒ってるの?」
ベテラン魔法少女「どうしてって、……て、照れ隠しなんじゃないかな」

ほむら「お前が可笑しな吹き込みをするおかげで変な名称で呼ばれているのよ……!」

キュゥベぇ「何だそんなことかい? 君はいつも周りにそっけない態度をしているからね、イメージを払拭するための良い方法だと思ったんだけれど」

キュゥベぇ「現にその子に懐かれているんじゃないか」

ほむら「お前は何を言って――」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2012/02/16(木) 20:11:18.43 ID:/hp9FaZa0<> 見習い魔法少女「お姉ちゃんはほむほむって呼ばれるの嫌……?」

ほむら「そんなの当たりm……」

見習い魔法少女「………」ウルッ

ほむら「えっ、ちょっ」

見習い魔法少女「私は好きなのに……ひっくっ……」エグエグ

マミ「あらあら」
杏子「泣ーかした、いーけないんだ」ニヤニヤ
キュゥベぇ「これじゃ優秀な魔法少女として隅には置けなくなるんじゃないかな」
ベテラン魔法少女「こんな幼い子を苛めるのはその……良くないと思います」

ほむら「わ、わかったからっ、だから泣き止んで……!」

見習い魔法少女「ほんとに?」グスッ

ほむら「もうどう呼ぼうが何だって良いから……」

見習い魔法少女「……うんっ」ニパッ

ほむら「……はぁ」


マミ「さてそろそろ帰りましょうか? ほむほむさん」

杏子「それかもう暫くその子と一緒にいたほうが良いんじゃねえか? ほむほむ」

ほむら「次その名を口にしたら討つわ」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2012/02/16(木) 20:11:56.19 ID:/hp9FaZa0<> ベテラン魔法少女「あ、これ使い終えたグリーフシード」

キュゥベぇ「それじゃ頂くよ」

見習い魔法少女「ねえほむほむそれでねー……」ギュッ

ほむら「はいはいそれはわかったわよ……」

―――――――
―――――
―――

杏子「良い話じゃねえか」

ほむら「全然良くないわよ、あいつの所為であれ以降他の魔法少女達に知れ渡ってその名で呼んでくる子が増えちゃってるのよ……っ!」

杏子「お前のその仏頂面で近づきにくいオーラ出てんだし親しみやすさが出てきて良かったじゃねえか」

ほむら「私は望んじゃいないわよっ」

ほむら「この前なんかは――」

―――――――
―――――
―――

マミ「ふぅ……」

杏子「? どうしたんだマミ」

マミ「最近肩がこっちゃって」トントン

杏子「あー……、確かに肩がこる原因はあるだろうな。主に胸に」

ほむら「ふん、だったらそこの白いのに踏んでもらったらどうかしら?」

マミ「前に試した事はあるけどキュゥベぇってほら、軽いじゃない? だからあまり効果が無いのよ」

杏子「そういえばキュゥベぇって体重軽いよなぁ、お前くらいの猫や犬の方がずっと重いぞ」

キュゥベぇ「僕は他の生物と違って必要な物が少ないからね。その分軽いんだろう」

キュゥベぇ「なんなら杏子かほむらに解してもらってはどうだい」

ほむら「私は御免よ、そんな贅沢な悩みを持つ故の苦しみを味わうが良いわ」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2012/02/16(木) 20:12:37.26 ID:/hp9FaZa0<> 杏子「ほむらは絶壁だもんなぁ、羨ましがる気持ちは解らんでもない」

ほむら「うるさいっ!」

杏子「んじゃあたしが肩を揉んでやるよ」

マミ「ほんと? それじゃお願いしようかしら」

杏子「どれ、マミの肩のこり具合は……」グニ

マミ「どうかしら」

杏子「おおっ、確かにこれはこってんな。普通に座ってる状態でも疲れるんじゃないか?」グニグニ

マミ「そうね、ソファーに背もたれるのが一番楽かしら」

杏子「(こんなになってるほどマミの胸が大きいってことか)……どれ」

  むにゅ

マミ「! やんっ」ピクッ

杏子「な、なん……だと……」ムニュムニュ

マミ「ちょ、ちょっと佐倉さんっ!なにやって……ん////」ピクッ

ほむら「なにやってんのよあんた達は……」ハァ

杏子「やべぇぞほむら! マミはどうやら着痩せするタイプだな……、直に触ってるからこそわかるぜマミの凄さを……っ!」ムニュムニュ

マミ「や、やめ……、暁美さん……!////」

ほむら「今日は面白いテレビやってないわね」ピッ

マミ「キュゥベぇ……っ!」

キュゥベぇ「やれやれ。ほら杏子、そろそろ離さないとマミが可哀想だよ」シュルル

杏子「おらおらおら……っあっはっはっは! おいキュゥベぇてめやめろってっ、あはははは!!!」ゲラゲラ

マミ「や、やっと解けた……////」ハァッハァ

キュゥベぇ「君達戯れるのも構わないけど、ほどほどにね」

杏子「ひー、ひー……、おいキュゥベぇ! 許可なく人様をくすぐるなんぞ重罪だぞ!」

マミ「許可なく胸を揉むほうがもっと重罪よ……」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2012/02/16(木) 20:13:38.17 ID:/hp9FaZa0<> 杏子「悪い悪い、つい夢中になっちまって」

