VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(京都府)<><>2011/11/13(日) 22:19:19.02 ID:ozdU6+jC0<>水泳部部室
塚原「七咲、お願いだからわかって」
七咲「……」
塚原「七咲はまだ一年生なのよ? これから高校、大学とまだ時間はあるの」
七咲「……」
塚原「自分の体の事なんだから自覚はあるでしょう?」
七咲「…ハイ」
塚原「だったら、今はおとなしく休んで…」
七咲「でもっ、私は今っ」
塚原「気持ちはわかるわ。でもね、二年、三年先をみてやらなきゃならない事だってあるの」
七咲「……。少し気持ちを整理させてください。 失礼します」
塚原「七咲…」
<>七咲「……っ痛」 1<><>2011/11/13(日) 22:21:28.99 ID:ozdU6+jC0<> 翌日、昼休み、屋上
塚原「…というわけなのよ、橘君」
橘「事情は分かりました。で、僕にどうしろと?」
塚原「簡単な事よ。七咲の気分転換に付き合ってほしいのよ。私だと彼女もリラックスできないだろうし」
橘「そんな事は…」
塚原「それに、私は彼女の気持ちが痛いほどわかっちゃうから、説得しにくいの」
橘「それはさっきの塚原先輩を見たらわかりました。わかりました、協力します」
塚原「ありがとう、橘君」
<> 1<><>2011/11/13(日) 22:24:00.16 ID:ozdU6+jC0<> 同日、放課後、校舎裏
橘「七咲、今帰りか?」
七咲「はい。待っててくれたんですか? 先輩?」
橘「うん、七咲と帰ろうと思って」
七咲「いいですよ、一緒に帰りましょうか」
下校中
橘「ところでさ、七咲」
七咲「何ですか? 先輩」
橘「今度の日曜日ってヒマかな? もしよかったら、僕とどこかに出かけないか?」
七咲「…それって」カァァァ
橘「…えっと、ダメかな?」
七咲「い、いえ、構いませんよ。ちょっと突然だったので驚いただけです」
橘「ははは、ゴメン。それじゃぁ十三時に何時もの公園で良い?」
七咲「ハイ、いいですよ。どこに行きましょうか?」
橘「そうだなぁ…」
上崎「……」ジー
<> 1<><>2011/11/13(日) 22:32:38.04 ID:ozdU6+jC0<> とりあえず、導入部。アマガミ七咲SSです。

短めの予定です。需要がないならこのまま沈めます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(神奈川県)<><>2011/11/13(日) 22:34:46.09 ID:TemdBUKf0<> 需要があるかじゃなくて、書きたいか書きたくないかで決めろよ <> 1<><>2011/11/13(日) 22:35:58.70 ID:ozdU6+jC0<> ういっす。書きたいんで書きます。

