◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:37:07.19 ID:XMwvB3bh0<>                    -‐…-
                 /   i |   ` .、
               , '     i |_,.=‐‐-  \
              ./ >-‐<      >‐ト
              //     _,.-‐──-=、 \
             i/   ,.ィ<::::::::::::::::i:::::::|::::::ト`ト.、ヘ
             |  /i:::::::::::i:::::::::::/|::::::ii::: :i|ヘ ヘ 〉    北の町から南の町まで♪
             / 〃|/:::マトツト─=イツア:::::|ii:::i  .|/       素敵な夢を届けます♪
            .| / i:::::::::ト¨´    ` ¨´|::::::i|i:::i  /
            ヘi /: : :: ii  .  `     人: : |iソ/       心休まるゆとりの生活♪
             ヽ|ii: : : |i介 .` ─ ´ く:::|: : : iイリ          電話一本かなえます♪
             ∨i: : : :|ィ彳 j = iトヘヘi: : : |i::|
              |::i: : : :|i |_  ,-‐ .ノ |i: : : ト〈i       ショーッピング♪
             〈::|: : : :|イトi;;;;;;;;;;;;;;;/>トi: : : iイヘ       ショッピング〜♪
             く イ: : : :ii  |;;;;;;;;;;;;;;i   |i: : : |ト、 /
              〉i|: : : ii、 |;;;;;;;;;;;;‖ /ii: : : :i / }    夢のショッピング木原〜♪
             / |ii: : : :iiiヘヘ;;;;;;;;// ィ|: : ii:|i/ヘ ハ
            ,' /ヘ: : : : ト 、ヘ;;;/  / i: : ii| 〉 ` |
            .i ト トi: : ii:ト─ヘ}{ /-─ トi: :イ  〉ヽ



黒夜「……」

木原「おう、中々いい感じだわな」

黒夜「木原くぅん…?」

木原「あん?」

黒夜「なんなのこの歌?」

木原「木原ショッピングのイメージソングだ」

黒夜「……なんで私が歌わなきゃいけないの?」

木原「お前が看板娘だからに決まってんだろうがぁ」

黒夜「マジか……?」




…――このSSは上条さんが大覇星祭(という名の格闘大会)
で優勝する事を目指す読者参加型SSです。
選択肢やランダム判定の結果によりストーリーが色々と分岐します。


■前スレ

※PART9:上条「大覇星祭予選開始だ!!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1322294142/

※PART8:上条「明日は大覇星祭……の筈だよな?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1310225202/

※PART7:上条「明日は大覇星祭かー」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1308618554/

※PART6:上条「大覇星祭の予選まであと2日か……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1306663805/

※PART5:上条「大覇星祭の予選まであと3日か……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304695368/

※PART4:上条「大覇星祭の予選まであと4日か……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1302933771/

※PART3:上条「大覇星祭の予選まであと6日か……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1301534351/

※PART2:上条「大覇星祭の予選まであと7日か……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1300026450/

※PART1:上条「今年の大覇星祭」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1298369749/ <>上条「大覇星祭予選開始…だ……Zzz…」
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:38:31.45 ID:XMwvB3bh0<> △▼△▼ 主な登場人物 △▼△▼




           ト、  ト、 |\   ∧
         _|:.:.:\|:.::ヽ!:.:.:.\/:.:.|
        _>:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|/|
        \:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.へ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.¨フ
       弋´:.:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.く
       <:.:.イ:.:.:.:/.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.!:.:!.:.:.:.ヽ:.:_,>
      弋´.:.:.:.:.:.:/.:.:.:./ |:.:.!:.:.:.:!:.ハ.!.:.:.::.:\
       <:.:./.:.:/:/T ト、∨:.:.:/!レ小:.:!:.小、>
       <:八 小| 代圷 |:.:Wイタヽ小|ヽ!
        厶込、N   ̄ レ !  ̄ ム、
         rイ!.ハ     , j   八 \
         / V  ヽ  ー : -'  イ    \_
      ,. -へ.  \  >、 _, ィ \ /¨「 ̄ ̄ `ー 、
     /     ヽ   \  /  ',  \ !       }、
     /     / !   \   |\ソ |       /  \
.    /     /  ,    /マニ/ / ,厶    ∠、    ヽ、
   /     /   ',  ∧ G〉/ / /  \/   \     \
  厶-―-、 /    |./  ∨|/ r' つ  ノ Yヽ    \     \
  |     \  !      |イ| {レ '´ ィク )     ` 、    \
  |       ヽ !      |d |    '   / )        \.    \
  ∨   \  |/        | ! 〉    ' , ィ }            \   \
  ∧     \/        ! /    ,. -―'            ヽ    ヽ、
  i ヽ     }       /   /                  |     !
  |    ,. --- ∨     /   ∠、                  ! ,__   ノ
  /ー‐ 彡'  ̄¨ 弌  /     / ヽ \___              ヽ_ト― ´
  `ー<_∧     }/    , '| ! /      |
     | ∧    /      / | ∨      |
     ヽ ∧        /   | /         |\
      |  \    /    |G 、        !::::::\
      |   >‐'        | |>`ー-、     !:::::::::::\


◆上条当麻
原作主人公、このSSにおいても主人公。
自らの不幸体質を改善するために大覇星祭への参加を決意。
猛者揃いであろう大覇星祭に備え体を鍛えており、なんか色んな技とか奥義やらを節操無く習得している。
性格は原作と異なり、妙に真面目な時もあれば、突如キチガイじみた言動を取ったりする等、ちょっぴり分裂症の疑いあり。
選択肢で都度その場の判断が異なるため、性格が安定せず行動に一貫性が無いのは当然といえば当然かもしれない。
そのため得意の説教をかましたトコロで、説得力など皆無であろうと思われる。



              _.. -――- ._
            ./ ,―――‐- .._` .、
        x   /  ./  / /    ``\.  +
           /_.. ィ7T.フ厂 ̄`フi ‐- ._ |〉     x
       .x    !  ̄フ/l/_×// |ハハl .ト、  x
    |! /    |  /|,イ._T_i`   .r≦lハ!|``   +
    ll/_     .|  | |'弋..!ノ     i'+!l |
   / ミr`!   /   l |' ' '  ,‐- ..__゙ー' .!l .|
   ト、ソ .! ./   .,!l .ト、  l  `,!   .ハ.!
   /ll\ `テヽ、 /_,| |l: > .ヽ.. ィ <l   l|
  ./' l|/l. >' / /\. | | \ \ー'/ ./ ,,;:`:;'゙"r;:゙c
  '  l|l l/ ./ /    | |  _\_×_/.ィ'...二二二l ヽ
     | ヽ./ /   /|.|i彡_           \\
     | //  ./ .l|| ´   ̄,「 ̄ 「 li ̄二ニ -'´ ヽ.
    └――'"l// .|!   / / ! .| |' |l //
         / __l_/_/__.|__|__l_`_ー_'_____./

◆インデックス
上条さんの同居人、暴食シスター。
同居人ゆえ出番は多く、原作同様ヒロイン的な立場と言えなくも非ず。
しかし、これまた同居人ゆえ日々の生活費に金がかかる第一要因でもある。
彼女が考案する特訓は十万三千冊の英知が導き出した由緒正しいモノらしいが、どう捉えても考え無しの危険な特訓としか思えない。
その他、彼女が有する十万三千冊の魔道書には某暗殺拳法の奥義や某地上最強の生物についての事柄が記されている……らしい。
常に上条さんの傍に居る事により、メリットもあればデメリットもあるインデックスの存在は、パワプロで例えるなら矢部君的ポジション。 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:40:47.18 ID:XMwvB3bh0<>
      <: : :.ヽ、/ ; i ; i/! ; : : : : : : : : : : : : 、ヽ/イ__
      < ̄  /イ.,イ./ハ,': :トill : :.i i : :.i! |!.:|:l : : ヽヽ  ̄'ィ
      Z、`` '´ イ //` 'l i.l.:ハ|l :ト,ト| : :l.i.:l.i:|.l : : : : `、ヽイ_
      Σ/イ:l-、 i : l .l l リ/  ヽi`ヽl、| リ |:! l :,、: : : ` -='
       ,フ :/ i. : l :l :,'i l-―‐-ミ 、  l| , -―リ N : : : .―`
       ̄,フ : : : :.l :l __r'´ ̄ ̄ ̄ヽ===i´ ̄ ̄`il : : : .>
       ム,/ : : r‐.、‐ゝ、       ノ ⌒ゝ    ノl :i、|≦
        ̄Z_:l ´i ヽ!  ` ー‐‐'   ヽ, ̄ ̄ l,ノ リヽ
          <ヽ、` .       , /    /
           `、ヽ- 、   _     __  /
             `|イ :i、.  `,--,=-‐´ ,.'
                  |イ| l ヽ.// ー  , '
                / ̄.l .//.、 _ / ト`ヽ、
           / ,' .//ヽ      .i l  ヽ,ヽ、
   ___ , イ / ,'.//   i     l  l   ヽ ヽ、

◆土御門元春
暗部組織グループの便宜上リーダー。
優勝すれば何でも願いが叶うという実に眉唾な大覇星祭の情報を上条さんに教えた人。
本人も大覇星祭には参加するらしい。初期から出てた割には、今の所あんまり出番は無い。
グループはまだ発足したばかりのようで、責任感は希薄ながらもリーダー役として人員不足に悩まされている模様。
なお同じ組織のメンバーである結標からは養豚場の豚を見るような眼で見られている。


      、_ム     x  、    \   、  
       ≧、_  /   彡      \  、  
      彡    /  /  ',       \  、
    _ >  /  / ,  / , ',  ∨  、 
      ̄イ /   イ   /  λ 、   ∨    
     / /  ム/  /   /∨\  ∨   
   _彡 /   /      /  ∨、 \ ヽ  
     ̄7/    ノ       /==彡〃ベ=\ \
    /   /     /    三=    `ー゙
     /     ̄7 /  /===x、 ニ三  z==~~
    /ム   ///ノ∨  .......    ≠   ::::.... 
     /  /  ∧   ::::::     !li!     ::::::
     ≠彡//7 ∧           __        
       / / //  ,        __      
        爻  ノ ゚ーヘ       、 |┴┴| /    
         //   ヽ   。  } |    | { ゚  
           /ム/V/⌒\   / |    | ',  /
       /         >、 |エエエ|   /   
      /              └──‐┘    

◆青髪ピアス
青ピ。本名不明、能力者かどうかすらも不明。
可愛い女の子と結ばれるために大覇星祭への参加を決意。
道場破り紛いの事を繰り返し実戦経験を積んでいる模様。自信に見合った実力は身につけているようである。
青髪金融という個人的な金貸し業も営んでおり、イチイチ(1日1割)という暴利で上条さんに金を貸した事もある。
その時は素直に金を返したから良かったようなものの………
恐らく返さなかった場合は、眼鏡をかけた青髪の帝王と化していた事だろう「上ヤンはん!あきまへんなああああぁぁぁ!!」


                 _ , . -. . . .
               , : ´/: : : : : : : :.`: .
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           ,'l.: :.l: : : : :∧゙''<: : : : : : : \: : : : : \
            l::l: : |: : : :/ ゝ,  `'' ァ≦;_;_/^ヽ: : : :.\
              l::l:l: :|: : :/=x、 \,,〃 ,,x==ミ f }: : : : : : \
            l:l:.l:.:|: , ' _,,二;_ ~\ ''弋 ;;う r /l: : l: : : : : :\
           ',', l::|ヘ (~う::::ハ     ¨^  r'/リ:.:.ハ:.:.:.\\ :\
             ∨l:价:ム ゞ-゙  l       从/: /:.ハ: :l\\\ :\
             Y:l: : :.込        /⌒イ//: /://ハ:.:', ) :): :}、.: :.'.,
                |:∨:.: : :介 . _ ーz'"_,/ l,/: /:/‐-<ハ:.∨:/.:/ ヽ: ::l
               ノ:.:.:∨: ///////¨,T"  _/: /:// ̄≧x: :'.:/    l: '
              /: : : }:.:.://////∠_!_,,,//: /:/'゙//////ハ::ヘ   /:/
         /.: :/l:.:/: /::////|:  / /:.:/ノ ////////∧: :\/:/
  ゝ,_   , ' .: :/ / /:./:.:r<´  |/ /:/ .//////////∧: : : 〈
   ` 'ミ''".:; < / / /.:/:{///ヘミ彡'/:/-イ/////////////,} : : : }

◆吹寄制理
大覇星祭運営委員でおっぱい要員。
“自分に厳しく他人に厳しく”を地で行く人。
原作よろしく上条さんには殊更キツク当たるが、別に嫌っているというワケではない。
かといって特別な好意の裏返しというワケでもない。言うなれば保護者感覚。
実はインデックスよりも早く出てきたヒロイン候補?な1人であったが、
全くフラグの立つ気配が無いあたり、鉄壁の女と言わざるを得ない。 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:42:07.98 ID:XMwvB3bh0<>
             _ -─…‐-
           /⌒    Z     \
.            //      /   \  ヽ
           // ' / /| ∧ {\ ハ  :i
.          iイ i ハ⌒i |ハ i⌒{ リ  i|
            │八i|ィ忱ト{  V忱Y/ │リ
            レ小j{ Vソ    Vソ W j/
           ヽ|ハ""   '   "イ |/
              \ゝ.  V フ   .ィ|/
             ∨{>, -r<}∨
          /⌒{  >v<  }⌒\
            {  ヽ人_人」_人_人/  .}
         /   r「 ̄ ̄ ̄ ̄「|  八
         (   { \  _/⌒}   ノ
         (_,ノしヘ _ `ー'ー--く_ノしJ
           {   >‐-   ,,__ノ
           /`ーr'´     |」∧
             /    ̄ ̄ ̄ ̄´//∧

◆月読小萌
上条さんの頼れる先生。
優しいだけではない叱る時はしっかり叱って、アフターケアも欠かさない教師の鑑な人。
いつでもどんな時でも何が起こってもニコニコ顔。
あまりに笑顔を崩さないため、裏で何か画策しているのではないか?と疑ってしまう程の小萌先生スマイルである。



             _,斗―マメ、
             ,イ >--、___) )>、
           / / /_>-任‐-、`ト、
            K イ,ィ´     \ `寸}
             jイ__ム____,,;  ;,,__,ム `}
           { _/rヘ´ ̄`Y Y´ ̄`y l
          レ'/.:.:.:.:`ー‐'^=^ー‐ 1/
              V.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;イ
              V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{'
            ト、.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
              〈:.:.:`ー-、:.:.:.:.:.:.:._;.K
           〈:.:.:.:.:.:.:.:.:`ー-rく:.:.:..ト、
         __,.ィ"`ー-x,___,ハ.:.:ヽ;.:.:.:\
    _, -‐'"´     ,x<:::/ l.:.:.:.:`:.:.:.:.:`ー-、
   /         ,x< ::::::/   ト、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ \
 /      / .::::::::::::/     ト、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ム   l

◆一方仮面
全身白尽くめ、謎のアルビノ忍者。
「憎め、殺せ、赦さねェ」というモデルとなった某ヒーローとは真逆の理念を持ち、悪人は徹底的に懲らしめ過剰に傷つける事を信条としている。
自称ヒーローではあるが、彼が成す所業は一般的なヒーローとは遥か遠くかけ離れた鬼畜そのものである。
またベクトル忍法なる忍法と呼ぶにしてはド派手過ぎる術、そして全身白の変態じみた衣装を着用している時点で忍者としても何かが間違っている。
登場する際は古今東西のヒーローの例に漏れず、OPテーマを流す事を心がけており、また退場する際にもEDテーマを流す。
テーマ曲は首に付けたチョーカー型の電極を改造して流しているらしい。そのため電極に無駄な負担がかかり、誤作動を起こす事がままあるようだ。
その正体は一部の関係者を除き、一切がベールに包まれている。

       

     
        ,..:イ´/ハ`ぇ、
       ノ:::/::,-=r‐-、`!
       ハノハ!〉八_  )[ニ[]ニ[]ニニニ]
     /´,,"⌒ヽ:  _`>'____」| ||____
    /  ||.:ヘ ̄`ヽ/さ⌒>         |ニ!ニニ!ニニ!ニニ!ニニ!===========コ
.   /    ヾ=ヘ.   /ヽ、| |っ)| / ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l l ̄
  /     ,./´ヽ/l丶、 ,!´ |_l   |_|                 l ll
  /  ., ´ ̄〈/    l: l_ ニ、                     l l l
  ! (     /    /:=}    \,、                     l l l l
 〈__/   / / ,  '^\_ノノヘ、                 l l l l
  「 , T ̄|ヘ   /l/ /     ヽ、   \                l l  l l
.  ',´ |  .| 〉 /_ク、_      \ i´( ̄`ヽ             ̄  ̄
. 八ノ_ノ_∧ノ,、___ゝ      `´`ー─'´

◆17600号(ダンボールミサカ)
上条さんにヒッソリと付きまとい見守る良い意味でのストーカー。
妹達の中で最も出番があり目立っている子。出番的な意味では、たぶんオリジナルよりも優遇されている。
戦場のグルメを自負しており支給された金銭で飢えを凌ぐ事などせず、自らの狩りによって自給自足しているらしい。
ただし狩りと言っても、その実態は試食品コーナーの喰い荒らしだったり上条さんにたかったり、とロクなものではない。
しかし全くの礼儀知らずというワケでもなく、食糧を恵んで上げた場合それなりのアイテムと交換してくれたりもする。
一方仮面の正体を知る数少ない関係者の1人である。 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:43:44.11 ID:XMwvB3bh0<>

          /: : :/: : : :/       ',: : : : : \: : :\: : : : : : : : :.ヽ  ,
       /:/: /: : : :/       __' ,: : :\: :\: : :\: : : : : : : : :X:/
.      ///:/: /: :/__   -= ̄ \: : : : ̄:=─-==-‐'´/
     ///:,': /:..:7 ̄`   r‐‐___ \: : : : : : : : : : _: : -<:.|:.',
.     ,'/ i:i: :,':..:/二`    ´r''ノ ノ`  ヽ: : : : :  ̄: _: :!: : :|: :}
    ,:'  {:l: i:..イr'リ      ̄¨``     }:./ ̄ ̄∨ ̄| : : !|:.!
    l:!  │:|/| ^¨´ ノ             // )  ) }: : : |: : :} !:!
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.        l:|    .        .....:::::::::::::::::::::::::彡'<´_/: : : : : :\
          l:!     .    ....::::::::::::::::::::::::::::::::::|──‐-、: :ヽ: : : : : :ヽ
          l:!     ヘ.____:::::::::::::::::::::::/::::::::::! _,/ ∨:.ヽ: : : : : :.\
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◆黄泉川愛穂
じゃんじゃん警備員。
小萌先生の同僚でもあるが、小萌先生ほど甘くは無い。顔見知りであろうと容赦なくしょっぴく。
上条さんの事を色々と問題を起こす危険人物とみなし、マークしている。
が、法を盲目的に遵守するだけのカタブツというワケでもなく、
大覇星祭の予算をコッソリ使い、吹寄ら運営委員にご飯を奢るなど気前の良さもある。



        ,_. :≦ミ: :ー‐__、
        /:,. : ‐ ァ‐、‐.ミ: : \
    _,ん/. :./ . . .}: . : \:  ヽ
   r((ヽ'´): / . . . : :トミ: 、: ヽ: ハ
   とて人) :/: ′. : :i \: : .ヽ: : . .
   | :/ :′ /:;イ. .: :|:.′ , `ミ: .{: : .小.
   |イ: :| ト:i:/ {: :l: :}:|/, ___ ∨=ミ: {∧
   |.:/| . ムミハ: :/}ノ /iぅ::. }》 i⌒ }|: ヽ
    }/.ハ :《 iちミV   廴ツ ノ’ ノ: ト : : \
    / ∧:八.:ツ    /// ノ:爪: : :|    ̄
    /´} . 込. //  r‐ 、  イ∧:.:/\{
     ノ/ \フ7Zマ/⌒i∨ V
          (⌒入_`>、ノ
         了__   {
         /7〒´ ̄\
        ヽ厶::{__:L_:}:ノ
            ,ん./ ヽ_入、
         とァ’  }r_ぅ’

◆御坂美琴
ご存知ツンデレ超電磁砲
1スレ目から登場の機会は多々あったものの、コンマ判定の目に嫌われ続け4スレ目でようやく登場の機会に恵まれた。
恐らく上条さんのキチガイじみた行動の一番の被害者は彼女であろう。
…が、それにもめげずパクられた上条さんを擁護したり、連絡先を交換しようとするなど、けなげな姿勢を取り続ける。
しかし、一本筋が通っている性格ゆえか、あるいは100年の恋もいい加減冷めてきたのか、時には上条さんを窘める事も。
風の噂で大覇星祭に参加するらしいが、定かではない。



             _
              `ヽ\ __    _
              /: : : : : : : : :`く∨ /_,
                _{∨ : : : {: : : : : : : : :ヽ ̄>: :\
            _厶/:/: |ノ∧: : |\ト、: : : ∨\: : :ヽ 
            ":\|イ: :.i_,'_\| / ヽ: : ト: : :ヽ: : :.、
         / : : /:|:i: /|/ /   ̄`//}/リ人: : :'、: :ヽ
          ,′ :/: :八{:从/// T^ヽ   / )  }: : :}\ : \
.       {: : /{ : { \:.{(\  、_ノ イ゙V   ノ: :.ノ   〉: ノ
        '、{八: ∨ >:〉\匸l下{/n ∨  〈:<   く:<
        _>〉、\{_ (:(    ∨  _>   \〉   ):)
           \乙     <Z工厶_>      `´
                    ヽ し′
                     `┘

◆白井黒子
上条さんに対する好感度が元から最低値な風紀委員。
余程のコトが無い限り、コイツの好感度が上がる事はまず無いと思われる。
御坂のパンツを頭に被りゲコ太仮面の名を語るものの、そのナリはどう考えても某変態仮面のそれ。
食蜂に洗脳されても、その変態性には歪みが無い。

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◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:44:59.07 ID:XMwvB3bh0<>

             /    \   \ 丶、     ヽ
             |   i  |>、、   丶、 `≧=-     '.
             /  |   i  |  ≫→匕 `≧=-     _人_
    _|\_  .'   ilヘ. 丶  、〃fフい }:(_   | _人`Y´
    ヽ::::::::::〈 ⌒   i i|‐ \  、八乂(ンノイ   i| `Y´
     |/\|  |   i  |,ィ弌 \l\「 ´   |   | i| i
         |   i _):{ (八           | ./ :i| |
         |   i  八 _ン〈       ノイ  :i| | | i
         |   |  丶、           | l :i| | | |
          . | \_ >   __   ∨l :i| | | |
             '. |    八  '´        /l :i| | | |
             〉 '.    个 .      /  从 リ / ./ ∧
          / ,ハ   、ヽ `≧=<ハ /  〃// / ̄>
            / / ∧l\ \ \|   / 〈   /イイ  〃/
        / / /    \|\|   ∧,ハ  / |///

◆食蜂操祈
常盤台の女王。自分の暇潰しのタメなら手段を選ばない女。
上条さんの“とにかくブン殴りたい奴ランキング”で目下No1の人。
御坂からも“ゲスい能力”などと散々な言われようだが、本人に悪びれる様子など欠片も無し。
常盤台図書室で上条さんと交戦するが散々おちょくりまくった末、気が済んだのか手下の親衛隊と共にドロンした。



                   __ ..... _
              ___r=r‐、<::::.:. : : : : : :`: ..
          .イ{ ノ__人/⌒ヽト、::. : : : : : : : :\
         (`ヽノ´:::::::::::`:::::..ノ`ヽト、::. : : : : : : : :ヽ
        ん'.::::::::〃´ <:::::::`ヽハ(:::: : : : : : : : :.:.:..
.          Y::::/`′    `ヽ:::::::∨ )、:.:. : : : : : : : :.:.
           {:::i′        `>::::::Y (:::::.:.: : : : : : : :::i
          ヾ| 〃´ ̄       ヽ:::::} }}::::::. : : : : :.::::.:.:.i
          i  r´ 、.≠ミ     Y´⌒ヽ::::.:.:.:.:.:.:::::::.:.:i
          .   ィヘr::::リ`     i ノ /::::::::.:.:::.:::::::::::::i
              ヽ. ′ 〉'′、ヽ   __ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::.、
            フ            | `ヽ::::::::::::::::::∧:::::ハ
.           く           j    }:::::::::::::::,′}∧
               ゝ <__丿 r‐ 、     /:::::::∧ハ ノ
              >‐- 、 ノ  ハ    ∧ハ,′
             /   >-<  ノ`Y´    `ヽ.___
             `ヽ,.:'::::::::::::::::::`ヽ__ハ____/  `ヽ
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             >‐'.:::::::::::::::::::::::::::::(´  j  !:::::::,′   )
.           i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::) ヽ:  !::::/ ∧`ヽノ

◆土御門舞夏
常盤台中学のメイド見習い、土御門元春の妹。
見習いであるにも関わらず、男子禁制の常盤台で上条さんを雇ったり通行を許可したりと謎の権力を有している。
ちなみに上条さんをバイトに雇った理由は「何か面白くなりそうだから」これだけである。
そのため上条さんに対しては期待を裏切られガッカリしている。
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◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:46:00.50 ID:XMwvB3bh0<>

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      . ..′. . . . . i. . . . .}. i |. . . .
       i. i.i. . i. i.|. .|. / . 7爪「. . . . 〉
       |/|.i. . iイ厂|イ . 〃⌒|/. . 从
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     ∨//从{人  ∨  } ∠{_{{ .
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 〃´≠´(く//{\._.__〔_:.:.:.:>ヘ:.:.:.{/. . . ノ
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人. ..\__/.:.:.:.ト-/. . . / \/. ./.:.:.〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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◆結標淡希
暗部組織グループの構成員。
原作と比較して、恐らく最も不遇な扱いを受けている人。
金欠の上条さんに対し気前良く無利子で金を貸してくれるなど、普段は良心的なお姉さんだが……
一旦、絶対ショタコンをこじらせてしまったが最後、少年を手に入れるためなら殺人すら厭わない。
1度は一方仮面の手により、その異常なショタコンぶりは影を潜めたが……
上条さんの不用意な発言により再び絶対ショタコンへと進化。現在絶賛暴走中。



        _ ト.、 i、 ,、
        _、: :ヾ :`|:∨:N
      __.>: : :/: : -ヘ: :乂_
     `7: : i: i|. ./^''1:|: : :∠
    .ノィ: :爪|∨ ⌒|/: : : :〈
      从{ 0  0 |人:、: ト
        八 、     ,_人N
        i> ̄ .イ从ハ`
       ..イ  爪   }丶.
     / └イ i rイ   ヽ
     |:ヘ    い././    ∧
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    :|   :|          .{    ,ノ
    {`¨¨´}       /  :|`¨¨´}
    T⌒ハ     /   {`T⌒!
   : |  | |     /   :| |  |

◆エツァリ(偽海原)
暗部組織グループの構成員。
常に上条さんと御坂の動向に目を光らせている悪い意味でのストーカー。
御坂に対する上条さんの暴虐に遂にキレてしまった彼は上条さんに闇討ちを仕掛けたが、あえなく返り打ちにされた。
趣味はソウルメイトたる土御門から供給されている薄い本コレクション。褐色ロリな妹系キャラがとりわけ好み。
同じ組織のメンバーである結標からは、土御門と同様に養豚場の豚を見るような眼で見られている。
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◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:47:05.45 ID:XMwvB3bh0<>


      | : : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : 、: :、: : | i : i
        |:i : : : : / : : : : : : /: : : : : : 、: : :ヽ: ヽ | ト、|
       |:|: : : : i: : : : : : : :|:ヽ: ヽヽ: :\: : : ト、: ハ| i|
        ノ:|: : : :|: : : : :i: : : :ト、:_>‐、‐、一.、: iNハN ! 
     /イ: |: : :!: /:ハ: :|: : 卞ト、xィ斥ミメ\\乂:V'  
      ,.イ: |: : :|//,公、ハ: :iト、 ヾ=' ´ `  ヽリヽトヽ
       /: :!/乂,.イ{'^ヽNト、\\       -,.イ、
     _ノ,. イ:|: |/: /冫、 jリ、`ヾヽ `   ,.-,.ィ∧.:\ 
     ーァ':.∧レ1/:| { jイ ヽ.、    -'‐′∧:.:.:.:.:.}
      /´フイ:.:.:.|:.:.:| V !   ` ァ ─‐、 ´.:.:.:.:.:.:ノ
         /:.:.:.:.:.|:.:.∧ V 、  ,.イハ  /:ヽ:.:.:.:.:V
       /:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:∧ \ヽ / / |-,V V:.:.∧:.:.|
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    |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.ハ   / 〉-'ヽ!:.:i ヽ V/:.ハ
   rナヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.V/ 〈_|_|_レ':.:.|  〉V:.:.:∧
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◆垣根帝督
暗部組織スクールのリーダー。
昔は人数も割と居たそれなりの規模の組織だったようだが、今や自分以外のメンバーは心理定規だけとなってしまった小規模組織を束ねている。
他のメンバーが彼の元から去って行った要因は、心理定規曰く“人望の無さ”これに尽きるらしい。
その心理定規にさえ愛想を尽かされかけていたが、意外にもマトモな野望を抱いていたためギリギリ見限られなかったようである。
上条さんと浜面を一時バイトで雇ったりした事もあったが、2人にはビタ一文給料を払っていない。守銭奴。
己の野望のために大覇星祭への参加を決意する。たぶん一番マトモな理由で大覇星祭に参加する人。





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    i 、_ヽ.\ \\_,>、,厶} } V⌒>‐ 、
    | イ\{ \{ ̄`  ,、 {  ∨Y     }
    { {ァ==r     辷彡'   } (_>J、__ノ
   ∨{::::::ノ       "" 厂 / ̄ ̄\   _
) \ { ""     ,    ∠{\/ . . . . . . . . './ }
  i、 `{ヘ.__  ̄´ . イi}i〕(` {. . 从. . 从 . .} ´)
\|  ̄\_ `マ≦彡'^´/>从.{{} W {}}.从<
       i  {、___/〔_,、_V介z云z介V_,、_〕
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       |   |ヘ」_}/  (_,、_,、_U_j:::L|J_,、_,、_)
        {   厂`     {    { ∧ }
 ̄ ̄ ̄ ̄``ー'´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` ̄` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

◆心理定規
暗部組織スクールの構成員にして唯一の良心。
垣根に罵られた上条さんを見るに見かねてクッキーくれた天使。
心の隙間をお埋めする某怪しィせぇるすまんとは親戚関係との噂が有ったり無かったり。

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◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:48:48.25 ID:XMwvB3bh0<>    //   ,,--〃"```ヽ、
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⌒)   . /.:.:.:.:.:.:/イ/ ノ .l.:.:.:.:.:.ヽ
.(    /.:/.:/.:/" ヽ、\__ヽ.:.:.:.:.ヽ
.人__ ノ.:/.:/..:.:./  从 .`o  ヽ.:.:.:.:.Y
_,,〃".:/.:.:.:..:/     ̄  ヽ、ゝ-}.:リ
.:.:.:.:.:イ.:.:.:.:.:.:.イ        入.`o /リ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ 〉   ----、   . ̄/.
.:.:.:.:.:. イ_ ノ \   `丶ヽ  /.:/.
.:.:r". ̄ヽ ヽ.   >、_   __./.:/
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     .ヽ ヽ / ./\.:.:.:.:.:.:.:.:.:人_)
      } }// . 〉.:.:.:.:.:.:.:.ハ-'
      | |/   |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
      ┌^┐   〉.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:)
      《ヾ'll    〉.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ
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◆麦野沈利
暗部組織アイテムのリーダー兼、麦野亭店長
一日バイトとして上条さんを雇った人。幾度か上条さんに対してブチキレそうになったものの事なきを得ている。
垣根に保管していたピンセットを強奪された過去があり、それ以来十数回とスクールへ襲撃を試みているが全て返り打ちに合っている。
それでも諦めずに上条さんを引き連れ襲撃を行おうとした折りに浜面を拾った。その後、浜面を上条さんに代わる雑用としてコキ使っている。
本職はあくまでも暗部組織アイテムとしての活動であり、経営する麦野亭は半ば趣味で始めたような店でしかない。
なので麦野亭の売上自体は然程気にしていないが、それでも店に閑古鳥が鳴き続けているのは、それなりに気にしているようである。

            . -‐……‐-  .._
        /: : : : : : : : : : : : : :`丶、
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      \: : : : : : :ァ=ァ'"´ ̄ ̄`¬‐:r-イ
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      / / : 人U ∠二ニつ  U|. ¬‐: .、
    /   {  {  {≧=r─r、=≦/、イ: : : : : :',
    、_f'⌒'^う 、/ `{/{]ヘ. \/ /U`|/hi : : : }
      (  _,ノ`'く/{ ∨∨  ノ:人 、_ U| : : /
      {`,ニL   _〉 ハ 〈_ハ,と{二/ (⌒ヽノ: :ノ
     `{  }_xく\{/     f⌒'ーv'^'  } : :}
      `'ー' \)┘、___,乂____{   ノ:,ノ
          / / |  | \ ヽ`¨´´

◆フレンダ=セイヴェルン
暗部組織アイテムの構成員兼、麦野亭店員(厨房補佐)
サバ大好き娘。ポジション的にはアイテムそして麦野亭のNo2である。
あるのだが……実力もアレで要領も悪いため、実質的なNo2としての扱いなど一切されていない。
麦野亭では麦野と共に厨房を仕切っている。厨房補佐として度々麦野に対し、
「結局、シャケだけじゃダメって訳よ!サバが最高!!」と、進言しているが以前として却下され続けているらしい。
絹旗とはアイコンタクトだけで詳細な意思疎通が図れるなど、絶妙なコンビネーションである。


                 _..  -‐-  .._
            . ::´: :: :: :: :: :: :: ::`丶、
            / :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :\
           /:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :,
          /: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::_::_::_::_:: :: :: :‘,
       ,.: :: :: :: :: :: :: :: :: :. イ「 : }: 、:`ヽ,:: :: i
        {:: :: :: :: :: :: :: ::、/  i i: : |i,_:\: :‘, :: |
       . :: :: :: :: ::_/i:l`ー‐ヘ!: : 廴Vい、:}.:: |
      {   、:: :: :: :{.i(⌒''う=ミ \i=tぅ| :トミ_ }
     }    ∨:: :: ::i|:`T´/|/l/iハハi|: |::_,,ノ
     (      }:/⌒弋: :i、         人厂 _.ノ  ヽ
  (   )    /ハ.   ヽ|{三.テテヲ不}:j/`  }   つ
    )      {:{  》.__/く}∠∠∠} ´ノ′, .ノ   く``
         丿:T´:: :\___. -r 、__}   {      く``
        {:: ::|、:: r‐‐、_{:_:ノ⌒}  \      .
         ) ::|::>`ー‐…‐ 、‐' 、  )     .
        {//   .     }  }      .
          ({ {{  /    .ノ´ .ノ′

◆絹旗最愛
暗部組織アイテムの構成員兼、麦野亭店員(ウェイトレス)
スクール殴り込みの際に、何の脈絡も無く上条さんに誘拐された経験有り。
しかしウマが合ったのか元来の人懐っこさ故か、上条さんに対して好意的な超中学生。
好意的なのは単に上条さんのC級な人間性に惹かれただけなのかもしれないが……
なお好意的とは言っても、それは恋愛感情云々というより、どちらかと言えば尊敬の念に近いモノのようである。
麦野亭では自身考案の見えそうで見えない超際どい制服を着用している模様、不躾に覗こうとする輩には超窒素パンチの刑が待っている。 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:49:44.72 ID:XMwvB3bh0<>


           | -‐…‥‐-  .,,_
           i: : : : : : : : : : : : :`丶、
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           |/: : : /: /: :/: : : : : : : : : : : :'.
           |:,_:_:/|:〃 /:/ : : : : : : : : : : : :  
             〔_、{`刈、:|: | : : / : : : : : : : : :
           i==ミ: .,W|/|: :/: : _j: : : : : : : :  
           :'⌒i 以j   |/}: :_/ }: : : : : : : :
           i:....ノ }}    .ノイ}`メ:i:| : : : : : :
           |ミ    _    =ミ: :从:| :i: : : :
           l     i|{、_  '⌒i 狐\/: : : :
           |  r   ミ{:.....ノ }}i|从 : : : :
           | _   ´    `弌 ノ代:八: : : :
             〔_ `Y           '| / : : :、ト、|
           ト .`’       / /|: : : : : :
           |        . イ-イ: :|: : : : : :|
       , /   _}├‐…=≦{:! : |: :|: |: : : : : :|
     { {'⌒¨´ ̄`'く_/ 从: :|: :|: |: : : i: : :
       `て¨i≧r‐ } _/ }iW|: :∧: |: : : |ト、
      、_{'⌒¨´ ̄`ヾ     ∨八{ }:i|: : : ||

◆滝壺理后
暗部組織アイテムの構成員兼、麦野亭店員(レジ打ち)
上条さんの一日バイトの際、唯一上条さんの金銭面を気にかけてくれた凄く良い子。
雑用の浜面に対しても慰めの言葉をかけるのはアイテムの中で彼女だけのようである。原作通りに浜面とくっつくかは展開次第。
麦野亭では…というかそれに限らず普段ボーっとしているせいか会計時に釣り銭をよく間違えるらしい。そんな彼女が何故レジ打ちなのかは謎である。
ちなみに彼女以外のアイテムメンバーは全員大覇星祭に参加する模様。
彼女だけ参加しないのは、やはり原作通りその能力が重宝されているからであろう。




                       ,イ   ,イ /,' /〃ノ, イノ!  _
                      ./ l,ィノ /´ /´  У‐'´ /// ._,
                 l、ト、 i ,イ           ー<‐</
                 .',ヽヽl//.:/             二ミ=-‐′
                  ⌒ヽ',  l /               `ーミx__ノ
                  V l                  ー-<
               _ / ,        、           \_\
               `ー/ / l l   i    \           、ヽ、
                  / ,'.l--.、_  ',  ヽ、  ヽ        ヽ_ ヽー
                  ノ,'.从l从ィハ .lヾ=、__>‐-、.、      、\ヽ、
                    iハ从l、lA-、Vハヽ}メ‐ .ト、i、\}、 、 、 、ヽ、.`ー
                  .リ | l}.ハ l} ``ト}、`ーrt、l-、\{`ハ l. ヽ l \ ̄
                   l |!., l.l.ー'  `  ゞ'_  `  .Vi .|!l、ハV ト`_
                  ツイ人!  ,          }l| l从メ、ヽ\
                    メ´rハ. {         u ' リ ' メ`ー`、__
                 /,'  .,' .lヘ `ー〜         从}、 ト、_
                ハl  i  l ,ヘ ヽー――ァ   /,' リ}イー`、
               ノ'{ ',  .l  | .l .\` ̄ ̄   イ  , /. |  /
              ./      ∧. | .| l  ≧ー<ヘ    / .,. ,.′,
           /      八 ∧lハ !  l .ヘ|\', ヘ  ,' ,′ ,' .イ..:::::

◆浜面仕上
暗部組織アイテムの雑用兼、麦野亭店員(出前)
スクールの刺客として因縁のある上条さんと再び戦い、そして敗れた後、ほぼ拉致同然にアイテムに拾われる。
麦野亭の店員として日々働いているが、アイテムとしては正式なメンバーに数えられていない。あくまでも雑用である。
麦野亭では出前担当だが持ち前の器用さが災いしてか出前の無い時には、厨房、レジ打ち、ウェイター、その他一切合財を任されている、というかやらされている。
詰まる所、出前が無い限り店は浜面1人だけで回しており、他のメンバーは休憩という形になっているらしい。それが麦野亭のシフト体制なのである。
そんな浜面を元気づけてくれる人間は滝壺1人だけ、しかし元気づけるだけで特に手伝ったりはしてくれない。
常に過労死寸前なため、懐には絶えずスタミナドリンクを常備している。 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:52:42.89 ID:XMwvB3bh0<>     \: : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : /
ー―――ゝ : : : : : /: : : : : : : : :/: :/
: : : : : : : : : : : : : : :, : : : : : : : :〃:/ャー――――
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   −、_: : : : :h: : : :/ : //:/  ̄`\\  \
 ____  >: :l |: : :/: :///    ftリ〕\\  〉
―――‐: : : : : : :l | : /: //^\    _/`ァイ个
  \: : : : : : : : : :N: :l: /ハ l   ≧ァ'´  /   !
     ̄ ̄ ̄`才::l: :|/L_l  l  _         / |
        _/: : :::|:/ヘ、ム-ギ´      /  l|
    /: : : : : : : |': : : ¨´! |          j
―一: : : : : : : : : : : : : : : :∧ 丶        /_
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◆削板軍覇
ひたすら根性の男、根性だけの男。
上条さんが今まで拳を交わした人間の中で、恐らく最もブッ飛んだステータスをしているであろう人物。
3日目時点でHP100という驚異的な数値から、その他のステータスは推して知るべしである。
勘違いで上条さんを襲うも傍に居た原谷の弁解、そして根性の入った拳により上条さんと男の友情を芽生えさせる。
言動こそ破天荒だが、打算無き彼の人間性は上条さん曰く“無碍に出来ない友達”との事。
☆も大絶賛の軍覇島にて日々修行に明け暮れている。そんな彼の師匠は東方において不敗の老人だとか何とか。

      ._,,, .-―-- ,,_
    _,.-'': ̄'''  - ,  . ̄ヽ
   lk―tー...、   .ヽ,  lヘ,
   \'/::l:::::::/フヽ,  丶/リ 'i
     l:::l|:-''' .r'tアl丶,  < |l,
    .l'~::l,ア   ̄l::::::lヽ, .'i lヘ,
    l: .i::l' _  .l:::::ll/:ヽ .'i:::l
    .l:./l:l丶,`'~  l ./::/::ヘ.!/-,
    l:i'.l::::|l::::i ̄t' l /:/_k::l::|ヘ::.'t_
   /l .l::::|l,,-/' ' _,// l' .ヘl:l-,/, .'i,
   /.l .l::::ll'/;:'--'';:/''l .|,, .'.l::l ヽ, .l 、
  / l .l::::l/;:;:;:;:;:;r/;:;:;l  l  ,,.l: 丶,  l:ヽ,
  / .l...l::::l:;:;:;:;:;:;:/l;:;:;_,>-ーt':: 't  '- l,::ヘ
  l .l' .l::/l_,,, -''。 ̄'''''ーt,,ヽ、>,  ' l:::::'i,
  '!| ./ .t'―--,,__,,   ,,_,, ''t:/::/y,,__''t ,;'i
  !   /ヘ   .'- ,,_,, -:: :-t::/\,/:l, \,:::'t,
     /  ヽ     ,,,>-,,_,,__ノ'ヽ,   l'ヽ:l
    .l' .i  '.t,    つ ノ::::::ノ''ヽ:::ヘ   .l ._.|i
  .r'/l       ̄'k ̄''/::/    ̄) ̄:/,'l:l
  .t/''t=◎='' ̄-'' ̄::::k' ̄'ー--ー'' ̄-,,r'  'l::l
  k.l/:::l::l:: ̄-==-- l         /' -/:,|
  t-l:::::::k-l:::::::::::::::''::::::l::|        t,  l,:::'ヘ
   l:::::::,:/'':-,,:::::::::::::::::l:|          'y' .ヘ 'l,

◆黒夜海鳥
絹旗ちゃんファンクラブ名誉会長。木原ショッピングの看板娘。
絹旗に対し、LIKEじゃねェLOVE!!を貫き通す絹旗大好きっ娘。
上条さんをファンクラブに勧誘するも断られ失敗、逆上した挙句襲い掛かる。
しかし謎のヒーロー一方仮面により、あえなく夜空の花火となり散っていった。
その後、木原数多に拾われ、猟犬部隊のファンクラブ化に成功する。
なおサイボーグ化しているかどうかは不明。ジーク・モアイ!

     ,,ノ''   ___  ,,,,,_          ''//
    k''    '''' '/''~  .'''-,,,_, .i! i /   //.'/
   -=''::::::.....   ミ' ノ     ''-χ,,_,''   ::/,i'
     'k::::::::'' ミ'' _,, 、        ~'''y,,...:::ノ'
    ヘ:::/~ヘ:ミ   .t-- ,\ .l:.    k .:l:::::::::j;
     'i/.'=l 'l'    \ο>, .l:: r' ._i, )i i /::::/
     ',(::< .ll     : ̄,-'' -/'=-',_い'/::::::/
      i ~' .l         /:' :j'-゚,-'/::::/'
      .l-l  'k- ,_   '' .:::::  i )i,-/y''
      l::ヘ  ..l~'--~''-,, ::::::::: .i |l=''/'
   ___.|: ::::',   ̄''ー-,,_~'>::::::|l_/
_,-'' ̄:::::::::|:: .:::::',  ̄~''-:. :::::::::_/
l.:::::::::::::::::::|::: :::::',_..   :::_,-'' /''ヽ,
|::::::::::::::::::.|::  ::' :: ̄''-,,/  ./:::::::>.'ヘ、
|.l:::::::::::::,yl::  .:      ...:: ./::::/   ''i,,_
| .l:::::::/:'::::       ..:::: ./:''      :ヘ',:'''ー ,,_
.l ..l:/::::::::::'i    ..  .:::::/       ''ヘ\   ̄''>-..、
. | |' ::::::::::::'i   .::::  ::/    ,,,,- ''''丶,,  '., 丶,-''~    .'l
, |/::ヽ  :::::::'i __,::::--/  _,,-''/''     '' -l/  .................:l

◆木原数多
猟犬部隊リーダー、木原神拳正統伝承者。
何の因果か散歩中に炭クズ状態の黒夜と出会い拾ってしまう。何が目的でそのような行動に出たかは不明。
利用価値があると踏んだのか、あるいは単純に気まぐれなだけだったのかもしれない。
その後は黒夜に猟犬部隊を私物化されるも、それについては黙認している模様。
某占いババアの精鋭戦士だったり、木原ショッピングなるアングラな通販サイトを運営してたりする。 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:54:19.85 ID:XMwvB3bh0<>
                 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
               /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
                  j:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::八
                  7::::::::::::::::::j/レヘハ::;:::::::::::::::::ハ{
             /ヘr‐く:::::::j/    ` `^"´"}::{`
            -‐ ァ〈{  }}:::/′{     } ,ノ  }^′
       ,  ´   / ヘ  lV   ド・ラ〃{ト,ァ'
      -‐′      /  ぐー、 、      ,: }  }\_
,  ´          /    八  、 }     _,ノ 丿  \`ヽ、
          /o   ハ ゝ、ヽ  ,. -─ 、/´}    /   \
           \__/ }   ` ヘ  ===/  }_o〈       ` 、
              /   }   / | ` ァァ'∧ }  〈

◆駒場利徳
何故か知らないが生きてた人。時系列的に矛盾はあるが気にしてはいけない。
浜面にスキルアウトの人生からの決別を示した後、何処かへと去って行った。
再登場の予定は有るかもしれないし無いかもしれない。




             ノ|t/ノー''从,,
           从''"::::::::::::::::::::::::::::ツ、
          、i:::::;;;ミ从从从从彡:::::}、
、          ミ:::::彡;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;"フ:::7}
:`'、         t;;;;;r'''''''''''ヽ;r''''''""ヽ;;;;;;;リ
:::::::ヽ       了;;;} ミ ミi从从,,j|,j jク;;;;:〈
;:;;::::::ヽ      る;;;;t、_,,,ii,,,ヽ;;r__ii,,彡};;;;:::j           ,,、
;:;:;:;:;::::::'、     ';ァ;|ヽ〉i:``´´'ij'``´"´:|/'i::)        ,、-'"::::;;
;:;:;:;:;:;:::::::~' 、,  ろ;;tti;i ', ,, ィ、 i},,, '::::;ノノノ;彡    ,,,,、='- 、;;;;;;;;;;;;
,、- ''"~~~~;;';;;ヽ、ア;リ`':ti"リ: ,,、,,_:::::::::,'"::::t;;)ー '"~;;;;;;;;;;;;;;;;::::~'' 、;
_:::::;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;;~''/ :: :',": '"ーー `  i:::: ::::t彡;;;;;;;;::::::::::::; -ーr'i""
  ~'' 、::::::::::::::::::;;;;;i  :: ::::'' 、( rッ /::::: ,、 ';;;;::::::::::::::::/  / |
 キ  ',_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;~' 、 :::::::`''ーー " ::;r'";;;;:::::::;;;;;;;;;;ノ――'ー-'--
""""""r 、'、rーー 、;;;;;;;;~' 、  :::彡:::;r'";;;;;;;;;;r''~:::/''~ノ r'''''''' ー、
⊂⊃  `ヽi > :f~i|、;;;;;;;;;;;;ヽ:::::":::;r";;;;;;;;;;;、-''''iリ、ー'"   `''''''''''"
====ー-'"、  Li  i'~'''''ir'''''''''ir'''''''''i"~ j,,,,,,j;;;;`'''" ̄ ̄ ̄;;~~~
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◆横須賀
とあるスキルアウトのリーダー
一言で例えるなら、実力の伴わない世紀末覇者。
所詮この世は弱肉強食。自分が喰われる立場に有っても、その信念を曲げない剛の者。
実力の程は如何ともし難いが、その心意気だけは紛う事無き本物である。




    / ̄ ̄ ̄ ̄\,,
   /_____  ヽ
   | ─ 、 ─ 、 ヽ |  |
   |  ・|・  |─ |___/
   |` - c`─ ′  6 l 
.   ヽ (____  ,-′
     ヽ ___ /ヽ 
     / |/\/ l ^ヽ
     | |      |  |

◆原谷矢文
横須賀率いるスキルアウトにカツアゲされていた少年。
たまたま通りがかった上条さんに助けられる。
…が、上条さんが襲われる様を華麗にスルーして悠長に解説を始めるなど、割と恩知らずな一面がある。
再登場の予定はたぶん無い。 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:55:30.71 ID:XMwvB3bh0<> ********上条さんの現在のステータス********
職業   :高校生
せいべつ :おとこ
HP   :22/57
SP   :22/32
所持金  :\700

ちから  :23
すばやさ :21
たいりょく:21
かしこさ :8
うんのよさ:0

【特技】
・攻撃系
普通に殴る:SP消費0
思いっきり殴る:SP消費0
肝臓打ち(リバーブロー):SP消費1
ガゼルパンチ:SP消費3
音速拳:SP消費8
デンプシーロール:SP消費15
上条ファントム ※封印

・防御系
普通に防御:SP消費0
気合防御:SP消費2
肉のカーテン:SP消費6

・回避系
普通に回避:SP消費0
気合避け:SP消費2

・カウンター系
普通にカウンター:SP消費0

・特殊系(攻撃)
説教(説教パンチ):SP消費0

・特殊系(守備)
幻想殺し:SP消費2
幻想殺しACT2:SP消費4

・ヒートアクション
そげぶの極み:SP消費30
説教の極み:SP全消費

【特性】
不幸体質
ラッキースケベ
ゲコ太好き
露出癖
不屈
エンドルフィン分泌
胸に七つの痣 ※現在の北斗七星ゲージ → ★★☆☆☆☆☆
一枚アバラ

【アイテム】
ゲコ太人形、
レーション、ホイポイカプセル、
壊れたテニスラケット(和尚仕様)、
発条包帯<ハ−ドテーピング>、一方笛
シャケ弁、ドラ焼き、ガラナ青汁、ヤシの実サイダー
****************************************** <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:56:20.05 ID:XMwvB3bh0<>
■現在判明している他の人たちのステータス
※占って貰った時点でのステータスとなります。

********垣根帝督のステータス ※4日目時点********
職業   :スクール(リーダー)
せいべつ :おとこ
HP   :35/35

ちから  :12
すばやさ :15
たいりょく:13
かしこさ :20
うんのよさ:10

【特技】
空を飛ぶ
はばたく
殺人光線
光の翼
月光蝶

【特性】
メルヘン
工作○
長身イケメン
*************************************************



********青髪ピアスのステータス ※5日目時点*******
職業   :高校生
せいべつ :おとこ
HP   :48/48

ちから  :23
すばやさ :20
たいりょく:21
かしこさ :8
うんのよさ:3

【特技】
スマッシュ
超低空スマッシュ
ドラゴンフィッシュブロー
カエル飛びアッパー
よそみ
三戦(サンチン)立ち
超球弾
龍斬翔
龍撃拳
飛燕旋風脚
龍虎乱舞

【特性】
なし

【アイテム】
肉まん
************************************************* <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:57:14.75 ID:XMwvB3bh0<> ☆これまでの上条さんの軌跡☆

■1日目
・大覇星祭への参加を決意する。
・日之出食堂でカツ丼を食べる、日之出食堂の少年と知り合いになる。
・雑貨店で身の丈に合わない無駄使いをする。
・買い物帰りに吹寄と出会う。絡んできた不良男を説教する、吹寄のTEL番を教えて貰う。
・夕食は節約する。インデックスに買い込んでいた食糧を食べられる。

■2日目
・金銭事情に悩まされスクールでバイトする。垣根にメチャクチャ嫌われる。
・プールで吹寄と特訓する。
・いつぞやの怪しィせぇるすまんと出会う。
・夕食は抜きを決断する。ペンデックスさんに買い込んでいた食料をあらかた食べ尽くされる。

■3日目
・にっちもさっちもいかない金銭事情にアイテムでのバイトを決意する。パシリをやらされる。
・アイテムと共にスクールへ殴り込み…直前に絹旗をお持ち帰りする。浜面と遭遇する。絹旗のTEL番を教えてもらう。
・酷い筋肉痛に悩まされ奇跡の診療所で治療する。
・病院帰りに人助けする。モツ鍋さんをブチのめして五千円貰う。削板に勘違いされ殺されかける。
・なんだかんだで削板のTEL番を教えて貰う。
・夕食は普通に済ませる。インデックスに秘孔、新血愁を突かれ余命3日にされる。

■4日目
・青ピから酷い暴利と条件で借金する。
・占いババアに垣根について占ってもらう。
・奇跡の診療所で天才に治療してもらう。
・病院帰りに吹寄と出会う。色々と大変そうな話を聞かされる。
・夕食の買い物中にプロスネークこと17600号と出会う。
・夕食は奮発してすき焼き。再びインデックスに秘孔を突いて貰う。そこそこの成功。

■5日目
・鴨川ボクシングジムに通い鴨川会長と特訓、日本チャンプ級に強くなる
・占いババアの館でカマセ(ヤムチャ)と戦う。
・占いババアに青ピについて占ってもらう。
・露出狂と出会い露出癖に目覚めてしまう。
・半裸のまま家に帰る。夕食は普通に済ませる。
・青ピの借金を清算する。全裸で寝る。

■6日目
・軍覇島で削板と特訓する。不屈の精神力を身につける。
・街で買い物をする。バッタリ浜面と再会する。
・御坂と出会う。御坂を殴る。御坂を泣かせる。御坂とホテルへGO☆ しょっぴかれる。
・小萌先生に説教される。小萌先生の家でご馳走になる。かつての露出狂と再会してしまう。
・露出狂兼ショタコンに絞殺されかける。謎のアルビノ忍者一方仮面にギリギリで助けて貰う。
・インデックスに秘孔を突いて貰う。くすぐられる。
・パンツ1枚で寝る。

■7日目
・懲りずに借金で金策、小萌先生の家まで金を借りに行く。
・金を借りに行く途中で黄泉川と出会う。軽く説教された挙句マークされてしまう。
・小萌先生不在、代わりに更正した結標から1万円借りる。結標のTEL番を教えてもらう。
・絹旗の超特訓、スキルアウト100人斬りを達成する。
・イルカ人形の少女、黒夜海鳥と出会う。
・なんだかんだで黒夜の怒りを買ってしまい襲われるも再び一方仮面に助けてもらう。
・ちょっと豪華に夕食。インデックスに無難に秘孔を突いて貰う。

■8日目
・工事のバイトを決意。トキ診療所を建て直す。
・診療所を建て直したお礼にトキ?先生に秘孔を突いて貰う。聖人級に強くなる。
・バイト帰りに御坂と出会う。ゲコ太ストラップを惜しみつつ御坂と仲直りする。御坂のTEL番を教えてもらう。
・インデックスと特訓、崖から突き落とされる。全身亀裂骨折する。
・買い物中にダンボールミサカこと17600号と出会う。色々アイテムを貰う。
・夕食は豪勢にウナギ。インデックスの秘孔(ウナギパワー)で全身亀裂骨折が治る…のを通り越して骨太になる。

■9日目
・清掃のバイトを決意、常盤台中学まで足を運ぶ。
・常盤台の図書室にて食蜂と戦闘、罪の無い女生徒をブン殴る。
・大覇星運営委員?に第一九学区まで呼び出される。テストと称して命を狙われる。
・吹寄と特訓…の前にダンプカーに弾かれそうに…なったものの、命賭けでダンプカーを止める?
・夕食後に結標に借金を返しに行く。いらぬ発言で結標のショタコン化に拍車がかかる。

■10日目
・大覇星予選前日にも関わらず余裕こいて寝る。暇なので方々に電話(ほぼイタ電)をかける。
・結標に電話する。いらぬ発言で結標暴走、絶対ショタコン化。ショタっ子ハウスに監禁される。
・一方仮面の助けによりショタっ子ハウスから脱出。決着をつけるべく結標と決闘。現在戦闘中。 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:58:20.68 ID:XMwvB3bh0<> ■主な人物相関図

・TO上条さん
土御門→【原作通りの友達関係】→上条さん
吹寄→【放っておけない】→上条さん
垣根→【役立たず】→上条さん
心理定規→【バイト頑張って】→上条さん
麦野→【上条君のおかげね】→上条さん
フレンダ・滝壺→【元バイト仲間】→上条さん
絹旗→【ちょっと気になる超凄い人】→上条さん
浜面→【気が向いたら店に来い】→上条さん
削板→【ダチ公】→上条さん
青ピ→【まいど青髪金融】→上条さん
結標→【殺す!】→上条さん
御坂→【原作通り?の関係】→上条さん
黒子→【低俗な猿】→上条さん
黄泉川→【要注意人物じゃん!】→上条さん
小萌先生→【何だかんだで可愛い生徒】→上条さん
黒夜→【殺す!】→上条さん・一方仮面
食蜂→【頭がかわいそうなウニ頭さん】→上条さん
横須賀→【強敵(とも)】→上条さん
17600号・禁書→【食料庫】→上条さん
土御門舞夏→【つまんないヤツ】→上条さん
エツァリ→【殺す?】→上条さん
日之出食堂の少年→【おいっしいよ!】→上条さん
トキ先生→【命は投げ捨てるモノではない】→上条さん
トキ?先生・禁書→【デク】→上条さん
鴨川会長→【世界王者の素質】→上条さん
スキルアウト001〜100→【ウニ頭の悪魔】→上条さん
通行人→【鬼畜ロリコン露出野郎】→上条さん
とある通行人→【イイ男】→上条さん
タカさん→【お気に入り♪】→上条さん


・FROM上条さん
上条さん→【原作通り?の居候】→禁書
上条さん→【原作通りの友達関係】→土御門
上条さん→【鬼教官】→吹寄
上条さん→【理不尽な元雇い主】→垣根
上条さん→【天使】→心理定規
上条さん→【女極道】→麦野
上条さん→【元バイト仲間】→フレンダ・滝壺
上条さん→【人懐っこい子】→絹旗
上条さん→【色々な意味でもう戦いたくない】→浜面
上条さん→【色々と破綻してるけど良いヤツ】→削板
上条さん→【色々な意味で侮れない】→青ピ
上条さん→【また暴走しやがった!】→結標
上条さん→【原作通り?の関係】→御坂
上条さん→【何だかんだで頼りになる先生】→小萌先生
上条さん→【なんなのこの子??】→黒夜
上条さん→【怨敵】→食蜂
上条さん→【カマセ】→ヤムチャ、横須賀
上条さん→【眩しすぎる笑顔】→レジのお姉さん
上条さん→【二重人格??】→トキ先生
上条さん→【アテにならない占い】→占いババア
上条さん→【名伯楽】→鴨川会長
上条さん→【LOVE☆】→ゲコ太人形
上条さん→【一体何者なんだ…?】→一方仮面


・上条さん以外
麦野→【クソ野郎】→垣根
浜面→【元雇い主】→垣根
浜面→【なぜか知らねえが生きてて良かったぜ】→駒場
黒夜→【ジーク・モアイ】→絹旗
猟犬部隊の皆さん→【ジーク・モアイ】→絹旗
縦ロール・礼奈ちゃん・タカさん→【我らが女王】→食蜂
土御門→【ソウルメイト】←エツァリ
結標→【豚】→土御門・エツァリ
禁書→【福井県出身の恐るべき魔術師】→Sogebu666<その涙の理由が不幸な者> <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 20:59:15.29 ID:XMwvB3bh0<> △▼△以下、前スレまでに説明したおおまかなルール△▼△
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ルールは今後の状況により、
追加されたり変更されたり削除されたりする可能性が多分にあります。
ご容赦下さい。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

*********************その日の始めについて1************************

グッスリ眠った後は疲れが取れてHP(SP)がある程度回復します(回復値:最大HP(SP)の半分)
HPは最大値まで回復しますが、SPの回復は最大値の1/2までです。

なお上記は、あくまでもグッスリ眠れれば、です。
体調を崩していたり酷い怪我を負っている場合は回復しないか、回復しても微々たるモノです。

その日の始まりに上条さんの最新ステータスが確認できるので、
1日の行動の指針にすると良いでしょう。

*******************************************************************

*********************その日の始めについて2************************

上条さんの1日は午前と午後に分けられます。
午前はメインフェイズかサブフェイズを選択できます。
午後はメインフェイズのみ選択できます。

■メインフェイズについて

・A:特訓
主にステータスの上昇や特技、特性の習得が期待できます。
ランダム判定の目によっては、逆にマイナスになったり大怪我して泣く事があるかもしれませんが、
強くなりたいのなら特訓するのが1番です。

・B:街に出る
街に出て色んな事が出来ます。
情報を集めたり買い物したり新しい出会いを期待したいのなら行ってみるといいでしょう。
またHPが減ってたり、体調不良が発生してるのならば素直に病院に行って治しましょう。
万全の状態でも死ぬ時はアッサリ死にますが、万難は排するが吉です。


■サブフェイズについて

・C:寝る
ただ家で寝るだけです、イン何とかさんもビックリのニート状態になります。
HP(SP)が回復しますが朝の始まりと同様、必ずしも全快するとは限りません(回復値:最大HP(SP)の半分)
瀕死の状態にも関わらず病院に行く金すら無い、あるいはケチりたい、
という以外は選択しない方が良いでしょう。

土御門とかが押しかけて来てイベントが発生するかも知れませんが、
そんなものを期待するなら街に出た方がいいです。

・D:金策
お金を増やすための金策に走ります、寝るよりかは利用頻度は高くなると思います。
他の選択肢の中でも、稀にお金をGETできたりするかもしれないので、
お金を増やせる方法は金策だけとは限りません。
また金策をしても、お金を確実に増やせる保障もありません。
ですが、お金を増やしたいのなら、やはり金策をするのが一番でしょう。

*******************************************************************


**********************1日の終わりについて****************************

1日の終わりはインデックスに必ずご飯を作ってあげなければいけません。
インデックスを満足させないと、満足するまで手持ちの食料系アイテムを食べられます。
満足してない上に、食料系アイテムを持っていない、あるいは少なかったりすると……?