杏子「しっかしすげー感触だったな。なぁマミ、ブラのサイズって何カップなんだ?」

マミ「そ、そんなこと言えるわけ……」

杏子「何なら耳打ちでもいいぞ、ほらほら」

マミ「………………、……////」ボソ

杏子「!!! そんなあんのか!? おいほむら! マミのサイzむーーーーー!」フガフガ

マミ「それじゃ耳打ちした意味が無いじゃない!////」

ほむら「はいはいそれは凄いでござんしたわね」

杏子「何不貞腐れてんだよお前、確かにAAAAAのほむらには嫌味にしか聞こえないかもしれないが……」

ほむら「そんなサイズないわよ!!!」

キュゥベぇ「ほむらはサイズで表わすより0で良いんじゃないかな? ああ、補足しておくと英字のOではなく英数字の0だね。いっそタンクトップだけで十分じゃないかな、動きやすいし」

ほむら「そこでじっとしていなさい、今最大魔力を使ってお前を消し飛ばしてあげるわ」







  ……どぉーん

―――――――
―――――
―――

杏子「あの後皆で正座してマミの説教喰らったな」

ほむら「あの淫獣……っ! 人の神経をどこまで逆撫でしれば気が済むのかしら……!」

杏子「まあ言ってる事は間違っては無いがな」

ほむら「あんただって言うほど持ってないでしょうがっ!」

杏子「馬鹿言え、0かそうじゃないかでは雲泥の違いじゃねえか。今時小学生だってもっと膨らみがあんじゃねえの?」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2012/02/16(木) 20:14:29.40 ID:/hp9FaZa0<> 杏子「そういえばあの見習いの子の方がほむらよりあった様な……」

ほむら「うぅぅぅぅーーーーー!!!」ダダダダダ

杏子「あ、おいっ! ……行っちゃった(ちょっとからかい過ぎたか、……だがあいつ足遅ぇな)」





杏子「おぅどうだマミ、進んでるかー」

マミ「あら何しに来たのかしら佐倉さん、先に言っておくけれどつまんじゃ駄目よ」トントン

杏子「そう拗ねんなって。あたしも手伝うさ」

マミ「え、でも貴方……」

杏子「あたしは作らないなんて言ってないぞ? んじゃこの刻んだチョコ湯せんしておくよ」

マミ「あ、うん」

マミ「……暁美さんは?」

杏子「……あー、散歩だ散歩」

マミ「? そう」
……………………


ほむら(もう駄目だわ、私のライフはとっくにゼロよ……)ボー

ほむら(今ならグリーフシードが黒く染まって円環の理に導かれるのも不思議じゃないわね……)チラ

ほむら「……これ以上に無いくらいピッカピカね」

ほむら(何? 無意識にこの現状を受け入れているとでも? ……果てしなく心外だわ)
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2012/02/16(木) 20:14:58.03 ID:/hp9FaZa0<> ???「……あっ! ほむほむだぁーー!」

ほむら「……?」クルッ

見習い魔法少女「こんなところで何してたの?」

ほむら「…………」ジー

見習い魔法少女「?」

ほむら(いやいや流石にこの子に劣るなんてことは無いわ。だって絶壁よ? この子)

見習い魔法少女「どうしたの?」

ほむら「いえ……なんでもないわ」


ほむら「聞いてみたかったのだけれど貴方彼に私の事をどう言っていたのかしら?」

見習い魔法少女「彼?」

ほむら「……キュゥベぇよ」

見習い魔法少女「あー、きゅーべーね! えっとね、きゅーべーはお姉ちゃん達は長いこと魔獣退治をやっててすっごく大変だからみんなで元気をあげてやってって」

見習い魔法少女「特にほむらお姉ちゃんはまわりと距離を置きがちだからみんなの方から寄ってあげてって」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2012/02/16(木) 20:15:27.16 ID:/hp9FaZa0<> ほむら「……」