日曜日、昼、公園
橘「あ、七咲〜 こっちこっち」
七咲「先輩、お待たせしました」
橘「大して待ってないよ。それじゃあ行こうか」
上崎「はいっ」
橘、七咲「……!?」
七咲「誰ですか? あなた?」
上崎「許さない」
七咲「えっと…」
上崎「橘君は私のものなんだから!!!」
橘「っていうか誰?」
七咲「ほら、橘先輩もあなたのこと知らないじゃないですか。本当に誰なんですか?」
<> 1<><>2011/11/13(日) 22:39:26.86 ID:ozdU6+jC0<> 上崎「橘君、きっとその女に洗脳されてるんだね。ますます許せない」ゆらぁ
橘「鉄パイプ!?」
七咲「どこからそんなものを…」
上崎「え〜いっ」
ブンっ
橘「七咲! 逃げるぞ!!」
七咲「はいっ!!」
上崎「だ〜め♪ 逃がさない♪」
橘「回り込まれた… ってか速い!!」
七咲「クッ」
上崎「待っててね、橘君。今すぐその洗脳を解いてあげるからね♪」
<> 1<><>2011/11/13(日) 22:40:52.61 ID:ozdU6+jC0<> 七咲「……」
橘「どうやったら逃げられるんだ」
七咲「……橘先輩。好きです」
ちゅっ
橘、上崎「!?」
七咲「私は先輩が大好きです。最後かもしれないんで、これだけは伝えておきたくて」
橘「最後って。まさか七咲!!」
<> 1<><>2011/11/13(日) 22:42:46.31 ID:ozdU6+jC0<> 七咲「黙っててごめんなさい、先輩。……変身っ」ピカァァァ
――――――――――
塚原「彼女の体はかなり酷使されていてボロボロなの。いつ最後の変身になるかもしれない」
橘「……」
塚原「七咲は責任感が強いから。やらなきゃって思っちゃうのよね。私も似たようなタイプだからよくわかるの」
橘「塚原先輩」
塚原「君ならきっと、七咲の気持ちを理解しつつ解きほぐしてあげれると思うの。だから、君にお願いした、というわけなのよ橘君」
―――――――――――
七咲「…イナゴマスク、参上」
<> 1<><>2011/11/13(日) 22:44:29.94 ID:ozdU6+jC0<> 上崎「なんなのよ、アンタ!!」
七咲「せいっ」
ガシッ、七咲の蹴りを上崎が受け止める。
上崎「くう、やるわね。でも」
ブンっ
七咲「くっ」
橘「七咲!!」
上崎「えーい♪ とどめ」
七咲「まずい、体が…」
ガシッ
七咲「えっ!?」
上崎「橘君!? 離して!!」
橘「だめだ、七咲はやらせない!!」
<> 1<><>2011/11/13(日) 22:46:55.20 ID:ozdU6+jC0<> 七咲「先輩!! 何で逃げてないんですか!?」
橘「七咲をおいて逃げられるわけないだろ!!」
上崎「橘君!? なんでそこまでこの子の事を!! 離してよっ、後で洗脳を解いてあげるから♪」ブンっ
橘「うおっ」
七咲「橘先輩!!」
上崎「橘君についた悪い虫は、だ〜れ〜だ♪」
七咲「それはっ、あなたでしょう!!」
上崎「!?」
七咲「イナゴキック!!!」
上崎「うぁっ」
ドゴッ 上崎が公園の端まで蹴り飛ばされる
七咲「はぁ、はぁ。せんぱ、」バタッ
<> 1<><>2011/11/13(日) 22:49:25.07 ID:ozdU6+jC0<> 上崎「いたたたた」ゆらぁ
上崎「うふふふふ。橘君♪」
ガサッ
上崎「今度は誰よ!!」
森島「わお、タフな子ね〜」
塚原「はるかは七咲と橘君をお願い」
森島「オーキードーキー、任せておいて」
上崎「ちょっと、なに勝手な事を!」
塚原「あなたの相手は、こっち」
上崎「イナゴマスクでも勝てなかったのよ? 私に」
塚原「訂正してあげるわ。イナゴマスク二号、にね」
上崎「なんっ!?」
塚原「…変身」ピカァァァ
<> 1<><>2011/11/13(日) 22:53:50.90 ID:ozdU6+jC0<> 同日、夕方、森島家
七咲「…う、ん。あれ? ここは?」
森島「わお、逢ちゃんお目覚めね」
七咲「森島先輩?」
森島「グッドよ、逢ちゃん。ここは私の家なの」
七咲「…ッ 橘先輩は?」
森島「彼も無事よ。あの後ひびきが助けてくれたから。橘君、おいで〜」
七咲「塚原先輩が…」
橘「七咲!! 無事かっ!?」
七咲「先輩こそ」
森島「あ、私二人が起きたらひびきに連絡しなきゃいけないから、ちょっと電話してくるわね」
橘「あっ、お願いします」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(神奈川県)<>sage<>2011/11/13(日) 22:55:03.68 ID:Ez9QD0oro<> 面白いけど、行間開けてくれ。
読みづらいから… <> 1<><>2011/11/13(日) 22:56:57.96 ID:ozdU6+jC0<> 七咲「先輩、こっち来てもらってもいいですか?」
橘「え? あ、うん」
ぎゅっ
橘「な、七咲!?」
七咲「先輩。良かった、無事で…」
橘「七咲…」
七咲「……」グスっ
七咲の嗚咽が部屋に響き渡る
橘「七咲、そのままでいいから、聞いてくれないか?」
七咲「……」
橘「七咲、好きだ」
七咲「っ!?」
橘「さっきの告白、嬉しかった。僕も七咲が好きだ」
七咲「で、でも、私イナゴマスクですよ」
橘「それも含めて七咲だろ? 僕は七咲が好きなんだから問題ないよ」
七咲「先輩ぃ…」
ちゅっ
橘「さっきのお返し」
<> 1<><>2011/11/13(日) 23:00:59.30 ID:ozdU6+jC0<> >>14 すみません。一応調整してみました。


森島「ハッピーエンド、かな?」
塚原「そうね」

しかし傷ついたイナゴマスク二号の体が完治したわけではない。当分はイナゴマスク一号が一人で戦う事になるであろう。

しかし彼女たちの戦いはまだ始まったばかりだ!!

頑張れイナゴマスク! 負けるなイナゴマスク!
<> 1<><>2011/11/13(日) 23:02:37.40 ID:ozdU6+jC0<> 「あまがみっ!」を読んで思いついたネタです。お見苦しい点もあったかと思いましたが、とりあえず完結です。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)<>sage<>2011/11/14(月) 01:12:21.19 ID:n4WcbduIO<> セリフも行間開けるといいよ

とりあえず乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(関西地方)<>sage<>2011/11/14(月) 08:24:12.28 ID:PtJwHUZlo<> vipでやれ <>