惨劇を回避したいならば、お金が尽きた時の保険として、
食料をいくつか買い込んでおくのもいいかもしれません。


■夜フェイズについて
夕食後に夜フェイズが実行できます。

夜フェイズではアイテム使用、借金をしてる場合は借金の清算等。
上条さんがその日の内にやり残した事や、やっておきたい事を実行できます。
(インデックスの秘孔治療も夜フェイズの選択肢の1つとなります)

なお夜フェイズの選択肢は1日1回しか実行できません。

******************************************************************* <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 21:00:47.81 ID:XMwvB3bh0<>
***************************戦闘について****************************

■基本的な戦闘仕様

◆戦闘の流れについて。
基本的に攻撃、守備を交互に行うターン制となります。
攻撃コマンド、守備コマンドを選択後、後述のランダム判定で結果を判定します。
ただし特殊コマンド等を選択した場合は、
従来の↓のランダム判定を用いる事もあります。


※従来のランダム判定
*********************************
このレス以降、先着3レスの、
書き込み時間でランダムイベントを判定します。
書き込み時間の下1桁、
19:06:18.5X
Xの合計が判定する値となります。
*********************************


◆戦闘中のSP増減について。
敵にダメージを与えたり、敵の攻撃をノーダメージや回避あるいは、
幻想殺し等で切り抜けた場合は、SPが回復します。
逆に敵からダメージを受けた場合は、
敵の技に設定されているSPダメージ値分、SPが減少します。
以下、基本的なSP増減値。


敵にダメージを与える = SP+5 ※ただしヒートアクションでは回復無し
敵の攻撃を回避 = SP+6
敵の攻撃をノーダメージ = SP+4
敵の異能技をそげぶ = SP+4


上記以外にも、特殊コマンド等でSPが回復したり、あるいは減少したりするかもしれません。
その辺りは1のサジ加減か、あるいは従来のランダム判定次第です。

*******************************************************************
<>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 21:01:25.40 ID:XMwvB3bh0<> ***********************************ランダム判定について*****************************************
攻撃、守備コマンドを選択後、このランダム判定を用いて結果を判定します。
ダメージ判定、命中回避判定、特殊判定の順にランダム判定を行います。
該当レスから先着3レスの書き込み時間のコンマ値が各判定結果に影響されます。
例として、下記3レスの書き込み時間のコンマ下2桁目と下1桁目。

1レス目:2011/11/07(月) 19:06:18.[Y1][X1]
2レス目:2011/11/07(月) 19:06:28.[Y2][X2]
3レス目:2011/11/07(月) 19:06:38.[Y3][X3]

[Y1〜3]が敵に適用されるコンマ値。
[X1〜3]が上条さんに適用されるコンマ値。
となります。基本的に攻撃、守備問わず、
コンマ値が09であれば、最も有利な結果、
コンマ値が90であれば、最も不利な結果、
になると思って下さい。


※ダメージ判定について。
コンマ値[Y1][X1]が判定に影響されます。
・攻撃側
攻撃値=技の威力+攻撃側のコンマ値
・守備側
防御値=体力+守備側のコンマ値

攻撃値 > 防御値、の場合、判定結果は守備側のダメージとなります。
ダメージ計算式は、攻撃値 - 防御値 、となります。


※命中、回避判定について。
コンマ値[Y2][X2]が判定に影響されます。
・攻撃側
命中値=技の命中+攻撃側のコンマ値
・守備側
回避値=素早さ+守備側のコンマ値

命中値 > 回避値の場合、判定結果は守備側の回避失敗となりダメージ判定が適用されます。
ただし例外として、

守備側が回避orカウンター系コマンドを選択かつ、守備側の命中回避判定のコンマ値が9

で、あった場合、判定結果を無視して、絶対回避or絶対カウンターとなります。


※特殊判定について。
コンマ値[Y3][X3]が判定に影響されます。
攻撃側もしくは守備側が、特殊判定に影響のある特技を使用、
あるいは特殊効果を有していた場合、その効果の有無を判定します。

・幻想殺しについて
守備コマンドで幻想殺しを選択した場合も特殊判定で成否を判定します。
幻想殺しの成功条件は下記の通りです。

1)コンマ値[X3]が、敵の異能技に設定されている、そげぶ値(その幻想をブチ殺される値)以上である。
or
2)コンマ値[X3]が、コンマ値[Y3]以上である

上記条件を1つでも満たした場合、幻想殺し成功となります。例えば、

そげぶ値 = 5
コンマ値[X3] = 4
コンマ値[Y3] = 4

であった場合、1)の条件は満たしていませんが、2)の条件は満たしているため、幻想殺しは成功となります。
なお、幻想殺しに失敗しても、命中回避判定、ダメージ判定は適用されます。
なので仮に敵の技を、そげぶ出来なかったとしても、上手く行けば回避もしくはノーダメージで切り抜けられるかもしれません。


※判定の優先度について。
判定の優先度は、
特殊判定 > 命中回避判定 > ダメージ判定
となります。
例えば、守備コマンドで幻想殺しを選択し下記の結果となった場合、

・ダメージ判定=ノーダメージ。
・命中回避判定=回避成功
・特殊判定=幻想殺し成功

優先される判定結果は特殊判定の幻想殺し成功となります。
(要するにノーダメージ、回避成功で設定されている分のSPは回復しないという事です)
******************************************************************************************************************** <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 21:02:45.84 ID:XMwvB3bh0<>
*********************************戦闘中におけるヒートシステム******************************************

・ヒート状態について
SPが30以上に達した時、上条さんはヒート状態となります。
ヒート状態になれば、大量のSPを消費する強力なヒートアクションが使用可能になる事に加え、
特殊効果:コンマ値ブースト50%、の効果が常に発揮されます。

【コンマ値ブースト50%】:コンマ値[X1][X2]が常に50%アップ(1.5倍)。

なお、コンマ値ブーストの効果は重複されます。
つまり、特性:エンドルフィン分泌、が発動してもコンマ値ブースト50%の効果が発揮されますが、
その上でヒート状態になれば、コンマ値ブースト50%×2で、コンマ値ブースト100%(2倍)となります。

ただしヒート状態は、SPが30未満になると自動的に解除されてしまいます。
なので戦闘においては、ヒート状態を継続して有利な状況を維持するか、
あるいは大量のSPを消費する事によりヒート状態は解除されるが、強力なヒートアクションで一気にケリをつけるか、
が、勝敗の分かれ目となるやもしれません。


・ヒートアクションについて
ヒート状態中に限り、ヒートアクションコマンドが使えます。
ヒートアクションは大量にSPを消費する上に、他の技と違い攻撃を当ててもSPが回復しません。
ただしその分、強力な効果が有る必殺技という位置付けになっています。
上条さんが現在使えるヒートアクションについては、後述の、上条さんの特技について、を参照してください。

なおヒート状態になっていても、状況によってはヒークアクションを選択できない時があります。
そげぶの極みは、対異能技なら、ほぼどんな状況でも選択できると思いますが、
説教or説教の極みについては、むしろ選択出来ない状況の時の方が圧倒的に多いです。

説教or説教の極みが選択肢として、どれぐらい出てこないのかって言うと…
説明をするだけして結局出てこないってぐらい滅多に現れないと思っておいて下さい。

*******************************************************************************************************

<>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 21:03:53.21 ID:XMwvB3bh0<>
***************************************上条さんの特技について****************************************

特技はSP(そげぶパワー)を消費する事によって使えます。
SPはHPと同様、その日の始めに回復します。
また戦闘中の特殊コマンドやアイテムの使用、または病院に行く事でも回復するかもしれません。
※SPは要するに上条さんのやる気なので、上記以外にもひょんな事から回復する事があるかもしれません。

SPの最大値は特訓などで上げる事は出来ますが、他のステータスと比べて非常に上がり難いです。
上がればラッキーぐらいに思っておいて下さい。
以下、上条さんが現在覚えている各特技、戦闘中に有効な特性の説明となります。


■攻撃コマンド

◆普通に殴る、SP消費0
※威力:26(基本威力3+力23)、命中:29(基本命中8+素早さ21)
---------------------------------------------------------------------------------------------------
普通に殴ります。
程良く力を抜いて殴るだけに、結構当たりやすいですが、ダメージ補正はあまりつきません。


◆思いっきり殴る、SP消費0
※威力:31(基本威力8+力23)、命中:23(基本命中2+素早さ21)
---------------------------------------------------------------------------------------------------
思いっきり殴ります。
全力フルスウイングでブン殴るため、ダメージは期待できるかもですが、
所詮は素人丸出しのテレフォンパンチなため、避けられやすいです。


◆肝臓打ち<リバーブロー>、SP消費1、特殊効果:連続攻撃
※威力:29(基本威力6+力23)、命中:26(基本命中5+素早さ21)
【連続攻撃】:予ダメージ1以上で特殊判定コンマ値[X3]が、7〜9だった場合、連続攻撃となり、再び攻撃フェイズとなる。
       ただしその際、特殊効果が連続攻撃の特技は選択不可。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
相手の肝臓を狙い打つモツ鍋さん直伝のボディブローです。
上手くいけば、特殊効果で連続攻撃を狙えます。


◆ガゼルパンチ、SP消費3、特殊効果:連続攻撃
※威力:30(基本威力7+力23)、命中:27(基本命中6+素早さ21)
【連続攻撃】:予ダメージ1以上で特殊判定コンマ値[X3]が、7〜9だった場合、連続攻撃となり、再び攻撃フェイズとなる。
       ただしその際、特殊効果が連続攻撃の特技は選択不可。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
鍛え抜かれた足腰で伸び上がるようにフックを叩きつける打撃技です。
特殊効果自体はリバーブローと同じですが、基本性能が若干強化されています。
<>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 21:04:53.02 ID:XMwvB3bh0<>
◆音速拳、SP消費8、特殊効果:ダメージアップ&自爆
※威力:34(基本威力12+((力23+素早さ21)/2))、命中:27(基本命中6+素早さ21)
【ダメージアップ&自爆】:予ダメージ10以上で特殊判定コンマ値[X3]が、6〜9だった場合、真・音速拳となり予ダメージ1.5倍UP。
             ただしその際、予ダメージ1/2の自爆ダメージを受ける(自爆ダメージの場合、HPは0まで減らず必ず1残る)
---------------------------------------------------------------------------------------------------
天才より授かった近代空手必殺中の必殺技です。
高いダメージ補正に加え、特殊効果により更なるダメージUPが期待出来ますが、その分危険な自爆技です。
自爆ダメージで死ぬ事はありませんが、下手に使うと逆にピンチな状況になってしまうかもしれません。気をつけましょう。


◆デンプシーロール、SP消費15、特殊効果:乱舞
※威力:28(基本威力6+((力23+素早さ21+体力21)/3))、技の命中:26(基本命中5+素早さ21)
【乱舞】:下記の特殊判定だった場合に発動。
     最初の攻撃を一撃目とし、二撃目以降、最大で六撃目まで無防備状態の相手に対し、同威力の追撃を行う。
     【一撃目】:予ダメージ4以上で特殊判定のコンマ値[X3]が2〜9だった場合、二撃目発動
     【二撃目】:予ダメージ4以上で特殊判定のコンマ値[X3]が4〜9だった場合、三撃目発動
     【三撃目】:予ダメージ4以上で特殊判定のコンマ値[X3]が6〜9だった場合、四撃目発動
     【四撃目】:予ダメージ4以上で特殊判定のコンマ値[X3]が8〜9だった場合、五撃目発動
     【五撃目】:予ダメージ4以上で特殊判定のコンマ値[X3]が9だった場合、六撃目発動
なお、SPは追撃する毎に回復。(一撃目でダメージを与えた場合、通常通りSP5回復、六撃目までダメージを与えた場合、SP30回復)
---------------------------------------------------------------------------------------------------
上条さん自らが特訓により編み出した某日本チャンプも御用達の必殺技です。別名、竜巻そげぶパンチ。
基本的にリバーブローやガゼルパンチ後の連続攻撃選択時にのみ出現する攻撃コマンドとなります。
技の威力は力、素早さ、体力の総合平均で決まります。
基本威力も高い方ではないため、単発の威力は大したコト無いですが、
特殊効果が上手く発動さえすれば、無防備状態の敵を延々と殴り続けられるため、恐ろしい火力となるでしょう。
SP消費も多く、連続攻撃時にしか選択できないという事もあり、当てるまでが難しいですが、ハマれば大ダメージが期待できます。


◆上条ファントム
---------------------------------------------------------------------------------------------------
使用不可。
あまりにも危険すぎるため、上条さん自らが禁じ手としました。
<>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 21:06:12.89 ID:XMwvB3bh0<>

■守備コマンド

・防御系
◆普通に防御 ※体力補正値+2、SP消費0
---------------------------------------------------------------------------------------------------
被ダメージを若干和らげる代わりに、若干避けづらいです。
基本的に避けづらい傾向にある敵の肉弾攻撃に対しては、そこそこ有効かもしれませんが、
極端な破壊力を誇る異能技などに対しては、まさしく紙の如き防御となります。注意しましょう。


◆気合防御  ※体力補正値+4、素早さ補正値-3、SP消費2
---------------------------------------------------------------------------------------------------
気合を入れて防御します。
気合を入れるだけに体力に相当な補正がかかりますが、反面、素早さにマイナス補正がかかります。
ただ気合を入れて防御した所で、異能技に対してこの程度の体力補正では普通に防御と同様、所詮焼け石に水です。
同じSPを消費するなら、幻想殺しを選択した方がずっと無難でしょう。


◆肉のカーテン  ※体力補正値+5、素早さ補正値-10、SP消費6、特殊効果:被ダメージ1/2
【被ダメージ1/2】:肉弾系攻撃に対して、特殊判定コンマ値[X3]が5〜9だった場合に発動。
          被ダメージを1/2にカットする。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
某一族の始祖が考案した。某一族至宝の防御技です。
素早さに大幅なマイナス補正がかかるため、回避は絶望的ですが、
高い体力補正に加え、特殊効果により、肉弾系攻撃に対してなら、まさしく鉄壁となるでしょう。
ただし特殊効果の対象はあくまで肉弾系攻撃に対してのみで、異能技等に対しては発動しないので注意して下さい。



・回避系
◆普通に回避 ※素早さ補正値+2、SP消費0
---------------------------------------------------------------------------------------------------
回避行動を心がけるため、素早さに若干の補正値がかかります。
回避を行うには少し心許ない補正値ですが、>>372の命中回避判定のルール上、
最低10%は絶対回避が保障されているので、博打気分で選択して見るのも良いかもしれません。


◆気合避け ※体力補正値-3、素早さ補正値+4、SP消費2
---------------------------------------------------------------------------------------------------
気合を入れて回避します。
気合を入れるだけに素早さに相当な補正がかかりますが、反面、体力にマイナス補正がかかります。
回避に失敗すると手痛いダメージを受けやすいので、
明らかに避けられる!と思える状況で無い限り選択しない方が無難かもしれません。
<>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 21:07:33.09 ID:XMwvB3bh0<>

・カウンター系
◆普通にカウンター ※補正値無し、SP消費0、※回避成功時に限り下記の攻撃力で反撃。
威力:29(基本威力6+力23)、命中:27(基本命中6+素早さ21)
---------------------------------------------------------------------------------------------------
普通にカウンターを狙います。
カウンター系コマンドは主に敵の肉弾攻撃に対してのみ選択可能で、遠距離攻撃等に対しては基本的に選択できません。
補正値は全く付かないですが、回避に成功すれば、そのままカウンター攻撃となります。
>>372の命中回避判定のルール上、最低10%は絶対カウンターが保障されています。



・特殊系
◆幻想殺し ※補正値無し、SP消費2
---------------------------------------------------------------------------------------------------
敵の異能技に対してのみ選択可能。
>>372の特殊判定を用いて、幻想殺しの成否を判定します。
判定の仕様上、幻想殺しの成功率は常に50%以上は確約されています。
体力に補正が全く付かないため、失敗すると手痛いダメージを受けますが、
異能技に対しては、やはり一番無難な守備コマンドかもしれません。


◆幻想殺しACT2  ※体力補正値+2、素早さ補正値+2、SP消費4
---------------------------------------------------------------------------------------------------
いつもより、ちょっと気合の入った幻想殺しです。
ちょっと気合が入っているだけに、体力と素早さにちょっと補正がかかります。
それ以外の性能は普通の幻想殺しと全く同じで変わっていません。あくまでも気合が違うだけです。



■ヒートアクション
◆そげぶの極み ※特殊効果:絶対カウンター、SP消費30
※威力:32(基本威力9+力23)、技の命中:28(基本命中7+素早さ21)
---------------------------------------------------------------------------------------------------
守備時、異能の技に対してのみ使用可能。
幻想殺し100%成功に加え、絶対カウンター攻撃を放ちます。
なお、そげぶの極みカウンターに限り、敵は無防備状態となります。
その上、ヒート状態の恩恵、コンマ値ブースト50%も生きているので、
設定されている威力以上の大ダメージが期待できます。


◆説教の極み  ※特殊効果:絶対説教、SP全消費
---------------------------------------------------------------------------------------------------
従来の説教とは違い、説教した相手を確実にヘコませて敗北させる真の一撃必殺技となりました。
なお、ヒートアクションではない普通の説教も状況により選択肢として出現する事もあるかもですが、
その場合は、従来のコンマ判定を使った確率性の説教となります。
<>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 21:08:57.67 ID:XMwvB3bh0<>

■戦闘中に影響のある特性による特殊効果
---------------------------------------------------------------------------------------------------
>>19の特殊判定で適用される又は、特殊判定が影響しない、
上条さんが現在持つ特性の特殊効果一覧表となります。


【一枚アバラ】効果:微ダメージ無効、特殊判定影響有り。
守備時に殴る蹴る等の肉弾系攻撃に対してのみ有効。
特殊判定のコンマ値が5〜9の場合、被ダメージ3以下の攻撃をノーダメージとする。
なお一枚アバラの発動対象となる被ダメージは、他の特殊効果で軽減される前のダメージとなる。
(つまり被ダメージ1/2等の特殊効果とは重複しない)


【不屈】効果:復活、特殊判定影響無し
HPが0になった場合、HP1の状態から復活。
ただしオーバーキルされた場合、復活不可。


【エンドルフィン分泌】効果:コンマ値ブースト50%、特殊判定影響無し
HP9以下の時のみ発動、コンマ値[X1][X2]が常に50%アップ(1.5倍)。
ただし回復等でHP10以上になった場合は効果解除。


【不幸体質】効果:たまにSPダウン、特殊判定影響無し
ランダム判定で不幸な結果になると、テンション下がってタマにSPがダウンしたりしなかったり。


【露出癖】効果:SP回復
肌を晒す事によりSPが10回復するのである!半裸こそイイ男の美学であるな!!

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◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 21:09:49.92 ID:XMwvB3bh0<>

■その他、戦闘中に使用可能(使用できるかも?)なアイテム説明
---------------------------------------------------------------------------------------------------
◆レーション
軍用の携帯食料です、使用すればHPが一瞬で回復する優れものです。
ただし回復値は最大HPの半分、加えて戦闘時にしか使えないので注意してください。


◆ホイポイカプセル
戦闘中もしくは夜フェイズに使用する事ができます。
どちらの場合も1回使えば、それで無くなります。
夜フェイズの時に使えば何か別のアイテムに変化する…かもしれません(ハズレの場合もあります)
戦闘中に使うと何が起きるか分からないパルプンテ効果となります。


◆壊れたテニスラケット(和尚仕様)
一方仮面に壊されました。
修理すれば使えるようになるかもしれません。


■発条包帯(ハードテーピング)
基本的には使っても無くならない永続アイテムです。
使用中は、コンマ値ブースト50%の効果が常に発動します。

発条包帯を使えるタイミングは戦闘中、攻撃フェイズのみです。
攻撃フェイズの時に発条包帯のON/OFFを切り替えられます。
もちろん最初はOFF状態です。
攻撃フェイズを消費して発条包帯をONに切り替えるコトができます。
逆にONからOFFに切り替える場合、攻撃フェイズは消費しません。
OFFに切り替えた際は、コンマ値ブースト50%の効果は失われますが、
続けて攻撃フェイズのコマンドを選択できます。


発条包帯ONの間は、行動する度に常に一定のダメージを受けます。
発条包帯から受ける1回毎のダメージは、最大HPのおよそ5%です。
発条包帯から受けるダメージでHPが0になる事はありません、が……
HPが一定以下になるとセーフティ機能が働き、発条包帯は自動的にOFFとなります。

*************************************************************************************************************

<>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 21:10:27.57 ID:XMwvB3bh0<>
**************************特性:胸に七つの痣について*****************

度重なる秘孔治療により、上条さんの胸に出来てしまった七つの痣についてです。
以下、この痣を北斗七星ゲージと呼びます。

初期の北斗七星ゲージ量は0で、
↓のような状態です。

☆☆☆☆☆☆☆


☆は秘孔治療の度に★と変わり、北斗七星が輝いていきます。
★のチャージ量は、秘孔治療の種類により大小があります。(秘孔治療の成否は問いません)

肉体改造や無茶な怪我を治す等、効果の高い秘孔治療ほど★が大幅に蓄積され、
逆に疲労を癒すなど簡単な秘孔治療では、★が溜まる事はありません。

★が7つ以上蓄積されると…えらいコトが起こってしまう………かも知れません。

*********************************************************************

<>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 21:11:38.96 ID:XMwvB3bh0<>

***************************特訓について****************************

・A:自主トレ
1人でトレーニングします。
1人でやるだけに効率は悪いです。
特技、特性など覚える事はなく、ステータスの上昇率も最低です。
ですが、自主トレで能力がマイナスになったり怪我をする事はありません。
最もローリスクローリターンな特訓と言えるので、
瀕死だけど死なない程度の特訓をするマゾな上条さんを見たい。
という時にはピッタリかもしれません。


・B:誰かと特訓
パートナーによって効果は様々です。


・C:入門する
格闘道場やジムなどに入門できます。
なお、お金がかかるかどうかは現在検討中です。
たぶん最初の内はお金がかかる事はないでしょう。

どの特訓方法も基本的に万全な状態である(HPが減ってない、体調不良でない)程、
特訓の成功率は上がると思って下さい。
※以下、獲得したパートナーとの特訓情報


■吹寄との特訓
吹寄との特訓は主に、たいりょく、が中心に上がります。(真面目にやれば)
比較的安全なためローリスクローリターンな特訓に分類されますが、
自主トレするよりかはステータスの上昇が見込めます。
あとHPが減ってたり、ステータス異常が発生してると、
気を利かせて、もしかしたら回復してくれるかも知れません。


■削板との特訓
削板との特訓は主に、HP、が中心に上がります。
また特技や特性も身に付けやすいです。
ですが、削板との特訓後はHPの減る割合が他の特訓と比べて大きいです。
また、常に死あるいは瀕死になる危険性があるので、
ハイリスクハイリターンな特訓と言えます。


■絹旗との超特訓
絹旗の超特訓は他の特訓と比べ、
総合的なステータスの上昇値が多い上にSPが上がるチャンスに恵まれます。
ですが、その代わりに特技、特性の取得率がシビアです。


■インデックスとの特訓
インデックスとの特訓は内容にも拠りますが、
高確率で特技:特性の習得が期待できます。
…が、反面ステータスの伸びはそれほど期待できません。
その上、特訓後のHP減少も大きく、怪我も負いやすいです。
特訓の成否は特訓前のHPにある程度左右されるので、
HPが減ってる状態でインデックスとの特訓に望むと非常に危険かもしれません。

*******************************************************************


***************************選択肢の決定について********************

安価で決定する場合もあるかもしれませんが、
基本的には先着2票or3票集まった多数決で選択肢を決定します。
選択肢のアルファベットが含まれてなければ無効とします。

なお同一IDは一票扱いとします。

******************************************************************* <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/18(日) 21:16:08.86 ID:XMwvB3bh0<> テンプレ張り終了。
テンプレ中の>>372は例によってコピペミスなので、>>19に置き換えてください。

今回からテンプレに登場人物紹介を追加。
探していた海原AAは前スレ795さんが見つけてくれたモノに決めました。ありがとうございました! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/18(日) 21:25:43.66 ID:Ym5E0XDHo<> 乙なんだよ! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/18(日) 21:36:03.37 ID:7QrphJKE0<> 乙ー <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/18(日) 21:39:54.30 ID:R6zLr8qk0<> 乙! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/18(日) 21:41:17.73 ID:diIicy5IO<> ┌─────┐
│い ち お つ.│
└∩───∩┘
  ヽ(`・ω・´)ノ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/18(日) 21:41:45.51 ID:J+6VZpgjo<> >>1乙〜 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/18(日) 22:31:13.42 ID:+Q7MZSxG0<> しゅれ立て乙 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/18(日) 22:50:20.70 ID:IoCU0hELo<> >>1乙
横須賀さんやべええええ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/18(日) 22:51:24.57 ID:e+5x34JNo<> 乙〜である! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 00:04:03.00 ID:hRrT3xXSO<> いちもつ!! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<><>2011/12/19(月) 01:52:09.38 ID:CiF1IuRR0<> いっそのこと大覇星祭のことは放置してボクサーやったほうが良いんじゃね
会長にも素質あるって言われてるし <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/19(月) 02:25:47.95 ID:rHAB2JnPo<>
>☆攻撃側、結標:無限の座標移動<アンリミテッドムーブポイントワークス>(三撃目)、SPダメージ:2 ※特殊効果:乱舞
>※攻撃値 = 技の威力:24 + コンマ値0 = 24
>※命中値 = 技の命中:24 + コンマ値1 = 25

>☆守備側、上条さん:気合避け ※特殊効果:特に無し
>※防御値 = 基本防御:18 + コンマ値2 = 20
>※回避値 = 基本回避:25 + コンマ値3 = 28

※ダメージ判定:攻撃値24 - 防御値20 = ダメージ4
※命中回避判定:命中値25 - 回避値28 = 攻撃回避
※特殊判定:コンマ値[Y3][X3]=59

※結果:攻撃回避、回避成功により上条さんSP6回復
------------------------------------------------------------------
※上条さんのSP:28/32 ← 22/32



上条「うおぉおおぉおおおおっ!?」


無数の剣刃を前に、上条さんの悲鳴にも似た叫びが轟く!
そして―――


ザシュザシュザシュザシュッ!!


結標「……」


―――刺突を連想させる音が次々と響き渡った。
あまりの刀剣、あまりの剣群が結標の目の前に広がる。
故に標的の姿は確認できない…が、間違い無く刺し貫いたであろう事を彼女は確信していた。
そう思わせるほどに夥しい剣の群れ、剣の森林とも言える、その中心で――だがしかし――


「へへっ……」


結標「なっ!?」


――刺し貫いたと確信した筈の標的の不敵な笑いが彼女の耳に届いた。
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/19(月) 02:27:06.54 ID:+Yj/R7130<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/19(月) 02:28:36.14 ID:rHAB2JnPo<>


上条「―――これぞ気合避けってなぁ!グレイズだけで100万点ってトコロか?」

結標「ウソでしょ…? まさかアレを全部避けきったの…? ありえないわ!!」

上条「言っておくぜ……やってやれない事なんかねえんだよ!!」




-----------------------------------------------------------------------------------------
※現在の上条さんのステータス
HP   :22/57
SP   :28/32
ちから  :23
すばやさ :21
たいりょく:21
かしこさ :8
うんのよさ:0


■攻撃コマンド
A:普通に殴る、SP消費0
※威力:26(基本威力3+力23)、命中:29(基本命中8+素早さ21)

B:思いっきり殴る、SP消費0
※威力:31(基本威力8+力23)、命中:23(基本命中2+素早さ21)

C:肝臓打ち<リバーブロー>、SP消費1、特殊効果:連続攻撃
※威力:29(基本威力6+力23)、命中:26(基本命中5+素早さ21)

D:ガゼルパンチ、SP消費3、特殊効果:連続攻撃
※威力:30(基本威力7+力23)、命中:27(基本命中6+素早さ21)

E:音速拳、SP消費8、特殊効果:ダメージアップ&自爆
※威力:34(基本威力12+((力23+素早さ21)/2))、命中:27(基本命中6+素早さ21)


■特殊コマンド
F:「もう1度だ!今度こそ距離を詰めてやる!」再び軽快なフットワークで近づいてみる。
G:「あ!あんな所に可愛い少年が!!」気を逸らさせてみる。
H:発条包帯<ハ−ドテーピング>ON(効果:ステータス上昇、行動時一定ダメージ)


■消費アイテム使用 ※一回使うと無くなります。
I:レーション(効果:HP回復)
J:ホイポイカプセル(効果:パルプンテ)


>>先着2票の多数決 ※同一IDは無効となります。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 02:29:46.95 ID:ln1BUFMeo<> E <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 02:31:27.84 ID:xXLGuQiDo<> G <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 02:33:13.20 ID:QIqwulzao<> F <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 02:34:03.29 ID:5FXl4neUo<> f <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 02:52:28.71 ID:/WDnqVjwo<> 今度こそ成功しますように・・・ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 03:04:20.20 ID:BjolyEbSo<> 一日潰したんだ、回避技欲しいな <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 03:07:58.43 ID:v8EeYq/eo<> 成功させて見せると意気込んでみる <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/19(月) 03:15:18.96 ID:rHAB2JnPo<>
>F:「もう1度だ!今度こそ距離を詰めてやる!」再び軽快なフットワークで近づいてみる。



上条「さっきは惜しかったんだ!ならもう1度チャレンジあるのみだぜ!!」トントントーンッ


と、上条さんはその場で軽いステップを刻み始め、


結標「へ…へぇ〜? また足を使って私に近づく気? 懲りないわね?」

上条「諦めが悪いのが上条さんの信条なんだよ!」


結標「くっ…上等よ!なら何度でも壁を作って防いであげる…っ」グラッ


そう言いつつ結標は、その場で若干バランスを崩し体をグラつかせた。
それは彼女自身しか分からない、些細な挙動ではあったが――

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 03:15:29.07 ID:v8EeYq/eo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/19(月) 03:16:24.06 ID:rHAB2JnPo<>

結標「…〜〜ッッ!?」フラッ

結標「うぅ…っ(しまった……まだ体調が回復しきってないのに…あんな無茶な連続転移したから…っ)」フラフラッ


上条「行くぜ!疾きこと風のごとく!!」バババババッ


結標「ッ!?(…え、演算に集中出来ないっ!今来られるとマズい!!)」




☆上条さん戦法No.1 獲物は逃がすな!


*********************************
このレス以降、先着3レスの、
書き込み時間でランダムイベントを判定します。
書き込み時間の下1桁、
19:06:18.5X
Xの合計が判定する値となります。
*********************************


13以上:その動き…流らるる水の如し。緩急自在の動きは座標移動の壁をすり抜ける!!新特技:流水の動き習得!!
12〜09:結標の壁を作るタイミングがワンテンポ遅いぞ!上条さんは壁を軽々と走破!!結標の眼前にまで近づいた!
08以下:下手に動き回った所で案の定壁にブツかるだけだった。上条さんダメージ3!結標の攻撃フェイズに!!
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 03:16:46.00 ID:BjolyEbSo<> いけー <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 03:16:51.01 ID:v8EeYq/eo<> 支援 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 03:18:54.92 ID:/WDnqVjwo<> 俺にまかせろ!頼む9! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 03:19:19.61 ID:QIqwulzao<> これは酷い <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 03:19:45.13 ID:BjolyEbSo<>
 ヽ | | | |/
 三 す 三    /\___/\
 三 ま 三  / / ,、 \ :: \
 三 ぬ 三.  | (●), 、(●)、 |    ヽ | | | |/
 /| | | |ヽ . |  | |ノ(、_, )ヽ| | :: |    三 す 三
        |  | |〃-==‐ヽ| | .::::|    三 ま 三
        \ | | `ニニ´. | |::/    三 ぬ 三
        /`ー‐--‐‐―´´\    /| | | |ヽ
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 03:19:54.86 ID:v8EeYq/eo<> 0・1・2か、きれいに並んだな・・・ってコーヒー噴いちまったwwwwwwww これはひどいwwwwww <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 03:25:55.84 ID:ln1BUFMeo<> ひっでぇな… <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 03:40:17.21 ID:ShJ7h3y70<> これ今年中にあわきん戦終わるのか?wwwwwwww <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 06:49:24.43 ID:3yIV1pevo<> 久々にこれはひっでぇ
初代スレから数えても最悪の部類だろこれは…
選択肢甘々なのに… <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 07:57:44.80 ID:1gSx1nC30<> 5が三つ並ぶだけで良かったのにな <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 08:51:35.28 ID:GxHjBZBIO<> 上条さん不幸すぎわろたwwwwwwwwww <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 09:16:12.07 ID:kjbxTRTIO<> 前スレで接近提案したんだけど作戦ミスだったか....ここまでひどいとは <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 09:40:00.65 ID:f5KgBWNoo<> いや、どれ選んでもこの数字じゃ作戦ミスとかなにも関係ないだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
殴ろうとしても壁に阻まれて攻撃までいけなかっただろうし <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 15:09:52.29 ID:g/PhAfTAO<> 判定超甘だったのに <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 15:20:54.12 ID:DeAKYN63o<> 前スレで言った通りになっちまったな…
安全策すら掛けにする俺等… <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 15:42:10.16 ID:kjbxTRTIO<> 平均コンマ値絶対13.5より低い気がする <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 16:08:49.64 ID:GPLkfFqIO<> チンチロリンみたいに役つかないかなー <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 16:58:08.04 ID:GxHjBZBIO<> もう一回懲りずにやるしかないよな? <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 17:18:39.30 ID:DeAKYN63o<> 幸いなことに判定甘いしね
やるっきゃないでしょ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 17:40:00.70 ID:g/PhAfTAO<> とりあえず中部は自重な <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 18:29:44.80 ID:aJa/zG1AO<> もはや降参してやり直しても理不尽扱いでデスペナ無さそうな

時間を除いて <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 19:03:05.29 ID:xTh/90EXo<> おいおい、ヤる気だせよ…… <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 20:25:47.12 ID:f5KgBWNoo<> 次でロードローラーがでてさらに即死とかじゃない限りは死にようがない
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/19(月) 20:37:39.17 ID:DeAKYN63o<> そういえば今回中部っぽいのが一番高いのな
2だけど <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 00:15:00.83 ID:MHDqoWrb0<> >>75
おいフラグたてんあ <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/20(火) 00:58:27.54 ID:hgC521rFo<>
>☆上条さん戦法No.1 獲物は逃がすな! 判定値=3
>08以下:下手に動き回った所で案の定壁にブツかるだけだった。上条さんダメージ3!結標の攻撃フェイズに!!



結標(――さっきみたいなスピードで不規則な動きをされたら…今の私の集中力じゃとてもじゃないけど捉えきれない!)

結標(一体どうすれば…? せめて上条君の移動パターンさえ分かれば……でもそんな単純な動きしてくる筈が……)


――絶体絶命。
乱れきったコンディションの中、結標は必死に打開策を模索する。
しかし考える間も先ほどと同様、上条さんは彼女との距離を詰めて来る。
そう……上条さんは全く持って先ほどと同様。
同じリズムで同じパターンで、何の変化も付ける事なく。


結標「……え?」

上条「そらそらそらそらそらぁぁあぁぁぁっ−−−っ!!!」ババババババッ

結標「………」

上条「どうだっ!お前に見切れるか!? この上条さんの動きがぁぁぁぁぁぁぁーーーっ!!」フハハハハハハッ

結標「見切れるも何も……移動パターンがさっきと全く一緒じゃない?]


上条「なにぃッ!?」ババババババッ
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/20(火) 01:00:54.36 ID:BKDwJdWH0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/20(火) 01:01:42.86 ID:hgC521rFo<>

結標「いくらなんでもナメすぎよ!!」


ヒュンッ
ドガァッ


上条「ぐはぁ!?」ヒデブ


そして座標移動によって出現した壁に上条さんは派手にぶつかった。
本職ボクサーも管を巻く程の、上条さんの見事なフットワークであったが……
またもや甲斐なく、ぶつかった壁面にクッキリと上条さん型の跡だけが残る結果に終わったのであった。


上条「な…なぜだ……?」ズルズル


――言うまでもなく人間には学習能力というモノがある。
いくら目で追いきれない速度であったとしても……
例えれば線路上を走る新幹線の進行ルートが分からない阿呆など居はしない。
パターンさえ分かっていれば予測など簡単に立てられるのである。


※上条さんのHP:19/57 ← 22/57



結標「ふう……(…上条君が思ってたよりバカで間抜けで助かったわ)」ホッ

結標(まぁ…怒りに身を任せて、無茶な能力の使い方した私もアレだけど……)

結標(それでコンディション狂わせて、取り乱してたら世話ないわ……これは反省が必要ね)

結標(少なくとも回復するまで大袈裟な転移は控えないと……)

結標(それに…そうでなくとも、その手の転移は演算するまで若干のタイムラグが有って避けられ易いし…ね)

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:01:52.18 ID:Pkiv2ql3o<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/20(火) 01:04:20.59 ID:hgC521rFo<>

上条「くそ…っ次だ!次こそ絶対行ける筈だ!!」ワンスモアッ

結標「悪いけど……そうはいかないわ」

上条「……あん?」

結標「行くわよ上条君……反省した私は強いわよ? ジワジワと嬲り殺しにしてあげる」スッ



☆結標:なにが出るかな?なにが出るかな?


*********************************
このレス以降、先着3レスの、
書き込み時間でランダムイベントを判定します。
書き込み時間の下1桁、
19:06:18.5X
Xの合計が判定する値となります。
*********************************


24以上:金ダライだッ!あくまでもコント用だぞ!金ダライが上条さんを襲う!
23、22:トンカチだッ!当たったら結構痛いぞ!トンカチが上条さんを襲う!
21〜19:ボウリング球だッ!当たり所が悪ければかなりヤバイぞ!ボウリング球が上条さんを襲う!
18〜14:コルク抜きだ!あわきんお馴染みのコルク抜きだぞ!必殺コルク抜きが上条さんを襲う!
13以下:爆弾だッ!ボマー捕まえた!!一握りの火薬(リトルフラワー)が上条さんを襲う!

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:05:05.77 ID:Pkiv2ql3o<> 9こい!! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:05:17.03 ID:pc3Mg3N5o<> こい! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:05:32.84 ID:KSmVrKn9o<> ほい <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:05:36.34 ID:QquCpTamo<> やー <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:06:31.77 ID:Pkiv2ql3o<> コルク抜きか・・・また微妙だな。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:06:56.25 ID:KSmVrKn9o<> 危なかった…… <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:08:11.91 ID:QquCpTamo<> ぎりだったね <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/20(火) 01:32:51.67 ID:hgC521rFo<>
>☆結標:なにが出るかな?なにが出るかな? 判定値=14
>18〜14:コルク抜きだ!あわきんお馴染みのコルク抜きだぞ!必殺コルク抜きが上条さんを襲う!



結標「小細工はしない!派手さも要らない!いつも通りの私の戦法で行かせてもらうわ!!」


ヒュンッ
ピシュンッ


上条「!?」



☆攻撃側、結標:必殺コルク抜き、SPダメージ:4
※威力:?、命中:?



-----------------------------------------------------------------------------------------
※現在の上条さんのステータス
HP   :19/57
SP   :28/32
ちから  :23
すばやさ :21
たいりょく:21
かしこさ :8
うんのよさ:0


■守備コマンド
・防御系
A:普通に防御  ※体力補正値+2
B:気合防御   ※体力補正値+4、素早さ補正値-3、SP消費2
C:肉のカーテン ※体力補正値+5、素早さ補正値ー10、SP消費6

・回避系
D:普通に回避 ※素早さ補正値+2
E:気合避け  ※素早さ補正値+4、体力補正値-3、SP消費2


>>先着2票の多数決 ※同一IDは無効となります。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:33:35.94 ID:cOuBenv8o<> E <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:33:47.49 ID:ELLyZ9/So<> d <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:33:51.28 ID:QquCpTamo<> E <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:34:18.37 ID:Pkiv2ql3o<> E <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:41:41.25 ID:pC/ui0Ilo<> 回避で大丈夫かな・・命中率を重視した攻撃っぽいけど・・
まあこれ回避したらヒート状態になれるからなんとか回避しましょう <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:44:35.81 ID:QquCpTamo<> 原作通りだとくらったら痛いじゃすまないし…
ぶつけるんじゃなくて直接ぶち抜くっていうか… <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/20(火) 01:45:22.17 ID:hgC521rFo<>
>E:気合避け  ※素早さ補正値+4、体力補正値-3、SP消費2
※26/32 ← 28/32



上条「ッ!!(…今度は頭上からじゃねえ!俺の目の前に転移してきやがったコレは…ナイフっ!? いや違う!)」


コルク抜き「」ピシューンッ


上条「――コルク抜きか!?」



----------------------------------------------------------------------
☆攻撃側、結標:必殺コルク抜き、SPダメージ:4
※威力:28、命中:28

☆守備側、上条さん:気合避け  ※素早さ補正値+4、体力補正値-3、SP消費2
※基本防御: 18[体力21 + 補正値-3]、基本回避:25[素早さ21 + 補正値+4]


このレス以降、先着3レスのコンマ値でランダム判定を行い、攻撃、守備の結果を判定します。
ランダム判定の詳細については>>9参照。

*********************************特殊効果一覧********************************************

>>9の特殊判定で適用される又は、特殊判定影響無しの特殊効果一覧表となります。

・攻撃側、結標:必殺コルク抜き、SPダメージ:4 ※特殊効果:特に無し


・守備側、上条さん:気合避け ※特殊効果:特に無し


※特性による上条さんの特殊効果
>>16参照


※特性による結標の特殊効果
【ショタコンLv6<絶対ショタコン>】効果:コンマ値ブースト100%
特殊判定のコンマ値[Y3]が9だった場合、少年に対する異常な執着によりコンマ値[Y1][Y2]が100%アップ(2倍)

******************************************************************************************

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:45:56.24 ID:Pkiv2ql3o<> オラオラ!! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:46:08.26 ID:vyj/ap8/o<> こいよ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:46:13.34 ID:cOuBenv8o<> おう <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:46:18.55 ID:QquCpTamo<> えい <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:48:07.57 ID:Pkiv2ql3o<> 回避成功か。ところで、参照が間違っている気がするのは気のせいか。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:48:10.45 ID:pC/ui0Ilo<> ランダム判定の詳細見たらフレンダがいたかわいい <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 01:48:54.47 ID:82GkqBNmo<> やったか!? <>
◆HZn49RRfHY<>sage<>2011/12/20(火) 01:51:45.38 ID:hgC521rFo<> あ、ホントだ。
前スレからのコピペミスですね。申し訳。
正しくは下記となります。


ランダム判定の詳細については>>19参照。

*********************************特殊効果一覧********************************************

>>19の特殊判定で適用される又は、特殊判定影響無しの特殊効果一覧表となります。

・攻撃側、結標:必殺コルク抜き、SPダメージ:4 ※特殊効果:特に無し


・守備側、上条さん:気合避け ※特殊効果:特に無し


※特性による上条さんの特殊効果
>>25参照


※特性による結標の特殊効果
【ショタコンLv6<絶対ショタコン>】効果:コンマ値ブースト100%
特殊判定のコンマ値[Y3]が9だった場合、少年に対する異常な執着によりコンマ値[Y1][Y2]が100%アップ(2倍)

******************************************************************************************
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 11:43:33.08 ID:V4w+RA3IO<> これでヒートモードか。
これで作戦の問題点だったコンマ値に補正がかかる事で作戦が完璧になるな。
流水の動き身につけられるか? <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 16:14:37.66 ID:4ltSLv2+o<> 012とか極端でなければいけるんじゃない <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 20:21:40.53 ID:AH53iUjIO<> 中部!出てくるなよ…? <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 23:15:52.71 ID:hX9QpbIro<> うぜぇよ[ピーーー]つまんね <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 23:21:12.03 ID:w0O49amIO<> 可愛いなもうもっと罵ってくれよ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 23:32:02.18 ID:4ltSLv2+o<> そんなんじゃリドヴィアさんは満足しないよ
ほらもっと全力で罵らなきゃ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/20(火) 23:34:41.33 ID:jMQtrINTo<> もっと情感をこめて頼む

お前の胸に去来したその印象ひとつで、短編がひとつ書けるはずだ <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/21(水) 23:43:24.70 ID:RZg65Tsao<> >☆攻撃側、結標:必殺コルク抜き、SPダメージ:4 ※特殊効果:特に無し
>※攻撃値 = 技の威力:28 + コンマ値2 = 30
>※命中値 = 技の命中:28 + コンマ値2 = 30

>☆守備側、上条さん:気合避け ※特殊効果:特に無し
>※防御値 = 基本防御:18 + コンマ値4 = 22
>※回避値 = 基本回避:25 + コンマ値6 = 31

※ダメージ判定:攻撃値30 - 防御値22 = ダメージ8
※命中回避判定:命中値30 - 回避値31 = 攻撃回避
※特殊判定:コンマ値[Y3][X3]=34

※結果:攻撃回避、回避成功により上条さんSP6回復
------------------------------------------------------------------
※上条さんのSP:32/32 ← 26/32



上条「ふんっ」ヒラリ

結標「なーっ!?」


コルク抜き「」ヒューン…カランカラーン……


結標「こ、これも避けるっていうの!? どういう反射神経してるのよ貴方っ!?」

上条「甘いな結標!数々のそげぶを経て鍛え抜かれた上条さんの反射神経なんだぜ!」


※攻撃を連続で回避しノリにノリまくっている上条さんはヒート状態となった!!



上条「よーし!いくぞ!今の俺に不可能はねえ!!」メラメラメラッ




-----------------------------------------------------------------------------------------
※現在の上条さんのステータス
HP   :19/57
SP   :32/32
ちから  :23
すばやさ :21
たいりょく:20
かしこさ :5
うんのよさ:0
※ヒート状態により【コンマ値ブースト50%】発動中


■攻撃コマンド
A:普通に殴る、SP消費0
※威力:26(基本威力3+力23)、命中:29(基本命中8+素早さ21)

B:思いっきり殴る、SP消費0
※威力:31(基本威力8+力23)、命中:23(基本命中2+素早さ21)

C:肝臓打ち<リバーブロー>、SP消費1、特殊効果:連続攻撃
※威力:29(基本威力6+力23)、命中:26(基本命中5+素早さ21)

D:ガゼルパンチ、SP消費3、特殊効果:連続攻撃
※威力:30(基本威力7+力23)、命中:27(基本命中6+素早さ21)

E:音速拳、SP消費8、特殊効果:ダメージアップ&自爆
※威力:34(基本威力12+((力23+素早さ21)/2))、命中:27(基本命中6+素早さ21)


■特殊コマンド
F:「今度こそ絶対だ!絶対に距離を詰めてやる!」再び軽快なフットワークで近づいてみる。
G:「あ!あんな所に可愛い少年が!!」気を逸らさせてみる。
H:発条包帯<ハ−ドテーピング>ON(効果:ステータス上昇、行動時一定ダメージ)


■消費アイテム使用 ※一回使うと無くなります。
I:レーション(効果:HP回復)
J:ホイポイカプセル(効果:パルプンテ)


>>先着2票の多数決 ※同一IDは無効となります。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/21(水) 23:43:52.46 ID:iOJ3gahvo<> F <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/21(水) 23:44:37.95 ID:e0mnoS7bo<> f <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/21(水) 23:45:37.77 ID:RZg65Tsao<> F決定

あと、ごめんなさい>>113の上条さんのステータス間違ってました。
正しくは下記です。

HP   :19/57
SP   :32/32
ちから  :23
すばやさ :21
たいりょく:21
かしこさ :8
うんのよさ:0 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/21(水) 23:56:09.94 ID:Zbz/wNbV0<> 1
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/22(木) 00:07:48.86 ID:QvAaXX/Do<>
>F:「今度こそ絶対だ!絶対に距離を詰めてやる!」再び軽快なフットワークで近づいてみる。



上条「何度でもだ!バカの1つ覚えと言われようが何度でも挑戦してやるぜ!!」トントントーンッ

結標「く…っまたっ!?」

上条「おぉおおおぉぉおっ!」ババババッ

結標「ッ!(落ち着くのよ私…体調も幾分か回復してる…)」

上条「ぬおおぉおぉおおぉおおっ!(集中だ…余計なコトは何も考えるな…足を動かすコトだけに集中するんだっ!)」ババババババッ

結標(大丈夫……落ち着いて対処すれば、あんなフットワーク何てコトないわっ!)