見習い魔法少女「かわいい呼び名ならみんなもほむらお姉ちゃんと自然に仲良くなれるからって。……ほんとはね、ほむほむって決めたの私なの」

ほむら「……そうなの?」

見習い魔法少女「うんっ! きゅーべーがそれは名案だって褒めてくれたからそう呼ぼうって決めたの!」

見習い魔法少女「……お姉ちゃんは本当は嫌だったのかな?」

ほむら「……、私の事をどう呼んでも気にはしないわ。貴方がそう呼びたいのならそれで良いわ」

見習い魔法少女「うん!」


見習い魔法少女「あっ、ほむほむこれあげる!」

ほむら「これは……チョコレート?」

見習い魔法少女「うん、今日バレンタインでお友達からもらったの。だから一緒に食べよ!」

ほむら「これは貴方が貰った物よ、私は頂けないわ」

見習い魔法少女「ううんあげる。私一人で食べるよりもお姉ちゃんと一緒に食べる方がきっとおいしいから!」

ほむら「でも……」
<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2012/02/16(木) 20:16:18.70 ID:/hp9FaZa0<> 見習い魔法少女「じゃあ私からのほむほむへのバレンタインプレゼント! はいどーぞ!」

ほむら「あ……」

見習い魔法少女「えへへ」

ほむら「なら頂くしかないわね」

見習い魔法少女「ほむほむは誰かにあげたりしないの?」モグモグ

ほむら「……」モグモグ







マミ「どうかしら?」

キュゥベぇ「甘さが抑えててバランスが良く出来てると思うよ、美味しいんじゃないかな?」モグモグ

杏子「あたしとマミが作ったんだぞ? うまいに決まってるだろ」

  ガチャ

ほむら「……」

マミ「あら、遅かったわね」

杏子「どこほっつき歩いてたんだ?」

ほむら「……キュゥベぇ」

キュゥベぇ「ん? なんだいほむら」

ほむら「貴方はこれでも食べていなさい」ヒュッ

マミ「これって……」

杏子「チョコレートだな」

キュゥベぇ「くれるのかい?」

ほむら「余分にあまったから処分に困ってただけよ」

杏子「そんなこと言ってこの日にチョコをやることがどういう意味があるってことくらい解ってる癖にな」

ほむら「ふんっ、長年の付き合いがあるから一応ってだけよ。義理に決まってるじゃない」

マミ「あらまあ……」クスッ

杏子「ツンデレかっ」

ほむら「デレてないわよ!!!」

キュゥベぇ「つんでれってなんだい?」


<>
◆GWARj2QOL2<>saga<>2012/02/16(木) 20:17:22.21 ID:/hp9FaZa0<> 今回はキャラが変に走りすぎたかもしれん

そろそろ本気で本編を書かんと不味いですね……
次もよろしくお願いします

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)<>sage<>2012/02/16(木) 20:32:24.23 ID:JyfsCeMBo<> 乙乙
舞ってたかいがあった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 20:35:20.02 ID:bsxFfl2o0<> 乙ですたー!
べぇやんイイ奴やん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長野県)<>sage<>2012/02/16(木) 20:43:18.37 ID:24li5rb+o<> これで一ヶ月は戦えるな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 21:34:49.52 ID:owE85u2DO<> おおきている!
おつおつ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 22:03:10.51 ID:QLDMctOO0<> 乙
すごくおもしろいわこれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)<>sage<>2012/03/20(火) 23:33:08.41 ID:PHfQnoyY0<> きゅっぷい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<><>2012/03/22(木) 14:44:36.01 ID:2TXyKuxLo<> まだか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(香川県)<>sage<>2012/04/06(金) 20:39:33.15 ID:9U4meKNL0<> まだー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/04/17(火) 08:06:24.36 ID:w8UyKs4AO<> はよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<><>2012/04/18(水) 16:17:31.14 ID:uiEPRCrRo<> 2ヶ月放置 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/19(木) 10:41:31.63 ID:bvrcp3YBo<> >>1がこないともう落ちる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)<>sage<>2012/04/22(日) 08:26:25.49 ID:NlezhBd4o<> もう来ないのかな
せっかく面白かったのに・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<><>2012/04/22(日) 10:49:41.14 ID:HERHHyfc0<> まだかー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga sage<>2012/04/22(日) 14:12:28.83 ID:QnUN2ikl0<> >>254といい>>257といい、なぜ君たちはsageることをせずにageてしまうんだい?
おかげで>>1が来たと勘違いしちゃったじゃないか
わけがわからないよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/04/23(月) 15:12:30.26 ID:ghfdiZrAo<> わざとだよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/05/06(日) 14:10:14.94 ID:B9lECXG10<> まだかなー
期待してたのに <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(香川県)<>sage<>2012/05/14(月) 19:19:50.39 ID:0MxktzX30<> まだ>>1は来ないのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/05/16(水) 14:07:18.05 ID:ESbN/wgDO<> まだだ、まだ終わらんよ! <>