上条(集中しろ…っ集中!集中集中集中集中集中集中集中集中集中集中集中集中!!)バババババババッ

結標「……え?」


上条「集中集中集中しゅうちゅうしゅうちゅうしゅうしゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅう〜〜〜〜ッッ!!」バババババッ


結標「さ…っさっきより速くなってるッ!?!?」



☆スピードスター上条さん


*********************************
このレス以降、先着3レスの、
書き込み時間でランダムイベントを判定します。
書き込み時間の下1桁、
19:06:18.5X
Xの合計が判定する値となります。
*********************************


12以上:その動き…流らるる水の如し。緩急自在の動きは座標移動の壁をすり抜ける!!新特技:流水の動き習得!!
11〜07:集中した上条さんは誰にも止められない!上条さんは壁を軽々と走破!!結標の眼前にまで近づいた!
06以下:下手に動き回った所で案の定壁にブツかるだけだった。上条さんダメージ3!結標の攻撃フェイズに!!
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:08:29.45 ID:Q41TVTDvo<> 超必殺! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<><>2011/12/22(木) 00:08:31.71 ID:WcBeEgR50<> おりゃ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<><>2011/12/22(木) 00:08:33.15 ID:FbmvJ5BI0<> おりゃ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:09:51.73 ID:1Ag3DoEgo<> あと1… <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:09:56.26 ID:QgSGFSpro<> 俺にまかせろ!頼む9! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<><>2011/12/22(木) 00:11:08.91 ID:WcBeEgR50<> ぐぬぬ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:12:01.12 ID:GEu7I4zto<> あっはっは。これはすごいwwwwwwww <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:22:10.88 ID:mWZ5i/9Zo<> ひでぇw <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/22(木) 00:22:50.37 ID:QvAaXX/Do<>
>☆スピードスター上条さん 判定値=11
>11〜07:集中した上条さんは誰にも止められない!上条さんは壁を軽々と走破!!結標の眼前にまで近づいた!



結標「って、こんなの捉えきれるワケないじゃない!!」

上条「集中しゅうちゅうちゅうちゅうちゅうちゅう〜〜〜〜ッッ!!」バババババババッ


ヒュン


上条「しゅうっ!」ヒラリ


ヒュンッ


上条「ちゅうっ!」ヒラリ


結標「ダ、ダメ…っ!壁ぐらいじゃ防げない!このままじゃ…っ!」

上条「うおおおおおおおっ!!」ダダダッシュ

結標「!?」


――考える間も無く、気が付けば彼女の眼前には――


上条「ようやく捉えたぜ!結標!!」

結標(マっマズいっ!!)



-----------------------------------------------------------------------------------------
※現在の上条さんのステータス
HP   :19/57
SP   :32/32
ちから  :23
すばやさ :21
たいりょく:21
かしこさ :8
うんのよさ:0
※ヒート状態により【コンマ値ブースト50%】発動中


■攻撃コマンド
A:普通に殴る、SP消費0
※威力:26(基本威力3+力23)、命中:29(基本命中8+素早さ21)

B:思いっきり殴る、SP消費0
※威力:31(基本威力8+力23)、命中:23(基本命中2+素早さ21)

C:肝臓打ち<リバーブロー>、SP消費1、特殊効果:連続攻撃
※威力:29(基本威力6+力23)、命中:26(基本命中5+素早さ21)

D:ガゼルパンチ、SP消費3、特殊効果:連続攻撃
※威力:30(基本威力7+力23)、命中:27(基本命中6+素早さ21)

E:音速拳、SP消費8、特殊効果:ダメージアップ&自爆
※威力:34(基本威力12+((力23+素早さ21)/2))、命中:27(基本命中6+素早さ21)


>>先着2票の多数決 ※同一IDは無効となります。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:23:25.80 ID:GEu7I4zto<> C <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:24:02.68 ID:jC5oGwGjo<> D <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:24:18.42 ID:QgSGFSpro<> D <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/22(木) 00:31:37.03 ID:QvAaXX/Do<>
>D:ガゼルパンチ、SP消費3、特殊効果:連続攻撃
>※威力:30(基本威力7+力23)、命中:27(基本命中6+素早さ21)
※上条さんのSP:29 ← 32



上条「今度こそ決める!!」グッ


と、上条さんは拳を強く握りしめ、腰を深く落とし――


上条「オラァッ!!」ブォンッ

結標「ふっふざけないでっ!!」



----------------------------------------------------------------------
☆攻撃側、上条さん:ガゼルパンチ、SP消費3、※特殊効果:連続攻撃
※威力:30[基本威力7+力23]、技の命中:27[基本命中6+素早さ21]

☆守備側、結標:座標移動回避 ※体力補正値0、素早さ補正値+15、※特殊効果:トラウマ
体力 : 12[12 + 補正値0]、素早さ:34[(19 + 補正値+15)]


このレス以降、先着3レスのコンマ値でランダム判定を行い、攻撃、守備の結果を判定します。
ランダム判定の詳細については>>9参照。


*********************************特殊効果一覧********************************************

>>9の特殊判定で適用される又は、特殊判定影響無しの特殊効果一覧表となります。

・攻撃側、上条さん:ガゼルパンチ、SP消費3、※特殊効果:連続攻撃
【連続攻撃】:予ダメージ1以上で特殊判定コンマ値[X3]が、7〜9だった場合、連続攻撃となり、再び攻撃フェイズとなる。
       ただしその際、特殊効果が連続攻撃の特技は選択不可。

・守備側、結標:座標移動回避 ※体力補正値0、素早さ補正値+15、※特殊効果:トラウマ
【トラウマ】:攻撃回避時、トラウマから来るストレスによりHP10消耗


※特性による上条さんの特殊効果
【ヒート状態】効果:コンマ値ブースト50%、特殊判定影響無し
コンマ値[X1][X2]が常に50%アップ(1.5倍)

それ以外の特殊効果、>>16参照


※特性による結標の特殊効果

【ショタコンLv6<絶対ショタコン>】効果:コンマ値ブースト100%
特殊判定のコンマ値[Y3]が9だった場合、少年に対する異常な執着によりコンマ値[Y1][Y2]が100%アップ(2倍)

****************************************************************************************** <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:32:12.01 ID:1Ag3DoEgo<> えい <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:32:32.28 ID:BoYgY95Wo<> ほい <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:32:44.60 ID:MGRzUsTuo<> ふんぬらば <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:32:47.09 ID:H3nOjKQv0<> ほい <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:32:53.33 ID:8mYbxA6P0<> ほい <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:33:34.01 ID:lG0/hGIqo<> ガゼルパンチか。
結標は紙装甲だからこれで終わりかな?
……欲しかったなあ移動技。上条さん近づかないと始まらないモンなあ……。
まあ、飛び道具修得を楽しみにしましょう。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:36:29.56 ID:8OnZ2wqko<> ああ、ヒート状態で命中したのか <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:38:44.74 ID:lG0/hGIqo<> ヒート補正でようやくヒットか。
小数点以下って切り捨てだっけか?
結標が耐えてくれればもう一回修得のチャンスあるけど。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:40:53.57 ID:1Ag3DoEgo<> こんな数字だした俺が言うのもなんだけど
もう1回やっても成功する気がしない…
でも欲しいよな移動技 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/22(木) 00:41:12.51 ID:QvAaXX/Do<> Oh……終わってしまいましたか…
上条さんがヒート状態じゃなければ、あわきんHP1残ってたんですが…なんというw

それより、まさか攻撃当たるとは1自身思っていませんでした…
あわきん殴る描写あんまりしたくなかったんで、座標移動回避はかなりのチート技にしたつもりだったんですが…
これもランダム判定の妙というヤツでせうか。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:42:52.34 ID:GEu7I4zto<> 結局、時間を無駄にしただけだったか・・・南無 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:43:03.80 ID:QElAM5e10<> ちょっw <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:46:40.45 ID:1Ag3DoEgo<> あと1足りないとか
判定甘いしもう1回と思ったら倒してるとか
俺等のコンマって大抵裏目に出るよな <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) <>sage<>2011/12/22(木) 00:50:50.65 ID:A+AEbpHX0<> アイテム減らして、あわきんフラグへし折って・・・
あ、一方仮面の好感度は上がったか <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:51:17.08 ID:6qE1BpoIO<> コンマは裏目か…
コンマの反対
コンマを逆さにすると…… <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 00:56:48.68 ID:BoYgY95Wo<> 今のあわきんなら“不屈”に目覚めても赦す <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 01:29:07.55 ID:lG0/hGIqo<> >>141
へー、小数点以下って切り上げなんですか。
……これ、次からテンプレに描いといた方がいいのでは?
コンマ値ブーストの時しか出てこないとはいえ、今回みたいなこともあるでしょうし。 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/22(木) 01:37:28.08 ID:QvAaXX/Do<> >>148
んですねー。
まぁ、その場で特に注意事項が無い限り、小数点以下の計算は全て切り上げと考えて下さい。

とりあえず、あわきん戦をまとめるのでまた明日。
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 01:39:43.73 ID:1Ag3DoEgo<> 乙〜 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 01:41:14.56 ID:Zue1nZDIO<> 乙だった。
まぁ>>1は何も悪くない、悪いのは俺らと上条さんの運だから。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 02:45:21.08 ID:3qcnZLKBo<> >>145
ショタとしてではなく普通に惚れられる可能性だって残されてるじゃないか <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 06:58:59.03 ID:Q41TVTDvo<> 乙〜 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/22(木) 23:46:22.97 ID:WVUjhV7AO<> 針ねずみは覚えられないのかwwwwww <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/23(金) 14:45:03.83 ID:XomtGO2To<> パロで出す作品がマッチし過ぎてて面白いぜ <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/23(金) 23:38:57.63 ID:A2EpXwyWo<>
>☆攻撃側、上条さん:ガゼルパンチ、SP消費3、※特殊効果:連続攻撃
>※攻撃値 = 技の威力:30 + (コンマ値1 * 1.5) = 32
>※命中値 = 技の命中:27 + (コンマ値8 * 1.5) = 39

>☆守備側、結標:座標移動回避 ※体力補正値0、素早さ補正値+15、※特殊効果:トラウマ
>※防御値 = 基本防御:12 + コンマ値0 = 12
>※回避値 = 基本回避:19 + コンマ値2 = 36

※ダメージ判定:攻撃値31.5 - 防御値12 = ダメージ20
※命中回避判定:命中値39 - 回避値36 = 攻撃命中
※特殊判定:コンマ値[Y3][X3]=60

※結果:攻撃命中!上条さんのSP5回復、結標に20ダメージ!結標KO!!
------------------------------------------------------------------
※上条さんのSP:32/32 ← 29/32





上条「おおおおおぉおおおおおおおおっっ!!!」

結標「くっ!?(間に合う!まだ演算は間に合う!!トラウマなんてどうでもいい!全力で座標移動をっ!!)」


――頭脳をフル回転させ演算を行う結標淡希。
――拳をフルスイングさせ攻撃する上条当麻。

知と体、心と技、精神能力と身体能力。
寄る辺は違えど、互いが持てる全能力を駆使した決死の攻防が刹那の中繰り広げられる!
そして―――


ドゴォ!!


結標「ぐ…っ」グハァ

上条「……ッ」


―――無言の拳が、結標の鳩尾に深々と突き刺さる。
ほんの一瞬、瞬きさえも許されない攻防の勝者は……上条当麻であった。


※結標のHP:0/30 ← 20/30 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/23(金) 23:39:30.03 ID:0lZQNR1Jo<> 支援 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/23(金) 23:41:16.86 ID:I/GEfvB20<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/23(金) 23:41:56.80 ID:A2EpXwyWo<>

結標「なんてこと……私のショタっ子ハーレムの夢は終えたのね……?」フラフラ

上条「結標……」

結標「少年……私が心から美しいと認めてしまったもの……」フラフラフラリ

上条「……」

結標「最後はせめて……少年の胸の中で…ッ」ガクリ


結標「」ドサッ


上条「結標ぇーーーーーーっ!?!?」


※戦闘に勝利した!



結標「…ウゥ……」グッタリ

上条「――って気絶してるだけか。とにかくこれで終わったな」

上条「しかし終わったは良いけど……元々こうなった大元の原因は俺なんだよな……?」

上条「それをこんな形で終わらせちまって……」


結標「」グッタリ


上条「くそ…っ何か後味悪いぜ……」



カツーン…カツーン…



上条「ん?」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/23(金) 23:42:19.47 ID:w3b3JoKz0<> 1 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/23(金) 23:43:55.05 ID:4N+QDqR/o<> あわきん・・・お前もまた孤独! <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/23(金) 23:46:47.53 ID:A2EpXwyWo<>

一方仮面「どォやら決着はついたみてェだな」カツーンカツーン


上条「一方仮面!?」

一方仮面「ふン……やるじゃねェか三下。こりゃ急いで来る必要も無かったか?」

上条「だ、大丈夫なのかよ? どうやってここに?」

一方仮面「あン? 見りゃ分かンだろォが?」


と、一方仮面は自分の手に握った物に視線を向ける。
それは何だかボロボロに擦り切れた細い角材らしきモノだった。


上条「……それ使って歩いてきたのか」

一方仮面「あァ、手頃な棒ッ切れが落ちてたからよォ…こいつを杖代わりに何とかここまでなァ」

上条「そっか……安心したぜ。そっちの方も心配だったんだ」

一方仮面「あァ? 三下如きに心配される程落ちぶれちゃいねェよ」

上条「さいですか……まぁそれより結標の事なんですけど…」

一方仮面「? このショタコン女がなンだ?」

上条「その……また能力? 使って元に戻すんだよな……?」

一方仮面「……なンだよ、あンま乗り気じゃねェみてェじゃねェか?」

上条「いや……だってそうするんなら、以前と同じくまたコイツをブン殴るって事だろ?」


結標「」グッタリ


一方仮面「そォだな。多少手荒な事にはなっちまうかもなァ」

上条「……俺が言えた義理じゃねえかもしれねえんだけど…」

一方仮面「あン?」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/23(金) 23:47:03.67 ID:w3b3JoKz0<> 1 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/23(金) 23:47:13.24 ID:0lZQNR1Jo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/23(金) 23:50:44.04 ID:A2EpXwyWo<>
上条「元々コイツがこうなったのは俺のせいだし、今だって俺がブン殴って大人しくさせたワケだしさ……」

一方仮面「何が言いてェンだよ?」

上条「その…これ以上コイツに何かするのは、さすがに良心が痛むと言いますか……」


結標「」グッタリ


一方仮面「オマエなァ……さっきまでコイツにブッ殺されそォになってたンじゃねェのか?」

上条「それはそうなんだけどさ……でも上条さんとしては何というかですね?」

一方仮面「俺としちゃ二度とこンな事が起きねェよォに、この場で息の根を止めておきてェぐらいなンだがな」

上条「ッいや何言ってんだよ!? そんな事しちゃダメですって!」

一方仮面「……チッ…なァにマジに取ってやがンだ? ヒーローがンな真似するわきゃねェだろォがよォ」ケッ

上条「…(ホントかよ…)」

一方仮面「ふンっ……仮にやろォとしたトコロで今の俺にゃァ無理だしな。
     ショタコン女ブッ殺すどころか、前みてェに脳を弄くり回す力すら残っちゃいねェ」

上条「そ、そっか……ホッとしていいのかどうか分かんねーけど」

一方仮面「ぶっちゃけ自力で帰る電r…ヒーローパワーすら残っちゃいねェからなァ」

上条「はぁ…そうすか…自力で帰る事すら………帰り??」

一方仮面「あン?」


上条「っそうだよ!俺達どうやって帰りゃ良いんだ!?」


一方仮面「……」 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/23(金) 23:51:35.24 ID:Nd4aaQH5o<> 1 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/23(金) 23:51:36.51 ID:0lZQNR1Jo<> だれかー <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/23(金) 23:54:04.97 ID:A2EpXwyWo<>
上条「拉致されて連れて来られたから、ここがどこかも分からねえし、
   最寄りの交通機関がどこにあるのかも分かんねえ!」

一方仮面「……」

上条「人に聞こうにも近くに人が住んでる気配なんて丸っきり無いし…
   こんなんで一体どうやって帰れば良いんだよ!?」

一方仮面「…ンなコトでいちいち騒いでンじゃねェよ三下ァ」ウザッテーナ

上条「いやっでも!」

一方仮面「帰りの足なら既に調達済みだ」

上条「……調達済み?」

一方仮面「さっき連絡しといたからなァ。もォそろそろ来る筈だ」

上条「来るって何が―――」


と、上条さんが矢継ぎ早に問いかけようとした時、


上条「――ん?」


ブロロロロォ


と、排気音を鳴らしながら、
1台のワゴン車が海岸線の道路を走り、上条さん達の元まで――


上条「車……?」

一方仮面「やァっと来たか」


キッ
ガチャ


―――と、ワゴン車が上条さんと一方仮面の前に停車し、


「ようやく着いたんだね」


そう言いつつワゴン車の運転席から出て来るは、
白衣を着て年老いた、そして妙にカエル顔をした―― <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/23(金) 23:55:10.05 ID:2I+e0IVVo<> しえ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/23(金) 23:55:12.55 ID:F0CNzSSv0<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/23(金) 23:57:40.28 ID:A2EpXwyWo<>

上条「あ!」

冥土帰し「やれやれ……慣れない運転をすると腰が痛くなるね。嫌でも自分の歳を実感させられるよ」ハァ

一方仮面「遅ェンだよヤブ医者ァ」

冥土帰し「……無茶言わないでほしいんだね」

一方仮面「あァ?」

冥土帰し「仕事を置いて病院から出るだけでも一苦労なのに、こんな辺鄙なトコまで呼び出して……勘弁してほしいんだね」ハァ

一方仮面「うるせェよ。こっちゃ急患だって居ンだ。ならテメエの仕事だろォがよ?」

冥土帰し「やれやれ……僕は救急隊員じゃなくて医者だという事を分かって欲しいんだね……ん?」チラ

上条「……」

冥土帰し「おや? 君は……?」

上条「ど、どうも……ご無沙汰してます」ペコリ

冥土帰し「何事かと思えば君が絡んでいたのかい?」

上条「はあ…」

冥土帰し「まったく……厄介事の中心には必ず君が……いや…」チラ


一方仮面「あン?」ナンダヨ?


冥土帰し「……君たち2人が絡んでいるんだね」ヤレヤレ

上条「……スミマセン」

一方仮面「……ケッ」

冥土帰し「まぁそれはそれとして」

一方仮面「あン?」

冥土帰し「君の言う急患とやらは一体どこに居るんだい?
     見たトコロ2人とも特に重傷というワケでもなさそうだが?」

上条「……」

一方仮面「そこで転がってる女がそォだ」クイ


結標「………」グッタリ

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/23(金) 23:58:48.97 ID:F0CNzSSv0<> sienn <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 00:02:00.82 ID:iwMjRkiyo<>

冥土帰し「おやおや……これはまた刺激的な格好をしたお嬢さんだね?」

一方仮面「ンな感想聞いてねェンだよエロガエル!さっさと車に詰め込みやがれ!」

冥土帰し「……エロガエル云々は脇に置いておくとして、相変わらず物騒な物言いなんだね君は……」

一方仮面「あァっ?」

冥土帰し「その言い方じゃ、まるで誘拐犯のそれだよ?」

一方仮面「うるっせェ早くしろっ!」

冥土帰し「やれやれ……まぁ彼女も特に重傷というワケでもなさそうだしね。このまま運んで構わないだろう」

上条「あ、車まで運ぶの手伝います」

冥土帰し「すまないね。そこの口が悪い彼は言っても手伝ってくれないだろうし助かるよ」

上条「は、はあ……」

一方仮面「……チッ(…そもそも杖ついてっから手伝えねェンだろォがよ)」

冥土帰し「それじゃ運ぶとするんだね―――よいしょっ」グイッ

上条「―――とっ」グイッ


結標「」ドサッ


冥土帰し「これで良し。それじゃ僕たちも車に乗って早く帰るとするんだね」

上条「はい」

冥土帰し「彼女の容体も病院で見てみない事には、まだハッキリと分からないしね」

上条「……」

一方仮面「ショタコン女なンぞどォでもイイが早く車回せ。俺もとっとと帰りてェンだよ」

上条「1人だけサッサと助手席に座ってらっしゃる……」

冥土帰し「やれやれ……」


そして気を失った結標を後部座席に寝かせ、
上条さんを中部座席に、一方仮面を助手席に乗せ、


バタム ガチャッ
ブロロォ〜〜ッ


と、排気音を鳴らしながら、
冥土帰しが運転するワゴン車は海岸の別荘地域から走り出して行ったのだった。
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 00:04:51.49 ID:qnFSJ6cu0<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 00:06:38.90 ID:iwMjRkiyo<>
――――

――

―車内


上条「あ〜っ疲れた!やっと帰れるぜ」

一方仮面「そりゃこっちの台詞だ。面倒くせェ事に巻き込みやがってよォ」

上条「いやいや一方仮面にだって上条さんは勿論ちゃんと感謝してますのよ?」

一方仮面「そォ思ってンなら、ちったァしっかりしろ」

上条「し…しっかりですか?」

一方仮面「毎度毎度呼び出されるこっちの身にもなれ。正直たまったもンじゃねェンだよ」

上条「は、はあ……なんとか善処いたします」

一方仮面「……ケッ」

上条「それはそうと一方仮面?」

一方仮面「あン?」

上条「脱がないの?」

一方仮面「あァ?」

上条「イヤその覆面とかマフラーとか、さ」

一方仮面「……」

上条「車に乗ってからもずーっとそれじゃん? 蒸し暑くねーのかなって……」

一方仮面「………」

上条「いい加減脱いだ方が良いんじゃないかと……」

一方仮面「…………ポリシーだ」ボソ

上条「へ?」

一方仮面「この格好は俺のポリシーなンだよッッ!人のポリシーにガタガタ口出ししてンじゃねェぞ三下ァ!!」クワッ

上条「ちょ…っ何いきなりキレてんだよ!? ちょっと気になっただけじゃないですか」

一方仮面「ふンっ」ケッ


冥土帰し「ふむ」ニヤニヤ
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 00:07:19.46 ID:Zwjzkrwro<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 00:08:46.08 ID:iwMjRkiyo<>

一方仮面「あァ? なンだよヤブ医者……何笑ってやがる?」

冥土帰し「いや何というかね……君達2人がそうやって会話しているのを見ると何だか面白く思えてね」

上条「………へ?」

一方仮面「……くっだンねェ事言ってンじゃねェよ!黙って運転しやがれっ」

冥土帰し「やれやれ……若者を見て楽しむのは老人ならではの興なんだがね」

上条「……そんなに面白い会話だったかな?」

冥土帰し「少なくとも色々と知っている僕のような人間からしてみたらね」

上条「はあ……?」

一方仮面「黙ってろっつったろォが!余計なコト言いやがったらブッ殺すぞ!!」

冥土帰し「電池切れな今の君が言っても説得力ゼロなんだね」

一方仮面「このヤブ医者がァ……ッ」

上条「さっきから何キレてんだよ……?」

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 00:13:18.54 ID:Wvvxpae2o<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 00:14:57.74 ID:iwMjRkiyo<>
――――

―――




冥土帰し「さて、そろそろ病院に着くが……君を送るのはそこまでで構わないかな?」

上条「あ、はい」

冥土帰し「すまないね。一刻も早く病院に戻って色々と片付けなければいけない仕事が残っててね」

一方仮面「………」

冥土帰し「それに彼女の様子も早く見てあげなきゃいけないんだね」


結標「」グッタリ


上条「そうですね……病院からなら後は歩いてでも帰れるんで、俺はそこまでで大丈夫です」

冥土帰し「助かるよ。確か君の住まいは第七学区の寮だったね?」

上条「あ、はい、そうです」

冥土帰し「なら次の交差点で車を止めよう。そこからなら多少なり君の家に近いんだね」

上条「すみません、お願いします」

一方仮面「ちゃンと帰り支度整えとけよ? 忘れ物とかで呼び出しやがったらソッコー愉快で素敵なオブジェコースだからなァ」

上条「大丈夫だって。そもそも上条さんは手ブラだったし忘れ物なんて……ん? 忘れ物??」

一方仮面「あン? どォした?」

上条「いや……(はて……? 何か大事な事を忘れているよーな?)」ウーン…

冥土帰し「そろそろ車を止めるよ?」

上条「え? あっイヤ待ってください!何か大事な事を…っ」ウーン…

一方仮面「さっきから、なァに頭抱えてンだ……?」

上条「いや…上条さんは何か忘れてはならない事を忘れてるような気がしてならないんですよ…」ウムムムム…

一方仮面「はァ?」

上条「なんだっけな……?」ウーン…

一方仮面「どォでもイイがサッサと思い出せ。思い出せねェンなら諦めろ。忘れてンなら大したモンじゃねェだろ?」

上条「待ってくれ……思い出す……思い出さなきゃ絶対にヤバい予感がする」

一方仮面「ったくよォ……」ハァ

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/24(土) 00:20:21.33 ID:ERanJol30<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 00:21:22.99 ID:iwMjRkiyo<>

上条「…」ウーン…

上条「……」ウムム…

上条「………」ウムムムムムム……


一方仮面「イイ加減サッサとしろ。こっちゃ腹減ってンだよ」

上条「?…腹減って……?」

一方仮面「オマエがそォやって悩んでっと、帰って飯食う事も出来ねェだろォが?」


上条「帰って飯……飯の準備……腹ペコの人間…………あぁっ!?!!?」ガタッ


一方仮面「なっ?急に立ち上がってンじゃねェ!いきなりなンだ!?」

上条「そうだよ!俺の金だよ!俺の財布!このまま帰っても飯の準備が出来ねえじゃねーか!!」

一方仮面「……まだ回収してなかったンかよ? あの女が持ってたンじゃねェのか?」

上条「いや、まだ良く調べては……」

冥土帰し「一応言っておくと、彼女を車に運んだ時は特にそういったモノは見当たらなかったんだね」

上条「マ、マジすか…? じゃあ結標のヤツ小屋の中にでも置いてたのかな? 一旦戻っt」

一方仮面「オイっ冗談じゃねェぞ? 戻るンならオマエ1人で戻りやがれ」

上条「えぇ!?」

冥土帰し「戻って上げたいのはヤマヤマなんだがね。さすがに今から戻るというのは……」

上条「そんな……それじゃ上条さんは一体どうすれば…? このままじゃインデックスに…っ!」

一方仮面「チッ…しゃァねェな」ヤレヤレ

上条「……へ?」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/24(土) 00:25:12.36 ID:DSejUmQc0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 00:26:28.13 ID:iwMjRkiyo<>
一方仮面「いくら入ってたんだ?」

上条「いくらって何が……?」

一方仮面「財布の中身だ!どォせオマエのこったから金以外大したモン入れてねェンだろ? いくら入ってたかサッサと言いやがれっ」

上条「それってまさか……?」

一方仮面「このままじゃマジで戻る事になりかねねェしな。仕方ねェから俺がカンパしてやる」

上条「い、一方仮面……っ」ジーン…

一方仮面「だからいくら入ってたか早く言え。くだンねェこたァとっとと済まして早く帰りてェンだよ」

上条「わ、分かった、えーっと……どれぐらい入ってたかな?」



A:「6900円です」正直に言う。
B:「10000円くらいかな?」割り増しして言う。
C:「ズバリ100万円ですな」大ボラを吹く。
D:「66兆2000億円。あんたの財産全部しぼり出せばなんとでもなるはずだ」国家予算を申告してみる。


>>先着2票の多数決 ※同一IDは無効となります。
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 00:27:22.48 ID:Zwjzkrwro<> A <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 00:27:23.63 ID:lqdJ5hkgo<> b <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 00:27:36.88 ID:Vg2JUCG4o<> A

しかしDにワロタ、懐かしい <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 00:27:38.46 ID:VF3Y29vfo<> A <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 01:54:18.79 ID:6KeXgDGGo<>
>A:「6900円です」正直に言う。



一方仮面「……そンだけか?」

上条「です」コクリ

一方仮面「そンぐれェの金でイチイチ騒ぎ立ててンじゃねェよ……」ハァ

上条「そんぐらいってなんだよ!それだけあれば何日食って行けると思ってんだっ!!」ムキーッ

一方仮面「わァった、わァった。苦労してンだなって事で同情しといてやる。ホラよ」パサッ

上条「お、おぉ〜〜…」マジッスカ

一方仮面「さっさと受け取れ」ホラ

上条「す、すまねえ!マジで恩に着るよ!」パシッ

一方仮面「ったくよォ…」

上条「ひー…ふー…みー…あれ?」

一方仮面「あン?」

上条「一方仮面……これ7千円ですよ? まぁ小銭無い時点で分かるんだけど…」

一方仮面「釣りはいらねェ、小銭はめンどくせェしなァ、そのまま取っとけ」

上条「一方仮面……っ!」ジーン…



※上条さんは一方仮面から7000円カンパしてもらった!!
※上条さんの所持金:\7700 ← \700 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/24(土) 01:57:26.44 ID:Ga6oY1PO0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 01:59:15.99 ID:6KeXgDGGo<>

冥土帰し「問題は解決したね? それじゃ交差点まで着いたし車のドアを開けるよ」


ガチャ


冥土帰し「もう忘れ物はないね?」

上条「はい、どうもありがとうございました」ペコリ

冥土帰し「ふむ、これで君の家の夕飯も安泰というワケだ」

上条「ははっ…」

一方仮面「おら!もォ用がねェのなら、とっとと帰れ」シッシッ

上条「はあ……」

冥土帰し「つれないね…? どうせなら君も彼の家で夕飯をご馳走になったらどうだい?」

一方仮面「はァ!?」

冥土帰し「それも悪くないと思うんだね。そうすれば君ももう少し柔らかい人との接し方を覚えられるかもしれないしね」

一方仮面「……マジで言ってンのかオイ? 冗談じゃねェぞ!!」

上条「あの〜?」

一方仮面「あァ!?」ナンダ

上条「上条さん家で飯食うってなら別に構いませんのことよ? 2人分も3人分も作る分にはそんな変わんねーし」

一方仮面「……」

冥土帰し「ほら? 彼もこう言ってくれてるんだね? 遠慮せずお邪魔したらどうだい?」

一方仮面「遠慮云々の問題じゃねェ!……っつゥかヤブ医者ァ」

冥土帰し「?」

一方仮面「オマエ分かってて言ってンだろォ?」

冥土帰し「……」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/24(土) 02:00:50.58 ID:+ShaNc8/0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 02:02:22.61 ID:6KeXgDGGo<>
一方仮面「俺ァまだ今夜やる事が残ってる。人ン家でゆっくり飯食ってる暇なンざねェだろォが?」

冥土帰し「やる事? 電極の充電かい? なら別に急ぐ事でもないんだね」

一方仮面「それも必要だが違ェよ。イイ加減分かってて言うのやめろ」

冥土帰し「ハァ……」

上条「??」

冥土帰し「すまないね」

上条「え?」

冥土帰し「僕は一度彼を病院に連れて行くよ。夕飯はまた機会があったら彼を誘ってあげてくれるかい?」

上条「あ……はい」

一方仮面「早く車回せ」

冥土帰し「やれやれ……あまり気が進まないね……」


バタム
ブロロロォォーーッ


と、交差点にて上条さんを下ろしたワゴン車は、
冥土帰しの運転のもと、再び病院へ向かい走り去って行った。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 02:02:48.46 ID:7yQVFJhRo<> 1 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 02:02:49.70 ID:fS1mfUWOo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 02:04:08.87 ID:6KeXgDGGo<>

上条「色々と忙しいんだな、あの人達も……いや、それより……」

上条「一方仮面……一体何者なんだ……?」

上条「………」

上条「……よしっ!」

上条「お約束の台詞を言った所で夕飯の準備だ!今日は何にすっかなー?」



※上条さんの所持金:\7700


A:霜降りの極上ステーキだ!泣いて喜ぶがいいインデックス!(\5000)
B:よし!寿司だ!板前上条さんの腕前を見せてやるぜ!(\3000)
C:ちょっと気合いれて作るか、上条さん定食(松)だ(\2000)
D:いつもどおりの上条さん定食(竹)だな(\1500)
E:節約節約、上条さん定食(梅)だ(\800)
F:我慢の1つでも覚えさせるか、酢コンブにしよう(\100)
G:今日はもう疲れた……飯作るなんて御免ですのよ。


>>先着2票の多数決 ※同一IDは1票扱い
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 02:04:58.97 ID:fS1mfUWOo<> B <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 02:05:04.59 ID:7yQVFJhRo<> B <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 02:05:12.22 ID:VF3Y29vfo<> D <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 03:14:12.02 ID:nv0fIyA+o<> マイナスをある程度緩和するためにも秘孔か…… <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 03:59:39.09 ID:6KeXgDGGo<>
>B:よし!寿司だ!板前上条さんの腕前を見せてやるぜ!(\3000)



上条「金に余裕があるワケでもないんだが……今日は寿司にでもしてみるか?」

上条「明日は大覇星祭だしな。それの景気付けっつーことで」

上条「インデックスも喜ぶだろ? 思い切って奮発してやりますか!」イケイケ ゴーゴー


そして、上条さんは最寄のスーパーにて生きの良い鮮魚数匹を買って行ったのだった。


※上条さんの所持金:\4700 ← \7700



――――

――

―上条さん宅


ガチャ


上条「ただいま〜」

禁書「とうま!!」クワッ

上条「うおぅ!?」ビクゥ

禁書「もう!こんな時間までどこに行ってたの!?」

上条「いや、どこって言われてもな……(なんて答えりゃいいんだ? 監禁されてたなんて言えるワケねえしな…)」

禁書「いつまで経っても帰ってこないから心配してたんだよ!」プンプン

上条「……」グス

禁書「とうま……何泣いてるの?」

上条「いや…お前の小言すら今は何かスゲー嬉しく感じてさ……」

禁書「へ?」

上条「一時期は上条さん、もう一生帰ってこれないと思ってたんですの事よ……」グス

禁書「ほんとに何があったの、とうま……?」

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/24(土) 04:00:45.10 ID:rBATTYF90<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 04:02:02.60 ID:6KeXgDGGo<>
――――

――


上条「さて…ってなワケで無事に帰って来れた所で飯だ」

禁書「もうお腹ペコペコなんだよ」

上条「おう!そして……飯の準備はもう既に出来てたりする」

禁書「またいつになく早いんだよ!」

上条「魚下ろして切り身を用意すれば、後は酢飯を作るだけだからな」

禁書「切り身… 酢飯…? まさかっ!!」

上条「ふふん、これらのキーワードから導き出される答えは何か分かるかねインデックス君?」

禁書「ピンと来たんだよ!ズバリ……ジャパニーズおスシなんだよ!!」

上条「正解だ!」

禁書「凄いんだよ!何か最近夕飯が豪勢なのばっかりなんだよ!!」

上条「そうだな……昨日の焼肉に続いて今日は寿司ですよ」

禁書「なんだかとってもセレブなんだよ!」

上条「……そんな余裕があるわけでもねーのに上条さん家はいつからこんな贅沢になったんでせうね……?」

禁書「そんなコト疑問に思ってちゃいけないんだよ!とにかく早く作ってほしいかも!」ハヤク ハヤク

上条「分かった分かった。そんじゃ板前上条さんの腕前を見せてやりますのことよ!!」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/24(土) 04:03:08.16 ID:+ShaNc8/0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 04:04:07.08 ID:6KeXgDGGo<>
――――

――


上条「ぬおぉおおぉっ!行くぜ!これが上条さんの握り!小手返し一手だっ!!」シュババババッ

禁書「凄いんだよ!これだけ早く握ってるのにシャリが全部均等に握られているんだよ!」モグモグ

上条「驚くべき箇所はそこだけじゃないぜ? そのシャリに光を通して見てみな!」シュババババッ

禁書「これは…シャリが光って見えるんだよ!これは一体どういう……?」

上条「ふっ!」ニヤリ シュババババババッ

禁書「分かったんだよ!理由はシャリとシャリの隙間なんだよ!!中身はふんわり空気を含んで、
   シャリの間が開く事により、ふんわり柔らかい最高のお寿司になってるんだよ!」

上条「さすがだなインデックス!そこに気づいたか!!」シュババババッ

禁書「このお寿司は凄まじくおいしいんだよーーーーッ!!」パァン!

上条「とある寿司審査員は、うまい物を食べるとつい“パァン!”と柏手を打ってしまうらしいが……」シュババババッ

禁書「うまいんだよぉおおおぉおぉぉぉおーーーっ!!」パァン!

上条「お前もそうだったかインデックス!!」シュバババババッ


ンマインダヨオオオオオーーーーーーッ! パァンッ!


―――その日…上条さん宅から、とあるシスターの拍手の響きが鳴り止むことは無かったという…

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/24(土) 04:04:57.24 ID:+ShaNc8/0<> 1 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 04:05:02.89 ID:7yQVFJhRo<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 04:06:09.35 ID:6KeXgDGGo<>
―――

――




禁書「げふーい!拍手のインさんは満足満足なんだよ♪」ゲェップ

上条「左様でございますか……結局、上条さんは寿司握ってばっかで全然食べられませんでしたけどね?」

禁書「細かいコトを気にしてちゃダメなんだよ〜♪」ゲェップ

上条「……まぁいつもの事だし別にいいけどな」ハァ




■夜フェイズの行動を選択して下さい。

A:このまま寝て明日に備える。
B:インデックスに秘孔を突いて貰う。
C:ホイポイカプセルを使ってみる ※1回使うと無くなります。


>>先着2票の多数決 ※同一IDは1票扱い

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 04:06:22.38 ID:7yQVFJhRo<> B <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) <>sage<>2011/12/24(土) 04:06:54.43 ID:aa7EWbha0<> B <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 04:07:00.99 ID:oGGRwksCo<> B <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 04:07:45.69 ID:VF3Y29vfo<> 上条さんの技能が半端無いな、何者なんだ彼はww <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 04:29:50.58 ID:6KeXgDGGo<>
>B:インデックスに秘孔を突いて貰う。



上条「う〜ん……(インデックスもいつになく上機嫌だしな)

禁書「〜♪」

上条「(思い切って秘孔でも突いて貰うか!)インデックスー?」

禁書「?」

上条「アレ頼めるか?」

禁書「もしかして秘孔?」

上条「あぁ、頼むよ」

禁書「分かったんだよ……技術は使わないともったいないもんね。頑張るんだよ!」メラメラメラッ

上条「……あんま力みすぎて失敗しないように頼みますよ?」

禁書「大丈夫なんだよ!それで今日はどんな秘孔を突けばいいのかな?」

上条「そうだなぁ……」ウーン…



A:上条さんの潜在能力を解放するような秘孔を突いてくれ(北斗七星ゲージ+3)
B:更に強靭になる秘孔を突いてくれ(北斗七星ゲージ+2)
C:上条さんの生命力を上げるような秘孔を突いてくれ (北斗七星ゲージ+1)
D:上条さんの身体能力を上げるような秘孔を突いてくれ (北斗七星ゲージ+1)
E:無難に癒す秘孔を突いてくれ(北斗七星ゲージ+0)


>>先着3票の多数決 ※同一IDは無効となります。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 04:32:33.61 ID:Zwjzkrwro<> C <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 04:34:22.95 ID:3rItBd7Uo<> B <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 04:36:25.44 ID:VF3Y29vfo<> E <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) <>sage<>2011/12/24(土) 04:37:18.03 ID:aa7EWbha0<> D <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 04:37:24.91 ID:7yQVFJhRo<> E <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 04:39:48.29 ID:fh7/zbHAO<> C <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 05:40:44.10 ID:Um82wNgF0<> C <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 07:30:35.77 ID:2pdazpRIO<> Bくらい行っても良い気がするが、まぁ機嫌も良いだろうしCで安全に行くか <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 09:30:06.86 ID:fyMA0KvIO<> E?
寝て回復するけど万全を期すのか… <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 10:04:31.83 ID:pkgxoM0lo<> いやどう見てもCだろ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 10:10:54.70 ID:h5q0om4No<> 将太の寿司とかなつかしいwwww <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 10:26:53.91 ID:Gn/uWMGwo<> 柏手のヤスがいる件 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 13:49:28.74 ID:sGtYgcavo<>
>C:上条さんの生命力を上げるような秘孔を突いてくれ (北斗七星ゲージ+1)



禁書「生命力?」

上条「あぁ、何せ上条さんは毎度毎度死にそうになってますからね……ちょっとでもタフになりたいんですよ…」

禁書「ふ〜ん……分かったんだよ!ならうってつけの秘孔があるんだよ!」

上条「うってつけの秘孔??」

禁書「とにかく始めるんだよ!とうまはそこに立っててほしいかも!」

上条「あ、あぁ……ってインデックスさん?」

禁書「?」

上条「お前は何座りだしてんだよ? しかもそんな遠いトコで……今から俺の秘孔を突くんじゃないのか?」

禁書「今回の秘孔はこの体勢からじゃないとダメなんだよ!!」

上条「そ、そうか……何か今日はいつもと違うな…」

禁書「それじゃ行くんだよ……北風はバイキングを作るかな?」シュバッ


ドヒューンッ


上条「なっ!?座ったままの姿勢!膝だけであんな跳躍を!」

禁書「パウッ!」メメタァ!



―〜ドグチアッ〜〜――



上条「ぐぼぉ!?」ゲフゥ




☆十万三千冊の極意6


*********************************
このレス以降、先着3レスの、
書き込み時間でランダムイベントを判定します。
書き込み時間の下1桁、
19:06:18.5X
Xの合計が判定する値となります。
*********************************


15以上:波紋法の呼吸は勇気の産物! 人間賛歌は勇気の賛歌!!上条さんの最大HP8アップ!特技:波紋の呼吸法習得!!
14〜12:生命エネルギーがグーンと上条さんに満ち溢れる!最大HP6アップ!
11〜09:生命エネルギーが良い感じで上条さんに満ち溢れる!最大HP4アップ!
08〜06:生命エネルギーがそれなりに上条さんに満ち溢れる!最大HP2アップ!
5以下:秘孔、新血愁を突かれてしまった!上条さん余命3日に!
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 13:52:22.20 ID:jYbgTtcPo<> 俺にまかせろ!頼む9! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 13:53:18.54 ID:qnFSJ6cu0<> いっけええええ!!! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 13:53:28.02 ID:tpPQaBh5o<> そいやあああ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 13:54:30.40 ID:FyM/2ly5o<> 7か・・・ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 13:55:19.46 ID:qnFSJ6cu0<> 6じゃね? <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 13:56:19.10 ID:FyM/2ly5o<> 4+2を間違えるとは・・・恥ずかしい・・・ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 14:16:12.11 ID:5TcJnmj5o<> もう中部[ピーーー]よ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 14:20:21.76 ID:48dgPCaLo<> 波紋逃したのは残念だな……習得しても原作程応用が効くかは分からんが <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 16:46:40.01 ID:2pdazpRIO<> 危ねえww
危うくまた死にかけじゃねーか. <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 17:58:40.48 ID:vXgweqB+o<>

>☆十万三千冊の極意6 判定値=6
>08〜06:生命エネルギーがそれなりに上条さんに満ち溢れる!最大HP2アップ!



上条「な…何をするだァ――――ッ」ゲフゥ

禁書「大丈夫なんだよ とうま。無事に成功したんだよ!!」

上条「成功したって……滅茶苦茶痛かったんですけど?」

禁書「生命力を上げる秘孔だから、多少の痛みは伴うものなんだよ」

上条「そういうもんなのか…? でも何か成功したっていう実感が……」

禁書「成功した以上ちゃんと成果は出てると思うんだけど……」

上条「まぁ生命力なんて曖昧なもんだしなぁ」


※インデックスの秘孔治療により上条さんの最大HPが2上がった!!
※上条さんのHP:19/59 ← 19/57



禁書「う〜ん…正直結果としてはイマイチだったかも…? 実は危うく失敗するトコロだったし…」

上条「マジかよ……? 危なっかしいなオイ」




<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/24(土) 17:59:01.90 ID:dk9aITcv0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 18:01:03.22 ID:vXgweqB+o<>
――――

―――




禁書「スピー…Zzz…」スヤスヤ

上条「相変わらず寝つきの良いヤツ…今更だが食っちゃ寝ばかりの生活でよくもまぁこんなグッスリ眠れるもんだ」

上条「まぁ俺もさっさと寝ないとな……あ、もちろん上条さんは風呂場で寝ますのことよ?って誰に言ってんだ俺は…」

上条「しかし…今日は全然有意義な一日じゃなかったな…特訓もロクに出来なかったし、ほぼ丸一日監禁されてただけじゃねーか…」

上条「精神的にも肉体的に無駄に消耗しちまったよ…明日は大覇星祭の予選だっつーのに、こんなんで良いんだろうか?」

上条「……元々は不幸体質を治すために大覇星祭に参加しようと思ったワケだけど……」

上条「なんかそれ自体が不幸な気がしてきましたのことよ……」

上条「こんだけ頑張ってても優勝できなきゃ意味ねーもんな……」

上条「いや仮に優勝したトコロで上条さんの不幸体質が本当に改善されるとも……」

上条「………」

上条「ダメだな…こんな事言ってちゃダメだぜ俺!」

上条「まだ始まってもいねーのに、こんな事言ってちゃ今まで特訓に付き合ってくれた人達にも申し訳がたたねー」

上条「泣き言言ったって何にもならねーしな。全力で挑んで後は成るようになれだぜ!」

上条「とにかく明日だ…明日が大覇星祭だ……そのために今日はゆっくり寝よう…」


上条「……Zzz…優勝…すっぞー……スピー…Zzz…」スヤスヤ





※10日目終了!
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 18:01:36.19 ID:jYbgTtcPo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 18:03:26.43 ID:vXgweqB+o<>
――――

―――

―とある病院の一室にて。


その一室に2人の人間が居た。
1人は妙にカエル顔な老境にさしかかった医師。
もう1人は全身白尽くめ、覆面にマフラー、サングラスと変質者チックな衣装に身を包んだ自称ヒーロー。
カエル顔な医師は手に持ったチョーカーを差し出しながら、


冥土帰し「さて……電極の充電は完了したよ」

一方仮面「あァ」スチャ

冥土帰し「というか君……まだその格好なんだね? いい加減脱いだらどうだい?」

一方仮面「めンどくせェ、どォせこれからまた必要になンだからよォ」

冥土帰し「やれやれ……本当に行く気なんだね?」

一方仮面「ったりめェだ。それよかあのショタコン女の様子はどォなったンだよ?」

冥土帰し「あぁ彼女かい? 彼女ならもう目を覚まして病院から出て行ってしまったよ」

一方仮面「出て行っただァ?」

冥土帰し「仕事がどーのとか言って慌ててね。まだ治療中だったというのに止める間も無かったよ」

一方仮面「何やってやがンだヤブ医者ァ!」

冥土帰し「仕方がないだろう? 瞬間移動して出て行ってしまったんだから……能力者ならそう言っておいてほしいんだね」

一方仮面「……チッ」

冥土帰し「まぁ…ちょっと記憶障害の兆候はあったが精神的に安定していたしね。彼女については特に問題無いとは思うが」

一方仮面「ふンっ……だといいがなァ」

冥土帰し「何だか含みのある言い方だね? まぁそれよりもだよ」

一方仮面「あン?」 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 18:04:33.11 ID:jYbgTtcPo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 18:06:57.74 ID:vXgweqB+o<>
冥土帰し「さっきも言ったが、本当に行くつもりなのかい?」

一方仮面「ったりめェだろォが!なンのために予告状なンぞ出したと思ってンだ!?」

冥土帰し「……というか何でわざわざ予告状なんか出したんだね? どこぞの怪盗じゃあるまいし……」

一方仮面「ポリシーだよポリシー」

冥土帰し「やれやれ……もう少し穏便に事を進めようという気はなかったのかい?」

一方仮面「あァっ? あの野郎に対してコソコソしろってのかァ? 冗談じゃねェ!!」

冥土帰し「ハァ……」

一方仮面「やンのなら堂々とだ!あのクソ野郎だけは正面から堂々ブチ殺す!!じゃなきゃ俺の気が済まねェッ!」

冥土帰し「意気込むのは結構なんだけどね……今回の君の目的はそれじゃないだろう?」

一方仮面「……」

冥土帰し「君がやる事はアレの回収。そうじゃなかったのかい?」

一方仮面「……わァってンよ。あの野郎をブチ殺すのは事のついでだ」

冥土帰し「本当かい…? まぁアレの回収に関しても君がそこまでする必要は無い、と僕はそう思っているんだけどね」

一方仮面「……」

冥土帰し「義理立てで動いているのなら言わせて貰うよ? 君とアレとは何ら関係が無い」

一方仮面「……」

冥土帰し「わざわざそんな真似せずとも今のままで充分。僕はそう思うんだね」

一方仮面「ヤブ医者ァ……なンか勘違いしてねェか?」

冥土帰し「?」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 18:07:39.43 ID:jYbgTtcPo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/24(土) 18:10:06.58 ID:vXgweqB+o<>
一方仮面「聖人君子じゃあるまいし義理や人情で、ンなめンどくせェコト誰がするかよ」

冥土帰し「それじゃあ一体何のためだというんだい?」

一方仮面「……」

冥土帰し「打ち止めだってアレの状況に関して今はまだ詳しく知ってない。彼女のためというワケでもないだろう?」

一方仮面「……単純にあのクソ野郎のやる事成す事気にいらねェからだ」

冥土帰し「……」

一方仮面「言っちまえば俺のためだ。他にあるかよ」

冥土帰し「やれやれ……建前にしても、もう少しスマートに言ってほしいものなんだね」ボソ

一方仮面「あァっ?」

冥土帰し「なんでも無いよ。とにかく君がそこまでやる気なら僕が止める理由は無いんだね」

一方仮面「ふンっ」バサァ


と、一方仮面は己が外套を翻し――


一方仮面「それじゃ行ってくンぜ」

冥土帰し「くれぐれも目的を履き違えないようにね?」

一方仮面「あァ、わァってンよ」ドヒュンッ


――とある病院の一室、その開けられた窓から1つの人影が躍り出る。
月に照らし出されたシルエットが学園都市の摩天楼を彩り――



一方仮面「クックカックカカカカカカカッ!待っていやがれクソ野郎共がァーーーッ!!」



――狂笑と共に白の外套が満月の夜空の下、吹きすさぶ風になびいていた。

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 18:10:21.31 ID:jYbgTtcPo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/24(土) 18:13:07.84 ID:vXgweqB+o<> とりあえずここまで、いつも支援ありがとです。

さて、準備期間が終了し、いよいよ本編とも言える大覇星祭が始まりますが、
その前にちょっと寄り道します。

一旦上条さん視点から離れ、他のキャラにスポットを移すので、
しばらく自由選択肢の分岐はないかも。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 18:13:45.86 ID:jYbgTtcPo<> 乙なんだよ! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 18:39:36.19 ID:4+f7kUCAO<> 乙ですたい

視点変更楽しみに待ってるにゃー <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/24(土) 22:35:46.66 ID:Aqs7zo1To<> 上条さんの北斗七星ゲージをプラスさせるのを、うっかり忘れてたので記載しておきます。

※現在の上条さんの北斗七星ゲージ
★★☆☆☆☆☆

★★★☆☆☆☆


トコロでちょっと唐突なんですが、パロディネタについてです。

正直1自身パロディをちょっとやりすぎなのではないか?
と、思ってたりするんですが、そこんとこどうでしょ?

正直1は止めてくれる人が居ないと自重しないタイプなので、そこら辺の意見を伺いたいです。
アンケートという形になりますが、もちろん面倒くさかったらスルーして下さい。どうぞよろしくです。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 22:39:57.02 ID:jYbgTtcPo<> なんでもいいんだよ! <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 22:40:07.71 ID:BBOZoStfo<> >>248
よく分からないの多いが別に気にならん
存分にやれ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 22:44:37.65 ID:VF3Y29vfo<> パロはOKだと思います
しかし秘孔がもう危ないな、潜在能力開放したいのにしたら癒す秘孔しかつけなくなる… <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 22:50:18.32 ID:99HU5wTro<> >>1のお好きなように <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 23:13:19.28 ID:VAc+emUK0<> ネタわからなくても楽しいからよし <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 23:21:34.19 ID:myOeJuhKo<> わからないやつがあっても面白い <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 23:28:50.07 ID:3aw5nvcOo<> 俺は好きだぜ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/24(土) 23:58:37.15 ID:03bOOkISO<> 自重しない>>1が見たい <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 00:07:40.36 ID:EW/qTCrXo<> 俺もよく分からないのが多いけど
面白いから気にならないな <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 00:23:31.06 ID:40sPjKc7o<> わからなくても面白いから気にならないけど
読者はパロディ元がわからない年齢層が多いかも <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 00:49:21.53 ID:kwH7hJ3+o<> パロディ超面白いでしょうが
それにネタなしで進めると淡々としすぎちゃいそうだからあったほうがいいと思うけど <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 00:53:29.53 ID:EW/qTCrXo<> >>259
俺パロ元ほぼわからないからたまに?になることある
全体的に面白いからあまり気にならないけど
できればパロ元もう少しいろんなところから持ってきて欲しいかも <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 00:53:37.16 ID:u50YWHd8o<> 今のところ一番多いパロってジョジョか <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 00:56:21.54 ID:jwEKqqmDo<> 東方家にようこそ! な展開感じになった事だし、8部のパロもくればいいなぁ……と思ったり <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 00:57:50.06 ID:gKO5+Eyvo<> スキル的にはじめの一歩もちょこちょこ入ってるよな
まさかの板垣化には笑った <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 01:25:20.59 ID:FK2Hj5k6o<> このごろの判定の数字が悪すぎてやばい <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 01:26:50.18 ID:FK2Hj5k6o<> このごろの判定の数字が悪すぎてやばい <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 01:28:41.95 ID:q2Mj9DFZo<> 大事なことなので二回言いました <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 01:54:08.14 ID:CM/A5f0+o<> ほんと大事な事だよ!
秘孔もギリギリだったし <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 06:11:18.74 ID:y7uBkfFSO<> トラックを止めるために2スレ分程度の運を使ってしまった <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 09:44:31.78 ID:EUFWXMxIO<> 中部の不幸が拡散しはじめたな <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 12:53:31.33 ID:Vn61igQIO<> 北斗神拳を習得できれば殺活孔で戦闘中に能力UPできるのにな <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 14:12:44.34 ID:pCSCev3IO<> 将太ネタは笑ったから、どんどんやってけろ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<><>2011/12/25(日) 15:54:00.41 ID:ByvreeMl0<> パロディとかは何でも良いから安価の判定をもっと優しくしてあげて <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<><>2011/12/25(日) 16:38:52.38 ID:PrJW17tDO<> 確かに判定厳しいな
もうちょっとアンラッキーを加味して設定していいと思う <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 16:40:55.53 ID:SjO56U/ko<> 別に厳しくないだろ
俺らのコンマが悪すぎて感覚麻痺してるぜ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 16:52:05.33 ID:f0tpO65lo<> 高いハードルを無駄に全力で飛び越え、低いハードルを無駄に全力でくぐってますよね <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/25(日) 17:19:22.68 ID:WrUadNwlo<> ――――

―――

―とある街角にて


青ピ「あ〜…」フラフラ


と、青髪の青年がフラつきながら道を歩いていた。
憔悴しきっているのであろうか彼はボヤきながら……


青ピ「う〜ん……やっぱ鷹村さんに挑戦するんはちょっと無謀やったかなぁ…?」

青ピ「何回やっても何回やっても勝たれへん、ほんまエアーマンに挑む気分やったわ…やっぱバケモンやでアノ人」

青ピ「でもまぁ……」ニヤリ

青ピ「手応えは充分やった!まだ肉体的な面で、ちょっと不安材料はあるけど……」

青ピ「それでも僕にはまだ奥の手があることやしね。優勝は頂きやで!」

青ピ「いやー優勝したらどんな女の子が僕の前に来てくれるんやろね? 今から楽しみやわぁ♪」

青ピ「彼女が出来たら今まで脳内で暖めてたあんな事やこんな事を思う存分やったるからね〜!」

青ピ「どぅふwどぅふふふふふwwどぅふふふふふふふwwww」


――クックカッ


青ピ「――――ん??」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/25(日) 17:21:18.64 ID:Ii2VsH3x0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/25(日) 17:22:12.62 ID:WrUadNwlo<>

――クックカックカカカカカカカッ!


青ピ「……なんやの? このけったいな笑い声は?」


――マッテイヤガレ クソヤロウドモガァーーーッ!!


青ピ「おおうっ…月をバックになんやエラい白い人が空飛んでるで……なんなんアレ??」

青ピ「………」

青ピ「……あっという間に見えんようになってもうた…凄いスピードやったなぁ」

青ピ「ああいうのも大覇星祭に参加するんかなぁ? 正直あんなんと戦うのは御免やで……」

青ピ「まぁあんな鷹村さん以上のバケモンじみたヤツと対戦するなんて、そうそう無いやろうけどね」

青ピ「確か大覇星祭予選の対戦カードはクジ引きで決まるんやったかな? ああいうバケモンに当たるとしたら――」

青ピ「――よっぽど運が悪い人間やろうねww例えばカミやんみたいなwwww」ナハハハハハハwww


と、青ピが1人馬鹿笑いをしていると――


「ちょっとよろしいですかねー?」


――尋ねるような口調で後ろから声をかけられ、


青ピ「――ん?」クルリ


青ピが振り向いた先には1人の男――
その男の服は、やたら緑を強調させた修道服…否、服だけでは無い。
色で例えるならば存在そのものが緑色…不思議とそんな印象を受ける。言うなれば緑の男と表現するべきだろうか。
――が、青ピの前に立っていた。
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/25(日) 17:24:16.75 ID:IOsfvaO+0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/25(日) 17:25:54.04 ID:WrUadNwlo<>

緑の男「少しお聞きしたいんですがねー」

青ピ「はぁ……なんですのん?(なんやエラい痩せた人やなぁ…顔エラ張ってるやん)」

緑の男「ちょっと酒屋を探していまして……この近くにありませんかねー?」

青ピ「酒屋?」

緑の男「えぇ、どうですかねー? ありますかねー?」

青ピ「う〜ん…近くに酒屋なんてあったかなぁ? たぶん無かったんちゃうかなぁ思いますけど?」

緑の男「そうですか…やっぱりありませんよねー。あってもこんな深夜に店が開いてるワケありませんしねー」

青ピ「はぁ…そうですねぇ…でもお酒を探してるんやったら、そこらのコンビニに有る思いますけど?」

緑の男「コンビニ?」

青ピ「まぁコンビニやから品数は少ないでしょーけど…ちなみにどんなお酒探してますのん?」

緑の男「葡萄酒……ワインだったら何でも良いんですがねー」

青ピ「ワインぐらいやったら、たぶんコンビニでも行けば買える思いますよ?」

緑の男「ふむ…なるほどコンビニですか、そこに行けばワインが手に入るんですねー」

青ピ「はあ…」


と、緑の男に対し青ピは生返事を返す。そして――


「おい!」


――と、今度は横から乱暴な口調な女の声が割り込み、


青ピ「?」クルリ


振り向いた先には1人の女――
その女の服は、やたら黄を強調させた中世フランス人のような市民服…否、先の緑の男と同様、やはり服だけでは無い。
色で例えるならば存在そのものが黄色、言うなれば黄の女。
――が、青ピと緑の男の前に立っていた。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/25(日) 17:28:35.83 ID:Ii2VsH3x0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/25(日) 17:29:54.22 ID:WrUadNwlo<>

黄の女「トロトロ何やってんだ? 手に入らないなら潔く諦めろってのよ」

青ピ「……(おっかな…っ!なんやの?この顔面ピアスのお姉さんは? この男の人の知り合いかいな?)」

緑の男「あぁ大丈夫ですよ。目処は付きましたから、どうやらそこのコンビニに売っているみたいですねー」

黄の女「コンビニ? こんな深夜に店が開いてんの?」

緑の男「そうみたいですねー」

青ピ「いや深夜にやってるからこそ、コンビニやと思うんですけど…?」

黄の女「あぁっ?」ギロリ

青ピ「…!(こわっ!めっちゃ睨まれた!M属性がある僕でもこのお姉さんは無理や!)」

緑の男「イヤすみませんねー? なにぶん外から出てきた田舎物でしてねー」

青ピ「はぁ…(やっぱ外部の人達やったんか…何や色んな意味で珍しいなぁ)」

緑の男「学園都市のような都会の事情にはトンと疎いんですよねー。いやはや、お恥ずかしい事です」

青ピ「いえ…」

緑の男「あぁ、そうだ、ちなみに小麦粉なんかも売ってたりしますかねー?」

青ピ「小麦粉やったら、どこのコンビニでも売ってる思いますけど……?」

緑の男「ふむ、なるほど…何でも売ってるんですねー、いやはや便利な街です」

青ピ「……」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/25(日) 17:31:43.96 ID:IOsfvaO+0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/25(日) 17:33:32.56 ID:WrUadNwlo<>
黄の女「私は気に入らないわ。こんな真夜中に店やってるなんざ背徳的だよ」

緑の男「そうですかねー? そこは異教の猿にしては勤勉だと褒めてあげても良いかと思うんですけどねー」

黄の女「勤勉で褒めろだって?」

緑の男「えぇ、なればこそ外の世界より数十年進んだ科学文明を持って開発された都市というのも納得ですねー」

黄の女「ふざけんなッッ!!」

青ピ「ッ!?」ビクゥ


黄の女「勤勉? 科学? 文明? 開発?」

黄の女「そんなもの…クソ喰らえだ!」ファック!

黄の女「そんなモノは見えやしねーーーーー!!」デストローイ!!


緑の男「やれやれ……困ったもんですねー」

青ピ「……(見た目以上に中身もエラいパンクなお姉さんやで…)」

黄の女「こんな街はね…今すぐ私の魔城ガッデムでブッ壊したいぐらいだよッッ!!」デストローイ!

青ピ「ま、魔城ガッデム??」

緑の男「それタダのハンマーでしょ…? こんな所で暴れるのは勘弁してほしいんですがねー」

黄の女「…チッ…ストレス溜まるわ…ッ!!」ファック!!

青ピ「……」

緑の男「とにかく買う物を買ってサッサと行くとしますかねー。
    先行して潜入している彼と早く合流する必要もありますしねー」


――緑の男はそう言いながら、
やたらと不機嫌な黄の女と共に、青ピの前から立ち去って行った…… <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 17:35:36.60 ID:M5iS8QIko<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/25(日) 17:36:33.54 ID:WrUadNwlo<>

青ピ「……なんやエラいけったいでカラフルな2人組みやったなぁ…」


スタスタスタスタ……


青ピ「ん?」


カラフルな2人組みが立ち去った後、それを追いかけるような足音が響いた。
その足音に青ピが振り向くと、そこには女。
冬服のミニスカートに金属製のベルトを付け桃色の布で胸を隠しているだけの、やけに寒々しい服装の女が歩いていた。


青ピ「…何やまたエラいけったいな格好したお姉さんが歩いてるで……いや、でも……」

青ピ「ええねwwええねwwさっきのパンクなお姉さんと比べて目の保養になるねwwww」ヒャッホイ!

青ピ「都合良く1人みたいやし、これは声を掛けへん手は無いで!!」イケイケ!ゴーゴー!

青ピ「ちょっとそこのお姉さ〜ん!僕と一緒にお茶でm」


ヒュンッ
ドカドカッ


青ピ「えっ!?」ピーンッ

青ピ「っなにこれ?なにこれ?コルク抜き?? 僕の服に刺さってるやん!なんで僕地面に寝てんの!?」

青ピ「地面に縫いつかれて動かれへん!何が起こったん!? ちょっとお姉さん助けて!」ジタバタ

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 17:37:40.10 ID:M5iS8QIko<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/25(日) 17:39:55.29 ID:WrUadNwlo<>

結標「……」スタスタ


青ピ「ちょっお姉さん!? 絶対聞こえてるやろ!無視せんといてーや!ホンマ助k」


結標「……」スタスタ


――オネエサーン!ヘルプミー!


結標「……」スタスタ


trrrrrrrrrrrrrrrrrrrr♪


結標「?」


trrrrrrrrrrrrrrrrrrrr♪
ピッ


結標「もしもし?」

土御門『……ヤツラの様子はどうだ? 状況を報告しろ』

結標「…確認出来ているのは緑の男と黄色い女の2人だけ。写真で見た青い男の方はまだ現れていないわ」

土御門『特に変わった所は?』

結標「特に無し。今はコンビニで何か買い物してるみたいね」

土御門『そうか……分かった。引き続き尾行を頼む。何かあったらすぐに連絡しろ』

結標「了解……それより今更だけど何で私が尾行役なんかしなきゃいけないの?」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/25(日) 17:42:48.60 ID:Lnfp6HrM0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/25(日) 17:43:49.33 ID:WrUadNwlo<>
土御門『なんだ? おもいっきり仕事の時間に遅刻してきたクセに文句か?』

結標「ぅ…っ…それについては悪かったわよ……」

土御門『まったく…いつもより重要な仕事だと昨日あれだけ言っただろうが? 忘れてたのか?』

結標「だから悪かったって言ってるでしょ…それに忘れてたワケじゃないわよ。気がついたら病院だったのよ」

土御門『は?』

結標「なぜか分からないけど朝から記憶がサッパリ無いのよね…気が付いたら夜になってて病院のベッドの上で寝てたわ」

土御門『なんだそれは……? お前何やってたんだ?』

結標「知らないわよ……朝に誰かと電話していた所までは覚えてるんだけど…」ウーン…?

土御門『何があったか知らんが、しっかりしてくれ……仕事中にそんなんじゃ困るぞ』

結標「分かってるわよ……それより、さっきも言ったけど」

土御門『?』

結標「私が尾行役なのが疑問なんだけど? こういう役目は海原の方が適任なんじゃないの?」

土御門『普段ならそうしているがな……今回ばかりはお前の方が適任なんだ』

結標「……万が一尾行がバレた場合、私の方が逃げきれる公算が高いからって事かしら?」

土御門『……』

結標「昨日も繰り返し聞かされたけど……それだけ危険な連中ってワケね」

土御門『…とにかく頼んだぞ……絶対に見つかるなよ』

結標「はいはい了解。それじゃ連中コンビニから動き出したみたいだし…電話切るわよ」ピッ


プツッ ツーツー……


結標「………」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/25(日) 17:46:20.65 ID:Lnfp6HrM0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/25(日) 17:47:50.37 ID:WrUadNwlo<>
―――――

――――

――

―前日、第十九学区にて



土御門「よし……薄い本も片付けた事だし、グループ全員揃ったトコロで打ち合わせを始めるぞ」

エツァリ「全員、と言っても3人だけですけどね」

結標「今更だけど他の組織と比べて小規模なのが不安材料よね」

エツァリ「イタズラに人数を増やすのもどうか…とは思いますが、せめて後1人は欲しいトコロですね」

土御門「それに関しては追々、な…とりあえず話を戻すぞ。今回の仕事についてだ、海原?」

エツァリ「はい…」スッ


と、海原と呼ばれた彼(エツァリ)が3枚の写真を場に置いた。
写真にはそれぞれ、男女の姿が移っている。

―――1枚目、緑の修道服を着た細長い痩せた男。
―――2枚目、黄色い中世フランス市民のような服を着た顔面ピアスの女。
―――3枚目、青い長袖シャツ、ゴルフウェアを連想させる服を着た筋肉質の男。


結標「……何よ? この3人?」

土御門「最近になって学園都市内で目撃された3人だ。
    まぁ青い筋肉質の男の方は以前から目撃情報が上がっていたが…」

結標「ふーん…つまり外部の人間ね? どこかの要人なの?」

エツァリ「そうですね…要人と言えば要人と言えるのでしょうか…」

土御門「時期が時期だからな…外部の人間が紛れている事それ自体は別に問題じゃない。
    簡単な手続きさえ踏めば、今の時期はどんな人間だって学園都市に入れるからな」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/25(日) 17:50:03.08 ID:B6l2K1ci0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/25(日) 17:52:09.03 ID:WrUadNwlo<>
結標「……まぁ言ってしまえば今の学園都市って、ほぼフリーパスよね。
   で? この写真の3人は、そんなオープンな時期を狙って忍び込んできた侵入者だ、と?」

土御門「ざっくり言えばな。
    そしてこの3人、何が目的なのかは知らんが…非常に厄介な連中だ」

結標「厄介な連中って…大覇星祭の期間中にそういった輩が忍び込むのは別に珍しい事でもないじゃない。
   そういった連中は毎年、風紀委員か警備員がどうにかしてるでしょ?」

エツァリ「風紀委員か警備員ですか…この写真の3人が彼らの手に負える連中であれば、
     我々もここまで神経質になる必要は無いんですけどね……」

結標「あぁ…それで私達にお鉢が回ってきたってワケね? つまり私達の手で始末しろ、と?」

土御門「出来る事ならそうしたいがな……まず無理だ」

結標「は?」

エツァリ「……」

土御門「端的に言う。俺達の仕事はこいつらの動向を探る事だ。決して手は出すな」

結標「意味が良く分からないわ……危険な連中なんでしょ? 野放しにしといていいの?」

土御門「仮に…そこらのテロリスト被れが相手なら学園都市からは即ご退場願っている所だ…勿論力づくでな」

結標「……」

土御門「だが、こいつらに限ってはそれが出来ない」

結標「出来ないって何で?」

土御門「ごく単純な……武力的な理由からだ」

結標「は? ますます意味が分からないんだけど?」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 17:53:13.03 ID:M5iS8QIko<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/25(日) 17:54:46.30 ID:WrUadNwlo<>
エツァリ「つまり力づくが通用するような連中じゃないんですよ」

結標「ふ〜ん…それで二の足踏んでるってワケ? 馬鹿馬鹿しい」

エツァリ「……」

結標「詳しく知らないけど、所詮は外の人間でしょ? 超能力が使えるワケでもない外の人間」

土御門「……」

結標「強引に排除しようと思えば出来ない事はないんじゃないの?
   それとも何? この連中は核爆弾でも携行してるってワケ?」

土御門「…考えようによっては核よりも危険なヤツらだ…危険度はそれで認知しろ。それ以上は聞くな」

結標「……」

エツァリ「まぁ色々と言いたい事はあるでしょうけど今回の我々の仕事はあくまでも“探り”です。排除ではありません」

土御門「そういう事だ。再三繰り返すが絶対に手は出すなよ?」

結標「……一体何者なのよ…この3人…?」

エツァリ「コードネームというべきでしょうか……あくまで秘密裏にですが、この3人は方々でこう呼ばれています」

結標「……」

土御門「あぁ…こいつらは――――」


<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/25(日) 17:56:21.94 ID:UgikT17+0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/25(日) 17:58:04.17 ID:WrUadNwlo<>
―――――

――――

――




結標(――――神の右席、か…)


と、結標は心中呟きながら、コンビニから出てきた緑の男と黄の女の尾行を再開する。
そして、息を殺して2人の後を追う彼女は路地裏を曲がり――


結標「えっ!?」

結標「い、居ない!消えた……??」キョロキョロ


狭い路地裏の中、結標は辺りを見回す。
しかし追っていたはずの2人は影も形も見当たらない。
しつこく見回せど鼠一匹見当たらない。


結標「尾行に気づかれていた…? 撒かれたってコト…?」

結標「でも…この細長くて狭い路地裏の中、一体どうやって……?」


――疑問に思う結標をよそに、
深夜の暗闇だけが、路地裏にただ広がり続けていた。

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage <>2011/12/25(日) 17:59:22.61 ID:UgikT17+0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/25(日) 18:01:51.25 ID:WrUadNwlo<> とりあえずここまで。

アンケートのご意見ありがとうございました。
パロネタほどスベると寒いものは無いと思っていたので、安心しました。
マニアックなパロネタについては……まぁ分かればニヤリと出来るぐらいで留めておこうと思いますw <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 18:07:56.95 ID:Vebsj1KIO<> ┌─────┐
│い ち お つ.│
└∩───∩┘
  ヽ(`・ω・´)ノ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/25(日) 18:09:09.73 ID:M5iS8QIko<> 乙なのよね <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/26(月) 00:04:10.31 ID:vHaTfKzIO<> 乙なのですねー <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/26(月) 00:35:32.52 ID:OB8y8mQq0<>         --―――-- 、
      /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
     /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
    |::::厂 ̄'''ー――一'' ̄ ̄|:::::|
    |:::|             |::::|
    |:/ ____ /______ヽ:|
  /^''Yニ -=ニ・ニ>卅彡ナナナ  ニY''ヘ
  | 久|ニ   ー'´|   `ー    ニ|/ヘ|  v V v V v V v V v V v
  !.イ| ニ      l|         ニ|ヽ |  > 二〃 フ  |       <
   ヽ_|彡/   l|、_l 〕    ヽミ|_ノ  >  ノ   へ  |ヽ     <
     |`<//  v======v ヽヾ>|   <  _        /  <
     |:::::`<// ヽ___/ ヾ>'::::|    > |_| ー―― /|   <
     | :l:::::::`< `――‐'′>'::::|:: |    >             <
      | l ::::::::::\__/::::::: l  |     ハ 八 ハ 八 ハ 八 ハ 八 ハ
   /  l  ::::::::::::::::::::::::::::::: l  \















ここのヴェントさんは、よりによってこれかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/26(月) 01:10:05.53 ID:x+4CB5KKo<> 乙〜 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/26(月) 03:36:38.89 ID:b3UMAFnjo<> 数スレぶりぐらいに話が動いてきた感じがするな <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/26(月) 13:44:09.43 ID:vHaTfKzIO<> >>306
確かに。ようやくって感じもするがw <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/26(月) 21:24:25.20 ID:YgaxNS7G0<> ヴェントがこれだとアックアさんが気になるんだが ・・・
いままでモブでアックアさんと思われるキャラがヤマジュンパロで出てたけどまさか本当にそのキャラで・・・
いやまさかな・・・
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 20:41:43.43 ID:qo5Ve7nNo<> ―――――

――――

――とあるビルの最上階。


そこには重火器を装備した多数の人間の姿があった。
ピリピリとした独特の緊張感が場に漂う。
いついかなる時に何が起こっても対応できるよう、彼らは皆一様に警戒を高めていた。

そんな彼らは学園都市の暗部に存在する組織、猟犬部隊<ハウンドドッグ>。
基本的にならず者の寄せ集めから、リーダーたる木原数多からクズと揶揄されている彼らではあるが、
こと戦闘における分野に関しては、猟犬の名に恥じぬエリート中のエリート集団である。


オーソン「」ハァ…ハァ…


…が、そんなエリート集団の中、1人だけジっとうずくまりながら妙に息を乱している者が居た。


オーソン「……モアイたんェェ」ハァハァ

マイク「なんだお前? 不自然にハァハァしやがって」

オーソン「!? その動きはマイクか?」ササッッ

マイク「…なにワケの分かんねー事言ってんだ? っつかオマエ今なに隠した?」

オーソン「えっ? イヤ別に何も隠してなんか……」オドオド

マイク「チラっと目に写ったけど、写真っぽかったよな今の?」

オーソン「」ギクッ

マイク「なんか怪しいな……ちょっと見せろ!」バッ

オーソン「あっ!ちょっ待っ!?」

マイク「なっ!? こっこれはぁっ!?」

オーソン「」アチャー





マイク「凄ェ!モアイたんのパンチラ写真じゃねーかェ!!」ハァハァ

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 20:42:09.49 ID:5rVtTzxpo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 20:44:28.26 ID:qo5Ve7nNo<>
オーソン「そうだぜェ。鉄壁なモアイたんの唯一のパンチラ写真だぜェ」ハァハァ

マイク「こ、ここここっこんなモノを一体どこでェ!!」ハァハァ

オーソン「青神様だェ」ハァハァ

マイク「青神様!? マゾでロリコンの変態混血種<アマルガム>と呼ばれている、あの青神様かェ!?」ハァハァ

オーソン「もちろんだェ!その上オタクでストーカーその他諸々の変態属性すべてを網羅されておられる、あの青神様だェ!」ハァハァ

マイク「どうりでェ……このアングルからの盗撮は並の変態では到底不可能だェ!」ハァハァ

オーソン「青神様だからこそ成せる業だェ、ハッキリ言ってこれ以上のパンチラ写真は他に存在しないェ」ハァハァ

マイク「確かにェ……」ハァハァ

オーソン「それと盗撮とは人聞きが悪いェ、青神様はそんな姑息なお方ではないェ」ハァハァ

マイク「というとェ……あのモアイたん相手に正面からェ?」ハァハァ

オーソン「その通りだェ。青神様は危険を省みず直々に麦野亭にお行きになされたんだェ」ハァハァ

マイク「なん……だとェ……? まさか青神様は客としてェ?」ハァハァ

オーソン「そうだェ。青神様は客の立場から正々堂々この写真をお撮りなされたんだェ」ハァハァ

マイク「青神様ェ……なんと豪胆な方なんだェ…」ハァハァ

オーソン「だからこそ、この写真には価値があるんだェ」ハァハァ

マイク「なるほどェ……しかしそんな真似したらェ?」ハァハァ

オーソン「なんだェ?」ハァハァ

マイク「いくらモアイたんでも……いやモアイたんだからこそ黙っていないんじゃないかェ?」ハァハァ

オーソン「当たり前だェ!見えそうで見えないチラリズムにプライドを賭けているモアイたんがパンチラ撮影など許す筈ないェ!!」ハァハァ

マイク「やはりそうだェ……そんな神をも恐れぬ所業をしでかした青神様は果たして無事だったのかェ? 御身が気にかかるェ…」ハァハァ

オーソン「無事で済む筈ないェ……案の定、怒り狂ったモアイたんから超窒素パンチの刑に処されたそうだェ…」ハァハァ

マイク「やはりェ……青神様は生きておられるのかェ?」ハァハァ

オーソン「問題無いェ。“危うく顔面陥没するかと思ったで!”とは本人の弁だェ。青神様は今もってピンピンしてるェ」ハァハァ

マイク「さすが青神様だェ…モアイたんに処刑されてェその程度で済むとはェ……」ハァハァ

オーソン「まったくだェ」ハァハァ <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 20:45:18.47 ID:5rVtTzxpo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 20:46:52.03 ID:qo5Ve7nNo<>
マイク「だけどちょっぴり羨ましいェ……モアイたんにブン殴られるなんてェ……」ハァハァ

オーソン「気持ちは分かるェ、だけど俺達だとそうはいかないェ。青神様だからこそ刑に処されても未だご健在なんだェ。」ハァハァ

マイク「確かにェ…俺達だとThis Wayで最初はRockになって頭は木端微塵だェ…そんな状況の中、青神様は良くご撮影されたェ…」ハァハァ

オーソン「方法は分からないが強制的に撮影したんだェ……!!パンチラが撮れるレベルまでェ!!」ハァハァ

マイク「想像を絶するェ……ッ」ハァハァ

オーソン「二度と真人間になれなくなってもいい!!それほどの決意と覚悟でなければ不可能だェ!!」ハァハァ

マイク「さすが変態混血種<アマルガム>たる青神様だェ……俺たち並の変態とは格が違うェ!」ハァハァ

オーソン「青神様ェ……」ハァハァ

マイク「そっそれよりェ?」ハァハァ

オーソン「なんだェ?」ハァハァ

マイク「そ…その写真は1枚しか無いのかェ? もし出来るのならェ……っ」ハァハァ

オーソン「安心するんだェ」ハァハァ




オーソン「こんなこともあろうかと、この写真だけは焼き増ししてたんだ」キリッ

マイク「凄ェ!」スゲェ!




オーソン「後でコッソリ渡してやるェ」ハァハァ

マイク「すまぬ…すまぬ…この恩は一生忘れないんじゃ…」スマヌ

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 20:49:54.23 ID:6eulpnEOo<> ダメだこいつらwwwww <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 20:50:14.22 ID:+VhXIoSGo<> シリアスナテンカイダナー <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 20:50:42.04 ID:qo5Ve7nNo<>
ナンシー「お前ら何遊んでる!?」


マイク・オーソン「「!?」」ビクゥン


ナンシー「見回りに2人もいらないだろう!異常が無いならサッサと会長に報告して来い!」

マイク「わ、分かったェ、あ、いや分かったよナンシー」

オーソン「分かったからそんな怒るなェ、あ、イヤ怒るなよ。美人が台無しだぜ?」

ナンシー「いいからサッサと行ってこい!」

マイク「……だってよ。頼んだぞ」チラ

オーソン「えっ! 俺!?」マジ!?

マイク「さっきは俺が行ったんだから、順番的に次はお前だろ?」

オーソン「マジかよ……また理不尽に蹴り食らわなきゃいけないのかよ…」ヤダナー

ナンシー「グダグダ喋るな!どっちでも良いから早く行け!」

マイク「ほら!早く行け!」

オーソン「ハァ……分かったよ。行けば良いんだろ行けば」スタスタ

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 20:54:57.57 ID:/GzduYoI0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 20:55:44.72 ID:qo5Ve7nNo<>
―――




ビル内の最上階フロア中央、そこに1人の少女が居た。
黒い革と錨で出来たパンク系の衣装に身を包んだ少女の傍らにはイルカの人形。
少女は目尻を釣りあげ、殺意が宿った瞳で手に持った書状と向かい合いながら怒りに身を震わせていた。



黒夜「……ッ!」プルプルプルッ


オーソン「会長!状況を報告致します!(何か知らないけど、またおっかない顔してるよ…)」

オーソン「(下手に八つ当たりされない内にサッサと済ませちまおう)え〜…特に異常はありません。問題は無しです!」


黒夜「……ッ」プルプルッ


オーソン「あの……会長?」キイテマス?


黒夜「ギギギ……ッ!!」プルプルプルプルッ


<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 20:56:06.06 ID:lHVVW4s00<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 20:57:23.09 ID:qo5Ve7nNo<>
―――――

――――

――

―数時間前、同所の研究室にて



黒夜「木ィィィィィィ原クゥゥゥゥゥゥゥン!!!」

木原「………」

黒夜「なぁなぁ木原くんさぁ!前に私に付けて貰った“腕”なんだけどさぁ!って聞いてんのかよ木原くん!?」

木原「……テメエに“くん”付けで呼ばれる筋合いなんざねえぞオイ?」

黒夜「別にいいじゃん!そんで取っ付けて貰った『腕』の事なんだけどさぁ」

木原「あぁ? アレがどうかしたのかぁ?」

黒夜「いやぁ〜なんていうかさぁ………正直アレはないわ」ウン

木原「あん? 肌に合わなかったのか? テメエの能力に合わせて誂えてやったモンの筈だがな」

黒夜「まぁ確かに能力は強化されたんだけどさぁ……でもそれ以前になんつーかねぇ……?」ウーン…

木原「ったくよぉ…なんだってんだ? ハッキリ言え」

黒夜「じゃあ言うよ? ぶっちゃけキモいっ!」ハッキリ

木原「……」

黒夜「いやー……さすがの私もアレには引いたわ!なんなのアレ?
   腕が何本もウジャウジャーって……木原くんは私を妖怪にでもしたいわけ?」ナイワー

木原「何かと思えば、くっだらねぇ……んなコトで文句言いに来たのかよテメエは?」

黒夜「イヤイヤ!それでも無いって!あの『腕』だけはマジで!!」ナイナイッ

木原「あぁっ? それで強くなれるって喜んでたのはテメエだろうがよ?」

黒夜「そりゃ強くなるための改造をしてやるって木原くんが言うからさぁ…でも、いざ蓋を開けてみればアレじゃん?」

木原「……」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:01:08.99 ID:OZ4vdkwV0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:01:25.95 ID:qo5Ve7nNo<>
黒夜「ほんっと期待してただけにマジがっかりなんだよね今の私……能力の強化とか以前にキモすぎだって!!」キモイ!

木原「うるっせえガキだなオイ!グダグダ文句ばっか垂れてんじゃねえよっ」

黒夜「だってさぁー…」ブツブツ

木原「しょうがねえだろうが? テメエの能力を最も効率的に強化できるよう設計した結果、あの形のデバイスになったんだからよ」

黒夜「それでもさぁ…あんなウジャウジャした『腕』だけはホント勘弁してくんない?
   遠目から見たらマジゴキブリか何かじゃん、ただでさえ私黒いし……」

木原「脱着可能なんだから多少気に入らなくても構いやしねえだろうが? 常時身に付けてるワケじゃねえんだからよぉ」

黒夜「そういう問題じゃねんだって!!多少弱体化しても良いからさー、もっと別なの付けてくんない?」

木原「あぁん? 別なのだぁ?」

黒夜「そうそう。私としてはさー、もっとカッコイイのが良いんだよね!」

木原「カッコイイのねぇ…? 例えばどんなのだよ?」

黒夜「例えばアレだよ……えーっと、ほらアレ!!」

木原「……アレ?」

黒夜「フィン・○ァンネルとかー、サテラ○トキャノンとかー、オーラ○ザーとかー、そんな感じのヤツ!」

木原「………」

黒夜「ああいうカッコイイの付けて欲しいんだよねー私としては!!
   あんなウジャウジャした腕とかさー、マジ雑魚キャラの装備じゃん?」

木原「アホか、アニメの見過ぎだボケ。
   んなブっ飛んだモン作れんだったら部隊のクズ共全員に装備させてるわ」

黒夜「マジで? 作れないの? 案外大した事ねーなー木原くんも」ガッカリ

木原「殺すぞクソガキ…ッ…とにかく俺ぁ今忙しいんだ、テメエの相手なんざしてる暇ねえんだよ」

黒夜「ふ〜ん……そういえば木原くんさぁ、ここ最近ずっと研究室にこもりっきりじゃん?」

木原「……」

黒夜「忙しいって何の研究で忙しいの? なんか気になるんですけどー?」

木原「…チッ」


と、木原数多は小さく舌打ちをしてから、
“しょうがねえ”と言わんばかりの態度で、手元にあるパネルを操作し――
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:04:09.21 ID:bepWdilS0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:04:24.04 ID:qo5Ve7nNo<>

ウィィィィィィィィイイン


黒夜「?」

木原「……」


――その場にあった巨大なカプセルから駆動音が鳴る。
巨大カプセルの外殻は駆動音と共に剥かれ、じょじょに中身が露わにされていく。
そして完全に外殻が剥がれ、剥きだしとなった巨大カプセルの中身は―――


黒夜「……なにコレ?」

木原「見て分かんねえかぁ?」


―――若い女だった。
巨大カプセルの中身には、水溶液に満たされた女が浮いていた。
女の目は閉じられ、ピクリとも動かない。
カプセルの中、女は全身まで水溶液に浸かり、ただプカプカと浮いていた……

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:05:35.79 ID:DYEqSzmw0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:07:49.06 ID:qo5Ve7nNo<>

黒夜「いや……カプセルに入った女のホルマリン漬けだよね?
   それは見りゃ分かるけど…なに? 忙しいって、ひょっとしてコレで忙しいの?」

木原「おぅ、最近はこいつにかかりっきりなんでなぁ」

黒夜「へぇ〜……」

木原「分かったか? 俺ぁこの通り忙しいんだわ。ガキの遊び相手になってやってる暇なんざねえんだよ」

黒夜「ふ〜ん……なるほど、なるほど、分かったよ。
   つまり木原くんは女の死体を弄くりまわす事に夢中で忙しいってワケだ」

木原「あぁ?」

黒夜「なんのためにやってんだか分かんねーけど……なんつーかもうアレだねー?」

木原「……」

黒夜「さすが木原くんだわー、貫禄のマッドサイエンティストっぷりだわー。
   かのフランケンシュタイン博士も木原くんの前じゃ裸足で逃げ出すねコリャ」

木原「……妙な勘違いしてんじゃねえ、切り刻んで解剖なんざしたりしねえよ。そもそもコイツは生きてっしなぁ」

黒夜「へ? ホルマリン漬けの死体じゃないの?」

木原「違ぇよ、このカブセルの中に入ってる女は死体じゃなく生きた人間。
   カプセル内を満たしているのもホルマリン液じゃねえ、生体を維持するための培養液だ」

黒夜「……生きた人間ねぇ…? それ使って人体実験でもすんの?」

木原「それも悪くねえが、んな事に使うにゃチョイと勿体ないモルモットなんだわ」

黒夜「ふ〜ん…なんか良く分かんねえけど……
   んじゃこのカプセルに入ってるコイツ自身を研究するってワケだ。何のための研究なの?」

木原「だからよぉ…勘違いしてんじゃねえっつってんだろうがクソガキィ? 俺は一言も研究だなんて言った覚えはねえぞ」

黒夜「じゃあ何のために、こんなモン研究室に置いてんだよ?」

木原「あー…? そうだなぁ…言っちまえばデータ採集か? 後はコイツの覚醒に必要な雑務ってトコだな」

黒夜「なにそれ? なんか良く分っかんねーけど木原くんさぁ」

木原「あぁ?」

黒夜「それって要は面倒事押し付けられてるってコトじゃないの?」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:09:33.62 ID:zazTj8Wd0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:10:50.72 ID:qo5Ve7nNo<>
木原「……そこに関しては同意しといてやる。なんせ上からの命令だからなぁ」

黒夜「はー、木原くんも所詮はしがないサラリーマンの1人ってワケだ。世知辛い世の中だねぇ」

木原「知ったようなクチ聞いてんじゃねえぞクソガキがっ。いい加減ウザってえから消えろ」

黒夜「イヤイヤだから!私はあの『腕』を何とかしてほしくt」

木原「ほらよっ」パサッ


と、木原は手に持った薄っぺらい紙を、
黒夜の顔面へ押し付けるように――


黒夜「――わぷっ!? ――……なにコレ?」

木原「どこぞのクソガキからの予告状だ」

黒夜「は?」

木原「ちょうど今日来るってよ。あと数時間後ぐらいか? 暇ならそいつと遊んどけや」

黒夜「なんで私がそんなコト――」

木原「あの『腕』の実戦データも欲しかったトコだしなぁ、結果次第じゃお前のワガママも考えてやっからよ」

黒夜「マジで!?」

木原「必要なら部隊も好きに使え。まぁ今までも充分好き勝手やってくれてたがよぉ…
   この際だから実質的な指揮権ごとテメエにくれてやる」

黒夜「お…おぉ〜……なんか今日の木原くん太っ腹じゃね? どうしたの?」

木原「イチイチ俺が出張るのもメンドくせえんだよ。ガキの相手なんざしてらんねえからなぁ」

黒夜「はーん……ガキねぇ? 一体どんなヤツが来るっての?」

木原「その予告状に目ぇ通しゃ一発で分かる」

黒夜「はぁ…予告状…?」

木原「とにかく任せたからよぉ、後は上手いコトやれや」

黒夜「……」


<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:17:15.74 ID:Ov/yiT8Q0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:18:40.33 ID:qo5Ve7nNo<>
―――――

――――

――





黒夜(―――で……それがこの予告状ってか?)プルプルッ


オーソン「……会長?」モシモーシ?


黒夜 (…何度見てもナメてやがる…ッ!)プルプルプルッ




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 満月の夜、麗しの姫君を迎えに参上仕り候。
余はあえて単身なれど、汝らの迎撃を避くるものにあらず。
ゆえに相まみえ死争になろうとも快ならずや。
その折り、血迷うて姫君を殺傷せしめん時は、汝ら駄犬の群れに全滅の天命くだると知れ。
余が言わんとする心、端を折り申し伝えんとすれば、
つまりは












 月に代わってお仕置きよ♪

         by 一方仮面



PS
キチガイ百合女は、もう一度フルボッコにしてやんよ!その飼い主も同様になぁ!
貴様らに朝日は拝ませねえ! 死ぬか!? 生きるか!? 土下座してでも生き延びたいかぁ!?
許してほしかったら、ひざまづけ!!命乞いをしろ!!俺から同情を取り戻せ!!
と、ミサ――〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:21:41.70 ID:Ov/yiT8Q0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:24:08.37 ID:qo5Ve7nNo<>
黒夜「…〜〜〜ッ!」クシャッ

黒夜「ッフガァァーーーーーーーッッ!」ビリビリィッ


オーソン「か、会長!?」ナニヤッテンスカッ!?


黒夜「ふざけた予告状送り付けてきやがって……ッ!」パラパラ…

オーソン「…(なんなのこの人…?)」

黒夜「……おい?」ギロ

オーソン「……えっ?」ビクッ

黒夜「なに私の前でボーっと突っ立ってやがンだコラッ!?」キーックッ!

オーソン「痛ェ!」イテェ!

黒夜「サッサと状況報告しろボケッ!」

オーソン「は、はい!特に異常なしであります!(さっき言ったじゃん……)」

黒夜「まだ異常なしか……ナンシー!!」

ナンシー「はっ!」ザッ

黒夜「AIMジャマーの調子は?」

ナンシー「問題ありません。稼働率は以前100%を維持しています。
     このビル内において、能力者が猛威を振るう余地はありません」

黒夜「よし!まぁ私自身も能力出せねーから聞くまでもないんだけどな!」フンス


オーソン「……」


黒夜「今の内に全員の装備を徹底させとけよ!何が起こっても対応できるようにな!!」

ナンシー「了解しました」

黒夜「ふふん!……ん? オラそこぉッ!!」ビシィッ

平隊員「え?」

黒夜「なに座り込んでやがんだコラ!サボってんじゃねえぞ!?」オラッ

平隊員「えぇっ!? イヤこれは万が一銃がジャムらないよう今の内にチェックしようとっ」

黒夜「うるせェー!言い訳してンじゃねェーっ!!」キーックッ!

平隊員「痛ェ!」イテェ!

オーソン「……」 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:27:33.71 ID:qo5Ve7nN0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:28:11.43 ID:qo5Ve7nNo<>


オラッ!ソコォッ!?
ヒ…ヒィッ!



オーソン「……ぶっちゃけあの人、単に威張り散らしたいだけだよな?」

マイク「あぁ…木原隊長から指揮権譲渡されて、ますます横暴さに磨きがかかったな…」

オーソン「まぁ木原さんも大概だったけど…それでも最低限の理解がある分まだマシだった……」



サボッテンジャネーーーー!!
ゴカイデスーー!ヒィィィィッ!



……権力を笠に着た黒夜が、事ある毎に隊員達にイチャモンをつける。
――――――正にその時であった――――――



デデンデン♪デデンデン♪
テレレレテレーレ♪テレレレテレーレー♪



マイク「ん?」

オーソン「ん?」

ナンシー「ん?」

黒夜「ん?」










♪そーらにーそびえるー黒翼のはーねー♪

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:29:48.73 ID:qo5Ve7nN0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:30:17.53 ID:qo5Ve7nNo<>


黒夜「!?」

ナンシー「な…なんだ? この歌は?」



♪スーパー!レベル5!いっぽーかぁめーん♪



マイク「臭ェ!古臭えアニメソングのニオイがプンプンする!!」クセェ!

オーソン「いや、だが待て……!この歌の声はまさか……っ」



♪ベクトル操作はミサカのためーにー♪



マイク・オーソン「「!? 幼女の声だェ!!」」ハァハァハァハァ



♪正義のここーろ!ベクトルゥーーーON!♪



マイク「この幼女の声超助かる!!どこかに録音機器は無いのか!?」キョロキョロ

オーソン「あったよ!!レコーダーが!!」サッ

マイク「でかした!」スゲェ!


<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:32:09.87 ID:qo5Ve7nN0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:32:43.09 ID:qo5Ve7nNo<>

♪とばーせー!鉄拳!自転パーンチー!!♪



黒夜「き…ッ」

ナンシー「…会長?」

黒夜「ッ来やがったな!変態がァ!!」クワッ

ナンシー「かっ会長!?」ト



♪いまーだー!出すんだー!ベクトルプラズマー♪



黒夜「ひっはは!上等だァ!!来るなら来やがれ!!
   AIMジャマーの妨害波が拡散されているビルの中へノコノコとなァ!
   目の前に現れた瞬間!能力の使えねえテメエを蜂の巣にしてやンよ!
   飛ンで火に入る夏のモヤシとはこの事だぜ!!」



♪いっぽー!いっぽー!いっぽぉぉぉぉぉぉぉぉかめぇん♪



黒夜「ひゃっははははははははははははははははは!!」カモーン!!


フッ


黒夜「―――は?」


―――流れていた歌が終わりを迎えた瞬間、
黒夜の笑いと共に、そのフロアの…否、ビル内全ての照明が一斉に消え失せた。
そして辺りは月の光すら漏らさぬ暗闇一色に染まり―――

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:34:43.44 ID:qo5Ve7nN0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:35:32.13 ID:qo5Ve7nNo<>

ナンシー「て、停電だと!?」

マイク「暗ェ!」クレェ!

オーソン「怖ェ!」コエェ!

黒夜「なっ!? 一体どうなってるーーーーーッ!!!」

ナンシー「ど…どうやらビル内の電力供給ラインが全て同時に断たれたようです、予備電源も働いていません」

黒夜「全て同時にだとぉ!? それじゃAIMジャマーは?」

ナンシー「稼働率0%……当然ですが電力が供給できないため復旧の見込みもありません」

黒夜「なん…だと…? それじゃこっちの仕掛けがバレてたってのか!?
   イヤそれより電力供給ラインを全部同時に断つなんて1人じゃ無理だろ!?」

ナンシー「…全ての電力源はビルの最深部に設置されています。
     それを断つとなると、単なる人手以上に潜入技術に熟練した人間が必要です。
     こちらの仕掛けが知られていた事も考えると……敵には相当諜報活動に長けた協力者が最低1人は居ると思われます」

黒夜「や…野郎…っ!!予告状には単身とか書いてやがったクセに他に居たのかよッッ!!」ヒキョーモノッ!

ナンシー「落ち着いて下さい会長。貴女がそんな調子だと他の者達の統率が取れませんっ」




ワーワーワーワーワーワー!!

マイク「ちきしょー光持って来い!!光!!」

オーソン「あったよ!!懐中電灯が!!」サッ

マイク「でかした!!」スゲェ!

ワーワーワーワーワーワー!!


<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:40:55.47 ID:qo5Ve7nN0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:41:51.00 ID:qo5Ve7nNo<>


黒夜「お、落ち着けったってどうすんだよぉ…? アイツもうビルの中に入り込んでんだろぉ!?」ドーシヨードーシヨー!

ナンシー「か、会長…」


マイク「大丈夫でさぁ会長!!」


黒夜「!?」

マイク「侵入者は狩る!そのための猟犬部隊でさぁ!俺達に任せて下さい!」キリッ

オーソン「おう!俺達が見事に始末してみせますよ!会長はそこでドーンと構えてりゃ良いんです!」キリッ

黒夜「おまえら……」

ナンシー「ま、待て!お前達!勝手な行動はっ!!」

オーソン「ナンシーもそこで待ってな!会長の子守り…おっと!護衛役は必要だからな!」

ナンシー「イヤだから待てとっ――」

マイク「みんな丸t…武器は持ったな!!行くぞォ!!」


ワーワーワーワー!!
「うしっ」
「よっしゃ!」
「南無三」
「ええいままよっ!」  
「たたっ斬る!」
ワーワーワーワー!!


―――そして黒夜とナンシーをその場に残し、
マイクとオーソン率いる猟犬部隊は、ほぼ勢いだけで暗闇の中へ突撃して行ったのだった。

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:42:03.16 ID:TRCrOKOAo<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:44:18.90 ID:qo5Ve7nNo<>

黒夜「……」

ナンシー「……」



パララララララララララララララララララララララララッ!!



黒夜「!?」

ナンシー「!?」



クックカ!クカカカカカカカカカカッ!!
ヒィィィィィイ!!バケモノーッ!
クカキケコカカキクケククキキコケクケクキクキッ!!
ウワァァーーッ!クルナァーーーッ!!シネシネシネシネシネーッ!

パララララララララララララララララララララララララッ!!



黒夜「な…何が起こってんだよぉ……?」

ナンシー「落ち着いて会長…」



パララララララララララララララララララララララララッ!!

マイク「ひっ…ヒイイイイイイイイイっ!」

オーソン「嫌アアアアアアアアアアアアア!!」

パララララララララララララララララララララララララッ!!



黒夜「マイク!? オーソン!?」

ナンシー「………っ」



ケククキキコケクケクキクキッ!カーーキクーーケコーーッ!!
イヤアアアアア!!クライヨ!コワイヨ!カエリタイヨー!!



黒夜「ナ…ナンシー…?」

ナンシー「大丈夫です会長……っ」ギュッ

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:47:53.18 ID:qo5Ve7nN0<> 1 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:49:09.05 ID:qo5Ve7nNo<>


シーーーーン………



黒夜「……」

ナンシー「……」

黒夜「悲鳴も銃声も聞こえなくなった……一体どうなったんだよぉ…?」

ナンシー「……会長はここに居て下さい。私が様子を見てきます」

黒夜「ナンシー!?」

ナンシー「大丈夫です。私も猟犬部隊ですから」タタタッッ

黒夜「ま、待って!ナンシー!?」チョット!


そして黒夜1人をその場に残し、
彼女、ナンシーもまた後を追うように暗闇の中へと身を投じていった。


黒夜「ナ、ナンシー……」



パララララララッ!!



黒夜「!?」



シーーン…



黒夜「……な、何が起こったんだよ…? ナンシーッ!!」

黒夜「おい!返事しろ!!ナンシーーーーーーーーッ!!!」



シーーン…



黒夜「ち…ちくしょう…っ!何がどうなってんだ!?」

黒夜「クソ…っ!リーダーの私がここでビビっててどうすんだよ!」

黒夜「ッ………上等だ!こうなったらやってやんよ!!」


そして最後に残った黒夜もまた、暗闇の中、決意を固め歩きだして行った……
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:51:09.97 ID:5rVtTzxpo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:53:47.84 ID:qo5Ve7nNo<>
――――

―――




黒夜「クソが…っ!なんにも見えねえ…っ!」トボトボ

黒夜「……誰か無事なヤツはいねーのかよ!? 居たら返事しやがれーっ!」


「う…うぅ……っ」


黒夜「!?」


「か…会長…っ」


黒夜「その声……ナンシーか!無事だったんだな!」タタタッ


ナンシー「す、すみません会長……」グフッ

黒夜「ちくしょう…っ!暗くて良く分かんねえ!お前らの身に一体何が起こった!?」

ナンシー「うぅ…っ…す…すぐそこに懐中電灯が…っ」

黒夜「か、懐中電灯? これか!?」バッ


パッ!


黒夜「…う……っ!」

ナンシー「……見ないで……会長………ッ」

黒夜「マジかよ……酷え…酷過ぎる……っ!よくもこんな真似を…ッ!」

ナンシー「…グス……うぅ〜…」ポロポロ

















黒夜「……額に“肉”の字が書かれているっ!しかも油性でっっ!!」ガッデム!

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:54:19.88 ID:5rVtTzxpo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:55:56.85 ID:qo5Ve7nNo<>

ナンシー(額に肉)「私だけじゃありません…全員、額に“肉”の字を書かれてしまいました……」

黒夜「なん……だと……?」

ナンシー(額に肉)「すみません会長……私たちはもうダメです…っ」ゲフゥ

黒夜「しっかりしろナンシー!?」オイッ!

ナンシー(額に肉)「か、会長…せめて貴女だけでも……せめて…っ」

黒夜「おいナンシー!?」ユサユサッ

ナンシー(額に肉)「…じ…ジ……ッ」

黒夜「ナンシーっっ!?」ユサユサユサッ


ナンシー(額に肉)「…ジ……ジーク……モアイ……ッ!」ガクリ


黒夜「ナンシィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」ウオオオオオオオオオオオオッ






















「あはっぎゃはっ!」


黒夜「!?」


――暗闇の奥から響いた笑い声に黒夜は振り返る。
振り返った先、そう…愉快で素敵な笑いの主は誰あろう―――

<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 21:57:02.32 ID:5rVtTzxpo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 21:59:35.61 ID:qo5Ve7nNo<>

一方仮面「――残ったのはオマエ1人だぜェ」ニィヤァ〜

黒夜「出やがったな!変態野郎ォォォォォォォーーーっ!!」

一方仮面「オマエもソッコー片づけてやンよ。
     悪ィが今日の俺は最初からクライマックスなンでなァ、ゆっくり遊ンでるヒマはねェ」

黒夜「ほざきやがれ!言っとくがなァ…以前の私と同じだと思ってンじゃねェぞッ!!」


パァンッ!!

と、その瞬間――――
――黒夜の抱えていたイルカ人形が――――――弾けた!


一方仮面「あァ?」


――弾けたイルカ人形から大量の『腕』が出現する。
腕の数はおよそ数十本、それは黒夜の脇腹部分に次々と装着されていき――


黒夜「ひっはは!」トランスフォームッ!

黒夜「AIMジャマーを無効化してくれたのは逆に好都合だったぜ!」ウジャウジャ

黒夜「そォしてくれたおかげでよォ…私自身の手でテメエをブチ殺せるンだからなァ!」ウジャウジャウジャ


―――怨敵に向け凶笑を撒き散らす黒夜。
彼女に装着された数十の『腕』は、更に数百本へと枝分かれし、その数百の『腕』は、また更に数千本へと――

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)<>sage<>2011/12/30(金) 22:00:14.50 ID:s1fJHGX8o<> 四円 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 22:02:59.24 ID:qo5Ve7nNo<>

黒夜「ひっはは!この『腕』から発射するガトリング窒素爆槍で粉々にしてやンよ!!」ウジャウジャウジャウジャ

一方仮面「……」

黒夜「言っとくが反射で防げるなンて思うなよボケッ!
   木原印のこのデバイスは単なる出力の強化だけじゃねェ!テメエのベクトル演算パターンも既に折りk」


一方仮面「ッオラァァ−−−ッ!!」


ドゴォッ!


黒夜「はぼォっ!?」


――――先手必勝。
口上の途中にも関わらず、一方仮面の右ストレートが容赦なく黒夜の顔面へ炸裂した。



一方仮面「ベクトル忍法其の六、とばせ!鉄拳!自転パンチ!の術……」

黒夜「お…おまえマジか…?『腕』の変形も終わってねー上に私まだ色々喋ってる途中だったじゃンか…ぐふっ」ガクリ


―――敵味方問わず変身シーンは黙って見守る、説明シーンは黙って聞いてあげる、が暗黙の鉄則である。
しかし、そんなお約束事など一方仮面の前では、便所のネズミのクソも同然。
過程や方法なぞどうでもよい。どんな手を使おうとも最終的に勝てばよかろうなのだ。



黒夜「」バタンキュー

一方仮面「うるせェよ、最初からクライマックスだって言っただろォがボケッ」


と、一方仮面は吐き捨てた後、
ブッ飛ばし気絶させた黒夜の前に立ち、 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 22:09:54.42 ID:5rVtTzxpo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 22:11:22.95 ID:qo5Ve7nNo<>

一方仮面「……」ゴソゴソ

一方仮面「……」エーット、ペン…ペン…

一方仮面「……」アァ アッタ!アッタ!

一方仮面「……」キュポンッ

一方仮面「……」キュッキュッキューッ

一方仮面「……」ニク、ト……

一方仮面「…よォし…っ」スッ


黒夜(額に肉)「」グッタリ








trrrrrrrrrrrrrr♪


一方仮面「あァ?」


trrrrrrrrrrrrrr♪


一方仮面「……」ピッ


17600号『もしもし? どうやら作戦の首尾は上々のようですね。
     と、ミサカは愛用のダンボールを被りながら息を潜めつつ電話越しに話しかけます』

一方仮面「あァーそォだなァ…どこかの誰かが余計なコトしてくれたおかげでよォ…溜息出るほど呆気なかったわ」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 22:11:41.24 ID:5rVtTzxpo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2011/12/30(金) 22:14:36.63 ID:qo5Ve7nNo<>
17600号『おや? 余計な事? 停電についてなら、ミサカはこれ以上ないほどGJなサポートをしたつもりですが?
     と、ミサカはミサカの仕事っぷりは完璧だったと自負しつつ、不満気な貴方に苦言を呈します』

一方仮面「誰もンな事頼ンでねェンだよ。俺がオマエに頼ンだのは予告状作って送りつけるコトだけだろォが?」

17600号『言われた事しかやらないのは三流がする事です。
     そもそもミサカが停電を起こさなかったら能力の使えない貴方は蜂の巣だったんじゃないんですか?
     と、ミサカは、ミサカのサポート無しで貴方は一体どうする気だったのか疑問に思います』

一方仮面「ンなもン、いくらでもやりよォはあンだよ」

17600号『…確かに貴方なら1人でも、どうにか出来ていたのかもしれませんが……
     それでも、何でもかんでも1人で解決しようとするのはミサカとしては感心できません。
     と、ミサカはダンボールの中で相変わらず息を潜めながらも、やれやれ、と溜息をついてみます』ヤレヤレ

一方仮面「くだンねェ……言う事がそンだけなら切るぞ」

17600号『あ、待って下さい!
     と、ミサカは電話を切られる前に、まだ言いたい事があります』

一方仮面「あァ? なンだよ?」

17600号『…第三次製造計画<サードシーズン>……ミサカの妹を頼みます。
     と、ミサカは最後に切実なお願いをします』

一方仮面「……言われるまでもねェ」


ピッ


一方仮面「……」


通話を切り、そして白い衣装に身を包んだ少年はその場に佇む。
通話中にも目的の場所へ歩を進めていた彼は、自分でも気付かぬ内に目的の場所の扉の前へ立っていた。
そして―――


バサァッ!!


少年の身を包んでいた白い衣装が宙を舞う。
およそ半日ぶりに素顔を外気に晒した彼は、次いで――


ドガァッ!!


――乱暴に目の前の扉を蹴破った。
脱ぎ捨てた白い衣装に続いて、蹴破られた扉の鉄片が宙を舞う。

――――そして少年は叫んだ。



一方通行「木ィィィィィィィィィィィ原クゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!!!」
<> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 22:15:23.85 ID:5rVtTzxpo<> 支援 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/30(金) 22:20:07.78 ID:qo5Ve7nNo<> とりあえずここまで。
いつも支援ありがとです。途中携帯の電池が切れ、自分で支援挟めなくなってあせりました。

一方さん視点は次回投下で終了予定です。
ちなみに一方仮面のテーマ曲は、一方さんが歌ってたり、打ち止めが歌ってたり、はたまたデュエットだったり色々です。


なお余談ですが、上条さんのバイトで猟犬部隊を選択した場合、今回とほぼ同じエピソードで進めるつもりでした。
つまり、どういう事かというと、上条さんの額に肉の字が書かれていた可能性大だったという事です。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 22:21:51.31 ID:+VhXIoSGo<> 乙〜
前から気になってたんだけど、支援って何の効果? ここって猿無いし、進行上の何か? <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 22:23:57.72 ID:9B+k9sHN0<> つまり一方仮面をボコる事も出来た訳ねー <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/30(金) 22:26:33.68 ID:qo5Ve7nNo<> >>361

んーとですね。
1のネット環境がイーモバなので、規制されて連続投稿できないんです。
詳しくは過去ログをご参照くださいです。 <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/30(金) 22:28:22.21 ID:+VhXIoSGo<> >>363
把握しますた <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/31(土) 00:23:36.25 ID:kotwoFA30<> 彼岸島クッソフイタwwwwwwww
>>1は明らかにマルティストwwwwwwwwwwwwwwwwww <> SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/31(土) 01:44:47.50 ID:VNlqcUzZ0<> カーキクーケコーってバイキンマンかw
高確率で負けそうだが一方仮面と戦う展開楽しそう

>>1にどうでもいい質問!
もし戦って上条さんの額に肉の字が書かれていたら、その時はゲームオーバー扱いになってたの? <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2011/12/31(土) 08:22:59.55 ID:kotwoFA3o<> >>362
コンマ判定次第ですが、一方仮面を返り撃ちにするには相当の強運が必要になってたかと。


>>365
ハァ…ハァ…すまぬ…すまぬ…どうしてもこのネタを書いてみたかったんじゃ!


>>366
どうでしょうw
全てはその場のノリ次第ですが、そうなったらそうなったで展開的に面白いので、たぶんゲームオーバーにはしなかったと思いますw
ペナルティとして三日間ぐらい(肉の字が消えるまで)出会う人間の好感度が下がりやすくなるとか、そんな感じになってたかと。 <> SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/31(土) 16:10:52.92 ID:RTEA2Jxno<> 青wwwwww神wwww様wwwww

しかし暴君だなこの黒夜ちゃんはwこれがカワイイと思うのは俺だけか? <> SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/31(土) 16:14:46.03 ID:hPg9Uanro<> >>368
お前は独りじゃない <> SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)<>sage<>2011/12/31(土) 16:28:46.49 ID:RTEA2Jxno<> 安心した。やっぱ黒夜ちゃんはカワイイよなw <> SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)<>sage<>2012/01/01(日) 03:28:25.79 ID:k7lpATHxo<> あけましておめでとー
今年も>>1のカキコを楽しみに待ってるぜ <> SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)<>sage<>2012/01/01(日) 11:34:57.17 ID:zUcrTdbs0<> あけおめー。
今年こそ中部の覚醒に期待。 <> SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)<>sage<>2012/01/01(日) 14:10:16.78 ID:EbjGTzkgo<> 乙おめ
そーいえば青神様に借金したときエロい写真撮ってこいとか言われてたよな?
もしそれで絹旗のエロ写真撮ってたら上条さんがウニ神様とか言われてたわけかww <> SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b)<>sage<>2012/01/01(日) 22:48:16.77 ID:i7RciCDko<> あけおめなんだよ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/08(日) 00:09:01.19 ID:OuDxVkDSO<> あれ?まだ休みか… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/08(日) 21:42:15.33 ID:j98kHXzIO<> なんだまだ冬休みか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)<><>2012/01/11(水) 02:07:36.58 ID:YE9S2mh7o<> 続きはまだでござるか? <> ◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2012/01/12(木) 14:33:38.15 ID:iWvMM/7so<> 今更ですがあけましておめでとうございます。
ちょっと間が空いてしまったので定時報告。

今週の土日に投下予定です。たぶん。
次の投下時にはランダム判定一個挟むかも。

本当は正月明けにすぐ投下する予定だったのですが、またもやゲーム(ゼノブレイド)にハマってしまっていました。
気が付いたらプレイ時間70時間超えてるとかボリュームありすぎ。下手にRPGに手を出すもんじゃないですね。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/12(木) 18:04:32.60 ID:ZRh5lKPIO<> モンハンじゃ無くて本当に良かった… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/01/12(木) 18:11:36.16 ID:V70/L2kYo<> スカイリムをだな。待機ワッフル <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/13(金) 01:56:07.51 ID:qO8n936Qo<> >>378
穏やかじゃないですね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)<>sage<>2012/01/19(木) 20:59:11.07 ID:4B3r9ryS0<> >>378
なかなか抜け出せないんだよね。
なんか分かるわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>sage<>2012/01/21(土) 22:43:58.35 ID:daCUN8jSo<> やり込むタイプなんだね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県)<>sage<>2012/01/24(火) 17:15:50.90 ID:Sg/TBgnIo<> ゼノブレのやりこみってホントに時間かかるよな
依頼云々のシステム上 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/02(木) 20:00:09.55 ID:43D7/stSO<> 二月だよ…生存報告無いなぁ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>sage<>2012/02/03(金) 07:29:27.56 ID:kXh4RHGUo<> まだかなー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)<>sage<>2012/02/08(水) 00:40:58.59 ID:fwwxVCkx0<> そろそろ時間がまずいかなぁ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/10(金) 13:24:29.39 ID:lJ+z+A5Wo<> もうだめぽ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/10(金) 20:51:44.22 ID:mjnVSoGwo<> 何か困ったことになってるみたい―― <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 18:58:42.78 ID:iZfO6KJIO<> 生存報告だけでも・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)<>sage<>2012/02/26(日) 03:43:18.61 ID:4QAB09Ywo<> ううっ・・・悲しいんだよ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/27(月) 02:06:07.99 ID:2lQXGloSO<> おお…伝説の中部もまだ居たか…

>>1よ、皆待ってるぞ!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>sage<>2012/03/03(土) 01:45:46.82 ID:9zgmkNvyo<> そして3月へ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/03(土) 01:53:35.84 ID:JQArCV0Bo<> 落ちるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/03/03(土) 01:58:05.28 ID:7dCma8VSo<> スレタイ通りな感じだよ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)<>sage<>2012/03/03(土) 02:20:12.79 ID:sEoImQw/o<> 予選すら開始されないなんてこんなの絶対おかしいんだよ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/04(日) 19:32:49.46 ID:w3tGJN8No<> 大覇星祭なんてなかったんや…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/03/05(月) 13:11:08.76 ID:9F8pN6l3o<> もうだめだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/05(月) 13:12:56.60 ID:b7+/7ew0o<> おしまいだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/03/05(月) 19:14:56.09 ID:79/PS4Tpo<> まだだ、まだあきらめんよ!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/03/05(月) 19:36:48.79 ID:rXy77K4To<> 俺たちの大覇星祭はこれからだ!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/03/05(月) 20:14:41.60 ID:uHFsIF3Fo<> >>1先生の次回作に御期待下さい! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)<>sage<>2012/03/06(火) 00:34:24.87 ID:U1/kUS3AO<> >>402
[ピーーー] <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/03/06(火) 13:58:53.31 ID:X4egRaUE0<> やっと追いついた
>>1がんばれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/03/08(木) 01:43:07.03 ID:88K04C/Go<> ずっと待ち焦がれてたんだろ、大覇星祭を!誰かが書いてくれるまでの場つなぎじゃねえ!
のっとりが登場するまでの時間稼ぎじゃねえ!他の何者でもなく!他の何物でもなく!
テメエのその手で、大覇星祭を書いてみせるって誓ったんじゃねえのかよ!
ずっとずっと大覇星祭を書きたかったんだろ! 絵本みてえに映画みてえに、
みんなを感動させる、安価SSを作りたかったんだろ!
だったらそれは全然終わってねえ!! 始まってすらいねえ!!
ちっとぐらい長いプロローグで絶望してんじゃねえよ!!
――手を伸ばせば届くんだ。いい加減に始めようぜ、>>1! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/08(木) 01:55:49.75 ID:6KksjldIO<> もう>>1こないべ
面白かったのになー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(京都府)<>sage<>2012/03/08(木) 18:16:47.95 ID:GFwfZjIDo<> もう落とせよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/08(木) 22:23:13.03 ID:a/0Juk4mo<> 前も相当長い間書き込みなかった時期あったし落ちてもそのうち建てなおすだろうと信じつつsage <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)<>sage<>2012/03/10(土) 10:57:47.25 ID:OXsjxu4Wo<> 流石に連絡もなしに放置しすぎ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/03/10(土) 13:11:52.33 ID:K0S1XQAko<> 明後日で打ち切り決定か
まあ書かないのに生存報告だけしてまた何カ月も待たされるのもウザったいが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)<>sage<>2012/03/11(日) 01:25:44.22 ID:Yupg0KP8o<> なんで明後日? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/11(日) 17:44:48.93 ID:HOFF1J3IO<> 二ヶ月放置だから <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)<>sage<>2012/03/11(日) 17:56:53.67 ID:Yupg0KP8o<> あぁ、二ヶ月ルールってあるのか <> ◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2012/03/12(月) 18:27:40.94 ID:+8SKi5c0o<> えーっと…ごめんなさい。
続きは一か月以上前に大半出来てたんですが、
何か気に入らなかったんで追々修正しようと思いつつ、ずっと放置してました。
それ以外、特に言い訳はありません。

本日の夜明けまでには続きを投下します。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岐阜県)<>sage<>2012/03/12(月) 18:28:42.37 ID:u6BzCNxYo<> ヒャッハー新鮮な投下だー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/03/12(月) 18:31:43.50 ID:DJr/FEyJo<> もうゲームは言い訳にしちゃだめだよ
とりあえず待ってた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/03/12(月) 18:35:41.70 ID:svbHRI3Co<> 来たか(AA略 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/03/12(月) 18:38:10.48 ID:QyMX60lzo<> 別にゲームしてもいいじゃない、続けてくれるなら
いつまでも待つよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/12(月) 19:57:28.83 ID:GZDrGuYbo<> もうゲームオーバーだと思ったぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/12(月) 20:17:36.44 ID:h/rKxl+yo<> よかった、これで解決ですね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)<>sage<>2012/03/12(月) 20:39:45.63 ID:MxFiQfJHo<> おかえりなんだよ!でもあんまりヒヤヒヤさせないでほしいんだよ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)<>sage<>2012/03/12(月) 21:42:58.07 ID:8uZMk4lwo<> ぎっりぎりとは…>>1め… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/13(火) 01:03:36.11 ID:H/5r+45SO<> 待ちに待った時が来たのだ。多くの英霊が、
無駄死にでなかったことの証のために。

再び「幻想殺し」の理想を掲げるために!大覇星祭成就のために!

SS速報よ!!>>1は帰ってきたーーー!!

<>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2012/03/13(火) 09:50:38.79 ID:qEPjqYelo<> 夜明けまでに余裕で間に合わなかったので、もうちょっと待って下さい。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/03/13(火) 10:26:55.56 ID:HMUfnCmKo<> おい



おい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)<>sage<>2012/03/13(火) 14:59:52.46 ID:WfrwXwaFo<> うぬぬ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/03/13(火) 16:26:07.91 ID:lieYEru8o<> 想定の範囲内です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/03/13(火) 17:06:39.29 ID:DddjkJNIo<> もっかい>>405貼ろうか?
それはともかく想定内だったし待ってるから早めにお願いね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/13(火) 17:55:33.52 ID:QolRVXoUo<> わたし待つわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/13(火) 22:29:39.29 ID:+sDIGQMXo<> 五和でも待つわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/03/14(水) 00:37:41.09 ID:eJFSEzn/o<> この流れは… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2012/03/14(水) 09:06:23.16 ID:0aIBAhYio<> 舞ってるよ!

     ♪    /.i   /.i  /.i
   ♪     ∠__ノ ∠__ノ ∠__ノ   エーライヤッチャ
        〈,(・∀・;)ノ・∀・;)ノ・∀・;)ノ     エーライヤッチャ
         └i===|┘i===|┘.i===|┘        ヨイヨイヨイヨイ
           〈__〈 〈__〈 〈__〈

踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら 踊らにゃ損々 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岡山県)<>sage<>2012/03/14(水) 12:16:43.33 ID:pSWx/uBEo<> そして時は流れ2ヶ月後 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/14(水) 17:21:10.35 ID:3bN/t4geo<> まさかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/14(水) 20:44:53.34 ID:Xtj9kOBIO<> いやありうる <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:22:24.13 ID:h1l3zlQTo<> ――――

―――



とあるビルの研究室。
白い少年により蹴破られた扉の鉄片が紙吹雪のように宙を舞う。
そして少年の視線の先には、白衣の男。
その男は待ち構えていたかのように少年に向け、ゆっくりと口を開いた。


木原「よぉ……なかなか洒落た登場じゃねえか、一方通行。かっくいーっ!」

一方通行「ケッ……久しぶりだなクソ野郎ォ……会えて嬉しいぜェ?」

木原「感動の再会ってヤツかオイ? で……わざわざこんなトコまで何しにきた?」

一方通行「分かっててホザいてンじゃねェぞ? “アレ”はどこだ?」

木原「あぁん? “アレ”だぁ?」

一方通行「………すっとぼける気だってンなら、別にそれでも構いやしねェ。
     答えねェのならオマエを愉快で素敵なオブジェに変えた後、ゆっくり1人で探すだけだからよォ」

木原「まぁ待て待て、久しぶりに再会したんだしよ、ちっとは語らい合おうって気にはなんねえか?」

一方通行「話し相手が欲しいなら、地獄の閻魔にでもたっぷり聞かせてやれや」

木原「連れねえなぁオイ……こうして再会して顔を見合わせたからにはよぉ……お互い思い出すものもあんだろ?」

一方通行「あァ?」

木原「なぁそうだろ? 思い出すじゃねえか……あの頃……俺とお前が出会ったばかりの日の頃をよぉ……」

一方通行「……」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:24:42.19 ID:h1l3zlQTo<>
―――――

――――

――

―およそ数年前、ありし日の研究所。



一方通行「ハァ…ゼェ…ハァ…ゼェ」



――――来る日も来る日も実験漬けの日々……



木原「……」


一方通行「ゼェ…ハァ…ゼェ…」



――――そンな毎日に俺は嫌気が差していた時の頃だったァ。



研究者A「おい頑張れ一方通行www」

研究者B「もちょいwwもちょいww」


一方通行「うゥ〜〜…っ」グスッ


木原「一方通行ァ!!」


一方通行「ッ!?」ビクゥン


木原「下を見るな!顔を上げねえかっ!!」クワッ


一方通行「はっはいィ!」ビクビクゥン


研究者A「一方通行の実験は休めるなwww」

研究者B「バカヤロウwww研究になんねーよwwwww」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:26:13.12 ID:h1l3zlQTo<>

一方通行「」ゼェゼェ


研究者B「実験開始5秒でヘバってどうするんだよwwまったくよwwとんだ期待のレベル5だぜwww」

研究者A「っつーかアイツは立ってるだけで良い実験だろwwwなんであんなヘバってるのwww」

研究者B「知らんwwwwwwww」


一方通行「ぐェっ」ドテ


研究者A「貧血でwwwww倒れたwwwwww」

研究者B「これじゃダメだwwwおいww脇で休ませとけwww」

研究者C「はい、大丈夫か一方通行?」スッ


一方通行「う…うゥ〜〜〜っ」グスグス


木原「手を貸すな!!」


研究者C「は……」ピタ

一方通行「木原くン…?」グスリ


木原「倒れたら そこで許してもらえるとでも思ってんのか一方通行!? 最後までやるんだ!!」


一方通行「木原くゥン……っ」グスン グスン


木原「ゆっくりでもいい!!自分の力でやり遂げろ!!」


<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:27:55.39 ID:h1l3zlQTo<>


――――木原くンは鬼に思えたァ。


一方通行(実験やめてェ……)ゼェゼェ










――――俺は毎日怒鳴られたァ。


一方通行「ハァ…ゼェ…ハァ…ゼェ」

木原「コラァ一方通行ァ!!」












――――そしてェ、


一方通行「」モッシャモッシャ












――――毎日セロリばっか食べてたンだァ。


木原「一方通行!!一方通行はどこ行った!?」

研究者C「裏でセロリ食べてます」

木原「またか」



研究者A「wwwwセwwwwロwwwwwリwwwwww」

研究者B「アクセロリータwwマジアクセロリータwwwwwwwwww」


<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:29:35.41 ID:h1l3zlQTo<>


――――実験はとっても辛かったンだなァ。

――――俺は隠れてセロリばかり食べてたん…ッ…んっんーっ!

――――んっんっ!ゲフンゲフン!あー……ったく!めんどくせえなっこの口調!!

――――んっンっ!あー…よく実験をサボって裏でセロリばかり食べてたンだなァ。

――――ぼっ ぼっぼっ ぼくはセロリが好きなンだなァ!



一方通行「…」モッシャモッシャ

木原「一方通行……こんな所でセロリ食ってやがったのか」

一方通行「木原くゥン……」モッシャモッシャモッシャ

木原「?」

一方通行「もォ実験やめるゥ……っ」グス

木原「………誰でも1度はそう思うもんだ」

一方通行「毎日思ってるゥ!」ブワッ

木原「……」

一方通行「いっつも怒られてェ体力はないしィ…木原くン達の足手まといになるだけだァ!」

木原「………」

一方通行「……自分はただレベル5なだけの貧弱白モヤシだって陰口叩かれてるコトも知ってるゥ…」ヒック ヒック

木原「……!!」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:30:58.53 ID:h1l3zlQTo<>
――――

――


木原「―――この木原数多が超能力開発に携わって十数年」

一方通行「…?」グスリ

木原「初めて学園都市第一位になれる男を見つけたんだ」

一方通行「……」

木原「それはお前だ一方通行」

一方通行「っ!?」

木原「貧弱白モヤシ? 結構じゃねえか!能力はいくらでも開発することはできる…だが…」

一方通行「……」

木原「お前のその虚弱体質だけはマジでどうにもならねえ。たとえ俺がどんな名研究者でもな…」

一方通行「木原くン……」

木原「立派な才能だ!」

一方通行「木原くゥン……っ!」ブワ

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:32:02.42 ID:h1l3zlQTo<>


――――俺に期待をかけてくれるのは木原くンだけだったァ。

――――木原くンが居ないとダメダメ貧弱白モヤシな俺は何も出来なかったァ。

――――俺はいっつも木原くンに助けられてたンだァ。

――――そンな木ィィィ原クゥゥゥンを俺は尊敬、いや崇拝してたンだァ、だっふンだァ…



木原「一方通行よ……」

一方通行「…?」

木原「お前が第一位になった時、学園都市初の絶対能力者…レベル6―――俺はそんな夢を見ているんだ」

一方通行「……!!」

木原「ん? おかしいか? こんなオッサンが?」

一方通行「うっ…うゥン!おかしくなンかねェ!」ブンブン

木原「…」

一方通行「木原くンならやれるさァ!俺がンばるゥ!!」

木原「よし…行こうか、実験だ」



――――木原くンは決して俺を見捨てなかったァ……

――――木原くンは俺にとって神にも等しい存在だったンだなァ……


<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:34:29.71 ID:h1l3zlQTo<>
――――――

――――

―――

―以上、回想終わり。



木原「――ってなコトもあったなぁ…俺とお前の間にはよぉ……懐かしいじゃねえの」シミジミ



一方通行「木ィィィィィィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン!?!?」



木原「あぁ?」

一方通行「黙って聞ィてりゃ何好き放題カタってくれちゃってるンですかァッ!?」

木原「あぁん? 何言ってやがる? 懐かしい思い出を回想してやっただけだろーが?」

一方通行「そりゃ回想じゃなくて妄想だろォが!? しかも節々にフザけたモノローグ挟みやがってっ!!」

木原「……あの頃のオマエの気持ちをバッチリ代弁してやったんじゃねーか?」

一方通行「どこがだよックソ野郎!マヌケな喋り方で好き勝手に人の心情カタってンじゃねェ!!」

木原「照れるな照れるな」コイツゥー

一方通行「ふざけやがって……っマジ脳味噌湧いてンじゃねェのかテメェ…?」

木原「あぁ?」
     
一方通行「誰が誰を崇拝してただァ? 捏造にも程があンぞオイ!」

木原「……」

一方通行「この際だからハッキリ言っといてやる……オマエにゃ今も昔も殺意しか抱いた事ねェよッ!!」

木原「あー……」クシャッ

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:37:48.43 ID:h1l3zlQTo<>

と、木原は今にも襲い掛かってきそうな一方通行を眼前にしながらも、
“やれやれ”と言わんばかりの姿勢で、前髪をクシャリと右手でかき上げつつ、


木原「やぁっぱアレか? 育て方ってヤツかねぇ?
   そういうの間違えちまったかなぁ…こりゃ」

一方通行「あァ!?」

木原「まぁ丁度良い機会だしなぁ、この場でお前に教育的指導ってヤツをカマしてやってもイんだけどよぉ――」



――バババババババババババババッ



一方通行「!?」


――風を切り裂くプロペラ音。
それは木原の言葉に続くように、おもむろに鳴り響いた。
同時に、そのフロアの解放されていた窓から突風が吹きすさぶ。
静寂を打ち破り出現し、そして一方通行が目を向けるそれは……


一方通行「軍用ヘリ……だとォ?」


―――仰々しい程の武装を施された軍用ヘリコプター、Mi-24ハインド。
強襲、制圧用に用いられる飛行兵器が猛々しい風切り音を唸らせ、一方通行の前に現れる。
そして居丈高に現れたそれに一方通行は身構える――


一方通行「…ッ(こンなモノまで用意しやがって…ッ!)」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:41:05.07 ID:h1l3zlQTo<>

――が、一方通行の予想を裏切り、黒光りするハインドの銃口から火を吹く事は無く――


一方通行「……?」


ヒュンッ

と、代わりに一本の縄梯子がビルの一角、開け放たれた窓際に立つ木原へ向け――


一方通行「な…っ!?」

木原「――生憎と俺も忙しいんだわ」トーンッ


――そう言葉を紡ぎつつ、木原は一方通行を尻目に、
ハインドから下ろされた縄梯子へ悠々と飛び移った。



一方通行「ッ木原ァァァーーッ!? 逃げる気かクッソ野郎ォッ!!」


木原「だから忙しいつっただろうが?
   これ以上ガキの相手なんざしてる暇ねぇんだよ、ここでやるべき事はやったしなぁ」


一方通行「……“やるべき事はやった”だァ?」

木原「おう、つまり“アレ”はもう用済みって事だわな」

一方通行「……」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:42:43.50 ID:h1l3zlQTo<>
木原「だから“アレ”はお前にやるよ、持ってけ、っつーか元々そのつもりで来たんだろうがよ?」

一方通行「……用が済ンだら、そのまま放っておくってもンでもねェだろォが……何企ンでやがる?」

木原「とことんひねたクソガキだなオイ、やっぱ育て方間違えちまったなぁ」

一方通行「……」

木原「やるってんだから素直に貰っとけや、別に妙な仕掛けなんざ施してねーからよ」

一方通行「……オマエの言葉を俺がそのまま信用するとでも思ってンのか?」

木原「ふ〜ん……なら手ブラで帰ればいいんじゃねえの?
   ここで俺の仕事が終わった時点で“アレ”は俺にとっちゃ粗大ゴミ同然だしなぁ。
   お前がここで“アレ”を回収しようがしまいが、俺としちゃ粗大ゴミの回収業者が変わるだけの話だからよぉ」

一方通行「クッソ野郎ォ…っ!」ギリッ

木原「っつーワケで……俺はイイ加減ここらでおいとますっからよぉ!」


ババババババババババババッ

と、プロペラ音を唸らせるハインドは、
滞空状態から、ゆっくりと上昇して行き――


木原「――あぁそうそう、ついでだから言っとくぜ」

一方通行「あァっ?」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:45:26.11 ID:h1l3zlQTo<>

木原「“アレ”は既に培養カプセルから出して、その部屋のベッドに寝かせてある。
   そこのカーテンで区切ってある一角がそうだ」


と、木原はハインドから下ろされた縄梯子に捕まったまま、
眼下にあるビルのフロア、そこにあるカーテンで区切られた一角を指差しながら、


木原「そして…さっきは妙な仕掛けなんざ施してねーとは言ったが…」

一方通行「……」

木原「学習装置<テスタメント>は既にインストール済みだっ!!
   特に俺好みの性格になるよう良い具合にインストールしといたからよぉっ!!」

一方通行「ンだとぉ…っ?」

木原「はっはー!持って帰るんなら、その辺り楽しみにしとけや!!」


ババババババババババババババババッ


一方通行「まっ…待ちやがれ木原ァっ!!」オ


ババババババババババババババッ
ジャーナー!アクセラレーター!サラダバー!!


一方通行「ッッ木原ァァァァァァァァァーーーーッ!!!」


白い少年の咆哮がハインドのプロペラ音に虚しくかき消される。
満月の夜空の下、白い少年の仇敵、木原数多はハインドと共に彼の前から去って行ったのだった……

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:47:06.36 ID:h1l3zlQTo<>


一方通行「…チッ……クソ野郎がァ…ッ!」イツカ コロスッ!


そして一方通行はカーテンで区切られた、すぐそこにある一室に目を向ける。


一方通行「………」


シャーッ

と、一方通行が一室のカーテンを開いた先、そのベッドには――


一方通行「ったくよォ……手間ァかけやがって……」


――静かに眼を閉じ眠っている1人の少女の姿があった。


<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:48:14.10 ID:h1l3zlQTo<>


―――――

――――

――

―とある病院(一方仮面の秘密基地)



冥土帰し「………どうでもいいけど病院を秘密基地代わりにするのは勘弁してほしいんだね…」ハァ

一方通行「あァ?」

冥土帰し「なんでもないよ、とにかく無事に帰ってきて何よりなんだね」

一方通行「ふン……」

冥土帰し「打ち止めも君の帰りを首を長くして待っていたみたいだしね、いやぁ良かった良かった」

一方通行「あァ? あのガキここに居ンのか? 黄泉川の家で寝てンじゃねェのかよ?」

冥土帰し「いや……そりゃまぁここは彼女考案の秘密基地だしねぇ……
     君は今回の一件、打ち止めには知らせまいと動いてたみたいだったけど……
     君たちの関係上、やはり隠し通せるモノじゃないんだね」

一方通行「チッ……で? その夜更かししてるクソガキは今何してンだよ? 姿が見えねェじゃねェか」

冥土帰し「今はたぶん17600号と一緒に、君が連れ帰ったプロトタイプの所に居ると思うが……」

一方通行「……」

冥土帰し「君が帰ってくるまでの間ハシャぎ回ってたからねぇ…
     良く分からないが“これでようやく2号が出来る!”とか何とか言いながら……」

一方通行「………はァ??」


<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:51:56.66 ID:h1l3zlQTo<>

―――――

――――

――とある病院の一室


「むふ!むふふふふふふふふ!!」


――薄暗い病院の一室、少女の怪しい笑い声が響く。
それと同時にパっと一筋の光が煌めいた。
病室の薄暗さが吹き飛び、少女の姿がクッキリと照らし出されるやいなや、


打ち止め「パンパカパーン!!!
     ってミサカはミサカはこの日のために誂えた衣装を手に取りながら登場してみる!」ヒャッホイ!

17600号「一応ここは病院なのでお静かに。
     と、ミサカはうぜぇクソガキだな!と思いつつハイテンションな上位個体に向けスポットライトを照らします」ピカーン

打ち止め「む〜……それにしてもあの人ってば水臭いよね!第三次製造計画<サードシーズン>についてなら、
     ミサカは色々アドバイス出来たかもしれないのに!そういう時こそ司令官の腕の見せ所だったのに〜〜っ!!
     ってミサカはミサカは相談もしないでプロトタイプの保護に走ったあの人に頬を膨らましてみたり〜〜っっ!!」プクー

17600号「出来る限り伏せておきたかったのでしょう。いらぬ心配をさせまいというのも勿論あったのでしょうが、
     同時にその手の問題は彼にとってデリケートな部分ですし…何よりあのモヤシそういう所素直じゃありませんから。
     と、ミサカはそれとなくフォローを入れておきます」

打ち止め「う〜……それでもミサカはミサカはイマイチ納得できなかったりぃ……」ショボーン

17600号「それはそうと上位個体?」

打ち止め「?」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:54:24.50 ID:h1l3zlQTo<>
17600号「その手に持ってる衣装はやはり?」

打ち止め「そうだよ!プロトタイプのために用意した衣装だよ!
     ってミサカはミサカは自信満々に見せびらかしてみる!!」

17600号「なるほど……という事は、やはりプロトタイプこそが相応しいと?」

打ち止め「うん!本当はミサカがその役目をしたかったんだけど……
     ってミサカはミサカは未練たっぷりに告白してみる……」

17600号「まぁまずあのモヤシが許さないでしょうね……というか誰であっても許しそうにないですが」

打ち止め「司令官はミサカだから、あの人の許可は関係無いよ!
     ミサカが諦めたのは付いて回ったって力になれそうにないからだし」

17600号「そうですね、基本役立たずですからね、今までを振り返ってみるにあたり」

打ち止め「ぅ……っ」

17600号「いやぁ……自覚があって良かったです。
     と、ミサカは上位個体が身の程を弁えている事に安堵します」

打ち止め「……あなたって毒舌だよね……他の下位個体も大体そんな感じだけど……
     やっぱり学習装置に何か問題があったのかなぁ?
     ってミサカはミサカはちょっと疑問に思いながらハートブレイク……」

17600号「しかしながら何故プロトタイプなのでしょうか?
     プロトタイプでも良ければ他の妹達でも良いような気もしますが…」

打ち止め「う〜ん…ミサカも最初はそれで良いかな〜って思ったんだけど……
     でも、万が一を考えたら、やっぱりそれじゃダメかな?って思ったの」

17600号「万が一……あぁなるほど、あのモヤシとミサカ達は基本的に一蓮托生ですからね。
     と、ミサカは上位個体の考えをそれとなく察します」

打ち止め「うん!ミサカに何かあったら、あの人も他のミサカ達も全部ダメになっちゃうし」

17600号「そういったケースはあまり想定したくないですが……ありえなくはないですね。
     その点、第三次製造計画で作られたミサカなら上位個体の影響もありませんし、
     それを踏まえて、あのプロトタイプが適任と判断したワケですね。
     と、ミサカは意外に考えてるなこのクソガキ、と思いつつ結論付けます」

打ち止め「そういうこと〜〜!!
     ってミサカはミサカはすぐそこで寝ているプロトタイプが早く目覚めないかなって待ち望んでたり!!」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:57:00.56 ID:h1l3zlQTo<>

プロトタイプ「ん…う〜ん……」


17600号「む……どうやらプロトタイプが眼を覚ましつつあるようですね。
     と、ミサカは寝がえりを打つプロトタイプを確認し、そう判断します」

打ち止め「わくわく♪ってミサカはミサカは思わず口に出して言ってみちゃったり!」


プロトタイプ「」パチクリ


打ち止め「あ!起きた!起きた!ってミサカはミサカはもうそれだけでハイテンションになる!!」

プロトタイプ「ここどこ……? っていうかあの顔面刺青親父はどこ行ったの……?」ムクリ

17600号「顔面刺青親父……?(…木原数多の事でしょうか?)」

打ち止め「おはよぉーーっ!!ってミサカはミサカは目覚めたばかりのプロトタイプに元気よく挨拶してみる!!」



プロトタイプ「………」



打ち止め「それでね!それでね!さっそくだけど貴女は今日から『一方仮面2号』だよ!はいコレ!!」ハイッ

プロトタイプ「はいコレって……なにコレ?」キョトン

打ち止め「一方仮面2号の衣装だよ!ってミサカはミサカはあの人にも内緒にして作った衣装を手渡してみる!」

プロトタイプ「……」

17600号「あの……上位個体?」

打ち止め「?」

17600号「幸いプロトタイプは既に学習装置がインストール済みで意思疎通に問題はなさそうですが……
     それでも、いきなり“一方仮面2号だよ”と言って衣装を手渡しても本人は意味が分からないのでは……?
     と、ミサカはプロトタイプに対する説明を順序良く行う事を推奨します」

打ち止め「あ、そうだね!!ってミサカはミサカは嬉しさの余り色々先走っちゃった事を反省したり!」テヘペロ

プロトタイプ「……」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 03:59:28.77 ID:h1l3zlQTo<>

打ち止め「えっとね!そもそも一方仮面っていうのはね?
     ミサカの大好きなあの人が街を守るために変身した正義のヒーローで――……」

プロトタイプ「………」

打ち止め「…――でね!ミサカは司令官で、司令官の立場から見て、あの人1人じゃちょっと色々危ないかな?って思って、
     それでヒーロー物っていったら2号は基本だし、それを貴方にやって貰いたいかな〜!
     ってミサカはミサカは思いの丈をありったけブツけてみる!!」

プロトタイプ「……良く分かんないけど、ミサカにその何とか仮面2号とかいうのをやれっての?」

打ち止め「うん!!」

プロトタイプ「ふ〜ん……どうでも良いけど、ちょっとそこでしゃがんだままジっとしててくんない?」

打ち止め「? なんで?」

プロトタイプ「いいからいいから」

打ち止め「?? なんだか良く分からないけど……こう?」スッ

プロトタイプ「う〜ん……もうちょっと前かがみになって」

打ち止め「これで良い?」スッ

プロトタイプ「そうそう、そんな感じ、それがミサカ的にすっごい狙いやすいから!」

打ち止め「??」


疑問に思う打ち止めをよそに、
プロトタイプは打ち止めから一歩、二歩と距離を取り始め――


17600号「……(プロトタイプは一体何をするつもりなのでしょうか…?」

プロトタイプ「……よっ…ほっ…!」グッグッ


そして打ち止めから充分に距離を取った所で、
プロトタイプは目覚めたばかりの全身(主に足関節)を慣らすように屈伸運動を始め――

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:01:48.78 ID:h1l3zlQTo<>

17600号「………(まさかとは思いますが、プロトタイプと上位個体のあの位置関係はもしや……)」


そう…まるでボールのように身をかがめる打ち止め、その直線状には打ち止めに体勢を指示したプロトタイプ。
打ち止めの背後にネットでも有れば、17600号は、よりたやすく連想できたであろう、その光景は――


プロトタイプ「ウリャァァァァァーーーッっ!!」ダダダッシュッ!

17600号「あぁ!やっぱり!!と、ミサカは案の定、不安が的中してしまった事実を前にしながら最早どうする事もできません!」

打ち止め「え? えっ? えっ??」キョトン


―――そして身を丸めた打ち止め目掛け、プロトタイプは勢いよく助走をつけ疾走!
その様はボールに狙いを定め、一直線に突っ走るペナルティッキッカー!
そしてプロトタイプが狙うボールはもちろん―――


プロトタイプ「オラァッ!!」キーック!!

ドゴォッ!

打ち止め「ぶべらっ!?」ゲフゥ

プロトタイプ「よっしゃぁっ!!」ゴーーーール!!


と、丸まった打ち止めを容赦なく思いっきり蹴っ飛ばしたプロトタイプがガッツポーズを決める。
打ち止めという名のボールは三回転半ほど宙を舞った後、ピクピクと痙攣しながら倒れ伏したのだった。


17600号「な、なんという事を……大丈夫ですか上位個体!?」シッカリッ

打ち止め「う…うぅ…」ピクピクッ

プロトタイプ「あひゃひゃ!大丈夫だよ!やばい所は避けて蹴ったから!
       ミサカそういう人体構造に関する知識は、あの顔面刺青のオッサンから無駄にインストールされてるみたいだしー」

17600号「だ、だからと言って!」 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:04:39.84 ID:h1l3zlQTo<>

プロトタイプ「まーやばい所は避けたっつっても、ゲロぐらいは吐いちゃうかもしんないけどねー?」ギャハハハッ

17600号「……ゲロ??」


打ち止め「ぅおぼぉぇっ」オゲー!オゲゲー!


17600号「うわっきたねぇっ!!」サッ

打ち止め「うぅ…ヒック…グス…なんでミサカがこんな目に……オェ…」ゲロロォ

17600号「……蹴りを入れられ思わず嘔吐してしまう幼女とは…これはまたマニア垂涎のワンシーンですね。
     と、ミサカはどうせなら記録に残しておきたい衝動を抑えつつ、プロトタイプに目を向けます」キッ

プロトタイプ「……なに? なにか文句でもあんの?」

17600号「大有りです!一体どういうつもりですか!?
     と、ミサカは突然の暴挙に走ったプロトタイプを糾弾します!!」

プロトタイプ「はぁ!? ふざっけんな!文句があるのはミサカの方だってーの!!」

17600号「……は?」

プロトタイプ「目覚めていきなり何とか仮面2号やれとか何それ? ふざけてんの? ミサカまじ意味分かんないですけど?」

17600号「そ、それについては確かに上位個体も舞い上がっていたというか…多少なりこちらにも非はあったかもしれませんが……」

プロトタイプ「っつーか何でミサカがそんなコトしなきゃなんないワケ?
       何かもうケッテーみたいな感じで勝手に話進めてたけどさぁ。
       最終信号だからってちょっとつけ上がってんじゃないのソイツ?」

打ち止め「うぅ…ミサカは……ミサカは……オェェ」ゲロゲロ

17600号「確かにこのクソガ……上位個体がつけ上がっているのは否めない事実ではありますね。
     と、ミサカはその点に関しては素直に同意しておきます」フム

打ち止め「…(ひ、ひどい…っ)」ピクピク

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:07:30.01 ID:h1l3zlQTo<>

プロトタイプ「どうせ他のミサカ達みたいにさー、ミサカも素直に言う事聞くと思ってたんでしょ?」

打ち止め「うぅ…」ピクピク

17600号「……(強制的な上位命令文が発行されない限り、さほど素直に従ってはいないんですが……)」

プロトタイプ「そう思ってんのならマジ笑えるってーの!ミサカが素直に言う事聞くわけないじゃん!!ヘソでも噛んで死んじゃえばぁ?」ギャハハハッ

17600号「なるほど良く分かりました……つまり我々など知った事か、と…そういう事ですね?
     と、ミサカはプロトタイプの性格と言動を分析した結果、そう結論付けます」

プロトタイプ「あったりまえじゃん!!」

17600号「了解しました……それもまた良いでしょう。
     それが我々他のミサカ達とは異なるプロトタイプ独自の自我なのでしょうから。
     と、ミサカはあえてプロトタイプのスタンスを否定しません、しかしながら!」

プロトタイプ「?」

17600号「それでも貴女の暴挙は目に余ります!!
     ここは姉としてミサカが縦社会の上下関係の厳しさというモノを叩きこんで上げましょう!」

プロトタイプ「なに? ミサカとやろうっての?」キャハハッ

17600号「姉より優れた妹なぞ存在しないのですよ!!
     と、ミサカはミサカの偉大なる姉の力を思い知らせてやります!!」

プロトタイプ「上等じゃん!ミサカも寝起きの運動にしてはまだ物足りなかったトコだしーっ」

17600号「覚悟しなさいプロトタイプ!いえ……『プロトタイプ』じゃあ今いち呼びにくいッ!
     この際です!このミサカが名づけ親<ゴッドファーザー>になってあげましょうッ!」

プロトタイプ「はぁ?」

17600号「そうですね…他のどのミサカにも類を見ない番外的に最悪なその性格……」

プロトタイプ「……」


17600号「『最悪なミサカ』という意味の……『番外個体<ミサカワースト>』というのはどうでしょう!」


番外個体「っやかましゃああぁぁああーーーーーっ!!」キーックッ

ドゴォ!

17600号「はべらっ!?」ゲフゥ!

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:09:19.30 ID:h1l3zlQTo<>


打ち止め「」ピクピクッ

17600号「」ピクピクッ





番号個体「よわっ!1発じゃん!こんなんがミサカのおねえたま達だってんだから嫌んなっちゃうねホント」ハー ヤダヤダ


そしてプロトタイプ改め番外個体がひとしきり暴れた後――


ガチャリッ

番外個体「?」


――病室のドアが開かれ、目覚めたばかりの彼女の瞳に白い少年の姿を映した。


<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:11:53.32 ID:h1l3zlQTo<>


一方通行「やかましいぞクソガキ共ォ……さっきから何騒いでいやがる?」キィ

打ち止め「う…うぅ〜〜……あ、あなた…お、おかえりなさいぃ…」ピクピク

17600号「プ…プロトタイプ…いえ番外個体が…やはり彼女を保護したのは失敗だったのでは?と、ミサカは今更ながらに後悔します」ピクピク

一方通行「……番外個体?? っつゥかオマエら何悶絶してンだ? それにこの酸っぱい臭いは一体なンだよ?」


番外個体「ヤッホウ!第一位」


一方通行「あ?…あァ……なるほどなァ…ガキ共が悶絶してるのはオマエがやったってワケか」

番外個体「そうだよん!ミサカがやったの!」キャハハッ

一方通行「ったくよォ…何があったか知らねェが寝起きの癇癪にしちゃァ、ちとやりすぎじゃねェのか?」

17600号「その通りです!ミサカが命名した名前に間違いはありませんでした!
     番外個体はもう性格というか色んな所が最悪すぎます!ちょっと誘っただけでミサカ達はこのザマですよ!
     と、妹如きにここまで打ちのめされたミサカは、もう若干涙目で悔しくってしょうがない心の内を吐露しますっ」ウググッ

一方通行「……“ちょっと誘っただけ”だァ?」

打ち止め「えっと…えっとね…ミサカはね…その…番外個体も…一方仮面やらないって誘って…それでその…衣装も渡して……」モジモジ

一方通行「……」

打ち止め「それで…その〜…う〜…ってミサカはミサカはごにょごにょしながら言ってみるぅ……」シュン…

一方通行「なンかすげェ自業自得くせェンだけどよォ……激しく突っ込みどころもあるしなァ」

打ち止め「うぅ…」ショボーン

一方通行「まァそれについては今はイイ、後だ。とりあえず怪我してねえか見せろクソガキィ」

打ち止め「はい……」


番外個体「……」フーン

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/15(木) 04:14:24.00 ID:CEZo93Zyo<> 安価はよ <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:15:00.71 ID:h1l3zlQTo<>

一方通行「…骨にも内蔵にも異常はねェな、鳩尾をぶっ叩かれただけか?」

打ち止め「うん」コクリ

一方通行「……まァこの程度なら問題ねェだろ、念のため後でヤブ医者にも診て貰え」

17600号「あの……?」

一方通行「なンだよ?」

17600号「ミサカも一応蹴られてしまったのですが……ミサカは診てくれないのでしょうか?」

一方通行「オマエは自前の救急セット持ってるって前に自慢してたろォが? 怪我してても自分で処置できンだろ?」

17600号「確かにミサカは血止めなり縫合なり毒抜きなり吸いついたヒルの除去なり全て自分で出来ますが……」

一方通行「なら俺が見なくても特に問題ねェだろォが?」

17600号「はあ…それでもこれはちょっと差別的な匂いが……
     と、ミサカは上位個体との扱いの差にちょっと違和感を覚えます。いえ別に良いんですけど……」

一方通行「そンだけ喋る元気があンならオマエも特に何ともねェだろ」

17600号「はあ……いえ良いんですけどね別に……所詮ミサカはそういう役回りですから……」ハフゥ


番外個体「ふっふーん!」


一方通行「あ?」

番外個体「どうだったかなー?第一位様の診断結果は?」

一方通行「……」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:17:44.51 ID:h1l3zlQTo<>

番外個体「どう? 悔しい? 大事な大事な最終信号がそんな目に合っちゃって!」キャハハッ

一方通行「うぜェな……悔しいも何もねェよ。
     俺の診断結果は単なるガキ共のじゃれ合いってだけだ。目の色変える程でもねェ」

番外個体「えー!? なにそれ? つまんね!てっきり逆上してミサカに襲い掛かってくるかと思ったのにーっ」ガッカリ

一方通行「……なるほどなァ、木原好みの性格か……ったく、めンどくせェ」ハァ

17600号「一方通行!遠慮する事はありません!
     ここは徹底的に番外個体を打ちのめし、ゲロを吐かせ、そして地に這いつくばらせてやればいいのです!
     そうすれば、ミサカの鬱憤も少しは、あっいえ!あの歪んだ性格も少しはマシに―――」

一方通行「くだンねェ、これ以上ガキのお守りに付き合えっかよ」


と、一方通行はそっぽを向き、さっさとその場から退出しようと――


番外個体「えっ? ちょっちょっと!!」マテマテマテッ

一方通行「あン?」

番外個体「何そのまま帰ろうとしてんの? ミサカから色々聞くためにここに来たんじゃないの?
     っていうか聞かなきゃいけないんじゃないの? なんていうかこの場の雰囲気的に!」

一方通行「あァー……そォだな」

番外個体「でしょ? なんかミサカに聞きたい事とか言いたい事とか色々あるでしょ?」

一方通行「ついでだ、オマエも後で打ち止めと一緒にヤブ医者のトコへ行っとけ」

番外個体「……それだけ??」

一方通行「あァ、目覚めたばかりのオマエは色々と精密検査が必要らしいからなァ」

番外個体「……」

一方通行「まァ必要なのはそれだけだ。それが終わったら後はどこへでも自由に行け」

番外個体「イヤそうじゃなくて!っていうかミサカ自由にしていいの? ありえなくない??」

一方通行「あァ?」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/15(木) 04:17:51.82 ID:CEZo93Zyo<> 終わり? <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:20:36.69 ID:h1l3zlQTo<>

番外個体「だってミサカ、他の妹達とは違うんだよ? 最終信号の制御化にないし!
     そもそもミサカの基礎人格をインプットしたのは、あの顔面刺青親父だって知ってるよね?
     言っとくけどあの親父と第一位の関係だってミサカ知ってるよ。そういう情報もあらかじめインストールされてるから」

一方通行「何が言いてェンだよ?」

番外個体「だーかーらー!ミサカが第一位の命を狙う刺客とかそういう風に考えないワケ?」

一方通行「……」

番外個体「ってか普通そう考えるって!それが何? 命を狙われてるかもしれない本人は、
     命を狙っているかもしれないヤツを前にして何にも聞かずに立ち去るワケ?」

一方通行「めンどくせェなァ……ンじゃ逆に聞くけどよォ?
     俺の命を狙っているかもしれないオマエは俺が何か質問したら、それをやめてくれンのか?」

番外個体「え…? いや…それは…そんなのミサカ分かんないけど……
     っていうかそれ以外にもミサカを監禁するとかさ……色々……」

一方通行「ンだそりゃァ? ドMかオマエ? 悪ィが、ンな趣味に付き合うヤツを探してンのなら他ァ当たれ」

番外個体「違うってのバカ!だからミサカが言いたいのはっ!このままミサカを放っておいたら何するか分かんないよ!ってコト!!」

一方通行「あァー…ったくマジめンどくせェなオイ……っつゥかよォ?
     そもそもオマエは俺の命なンざ狙ってねェだろォが? 前提からして不毛な話に付き合わせてンじゃねェよ」

番外個体「……なんでそう言い切れるのさ?」

一方通行「あァー?………………勘だ」

番外個体「はっ? ちょっ勘ってなにそれ!? 絶対テキトーに答えてるよね!?」

一方通行「うるせェなクソったれ…ッ!俺ァ明日朝早ェンだ。イイ加減帰って寝かせろ」

番外個体「ふざけんなっ!このまま帰らせるワケないじゃん!!
     なに? 第一位って脳味噌腐ってんの?? ホント何考えてんだか分かんないんだけど!?」ムキーッ!

一方通行「あァー…」ウルセー

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:22:51.23 ID:h1l3zlQTo<>

17600号「やれやれ…仕方がありませんね、このモヤシは……
     と、見るに見かねたミサカは老婆心から口を挟みます」ヤレヤレ

打ち止め「肝心な所だけテキトーに受け流しちゃうんだから世話が焼ける人だよねー?
     ってミサカもミサカも横から口を挟んでみる!」


番外個体「な…なに知ったか顔で出てきてんの? なんかちょっとウザいんだけど?」

17600号「ウザいと来ましたか? 分かりやすい嫉妬の裏返しですね番外個体!」フフン

番外個体「はぁ?」

17600号「良いですか?
     一方通行が番外個体の事を危険人物ではない、と判断したのは今貴女が我々とこうして話しているからですよ?
     と、ミサカはドヤ顔しつつ番外個体に向け勝ち誇ります!」

番外個体「そこで勝ち誇る意味が分からないんだけど……っていうかなんでそれだけで、そういう結論になるの?」

17600号「番外個体が本当に一方通行の警戒に値するような人物だとしたら、この場の雰囲気はもっと殺伐としていて然るべきなんですよ。
     断わっておきますが、これは番外個体の力量不足だとか、キャラがギャグキャラ依りだから、とかそういう意味ではありません。
     まぁ後者は少し的を射ているかもしれませんが、根本はもっと別のトコロにあります。
     と、ミサカは姉として不出来の妹に懇切丁寧に説明します」

番外個体「なんかちょっと色々気に入らない言い回しがあったけど……いいや、とりあえず置いとくよ。
     それよか回りくどい言い方だとミサカ理解できないし、簡単に言ってくれない? 17600号の“おねえたま”?」

17600号「フフン、では簡単に言いましょう。
     番外個体はミサカと上位個体を殺さなかった。それが理由です。
     と、ミサカは簡潔に告げます」

番外個体「は? それで第一位はミサカの事を危険じゃないって決め付けたの?」

17600号「はい」キッパリ

番外個体「いやいや短絡思考にも程があるでしょ? っていうかあの場で最終信号達を殺す必要性なんて別に無いし!」

17600号「そうでしょうか? 少なくとも一方通行が狙いだというのなら、
     上位個体は、あの場で殺されていてもおかしくなかったと思いますが?」

番外個体「そ、それは……」

打ち止め「えへへ〜っ番外個体には思いっきり蹴られちゃったけど番外個体はミサカを殺す気なんて無いってミサカはミサカはちゃんと分かってるよ!」

番外個体「……」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:24:39.48 ID:h1l3zlQTo<>


17600号「そういう事です。仮に貴女に殺意があったとすれば上位個体はこれほど屈託なく貴女に接してはいないでしょう。勿論ミサカも。
    (…まぁあの蹴りの勢いだと殺意が無くとも下手すれば物の弾み、なんて事もあり得ましたが……それは黙っておきましょう)」

番外個体「でも…そんなの分かんないじゃん? それもミサカの計算かもしれないよ?
     そういう風に油断させといて後ろからグサ!なんて定番じゃん?」

17600号「ふむ、なるほど、まずは敵陣の中に潜り込み偽装する。ステルス任務の定石ですね。
     だとすると今の番外個体の言動は矛盾しています、とミサカはここぞとばかりに指摘します」

番外個体「は? 矛盾って何が?」

17600号「もしそのような一計を企てている人間なら、自分からそんな事言い出しません。
     そもそもステルス任務の基本は見つからず騒がれず、かつ迅速に…が鉄則です。
     つまり、あなたのように初っ端からアラート鳴らしまくるようなやり方は下策中の下策なんですよ!
     と、ミサカはそんなやり方では難易度EASYすらクリアできませんね!と、言い切ります!!」

番外個体「例えが良く分かんないんだけど……」

17600号「要するに番外個体が一方通行の命を狙う刺客、あるいは何か不穏当な厄介事を企てている輩だとすると、
     ここに至るまでの言動があまりに稚拙すぎる…というか、意味が分からないんですよ。
     利用価値がある上位個体の放置(蹴りはしましたが)に加え、あえて自分からそういった事をほのめかす」

番外個体「……」

17600号「と、まぁ色々と理屈だって説明しましたが、ちょっと考えればどれも当たり前の事です。
     だから一方通行が番外個体を取り立てて危険人物ではない、と判断した事について、あえて説明するまでもない、と思ったのですが……
     と、ミサカはむしろ、番外個体が何故わざわざ自分から疑いを持たせるような発言をするのか? と、その点を疑問に思います」

番外個体「………」

17600号「まぁ人を食ったような番外個体の性格ですし……
    “それがミサカだからだよ!あひゃひゃひゃッ”
     とか言われれば、それまでなんですが……それでもミサカとしては少し気になりますね」

番外個体「んー…どうなんだろうねー?」ンー

17600号「……」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:27:23.70 ID:h1l3zlQTo<>

番外個体「あー……もうこの際だからぶっちゃけて言っちゃうけどさー?
     実はミサカもミサカ自身の事が良く分からなかったりするんだよねー……これが」アハハ

一方通行「……」

打ち止め「良く分からないって…自分の事なのに良く分からないのはなんだかおかしいなーって思ったり……
     あ!でもミサカも怒ったり笑ったり泣いたりする中でタマに自分が分からなくなる時があるかも!
     ってミサカはミサカはミサカに当てはめて考えてみたり!!」

17600号「あるいは自己認知障害…脳外科的に考えれば前頭葉の欠損……
     学習装置をインストールした際に何か不具合でも起こったんでしょうか?」

番外個体「いやいや、そういう小難しいモンじゃなくて……
     分からないっていうのはミサカ自身の目的が分からないんだよね」

打ち止め「目的?」

番外個体「他のミサカ達ってさ、ちゃんと目的意識…役割って言った方がいいかな?
     それを持って生まれてきたでしょ?
     最終信号なら20000号以下の個体の制御、管理者としての役割を持って」

打ち止め「うん!ミサカネットワークはいつでもミサカが管理してるよ!だってそれがミサカの役目だもん!
     ってミサカミサカはエッヘンと胸を張りながら言ってみる!!」

番外個体「で、20000号以下の個体は……あ、これは言わない方がいいかな?」チラ


一方通行「……軍用としての量産能力者…ってのは建前で、実際は絶対能力進化実験のための生贄としての役割だ」


番外個体「おぉ〜…何の臆面も無く言っちゃったね? これも一種の厚顔無恥ってヤツなのかなぁ?」アヒャヒャヒャ

一方通行「……」

番外個体「まぁミサカにはなんの関係もないから、どうでもいいけどね!
     で、話を戻すけど、ミサカは他の妹達と違って、そういう生まれ持っての役割がな〜んにもインプットされてないってわけ」

17600号「なるほど……番外個体が自分自身の事を分からない、と言ったのはそういう意味ですか。
     と、ミサカは頷きつつ得心します」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:29:12.88 ID:h1l3zlQTo<>

番外個体「そういう事、ただミサカがそうなったのは製造側の手違いとかじゃなくって、
     単に第三次製造計画で先行量産されたプロトタイプだからなのかもしれないんだけど……」

17600号「番外個体が役割を持って生まれなかったのは、あくまでも試験型だったから…ですか…?」

番外個体「まぁ実際にミサカを造った人…具体的に言うとミサカに人格を刷り込んだ人かな?
     本当の所はそいつ…あの顔面刺青親父に聞いてみないと分かんない事ではあるんだけどさ」

一方通行「………」

番外個体「でもねー……だからこそ考えちゃう事ってのがあるんだよねー……
     今日生まれたばっかのミサカが人生に思いを馳せるのはまだ早すぎる気もするんだけどさ……」

打ち止め「……考えちゃう事って?」

番外個体「もしミサカが役割を持って生まれてきたとしたら、どんな役割だったんだろうって……
     第三次製造計画が、より軍用としての照準を定めたプランだったワケだし、
     だから例えば標的が一旦設定されたら殺すまで絶対逃がさないターミネーターみたいな役割だったのかも? とか」

打ち止め「う…っそれってなんだか怖いかも………っ!
     ってミサカはミサカはターミサカネーターとか名前までリアルに思い浮かべちゃってる自分の想像力が恨めしい!」

番外個体「でさ!その標的が例えば第一位だったりなんかしたら笑えるよねー?」ケタケタケタ

一方通行「……あァ?」

17600号「なるほど……学園都市最強のモヤシが1人のミサカ……
     いえ、ターミサカネーターに追い詰められ恐怖するというワケですね?
     と、ミサカは実に痛烈であろうシーンを思い浮かべ胸が躍ります!」ワクワクッ

番外個体「そうそう!“今までのミサカの恨み〜〜!恨み晴らさでおくべきか〜!?”とか何とか言ったりして!」アヒャヒャヒャヒャ

一方通行「……チッ…」

番外個体「おっと!話が逸れちゃったよん☆
     第一位も何か舌打ちして睨んでくるし悪ノリはここまでにして…え〜っと…どこまで話したっけ?」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:31:10.10 ID:h1l3zlQTo<>

17600号「番外個体が他のミサカ達と違い、明確な役割を持たず生まれてきたという所までです。
     そしてそれが製造側の手違いなのか、あるいは意図したモノだったのか。
     と、ミサカはここまでの話の流れをまとめます」

番外個体「そうそう!単に手違いなら別にそれで良いんだけどさ……
     そうじゃないのなら、なんでそうしたのかミサカとしては理由を聞きたい所だよねー。
     目的もなく生まれるのって結構辛いモノがあるしさー」

打ち止め「え? 辛いの? ミサカはなんだかフリーダム!って感じがして羨ましいなぁってミサカはミサカは思ってるんだけど?」

番外個体「最終信号はポジティブだねー? でも生憎だけどネガティブなミサカはそんな風には考えれないんだよね。
     だって目的も無く役割も持たされず生まれてきたミサカは、つまり何も期待されてないって事でしょ?」
     要するにそれってミサカはこれから先、生きてく価値が無いって事だよね?
     ちゃんと考える事も出来て、体もしっかり動かす事が出来るのに、ミサカはな〜んにもやる事が無いの。
     アイディンティティーってのが欠片も無いミサカは、ぶっちゃけ生まれた瞬間から人生捨ててる気分なんだよね」

一方通行「……」

打ち止め「う…ぅ〜……」

番外個体「あ、大丈夫だよ最終信号? そんな心配しなくても自殺なんてする気はないから。
     人生捨ててるとは言ったけど、だからって自殺なんてしたら痛い思いするだけ損じゃん!」

打ち止め「う、うん……っ」ホッ

17600号「ふ〜む…(なるほど…番外個体が見せた理解不能な言動も自暴自棄から滲み出たモノ、と言えば納得…でしょうか?)」


一方通行「……で?」


番外個体「?」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:34:01.86 ID:h1l3zlQTo<>


一方通行「オマエこれから先どォすンだよ?」

番外個体「どうするって……ミサカの話聞いてなかったの?
     ミサカにアテなんか無いんだから、ここに居るしかないじゃん?」

一方通行「……“どこへでも自由に行け”とは言ったが、“ここに居ても良い”なンてコトは一言も言ってねェぞ?」

番外個体「え? なにそれっ? どういう意味? ひょっとしてあなたってばミサカを追い出す気!?
     ミサカ行くアテないんだよ!? さっきのミサカの話聞いて何とも思わなかったの!?」

一方通行「あァー…? さっきのオマエの話か? 特に何とも思ってねェなァ」

番外個体「……マジ? 本当に何とも思ってないの?」

一方通行「あァ、全く何とも思ってねェな」キッパリ

番外個体「…ッギギギ……ッなんてヤツ!第一位がここまでの冷血人間だとはミサカ思わなかったね!」

一方通行「うるせェな……やたら悲観的に語ってくれたがよォ……
     俺から言わせりゃ、ただの無気力人間の戯言にしか聞こえなかったンでなァ」

番外個体「……ッ」ギクッ

17600号「なるほど……先ほどの番外個体の話はやたら悲壮感漂っていたので、
     ついつい憐れんでしまいましたが……言い換えれば単なるニートの主張ですからね!
     と、ミサカはやはりモノは言いようだな、と改めて心に刻みます」


番外個体「…うぐぐっ……(マズい…このままだとミサカの“上手いコト同情させてタダ飯ライフGETだぜ!”作戦が水泡に帰しちゃうよっ!)」


一方通行「っつっても心配すンな、ここからオマエを追い出す気はねェ、居たけりゃ居ろ」

番外個体「……え? ほんと? ミサカここに居てもいいの!?」マジ?

一方通行「あァ……その代わり目的がねェだの役割がねェだの、そォいった言い訳は金輪際許さねェ!」

番外個体「え……?」

一方通行「そンなもンはテメエで勝手に見つけろ!ここに居る以上は何かやれ!!」

番外個体「えぇぇぇ〜〜〜〜……」ウヘェ…

17600号「露骨に嫌そうな顔してますね……、
     と、ミサカは番外個体の化けの皮が剥がれた瞬間を確認します」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:36:47.49 ID:h1l3zlQTo<>


打ち止め「あ…あのね!あのね!」


一方通行「あン?」

17600号「?」

番外個体「な…なに?」

打ち止め「番外個体が何かお仕事しないとココに居ちゃいけないっていうのなら、
     やっぱりアレをやって貰うのが一番良いと思うの!ってミサカはミサカは提案してみる!!」

番外個体「アレってまさか……」

打ち止め「うん!一方仮面2号だよ!!ってミサカはミサカは改めて2号用の衣装を持ってきたり!!」テテテッ

番外個体「やっぱソレ…? 相変わらず良く分かんないけど、なんかミサカ嫌な予感しかしないよ……」

一方通行「おいクソガキィ……」ジロッ

打ち止め「えへへ〜、いいよね、あなた?」

一方通行「…チッ……しゃァねェ…好きにしろ」

打ち止め「わーい!それじゃあ番外個体は今日から一方仮面2号だね!
     ってミサカはミサカは新たなヒーローの誕生に祝福を送ってみる!!」パンパカパーンッ

17600号「……(…というか一方通行の許可は関係ない筈ではなかったのですか司令官?)」


番外個体「ちょ…ちょっと待ってよ!ミサカまだやるとも何とも言ってないんだけど!?」

一方通行「黙れ、今日からオマエは2号だ」

番外個体「はぁ!? ふざけんな!コレじゃ人権侵害じゃん!ミサカには職業選択の自由もないっての!?」

一方通行「ねェよ そンなモン。どォせオマエ何任せたって嫌々でしかやらねェだろ?
     なら俺の手元に置いて監視しといてやる」

番外個体「お…横暴だっ!とんだブラック企業じゃん!!」ムキーッ

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:39:02.71 ID:h1l3zlQTo<>

一方通行「イチイチやかましい、とにかくオマエは打ち止めと一緒にサッサとヤブ医者に診てもらえ。
     そォしねェと俺も帰って休めねェだろォが、俺ァ明日朝早ェンだからよォ」

打ち止め「そうだよ!明日は大事な日だもんね!ってミサカはミサカはもう今から明日が待ち遠しかったり!!」ウキウキ

番外個体「……明日? なにか大事な用事でもあるの?」

一方通行「あァ?」

番外個体「明日何かあるんでしょ? 遊びに行くんならミサカも連れてってよ!(今日の腹いせに思い切り邪魔してやるから!)」クケケケケケ

一方通行「別に大したこっちゃねェよ」

打ち止め「明日はねー!大覇星祭なの!それにこの人が参加するの!」



番外個体「だいはせーさい??」ナニソレ?



17600号「大覇星祭というのはですね、 かくかくしかじか―――……
     と、ミサカは便利な省略言語を用いて番外個体に説明します、まるまるうまうま」

番外個体「へー……優勝すれば何でも願いが叶う格闘大会かー……」

17600号「ちゃんとした格闘と言えるモノになるのかどうか甚だ怪しくはありますが……」

番外個体「ふーん……でもなんか面白そーだね!ミサカも出てみたいんだけど!!」

17600号「残念ながら参加者の募集は既に締め切られています。何せ明日開催ですから。
     と、ミサカは、番外個体は大覇星祭に参加できない事実を告げます」

番外個体「えー……つまんない!がっかりだね!
     まぁ第一位が参加する時点で優勝の芽なんてどうせ無いから、別に良いけどぉ」

一方通行「……」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:40:38.25 ID:h1l3zlQTo<>
一方通行「……」

番外個体「っていうか、あなたがこんな俗な大会に出るっていうのがミサカは意外だよ」

一方通行「……あァ?」

番外個体「やっぱり優勝したら何でも願いが叶うって部分に釣られちゃったのかな?」アヒャヒャ

一方通行「ンな胡散くせェ特典に興味なンぞねェよ、あくまでクソガキの我儘に付き合ってやるだけだ」

打ち止め「えへへー」

番外個体「ふーん…最終信号の我儘に…?(事情は知ってるけど、それでも最終信号にだけ妙に甘くない?)」

17600号「……(アクセロリータ……)」


一方通行「つっても、いくらなンでも素面で出るのは勘弁だからなァ…それなりに姿は隠すがよォ」

17600号「え?」

一方通行「あン?」










17600号「……」

一方通行「……」


<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:42:24.30 ID:h1l3zlQTo<>


17600号「……姿を隠す……つまり貴方は、いつもの変装をして出る気だった、と?」

一方通行「当然だろォが……っつか何ださっきの“え?”ってのは?」

17600号「…あ…いえ……その…ミサカは……」

一方通行「……登録申請は確かオマエに任せてたよなァ?
     確認するが、オマエしっかり登録は済ませたンだろォな?」

17600号「と…当然です!与えられた任務に抜かりはありません!
     ミサカはしっかり貴方の大覇星祭への登録を済ませましたよ。と、ミサカは報告します」

一方通行「名前は?」

17600号「え?」

一方通行「俺ァ本名で登録すンなっつってた筈だが……なンて名前で登録した?」

17600号「え…えぇ…その…もちろん……登録名は“一方通行”で……」



一方通行「なン……だと……?」



17600号「べ、べべべ別にミサカは何も間違った事はしていませんよ?
     “一方通行”だって貴方の本名じゃないでしょう?
     と、ミサカは精いっぱいの言い訳を口にします!」

一方通行「ニュアンスで分かれ!もォすでに本名みてェなもンだろォがクソッタレッ!」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:44:23.18 ID:h1l3zlQTo<>

番外個体「あひゃひゃひゃっ!」


一方通行「…あァ?」

番外個体「何か良く分かんないけど第一位様は堂々と姿を見せて出場するってわけだ!
     いやー!こりゃあ大会は大荒れだね!!」

一方通行「………」

打ち止め「だ、大丈夫だよ!一方仮面じゃなくてもミサカはちゃんとあなたを応援するから!
     ってミサカはミサカは今から頑張ってあなたにエールを送ってみる!フレー!フレー!」

一方通行「………」

番外個体「いひひ!心配しないで!ミサカも観客席からバッチリあなたのコト応援してあげるから!!」

一方通行「………」

番外個体「フレー!フレー!アクセロリータ!!ってな感じでっ!」アヒャヒャヒャヒャッ!

一方通行「………」

17600号「別に良いじゃないですか、仮に変装した所で見る人が見ればすぐにバレてしまうでしょうし。
     と、ミサカは自分の失敗を棚に上げつつ、せめてものフォローをします」


一方通行「……ク、クソッタレがァ……どォしてこうなった…?」



―――とある病院の一室で、白い少年がバカにされつつ励まされつつ大覇星祭の前夜はふけていく。
しかし白い少年は知らない。知る由など無い。
そうこうしている間に彼の仇敵もまた、大覇星祭に一枚噛もうとしている事実など……


<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:46:02.05 ID:h1l3zlQTo<>

―――――

――――

―――

―猟犬部隊、科学研究支部


木原「――……っつーワケだ。
   覚醒させたは良いが命令なんざ1つも聞きゃしねえし、ぶっちゃけありゃ使えねえわ。
   仮に量産したトコロで統率の取れねえまま自滅するのがオチだわな」

木原「――……あぁ?
   従わないのはインストールした学習装置が悪かったんじゃないのか、だと?」
   なんだそりゃテメエ……俺の仕事にケチつけようってのかオイ?」

木原「――……あん? “それでプロトタイプはどうしてる”だぁ? あぁありゃもうこっちの方で処分しといたからよ」

木原「――……おう、何せ使い物になんねえしなぁ……粗大ゴミの日に出しちまったわ」

木原「――……あぁ? んなコト知るか!保管しとけなんて聞いてねえんだよ!どうしようが俺の勝手だボケッ!」

木原「――……しつけえなっ!だから知らねえっつってんだろ!とにかく俺からの報告はこうだ。
   プロトタイプの分析結果から見て、第三次製造計画は使い物になんねえ、よって計画は凍結!
   アレイスターのボケにもそう伝えとけやっ!!」


ガチャンッ!


木原「ったくよぉ……電話越しだと、やたら強気な態度に出やがる」ケッ


バァンッ


木原「あん?」


――木原が電話を切った直後、
研究室の扉が勢い良く開かれた。
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:49:36.95 ID:h1l3zlQTo<>



黒夜「木ィィィィィィ原クゥゥゥゥゥゥゥン!!!」




木原「おー、生きてたか」

黒夜「当ったり前だっつーの!っつーか木原くんアレ全然ダメだったじゃん!?」

木原「“アレ”だぁ?」

黒夜「あの『腕』だよ!やっぱ気持ち悪いだけで全然役に立たなかったじゃんかよ!?」

木原「………勝ち負けはともかく全然ってコタねーだろが?
   対ベクトル操作用にチューニングしといてやった筈なんだからよぉ」

黒夜「いやマジ役に立たなかったってアレ!だって瞬殺されたもん私っ!」

木原「あー…? なら、お前の使い方が悪かっただけじゃねーの?
   カッコつけて敵の目の前で悠長に装着し始めた隙にやられたとかよぉ?」

黒夜「っうぐ……っ!イヤそんな事ないって!とにかくアレほんとダメだったから!」ダメダメ!

木原「……」

黒夜「だからさぁ約束通り新しいの作ってよ!カッコイイやつ!!」

木原「約束した覚えなんざねえし、俺ぁ“考えてやる”としか言わなかった筈なんだがな?」

黒夜「ケチくせーコト言わないでよ!私頑張ったんだからさぁ? 作ってよ!新しいの!!」ツクッテ!ツクッテ!

木原「うるせえクソガキだなオイ!俺ぁ未来から来たネコ型ロボットじゃねえんだぞ?
   そうホイホイ都合の良いモン作れるわきゃねーだろっ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/15(木) 04:51:22.26 ID:pdQgK0pJo<> 流石に安価はしないのな <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:51:37.67 ID:h1l3zlQTo<>

黒夜「なんだよそれ!? 約束と違うじゃん!」

木原「だから約束なんざした覚えねえっつってんだろーが?」

黒夜「ざっけんな!それじゃ私タダのやられ損じゃんか!?」ムキーッ

木原「ハァ……」

黒夜「マジ新しいの作ってよ!っていうか作りやがれッ!!」


木原「あー…わぁった、わぁった。仕方ねえ……んじゃ作ってやっからよぉ」


黒夜「おおっ!」マジ?

木原「ったく騒ぎまくりやがって……いいか?
   作ってやっから今度はブーブー文句垂れんじゃねえぞ?」

黒夜「大丈夫大丈夫!カッコ良いヤツなら私も文句なんか言わないからさ!」

木原「実用性はどーでも良いのかよオイ……
   まぁ良い、んじゃとりあえずそこの手術台に寝っ転がれや」

黒夜「え? もう作るの? っていうかいきなり私の改造から始める気?」

木原「おう、体よく必要な器具は今ここに全部揃ってっしなぁ」

黒夜「……普通こういうのってデバイスの設計から始めない? そんな即興で大丈夫なのかよ?」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/15(木) 04:53:02.95 ID:h1l3zlQTo<>


木原「あー……ぶっちゃけ1から作るのもメンドくせえんだわ」

黒夜「えっ? ちょっ!そんなテキトーで大丈夫なのホントに!?」

木原「心配すんな、俺は天才だ、天才に不可能はねえ!」

黒夜「……なんかスッゲー不安になる台詞なんですけど?」

木原「うるせえなぁ〜いつまでもグダグダ言ってんじゃねえ、いいからサッサと横になれやっ」


黒夜「……」ゴロン


木原「よーしっ!んじゃ始めんぞ☆」カチャカチャ

黒夜「……(…本当に大丈夫なのかよ……?)」




☆黒夜海鳥改造計画


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このレス以降、先着3レスの、
書き込み時間でランダムイベントを判定します。
書き込み時間の下1桁、
19:06:18.5X
Xの合計が判定する値となります。
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25以上:改造大失敗!!黒夜コレジャナイロボ化。
24〜14:改造成功? 黒夜は何の役に立つのか分からない猫耳を付けられてしまった。
13〜03:改造成功? 黒夜は肉球の感触が気持ち良い猫の手グロープを付けられてしまった。
02以下:改造大成功!黒夜超進化!!アームドベース・オーキス搭載!超巨大サイボーグ黒夜海鳥デンドロビウム爆誕!!

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/15(木) 04:54:27.70 ID:pdQgK0pJo<> 言ってたそばからやり始めるとはwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/03/15(木) 04:54:44.31 ID:Kn/lB7doo<> こい! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2012/03/15(木) 04:58:26.97 ID:qp5+ruoAO<> 大惨事の予感
しかしこれはどれが当たりなのか分からんな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/15(木) 04:59:22.84 ID:pdQgK0pJo<> デンドロは回避したか肉球黒夜か <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2012/03/15(木) 05:00:51.99 ID:h1l3zlQTo<> デンドロ来たら、どうしようかと思いました。
とりあえずここまで! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/03/15(木) 05:02:17.33 ID:Kn/lB7doo<> 「これがMSだって言うのかい!?」

正直言うとちょっと見たかったな、デンドロ
何はともあれ乙でした <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岐阜県)<>sage<>2012/03/15(木) 05:04:13.96 ID:6OOCcpyno<> 乙ー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)<>sage<>2012/03/15(木) 05:16:49.01 ID:DtQViHTgo<> ひゃっはー!続きが来たんだよ!乙! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/15(木) 18:49:10.67 ID:1mAN1AeS0<> 番外個体は力の2号になるんですかね? <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/18(日) 08:33:45.24 ID:xiPIOFlHo<> >☆黒夜海鳥改造計画 判定値=8
>13〜03:改造成功? 黒夜は肉球の感触が気持ち良い猫の手グロープを付けられてしまった。




木原「よし、終わりだ」

黒夜「はやっ!」ガバッ


と、ものの数分で終わった改造手術に黒夜はその場から飛び起き、


黒夜「マジで? もう出来ちゃったのっ?」

木原「おう、やっぱ俺は天才だわな」

黒夜「なんかスゲー拍子抜けなんだけど……まぁ良いや。それでさ?」

木原「あん?」

黒夜「今までの私とどう変わったの? まだ何か変ったって実感が無いんだけど?」

木原「そんなもん見りゃすぐ分かんだろ、今回はお前の手首から先の両腕を改造したんだからよ」

黒夜「手首から先??」チラッ


と、黒夜は自分の手首から先の両腕に目を向ける。


黒夜「こ、これはぁっ!?」


黒夜の手首から先、誰が見ても分かる明らかな改造結果。
そう、それは―――
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/18(日) 08:34:45.14 ID:xiPIOFlHo<>
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,、-''"    .l:::::::::::;、-''"  ,.-'  ゙、""ヾ'r-;;:l  冫、     ヽ、 /    __,,.ノ:::::ヽ. /   にゃ〜〜〜ん
       l;、-'゙:   ,/      ゞ=‐'"~゙゙') ./. \    /  '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
     ,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙         ,,. ,r/ ./    ヽ.   ,'     '、ノ''"   ノ  
   ,、‐'゙     ン;"::::::.       "´ '゙ ´ /      ゙、 ,'            /
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                   ヽ|||/
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        _/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ \
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     .│;;;;;;__|_|;;;;;;;;;;;;;;;;\:   |
   __ \/ _ー-- =ヽ;;;;;;;;\:::    |
  ⊂__/_ソ(( (人_ \;;;;;;\::     |
      (/ノ ヽミ /  \;;;;;;;ヽ<    ッ
      || ( ) ||─|(( ) || |=<:     ッ
   σ   \__/⌒.\_//\ >:   !?
     /;;;;; / ;;   // =<:  
    / υ_(__ V;;;;;/// <
    /ι ノ_//_|     =       ※注:黒夜
   /  (___ヾ|. u    /
   |   )_|_|/\|   U  /   
σ .|  ///   | .u u  /
    |\/ |__/\    /    
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  /   ヽ.;;;;;;;;;;;;;;;;   ヽ_/
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<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/18(日) 08:38:24.28 ID:xiPIOFlHo<>

黒夜「ちょっ!? 木原君!!」チョットッ!

木原「あぁ?」

黒夜「“あぁ”じゃねェよ!なンだよ!なンだよ!なンですかァ〜ッ!? 何なンだよこの手はァ!?」オイッ

木原「見て分かんねえのかぁ? 肉球に決まってんだろ?」ナニイッテンノ?

黒夜「ンなもン見りゃ分かンだっつーの!!一体全体なンで私の手が肉球に!猫の手なンかになってンだって聞いてンだよッ!?」

木原「お前が改造してくれって言ったから、そーしてやったんだろーがよ?」

黒夜「こンなモン誰も頼ンでねェよ!肉球なンか付けて何の役に立つンだよ!? サッサと元に戻しやがれェッ!」

木原「あぁー……そりゃ無理だ」ムリ!

黒夜「ッなンでだよ!?」

木原「ぶっちゃけめんどくせえ」マンドクセッ

黒夜「ふざっけンなァァァァーーーーーーッ!!!」コロス!


不本意極まる肉球グローブを両手に装着され、怒髪天を突いた黒夜が、
怒りに任せ、両の掌を木原に向ける。
その掌から射出するは必殺の窒素爆走。
攻撃に特化した脅威の大能力が今まさに掲げた掌から爆音を唸らせ―――


ポン☆ポン☆


黒夜「……え?」


ニャー♪ニャー♪


木原「ププッ……」ブホォッ


黒夜「なンだよこれェーーーーっ!?!?」


―――唸ったのは爆音ではなく、猫の鳴き声。
そして射出されたるは槍ではなく、窒素で形作られた肉球。
それは標的である木原の体に届きはしたが、かすり傷1つ負わせる事はなかった。
そして再び、ニャー♪という鳴き声を上げた後……綺麗サッパリ跡かたも無く消滅したのだった。

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/18(日) 08:40:19.59 ID:xiPIOFlHo<>

木原「くははっ!自分で作っといてなんだがよ、こうなっちまうと可愛いモンだなオイ!」ダハハハハッ

黒夜「な、なんだよコレ!? なんで私の窒素爆走がこんなんなっちまってんだよ!?」why!?

木原「くっく…っ一応、簡単に説明してやるとだな?
   まぁ感づいてるとは思うが、お前に付けたその肉球グローブがフィルターの役目をしてんだよ」

黒夜「フィ…フィルター?」

木原「お前の能力は基本、掌からしか出せねえからなぁ……で、お前が掌から能力を発射する際に、だ。
   その肉球グローブが一度それを取り込んで、再演算しちまってるってワケだな。いやー…分かってくれたかなぁ?」カッハッハッ

黒夜「な…なんだそりゃ!? ふざけんなっ!!」プルプル


木原「まぁ落ち付けや、何も単なるお遊びでそれを付けたワケじゃねえ」

黒夜「は?」

木原「ぶっちゃけお前キレたら見境無くして、所構わず能力ぶっ放すだろ?」

黒夜「……」

木原「さっきのが良い例だわな。まぁその気性の荒さは嫌いじゃあねえが、正直それだとたまったモンじゃねえんだわ。
   猟犬部隊はお前に任せちゃいるがよぉ、んな調子じゃいつ部隊を壊滅させられるか分かったモンじゃねえ」

黒夜「……それでこんなモンつけたってのかよ?」

木原「ま!一種のセーフティ装置ってヤツだわな、っつーかお前ただでさえ部隊の連中に当たり散らしてんだろが?」

黒夜「う…っ」ギクッ

木原「部隊を任せた以上、あの屑共をどう扱おうがお前の勝手だけどよ。
   まぁそれでも飼い主が飼い犬を噛み殺すのは、さすがに頂けねえからなぁ」

黒夜「ぐむむむ…っ(畜生、木原くんめ…痛いトコ突いてきやがる……何も言い返さねえ!)」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/18(日) 08:43:28.74 ID:xiPIOFlHo<>

木原「まぁしばらくはそのままで居とけや。
   お前がもうちょっと大人になったら、ちゃんと取り外してやっからよ」

黒夜「いや、でもコレそんな長い間付けてらんないっしょ?」

木原「あぁ?」

黒夜「日常生活とかメチャクチャ不便じゃん? それに万が一何かあったら私自衛もできねえよ……」

木原「日常生活についてなら慣れりゃ何とかなんだろ、たぶん」

黒夜「イヤたぶんって!」テキトーダナ

木原「自衛云々についても心配すんな、ちゃんと考えてっからよぉ」

黒夜「……考えてる?」

木原「おう、何せお前無駄に恨み買ってそーだしな。
   そうじゃなくても、所構わず喧嘩売りそうだしよ、それ付けててもなぁ」

黒夜「ぐむむ…っんで!考えてるって具体的にどうする気なんだよ?」

木原「お前にゃサポートを付けてやる」

黒夜「は? サポート」

木原「ちょうど手がけてたサイボーグが居るんでな、そいつをお前のサポートに付けてやんよ」

黒夜「はーっ……私のサポートねー?」

木原「おう(…まぁ正確に言えばサポートっつーより、お前のお目付け役なんだけどな)」

黒夜「でもサイボーグって言うけど、そんなの私以外に居たのかよ……?」

木原「あぁん? お前がサイボーグ? 笑わせんなクソガキ!
   お前の場合は体のほんの一部分をちょいと弄ってやっただけで、ほとんど普通の人間と変わりゃしねえよ」

黒夜「……」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/18(日) 08:45:56.20 ID:xiPIOFlHo<>

木原「だが、今からお前のサポートに付けるそいつは違う。
   お前を改造するずっと前から俺が手掛けてる純度100%のサイボーグだ」

黒夜「純度100%……? ってか今からって……え? そいつ今ここに居るの??」

木原「おう、ちょうど今日が完成予定日でよ、そのカプセルに入ってるのがそうだ」

黒夜「カプセル……?」チラ


と、黒夜が木原の視線の先に目を向ける。
そこには人間大……のサイズよりも二回り程大きいカプセルが寝かされてあった。


黒夜「あのカプセルの中に、そのサイボーグが……?」ゴクリ

木原「下準備は整ってる。後はエネルギーさえ回してやりゃ目覚めるって寸法だ」

黒夜「……」

木原「この際だ。折角だから一緒に拝んでいけや」

黒夜「……え?」

木原「学園都市最先端のサイボーグ、“シルバークロース”の誕生をよぉ!」ピッピッピ


と、木原が目の前にあるコントロールパネルを操作する。
それと同時にプシュッ!とカプセルから青緑色の蒸気が吹き出し、ハッチが開き始め――


黒夜「こ…こいつはぁ!?」


――解放されたカプセルの中身から、駆動音が響き渡る。
次いで、ガシャ、ガシャンと重厚な足音を踏み鳴らし、
青緑色の蒸気を身に纏い現れたるは―――


<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/18(日) 08:51:16.29 ID:xiPIOFlHo<>                  /:::,/^'i'::::iー7         .、          ,i       ,r- 、_    .L//
                 'ー'´<-  'i::::l;;;l.r‐-,ァ       i!           ,i'    __, -‐'7 ,rlー-,ニニュ、r‐'(_)/
                      `ヾー'-'く//;;;;〈,_ _.、     i! r,、       ,i' ,r='ニ'ー', -'ニュ',-!    i.l-'‐''`'
                      「7。`'フ-,、ニミー,、=-,、_,..i! !ト,i      _,i'-'レ'r''´;;;;i'´ _,-i i    .//
                      `!、_,rゞ_;;;;7r、ニミ-、/_r、=」li.l,i'_,/7   ir'ニrい;;-''´-,、'  l-'ト、   ,_i/
                      i (.r-、ーニ=,、」ー'ン-,r、/_ilレ'ー'./ー-、_,,il {,-'', -ニ-'7 ノ /7'' >'7
                       \\_ニ)  `'ーェ」\ /r'! ´,rァ,,>_/ .r'i-'´  (///-‐ヘニ=‐'´
                        ヽ ヽ /^ー,,」/ //_/'/」{コ、、  l/'!-'^ヽ r'  」ヽ-i!~      …誰であろうと
                         'ー、'ー、>、_,/__,/レ'=,//´r'r==ュヾ;;ヘ//_/ヽ  ヾ、     私を超えることなど不可能だ
                          `iニ==1.l_,、'7 i'ニー'.r''´i=!_i-‐'ヾソ―,,ヾ_,,ノ')-、_ヾ、_,_、
                           ヾニ_ン,」、,」'  i''   〉_/ニ〕、_」、__//  j.rニ,〕''<ニ> ヾi!i!i! 'l、
                         ,-、_/ニコ'}ミ/ .i  _, -‐' ノ‐ニ>/7-i \\i _r' `i>ベi!' i i!i!i!、」
                        ,/,/ー、/-' ,r''ヾ''_,- ―'',r'^;;//   ` 'ー、ー、,iヾ、j! .,! .i!i!i!l l
                   __  _,,/7'' .  _,>-、,/ヾーヾー-‐''´;;-'_/ュ,.{}ニ=-.、  `ー、」、  ./ ..i!i!i!l 'l
                 /,r=ュ//'´  _,-'、_/;;::7''ニ'^(_)'―'ヘ(_)' ヾ_ニ!{}ニ`!、`ー.、   i,`ー'_,,-、i!i!i!ト'
                // ハ >  ._,-'i、/,i /> iニツ'ーr‐‐、ヾーヘニ'  'ヾー'、`ー,、ト、  ヾ''  `''!
               .</ //>,_-=''_ ,-='.〉 / i;;;;ヾ;;ilー‐.i l l;;;;;;i  r、 ヾ、`ー,、`ッ'}  i    'l
              /////ゞ、_,,_,-‐'//  」  ヾ;;;;;ri!'ー'i l .ヾツ! l '1、ヽ\ `ヾ\ 'i,   ,ri
            //ヾ,//)/.//ヾ、__, };;〈 _,/   /ヾー''/ 'ヽ,r'1 'i‐='i,ノ  \  ,/ ヾi⌒''ヾ!
           // ,r、,「/彡!ヾ'';;;;;;ヽ、'ヽ\/^,)'ー-'' ´   ヽニヽ_/ `ヽi'l  'l,'ヽ、  `ー''   r=}'⌒ヽ
         //ヾ'',/(ヾ_ツ/,,ヽヾ;;;;;;/`'ヽニン`ヽ、            i)ヾ'' '1ヾi      L/コヽ、i
        _/,/'"ヽ/"ヾ,,>//  \\' __/ヾニ_='!           〈 !ヾ「'i! lヘ、_,,_,、   ヾ,、彡'
       //'ヽ/丶-''^! .l,r''    ヽ レ'   'ヽ, i、              ヽヘi,ll'l .i_illlllllヽ
     //ヽ,//''" _,,i_」       'i .i,、   r''ニ=ヽ          ,, -'ヽ .'ill! ヽヾ''"
    //iヽ//_,, -‐'"            l 'i'  r-、'>、 .'ヾ、         ヾllllli 'i 'illi `i、,, -、
  //_l /^ ,,>             !,ノ! rニニ'',/ヾ、ノ          .ヾ''"ヘ> 'ill! 「 ヾlllllヽ
_// i! . ///              /」/ ヽヾr=ニ''ヘ            r=ii' ^i i,lli.ヽ_,〉''"     i!
,,/_ ,//-''              ./ /   〉'r 、__ノ            'iiiiiiヽ」 'i,lli 'iヽ      ,i!
′i ..//"               ,__,/,,/ .,r‐'7 i'                `" 'ヾ, 'i,lli .`i'ヽ、   ,i!
,,‐//               _〈ヾ、,/ r';;;;;ノ i                      iヽ 'i.i .'i;;;iヽ  ,i!
,7'/                  〈ヾヽニ=、i'-‐'' ノ、                       l!;;'i, 'ii .ヾ! ,i. .,i!

ACNAME:シルバークロース










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   __ \/ _ー-- =ヽ;;;;;;;;\:::    |
  ⊂__/_ソ(( (人_ \;;;;;;\::     |
      (/ノ ヽミ /  \;;;;;;;ヽ<    ッ
      || ( ) ||─|(( ) || |=<:     ッ
   σ   \__/⌒.\_//\ >:   !?
     /;;;;; / ;;   // =<:  
    / υ_(__ V;;;;;/// <
    /ι ノ_//_|     =       ※注:黒夜
   /  (___ヾ|. u    /
   |   )_|_|/\|   U  /   
σ .|  ///   | .u u  /
    |\/ |__/\    /    
   /\ <__/\\;;;;;/
  /   ヽ.;;;;;;;;;;;;;;;;   ヽ_/
/     .\;;;;;;_彡ー <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/18(日) 08:53:14.08 ID:xiPIOFlHo<>




木原「改めて紹介すんぞ、シルバークロースだ」

黒夜「……」


シルバークロース(※以下SC)「よろしく頼む」


黒夜「ちょ…ちょっ!待ってよ木原君!何なのコイツ!?」

木原「だからシルバークロースだって言っただろうが?」

黒夜「イヤイヤ!だから何でコイツだけこんななの!?」

木原「あぁ?」

SC「?」

黒夜「同じサイボーグなのに私と比べて何? この扱いの差!何でコイツだけこんなカッコイイのっ!?」

木原「あぁー……まぁコイツはお前と違って全身を改造したサイボーグだからよぉ」

SC「そういう事だ。
   同じサイボーグと言っても、ほぼ全身を差し替えた私と、
   99%生身を残しているお前では違って見えるのも仕方あるまい?」

黒夜「イヤイヤ!それでも絶対扱い違うって!だって私は肉球なんか付けられて、
   コイツだけこんなカッコイイのって絶対おかしいよ!明らかに贔屓じゃん!?」

SC「ふむ、なるほど………言いたい事は理解した。
   しかし、これはあくまで個人的な意見なのだが」

黒夜「あァっ?」

SC「……その肉球もお前には中々似合っていると私は思うが?」

黒夜「ッうるっせェーっ!!バカにしてンのか!?」ムキーッ

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/18(日) 08:55:12.12 ID:xiPIOFlHo<>

木原「やかましいクソガキだなオイ……じゃ一体どうしろってんだ?」

黒夜「どうしろって決まってんじゃん!私もコイツみたいに全身改造してくれよ!」

木原「全身改造しろってなオマエ……」

黒夜「良いだろ別に!私もコイツみたいにカッコ良く改造してよ!」

SC「そんな軽い理由で全身サイボーグになるのは、あまりお勧めしないが……」

黒夜「なぁ!木原くんってば!?」ユサユサッ

木原「あぁー………ぶっちゃけ無理だわ」

黒夜「はァ!? なんでっ!?」

木原「実を言うとなぁ……お前にこういう事あんまり言いたくねえんだけどよぉ……」ハァ

黒夜「……何だよ? 勿体ぶらずに教えろよ!何で無理なんだよ!?」ユサユサ



木原「………カネだ」



黒夜「…は?」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/18(日) 08:58:43.83 ID:xiPIOFlHo<>

木原「実はもう金が尽きかけてるんだわなぁ……ぶっちゃけ改造費なんざ到底捻出できねえ状況でよぉ」

黒夜「はァ!?」

木原「いやー……実を言うと、お前拾った時からよぉ……もう既にかなりヤバい状況になっててなぁ。
   木原ショッピングの売上も芳しくねえし、このままだと改造費どころか生活費すら危うい状況なんだわ」

黒夜「な、なんだよ、それ……?? それが理由?」

木原「おう、部隊のクズ共の給料も払わなきゃいけねーしよー、いや実際問題どうしたもんかねー?」ウーン…

黒夜「……そんなヤバい状況だったのかよ……っつか木原くん暗部の仕事は?」

木原「あん? 暗部の仕事?」

黒夜「前から、ちょくちょく暗部の仕事請け負ってたろ?」

木原「おう」

黒夜「じゃあ、今まで通り仕事受けて、それこなしていけば何とかなるんじゃないの?」

木原「暗部の仕事ねぇ? まぁ確かに仕事が来れば良いんだけどよぉ」

黒夜「…?」

木原「いやー……正直言っちまうと、これから先それも期待出来そうにねーんだわな!」ダハハハハハッ

黒夜「はァ!? どォいう意味だよ!?」ユサユサッ

木原「いや実は今回請け負った第三次製造計画の件でな?
   とりあえず仕事を終わらせたは良いが、上の連中に啖呵切っちまってよぉ……
   目付けられちまって、たぶん、これから先しばらく仕事こねーと思うんだわ」

黒夜「なっ…マジかよ……?」

木原「大マジだ」キッパリ

黒夜「……嘘だろ……なんでそんな事になってんだよぉ……?」ガックリ

木原「気持ちは分かるが今更どうしようもねえ。納得しとけや」

黒夜「…分かったよ……いや納得はできないけど、でも、逆に言えば金だけが問題なんだよな?」

木原「あん?」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/18(日) 09:01:55.39 ID:xiPIOFlHo<>

黒夜「要は金さえどうにかできりゃいいんだろ?」

木原「そうだな、どうにかできりゃあな」



黒夜「ならさ!そこら辺のヤツからカツアゲしようぜ!!



木原「は?」

黒夜「どーせウチらならず者の集団なんだしさー、別にそれでもいいっしょ?」

木原「アホかお前……」

黒夜「別にいいじゃん!金作るんならそれが一番手っ取り早いって!!」イケイケ!!ゴーゴー!!


SC「やれやれ……」


黒夜「あ?」ピク

SC「カツアゲとは何とも情けない。匪賊には誇りもないのか? 生き易いものだな、羨ましいよ」フッ

黒夜「………何コイツ? 無茶苦茶ムカつくんだけど!」イラッ

木原「あぁー……とりあえずアレだ、お前の言う通り早急に金を作る必要は確かにあるわな」

黒夜「だろ? だからやっぱカツアゲすんのが一番良いって!!」

SC「……金策といったらカツアゲしか思い浮かばないのかオマエは?」

黒夜「イチイチうるせェな!じゃァ他に何かあンのかよ!?」

木原「オラお前ら喧嘩すんな、金を作る方法なら俺がちゃんと考えてっからよぉ」

黒夜「え?」

SC「……」 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/18(日) 09:04:27.25 ID:xiPIOFlHo<>

木原「いいか? 明日、学園都市で年に一度のイベントがあるってコタァお前ら知ってるか?」

黒夜「明日の年に一度のイベントって……大覇星祭だろ? そりゃ知ってるよ」

SC「同じく」

木原「なら話は早え、お前ら2人参加登録しといたからよ、どっちでも良いからサクっと優勝してこいや」

黒夜「…は?」

SC「……」

黒夜「イヤ意味分かんないんだけど? 何で私達が参加しなきゃいけないの?
   それで何で優勝しなきゃいけないの? アレただの運動会でしょ?」

木原「それなんだがなぁ、何でも今年の大覇星祭は例年とは違うんだってよ」

黒夜「違うって何が?」

SC「……能力使用可の戦闘形式になった、とは聞いているが……」

黒夜「え? マジっ?」

木原「おう、で、優勝したらどんな望みでも叶えてやるだの何だのと、理事会がのたまってるらしいんだわ」

黒夜「どんな望みでもって……マジかよ、それ……?」

木原「っつーワケだからよぉ、お前ら参加して優勝しろってこった」

黒夜「……」

SC「……」

木原「理事会の言ってる事は怪しいモンだが、まぁ金の問題ならどうとでもしてくれんだろーしな」

SC「……了解、ミッションのクリア目標を大覇星祭優勝に固定します」ウィン

黒夜「いや…まぁ私も別に良いんだけどさ……でもなぁ……」ウーン…

木原「何だ? 何か不満でもあんのか?」

黒夜「う〜ん……」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/18(日) 09:06:13.69 ID:xiPIOFlHo<>
木原「お前の肉球なら心配すんな。大会で戦う時には解除して能力使えるようにしてやっからよ」

黒夜「いや……それもあるけど、そうじゃなくて」

木原「あぁ?」

黒夜「大覇星祭で勝ち抜いて優勝するのよりさぁ……
   やっぱカツアゲして金作った方が早くない?」

SC「お前はどれだけその方法に拘っているんだ……?」

黒夜「いや私はそれが一番手っ取り早いと思うんだって!」

木原「あぁー……」ポリポリ

黒夜「イチイチ大会に参加して優勝して〜なんて面倒だよ! そう思わない木原くん?」

木原「1つ言い忘れたがよぉ……」

黒夜「?」

木原「大会には、どーやらあのクソガキも出るらしいなぁ」


黒夜「」ピクッ


木原「まぁあのガキと上手い事当たるかどうかは分かんねーが……
   衆人環視の中、あのガキを痛めつける事が出来たら、さぞ気持ち良いだろうなぁ〜」

黒夜「……」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/03/18(日) 09:07:54.40 ID:xiPIOFlHo<>

木原「そう考えたら俺も出たくなっちまったなぁ…間に合うんなら今からでも参加登録してみっか?」ドーシヨ?

黒夜「木原くゥン……?」

木原「あ?」

黒夜「焚きつけるのが上手いじゃン? いいよ…なら私も参加してやンよォ」

木原「おー、そうか、そうか、やる気になってくれたか?」

黒夜「当ったり前じゃン!殺る気ってのがゾクゾク湧いてきたねェ!」ヒッハハッ

木原「そりゃ良かったぜ。じゃ大会中はその勢いで売り子の方も頼むな?」ヨロシク



黒夜「…売り子??」



木原「おう、この機会に木原ショッピングも出店すっからよ」

黒夜「はァ!? なにそれ!?」why?

木原「看板娘なんだしよー、売り子してなんぼだろ?
   っつーかお前に肉球装備させたのも、ぶっちゃけそれが目的だったんだわ。
   やっぱ時代は萌えだしなぁ」

黒夜「萌えって…え?…えぇっ??」


木原「んじゃまぁ……大覇星祭は任せたぜオマエら!」

SC「了解」

黒夜「い、意味分かんねぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜っ!?」


<>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2012/03/18(日) 09:10:51.74 ID:xiPIOFlHo<> とりあえず、ここまで。
あと数本サブストーリー的なものを書いたら、本編に戻ると思います。

なお、ついでに前回の投下から新たに登場したテンプレ用人物紹介をば。



                                    .  ⌒ヽ
                            _.ノ{-r≪__    /  .   i
                       / フ⌒¨    }ミ_/    ′  l
                   .__┘_{ノ{\   __jノ'     /     |
                    / / ´厶≧ヒ.人    __ ..イ    |
                 / //  i |厂 ̄`` ,`フ爪 i !V    |
                   }ノ ′ | |     . -- 、 从jノ'⌒ヽ.  |
                  / /i  トミ  / ̄_⌒’ }| |: /: : : : \|
                'イ{j  i {         从{/: : : : : : : :`7
                  i 八  トミー─   ヽ///: : : : : : : : :V
                  |ハ{\| iい      イi//{ : : : : : : : ∨
                        }从 }     {_/ i: : : : : : : :/
                      }ハ     /}:{  l:、: : : : : /
                 __、  -‐<{___.____{/: } ,|: :\ : /
             ,. :く  丶 : : : : : : : : : \ / : ノ /: : : : ∨
               /: : : :\  \: : : : : : : : : : : : { i : : : : : i
           / : : : : : : \  \:_:_: : : /\ :| |: : : : : :j
              /: : : : : : : : : : 丶  、{: : :\,/ : | ' : : : :∨
         _,ノ: : : : : : : : |: : : : : :丶 \: : : : : : l/ : : : : : i
         }: : : : : : : : : 厶: : :i: : : : :\ \ : : : : : : : : : : |
        /\: : : : : : /{  \|_: : : : : : \{: : : : : : : : : : '|
       /    >、:_:/ |- 、_}丶 : : : : : : : : : : : : : : :/ }
      /  / /    | : : : |\ \: : : : : : : : : : : :/ /|
     /     /    |: : : !: : 丶 } : : : : : : : : : / /: |
     /     /         | : : : | : : : : 〉 : : : : : : : : } /: : |

◆一方通行
知る人ぞ知る某ヒーローの正体……らしい。
変身中は通常時よりも多少性格が丸くなっているらしく、
好き勝手やっているように見えて、極力人死には出さないよう一応それなりに気を使っているようである。
彼がそのようなヒーローまがいの事を行い始めるに至った経緯は、単純に打ち止めの我儘に付き合わされて……のようなのだが、
当の本人は嫌々文句を言ってる割に登場時、及び退場時に流すテーマソングを熱唱するなど、内心かなりノリノリな感がある。
原作同様、妹達に対しては負い目を感じており、第三次製造計画で作られたプロトタイプ(番外個体)を、保護するため奔走した。
打ち止めの言う事であれば、どんな我儘であっても「しょォがねェな」の一言で済ませてしまうロリコ…過保護っぷりが故、大覇星祭へ参加してしまう。






                _.. イ
           / ̄-=≦. /}
         /   ─fう^マ^7^)_.. -‐┐
         |   二Z〔] }/^7ヘ:::< ̄
    ‐v‐ 、   | 、 く}_) 厶/}:} }:::::::::\
   {    }   ヽ. `≧` ̄`ヲ ̄`'¨⌒ー┘
    \,/       ≧==≦´
    (      /: , --、マ
    _)       {: :{   }ノ
       . : :´ ̄丶`--. .、
    /: : : : : : : : : : : : : \
    . :r┐: : : : : : : : : : : : __;ハ
  / : | ∩: : >、_:/ : / ;ヘ: :_/|    , ‐y'⌒ヽ
_/ : :|r':/\/l: :/、厶 |: : : :ト、  { ′   }
7´: : : :| |t‐う ̄`∨|/_|: {^' ,ノ  、     /
i: :/ : | |   ,ヘ._,  \ |//     \,/
|/!: :/| 、   、__,ノ  ⊂ソ/:!
 ∨  |  }≧=---=ァ≦´: ;ハ|   { ̄
    }_ノ人`ー┘イ/ }/    __)
   /^¨´◯`¨´C|
 _/◯ °o ◯ r}

◆打ち止め
謎のヒーロー、アルビノ忍者一方仮面の生みの親にして司令官。
最近、一方仮面2号を作る事が出来てご満悦。
ゆくゆくは一方仮面V3、一方仮面アマゾン、スカイ一方仮面、一方仮面ストロンガー、一方仮面BlackRX、等々、
数十人に渡る一方仮面達を揃えて悪の組織に立ち向かいたいらしい。悪の組織が一体何なのかは不明だが……
誰からの影響だかレトロヒーローオタクの気あり。 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2012/03/18(日) 09:12:05.40 ID:xiPIOFlHo<>
                        -‐‐‐-  .._
                   .  ´           `丶、
                    /                 \
              ィく_       −‐      __      .
            / `^Z,  ‐z− 、  −---  __  ',
         、___ _彡- / /  ´'^二こ¨ミ     ,_ __ `  ;
         _.>,   .∠ ,〈   ,ィ伝い `ヽ.   , ⌒ヽ\ !
        -イ  /,厶 〈/ 、__ ‘ー'′       ′旡_`^' j、
         _,) { i'⌒〉  ⌒  -‐ __,ノ     ヒン }i  ハ\
         `て.人 、_厶          __   ;  、__  z;h 丶`Z.
           `⌒ヘ,__`′              '^      }i }、 ,ハ(¨
                  }小,   ,  _ _____        ,リヘiV
              _j厶 ___{        `¨⌒ヽ    〃
             __]      ̄ ̄ミヒ´__`¨て    } , ″
              厂   ̄ ̄ミ 、__    i     /
           厶 ___ ___ _  `丶.j__,  , イ
           厶 `≧=− =⇒ 、__  \イ⌒ン
         ,         /      `丶、 く{
           /         , '      _ ___    \ \
          ,        /     ,     `丶、 \ \
       ′        .′     {         \  .\ \
        /           i        、         \j く   \
     /       \j        `≧= -      \\  \

◆冥土帰し
ご存知カエル顔の医師。
一方通行に足代わりに呼び出されたり、打ち止めに病院を秘密基地代わりにされたり、と
一方通行と打ち止めの我儘に、ダブルで振り回されている人、何気に苦労人。
もちろん誰かが怪我をした時にこそが彼の一番の出番なのであるが……
しかし主役である上条さんが怪我をしても、悉く奇跡の診療所に通ってしまったため、
大覇星祭準備期間中である十日間の間に、それらしい出番は殆ど無かった……









                  /ヘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ミ==‐-  、
                _{:/ミ: : : : : \: : : : : : : :`:<´ ̄ ̄ヽ
              /: :/: : ヽ ',: : : : : : :. : : : : : : : : :ヽ、
             : :/ : : : : : : :|\  : :.| : : :ト :、 : : : : : \
            ://: : :| :|\: : | .:.i:彡斗ー=:| : : :\: : :ヽ、 \_,
           :/ /.i : : |=ト、 \: :! ,孑f爿ミ!: : : ! : \ : : =一<_
           {! .: :i : : |,≧=ミヽ\i 乂 丿ノ\: :! : : : \ : : : : : : : :ア
             i | i: : :《.{ _ }  У    ̄/// ヽト、 : 、 : : \( ̄`ヽ
             i |人: : }ヽ='// ヽ       _ u 丿/\ |\: : :ヽ
             У/: }: |// u  , - ニ´_ハ    У./||: : : :ト、:ヽ,
             ムイ从     /_,ィ´      }   /- ': :リ: : : : ', \l
                j/ |:\   \ _ , -- メ=:<′ : : : :\ : : !  j
                /; }: :|l: .._  ,r--<¨ヽr .} : :ト、 :ヽ : \_!_,
               /'゚ }: :ハ: :|:`¨7 i_ヽ `ヽ {/^ヽ) :|| : :いi
.                  ハ| }:八{^ゝ′   /    ∨レヘ| _j
        /|_ノ|       ,.ニ===7¨ {     ,イ  / !  ハ
      /_  =ラ    /    /  ヽ ー./} ヽ ! i 〈 '.
         )/   ,∠=-- _,ノ´  /_ハ/.ハ  `| i  ヽ !
          , <___, /  ,,〃 (//  ' 、∧ l   〈
     _彡=≪´     . /  _/   ∧      \|!   ,.ハ
  _,∠  _ . ミ_    ,〆{ ≦_    ‖ \       く´ _ )
  / , /     ` <  /ミ \__ .‖   \      \__`ミ、
〈 《  //      ミミ三三  ミ .〉、二三/´ ̄\      ヽ ) )
  ヽ. { {     ミ ミ三ニ  ヽ、У/  三   ヽ〈_)、      /

◆番外個体
一方通行によって保護された第三次製造計画のプロトタイプ。
目覚めた直後に、打ち止めをサッカーボールキックで蹴たぐりゲロを吐かせる暴挙に出たじゃじゃ馬娘。
原作通りミサカネットワークから負の感情を拾っている………という事は特に無く、
暴力的なまでの彼女の性格の原因は生みの親たる木原数多の趣味がゆえ、そうなってしまったようである。
また他の妹達と違い、彼女だけは特に役割を持たされず、この世に生を受けたらしい……が、
その事に関して、本人は深く考えておらず、むしろ働かなくてラッキー!程度にしか感じてなかったようである。
しかし自身のニート気質を一方通行に窘められ、結果、嫌々ながらも一方仮面2号に任命されてしまう。 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2012/03/18(日) 09:13:09.36 ID:xiPIOFlHo<>


  ,-=..,,_lヽ、マド-、、圭圭ド-、>-、    `>-/   |メ\  ムマ、  ,  ― 、      / /     ,ィ≦彡 ,ィ≦三
',  l。   |圭圭圭ヽ、マド-、圭/ヾ-≦|<    姓ム    ヽ|仆ll|,ィ´,イ__:_>-、__l ./l  ,ィ≦彡´ ,ィ≦三三三
 ヽ∨   ',圭圭圭圭圭へ、ヽ、/  〉: \ ` <ハ-´ \   .|ll .lll|__        ヽ.7  .l/ /_,イ≦'´ ,ィ≦三三三三
   ∨ ¨ `ー-=、,-、圭圭ィマ´l/: : : : :〉  ./    ,'  /|ll .lll|=ニ二_ム .三三| /   ,イ ,ィ≦三三三三>´
    .∨ `^ー-= 、  `ー--≦-、: : : : :/   /  Zヽ  ,'iiii|ll ヾ| ≠    三三|/     |__/三三三≧´ ̄ ,ィム´
     ー-、 マ 、 `ー--..,,__|ヽ/\ィ-=イ   マヾヽ v-'¨| : l|  .| ゞ/  ミ三|     lヾ三三彡 '  ,ィム´  ,ィエ
      //ヽ、ヾ、ミ 、 ≡≡   .\   l::::::::l    ヽイヘ  |lll ll|  ト、メ.ト、   i     ,仆     __,ィム´  ,イ:::::
     /::::::::::::::\`ー' ゚ ゚     \/:::::;イ      ト、ソ   ヾーィ .ノ ,-'::::|   i     l |:::l >-‐''¨   @ 〈:::::::ノ
    .//::::::::::::::::::/7、     |三三三彡/.l      ヽニ、\  .ハ  | l´ト、:::|   i     .l |:::ヽ    ィェ ゚   ムメl´
   //::::::::::::::::::// ム`ー-、_ ヾ二二彡 l       i ヘ l i  .V  |/_|ソ l::l   l     l  |:::::::',二二彡ム--  ノ_/
   .\:::::::::::/ .>_/::ヽ、::::::::::Y >ー彡' ,イ    , - 、ヾ ∧ヽヽ .| ./イ二ア´_ _ ^__   l=  ヾ_〃ヽ、_,イ_,..___,イ
     \ /  /::::::':::;::::::`>::::>::::, イ イ l., ―‐┤  トヽ|::::::jヽ.|// |_//   | , ――、   _/,'   , - ―--=
.      /  ,' \__ノイ´::::, イ´ヘ ノ  |    .〈   |::|...|`l::::ヽ.ヘ.|7 / // .  / |    ヽヽノ |   \       `
      」  |   У少イ  / /   |  ィニニト__|:::|.∧.';::::::::ヽイ .///,ク イ/ /ヽ___  | | /`ー-..,,_゙゚      。
     ,イ |  `ー´    / ./     ヽ `ヾ三| ヾ'./ ヤム::::::/ / ヽマ彡'/ /__ム,イ´  l l / ̄`ヽ、  `ー-..,,_
   ,イ| | \      メ_/        ___」 `´   ',ヾイ ,ィエニェ、  l "/  〉-==彡ソ     `ー- ,,_  `ー-
  / | .ヽ\ `ー‐‐-イ          , -t   ,ィエ       ,句三三ソ/7イ  /ヾ、 |ヾイト、_       `ー-=ィ'
..ム/´\ー-≧=-イ          __ ム:::':::Ylll||||||∧     ィ、込三ソ多 /  .////W7:::<:ヾメヽ
./\:::::/〉-−イ           ム:'::〉::::|,.| |||||||ト ',    マヾ ィ刈  / .//////´./ヽ、:::::::::::::::ヽ、
';::::::::/::::/ ̄フ´           /::::::::/ヾ::::イ ',||||||||', ヽ    友彡´ /  .|/////´/ ̄`ヽ、::::::_;イ ヽ
::::/::::/ー´            メ、:::::::/,:::-''¨寸、ヽll;イ´ ̄ヽ__/ ,イ / ̄ ̄ヾ/// イ  <:::ヽ_≧'´ `ヽ\
´:::::/               ,>'´_イ^ヽ  |ヽ 〉-〈  l´ ●ロ O l___:::/ ̄ヽ// ヽ  ';::::::::::::|_    .\\
::/               イ::::::::::::::::::/   山    l--‐'' ̄ ̄´   ヽθ/  |  ',  ヾ:::::::::::ヽ    ヽ寸



◆シルバークロース
木原数多が生み出した新世代のサイボーグ。恐らく最も原作からかけ離れてしまった人。
中途半端な改造をされた0.1%サイボーグ(脇腹の接合部と肉球グローブだけ)の黒夜と違い、
爪先から頭の天辺に至るまで改造された純度100%のサイボーグ。故に食事も特に必要としないようである。
そのため彼の主たる動力源は、木原数多が開発した青緑色に発光する新エネルギー、キハラ粒子なるモノで動いているらしい。
改造手術を施した木原数多から黒夜のサポート(お目付け役)に加え、財源確保の名目で黒夜共々大覇星祭への参加を言い渡される。
ちなみにサイボーグたる彼の脚部は換装式となっているようで、
汎用性に富んだ通常装備の2脚、ジャンプ力を重視した逆関節型2脚、狙撃重視の4脚、耐久性重視のタンク型脚部、
と、各脚部をTPOに合わせて装着する事を信条としており、状況に合わせて最適な物を選ぶことで最大の効果を発揮させる……らしい。 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2012/03/18(日) 09:13:45.03 ID:xiPIOFlHo<> 以上、テンプレ用人物紹介でした。
では、また。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage saga<>2012/03/18(日) 09:15:38.71 ID:/7iliu7no<> ホワイトwwwwwwグリントwwwwwwwwww
純度100%って只のロボットじゃないですかー!やだー! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/18(日) 09:21:59.56 ID:+HYHMuK5o<> 復活してたでござる! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/03/18(日) 10:52:08.84 ID:adDtyefmo<> まさかこのスレで白栗さんを拝む日が来るなんて <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)<>sage<>2012/03/18(日) 11:50:41.38 ID:6pNWp/fE0<> こいつに上条さんが勝てる要素あんのかww一度倒しても再起動しかねないww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<>sage<>2012/03/18(日) 14:00:25.73 ID:DjjixkKuo<> キハラ粒子ってGM…
青ピよりやべぇのきちゃったよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中部地方)<>sage<>2012/03/18(日) 14:43:01.72 ID:9e0pDWIso<> これは大変なことになった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/19(月) 23:05:42.36 ID:ACthXH33o<> 愛してるんだぁ〜!きみたちをぉぉぉぉぉぉぉ!












そのうち木ィィ原くゥゥンが言いそーだなwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/23(金) 15:48:52.98 ID:DGyzgIlX0<> 登場した時のセリフがナインボールだなww
こんな形で出てくるとはシロクロェ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/04/17(火) 03:33:09.49 ID:0iT7fgaNo<> まだ待ってるお <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)<>sage<>2012/04/19(木) 22:56:15.49 ID:f4xLivLlo<> >>1…サボり癖がついてしまったのか
<>
◆HZn49RRfHY<>sage<>2012/04/20(金) 22:28:50.95 ID:LFeGmVZwo<> >>516
ごめんなさい。完璧についてしまいました。
とりあえず今週土日の内に一本投下します…とでも言っておかないとたぶん投下しないので予告。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/04/21(土) 22:05:48.15 ID:oRNk8gjG0<> 乙
がんばれ1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/04/21(土) 22:06:36.85 ID:oZeZSfuio<> 負けるな>>1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/04/22(日) 01:34:57.90 ID:yW8s5+7qo<> よしきた待ってたぞ <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 14:50:57.41 ID:1F7R6W040<>
―――――

――――

―――

―軍覇島

満点の星空の元、月明かりに照らされた水平線がどこどこまでも広がる。
月を映し出す水面は波打つ事なく、ささやかな風が草葉をそよぐのみ。
穏やかなる静寂さが場を演出する、ここは軍覇島――


女「うふふ、男くぅん♪」イチャイチャ

男「女……相変わらず可愛い奴だなぁお前はw」イチャイチャ


―――そんなデートスポットとして名高い軍覇島のある所に、
ムーディーな夜の雰囲気の下、それはそれは仲睦まじい一組の男女がおったそうな……


女「大好きだよ男くぅん…」イチャコライチャコラ

男「俺も愛してるよ女……だから…な?」サワサワ

女「あんっだめだよぅ男くぅん…///」モジモジ

男「大丈夫さ…誰も見てやしないよ」サワサワサワ

女「でも……だからってこんな所で……恥ずかしいよぅ…///」モジモジモジ

男「いいだろ…? 俺はお前が好きなんだよ女っ!」キリッ

女「男くん……」ウットリ

男「女……お前が好きだ!お前が欲しいーーーーっ!!」ガバァ!

女「あぁんっ男くぅんっ!!」アァン














ッドカーーーーーーーーーーンッ!!! <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 14:52:08.80 ID:1F7R6W040<>





女「きゃあっ」ビクゥ

男「なっ!? いきなりなんだ!?」ビクゥ


―――突如として響き渡った爆音!
愛を囁き合ってた雰囲気から一転、男女のカップルは爆音が轟いた方向。
モクモクと粉塵が漂う、そこに視線を向け―――


兵隊長「HQ!HQ!応答せよ!!目標からの攻撃を受けた!至急応援を頼む!!」


男「……」

女「……」


兵隊長「…――なに!? 応援は無理だとぉ!? 何を言っている!兵力はまだ残っている筈だろう!?」


男「……」

女「……」


兵隊長「…――なん…だと…? バカな!? 数分前には応答があった連中だろうが!!」


男「……」

女「……」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 14:53:49.18 ID:1F7R6W040<>

兵隊長「…――あ、ありえん……ぜ、全滅? 12個小隊の兵力が全滅? 3分もたたずにか?」


男「……」

女「……」


兵隊長「…――たかが原石1人に精鋭12個小隊の兵力が全滅……ば、化け物か!?」


女「なんなのアレ……?」

男「わ、わからん……」


イチャついていた男女の前に、いきなり現れた1人の兵士。
兵士は慌しく無線を使い、仲間とおぼしき連中に連絡を取る。
そして――



??「根性が足りねえな!根性が!!」



男「こ、今度はなんだ!?」

女「なんなの一体!?」


――粉塵の中から怒声一発。
ザっという足音と共に時代錯誤な根性論を高らかに唱えながら、
白い鉢巻を頭に締めた、その男は颯爽と参上した。

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 14:55:31.62 ID:1F7R6W040<>

兵隊長「ぐ…っ貴様ぁ…!」

削板「すぐに助けを求めようなんざ根性が足りねえ!!」

兵隊長「ぐ…っ」

削板「いいか? 根性のねえ徒党を組んでも拉致があかねえぞ?
   俺を捕まえようってんなら、男らしく根性入れて1人でかかってきやがれ!!」

兵隊長「ふ、ふざけるな…っ!貴様のような化け物に1人で立ち向かえるか!!」

削板「あぁん? 1人で立ち向かえねぇだぁ? くぉんの根性無しがぁーーっ!!」クワッ



女「ひぃぃぃ!また何か濃いのが出てきたよ男くぅん!?」

男「なっ、なんなんだよコイツらぁ!?」



兵隊長「ええい!貴様の戯言なんぞに付き合えるか!者どもっ出会え出会えー!!」


兵隊達「「「「おおおおおおーーーっ!!」」」」ワラワラ


と、兵隊長の呼びかけに応じ、どこに隠れていたのか数人の兵士達が姿を現す。
数少ない残存兵力なのであろう、現れた兵士達は円を描くように削板の周りを取り囲んだ。



女「ひぃ!また何かゾロゾロ出てきたーっ!!」ヒィ!

男「い…一体何が起こってるんだ!? サッパリ分からん!」

女「私だって分かんないよ!!」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 14:57:02.22 ID:1F7R6W040<>



兵隊達「「「「」」」」ワラワラワラワラ

削板「……」

兵隊長「よし!お前たち!合図と同時に一斉にヤツへ攻撃を仕掛けろ!」

兵隊達「「「「了解!!」」」」イエッサーッ

削板「まったく懲りねえな!まだこんな根性のねえヤり方で来ようってのか!?」

兵隊長「ええい!黙れ!黙れぃ!!」サッ

削板「む…っ!?」ピクッ


そして兵隊長はサっと片手を頭上に掲げ――



男「クソぅ!こんなワケの分からない所にいつまでも居てられるか!俺は自分の家に帰る!!」スタスタッ

女「あっ!待ってよ!男くぅん!!」




兵隊長「総員突撃ーー!!早くこの化け物を仕留めるんだーーっ!!」ゴー!

兵隊達「「「「おーーーーーーーーーっ!!!!」」」」ドドドドッ!

削板「しゃらくせえっ!ぬぅん!!」クワッ


――兵隊長の号令と同時に、兵隊達が削板に向かい一斉突撃する。
それと同時に削板は目を見開き、その拳を構え―――

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 14:58:04.88 ID:1F7R6W040<>


兵隊達「「「「突撃ーーーーーーーーーっ!!!!」」」」ドドドドォッ!


削板「すごいパーーーーンチ!!」ボヒュンッ



チュドーーーーーンッ!!



兵隊A「ギャーーース!!」ヒデブ!

兵隊B「ギャーーース!!」タワバ!

兵隊C「ギャーーース!!」アベシ!

兵隊D「ギャーーース!!」エヒャイ!

男「ギャーーース!!」ウワラバ!



女「お…男くーーーーーんっ!!」イヤァァァァ!



―ー―念動力か、それとも単なる風圧なのか。
あえて表現すれば、オーラの塊とでも言うべきであろうか。
それは削板の拳を発射台とし、突撃してきた兵隊達と無関係なその他一名を爆砕!
辺りの地形ごと粉微塵に吹き飛ばしてしまったのである。

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 14:59:41.01 ID:1F7R6W040<>


削板「……ふんっ」シュ〜

兵隊長「ば…化け物め……っ!!」

削板「どうした? これでもう終いか?」

兵隊長「ぐぬぬぬ…っ!」

削板「なら尻尾巻いてとっとと帰るんだな。
   俺を捕まえて研究サンプルにしようなんて根性のねえ考えはもう諦めろ!」

兵隊長「ぬかせ!誰がコレで終わりと言った?」

削板「あん?」


<オトコクン!オトコクーン!!
<オンナ…オレハ…オレハ モウ……グフッ


兵隊長「まだだ!まだコチラには切り札が残っているのだっ!!」

削板「切り札だと!?」

兵隊長「お願いします先生っっ!!」



??「フッ」ザッ



削板「むっ!?」


――ザっという足音と共に、1人の男がその場に姿を現した。
削板が目を向け、兵隊長に呼ばれたその男は―― <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 15:01:35.38 ID:1F7R6W040<>



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    ~' -::::,,_:::::::::::::i.    -=ニ,...-~       /'~~::_,,::-"
         ~ -:::,_:', - ,,   -      ,,-^-"^^    クズ野郎め……超エリートの俺の手をわずらわせやがって
_            i   ~ - ,, _ ....-- ~^ i           ___,,..
/~ -,- .,,_      !            .i     _,,.. --、'~^ ヽ
  ,,-"  ,,-^ -,,...-.,.i            .i_/^^'i,'^~-.,  'i,   'i
. ,,"  ,,-'   ," _,,_i             i ̄ 、 'i   'i  ',   'i
/   /    i ,," -'              `- i  i   i  'i   i













??「まったくイラつかせやがるぜっ!」チッ

削板「なんだコイツは!?」

兵隊長「ふははは!化け物め!貴様はもうコレで終わりだ!

??「クックック」

兵隊長「このお方、絶対等速先生がこの場に現れた以上はな!!」

削板「絶対等速だとぉ!?」





※※絶対等速<イコールスピード>※※
原作、超電磁砲にて登場した能力。
能力を使用する本人は原作で強盗を働くようなしょっぱい人間ではあるが、
その能力は、投げた物体が、
『能力を解除するor投げた物が壊れるまで、前に何があろうと同じ速度で進み続ける』
というモノらしく、
レベルこそ不明だが、地味に最強説が囁かれている脅威のチート能力である。

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 15:03:51.61 ID:1F7R6W040<>


絶対等速先生「くっくっく・・・・・・喜ぶがいい」

削板「……」

絶対等速先生「貴様のようなレベル5の下級戦士(序列最下位的な意味で)が超エリートに遊んでもらえるんだからな!」

兵隊長(いやいやレベル5って時点であんた……)


削板「へっ!上等だ!ちょっとは骨のありそうな奴が出てきやがったぜ!」

絶対等速先生「威勢の良い野郎だ。その強がりがいつまで持つかな? だっ!!」ビシュッ


――と、言い終わるやいなや、
絶対等速は指先から、とある物体を削板に向け弾き飛ばし、


削板「むっ!?」


一瞬後、ツー…と削板の頬から一滴の血が滴り落ちた。
絶対等速の指先から弾き出され、削板の頬を掠めていったそれは――



絶対等速先生「くっくっく……驚いたか? 鉄球だ!」ジャラッ

削板「……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/22(日) 15:06:10.55 ID:vFYDuDeqo<> この人鉄球使うより砂鉄とかそういう細かいもの使ったほうが強いよなぁwwwwww <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 15:06:11.63 ID:1F7R6W040<>


絶対等速先生「今お前の頬を掠めた鉄球は俺の能力によって発射されたモノだ。
         単純な力で弾き飛ばしたワケじゃない。この意味が分かるか?」

削板「サッパリ分からん!!」

絶対等速先生「………なら分かり易いように説明してやる。
         俺の能力によって発射された物体は、俺の意思で能力を解除するか、、
         もしくは破壊されない限り等速で進み続ける。つまり!!」

削板「……」

絶対等速先生「さっき発射した鉄球は胴体を狙っていれば、お前の体にポッカリ風穴が空いていたという事だ」クックック

削板「むぅ……」

絶対等速先生「更に言うなら研磨された俺の能力は、昔と比べ今や弾丸並の発射速度だぜ!!
         どうだ? ビビったかクズ野郎め!!降参して研究サンプルになるのなら今のウチだぞ!」

削板「なるほどなぁ……そりゃちょっと厄介な能力かもしれねえなぁ……」ムゥ

絶対等速先生「そうだろ?そうだろう? ほら降参するなら今のウt」

削板「よし!いいぞ!もう一回撃ってこい!!」

絶対等速先生「……は?」

削板「もう一回撃ってこいって言ったんだ!今度はちゃんと俺の体を狙ってな!」

絶対等速先生「……正気かお前? さっきしてやった説明を聞いてなかったのか?
         いいか? 俺の能力はなぁ――」

削板「心配すんな!ちゃんと聞いてたぞ!」

絶対等速先生「イヤちゃんと聞いてたんならお前……」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 15:07:56.71 ID:1F7R6W040<>


削板「いいから根性入れてもう一度撃ってこい!一発と言わず何発でもな!!」

絶対等速先生「ぐ…っ!下級戦士の分際で調子にのりやがって…っ!なら望み通りにしてやるぜ!」

兵隊長「せ、先生……研究サンプルとして捕える予定なんですから殺すのはちょっと……」

絶対等速先生「えぇい黙れ!!超エリートである俺がここまでコケにされて黙ってられるかー!」

兵隊長「ひぃっ!」ビクビクゥン!

削板「どうした!撃つならさっさと撃ってこい!!俺は逃げも隠れもしねえぞ!!」

絶対等速先生「チッ…!いちいちムカつく野郎だ!!
         もう少し遊んでやる予定だったが、そんなに死にたいのなら今ここでブッ殺してやる!!」


そして絶対等速は、両の掌いっぱいに掴んだ鉄球を削板に向け、
その恐るべき能力の照準をセットし――


削板「……」

絶対等速先生「ッ後悔しやがれーーーーーーっ!!」ビシュッ!


どんな障害物があろうと等速で突き進む絶対等速の鉄球が発射される!
そして間隙なく鉄球は2発――3発――4発――5発――
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 15:09:19.26 ID:1F7R6W040<>

絶対等速先生「だだだだだだだだだだだだっ!!」ビシュシュシュシュシュシュッ!!


絶え間ない鉄球の連射が削板を襲う。
マシンガンの如く発射される鉄球の着弾地点からは砂煙が巻き上がる。
巻き起こった砂煙によりターゲットである削板が覆い隠されようとも、
絶対等速は構わず鉄球を撃つ!撃つ!撃つ!!撃ち続ける!!!


絶対等速先生「ゼェ…ゼェ…」


モクモクモクモクモクモク……

と、砂煙が射手である絶対等速の足元まで及んだ頃、
鉄球のマシンガンはようやく打ち止めと相成った。


兵隊長「や、やったか!?」

絶対等速先生「へっ!ざまぁみやがれ!」ハァハァ


息を切らし、鉄球を打ち終えた絶対等速が勝利を確信する。
これだけの鉄球の餌食となれば最早肉片の欠片すら残っていないであろう。


絶対等速先生「クックック……超エリートである俺様にナメた口を聞きやがるからだクズ野郎め!!」


と、小物特有のチンケなプライドを満足させた絶対等速が薄ら笑いを浮かべる。
しかしながら……誰かが、
「やったか!?」
等というセリフを口にしてしまった場合、やってない確率100%、そのうえ連射は負けフラグ。
古来より定められし、その黄金法則に例外など無い。この時もまた然り―― <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 15:11:02.46 ID:1F7R6W040<>



ズシャ…ッ


絶対等速先生・兵隊長「「ん?」」


と、次第に晴れていく砂煙の中心から鳴り響いた足音に2人は首をかしげる。
足音の主は四散する所か、まったくもって五体満足の――


削板「へへ……」

絶対等速先生・兵隊長「「なにぃ!?」」


――学園都市第七位、削板軍覇であった。





















  \         /_ /     ヽ /   } レ,'       
  |`l`ヽ    /ヽ/ <´`ヽ u  ∨ u  i レ'         
  └l> ̄    !i´-)     |\ `、 ヽ), />/        
   !´ヽ、   ヽ ( _ U   !、 ヽ。ヽ/,レ,。7´/-┬―┬―┬./  
  _|_/;:;:;7ヽ-ヽ、 '')  ""'''`` ‐'"='-'" /    !   !      ば、化け物めぇ…!
   |  |;:;:;:{  U u ̄|| u u  ,..、_ -> /`i   !   ! 
   |  |;:;:;:;i\    iヽ、   i {++-`7, /|  i   !   ! 
  __i ヽ;:;:;ヽ `、  i   ヽ、  ̄ ̄/ =、_i_  !   !  
   ヽ ヽ;:;:;:\ `ヽ、i   /,ゝ_/|  i   ̄ヽヽ !  ! ,, -'
    ヽ、\;:;:;:;:`ー、`ー'´ ̄/;:;ノ  ノ      ヽ| / ,、-''´  ※注:絶対等速
                 ̄ ̄ ̄            Y´/;:;:;\



<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 15:13:45.99 ID:1F7R6W040<>





兵隊長「せっ先生っ!?」

絶対等速先生「こ…こんなバカな事があってたまるかーっ!!キサマなぜ生きていやがる!?」

削板「根性だよ根性っ!!」

絶対等速先生「こ…根性だとぉ…?」ゴクリ

削板「おう!!」キッパリ

絶対等速先生「ふ…ふざけやがって!単純に鉄球を飛ばしたワケじゃないんだぞ!!
         さっきも説明したが俺の能力で発射された物体はそれが破壊されない限りどこまでも!!」

兵隊長「いえ…先生…その……それがどうやら破壊されてます……」

絶対等速先生「なにぃ!?」

兵隊長「鉄球が破壊されてます……ヤツの足元に鉄球だった欠片がチラホラ……」

削板「」フンスッ

絶対等速先生「バ、バカな…っ!生身の体にブツけてやったんだぞ?
         なのにブツけた鉄球の方が粉々になってるとは一体どういう理屈だ!?」

削板「残念だったな!根性さえ出しゃ俺の体はステンレスのように硬ぇんだ!!鉄球なんざ屁でもねえ!!」

絶対等速先生「……本当に根性だけで防ぎやがったってのか? 一体どういう体をしていやがる!?」

削板「根性さえ出しゃ不可能はねえんだ!!」キッパリ

絶対等速先生「ク、クソッタレェ……このデタラメ野郎め!!」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 15:16:08.06 ID:1F7R6W040<>


兵隊長「せ…先生……?」ドースルンスカ?

絶対等速先生「こ…こうなったら他の能力者の手を借りるようで嫌だが、アレでぶっつぶしてやる!!」

兵隊長「え?」

絶対等速先生「アレを持って来い!!」クワッ

兵隊長「ア、アレ!? まさかアレですか先生っ!?」

絶対等速先生「アレだ!さっさと持って来い!!」


削板「……?」


兵隊長「し、しかしアレはまだ試験段階で……」

絶対等速先生「いいから早くしろっ!間に合わなくなってもしらんぞーーーーーっ!!」

兵隊長「わ、分かりましたーーー!!」ピューッ


と、絶対等速に命じられた兵隊長はダッシュでその場から離れていった。


削板「一体なんだってんだ?」キョトン


恐らく何か秘密兵器じみたモノを持って兵隊長は戻ってくるのであろう。
削板の立場からして、そうなる前に今の内にカタをつけておけば良いような気もするが、
根性の男、削板軍覇にそのような思考は存在しない。
敵がどんな手を使おうとも全て受けて立つ。それが削板を削板たらしめる根性バカの由縁なのだ。

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 15:18:17.20 ID:1F7R6W040<>


兵隊長「も、持ってきました先生!!」ヒィヒィ

絶対等速先生「グズグズしやがって!さっさとそれをよこしやがれ!!」

兵隊長「は、はい!」ジャラ


と、兵隊長は手に持ったそれを絶対等速へと手渡す。
絶対等速に慌しく命じられ、どんな兵器を持ってくるかと思いきや、
兵隊長が手渡したそれは一見すると何の特徴も無い黒い球。
そう……先ほど削板に向けて撃ったモノと大きさも何も変わらない鉄球だった。


絶対等速先生「数は……全部で100ちょっとってトコロか……」

兵隊長「はい!とにかく持てるだけ持ってきました!!」

絶対等速先生「少々物足りんが、まぁこれだけ有れば充分だろう」

削板「……」


そして絶対等速は新たに補給された鉄球を手元に置き、削板の方へ向き直り、

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 15:20:26.24 ID:1F7R6W040<>

絶対等速先生「ふん、待たせたな!」

削板「おう」

絶対等速先生「クックック……覚悟しやがれクズ野郎め!ここからが本当の地獄だ!!」

削板「なんだか良く分かんねえが、それは俺には効かねえぞ?」

絶対等速先生「おめでたい野郎だぜ……これがさっきの鉄球と同じだと思っていやがる」クックック

削板「何か違うのか? 同じにしか見えねえけどな……」

絶対等速先生「チッ…しょうがねえクズ野郎だ……なら特別大サービスで説明してやる、この鉄球がどういうモノかをな!」

削板「おう!っつーかまた説明してくれんのか? 口調は乱暴だけど意外と丁寧なヤツなんだな!」

絶対等速先生「……」

削板「お前みたいなヤツどういう風に呼ぶか知ってるぞ!これがツンデレってヤツだな!!」ハッハッハ

絶対等速先生「いちいちやかましい!!いいか? 超エリートの俺自らが、
         特別大サービスで説明してやるんだ!耳の穴かっぽじってよーく聞きやがれ!」

削板「おう!」ワクワク

兵隊長「……(イヤなんでこいつはそこでワクワクするの…?)」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 15:22:02.57 ID:1F7R6W040<>

絶対等速先生「いいか? この鉄球はな……単なる鉄球じゃない。
         イヤそもそも正確に言えば『鉄』球とカテゴライズできるモノじゃない」

削板「……まだよく分かんねえな。つまりソイツは鉄で出来てるんじゃないってコトか?」

絶対等速先生「クックック……良く分かってるじゃないか、その通りだ!」

削板「ふむ」

絶対等速先生「じゃあ一体何で出来てるんだって話だが……コレは説明するより見た方が早いだろうよ」スッ


と、絶対等速は手元に置いた鉄球の一つを手に取り削板に見せ付ける。
その鉄球には文字のようなモノが小さく刻印されていた。


削板「ん〜……?」ジロジロ

絶対等速先生「お前の視力ならこの距離からでも鉄球に刻まれた文字は読めるだろう? 読んでみろ!」

削板「え〜っと、なになに……
   でぃー、えー、あーる、けー、えむ、えー、てぃー、てぃー、いー、あーる。
   DARK MATTER……か?」

絶対等速先生「そう!ダークマターだ!クックック……この意味が分かるか?」

削板「う〜ん……だーくまたー……だーくまたー……」ウーン…

絶対等速先生「……」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/04/22(日) 15:25:14.84 ID:1F7R6W040<>

削板「がー!ダメだ!!さっぱり分からん!!」アイドンノゥ!

絶対等速先生「お前な……未元物質<ダークマター>と言えば第二位の能力名だろうが!!」

削板「おー!そーいや第二位の能力がそんな名前だったな!すっかり忘れてたぜ!!」ハッハッハッ

絶対等速先生「同じレベル5だろうが…しかも自分より序列は上なんだから能力名ぐらいシッカリ覚えときやがれ!!」

削板「それもそーだな!よし分かった!根性出してしっかり覚えとくぜ!」

絶対等速先生「チッ……まったく世話をかけさせやがる」

削板「イヤー面目ねえ!だけどワザワザそんなコト言ってくれるなんて、やっぱお前ツンデレで良いヤツだな!」ハッハッハッ

絶対等速先生「えぇい!黙れ黙れぃ!!そんな減らず口を叩けるのも今のウチだぞぉ!!」ムキーッ

兵隊長「せ、先生、落ち着いて……こいつのペースにハマっちゃダメです」ドウドウ

絶対等速先生「チッ…!クソッタレェ……まったくイライラさせやがるぜ……!」ハァハァ


削板「で、結局のトコロその鉄球と第二位の能力に何の関係があるんだ?」

絶対等速先生「ふん…!もう面倒だから結論から言ってやるぜ。
         この鉄球はな……第二位の能力から生み出されたモノだ」

削板「能力から生み出された鉄球?」

絶対等速先生「クックック……そう!学園都市第二位、垣根帝督の研究協力の末に出来上がった球体、
         その名も未元物質玉<ダークマターボール>だ!!」

削板「ふ〜ん……」

絶対等速先生「クックック……ヤツはとにかく金に困っていたからな、研究協力を取り付けるのは簡単だったぜ!」

削板「そうか、まぁそんなコトはどうでもいいんだけどよ。
   それよか、やっぱ俺の目には単なる鉄球にしか見えねえんだよなぁ…」ウーン…

絶対等速先生「とことんおめでたい野郎だ……見た目だけで戦闘力を計っていやがる」クックック

削板「むぅ…」

絶対等速先生「この際だからこの場で言ってやる!この鉄球に常識は通用しねえ!今から身を持ってそれを思い知らせてやるぜ!」クワッ

削板「そうか!説明されても結局良く分からんかったが、とにかく戦闘再開ってコトだな!根性で受けて立ってやるぜ!!」メラメラッ


――下級戦士(序列最下位的な意味で)の削板軍覇と、
超エリート(地味に最強説が囁かれている的な意味で)の絶対等速が対峙する。
本来リゾーチ地である筈の軍覇島にて、全てを巻き込まんとする地球まるごと超決戦が今始まろうとしていた。
<>
◆HZn49RRfHY<>sage<>2012/04/22(日) 15:26:39.64 ID:1F7R6W040<> オッス!オラごくう!の予告が流れそうなトコロで、今回はここまで。
削板編は次回で終了です。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/04/22(日) 15:27:45.69 ID:3qXyZAVto<> 乙
そういやもう支援って要らないの? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/04/22(日) 15:28:52.72 ID:3+P2ghQYo<> 乙〜
上条さん分が足りないんだよ <>
◆HZn49RRfHY<>sage<>2012/04/22(日) 15:31:40.30 ID:1F7R6W040<> >>542
今回はネカフェから投下しているので。
自宅のネット環境は変わってませんが、
ただ支援が必要な時は自分で挟むのであんまり気にしてもらわなくてもいいっすよ。


>>543
えーっと…上条さんの出番は…もうちょっと番外編的なモノを書いてからになるです。
もうしばらくお待ちくださいませ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中国四国)<>sage<>2012/04/22(日) 20:24:36.01 ID:irli6cvA0<> やっと……きたか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/04/23(月) 01:19:06.31 ID:x8XXVmmgo<> ちゃんとまってるぞー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/23(月) 01:22:55.15 ID:irpSecPDo<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/27(金) 18:39:26.99 ID:JiFKj1BSO<> ずっと待ってたのよバカー!

必ず、必ず本戦書いてくれよな! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/28(土) 13:27:09.67 ID:zFHAPVPSO<> 戦闘方法の確認も兼ねて余裕があれば、
またチュートリアル入れてほしいな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<><>2012/05/02(水) 16:50:57.40 ID:CleUJyoi0<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)<>sage<>2012/05/03(木) 17:21:54.37 ID:WexikuTq0<> おおう、いつの間にか来てたのか期待して待機してる

っていうかイコスピさんなにしてんすかwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(宮城県)<><>2012/05/05(土) 16:36:55.98 ID:tGYc5awX0<> 絶対等速!

乙! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/04(月) 00:42:00.02 ID:9GtvbSY4o<> あと18日で落ちます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)<>sage<>2012/06/04(月) 00:44:56.28 ID:1Vm98m2Fo<> 全く>>1ったらサボリ癖がついて…… <> ◆HZn49RRfHY<>sage<>2012/06/04(月) 03:42:31.24 ID:IrPhxymno<> 気がついたら一ヶ月ですか…
暖めているネタはいっぱいあるのに、なかなか筆に起こせないです。ごめんなさい。

とりあえず今週中に書けたら良いな!という希望的観測をしつつ生存報告です。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/06/04(月) 03:45:28.75 ID:GtO6g9Jao<> よし、これで8月までは大丈夫だな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/06/04(月) 03:46:10.76 ID:GtO6g9Jao<> 違った7月だった。未来に生きてた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/04(月) 03:47:57.46 ID:9GtvbSY4o<> 2ヶ月落ちだから8月だろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/07(土) 17:44:06.55 ID:dYfR72Jto<> さて、一ヶ月経ったな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)<>sage<>2012/07/14(土) 09:47:26.05 ID:ODzV9eDUo<> もうだめなのかな・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/21(土) 18:57:47.68 ID:NcF8FX3to<> あと2週間だぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/07/25(水) 23:54:28.65 ID:7D80mcLqo<> せめて生存報告だけでも・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/26(木) 00:28:01.06 ID:UElm5RKeo<> あと10日! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/07/31(火) 04:01:43.60 ID:0Zlw0wLfo<> もうダメか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/31(火) 16:42:12.56 ID:Oi3bLiKh0<> 今、1スレから見直して来たが、何か、よく見てみると、飛ばして読んでる所が沢山あったわ。



中部、0or1 147回









えっ?

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/01(水) 05:23:49.91 ID:eD7GCHuLo<> 暇な野郎だ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/03(金) 13:18:51.26 ID:y3eoZ+/io<> 明日で終わりだな中部 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<>sage<>2012/08/04(土) 00:30:57.52 ID:74jELl1Wo<> ふふふ。こうして旧スレは忘れ去られる運命……。 <> うわへへ<>sage<>2012/08/04(土) 13:33:33.94 ID:OcOGTNLr0<> もう終わりか… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/04(土) 20:49:55.12 ID:OcOGTNLr0<> >>1!!
5巻発売情報きたお!!だから…忘れないでくれこのスレ
超巨大文化祭『一端覧祭』準備真っ最中の学園都市に戻ってきた上条当麻。インデックス
や美琴との日常が戻ってくる――はずが、彼を全否定する、最強の『敵』が出現する。


頼むから来てくれ <>
◆HZn49RRfHY<>sage<>2012/08/06(月) 00:47:55.79 ID:jcgSyFLWo<> 1です。
長らくお待たせしまってすみません。
SSについては明日投下します。

で、明日の投下内容なんですけど、削板VS絶対等速がどうしてもまとめきれなかったため、
中途半端ですが、そこの展開については一旦筆を置かせて下さい。

削板VS絶対等速の結末については、また余裕が出てきた時に劇中の後日談的な感じで語らせてください。
間が空いた上に中途半端なストーリー展開になってしまって申し訳ありません。

こんなに間が空いても読んでくれる方がまだいらっしゃるというだけで励みになります。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<>sage<>2012/08/06(月) 00:49:34.63 ID:NZFePem+o<> わーい(*´∀`*)キター
俺は上条さんが出てれば問題ないぜ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(岐阜県)<>sage<>2012/08/06(月) 00:51:04.15 ID:Lyq6fcPJo<> ヤター <> ◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2012/08/06(月) 23:41:14.15 ID:t1O/eKiNo<> ――――

―――

――スクール隠れ家



チュドーーーーーーーッン!!



――……それは瞬く間に周りを切り裂く閃光、そして一際ドでかい爆音だった。
ビルの最上階で巻き起こったそれは、圧力鍋の蓋が暴発するかの如く内部からビルの天辺を吹き飛ばす。
そして剥き出しとなった屋内には月夜の光と共に、
その爆発の原動力となった光り輝く翼の一枚一枚が、まるで鳥の羽ばたきの余韻が如く降り注いでいた。
そう……その圧倒的な破壊は、たった一人の能力者の手により巻き起こされたものだった。




垣根「あー……」バッサバッサ


麦野「うぎぎぎぎぎ…っ!ち、畜生…このクソ野郎…っ!」プルプル

フレンダ「うぅ……結局、またこのパターンって訳ね…知ってたって訳よ…」ボロッ

絹旗「ゲホっ…ぶっちゃけ毎度毎度生きていられるのが超不思議です……」ボロボロッ

浜面「そ…それむしろ俺の台詞だと思うんだけど……まず最初に俺を盾にするのやめてくんねーかなぁマジで…」ズタボロボロッ

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/06(月) 23:42:42.82 ID:t1O/eKiNo<>

垣根「……えーっと……これで何回目になるっけな?」バッサバッサ

心理「ちょうど20回目、アイテム側から見て0勝20敗になるわね」

垣根「そうか……っつーか普通そこは俺ら側から見て20勝0敗って言うトコじゃね?」バッサバッサ

心理「そうかしら?」

垣根「……こういう時に常々思うんだけどよぉ、やっぱお前アイツらの肩持ってんだろ?」バッサバッサ

心理「気のせいよ」

垣根「そうか?」バッサバッサ

心理「えぇ、単に貴方の肩を持たないだけだから」

垣根「そうか………お前相手に好かれようなんざ欠片も思ってねーから別に良いんだけどよ」バッサバッサ

心理「良かった。何よりありがたい事だわ」




麦野「うぎ……っ…か、垣根ぇ…!」フルフル


垣根「あん?」バッサバッサ

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/06(月) 23:44:33.02 ID:t1O/eKiNo<>

麦野「まだ勝負はついてねえんだよぉーーーー!!勝った気になってんじゃねえっ!」


垣根「ほんっと懲りねえのなお前……しつこい男は嫌われるっていうが、しつこい女も嫌われんぞ?」バッサバッサ


麦野「ぐぎぎ……っ!」プルプル


垣根「まぁ……かといってコイツ(心理定規)みてーにサッパリしすぎなのも逆に嫌われっけどな」

心理「……イチイチ一言多いのよ貴方は」


麦野「ク、クッソ野郎ぉ…ブチ殺す!ブチ殺してやる!!」

絹旗「む、麦野……まだ超やる気なんですか…?」

フレンダ「もう諦めようよ麦野……」

浜面「これ以上やったらマジ死んじまうって……」


麦野「うるっっっっせー!!
   諦めたらそこで試合終了ですよって名言しらねーのかテメエら!?
   あたしはまだやれんだよ!!」

フレンダ「そんな名言、結局、知らないって訳よ……」

浜面「マジやめとこうぜ麦野…今日はもう無理だって……」

絹旗「う〜ん……(今日はいつにも増して引き際が超悪いですね…これはまた滝壺さんの手を借りるしかないかも……)」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/06(月) 23:46:59.74 ID:t1O/eKiNo<>

垣根「いつもの事だけどよぉ…向かってくるなら向かってくる。
   逃げるんなら逃げるで早いトコどっちかに決めてくんねーかなぁ?
   逃げるんなら別に追ったりしねーからよぉ……面倒くせえし」

絹旗「超了解です。貴方のその自堕落な性格には毎回頭が超下がる思いです」ペコリ

垣根「褒めるか貶すか、それもどっちかにしろな?」

絹旗「それでは少しばかり超待ってください。今から逃げる算段を超整えますので」ピッピッピ

垣根「あん?」

絹旗「(超頼みましたよ滝壺さん……)」ピッピッピ



―――――

―――

―スクールアジト前、麦野達の車が駐車してある路上



trrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr♪


滝壺「?」


trrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr♪


滝壺「……(きぬはたからの着信合図……という事は……また負けちゃったんだねむぎの……)」


trrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr♪


滝壺「だいじょうぶ……そんなむぎのを私は応援している……」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/06(月) 23:50:17.46 ID:t1O/eKiNo<>

―――――

―――




trrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr♪


麦野「あ? 滝壺からの着信…? ったくなんだってのよこんな時に!」

ピッ

滝壺『もしもし、むぎの?』

麦野「なによっ? なんかあったのっ?」

滝壺『うん、まずいよ、また駐禁きられそう』

麦野「はぁ!? っまた!?」

滝壺『うん、さっきおまわりさん(警備員)がウロウロしてたから……
   だから、これ以上この場所に車を停めとくとのはまずいかも』

麦野「ったく!こんな寂れた場所にまで網張ってるなんて、アイツらどこまで暇なのよっ!!」

滝壺『あ…またおまわりさんが来た……』

麦野「げ…マジ…? もう少しで第二位をブチ殺せそうって時にチクショウ!!」

垣根「いや全然もう少しじゃねーだろ……」


滝壺『むぎの……まずいよ…まずいよ…もうそこまでおまわりさんの姿が見えてるよ……』

麦野「あーっもう!!分かったわよ!はぁーまづらぁ!!!」



浜面「お、おう?」 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/06(月) 23:51:57.50 ID:t1O/eKiNo<>

麦野「今すぐ車回せ!!撤収するわよ!もし罰金取られたらアンタの給料から引くからね!!」

浜面「罰金って……あ、いや分かった!今すぐ行くぜ!!」ダダダッ

麦野「フレンダも絹旗も!浜面の後に続きなさい!撤収するわよ撤収!!」

フレンダ「言われなくてもスタコラサッサって訳よ!!」ダダダッ

絹旗「それでは超失礼します。ではまた!」ペコリ ダダダッ

垣根「おう、もう来んなよマジで」

心理「」バイバーイ



―――

――




麦野「ほらっ早く走れ浜面!」ドドドドドッ

浜面「いでっ!いでーって!!」ドドドドドッ

麦野「罰金払うのはアンタでも点数引かれるのは私なんだからね!!
   免許持ってないあんたの代わりになるのが私の免許だって事分かってんの!?」

浜面「わ、分かった!分かったから押すな!危ねーって!!
   下り階段でコケたら割とシャレになんねーんだぞオイ!」ドドドドドッ

フレンダ「それでも浜面なら結局、大丈夫って訳よ!」ドドドドドッ

絹旗「超無意味なまでの超頑丈さだけが超浜面の超取柄ですからね!」ドドドドドッ

浜面「お、お前ら…とことん他人事だと思って言ってるだろ……?」ドドドドドッ

麦野「おらっ!サッサと走れっつってんだろーがっ!!!」ドドドドドッ

浜面「わっ分かった!分かったから押すな!!いてーし危ねーって!!」ドドドドドッ

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/06(月) 23:53:40.24 ID:t1O/eKiNo<>

―――

――





垣根「ハァ……やっと帰りやがった」ヤレヤレ

心理「今回の戦闘時間は3時間36分と27秒…と」カチッ

垣根「……」

心理「いつもと比べて思いのほか粘ったわね……彼女(麦野)の中で何かあったのかしら?」

垣根「知るか、っつーかお前は俺に対して“おつかれさま”の一言も言ってくれねーのな?」

心理「……だから何? 貴方は私に対して一体何を期待しているのよ?」

垣根「別になんも期待なんざしてねーが、普通それぐらいは言うもんだろが?」

心理「あら、そうなの? じゃあ分かったわ」

垣根「……」

心理「はいはいおつかれさま、これでいい?」

垣根「……やっぱムカつくだけだから、今後言わねーでいいわ」

心理「難しい人ね」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(京都府)<>sage<>2012/08/06(月) 23:53:41.70 ID:KxS9DYb50<> 1ちゃん待っとったで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/06(月) 23:55:29.46 ID:vD6CZR1jP<> わざわざ
はいはいつける心理定規かわいい <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/06(月) 23:56:21.12 ID:t1O/eKiNo<>

垣根「あーぁ……お前の一言でますます疲れちまった。
   っつーか、あの女(麦野)まさか明日も来たりしねーだろうな?
   あの女のしつこさだけは尋常じゃねーからなぁ…正直もうそろそろ勘弁して欲しいぜ」

心理「……そんなに憂鬱なら、もういい加減返しちゃえば?」

垣根「あ? 返すって何をだよ?」

心理「貴方がアイテムから強奪したあのピンセットよ。
   それが原因でアイテムの人たちから恨みを買ってるんでしょ?」

垣根「アイテムっつーか主に麦野からな」

心理「じゃあもうピンセット返しちゃえば?
   滞空回線に埋まってる情報も、必要な分はあらかた採取したんでしょ?」

垣根「んー…でもなぁ…あのピンセット自体も売っちまえば、そこそこの金になるしなぁ」

心理「……」

垣根「いざという時のための財源として取っておきてーつーかよぉ」

心理「…(…呆れた…守銭奴根性がここまで身についてるなんて……)」

垣根「アイツら(アイテム)に返すぐらいなら、やっぱ手放したくねーんだよな」

心理「ハァ……いざという時の財源とは言うけど、当面の間はそんな心配なんてしなくていいでしょう?」

垣根「あ?」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/06(月) 23:58:07.56 ID:t1O/eKiNo<>

心理「貴方つい最近、研究協力に対する報酬を受け取ったばかりじゃない?
   確か未元物質を鉄球に応用するとか何とかのイマイチ意味が良く分からない研究で」

垣根「あぁアレか」

心理「その報酬で懐はだいぶ潤ったでしょ? ならピンセットはもう返しちゃっても良いんじゃない?」

垣根「うーん……そうだなぁ…」ウーム…

心理「……」


垣根「……だが断る!」


心理「…は?」

垣根「いいか? よく聞けコラ、世の中にはこういう言葉があんだよ」

心理「……どういう言葉よ?」


垣根「お前の物は俺の物!俺の物は俺の物だ!俺の物を返す道理なんぞねえっ」キッパリ


心理「ハァ……盗人猛々しいとは正にこの事ね」

垣根「うるせえよ、っつーかそもそも研究協力の報酬なんざ、もうとっくに使い切っちまってんだっつーの」

心理「……は? 今なんて?」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/06(月) 23:59:52.40 ID:t1O/eKiNo<>

垣根「あん? だからよ?
   アイツら(アイテム)からパクったモンを返す道理なんぞ、ますますねえってこった。
   そんな余裕なんざねえからなぁ」

心理「余裕があろうがなかろうが貴方が盗品を返す気なんて髪の毛一本ほども無いって事はもう分かってるわよ。
   そうじゃなくて、さっき何て言ったの?」

垣根「あ?」

心理「この歳で幻聴が聞こえてしまったとして……
   もし今のがそうだったのなら、私はありがたく現実を受け入れるわ。
   ……今さっきなんて言ったの?」

垣根「……研究協力の報酬なんざ、もうねえっつったんだよ。それがどうかしたか?」

心理「そう……幻聴じゃなかったのね……」

垣根「おう、良かったな」


心理「っぜんっぜん良くないわよっ!」クワッ


垣根「うおっ」ビクゥ
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:01:07.23 ID:QNOUyl4po<>
心理「貴方……今のウチ(スクール)の状況分かってるの!?」

垣根「な、なんだよいきなり……らしくねえぞ?
   んな怒らなくても別に大したこっちゃねえだろ?」

心理「大したことあるわよっ!
   ロクにお給料を払ってあげられないままウチを抜けていった人がたくさん居るのに……
   肝心のリーダーである貴方のその浪費癖は一体なんなのよ!? 一体何にお金を使ったの?」

垣根「浪費癖って俺は遊びに使ったワケじゃねえぞ? ちゃんと考えて金を使ったんだよ」

心理「……“考えて”?」

垣根「おう、先見の明ってヤツを持ってな。先行投資ってヤツだ」

心理「まさか……」

垣根「研究協力の報酬はよぉ、全額突っ込んで工場に追加生産かけといた、俺のブロマイドにな!!」

心理「……」

垣根「一週間後にゃ100万枚のブロマイドが出来上がるぜ!ちゃんと入荷チェックしとけよ?」

心理「………馬鹿じゃないの?」

垣根「あ?」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:03:10.33 ID:QNOUyl4po<>

心理「なんで売れもしないゴミ同然のブロマイドなんか量産するのよ……
   貴方のブロマイドなんか今だって数え切れないぐらいアジトで腐らせて寝かせてあるじゃないの」

垣根「だから先行投資だっつったろーが!今は売れなくても、いつか売れんだよ絶対!俺には分かる!!」

心理「ハァ……もういいわ……どうせ何言っても無駄だろうから……
   非常識な貴方にあらかじめ釘を刺さなかった私が甘かったと思って諦めるわ…」

垣根「ケッ……言ってろ。だがなぁ、これだけは覚えとけよ?」

心理「?」

垣根「いつの時代もな。
   常識なんて殻を被った馬鹿共に愚者扱いされたヤツこそが大成を収めてるって事実をよ」

心理「……なに? ガリレオやエジソンを引き合いに出したいワケ?
   彼らは常識を持ち合わせた上で非常識な発想をしたからこそ成功したと私は思っているんだけど?」

垣根「あん? なんだよ、そんじゃやっぱ俺と同じなんじゃねえか」

心理「……」

垣根「良かったな。これでますます安心だぜ?」

心理「はいはい……ハァ…新しく人を雇ったばっかりだっていうのに全く……」ブツブツ

垣根「あん?」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:04:53.37 ID:QNOUyl4po<>

心理「彼に払わなきゃいけない契約料のアテが外れたわ…納得してくれるかしら彼……」ブツブツ

垣根「……そうだよ、アイツはどうしたんだよ?」

心理「アイツ?」

垣根「アイツだよアイツ。
   お前がさっきからブツブツ呟いてる新しく雇ったあのスナイパー野郎だ!」

心理「あぁ…」

垣根「アイツら(アイテム)が来る面倒臭え事態に備えて、あのスナイパー野郎を雇ったんだろうが!
   なのに何で今日も俺がアイツら(アイテム)の相手なんざしなきゃいけなかったんだよ!おかしいだろうが!?」

心理「おかしいのは貴方の頭の中身でしょ……それに彼ならすぐそこに居るわよ」

垣根「あん?」


と、垣根が訝しげな表情をしたと同時にそれは起こった。

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:06:29.84 ID:QNOUyl4po<>

モコモコモコモコモコモコモコモコモコ


垣根「な…なんだこりゃ……?」ゴクリ


垣根が喉を鳴らしながら、床面に目を向ける。
その床面はあろうことか……歪んでいた。


モコモコモコモコモコモコモコモコ


垣根「…マジでなんだよコレは……?」


垣根が凝視する床面が歪みに歪む。そして段々と人型を形作る。
しかし歪む床面から音の類は一切響いていない。
あくまで垣根の視覚で捉えた光景が、そういった床面の隆起音を連想させているのである。


垣根「………」


そしてその人型に隆起する地面は雄叫びを上げながら、
脱皮するかの如く一気に盛り上がり始めたのだ! <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:07:42.28 ID:QNOUyl4po<>
       // //===!ゝ、_
  V  /i!i!゙゙´i!i!゙ ̄i!i!i!i!i!i!`>‐-ー―――、
  | !/i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!∠´ヽ|
  |i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!`三≧彡
 ゝ!i!i!i!i!斗<弋≧´``゙゙     \i!i!i!i!i!i!i!i!i!ゞ
  `r ´               ゝ-ミi!i!i!i!i!ミ
  |        /Ξヽ__       `ゞヾミミ
  |    _斗≦_/ j |刈 ̄`ミミ、     ∧
  |_斗≦´ `ミ三ゝ冫/ i卅i!i!i!i!i!ヾミミ-‐ ー┴彡
   ーゝ-   ミ三f_//彡i!i!i!i!i!i!i!i!i!i |i!i!i!i!i!i!彡
    入    三i ̄´卅i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i .∨i!i!i!i!i!i!i!i!彡__
    i ヾミ   三i 彡i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i|  \/ ̄ ̄
    ーヽ`ヾ    i  冫彡!i!i!i!i!i!i!i!i|  ∧
      `ミミミミミミi   彳/ゞ´\__|   ∧
      `〉》刈|||/ \__/   \ ..|   ∧
       iiijjjjjjj/_斗< ヽ   ヽ\|    ∧
       `ー<  `!  _,斗‐┬‐┴-|     .|
             ゝ´ _/    .|       |
           /弋彡 ./     |     |         ぬぅぅぅぅおおおおおおぉぉぉっ!
          /__/  /        |____≦
         ゞ´/ ┃ .〈       \
        ./ !     ∨      \
        /|  !     ̄ \       .\
       ./ .|  !         `ヽ       \






垣根「!?っなんだコイツ!?」


と、思わず声を張り上げる垣根の前に、先程まで床面と一体化していたダンディズム溢れる1人の男が姿を現した。
そう……この男こそがソルジャーとエージェントを兼ね備えた伝説の傭兵……砂皿緻密であった!









                            / /
                         _,,__/  /ム彡z, _
                      /  /         //,/
                     /′/         ,/.::/彡彡x,,
                     _,/ ,/ //        //      ´ー/
                  人{    {′        ;′        ≦_
                      /{    :{       /           `ミ
              ヽー′ム    :{  .:/   /{  /          ≧
               \-=三ミ   、::::{   :{:::、            _x≦ミ
                ム彡 ̄ `ミ{  ヾ{   :{::..\  ミ、_x<⌒)ノ7///マ
                 '⌒)≠   ヾ   \  :!ノ :}:!>、ヽ///////////
                 彡⌒>x、 __ッ≧=≦リ///ヽ. }//////>≦彡
                   ∨/////////////////////,リ///>"⌒ヽ彡′
                   _}'///////////////////////,>彡≧  }≧==-/
                   { ハ////////////////////,>≦ムi}:|シ   }ミ三彡′
                     ヽ. ヾ≧<////////>x≦///////}:|' }  :}ミz、
                         ', '≧ー弋_シ≧    弋//////ノく リ_.ノミ三≧=- ,.
                    ト;ム:  ´ニ /; i     ̄\   \ヽ }ヾミ三三三彡′
                    ノ彡ム     '  :}   ′ ;、   `:..   ヽリヾミ从\ヾ\\
                     -≦彡'/,:ム     人   }'::::ノヾ、  、   :!从从从ヾ\ヽ\ヽ、
                   ///ノノム     ,ッ≧=≦ミミミッ、ヽ  / }:}リ从从\:\\ヾミ三≦彡'
                  ー=彡′//シ;ム;;,,,z彡从ii!i!!_!_!_!..ムヾ, }! :′//三三三三三≧===-
                  /彡'ム:>≠'' ¨  ̄ )ニ二二ッ¨` ..:/.::://ニ三三三三三r− _    >
       ___...。z≦三三三三>"    .>ー;≦三三ニ=    /:/ ′ ニ三三三三/ _   >
    .。z≦三三三三三>''"      .ュ<//           /"ニ三三三三三三/     7 /
  /三三三三三三>゛      ー-===fジ_..ムxii;i;i;i;i;i;ix;彡′ニ三三三三三三/       //       待たせたな!
/三三三三三>゛      ´               }三≦ニ三三三三三三三三/     ./



※伝説の傭兵:砂皿緻密

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:08:39.60 ID:QNOUyl4po<>

垣根「………」

心理「ね?」イタデショ?


砂皿「ふう…アンタから貰ったこのオクトカムとかいうステルススーツ…
   試しに使ってみたが、中々の出来だな」

心理「あら、気に入って貰えたようね」

砂皿「あぁ、今まで潜入任務の際は専らダンボールを使って身を潜めていたが…
   こいつが有ればもうそれも必要ないな。礼を言う」

心理「どういたしまして」


垣根「……」


砂皿「しかし一体どこからこんな物を?」

心理「親戚の伯父さんからよ。その人がちょっとした行商人でね。
   色々と怪しい商品を時々分けて貰ったりしてるのよ」

砂皿「なるほどな…詰まる所その伯父さんとやらは死の武器商人というワケか」

心理「武器商人というワケではないけれど……でもまぁ概ねそんな感じかしら?
   伯父さんから商品を買う時はお金は要らないけど、でも買った人はほぼ例外なく破滅しちゃってるから」

砂皿「物騒な話だ……俺も気を付けるとしよう」

心理「そうした方がいいわね」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<>sage<>2012/08/07(火) 00:10:11.06 ID:bdgg/AZmo<> 違うwwwお前は砂皿緻密じゃないwww
大塚明夫が脳内再生されるwww <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:10:19.10 ID:QNOUyl4po<>


垣根「いや待て待て待てっ!!」

心理、砂皿「「??」」


垣根「なにお前らフレンドリーに話していやがる!?
   っつーかお前ずっとそこで隠れて見てたのか!?」

砂皿「? ……そうだが?」

垣根「“……そうだが?”じゃねえ!
   シレっとした顔で言ってんじゃねえぞ!
   何のためにテメエを雇ったと思ってんだコラ!?」

砂皿「主にアンタ達の護衛のためだろう?
   心配するな、ちゃんと理解している」

垣根「理解してんのならキッチリ働けコラ!
   ビビって隠れたまま出てこないとか舐めてんのか!?」

砂皿「勘違いして貰っては困る。俺は与えられた仕事を放棄したつもりなど無い」
   
垣根「っあぁ?」

砂皿「加えて俺の名誉のために言わせて貰うが、臆して身を潜めていたワケでもない。
   俺はあくまでも忠実に任務を遂行しただけだ」

垣根「テメエ……やっぱ舐めてやがんな? よほど愉快なオブジェになりてえと……」


ある意味馬鹿にしているとしか思えない砂皿の言い分に対し、いよいよ持って垣根が殺気を放ち始める。
と同時に1人の少女、心理定規が実に落ち着き払った姿勢で垣根と砂皿の間に割って入った。
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:12:39.97 ID:QNOUyl4po<>

心理「はい、そこまで。こんなくだらない事で荒れ事を起こすのはやめて」

垣根「あぁ?」

砂皿「……」

心理「砂皿の言う通りよ。彼に非は無いわ。だって彼にそう命令したのは私だもの」

垣根「はあ!?」why!?

砂皿「そういう事だ」

垣根「イヤどういう事だよ!?キッチリ説明しろコラ!」

心理「簡単よ。今回の件は貴方の身から出た錆だから、わざわざ護衛なんかしなくて良い。
   それよりせっかくだから支給したステルススーツの性能でも試してみたら?…ってそう命令したの」

垣根「はあ!? ふ…ふざけんなっ!!
   テメエ俺が命を狙われてるって時に護衛に雇ったコイツを遊ばせてたのかよ!?」

砂皿「別に遊んでいたワケではないんだがな……
   実践に用いる前の新兵器の試運転は必須事項だ」

垣根「んなこと聞いてねえんだよ!っつかテメエもテメエだ!!」

砂皿「む?」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:16:42.91 ID:QNOUyl4po<>

垣根「テメエの雇い主はこの俺だぞ? こんな女の言う事なんぞ聞いてんじゃねえ!!」

砂皿「そういうワケにもいかん」

垣根「あっ?」

砂皿「雇われた際の契約書に書いてある。
   有事の際は彼女……心理定規の命令を最優先とする、とな」

垣根「っはあ!?」

砂皿「契約書にそう書かれている以上、従わないワケにはいかん。
   例え雇い主であるアンタが瀕死の危機に晒されていようと彼女の命令が絶対だ」

垣根「な、なんだそりゃ!? んな契約事項知らねえぞ俺は!」

心理「それは当然知らないでしょうね。だって契約書を用意したのは私だし。
   雑務全般を私に押し付けてる貴方はそういうのロクに目を通さないもの」


垣根「ぐっ……テメエ、どういうつもりだ?」

心理「? どういうつもりって?」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:18:39.55 ID:QNOUyl4po<>

垣根「今まで雇ったヤツらは全員無条件で俺の言う事にゃ従ってただろうが?」

心理「ええ、そうね」

垣根「なのにコイツ(砂皿)だけ、いきなりこんなフザけた事言い出したって事はだ!
   コイツを雇った時だけ、お前の命令が最優先だなんてフザけた契約内容を書き加えたってこったろうが?」

心理「ええ、その通りね」

垣根「シレっと言ってんじゃねえぞ……どういうつもりだコラ?」

心理「そんなに睨まなくても貴方が心配するよう事なんて何も考えてないわよ。
   貴方の寝首を掻こうとか裏切ろうとかは全く、ね」

垣根「……」

心理「だって貴方に好き放題させてたら今までの二の舞じゃない?」

垣根「…は?」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:19:57.21 ID:QNOUyl4po<>

心理「今まで自分が仕出かした所業を一度振り返ってみたらどう?
   上条君には散々罵倒しまくった挙句お金を一切払わないし、
   浜面は平気で捨て駒にするし……」

垣根「……」

心理「それ以前に雇った人たちもそう。
   金払いが悪いのは、ある意味仕方ない部分もあるけど、
   それにしたって貴方は人使いが荒すぎるのよ」

垣根「ぐっ……イヤだからってお前な……」

心理「貴方が好き放題やってる影で私がどれだけ苦労してるか知ってるの?
   これ以上理不尽な理由で人を減らしたくないのよ」

垣根「ぐぬぬ…っ
   (…このクソアマ……だからこんなフザけたことやりやがったってのか!?)」

砂皿「ふむ……
   (どうやら想像していた以上に色々とアレな雇い主のようだな……)」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:21:10.72 ID:QNOUyl4po<>

垣根「ギギギ…っ
   (ど、どうする俺? ムカつくがこの女の言う事に対して反論材料が何も思い浮かばねえ!)」

心理「心配しなくても彼はちゃんと貴方の護衛もしてくれるわよ。
   ただ手綱は私が握らせてもらうけど……分かってくれたかしら?」

垣根「い、いや、待て…っ!
   (畜生!このまま従うのは癪すぎる…っ!いっそ難癖付けて今までのヤツらと同じようにこの女も追い出しちまうか…?)」

心理「?」

垣根「(いやダメだ…そんな事したら最低限必要な雑務を処理できる人間が居なくなっちまう。
    上からの連絡の繋ぎも隠れ家の掃除も料理も買出しも全部この女がやってるし……
    あ、そういえば商品(俺のブロマイド)の在庫管理もこいつがやってたっけ?)」

心理「(何を考えて葛藤しているのか手に取るように分かるわね……)」

垣根「(…ダメだ…んな面倒くせえ事なんざ俺は絶対やりたくねえし、どう考えてもこいつを追い出すデメリットの方がでけえ…
    そもそもこの女が居なくなったらスクールは俺1人だけになっちまうし……そうなったらもう組織じゃねえし……)」




そして垣根は充分に熟考した後、一つ息をついてから、
何やら悟ったような表情をしながら口を動かした。
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:23:04.99 ID:QNOUyl4po<>

垣根「……しょうがねえ」

心理「?」

垣根「まぁ誰が誰の言う事を聞こうが俺にとっちゃ大した問題じゃねえしな」

心理「……」

垣根「だから今回だけはお前の勝手を認めてやるよ」

心理「そう、ホっとしたわ。
   (…格好つけて言ってるけど結局面倒臭い事は自分でやりたくないって結論に落ち着いただけなんでしょうね…)」


砂皿「ふむ……どうやら契約内容に支障はないようだな」

心理「ええ」

垣根「……チッ」

砂皿「安心した。
   いつまで続く関係かは分からんが、改めて自己紹介させて貰おう。
   砂皿緻密だ。以後よろしく頼む」

心理「ええ、こちらこそ。貴方の腕前には期待しているわ」

垣根「雇ったからにはキッチリ働けよコラ」

砂皿「報酬を受け取る以上それに見合った務めは果たすさ」

垣根「ハッ、んじゃまぁ期待しといてやる」

砂皿「あぁ……で、その報酬についてなんだがな?」

垣根「あん?」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:24:47.49 ID:QNOUyl4po<>
砂皿「分かっていると思うが、初回の契約料がまだ未払いのままでな……
   少なくともそれは先に受け取って置きたいんだが…いつになるんだ?」


垣根「……」

心理「……」


砂皿「……一応確認するが、ちゃんと払ってくれるよな?」

垣根「と、当然だろうが!余計な心配してんじゃねえぞ!
   ウチがそんな金回り悪ぃ貧乏所帯に見えるってのかコラ!?」

砂皿「……(見えるから言ってるんだが……)」

心理「心配しないで、お金に関してはその内払うから(たぶん)」

砂皿「ふむ…そうか、まぁアンタがそう言うなら…その時が来るまで待つとしよう」

心理「ええ(…何気に良心が痛むわ…やっぱりお金の問題って切実ね……何とかして工面しないと…)」

垣根「チッ……(…マジ何とかしねーとなぁ……また金を払わずにバックレる方法を何とかして考えねーと…)」


<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:26:11.23 ID:QNOUyl4po<>
――――

―――

――麦野亭


その事務室の中央に設置してある机を囲むような形で、麦野亭で働く従業員一同が集合していた。
それぞれの位置関係はフレンダと浜面が隣り合う形で座しており、その対面には絹旗と滝壺が隣り合う形となっている。
そうやって囲んでいる机の上座に当たる位置、まるで教卓に立つかのような麦野に対し、一同は視線を集中させていた。



麦野「っつーワケで緊急ミーティングよ、あんたら」


絹旗「超マジですか…? ついさっき命からがらスクールから帰ってきたばかりで超ボロボロだというのに……」

フレンダ「結局、早くベッドにでも潜って休みたいって訳よ……なのに麦野は鬼って訳よ……」

浜面「俺…明日のための仕込み作業もまだやんなきゃいけねえんだけどなぁ…開店準備で朝も早えし……」

滝壺「がんばれ…はまづら……私はそんなはまづらを…応…援……Zzz……」スピー スヤスヤ

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:28:20.17 ID:QNOUyl4po<>

麦野「うっさいわねー!グチグチ文句ばっか言ってんじゃないわよ。
   っていうか、あんたら明日が何の日か分かってんの?」


フレンダ「何の日って……(結局、何の日な訳??)」

浜面「…(明日…あぁアレか…いやそんな事より仕込み作業の事考えねえと…
     明日は出前の予約もかなり入ってたしなぁ…ダメだ今日寝れねえかも…)」

滝壺「スピー…Zzz…」スヤスヤ

絹旗「あぁ、そういえば明日ですよね大覇星祭
   っていうかもう日付が超回ってるから今日になるんですかね?」

フレンダ「あー…そういえばそんなのあったって訳よ」


麦野「そう!大覇星祭よ!!……っていうか、フ〜レンダァ〜…」ギロ


フレンダ「へっ!?」ビクゥ

麦野「ついでに、は〜まづらぁ〜…」ギロ

浜面「えっ!?」ビクゥ
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:29:56.33 ID:QNOUyl4po<>


麦野「あんたら…明日の事忘れてたわね?」

フレンダ「えぇっ!?(それで矛先が向いてくるとは結局、予想外って訳よ!!)」ヒィ

浜面「いや!俺はちゃんと覚えてたってっ!!」マッテマッテ!!


麦野「関係ねえんだよっ!覚えてたかどうかなんて!!
   それよりアンタの、その如何にもやる気無さそ〜な態度が気に食わないわ!!」

浜面「なにその理不尽な理由っ!?」マジカヨッ!?

フレンダ「(け、結局、浜面にだけ矛先向いてラッキーな感じ?
        い、いやでもここで麦野にビーム打たれたら浜面の隣に座ってる私にまで結局、巻き添えが…っ!)」


絹旗「むっ麦野!麦野!!」


麦野「あ?」

絹旗「それで明日の大覇星祭が何なんですか? アイテムぐるみで参加する事はもうみんな超了解してますよ?」

麦野「ん…あぁ、そうね。まぁアイテムぐるみっていっても滝壺だけは参加させないけど……」

滝壺「Zzz…北北東から信号が…ムニャ…」スピー

絹旗「はい、それも超了解してます。皆で話し合った末の結論ですから。
   (多少超強引でしたけど、何とか麦野の怒りを逸らす事が出来ましたね…)」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:32:24.19 ID:QNOUyl4po<>

フレンダ「ホッ…(いつもながらナイスコントロールな訳よ絹旗!)」

絹旗「(麦野の怒りをいなす度に寿命が数年分は超縮まってる気がします…)」ハァ

浜面「…(いつも思うが、絹旗はどうやってあのポジションをキープしてるんだろうな…?
     気苦労は多そうだけど、命の危険が無いだけ羨ましいぜ……)」

滝壺「Zzz……ハゥ!…南南西からも信号が…ムニャ…」スヤスヤ


麦野「ん〜……皆で話し合った末の結論ね〜…?」


フレンダ、絹旗、浜面「「「?」」」

滝壺「ムニャ…スピー………地球上の…ムニャ…誰かが…スピー…」Zzz


麦野「っていうかさ……
   どっちかっていうと大覇星祭の参加については皆私の意思決定に流された感じでしょ?
   ぶっちゃけると大して出たくないけど、まぁ私の言う事だししょうがない、みたいな?」


フレンダ、絹旗、浜面「「「……」」」

滝壺「Zzz…ふと…スヤスヤ…思ったのだ…ムニャ……」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:34:06.92 ID:QNOUyl4po<>

麦野「暗部の仕事絡みでもないしさ、だから私としては上下関係の命令なんかじゃなくって、
   あくまで仲間内の話し合いで、大覇星祭の参加の有無を決めるつもりだったんだけどね…
   でもなんていうか、いつもの癖でついつい強引に決めちゃったっていうか……」


フレンダ、絹旗、浜面「「「……」」」

滝壺「…スヤスヤ……ムニャ…みんなの未来を……スピー…守らねばと…Zzz…」スヤスヤ


麦野「まぁ本音を言うとさ…その辺りあんたらにちょっと悪い事しちゃったかにゃーん?って自覚してたワケ」


フレンダ「そ、そう……(自覚はしてた訳ね……意外って訳よ…)」

絹旗「そ、そうですか……(超自覚はしてたんですね……超意外です…)」

浜面「そ、そうか……(自覚はしてたのか……意外だ…)」

滝壺「Zzz…ハゥ!……今度は西北西から…信号が…っ…ムニャムニャスヤスヤ……」スピー

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:36:25.06 ID:QNOUyl4po<>

麦野「まぁつまりはそのためのミーティングね。
   ワケも分からず流されたまんま参加するんじゃ、あんたらも気持ち悪いでしょ?」

絹旗「はあ……なるほど」

浜面「まぁ……確かにそうかもな」

フレンダ「ん〜……って言う事は麦野?」

麦野「なによ?」

フレンダ「今からでも大覇星祭に出たくないって言えば結局、出なくてもいいって訳?」


麦野「は? なに言ってんの??」

フレンダ「え?」


麦野「大覇星祭に参加するのはもう決定事項よ。皆で話し合った末の結論でしょ?」

フレンダ「えぇっ! だってさっき!?」

麦野「確かに私が多少強引だったのは認めるわ。
   だけど、それでも意思表示の場はちゃんと与えたつもりよ?」

フレンダ「え、いや意思表示の場って……」

麦野「その時点で誰一人首を横に振らなかった時点で参加する事はもう決定してるのよ、分かる?」

フレンダ「え? いや…っていうかあの時、私はイヤって言った訳よ……
       そしたら麦野が私の人形を真っ二つにして引き裂いて脅して…」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:38:12.09 ID:QNOUyl4po<>

麦野「……あ?」ギロリ


フレンダ「…なんでもないって訳よ……」シュン…

絹旗「…(フレンダ…麦野に理屈は超通じないんですよ…それが理解出来ればもう少し要領良く立ち回れるのに…)」

浜面「…(やっぱそうだよなー、さっき一瞬でも麦野の事を殊勝だなんて思っちまった自分が恥ずかしい……)」

滝壺「ムニャ…スピー……にだって分からないことぐらい…ムニャ……ある……Zzz…」スヤスヤ


フレンダ「うぅ……でもそれなら尚更理解出来ないって訳よ!」

麦野「なによあんた? まだ文句あんの?」アァン?

フレンダ「うっ…いや大覇星祭の参加については納得したっていうか、もう諦めてる訳よ!
      どうせ今さら何言っても結局、参加しなきゃいけないって訳でしょ!?」

麦野「ええ、そうね、よく分かってるじゃない」シレッ


絹旗「…(まったく悪びれてない超自然な態度で言い切りましたね…)」

浜面「…(こいつホントに俺達に悪い事したって自覚あんのか…?)」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:40:35.87 ID:QNOUyl4po<>

フレンダ「じゃあ結局、何のためのミーティングな訳!? そこが分かんないって訳よ!!」

麦野「あー……そうね、前置きが長くなったわね。
   じゃあ本題に入るわ、ズバリあんた達には目的ってヤツを知って貰いたいのよね」


フレンダ、絹旗、浜面「「「目的??」」」

滝壺「Zzz…ムニャ……つまり…人類は……ムニャ…滅亡する……ムニャムニャ……」スピー


麦野「そう。大覇星祭に出る目的ね」


フレンダ、絹旗、浜面「「「……」」」


麦野「そもそもあんた達は私が何で“大覇星祭に出る”なんて言い出したか、その理由もまだ知らないでしょ?」


絹旗「はあ……(確かに知らないですけど……)」

フレンダ「うん…まぁ……(ぶっちゃけそんなのどうでもいいっていうか……)」

浜面「そう…だな……(そんなもん知った所で麦野の言う事には逆らえねえんだし……)」

滝壺「Zzz…な…なんだってー……スピー…ハゥ!…」Zzz

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:42:10.11 ID:QNOUyl4po<>

麦野「流されたまんま参加するんじゃモチベーションも上がんないだろうしにゃーん。
   そうなったら折角参加した所で結果は見えてるし、だから士気を上げるための場が必要って思ったワケ」


絹旗「はあ…なるほど……
   (嫌に唐突かと思えば…それが超理由ですか……)」

浜面「まぁ確かに理由を聞かされないより聞かされた方が良いっちゃ良いけどよ…
   (でも、ぶっちゃけ今の状態で何聞かされてもなぁ……)」

フレンダ「……ついさっき第二位に殺されかけたばっかりだっていうのに……
     そんなズタボロの状態から何聞かされても結局、士気なんか上がる筈無いって訳よ…」ボソ

絹旗、浜面「っ!?」

滝壺「ムニャ…う〜ん……今度は…ムニャ…東北東から毒電波が……スピー…スヤスヤ……」Zzz


麦野「あぁっ? フ〜レンダァ〜…」ユラリ

フレンダ「げぇっ!?」ビクゥ


絹旗、浜面「「…(超バカ……)」」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:43:18.80 ID:QNOUyl4po<>


麦野「なぁ〜〜んでアンタはそういう水を差すような事をわざわざ言っちゃうのかにゃーん?」エェ オイ?

フレンダ「つ、疲れから思わず口が滑っちゃったって訳よ!」アハ…アハハ

麦野「は〜ん…疲れからねぇ……?」

フレンダ「う…うん…」ゴクリ

麦野「なら特別に私がマッサージでもしてアンタの疲れってヤツを取ってやろうか?」

フレンダ「……え? 麦野がマッサージしてくれるの!?」ホント!?

麦野「えぇ、能力をフル稼働した原始崩しマッサージ、細胞の隅々まで蕩けて気ん持ち良いわよ〜♪」ニッコリ

フレンダ「け、結局、気持ち良すぎて思わずあの世まで昇天しちゃいそうなマッサージって訳ね……」

麦野「そうね、もう即身仏確定ね♪」

フレンダ「そ、そういうのは結局、老後の楽しみに取っておくのが一番って思う訳よ!」アハ…アハハ

麦野「あら、そう? 残念ね……まぁ良いわ」

フレンダ「ホッ…」

麦野「マッサージして欲しくなったらいつでも言ってねフレンダ? あんた相手なら特に気合入れてやっちゃうから♪」

フレンダ「う、うん……」


絹旗「…(フレンダは何でいつもあんな超弄られるんでしょうか…? 一応ウチのNo2なのに……)」

浜面「…(どうでも良いから早く本題入って終わらせてくんねーかなー? じゃないと徹夜で仕込み作業しても間に合わねえよ…)」

滝壺「ムニャ……ぴぴるぴるぴる…スピー…ぴぴるぴー……Zzz…スヤスヤスヤ…」ムニャムニャ

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:45:56.51 ID:QNOUyl4po<>


麦野「でもまぁ…実の所、本音を言えばフレンダが言った事ももっともなのよねー。
   第二位のクソヤロウとのイザコザなんてサッサと片付けてスッキリしてから、
   こういう場を設けたかったんだけど……まぁ今となっちゃ仕方がないわ」


フレンダ「……(もっともなら、なんで私はあんな弄られたって訳…?)」

絹旗「なるほど……
   つまり一区切りつけてから大覇星祭に参加する理由を超打ち明けるつもりだったんですね。
   だけど第二位とは、いつまで経っても決着が超付かないから今に至ってしまったと……」

浜面「んで……結局何なんだよ? 士気が上がるかどうかはともかく、
   麦野がそこまで大覇星祭にこだわる理由は単純に気になるぜ、何かの賞品目当てか?」

麦野「バカ面のクセに言うようになったわね……
   っていうかアンタその口ぶりだと優勝した時の特典知らないわね?」

浜面「特典?? なんだそりゃ?」

絹旗「確か……優勝したら何でも願いが叶うとかですよね?」

浜面「え? なんだそりゃ? マジかよ!?」

絹旗「はい、超マジらしいです」

フレンダ「…ホントに? そんなの私も初耳って訳よ!」

絹旗「フレンダも知らなかったんですか…?」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:47:59.53 ID:QNOUyl4po<>
フレンダ「知ってたなら、もっとやる気出してるって訳よ!!
       結局、そういう事はもっと早く言って欲しいって訳!!」

絹旗「そんな事言われたって……超知らないですよそんなの……」

麦野「…ったく、さっきまでブツクサ文句言ってた癖に現金なヤツねアンタは……」ハァ

浜面「だけどなぁ……何でも願いが叶うってアバウトすぎねえか?
   なんつーかすっげえ嘘くせえんだけど……」

絹旗「そうですね……
   ぶっちゃけ私もその辺りについては超疑ってますけど……
   でも言ってるのが学園都市の上層部ですし……」

浜面「はー……上層部の連中も大きく出やがったなぁ。
   優勝したヤツの願いが世界征服とかだったら一体どうする気なんだよ?」

絹旗「んー…まぁ何でもっていうのは流石に誇張表現が過ぎると超思いますけど、
   それでもある程度の願いなら超叶えてくれるんじゃないでしょうか?」

麦野「そういう事。
   本当に何でも願いが叶うってのなら、それこそ世界征服でも望む所だけど……
   流石にそこまでは無理だろうからヤツらに実現可能な範疇で私の願いを叶えさせるわ。
   それが大覇星祭に参加する……いえ優勝する目的よ!」


フレンダ、絹旗、浜面「「「……」」」
<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:49:21.23 ID:QNOUyl4po<>


麦野「あ、それとついでに第二位のチンカス童貞野郎を大会中にブチ殺すってのもあるわね♪」


絹旗「……(クソ野郎からチンカス童貞野郎に超ランクアップしてます……っていうか…)」

フレンダ「……(結局、それって麦野の私利私欲のために私達も参加しろって訳よね…?)」

浜面「……(それで俺達の士気が本当に上がると思ってんのかコイツは…? いや思ってんだろうなぁ…)」

滝壺「スピー……ちょっとストーカーみたいで…Zzz……気持ち悪いと……スヤスヤ…」スピー


麦野「と、まぁそんな感じね。何か質問は?」


フレンダ「え?」

浜面「いや…いきなり質問はって言われてもな……」ウーン…

滝壺「Zzz……思うかもしれない……スヤスヤ…でも…仕方ないですね……ムネムネ…」Zzz

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:50:29.52 ID:QNOUyl4po<>

絹旗「……はい!」シュビッ


麦野「はい絹旗っ」ユビサシ


絹旗「それで…麦野が超叶えたい願いって一体なんなんですか? まだそれを超聞いてないです」

フレンダ、浜面「「あっ」」ソーイエバ

麦野「あー……やっぱそこ気になるわよねー…?」

フレンダ「確かに気になるって訳よ…っていうか結局、そこが一番肝心な部分って訳よ」

浜面「確かにな…さっき世界征服がどうのとか物騒な事言ってたけどよ……
   でもそれは無理だって諦めてるんだろ? じゃあ麦野が叶えたい願いって一体何なんだよ?」

麦野「ん〜……ぶっちゃけ恥ずかしいからあんまり言いたくないんだけどにゃーん」


フレンダ、絹旗、浜面「「「……」」」

<>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/07(火) 00:51:36.02 ID:QNOUyl4po<>

麦野「でもまぁ……ここまで来たら言わないワケにもいかないわね。
   私が叶えたい願いってのは“アレ”よ“アレ”」


フレンダ、絹旗、浜面「「「“アレ”??」」」

滝壺「Zzz…祝……みつど…スヤスヤ…もェ…再…Zzz…開…スヤスヤ……嬉し…ムニャ…い…です…Zzz…」スヤスヤ




☆麦のんの野望


*********************************
このレス以降、先着3レスの、
書き込み時間でランダムイベントを判定します。
書き込み時間の下1桁、
19:06:18.5X
Xの合計が判定する値となります。
*********************************


22以上:「学園都市の支配よ!私が学園都市の頂点に立って全てを支配してやる!」
21〜17:「暗部からの脱却よ、もうこんな世界は御免だわ」
16〜13:「麦野亭の世界進出よ!シャケの素晴らしさを世界中に広めるのよ!」
12〜08:「学園都市飲食店の支配よ!メニューの全てをシャケ一色に染めてやるわ!」
07以下:「史上最高のアイドルユニットを作るわ!シャケをこよなく愛するアイドル集団SYK48を作るのよ!!」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(京都府)<>sage<>2012/08/07(火) 00:52:17.99 ID:qqYljG3k0<> ほう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/07(火) 00:52:48.39 ID:HJND8yWm0<> はい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/07(火) 00:52:48.85 ID:7GVVUPy1o<> おう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)<>sage<>2012/08/07(火) 00:53:18.89 ID:bdgg/AZmo<> そい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/08/07(火) 01:02:15.90 ID:Vwrpzl60o<> 無駄に高ぇwwwwwwwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)<>sage<>2012/08/07(火) 01:03:36.91 ID:bdgg/AZmo<> なんだこの9率www <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/07(火) 01:07:09.29 ID:7GVVUPy1o<> 中部が居たらどうなっていたことやら <> ◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2012/08/07(火) 01:08:28.43 ID:QNOUyl4po<> とりあえずここまで。
……ある意味一番麦のんらしい野望になったと言えるのでしょうか?

今回の話は前回の削板サイドをキッチリ終わらせてから、投下したかったんですけど…
まぁ仕方ないですかね?
削板VS絶対等速の結末についてはいつか語れる日が来れば良いかなという事で、
とりあえずは話をドンドン前に進めて行きたいと思います。
ただでさえ亀進行ですからね… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<>sage<>2012/08/07(火) 01:11:49.86 ID:bdgg/AZmo<> 乙〜
正直大分忘れてるんで少しでいいから整理とかあらすじ欲しいかも <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/07(火) 01:13:06.88 ID:HJND8yWm0<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/07(火) 03:02:20.25 ID:cSPQWBjf0<> 乙
まさかの再開、まさかの更新、超嬉しい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/07(火) 11:27:54.29 ID:atoA1itg0<> もういいや <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/08/09(木) 00:05:33.10 ID:+xqcZRljo<> 追いついた
乙!


UBWのネタをわかった人はどのぐらいいるの?
余りにそれに関するコメが少なくて気になってな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/09(木) 18:08:49.37 ID:9A0MdeR7o<> 乙 <>
◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2012/08/12(日) 20:16:17.98 ID:t97lIvafo<> 本日中に投下します。
今回は自宅のイーモバ環境から投下するので、また間に1レスづつ挟みながら投下いたします。


>>624
とりあえず十日目終わってからの超大まかなあらすじとしては、

--------------------------------------------------------
・あわきんが学園都市に侵入した神の右席を尾行する。

・一方さん木原君から番外固体を保護する。

・打ち止めが番外固体を一方仮面2号に任命する。

・木原君が黒夜の両手を肉球に改造する。新世代サイボーグ、シルバークロース誕生。

・削板VS絶対等速

・アイテムがスクールを襲撃、砂皿緻密がスクールに雇われる。

・アイテム緊急ミーティング
--------------------------------------------------------

以上が大覇星祭前夜に起こった出来事と思ってください。
後々もう少しちゃんとした形でまとめる予定ですが、
それ以前のあらすじについては>>15でも見て頂ければ分かるかなぁ…と。

なお大覇星祭前夜のお話は、あともうちょっと続けた所で本編に戻る予定です。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/12(日) 20:36:55.71 ID:iNPbj94tP<> うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ








待ってましたよ…… <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/12(日) 21:36:07.69 ID:t97lIvafo<> >☆麦のんの野望 判定値=23
>22以上:「学園都市の支配よ!私が学園都市の頂点に立って全てを支配してやる!」






         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・

            ,. -─- 、._               ,. -─v─- 、._     _
            ,. ‐'´      `‐、        __, ‐'´           ヽ, ‐''´~   `´ ̄`‐、
       /           ヽ、_/)ノ   ≦         ヽ‐'´            `‐、
      /     / ̄~`'''‐- 、.._   ノ   ≦         ≦               ヽ
      i.    /          ̄l 7    1  イ/l/|ヘ ヽヘ ≦   , ,ヘ 、           i
      ,!ヘ. / ‐- 、._   u    |/      l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、l イ/l/|/ヽlヘト、      │
.      |〃、!ミ:   -─ゝ、    __ .l         レ二ヽ、 、__∠´_ |/ | ! |  | ヾ ヾヘト、    l
      !_ヒ;    L(.:)_ `ー'"〈:)_,` /       riヽ_(:)_i  '_(:)_/ ! ‐;-、   、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
      /`゙i u       ´    ヽ  !        !{   ,!   `   ( } ' (:)〉  ´(.:)`i    |//ニ !
    _/:::::::!             ,,..ゝ!       ゙!   ヽ '      .゙!  7     ̄    | トy'/
_,,. -‐ヘ::::::::::::::ヽ、    r'´~`''‐、  /        !、  ‐=ニ⊃    /!  `ヽ"    u    ;-‐i´
 !    \::::::::::::::ヽ   `ー─ ' /             ヽ  ‐-   / ヽ  ` ̄二)      /ヽト、
 i、     \:::::::::::::::..、  ~" /             ヽ.___,./  //ヽ、 ー








浜面「ちょ、ちょっと待て麦野!本気で言ってんのか!?」

麦野「あ? 本気に決まってんでしょ?
   大覇星祭で優勝した暁には私が学園都市を支配してやるわ!」

フレンダ「支配してやるわって……」

絹旗「いくらなんでもそれは超無謀なんじゃないかと……」

滝壺「スピー…Zzz…スヤスヤ……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/12(日) 21:49:42.50 ID:L9NNnlrk0<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/12(日) 21:50:24.14 ID:t97lIvafo<>

麦野「あんたらこそ何言ってんのよ?
   優勝したらどんな願いでも叶えるだのほざいてるのはヤツら…学園都市の上層部連中じゃない?
   今更出来ないだなんて言わせないわ!」

絹旗「いや確かにそうは言ってますけど、だからといってその願いは……」

フレンダ「いくら麦野とはいえ怖いもの知らずにも程があるって訳よ……」

浜面「だよなぁ……いくらなんでも無茶だぜ……」

麦野「……あのねぇ、あんたら何か勘違いしてない?」


フレンダ、絹旗、浜面「「「え?」」」


麦野「あんたら私が学園都市を征服する魔王か何かにでもなると思ってんの?」

浜面「いや、まさにそうなんじゃねえかと……違うのか?」

麦野「違うってのよ。私の願いはね?
   あくまで学園都市のシステムに則った上での最重要ポストの座よ」

フレンダ、絹旗、浜面「「「最重要ポストの座??」」」

滝壺「ムニャー…Zzz…スピー……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/12(日) 21:50:35.16 ID:Ii077lHG0<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/12(日) 21:51:37.53 ID:t97lIvafo<>

麦野「そう、あくまでも社会性に則った上での願いなら上層部連中も聞き入れざるを得ないでしょ?」

絹旗「あの…それって、つまり統括理事長の役職を超要求するって事ですか?」

麦野「そ!支配するってのは、つまりそういう事ね。
   大覇星祭で優勝したら現統括理事長様のアレイスターには御役ご免になってもらうわ」

フレンダ「……結局、アレイスターに取って代わって麦野が統括理事長になるって訳ね」

浜面「まぁ…いきなり支配だのなんだの言うよりかは現実味ある願いだけどよ……」

麦野「でしょ? 私だってそうそう無茶なこと言わないわよ」

浜面「いや…っつーかそれのどこが恥ずかしい願いなんだよ?」

麦野「充分恥ずかしいじゃない?
   さっきも言ったけど、どうせなら世界征服でも願いたい所を学園統括理事長の座で妥協するなんてさ」

絹旗「……(だから恥ずかしい、と…)」

浜面「……(むしろ聞いてるこっちの方が恥ずかしくなっちまった…)」

フレンダ「……(結局、麦野はとことん麦野って訳ね…)」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/12(日) 21:51:55.29 ID:+XM818ab0<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/12(日) 21:53:18.45 ID:t97lIvafo<>
麦野「なによあんたら……あんまりノリ気じゃないわね?」

浜面「いや、だってなぁ……」

絹旗「それでも発想が超ぶっとびすぎてるというか……」

フレンダ「っていうか結局、麦野は統括理事長になって一体何をしたい訳?」

麦野「ん? んー…そうねぇ……?」

フレンダ「統括理事長になった所で何でもかんでも好き勝手出来る訳じゃないと思うんだけど…」

麦野「まぁそれでも理事長権限で大概の事は出来るでしょ? 例えばそうねぇ……フレンダ!」

フレンダ「な、なにっ?」ドキッ

麦野「私が理事長になったら、麦野亭の姉妹店として、あんたが店長の鯖料理専門店でも建ててあげるわ!」

フレンダ「え? ほんとっ!?」マジ!?

麦野「マジよマジ。
   開店費用は理事長権限で予算上限無しにしてあげるから。
   だから存分にあんた好みの店を作っちゃいなさい!」

フレンダ「ほ、ほんとに…? 私の夢だった鯖料亭『せいヴぇるん』が建てられるって訳ね!!
      あ、そうなると実家から妹を呼び出さないといけないって訳よ!!
      それで脚線美が売りの私とロリっ娘のフレメアのダブル看板娘で客寄せして…」


絹旗、浜面「「……」」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/12(日) 21:54:05.51 ID:k6FxhHdw0<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/12(日) 21:55:37.97 ID:t97lIvafo<>

フレンダ「あぁっ!結局、これは夢がひろがりんぐって訳よ!!」ウッヒョイ!

滝壺「スピー…Zzz…スヤスヤ……」

麦野「で……絹旗!!」

絹旗「は、はいっ?」ドキッ

麦野「あんたにはそうね……
   学園都市の映画館に無条件で入場できる、あんた専用のフリーパス券でも発行してあげるわ」

絹旗「……フリーパス券ですか?」

麦野「そうよ、あんた映画館に入る時は、いっつも小学生以下に見られて、
   年齢制限がある映画を見るのに苦労してるんでしょ? 知ってるわよ」

絹旗「は、はあ……(超余計なお世話ですよ……)」

麦野「もちろんそれだけじゃないわよ?
   全世界の最新映画の試写会を、まず学園都市で最初に公開するようにもしてあげるわ」

絹旗「え? 超マジですかっ!?」

麦野「えぇ、なんなら映画に出てくる役者共も試写会の舞台挨拶に呼んでやるわよ、どう?」

絹旗「ふーむ……その映画が超C級映画だった場合、
   役者さんの舞台挨拶との超ギャップで二度楽しめそうですね」

麦野「でしょ? 役者共の引きつった舞台挨拶なんてきっと見ものよ」

絹旗「私は麦野ほどサドい楽しみ方は超しませんけど……
   でも、そう言われると超やる気が出てきました!」

フレンダ「結局、私はもうとっくに俄然やる気って訳よ!!」

麦野「よしよし、良い感じにテンション上がってきたわね♪」


浜面「……(お前ら簡単にノセられすぎだろ……)」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/12(日) 21:56:40.96 ID:mmMYhYca0<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/12(日) 21:58:08.69 ID:Ms0gKHyDo<>

麦野「んで……はーまづらぁ」

浜面「な、なんだ…? 俺は特にしてもらいたい事なんかねえぞ…?」

麦野「まぁ聞きなさい、あんたの場合は……そうね。
   あんたの趣味に合わせて……ハッテン場っつーの?
   それを気兼ねなく利用できるよう公共の施設にしてあげるわ」

浜面「……は?」

麦野「そういう趣味があるって事……
   なかなか人には言えないだろうけど大丈夫よ浜面。私はちゃんと分かってるから」

浜面「いや待て待てっ!!
   何言ってるんだかこっちが分からねえんだけど!? 一体何のこと言ってんの!?」

麦野「え…? だってあんた好きなんでしょ?」

浜面「いや、だから好きって何をだよ?」

麦野「ガチムチな男よ。このまえ店に来てたじゃない?」

浜面「っはぁ!?」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/08/12(日) 21:58:26.75 ID:233/Jh6ro<> 支援 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)<>sage<>2012/08/12(日) 21:58:58.71 ID:jeX5MLFl0<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/12(日) 22:00:02.74 ID:Ms0gKHyDo<>

絹旗「あ、私が超接客したあのお客さんですよね?
   注文を取ろうとしたら、いきなり浜面を超呼び出したあの超ゴリラみたいな人」

フレンダ「それで結局、そのあと浜面と仲良さそうに話してたゴリラ人間って訳ね」

麦野「そうそう、そのガチムチゴリラ人間」

滝壺「スヤスヤー……ムニャ…Zzz……」


浜面「……もしかして駒場の旦那の事か?
   あの人とはそんなんじゃねえって!どういう誤解だよっ!?」

麦野「でも別れ際あんた涙ぐんでたじゃない?
   つまりあのガチムチゴリラにフラれたんでしょ?」

浜面「いや…まぁフラれたって言い方は、ある意味正しくはあるけどよ……」

麦野「ほら、やっぱり!」

フレンダ「結局、変にゴマかそうとしたって無駄って訳よ」

絹旗「つまり超浜面は超ホモ面で超間違いなかった事ですね」

滝壺「スピー…Zzz…スヤスヤ……」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/08/12(日) 22:00:10.17 ID:233/Jh6ro<> 支援 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/12(日) 22:01:53.00 ID:Ms0gKHyDo<>

浜面「だから違うって言ってんだろ!!
   フラれたってのは俺があの人に、もう一度チーム作らねえかって誘って、
   そんでフラれたって意味で!あぁもうっ!!!」

麦野「見苦しいわよバカ面。
   そんな否定しなくても私達はそういうのに偏見持ったりしてないから」

絹旗「そうです。それが超純愛なら超ホモ面でも超応援します!」

フレンダ「結局、愛の形は人それぞれって訳ね……」シミジミ

浜面「いや、だから……」


滝壺「ムニャ……むぎの……?」ムクリ


麦野「あら、起きたの滝壺?」

滝壺「……むぎのが理事長になったら私にもして欲しいことがある」

麦野「今までの話の流れ聞いてたのねアンタ……良いわ言ってみなさい」

滝壺「うん、月刊ム〜〜をまた読みたい……あれ廃刊になっちゃったから……」

フレンダ「月刊ム〜〜?」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/08/12(日) 22:02:04.43 ID:233/Jh6ro<> 支援 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/12(日) 22:03:41.61 ID:Ms0gKHyDo<>
絹旗「確か……主に宇宙人だのUMAだのを特集してた超オカルト雑誌ですよね?」

滝壺「うん」

フレンダ「へー…なんだか怪しさ満点の雑誌って訳ね」

絹旗「っていうか、あれ廃刊になってたんですね……」

滝壺「長いこと続いてたんだけど、いい加減一般層には受けなくなっちゃったのが原因みたいで……」

絹旗「は、はあ……」

滝壺「あれが廃刊になってから信号をうまくキャッチできなくて……だからまた読みたいの……」

絹旗「そ、そうですか……(滝壺さんはいつも何の信号をキャッチしてるんでしょうか…?)」


麦野「なるほどね。じゃあ私が統括理事長になったら、
   その月刊ム〜〜だかプ〜〜だか作ってた連中を学園都市に呼び寄せて、また発行させてやるわ」

滝壺「ほんと?」

麦野「えぇ、なんならあんたが編集長にでもなっちゃいなさい。
   そしたら好きなだけ、その雑誌であんたが好きな特集を組めるわよ?」

滝壺「やった、ありがとうむぎの!」

浜面「……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/08/12(日) 22:03:57.24 ID:233/Jh6ro<> 支援 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/12(日) 22:05:34.53 ID:Ms0gKHyDo<>

麦野「ふふん、と…まぁこんな感じよアンタら。
   大覇星祭で優勝して私が理事長になったら、
   これだけ素敵な特典があるのよ? やる気出てきたでしょ?」

フレンダ「モチのロンって訳よ!!」

絹旗「多少ノセられた感は超ありますけど…でも発奮するだけの価値は超ありますね!」

滝壺「私は参加できないけど……でも大丈夫。大覇星祭に参加するみんなを私は全力で応援している」

浜面「………」

麦野「どうやら全員納得してくれたようね。
   んじゃまアイテム一丸となった所で……気合入れていくわ!」

フレンダ、絹旗、滝壺「「「」」」コクリ


麦野「行くわよテメエら!目指すは大覇星祭優勝よ!!」

フレンダ、絹旗、滝壺「「「おーー!!」」」


浜面「……(お、俺1人だけ凄え納得できねえんだけど……チクショウどうしてこうなった?)」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/08/12(日) 22:06:02.74 ID:233/Jh6ro<> 支援 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/12(日) 22:07:40.23 ID:Ms0gKHyDo<> ―――

――

―第七学区、常盤台中学学生寮


その寮の、とある部屋にて少女の鼻歌交じりの声が響いていた。
少女はうっとりとした視線で手に取ったカエルのストラップを見つつ、


御坂「〜〜♪(んふふ〜アイツから貰ったゲコ太ストラップ♪)」

黒子「お姉様……またニヤニヤしながら、そんなストラップなんて見つめて……」

御坂「な、何よ? 別に良いじゃない!」

黒子「は、はぁ…(でも、ちょっと気持ち悪いですの……)」

御坂「〜〜♪」


黒子「それにしてもライトに目覚まし機能まで付いてるだなんて…無駄に高機能なストラップですわね?」



御坂「………そんな羨ましそうに見てても、あげないわよ?」

黒子「別に羨ましくもないし欲しくもありませんの……」


もはやゲコ太フェチと言っても語弊はないであろう常盤台のエースに対し、
白井黒子はひとつため息をついた後、

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/08/12(日) 22:08:05.21 ID:233/Jh6ro<> 支援 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/12(日) 22:09:12.38 ID:Ms0gKHyDo<>

黒子「お姉様……ストラップを愛でるのは結構ですが、
   もうそろそろお休みになった方がよろしいんではなくて?」

御坂「え……あ、ホントだ。もうこんな時間になってたのね」

黒子「夜更かしは美容の敵ですのよ? 何より明日は大覇星祭ではありませんの?」

御坂「……」

黒子「もちろん黒子は何の心配もしておりませんが、
   それでも夜更かしで遅れを取るような事があれば、常盤台エースの名折れですの」

御坂「う…うん」

黒子「ですから今日はもうお休みになってくださいませ。
   黒子も明日の大覇星祭に備えて、今日はもう就寝させて頂きますの」

御坂「え…? あんたも大覇星祭に出るの!?」

黒子「え? えぇ…まぁ…」

御坂「あ、あんたも出るのね……っていうか初耳なんだけど、なんで今まで黙ってたのよ?」

黒子「出ると言っても、わたくしは選手として参加する訳ではありませんので…
   ですから、わざわざ口外する事でもないかと……」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/08/12(日) 22:09:26.82 ID:233/Jh6ro<> 支援 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/12(日) 22:11:25.74 ID:Ms0gKHyDo<>
御坂「ふ〜ん……選手として出ないってのなら何か裏方でも任されてるワケ?」

黒子「えぇ、明日の大覇星では風紀委員として、わたくしが試合の審判を務めさせて頂きますの」

御坂「審判!? あんたがっ!?」

黒子「えぇ、そうですのよ、わたくしが審判ですの」

御坂「そ、そう……あんたがねぇ……?」

黒子「んま!お姉様ったら!なんですのそのジト目は?」

御坂「……」

黒子「黒子が審判だと何か不安でもお有りなんですの?」

御坂「むしろ不安しかないんだけど……あんた本当に大丈夫なんでしょうね?」

黒子「心配いりませんの!
   わたくしが審判を務める以上、大覇星祭では公正なジャッジをお約束いたしますの!」フンスッ

御坂「ま、まぁ決まっちゃったもんはもう仕方ないけど……不安だわ……」

黒子「ですから心配いりませんの、それよりもお姉様?」

御坂「なによ?」

黒子「わたくしとしては、むしろお姉様が選手として大覇星祭に参加する事が意外ですの」

御坂「……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/08/12(日) 22:11:44.70 ID:233/Jh6ro<> 支援 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/12(日) 22:12:36.71 ID:Ms0gKHyDo<>


黒子「特に今年の大覇星祭は野蛮極まりないルールで行われますし……
   だからこそ個人の自由参加制になった訳ですのに、なぜわざわざ?」

御坂「うん……そうね……」

黒子「……やはり優勝した時の特典が目当てですの?
   そこまでして叶えたい願いが、お姉様にはお有りなんですの?」

御坂「私は……」




☆美琴さんの野望


*********************************
このレス以降、先着3レスの、
書き込み時間でランダムイベントを判定します。
書き込み時間の下1桁、
19:06:18.5X
Xの合計が判定する値となります。
*********************************


19以上:「ちょっとだけ素直になりたいっていうか…告白する勇気が欲しいっていうか……///」
18〜14:「女としての魅力が欲しいのよ……私にもう少し胸さえあれば………」
13〜07:「叶えて欲しい願いなんか特にないわよ。学校の面目のために出なきゃならないってだけ」
06以下:「ゲコ太グッズの収集に決まってるでしょ? 世界中のゲコ太グッズは全部私のものよ!!」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)<>sage<>2012/08/12(日) 22:12:50.79 ID:233/Jh6ro<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県)<>sage<>2012/08/12(日) 22:16:48.64 ID:CmZiNTgjo<> z <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県)<>sage<>2012/08/12(日) 22:18:38.73 ID:5m9HYjkTo<> お <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/12(日) 22:20:27.35 ID:lt6frFhIO<> ほほう <> ◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2012/08/12(日) 22:29:38.72 ID:Ms0gKHyDo<> 支援どうもです。とりあえずここまで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)<>sage<>2012/08/12(日) 23:13:45.00 ID:NQ7KOiFqo<> 乙〜
くっ終わってたぜ……
あ、後>>630ありがとう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/13(月) 07:56:35.86 ID:a3t6xxd6o<> もうおぼえてないや
でも乙 <>
◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/13(月) 18:40:10.33 ID:rAyzkfobo<>
>☆美琴さんの野望 判定値=16
>>18〜14:「女としての魅力が欲しいのよ……私にもう少し胸さえあれば………」



黒子「む、胸ですの…?」

御坂「……」

黒子「……それがお姉様の願いなんですの?」

御坂「う、うん……まぁあの女(食蜂)ほどのボリュームとまでは言わないまでも、
   せめてもう少し……あとちょっとぐらいは私にだってさ………」

黒子「……」

御坂「そりゃ私だって成長すればいつかはなんて思ってたけど……
   でもママは私ぐらいの年頃にはもう胸はそれなりのサイズになってたし……」

黒子「……」

御坂「本音を言えば私だって、こんなこと願いたくないわよ。
   でも昔から日課にしてるバストアップ運動も全然効果ないし、
   毎日牛乳や煮干とかも摂取してるのに全然……」

黒子「……」

御坂「もう将来的に希望が持てないのよ……」グス


恐らく普段なら絶対に自分からは語りださないであろう御坂美琴のコンプレックス。
しかし何でも願いを叶えてくれるという大覇星祭の優勝特典に一縷の望みを託しているゆえか、
切実に己のコンプレックスを語る彼女のその様に、白井黒子の瞳からは思わず涙が溢れた。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/13(月) 18:41:10.34 ID:uqJ0Mgd70<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/13(月) 18:42:29.36 ID:rAyzkfobo<>

黒子「お、お姉様……っっ」ウルッ

御坂「ちょ、ちょっと!なに涙ぐんでるのよ?
   人を哀れむ程あんただってその……そんな無いでしょ?」

黒子「胸の膨らみなど殿方を誘惑するための飾り物に過ぎませんのよ。
   よって、わたくしはお姉様と違って特に気にしておりませんの」

御坂「あ、そう…」

黒子「そもそも気にする必要などありませんの!!
   黒子は今のままのお姉様で十二分に愛しているというのに!!」

御坂「別にアンタに愛されたってしょうがないんだけど……」

黒子「あら? ではどなたに愛されるためにお姉様はそのような願いを?」

御坂「え? いや、それは……そのぉ……///」


黒子「………まさかとは思いますが、あの類人猿とは仰いませんわよね?」


御坂「!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/13(月) 18:43:44.21 ID:Bew+Cp8z0<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/13(月) 18:45:25.29 ID:rAyzkfobo<>

黒子「や、やはり…!お姉様……っ」フラ

御坂「ち、ちちちちち違うわよっ!!な、なんで私がアイツなんかのためにっっ///」アタフタ

黒子「お姉様……そのうろたえよう……分かり易すぎですのよ……」

御坂「わ、分かり易いって……っ///」


黒子「くぅ〜〜〜っ!!チクショウですのっ!!」ファックッ


御坂「ちょ、ちょっとアンタ……」

黒子「類人猿類人猿!!お姉様はいつもいつも類人猿!!」」

御坂「……」

黒子「なぜですの!? なぜお姉様は類人猿ばかり見て、わたくしを見てくださらないんですの!?」チクショウッ

御坂「いきなり何言ってんのよアンタは……付き合ってらんないわ……もう私寝るからね?」

黒子「チクショウですの……チクショウですの……っ」ブツブツ

御坂「アンタも明日朝はやいんだから、早く寝ちゃいなさいよ?」バフ




黒子「許せませんの…許せませんの……あの類人猿だけは絶対に呪い殺してやりますの……」ブツブツ



――――

―――

――
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/13(月) 18:46:04.56 ID:Q4+QxaW10<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/13(月) 18:47:30.68 ID:rAyzkfobo<>


人の想いは十人十色。
世に万の人あらば、世には万の願いあり。

――――各々の願いは交錯し、そして大覇星祭の前夜はふけていく。

―――

――






上条「Zzz……上条さんは絶対に自分の不幸体質を克服するんですのよ……」スピー


―――定められた己の運命に抗おうとする者。

――







土御門「(遂に明日だぜい、優勝したら俺と舞夏のための遥か遠き理想郷を作って貰うんだにゃー)」ニヤニヤ

舞夏「なにニヤニヤしてるんだアニキー?」


―――禁じられし理想郷を夢見る者。

――







青ピ「う〜ん、優勝したらどんな可愛い彼女作ってもらおうかなぁ?
   やっぱ可愛いのはもちろん、僕の要求には何でも応えてくれるエロカワイイ子やないとアカンねwww」ニヤニヤ


―――臆面なく欲望剥き出しの望みを願う者。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/13(月) 18:48:10.41 ID:4hSTH5zo0<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/13(月) 18:49:35.14 ID:rAyzkfobo<>
――








御坂「胸さえ……胸さえ大きくなれば……アイツだって……私の事を…ちょっとぐらい……」

黒子「ころすころすころすころすころす………」ブツブツ


―――淡い恋心を胸に抱きし者。ひたすら呪いをふりまく者。

――







垣根「俺が変える……俺が大覇星祭で優勝して今の腐った学園都市の体制を変えてやるぜ……」

心理「……(いつもこれぐらい真剣になってキメてくれればね……)」ハァ

砂皿「……(どうでも良いが、俺まで参加登録されているのは何故だ…?)」


―――理想入り混じる野望を成就させんとする者、雇われたついでに参加する者。

――







削板「師匠……ギアナ高地で見ていて下さい……大覇星祭で戦う俺の根性を!!」


―――飽くなき修練を求め続ける者。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/13(月) 18:50:59.90 ID:R0oYGb600<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/13(月) 18:52:14.10 ID:rAyzkfobo<> ――





黒夜「ひっはは!待っていやがれ変態野郎め!今度こそ私の窒素爆槍でクシ刺しにしてやんよぉ!!」

木原「あのクソガキと上手いこと当たるかどうかは分かんねえっつってんだけどなぁ……」

シルバークロース「……私は与えられたミッションを、ただ遂行するだけだ」


―――復讐の炎を滾らせる者。忠実に任務を遂行せんとする者。

――







麦野「私が統括理事長になったら、アンタ達にも相応のポジションを与えなきゃいけないわねぇ」

フレンダ「あ、じゃあ私は結局、学園都市統括校長がいいって訳よ!」

絹旗「なら私は超教頭が良いです!授業の必須科目に映画鑑賞を超組み込むんです!」

滝壺「私は保健室の先生がいいかなぁ……保健室のベッドで信号を受信するの……」ボー

浜面「……(納得できねえけど、このまま流されちまうのが俺の性分なんだろうなぁ……)」ハァ


―――己が未来の青写真を描きし者。それにつき合わされ、ひたすら流される者。

――







一方通行「(あーァ……だっりィなァクソ……)」


―――そして何考えてるんだか分からない者。

――






各々の想いをよそに、大覇星祭の前夜はふけていく。
しかし彼らは知らない。今はまだ知る由が無い。
優勝など眼中になく、ただ悪意のみを持って明日の大覇星祭に絡もうとする輩が存在する事実など……

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/13(月) 18:53:31.87 ID:xVhHX7sX0<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/13(月) 18:54:42.54 ID:rAyzkfobo<>

―――――

―――

―― 学園都市の一角、とある廃屋の一室にて。



路地裏に繋がるその薄暗い一室で、3人の男女が顔を見合わせていた。

―――緑の修道服を着た爬虫類を連想させる容姿の細長い痩せた男が1人。
―――黄色い中世フランス市民のような服を着た顔面ピアスの女が1人。
―――青い長袖シャツ、ゴルフウェアを連想させる服を着た筋肉質の男が1人。

それぞれが原色を象徴する衣装に身を包んだ3人だった。
そして3人の内の1人、緑の衣装に身を包んだ男が溜め息交じりに会話の口火を切る。



緑の男「やれやれ……尾行されていたとは迂闊でしたねー」

黄の女「チッ……」

緑の男「合流場所で待機していた彼が、あらかじめ人払いの術式を刻んでくれていなければ今頃どうなっていたやら」

青の男「……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/13(月) 18:55:44.25 ID:1Xf4lXTI0<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/13(月) 18:56:44.44 ID:rAyzkfobo<>
黄の女「そんときゃ尾行なんてフザけた真似してくれた、あの露出狂女をブっ殺しちまえば良いだけの話よ!」デストローイ!!

緑の男「物騒なコト言わないで欲しいですねー、そんな事したら密かに潜入した意味がないでしょう?」

黄の女「チッ……面倒臭いわね!」

緑の男「まだ事を荒立てるワケにはいきませんからねー」

黄の女「ったく、あんな露出狂女につけられてたなんて屈辱だわ!」ファック!!

緑の男「まぁ……とにかく尾行は撒けたんですから良しと考えましょう」

黄の女「チッ」

緑の男「で……それはそれとしてなんですけどねー?」

黄の女「なによ?」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/13(月) 18:57:54.02 ID:euDDS9aN0<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/13(月) 18:59:23.87 ID:rAyzkfobo<>

緑の男「いえ……格好に関しては貴女も人の事言えないと思うんですけどねー?」

黄の女「あ? あたしは別に露出狂じゃないわよ」

緑の男「一見して犯罪者じみた格好という意味では共通しているのではないかと」

黄の女「……キモい変態面のあんたに犯罪者だの何だの言われたくないんだけどさ?」

緑の男「キモい変態面とは、これはまたキツいお言葉ですねー」
    
黄の女「そもそも私の格好は別に趣味でやってるワケじゃないっての。
    あくまで私の術式を、より効果的に発動させるためにやってんのよ、知ってんでしょうが」

緑の男「“天罰術式”貴女に敵意を抱いた者に対してのみ昏倒させる魔術ですねー。
    貴女に対する嫌悪感も、効果は微弱ながら術式を発動させる敵意の対象になる、とか…
    いやはや、恐ろしい術式ですねー」

黄の女「ハイハァーイ、説明じみた台詞ドォーモ。
    っつーか私の事より、アンタの術式の方こそ大丈夫なんでしょうね?」

緑の男「そうですねー、学園都市に潜入してからというもの、
    神の血たる葡萄酒をあまり摂取できていませんからねー」

黄の女「おいおい……ここに来て役立たずとか勘弁してよ?」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/13(月) 19:00:53.20 ID:6gZ6cjw20<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/13(月) 19:02:08.02 ID:rAyzkfobo<>

緑の男「まぁ多少の不安はありますが、問題はないでしょう。
    そもそも私の“光の処刑”は搦め手が主な使い道となりますしねー」


そして緑の男は、未だ無言のままの青の男に、
チラリと視線を向けつつ、二の句を続けた。


緑の男「それがわざわざ必要な状況になるとも思えませんしねー。
    直接的な方法なら貴女か彼がやってくれるでしょう? そうですよねー?」


青の男「………」


黄の女「なーんかやる気なさげね? まぁ私達より先に、
    こんなクソったれた科学都市に潜入してたんだから気が滅入るのも分かるけどねぇ」

青の男「………」

黄の女「で、どうなのよ?」

青の男「?」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(空)<>sage<>2012/08/13(月) 19:02:45.39 ID:R0oYGb600<> 1 <> ◆HZn49RRfHY<>saga<>2012/08/13(月) 19:03:29.27 ID:rAyzkfobo<>


黄の女「私達より先に学園都市に潜入して調べてたんでしょう? どうだったの?」

青の男「……」

黄の女「見つかったの? “幻想殺し”は?」


青の男「………」




☆幻想殺し調査結果



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14以上:「……既に目星はついている。ぬかりはないのである」青の男は静かに答えた。
13以下:「いい男探しに夢中で全然見つけられなかったのである……」アーーーックア!!



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/13(月) 19:03:56.39 ID:e3j20QYKo<> o <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(茨城県)<>sage<>2012/08/13(月) 19:08:01.07 ID:7tzZa6iYo<> ちょいさー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県)<>sage<>2012/08/13(月) 19:11:02.59 ID:COw/FKO9o<> 一応 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/08/13(月) 19:13:09.63 ID:8Or2PlJXo<> 復活してから妙に数値高いな <> ◆HZn49RRfHY<>saga sage<>2012/08/13(月) 19:15:35.74 ID:rAyzkfobo<> 個人的にアーーーックアだったら面白かったんですけどね。
とりあえずここまで! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/08/25(土) 02:51:26.03 ID:5wNxsVhZo<> うおー復活してたー
期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/09/18(火) 17:25:53.18 ID:/312a3QSP<> まだかね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(滋賀県)<><>2012/10/07(日) 19:13:35.34 ID:7lucuQ+h0<> hgふぃtdtでrl
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/08(月) 12:58:23.88 ID:23uorjqSO<> 乙
上条さん、審判も敵みたいなもんだな……不幸だ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/08(月) 17:03:53.40 ID:up7PYm2r0<> 復活したか
ストーリーおぼえてねえや <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/09(火) 21:35:25.29 ID:duF2kUXd0<> 待ってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<>sage<>2012/10/12(金) 16:34:06.65 ID:7qhCA1Pa0<> もうちょいで二ヶ月? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/12(金) 16:46:41.10 ID:bsrHjMNoo<> 明日でHTML化 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/10/13(土) 19:34:44.71 ID:L+hzlN2wo<>        \ヽ, ,、  
          `''|/ノ  
           .|  
       _    |  
       \`ヽ、|  
         \, V  
           `L,,_  
           |ヽ、)  
           .|  
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     _,,....,,_  /                  ヽYノ  
  -''":::::::::::::`''.|                 r''ヽ、.|  
  ヽ:::::::::::::::::::::| :\                ー-ヽ|ヮ  
   |::::::;ノ´ ̄ | :::::::\_,. -‐ァ     __   ___`|   ______  
   |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__   ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、  
  _,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、  
  ::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i  
  r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |  
  !イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||  
  `!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |  
  ,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|  
   (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /  
  ,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´  
                                        ┼ヽ  -|r‐、. レ |  
                                         d⌒) ./| _ノ  __ノ   <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/13(土) 19:40:55.98 ID:VD166kzOP<> マジかよ…… <>